ハイスクールに迷い込んだ七海の覇王 (ブルーヘクスプロージョン)
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第0章新たな世界の幕開け
1話


初めまして皆さん!ブルーヘクスプロージョンと申します!今回初めて書かせてもらうのはハイスクールDxDです!誤字が出たり話が曲がったりするかもしれませんが暖かい目で見守ってください!それではどうぞ!


???「…ろ、…きろ、おきろ!」

ん?もう朝か?そろそろ起きるか!

……ん? ここは…どこだ?真っ暗だ…。

ピカッ!!!

うわ!ま、眩しい!な、なんなんだ!?

???「やっと起きたか〜、長い居眠りだったな」

だ、誰だ!?

???「俺か?俺はソロモン、マギに出てくるソロモンだ」

!?あ、あのソロモン!?え、お、俺まだ寝てるのかな早く目お覚まさねえと…

ソロモン「いや、現実だ」

う、嘘だろ現実って…てか俺の脳内に入ってくるなー!

ソロモン「仕方ねーだろきこえてくるだもん」

まじかよ…

ソロモン「あーまじだよ」

ソロモン「そんな事はどうでもいい、単刀直入言おう、お前は……死んだ」

え、ええええええええ!!??

ソロモン「お前は小さな子供が引かれそうになった時に車にはねられてそのまま亡くなったんだよ」

ま、まじかよ…俺死んだのかよ…まだ16年しか生きてないのに…そりゃあんまりだよ…

ソロモン「まぁそう悲しむな、子供の命は助かったからよかったろ?」

ま、まぁそうだけどさ…

ソロモン「ならいいじゃねえか、俺もお前のその勇気に感動しているぜ」

まじですか!?

ソロモン「ああ、だから俺がお前を助けてやる!」

へ?助けるってどゆこと?

ソロモン「まぁ簡単に言うと転生させてやるってことだよ」

あ、そゆことね……ってマジですかーーー!!

ソロモン「だがしかし、元々お前がいた世界には転生できない、だが、ほかの世界になら転生させてやる」

とゆうと1度死んだらもう自分の世界に帰れないってことか…

ソロモン「そう言う事だ、まぁどこの世界にでも転生させてやるどこがいい?」

俺は考え込んだ……

5分後

よし、あそこしかねえな!

ソロモン「お、決まったか?」

あーあ!転生場所はハイスクールDxDで!

ソロモン「了解だ!、あ、あと特典とかも付けといてやる」

特典?例えば?

ソロモン「例えば神すらも越える攻撃力、防御力、魔法力そして、マギ…とかだな!」

おお!それはありがたい!

ソロモン「他には全金属器を使えるようにするとかだな」

チートじゃねえか!

ソロモン「ははは!!確かにチートだな!だがそれぐらいの与える価値はあるってことだ!」

なんて優しい神なんだ!ありがとうございます!

ソロモン「いいってことよ!あと顔も変えさせてもらったぜ」ニヤッ

え?嘘だろ?鏡、鏡…ってうわーーーー!!!!なんじゃこの顔ー!!

その顔はマギに出てくるアラジンの顔をしていた!そして髪型も一緒だった…

ソロモン「どうだ?俺の息子に瓜二つの顔にしてやったぜ」ニヤリッ

や、やりやがったこの神様…う、嬉しいちゃ嬉しいけど!予想外の顔になったよ!

ソロモン「さてと!特典は以上だ!他に要望はあるか?」

あ、それじゃあ兵藤家の家族になりたいのですがいいですか?

ソロモン「兵藤家ね、ちょっと待てよ…ってか兵藤ってハイスクールDxDの主人公じゃねえか!」

はい!その家族の一員になろうかと!

ソロモン「まぁいいか…おっけ!これで兵藤家の一員だ!」

感謝します!神様!

ソロモン「他に要望は?」

ないっす!

ソロモン「了解した!それじゃあ転生させるぞー!」

うっす!お願いするっす!

ソロモン「それじゃあ転送…は、は、ハクション!……あ。」

よしこれから新たな人生を迎えれる!待ってろよ!おれのNEWLife!

 

 

ソロモン「……や、やべぇ、転送させる時代間違えた…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでした皆さん?面白かったですか?それともおもしろそうになりそうな話になりそうだと思いますか?自分も頑張ってこの話を続かせて行きたいので今後とも宜しく御願います!


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キャラ紹介偏です!

皆さん!こんにちは!ブルーヘクスです!今回はキャラ紹介偏ですのでよろしくお願いします!それではどうぞ!


転生主人公の名前…兵藤 一樹 (ひょうどう いっき)

兵藤家の長男。鈍感で人一倍頑張り屋。一誠より1歳上。見た目はマギのアラジンの顔をしている。家族、仲間、友達思いの一樹。もし傷つける奴がいたらグーパンチがとんでくるかも…?あとシスコン。

 

身長176cm

 

体重65kg

 

「能力」…能力と言っても主に使うのは金属器、魔法、などなどです!神をも超える力、魔法、防御力を有する存在…簡単に言うとチートで宇宙1最強の男です!

 

「金属器合成能力」

金属器と金属器を合成してパワーアップする能力。例えば、(雷を司る)バアルの金属器と(水を司る)ヴィネアの金属器を合成することが出来ること。

 

「蘇生能力」

死んでしまった者達を生き返らせる能力。蘇生できる能力はメリットだが、デメリットもある。デメリットは、1、30分以内に蘇生をしなければいけない。2、1度蘇生したものは2度と蘇生できない。3、極大魔法10個分の力が必要なので蘇生を使うと一時的に戦闘ができない。

以上がデメリットです。

 

 

好きなもの…家族、仲間、友達。きゅうり、シチュー。

 

嫌いなもの…家族、仲間、友達を傷つける奴。トマト。

 

 

兵藤 一夏 (ひょうどう いちか)

兵藤家の長女。一誠より一歳年下。長女だか、兵藤家で一番年下な女の子。

2人のお兄ちゃんが大好きで、いつも甘えている。

顔は、マギに出てくるアルバの顔をしている。

一樹より魔法は劣るが、神クラスの魔法は使える。

 

 

 

身長…165cm

 

体重…内緒だよ♪

 

スリーサイズ B89 W58 H85

 

好きなもの…お兄ちゃん、スイーツ、料理。

 

嫌いなもの…虫

 

 

ソロモン (そろもん)

一樹を転生させた神様。

好きなもの…麺類

 

嫌いなもの超がつくほどめんどくさい人、仕事。

 

 

田中 遥香(たなか はるか)

 

身長…170cm

 

体重…秘密です!

 

スリーサイズB95 W58 H82

 

好きなもの…兵藤家、スイーツ、本、料理。

 

嫌いなもの…虫、しつこい奴。

 

兵藤家のメイドさん。顔はモルジアナの顔をしている。主にメイドの仕事をしているが、兵藤家の親代わりになっている。得意分野は、剣を扱うこと。木場のスピードより10倍速く、ゼノヴィアの力よりも10倍の力を持つ。言わば、最強の剣士と言ってもいいほどの存在。魔法も一応使えるがあまり得意ではない。

使用する剣…修行の時は木刀だが、戦闘する時は、バアルとヴィネアを合成させた剣。

 

 

 

 

 

ここからはネタバレになると思うのでご了承ください!それでは!どうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・兵藤家の夫婦は亡くなっている。

・姫島朱璃は生きる設定。

・レイナーレも生きる設定。

・一樹がハーレム状態になる。

・二つ名を持つようになる、それはまだもうちょい先の話…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




以上キャラ紹介でした!ハイスクールDxDの主人公は一誠でしたが、この話では一樹が主人公です!主に一樹で会話を作っていきたいと思うよでよろしくお願いします!若干ネタバレになったのはすみません!今後とも宜しくお願いします!


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転生する時代間違えました!

こんにちは!ブルーヘクスです!今回からストーリーに入っていきたいと思いますのでよろしくお願いします!それではどうぞ!



こ、ここはどこだ?俺転生されたん…だよな?おーい!神様ー!

ソロモン「す、すまん。くしゃみの勢いで、転生する時代間違えた…。」

え、ええええええええ!!??何やってるんすか!?

ソロモン「ま、まぁもっかい転生するから待ってろ。時間はかかってしまうがまた声をかける。」

まじかよ。てかここどだよ…。なんか爆音とかいろんな声が聞こえてるが…。

???「おおおおおお!!!!!!」

!?なんだこの馬鹿でかい声!!!行ってみるか!。

!?おいおいドラゴンと人間が戦ってんぞ!何事だよ!神様!!

ソロモン「ああ?どうした?」

なんか赤いドラゴンと白いドラゴンが人間と戦ってるんですけど!!

ソロモン「あーあこの時代に来ちまったか…。この時代は悪魔、堕天使、天使の戦争をしていたんだ。だが今日はドラゴンとドラゴンの対戦する日だったんだな。」

ってことは…あの赤いのってドライグで、白いのがアルビオンなんすか?

ソロモン「そうだ。」

えええ…まじかよ…神様早く!!転生してー!!

ソロモン「言われなくてもわかってるよ。だがもう少し時間がかかるから、戦ってきたらどうだ?実力を試せるぜ?」

た、確かに。や、やってみようかな?

ソロモン「おーお!頑張れよ!死なねぇ程度にな!ははは!!!」

やめてよ神様!不吉ですよ!まぁいっちょやってみますか!

ビューンッ(浮遊状態)

 

 

サーゼクス偏…

 

サーゼクス「ッく!!」

セラフォルー「大丈夫サーゼクスちゃん!!!」

サーゼクス「あ、ああ」

こ、このままでは全滅してしまう…。協定を結んだがやはり2天龍に傷一つつけられないとは!

サーゼクス「セラフォルー。ここは私が食い止める。その間にみんなを撤退させろ…」

セラフォルー「で、でも!それじゃあサーゼクスちゃんが!…サーゼクス「行くんだ早く!!」

セラフォルー「わ、わかった絶対、絶対帰ってきてね!!!」

言われなくても!!

ドライグ『貴様1人で我らを倒せると?』 アルビオン『笑わせてくれるわ!!』

サーゼクス「全開で行かせてもらう!!」

ドライグ『ならば我らを倒してみよ!』

同時にブレスが来た。

こ、ここで終わりか…。

???「雷光剣(バララークサイカ)!!!!」

ドゴーンッッ!!!!!!!

!?な、なんだ!?なにが、起きた!?

 

一樹偏…

悪魔1人とドラゴン2匹か…。悪魔勝ち目ねぇな…。仕方ねえ助けてやるか!てか悪魔さんピンチじゃねえか!!早く行かねえと!!神様!!

ソロモン「なんだ?」

金属器って使えるんすよね?

ソロモン「ああ。全金属器を使えるようにしてある。唱えたら全身魔装可能だ」

まじか!よっしゃあいっちょやってみますか!

一樹「我が身に宿れバアル!!!」

パァッ!!

う、うぉおおおお!!!まじかよ!!魔装出来ちまった!!!

か、かっけええええ!!!って言ってる場合じゃなかった!!

ドライグたちがブレス体制に入ってやがる!!この距離なら極大魔法も届くはず!

一樹「極大魔法…雷光剣(バララークサイカ)!!!!」

ドゴーンッ!!!!!!!

一樹「大丈夫ですか!?」

サーゼクス「あ、あーあ。君はいったい…?」

一樹「後で話します!今はこのドラゴンたちを始末します!」

ドライグ『我らのブレスを消しただと!?』 アルビオン『貴様何者だ!!』

一樹「俺か?俺の名は…シンドバットだ!!」

一樹「お前らに構ってる暇はねぇ!!この一撃で終わらせる!!」

俺は呪文を唱えた。

一樹「極大魔法…!!!!!」

ドライグ『舐めるな人間!!!』 アルビオン『人間ごときがぁぁぁ!!!』

一樹「雷光滅剣(バララーク・インケラードサイカ)!!!!」

ドライグとアルビオンはブレスをはいた。

一樹「おおおおおおおおおお!!!!!」

ドライグ『な、なに!?我ら2天龍がやられるだと!?』 アルビオン『貴様を覚えておこう!シンドバットーーー!!!』

ドライグとアルビオンは煙が消えた後にはいなくなっていた…。

一樹「ふぅ一件落着!」

サーゼクス「あ、ありがとう。君はいったい何者なんだい?」

一樹「俺っすか?俺は兵藤一樹。さっきの言ったシンドバットはたまたま思いついただけです。」

サーゼクス「そ、そうか…。本当にすまなかったな…。」

一樹「いえいえ。軽いウォーミングアップみたいな感じでやってましたから。いまので3割の力を出して戦いました。」

サーゼクス「あ、あれで3割き、君はいったい…」

ソロモン「おーい一樹転生が出きるぞー」

あ、もうそんな時間か。

一樹「すみません。もう時間みたいです。またいつか会えますよ。サーゼクスお兄さん♪…サーゼクス「あっちょっ!!」

 

サーゼクス偏

一樹「すみません。もう時間みたいです。またいつか会えますよ。サーゼクスお兄さん♪…サーゼクス「あっちょっ!!」

行ってしまった。あの子はいったい…何者だったんだ?しかもまた会えるって…。しかも私の名前も…。

セラフォルー「サーゼクスちゃん!!!大丈夫!?」

サーゼクス「あ、ああ。なんとか2天龍を退けたよ…。」

セラフォルー「ほんとに!?サーゼクスちゃんがやったの!?」

サーゼクス「い、いや私じゃない。兵藤一樹とゆう人間が退けた…。」

セラフォルー「人間が!?ほんとなの!?」

サーゼクス「あ、ああ。未知の魔法を使っていた…。」

本当にあの者いったい…。

 

一樹偏…

ソロモン「すまんかったな。」

別にいいっすよ。

ソロモン「んじゃあもう一度確認するぞ?お前の転生したい場所はハイスクールDxDで兵藤家だな?」

そうっす!!

ソロモン「それじゃあ転生する。また何かあったら声をかけてくれ。」

了解っす!!神様ありがとう!それじゃあ行ってきます!!

ソロモン「おう!頑張れよ!」




長くなっちゃってすみません!とりあえず一旦この話で切ります!
また投稿するのでまっていてくださいね!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!


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堕天使の家族助けました!

皆さん!こんにちはブルーヘクスです!今回はいろんな人物が出てきます!それではどうぞ!



一樹偏…

皆さんこんにちは兵藤一樹です。夏です。俺の今の年は11歳です。唐突に言うと一夏の1歳の誕生日に俺の父さんと母さんは亡くなっています。

一夏・一誠「「お兄ちゃーん!!早くー!!」」

一樹「ああ!今行く!」

一夏は俺の妹で2個下です。一誠は1個下です。なので今現在一夏は、9歳、一誠は10歳とゆう訳です。

一樹「はい、2人ともお花をお供えしてね。」

一夏・一誠「「うん!」」

一夏「お母さん!お父さん!私は元気だよ!だからゆっくり休んでね!」

一誠「母さん!父さん!僕も元気だからゆっくり休んでね!」

父さん、母さん一夏も一誠も俺も元気だから安らかに寝ていてくれ。俺が家族を守ってみせるから…!

一樹「さて!お参りしたからアイス買いに行くか!」

一夏・一誠「「賛成〜!!」」

 

次の日…

 

ふぅ今日は暇だし散歩でもしますか。

 

???「「きゃあああああ!!!」」

!?なんだ!?とにかく行ってみるか

ビューンッ(浮遊状態)

???「殺せぇーー!!!」

???「この異端者めがぁぁぁ!!」

???「母様ァ!!!!」

ここか…。よっと。

一樹「おいおい何してんだあんたら?」

大人達は驚いた顔をした。

大人達「貴様何者だ!!」

一樹「そんなことはどうでもいい…とりあえずテメェらを捕縛する」

大人達「舐めるな小僧!!!」

一樹「舐めてるのはアンタらだ…。」

2分後

一樹「捕縛完了!君は大丈夫?」

???「う、うんありがとう。ヒックでも母様が…ヒック」

これは…ひでぇな。しゃあねいっちょやってみますか!

一樹「大丈夫!俺が助けてやるから!君の名前は?」

???「ヒックあ、朱乃ヒックあなたは?」

一樹「俺は一樹!よろしくな朱乃!」

っとその前に助けなきゃな

一樹「さてと蘇生させますか!」

俺は集中して魔力を高めて魔力を朱乃のお母さんに打ち込んだ。

一樹「はぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!」

打ち込んだ魔力が徐々に広がっていき、光はゆっくりと消えていった。

一樹「ふぅこれで完了だ!疲れたぁ〜。」

朱乃「ほ、ほんとに母様が生き返るの?」

一樹「ああ。確実に蘇る!」

???「朱璃!!!!!!」

ん?誰だ?

???「貴様かぁ!!朱璃を良くもぉぉおお!!!」

うわっとおお!!いきなりおっさん雷光打ってきやがったぁぁ!!!

一樹「ちょっと待っ…???「問答無用ぉぉぉ!!!!」

ドゴーンッ!!!!!

や、やばいこのままじゃ殺られる…!!!!

朱乃「やめてぇぇぇぇ!!!」

朱乃が俺を庇うように立った。

???「あ、朱乃!?」

???「そこまでだバラキエル!!」

バラキエル「アザゼル…。」

へぇこの人バラキエルって言うんだ。今駆けつけてきてくれた人がアザゼルって言うのか。って今はそんなこと思っている場合じゃない!!この魔力しかもその真っ黒な12枚の羽、もしかして…。

一樹「堕天使の総督殿ですか?」

アザゼル「!?お前なぜその事を…!」

やっぱりそうだったんだ。

5分後。

バラキエル「すまなかった…!!!!!」

バラキエルさんもアザゼルさんと朱乃に止められていまは落ち着いてる。

一樹「い、いえ別に構いませんよ。そら疑ってしまいますよね。仕方ないことです!」

バラキエル「まさか朱璃を助けてくれた恩人に攻撃をしていたとは本当にら申し訳ない!!」

バラキエルさんは深々と土下座をしていた。

一樹「気にしないでください。」

ドタドタドタ!!!

朱乃「父様ッ!!母様が目を覚ましました!!ハァハァ」

朱乃のは息を荒らしながら言った。

そうか、もう起きてもいい時間だし。

バラキエル「本当か!!!すぐに向かう!!!」

バラキエルさんはすぐさま朱璃さんがいる方え駆けつけた。

俺とアザゼルさんもすぐさま朱璃さんの方え向かった。

朱乃・バラキエル「母様ッ!!(朱璃ッ!!)」

朱璃「あら朱乃、あなた、どうしたのそんなに慌てて?」

朱乃とバラキエルさんは号泣していた。それもそうだ家族が生きていたからね。

一樹「良かったね朱乃、バラキエルさん」

俺はニッコリと笑った。

朱乃「一樹ありがとう!!!」

朱乃がいきなり抱きついてきた!!うわぉ!めっちゃいい匂いする!

一樹「いいってことよ!家族をなくすのは一番辛い。俺の父さん母さんはいない…。だけどくよくよしていられないからね。弟や妹を守れる存在にならねぇとって思ってさ、それでもし朱乃が悲しい時、辛い時、俺に声をかけてくれ!何時でも駆けつけるからさ!」ニコッ

ん?なんか朱乃の頰っぺが赤くなってるような…。

朱乃「う、うん///」

朱璃「あらあら、うふふ微笑ましい光景ね。」

バラキエル「やっぱり敵だァぁぁ!!!」

ええええええええ!!??

朱乃「一樹こっちむいて?」

ん?なんだ?

チュッ

ん?んんんんん???

今ほっぺにキスされたような…。

朱乃「母様を助けてくれたお詫び!ありがとね!」

一樹「あ、ああ。それより今ほっぺにキスを…」

朱乃「えへっ///」

ズキューン!!!か、かわいい///

一樹「あ、あのさぁあだ名で呼んでいいかな?///」

朱乃「う、うん///」

一樹「あ、あーちゃんって呼ぶね?」

朱乃「うん!!」

プルルルルル

ん?携帯なってる。

一樹「もしもし?」

一誠『お兄ちゃん!早く帰ってきて!晩ご飯だよ!!!』

もうこんな時間か…。

一樹「了解。すぐ帰るね。」

プチッ

一樹「そろそろ帰りますね。」

アザゼル「お、おいお前は何者なんだ?」

一樹「俺ですか?俺は…シンドバット。またら会える日は近いかも知れませんがその時はよろしく頼みますぜ総督殿。」

一樹「それじゃあ皆さんさよなら!また会いましょう!」

朱乃「また会おうね!」

朱璃「助けてくれてありがとうね。」

バラキエル「本当に助かった。元気でな!」

アザゼル「すまなかった。助けてくれて…。恩に着る。」

一樹「それでは!」

ビューンッ(浮遊状態)

今日は色々あったな…。また会えるといいなあの家族に。

一樹はそう思いながから帰っていった…。




今回は朱璃助ける偏でした!
それでは皆さんごきげんよう!


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黒猫と白猫を拾いました!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回は黒歌と子猫(白音)偏です!それではどうぞ!


どうも皆さん、一樹です。今、今日最大のピンチが来ています。それは…

一樹「うぉおおおお!!!やっちまったぁぁぁぁぁ!!!」

そうです。今日は8月29日。そう。夏休み最終日なのです!!

俺は宿題を一切やっていません、

遥香「はいお茶ですよ。」

一樹「ありがと。はるかお姉ちゃん」

遥香お姉ちゃんは俺の両親が死んだ次の日にメイドとしてそして里親替わりとしてやって来た人なのです。(モルジアナにそっくりな顔をしています。)

一夏・一誠「「お兄ちゃん遊ぼー!!!!」」

一樹「宿題終わってからかね。」

一夏・一誠「「今がいい今がいい!!!」」

この年で上目遣い使ってきやがったー!!んー!可愛いなぁー!

一樹「しょうがないなぁ…遥香「一樹…」

あ、やべ…遥香お姉ちゃんいてたの忘れてた。しかも殺気まで出てるし…!

一樹「すぐ終わらせるからちょっと待てろよ!」

一夏・一誠「ぶぅーー」

2時間後…

お、終わったー!!

よしこれで遊べる!!

一夏・一誠「「お兄ちゃん遊ぼー!」」

遥香「その前にお昼ご飯よ!」

もうそんな時間か

一樹「遊ぶのは食べ終わってからな!」

一夏・一誠「「はーい!!」」

そして数分後…

全員「「「「ごちそうさまでした!!!」」」」

一夏・一誠「「お兄ちゃん遊ぼー!!」」

一樹「あー!遊ぶか!」

俺たちは庭に出て鬼ごっこやだるまさんがころんだなどいろんなことをして遊んだ!

そして数時間後…

一樹「ふぅ疲れた〜。」

俺は一息ついています。あいつらは…まだ遊んでます…。

若いのって凄いなー!

え?俺も若いって?無理です。この子達は想定外のほどの体力があります。

一夏「お兄ちゃん!遊ぼうよ!」

一樹「ちょっとは休憩させてくれ!」

一誠「兄ちゃん体力なさすぎ!!」

一樹「また後で遊んでやるから2人で遊んどきなさい!」

一夏・一誠「「はーい!」」

ふぅやっと休憩できる〜。

チャリンッ!

ん?なんだ?玄関の方から聞こえたぞ?行ってみるか。

一樹「はるかお姉ちゃん、ちょっと一誠と一夏見といて。」

遥香「どうしたの?」

一樹「玄関から物音がしたから見に行ってくる」

遥香「わかったわ。危なかったら戻ってくるのよ?」

一樹「ありがとう。」

俺は玄関の方へ向かった。

するとそこには…

黒猫と白猫がいた!!しかも重症じゃないか!!早く手当しねぇと!

俺はフェニックスの魔法で手当をした。

よし!これでなんとか応急処置は出来た!とりあえず家に入れよう!

俺は家の中に黒猫と白猫を入れた。

数時間後…

黒歌偏…

うぅ…ここはどこ?なんで私ベッドで寝てるの?

!?そうだ白音は!?

白音「むにゃむにゃ〜…」

よかった…。横にいたのね。

ガチャッ!

!?だ、誰!?

???「よう、起きたか!」

???「大丈夫怪しいヤツじゃない。」

黒歌「あんた、誰?」

???「おっと、名前言うの忘れてた。俺の名前は兵藤一樹。一樹って呼んでくれ。君は?」

黒歌「私は黒歌。この横にいる子は私の妹の白音。」

一樹「黒歌と白音か。いい名前だな。」

黒歌「あ、ありがとう。助けてくれて…。」

一樹「別にいいよ。悪魔に追われてるんだろ?S級犯罪者黒歌殿。」

!?なんで私が犯罪者ってわかったの!?

黒歌「!?。あなた。私をとっ捕まえて冥界に送りつもりなんだね。そしたら敵だ!!!」

一樹「いや、そのつもりは無い。」

黒歌「!?な、なんで!?」

一樹「すまないが君の記憶を見させてもらった。全部…ね。」

一樹「苦しかったろう。辛かったろう。家族をなくして悪魔に騙されて逃げてきたんだろう?」

黒歌「そ、そうよ。私は全部失くした。母親もなくし居場所も失くした。それでも、白音だけでも守りたいの!!!ヒック」

あ、あれ。私いつの間にか泣いてる。

一樹「そうか。ならここに住むといい。」

黒歌「え?今なんて?」

一樹「ここに住んで、新しい生活を送ろうぜ!黒歌!」

黒歌「いいの?」

一樹「ああ!大歓迎さ!俺は家族を見捨てない!」

黒歌「家族…?」

一樹「俺達はもう家族だ!黒歌!」ニコッ

黒歌「///」

一樹「どうした?顔が赤いぞ?」

黒歌「な、なんでもない!///」

どうしたんだろう私…。顔が熱い。私もしかして…。

白音「んん…もう朝?」

一樹「おはよう。白音ちゃん!」

黒歌「白音。これからこの人の家に住むからちゃんと挨拶しなさい。」

白音「んゆ…よろしくお願いしましゅ…。」

寝起きの白音可愛い!!

一樹「ああ!こちらこそよろしくね!白音ちゃん!」

 

一樹偏…

翌朝…。

リビングで俺は家族に全部話した。黒歌と白音の事情とそして住むこと。みんなは大歓迎してた。

黒歌「これからお世話になります!よろしくね!」ペコッ

白音「よろしくお願いします!」ペコッ

一樹「ああ!よろしくな!」

一誠「黒歌お姉ちゃん!白音ちゃん!よろしく!」

一夏「黒歌お姉ちゃん!白音ちゃん!よろしくね!」

遥香「よろしくね。黒歌ちゃん。白音ちゃん。」

一樹「よーし!これからみんなでプール行こう!」

一夏・一誠「「賛成!!」」

一樹「黒歌と白音は水着買わないとね!」

遥香「そうね。買ってから行きましょうか!」

そして黒歌と白音のぶんの水着を買ってプールに行った。

そして一夏と一誠のせいで、全身筋肉痛になったのはまた別の話…。




どうでしたか?今回は黒歌と白音が家族になるお話でした!
黒歌も、もしかしたら一樹のこと…!
それでは皆さんまた会いましょう!


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冥界に行きます!

どうも皆さん!ブルーヘクスです!今回は冥界に行きます!それではどうぞ!



皆さんこんにちは。一樹です。もう中学生になりました。14歳です。

一誠は13歳、一夏は12歳、黒歌は14歳、白音は12歳です。

月日は冬…今絶賛冬休みなのです!超がつくほど寒いです!

そして今現在家族会議をしています。それは…

一樹「俺ちょっと修行してくる。」

全員『!?』

一夏「お兄ちゃん急にどうしたの!?」

一誠「そうだぜ!一樹兄!修行ってどこに!?」

一樹「冥界だ。」

黒歌「め、冥界に!?なんで!?」

一樹「会いたい人がいるんだ。」

白音「それは誰ですか!?」

一樹「すまないが、言えない。とゆうか、まだお前らに話せない。いろいろと、な?」

遥香「そ、それなら仕方ないけど…。」

ちなみにここにいる全員悪魔、堕天使、天使をしています。

なぜって?黒歌の件で全部明かしたからです。

まぁそれは置いといて。

一樹「冥界だけじゃなくいろんな所に回るつもりだ。4年ぐらい旅に出る。」

遥香「!?そんなに長く!?」

一樹「ああ。」

一夏「嫌だ!お兄ちゃんずっといてよ!」

一誠「そうだぜ!兄ちゃん!」

一樹「すまないなみんな。」

黒歌「でも必ず帰ってくるよね?」

一樹「それは。もちろん。」

白音「私達のこと絶対忘れませんよね?」

一樹「当たり前だ!家族を忘れるはずがない!」

絶対に忘れてたまるもんか!絶対に!

遥香「なら行っておいで。みんないいよね?」

全員が頷いた。

一樹「いい…のか?」

再び全員が笑顔で頷いた。

一樹「みんな…。ありがとう…。」

それから次の日…。

一樹「んじゃあ行ってくる!」

全員『行ってらっしゃい!!!!』

ありがとうみんな。ありがとう日本。絶対、絶対帰ってくるから!

 

冥界偏…

一樹「ここが冥界か…。」

一樹「とりあえずあのでっかい城に行ってみるか。」

城に到着。

一樹「すみません。ここにサーゼクスさんはいらっしゃいますか?」

門番「貴様何者だ!」

門番「人間か?」

一樹「そうですけど。」

門番「帰れ帰れ!ここは人間が立ち居行ってはいい場所ではない!」

えええ…。そんな無茶苦茶な…。

門番「ここは魔王城!!勝手に入ってはならぬ!!」

どうしようかな…。んー…。あ!そうだ!殺気を出せば出てきてくれるかも!!よっしゃ!いっちょやってみますか!!

ドゴーンッ!

俺は有り得ないほど殺気を出した。

そして…。

サーゼクス「何事だ!?」

よっし出てきた!俺は殺気を消した。

一樹「すみません。サーゼクスさん。俺のこと覚えてます?」

サーゼクス「!?君は!シンドバット君じゃないか!」

一樹「覚えていてくれたんですね。ありがとうございます。」

サーゼクス「まさか君がここまで来るとは予想外だったよ。」

一樹「そろそろ顔を出してもいい頃だと思ってきました。とゆうか無理矢理出させてしまってすみません。」

サーゼクス「いいんだ!私もお礼がしたかったのだ!さぁ入ってくれ!」

俺は城の中に入った。

それから数時間…。

俺は四大魔王にお礼を言われた。「サーゼクスを助けてくれてありがとう…と。」

そしていろんな話をした。妹の事や妹の事や妹の事を話をした。

サーゼクス「そしてこれが私の妹りーあたんだ!」

サーゼクスはアルバムを見せてくれた。超可愛い!!なにこれ天使!?悪魔だけど天使!?あ、そう言えばサーゼクスからは「サーゼクスさんはやめてくれ」っと言われたので呼び捨てでいいあった。

そして…

セラフォルー「私のソーナちゃんの方が良いわよ!」

セラフォルーも妹の写真を見せあっていた。でも!可愛いなぁ!!

一樹「それなら俺の妹…いちかも負けてないね!」

俺も一夏のアルバムを見せた。

サーゼクス・セラフォルー「「おおー!か、可愛い!!」」

一樹「だろ!」

俺はえっへんっという感じの格好をした。

サーゼクス「では、そろそろリーアたんに会いに行こう!」

一樹「その言葉待ってました!」

俺とサーゼクスとセラフォルーはサーゼクスの家に行った。

でかい家…いや、城だな。

グレイフィア「お帰りなさいませサーゼクス様」

サーゼクス「ただいまグレイフィア今日も可愛いよ。」

ッボ。あ、グレイフィアさん顔真っ赤だ。照れてる。

一樹「熱々だね!」

???「お兄様ァ!!!」

サーゼクス「おー!リーアたん!ただいま!」

これがサーゼクスの妹…!やっぱり可愛い!

???「おかえり、サーゼクス。」

???「おかえりなさい、サーゼクス。」

サーゼクス「ただいま戻りました。父様、母様。」

???「そちらの方は?」

俺の方を見ている。そら気になるよな。さっきもリアスちゃんが見てたし。

サーゼクス「こちらは兵藤一樹君。そして伝説のシンドバットの名を持つ子です。」

???「!?あのシンドバット!?」

???「ホントですか!?」

一樹「はい。一応シンドバット…やってます。」

???「これはこれは!私はグレモリー家の主。ジャック・グレモリーだ。」

???「私はジャックの妻ヴェネラナ・グレモリーです。よろしくお願いしますわ。」

一樹「よろしくお願いします。ジャックさん。ヴェネラナさん。」

サーゼクス「ほらリアス。挨拶を。」

リアス「リ、リアス・グレモリーですわ!年は14歳ですわ!よろしくお願いしますわ!」ペコッ

一樹「よろしくねリアスちゃん!俺も14歳なんだ!一緒の年だからタメ口でいいよ。」

リアス「そ、それじゃあ一樹。これからよろしくね!」

一樹「ああ!よろしくな!」

ジャック「リアス!友達ができてよかったな!」

ヴェネラナ「そうね。よかったわね。リアス。」

ジャック「それじゃあご飯にしようか!」

全員『はーい!!』

それから俺はご飯を食べて、ソーナとも、友達になった。

そして…。お別れの時。

一樹「みんなさんありがとう!また会おうね」

リアス「また会えるよね?」

ソーナ「絶対会えるよね?」

一樹「当たり前だろ?リーちゃん。ソーちゃん。絶対会える!」

ジャック「また家に来なさい。何時でも大歓迎さ。」

ヴェネラナ「そうですわよ?あなたは私達の家族でもあるのですから。」

突然だが俺はこの人たちに全部話した。両親がいないことなどを…ね。

一樹「ありがとうございます!この御恩一生忘れません!」

サーゼクス「さてそろそろ行くか。」

一樹「そうだね。」

一樹「それじゃあ皆さん!さようなら!お元気で!」

全員『さようならー!』

俺はまた魔王城に戻ることになった。なぜって?それは…

サーゼクス「さてみんな!準備はいいかい?全力で行かないと殺られてしまうよ!」

セラフォルー「当然全力よ!☆」

アジュカ「何時でもいける!」

ファルビウム「おっけ〜。」

一樹「では…行きます!!」

そう。今から四大魔王と戦います。俺も理由がわかりません。

いつの間にか戦うことになっていました。

一樹「我が身に宿れバアル!」

一樹「そしてぇ!これが金属器の合成だぁ!!」

一樹「バアルよ!ヴィネアと同化し我が身に宿れぇぇぇ!!!」

俺はバアルとヴィネアの合成金属器を作り上げた。

数分後…

全員「ハァハァ」

俺以外全員息が上がっていた。

一樹「これで終わりにします。超極大魔法…バララークヴィネルサイカァァァァァァァァ!!!!!!!」

ドゴーンッ!結界は破れクレータができていた。

4人とも倒れている。

一樹「ふぅ。勝負あり。だね?」

サーゼクス「やっぱり君はバケモノだね…。これが全力かい?」

一樹「これは3割ぐらいだよ」

全員『!?これで3割!?バケモノだろ!?』

おうおうみなさんおどろいてやがるぜぇ。

それからまた戦いを挑まれた…。ざっと100回くらい…。

死ぬかと思った…。ある意味…。。

 

 




どうでしたか?ちょっと変な話になってしまいましたがそこは暖かい目で見守ってください!
次回からは4年後の話!つまり。いよいよ本編に入ります!気まぐれに書いていくかも知れませんが、今後ともよろしくお願いします!それでは皆さんまた会いましょう!


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第1章 旧校舎のディアボロス
1話・4年経てばいろいろ変わってます!


皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回から本編に入りますのでよろしくお願いします!それでは!どうぞ!


どうも皆さんお久しぶりです。一樹です。今は飛行機の中です。

一応時間があるので4年の間何があったのかお話します。まず一つ目。四大魔王と四大天使と堕天使総督、幹部に対戦を挑まれました。しかも全員VS俺です。死ぬかと思いました。(だが5割の力しか出していない。)あ、あとサーゼクスに黒歌の件については無しにしてくれた。これで冥界の出入りなどができるようになった。二つ目は、いろんな神様に会ってきました。北欧の神様や破壊神などに。会ったのはいいですがこれまた対戦を挑まれました。

オーディンのお爺さんにも挑まれるし、シヴァにも挑まれました。わけが分かりません。これ死んだなってやつもありました。でも何とか勝ちました。(9割程の力を出して)三つ目は木場祐斗を保護しました。とりあえず家に連れていくのは遠すぎるのでリアスのところえ置いていきました。

まぁいろんな事があったけど、修行に出てよかったって思った。

お、そろそろ着くな。

数分後…

ふぅやっと付いた…!

…ただいま!日本!

???「おかえりなさい、一樹。」

この声は?もしかして。

一樹「ただいま!遥香お姉ちゃん!」

遥香「一夏と一誠と黒歌と白音は学校だからまだ帰ってくるってことは知らないわ。あ、あと入学手続きはしてあるから今日から行きなさい。」

一樹「そうなんだ。みんな元気かな?」

俺は18だから高校3年か…。一夏は16、一誠は17、黒歌は18、白音は16か。みんな元気かな!早く会いたいな!!!

 

黒歌偏…

リアス「そうそう。今日は転校生が来るらしいわよ。」

黒歌「誰にゃ?」

リアス「私は聞かされてないわ。」

朱乃「なんでも男の子だそうですわよ。」

リアス「ソーナは聞かされてる?」

ソーナ「いえ、私も何も聞かされてません。」

リアスとソーナがわからないなんて…。いったい誰にゃ?

先生「ほーら皆、席につけ〜!転校生を紹介するぞー!!」

!?な、なんで!?あの人が…!

一樹「初めまして皆さん兵藤一樹と言います。日本に帰国したばかりですので分からないことだらけなのでよろしくお願いします。」

リアス・ソーナ・朱乃「あーーー!!!一樹だぁー!!!」

先生「なんだお前ら。知り合いか?ならこいつの面倒見てやれ。」

一樹「よろしく頼むよ。黒歌、リーちゃん、ソーちゃん、あーちゃん。」ニコッ

ズキューンッ!!

や、やばい超かっこいい!!横を見てみたらリアスとソーナと朱乃が固まりながら鼻血を出してるぅぅぅ!!

あ、やばい私も鼻血を出してる…。

 

一樹偏…

な、なんか黒歌とリーちゃんと、ソーちゃんと、あーちゃんが鼻血を出して固まってらっしゃる。大丈夫かな?

数分後…

ソーナ「そしてここが音楽教室。以上です。」

一樹「ありがとう。ソーちゃん」ニコッ

ソーナ「い、いえ当然の事をしたまでです///」

何やら顔が真っ赤なのですが…。俺何かした?

とゆうか、なんかリーちゃんとあーちゃんと黒歌から殺気が見えるのですが…。怖いよ…。

一樹「そ、そうだ!ちょっと黒歌きてくんない?」

黒歌「どうしたにゃ?」

一樹「弟と妹たちの顔が見たいからついてきて欲しい」

黒歌「了解にゃ。あ、でもその弟さんなら外にいるにゃよ。」

ん?…あ、いた。なんか女子達に追いかけられてる。

女子達「待てー!兵藤!」

一誠「う、うわぁぁぁぁぁ!!!」

何をやってんだうちの弟は…。

一樹「ちょっと見てくる。ありがとなみんな。」

俺は一誠のところへ向かった。

一樹「おーい!一誠!」

一誠「!?その声は…兄貴じゃねぇかぁ!!!」

一樹「よう一誠。久々だな。」

一誠「兄貴何でここに!?」

一樹「なんでってまぁ学生だから?」

一誠「あ、そう言うとことね。ってちがぁぁぁうぅぅぅぅ!!!!いつ帰ってきたのかってこと!」

一樹「今日の朝だ。」

一誠「連絡ぐらい入れてもいいじゃないかァァ!!」

一樹「ははは!!すまんすまん!ちょっと驚かせたくてな!」

一誠「はぁ…んで?一夏と白音には会ったの?」

一樹「いや、まだだ。」

まぁ一誠にも会ったし次は一夏と白音に会いに行くか。

そして…一夏と白音に会った。当然驚かれて、殴られて、泣かれた。

白音のパンチ超痛かったです。しかも一夏は魔法を使えるようになっていた。2人に半殺しにされそうだった。

そして夕方…

俺は先に帰ってくれと家族に行った。

そして公園へと向かった。そこには…。

一樹「こんばんは…堕天使殿…。」

???「誰!?なぜ堕天使だってわかったの!?」

一樹「まぁ気配でわかったからさ…。堕天使のレイナーレさん」

レイナーレ「!?なぜ私の名前を!?」

一樹「そちらの総督殿に調査してきてほしいと言われてね」

レイナーレ「総督が!?」

一樹「まぁな。すまないがちょっと気絶させてもらうよ。」

レイナーレ「!?いったいなにを!」

スパッ

俺はレイナーレを気絶させた

一樹「ごめんな。いろいろ事情があるんだ。ちょいと君の頭の中を見せてもらうよ。…ソロモンの知恵!!!」

俺はソロモンの知恵でレイナーレの記憶を覗いた。

数時間後…

レイナーレ「ん…ん?」

一樹「おはよう。ごめんな。手荒真似して。」

レイナーレ「…あなた何をしたの!?」

一樹「ちょっと記憶を覗かせてもらった。君の上司酷いことするね。俺の弟を殺してトワイライトヒーリングを持つ女の子を捕らえてこいと命じてきたんだろ?」

レイナーレ「そ、そうよ。あなたの弟かなんだか知らないけどあの兵藤一誠という男を殺してトワイライトヒーリングをゲットすればば私はあの人…総督様に褒めてもらえるってドナーシーク様が言っていたわ!」

一樹「アザゼルはそんなこと望んでいない。お前達の行動はアザゼルの顔に泥を塗るという事だ」

レイナーレ「あなたに何がわかるの!?」

一樹「わかる!俺だって認めてほしい人がいた!けど!幼い時に亡くなったんだ…。だからやめてくれこんな事。」

レイナーレ「あなたは何が言いたいの!?」

一樹「この計画を中止にしろと言いたいんだ。後から後悔するだけだ。」

レイナーレ「そんなのやってみないとわかんないじゃない!」

一樹「なら手を組まないか?」

レイナーレ「!?血迷ったの!?」

一樹「いや。ドナーシークをおびき寄せるために手を組まないかと聞いている。もし手伝ってくれたらアザゼルに頼んでやる。いろいろとな」

レイナーレ「ほ、本当に!?」

一樹「男に二言はねぇ。」

レイナーレ「…わかったわ。あなたと手を組むは」

一樹「決まりだ!!そしたら計画を建てようと思っている…」

俺はレイナーレと話をした。

レイナーレ「!?ホントにいいの!?この計画で!」

一樹「ああ。任せろ。絶対成功させような!」ニコッ

レイナーレ「う、うん///」

なんかレイナーレの顔が赤いぞ?どうしたんだ?

それから俺とレイナーレはいろんな話をした。

レイナーレが急に泣き出す時はびっくりした。でも色々話してくれたから嬉しかった。

そして計画は次の日に実行されるようになった。




どうでしたか?なんか自分でもわけがわからなくなってきました…。無茶苦茶展開になると思いますが暖かい目で見守ってください!それでは皆さんまた会いましょう!


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2話・計画を実行します!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回は計画実行の時です!急展開になるかも知れませんがよろしくお願いします!


一誠偏…

皆さんこんにちは。一誠です。俺は今超がつくほどご機嫌です。

なぜって?それは…

夕麻「どうしたの?一誠くん?」

そう。絶賛彼女とデート中です!

一誠「いや、何でもないよ!行こ!夕麻ちゃん!」

なぜ彼女が出来たかって?昨日の夕方俺告白されました。ははは。俺はいけない男だぜ。

夕麻「うん!今日1日楽しもうね!」

一誠「ああ!」

俺達はゲーセンにいったり、ファミレスでパフェを食べたりした。

そして数時間後…

俺と夕麻ちゃんは町外れの公園にやって来た

夕麻「今日は楽しかったね!」

噴水をバックに微笑む夕麻ちゃん。くーっ!なんてかわいいんだ!

夕麻「ねぇ一誠くん。」

一誠「なんだい、夕麻ちゃん」

夕麻「私達の記念すべきデートってことで、ひとつ私のお願い聞いてくれないかな?」

一誠「な、何かな。お願いって。」

夕麻「死んでくれないかな?」

ブッシュッ!!

え……。今なにが…おきて…。

夕麻「ごめんね一誠くん。でも計画のためなの。」

俺は夕麻ちゃんのその言葉だけ聞こえて眠った。

 

一樹偏

夕麻「これでいいのよね?」

一樹「ああ。ごめんな一誠。でもすぐ助けてやるから。」

俺はフェニックスの魔法を使って生き返らせた。

???「良くやったレイナーレ。」

きやがったか…。今回の原因…!ドナーシーク!

一樹「あんたがドナーシークか俺は一樹短い間がよろしくな堕天使のドナーシークさん」

ドナーシーク「貴様!いつの間に!気配すら感じなかったぞ!」

一樹「それはあんたが雑魚だからだろ?」

ドナーシーク「なんだと!?たかが人間のくせに!レイナーレやれ!」

夕麻「いいえ。ドナーシーク様いや、ドナーシークあなたの計画を無視します。あなたに騙されていたことを一樹が教えてくれたの。」

ドナーシーク「そうか…。ならば死ねぇぇぇぇ!!!」

一樹「させるかよ!」

一樹「重力反作衝(ゾルフサバーハ)!」

クイッ!

ドナーシーク「な、なんだその技は!?」

一樹「この技は重力を自在に扱える能力の一つだ。」

ドナーシーク「重力を扱えるだと!?」

一樹「俺は家族を仲間を友達を傷つけるやつは許さねぇ。でもお前を殺さねぇ。まだ死んでは困るからな。」

ドナーシーク「っち!ここは一旦退く!」

ドナーシークは翼を広げて逃げていった。

夕麻「いいの?生かしといて」

一樹「ああ。まだアイツには死なれては困る。」

ブゥンッ!

ん?この魔法陣グレモリー家の紋章。

リアス「一樹!?何であなたがここに!?」

やはりリアスと朱乃か

一樹「やぁリアスどうしたんだい?」

リアス「それはこちらのセリフよ!私達は堕天使の気配がしたから来たのだけれど…。」

一樹「ああ。俺が退けた。」

リアス「あなたが!?てかそこにいる人は?なんで人間が倒れているの?」

一樹「まぁ落ち着け。順を追って話す。」

俺はリアスに全部話した。夕麻の事と一誠の事と計画の事を全部。

リアス「そう、そうだったのね。」

一樹「それでさぁ…。頼みたいんだけど…。」

リアス「何かしら?」

一樹「一誠を眷属にしてやってくれないか?」

リアス・朱乃『え!?』

一樹「こいつは危なかしいんだ。俺でも見られねぇ。だから頼む!」

俺は頭を深々く下げた。

リアス「わかったわ。だから顔を上げてちょうだい。」

一樹「ありがとうリーちゃん」ニコッ

リアス「と、当然の事よ!と、友達の頼みを無視出来ないもの!///」

そしてリアスは一つの悪魔の駒(イーブルピース)を出した。

リアス「我、リアス・グレモリーの名において命ず。汝、兵藤一誠よ。今再びわれの下僕となるため、この地へ魂を帰還させ、悪魔と成れ。汝、我が『兵士』として、新たな生に歓喜せよ!」

イーブルピースは光った。だが…。

リアス・朱乃『!?』

一樹「やはりか…。」

リアス「なんで!?取り込まれないの!?」

一樹「リアス、次は兵士8個使ってやってみてくれ」

リアス「!?8個ですって!?」

一樹「ああ。頼む。」

リアス「わかったわ。」

そしてリアスは呪文を唱えた。

リアス「…我が『兵士』として、新たな生に歓喜せよ!」

またイーブルピースは光った。そして一誠の中へ駒は消えていった。

リアス「兵士8個持つかってやっと転生出来るなんて!異例だわ!」

そりゃ驚くよな。

一樹「驚いて当然だ。こいつに宿っている物…神器は、赤龍帝の篭手(ブーステッドギア)だからな。」

全員『なんですって!?』

リアス「それは本当なの!?」

一樹「ああ。本当だ。」

朱乃「これは驚きましたわ。」

一樹「俺もきずいたのは12の時だ。」

夕麻「私も聞かされてなかったわよ。」

一樹「話すのはまだ早いと思ったから話さなかったんだ。すまない。」

一樹「まぁとりあえずみんな家に帰ろう。夕麻は俺ん家に来い。住む場所ねぇんだろ?」

夕麻「いいの!?」

一樹「ああ。構わないよ。」

夕麻「じゃあお言葉に甘えて…、リアス・朱乃「「私も泊まる!!」」

一樹「まぁ仕方ねぇか時間も遅いし今日は俺ん家に泊まれ。」

リアス・朱乃((やったぁ!))

そして次の日の朝…

 

一誠偏…

 

一夏「お兄ちゃん!そろそろ起きなさい!」

一誠「一夏か…おはよう。」

一夏「もう7時半だよ!!」

一誠「え…。ええええええええええええ!?」

や、やばい!遅刻だ!やばいやばいやばい!!

一樹「おう。一誠起きたか。おはよう。」

一誠「おはよう!兄貴!って!なんで兄貴がいんの!?」

一樹「俺も寝坊だ。ちなみに一夏もな…。」

ええええ…。軽ぅ…。

学校到着。

あー。なんか昨日より体がだるい。重り付けてるみたいだ…。

女子達「あー!木場キュンだぁ!!!」

木場「兵藤一誠くんいる?」

一誠「なんだ?色男さんよ。」

木場「放課後ちょっと付き合ってくれないかな?」

一誠「別にいいけど。なんで?」

木場「それはまた話すよ。」

放課後…

木場「あ!一誠くんいた!」

一誠「んで?用ってなに?」

木場「僕の部長が呼んでるんだ。」

一誠「リアスグレモリー先輩が俺に!?」

木場「うん。なんでも、話しておきたいことがあるらしいんだ。」

話しておきたいことってなんだ?んー…全然わからぬ…。

 

一樹偏

木場「失礼します。一誠くんを連れてきました。」

リアス「入って。」

そこには木場と一誠の姿があった。

一樹「よう!一誠!」

一誠「兄貴!?なんでここに!?」

一樹「リアスとは小さい頃に知り合いなんだ。」

リアス「こんばんは、兵藤一誠くん。イッセーって呼んでいいかしら?」

一誠「え、ええ構いませんけど。」

リアス「なら、イッセー、単刀直入に言うわ…。貴方は悪魔になったの」

一瞬一誠は思考が停止したように見えた。

一誠「え?ええええええ!?あ、悪魔に!?」

リアス「ええ。悪魔。一応ここにいる全員は把握してるわ。悪魔のこと」

一樹「一応白音も悪魔なんだ。」

俺は頬をポリポリとかきながらいった。

一誠「白音!?まじなの!?」

白音「はい。大真面目です。」

そしてなぜ悪魔になったのかや、一誠が死んでしまったことなどをいろいろ話をした。

一誠「そうだったんだ。夕麻ちゃんが…。堕天使だったんだね。」

夕麻「ごめんなさい!一誠くん!悪気はなかったの!」

一樹「俺からも謝る…。すまなかった一誠…。だがお前のおかげで夕麻を騙していたことが判明できた。」

一誠「兄貴…夕麻ちゃん…いいんだこんな俺が役に立ててよかった。俺素直に悪魔だって受け止める!」

一樹「ありがとう一誠!やっぱり俺の自慢の弟だ!」

一夏「自慢のお兄ちゃんだね!」

一誠「えへへ///やめてくれよ兄貴、一夏、照れるだろ?」

リアス「仲睦まじいのはいいのだけれどそろそろ本題に入るわよ?」

一樹「あ、ああ。すまない。続けてくれ。」

リアス「とりあえずドナーシークの尻尾をつかむまではお預けね。」

一樹「そうだな。よし!皆で飯に行くか!」

全員『賛成!!!』




すみません!話がめちゃくちゃになってきました!でもアーシアのところまでたどり着くつもりなので今後ともよろしくお願いします!
それでは皆さんまた会いましょう!


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3話・友達増えます!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はアーシア偏3話です!話無茶苦茶になってしまいましたがなんとか終わらせてみせます!それでは皆さんどうぞ!


一誠偏…皆さんこんにちは!一誠です!今はオカルト研究部の部室。旧校舎にいます。実は…

リアス「そろそろ契約する時期ね。」

待ってました!契約の時期!前まではぴら配りでした…。

一樹「もうそんな時期か…。よかったな一誠!」

一誠「うん!やっと地獄から開放される!」

リアス「それじゃあ早速やってもらおうかしら初めてだから、レベルの低い契約内容からだけれど白音に予約契約が二件入ってしまったの。両方行くのは難しいから、片方はあなたに任せるわ。」

白音「よろしく。お兄ちゃん。」

一誠「妹の頼みだ!任せとけ!」

よし!初めての契約やってやる!

リアス「さぁこの魔法陣に乗って。」

俺は魔法陣が書かれている場所に立った。

リアス「イッセー。手のひらをこちらに出してちょうだい。」

部長に言われるまま、俺は左手の手のひらを部長に向ける。

部長は、俺の手のひらに指先で何かをなぞっていた。これはお呪い?

瞬間、手のひらが光り出す。

俺の手に円形の陣、魔法陣が書き込まれていた。青く光る。

一誠「うおお!!なんか光出した!!」

リアス「これは転送用魔法陣。依頼者のもとへ瞬間移動するためのものよ。そして、契約が終わるとこの部屋に戻ってくるわ。」

おお!なんて便利な!

リアス「朱乃、準備はいい?」

朱乃「はい、部長」

リアス「それじゃあイッセー。頑張ってらっしゃい。」

一樹「頑張れよ〜一誠!」

一誠「はい!頑張ってきます!」

そして魔法陣が光だし転送するのであった…!

だが…。

一誠「あ、あれ。俺なんで部室に?」

全員『え?』

一樹「ははははは!!!これは驚いた!まさか魔力が反応してねぇぇ!!」

兄貴大爆笑してるし。ってかええええええ!?反応しない!?

リアス「これは予想外だわ」

部長!ため息つかないでください!

朱乃「あらあら、困りましたわね。」

一樹「仕方ねぇなぁ!ほら!一誠手のひらだせ!」

俺は言われるまま手のひらを出した。

一樹「俺の魔力少し分けてやる。これで飛べるはずだ。」

一誠「なんか…。体が燃え上がるように熱いんですけど!」

一樹「そらまぁ俺の魔力を与えたんだ。まぁすぐ収まるよ。」

ホントだ普通になった。

リアス「そ、それじゃあもう一度行くわね?」

一誠「お、お願いします…。」

そして転送…。

や、やった!転送できた!

???「君はだれだい?」

一誠「俺は兵藤一誠といいます。あなたは?」

???「森沢という。白音ちゃんは?」

一誠「白音はもう一つの契約でこられません。」

森沢「帰れ!そして、死ねぇぇぇぇ!」

一誠「ええええええ!?唐突すぎますよ!」

森沢「白音ちゃんじゃないと嫌だ嫌だ!!」

一誠「駄々こねないでください!」

俺は周りのものを見た。あれは…。

一誠「ドラグ・ソボール…」

森沢「!!君…ドラグ・ソボールを知っているのかい?」

一誠「知ってるも何も大ファンなんです!」

森沢「今日はドラグ・ソボールに免じて許そうじゃないか。その代わり語り合おう。」

一誠「はい!語り合いましょう!!」

それから俺は数時間語り合った。

森沢「いやぁ!楽しかったよ一誠くん!」

一誠「俺も楽しかったです!」

森沢「はい。これ対価。」

一誠「ありがとうございます!」

森沢「また語り合おう!一誠くん!」

一誠「はい!森沢さん!」

そして魔法陣が光、旧校舎へもどった。

 

一樹偏…

リアス「イッセー…遅いわねぇ。」

一樹「あいつの事だから色んな事語ってるんだろうな」

お!帰ってきたな!

一誠「ただいま戻りましたぁ!」

リアス「遅かったわね何してたの?」

一誠「すみません。依頼者さんと語り合ってました。」

一樹「ははは!一誠らしいな!」

リアス「はぁ…。でも一応契約は取れたのね?」

一誠「はい!取れました!」

リアス「よろしい。今日はもう遅いから解散しましょう。」

全員『はーい!』

そして皆解散していった。

次の日…。

今日は学校が休みなので公園へと向かっている。

一樹「フンフフン♪」

俺は鼻歌を歌いながら歩いていた。

???「はぅぅ!!」

一樹「おっと!お嬢ちゃん大丈夫か?」

???「はい、ありがとうございますぅぅ。」

それはシスター服を着た女性だった。

一樹「君名前は?」

???「アーシアと言います。あなたは?」

一樹「俺は一樹よろしくなアーシア。」

アーシア「はいよろしくお願いします!イッキさん!」

一樹「君この町のシスターかな?」

アーシア「はい。今日からこの町に赴任してきたんですぅ!」

一樹「そうか。教会まで道わかるかい?」

アーシア「すみません。まだ不慣れなものでして道に迷ってるのですぅ」

一樹「なら、俺が案内してやるよ!」

アーシア「ほんとですか!」

一樹「ああ!ぶつかってしまったお詫びだ!」

アーシア「ありがとうございますぅ!!」

ぐぅぅぅ…。俺のお腹の音ではない…。

一樹「そ、その前に腹ごしらえだな!」

アーシア「は、はい///」

アーシアの音でした。

そして俺達はファミレスに寄った。

アーシア「こ、ここがファミレスですか?」

一樹「ファミレス来たことないの?」

アーシア「はい。ずっと教会に居たものですから。」

一樹「そうだったんだ。」

俺とアーシアはハンバーガーセットを頼んだ。

アーシア「んんー…。」

何やら手こずっているようだ。

一樹「どうした?」

アーシア「すみませんこの紙袋開けにくくて。」

天然だァ…。

一樹「俺が開けてやるよ。…はい!」

アーシア「ありがとうございます!頂きます!」

一樹「どう?美味しい?」

アーシア「はい!食べたことない味ですぅ!」

そら教会にいてたら食べれないよね。

そして数分後…

アーシア「ご馳走様でした。美味しかったです!」

一樹「それはよかった!それじゃあ協会に行こうか。」

アーシア「はい!よろしくお願いします!」

そして教会に着いた。

一樹「ここが教会だ。」

アーシア「ありがとうございますぅ!!イッキさん!」

一樹「どういたしまして。それじゃあまた。」

アーシア「また?」

一樹「もう俺たち友達だろ?」

アーシア「友…達?」

一樹「ああ!俺達は友達だ!アーシア!」

アーシア「はぃ!私とイッキさんは友達ですぅ!」

そしてそこで俺達の会話は終わった。

リアス「教会にいったの?」

一樹「ああ。まぁ送ったと言った方がいい。」

リアス「そう。」

一樹「だがいいことが分かった。」

リアス「それは?」

一樹「あの子の中に神器があること。それはトワイライトヒーリングということだ。」

 




どうでしたか?今回はアーシアが出てきました!次はみんなが嫌いなキャラ出ちゃうかも?それでは皆さんまた会いましょう!


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4話・友達救います!

皆さんこんにちは!今回はアーシア偏4話です!それではどうぞ!




リアス「トワイライトヒーリング!?」

一樹「ああ。あの波動間違いない。」

リアス「だとすると…。」

一樹「ああ。ここにまたドナーシークが現れる。もし、トワイライトヒーリングを狙っているなら…確信犯だ。」

そう。こないだは一誠を殺そうとした。だがそれだけじゃないはずと俺は思った。だから確信できなかったのだ。

一樹「まぁなにか気配を感じたら言うよ。警戒はしといてくれ。」

リアス「わかったわ。十分に警戒するわ。」

俺とリアスはとりあえず解散した。

次の日の放課後…

一誠「それじゃあ契約取りに行ってきます!」

リアス「ええいってらっしゃい。」

一樹「待つんだ一誠!俺もついていく。」

一誠「兄貴急にどうした?」

一樹「まぁ弟がちゃんと契約取れてるか見に行くだけだ。」

リアスがこっちに近ずいてきて小声でいった。

リアス「何かあったの?」

一樹「気配が感じる。この町のどこかにいる。もしかしたら…の話で一誠についていく。」

リアス「わかったわ。とりあえず私達も準備しておくわ。」

一樹「頼む。」

一誠「兄貴早くー!」

一樹「はいはい。そう慌てんなって」

一誠「依頼者待たせてんだぜ!そら急ぐよ!」

一樹「すまんすまん。」

一誠「それじゃあ行ってきます!」

一樹「行ってくる。」

全員『行ってらっしゃい!』

そして依頼者の家につき…。

一誠「兄貴。なんか生臭くないか?」

確かに生臭い…。と言うかこの気配…。

一樹「貴様、何者だ。」

???「あれれぇ?これはこれはくそ悪魔くんじゃないですかぁ!しかも人間が混ざってらっしゃいますねぇ?俺はフリード・セルゼン。とある悪魔祓い組織に所属してる末端でごさいますですよ。」

フリード「あ、お前さんたちは名乗らなくていいよ。俺の脳容量にお前らなんざメモリしたくないから止めてちょ。大丈夫すぐに死ねるから。俺がそうしてあげる。最初は痛いかもしれないけど、すぐに泣けるほど快感になるから。新しい扉開こうZE!!」

なんだこのやかましい奴は…。

一樹「あんためんどくせぇなやるんだったらとっととかかって来いよ。」

フリード「舐めるな!人間ごときがぁぁぁぁ!」

一樹「はぁ…あんたも人間だろうが。」

フリード「死ねやぁぁぁぁ!!!」

フリードが剣を振り回して来たのを俺は紙一重でかわした。

フリード「!?なんで当たらない!?」

一樹「あんた剣ってのは体全身で使うもんなんだよ。こういうふうにな!!!」

俺はバアルの剣をだしフリードに当てていった。

フリード「い、痛えじゃねえかこのクソがァ!!!」

???「きゃぁあぁぁ!!」

ん?この声…。

フリード「お!助手のアーシアちゃん結界は済んだのかぃ?」

アーシア「フリード神父この状況はいったい!?い、いやぁぁ!!」

アーシアが壁に打ち付けられているこの家の者をみて悲鳴をあげた。

フリード「いいね!いいね!その反応!」

一樹「アーシア!?なぜここに!?」

アーシア「イッキさん!?」

フリード「あれれ?お2人さん知り合い?それでもお前を切らねぇと俺の胃がもたねぇんでなぁ!!!」

フリードは俺に向かって剣を降ってきた。

だが…。フリードは止めた。いや、とめざるおえなかった。それは…

フリード「あれれ?何をしているのかな?アーシアたん。」

アーシア「フリード神父もうやめてください!私のお友達を切らないでください!」

フリード「うっせえんだよ!このビッチが!俺はいつでもお前を切れるんだよ!わかったらどけゴラァ!」

あ?アーシアを切る?

俺はいつの間にか殺気を漏らしていた。

一誠「あ、兄貴?」

一誠も心配していた。

フリード「うおお!!すっげぇ殺気!こっちまで伝わってきますわ!これやっちゃっていいんですよね!?殺っちゃってもいいんですよね!?」

一樹「来いよクソ野郎…」

フリード「それじゃあお言葉に甘え…」

ボスッ!鈍い音が鳴った。

一樹「あんまり俺を怒らせんなよ…。」

フリード「く、くそがァァァ!!」

そしてフリードがこっちに斬りかかった時…。

これは、グレモリーの紋章。

リアス「大丈夫2人とも!?」

一誠「部長!俺と兄貴は大丈夫です!」

リアス「そう。なら一回退きましょう。」

一樹「でも!アーシアが!」

リアス「無理なの。これはグレモリーの紋章を刻んだ人しか入れないの。」

一誠「そ、そんな!?」

一樹「アーシア絶対お前を迎えにいく。必ずな!」

アーシア「はい!絶対待ってます!」

そして旧校舎へとワープした。

そして次の日の夜…。

一樹「出掛けてくる…」

リアス「どこへ行くつもり?」

一樹「教会だ。」

リアス「なんで?」

一樹「決まってんだろ?友達を助けるためだ。」

リアス「そう、わかったわ。行ってらっしゃい。」

一樹「ああ。行ってくる」

待ってろよアーシア。俺が助けに行くからな!

 

リアス偏…

 

リアス「祐斗!白音!一誠!あの人を…一樹のサポートをしてきてほしいの。あの人すぐ無茶するから…。お願いするわ…。」

祐斗「了解です部長」

白音「了解です。」

一誠「任せてください部長!」

やっぱり一樹は後先考えずに行ってしまう…。

ほんと、危なかしいんだから。!

でもあの目…。ちょっとかっこよかったかも…///

 




どうでしたか?今回はフリードが出てきたました!
次はアーシア偏ラストです!それでは皆さんまた会いましょう!


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5話・家族が増えます!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はアーシア偏ラストです!それではどうぞ!


一樹偏…

皆さんこんにちは。一樹です。今絶賛教会の入口の近くで神父と戦っています。

一樹「そこをどけぇ!!!!」

俺はバアルの剣で神父に斬りかかった。

神父「ぐわぁぁぁ!!」

一樹「安心しろ!峰打ちだ!」

俺は入口付近の神父を全滅し協会の中へ入った。

???「あれれぇ?これはこれはくそ人間じゃ、あーりませんか!」

一樹「これはこれは誰かと思えばくそフリードではありませんか」

フリード「あんたも懲りないねぇ。アーシアたんを狙いに来たんでしょ?それならもう遅いぜぇ。なんせ神器はもうちょいで抜けるからなぁ!」

一樹「神器を抜くとどうなるんだ?」

フリード「冥土の土産に教えてあげるっちょ。神器を抜けばその持ち主は死ぬぜぇ!ひゃははは!最高だろう!」

一樹「そうか…。ははは…くそ最低だなぁ!!!」

俺は一気に殺気を出した。

一樹「そろそろその口閉じでくんねぇかな。目障りなんだよ。」

フリード「およよ?キレてらっしゃいますか?じゃあ僕ちんも!そろそろしまいにしてやるよぉぉぉ!!このクソ人間がぁぁぁぁ!!!」

俺は一気にフリードに近ずいた。

一樹「その口閉じろって言ったろ?」

ゴスッ!

フリード「おいおい…そんな…の、あり…かよ。」

フリードは倒れた。そしてアーシアの元へいった。

一樹「アーシア!!」

???「遅かったな。もうこの娘は死んだ。」

この声…。

一樹「やはりお前が関わっていたか…。ドナーシーク!!」

ドナーシーク「ふん!人間風情が!!やれぇ!」

神父10人が俺に斬りかかってきた。

これは不利だな…。すると…。

???「ブーステッドギア!!おらぁぁぁ!!!」

この声!

一樹「おいおい。ここは教会だぞ?いいのか3人とも。」

???「無茶する兄貴に言われたくないぜ。」

???「確かに。無茶しすぎですよ?」

???「一樹兄さんはいつもそうです。」

それは一誠、祐斗、白音がいた。

一誠「兄貴!ここは俺達が食い止める!その間にドナーシークを!」

一樹「一丁前のこと言いやがって!まぁお前達なら頼りになれる!頼んだぞ。」

そして…俺は外に出たドナーシークを追った。

一樹「どこへ行くつもりだ?」

ドナーシーク「貴様なぜここに!?」

一樹「下の方は俺の家族と仲間に任せてある。だからきた。」

ドナーシーク「ふん!なら私が殺してやる!」

一樹「それはどうかな?」

ドンッ!

俺は一気に殺気を出した。

一樹「すぐに楽にしてやるよ。」

ドナーシーク「!?貴様一体何者なんだ!?」

一樹「俺か?俺はシンドバッド。俺の家族や仲間、そして友達を傷つけるやから嫌いでなぁ。だから消えろぉぉぉ!!」

一樹「…極大魔法…雷光剣(バララーク・サイカ)!!!」

ドナーシーク「く、クソがァ!!!」

そしてドナーシークは消えていった。トワイライトヒーリングはゆっくりと落ちていった。

一樹「よっと。」

俺は神器を回収した。

教会の中に入り様子を見た。

一樹「そっちは終わったか?」

一誠「終わったぜ!」

一樹「ありがとうな。3人とも。」

リアス「一樹。無茶しすぎよ?」

後ろからリアスの声がした。

一樹「はは。すまんな。」

リアス「この子が例の神器使用者?」

一樹「ああ。リアス、この子を眷属にしてやってくれないか?」

リアス「言われなくても。この子の神器は必要になってくるわ。だけどそれだけじゃない。アーシアは罪もないのに死ぬっていうのは悲しいことだから…。」

一樹「ありがとう。リーちゃん。」

そしてリアスは呪文を唱えて、アーシアは僧侶(ビショップ)となった。

アーシア「ん…ん?こ、ここは…?」

一樹「おはよう。アーシア。」

アーシア「あ、イッキさん。それと…」

アーシアは周りを見た。

一樹「あー。こいつらは俺の連れなんだ。また話すよ。だから今はゆっくり休め。」

アーシア「はい。ありがとうございますぅ。」

そしてまたアーシアは眠りについた。

翌日…

俺達はアーシアに全部話した。悪魔になったこと。そして堕天使に騙されていたこと。

アーシア「だいたいの流れはわかりました。でも私住む家が無くなっちゃいました…。」

一樹「ならうちに住むといい。」

アーシア「え?」

一樹「うちに住んでいいんだ、アーシア。大人数の方が楽しいからな。」

アーシア「いいんですか?」

一樹「ああ!みんな納得してくれるよ。」

アーシア「ありがとうございます!イッキさん!」

一樹「おう!これからよろしくな!アーシア!」ニコッ

アーシア「は、はい!よ、よろしくお願いします!///」

そしてアーシアは兵藤家に住むことになった。

 

一誠偏…

元浜「おい、一誠!今日は転校生が来るらしいぞ!」

松田「噂では女子って聞いたぞ!」

まぁそらそうなるよな。だって…

アーシア「今日からこのクラスの仲間になりました。アーシア・アルジェントです!よろしくお願いします!」

男ども『おおおおお!!!美少女きたぁぁぁ!!』

アーシア「ちなみに兵藤一樹さんと兵藤一誠の住んでいます!」

男ども『なにぃぃぃ!』

元浜「一樹先輩ならわかるが…」

男ども『一誠は、死ねぇぇぇぇ!!!』

ええええええ!?なんで俺ぇぇぇぇ!!

また楽しい生活になりそうです。

…その頃一樹は…

一樹「ハックション!!風邪かなぁ?」

 

 




どうでしたか?今回はアーシア偏ラストでした!次はライザー偏に入ります!それでは皆さんまた会いましょう!


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第2章戦闘校舎のフェニックス
1話・喧嘩売ります!


どうもみなさん!こんにちは!ブルーヘクスです!今回はライザー編入ります!それでは!どうぞ!



どうもみなさん一樹です。実は…

リアス「ほら!あと10週!」

一誠「は、はい!」

絶賛公園で一誠を鍛えてます。

リアス「その後筋トレよ!」

あ、悪魔だ。いや、実際悪魔だけど…。

アーシア「皆さん!お茶をお持ちしてきました!」

おお!さすがアーシアだ。ん?待てよ?

一樹「アーシアなんでここにいるって知ってるんだ?」

アーシア「はい。一夏さんに教えてもらいましたァ。皆さんのお力になれたらなっと思って。」

だからか。

リアス「ありがとうアーシア。少し休憩しましょうか。」

一誠「や、やったぁぁぁ!!!」

一誠…。喜びすぎだ。まぁいいとして

一樹「よし!アーシア!お前も修行するか!」

アーシア「え?いいんですか?」

一樹「リアスは一誠を鍛えてるし。俺は暇だから手伝って上げるよ。」

アーシア「ありがとうございます!具体的に何をするんですか?」

一樹「魔力の増量とアーシアの使用してる神器。トワイライトヒーリングを遠くまで飛ばせることを優先的にやるよ。」

アーシア「分かりました!私がんばります!」

一樹「おお!その息その息!!」

そして俺とアーシアも修行することになり…。

その夜…。

一樹「ふぅ。風呂はいったあとの布団は最高だぜぇ。」

俺は自分の部屋の布団にダイビングした。

ん?この魔法陣グレモリー家の…。

一樹「リ、リアス?どうした?」

いきなりリアスが現れた。

リアス「お願い一樹。私を抱いて?」

一樹「え?今なんと?」

リアス「私の処女をもらってちょうだい。至急頼むわ。」

いや、そんなこと言われましても…。

リアス「私じゃ、いや?」

一樹「い、嫌ってわけじゃないけど…。でも…。」

リアス「ぐずぐずしていられないのもうすぐここに来るの…」

一樹「だ、誰?」

リアス「それは…」

あ、また魔法陣。しかもグレモリー家だ。

グレイフィア「お嬢さま。何をしていらっしゃいますか。」

リアス「あなた早いのよグレイフィア。」

グレイフィア「知りません。」

リアス「わかったわよ。私の根城に行きましょ。朱乃付きでね。」

グレイフィア「分かりました。お嬢さまはお先に行ってください。」

リアス「わかったわ。ごめんね、一樹急にきて。また学校で会いましょ。」

そしてリアスは消えていった。

一樹「ひ、久しぶりだねグレイフィア姉さん。」

グレイフィア「あー!一樹だぁ!」

うおお!!いきなり抱きついてきたァ!しかも胸まで当たってるぅぅぅ!!

一樹「姉さん。やめてください!」

グレイフィア「いやぁ!一樹エネルギーチャージしてるんだもん!」

何この人!超ギャップ萌えじゃん!ってか一樹エネルギーって何!?

一樹「リアスまたせてるんだろ?早く行きなよ!」

グレイフィア「あ!そうだった!それじゃあまた会おうね!一樹♪」

そしてグレイフィア姉さんも消えた。

グレモリー家の女性はわけがわからん。

そして次の日の放課後…

 

ん?この気配…。

一誠「おーい!兄貴ィ!」

お、一誠と祐斗じゃねえか。俺は2人と合流して旧校舎の方へ歩いていった。

祐斗「!!ここまできて初めて気配を感じたよ」

一樹「まだまだだな祐斗。俺が鍛えてやるよ。」

祐斗「はは。お手柔らかに…。」

ちょっと苦笑いだった。

そして旧校舎の中に入り、そこにはオカ研のメンツとグレイフィア姉さんがいた。

リアス「全員来たわね。では、部活をする前に少し話があるの。」

グレイフィア「お嬢さま、私がお話しましょうか?」

リアス「自分で話すわ。実はね……」

ん?魔法陣?誰だ?グレモリー家でもない…てかこの魔法陣って…

一樹「フェニックスか。」

???「ふぅ人間界は久しぶりだ」

そこにいたのは、赤いスーツを着たひとりの男。スーツを着崩しているせいか、ネクタイもせずに胸までシャツををワイルドに開いていた。見た目は二十代前半だ。

???「愛しのリアス。会いに来たぜ」

???「さて、リアス。さっそくだが、式の会場を見に行こう。日取りも決まっているんだ。早め早めがいい」

そして、リアスの肩に手を置いた。

リアス「放してちょうだい、ライザー!」

この人ライザーっていうんだ。まぁどうでもいいけど。俺はライザーの手を掴んだ

一樹「おい、あんた。嫌がってんだろ?その手どけろよ。」

ライザー「あ?誰?お前。」

一樹「俺はリアスの友人一樹。普通の人間だ」

ライザー「ふーんあっそ。」

一樹「と言うかあんたこそ誰?」

一誠「俺も気になってました。」

ライザー「あら?リアス、俺のこと下僕と友人さんに話してないのか?」

リアス「話す必要が無いから話してないなだけよ。」

ライザー「あらら、相変わらず手厳しいねぇ。ハハハ……」

グレイフィア「一樹さま、一誠さま。」

一樹「ん?」

一誠「は、はい」

グレイフィア「この方はライザー・フェニックスさま。純血の上級悪魔であり、古い家柄を持つフェニックス家のご三男であらさられます。」

グレイフィア「そして、グレモリー家次期当主の婿殿でもあらせられます」

グレイフィア「リアスお嬢さまとご婚約されておられるのです」

やはりか。一誠に関してはめっちゃ驚いてるし…。

リアス「いい加減にしてちょうだい!」

リアス「ライザー!以前にも言ったはずよ!私はあなたと結婚なんてしないわ!」

ライザー「ああ、以前にも聞いたよ。だが、リアス、そういうわけには行かないだろう?君のところのお家事情は意外に切羽詰まっていると思うんだが?」

リアス「余計なお世話よ!」

リアス「私は家を潰さないわ。婿養子だって迎え入れるつもりよ。」

ライザー「おお!さすがリアス!じゃあさっそく俺と…」

リアス「でも、あなたとは結婚しないわ、ライザー。私は私が良いと思った者と結婚する。古い家柄の悪魔だって、それぐらいの権利はあるわ」

ライザー「俺はきみの下僕と友人を全部燃やし尽くしてでもきみを冥界につれて帰るぞ。あとそこの女の子もね」

ライザーは一夏の方を見て言った。

一樹・一誠「「俺達の妹に手え出してみろ。消し飛ばすぞコノヤロウ」」

俺と一誠は殺気を出した。

グレイフィア「皆様落ち着いて下さい。」

グレイフィア「こうなることは旦那さまもサーゼクスさまもフェニックス家の方々も重々承知でした。正直申し上げますと、これが最後の話し合いの場です。これで決着がつかない場合のことを皆様方は予測し、最終手段を取り入れることとしました。」

リアス「それは?」

グレイフィア「レーティングゲームです」

レイティングゲームか。

一誠「兄貴。レーティングゲームって何?」

一樹「爵位持ちの悪魔たちが行う、下僕同士を戦わせて競い合うゲームのことだ。」

ん?待てよ。

一樹「レイティングゲームって成人してないと無理なやつじゃないか?」

グレイフィア「一樹さまの言う通り公式なレーティングゲームは成熟した悪魔しか参加出来ません。しかし、非公式の純血悪魔同士のゲームならば、半人前の悪魔でも参加出来ます。この場合多くが…」

リアス「身内同士、または御家同士のいがみ合いよね」

グレイフィア「そうです。お嬢さま受けて立ちますか?」

リアス「当然よ!」

ライザー「へー受けちゃうのか。俺は構わない。ただ、俺はすでに成熟しているし、公式のゲームも何度かやっている。今のところ勝ち星の方が多い。それでもやるかリアス?」

リアス「やるわ。ライザー、あなたを消し飛ばしてあげる!」

でも絶対に勝てない。なら…

一樹「俺も出ていいか?」

全員『!?』

一樹「リアスの眷属代理として出るだけだ。」

リアス「でも、あなたには関係が…」

一樹「関係あるよ!このまま見過ごせるわけないだろ。」

グレイフィア「ですが…急に参加すると言われましても…」

一樹「なら、参加するっていえばいいんだな?じゃあサーゼクス兄さんに連絡する。」

プルルルルル…

一樹「あ、サーゼクス?久しぶりだね。ちょっと聞きたいことがあるんだ」

サーゼクス『やぁ一樹!聞きたいことってなんだい?』

一樹「リアスのレーティングゲームについてさ…俺も参加していいかな?」

サーゼクス『!?君が参加するとリアスが勝っちゃうじゃないか』

一樹「そっちの方が嬉しいだろ?俺もこのまま見過ごせるわけには行かないなんだ」

サーゼクス『…わかった。父上とフェニックス卿には話しておこう。だが!せめて制限を付けさせてもらうよ!』

一樹「ありがとうサーゼクス!」

サーゼクス『妹を頼んだよ。』

一樹「任せとけ!」

プチッ!

一樹「了承得たよ制限付きだけどね」

ライザー以外みんな頷いてる。

ライザー「お、お前は一体何者なんだ?」

一樹「あ?ちょっと黙ってもらえるかな?」

ライザー「っくそがきがァ!!来い!俺の下僕共!」

そして、14人のライザーの眷属が現れた。

ライザー「この人間をやっつけろ!」

リアス「一樹!!」

一樹「おいおい。レーティングゲーム前ってのにお前ら本気になってどうすんだよ。」

そしてライザーの眷属たちが俺に一斉にかかってきた。

一樹「効かねぇよそんなもん」

俺はボルグを展開させた。

ライザー「!?なんだその障壁は!?」

一樹「なんでもいいだろ。てかいきなり攻撃してくるとか…最低だな。」

ライザー「っち!!」

一樹「俺達にも猶予が欲しいんだ。んー…10日ほど猶予が欲しいんだ」

グレイフィア「お嬢さま、ライザーさまそれでよろしいですか?」

リアス「ええ。構わないわ」

ライザー「ええ。構いませんよ。」

そしてその場で解散となった。

 

リアス「あなた無茶しすぎよ。」

一樹「だってほっとける分けないだろ?」

リアス「あ、ありがと…///ゴニゴョゴニョ」

一樹「え?なんて?」

リアス「な、なんでもない!!///」

なんかリアスさん顔真っ赤ですよ。

一樹「まぁ頑張ろうや。」

リアス「ええ。この勝負絶対勝ってみせる!」

 




どうでしたか?今回はライザー編1話でした。ちなみに一樹は騎士(ナイト)です。それでは皆さんまた会いましょう!


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2話・修行開始です!!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はライザー編2話の修行編です!それではどうぞ!


どうもみなさん一樹です。実は…

リアス「ほら!一誠頑張りなさい!」

一誠「は、はぃ!」

今オカ研+うちのメイド、遥香姉さんを連れて現在リアスの別荘に来ています。

そして一誠は荷物を持たされています。

一樹「一誠〜それぐらい持てなきゃ男じゃねえぞ。見ろ白音を。」

一誠は白音を見て驚いていた。まぁそらそうか。一誠の2倍は持っているからなぁ。

そして別荘に到着。

一樹「よし!さっそくだが、修行を開始する。今回監督をやらせてもらう一樹だ。よろしく頼む。」

一樹「さっそくだが皆別れてもらう。魔力を扱うものだがリアス、朱乃、アーシアは一夏に見てもらう。」

リアス「よろしく頼むわ。一夏」

朱乃「よろしくお願いしますわ。一夏ちゃん」

アーシア「よろしくお願いしますぅ!一夏さん!」

一夏「こちらこそよろしくね!リアスさん!朱乃さん!アーシアさん!」

一樹「そして祐斗。お前は遥香姉さんに修行してもらえ。」

祐斗「よろしくお願いします。遥香さん。」

遥香「よろしく頼む。後、先生か師匠と呼びなさい。」

祐斗「分かりました。先生。」

一樹「次に白音。お前は黒歌に修行してもらえ。」

白音「よろしくお願いします。姉さん」

黒歌「よろしくにゃね。白音。」

一樹「そして、一誠。お前は俺が見てやる」

一誠「了解!」

一樹「以上だ。質問は?」

一樹「…ないな。また後で回るからその時に声をかけてくれ。それじゃあ各自、解散!」

そして数分後…

俺は別荘からだいぶ離れたところで一誠と修行をした。

一誠「はぁぁぁぁ!!ブーステッドギア!」

『Boost!!』

一樹「甘いぞ!一誠!拳は素早く打て!そして無駄な動きが多すぎだ!」

一誠「そんな事言ったって!どうすればいいんだよ!」

俺は動きを止め、一誠も動きを止めた。

一樹「拳ってのはな。気を集中させてなおかつ素早くえぐり込むように打つんだ。こういう風にな!!」

俺は地面に拳を打ち付けた。すると大きなクレーターができた。

一樹「これは初歩中の初歩だ。まずは拳に気をためろ。」

一誠「気を集中…。」

一樹「そうだ。言わば精神統一だ。」

一誠「やってやる!…はぁぁぁぁ…。」

そして一誠の拳から気が少し出てきた。

一樹「上出来だ。気をマスターしたらこれだけ出せる」

俺は拳に気をため、一気に拳から気が出てきた。

一誠「す、すげぇ!!なんかボクシングのグローブみたいになってる!!」

一樹「まぁこんなことが出来るようになる。今はまだそこまでしなくていいとりあえずクレーターをできるようにしろ」

一誠「わかった!」

一樹「俺はちょいと見て回る。その間にクレーター1mの深さまで空けろよ。」

一誠「了解!」

そして一誠の方は一旦見終わった。

 

次は白音だな。

 

白音「はぁぁぁぁ!!」

ドゴーンッ!!

うおお…地面が揺れてんぞ。

一樹「よう、黒歌、白音」

黒歌「あ!一樹!どうしたの?」

一樹「見回りさ。んで?順調か?」

黒歌「ええ。今気を使って波動を打たせてるとこにゃよ。」

一樹「ほうほう…。気を使って波動を出す…か…。いいな。」

黒歌「でしょでしょ!?本当は仙術を教えたかったのだけれど流石に早くていからにゃね。」

一樹「確かにな。まぁ順調ならいい。頑張れよって白音に言っといてくれ」

俺は黒歌の頭を撫でて言った。

黒歌「わ、わかったにゃ。///」

次は…祐斗か。

祐斗「はぁぁぁぁ!!」

カキンッ!カキンッ!

遥香「遅い!そして軽いわよ!!祐斗!もっと、強く打ち付けなさい!そして気を感じろ!」

祐斗「はい!先生!」

こっちは祐斗に素早さと剣で攻撃する重さと気を集中させる修行をしているな。

これは…入れる余裕が無いな。そっとしておいておこう。

次は…魔力を扱う組か…。

リアス「消し飛びなさい!」

朱乃「はぁぁぁ!!!」

おうおう、リアスと朱乃が手を組んで、一夏と戦ってるよ。しかもボルグ展開させてるし。

一夏「だめだめ。もっと魔力を凝縮して。なおかつ魔力を最大まで詰め込むの。」

リアス「難しいわね。」

朱乃「そうですわね。」

一夏「これが魔力を凝縮したものだよ。」

一夏は魔力を凝縮したものを地面に向けて解き放った。

そして大きなクレーターができた。怖いよ一夏。

一夏「とにかく集中すること!頑張って!」

アーシアは遠くの方で治癒を飛ばす練習をしている。

約10cmしか飛んでない…。可愛いなぁおい。

まぁここは一夏に任せていいだろ。

それじゃあ晩ご飯の支度しますか。

そして、夕方…。

全員『ご馳走様でした!!』

一樹「それじゃあみんなそれぞれ何か成果はあったかい?」

みんな手を挙げなかった。

一樹「…まぁ初日だからそんなもんか。大丈夫だみんななら出来る」

そして…2日…3日。最終日となった。

最終日の夕方…。

一樹「それじゃあみんな今回が最終日だ。成果を教えて欲しいまず一誠。」

一誠「了解。今回俺は…」

そして一誠が言って、みんな続いて言ってくれた。

一誠は2m深くのクレーターを完成させた。

白音は気を使った波動を3mまで飛ばせる。

祐斗は前の2倍の速さになり威力も上がった。

リアスと朱乃も魔力の凝縮に成功した。

アーシアも治癒を3mほどまで飛ばせるようになった。

一樹「うん!みんな予想以上に上出来だ!よく頑張った!」

そしてオカ研+遥香姉さんの会議は終わった。

そしてその夜…。

一樹「風にあたりに行こうかな。」

そこにはリアスがいた。

リアス「あら一樹。どうしたの?」

一樹「ちょっと風に当たりたくてな。リアスは?」

リアス「私はちょっと考え事をしていたのよ。」

一樹「明日はライザーとの戦いだな。」

リアス「ええ…。」

一樹「どうした?」

リアス「正直ビビってるのよ。もし負けたら…。って」

一樹「負けないよ。絶対勝てる。俺もついてるから。」

リアス「ありがと。一樹。あなたに言われるとなんだか心強いわ。」

一樹「そりゃあどうも。でも俺だって負けたくないんだ」

リアス「なんで?」

一樹「グレモリーとかフェニックスとか関係なくリーちゃんが嫌がってるのに見過ごせるわけないじゃないか。だから…ね?」

リアス「ふふ。一樹らしいわ。あなたは昔っから無茶なことをするもの。」

一樹「仕方ねぇだろ。体が動いちまうんだから。」

リアス「でも、ありがとう…///」

一樹「別にいいよ。勝とうなこの勝負。」

リアス「ええ。勝ってみせるわ。」

リアス「それから…大好き///ゴニゴョゴニョ」

一樹「え?なんて?」

リアス「な、なんでもない!!///」

そしてその夜は幕を閉じた。

あの言葉なんて言ったんだろう?んーわからん




どうでしたか?リアスもやっぱり…。まぁそれは置いといて…!次はライザーと決闘です!それでは皆さんまた会いましょう!


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3話・決戦開始です!

皆さんこんにちはブルーヘクスです!今回はライザー3話です!それではどうぞ!


決戦当日

一樹「うっし!!」

皆さんこんにちは一樹です。今自室で準備をしています。現在22時。2時間後に決戦です。

俺は学校の服を着ている。リアス曰く

リアス『私たちのユニフォームは学生服よ』

だ、そうです。まぁそうか。

コンコンッ

ん?誰だ?

一樹「どうぞ。」

そこには一誠とアーシアがいた。

一誠は俺と一緒の学生服で、アーシアはシスター服だった。

一樹「アーシアその服…」

アーシア「はぃ!部長さんが『自分で一番いいと思える服出来てほしい』と。言われましたので。イッセーさんもその服がいいとおっしゃいましたからこの服にしました」

一誠「やっぱ、アーシアはその服が一番いいな!」

一樹「ふっ。確かにな。」

アーシア「そ、そんな。ありがとうございます///」

一樹・一誠(うん!照れてるアーシアも可愛い!!)

俺は時計を見ると。もう11時20分か。

一樹「うっし!行くか!二人共!絶対勝とうな!」

一誠「おう!」

アーシア「はい!」

そして俺達は部室へと向かったのだった…。

11時40分頃…

俺と部員(一夏と黒歌と遥香姉さんはモニタールームにいる)たちは旧校舎の部室に集まっていた。それぞれ、一番リラックスできる方法で待機している。祐斗は手甲を装備し、脛当ても付けていた。剣は壁に立てかけている。白音は椅子に座り、本を読んでいた。手にはオープンフィンガーグローブ。格闘家が付けているものだ。

リアスと朱乃はソファに座り、優雅にお茶を飲んでいた。一誠やアーシアから見たら冷静と感じるが、気が震えている。やはり緊張してるんだな。

そして俺達はソファに座った。

魔法陣が光だし、グレイフィア姉さんが現れる。

グレイフィア「皆さん準備はお済みなられましたか?開始十分前です。」

 

グレイフィア「開始時間になりましたら、ここの魔法陣から戦闘フィールドへ転送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の世界。そこではどんなに派手なことをしても構いません。使い捨ての空間なので思う存分どうぞ。ですが…一樹さまは本気を出さないでください。空間が壊れますので。」

はは…。やっぱり言われました。てかみんな頷いてるし…。

一樹「分かりました。」

グレイフィア「今回の『レーティングゲーム』は両家の皆さまも他の場所から中継でフィールドでの戦闘をご覧になります。」

おうおう。いっちょ見つけてやりましょうか。人間がどんだけ恐ろしいとね。

グレイフィア「さらに魔王ルシファーさまも今回の1戦を拝見されておられます。それをお忘れなきように」

リアス「お兄さまが!?…そう、お兄さまが直接見られるのね。」

そして横にいる一誠が聞いてきた。

一誠「今魔王さまとかお兄さまとか聞こえたんだけど、どゆこと?」

やっぱりか。気になるよな。

一樹「魔王ルシファーはリアスのお兄ちゃん、サーゼクスルシファーなんだ」

一誠「え、えええええ!?まじで!?」

一樹「まじだ。」

一誠「え!?でもグレモリーじゃねえの?」

一樹「確かにな。普通はサーゼクスグレモリーだが魔王はルシファー、ベルゼブブ、レヴィアタン、アスモデウスがいる。そしてその称号を貰えるそサーゼクスはその魔王ルシファーなんだ。」

一誠は納得したかのように頷いた。

グレイフィア「そろそろ時間です。皆さま、魔法陣のほうへ」

グレイフィア「なお、いちどあちらへいどうしますと終了するまで魔法陣での転移は不可能となります。」

そして転移が始まる瞬間グレイフィア姉さんがこちらに近ずいてきてこそっと言ってきた。

グレイフィア(義妹を頼むわ。)

言われなくても!俺は任せろっとグッジョブをした。

そして転移…。

目を開けるとそこは。部室だった。

なるほどな…。

グレイフィア『皆さま。このたびグレモリー家、フェニックス家の「レーティングゲーム」の審判役を担うことになりました、グレモリー家の使用人グレイフィアです。』

グレイフィア『我が主、サーゼクスルシファーの名のもと、ご両家の戦いを見守らせていただきます。どうぞ、よろしくお願い致します。さっそくですが、今回のバトルフィールドはリアスさまとライザーさまのご意見を参考にし、リアスさまが通う人間の学び舎「駒王学園」のレプリカを異空間にご用意しました。』

グレイフィア『両陣営、転移された先が「本陣」でございます。リアスさまの本陣が旧校舎のオカルト研究部の部室。ライザーさまの「本陣」は新校舎の生徒会室。「兵士」の方は「プロモーション」をする際、相手の「本陣」の周囲まで赴いてください。それから、一樹さま。』

一樹「はい?」

グレイフィア『一樹さまは魔王様から制限付きで出場可能となりましたがその制限が決まりました。』

おお。確かそんなこと言ってたな

グレイフィア『20分後にしか動けない。だそうです。』

一樹「と言うと?」

グレイフィア『開始となった時間の20分後にしか行動できない。っと言うわけです』

なるほどなるほど…こりゃ厄介だな。

リアス「なるほどね。これは早く決着付けるのはダメってことね」

祐斗「だとするとライザーは速攻できそうですね。」

確かにな。

グレイフィア『開始のお時間となりました。なおこのゲームの制限は人間界の夜明けまでです。それではゲームスタートです』

そして俺達の作戦は決まった。

まず一誠と白音は体育館で戦闘し、朱乃がその体育館ごと消し飛ばす(一誠と白音は体育館から移動している)

そして祐斗はトラップを仕掛けてくる役割だ。

俺とリアスとアーシアは旧校舎で待機。

リアス「さぁみんな!ライザーをぎゃふんと言わせてやりましょう!」

全員『はい!部長!』

そして各自別れていった。

一樹「さてと、俺は気を溜めますか。」

リアス「話なができる?」

一樹「できるよ。どうした?」

リアス「昔みんなに内緒で私とソーナと一樹で遠くの方まで探検したでしょ?その時私崖に落ちたじゃない?」

リアス「『あ、私死ぬんだな』って悟ったの。でも一樹を見て思ったのまだ死にたくないって。だから私『助けて一樹!』って願ったの。そしたら本当に願いが叶うなんて思わなかったわ」

アーシア「そんな事があったんですか?」

一樹「ああ。あの時は本当にやばかった。まじで。体がかってに動いてしまったんだ。助けなきゃやばいってな。」

リアス「あの時はありがとう///」

一樹「いいってことよ。だから勝とうな!普通の生活を取り戻すために!」

リアス「当然そのつもりよ!」

アーシア「はい!」

朱乃『部長、体育館を破壊しましたわ。』

リアス「了解。私達も相手の基地に行くわ。」

一樹「俺が来るまで粘れるか?」

リアス「その前にライザーを倒すわ。」

一樹「その意気だ。頑張ってこい!」

そしてリアスとアーシアは相手の本拠地へと向かっていた。

さてと。暇だなぁ。後5分。気も溜まったし。ちょっと覗いてみるか。ダンタリオン!

俺はダンタリオンを使い上から覗いた。

朱乃が相手の女王にやられてる。

『リアス様の女王リタイア』

やはりダメか。

お、あれは一誠とリアスとアーシア。アーシアは無事だが2人はボロボロだ。後3分!耐えてくれ3人とも!!

 

一誠編…

俺は…部長を…守る…。

兄貴と…約束した…!

リアス「もういい!!もういいわよ!イッセー!」

一誠「大丈夫ですよ…部長…兄貴が…来るまで…守って…みせますから…!!」

俺はみんなを守れなかった。せめて、部長だけでも…守る!

ライザー「ふん!あんな人間のどこがいい!どうせすぐ終わる!」

一誠「あんま、俺の…兄貴…舐めないで…貰えるか?…あんたより…遥かに…強い!」

ライザー「黙れ!下級悪魔がぁぁぁ!!」

ライザーは俺に魔力弾を打ってきた。

はは…ここで…終わりなの…か?ごめん…兄貴…みんなを…部長を…守れなかった。

???「よく頑張った。一誠。ゆっくり休め。」

その声は親父の声にそっくりだった。

一誠「はは。遅せぇよ…兄貴…!」

 

一樹編…

一樹「待たせてすまない。今すぐ終わらせてやる」

リアス「一樹!?」

ユーベルーナ「あなたが…シンドバッドさん?私はユーベルーナ。ライザーさまの女王やっております以後お見知りおきを」

一樹「俺はシンドバッド。普通の人間だ。」

一樹「そしてライザーを打つものでもある。」

ユーベルーナ「させないわ…よ」

一樹「ちょっと黙ってもらえるかな?今機嫌が悪いんでな。」

俺はバアルとヴィネアの合成した剣を使って斬りかかった。

そして…

『ライザーさまの女王リタイア』

ライザー「一瞬でユーベルーナを!?貴様何者だ!?」

一樹「だから言ってんだろ?俺はシンドバッド。普通の人間だ。」

俺はライザーに斬りかかった。

ライザー「ま、待て!わ、わかっているのか!?この婚約は悪魔の未来のために必要で大事なものなんだぞ!?お前のような何も知らない人間がどうこうするようなことじゃないんだぞ!?」

一樹「そんな小さなことはどうでもいいんだよ。ただな、これだけは言っとく。」

一樹「お前にはリアスにふさわしくない!家柄とか関係なくリアスを見ろよ!そんなことも分かんねえのか!このくそビッチが!!」

一樹「リアスは、一途なやつと結婚するって言ってんだよ!人の恋路を邪魔してんじゃねえよ!ゴラァ!!」

一樹「極大魔法…雷水滅剣(バララーク・ヴァイネル・サイカァァァ)!!!!」

そして

『ライザーさまがリタイアしました。よってこの勝負。リアス様の勝ちです。』

 

サーゼクス編

終わったか…。最後に一樹が睨みつけてたのはほっておこう。

ジャック「フェニックス卿。今回の婚約…。」

フェニックス卿「みなまで言わないでくださいグレモリー卿。今回の件はあの子のいい勉強になったでしょう。今回の婚約は無かったことに。」

フェニックス卿「シンドバッドくん。っと言ったかな。あの子は全世界の要になるでしょうな。」

ジャック「あの子はシンドバッドっと言ってますが本当の名前は兵藤一樹なのですぞ。それから…」

父上とフェニックス卿は語り合っていた。

 

一樹編…

リアス「馬鹿ね。あなたはいっつも無茶をするんだから。」

一樹「俺は無茶苦茶なやつだよ。いつも猪突猛進だから。」

リアス「でも…ありがとう///」

一樹「別にいい…よ…って」

ん?今なんか柔らかいものが…

リアス「ファーストキスよ///日本では女の子が大事にするものよね?///」

うぉぉぉぉい!き、キスしやがったぁぁぁぁ!!

リアス「今回のお礼よ///」

リアスはウィンクをして言ってきた。

は、反則だろォォォ!!

 

そして次の日の朝…

リアス「ということで私も兵藤家に住むことになったわ。宜しくね!みんな!」

リアスがうちの家族になりました。




どうでしたか?今回はライザー編ラストでした。
次は番外編に行こうと思います。それでは皆さんまた会いましょう!!


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番外編・使い魔捕まえます!

皆さん遅くなってすみません!ブルーヘクスです!今回は番外編・1話です!それではどうぞ!


皆さんこんにちは。一樹です。実は…

リアス「そろそろイッセーとアーシアも使い魔をゲットしないといけないわね。」

一誠「使い魔…ですか?」

リアス「そう。使い魔よ。そろそろゲットしてもいい頃だと思ったのよ。」

朱乃「そうですわね。もうイッセーくんもアーシアちゃんも悪魔として良くなってきたので使い魔もいい頃ですわね。」

使い魔か、確かにな。

一誠「でも、使い魔って勝手に捕まえられるんですか?」

リアス「使い魔は使い魔マスターと言って使い魔専門付き出な行けないのよ」

一誠は納得したかのように頷いた。

リアス「それじゃあ明日、使い魔を捕まえに行くわよ!」

全員『はい部長!』

そして次の日…

 

???「ゲットだぜ!」

アーシア「キャッ!」

うぉぉぉぉ!なんだ!?気配すら感じなかったぞ!?

リアス「彼の名前はザトゥージさん。使い魔専門マスターよ」

???「俺の名前はザトゥージ!使い魔マスターに俺はなる!」

なんだこの人まるでポ〇モ〇のサ〇シじゃねえか。なんだよ使い魔マスターって。

リアス「今日は宜しくお願いします。ザトゥージさん。」

ザトゥージ「おう!グレモリーさんはお得意さんだから今回もやるぜ!」

そして使い魔を捕まえる旅へとでた。

 

ここは冥界の森。魔物達がたくさん住んでる場所だ。そんな所に…

うぉぉぉぉ!!なんだあのでっかい白いドラゴン!!

一誠「うぉぉぉぉ!!何だあれ!?」

ザトゥージ「お!あれは龍王クラスの1体ティアマットだぜ!」

一誠「龍王クラス!?」

一樹「龍王クラスは二天龍の一個下の強さだがみんな強いぞ。」

一誠「まじか!?」

一樹「まじさ。一誠使い魔にしてみないか?たぶんお前の天龍なら使い魔に出来るぞ。なぁドライグ。」

ドライグ『ああ。できないことは無い。だが相棒は禁手に至っていない。今は無理かもしれん。』

一樹「だが、俺の魔力を使ったらどうなると思う?」

ドライグ『!?…ふっ。なるほどな。しゃくだがシンドバッドの魔力があれば数分だけだが禁手になれる。』

一誠「え!?無理無理無理!!禁手使っても勝てないって!!」

一樹「勝てるさ。やってみないと分からないぞ?」

ドライグ『そうだぞ相棒。ティアマットを使い魔にしたらお前は相当強者になるぞ。』

一誠「…る…ってやる。!もうやけくそだァ!やってやらァァァァ!!」

一樹「ははは!!その意気だ!ほれ!俺の魔力」

一誠「力が溢れてくる!よっしゃぁぁぁ!やってやらぁ!禁手化!!」

そして一誠はブーステッドギア・スケイル・メイルとなって戦った。

そして数分後…

 

一樹「お!帰ってきたな。」

一誠「はは…夢みたいだ。」

みんなは驚いていた。それもそうか。ティアマットを使い魔に出来ちまったんだからな。

ティアマット「一誠の使い魔になった。ティアマットだ。よろしく頼む。」

ティアマットは魔法でドラゴンからリアスぐらいのグラマー美女になり髪と目は白色だ。

???「オオオオオオオ!!!」

!?なんだこの声!

ティアマット「ま、まさか…蘇ったというのか…!!!バハムートが!!」

!?バハムート!?

一誠「ティ!なんだ!?バハムートって!」

ティアマット「バハムートは古来から居るやつだ。グレードレッドやオーフィスと並ぶ…いやそれ以上の力を持つドラゴンだ…!!」

ザトゥージ「こ、これはやばいぜ!!」

一樹「おれ…欲しい!」

全員『!?』

一誠「本気なの!?兄貴!?」

一樹「だって俺だって使い魔的なの欲しいもん!」

一誠「可愛く言っても駄目だろ!」

一樹「俺は欲しいもん!行くもん!」

一誠「お、おい!兄貴!!」

一誠の言葉を無視して行った。

そして…

バハムート『誰だ貴様…』

一樹「俺はシンドバッド!バハムート!お前と契約がしたい!」

バハムート『ふん!人間ごときが!我に勝てると思うな!』

そしてバハムートはブレスを吐いてきた。

一樹「ゾルフ・サバーハ!」

ブレスは真上に飛んでいき弾けた。まるで花火だな。

バハムート『!?貴様見たことない魔法を使うな。面白い!我を楽しませてくれ!』

そしてまたブレスを吐いてきた。これはやばいな…。さっきの数倍だ。

一樹「それは結構!我が身に宿れ!アモン!アシュタロト!」

一樹「極大魔法…炎宰相の白閃煉獄剣(アモール・アシュタロ・インケラードサイカ)!!!!」

そしてブレスと衝突になった。

一樹「うぉぉぉぉ!!」

バハムート『オオオオオオオ!!!』

そして…

相打ちだった。

バハムート『ふふふ…ははははは!!!面白い男だ!貴様シンドバッド言ったな?』

一樹「?あ、ああ。まぁ本名は一樹だけど。」

バハムート『なら一樹にしよう。久方ぶりだ。こんなに楽しかったのは!!』

一樹「それって誰とやった時?」

バハムート『グレードレッドとオーフィスとやった時だな。』

一樹「それはよかった。」

バハムート『一樹。我と契約しよう。』

一樹「!?本当か!?」

バハムート『ああ。良かろう我と契約だ。』

一樹「まじか!ならさぁ!対等関係じゃ駄目か?」

バハムート『対等だと?ははは!これは面白い!なら我と一樹は対等関係の契約でいいんだな?』

一樹「ああ!それじゃあよろしくな!バハムート!」

バハムート『ああ。よろしく頼む我が相棒よ。バハムでいい。』

一樹「ならバハム。よろしく頼む!」

そしてバハムは俺と契約をした。

みんなは当たり前だが驚いていた。

 




なんか無茶苦茶な話になりましたがとりあえずティアマットは一誠の使い魔になりました。バハムートは一樹は対等関係の契約。言わば友達みたいな関係です。ちなみにバハムートはアリババの顔立ちをしています。あ、あとアーシアは原作通りスプライトドラゴンのラッセーです!それでは皆さんまた会いましょう!


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第3章月光校庭のエクスカリバー
1話・聖剣見つけました。


皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回から聖剣編へ突入します!誤字とか話が曲がったりするかもしれませんがよろしくお願いします!それでは皆さんどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

リアス「すぅ…すぅ…」

隣でリアスが寝ていました。わけが分かりません。

一樹「おい、リアス。起きろ。」

リアス「んん…おはよう…一樹。」

一樹「おはよう。てかなんで俺の部屋で寝てる。お前の部屋あるだろ。」

リアス「ごめんなさいね。一樹を抱き枕にしたい気分だったの。あなたが就寝してからベッドにお邪魔させてもらったの。」

わけがわからん。なぜ俺が抱き枕にならなければいけないのだ。

と言うか…

一樹「う、上の服をきろ…///」

リアス「え、?って…きゃぁぁぁぁぁ!!///」

リアスの声は家中に響き渡った。

そして食事中…。

リアス「そう言えば、今日ここに部員達を連れてきていいかしら?」

俺に尋ねてきた。まぁ両親が亡くなってから俺が家の主だから仕方ないか。

一樹「別に構わないがどうしてだ?」

リアス「今日は放課後のオカルト研究部会議をここで行おうと思ってるの。」

一樹「俺の家でか?」

リアス「前にも言ったでしょう?そろそろ旧校舎の中を全体的に掃除する時期なのよ。業者さんに頼んでお掃除するらしいわ」

一樹「まぁそういう事なら仕方ないか。」

アーシア「そしたら私、お菓子などをご用意しますね!」

リアス「ありがとう。アーシア。」

そして俺の部屋で行われることになった。

放課後…

遥香「んで、こっちが一誠で、こっちが一樹よ。」

朱乃「あらあら、一誠くんは全裸で海に」

一誠「ちょっと朱乃さん!って遥香姉も見せんなよ!」

会議なんてなんのその。俺の家で行うはずだった放課後のオカ研会議は、遥香姉と一夏が持ってきたアルバムで崩壊した。

一夏「これが一樹兄だよ!」

一夏も俺のアルバムを女性人がガン見している。

朱乃「あらあら、可愛らしいですわ。」

黒歌「にゃははは!やっぱ可愛いにゃねぇ。」

白音「一樹兄さんはこんな時があったなんて。」

リアス「小さい一樹!小さい一樹!」

アーシア「私もなんとなく、部長さんの気持ちわかります!」

リアス「そう、あなたにもわかるのね。うれしいわ」

ったく俺のアルバム見てんな……って、これ、俺半ケツじゃねえかぁぁぁぁ!!!

一誠「お、おい!木場!お前は見るな!」

祐斗「ハハハ、いいじゃないか。もう少しイッセーくん、と一樹さんのアルバムをたのしませてよ」

あっちはイッセーのアルバムを見てるし。

ってかいきなり祐斗真剣な目になってる。何を見つけたんだ?

一樹「おい、祐斗。どうした?そんな真剣な目になって。」

祐斗「イッセーくん、一樹さん、この写真のこれ…。」

それは剣を指していた。

一誠「ああ。うーんいや、何分ガキの頃すぎて覚えてないけどな…」

祐斗「こんな所にあるんだね。思いもかけない場所で見かけるなんて…」

きずいちまったか…。

一樹「祐斗…きずいたようだな。」

祐斗「はい。イッセーくんこれは聖剣だよ。」




どうでしたか?とりあえず途中で切ります。それでは皆さんまた会いましょう!


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2話・球技大会始まります!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回は聖剣編2話です!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

カキーン

晴天の空に金属音が木霊する。

一誠「オーライオーライ」

リアス「ナイスキャッチよ。イッセー」

今現在俺たちオカ研は野球の練習をしています。何故って?それは…

リアス「来週は駒王学園球技大会よ。負けるわけにはいかないわ。」

そう。もうすぐ学校行事のひとつ、球技大会があります。

野球、サッカー、バスケ、テニスなど球技と名のつく競技を1日使って楽しむ行事です。

種目的にはクラス対抗戦や男女別競技などがあり、そのなかのひとつに部活対抗戦があります。もちろん、オカ研も例外ではなく、文化系の部活、体育関係の部活関係なしに参加しなければならないのです。

リアス「バッティングの練習はこんな感じでいいわね。野球なら4番は白音に決定ね。」

白音「了解です。」

リアス「次はノックよ!さあ皆!グローブをはめたらグラウンドにばらけなさい!」

ちなみに俺はピッチャーの9番打席だそうです。

リアス「ほら、アーシア!行くわよ!」

カーン!

アーシア「はぅ!あぅあぅあぅ……あっ!」

ボールは股下を通っていった。

リアス「アーシア!取れなかったボールはちゃんと取ってくるのよ!」

アーシア「は、はぃ!」

リアス「次!祐斗!行くわ!」

カーン!

祐斗「……」

ん?あいつ何ボケっとしてんだ?

一誠「木場!シャキッとしろよ!」

祐斗「…あ、すみません。ぼーっとしてました。」

リアス「祐斗、どうしたの?最近、ボケっとしてて、あなたらしくないわよ?」

祐斗「すみません。」

あいつまじで大丈夫か?

そして次の日の放課後…

ガチャッ

俺は部室のドアを開けた。横にはアーシアと一誠がいる。

ん?あそこにいるのは…?

一誠「せ、生徒会長…?」

何故にソーナがここに?

そしてその横には男子一人付き添っていた。

???「なんだ。リアス先輩、もしかして俺達のことを兵藤に話していないんですか?同じ悪魔なのに気づかない方もおかしいけどさ」

確か名前が…

一樹「君がソーナが言ってた。匙元士郎くんかい?」

匙「あ!一樹先輩じゃないですか!初めまして!生徒会書記をやらせてもらってる匙元士郎です!お気楽に元士郎とお呼びください!兄貴!」

あ、兄貴?

一樹「あ、ああ。んじゃあ元士郎。なんで俺が兄貴なの?」

匙「だって学校の中では超がつくほど人気男性1位!そして頼りになる人ランキング1位!そしてそして!兄貴っぽい感じがするランキング1位なんす!」

え、なんか勝手にランキング付けられてるんですけど。

一樹「ま、まぁ落ち着いけ。元士郎。君達が来た目的はなんだい?」

一誠「と言うかなんで悪魔のことしってんだ!?」

朱乃「この学園の生徒会長、支取蒼那さまの真実のお名前はソーナ・シトリー。上級悪魔シトリー家の次期当主ですわ」

一誠はま、まじか!っていう顔つきをしている。まぁそら驚くよな。

匙「改めて、俺の名前は匙元士郎。2年生で会長の『兵士』だ」

一誠「おおっ、同学年で同じ『兵士』か!」

匙「俺としては、変態3人組の1人であるおまえと同じなんてのが酷くプライドが傷つくんだけどな…」

一誠「な、なんだと!?」

匙「お?やるか?こう見えても俺は駒四つ消費だぜ?」

ソーナ「サジ。お止めなさい。今のあなたには兵藤くんには勝てません。何せ兵士の駒を八つ消費しているのですから。」

匙「や、八つ!?」

ソーナ「ごめんなさいね。兵藤一誠くん。」

一誠「い、いえ別に構いませんよ。」

ソーナ「サジ。」

匙「え、は、はい…よろしく」

アーシア「はい!よろしくお願いします!」

匙「アーシアさんなら大歓迎だよ!」

あらら、元士郎はアーシアの笑みにやられちまったな。

そして次の日…

球技大会、種目は…ドッチボールだそうです。野球じゃねぇのかぁぁぁぁ!!!

 

男「狙え!兵藤を狙うんだ!」

一誠「うぉぉぉぉ!!てめぇら、ふざけんなぁぁ!!」

あーあ。一誠だけ狙われてる。

まぁ仕方ないか。だって…

リアスと朱乃は学園の2大お姉さま。当てられない。

黒歌も隠れおねえ様。当てられない。

アーシアは2年のなかでの天使。当てられない。

白音と一夏は1年の中でのマスコット。当てられない。

祐斗は当てたら女子達がうるさいため当てられない。

俺は…なんか、『イケメンで、兄貴に当てたらこの学校自体が敵になる可能性があるので当てれない。』だそうです。わけがわからん。競技なら仕方ないだろ。当てても。

一誠は…美男美女の中にいてはいけない。ということで当てても問題無いらしい。可哀想に。

男「イッセーを殺せぇぇぇ!!」

女「お願い!兵藤を倒して!リアスお姉さまと朱乃お姉さまを助けて!」

男「殺せぇぇぇ!!死ねぇぇぇぇ!!」

あーあ。完全に一誠標的じゃねぇか。

一樹「頑張れよ一誠!」

一誠「兄貴!助けろよ!」

女「きゃぁぁぁぁぁ!一樹お兄様ぁぁ!手振ってぇぇぇ!!」

お、おれ?んじゃあまぁ…

手を振った。

女の子達が気絶していった。

えええ!?俺手振ってだけだよ!?何もしてないよ!?

男「うぉぉぉぉ!!さすが兄貴!!女共を気絶させたぁぁぁ!!」

男「やっぱ兄貴は最強だぁぁぁぁ!!」

男共『兄貴!兄貴!兄貴!』

なにこれ!?球技大会だよね!?もう無茶苦茶だぁぁぁぁ!!

そして雨が降ったので球技大会は中止となった。

一樹「ふぅ急に雨降ってきやがって。」

パン!

ん?なんだ?

リアス「どう?目が覚めたかしら。」

そこにはリアスと祐斗がいた。

確かに…。今日の祐斗は更にボーッとしていた。

祐斗「もういいですか?球技大会は終わりました。少し疲れましたので普段の部活は休ませてください。昼間はすみませんでした。どうにも調子が悪かったみたいです。」

一誠「木場、おまえマジで最近変だぞ?」

祐斗「君には関係ないよ。」

一誠「俺だって心配しちまうよ」

祐斗は一誠の言葉を無視して去っていこうとした。

一樹「おい!祐斗!変なこと考てんじゃないだろな?」

祐斗「まさか。僕は復讐するために生きてます。聖剣エクスカリバー。それを破壊するのが僕の戦う意味です。」

あいつまだ聖剣のこと憎んでるのか?

 

祐斗編…

やってしまった。部長と喧嘩してしまった。

なんてことをしてしまったんだ…僕は…。

ーッ!!

キーーーン!!

僕は咄嗟に剣を抜いた。

???「やっほ。おひさだね。」

そこには一樹さんが仕留めたはずの奴がいた。

フリード・セルゼンだった。

祐斗「まだ生きてたなんて。タフだね君も。何のようかな?悪いけど。僕至極機嫌が悪いんだ。」

フリード「ははは!それは最高だねぇ!神父狩りも飽きたところでさ、ちょうどいいや。バッチグー。ナイスタイミング。おまえさんの魔剣と俺様のエクスカリバー、どっちが上か試させてくれないかね?ひゃははは!お礼は殺して返すからさ!」

そう、彼が持つ剣は

聖剣エクスカリバー、そのものだった。




どうでしたか?今回は球技大会編でした!それでは皆さんまた会いましょう!


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3話・女の子たちが訪問してきました。

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回は聖剣編3話!それでは!どうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

一誠「聖剣計画?」

リアス「そう、祐斗はその計画の生き残りなのよ」

リアス「数年前まで、キリスト教内で聖剣エクスカリバーが扱える者を育てる計画が存在したの」

リアス「でも一樹が助けて私に預けてたのよ」

一誠「そうなのか!?兄貴!?」

一樹「まぁな。あいつは瀕死状態だったから助けた。」

アーシア「初めて知りました」

リアス「聖剣は対悪魔にとって最大の武器私たち悪魔が聖剣に触れたらたちまち身を焦がす。斬られればなす術もなく消滅させられる。でも聖剣は使うものを選ぶの。使いこなせる人間は数十年に一人出るかどうかと聞くわ」

一誠「木場は魔剣を創り出す神器を持った能力者ですよね?それと同じように聖剣を創り出す神器はないんですか?」

一樹「ないわけじゃない。けど、現存する聖剣と比べると。今のところ聖なる神器は今ひとつね。もちろん、弱いってことはない。中には一誠の神器同様に『神滅具(ロンギヌス)』の聖具がある。イエス・キリストを殺したものが持っていた神器ーー『黄昏の聖槍(トゥルー・ロンギヌス)』が有名だな。」

一樹「ただ、エクスカリバー、デュランダル、日本の天叢雲剣、それらの聖剣が強力すぎて、匹敵する聖なる神器も存在しない。魔剣の方も同様だ。」

リアス「祐斗は聖剣ーー特にエクスカリバーと適応するため、人為的に養成を受けたもののひとりなのよ」

一誠「じゃあ、木場は聖剣を使えるんですか?」

リアス「祐斗は聖剣に適応できなかった。それどころか、祐斗と同時期に養成された者たちも全員適応できなかったようだけれど…」

リアス「適応できなかったと知った教会関係者は、祐斗たち被験者を『不良品』と決めつけ、処分に至った。」

一樹「あいつは今現在復讐の事しか考えてない。被験者を処分したことにな。」

一樹「まぁそういう事だ。今日は遅い。寝ようか。」

そして一誠とアーシアと一夏と遥香姉と白音と黒髪は自室へ帰っていた。

一樹「おい、リアス。帰らないのか?」

リアス「え?私ここに寝るわよ?」

一樹「は?」

リアス「だめ、なの?」

その上目遣いやめろぉぉぉ!!

一樹「わ、わかったから!その上目遣いやめろ!」

リアス「やったぁ!」

あいつなんか俺にやたら接触してくるな。なんなんだ?いったい?

 

次の日の朝…

一誠がドライグと話をしたらしい。なんでも、近いうちに白い龍(バニシングドラゴン)が接触するらしい。

また厄介なことになりそうだな。

そして放課後…

一誠たちは先に帰って、俺はリアスを待っていた

ん?この気配…ッ!聖剣!

一樹「やばい!リアス!聖剣だ!」

リアス「なんですって!?」

俺とリアスは猛ダッシュで家に帰った。

すると…

???「あぁ!一樹お兄じゃない!」

???「初めまして」

そこには栗毛の髪の子と、緑色のメッシュを入れた女の子がいた。

栗毛の子見たことあるだよなぁ

一樹「えぇと…君たちは?」

???「あれ!覚えてない!?私だよ!イリナだよ!そしてこっちがゼノヴィアって言うの!」

あああ!思い出した!

確かあの写真に写ってた子だ!

一誠「俺も今さっき思い出したんだ。昔ヤンチャばっかやってたから完全に男の子だと思ってたけど。まさかこんな美人になってたなんてな…」

イリナ「いやだぁ!///もう!イッセーくんたら!///」

一樹「んで?ここに来た理由は?」

イリナ「今日は挨拶だけ!また会おうね!」

そして2人は家から出ていった。

 

リアス「よく無事だったわね!」

一誠とアーシアを抱きしめて言った。まぁ俺はリアスより先に着いたから現状が分からないもんな。

リアス「ケガは?何もされてない?」

一樹「心配すんな。何もされてない。」

リアス「そうならよかった。」

一樹「でも何であいつら教会が?リアスなにか分かるか?」

リアス「ええ。昼間に彼女たちと接触したソーナの話では、彼女たちは私ーーこの町を縄張りにしている悪魔リアス・グレモリーと交渉したいそうなのよ」

一樹「教会の者が、悪魔と?」

リアス「…どういうつもりかはわからないけれど、明日の放課後に彼女たちは旧校舎の部室に訪問してくる予定よ。こちらに対して一切の攻撃を加えないと神に誓ったらしいわ」

一誠「信じれるんですか?」

リアス「信じるしかないわね。彼女達の信仰を。」

 

そして次の日の放課後…

祐斗も一緒に話を聞いている。

イリナ「先日、カトリック教会本部ヴァチカン及び、プロテスタント側、正教会側に保管、管理されていた聖剣エクスカリバーが奪われました」

エクスカリバーが奪われた!?マジかよ!

リアス「ごめんなさいね。私の下僕に悪魔に成り立ての子がいるから、エクスカリバーの説明込みで話を進めてもいいかしら」

イリナ「イッセーくん、エクスカリバーは大昔の戦争で折れたの」

ゼノヴィア「今はこのような姿さ」

ゼノヴィア「これがエクスカリバーだ」

おうおう。簡単にみせたら…やっぱり。

一誠たちが冷や汗かいてんじゃねえか

ゼノヴィア「大昔の戦争で四散したエクスカリバー。折れた刃の破片を拾い集め、錬金術によって新たな姿となったのさ。そのとき、七本作られた。これがそのひとつ。」

ゼノヴィア「私の持っているエクスカリバーは、破壊の聖剣(エクスカリバー・デストラクション)。七つに分かれた聖剣の一つだよ。カトリックが管理している。」

そしてイリナも自分の聖剣を見せた。

イリナ「私の方は擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)。こんな風にカタチを自由自在にできるから、持ち運びにすっごく便利なんだから。このようにエクスカリバーはそれぞれ特殊な力を有しているの。こちらはプロテスタント側が管理しているわ」

ゼノヴィア「イリナ…悪魔にわざわざエクスカリバーの能力を喋る必要もないだろ?」

イリナ「あら、ゼノヴィア。いくら悪魔だかはといっても信頼関係を築かなければ、この場ではしょうがないでしょう?それに私の剣は能力をしられたからといって、この悪魔の皆さんに後れを取るなんてことないわ」

あらら、悪魔の方々バカにしちゃってるよ。

祐斗の奴反応しなければいいが。……ってもう遅いか。

リアス「それで、奪われたエクスカリバーがどうしてこんな極東の国にある地方都市に関係あるのかしら?」

ゼノヴィア「カトリック教会の本部に残っているのは私のを含めて二本だった。プロテスタントのもとにも二本。正教会にも二本。残る1本は神、悪魔、堕天使の三つどもえ戦争の折に行方不明。そのうち、各陣営にあるエクスカリバーが1本ずつ奪われた。奪った連中は日本に逃れ、この地に持ち運んだって話なのさ」

リアス「私の縄張りは出来事が豊富ね。それでエクスカリバーを奪ったのは?」

ゼノヴィア「奪ったのは神の子を見張る者(グリゴリ)だよ」

リアス「堕天使の組織に聖剣を奪われたの?失態どころではないわね。でも、確かに奪うとしたら堕天使ぐらいな者かしら。」

ゼノヴィア「奪った連中は把握している。グリゴリの幹部。コカビエルだ」

やっぱあの人か。やりかねないと思ったよ。

そして3人は話し続けた。

ゼノヴィア「それでは、そろそろおいとまさせてもらおうかな。イリナ、帰るぞ。」

イリナ「それでは!」

ゼノヴィアはアーシアの方をみた。

ゼノヴィア「兵藤一誠の家で出会った時、もしやと思ったが、『魔女』アーシア・アルジェントか?まさかこの地で会おうとは」

ゼノヴィア「しかし、悪魔か。『聖女』と呼ばれていた者。墜ちるところまで堕ちるものだな。まだ、我らの神を信じているのか?」

イリナ「ゼノヴィア。悪魔になった彼女が主を信仰しているはずがないでしょう?」

ゼノヴィア「いや、その子から信仰の匂い。ーー香りがする。抽象的な言い方かもしれないが、私はそういうのに敏感でね。背信行為をする輩でも罪の意識を感じながら、信仰心を忘れない者がいる。それと同じものがその子から伝わってくるんだよ」

イリナ「そうなの?アーシアさんは悪魔になったその身でも主を信じているのかしら?」

アーシア「捨てきれないだけです。ずっと信じてきましたから…」

ゼノヴィア「そうか。それならば、今すぐ私たちに斬られるといい。今なら神の名の下に断罪しよう。罪深くとも、我らの神ならば救いの手を差し伸べてくださるはずだ。」

ああ。胸糞悪いこと言うんじゃねぇよ。

そしてゼノヴィアが斬りかかろうとした。

一樹「触れんじゃねぇよ」

俺はありえないほどの殺気をだした。

ゼノヴィア「!?あなたは一体何者なんだ!」

一樹「名前だけは聞いたことあるだろ?俺は『シンドバッド』だ。」

ゼノヴィア「!?あなたがシンドバッドだと!」

一樹「ああ。」

ゼノヴィア「なら私たちと一度手合わせ願いたい。」

イリナ「ちょっ!?ゼノヴィア!?」

一誠「2人がかりで兄貴を!?」

一樹「構わねぇよ。」

イリナ「あー!もう!こうなったらやけよ!」

そして俺たちは外に出て対戦することになった。

ゼノヴィア「それでは始めようか。」

一樹「いつでもいいぜ。こいよ」

クイクイッ

俺は挑発した。

ゼノヴィア「舐めるな!」

一樹「遅い。」

俺はゼノヴィアから降りかかってきた剣を避けた

イリナ「アーメン!」

俺が避けた瞬間に降りかかってきた。

一樹「いい連携だ。だがまだまだ甘いよ」

俺はバアルの剣を出して受け止めた。

ゼノヴィア「!やはり手強いな。」

そしてゼノヴィアは動きを止めた。

ゼノヴィア「今日はこのくらいにしておこう。また会おう。シンドバッド殿。」

イリナ「え!?ちょっ!ゼノヴィア!ご、ごめんね!みんな!それじゃあね!」

そしてゼノヴィアとイリナは消えていった。

リアス「はぁ。あなたはすぐ無茶するんだから。」

一樹「にゃははは!面目ない!」

一樹「どこ行くんだ祐斗。」

みんなが俺の方向を見ている隙にどっか行こうとしてたなあいつ。

リアスは察したのか祐斗に言った。

リアス「!?待ちなさい!祐斗!」

リアス「私のもとを離れるなんてこと許さないわ!あなたはグレモリー眷属!の『騎士』なのよ。『はぐれ』になってもらっては困るわ。留まりなさい!」

祐斗「僕は、同士のおかげであそこから逃げだせた。だからこそ、彼らの恨みを魔剣に込めないといけないんだ……」

リアス「祐斗……どうして……」




どうでしたか?それでは皆さんまた会いましょう!


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4話・聖剣破壊計画実行です!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回は聖剣編4話!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

一樹「んで、俺と元士郎を呼び出した理由は?」

次の休日。俺と元士郎は、一誠に呼び出された。

白音「そうです。3人で何をするつもりだったんですか?」

一誠の服をつかんで離さいないのはしろねだった。

一誠「聖剣エクスカリバーの破壊許可を紫藤イリナとゼノヴィアからもらうんだ。」

一誠の告白に元士郎どころか、白音まで目を丸くして驚いていた。

俺の弟はとんでもない事をかんがえているようだ。

 

匙「嫌だぁぁぁぁ!俺は帰るんだぁぁぁぁ!!」

元士郎は逃げようとしたが、白音がつかんで離さいないでいた。まぁ逃げたくなるよな。

匙「兵藤!なんで俺なんだよ!おまえら眷属の問題だろう!?俺はシトリー眷属だぞ!しかも一樹の兄貴までついてるんだからいいじゃねぇかァァ!関係ねぇ!関係ねぇぇぇぇ!!」

一誠「そう言ってくれるなよ。俺が知ってる奴で協力してくれそうなのはおまえと兄貴ぐらいなもんなんだったもんよ」

匙「ふざけんなぁぁぁ!俺がてめえの協力なんてするわけねぇぇぇだろぉぉぉぉ!殺される!俺は会長に殺されるぅぅぅぅ!」

まぁ殺されてもおかしくねぇよな聖剣関係なんてやばいってもんじゃないもんな。

一樹「まぁ元士郎、ここまで話を聞いたんだ。俺からも頼む。協力してくれ。」

匙「うう…兄貴に言われたら引けねぇじゃねぇかぁ…グスッ」

元士郎は泣きながら納得してくれた。

一誠「なぁ白音。木場が聖剣計画の犠牲者で、エクスカリバーに恨みを持っているのは知ってるよね?」

一誠「イリナとゼノヴィアが俺たちのところへ訪れた時、彼女たちこう言ったんだ」

ゼノヴィア『教会は堕天使に利用されるぐらいなら、エクスカリバーを堕天使の手から無くすことだ』

一誠「つまり、彼女たちは奪われたエクスカリバーを最悪破壊して回収するってことだろう?」

白音「…はい。そうですね。」

一誠「なら、その奪還を手伝わせて貰えないかなって思ったんだ。木場を中心にしてね。」

白音「…祐斗先輩にそこでエクスカリバーに打ち勝ってもらい、想いを果たしてほしいというわけですね?」

一誠は頷いた。

白音「難しそうですね。」

一誠「うーん。だよね。」

確かに。だって…

一樹「リアスや他の部員には内緒」

2人が頷いた。

一樹「それは置いといて。まずあの2人を見つけないとな。」

まぁそうそう見つけられないよな。

すると…

ゼノヴィア「え〜、迷える子羊にお恵みを〜」

イリナ「どうか、天の父に代わって哀れな私たちにお慈悲をぉぉぉ!」

い、いたぁぁ…。何してんだあいつら…。

ゼノヴィア「ふん。元はと言えば、おまえが詐欺まがいのその変な絵画を購入するからだ」

イリナ「何を言うの!この絵には聖なるお方が描かれているのよ!展示会の関係者もそんなことを言ってたわ!」

ゼノヴィア「じゃあ、だれのかわかるか?私には誰1人脳裏に浮かばない。」

イリナ「…たぶん、ペトロ…さま?」

ゼノヴィア「ふざけるな。聖ペトロがこんなわけないだろ。」

2人は言い合いをしていた。

はぁ…。バカだろあいつら…。しゃあねぇなぁ。

俺たちは彼女らに近ずいた…。

 

ゼノヴィア「うまい!日本の食事はうまいぞ!」

イリナ「うんうん!これよ!これが故郷の味よ!」

ガツガツとファミレスで注文したメニューを腹に収めていくゼノヴィアとイリナ。

こいつらどんだけ食うんだよ。

数分後…

ゼノヴィア「ふぅ食った食った。まさか悪魔と伝説の人に助けてもらうとわな。」

イリナ「ご馳走さま!」

やっと食い終わったな。こいつら全メニュー食い尽くしやがったけどな。

一誠・匙「か、金が…」

一樹「金は俺が払うから気にすんな。」

まぁ金の話は置いといて。

一樹「さてと、本題に入ろうか。」

ゼノヴィア「エクスカリバーの件か?」

一樹「お、察しがいいね。んじゃあ単刀直入言うわ、聖剣の件、俺たちにも手伝わせてくれ。」

ゼノヴィア「そうだな。1本ぐらい任せてもいいだろう。破壊できるのであればね。」

イリナ「ちょっとゼノヴィア。いいの?相手は一樹兄とイッセーくんたちとはいえ、悪魔と人間なのよ?」

ゼノヴィア「イリナ、正直言って私たちだけでは3本回収とコカビエルとの戦闘は辛い。」

イリナ「それはわかるわ。けれど!」

ゼノヴィア「しかも一樹殿は伝説のシンドバッドだぞ?これは私たちにはとてもありがたい事ではないか。」

なんか照れるな。

イリナ「それはわかったわ。でもイッセー君たちはまずいんじゃない?」

ゼノヴィア「ならドラゴンに手を借りたと言えばいい。上もドラゴン

の力を借りるなのとは言っていない。」

なんか、無茶苦茶にまとめちゃったぞ。

まぁ話はまとまったな。

一樹「それじゃあ商談成立だ。一誠たちはドラゴンの力を貸すっと言うことで。」

一誠は誰かに電話していた。まぁ大体は予想できるな。

 

祐斗「話はわかったよ。」

それは祐斗だった。

祐斗「正直言うと、エクスカリバー使いに破壊を承認されるのは遺憾だけどね。」

ゼノヴィア「ずいぶんな言いようだね。そちらが『はぐれ』だっなら、問答無用で斬り捨てているところだ。」

はぁ。こいつらなんで仲良くできないんだ。

一樹「お前ら仲良くやってくれ。俺もあまり手を出したくない。」

全員冷や汗をかいていた。

ゼノヴィア「君達(祐斗)の事件は、私たちの間でも最大級に嫌悪されたものだ。処分を決定した当時の責任者は信仰に問題があるとされて異端の烙印を押された。いまでは堕天使側の住人さ」

祐斗「堕天使側に?その者の名は?」

ゼノヴィア「バルバー・ガリレイ。『皆殺しの大司教』と呼ばれた男だ。」

祐斗「僕も情報を提供したほうがいいようだね。先日、エクスカリバーを持った者に襲撃された。その際、神父を一人殺害していたよ。やられたのはそちらの者だろうね」

皆は驚いていた。

祐斗「相手はフリード・セルゼン。この名に覚えは?」

またあいつか。本当にしぶといな。

ゼノヴィア「なるほど。やつか」

イリナ「フリード・セルゼン。元ヴァチカン法王庁直属のエクソシスト。13歳でエクソシストとなった天才。悪魔や魔獣を次々と滅していく功績は大きかったわそれから…」

そして話は続いた。

フリードの話や連絡の事など。

そしてイリナとゼノヴィアは姿を消した。

一樹「ふぅ。なんとかなったな。」

祐斗「一樹さん。何であんなことを?」

一樹「祐斗。お前は1人だと思い込んでいる。だがな、お前は1人じゃない、背中を押してくれたのは誰だ?ここまで育ててくれたのは誰だ?自分ひとりで出来ることの話じゃないんだ、この話は。だから俺たちを頼れ。いいな?」

祐斗「………はいっ!!」

祐斗はうるうると涙を浮かべていた。

匙「つーか、結構俺って蚊帳の外なんだけどさ…。結局、なにがどうなって木場とエクスカリバーが関係があるんだ?」

一樹「そう言えば元士郎はしらないんだったな。」

祐斗「少し、話そうか。」

祐斗は自分の身に何が起きたのか全部話した。

匙「うぅ…!木場!辛かっただろう!キツかっただろう!ちくしょう!この世に神も仏もないもんだぜ!俺はなぁぁぁ、いま非常におまえに同情している!ああ、酷い話さ!」

匙「俺はイケメンのお前が正直いけすかなかったが、そういう話しなら別だ!俺も協力する!」

一樹「決まりだな。みんな!これは危険を伴うミッションだ。くれぐれも死なない程度にな。」

一誠「不吉なことを言わないでくれよ!」

一樹「ははは!!まぁ俺が死なせねぇよ。だから祐斗の為にも力を貸してくれ!」

皆は頷いてくれた。

さぁ。これからが本番だ!




どうでしたか?それでは皆さんまた会いましょう!


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5話・堕天使幹部と対決です!

すみません!今回は4話5話の二本立てです!それでは皆さんどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

俺たち聖剣破壊組は神父の服を着ています。なぜって?あいつをおびき寄せるためです。

ん?この殺気…。

一樹「上だ!」

???「神父の一団に加護あれってね!」

ギィィィン!

祐斗が素早く対応してくれた。

そこにはフリードがいた。

一樹「フリード!」

フリード「!その声は一樹くんかい?へぇぇぇ、これはまた珍妙な再開劇でござんすね!殺してもいいかなぁ?いいよねぇぇ!!」

一誠「ブーステッド・ギア!」

『Boost!』

匙「伸びろ、ラインよ!」

フリード「うぜぇっす!」

匙「そいつはちょっとやそっとじゃ斬れないぜ。木場!これでそいつは逃げられねぇ!存分にやっちまえ!」

俺が攻撃すればいいじゃんって?いやいや、出来ないんですよ。あいつらが『兄貴は最終手段だから動かないで』と言われました。だから暇だよ。

祐斗はフリードに斬りかかった。だが…

フリード「俺さまの持っているエクスカリバーちゃんはそんじゃそこらの魔剣くんでは…!」

ガキィィン!

祐斗の魔剣が折れた音だった。

フリード「相手になりませんぜ」

やばいなこれ…って、一誠はなぜに白音に持ち上げられてるの?

白音「一誠兄。祐斗先輩を頼みます。」

おお、ナイスぶっ飛び。

一誠「うぉぉぉぉぉ!白音ぇぇ!?」

そして一誠は覚悟したのか叫んだ。

一誠「木場ぁぁぁぁ!譲渡すっからなぁぁ!」

祐斗「うわ!イッセーくん!?」

『transfer!』

祐斗「貰った以上は使うしかない!『魔剣創造(ソード・バース!)』」

フリード「うは!これは面白いサーカス芸だね!この腐れ悪魔がぁぁぁぁ!」

祐斗「俺さまのエクスカリバーは『天閃の聖剣(エクスカリバー・ラピッドリィ)』!速度だけなら、負けないんだよッ!」

祐斗「ダメか!」

フリード「死・ね!」

匙「やらせるかよ!」

フリード「……これは!クッソ!俺っちの力を吸収するのかよ!」

匙「へ!どうだ!これが俺の神器!『黒い龍脈(アブソーブション・ライン)』だ!」

匙「木場!文句は言ってられない!とりあえずそいつを倒せ!」

祐斗「不本意だけど、ここでキミを始末するのには同意する。奪われたエクスカリバーはあと二本ある。そちらの使い手に期待させてもらうよ」

フリード「ハッ!他の使い手さんより俺様の方が強いんだぜ?つまりだ!俺を四人ががりで倒した瞬間、満足な相手はいなくなるってことでごさいますよ!いいんかい?俺を殺したら満足できる聖剣バトルはなくなるぜ?」

こいつめちゃくちゃしゃべるな。もう俺やっていいかな?

ん?この気配、誰か近ずいてくる。

???「ほう、『魔剣創造』か?使い手の技量しだいでは無類の力を発揮する神器だ。」

フリード「バルバーの爺さんか」

バルバーだと?あいつが?

祐斗「バルバー・ガリレイッッ!」

バルバー「いかにも」

バルバー「フリード。何をしている。」

フリード「じいさん!このわけのわからねぇトカゲくんのベロが邪魔で逃げられねぇンスよ!」

フリード「ふん。聖剣の使い方がまだ十分ではないか。お前に渡した『因子』もっと有効活用してくれたまえ。そのために私は研究していたのだからね。体に流れる聖なる因子をできるだけ聖剣の刀身に込めろ。そうすれば自ずと斬れ味は増す」

フリード「へいへい!」

フリード「こうか!そらよ!」

そしてラインは切れた。まずいな。

フリード「逃げさせてもらうぜ!次に会う時こそ、最高のバトルだ!」

ゼノヴィア「逃がさん!」

ギィィィン

イリナ「やっほー。イッセーくん。」

一誠「イリナ!」

ゼノヴィア「フリード・セルゼン、バルバー・ガリレイ。反逆の徒め。神の名のもと、断罪してくれる!」

フリード「ハッ!俺の前で憎ったらしい神の名を出すんじゃねぇや!このビッチが!」

ゼノヴィアがビッチ呼ばわりされてる。可哀想に。

フリード「バルバーのじいさん!撤退だ!コカビエルの旦那に報告しにいくぜ!」

バルバー「致し方あるまい」

ん?あいつ何持ってる?…まさか!閃光玉!

一樹「みんな目をつぶれ!閃光玉だ!」

カッ!目を閉じていても分かるぐらいの光が入ってきた。

ゼノヴィア「追うぞ、イリナ」

イリナ「うん!」

祐斗「僕も追わせてもらおう!逃がすか!バルバー・ガリレイッ!」

またあいつらは!勝手なことしやがって!

ん?人の気配?

???「力の流れが不規則になっていると思ったら…」

???「イッセー、どういうこと?」

この声…聞き覚えがある。

振り返ると…

ソーナとリアスだった。

 

 

リアス「エクスカリバー破壊ってあなたたちね…」

ソーナ「サジ。あなたはこんなにも勝手なことをしていたのですね?本当に困った子です。」

匙「あぅぅ…。すみません、会長。」

リアス「祐斗はそのバルバーを追っていったのね?」

一誠「はい。」

リアス「白音。」

白音「…はい。」

リアス「どうしてこんなことを?」

白音「祐斗先輩がいなくなるのは嫌です。」

リアス「過ぎたことをあれこれ言うのもね。ただ、あなたたちがやったことは大きく見れば悪魔の世界に影響を与えるかもしれなかったのよ?それはわかるわね?」

一誠・白音「はい…。」

一樹「悪い2人とも。俺がいながらこんな事態になってしまった。」

リアス「まぁ、あなたがいるからこの子達は無事だけど」

ソーナ「それでも良くありませんね。」

俺は深々と頭を下げた。

一樹「この案は俺が出したんだ!本当に申し訳なかった!」

俺は嘘をついた。だがこいつらには守りたかったんだろう。仲間を。なら俺が黙ってたら何しに来たんだって話だ。それならあいつらを助けられるなら俺がかばうのがふつうだ。

一誠「っちょ!兄貴何してんだ!」

白音「一樹兄さんは何も悪くありません!私たちが悪いんです!」

匙「そうっすよ!一樹さんは何も悪くないっすよ!」

リアス「あ、あなたがそこまで言うなら…」

ソーナ「仕方ありませんね…。一樹に免じて許しましょう。」

一樹「ありがとう!二人共!」ニコッ

リアス・ソーナ「///」

ん?なんであいつら赤くなってんだ?

一樹「だが、終わったわけじゃない。俺は祐斗たちを探しに行く。お前らは一旦帰れ。」

リアス「わかったわ。」

ソーナ「いつでもでれるようにじゅんびしておきます。」

そして俺はみんなの元を離れた。

 

一誠編…

兄貴が木場たちを探しに行ってから数時間がたった。

ん?窓の外に誰か…って!まさか!

一誠「くそ神父!」

フリード「やっほー。イッセーくん。アーシアたん。」

一誠「何か用か?」

フリードは上を指した。上になにかいるのか?

???「初めましてかな、グレモリー家の娘。紅髪が麗しいものだ。忌々しい兄君を思い出して反吐が出そうだよ。」

誰だ?リアス「ごきげんよう。落ちた天使の幹部ーーーコカビエル。それと私の名前はリアス・グレモリーよ。お見知りおきを。」

コカビエル!?

コカビエル「こいつは土産だ。」

それはイリナだった。

一誠「イリナ!?」

コカビエル「俺たちの根城まで来たのでな、それなりに歓迎をした。まぁ2匹逃したがな。」

リアス「それで、私との接触は何が目的かしら?」

コカビエル「おまえの根城である、駒王学園を中心にしてこの町で暴れさせてもらうぞ。そうすればサーゼクスも出てくるだろう?」

リアス「そんなことをすれば、堕天使と神、悪魔との戦争が再び勃発するわよ?」

コカビエル「それは願ったり叶ったりだ。エクスカリバーでも盗めばミカエルが戦争を仕掛けてくれると思ったが…寄越したのは雑魚のエクソシストどもと聖剣使いが2名だ。つまらん!あまりにもつまらん!」

リアス「エクスカリバーを使って何をする気なの!?」

コカビエル「ハハハ!戦争をしよう、魔王サーゼクス・ルシファーの妹、リアス・グレモリーよ!」

そしてコカビエルは学園の方へ向かった。

リアス「イッセー!学園へ向かうわよ!」

一誠「はい!」

堕天使の幹部が相手という大決戦が始まろうとした。

 

一樹編…

俺は今祐斗たちを探しに行っている。

どこなんだ?あいつら。

ん?この気配…!コカビエルの気配!まずい!学園の方からだ!

俺は学園のへ向かった。

まさかあいつらがいてる訳じゃないよな?頼むから生きていてくれ!みんな!

 

リアス編…

祐斗は禁手し、ゼノヴィアはデュランダルという大物を出してきた。

これはすごいことになったわね。そして、神がいないという存在も…

リアス「コカビエル!あなたを消し飛ばしてあげる!朱乃!」

朱乃「はい!部長!」

私と朱乃の魔力弾をコカビエルに放った。だが…

コカビエル「やはり面白くない。」

全然きいていなかった。

コカビエル「残念だよ。やはりバラキエルがダメなら娘もダメか。」

朱乃「あの人を…父様を侮辱するなぁぁぁ!!!!」

コカビエル「そろそろお遊びは終わりにしよう。さらばだ、サーゼクスの妹、そしてバラキエルの娘!」

私と朱乃に向けて光の矢をとばした。私たちにはわかった。もう無理だと。だけどあの人が来てるはず。なら願ってみましょう。

私と朱乃は頷いて叫んだ。

リアス・朱乃『助けて!一樹ぃぃぃぃ!!!』

私と朱乃が光に矢が刺さる瞬間…

???「雷光剣(バララークサイカ)!!!」

ドゴーンッッ!!

???「大丈夫か?リーちゃん、あーちゃん。」

それは聞き覚えのある声だった。優しくて、いっつも無茶ばっかりして、嘘をついてまで仲間を守ろうとする。それがあの人のいい所。

リアス「遅いわよ…。一樹!」

 

一樹編…

どうやら間に合ったみたいだな。

俺はコカビエルの方を見た。

一樹「よう。コカビエルのおじさん。俺覚えてるか?」

コカビエル「その声は!?まさかシンドバッド!?」

一樹「ああ。そのまさかだよ。」

コカビエル「ふふふ…ははは!!これは驚いた!伝説の勇者様がこんな所にいるとはな!!」

一樹「うるせぇよ…。ちょっと黙ってろよ。」

俺は殺気を出して言った。

コカビエル「ハハハ!この殺気懐かしいぞ!さぁ俺を楽しませろぉぉぉ!」

コカビエルは光の矢を飛ばしてきた。

一樹「はぁ…。もう勝ち目は見えてるのに…」

一樹「重力反作衝(ゾルフサバーハ)!」

光の矢はどこかへ飛んでいった。

コカビエル「いいぞ!もっと楽しませろ!」

一樹「そろそろ黙れ。すぐ倒してやる。」

一樹「我が身に宿れ。レラージュ!」

一樹「レラージュよ!ベリアルと合体し、我が身に宿れぇぇぇぇ!!!」

コカビエル「!?なんだそれは!?」

一樹「これは俺だけが使えるものだ。教えても誰も使えない。」

コカビエル「ハハハ!まさかあの時戦った以上の殺気を感じる!」

一樹「まぁな。お前は絶対に許さん。」

一樹「極大魔法…如意練鎚の絶葬鎌(レラーゾ・べリオル・マドラーガ)!!!」

コカビエル「!?なんだ!圧迫される!そして何だこの黒い龍は!?」

一樹「レラージュは圧迫する系だ。押しつぶされるかもな。ベリアルは今から幻覚を見させるからもう一生戻ってこない。これぐらいしないとお前はまた暴れる。じゃあな、堕ちた天使さん。」

コカビエル「クックッソがァァァ!!!」

そしてコカビエルは倒れて、ピクリとも動かなかった。

パリーンッ!

結界が破れている…。誰か来たな。あれは…

一樹「『白い龍(バニシングドラゴン)』」

きやがったか。これまためんどくせぇ事になりそうだ。

アルビオン『久しぶりだな。シンドバッド。』

一樹「ああ。久しぶりだな。アルビオン。」

???「アルビオン。彼がシンドバッドか?」

アルビオン『そうだ、ヴァーリ。彼がわれら二天龍を退けたものだ。なぁドライグ?』

ドライグ『ああ。こいつは俺たちを退けた男だ。』

みんな驚いていた。まぁそらそうか、言ってないもの。

ヴァーリ「ならシンドバッド殿またあった時戦いを交えよう。今回はコカビエルを回収しに来ただけだ。」

一樹「わかった。なら持っていけ。あ、あとアザゼルによろしくと言ってくれ」

ヴァーリ「ああ。また会おう我がライバルそしてシンドバッド!」

ヴァーリはコカビエルとフリードを回収して消えた。

そして一誠がこっち日かずいてきた。

一誠「な、なぁ今のあいつが言ってたライバル俺のこと?」

俺は頷いた。

一誠「ま、まじかよ…。最悪じゃねぇかぁぁぁ!」

一樹「ハハハ!まぁ頑張れ!また俺と対決することになるしな!なぁドライグ!」

ドライグ『ああ。頑張れよ相棒。こいつは強いぞ?』

一誠「わかっとるわ!」

一誠は泣きながら言った。

リアス「一樹本当にありがとう。」

朱乃「一樹!!ありがとう!本当に!」

一樹「気にすんな。俺は当たり前のことをしたまでだ。」

朱乃「あ、あの一樹?」

一樹「ん?なん…だ」

チュッ

んんんん???またなんか柔らかいものが?

朱乃「私のファーストキス!あげる♡」

リアス「ちょっと!?朱乃!?何してるのよ!?」

朱乃「いいじゃない。あなたも一樹にキスしたでしょ?」

リアス「そ、そうだけど///」

朱乃「負けないわよ。リアス!」

リアス「私だって負けないわよ!」

一誠「まぁ仕方ないよな。兄貴だもん」

一誠は何を言ってるんだ!?と言うか…

こいつら、一体なんなんだァァ!?

 

 

そして次の日…

ゼノヴィアがリアスの眷属となった。なぜって?

ゼノヴィア曰く

神がいないと知ってしまって破れかぶれでなってみたらしいです。

無茶苦茶だよ?君。

そしてアーシアにも謝っていた。魔女と言ってすまないと。そして本人のアーシアは全然気にしてないと言っていた。

こいつらなら仲良くなれそうだな。

そしてゼノヴィアは俺たちの家に住むことになった。

イリナは?って?

イリナはエクスカリバー五本とバルバーの遺体を持って本部へ帰って言ったそうだ。よかったよかった。

 

そしてまた平和な世界へと戻っていった…。

 

 

 




どうでしたか?長くなってしまってすみません!今回は聖剣編最終話でした!次は番外編書こうかなと思うのでよろしくお願いします!


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番外編・女性方々とデートです!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回は番外編です!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

リアス「私達とデートしてくれない?」

一樹「へ?今なんと?」

リアス「だから、オカ研の女子のみんなとデートしてもらうっと言うこと。」

一樹「な、なんで俺?」

リアス「それは…まぁ。とにかく!デートしてもらうわよ!///」

ま、まじかよ。

オカ研の女子っていったら…。

リアス、アーシア、朱乃、白音、ゼノヴィア、とかとデートですか。一夏と黒歌はまた今度してほしいと言ってたらしい。それでもハードすぎるだろ。…まぁ頑張るしかないか。

一樹「…了解。」

リアス「じゃあ、みんな1日デートって事で伝えてくるわね♪」

一樹「わかった。」

あいつスキップしなが出ていったぞ…。どんだけ楽しみなんだよ…

そして日程が決まった。

明日はリアス。まぁ楽しむか。

 

そして次の日…

俺は待ち合わせ場所で待った。

リアス「お待たせ~!」

!?おい!なんだその大人っぽい服装!しかも周りの奴らめっちゃ見てんじゃねぇか!

リアス「に、似合うかしら?///」

か、可愛いだと…?

一樹「あ、ああ!似合ってるぞ!///」

リアス「じゃあ行きましょ♪」

あいつ、やけにご機嫌いいな。

そして俺達はゲームセンターでUFOキャッチャーをしてぬいぐるみを取ったり、ショッピングモールに行き、服を買ったりした。

しかもあいつ「手繋いでくれない?///」と言ってきた。やっぱり女子だなって納得してしまった。普段なら部長として、王としての役割だから甘えられなかったもんな。だから俺も「別に構わないよ」と言った。やっぱりそれ相応の対応をしないとな。

 

そして夕方…

一樹「さてそろそろ帰るか!」

リアス「そ、そうね///」

一樹「ん?どうした?」

リアス「き、今日は…その…ありがとね?」

一樹「いや、俺も楽しかったよ。リアスが満足してくれたなら俺も嬉しいからさ。」

リアス「ねぇ、一樹。目つぶって?」

一樹「あ、ああ。」

俺は目をつぶった。

チュッ

ん?ほっぺたに柔らかいものが…

目を開けるとそれはリアスの唇だった。

リアス「今日のお礼♡」

一樹「え?ちょっ!えええ!?」

リアス「さ!帰りましょ!///夕飯の支度しなくっちゃ♪」

そして、俺とリアスのデートは終わった。

 

次の日…

今日はアーシアとのデートだ。

アーシア「今日はよろしくお願いします!一樹さん!」

一樹「ああ!よろしくな!アーシア!」

アーシアも普通の女子高生が着そうな服だ。たぶんリアスたちが選んだんだろう。

俺達は公園へ向かった。

アーシアが公園でゆっくりしたいと願ったので公園にした。

一樹「もうすぐ昼だな。そろそろご飯食べに行くか!」

アーシア「一樹さん。今日は私お弁当を作ってきました!」

なんだと!?アーシアの手作りお弁当!?

一樹「本当か!アーシア!」

アーシア「はい!どうぞ召し上がってください!」

アーシアは弁当の蓋を開けた。

おお!これは!美味しそうな弁当だ!

一樹「どれも美味しそうだな!いただきます!」

アーシア「ふふ。今日は腕によりをかけて作ってきましたから!」

俺はおにぎりを食べた。

一樹「う、美味い!とても美味いぞ!アーシア!」

アーシア「喜んでもらえてよかったです!いっぱいあるのでどんどん食べてくださいね!」

一樹「ああ!」

そして食い終わった。

一樹「ごちそうさまでした!ふぅ食った食った!」

アーシア「お粗末さまでした!」

一樹「ちょっと横になっていいか?」

アーシア「わ、私の膝でよかったらどうぞ!///」

な、なんだと!?膝枕をしてくれると!?

一樹「い、いいのか?」

アーシア「はい!どうぞ!///」

一樹「じゃ、じゃあ失礼します。」

アーシアの膝柔らかい…。や、やばい柔らかすぎて寝てしまいそうだ。

 

 

ハッ!ね、寝てしまった。

しかも夕方になってる。

ん?アーシアも寝てるのか?…寝てる。

寝顔可愛いなぁ。

アーシア「一樹さん…。むにゃむにゃ…」

俺の名前出てきてる。なんの夢見てるんだろうなぁ。

アーシア「…ハッ!一樹さんにつられて私寝てしまいました!」

一樹「おはよう、アーシア。ごめんな、アーシア。寝てしまって」

アーシア「い、いえ!別に構いません!私も一樹さんの寝顔見れてよかったしほ、ほっぺにチューしてしまったので///ゴニョゴニョ」

一樹「ごめん、構いませんから聞こえなかった。なんて言ったの?」

アーシア「な、なんでもありません!///そ、そろそろ帰りましょう!///」

一樹「もうこんな時間か。帰るか。」

そして俺とアーシアのデートは終わった。

 

そして次の日…

今日は朱乃とデートだ。

俺は朱乃を待っていた。

ん?急に視界が真っ暗に…

朱乃「だーれだ?」

この声は…

一樹「あ、朱乃?」

朱乃は手を離した。

そして俺は朱乃の方を見た。

朱乃「せーかい♪」

!?これまたモデルみたいな服を着ていらっしゃる。周りの奴らもくぎずけだ。

朱乃「さ!行きましょ♪」

一樹「ああ。そうだな。」

朱乃「手?繋いでくれない?///」

朱乃もか。

一樹「別に構わないよ。」

朱乃「やったぁ!」

キミ、キャラ崩壊と言うかなんというか…。まぁ二大お姉さま方々はいろいろ大変だからかな?まぁいいや。喜んでもらえるなら俺はなんでもいい。

そして俺達はショッピングモールに行った。なんでも服が見たいらしいので。

朱乃「どう?この服似合う?」

あんたほんとに女子高生か?と言うぐらい大人っぽい。(服はご想像にお任せします。)

しかも周りの人達がヒソヒソ話してるし。

女の子「ねぇあの人超かっこよくない?しかもその彼女さんも超美人だしヒソヒソ」

男の子「ほんとだな。美男美女カップルじゃねえかヒソヒソ」

地味に聞こえてるし…。

朱乃「わ、私達カップルだって///ウレシイ///」

最後の言葉は聞こえなかったが。朱乃はカップルと言われて嬉しいみたいだな。

一樹「今日1日だけな。」

朱乃「そうですか!」プイ!

痛!朱乃のやつ足踏みやがった!俺なんか悪いこと言った!?

そして俺と朱乃はいろんな店を回った。

そして夕方…

一樹「ふぅ。いっぱい買ったなぁ。」

朱乃「今日はありがとうね♪一樹♪」

一樹「ああ。別に構わないよ。俺も色々回れてよかったし。」

朱乃「あ、一樹。肩にゴミついてる。取ってあげるね♪」

あいつ1日中機嫌よかったな。

一樹「ああ。頼む。」

そして朱乃が近ずいてきた。

チュッ

ん?ほっぺたに柔らかいものが…。

朱乃「きょ、今日のお礼///本当は口にしたかったけどあの人達に怒られるからほっぺたにキス♪」

え、?ちょ?え?……ええええええ!?

そして俺達のデートは終わった。

 

次の日…

今日は白音とのデート。俺は待ち合わせ場所で待っていた。

白音「お待たせしました。」

一樹「おう。じゃあ行こうか。どこ行きたい?」

白音「じゃあ、遊園地に行きたいです。」

一樹「わかった。あ、あと白音。」

白音「はい?」

一樹「今日はずっと一緒にいるんだ。敬語はなし!あと気楽にやっていこうぜ?」

白音「うん!わかった!今日はよろしくね!一樹兄!」ニコッ

か、可愛い!!こいつこんなに可愛かったのか!?

白音「一樹兄、く、苦しいよぉ~///」

俺はいつの間にか白音を抱きしめいてた。

一樹「お、おお。すまんすまん。あまりにも可愛かったから」

白音「か、可愛いなんてそ、そんなゴニョゴニョ///」

白音「さ、さあ!遊園地行こ?」

一樹「おう!そうだな!」

そして俺達は電車に乗り遊園地まで行った。

白音「一樹兄!あれ乗ろ!」

それはジェットコースターを指していた。

一樹「お!いいな!じゃあ行くか!」

俺と白音はいろんなものに乗った。

俺は嬉しかった。いつも部活の時とかあまり笑顔をつくらないから心配した。でも今日は笑ってくれてる。俺にとって兄として嬉しいのだ。

そして帰る時…

一樹「そろそろ帰るか!日が暮れそうだ。」

白音「うん!今日はありがとう!一樹兄!」

そして俺達は電車に乗った。

『駒王町。駒王町です。』

お、着いたな。

横を見てみると白音は寝てた。

一樹「おーい白音ついたぞ。」

白音「…んムニャムニャおんぶ…ムニャムニャ」

一樹「ったく。しょうがねぇなぁ。」

俺は白音を抱えて電車を出た。

ぐっすり寝てんなぁ。まぁ仕方ないか、いっぱい乗ったもんな。

チュッ

ん?なんかまたほっぺたに柔らかいものが…

白音「(今日のお礼!大好きだよ!お兄ちゃん!///)」(心の声)

一樹「き、気のせいだよな///」

そして俺と白音のデートは終わった。

 

次の日…

今日はゼノヴィアとデートだ。ゼノヴィアもみんなと慣れてきたしよかったよかった。

ゼノヴィア「待たせてすまない。」

それは女子高生が着てそうな腹だしの服だった。

一樹「!?ゼ、ゼノヴィアさん!?どうしたの!そのかっこう!?」

ゼノヴィア「いや、まぁ部長殿と副部長殿にアドバイスを貰ってこれにした。」

一樹「それたぶん違うと思うけど…。まぁいいや。それでどこ行きたい?」

ゼノヴィア「うむ。ここ駒王町のショッピングなどをしたい。」

まぁそうか、こいつはここに来て日が浅い。

一樹「了解だ。」

そして俺達はショッピングモールなどに行った。

ゼノヴィアにいろんなところに連れ回された。

服屋さんや身につけるもののショッピングや、下着店までも…。

やばかった。こいつは天然すぎる。俺男子だぞ!?完全にやばいじゃねぇか!って思った。まぁ案の定いろんな人に見られたよ。

そして俺達はショッピングモールからゲームセンターへと向かった。

ゼノヴィアはゲームセンターに行ったことがないらしいので行くことになった。

ゼノヴィア「な、なんだここは!?いろんなものがあるぞ!」

ゼノヴィアさん興奮してらっしゃる。

そしてゼノヴィアはUFOキャッチャーの方を見た。

ゼノヴィア「か、可愛い。」

それはクマさんのぬいぐるみを見て可愛いと言っていた。うん。ゼノヴィアも女子高生ぽくていい感じだぞ。

一樹「欲しいのか?」

ゼノヴィア「欲しい!」キラキラ

う!こっち向いてキラキラした目でみるなぁ!可愛いじゃねぇかぁぁぁ!!

一樹「ま、任せろ!」

そして俺はくまのぬいぐるみを五百円で取った。

ゼノヴィア「おおー!可愛い!ありがとう!一樹殿!」ニコッ

こ、こいつ普通にしてら可愛いぞ。

 

そして夕方…

ゼノヴィア「今日はありがとう!一樹殿!」

一樹「ああ。楽しんでもらえてよかったよ。」

ゼノヴィア「一樹殿!渡したいものがある!目をつぶってくれ!」

一樹「ん?ああ。」

チュッ

一樹「ん??な、なんかした!?」

ゼノヴィア「ふふふ。なんでもない!///そろそろ帰ろう!みんな待ってる!///」

一樹「ねぇ!なんだったの!?今の!?ねぇ!!」

 

それは一樹が知らない所で起きていた話…。

 

リアス「私たちも一樹にお礼しないと。」

朱乃「そうですわね。」

白音「お礼と言っても何をあげるんですか?」

リアス「そうねぇ…。あ!デートなんてどうかしら!」

アーシア「で、デートですか!?」

ゼノヴィア「だが、乗ってくるのか?一樹殿は。」

リアス「私がなんとかしてみせるわ!あと何か足したい人は?」

朱乃「うふふ。ほっぺたにキスなんてどうでしょう?」

全員『!?』

リアス「あ、朱乃!何を言ってるの!?ほ、ほっぺたにキスって…!」

朱乃「でも、みんな一樹の事好きなんでしょ?異性として」

全員『///』

朱乃「私はやりますわよ!」

リアス「わ、私だってやるわ!///」

アーシア「わ、私もやりますぅ!///」

白音「わ、私だってやります!///」

ゼノヴィア「わ、私も参加させてもらう!///」

朱乃「うふふ。じゃあ決まりね。」

 

オカ研の女子達はそんな話をしてたそうな…。

 

一誠「まぁ仕方ねぇよなぁ。兄貴すぐフラグ立てるもん。」

一樹「俺は、何もしてねぇ!!なんも悪くねぇ!!」




今日は番外編でした!次はギャスパー編に入ります!それでは皆さんまた会いましょう!


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第4章停止教室のヴァンパイア
1話・トップ達が顔を出します!


皆さんこんにちはブルーヘクスです!今回からギャスパー編に入ります!遅くなって申し訳ありません!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一誠です。

え?今回は一樹兄じゃないの?って?

すみません。今現在は俺が担当させてもらいます。

早速なんですが…

???「いつも悪いなぁ。悪魔くん」

一誠「いえ、別に構いませんよ。」

この人はアザゼルさん。俺と契約をしてくれる常連さんだ。

アザゼル「悪魔くん、今日はゲームでもやらないか?昼間にレースゲーム買ったんだ。相手がいなくて寂しくてな。」

一誠「はい、喜んで」

ゲームをセットする依頼主。

アザゼル「よし、ゲームもセットできた。日本って国は時間潰しのアイテムが多くていいな。悪くないところだ。ほら、コントローラー」

一誠「あ、どうも。俺、この手のゲームに強いですよ?」

アザゼル「へぇ、そりゃ、楽しみだ。こっちは初心者だから軽く頼む。」

『Go!』

1周目は余裕で一位で駆け抜けている。

アザゼル「1通り覚えたぜ。そろそろ追い抜くか。」

一誠「はは。まさか!抜かされるわけが…!…って。ええ!?ま、マジかよ!?」

アザゼルさんは軽々と抜いていった。

『WIN!』

アザゼル「どうやら俺の勝ちのようだな。悪魔くん。」

一誠「まだまだ」

アザゼル「お、気合い入りまくってるねぇ。じゃあ、もうひとレースするか、なあ悪魔くんーーーいや、赤龍帝」

…え?

一誠「あんた、誰だ?」

アザゼル「俺はアザゼル。堕天使どもの頭を…」

一樹「あんた。何してんだここで。」

振り返ってみると兄貴がいた。

アザゼル「げ!なんで一樹かいんだ!」

一樹「それはこちらのセリフだ。来るなら来ると言え。」

アザゼル「はぁ。自己紹介の途中ってときに…」

一樹「それはすまん。続けてくれ。」

アザゼル「お前が赤龍帝くんに紹介してくれ。」

一樹「一誠。この人はアザゼル。堕天使の頭をやってる人だ。まぁ悪い人じゃねぇから。」

アザゼル「そういうことだ。赤龍帝の兵藤一誠くん。」

な、何この展開ぃぃぃぃ!!

 

一樹編…

リアス「冗談じゃないわ!」

リアスは怒っていた。

リアス「確かに悪魔、天使、堕天使の三すくみのトップ会談がこの町で執り行われるとはいえ、突然堕天使の総督が私の縄張りに侵入し、営業妨害していたなんて…」

一樹「まぁまぁ。落ち着けリアス。なぁ?一誠」

一誠「え…?あ、ああ。うん。そうですよ、俺は大丈夫ですから」

リアス「でも…!」

一樹「一誠は強い。まぁもしなんかあったら俺が駆けつけるから安心しろ。」

リアス「…わかったわ。」

ふぅ。なんとか説得できたな。

一誠「やっぱり俺の神器をアザゼルは狙ってるのかな?」

俺の方を見て言った。

一樹「いや、それはないな。確かにあの人は神器に関しては、超がつくほどマニアだ。あ、でも有能な神器を集めているとも聞いたことがあるな。」

一誠「おぃぃぃ!やばいよ!まじで!」

すると祐斗が…

祐斗「僕がイッセーくんを守るからね。」

…あらら。祐斗のやつ違う方向で目覚めたかな?

一誠「木場。お前キモいぞ…。ち、近寄るな!ふ、触れるな!」

祐斗「そ、そんな!イッセーくん…」

祐斗はしゅんと気落とした。

一樹「あーあ。一誠、それはだめだぞ。ちゃんと気持ちに答えないと。」ニヤリッ

俺はからかうように言った。すると…

女子共『あなた(兄さん)がね!』

…え、ええ!?俺!?

一誠「プッ。ちゃんと気持ちに答えないと…ププッ」

なにこいつ!めっちゃ笑ってるし!あー!もう、なんなんだよいったいー!

???「ははは!やはり君たちは面白いね。あとアザゼルは昔っから、ああいうおとこだよ、リアス」

俺の後ろにサーゼクスがいた。

一誠は見覚えのある顔だな…ッという感じで見つめていて、アーシアは慌てていて(可愛いなぁ。)、ゼノヴィアは「?」とぎもんふを上げている。

リアス「お、お、お兄さま」

リアスは驚愕の声を出していた

一樹「よう、サーゼクス。」

サーゼクス「コカビエルの事件以来だね。一樹」

そして横にはグレイフィア姉さんもいた。

サーゼクス「くつろいでくれたまえ。今日はプライベートできている」

リアス「お、お兄さま、どうしてここへ?」

サーゼクス「何を言っているんだ。授業参観が近いのだろう?私も参加しようと思っていてね。ぜひとも妹が勉学に励む姿を間近で見たいものだ」

リアス「グ、グレイフィアね?お兄さまに伝えたのは」

グレイフィア「はい。学園からの報告はグレモリー眷属のスケジュールを任されている私のもとへ届きます。むろん、主に報告も致しました。」

サーゼクス「ちなみに父上もちゃんとお越しになられる」

リアス「そ、それどころではありません!」

一樹「そうだぞ。魔王が仕事を投げ出してどうすんだ」

サーゼクス「いやいや、君知ってるでしょ。私がここに来たこと。」

リアス「そうなの?一樹。」

一樹「ん?まぁな。俺なりのサプライズだ!はは!」

リアス「はは!っじゃないわよ!知ってたなら教えなさいよ!」

一樹「っ痛!悪かったって!だからって殴るなよ!」

リアス「それで?ここに来た理由は?」

一樹「ここでトップ会談が行われるんだよ。その会談は俺も参加するからな。人間代表として。」

リアス「ここで!?と言うか、人間代表ってど言うこと!?」

一樹「ここ、人間世界の神様に『人間代表として出てほしい』って言われてな。断ったらなんか不吉なこと起きそうだから引き受けたのだ!ははは!」

リアス「もう、わけがわからないわ…。」

一樹「ま、この学園はやたら事件が勃発するからな。何かの縁だ。魔王サーゼクス・ルシファーの妹、伝説の赤龍帝、聖魔剣使い、聖剣デュランダル使い、魔王セラフォルー・レヴィアタンの妹が所属し、コカビエルと白龍皇が襲来。これは偶然で片づけられないんだよ。あ、あと自分で言うのもなんだけど『シンドバッド』、つまり俺がいるってこともね。この原因はたぶん俺と一誠だろうな。シンドバッドと赤龍帝のコラボだからな!はは!」

みんな黙り込んでいた。まぁしかたねぇか

サーゼクス「さてと、これ以上難しい話をしても仕方ない。うーむ、しかし、人間界に来たとはいえ、夜中だ。チラッチラッ こんな時間に宿泊施設は空いてるだろうかぁ~?チラッチラッ」

やたらチラッチラッ向いてくんな。はぁ…

一樹「しゃあねぇなぁ…。俺達の家に来い。そんなに視線向けなくても泊まらせるつもりだったよ」

サーゼクス「ほんとかい!?それは助かるねぇ!」

一樹「グレイフィア姉さんも今からOFFモードで…ね…?」

グレイフィア姉さんは1度深呼吸した。そして俺の方へ近づき…

ギュッ

グレイフィア「ありがとうね。一樹。」

お、おお!?急に抱きついてきたァァ!

リアス「ちょっ!グレイフィア姉様!一樹から離れて!」

グレイフィア「いやよ!この子は私のお婿さんだもの!」

一樹「はぃぃぃぃぃ!?何言ってるの!?」

サーゼクス「はは。グレイフィア…」

そうだ!言ってやれ!私が夫だ!っと!

サーゼクス「私にも…ギュッってして欲しい…」

…そ、そこぉぉぉ!!?

そして俺達は兵俺達の家へと向かった。

 

一誠「ねえ、兄貴。」

一樹「ん?なんだ?」

一誠「兄貴に抱きついてたメイドさんって…だれ?」

一樹「そういや、言ってなかったな。あのメイドさんはなさっきいた魔王いたろ?その人の妻なんだ。」

一誠「え?と言うと、魔王様とあのメイドさんは夫婦ってこと!?」

一樹「ああ。な?サーゼクス。盗み聞きはよくないと思うがな」

俺の部屋のドアの近くにサーゼクスが立っていた。

サーゼクス「はは。気配は消していたはずなのにね。あ、あと一樹が言ったようにグレイフィアは私の妻だよ。」

スパーンッ!!

サーゼクス「痛!痛いよグレイフィア。」

グレイフィア「早く寝てください。今回は一誠様の部屋でねられるのでしょう?」

そう。サーゼクスは一誠と一緒に寝たいらしい。友好関係を取りないのだろうな。

一誠「そうですね。それでは行きましょう。魔王様。」

サーゼクス「ああ、そうだね。よろしくね赤龍帝くん。」

そしてサーゼクスと一誠は俺の部屋から出ていった。

残るは…

一樹「あ、あの~グレイフィア姉さん?どうしたの?」

グレイフィア「今日は、色々とごめんなさいね。一樹」

一樹「あー、別にいいよ。俺達家族みたいなもんだからさ。」

グレイフィア「突然なんだけど…私この部屋で寝ていい?」

は、はぃぃぃ!?

???「だめよ!姉様には一樹は渡さない!」

ドアの前にリアスが立っていた。

リアス「グレイフィア姉様が寝るなら私も寝ます!いいわね、一樹?」

そしてリアスは俺の布団の中へ潜り込んでいった。

グレイフィア「あら、リアス。私と張り合おうなんていい度胸ね。」

そしてグレイフィア姉さんも俺の布団の中へ潜り込んでいった。

一樹「おぃぃぃ!何してんの二人共ぉぉぉ!?」

そして強制的に俺は布団の中へ潜り込まれていった。

グレモリー家の人たちは何かと強引なところがあるようだ。




どうでしたか?それでは皆さんまた会いましょう!


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2話・夏です!プールです!水着です!

皆さんこんにちはブルーヘクスです!今回はギャスパー編2話です!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。

昨日は大変でした。色々と…。

そして昨日から悪魔代表の魔王様とその奥さんが泊まっています。

今現在朝の7時、学校行く時間です。サーゼクスとグレイフィア姉さんは町の下見をしに行くと言って出立した。と言うか俺がびっくりしたのはサーゼクスと一誠が仲良くしていた。「サーゼクスさま!また会いましょう!」っと一誠は言い、「ああ!そうだね!イッセーくん!我が同胞よ!」っと言っていた。何があったんだお前ら…

そして今、実は…

リアス「今日はプール掃除よ!」

一樹「プール掃除?なんで俺達が」

リアス「ソーナに頼まれたのよ。そのかわり!プールを一番最初に使っていいそうよ!」

一誠「ほんとですか!部長!」

リアス「ええ!早速プール掃除に行くわよ!」

全員『はい!部長!』

そして俺達は駒王学園へ向かった。

 

リアス「掃除は終わりよ!プール開きと行きましょう!」

一誠「やっほー!プールだぁ!」

一樹「おい、一誠。あんま騒ぐな、こけたら危ないぞ。」

一誠「へーい!」

リアス「ねぇ一樹。」

一樹「ん?どうし…た…」

振り返るとリアスは赤い水着を着ていた。それも布面積があまり無い。

リアス「ふふふ。私の勝負水着よ!」

何威張ってんの!?この人!?

一樹「おい!あんま。露出度高めのやつを…」

朱乃「あらあら、部長ったらそんなにはやく一樹に見せたかったのかしら?それより、どう?一樹。私の水着?」

そしてそのまた後ろに朱乃が白い水着を着ていた。これまた布面積があまり無い。

一樹「お前ら何してんだァァ!お前らの肌は見せもんじゃねぇよ!」

リアス「え!?それって!」

朱乃「告…白…!?」

一樹「いやちげぇよ。」ベシッ

俺は突っ込んでしまった。

アーシア「一樹さん!私達も着替えてきました!」

声の方に振り向くと、スク水きている、アーシアと白音。

一樹「おお、アーシア似合ってるぞ。白音も、似合ってるぞ。」

アーシア「えへへ///ありがとうございますぅ///」

白音「あ、ありがとうございます///」

リアス「ねぇ?ちょっと」チョンチョン

一樹「ん?どうした?」

リアス「お、オイル塗ってほしいの///」

一樹「え?俺?」

リアス「あなた以外誰がいるのよ///」

一樹「え、あ、ああ。うん。わかった。」

…って!俺何納得してんのぉ!?オイル塗りとかやばいって!

リアス「じゃあ、お願いするわね!」

なんであいつ喜んでるの!?あー!もう!やるしかないか!

一樹「ぬ、塗るぞ?」

リアス「え、ええ。」

ピトッ

リアス「ひゃ!つ、冷たい…!///」

一樹「おい!あんま変な声出すなって!///」

リアス「ち、ちがうの!ひゃ!あなたのオイル塗り気持ちよすぎて!あっ!///出ちゃうの!///」

なんかごめんなさぁい!

そしてオイル塗りは終わった…

一樹「とりあえず後ろは終わったぞ…ハァハア」

リアス「あ、ありがとう…ハァハア///」

朱乃「ふふふ…次は私の番ですわねぇ。」

一樹「ちょ!?朱乃!?なにしてんだ!」

俺の背中に胸を押し付けてきた!

リアス「そうよ!なにしてるの朱乃!離れなさい!」

朱乃「あらあら、いやですわ。リアスが終わったら次は私でしょう?」

一樹「え、まじですか?」

朱乃「まじですわ」

リアス「ダメよ!私はま、前もやってもらうもの!///」

はいぃぃぃぃぃ!?

一樹「ま、前もですかぁ!?」

リアス「だ、だめ?///」

そんな可愛い目で見るなぁぁぁぁ!!

朱乃「だめよリアス次は私なの!」

リアス「いいえ!私よ!」

うぉぉぉぉぉ!あいつら言い合いしながら、魔力弾と雷ぶぱなしてきやがったぁぁ!

リアス「大体あなたは、私のものをすぐ横取りするのよ!」

ドゴーン!!

朱乃「別にいいじゃない!減るもんじゃないんだし!」

ドゴーン!!

一樹「や、やめろ!プールが壊れちまう!」

と、とにかく退散だ!

一樹「一誠!!ここは任せたぁぁあ!」

一誠「え!ちょ!兄貴!?…ってうぉぉ!あっぶねぇ!」

一誠はリアス達の放ってきた魔力を紙一重でかわした。

そして俺はプール用具室へ向かった。ふぅ。助かった。

ん?人影?1人?いや3人いる。

一樹「誰かいるのか?」

俺は人影の方へ向かった。そこには…

ゼノヴィア「おお、これは一樹殿。」

一夏「あら、お兄ちゃん。どうしたの?」

一樹「ちょっといろいろあってな。てかお前らは何してんだ?」

黒歌「私達はゼノヴィアの水着の着方を教えてたにゃ。」

一樹「女子更衣室あるだろ…わざわざここで着替えなくても…」

一夏「それより、どう?私たちの水着!」

威張るように見せつけてきた。

ゼノヴィアは緑のビキニだった。うん、健全だ。

一夏は白のビキニ。うん、健全だ!

そして最後は黒歌…

黒の水着。布面積が少ないやつだった。うん、何してんだこの人。

黒歌「ん?何かにゃ?」

一樹「いや、何でもないよ…んで?プール行かねぇのか?」

一夏「うん!行く!」

ゼノヴィア「一夏殿、黒歌殿。先に行ってくれ。一樹殿と話があるんだ。」

一夏「わかった!先行ってるね!」

黒歌「後で遊ぼうにゃね。」

そして、一夏と黒歌は用具室から出ていった。

一樹「んで?話って何?」

ゼノヴィア「一樹殿折り入って頼みがある。」

一樹「あー。一樹殿じゃなくて、一樹兄って呼んでくれ。俺達はもう家族なんだ。」

ゼノヴィア「では、一樹兄。単刀直入に言う。子供を作らないか?」

…ん?なんて言った?今。

一樹「な、なんて?」

ゼノヴィア「子供を作らないか?」

…は、はいぃぃぃぃぃ!?

一樹「おい!マジで言ってのかそれ!?」

ゼノヴィア「大真面目さ。さぁ、作ろう。」

一樹「…って!なんで俺なんだ!」

ゼノヴィア「一樹兄は、強く優しくそして家族思いだ。私は強くて優しい子を産みたいと思ったのだ。そしたら一樹兄しかいなくてな。」

そしてゼノヴィアは近ずき、俺を抱き始めた。

一樹「ちょっと!?ゼノヴィアさん!?」

ゼノヴィア「抱いてくれ。子作りの過程をちゃんとしてくれれば好きにしてくれて構わない。」

一樹「いや、ちょっ!ダメだろ!」

ゼノヴィア「だめ、なの?///」

いきなり、キャラ崩壊してんじゃねぇよ!可愛いなぁ!ちくしょう!

ガラガラガラ

リアス「これはどういう事かしら?一樹?」

一樹「げ!リアス!」

リアス「げ!っじゃないわよ!あなたって人は…ハァ」

朱乃「あらあら、ゼノヴィアちゃんたら」

アーシア「うう…一樹さん…」

白音「どういう状況ですか?一樹兄。」

一夏「お兄ちゃんなにしてるの!」

黒歌「にゃははは。これは一本取られたにゃねぇ!」

一誠「兄貴。どんまい。」

祐斗「これは庇いきれないですよ。」

あー!もう!なんでこうなるんだぁ!

そして俺達のプール開きは幕を閉じた。




遅くなって本当に申し訳ないです!いろいろ事情があって、書けなかったです!ですが今後とも書いていくつもりなのでよろくしお願いします!それでは、みなさんまたお会いしましょう!


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3話・授業参観です!

みなさんこんにちは!ブルーヘクスです!皆さん!UA1万越え!そして!お気に入り100件ありがとうございます!
こんなにお気に入り来ると思いませんでした!これからも頑張っていくのでよろくしお願いします!それでは、どうぞ!


皆さんこんにちは、一樹です。現在一誠と学校に向かっています。

今日は2人とも日直なので先に行ってるのです。

一樹「はぁー…ねみぃ~…」

一誠「シャキッとしろよ兄貴。だからマ〇カー夜更かししてまでするかだよ。」

そう昨日は1人でマ〇カーのオンラインをずっとしていたのだ。あの総督に勝つためにね。そしたら2時ぐらいまでしてしまったのだ。やっちまった…。

一樹「しかもよりによって日直だし…。」

一誠「あんた、バカだろ。」

一樹「やかましい」ビシッ

一誠「痛!いきなり頭にチョップすんなよ!」

俺は一誠と雑談しながら学校に向かった。

そして学校に到着…

一樹「ん?あそこに人がいる。」

一誠「ホントだ誰だろ。」

そして俺達は校門のまえに立つ少年の方へ向かった。

???「ここで会うのは二度目か、赤龍帝、兵藤一誠。伝説の勇者、シンドバッド、いや、兵藤一樹。」

こいつ、まさか…

一樹「お前白龍皇か?」

一誠「!?白龍皇だって!?」

一誠は戦闘態勢をとった。

???「そう身構えなくてもいい。今日は顔を出しに来ただけだ。俺の名前は…」

ザッ!

二本の剣が白龍皇の首元に刃を突きつけた。

一樹「はぁー…2人とも剣を収めてくれ。お前ら震えてるのがわかる。あとこいつは何もしない。と言うか何も出来ない。俺がいるからな。」

???「その通りさ。君たちは誇っていい。相手の実力差が分かっている。あと手が出せないのも兵藤一樹の言った通りだ。まだ、だけのどね。」

そこへリアスたちが現れた。

リアス「白龍皇どう言うつもりかしら?あなたが堕天使と繋がっているのなら、必要以上の接触は…」

???「二天龍と称されたドラゴン。赤い龍、白い龍。過去、関わったものはろくな生きた方をしない。あなたはどうなるだろうな?」

リアス「…っ」

一樹「そんなもん俺が守ってやるよ。」

全員『!?』

一樹「赤い龍だか、白い龍だか知らないが。俺の友達や仲間、そして家族は全員守る。ま、困ってる人もな。だから気にすんな。」

俺はリアスの頭をポンッと手をおいた。

リアス「一樹…///」

???「ふふ。そうか。確かに伝説の勇者様が守ってれば助かるだろうな。そして、今日はちょっと先日に訪れた学舎を見てみたかっただけだ。アザゼルの付き添いで来日していてね、ただの退屈しのぎだよ。…ここで戦わない。それに俺もやることが多いからさ」

そして白龍皇は姿を消した。

今日は授業参観だってのに不吉だな。ま、切り替えてやっていくか。

一樹「うっし!みんな切り替えてやっていこ!てか、日直だったあぁぁぁ!」

一誠「…って!俺もだァァァ!」

そして俺と一誠は学校の中へ走って行った。

 

キーンコーンカーンコーン

教師「うっし!授業始めるぞ!今日は授業参観だからな!親御さんも見てるぞ!」

そう、今日は授業参観だ。遥香姉が見てきてくれるらしい。大変だろうなぁ。1年と2年と3年。全部見なきゃいけないもんな。お疲れ様です。

女の子「誰!?あの人!?」

女の子「凄い!めっちゃ可愛いし!若い!」

一樹「あ、遥香姉来てくれた。」

それは遥香姉の事だった。

黒歌「最初は私たちの方を見てくれたにゃね。」

そしてリアスのお父さんジャックさんとサーゼクスも来ていた。

リアス「はぁ…やっぱり来たわ…」

朱乃「ふふ。良かったですわね。あ、母様が来ましたわ。」

そして朱乃のお母さん、朱璃さんも聞いてた。バラキエルさんは…流石にまずい…よな。ドンマイです。バラキエルさん。

そして俺達の授業が始まった。

数十分後…

キーンコーンカーンコーン

教師「今日の授業はここまで!皆、解散!」

ふぅーやっと授業が終わったぜ。

一樹「これからどうするんだ?リアス」

リアス「そうね。とりあえず皆と合流しましょ。」

そして俺達はみんなと合流した。

一誠「兄貴!これ見てくれよ!スゲーだろ!」

それは俺たちオカ研のみんなの粘土でできた、フィギュアだった。

一樹「お前こんなに器用だったのか?」

一誠「いやぁー一番大切な人を作れって言われて、そしたらいつの間にか勝手に出来てた。」

一樹「勝手にって…どんだけ器用なんだよ。」

一誠「いやぁ!照れるなぁ!」

ガヤガヤ

ん?体育館の方に人がいっぱい集まってる。何かあったのか?

男の子「おい!体育館の方にミルたんがいるぞ!」

一樹「一誠。ミルたんってしてるか?」

一誠「知らねえのか?『魔法少女ミルキースパイラル7オルタナティブ』ってやつなんだ。結構人気あるアニメだぜ?」

まじか…それはしらなかった。

一樹「ま、とりあえず行ってみるか。」

そして俺達は体育館の方へ向かった。

リアス「なっ!」

リアスは驚いていた。俺も驚いている。だって…

一樹「あれ、セラフォルーじゃねぇか…」

なにしてんだあいつ…

匙「ほらほら、解散解散!今日は公開授業の日なんだぜ!こんなところて騒ぎを作るな!」

お、元四郎もしっかりやってるな。

匙「あんたもそんな格好をしないでくれ。って、もしかして親御さんですか?そうだとしても場に合う衣装ってものがあるでしょう。困りますよ」

セラフォルー「えー、だって、これが私の正装だもん☆」

はぁ…あいつなんも変わってねえな…

匙「あ、これはリアス先輩、兄貴。ちょうど良かった。今魔王様と先輩のお父さんをご案内していた所なんですよ」

ソーナの先導にサーゼクスとジャックさんが近づいてきた。

ソーナ「何事ですか?サジ、問題は簡潔に解決しなさいといつも言って……」

あ、やばいな…

セラフォルー「ソーナちゃん!見つけた☆」

サーゼクス「ああ、セラフォルーか。キミもここへ来ていたんだな」

一誠は聞いたことあるなぁっという顔をしていた。

一樹「あの人はな、レヴィアタンなんだ。」

一誠は聞き返してきた。

一樹「あの人はな、現四代魔王の1人、セラフォルー・レヴィアタンだ。そしてソーナの姉でもある」

一誠「えええええええッッ!?」

そして俺はセラフォルーの方へ近づいた。

一樹「久しぶりだな。セラフォルー。」

セラフォルー「あ!一樹!サーゼクスちゃん!久しぶり☆」

一樹「お前は変わらないな。」

セラフォルー「そう?ていうか!セラフォルーじゃなくて、ルーちゃんって呼んでってあれほど言ったのに~!もー!」

一樹「ごめんごめん。」

セラフォルー「ねぇ?その子が噂のドライグくん?」

一樹「ん?、ああ。そうだよ。一誠、挨拶しな」

一誠「は、はじめまして、兵藤一誠。リアス・グレモリー様の兵士をやってます!よろしくお願いします!」

セラフォルー「はじめまして☆私、魔王セラフォルー・レヴィアタンです☆『レヴィアたん』って呼んでね☆」

ベシッ

セラフォルー「痛ぁい!何するのよ一樹!」

一樹「いや、何となく頭にチョップをしたかった。」

セラフォルー「なんとなくって!もー!」

ジャック「ははは!君たちはやはり面白いな!」

笑っていたのはリアスのお父さん、ジャックさんだった。

一樹「お久しぶりです。ジャックさん。」

セラフォルー「あらあら、グレモリーのおじさま」

ジャック「うむ。セラフォルー殿。これはまた奇抜な衣装ですな。いささか魔王としてはどうかと思いますが…」

ジャックさん!よく言ってくれた!

セラフォルー「あら、おじさま☆ご存じないのですか?今この国ではこれが流行りですのよ?」

一樹「おい、何嘘ついてんだ」ベシッ

俺は突っ込んでしまった。そしてセラフォルーはソーナの方を見た。

セラフォルー「ソーナちゃん、お顔が真っ赤ですよ?」

ソーナ「お、お姉さま。ここは私の学舎であり、ここの生徒会長を任されているのです…。いくら、身内だとしてもお姉様の行動は、あまりに…。そのような格好は容認できません。」

セラフォルー「そんな!ソーナちゃん!ソーナちゃんにそんな事言われたらお姉ちゃん悲しい!」

ソーナ「うう…もう耐えられません!」

そしてソーナはこの場を去った。

セラフォルー「待って!ソーナちゃん!ソーナちゃぁぁぁぁん!!!」

そしてルーちゃんもこの場を去った。

一樹「はぁ…あの人らは…そう言えばサーゼクス達は泊まる場所はあるのか?」

サーゼクス「え、あ、う、うんあるよ!ある…と思うよ…」

一樹「はぁ…今日も泊まっていきな。ジャックさんもよろしかったらどうぞ。」

ジャック「それはありがたい!」

リアス「ちょっと!一樹!勝手に決めないでよ!」

一樹「いいじゃねえか。困ってる人がいるなら俺は助ける主義なんだよ。」

リアス「もー!」

パシャ!

ジャック「怒ったリアス貰ったなり!」

リアス「お父様!」

そして俺達の家に帰った。

一樹「ふぅ疲れたぁ。」

俺は自室のベットにダイブした。

コンコンッ

ん?誰だ?

一樹「どうぞ。」

リアス「一樹?ちょっといい?」

一樹「どうした?リアス。」

リアス「一樹は私と出会えて幸せ?」

一樹「?当たり前だろ?」

リアス「そ、そう///ね、ねえ?目閉じて。」

俺はリアスに言われるがままに目を閉じた。

一樹「ーッ!」

唐突に俺の唇が塞がった。

目を開けるとリアスがキスをしていた!

うお!こいつ俺の口の中に舌を…!

舌を入れようとした瞬間に終わった。

終わった理由はたぶん…

アーシア「うう…」

アーシアはうるうるしていた。

リアス「ふふ。先手必勝よ?朱乃から学んだの。」

アーシア「部長さんばっかずるいですぅ!」

グレイフィア「お2人とも喧嘩はおやめください。」

サーゼクス「そうだぞ。喧嘩はよくない。」

リアス「お、お兄さま!何故ここに!?」

サーゼクス「ちょっと話したいことがあってね。リアス。そろそろもう1人の『僧侶』のことでね…。」

そして俺達の長い長い1日が終わりを告げた。




遅れて申し訳ないです!だいぶ長くなるかもしれないですがそこの所はよろしくお願い致します!それでは皆さんまた会いましょう!


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4話・新たな眷属登場です!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はギャスパー編4話です!それではどうぞ!


皆さんこんにちは、一樹です。今は放課後の部活動中です。

俺達は「開かずの教室」の前へ立っていた。

昨日はもう1人の『僧侶』を紹介すると言っていたが、俺はもう1人の『僧侶』は分かっている。あいつ、元気にしてるかな…。

一誠とアーシア、ゼノヴィアは誰か知らない。一誠は…うん絶対勘違いするだろうな。

リアス「ここにいるの。一日中、ここに住んでいるのよ。いちおう深夜には術が解けて旧校舎内だけならら部屋から出てもいいのだけれど、中にいる子自身がそれを拒否しているの」

一誠「ひ、引きこもりなんですか?」

朱乃「なかにいる子は眷属の中でも一番の稼ぎ頭だったりするのですよ。」

へぇ、あいつそんなに頑張ってるのか。

朱乃「パソコンを介して、特殊な契約を人間と執り行っているのです。直接私たちと会いたくない人間というのもいるのですよ。その手のタイプの人間とは別の形で交渉をして、関係を持つのです。それを、パソコンを介して解決しているのよ。パソコンでの取引率は新鋭悪魔の眷属のなかで上位に入るほどの数字を出しているのです」

一誠「す、すげぇ…。」

リアス「さて、扉を開けるわよ」

でもあいつ大丈夫なのか?

そしてリアスが扉を開けた。

???「イヤァァァァァァ!!!」

…はぁ。やっぱりか…。いつもながらやかましいなぁ。

リアス「ごきげんよう。元気そうで良かったわ」

???「何事ですかぁ!?」

朱乃「あらあら。封印が解けたのですよ?もうお外に出られるのです。さあ、私たちと一緒に出ましょう?」

???「やですぅぅぅ!!ここがいいですぅぅぅ!外に行きたくない!人に会いたくないぃぃぃ!!」

おれは近づいた。

一樹「よう。久しぶりだな。ギャスパー。」

そう。こいつの名前はギャスパー。ギャスパー・ヴラディ。リアスの『僧侶』である。

ギャスパー「そ、その声は一樹兄さんですかぁ?」

一樹「ああ。ったくお前はいつも…」

ギャスパー「一樹兄さぁぁぁぁん!」

一樹「うお!?いきなり抱きつくなって!」

ギャスパーは金髪と赤い双眸(そうぼう)をした人形みたいに端整な顔立ちをしている。

一誠「おおっ!女の子!しかも外国の!」

んー。さすが一誠。いい反応をしてくれる。

一樹「その反応を待ってたぜ。一誠。こいつは、見た目は女の子だがこいつは紛れもなく男だ。」

一誠「…え?ま、まじで?」

一樹「まじだ。」

一誠「いやいやいや、どう見ても女の子だよ!?そうですよね!?部長!」

リアスはため息をついていた。

朱乃「女装趣味があるのですよ。」

一誠「…え?えええええええええええええええ!?」

一樹「やかましい…」

ギャスパー「ひぃぃぃぃ!ごめんなさいごめんなさぁぁぁぁい!」

一誠「うわぁぁぁぁぁ!!!」

一誠は頭を抱えて、その場にしゃがんでしまった。どんまい!弟よ!

一誠「こんな残酷な話があっていいものか……。完全に美少女の姿で…男だなんて…ちん…」

一樹「それ以上下品な言葉を使ったら殴るぞ。」

一誠「はい。すみません!」

一誠「で、でも女装趣味ってさらに残酷だ!似合っている分、余計に真実を知った時のショックがでかい!引きこもりなのに女装癖かよ!誰に見せるための女装ですか!?」

ギャスパー「だ、だって女の子の服のほうがかわいいもん」

一誠「かわいいもんとか言うなぁぁぁ!クソっ!野郎のくせに!俺の夢を一瞬で散らしやがってぇぇ!」

ギャスパー「と、ところで、この方は誰ですか?」

リアスは一誠達を紹介した。

リアス「あなたがここにいる間に増えた眷属よ。『兵士』の兵藤一誠、『騎士』のゼノヴィア、あなたと同じ『僧侶』のアーシア」

一誠達は「よろしく」っと言った。

リアス「お願いだから、外に出ましょう?ね?もうあなたは封印されなくてもいいのよ?」

ギャスパー「嫌ですぅぅぅ!僕が出てっても迷惑をかけるだけですぅぅぅ!!」

一誠「ほら!部長が出ろって言ってるんだから大人しく…!」

一樹「あ!こら、一誠!あんまり刺激を…!」

ギャスパーの絶叫と共に時間が停止してしまった。

一樹「はぁ…言わんこっちゃない…」

リアス「ホントよね…」

うわ!びっくりした!あ、そうかリアスも慣れてるのか。

ギャスパー「あわわわわわ!またやってしまいましたぁぁぁ!!」

ギャスパーは慌てていた。

一樹「仕方ねぇよ。ほら!ギャスパー!深呼吸しろ!」

ギャスパー「は、はぃぃぃぃ!…ふぅぅぅぅ。」

そして徐々に戻っていった。

一誠「あ、あれ?おれ、腕持って…たよな?」

アーシア「お、おかしいです。何か今一瞬…」

ゼノヴィア「何かされたのは確かだね…」

ギャスパー「怒らないで!怒らないで!ぶたないでくださぁぁぁぁぁい!」

俺はギャスパーの頭をポンッと手を置いた。ん?なんで時間停止しないって?こいつはもう俺の事が慣れてるらしく、しかも落ち着くらしい。俺が近くにいると。

一樹「こいつはな、『停止世界の邪眼』(フォービドゥン・バロール・ビュー)という珍しい神器なんだ。つまり。時間を一定停めれることが出来るってわけだ。」

一誠とアーシアとゼノヴィアは驚いていた。

一誠「な、なんか反則級だな。」

一樹「それを言うならお前の倍加の力と白龍皇の半減の力も反則級だろが」ベシッ

俺は一誠の頭にチョップをくらわした。

一誠「っ痛!なにすんだ!」

一樹「そもそもお前が起こしたことだろ!このバカチン!」

一誠「だ、だって!なんか腹立ったもん!」

一樹「言い訳無用!」ベシッ

俺はもう1発一誠にチョップした。

ギャスパー「あわわわ!一樹兄さんやめて下さい!ぼ、僕が悪いんですぅぅぅ!」

一樹「…ふぅ。悪い。一旦落ち着こう。」

 

そして俺とリアスはみんなに色々話した。『変異の駒』(ミューテーション・ピース)のことやギャスパーがデイウォーカーの事や、ギャスパーが1年生の事を。

リアス「とりあえず、私たちが戻ってくるまでの間だけでも、イッセー、アーシア、白音、ゼノヴィア、あなた達にギャスパーの教育を頼むわ。私と朱乃と一樹は三すくみ+人間のトップ会談の会場の打ち合わせをしてくるから。それと祐斗、お兄様があなたの禁手について詳しく知りたいらしいから、付いてきてちょうだい。」

祐斗「はい、部長」

こいつらほんとに大丈夫なのか?

ゼノヴィア「軟弱な男はダメだぞ!」

ほらもう早速やってるよ。

ゼノヴィアはギャスパーを追いかけてた。

ギャスパー「ひぃぃぃぃ!聖剣を振り回さないでくださぁぁぁい!!」

一樹「ま、頑張れよ。一誠。あいつは手強いぞ~?」ニヤリッ

一誠「そんな事わかってるわ!俺はあいつの能力を使って女の子の胸を揉むんだァァァ!!!」

うん!こいつはもうだめだ!

そして俺たちは別々のミッションを実行した。




一ヶ月以上も遅くなって本当に申し訳ありません!テストやらなんやら色々あって書けなかったのです!別に書くんめんどくさいとかなってないですらかね!?
それではまたお会いしましょう!


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5話・大暴れします!(前編)

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はギャスパー編5話です!それではどうぞ!


皆さんこんにちは、一樹です。実は…

ギャスパー「ぐふぅぅぅ…。い、イッセー先輩…つ、疲れましたよぉぉぉ」

一誠「弱音を吐くな!俺たちは夢を叶えなきゃいけないんだぞ!」

アーシア「イッセーさん、ボールです!」

今現在ギャスパーの時間停止の修業をしていた。

そして今日トップ会談が行われる。

え?なんで一誠達とギャスパーが仲良くなってるかって?

一誠はギャスパーの事を説得したそうです。あいつやるなぁ。あ、あとアザゼルが来たらしいですよ。あの人も暇だなぁ。そしてなんと、一誠はミカエルからアスカロンを貰ったらしいです。『ドラゴンなのにドラゴンキラー持ってどうすんだよ』って突っ込んでしまいました。まぁとにかく、ギャスパーが心を開いてよかったよかった。

数分後…

一樹「うっし!今日はここまでにしよう!とりあえず家に行ったん帰るぞ。その後に部室に向かう!」

一誠「了解!」

アーシア「わかりましたぁ!」

ギャスパー「は、はぃ!」

そして俺たちは修業を終え、家に帰った。その後部室にむかった。

 

リアス「さて、行くわよ」

部室にはオカルト研究部の面々が揃っていた。

ギャスパー『ぶ、部長!み、皆さぁぁぁぁぁん!』

リアス「ギャスパー、ごめんなさい。今日の会談は大事なものだから、時間停止の神器を使いこなしていないあなたは参加出来ないのよ?」

一誠「ギャスパーおとなしくしてろよ?」

一樹「ギャスパー、俺の携帯ゲーム機置いとくからそれで遊んどけ。」

ギャスパー「は、はぃ!イッセー先輩!一樹兄!」

祐斗「やっぱり2人は面倒見がいいよね」

一樹・一誠「あたぼーよ!」

そして俺たちは会議室へ向かった。

 

コンコン

リアス「失礼します」

リアスがドアを開くと悪魔の代表2人と天使代表2人と堕天使の総督が座っていた。

サーゼクス「私の妹と、その眷属と人間代表の一樹とその家族だ。」

そう。俺の眷属的な人は一夏と遥香姉さんと黒歌とバハム(人間化の状態)だ。

みんなは「桁違いだ」っとか「次元が違う」っと言っている。まぁこんなメンツじゃあしかたないよな。

俺はサーゼクスの近くの席に座った。

サーゼクス「先日のコカビエル襲撃で彼女たちが活躍してくれた」

ミカエル「報告は受けています。改めてお礼を申し上げます。」

アザゼル「悪かったな、おれのところのコカビエルが迷惑かけた」

一樹「はぁ、あんたって人は…」

俺はため息をついて言った。

サーゼクス「全員が揃ったところで、会談の前提条件をひとつ。ここにいる者達は、最重要禁則事項である『神の不在』を認知している」

全員が頷いた

サーゼクス「では、それを認知しているとして、話を進める」

こうして、サーゼクスのその一言で三大勢力+人間代表の会談が始まった。

 

ミカエル「というように我々天使はーーー」

会談は順調に進んだ

サーゼクス「さて、リアス。一樹。そろそろ、先日の事件について話してもらおうかな」

リアス「はい、ルシファーさま」

一樹「了解だ」

俺たちはこの間起きたコカビエル事件を話した。

 

リアス「以上が、私、リアス・グレモリーと、その眷属悪魔、一樹が関与した事件の報告です」

セラフォルー「ありがとう、リアスちゃん☆、一樹☆」

サーゼクス「さて、アザゼル。この報告を受けて、堕天使総督の意見を聞きたい」

そしてアザゼルは話した。コカビエルは『地獄の最下層(コキュートス)』に永久冷凍の刑を行ったと。

一樹「説明としては最低の部類だが、あんた個人が俺たちと大きな事を起こしたくないという話を知っている。それに関しては本当なんだな?」

アザゼル「ああ、俺は戦争に興味なんてない。コカビエルもおれのことをこきおろしていたと、そちらの報告でもあったじゃないか」

一樹「確かあんた神器所有者をかき集めてると聞いたんだが?それは?」

ミカエル「そう、いつまで経ってもあなたは戦争を仕掛けてこなかった。『白い龍』を手に入れたと聞いた時には、強い警戒心を抱いたものです。」

アザゼル「ただの神器研究だよ。なんなら、1部の研究資料もお前達に送ろうか?てか俺の信用ってないの?」

サーゼクス「それはそうだ」

ミカエル「そうですね」

セラフォルー「その通りね☆」

一樹「ま、当たり前っちゃ当たり前か」

アザゼル「一樹まで…はぁ…。あー、わかったよ。なら、さっさと和平を結ぼうぜ。もともとそのつもりだったんだろ?」

この話を知らない人は驚いていた。まぁ当たり前か

一樹「はぁ…そのつもりだよ。もしまた戦争が起きたら三すくみは共倒れをする。そして俺たちの世界、つまり人間界にも影響が出る。その意味が分かるな?みんな。」

みんなは頷いた。

一樹「俺たちはこうして生きている。つまり…神がいなくても世界は回るんだ。」

みんなは驚いていた。

一樹「と、こんなところだろうか?」

ミカエル「さて、話し合いも良い方向へ片付いてきましたし、そろそろ赤龍帝殿のお話を聞いてもよろしいかな」

そして一誠はミカエルに聞いた。

アーシアをどうして追放したのか。…これは俺も気になっていた。

なんでも、『システム』に影響が出るらしい。…しかたない…のか。

ミカエル「本当にすまないと思っています。」

ミカエルは頭を下げた

アーシア「ミカエル様お顔をお上げください」

ゼノヴィア「私達はこれで、満足しているのです。大切な物が沢山増えたので。」

アザゼルがアーシアを見る。

アザゼル「俺のところの部下が、その娘を騙して殺そうとしたらしいな。その報告も受けている」

一誠「そうだ、あんたの部下が騙して殺そうとした!俺は殺されたけど、それ以上にアーシアだ!」

一樹「一誠、やめろ。」

一誠「でも!」

一樹「落ち着くんだ。」

リアス「そうよ、落ち着きなさい、イッセー。」

ーッ!この感じ!

一誠たちの体が機能を停止した。

まずいな。ギャスパーが攫われた!

 




どうでしたか?今回は前編!後編もありますのでそれも見てくださいね!
それでは皆さん!またお会いしましょう!


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5話・大暴れします!(後編)

皆さん!こんにちは!ブルーヘクスです!今回は後編をやっていこうと思います!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。絶賛やばい状況です。

一誠「…あら?」

一樹「お、起きたか一誠。」

一誠「あ、兄貴どういう状況?」

リアス「眷属で動けるのは私とイッセーと、祐斗、ゼノヴィアだけのようね」

一誠「ぶ、部長!動けるんですね!」

リアス「ええ、あなたに触れた直後だったから。」

ゼノヴィア「私達も忘れらては困るね。」

祐斗「そうだね。」

それはゼノヴィアと祐斗だった。あいつらはデュランダルと聖魔剣を持っているからか。ちなみに俺の家族(眷属)は全員動いてる。

一誠「な、なあ兄貴。何があったの?」

一樹「これは…テロだ。」

一誠「て、テロォォォ!?」

一樹「外見てみ?」

一誠は窓の方へ近づいた。

一樹「今現在攻撃を受けているのさ。はぁ…いつの時代も勢力と勢力が和平を結ぼうとすると、それを邪魔するやつが必ず現れるからなぁ…」

一誠「て、てか時間停止してるってことは、ギャスパーに何かあったのか!?」

一樹「ああ。俺らが会談中に襲う手順だったんだろうな。っち。厄介な事になったな。」

一誠「でも、助けるんだろ?」

一樹「ま、長い付き合いならわかるか。当たり前だよ。サーゼクス。」

サーゼクス「ん?何だい?」

一樹「リアス、部室に駒置いてるか?」

リアス「え、ええ一応…。」

一樹「『キャスリング』できるか?」

サーゼクス「!なるほど、その手があったか」

リアス「『キャスリング』!?…そうね、部室に未使用の『戦車』を保管しているから、可能だわ!」

一樹「なら!いっちょやってみますか!」

サーゼクス「だが1人では危ないぞ。」

一樹「心配いらねぇ。一誠がいる!アザゼル!」

アザゼル「あ?何だ?」

一樹「あんた、確か神器の力を一定時間自由に扱える研究をしてたよな?」

アザゼル「ああ、そうだが、それがどうした?」

一樹「一誠に…赤龍帝の制御は出来るだろうか?」

アザゼル「……」

そしてアザゼルは一誠の方へ近づいた。

アザゼル「おい、赤龍帝」

一誠「お、俺は兵藤一誠だ!」

アザゼル「じゃあ、兵藤一誠。こいつを持っていけ。」

それは手にはめるリングらしきものだった。

一誠「こ、これは?」

アザゼル「そいつは神器をある程度抑える力を持つ腕輪だ。例のハーフヴァンパイアを見つけたらそれを使え。力の制御に役立つだろう」

一誠「でも、二つあるけど…?」

アザゼル「もう一個はお前のだ。『赤い龍』の力を使いこなせないんだろう?なら、はめろ。短時間なら、代価を支払わなくても禁手状態になるのも可能だ。」

アザゼル「だが!最終手段にそれを使え。」

一誠「わ、わかった。」

アザゼル「ヴァーリ!」

ヴァーリ「何だ?」

アザゼル「お前は外で敵の目を引け。白龍皇が出れば、野郎どもの作戦も多少は乱れるはずだ。」

ヴァーリ「俺がここにいることはあっちも承知なんじゃないかな?」

アザゼル「だとしても、『キャスリング』で赤龍帝が中央に転移してくるとこまでは予想していないだろう。注意を引きつけるのは多少なりとも効果はあるさ」

ヴァーリ「問題になってるハーフヴァンパイアを吹き飛ばしたほうが早いんじゃないかな?」

一樹「そんな事をするなら和平なしってことで俺は全員潰すぞ?それでもやるか?」

ヴァーリ「……」

アザゼル「二人共落ち着け。ほらヴァーリさっさと行け。」

ヴァーリ「了解」

ヴァーリは禁手化になり敵と交戦した。

一樹「なら、こちらも出すか。一夏、遥香姉さん、黒歌、ムーさん、頼んだぞ。」

一夏「任せといて!」

遥香「了解!」

黒歌「はいにゃ!」

バハムート「承知した!」

そして4人も外に出ていった。え?ムーさんだけで十分だって?ムーさんは人間状態になると力があまり出せなくなるのです。結界を破ってしまう可能性があるので人間状態なのです。でも、二天龍より上です。

でも外を見ると…カオス状態です。「禍の団」(カオスブリゲート)だけに。

アザゼル「何これ?結界崩壊してしまいそうな勢いだぞ?」

一樹「ま、なんとかなるよ。さ、早く準備するぞ。」

ん?この魔方陣…!まさか!

サーゼクス「!?グレイフィア、リアスとイッセーくんを早く飛ばせ!」

グレイフィア「はっ!」

グレイフィア「お嬢様、ご武運を」

一樹「頼んだぞ、リアス、一誠!」

リアス「ちょ、ちょっとグレイフィア!?お兄様!一樹!」

一誠「あ、兄貴何を!」

そしてリアスと一誠は転生させられた……。

 

 

 

 

どれくらいたっただろうか…。いやそんなにも時間は経っていないな。

いきなりカテレア・レヴィアタン現れるわ、アザゼルが戦い片腕を失うわで大忙しだった。そして今…。ヴァーリが裏切り出した。

ヴァーリ「俺の名はヴァーリ。ヴァーリ・ルシファーだ!」

リアス「う、嘘よ…そんな…!」

アザゼル「事実だ。もし、冗談のような存在がいるとしたら、こいつのことさ。俺が知っている中でも過去現在、おそらく未来永劫においても最強の白龍皇になる。」

ヴァーリ「はぁ…しかし運命とは残酷なものだな…。」

一誠「何を言っている?」

ヴァーリ「君のことを調べさせてもらったよ。父は普通のサラリーマン。母は普通の専業主婦。たまにパートに出ていた。だが、もう存在していない。そして、先祖が悪魔や天使に関わったことがない。つまりキミには…ブーステッド・ギア以外何もない。」

一誠「だ、だからなんだってんだ!」

ヴァーリ「キミのお兄さんは最強の男。キミの妹は最強の魔法使い。…だがキミは何も無いただの男というわけだよ。つまらない…。あまりにもつまらない!…んー。そうだ!キミは復讐者となるんだ!俺がキミの妹そして大切な人を殺す。それでキミは怒り俺を倒しに来る!どうだ!いい案だろ!?」

…もう我慢出来ねぇ。

一誠・一樹「「一夏を…殺す?だと…?潰すぞクソ野郎…!」」

ヴァーリ「おっと!シンドバットもついでに怒ってくれるとは!好都合だ!」

一樹「一誠。俺があいつを倒す。お前は見ておけ。いいな?」

一誠「…了解。」

一樹「おいヴァーリ。お前、一誠が弱いと言ったな?」

ヴァーリ「言ったが?それが何か?」

一樹「確かにこいつは変態で、スケベで、何考えてるかわかんねぇやつだ。…だがな!こいつは誰よりも優しくそして強い男だ!俺から見たらお前より何十倍も優しくそして強い!」

ヴァーリ「ふ!だからなんだと言うんだい?」

一樹「俺の弟をバカにするんじゃねぇってこだぁぁぁぁ!!」

一樹「我が身に宿れ『バアル』!」

ヴァーリ「はは!すごい!魔力が桁違いに上がっている!」

一樹「これで驚いては困るね。」

ヴァーリ「何?」

一樹「今回使うのは初めてだけど頼むぜ。俺の金属器。我が身と『バアル』とひとつになれ!『バルバトス』!」

ヴァーリ「!?何だ!この魔力は!?」

リアス「す、すごい。魔力のオーラがピリピリと伝わってくる。」

一誠「僕にもわかります。やっぱ凄いぜ、兄貴。」

一樹「さてヴァーリ、来いよ」クイ

俺は挑発をした。

ヴァーリ「舐めるな!」

一樹「…遅い。」

ヴァーリ「何!?なぜ背後に!」

一樹「バララークカウザ!」

俺は一旦距離をとり、槍をビリヤードの構え方をしてヴァーリの方へ向かった。

ヴァーリ「…っグハ!」

アルビオン『ヴァーリ!』

ヴァーリ「っく!」

『Divide!!』

ん?これは…

ヴァーリ「はは!キミの力を半減させてもらったのさ!」

一樹「だからなんだってんだ。俺すぐに魔力が戻る。」

ヴァーリ「!?何故だ!魔力が変わっていない!?」

一樹「それは教えられないな。」

こいつらに教えたらややこしくなる。なぜならルフのおかけで魔力が戻っているのだから。

一樹「悪いなそろそろ終わりにしようぜ。」

一樹「バララーク・バルトロングサイ…」

???「そこまでだぜ!ヴァーリ助けに来たぜぃ」

ヴァーリ「…美候…か何をしに来た?」

美候「もう時間だぜぃ。ったくしくじりやがってぇ」

一樹「誰だお前。」

アザゼル「闘戦勝仏の末裔だ。」

一樹「闘戦勝仏だと!?」

一誠「あ、兄貴なんだよそれ。」

一樹「お前にもわかりやすくいうと、孫悟空だ。西遊記に出てくる」

一樹「正確に言うなら、孫悟空の力を受け継いだ猿の妖怪だ」

美候「説明ご苦労さんシンドバット!俺っちは美候。よろしくな、赤龍帝、シンドバット」

そしてヴァーリと美候はずぶずぶと沈んでいく。

一樹「ここでいまぶっ倒すのもありだが俺の趣味じゃねえからやめとくわ。」

ヴァーリ「ふ、それはありがとうと言っておくべきかな?また会おうシンドバット、そして我がライバル。」

そしてヴァーリ達は消えていった。

 

あれからいろいろあった。おれがミカエルにアーシアとゼノヴィアの信仰のダメージをなしにしてくれと頼んだこと。若干ゼノヴィアは頬を赤らめていた。さすが女子だ!って思ったがなんかみんなからの視線が冷たかった。

そして協定も結べた。よかったよかった!

そして何より驚いたのが…

アザゼル「ってなわけで、今日からこのオカルト研究部の顧問になることになった。アザゼル先生と呼べ。もしくは総督でもいいぜ?」

一樹「うるせぇヒゲオヤジ…」ボソッ

アザゼル「あ!今一樹悪口言ったな!」

一樹「言ってねぇし。聞き間違えじゃねえか?」

アザゼル「いや言ったね!」

一樹「言ってねぇし!」

アザゼル「言った!」

一樹「言ってない!」

アザゼル「言った!」

一樹「ない!」

リアス「はぁ…またやかましくなりそうだわ…」

 

 

???「以上が、ミカエル殿からの報告です、オーディンさま」

オーディン「若造どもが、跳ねっ返りよってに。神の見真似とは大胆なことをする、ミカエルめ」

???「以下が致しましょう?『聖書』に記されし神が崩御されていたとは予想外でしたが」

オーディン「若造ミカエル始め、ルシファーの偽者、悪戯小僧のアザゼル、まったくもって小童どものお遊戯会じゃな」

???「では、その小童共に、アース神族の、本当の『神々』を知らしめますか?」

オーディン「やめておけい。あそこには一樹、シンドバットがおる。あの小僧が出てきたらわしらは何もできん。さぁて、これからどうなるかのぅ?」

 




どうでしたか?今回でギャスパー編終了です!ちなみに朱乃も兵藤家に住むことになりました!
次のはいつ出すかわからないのですがこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします!それではさようならぁ!


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第5章・冥界合宿のヘルキャット
1話・夏休み、冥界へGO!


皆さんこんにちはブルーヘクスです!今回は白音(子猫)編です!
それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。今日から夏休みがスタートしました。

皆さんはいかがおすごしでしょうか?俺は現在、何故か動けないのです。なぜって?それは…

リアス「スウ…スウ…」

アーシア「スウ…スウ…」

絶賛美少女に挟まれながら寝ています。はは…俺も罪な男だぜ。

ってそんなこと言ってる場合じゃない!早く起こさねぇと!

朱乃「ばぁ…到着~」

一樹「おい、朱乃…なんだこの状況。」

朱乃「夜、あなたが寝てからリアス、アーシアちゃんが入っていくのを見て私も入ろって思ったの。」

訳が分からん。

一樹「と、とにかく全員起こすぞ。」

朱乃「うふふ…だめよ?今は寝かしといてあげましょ♪それより…あぁ~一樹ぃ~」

一樹「お、おいあんま密着すんなって!…おわ!どこ触ってんだ!」

リアス「何をしているの?二人共…」

一樹「り、リアス!お、おはよう…はは…これは…その…」

朱乃「私と一樹のスキンシップですわ。私の一樹と素敵な朝を始めようと思ったものですから。」

わ、私の!?

リアス「私の?あなた、いつ一樹のものになったの?」

え!?俺もの扱い!?

朱乃はリアスに向けて枕を投げた。

うわお、クリーンヒット!

朱乃「うふふ先手必勝ですわよ!」

リアス「大体あなたはすぐ私の大事なものに触れようとするから嫌なのよ!」

朱乃「あら、ちょっとぐらい良いじゃないの!あなたは本当にケチだわ、リアス!私にも一樹を貸しなさいよ!」

か、貸す!?やっぱモノ扱いなの!?

リアス「ダメ!絶対ダメなんだから!」

朱乃とリアスは枕投げを始めだした。

アーシア「うぅ…もう朝ですかぁ…?」

一樹「アーシア、まだ寝てていいぞ…」

アーシア「あ、イッキしゃん…じゃあお言葉に甘えて寝させてもらいましゅ…」

一樹「お、おい!二人共そろそろ落ち着いたら…」

リアス・朱乃「「あなたは黙ってて!」」

一樹「は、はぁい…」

そしてこの枕投げ戦争は朝食の時間まで続いた。

 

朝食…

一樹「へ?リフォーム?」

リアス「ええ、あなた気づかなかったの?昨日この家をリフォームさせてもらったのよ」

一誠「お、俺も朝起きた時ビックリしましたよ。自分の部屋がやたら広かったから。」

た、確かに俺の部屋もやたら広かったからびっくりしたぜ。

一夏「えーと確か、1階が客間とリビング、キッチン、和室。2階は一樹兄とリアスさんとアーシアさんと私のお部屋。3階は一誠兄と遥香姉さんの部屋と、書斎、物置などなど。4階は朱乃さんとゼノヴィアさんと白ちゃん(白音)と黒姉(黒歌)の部屋だったけ?」

一夏「あ、あと5階と6階もあるらしいよ。全体的に空き部屋ばかり。今の所はゲストルームだって!」

うわ、めっちゃくちゃ部屋あるじゃん。やばいよ。

……ん?待てよ?

一樹「お、おいリアス隣に住んでた田中さんと松山さんはどうしたんだ?お、お前まさか…」

リアス「え?何?あの人達は引っ越したわよ?」ニコニコ

おいぃぃぃぃぃぃぃ!絶対悪魔のお力で解決したよ!この人!怖いよ!

一夏「何でも好条件の土地が入手できたらしいよ!」

あ、確定だ。

ゼノヴィア「ち、地下もあるそうだね…」

一樹・一誠「「え?ち、地下?」」

リアス「あら?言ってなかったかしら?」

一樹「は、初耳なんすけどぉぉぉぉおお!?」

リアス「地下3階まであって、地下1階は広いスペースのお部屋。トレーニングルームにもできるし、映画鑑賞会もできるわよ。大浴場も設備してあるわ。地下2階は丸々室内プール。温泉も可能。地下3階は書庫と倉庫。」

一樹「お、おう。」

リアス「さらにエレベーターも付いていて、地上6階から地下3階までスムーズに乗り降り可能。どう?わかった?」

一樹「あ、ああ!わかるわかる!わかるぞぉ!な!一誠」チラチラ

一誠「え?あ、ああ。わかりましたよ!」

だ、ダメだ容量が多すぎる。

リアス「あ、そうそう、私達冥界に帰るわよ。」

一樹「へ?冥界に帰るの?」

リアス「ええ。夏休みだし、故郷へ帰るの。」

一誠「うぅ…部長冥界に帰っちゃうですかぁ?」グスン

リアス「何を言ってるの?あなたも、私達オカルト研究部が冥界に行くの。だから準備しておいてちょうだい。」

一樹「おお、久々の第2の故郷か。いいね~。」

ん?この気配…。

アザゼル「俺も行くぜ。」

全員『!?』

一樹「お、来たかアザゼル。」

リアス「どこから来たの?」

アザゼル「ん?玄関からだが?」

木場「気配すら感じませんでした。」

アザゼル「そりゃあ修業不足だな。ま、シンドバット殿は気づいてるみたいだったけど」

一樹「まぁね。んで?ここに来た理由は?」

アザゼル「それはな…」

数分後…

 

リアス「さて!着いたわよ!」

俺たちは今冥界に来ています。

リアス「それじゃあお兄様によろしくね、アザゼル。」

アザゼルは魔王領のほうへ行くらしいので俺たちは先に降りたのです。

あ、そうそう、アザゼルが言ってたのは、リアスの里帰りと、現当主に眷属悪魔の紹介。あと、新鋭若手悪魔達の会合。最後はリアスたちの修業だそうです。いろんな行事あんなぁ。

 

改めてアザゼルを抜かしたメンバーで駅のホームに降りた瞬間。

『リアスお嬢様、おかえりなさいませ!』

一樹「おお、さすがリアスの家だ」

一誠「す、すげぇぇぇ!!」

一誠たちは驚いていた。いい反応だぜ!一誠!

ギャスパー「ヒィィィ!人がいっぱい…。」

ギャスパーは俺の後ろに隠れた。

リアス「みんなただいま。」

グレイフィア「お嬢様おかえりなさいませ。お早いお着きでしたね。道中、ご無事で何よりです。さあ、眷属の皆様も馬車へお乗り下さい。本邸までこれで移動しますので。」

そして俺たちは馬車に乗り本邸まで向かった。

一樹「久しぶりだ。ここに来たのわ!」

一誠「あ、兄貴ここって?」

一樹「ここはな、リアスの家の1つで本邸だ!」

一誠「え、ええぇぇぇぇ!?」

そして俺たちはでっかい城門へ立った。

リアス「さぁ、行くわよ!」

「ギギギ」と音を立てて開かれていく。

???「リアスお姉様!お帰りなさい!」

ん?この声は…。

リアス「ただいま、ミリキャス!大きくなったわね」

一誠「ぶ、部長その子は?」

リアス「この子はミリキャス・グレモリー。お兄様の子供なの。私の甥ということになるわね。」

一樹「久しぶりだな!ミリキャス!」

ミリキャス「そ、その声は一樹兄様ですか?」

一樹「ああ!一樹だよ!」

ミリキャス「い、一樹兄様ぁぁぁ!!!」

ミリキャスは思いっきり俺に抱きついてきた。

一樹「おお、元気にしてたか?」

ミリキャス「はい!」(はぁ一樹兄様の匂い…!)

一樹「ほら、みんなに挨拶しな。」

そしてミリキャスは挨拶をした。

 

リアス「さあ、屋敷へ入りましょう。」

そして俺たちは屋敷へ入った。

グレイフィア「お嬢様、今旦那さまは外出中です。夕刻までにお帰りになる予定です。夕餉の席皆さまと会食しながら、お顔合わせをされたいとおっしゃられておりました。」

リアス「そう、わかったわ、グレイフィア。それでは、1度皆はそれぞれの部屋で休んでもらおうかしら。荷物は既に運んでいるわね?」

グレイフィア「はい。お部屋の方は今すぐお使いになられても問題ございません。」

あー、やっと休めるのか。長い旅だったぜ。

???「あら、リアス帰っていたのね」

ん?この声は!

リアス「お母様、ただいま帰りました。」

それはリアスの母であり俺達兵藤家の義母でもある、ヴェネラナ・グレモリー。

一樹「久しぶりだね。ヴェネラナさん。」

ヴェネラナ「あら?その声は…一樹じゃなぁい!」

ヴェネラナさんがいきなり抱きついてきたぁぁぁ!!!

リアス「ちょ!お母様!?」

一樹「く、苦しいよ!ヴェネラナさん!」

ヴェネラナ「あら、ごめんなさい。ふふ。あ、あと!ヴェネラナさんじゃないでしょ?」

あ、そうだった。

一樹「ただいま、義母さん。」

ヴェネラナ「おかえりなさい。一樹!」

一誠「な、なぁ兄貴。この人部長のお姉さん?」

ヴェネラナ「あら、お姉さんだなんて嬉しい事言ってくれますわ。」

一樹「この人はな、リアスのお母さんだ。」

一誠「お、お母ぁぁぁん!!??わ、わっかぁぁぁ…」

一樹「悪魔は歳を経れば魔力で見た目を自由にできるんだ。このヒトはいつもいまの私ぐらいの年格好なお姿で過ごしてるんだ。」

ヴェネラナ「あらリアス、一樹。その子が兵藤一誠くん?」

一樹「ああ。俺の弟の一誠だ。一誠、挨拶」

一誠「お、俺いや、僕兵藤一誠といいます!よ、よろしくお願いします!」

ヴェネラナ「はじめまして、私はリアスの母、ヴェネラナ・グレモリーですわ。よろしね、兵藤一誠くん。」

 

 

ジャック「遠慮なく楽しんでくれたまえ!」

一樹「うん!美味しい!」

俺たちはダイニングルームで食事をしていた。

ジャック「うむ。リアスの眷属諸君、一樹の家族諸君、ここを我が家と思ってくれるといい。冥界に来たばかりで勝手がわからないだろう。欲しい物があったら、遠慮なくメイドに言ってくれたまえ。すぐに用意しよう。」

ジャック「時に一樹。元気にしていたかい?」

一樹「ん?ああ。元気だよ。」

ジャック「そうか、ご両親は残念だったが安心しなさい。私達がいるから大丈夫だ。」

一樹「ありがとう。義父さん。」

ジャック「後でヴェネラナと二人で話したいことがあるから私の部屋へ来なさい。」

一樹「うん。」

そして食事を終え俺は義父さんのところへ行った。

コンコン

一樹「一樹です。」

ジャック『入りたまえ。』

俺はドアを開けた。

そこにはジャックさんとヴェネラナさんがいた。

一樹「それで話って?」

ジャック「いや何、さっき話したご両親の話だよ。」

一樹「…」

ジャック「昔君に話してもらったことを語ろうか。君の妹さん、一夏くんが生まれて1歳の誕生日に交通事故にあったそうだね。悲しい話だよ。」

一樹「…はい。」

ジャック「それでも君は前を向いて歩いている。一夏くんや一誠くん、家族達を守るために。それはすごい事なんだ。『人を助けるためならなんだってできる』そういう覚悟でいつも生きている。誇りなさい。」

ヴェネラナ「そうですわよ。そしてたまには泣いても構わないのですよ?あなたには『強い者は皆に優しい』この言葉がお似合いです。だからこんな時は私達夫婦、いえ、お義母さんとお義父さんの前では泣いていいのですよ?あなたは強い子なのだから。」

一樹「…ありがとう。グスン…義父さん…義母さん。グスン…必ず俺がみんなを守ってみせるから!」

ジャック「男に二言はないな?」

一樹「当たり前だよ!男に二言はねぇ!」ニッ!

ジャック「よく言った!それでこそ私達の子供だ!」

ヴェネラナ「あらあら。うふふ。」

そして俺と義父さんと義母さんの話は終わった…。




どうでしたか?なんか話が無茶苦茶になったような気がしますがなんとか終わらせてみせます!wそれでは皆さんまたお会いしましょう!


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第2話・若手悪魔集合です!

皆さんこんにちはブルーヘクスです!今回は白音編2話です!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一誠です。今現在ミリキャスさまとお勉強中です。

一樹「つまり、上級悪魔にとって社交界とはーー」

はぁ…冥界まで来て兄貴が勉強教えてるよ…だりぃなぁ…

一樹「おい、一誠今『だるい』とか言ったな?後で補習させるぞ?」

げ!心の声漏れてた!

一誠「ち、ちげぇし!は、早く勉強しようぜ!兄貴!」

一樹「はぁ…お前ってやつは…見ろミリキャスを。」

俺は横にいるミリキャス様を見た。う、うわぁ…すごく真剣に聞いてるぅ…

ガチャ。

ドアが開けられ、入ってきたのは部長のお母さんだった。

ミリキャス「おばあさま!」

ヴェネラナ「一誠さん、ミリキャス。お勉強ははかどっているのかしら?」

一樹「ミリキャスは大丈夫だが、一誠は…ダメだな。」

ヴェネラナ「あら、それはよろしくありませんねぇ。」

一樹「ま、一生懸命やってるから大丈夫だよ。字は下手だけど。」

一誠「悪うござんした!」

ヴェネラナ「ふふ。やはり兄弟仲がよろしくて。あ、もうすぐリアスが帰ってきます。今日は若手悪魔たちが魔王領に集まる恒例のしきたり行事があるものですから。」

そういえば、冥界で行うスケジュールにそれが入ってたんだ。忘れてたよ。

でも若手悪魔の集まりか~。礼儀正しくしないと部長の顔に泥を塗る事になるから気をつけないとな!

 

 

 

一樹編…

 

俺は一誠達の教育を終え、魔王領へ向かう列車に乗ろうとした。だが…

 

『キャー!リアス姫様ァァァ!!』

突然、黄色い歓声が聞こえてくる。

リアスは手を振った。

さすがはリアスだなっと改めて思った。

『リアス様ァァァ!!』

男性からも大人気だった。

『キャー!シンドバット様ァァァ!!』』

うお!?お、おれぇ!?な、なんで!?

『英雄のお出ましだァァァァァ!!!!』

一樹「な、なぁリアス。なんで俺の名前が出てんの?」

リアス「あなたは三すくみの戦争の時にお兄様を助けてなおかつ二天龍を退けたんだから当たり前でしょ?」

へぇ~そうだったんだ。

 

 

 

 

………????

一樹「ちょ、え?ちょ、待って?」

リアス「な、なによ?」

一樹「俺リアスにその話したっけ?」

リアス「それは…してないけど。」

一樹「だよね!なんで知ってんだよ!?」

リアス「お、お兄様が昔話してたのよ…。///」

あ、あの人かよぉぉぉ!!

リアス「そ、それより…///」

一樹「ん?どうした?」

リアス「ち、近いし、手が…///」

俺はいつの間にかリアスに近づいていて、手も握っていた。

一樹「わ、悪ぃ!!///」

リアス「べ、別にいいわよ。///」

一樹「そ、それより。は、早く乗ろうぜ!みんな待ってる!///」

リアス「え、ええ。///」

そして俺たちは列車へ乗った。

 

一樹「な、なぁ。俺があの戦争にいたのっておかしいと思わなかったのか?」

俺とリアスはみんなと違う車両で話をした。

この話はあいつらに聞かれたらまずいからな。

リアス「それはおかしいと思うわよ。なぜあの戦争に居るのか。そして今現在、あなたが存在しているのか…。ずっと疑問に思っていたの。」

一樹「…」

リアス「ね?教えてくれない?何故あなたはここにいるのかを。」

神様…。

ソロモン「ん?どうした?久々の呼び出しだな。」

おれ、前にいた世界の話をしてもいいかな?

ソロモン「…いいぞ。」

い、いいんすか?

ソロモン「…ああ。ここまで知られてはもう隠す必要は無いと思うぞ。」

…分かりました。

ガシッ!

俺はリアスの肩を掴んだ。

リアス「な、なに!?」

一樹「これから話すことはすべて事実の話だ。真剣に聞いてくれるか?」

ガチャッ!

!?

一樹「誰だ!?」

???「その話私にも聞く権利はあるわよ一樹。」

 

 

それは遥香姉さんだった。

一樹「遥香姉さん!?ずっと話を聞いていたの!?」

遥香「ええ。一樹。単刀直入言うわ。私は…いえ。私も転生者よ。」

!?な、なんだって!?

一樹「そ、それは本当なのかい!?」

遥香「ええ。あなたには話していなかったものね。」

神様!

ソロモン「次はなんだ?」

ここにいる遥香姉さんも転生者だったんすか!?

ソロモン「…ああ。」

な、なんで教えてくれなかったんすか!?

ソロモン「…あいつに…遥香に言うなと言われたからだ。」

遥香「今ソロモンと話しているのね?一樹。」

一樹「!?…じゃあ本当の話なんだね。」

遥香「ええ。ごめんなさい…ずっと黙っていて…。」

一樹「いいんだ…これで…。」

リアス「ちょ、ちょっと。話を進めないでよ。」

一樹「悪い。さて、切り替えて話をしよう俺がなぜ『ここ』にいるこかを…ね。」

 

俺はリアスに全部話をした。前の世界にいたこと。自分たちが転生者であることなどを。

最初は驚いていた。でも真剣に話を聞いてくれた。俺は嬉しかった、自分の人生を聞いてくれて、とても嬉しかった。

 

 

一樹「これが俺…いや、俺たちの人生だ。」

リアス「…そうだったのね。二人はそんなに大変なことが起きていたのね。」

遥香「リアス。あなたはこれを聞いてみんなに内緒で私達と普通の生活ができる?」

リアス「それは…当たり前でしょ?昔は昔。今は今。私達は今こうして生きている。それだけじゃだめなの?」

 

『今生きている。』っか。単純でなおかつ響く言葉だよ…。

 

 

一樹「…はは。そうだな!俺たちは今も生きている。それだけでいいよな!はぁ~!なんかスッキリした!」

遥香「ふふ。そうね。」

一樹「リアス!お前が聞いてくれたから遥香姉さんが転生してる事が分かった。ありがとうな。」ニコ

俺はリアスの頭の上に手をポンっとのせて言った。

リアス「///」

 

 

駅員『次は、魔王領。魔王領です。』

 

お!着いたな!

一樹「さ!行こうぜ!リアス!」

リアス「ええ!」

そして俺たちは若手悪魔達が集まる会場へ向かった。

 

☆☆☆☆

 

俺たちは列車から降り、会場へ向かい、エレベーターに乗った。

リアス「皆、もう1度確認するわ。何が起こっても平常心でいること!何を言われても手を出さないこと!上にいるのはライバル達よ。無様な姿は見せられない。いいわね?」

全員『はい!』

リアスの眷属達は頷いた。

俺たちの家族(眷属)も一応来ています。

エレベーターから出ると、そこには使用人らしきひとがいて、リアスと会釈をしている。

使用人「ようこそ、グレモリーさま。こちらへどうぞ。」

使用人のあとに続く俺たち。通路に進んでいくと複数の人影が見えてきた。

リアス「サイラオーグ!」

リアスはその一人を知っていた。

サイラオーグ「久しぶりだな、リアス。」

リアス「みんな紹介するわ。彼はサイラオーグ。私の母方の従兄弟でもあるの。」

サイラオーグ「俺はサイラオーグ・バアル。バアル家の次期当主だ。」

バアルか。ここのバアルって『大王』だったけか。

サイラオーグさんは俺の方を見た。

サイラオーグ「あなたはもしや…シンドバット殿か…?」

一樹「え、ええ。そうですけど…。」

サイラオーグさんは目をキラキラさせてこっちに近づいてきた!!

サイラオーグ「はは!あえて光栄だ!私はあなたの大ファンなんだ!」

え。ええぇぇぇぇ!?

一樹「だ、大ファン!?そんな!俺何もしてないっすよ!?」

サイラオーグ「あなたは英雄だ!私はあなたに憧れているのだ!」

え、英雄って…。

一樹「あ、ありがとうございます。」

サイラオーグ「あなたと1度手合わせがしたかった!また暇な時に手合わせしてくれるだろうか!?」キラキラ

う!そんな目で見ないでくれぇ!キャラ崩壊しすぎだこの人ぉぉぉぉおお!

一樹「わ、わかりました!また暇な時に1度手合わせしましょう!」

サイラオーグ「はは!ありがとう!」

リアス「そ、それより!こんな通路で何をしているの?」

サイラオーグ「ん?あ、ああ。くだらんから出てきただけだ」

サイラオーグ「アガレスもアスタロトもすでに来ている。あげく、ゼファドールだ。着いた早々ゼファドールとアガレスがやり合い始めてな。」

 

ドオオオオオオオオオオオン!!!!!!

うお!?建物が揺れてんぞ!?

 

サイラオーグ「まったく、だから開始前の会合などいらないと進言したんだ。」

サイラオーグさんは嘆息しながら音の鳴るほうへ向かっていった。

 

???「ゼファドール、こんな所で戦いを始めても仕方なくてはなくて?死ぬの?死にたいの?殺しても上に咎められないかしら」

 

???「ハッ!言ってろよクソアマッ!俺がせっかくそっちの個室で1発しこんでやるって言ってんのによ!アガレスのお姉さんはガードが堅くて嫌だね!」

一樹「サイラオーグさん。最初に喋った人がアガレスさんで、下品な言葉を喋っているのがゼファドールさん?」

サイラオーグ「ああ。その通りだ。」

俺は二人に近づいて行った。

リアス「ちょっと!一樹!?何しようとしてるの!?」

一樹「ん?ああ。ちょっと止めるだけだよ。」

リアス「もー!勝手なんだから!」

サイラオーグ「はは!英雄様はマイペースだ!」

なんかすみませんね!

 

俺は二人の間に入った。二人は攻撃をやめた。

アガレス「どいて頂いてもよろしいですか!?と言うかあなたは誰なのですか!?」

一樹「俺はシンドバットだ!この戦いを止めに来た!」

ゼファドール「シンドバットだと!?ふんっ!そんなの迷信だ!さっさと消えろぉぉぉぉおお!」

一樹「雷光(バララーク)

俺はゼファドールに向けて打った。

ゼファドール「…ッガ!」

ゼファドールは気絶した。

一樹「アガレス殿。私は女に手を挙げたくない。ここはどうか魔力を収めてくれ。」

アガレス「シンドバットと言うのは本当なのですか!?」

サイラオーグ「ああ。この方は英雄シンドバットだ!!」

『おおおお!!』

皆は歓喜をあげた。

アガレス「あ、あの。助けて頂いてありがとうございます。」

一樹「いえ、それよりお化粧をし直して行ってください。綺麗なお顔が台無しですよ?」ニコ

アガレス「き、綺麗なお顔だなんて。///そんな///」

アガレスさんは照れていた。

…ブルッ!

い、一瞬寒気がしたぞ!?

俺は後ろの方を見るとリアスたちが睨んでいた。

こ、怖いよリアスぅぅ…。

 

 

☆☆☆☆

 

 

騒がしかった会場もあっという間に静かになりサーゼクスたちが登場した。

若手悪魔達の自己紹介を終え、禍の団(カオス・ブリゲード)の話も終え、今現在目標の話をしている。

 

サイラオーグ「俺は魔王になるのが夢です。」

『ほう…』

お偉いさん「大王家から魔王が出るとしたら前代未聞だな。」

サイラオーグ「俺が魔王になるしかないと冥界の民が感じれば、そうなるでしょう」

うん!よく言った!サイラオーグさん!

 

次にリアス…

リアス「私はグレモリーの次期当主として生き、そしてレーティングゲームの各大会で優勝することが近い将来の目標ですわ」

 

なるほどな。リアスそれが目標か。

 

そして次はソーナ…

ソーナ「冥界にレーティングゲームの学校を建てることです。」

お偉いさん「レーティングゲームを学ぶ所ならば、既にあるはずだが?」

確かに。あるぞ。

ソーナ「それは上級悪魔と一部の特権階級の悪魔のみしか行くことが許されない学校です。私が建てたいのは下級悪魔、転生悪魔も通える分け隔てのない学舎です。」

 

おおー!なるほどな!それは良いな!賛成賛成!

だが…。

 

『ハハハハハハハハッ!!』

 

…は?なぜ笑う?

 

お偉いさん1「それは無理だ!」

お偉いさん2「これは傑作だ!」

お偉いさん3「なるほど!夢見る乙女というわけですな!」

 

 

…夢見る乙女?ソーナは真剣に言ってんだぞ?

 

ソーナ「私は本気です。」

うん!それでこそソーナだ!

セラもうんうんと頷いていた。

 

だが…

お偉いさん「ソーナ・シトリー殿。下級悪魔、転生悪魔は上級悪魔たる主に仕え、才能を見出されるのが常。そのような養成施設をつくっては伝統と誇りを重んじる旧家の顔と潰すこととなりますぞ?いくら悪魔の世界が変革の時期に入っていると言っても変えていいものと悪いものがあります。全く関係の無い、たかが下級悪魔に教えるなどと……」

 

こいつらは誇りだの何だの訳の分からんことを抜かすな…。

 

俺はお偉いさんの方へ近づき言った。

一樹「あんたら、黙って聞いてれば、何様のつもりだ?人の夢をバカにするのも大概にしとけよ?」

皆は驚いていた。なぜこんな場所にいるのか…と。俺は殺気を消して歩いたから誰も気づいていなかったからだ。

お偉いさん「!?きまに何がわかる!」

お偉いさん「たかが人間ごときが舐めるな!」

一樹「おいおい、あんま人間舐めてると…殺されるぞ?」

ドオオオオオオオオオオオン

俺はありえないほどの殺気を出した。

一誠「まずいまずいまずい!兄貴が怒った!!!」

俺は瞬間移動のようなスピードでお偉いさん1の喉にバアルの剣を寸止めで止めた。

一樹「これが人間の能力だ。あんま調子のんなよ?」

サーゼクス「一樹。落ち着きたまえ。」

一樹「…悪い。俺も熱くなりすぎた。」

俺は剣を収めた。

一樹「だがな、これだけは言っておく。人の夢はおわらねぇぇぇぇぇ!!」

俺は大声で言った。会場のに響き渡っていった。

セラフォール「もう!おじ様たちはうちのソーナちゃんを寄ってたかっていじめるんだもの!私だって我慢の限界があるのよ!」

セラフォール「んー…。あ!ならなら!うちのソーナちゃんがゲームで見事に勝っていけば文句もないでしょう!?ゲームで好成績を残せば叶えられるものも多いだから!」

そうだな。好成績を残せば悪魔界では上として見られるからな。

サーゼクス「ちょうどいい。では、ゲームをしよう。若手同士のだ。」

 

サーゼクス「リアス、ソーナ、戦ってみないか?」

リアス「…」

ソーナ「…」

 

一樹「おれも賛成だ。二人とも戦ってみたらどうだ?」

リアス「わかりました。競う以上は負けないわソーナ。」

ソーナ「私も人生をかけて受けてたつわ。リアス。」

 

セラフォール「リアスちゃんとソーナちゃんの試合!うん!☆燃えてきたかも!」

 

サーゼクス「対戦の日取りは、人間界の時間で8月20日。それまで各自好きに時間を割り振ってくれて構わない。詳細は改めて後日送信する。」

 

こうして若手悪魔の会談は終え、リアスとソーナが戦うことになった…。




どうでしたか?僕るルビの振り方初めて知りました!wなので使わせてもらいました!w
それでは皆さんまたお会いしましょう~!


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第3話・修行開始です!第2弾!

皆さんこんにちはブルーヘクスです!今回は子猫編3話です!それでは皆さんどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。絶賛修行中です。(自分の)

一樹「はぁぁぁ!!」

俺はバアルの剣を振り下ろした。

カキンッ!

バハムート「甘い!」

バハムートとは片手で受け止めた。

一樹「ッチ!」

俺は一旦間合いをとった。

 

一樹「我が身に宿れ『アモン』!」

俺はアモンの魔装をした。

一樹「極大魔法…アモンの轟炎剣(アモール・ゼルサイカ)!!」

俺は直線上に炎を飛ばした。

バハムート「ふん!我にはそれは効かぬぞ!」

ムーさんはブレスを吐く体制に入った。

予想通りだ!

一樹「重力累加衝(ゾルフ・ルイーラ)!」

俺はアモンの炎をムーさんの背後に配置させた。

この技は自由に重力を動かせれるので軌道修正ができる能力だ。

 

バハムート「何!?」

一樹「そして!推力累加衝(ゾルフ・ルイーラ)!」

アモンの炎は超加速でムーさんへ向かった。

これは物体を超加速させることが出来る。簡単に言うと小石が銃のような速さで飛ぶ。

 

バハムート「グハッ!」

よし直撃した!

ムーさんの周りは炎の爆煙で見えなくなっている。

 

バハムート「いい攻撃だったぞ。さすがは我が相棒だ。」

と言いながらピンピンしてるじゃないっすか。

一樹「もっと威力を上げないとな…。」

これじゃあまだまだだ。

一樹「ムーさん一旦休憩にしよう。また後で修行を手伝ってくれ。」

バハムート「承知した。」

そして俺の修行は終了した…。

もっと…もっと強くならないと…みんなを守れる強さにならないと…。

 

 

 

☆☆☆☆

数時間が過ぎ俺はリアスたちの修行を手伝うことにした。

もちろんソーナたちのも手伝う予定だ。

 

一樹「まずはリアス。」

リアス「はい。」

一樹「お前は才能、身体能力、魔力、すべてが高スペックの悪魔だ。このまま普通に暮らしていてもそれらは高まり、大人になる頃には最上級悪魔の候補となっているだろう。だが、将来よりも今強くなりたい、それがお前の望みだな?」

リアス「ええ、当然よ。」

一樹「ならこの紙に記してあるトレーニング通り、決戦日直前までこなせ。アザゼル。紙を。」

アザゼル「へいへい。ほら、リアス。」

リアスはアザゼルからスケジュール表を貰った。

リアス「…これって、特別すごいトレーニングとは思えないのだけれど?」

一樹「そりゃそうだ。これは俺とアザゼルが考えた基本的なトレーニング方法だからな。おまえはそれでいいんだ。それは…王として…キングとしての資質がまだまだなお前のためのメニューだ。実際のゲームでは何が起こるかわからない。意味が分かるな?」

リアス「『(キング)』の知識が必要になるってことね?」

一樹「そうだ。一誠だけ頼りにしていたらいつかは一誠対策ができ負けてしまう。それには戦略的な知識が必要だ。駒をいかに残すゲームでもあるからな。俺的には。そこはリアスの判断で任せる。」

 

 

一樹「次に朱乃。」

朱乃「はい。」

一樹「お前は雷光をもっと強化しろ。バラキエルおじさんに鍛えてもらえ」

朱乃「わかりましたわ。」

 

一樹「次は祐斗」

木場「はい」

一樹「お前はまずは禁手(バランスブレイカー)になった状態で一日保たせてみせろ。それに慣れたら2日以上保たせれば上々だ。あとはリアスと同様基本トレーニングをしていけば十分に強くなる。」

一樹「剣術の方は…あの人に、師匠にもう一度教えてもらえ。いいな?」

木場「わかりました。」

 

 

一樹「次にゼノヴィア。」

ゼノヴィア「はい。」

一樹「お前はデュランダルを今以上に使いこなせるようにするここと。…もう一本の聖剣に慣れてもらうことにある」

ゼノヴィア「もう一本の聖剣?」

一樹「ああ。それはな…また後で教える。」

ゼノヴィア「了解した。」

 

 

一樹「次にギャスパー」

ギャスパー「は、はぃぃぃぃ!」

一樹「お前はその恐怖心を捨てろ。大丈夫お前ならできる。神器(セイグリッド・ギア)の方も鍛えること。これはアザゼルに任せてあるから。」

ギャスパー「わ、わかりましたぁぁぁ!」

 

 

一樹「次にアーシア」

アーシア「は、はい!」

一樹「お前も基本的なトレーニングで、身体と魔力の向上。そしてメインは神器の強化だ。がんばれるか?」

アーシア「は、はい!頑張ります!」

一樹「よし、いい子だ。」

 

 

一樹「次に白音」

白音「…はい。」

一樹「お前は申し分ないほどオフェンス、ディフェンス、『戦車(ルーク)』としての素養を持っている。身体能力も問題ない。…だがな、リアスの眷属達はオフェンス陣が多い。」

白音「…分かっています。」

白音は悔しそうな顔をしている。

一樹「まぁ、基礎の向上をしておけば十分だ。そして自らの力を使いこなせるようにしろ。」

白音「……」

一樹「大丈夫だお前ならできる。俺は信じている」ヨシヨシ

俺は白音の頭を撫で撫でした。

白音「わかりました…。」

 

 

 

一樹「さてと…最後は一誠お前だ。」

一誠「は、はい!」

一樹「ちょっとまってろ…もうすぐ来るはずだ。」

俺は上を見た。

…お!来たな。

それは15メートルはあるドラゴンだった。

一誠「ーードラゴン!」

一樹「そうだ、一誠。こいつはドラゴンだ。」

???「アザゼル、よくもあ悪魔の領土に堂々と入れたものだな。」

アザゼル「ハッ!ちゃんと魔王様直々の許可をもらってるぜ?タンニーン!」

そうこの人はタンニーンさん。龍王の1角だ。

一樹「タンニーンさん。来てくれてありがとう。」

タンニーン「シンドバット殿の頼みとならば私も承諾せざるおえない。」

一樹「てなわけでこいつがお前の先生のひとりだ。」

一誠「え、ぇぇえええええ!?」

 

 

一誠「ね、ねぇ先生の『ひとり』って言ったよね?兄貴。」

一樹「ん?ああ。言ったが?」

一誠「あともうひとりいるんだろ?誰なんだ?」

一樹「それはな…」

???「私の事だ一誠。」

それは…

 

ティアマットだった。

一誠「ティー!?」

タンニーン「!?ティアマット!久しぶりだな!」

ティアマット「久しぶりねタンニーン。」

一樹「てなわけだ!これが二人目の先生だ!頑張れよ!」

一誠「え、ぇぇえええええ!?無理無理無理!」

ドライグ『ハハハハ!龍王二人が相手だ!頑張れよ!相棒!』

一誠「無茶言うな!ドライグ!俺死ぬ!絶対死ぬぅぅぅ!!」

一誠「兄貴が相手じゃダメなの!?」

一樹「今回の修行は俺と俺の眷属たちはお前達には協力しない。この意味がわかるな?」

全員『…』

一樹「俺たちに甘えていればお前らは強くならない!なら、自分たちの力で強くなれ!俺はお前達を信じている!必ず強くなることを!以上だ!解散!」

 

そしてリアス達の修行が始まった…。

 

次はソーナのところだな…。ま、あそこも一緒だがな。

そして俺はソーナ達のアドバイスとスケジュール表を渡しに行った。

 

一樹「これがお前達のスケジュール表だ。」

一樹「今回はお前達にも協力させてもらう。俺たち(眷属)は何もしない。お前達の力で強くなれ!以上だ。」

全員『はい!』

 

一樹「ソーナ。あの時はすまなかった。お前の顔を泥を塗るような真似をしてしまった。」

ソーナ「いえ、私も嬉しかったのです。夢を応援してくれる人がいてくれて。」

一樹「当たり前だ。だからお前のちからでお偉いさんに見せつけてやれ!」

ソーナ「ええ!絶対勝ってみせます!」

 

そして俺はリアスとソーナのスケジュール表を渡し終えた。

 

どっちも勝ってほしい。だが勝負は勝者と敗者が存在してしまう世の中だ。頑張れよみんな。将来の悪魔界のためにも。

 

 

 

修行10日目…

 

修行も半日がすぎた頃

 

リアス「一樹!白音が倒れたそうよ!」

リアスは慌てて知らせてきた。

一樹「何!?」

俺はすぐさま白音のいる部屋に向かった。

 

 

一樹「白音!?大丈夫か!?」

黒歌「大丈夫。今はねむっているにゃ。」

一樹「そうか…。それよりその耳…。」

黒歌「うん。言いたい気持ちはわかるにゃ。とうとう出てしまったようにゃね…。」

それは白音に黒歌同様の耳…猫又の耳が現れていた…。

 

 

数分後

白音「う、ううん…」

一樹「おはよう白音。よく眠れたかい?」

白音「兄さん…ここは?」

一樹「白音の部屋だ。体は大丈夫か?」

白音「はい…。それよりこの耳…」

白音は自分の頭についている耳を触った。

一樹「ああ。黒歌と同じ耳が生えたんだ。それよりなオーバーワークは良くないぞ?」

白音「…兄さんに何がわかるんですか!!」

一樹「!?」

 

白音「私は…強くなりたいんです。祐斗先輩やゼノヴィア先輩、朱乃さん…そして一誠兄や、一樹兄さんのように心と体を強くしていきたいんです。ギャーくんも強くなってきてます。一夏だって魔法が強く。アーシア先輩のように回復の力もありません。…このままでは私は役に立たずになってしまいます…。『戦車(ルーク)』なのに、私が1番…弱いから…。お役に立てないのは嫌です…。」

白音「そして、段々みんなと離れていっているような気がするんです…。」

 

違う…それは違うぞ…。

 

一樹「白音。それはお前の思い込みすぎだ。」

白音「え?」

 

一樹「お前は人一倍頑張りやさんで、誰よりも強くなりたいと願っている。ある人は言った…『努力は人を裏切らない。経験ほど価値のある財産はない。』っと。それはつまり、努力する奴は必ず勝てる日が来る!って意味だな。そしてまたある人は言った。『人間の本当の強さは、何度転んでも起きあがれること。起きあがった回数と人間の強さは比例する』ってね。」

 

一樹「俺が言いたいのはどれだけ転んだっていい。また立ち上がればいいんだ!努力すればいいんだ!だが、オーバーワークは体に悪い。わかるな?」

白音「…」

 

一樹「俺は確かに『今回は手伝わない』っと言ったが、悩み事なら別だ。お前は一人じゃない。みんなは一人の為に(ワンフォーオール)一人はみんなのため(オールフォーワン)ってね。一人で抱え込むな。皆だって、俺だって心配するんだ!可愛い妹の一人が苦しんでるのを見てるのは!」

白音「…ヒック…ごめんなさい。…ごめんなさぁぁぁい!!」グスン

俺は白音を抱きしめた。

一樹「泣け。泣いた分だけ強くなる。」

 

俺は白音が落ち着くまでずっと抱きしめていた。

 

いつまでも…ずっと…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

???編…

???「へぇ~あいつやっぱ強いなぁ。」

???「どうした?我が相棒。」

???「いや、昔の親友が強くなって俺と同じで転生されてるからワクワクしてよ。」

???「そうか。それより白龍皇(ヴァーリ)が待っている。早く行くぞ。」

???「ああ。」

楽しみだぜ。お前とやり会える日が来るのが…な。

なぁ…一樹。




どうでしたか?なんか無茶苦茶展開すみません!w
先に言っておきますが原作では黒歌が悪者の所は出しませんのでご了承下さい!あ!そうそう!一樹や僕に質問ある方はどしどし質問してください!できる範囲は答えます!
それでは皆さんまたお会いしましょう!


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第4話・決戦!リアスVSソーナ!

こ、こんな長文書くつもり無かったのに8500以上字書いてしまった…。…はっ!皆さんこんにちはブルーヘクスです!今回は白音編最終話です!それでは皆さんどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。今日は修行最終日…

みんなが集合し今から結果を聞きます。

 

一樹「さてお前ら!結果を聞こうか!まずリアス!」

リアスは前に出た。

リアス「今回の結果は…『(キング)』として何をするべきか分かったわ。そして魔力の上昇、一夏が前に教えてくれた魔力の凝縮もだいぶ出来てきた。ってとこかしらね。」

 

おー!それは凄いぞ!

一樹「うん!良くやった!次は朱乃!」

朱乃「今回の結果は…父様に修行してもらい雷光の威力を上げましたわ。」

一樹「うん!よく頑張った!次に祐斗!」

 

木場「僕は『禁手(バランスブレイカー)』に一日保たせることが可能になりました。」

一樹「さすがだ!次にゼノヴィア!」

ゼノヴィア「私はデュランダルに慣れてきて、一樹兄が渡してくれたあれもだいぶ良くなったよ。」

そう、そのあれとはみなさんもご存知『アスカロン』です。

 

一樹「うん!頑張ったな!次にギャスパー!」

ギャスパー「は、はぃぃぃぃ!ぼ、僕は…きょ、恐怖心を無くすことは出来ませんでした…すみません。」

 

一樹「仕方ない。誰にだって出来ないことはある。よく頑張ったな!次にアーシア!」

アーシア「は、はい!私は前は3mでしたが2m増えて5mになりましたぁ!」

一樹「よく頑張ったな!次に一誠!」

一誠「は、はい!お、俺は一応『禁手(バランスブレイカー)』に至りました!」

一樹「なに!?それはどうやってだ!?」

そんなの聞いてないぞ!

一誠「そ、それは遥香姉さんのつついたのさ!『おっ』…」

ゴツン!

一誠「いっ、痛てぇ!」

遥香「ゴホン!一誠?それ以上喋ると怒るわよ?」ニコニコ

一誠「は、はぁい…」

一樹「ん?なんだ!?気になるじゃないか!なぁ!何で至ったんだ!?『おっ』の続きはなんだ!?」

一誠「そ、それは…ひ、秘密だよ…?」

くそ!気になるじゃないか!

一樹「ま、まぁ秘密ならいい。」

 

さて最後は…

一樹「白音。今回はどうだった?」

白音「私は体を休めてから何とか黒歌姉様みたいな姿になることが出来ました。」

一樹「うん!流石は我が妹だ!」

白音「これも…一樹兄さんのおかけです///ありがとうございます!///」ニコ

う!や、やめろ!可愛いじゃないか!

白音「///」

俺はいつの間にか白音を抱きしめていた。

女子達『…ッ!!』

一樹「よく頑張ったな白音。俺の自慢の妹だ!」ヨシヨシ

白音「う、うにゃ~///」

リアス「ちょっと!一樹!私にもギュッ!ってしなさいよ!」

朱乃「いいえ!私にしなさい!一樹!」

アーシア「白音ちゃんばっかりでずるいですぅ!わたしにもしてください!」プク

ゼノヴィア「それを言うなら私にしてもらおうか!」

黒歌「白音せこいにゃ!一樹を独り占めするにゃー!」

一夏「お兄ちゃん!たまには私にもしてよ!白ちゃんばっかでずるいよ!」

一樹「え、えぇ…。」

遥香姉さん以外みんな文句を言った。

 

だが、この結果を活かして頑張れよ!みんな!

 

 

そして決戦の日…

 

俺は眷属たちと共にモニタールームに到着しサーゼクス達と観戦していた…

 

一誠『俺も命をかけさせてもらうぜ。こんなところで立ち止まる訳にはいかないんだ。匙!行くぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!輝きやがれっ!ブーステッド・ギアァァァ!!!』

Welsh Dragon Balance breaker!!!!!!!!(ウェルシュドラゴンバランスブレイカー)

 

 

匙『へへ!そう来なくっちゃ面白くないよなぁ!!!!!俺も命かけて戦わせてもらうぜ兵藤ぉぉぉぉぉ!!!』

 

…お前ら…いい試合するじゃないか…!

俺は久々に胸が高まった。

 

 

☆☆☆☆

木場編…

 

僕…木場祐斗は現在会長の『女王(クイーン)』、「生徒会副会長」真羅椿姫先輩と『戦車(ルーク)』の由良さんと『騎士(ナイト)』の巡さんと交戦中…。

…っく。不利すぎる…。

そしてギャスパーくんがやられたというアナウンスが聞こえた…。

真羅「冷静ですね。

木場「ええ、こういうのに慣れておかないと身が保ちませんから」

心中でははらわたが煮えくり返っている。

「まったくあいつは体の鍛えが足りないから」

横でゼノヴィアも嘆息していた。

ゼノヴィア「だが、かわいい後輩をやられたのでね。仇は討たせてもらうよ!!」

 

ギィィイイィィン!

 

僕と真羅先輩、ゼノヴィアと巡さんが剣を交える。

 

巡「…聖剣!?」

ゼノヴィア「ああ、これはアスカロン。イッセーから借りた」

『ッ!?』

ゼノヴィアの告白に全員驚いていた。

そしてなんとデュランダルのオーラ…聖なるオーラだけを放出することが可能になっていた。

ゼノヴィア「くらえ!」

ゼノヴィアが一気に詰める!取ったか!

だが…

由良「反転(リバース)!」

!?。ゼノヴィアが一撃を繰り出すが、聖なるオーラは消失し、魔のオーラと変化した。

…これは厄介だな…。

木場「ゼノヴィアチェンジだ!」

ゼノヴィアは僕の声に気づき、位置を交換した。

ゼノヴィア「これで勝負を決める!」

真羅「神器、『追憶の鏡(ミラー・アリス)』」

ズドオオオオオオン!!

なに!?

真羅「この鏡は破壊された時、衝撃を倍にして相手に返します。…私はカウンター使いです。木場祐斗くん、パワータイプのゼノヴィアさんを私にぶつけたのは失策です。」

ゼノヴィア「がはっ!」

くそ!やられた!

『フェニックスの涙』も今はない!どうすれば!

ゼノヴィア「ふふふ…ははは!!」

ゼノヴィアは不敵な笑みを浮かべた。

真羅「!?何が面白いのですか!?」

ゼノヴィア「いやいや!どこを狙っている(・・・・・)のかと思っていてね!」

ゼノヴィアは由良さんの背後に立った

由良「なっ!」

ゼノヴィア「遅い…」

ザシュッ!!

『ソーナ・シトリーさまの「戦車」1名、リタイヤ』

由良さんは輝き始め、この場から消えていった。

ゼノヴィア「木場ぁぁぁ!今がチャンスだぁぁ!!」

僕は瞬時に切り替えて巡さんを貫いた。

巡「がはっ!」

『ソーナ・シトリーさまの「騎士」1名、リタイヤ』

真羅「くっ!ここは一旦引きます!」

そう言いながら副会長は消え去っていた。

木場「ゼノヴィアどうして!?」

ゼノヴィア「ふふ…まぁ色々鍛えたからな?このアスカロンとブァレフォールの剣でね。」

木場「ブァレフォールの剣!?聞いたことのない剣だね…」

ゼノヴィア「これは一樹兄の作ってくれた剣だからね。みんなに内緒で作ってくれたのさ。」

木場「だが!『協力しない』っと!」

ゼノヴィア「…これって協力に入るのか?」

木場「さ、さぁ?」

ゼノヴィア「まぁ勝ったからいいじゃないか!結果オーライってやつさ!」

な、なんか無茶苦茶にまとめちゃったよ。

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

遥香「一樹?あれってブァレフォールの剣よね?」

一樹「ん?そうだけど?」

遥香「あなた『協力しない』って言ったわよね?」

一樹「これは『協力』ではないよ」

遥香「え?」

一樹「あいつが『もっとハードなトレーニングをしたい』っと言ったからブァレフォールの剣を作って渡しただけだよ。だからこれは『強化のアドバイス』ってやつさ!」

全員(遠回しに言うと協力してるんじゃないの!?)

一樹「あ!そうそう!ブァレフォールは実体化したようなものを作れるからゼノヴィアの残像ができたのさ!」

全員(やはり家族には甘い男だ)

全員がそう思っていた…

 

 

☆☆☆☆

 

一誠編…

匙との殴り合いになってから数分。

幕を閉じようとしていた。

匙「今日!俺は!お前を超えていくッッ!!」

ゴンッ!

匙の殴りは鎧を通し、俺の心にまでズドンと重く響いた。

へへ!そう来なくっちゃなぁ!

一誠「来いよ、匙。来いよ!匙ィィィッ!終わりじゃないんだろう!?こんなので終わりなんかにするつもりはないんだろう!?俺たちはバカに出来ることなんざ、突っ走ることぐらいなもんだもんなぁ!!!」

奴はゆっくりと、一歩ずつ、前へ進んでくる。

一誠「お前も必死に修業したんだろう?俺も必死こいて修業したよ。ボロボロになるまで修業した!!兄貴を超えるために…お前を超えるために修業してきたんだぁぁぁ!!」

匙「…俺だって…一緒…だ!!一樹の…兄貴を…超えるために…そして…お前を…超えるために…死にものぐるいで…修業したんだ…!だから…負けねぇ…。会長のためにも…負けたくねぇんだぁぁぁぁ!!!!!」ハァハァ

匙は息を切らしながら言った。

一誠「来いよ、匙。俺はお前を倒す」

匙「それは…こちらのセリフだ!…兵藤!!!。お前を…倒す!」ハァハァ

一誠・匙「「うおおおおおおおおおおおお!!!!」」

俺たちは最後の力を振り絞った…。

ダガンッ!

 

『ソーナ・シトリーさまの「兵士」1名リタイヤ』

一誠「白音。手を握ってくれないか?」

白音「…兄さん?」

一誠「ダチをぶっ倒したのは初めてなんだ。分かっちゃいたけどさ。分かっていたけど……」

震える拳を白音は微笑みながら優しく握ってくれた。籠手越しでもそれが伝わったんだ。

白音「かっこよかったです。自慢の兄さんです。」

その言葉は俺に十分なぐらい届いた。

 

リアス『みんな聞こえる?そろそろ終盤が近いわ。相手陣の方へ乗り込むわよ。』

 

一誠「行こう。白音。」

白音「はい!」

 

 

 

☆☆☆☆

一樹編…

そろそろ終盤か…

 

一樹「ん?あれは…」

モニターに映っていたのは

一誠が倒れていた…。

『フェニックスの涙』を使ったが効果がない?何が起きてるんだ?

リアス『何をしたの!?ソーナ!』

ソーナ『彼の血を取っているです。人間がベースとなっている転生悪魔。人間は体に通う血液の半分を失えば致死量です。知っているでしょう?レーティングゲームのルール。ゲーム中、眷属悪魔が戦闘不能状態になると、強制的に医療ルームへ転送されます。』

一夏「一樹兄!一誠兄が死んじゃうよ!」

一樹「死なねーよ。戦闘不能状態になると強制的に医療ルームへ転移される。だが…ソーナもよくそんなことを思いついたな。」

まさかそこまで考えていたとは…

だが待てよ?何故血を取ることが出来たんだ?

遥香「恐らく匙くんが関わっているでしょうね。」

元士郎が関わっている…?

…!そうか!あいつ神器で少しずつ吸い取っていたのか!

あいつそんなことが出来たのかよ!

ソーナ『リアス、あなたのプライドと評価は崩させてもらいます』

だが…

一誠『まだ…だ…。』

フ…ホント…うちの弟はタフだぜ。

 

☆☆☆☆

 

一誠「まだ…だ…。」

俺は力振り絞り立ち上がった。

リアス「イッセー?」

一誠「部長。最後まで戦わせてくださいね。」ニコ

一誠「高まれ、俺の欲望ッ!煩悩解放ッ!」

一誠「広がれ、俺の夢の世界ッ!」

一誠「『乳訳翻訳(パイリンガル)』!!」

一誠「あなたの声を聞かせてちょうだいな!」

リアス『イッセー。大丈夫かしら…。あまり変なことをすると体に障っちゃう……でも…最近一樹に似てきたかしら…』

一誠「部長、今俺のこと心配してくれましたね?変なことばかりしていると体に障ると…。てか俺、兄貴に似てきました?」

リアス「イッセー!ど、どうしてそれを!?」

俺は会長の胸に質問する

一誠「あなたは今何を考えている?」

ソーナ『もしかして、心の声が聞こえてる?心の声が聞こえる技を開発したのかしら☆ソーナ、困っちゃう☆あとあと、一樹に似てるわね☆』

ソ、ソーナ会長のキャラ崩壊がやばいよ…。

ま、まぁそれより…

 

一誠「へい!そこの『僧侶』のお姉さんのおっぱいどうなのさ!」

「いや!聞かないで!」

『はぁ…一樹兄様ぁぁ…あなたのお側にいたァい…』

一誠「…なんだよ…。なんなんだよ!兄貴ばっかモテやがって!もう一人の『僧侶』のお姉さんのおっぱいはどうなんだい!」

「やめてください!キモい!」

『兵藤怖い…。お兄さんの方がもっと優しいのに…お兄さんが可哀想…。はぁ…一樹兄様ぁぁ!!犯したいィィィィィ!!』

一誠「また兄貴かよ!ちくちょう!しかも兄貴受けの方だし!」

ソーナ「リアス。これはちょっと…。」

リアス「ごめんなさい…」

ソーナ「怖い技だと思うけれど、プライバシーの侵害で、このままでは女性悪魔と戦えませんよ?」

リアス「ええ、厳重注意するわ…」

 

ってこれて…。

一誠「俺まるで変態じゃないか!」

『ド変態ですッ!』

グレモリー、シトリーからの総ツッコミを俺は食らった!

 

なんかすいませんね!

 

 

☆☆☆☆

一樹編…

 

一樹「はぁ…お前ってやつわ…」

一夏「一誠兄…。」

遥香「はぁ…」

黒歌「にゃはは!あの子はいつも通りにゃね!」

バハムート「ドライグも大変だな…」

はは…後でお仕置きだな…。

すると…。

『ソーナ・シトリーさまの「僧侶」1名、リタイヤ』

『リアス・グレモリーさまの「僧侶」1名、「兵士」1名、リタイヤ』

どうやら一誠とアーシアがやられたらしいな…。

アーシアはたぶん「反転(リバース)」を食らって回復からダメージに変わったのだろうな…。

朱乃『はぁ…一樹ィ。見ていてね?』ニコニコ

 

朱乃…頑張れ。

 

☆☆☆☆

木場編…

イッセーくんとアーシアさんが倒され、会長の眷属は『僧侶』の花戒さん。残るは僕とリアス部長、朱乃さん、白音ちゃん、ゼノヴィアの5人だった。

相手は残り3名。会長、真羅先輩、『僧侶』の生徒会メンバー。

そして現在

朱乃「はぁ…一樹ィ。見ていてね?」ニコニコ

ブルッ!

全身から嫌な冷や汗が出てきた。

バチバチバチ!!!

朱乃さんから出ている雷光が凄まじい魔力を感じる!!

朱乃「…消しますわ。」

怒気の含んだ迫力ある一言のあと、朱乃さんの手から大出量の雷と光がうみだされて、シトリーの『僧侶』草下さんに襲いかかる!

ドオオオオオオン!

草下「反転!」

朱乃「無駄よ。雷を反転させようとしたのでしょうけど、今のは雷光。雷と光。反転させるのには光の部分の反転が足りなかったわね。」

『ソーナ・シトリーさまの「僧侶」1名リタイヤ』

朱乃「反転するものを違えれば力を覆せないわ。」

朱乃「ふふふ…一樹は渡さないわよ…ふふふふふ…」

 

 

一樹side

ブルッ!な、なんか寒気が…。

一樹「き、気のせいだよな…。」

 

 

木場side

さてと…次は…

真羅「決着を付けましょう。木場くん。」

木場「そうですね。」

ゼノヴィア「木場。あれを使え。」

そうだね…あれを使えば勝てるね。

木場「了解したよ。」

木場「ペトロ、パシレイオス、ディオニュシウス、聖母マリア。我が声に耳を傾けてくれ!」

真羅「嘘でしょ!?そんなことが!」

木場「聖なる刃に宿りしセイントの御名において、僕は解放する。ーーーーデュランダル!!!」

ゼノヴィア!使わせてもらうよ!

真羅先輩は体制を崩している状態で僕は斬りかかった。

ザシュッ!

「がはっ!」

先輩はもろに食らった。

真羅「…!計算外だわ、ソーナ!兵藤君よりも…!真のエースは……ッ!注意すべき眷属は…!木場祐斗!」

『ソーナ・シトリーさまの「女王」、リタイヤ』

木場「僕はーーイッセーくん、いや、赤龍帝とシンドバッドを超えることを目標にしいますから。」

僕は決めたんだ。超えることもそうだけど、リアス部長を泣かすことはしたくないと決めていたんだ。

一誠くん…やったよ。

 

☆☆☆☆

リアス編…

祐斗に朱乃…良くやってくれたわ。

さて最後は…

ソーナ「リアス、最後は『王』同士で対決しましょう。」

リアス「…ええ。わかったわ。」

木場「危険を感じたら、即時に助けに入ります。わがままさ聞きません」

リアス「…わかったわ。」

私は一歩ずつ、前へ…ソーナに近づいていった。

ソーナ「さて、リアス。私の水芸、とくと披露しましょうか。」

リアス「臨むところよ!ソーナ!」

リアス・ソーナ「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」

ドゴオオオオオオオン!!!

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

一誠編…

 

ゲーム終了後、俺が目を覚ましたのは医療施設の一室だった。ベッドの上にいた。

…クソ!やってしまった!!!

俺たちは負けてしまった。

会長の一撃目が囮で最後に兄貴が使っていた。『水神召喚(ヴァイネル・ガネザ)』でやられてしまった。まさかそんな技が使えるなんて思わなかった。全員がそう思っていた。どうやら神は会長に微笑んだらしい

部長は…心底悔しがっていた。すみません。部長。

サーゼクス「これを受け取りなさい。」

匙の病室からサーゼクスさまの声が聞こえてくる。

俺は匙の病室へ向かった。

どうやら高価そうな小箱を手に持っている。

匙「あ、あの…これは…?」

一樹「これはな…レーティングゲームで優れた戦い、印象的な戦いを演じたものに贈られるものなんだ。」

匙「お、俺は兵藤に負けました…。これを受け取っていい立場ではありません。」

一樹「何言ってんだ。元士郎お前は最高のバトルをして、会場のみんなをわかせた男だ。それはすごい事なんだ。」

サーゼクス「自分を卑下してはいけない。君だって、上を目指せる悪魔なんだ私は将来有望な若手悪魔を見られて嬉しい。もっと精進しなさい。私は期待してるよ」

一樹「俺も期待しているよ。よく頑張ったな元士郎。」

匙は泣きながら受け取った。

匙「…はい!…ありがとうございます!」グスン

 

…匙。おめでとう。

俺はヴァーリだけがライバルと思っていた。ヴァーリだけを倒すべきライバルだと信じて疑わなかった。…それは違った。間違っていた。

俺は…負けない!絶対にだ。そして次戦う時は必ず勝つ!

だからまたやろうぜ。

俺のライバル、匙元士郎。

 

 

 

 

☆☆☆☆

一樹編…

 

試合が終わりリアスたちにも顔を出し俺は眷属と一緒に一旦会場にでた。

一夏「ねぇお兄ちゃん。ソーナさんがなんでヴィネアの技が使えたの?」

一樹「ん?ああ。一応『アドバイス』はしたんだ。あいつは水を扱うのが得意だと言ったからな。だが…」

まさかソーナがヴィネアの極大魔法を使うとは思わなかった。

たぶんあいつ独自の極大魔法だろう。

 

俺は手を出し白ルフを手にのせた。

ルフは蝶々のような形をしている。

すると…

!?いきなり黒ルフに変わった!

バチバチバチ!!!

???「よう!一樹!久しぶりだな!」

上を見るとジュダルのような顔つきをしている人が喋っていた。

そして横には白龍のような顔つきをしている人もいた

一樹「誰だ!お前は!」

???「おいおい昔の親友の名前を忘れるなんてひどいぜ!」

昔の親友?…まさか!?

一樹「お、お前和也…なのか!?」

和也「ご名答!」

一樹「な、なぜ!ここに!」

和也「俺もよぉ死んじまったんだよぉ…。そしたらダビデのオッサンが助けてくれてここに転生したってわけだ!」

なに!ダビデだって!?

俺は戦闘態勢をとった。

和也「今日はやるつもりは無いぜ。挨拶だけだ。俺の名前は橋本 和也!みんなからは『練 紅炎』って呼ばれてるぜ!」

そして横にいる人も喋った。

???「我が名はヒュドラ!バハムートよ!久しいな。」

バハムート「ヒュドラだと!?なぜ貴様がここに!」

ヒュドラ「色々と縁があってな。またやり合おう。我が戦友よ。」

和也「じゃあな一樹…いや、『シンドバッド』!!」

そして和也とヒュドラは消えていった。

まさかあいつがここに転生するとは…めんどくさい事になってきたな……!!!

一夏「お、お兄ちゃん大丈夫?」

黒歌「こ、怖い顔してるにゃ…」

一夏と黒歌は心配していた。

一樹「あ、ああ。大丈夫だ。さて!みんな戻るぞ!」

そして俺は一誠たちの方へ戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

八月後半…

俺たちはリアスの本邸前の駅で冥界とのお別れの時を迎えようとしていた。

ジャック「それでは、一樹。また会える日を楽しみにしているよ。いつでも気兼ねなく帰ってきてくれてかまわんよ。私達は家族なんだから。」

一樹「うん。ありがとう!義父さん!」

ヴェネラナ「元気でね。体調を崩してはいけませんよ?」

一樹「ありがとう。義母さん!」

ヴェネラナ「リアス、一樹と上手くいくのですよ?」

リアス「わ、わかってますわよ!///」

???なんのことだか分からんがまぁ仲良くしろってことかな?

サーゼクス「一樹。また会おう」

一樹「ああ。元気でな。」

ミリキャス「一樹兄様!また会えますよね?」

一樹「ミリキャスがいい子にしてたら会えるよ。」

ミリキャス「それでは!いい子して待ってます!」

一樹「うん!いい子だ!」

グレイフィア「お元気で。」ニコ

一樹「うん。グレイフィア姉さんも元気でね。」ニコ

 

 

そして列車に乗り込み、窓からサーゼクスさまたちに最後の別れを告げる。

長かったな…。でも久々に帰ってこれたから良かったよ。

また来るよ。冥界のみんな!!

 

数時間が過ぎ

 

 

 

そして俺たちは人間界側に到着した。

降りた途端…

???「アーシア・アルジェント…。やっと会えた。」

アーシア「あ、あの。」

困惑しているアーシア。誰だ?

一樹「おいおい。あんた誰だ?」

???「…僕を忘れてしまったのかな。僕たちはあの時出会ってたはずだよ。」

この優男見たことあるぞ…。

アーシア「…っ!その傷は、もしかして!」

アーシア?覚えがあるのか?

???「そう、あの時は顔を見せられなかったけど、僕はあの時の悪魔なんだ。」

アーシア「ーっ!」

???「僕の名前はディオドラ・アスタロト。傷痕が残らないところまで治療をしてもらえる時間はあの時はな無かったけど、僕は君の神器によって命を救われたんだ。」

 

リアス「ディオドラ?ディオドラね?」

ディオドラだと?確か若手悪魔の一人だったはず。

こいつがなんでアーシアと関わりが?

ディオドラ「アーシア、僕は君を迎えにきた。会合のとき、挨拶出来なくてごめん。でも、僕と君の出会いは運命だったんだと思う。…僕の妻になって欲しい。僕は君を愛しているんだ」

 

そいつは俺の目の前でアーシアに求婚したのだった。




な、長くなってしまった…。どこで区切っていいのか分からなかったのですぅ!皆さん長文すみません!これで白音編終わりです!皆さんまたお会いしましょう!


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体育館裏のホーリー
第1話・二学期始まりました!


皆さんこんにちはブルーヘクスです!おまたせして申し訳ないです!今回からディオドラ編入っていくのでよろしくお願いします!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

アーシア「一樹さん。」

俺の後ろに白無垢姿のアーシアがいた…。

え?どゆこと?な、なんでアーシアがそんな姿に?

うるうると潤んだ瞳で俺を見つめ、アーシアは一言いう。

アーシア「今までありがとうございました。アーシアは、今日、お嫁に行きます。」

…ふぇ???

お、お嫁…?

遥香「うう、アーシア…立派になったわね…!」

一誠「アーシア、キレイだぞ!」

一夏「綺麗だよ!アーシアお姉ちゃん!」

お、おい!三人ともアーシアの姿を見て号泣している!

リアス「アーシア、いつでもここへ帰ってきていいのよ?」

リアスも目元の涙を拭いながら言う。

朱乃「アーシアちゃん、あとの事は大丈夫ですからね。」

朱乃もリアスと同様に感極まっていた…。

一樹「お、おい!二人とも!祝福してどうするんだよ!てか相手誰だ!」

「お兄さん、初めまして。僕はディオドラ・アスタロト。上級悪魔でチョーお金持ちです。ふふふ、アーシアの事はお任せ下さい。必ずや幸せにしてみせますから!」

それはアーシアに求婚した奴だった…。

て、てめぇぇぇ!!アーシアちゃんは誰にも渡しません!

遥香「なんてイケメン!これから安心ね!」

え?

一誠「ああ、お金持ちっていう点も安心だな!老後も安泰だ!」

ちょ、ちょっと…

一夏「私もあんな人と結婚したいわ!」

あ、あのぉぉ…

リアス「ディオドラなら安心してアーシアを預けられるわ!」

朱乃「そうですわね」

だ、だめだよ!?渡さないよ!?

ディオドラはアーシアをお姫様抱っこすると、そのままこの場をあとにしようとする。

一樹「ちょ!お前!待て!ディオドラ!俺は認めてねぇぞ!」

追いかける俺。だが一向に近づけない。

アーシア「一樹さん!今までお世話になりました!私、幸せになります!」

…え、…ええええええええええええ!?

ダメだ!行くな、アーシア!おーい!!

一樹「アーシアさん!?ちょ、ちょっと待ってえぇぇぇぇぇぇぇ!」

そ、そんな…。お、俺の大切家族の一人がどっか行く…のか…?

ビリビリ

そして俺の周りには黒ルフが飛んでいた…

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

アーシア「一樹さん?大丈夫ですか?」

…俺を覗き込むパジャマ姿のアーシア。

一樹「アーシア…が、いる?」

アーシア「はい?私はここにいますよ?寝言で私の名前を呼んでいました」

一樹「アーシアが嫁に行く夢を見たんだ…。すっごく辛かったよ…。」

アーシア「ふふふ。変な一樹さん。大丈夫ですよ。私、まだお嫁に行きませんから。」

一樹「本当に本当?」

アーシア「本当の本当です!」

満面の笑みで答えてくれるアーシア。うん!さすがは兵藤家の天使だ!

???「…うにゃぁ」

ーっ!?なんだか、俺の下腹部辺りでもぞもぞと動くものがあるぞ!?

俺は恐る恐る布団を覗き込むとそこには白音がいた!い、いつの間に俺の寝床に入ったんだ!?

白音は白いワイシャツだけ(・・)しか着ていなかった!や、やばいやばいやばい!

白音は起き上がり俺の顔を見た

白音「…にゃん♡」

ズキューン!

か、かかか…可愛いいい!!!!!!

猫耳をぴこぴこと動かし尻尾もふりふりしていた。

はぅあぅ…。うちの妹達はすっっっごく天使です。

いやほんとに…。

でも…。

一樹「アーシアの嫁入りが夢でよかったよ。」

俺は白音の頭を撫でながら言った。そこへ…

リアス「夢だけにしたいわね。」

先に起きていたリアスがベッドに腰を掛ける。てかあなたもここに寝てたの?

バサバサ

リアスは大量にある手紙をばらまいた。

一樹「それ、手紙か?」

リアスは頷いた。

リアス「ええ、送り主は…ディオドラ・アスタロト。どうもラブレターのようね。それにその他にも映画のチケットやお食事の誘い、商品券などもあるわ。大きな物まで送られてきていて、玄関口に置いてあるのよ。これで何度目かしらね…ハァ…」

リアスはため息をついた。

一樹「あいつそんなものまで送ってくるのかよ。次そんなもの送ってきたら送り返してやる!」

リアス「ディオドラの住所も知らないのにどうやって送り返すのよ…」

一樹「あ…///そ、そうでした…///…テヘ!///」

俺は舌を出して言った。

リアス「もう…あなたって人は…。」

アーシア「ふふふ。やっぱり一樹さんは面白いです!」

リアスは呆れていて、アーシアは微笑んでいた。

 

でも、何かやばい事が起こらなければいいんだがな…。

 

 

 

 

☆☆☆☆

夏があけ、すでに新学期…二学期だ。

俺は体育祭に向けての準備をしていた。

たしか俺の出る種目は1、2、3年生組対抗リレーと3人4脚だったような気がする。

組対抗は、1年生と2年生と3年生の合同リレーで、そのアンカーをやる事になったんだ。

たしか1年生はギャスパーと白音が出ていて、2年生は一誠とゼノヴィアが出ていて、最後に俺ら3年はリアスと俺が出ることになった。

 

…うん。オカ研メインになっちゃてるよ…。

ま、まぁ仕方ないとしておこう。

んで3人4脚はリアスと朱乃と組むことになった。しかも俺真ん中で。

やばいよ。なんで男じゃないんですか。美人・ブス・美人ってやばいですよ。でも二人とも喜んでいて、顔を赤らめていた。なぜなのか分からぬ。ま、こんな感じかな。

 

あとは…

???「どうしたの?一樹兄?」

一樹「ん?あ、わりぃ。ちょっと悩み事としててね。んでここが音楽室。分かったか?イリナ。」

イリナ「うん!だいたいわかった!」

一夏「イリナお姉ちゃんもこの学校に来るなんて思わなかったよ!」

イリナ「ふふふ。ミカエル様に通うように言われてね〜。一樹兄の家にもホームステイすることになったし!」

一誠「俺もびっくりしたよ。クラスのやつらに『またお前かぁぁあ!』とか、『一誠死ねぇぇぇぇ!』って言われたし。」

はは。お前も苦労してんな…。

一樹「…てか、ミカエルに頼まれたのか?」

イリナ「ええ!」

一樹「それじゃあ、ここに来るということは『聖書に記されし神』の死は知っているんだな?」

一誠「あ、兄貴!いきなり、それは…!」

一樹「バカたれ。ここに来たっていうことは、そういうのを込みで任務を受けてるはずだ。」

イリナ「もちろんです。シンドバッド様。安心してイッセーくん、私は、主の消滅をすでに認識しているの。」

急にかしこまるなよ。なんか照れるだろ。

ん?待てよ。

一樹「…イリナ。お前…天使化したか?」

一誠「天使化?そんな現象あるの?」

一樹「いや、実際には今まで無かった。理論的なものは天界と冥界の科学者の間で話し合われていたが…」

俺は考え込むように目を細めた。そしてイリナは頷いた

イリナ「うん。ミカエルさまの祝福を受けて、私は転生天使となりました。なんでも、セラフの方々が悪魔や堕天使の用いていた技術を転用してそれを可能にしたと聞いたわ。」

マジか。

さらにイリナは続ける

イリナ「四代セラフ、ほかのセラフメンバーを合わせた十名の方々は、それぞれ、Aからクイーン、トランプに倣った配置で『御使い(ブレイブ・セイント)』と称した配下を12名作ることにしたのです。カードで言うキングの役目が主となる天使さまとなるの。」

一樹「なるほどな。『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』の技術だな。何か作っていると聞いたがこれのことだったのか。」

一樹「確かそのシステムだと、裏でジョーカーなんて呼ばれる強い者もいそうだな。トランプにチェス…ね。俺らもそれを真似て作ってみるか?」

一誠「例えば?」

一樹「将棋…とかだな。人間らしくなおかつ、日本人らしいからな。」

一夏「へぇ!いいね!それ!」

一樹「ま、例えばの話だ」

一樹「こんな所でも話してても仕方ない。とりあえず一旦家へ帰るか。日もくれている。」

一夏「そうだね。」

一誠「了解。」

イリナ「久しぶりの兵藤家ね!楽しみ楽しみ!」

イリナはワクワクしながら家へと向かった。

 

 

☆☆☆☆

家に着いた後俺はふと思い出した。

それは3人4脚の決める時と、練習の時だった。

 

 

先生「それじゃあ3人4脚だがどうする?」

俺は窓を見ていた。当然先生の話は聞こえていない。

先生「兵藤。お前脇のところ破けてるぞ?」ニヤリ

一樹「え?ホントっすか?」

俺は先生の言葉に気づき、ワイシャツの脇を見るが……。

見ると破れていなかった。すると…。

先生「はい!決まり!」

一樹「ふぇ?」

先生「はい!兵藤、3人4脚の1人決定〜!」

うわ!あの人騙しやがった!大人気ねぇ!

先生「んで?そのパートナーは…と。お!やはりお前らだな!」

俺は横を見るとリアスと朱乃、黒歌、ソーナが手を挙げていた。

先生「ん〜だがなぁ。あと二人だから…。よし!お前ら!魅力勝負だ!」

は!?なにそれ!普通ジャンケンでしょ!?みんなも納得いかないよね!?

だが…。

リアス「望むところよ!」

朱乃「負けませんわ!」

黒歌「一樹は私のものにゃ!」

ソーナ「いいえ!私のものです!」

一樹「ちょ、ちょっと君たち…」

リアス・朱乃・黒歌・ソーナ「「「「あなたは黙ってて!」」」」

一樹「なんで俺が怒られるの!?」

先生「ま、頑張れや兵藤。それじゃあ決まったら教えてくれ。俺は寝る…ハァァ…」

そして先生は椅子に座り寝始めた。

あの人!丸投げしやがった!

リアス「さて、一樹。誰と誰を組むのか言いなさい?もちろん私よね?」

リアスは近づいてきた

一樹「え、ええ…。」

朱乃「いいえ、もちろん私ですわよね?」

朱乃もニコニコしながら近づいてきた。

黒歌「いいえ、家族である私にゃよね?」

黒歌も近づいてきた

ソーナ「いいえ、私のはずですよね?」

ソーナも近づいてきた

え、ええ。そ、そんな選べねぇよ。

???『アリノママノ、スガタヲ、ミセルノ、デス』

だれ!?この声!?

一樹「も、もう!まどろっこしいからジャンケンで決めろぉぉぉぉおお!!」

俺は飛び出して行った。

数時間後…

ようやく決まったのかリアスからメールが届いた。

リアス『私と朱乃に決まったわ!』

俺は『了解。すぐ戻る』っと打った

や、やっと解放される…。長すぎだろお前ら…。

 

そして3人4脚を練習することになった。

さてと!切り替えて練習だ!練習!

 

だが…

 

一樹「な、なぁ聞いていいか?」

リアス「何よ?」

朱乃「なんですか?」

一樹「なんで俺が真ん中なんだ?」

そう、リアスは右で朱乃は左、そして俺が真ん中という状況だ

リアス「しかたないでしょ?あなた背が高いし、引っ張ってくれるからよ。」

一樹「はぁ…わかったよ。やるぞ?二人とも。」

リアス「ええ。」

朱乃「はい。」

一樹「せーの!いっちに…っておわ!」

リアス「キャ!」

朱乃「イヤ!」

倒れそうになる二人を急いで捕まえて体勢を直させる!

一樹「う、うーん。難しいなぁ。どうしたらうまく行くか…」

と、考え込む俺。ふと視線を二人に移すと顔を紅潮させて、何かを耐えている様子だった。

一樹「ん?二人ともどうした…?」

リアス「…て、手が…///」

朱乃「ぁあ…///」

俺は自分の手を見ると両手が二人のむ、胸を鷲掴みしていたぁぁぁぁぁ!!!

一樹「わ、わりぃ!わざとじゃないんだ!」

リアス「だ、大丈夫よ。」

朱乃「わ、私の方も大丈夫です…。でも…」

リアス・朱乃「「触る時は一言言ってよ…ね…?」」

え、ええええええええええええ!?一言言えばOKなの!?

一樹「ば、馬鹿野郎!二人とも!そ、それは好きな人の時に言え!」

リアス「はぁ…あなたって人は。」

朱乃「一樹の鈍感!」プンプン

リアスはため息をつき、朱乃は怒っていた。

え!?俺なんか悪い事言った!?

 

☆☆☆☆

 

 

って事があったなぁ。でも最後の言葉はあんまり分からなかったけど。今思い出すと先生がムカつく。くー!一発ぶん殴ってやりたい気分だ!

 

コンコン

 

ん?誰だ?

一樹「どうぞ。」

ガチャ

ドアが開きそこにいたのはリアスだった

一樹「ん?どうした?リアス。」

リアス「いえ、ちょっとあなたに一応言っておこうと思って。」

一樹「なんだ?言っておきたいことって。」

リアス「対戦相手…レーティングゲームの相手が決まったの。その相手は…ディオドラ・アスタロトよ。」

一樹「ーっ!?」

悪い冗談としか思えない対戦決定に俺は言葉を失っていた。




おまたせして本当に申し訳ないです!色々と忙しくて書けなかったのです!すみません!これからも頑張っていくのでよろしくお願い致します!


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第2話・アーシアちゃんのお悩みと一夏がピンチ!?

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はディオドラ編2話です!
それではどうぞ!


一樹「いくぞ!せーの!」

リアス「いっちに!」

朱乃「いっちに!」

一樹「よし!二人ともいいぞ!」

 

皆さんこんにちは一樹です。今現在早朝から体操着で3人4脚の練習をしています。

最近、ずっと朝練しています。

ちなみに一誠とアーシアも二人三脚練習を一緒にしています。

 

俺は一旦足を止め、二人も足を止めた。

一樹「よし!二人とも上出来だ!」

リアス「ふぅ。なかなか疲れるわね。これ。」

朱乃「そうですわね。息を揃えないと行けませんからね。」

一樹「よし、一旦休憩しよう。」

俺は紐を解いた。

アーシア「一樹さん!お水です!」

アーシアは俺に近づき水を渡してくれた。

一樹「お!アーシアありがとな。」

俺はアーシアの頭を撫でた。

アーシア「…」

だが、アーシアは少しだけ表情を陰らせていた。

 

多分あのことだろうと思うが一応聞いてみるか。

一樹「アーシア、思っていることお兄さんに言ってみな?」

俺の提案にアーシアは当惑した表情になるが、少し考えたのち、言った。

 

アーシア「あの時、彼を救ったこと、後悔しいません。」

そう、アーシアは協会にいた頃、傷ついた悪魔を救った。それによって異端扱いを受けて、居場所を失い、悲しい思い出をしたんだ。

その助けた悪魔こそ……ディオドラだった。

 

まぁ、でもアーシアが後悔しいないならそれでいいと思う。俺がとやかく言ってはそれはそれでアーシアの努力をバカにしていると思うから。

 

アーシア「…一樹さん?」

アーシアが俺の顔を覗き込む。

 

アーシア「難しい顔をしていました。…悲しい表情にも見えて…」

一樹「ん?あ、ああ。気にすんな。さ!俺たちの家に帰ろ!」

アーシア「はい!」

アーシアは満面の笑みで答えた。

 

 

そして学校が終え放課後の部活が始まった。

 

オカルト研究部の部室にはいつものメンバーがいてアザゼルもいた。あの人ここ、駒王学園の先生になったらしい。

 

リアス「皆、集まってくれたわね。」

リアスがみんながいる事を確認した。

そしてリアスが記録メディアらしきものを取り出した。

リアス「若手悪魔の試合を記録したものよ。」

 

戦いの記録。そう、今日はみんなで試合のチェックをすることになっていた。巨大なモニターが用意される。

俺とアザゼルは巨大モニターの前に立って言う。

 

一樹「お前ら以外に若手たちはゲームをした。大王バアル家と魔王あすもでうのグラシャラボラス家、大公アガレス家と魔王ベルゼブブのアスタロト家らそれぞれがお前らの対決後に試合をした。それを記録した映像だ。ライバルの試合だから、よーく見ておくようにな」

 

『はい』

俺の言葉にみんなが真剣に頷いた。

 

そして数時間をかけようやく見終わり話が刻一刻と進んでいった。

 

一樹「まぁ簡単に言うとサイラオーグは超がつくほど馬鹿力だ下手したら一誠の『禁手』より上だ。」

 

『…』

全員が黙った。

一樹「だが勝てない訳では無い。全体のバランスを向上すればお前らは勝てるはずだ。ま、それはまた先の話だ。優先順位はアスタロト家のディオドラだ。」

 

俺は話を進めようとした…が…

パァァァ。

部室の片隅で人一人分の転移用魔方陣が展開した。

え?何事?てかこの紋様って…

 

一樹「アスタロトか…?」

俺が呟いた瞬間に閃光のあと、部室の片隅に現れたのは爽やかな笑顔を浮かべる優男だった。

 

???「ごきげんよう、ディオドラ・アスタロトです。アーシアに会いに来ました。」

一樹「っち、来やがったか。クソ野郎が。」

俺は呟いた。

 

 

部室のテーブルにはりあすとディオドラ、顧問としたアザゼルが座った。俺はリアスの横に立った。

 

ディオドラ「リアスさん。単刀直入に言います。『僧侶』のトレードをお願いしたいのです。」

 

は?いきなり何言ってんだこいつ。アーシアを交換しろと?

 

ギャスパー「いやん!僕のことですか!?」

一樹「いや、おまえじゃねえよ」ベシ

俺はギャスパーに突っ込んでしまった。

 

ディオドラ「僕が望むリアスさんはの眷属は『僧侶』アーシア・アルジェント」

 

やっぱりか。

ディオドラ「こっちが用意するのは…」

ディオドラはカタログらしきものを取ろうとが…

 

リアス「だと思ったわ。けれど、ごめんなさい。その下僕カタログみたいなものを見る前に言っていた方がいいと思ったから先に言うわ。私はトレードをする気はないの。この子は大切な眷属悪魔で、家族であるの。」

うん!よく言ったぞ!リアス!

 

ディオドラ「そうですか。わかりました。今日はこれで帰ります。けれど僕は諦めません。」

 

しつこいなこいつは1回締めとくか?

 

ディオドラはアーシアに近づき手を握った。

こいつ!

ディオドラ「アーシア。僕はキミを愛しているよ。大丈夫。運命は僕達を裏切らない。この世の全てが僕達の間を否定しても僕はそれを乗り越えてみせるよ。」

 

俺はディオドラに近づきアーシアとディオドラの手を解いた。

 

一樹「うちのアーシアに触れんなよ。」

 

ディオドラ「離してくれないかな?人間ごときが。馴れ馴れしいよ君?」

 

一樹「あ"?…もういいよな?ぶん殴ってもいいよなぁぁぁぁぁ!!!」

俺は誰にでも見えるくらいのオーラを出した…が…。

 

バチッ!

アーシアはディオドラにビンタをした。

 

アーシア「そんな事言わないで下さい!」

ディオドラ「なるほど。わかったよ。では、こうしようかな。次のゲーム、僕は君の弟、赤龍帝の兵藤一誠を倒そう。そうしたら、アーシアは僕の愛に答えて欲し…」

一樹「お前がうちの弟に勝てるわけねぇだろ?てかタイマンで勝負しようや。うちの弟を巻き込むなよ。クソガキ」

 

一誠は俺に近づいて言った。

 

一誠「兄貴。任せろ。うちの妹は絶対守るから。だから兄貴は見ていてくれ。な?」

 

一樹「………わかった…。」

一誠「ディオドラとか言ったな?あんたは俺が倒す。アーシアは俺が、いや俺達が守る。」

ディオドラ「ふふ。そう来なくてわ。赤龍帝、兵藤一誠。次のゲームで僕は君を倒すよ。」

 

アザゼル「リアス、ディオドラ、ちょうどいい。ゲームの日取りが決まったぞ。…五日後だ。いいな?」

 

リアス・ディオドラ「はい。」

ディオドラ「それではみなさんごきげんよう。」

そしてディオドラは消え去っていた。

 

五日後…か…。早いな。

 

 

 

☆☆☆☆

 

一夏編…

 

皆さんこんにちは!一夏です!

中々出番が少ないので困っていました!

 

一夏「ふんふふん♪」

私はお兄ちゃん達にちょっと数日だけ出かけてくる!っと言った。

それはディオドラ・アスタロトの魔力が異常だったので個人で調べようと思った。

んー。まずは手がかりになるものは…っと。

…!?駒王町の教会からものすごくどす黒い魔力が感じる!行ってみよう!

そして私は教会に着き、教会の扉に覗いた。

 

あれは…

???「ディオドラ・アスタロト。あの娘を早く眷属にしろ。」

あの娘?アーシアお姉ちゃんのこと?

ディオドラ「わかっているよ。だがあの忌々しいシンドバッドがいるから迂闊に誘拐できないんだ。」

???「ふん。あんな男さっさと倒せば良いではないか。オーフィスの蛇を使えば簡単ではないか。」

オーフィスって聞いたことがある。確かムーさんと同等の力を持つ人だったよね。

でもなんでそんな人が…

 

バチバチ!!!

 

!?な…に…が?

…あ…れは…まじゅ…つ?ゆ…だん…した…。

ご…めん…ね…お…にい…ち…ゃ…ん。

 

バタッ

 

☆☆☆☆

ディオドラ編…

 

僕は教会から飛び出した。

ディオドラ「何事だ!?」

そしてそこには僕の下僕と少女がいた。

 

!?よく見るとこの娘はシンドバッドと赤龍帝の妹ではないか!?

なぜここに!?…ではさっきの話を聞かれていたと言うのか?

 

???「この小娘は何者だ?」

ディオドラ「シンドバッドの…妹だよ…。」

ディオドラ「この娘を使えば…シンドバッドに…勝てる!!ふふふふ…はっははははは!!!!」

 

 

☆☆☆☆

 

一樹編…

 

一夏のやつ数日だけ出かけるっていったけど大丈夫か?

なにか巻き込まれてなければいいけど。と言うか明日試合だし。たぶん明日戻ってくるだろうし。あいつも強いし。大丈夫だろ!

 

さて寝よ寝よ!




皆さんどうでしたか?今回一夏やばいことになってますね。どうなるか楽しみにしてください。それではみなさんまた会いましょう!


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第3話・運命

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はディオドラ編3話です!それではどうぞ!


一樹「よしお前ら!悔いのないように頑張って来い!」

全員『はい!』

皆さんこんにちは一樹です。実は今現在、ディオドラ対リアスの対決が始まろうとしているのです。

一夏は…まだ帰ってきていません。あいつ大丈夫かな。

そして俺はみんなと別れ、モニタールームへと移った。

アザゼル「いいか、たぶんあいつらが現れる。『禍の団』が来るはずだ。十分に警戒しといてくれ。」

 

一樹「わかってるよ。俺の眷属も全員戦闘の準備は出来ている。」

 

そう。あいつらが現れて瞬間に俺はリアスたちの所へ飛ぶつもりだ。

もちろんあいつらは知らない。いや、知らなくていいと思った。

 

そしてモニターに映るのは…ディオドラだけだった…。

 

ディオドラ『皆さんごきげんよう。私はディオドラ・アスタロトです。単刀直入言うと、アーシア・アルジェントを頂きました。』

 

!?なんだと!?

それはモニタールームのみんなが驚いていた。

くそが!あいつも絡んでいたのかよ!

こいつは予想外だった。

 

そしてディオドラは続けて言った。

ディオドラ『あ、そうそう。シンドバッドさん。いや兵藤一樹。君のたーいせつな家族を捕らえてるからちゃんと来てね。』

 

 

…え?今、なん…て?

 

ディオドラ『これが証拠だよ。』

 

それは装置っぽい物に磔にされている、アーシアと一夏だった。アーシアは気絶しているようだが一夏は意識があるように見えた。

 

一樹「…い、一夏ぁぁぁぁぁ!!!」

遥香「そ、そんな!?」

黒歌「あの子がなんで!?」

バハムート「あれは『絶霧(ディメンション・ロスト)』!?まずいぞ!一樹!早く助けなければ…」

 

そんな…一夏が…アーシアが…そんな…そんな…

 

遥香「い…き?…き!一樹!」

 

一樹「…は!」

遥香「一樹!大丈夫!?」

一樹「だ、大丈夫だ…。」

 

一夏『おに…い…ちゃ…ん?』

一樹「一夏!」

一夏『ご…めん…ね。へま…しちゃ…た。…へ、へへ…』

 

するとディオドラは一夏に近づいた。あいつ!何するつもりだ!

ディオドラ『さてと…今からデモンストレーションでも見せましょうか…ね!!』

 

するとディオドラは一夏の衣服をビリビリに切り裂いた。

 

一夏『いやぁ!やめてぇ!』

ディオドラ『ははは!!これは素晴らしい光景だぁぁ!!!』

 

一樹「ディ…ディオドラァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

俺はありえないほどの殺気を出した。

 

一樹「貴様を…殺す…絶対に殺す!!!!!!!」

 

一樹「いくぞ!みんな!!!!」

遥香「あの糞、絶対許さない。」

黒歌「私の(義)妹をよくも…!!」

バハムート「あの男、我が友の妹を!ひねり潰してくれるわ!」

 

一樹「ダンタリオン!」

そして俺はダンタリオンを展開しリアスたちの所へ向かった。

 

 

☆☆☆☆

 

着いた時にはもうリアスたちが戦闘していた

 

一樹「リアス!戦況はどうなってる!」

リアス「一樹!今は私たちが押しているわ!だけど…一夏が…!」

一樹「わかってる!よし!遥香姉と黒歌はここに残っていてくれ!

ムーさんはアザゼルの所へ向かってくれ」

 

遥香・黒歌・バハムート「了解(にゃ)・承知!!!」

そしてムーさんはアザゼルの所へ向かった。

さてと…急がねぇとやばいよな…。

 

すると黒歌が近づきニヤリとした。

黒歌「一樹。ちょっと耳かすにゃ。」

一樹「なんだ?」

 

そして黒歌はありえないことを言い出した

 

一樹「お、お前!それ効果あるのか!?」

黒歌「あるにゃよ。やってみないと分からないにゃよ。」ニヤリ

 

ん、んー…。もうやるしかねぇか!!

 

一樹「おい!リアス!朱乃!お前らが勝ったら何でも言う事聞いてやる!…これでいいのか?」

 

リアス「なん!」

朱乃「でも?」

 

するとリアスと朱乃の魔力が急に上昇しだしたぁぁ!!!!

 

リアス「ふふ…ふふふ」

朱乃「ふふふふふ!!」

リアス「一樹がなんでも…言うこと聞いてくれる…!」

朱乃「あんな…ことや…こんな…ことまで…ふふふふ!!」

 

 

リアス・朱乃(あぁ…一樹を犯したいぃぃぃぃぃぃぃ!!)

※心の声なので聞こえていません。

ブルッ!

な、なんか寒気がした…。

 

そしてリアス達はディオドラの眷属を倒した。

 

一樹「みんな急ぐぞ!」

 

俺達は神殿へと向かった…が…。

 

モブ1「ここは通さぬぞ!」

 

そしてあらゆるモブというモブ…。

『禍の団』の連中らがぞくぞくと集まってきた

 

一樹「くそ!埒があかねぇ!いっぺんに殺るか!我が身に宿れアモ…」

 

???「グングニル!」

 

それを悪魔たちの方へ一撃繰り出す!刹那…。

ブウウウウウウウウン!!

槍から極大なオーラが放出され、空気を貫くような鋭い音が辺り一面に響き渡った!

 

一樹「はは…!さすがだぜ!じいちゃん!」

???「ふぉふぉふぉ。ただの運動じゃよ。ほれ行かんか。一樹」

一樹「サンキューなオーディンのじいちゃん!」

オーディン「また今度じじいの遊びにつきおうてくれぃ」

一樹「まかせろ!みんな行くぞ!」

リアス「お願いします!オーディンさま!」

 

 

 

そして俺たちは神殿の入口へと来た。

プルルル!

通信機から音が聞こえた。

一樹「どうした?アザゼル。」

アザゼル『一樹。全員無事か?』

一樹「ああ。全員無事だ。んで?要件は?」

アザゼル『ああ。首謀者がわかったぞ。旧ベルゼブブと旧アスモデウスの子孫だ。俺が倒したカテレア・レヴィアタンといい、旧魔王派の連中が関わっているとはな…。厄介だな。』

そしてリアスはおれの近くまで近づいてきた。

 

リアス「と言うことは元々このゲームは囮的なものだったの?」

アザゼル『…ああ。すまない。お前らを危険な目に合わせしせてしまったな。すまん。』

一樹「俺からもすまん。だがアーシアと一夏が攫われるのは予想外だった。」

リアス「そう…だったのね。」

アザゼル『もう時間もないお前ら、リアス達は引き返せここは俺達がやる』

リアス「いいえ…引き返さないわ。」

アザゼル『!?』

リアス「私達の妹たちが捕まてるのよ?逃げるわけに行かないわ。」

アザゼル『…ったく、頑固なガキ共だ。んじゃあ暴れて来い!シンドバッド様の力をよーく!見とけ!一樹!全員守れるよな!』

一樹「任せろ!俺が全員守る!」

 

そしてアザゼルとの通信は終わった。

 

 

 

☆☆☆☆

神殿のなかは、広大な空間だった。大きな広間がずっと続く感じだった。

ディオドラ『やー、リアス・グレモリーとその眷属のみんな。あ、あとシンドバッドくんも!』

 

あいつ完全に俺のこと馬鹿にしてんな…!

一樹「おい!こそこそしてねぇで出てこいよ!」

 

ディオドラ『はは!そんなに慌てなくてもすぐそこに居るよ。ほら、早くしないと君の妹が大変なことになるよー?』

 

するとモニターが現れた。

そこにはアーシアと一夏の姿が現れた。

よかった!まだ何もされて…!

だがよく見ると一夏だけ傷だらけだった。

 

一夏『痛い…痛いよぉ…もう…やめて…』

そ、そんな…一夏?

ディオドラ『ほらほら!君の妹が大変だー!』

するとディオドラは一夏のほっぺを舐めだした。

ディオドラ『ふふふ…フハハハハハハ!!いい味だ!』

一樹「き、貴様ァァァァァァ!!!」

一誠「ディオドラァァァァァァァァァァァァ!!!!」

一樹「ダンダリオン!!!!」

おれはダンタリオンを展開しディオドラの近くまで来た。

 

ディオドラ「何!?」

一夏「おにい…ちゃ…ん?」

俺はにっこり笑って言った。

一樹「一夏。アーシア。すぐ助けてやるかな」ニコ

すると安心したかのように一夏は目を瞑った。

一樹「一誠。今回は二人でやるぞ。」

一誠「俺も1回ぶん殴りたい所だったぜ。」

 

俺達はゆっくりと近づいていった。

 

一樹「バアル!ヴィネア!準備はいいな!?」

バアル『ハッ!我が主よ!』

ヴィネア『いつでも大丈夫です!我が主よ!』

 

一誠「行くぜドライグ!」

ドライグ『おう!』

『Boost!!!!』

 

一樹「我が身に宿れ。バアル!ヴィネア!」

一誠「輝きやがれ!!!『赤龍帝の篭手(ブーステッド・ギア)』!!!」

Welsh Dragon Balance breaker!!!!!!!!(ウェルシュドラゴンバランスブレイカー)

俺はバアルとヴィネアを宿し一誠は赤龍帝の全身鎧(ブレード・アーマー)を身にまとった。

 

俺たちの姿を見たディオドラは楽しげに高笑いしていた。

その全身がドス黒いオーラに包まれていく。

ディオドラ「アハハハハ!すごいね!これが赤龍帝!そしてシンドバッド!でも僕もパワーアップしているんだ!オーフィスから貰った『蛇』でね!君たちなんか瞬殺…」

ドゴオオオオオン!

俺と一誠は同時に攻撃した。一誠は背中の魔力噴出口から火を噴かし、瞬間的なダッシュで間を詰める。俺はその場から動かずバアルとヴィネアの剣を地面に刺して雷光と水がディオドラに降り注いだ。

一誠にはダメージは入っていない。

 

ディオドラ「…っがは!」

ディオドラの体がくの字に曲がるその顔が激痛に歪んだ。

 

一樹・一誠「「瞬殺がどうしたって?」」

ディオドラは腹部を押さえながら、後ずさりしていく。

 

ディオドラ「くっ!こんなことで!僕は上級悪魔だ!現魔王べるせの血筋だぞ!」

すふとディオドラは無数の魔力障壁を張り出した。

ディオドラ「君たちのような下級で下劣で下品な転生悪魔と人間ごときが図に乗るなぁァァ!!」

 

一樹「テメェは今からその転生悪魔と人間に負けんだよ。」

 

パリンッ!

一誠が魔力で作った防御障壁をすべて難なく壊して貫いていく。

ゴンッ!

一誠はディオドラの顔面へ一撃くらわした。

 

ディオドラ「痛い。痛い。痛いよ!どうして!オーフィスの力で絶大なまでに引き上げられたはずなのに!」

 

俺はゆっくりとディオドラの方へ近づいていった。

一樹「お前の敗因は俺たちの家族に手を出したことだ。よく覚えとけ…」

 

俺と一誠は同時に拳を顔面へ打ち込んだ。

 

ディオドラ「が…っは!!!!」

 

一樹・一誠「次に手を出したら殺す。容赦なくな」

 

そしてディオドラはピクリとも動かなくなった。

 

リアス「一樹!!」

すると後からリアスたちが来た。

一樹「終わったよ。一夏、アーシア。」

 

アーシア「ん…んん。…いっ…きさん?」

一樹「おはよう。アーシア。今助けるから。」

俺はアーシアと一夏が磔にされている装置に手を置いた。

 

さてと…どうやって外そうか…。

無理矢理に外す?いやそんな事をすればアーシア達に何が起きるかわからない。

一誠「兄貴!どうすんだ!?」

一誠は慌てて聞いてきた。

一樹「焦るな。多分俺の予想では…こうすれば…!」

一樹「ハァァァァァア!!!!」

俺は大量の魔力を装置へ流し込んだ。すると…

パリンッ!

装置が壊れる音がした。

一樹「よっと。」

一誠「お、おわ!」

俺はアーシアを抱き抱え、一誠は一夏を抱き抱えた。

一誠「さすがだぜ兄貴!」

朱乃「あらあら大変」

朱乃は近づき魔力で一夏に服を着させた。

アーシア「一樹さん!」

一樹「アーシア!」

アーシア「信じてました…。一樹さんが来てくれるって。」

一樹「当然だろ。でも、ゴメンな。辛かっただろう。」

アーシア「平気です。それより一夏さんが…」

アーシアは俺の元から離れて一夏に回復のオーラを当てた。

 

一夏「ん…んん?いっせ…おにい…ちゃん?」

一誠「一夏!大丈夫か!?」

一夏「うん。大丈夫。ゴメンねみんな。へましたちゃった。へへ。」

 

するとリアスはアーシアと一夏に近づきハグをした。

リアス「ごめんなさい。二人とも。私が守れなかったばっかりに…」

アーシア「ぶ、部長さんが謝ることないです!」

一夏「そ、そうだよ、リアスさん。」

リアス「アーシア。一夏。そろそろ私のことを家族に向かい入れてくれないかしら?私を姉と思ってくれていいのだから。」

アーシア・一夏「「ーっ!はい!リアスお姉さま!(ちゃん!)」」ニコ

リアス「はぅ…!(か、可愛い!!)」

 

一樹「さてみんな。帰ろうぜ。俺たちの家へ。」

アーシア「はい!と、その前にお祈りを」

一夏「あ!私も私も!」

アーシアと一夏は天に何かを祈っている様子だった。

 

一樹「アーシア、一夏何を祈ったんだ?」

アーシア・一夏「「内緒!(です!)」」

笑顔で俺の元へ走りよるアーシア。一夏は歩いてこっちに向かってくる。

カッ!

一夏「アーシアお姉ちゃん!危ない!」

一夏はアーシアの元へ駆け寄り出した。

突如、俺たちを眩い何かが襲う。

視線を送るとアーシアと一夏が…光の柱に包まれていた。

光の柱が消え去った時、そこには…。

一樹「…え?アー…シア?いち…か?」

 

 

 

誰もいなかった

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

主よ。お願いを聞いていてくださいませんか?

 

どうか、この家族にずっといられるますように…そしてお守りください。

 

ずっとずっと…この幸せが続く運命に…

☆☆☆☆

 

神様!お願いします!

 

家族は宝!大、大、だーいすき!!!

 

どうか神様!私の家族を守ってください!

 

 

いつでも幸せにいられますように…。

 

 

幸せな世界と運命に…!アーメン!




皆さんこんにちは一樹どうでしたか?僕も書いてる途中胸糞悪くなりました。(自分で書いたのに…w)
この後の進展はどうなるか!期待しないで待っていてください!
(期待しといてね!)
それではみなさんまた会いましょう!


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4話・希望と絶望

皆さんこんにちは一樹ブルーヘクスです!だいぶ遅くなってすみません!これからも頑張っていくのでよろしくお願いします!それではどうぞ!


一誠編…

 

一樹「一夏…?アーシア…?」

そこには一夏とアーシアの姿がなかった…

一誠「…え?今何が起きた?」

リアス「うそ…でしょ?」

ディオドラと神滅具(ロンギヌス)の装置を兄貴が打倒し、アーシアの救出も無事完了して、俺達は退散しようとしていた。

 

???「ふ、霧使いめ、手を抜いたな。計画の再構築が必要だ。」

聞き覚えのない声。

声のした方へ視線を送ると、そこには見知らぬ男性が宙に浮いていた。軽鎧(ライト・アーマー)を身につけ、マントも羽織っていた。

あ、あいつからとてつもない嫌なオーラがでている…。

 

リアス「誰!?」

???「お初にお目にかかる、忌々しき偽りの魔王の妹よ。私の名前はシャルバ・ベルゼブブ。偉大なる真の魔王ベルゼブブの血を引く、正統なる後継者だ。」

旧ベルゼブブだって!?

 

シャルバ「さて…サーゼクスの妹君。単刀直入だが、貴公には死んでいただく。理由は当然。現魔王の血筋をすべて滅ぼすため。」

 

リアス「グラシャラボラス、アスタロト、そして私たちグレモリーを殺すというのね」

 

シャルバ「ご名答!不愉快極まりないのでね!私たち真の血統が、貴公ら現魔王の血族に『旧』などと言われるのが耐えられないんのだよ。…というわけだ。最後に言い残すことは?君の兄に伝えておくよ。」

 

リアス「直接魔王に決闘を申し込まずにその血族から殺すだなんて卑劣だわ!」

シャルバ「それでいい。まずは現魔王の家族から殺す。絶望を与えなければ意味がない。」

リアス「外道!何よりアーシアと一夏を殺した罪!絶対に許さないわ!」

シャルバ「それが最後の言葉でいいのだな?」

くそ!言わせておけば!絶対に許さねぇ!!!

 

一樹「アーシア?一夏?」

 

ーっ兄貴!?

 

兄貴がふらふらと歩きながらアーシアと一夏の名前を呼んでいた。

 

一樹「アーシア?一夏?どこ行ったんだよ?ほら、帰るぞ?家に帰ろ?俺たちの家に…。かくれんぼしてるのか?ハハハ!一夏はいつものやつか!ったく!ってアーシアもか!」

 

みんなは下を向いていた。…見ていられなかった。兄貴があんな姿を見せるなんて…。

 

一樹「なぁ。リアス。アーシアと一夏がいないんだ…。ほら。みんな早く探そうゼ…?オーイ。イチカ!アーシア?」

 

一誠「やめてくれ…やめてくれよ!兄貴!」

 

ゼノヴィア「…許さない…許さない!!斬る!斬り殺してやる!!」

シャルバ「無駄だ。」

 

シャルバは聖剣の二刀を光り輝く防御障壁で弾き飛ばし、ゼノヴィアの腹部へ魔力の弾を撃ち込んだ!!

ドオオン!!

 

ゼノヴィア「…アーシアを…一夏を…返せ。…大切な…友達と…家族なん…だ!!! 」

 

 

シャルバ「ふ、グレモリーの姫君は趣味が悪い。勇者シンドバット。いいことを教えてやろう」

兄貴はシャルバの方を向いた。

 

あいつ!まさか!

一誠「やめろ!シャルバァァァ!!」

 

シャルバ「あの娘達は次元の彼方に消えていった。すでにその身も消失しているだろう。死んだ…ということだ。」

 

 

 

 

 

ゾクッ!

 

今度はシャルバと違う…もっともっと嫌なオーラが、解き放たれていた…。それは…兄貴だった。

 

 

 

遥香「!!!みんな!私の近くへ来なさい!早く!!」

 

俺達は咄嗟に聞こえた遥香姉さんの方へ近づいた。

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

一樹編…

 

ナニモカモツブス。イッピキノコラズツブス。

スベテヲゼロニ。

 

 

☆☆☆☆

 

アザゼル編…

 

俺…アザゼルはバハムートとサーゼクスのおかげで旧魔王派をすべて蹴散らした。

 

そしてすべてが終わったと思ったがその時…。

 

アザゼル「はっ…。お前自身が出張ってくるとはな。オーフィス。」

そこには少女がいた。

オーフィス「アザゼル。久しい。」

バハムート「オーフィス。貴様何をしている。」

オーフィス「バハム。これまた久しい。」

バハムート「それで貴様。何をしているのだ。」

オーフィス「我、見学。ただ、それだけ。」

バハムート「それは一樹…いやシンドバットの事か?」

 

オーフィスは頷いた。

 

オーフィス「我、シンドバットが欲しい。」

バハムート「それはグレートレッドの事か?」

オーフィス「我、静寂な世界が欲しい。ただそれだけ。」

バハムート「はぁ…。またお前らは…」

 

アザゼル「どういうことだ?」

 

バハムート「こいつらはただの…兄弟喧嘩だ…。」

 

…は?どゆこと?

オーフィス「我の兄、邪魔。」

バハムート「お前らはいつになったら仲良くなるんだ…。」

オーフィス「我、シンドバットならなんとかなると思った。」

 

んん??話がややこしくなってきたぞ…!?

 

オーフィスとバハムートは俺とサーゼクスを無視して雑談し始めた…。

 

 

 

 

ゾクッ!

 

嫌なオーラがビリビリと伝わってきた!!

それはオーフィスやバハムート、サーゼクスも一緒だった。

 

サーゼクス「こ、このオーラはいったい!?」

アザゼル「ああ。嫌なオーラがビリビリ伝わってくるぜ…!!!」

オーフィス「我、このオーラ嫌い。」

俺もだぜオーフィス…!

バハムート「このオーラは…まさか!一樹か!?」

 

…なに!?

アザゼル「それは本当なのか!?バハムート!」

バハムート「ああ。1度だけこのオーラを見せてもらったことがある…。いつもあいつは白く輝いているオーラを出していた…。…だがこのオーラを見せてもらった時はどす黒く、そして闇をも飲み込むようなオーラだった…。あの魔王どもらよりもな。」

 

アザゼル「その闇一樹になったらどうなるんだ!?」

バハムート「分からぬ。一度もその状態で戦ったことはない。ただ相棒が言っていたのは『この状態になると我を忘れて何をするかわからない状態になる』っと聞いた…!まずいぞ!あのままでは赤龍帝達が殺される可能性がある!!!」

 

ーっ!!それはまずい!!早く行かねぇと!!!

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

遥香編…

私…遥香はソロモンのおかげでみんなを守ることが出来た。

 

ソロモン!一樹はどうなるの!?

 

ソロモン『さぁな。あのどす黒い魔力は…『(イル・イラー)』の時よりもっとやばい状態かもな。』

 

そんな…!!

 

リアス「一樹!私たちがわからないの!?私たちは家族!」

 

リアスが一樹に尋ねたが聞き耳を持たなかった…。

 

一樹「ソウダ…スベテヲゼロニ。」

全てをゼロに!?

 

一樹「我が身に宿れベリアル。ザガン。アモン。」

 

 

するとベリアルの魔装をし、うしろにはアモンの炎が燃え盛っていた。

武器はネプチューンが持つ、トライデントの形をした槍だった。

 

黒歌「す、凄まじいオーラにゃ…」

 

黒歌の言う通り、闇のオーラが一樹を纏い、神殿の地面が壊れていく…。

 

白音「あ、あれは一樹兄さんではありません…。ただのバケモノです……!!」

 

すると一樹は上を見上げた。

 

一樹「マズハキサマカラダァァァ!!!」

それはシャルバ・ベルゼブブのことだった。

 

ビュッ!

 

空を切る音!は、速い。私以上の速さ…。

シャルバ「ぬううううっ!!」

 

シャルバの悲鳴が聞こえてくる。振り向けばトライデントをシャルバの腹に突き刺した一樹がいた。

シャルバ「おのれぇ!!」

 

シャルバが右腕で光を作り出し、一樹に放とうとした…!!…が。

 

一樹「スベテヲゼロニ!スベテヲゼロニ!!ハハハハハ!!!!」

狂ったようにトライデントでシャルバを切り裂いていた。

 

シャルバ「ぐお!!」

 

シャルバはひるむような声を上げた。

 

シャルバ「このバケモノめ!!貴様などに負けてはならぬのだ!!!」

 

私たちは呆然と見ているしかなかった。

リアスは目を見開き、全身を震わせていた。他のみんなも一樹を恐れるように見ている。私も全身の震えが止まらなかった…。

…白音の言う通りあれは…バケモノだ…。

 

一樹「ゼツ・キョクダイマホウ…」

シャルバ「くっ!私はこんなところで死ぬわけには…!!!」

 

シャルバが逃げようとしたが、ザガンの能力で逃げられない状態になっている。

 

シャルバ「く、くそ!!!」

 

ま、まずい!!このままでは!

 

遥香「みんな!この神殿から出るわよ!!!早く!!!」

 

リアス「…一樹…私は…。」

 

リアスは一樹を求めようと歩み寄ろうとするが、私はそれを制止する。

遥香「リアス!なにしてるの!!!」

私はリアスを抱きかかえていく。みんなもわたしのあとに続いた。

 

ソロモン!お願い!

 

ソロモン『わかってるよ!!!はぁぁぁぁ!!』

 

それは私たちの周りに障壁がはられた。

 

シャルバ「バ、バカな!!私が、私が負けるはずないのだぁぁぁぁ!!」

 

一樹「アタラシイセカイガタンジョウスル。炎宰相降龍の咆哮(アモール・モバレーゾ・ザウト)

 

それはアモンの炎を纏った龍が一樹をの体に纏い、トライデントをシャルバに向けて突き刺した。

 

 

シャルバ「く、くそぉぉぉぉぉ!!!!」

 

刹那…

 

 

☆☆☆☆

 

 

あれから数分がたち、一樹はふらふらと何かを探していた。

 

一樹「ウオオオオオオオオオ!!!」

突然一樹は雄叫びを上げだした。

 

「おい!遥香!」

それはバハムートの声だった。

バハムート「何が起きている!順を追って話せ!」

 

私はバハムートに全て話した。

 

バハムート「なるほどな…我もあの姿を見るのは初めてだ。どうしたらいいから分からぬのだ。」

 

リアス「一樹…私は…」

 

パチンッ!!!!

 

私はリアスの頬を叩いた

リアス「…え?」

遥香「リアス!しっかりしなさい!あなたがそんな状態になってどうするの!!まだアーシアと一夏が死んだと思っているの!?」

 

リアス「ーっ!」

遥香「あの子達は死なない。絶対に。そして一樹を元に戻して、アーシアと一夏を探しましょ?あなたのやるべき事はまず、一樹の目を覚ますこと。いいわね!!」

 

リアス「…そう。…みんな!ごめんなさい!私が取り乱してしまったらしきができなくなってきまうわね!元に戻しましょう!一樹を!そしてアーシアと一夏を見つけるのよ!」

全員『はい!部長!』

 

だけど。どうすれば…

 

???「困っているようだな。」

 

第三者の声?そのとき、空間に裂け目が生まれる!人が潜れるだけの裂け目から現れたのは…白龍皇のヴァーリ。そして昔話に出てくる孫悟空の格好をした美候が現れた。そしてもう1人背広を着た見知らぬ男性だった。そして…

 

???「おいおい。アーサー!ちょっとくらい空間開けとけや!!」

 

???「仕方あるまい。この人数では流石にアーサーでもきつい。」

 

そしてまたその後には前に一樹が言っていた親友、和也と、バハムートの戦友でライバルでもあった。ヒュドラが現れた。

 

和也「よう!久しぶりだな!一樹の眷属さん達!」

 

遥香「あなた達何しに来たの!?」

 

ヴァーリ「今日はやるつもりは無い。シンドバットの『闇のオーラ』の姿を見たくてね。……ほうあれがシンドバット殿か。」

和也「おうおう!黒ルフいっぱい見えるぜ!」

遥香「和也くん…だったかしら。一樹はあの状態になったらどうなるの?」

 

和也「んー。あの状態は中途半端に、闇のオーラを纏わせているから長く続くと生命を危険にさらすことになるね!」

『!?』

 

なんてこと!あのままでは本当に一樹が死んでしまう!何とかしないと!

 

と、美候が私のもとに歩み寄る。

……その両腕には見知った少女達がが抱きかかえられていた。

美候「ほらよ、お前らの家族だろ、この癒し姉ちゃんと、巨乳妹ちゃん。」

 

美候から渡された少女達は…アーシアと一夏だった!!

 

 

リアス「一夏!」

朱乃「アーシアちゃん!」

リアスと朱乃、他のみんなもアーシアと一夏のもとに集まる。見たところ外傷はない。気絶しているだけだけど…息はしている!

遥香「大丈夫よ。二人とも生きているわ!」

私の一声に皆、涙ぐんだ。私もこみ上げてくるものがあった。良かった!本当に良かった!

遥香「でも、どうして?」

私は疑問を口にした。

 

和也「俺達がちょうどこの辺りの次元の狭間を探索してたらこの二人が次元の狭間に飛んできてさ。まぁほっとくのもあれだと思って、助けたわけよ!俺ら良い奴でしょ?ね?ね?」

 

遥香「感謝するわ…。本当にありがとう。」

 

遥香「あとは一樹だけね。」

リアス「アーシアの無事を伝えればあの状態を解除できるのかしら」

和也「危険だぞ?死んじまうぞ?ま、俺は止めねぇけど!」

 

私は和也に近づいた。

遥香「頼める間柄ではないけど、お願い。一樹を…助けて…!!」

 

和也は考え出した…。

お願い…!!

 

和也「はぁ…しゃあねぇなぁ…我が身に宿れ、ヴィネア、バアル、ベリアル…!!」

 

するとバアルの魔装をし、背中には円を描いたヴィネアの水があり、武器は双剣で、右手にはバアルとベリアルの合成武器、左手にはヴィネアとベリアルの合成武器。

 

和也「ふぅ…久しぶりだぜ。この状態になるの…。疲れるんだよなぁ。まぁダチ救うためだ。いっちょやりマッカーサー!」

 

全員(調子狂うわ…)

 

それは全員が思ったと思う。

 

ゾクッ!

 

す、凄まじいオーラ。

 

そのオーラに気づいたのか一樹はこちらに振り向き、ビリヤードのような体制でこちらにトライデントを向けた。

 

 

一樹「…ハ!」

和也「…くる!!」

 

ガキィィイン!!!

 

金属と金属の衝突の音。

 

は、速い。

和也「よう一樹。お前堕天したんだってなぁ?ハ!中途半端に堕天しやがって。いいか?堕天てのは…!」

 

和也は一樹を押し、一樹は体制を崩した。

 

和也「こういうことを言うんだよ。はぁぁぁぁ!!!」

 

みるみる和也のオーラが上がっていき、真っ黒な一樹とは違うとても鮮やかなオーラだった。

 

リアス「き、綺麗。」

 

和也「おい、そこの赤毛の姉ちゃん。」

リアス「な、なによ。」

和也「俺がスキを作るから一樹をなんとかしろ。」

リアス「そんな無茶苦茶な!」

和也「大丈夫だ。それなりの時間は与えてやる。」

リアス「大丈夫って…そんな…ってちょっと!!」

 

和也はリアスの言葉を無視し、一樹の方へ飛び立っていった。

 

遥香「リアス、どうするの?」

リアス「…やるしかないわね。大切な家族を救うためなら、私はこの身を捧げる覚悟で救う…!!」

 

ふふ…。一樹あなたの大切な人がまた成長しているわよ。

だから早く…戻ってきて…!!




どうでしたか?次は一樹対和也の対決です!それでは皆さんまたお会いしましょう!


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5話・おかえりそしてただいま

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回はディオドラ編5話です!それではどうぞ!


和也編…

 

ハロハローみんな〜!みんなの人気者かずやだよん!

今絶賛一樹と戦っていますのね。

 

こいつ強いのなんの。さすがは元サッカー選手。速いわ。

しかも剣道も習っているからこれまた剣筋が半端ないっすわ。

ま、俺の方が上だけど!

 

一樹「コロスコロス!ナニモカモスベテ!」

どす黒いオーラを纏わせていて、ベリアルの魔装をし、後にはアモンの炎が燃え盛っていた。武器はトライデント。

 

てか、これ剣じゃないじゃん。何言ってんだ俺。

 

すると一樹は俺に一刀両断の体制に入った。

 

一樹「シネェェェ!!」

 

和也「うにゃー!」

俺は猫の真似の声をし双剣で対応した。

 

一樹「カエセ。アーシアヲ、イチカヲ、カエセ…。」

 

ん?もしや、意識が若干あるのか?

 

和也「ちみの家族、生きているぞよ。」

 

一樹「ーっ!」

 

俺はそう言うと、一樹は反応した。

 

和也「スキありー!」

俺は一樹のトライデントを吹き飛ばし、トライデントは地面に刺さった。

和也「ふぅ…君疲れんだよね…ってもう地面の方行ってるし。」

俺が目を離したスキにトライデントの方へ向かっていた。

 

一樹「ダマシタナ…シンヨウシタ…ノニ…コノ…クソドモガァァァ!!!!!!」

 

あーあ。完全気に切れたなこれ。てかクソ共って俺一人だけだし。

 

 

和也「騙してねぇのに。…はぁなんでもいいけど…ね!」

 

キィィィン!!!

俺と一樹のつばぜり合う音。

 

和也「ハハ!楽しい!お前とやり合うのは久しぶりだな?なぁ?一樹。」

 

あれは剣道の大会の時…

 

一樹「コロス…コロス!!」

 

和也「って…俺の思い出話をしようとしてるのに突っ込んでくるなよ。まぁあの時お前が勝ったけど今回は俺が勝たせてもらうぜ。」

 

一樹「シネェェェ!!」

 

すると一樹は俺に向けてトライデントを放り投げた。

和也「だから俺には効かない…」

一樹「推力累加衝(ゾルフ・ルイーラ)

和也「な…に!?」

 

グサッ!!!

 

 

一樹「…ハハハ!!ハハハハハ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

和也「ヒュー危ねー危ねー!いきなり放り投げるとか反則だろ?」

 

一樹「…」

 

一樹は左手をだしトライデントを引き寄せた。

…て、そんな能力あるなら使えよ。

 

一樹「推力累加衝(ゾルフ・ルイーラ)

またしてもトライデントを投げてきた。

 

和也「もの投げんなよ。危ないだろ?力場停止(ゾルフ・メドウン)

 

一樹「…!」

 

 

俺はトライデントを止めた

確かこれ物を止まらせる技だったけな。

あ、さっきのは重力累加衝(ゾルフ・ルイーラ)といって、物を自在に操ることが出来るのだ!

 

和也「なぁ?一樹。そろそろ終わらせないか?お前の家族がまっているんだぞ?俺もその状態のお前を見たくねぇんだ」

 

本音を言うとね。

 

一樹「ゼツ・キョクダイマホウ…」

 

和也「俺も赤毛の姉ちゃんにお前を合わせないと戻んねぇからさっさと終わらせるか。」

 

和也「超・極大魔法。」

 

一樹「炎宰相降龍の咆哮(アモール・モバレーゾ・ザウト)

アモンの炎を纏った龍が一樹をの体に纏い、トライデントを俺に向けた。

 

和也「雷水滅剣の咆哮(ヴィネル・インケラード・ザウト)

俺はバアルの雷とヴィネアの水を纏い、双剣を2つに重ね、一樹の方へ向けた。

 

またやろうな…。そん時はガチでやろうぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一樹「和也ァァァァァァァ!!!!」

 

ーっ!!へ!そう来なくっちゃな!

 

和也「一樹ィィィィィィィ!!!!」

 

刹那…

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

リアス編…

 

私…リアスは凄い光景を見ていた。

 

遥香「これがダビデの移しみと、ソロモンの移しみの戦い…」

 

遥香の言っていることは分からないけど、でもとても凄いことに違いないと私は思った。

 

木場「部長!今がチャンスです!」

 

すると祐斗が一樹の親友和也に合図をもらい、私に伝えた。

 

私は一樹の元へ駆けつけた。

 

リアス「一樹!」

和也「大丈夫だ…気絶しているだけだ…イテテテ。」

一樹と和也はボロボロの状態だった。どうやら相打ちのように見えた。

和也「あとはお前さんの力で一樹を起こしてくれ。大丈夫だ。赤毛の姉ちゃんならなんとかしてくれると信じでる。」

 

そんな事言われても…。

和也「んじゃ、俺は寝る…。おやすみ…」

 

リアス「って!ちょっと!」

和也は地面に大の字で寝だした。

 

リアス「一樹…」

 

 

 

 

リアス「ごめんなさい…私が…私が不甲斐ないばかりに…二人にも…あなたにも傷つけて…。だけど二人とも無事よ…。だからお願い…戻ってきて…」

私は一樹を抱き、涙を流しながら言った。

 

リアス「私は…あなたがいないと…生きていけないの!あなた無しの生活なんて考えられない!いつも笑わせてくれたり、悲しい時に寄り添えてくれたり、色々助けてくれたから今があるの!だからいつもの生活に戻ろう?いつものように朝ごはんを食べて、学校行って、部活をして…もっともっと…楽しい事しよ?お願い…戻ってきて!!!」

 

 

リアス「ーっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如私の唇が塞がった!!

 

???「ごめんなリアス、心配かけて。俺もさ…お前がいないと生きていけないわ。みんな大切だけど。女としてみるのはお前しかいない。」

 

リアス「…うう」

 

???「おいおい、大丈夫か?」

 

リアス「だって…だって!!」ヒック

私は涙をこらえた。

 

???「泣け。いくらでも泣いてくれ。俺がずっとそばにいる。」

 

リアス「…うん…。うわああああん!!!」

 

私は大粒の涙を流しながら抱きついた。

 

リアス「おかえり…!ヒック…一樹!!」

 

一樹「ただいま。リアス。そしてありがとう。」

 

そしてまた私の唇と一樹の唇が重なり合った。

 

 

☆☆☆☆

 

一樹編…

 

 

皆さんこんにちは一樹です。

ご迷惑をおかけしてすみません。これからはなんとか頑張っていくのでよろしくお願い致します。

 

 

 

一樹「おい、和也起きろ。」

 

和也「カァアァァコォォォォ」

 

イビキをかきながら和也は寝ている。

 

一樹「起きろ!和也!!!」

 

和也「…ん?なんだ一樹。何の用だよ?」

一樹「いや、お礼を言いたくてね。ありがとな。助けてくれて」

和也「助けたってことで貸し1な。」

 

貸し1って…相変わらずだな。

 

和也「それより。ほら、お前さんの妹達が来たぞ。」

 

俺は振り返るとみんなが来た。

 

一樹「アーシア…?一夏…?なんで…?」

 

和也「俺達がちょうど次元の狭間にいてたおかげであいつらの命は助かったわけよ。これまた貸し1だな。」

 

ハハ…なんかすみません…。

 

アーシア「一樹さーん!」

一夏「お兄ちゃーん!!」

アーシアと一夏は俺の胸にダイブしてきた!!

 

一樹「おお。アーシア、一夏。ゴメンな心配かけて。そして助けられなくてごめん。」

 

アーシア「そ、そんな事ありません!一樹さんが無事で良かったです!!」

一夏「うわぁぁぁぁん!お兄ちゃぁぁぁん!!!」

 

一樹「ありがとうなアーシア。一夏は相変わらずだな。」

 

バチッ!バチッ!

 

何も無いフィールドの白い空から巨大な空間開く。そこら何かが姿を現した。

一樹「あれは…」

 

ムーさんは近づき俺に言った。

 

バハムート「一樹は初めて見ると思うがあれは…」

 

一樹「いや、俺は知ってるよ。1回戦ったから。」

バハムート「え?まじ?」

一樹「うん。まじ。」

一樹「確か言い伝えがあったけな。『赤い龍』と呼ばれるドラゴンが二種類いて、ひとつはウェールズの古のドラゴン、一誠の相棒でもあるウェルシュ・ドラゴンのドライグそしてそのもう一種類が『黙示録』に記されし、赤いドラゴン。」

 

一夏「黙示録?」

 

一樹「ああ。『真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)』グレートレッド。あのひとは次元の狭間に住んでて、永遠にそこを飛び続けているひとだ。確か妹もいるとか言ってたっけな。会ったことないけど、名前は確かオーフィス?だったけな」

 

一夏「その人は強いの?」

 

一樹「強いのなんの。グレートレッドの炎はマジでやばかった。灰になるところだったよ。ま、勝ったけど」ニッ

 

俺はピースサインをした。

 

バハムート「はァ…お前というやつは…」

 

オーフィス「我、登場。」

 

俺の背後に小柄な少女が立っていた。

 

?誰だ?すごいオーラを感じる。なんかグレさん(グレートレッド)に似てる気がずる。

 

バハムート「一樹。お前が言っていたオーフィスはこいつの事だ」

 

オーフィスは胸を張った。

 

一樹「え?まじ?」

バハムート「ああ。まじだ。」

 

一樹「君がオーフィスちゃんなのかい?」

 

オーフィス「我、オーフィス。」

 

おっふ。マジのやつじゃないですか。

オーフィス「我、シンドバットに頼みたいことある。」

一樹「ん?なんだい?」

 

オーフィス「我の兄、倒してほしい。」

 

一樹「え?どゆこと?」

バハムート「気にするな一樹。こいつらはただの兄妹喧嘩をしているだけだ。」

 

あ、納得。

オーフィス「我の兄、邪魔。」

一樹「そんなこと言っちゃいけないよ?オーフィスちゃん。」

オーフィス「なぜ?我、ただ静寂な世界が欲しい。ただそれだけ。」

 

バハムート「次元の狭間に居てたいっと言うことだな。」

一樹「ご説明どうも。ならさオーフィスちゃん。家に来ない?」

 

全員『!?』

バハムート「な、何を言っているのだ!一樹!!」

一樹「別にいいだろ?1人でいるよりみんなといた方がいいと俺は判断しただけ。」

 

???「いや、その必要は無い。」

空から声がした。それは

一樹「久しぶりだな。ヴァーリ」

ヴァーリ「そうだな。そしてオーフィスの事は心配無用だ」

一樹「なぜ、そう言いきれる?」

ヴァーリ「それはまた話すさ。帰るぞ、和也。」

 

和也は立ち上がった

 

和也「ちょっとはけが人をいたわれよ。ったく。」

 

ヴァーリたちは空間の中へ消えようとしていた。

 

けど、オーフィスは不気味な笑みを浮かべた。

オーフィス「バハム。龍王が再び集まりつつある。楽しくなるぞ。」

 

そう言うと空間の中へ消えていった。

 

一樹「俺達も帰るか、俺達の家に…」

アーシア「はい!」

一夏「うん!」

 

俺は上を見上げた

ありがとな。和也。またやろうぜ。

 

 

☆☆☆☆

 

 

ばーん!ばーん!

空砲の音が鳴り響き、プログラムを告げる放送案内がグラウンドにこだまする。

 

そう今日は駒王学園の体育祭。

『次は3人4脚です。参加する皆さんはスタート位置にお並びください』

アナウンスが流れる。

お、次は俺達の出番だな。

あ、そうそう1、2、3年の組対抗リレーは余裕の一位でした。

 

一樹「行くぞ。二人とも。」

リアス「ええ。」

朱乃「はい。」

アナウンス『それでは3年生全クラス対抗の3人4脚、スタートです』

 

俺たちは最後の列だった。

 

「最後の列です!」

そして、俺たちの番となった。

バンッ!

空砲が鳴り響き、スタートした!

 

一樹「行くぜ!二人とも!!!せーの!!」

リアス「いっちに!」

朱乃「いっちに!」

俺たちはスタート開始からバツグンのコンビネーションを見せつけ、快走していく。

 

 

一誠「兄貴!部長!朱乃さん!ファイト!!」

アーシア「頑張ってください!」

 

一誠とアーシアが応援してくれる。

 

木場「一樹さん!部長!朱乃さん!一番狙えますよ!」

ゼノヴィア「一樹兄!部長殿!副部長殿!いけぇぇぇ!」

イリナ「3人ともがんばってぇぇ!」

祐斗、ゼノヴィア、イリナも応援をくれる。

 

一夏「お兄ちゃん!リアスお姉ちゃん!朱乃お姉ちゃん!ぶちかませぇぇぇ!!」

ギャスパー「みなさん頑張ってください!」

白音「頑張ってください!」

一夏、ギャスパー、白音。みんなが応援しくれる!

 

アザゼル「負けたら承知しねぇぞ!」

はっ!負けっかよ!

 

黒歌「3人ともいけるにゃよ!」

遥香「一樹!負けたらご飯抜きよ!」

 

黒歌と遥香姉さんも応援…って遥香姉さんそれきついっすわ!!

 

 

一樹「うん!順調だ!このまま行こう!」

リアス「ええ!いっちに!」

朱乃「余裕の1位取れますわ!いっちに!」

 

 

 

…あれ?俺もしかしてフラグ立ててしまった?

 

一樹「いっちに!いっちに!…っおわ!」

リアス「キャ!」

朱乃「イヤ!」

 

バタン!!!

 

『あーっと!ここで王子とお姫様お二人が倒れたかぁ!?』

 

一樹「あ、あぶねぇぇ!!」

 

『おーっと!耐えている!耐えています!…で、ですがぁぁ!!』

 

リアス「あっ…!///」

朱乃「んっ…!///」

 

一樹「二人共大丈夫か?ったく地面に穴空いてるし誰だよ仕掛けたやつ。」

 

黒歌(ニヤリッ)

 

 

リアス「い、いっきぃ〜…///」

朱乃「だ、だいたんすぎますわぁ〜…///」

 

ん?二人とも甘い声を出してどうしたんだ?

 

 

…あ。や、やばい。て、手にや、や、柔らかいあ、あれがぁぁぁ!!

 

一樹「わ、悪い!!わざとじゃないんだ!!!」

リアス「もう…一樹///」

朱乃「触る時は…」

 

リアス・朱乃「「一言いってよね?///♡」」

 

一言OKで触っていいのぉぉ!?

 

 

そして俺たちはハプニングをのりこえギリギリ1位でゴールした。

 

あ、あぶねぇぇ!!ま、1位取れてよかった…。…とと。足取りがおぼつかない俺。ふらふらだ。

そ、そういや俺アホみたいに魔力使ったんだったな。そら体力もすぐ無くなるんだったわ。

 

リアス「一樹、大丈夫?」

一樹「ん?あ、ああ。大丈夫だよ。」

リアス「い、一樹。」

一樹「どうした?」

リアス「た、体育館の裏なら人気もないし、そ、そこで休憩しましょ?」

確かにな。あのアクシデントが起きてしまったから人がよってくるかもしれないしな。

一樹「そうだな。」

 

リアスに肩を貸してもらい、朱乃の横を通り過ぎる時だった。

朱乃「リアス。頑張りなさい」

リアス「ーっ」

 

?朱乃の一言にリアスは頬を赤く染めていたけど…何言ったの?朱乃さん?

 

そんなこんなで体育館裏に移動し、俺とリアスは座った。

一樹「ふぅ…すまねぇな。まさかあんなアクシデントが起きるとはな…」

リアス「べ、別にいいわよ。そ、それより…」

 

一樹「ん?どうした?」

リアス「こ、この前の…あ、あれ。」

一樹「この前のアレ?」

リアス「き、キスよ…///」

一樹「ーっ!///」

 

一樹「あ、あれはなんというか!そのー!///」

リアス「…かい///」

一樹「ん?何?」

リアス「も、もう1回!キスして!///」

 

その言葉は俺の耳の奥まで届いた。

 

もう1回…キスして!…だと!?

リアス「わ、私の事嫌い?」

一樹「め、滅相もございません!女性として魅力的な人です!

……あ。」

 

リアス「な、なら早く!///」

ええ!!いいの!?いっちゃって!?しらないよ!?僕!

 

一樹「そ、それでは失礼します。」

 

リアス「んっ///」

リアスは目を瞑り唇を突き出してきた。

 

俺も目を瞑り唇を突き出してきた。

 

ち、近い。リアスの息まで伝わってくる…!!!

 

チュッ

 

俺とリアスは長い長いキスをした。

 

唇が離れ目を開けた。

 

も、もうここまで来たんだ!い、言ってやる!!!

 

俺はリアスの肩を掴んだ。

 

リアス「な、なに?///」

一樹「リアス。俺と付き合ってください。」

 

リアス「ーっ!!!」

 

突如リアスは涙を流し始めた。

一樹「わ、悪い!!気分悪くさせた!?」

リアス「ち、違うの…!嬉しくて…。つい涙が出たの…!!」

 

リアスは目を真っ赤にして俺の顔を見た。

 

 

リアス「こちらこそ。よろしくお願いします!///」

 

 

それは誰よりも可愛い笑顔を見せてくれた。




どうでしたか?無茶苦茶展開すみません!頭の中が一樹とリアス早くくっつかせてー!!っでいっぱいでした!すみません!次は一誠の番外編。それでは皆さんまたお会いしましょう!


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番外編・一誠と遥香のデート

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!投稿遅くなって本当にすみません!ちょっと色々私事情でかけなかったのです!これからちょこちょこと頑張って書いていくので何卒よろしくお願いします!


※これは一樹たちがまだ二学期に入っていない時のお話…

 

一誠side…

一誠「うおー!海だァァァ!!」

皆さんこんにちは!一誠です!今現在海に来ています!なぜって?

それは…!

遥香「こら、一誠!はしゃいじゃだめよ!」

今日は遥香姉さんとデートです!海デート最高!なので部長や兄貴は今日はいません!

 

一誠「それにしても…」

俺は遥香姉さんの体を見た

遥香「な、なによ…」

すっっっげぇナイスバディですよ…眼福です…!

遥香「ちょ、ちょっと一誠。鼻血出てるわよ…」

俺は鼻の下を触ると血が出ていることに気づいた。

一誠「あ、やっべ!」

遥香「そ、それより感想を言いなさいよ…///」

一誠「へ?なんの?」

 

遥香「み、水着よ!水着!///い、言わせないでよ…もう…///」

それは黒のビキニ姿で髪はゴムでとめていてポニーテールの姿だった。

 

あ、ちなみに人間界に帰ってきています!

一誠「もう最高だよ!遥香姉さん!」

 

遥香「そ、そう///ありがと…///」

 

遥香姉さんはゴムで止めた髪を口元に寄せて目をそらして言った。

 

あー。照れてる遥香姉さん初めて見た可愛いすぎる…。尊い…!

 

一誠「ね、姉さん!」

 

遥香「な、なに?」

一誠「か、可愛すぎるよ…」

 

遥香「…!!///」(ポンッ!!)※パンクした音

 

姉さんは力が抜けたのか座り込んでしまった。

 

一誠「は、遥香姉さん!?ぐ、具合でも悪いの!?」

遥香「だ、大丈夫よ…。あ…あと…二人でいる時ぐらい名前で呼んでよ…///」

 

な、なんだこの可愛い生き物ぉぉぉー!!!

一誠「は、遥香…?」

遥香「なぁに?」

 

き、急に可愛い声を出して上を見上げ俺を見て言った。

遥香「一誠〜♡」

可愛ええ!!最高だぜ!!

 

 

 

ブルッ!!

な、なんか寒気が…!

 

 

 

一樹side

 

※その頃一樹たちは…

 

一樹「お、おいあんま押すなって!!」

リアス「し!静かにしないとバレるわよ!」

アーシア「そうですよ一樹さん!」

どうも皆さん一樹です。

今一誠と遥香姉さんの尾行を行っています。

なぜって?一誠たちが付き合っているという話を初めて知りましたのでちょっと覗こうと思いました。すると…

 

 

遥香「一誠〜♡」

遥香姉さんが一誠に抱きついた!

 

 

一樹「おお!!」

リアス「だ、大胆…!」

アーシア「はぅあうこっちまで恥ずかしくなっちゃいますぅ…!」

 

くそ!羨ましい!!!

俺はちょっと殺気を出した。

リアス「な、なんか急に寒くなってきたわね…」ブルッ!

アーシア「わ、私もですぅ…」ブルッ!

リアスたちが何か言っているが俺はずっと一誠の方を見続けた。

 

 

 

 

一誠side

 

それはお昼の時…

 

遥香「一誠〜あーん♡」

 

一誠「あーん!…うん!美味しい!」

お昼ご飯、遥香姉さんの手料理を食べていた。

 

てかあーんって今日の遥香姉さんすげえキャラ崩壊だ。

いつもクールで俺ら家族がなにか問題があれば駆けつけてくれて一緒に謝ってくれたりした。(主に俺がやんちゃしていたけど)

母さんと父さんの代わりに世話をしてくていた姉さんが今が…

 

遥香「そう!よかった!」ニコ

 

俺の彼女なんて!最高すぎるよ!

 

 

モブ男1「いいなぁ…あんな彼女がいて。」

モブ男2「俺も彼女が欲しいぃぃぃ!!」

モブ男3「諦めろ。俺ら三バカ童貞トリオには儚い夢だ」

 

なんか通っていった人達がなんかいってたけどまぁいいか!今この時の幸せを感じとこう!

 

 

数分後…

 

一誠「ふぅ〜。食った食った!ごちそうさまでした!」

 

遥香「お粗末さまでした〜。」

一誠「なんか眠くなってきた…。」

遥香「ならお昼寝タイムにしましょう」

ポンポン

 

遥香姉さんが膝を叩いた。

も、もも、もしや…ひ、膝枕ですとおぉぉ!!!

 

遥香「どうぞ♡」

一誠「じゃ、じゃあ遠慮なく…。」

 

俺は遥香姉さんの膝に頭を置いた。

はぁ…柔けぇ…!

一誠「本物の枕みてーだー…!」

 

なんか懐かしく感じる…。

俺今生きてるんだな…。

 

 

 

 

 

 

???「キャァァァー!!!」

 

 

はっ!俺はすぐさまに目を覚ました。もう日が暮れそうな時間だった。

 

周りには誰もいなかった…。

一誠「は、遥香姉?おーい!!」

 

…いない。誰も…。

 

クシャッ

 

ん?なにか下に落ちてる。これは…紙?

 

そこにはなにか書かれていた。

「お前の女は頂いた助けたければ指定された場所に来い。お前の『赤い龍』の力を見せてみよ。」

 

くそ!遥香姉さんが攫われた!しかも赤い龍…ドライグの存在を知っているってことは悪魔か堕天使のやつらが関わっているってことかよ!

一誠「絶対に許さねぇ…」

 

俺はすぐさまに遥香姉さんの元へ向かった。

 

 

 

 

一誠「ここか…」

そこは廃墟となった工場だった。

いかにもいてそうな場所だぜ。

 

一誠「いるんだろ!出てこいよ!」

 

トコットコットコ

 

階段から誰か降りてきた。

 

???「どうも。赤龍帝の兵藤一誠くん。」

それは緑のパーカーを着ていてうさぎの仮面を付けていた。

 

???「はじめまして。私の名はウーゴと申します。いごお見知りおきを」

 

一誠「それより遥香姉さんを返せ!」

ウーゴ「そう慌てないでくださいほら真正面にいますよ。」

正面を見るとそこには遥香姉さんが椅子に座っていた。

一誠「姉さん!」

ウーゴ「大丈夫。君の彼女には何もしていない。」

 

そんなもん信用できるかよ!

ウーゴ「赤龍帝殿。決闘をしましょう。」

一誠「決闘?」

ウーゴ「もしあなたが勝てばあなたの彼女を返しましょう。ですが、負ければあなたの彼女を目の前で首を切ります。」

 

一誠「…んだと…?」

 

遥香姉さんを殺す…だと?

一誠「やってみろよぉぉぉぉ!!!!」

一誠「輝きやがれ!『赤龍帝の籠手(ブーテッド・ギア)』!!」

 

Welsh Dragon Balance breaker!!!!!!!!(ウェルシュドラゴンバランスブレイカー)

 

 

ウーゴ「そう、それでいい。さぁ私を楽しませてくれ!」

 

一誠「ごちゃごちゃぬかしてんじゃねーよ!」

ズドーン!!!

地響きが鳴る。

 

よし!手応えあり!

 

ウーゴ「んー。おしいねぇ。あとちょっとのとこで僕は死んでたよ〜。」

 

そいつは片手で俺の拳を掴んでいた。

ウーゴ「そーれ!!!」

ドゴーン!!

 

俺は地面に叩きつけられた。

いてててて、な、なんて馬鹿力だよ!!

 

 

ウーゴ「ほらほら!どうしたの?さっきまでの威勢は!」

 

一誠「っち!!アスカロン!!」

俺はいっきに距離を縮めた。

 

キィィィィィン!

剣と剣がぶつかり合う

ウーゴ「これまたおしい…」

一誠「くそ!なんで当たんねーんだよ!!」

 

ウーゴ「君は単純すぎるんだよ。」

ウーゴ「『雷光(バララーク)』」

 

ウーゴの持っている剣から小さな雷が降り注ぐ

 

っち!避けるので精一杯だ!

 

???「勝ちなさい!一誠!」

 

…!!俺は声のする方向を見た。

ウーゴ「あらら、目覚めちゃったよ。」

 

 

 

 

それは遥香姉さんだった。

一誠「姉さん!」

遥香「今は勝つことだけに集中しなさい!

か、勝ったら何でも言う事を聞いてあげる!///」

 

 

……なん…です…と…!!!

 

一誠「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」

ウーゴ「!?なに!」

 

一誠「てめぇをぶっ飛ばして俺は遥香姉さんのおっぱいをつつくんだァァァ!!!」

 

BoostBoostBoostBoostBoost!!!(ブーストブーストブーストブースト)

 

一誠「きえてなくなれぇぇぇぇ!!!」

俺はか〇は〇波の構えをして解き放った!!!

 

ウーゴ「く、くそぉぉぉぉ!!!」

 

刹那…

 

ウーゴの姿は無かった。

 

一誠「おわ…った…」ハァハァ

 

俺は地面に倒れ大の字になった

遥香「お疲れ様。一誠。」

一誠「遥香姉さん…よかった無事で…」

 

 

遥香「もう。2人の時は?」

一誠「はは…ごめん遥香。」

 

遥香「でも、ありがとね///」

 

 

一誠「きにすんな…」

チュ

 

な、なんか口に柔らかいものが…

遥香「今日のお礼…///」

うぉぉぉぉぉぉ!!!生きてて良かったぁぁぁぁ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三人称side

 

ウーゴ「はぁ変装も疲れるもんだぜ…」

 

カパッ

 

仮面が外れる音。

 

???「はぁあなたって人は…」

???「もし怪我したらどうするんですか?…一樹さん。」

 

そう、ウーゴの正体は一樹だった

一樹「大丈夫だよ手加減してるし。

リアス、アーシア悪いなこんな遅くまで付き合ってくれて」

 

リアス「あなたが急に『遥香姉さんを攫う!』とか言い出すからびっくりしたわよ。」

アーシア「でもなんであんなことをしたんですか?」

 

一樹「ん?嫉妬。」

 

リアス・アーシア「「はぁ…」」

これはさすがに2人ともため息をついた。

 

一樹「ん?俺なんかダメな事言った?」

 

この男は単なる馬鹿なのか天然なのかどっちか分からない。だが最強で誰よりも家族を愛する男だった。

 

一樹「さ。帰るぞ。早く帰らねーと疑われる可能性がある。」

リアス「ばーか。」

アーシア「鈍感さんです」

 

 

一樹「ちょ!お前ら酷すぎるぞ!」

 

 

この男の物語はまだまだ続く…




どうでしたか?久々に書いたのですが無茶苦茶な展開すみません!
これからも頑張っていくのでよろしくお願いします!それでは皆さんまた会いましょう!


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放課後のラグナロク
1話・平和が1番です。


皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回からロキ編へ入っていきたいと思います!それではどうぞ!


一樹side

 

皆さんこんにちは一樹です。

実は…

一樹「え?夢でも見てる?」

リアス「私たちが付き合ってるなんて…き、聞いてないわ///」

 

なんということでしょうどうやら僕は夢を見ていたようです。

俺の自室でそんな話をしていた。

 

一樹「ちょ、ちょっと待って…整理しよう。まず俺は暴走して和也に止めてもらった。そこまではいいよな?」

リアス「ええ。」

一樹「そこから俺は目を覚まして…」

リアス「いえ、目を覚ましていないわ。」

一樹「だ、だとすると俺は妄想していた…と…?」

リアス「そういうことになるわね。あなたは体育祭の時までずっと寝ていたのだから。」

ワオ…ファンタスティック…

リアス「さ!そんな話をしてないでみんなを起こして朝ごはんにするわよ!」

どうやらリアスは脈ナシのようだ。

 

ブルッ!

な、なんか寒気がした…

 

 

リアスside

い、いい一樹とつつつ付き合うなんて…

ふふふぐへへへへへ…

 

一樹side

『「迷宮(ダンジョン)」そこは何万人という人間が挑み、誰一人かえって来なかった場所…。襲い来る敵をなぎ倒して進んでんいく男…。門の守護者である雷光を放つ竜!幾万の兵士の死体をかき分けていく男は、立ち向かった!竜の息吹が男に届く寸前…その刃は龍を貫く!!!!そう、その男こそ…この俺!シンドバッドだ!!!!』

 

うわ、完全にシンドバッドの冒険丸パクリじゃん。

良くないよこれ作った人…。

 

リアス「いい話だったわねぇ…」

一誠「さすが兄貴!冥界でも有名人じゃん!」

一樹「バーロー。お前も有名だろうが」

そう、一誠もおっぱいドラゴンとして有名になっている

白音「…始まってすぐに冥界で大人気みたいです。一樹兄さんの『シンドバッドの冒険』そして一誠兄さんの『乳龍帝おっぱいドラゴン』」

俺の膝の上に座る白音が言った。

大人気なのはサーゼクスから聞いていた。

一樹「確か、両方とも視聴率50%を超えてるとか言ってたな。」

一誠「ご、50%!?す、すげぇ…」

シンドバッドの冒険の物語のあらすじはこうだ。

 

母と父を亡くし、

長男であるシンドバッドがいくつもの『迷宮(ダンジョン)』を攻略していくアニメだったけか。次男と長女と次女を餓死させないために国を作って世界を平和にしていく話だったけな?

 

……なんか無茶苦茶な話だな

一誠の方も伝説のドラゴンと契約した若手悪魔のイッセー・グレモリーは、悪魔に敵対する邪悪な組織と戦う変身ヒーロー。

おっぱいを愛し、おっぱいのために戦う男、邪悪な悪事を働く輩を倒すため、伝説のおっぱいドラゴンとなるのだ!って説明してたな。

 

なんかうちの弟がすみません…。

 

著察権の方は両方ともグレモリー家が仕切っていて、どっちもだいぶ稼げているようだ。

グッズも販売されたとかなんとか…。

『シンドバッドの冒険』には幼馴染で姫様としてリアスが出演している

そして『おっぱいドラゴン』でヒロインとして遥香姉さんが出ているらしい

「スイッチ姫」だったけな…。

遥香「な、なんでこんな事に…」

 

よつんばいになり絶望に満ちた遥香姉。

 

ど、ドンマイ遥香姉!

 

一誠「なんかごめん…」

ドライグ『こ、この俺がお、おっぱいなんぞに……よ、寄るな!おっぱいが近づいてくる……!!よ、寄るなぁァ!!』

や、やばいドライグが完全に幻覚見てるよ…

一誠「ほんとすんませぇぇぇぇぇぇん!!!!!!」

 

今日も兵藤家は平和です。

 

 

 

 

そして次の日…

 

昼休み中の駒王学園。俺は一誠たちと弁当を食べていた。

一樹「そういや、もうすぐお前らは修学旅行だったな」

俺はウインナーをつまみたながら言った。

一誠「あ、すっかり忘れてた。」

 

一樹「はぁ…修学旅行俺も行きたかった。」

 

そう、俺は3年生の初めの方に入ったので修学旅行には行けなかったのだ。

リアス「結構楽しかったわよ?修学旅行」

一樹「くー!2年生の時に編入すれば良かったぜ!」

リアス「またみんなで行きましょ。」

一誠「確か京都ですよね?」

リアス「ええ。」

一誠「でも僕達悪魔は京都に行けるんですか?」

リアス「行けるわよ。この特殊な紙でね。」

それはなんの変哲もない御札のような紙だった。

一誠「それは?」

リアス「この紙は悪魔が神社や寺などに行けるものよ。」

ほぇ…あれで出入り出来るのか。

一樹「てか班決めは決まったのか?」

一誠「ま、いつも通りのメンバーだよ。」

あー、確か一誠の友達の松田くんと元浜くんだったかな。

1、2回だけ会ったことあるけど面白い子達だったなぁ…。

アーシア「あ!そう言えば、桐生さんが『一緒に回らないか?』って言ってました!」

一誠「お、いいね。確か桐生とアーシアとゼノヴィアとイリナだったけ?」

アーシア「はい!」

一樹「いいんじゃないか?ちょうど何かあった時にそばにいれば安心だし」

一誠「だね。よし!アーシア!一緒に回るか!」

アーシア「はい!」

 

リアス「ふふ。微笑ましい限りね。」

一樹「だな。まるで息子と娘みたいだな。」

リアス「ええ…。…ってな!///」

ん?急にリアスの顔が真っ赤になったぞ?

一樹「ん?どうしたリアス?」

リアス「な、なんでもないわ!///」

なんか俺まずい事言ったか…?

 

 

☆☆☆☆

 

そして昼休みが終わり放課後の部活…

 

俺たちオカ研の部員達は全員集まっていた。

 

一樹「そう言えば学園祭も始まる頃だな。」

俺は筋トレしながら言った

リアス「そうね。学園祭は何しましょう。」

リアスは紅茶を飲みながら言った。

一誠「去年は確かお化け屋敷でしたよね?なんかみんなリアルだ。とかお化けが本物に見えたとか言ってましたよ?」

リアス「そうね。実際本物のお化けをつかっているのだもの。」

ありま、それはあれかな?あの〜…なんだっけ…

一誠「ほ、本物だったんですか?」

 

リアス「ええ。人間に害を与えない妖怪に依頼して、お化け屋敷でおどかす役をやってもらったわ。その妖怪達も仕事がなくて困っていたから、お互いちょうどよかったのよ。おかけで大盛況だったわね。」

 

あ!それそれ!妖怪さんたちだ!

一樹「でも、怒られたんだろ?ソーナに。」

リアス「ええ。よく分かったわね。」

一樹「まぁだいたい察するよ。」

 

リアス「まぁこの話はまた後日に…」

リアスが言ったところで、一誠たちのケータイが同時に鳴った。

おっとこれは?

リアス「行きましょう。」

さて…お仕事の時間ですな。

 

☆☆☆☆

 

 

町にある廃工場

そこには俺たちオカルト研究部は訪れていた。

すでに日は落ちていて、空は暗くなりつつある。薄暗い工場内に気配が多数。さらにそれらには殺意と敵意に満ちている。

???「グレモリーの眷属とシンドバッドの眷属か。嗅ぎつけるのが早い」

そこには黒いコートを着た男性がいた。

むむむ。1、2、3…ざっと10人。…いやそれ以上か。

この工場内に黒い人型モンスターが百はいるね。

リアスが1歩前に出て冷たい声音で訊く。

リアス「『禍の団(カオス・ブリゲード)』の英雄派ね?ごきげんよう。私はリアス・グレモリー。3大勢力(+人間代表)にこの町を任されている上級悪魔よ。」

英雄派1「ああ、存じ上げておりますとも。魔王の妹君。我々の目的は貴様たち悪魔を浄化し、町を救うことだからな。」

リアスたちをゴミを見るような目で見てくる。

俺はリアスの前に立った。

一樹「どうも、こんばんは。英雄派の方々。私はシンドバッド。以後お見知り置きを。」

英雄派1「シンドバッド殿。あなた方はこちら側のはず。あなたは悪魔に洗脳されているのですぞ?さぁ…私たちとともに。」

 

一樹「お誘いありがとうございます。ですが私たちは私たちの意思で動いおります。洗脳などされておりません。それとあまり私の友人を…家族をバカにされては困ります。私の家族をそんな目で見ないでいただきたい。」

 

英雄派1「なるほど。それは私たちと敵対するという意味ですかな?」

一樹「さぁ?それは想像にお任せしますよ。」

そして一夏と遥香姉さん、黒歌が前に出た。

 

一樹「リアス手出すんじゃねーぞ。今回は俺達がやる。」

リアス「はぁ…あなたって人は…。」

 

英雄派1「それでは…ゆくぞ!」

 

 

黒いコートを着た男性が手から白い炎のようなものを発現させた。

こりゃまた…。

一樹「…っち。また『神器(セイクリッド・ギア)』所有者かよ。」

そう、前にもあった。

英雄派がけしかけてくる構成員はそのほとんどが神器所有者だ。神が残した『神器プログラム』により授かった異能の力で俺たちに向かってくるわけさ。

リアス「困ったものね。ここのところ、神器所有者とばかり戦っているわ。」

後ろでリアスが嘆息していた。

「シンドバッドの攻撃に気をつけろ!俺たちじゃ一発でやられる!だが、工場内だと派手な動きはできん!」

 

一樹「なはは。痛いとこつかれるねぇ。ま、関係ないけど。一夏、黒歌。」

一夏「了解!行くよ!黒姉!」

黒歌「はいにゃね!」

 

一夏・黒歌「「はぁぁぁあ!!」」

一夏と黒歌が魔法を展開し、工場内には結界がはられた。

英雄派「あ、あれは!?」

一夏「えっへへん!この魔法は私たちにしか出来ないものなんだよ!ね!黒姉!」

黒歌「この魔法結構疲れるにゃよ…。」

 

一夏「この結界は、防音、衝撃波など色々なのが防げちゃうのでーす!」

ざっくりすぎるだろ。まぁいいが。

一樹「遥香姉さん。」

遥香「ええ。」

遥香姉さんはバアルとヴィネアの複合した剣を抜き戦闘態勢に入る。

 

一樹「祐斗。よく見とけよ。これがお前の師匠と互角いやそれ以上の実力者だ。」

遥香「ゆくぞ。」

刹那…

遥香姉さんの姿がなく風の音だけが聞こえる。

木場「は、早すぎる…」

祐斗は心の声が漏れていた。

すると…

遥香「半分やったわ。」

するとドタバタと英雄派のやつらが倒れていった。

おお、さすが遥香姉。

一誠「さすが遥香姉!やっぱすごいぜ!」

遥香姉さんは顔を紅潮していた。

リア充fuck!!

一樹「くそったれ。イライラするぜ。」

俺はゆっくり真ん中の方へいった。

 

「もらったぁぁぁ!!」

ゴキッ!

俺の背後から攻撃してきたが俺は片手で殴った。

一樹「さ。さと終わらせてやるよ。」

「舐めるなぁ!!」

残りの英雄派たちが俺に攻撃してきた。

一樹「いい加減くたばりやがれぇぇぇぇ!!!極大魔法…『雷光剣(バララーク・サイカ)』!!!!」

刹那…そこには英雄派のものが倒れていた。

 

 

 

☆☆☆☆

 

 

一樹「ふぅ…終わった終わった。」

リアス「冥界への移送も終わり。まあ、今回もいい情報を得られそうにないでしょうね。」

リアスがため息をつく。

 

確か英雄派の者は戦闘に負けた瞬間に英雄派に身を置いていたときの記憶が消去されているらしい。おれたちが倒した連中もすでに記憶がなくなっているだろうな。英雄派も小賢しい真似をする奴らだな。

 

一誠「でもなんで俺たちばっかりなんだろう」

一樹「確かにな。でも神器には進化があるそれが禁手(バランス・ブレイカー)だ。んじゃあ一誠、問題だ。お前はどうやって禁手 になれた?」

一誠「んー。…なんだろう」

一樹「それはな…劇的な変化だ。」

俺がつぶやいたことに全員の顔が強張った。

一誠「そ、それって…!!」

一樹「英雄派はあいつらを俺たちにぶつけて禁手に至らせるつもりだ。」

 

一樹「俺たちの周りには赤龍帝、雷光を操る者、聖魔剣、聖剣デュランダルとアスカロン、時間を停止するヴァンパイア、仙術使いの猫又、しかも優秀な回復要員までいて、シンドバッドもいる。一誠、相手からしてみれば俺たちの力はとんだイレギュラーなんだ。勝つ勝たない以前に、俺たちと戦うことは人間からしてみたら、尋常じゃない戦闘体験なんだ。」

 

一樹「何十人、何百人が死んでも、1人が禁手になればそれでいいって考えなんだよ。あいつらは」

一誠「そ、そんな!」

一樹「それがあいつらのやり方だ。」

みんなは黙り込んだ。

一樹「…ま、この話はまた今度だ。もう遅い。帰るぞ。」

 

あ、ちなみに工場は消えていないので安心してください。

つんつん。

俺の背中をつついてくる人がいた。それは…

 

朱乃「ね、ねぇ一樹。明日デートしてくれない?」

女子達『…な!!!』

一樹「ん…ん??なぜに?」

朱乃「一樹が前に何でもするって言ったから…。ね?」

あ、ああ。そんなこと言ってたかな…。

一樹「うん。別にいいよ。」

朱乃「やったぁぁ!!ふふ!明日は一樹とデート♪」

なんか嬉しそうだからまぁいいか。

女子達『むむむむむ…!!!!』

 

 

ブルッ!!!

な、なんか女子達の視線が冷たいけどき、気のせいだよね…?

 

 




遅くなってすみませんこれからもよろしくお願いします!それではみなさんまたお会いしましょう!


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第2話・北のクソジジイ、来日です

みなさんこんにちは!ブルーヘクスです!皆さん!本当にありがとうございます!おかげさまでお気に入り200件、UA30000件以上!こんなに見ていていただけるなんて思ってませんでした!これからも頑張りますのでよろしくお願いします!


一樹side…

 

みなさんこんにちは一樹です。

実は…

朱乃「待った?」

一樹「いや、今来たところだ。」

今日は朱乃とデートです。

俺たちは駅近くのコンビニの前にいた。

一樹「よし、行くか!」

朱乃「そ、その前に…///」

一樹「ん?」

朱乃「ど、どうかしら…///」

朱乃は紅潮させながら自分の体を見渡した。

 

たぶん朱乃が言いたいのは服が似合ってるかってことだよな。昨日徹夜して『デートのマナー』読んどいてよかったぜ。

一樹「ああ。とても似合ってるよ。」

それはフリル付きのかわいらしいワンピースを着ていた。

一樹「というか珍しいな。お前が髪を下ろすなんて」

朱乃「そ、そう?///」

こういう時はなんて言ったらいいんだ?

えーっと…。

一樹「とても可愛いよ。朱乃。」ニコ

俺は朱乃の頭に手を置いて言った。

 

朱乃「はぅ///」

ボン!(朱乃の頭がパンクする音)

一樹「お、おい朱乃?」

 

朱乃「な、なんでもないですわ!///さ、行きましょ!///」

 

ブルッ!

な、なんか複数の方向から視線が感じるのですが…。

俺は後ろを振り向くと電柱に人影見えた。

あ、あいつら何してんだ?

それはリアスとアーシア、オカルト研究部の女子達全員いた。一誠と遥香姉さんもこちらにグッジョブみたいなことしたり手を振っていた。

 

朱乃「あらあら、浮気調査にしては人数多すぎね。」

朱乃も気づいたのか、小さく笑んでいた。

そして、見せつけるように俺に身を寄せてくる。

一樹「お、おい朱乃!?」

朱乃「今日だけ特別…ね?♡」

朱乃はウインクしながら言った。

か、可愛い…!!

しかも朱乃の髪からいい匂いがする…。や、やばいよ…。

 

バキッ!

鈍い音が後方からする。恐る恐る振り返ると…。怒りに震えている様子のリアスが電柱にヒビを入れて紅いオーラを纏っていた…。

 

…う、うん。お、俺は何も見てない…。見てないったら見てない。

 

朱乃「行きましょうか」

一樹「あ、ああ。」

こうして、俺と朱乃のは町へ繰り出したのだった。

 

 

 

 

 

☆☆☆☆

 

デートを始めて3時間ほど経過した。

その間、朱乃は終始年頃の女の子だった。

 

服のブランドショップに行っては、

「この服似合うかしら?」とか「それともこっちかしら?」

っと無邪気な一面だった。

「どれも朱乃に似合ってるよ」ニコ

っと言うと顔を紅潮させていた。やっぱり女のことだな。

 

そして俺たちは露店で買ったクレープを一緒に食べていた

 

一樹「んー!うまい!」

朱乃「美味しいねー、一樹」

な、なんか今日の朱乃めっちゃくちゃ可愛いんですけど

 

 

朱乃「あら、一樹。ほっぺたにクリームついてるわよ」

一樹「ん?ホントか?どこどこ?」

朱乃「私がとってあげる♪」

一樹「ん?んじゃあ頼むわ」

すると…

朱乃「ペロ」

一樹「な、な///」

ほっぺたについてたクリームを舌でなめやがったぁぁぁ!!!

朱乃「えへへ///ごちそうさま///」

一樹「お粗末様…って!急に舐めるなぁァァ!!!」

 

それから俺たちは町中を歩いている間ずっと手を繋いでいた。

なんかやっ、やっぱ今日の朱乃はめちゃくちゃ可愛い

 

 

普段は高貴な印象を見せる和風美人として、人気のある朱乃。気品ある口調と振る舞いでお姉さまな姿を俺たちに見せていたが…今では普通の女子高生のような口調も振る舞いだ。

 

一樹「さてと…朱乃。水族館とゲーセン行くぞ!今日はとことん遊ぶぞ!」

 

すると朱乃は

朱乃「うん!!」ニコ

最&高のかわいらしい笑顔で応じでくれる。

 

か、かわえええええええええええええ!!!

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

朱乃「凄かったわね。あんな魚初めて見た。」

俺たちは水族館から出た。

ゲーセンでひと遊びしたあと水族館に入ったのだ。

俺たちは終始手を繋いでいた。

やっぱ女の子の手って小さいな。

傍から見たれば俺たちは恋人どうしにみえるたのかな?

俺たちの方を見て「あの人かっこよくない!?」とか

「ぜ、絶世の美女!萌えるでふ!」とか言ってたし。

モテない俺にとっては最っ高の気分だ!(※気づいていません)

 

ブルッ!

そんな俺たちを陰から紅髪の追跡者さまご一行が追ってきたけど…。

すげぇオーラ出てるよ…。

俺殺されるのか?何もしてないぞ?

 

朱乃はそれを確認しかわいいイタズラ笑顔を作ると、俺の手を引っ張って走り出した!

朱乃「リアス達を撒いちゃいましょう!」

一樹「え!?ちょ、!」

俺は逆らえるわけもなく、俺も走り出すことになった。

 

お、おいおいおい!猛ダッシュであいつら追いかけて来てるぞ!?

白音の顔がまるで怒った時のミ○サだよ!?怖いよ!

 

 

俺たちは町中を右に曲がったり、左に曲がったりして、リアスたちを撒こうとする

 

朱乃「うふふ、うまく撒けたみたい」

どうやら撒けたようだ。

あいつらの顔思い出すと…う、うんやばかった。

般若が何人いたか…

後でご機嫌直すために高級なチョコでも買って帰ろう「GO○○VA」だな…。

 

俺は一息ついたあと辺りを見渡した。

「休憩○円」、「宿泊○円」の文字があちらこちらにぃぃ…

 

一樹「お、おいここって…」

まずいまずいまずい!絶対やばい!無我夢中で走っていたせいか、すごいところに来てしまったよ!

 

一樹「あ、朱乃!流石にここはまずい!どこかほかのばしょ…」

俺は足早にその場を去ろうしたが…

俺の服を端をつかむ朱乃がいた。

一樹「あ、朱乃?」

振り返ると、顔を最大まで真っ赤にした朱乃がもじもじしながら、つぶやく。

 

朱乃「…い、いいよ。」

 

は、はい?

一樹「え、え…?」

朱乃「一樹が入りたいなら私、いいよ。…一樹となら私大丈夫だから…///」

え、……えええええええ!?

 

だ、大丈夫って……え、ええ!?

俺今最大にすごい選択が狭まっているのか?

・宿屋にはいる

・「だめだ!お前はもっといい相手を見つけろ!」←

んーやっぱこっちだよな…

 

一樹「だめだ!お前はもっといい相手を見つけろ!」

これが正規ルートなはず…!

 

朱乃「一樹の鈍感…」

朱乃は頬を膨らまして言った。

ええ!?まさかの違った!?

 

???「まったく、昼間っから、女を抱こうなどやりおるわい、シンドバッドの小僧。」

俺は声のする方へ見た。

それは帽子を被ったラフな格好をした爺さんと背後にガタイのいい男性とパンツスーツを着込んだ真面目そうなそんなの人を連れていた。

女の人、すごい美人さんだ。銀色の髪はロングストレート。見ただけでサラサラしてるって分かる。

 

…ん?ちょっと待てよ?

 

一樹「あ、あんたオーディンの爺ちゃんか?」

オーディン「ほっほっほっ、久しいの。一樹。北の国から遠路はるばるきたぞい。」

そう!北欧の主神である爺ちゃん。ディオドラ以来か?

一樹「て、てかなんでここに?」

観光…って訳ではなさそうな感じするけど…。っと思ったら、横から真面目そうなお姉さんが入ってくる。

???「オーディンさま!こ、このような場所をうろうろされては困ります!か、神様なのですから、きちんとしてください!」

 

すっげぇー真面目さんだ。神様に怒ってるよ。

 

そういえばずっと気になってたけど爺さんの横にいるガタイの良い男性の人って…あの人だよね?

朱乃「あ、あなたは」

朱乃が目を開いて、驚いている。

???「朱乃どういうことだ」

男性の方はキレ気味だった。

おっとこれはまずい…

俺は朱乃の前にたった

???「これはこれはシンドバッド殿?私の娘とこんな卑猥な場所にいらっしゃるのですか?」

す、すごいオーラを出して俺の目の前に立った。

や、やっぱ怖いよこの人…

一樹「す、すみませんバラキエルおじさん。べ、別に朱乃とそのー…するわけでも。ないので…。」

そうこの人はバラキエルさん。朱乃お父さんで堕天使の幹部だ

バラキエル「…なにも…しない…だと?それは…朱乃に魅力が無いということ…か?」

ん…んんんん????な、なんか違う方向に行ってるぞ!?

一樹「い、いえ!そ、そういう訳では … バラキエル「貴様という男ぁあぁぁぁ!!!」

 

うお!雷光ぶっぱなしてきたよ!?

朱乃「父様!やめて!」

朱乃が言う…が。聞く耳持たない

バラキエル「しかもこんな不潔な所…!!!貴様の家でやれぇぇぇぇ!!!!!!」

 

えええええええ!?そこーー!?

 

 




どうでしたか?今回はだいぶ短くなってしまいました…。でもでも!頑張っていくの応援よろしくお願いします!


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3話・襲来!

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!今回は3話!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

 

オーディン「ほっほっほっというわけで訪日したぞい。」

そう、絶賛兵藤家のVIPルームにオーディンの爺ちゃんを招き入れてるところです。

 

俺とオーディンの爺さんは向かい合わせに座るように話していた

 

一樹「んで、ここに来た理由は3大勢力との協力態勢を強めるためにきたんだっけ?」

オーディン「そうじゃ。ちと早すぎたがのう。まぁそうかしこまるでない」

俺は横を見ると一誠たちがカチコチに固まっていた

一誠「ほ、本物の神様にあっちまった…」

はぁ…お前ってやつは…

リアス「どうぞ、お茶です」

 

リアスが笑顔で応対していた。

オーディン「構わんでいいぞい。しかし、相変わらずデカイのぅ。そっちもデカイのぅ。」

 

一樹「おいエロジジイ。あんま俺の家族の胸を見渡さないでくれるか?」

俺は眉をピクピクさて殺意のオーラをちょっとだしながら言った。

オーディン「おー怖い怖い。シンドバッドの小僧は堅いのぉ。」

スパーン!!

ロスヴァイセ「シンドバッド様の言う通りです!いやらしい目線を送っちゃダメです!」

今オーディンの爺さんをハリセンで叩いたのがヴァルキリーのロスヴァイセさん。

 

てか神様ハリセンで叩いたよ。

オーディン「全く堅いのぉ。だから彼氏いない歴=年齢の生娘とワシに言われるんじゃ。」

この人彼氏いないんだ。しかも人生の中で。

ロスヴァイセさんが酷く狼狽しだした。

 

ロスヴァイセ「そ、それは関係ないじゃないですかぁぁ!!わ、私だって好きで処女なわなけいじゃなぁぁぁい!!うううっ!」

あー、その場にくずおれて、床を叩き出したよ。

でもなんかちょっとだけ共感できた気がする。

 

俺はロスヴァイセに近づき手を差し伸べた

一樹「大丈夫ですか?あんなエロジジイのことなんてほっときましょう。」

ロスヴァイセ「うぅっあ、ありがとうございますぅぅっ!」

うお!?いきなり抱きついてきたよ!?め、めっちゃいい匂いしますよ!!!

 

 

ブル!

 

な、なんか背後からすげー殺気を感じる。

それはリアス達だった

 

オーディン「ほっほっほっ、お前さんの周りはすごいのう。」

 

俺なにかした!?

 

アザゼル「爺さんが日本にいる間、俺たちで護衛することになっている。バラキエルは堕天使側のバックアップ要員だ。俺も忙しくてな、ここにいられるのも限られているからな。その間、俺の代わりにバラキエルが見てくれるだろう」

 

俺の隣でアザゼルが言う。

バラキエル「よろしく頼む」

と、言葉少なにバラキエルおじさんがあいさつをくれた。

アザゼル「じいさん、来日するのにはちょっと早すぎたんじゃないか?」

一樹「そうだぜ爺ちゃんなんかあったのか?」

 

オーディン「いやなに。我が国で少々厄介事…というよりも厄介なもんにわしのやり方を批難されておってな。ことを起こされる前に早めに行動しておこうとおもってのぉ。日本の神々といくつか話をしておきたいんじゃよ。いままで閉鎖的にやっとって交流すらなかったからのぉ。」

 

あー。なんか日本の神様に言われてたっけ、「今、北欧神が大変なことが起きてるから北欧神と私たちの護衛を頼む」ってそのことっだったのか。

 

アザゼル「厄介事って、ヴァン神族にでも狙われたクチか?お願いだから『神々の黄昏(ラグナロク)』を勝手に起こさないでくれよ、爺さん」

 

一樹「ほんとだよ。そんなことされたら俺らも巻き添い食らって滅んじまうよ」

 

 

一誠たちはキョトンっとしている。たぶん神々の黄昏とかわかってない状態か。

一樹「一誠。神々の黄昏についてまた話すから難しい顔するな」

一誠「げっ。バレてた?」

一樹「当たり前だ。家族ならお前のくせぐらい分かる。」

 

アザゼル「まぁ難しい話はまた話そう。爺さんどこか行きたい場所はあるか?」

アザゼルが爺ちゃんに訊くと、爺ちゃんはいやらしい顔つきで両手の五指をわしゃわしゃとさせた。

オーディン「おっぱいパブに行きたいのぉ!」

はぁ。やっぱりか。

 

アザゼル「ハッハッ、見るところが違いますな!主神どの!よっしゃ!いっちょそこまで行きますか!俺んところの若い娘っこどもがこの町でVIP用の店を最近開いたんだよ。そこに招待しちゃうぜ!」

 

オーディン「うほほほほっ!さっすが、アザゼル坊じゃ!わかっとるのぉ!でっかい胸のをしこたま用意しておくれ!たくさん揉むぞい!」

一樹「おい!だめにきまってるだろ!?エロ総督!エロ主神!」

オーディン「なんじゃ、おぬしも行きたいのか?一樹。」

一樹「い、いやそういう訳じゃ…」

アザゼル「いいぞ?いっぱい揉めるぞ?最&高で楽しめるぞ?お前好みの女がいっぱいいるぞ?年上のお姉さんがうっはうっはいるぞ?」

一樹「ゴクリ…」

ちょ、超行きてー!!!!!モテない俺にしては最っ高の場所じゃねぇか!!!!

でも…

後ろを振り返るとニコッとした顔でオーラを出してるものが複数…

リアス、朱乃、アーシア、白音、ゼノヴィア、黒歌、一夏。この7人だった。怖いよみんなぁぁ…

 

一樹「い、行くわけねぇだろ!?」

後から安堵したのかため息をついた。

ふ、ふぅ。絶対殺されるヤツだった。

オーディン「なんじゃノリが悪いのぉ。」

アザゼル「ま、お前の周りにはいっぱいいるからいらねぇもんな。」

いやいてませんよ!?

って、なんで7人とも紅潮してるの!?

ロスヴァイセ「オーディンさま!わ、私もついていきます!」

 

ロスヴァイセさんが追っていったけど、

オーディン「おまえは残っとれ。アザゼルがいれば問題あるまい。この家で待機しておればいいぞい」

ロスヴァイセ「ダメです!行きます!」

などというやり取りを廊下でしていたようで、そのまま付いていったようだ。

はぁ…この先が思いやられる。

 

 

☆☆☆☆☆

 

次の日…俺たちはグレモリー家主催で冥界のイベントに主役として参加していた

一樹「はい、ありがとう。」

 

一誠「ありがとうな!」

握手とサイン会だった。

俺たちの前に長蛇の列ができ、子供一人一人にサイン色紙を渡して、握手をしていく。

子供たちは俺が悪魔文字で書いたサインを嬉しそうに受け取り、握手をしてあげる。

一誠の方も汚い悪魔文字だが嬉しそうに受け取り握手をしていた。

でもだいぶ良くなってるぞ悪魔文字。練習してるんだな。

 

子供A「シンドバッドは僕のヒーローなんだ!だから頑張ってね!」

満面の笑みで声をかけてくれる。

くぅー!!可愛いなぁ!

一樹「ありがとな。」

っと頭をなでなでした。

リアス「ありがとうね。」

リアスも横で握手をしていた

あ、そうそうリアスも俺の番組に出演していて、シンドバッドのパートナーとして出演しています。名前はソフィア。とある国のお姫様という設定で出演しています。

一誠の方も、

子供B「おっぱいドラゴン!頑張ってね!ズムズムイヤーン!」

って言っていた。

一誠「おう!ありがとな!ズムズムイヤーン!」

っとポーズをとっていた。

子供C「スイッチ姫のおっぱい!スイッチ!」

遥香「きゃっ」

一誠の横で同じくサインと握手をしていた遥香姉さんが小さな悲鳴をあげた。あらら、いたずらっ子だなあの子。

一誠「コラァァァァ!!遥香姉さんのおっぱいを触っちゃダメェェェェ!このおっぱいは俺のなの!ダメです!」

遥香「もう、一誠。子供のやることなのだから、嫉妬してどうするの。子供のやることだから気にしちゃダメ。」

 

あれ?遥香姉ってあんな性格だった?もっとこう、クールって感じだったけど一誠と付き合ってからだいぶ変わった?

 

サイン会も一通りこなし、俺たちは楽屋のテントへと戻っていった。

一樹「ふぅ。疲れたー。」

一誠「今日は長かったな。」

確かに。今回は長かった。まぁ笑顔見れるなら俺はどんだけでも出来る!って言ってもだいぶ疲れるな、これ。

「一樹さま、一誠さま、お疲れ様ですわ」

タオルを持ってきてくれたのは…縦ロールヘアのお嬢さまでライザーの妹、レイヴェル・フェニックスだった。

一樹「お、悪ぃな、レイヴェル」

俺はと一誠はタオルを受け取り汗を拭く。

レイヴェルは俺達が冥界でイベントすると聞きアシスタントとして、協力してくれていた。

 

レイヴェル「こ、これも修行の一環ですわ!

それに冥界の子供たちに夢を与える立派なお仕事だと思えるからこそ、お手伝いをしているのです!べ、別に一樹さまや一誠さまやグレモリー眷属のためってわけじゃありませんわ!」

 

などと言うがこの子はすごく頑張っている。

一樹「ありがとなレイヴェル」

俺はレイヴェルの頭をなでなでした。

レイヴェル「はぅ///」

一誠「はぁ…兄貴…そんな事するからみんなに睨まれるんだろ?」

一樹「?そんな事?いい事したら普通それなりの対応するだろ?」

一誠「ダメだこりゃ」

 

一誠は呆れたポーズをした。

何言ってんだこいつ普通のことしたまでだと思うんだが?

一樹「まぁそれはさておきありがとなレイヴェル」

一誠「助かったぜレイヴェル」

レイヴェル「い、いえ!///勉強のためですから!///」

 

 

リアス「そろそろ、戻りましょうか」

そう言いながらリアスが近づいてきた。

一樹「そうだな。オーディンの爺ちゃんの護衛もあるしな」

一樹「じゃあ、また今度なレイヴェル」

レイヴェル「はい、イベントのときは呼んでください。わ、私でよろしければお手を貸して上げますから」

そんなやり取りをレイヴェルとしたあと、俺はリアスたちと共に人間界に帰っていった。

 

リアス「ね、ねぇ一樹。」

一樹「ん?なんだ?」

リアス「あなたにとって私は何?」

一樹「?家族?」

リアス「そういうことを聞きたいんじゃないのに…ゴニョニョ」

一樹「ん?何?」

リアス「な、何でもない!///」

なんなんだよ?いったい

一誠「(兄貴…流石に鈍感だぜ?)」

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

オーディンの爺ちゃんが来日して数日たったある日の夜。

スレイプニルという八本足の巨大な軍馬の馬車に俺たち、先生、爺ちゃん、ロスヴァイセさん一誠が乗っていた。

しかもそれを飛んでいる。夜空を移動中だ。

外には護衛として祐斗、ゼノヴィア、イリナ、そしてバラキエルおじさんが空を飛んでついてきた。

いつでもテロリストなどを迎え撃てるようにするためだ。

オーディン「日本のヤマトナデシコはいいのぉ。ゲイシャガール最高じゃ。」

一樹「くそ、俺も行きたかったぜ…」

そう俺は呟いた。

一誠「部長に報告しとこっと。ゴソ。」

一樹「一誠今なんか言ったか?」

ロスヴァイセ「オーディンさま!もうすぐ日本の神々との会談なのですから、旅行気分はそろそろお収めください。このままでは、帰国したときに他の方々から怒られます!」

オーディン「まったく、おまえは遊び心のわからない女じゃな。もう少しリラックスしたらどうじゃ?そんなだから男の一人も出来んのじゃよ」

ロスヴァイセ「か、彼氏がいないのは関係ないでしょう!す、好きで独り身やっているわけじゃないんですからぁぁぁ!!」

 

一樹「あーあ。爺ちゃん泣かすなよ。もっと女の子に優しくしろよ…はぁ…」

はぁ…先が思いやられる…。

ガックンッ!

ヒヒィィィィィン!

 

!?

突然、馬車が停まり、俺たちを急停止の衝撃が襲った!

皆、不意の出来事に態勢を崩していた。

 

一樹「な、なんだなんだ!?テロか!?」

アザゼル「わからん!だが、こういうときはたいていろくでものないことが起こる」

俺と一誠は外に出て周りを見渡した。

 

一誠「だ、誰だあれ!?」

 

一誠の方に目を向けるとそこにはある男性がいた!

一樹「や、やっぱあの人か…!」

 

そこには目つきが少々悪く、爺ちゃんがきちんとしてる時に着ているローブ、色は黒。

男性はマントをパッと広げると口の端を吊り上げて高らかに喋りだした。

???「はっじめまして!諸君!我こそは北欧の悪神!ロキだ!」

 

一樹「ロキ…!!」

俺はそう呟きながら一誠の方に近づいた。

一誠「ロキってあの!?」

一樹「ああ、神話にも出てくる悪神のロキだ…!!」

 

一樹「ロキ!何しにきやがった!」

ロキ「これはこれは!シンドバッドどのではありませんか!いやなに、我らが主神殿が我らが神話大系を抜け出て、我ら以外の神話体型に接触していくのが耐えがたい苦痛でね。我慢できずに邪魔をしに来たのだ」

…堂々と言ってくれるじゃねぇか。

一樹「それは敵対するとみなしていいんだな?」

ロキ「無論。そのつもりだ。」

 

一樹「ひとつ訊くがあんたは『禍の団(カオス・ブリゲード)』と繋がっているのか?」

ロキ「愚者たるテロリストと我が想いを一緒にされるとは不快極まりないところだ。己の意志でここに参上している。そこにオーフィスの意志はない。」

なるほどな…でもこれはこれで厄介だ。

一樹「そうか。全員戦闘態勢に入れ!」

ロキ「それは私に交えるというのだな?」

一樹「そうじゃなかったらこんな態勢に入ってねぇよ。」

 

一樹「我が身に宿れバアル!」

俺はバアルの魔装をした。

 

すると…

ドガァァァァン!!

え、ええ。いきなりぶっぱ?

それはゼノヴィアのデュランダルだった。

ゼノヴィア「悪いが先手必勝ってとこだが。」

 

ゼノヴィア「どうやら効かないようだ。さすがは北欧の神。」

一樹「まぁ先手は良かったがもっと鍛えないとな」

俺はゼノヴィアの頭をポンッと手を乗せた。

ゼノヴィア「ではこれが終わったら修行を頼む。一樹兄」

一樹「ああ。まかせろ。」

 

ロキ「聖剣か。いい威力だが、神を相手にするにはまだまだ。そよ風に等しい。」

祐斗も聖魔剣を創りだし、イリナも光の剣を手に発生させた。

ロキ「ふはは!無駄だ!これでも神なんでね、たかが悪魔や天使の攻撃ではな。」

 

キィィィィン!!

一樹「なら俺はどうだ?」

俺は一瞬でロキに近づいた。

ロキ「貴殿とは戦いたくなかったのだがな。」

一誠「はぁぁぁぁ!!!!」

ドゴォォォォン!!!

一誠「うっし!もろに入った!」

 

いや…甘い。

ロキ「っと。そうだったそうだった。ここには赤龍帝がいたんだった。すっかり忘れてたよ。」

一誠「っち!!!」

一樹「一誠!一旦間合いを取れ!」

俺と一誠は一旦後に下がった。

 

するとリアスと朱乃たちも翼を広げて馬車から出てきた。紅いオーラをまとってるいるし、臨時態勢だ。

 

ロキ「紅い髪。グレモリー家だったか?現魔王の血筋だったな。堕天使幹部が二人、天使が一匹、悪魔がたくさん、赤龍帝も付属、そしてシンドバッド。オーディン、ただの護衛にしては厳重だ」

 

オーディン「お主のような大馬鹿者が来たんじゃ。結果的に正解だったわい」

爺ちゃんの一言にロキはうんうんうなずき、不敵な笑みをいっそう深めた。

ロキ「よろしい。ならば呼ぼう」

言うと、マントを広げ、高らかに叫ぶ

 

ロキ「出てこい!我が愛しき息子よ!」

 

ロキの叫びに1拍空けて、宙に歪みが生じる。

空間の歪みから姿を現したのは灰色の犬!いやあれは…!!

十メートルぐらいはありそうな巨大な灰色の狼が俺たちの前に出てきた!

 

一樹「おいおいおいおい。なんてもの飼ってんだよ!!」

 

ドライグ『…相棒やつはキケンだ。出来れば回避した方がいい』

そう隣でドライグがいった

一誠「どう言うことだよ!?」

一樹「一誠…俺からも頼むお前はあの狼に手を出すな。あいつはお前とは相性が悪すぎる!!!」

一誠「そういう事じゃねぇ!なんなんだよあの狼!」

 

一樹「神喰狼(フェンリル)。神をも殺せる牙をもつ最悪最大の魔物だ。」

一誠「!?」

みんなも俺が言ったことに驚いていた。

ロキ「そうそう、気をつけたまえ。こいつは我が開発した魔物のなかでトップクラスに最悪の部類だ。」

 

すーっ。

ロキの指先がリアスに向けられる

 

…!!おい、やめろよ…それだけは…!!!

ロキ「本来北欧のもの以外に我がフェンリルの牙を使いたくはないのだが…。まぁこの子に北欧の者以外の血を覚えさせるのもいい経験かもしれない。」

 

やめろ…やめろ!!!!

ロキ「魔王の血筋。その血を舐めるのもフェンリルの糧となるだろう。……やれ。」

オオオオオオオオオオオ!!!

闇の夜空で灰色の狼が透き通るほど見事な遠吠えしてみせた。

 

一樹「やめろぉぉぉぉ!!!!リアスゥゥゥゥ!!!!!!」

 

リアス「…え?」

 

ブシュッッッ!!!

 

 

 

 

 

 

リアス「い…っき?」

一樹「…ごふっ」

俺は血を吐いた。

一樹「…へへ。危なかったぜ…。」

リアス「い、いや…そんなのいや…いやぁぁぁぁ!!!」

 

一誠「あ…あ…兄貴ぃぃぃぃ!!!!!」

一誠は声をあげて俺の名前を呼んだ。

リアスと朱乃も悲鳴のような声をあげた。

一樹「…くっ…そ。なんの…これしき…!!」

俺は腹を抑えながら立ち上がった。

フェンリルを見ると、左前足の爪が鮮血に濡れていた。

 

祐斗「一樹さん!しっかり!すぐにアーシアさんの力で回復を!」

アーシア「一樹さん!早く!」

 

ロキ「いや、そうはさせん。さすがはシンドバッド。この好機な時に始末しておこう。」

一樹「なめん…じゃ…ねぇぞ!!!!」

 

一樹「はぁぁぁぁぁ…!!」

俺は一気に気を高めた!

一樹「オッッッラー!!」

そして俺の腹は再生し、何も無かったかのように治った。

ロキ「…な、なんと!?そんなことまできるのか!?」

一樹「あんまこれ使いたくなかったんだよな。ロキさっきはよくもやってくれたなぁ?」

 

ロキ「っく!!」

一樹「遅い」

 

グサッ!

俺はロキの腹を貫いた。

 

ロキ「っち!!!息子よ!!!!」

オオオオオオオオオオオ!!!

くそ!油断したこのままじゃ確実に死ぬ!

 

絶望があたまを支配する中、俺の視界に光が一閃流れていく。

光速で狼を通過していき。

HalfDimension!(ハーフディメンション)

グバババン!!

フェンリルを中心に空間が大きく歪んでいく。フェンリル自身も空間の歪みにその身を捕らわれ、動きを封じられていた。

…がすぐさまその歪みをその牙で噛み切るように解き放った。

 

俺たちと狼の間に白銀が降りてくる

 

「兵藤一樹。無事か?」

一樹「ようヴァーリ。」

そうそれは白龍皇ヴァーリだった。

 

「おいおい一樹なんだそのありさまは?」

一樹「はぁ…和也もっと優しい言葉はないのか?」

ヴァーリの横に和也もいた。

てかなんでここに?

ロキ「ーっ!おっとっと、白龍皇か」

あの人腹刺したのにピンピンしてるよ。

ヴァーリ「初めまして、悪の神ロキ殿。俺は白龍皇ヴァーリ。…貴殿を屠りに来た。」

ヴァーリの宣戦布告を聞き、いっそう口の端をロキは吊り上げるが…

 

ロキ「二天龍が見られて満足した。今日は一旦下がろう!」

 

ロキは狼を自身の元に引き上げる

 

ロキがマントを翻すと、空間が大きく歪み出して、ロキと狼を包んでいった。

ロキ「だが、この国の神々との会談の日!またお邪魔させてもらう!オーディン!次こそ我と我が子フェンリルが、主神の喉笛を噛みきってみせよう!」

ロキと狼…フェンリルがこの場から姿を消したと同時に俺の意識も遠のいた。

 

 

 

気がつくと、俺は馬車のなかでアーシアの治療を受けていた

温かい緑色のツムのオーラが俺を包み、腹部の痛みを完全に消してくれた。

一樹「アーシアありがとうな。」

さすがに再生させたとはいえ腹部の痛みは治らなかったみたいだ。

アーシア「一樹さん!よかった!」

一樹「アーシア残して死ぬわけないだろ?」

白音「…兄さん…ご無事で良かったです。」

白音もそばにいてくれたのか

一樹「ありがとうな。白音」

俺は白音の頭を撫でてやった。

白音「にゃあ。一樹兄さん…」

一樹「もう大丈夫だ。…で、リアスは?」

 

アーシア「リアスお姉様は外で皆とお話しています白龍皇さんとも」

一樹「…そうかありがとう。」

俺は馬車から降りた。すでに地上に降りていて、駒王学園近くの公園だった。

リアス、アザゼル、爺ちゃんたちの皆が集まっている場所に歩を進める

すると、ヴァーリの声が聞こえてきた。

ヴァーリ「オーディンの会談を成功させるにはロキを撃退しなければいけないのだろう?」

おお、遠慮なしに言うね。

ヴァーリ「このメンバーと赤龍帝だけではロキとフェンリルを凌げないだろうな。しかも英雄派の活動のせいで冥界も天界もヴァルハラも大騒ぎだ。こちらにこれ以上人材を割くわけにもいけない」

ヴァーリの言い分に誰も言い返せないでいた。

 

俺とヴァーリの視線がふいに合う。ヴァーリは苦笑し、

ヴァーリの視線に気づいた皆が俺の方へ振り向いた。

 

リアス「一樹!よかった!本当によかった!」

そう言いながら俺の方へきて抱きついてきた!

一樹「ああ。心配させて悪かったな。」

和也「夫婦かよお前ら」

頭に手を置きながら和也もは言った

リアス・一樹「「ち、ちがう!そ、そういう関係じゃ!!///」」

和也「いや息ぴったりの夫婦やん。」

ヴァーリ「和也、その話は後にしろ。」

和也「へいへい」

ヴァーリ「さて、本題なのだが、今回の一戦、俺は兵藤一樹と共に戦ってもいいと言う話だ。」

 

はは、ご冗談を…!!!




最近遅くなってすみません!できるだけ書いていくので今後ともよろしくお願いします!


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4話・共同戦線です!

どうもブルーヘクスです!
本当に遅くなってすみません!色々と忙しくて書けませんでした!頑張って書いていくので、暖かい目で見守ってください!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

 

今現在兵動家の地下一階の大広間にみんな集まっています。

俺たちの家族とリアスの眷属+イリナ、アザゼル、バラキエルおじさん、シトリー眷属そしてヴァーリチームという異様な面々だった。

一誠「なにこれ、世界征服出来そうなメンバーなんですけど」

 

…確かに。なんか無敵のように感じる…。

一樹「さて、そろそろ本題に入っていいか?」

 

みんなは頷いた。

一樹「まず先にヴァーリ、俺たちと協力する理由は?」

和也「それはもちろん!一樹にあう…モゴモゴ」

ヴァーリ「か、和也少々黙っていてくれ…///」

ヴァーリは和也の口を押しつぶすようにふせいだ

あ、あれなんかヴァーリの顔がやけに赤いような…

てかこんなキャラだっけ?

 

ヴァーリは咳払いをし、ひと呼吸を置いて喋り始めた

ヴァーリ「ロキとフェンリルと戦ってみたいだけだ美猴たちも了承済みだ。この理由では不服か?」

一樹「いや、協力してくれるだけでも嬉しいよ1人より2人多い方が確率は上がるからね」

 

一樹「だが、一つだけ聞かせてくれ。お前らは英雄派との関わりはあるのか?あるのだとしたら俺はすぐさま敵としてみなす。」

俺はちょっとだけオーラを出した。

 

ヴァーリ「彼らとは基本的にお互い干渉しないことになっている。俺はそちらと組まなくてもロキとフェンリルと戦うつもりだ。…組まない場合は、そちらを巻き込んででても戦闘に介入する。」

 

一樹「まぁそうだと思ったよ。サーゼクスには『君が決めてくれ』って投げやりされたから俺が最終判断するが…リアスどうしたい?」

そして俺の横に座ってるリアスが口を開く

リアス「私は一樹を信じるわ。でも『禍の団(カオスブリゲード)』に居てるっていうのだけは忘れてはいけないわよ?」

 

一樹「ああ、それは分かってるよ敵対するような時は俺もこいつらを潰す」

 

ヴァーリ「そ、そんなつれないこと言わないで欲しい…ゴニョゴニョ」

一樹「ん?なんか言ったか?」

ヴァーリ「いや、なんでもない」

一樹「んじゃあまぁ協力するってことでいいか?」

みんなは頷いた

一樹「よし、同盟成立だな」

そして俺たちはロキを倒すメンバーで対策をした

一樹「問題はどうやって倒すかだよな…」

 

和也「俺ら2人とお前の相棒バハムートと俺の相棒ヒュドラで勝てんじゃね?」

両手を頭に置きながら言った

一樹「それには無理がある。確かに俺たちでやれば勝てるが、ほかのやつ…フェンリルも何とかしないといけない。俺は無駄な血を流させたくない。」

和也「相変わらずだねぇ君は。」

一樹「ふっ。なんとでも言ってくれ。」

アザゼル「ならあいつに詳しく聞いてみるか」

 

一樹「あいつ?」

アザゼル「五大龍王の一匹、『終末の大龍(スリーピング・ドラゴン)』ミドガルズオルムだ。」

ーっ。なるほど龍王か。

一樹「だけどなんでそいつに?」

アザゼル「まぁ聞いて見ればわかるさ」

一樹「どうやって合うんだ?」

アザゼル「二天龍、龍王ファーブニルの力、ヴリトラの力、タンニーンの力で龍門(ドラゴン・ゲート)を開く」

一誠「あ、そういえばタンニーンのおっさん忙しくて今手が離せないらしいですよ?」

アザゼル「なにぃ!?」

アザゼル「はぁ…どうしたもんかねぇ…」

一樹「なら俺とバハムートでいいだろ?」

アザゼル「はぁ!?」

 

アザゼル…驚きすぎだ。

一樹「いやー。最近機械いじんの楽しくって一誠達みたいなもの作ったら『あ、これムーさんと合体出来んじゃね?』って思ったら大成功だったぜ!」

俺はブイサインをした。

一樹「ほらこれ証拠」

俺は1本の剣を出した。

バハムート『一樹何かあったか?』

一樹「ほらな?」

 

一誠「すっすげぇ…」

アザゼル「お前…えげつないもの作ったな…」

一樹「いやー!照れるなぁ!」

俺はちょっと赤くなった

和也「お前それせこいぞ!俺も作ろっと!」

一樹「お前!真似すんなよ!」

和也「うるせぇ!お前よりすごいやつ作ってやらァ!」

 

リアス「はぁ…あなた達話がそれてるわよ…」

あ、そうだった

一樹「まぁそういう事だ。これで龍門開けるだろ」

ということで、龍門を開く準備に取り掛かった。

一樹「んー。てかミドガルズオルムは反応するのか?」

俺は悩みながら言った。

アザゼル「二天龍やら、バハムートやらでいやでも反応するだろう。」

アザゼルが魔方陣を描きながら言う。

まぁ確かにな。俺らが異常すぎて反応せざるおえないだろうな。

数分が経過し、魔方陣が完成した。

淡い光が下の魔法陣を走りだし、俺のところが紫に光り、一誠のところが赤く光った。そしてヴァーリの所は白く光り、アザゼルは金、匙のところは黒く光った。

バハムート『恐らく、ドラゴン特徴を反映しているのだろうな。』

なるほどねぇ。

そして龍門が開き、目の前に映された光景はどでかいドラゴンだった。

一樹「いやデカすぎだろ。」

バハムート『あいつは確かグレートレッドの五、六倍はあるはずだ。』

ほぇぇぇ…。バケモンですなぁ…。

ミドガルズオルム「……ぐごごごごごぉぉぉおおん……」

でけぇいびきだな!!おい!

ムーさん。とりあえず気を出して起こしてやって。

バハムート『最近我の扱い悪くないか?まぁいいが。』

気のせいですよ!!さ、さ!

ムーさんはちょっと殺気をだした。

ぱぁぁぁぁん!!

鼻にできていた提灯鼻水が割れ、こちらの気に反応した。

ミドガルズオルム「あ、あれれ?バハムート?なんでここにぃ?」

寝ぼけながら言った

バハムート『久しいなミドガルズオルム。』

 

ミドガルズオルム「久しぶりぃ。…あれ?…ドライグとアルビオンまでいる。…ファーブニルと…ブリトラも?なんだろう、世界の終末かい?」

っとミドガルズオルムは言った。

一樹「初めまして、ミドガルズオルム。んー名前長いからミドって呼ばせてもらうね。」

 

ミドガルズオルム「…なんだい?…君は?」

一樹「ああ…。名前を言うのを忘れていたね。俺は一樹。ムーさんの…バハムートのパートナーだ。」

ミドガルズオルム「…あー。だからこの中でやたらと強いオーラが出てるわけかー…。」

 

一樹「それはありがとう。それで聞きたいことがあってきたいんだが…」

俺がそう言ったが…。

ミドガルズオルム『ぐごごごごん…』

ミドガルズオルムは再びいびきをかき始めた。

 

一誠「ええ!?このタイミングで寝る!?」

一誠は驚いた表情をしていた。当然俺もしていた。

な、なんでこのタイミングで寝れるのかを…。

バハムート『はぁ…やはりこいつは…。起きろ居眠り小僧!!!』

ビリビリビリ!!

 

す、凄いオーラだ。さすがだよ、ムーさんは。

するのミドガルズオルムは大きな目を再び開いた。

ミドガルズオルム『うるさいよ、バハムート…。それで僕に訊きたいことってなんなのぉ?』

 

一樹「君の兄弟のことと父について訊かせてくれないかい?」

俺はそう言った。

 

それから話はしばし続いた。

 

 

数分後…。

 

一樹「なるほどな…ミョルニルか…トールのおじさんなら貸してくれるだろうし…。あとはグレイプニルでフェンリルを捕らえるか…。うん。なるほどなるほど…。」

 

俺達は色々な話を聞き納得した。

 

一樹「ありがとう!ミド!」

ミドガルズオルム『いやいや。たまにはこういうおしゃべりも楽しいよ。さーて、そろそろいいかな。僕はまた寝るよ。ふぁぁぁっ』

 

大きなあくびをするミドガルズオルム。少しずつ映像が途切れてきた。

バハムート「ああ、すまぬな」

ムーさんの礼に巨大な口が笑んだように見えた。

 

ミドガルズオルム『いいさ。また何かあったら起こして』

それだけ言い残すと、映像がぶれていき、ついには消えていった。

 

これだけの情報があればいけるはず。ありがとう、ミド。

 

 

☆☆☆☆

 

翌日の朝、朝食を済ませた俺達は地下の大広間に集まっていた。

リアス達とソーナ達の眷属も今日は学校に出ない。どうやら、使い魔たちに代わりに学校生活を送ってもらう予定らしい。まぁ俺は普通に休んでるけどね。ついでにアザゼルもいる。

 

さてと、俺は魔法陣からあるものを出した。

 

一誠「兄貴。何それ?」

一樹「これはミョルニルのレプリカだ。オーディンの爺ちゃんから借りてきた。」

アザゼル「まさかあのジジイ、こんなの隠してやがったとはな。」

 

一誠「凄いものなの?」

一樹「ああ。これは北欧の雷神トールが持つ伝説の武器のレプリカ。それには神の雷が宿ってるんだ。」

一樹「まぁさすがにトールのおじさんからは本物は借りれなかったけど。でもこのレプリカはそれなりの威力があるから十分だ」

 

一樹「ということで一誠。これはお前に貸す」

 

一誠「ええ!?なんで俺!?」

一樹「どうやらオーディンの爺ちゃんがお前に貸すと言っていたんだ。俺が持つと壊れるらしいからな。」

そして俺は続けて言った

一樹「オーラを流してみろ。」

一誠は魔力をハンマーに流し始めた。

カッ!一瞬の閃光。そのあと、ハンマーがぐんぐんと大きくなって…。

 

ズドンッ!

一誠の身の丈を越す巨大なハンマーとなって大広間の床に落ちた。

 

一誠「ふ、ふんぬぅぅぅぅ!!!」

力一杯持ち上げようとしたがびくりとも動く気配がない。

一樹「馬鹿たれ。オーラを纏わせすぎだ。抑えろ抑えろ。」

俺が言った後に一誠は魔力のオーラを抑える。すると、みるみる縮小して、両手で振るうにはちょうどいいサイズになった。

 

だが、持ち上がることはできなかった。

 

アザゼル「禁手(バランス・ブレイカー)になれば持てるだろう。とりあえずいったん止めろ。」

っとアザゼルが言うと一誠はハンマーから手を離した。すると元のサイズに戻った。

アザゼル「レプリカといってもかなりホントのに近い力を持っている。本来、神しか使えないのだが、バラキエルの協力でこいつの仕様を悪魔でも使えるように一時的に変更した。

無闇に振るうなよ?高エネルギーの雷でこの辺一帯が消え去るぞ。」

そうアザゼルが言った。そして続けて俺も言った。

 

一樹「そうだぞ一誠。こいつを使い間違えた瞬間大惨事が起きるからな。」

一誠「ま、マジっすか!うわー、怖い!」

 

一樹「まぁ何もしなかったらの話だ。」

そしてアザゼルは美猴の方を見た。

アザゼル「そう言えば美猴に伝言があったな。」

美猴「あん?俺っちに?誰からだい?」

アザゼル「『バカモノ。貴様は見つけしだい仕置だ。』だそうだ。初代からだ。玉龍(ウーロン)と共にお前の動向を探っているようだぞ。」

 

美猴「あ、あのクソジジイか…。俺がテロやってんのバレたんか。しかも玉龍もかよ!」

ほほう。初代とは孫悟空の事か。玉龍は前に聞いたこどがあったな。

 

っと。そんな話をしてる場合じゃなかったな。

一樹「あー、とりあえず作戦の確認だな。んじゃあまず…」

 

そして俺は作戦の確認を話をした。

 

数十分後…

 

一樹「ということで作戦は終了だ。とりあえず解散だ。」

 

そう言って皆解散した。

一誠「でもあいつ大丈夫かな?」

一樹「あいつ?あー、元士郎の事か。」

一誠「うん。匙のやつアザゼル先生のとこ行ったんだろ?」

一樹「ああ。たぶん魔改造はされないと思うが相当やばいだろうな。しかもあの人ニヤけてたし。」

一樹「まぁ何とかなるだろ!ほら!お前は祐斗と模擬戦でもしてこい!」

俺は一誠の背中を押した。

一誠「痛!わ、わかったよ!!!」

そう言ってこの場から離れていった。

何故だろう。一誠の背中が大きく見える。はは…母さんと父さんにも見せてやりたかったな、今の一誠。

頑張れよ一誠。お前の力はみんなを守るためにあるものだからな。

 




遅くなりほんとに申し訳ありませんでした!色々と忙しくて1年も経っちゃいましたね!いつ投稿するかはほぼほぼ気分次第かもしれませんができるだけ早く書いていこうと思いますそれでは皆さんまたお会いしましょう!!


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5話・立ち向かう勇者たち

皆さんこんにちは!ブルーヘクスです!最近投稿が遅くなってすみません!もっと早くできるように頑張っていこうと思うのでこれからもよろしくお願いします!それではどうぞ!


皆さんこんにちは一樹です。実は…

 

今現在ロキ戦に向けて準備をしている最中です。横にリアスがいます、。

グレイフィア「お嬢さま。頼まれていた魔法の鎖、グレイプニルに関する書類です。当日、戦場に直接鎖が送り届けられることになっております。」

そうグレイフィア姉さんが書類らしきものを持ちながら言った。

 

リアス「ありがとうグレイフィア」

 

リアスは言った。

一樹「ありがとうグレイフィア姉さん。」ニコッ

俺も笑顔でお礼を言うと…

グレイフィア「///」

顔を赤くした!

え!?お礼言っただけなのに赤らめるの!?

 

ブルッ!

な、なんか横から冷たい殺気が感じるんですが…。

恐る恐る見てみると…。

な、なんでリアスはこ、こんなに怒ってるの!?

俺お礼言っただけだよ!?

 

リアス「あ、あなたって人は…!!!」プルプル

 

リアスは魔力を手に溜め込んでいた。

一樹「…っえ!ちょ!落ち着け!リアス!」

リアス「ば、バカァァァ!!」

 

パチーン!!

刹那…

俺は自室のベットの上で寝転がっていた。

一樹「あ、あれ?なんでここに?」

ゴソゴソ

な、なんか布団の中に違和感を感じる…。

バッ!俺は布団を外した。

そ、それは…。

一樹「な、何してんだ!二人とも!!」

それはリアスとグレイフィア姉さんだった。

リアス「んん…一樹…。おはよう…。」

グレイフィア「もう少し寝させて…。」

そう言うとグレイフィア姉さんとリアスは俺の身体にしがみついてきた!!!

 

一樹「い、いい加減に起きろー!!!!」

 

そして俺は2人を俺の身体から引き離した。

 

数分後…

 

一樹「んで。なんで俺がベットで寝てるの?」

リアス「それは…その。私が魔力を込めてビンタしたから…かな?」

 

リアスはモジモジしながら言った

一樹「なんで!?てか、前の記憶も曖昧だし…。どうなってたんだ?俺。あの時グレイフィア姉さんが書類を持ってきてそこから…」

リアス「さ、さてと!私たちはグレイプニルについて調べないと!行くわよ!一樹!」

一樹「お、おい!あんま引っ張るなって!」

そして俺は自室から出ようとした瞬間。

グレイフィア「頑張れ。一樹。」ゴニョゴニョ

な、なんかグレイフィア姉さんが言ってたけどなんて言ってたのか分からなかった。

だけどたぶん頑張れ。って言ってくれたような気がする。

うん。頑張るよグレイフィア姉さん。

 

そして俺とリアスはみんなの元へ戻って行った。

 

☆☆☆☆

 

ドライグ『うおおおおおん。お、オッパイコワイ…オッパイコワイ。』

 

ドライグはすごく落ち込んでいる。

一誠「ご、ゴメンなドライグ。」

 

アルビオン『ケツ龍皇…じゃない…ケツ龍皇じゃない…。うおおおおぉ

ん』

アルビオンにもすごく悲しい声が聞こえてくる

ヴァーリ「落ち着け。アルビオン。」

 

アルビオンまで…。

一樹「おい、一誠。これはどういう状況なんだ?」

一誠「いやー。なんか俺の禁手(バランスブレイカー )の至った時のこと思い出したみたいで…」

 

そう言えば聞いてなかったな。

…え?もしかして?

一樹「お、おい一誠。もしかして禁手になったのって…」

 

一誠「あ…。バレた?」

一樹「お、お前、まさか、遥香姉さんの…」

俺は遥香姉さんの胸に指をさした。

一誠「ま、まぁそういうこと…です…はい。」

一樹「つ、つつつつ、ツツイタノカ???」

 

 

一誠は頷いた。

俺は一誠の肩を掴んで言った。

一樹「お、お前やるなぁ…。絶対後で殴られただろ?」

 

一誠は震えながら頷いた…。

 

一樹「そ、そうか…。んでアルビオンはなんで怯えてんだ?」

一誠「ヴァーリがどうやらケツ好きらしくてあだ名がケツ龍皇になったんだ。」

それでか…。乳龍帝に、ケツ龍皇…。はは…。ドライグ、アルビオン…。どんまい!

 

 

☆☆☆☆

 

一樹「よう、オーディンの爺ちゃん。会談はもうすぐだね。」

アザゼル「こちらの準備も着々と進んでいるぜ」

 

オーディン「一樹にアザゼル坊か。……ふむ。」

一樹「どうしたの?珍しく難しい表情してるじゃん。」

オーディン「…わしの執政は祖国とここにいる若いもんたちに迷惑をかけていると思うてな」

アザゼル「俺は古くさい考え方で引きこもって何もしない北の連中が嫌いだった。でもあんたは表に出てきた。主神自ら表舞台に出てきたんだ。協力体制を説いている俺たちの元へ。」

 

オーディン「…ジジイだからの。たまに若いもんの意見が聞きたくもなる。…それにわしの所の若い連中の未来を考えると新しい道も用意してやらんと行かんと思うてな。」

 

一樹「爺ちゃん…。……そんな硬っ苦しい考え方やめよう。新しい道なんて自分たちで切り開くもんだぜ。例えば、親ならどんな事があっても子供を守り正しい道を作ってやらなきゃいけない。でもね、たまには考える力も与えてやらなきゃだめだよ?もし、つまずいたり、助けを求めてたらできるだけのことをしようよ。見守ることも大切だからね!」

 

オーディン「ふん…。若造が偉そうに言うようになったのぅ。…今日は酒に付きおうてもらうぞ。」

アザゼル「お!いいねぇ。」

一樹「おいおい、俺はまだ未成年なんだぞ?先生はそれを承認していいのか??」

アザゼル「いいじゃねぇか!祝い酒だよ!!」

一樹「なんだそれ。しゃーねぇ!!飲めばいいんだろ!!」

オーディン「ふぉふぉふぉ。活きがいいのぅ!」

 

 

 

 

天の声『未成年の子たちは真似しちゃだめだぞ!』

☆☆☆☆

 

 

一誠「おっぱいメイド喫茶希望です!」

 

リアス「却下」

一樹「却下だ。」

 

一誠の意見を俺とリアスは嘆息しながら否定する。

 

その日の部活動は学園祭で催す予定の出し物についてだった。

 

木場「でもそうなると他の男子に部長のと朱乃さんの胸を見られてしまうんだよ?」

 

一誠は電撃が落ちたかのような顔をした。

 

一樹「そうだぞ一誠。女の子は大切にしてやらないとだめだぞ。」

俺は続けていった。

一樹「俺はこいつらを大切に思っている。むろん一誠。祐斗。お前たちもだ。」

 

女性陣たちはなぜか頬を赤めていて、祐斗も同様に赤らめていた。

 

一誠「あ、兄貴。そういうのは大切な人に言えよ…」

 

一樹「?いや家族だから当たり前のことを言っただけだろ?」

 

一誠「はぁ…あんたって人は…」

 

一誠はため息をつきながら言った。

 

何を言ってるんだ?こいつ。

 

リアス「ゴホン。ほかに意見はないかしら。」

 

一誠「・・・オカルト研究部の女子、誰が一番人気者か、とか?」

 

一誠が何気なくつぶやいたことだったが・・・女子全員は互いに顔を見つめ合わせた。

 

ギャスパー「二大お姉さまのどちらが人気か気になりますぅ」

 

ギャスパーがぼろっと漏らした。

一樹「お、おいギャスパー…それは禁k…」

 

リアス・朱乃「「私が一番に決まってるわ」」

俺の発言を遮ってリアスと朱乃は言った。

そしてにらみ合い始めた!二人とも笑顔なのにすごく怖いオーラを漂わせている。

 

朱乃「あら部長。何かおっしゃいました?」

リアス「朱乃こそ、聞き捨てならないことを口にしなかったかしら?」

 

一樹「お、おい!二人とも!その辺に…」

リアス・朱乃「「あなたは黙ってて!!!」」

一樹「ふぁ、ふぁい…」

 

一誠「こういう時だけほんとに弱いんだよなぁ。兄貴って。」

 

一誠の目にはたぶんヒョウとトラの中にネズミが一匹混じってるような目をしていると思う。

 

ほ、ほんとにこの人たちこ、こわいよぉ…

 

 

キーンコーンカーンコーン

どうやら部活終了時間のチャイムが学園中に鳴り響く。

アザゼル「神々の黄昏(ラグナロク)はまだ早い。…お前ら、気張っていくぞ」

 

全員『はい!』

アザゼルの言葉に一誠たちは気合を入れ、そして決戦のときを迎える。

 

☆☆☆☆

 

一樹side…

 

決戦の時刻。

すでに日は落ちて、夜となっている。

俺たちは爺ちゃんと日本の神さまが会談するという、都内のとある高層高級ホテルの屋上にいた。

 

ソーナたちも各配置で待機していた。

 

アザゼルは会談での仲介役を担うために爺ちゃんのそばにいる。

 

アザゼルの代わりにバラキエルおじさんとロスヴァイセさんがこちらの屋上で待機中。

遥か上空にはタンニーンさんと一誠のティアマット、そしてバハムート。人に見られては困るので人が視認できないように術をかけているようだ。

 

ヴァーリたちは少し離れたところでその時を待っている。

 

俺は腕時計を見た。

一樹「時間だ。会談が始まる。」

 

バチバチ!!

ホテルの上空の空間が歪み、大きな穴が開いていく。

 

一樹「まさか、堂々と来るとはな。さすが神様だな。」

 

俺は苦笑しながら言った。

そしてその穴からあらわれたのは悪神ロキとフェンリルだった。

 

一樹「さぁみんな。作戦開始だ。一つだけ言っておくが。全員死んだらただじゃおかないからな。」

おれは耳につけていた小型通信機から伝えた。

 

そして巨大な結界魔法陣が展開し始めた。

 

俺たちは光に包まれ。

目を開いた時、そこは大きくひらけた土地だった。

 

どうやらロキは逃げ腰の体制には入らないようだ。

 

一樹「逃げないんですね。ロキさん。」

俺は皮肉そうに言った。

 

ロキ「ふん。逃げる必要は無い。どうせ抵抗してくるのだろうから、ここで始末してその上であのホテルに戻ればいいだけだ。」

ロキは笑いながら言った。

一樹「言いますね。ま、あなたらしい発言ですかね。一誠!ヴァーリ!」

 

俺が言った後に一誠とヴァーリは瞬時に全身鎧(ブレード・アーマー)になった。

 

一樹「さぁ。戦闘開始だ!!!!」

 

一誠とヴァーリが同時にロキの前に出る。

 

それを見てロキが歓喜した。

ロキ「これは素晴らしい!二天龍がこのロキを倒すべく共同するというのか!こんなに胸が高鳴ることはないぞッ!」

 

はは。さすが神だな。

だけど…!

一樹「和也!行くぞ!」

和也「おう!って俺に命令すんじゃねぇよ!!」

 

一樹「我が身に宿れ、バアル!」

 

和也「我が身に宿れ、アモン!」

 

そして俺たちは一誠たちの元へ向かった。

ロキ「これは!これは!シンドバッドまで参戦するとは!本当に楽しいものだな!!!」

この人ほんとに戦闘狂すぎんだろ。

カキーンカキーン!!

 

っち!4対1でも防がれてしまうのかよ!!

こうなったら!!

一樹「さっさと終わらせるぞ!和也!」

和也「言われなくても分かってらァ!!」

俺たちは魔力を高めた。

一樹「一誠!ヴァーリ!そこを離れろ!!」

俺がそう言うと2人はその場から離れた。

一樹「極大魔法!雷光剣(バララーク・サイカ)!!!」

 

和也「極大魔法!アモンの轟炎剣(アモール・ゼルサイカ)!!!」

 

ズドーン!!!!

俺たちはロキに向けて解き放った。

 

一樹「やったか!!」

 

和也「おい!それフラグ!!」

 

和也がそう言うと、

煙の中から人影が見えた。

 

ロキ「ふはははは!」

…高笑いが聞こえてくる。

 

そこにはロキが立っていた。

和也「ほら…言わんこっちゃない。」

和也が呆れたように言った。

 

まさか、あれを食らってまだピンピンしてるなんてな。

 

ロキ「少々危なかったがなかなか面白いものを見せてもらったぞ。」

 

やっぱあれ使うしかないよなぁ…。

一樹「一誠!ミョルニルを用意しとけ!!」

 

一誠「了解!」

 

一誠は瞬時にミョルニルを手に持った。

それを見たロキは目元をひくつかせた。

ロキ「ミョルニルか。レプリカか?…それにしても危険なものを手にしている。オーディンめ、それほどまでに会談を成功させたいか……ッ!」

 

どうやら怒っているらしい。

 

一樹「神に対抗できるとしたり神の武器だろうな。」

俺はボソッとつぶやく。

一樹「やれ!一誠!!」

俺はそう言い放った瞬間に一誠はブーストを噴かす。

ゴオオオオオン!!!

一誠はロキに高速で向かっていき、目標を捉えて一気にハンマーを振り下ろした。

 

ドオオオオオン!!!!

 

だがロキには避けられていた。地面に大きなクレーターが生まれていたが……肝心の雷が発生していなかった。

 

一樹「なぜだ?雷が発生しない?だと?」

 

考えろ。考えるんだ俺。

ロキ「ふははは」

一誠の情けない姿にロキは笑う。

ロキ「残念だ。その槌は、力強く、そして純粋な心の持ち主にしか扱えない。貴殿には邪な心があるのだろう。だから雷が生まれないのだ。本来ならば、重さすらも無く、羽のように軽いと聞くぞ?」

 

 

和也「おいおい!お前の弟どうなってんだ!」

…そうか!!そういうことか!

一樹「…一誠のやつ、エロい事しか考えてないからか!」

和也「はぁ!?なんだそれ!?」

和也は驚いた表情をしていた。

一樹「さっきロキが言ったように邪な考えがあるやつは使えないと言っただろ?たぶんだが…そのぉ…あいつ…一誠はエッチなことしか考えてないからそれでだと思う。」

 

和也「変態野郎じゃねぇか!!」

 

ロキ「そろそろこちらも本格的な攻撃に移ろうかッ!」

 

ロキが指を鳴らすと、いままで様子を見ていたフェンリルが1歩前に進み出した。

ロキ「神を殺す牙。それを持つ我が下僕フェンリル!1度でも噛まれればたちまち滅びをもたらすぞ!お前たちがこの獣に勝てるというのならばくるがいいッ!!」

 

ロキがフェンリルに指示を出す。

ほらきた。俺は瞬時に手を挙げた。

一樹「一夏!黒歌!今だ!」

一夏「あいやいさー!!!」

黒歌「行くにゃよー!」

ブウウウイイイイインッ!!!!

一夏と黒歌が俺の前に出て周囲に魔法陣が展開させた。地面から巨大で太い鎖が出現してくる。

魔法の鎖、グレイプニル。予定通り早めにとどいたのはいいが持ち運ぶのは難儀だったため、一夏と黒歌が共有してしまい込んでいたんだ。

 

それをタンニーンさんと、バラキエルおじさん始め、俺の仲間たちとヴァーリの仲間たちがつかみ、フェンリルのほうへ投げつける!

ロキ「ふははははっ!無駄だ!グレイプニルの対策など、とうの昔に……」

バヂヂヂヂヂッ!

フェンリルは身動きが取れずあっさり捕獲された。

一夏「いぇーい!フェンリル捕獲完了!!やったね!お兄ちゃん!」

 

どうやら、一夏がグレイプニルに細工したらしい。

 

一樹「よくやった!あとは…ロキ!!」

俺はロキの方へ振り返る。

だが…さすが悪神ロキ。フェンリルの動きを封じられても、まだ不敵に笑っている。

一樹「なにか隠し玉でもあるのか?」

 

ロキは両腕を広げた。

ロキ「スペックは落ちるが…」

 

グヌゥゥゥン

ロキの両サイドの空間が激しく歪み出した。

 

空間から灰色の毛並み。鋭い爪。感情がこもらない双眸。そして、大きく裂けた口。

ロキ「スコルッ!ハティッ!」

 

まさかッ!

一樹「おいおいおいおい!!まてまてまてまて!!」

 

オオオオオオオッ!

オオオオオオオッ!

月の光に照らされて、2匹の巨大な獣。狼が咆哮をあげていた。

フェンリルだった。

和也「おい!どうなってんだよ!!1匹じゃなかったのかよ!!!」

 

一樹「わからん!!まさか、あいつの子供か!?」

そう、捕縛したフェンリルの息子たちだった。

ロキが二匹のフェンリルに指示を送り出す!

 

ロキ「さぁ!スコルとハティよ!父を捕らえたのはあのものたちだ!

その牙と爪で食らい千切るがいいっ!」

ビュッ!

風を切る音と共に二匹の狼が俺の仲間たちのもとへ向かっていく!

一樹「全員気をつけろ!!子供とはいえ、牙は神をも殺せる力はあるはずだ!絶対に食われるなよ!!」

 

そしてもう1匹はヴァーリのチームの方へ。もう1匹はリアスたちの方へ向かっていった!

タンニーン「ふん!犬風情が!」

ゴオオオオッ!

タンニーンさんが業火の炎を口から吐き出していた!

さすが元龍王だな。

…だが、子フェンリルは炎のなかでも何事も無かったかのように動き続けている。

クソッ!なにか、何かいい方法は…。

一樹「そうか!!」

和也「なんだ!?なにかいい方法でも思いついたのかよ!!」

一樹「和也。俺は今からあの2匹を相手する。」

和也「はぁ!?お前馬鹿かよ!相手は神も殺せるんだぞ!?」

一樹「大丈夫。俺は死なない。」

和也「一樹…。それフラグなんだよなぁ…まぁお前なら死なねぇか。」

ここで死ぬ訳にはいかないのでね。

一樹「じゃあ、あとは任せたぞ。和也。」

 

和也はちょっと面倒くさそうに頷いた。

和也「はいはい。保証はできねぇけどな。」

 

そして俺は魔装を解き、新たな魔装を装備した。

一樹「我が身に宿れ。ダンタリオン!」

 

俺はダンタリオンを魔装した。

一樹「七星転送方陣(ダンテアルタイス)!!」

 

俺はある場所へと向かった。

そこには…

 

一樹「よ!ムーさん。」

バハムート「一樹!?貴様ここで何をしている!ロキはどうした!」

 

そう、俺はバハムート…ムーさん達の元へたどり着いたのだ。

一樹「ロキは一誠達に任せている。んで、戦況はどんな感じだ?」

バハムート「ふん。他愛もない。こんな量産型など我の足元にも及ばん。だがこいつらは量が多すぎる。我が本気を出せばこんなもの焼き払って…」

一樹「それは勘弁してくれ。この空間事消えてしまうからね。」

どうやら今はミドガルズオルムの量産型と戦闘中のようだが減る気配がない。

バハムート「わかっておるわ。それで何故ここに来た。」

一樹「いやなに、ちょいと力を貸してほしいだけなんだ。」

バハムート「貴様が我に力を貸してほしいなどと、珍しいものだな。」

 

一樹「まぁここはリアス達に任せよう。」

バハムート「良いのか?」

一樹「あぁ。俺はあいつらを信じているからな。信じてやるのも友の役目、そして兄貴の役目だ。」

バハムート「…ふん。貴様はほんとに面白いやつだ。いいだろう。それで相手は誰だ?」

一樹「ま、着いてきてくれ。さぁて。転送するぞ。七星転送方陣(ダンテアルタイス)!」

俺は転送魔法で子フェンリルとムーさんを連れてみんなからかけ離れた場所へと移動した。

 

 

 

さぁ。ここからが本番だ。




読んでいただきありがとうございます!自分はマイペースで書くつもりなのでご了承頂けたら幸いです。それではまたお会いしましょう!


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