Fate/Xenoblade (アーッ!トラス)
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fate/Xenoblade
僕はどこにいるんだろう。ここはとても寒くてまるでヴァラクの雪山のようだ。
きっとここは、巨神界でも機神界でも神がいない世界でもないんだろうな。
少し眠たいな。眠ろう
立香「召喚しよう。今すぐ!」
マシュ「先輩、召喚は1日1回までですよ。」
立香「いいじゃん!そんなに固いマシュは好きじゃないな。」
マシュ「うっ・・・仕方ないですね。一回だけですよ?」
立香「マシュ大好き!」
マシュ「先輩・・・私も好きです!」
ダ・ヴィンチ(甘々だなぁ。マシュは、まぁ面白いからいいか。)
立香「出でよ!サーヴァント!」
???「ここは?どこだ?見たところ機械が多いけど。」
立香「わーい!新しいサーヴァントだ!やったー!」
???「君は誰?」
立香「私は藤丸立香。君のマスターだよ。」
???「僕がサーヴァント?う~ん、違う気がするけどまぁいいか。じゃあ、自己紹介だね。僕はセイバー。名前はシュルクよろしく。」
立香「シュルクだね。よろしく。」
マシュ「セイバーの方ですか。見たところ宝具はその剣ですか?」
シュルク「そうだよ。これは、神剣モナドと言ってねなんでも切れるよ。」
立香「本当!?じゃあ、ちょっと待ってて!」
シュルク「行っちゃった。元気な子なんだね。」
マシュ「お恥ずかしながら。あれが我がカルデアのマスターなんです。実力は本物なんですよ?」
シュルク「うん、分かるよ。あの目は何度も辛い事や大変なことを背負ってきたんだろうね。」
マシュ「はい、人理を修復もしました。」
シュルク「人理を修復?それは穏やかじゃないね。」
立香「シュルク!連れてきたよ。この鎧を切って!」
マシュ「この鎧、カルナさんのものじゃ。」
立香「ちゃんと許可ももらったよ。切ってもいいかも聞いたよ。そしたら切れたら切れたで面白いって言って貸してくれたよ。」
シュルク「大丈夫。これ切っても?」
立香「うん、一息にスパッと。」
シュルク「じゃあ、切るから離れてね。触ると危ないし。モナドの力よ。」
その瞬間、モナドと呼ばれた武器が変形し、光の葉が出たかと思うと一気に鎧へ叩きつけた。
立香「すごい。まるで、溶接してるみたいだ。」
シュルク「だめだ。まったく切れない。どんな素材でこの鎧はできているんだろう?」
立香「でも、切った部分が爛れてる。」
マシュ「この剣に触れない方がいいですね。」
ギルガメッシュ「面白い事をしているな。マスター」
立香「あっ、ギル。どうしたの?」
ギルガメッシュ「何やら、新たなサーヴァントを召喚したと聞いてな。見に来たのだ。」
立香「ふーん、そうなんだ。じゃあ紹介するねこちらが新しくカルデアに来たシュルクだよ。」
シュルク「よろしく。ギルガメッシュさん、でいいのかな?」
ギルガメッシュ「ほう、我の名を呼ぶか雑種が。だが許す、貴様は面白い物を持っているようだからな。」
立香「だめだよ、ギルガメッシュ。ちゃんと仲良くしなくちゃ。」
ギルガメッシュ「シュルクとやらその剣は普通の剣ではあるまい。とても不思議な力を秘めているようだな。」
シュルク「この剣か、これはモナドと言ってねこの世に存在しているものなら大体のものは切れるよ。例えそれが神であったとしてもね。」
ギルガメッシュ「ほう、神を切る剣かなかなかに面白い物だな。」
そう言うとギルガメッシュは去って行った。
立香「じゃあ、カルデアの案内と部屋の場所を教えなきゃね。」
シュルク「うん、よろしく。」
シュルクってこんな感じでしたっけ。うろ覚えですがこんな感じで行かせてもらいます
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戦力確認
シュルク「どうしてこうなったんだっけ?」
僕は原因を振り返っている。周りは大騒ぎだ。モナドを使用したのが拙かったんだろうか?
立香「シュルク君、君をテストします。」
マシュ「ただの、シュミレーターで模擬戦闘ですよね?」
立香「なんか、こう言った方がカッコいいじゃん!」
シュルク「体力テストみたいなものかい?良いよ、特に何もないしね。」
立香「では、メンバーを紹介します。ナンバー1!我らが後輩、マシュです!」
マシュ「余り、力まず行きましょうね。」
立香「ナンバー2!いつも過労死寸前、孔明先生です!」
孔明「私は忙しいんだがね。」
立香「ゲームでしょ。我慢してよ。」
孔明「他の奴でもいいんじゃないのか?マーリンとかいるだろう?」
立香「ダメです。」
孔明「クソ、何故私ばかり。」
立香「ナンバー3期待の新人、シュルク君です!」
シュルク「期待か、応えられるようにしなきゃね。」
立香「最後に、補欠として玉藻ちゃんが同行します。」
玉藻「私としては、今日はゴロゴロしていたかったんですがね。新人さんもいらっしゃることですし、先輩として恰好が付きませんしね。」
立香「では、行くぞー!」
マシュ「はい!行きましょう。」
「シミュレーションヲカイシシマス。レベル5カイシ。」
立香「んっ?敵出てこないね?」
マシュ「故障でしょうか?連絡を取りますね。」
「レベルガサイダイニヒキアゲラレマシタ。サーヴァントジョウホウヲロードシテイマス。」
立香「ちょっと!なんで!?戦力確認なんだからそこまでしなくて良いよ!」
マシュ「外部と連絡できません!マスターこちらへ!」
孔明「戦闘準備だ!構えろ!」
玉藻「嫌な予感がします。油断なさらないように。」
シュルク「視えた!上から来るぞ!」
玉藻「上から?何故分かるんです?」
孔明「直感か?なら、信用できるな。」
マシュ「来ます。」
立香「げっ!?あれ、ギルじゃないの!なんで!?」
シミュレーターが選んだサーヴァントはよりにもよって英雄王だった。
マシュ「攻撃きます。」
シュルク「ここは、任せて!モナドシールド!」
立香「攻撃を弾いてる!なんで!」
シュルク「マシュ!マスター狙いの攻撃が来る!防いで!」
マシュ「シールドエフェクト!頑張ります。」
立香「先生!シュルクの援護を!」
孔明「任せろ!これでどうだ?」
立香「玉藻は足止めお願い!」
玉藻「了解しました。これでそうです?」
シュルク「拙い!宝具を撃つつもりだ!退避するんだ!」
マシュ「開帳始まります。ダメです!逃げきれません。マスター、令呪を!」
立香「了解!令呪を...」
シュルク「マスター、令呪を僕に使ってくれないか?」
立香「どうして?マシュなら防げるよ。大丈夫だよ!」
シュルク「ダメだ!マシュが死んでしまう!僕ならなんとかできる!早く!」
立香「分かった、令呪をシュルクに使う。」
マシュ「先輩!危険です!」
立香「大丈夫。何とかなるよ!それじゃあ、令呪を持って命ずる!宝具を開帳して、シュルク!」
シュルク「宝具開帳。僕たちは神を切り、未来を切り開く!
その光景は英雄王の宝具を切り裂き、英雄王をも切り裂いた。
立香「凄い!英雄王に勝っちゃた...。」
玉藻「あれ、神を断つ剣ですよ。私や神聖を持つサーヴァントが喰らえば一たまりもありませんよ。」
孔明「騎士王のエクスカリバーに通ずるものがあるなあれは。」
「シミュレーションガシュウリョウシマシタ。カルデアヘモドリマス。」
カルデアヘ戻ってから聞かされたが、シミュレーションシステムが誤作動を起こしたのは偶然だったそうだ。
英雄王好きの方々、シュルクを持ち上げるためとはいえ、やりすぎた感が凄まじいです。ですが、創作ということで見逃してくださるとありがたいです。
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