希望の光はどちらに…(編集し直すため停止) (雲英)
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出会い編
1.森を抜けると…


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 2019.1/7


 ここは、どこ…わたしは…

茂みの中から、不安そうな顔をした少女が出てきた

 

彼女の名前は、セティナ・マリント

不思議な力を持つ少女。

だが、まだその力を彼女は知らない。

 

私は、さっきまで、ディメンターに追いかけられていたけれどなぜか、途中から追いかけられなくなった。

どうしてだろう…?と思いながらも、私は歩き出した。

 

 

ここで、説明しておこう。

私は、5歳。この前まで、死喰い人に捕まっていた。ヴォルデモートが消滅したらしい年から4年がたつ。

なぜか、産まれたときから奴らといたらしいんだけど…ヴォルデモートが消滅したにも関わらず、捕まってたのは隠れ死喰い人がいたから。ずっと、呪文をかけられたり…服従の呪文をかけられたり…

 

それでねこの前、運良く逃げ出せたの。

 

「わたしのなまえは…?」

 

思い出そうとしても、思い出せない。

 

歩いていると、目の前に大きなお城が見えてきた。

 

「ここは……」

 

じっと立っていると、後ろからガサッと音がした。

私は、それに反応し戦闘体制をとる。

そして、その正体が…白い髭のおじいさんだった。

 

「おや…」

 

と、おじいさんが私を見て驚いていた。

私は、逃げる。見るからに、戦っても敵わないと感じたからだ。

 

ハッハッ

 

息をきらしながらも必死に走った。でも…

 

「待っておくれ。君は…」

 

「ほっておいてください!」

 

おじいさんがおってきた

なにやら、ぶつぶつつぶやいて杖を私に向ける。

そしたら、私の体がフワーっと浮かぶ。

 

「えっ…ちょっと…!」

 

「すまないね。こうでもしないと、話せないと、思っての………」

 

そこで、私は目の前が真っ暗になった…

 

 

再び、目を開ける。私は、ベッドに寝かされていたらしい。

 

「ふわふわだ。こんなのはじめて…」

 

捕まっていた時は、とても固いベッドだったからこんなふわふわなベッドは初めて(?)だと思う。

 

感動に浸っているとカーテンがザッと開けられる。

 

「起きたかね?」

 

 ビクッ

 

「…………はい」

 

そしたら、おじいさんがにこやかに笑みを浮かべた

 

「これをお飲み。ここは、ホグワーツといってな学校じゃ。ただの学校ではない。魔法を習う学校じゃ。わしはここの校長での、アルバス・ダンブルドアというのじゃ。」

「こうちょうさんでしたか…」

 

私は、唖然とした。強いと思ってたけどまさか、さっきまで追ってきたおじいさんが更に凄い人だったとは…

 

「君はどうしてここにいたのかね…?」

 

「えっと…あなたのことをしんようしてもいいの?」

 

こうちょうさんは、しっかりと頷いた。

 

「わたしは…うまれたときから、しぐいびととかいうひとのとこにいたの。ずっと、じゅもんをかけられてて…ついこのあいだにげだせた…」

 

「そうだったのか…君の名前は…?」

 

「セ…セティナ…」

 

あれ…さっきまでわからなかったのに…

 

「そうか…君は、家がないと言っておったのぅ。それは任せておきなさい。ちょっと待っておくれよ…」

 

私は、この人なら信じられると思った。さっきもらったココアと言うものをを飲む。

あぁ…あっかいな。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上手く、文になっていたら良いですが…



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2.私の新しい家族

フワーっと欠伸をする。

そしたら、いきなりすぐそばの暖炉でガタガタとなりだした。私は、驚き暖炉のそばを離れる。

すると、2人の男女が暖炉の中から現れた…

 

「大丈夫じゃよ。セティナ。この人達はな、君の新しい親じゃ。」

「ママとパパ…?」

 

私が2人を見つめると、こっちを向いて笑ってくれた

 

「あなたが、セティナちゃんね?」

「……うん」

「私達は、ウィーズリー家よ。これから、よろしくね」

「うぃ…ウィーズリー…?」

 

新しい家族…わたしの…ママとパパ…

 

「うちはね、子供が7人いるんだ。騒がしいが、楽しいよ。」

「たくさん…」

 

初めて会う人は苦手…でも…大丈夫なのかな…

 

こうちょうさんをみると、大丈夫と行って肩に手をのせてくれた。

 

「君の名前は、セティナ・マリント。だけど、今日からはセティナ・ウィーズリーだよ。大丈夫。セティナ。君なら、やれる」

 

私は、笑顔で頷いた。

 

「わかった!いっしょにいく」

 

何か、新しい出来事が起こりそうだから…こうちょうさんは、大丈夫だから…仲のいい人たちは大丈夫だと、信じることができた…

 

私がこうちょうさんの部屋を見まくっているとき、

向こうで3人が話しあっていた。そして、鍵を渡していた。

 

「セティナ。これはね、君が11歳になったら使う大事な鍵だから、預けておくよ」

「うん!」

 

 

 

セティナがまた、向こうへ行ったとき私たちはまた話し出した。

 

「この子は、予言の子じゃ。私たちと、一緒に戦うか、敵になるかのじゃ。必ず、闇に進めてはいけない。推測じゃが、必ずヴォルデモートは戻ってくる。」

 

ヴォルデモートの言葉で、2人は震える。

 

「本当に戻ってくるのかしら…?」

「今は、隠れとるだけじゃと、思うの」

 

そして、ダンブルドアはセティナを見る。

 

「彼女を守らなければいけない。正しい方向へと導くために…頼んだぞ……」

「わかった。必ず、、、」

 

話しが終わり、セティナのところへ向かった。

 

「さて、行きましょうか。セティナちゃん。」

「うん。」

 

手をつないだ。

 

「アーサー、モリー。頼んだよ。セティナ、楽しんでおいで。また、今度のう。」

「うん。バイバイ。こうちょうさん」

 

3人は暖炉の中へと消えていった。

1人残された、ダンブルドアは呟く。

 

「セティナ。幸運を祈っておる…」

 

 

私が目をあけると、そこにはたくさんの子供がいた…

 

「この子は、セティナ。今日からうちの子よ。仲良くね。」

「「おぉ!妹が増えた!よろしく、セティナ!」」

 

…と、同じ顔の人…

 

「おねえちゃんだ!よかった…」

 

…と、子どもたちの中でただ1人の女の子

 

「きみ、なんさい?ぼくは、5さい。ロンだよ」

「…!わたしも5さい…」

 

と、答えると笑顔で笑う男の子。

 

そして、後ろがわでニコニコ微笑む3人の姿。

 

「上から、ビル。チャーリー。パーシー。フレッド、ジョージ。ロン。ジニーよ。」

 

と、ママが教えてくれた。これから、どうなるんだろう…とワクワクがとまらないセティナであった…



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3.彼女の力

その後、私は部屋に行った。

 

「ジニーの部屋なら、もう一つベッドが余っているわ。ジニー、案内してあげて」

 

と、ママが言うとジニーは嬉しそうにこっちだよ!と案内してくれた…

 

「きょうだいのなかでおんな1人だったから、セティナがきてくれてうれしい!」

「ほんとう?」

 

と会話しながら登ると部屋についた。

ドアをあけると、二段ベッドが…

 

「わたし、したつかっているからセティナはうえね」

「オッケー」

 

荷物をおいて、私はジニーと話した。

 

クィデッチのこと。家のこと。そして、自分たちのこと。いろんなことを話して楽しかったよ。

 

「わたしね。さみしかったんだ、フレッドやジョージは2人でへや1つだったから、いつでもはなせるでしょ?わたし、それにあこがれてたの。もう1人ふえないかな…って」

「そっか…」

「だからね!セティナがきてくれてほんとうにうれしい!これから、よろしくね」

 

ニコニコ笑顔で微笑むジニー。本当に可愛いよ。

 

「わたし、ジニーのあねだね。しっかりしなきゃ」

 

そう、意気込むわたし。

 

「わたし、外行ってもいい?なんか、かんじたんだ。風の声。みずうみのささやきが…」

「そうなの?わたしもいきたい!!」

 

そして、わたし…わたしたちは外へと向かった。

 

ーーフレッド&ジョージ&ロン

 

ぼくらは、あたらしく来たセティナにきょうみがわきずっとジニーの部屋の前でまっていた。

中でガタガタと音がして、今でも出てきそう。

 

「おい、ロンこっちの部屋へかくれるぞ」

「わかった」

 

その部屋に入ると、ちょうどジニーとセティナがでてきた。

 

「あぶなかった…ありがとう、フレッド、ジョージ」

「「どういたしまして!さ、ついていこ!」」

 

そして、ぼくらは2人のあとをついていった…

 

ーセティナ&ジニー

 

スー…ハー…

 

ゆっくりとわたしは息をはき、吸い込む。

 

「きもちいね。ここ。」

「そう?」

 

ジニーは産まれたときから見慣れた景色を見る。

横を向くと、セティナが目を閉じていた…

 

「♪~♪~♪♪~♪~♪」

 

私は、歌を歌う。ジニーは、目を見開いていたが、気持ちそうな顔をしていた。

 

波が踊る。風が暖かな空気をもたらし、森はさらさらと音を出す。鳥たちがピヨピヨとささやく。

 

私(ジニー)は、初めてこんな美しい声をきいたと思った…これから、先もこんな美しい声をきかないだろう。

目を閉じると、落ち着く。

となりに立つ、少女…セティナ。

彼女は、なにもの何だろう。

 

歌が終わったらしく、セティナは、ニコニコと笑った。

 

「セティナ。とても、よかった!すてきなこえね。」

「ありがとう。ジニー。それと…」

 

私は、後ろを振り向く。

 

「フレッド、ジョージ、ロン。どうかしました?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんとか、書き終わりました。

間違えたところもあると思います。

ゆっくりですが、すみません。



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4.森…家…双子たちの案内!

「フレッド、ジョージ、ロン。どうかしました?」

 

ーフレッド&ジョージ&ロン

 

俺たちは気づかれないようについてきたつもりなのに、セティナにはばれていたようだ

 

「どうして分かったんだ?」

 

セティナは一瞬考えてから、口を開く

 

「風の音で…ですかね…」

「風の音?」

「きこえるの?」

「えぇ…風たちのささやき…みずうみの音…鳥たちの声…そのすべての輝き…」

 

セティナは、胸に手をあてて、目を閉じた。

 

「こうやってむねに手をあてて…目をとじて…かんじてみてください」

 

俺たちは、セティナに言われたとうりにやってみた…

 

「わかんないぜ…」

「ヒューっていってるけど…」

「そうですか…それは、あなたたちが幸せだから…」

 

セティナはうつむいた…

 

あぁ、俺はそんな悲しそうな顔を見たかったんじゃない

なんとかして、笑かしたい…

 

「そうだ…!セティナ。家や森をあんないしようか?」

 

そう、フレッドが言うとセティナは顔をあげた。さっきとは違って嬉しそうに。

 

「いいの?」

 

俺たちは、顔をあわせてからセティナの方を向いて頷いた。

 

「「「もちろん!」」」

 

ーセティナ

 

フレッド、ジョージ、ロンが色々なところを案内してくれた。

 

「次はこっちだぜ!」

 

そう嬉しそうに言うフレッドの顔が可愛いかった…

 

「ここはな、ほうき小屋。」

「ほうきにのりたいときはここにくればのれる!」

 

と、ジョージ&ロン

 

横を見るとジニーがニコニコ笑っていた。

 

「ほうきか~のりたいな…」

 

と、つぶやいた。すると、それを聞いたフレッドが箒を取ってきてくれた

 

「気をつけろよ?」

「うん。わかった」

 

私は箒にまたがり足で地をける。

おぉ、うまくいった!

下では、皆が喜んでいた。

くるっと回り、皆の元へ戻る。

 

「「すごいよ。セティナ!」」

「「かっこよかったぜ!」」

 

私は、初の体験で成功して今は笑顔だ。

 

「みんなー!ご飯よー!」

 

どこからか、ママの声が聞こえる。

 

「もどろうか。」

 

ジョージの声に皆が頷き、笑いあいながら戻っていく。

 

その様子を見ていたモリーとアーサーは、きっと大丈夫だろうと確信した。

 

「ママ!セティナはね。はじめてほうきにのって、せいこうしたんだよ!」

「まぁ!そうなの?」

「「あぁ!めっちゃ上手かった!」」

 

ママたちは、びっくりしていた…

 

「あの、暴れ箒を乗りこなしたのか?」

 

と、驚きながらチャーリーは言った。

 

「セティナ。また、みせてね」

「うん!」

 

どの料理も美味しくて、食べまくりました。

笑顔、笑顔。

今日は、とってもいい日です!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうでしたか…?

2日に1回のスピードで出してます。

 

そういえば、明日はハリー・ポッターと不死鳥の騎士団ですね!楽しみです。

 

 



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賢者の石編
1.Let's キングズ・クロス駅!と彼女の力


あれから、6年がたつ。

 

家族皆に、暴れ箒に乗って飛んで見せたし、きっとホグワーツから手紙が来るだろうと言われたので、魔法の勉強をいっぱいした。兄達に教えてもらいましたよ。

ビル、チャーリーはホグワーツを卒業してビルは、グリンゴッツ魔法銀行のエジプト支店で『呪い破り』になり、チャーリーはドラゴンの研究をしています。

パーシーは今は4年生、フレッド&ジョージは2年生。

私の誕生日は、12月20日だったので、皆から祝ってもらいました!嬉しかったですよ。ロンも祝ってもらっていましたね。フレッド&ジョージからのプレゼントがイタズラ用品だったために、ママが怒っていました。

 

今は、7月。ホグワーツ魔法魔術学校の終業式だったので、兄達は帰ってきますよ♪

久しぶりに会えるので、とても楽しみ!それに、イタズラのことも…案内してもらった後に、双子たちから一緒にやらないか?って誘われてそれから研究するように、なりました。

 

「セティナ。ちょっと、来てくれないかい?」

 

ママの呼ばれて、私はそちらに向かいます。

 

「どうしたの?」

「この鍵。覚えてるかしら?使うときまで、私が預かってたのだけど…」

「あぁ!あの鍵ね」

「これはね。あなたの親が貯めてくれた、大切な鍵よ。なくしては、駄目。もうすぐ、使うと思うからね。」

 

私は、ママから鍵を受け取り大切なものが入っているポケットに入れた。ただの…じゃないよ。私が自分から触れないと開かないポケット。

 

ママは、家事に戻っていく。私も駆け寄り手伝った。

 

「あら、今日はいいのよ。皆が帰ってくるから、出かける用意をしておいて。ロンとジニーにもいっておいてね。」

 

私は、2人の元へ向かいそのことを伝える。

私もいく!とジニーが言ったので、一緒に部屋へ向かう。カバンに色々と入れて準備は終わり、下へ向かった。

 

「「ママ、できたよ!」」

 

私と、ジニーでそう言い、後から来たロンと一緒に車に乗る。

 1時間後…私たちはキングズ・クロス駅にいた。

 

「まだかしら?」

「もう少しのはずよ。」

 

「「おぉーい!!」」

 

9と4分の3番線から、フレッド達が姿を現す。

他の、ホグワーツ生も続々と出てきた。

 

「やぁ。元気だったかい?」

「えぇ、ホグワーツのお話、聞かせてね。」

 

パーシーとジニーが話す。

 

「セティナ。イタズラについては、考えた…?」

「うん、もちろんね。あなたたちは?」

「「もちろんさ!」フィルチのやつにイタズラしてやったぞ」

「えっ!そうなの?(笑)」

 

3人でクスクスと笑った。

フィルチについては、いつも聞かされていたのだ。

 

「さてと、皆。帰るわよ。」

 

ママが、言ったので私たちはついていく。

 

車の中には、7人。少し、スペースはあるがぎゅーぎゅーで狭い…もう2人ぐらいきたら、もう無理かも…

と、かすかに思うセティナであった…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秘密の力…?と手紙

 

 

 

ぎゅーぎゅーの車から抜け出して、私たちは家に戻りご飯の準備をしている。

 

「セティナ。いつも、ありがとうね。」

「いいよ、ママ。手伝ったぶん、ご飯が美味しくなるの!」

 

今日のご飯は、ハンバーグかな。

ママと私。それにジニーが、台所に立っている。

 

ドォーン

 

外で、爆発がおこる。何事かと出てみれば、フレッド達のイタズラ。失敗したようだけど…

 

「フレッド…ジョージ…」

 

私は、肩をわなわなと震わせる

 

「あっ…」

「セティナ。イタズラ失敗しちゃった!(笑)」

 

ジョージは、私の怒りに気づいたのか固まる。フレッドは…笑ってる

 

「こらー!フレッド、ジョージ!イタズラする暇あるなら、手伝えー!!」

 

ーモリー&ジニー

 

外から、セティナの怒声が聞こえる

 

「あらら、またフレッドとジョージはセティナを怒らせたのね。いつもは、優しいけど怒ったら怖いのは2人とも知ってるのに…」

「そうねぇ。フレッドとジョージが反省してくれたら、いいのに…」

 

ーフレッド&ジョージ

 

俺たちは新しく作ったイタズラ用品のテストをした。

 

しかし、それは失敗。

それを聞きつけたセティナが怒りながらこちらへ向かってくる。

 

「ジョージ、逃げるぞ!」

「お、おぅ」

 

セティナから逃れるために、俺たちは駆け出した。

 

ぶわぉー

 

激しい風が前から吹いてくる。

前に進もうにも進めない状態。

 

後ろからは、セティナ。

 

「お手上げだな。相棒」

「そうだな」

 

あの後、こってりと叱られた。

 

ーセティナ

 

怒りが消え、私たち3人は家へ戻った。

 

「やっぱり、ママの作ったご飯は美味しいですね」

「そうね。セティナ、中まで聞こえてきたよ。怒声」

 

コツンと双子たちの頭を叩く。

 

「「イテェー」」

「この2人のせいですかね」

 

ハァーとため息をつく。

 

「ねぇ、向こうからフクロウが飛んできてない?」

 

ロンの声で私は窓の方を見て、ママは立ち上がり窓を開ける。

そこから、スーっとフクロウが入ってきて私とロンの前に降り前足を上げる。

4つの動物たちがかかれた封筒。

ホグワーツ魔法魔術学校だ。

ロンが喜びながら手紙を開けていたので、私も続けて開ける。内容はこうだ。

 

ホグワーツ魔法魔術学校

校長:アルバス・ダンブルドア

マーリン勲章勲一等、大魔法使い、魔法戦士隊長、

最上級独立魔法使い、国際魔法使い連盟会員

 

親愛なるセティナ・ウィーズリー殿

このたびホグワーツ魔法魔術学校に入学を許可されましたこと、心よりお喜び申し上げます。教科書並びに必要な教材のリストを同封いたします。

新学期は9月1日に始まります。        敬具

 

副校長ミネルバ・マクゴナガル

 

隣では、双子たちが踊り出し、ジニーが私の手紙を覗いて、ママは忙しそうにバタバタしていた。

 

「セティナ。僕たちは、ホグワーツ生だ!」

「そうね、ロン」

 

私たちは顔を合わせて、ニコニコしていた…

 

 

 

 

時は進み…私たち、ウィーズリー家は

          ダイアゴン横丁に来ていた…

 

グリンゴッツ魔法銀行で、トロッコに乗り私のマリント家とウィーズリー家のお金を取りに行く。

 

「やっぱり、何度のっても怖いような‥楽しいような…」

「いや、セティナ、怖いよ」

「「でも、俺たちよく全員のれたよな‥」」

「本当ね」

 

と、トロッコが猛スピードで走りながらの兄弟での会話

 

 よく、できたね(笑)  と、思うセティナであった…

 

マリント家の鍵を使いあけると、そこにはたくさんのお金があった…ガリオンにシックルそれにクヌート

 

「マリント家ってお金持ちなんだ」

 

話しながら、あるポーチにいれていく。

ただのじゃないですよ?検知不可能拡大呪文で、お金だけを入れるようにしたので…

 

「これが…マリント家の秘宝…」

 

私が掴んだのは…綺麗な青の石に草が巻きついたようなデザインのネックレス。大事なものだろうと思い、首にかけしまった。(見えないように…)

 

「終わったよ。」

 

そういい、マリント家の金庫を後にした…

 

ウィーズリー家のお金を取り出すのも終わり、再びトロッコに乗り外へ出た。

 

「さてと…セティナ。私はロンとジニーを連れて買ってきますからね。あなたはフレッドとジョージと一緒に買ってきなさい。後で、ここに集合ね」

 

そういい、私たちは別れた。

 

まず必要な物を買って、オリバンダーの店に向かう。

 

カランカラン…

 

ドアを開け中に入ると、たくさんの杖が山積みになって置いてあった。

 

「「おぉー、すげぇ」」

 

フレッドとジョージは呟く。

 

「おやおや、ウィーズリー…いや、マリント家の方と呼んだ方がいいのでしょうかな?」

「学校では、ウィーズリーとなってるよ。どっちでもいい。」

「そうですか…では、選びましょう。」

 

色々な所を図り、杖を選び中…

 

ついでに、今は10本目。

 

奥からオリバンダーさんが戻ってきて、こちらに綺麗な杖を渡す。

降ってみると、小さな炎がフワーっと辺りに浮く。

 

「素晴らしい!これは、朱雀に不死鳥の羽。28cm。とても、強い。だが、中身は美しい。」

「そうなんですね…」

 

お金を渡し、私たちは外へ出た。

 

「さっきのすごかったな」

「あぁ、とても綺麗だった」

 

そんな感想をのべて歩き出す双子。そして、クルッと回りこちらを向く。

 

「「セティナ!イタズラ用品見に行こ!」」

「先にイーロップのふくろう百貨店に行ってもいい?」

「いいよ!」

 

中に入ると、たくさんのフクロウがいた。

 

「おいで。私と共に進みたいフクロウ」

 

なんとなく、呟く。

 

すると、向こうから一羽のフクロウがやってきて私の周りをクルクル周り肩に乗る。

 

「この子…なんていう種類?」

「それは、東シベリアワシミミズクですよ」

「そうなんですね。…うん。そっか…「フーウゥ」この子にします!」

 

お金を払いお店を、でた。イタズラ用品を色々と買い、皆と待ち合わせの場所に向かい、家へ帰った…

 

 

 




今回は、じょじょに強くなるセティナの力。そして、手紙&ダイアゴン横丁編です。読んでいただきありがとうございました!


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2.ホグワーツ特急

遅くなり、すみません。
ハリー・ポッター、もう一回金曜ロードショーで
やらないかな…と思うみかラキです。
では、ホグワーツ特急編スタートです!


私たち、ウィーズリー家がダイアゴン横丁に行ってから、5日がたった。今日は…

 

「皆ー!早く起きて!今日から、学校よ。急いで!!」

 

そう、ホグワーツが始まる日。

9月1日からなので、この日だけは毎年ママの怒声が響く。

 

私は、もう昨日のうちに用意し終わっていて、今は簡単なご飯を作ってるところ…

 

「ママー、靴下がないよ!」

「どうして、昨日のうちに見ておかなかったの!?」

「ロン、あなたのベッドの上に置いてたはずよ!」

 

ロンは、慌てて上に行く。

 

「「セティナ!俺たちのゲーゲートローチは?」」

「今度は、双子なの?私のカバンにきっちり詰めておきました!ママいるでしょ、それより早く準備しなさい!」

 

ドタバタ

 

「朝から、皆騒がしいね…」

 

横で、私とママの手伝いをしているジニーが言った…

 

「本当よ!何であの子たちは、セティナとジニーのように早く起きて、こないの、かしら!」

 

怒鳴りながら、机にお皿を置いているためとても、危ない…割れてし…

 

パリーン

 

割れちゃったよ

 

ようやく、準備できたみたいなので、私たちは通常の倍の速さで食べています。

 

「終わったわね…片付けは帰ってからするから、トランク詰めて早く!!」

 

皆、トランクを持って車に向かって走りぐちゃぐちゃになりながら、入れる。

 

「ラティー、おいで。カゴに入ってて」

 

一羽のフクロウがこっちに向かって飛んできた。これが、ラティー。ダイアゴン横丁でかった子ね。カゴの中にスッと入り大人しくした。私のトランクは検知不可能拡大呪文のバックに入れています。

 

そういえば!呪文をマグルの世界で使うといけないってありましたよね…実は、パパにも手伝ってもらってます。魔法省にバレない呪文をかけてもらって、そっから私がかけています。

 

車に乗り、猛スピードでキングスクロス駅へ向かう。

 

「セティナ。フクロウ便送ってね。どこに入ったか~とか、どんな事をした…とか」

「うん、いいよ。送ってあげる。」

「「俺たちも、送ってあげるよ!」」

「いや、いい」

「「即答!?」」

 

こんなこともあり、何とか駅についた。残り、10分。

 

「ほら、早く!急いで!!」

 

ウィーズリー家の団体でカートを押して進む。はっきりいうと、私は手にラティーを持ち、ジニーはパーシーのカートの上に座って、ママは前で私たちの誘導。それ以外はカートを押している。

 

向こうで、トランクと白いフクロウをカートに乗せてウロウロしている男の子がいた。その男の子は、私たち団体を見つけてこっちに目を向けている…ところで、私と目が合った。ニコッと微笑み、その男の子に近づく。

 

「始めまして…だね。1年生でしょ。私、セティナ・ウィーズリー。あなたは?」

「僕は、ハリー・ポッター。あの団体って、ウィーズリー家?」

「そうだよ。へぇー、あなたがハリーね。ついて来て!後、8分しかないから!!」

 

私とハリーはママたちのところに合流した。

 

「ママ、ハリーにも入り方を教えてあげて!」

「わかったわ!ハリー、見ててね。パーシー、フレッド、ジョージ。先に行って!」

 

3人が、入り口に入っていきハリーは驚いていた。

 

「頑張って」

 

ハリーにジニーが声をかける。

ハリーの姿が、入り口で消えたから大丈夫だと安心した

 

「さぁ、皆も入って!」

 

私、ロン、ジニー、ママの順に入った。

 

目の前には、あのホグワーツ特急…

 

「おっきいね‥」

「そうだね…」

 

私は、ジニーを抱きしめてホグワーツ特急に乗り込む。

フレッドとジョージがコンパートメントをとっておいてくれたので、そこに荷物を置き再びコンパートメントの外にでて、顔を窓から出した。

 

「いってらっしゃい。今年は、イタズラしないようにね。もし、学校からあなた達がトイレを吹き飛ばしたなんて、届いたら…」

「トイレを吹き飛ばす?」

「アイデア、いただきー!」

 

ゆっくりとホグワーツ特急が進む。

 

「手紙ちょうだいね!」

「うん、ジニー。またねー」

「手紙だけじゃなくて、ホグワーツのトイレもおくってやるよ!」

「もぅ!」

 

ジニーは笑う。それを見ながら、私は手をふる。

 

少しずつ、少しずつ。ホグワーツ特急はスピードを上げ、駅から離れて行く。

 

  

   上を向くと太陽が輝いていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フレッドとジョージがとっておいてくれた、コンパートメントに戻り、検知不可能拡大呪文のかかったカバンからトランクを出し、私はゆったりとしていた…

 

 ガラガラ

 

「セティナ!リーのところに、でっかいタランチュラがいるんだ!行こっ!!」

「えーっ、朝は私ゆったりとしたいの!」

「そっちもって、フレッド」

「あ、あぁ」

 

私の両手を掴まれ、引っ張られる…

 

「ちょ、ちょっと!離してー!」

「「いやーだよー」」

 

クッ、後で2人にはお仕置きですね…

フワフワと後ろから、殺気を出す。

 

「なぁ、相棒。なんか、寒くないか?」

「あぁ、寒いよな…ヒッ」

 

ジョージが後ろを見るとそこには、、、、

     誰もいない…えっ?

 

 

「フレッド、ジョージ?最後に言うことあるかな?」

 

前を向くと、セティナがいた…

 

「「た、タスケテェー」」

「逃がすかぁー!」

 

現在、フレッド・ジョージ、セティナに追いかけられ中

 

 

ーロン

 

「ねぇ、ここいい?どこも、あいてないんだ」

「いいよ」

 

僕が、声をかけたのは黒髪でメガネをかけた…そう、ハリー・ポッターだ。

フレッド、ジョージ。それに、セティナもそう呼んでいたから本人何だろう。だからって、聞いておかないと…

 

「僕は、ロン・ウィーズリー。君は?」

「僕は、ハリー・ポッター。」

「じゃー、本当にあるの?あの…」

「えっと…あ!うん」

 

そう言って、ハリーは前髪を上げる。そこには、稲妻があった。

 

「へ、へぇー…」

 

自分で聞いたのに、なんだか、恥ずかしくなる…いや、一方的に喋りすぎたかな…って。

 

「「た、タスケテェー」」

「逃がすかぁー!」

 

…えっ?

 

「何が、あったんだろ…」

「この声って、君の家族だよね…」

 

そう言い、覗こうとしたとき…

 

ガラガラ

 

「わっ!」

 

ドアが開き、フレッドとジョージが勢いよく入ってきた。

 

「ごめんよ、ハリー、ロン」

「今は、生存が大事なんだ!」

 

 

 

 

 

 

「ごめんね、ハリー、ロン。すぐに、出ていくから…」

 

そう言い、セティナが入ってきた。

 

「あっ、うん、いいよ」

「ありがとう」

 

ガシッと、一発でフレッド・ジョージは掴まれ、引きずられて行った…

 

「ごめんよ、騒がしくて」

「ううん、楽しそうでいいなって思った…」

「そっか…」

「セティナが入ってきてから、寒くない?」

「あぁ、あれはセティナがめちゃくちゃ怒っているときに発する、冷気みたいな感じかな」

「す、凄いね…」

 

あの後、お菓子を食べて幸せ状態になる、ハリーとロンであった…

 

ーセティナ

 

「ハァ、本当に疲れるわ…」

 

フレッド・ジョージを捕まえた後、5分間説教してようやく終わったところ。

 

制服に着替えて私は本を読み、残りのゆっくりとした時間を過ごすのであった…

 

 




次はついに、ホグワーツ城編に入ります。

皆さんの、好きなハリポタのキャラは誰ですか?
私は、スネイプ先生ですかね…
コメントで、言ってくれたら嬉しいです。
ありがとうございました!


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3.私の入りたい寮…?

「じゃー、後で~」

「気をつけろよ?」

「湖に落ちないように!以外と…」

「「ボロボロだからな!」」

 

えっ?なんで…という前に、フレッド&ジョージは向こうへ行ってしまった。

 

ホグワーツ城に行くには、一年生は船で行かなければいけない。二年生からは、馬車…?らしい…

 

「イッチ年生!イッチ年生は、こっちだ!」

 

大きな男が、呼んでいた。後で、聞いたらハグリットというらしい。

 

4人1組で船に乗っていく。

 ハリー、ロン、私、ハーマイオニー

 

ハーマイオニーとは、ホグワーツ特急で会った。ネズミ探しでね…

 

この4人がこの先、共に行動していく…というのは誰も知らない。敵になるか、共に戦うか…彼女に、どんな出来事が起こるのか…

 

   それが、分かるのはずっと先だ…

 

「ワオ、凄い」

 

ホグワーツ城は、とても大きく綺麗だった

 

ハグリットとは、お別れして別の魔女が前に立っていた

 

 

「ホグワーツ入学おめでとう」

 

そして今後の段取りを説明した。マクゴナガル先生という人らしい…

 

「新入生の歓迎会がまもなく始まりますが大広間の席に着く前に皆さんが入る寮を決めなくてはなりません。寮の組分けはとても大事な儀式です。ここにいる間は寮生が家族のようなものです。」

 

マクゴナガル先生は、全体を見る。

 

「寮は「グリフィンドール」に「ハッフルパフ」と「レイブンクロー」に「スリザリン」の4つがあります。それぞれ輝かしい歴史があって偉大な魔女や魔法使いが卒業をしました。皆さんの良い行いは自分の属する寮の得点になります。

反対に規則に違反した時は減点になり、学年末には最高得点の寮に大変名誉のある寮杯が与えられます。どの寮に入るにしろ皆さんが寮にとって誇りとなるよう望みます。」

 

「私の…入りたい寮…か」

 

「まもなく全校列席の前で組分けの儀式が始まります。待っている間できるだけ身なりを整えておきなさい」

 

マクゴナガル先生は一瞬ネビルのマントの結び目がズレているのに目をやってロンの鼻の頭が汚れているのに目を止めた。ハリーはそわそわと髪を撫でつけていました。マクゴナガル先生はこう言うと部屋を出て行った。

 

「学校側の準備ができたら戻って来ますから静かに待っていてください」

 

マクゴナガル先生が部屋を出て行くとハリーはロンに尋ねていた。

 

「一体どうやって寮を決めるんだろう」

 

するとロンからは

「試験のようなもので凄く痛いとフレッドが言っていたがきっと冗談さ。だよね…?セティナ。」

「多分ね。痛くはないと思うよ」

 

他の生徒も知らないようで怖がっているようだった。ハリーは横でとても緊張していた。

 

「大丈夫だよ。ハリー、♪~♪♪~♪♪~」

 

ーハリー

 

突然、セティナが歌い出した。止めるべきか…と思ったが、さっきまで緊張していたのが嘘だったかのように自然と落ち着いていった。

 

「セティナの歌声はね。とても、落ち着くんだ。いつも、そうだった。」

 

隣で、ロンがいった。

周りの1年生もセティナを見ていた…

 

「落ち着いた…?」

「うん、ありがとう!セティナ」

 

その時、ハリーも含めた多くの生徒が息を呑んだ。後ろの壁から真珠のように白く少し透き通っているゴーストが20人ぐらい姿を現わしたから。

 

「おや、ホグワーツの歌のプリンセスが戻ってきたのかい…?」

「子供の方じゃないかな。もう、あの子は大人だろう?」

 

そう言い、どこかへ消えていった。

 

一同が驚いているとマクゴナガル先生が戻って来て厳しい声でこう言いました。

 

「さあ行きますよ。組分け儀式がまもなく始まります。さあ一列になって従いて来てください」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結構、書きました。

次が、組み分けですね。

セティナの親の名前何にしよう…

 

セティナ「えっ?まだ、決まってなかったの?」

作者「ごめんなさい!今すぐ、決めます!」

 

ありがとうございました!



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4.笑顔を咲かせよう!&組み分け

 

 ガチャ…

 

マクゴナガル先生を先頭に、1年生は着いていく。

 

歩いていると、どこからか双子の声が…

 

「「セーティナー!ヤッホー」」

 

無視すると、また…

 

「「セティナー!こっちだってばー」」

 

ムカッ

 

「うっさい!恥ずかしいやんか!黙れー!」

「やっと、返事したな、相棒」

「あぁ。セティナ…」

「「来いよ」」

 

シーン…

 

ちょっと…周りから囁き声が聞こえるんですけど…

 

「フフッ。もう、フレッドとジョージったら」

 

ーフレッド・ジョージ

 

セティナがようやく笑った。

 

「セティナってさ、周りのことは気にするけど、自分のことはわかってないもんな」

「あぁ、成功だ」

 

グリフィンドールの席に座る2人は、ガッツポーズをした。

 

「あの子って、あなたの知り合い?」

「あぁ、アンジェリーナ。俺たちの妹だ。」

「へぇー…」

 

ーまいか

 

「フー…フレッドとジョージのおかげで落ち着いた」

「まさか、ビックリだよ。あれは、僕も恥ずかしいかも」

「だよね、私も。でも、双子のおかげで落ち着いたよ」

 

椅子の前でマクゴナガル先生が止まったため、私たちも止まった。

 

そしてその椅子の上に継ぎはぎだらけでボロボロでとても汚らしい魔法使いの被るトンガリ帽子を置く。

大広間は水を打ったように静かになった。

 

その次の瞬間、帽子がピクピク動いたかと思うと破れ目がまるで口のように開き帽子が歌い始めた。

 

   

     私はきれいじゃないけれど

     人は見かけによらぬもの

     私をしのぐ賢い帽子

     あるなら私は身を引こう

     山高帽子は真っ黒だ

     シルクハットはすらりと高い

     私はホグワーツ組み分け帽子

     私は彼らの上をいく

     君の頭に隠れたものを

     組み分け帽子はお見通し

     かぶれば君に教えよう

     君が行くべき寮の名を

 

 

     グリフィンドールに行くならば

     優希ある者住まう寮

     勇猛果敢な騎士道で

     他とは違うグリフィンドール

 

 

     ハッフルパフに行くならば

     君は正しく忠実で

     忍耐強く真実で

     苦労を苦労と思わない

 

 

     古き賢きレイブンクロー

     君に意欲があるならば

     機知と学びの友人を

     ここで必ず得るだろう

 

 

     スリザリンではもしかして

     君はまことの友を得る

     どんな手段を使っても

     目的遂げる狡猾さ

 

 

   かぶってごらん!恐れずに!

   興奮せずに、お任せを!

   君を私の手にゆだね(私は手なんかない

                  けれど)

   だって私は考える帽子!

 

 

 

 

歌が終わると生徒に先生方一同が拍手喝采をした。4つのテーブルにそれぞれお辞儀をすると帽子は再び静かになった。

 

「僕たちはただ帽子を被ればいいんだ!フレッドの奴やっつけてやる。トロールと取っ組み合いさせられるなんて言って」

「ロン、まさか信じてたの…?」

「そ…そんなわけないじゃないか!」

 

(思ってたんだ…)

ハリーと私はそう思った…

 

マクゴナガル先生が長い羊皮紙の巻紙を手にして前に進み出て、言った。

 

「ABC順に名前を呼ばれたら帽子を被って椅子に座り組分けを受けてください」

 

マクゴナガル先生がこう言って組分けの儀式が始まった…

 

 

マクゴナガル先生が長い羊皮紙の巻紙を手にして前に進み出た。

 

「名前を呼ばれた生徒は前に出てきなさい。この組み分け帽子を頭にのせます。帽子が寮を決めてくれます。アボット・ハンナ!」

「ハッフルパフ!」

    ・

    ・

「グレンジャー・ハーマイオニー」

「グリフィンドール!」

 

隣でロンとハリーが話していた…

 

「ロングボトム・ネビル」

「グリフィンドール!」

 

ネビルは、帽子を戻すのを忘れてトボトボと戻っていた

    ・

    ・

「ドラコ・マルフォイ!」

「スリザリン!」

 

マルフォイの時は、頭に置かれる前に言っていた。

 

隣のロンが、ハリーに言った…

 

「悪の道に落ちた魔法使いはみんなスリザリンだった」

 

「ポッター・ハリー」

 

ハリーの名前が呼ばれた時、大広間はシーンとした

 

ハリーが座ってから、5分くらいたつ。

 

「それでも嫌というなら…グリフィンドール!」

 

グリフィンドール席から歓声が上がる。

フレッドなんか…

 

「ポッターをとった!ポッターをとった!」 

 

ここまで聞こえてきます。次は…ロンとセティナならセが先だから、私だよね… 

 

「ウィーズリー・セティナ」

 

私は、一歩一歩前に進む。

 

「あの子、綺麗…ウィーズリーって赤毛だよね?夕日色だよ…」

 

そんな声が聞こえる

 

椅子に座り、帽子を被った。

 

「君は…レフト・マリントの子供だね…?彼女も、ホグワーツ生だった。歌のプリンセスと呼ばれていたよ。同じように組み分け帽子を被り、レイブンクローに入った。君は、どうしよう…いや、どうしたい?」

「レフトって…お母さんの名前?」

「そうだ。また、話してあげよう…君は…どこに行きたい?」

「私は…冒険したい。皆と一緒に進んでいきたい…」

「そうか。なら、決まった。セティナ・ウィーズリー…いや、今はこう呼ぼう。セティナ・マリント、頑張ってきなさい。君の周りには、必ず皆がいるからね。」

「はい!」

「では…グリフィンドール!」

 

ワー!歓声が、響く。

 

グリフィンドール席に着くと、フレッドとジョージ。それに、ハリー、ハーマイオニーが声をかけてきた…

 

「「良かった!セティナ…良かったよ!」」

「うん。あなた達のおかげだよ。」

「セティナ、これからよろしく!」

「私も…よろしくね。セティナ」

「うん。よろしく、ハリー、ハーマイオニー!」

「セティナ…何かあったらいうんだよ?頑張ったな…」

「うん。ありがとう!お兄ちゃん」

 

パーシーが私の目の前まで来て、言った

 

ロンも、グリフィンドールに決まり宴が始まった…

 

 




次は、グリフィンドール寮に行くまで…もしくは
       行った後…まで行くと思います。

 作者 「お母さんの名前は、レフト・マリント
     にしました!」
セティナ「おー…レフトですか…どんな人?」
 作者 「それは、後のお楽しみ…」
 レフト「初めまして!セティナの母レフトです
     これから、よろしくね~♪では、読ん
     でいただきありがとうございました!
     さようならー」
 作者 「ちょ、レフトさん!?」
セティナ「さようなら」
 作者 「セティナまで…」


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5.彼女の秘密…?

「おめでとう!ホグワーツの新入生、おめでとう!歓迎会を始める前に、2言、3言、言わせていただきたい。では、いきますぞ。そーれ!わっしょい!こらしょい!どっこらしょい!以上!」

 

ダンブルドア校長は席に座って、大広間にいる全員が拍手し歓声をあげた。

 

「あの人…ちょっぴりおかしくない?」

「おかしいだって?あの人は天才だ!世界1の魔法使いさ!でも少しおかしいかな、うん。君、ポテト食べるかい?」

 

ハリーとパーシーお兄ちゃんが話してた。

目の前にある大皿が食べ物でいっぱいになっているのでそれを食べながら、私、フレッド、ジョージは話した。

 

「それで?そのフィルチってどういう人なの?」

「あいつはな、猫好きだな」

「あぁ、あいつの飼ってる猫には注意しな。すぐ、フィルチに報告にいくからな…」

「猫好き以外は?」

「とにかく…」

「「嫌な奴」」

「ふーむ、そんだけじゃわかんないけど、実行すればわかるかな…?」

 

チキンを切り、食べながら私は呟いた。

 

「多分な…」

「やってみたらな…」

「そっか、なら…!」

 

♪~♪♪~♪♪ ♪♪♪~♪♪~♪♪~

 

鼻歌しながら、私は手をこすり合わせる。

 

ピュ~ヒュー

 

風がどこからか、吹き始める。

 

「ほい…っと」

 

フィルチの僅かながら残っている髪の毛がフワフワと鳥のように羽ばたいていた。

 

「「プッ!」」

 

それを見たフレッドとジョージが…

 

「おーい、フィルチー!髪が…髪が…!」

「鳥のように羽ばたいているよー!」

 

皆が一斉にフィルチを見て笑った。

 

「我ら、悪戯仕掛け人!の、新たな仲間を紹介!」

「俺らが幼いときから、共に歩んだ悪魔キャラ…」

「「セティナ~・ウィーズリ~!」」

 

呼ばれたので私は立ち上がり皆を見回した。

 

「初めまして!セティナです!よろしくお願いしまーす♪それと~、フィルチさん!よろしくお願いします!それと‥フレッド…?ジョージ…?最後になんか言うことあるかな…??」

「ヒッ…」

「「ごめんなさ~い!!」」

 

「フォッ、フォッ、フォッ、仲よいがほどほどにの…さてと…エヘンー全員よく食べ、よく飲んだことじゃろうから、また二言、三言。新会社を迎えるにあたり、いくつかお知らせがある。1年生に注意しておくが、構内にある森に入っては行けません。これは上級生にも、何人かの生徒たちに特に注意しておきます」

 

ダンブルドア校長はキラキラした目で双子を見た。

 

「管理人のフィルチさんから授業の合間に廊下で魔法を使わないようにという注意があります。これは、‘不思議な力’を使える生徒にも言っておきます。」

 

(私だね…)

 

「今学期は2週目にクィディッチの予選があります。寮のチームに参加したい人はマダム・フーチに連絡してください。」

「最後ですが、とても痛い死に方をしたくない人は、今年いっぱい4階の右の廊下に入ってはいけません」

 

「では、寝る前に校歌を歌いましょう!」

 

   ホグワーツ ホグワーツ

   ホグホグ ワツワツ ホグワーツ

   教えて どうぞ 僕たちに

   老いても ハゲても 青二才でも

   頭にゃ何とか詰め込める

   おもしろいものを詰め込める

   今はからっぽ 空気詰め

   死んだハエやら がらくた詰め

   教えて 価値のあるものを

   教えて 忘れてしまったものを

   ベストをつくせば あとはお任せ

   学べよ脳みそ 腐るまで

 

「ああ、音楽とは何にもまさる魔法じゃ。

さあ、諸君、就寝時間。かけ足!」

 

パーシーお兄ちゃんについていった。階段を、上り、隠しドアを、通って階段をまた上る。

 

前方に杖が一束、空中に浮いていた。お兄ちゃんが一歩前進すると杖がバラバラと飛びかかった。

 

「ポルターガイストのピーブスだよ。」

 

ピーブスは姿を現した。

 

「おおぉぉぉ!かーわいい一年生ちゃん!なんて愉快なんだ!」

 

ーハリー

 

ピーブスとかいうお化けのせいで進めないな…

 

♪♪♪~♪~♪♪♪♪~

 

後ろから、夕日色の髪をなびかせながら…歌を歌いながら前へ進み出ていた。

 

「レ…レフト様…?」

「私は、レフトじゃないよ。ピーブス。私は、セティナ。セティナ・マリント」

 

皆がざわめいていた

 

「おぉ、セティナ様でしたか!よく…ご無事で…」

「ピーブス。皆、通れなくて困ってるの。だから、通ってもいい?」

「はい。すみません。歌のプリンセス…」

 

うんと、セティナは頷きパーシーの方を向く。

 

「お兄ちゃん、これでいいよね?」

「ああ、ありがとう、セティナ。」

 

こうして、セティナのお陰でグリフィンドールの扉までたどり着いた。そこには、ピンクの絹のドレスを着たとても太い婦人の肖像画がかかっていた。

 

「合い言葉は?」

 

婦人が聞く

 

「カプート・ドラコニス」

 

パーシーがそう唱え、肖像画がパッと前に開き、高いところにある丸い穴にはい登り無事、談話室にたどり着いた…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

これを読む人は、なぜ、二回も注意事項が?って

思ったと思います。本では、ご飯を食べてから…

とのことでしたので、前の話しの部分は消してこ

っちに書きました。

お読みいただき、ありがとうございました!



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6.新たな出会い

メリークリスマスイブ!
学校のクリスマスケーキを20日に食べ、誕生日が21日でしたので連続でケーキを食べたため、ケーキが食べたい欲望が…今日は皆さんもケーキ食べますか?
明日はクリスマスなので、サンタさん待ち…っていう楽しみもあるかもですね…(笑)
では、スタートです!


談話室にて…

 

「ついて来て。急いで、遅れないように。さあ集まって。ここがグリフィンドールの談話室だ男子の寮は階段を上がって左、女子の寮は階段の右。荷物はすでに部屋に運び込まれてる。」

 

お兄ちゃんの声で、私達は解散となった。ハリーやロン、お兄ちゃん達に手を振り、私は階段を上がっていった。

 

「ここだ!って…2人部屋?もう1人誰かな…?」

 

そう言いながら、荷物を整理していた。

 

トントン

 

「はい」

 

ノックの音が聞こえ、私は返事をするとフワフワした栗色の髪をもつハーマイオニーが入ってきた。

 

「私の荷物は…あった!って…セティナ?」

「うん。私もここだから。よろしくね、ハーマイオニー」

「えぇ!本当に良かったわ!初めてだから、知らない人と…ってなったらと思うと怖くて…それに、2人部屋!よろしくね。セティナ」

 

ハーマイオニーと話した後、2人は持ってきた荷物を整理した…

 

ー15分後…

 

「セティナ。そのフクロウ…あなたの?とても、綺麗ね!」

「ありがとう!ラティーって言うの。」

「へぇー、私も欲しかったんだけど、今はいいかな…って。」

「そっか…明日にはもう授業が始まるし、もう寝よっか。おやすみ、ハーマイオニー」

「えぇ、そうね。おやすみ。」

 

ー次の日

 

「フワァー…ここは…あっ、ホグワーツ…ホグワーツだ!」

 

私は起き上がり、ハーマイオニーが起きないように静かに制服に着替えた。授業の用意が入ったカバンを持ち、私は部屋を出た。

 

「どうしよっかな…今から…」

 

今は、5:30。いつも通りに起きてしまったため、皆はまだ起きてないようだ。

 

「今、大広間に行っても誰もいないかな…?」

 

興味をもったため、私はグリフィンドールの談話室から出て行った。

 

「あら、ずいぶん早いけどもういくの?」

「うん。レディ、もう大広間って開いてる?」

「えぇ、開いてるわ。ダンブルドアと…噂では、男子生徒もいるらしいけど…」

「!ありがとう、行ってくるね!」

 

レディに手を振り、私は駆け出した。

 

「確かここって8階だよね…なら…!」

 

1階が見えるため、助走をつけて私は飛び降りた…

 

「ふふっ、風きっもちぃー!」

 

風の力を利用して、私は下へ下へと降りていく

 

「おや?プリンセスではないか…」

「ヤッホー!ニック!」

「あら?レフトと同じ力を持ってるのね‥」

 

幽霊の近くを通り過ぎながら、私は大広間がある1階へと降りていく。

 

「危ないっ!」

「えっ?」

 

声が聞こえ、私は驚いていまった。

 

ふと、気づくと私は茶色の髪をもつ男子生徒に抱えられていた…

 

「危ないっ!」

「えっ?」

 

 

 

「いたたた…」

「だ…大丈夫ですか?」

「あぁ…って、危ないじゃないか!グリフィンドール生だろ?まさか、8階から…?」

「はい。楽しかったですよ?」

「楽しかった…じゃない!君が死ぬところだったんだぞ?」

「それなら、大丈夫ですよ?風を操りながら、降りていったので…」

 

そこで、彼は止まった

 

「風を操る…?」

「はい。私、不思議な力を持ってるんです。産まれた時から…」

「へぇー…とりあえず…気をつけなよ?」

 

話が収まりここじゃあれだから…と、大広間へ入っていった。

 

「僕は、セドリック。セドリック・ディゴリー」

「私は、セティナ・ウィーズリー。よろしくね」

「君が、昨日の…」

「あぁー…あれね‥アハハ」

「まだ、2人だけだし、皆来るまでこっちで話さない?」

「それ、いいね…」

 

色々な話をした。3年年上だった。正義感強くて、カッコいいな~って話してる中で思ったよ。

 

「おはよう。2人とも。セドリックはいつものことじゃか、セティナも早いの」

「校長先生!いつものことですから…」

「そうか、そうか。それより、不思議な力を廊下で使うのはダメだと、言わなかったかの?」

「…あっ!ホントだ!忘れてた…ごめんなさい」

「うむ。次からは、気をつけるようにの。」

 

ダンブルドア校長の話が終わり、再びセドリックと話した。20分がたった頃外で、誰かの話し声が聞こえた。

 

「そろそろ戻るね」

「あぁ、明日も話せるかい?」

「…!うん!楽しみにしてるね!授業頑張って!!」

「うん。そっちこそ!」

 

セドリックと話し終わり、グリフィンドールの席に戻った。

 

教科書を読んでいると、前にハーマイオニーが座った。

 

「朝起きたら、セティナがいなくて驚いちゃった!早いのね。」

「まぁね。いつもそうだから…」

「最初って、確か変身術よね?」

「うん。遅れないように、先食べとこうか。」

「そうね!」

 

デザートを食べている時にロンとハリーがやってきた。

 

「おはよう。セティナ」

「おはよう。2人とも。初めの授業なんだから、遅れないようにね。ハーマイオニー、食べ終わった?」

「うん。行きましょう。セティナ」

「わかった。じゃーね」

 

カバンを持ち、ハーマイオニーと大広間を出た。

 



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7.変身術&魔法薬学 事件&驚きのスタート

元々2話だったのをあわせたので長い…


「ここであってるよね?」

「うん。ここが、変身術の教室だよ。」

「教科書5回ぐらい読み直したけど足りるかしら…?」

「大丈夫だって。」

 

ハーマイオニーは、セティナのことをとても信頼していた。魔法界で会った、初めての大切な友達だと感じていた。ハーマイオニーは、セティナがウィーズリー家ではないと言っていたのを聞いていたけど、いつか言ってくれるだろうと信じ黙っていた。

 

    ‘セティナ、信じてるからね。’

 

「そろそろ始まるから、座ろっか」

「そうね」

 

2人が座っていると、急いでやってきた生徒達が入ってきた。

 

始まってから少したった頃、慌てて2人が入ってきた

 

「ロン、速く!」

「ふう、間に合った。遅刻したらマクゴナガルがどんな顔するか…。」

「ハリー、ロン。謝った方がいいよ?」

「どうしてさ?マクゴナガルはまだ来てないんだよ?セーフだよ。」

 

机の上にいた猫が飛び降り、マクゴナガル先生に変わった。

 

「変身…お見事でした。」

「褒めの言葉、ありがとう、ウィーズリー。あなたとポッターを懐中時計に変身させましょうか。そうすれば、遅刻しないでしょう。」

「道に迷って…。」

「では、地図にしますか。地図無しでも席はわかりますね。」

 

ハリー達が座った後、マクゴナガル先生が言った。

 

「「変身術」はホグワーツで学ぶ魔法の中では最も複雑で危険なものの1つです。したがっていいかげんな態度で授業を受ける生徒は2度とクラスには入れません。」

 

それから先生は机を豚に変え再び元の姿に戻してみせました。生徒たちはそれを見て大感激し早く試したくてウズウズした。しかし!家具を動物に変えられるようになるまでには・・・まだまだ時間がかかることが即座に判ったのでした。散々複雑なノートを採った後1人1人にマッチ棒が配られそれを針に変える練習が始まったのでした。

 

(マッチ棒を針に変える…か。普通のじゃ、ちょっとね‥夜をイメージして…)

 

杖を振ると、綺麗な針に変身した。

ハーマイオニーが、もう少しで成功しそうなので教える。すると、尖った針に変身した。

 

「セティナ!やったわ!ありがとう」

「ハーマイオニーが、頑張ったからだよ。」

 

マクゴナガル先生が私達のところに来て言った

 

「皆さん!セティナ・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーがやりましたよ!」

 

そう言い、私達が変身させた針を皆に見せてから普段見せない笑顔で言った。

 

「グリフィンドールに10点あげましょう」

 

グリフィンドール生は、歓声をあげた

 

ー魔法薬学

 

グリフィンドールとスリザリンの合同授業

ざわめいていた教室に、スネイプ先生が入ると静かになった。

 

「この授業では杖を振ったり、ばかげた呪文を唱えたりしない。いいかな。魔法薬調合の微妙な科学と芸術的な技を諸君が理解できるとは期待していない。だが、一部の素質のある選ばれた者には伝授してやろう。人の心を操り感覚を惑わせる技を。名声を瓶の中に詰め栄光を醸造し死にすら蓋をする、そういう技を。」

 

一旦区切り、スネイプ先生は見回したが、ある方向で止まった。

 

「ところで。諸君の中には自信過剰の者がいるようだ。

すでにホグワーツに来る前に力を持っているから授業など聞かなくてもいいというわけか。ミスター・ポッター。  その名も高きミスター・ポッター。アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを加えると何になる?」

「わかりません」

 

これには、隣のロンもお手上げだったらしく首を振っていた。ハーマイオニーは、手をあげていたけど‥それを見ているスリザリン生は、笑っていた。

 

「わからん?では、もう1問。ベゾアール石を見つけるにはどこを探せばいい?」

「わかりません。」

「では、モンクスフンドとウルフスブランの違いは?」

「わかりません。ハーマイオニーは分かっていると思いますので、そちらを当ててはどうです?」

「まったく。情けない。名前ばかり有名でも仕方ない。

そう思わんか、ポッター。」

 

そして、スネイプ先生はまた見回した‥って…

 

「マ…ミス・ウィーズリー。わかるかね?」

 

私ですか…

 

「…はい。まず、アスフォルデとニガヨモギをあわせると、強力な眠り薬である『生ける屍の水薬』になります。ベゾアール石はヤギの胃から取り出す石で、大抵の毒に対する解毒薬になります。モンクスフードとウルフスベーンはどちらも同じ植物で、別名をアナコイトといいますが、トリカブトという呼称が一般的です。」

 

答えて、座る。

 

「ふむ。正解だ。5点あげよう。ポッターの無礼な態度で、4点減点。さて、なぜミス・ウィーズリーが言ったことをノートにとらない?」

 

スネイプ先生の言葉で、皆はペンを動かせていた…

 

(あの時…スネイプ先生は、一瞬だが微笑んでいた)

 

疑問に思いながら、セティナも羽ペンで書き出した…

 

 

スネイプ先生はその後の実験で私にマルフォイとやれと言われたため、スリザリンの方に行き座りました。

 

「やぁ、ウィーズリー。調子はどうだい?足を引っ張らないでくれよ?」

「なら、言わせてね?君の方こそ、邪魔しないでくれるかな?」

「はん、血を裏切るものが。ごちゃごちゃ言うな。僕に文句を言えるのは僕よりも、立場が上のもの。そうだなぁ‥本当の純血である聖28一族。まぁ、その中にも裏切り者はいる。そして、そこにはないがマリント家の者ぐらいだな。」

「へぇー、マリントねぇ~」

「そう、軽々しく口にするな!代々続く伝統ある一族なんだぞ?確か‥夕日色の髪で…青い目の………そういえば、なぜお前は赤毛じゃない?ウィーズリー家だろ?」

 

周りのスリザリン生も聞いているようで、ずっとこっちを見ている。

 

「ふふっ、それ聞いちゃう?そうねぇ~‥私は本当のウィーズリー家ではない。ただ、預けられているだけ。マリント家は、夕日色の髪に青い目…って言ってたよね?マルフォイくん」

「あっ‥まさか、お前が‥いや、あなたが…マリント家…?」

『えっ?』

 

スリザリン生は、皆沈黙しグリフィンドール生は不思議に思っていた。

 

「そうよ。私はマリント家。これを見せればわかるのかしら?」

 

そう言い、マリント家の秘宝である綺麗な青の石に草が巻きついたようなデザインのネックレスを見せた。

 

『っ!?』

 

「このことは、誰にも言わないでね?今は、楽しみたいの。本当の正体を見せるまでわね…だから、セティナ・ウィーズリーってことで。」

「わかった。セティナって読んでもいいかい?あっちのノッポはウィーズリーって呼ぶ。だから…」

「いいよ。ドラコって呼ぶわ。スリザリン生の皆さんも分かってるよね?私のこと、セティナって呼んでいいよ。」

『わかりました。』

 

それから、薬を作りスネイプ先生に見せた。結構、早かったよね?スネイプ先生は、その薬を皆に見せていく。

 

「さすが!セティナ。私は、パンジー・パーキンソン。パンジーって呼んで。」

「えぇ。ありがとう、パンジー。」

「そうだ!今日の夕食。グリフィンドールではなく、スリザリン席で食べない?」

「いいよ。」

 

授業が終わり、そのまま夕食なのでスリザリン席に向かった。先輩達はめっちゃ、睨んできた…

 

「先輩達にも、話してもいい?」

「いいよ。他の寮には言わないで欲しいけどね‥」

 

私がかぼちゃパイを取っていると、視線を感じる。なんか‥スリザリン生、全員が見てるんだけど…

 

「本当に、マリント家か?純血のみが持つ、代々続くネックレスを持っているんだろうな?」

「えぇ。あるよ」

 

ネックレスを見せる

 

「本当に‥マリント家…」

「他の寮には、言わないで下さいね?」

「あぁ。俺らは、いつも君の味方だ。」

「ありがとうございます」

「ね?本当に言ったでしょ?」

 

そこで、就寝の時間になったため手を振りグリフィンドールに戻った。

 

「セティナ。おかえりー」

「ただいま、ハーマイオニー」

「「おい、セティナ。どうしてスリザリンなんかに行ったんだ?」」

「え?あぁ~…話が弾んでね?おやすみ」

 

 

 

ー次の日…

 

「フワァー…5:15……行かなくちゃ」

 

制服に着替え、談話室に向かう。

 

「…??この紙、昨日はなかったよね‥えぇーっと…飛行訓練…グリフィンドールとスリザリンの合同授業…」

 

それを見てから、私は大広間へと向かった。

今日は、階段を使って…めんどくさい。

 

「セティナ!めんどくさいなんてダメだよ?ホグワーツにどれだけ階段があると思ってるんだい?」

「分かってるよ~セドリックって、クィデッチの選手?」

「そうだよ。なりたいのかい?」

「うぅーん…どうしようか迷ってる…」

「やってみなよ!楽しいよ。箒に乗るの」

「そうしよっかな…」

 

皆が来たため、グリフィンドール席に戻った。

 

「おはよ。ハリー、ロン、ハーマイオニー。双子」

「あっ、おはよう」

「おはよう。」

「おはよう。セティナ」

「「双子ってなんだよ。せめて、名前で…」」

「早く座った方がいいと思うよ。双子」

「そうだ。セティナの言う通りだ。早く座れ。双子」

 

パーシーが来て、私と同じように「双子」と言ったため、笑った。

 

「あっ、フクロウ便の時間ね。」

 

ハーマイオニーが上を見て言ったため、私も上を見る。

すると、フクロウがたくさん入ってきて皆に荷物や手紙を渡していた…あれ?タカ?3羽かな

 

「タカがいるわ。ヤバいよね?」

「ほんとだ!逃げなきゃ」

 

ザワザワし始める…

 

「セティナ!逃げ…」

 

ハーマイオニーはそこで言葉が途切れた

 

ー ハーマイオニー

 

「セティナ!逃げ…」

 

振り返ると、椅子の上でタカを見つめるセティナがいた

 

「♪~♪♪~♪♪♪~♪♪~」

 

大広間にいる全員がセティナを見つめる。

 

セティナの近くにタカが集まってきた。

 

「元の場所へおかえり?」

 

 

「なるほどね‥フクロウを追いかけていると入っちゃったか‥おいで。出してあげる」

 

3羽のタカを連れて、セティナは出て行った。

 

「ただいま。」

「おかえり。セティナ。凄いわね」

「そう?」

 

セティナは座り、残ったデザートを食べ始めた。

 

クスクス

 

「さすがね。セティナ」

「そうね。」

 

スリザリンの方から声が聞こえた。

 

ー ハリー

 

ロンの読み終わった新聞をもらい、読む。すると…

 

「グリンゴッツに強盗…?」

 

ロン達に見せる。

 

「あぁ…グリンゴッツに強盗が入った話ね。でも、もう

取ってあって被害はなかったんでしょ?」

 

同じく新聞を読んでたセティナが言った。

 

「うん。そうなんだ。でもこの日ね、僕グリンゴッツにお金を取りに行ったんだ。ハグリットと行ったんだけど、その金庫に僕たち行ったよ。それで、ハグリットが何かを取ってた。」

「そうかもね。」

 

昼までの授業が終わり、次は飛行訓練。

隣では、ハーマイオニーがクィデッチの本を読んで何やら呟いていた…それを、ネビルが必死に聞いている。場所を交換して、そっちに座るとフレッドとジョージが隣にいた。

 

「セティナ。次の授業、飛行訓練だろ?」

「そうだよ」

「使う箒、暴れまくるから気をつけろよ?」

「わかった。ありがとう」

「うまくいけば…「セティナがクィデッチの選手に選ばれるかもな!」」

 

フレッドとジョージのニコニコが増量。

 

「そうだね…どうすればいいんだろ?」

「その機会を狙わないとな。」

「あぁ、そうだ。セティナ」

「「頑張れよ」」

 

「…うん!頑張る。行ってくるね?」

 

まだブツブツ言うハーマイオニーを連れて、外へ出た。

 

足元には箒が20本、整然と並んでいた。

 

 「何をボヤボヤしてるんですか!箒のそばにたって」

 

マダム・フーチの声が聞こえ、私達は慌てて箒の横に立った。

 

「・・・よし。右手を箒の上に突き出し、『上がれ!』と言う。」

 

「上がれ!」

 

…と叫んだが、上がったのは私にハリー、マルフォイ、他数名だけだ。

 

マダム・フーチは箒のまたがり方、握り方を教えた。

 

「さあ、私が笛を吹いたら、地面を強くけって2メートルくらい浮上して、降りてきてください。では、いきますよ。1・2の――こら!戻ってきなさい!」

 

ネビルがあわてて飛び出してしまったのだ。ネビルはどんどん上昇していき、真っ青な顔で地面を見下ろしている。もう高度は10メートルをこえそうだ。あれ、落ちたら死ぬんじゃないか?と、思ってしまった…

 

「ネビル!」

 

マダム・フーチは、何もしない。だったら、私が…行くっきゃない!私は、箒に跨がり思いっきり地面を蹴った

 

「大丈夫だから!」

 

ネビルが、箒から落ちた…

 

周りの音が消える…

 

ふと、気づけばネビルを私の箒に乗せていた。

 

スーっと降りて地面に着地。

 

グリフィンドールとスリザリンから歓声がおこる。

マダム・フーチははっ!と気づき、慌ててやってくる。

 

「大丈夫?怪我はしてない?」

「大丈夫だと思いますよ。はぁ、先生なんだからさぁ、普通生徒を守るでしょ?慌ててる人に怒鳴っても無理だと思いませんか?」

「なっ!?」

「生徒なんだから、ちゃんとして欲しいものですね。一応、ネビルを連れといってやって下さい」

 

フーチは、慌ててネビルを連れていった。

 

「さすが!セティナ」

「まぁね。」

 

「こっちこいよ。ポッター。これをとってみなよ」

 

 

また、波乱が起きそうです……



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8.飛行訓練とお出かけ

「こっちこいよ、ポッター」

 

ドラコが箒に乗り、片手には朝ネビルに届いた‘思い出し玉’が握られていた。

 

ハリーは、箒に跨ぎ飛ぼうとする…ところに‥

 

「ハリー!だめよ。先生がいないところで乗ってわ!」

 

ハーマイオニーの言葉を無視して、ハリーは飛んだ。

 

やっぱり、上手い人は上手いんだ…と、思う

 

「マルフォイ!それを渡せ!さもないと落とすぞ!」

「フン。取れるもんなら取ってみな!」

 

ドラコが、思い出し玉を投げたため玉は下へと落ちる。

それを追いかけたのは…  ハリー。

 

誰もが、ぶつかると思ったがハリーは地面すれすれでキャッチした。

 

「へぇー、やるじゃん。」

 

周りが私と同様…いや、グリフィンドール生から歓声が上がったため、私の呟いた言葉は簡単にかき消されてしまった…

 

「ポッター。ハリー・ポッター!ついてきなさい。後、セティナ・ウィーズリーも!」

 

スリザリン生はハリーを冷やかし、私には悲しみの視線を送った。

 

(皆、気づいてないのかな?マクゴナガル先生が嬉しそうにしていること…)

 

ハリーは、引け目に‥私はいつもと変わらず普通に‥先生についていった。

 

「クィレル先生。ウッドをお借りしてもよろしいですか?」

「え、えぇ。」

 

闇の魔術に対する防衛術の教室からは、1人の男子生徒が出てきた。5年生だったかな…

 

「こちらは、ハリー・ポッターとセティナ・ウィーズリーです。ウッド、最高のシーカーとチェイサーを見つけましたよ!」

「本当ですか!?」

 

Mr.オリバーの表情が明るくなった。

 

その後、クィデッチの説明を受け箒は持っているか?と聞かれたため、持っていないから買ってくる許可が欲しい…というと、苦笑いされながら許可をもらった。

 

さてさて、どうしようか…と迷ったが、私はまっすぐ校長室に向かっていた。

 

ガーゴイルが2体構えていたので、何か暗号を言わないと通してもらえない…と思った。

 

「そうだ!私の好きなお菓子…‘かぼちゃパイ!’」

 

すると、ガーゴイルは退いてくれたため中へと入っていく。

 

「よし…失礼します!セティナ・ウィーズリーです」

 

「セティナか…入りなさい。」

 

扉が開かれ、私は入るとすぐに閉まった。

 

「どうしたのかの?君から…」

「はい、私とハリーがクィデッチの選手に選ばれたのはご存知ですよね?」

「うむ。」

「それで、箒が必要なのです。私は、自分で良いと思う箒に乗りたい。だから、許可を取りました。それでなのですが、私に短時間だけでいいので、姿くらましの方法を教えて下さい。」

「まさか、自分で行くつもりなのかい?」

「はい」

「ふーむ…姿くらまし、現しはとても難しい…今回は、一緒に行こう。練習はゆっくりと教えていく。これで、いいかの?」

「…!!ありがとうございます!」

 

クルッと周り、私達は姿を消した…

 

 

 

 

 

 

目を開けると、そこはダイアゴン横丁であった…

 

「セティナや。箒の店に行こうかの?」

「はい。」

 

カランコロン

 

ドアを開け入る。そこには、たくさん箒が置いてあった

 

「うーん‥どれにしようかな…?」

 

1本1本手に取りながら見ていると、お店の人がやってきてとある箒を教えてくれた。

 

「これはね、普段は売らない箒なんだ。乗ると楽しい気分になる…が、暴れて乗り手をを落とそうとするからね‥でも…もしかしたら、君は乗りこなせるかもしれない。ブライチューベロサという。どうだい?」

「ちょっと、持ってみてもいいですか?」

 

ブライチューベロサという箒を手に取る…

 

(誰だ。私の眠りをといたのは…)

(あなたがブライチューベロサ?)

(あぁ。…レフト・マリントか…?)

(それは、母の名です。私はセティナ。乗り手を暴れて落としたのは本当?)

(あぁ。勝手に乗ってきたのだ。私に乗れる者は、認めた一族だけ。マリント家だけだ。どうする?乗る、覚悟はあるか?)

(…はい!乗ります。どうか、私に力を下さい!)

(よかろう。セティナ。君を次の主と認める)

 

「これにします。これは、マリント家に代々続く箒だから…」

「そうだったのか?なら、返すよ。次の主さん」

 

箒を受け取り、なぜかドーナツを頬張っている校長さんのところへ行き、私達は再びホグワーツに戻った。

 

「本当にありがとうございます。教えてくださいね?姿現しを」

「分かっとるわい。また、いつでも来なさい」

「はい!」

 

箒を片手に、私は校長室を出た。

 

「「セーティナ!!」」

「なんですか?双子達」

「双子じゃなくて、名前で呼んでよ!な?」

「はいよ、そういえばですが、クィデッチの選手になりました」

「えっ、無視?」

 

箒を部屋に置きに行くため、双子達をスルーして談話室へ向かった。

 

「あら、セティナ、おかえり。それ、あなたの箒?」

「ただいま、ハーマイオニー。そうだよ、これが私の箒。ブライチューベロサって名前」

「へぇー、ハリーはまだしもセティナはネビルを助けて獲得したものね。応援するわ!」

「うん!ありがとね」

 

次は、夕食なためハーマイオニーと一緒に大広間へと向かった。

 

「ポッター。今日で最後の夕食だな。帰りの電車に間に合うかい?セティナ。君は…」

「大丈夫よ、ドラコ。私は、退学にならない。」

「そうか!なら、ポッターだけ…」

「ハリーもよ」

「えっ?」

「もうすぐ、わかると思うわ。」

 

そう言い、ハリーにウインクする。はて…?なぜ、ハリーの顔が赤くなったのか‥

 

「ハリー、熱でもあるの?」

「えっ!?い、いや、ないよ!大丈夫」

 

ハリーのおでこに手をあてるが拒否られた

 

「ハリー…私のこと…嫌い?」

「い、いや。嫌いじゃないよ…!」

「ふーん、まぁいっか…」

 

そう言い、上を見上げる…

4羽のフクロウが長細い包みを持って、こちらにやってきていた…

 




ブライチューベロサという箒です。
チューベロサという花が実際にあります。
花言葉は、‘危険な快楽’です。
次回も、よろしくお願いします!


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9.闇と私の本気

あけましておめでとうございます!今年も「希望の光はどちらに…」をよろしくお願いします!
ふと、思ったんですが姿現しの訓練書いてませんでしたね…とりあえず、している。ということでお願いします

すみません、クィデッチとハロウィン、上下逆で
した…訂正、ありがとうございます。
そのまま、いってしまったので逆のままでお願い
します。詳しくは、活動報告を見てください。


「やっと、来たみたい。」

 

ハリーに届いた、ニンバス2000の箒を私達は見つめていた。ハリーは、初めての箒を自分の物にすることができて嬉しそうだった。

 

「ニンバス2000だと…?1年生は箒を持ってきてはいけなかったはずだ!」

「ドラコ。だから、選手になったんだって。最年少シーカー&チェイサーだよ」

「へぇー…セティナ、おめでとう」

「うん、いつかドラコと試合出来るのを楽しみにしてるよ」

 

ご飯を食べ終わり、自由時間になる。

 

「ハリー・ポッター!セティナ・ウィーズリー!練習するから、箒を持ってきてくれ!」

「あっ!いけない!箒、部屋だ…ハリー、先に行っててくれる?」

「分かった」

 

私は、ダッシュで向かった…

 

「あの…校長先生?どいてもらえませんか?」

「うむ?ドーナツ食べるかの?」

「いえ、急いでるんです!魔法使えないから、飛べないし…」

「そうかの、なら今回だけ許可しよう」

「っ!!ありがとうございます!」

 

私は手を目の前に出し、風を作る…そして、飛ぼ…

 

「セティナや。後、明日から訓練じゃ。ついでに、わしの好きなお菓子はカエルチョコじゃ。では、な。」

 

再度、私は風を作り…飛ぶ!

 

「フー…これで間に合うかも…!」

 

飛んでいるので、生徒から不思議に思われた…

 

これを、ある人も見ていた…

 

ー ?

 

「ご主人様。見えますか?」

「あぁ、あれがセティナ・マリントか。久しいな…レフトに似ている…そして…俺様を信じ、最後には裏切られ死んでいった元家族であるあいつにも…

必ず、セティナを仲間に引き入れる。あの、老いぼれには渡さん。分かっているだろうな?○○○ル」

「はい。ご主人様。」

 

 

 

ー セティナ

 

「よし…もう、箒に乗って向かお!」

 

ヒュ~~

 

早い早い。この箒なら…!

 

私が箒に乗ってやってきたので、Mr.オリバーもハリーも初めてみる人も驚いていた…

 

「フレッド達の言ってた通りね。初めまして。私は、アンジェリーナ・ジョンソン。アンジェリーナって呼んでいいわ。チェイサーよ。そして、こっちがアリシア・スピネット。それから、こっちがケイティ・ベルよ。3人でチェイサーなの。でも、アリシアに少し事情があってね‥補欠っていうことになったの。だから、あなたにチェイサーをやってもらいたい。いいかな?」

「はい。大丈夫です。」

「それなら、良かった!ハリーの方はウッドが教えるらしいから、私達が教えるね。まず‥クィデッチの説明は大丈夫かしら?チェイサーも」

「大丈夫ですよ。確か‥クァッフルとよばれる赤いボールをゴールに入れる役。そして、チェイサーのゴールが入ると10点。で、大丈夫ですか?」

「ばっちりよ!さぁ、練習しましょうか。」

 

 

30分後…

 

「おい、アンジェリーナ。そっちは大丈夫か?」

 

ウッドが、ハリーを連れてチェイサーの方へ来た。

 

「大丈夫よ!これは、勝つかもしれない!1回も外さないのよ!」

「おぉ!ハリーの方もそうだった…これは…最高のメンバーかもしれないな…!後、1週間後だ!」

 

 

 

そして、1週間後…

グリフィンドールVSスリザリンの戦いが始まった…

 

 

 

 

 

ハリーと私が入り、新たなチームでの対戦。

 

「さあ、皆さん、正々堂々と戦いましょう!」

 

フーチの声で、始まった。

グリフィンドールVSスリザリン

 

リー・ジョーダンの実況を聞きながら、私はクアッフルを持ちゴールを目指していた。私の周りには、スリザリンが2人。アンジェリーナらとパスしあいながら取ろうとするのをかわしていた。

 

「アンジェリーナ!まかせて!!」

 

アンジェリーナからクァッフルを受け取り、私は飛ばす。ブライチューベロサに追いつく箒は、1つも無かった。

 

「おーりゃ!」

 

クァッフルをゴールに向けて思いっきり投げる。それは、スリザリン・キーパーの手を弾き飛ばす勢いで入っていった。

 

『やったー!!ゴーゴー、セティナ!』

 

歓声があがる。私達、チェイサーで点を入れていきスリザリンと60点差がついたときだった…突然、ハリーの箒が暴走しハリーが落ちそうになっていたのだ。

ビーターであるフレッドとジョージがハリーの下を飛び心配していた…

 

「…?」

 

もしかしたら…と思い、私は観客席を見渡す。

 

「いた!…って、え?」

 

教員の席では、スネイプ先生とクィレル先生がハリーから目を離さずにブツブツと呟いていた…

 

(2人でやったなら、もうハリーは落ちているはず…片方が反対呪文を唱えているはず…よね‥確か、あの本に書いていたはず…1243ページ…見分けるには、口の動きを見るべし…っ!クィレル先生が!?)

 

そう思ったとき、ハーマイオニーがスネイプ先生に火をつけそれに先生が気づき目を離したと同時にハリーは、安定した。クィレルは…ハーマイオニーとぶつかったみたい…良かった‥と思ったとき、ハリーはスニッチを掴んだ。いや、掴んだというか‥口で…とにかく、グリフィンドールは勝った。

 

この後、私達グリフィンドールは談話室で勝利&新メンバー誕生パーティーをした…

 

 

 

この日は、私が毎年大好きなイベントがある日。

     そお!ハロウィン!!

 

毎年、ウィーズリー家皆(ホグワーツや仕事に行っている人以外)でハロウィンパーティーをしてます!

今年は、私とロンはホグワーツに入ったため初めて友達とのハロウィンだ。でも…ハリー達がハーマイオニーの悪口を言ったため、どこかへ行ってしまった…

噂では、トイレにいるらしいよ。でも、謝ろうとしない。だから…

 

「ロン!!あなた、本当にいいの?ハーマイオニーのこと…」

「どうしてだい?あいつがわ…」

「だから…!いつの間にか、離れて行ってしまうんだよ?本当にいいの?」

 

そう言い、私はロンの前から去っていった…

 

ハーマイオニーがいるらしいトイレに私は向かった。

 

「ハーマイオニー、大丈夫?」

「セティナ…今は来な…」

「無理。私はいるよ。友達なんだから…あなたも、そんなことしてると大切な友達いなくなるよ?私…みたいに…」

「えっ?」

「あなたが、友達付き合いが苦手なのは知ってる。でもね?私みたいに後悔してほしくない。大切な友人があなたの前にはいるんでしょ?だったら、変わらなくちゃ!」

「…!そうね‥ごめんなさい、セティナ…」

 

そう言いハーマイオニーはトイレを開け、出てきた。

 

ハーマイオニーは、私を抱く…って、え?

 

「ごめんね‥セティナ…私も変わらなくちゃ。セティナ…あなたも、ずっと一緒にいてくれる?例え、離れても…ずっと…」

「ハーマイオニー…もちろん!ずっと、一緒に…」

 

ドカン!

 

「えっ、どうして、トロールが…?」

「ハーマイオニー。どいててくれる?私の力はね…落ちつかせるだけじゃない…鋭い…刃にすることだって出来る…!」

 

手を目の前に出し、一気に上に上げる。そして、トロールに突き刺す‥!

 

トロールのお腹に穴を開く。そして、倒れていった…

 

「ハーマイオニー!セティナ!大丈夫?って…!?」

「トロールが倒れてる…!?」

 

ハリーとロンが入ってきた。その後に、先生達も…

 

「大丈夫ですか?何かが倒れた音が…」

 

マクゴナガル先生は、途中で言葉が消えた…

スネイプ先生もクィレル先生も驚いていた。

 

「フー…ハーマイオニー、後はよろしく…」

 

さっき、力を出したからか…もう…

 

そして、私の意識は闇に落ちた…



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10.レフト物語No.1

レフト・マリント(セティナの母)の話です。

セティナの物語に少しずつですが、レフトの

           話を入れていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 これは、お母さん聞かせてくれた

         ホグワーツ時代の話…

 

 

「だ~れだ!」

「…リリーね!」

 

突然誰かに目隠しされ、声で私はリリーだと判断する。

彼女は、赤褐色の髪をもつリリー・エバンズ。

グリフィンドールの初の友達。

私は、レイブンクローに入ったため、あまりちゃんとした友達はいない。友達といっても、勉強のことを話すぐらいだ。1人で教室を出ると、リリーとぶつかりそのまま仲良く…?なった。

なぜかグリフィンドールでは、私の名前が知られてるらしい…どうしてか‥って聞かれたら、こんな事があった

 

 

私は、1人ベンチに座り本を読んでいた。近くでは、いつも悪戯ばかりやってるグリフィンドールのポッター、ブラック、リーマス、ペティグリューが新作を作ってるのか騒いでいた。

 

(騒がしい…けど、この本とても面白いわ。これって、これにこう加えれば…!うん、成功するかもしれないわね。そうと決まれ…)

 

バチャッ

 

「あっ、ヤッベ」

「あれって、レフト・マリントじゃね?」

「ヤバいよ…早く逃げた方が…」

 

「ねぇ、あなた達。最後に何か言いたいことあるかな?『ないです!』そっかぁ~、なら私の新しい魔法の実験台になってくれるかなぁ?」

 

そう言い、私は4人に杖を向ける。

 

「フフっ、‘ピークェット!’」

 

ポン!と音がして、4人に髭がついた。

 

「成功ね、ダンブルドア先生のお髭みたい!じゃ~ね」

 

私は、髭がはえた4人を放置して戻ろうとしたところで立ち止まる。

 

「そういえばだけど4人共。そのお髭ね、1日後には消えると思うわ。…それと、似合ってるよ。では、また」

 

そして、今度こそレイブンクロー寮へと戻った…

 

 

噂によると、グリフィンドール寮にあの4人がお髭を生やして戻った時、とても笑われたらしい。その時に、私の名前が出たらしい…

 

「よお!マリント。」

「……ブラック…?」

 

そう言い、次の授業があるため通り過ぎようとする…と、ブラックに掴まれた。

 

「はっ?何ですか?」

「前の時のこと、謝りたい。だから…ついてきてくれないかな…?」

「バカ言わないで!次、授業があるの。それに…」

「それに…?」

「……何でもない。さようなら」

 

ブラックの手を払いのけて、私は走った。

 

「…マリント……君はどうして…泣きそうなんだい…?」

 

1人残ったブラックの呟きは、レフトには届かなかった…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次は、セティナの方です。クリスマス編にいくと

思います。



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11.大切な友になった瞬間&みぞの鏡

目覚めからのクリスマス編です。
ハロウィンの前にクィデッチがあったという事で
お願いします。


 

 

「んっ……ここ…は…?」

 

私が目を開き最初に見たのは、白い天井…

あの夢…お母さん…の…

 

「セティナや。おきたかね?」

 

カーテンを開きダンブルドア先生が入ってきた。

 

「先生…私は……」

「君は、トイレで倒れたのじゃ」

「トイレ…あ…あぁ、トロールか…ハーマイオニ

ーは大丈夫ですか?ハリーやロンも…」

「うむ。3人共、今は寮に戻っておる。ところで

セティナや、君に聞きたいことがある。あの、力

を使ってトロールを倒したかね?」

「…使いました…守りたくて…もう、誰も失いた

くないから…」

「そうか、そうか…もう疲れたじゃろ。今日は寝

るのじゃ。また、明日も授業があるからの…」

 

そう言い、ダンブルドア先生は出ていった。

 

トントン

 

「失礼します。セティナ・ウィーズリーと話して

もいいですか?ダンブルドア先生から、許可はと

りました」

 

3人の足音が聞こえ、再びカーテンが開かれる。

 

「セティナ!」

 

ハーマイオニーに抱きしめられ、私は埋まってし

まった…

 

「ハ…ハーマイオニー…苦しぃ…」

「あっ…!ごめんなさい!」

 

ハーマイオニーは、私から離れた

 

「本当に…本当に良かったわ。セティナ…」

「あの…セティナ。ごめん…」

「僕も…ごめんね、セティナ」

「ハーマイオニー、ロン、ハリー…大丈夫だよ」

 

にっこり3人に微笑む。

 

「これで、もう何もないよね。友達…だよね?」

「えぇ!」

「「そうだね」それを通り越して親友だよ!」

 

こうして、私達は‘親友’となった。

 

 

 

冬休みに入った。ハーマイオニーは、家に帰るた

め戻っていき、私達3人はニコラス・フラメルに

ついて調べていた…

ハリーは、ハロウィンの後にスネイプ先生が足に

怪我をしているのを見て、ハロウィンの大騒ぎの

間にあの部屋へ行ったんだ、だからスネイプが怪

しいっていう結論がでたらしい…

ハグリットに話を聞こうとすると、三頭犬のフラ

ッフィーのこと。そして、ニコラス・フラメルと

いう名が出たので冬休みの間に調べてしまおう…

となった。

 

「ニコラス・フラメル…どこかで見た気がするん

だけどな…」

「ハリー…その記憶はいつらへんか分かる?」

「うーん…わかんない…」

「そっか…とにかく、調べなくっちゃね…」

 

もう、100冊は調べたかな…

 

クリスマスの日になった。

ハーマイオニーはいないため部屋は1人。

談話室に向かおうとすると、ハリーとロンの声が

聞こえた…

 

 

 

「フワァ~…おはよ…今日は早いね…」

「おはよ、セティナ」

「セティナ。君のプレゼントも届いてるよ」

 

指さした方を見ると、山ほどのプレゼントが置いてあった。こんなに友達いたっけ…って思いながら、プレゼントを確認していく。

 

ハリーにロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージとウィーズリー家の兄達やドラコ、パンジーといったスリザリン生、ジニーにウィーズリー家特製のママが編んだセーター。他にも色々と…名前がないプレゼントも…

後で見よ…と思ったとき、ハリーとロンの驚き声が聞こえたためそっちを見た。

 

「わっ…!それって、もしかして、透明マント…?」

「そうだよ!セティナ!まさか、透明マントを見ることが出来るなんて…!でも、名前が書いてないんだよね…」

 

ハリーが透明マントを被ると、その名の通り‘透明’

 

「おー…!」

「ハリー。これなら、閲覧禁止の棚も見れるんじゃない?」

「そうかもね。私、プレゼント部屋置きにいくからまた後でね」

 

プレゼントを抱えて、私は部屋に戻る。

 

朝ご飯までもう少しあるから、届いたプレゼントを開いていく。本に羽ペン…青色のセーター。そして…誰かから届いたブレスレット。お母さんから預かったもの…って書いてあった。

 

そうこうしていると、時間になり私は大広間へと降りていった。

 

残った生徒は少ないから…と、先生達と一緒に座る。

 

「スネイプ先生、隣よろしいですか?」

「…あぁ。何のようだ…」

「お礼を言いたいだけです。ハリーを助けていただきありがとうございます。」

「っ…!なぜ分かった…?」

「口の動きで…ですかね…。それと、このブレスレットを預かっていたのはスネイプ先生ですよね?ありがとうございます。なぜかって言われると、文字で…です。」

「もはや、何も言うことはない。そうだ。君の母親から預かった。」

「そうですか…」

 

そこで、先生との会話が終わった。

その後に、双子達と悪戯のミーティングもしました。

そのあとに、フレッド、ジョージ、私VSハリー、ロンで雪合戦をやりましたよ。「セティナは、俺たちの妹だから~」って。確かにそうですが、意味不明です。

 

その夜…

 

「ロン、早く来て!僕の両親が写ってる!」      「待ってよ、ハリー。本当にみたのかい?」

「うん!早く来て!」

 

 

談話室から、ハリーの声とロンの声が聞こえた…

 

「ねぇ、ハリー。私も行っていい?」

「もちろん!こっちだよ!」

 

ハリーに連れられ、私達はその鏡がある部屋に向かった。

 

「ここだよ!ここに立って見て!」

 

ハリーに言われ、そこへ立って鏡を見る。

 

「っ!」

 

そこには…

 



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12.壊れた絆と嵐の前の寒けさ

ネーミングセンスないなー…って思います…
では、スタートです!


「あった!」

 

私が部屋に戻ると、ハリーの叫び声が聞こえた…

 

「えっ…?」

「あっ、セティナ!あったんだよ!どこかで見たことがあるのに思い出せない…って言ってたでしょ?これ!」

 

ハリーが私に蛙チョコのアルバス・ダンブルドアのカードを見せた。

 

「えっと… 『特に、一九四五年、闇の魔法使い、グリンデルバルドを破ったこと、ドラゴンの血液の十二種類の利用法の発見、パートナーであるニコラス・フラメルとの錬金術の共同研究などで有名。』…錬金術!!確か…」

「あっ!セティナも来たのね!軽く読書をしようと思って借りてたんだけど、読もうとは思わなかったわ…」

「軽く読書だって!?」

 

ハーマイオニーは、ロンに見つけるまで黙ってて!と、言いペラペラとページをめくっていった。

 

「あったわ!」

「もう喋ってもいいのかな?」

 

ロンは、不機嫌そうに言ったがハーマイオニーはそれを無視して、話し出した。

 

「ニコラス・フラメルは著名な錬金術師で、賢者の石の創造に成功した唯一の者として知られる魔法使い。アルバス・ダンブルドアの友人で、賢者の石の共同研究を行った。

賢者の石が創り出す「命の水」を使っていたため、ニコラスとその妻ペレネレは大変な高齢であった。1992年時点でニコラスの年齢は665歳以上だった。

著名な錬金術師であると同時にオペラ愛好家でもあり、妻と共にデボン州で静かに余生を送っている…つまり、賢者の石よ!」

「確かに、賢者の石が命の水を作り出せるなら誰だって欲しくなるな。」

「それをスネイプが狙ってるんだ!守らないと」

「…まって、スネイプって…」

「セティナ、言ったでしょ?前にハリーがスネイプが怪我していたのを見たって…。それに、クィデッチの時も…」

「スネイプ先生だけじゃない!クィレルもハリーから目を離さずに呪文を唱えていたわ!」

「だけど、スネイプなんだ。クィレルを脅していた。だから…!」

「…もういいわ。スネイプ先生だっていうなら勝手にして。私は、外させて頂きます。」

 

そして、セティナは談話室を出てどこかへ行ってしまった。

 

「なんで、セティナは…」

「どうせ、あいつもすぐ戻ってくるよ。ほっといて3人で進めようよ。」

 

ロンの声で、私達は再び戻った。

 

あれから、セティナとは話さなくなってしまった…

 

 

 

 

 

「セーティーナ!」

「何でしょうか?私は、今忙しいので用がないなら行きますね。」

「おい。こりゃ、そうとう怒ってるな…」

「そうだな、セティナは怒ったら話し方変わるしな」

「…もういきます。では…」

 

そう言い立ち去ろうとするとフレッドに掴まれる

 

「待て、セティナ。ウッドが呼んでるんだ。次の試合のことで…って。」

「そうですか、それはありがとうございます。」

 

礼をして、私はMr.オリバーのところに向かう。

 

「別に、怒ってるわけじゃない…何も調べてないくせにスネイプ先生が悪い悪い言うから、いけないんじゃないか…」

 

ぶつぶつ言っていると、、、いた。

 

「Mr.オリバー、なんですか?」

「あぁ…セティナ。最近ハリー達と喧嘩したんだって?次の試合は大丈夫だよな?」

「大丈夫ですよ。その喧嘩は日常生活での喧嘩。試合とは、関係ないので。集中するし、その辺は大丈夫です。」

「そうだな…うん。そうだ。残り3日、頑張ろう」

「えぇ」

 

Mr.オリバーに礼をして、立ち去った。

 

3日後の試合は、ハリーが5分以内に金のスニッチを捕まえグリフィンドールは、寮対抗杯を手にすることができた。

 

しかし、ハリー達とセティナの溝は少しずつ深まっていっていた…

 

首位で、先頭にたっていたグリフィンドールは次の日150点減点され最下位となった。

最近、3人がよく図書室に行く姿を見たり、ロンの手が何かに噛まれ変な色が出ていたり、ハリー達が出て行った後ハグリットが慌てていたり…

 

「まだ、スネイプ先生だと疑ってるんだ…本当はあなたなのにね‥?」

 

暗闇の方に声をかけると、サッと音がしてどこかへ消えていった。

 

「ちっ、やられちゃったな…まさか、、、、。」

 

そして、私は倒れた。

しばらくしてから、マクゴナガル先生に見つかり私は医務室に運ばれた…らしい。

 

ー ハリー

 

「セティナ…目を覚ましてよ」

「ハーマイオニー、これは自業自得だよ。夜に外へ出たんだろ?」

「そうだよ。セティナが勝手に…」

「あなた達!セティナが目を覚まさないっていうのに、心配じゃないの!?」

「………ごめん、ハーマイオニー」

「ごめんよ。」

 

ハーマイオニーはため息をつく。

 

「謝るなら、セティナじゃないかしら?セティナの机の上、何が置いてあるか知ってる?」

「机の上…?知らないよ。そんなの」

「…ニコラス・フラメルをもっと理解しようとしてるのか、関係のある本を借りてるわ。私達がドラゴンのことを調べてるときも、借りてたもの。多分、セティナの方が詳しいところまで知ってるわ。あの三頭犬の下のドアに何があるか…をね。だから、狙われたんだと思う。私達や先生に教える前にね‥」

 

ハーマイオニーは再びセティナを見る。

いっこうに覚める気配がなかった。

 

「とにかく‥私達も行きましょう。」

 

ハーマイオニーの声で、僕達は医務室をあとにした

 



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13.悪夢

試験の3週間前になった。毎日のように、医務室に通っていたが勉強優先とマクゴナガルに言われ、行けなくなってしまった…

 

試験、2日前。

 

「んっ…」

 

机の上に手を伸ばすとカチャンと音がして割れてしまった…

 

ガタッ、ザッ

 

立ち上がる音がしてカーテンが開かれる

 

「セティナ!起きたのだな」

「…………えっと…」

「少し、待っててくれ」

 

男の人が立ち上がりどこかへ向かう

 

数分たち、女の人と友達なのだろうか3人組。そして、白く長い髭のおじいさんを連れて戻ってくる

 

「ミスウィーズリー!大丈夫ですか?」

「セティナ!大丈夫?」

 

「………えっと…はい、大丈夫ですけど」

 

白く長い髭のおじいさんが私のことを黙ったままじっと見ていたが、口を開いた

 

「自分の名前はわかるかね?」

「…セティナ・マリント……」

「マリント…って前ピーブスが言ってた…わよね…」

「では、いまここにいる者の名前はどうじゃ?」

「……セブ…ス…」

 

ー ロン

 

今のは恐らく、スネイプだろう。まさか…

 

「僕は?」

「赤毛…ウィーズリー…」

 

そうか…やっぱり、セティナは…

 

「1人だけわかる。私が逃げてたときにヴォルデモートに…一家を襲われ、生き残った男の子…ハリー・ポッター」

 

   記憶がなくなっている…

 

皆がそう思ったとき、セティナが頭を抑える

 

「ロ…ン…ハーマイ…オニー…ん…?痛い…何かを忘れてるんだよね‥思い出せ…ない…思い出そうとすると、頭が痛くなるよ…」

「セティナや。今日は寝なさい。その方が…いいじゃろう。」

 

 

 

 

「校長さん…?」

「うむ、そうじゃ。おやすみ、セティナ」

 

セティナがダンブルドアのことを‘校長さん’と呼んだ

 

確か…セティナが初めてうちに来たとき、そう言っていた。その後、僕達は黙ったまま談話室へと戻っていった

 

ある者は怒り、またある者は悲しみ、そしてまたある者は苦しんだ。

こんな酷いことをしたのはいったい誰なんだ…

最初から出ていた、スネイプか。もしくは、セティナが言っていたクィレルか…それとも、出ていない別の者か…3人は決意する。必ず、守る…と。僕達の大切な友達であるセティナを。

 

ー ?

 

私は今、真っ暗闇を歩いていた…

 

「ここはどこなの?ねぇ!助けて…!ハリー…!ロン…!ハーマイオニー…!」

 

誰も返してくれない…大好きな皆もいない…

 

ガシャン ガリガリガリ

 

歩いていた道が削れていく

 

「っ!あっ、いや…!嫌!」

 

何本もの手が、私の腕や足…首をも掴もうと伸びてくる

 

「っ!!いゃぁぁーーー!」

 

再び、目の前が闇に染まった

 

ー セブルス

 

再びセティナは寝たが、しばらくして大量の汗をかきはじめた。

 

揺さぶっても、目を開けない。

 

「セティナ……レフト、助けてくれ…どうすれば…いいんだ?こんな時、君がいてくれたら…」



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14.1年目の終わり

「ロン!ハーマイオニー!今日は、ダンブルドアが魔法省に呼ばれていなくなる!だから、今日が敵にとって絶好のチャンスだ!だから…」

「ハリー、それ本当かい?」

「マクゴナガル先生にも聞いたわ。いないって。それに、賢者の石が危ないって言っても大丈夫だ!って繰り返すの」

 

ハリーは突然、「あっ!」と叫び2人は不思議そうな顔をした。

 

「そうだよ…運良くドラゴンが手に入るはずがない…」

「ドラゴン?あっ、ハグリットの…」

「そうだよ!ハグリットは確か、前に賭けに勝ってドラゴンをもらったって言ってたよね?でも、ドラゴンは法律なんでしょ?なのに、運良く持っている人が現れる…ハグリットは確か、フラッフィーのなだめ方を知ってるって言ってた…それを聞くために、近づいたんだ!」

「ってことは…!」

「奴にとって厄介者のダンブルドアがいない。なら…そうね、行きましょう!」

 

3人は賢者の石を守るために、準備をする。

ご飯を食べる時も、真剣だったため周りの声が聞こえず、話しかけた人達は不思議そうにしていた。

 

そして夜

 

3人が談話室を出ようとしたところで、ネビルが立ちふさがった。

 

「また、外にでる気だろ。前に出て、減点されたのを忘れたのかい?セティナも記憶喪失だって聞いたよ!だったら、僕は戦うぞ」

「ネビル…ごめんなさい!‘ペトリフィカス・トタルス’!」

 

ハーマイオニーが唱えると、ネビルは石になり地面に倒れる。

 

「ネビルごめん!」

「急ごう!」

 

4階の廊下に着くと、三頭犬のいる部屋のドアが少し開いていた…

 

「誰か先に入ったんだ!」

 

ドアを開けると、ハープがなっており三頭犬は眠っていた。足をどけ、ドアを開け中へと入っていく。ロンは間一髪で三頭犬が噛みつくまえに降りてきた…

 

まずは、暴れたらその者を殺そうとする『悪魔の罠』

ハーマイオニーのお陰で、僕達は抜け出せた

次の部屋に入ると、トロールが倒れていた。

次は、羽根のついた鍵を箒に乗って捕まえる。

ここは、僕の出番。キャッチし、ハーマイオニーに渡して次のドアが開きクリア。

中に入ると、そこは大きなチェス盤の上。勝たないと通れないらしく、最後にロンがあることを言い自分の駒を進めた。敵のチェスはロンに向かって槍をさし、崩れた。最後に僕が「チェックメイト」と言い、勝った

 

「ハリー。さっきロンが言ったとおり、進むのはロンでも私でもない。あなたよ。ハリー…あなたはとても勇敢よ。私は、そう。本のこととかだけ…もっと大事なものがあるのよ…友情とか、勇気とか…だから、行って。セティナのためにも…」

「…わかった。」

 

ハリーは前に進む。そこには…クィレルがいた…

 

 

「まさか…クィレル先生が…?そんなの…」

「そうだ。私だよ、ポッター。途中からあの小娘も気づいていたからな。まだ気づいていない奴らにバレぬよう

記憶を消してやったのだ。いや、本当の記憶は閉じ込めたのだよ」

「クィレル…!僕は…僕らはお前を許さない!」

 

いつも、おびえたような声で話していたのが嘘の

ようだった。セティナの話になった時には、

ハリーはクィレルに飛びかかっていた…

 

ー ?

 

「ここはどこなの?いったい…」

 

先ほどまで襲ってきた手を何とか弾き、再び歩き出した。ハリーは…ロンは…ハーマイオニーは…?

 

暗闇の中に鏡が1枚でてきたので覗く。

 

「クィレル…!僕は…僕らはお前を許さない!」

「ハリー…」

 

クィレルにハリーは飛びかかるが、呆気なく跳ね返される。クィレルは頭に巻くターバンをとり後ろをむく。

そこには…以前会ったことのある‘あいつ’がいた

 

「賢者の石を渡せ!」

「渡さない!」

「なら、殺せ!」

 

クィレルがハリーに飛びかかる…

 

「私は…こんな所で何をしてるんだろう…」

 

 

 セティナ…

 

 

「…誰?」

 

 あなたは、ここにいたままでいいの…?大事な友達を助けなくていいの?

 

「助けたいよ…でも、喧嘩しちゃったし、私がいっても…」

 

 喧嘩しちゃった…じゃない。謝れば、許してくれるわよ。友達なんだから…

 

「本当に…?もう、私に絶望してたりしないかな…?」

 

 えぇ…セティナ。行きなさい…私はずっと、あなたのことを見ているから…

 

 

その瞬間、私の周りは光に包まれていった…

 

 

「んっ…」

「セティナ!大丈夫か?」

「スネイプ先生!大丈夫です。私…少しいかないといけないところがあるんです。いってもいいですか?」

「…あぁ…」

 

私は、ベッドから起きて走っていった…

 

 

 

 

 

「レフト…ありがとう…」

 

スネイプ先生がそうつぶやいたのは、セティナの耳には入らなかった…

 

 

 

 

ー ハリー

 

クィレルの顔をさわると溶けていった…

 

「顔が…!ご主人様!」

「殺せ!殺せ!」

 

ヴォルデモートの声でクィレルが杖を取り出し、僕にむける…

 

「‘アバダケダブ」

 

ボーン ブワァー

 

突然風が吹き出し、壁や鏡を破壊していく…

 

 

「セティナ!」

「ハリー、お待たせ!」

「なっ…!なぜお前がここに…」

 

ー セティナ

 

手をサッと振ると、青い炎に電気が浮かびだした。

 

「知りたいなら、地獄に行って聞けば?」

 

その瞬間、クィレルは青い炎と電気に包まれて死んだ…

 

「さすがに、炎と電気じゃ生きられないでしょ」

「さすがだな…セティナ…俺が育てたかいがある…」

「黙れ!お前なんかに育ててもらった覚えはないよーっだ!」

「賢者の石はとれなかったがまた来る。今度は復活して、お前を迎えに行こう…」

 

ヴォルデモートは風となりハリーへと突っ込む…

そして、ハリーは、倒れてしまった…

 

「ハリー…!!」

 

「セティナや。もう大丈夫なのかね?」

「えぇ…でも、ハリーが…」

「わかっておる。医務室へ運ぼうかの…」

 

ハリーを背負い、医務室へ向かった…

 

「セティナ!ハリーは無事?」

「えぇ、無事だよ」

 

「ミスウィーズリー。少し来てくれませんか?」

「はい。」

 

何とその後、テストをやりました…

 

大広間に入り、グリフィンドールの席に座る。

 

「「セティナ!おはよう。」」

「おはよ、フレッド、ジョージ」

 

ハリー達のところへ向かうと、笑いながら開けてくれた

 

「セティナ…ごめんなさい」

「「ごめん」」

「いいんだって…私もごめんね」

 

「また1年が過ぎた。今年の最優秀の寮を表彰したいと思う。では、得点を発表しよう。

第4位グリフィンドール、312点。第3位ハッフルパフ、352点。第2位はレイブンクロー。得点は426点。そして、第1位は472点で、スリザリンじゃ」

 

スリザリン寮では歓声が上がったが…

 

「スリザリン生、おめでとう。しかし、駆け込み点数もあるからのぅ…ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャー、ハリー・ポッターにその類まれな勇気を称してそれぞれ50点じゃ。次、ネビル・ロングボトム。戦う勇気も大切じゃが、友をとめる勇気はもっと大変じゃ。そこで、10点。最後は、セティナ・マリント。友を助けるために暗闇の中からも駆け出す勇気、そこで30点。」

 

グリフィンドールから歓声があがる。

 

「計算が正しければ、飾りも変えんとの…」

 

ダンブルドア校長が、手を叩くとスリザリンだったのがグリフィンドールに変わった。

 

「さてと、何人かは不明に思っただろうから言わせてもらおうかの。セティナや。来なさい」

 

私は立ち上がり、校長の横に立つ。

 

「今まで私はセティナ・ウィーズリーと名のってきましたが、本当はセティナ・マリントと言います。今後はそう呼んでくださいね。以上、私からのお知らせでした~!」

 

「おかえりー、セティナ!」

「おかえり!王者!」

 

スリザリンの方から声が聞こえる。だから、私は手を振った。そう、マリント家は魔法界でいうと王者的存在だったらしい…

 

席に戻ると、ハーマイオニーが話しかけてきた。

 

「セティナ。マリント家ってあの?」

「そうだよ。マリント家…数々の歴史を生んできた一族…私が持つ力もそう…」

 

しばらくシーンとなったが、すぐにガヤガヤしだしたのであった。

 

次の日…

 

「ハーマイオニー、ロン、ハリー。テストの結果載ってるよ!えっと、私は…ハーマイオニーと一緒で1位ね」

「セティナ、凄いわね‥勉強してなかったのに‥」

「まぁね…ハリー達は?」

「まぁまぁかな…」

「僕も…」

 

私達は、次の日ホグワーツ特急に乗っていた。

 

なぜかっていうと、夏休みに入るから。

お菓子を食べながら話していると、すぐに着いた

 

「時間ってたつの早いね」

「そうね…一緒に夏休みの間にダイアゴン横丁行かない?」

「いいよ。フクロウ便送るね」

 

ハーマイオニーに手を振り、家族のところに戻ろうとした。

 

「セティナ」

「…セドリック?どうしたの?」

「夏休みの間、1日だけでも遊べないかな」

「…いいよ!私も行きたいなって思ってたの。フクロウ便送ってね!待ってるから…」

「あぁ。じゃあな」

 

 

 

「セティナ…いつの間にかあいつと仲良くなったんだ?」

「なーに?やきもち?」

「ちっ、違う!」

「フレッド~、ずっと部屋で言ってたじゃないか。言えよ!セティナとデートしたい!って」

 

ジョージがそう言うと、フレッドは赤くなる

 

「セティナ!どうだった?」

「ジニー!とーっても楽しかったよ!次は、ジニーもだからもっと楽しみだな♪」

「!私もよ!帰ったら、教えてね!」

「いいよ!いーっぱい教えてあげる」

「セティナ!ジニー!車に乗りなさい!」

「「はーい!」」

 

実の姉妹でも何でもないけど、もしかしたら姉妹なんじゃないかっていうほど私達は似てる。

 

 

 夏休みはどんなことが起こるのかな~?

 

 




ってところで、賢者の石編完結しました!
読んでいただきありがとうございました!


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夏休み編
1.夏休み Part.1


学校が始まったので、再びゆっくりスピードに戻

ります。よろしくお願いします

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ファーっと欠伸をしながら伸びをする。

 

「ここ…家…か…」

 

そして、再び寝る…

それから、再び起きたのは2時間後…現在10:00

 

ー ロン

 

「セティナ、まだ起きてこないの…?」

「まぁまぁ、慌てない。慌てない。」

「セティナも疲れてるんだって」

 

僕の声にフレッドとジョージが答える。

 

「そう、あなた達のせいでね」

 

 

「「ママ!べ、べつに俺たちはなんにもしてないぜ」」

 

ドカーン

 

「いったぁー、!」

 

上の方から、何かが落ちた音とセティナの悲鳴が聞こえる。これは必ず夏休みの初日に聞こえるため、皆「また、落ちたのか…」って呟くのも、毎度のことである。

 

「ジニー。セティナのところに行ってきて…」

「わかったわ。ママ」

「俺たちも行く!」

「あなた達は、ここにいなさい!」

 

ジニーの後を追おうとしたフレッド、ジョージにママが怒鳴った。

 

「…おはよう………いたっ!?」

 

セティナとジニーがしばらくしてから降りてきて、セティナはどこかに足をぶつけまたまた悲鳴。

 

「私ね、ついに出来るようになったんだ~♪」

「何を?」

「姿現し」

 

「はっ?」皆が…もちろん僕も、セティナを見る。

 

姿現しは、検定を受けて…だから…

 

「きっと、何か聞き間違えたんだよな。セティナなんて?」

「だーかーらー、姿現し出来るようになったの。ダンブルドア校長に教えてもらって…」

「ダンブルドアが?なら、いいわ。早く食べてしまいなさい。」

「うん。」

 

ご飯を食べて、洗ってから外に出た。

 

「スー…ハー…うん。やっぱり、ここの空気はいいね」

 

♪~♪♪~♪~♪♪~♪~♪~光落ちる~♪

 

「えっ…?」

「どうしたの?」

「歌詞がついてたから…」

「そうだった…?覚えてないな…ところで、ハリーの方は?」

「手紙の返事が返ってこないんだ。」

 

少し、セティナが悩んでから手を伸ばす

 

「少し行ってみる?」

 

姿現しでいくのだろうか…少し不安だが手を握った

 

その瞬間、どこかのパイプの中に入ったのか変な感覚になった…

 

「ここらへんで良かったのかな…ハリーの家…」

「うん。住所はここらへんだって書いてあるよ」

 

しばらく探していると、一羽のフクロウがやってくる。

 

「あっ!ふむふむ、明後日ね‥探してて」

 

僕は、数分でハリーの家を探しだした。

 

「ハリー!」

「…ロン!?それにセティナも…!」

「どうして、手紙の返事を書いてくれないんだい?それに、どうしてそんなのが窓に付いてるんだい?」

「手紙?僕のところ1枚もこないんだよ。おじさんたちにね‥」

「…ハリー。また、迎えにいくからもうしばらく待ってて。」

「わかった!必ずだよ!」

 

再び、僕達は姿現しをした…

 

「ハリーが…!おじさんたちにやなことされてるよ!」

「ママ、セドリックとね…明日行ってきてもいい?」

「まぁ!ハリーが…?…いいわよ。」

 

「セティナがセドリックのところに行ってしまう!」

「別にいいんじゃないか?俺たちの方がセティナと長くいるだろ?慌てすぎだって…」

「そうだよな…こっちの方が近いよな…?」

 

[作者から…フレッドジョージって俺呼びでした

      か?すみません。途中にいれて…]

 

「セティナ。無事に帰ってこいよ?セドリックのとこ行くんだろ?」

「フレッド、何が無事に…よ?」

「フレッド、心配しすぎだって…」

「ロンは黙ってろ!」

 

明後日になり、セティナは出かけて行ったのでした…

 

その後、セティナの後を追おうとしていたフレッドをママが捕まえ怒鳴ったのは、セティナが知らないここだけの話…



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2.夏休み Part.2

お久しぶりです!…ってそんなにたってないか…

色々なことがあって、忙しかったみかラキです。

では、スタートです!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「セ~ドリック!」

「わっ!?」

「フフッ、びっくりした?」

「心臓止まるかと思ったよ…」

 

家を出てダイアゴン横丁に着くとセドリックがいたため、驚かそうと思いセドリックの背後から声をかけたというわけだ。

 

「その服…」

「えっ…変だった…?」

「いや、夕日の髪にマッチしてて綺麗だな‥って」

 

最後の方にはセドリックの顔が赤くなっていく。

 

「ありがとう!行こっ!」

「…あぁ。」

 

フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリームパーラーっていうアイスクリーム専門店でそれぞれアイスを買い食べる。

 

「セティナは今度、2年生だね。」

「えぇ。そういうセドリックは5年生。O.W.L.テストがあるね。」

「あぁ、上手くいくか心配だよ」

「大丈夫よ。セドリック。あなたならいけるわ。この私が保証するもの」

「セティナ…!ありがとう。そろそろ行くか」

 

立ち上がり、再び歩き出した。

 

 

 

「セドリック。今日は、ありがとう!楽しかったわ」

「こっちこそ!また、フクロウ便送ってもいいかな…」

「もちろん!また、学校でね!」

「あぁ!また、学校で!」

 

こうして、私達は別れ家へ戻った…

 

「セティナ!大丈夫だったか…!?」

 

ドアを開けると、フレッドがとんでくる。

 

「フレッド!まだ、終わってないでしょ!あら、セティナ。おかえり」

 

フレッドを引っ張っていくママを見ながら、ジニーに尋ねる。

 

「ただいま。またフレッド、ママを怒らせたの?」

「まぁね…」

「俺も着いて行くんだー!って。それで、セティナ。どうだったんだ?セドリックとお出かけ」

「とても、楽しかったわ。」

「どこに、行ったの…?」

「アイスを食べたり、本を読んだり…ね?」

「へぇ~…いいな!私も、彼氏欲しい!」

「セドリックは、私の彼氏じゃないわ!みんなのものよ!そりゃあ…イケメンだし、スポーツ上手いし、話してて楽しいし…彼といるとなんだかホッとするし…でも、彼氏ではない!そうよ…彼氏じゃないもの…」

「これは、やってるね。」

「そうだな…」

「うん。セティナ、かわいい!」

 

1人芝居のように自分で突っ込み突っ込まれているセティナを見ながら、ジョージとジニーとロンは呟いた。

 

 

始業式が始まるまで、残り2週間がたった頃…

起きて、下にいくと…ハリーがいた…

 

「ハ…ハリー!?どうしているの…!?っぁ!」

 

ハリーを見たがら階段を降りていると、残り1段っていうところで滑った…

 

「セティナ!大丈夫?」

「まただな‥」

「あぁ…」

「セティナ…!どうしたの!?凄い音がして……、!」

 

ジニーは、ハリーを見た瞬間顔を赤らめて上へ上がっていく。

 

「イタタタ…ジニー、恋しちゃったのね!」

「俺たち家族の中で2人も恋に落ちちゃったよ…な?セティナ」

「2人…?ジニーと…誰かしら?」

 

 

「セティナ、運んでちょうだい。」

「わかったわ。ママ」

 

料理を机に運んでいく。

 

「ママ、ジニーを呼んでくるわ」

 

数分たち…

 

後ろにジニーが隠れながらセティナは降りてきた

 

「お待たせ。あっ、パパ。おかえり」

「ただいま。セティナ、ジニー。おや?ジニー、どうしたんだい?」

「恋の悩み…よ。」

「セティナ…!」

 

ご飯を食べていると、フクロウがやってきて新学期の準備がかかれた手紙を置いていく。

 

「皆。次の土曜日に買い物に行こうか」

 

日は変わり、土曜日となった。

 

「ダ…ダイアゴニョコ丁!」

 

目の前で、ハリーがクルクルと回って消えていく。

今、私達はダイアゴン横丁に向かうため暖炉を使う煙突飛行ネットワークの前にいる。ママが最初にハリーにどうぞと言ったことで、今にいたる。

 

「ハリー…大丈夫よね?」

「とにかく、皆ダイアゴン横丁に行こう。」

 

私達は次々と暖炉に入っていき、ダイアゴン横丁へと向かった。

 

「ハリー?ハリー?どうしよう…ハリーがいないわ!」

「セティナ、落ち着いて…!どこかにいるはずよ!」

「皆、ここで待っててくれ。」

 

しばらくすると、ハリーとハーマイオニー。それに、ハーマイオニーの親らしき人を連れて戻ってきた。

 

「ハリー、無事だったのね!それに、ハーマイオニー!久しぶりね!」

「そうね、一緒に…」

 

両手をフレッド達に掴まれる。

 

「ほえ?」

「ハーマイオニー、ごめんよ。俺たちがさきに予約してたんだ。」

「はっ?予約!?私は、物じゃないわ!」

「「まぁまぁ、セティナ。行くぜ!」」

「3人とも!後でフローリシュ・アンド・ブロッツ書店に集合ねぇー!」

「「はーい」」



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3.夏休み Part.3

もし良ければ、現時点での評価をしていただければ幸いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…で?どこ行くの?」

「悪戯専門店さ!」

「セティナが1年生の時は、あまり出来なかったからな!だから、今日は俺たちと…だ!」

 

ひたすら、私は引っ張られていた

 

「わかーったから!着いていくってば!」

「いーや!絶対逃げるに決まってる!だから、手!」

 

フレッドはそういい、手を握る。

 

「はっ…フ…フレッド…?」

「クッ…!フレッド…ついに、手を…!プッ!」

「ジ、ジョージ!そ…そんなわけじゃ!」

 

そんな漫才をしながら、私達は悪戯専門店へ向かった…

 

「「漫才じゃない!」」

 

 

「あら…?何か、声が聞こえたかな?気のせいか…」

 

「「気のせいじゃない!」」

「とにかく、行こ~!」

「「…」」

 

悪戯専門店にて、色々と買い物をしました。

これ、買って!とのことで、買ってあげましたよ。

妹に買わすとは…

 

「そろそろ、行くよ。」

「「あぁ!」」

 

フローリシュ・アンド・ブロッツ書店に着くと、何やら人だかりが出来ていた…

 

「セティナ、フレッド、ジョージ!こっちよ!」

 

何で、女性ばっかり…?

 

「ママ、これはいったい?」

「ギルデロイ・ロックハートのサイン会よ!」

「そういえば…今回の、闇の魔術に対する防衛術はその名前がずらずら書かれてたよな…」

「あぁ。いやーなくらい」

 

そうこうしているうちにハリーがロックハートに捕まった。

 

「みなさん、何と記念すべき瞬間でしょう! 私がここしばらく伏せていたことを発表するのに、これほど相応しい瞬間はまたとありますまい!」

 

ロックハートが高らかに叫びました。

 

「この九月から、私はホグワーツ魔法魔術学校にて、《闇の魔術に対する防衛術》担当教授職をお引き受けすることになりました!」

 

「…えっ?」

「「はっ?」」

 

唖然とする私達以外…ハリーとロン以外…歓声が上がる。

 

「あっ!きっと、聞き間違いね。多分、どこかの別の人が言ってるのが聞こえてるのよ。あんな…ペテン師がくるわけない。うん。次は誰だろうね」

「セティナ」

「えっ?何…」

 

肩に手を置かれ、振り返ると…首を振る2人

 

「嘘…よね…?」

「残念だがセティナ…」

「あのペテン師は見事ホグワーツの仲間入り…さ。」

「…そっ‥か…」

「セティナ!大丈夫か!?」

 

倒れかけそうになった私をフレッドが支える。

 

「大丈夫……ん?」

 

向こうを見ると、パパと…ルシウス・マルフォイが言い合いをしていた。

 

そこへ、私は向かいルシウスさんに向かい合う。

 

「こんにちは。ルシウス・マルフォイさん。私、セティナ・マリントと言います。よろしくお願いします。」

「ほぉ、マリント家の令嬢か…ドラコをこれからもよろしく頼む」

「はい。それと…その本、興味深いですね‥いただいてもよろしいかしら?」

「……わかった。大事に使ってくれ…」

「ありがとうございます。」

 

礼をして、戻る。って…

 

「ケンカはダメですよ!それ以上するなら…わかってますよね?」

「セティナが大人を脅してる!?」

「それはいけない!」

「そこ!また、漫才しない!」

「「漫才じゃない!」」

 

パチパチと後ろから拍手が聞こえる

 

「素晴らしい。まさに、私が止めようとしたところをお嬢さんが止めてくれた!お名前は…」

「そういえば…!ラティーにお菓子を買ってあげるんだった!フレッド、ジョージ来る?ハリーとロンも…」

「「…!あぁ。行くさ。そういえば、言ってたな‥」」

「「行く!」」

 

フレッドとジョージはニヤリと笑い、ハリーとロンは嬉しそうに頷いた。

 

「ドラコ、また学校でね」

「あぁ。」

 

そう言い、私達は先に家へ戻った。

 

「セティナ!ありがとう!」

「僕もうんざりしてたんだよ…」

「さーて…あなた達!明日から学校なんだから、用意しなさいよ!後で点検に行きますからね!」

 

「「「やっぱり、おにぃー!!」」」

 

その後、私はルシウスさんからもらった本をじっくりと見た。そして、文字を書くと返事を返してくれる‘トム・リドル’と、出会ったのであった…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回、秘密の部屋編突入!

ありがとうございました!

 

追伸

すみません。先に、レフト編行ってからにします



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4.レフト物語No.2

UA5000越えです。いつも、読んでいただきありがとうございます!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「はぁー…次は、魔法薬ね。」

 

私、レフト・マリントは魔法薬の教室に向かっていますと…横から悪戯してくるポッター達が現れたため、軽くかわして先を急ぎました。

 

ーポッター達4人組

 

「また、かわされちゃった…」

「最近のマリント、笑ってくれないな‥」

「そうだね」

「…どうすれば、笑わせられるのかな‥」

「おっ!珍しくピーターも!」

「…どうすれば‥笑ってくれるんだろう‥」

「シリウス、マリントの話になると真剣になるな」

「まぁね‥ほっとけなくて」

「あら…ブラックも恋するのね!」

「ブワァ!…エバンズ!?」

「…!エバンズじゃないか!どうしたんだい?」

 

 

「悪戯仕掛け人の2人。恋してるね‥リーマス…」

「そうだね。ピーター、君は恋してるのかい?」

 

僕は、ピーターに聞くとポッ…と顔を赤くして別の方向を向いてしまった。

 

(3人とも、恋してるのか…だいたい、誰かは分かるな)

 

「ねぇ、ルーピン。ブラックとレフトをくっつけるの手伝ってくれないかしら?知ってるでしょ?頼れる人がいれば…安心できるはずだから…」

「…そうだね。いいよ」

 

こうして、リーマスとリリーは『レフトとシリウスをくっつけよう作戦』を考えたのだった…

 

ー レフト

 

ちょうど、リーマスとリリーが話していた頃…

 

「…クシュン!ん…風邪かな‥」

 

(もしかして、誰かが噂してる…?いや、それは嫌…)

 

考えていると、魔法薬の先生が入ってきたため私の意識は授業へと向いたのだった。

 

「Ms.マリント。完璧にできているな。さすが、魔法薬の天才の名がつく程ある。レイブンクローに10点。それと5年生になったら、私の会に来てくれないかい?ぜひ、招待したい」

「…もちろんです。スラグホーン先生」

 

「それは良かった」と言い、私の肩に手を置いてくれる

 

(やっぱり、魔法薬が1番好きだわ…次は…)

 

「確保ー!」

 

と、いう声と同時に身動き不能…!?誰…って、奴らしかいないわね‥

 

「何?リリーに、悪戯4人組…ってあれ?ブラックいないね…仲間外れ?」

「そうじゃない!レフト。あなたは、ブラックとくっつくべきよ…!」

「…はっ?私が、ブラックと…?どうして、そんなことしなくちゃいけないの?」

 

少し、魔力をあげて私は笑顔で尋ねる。

(マリント家は、魔力が強く特別な力があることで有名)

 

「そんなの決まってるじゃない!私は、レフトに笑顔でいてもらいたい…!」

 

「笑顔…そんなもの…私にはできない。私は、皆を不幸にしてしまう…だから…ごめんなさい」

 

(いつも…そう…私の中にある、あの力で…人を傷つけた…力も怖い…皆を傷つけてしまう自分も怖い…だから…私は、人と関わることは許されない…)

 

「レフト…」

 

(そう、リリーも離れて…)

 

「1人じゃないんだよ!」

 

「…えっ‥」

 

「皆がいる!私も…ずーっと、側にいるから!」

 

リリーの声で、私の凍った心に光がさす…

 

「リリー…ありがとう…」

 

私はまた1歩…踏み出した…

 

 ‘この皆なら…信じられる‥’…と。



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秘密の部屋編
1.2年目の始まり


ついに、始まりました。秘密の部屋編!

もしかしたら、間違えたりするかもしれませんが

その時は教えてくれたら嬉しいです。

ホグワーツミステリーっていうのが、もうすぐ出

ますね。とても、楽しみです!

では、スタートです!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ん…」

 

目をこすり、起き上がる。

 

「今日…始業式ね‥」

 

ゆっくりと…しかし、用意を素早くして日記が入っていることを確認してから部屋を出た。

 

「おはよ。ママ」

「あらセティナ、おはよ。…ご飯の準備手伝ってくれるかしら?私は皆を起こしてくるから」

 

「わかったわ」と言い、私はママが途中までした仕事を交代した。

 

しばらくしてから、皆が降りてきた

 

「おはよ。皆」

「「おはよー」」

「おはよう。セティナ…」

 

欠伸をしながら、皆は席に座っていく。

 

やはり毎年のように皆大慌てで食べ、車に乗り込む。

 

キングス・クロス駅にて…

 

「セティナ。ジニーと一緒に行ってくれるかしら?」

「わかったわ」

 

ジニーと一緒にカートを押しながら、9と4分の1の入り口へと入っていった。

その後に、ママとパパが来て早く乗るように促されて私達はホグワーツ特急に乗り込んだ…

 

コンパートメントを見つけ、ジニーと途中で出会ったハーマイオニーと共に座った。ふと、思い出す

 

「そういえば、ハリーとロンは…?」

「そういえば、いないわね‥」

「多分、別のところに座ってるんじゃないかな?」

 

私達はそう判断し、夏休みの話で会話を弾ませた

 

「それでね…!セティナが、階段から転げ落ちていくの!」

「ジニー…!」

「まぁ!セティナって実はドジなのね…!」

 

(まぁとにかく、ジニーとハーマイオニーが仲良くなってくれて良かった…)

 

「かぼちゃパイはいかがー?」

 

通路から声が聞こえたため、私は外に出てかぼちゃジュースとパイを買った。

 

「ん…美味しい!」

「セティナって、いつもホグワーツでご飯食べるときかぼちゃがでたら最初に食べてるけど好きなの?」

「そうだよ。いーっつも、ハロウィンの日ははしゃぐのよ!」

「だーって、美味しいじゃない!でもね‥私が1番好きなのは、1年生の時に1回だけ出た日本というところのいなり寿司が好きだな♪」

「いなり寿司…?」

「そういえば!何か茶色いものに包まれている食べ物…美味しそうに食べてたっけ…」

 

そうこうしていると、ホグワーツに着く。

 

「ジニー。組み分け頑張って!

「また、後でね!」

「うん!ハーマイオニー、ありがとう!」

 

そう言いジニーはハグリットの元へと走っていく

 

「フフっ…良かったわ」

「何が…?」

「ジニーとハーマイオニーが仲良くなったことを…よ」

「…えぇ」

 

私達はグリフィンドールの席に座り、まもなく組み分けのところで辺りを見回す。

 

「やっぱりいないわ…キングス・クロス駅の時はいたんだけど…」

 

その後、ジニーはグリフィンドールに組み分けされ喜んだものの、2人の耳にあるニュースが入った。

 

ハリー・ポッターとロン・ウィーズリーが、‘車でホグワーツまで飛んできた’らしい…

 

「…やっぱりあの子らは…」

「セティナ!ハリーとロンが車で来たんだと!凄くないか?」

「やるよな!…セティナ…?」

「…凄くない!悪くすれば、退学よ!まったく、あいつらは…マグル7人に見られてるし…」

 

通りすがりの1年生は、セティナを見て悲鳴をあげ逃げていく…

 

「もう!何なのよ…」

「あなたは!私のサイン会にいた人ではないですか!こんなところで、会えるとは!」

「ひっ…!」

 

今度は、セティナが悲鳴をあげる番となった…

 

[セティナはロックハート嫌い]

 

「ロックハート先生は良い人なのに!」

「おや?私を見て変な声が出るほど嬉しかったのですね!大丈夫ですよ!私はこれからずっと会えますから!それで、君の名前は?」

「…」

「先生、私はハーマイオニー・グレンジャーです。それで先生がお尋ねしている方は、セティナ・マリントといいます。」

「グレンジャー!ありがとう。セティナ・マリント…あのマリント家ですか!魔力が強いうえに不思議な力というものを持つ…ですが!私も何度か不思議な力を出したことがありますね!ある民家で悪戯をして困らせているピクシー妖精を追い払ったことがありますよ!しかも、大勢を!今でも、感謝状が届きますねぇ」

 

「へぇー…ピクシー妖精を追い払ったんですか!しかも、‘不思議な力’で!ぜひ、拝見したいですねぇ。」

「そうですね。ピクシー妖精がいたら、できるのですがね!」

 

私は、ロックハートの言葉にニヤリと笑った

 

「なら、ピクシー妖精…呼びますか?使えるのでしょう?力を…?」

「…いや~‥困りましたね。見せたいのですが、あいにく時間がないのでね…いや、逃げてるわけではないですよ?私も見せたいのですが、準備がありましてね…」

「では、準備ができたら教えてくださいね?ロックハート先生?」

「あぁ…!み、見せてあげよう…!では…」

 

私の笑顔をみて、ロックハートは逃げるようにして去っていく。

 

「フー…フレッド、ジョージ。準備は出来ましたか?」

「あぁ。「もちろんさ!」」

 

「「「大広間にお集まりの皆さん!これから、2代目悪戯仕掛け人による1年生歓迎会を始めます!!」」」

 

大広間にいるすべての人が、こちらを向く。

私達は頷きあい、双子達の花火から始まった…

 

 

ホグワーツの天井にたくさんの綺麗な花がうちあがる。

 

煙とかは出ないように夏休みに改善してあり、見えやすいようになっている。

 

そこから、天井は海となる…いや、実際には私達が座っているところも海だ。(本物ではないけどね…)

 

その海には、たくさんの魚が優雅に泳いでいる

 

「バシャーン!」

 

何かが、飛んだ音がして皆がみるとそこにはイルカの群れだ。

 

私は、手にあるものを持ち上に向かって投げる。

「パーン!」

 

空には満開な花火がうち上がり、天井へと戻った…

 

「「「以上で終了します!」」」

 

たくさんの拍手に包まれ、私達はお辞儀をした

 

 

「ありがとう!ありがとう!花火とは、とても良いものじゃの!もう一度、2代目悪戯仕掛け人に拍手じゃ!」

 

再び、拍手に包まれ私達は笑った…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うまく、伝わりましたか…?多分、色々と違った景色を思い浮かんだかもしてません。

ありがとうございました!



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2.呆れと怒り

今回は長めです

書いてたら4000いきました

では、スタートです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

私達が大広間に戻り、先程のことを話していた頃

 

‘問題児のハリーとロン’が入ってきた

 

「ハリーとロン!さすがだな!」

「車で登校なんて…ホグワーツの歴史として受け継がれるぜ!」

「どうして、呼び戻してくれなかったんだよー」

「そうじゃないわよ!もしかしたら、退学してたのよ!ねぇ?セティナ!」

「……どうしてあんなことしたの…」

「えっ‥それは…」

「9と4分の3番線の入り口がふさがれてたんだ」

「ふさがれる…?へぇ…」

 

(普通はふさがれないのに、ハリーとロンが入るときはふさがれた…今年は、また何かがおこる…)

 

少し考えた後、私はハリーとロンに「これからは気をつけてね」と言い部屋に向かった…

 

ー ハリー

 

「…?怒られなかったね」

「そりゃあ、セティナにも怒らないことはあるよ」

「そんなときは、何かがおこると考えているときだけどね…」

「何かが…」

 

ー セティナ

 

〔ねぇ‥トム。ホグワーツに着いたんだけどね、

 今年も何かが起きそうだわ…

 

 何かが…?確か、去年は例のあの人と対決した

 んだっけね‥

 

 えぇ…それよりも、今年の防衛術の担当はとて

 も嫌な人だわ!ギルデロイ・ロックハートって

 いってね…別の魔法使いがしたことを自分のも

 のにしているのよ

 

 それは、最悪だな…気をつけなよ、セティナ〕

 

 

そこまで会話をして私は日記を閉じる。

トムは、色々なことを聞いてくれる大切な存在

 

「セティナ、何書いてたの…?」

「それはね…秘密だよ。まぁ、簡単にいうと相談に乗ってもらった…ってところかな」

「へぇ…それより、セティナ!いよいよ、明日ね!ロックハート先生の授業。本を何回も読み直したけれど大丈夫かしら…とても凄いのよ!あの先生は…」

「ハーマイオニー、さすがね。私は、1回しか読んでないや…」

 

次の日…闇の魔術に対する防衛術にて…

 

私たちは「闇の魔術に対する防衛術」の教室に入り、ハーマイオニーの横に座りハリーのように前に本を並べた。

 

「どうしてそんなことしてるの?先生が見えてないじゃない」

「大丈夫。もう本に本人がいて見飽きたから…」

 

やがてクラス全員が着席し、ロックハートが入ってきた。ネビルの本を取り上げ、表紙の写真と一緒にウィンクして言った。

 

「私だ。ギルデロイ・ロックハート。勲3等マーリン勲章、闇の力に対する防衛術連盟名誉会員、『週刊魔女』5回連続『チャーミング・スマイル賞』受賞」

 

 

ロックハートは小テストをすると宣言して、テストペーパーを配った。私はテストペーパーを見てため息をついてからニヤリと笑った。

 

1 ギルデロイ・ロックハートの好きな色はなに?

2 ギルデロイ・ロックハートの密かな大望はなに?

3 現時点までのギルデロイ・ロックハートの業績の中で、あなたは何が1番偉大だと思うか?

 

こんな質問が延々。私は同じ言葉を書き続ける。30分後、ロックハートはテスト用紙を回収した。

 

「チッチッチ・・・私の好きな色がライラック色だということをほとんど誰も覚えていないらしい・・・だが・・・ハーマイオニー・グレンジャーはどこにいますか?」

 

そう言ってロックハートはハーマイオニーを探した。手を挙げたハーマイオニーは、わずかに震えている。

 

「素晴らしい!満点です!グリフィンドールに10点!」

 

いつもなら喜ぶ生徒たちも、この時ばかりは若干引いている。

 

「セティナ・マリントはどこですか?」

「ここですが…?」

「セティナ。いくら私のようになにたいからって目立つのはいけませんよ?全ての答えにペテン師と書いてあります。」

 

皆はプッと笑い横にいるハーマイオニーはムッとしていた。

 

「ですが!私のようになにたいというあなたに5点差し上げましょう。ついでに、サインもです。」

 

(こんなのいらない…)

 

私は隣のハーマイオニーにサインをあげると嬉しそうだった。

 

「では、授業に入りましょう」

 

そういってロックハートは覆いのかかった籠を教卓にドンと置いた。

 

「気を付けて!魔法界でもっとも穢れた生き物と戦うすべを授けるのが、私の使命なのです!」

 

皆はうってかわって聞き始めた。

 

「・・・どうか、叫ばないようにお願いしたい。こいつらを刺激してしまうといけないのでね」

 

そう言ってロックハートは芝居よろしく覆いを取り払った。

 

「コーンフォール地方の、ピクシー妖精!」

 

中には20センチくらいの群青色をした小人のようなものが詰まっていた。お世辞にも危険には見えない。シェーマスが吹き出した。さすがにロックハートも、恐怖の叫び声とは思わなかったようだ。

 

「どうしたのかね?」

「あの・・・こいつらがそんなに危険なんですか?」

 

「思い込みはいけません!連中は厄介な小悪魔です。では君たちがどう扱うか、お手並み拝見!」

 

と、ロックハートが籠の戸を開けた。途端に教室が大混乱におちいる。ピクシーはロケットのように四方八方を飛び回り、インク瓶を投げつけ、本を引き裂く。

 

私は魔力を放っているので寄ってこない

 

数分後、クラスの大半が机の下に避難し、ネビルはシャンデリアに吊るされていた。

 

「さあさあ捕まえなさい、たかがピクシーでしょう・・・」

 

ロックハートは腕まくりして杖を振り回した。

 

「ペスキピクシペステルノミ!」

 

だが何も起こらず、1匹のピクシーに杖を奪われる。そのまま窓の外へと放り投げられた。

 

「ふん…やっぱりペテン師」

 

そこに終業のベルが鳴り、生徒たちは我先にと逃げ出す。私たち4人も出ようとしたとき、ロックハートにピクシーを片付けておくように言われてしまった。

 

ハーマイオニーが杖を出したので、私は止める

 

「どうして?ピクシーを籠に入れようとしただけよ?」

「ハーマイオニー。忘れたの?ロックハートはピクシーを不思議な力で追い払ったのよ?そして、また見せてくれると言った。それが…今よ。ハーマイオニーも追い払ったのを読んだのでしょ?本当ならできるはずよ」

「そ、そうね!かまわないわ」

 

「フー…♪♪~♪♪~♪~♪~♪~♪♪~♪~」

 

メロディーが、部屋に響く。

ピクシー妖精達は、メロディーを聞き悪戯をやめてこちらにやってくる。

 

「ピクシー。あなた達に頼みたいことがあるの。さっき、そこの子たちがロックハートとかいう私達よりもおっきな先生の杖をとってたでしょ?」

 

ピクシー妖精はコクリと頷く

 

「そのロックハートは、私と同様に不思議な力が使えるらしいのよ。だから、あそこの部屋に入って悪戯してきてくれないかな?ある程度したら出てきて。出れるように、出口を作っておくから。私達は次の授業があるから出るけどね‥」

「フィッフィー!(わかった!)」

 

そして、皆は入っていった

 

「うわー!」

 

部屋から、ロックハートの声が聞こえた

 

「やっぱりやりすぎなんじゃ…私たちに体験授業をさせたかっただけよ・・・彼の本、読んだでしょう。あんなに目の覚めるようなことをやってるんじゃない」

「とにかく、次の授業へ行きましょう。後少しで始まるわ」

 

 

週末。セドリックといつものように話しているとアンジェリーナがやってきた

 

「オリバーから召集よ。クィディッチの練習だって。それよりも、朝早いわね。部屋に行ったんだけどいなくて…」

「いつもこれぐらいの時間だよ?セドリック。行ってくるね」

「あぁ。頑張って」

 

セドリックにニコリと笑いかけアンジェリーナと向かった

 

「うまくやってる?」

「な…!普通ですよ?」

「えぇー、引っ付けばいいのにー」

 

しばらくすると着く。他の選手たちは何人か来ていたが、目が覚めているのはウッドと私とアンジェリーナぐらいだった。しばらくすると皆がやってきた

 

すると、ウッドはクィディッチ競技場の全図を何枚もだし、新戦略についての演説をぶちまけ始めた。

 

「・・・ということだが、質問は?」

「ウッド。どうして昨日俺たちが起きている間に言ってくれなかったんだ?」

 

「いいか、諸君。よく聞けよ。俺たちには止めることの出来ないことがおきて負けてしまった。だから、今年はより厳しく練習したい・・・よーし、新しい戦術を実践しよう!」

 

ウッドは大声で言うと、箒をつかんで先頭きって更衣室から出ていく。私達も続くとスタンドにロンとハーマイオニーが座っているのを見つけた。2人は近づいてきて言った。

 

「まだ終わっていないのかい?」

 

ロンは信じられん、という面持ちだ。

 

「まだ始まってもいないんだよ。ウッドが新戦術を教えてくれてたんだ」

 

ハリーにずっと挨拶しまくっていた男の子は最後尾の客席に座り、カシャカシャと写真を撮っていた。ウッドがスリザリンのスパイじゃないかと疑ったので、私は説明する。

緑のローブの集団が競技場に入ってきた。Mr.オリバーが近寄っていったので私たちも後に続く。フリントはスネイプの許可証を出してきたため私は覗いた。新しいシーカー教育のためと書いてある。

 

「新しいシーカー?誰だ?」

 

ウッドの注意がそれた。そこには、ドラコがいた。

 

「ルシウス・マルフォイの息子か」

「あら、ドラコじゃない」

 

「ドラコの父親を持ち出すとは、偶然の一致だな。その方がスリザリン・チームに下さったありがたい贈り物を見せてやろうじゃないか」

 

そうフリントが言うと、スリザリンチームの7人は誇らしげに箒を見せつけた。ぴかぴかの柄に、金文字で銘が書かれている。

 

「ニンバス2001ね!確か最新の!でも、私のには負けるわよ」

「ああ、先月出たばかりの最新モデルだ。セティナのには、さすがに負けるがな…旧型の2000シリーズには、相当水をあけるはずだ。旧型のクリーンスイープに対しては」

 

フリントはクリーンスイープ5号を握りしめる双子に冷笑をあびせた。

 

 

グリフィンドールは全員が唖然としていた。と、そこへロンとハーマイオニーが駆け寄ってきた。

 

「どうしたんだ?なんで練習しないんだよ。それにあいつ、こんなところで何やってるんだ?」

 

ロンがマルフォイを指さして言う。

 

「ウィーズリー、僕はスリザリンの新しいシーカーだ。父上が、チーム全員に買ってあげた箒を、みんなで称賛していたところだよ」

 

ロンは7本もの最新鋭競技用箒を見て、口をあんぐりと開けた。

 

「だが、グリフィンドールも資金集めして新しいのを買えばいい。クリーンスイープ5号を競売にかければ、博物館が買いをいれるだろうよ」

 

スリザリン・チームは大爆笑である。

 

「少なくとも、グリフィンドールの選手は誰一人としてお金で選ばれたりしてないわ。こっちは純粋に才能でなったのよ」

 

ハーマイオニーがきっぱりと言い、マルフォイの顔がちらりと歪んだ。

 

「誰もお前の意見なんて求めてない。この、生まれそこないの『穢れた血』め」

「…マルフォイ、何て言った?」

 

激しく風が吹く

 

私の殺気が伝わったのか、グリフィンドールの選手もスリザリンの選手も黙った



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3.恐怖と共に…

ハリーの骨折シーンは無しにします。

では、スタートです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「マルフォイ、何ていった?」

 

私の一言で騒いでいた奴は黙る

 

マルフォイは、いっこうに喋る気配はない

 

「聞いているんだ。マルフォイ、答えろ!」

「ひっ!も、申し訳ございません!けが…グレンジャーに聞いていないのに言われたため…」

「それはいい。どうして、言ったんだと聞いているんだ」

「そ…それは…」

「セ…マリント様…!どうか、ドラコの間違いをお許し下さい!」

 

ふんと笑い、風を少し巻き起こす

 

「…セティナがスリザリンの連中に様付けされてるぞ」

「滅多にないことだ!コリン、写真…」

 

バン!

 

双子達が立っている手前の地面がへこむ

 

「「ひっ!」」

「黙ってもらいたいね。フレジョ」

「…フレジョ!?」

 

ロンが笑ったが一睨みで黙らせる

 

「さて…マルフォイ。今回は許してやる。だが…わかっているな…?次やれば…」

 

バコーン!

 

マルフォイに当たるか当たらないかのところに先程と同じように地面がへこむ

 

「…ヒッ…わかりました…!」

 

私は、先程とは違う笑顔でハリー達の方に向く

 

「それじゃあ、ハリー、ハーマイオニー、ロン。ハグリットのところへ行きましょうか…?」

「「「はい!」」」

 

ここいる人たちは思った

 

<このお方を怒らせてはいけない…と。>

 

「そりゃあ、見たかったなぁ。」

「ハグリット!彼らはいけない言葉を言ったのよ!」

「いけない言葉…?何だそりゃあ」

「…穢れた血ですって…よくわからないけど、酷い言葉なのでしょ?」

「…っ!俺たちのハーマイオニーが使えねぇ魔法はないのにな。だから、気にせんでいい」

 

その言葉で、ハーマイオニーは笑顔になった

 

10/31…カボチャがたくさんハッロウィーン!

 

「「ハッロウィーン!」」

「フレッド、ジョージ!?なぜそれを…」

「声に出して思いっきり大きな声で叫んでたぜ」

「あぁ。隣にいるんだから、聞こえまくりよ。」

 

うっ…やってしまった…私、セティナ・マリントはカボチャが好き(改めて)。今日はハロウィンのため、つい大きな声で言ってしまった…らしい…

 

「そういえば、ハリーとロンは?」

「何か、ニックの絶命日パーティーに誘われたからそっちにいったよ」

「絶命日パーティー!?」

「ハリーら死んだな…あそこ、食べるものとかないだろ?」

「嫌だったけど、ニックに行くって行ってしまったんだって。」

「へぇー」

 

カボチャ、カボチャ、カボチャ!

 

たくさん、ありすぎて迷います。

 

(食べ物ないんだったら…うん)

 

「私、ハリー達に食べ物持っていってくるね」

 

料理(持ち運べるもの)をナフキンに包み私は外へ出た…

 

 

 

 

 

 

確か、私はハリー達のところへ向かってたはず…なのに…どうして…ミセスノリスが石に…

 

「…逃げなきゃ!」

 

 

セティナがどこかへ行ってからすぐにハリーが通りかかりミセスノリスを見つける。

 

《秘密の部屋は開かれたり

       継承者の敵よ、気をつけよ!》

 

との言葉もかかれていたらしい…

 

 

<トム…私は…

 

 君の義理の妹のジニーにこの日記を渡すんだ。いいね?セティナ。

 

 …わかったわ……>

 

トム・リドルの日記をジニーに渡す。

それが、トムの望むこと…

ずっと、話を聞いてくれるトムだから…

 

 

「ジニー。この日記ね。何か書けば返してくれるのよ。私はもういいから、あげる」

「…!いいの!?」

「えぇ」

「ありがとう!」

 

キラキラした笑顔でジニーは日記を持っていく

 

 

翌朝、学校中がフィルチの猫にいたずらしたことでもちきりになっていた。また、ハリーが継承者ではないかという噂も一部で囁かれ、何人かがハリーから逃げ出した。

 

「どいつもこいつも、簡単に信じ込むんだから」

 

ロンが憤慨して言った。

 

「そうね…」

「セティナ、大丈夫?何か元気なさそうだけど」

「えっ?いや、元気だよ?確かもうすぐしたら、クィデッチね。フレッド達は大丈夫かしら…」

 

 

 

クィデッチ当日…

   グリフィンドールVSスリザリン

 

 

私は愛用の箒に乗り、クァッフルをバトンパスしながらゴールしていた。

さすがニンバス2001。スリザリンのチームはビュンビュン飛んで、チームメイトを落としていく…っておい!

 

その時…上でスニッチを探しているハリーに向かってブラッジャーが襲いにかかる。

 

バン!と大きな音を立ててジョージがスリザリンの方向へ飛ばした…が、またハリーの元へ向かっている

 

ハリーは逃げるが、ブラッジャーはずっとつきまとう。

 

(これは、おかしい…)

 

私が考えだしたとき、Mr.オリバーがタイムを出した

 

「絶対あれ、スリザリンの連中が細工したに違いない」

「セティナ、前のあれ…」

「無理よ。まず、あの人達には出来ないレベルだわ。」

「皆、もう僕には関わらないで試合に集中して」

「…!バカいえ!あたったら…」

「大丈夫だから!」

 

Mr.オリバーは少し考えてから頷く

 

「ハリーのいうとおりだ。気をつけろよ」

「うん」

 

試合は開始され、再びハリーをブラッジャーが追う

 

「先生、スリザリンが1回別の役割なのにビーターの棒でブラッジャーを殴ったので、私もしてもいいですか?」

「フォッフォッ、よろしい。1回だけじゃよ?」

 

ダンブルドアの声に私は頷き、フレッドに近づいていった。

 

「フレッド。1回その棒貸して?」

「どうしてだ?それにダメなんだろ?役割変わったら」

「向こうが1回変わったでしょ?それに許可もらったし…」

 

フレッドから棒を借りて、ハリーの後ろのブラッジャーを目で追いかける

 

「ハリー!こっち!」

 

ハリーは、少し戸惑いながら…いや、後ろにブラッジャーが来てるから戸惑う隙もないけど…こちらにきた。

 

「よし。ブライチューベロサ。私が落ちる方向に来て受け止めてね」

(了解)

 

 

ハリーが真下を通り過ぎ、ブラッジャーも下を通りかかろうとしたとき私は、箒から思いっきり飛び降りた

 

「おりゃー!!」

 

ブラッジャーが地面に叩き込まれると同時に、ハリーがスニッチをとった。

 

「グリフィンドールの勝利!!」

 

グリフィンドールから歓声が巻き起こる

 

しかし、悲劇は共についてくる

2人目の犠牲者、コリン・クリービーが廊下で石となって見つかったらしい…



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4.影で操る者あり

クィデッチが終わり、何日かたった頃…掲示板の前にちょっとした人だかりができていた。

 

「決闘クラブをはじめるんだって!」

 

掲示を読んだロンが興奮した面持ちで言った。

 

「本当に、役に立つ決闘ならいいんだけどね…また、あの金髪ペテン師だったら…私は帰るからね‥!」

 

指定の時間に大広間に入りしばらくしてロックハートがスネイプを従えて現れたのだ。

 

「みなさん、さあ、さあ集まって!私が見えますか?私の声が聞こえますか?……結構!」

 

そしてロックハートはいつものように自慢話を繰り広げた。

 

「ねぇ‥帰っていいよね…」

 

「では、助手のスネイプ先生をご紹介しましょう!スネイプ先生がおっしゃるには、決闘についてほんのわずかご存じらしい。模範演技のために、勇敢にもお手伝いいただけるとのことです!ご心配めさるな、私と手合せしたあとでもみなさんの魔法薬の先生はちゃんと存在します!」

 

私の声がロックハートと重なり、聞こえず…

スネイプ先生が激怒しているのはよくわかった。珍しい…!けど、気持ちは分かります…!そして模範演技が始まった。杖を構え、3つ数えたら術をかける、という金髪ペテン師の説明ののちに、2人がやることになった。スネイプの『武装解除』が炸裂し、ロックハートが吹き飛ぶ。スリザリン生から歓声があがった。私もね。

 

「さて、皆わかったでしょうね!」

 

そこで、私はそー…っと抜け出すため出口に向かった

 

ロックハートはふらふらと立ち上がりながら声を張り上げた。

 

「あれは『武装解除』です。スネイプ先生、確かにあの術を生徒に見せておくのは素晴らしい考えですが……しかし遠慮なく申し上げれば、あの術を防ぐのは簡単でした。あまりにも見え透いていましたからね……

それと、セティナ!私の決闘クラブに来てくれだのですね!私のように強くなるには、大切なことです。もちろん、私には及びませんが」

 

スネイプは殺気立っていた。そして、私は一気にテンションが急降下。ロックハートもそれを感じ取ったのか、身震いしてこう言った。

 

「ではこれから皆さんを2人ずつ組にします。スネイプ先生、お手伝い願えますか……セティナ、セティナ!私のようになるには、私と対決するのが1番でしょう!ぜひ…」

「…うっさい黙れ、金髪ポコポンペテン師が…!」

 

「なっ…!」

 

さすがに聞こえたようだ。そして…

『ぶっ!!』

 

あちらこちらから吹き出し笑い転げた。

 

結局私は、金髪ポコポンペテン師と組み1発失神呪文を奴にかけて終了したわけだ…!

 

何人かは、私に向けてグッドポーズ

 

「Ms.マリント、ペアをまわって出来てないところは戦闘を教えてやってくれ。そのバカは、置いといてくれれば良い」

「わかりました。スネイプ先生」

 

 

「ネビル、ここはこうすれば…」

「わっ!出来たよ!ありがとう」

「セティナ~俺たちのところを~」

「後でね‥!あら、セドリックも来てたの?」

「あぁ。君は‥守護霊の呪文出来るかい…?」

「うーん…やったことはないけど…幸福で、だったかしら」

「そうだ」

 

(…幸福か。私のは‥)

 

「…エクスペクトパトローナーム!」

 

杖から、銀色の何かが飛び出し空を舞う

赤い…炎の鳥…‘朱雀’!

 

「これは‥日本の守り神の朱雀…だったかな…」

「えぇ…多分、杖が朱雀の羽を使ってるから…出たのだと思う…」

「やっぱり、セティナは凄いな…」

「「エッヘン」だろ?」

「何であなた達が威張ってるの…?」

「俺たちの妹が成功したんだ。」

「そうだ、そうだ!」

 

そうこうしてから、ハリーとドラコの対決が舞台で行われることになった…

 

 

ドラコが蛇を出したかと思うと、なんとハリーが蛇語を話し出す。

 

「ハリー…君はやったんだね…さてと、後は準備をするだけだ…」

 

隣にいるはずのセティナがいつもとは違う声を出したため、ハーマイオニーは疑問に思った。

 

「セティナ、どうしたの?」

「…えっ?ハーマイオニー、何が?」

 

いつも通りの声にハーマイオニーは聞き間違いか…と思ったが、それは後に悲劇となり降り注ぐ…

 

 

 

ハリーが蛇語を話したことにより、いっそうスリザリンの継承者だと噂がたった。

 

翌日…

 

「襲われた!襲われた!またまた襲われた!生きてても死んでても、みんな危ないぞ!命からがら逃げろ!おーそーわーれーたー!」

 

どこからか、ピーブスの声が聞こえたため私は向かう。

 

着くと、すでにたくさん人が集まっていた

通してもらうと、石になったジャスティンとほとんど首無しニックの近くにハリーがポツンと立っていた

 

♪オー、ポッター、いやなやつだーいったいおまえは何をしたーおまえは生徒を皆殺し おまえはそれが大愉快

 

ピーブスが急に歌い出し、それをマクゴナガル先生が一喝した。

ハリーは、マクゴナガル先生に連れて行かれしばらくしてからハグリットも追いかけていった。

 

「フフっ、実に愉快だ。後、一歩で…」

 

隣にジニーが立っていて、男の声で話していたがはっ!と我に返ったように逃げていった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セティナ、ロックハート嫌いで色々やらかしてま

すねww質問です。迷っているのですが次回、ポリ

ジュール薬編を書くか、それを飛ばして日記発見

にするか。皆さんはポリジュール薬編を読みたい

ですか?すみません。よろしくお願いします。

1人でも2人でも両方受け付けます。

期限は明日の12:00(昼)です。

なければ、あみだくじか何かで決めますが…ww



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5.次第に近づく闇

結果、ポリジュール薬はとばすことになりました…

そういえば…いいこと思いついたのでこうしますね…?

では、スタートです

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

私が、セドリックと毎朝こうれいのお話をしていたとき…

 

「セドリック。勉強の方はどう?」

「うーん…まだ不安だけど、セティナが教えてくれるから順調かな」

 

私は、出来るところまで…だけどセドリックに勉強を教えている。私が教えても大丈夫かな?って心配に思ったけどそれが、まさかの高評価。

 

「ねぇ、セドリック。あなたは動物もどきになるとしたら…何になりたいの?」

「動物もどき…!?セティナ、挑戦するの?」

「今はやらないけどね」

「…君は出来ると思うよ。そうだね…僕なら…」

 

廊下でざわめきだした…

 

「君と一緒の動物にすると思うよ」

 

セドリックは、そう言って笑った 

 

「うん!そうね。戻るわ…」

「また…「明日!」」

 

 

 

「やっぱり、ドラコがスリザリンの継承者じゃないかな?あいつの家系、代々スリザリンだぜ」

「聞き出したいなら、‘ポリジュール薬’があるわ。でも、規則を50以上破るけれど…」

「その必要はないと思うよ。」

「「「どうして?」」」

「私が聞けば、本当のこと言うでしょ?」

 

私の言葉に3人は納得し頷く

 

「それに…真実薬もこの前偶然手に入ったしね」

 

 

その後、私はドラコを脅迫しながら聞き出し…ドラコではないという情報を3人に伝えた。

 

「じゃあ、誰なんだろう…?」

 

再び、私達を悩ませることとなった

 

授業に向かうため歩いていると、ジニーが走ってきて私にぶつかりこけたが私だと気づかずそのまんま走り去っていく

 

「ジニー、どうしたんだろ…」

「…皆、先に行ってきてくれない?気分が悪くなったので休むって伝えてくれないかな」

「大丈夫?別に構わないけど…」

 

私は、ジニーが走っていった方向に向かった

 

 

ー ハリー

 

セティナが走っていった後、僕たちは教室に向かいフリットウィック先生にセティナのことを伝えて授業を受けた。

 

びちゃ…

 

「これって、嘆きのマートルのいるトイレから…だよね?」

「うん。また、破壊したのかな…フィルチが怒るぞww」

「…行ってみましょう!」

 

 

「マートル、どうしたの?」

「…!また私をいじめにきたの?」

「どうしてそんな事しなくちゃいけないんだい?」

「知らないわよ!私ね、ピーブスがあまりに酷いから自殺しようと思ったの。でもね…当然だけど気づいたの。私って……」

「とっくに死んでた」

 

ロンがマートルの言葉を引き継ぎ言うと、マートルはさらに泣き個室に籠もってしまった

 

 

 

〔筆者からです。多分、ここのシーンって日記発見のシーンではないですよね‥?あれ…合ってる…!?すみません、グチャグチャですがよろしくお願いします。〕

 

 

「…とのことだって」

「筆者も大変だね。僕たちも分からないよ」

「とにかく、話を進みましょう!筆者がテンパる前に…!」

「ハーマイオニー、もうテンパってるよ」

 

 

 

 

「あれ…このノートって…?」

「あぁ、その日記ね。誰かが私に向かって投げたのよ。別に隅で考えてるのだからほっておいて欲しいのに!」

 

僕は、黒い日記を開いたが何もかかれていなかった。驚いたのは、水に濡れてるはずなのにビチャビチャじゃないこと。僕は、そのまんま寮に持って帰ることにした。

 

 

ー ジニー

 

最近の私は、何も覚えていない。血だらけになったり、鶏の羽がついていたり…全てが起こりだしたのはセティナから日記をもらった日から…だから私は日記をトイレに捨てた。

 

コツンコツン…

 

靴の音がして、振り返るとそこにはセティナがいた

 

「ジニー…大丈夫?」

「えっ…えぇ…あの日記、どこかに落としちゃった。ごめんね」

 

セティナは、フッと顔が変わる

 

「…そうか、なら仕方ない。既に準備は出来ているからね。2人の体を行き来し、もうすぐ…そう!再び、‘秘密の部屋’が開かれる…!」

「…!?あなた…本当にセティナなの?」

「…あぁ。僕は、セティナ…そして…

 

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

              トム・リドルだ」

 

 

 

ー ハリー

 

日記に文字を書くと、それが消えて返事が返ってくる

彼の名前は、トム・リドル。秘密の部屋のことについて聞くと、教えられない…と答えた。…が、過去を見せてくれて、僕が今まで不思議に思っていたハグリットの退学理由が明らかとなった…

 

ハグリットの家にいくと、まさかのハグリットがアズカバン行きとなり、ダンブルドアは退職

 

そして日記が何者かに奪われ、部屋は荒らされる

 

しばらくたちクィデッチが行われ、僕たちは試合を始めようとしたとき…マクゴナガル先生に伝えられた。

レイブンクローの生徒とハーマイオニーが図書室の近くで、石となり発見されたのだ

近くに手鏡が落ちていたと…

そして、セティナはたまによくわからない言葉を話してジニーはいつもおびえているようだった

 

 闇はどこまでもついてくる…

    それは、すぐそこまで迫っている

 

 

 

 「ハリー・ポッター、さてどうくるか。

    僕の期待を裏切らないでほしいね…」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次回は、ハーマイオニーが残した手かがりとハリーの推理かな…なんか、入れまくっててごちゃごちゃしてますね‥すみません。読んでいただきありがとうございました



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6.悪夢の始まり

僕たち3人は、ハーマイオニーがいる病室にいた

 

石になってしまった、大切な親友

 

「君がいれば…」

 

ロンは、そう言い黙り込んだ…

 

‘カシャッ’

 

「これは‥!」

 

ハリーが、ハーマイオニーの左手から何かを見つけた

 

「どうしたの?ハリー」

「秘密の部屋の場所がわかったんだ!」

「本当かい?」

「あぁ…!ここじゃあれだから…来て!」

「私もう少しここに残りたいの。2人で行っててくれない?」

 

また、後でね‥!と言い、2人は外に出た

 

「ハーマイオニー…フッ…やるねぇ。穢れた血の者があの鈍感な純血共に答えを教えたとはね‥お陰で前へようやく進むよ…グレンジャーか、名を覚えよう」

 

そう言い、どこかへと姿を消した

 

 

‘今から、悪夢の始まりだ…!’

 

 

 

ー ハリー

 

「なんて書いてるの?」

「えっと…‘我らが世界を徘徊する多くの怪獣、怪物の中でも、最も珍しく、最も破壊的であるという点で、バジリスクの右に出るものはない。『毒蛇の王』とも呼ばれる。この蛇は巨大に成長することがあり、何百年も生き長らえることがある。鶏の卵から生まれ、ヒキガエルの腹の下で孵化される。殺しの方法は非常に珍しく、毒牙による殺傷とは別に、バジリスクの1にらみは致命的である。その眼からの光線に捕らわれた者は即死する。蜘蛛が逃げ出すのはバジリスクが来る前触れである。なぜならバジリスクは蜘蛛の宿命の天敵だからである。バジリスクにとって致命的なのは雄鶏が時をつくる声で、唯一それからは逃げ出す…’」

 

この下にハリーの見覚えのあるハーマイオニーの筆跡で一言だけ書かれていた。

 

「パイプ」

 

まるでハリーの頭の中で、誰かが電灯をパチンと点けたようだった。

 

「ってことは、秘密の部屋の怪物はバジリスクってこと?」

「うん。巨大な毒蛇だ!だから僕しか聞こえなかったんだ!」

「でも、どうして誰も死んでいないんだい?」

「…!バジリスクは視線で人を殺す。でも誰も死んでいないーそれは、誰も直接見ていないからだ。ミセス・ノリスは水で、コリンはカメラ、ジャスティンは‥ニックを通して見たんだ!ニックは2回は死ねない‥ハーマイオニーは気づいたんだよ!クィデッチの前に図書館に行ってただろ?そして、その近くに手鏡が落ちていた。」

「何もかもピッタリだ!でも、どうやって城の中を動き回っていたんだろう?」

「パイプだよ。ハーマイオニーが答えを見つけてる。」

 

ロンは突如ハリーの腕を掴んだ

 

「秘密の部屋の入り口だ!もしトイレの中だったら?もし、あのー」

「嘆きのマートルのトイレだったら!」

 

「生徒の皆さんは至急寮に戻りなさい。先生方は職員室へお集まり下さい!」

 

マクゴナガルの声が聞こえ、僕たちは顔を合わせて頷いた

 

 

「生徒が『秘密の部屋』に連れ去られました!しかも2人も…これは、もうホグワーツの終わりです!」

「誰が連れて行かれたのだ…?」

「…ジニー・ウィーズリーと…セティナ・マリントです」

「まぁ…!」

 

悲鳴をあげる者もいれば、顔をうずめる者もいる

そんな中で、バカな者は1人

 

「なんといいました?寝てしまっていました…」

 

笑顔で答えるロックハートにスネイプがニヤリと笑った

 

「適任者がいるな…確か、秘密の部屋はもう見つけたと言っていたな。」

「そうですね。適任です。ギルデロイ、いってきてください」

 

「「待ってください!」」

 

僕たちの声に驚くものが大勢いた。

 

‘なぜ、寮に戻ったはずの生徒がいる…と。’

 

「貴様ら、どうしてここにいる…?」

「僕たちは、金髪ポンポコペテン師は逃げ出すと思い出てきました。」

 

それに、ロックハートは汗をかく

それを気にせずに話した

 

「僕たちは、『秘密の部屋』への入り口を知っています!2人を助け出したいんです。どうか来てくれませんか…!」

「…本当に知っているのですね?」

「マートルのトイレにあります」

「本当か…?間違っていたら…」

「先に見てきました!」

 

一瞬の沈黙を破るように、誰かが入ってきた

 

「先生!僕たちも行かせて下さい!」

 

「ウィーズリーの双子にディゴリーですか!?」

「はい!ずっと、様子が変だった。だから、セティナを助けたいんです!」

「「俺たちも同意見だ!」」

 

マクゴナガルは考え込み言った…って思ったら…

 

「ハリー、ロン、フレジョ、セドリック、ミネルバ、セブルスで行こう」

『ダンブルドア!?』

 

突如現れたダンブルドアに腰を抜かす者もいた

 

「…そうですね‥では、案内してください」

 

マートルのトイレに着くと、秘密の部屋の入り口の前に全員が立った

 

「なーに?どうしてそんなにいるの…?」

「ごめんよ、マートル。」

「いいわよ。ハリー、もし下で死んじゃったら…ここに住ませてあげる」

「ハリー、良かったな!マートルが気に入ってるぞ!」

 

「今から…いいですね?必ず、音が聞こえたら目を閉じること…」

 

全員頷き、穴へと入っていった…

 

ドアの前にたち、ハリーが蛇語を話して開かれていった

 

 

「ジニー…!」

 

ジニーが、向こうの方に横たわっておりセティナは見えなかった。

 

 

「おやおや…かの有名なハリー・ポッターだけを期待していたのだが、いらない者もついてきてしまったようだな」

 

男の声が聞こえ、振り返るとセティナがいた…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回、対決に行きそうです。

まさかの大勢。そしてロックハートはというと、

職員室にて先生方に囲まれております。

ありがとうございました!



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7.秘密の部屋での戦い

「おやおや…かの有名なハリー・ポッターだけを期待していたのだが、いらない者もついてきてしまったようだな」

 

男の声が聞こえ、振り返るとセティナがいた…

 

 

「セティナ!?…早く帰ろう!」

 

突如、セティナ(?)は笑い出す

 

「愚かな奴。それでも、純血か…?セティナはいっていたな‘早く本当の家族にあって今住む家を抜け出したいと…’エクスペリアームス!」

 

杖を向こうに取られた

 

「トム…セティナの体から抜けるのじゃ。」

「はん、ダンブルドアか。貴様もセティナの体が欲しかったんじゃないのか?不思議な力を持つ小娘に…」

「返せよ!セティナはお前のじゃない!」

「貴様らの者でもない。そうだね、抜けようか」

 

セティナは倒れ、横に日記でみたトム・リドルがいた

 

「「セティナ!」」

 

フレッドとセドリックが駆け寄った

 

「ふん、忘れるなよ?今から地獄のショータイム!だ」

 

そう言い、後ろの岩に向かって蛇語を話した。

 

「そうそう、ハリー・ポッター。貴様の蛇語はバジリスクには聞こえないよ。さてと…」

 

そう言い、セティナの方を向く

 

「「うわっ!」」

 

近くにいたフレッドとセドリックは吹っ飛んだ

 

「えっ!?」

「トム、まさかセティナを…」

「忘れないでいただきたい。あの日記に手をつけた者は操ることが出来るのだよ。使いすぎると死ぬがな。セティナに日記をジニーに渡させた…だから、セティナは僕にとって‘操り人形’なのだよ。バジリスク!セティナ!奴らを殺せ!」

 

バジリスクは僕たちに向かってスルスルと…セティナは力を使い周りの物を壊していく

 

「どうしたら…!」

 

バジリスクは、いけるとしてセティナだ…傷つけることは出来ない‥

 

ゴゥゴォー

 

強い風が吹き出し、僕たちに襲いかかる

 

絶対絶命だと思ったとき…高々と鳴く赤い鳥。フォークスが僕に『組み分け帽子』を落とした

 

「おや?鳥が持ってきたのは、ボロい帽子だけか。やれ‥!」

 

(僕たちの武器は今何もない‥でも!必ず救ってみせる!)

 

帽子が重くなり、中を見ると剣が入っていた

 

(これならやれる!)

 

「先生!僕にバジリスクを任せて下さい!」

「「正気か!?」」

「皆は、セティナを助けて!」

 

フォークスはバジリスクの目を潰した。僕がやれるのはただ1つ!

 

 

ー セティナ

 

私はどこか暗くと小さな場所にいました

 

「また、来たのね?セティナ。」

 

後ろを振り返ると、私と似た女の人がいました。でも、私のくねくねした髪ではなくストレート。目の色は青と赤ではなく、真の青でした

 

「…お母さん?」

「えぇ。歌のプリンセス、魔法薬学の天才との名がつくレフト・マリントよ。皆は元気かしら?」

「うん。ここはどこなの?」

 

お母さんは、悲しげに笑う

 

「セティナ。ここはね…あなたしか分からないの。暗闇の世界…っていう感じかな…セブにジェームズの子も頑張ってるじゃない。セティナ。あなたはいかない?」

「無理だよ。私は操られてるのよ。」

「大丈夫。ねじ曲げることだって出来るんだから…大丈夫。それと…もうすぐしたら、あなたのお父さんに会えるわ。夢で見てるのでしょ?それと…私もセティナも持ってる力は、暴走することがある。私の時は、3年生だったかな…気をしっかりね。それに…あなたの彼、素敵じゃない!フフっ、楽しかった…!セティナ。私はいつもそばにいるからね…?」

 

そして、お母さんは消えていった…

 

「私は……ううん、皆を助けるための力だ!傷つけるものじゃない!」

 

 

「セティナ!戻ってきて!」

 

愛する彼のために…皆のために…私は…私は!強くなる!

 

セドリックと目が合った。

 

「ただいま…」

「…おかえり。セティナ」

 

「くっ!?何故だ…?どうして…」

 

私は、ハリーの元に向った

 

「おりゃー!」

 

ブシャッと血しぶきをあげ、バジリスクは倒れていく

 

「ハァ、ハァ…セティナ、どうやったんだい?…っ!?セティナ!」

 

ハリーを助けて、深々と刺さったバジリスクの牙…

 

「トム…残念ね。ハリーを殺すことは失敗したわよ?」

「…クソォ!しかし、貴様は死ぬ。さよならだ、セティナ」

「ふん、さよならはあなたの方よ。」

 

ブスッと、ハリーが日記を剣で刺す

 

トム・リドルの体は、消えていく

 

これで…悪夢は去った

 

「セティナ!」

「フー…疲れました…」

 

そのまんま、私はセドリックの腕の中で倒れた

 

ー セドリック

 

「「セティナ!」お願いだ!死んじゃダメだ!」

 

フォークスがやってきて、セティナに涙を落とす。すると、怪我は消えていった

 

「そうか…君は不死鳥なんだね。ありがとう」

 

その後、ジニーも起きて僕らは上へ戻った

 

「セドリック。これからも、セティナを見てやっておくれ…」

「…もちろんです。ずっと…死ぬまで、寄り添いますから…」

「うむ。愛とはまことに美しい…ハッフルパフに200点そして、グリフィンドールに1人30点じゃ。そして、カップを受賞しよう」

 

 

ー セティナ

 

「…」

 

ガチャン パリーン!

 

何かが割れた…

 

ザッとカーテンが開かれダンブルドアが入ってくる

 

「大丈夫かの?」

「…まぁ」

「それは、良かった…今日は、大広間にて宴じゃ。だいたい、治っているから参加したいなら出来るが…」

「…参加します。」

「そうか…ゆっくりと彼とくるんじゃぞ。足があれじゃからの」

 

ダンブルドアが立ち去り、入れかわりにセドリックが入ってくる

 

「セド…」

 

言おうとしたら、ガバッと抱きつかれる

 

「セティナ…良かった…君にもしものことがあったらどうしよう…って」

「…大丈夫だよ…セドリック。あのね…伝えたいことがあるの…」

「待って!僕が先に…セティナ。君が…好きだ…だから…その…付き合ってくれないかな…?」

「…もちろん。」

 

 

 

 

 

ゆっくりとセドリックに支えながら、私たちは大広間に向かった。

ドアの前に着くと、何やら中で拍手が…

 

「多分、ハグリットじゃないかな…?」

「そうだね」

 

ガチャっとドアを開けると…はい?どうして、皆さんこちらを見ているのか…横でセドリックも驚いていた

 

「セティナ!おかえりー!」

 

まさかのもみくちゃにされる

 

「「セーティナ!心配だったんだぞ!」」

「ごめんね!フレジョ」

 

「おっほん…では…宴を始めよう!」

 

グリフィンドールの席に着くと、横にセドリックがいた…えっ?何か間違ってる?そう思い、もう一度見るとやはりセドリックがいる

 

「どうして、座ってるの?ハッフルパフでしょ?」

「心配だから…ね?」

 

「お厚いカップルだこと…」

 

アンジェリーナが呟き、私たちは一気に顔が赤くなる

 

「ヒューヒュー!」

「セドリック。俺もセティナが好きだった。でも…うん。必ず、幸せにしろよ?」

「もちろんだ!」

 

フレッドとセドリックは握手をした

 

「ねぇ、セティナ。大丈夫?」

 

恐る恐る、いう声。ジニーだ

 

「もちろん!大丈夫だよ。日記の件ごめんね」

「いいのよ。セティナ!カボチャの料理があるよ?後、いなり寿司も!」

「えっ?本当!?」

 

 

こうして、に2年目は無事終わったのだった…

 

 

おっと言い忘れていたこと…

 ロックハートは、その後全てがバレ、

        アズカバン行きとなった…

 

 

めでたし、めでたし…

 

 

ロ:「それは違う!めでたしではない!」

セ:「えっ?めでたしだよね?」

全:『Yes!』

ロ:「No!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

皆様のおかげで、秘密の部屋編完結しました!

 

夏休み編ではなくレフト物語編行きます。

今後もよろしくお願いします!



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8.レフト物語No.3

来週の土曜日にあれがやってくる~(泣)

あれっていいますと、多分調べたら出てきます(再度、多分)

気づいたのですが、作者は戦闘シーンが苦手でしたw

では、スタートです!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私、レフト・マリントは3年生になりました

 

「おはよ~!レフト!!」

「おはよう…リリー…」

「あら?体調悪いの?」

「いえ…別に何ともないですよ?」

 

そんな会話をしながら、グリフィンドールとレイブンクローの合同授業である薬草学にリリーと共に…

 

「レフト~!俺たちも一緒に行く!」

「了解…着いてくんならこれば…」

 

ー シリウス

 

 

「3年生になってから…セティナの様子がおかしくないか?」

「そうね…私も思ってたの。しばらく様子を見ましょう」

 

 

 

 

 

ー レフト

 

最近…私は…

 

‘力が…いうことをきかない…’

 

パリーン

 

「またですか?レフト・マリント。いったい、力は…」

「ごめんなさい!何か、いうことが…」

 

パリーン

 

「ひっ…!ごめんなさいごめんなさい!」

 

 

まだ授業中だが、これ以上マクゴナガル先生や皆に迷惑かけてはいけないから…と、席を立ち外へでた

 

「レフト…!」

 

シリウスも立ち上がり追いかけた

 

 

「大丈夫か?レフト…」

 

後ろから、ブラックの声が聞こえビクッとなるがそれをこらえ笑顔で振り向く

 

「大丈夫だよ?ブラック…いや弟さんもいるし…シリウスでいっか‥気にしないで。ほら!戻らなくていいの?マクゴナガル先生が怒ってるかもよ?…」

 

その瞬間、シリウスに抱かれた…

 

「えっ‥?」

「強がらなくていいよ。俺だけにでも本当の顔を見せてくれよ…本当は、辛いんだろ?一緒に…その辛さを…」

 

(いつもそう…シリウスに甘えてしまう…でも‥これだけは…自分で解決しなくちゃだから…)

 

「…離れて」

「えっ?」

「離れろってんだ」

 

シリウスを睨んでから立ち去ろうとするが、手を離さない

 

「俺は、君と一緒に歩みたいんだ…!」

 

(えっ…私…なんかと…いいの…)

 

「私は…」

 

ピキッ…ピキピキピキ

 

氷が広がっていく

 

「あっ…ダメ…お願い!離れて!」

 

(私は…誰かといたら…傷つけてしまう。それなら…)

 

フュ~…ボォー…

 

風がシリウスに襲いかかる

 

「なっ…!?レフト!大丈夫だか、」

「うるさい!近寄るな!」

 

シリウスは、目を開いたがどこかへ行った…

 

「そう、それでいんだよ…」

 

それからは、誰とも話してない。話しかけられても、冷たく突き放した。そして、私の周りには誰もいなくなった…

 

「おお!冷酷のプリンセスこと、レフト・マリント様!おお!おお!最近、おかしくないか?大丈夫か?」

「…うっさい、ピーブス」

「おお…誠に申し訳ございません!レフト様!何なりと、命令してください!僕こそ、真のあなた様にお付きする者ですぞぉ!」

 

ピーブスは、私があることで助けてからまさかの「様」呼びになった。

 

「よろしく」

「ふぇい!」

 

 

終業式まで、残り僅かというとき…

ついに、私の力は暴走した…

 

 

 

 

暴走した私を唯一止めることが出来たのは、シリウスだった…

 

「どうして…」

「いっただろう?一緒に歩みたいって。君のことが、好きだったから…一生共に歩み続ける。辛いときは側にいる!だから…付き合ってほしい」

 

顔を赤らめながらも、真剣に言うシリウス

 

この人となら…

 

「もちろんです…お願いします!」

 

私たちは、付き合い始めた

冷酷のプリンセスは、再び笑顔となったのだ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セティナのお父さん分かりましたか?ww

(わかった方は…)もうすぐ…!ですね!

次回、アズカバンの囚人編スタート

 



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アズカバンの囚人編
1.3年目の始まり


評価、お願いします!


今日は、節分!

皆さん、準備はいいですか?

   鬼はそとー!福はうちー!

はい、(私は何がやりたかったんだろう…)

 

では、スタートです!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それと…私もセティナも持ってる力は、暴走することがある。私の時は、3年生だったかな…気をしっかりね。」

 

お母さんが言っていた言葉。

力は暴走する…と。

 

そして、もう少ししたらお父さんに会えると…

 

私のお父さんは、いったい…

 

朝起きたとき、私はなぜか泣いていた…

 

 

 

 

 

 

 

「おはよう、ママ。」

「おはようセティナ、」

 

私たちはパパが当てた、くじでエジプト行きそのまま2日前漏れ鍋に来て、泊まることになった

 

ハーマイオニーがクルクシャンクスという名の猫を飼ったのだけど、ロンのスキャバーズと相性が合わなくて、ケンカしまくり。

そして、ハリーはおばさんを膨らませたらしい。

フレッドとジョージは面白がっていた。まぁおばさんを膨らませたっていう案は、とても良かったと思う。私なら、うーん‥そのまま肉まんに変えるかな…♪

 

今日から、3年目が始まる

 

皆と会えるのは嬉しいが、魔法界…いやマグル界もだけど、あるニュースが巡り人々に不安を与えた

 

ピーター・ペティグリューとマグル10人を殺し、アズカバンに入れられた…そして、ハリーの親の居場所をヴォルデモートに伝えた1の子分らしい…が、誰1人脱け出すことが出来なかったアズカバンから逃走したのだ。

その名は、‘シリウス・ブラック’

 

お母さんの夢に出てくる彼がどうしてこんなことを…

 

 

「ハリー、おはよう」

「おはよう!セティナ」

 

去年ハリーたちはやらかしてしまったが、今年は無事にホグワーツ特急に乗ることができた

 

「ここ誰かいるけど、他開いてないし…」

「それに、寝てる」

「いったい、誰だろう…?」

「「リーマス・ルーピン」教授よ」

「わお!どうして知ってるんだい?」

「カバンに書いてるじゃない」

 

ハリーとロン、それに私はカバンを見て「あっ」となった

 

「セティナもそうなの?」

「私は……うん。ハーマイオニーと同じだよ」

 

(本当は嘘。夢で見るから…)

 

私たちは椅子に座り、再び話し出した…

 

 

 

ホグワーツに近づくにつれ、辺りはだんだん暗くなる

もうすぐしたら着くからね

 

シュー…と、音がして止まった。よし、着いた!…って違う。

私は1人で突っ込んでいると、窓やお酒は凍り、電気は消えた…

 

「…これって……いたっ…!」

「セティナ…!ごめんなさい!」

「ネビル!そこ、クルクシャンクスがいるのよ!」

「ごめんよ!」

 

私たちのいるコンパートメントに、ジニーとネビルがやってきた。皆、冷えていて恐ろしい何かが来るような顔をしている…

 

その時

私たちのいるコンパートメントのドアにある者の手が…

 

「ディメンター…」

 

ドアが開いていき、、、奴が姿を現した。

 

私たちを見回し、私の顔をじっと見てから、ハリーに襲いかかった

 

「ハリー!」

 

確か…そう!ディメンターは…!

 

「「エクスペクト・パトローナム!」」

 

誰かの…ううん、1人しかいない。リーマス・ルーピンの守護霊である狼と私の守護霊の朱雀がディメンターを追い払っていく

 

「フー…何とか、追い払えましたね」

「そうだね。君は………レフト…?」

 

リーマス・ルーピンは、私を見て目を見開いた

 

「……残念…!私は、セティナでした~」

「セティナ……はっ…!君は、セティナ・マリントかい?」

 

私はそう聞かれ、微笑んだ

 

「先に、皆にチョコレートを渡してはいかがですか?」

「…そうだね。君も食べなさい」

 

ー リーマス・ルーピン

 

(やっと出会えた。君が、いなくなってしまってから…どうなに悔やんだか…今年、レフトと同じことが起きるなら…僕は守ってみせる。君と…もう1人のために。いや、彼はもうすぐ来るだろう。そう…見守ってくれ…)

 

あの微笑んだ顔…昔を思い出すよ。

7人での…2人はケンカしてたけどね

 

「ハリー、大丈夫かい?」

「…はい‥何か女性の悲鳴が聞こえませんでした?」

「悲鳴…?ディメンターはね、幸福を奪い絶望を出すんだ。1番怖い思い出を思い出したんだろう。チョコレートを食べなさい。僕は、前に行ってくるよ」

 

(ジェームズによく似ている…リリーにも。ハリーにとって怖い思い出…女性の悲鳴なら…ハロウィンの日だ。ハリーも守るよ…)

 

僕は、ドアを開け運転手の元へと向かった

 

ー セティナ

 

ディメンターが消え、しばらくしてからまた動き出した

 

「ハリー、大丈夫?」

「大丈夫だよ」

「それならいいのだけれど…びっくりしたもの。ね?セティナ」

 

シーン…

 

「セティナ?セティナ?」

「…えっ!?は、はい。何ですか?」

「大丈夫?」

「大丈夫ですよ?」

 

パリッ…

 

私の中にある何かに小さなひびがついた…

 

 

ホグワーツ特急は、駅につき私たちはおりて馬車に乗った。誰も見えてないようだけど、私は見えるんだな。馬が…

 

「セティナは見える…?この馬…」

「見てるよ。ネビルも?」

「うん。」

「確か、セントラル…だったかしら?死を見たことがある人は見えるのよ。」

 

 

 

「セティナ。君と話したいのだけれど、いいかな?」

「ルーピン先生?別に構いませんよ。ハリー!後で会いましょう!」

 

私たちは、1番最後の馬車に乗った。

 

カタカタと馬の足音の中、私たちはシーンとしていた

 

「君は、セティナ・マリントかい?」

 

ルーピン先生はのぞき込むように聞いた

 

「そうですよ。私は、セティナ・マリント…」

「朱雀は君の守護霊だね?いつ、出来たのかな?」

「去年の防衛術、金髪ポコポンペテン師だったんですけど…その人がある会を開いたんです。戦闘の…そこで、セドリックに守護霊はできる?って聞かれてやったら、出来ちゃったっていう…先生?」

 

笑ってますね…ルーピン先生

 

「いやぁ…すまない…ククッ…」

「さすが…1代目悪戯仕掛け人」

「…!どうして知ってるんだい?」

「お母さんの夢…見るんです。それで、聞いてますから…私は、2代目です」

「ほー…2代目か…守護霊だけどね、君のお母さんは青竜なんだよ。さすがだね…」

 

「では、先生。また後で…!」

「あぁ。」

 

 

「セドリックー!」

「セティナ!探してたんだよ。行こう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「レフト…君に本当によく似ている。髪は、ストレートじゃないから…父親の方に似たんだろうね…」

 

 

 



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2.時間割り。そして始まり

ご飯の場面とお知らせ場面、交代です。よろしくお願いします。

うぅ~、明日私立受験。頑張ります。

スタートです!


「セティナ。久しぶりだね。本当に会いたかったんだよ!それより…さっきの人は誰?」

「リーマス・ルーピン先生よ。今年の闇の防衛術の先生」

「…!良かったぁ…まさかの年離れすぎのカップルかと思った…」

「プッ…!本当に~?」

「本当…」

 

煽るとショボンとするセドリック

 

う~ん、可愛い…!!

 

「大丈夫だって!私は、ずーっとセドリック一筋なんだからね!」

「うん!!」

 

 

「ヒューヒュー」

「相変わらずお厚いカップルね」

「ちょっとー…!」

「セティナ!カボチャパイ食べる?」

「食べるー!」

「(可愛い…)」

 

カランカラン

 

マクゴナガル先生が、カップを叩いて鳴らした音で大広間は静かになった

 

「おっほん、よく食べ、よく寝たことじゃろう。お知らせじゃ。まずは、暗い話からいこうかの…アスカバンからシリウス・ブラックが脱獄したことは皆知っているじゃろう。そこで今年、ディメンターがホグワーツの守りとなり警備している。間違ってけしかけぬよう…透明マントでも無理じゃ。次は…嬉しい話じゃ。空いていた、闇の魔術に対する防衛術に…リーマス・ルーピン先生が入ってくださることになった。それと、魔法生物飼育学のシヌバルス・ケルトバーン先生が手足のあるうちに…と、辞職なさった。そこで、ルビウス・ハグリット先生が担当する事になる」

 

大広間に拍手が響く。

 

次の日、時間割りが配られた

 

「ねぇ、セティナ。君はどの教科を選んでるの?」

「私?私はね…魔法生物飼育学と数占い学と古代ルーン学かな」

「へぇ~、って…!どうして、君もハーマイオニーみたいな変な時間割りになっているんだい!?重なっているじゃないか!」

「3つにしたのはどんな様子なのかを確かめるためよ。」

「確かめる…?えぇ。数占いも古代ルーンも面白そうじゃない?」

 

ロンのいまだに不思議そうな顔を見、クスリと笑って立ち上がる

 

「また、変身術で会いましょ。ハーマイオニー、後でね」

「えぇ…!」

 

3人に向かって手を振り、私は大広間を出た

 

 

 

 

(数占い学…これは、面白いかも…)

 

 

 

 

授業が終わり、私は変身術の教室へと向かった。

 

「あれ…?皆、どうしたの?」

 

ほぼ全員の様子…暗くない…?

 

授業が始まっても…先生がアニメーガスをしても…手を叩いてるのは、私だけ!?

 

「皆さん、どうしたのですか?別にいいのですが、アニメーガスをやって拍手されないのは初めてです」

「先生、占い学で…」

「あぁ…死の予告ですか。今年は誰が?」

 

「僕です…」

 

ハリーが手をあげた

 

「ポッター、言っておきましょう。トレローニ教授は、毎年死の予告をします。しかし、誰1人死んでいません。それに、私から見てポッターはとても元気そうです。」

 

 

「へぇ…そんなことがあったんだ」

「うん…」

「私もその予言、嘘だと思うよ。大丈夫だから」

「そうよね…!」

「でも、グリムが…」

「ロン。それは別にどうでもいいわ。マクゴナガル先生にお話を聞いたでしょ?」

 

『よくないよ!』

 

はい?どうして、皆さん…

 

「とにかく…次、なにだったかしら…?」

「次…?えっと…」

 

「ハリー達が俺のイッチ番最初の授業だ。楽しみにしといてくれよ!」

 

「魔法生物飼育学ですね…」



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3.暴走の始まり

終わった…!
結果…どうなるやら


ー ハリー

 

昼食後、僕たちは魔法生物飼育学の授業のためにハグリッドの小屋へと向かった。スリザリンとの合同授業で、もう何人か来ていた。

 

「さあ、急げ!早く来いや。今日は、すっげえ授業だぞ!」

 

ハグリッドは小屋の外で待ちきれんとでも言うかのようにうずうずして待って、全員集まると、ハグリッドは私たちを引率して森のはずれの牧場へ連れて行った。

 

「みんな柵の周りにあつまれ!よーし、まずイッチ番最初にやることぁ、教科書を開くこった」

「どうやって?」

 

マルフォイが気取った声で言い、紐でぐるぐる巻きになった教科書を取り出す。クリップに挟んでいる生徒もいればベルトで留めている生徒もいた。

そんな中、ただ1人。普通に本を開き、楽しそうに…これまたうずうずしながらハグリットを見ている生徒がいた。

 

「セティナ…どうやって、開けたの?」

「普通に。」

『普通って!?』

 

ハグリットは、セティナの方をニコッと微笑み僕たちに説明した

 

「撫ぜりゃー良かったんだ。……こいつらは愉快なやつらだと思ったんだが」

「ああ、恐ろしく愉快ですとも。僕たちの手を噛み切ろうとするなんて」

「だまれ、マルフォイ」

 

僕は静かに言った。まあ今回マルフォイは別に間違ったことを言っているわけではない。僕も、被害にあったし…だけど、ハグリッドのこの最初の授業は何とか成功させてやりたいと思っていた。ハグリッドは森の中に魔法動物を連れに入っていった。

 

「まったく、あのウドの大木が教師だなんて、この学校はどうなっているんだろうねえ」

 

マルフォイが声を張り上げた。さすがに言いすぎだ

 

ー セティナ

 

「ねぇ、ドラコ。この本面白くない?」

「そうか?噛むぞ、この本」

「噛むところ、可愛いよね~」

「さすが、マリント家!さすが、セティナ!」

 

パンジー・パーキンソンが言った

 

「ありがとう!」

 

その時ハグリッドが森から奇妙な生き物を10数頭連れてきた。胴体に鋭い鉤爪のついた4本脚、尻尾は馬で背中には立派な翼、頭部はまるで鳥だ。ハグリッドが怪獣を柵につないだ時には皆が後ずさりした。

 

「ヒッポグリフだ!美しかろう。え?」

「きゃー!ヒッポグリフ!私、この子大好きなの!」

 

私は礼をし、ヒッポグリフの礼を待ってから近づいた

 

「うん、モフモフ…ハグリット、この子と飛んできていい?」

「いいが、すこーし待ってくれ?」

「わかった」

「さっき、セティナがやったが、ヒッポグリフはとても誇り高い生き物だ。さぁーて、誰がやる?」

 

皆は、ザッと再び後ずさりした

 

「ハリー!あなたならやると思ったわ!」

 

訂正。皆ではなく、ハリー以外

 

ハリーは、後ろを向き再び前を見る…それから、ゆっくりと何かに振り返りながら頷いた

 

「やるよ。」

 

その時のハリーは、今までに見たことのないほど笑顔だった。

 

(なんと…!ハリー)

 

「だめよ、ハリー!トレローニ先生の予言、知ってるでしょ!」

「いいんだよ。」

「ハリー!さすがだ。まず、礼をするんだ」

 

ハリーは、礼をする。しばらくすると、ヒッポグリフも礼をした。

 

「さすが!」

「おお!できると思ったぞ!さあ、乗せてくれると思うぞ」

 

ハグリットはそう言い、ハリーを無理やり乗せる

 

「かわいそう……ヒッポグリフ…」

『そこ!?』

 

(あんなに、乱暴に…後で、ハグリットに説教しなくちゃ!だめ!そこは…)

 

「ハリー、だめ!そこ持っちゃ!別のところにして!ヒッポグリフにとって、そこはかゆいとこなのよ!」

「だめよ!そこは!もうちょっと、下!そお、そこ!」

『……。』

 

「さぁて、ゴー!」

 

ハグリットがヒッポグリフのお尻を叩き、飛ばせた

 

(もう…だから、そこはだめよ…!)

 

ため息をつきながら、さっきのヒッポグリフに乗る。

 

「ゴー!ヒッポグリフちゃん!」

 

合図をするとヒッポグリフは飛んだ、ハリーとヒッポグリフくんのところへと…

 

「ハリー、楽しそうね」

 

手を広げているハリーに声をかける

 

「うん、とても楽しいよ!」

「そうね!」

 

ニコッと笑いとヒッポグリフから飛び降りる

 

「ちょ!?セティナ!」

 

ハリーは急いで下を見る

 

「ここだよ!ハリー」

 

私は、着地地点に氷を張り滑る。

 

♪~♪♪~♪~♪~

 

シュルッ スー…スー…

 

「フフっ…たーのしー!」

 

バン!

 

「いたっ‥!」

「セティナ、大丈夫!?」

「大丈夫だよ‥」

 

ヒッポグリフを呼び、上に乗りハグリットたちの元へと戻った

 

 

 

その様子を一匹の黒い犬が見ていた…

 

 

 

 

 

 

 

「セティナ、闇の魔術に対する防衛術大丈夫かな?」

「今まで、ハゲ(クィレル)とバカ(ロックハート)だったもんね…今年は大丈夫よ。」

 

 

「さぁ、教科書をしまって。杖だけもっておいで。実習をするから、僕についておいで」

 

私たちは、杖を持ち職員室まで行った。

途中で、悪さをしているピーブスに会いましたがルーピン先生にやられましたよꉂ(ˊᗜˋ*)

中にスネイプ先生がいたが、しばらく睨み合ってから出て行った。

 

「このタンスの中には、まね妖怪のボガートがいるよ」

 

「では最初の質問。ボガートとは何でしょう」

 

ハーマイオニーの手が挙がる。ルーピンはハーマイオニーを当てた。

 

「形態模写妖怪です。私たちのもっとも怖いものに姿を変えます。また、そのもののもつ一部の能力を使えるようになる場合もあります」

「正解だ。私もそんなに上手くは説明できまい。だから、暗がりにいるボガートはまだ何の姿にもなっていない。正確には、誰も知らない、というべきだね。ということは、私たちはボガートに対して大変有利な立場にいることになるわけだが、その理由、ハリー、わかるかな」

 

ハーマイオニーが手を挙げ、つま先立ちでぴょこぴょこしているのを横目に、ハリーは答えた。

 

「ええと、僕たちの人数が多いからどんな姿になればいいかわからない…?」

 

ルーピンは正解だとほめた。

「過去になんでも首なしの死体と肉食ナメクジの混ざった半身ナメクジに変身したことがあってね。まったく、怖くない。むしろ、気持ち悪くなったんだよ」

ルーピンはみんなに呪文を練習させ、ネビルに何が怖いのか聞いた。

 

「…スネイプ先生」

 

教室中が爆笑する。そしてその後ネビルにおばあちゃんの服装を思い浮かべるように指示して、その後に呪文を唱えればスネイプがその服装になると言った。クラスの中はさらに爆笑。そして洋箪笥は一段と激しく揺れた。

 

「さあ皆、考えてみて。自分が最も怖いもの、そしてそれを面白く変える方法を」

 

(私の怖いもの…今のは…)

 

「さあ、いいね?」

 

私も含めて全員が頷いた。

皆に後ろに下がるようにルーピン先生はいい、杖をタンスに向けた。

 

「ワン、ツー、スリー」

 

タンスのドアが開き、ボガートスネイプ先生が出てきて、ネビルの方へと向かった

 

「り、リディクラス!」

 

パチンと音が鳴り、おばあちゃんの服をきたスネイプ先生に変わった

 

先生が名前を呼んでいき呼ばれた者は前へ出て、ボガートがそれぞれ姿を変えていった。

 

「セティナ!」

 

私は呼ばれたため、前へと進む

 

すると、ボガートは幼い私の姿に変わった…

 

「…やっぱりね…」

「あなたはもうかわれない…」

「そう。もう、あの時にしてしまった。間違ってしまった。だから、もう…戻れない。私は…先に進まなくちゃいけないの」

「ほんとうに…いいのね…?」

 

‘幼い私’が‘今の私’を見つめた

だから、私も見つめ返した

 

「えぇ。だから、あなたはいらない。ありがとね…  リディクラス」

 

パチンと消え、煙となった…



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4.これからの作戦

賢者の石編は、長すぎたため少しまとめさせていただきました。勝手ながら、申し訳ありません。

現在、次の炎のゴブレット編をどちらの案にするか考え中です…もしかしたら、また皆さんに聞くかもです。そのときは、よろしくお願いします。
1番最初の話で出たセティナについての予言は、既に出来ています。友達にも大丈夫か聞きましたww
予言については、まだいつ出すか決めていないですが自信作なので…!

長々とすみません
では、スタートです!


しーんとしばらく静まってからまたざわめきだした

 

ボガートは、ハリーの方に向かったのだがそれをルーピン先生は止めて自分が前にでた

 

すると、綺麗な月が浮かんでいた…

 

「リディクラス!」

 

月は風船に変わり再びタンスの中へと入っていった

 

「ボガートと対戦した生徒には5点あげよう。ネビルは10点だ。2回対戦したからね。それと、ハリーとハーマイオニーにも5点」

「先生、僕何もしていません」

「質問に正しく答えてくれただろう?さて…皆。今日の授業は終わりだ。セティナ、君は残ってくれるかな?」

 

ハリーたちに手を振り、私はルーピン先生のところに向かった

 

 

「さて、紅茶をどうぞ。」

「…ありがとうございます…」

 

先生は、しばらく私を見つめてから、話し出した

 

「セティナ。最近、体調は大丈夫かい?」

「体調…?まぁ…はい………」

「君はもう知ってるかもしれない…力が暴走することを。」

「…お母さんから聞きました。」

「そうか…さすが、レフトだね。先に教えておいたら…」

 

パリーン…

 

紅茶の入ったカップが割れた…

 

 

「っ!…ごめんなさい!本当に、ごめんなさい!」

「セティナ!落ち着くんだ!大丈夫、大丈夫だから」

「本当は怖いんです…いつか…誰かを傷つけるんじゃないかって…!先生…どうしたらいいんですか…!?」

 

先生は、窓の外をチラリと見た

 

「本当は、まだ君には会わせないでおこうと思ったんだが…着いてきておいで。大丈夫、次の授業は先生に伝えておくからね」

 

頷き、私は先生の後についていった

 

 

「先生?この黒い犬は…?」

「大丈夫だよ。彼は、世間では悪者にされてるがね…本当は違う。騙されたんだよ…君の親族だよ。」

「親族…?」

 

黒い犬を見るとクルッと回り、‘シリウス・ブラック’に変わった…

 

「シリウス・ブラック…」

「セティナ…あぁ、セティナ!レフトによく似ている…。髪も目の色は…混ざってしまったのだね…それに…私のクネクネが遺伝したんだろうね。」

「そうだね。とても、よく似ているだろう?」

「ああ。」

 

 

「お…お父さん…?」

「あぁ。」

 

「そっか…お父さん…お父さん…お父さん!私のお父さん!」

 

(お母さん…シリウス・ブラックが、私のお父さんなんだね)

 

「リーマス…本当にありがとう。私たち、家族のために…」

 

シリウスは、そう言って涙を拭った

 

「しかし、私にはやらなくてはいけないことがあるんだ。リリーとジェームズのために…」

「お父さん。私も手伝うよ。ロンのネズミがピーター・ペティグリューなんだね?」

「そうだよ。私もやれることはやろう。この中で、1番いけそうなのはセティナだ。毎週、暴れ柳の下にある部屋…叫びの屋敷で作戦を話そう。ここだと、ばれるかもしれないからね。」

「それより、セティナ。体調は、大丈夫か?レフトも、この時期だったから心配でな…」

「……」

「セティナ?」

「…えっ!?あっ…そうね…」

 

お父さんとルーピン先生は顔をあわせた…

 

「セティナ。聞きなさい。君には、ずっと仲間がいるんだ。彼氏だっているそうじゃないか。大丈夫、必ず守るからね。」

「うん……」

 

 

お父さんに手を振り、私たちは学校へ戻った。

 

 

 

10月になり、私たちはクィデッチで忙しくなった。でも、お父さんに毎週会うことも楽しかったしクィデッチの練習も楽しい。ある木曜日の夕方、作戦会議が開かれた。

 

「俺は今年限りでいなくなる。この7年間、優勝は…いや、運が悪かった。去年はトーナメント自体がキャンセルだ……そして、優勝できるのは今年が最後のチャンスだ」

 

そして、Mr.オリバーは私たちを見回した。

 

「だが……わかってるのは、俺たちが――この学校で――最高の――チームだって――ことだ!」

 

いつもより、オリバーは輝いていた

 

「俺たちにはとびっきりのチェイサー、負け知らずのビーター、そして常に勝利をもたらすシーカーがいる!」

「よせよ。照れるじゃないか」

「君もすごい、決めてるキーパーだぜ」

 

フレッドとジョージが顔を赤らめてから言った。

 

「ありがとよ!そうだ!今年こそは、俺たちの、年だっ!」

『おおおおおッ!』

 

 

 

 

 

談話室にて…

 

「セティナ、ハリー、お疲れ様」

「えぇ。」

「もうすぐ、ホグズミードだなぁ…」

「ロン!」

「いや、いいんだよ。お土産、どっさり買ってきてくれるかい?」

「「「もちろん。」」」

 

「あっ…そういえば…ごめんなさい、セドリックと行く約束をしてるの」

「いいよ。こっちで買っておくから」

「大丈夫よ。私たち、ちょーどあるお店に行こうって約束してるの」

「あるお店…?」

「うん。ほとんどの人は知らない、隠れ家てきお店よ。」

「隠れ家!?どこにあるの?」

「フフっ、秘密!自分で見つけてみる方が楽しいわよ。ないように見えて、すぐそこにあるから…」

 

 





【挿絵表示】



【挿絵表示】


↑今まで描いた挿絵です
もし、見れてたら教えてください。



後書き
 挿絵について、教えていただきありがとうございます!


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5.「太った夫人」のお出かけ

前回の話に、今まで書いた挿絵を載せています。
教えていただいた方、ありがとうございました!

私立、いけました!次は、公立。今日、推薦の方もいますね。頑張ってください。もし、終わってたらお疲れ様でした!

今回は、太った夫人目線からのスタートです。
どうなるやろ…?

それでは、スタートです!


ー太った夫人

 

「こんにちは、皆さん。私は、グリフィンドールの寮を守っている者。既に上で作者が書いたとおり、途中までだけど私のお出かけに付き合っていただけるかしら?」

 

夫人はニコニコ笑顔だ。

 

作者→「OKです!」

「あなたじゃない!読者に聞いてるの!黙ってなさい。さて…皆さん。セティナとセドリックの恋愛状況。詳しく聞きたくありませんか?」

 

夫人は、ますますニコニコ笑顔だ。

怖い…

 

「だれ!怖いって言ったのは!

さて…邪魔な者は、もういないはずよ?(どうなるか…わかってるでしょ?)話を戻すわね。この前、セティナとセドリックが2人で歩いてたから着いていったのよ。さすがね。歌のプリンセスと呼ばれる者は。それに、おとした彼も。レフトの時も彼が着いていったわ。」

 

尾行…怖い…

 

「黙らっしゃい!ほら、あそこ。2人が一緒にいるわ。確か、今日はホグズミードへ行く日ね…今日はここまで。お出かけって言ってもそんなに出かけてなかったけれどね。また、話しましょう」

 

 

 

 

今日は、セドリックと一緒にホグズミードに行くの。

ホグズミードっていうのはね、イギリスにおける唯一の魔法族のみの村であるの。村はウッドクロフトのヘンギストによって作られたって書いてたわ。1714年以降、ホグワーツ魔法魔術学校の3年生以上の生徒は週末のホグズミード行きが許可されるようになった。生徒たちは主にゾンコのいたずら専門店やハニーデュークスといった専門店やパブが立ちならぶ村の本通りを練り歩いたらしいんだけど、他にも、悪名高い叫びの屋敷を見学しようとするものもいるって。

 

ホグズミードはコテージと店がならぶ絵画のように美しい村で、休暇になると魔法をかけられたキャンディが木からぶら下がっていた。村はホグワーツ特急が停車する駅の近くに位置している…ってね。

でも、皆さん知ってる?この前私が言ったんだけど…

 

 

**********************

 

大丈夫よ。私たち、ちょーどあるお店に行こう

って約束してるの

 

あるお店…?

 

うん。ほとんどの人は知らない、隠れ家てきお

店よ。

 

隠れ家!?どこにあるの?

 

フフっ、秘密!自分で見つけてみる方が楽しい

わよ。ないように見えて、すぐそこにあるから…

 

**********************

 

「思い出してくれたかな?うん、あっ!!あそこでセドリックが待ってるわ!」

 

 

「セドリック、お待たせ!」

「セティナ!ううん、大丈夫だよ。僕も今来たところだからね」

 

[理想の台詞出しちゃったww]

 

「セドリック、早く行きましょう!あなたがいつも言っている隠れ家へ」

「うん!あそこへ、セティナといけるなんてとっても嬉しいよ。場所は、教えておいたね。」

「ええ。でも私、ホグズミードのこと本でしか見たことないから、わからないわ。でも、とってもワクワクね」

「あぁ。セティナと出会えなかったら、どうなってたことか…」

「そしてまさかの出会い…」

「君が上から落ちてきたんだ」

「上から飛んできたの!そしたら、あなたにぶつかった。落ちたんじゃないわ!」

 

プーっと頬を膨らませると、セドリックが笑った

 

「からかっただけだって。そんなに怒るなって」

「怒ってないわ…!」

 

そんなふうに会話をしていると、馬車はホグズミードに着いた。

 

「わあー!ここが…ホグズミード!なんて、美しいのかしら…」

「さぁ、プリンセス。こちらへ…」

「プリンセス?」

「皆、君のことそう呼んでるよ。それに、僕にとっても君はプリンセスだからね…?」

 

そう言い、セドリックは手を私の方に出した。その手をとり、目的の場所へと向かった。

 

「ホグズミードっていうと、皆が行くのは〔漏れ鍋〕や〔ゾンコのお店〕…上の方の学年は、皆もう知ってるって思ってるらしいけど、まだ知らない場所がある。僕もね、つい一昨年に知ったんだ。」

 

私たちはホグズミードのたくさんお店が連なっているところを、少し離れた山の方に来ていた。

 

「ここね。セドリックが言っていた、入り口って。」

「そう。でもね、さっきは言わなかったけどホグズミードの入り口近くにもあるんだよ。でも、まだまだ時間があるしセティナは初めてだからね。目印は、1番大きな木。その根元を杖でコツコツ3回叩く。すると開くよ。」

 

そう言われたので、私は杖を出し木の根元をコツコツ3回叩く。

 

すると、木の根元がパックリと割れ人が中に入れるような穴ができた。私たちは頷き、中へ入った…

 

 

「いらっしゃい。おやおや、セドリック。新しいお客様を連れてきてくれたのかい?初めましてとようこそ、だね。ここは、その名の通り「隠れ家 ルート」へ。」

 

中はとても広く、カイト・ジョーンズさんが出迎えてくれた。

 

「カイトさんって…イギリスのウェールズ地方出身ですか?」

「そうだよ。そして、私の父親が日本だよ。」

「「日本!?」凄い!じゃー、いなり寿司!あれ、食べたことありますか!?」

「あるよ。なんていっても、イギリスにはたくさん町があるだろう?それと、同じで日本にもたくさんあるんだよ。その中で父親の住むところは、いなりが誕生した場所なんだよ。」

「凄い!」

「セティナ。いなり寿司、食べるかい?」

「うん!」

「セドリックは、何がいい?」

「僕も、同じのを頼もうかな‥」

「はいよ。」

 

数分後…

 

「おまちどうさま。」

 

お皿の上には、キラキラ光るいなり寿司…

 

「いただきます!」

「カイトさん、ありがとうございます」

 

パクッ…

 

「「美味しい!!」」

「そうかい、そうかい。嬉しいねぇ」

 

「「ごちそうさまでした!」」

「はいよ。また、来ておくれ…」

「もちろんです!ありがとうございました!」

 

カイトさんに手を振り、私たちは戻った

 

「どうだった?」

「もう、最高!ありがとう!セドリック」

 

この後、私たちは買い物してホグワーツ城に戻ったのであった…

 

 

 

「ハリー、はい。プレゼント!」

「セティナ、嬉しそうね。ハリー、私たちからよ。」

「隠れ家どうだったんだ…?」

「とーっても、楽しかったわ。」

「そろそろ下りた方がいいわ。宴会があと5分で始まっちゃう……」

 

 

 

「カボチャにいなり♪最高だ~♪」

「セティナの好きなものがたくさん。」

「「セティナ。セドリックと木の根元でなにしてたんだ?」」

「内緒~♪」

 

 

「ポッター、ディメンターがよろしくってさ!」

 

ドラコが、言った。が、誰も気にしていない。

 

こうして、宴会が終わった。肖像画に入ろうとすると、少し、傷がついていたけど正常なようだ。

 

(絶対あれ。お父…シリウス・ブラックだ。後で、お仕置きね♪)

 

 

第1回のクィデッチが近づくにつれて、天候は着実に悪くなっていった。それにもめげず、グリフィンドール・チームはフーチ先生の見守る中、以前にもまして激しい練習を続けた。そして、土曜日の試合を控えた最後の練習のとき、Mr.オリバーが嬉しい(皆は嫌な)知らせを持ってきた。

 

「対戦相手は、スリザリンではない。我々は、ハッフルパフと対戦だ。」

「本当に!?」

「あぁ」

「ハッフルパフってことは、セティナの恋人。セドリック・ディゴリーがいるところね」

「そこだ!セティナ。相手が恋人だからって容赦するんじゃないぞ!」

「もっちろん!むしろ、戦えて嬉しいよ~!」

「我々は勝たねばならん!」

 

 

その後、「闇の魔術に対する防衛術」のクラスに10分も遅れて、ハリーと入った。

 

「遅れてすみません。ルーピン先生、僕ー」

 

教壇の机から顔を上げたのは、ルーピン先生ではなく、スネイプ先生だった。

 

「授業は10分前に始まったぞ、ポッター、マリント。であるからグリフィンドールは、10点減点とする。座れ」

「はーい」

 

私は座ったけど、ハリーは動かなかった。

 

「ルーピン先生は?」

「今日は気分が悪く、教えられないとのことだ。座れと言ったはずだが?」

 

それでもハリーは動かなかった。

 

「どうなさったのですか?」

「命の別状はない。」

「ハリー、座りなさい」

 

痺れをきらして私は言った。

 

「どうして!?セティナも聞いたろ?スネイプが、ルーピン先生に薬を渡したって!」

「スネイプ先生だ、ポッター。とにかく、今は座れ。」

「でもっ!」

「これ以上怒らせたいか…?ポッター!」

 

よくやく、ハリーはのろのらと自分の席まで歩いていき、腰をかけた。

 

「Ms.マリント、感謝する。ポッター、良かったな。これ以上、減点されなくて」

 

この後、人狼について学んだ

 

(なるほど…夢でも満月だけはそうだった…なら、大丈夫。私はあなたに正面から会えるよ。)

 

 




セティナとセドリックの恋。そして、クィデッチ&闇の魔術に対する防衛術の授業をお送りしました!


調査官:セティナ      (太った夫人からの情報)
シリウスは、侵入できず。そして、肖像画の前でしばらく止まっていたとのこと…中へ入るために肖像画をズタズタにするか…しかし、セティナにやられてはなるまいと諦めたとのこと。


オリキャラ:カイト・ジョーンズ
   お店:隠れ家 ルート
   親族:父親 タツヤ ナオミサ
     :母親 アリッサ・ジョーンズ
  ホグワーツ出身で寮はハッフルパフ


次回、グリフィンドールVSハッフルパフ

読んでいただき、ありがとうございました!


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6.彼女は恐怖する

今回は、うまくかけたと思いますよ。多分…

では、スタートです


グリフィンドールVSハッフルパフの戦いが始まった。

 

天候は× 視界も見えにくい

 

だけど、私たちチェイサー組は、ホークスヘッド攻撃フォーメーションで敵チームに挑んでいた。ホークスヘッド攻撃フォーメーションとは、3人のチェイサーが矢じり型の陣形を組んでゴールに向かうこと。

 

今は、6対2。

 

「ピーっ!」

 

ホイッスルが鳴り、下を見るとMr.オリバーがタイムをとっていた。

 

地面に着地し、髪の毛を絞りながら(クィデッチの時は、長い髪を1つにくくるようにしている)向かった。

 

「ハリー。まだ、とれないのか?これは、夜まで持ち込むぞ」

「あー、このメガネ。てんで、だめなんだ。雨に濡れて見えないんだよ。」

 

そのとき、ハーマイオニーがやってきてハリーのメガネに防水の魔法をかけてくれた。

こりゃあ、完全にゴーグルだわ。

 

「ありがとう、ハーマイオニー」

「まさに、天使ね!」

「さぁー!ここからが俺たち、グリフィンドール・チームの見せ場だ!全力でやるぞ!」

「「「「おー!」」」」

 

私たちが再び空に舞い、開始のホイッスルが鳴った

 

「ヤッホー!セドリック。そっちは、どう?」

「てんで、だめだよ。でも、負けない。またーーっ!」

 

セドリックが上空に向かって飛んでいく

 

まさかっ!

 

「ハリーっ!上よ!セドリックがスニッチを見つけたわー!」

 

その言葉に、ハリーの表情は変わった。そして、ハリーも上へと飛んでいった

 

 

パキッーパキパキパキッ

 

 

幸福が、全て何者かにもっていかれそうな…

そして、辺りの音は消えた…

 

「っ!ディメンター!!」

 

それに、こんなに大勢も… 

一目散に、ディメンターの元へと向かった。

 

 

パリーン

 

 

 

彼女のなかで、何かが割れた…

 

 

 

 

ー ハーマイオニー

 

「フフっ…うちの力…なめんじゃないわよ?」

 

セティナの声が聞こえ、次の瞬間…

 

バコーン!

 

音がなり、煙が辺りにたちこもる。

 

そして煙がなくなると…そこには、大きな氷の石みたいなものがあった。しかも、中にはディメンターが大量に…一緒になかで凍っていた。

 

その上にはセティナが座っており、ニヤリと怪しく笑っていた

 

 

「ハリーっ!」

「おい!あれ大丈夫か!?」

 

上からハリーが落ちてきたのだ

 

これはもうだめだと思ったが、ダンブルドアが出てきてハリーとセティナに呪文を唱えた

 

ハリーの方は、おちるスピードがゆるまりその瞬間に地面を柔らかくする魔法をかける。

セティナの方は、パタリと横に倒れてしまった

 

ダンブルドアは魔法で担架を2つ作り、セティナとハリーを乗せた。

 

「セティナ!先生!大丈夫なんですよね!?」

 

セドリックが降りてきて、セティナを見た瞬間駆け寄った。

 

 

ー セドリック

 

「セドリックや。セティナの力のことは知っているね?さっき、ディメンターが大量にやってきての。それをみて、セティナは怒り、ついに力を爆発させてしまった。ほれ、あれじゃよ。」

 

指差した方を見ると大きな氷の石があり、中にディメンターが入っていた

 

「そんなことはいいんです。絶対に離れたりしない!」

「そうか…お母さんがそうだったように、しばらくセティナは力が勝手に爆発し、そして力に怯えるだろう。その時は…頼んだよ…」

「はい。任せてください」

 

それからダンブルドアに頼まれ、ハーマイオニー、ロンと共に、ハリーとロンを医務室へと運んでいった

 

 

ー ダンブルドア

 

教員たち全員はセティナが作った氷の前へと集まっていた。

 

「どうしましょう…」

「ミネルバ。焦ってはならん。レフトと同様。光はおるんじゃぞ?希望のな…」

「希望の光……セドリック・ディゴリーのことですか?」

「うむ。それに、セドリックはこんなことがあっても、動揺しておらんかった。愛の力とは、素晴らしい。しかし、暴走は始まってしもうた。もしかしたら、授業のときパリンといってしまうかもしれん。そのときは、よろしく頼んだぞ…?」

 

(セティナや…君は1人じゃないんだよ。光は、周りにたくさんおる。それに…父親とも接触したんじゃろう…うまく…皆も…セティナにとっても…良いことに繋がってほしい…)

 

 

 

 

その後、氷ごとディメンターは魔法省に送った。

 

 

後に、襲ってくることを知らずに…

 

 

 

ー ハリー

 

「ここは…医務室…?」

「ハリー!良かった…」

「勝負は!?」

 

皆、暗い表情だった

 

「まさか…負けたの…?」

「ハリー…すまない。もう1度やり直すことを申し出たんだが…ダメだった…」

「そっか…僕の箒は!?」

 

ハーマイオニーとロンは、何かがくるまれているものを取り出しひろげた

 

「ニンバス…」

 

そこには、粉々になった僕の愛用のニンバス2000があった

 

「ハリーが落ちたときに…箒が暴れ柳の方へ飛んでいってね…あれは、当たったら粉々にしてしまうから…その、ごめんなさい。」

「いいんだよ……セティナは…?」

「今は、寝てるよ。大丈夫」

「そっか…」

 

良かった…けど、ニンバスが…

 

 

ー セティナ

 

私は、目を覚ました…

 

けど…本当に覚ましてしまって良かったのか…また、誰かを傷つけるんじゃないかって恐くなる…

 

パリーン…

 

また、何かが割れる…今は、ルーピン先生の授業中

 

「ごめんなさいっ!」

 

そう言い、教室から出る。先生が何か言ってるけど、聞こえない。いや、聞きたくない。恐い…消えたい…

 

いつからか私は、皆を避けるようになった。

話しかけてきた子に冷たくあたり、先生からも逃げ、大好きなセドリックからも離れる。

それが、私の……。私は、離れなくちゃいけない。皆を傷つけたくない。絶対に…

でも………

   話したい…みんなと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…助けて………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな彼女の声は、すぐに暗闇消えていった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日は経ち、クリスマス。

 

 

ベッドから起き上がり、プレゼントをみる

 

悲しくても、プレゼントだけは…好き…

 

(良かった…あった…)

 

彼女は心配していた。冷たくあたったから、誰もくれないんじゃないかって…

 

去年よりは、減ってた。けど…

 

「嬉しい…」

 

ニコリとはいかないが、微笑んだ。

 

 

 

ー ハリー

 

「メリークリスマス!」

「メリークリスマス!プレゼントがたくさんあるよ!特に…これ。大きくない?」

 

他のより、一段とでかく細長いプレゼントがあった。

さっそくあけてみると…

 

「ファイアーボルト!?」

 

夏休みにずっと通って見ていた箒が僕の手元に…

 

「ほぇっ!?」

 

ほら、ロンなんて変な声を出してしまってる

 

世界で1番早い…この箒…

誰が送ってくれたんだろう…?名前はかかれていない。けど…僕を応援してくれてるんだ!と思うと、嬉しくなった。

 

その後、ハーマイオニーの知らせを聞いたマクゴナガルがやってきてファイアーボルトを持っていかれ、僕、ロン、フレッド、ジョージはブーイングした。

 

「そういや、セティナ見たか?」

「見てないよ。」

 

フレッドが僕たちに聞いたが、誰もが首をふる

 

 

 

あの日から、セティナが消えた。いや、いるんだろうけど…どこに行ったんだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

ー セティナ

 

 

「お父さん…ルーピン先生…」

「「セティナ…大丈夫か(かい)?」」

 

私は、ずっとお父さんのところにいる。今日は、ルーピン先生もいるけど…

 

「私…どうすればいいか、わからないの…」

「大丈夫。君の周りにたくさんいるじゃないか。1人で抱え込もうとしないで…」

「いつも、そればっかり!それが出来ないから、聞いてるのに…」

 

私の方にお父さんが手を伸ばすがそれを払った

 

「もう知らない!あんななんか…ディメンターにやられてしまえばいいんだ!」

「セティナ!それは、言いすぎだ!シリウスに謝るんだ。」

 

言いすぎた…けど…ううん、私がいたら皆を不幸にしてしまう

 

「ごめんなさい…私なんかいたら、皆を不幸にしてしまうだけだよね…」

「セティナ、それはちが…!」

 

私は、お父さんたちからにげた。

 

 

 

「セティナ」

 

 

外に出ると、彼がいた

 

 

 

 

「セドリック…」

 

 

 

 

 

「大事な話があるんだ。きてほしい」

 

 



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7.作戦開始

色々と場所変わってるかもです。


「セティナ」

 

 

外に出ると、彼がいた

 

 

 

 

「セドリック…」

 

 

 

 

 

「大事な話があるんだ。きてほしい」

 

 

 

真剣な顔でセドリックが見ていた。

 

「どうして…!?私といたら、皆不幸になっちゃ…」

「来て。」

 

セドリックはそう言うや、学校の方へ歩いていく。

少し間をあけてから、私も着いていった

 

行き先は大広間

 

「待って!どうして大広間なの…!?」

 

逃げ出そうとすると、まさかの…

 

「ルーピン先生!?」

「おや、セティナとセドリックじゃないか。私もちょうど入ろうと思ってね。さぁ、いったいった。」

 

ちょ~…絶対計画してたよね…挟み撃ちとかやめていただきたい…

 

私は、警官に捕まった囚人のように…セドリックとルーピン先生に挟まれながら、大広間に入った。

 

いつもの大広間ではなく、机が丸く円をかくように置かれていた。向こうっかわには、ハリー、ロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージが座っていた。

 

「「「「「セティナ!」」」」」

「ほっほ…セティナではないか。よく来たのう。最近、見えなんでな。心配しておったのじゃ」

「絶対、計画たててたでしょ。見ていたくせに」

 

睨みながら言うと、ダンブルドアは「はて、なんのことか?」と言いながら首を傾げた。

 

 

「セティナ、こっち」

 

セドリックに引っ張られ、その場所にあった席に座った。

 

「セティナ。君は1人じゃないんだよ。僕もいる。だから、頼ってよ…」

「…どうして…?皆を傷つけたくないから離れてるのに」

「君はそう思ってるかもしれない。けどね、僕…いや、皆もだけどそういう時は頼ってほしいって思ってるんだよ。苦しいことも、辛いことも。だって、友達じゃないか!セティナにとっては違うの…?」

 

 

 

 

「私は…私は、皆と喋りたかった…!1人は嫌…!また皆と冒険したいっ!セドリックと話したかったぁ…!」

 

一言一言を発するたびに涙がポロリと流れる。

 

(そっか…私は…1人じゃないんだ…セドリックがいる!皆がいる!)

 

「セドリック…ありがとう…!」

 

にっこりと私は微笑んだ。

 

「ハリー、ロン、ハーマイオニーごめんなさい。突き放したりして…」

「いいのよ。セティナ!」

「そうさ!」

「うん。だって僕たち、親友でしょ?」

「…うん!」

 

私たち4人は抱き合った

 

 

ー セドリック

 

「セドリック。ありがとう。セティナはまた、輝いている。君のお陰だよ」

「ルーピン先生…。僕じゃない。ハリーたちのお陰だよ。あの3人がいるからこそ、セティナは輝ける。僕は今回、セティナに辛い思いをさせた。あんなに悲しんでたのに、僕は…!」

「違うよ。君のお陰だ。ハリーたちもいた。けどね、君の存在がセティナにとって1番だったと思うよ。」

「「そうだぜ。セドリック」こんなところで落ちこまれちゃー、まだまだだな。そんなことしてたら、俺がセティナを先に取っちゃうよ?」

「いいや…!セティナは僕が幸せにするんだ!」

「よっ!さすがっ!」

 

(僕が必ず守る。例え、この身がなくなろうと…!)

 

「セ~ドリック!」

 

僕は、こっちに向かってやってくる彼女に抱きついた。セティナは顔を赤らめる

 

「セドリック…?離して…」

「離さない。君が僕を避け続けた罰だよ。」

 

そう言うと、セティナの力が緩んだ。

 

「もう、セドリックったら…好き…大好きだよ……」

「僕もだよ…おやすみ。お姫様…」

 

セティナは眠った。僕の腕の中で。僕よりも小さな体。絶対に悪の手には触らせない。

 

 

 

 

 

 

そんな様子を見ていた教員。そして生徒たちは、微笑んでいた。

 

 

 

グリフィンドールVSレイブンクロー

 

それは、ハリーのフィイアーボルトの御披露目会のようであった。なんたって、世界で最高の箒だからね。セティナも、いつもよりも気合いが入っていた。

 

そして…

 

「ピッピー!そこまで!グリフィンドールの勝利~!」

 

5分ぐらいで試合は終わった。

結果はグリフィンドールの圧勝。

 

(例えフィイアーボルトも持っていたとしても、僕たちのチームは負けないよ。次は、正々堂々と…!)

 

 

 

 

ー セティナ

 

「さすが、フィイアーボルトね」

「あぁ…!でも、君の箒には敵わなかったよ」

「ふふん…そうでしょ~!ハリー、またかかってきなよ!」

「もちろん!次は負けないよ!」

 

私とハリーは、箒を上に掲げコツンとぶつけた

 

 

 

 

「皆さんにお知らせです。クィデッチ優勝戦は、試験の後に開催します!」

 

その後のマクゴナガル先生によるお知らせでそう発表された。

 

月日はたち…

試験が終わり、思いっきり伸びをしているとハリーたちが悪いお知らせを持ってきた

 

「ヒッポグリフが殺される!?そんなの…」

「ドラコが親に言ったのよ!それで、ハグリットが魔法省でヒッポグリフのこと伝えたんだけど負けてしまって…」

「それで、今日…殺されちゃうんだ…」

「だから、セティナ…着いてきてくれないかな…?」

「あっ…ごめんなさい…行きたいんだけど…ちょっと、ルーピン先生とね…先に行ってて!後で行くから!」

「わかった。必ずだよ!」

「えぇ…!」

 

ハリーたちを見送ってから、私はルーピン先生の元へと急いだ。

 

ガチャ

 

「ルーピン先生!って、スネイプ先生!?」

 

ルーピン先生の部屋に入ったつもりが、なぜかスネイプ先生がいた…

 

「おや…Ms.マリント。どうしたのだね…?」

「…ルーピン先生はどこに行ったのですか…?」

「知らん。薬を持ってきたのだがもぬけの殻だ。…我が輩にもゆえんのか…?」

「…スネイプ先生。あなたは、‘ピーター・ペティグリューが生きているとしたら’信じますか…?」

「ピーター・ペティグリュー…?どうしてだ。まさか、そこらにおったというのはないだろう?」

 

「…着いてきてください」

 

一瞬の間をあけてから私はスネイプ先生にそう言って歩き出した。

 

「ここです」

「…」

「シリウス・ブラックを見ても攻撃しないでください」

 

そう言い、ポケットの中にあるスイッチを押した

 

暴れ柳に向けて呪文を唱え動きを止めてから、中へと入っていった

 

 

「・・・っ!」

「ち・・っ!」

 

どこかから、声が聞こえる。

 

ある部屋の前で立ち止まり、再びスネイプ先生に声をかけようとしたら…

 

「ちょっ…先生!?」

「シリウス・ブラック…会えることをどんなに楽しみにしたことか…」

 

先に入ってしまった。

お父さんに声をかけ、ニヤリと怪しく笑っていた




スイッチのことを覚えておいてください


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8.作戦2

「セティナ!どうしてこいつがここに!?」

 

お父…シリウス・ブラックと言おう。

後から、私だけが来る予定だったのになぜかスネイプ先生がいる。確かに同じ状況なら言うかもね…

 

「スネイプ先生。ピーター・ペティグリューがいると私が先ほど言ったのは覚えていますか…?」

「…しかし、そんな奴はいない……」

 

私は足を怪我しているロンのところに行き手を出す

 

「ロン。そのネズミちょうだい」

「どうしてセティナまで!?今までスキャバーズと一緒に生活してきたじゃないか!」

「「そうだよ(わ)!」」

「10年も生きるネズミがいるかしら?」

 

そこで、ロン。それに、ハリーとハーマイオニーも抗議をやめた。

 

ロンがネズミを私に渡したので、それを持ってシリウスたちのところに向かう

 

「シリウス、ルーピン先生。いいですね?」

「「どうぞ」」

 

ネズミを離すと、猛スピードで奴は逃げる

 

「そりゃっ!」

 

ボーン!と音がして……

   ピーター・ペティグリューが姿を現した

 

「なっ!」

「おぉー!懐かしの友よ…!」

 

ペティグリューは、自分の姿を見回してから今度はシリウスたちの方を見回した

 

「おぉ!ハリー!君は本当にジェームズに似ている!彼なら、私を殺さないだろう…!」

「ハリーの前でジェームズのこと、よく言えたな!」

「ご主人様!私はよく出来たネズミだっただろう?」

「ネズミの方が良くなったとな…?ついに、狂ったか」

「賢いお嬢さん。君なら僕を…」

「離れろ!それ以上手を出すな!」

 

ハーマイオニーの前に立ちふさがると、ペティグリューは驚いた顔をした

 

「…!レフトか…?いや、娘のほう…セティナか!とても優しいレフト…その娘ならきっと…」

「「「離れろ!」」」

 

まさかの3人出てきました。

 

「よくも、レフトとリリーを…!」

「よくも…!」

 

シリウス、ルーピン先生、スネイプ先生がペティグリューに杖を向けている

 

「やめて…!!」

「ハリー…?」

「ハリー、奴は君の両親を殺したんだぞ…?」

「だからって…僕のお父さんとお母さんは、殺人者になることは願ってないはず…」

 

「そっか…なら、瓶に入れましょう。割れない容器のね…?」

「セティナ…!ありがとう」

 

ペティグリューをネズミの姿に戻して瓶に入れ、しっかりとしめて私たちは外へ出た。

 

そこで、スイッチを止める。

 

 

ハーマイオニーとロンが、ホグワーツの方を向いているシリウスのところに行ってきなって言われたので、ハリーと2人で向かった

 

「本当に綺麗だな…本当に楽しかった。もう一度戻れたら…ってずっと思ってた」

「シリウス…」

「…もう一度戻ろうよ。今度は私たちと…ね?お父さん。「お父さん!?」前はごめんなさい。あんなこと言って…」

「いいんだよ。セティナが無事なら。あぁー…言ってなかったな。セティナと私。それにレフトは家族だよ。

2人とも。もし良かったらだが、一緒に住まないか?」

「「あなたと…?」」

「嫌だったらいいんだ…」

「嫌じゃないよ!それって凄い!」

「本当よ!やっと、お父さんと…」

 

「ハリー!セティナ!」

 

ハーマイオニーの声が聞こえ、そっちを向くと…

 

「満月…!スネイプ先生!薬…!」

「すまん…忘れていた…」

 

ルーピン先生は狼に姿を変えていく。

 

「リーマス!リーマス!駄目だっ…!」

 

シリウスは姿を変え黒い犬になり、ルーピン先生を抑えていたが、とばされた…

 

「こっちにくるんだ…!」

 

スネイプ先生が、私たちを誘導する…が、私は動かなかった

 

「セティナ!危ない!」

「こっちにくるんだ!」

 

ルーピン先生がどんどん近づいてくる。後少しのとき。

私はくるりと回って想いを強めた

 

(皆を…守る!!)

 

 

ハリーたちがセティナを次に見ると…見たこともない動物がいた。

 

その動物は9つの尾をもっていた…

 

「九尾狐…」

 

スネイプが、セティナを見て呟いた

 

「九尾狐…?あっ!日本の狐の妖怪…って書いてあった気がするわ」

「ふっ…正解だ。そして、レフトの時は八尾狐だったがな…」

 

 

狼(ルーピン先生)は、私の姿を見て止まった。

 

「…セティナ……?」

「そうですよ」

 

喋れない変わりに鳴いた

 

すると、ルーピン先生は微笑み元に戻った

 

[作者:書いて思ったんですが、急でしたね…うーん…ムズい]

 

「安心して戻ったようだな…」

 

黒い犬から戻ったシリウスが現れた

 

「そうですね。でも、人狼であることは変わらないけど…」

「それにしても、九尾狐か~。綺麗だった」

 

ピキッ…ピキピキピキッ

 

花が凍り、湖も凍る

 

「「「「「「ディメンター!?」」」」」」

 

そう、ディメンターの大軍が現れたのだ。

 

「くそっ、見つかったか…!」

 

拳を地面に叩くシリウス。けど…

 

「シリウスじゃないよ。」

「えっ…?じゃあ、誰を…ってまさか!」

「私だろうね。まだ根に持ってたんだ。凍らしたこと」

 

私はニコリと笑い、姿を変えた。そして、皆から離すために全速力で駆け抜ける。

 

「セティナー!」

「…!セドリック!?」

 

おい、まさかのセドリック登場か!?

 

後に聞くと、日本の狐らしき動物が走っていて、これはセティナしかいないと思い呼んだらしい

 

「セドリック、どうしてここに…」

「外が騒がしくてね…先生方も呼んだ。既に、皆は中に入ってるよ。さぁ、ディメンターを追い払おう。あれから練習したんだよ」

「すまんのう、セティナ」

「Ms.マリントすみませんね…」

「セティナ!僕もやる…!」

 

ここにいる全員がディメンターの大軍に杖を向けて…

『エクスペクト・パトローナム!!』

 

ハリーはなんと、牡鹿。そして、セドリックが…白虎

 

たくさんの動物たちが一直線にディメンターの元へと向かっていく。それはとても美しく、綺麗だった

 

 

「セドリック…白虎なんだ!」

「セティナのこと考えてたら、そうなったよ」

 

と言い、笑った。

 

 

青龍、朱雀、白虎。そして、玄武。

 

最後の1体は、誰なのか…

 

予想でいうと…

       シリウス・ブラックかな…?

 

 

 

 

その後大広間にて、魔法省大臣ファッジと、魔法省の者。それに、ホグワーツの先生方。そして、ハリー、ロン、ハーマイオニー、セドリックと私が呼ばれ、証言していった。

スイッチで録画していたものも渡し、シリウス・ブラックとピーター・ペティグリューは真実薬を飲んだ。

 

「…うむ。シリウス・ブラック、無罪!ピーター・ペティグリュー、有罪!」

 

 

その後、そのことが新聞やテレビで報道され、ペティグリューはアズカバン行きとなった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、途中で脱走したとのこと…

 

 

 

そして、ついに、クィデッチ優勝戦が幕をあげる




なんとなくで書いてみました。
後ろ姿ですが…


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次回もよろしくお願いします!


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9.クィデッチ優勝戦

次で終わりそうです。


クィデッチ優勝戦の朝となった。

私たちグリフィンドール・チームは、大広間に入ると割れるような拍手に迎えられた。

スリザリン生は、他の選手には野次を飛ばせていたが私には応援してくれた。

 

「ドラコ大丈夫?顔、良くないわよ?」

「あぁ…セティナか…ちょっと緊張して…」

「そっか…でも、うん。正々堂々と戦いましょう。まぁ、あなたはハリーとだけどね」

 

 

 

Mr.オリバー…いや、前にウッドと呼んでくれって言われたからね…うん。

ウッドは朝食の間ずっと、選手に「食え、食え」と勧め、自分はなんにも口にしないものだから、サンドイッチを口に突っ込んでやりましたわ

それには、皆苦笑い。

それから、他のグリフィンドール生はまだ誰も食べ終わらないのに、状態をつかんでおくためにフィールドに行け、と選手を急かした。選手が大広間に出ていくとき、また皆が拍手した。

 

「セドリックー!行ってくるねー!」

「あぁ!頑張れよ!」

 

フィールドにて…

 

「よーし……風らしい風もなし……太陽は少しまぶしいな……目が眩むかもしれないから用心しろよ……セティナの機嫌も大丈夫……グラウンドはかなりしっかりしてる。よし、キック・オフはいい蹴りができる……」

 

ウッドは後ろにチーム全員を引き連れ、フィールドを往ったり来たりしてしっかり観察した。遠くの方で、ついに城の正面扉が開くのが見え、学校中が芝生に溢れ出した。

 

「ロッカー・ルームへ」

 

ウッドがきびきび言い、全員中へと入った。

 

真紅のローブに着替える間、選手は誰も口をきかなかった。あのいつもふざけてるフレジョでさえ…

あっという間に時が過ぎ、ウッドの声が響いた。

 

「よーし、時間だ。行くぞ……」

 

歓声の中、選手がフィールドに出ていった。観衆の4分3は真紅のバラ飾りを胸につけ、グリフィンドールのシンボルのライオンを描いた真紅の旗を振るか、「行け!グリフィンドール!」とか「ライオンに優勝杯を!」などと書かれた横断幕を打ち振っている。スリザリンの方では、観衆が緑のローブを着て、スリザリンの旗に、シンボルの銀色の蛇を煌めかせていた。スネイプ先生は1番前列を陣取って、暗い笑みを漂わせていた。

 

「さあ、グリフィンドールの登場です!」

 

リー・ジョーダンの声がグラウンドに響く。

その声に、私はドクドクとなる心臓を落ち着かせるため息を吐き吸い込む。

 

「ポッター、ベル、ジョンソン、マリント、ウィーズリー、ウィーズリー、そしてウッド。ホグワーツに何年に1度出るか出ないかの、ベスト・チームの広く認められていますーー」

「そして、こちらはスリザリン・チーム。率いるキャプテンのフリント。メンバーを多少入れ替えたようで、腕よりデカさを狙ったものかとーー」

 

スリザリンからブーイングが起こった。

 

(…確かにそうかも。)

 

「キャプテン握手して!」

 

フーチ先生の合図でフリントとウッドが歩み寄り互いの手をきつく握り締めた。

 

「箒に乗って!…では、さーん…にー…いちっ!」

 

14本の箒がいっせいに飛び上がり、ホイッスルの音は歓声で掻き消された。

 

クァッフルを最初に取り、私はスリザリンゴールにまっしぐら。そして…

 

「セティナ、ブラッジャーをかわせ!ーーゴール!10対0、グリフィンドール得点!」

 

2回目にアンジェリーナが得点を入れ、私たちはガッツポーズをした。

 

「あいたっ!」

 

フリントがアンジェリーナに体当たりをかませ、アンジェリーナが危うく箒から落ちそうになった。

観衆が下からブーイングした。

 

「悪いわりいな、見えなかった!」

 

フリントがそう言い、次の瞬間、フレッドがビーターの棍棒をフリントの後頭部に投げつけ、フリントはつんのめって箒の柄にぶつかり、鼻血を出した。

 

「それまで!グリフィンドール、相手のチェイサーに不意打ちを食らわせたペナルティー!スリザリン、相手のチェイサーに故意にダメージを与えたペナルティー!」

「そりゃ、ないぜ。先生!」

 

フレッドが喚いたが、フーチ先生はホイッスルを鳴らし、ケイティーがペナルティー・スローのために前に出た。

 

「行けっ!ケイティー!」

 

競技場がいっせいに沈黙に覆われる中、リー・ジョーダンが叫んだ。

「やったー!キーパーを破りました!30対0、グリフィンドールのリード!」

 

その後、フリントのペナルティー・スローがあったがウッドが守った。

 

「グリフィンドールの攻撃、いや、スリザリンの攻撃ーーいや!ーーグリフィンドールがまたボールを取り戻しました。セティナ・マリントです。グリフィンドールのセティナ・マリントがクァッフルを取りました。フィールドを矢のように飛んでいますーーあいつめ、わざとやりやがった!」

 

まさにその通り。箒を捕まれ、進行方向を下にされ落ち掛けた…その後、スリザリンのゴールキーパーを破りペナルティは決めた。

 

「40対0!ざまぁ見ろ!汚い手を使いやがって。卑怯者ーー」

「公立中立な解説が出来なかったらーー!」

「先生、ありのまま言っているのです!」

 

ー ハリー

 

興奮でドキッとした。スニッチを見つけたのだーーグリフィンドールの3本のゴール・ポストの1本の根元で、微かに光っているーーまだつかむわけにはいかない。マルフォイに気づかれたら……。

急に何かに気を取られたふりをして、ハリーはファイアーボルトの向きを変え、スピードを上げてスリザリンのゴールの方に飛ぶと…うまくいった。後をつけてきた。

 

2人のビーターが迫ってきたため、ファイアーボルトを上に向けた。ボールとデリックがボクっと嫌な音を立てて正面衝突した。

 

「ハッハーだ!お気の毒さま!ファイアーボルトに勝てるもんか。顔を洗って出直せ!さて、またまたグリフィンドールのボールです。ジョンソンがクァッフルを手にしていますーーフリントがマークしていますーーアンジェリーナ、やつの目を突ついてやれ!ーーあ、ほんの冗談です。先生。冗談ですよーーアンジェリーナがセティナにクァッフルを渡しました。すざましい速さで飛んでおります。」

 

「ケイティー!」

 

「セティナがケイティーにクァッフルを渡し…ゴール!50対0!」

 

その後、スリザリンがウッドにブラッジャーを打ち込み、ペナルティーでアンジェリーナが入れゴール!

 

60対0

 

60点差…ここでスニッチを掴めば優勝。何百という目が迫っている。ハリーはその視線を感じた。

そして、見つけた。スニッチが自分の6.7メートル上でキラキラしているのを見つけ、スパートをかけた

 

が、スピードが落ちた。

愕然としてあたりを見回した。マルフォイが前に身を乗り出してファイアーボルトの尾を握り締め、引っ張っているではないか。

 

「こいつーっ」

「ペナルティー!グリフィンドールにペナルティー・ゴール!こんな手口は見たことがない!」

「このゲス野郎!」

「このカス、卑怯者、このーー!」

 

マクゴナガル先生はリーのことを叱るどころではなかった。自分もマルフォイに向かって拳を振り、帽子は頭から落ち、怒り狂って叫んでいた。

ペナルティーも外してしまった。

 

このことで、グリフィンドールは乱れて集中力を失い、逆にスリザリンはマルフォイがハリーに仕掛けたファウルで活気づき、有頂天だった。

 

スリザリンが得点を入れたものの、セティナがまた点を返していった。

今度はハリーがマルフォイにピッタリと張りつきマークした。

 

(皆、頑張ってるんだ。マルフォイなんかを絶対にスニッチに近づかせてなるものか!)

 

そのことにより、マルフォイはイライラしていた。

 

現在の得点

   80対20

 

 

アンジェリーナがクァッフルを持っており、マルフォイ以外のスリザリン選手は、ゴール・キーパーも含めて全員、アンジェリーナを追って疾走していた。

 

ハリーはくるりとファイアーボルトの向きを変え、箒の柄にピッタリ張りつくように身をかがめ、前方めがけてキックした。まるで弾丸のように、スリザリンチームに突っ込んだ。散り散りになり、アンジェリーナはノーマーク状態。

 

「アンジェリーナ、ゴール!90対20!」

 

そのとき、僕は心臓が止まるようなものを見た。マルフォイが勝ち誇った顔で急降下しているーーあそこだ。芝生の1、2メートル上に小さな金色に煌めくものが。

 

「行け!行け!行け!」

 

僕は箒を鞭打った。

 

ブラッジャーをさけた。マルフォイの踵まで追いついた……並んだーー。

僕は両手を箒から放し、思いっきり身を乗り出した。マルフォイの手を払いのけた。そしてーー。

 

 

 

 

 

「やった!」

 

 

そう、勝ったのだ。グリフィンドールが!

手の中に、スニッチが羽をばたつかせてもがいているのを、指で感じた。

 

「優勝杯よ!わたしたちが優勝よ!」

 

腕を絡ませ、抱き合い、もつれ合い、声を嗄らして叫びながら

グリフィンドール・チームは地上に向かって降下していった。そして、僕たち全員肩車されていた。

 

 

ダンブルドアが大きなクィデッチ優勝杯を持っている。

ウッドがしゃくりをあげながら優勝杯を僕に渡し、それを天高く掲げた…

 

 



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10.3年目の終わり

昨日、送る会がありました
面白かったですよ!

それでは、スタートです!


クィデッチ優勝杯が終わり、月日はあっという間に過ぎていった…

 

リーマス先生は、狼人間だとバレて自らホグワーツをやめた。

 

 

私はというと…その日から、お父さんにべったり

 

でも仕方ないよね…?ね? 

0歳ぶりなんだもの。

私は、ほら…連れ去られたでしょ?

(詳しくは、最初の話まで振り返ってみてね)

 

「お父さん、今日はね……紹介したい人がいるの。来て!」

「…はじめまして…。セティナのお父さん。僕は、セドリック・ディゴリーです。」

「おおー!君がそうか…!セティナのことを今後もよろしくたのむ!」

「はい!」

 

(良かった良かった…仲良くなりましたよ!)

 

 

そして、3年目が終わる1日前…

 

大広間には、真紅のライオンの旗がはらはらとたなびいていた。

 

 

「おっほん…皆よく食べ、よく飲んだことじゃろう…今年は、特にたくさんハラハラドキドキしたのう。特に、シリウス・ブラックの件じゃ。しかし、それは嘘であった。本当の犯人は、アズカバン送りの途中逃げおった。さて…来年は皆にとって、更に学校生活が楽しくなる大イベントが開催される。楽しみにしておくように。

ここで交代しようかの。2代目悪戯仕掛け人による面白いものがあるとな。」

 

ダンブルドアはこっちを向いて頷いたので、私、フレッド、ジョージが立ち上がった。そして、何より皆が驚いたのはシリウス・ブラックも立ったことだろう

 

「今回は、私の父であり1代目悪戯仕掛け人であるシリウス・ブラックと一緒に皆さんに感動をお届けいたします!」

 

「うまいな…いつもこうなのか?」

「「セティナだからね(さ)」」

 

「今回は前のに引き続き、花火第2弾とさせていただきます。それでは、お楽しみください…」

 

 

それと同時に、フレッドとジョージが杖を空に向け呪文を放った。

 

パーンパチパチパチ…

 

空に大きな花、小さな花…

 

交互に咲いていき大広間にいる全ての人の心を魅了する

 

 

「スキャリティー!」

 

今度はシリウスが呪文を唱える

 

私たちが工夫を凝らして作った呪文

 

花火…流星群……

 

それが爆発し、生徒たちの元へゆっくりと舞い降りていった

 

私たちは再び顔をあわせてうなずきあった。

 

ここでクルッと回り、九尾狐に変化

 

この動物を皆は見たことがないだろう。だから、突如現れた九尾狐をじっとみつめる

 

私は高々と鳴いた

 

 

すると、青、赤、黄、緑と様々な色の炎が浮かんでいく

 

その4つの炎は空へと向かっていき…大きな音を出してぶつかった…

 

 

それにより出来た、キラキラ光る粉が空中でオーロラとなり15秒後にゆっくりと消えていった…

 

 

 

 

「以上をもちまして終了いたします。」

 

 

 

私たち4人は、一斉に礼をして席へと戻った

 

「今回も素晴らしいものをみせてもらったのぉ。全員、再び拍手を…」

 

 

 

「うむ。本当に良かった…まさか、1代目もおったとはのぉ。では、これにて…終了じゃ!」

 

 

 

 

ホグワーツ特急にて…

 

「セティナ。どっちの家に帰りたい?」

 

シリウスにそう聞かれたので、少し悩んでから

 

「シリウスも一緒に、ウィーズリー家に帰る!ママも許してくれると思うわ」

「「あぁ!それに、今年は…」」

「クィデッチワールドカップ!ハリー、君も誘うよ!マグルが駄目だっていっても、一緒にね!」

「それぐらい重要なものだもんねー」

 

 

シリウスがゴソゴソさせてから、ロンになにかを差し出した。よく見てみると、小さなフクロウだった

 

「これ…君のネズミをなくしてしまったからね。使っておくれ」

「ありがとう!」

 

ロンは、パッと嬉しそうな顔でそれをもらった

 

「いいよ!泊まるの。シリウスとも話したいし…!」

「ロン…ママにいわなきゃ」

 

それは、キングズ・クロス駅についてから…として私たちは「爆発ゲーム」をやった。

 

「そろそろ着くよ」

「そうね、皆降りる準備をね~」

 

 

ゆったりと止まり、私たちは降りた

 

「ママ~!ただいま!」

「あら、おかえり。あなたが、シリウスさんね。大変だったでしょう。セティナもきっとと思ってね…一緒に泊まっていっていいわよ」

「「「ありがとうっ!」」」

「本当にありがたい。」

 

ハリーとハーマイオニー。それにセドリックに手を振り、隠れ家へと帰った

 

 

 




アズカバンの囚人編終了!
次回より、炎のゴブレット編開幕いたします

今後もよろしくお願いいたします!


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炎のゴブレット編
1.新たな予言


始まりました!
炎のゴブレット編です!

それでは、どうぞ


ー ダンブルドア

 

わしは、もうすぐ始まる大きなイベントの打ち合わせをしておった。

優秀であったため闇祓いに入ったシリウス。そして、今は辞めてしまったがアラスター・マッドーアイ・ムーディも席についておる

生徒たちに楽しんで欲しい。ただただ、そんな思いで危険ながら開催することにしたこと。

 

「さてと、全員席に…」

「まだじゃよ、バーティ。シビルが来ておらん」

「ダンブルドア、しかし彼女は…」

「誰がなにをいおうと、シビルはホグワーツの先生じゃろ?」

 

それで皆は黙った。

 

バタン

 

「申し訳ございませんわ。何しろ私、いつもは上の方にいるでしょう?ですから、あまり下には降りませんの。私の目が曇ってしまうから…」

「すまんのぅ、シビル。ホグワーツ全体に関わるイベントであるからの。」

「いえいえ。では、始め……」

 

そこで、シビルはガクリとなった

 

「シビル…!?」

「大丈夫か!?」

 

(この光景…前に見たことがある。ハリーの…ハリー・ポッターの予言で…なら…!)

 

「皆、離れてくれんかの…?そして、静かにするのじゃ」

「どうして……。!?」

 

闇の帝王が…再び蘇る……気をつけろ…

「なっ!?復活すると…!?そんな馬鹿な…こと、信じるわけ…」

「静かにするのじゃ!」

 

…彼女は、魔法界において最大の力をもつ……光と闇の中間に立つ者。どちらかに傾けば、その者においての光となるであろう…本当の姿は最後に現す…今は待て‥全てがあわさるその時まで…………

 

 うっううん!あら、ごめんあそばせ。私、ウトウトしていたようで。」

「なんなんだ…!さっきのは予言か…!?」

「予言…?なんのこと…?」

「君はさっき、闇の帝王が復活すると…」

「復活…?私はそこまで凄い予言はできませんわよ。」

 

(ハリー・ポッターから続く新たな予言…これはきっと)

 

「セティナの予言か…」

 

シリウスが呟いた。

 

「そうじゃのう…」

「セティナ?あぁ…セティナ・マリントか…しかし…うむ…とにかく、今はイベントのことだ!後少しなんだ!早くしてしまわないと、休みが終わってしまう!」

「そうじゃの。わしは考えとったんじゃが、今までは3人だったのじゃろう…?今回は、安全に…そして案に出とった7年生だけ…ではなく~~~にするのはどうじゃろうか?」

「なるほど…ってことは、今回のイベントは○人か…。うむ、良い!それが1番、生徒たちにとっても楽しめるだろう。では、次に………」

 

 

 

 

ー セティナ

 

明日はクィデッチワールドカップの日。皆が煙突飛行ネットワークでハリーの家に行くっていうから止めた。お母さんも切手をたくさん貼った手軽を送ろうとしたから止めた。マグルの家だよ。絶対に機嫌が悪くなるでしょってことで、私が迎えにいくことに決定した。

 

(1度きたことがあるしね…こういうのはお菓子を持っていくべき。)

 

ってことで、有名なお菓子屋さんにいって野菜のケーキを買いました。

 

なぜ野菜か?って聞かれたら、ハリーの従兄弟のダドリーが太りすぎるからダイエットを始めたんだって

 

ピンポーン…

 

ガチャ…

 

「初めまして。ダーズリーさんですね。私、ハリーの友達のセティナ・マリントと申します。」

「ふん…君がそうか。車で来たのかね?」

「えぇ。すぐそこに停めて、歩いてきました。それとこれ、‘野菜’のケーキです。食べてくださいね」

「おぉ…ありがたくいただくよ。入りなさい。紅茶でも出そう」

「ありがとうございます。」

 

上手くいったようだ。

 

「小僧、準備して下に持ってきておけ」

「全部ね」

 

ニコッと笑い、ダーズリーさんに着いていった

 

「初めまして。皆さん」

「あら…バーノンそれは…?」

「彼女にもらったんだ。‘野菜’のケーキだ」

「あら、そう。ありがとう。紅茶を入れるわね」

 

 

 

 

「皆さん、本当にありがとうございました。それでは、そろそろ行きますね」

「また、話そう。ありがとう」

 

礼をして、角を曲がって立ち止まった。

 

「凄いや!まさか、叔父さんたちと仲良くなるとか」

「まぁね。前の方法で行くよ」

 

ハリーが頷き、私の手を握る

 

 

 

パチンと音がして、2人は消えた…




前にいってた予言です。上手くいけたかな…

次回は、クィデッチワールドカップです!
お楽しみに…


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2.クィデッチワールドカップ

金曜日に卒業式があります。(。◕ ꈊ ◕。)

募集の件について
 今作にて、1番最初にドラゴン対決がありますよね?
何人出場っていうのは内緒にしたいので何体かは言いませんが、どんなドラゴンを出すかについて、皆様に案を募集したいと思います。(考えてるんですが出てこなくて…自分で考えたドラゴンでもオーケーです)もし、足りなかったら同じのを何体か出そうと思いますが…
もし大丈夫でしたら、よろしくお願いします!

では、スタートです!


私たちはくるくる回り、次に見たのは隠れ家だった。

 

「パパとシリウスはね、さっき帰ってきたところ。あの人たちね、暖炉で行こうとしたんだよ。本当っ、びっくりって思うでしょ?だから、説教してたんだぁ~♪もうっ、魔法使いは…!フレジョなんて、ダドリーに舌が伸びるアメを…いや、それはいいか…」

「…コワイ…って、それはいいんだ!?」

「えっ?なにか言った?」ニコッ

 

そんな、ハリーにとっては恐怖となった会話をしながらドアを開け、家に入った。

 

「「ハリー!無事か(だったんだね)!?」」

 

入って早々、シリウスとロンがハリーにとんでいく

まぁ、ダーズリーさんがダイエットしてたししょうがないよね…?

 

「あら、ハリー!大丈夫だった?無事、届いたでしょうね?」

「おばさん!届きました!本当にありがとうございます!」

「いえいえ、これくらいたいしたことないわ。そんなことよりも、もう、6時っ!アーサー、早くに出るんでしたっけ?」

「そうだよ、モリー」

「なら…ハリー、あなたはロンのところに荷物を置いてきて!ロン、教えてやって」

「ハリーは前にきたことあるよ、ママ。でも、行くよ」

「後は、手伝ってくれるかしら?」

「「じゃー、俺たちもハリーを…」」

「あなた達は、こちら側。手伝う方よ。ほんっとに残念ね♪」

 

ママはテキパキと準備をし、逃げ出そうとするフレッドとジョージを捕まえる。そんな様子を、手伝いながらもビル、チャーリー、ジニーとハーマイオニーが笑っていた。

 

(皆でずっと笑っていられる。そんな日が続いてほしい。例え、裏切り者と言われてでも必ず守るよ…)

 

「今日は、賑やかだわ。フレッドとジョージの前のことがなければ、私ももっと楽しめたのに…」

 

前のこと…それは、ママがフレッドとジョージの部屋を掃除していたことから始まった。ウィーズリー・ウィザード・ウィーズの注文書が見つかった。それに、フレジョのO.W.Lテストの成績がギリギリだったからだ

 

ママは、フレッドとジョージだけって思ってるけど…

 

(ごめんね、私も関わってるの…)

 

 

それからご飯を食べ、ママが「明日、ダイアゴン横丁にいって買ってくるから手紙を出して」って言ったから、私の手紙をママに渡し、明日の準備の再点検をして眠った…

 

 

いつもよりとっても早く起き、目をこすりながらパンを食べ私たちは出発した。

パパ、フレッド、ジョージ、ハーマイオニー、ロン、ハリー、ジニー、シリウスと私だ。

ビル、チャーリー、パーシーは姿現しで行く。私もそれが良かった…けど、ピクニックって自力でしょ?

 

 

 

会場近くまで行くポートキーのところまで向かう道筋は遠く、次第に口数は減っていき、皆無言で歩いていた。

そして、ようやく着いた。

 

 

「ここだ、アーサー、息子や、こっちだ。見つけたぞ!」

 

声がして、私たちもそちらの方向に向く。

 

セドリックとその父親のエイモス・ディゴリーさんがいました。

 

「セドリック!初めまして、エイモスさん。私、セティナ・マリントと言います。いつもセドリックにお世話になっています!本当にありがとうございます!」

 

エイモスさんは私をじっと見てから、目を輝かせた。

 

「君がセドリックの彼女だね…?セドリックからいつも聞いてるよ。本当に、好きみたいだしね」

「…お父さん…!?」

 

「アーサー、セティナ以外の皆は君の子かい?」

「違うよ、赤毛の子だけだ。ロンの友達の、ハーマイオニー・グレンジャーとハリー・ポッターさ。」

「…ハリー・ポッターか…出会えて嬉しいよ。おぉ、シリウス・ブラックじゃないか。君も大変だったね。闇祓いの仕事は順調かい?」

「あぁ。」

 

大人たちが握手をした。

 

「ねぇ、セドリック。」

「なんだい?」

「今年が、セドリックとの最後の年だね…」

「まぁね…でも、確か今年は大イベントがあるんだろう?もし、ペアでならセティナと参加したいな」

「…!!私もっ…!」

 

「2人とも。もうすぐ出発だから掴まって!ハリーも!」

 

掴むと、すぐに引っ張られる感覚に襲われた

 

地面に足が着くと、セドリックに手を振ってから指定された場所に向かった。

 

テントを2張りつくって、ハリー、ロン、ハーマイオニーは水を…後の皆は、火をつけるのと、木とか燃えそうなものを集めにいった。

 

「パパ、そうじゃない!私が付けるってば!」

「やり方だけ教えておくれ!私がやりたいんだ!」

 

 

ハリーたちが帰ってきたときには、フレッドが「パパとセティナが火と遊んでる」って言ったらしい。

 

「遊んでないわ…!」

「でも、なかなか火を…」

「パパがなかなかマッチを渡さないの!私がやったら火が付くんだけど、パパがそれを消して次こそは出来る!って…」

 

ご飯の用意をしていると、ビルたち姿現し組が到着した

 

「父さん、姿現してきました!」

「パーシーのやつ、姿現しが出来るからって自慢したいんだぜ。セティナも出来るのに…」

 

バグマンさんがきて、パパとフレッド、ジョージと賭けをしてましたよ。もちろん、私も少しだけ賭けました。フレッドとジョージと同じ~ってね。

その後、私たちはたくさん集まったお土産屋さんで買い物をして、テントに置きにいった。

 

すると、ゴーンと音がなり入場開始

 

 

 

 

 

そして、まさかの結果。

 フレッドとジョージと私の大勝利!賭け金が全て手に入り、私たちはニヤリと怪しく笑いました。

 

 

 

テント内にて…

 

「アイルランドがお祭り騒ぎをしているぜ」

 

最初はそうだったけど…徐々に悲鳴に変わっていく…?

なんでだろうと思っていると、パパとシリウスが慌てて入ってきた

 

「全員、杖だけ持って逃げるんだ!お祭り騒ぎじゃない!死喰い人だ!!」

 

「死喰い人…」ゾクッ

 

「セティナ、早く!」

 

フレッドに手を掴まれ、一緒に走った。

 

数分後…

 

「ハリーたちは!?」

「はぐれてしまった!」

「多分…3人は一緒にいるはず…」

「そうね…そう信じ…!?ジニー、危ない!」

 

茂みから、なにか緑の閃光がとんできたのでジニーを倒す。その代わり、私に当たった…

 

「ぎゃぁぁぁっ!?」

「セティナ…!?」

 

(拷問の呪文…いつぶりだろうか…これだけは、私は、苦手だった…)

 

閃光を放った奴は消え、代わりにシリウス率いる闇祓いが登場

 

「こっちで、叫び声が聞こえたんだが…セティナ!?」

「シリウ…ス…大丈夫…拷問の…呪文、かけ…られた…だけ…」

「…!禁じられた呪文だと!?救護班、彼女たちをウィーズリーのテントまで運んでやってくれ!フレッド、頼むよ」

 

ウィーズリー家のテントまで運ばれ、私はベッドの上にいた。

 

「大丈夫かい?セティナ…」

「大丈夫…久しぶりだったから…」

「久しぶり…?あぁ…そうか…」

 

ビル、チャーリー、パーシーは知っている。ウィーズリー家に来る前のこと…

 

お兄ちゃんたちは、優しく私を抱きしめてくれた

 

「皆…!大丈夫かい!?セティナ…!」

「大丈夫だよ。ただちょっと…ね…?」

「…すまない…私が守ってやれなくて…」

「いいの…!大事な妹を守れたんだから!」

 

もう、大丈夫になったので起きあがり、ジニーの頭を撫でた。

 

「ごめんね、セティナ…私っ…!」

「こらこら~…せっかくの可愛い顔に涙つけちゃダメだよ…?」

 

微笑むと、ジニーも少し笑顔になった

 

「明日、朝1番に帰る。皆、寝なさい。」

「そうだ。セティナ、大丈夫だからって禁じられた呪文にかかったんだから安静にな‥!」

「は~い…」

 

翌朝、皆が起きると私たちはポートキーであの山まで移動し、そこから歩いて隠れ家へと帰った…

 




かかっちゃった…

少しだけ、セティナの過去が出たようで出てないような…

次回からホグワーツ出発です
     よろしくお願いします!


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3.ホグワーツ特急に乗って…

炎のゴブレットから2冊になるから投稿数が多くなるかも…

セティナの過去も入ってます。

私関西に住んでるんですけど、USJにめっちゃ行きたい!3年ぶりに…。ハリー・ポッターのCMまた、出だしたからね。

それでは、スタートです!

追伸、なんか変なってるー!?
文字色したけどならなかったので、間あいてるところが過去の話です。すみません(泣)


「ママ…ただいま…」

「おかえりっ!セティナ、大丈夫!?まぁ、フレッドとジョージ…あなた達に言った最後の言葉が私の怒鳴り声なんて…」

 

私を抱きしめ、その後フレッドとジョージ…と、抱きしめていった

 

「いいんだぜ、ママ。それよりも‥」

「そうね…!セティナ、あなたは休みなさい。何しろ、あの…禁じられた呪文を…ヒクッ…かけられたのですから…!」

 

ママたちに促され、私は部屋に向かってベッドに横になった。

 

 

 

 

 

 

 

「クククッ…さぁ、セティナ…お前も使えるのだろう?レフトもそうだった。俺様に付くのだ。」

「いやっ…!」

 

ある薄暗い部屋……

 少女と蛇のような顔をもつ男を囲むように仮面をつけた者たちがいた

その男は少女をみた後、ニヤッと怪しく笑い仮面の者たちにいった

 

「ふん、貴様ら。セティナに嫌といったこと、後悔させてやれ。しかし気をつけろ。小娘も持っているだろうからな‥」

 

少女に次々と呪文があたり元あった傷の上からさらに傷がつけられていく

 

「いたい…」

「痛かろう…?さぁ、俺様の下に付け」

「イヤだ…きいたもん。あなたたちが…おかあさんをころしたって…」

「ふん、言葉が違う。‘助けて’やったのだよ…セティナ」

「そんなのうそだ!わたしは、ぜったいにおまえなんかのなかまにならない…!にげだしてやる…!」

「クルーシオ…!」

「ぎゃぁぁっ…!」

「小娘を閉まっておけ。どうやら…教育が必要なようだな…ククッ」

 

セティナが仮面の者たちに連れていかれてから数分後…

 

バタン

 

ドアが開き、ネズミ顔の男が入ってきた

 

「ご主人様、ポッターの居場所がわかりました…!私のことを、秘密の守人にしたんです…!」

「ほぉー…どこだ…?」

「…ゴドリックの谷でございます」

「ふむ。良くやった…ワームテール」

「有り難き御言葉…マリントの者は…?」

「少し教育が必要なのだよ。もう少し…そう…ハロウィンの日に…ククッ、待っておけ、ポッタァァァー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セティナ、ご飯だって…大丈夫?すごい汗…それに…泣いてる…?」

「ジニー…っ!」

 

私は、ジニーのことを抱きしめた

 

(あの夢…久しぶりにみた……)

 

「ごめんね、ジニー…久しぶりにちょっと怖い夢を見ちゃって…」

「ううん。大丈夫だよ…」

 

下に降りると、お父さんとパーシーはいなかった

昨日のことで、魔法省にいったらしい

 

「セティナ、大丈夫?」

「えぇ。寝て良くなったわ」

 

心配そうな顔で皆が見てくるので、笑顔で答える

 

「…そう、ご飯を作ったのよ!冷めないうちに食べましょう!それに、明日から学校ですからね」

 

 

ハリーは「箒磨きセット」でファイアボルトを磨き、ハーマイオニーは私たち4人にママが買ってきてくれた「基本呪文集・4学年用」を読み、私とフレッド、ジョージは隅っこの方に座り、羽根ペンを手に、羊皮紙の上で額を突き合わせながら皆に聞こえない声でコソコソ話していた

 

「前のあれは偽物だったわけ…?」

「そうさ、家に帰ったら無くなってたんだもの」

「3人で何してるの?」

「宿題さ」

 

フレッドがボソボソ言った。

 

「バカおっしゃい。まだお休み中でしょう」

「ママ。この2人ね。バカでしょ?だから、私が教えてあげてたの」

「そう…ほどほどにね…」

 

さすがに私がいたら…と、ママは離れていった

 

「流石だな」

「まぁね」

 

 

「あの人の奴隷って言うべきだわ!」

 

ハーマイオニーの怒鳴り声は、パーシーとパパが帰ってきてから起こった

 

「だって、あの人はウィンキーにお給料払ってないもの。でしょ?」

「みんな、もう部屋に上がって、ちゃんと荷造りしたかどうか確かめなさい!」

 

ここで話は終わり、ハーマイオニー、ジニーと共に部屋に向かった。

 

「ラティー、いい子ね。明日、学校に行くから中に入っておいてね」

「ほー」

 

ラティーは私の指を甘噛みしてから中に入った

 

「まぁ…!ジニーのドレス綺麗ね…!」

「これって何に使うの?」

 

ママが買ってきてくれた包みを開けると、私にもドレスが入っていた。夜と想わすドレス。私の夕日の髪にマッチしていた…

 

「「わぁ!」」

 

これを見て、2人は歓声をあげる

 

「確か手紙には、パーティ用のドレスローブって書いてたよね。大きなイベントのかな?」

「そうだと思うわ。あぁ…本当に綺麗…」

 

翌朝…

 

パパは魔法省から緊急の伝言ですぐに向かった

 

マッド-アイが何かしたが寝坊して急いでいたためよく聞けなかった。

 

今日は、マグルのタクシーで駅に向かう。

パパが魔法省から車を借りるよう努力したけど無理だったって…

 

駅につき、何気なくおしゃべりしながらフレッド、ジョージと9と4分の3番線に入った

紅に輝く蒸気機関車ホグワーツ特急はすでに入線しており、沢山のホグワーツ生やフクロウの鳴き声でざわめいていた。

フレッド、ジョージと空いたコンパートメントを探し、荷物を置いてママたちのところに戻った

 

「僕、みんなが考えてるより早く、また会えるかもしれないよ」

「「どうして?」」

「いまにわかるよ。」

「あぁ、僕もなんだか、今年はホグワーツに戻りたい気分だ」

「私もある役目で行くからね」

「シリウスまで!?」

 

ビルたちの謎めいた言葉に私、全員は「?」を浮かべながらさよならを言い、ホグワーツ特急に乗り込んだ

 

コンパートメントに戻り、あーだこーだと話しをしていくと、外は暗くなっていき、制服に交代で着替えた。

 

「で…?バグマンの件。どうするの?」

「脅迫」

「「ダメ!」」

 

フレッドの恐ろしい言葉に、ジョージと2人で止めた

 

 

 

「そろそろね」

「「あぁ。」」

「今年はなにが起こるのか…大広間できっと話してくれるはず」

 

外の景色を見つめながら、馬車に乗っていた

 

「今年の1年生は最初からずぶ濡れだな」

「俺たちは今年、ボートに乗らなくて本当に良かったぜ。」

「そうね。雨に濡れるのは好きだけど、ずぶ濡れは嫌だわ。」

 

 

馬車から降りると、石段を一目散に駆け上がり、ようやく玄関に辿り着く。

 

上をみると、後少しでロンに向かって水風船を投げようとしているピーブスを見つけたので、‘にっこり’と笑った。

ピーブスはそれをみて、一瞬震え上がってから水風船をしまった。

 

「セティナ…」

「なーに?」

「怖い…」

「あら、なんのことかしら?」

 

マクゴナガル先生が出てきて、「大広間へ!」といったので、私たちは中へと入っていった

 

「あぁ、早くしてくれ。僕、ヒッポグリフだって食べちゃう…ヒッ」

 

ロンが横をチラッと見てからの出来事はいわないでおこう。

 

その時、大広間からマクゴナガル先生を先頭にずぶ濡れの1年生が入ってきた。先生方のテーブルの前に整列して、在校生のほうを向いたときには、寒さと緊張とで、全員震えていたーーただ1人はこっちを向いてコリン・クリービーに手を降ってるけど…

 

例年通り、マクゴナガル先生が3本脚の丸椅子に古い三角帽子を置くと、しばらくしてから歌い出した。

 

 

 いまを去ること一千年、そのまた昔その昔

                          私は縫われたばっかりで、糸も新し、真新し

                          そのころ生きた四天王

                          いまなおその名を轟かす

                          荒野から来たグリフィンドール

                          勇猛果敢なグリフィンドール

 

 谷川から来たレイブンクロー

                          賢明公正レイブンクロー

                          谷間から来たハッフルパフ

                          温厚柔和なハッフルパフ

                          湿原から来たスリザリン

                          俊敏狡猾スリザリン

                          ともに語らう夢、希望

                          ともに計らう大事業

                          魔法使いの卵をば、教え育てん学び舎で

                          かくしてできたホグワーツ

                          四天王のそれぞれが

                          四つの寮を創立し

                          各自異なる徳目を

                          各自の寮で教え込む

                          グリフィンドールは勇気をば

                          何よりもよき徳とせり

                          レイブンクローは賢きを

                          だれよりも高く評価せり

                          ハッフルパフは勤勉を

                          資格あるものとして選びとる

                          力に飢えしスリザリン

                          野望を何より好みけり

                          四天王の生きしとき

                          自ら選びし寮生を

                          四天王亡きその後は

                          いかに選ばんその資質?

                          グリフィンドールその人が

                          すばやく脱いだその帽子

                          四天王たちそれぞれが

                          帽子に知能を吹き込んだ

                          代わりに帽子が選ぶよう!

                          被ってごらん。すっぽりと

                          私がまちがえたことはない

                          私が見よう。みなの頭

                          そして教えん。寮の名を!

 

 

組み分け帽子が歌い終わると、大広間は割れるような拍手だった。

 

「僕たちのときと歌が違う」

「毎年違う歌なんだ」

 

組み分けが順に行われ、終わったとき。

 

「皆に言う言葉は2つだけじゃ」

 

「思いっきり、かっこめ!」

 

ダンブルドアの言葉で、の前の空っぽの皿が魔法でいっぱいになった。

 

 

途中で、ハーマイオニーは食べなくなったが食事はそのまま続き、ようやくデザートを食べ終わった頃…

 

「皆に連絡がある。これは、わしも辛い…今年のクィデッチは取りやめじゃ」

 

この言葉に大広間中はざわめき、非難がさっとうした

 

「これは、10月から学期末まである大きなイベントのためじゃ。今年、ホグワーツにてーーー」




あとがき

レフト:「ヤッホー!レフトでーす!皆さん、元気でしたか?」
シリウ:「レフト、私だよ!シリウス!」
レフト:「シリウス?」
セティ:「誰だろう。ねー?」
レフト:「ねー!」

シリウ:「グスン…どうせ私は…」
レフト:「さっきはごめんね。ってことで終了です!」
シリウ:「ってことで!?ガーン…」
セティ:「次回は、皆さん「?」の何名出場か…について、発表するよ!作者しだいで…ね?作者さん?」
みかラキ:「はい…今回は、だいぶツメツメです。もし、間違っていたところがありましたら教えてください!では、ありがとうございましたー!」
レ・シ・セ:「「「ありがとうございましたー!」」」


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4.三大魔法学校対抗試合

会話ムズーイ…説明ね…あるんですよ!私の前には。それが上手く表現できない…頑張らなくては…( ੭•͈ω•͈)੭

それでは、スタートです


…今年、ホグワーツにてーーー」

 

ゴクリと誰かの喉音が聞こえた。それくらい、静まり返っていた。

 

ビカーンゴロゴロ!

 

怪しい雲だったのが変わり、雷へと変化する

 

「セティナ…別に今雷ならさなくていいから」

 

フレッドの言葉に皆が頷く

 

「はっ!?いや、私じゃ…」

 

バタン

 

「今度はなんじゃー!?」

「セティナ…性格変わってる…」

 

ドアから入ってきた何者かを睨みつけるセティナの横でハリーが静かに言った。

 

私の睨みつける目に気づいたのか、こっちをしばらくみたが、目を背けダンブルドアの元へと歩いていった

 

彼の名は、アラスター・マッドーアイ・ムーディ

顔中に傷痕の残っている、左目にブルーの不気味な義眼をつけている男。今年の闇の魔術に対する防衛術の担当だ。そして元闇祓い。

よく自分の持ってきた飲み物を飲む。ふむ…それは普通か…?まぁ、それは置いておこう。

 

「先程言いかけていたのじゃが」

 

 

ダンブルドア校長が咳払いして言った。

 

「これから数ヶ月にわたり、我が校は誠に心踊るイベントを主催するという光栄に浴する。この催しはここ百年以上行われていない。この開催を発表するのは、わしとしても大いに嬉しい。

            トライウィザード・トーナメント

今年…ホグワーツで、三大魔法学校対抗試合を行う」

 

「ご冗談でしょう!」

 

隣でフレッドが叫んだ

 

「フォッフォッ、Mr.ウィーズリー。けっして冗談ではないぞ。冗談といえば…」

 

オッホン

 

ダンブルドアの隣に座るマクゴナガル先生の咳でダンブルドアは一瞬固まったが、また話しだした。

 

「さて、知っている者は別のことをしとっても良い。知らぬ者に簡単に説明しよう。ヨーロッパでもっとも大きい魔法学校であるホグワーツ魔法魔術学校、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの3校が競う大会なんじゃ。それぞれの学校からひとりずつ代表が選ばれる。代表選手たちは魔法能力、知力、勇気を計る3つの課題に挑戦する。選手たちは優勝の名誉と栄光である優勝杯と賞金をかけて競うのじゃ。

しかし、対抗試合はその並外れた危険性で有名であり、試合中に選手たちの死亡事故が相次いだため安全の観点から1792年に中止されることになった。」

 

ここで1区切りして、ダンブルドアは辺りを見回す。

 

「本来は、各校代表1人。17歳以上のみ参加となっておった。それほど非常に危険なんじゃ…」

「17歳以上だって!?」

「俺たちは参加できないのかい!?」

 

隣でフレッドとジョージが声をあげる

 

「しかし、それでは楽しめないのではないのか。応援もよい。だが、もっと…一直線ではなく…生徒たちがさらに楽しめるものを…!そこで魔法省とホグワーツ全教師が工夫を凝らし考えた。危険でありながらも、わしは皆を信じたい。各校は、1人ではなく…2人じゃ!「17歳以上だけなんて…」と、皆思っておることじゃろう。」

 

そこでダンブルドアは机の下から箱を取り出し、皆に見えるように高々と見せた。

 

「ここに箱がある。この箱は、17歳以下の者が入れるものじゃ。自分も出たい。そう思う者は、この箱に名前を入れるように。この箱の中から教師が選ぶ推薦する生徒を代表の1人としよう。ただし、決まったからには全力で。簡単な気持ちでは入れるでないぞ」

 

再び、歓声があがる。前よりもさらに激しく…

 

隣では、フレッドとジョージがよくわからんダンスを踊っていた。

 

「既に、他の2校も知っておる。今頃、決め中じゃろう。ホグワーツでは、3日後まで待っておこう。それ以降はできん。最後に…そう全てをまとめて最後に発表するからのう。この箱は大広間のここに置いておこう。それでは…解散!」

 

解散はしたものの、誰1人帰る者はいなかった。あの箱を誰もがじっと見て、誰も箱に名前を入れないのかとちらちら辺りを伺っていた

 

「俺は投票するぞ!永久の栄光を我が手に!なっ!ジョージ」

「あぁ、セティナ。羊皮紙ないか?って…!」

「あるよ。はい」

 

ジョージに羊皮紙を渡し、私は立ち上がった。

 

「セティナ、ダメだっ!君は前に…」

「なんのこと?したいっていうこの気持ち…お兄ちゃん達は理解してくれないの…?」

「「大丈夫!セティナならできるさ!」」

 

セティナのこの言葉に2人は弱いよう。フレッドとジョージはとろけるように座りこみ、セティナはニヤリと笑いガッツポーズw

 

輪を抜け、最初に箱に名前を入れた。

 

「セドリック!私、入れたよ!」

「本当に…!?セティナなら大丈夫だよ。僕も入れようと思ってたんだ。17歳以上だから、また別のにね」

「うん!一緒になれたらいいね」

 

「セティナーー!俺たちも入れたぞぉぉぉー!」

「さっすが!セドリックまたね!」

「あぁ」

 

 

 

ムーディ先生の授業…確かに凄かった。けどね…許されざる呪文、本当に使っていいのか…?って思うけど…しかも1度は体験を…で、どうして生徒に服従の呪文をかけるのか…

 

今はハリーの番。最初に闘う姿を見せたからって…

 

「机にあたったら痛いじゃん!」

「「そこっ!?」」

 

「まぁ見てろ、マリント。ポッターはもうじき…ほら!いけたじゃないか!」

 

ついに、ハリーは服従に勝ったのだ。

おめでとさん。

もう、授業が終わりだから私の名は呼ばれないだろうと思ってドアの方に向かったら…

 

「マリント!お前はまだ終わってないだろう!前に立つんだ。」

 

呼ばれたので、カバンを置きムーディ先生の前に立つ

 

学年トップであるセティナはどうなるのだろう?と皆が注目した。

 

「……インペリオ!」

 

辺りは静けさで増す。幸福?それがなんだ。

母は殺され、毎日傷だらけ。必ず奴は生きている。そして、いずれ復活する。だからこそ、大切な皆を守りたい。セドリックを…いつも、優しく微笑んでくれる彼を守る…!だから、こんなんで立ち止まっちゃいけない。

 

「カンガルーのように飛び跳ねろ…」

「ククッ…これだけ奴には感謝だな。この呪文は効かない。ご苦労様~。んじゃねー」

 

手を振り、

   私は呆然とする皆を置いて廊下へと出た




次回、3校が集まります!
そして、代表選手決定か…


ごめんなさい!文章、破滅してる…


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5.友達

オリキャラ登場です。

ダームストラング校
    ケリー・クライアン

ボーバトン校
    ティア・シャイリン

どちらも可愛い系男女です。
賢者の石編の時に名前を考えたんですが、この名前はお気に入り!

それでは、お楽しみください!


朝起きて服に着替え下に降りていくと、寮の掲示板には‘今日、2校が来るため最後の授業は短くなる’というお知らせが貼ってあった。

 

いつものように、大広間へ行きダンブルドアたち先生にお辞儀をしてセドリックのところへ行った。

 

「おはよう。今日の掲示板に貼ってあるの見た?」

「おはよ、見たよ。セティナのところは最後なに?」

「グリフィンドールはね、魔法薬学だよ。最後にスネイプ先生が誰かに毒を飲ませるんだけど、無くなっちゃうのかなぁ…楽しみにしてたのに…」

「ほんとかい!?毒を…飲ませるんだよ…!」

「セティナは少し感覚がおかしいからな!」

「ちょっと、酷いよー!フレッド」

「だって本当だろう?なっ!皆」

 

フレッドと一緒に来ていた、ジョージ、ジニー、ハリー、ロン、ハリーが一斉に頷く。

 

えっ!だって、一応スネイプ先生は解毒剤持ってるし…うーん…まぁ、危ないっちゃ危ないか…

 

「セドリックのところは?」

「僕のところはね、変身術だよ」

「そうなんだ~!じゃーそろそろ戻るね。バイバイ」

 

セドリックに手を振り、皆とグリフィンドール席に戻る。

 

「今日だ!今日!2校が来るんだよ!」

 

ロンが大きな声で言った。

 

「どうやってくるんだろう…?」

 

ハリーのその言葉に、ハーマイオニーと私は目を合わせ頷く。

 

「「いい?」ホグワーツはね、一般人…そうね…マグルには見えないように魔法をかけているの。だから、マグルからは廃墟に見えていると思うわ。」

「もしくは、魔法がかけられていると思うから、マグルが中に入ったけどすぐ元の場所に戻る…とかね?」

「予想だけど、ダームストラングは北の方にあるわ。とても寒いところ。」

「それで、ボーバトンがフランスね…?」

 

ハーマイオニーと私の説明に皆が聞き入った。

 

「おそらく…私たちの予想は、「船と馬が引いていく乗り物!」だと思うわ」

 

私たちの意見が終わり、満足な気持ちで席に座った。

 

いつものようにご飯を食べ、ダンブルドアの挨拶が終わる時も、ざわめきはや止まなかった。

 

 

 

 

 

「さぁ~て!授業が終わったわ!」

「セティナ…」

「なーに?」

「君の顔から、毒を作りたかったっていうのが見えてくるよ…」

「…!?さすがね。でも、毒を作るのはいつでもできるわ。楽しみなのはこれからっ!それぞれ制服とかがあるじゃない?必ず1人ぐらいは友達を作らなきゃね‥?」

 

いつでも毒を作れる‥には驚いたけど、今のセティナからは、ワクワクのオーラが周りに飛んでいるように見えて、3人はクスリと笑った。

 

 

 

「ほーら!やっぱり、船と馬が引いていく乗り物だったじゃない!でも、びっくり。ダームストラングにクラムがいたなんて。」

「ほんとだよ!ハリー、羽ペン持ってない?」

「寮に置いてきちゃったよ。」

「そっか…セティナは…?あれっ!?どこに…」

「あそこ。スリザリンのところでクラムと話してるよ」

「いいなぁ…サイン…サイン…サインが欲しい」

 

 

 

『始めまして。ビクトール・クラムさん!』

 

スリザリンの方に行き、クラムに声をかけると驚いていた。スリザリン生は皆「?」だったが、そこの言葉だと感じ納得していた。

 

『僕たちの言葉話せるの?』

『もちろん。私は、セティナ・マリント。よろしくね?』

『あの、不思議な力を持つで有名な…!君と会えて嬉しいよ。よろしく。君はあの箱に自分の名前を入れたの?』

『うん。あなたは17歳以上の方に入れるのよね?』

『うん。もし、一緒に戦うことになったらよろしく』

 

頷き、握手をして戻ろうとしたけど立ち止まる

 

『そういえば、ごめんなさい。うちの寮の友達があなたのサインが欲しいっていうの。お願いしてもいいかな?』

『いいよ』

 

クラムがペンを出し、サインを書いてくれた。

 

『ありがとう。それじゃあね。』

『あぁ。』

 

手を振り、ロンにサインを渡す

 

「ありがとう!何を話してたの?」

「内緒!」

『あのっ!』

 

こっちにダームストラングの男の子が走ってきた。

 

『どうしたの?』 

『ずっと会いたいって思ってたんだ!僕の名前は、ケリー・クライアン。よろしく!』

『うん。あなたも箱に名前入れたの?』

『もちろん!一緒に戦うことできたらとても嬉しいよ。じゃあね!』

 

クライアン・ケリーっていう子は、ニコニコしながら戻っていった。

 

「だれ?」

「ケリー・クライアンよ。とても面白い子」

 

再び立ち上がり、今度はレイブンクローに行く。

すぐそこに座っていた、ヴィーラのハーフかな?って子に話しかけた。

 

『えぇーっと、初めまして。私は、セティナ・マリントよ。』

『あら、さすがマリントね。初めまして!私は、フラー・デラクールよ。』

『オッケー、フラーね。あなたって、ヴィーラとのハーフ?』

『そう!おばあさまがヴィーラだったのよ!そうだわ!1人紹介したい子がいるの!ティア!来てー』

 

しばらくしてから、2つぐくりの可愛い女の子がやってきた。

 

『なーに?』

『この子ね、セティナ・マリントっていうのよ』

『マリント!?わぁ~、私会いたかったです!ティア・シャイリンです!よろしくね。』

『ティアね!セティナって呼んで!よろしくね』

『うん!』

『じゃあ、フラー、ティア。私戻るから、また話そうね』

 

手を振り、私はグリフィンドールに戻った。

 

「可愛いかった~!」

「友達さっそく作ってたね。」

「えぇ!クラム、ケリー、フラーにティアよ。」

 

私はニコニコしながら、今から説明が始まるため前を向いた。

 

 




うぅ~ん!ティアとケリー可愛い!

代表選手は、今回ではなく次回です。
ありがとうございました!


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6.代表選手決定…!

祝、UA10,000越え!
皆様、いつも「希望の光はどちらに…」を読んでくださりありがとうございます!

それではスタートです!


時は過ぎていき、ついに代表選手決定の日がやってきた。今日…代表選手が各校2名、選ばれる。

合計6名。セドリックとなれたらいいなと思いながら、ダンブルドアの言葉に耳をすませた

 

炎のゴブレット紹介の日には、なんとあのバグマンさんも現れた。その時は、フレッド、ジョージ、私の3人でニヤリと笑いましたよ… 

 

「代表選手たちが今年取り組むべき課題の内容は、すでにクラウチ氏とバグマン氏。それにわしら教師も一緒に考え検討し終えておる。更におふた方は、それぞれの課題に必要な手配もしてくださった。

 

課題は3つあり、代表選手はあらゆる角度から試される――魔力の卓越性、果敢な勇気、論理・推理力、そして言うまでもなく、危険に対処する能力などじゃ」

 

その後に、ダンブルドアはこういっていてフレッドたちは意気込んでいましたよ。 

 

 

 

「さて、ゴブレットはほぼ決定したようじゃ」

 

この部屋には、シリウスの姿もあった。

闇祓い代表として来ているらしい… 

いつの間にそんな凄くなったんだ!?

 

 

ハロウィンの夜…

皆が食べ終わった頃、ダンブルドアが言った。

 

 

 

「わしの見込みでは、あと5分ほどじゃの。先に、17歳未満の者を発表しよう。これまでの生活をみて、各校の先生方で考えたのでな。さて、代表選手の名前が呼ばれたら、その者たちは大広間の一番前に来るがよい。そして、教職員テーブルに沿って進み、隣の部屋に入るよう」

 

ダンブルドアは教職員テーブルの後ろを指差した。

 

 

「そこで、最初の指示が与えられるだろう」

 

 

ダンブルドアは紙を広げて読んだ。

17歳未満の生徒たちは一斉にダンブルドアの紙をしっかりと見ながら何人かは、手をくみ祈っていた。

 

「それでは…ダームストラング校……

          ケリー・クライアン…!」

 

ダームストラング校が座っているスリザリンの席から歓声があがり、ケリーは嬉しそうにニコニコしてから頷き隣の部屋に消えていった。

 

「ボーバトン校……ティア・シャイリン…!」

 

今度は、レイブンクローの席からだ。ティアはニコリとしたものの、少し固まっていた。…が、顔をぶるぶる震わせてからパチンと顔を叩き、真剣な顔で部屋へと向かっていった。

 

次はホグワーツ…

隣のフレッドは少し体を震わせた。

 

「ホグワーツ校は……………

         セティナ・マリント…っ!」

 

スリザリンから大歓声があがった。落ちた人たちは、ショックでガクッとなってからも納得した顔で手を叩いてくれた。

 

私は立ち上がり、皆に向かって礼をしてから前へと向かった。

 

奥の部屋はとても暗かった。

暖炉の方をティアとケリーがじっと見つめていた

 

 

「ティア…!ケリー…!」

 

私が呼びかけると、2人はパッと振り向きキラキラと顔を輝かせた。

 

「セティナさん!あぁ~、一緒になれて嬉しいです!」

「ぼぉくも!」

 

2人はこっちの言葉で話してくれた。

 

「セティナでいいよ!一緒に頑張ろうね!」

 

 

セドリックsaid

 

セティナがホグワーツ校代表1人目で選ばれた。

これからは僕たち17歳組の選出だ。

 

ゴブレットが、僕を…選んでくれますように…

 

青い炎が赤に燃え上がり、ゴブレットからひらひらと紙が燃え上がる… 

ダンブルドア校長はその紙を掴み読み上げた

 

「ダームストラング校…ビクトール・クラム!」

 

スリザリンから歓声がおこる

 

再びゴブレットは燃え上がり…

 

「ボーバトン校…フラー・デラクール!」

 

次…ホグワーツ校…

 

心臓がドクドクとなる

 

炎が赤に燃え上がり…

 

「ホグワーツ校…セドリック・ディゴリー!」

 

その瞬間、僕は叫んだ

 

ハッフルパフから大歓声がおこる。

僕はニコリと笑ってから、セティナたちが待っている部屋へ向かった。

 

 

「セティナっ!!」

「セドリック!あなた選ばれたのね?」

「そうだよ!セティナとなれて嬉しい…!」

 

「その方ーは、だーれですか?」

「セドリックだよ。セドリック・ディゴリー」

「そうですか…!頑張りましょうね!」

「うん!」

「「絶対にホグワーツが勝ちますよ!」」

「私たーちが勝ちます!ねっ?ティア?」

「はい!ボーバトンが1番を狙います!」

「「ぼぉくたちが!」」

 

顔をあわせニコリと笑った

 

 

…が、すぐに笑顔は消された。

 

ハリーsaid

 

意味がわからない。僕ははっきりいって、どちらにも入れていない。なのに…なのに、どーしてゴブレットから僕の名前が!?

 

炎のゴブレットから名前が出て、ダンブルドアが紙を掴んだときのあの表情…

 

そして、奥の部屋での出来事…

 

「どーしたのですか?私たちに大広間に戻ってっていうことですか…?」

 

フラーは、僕が伝言を持ってきたと思っているらしい…

 

バグマンからの言葉で代表選手たちの表情が固まった

 

「ハリー…あなたは…名前入れてないんだよね‥?」

「入れてない」

「うーそです!マダーム!この子が嘘をついてます!」

 

ホグワーツの教師やバグマン、クラウチさん。他にも色んな先生たちがやってきて、ハリーやダンブルドアを問い詰めた。

 

「私は…てっきり……セティナとセドリックだけが代表だって…」

「ティア…」

 

 

「今年…何かがおこる…気がする。不吉なことが…」

 

セティナがそう呟いた。

 

「何かが…?」

 

セドリックの言葉にセティナがゆっくりと頷いた

 

各校の校長は、苛つきながらも自分の生徒を連れて出て行ってしまった…

 

 




夏に家の上っ側にいるツバメが落ちてしまって助けて、無事巣立ったんですけど…早く帰ってこないかな~っていつも外を眺めているみかラキです。親鳥たちは帰ってきてるんですけどね…


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7.優しさ

サブタイトルどうすればいいんだ…って迷うみかラキです。文章うまくできてたら良いんですが…

それでは、スタートです。


ホグワーツ代表が2人ではなく3人と、発表されてからここ数日…

 

スリザリンの生徒が作ったバッジ…「セドリック

とセティナを応援しよう!ホグワーツの真のチャ

ンピョンを。      汚いぞ、ポッター!」

っていうのを皆が付けていて、私は日々注意する側についています。

 

「セティナ…お疲れ様。」

 

そう言い、ポンと頭に手を置き撫でてくれるセドリック。

 

「セドリックは、あのこと怒ってないよね…?」

「あのこと…?」

「ハリーの件…」

「あぁー、大丈夫だよ。ちょっぴり、セティナと2人じゃなかったことには怒ってるけどね」

「セドリック…!」

 

 

「あっ…あの!お取り込み中ごめんなさい!(幸せオーラを放っていたため、なかなか話せなかったコリン・クリービー)」

「あっ…どうしたの?」

「バグマンさんが呼んでます!代表選手の件で…ハリーはどこにいるか知ってますか?」

「多分、魔法薬学にいるはずだよ」

「そうですか…!ありがとうございます!セティナさんのことも伝えておきますね」

 

そういい、走り出すコリン

 

「…じゃあ、行こっか」

「うん」

 

あのバグマンが待っている部屋へと私たちは向かった

 

「セティナ…バグマンって人になんか怨みがあるよね?」

「えっ…わかっちゃった?w」

「見てたらわかるよ。でも、むちゃはしたらダメだからね」

「わかった…」

 

 

 

「ティア、ケリー…」

「…なにか?」

「…どうしたの?」

 

少し、怒りながらも話してくれるティアとあまり気にしてなさそうなケリー。

 

「前のことはごめんね。私もわからないの。ハリー・ポッターのこと。」

「そう…なら…!」

「でも、確信はあるよ。ハリーは名前を入れてない。誰かが殺そうとしていれた。誰か…だいたいわかるでしょ?」

 

「…ぼぉくも…そう思った。ハリー・ポッターは、自分では入れてないと思った。」

「…そうだよね…、セティナがいうなら信じる。犯人は、奴の手下ってとこかしら…?そろそろ、復活してもおかしくないでしょ?」

「ティア…!ケリー…!ありがとう!」

 

妙に探偵らし推理している3人を17歳組とハリーは見つめていた

 

「「セティナ…」」

 

ハリーとセドリックは同時に呟いたことに驚き顔をあわせたまま止まっていたが、セドリックはフッと笑いハリーに呟く。

 

「誰がなんと言おうと、セティナは君のこと…信じてるんだからね…?」

 

 

途中で、ハリーは変な女の人に連れてかれて、出てきたときにはとても疲れたような顔をしてました。

 

「セティナ・マリント!お話いいざんすか…?」

 

と言い連れてかれるんで、ハリーの横を通りすぎる時にニヤリと笑いました。

 

「ここに座って…そう。じゃあ、質問するざんす。セティナ、どうして代表選手になろうとしたざんすか?」

「……私、他人にそういうの言わないたちなんで」

 

チラッと紙を見ると…やっぱり

 

〔ハリー・ポッターに続いて有名なセティナ・マリントにその質問をすると、突如と涙を流して「お母さんに私の立派な姿をみてほしかったから」と答えた。彼女には彼氏がいて、全然釣り合っていないもよう。その後、顔をケロッと変えセドリックなんかは私と全然合ってない。他の彼氏が欲しいと…〕

 

「ね~、私そんなこと言ってないけど?」

「この紙は気にしないでいいざんす、質問を…」

「はぁー…」

 

ため息をつき、手を前にだす…と炎がぼぉぅと燃えだした

 

「フフっ…ハリーのぶんもだしてくれるかな…?」

「営業妨害ざんす!そんなこと…」

「じゃあさ、私…あなたの秘密知ってるの。バラしてもいい…よね…?」

「秘密なんてないざんすよ!」

「…魔法省と繋がってるなら、これわかるよね…?動物もどきのコガネムシさん…??」

 

そういうと、この人は汗をダラダラと流し出した。

 

「なぜ…わかったざんす…」

「後ろの羽音…めっちゃうるさいんですよ!迷惑です。だから…ほら?ハリーの」

 

脅すと、唇を噛みしめながらその紙を渡された

 

「ありがとー」

 

ハリーと私のはぼぉぅと一気に燃え跡形もなく消えた

 

「またこんなことしたら…わかるよね…?」

「わかったざんす…!!」

 

青ざめながら部屋を出ていった。

その後を満面な笑みで私は部屋を出た。

 

 

セティナが部屋にいる頃…

 

「なんか…寒くない…?」

「僕も思いました…」

 

 

 

 

 

その後、杖点検、カメラ撮影等があって無事終了しましたよ。

 

あっ…そういえば、今回で点が低い2人は脱落、2回目で1人落ち、最終4人による対戦だそうですよ。

 

 

 

第1課題まで後数日…

 

私とセドリックは、より多くの知識等を得るため図書室にいました。

 

「セドリック、これはどうかな…?」

「あぁー、なるほど…」

 

「セティナ、セドリック」

 

向こうからハリーがやってきて、声をひそめて…

 

「題1の課題は、ドラゴンだよ。」

「おぉ…ドラゴン…本当に?」

「本当だよ。教えてもらって…誰とは言えないけど…」

 

私とセドリックは顔をあわせて頷き、再びハリーの方を向きました。

 

「「ありがとう!ハリー」」

「う…うん。」

 

後から満面の笑みには、ハリーは驚いたらしい…

 

「ボーバトンとダームストラングは知ってるのよね?」

「うん。校長がいたから…」

「そっか、本当にありがとね。頑張りましょう?」

「「あぁ(うん)…!」」

 

こうして私たちはドラゴン対策に向けて準備していくのであった…



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突然ですがプロフィール…

すみません(´-﹏-`;)
第1課題にだすドラゴンどうすりゃいんだと考えまくりまして…絵下手で…もう神竜でも大丈夫なんか!?って悩ませています‥

今回は、セティナのプロフィールを書こうかな~と…あっ、家族と友達何人か書きましょう…!

よし!決定!それでは、始まります


「今回は、誠に申し訳ございません。雲英が頭抱えていまして~…もし良ければ案を出して頂きたいです!まぁ…自分で考えろっつうの!」

「セティナ…だめだよ。性格が変わってる…っていっても…性格少しずつ変わっていってますよね…?作者さん…?」

 

〔ひっ…!申し訳ないです…セティナさん…セドリックさん…!〕

 

「ってことで!こんな人なんだけど…「これからもよろしく!」」

 

「では、プロフィールです!」

「まずは、セティナの家族からだね。」

「そうだよ~!あっ、読んでいただいている皆さんに…。原作とは色々と変わってしまってるかもしれないから、ごめんね~」

 

*プロフィールといってもあまりない‥

       すみません(´-﹏-`;)

 

プロフィール

 

☆セティナ・R・マリント

 

  誕生日 12月8日  

  髪 夕日色、フサフサしている

  目 青に赤がかった色

  不思議な力あり

  寮 グリフィンドール

        (ハーマイオニーと同部屋)

  フクロウ 名、ラティー(ワシミミズク)

  箒 ブライチューベロサ(マリント家代々)

  守護霊 朱雀

  動物もどき 九尾狐

  好きな教科 魔法薬学&変身術

  クィデッチ チェイサー担当

  みぞの鏡にて…

   「たとえ自分を犠牲にしてでも守る」

 

☆レフト・マリント

 

  誕生日 1月30日

  髪 夕日色、ストレート

  目 青色

  不思議な力あり

  寮 レイブンクロー

箒 ブライチューベロサ(マリント家代々)

  守護霊 青龍

  動物もどき 八尾狐

  仲良しはリリー・ポッター(エバンズ)

  あだ名 「魔法薬学の天才、

         歌のプリンセス、」

  最初の悪戯仕掛け人との出会いは最悪で嫌いだったが、一緒に過ごす内に彼らのことが好きになった。

 

★シリウス・ブラック

 

  誕生日 3月21日(分からないため、

       俳優さんの誕生日にしています)

  髪 茶色、フサフサしている。

  寮 グリフィンドール

  守護霊 玄武

  動物もどき 犬

  仲良しはホグワーツ通い中に結成した

  マローダーズ…リーマス・ルーピン 

         ピーター・ペティグリュー

         シリウス・ブラック

         ジェームズ・ポッター

 

 

マリント家について…

 代々、スリザリンだが魔力が偉大なため他寮に選ばれても差別されない。

不思議な力は、必ず受け継がれることはない。

祖母◯→母×…でもその後の子供に受け継がれることがある。

 

★セドリック・ディゴリー

 

  誕生日 9月1日

  髪 茶色

  目 灰色

  寮 ハッフルパフ

  守護霊 白虎

  動物もどき (現在考え中)

  クィデッチ シーカー担当

  好きな教科 変身術

 

☆カイト・ジョーンズ

       (アスカバンの囚人にて登場)

  お店 ‘隠れ家 ルート’

  親族 父親 タツヤ ナオミサ

     母親 アリッサ・ジョーンズ

  ホグワーツ出身で寮はハッフルパフ

 

☆ケリー・クライアン(炎のゴブレットにて…)

 

  髪 濃い青、ちょいフワ

  目 黒

  ダームストラング校4年生

  ドラゴン大好きっ子w

 

☆ティア・シャイリン(炎のゴブレットにて…)

 

  髪 茶色、ストレート

  目 黒

  ボーバトン校4年生

  「水中のことならお任せあ~れ!」

 

 




これぐらいかな…?また書くと思います!
次…第1試練いけるように頑張ります…!

ありがとうございました!


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8.まさかの…仰天!

なんとかかけたー!

そういえば、前に言ってたツバメの兄弟が帰ってきましたよ!もう赤ちゃんがいます(*•̀ᴗ•́*)

オリキャラたちのドラゴンについては調べて見てください!出てきますよぉ~。

これは…競技場がめちゃくちゃになりそうな予感…  

それでは、どうぞ!


第1課題まで、後数日…

 

夕食を食べ終わり、寮へ帰ろうとしたところをムーディ先生に捕まり、私は現在ムーディ先生の部屋にいる。

 

「汚いがすまん。そこの椅子に座れ。茶を出そう」

 

そう言って、ムーディ先生は杖を取り出し魔法をかける…と、そこにはティータイムのセットが置かれてあった。

 

「あんまりメルヘン系は嫌いだがな…女が来たんだ、これくらいせんとな」

「あ…ありがとうございます」

 

紅茶が入ったカップを口元に持っていきゴクリ…

 

「あっ!この紅茶美味しいですね!ほのかにオレンジの香りがします。」

「そうだろう。喜んでもらえてよかった。なにしろあの偉大なマリント家だから、緊張してしまってな」

 

そう言って、頭をかくムーディ先生。

 

「別に普通に接してくださってもいいんですよ。私もなんだか緊張してしまって…同じですねw」

 

最初は両方が緊張してとても静かだったが、話していくうちに空気が穏やかになっていった。

 

「そういや、マリント。ポッターから第1課題の情報を聞いたんだろう?」

「どうしてそれを…?」

「ポッターは小さい声で話したようだが聞こえとってな…。それより、どうやって戦おうと考えておる?やはりあの力で…か?」

「…使ってもいいのでしょうか…」

「うーむ…別に構わんはずだ。自分の力なのだから。ドラゴンといっても、神と呼ばれる奴もおれば、協力なドラゴンもおる。用心せねばならん。まさに、‘油断大敵’!だ。頑張るようにな。」

「おっ…でましたね!油断大敵!また来てもいいですか?」

「あぁ、いつでも来い。」

 

紅茶を飲み干してから礼をして、私は部屋を出た

 

 

 

 

「これで1つ…あの方様の願いが叶えられる…クックック」

 

 

 

 

 

翌日

 

テントにて…

 

「観衆が集まったら、わたしから諸君1人ひとりにこの袋を渡し」 

 

バグマンは紫の絹でできた小さな袋を、みんなの前で振って見せた

 

「その中から、諸君はこれから直面するものの小さな模型を選び取る!さわざまな、エー、違いがある。それから、何かもっと諸君に言うことがあったな……あぁ、そうだ……諸君の課題はドラゴンが守る金の卵を取ることだ!」

 

その言葉に、ハリー、セドリック、私は顔を合わせ頷く。

 

「それと…今回はないが、第2の課題にて3人脱落とする。これは非常に迷った…今回は全員勝ち進める。ただし、今回の結果も一緒に最終得点されるから気をつけるように……おっ、そろそろ来おった。皆、周りに集まって…レディー・ファーストだ」

 

結果…

 

フラー・デラクール 

    2番 ウェールズ・グリーン種

 

ティア・シャイリン

    6番 ヴイーヴル

 

ビクトール・クラム

    3番 中国火の玉種

 

ケリー・クライアン

    5番 ズメイ

 

セドリック・ディゴリー

    1番 スウェーデン・ショートースナウト

 

セティナ・マリント

    4番 バラウール

 

ハリー・ポッター

    7番 ハンガリー・ホーンテール

 

 

バグマンはハリーとなにやら話してから外へと向かった

 

「紳士、淑女のみなさん、少年、少女諸君。さてこれから始まるのはーーもっとも偉大でーーもっとも素晴らしいーーしかも2つとないーー1大試合、3第対抗試合の開幕だぁぁぁー!」

 

外からバグマンの声が聞こえた。

 

「セドリック…頑張ってね」

「あぁ、セティナも」

 

バーン!

 

「大砲がなった。行ってくるよ。」

「気をつけてね」

 

 

そういえば、先ほどから…

 

「ケリー…何してるの?」

「ほげぇゃ!」

 

「なんて声出してるの…」

「す…すみません…僕、ドラゴン大好き何ですよ!本当にここに来て良かった!そういえば、セティナはバラウールでしたね?バラウールっていうのは、ルーマニアの民話に登場するドラゴンなんですよバラウールは地下にも空中にも棲むことができ、雲やもや、地下水の流れを操ることもできるんです!不思議ですよね…!ルーマニアの街角では、細長いドラゴンとして表現された、バラウールの外壁装飾がみられるんです。1度見にいきたかったんですけど、まさか本物に会えるとは!!

 

東欧では「メスのドラゴンは水の神で邪悪、オスのドラゴンは炎の神で守護竜」という場合が多いんです。バラウールが雲と地下水ともやを支配する強大な竜であるにもかかわらず、悪とされてしまったのには東欧民話の特徴のためでして…セティナのはどちらなんでしょうね…!楽しみです!」

 

ここで、誰もが思った…ケリー・クライアンは超絶のドラゴンマニアであることを…

 

「ケリー…ドラゴンのことになると性格変わりますね…」

「そうだね」

「ハー…ドラゴンなら…」

「ティアどうしたの?」

「ドラゴンなら…水中の子たちは出ないんですかぁぁぁーー!ヒドラもドラゴンだけど水中属性でいるじゃないですかー!!どうして、出してくれないのー!!」

「ティア…もしかして…ケリーはドラゴン…ティアは…」

「水中のことならお任せあ~れ!」

 

まさかのマニアが…

 

ついでにいうと、ケリーはただいま自分のドラゴンを説明中…

 

バーン!

 

「大砲がなった…次は私の番だね…」

「落ちついて…頑張ってね!」

「ドラゴンっていうのは~」

「ありがとう!ケリー、もうわかったから!!」

 

 

クスッと笑い、私は外へと向かった…




ムーディ先生の話し方、難しいですね…
ティアとケリー…ドラゴン&水中マニアになっちゃった

本当は、第1課題で2人脱落にしようと思ったんですけど…フラーを脱落させたら、ビルとの結婚はどうなるんだ!ってなり止めまして…ケリーはドラゴンマニアなので、脱落はおかしい…ティアは水中マニアなのに脱落したら出番が…セティナはオリ主なので…セドリックも駄目ですよ!あー、まだ生存させるか考え中です。私の話の流れでは、どちらになってもいけるんです。問題は、「呪いの子」を書くかどうか…ビクトールは、うーん…あっ!ハーマイオニーとの…ですね!ハリーは原作…しかも主人公で今作ではある役目がありますしね…

次回、セティナVSバラウールの戦いが始まる!

っていっても戦いの場面かくの苦手なんですよ…頑張って書きますね~


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9.第1課題!

すみません…
学校が忙しくて、なかなか投稿できませんでした。
これからも遅くなりそうです。

ですが、必ず最後までは書きます!
      (それだけは絶対)

これからもよろしくお願いします!


ウァァァーー!!

 

私が登場した瞬間、競技場全体から歓声がまきおこる

 

「次はー、ホグワーツ低学年代表!!セティナァァ~・マリントォォ~!対するは!メスのバラウールだぁぁー!!」

 

解説席の方からは、ルード・バグマンの声が聞こえる

 

(メス…邪悪な水の神だって、ケリーが言っていた…よね。フフッ♪倒すのはダメ。怒らせるのは逆効果…それなら…!!)

 

「♪~♪♪~♪~♪♪♪~♪~♪~」

 

(私は…この歌の力で…!!私の力なんだから!ね?ムーディ先生…!)

 

 

?,said

 

「ふむ…さすがマリントだな…。だが…いやまだ…。あの方様のために…お前が必要なのだからな…ククッ」

 

そう言って、片手に持つドリンクをゴクリと飲んだ

 

(全ては計画されたもの…

       あの方様の復活のため!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

セティナ,said

 

私は歌う。ドラゴンのために…

      ここにいる全ての人のために…

 

しばらくすると、先程まで暴れていたバラウールさんが落ち着き始める。

 

私はバラウールさんの方に向けて両手を広げるとバラウールさんの頭が私の両手のなかにゆっくりと入ってきた

 

そして、甘え声が聞こえてくる

 

『ありがとう、バラウールさん。金の卵…次の課題で必要なの…あなたのはこれが終わったら返ってくる。だから…いいかな?』

『そうなのね。ごめんなさい、暴れちゃって。いいわよ、金だからおかしいと思ったのよね…!セティナ…頑張って!』

『えぇ…!』

 

私は、バラウールさんの足下に行き金の卵をとり、高くあげたーー

 

「えっ…?」

 

びっくりしましたよ~。いきなりバラウールさんが私を背中に乗せましたからね?

 

『フフッ、私人間をびっくりさせること大好きなの♪』

『そうなのね、また会いましょう!ありがとね♪』

『うん!』

 

世界では、恐れられているバラウールも実は子供っぽいことがある。

 

ニコッと笑いながら私は自分から元の場所に戻っていくバラウールさんに手を振った

 

 

「セドリック!大丈夫!?火傷…」

「セティナ!!君は本当に凄いよ!」

 

セドリックがいる医務のテントのところに駆けつけると、さっそく抱かれました…

 

「怪我は…?」

「えっ…?あぁ~、もう大丈夫。セティナをみたらもう即効で治っちゃったよ!」

 

 

 

「あらあら、お熱いいこと♪」

 

 

 

 

 

ハリーはハンガリーホーンテールなんだけど、途中でドラゴンさんの鎖がとれちゃって…

競技外に行っちゃって見れなかったのには残念!

 

「ウソウソ、浮遊でコッソリ着いていったじゃないか…!」

「もう!それは内緒っていったじゃない!」

 

 

 

 

 

今回の第1課題の順位はこちら↓

 

1位 私なんだよね~♪

 

2位 ハリー

 

3位 ケリー

 

4位 セドリック

 

5位 ビクトール

 

6位 ティア

 

7位 フラー

 

 

 

 

第1課題終了~!




ってことで…いつもより短いですがなんとか書けました!上の順位わかんない(´-﹏-`;)

次回は、ダンスパーティらへんですかね…

いつ書けるかわかりませんがまた次の話で会いましょう!では、また!!


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10.ダンスパーティ part.1

よし、上手く話になったはず!!
             …だと思います。

ゴールデンウイーク、皆さん楽しんでますか?
雲英はただいまお出かけ中です!

それでは、どうぞ!


「お姫様、俺をダンスパートナーとして選んでいただいてもよろしいですか?」

 

 

 

 

 

 

 

私の前にはタキシード姿の彼…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいよ…フレッド」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

はい、皆さん「えっ?なんでフレッド?」ってなったと思います。ww

 

セドリックには最後に◯◯◯◯◯を頼む予定です

お楽しみに!

 

第2課題では、‘人質’が必要なんでしたよね?

他に何かないか考えたんですけど、ここはセティナちゃんに○○してもらおうと思いまして。

 

では、お楽しみください!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、私はとーっても悩んでるんだ

 

それは…

 

 

第2課題前にあるダンスパーティのこと。

 

パートナーを誰にしようかな~って。

 

ん?セドリックがいるじゃんって…?

 

 

そうだったら悩まなかったんだけどな…

 

 

彼カノ両方とも試合に出ちゃってるから駄目らしい。

 

ちーくしょー!愛しのセドリックが取られちゃうじゃんか!!今も女子達がたーっくさんセドリックのところに並んでるんだよ!

私に向かってニヤリと笑ってる女子もいるし…

 

 

 

女って恐いね!

 

 

うん、

 

 

女って恐いよ!(大事なので2回)

 

 

 

 

っていっても…

 

「なーなー、俺のダンスパートナーになってよー」

「なーんでフレッドのパートナーにならないといけないの?」

「可愛い妹だから(^-^*)おーねがいっ!」

 

ハァー…

 

私はフレッドにニッコリ笑って

 

「ダメ(*^^)」

 

 

そう言って、私は離れていきました

 

 

 

 

トントン

 

「失礼します!ムーディ先生、さっそく来ました♪」

「おー、マリントではないか。よくきたな、今茶を入れよう」

 

ムーディ先生はやっていた作業をとめて、紅茶を入れにいってくれた

 

ムーディ先生曰わく、茶=紅茶

 

 

「どうぞ、今日はどうした?」

「ダンスパーティのことで…」

「ふむ…確かディゴリーとはパートナーになれんらしいな。」

「そうなんですよ!だから、セドリックの周りには女の子たーっくさん来ちゃって…少し嫉妬しちゃいます…」

 

ぷーっと頬を膨らませる

 

「そうだな…お前の兄とかはどうだ?」

「ダメですよ~、フレッドはパーティのことを真剣に考えてないんだもの」

「ならもう片方はどうだ?」

「ジョージですか?うーん…大丈夫かな~。聞いてきます!本当にありがとうございます!」

「役に立てて嬉しいよ。いつでもきてかまわんぞ」

「は~い!」

 

さっそくジョージのもとへ向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

No.said

 

「着々と準備が進んでいる…後少しの学校生活を楽しむんだな。ククッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廊下にて…

 

「ねー、ジョージ!私のダンスパートナーになって!」

「えっ!?!?フレッドは!?」

「振った!」

「はーっ?セティナそれちゃんと考えて言ってんの?」

「うん」

 

ジョージはうーんと考えてから頷いた

 

「いいよ。楽しみにしとく」

「はーい」

 

 

 

 

 

フレッドsaid

 

セティナがジョージにパートナーになって!って誘っているところを見てしまった…

 

「なー、フレッド。これで良かったのか?いつもはセドリックのところにいるセティナがおまえのところにくるかもしれないチャンスなんだろ?」

「いいんだよ、ジョージ。セティナがお前のことを選んだんだから…ちゃんとエスコートしてやれよ?」

 

そう言って、俺は談話室に行った

 

 

「えっ!?クラムとパートナーっ!?」

「そう。図書室にビクトール・クラムがいつもいるって言ってたじゃない…?それは、私を誘うために様子を伺ってたらしいの」

 

談話室に戻ると、セティナとハーマイオニーが話していた。

まさか、ハーマイオニーがクラムと…

 

「おっどろいたなぁ、ハーマイオニー良かったじゃん」

「「フレッド!?」」

 

2人は話に夢中で気づいてなかったみたい。

 

「ねぇ…フレッド。ごめんなさい…私「大丈夫、聞いてたから」…えっ!?」

「ちゃーんとエスコートしてもらえよ?」

「…うん!」

 

部屋に行き、枕を蹴り飛ばす

 

「くそっ!諦められるわけないじゃんか!」

 

 

 

セティナsaid

 

「セティナそれちゃんと考えて言ってんの?」

 

ジョージに言われた言葉…

 

もし本気で言ってたら…?

 

気づかないうちに私はフレッドを傷つけたってこと…?

 

でも……

 

 

 

      

 

              

 

 

 

 

 

ダンスパーティの日

 

「セティナ、久しぶり!」 

「セドリック!!…っと…チョウ・チャン先輩…」

 

セドリックの横には、レイブンクローのシーカーであるチョウ・チャン先輩がいた…

 

本来は、私の場所に……先輩…

 

でも…今日だけだよね…?

 

「お互いに楽しもうね!」

 

そう言い私は駆け出した

 

 

ジョージsaid

 

「お前本当に行かないつもりか…?」

「あぁ。早く行ってやれよ」

 

はー…お前…自分の気持ちに嘘ついて。

本当は…

 

「そう言ってお前…本当は俺の方をセティナが選んでムカついてんだろ?」

「…なっ!?」

 

俺はフレッドの肩を掴んだ

 

「お前が行ってやるんだ。それで、本当の気持ちを伝えろ」

「ちがっ…!」

「行くんだよ!今行かないでどうする?変わってやるからさ。なっ?行ってこい…

 

 

 

                相棒!!」

 

 

ニカッと俺は笑う

 

「ジョージ…ありがとう!!行ってくる!」

「あぁ!行ってこい!」

 

フレッドが走っていくのを俺は見送った

 

「ハァー…まったく…世話がやける相棒だぜ」

「優しいね?君も好きだったんでしょ?セティナのこと」

「…アンジェリーナ…そうだよ。正直言うと、俺を選んでくれて嬉しかった。けどな、セティナの好きな人はセドリックの次に俺じゃない、フレッドだ。ずっと見てきてわかったんだ…だからこそ、どんな結果が待っていようが俺は2人を支えたい。また笑顔で俺たちは仲良しなんだ!ってな。」

 

「そうだね。私も…あなた達3人の笑顔をみたい。だから…あなたも…我慢しなくていんだからね…?」

 

そう言って、アンジェリーナは微笑んだ。

 

「ありがとな…。アンジェリーナ」

 

 

 



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11.ダンスパーティー part.2

セティナのドレスは、星が散りばめられた夜のドレス。
絵は難しいので書けません…
ご想像にお任せします。
もし書いていただければ嬉しいです(^-^*)


セティナsaid

 

「遅いなぁ…」

 

今、私はジョージを待ってるところ。

 

(そういえば…今ごろ…フレッドどうしてるかな…?)

 

 

……

 

………!?

 

 

どうしてフレッドのこと考えてるの…!?

 

 

 

 

「はぁはぁ…セティナッ!!」

 

そう叫んだのは……

 

 

 

 

        フレッドでした。

 

 

 

「えっ!?どうしてフレッドが…」

「ジョージに譲ってもらった…セティナ…俺やっぱり君とダンスしたい…他の奴には譲れない」

 

いつもと違って真剣な目で私を見つめるフレッド

 

今気づいたけど…

 

  タキシードを着てる…

 

思わず、ドキッとしました…

 

 

「フレッド……私も…あなたと、ダンスパートナーを組みたい…」

 

 

そう言うと、フレッドは…

 

 

 

「お姫様、俺をダンスパートナーとして選んでいただいてもよろしいですか?」

 

 

私に向かって手をのばす

 

 

 

 

「いいよ…フレッド」

 

 

私はその手を掴みました。

 

 

暖かい…

 

いつぶりだろうか…

 

 

「さぁ、行こうぜ。もう他の奴はきてるみたいだしな(ニヤッ」

「うん!」

 

私達は走り出しました

 

 

セドリックsaid

 

代表選手は計7名

 

マクゴナガル先生が順番に名前を呼んでいく

 

「セドリック・ディゴリー」

 

「はい」

 

「ハリー・ポッター」

 

「…はいっ!」

 

「セティナ・マリント」

 

 

しーん…

 

「セティナ・マリント?マリントはどこですか」

 

その時、どこからか慌ただしげな足音が…

 

「ここですっ…!マクゴナガル先生!!遅れてしまって申し訳ございません!」

 

僕は目を見開いた

 

星が散りばめられたらドレスはセティナの髪とマッチしていて、とても美しかった…

 

「いいのですよ…ジョージ・ウィーズリーではなく、フレッド・ウィーズリーに変わったのですね」

「はい!」

 

横には、僕ではなくフレッド・ウィーズリー…

確か、彼もセティナが好きだって言ってた気が…

フレッドお笑いあってるセティナ…

とても…とても………。

 

「よろしい。では代表選手の皆さんはもうすぐ扉が開きます。順番に入っていってください」

 

「セドリック…大丈夫?」

 

チョウ・チャン…

彼女が1番初めに申し込みにきたから

僕はオーケーをした

 

だから…今はいけないな…

 

「大丈夫。さぁ、行こうか…?」

「…!うんっ…!」

 

 

 

 

 

フレッドsaid

 

扉が開かれ俺たちは順番に中に入っていく。

 

「セティナ、いくぞ?」

「うん!足踏んづけないでね…?(ニヤッ」

「するわけないだろ?(ニヤッ」

 

 

「あの子…セティナ・マリントだったっけ?とっても綺麗…」

「だろっ!?俺の自慢の妹さっ!(ドヤァ」

「あなたが‘ドヤッ!’ってしてどうすんの!」

 

 

その後、ダンスを踊りました

 ー作者がダンスシーンを書くのが苦手で。

 

「申し訳ございません!ほら、作者もっ!!」

 

〔申し訳ございませんでしたぁぁー!_| ̄|○〕

 

 

 

「ただいまロックな音楽がかかっており、フレッドはノリノリ。私も踊っております」

 

「誰に言ってんだよ…?」

「フーっ…フレッド。疲れたからちょっとだけ休むね。」

「お…俺も行くっ!」

 

 

 

セドリックsaid

 

まだ踊りたそうなチョウ・チャンにごめんと謝って別れた。

 

セティナを探さないと…!

 

(いたっ!!っ、どうしてフレッドが…)

 

「…セティナ~!」

「あっ!セドリック!!」

 

寄ってきたセティナの頭をなでなでする

 

「セティナのこと、どうもありがとう。今からは僕が連れていってもいいかな…?」

「…いいけど……、もしセティナのこと離したりしたら…俺が奪いに行くから」

 

やっぱり…今も君はセティナのこと好きなんだ…

 

「ありがとう。絶対に離したりしない。僕が、君のぶんもセティナのことを幸せにするから安心して…」

 

フレッドはコクっと頷き、どこかへ行った。

 

「セティナ。今度は僕のパートナーになってくれますか…?」

 

そう言うと、パァーっと顔を輝かせるセティナ

 

「もっちろん!!」

 

ロマンチックなメロディーの中、僕たちはダンスした

 

「セティナ…」

「な~に…?」

 

僕が立ち止まることによって、セティナも立ち止まった

 

「…改めて言わせてください…僕は君のことが好きです。例えどんな事が起きようと君を離さないし、どこにいても必ずセティナに会いに行きます…

だから……付き合ってください…」

 

僕は手を差し伸べる

 

 

 

 

 

「もちろん。私も…セドリックが世界…ううん、宇宙1大好きです。ありがとうっ!!」

 

 

 

「良かった…セティナ…フレッドと楽しそうに話してたから…嫉妬…しちゃって…」

「…!!私も…。」

「えっ…?」

「いつも…私がいる場所にチョウ・チャン先輩がいたから…。私…も…嫉妬しちゃったのかも…」

 

「「プッ…!」私たち、同じ思いだったんだね!」

「アハハッ…!そうだね。安心したよ…これからも、よろしく。」

「うんっ!!」

 

 

セティナとセドリックは再度、愛を確かめた瞬間だった

 

 

「そういえば…次の課題のヒントになるあの金の卵。セティナはもうやり方わかった?開けたらキーキー声が聞こえるんだけど…」

「わかったよ。そうだね~…あの金の卵を持って、6階の「当惑したボリス像」の左側のドアの前に行ってみて。合い言葉は、「パイン・フレッシュ」。お風呂のなかに卵を入れるの。あのキーキー声はマーピープル。後は自分で考えてごらん」

 

「ありがとう、やってみるよ」

 

 

もう遅い時間だから…と僕たちは別れた

 

 

 

セティナsaid

 

…っていっても、全部ムーディ先生に教えてもらったんだけどね。

 

監督生のお風呂はとっても良かったよ…

 

お風呂に入れてみたらこう言ってたの

 

 

 

「探しにおいで 声を頼りに

 

 地上じゃ歌は 歌えない

 

  探しながらも 考えよう

 

   我らが捕らえし 大切なもの

 

    探す時間は 一時間

 

     取り返すべし 大切なもの

 

      一時間のその後は

 

       もはや望みはあり得ない

 

        遅すぎたならそのものは

 

         もはや二度とは戻らない」

 

 

大切なもの…私にとっては、なんだろうね…

 

 




出来ました!
次回は第2課題だと思います。
お楽しみに!


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12,第2課題の前日

皆さん、お久しぶりです!

書いてみたものの文章上手く出来てるのか…
それが心配( ・_・;)

もしかしたら次作のネタバレとかなってたりで話が分かった人がいるかもですね…
うーん…文章構成上手くなりたい…(>_<)
それに、いまだにこの先どうするか考え中…

学校忙しかったり行事があったりでなかなか時間がなくて書けませんが、時間が出来たら書くようにします。

これからも、「希望の光はどちらに…」をよろしくお願いします!!


「ハァ…ハァ…」

 

最近の私は…どうしちゃったのかな…?

なんかしんどくて…苦しくて…

 

 

 

 

 

そんなとき、大切な皆がいたから…

    私は、痛くても我慢できます

 

 

 

 

でも、まさか…あんな事が起こるなんて…

 

 

 

 

 

今の私は、まだ知りませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セドリックsaid

 

最近、セティナの様子がおかしいんだ…

「大丈夫?」って聞いても「大丈夫だよっ!」って笑顔で答えてるから…

 

心配なだけで、そこまで深く考えてなかった。

 

 

 

でも、まさか…あんな事が起こるなんて…

 

 

 

 

今の僕は、まだ知らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セドリック!準備は出来てる…?」

「出来てるよ。セティナは?」

 

そう聞くとセティナは腕をブンブン回してニヤッと笑う

 

「もっっちろんできてるよ♪でも、まだ分かんないんだよね~。私の大切なもの…物?者?でも、必ず見つけるよ!」

「その意気だよ。いよいよ明日…。お互いに頑張ろうね」

 

僕たちはお互いに拳をあわせて、背中を向けそれぞれ違う場所へと歩いていった

 

 

 

 

 

ハリーsaid

 

いよいよ明日…

 

第3試合に出れるか出れないかが明日で決まる

 

3日前の夜に、セドリックに教えてもらった監督生のお風呂場に金の卵を持っていき‘歌’を聞いた

 

次の課題は水中だ。

 

 湖に潜り、水中人から『大切なもの』を取り返すのが第2の課題。

 

 だけど、僕がわかったのはそこまで。

 

 解き空かした卵から告げられた制限時間は1時間。

 

 それはつまり、1時間近く潜るということ。

 

 どうやって水中で息をするのか?

 まだ僕が魔法界を知らなかったとき…

ほぼどこにも連れて行ってもらえなかったため、泳いだ事ももちろんない。

 

 

 

僕、ロン、ハーマイオニーは先程まで水中に1時間潜ることのできる方法を図書室で調べてたんだけど…

 

ムーディ先生が、「マクゴナガル先生が呼んでいる」と言いにきて2人共行ってしまった 

 

「ハリー…!1時間も潜っていられる方法、僕知ってるよ!‘鰓昆布’だよ!!」

 

本を片付けるのを手伝ってくれたネビルに相談すると目を輝かせてそう言った。

 

ネビルは薬草学が大得意なんだ。

 

「でもな~…鰓昆布はあんまりないんだよ。ホグワーツであるとしたら…スネイプのところ…」

「オッケー…僕行くよ。付いてきてくれるかい?」

「…もちろんだよ」

 

 

~鰓昆布取得~

 

 

「ワオォ…これが鰓昆布…」

「これを食べれば1時間潜れるはずだよ。そういえば、セティナはどうするんだろうね…?ハリー、何か聞いてる?」

「何も聞いてないよ。でも、ずっと図書室にいるのは知ってる。」

 

「へ~」

「じゃあ…ネビル、ありがとう!」

「どういたしまして!明日は頑張って。」

 

これで明日…

 

      勝負だ!

 

 

 

「ところで、ロンとハーマイオニーはどこに行ったんだよ…(ブツブツ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代表選手達は準備を進め、

 

次のステージへ進むために必死に…

 

第3試合に進めるのは、4人。

 

そこに入ることのできる者は誰なのか…

 

興奮と熱気によって徐々に高まる皆の心

 

 

 

しかし…

 

 

闇も徐々に力を増して

 

         やってくる…

 

選手達を巻き込んでいく

 

仲間と思っていた者は、実は違う者だった…

 

混乱する生徒たち…

 

 予想外の事態に慌てる教師…

 

 

そして…

 

 彼女の本当の想い…(!??)

 

 

 

今この日から…

 

 

恐怖の

 

   カウントダウンが

 

          ‘始まる’




読んでくださりありがとうございました!

次作をお楽しみに…!

雲英は今から次作の構成等を考えます。
行ってきまーす(^_^)ノ


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13,第2課題

なんとか、書けました!

この前、体育会でして私準備係だったんですけど…色々と大変でしたが楽しかったですよ~。


ユニバに行きたい!!(心の叫びw)

それでは、スタートです!


第2課題の前日には、役員の仕事で大忙しのお父さんが時間を割いてやってきてくれた

 

なにしろ、今回はとても大変らしく…第3課題の準備をしながらもハードに動いているらしい…

 

私も第2課題の水中に長く潜れる方法について考えていたため、代表選手達の神経はピリピリで、それが周りにも影響しているのか私達がいるときは皆黙っていた…

 

「「セティナ。あなたは長時間潜る方法を考えましたか?」」

 

最近よく一緒にいるティアとケリーは同時に私に聞いた。

まさかの重なりに2人は驚きながらもこっちを見ている

 

「うん、考えたよ。2人は?」

「考えたよ!ここは薬草学の力をねっ?」

「ぼぉくも!呪文の練習しまーしたから!」

「ふふっ…私はね、◯◯◯にしようと思ってるんだ」

 

そう言うと、2人は目を輝かせた

 

「とても良いと思いますわ!」

「楽しみだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

第2課題

 

ご飯を食べた後、私達代表選手は皆に見送られながら集合場所に向かった。

 

 

 

 

 

「ねぇ…ハリーはまだ来てないの?」

「それがまだ……!」

 

審査員が向こうの方を見て目を見開いたのでそちらを見ると…全速力で疾走するハリーがいました

 

「到着……しました……!」

 

ハリーは泥に足を取られながら急停止し、弾みでフラーのローブに泥を撥ねていた。

 

それにフラーは気づいてハリーを一睨みしてたけど、ハリーは気づいてないよう

 

「いったい、どこに行ってたんだ?課題がまもなく始まるというのに!」

「まぁまぁいいじゃんか、パーシー。ギリギリだけど全員集まったんだから」

 

イライラしているパーシーに言った

 

ルード・バグマンはハリーと何かはなした後戻ってきて自分の喉に杖を向け、「ソノーラス!響け!」と言った。バグマンの声が暗い水面を渡り、スタンドに轟いた。

 

「さて、全選手の準備ができました。第2の課題はわたしのホイッスルを合図に始まります。選手たちは、きっちり1時間のうちに奪われたものを取り返します。では、3つ数えます。いーち……にー……さん!」

 

ホイッスルが冷たく静かな空気に鋭く鳴り響いた。スタンドは拍手と歓声でどよめいた。 

 

私は素早く自分に変身術をかけ湖へと潜っていった

 

私が変身術に選んだ生き物は、潜水時間がとても長いというミナゾウアザラシの赤ちゃん。大人になったらちょっとまー、うんだけど…赤ちゃんは可愛いかったからこの子に変身しましたよ。

 

スイスイ泳ぎながら周りを見ると、近くにはビクトールがいました。私と同じ変身術でサメ。

でも、上手く変身は出来なかったようで顔だけサメです。

他の子は…今はいないです。

 

水中だからか、マーピープルたちの歌声があちこちで聞こえています。

 

そんななか、しばらく泳いでいると…

 

「大切な…‘者’の方だったのね!」

 

ダンスパーティーでそれぞれ誘った人達が捕まっているみたい。

 

私の場合は…フレッド

 

歯で切り、今の姿じゃ連れていけないので元の姿に戻り泡頭の呪文を無言で唱えることになんとか成功。

 

そのまま泳いで…

 

「帰ってきました!!セティナ・マリント選手!1位です!」

 

良かった…1位で戻ってこれたみたい。

 

「ゲホッ…セティナ……戻ってこれたんだな!おめでとう」

「うん…あり…がとう‥‥ハァ…ハァ…」

 

陸に上がった後、水上にしばらくいたせいか苦しくなり…

 

「ハァ…ハァ…」

「おい、セティナ!!大……!?」

 

ここで、私の意識が途絶えました…

 

 

 

 

 

フレッドsaid

 

次は、大切な人を探し出すという課題だったから…セティナの大切な人が俺なんだってとっても嬉しくて、人質役を引き受けた。

 

無事に俺を探し出してくれて陸に戻ってきたのはつかの間、セティナが急に苦しみ出した。

 

「おい、セティナ!!大丈夫か!?」

 

って言ったけど、途中でセティナは倒れてしまった。

 

「せんせー!!助けて、セティナが!!」

 

マダムポンフリー率いる先生達がやってきて、セティナを医務室に連れて行くのがあっという間で茫然と俺は見ていただけだった…

 

(どうして、セティナが…?最近何か様子がおかしい気がするんだ。声をかけたけど、聞こえてなくてしばらくしてから気づいたりとか…)

 

ずっと考えていたけど、ジョージに肩を叩かれ俺は毛布を貰い、暖かい飲み物を飲んだ。

 

 

 

 

 

 

結果

 

1位 セティナ

 

2位 ハリー

 

3位 セドリック

 

4位 ビクトール

 

5位 ティア

 

6位 ケリー

 

7位 フラー

 

 

 

※フラーファンの方がいましたら、

       申し訳ございません…




さて…こっからどうもっていこう…?悩み中です。だいたいは出来てるんですけどね…

今からハリー・ポッターの映画をDVDで見てきます!(劇場で見てみたかったですけどね…)

次回もお楽しみに!!


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14,闇は近づく

申し訳ございません!!長々と…
テスト等がありまして中々書けませんでした

実はこの14話を書くのは2回目。1回目、めっちゃ良かったんですよ!!間違って消してしまいましたぁぁ(泣)
そんなこんながあり、頑張って思い出しながら書きました。&付け足しましたよ

では、どうぞ!!


真っ白なベッドの上で眠る少女…

 

  セティナ・マリント

 

 

窓が開いているせいか夕日色の髪がゆらりと風になびく

 

 

そんな少女を愛おしそうに見つめる少年…

 

 セドリック・ディゴリー

 

 

第2課題の終了後倒れてしまい、それから1週間目を覚まさずにいた

 

「ねぇ…セティナ……今日も沢山の人がお見舞いに来てくれたんだよ…ねぇ…目を開けてよ…一緒に散歩に行こうよ…前みたいに、セティナの歌声聞かせてよ…辛いとき…苦しいとき…セティナの歌聞いたら頑張ろうって思えるんだ…」

 

そう言っても動くことなく眠っている少女

 

「そろそろ帰らないと…また明日、セティナ」

 

そう言い強く抱きしめてから医務室を出ていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくすると医務室に1人の男が入ってきた

 

その男はベッドで眠る少女を見てニヤリと笑い、ポケットの中から取り出したある玉を地面に向けて投げる

 

すると、モクモクと煙が医務室に広がって周りが見えなくなっていった

 

 

奥の部屋で、咳をするマダム・ポンフリー

 

「何事ですか!」と言いながら出てきた

 

 

煙はだんだんと晴れてゆく…

 

何も変わっていない…

 

生徒達も大丈……!?

 

ある1人の生徒だけ探してみても見つからなかった

 

慌てながらも、校長に知らせなければと医務室を出ていった…

 

 

 

 

 

 

マダム・ポンフリーの知らせを聞き、すぐさま招集した

 

「こんな真夜中に…どうしたのです?校長」

 

黒髪の男…セブルス・スネイプは椅子に座る長い髭をもつ老人…アルバス・ダンブルドアに問いかけた

 

「ポピーからある知らせを聞いての…これは知らせねばと思い呼びかけたのじゃ……先程…医務室が襲われた」

 

校長室にいる先生が声をあげる

 

「何も無かったのですよね…!」

 

きりっとした顔の女…ミネルバ・マクゴナガルが言った

 

「そうであって欲しかった………1人の生徒が連れ去られた。  セティナ・マリントじゃ…」

 

そう苦しそうな表情で言うダンブルドア

 

「なっ!?セティナが…!!」

 

連れ去られた少女の父親…シリウス・ブラックが声をあげる

 

「…セティナが……」

 

いつもより暗い表情を浮かべ呟くスネイプに、はっとし怒りを露わにしたシリウスが言った

 

「お前が攫ったんだろ!スネイプ!!」

 

「なぜそんなことをしなければならんのだ!」

 

いつもの喧嘩より激しく2人は睨み合う。2人はかつてセティナの母親…レフトと同級生であり、友であった。そのせいか、どんどんと口調を荒げていくシリウス

 

「なぜかって?お前はかつて、ヴォルデモートの配下にいた!それが証拠だ!!」

 

「やめるのじゃ、2人共!確かにセブルスはかつてはそうだったかもしれん。じゃが、今は仲間同士…。」

 

そうダンブルドアが言うと2人は喧嘩をやめ、フイと別々の方向を向いてしまった。

 

「ハリーのことは頼んだぞ、アラスター」

 

「わかってる、任せとけ」

 

ダンブルドアが暗闇に向かいそう言うと、出てきた不気味な男…アラスター・マッドーアイ・ムーディは言った

 

「まずは、セティナの居場所を見つけなければ…それと同時に第3課題についても進めなければならん…ミネルバ、任せてもよいかの…?」

 

「わかりました」

 

そう問いかけるダンブルドアに、ミネルバは顔を引き締め頷く

 

 

「早くせねば、セティナが…」

 

 

 

《闇の帝王が…再び蘇る……気をつけろ…

 

彼女は、魔法界において最大の力をもつ……光と闇の中間に立つ者。どちらかに傾けば、その者においての光となるであろう…本当の姿は最後に現す…今は待て‥全てがあわさるその時まで…………》

 

 

彼女を闇に傾けてはならん…

 

 

 

 

 

そして最後のレフトの願いでもあった…

 

 

 

 

 

 

今とは違って闇に飲み込まれそうな程の暗い雨の中…

 

血だらけの彼女が家の外で倒れていた…

 

「大丈夫か!?レフト…!!」

 

そう言うと、レフトは苦しそうな顔で私を見た

 

「セティナが…連れ去られてしまったわ…ヴォルデモートに…必死に対抗したのだけど…私っ!!」

 

いつも全生徒の頼りものだった彼女が…震えていた

 

「大丈夫……必ず見つける…!」

 

そう強く手を握りしめると彼女は小さく笑った

 

「アルバス…あなたにからの最後の頼み事…聞いてもらえる…?

セティナをお願い…あの子は…とても優しい子…誰かに何かあれば自分を簡単に捧げてしまう…だから…お願い…アルバス…守ってあげて…

 

 

とーっても大好きな我が子なんだもの…!」

 

 

そう言って、レフトは死んだ

 

 この世から旅立っていったのだ

 

 

 

 

 

 

 

「必ず…守る」

 

 

 

そう言い、昔とは違う美しい空を見つめた

 

もしかしたら…この空を見るのも最後かもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3課題出場者

 

ハリー・ポッター

 

セドリック・ディゴリー

 

ビクトール・クラム

 

フラー・デラクール(繰り上げ)

 

 

本来ならばティアが出るのでしたが

 

「フラーさんがずっと私を支えてくれたんです。ずっとこの日のために隠れて練習していたのは気づいていました。だから私は、感謝の意味を込めて第3課題出場権をフラーさんに譲ります!」

 

とのことでした!




どうでしたか?
書き直したものの、まぁ良かったなと思ってます。

次いつかけるかわかりませんが頑張ります!

読んでいただきありがとうございました!


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15.第3課題

遅くなりすみませんでしたー!!

いつもはいっきに書いてるんですけど、数日かけて書くことでなんかまとまった気がします

第3課題なので、最後まで書いてしまおうと思いまして…4350文字となっております

それでは、どうぞ!


とある墓にて、1人の少女が大きな岩に頑丈に縛られていた

 

その少女を取り囲むように不気味な仮面を被る者達がいる

 

その中には、3年時に脱走したピーター・ペティグリューもいた。

 

そしてその腕の中には、弱っていたため赤ちゃん姿のウォルデモートが赤い目を光らせながら少女を見ていた

 

 

 

その少女の名は、セティナ・マリント

 

 

 

彼女も、青に赤がかった目をウォルデモートに向けていた

 

「セティナ、俺様の仲間になれ…」

 

「…何度言われても同じよ。私はあなたの仲間なんかには絶対にならない…!」

 

そう言い睨みつけると、ウォルデモートはクククッと怪しく笑った

 

「絶対になる。お前は、奴がやって来た後泣きながらそう言うさ。」

 

「奴…?ッ!?まさかっ!?」

 

「そのまさかだ。今日は第3課題の日だったな…?そこに我が良き下僕がある仕掛けをしたのだ…」

 

ーなっ!?そこにはホグワーツの皆がいる!それに、セドリックが!!

 

「ダメ…!!今すぐ止めてっ!」

 

「クククッ…時が来るまでそこで大人しくしておくのだな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わって同時刻のホグワーツ

 

ダンブルドア達は、セティナが攫われた日からずっと彼女を探していたものの一向に見つけられず、不安のまま第3課題が始まった

 

 

ホグワーツの生徒たちは、ハリー,セドリック…そして、セティナの3人がこの試合に出るはずだったのに2人のみとなってしまったことで少し残念に思ったが、第2課題時にセティナが倒れたので仕方ない…

 

ではなく、ホグワーツが勝って彼女を喜ばせたいということでいつもはバラバラだったが、今は1つにまとまり全力で応援するようだ

 

 

その中でセドリックは、この第3課題で何か起こるのではないか…と、感づいていた

 

今までは医務室に普通に入れたが、ある日を境に入れなくなったのだ

 

更には医務室に入れなくなった日から、肖像画の者たちが大勢で集まるようになり、声をひそめてヒソヒソと話すようになった

 

 

そしてもう1人…ハリー・ポッターも何か起こるだろうから気をつけるんだぞ…とシリウスに言われていたため、気を引き締めていた

 

 

 

ダームストラングの生徒たちは、トップのセティナが出場出来なくなったことによりカルカロフも含めて喜んでいた

 

だが、1人の少年…ケリー・クライアンはセティナが出場出来なくなったということで、何か起こっているのでは…?と、感づいていた

更には、これから何か起こるということも…

 

 

 

ボーバトンの生徒たちは、セティナに感謝していた

彼女が出場しないということでボーバトンからティアが出場出来るようになったからだ

だがティアはずっと努力してきた事を知っていたためフラーに出場権を譲ると言い、彼女は出場を辞退した

 

セティナが出場出来なくなったということでティア・シャイリンも何かよからぬ気配を感じ取っていた

そのため、フラーには出場権を渡すとともに今自分に出来る守りの魔法をかけた御守りを一緒に渡した

 

 

 

 

 

「ソノーラス!『コホン…紳士、淑女のみなさん。第3の課題、そして、3大魔法学校対抗試合最後の課題がまもなく始まります!セティナ・マリント嬢がある事情により出場出来なくなっため繰り上がりとなり、ボーバトン校…フラー・デラクール嬢が参加となります。

1番、ハリー・ポッター君

2番、セドリック・ディゴリー君

3番、ビクトール・クラム君

そして4番に、フラー・デラクール嬢

の順番でホイッスルが鳴ると入っていきます』」

 

 

観客席からは、「頑張れ~!」との歓声がたくさん聞こえる

 

教員席では、校長…アルバス・ダンブルドアが周りを警戒しながらも教員達と話していた

 

その様子をある男がじっと見ていたが彼らは気づかなかった

 

 

「まずは、ハリー・ポッター君です。

それでは、いち ー にー ー さんっ!」

 

ピーッとホイッスルの音が鳴り、ハリーは大きな迷路の中へと入っていき、暗闇で見えなくなった

 

 

 

そして時間がたち…

セドリック、ビクトール、フラーの順番で入っていった

 

 

 

 

 

ボガート、フェニックス、尻尾爆発スクリュート

        ・

        ・   

        ・

様々な魔法生物が出てき、僕らはそれを乗り越えていった

 

 

 

 

 

 

が、やはり予想していた通りだった…

 

 

 

 

ハリーとセドリックは、途中…フラーの叫び声を聞いた

 

ハリーはフラーを見つけるも、この‘闇’の迷路によって吸い込まれていった

この迷路は生きている…そう彼は思った

 

ビクトールは恐ろしい顔をしており、僕らを襲う

 

 

 

 

 

 

闇は深くなっていく

 

いや…次々起こる出来事により、僕らの恐怖が大きくなっているためそう思うのかもしれない

 

 

 

 

 

 

ただ、これだけは言える

 

 

 

何者かが裏で僕らを見て、操っているのだと…

 

 

 

 

 

 

向こうの方で、光り輝く優勝カップが見えた

 

 

 

早く優勝カップを取り終わらせようと2人は意気込み走りだす

 

 

ハリーとセドリックは途中転びながらも競うように走っていき………同時に優勝カップを掴んだ

 

 

 

「「取ったっっっ!!!」」

 

 

やっと、この迷路を抜けることが出来る。

 

そう思った

 

 

 

 

 

 

が、それを奴らは許さない

 

 

 

 

 

 

優勝カップとともに彼らはこの場から消えた

 

 

 

 

その頃、観客たちや教員たちがいた場所からはちらちらと上空を見て、不安を浮かべた顔をする者が増えていた

 

突如、上空に暗い雲がやってきて雷がゴロゴロと鳴り始めたのだ

 

そして先程、校長…アルバス・ダンブルドアの近くに雷が落ちた……が、彼は呪文を唱え雷を消したので無事であった

 

「校長っ!大丈夫ですかっ?」

 

マクゴナガルが慌ててやってきたため「大丈夫じゃ」と声をかけてから、ハリーとセドリックが残っている大きな迷路を見た

 

フラーとビクトールは先程救助され、今は救護テントにいる

 

ーどうか、無事でいてくれ…

 

今のダンブルドアには見守ることしか出来なかった

 

もし動けば、敵の者が何かするであろうとわかっていたからだ

 

この件に関しては、裏にウォルデモートがいるであろうことが分かっていた

 

 

シビルの予言…そして、何者かに誘拐されたセティナ

 

そして、今回行われている三大魔法学校対抗試合

 

 

今までハリーは、何度もウォルデモートと戦ってきた

 

入学してきた時とは違って、強くなっている

 

しかし、今度は…

 

 

‘ウォルデモートが復活するであろう…’

 

 

頭に流れる言葉

 

 

今回ばかりは、間違いであって欲しい…

 

 

 

 

 

 

 

 

セドリック,ハリーsaid

 

僕らが取った優勝カップはまさかのポートキーであった

 

連れてこられた場所は‘墓’

 

そして…

 

「よくきたなぁ…ハリー・ポッター。そして…セドリック・ディゴリー…お前の探し者はあそこだ…」

 

ハリーとセドリックが去年見たことあるピーター・ペティグリュー

 

そして、彼の腕の中に声の主…ウォルデモートがいた

 

‘奴’が向いた方に、セティナがいた

 

「セドリックゥゥー!ハリィィー!」

 

やっと再開出来た

 

どんな状況でも、セドリックはセティナとまた出会えたことに嬉しく思った

 

「セドリック、僕が奴を止めておく。君はセティナのところに」

 

「…っ!ありがとう!!」

 

ここで彼らはミスを犯した

 

ハリーは1人で止めると言った

 

セドリックは敵に背中を見せてしまった

 

 

ここにいたのは、ピーター・ペティグリューとウォルデモートだけではない…

 

‘他にも、姿を現さずだがいたのだ’

 

 

よってセドリックは攻撃されセティナの近くに倒れ込んだ

 

 

慌てたハリーは周りが見えておらず、簡単に岩に縛られてしまった

 

 

「どうだ?セティナ…。俺様が言った通りになっただろう。だが、これではいわぬな…しばし待っておれ…

ワームテール、準備を」

 

そうウォルデモートが言うと、

ワームテールは準備を始める

 

 

 

「準備が出来ました。ご主人様」

 

ワームテールが何か言葉を発している。声は震え、恐怖で分別もつかないように見えた。

杖を上げ、両目を閉じ、ワームテールは夜の闇に向かって唱えた。

 

「父親の骨、知らぬ間に与えられん。父親は息子を蘇らせん!」

 

 

 

「しもべのーー肉、ーーよ、喜んで差し出されん。ーーしもべはーーご主人様をーー蘇らせん」

 

 

 

「敵の血、……力ずくで奪われん。……汝は……敵を蘇らせん」

 

 

 

 

 

そして……

 

 

   ウォルデモートが復活した

 

 

 

 

 

 

「復活…してしまった……あぁ…」

 

「セ…セティナ……、大丈夫…。一緒に……帰ろう!」

 

うなだれる彼女に、ボロボロになっていながらも、優しく言葉がかけるセドリック

 

 

 

 

 

そして死喰い人たちに語りかけ、ハリーと決闘を始める

 

「攻撃するのであれば…わかっているであろうな?セティナがどうなるか…」

 

「クッ…! ガハッ!!」

 

(あぁ…ごめんなさい、ごめんなさい…私のせいで…)

 

「お前も邪魔だ!!」

 

死喰い人の者達が、セドリックを連れていき攻撃されている

 

「「ぜったいに…、セティナを連れて帰るんだぁぁ!!」」

 

 

ハリーとセドリックの言葉に、私はポロポロと涙を流す

 

(あんなにボロボロになってるのに…でも、これ以上はダメ……)

 

私が離れれば…突き放せば…あなたたちは皆のところに戻れるはず…

 

 

 

  だから…私は決意したんだ

 

 

 

「ウォルデモート…いや、ウォルデモート卿…、私を…あなた様の…メンバーに、入れてくださいっ…!」

 

そう言うと、ウォルデモートはニヤリと笑う

 

「それは、本当だな…?」

 

 

 

  あなたたちと離れるのは嫌…

 

 

 

セ「セティナ、ダメだぁぁ!!仲間になるなんてっ…!」

 

 

 

  それにもっと冒険したかった…

 

 

 

ハ「そうだよっ!!一緒に帰ろうっ!!」

 

   

 

  だけど、私は言います

 

 

 

「そうです…我が君」

 

 

 

  今まで、ありがとう… 

 

 

 

「ふむ、歓迎しよう…

 

そして、セティナのお陰で運良く逃げ切れた者…

 

ダンブルドアに伝えよ、

 

ウォルデモートが復活したとなぁぁー!!」 

 

 

ウォルデモートの言葉で、ハリーとセドリックの身体が光る

 

 

 

 

    さようなら…

 

 

 

 

 

 

「セティナァァァーー!!!!」

 

 

 

 

最後に、セドリックの叫び声が墓に響く

 

そして、姿が消えた

 

2人は会場へと、戻っていったのだ… 

 

 

 

 

「歓迎するぞ、セティナ。さぁ、帰ろう…我が仲間たちとともに…」

 

ウォルデモートの言葉で、私達は本拠地へと帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ホグワーツに戻ったハリーとセドリックは2つの話を皆に伝えた

 

1つ目は、ウォルデモートが復活したということ

 

 

復活という言葉に会場はざわめき、恐怖した

 

 

そして2つ目は、自分たちを庇ってセティナがウォルデモートの仲間となったこと

 

 

この言葉に、再び会場はざわめいた

セティナに関わったすべてのものが声を荒げた

1番酷かったのは、セティナの実の親…シリウス・ブラックだった

それはそうだろう、実の娘をウォルデモートという最大の敵に捕られたのだから…

 

 

傷が酷かった2人を、アラスター・ムーディが連れていこうとしたが、ダンブルドアがストップをかけた

 

本当の彼は自分の部屋のある箱に捕まえており、この者の姿は死んだと思われていたバーテミウス・クラウチ・ジュニアだったのだ

 

 

しかし、魔法大臣であるコーネリウス・ファッジはウォルデモートが復活したということを信じず、更に悪人である彼にディメンターのキスを施したのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三大魔法学校対抗試合は

 

 ハリーとセドリックの優勝となり

 

 幕を閉じましたが、

 

 皆の不安が消えることはなく

 

 夏休みを迎えたのでした…

 

 

 




途中で、「」の前に名前(ハとセ)
を書いているのがあるんですが、これは誰のセリフか分かりづらいかな…?と思い書きました

次回からは、不死鳥の騎士団編です。
さてさて、セティナはどうなっちゃうのか…?

読んでくださり、ありがとうございました!


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不死鳥の騎士団編
1,始まり


すみません!よく分からんことになってると思います
分かりづらかったらごめんなさい…

とりあえず…不死鳥の騎士団スタートしました!!
今後もよろしくお願いします!

7日から研修行っきます。お寺に泊まったり、お寺の見学…とにかくお寺ずくしですが、頑張ります

それではスタートです!


ーコツッコツッ…

 

 

とある大きな屋敷に足音が響く

 

その者は黒いドレスを着て、ヒールを履いていた

 

その者に近づく男が1人

 

「ご主人様がお前をお呼びだ」

 

そう言い、男は離れていく

 

「ありがとうございます…ルシウス」

 

そう言い、私は彼がいる部屋へ向かおうとしましたが途中で見知る顔が…

 

「セティナ…!!」

 

金色の髪の男が私に気づいてやってきました

 

「あら、ドラコ…こんにちは。あなたの家をお借りしてます。すみませんね…」

 

「そんなことはいいんだ!大丈夫だったか…?」

 

心配そうに聞く彼

 

そういえば、第3課題…いや墓場に行ってない彼とは第2課題以来会ってなかったですね…

 

「大丈夫ですよ…?なにもありませんし…。それに、あなたはこれからホグワーツでしょ…?行ってらっしゃい、ドラコ。私はこれから我が主が呼んでおりますので、そろそろ行かないといけません。それでは…」

 

そうドラコに言い、私は立ち去りました

 

 

 

 

 

 

 

1人残された彼は…

 

「どうして、セティナは敬語になってるんだ…?」

 

と、不思議に思っていた

 

 

 

 

 

 

 

コンコンッ

 

重々しい扉のドアを叩く

 

ー入れ

 

そう中から声が聞こえたので、私は深呼吸をして入った

 

「失礼いたします。我が君…」

 

赤目の男が私を見てニヤリと笑った

 

「うむ。しかし、嬉しいものだな…セティナが俺様の近くにいるのだ。」

 

私は黙って、ウォルデモート卿をじっと見つめた

 

「ずっと待っていた。お前が逃げ出したあの夜から…」

 

「あの時は申し訳ありませんでした。私はまだ幼かったもので…大変失礼なことを…。」

 

そう言い、頭を下げる

 

するとウォルデモート卿は立ち上がり私に近づいて頭に手をのせ、撫でる

 

〔っ!?〕

 

驚きながらも、私はじっと耐えた

 

「今日呼んだのは別のことだ。セティナ…お前にはもう1度ホグワーツに通ってもらおう。お前の本来の性格を表に出すのだ。」

 

「!?)どういうことですか?私の表とは…」

 

「分かっているはずだ。お前は、あの有名なマリント家…しかし、レフトとは違う人間だ。お前のなかには、

闇があるであろう…?」

 

闇…私のなかの闇…

不思議な力をもつものがもつ闇と光

 

闇は人の心を奪い、最後には不(死)を…

光は人の心を照らし、最後には幸(生)を…

闇と光…両者は次第に力を増していき、最後には自滅する。

 

マリント家は確かに、闇側であった。だが、次第に闇雲に隠れる存在。

 

私の母親は光と闇を持ち、闇が生まれた

 

闇は様々な愛情に恵まれ、自分が分からなくなった

そして…自分自身を隠し、偽りの性格で皆に笑顔を振る舞う

 

私のなかでの光は、セドリック。

あなたがいたから…もっと話したかったから…

私はこの幸せに浸かった

もっと、あなたのそばにいたかった

だけど、私の闇が呟く

 

‘本当にそばにいていいのか?いつか傷つけるの

はお前だ。そして、最後に傷つくのは自分自身。

やめちまえ、そんな偽りの自分を…

     

    《お前は闇なのだから》’

 

 

 

そう、私は闇に産まれてしまった。だけどね、1度光に触れてしまった。私は闇だけど、幸せに嬉しさを感じた

 

  もう1度触れたいと思うでしょ?

 

 

だけどもう無理

私はウォルデモート側についてしまった

だから…私は裏から支えてやる

この命にかえても。

 

 

もう1度ホグワーツに行けるならば…私は行きたい。例え、彼らに嫌われても良い。

だから…

 

「はい。あなた様がそう願うのであらば、なんなりと…」

 

「あぁ。それと、これを伝えておこう。今年、ホグワーツに魔法省の奴が教授として就くらしい。現在魔法省のトップは、我が復活したことを信じておらん。セティナ…お前なら、我が言いたいこと…わかるな?」

 

(ポッターを悪役にすること。貶めろ。魔法省の下につき裏から操ること)

 

それがこの方の願い

 

それならばごめんね、ハリー

 

 

今は行けそうにないや…

 

 

 

「はい。任せください」

 

ウォルデモート卿は時計を見て言った

 

「そろそろ歓迎会が始まる頃だ。荷物は置きっぱなしであろうから、心配はないだろう。行ってこい、我の1番最強の騎士…セティナ・マリントよ」

 

 

 

 

 

 

部屋を出て、魔法省の者になんというか考えながらホグワーツに向けて姿くらましをしました

 

 

 

現在、ホグワーツ

 

ーハリーsaid

 

夏休みは色々あった

 

セティナがウォルデモートに連れ去られたことで、皆泣いていた

特にシリウスだ。

実の娘が奪われたことで、泣いたり怒ったり他の人に八つ当たりしたり暴れたり…

とにかく色々と大変だった

セティナは大丈夫だろうか…?

 

「おい、あいつ魔法省から来たって」

 

魔法生物飼育学はハグリットからグラブリー・プランク先生に戻ったのはいいが、問題は闇の魔術に対する防衛術だ。

 

僕の尋問時にいた雨蛙顔の女がそれの担当になったのだ

本当に気持ち悪い。何かあるたびにニヤリと嗤うのだ

 

ダンブルドアの言葉に、本当に啓発的だったと答えるハーマイオニーにどうして?っと尋ねると

 

「例えば「進歩のための進歩は奨励されるべきではありません」は?次に、「禁ずべきやり方と判ったものは何であれ切り捨て」は?」

 

とハーマイオニーは言いました。ロンが焦れったそうに「どういう意味だい?」と訊くと・・・

 

「魔法省がホグワーツに干渉するという事よ」っと答えました

 

アンブリッチがまだ前で話していたとき…。

ガチャリと後ろから音がしたため、皆後ろを向いた

アンブリッチも何事かと黙り見つめる

 

(ラッキー、雨蛙が黙ったぞ!(*゚▽゚)ノイエーイ)

 

その後ハーマイオニーに頭を叩かれました

何故!?

 

 

皆の注目の中、ドアが開き入ってきたのは

 

…セティナでした

 

「なっ!?セティナ!?!?」

 

皆が驚いているなか、セティナはアンブリッチの方へ足を進めた

 

「遅れて来てしまったこと…誠に申し訳ありません。アンブリッチ先生」

 

以前とは違う暗い声で言った

 

「ウッフン)あなたは、セティナ・マリントですね?あなたにお尋ねしたいことがありますの。」

 

「なんでしょうか?」

 

そうセティナは無表情で返した

 

「あなたは、三大魔法対抗試合の第三課題にて出場せず辞退したらしいですわね。第三課題でポッターが帰ってきたとき…例のあの人が復活して、あなたは連れ去られたと言っておりましたの。あなたはどう思いで?」

 

セティナが事実を言ってくれたら勝てる!と僕は確信していた。マリント家は偉大な力を持っている。それになにより、セティナは本当のことを言ってくれると信じていたからだ

 

だけど…

 

「例のあの人が復活した…?どういうことでしょうか?」

 

セティナは驚き顔でアンブリッチを見つめていた

 

まさかっ!?セティナが…

 

「私は、ポッターが嘘をついたのではないかと思いますけど…例のあの人が復活するはずありませんもの」

 

嘘をついた…

 

ハーマイオニーとロンも驚いていた

グリフィンドールメンバーのウィーズリー家の皆も、セドリックも…

 

「ウッフン)そうですわね。あなたならそうだと思っていましたわ。遅れて来たこと、許します。今後は気をつけてね」

 

セティナは礼をして、席に戻るかと思ったらアンブリッチの前で片足をつけて下から見つめる形で手を差し出した

 

「私を、あなたの配下につけて下さいませんでしょうか?あなた様のホグワーツの理想図…お手伝いさせてください」

 

アンブリッチは初の驚き顔を見せてからニヤリと嗤った

 

「えぇ、もちろん」

 

そう言い、セティナの手を掴んだ

 

その後彼女はグリフィンドールの席に座り、アンブリッチも自分の席についたことでダンブルドアの話が再開した

 

そして僕達は大広間を出た後、フクロウ小屋に向かいシリウスに手紙を送ったのであった…

 

 

 




騎士…なんとなくかっこよさから選んでみましたw
すみません(^^;)


最後まで読んでくださりありがとうございました!!


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2,それぞれの想い

大変遅くなり申し訳ございません!!
他の方の作品を色々と拝見していましたら、夢中になり遅くなりました… 皆さん本当に凄いです。
もう感動作でしたよ…

後、学校行事でUSJに行ってきたんですよね…
ハリー・ポッター…もう、最高でした!
また行きたいです。

色々と考えてたんですけど、きりよくここで2話を投稿しようと思います。短くてすみません…
3話からもう少し長くしていきます
それでは、どうぞ↓


シリウスsaid

 

セティナがウォルデモートに連れ去られたと聞いてから俺はとても悔やんでいた

 

もっとちゃんと見ておけば…

 

そうしたらウォルデモートに連れていかれなかったはずだ。あの子は、とても優しい…

だが、レフトと一緒で友のためならと自分を簡単に犠牲にする

 

だからレフトが殺されたあの日も…

2度も奴に愛する人を奪われるなんて…!!

 

窓から覗く空を見上げ俺は決意する

 

‘必ずセティナを助ける’と…

 

 

 

数日後…ハリーからの手紙で俺はセティナがホグワーツにいることを知った

そして、

いつもと様子が変わっているということも…

 

 

 

 

 

 

セティナsaid

 

私がホグワーツに再び現れてから…

廊下を通るたびにざわめいていた

そりゃあそうだ…

第3の課題時に姿を見せなくなったと思えば、5年生の始業式で再びひょっこりと現れたのだから

それに、私のこの口調もざわめく原因であろう

更にはドローレス・アンブリッチの配下に着いた

 

私的には嫌だがウォルデモート側に入ってしまったのだ

行動を示さねばならないから仕方がない

 

そんなことを考えながら、私は1人教室に向かう

 

「…セティナ…?少し話があるんだけど、今いいかな…」

 

そう言いにきたのは、ハリー。隣には、ロンとハーマイオニーもいた。

 

「………どうしましたか?ポッター…次の授業もありますので簡潔にお願いしたいのですが。」

 

「えっ‥あ、あぁ…」

 

今まで接してきた話し方とは違うためか、最初は驚いていたが、しばらくしてから顔が引き締めて私を見つめる

 

「…っ!…」

「セティナ。本当に、ウォルデモート側に入ったの?あの時は仕方がなく…だよね?セティナは…セティナは僕たちの親友だよね??」

「………。」

 

ごめんなさい、ハリー…ロン…ハーマイオニー…

 

「…いつまで…そう思ってるつもり?親友??そんなわけないでしょう?私はあなたたちの敵…私はウォルデモート側についたの!」

「そんな…」

「嘘だよね、セティナ…」

 

やめて…私は…もう…

決めたのだから…

 

「それなら…シリウスはどうするの!?」

「知らないわよ!そんな奴!!」

   ・

   ・

   ・

「セティナが連れ去られてから、シリウスは苦しんでるんだよ?セティナは、シリウスが…君のお父さんが…死んでしまってもいいの!?」

「だから知らないって言ってるでしょ!?そんな奴、父親でもなんでもない!赤の他人!!苦しんで死んでしまえばいいんだ!!」

 

私は駆け出す

後ろでみんなの声が聞こえた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっ…ぐすっ…お父さん…皆…ごめんなさぁい…!」

 

 

空き教室で私は泣いた

私の呟く声は涙とともに…静かに消えていった

 

 




本当に短くてすみません…
それでも読んでくださった方…
ありがとうございます!

これからも頑張ります。


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3.揺れる心

お待たせしました!
それでは、どうぞ!


私は1人、廊下を歩きながら考え事をしていた

 

この前ヴォルデモートが嗤いながら見せてくれた『日刊予言者新聞』

その内容のせいでハリーは皆から避けられていた。

 

現魔法大臣のコーネリウス・ファッジはヴォルデモートが復活したという事実に正面きってそれと向き合えない。ダンブルドアが嘘をついて、自分を転覆させようと信じている方が楽なのだ。

 

そのため、その影響は皆がよく見ている‘新聞’にも出ていたのだった。

ヴォルデモートが復活していると少しでも言う者がいれば…

 

これは新聞から見つけたのだが、国際魔法使い連盟の議長職を失った、という記事だ。世間では老いぼれて判断力を失ったとあるが、色々と調べてみれば、ヴォルデモートが復活したという演説をしたあとで、魔法省の役人たちの投票で職を追われたのだ。魔法使いの最高裁-ウィゼンガモット法廷-そこの主席魔法戦士からも降ろされた。それに、勲一等マーリン勲章を剥奪したという話もある。

 

4年時の三大魔法学校対抗試合。

その最後の試合から帰ってきた、セドリックとハリー。その2人から告げられたのは、‘ヴォルデモートが復活した’と、いうこと。

私のことも言ったらしいけどね…

 

それと何故か、最近フレッドとジョージの活動も活発化していた。ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ→WWWという名で…。そういや、悪戯専門店をいつか必ず出すんだって言ってたね。

それは今も変わらない

前にも言ってたよね?

 

 

‘この世界には、笑いが必要なんだ…’

 

‘もし、笑えなくなった時…その時は俺たちが笑わしてやる!絶対に!!’

 

‘‘俺たちの悪戯でな!!(ニカッ’’

 

 

私はそばで頑張ってる姿をずっと見てきたんだから。

応援してるよ。2人共!

 

その後、魔法薬学で‘安らぎの水薬’を作り、古代ルーン文字学を受けた後…

 

最悪な授業の始まりだ。

 

今まで楽しかったんだけどな~…まぁ、ペテン師を除いてね♪

 

「あら?Ms.マリントではありませんこと?」

「あっ…、こんにちは、アンブリッジ先生」

 

挨拶をし、教室に向かおうとしたら一緒に行こうと言われました…

最悪です。

 

教室に入れば、折り紙で作られた鳥がスーッと飛んでいた。それをアンブリッジが燃やす。それで皆はアンブリッジと私に気づいた。アンブリッジは堂々と前へ行き、私は後ろの余っている席に座った。

闇の魔術に対する防衛術…今回はペテン師よりも最悪な奴だと改めて思った。

 

魔法使わないんです!ずっとめんどくさい本を読むだけ!しかも、何!?授業をしないなんて…

 

そうツッコミたくなる気持ちを何とか押さえつけ、本の内容を読み進めていった。その数分後…私は背筋をピンと伸ばし、目をしっかり開けて、ページを捲りながらも眠っていたのであった…

 

「Mr.ポッター!罰則です!!後で私の部屋に来なさい!!」

 

そんなアンブリッジの声で私は目が覚めた。

 

(うるさい…)

 

どうやら、ヴォルデモートがどうのこうので抗論となったらしい。

その最中に、ハリーは私に「セティナも知ってるよね!?」って聞いたらしいですが…無視していたとのこと。

 

ごめんなさい…無視じゃないです…寝てました…。

 

ハリーは全ての授業を終えた後、アンブリッチジの部屋に向かった。

 

私もこっそりと付いていき、ハリーが出てくるのを待った。

 

ガチャッ

 

もう辺りが暗く(っていっても中だからわかりにくいね)…ハリーが入ってから2時間が経過したぐらいに重々しいアンブリッジの部屋のドアが開く

 

そこから、ハリーが出てきた。しかも片手には小さな文字らしきもの…

 

‘僕は嘘をついてはいけない。’

 

 

 

あぁ…、ハリー…ごめんなさい。

本当に…、そんな傷を作ってしまって…

しかも、アンブリッジのせいで…

 

ギュッ…

 

「っ?!……セティナ…?」

「ハリーッ…ごめんなさい…ごめんなさい!」

 

いつの間にか私はハリーを後ろから抱きしめて泣いていた

そんな私を見て、驚くハリー…

だけど、私の名を呼んだ後、優しく頭を撫でてくれた

 

「セティナ…ここじゃあれだからさ……談話室に行こう…?」

 

そう言うハリーに頷き、手を引かれ一緒に談話室に向かった

 

談話室に入ると、いたのは、フレッド、ジョージ、ジニー、ロン、ハーマイオニー。

 

皆、私が泣いているのを見て初めは驚いていたが、すぐに寄ってきてハリーと同じように優しく頭を撫でてくれた。

 

あぁ、皆…ごめんなさい…

 

優しくされるぶん、私には罪悪感が押し寄せる

 

今言っても良いのだろうか…

この前誓ったはずなのに…。

 

「セティナ…、私たちは誰1人…セティナのことを疑ったりなんかしてないわ…」

 

私はだんだんと落ち着いていきながらも今さら許してもらってもいいのか…?という罪悪感に襲われ、黙っていると、ハーマイオニーが言った。

 

「私もハーマイオニーと同じよ…!セティナのこと大好きだもの!」

「「俺たちもさっ!」」

「僕も」

 

ハーマイオニーの後に、ジニー、フレッド&ジョージ、ロンが言い、私に微笑みかけた

 

「セティナ…僕たちはね、ずっと待ってたんだよ。セティナが帰ってくるのを…いつか戻ってきてくれるってことを。もちろん、シリウスもね?」

 

でも…私は…、

 

「セティナ…帰ってきて!!皆には君が必要なんだよ!

 

 

 

 

…もし、本当に僕たちが嫌いで離れたいな「違うの!!」…ら…!?」

 

「違うの…!!皆が嫌いっていうわけじゃないっ!!!本当はあなたたちと一緒にいたい!だけど…だけど…ね…、私はあちら側についてしまった…。

 

 

だから……、陰から…あなたたちを守ろうと思って……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『『…………!!!!!』』』

 

ジ「セティナの口調が…」

ロ「戻った…!!」

フ,ジ「「やっぱり、サイッコーだよっ!!」」

 



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4.似た者同士

大変遅くなり申し訳ありません…
学校行事とか色々ありすぎて、これからも亀更新になりそうです。

最近、セティナの性格がとんじゃってるような気が…

皆さん、ファンタビ2観に行きましたか?
まだ見てない方のために内容は言いませんが、一言でいうと、衝撃的!!

それでは、どうぞ


「…つまりセティナ、あなたは…」

 

私が落ち着いたからかハーマイオニーが言った

 

「…そうだよ。私は…あなた達の味方

 

 

 

だけど…本当にいいの?私…あんなに酷いこと言ったのに…!」

 

今はアンブリッチがいないということで、元の口調に戻しちゃったけど…

 

私は…、

 

ハリーたちに…

 

実のお父さんであるシリウスに…

 

酷いことを言っちゃったもんね…

だから私は…あn「「またどっか行くなんて言わないよな?(黒笑」」

 

そう言うのは、私の兄(的存在)であるフレッドとジョージ

 

「だけど…「だけどじゃない!」!?」

 

「僕やロン、ハーマイオニー、ジニー、フレッド、ジョージ…それにセドリックがどれほど…どんな気持ちで…セティナを待ってたか!!君には分かるっ!?君は、僕らを助けるためにアイツのところに行ったんだろうけど…だけど…少しは僕らを頼ってよ…!!親友でしょ…!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これで、もう何もないよね。友達…だよね?」

 

「えぇ!」

 

「「そうだね」それを通り越して親友だよ!」

 

 

 

 

 

 

 

いつか言ったそんな言葉がふと…

 

      私の頭の中に流れてきた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…クスッ

 

…そうだね。なら、私が皆に言えることは1つ。

 

 

 

 

 

‘私は皆を裏切らない、絶対に。だから…信じて待っててほしい。必ず…帰るから…!’」

 

 

 

 

 

『『『もちろんだ/よ!!』』』

 

皆がそう笑顔で返してくれた。

だから私も「ありがとう」って言い微笑んでから、何事もなかったかのように自分の部屋へと帰っていった。

 

 

 

 

 

え?どうして、何事もなかったかのように…って?

それは他の人に見られてチクられたら私の作戦に支障が出るでしょ?

何がなんでも成功させなきゃなんだから!!

奴を貶めるためにね??(黒笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー残された6人は…

 

ロ「さっきセティナ、何事もないように帰ってたけど…なんか寒く感じなかった?」

 

セティナが階段を上がっていった時にロンが口を開いて皆に問う。

 

フ「大丈夫だぜ、ロン。俺たちも「感じたから」」

 

フレッドとジョージが顔を怖がらせながらもセティナと話せた喜びからか嬉しそうに…いつものように声を合わせそう言った。

それに皆が頷く

 

ハー「とりあえず、今はセティナの出方をうかがうことね。アンブリッジ達の前では、私達はなにも無かったってこと…いい?」

 

そして、フレッドとジョージの方を向いた

 

フ「どうして俺たちの方を向くんだい?」

 

ジ「俺たちはなんにもしないぜ!

          「な~んにも!」」

 

怪しく…イタズラっ子な顔をして笑った2人を見て、ハリー、ハーマイオニー、ロン、ジニーの4人はため息をついた

 

()()()()()()()()()

 

               …と。

 

 

 

 

 

 

ロ「セティナと同じような寒気がフレッドとジョージからも感じるよ…」

 

ハリ「僕もだよ」

 

ハー、ジニ「「私も…」色々あったけど、セティナとフレッドとジョージって似た者同士よね…?あの悪戯を閃いたような…黒い笑い方は…。」

 

 



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