最弱な私が生き抜く方法。 (かきもやし。)
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序章「運命の分岐点」

どうも、かきもやし。です。
初投稿なんで打つだけでも緊張してか、一苦労です。
お楽しみ頂ければ幸いです。どうぞ。


「兄さん,,,起きないと遅刻するよ,,,」

愛らしい妹の声で目覚めたいところだが、まだ寝ていたい。

「ん,,,あと1時間,,,」

さっそく交渉してみる。

「駄目,,,母さん呼んでる,,,ご飯冷える,,,」

やっぱり駄目か

「分かったよ、すぐ行く~」

妹に引っ張られながら僕はリビングまで向かう。

「おはよう、って陸斗。」

「ん?,,,あっ」

どうやら僕は昨日制服で寝ていたらしい、グシャグシャになった制服を見て母さんは替えの服を出してくれた。

「今日テストの返却日でしょ、ちょっとは上がってるんだろうねぇ」

「兄さん,,,昨日はずっと寝てた,,,」

「んー,,,大丈夫でしょ」

僕は適当に返事を返す。

「また大丈夫ですますんだから,,,」

「兄さんが頭悪くても私が面倒見るよ,,,」

さすが我が妹、分かってる

「またそうやって奈緒は甘やかしてー、妹に面倒見てもらうなんてありえないよ!」

さすが我が母、分かってる

「ごちそうさま、まあとりあえず学校行ってくるよ」

「行ってらっしゃい」ニコ

「兄さん,,,これ,,,」

「うん、いつもありがとう」

妹から貰った弁当をカバンに入れて僕は玄関を、出た。

「おっ陸斗」

「おはよーもっち」

通学中に友達との会話で話がはずむ、楽しく話してたその時だった路地の端に息をぜぃぜぃ言わせたお婆さんが居た、いつもなら無視をしてると思うのに僕は何故か声をかけた。

「お婆さん?大丈夫ですか」

「,,,」

お婆さんは無視をしているのか何も答えてくれない。話しかけた僕は少し心配になった、

「お婆さん?」

「,,,,,,」

しばらく無言が続いた、

「なにかあったんですか?」

僕もムキになったのかしつこく聞いていくすると

「よしっ、君に決ーめたっ!」

と、お婆さんが言った瞬間、お婆さんの見た目が小学1年生位の女の子に変わった

「え」

「え」

後ろで待ってくれてた、もっちも驚いて思わず声が出た。

「え?」

その女の子は逆に何故、というかおでこちらを見ている。

「もっち,,,」

「あぁ,,,そうだな」コクッ

僕はもっちと心で話す。多分。

「逃げろぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」

僕はもっちと一緒に学校まで走った。その後特に何もなく僕は家まで帰ることができた。

「兄さん,,,お帰り、お弁当おいしかった?」

家に帰るなり天使が迎えてくれていた、あまりに朝の事が怖かったのか僕は

「あぁおいしかったよ、それより抱き締めさせてください」

「そう、よかった,,,って、えぇ,,,!?」

驚く妹を僕は抱き締めた、さっきまでの怖さが吹っ飛んだようだ

もちろん、妹には怒られた。

それよりも今日1日は終わったが,,,問題は,,,明日か。

あの人間違いなく嫌な気が,,,

 




どうも、またまたかきもやし。です。
書いていると楽しくなってしまい。本編まで入ることが出来ませんでした。すいません。
次は多分早くに出せると思います。

よければ評価まってます。


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