スマホを持ってグランドオーダー (ぽ〜か〜おぅ♪)
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事件前?のカルデア
転生、そして魔術


初小説の初投稿です。誤字、脱字報告や感想、評価など取り敢えずもらえるだけでうれしいのでこれからよろしくお願いいたします。

あ、この一話はほとんど説明ですのでご了承ください。


俺は今、燃え盛る街でスケルトンを狩っている。

 

 

唐突にこんなこと言われても分からないだろうから順を追って説明しよう。

 

どうやら俺は死んだらしい。らしいというのはいまいちはっきりしてないからだ。2017年夏、今年で高校生になった俺は夏休みの課題のことを頭から放り出しスマホゲームにはまっていた。10個以上のゲームをプレイしていた。そんなある日、地震が起きた。俺はその時、横になってゴロゴロと相変わらずゲームをしていた。余り大きな揺れには感じなかったのでまわりに落ちてきそうなものが無いことを確認してゲームを再開したのだ。異変に気が付いたのはその少しあと。

 

ピシピシッ   「ん?何の音だ?」

 

ゲームから目を離すと家の壁中にひびが走っている。

 

「・・・は?」

 

俺はそんな声を出すと同時にあたりを見まわした。壁が上から潰されるように崩れていく。そして天井が迫ってくる。

 

「いや、ちょっと待っ・・・」

 

そこまで言った後、俺は急に落下してきた天井が見えた。

 

 

 

 

 

気がつくと目の前が真っ暗だった。体中どこも動かない。目の前も真っ暗というより目が動かない。しばらくパニックになった後、自分が死んだのだろうとの結果に行き着いた俺は何をすることも諦めた。これが魂という状態なのかな~なんてどうでもいいことを思ってると突然体に変化が起きた。まず、頭を締め付けるような激痛。しばらく続いた激痛がなくなった後、体の感触が変わった。もしかして俺の魂って今裁かれた!?なんて内心パニックになっているとへそから変な感触が伝わり突然苦しくなった。

 

「オギャャ----ッ!!!」

 

・・・え?もしかして俺、今赤ん坊で、今生まれたの?

 

 

 

 

 

2000年(前世の15年前)、8月18日(前世の命日)、俺誕生。

 

 

 

 

 

俺が生まれて十年がたった。俺は初めはせっかく記憶を持って生まれ変わったので第二の人生をエンジョイしよう☆みたいなノリだったが、どうやら前世とは世界が違うらしい。この世界には魔術というものがある。そして俺の家は代々魔術を研究している。いわゆる魔術師の家系というものだ。そして驚いた事に色々調べた結果、この世界があのFateの世界だと分かった。しかし俺は聖杯戦争なんてそうおこるものじゃないないと思い、普通の生活+魔術の研究(趣味)をしてすごしていった。

 

そういえば俺の家系の魔術は、子孫に残せればよく、内容は本人の自由なのだ。家には先祖の研究の全てといえる魔術本室がある。祖父や父は気に入った先祖の研究を継いでいるが俺はそうではない。それには、五年前、すなわち俺が五歳の時、連絡手段として、スマホを買ってもらった時のことがかかわっている。どうやら前世の世界よりもほんの少しだけ科学技術が進歩しているらしく、西暦2000年目には発売されていたらしい。何故まだこんな歳なのにスマホを買ってもらえたかというと、父曰く、「お前はすごく頭がいいからこれの使い方もすぐにわかって安全に使えるだろう。」との事。父マジ感謝。しかもどういうことか、初期化したときに俺の前世のスマホのデータになっていたのだ。さらに、FGOのゲームも残ってて、Fateの魔術についてググれば出てくるのだ。魔術についてはこの世界の一般人は知らないはずなのに。そしてゲーム脳の俺はこの特殊なスマホとこの世界の魔術を混ぜたゲーム魔術を研究する事に決めたのだ。

 

 

 

 

 

俺が生まれて十五年、ゲーム魔術の研究を始めて十年がたった。俺のゲーム魔術の研究について、親は驚いていたが、俺の目を見ると許してくれた。この十年で俺の研究は凄まじいところまで来てしまった。詳細は省くが魔力さえあればゲーム内の大概のことができる。ゲーム内のものを召喚することができるが、ものによって消費魔力が変わってくる。もちろんやばすぎるものは召喚できない。正確にはできないのではなく、魔力が足りなくて死んでしまうのである。だが魔力さえあればほぼ何でもできる。そんなチート魔術に全世界が黙ってるはずがない。俺は趣味でしていたが絶対にどこかから干渉してくるだろう。

 

そしてそれはやってきた。

 

それは人理継続保障機関・カルデアへの招集令だった。

 

 

「え、カルデアってFGOの場所じゃん。あの爆破テロの起こる。そんなところ行きたくないし、特異点なんて行けば死にそうなんですけど。」

 

 

なお、本人からすれば処刑宣告のようである。

 

 

親曰く、なんでも上からの命令だそうだ。どうやらカルデアはマスターの候補を集めているらしい。そして俺もマスター適性があったらしく、しかも下級?な魔術の家系だが今魔術世界を騒がせている俺なら超エリート枠での参加が決まっていて、俺の家系は変人の巣窟から魔術の名門にジョブチェンジできるらしい。周りは全員イケイケムードである。

 

「はぁ・・・」

 

こうして俺は人理継続保障機関・カルデアへと旅立っていった。

 

 

 

 

 

あ、冒頭まではまだかかるよw

 

 

 

 

 




色々と待ってます。


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カルデアに来た、

まさかつさん、ズゴックイイさん、感想ありがとうございます。


※2018年3月2日、主人公の属性を「善性・中立」から「善性・混沌」へ変更しました。http://trybuzz.com/game/56380 ←性格属性を精密診断の結果、混沌・善でした。

※2019年4月30日、モブAチームから原作Aチームに変更しました。(と言っても、原作は10人もいないのでほとんど変わってないけど)


さて、カルデアに到着した訳だが……

 

アナウンス「……塩基配列 ヒトゲノムと確認 ……霊器属性 善性・混沌と確認 ようこそ、人類の未来を語る資料館へ。ここは人理継続保障機関 カルデア。 指紋認証 声帯認証 遺伝子認証 クリア。 魔術回路の測定……完了しました。 登録名と一致します。貴方を霊長類の一員として認めます。はじめまして。どうぞ、善き時間をお過ごしください。」

 

 

シミュレートや館内の説明、この後予定の説明などの面倒なものを終え、与えられた自室へやった来た。…のだが。

 

「…へぇ、(実家と比べ)中々の広さじゃないか……。」

 

俺は自室の広さに感動していた。実家の自室は狭い普通の部屋程度だったが10年の研究の末、資料や研究道具などで人ひとり分のスペースしか無かったのだ。なのでこのそこそこ広い部屋が新しい自室となってとてつもなく感動していた。

 

正気に戻ってからしばらくするとアナウンスが聞こえてきた。

「遊叫 乱夜様、遊叫 乱夜様、実力測定及び責任者面会の時間でございます。館内の説明時に渡された館内マップをもとに10分以内にトレーニング室にお越しください。」

 

どうやら時間のようだな。

 

…………ん?って俺のことかって?そう言えば自己紹介してなかったな(誰に向かってやってんだろ…)、俺の名はル〇ン三世……じゃなくて、遊叫 乱夜(ゆうきょう らんや)、遊叫家の次男だ。高校一年(退学済み)で、もうすぐ16歳だ。使う魔術はスマホ魔術。色々召喚して戦う魔術だ。よろしくな!

 

………………ホント俺、誰に自己紹介してんだ…

 

ともかく、トレーニング室に移動する事にした。

 

 

…………青年移動中…………

 

 

はい、ということでやってきました、トレーニング室!時間前にきちんと着いたんだけど何故か複数の男女が戦闘用礼装を着てこっちに敵意ガンガン送ってくるんだけど?

「……どうやら全員揃ったようね。」

そう言ったのはFGOの序盤だけ出てきて死んでしまう、ヒステリック?な所長さんだ。

「もしかしたら知っているかもしれないけれど、この正式な場で自己紹介します。この人理継続保障機関・カルデアの所長を務めている、オルガマリー・アニムスフィアよ。早速だけど、今この場に集めた優秀な魔術師39人の実力測定を始めるわ。マスター適応番号順にNo.1〜No.39の順で始めるわ。1人ずつ仮想敵と己の魔術で戦って戦闘データを取るわ。何か質問は無い?」

質問があるか聞かれると複数の男女が頷きあったあと、1人の青年が挙手した。

 

「マスター適応番号No.〜、ベリルね?何かしら?」

「…何故此処に辺境の地出身の下級魔術師がいるんですかねぇ?」

 

……おおっとぉ、それって俺の事だよな?辺境の地って日本だよな?何だこいつ、喧嘩売ってるのか?

 

「彼は最近、魔術師の間で噂されている特殊召喚礼装を用いて様々なものを召喚し、戦うことの出来る、いわゆる投影魔術の上位魔術の使い手よ。サーヴァントすら簡単に召喚出来ると言われてるわ。」

 

魔術の名門出身の複数のマスター適応者の顔が歪んで、とてもいい…じゃなくて、とても滑稽…でも無くて、とにかくいい気分だ。趣味でこの魔術を作った甲斐があった。

 

「なので、あなた達と同時にその噂の魔術を見せてもらうことにしたの。」

 

……なるほど、今の内に俺の実力を見せてもらおうってか。本来魔術師は魔術とか実力とかを隠したがる。だか、実力で分けるチーム分けがあるのでそのための実力測定と称し、俺の魔術を見る訳か…。まぁ、趣味でやってた訳だし見せて困る訳でもないのでこの魔術の凄さを見せつけてやろう!(自慢がしたいだけ)

 

「…俺の順番はNo.39なので最後ですね。皆さんが終わった後俺の凄さをたっぷり見せつけてあげるのでさっさと頑張って終わらせてくださいね?(ニヤニヤ)」

 

…………おおー、数人以外全員の表情筋がピクピクしてるよ。これからが楽しみだ。

 

 

 

 

 

……とうとう俺の出番がやってきた。他のマスター適応者は全力のガンドとか、お得意の魔術でガンガン仮想敵を倒して行った。俺に興味が無いやつや、バカじゃなさそうなやつ以外、全員終わったあとコチラを向いてドヤ顔するので見ていて笑えてくる。

 

「…さぁ、マスター適応番号No.39 遊叫 乱夜、あなたの番よ。その魔術を思いっきり見せなさい!」

 

所長、俺の魔術が気になるんだろうなー……。てか、さっき気が付いたんだけどレフ教授いるじゃん。これで凄いとわかったらAチームにして確実に爆弾でドカンとするつもり何だろうなぁー……。

 

俺の準備(スマホを右手で操作するように構えるだけ)が終わると、アナウンスが聞こえ、仮想敵が出現した。カウントダウンが始まりカウントがゼロになった瞬間…………

 

「概念礼装召喚、宝石剣ゼルレッチ」

 

俺はスマホの音声認識機能を使っての召喚を行い、星3概念礼装である「宝石剣ゼルレッチ」を召喚し、剣(これは杖である)に魔力を結束しその場で薙ぎ払う。すると魔力で出来た光の斬撃が射出され、第二、第三戦目用に後ろに控えていた仮想敵ごと真っ二つにした。

 

「「「「…………は(え)?」」」」

 

全ての仮想敵が消えて戦闘終了のアナウンスが流れると皆の方へ振り向き…

 

「さて!これで俺の実力測定(出来てないが)終了ですね♪」

 

表情筋の全てを使って微笑む。相手にとっては最っ高にムカつくだろうなw うむうむ、極上の嫉妬と怒りと羞恥の込もったなんとも言えない悪感情、美味である。(バ〇ル並感)

 

この後、全員の戦闘データの分析結果からAチームになった俺は数日後、全マスター適応者が集まる日までのんびりと過ごすことに決めた。

 

 

 

 

 

「はぁ……疲れた。」

自室に帰ってきた俺はベットに転がり込んだ。実は俺、魔力は発展途上なんだ。どんどん魔力量上がってきてるけど今は平均より少し多いくらいだ。なので「宝石剣ゼルレッチ」程度の中々使える星3概念礼装でも、1日3回程度しか発動出来ない。1度家族全員の魔力使って「固有結界」発動してみたが(コレは礼装として発動していいのか?)、家族全員で大きめ一軒家程度のサイズで、1人で普通に発動しようとするとトイレの個室より少し広いくらいしかならないのだ。

 

「……もういいや、寝よ。」

 

俺はこの後の予定が無いことを確認して瞼を閉じた。




設定等に質問があれば送ってください。


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運命(爆発)の日

ついにこの日が来た。原作主人公が来てレフ教授が爆発させる日。

 

「いやーー、ついに来たか!」

 

俺は現在、テンションが高い。理由と言うと、なんとあの可愛いマシュちゃんが今朝部屋に挨拶しに来てくれたのだ!俺はと言うとまだベットで寝ていた時間帯だったので、美少女に起こしてもらうという体験をしたのだ。最高に素晴らしい朝が迎えられましたw

マシュとは、昨日初めて会話をした。実力測定とかでちょこちょこ姿を見ていたが一言も喋らなかったのだ。それで、昨日の飲み物を買いに廊下の自販機まで行った時にばったりと出会ったのだ。話してみると中々いい子だなと改めて思う。ちなみに、俺のことは一言で言うとゲスい性格をした変人程度の認識だったらしい。なんか悲しい…

 

そうそう、それで今日でマスター適応者が揃うので、所長の説明会が中央管制室であった後、そのままレイシフト実験がある。なので、主人公たちと一緒に遅刻しようと思う。いやーね、やっぱりあのシーンを見たいじゃないか!あのあたりのほっこりする場面は生で見たいね。

 

あ、爆発のほうはちゃんと対策を考えているよ。

 

 

 

 

 

さて、やってきました!カルデア正面ゲート前!ここであの二人(と一匹)は出会うはずだ。なので陰に隠れて見守っていようと思う。のぞきじゃないよ?見守るのさ!

 

 

 

 

 

しばらくして、正面ゲートの方から誰かが歩いてきた。ふらふらと歩き虚ろな顔をした主人公君(男)だ。主人公君はそのまま歩いてきて俺を通りすぎ、少し行くとそのまま地面に倒れこんだ。うわー、痛そうだな、あれ。

そこから一分もしないうちに、マシュちゃんが来て主人公君を起こし、会話を始めた。

・・・やっぱりなかなかの会話だな。一般人とは、ひと味違う。

おっと、レフ教授が会話に参加してきた。・・・ふむ、主人公君は「藤丸 立香」というらしい。よし、リッツと呼ぼう。・・・やっぱりゲームのシーンを生で見るのはいいね、感動しちゃうねw

そろそろ管制室に向かうようだ。トイレにこもって説明会をボイコットしないらしいな。

 

 

 

 

 

リッツの後を追って、管制室に入るとリッツがもう席に座るところだった。

 

「時間を遅れてくるとは、一体なn・・・。」

 

「すぅっいませーーーん!遅れましたーーー☆!」

 

俺の素晴らしい(笑)挨拶に所長の顔がピクピクしている。こーいうの見ていて面白いんだよな。

そして俺はリッツの横の空いている席に座ると、

「よろしくね!」

思いっきり挨拶をした。

 

 

 

 

 

所長のビンタを何故かくらった俺は今、コフィンの中でバイタルチェックを受けている。確か、爆破するのは通信を切って三十秒くらいだったはず。なので、二十秒くらいたった後、俺のトイレの個室サイズの「固有結界」を発動しようと思う。これで避難していれば何とかなるだろう。

・・・よし、レフ教授が通信を切った。そして二十秒待って・・・今だ!

俺はいつでもすぐに「固有結界」などの魔術を発動できるように待ち受け画像に即魔術を発動できるようにしたのだ。具体的にはアプリみたいな四角い感じ。

俺はスマホのアプリを起動させるように固有結界を発動させると景色が一変し、ポリゴンでできた世界になった。

 

どうやら俺が固有結界を発動させるとポリゴンでできた世界になるらしい。俺がそこにテーブルと椅子があるようにイメージするとそこにポリゴンが集まっていき、俺がイメージした通りのテーブルと椅子ができる。ここは本来の固有結界じゃ出来なかった気がするが、このようにイメージしたものを創造できる空間なのだ。何でだろね?w

 

さて、あの二人が管制室に到着するまで、のんびりとしようかな!

 

 

 

 

 

取り敢えず、五分がたった。そろそろ固有結界の維持も限界だし、二人が到着したころだろう。固有結界解除っと。

 

俺がコフィンに戻るとアナウンスが聞こえてきた。

「レイシフト 定員に 達していません。」

ナイスタイミング!

「該当マスターを検索中・・・・発見しました。 適応番号39 遊叫 乱夜 と 適応番号49 藤丸 立香 を マスターとして 再設定 します。 アンサモンプログラム スタート。 霊子変換を開始 します。 ・・・レイシフト開始まで あと3 2 1 全行程 クリア。 ファーストオーダー 実証を 開始 します。」

 

 

さあ、冬木にレッツゴー!!

 

初めてのレイシフトは体が吸い込まれるような感覚がした。



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チュートリアル都市・冬木
冬木で骨集め


こんばんは。進研模試でヤケになって、国語の解答欄に勉強中だった衛宮士郎とか、遠坂凛とかのFateの人物(進研模試の勉強ではないw)を書き込んだぽ〜か〜おぅ♪です。今回は会話がとても多いめです。

※2019年4月30日、「狂骨」を「凶骨」に修正しました。


俺は今、燃え盛る街でスケルトンを狩っている。

 

 

唐突にこんなこと言われても分からないだろうから順を追って説明しよう。

 

 

レイシフトによる浮遊感が終わった俺は無事に冬木に到着した。

 

コフィンに星1概念礼装「頑強」を、前日に自分用のコフィンに全力で重ねがけしたのだ。これで、コフィン無しでのレイシフトによる意味消失を防いだ。

 

が、やはり衝撃は強かったのだろう。少しコフィンが故障したようなのだ。

 

無事に特異点には来れたがそこからが問題だった。特異点に到着はしたが着地はしていないのである。

 

そう、コフィン故障による座標のズレが生じたのである。

 

…………しかも上空に。

 

 

「ぅあああああああぁぁぁぁーーーーーー!!!???」

 

 

絶賛俺、落下中☆

 

 

……とかやってる場合じゃなくて!どーすんだよ、これ!落下してるぞ!?ここ高さ余裕でそこら辺の高層ビルよりたかいよ!?雲とほぼ変わらねぇよ!?

…………おい、どーすんだよ?もうどーだっていいや♪

 

「いやいやいや、ロスト〇ンの〇哭歌ってる場合じゃなくて、さっさと低コス飛行宝具持ちのライダー召喚しねぇと……!」

 

慣れた手つきで霊基一覧を開き…………

 

「黒髭しかいねぇぇぇぇーーー!!??」

 

ライダー・黒髭と召喚した。

 

俺のスマホ内からの召喚は普通の英霊召喚とは少し違う。まずスマホ画面側から光の玉が3つ飛び出しそのままスマホと平行にグルグルと回って輪っかを作るのだ。そしてどんどん輪が大きくなり、輪の内側が青白い光で満たされると、スっと輪の中から英霊が出てくるのである。そしてそのまま…………

 

「デュフフフww拙者、参jyおおおぉぉぉぉぉ!? 何コレ!?落下プレイ!?拙者落下中でござるよおおぉぉぉぉ!?」

「うるさいから!?いいから早く宝具の船出してくれよぉ!?そしてこう、…俺らと同じ速度で落下させつつ着地(着船?)してそのまま減速させるとかしてくれよォぉ!?」

「いや、マスター!?船浮かすことは出来るけどマスターの魔力しょぼi……」

「令呪を持って命じる!黒髭、宝具「空飛ぶ船」だ!!」

「いやいや、マスター!?『アン女王の復讐「クイーンアンズ・リベンジ」』でござるよォ!?」

 

そう言うと、俺らの真下に船が現れた。船は落下していき、俺らの方が少し落下スピードが速く、船に着地(着船)した。そのまま減速していき体にかなりの重力がかかるがまだ耐えることの出来る範囲。そしてギリギリ、高層ビルの30階程度のところで止まることができた。

 

「た、助かったぁぁぁ…………」

「拙者、初めマスターが落下プレイに目覚めたかとwwww」

「いや、どんなプレイだよ!?」

「こう…空中で服を脱ぎ捨てて、そのまま相手の服をはg……」

「そこから先を言うな!?取り敢えず、そのままビルの屋上に降ろしてくれ。そして宝具を消せ。魔力は戦闘以外には温存したいんだ。」

「おwあんな所に怨霊がいますぞwwwもしかして拙者、マスターと本格的な戦闘をする初めのサーヴァントなのではwwww?」

「それはそうだがアレは仕方ないだろ。あれだよ、急に空中にポイされて冷静な判断が出来なかったんだよ。」

「キッチリと降りる方法考えてたのに?wwww」

「やかましい、取り敢えず主人公たちにはマシュちゃんが宝具使えるようになるまではめんどくさい事に巻き込まれるから行かない。なら、ロマンからの通信が来るか、大体の時間……そうだなぁ、3時間くらいして通信が来なかったら大空洞に行くぞ。大空洞は……(ゲームを起動して地図を見る)……あっちの方角だな。それまでその辺の怨霊……じゃなくてスケルトンな。を狩って骨集めするぞ。」

「んんwwwww凶骨が何回周回しても中々落ちないマスター乙wwwwwwww」

「お前マジでやかましいな、凶骨落ちたら自動的にスマホの中に吸収されるから数狩ってりゃ、バンバン落ちるだろ。てか、お前カルデアに帰ってきたら2人のスパルタクスと筋肉プレイさせるからな。覚悟しとけwwww」

「ちょwマスター!?それは好きなプレイじゃないって言うか、生理的に受け付けないプレイって言うか、拙者そのなことしたら死n……」

「ほら、そこに下に降りれる階段があるからさっさと行くぞ。」

「ホント、マスター!?筋肉プレイは勘弁ですぞww!?」

 

そのまま一階について外へ出た俺たちは大空洞の方角を目指しながらスケルトン狩りをして行くのであった。

 

 

「…………そして現在にいたると…。」

「いや、スケルトン狩ってるのマスターじゃなくて拙者何ですけどなwwww」

「うるせぇ、ごちゃごちゃ言わずに真後ろから来てるスケルトンに攻撃でもしねぇかw」

「オパァァァーwwww(攻撃ボイス)」

「おお、凶骨がどんどん入ってくる…。(震え声)」

 

乱夜は凶骨が沢山手に入って嬉しい模様。

 

 

 

 

 

……マシュが召喚サークルを設置した後……

 

 

「生き残った二十人に満たない? じゃあマスター適性者は? コフィンはどうなったの!?」

所長が大声をあげて問い詰める。

「……48人、一名を除き全員が危篤状態です。医療器具も足りません。何名かは助ける事が出来ても全員は…………」

ロマンが現状を伝え。

「ふざけないで、すぐに凍結保存に移行しなさい!蘇生方法は後回し、死なせないことが最優先よ!」

所長が指示を出す。

「ああ!そうか、コフィンにはその機能がありました!至急手配します!」

「…………驚きました。凍結保存を本人の許諾なく行う事は犯罪行為です。なのに即座に英断するとは。所長として責任を負う事より、人命を優先したのですね。」

マシュが関心するのに対して。

「バカ言わないで!死んでさえいなければ後でいくらでも弁明できるからに決まってるでしょう!?」

所長はそれを否定した。

「だいたい48人分の命なんて、…………

ちょっと待って?一名を除き?だれかマスターで他に生存者がいるの!?」

「えぇ!?ああ!はい、マスター適応番号39の遊叫 乱夜が特異点へのレイシフトに成功しています。ですが、まだ通信が繋がっていない状態です。」

「あのゲーム脳が此処に来ているの!?何でそれを言わないのよ!?」

「いや、だってまだ通信が一度も繋がってなくてそっちで生きているかはまだ分からない状態だからですからね!?」

「そうなのね……ってそうじゃなくて。アイツ、どうやってレイシフトしたの!?コフィンは壊れていたハズよね!?」

「ああ、それは…コフィンの周りにスマホ魔術特有の魔力を感知しました。おそらく何かしらの魔術で爆発を防いだのでしょう。」

「あの爆発を防いだ?……彼は何か知ってそうね。ロマニ、あのゲーム脳をそっちで探してくれないかしら?」

「それならもうやってる。今出来る限り全力で彼を探しているところです。」

「そう…………なら今、カルデア内の報告を出来るだけしてちょうだい。」

「はい、現在………………」

 

 

優男説明中…………

 

 

「……ねぇ、マシュ。」

「はい、何でしょうか?先輩。」

「その、遊叫ってどんな人?」

「ああ、そう言えば自己紹介してませんでしたね。レイシフト前の所長の説明会のときに、先輩よりも後に遅刻をしてきた、あの挨拶して横に座った方です。」

「よかった。あの人も生きてるんだね。」

「はい、まだ連絡が取れていない状態ですので現時点での生存は確認出来ていませんが……」

「…探そうか。生きていれば、きっと合流出来るさ。」

「そうですね。街の中を探索しながら行きましょうか。」

 

 

 

そして所長率いる(笑)主人公組は数回の戦闘と話し合いのもと、特異点の調査に向かった。




キャラが濃いキャラは描写が難しい。


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チュートリアルな特異点は早く終わらせたい

あれ?会話が主流になってきた?いや、会話会だからかな?


「……で、マシュが使えるようになったと…。」

 

やあ諸君、私だ。遊叫 乱夜だ。

 

大空洞について、入口付近で狂骨集めを始めて(体感)3時間、やっとドクター・ロマンから通信がきた。既に残り魔力は約半分になった。

 

「そうなんだ。現地のサーヴァントと宝具発動の訓練?をしてね。取り敢えずロード・カルデアスと名付けた防御宝具が使えるようになったんだよ。」

 

何だか嬉しそうに説明するね。この人は。

 

「……まぁ、ただえさえ少なくなった戦力を補えたんだ。良かったじゃないか。」

「そうだね。君が今みんなが向かって来ている大空洞の前にいたのも驚きだけど……(チラッ)その……(チラッ)」

ロマンがさっきから横をチラチラ見てるけど、何かあったっけ?

「デュフフフフwwwwマスターは素材がたくさん集まってテンションウハウハですなwww」

「あ、分かるか?」

「そりゃあもちろん!マスター話を聞きながらでもニヤニヤしてますぞ!ww」

え、顔に出てた?

「ニヤニヤ言うな。微笑んでいたと言え。それと当たり前だろ、あんなに苦労してもなかなか手に入らなかった物がどんどん入ってくる爽快感なんてすぐに忘れられるか!!」

「デュフフフフwww 分かりますぞ、マスター!拙者も苦労してもなかなか手に入らない宝が手に入るとニヤニヤが止まらないですからな!」

「いやいや!君がさっきから話している彼のことが気になってるんだよ!?誰なんだよ彼は!?反応からしてサーヴァントだとは思うんだけど。」

「あれ?紹介してなかったっけ?こいつは俺のサーヴァント、ライダー・黒髭だ。」

「デュフフフフwwww これはこれはドクター。拙者、エドワード・ティーチという海賊でござる。何だかドクターからは拙者と同じ匂いがするでござるwww」

「エドワード・ティーチだってぇ!?瞬く間に大船団を作り上げ、悪魔の化身と呼ばれた大海賊じゃないか!?あと同じ匂いってどういうことなんだ!?」

おおー、ナイスリアクション!w

「別に野郎が拙者のこと知ってても嬉しくないでござる。やっぱり、可愛い女の子から呼ばれたいでござるなwwデュフフwwww」

「ああ、同じ匂いってそういう事か!?」

「……そこ、盛り上がってるとこ悪いけどリッツ達のグループがこっちに来てるんだよな?此処で待ってたら良いのか?」

「え?(リッツ?立香君の事かな?)ああ、そうだね。もうそろそろ着くと思うけどね。僕は行き先であるこの後大空洞を観測しようとした所、君たちを発見したんだ。」

「なら、問題無いね。魔力減ってきたし、ちょいと休むか。」

「なら、マスターは座って休んでるとして。ロマン氏、好きなアニメは何ですかな?w」

「え?アニメかい?それなら僕は…………」

 

 

 

 

 

そして、2人が「マギ☆マリ」の話をして盛り上がり過ぎて俺が話しかけることすら出来なくなった頃、リッツ達のグループが到着した。

 

「おっす!所長。チキンなメンタルしてるのによくここまで来れたね。褒めてあげようか?ww」

俺がそこそこな煽りを出会い頭に言い放つと所長がワナワナし始めて、急に大声で…

「アナタって人はああぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「耳が痛いッ!?」

「所長!?落ち着いてください!?」

マシュちゃんが所長を落ち着かせる。いや、ホント鼓膜が破れるかと思った。

「こんにちは!乱夜さん!」

「ん?やあ、リッツ君!さっきぶりじゃないか!」

「(あれ?リッツって僕のことかな?)そのリッツって僕のことですよね?」

「その通りだとも。ほら、藤丸君じゃ距離感があるし、リツカやリッカって呼んだら女の子っぽいからね。」

「フレンドリーですね。」

「あのっ!私も先輩って呼ぶよりリッツって呼んだほうが距離感が縮まるでしょうか!」

「マシュはそのままでいいよ。」

 

どうやらマシュは、既にリッツに気がある様だなw

 

「はぁ、はぁ、……アナタ。どうやってレイシフトして、どうやってここまで来たの?」

 

ん?所長が真面目な顔して話してきたな。コレは余計なことを言うと不味いな。よし、ここは用意していた言い訳で行こう。

 

「実はレイシフト前日に、俺占いしたんですよ。そしたら、ファーストオーダーはサボるのが吉みたいな結果になったので、他のマスターもいる事だしサボってもイイだろうと思ってたんですよ。」

 

「「「……え?サボったの(んですか)?」」」(ロマニ・マシュ・所長)

 

「「中々の猛者だなw」」(リッツ・黒髭)

 

「いや、ちゃんとコフィンの中には居ましたよ?その後、レイシフトを安全に失敗させてサボろうとしたんですよw」

 

「何、アナタ!?サボってたの!?」

 

「サボれませんでしたけどねww 実は前日にコフィンに俺がサボれるように細工をしたんですよ。俺が中からコフィン閉めてても外から破損させて開けられないように「頑強」を重ねがけしたんですよ。それでそろそろレイシフト開始するかなぁ〜くらいの時に「固有結界」を作ってそっちで寛いでたんですよwww」

 

「このバカ、アタマに高密度ガンドで穴開けて中身見てみようかしら。」

「所長!?落ち着いてください!?」(二回目)

 

「それで五分くらい経ってそろそろ持続が難しくなってきたんでコフィンの中に戻るとあらビックリ!いきなりレイシフト開始したじゃあ無いですか!サボるの失敗したんですよ!?」

 

「知らないわよ!?そもそも何でサボろうとなんかしたのよ!?占いでも普通そこまでするの!?」

「だから所長!?落ち着いてください!?」(三回目)

 

「それでこの特異点の上空にポイされたんで、空飛ぶ船を持つライダーこと、黒髭氏を召喚したんですよ。」

 

「どうもどうも!ご紹介に預かりました、ライダー・黒髭でござるぞぉww あとマスターwww 拙者の船、空飛ぶ逸話なんて無いでござるからなwwww」

 

「なな、何この薄汚い髭のサーヴァントは!?穢らわしい!?って黒髭!?空飛べるの!?」

「所長、落ち着いてくださいよぉ……」(四回目)

 

「それで着地した後、魔術的な価値がある素材を集めながら進んでくとこの大空洞を見つけたんです!なので此処を拠点にして、持ち堪えながら通信とかマスターとかが来るのを待ってたら、ロマンから通信が来て、事情を説明されて、今こうして皆と合流した訳なんですよ!」

 

「もう何処からツッコンでいいか分からなくなったわよ!?」

「所長!?頼みますから落ち着いてください!?」(五回目)

 

所長、何故か大荒れだな。(シラケた) マシュちゃんがなかなか頑張って落ち着かせている。

 

「ところで、そこの青い兄ちゃんがキャスターなんですよね?」

「ああ、やっと俺の出番が来たか。そうだ。俺がキャスターだ。」

「はい、それだけ分かれば十分です、ありがとうございます。」

「俺の出番が……」

 

さっきから中々会話に入ってこれなかったキャスニキとの会話を速攻で終わらせると、

 

「さて、この中に入って大聖杯を回収しに行くんですよね?それじゃあ行ってみよう!」

 

 

 

「なあ、あの兄ちゃん大丈夫なのか?」

「はい、一応凄まじい魔術を使えるんですが性格が……」

「今度、彼にバレないサボり方でも教わろうかなー。」

「このバカ達、嫌いよ!!」

「一応、いい人なんだよね?」

「んんwwwww マスターも自由人ですなww まるで我々(海賊)のようですなwww」

 

 

全員がそれぞれの感想を言う中、乱夜は大空洞に入っていき…………

 

 

「キャスターさん、すみませんが道案内お願いします…」

 

道が分からず帰ってきた。




煽る相手がいると主人公はチャラくなるw

黒髭って剣とか持つサーヴァント相手には、素手じゃなくて鉤爪と銃だけで戦ってんのかな?


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道づれって怖いね

長めです。


評価バーが青になってた……
嬉しいッ!!

読んでくれてありがとうございます。


「大聖杯はこの奥だ。ちぃとばかり入り組んでいるんで、はぐれないようにな。」

「天然の洞窟……のように見えますが、これも元から冬木の街にあったものですか?」

「でしょうね。これは半分天然、半分人工よ。魔術師が長い年月をかけて拡げた地下工房です。それより、キャスターのサーヴァント。大事なことを確認していなかったのだけど。セイバーのサーヴァントの真名は知っているの?何度か戦っているような口ぶりだっけど。」

「ああ、知っている。ヤツの宝具を食らえば誰だって真名……その正体に突き当たるからな。他のサーヴァントが倒されたのも、ヤツの宝具があまりにも強力だったからだ。」

「強力な宝具……ですか。それはどういう?」

「巨大なビームをぶっぱなしてたりな。」

それは無いだろ、見たいな顔をしているマシュ、所長、リッツがキャスニキの方を向くと、

「ああ、それだな。」

3人とも、……え?という言葉を発しながらぽかんとしている。

「王を選定する岩の剣のふた振り目。お前さんたちの時代においてもっとも有名な聖剣。その名は……」

此処でアーチャーが割ってくるハズだから被せて言ってみよう。アーチャー・エミヤの反応も見てみたいしw

「「約束された勝利の剣(エクスカリバー)。騎士の王と誉れの高い、アーサー王の持つ剣だ。」」

「?今、別の声が聞こえてこなかったかしら?」

「全然。(ここでエミヤって言ったら邪推されそうだ)アーチャーの声なんて聞こえてませんよ。」

「バッチリ聞こえてるじゃねぇか。」

そこには全身ほぼ真っ黒のシャドウサーヴァント。

「アーチャーのサーヴァント……!」

「そこのマスターはふざけてるのか?」

おっと、真面目な対応が来たな。ここはキャスニキに続きを任せよう。俺がでると変に煽りたくなってくるな。

「…………。」

「無視か。」

「拙者はマスターが考えてることが分かりますぞw どーせ、マスターは今どうやって煽るか考えてるんですなwww」

……よし、コイツは……

「帰ったら筋肉プレイ確実にするからな。」

「「「「!?」」」」

「え、マスターそれはないですぞ!?」

 

「(ヤベぇ単語が聞こえた気がするが……話が進まねぇな……)…………おう。言ってるそばから信奉者の登場だ。相変わらず聖剣使いを護ってんのか、テメェは。」

あ、コイツ話を無かったことにしようとしてるな。

「(今の話を無かったことにするつもりだな……まぁ、それがいいんだが)…………ふん。信奉者になった覚えはないがね。つまらん来客を追い返す程度の仕事はするさ。」

お前もか。

「ようは門番じゃねえか。何からセイバーを守っているかは知らねえが、ここらで決着つけようや。永遠に終わらないゲームなんざ退屈だろう? 良きにつけ悪しきにつけ、駒を先に進ませないとな?」

「その口ぶりでは事のあらましは理解済みか。大局を知りながらも自らの欲望に熱中する……。 魔術師になってもその根性は変わらんと見える。文字通り、この剣でたたき直してやろう。」

「ハ、弓兵がなに言いやがる。ってオイ、なにぼんやりしてんだ嬢ちゃん。相手はアーチャーだ。アンタの盾がなきゃオレはまともに詠唱できねえんだが。」

「……あ……は、はい!すみません、なぜか気が抜けていました。問題ありません、いけます!ガードならお任せください!」

「よし、黒髭!お前もガチで剣で斬られない程度に、鉤爪と銃と言葉で煽ってこい!」

「デュフフフフwwww了解ですぞ、マスター。このソコソコイケメンで、しかも可愛い女の子の幼馴染がいそうなサーヴァントは我々の敵ですからな!」

「ああ!全時代、全世界共通で我々の敵だ!!」

「「「何でだよ!(何でよ!)」」」

「マシュ、行くよ!」

「了解です、マスター!押し切ります!」

 

 

 

現在、3対1でエミヤを追い詰めてるところだ。まず、マシュがアーチャーであるエミヤとマスターの間に入り、エミヤがマスターを狙えないようにしている。そしてマシュの左斜め後ろにキャスニキが居て、魔術を撃ってマシュが防ぎ漏らしたマスターへの攻撃を撃ち落としたりエミヤの気をちょこちょこ逸らしている。そして黒髭がマシュの右前から鉤爪でヒット&アウェイを繰り返したり、銃を撃ったり、理不尽な言葉の暴力で攻撃している。(なお、相手は無視と決め込んでる模様)マシュが盾を突き出し、エミヤがそれを引いて回避する。それを今度は盾の(なんて言ったらいいのかな?)鋭い横の部分で右から殴りかかる。それを、現在二刀流なので左手の剣で受け止めると右手の剣をがらあきのマシュの腹へと鋭く振るう。それを黒髭の銃が弾くとマシュが1歩引いて体制を立て直し、また盾を突き出す。それと同時に黒髭も鉤爪で切り掛る。エミヤが両手の剣でそれを止めると2人はアウェイ(回避行動)をする。そしてそこへ、キャスニキの炎の魔術が飛んでくる。エミヤはギリギリの回避となり、服が焦げている。

 

なんか、コンビネーション凄くないか?何でここまで息合ってんだろう?……アレだな、さすがキャスニキ。マシュの行動を大体読んでるんだな。流石にマシュも盾を使うのは今日が初めてなので、(今はキャスターだが)接近戦のプロであるクーフーリンなら、動きを読めるんだよな。黒髭はサポートだな。ちょこちょこマシュを銃で守ってる。流石に可愛い女の子を守護する精神が高いな。流石は紳士的な愛 C の持ち主だ。……あれ?紳士なのか?……

 

しかし、初心者はそう長くは集中力は持たない。いつか、マシュがミスってそれをカバーし切れない時が来るだろう。エミヤを倒すまでに集中力が切れないとは限らない。マシュにはこの後、エクスカリバー(モルガン)を防いで貰わなければいけないのだ。ここで集中力を浪費している暇はないんだ。

 

 

……な、の、で、俺がチートな魔術を使っちゃいます☆

 

 

俺は昔(1話)、こう言ったハズだ。「ゲーム内のものを召喚することができる」と。そしてその「ゲーム」は何もFGOだけではない。ほとんどのモンスターが神なので消費魔力も神がかってるが、パズドラのモンスターだって召喚出来る。同じ名前のヤツもいるが、ミリオンアーサーの人物だって召喚できる。つまり、「俺のスマホに入っているゲーム内のモノ」であれば何でも召喚することが出来るのだ!

 

そして今回召喚するのはこちら、シャドウバースというカードゲームに出てくる、「よろめく不死者」というフォロワー(モンスター)カードだ。

このフォロワーについている特殊効果は「ラストワード(自分が破壊された時)、相手1体をランダムで破壊する」というものだ。ようするに、敵が1体しかいない時、1対1で戦ってコイツが死ねば相手も死ぬという中々恐ろしいモンスターだ。

しかし、コイツには「守護を持つフォロワー(敵)にしか攻撃できない」ともある。

だがしかし、だがしかしだ。ヤツは今、奥にいるセイバーを守護している状態なのだ。これでアイツを攻撃できる!

エミヤも得体のしれない物が襲い掛かって来れば反撃ぐらいはするだろう。しかも、カルデア招集前の実験で雑魚英霊がシャドウバースで言うところの攻防力3ということが分かったのだ。よろめく不死者は攻防力1と2、それに対してエミヤは雑魚ではないのでどう見ても攻防力4以上はあるだろう。つまり、よろめく不死者を余裕で殺せるという事だ。

 

 

 

俺はスマホを取り出すとシャドウバースのカード一覧を開き……

 

「フォロワー・よろめく不死者をプレイ(場に出すの意)」

 

リッツと所長が驚いた目でコチラを見たけど構わず召喚を実行する。するとマシュの約10m後ろ(俺の2m前)にフードを被った大男?が現れた。……コイツ、カード説明で彼女達って表現されてたから性別男で合ってるか分からないんだよなぁ……

 

突然現れた大男?に戦っていた4人が驚いた表情でアイツを見た。すると……

 

「グガアアァァッッ!!!」

 

手に持つ石の斧を振り上げると、そのままエミヤに走って近付き出した。

 

「おい!マシュ!避けろ!」

「…っ!」

 

マシュが左に避けるとそこをよろめく不死者が通過し、エミヤに斬りかかった。

 

「なんだ、この化け物は!」

 

エミヤは左手の剣で攻撃力の足りていない斧を弾くとよろめく不死者の懐に入り込み、そのままザシュッ!と気持ち悪い音を出しながら3回ほど切りつけた。よろめく不死者は膝をつき、そのまま前のめりに倒れた。

 

「貴様の魔術……ホムンクルスか?。」

 

確かに戦闘用ホムンクルスの失敗作みたいな奴だったけどww

 

俺はその質問に答えず、ニィっと顔を歪ませた。そしてよろめく不死者がガラスが砕けるような、または霧になって霧散するように消えると……

 

「ガハッ!?」

 

エミヤが突然吐血した。

 

「オイオイ、何が起きた!?」

「わ、分かりません!」

「うわぁwwwマスターセコいですなwwww」

「ね、ねぇアナタ、今何したの!?」

 

全員(エミヤを含め)がこちらを見てくる。俺はフッ、と笑うと、

 

「何って、俺のさっき召喚したやつが道づれにアーチャーの霊基を破壊したんですよ。」

 

黒髭以外の全員がぽかんとしている。そりゃそーだわな。とんだチート魔術だもんなw

 

「まぁ、そういう奴なんですよ、さっきのは。おかげで2割も魔力が持っていかれましたが。」

 

そう。何故こいつをこのタイミングで出したかというと、消費魔力が高いのだ。(ゲーム内のではコスト10のうち)コスト2のクセに俺の魔力を2割も持っていくのだ。俺の魔力(ゲーム内ではPP)はPP10か。

 

「なんて言うか、俺の魔術については追求しないでくださいね。」

「お、おう。分かった。」

 

いつの間にかエミヤが光になって消えていっていた。

 

「おう、未練なく消えろ消えろ。聖剣攻略はオレと嬢ちゃんと髭とそっちのへんてこマスターでやってやる。」

「だれがへんてこマスターだ。」

「……信頼していただけるのは嬉しいのですが、わたしに防げるでしょうか。 ……その、音に聞こえたアーサー王の聖剣が。わたしには過ぎた役割のようで、指が震えています。」

「そこは根性(ガッツ)で乗り切るしかねえわな。だがまあ、オレの見立てじゃ相性は抜群にいい。その盾が壊される事はない。負けるとしたら、盾を支えるお嬢ちゃんがヘマをした場合だろうよ。お嬢ちゃんが盾から手を離せば、その後ろにいるマスターは一瞬で蒸発する。いいか、聖剣に勝つ。なんて考えなくてもいい。アンタは、アンタのマスターを護る事だけを考えろ。得意だろ、そういうの?まあなんだ、セイバーを仕留めるのはオレ達に任せて、やりたい事をやれって話さ。」

「……はい。そのアドバイスは、たいへん力になるようです。」

「よし、それじゃあ行こうか!」

 

 

 

俺達はさらに奥へと進んで行った。

 

 




シャドウバースのフォロワー、スペル、アミュレットはネクロマンサー、ロイヤルを中心に多用するつもりです。(何故ネクロマンサーなのかと言うと、作者がネクロマンサー一筋だから)


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既に聖杯はスマホの中にある

スマホで聖杯や聖杯持ちのサーヴァントを召喚したらどうなるんだ?ww


遅れてすみません。とても長めです。
中島ゆうきさん、誤字報告ありがとうございました。


「そろそろ大聖杯だ。ここが最後の一休みになるが、やり残しはないな?」

「もちろん、準備万端だ。」

「そりゃ頼もしい。ここ一番で胆(ハラ)を決めるマスターは嫌いじゃない。まだまだ新米だが、おまえには航海者に一番必要なものが備わっている。運命を掴む天運と、それを前にした時の決断力だ。その向こう見ずさを忘れるなよ?そういうヤツにこそ、星の加護ってヤツが与えられる。」

「何を言っているんだか。進むにしろ戻るにしろ、その前に休憩が必要でしょう。・・・ねえ、アナタさっきの怪物もう一度出せないの?」

「やられてしまったので、しばらくは出せませぬ。(大嘘、魔力的にあと一体は出せる)」

「何よ使えないわね・・・」

 

諸君、こんにちは、はろー、ぼんじゅーる。 遊叫 乱夜だ。

 

そろそろ大聖杯目前だ。会話的にたしかこの辺りで休憩するはずだ。

 

…………ちなみにさっきの俺のセリフは半分嘘で半分本当だ。確かに、やられてしまったフォロワーや使い終わったスペルは暫くは使えない。それこそ数時間単位で。しかし、シャドウバースでは一つのデッキに同じカードは3枚まで入るようになっている。なのであと2体は召喚出来るということだ。……まあ、魔力が無いので1体で精一杯なんだが。何故出さないかと言うと……ほら、アレだよ。アーサー王見たいな、そのくらいの経験をリッツとマシュにさせないとこれからドンドンレベルが上がっていくからね。俺ばっかり頑張ってても後半の特異点では通用しない気がするんだよ。てか、絶対無理。魔力が圧倒的に足りないし、足りても完全に人手不足になるし。(=魔力さえあればある程度の事は1人でなんとかなる)

それでだ。ココはリッツとマシュの修行というかなんと言うか、そんな感じにならなければこの先、生きてはいけないのだ。

 

「あの、話を聞いていましたか?此処で休憩するので歩くのをやめてもらえますか?」

「デュフフwwwマスター。何考えてるかわからぬでござるが、楽したいって顔して考え込んでいますぞwwwwここのボス、ほぼ拙者とリッツ氏に任せるつもりですな?ww」

 

………………ハイ、スミマセン。本当のこと言う(思う)のでそう言うのやめてもらえますかね?

 

「ああ悪い、今ちょっと考え事しててな。あと黒髭うるせぇ、俺にも少し考えがあるんだよ。俺の思考の邪魔をするな。」

 

本当は魔力の温存が目的だ。もちろん、さっきのも理由に入るがね。そして何故魔力を温存するのかと言うと、所長を生存させるためだ。

 

俺は前世では楽しければ良しの完全な快楽主義者だった。生まれ変わってからは苦労して魔術を研究していたが、それも元を辿ればスマホで色々出来ると知って、新たな娯楽が生まれると期待したからだ。俺の中では快楽主義者から娯楽主義者に変わったかな〜と言うくらいの認識だが。(ほぼ変わっていない)

何が言いたいのかと言うと、つまりは楽しみたいのだ。楽しみたい。しかし俺はバッドエンドは嫌いなのだ。(自分的に楽しいバッドエンドはOK)

嫌い、つまりは楽しくない。このまま行くと楽しくなくなる。なので俺はこのスマホ(娯楽)を使ってバッドエンドを叩き潰すつもりなのだ。

所長の人生のバッドエンドを叩き潰す為に、あるスペルを使うため、最低でも魔力が1割いるのだ。残り魔力は3割。全力で黒髭を戦わせるとして1〜2割、スペルで1割と余裕がないのだ。このいかに魔力を残しながら勝つかがこの後のセイバー戦の課題なのだ。

 

 

それに…………

 

 

「そうでしょうか。所長は確かに年上ですが、趣味嗜好はたいへん近しいものを感じます。親愛を覚えます。」

「クハハッ!所長かなりデレてるな!今ならいつも見たいなツンになってもツンデレだな〜って可愛いく見えるんじゃないかww?」

「なに言ってるのアンタ達!?アンタたちなんてわたしの道具だって言ってるでしょう!?」

「…………(うんうん)」

「ほら見なさい。こんな黒っぽくて怪物っぽいのさえ同意してるじゃない!…………え……あひぃいいい!?マシュ、早く排除して!食べられる、食べられる!」

 

こんなに弄れて楽しいヤツ、見捨てるわけが無いだろう?w

 

 

 

 

 

さて、そんなこんなでやってきた大聖杯前。セイバーが陣取ってるところだな。俺がギリギリ使える魔力で何が出来るかスマホ見ながら考えていると。

「悪いな、お喋りはそこまでだ。奴(ヤッコ)さんに気付かれたぜ。」

「ーーーーー。」

「……なんて「食い意地」……あれが、本当にあの「食欲」王なのですか……って乱夜さん、変な言葉挟まないでください。」

「いや、それも結構あってると思うぞ…?」

「え…………」

「間違いない。何か変質しているようだけど、彼女はブリテンの王、聖剣の担い手アーサーだ。伝説とは性別が違うけど、何か事情があってキャメロットでは男装をしていたんだろう。ほら、男子じゃないと王座にはつけないだろ?お家事情で男のフリをさせられてたんだよ、きっと。宮廷魔術師の悪知恵だろうね。伝承にもあるけど、マーリンはほんと趣味が悪い。」

ロマンが説明し終えるとセイバーとマシュとキャスターが話し始めた。今のうちにカードや概念礼装を選択する。

 

「構えるがいい、名もしれぬ娘。その守りが真実かどうか、この剣で確かめてやろう!」

「来ます……マスター!」

「ああ、一緒に戦おう!」

「はい!マシュ・キリエライト、出撃します!」

 

おっと、聖剣ぶっぱなして来そうなのでスペルカードの召喚準備をしながら後ろに下がる。これを防がないと始まらないからな。スペルカードと並行して「頑強」の準備もしておく。

 

「卑王鉄槌。極光は反転する。光を呑め!『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』!」

「宝具、展開します!」

 

何処からドー見てもヤバめデスねはい。

本物の聖剣ブッパヤバすぎぃぃぃ!?もっとこう、もう少し弱めの黒いオーラが凄い奔流になって飛んでくるかと思ってたけど密度が違いすぎる!イケるかこれ!?

 

「はあああぁぁぁぁぁああ!!!」

 

しゅぅぅ……という音が聞こえたと共に思わず閉じてしまった瞼を開ける。……すげぇ、アレを止めるってマシュももしかしなくても凄くないか?

 

「受け…止めれた…?」

「やったね!マシュ!」

 

受け止めた本人はで、出来た?……見たいな顔をしており、リッツはマシュを褒めていた。いや、褒めてもいい…普通は今褒めるだろうが、今は普通ではない。

 

「リッツ!マシュ!まだ敵を倒した訳じゃないぜ。黒髭をサポートに回すからアイツを叩き潰してこい!黒髭、行ってこい!」

「あ…了解しました!」

「よし。マシュ、行くよ!」

「はっ!やっとケリ付けれるな。」

「あらほらさっさーwwww」

「コイツここでもふざけるの!?」

 

所長が置いてけぼりになってるけど戦闘開始だ!

 

 

 

陣形はマシュが、前回同様マスターとセイバーの間に入りマスターに近ずけさせないようにして、キャスニキと黒髭が中距離を保ちながら、3人でセイバーを囲むようにして戦っている。マシュが正面から戦って苦戦しているが、キャスニキの魔術や黒髭のヒット&アウェイの鉤爪がセイバーに隙をつくり、上手く反撃している。中々いいパーティーだ。

 

今回俺が使う魔術は「ブレイジングブレス」というスペルカードだ。まあ、名前の通り炎の息を出すものだ。口から吐くようにするのは、人間には熱くてできないと思う。これをいつ使うかが勝負の決め手となると俺は思っている。ただ、タイミングが難しいのだ。俺達とセイバーとの間にはマシュが居て、合図をして避けてもらわなければいけないので不意打ちは実質不可能だ。横に出て撃っても、避けられればお終いだ。セイバーを仕留める作戦としては黒髭が銃で心臓を撃ち抜くってキメ顔して言ってたから任せてある。なので、少ないダメージ兼目くらましなのだ、このスペルは。

 

 

どのくらい時間がたっただろうか?体感ではかなり時間がたったような気がする。だが黒髭に送っている魔力が少ないのでそんなにたってないのだろうか。元々は接近戦タイプのキャスニキや、死ぬまで戦い続けた黒髭はともかく、マシュには疲労感が見て取れる。このままではジリ貧だ、と思っていた矢先だった。

 

「……っ!」

 

セイバーの手(剣)が緩んだ。そこをマシュは見逃さなかった。

 

「はあぁぁ!」

 

マシュの盾が明確にセイバーの胴体を捉える。セイバーの体が大きくよろめき、大きな隙ができた。俺は横に飛び出ると、セイバーに気づかれないように画面操作で「ブレイジングブレス」を発動した。

人ひとりを簡単に呑み込めるサイズの火炎がセイバーに向けて発射される。マシュは俺がこのタイミングで出ると予測していたのであろう、直ぐにセイバーから離れた。そして黒髭が銃を静かに構え集中する。そしてセイバーは炎に呑まれた。

「ぐっ!?」

火炎が直撃したセイバーはその場に佇む。この程度の炎ではセイバーを倒すには至らない。しかし、足止めと目くらましに十分なった。セイバーはとっさに腕で顔を守ったのだろう、剣を構えてはいなかった。そこへ1発の銃弾が放たれた。

炎の発射が止まり、そこに立っていたセイバーには胸に少し大きめの穴があいていた。

 

「……フ。知らず、私も力が緩んでいたらしい。最後の最後で手を止めるとはな。聖杯を守り通す気でいたが、己が執着に傾いたあげく敗北してしまった。結局、どう運命が変わろうと、私ひとりでは同じ末路を迎えるという事か。」

「あ?どういう意味だそりゃあ。テメエ、何を知ってやがる?」

 

セイバーがグランドオーダーという意味深な言葉を残して消滅し、続いてキャスニキも強制帰還した。キャスニキは今度はランサーで召喚してくれ、との事。

 

「セイバー、キャスター、共に消滅を確認しました。……わたしたちの勝利、なのでしょうか?」

「ああ、よくやってくれたマシュ、リッツ!それに乱夜に黒髭も!所長もさぞ喜んでくれて……あれ、所長は?」

「……冠位指定(グランドオーダー)……あのサーヴァントがどうしてその呼称を……?」

「……なにか気になる事でも?」

「え?……そ、そうね。よくやったわ、リッツ、マシュ、乱夜、黒髭。不明な点は多いですが、ここでミッションは終了とします。まずあの水晶体を回収しましょう。セイバーが異常をきたしていた理由……冬木の街が特異点になっていた原因は、どう見ても、アレのようだし。」

「はい、至急回収……な!?」

「いや、まさか君たちがここまでやるとはね。計画の想定外にして、私の寛容さの許容外だ。サボり魔に49人目のマスター適性者。まったく見込みのない子供たちだからと、善意で見逃してあげた私の失態だよ。」

「レフ教授!?」

「あ、普段は細目のハゲ野郎じゃなイカ。そろそろ私の本当の姿を見せてあげよう!とか言って開眼すんのか?この頭のラリった変態教授!」

「レフ……!?レフ教授だって!?彼がそこにいるのか!?」

「…………そこの人間のクズは置いといて、その声はロマニ君かな?君も生き残ってしまったのか。」

 

レフ教授がジル程にないとしても目が飛び出しそうな勢いで開眼し、何だかんだ喚きだす。そこでマシュがコイツは危険だ…(頭がおかしいのではなく、人間じゃないところ)と思い、リッツを下がらせると、

 

「レフ……レフ、レフ、生きていたのねレフ!」

 

所長が発狂?(俺はこのレフ依存を発狂だろうと思っている)し出すと、

 

「レフレフうるせぇ!」

「へぶしっ!?」

「「「所長!!??」」」

 

タックルをしながらビンタをすることでぶっ飛ばした。

「な、何するのよ!?せっかくレフが生きてたって言うのに!」

「いやいや、アレはどう見ても爆発の黒幕とか向こうサイドの人間だろ!?いや、もしかしなくても人間じゃないかもしれないな。変態だし。まさか…変態は変態だからアイツは人間じゃなくて変態なのか!?」

「意味わからないわよ!?特に最後の方!……え?待って、嘘よねレフ?アナタが爆発の黒幕だなんて……」

「……………………ふん、やはり貴様は小賢しい。もっと厳重に爆弾を仕込んで置くべきだったな。」

 

間が凄く長かったな、絶対何か思ってたよアレ。それから丁寧に世界がどうなってるかとか、カルデアの現状とか話してくれた。馬鹿だなコイツ、とか思っている間にカルデアのカルデアスのところと繋がったようだ。そこからレフと所長が何かいいあったあと、所長がカルデアスに向けて飛んでいった。

 

「このまま殺すのは簡単だが、それでは芸がない。最後に君の望みを叶えてあげよう。君の宝物とやらに触れるといい。なに、私からの慈悲だと思ってくれたまえ。」

「ちょ……なに言ってるの、レフ?わたしの宝物って……カルデアスの、こと?や、止めて。お願い。だってカルデアスよ?高密度の情報体よ?次元が異なる領域、なのよ?」

「ああ、ブラックホールと何も変わらない。それとも太陽かな。まあ、どちらにせよ。人間が触れれば分子レベルで分解される地獄の具現だ。遠慮なく、生きたまま無限の死を味わいたまえ。」

「いや…………いや、いや、助けて、誰か助けて!わた、わたし、こんなところで死にたくない!」

 

「ならば助けてしんぜよう!」

俺は高らかに声を上げると、

「ソウルコンバージョン!!」

魔術を発動した。

 

カルデアスに呑み込まれかけていた所長の体が砕け散りその破片が俺のもとへ飛んでくる。そして俺のスマホへ入っていくと、

 

カゲ〇ロのエ〇見たいに画面いっぱいに所長の姿が表示されていた。

 

「「「「え?(な!?)」」」」 「エ〇ちゃん見たいですなwww」

 

ソウルコンバージョンは自分のフォロワー1体を破壊し、カードを2枚引くというスペルだ。ただ、現実版は少し違って、破壊した味方をスマホの中に入れるというものだ。(魂のみ)つまりどうなったかと言うと、所長の体…ではなく(肉体は既に死んでいて魂だけの様な存在だったらしい)、魂を破壊して吸収し、スマホの中で再構築するというものだ。

 

「……た、助かったの……?」

 

なお、助かった本人が1番困惑している様子。

 

「……き、貴様!何をした!」

「所長の魂を砕いて、スマホの中で再構築したのさ。これで所長の体が死んでいても魂をカルデアへお持ち帰りして体を作って魂を憑依させれば復活☆出来るのさ!」

「し、信じられない!魂の再構築なんて神の技じゃないのか!?」

 

相変わらずのオーバーな解説ありがとう!

 

「ちっ……せっかくのわたしの慈悲を…ここで死んでいたら楽だったものの、後悔するぞ?」

「うるせぇ!俺はこの先、生まれてくるゲームを待っているんだ!ゲームをし尽くしてからじゃないと俺は死ぬ気なんて一切無ェよ!」

「「そんな理由!?」」

 

男子2名からの鋭いツッコミが来たあと、レフが自己紹介をし直し、それからまたペラペラと色々喋ってくれた。その間に俺は聖杯を回収しておく。まあね?俺のスマホの中にも聖杯あるけどね?リアルカルデアで聖杯から魔力供給しなきゃやばいじゃん?色々と。 なのでカルデアに帰ったら素直にダ・ヴィンチちゃんに渡すつもりだ。ダ・ヴィンチちゃんもう居るよね?

 

そう言えば、聖杯を使ったサーヴァント召喚したら魔力使わなくても良くなるんじゃないか?とか考えていると特異点の限界が来たようだ。大空洞が崩壊している。ロマンが間に合わないとか言ってるけど、要は意識を強く持てば(意味消失さえしなければ)なんとかなるんだよな?

 

「マスター。意識を強くもつのでござるよ?」

「分かってるさ、このくらいじゃあ俺は死なないッ(キリッ)」

「この分だと大丈夫でござるなwwww」

 

 

俺は意識を失った。

 

 




聖杯を使ったサーヴァントが静謐さんしかいない件についてw

アサシンとライダーが全くと言っていいほど出ない。なので、アサシンを育てるということで、低コスで可愛い静謐さんを(強くはないけど)育てまくった。


この作品に出して欲しいというスマホゲームがあれば感想で送ってください。容量や時間等に余裕があれば入れさせて貰います。


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シャドバは万能、カルデアはボロボロ
王(俺)の帰還


王の帰還というネクロマンサーデッキもいいですが、やっぱりオリジナルの骸の王とデスタイラントが活躍するデッキがいいです。


始め以外、ほぼ原作の流れです。


「……知らない天井だ。」

 

…………いや、言ってみたかっただけだ。天井に墨液で「おはよう俺!」と書いた天井はカルデアの自室に決まっている。←何書いてんだ。

 

「マスター氏の寝起きの第一声草ですぞwwww」

「どうやら目が覚めたようだね。」

 

横を見るとロマンと黒髭がベッドの横に置いていた椅子に座っていた。どうやら俺の様子を見ていたようだ。

 

「俺が生きてるってことは無事にカルデアに帰って来れたんだな。」

「そうだね。君を含む、所長以外の全員が生還しているよ。サーヴァントである黒髭とデミサーヴァントであるマシュは比較的早く目覚めたけど、生身の人間である君とリッツは目覚めて無かったんだよ。まあ、君が目覚めたということはリッツもそろそろ目覚める頃だろう。そして…その……所長は…………。」

「ああ、所長はスマホの中で元気にやってるよ。中からのメッセージが通知として画面埋め尽くしてるし。」

「そ、そうか!なら体さえあれば所長の魂をそっちに移すことは可能かい!?」

「おおう!?そこまで迫らなくても…、まあデータを受信出来る体があればスマホから魂のデータを送信出来るし、所長復活出来ると思うが……。」

「分かった、それはこちらで用意しよう。とにかく今は全員集めて状況報告をするから管制室に行こうか。ひとりで歩けるかい?」

「大丈夫だ、問題ない。」

「ネタで返せる気力があるので大丈夫そうですなww」

「そうだね、とっくに意識がハッキリしてそうだ。君はとても強い精神力を持っているんだね。」

「いや、イマイチ意識がハッキリしてない。このネタを含んだ会話は素だから結構危険じゃね?だから今から美少女サーヴァント召喚して背負って貰うわ。」

「美少女サーヴァントだって!?なんて羨ましい……じゃなくてそんな事でいちいちサーヴァントを召喚するんじゃない!って絶対これ大丈夫だろ!」

「マスター!拙者にも美少女メイドサーヴァントを召喚してくだちぃ!いや、切実に!」

「ダメだ、美少女メイドは貴重なんだ。しかも美少女メイドのサーヴァントは水着オルタだけだから、あとは異世界から引っ張って来ないと居ないんだぞ!?」

「異世界から引っ張って来る!?そんな事が出来るのかい!?」

 

 

これから10分くらい美少女メイドについて語ったあと、リッツが目覚めたという報告が来たので普通に歩いて管制室へ向かった。

 

 

 

俺たちが管制室に着く頃にはマシュを含め、スタッフが全員集まっていた。ロマンがもうすぐリッツ達も着くと思うから、と言った瞬間に管制室にリッツたちが入ってきた。そしてそれと同時にマシュがリッツのもとに向かっていった。

 

「おはようございます先輩。無事で何よりです。」

「おはよう。助かったんだね、マシュ。」

「はい、先輩が手を握ってくれたおかげです。二度あることは三度あるという格言を信じたい気持ちです。」

「暑いな!この辺りの空間だけ異様に暑いな、黒髭!」

「そうですな!我ら非リアの人種からするととても殺意がわいてくる暑さですな!(血涙)」

 

クソッ!前世でも今世でも彼女なんて出来たことのない俺たち(黒髭の彼女の有無は知らん)の目の前でイチャイチャしやがって。今頃イチャイチャしてたって気付いて赤面しても遅せぇよ。

 

「……コホン、再会を喜ぶのは結構だけど、今はこっちにも注目してくれないかな。まずは生還おめでとう乱夜、そしてリッツ。そしてミッション達成、お疲れさま。なし崩し的にすべてを押しつけてしまったけど、君たちは勇敢にも事態に挑み、乗り越えてくれた。その事に心からの尊敬と感謝を送るよ。君たちのおかげでマシュと所長とカルデアは救われた。」

「……あれ、所長はまだスマホの中なの?」

「ああ、体がまだ無いからな。スマホの中で召喚済みのサーヴァント達と戯れてるんじゃないか?w」

「それの中はどうなってんだろう……まあいいや、今はそれは置いといて、マシュから報告を受けたよ。聖杯と呼ばれる水晶体とレフの言動。カルデアスの状況から見るに、レフの言葉は真実だ。」

 

ロマンが既に人類が滅亡していて、その理由が過去にあると話した。そしてその解決法も。

 

「結論を言おう。この七つの特異点にレイシフトし、歴史を正しいカタチに戻す。それが人類を救う唯一の手段だ。けれどボクらにはあまりにも力がない。マスター適性者は君たちを除いて凍結。所持するサーヴァントはマシュと黒髭だけだ。もしかしたらスマホの中から召喚出来るかもしれないが。この状況で君たちに話すのは強制に近いと理解している。それでもボクはこう言うしかない。マスター適性者39番、遊叫 乱夜。マスター適性者49番、藤丸 立香。君たちが人類を救いたいのなら。2016年から先の未来を取り戻したいのなら。君たちはこれからたった二人で、この七つの人類史と戦わなくてはならない。その覚悟はあるか?君たちにカルデアの、人類の未来を背負う力はあるか?」

 

ロマンがやけにカッコイイこと言って質問してきた。

 

「もちろんです。」

「ハッ!2017年発売予定だったPS VRのゲームをプレイするまでは死んでも死にきれねぇのさ!」

「…………ありがとう。その言葉でボク達の運命は決定した。これよりカルデアは現所長オルガマリー・アニムスフィアが予定した通り、人理継続の尊命を全うする。目的は人類史の保護、および奪還。探索対象は各年代と、原因と思われる聖遺物・聖杯。我々が戦うべき相手は歴史そのものだ。君たちの前に立ちはだかるのは多くの英霊、伝説になる。それは挑戦であると同時に、過去に弓を引く冒涜だ。我々は人類を守るために人類史に立ち向かうのだから。けれど生き残るにはそれしかない。いや、未来を取り戻すにはこれしかない。……たとえどのような結末が待っていようとも、だ。以上の決意を持って、作戦名はファーストオーダーから改める。これは、カルデア最後にして原初の使命。人理守護指定・G.O(グランドオーダー)。魔術世界における最高位の使命を以て、我々は未来を取り戻す!」

 

 

 

 

 

 

 

 

『 ぜェ、ぜェ……な、何なのよ、ココは。おかしなサーヴァントの巣窟見たいじゃないの…………。』

「あ、所長出遅れましたねw 今、ロマンがスッゲーカッコイイこと言ってカルデアを纏めましたよ?所長の出番無かったですねwww」

『 な、何ですって……?』

「あ、所長じゃないですか!出てくるの遅いですよ!」

『うるさいわね、仕方ないでしょ、変なサーヴァント達に絡まれてたんだから。…………もしかして、アナタが召喚出来るサーヴァントってあそこにいるサーヴァント達なの?』

「そうですね、彼らをこっちに呼ぶことが、スマホ魔術によるサーヴァント召喚ということになりますね。…………ところで、スマホの充電器無いか?スマホの充電切れたら中の所長の意識が飛ぶんだが。(消滅するとは言ってない)」

『「「「え」」」 』

 

 

 




感想待ってます。


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体の設計図、聖杯と召喚

色んなカードを見て気がついたが、Fate世界ではシャドバはガチート過ぎる。(使わないとは言ってない)


あの後、キッチリとスマホを充電した。

 

俺は常日頃から携帯充電器を大量に持ち運んでいる。

今まで特に説明はしてなかったが、俺の服装は長袖の学ランである。一着の学ランに、大量のポケットを内側に縫い付けていて、それにこれでもかという程、色んな概念を重ねがけしてある。そして、そのポケットに俺の体の各部位にフィットし、それでいて動きを阻害しない携帯充電器を俺は作っておいたのだ。もとの大容量の携帯充電器の形を弄り、少し魔術的な改造と強化を施した俺専用の携帯充電器だ。スマホ魔術を作ってる時によく充電が無くなるので、コンセントのない魔術研究室で充電するためにスマホ魔術の研究と並行してこういう魔術で機械を弄る研究もしていたのだ。改造と強化を施した結果、ポケットティッシュサイズの充電器1個で5回フルチャージ出来るのだ。サイズと容量の総合的な性能で言えば、前世の2017年時の数倍はあるだろう。それを体中に仕込んである。腕部分に10、ズボンに20、そして体部分に19で、計49個、フルチャージ回数で245回だ。「頑強」も重ねがけしてあるので、思いっきり体を打ち付けたり攻撃をくらったりしない限りは壊れないだろう。

 

要するに、この学ランは俺専用の魔術礼装だということだ。

 

 

話を戻そう。つまり俺はちょこちょこと充電していたのである。魔術は俺の魔力を使うので充電は減らないが、ずっと使ってるとちまちまと減ってくる。なので基本的に使ってない時は、学ランの外ポケット(通常と同じもの)に充電器と一緒に入れて充電していたのだ。

 

つまり、さっきのはジョークであるwwww

 

充電が無くなると云々は本当だが、充電はある。たくさんのスタッフ(ロマンを含む)の人達が所長に急かされながら充電器を持ってきたので、残りのバッテリーの量を教えて大爆笑させて貰いましたwww

 

全員怒りながらも、コイツだからもう諦めたって言ってあきれてたよ。

 

まあ、充電はしたから冒頭のヤツは本当だけどね。

 

 

 

それから、原作よりも早くダ・ヴィンチちゃんを紹介してもらった。所長の体を作るために話し合うからだ。話し合いの結果、魂に該当する場所を作らず、大量のデータが送られてきても大丈夫な魔術+機械の体を作る事になった。カルデアへのデータ資料の送受信や俺のL〇NEとのやり取りとかが出来る体にするのだ。所長本人の要望は、見た目は元通り、マスター適性の付加、魔力量の上昇(魔術回路の増量)だった。そして、ダ・ヴィンチちゃんがそこから魔改造しようとしたところをその場の全員(ロマン、俺、マシュ、リッツ)で止めた。そんなこんなで決まった所長の新ボディをダ・ヴィンチちゃんが「素材は乱夜君が提供してくれたから、次の特異点に行くまでには作ってみせるよ!」と張り切って、……部屋に閉じこもったw

 

ちなみに俺が提供したのは、魔術的な体の元であるホムンクルスベビーと集めすぎて有り余ってしまった狂骨と聖杯である。聖杯はカルデアの電力を魔力で補うため、ダ・ヴィンチちゃんの作った装置にハマっており、それでも漏れ出してくる魔力を所長の新ボディ作りに使っている。どんな体になるか楽しみだ……(魔術的な意味で)

 

 

 

 

 

次の日、俺たちはカルデアの召喚室に来ていた。もちろん、リッツのサーヴァントを召喚するためだ。

どうやらリッツは冬木で聖晶石をいくつか拾ったらしい。それで2回召喚が出来るというので見に来たのだ。

 

「よし、召喚システムの準備が出来たよ。召喚を始めようか!」

「どんなサーヴァントが来るんだろうなぁ……」

リッツはさっきからソワソワしているな。どんなサーヴァントがくるか楽しみなのだろう。

「まあ、気楽に構えとけ。変に期待して残念なヤツが来たら余計に悲しいからな。」

「例えば?」

「一言では表せないくらい残念なやつさ。黒髭みたいにオタクだったり、食いしん坊の上位互換みたいなやつだったり……サーヴァントってのは色んなヤツがいるからな。」

『 そうよ!なのでこんなサーヴァントがいるのよってぐらいにおかしいわ!何がとは言わないけどヤバいやつが多いのよ。』

「ええ…………」

 

まあ、色んなサーヴァントの性格をある程度知る俺としてはその気持ちは分からないこともない。リッツも黒髭レベルで性格がおかしいヤツを想像したのだろう、何だか落ち込んでいるようにも見える。

 

「ま!やってみないと分からないさ!」

「そ、そうだよね!やってみないと分からないさ!」

 

リッツは召喚サークルへと3つの聖晶石を投げ入れた。

光の玉が浮き上がり高速で回転して輪になる。やがて光の輪が3つに増え、光が強くなり、そして光が消えて中に現れたのは……

 

「サーヴァント・セイバー。……今度は敵としてではなく味方として参戦します。よろしくお願いします、マスター!」

 

冬木で見た、アルトリアだった。

 

「あ、アーサー王!?なんか雰囲気違うくない!?」

 

リッツが前回とは違いすぎる雰囲気に混乱し、アルトリアが事情を説明する。あれは所謂、英霊の別の顔のようなものだ的なことを言ってリッツは何とか今のアルトリアの言葉を理解し納得した。

 

「マスター。私は正史ではアーサー王ですが真名はアルトリア・ペンドラゴンと言います。」

「分かりました!何と呼んだらいいでしょうか!」

「無難にアルトリアで構いません。あと敬語はいりません。普段の口調で喋ってもらっても結構ですよ。」

「ありがとう、アルトリア。」

「いえいえ、マスターなので当然のことですよ。……それで、現在のここの状況は理解しています。これから共に頑張りましょう、マスター!」

「頑張ろうね。」

 

俺は心の中で叫んでいた。

 

何で!?何で初めてのガチャの単発でアルトリアなんて出してんだッ!?あれか。主人公補正か!?セイバーのアルトリアを持っていない俺への当てつけか!?(アーチャーは持っている)

 

それからマシュが作業を終えて召喚室に来たところで、全員(所長を含む主要人物)と自己紹介と挨拶をした。そこから直ぐに2回の召喚へと移るようだ。

 

「2回目の召喚誰が来るかな!」

「はい、1回目でアルトリアさんという強力な戦力が来てくれたおかげで2回目は余裕を持って召喚出来ますね。」

「ブツブツ……」

「ねぇ、なんか乱夜が凄く落ち込んでるんだけど。」

「理由は分かりませんがかなり落ち込んでいるようです。そっとしておくべきかと。」

 

くっ!セイバーアルトリアを持っていない俺は今の光景にかなりのダメージを受けてしまった……願わくば、(願ってはいけないが)雑魚礼装がきますように。

 

リッツが聖晶石を3つ、投げ入れる。先ほどと同じように光の玉が浮かび上がり、回転し、光が強くなって直ぐに消えていくと、

 

金色のセイバーのセイントグラフがそこに浮いていた。

 

それは近くにいたアルトリアの方へ飛んでいき、アルトリアが吸収するような形でアルトリアの体の中に入っていった。

 

俺以外の全員がパニックになり、セイバーに何がどーなったかを聞いている。

その時の俺の心情は以下の2つだ。

 

ああ……こっちでは宝具強化にQP使わねぇんだな……

 

と、

 

こいつまたアルトリア出しやがったあぁぁ!!??

 

の二つであった。

 

 

 

リッツが終わると今度は俺の番。だが、俺がするのは普通の召喚ではない。俺のスマホにカルデアのFateシステムを繋いでサーヴァントの現界や戦闘などに使う魔力をカルデアに負担してもらうのだ。なので今から召喚する2騎は魔力的に大分軽くなる。既に黒髭はスマホ内に帰還済みだ。

ちなみに今回召喚するサーヴァントは悩みに悩んだ結果、冬木でなかなかのコンビネーションを見せた黒髭と、聖杯を4つも使い、(ゲームでは、無理だったが)アルトリアと正面から戦って勝てそうな俺の推しキャラ?である静謐のハサンちゃんだ。そもそもFateは可愛い子か多くてなかなか1位を決められ無いんだよ。

おっと、話がそれたな。つまり4つの聖杯で強化された静謐ちゃんの毒で片っ端から毒殺してもらおうということだ。

 

「Fateシステムとスマホを繋げたよ。いつでも準備OKだ。だけど、ホントに出来るのかい?」

「ん、問題ない。スマホ内のサーヴァントをFateシステムを通して召喚するだけだからね。」

「どういうサーヴァントを召喚するの?」

「まずは黒髭だ。」

「え」

今マシュがすげぇ嫌そうな顔したんだけど。

「乱夜さん、それはやめるべきです。あのサーヴァントはダメです。何故かは分かりませんが、私の本能的なものが拒絶しています。絶対にやめるべきです!」

「え、い、いや、でもほら。アイツの作る雰囲気はなかなかいいし、戦闘のサポート面でもいいやつと思うけど。(性格の事は言えないな)」

「そ、それはそうですが……」

「きっと黒髭も役に立つって!」

「リッツも黒髭と話があってたからな。仲がいいのかな?w」

 

マシュが「先輩まで……」って呟いてるけどあいつはサポートでも移動でもある程度役に立つし、第三特異点は(敵にもいるけど)黒髭がかなりつかえるし、なかなか優秀?なサーヴァントなのだよ。星2だけどな。

 

 

俺は召喚室の真ん中まで行き、アプリを開く。霊基一覧にある召喚ボタンの横に「接続召喚」とある。きっとこれがそうなのだろうと俺はそのボタンを押し……

 

目の前に光の玉が浮き上がり高速で回転する。そして輪が3つに増えて強い光がでて、光が消えるとそこには……

 

 

「ゼハハハハ!世界を震撼させる最高のショーを見せてやる!」

「いや、それ別アニメwwwwwwww」

「「それはアウトだッ!!」」

 

おそらくワン〇ースをしっていたであろう二人から鋭いツッコミが入る。

 

「デュフフフフww本格的に参戦でありますぞ、マスター!」

 

……まあ、消費魔力が減ったので良しとしよう。

 

「それじゃあ、2回目を始めるze☆!」

「うわぁ!?いきなりテンション上げてどうしたんだい、乱夜君!?」

「んんwwwwwまさか、嫁を召喚でもしますかなwww?」

「さすが黒髭先輩wwお見通しでいらっしゃるwwww」

「「嫁だって!?なんて羨ましいんだ!?」」

「先輩!?」

 

さっきからロマンとリッツのシンクロ率が高い。二人にドヤ(ニヤニヤ)顔を見せつけると二人とも血涙を流しそうな勢いでこちらを睨んできた。なお、マシュはリッツに後で話がありますとか言ってリッツが何とも言えない顔になっている。

 

さっきと同様に接続召喚のボタンを押し、召喚の演出が始まる。(演出って言っちゃったよw)ただ今までと違ったのは……

 

「な、なんて魔力量だ!?さっきのアルトリアも相当高かったけど、今度はその何倍もあるぞ!?乱夜君の推しキャラってどんな子なんだ!?」

 

そりゃあ、聖杯4つも持ってたらそうなるわなw

 

そしてそこに現れたのは第三再臨の状態、つまり素顔が出ている静謐ちゃんだった。

 

「およびでしょうか、主。」

「やあ、静謐のハサンちゃん。久しぶりだね。」

「何だって!?その子がハサンだって!?」

 

そこからロマンがハサンについて詳しく話し出して、終わったところで自己紹介を始めた。

 

「私は静謐のハサン…私の体は毒です。触れると危ないですから……」

「体が毒って凄いサーヴァントだね。」

「でも確かに可愛いけど、ハサンってこんなに凄まじい魔力を持ってたかな……?」

「魔力についてならハサンには関係ないよ。俺が彼女を強くする段階で聖杯を4つ使ったからね。だから戦闘能力も魔力量も凄く高いのさ。」

「「「聖杯を4つ!?」」」

 

それから何で聖杯を持ってたか聞かれたけどスマホ内のモノって言ったら聞くのやめた(諦めた)。何故だろうねwww




今更感が半端ないですが、ここで乱夜の見た目を。

髪、黒髪で横に流してワックスでツンツンにしている。
顔、平凡よりはマシ。
身長、175cm まだ伸びたい。
体格、細めの筋肉質
服装、学ランで前のボタンを開けて中のバカTを見せつけている。
靴、ロンハー


バカTwwww
あ、俺(ぽーかー)も同じ服装(ボタンは閉じてる)で学校に行ってますwwww


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シャドバの有用性と所長の復活

祝、Fate常識破壊w

誤字脱字報告どうもです。


黒髭と静謐ちゃんを召喚して数時間後、俺はとある発見をした。

 

シャドバのドラゴン系のカードの中に凄く気になるカードを見つけた。それはPPを増やすというもの。

俺は自分の総魔力量=PP10だと考えている。ここでPPを増やせば俺の総魔力量も増えるのではないかという発見だ。百聞は一見に如かずとか言うことわざもあるくらいだし、考えるより実践してみよう。

 

「ということで魔力量を増やす魔術の実験をしてみたいと思います!」

「おおー!」

「マスター、チート化計画を遂に実行でござるかww」

「主も強くなるのですね。」

「乱夜の魔力量の底上げですか。魔力量が増えるのはいい事ですね。」

 

ここ、俺の部屋には俺のサーヴァント達とリッツとアルトリアがいる。部屋でアルトリアと話しながら暇そうにしていたリッツを俺の部屋に呼んできたのだ。マシュは忙しそうだったので、呼ばなかった。

 

『ちょっと待って!?急に借りていくからとか言って連れてこられた(持ってこられた)あげく、魔力量を増やす魔術の実験?ふざけてるの!そんな簡単に魔力量が上げられたら世の中の魔術師はそんなに苦労しないわよ。第一、魔術回路をどうやって増やすっていうのよ!』

 

実は、所長がスタッフ達に指示を出すためにスマホごと管制室に置いてきていたのだ。召喚するために管制室に取りにいって、召喚したあと管制室に置きに行ったのだ。そしてさっき、使えるカードないかなぁ、って思って脳内検索してるとPPが増えるカードってどうなるんだろう、に行き着いたのだ。そしてまた管制室に取りに行ってリッツ達を部屋に呼んで今に至るという訳だ。

 

「いや〜、そういう魔術がスマホの中にあるのを思い出して試したくなったんですよ。冬木で魔力量が少なかったら危ないとわかったので。」

『もう何も言わないわよ……』

 

所長はどれほど魔力量を増やす(魔術回路を増やす)ことが難しいか知っているんだろうな。魔術師の世界は何がとは言わないが結構ヤバいし。

 

「はい乱夜先生!」

「何でしょう、リッツ君。」

「魔力量を増やすって具体的にどういうことをするんですか。」

「いい質問ですね。魔力量を増やすには知竜の言葉を聞かなければなりません。具体的には俺の魔術「竜の託宣」を発動するだけですがね。」

「前半だけ聞くと凄い事のように思えますが、後半を聞くとスッゲー楽なように聞こえます!」

「そうですね。だからパパっと発動してみましょう。」

『そんなに簡単なの!?』

 

Fate世界の魔力量の底上げに比べ、ホントに簡単なんだなコレが。スペル「竜の託宣」を使うだけだし。

 

「では…………竜の託宣をプレイ!!!」

 

あ……頭の中に威圧感のある声が響いてきた。

 

「……成功したの?」

「……ん〜、頭の中に声が響いてきたけど何言ってるか分かんない。だけど魔力量が少し多めに無くなった気がする。」

 

……多分成功したと思う。総魔力量が増えたからその分の魔力が少なくなった気がするんだと思う。

 

「竜の託宣をプレイ!!竜の託宣をプレイ!!!」

「うわっ!?」ビクッ

 

とりあえず、竜の託宣を使える残り回数分使ってみたけどどんどん残魔力量が少なくなった気がした。これってつまり、

 

「成功だな!」

「「おお!」」(リッツ&アルトリア)

「残魔力が異常に少ない感じがする。残り4割程度のばすなのに2割強ぐらいな感じがする。」

『本当に増えたの!?』

「今「竜の託宣」を3回使ってもとの魔力量の3割増えた感じだな。毎日コツコツとしていけばどんどん増えてくな!」

「やったね乱夜!」

「マスターチート化計画始動ですなwww」

「主…凄いです…。」

「凄いですね乱夜。」

「ねぇねぇ乱夜。それ俺にも使えないかな?」

「んー、自分に効果があるカードだからなぁ。使えないかもだし、それにもうしばらくこのスペル使えないからな。」

「そっかぁ……」

「まあ、リッツはこの先魔力量増えていくと思うよ!」

 

このあとは少し駄弁ったあと解散した。

 

 

 

夜、夕食も風呂(修理済)も済ませた俺はマイルームで俺は木材を削っていた。

コレは特異点突入の準備だ。やっぱり特異点に入る以上、魔力がない時でも自衛の手段は持つべきだと思った。あらかじめ、戦闘に魔力を使わない異世界キャラ(モンスター)を召喚しておくのもいいけど、やっぱり自分用の武器が欲しい。(コレが本音) というで今、カルデアの倉庫から持ってきた細長くて硬い木材を同じく倉庫から持ってきたナイフで削っている。このナイフも特異点に行くための装備として持って行くけど、今は武器だ。俺が今作っているのは木刀だ。

 

俺は使えるとしたら使いたい武器のトップ3は大鎌、大ハルバート(大型槍斧的な)、そして刀だ。

 

大鎌は前世のハロウィンの死神コスプレで作った木製大鎌を振りまわした時、「あ、コレ練習しなきゃ実践で使えねぇわ。」と思ったから無理。今はそんなに練習時間は無い。

 

大ハルバートは俺の完璧な空想。こんな武器使ってみたら強そうだしカッコイイだろうなぁと思った程度。鉄製ならそんなもの振り回せる筋力はないし、木製でも作るのに結構時間がかかりそうだ。

 

なので1番シンプル&使った(振りまわした)経験がある刀だ。あれは鉄製でも振り回せたし、木刀なら素早く振れるしでこれに決まった。

 

削り終えた木刀の見た目をどうにかするために、目の大きいヤスリと細かいヤスリで擦り、同じく倉庫から持ってきた黒ペンキで色を塗る。しっかりと下にいくつかの雑誌をバラバラにして敷いているので木屑や汚れは気にしていない。そして壁に雑誌を貼り、そこに真っ黒になった木刀に立てかける。そして俺はベットに横になりスマホを手に取った。

 

『やっとあの変な作業が終わったの?』

「変な作業って言うなへっぽこ所長。あれは俺の武器だ。アレに俺のスマホ魔術をかけまくってスゲェ武器にするんだよ。」

『へぇー、あれがねぇ……』

 

所長にも休息は必要だからとスマホごとスタッフ達から返された。なので魔術を使えるようになった。残りの俺の魔力をPPで表すとPP13分の6とちょっとだ。休憩して2割ちょっと回復した。これでスペル「武装強化」を使って耐久力と破壊力(という概念)を上げて寝ようと思う。「武装強化」はシャドバで言う攻防力を2上げるというものだ。木刀も武装なので使えると思う。

俺は部屋の電気を消して木刀を置いてある方へ向くと、

 

「武装強化をプレイ!武装強化をプレイ!」

 

武装強化を2回使って木刀を強化する。すると、魔力が残り少ないせいか、目眩してきた。もう既にベッドに横になっているので瞼を閉じてそのまま寝た。

 

 

 

 

 

それから2日。帰ってきた日、召喚したり武器を作った日、ただひたすら魔力量向上と武装強化(木刀以外にも)をした日×2が過ぎ、遂にダ・ヴィンチちゃんから所長の体が出来たという連絡が来た。

 

 

 

 

 

リッツがダ・ヴィンチちゃん工房(命名、ダ・ヴィンチちゃん)に入ってきて、主要な人物(サーヴァントを含む)が全員揃った。

 

「よし、全員揃ったようだね。」(ロマン)

『私の体が出来たって本当!?』

「所長、落ち着いてください。」

「所長の新しい体かぁ〜」

「それってアン〇ンマンみたいだなwww」

「「!?」」(ロマン、リッツ)

 

「アンパンマ〇の新しくなる部分は頭だろう、乱夜君? さて、みんな揃ったことだし私の作り上げた所長の新しい体のお披露目といこう!」

 

ダ・ヴィンチちゃんが俺達の目の前置いてあった人間よりも少し大きいくらいのものに被さっている布に手を出すと、

 

『ちょっと待って!?もしかして裸なんてことは無いでしょうね!?』

「「!?」」

 

所長がとんでもないことを言い出した。

いや、まあ当然の疑問か。自分の体がそこにあって服を着てないなんていじめ以外のなんでもないだろうな。まあ、そうだったら相当面白いだろうな。(所長の裸体より)スマホの中の所長の顔が見てみたいwwww

まあ、実際はそうじゃないんだけどね。先日、俺は作りかけの所長の体から、メッセージを受け取った。所長の魔術礼装のグレードアップしたものを作って着せるから、所長が着ていた魔術礼装のデータを送って欲しいとの事だった。しっかりとスタッフからデータをもらっても送ったので、俺は所長の体がちゃんと服を着ていることを知っている。

 

ほらwwそれを知らないロマンとリッツの顔が赤くなってるww

俺は心の中で笑う。

あ、ダ・ヴィンチ以外の女性陣も顔が赤くなっているwwww

俺は心の中で大笑いし、顔もにやけてきた。

黒髭は興奮しているww おいw

俺は盛大に吹き出した。

 

「「「「『!?(ビクッ)』」」」」

「…クク、クハハハハハハッ!ヤベェ、腹痛てぇやww」

 

ダ・ヴィンチちゃんと黒髭以外が全員驚いた顔で俺を見てくる。

 

「あはは、そうだね。こうやってほぼ全員揃って顔を赤面させているのは中々面白いものがある。私が仕事でそんなミスをするはずがないだろう?」

 

赤面していた全員がまた別の意味で赤面してうつむく。女性陣は可愛い。

 

「それじゃあ、面白いものも見たことだしそろそろお披露目といこう!」

 

ダ・ヴィンチちゃんが勢いよく布をとると、そこには透明なカプセルに入った所長の体があった。所長を知っている静謐ちゃん以外のメンバー(所長を含む)その完成度に目を見開いて驚いている。俺は完成しているのを見た瞬間所長のデータを送信し始めた。

 

「どうだい?注文に完璧に応えたあとに、さらに所長の着ていた魔術礼装をグレードアップして作ってみたんだ。コレに対する所長の考えを聞かせてくれよ。」

 

ダ・ヴィンチちゃんがどうだい?というような顔をしながら俺のスマホに視線を向けて言うが所長なら今、送信、ダウンロード中だ。

 

「もう所長送信してるから今の話聞こえてないと思うぞ。」

 

ダ・ヴィンチちゃんは盛大に体勢を崩した。

 

 

 

送受信とダウンロードが終わるまで、ココ最近のみんなの状況を話し合っていた。リッツとアルトリアはカルデアの内部を探検しているらしい。思ってたより広くてなかなか終わらないのだとか。マシュとロマンはカルデアの仕事+復旧作業。黒髭と静謐ちゃんは俺の実験に付き合ったり、リッツ達とカルデアを探検しているそうだ。そんなこんなで十数分、俺のスマホからダウンロード完了を知らせる音が鳴った。

 

「エクス...カリバー!!!」

「「え!?」」(アルトリアのほうを向く)

「え!?いや、今の私じゃありませんよ!?別にここで宝具を撃ったりもしませんよ!?」

「あ、ダウンロード完了の合図だわwww」

「乱夜は私の宝具をなんだと思ってるのですか!?」

「キミはホントにいい趣味してるよ、いやホントに……」

「アッハッハー、褒めるなってww」

「マスターのこの趣味は今に始まったコトじゃないですからなw」

「いや、褒めてないんだけどね……」

 

知ってるw

 

「ダウンロードが終わったなら、所長が出られるようにカプセルを開けないとね。」

 

ダ・ヴィンチちゃんがカプセルの横にあったパネルを操作するとカプセルが開き、所長の体が出られるようになった。すると所長の体の目が開き、

 

「……ぁ……」

 

声を発した。

 

「やあ所長。気分はどうだい?新しい体だよ。まだ体を動かしづらいと思うけど、そこから出られるかい?」

「………ん……」

「……なんていうか…体は子供、頭脳は大人な少年探偵の逆バージョンみたいだ。」

「それ言っちゃいけないやつだよ。」

 

所長が手の動きとかを確認しながらゆっくり動くものだから思ったことがそのまま口にでてしまった。

 

「……少し違和感があるけど、完璧ね。」

あ、声普通にでてる。

「まあね、当然だろう。私の作った体だ。そんなに問題は無いと思うけど、その調子だと大丈夫そうだね。」

「ええ、四肢の動きも細部まで完璧に再現されている。なかなかいい仕事してるわね。」

「そうだろう?材料はあったんだ。これくらい出来ないと超一流にはなれないよ。」

「バイタル値も問題ないよ。完全に所長の復活だ!」

 

どうやら所長は完全に復活したようだ。コレで所長を特異点に引っ張り込める。

 

「よかったですね、所長。その体はマスター適性があるのでまた特異点に行けますね。こんな大規模な聖杯戦争にマスターが2人しかいなかったんだ。ちょうどマスターが増えてよかったですねww」

「え゛」

「そうですよ所長!マスターが俺と乱夜の二人じゃ結構キツいんですよ。所長がマスターしてくれたら百人力ですね。」

「え゛」

「大丈夫ですよ、所長。スタッフ一同、全員でサポートするので最前線で指揮をお願いします。」

「え゛」

 

所長は新しい体でさっそく、膝をついた。orz

 

 

 

 




期末考査アアァァァァァァ!!!

Google先生を試験中に召喚したいw


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俺の聖晶石が……

レベルで変動する数字だけのステータスのキャラや、動きも口調も一切表示されないキャラはイメージでどうにかするしかない問題。


遂に特異点が見つかったとの事で俺たちは管制室…………じゃなくて召喚室に集められた。

 

「管制室でブリーフィングするんじゃないのか?」

「たぶんアレですぞ、マスター。オルガ氏も特異点に行くから自分のサーヴァントが欲しいのではw?」

「あーなるほど、そう来たか。」

「主の主は主よりも有名な魔術師なのに戦力不足……?」

 

俺はマイルームから特異点用に作った武器等の装備を持ち出して召喚室に向かい、自分のサーヴァント達と歩きながら話していたが、やがて召喚室についた。そこにいるのはロマンとニューボディを手に入れた所長、それにリッツとマシュだ。リッツは起きてすぐに来たんだろうな、少し寝癖がある。

 

「おはよう乱夜!」

「おはようございます、乱夜さん。」

「ちょっと、遅かったじゃないの。」

「やあ、おはよう乱夜君。招集して結構時間がたったけど何してたんだい?」

「おはよう諸君、早起きしてトレーニングルームでトレーニングと対毒実験してたんだ。ほら、静謐ちゃんって毒だからそれで自滅しないようにするための実験。」

 

最近多用しているシャドバとFGOには毒を無効化するものはあっても無効化し続けるものが無いんだよ。だから別のゲームから探してきたんだけど、パズドラに毒耐性ってあって1個の効果で毒を20%で無効化出来るというものがあったんだ。それを俺自身に5個つけて100%毒を無効化出来るようにしてきた。消費魔力も少なかったし。それでちゃんと無効化出来るか、ちゃんと解毒薬を準備した上で静謐ちゃんに協力してもらって実験を開始した。

結果は、触られてもOK。直接体内に入れてもOK。でも魔術や概念的に俺の中に発生した毒や、強力な技の代償(デメリット)的な毒は無効化出来なかったが。でもこれで静謐ちゃんによる事故で自滅することは無くなったな。

 

あと、静謐ちゃんが触っても大丈夫と知ったあとに急に抱きついてきたのは本気で嬉しかった。

 

「すみません主。余計な手間をかけさせてしまって……。」

「気にしなくていいよ。むしろ、いいコミュニケーションがとれてよかったじゃないか。」

「拙者、マスターが羨ましいw」

 

お前は毒で苦しんどけw

 

「毒耐性の実験はともかく、朝早くから鍛錬するのはいい事だね。健康にもいいしこれからの旅で役に立つだろうしね。」

「そんなことよりも、特異点も見つかったことだし早く私のサーヴァントを召喚するわよ。そこのサボり魔が来たから召喚も出来るだろうし。」

 

ん?俺が来たから召喚も出来る?

 

「何だか俺が来たから召喚を始めるじゃなくて、俺がいるから召喚出来るみたいに聞こえたんだが?」

「ええ、その通りよ。そもそも召喚するって言っても聖晶石は藤丸がほとんど使って足りないじゃない? なので召喚1回分の聖晶石をアナタに出して貰うことにしたの。」

「なん…だと……!? ……いや、そもそもなんで俺が聖晶石を持ってることになってるんだよ。いくら俺のスマホから色々出てくると言ってもスマホ内に無いものは出せねぇんだよ。 なんのために木刀自分で削って作ったと思ってんの? 俺のスマホにだって限度はあるわ!」

「うるさいわね!いいから早く3個出しなさい!私この前、その中に聖晶石が100個近くあるのを見たんだからね!3個くらいいいじゃないのよ!」

「こ、これは初代様ピックアップ用の聖晶石だ!」

「僕も君のスマホ内での召喚システムの事は所長から聞いたけど、3個くらいいいんじゃないかな?これから特異点に行くわけだし、君の魔力温存のためにもここは頼むよ。」

「むむむ……」

 

まさか所長に初代様ピックアップ用に貯めておいた聖晶石の存在を知られていたとは……。まあ、3日もスマホ内を歩き回ってたら見つかるか。

 

「……チッ、仕方がないな。30回も引けば初代様が来てくれるかもしれないし少しくらいならいいか……。」

 

俺は聖晶石を3個取り出す(召喚)と所長に投げ渡す…………と所長が聖晶石のトゲで怪我しそうなので仕方なく手渡した。

 

「アナタ今投げ渡そうとしたわね……?」#

「よし、そうと決まればさっそく召喚だ!既にマスターを所長に設定してある。あとは聖晶石を投げ入れるだけだよ。」

 

所長は召喚室の中心に行くとそこに聖晶石を投げ入れ、召喚を開始する。

青い玉が無数に浮かび上がり回転を初め……

 

「あれ?」

 

それはFGOでガチャを引きまくっている人からすると、一瞬で爆死だと分かる光景。即ち概念礼装だった。

 

光が収まると、そこには銀色の1枚のカードがあった。

 

「……何コレ?」

「……何って概念礼装?」

 

しかも☆3の中でも、概念的にも使えない礼装だ。

 

「……サーヴァントは?」

「ハズレ、出なかったみたいだな……」

「……えーと、もう1回分聖晶石をくれないかな?」

 

orz

 

 

 

それから9回召喚をして9回とも☆3礼装という絶望的なラックを見せつけた所長と、聖晶石を27個も使ってしまった俺は2度目のorz状態になっていた。

 

「……もうサーヴァントなんて存在しないんじゃないかしら……。」

「お、俺の聖晶石が……。」

「なんていうか…ドンマイ?」

「くっ……こうなったら触媒を使うしかないッ!」

「そんなものカルデアには無いわよ!」

「俺のスマホから触媒になりそうなデータを送るからそれをFateシステムに組み込んで召喚してくれ。出来るよな?」

「ああ、データを組み込むことは出来るけどそんなデータがあるのかい?」

「この前やった事と似たようなものだ。できるったら出来る。その理論だ。」

「「ええ……」」

「あ、それなら彼がいいわ!」

「「「彼?」」」

「そう……確か孫 悟飯って名乗ってたわ。彼確か強かったし、それに真面目で優しくて、彼なら私は文句無いわ!……多分(ボソッ)」

「孫悟飯ってあのドラゴ〇ボールの?」

「リッツ氏、そこ隠してももはや意味がないと思いますぞwww」

「え?孫 悟飯って、俺ドラゴンボールのゲームは…………あ!パズドラか!パズドラのコラボキャラのアルティメット孫 悟飯か!」

 

所長、スマホ内でどこほっつき歩いてたんだよ!?まさかのパズドラ世界にまで行ってたなんて……

 

「まあ、出来ないことはないし? どうせなら頑張ってもらうか。 ……データ送信完了、準備はいいか?」

「……よし、データをそのまま組み込んだよ。いつでも準備OKさ!」

「よし、それじゃあ……」

 

ドラゴンボール(パズドラ)のキャラをFateシステムを使ってサーヴァントとして召喚してみる。Fate以外のキャラを直接では無くサーヴァントとして召喚するのは初めてで、しかも他人に契約させるのも実をいうと初めてだ。まあ、そのへんは何とかなるだろ。(楽観視)

 

ちゃんとしたサーヴァントの召喚光景が目の前に広がってほっとしたのも束の間、あることに気がついた。

 

「何このクラス?」

 

そう。見慣れないセイントグラフだったのだ。いや、ルーラーもアヴェンジャーも持ってるわけでは無いのでちゃんとしたセイントグラフを知っている訳では無いのだが。

 

光が収まるとそこに一人の人影が。

 

「えー、この度カルデアに召喚されました。サーヴァント セイヴァー、アルティメット孫 悟飯です。ご無沙汰してますオルガマリー所長。いえ、マスターとお呼びした方がよろしいでしょうか?」

 

「まさかのセイヴァークラスww」

「セイヴァークラスだって!?救世主じゃないか!いや、あのアニメのキャラなんだし当たり前と言えばそうなんだろうけど、セイヴァーかぁ……。」

「やった!私のサーヴァントよ!孫(そん)が来てくれたわ!」

「ホントにドラゴンボールのキャラが……」

「あの……?」

「ああ、ごめんなさい。私がアナタのマスターになったオルガマリー・アニムスフィアよ。呼び方は普通にマスターでいいわ。」

「はい!よろしくお願いしますマスター!」

 

 

 

 

 

「それじゃあ召喚も終わったことだし、ブリーフィングを始めようか。」

「そうね、乱夜はともかく藤丸やサーヴァント達はこれから行うことをまだ把握してないでしょうし。ドクター、説明を。」

「了解。まずは……そうだね。君たちにやって貰いたい事を改めて説明しようか。一つ目、特異点の調査及び修正。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー……」

 

〜優男説明中〜

 

「ーーーーそうやって戦力を強化していく訳だ。分かったかな?」

「……理解しました。何はなくとも、まずはベースキャンプを目指す。必要なのは安心できる場所、屋根のある建物、帰るべきホーム……ですよね、マスター?」

「ああ、頼りにしてる。」

「そ、そう言っていただけると、わたしもたいへん励みになります。サーヴァントとしていぜん未熟なわたしですが、どうかお任せください。がんばりますから!」

「キュー!」

「フォウ居たんだなw」

「うんうん、あの大人しくて、無口で、正直なにを考えているかわからなかったマシュが立派になって……」

「あの、マスター? 二人はあの…できてるんですか?」

「知らないわよ。何よ、私の前でイチャイチャしちゃって……。」

「んーーw? どうしたんですか所長。顔が赤いですぞwww? やっぱり所長も乙女でござるかwwww?」

「ちょ、マスターそれ拙者の口調……」

「な!?そんなことあるはず無いでしょ!?バカじゃないの!?」

「ハイ、典型的なツンデレのセリフ。頂きましたぁ〜www」

「乱夜も相変わらずだね……」

「そりゃもちろん。だってこーゆー性格してるんだし? 仕方がn……ちょ所長?無言で殴ってくんのやめてください。(魔術のおかげで)痛くは無いけど顔が…だから顔が………………面白いですねwww」

「セイヴァー、ちょっとコイツを殴りなさい。」

「了解しました。」

「え゛……な、なあ?悟飯が出てくるのは反則じゃないか?だってほら、俺マスターだし?悟飯はサーヴァントだし?まあそれ抜きにしても力が違いすぎいいい!?ってぇぇぇ!?」

「…………まあ、彼は自業自得として本題に戻ろう。説明も終わったことだしさっそく管制室に行ってレイシフトの準備をするが、いいかい?」

「もちろん。すぐに行けます。」

「あ、あいあいさー……(ドサッ)」

「ああ、痛そうだ……。……今回はリッツ用のコフィンも用意してある。レイシフトは安全、かつ迅速にできるはずだ。特異点は七つ観測されたが、今回はその中でもっとも揺らぎの小さな時代を選んだ。向こうについたら、こちらは連絡しかできない。いいかい?繰り返すけど、まずはベースキャンプになる霊脈を探すこと。その時代に対応してからやるべき事をやるんだぞ。では…………管制室に行こうか。」

 

「あ、今の流れで出発では無いんですね。」

「マシュ、そこはツッコンじゃいけないところだよ。」

 

 

 

 

 

俺たちはそれぞれのコフィンへ入る。

 

「乱夜君、今回はサボらないようにね。」

「あ、それまだ覚えてたのか。まあ、これからは真面目にレイシフトぐらいするさ。意味消失したくないし。」

「うんうん、それじゃあ所長、リッツ君、マシュ、乱夜君…………健闘を祈る。」

「行ってらっしゃ〜い」

 

俺たちはレイシフトを開始した。

 

 

 

 

 

え、ダ・ヴィンチちゃんいたの?

 

 




ドラゴンボールのキャラって殆どがセイヴァークラスで召喚されそうw

感想待ってます。


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邪龍百年戦争 オルレアン
兵士ほど扱いが酷い職業は無い


今回の期末テストは赤点何個取るかな?(白目)

まあ、そんな事は置いといて。初代様を迎えるために全力でストーリー進めて無事、人理修復達成しました!コレで聖晶石40個来たのでか全力でガチャを回しました!

……爆死したけどネ!


目の前に広がる草原、澄んだ空気に青い空。

第一特異点、邪龍百年戦争 オルレアンこと、西暦1431年のフランスに俺は立っていた。

 

「……どうやら無事に着いたようだな。」

「はい。前回は事故による転移でしたが、今回はコフィンによる正常な転移です。身体状況も問題ありません。」

「フィーウ!フォーウ、フォーウ!」

「フォウさん!?また付いてきてしまったのですか!?」

「マシュのコフィンに忍び込んだのか……?」

「……そのようです。」

「ちょっと、あなた達! 特異点に入ったのよ。もうちょっと辺りを警戒しなさい!」

「そうは言っても所長、辺り一帯草原が広がっているだけっスよォ〜?」

「周りに何もなくても、アナタはもう少し緊張感を持ちなさい!?」

「周りに何も無いなんて、そんなことありませんよォ〜。ホラ〜、空にさっそく異常なモンがあるじゃネーですかぁ〜。」

「え?」

 

俺の言葉を聞いてサーヴァントを含む全員が空を見上げ、ロマンは送られてきた映像を見て言葉を失う。そこには巨大な光の輪。このグランドオーダーの黒幕たる…………どっちの名前で呼ぼうか?魔術王?魔神王?……まあ、もう目玉のオッサンでいいや。魔神柱がアレなんだし?ラスボスも胸に目玉あるんだし?いっそのこと目玉おやじでいいだろw

 

『これは……光の輪……いや、衛星軌道上に展開した何らかの魔術式か……?何にせよとんでもない大きさだ。下手をすると北米大陸と同サイズか……?ともあれ1431年にこんな現象起きたという記録は無い。間違いなく未来消失の理由の一端だろう。アレはコチラで解析するしかないな……』

 

いやいや、アナタの第三宝具でしょう。ちょっとアレ何とかしなさいよw 具体的には第一宝具使うとか。いや、消滅して欲しくないから使わせないけど。

 

『君達は現地の調査に専念してくれていい。まずは霊脈を探してくれ。』

「そうね。まずは霊脈を見つけて街に行かなければこの特異点の現状は分からないでしょう。マシュ、藤丸、それに乱夜もとりあえず移動するわよ。そうしないと何も始まらないじゃない。」

「了解しました。先輩、行きましょう。」

 

 

 

 

 

しばらく話ながら歩いていると兵士らしき人がたくさん見えてきた。あれが原作にあったフランスの斥候部隊だろうか? そしたら戦闘とか始まるだろうし、俺のこのブラックガリバー(笑)(俺命名の黒木刀)でけちょんけちょんにしてやろうw

 

「あそこに誰かいるようですね」(by悟飯)

「先輩、所長、止まってください。確認……どうやらフランスの斥候部隊のようです。」

「あの...マシュちゃん?俺にも声かけなくてイイの……?」

「あ、すみません。乱夜さんは、その…………………………戦闘用礼装も持ってますし魔術師としても強いので問題ないと判断しました。」

「今のスゲー長い間はアレだろ? 本心とは別の理由を考えてたんだろ。ゼッテー俺のことどーでもいいと思ってたんだろ!?」

「マスター、マシュ氏にどーでもいいやつ認定されてやんのwwww」

「主、大丈夫ですか?」

「あ、ありがとう静謐ちゃん...。あと黒髭、お前は許さん。激辛麻婆豆腐の刑と第三宝具の刑、どっちがいい?」

「どっちも拙者死んでしまいますぞ!?」

「アンタら黙ってなさいよ!話が一向に進まないじゃないの!」

「「すんません」」

「どんまい乱夜……」

「リッツ氏、拙者は!?」

 

「彼らは置いておくとして、マスター。接触を試みますか?」

「そうね。どちらにしろ現地の人と接触しないと特異点の現状が分からないわ。マシュ、行ってきてくれる?」

「了解しました所長。…………Hey、Excuse me. こんにちは、私達は旅のものですが…………」

 

ふぅーまったく、黒髭も美少女に省かれた訳でもないのにヤケになりやがって……。これだからモテないんだよ黒髭は。

 

「デュフフフw 彼女ができたことのないマスターに言われたくありませぬなwww」

「おい、俺の心を読むんじゃねーよ。」

「読んだんじゃない、感じたんだ。(キリッ)」

「マジでキモいからヤメロ。」

 

「敵襲!敵襲ー!」

「何事!?」

 

あ、フランスの斥候部隊か。そういえば接触するとかしないとか言ってたな。

 

「で? 何で気がついたらフランス兵に囲まれてんの?」

『ヤッホー、手が空いたから様子を観に……って、何でまわりを武装集団に取り囲まれてるんだい!?』

「……すみません。わたしの失敗です。挨拶はフランス語でするべきでした。」

「そういう問題だったのか!?」

「マシュなにをやっているの!?何でいきなり戦闘になるのよ!」

「何でしょう、相手のこの切羽詰まった雰囲気……ともかく戦闘回避は困難だと思われますがマスター、指示を。」

「どうしても戦わなくちゃいけないの!?」

「ハッ!そりゃSOUだろ。コイツら何かに怯えてパニクってるようだしな。ひとまず落ち着かれるなり何なりしないと話すら出来ないだろうな。」

「やはり現地人を傷つけるのはマズいと思います。抑えるために、攻撃しましょう。」

「マシュも何を言ってるんだ!?」

「な、何かおかしかったですか!?」

『ええい、仕方がない!こうなったら峰打ちだ!極力流血はナシの方向で!峰打ちで行こう!』

「盾で?」

「な、なんとかします!ファイアー!」

『いや、燃やすのも論外だよ!?』

「孫!気絶する程度に殴ってあげなさい!」

「了解!」

「こっちも指示しますかねぇ。(チラッ)……静謐ちゃんは待機!黒髭は俺と来い!俺も木刀でぶん殴るからな! ……DEAD OR ALIVE(生死問わず)じゃねえぞ!ONLY ALIVE(生け捕りのみ)だ!殴ってノックダウンさせろ!」

「なぜ手配書ww」

「テメェ海賊だろうがw」

 

俺は学ランのズボンのベルトを通す部分にさしていた木刀を手に取り、兵士に殴りかかった。

 

俺は前世ではいろんなスポーツをやっていた。

サッカーや野球はもちろん、バスケにテニスとメジャーなやつからスケボーやクライミングまでいろんなスポーツに手を出した。まあ、格闘技は痛いので少し嗜んだ程度だが。その中でも1番気に入っていたのがアクロバットだ。新体操っていうのかも知らないが、気分的にアクロバットと言いたい。それでだ。そのおかげで俺は少々身軽に動ける。それこそ前宙やバク宙、連バク(バク転を繰り返す)をほいほい出来るくらいには。

まあ、バク宙でもアクロバットの初級技だと言うのは置いておいて、このくらいのアクロバットな動きは俺にとって容易いということだ。

 

それは今世でも同じで、体構造が前世とそっくりだったので練習するとあっさり出来た。それに今世の体は(前世でもそうだが)、50m走が6秒前半と足が速く、握力も両方60kg超えで運動神経バッチリだ。

 

なので如何に昔の兵士たちが現代人に比べ屈強でも立ち回れることができる。相手はとても重いだろう全身鎧を着ていて動きは遅い。その分、力や耐久力があるだろうが俺の礼装(学ラン)の耐久力やブラックソードの破壊力や耐久力の前にはハエも同然なのだ。ブラックソードを持っていれば俺自身にも破壊力と耐久力がつくしな!

 

え? 武器の名前がさっきとちがう? キニスルナ☆

 

とはいえ、今の正式名称ブラックガリバーは攻防力10に相当する。これは戦闘を得意とするサーヴァントと同等だ。初代様と俺の静謐ちゃんを除くハサンたちよりは強いと思う。俊敏性...筋力が問題だな。これじゃほかサーヴァントより強くても、スピードで追いつけない。この辺は帰って要検証だな。……ってそうじゃなかった。こんなに強くなったから俺も手加減しなきゃ攻撃を当てた瞬間兵士が爆散してしまうってことだ。

俺は出来るだけ力を抜きながら、それでも兵士たちをぶっ飛ばしてしまいながら戦った。

 

 

 

 

 

「……やっちまった。」

 

俺はその言葉を出すしか無かった。辺りは鎧を凹ませて白目を剥いて倒れている兵士でいっぱいだった。

 

「マスターやり過ぎですぞwww」

「乱夜……明らかにやり過ぎですね。」

「「ええぇ……」」

 

リッツと所長がドン引きしている。そりゃこんなもの見たらそうなるだろうが。

 

「だって仕方ねぇだろ?俺の攻撃力は普通に木刀振ってもパねぇんだから。」

「それでも限度ってモノがあるでしょう!?」

「いやいや、無理だろ。俺の能力は手加減が難しいんだから。それにいいだろ?大部分は悟飯が首トンでおとしてるんだし。」

「当然です。これでも武闘家ですからね。鎧と兜を着けていようが関係ありませんから。」

「頼もしすぎwwww」

「……すみません。逆にわたしは少し峰打ちが甘かったようです。わたしが相手した十数名が撤退したようです。」

「お疲れマシュ。仕方ないよ。」

『リッツの言うとうりだよ。あまり気に病む必要は無いよ。逆によかったほうだよ。どうやら彼らは砦に逃げ帰るようだね。そっと追いかけて状況を問い詰めよう。くれぐれも次は刺激しないようにね。ちゃんとフランス語で話しかけるんだぞ?』

「了解、ボンジュール。」

「Bonjour、ムシュー。……なるほど、完璧です。お任せ下さい。」

「「いやいや、そうじゃ無いだろ(でしょ)!」」

 

俺たちは一応残った兵士も連れていくということで、倒れた兵士をブルーシートの上に山積みにして悟飯に運んでもらいながら、撤退して行った兵士たちを遠くからストーキングして行った。

 

 

 

「おい、テメェらストーカーかwwww」

「違うわよ!? 「違わねぇよww」 ぐっ、……それならアナタも同じでしょ!」

「俺は自分の所属する組織の所長に同行してるだけだからな。少し違うと思うぞww?」

 

なお、その途中でも乱夜は相変わらずの様子w

 

 

 




黒髭の筋肉プレイとか第三宝具の刑とか激辛麻婆豆腐の刑とか……
サーヴァント茶番はオルレアンが終わってからにしようかな。それまでに邪ンヌの召喚フラグたてたり、茶番フラグたてたりで原作とちょこちょこ変わってきそうダナー……。


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吉凶日

俺のFGOのプレゼントボックスに届いた呼符10枚+既に持っていた2枚で12回、同じくプレゼントボックスに届いた聖晶石と新宿でコツコツ集めた聖晶石で60個、計ガチャ33回。

〜学校の昼休み (実話)〜
友A「どーせ爆死だろww」
俺「ンなわけねぇだろ。金鯖1体は来てくれるハズだ!」
友B「初代様来てくれるかな?」
友C「爆死しろ」
何気にレア度が高い礼装ばっかり来る中、光が金色に。
「「「「お!お!」」」」
俺「アサシン!初代様ァ!!」
友A「バーサーカーだなw」

バーサーカー・ベオウルフが来てくれました。

33回引き終わって
俺「まだだァ〜...初代様をお迎えするまでは……」
友A&C「爆死乙w」
友B「ベオウルフ良かったね!」

10連で使わなかった聖晶石11個

3回目

「怯えるな契約者よ。」

初代様来てくれました!!


「ヨッシャャアァァァァッッ!!!!」

「「「「「(ビクッ!?)」」」」」

 

あれから数分後、逃げた兵士をストーキングしている最中に俺は突然、喜びの咆哮をあげた。

 

「ちょっと、仮にもこっそりとついて行ってるのだから、あまり大声をあげないでちょうだい。(ボソボソ)」

「あの……どうされたんですか?」

「ああ、ちょっとな。(ニヤニヤ)」

「マスターニヤニヤして気持ち悪いですな。」

「乱夜どうしたの……?」

 

点を決めたサッカー選手のように膝をついて喜ぶ俺に全員(myサーヴァント以外)おかしなものを見るような目で見てきた。

 

「ちょっとスマホ内でサーヴァント召喚したんだよ。」

「お、金鯖来ちゃった!?未課金のクセに金鯖来ちゃったでござるかぁ!?」

「「「金鯖?」」」

「あ〜なんというか...アレだ。かなり使えるけど、召喚に応えてくれにくいサーヴァントの略称だ。」

「なるほど。」

「どんなサーヴァントが召喚されたのですか?」

「初代様。」

「「「「「初代様??」」」」」

「キング!?」

「初代様!!??」

 

もちろんだが普通、初代様と聞いて真名が分かる筈もない。俺のサーヴァント以外は全員キョトン顔だ。あと静謐ちゃんのリアクションが大きいな〜って当たり前か。歴代ハサンたちの初代様なんだし。

 

「初代様は偉大だぞ。」

「初代様ってなにの?」

「主が言う初代様とは、我らハサン・サッバーハの、その初代です。」

「へぇー...でもアレだよね? 確かハサンって暗殺と諜報は得意だけど戦闘は苦手なんだよね? 静謐ちゃんは聖杯使ってるから強いだけで。」

「おいリッツ。初代様を侮るんじゃない。あの御方は近接戦闘もできて暗殺も史上最強と言える御方だぞ。」

『ハサンなのに接近戦が強いって……。しかしそのスマホも大概だね。いろんなサーヴァントが召喚出来るんだろ? 中にカルデアみたいな施設があるって言うし。 羨ましいなぁ、あ!魔法少女のサーヴァントっているかい?』

「ドクター、何を聞いているのですか。そんなものいるハズが……」

「いるよ。」

『「え」』

「まあ、俺が召喚することは出来ないけど存在だけなら知ってるよ。」

「それよりも主、初代様を召喚するのですか?」

「まだ早いよ。それにこの特異点は結構魔力使いそうだし。」

「ふむ、接近戦が強いハサンですか……。それならばこの聖杯戦争でも役に立ってくれそうですね。いつ頃召喚を?」

「気が向いたら、ね。」

「あなた達なにを駄弁っているの。ほら、目的地が見えたわよ。」

 

初代様を召喚するかで話してると、どうやら目的地についたようだ。ってことはワイバーンの時点で白ジャンヌが来るからドッキリの準備でもしますかねぇェ……

 

 

 

 

 

「これは……酷い、ですね……。」

 

そこにあったのはもはや崩壊寸前といえる砦だった。外側はともかく内側の損傷が酷い。それだけならまだ「なんだこりゃあ...」だけで表せる状況だったのだが……

 

『中がボロボロじゃないか……外壁はそこそこ無事だけど、砦とは呼べないぞ、これ。』

「負傷兵ばかりだ……」

「そうですね。戦争中では無いはずなのに……」

「...何があったのかしら……」

 

うん。それぞれ思ったことを口にしているが、これはヤバイ。このあとあの骸兵が来るのに、とてもまともに戦える状況では無さそうだ。

 

「惨いな...」

 

壁の所々に血が飛び散っている。夜ならばなかなかホラーな場所になったであろう砦を眺めていると、

 

「ひぃっ……!?ま、また来たぞ!!」

「ボンジュール。わたしたちは旅のものです。あなたがたに被害を加える者ではありません。あそこで倒れた兵士も連れてきているので、どうか武器を置いてくださいムシュー。」

 

所長とマシュが兵士から事情を聞いている。王が死んだり、ジャンヌが蘇ったなどの話を聞いている。兵士たちはここで戦う以外にもう打つ手が無いらしい。

 

「……ッ! 来た!奴らが来たぞ!」

「注意してくれ!魔力反応がある!少量の魔力による人体を用いた使い魔……骸骨兵だな。今度はさっきと違う。思う存分暴れていいぞ、みんな!」

 

どうやら骸骨兵が来たみたいだ。この次にワイバーンが来るからそろそろドッキリの準備に取り掛からないと不味い。

 

「じゃあ……っと。黒髭は前回同様、アイツらを粉砕しとけ。静謐ちゃんは毒と先日渡したダガーを使いながら殲滅してくれ。俺はちょっとすることがあるから少し外すぞ。」

「再臨素材集め再来ですな!」

「承知...」

 

「孫!やるのよ!」

「了解しました!」

 

「どうやら戦闘のようですね。」

「指示をマスター!木っ端微塵に蹴散らします!」

「マシュ、アルトリア、バスターだ!」

 

静謐ちゃんには事前にヒュドラ・ダガーを素手(素肌の毒)以外の武器として持たせてある。聖杯で強化した静謐ちゃんの毒は、聖杯の魔力出力の加減を間違えるとワンピースのマゼラン(毒人間)の「地獄の審判」みたいに、毒が触れたところから毒が侵食するように広がって行くため、毒(と暗器)以外の武器を持たせることにしたのだ。これでセイバー相手にある程度斬り合えるなw

 

それぞれのサーヴァントが戦闘を始めると俺はドッキリ召喚の準備をする。今回はジャンヌを怖がる兵士もいる事だし、妄想幻像ジャンヌドッキリをしようと思う。この妄想幻像(ザバーニーヤ)は百貌のハサンの宝具で、自分の別人格を……、まぁ簡単に言うと自分を増やして一斉に攻撃する宝具だ。これに習い、たくさんのジャンヌでワイバーンを倒そうと思う。うん。兵士達からすれば狂気の沙汰だな。ヤバイってもんじゃないと思う。

 

「ってことで早速召喚しよう。」

 

とは言っても、FGOのジャンヌや邪ンヌなんて持ってない。なので別ゲームから半分くらいの魔力使って、召喚できるまでするつもりだ。だがココで1つ問題がある。ハッキリ言おう。俺はシャドバ以外の複数のゲームでジャンヌ・ダルクを1人しかもっていない。

 

ヤバイな…………と思うだろう?

 

だがしかしだ。スマホ内のものを召喚できるということは、何もゲームに限ったことではない。いや、本来ならゲームからしか出来ないが、性能が俺自身程度や俺以下にはなるが、キャラを召喚することはできる。それはGoogle先生で調べた画像でもだ。もちろん消費魔力は性能の割には大きいが。

なので実質、全くと言っていいほど使えない。

まあ、見た目を尊重する今は、召喚しても別に戦闘に参加させなくてもいいだろうしな。

てか、シャドバのジャンヌとダークジャンヌもそうするつもりだ。何だよ、コスト6と8って。2人召喚するだけで俺の残り魔力が約4分の1になるじゃん。しないよそんなの。それなら低性能で4、5人くらい出した方がマシだ。

 

ということで、召喚するジャンヌを挙げていこう。

まず、シャドバのジャンヌ&ダークジャンヌ。

次に、グリムノーツのジャンヌとカオス・ジャンヌ。

そして、グラブルのジャンヌ。

最後に、コンパスのジャンヌだ。

流石にこれ以上は魔力が半分をきるのでやめておく。

 

スマホの写真を開き、スクショした各ジャンヌを召喚する。現在の俺の総魔力量をPPで表すと20PPだ。我ながら魔力底上げを頑張ったものだ。……体内からの大量の魔力が抜けていく感覚とともに目の前に6つの光が現れる。とは言っても砦の影でこっそりやっているので、戦闘をしている4人と所長やリッツ、その他兵士達は気付いていない。

 

残り魔力が半分程度、10PPになったところで目の前の光から6人の人影が出てくる。もちろん、各ゲームのジャンヌたちだ。

 

「やあ、ジャンヌ達諸君。俺は君たちをとある目的のために召喚した。従ってくれるかい?」

「内容にもよりますが、その目的とやらを伺っても?」

「君たち以外にもこの世界にはジャンヌ・ダルクがいるんだ。そのジャンヌ・ダルクに少しイタズラするためにこうして君たちを召喚したんだ。もちろん、危害を加える訳じゃない。自分がジャンヌ・ダルクなのに、他のたくさんのジャンヌ・ダルクがいるから戸惑っている様子を見たいんだ。見て話すだけで充分だからそんなに心配しなくてもいいよ。」

「ならいいんですが...」

「異世界の自分相手にイタズラなんて」

「おかしな気分になりますね。」

 

シンクロ率高いな。流石自分自身。

 

「じゃあこの戦闘が終わったあと、ワイバーン...小さめの飛竜が来ると思うから、俺が合図したら砦の影から飛び出して今向こうで戦っている人たちの援護をしてくれ。」

「「「「「「了解しました。」」」」」」

 

 

 

元の場所に戻ってきてすぐに戦闘が終わった。やはり人数が多いと戦闘が楽だろうな。戦闘が終わるとこちらに兵士が近寄ってきた。

 

「アンタたち、あいつら相手によくやるなぁ。」

「……慣れです。」

「すみません。申し訳ありませんが1から事情を伺ってもよろしいでしょうか。」

 

所長が兵士達から詳しい事情を聞いていく。しばらくすると咆哮のような何かが聞こえてきた。

 

『君たちの周囲に大型の生体反応!しかも、速い……!!』

「目視しました!あれは、まさか……。」

「「ワイバーン!?」」

「はい。あれはワイバーンと呼ばれる竜の亜種体です。間違っても、絶対に、十五世紀のフランスに存在していい生物ではありません!マスター、全力で対応を!先ほどの骨々六助とはワケが違います!」

 

「ちょっと!どうなってるのよ、このフランスは!?」

「マスター、落ち着いてください。僕も行って殲滅してくるので。」

「そ、そうね。コチラに1体も通さずに殲滅しなさいよ?」

「了解しました。行きます!!」

 

「兵たちよ、水を被りなさい!彼らの炎を一瞬ですが防げます!」

「え……?」

「そこの御方!どうか、武器を取って戦って下さい!私と共に!続いて下さい!」

 

お、ジャンヌ・ダルクが来たようだな。それじゃあ妄想幻像ジャンヌドッキリを始めるとするか!!

 

 

 

…………あ、カメラの準備しないとwww




初代様を養わ(育て)なければッ!!

「よい。働かないのは怠惰である。故に、種火周回は任せるがよい。」

しょ、初代様ァ〜!(ブワッ)

……あ、ヤバイ。今日の種火はキャスターじゃん!大丈夫ですか!初代様ァ〜!?



……ジャンヌたちの口調が分からぬ。


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妄想幻像ジャンヌドッキリ

小説では骨があってもリアルでは骨不足で困るぽ〜か〜おぅであった。


砦に着き、スケルトンどもと交戦+殲滅し、更にワイバーンが来たところでようやく白ジャンヌが到着した。

 

「カメラカメラ……っと。」

「いやいやマスター氏? 何で今カメラ出すの? ワイバーン来ちゃうよ? ……あれか拙者の勇姿をそのカメラに納めておきたいとか? いやぁー照れますなぁ! そこまでされると拙者頑張っちゃうwww!!」

「うるせぇな、ンなわけねぇだろ!ホラ、早く戦ってこい! 指示の内容はさっきと同じだ! ...あ、静謐ちゃんは攻撃の瞬間に、その部位に魔力を多く込めるんだ。毒が強くなるからな。 イメージで何とかなるだろうし頑張れ!」

「主命を受諾、殺します。」

 

ワイバーンの群れが近づいて来た。サーヴァントの脚力なら10秒ちょっとですぐに行ける距離だ。……悟飯は例外だな。アイツ既に舞空術で飛んで行って殴ってるよ...

 

俺はスマホを胸ポケットに入れて、ビデオ撮影を開始する。サーヴァントや兵士を含む、戦闘ができる奴らがワイバーンを迎え撃つために走り出し…………

 

「テメェら頑張れよ! 俺も宝具で援護してやるからな!」

『「「「「「「…え!?」」」」」」』

 

既に遠くで戦っている悟飯や、俺が普通?の魔術師だと知っているジャンヌや兵士達以外の奴らが一斉にこちらを向いた。おおう、面白い顔してやがるw だって宝具だもんね。そりゃあ驚くさ。現代の魔術師が宝具を使えるだなんて……あ、今更か。まあ、本物じゃなくて宝具って言っただけだし問題無いかw もちろん、走り出そうとしたヤツらはズッコケかけた。マシュも静謐ちゃんもごめんね? 他の奴は知らんww

 

異世界ジャンヌズに言っておいた飛び出す合図の内容は、『大声でジャンヌズ・ザバーニーヤと叫ぶ』だ。つまりここで、宝具っぽい演出をしてジャンヌズ・ザバーニーヤと叫べば言い訳だ。宝具っぽい演出はジャンヌズには俺が「君臨者」と言ったら俺が事前にカルデアで作ってきた衝撃で煙を吹く黒煙玉を投げるように言ってある。 何故君臨者かって? 有名な術の詠唱だからだよw

 

「 君臨者よ! 救国の仮面・万象・羽搏き・聖女の名を冠す者よ! 真理と節制 罪塗れた悪夢の土地に 僅かに旗を立てよ! 」

「あれ?どこかで聞いたことがあるような……?」

 

僅かにジャンヌバージョンに詠唱を変えてあるけど、気づいたリッツが何か言ってる...けど気にしない。ここまでくると既に俺の後ろに黒い煙が立ち上っていた。

 

「 救国道の三十三!! 宝具『聖女達の妄想幻像(ジャンヌズ・ザバーニーヤ)』!!!!」

『「「「「「な!?」」」」」』「やっぱりブ〇ーチ!?」

 

俺の後ろの黒い煙幕から6つの人影が飛び出していく。もちろん、異世界ジャンヌズだ。

 

「「「「「「援護します!!」」」」」」

 

サーヴァントたちは急に現れた彼女たちが味方だとだけ判別を付けて再びワイバーンの方へ走っていく。ジャンヌズは悟飯を除き、Fate白ジャンヌを含む各(デミ)サーヴァントの近くに1人ずつ、そして兵士達の援護に一人行った。それぞれが剣や旗、光などのそれぞれの武器を使い援護していく。各(デミ)サーヴァントの死角にいるワイバーンへの攻撃、囮をして攻撃のしやすい場所への誘導、追撃やコンビネーション技みたいに斬りかかっているジャンヌもいる。あくまでサポートのみなので、身体能力が低くてもシャドウサーヴァントより低い程度なので怪我をしたりはしないはず。

 

「ちょっと! 何なのよあれは!」

 

いつの間にか俺の横に所長がいた。あれとはきっとジャンヌズ(宝具)の事を言っているんだろう。てかそれしかありえないかな?

 

「何って聞かれても……たくさんのジャンヌ?」

「何でそこで疑問形なのよ!貴方の宝具でしょう!? ……ってそうじゃない!? 何で貴方みたいな魔術師が宝具なんて使えるかって話よ!」

『それは僕も気になるなぁ〜。あの時宝具特有の魔力の高まりが観測できなかった。つまり、今の宝具らしきものには魔力をほとんど使っておらず、尚且つ6体もの霊体を出すなんてね。いったいどんな魔術なんだい?』

「んー、ジャンヌって単語の前にそっち(宝具)の事か... あれは俺が召喚しておいたジャンヌだよ。この地でジャンヌがどうたらって言ってたし。ほら、現にさっき乱入したきた人ってジャンヌ・ダルクのサーヴァントっぽいし。」

『ジャンヌ・ダルクのサーヴァントだってぇ!?』

「え...ホ、ホント...? いきなり黒幕っぽいのと対面しちゃったの...?」

「まあ、悪そうな人じゃないし黒幕じゃ無いだろうけど、色々事情がありそうだ。ワイバーン殲滅したら話を聞いて見ようかねぇ〜...」

『「う゛...わ、悪い顔してる……」』

「うるせぇ、ほっとけ!?」

 

いや、ジャンヌとうちの異世界ジャンヌズを合わせて話をさせるだけですし? ジャンヌや兵士が混乱してようと話をするだけなんですよwwww?

 

 

 

 

 

「……今ので最後のようですね。」

『ようし、よくやったぞ諸君!乱夜君がいろいろとやらかしてくれたけど、手に汗とゴマ饅頭を握って見入っちゃったな!』

「ゴマ饅頭!?」

「ドクター。それはわたしが用意したゴマ饅頭ですね。」

『え?あれ?そうなの?管制室にお茶と一緒にあったから、てっきり……』

 

ロマンはともかく、アルトリアは相変わらず食い意地が凄いな。ゴマ饅頭という単語に異常反応を見せたぞ。アニメとかでもそうだったな。...ここんところ俺が菓子を食べる時は絶対近くにいて、じーっと見つめてくるからな、菓子を。結構根負けして菓子を少し分けてあげてるが、わざわざアルトリアのその時の現在地から離れた場所で菓子を食っててもふらっと現れるんだよなぁ〜...

 

そんなこんなでマシュが帰ったらぶっ飛ばす宣言をすると兵士A( 笑 )が突然何か言い始めた。

 

「そんな、貴方は……いや、お前は!逃げろ!魔女が出たぞ!」

「え、魔女……?」

「おい!こっちにも魔女がいるぞ!」

「こっちにもだ!どうなってんだ!?」

「いったいどれだけいるんだ!?」

「クソっ!逃げ場がねぇじゃねえか!?」

「でも、さっきの戦いぶりを見ただろ!?あんなの絶対に勝てないって!」

 

兵士達が面白いくらいに混乱している。逃げるだの戦うだの祈るだのいろんな事してる奴らがいる。おっと、最後まで戦い抜く派の兵士が完全に戦いを放棄していた兵士を殴り飛ばした。凄い混乱具合だ、一部では乱闘が始まってるぞ。このまま大乱闘スマッシュソルジャーズの始まりかwww? ……もちろんこの光景も今スマホでしっかり撮影している。ジャンヌの反応だけが面白い訳じゃないんだよw

 

「...あの、ありがとうございます。」

「いえ、当然です。それより貴方の名を……。」

「ルーラー。私のサーヴァントクラスはルーラーです。真名をジャンヌ・ダルクと申します。」

「ジャンヌ……ダルク!?」

「魔女になったとかいう……!?」

「その話は後で。……彼らの前で話すことでもありませんから。こちらに来て下さい。お願いします。」

 

ジャンヌがコチラと話がしたいと言うのでコチラも情報収集ということでついて行くことになった。森に移動する際、ジャンヌがジャンヌズをちらちら見てたのを俺は知っている……!!

 

 

 

 

 

「お早い仕事で……」

 

俺達が森に入り早速現れるはずだったスケルトンを、俺達が森に入る前にプチ周辺調査をしていた悟飯と静謐ちゃんが殲滅していた。うん、ここまで来ると登場すら出来ずに狂骨(素材)となったスケルトン達への同情しかないな! …………森に入りしばらくすると少し大きめの広場に出た。

 

「そうですね。……此処ならば落ち着けそうです。まず、貴方達のお名前をお聞かせください。」

「了解しました。わたしの個体名はマシュ・キリエライト。」

「私はアルトリア・ペンドラゴン。セイバーのサーヴァントです。」

「そして俺がマシュとアルトリアのマスターをしている、藤丸 立香です!」

「初めまして!僕は孫 悟飯と申します!」

「コホン、このチームのリーダー兼孫 悟飯のマスターをしています。オルガマリー・アニムスフィアと申します。」

『今ここにはいないから声だけだけど、ロマニ・アーキマンだよ。』

「デュフフフwwww 拙者は黒髭ことエドワード・ティーチでござる! 」

「...ハサン・サッバーハ、静謐とお呼びください。」

「そしてそして俺の番! 俺は遊叫 乱夜! 黒髭と静謐ちゃんのマスターをしている! そしてぇッ!!」

 

全員の目線がジャンヌズに向き……

 

「ジャンヌ・ダルクです」

「ダークジャンヌ・ダルクです。」

「ジャンヌ・ダルクです。」

「カオス・ジャンヌ・ダルクよ。」

「ジャンヌ・ダルクです。」

「ジャンヌ・ダルクです。」

『「「「「「「え゛」」」」」」』「あわわ…」

 

6名のジャンヌ・ダルクです告白。2名余計なモノがくっついてるけどそれほど変わりはないだろう。(この場においては)

それはそうとジャンヌの反応がけっこう可愛い。あわわってあわわって……w

そうそう、ビデオ撮影は移動し始めるときに一旦切って、森に入る直前に開始してある。胸ポケットに入れてカメラ部分を出しているのでしっかりと撮れている。

 

『いやいや、何でそんなにジャンヌ・ダルクがいるんだい!?』

 

いや、あなたにはさっき宝具です☆って言ったじゃんw

 

「フランスでジャンヌ・ダルクがどうたら...って言ってたから召喚しておきました。それよりルーラーのジャンヌ。感想聞かせてくれ!」

「あわわ……え、えーと……わ、私ですか?」

「そう!彼女らはみんな平行世界とかそんな感じの異世界にいた貴方です!若干2名を除き、大体貴方と同じ境遇ですネ!!」

「え、えーと、私たち(でいいんでしょうか?)…………………………お元気ですか?」

 

ワオ、けっこう長い間だネ☆ 結局なんて言ったら分からなかったんだろうネ!

 

 

 

それから5分ほど、なかなか成立しない会話を無理やり繋げて会話するルーラージャンヌと異世界ジャンヌズをその他全員で微笑ましく眺めて楽しんだので、異世界ジャンヌズにはご退場して頂いた。もちろん、俺のスマホに入るだけだけどね。

 

 

 

 

 

異世界ジャンヌズが退場した時点で撮影は終わったけど、後で戦闘中とこの会話中のビデオ繋げて編集しないとなwwww




異世界ジャンヌズの会話をけっこう省いてしまった……

……もう、サーヴァントになって弱体化してる悟飯だけでもバーサーク・サーヴァント勝てるんじゃないか...?


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特異点でも強化は怠らない

初代様は怠惰が大変お嫌いである!

……スマホ魔術は努力の賜物なので怠惰じゃないよね?


異世界ジャンヌズが退場したあと、またもや詳しい事情を聞く話し合いが始まった。

 

俺と黒髭が喋り出すといつまで経っても話が進まなくなるのでしばらく黙っておく。静謐ちゃんはそもそも活発に主(俺)のいない会話には参加しない。

 

 

 

 

 

会話の内容は原作とほぼ一緒だった。ただ、そこに普段よりも落ち着いた様子の所長がロマンとマシュとの中間的な内容のセリフで参加し、少しリッツのセリフが多かったなと思うくらいだ。アルトリアと悟飯は黙って聞いている。そして全員絶対に俺には話を振らない。話がギャグに脱線すると思っているから...

 

『ここはジャンヌと協力するのが最善だ。救国の聖女と共に戦えるなんて滅多にない名誉だし!』

「そうね。では改めまして、マドモアゼル・ジャンヌ。私達カルデアには私達の目的がありますが、それと並行して貴女の助けになりたい。これから貴女の協力者として、その旗の下で戦う事を許してくれますか?」

 

おっと、考え事してる間に話が纏まったようだな。何故か最後のセリフを所長がマシュから奪ったみたいに見える(聞こえる)が気のせいだろう。マシュも所長がいるから少し控えてるみたいだし。...リッツにはグイグイ寄り添ってるけどネ!

 

「……ありがとう、マシュ、立香、オルガマリー、そして乱夜とサーヴァントの皆さん。私は一人で戦うものだとばかり思ってました。」

 

うんうん。友情とはいいものだな!コレがそうか分からないがな!

……でだ。このタイミングでまたもやスケルトン&ワイバーンの群れが来る筈なので身構える準備をするが……

 

「…………来ない?(ボソッ)」

 

このタイミングで来るはずのエネミーが来ない。まさかほぼ絶対だと思っていた原作にもうズレが生じたのか!? コレは、原作のズレはヤバイ、俺の知識が間違っていたら敵味方見境なしのドッキリが仕掛けられなくなる!? 「いやそこなの? 戦力とかの問題ですぞ?」 うるさい黒髭。俺の思考を読むな、入ってくるな。

 

「はい! 誠心誠意頑張ります! ですよね、先輩!」

「うん!一緒に頑張ろう! 乱夜もできる限り全力を出してね?」

 

……あ?え?.………突然話を振られた俺は丁度原作のズレの件で内心パニック状態だった。だから思わず……

 

「……アレだ。ククク、クハハ、クハハハハハハハッ!な笑いの三段活用でできるところまで頑張るさ。」

 

「いや何いってんの!?」 「「「「「「『!?』」」」」」」

 

思わずある転生スライム小説(マンガバージョン)にあった印象に残るセリフを繋げたおかしな言葉を発してしまった。ギャグしようと思ってなかったのにやっちまった感あるな。いい雰囲気で、俺自身もいい雰囲気出すところだったのにいきなりこんな返答されると驚くのは当たり前か。

 

「んんwwwww このタイミングでの盛大なギャグは皆さんに大ダメージですぞww」

「そ、そうよ! アナタ何このタイミングでギャグを入れてくるのよ!?」

「いやですね?俺自身、考え事してる最中に急に話を振られたら返答に困りますって!?」

「えっと...乱夜も協力してくださるのですよね?」

「あ、ああ!もちろんだ。ほぼ万能の魔術師だからな、大抵の事は頼っていいぞ?」

「それは心強いですね。今ならばたとえ相手が魔女と呼ばれる私であろうと、こんな頼もしい方たちがいるのなら恐るるに足りません。」

 

「あの……」

「……魔女と呼ばれる事は……。」

「大丈夫です。……はい、もちろん彼らがもう一人のジャンヌと私を誤認するのは、悲しいですけどね。それは仕方の無いことです。実際、私が火刑に処せられてから数日も経っていないようですし……。復活した私が、オルレアンで虐殺を行ったというのなら、恐れられるのも無理はない。……下手に動いて、イングランドを刺激するかどうかが不安でしたけど、この様子では安心そうです。今は魔女と呼ばれているジャンヌを見定め、倒すだけでいい。あ、ですがしばらくは斥候に徹しましょう。目的はシンプルですが、達成は困難ですから。」

『さすがはジャンヌ・ダルク、軍の戦いに慣れている。彼女の言った通り、オルレアンに突撃は無謀だ。そこは見知らぬ土地だし、まだボクらには拠点もない。いまは率先して防備に関する情報を集めないと。』

「そうね、それから魔女ジャンヌ……いいえ、黒ジャンヌとでも呼びましょうか。彼女がどんなサーヴァントか調べておきたいわね。(チラッ)」

 

ん?所長がこちらをチラ見してくる。まさか黒ジャンヌのサーヴァント情報持ってないか目で聞いているのか?だが、ここでそれを話すと何故そんな情報を知っているのかとか聞かれそうだし、原作を外れて俺がその後の出来事を完璧に予想出来なくなる。そうすると明らかに俺のドッキリの成功確率が落ちる。「だからそこじゃねーだろwww」だからは俺のセリフだ。俺の思考を読むな! 入ってくるなと言ってんだろーが!……一応、所長には顔を横に振っておく。

 

『あとは戦力だ。乱夜たちや悟飯でもそこそこいけるだろうけど、他に協力者がいたらいいんだけどなぁ...』

「ジャンヌさん。わたしたちの他に、サーヴァントの反応はありましたか?」

「申し訳ありません、ルーラーが持っているサーヴァントの探知機能も今の私には使用不可能です。通常のサーヴァント同様、ある程度の距離にならなければ知覚することはできません。」

 

ちょっと思考をクリアするためにギャグを入れる。「それどんなクリア方法ww」 うるせぇ!お前を俺の思考回路から追い出すためだ。てか、いつの間に俺ら念話?できるようになったんだ?w

 

「……待った。それ、もう一人の「ツンデレ黒」ジャンヌは?……乱夜、俺のセリフにギャグを入れてくるな......」

「意外と実際にそうだったりしてなww」

 

まあ、実際カルデアに来るとそんな感じなのだがww

まあ、気が晴れたので良しとしよう。

 

「……!うかつでした、その可能性はあります。もうひとりの私……いえ、魔女ジャンヌ……ああもう、面倒です、私も、黒ジャンヌで通します!ええっと、その黒ジャンヌが本当にサーヴァントになった私なら、クラスはルーラー。その場合、我々の居場所は即座に感付かれる。……いつでも戦う準備は必要です。出来れば街や村での情報収集も最低限にしておきたいですが……。なに一つ手掛かりがない今は、そういう訳にもいかなさそうですね。明日の早朝には出発しましょう。立香やオルガマリーは人間ですし「え?俺は?」……乱夜も人間ですし眠った方が……」

 

今俺ジャンヌから人外認定されてたの?

 

「プギャーwwwwwww」

 

無言でブラックガリバーを黒髭に向けてフルスイング。

 

「あべしッ!?」

 

顔面にヒット。なに、首が何回転か回って向こうに飛んでいったけどギャグ補正で死にはしないさ。多分あるだろ、ギャグ補正。

 

「「「「「「『………(今のは見なかったことにしよう)………』」」」」」」

 

流石に我らカルデアメンバーは誰もこの光景に突っ込みたくないようだ。もはや日常茶判事になってもいいと思うんだ。...いつもと違って言葉でなく殺しにかかったのは置いていてくれ。

 

ただし慣れていなかったジャンヌは内心パニックだろう。汗だくだし。いや〜〜、慣れてない反応って面白いね! ちなみに静謐ちゃんはこの光景に微動だにせずって感じだ。さすが静謐ちゃん、そこに痺れる、憧れるぅーww

 

「………………ええと、ジャンヌは寝なくても大丈夫?」

 

おお、勇者だな。この雰囲気の中発言するのは至難の業だぞw

 

「………………え? ええ、私なら大丈夫です。能力はランクダウンしていますが、サーヴァントの基本機能は有していますから。それよりも彼は…………」

 

ジャンヌが恐怖の混ざった目で俺を見てくる。そりゃああんなもの見せられたらそういう反応はするだろうが……

 

「マスタァァァァ氏!いきなり拙者の首ぐるぐる回すなんていくら何でも酷くないでござるかぁ!?」

 

黒髭が向こうの茂みから戻ってくる。もちろん首は元通りだ。ジャンヌが信じられないものを見る目で黒髭を見て、口をパクパクさせている。

 

「あの場面で笑った貴様が悪い!(キリッ)」

「いやいや、あれは爆笑の場面でしょww」

 

 

 

「…………もう寝ましょうか。」

「「ソウデスネ。」」『お、おやすみ...』「お、おやすみなさい...」

 

 

 

 

 

黒髭との口論は静謐ちゃんが聖杯で麻痺毒の性質に変えた腕で手刀で黒髭の首をトンで、そのままドサリだった。静謐ちゃんがそのあと構ってくださいって。可愛いかったな、うん。 ...黒髭?知らん。そのまま放置だ。

 

俺以外の人間は寝たが俺は右手でスマホを操作し、残り魔力を使って総魔力量アップと武具強化をしている。

 

「主はマメなのですね。」

「ああ、そうだな。だって今のうちに強化して置かないと後半の特異点でドッキリなんて仕掛けられずに詰むからね。魔力の底上げと装備の強化は必須さ。」

「そうですか……。私も殺すこと以外に手伝えることは無いでしょうか?」

「そうだな……ナイフで木を削ることはできるか?」

「はい、それくらいならばすぐにでも。」

「それなら、今から静謐ちゃんのその投擲用の短刀?に頑強を掛けて固くするから、それを使ってこの辺りの木から丈夫そうなものを選んでこういうのを作って欲しんだけど...」

 

そう言って俺は懐に入れておいた1枚の小さな設計図を見せた。

 

「...巨大なハルバードですか?」

「ああ、黒木刀の方はある程度......というか、強めのサーヴァントに勝てるくらいになったら強化は止めるつもりだけど、対魔神柱や第七特異点用に超破壊兵器を作っておきたいんだ。だから別の武器、使って見たいと思っていたハルバードを作ることにしたんだ。...できそうか?」

「はい、朝日が昇るまでには完成すると思います。」

「了解。静謐ちゃんの毒付きでも全然構わないから、そーゆーの気にしないでくれ。それじゃあ俺も強化が終わった事だし寝るとするよ。」

 

最大魔力を+3PPほど、妄想幻像ジャンヌドッキリから少し回復した魔力を全て使って俺に1回、ブラックガリバーに2回武装強化を掛けて、目眩がしたのでそのまま瞼を閉じて寝ることにした。寝袋は召喚済みだ。

 

「おやすみなさい、私のマスター。」

「ああ、おやすみ。」

 

何だか甘い展開だなぁー……。 コレイイね!(*`・ω・´)b

 

 

 

 

 

そう言えば、少し離れたところからマシュとジャンヌ、アルトリアと悟飯の話し声がしていたが、原作の会話か? まあ、俺が参加していい内容では無かったし?(ギャグ要素は要らぬ) 気にしないで寝るとするか。

 

 

 

 

 

…………巨大ハルバードは威力チートにしたいなぁ......




実際は原作のズレでは無く、森に入る前にそのエネミーも二人が倒したから。


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初めてのグロシーン?

とうとうエレシュキガルが実装されました!コレは石貯めて引くしかないなッ!

……星5ランサー持ってないからエレシュキガルを石30個(手持ち全て)で恵んでください。お願いします。


何気に初めての森での野宿を終えて、朝目覚めた俺たちはとりあえずオルレアンの方にでも行こうということになった。

 

「まずはこの森を抜けて、オルレアンの方へと向かいましょう。」

「でも、この戦力でオルレアンへ突入するのは難しいわよ? どこかで敵の戦力の情報を集めないと...」

「周辺の街や砦なら何かしらの情報が得られるかもしれません。」

 

 

 

……ということで俺たちは現在ラ・シャリテに向かっている。

 

結論だけ言おう。 暇だ。

 

一応、朝もスマホ魔術による魔力量の底上げや武器……取り敢えず形だけ静謐ちゃんに作ってもらったハルバードに「武装強化」と頑強を掛けるなどの武具強化は日課として、朝晩はキッチリしている。今日の朝も森の中でしたからな。因みにそのハルバードはスマホの中に収納してある。カメラに収納モード何てものがあって、収納したいものを認識させてシャッターをきるとそれが写真として、スマホの中に収納される。コレ昨日、ビデオ撮影してる時に気がついたんだよな。なんだよカメラで収納モードってw

 

……まあ、それは置いといて。もうすぐ結構グロい光景がコイツらの前にさらされるだろう。なんつったって、ついさっきまで普通に生活を営んでいた街が壊滅してるんだからな。ゾンビまでいる始末だし?

……俺はヒトのガチの死体を見るとか、その辺の覚悟は既に出来ている。シャドバで俺が主に使うのはネクロマンサーだ。当然、ゾンビなんかほいほい出していくクラスだ。Fate世界に転生して初めてシャドバのネクロマンサーモンスターの召喚をした時に、既にヒトの死についてなんて、心の整理は付けている。そもそもこの程度の事が耐えられなくてネクロマンサーデッキ...しかも骸の王なんて好んで使えるか! ……現在はゾンビに親近感が湧いている。俺自身も一度死んで転生してる訳なんだから、その辺考えたら俺もゾンビって言えるんじゃないかとかいう……。

 

…………遥かに話が脱線したな。つまりは所長以外の……いや、多分所長もか。リッツとマシュと所長はこういう生々しいヒトの死は初めてだろうという事だ。リッツとマシュは原作通りに立ち直れるとして、所長がなぁ…………

 

「もうすぐラ・シャリテです。」

 

お、もう着いたか。ゾンビが落とすのは輝石か種火だけだからあまり素材的に美味しくないんだよなぁ.......

 

「しかもマスター氏は、剣と槍の輝石は有り余って要らないんじゃなかったでござるか?ww」

 

俺の思考に入ってくるなよ.....

 

「ここでオルレアンの情報が得られない場合、更にオルレアンへ近付かなければなりませんが……なるべく、そうならないように済ませたいですね。」

 

はあ、メンドイな。俺ココが既に全滅って知ってるから余計に怠くなる。素材的にも美味しくないしなぁ。(大事なことだから2回言った)

 

「主、ワイバーン以外の敵性生命体への毒の強さはどうしましょうか?」

「んー、基本兵士以外なら致死量を大量に超えても全然問題ないな。ゾンビとか、ウェアウルフとか、……手?...手でいいか。手とか、サーヴァントとか。あ、ファヴニールは原作のタイミングに合わせて殺すから静謐ちゃんはその時までファヴニールと戦わなくて良いよ。」

「承知。」

「拙者は?w 拙者も戦いたくないでござるw ちょっと作りかけのコレクションがあるので拙者、それの続きをしたいなぁなんてww」

「知らん。お前は基本、ほとんどの戦闘に参加することになるぞ。いや、俺がさせる。」

「ぶー、ぶー!」

「ガキか、黒髭危機一髪用の巨大な樽に貴様をねじり込むぞw」

「んんwww それは流石に勘弁して欲しいでござるwww」

 

「ちょっとアンタ達! 急ぐわよ!」

「「え?」」

 

え?もうそこまで話が進んだ?ヤベェ、黒髭と話してて全く内容が分からない…………けど確か、ラ・シャリテが燃えているのが見えるとか何とかだったハズ。.....ならばッ!!

 

「静謐ちゃん、背負ってくれ!!」

「あ……///」

「何ィッ!?」

 

静謐ちゃんは照れながらも俺を背負う。この際体格差なんて気にしない。静謐ちゃんと合法的?に触れ合えるんだ。口出しは許さん。

 

「マスター氏!見損ないましたぞッ!!」

「うるせぇ!仕方ないだろ?俺ら生身の人間はお前らの足についていけないんだし。ほら、向こう見ろよ。同じような事やってるぜ?」

 

横を見ると、照れながらもお姫様抱っこをしているマシュとされているリッツという、(サーヴァント云々を抜きにして)普通に考えれば逆な事をしているし、アルトリアはそれを何か懐かしい様なものを見る目で見ている。

そして更にその隣、所長は筋肉質で高身長の悟飯にお姫様抱っこされるというなかなか絵になる様な状況だ。所長もこういうシチュエーションに憧れてたんだろうか?極上の笑み(笑)をしている。

そうこう言う俺も、静謐ちゃんの後ろから少し抱きつくように背負われている。静謐ちゃんも人(俺)と触れ合えるのが嬉しいだろうし、俺も可愛い女の子に背負われて罪悪感?があるがコレはコレで幸せだ。

 

「皆さん! 急ぎましょう!」

 

ジャンヌの一言で我に戻った皆は顔を赤くしながらもラ・シャリテを目指す。俺? 俺は現在進行形で幸せですww

 

 

 

 

 

名残惜しいがラ・シャリテに着いたので降ろしてもらった。

 

「おー、おー、こりゃまた暴れたねェ……」

 

当然のように街は壊滅状態、街中の建物は崩れ、火が上がっているところもある。初級地獄絵図って感じかな?

 

「まさか……!」

「ドクター、生体反応を……」

『……駄目だ。その街に命と呼べるものは残っていない。』

「そんな……。」

「なんてことを……。」

「くっ……!」

 

流石に精神面へのダメージが、デミ以外のサーヴァントと俺、それ以外のヤツらにクリティカルヒットしたようだ。そしてゾンビの追加ダメージが……

 

「待って下さい、今、音が……!」

「違います、それは……!」

「あ……そん、な……!」

「生ける屍(リビングデッド)のようです。マスター、蹴散らします!」

「せめてもの救いだ!楽にしてあげよう!」

「了解しました。行きましょう、マシュ。」

「はい!押し切ります!」

 

「マスター、大丈夫ですか?」

「え、ええ……問題ないわ...。そ、それより、早く倒しなさい...。」

「はい、あまり無理をなさらないように!」

 

「さて!このあとすぐに来るワイバーンの準備運動としてコイツらを殺るか! 二人とも、俺のあとについてこい!」

「承知!」

「デュフフフwww 一方的な蹂躙の時間ですなwww」

 

 

 

基本的にゾンビは動きがトロイ。身体能力を脳の枷が外れて限界以上の力が出せるようになっても、効率的な体の動かし方が出来ないので基本的に動きが遅いのだ。その代わり一度捕まればゾンビが生きてる頃の強さとあまり変わらない人はスグにやられるだろう。

 

だが、ブラックカリバー...なんだろう、ちょこちょこ名前変わってる気がするがコレが正式名称だよな?その辺不安になる。

まぁいいや。だがブラックカリバーを持つ俺の敵じゃない。相手が人型で動きが遅いので、普通に比べ、超高火力の喧嘩殺法で余裕で勝てる。

 

そして、そもそも大量にいた訳じゃないゾンビが大量のサーヴァント達に殲滅されるのはそれほど時間がかからなかった。

 

ふむ、ジャンヌの体力が無くなってきた。だがここからが本番なんだ。

 

「さて、来るか?」

 

辺りを見渡す、するとワイバーンらしきモノが食事をしていた。

 

「……まだいます。ワイバーンのようです。あれは……まさか……うっ!」

「ううッ……!」

「なんてことをするんだっ!」

『死体を喰っているのか……!?』

「やめなさい……!」

「行きます!」

 

まあ、当然のように人肉を喰っている訳だが……。リッツとマシュは顔色は悪いが何とかなりそうだが……ふむ、やっぱり所長がヤバイな。今度休暇あげるか……って俺が貰う立場か。取り敢えず今度、ってか後で気分転換でもさせないと序盤のレフレフ状態に戻ってしまう。

 

 

「まあ!取り敢えずはコイツら葬って、それからサーヴァントどもを迎え撃ってから対策を考えるとするか!」

 

 

俺はまた少し性能が上がったブラックカリバーを持って、持っているのにも関わらずワイバーンに殴りかかったww




巨大ハルバードの詳細は多分オルレアンが終わったあとになるかな?

感想待ってます!


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妄想幻像ジャンヌドッキリ 第2弾

遅れてすみません! スマホのソフトウェアアップデートをしたり、FGOのクリスマスイベントが始まったせいか更新が出来ず、そのためFGOが開けなくてストーリーを見れないなどの事故が発生してました。

……あと、やっとFGOが開けるようになった16日の朝に10連1回でエレシュキガル来てくれました!
コレで小説本編にだせる...! ということで遅くなりましたが本編どうぞ。


ゾンビとワイバーンの混合した集団を駆逐していく。

 

黒髭は銃で蜂の巣にしたり、鉤爪で切り裂いたり、素手で殴ったり。

静謐ちゃんは幼体ヒュドラの毒付きダガーで切り裂いたり、毒の体を使った体術で明らかなオーバーキルな毒で殺したり。

俺はブラックカリバーで殴ったり刺したり、あと殴ったり蹴ったり、そして何気にゾンビやワイバーンに巫山戯てプロレス技使ったり。

 

俺たち以外のメンバーもそれぞれの戦法で敵を減らしていく。

 

そして敵がほとんどいなくなった頃、俺は次のドッキリについて考え始めた。

次のドッキリは妄想幻像ジャンヌドッキリの第2弾だ。ビデオ撮影の時に収納モードについて知ったので、異世界ジャンヌズは退場してもらう時に写真撮影みたいなことをした。6人並んでポーズをとってもらい、収納モードで撮影した。わざわざドッキリ1回毎に召喚していたら魔力足りなくなるしな。シャッターを切った瞬間、とても強いフラッシュが起きて全員が瞬きをした瞬間に消える…スマホの中に収納されるという何とも怪奇な事が起きた。物(ハルバード)の時はあんなに強くなかった気がするが、気にしないようにしよう。

 

…………また少し話が脱線したか。まあ、取り敢えずドッキリ対象の黒ジャンヌが私に水を被せてちょうだい!みたいなことを言っていたハズなので...森を抜ける途中にあった泉から水を汲んできました♡

 

別にバケツとかの入れ物を使わなくても、カメラで撮影すれば収納されるので、瞬間的な光景を収納させてもらった。悟飯に水の塊の様な横向きに飛ぶ水飛沫を上げてもらい、それを撮影した。悟飯は何に使うんですか?と聞いてきたが俺が聞きたい?といい笑顔をして聞き返すと「いえ、やはり何もありません!」と言って所長のところまで逃げていった。そんなにいい笑顔だったかな?w

 

…………何回話が脱線するんだろうな。まあ仕方が無いさ、コレが俺なんだし。

それで水を掛けると同時に異世界ジャンヌズを黒ジャンヌの上から落とす。収納したものは100メートル以内ならどこでも自分の想像した所に出すことが出来る。流石に100メートルもあれば距離は足りるだろう。コレはそこら辺の小石で試した。黒ジャンヌから少し離れたところに水飛沫をだして、黒ジャンヌのかなり上にジャンヌズを出してスマホのビデオ撮影を開始する。俺の予想では、撮影準備完了→水がかかる→黒ジャンヌの頭が真っ白になる→ジャンヌズ直撃→面白い展開になると思う。面白い展開は予想がつかねぇえなwwww

 

 

 

 

 

そうこう考えているうちに戦闘が終わったようだ。マシュの盾に押し潰されたワイバーンの頭から血飛沫がとぶ。

 

「……最後のワイバーンを仕留めました。周囲に敵影なし。戦闘終了です。」

「ご苦労だったわね。」

「……。」

「「ジャンヌさん?」」

「……これをやったのは、おそらく"私"なのでしょうね。」

「そう決まった訳では……」

「いいえ、わかります。その確信が私にはあります。……わからないことはひとつだけ。どれほど人を憎めば、これほどの所業を行えるのでしょう。私には、それだけがわからない。」

「……ジャンヌ・ダルク.....」

『待った!先程去ったサーヴァントが反転した!不味いな、君たちの存在を察知したらしい。』

「数は!?」

『おい、冗談だろ!?数は5騎!速度が疾い……これは、ライダーかなにかか!?と、ともかく逃げろ!敵の戦力が分からず、正面からの戦闘が得意なサーヴァントが悟飯しかいない以上、逃げるしかない!』

「ヤバイじゃないの!?」

「ですが……!」

『相手が強くないなら挑んでもいい!だが相手の情報が一切無いこの状況じゃ戦わせる訳には行かないだろう!?』

「急いで撤退しましょう!?いくら数が多くても、冬木の時みたいに強いのが沢山来たら勝ち目は無いわ!?」

「あ〜、敵のサーヴァントで遊びてぇーなーww」←焦る必要を感じていないヤツ

「そんな余裕無いわよ!!??」

「……」

「ジャンヌさん!サーヴァントがやってきます、すぐに……」

「……逃げません。せめて、真意を問い質さなければ……!」

「コレって敵サーヴァントを弄れるチャンスだろ?」

「あなたは黙ってなさい!」

「ですが……!」

『ダメだ、もう間に合わない!みんな、とにかく相手をよく見て逃げることを考えるんだ。いいね!?』

「マスター!下がってください!」

 

そこに五つの人影が飛び降りてきた。言うまでもなく、黒ジャンヌとバーサークサーヴァント達だ。セイバーにランサー、アサシンとライダーだ。真名を言うとウラドにカーミラ、そしてマルタとシュヴァリエ…だったと思う。このセイバーの名前覚えにくいんだよなぁ...前世で有名だった訳でもないし。

 

「……っ!」

「……なんて、こと。まさか、まさかこんな事が起こるだなんて。」

「……」

「……(そろそろだな)」

 

俺はスマホを操作して水飛沫とジャンヌズを取り出す。水は黒ジャンヌの目の前に、ジャンヌは黒ジャンヌの上に。そしてビデオ撮影を開始し、胸ポケットにレンズの部分を出して入れておく。

 

「ねえ。お願い、だれか私の頭に水を掛けてちょうだい。」

 

「クハハハハ!! いいだろう!その願い、俺が叶えてヤろう!」

 

俺はこのクハハハハをカルデアに来る前に何回か練習したので、それなりには英雄王に似ていると思われるw

 

そして黒ジャンヌの目の前に水の塊が現れ、黒ジャンヌが仰け反る程の水量をぶちまけた。

 

「「「「「「「「「「『へ?』」」」」」」」」」」

「へ?「バシャァ!!」きゃああああああああ!!?? 冷たい!?」

 

突然の不意打ち。バーサークサーヴァント達まで面白い顔してるw

仲間は全員口を開けてポカンとしている。いや、バーサークサーヴァント達もか。そして黒ジャンヌは突然大量の冷水をぶちまかれ、一瞬唖然としたあと、突然来たあまりの水の冷たさに悶えている。凄いなwゲームじゃ見られないくらい表情がヤバイw具体的に言うとゲームよりも目を見開いて口がへの字型に大きく開いているwうんうん、バッチリ撮れてるなww

 

黒ジャンヌがあまりの冷たさに両腕で自分を抱きしめて3~5秒くらいしてかがみ込んだ。

 

「あ、あ、あなたねぇ!?確かに水を掛けてと言ったけれどこんなに冷たい水を突然掛けないでよね!?ガチガチ」

「はて?汝が望んだ事であろう?w それを行った我に不慮があるとでも?w まさか貴様、我が望みを叶えてやったというのに不服があるのではなかろうな?w」

「おおありよ!?あんなに冷たいなんて聞いてn「ヒューーー」……何の音よ?」

「貴様ッ!!我が望みを叶えてやったというのに不服があると申すのかッ!w 不敬である!w よって今此処に王(笑)による罰を降す!w 有難く思うがいい! .我自らが罰を与えるのだからな!w ホレ、上を見るがいい!我からの罰だ!w 受け取れッ!!wwww」

 

随分な言いがかりだとは思うがコレでいいだろうw そりゃたった数十メートルぽっちじゃあすぐに落ちてくるよなぁ……。まぁいいか、口上は上手くいったっぽいしww

 

そして全員、上を見上げ……

 

 

 

異世界ジャンヌズ6人が落ちてきて、黒ジャンヌを下敷きにした。

 

 

そして俺を含む数名は盛大に吹き出した。




少なめなのに、3時までに書き終わらなかったので4時投稿です。遅くなって申し訳ない……

クリスマスイベントも遂に始まりました。周回してると時間の感覚が無くなって気がつけば夕方に……


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棒立ちをする敵鯖はいない

↑(タイトルを見て)そう言えば……


黒ジャンヌが潰れる(笑)少し前……

 

 

 

黒ジャンヌの75m程上空にて、異世界ジャンヌズはスマホから取り出された。

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

彼女たちは記念撮影だと聞いていた。そしてシャッターを切り、フラッシュで一瞬何も見えなくなった瞬間に突然の浮遊感。そして、その一瞬が終わりフラッシュ(光)が無くなると辺り一面の大空。それもそうだ。上空なので真下以外、空がひろがっている。そして突然ソコに放り出されたような彼女たちは当然...

 

「「「「「「きゃあああああ!!??」」」」」」

 

重力によって落下する。

 

乱夜本人は石や岩、例の武器以外に何も収納したことが無く、意思疎通の出来る生物を収納するのはコレが初めてであった。なのでこの収納機能については照準を合わせて撮影したものを収納し、100m以内の任意の場所に取り出せる程度の知識しか持っていなかった。

 

実はこの収納機能、内部の時間は止まっているのである。それは当然、動画と違い写真は静止しているからである。動く写真?そんなもの収納モードでは撮れない。写真が静止しているので中身(収納されているもの)も勿論静止している。故に収納された彼女たちからすると写真を撮った瞬間に空に瞬間移動したように感じた筈だ。なのでいくら聖女とはいえパニックにはなるわけで……

 

……聖女落下中……

「ちょっとコレどういう状況なのよ、私!?」

「知りません!私にもよく分かりません!?」

「あの、これってひょっとしなくても危険な状況ですよね!?」

「嫌よ私、この世界での初めての死因が落下死なんて!」

「ちょっと皆さん落ち着きましょう!?取り敢えず鳥のように手で羽ばたいていれば……!」

「そんなのでどうにかなるわけ無いでしょう!?貴方が落ち着きなさいよ!」

 

ジャンヌ・ダルクが空を飛んだり高い所から飛び降りたなどの話は存在しない。10mくらいなら経験あるかもしれないが、ジャンヌズが取り出された場所は地上からだいたい85mくらいの場所だ。それプラス突然の不意打ちというコンボでジャンヌ達はパニック状態だ。

 

だが幸か不幸か、彼女たちは記念撮影のポーズから一気に知らないはずのスカイダイビングのような体勢になっている。そして各々が持つ旗がそれぞれ絡まって、パラシュートのような役目を少しだけ果たしていて、落下速度が通常よりもかなり低い。下で乱夜が長々と口上を言えたのはこのためだ。

 

少しの間、パニック状態なので色んなことを口走ってしまっている最中に、ジャンヌたちの中の一人が放った一言でその場のパニック状態は収まった。

 

「これもあの人の嫌がらせなのでは?」

「「「「「絶対にそれよ!!(です!!)」」」」」

 

乱夜の信用の無さが見て取れる一場面である。

 

「ですが、この行為になんの意味が……」

「只のドッキリじゃないかしら?この世界の私にもドッキリを仕掛けるって言っていたし...」

「もしかすると落下すること自体に意味があるのでは無く、落下が終わったあとに何かあるのでは?」

 

一度落ち着けばこの状態。絶賛落下中なのにである。

 

「落下が終わったあとですか?...となれば下になにかあるはずなのですが...」

「……もしかして、あの人敵に囲まれてないかしら?」

「確かにそういう布陣に見えなくもないですが...確かに先程まではいなかった方々ですね。」

「ですが下にはそれらしかありませんね?私たちを受け止めるようなものは何一つありません。よくよく考えれば私たちはサーヴァント形式で召喚されているので、私たち自身が弱くても落下のダメージは受けないはずですが……」

「……まさか、あの敵らしき人にこのまま激突なんてことは無いでしょうね?」

「……まさか...」

「え゙」×4

 

どうやらジャンヌズは自分たちの役目に気がついたようだ。役目といっても黒ジャンヌ目掛けて落下するだけなのだが。だが気がついた頃にはもう遅い。現実とは非情なもので既に地上との距離は30mを切っていた。パラシュートの役目をしていた旗は、絡まっていたのが解け既にその役割を果たしていない。本人達も落ち着いたことにより体制を縦向きにし直したことで落下スピードはどんどん上昇していく。

 

「「「「「「い、いやぁァァァァァァ!!??」」」」」」

 

ジャンヌズはここで漸く落下速度がとても上がっていることに気が付き、地面(黒ジャンヌ)に着弾するまで1秒も無いと思い、怖い時、人にくっつきたくなる本能で6人が密着し……

 

6人が密着し、大きめの落石のような塊が黒ジャンヌに直撃した。

 

 

 

 

 

そして現在に至る…………

 

 

 

 

 

ズドンッ!! 「グガハッ...!?」

「『「「「(´゚艸゚)∴ブッ」」」』」

 

異世界ジャンヌズが落ちてきて黒ジャンヌを下敷きにした。そして俺お含む数名が盛大に吹き出した。

 

「ハーっハッハッハ!www ハーっハwwッ、げほっげほっ、ハーっハッハwwww やべぇww 腹痛てぇww やっぱりドッキリはこうでなくっちゃな!w 人の不幸は蜜の味ってことかw ハーっハッハッハ……www」

「デュフフフフフwwww マスター氏はやはり最高ですなwww ここまでのショーを見せてくださるとはwww」

「ハーっハッハッハww だろ?w やっぱりドッキリは最高だ! 一種の芸術ですらあるように思える。なあ、お前らもそう思うだろ?」

 

俺はそこで吹き出したヤツらを見ていく。ロマンも吹き出していたが、コチラからは見えないので放置。一通り目を合わさていったあと、ウラドに目を合わせる。

 

「なあ、そう思わないか? バーサーク・ランサー。」

「フハハ、確かに。人の不幸は蜜の味とはよく言ったものよ。私もコチラに来て大概壊れていると思ったが、貴殿の方がどうやら壊れているらしい。」

「それはそれは、お褒めに預かり恐悦至極。他にも、コレを理解出来るやつがいると思うのだが...リッツはどう思う? 面白かっただろ?w」

「お、俺ッ!? あ、いや、うーん。 確かにさっきは吹き出したけど乱夜たちとは違うと思うんだ。いや、絶対に違う。確信して言えるよ。俺は外道じゃない!」

「外道よ! リッツはともかくランサーとそこのサボり魔は絶対に外道よ! じゃなきゃあんなことするハズが無いでしょ!?」

 

所長がそこまで言うと俺を除く全員がうんうんと頷き、数名(敵を含む)は思いっきり引いている。

 

「そんなことどうだっていいわよ!? それよりコレを早く退かしなさい!」

 

黒ジャンヌが復活してきた。そう言えば異世界ジャンヌズ落下させたままだったな。俺は全体的にフラフラしている異世界ジャンヌズを収納モードで撮影し収納する。

 

……ヤバイw 肌が病的なまでに白いはずの黒ジャンヌの顔ががマジものの血みたいな色になっている。顔を真っ赤にしながらぐぬぬって怒っているのは、どの美少女や美女がやっても可愛いと思うんだ。

 

「バーサーク・サーヴァントたちよ! そいつらを皆殺しにしろッ!」

 

クワッって感じでサーヴァントたちに黒ジャンヌが命令した。そしてバーサーク・サーヴァントたち全員が構える。

 

……あれ?確かココって始めはウラドとしか戦わないよね?それが全員?……ヤバイ、黒ジャンヌ激おこぷんぷん丸だよ。ガチ切れだよ。何で一斉にサーヴァントけしかけるのさ?……あ、こっちの方がサーヴァント多かったな。本当なら向こうのサーヴァントはほとんどが棒立ちだったハズだけど実際はそうはいかないか!

 

「取り敢えず戦いやすいように3つに少し離れるぞ!ジャンヌはリッツとマシュプラスアルトリアと一緒に戦ってくれ!」

「私はおまけかなにかですか!?」

「わかった!」

「仕方ないから、その提案に乗ってあげるわ!」

 

どちらにしろ、こんなスペースじゃあこの人数での戦闘は無理だ。少し離れないとお互い、力が出し切れない。そして味方を巻き込む危険もある。普通に考えれば向こうが有利。

 

リッツグループのジャンヌとマシュの戦力は二人で一人分くらいだ。そしてカーミラもその戦闘に入るのでアルトリアVSカーミラ、マシュとジャンヌVSウラドになると思うんだよ。うん、勝てる編成だし問題ないな。

 

そして所長グループ。向こうにマルタが行ったな。マルタだと殴り合いになるだろうし、殴り合いになっても悟飯が負けるビジョンが浮かばない。うん、全く問題ない。

 

そして俺らグループ。相手はセイバー、シュヴァリエだ。普通にシュヴァリエVS黒とハサンじゃあ負けるような気がするが、ウチはそうじゃない。まずハサンが普通じゃない。アルトリアと、毒無しの正面から戦っても勝てるバフ付きの静謐ちゃんだ。多分静謐ちゃんだけで勝てるがそこに黒髭が入る。こいつも一応サポート能力がそこそこ高いので役に立つだろう。それに俺もいる。うん、俺もいる。大事なことだから2回思った。コレで負けるなんてことは無いな。このあとの原作よく分からなくなりそうだが勢いで行くか!

 

「マスター、楽観主義ですな!w」

 

確かにwww

 

 

 

 

 

あ、でも一応殺さないようには手加減するか。




終業式!!


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何とか原作通りに事を運ぶ俺氏

主人公が戦えるようになってきて、このままじゃあ主人公が武勇と魔術の腕で座に登録されて人理修復に二人目の主人公が突撃してきそうww


さてさて、みんなと少し離れてセイバー・シュヴァリエと対峙している今、俺はどうやってこいつを原作に支障が無い程度でどうにかするか考えている。

 

「さてさて、こうやってみんなバラバラになって戦っている今、しばらくは君に助けが来ないのは明白だ。だがここに俺を含めそこそこ以上に戦えるやつが3人、それに対し君は1人...。君は何をするつもりだい、バーサーク・セイバぁ?(ニター)」

「くっ……!」

「ヤバイ、マスターが何か企んでるwww」

 

企んでいるっていうかまだ考えているって言うか……。ここはアマデウスが来るまで待って、テキトーに引き上げるか。

 

「なにも一斉に殺しに掛かろうとしている訳じゃない。なあ、……この俺様と遊ばないか?w」

「遊ぶ…だと…?」

「急に自分を俺様呼びwwww(ボソッ)」

「ああそうだ。実を言うと俺様は力はあるが技術が、実戦経験があまり無くてな。そこでだ。この力を全力で貴様にぶつけない代わりに、貴様に俺様の技術向上を手伝ってもらう。」

「……つまり?」

「魔術を使わずに、俺様とケンカだボケ!」

 

そこまで言うと俺はシュヴァリエに斬り掛る。

 

「「!?」」 「ッ!?……くっ!」

 

マスターで、魔術師である俺が明らかに実戦用では無い武器(木刀)で斬りかかった事に全員驚きを隠せていない。急に斬りかかってきた俺にシュヴァリエは驚きながらも避ける。

 

「「マスターッ!!」」

「シッ!!」

 

シュヴァリエが反撃とばかりに気合を込めた一太刀を振るう。そこには木刀を振り抜き少々体勢を崩した俺。俺のサーヴァント二人は俺が斬られると思い叫ぶが、

 

「フン!」 「ガキィィン!!」

「な!?」

「!!??」

 

俺は片手で弾いた。それも当然、いくら剣の達人と言え所詮は神秘をほぼ宿していない一太刀。スマホ魔術(シャドバ)で鍛えた武器の攻防力=俺の攻防力なのだ。俺もよく分からなかったが、俺が今わかる範囲で説明すると、武具を装備していないモンスター(フォロー)を武装強化で強化出来るはずはない。だが、ゲームなら出来る。ならば俺もできる! というめちゃくちゃ理論だ。なのでシャドバのカードで強化した物を持つと石ころであろうが俺は強くなる。まあ、始めはカルデアに来るつもりは無かったので、戦力強化なこの実験は途中で止めたが。

それでだ。このブラックカリバー……あれ?ガリバーだっけな?まあいいや、コレと俺が頑強を重ねがけしたこの魔術礼装の防御力を足すとほとんど神秘の宿っていない一太刀など痛くもない。

 

いや、まあそこそこ痛いんだが。机を手のひらで思いっきり叩いた程度には。

 

「どういう体の作りをしているんだ!?」

「いやはや、焦りましたぞマスター氏。する時はすると言って欲しいものですな!」

「本当です!マスターが居なくなってしまうと思うと私っ…!」

「悪かったって!そんなに悲しそうな顔しないでよ静謐ちゃん。後で構ってあげるから「約束ですよ」う、うん。反応速いな。嬉しいけど。

……それで、力の差は分かってもらえたと思うんだ。どうせもうすぐどちらかが引き始めると思うし、君はここにいる全員と戦わないで済む。俺は戦闘経験が増える。win-winの関係じゃないか! いいと思わないか?w」

「…………どちらかが引き始めるって言うのは何を根拠にしているんだい?」

「このまま戦い続ければ間違いなく俺達が勝つだろう。だから必然的に君たちは撤退することになる。コチラも始めは撤退を前提に考えていた。コチラが撤退すれば戦力で劣る君たちは追って来るはずもないし、もし追いかけてきても最終的に君たちは全滅だ。そして君たちが撤退すればライダーがいる君たちが有利だ。聖杯はサーヴァントを失うと時間はかかるけどサーヴァントを再召喚することが出来る。ライダーもいるし、ワイバーンという足もあるジャンヌなら逃げることが出来るだろう。まあ、俺たちはソレを追わないが。俺たちは今ココで君たちを殺したとしてジャンヌにライダーやらワイバーンやらで逃げられると次は何召喚するか分かったもんじゃないからな。」

「……なるほど、確かにその通りだ。いいだろう、しばらく剣の稽古をしてあげよう。僕も実はフランスに滅んで欲しくないからね。」

「そりゃ良かった。だが俺は剣だけじゃなくて拳も使う感じだからな。剣の稽古は程々にな。それじゃあ二人とも。俺が死にそうな時以外手出し厳禁な。」

「うぃぃーー」

「了解しました。」

「それじゃあ……」

 

チラッと周りを見る。所長のグループはマルタと悟飯が殴りあっている。悟飯ならすぐに倒すと思ってたのだが、どうやらなにか話しているらしい。殴り合いながら。

……気を取り直してリッツのグループはなかなか優勢だ。カーミラがアルトリアに勝てるわけがないし、ジャンヌとマシュもウラド相手に善戦している。あれじゃ勝つのにそう時間はかからないだろう。

まあ、あまり時間は無いと思いつつ、

 

「行くぜ!」

「こいッ!」

 

シュヴァリエとの戦闘訓練が始まった。

 

「うぉぉ!」

「「ガキィィン!!」何ッ…!?」

 

始まった瞬間、ちゃんと攻撃を剣で受けたハズのシュヴァリエが吹っ飛んだ。……あ、そう言えば単純な攻撃力もやばかったな、俺……

 

 

 

 

 

戦闘訓練を始めて5分くらいたった。だが戦闘中の1分1秒は長いものだ。体感時間結構たったと思うな。

それで現在、3つのグループが合流して敵サーヴァントが1箇所に追い詰められている。

 

「くっ……!流石にこんなにサーヴァントが多いと不味いわね...」

「行けるわ! みんな、このまま押し切りましょう!」

 

敵を殲滅できそうな今の状況に所長はイケイケムードだ。そりゃあ、このまま戦えば勝てるかもしれないが所長は周りが見えていない。

 

「フフフ...アッハッハ!!」

「貴様ッ! 何がおかしい!?」

 

コレが言って見たかったw

 

「フフフ...貴方達、何も見えて無いのね。哀れだわ、そのままさっきの仕返しと思って滅びなさい!」

「な、何を言っているのよ!コレから殲滅されるのは貴方達の方よ!」

「それは出来ないよい、ヒステリック所長。アンタ周りが見えていねぇよい。」

「「「雰囲気が一変したッ!?」」」

「(どっかで聞いたことのある口調だなぁ……)」

「誰がヒステリック所長よ!何よ、このまま行けば勝てそうじゃない!?」

「いえ、マスター。周囲の上空の状況を確認してください! ワイバーンに囲まれています!」

「なんですって!?」

『え?あ、本当だ! いつの間にかその街の周囲に先程のワイバーンと同じ反応が多数ある。とてつもない数に囲まれてるぞ!』

「フフフ...アッハッハ!! 流石にサーヴァントがたくさん居ても、これ程の数のワイバーン相手にマスターを守りきれるかしら? ああ、はやくその顔が絶望に染まるところを見てみたいわ!」

「……ッ!」

「…………」

 

正直に言えば余裕なのだが、原作通りに進めるには一旦撤退しなければいけないので時間を稼ぐしか無いな。

 

「まあ仕方ないか、ヒステリック!リッツ! コイツらを頼む! 俺はチィとばかし、雑種狩りしてくるぜ!」

「だから、誰がヒステリックよ!」

「いや貴方以外におりませぬwww」

「ぐぬぬ……」

「あ、たしか黒ジャンヌもヒステリックだったっけ?wwww」

「誰がヒステリックですって!?」

「乱夜はいつでも乱夜してるね…」

「おいリッツ、どういう意味だw」

 

おおっと、こんなことしてる場合じゃないな。

 

「まあいいや、黒髭!静謐ちゃん!三方向に分かれてワイバーンを近寄らせるなよ! 静謐ちゃんは魔改造猛毒を使ってもいいぞ!」

「略奪の時間ですなwww」

「主命を受諾。行ってまいります!」

 

それぞれ三角形状に広がりワイバーンを狩りに行く。二人は後方、俺は黒ジャンヌたちの向こう側だな。

 

「それじゃあ俺も行きますかねぇェ……」

 

俺はスマホのスクショの一覧からサーヴァント同士が高速で移動しながら戦っているシーン...これはFate/ApocryphaのカルナVSジークフリートのところだな。スマホでアニメ見直してる時にカッコイイからとスクショしたものだ。このシーンの……カルナでいいや、カルナの速力を俺に憑依召喚する。これはそこまで速くない代わりに体の負担も消費魔力も少ない。体が軽くなったことをその場で少し足を動かして確認すると、

 

 

 

「それじゃあ俺も、行ってっきまぁーーーす☆」

 

 

 

力強く飛んで黒ジャンヌグループを飛び抜か…………

 

 

 

「あ、ゴメ☆」

「へぶっ!?」

「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」

 

 

 

…………飛び抜かずに黒ジャンヌの頭に(わざと)着地して黒ジャンヌの後頭部で再び飛ぶ。そうして俺はワイバーンのところへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

……実は3つグループが合流した時からビデオ撮影してたんだよなwww 憑依召喚する時は一旦中止したけどまた再開したし、面白い動画撮れてるだろうなぁ……wwww




黒ジャンヌは所長と同じく弄られポジションが定着しつつある。


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PP(魔力)は毎ターン回復する

どうも皆さん、FGO第2部のプロローグでAチームのほかのメンバーがモブじゃなくなって内心大慌てなぽ~か~おぅです。第2話を修正しないとダメだろうか?だが、まだ口調が分からないので来年になるんだろうなぁ~……。

あ、今回はフォロワー(モンスター)の召喚が大部分を占めてますので!


俺は現在、街の全方向から来るワイバーンの足止めor殲滅を担当している。街の中央辺りで戦っているリッツたちの邪魔をさせないための足止めだ。

 

 

 

「…………とはいったものの……」

 

 

 

辺りの空のどこを見てもワイバーン、ワイバーン、ワイバーンという感じの雑竜祭りだ。コレをたった3人...サーヴァントって一体、二体って数えるんだっけ? 知らねぇえなw 俺は俺の呼びたいように呼ぶ。それで、コレをたった3人で止めるのは無理があると思うんだよな。一応黒髭に宝具使用許可だしてるし、静謐ちゃんも侵蝕する猛毒の使用許可を出してる。まあ、二人揃ってもう解放済みみたいだが。

遠くを見ると船が浮いていて大砲を乱射してるし、反対側は黒い点々……ワイバーンが虫みたいにぼとぼと落ちているのが見える。

 

まあ、それでも倒しきれてないようだが。

 

「これはどう考えても木刀一本でどうこう出来る量じゃ無いな。何か召喚しないと抜かれてしまうな…………さて。」

 

ここで召喚する選択肢は大きく分けて2つ。

 

まず一つ目は、大規模な殲滅魔術を召喚する。具体例を挙げるなら、サーヴァントの対軍以上の規模の宝具...エクスカリバーみたいなビーム砲をぶっぱなすとか、シャドバの死滅の霧みたいな敵全体を殲滅出来るスペルとか。ワイバーンの防御力は4以下だろうし。……バハムート? 味方(リッツたちを含む)も巻き添えくらうから論外だよw 確か遊戯王にも同じようなカードがあったハズだ。

 

そして二つ目は、サーヴァントやゲームのキャラクター、モンスターやフォロワーなどの戦える戦力を増やすための召喚だ。戦力を増やしておくと一々召喚しなくても戦ってくれるからな。

 

……うん、戦力を増やすか。俺からするとこの戦いはただの時間稼ぎなので、一瞬で殲滅しても俺がリッツたちの戦闘に参加しなくてはいけなくなる。それじゃあ駄目だ。相手を倒してしまうし、そうすると原作からズレてドッキリを仕掛けるタイミングが分からなくなる。これは俺にとって致命的なんだ。

 

幸い俺の残り魔力は、静謐ちゃんの持っている聖杯から魔力が逆に流れ込んで来るので、すぐに回復する。今すぐにでもPPにして25は使えるだろう。

 

いや、ね? 静謐ちゃんと黒髭と黒髭の宝具にまわす魔力よりも聖杯から送られてくる魔力の方が多いんだよ。カルデアにいた時は意識してなかったので分からなかったが。

……まあ、コレで「戦闘中にシャドバのスペルによる補助をしながら戦う」の魔力面での問題がほぼ解決したことになる。悪いことでは無いし、存分に使わして貰おうか。

 

 

 

 

 

……シャドバのフォロワー連続召喚での初陣は、やはりアイツにさせたい。俺が初期から使っていて、A帯(Aランクみたいなもの)に入っても変わらず俺のデッキに入っているフォロワー。 そう、「骸の王」だ! コイツは攻防力8というステータスが上位に入るフォロワーだ。そこら辺のサーヴァントでは傷一つつけることは出来ないだろうし、死を振り撒く剣は生者を切り裂き、剣圧だけで命ある弱キモノ全てに死を与える。死の概念でも飛ばしているのであろう。ワイバーンすらも骸の王の前では弱キモノの部類に入るだろうな。

 

そしてコイツの何よりの特徴は、場に4体フォロワーかアミュレット(常時発動のスペルみたいなもの)がある時、その全てを破壊してノーコストで場に出てくるというところだ。これで、まだ弱いカードしか出せない3ターン目から攻防力8という暴力の化身が暴れることになる。

 

さらに、ネクロマンサーというのは自分が破壊された後に能力が発動するカードが多い。冬木でエミヤを道連れにした「よろめく不死者」もネクロマンサーのカードだ。

 

そしてその他に今回使うのがコチラ、「デュエリスト・モルディカイ」というフォロワーだ。コイツはコスト(PP)8という高コストだが、攻防力5と高コストな割に微妙な数字だ。だがコイツにもかなり特殊な特徴がある。それは、破壊されても復活するというものだ。これなら何度やられても戦えるし、攻防力5とそこそこ強いので、相手の消耗を誘うことも出来る。

そしてモルディカイ+骸の王のコンボは凶悪だ。骸の王の能力は言い方を変えると4体の生贄と引き換えに魔力を使わずに召喚する、みたいな感じだが、モルディカイは破壊されても復活するので生贄に殺されても即復活なのだ。

 

モルディカイはコスト8、つまり×3をすると24で別の雑魚1体と合わせるとコスト25ちょうどでフォロワーを4体展開できる。殆どの魔力は無くなるが、聖杯から結構な量の魔力が送られてくるので大丈夫だと思う。

 

……あとコイツら2体揃って外見が完璧骸なんだよ。骸の王様と骸の戦士みたいな。コイツらリッツたちの前に連れて行って大丈夫か?

 

 

 

……随分考え込んだな。俺は街の外壁の上に立っているが、黒髭や静謐ちゃんは街の外でドンパチやって外壁から離れている。魔力供給は問題ない。だが、こちら側はもうワイバーンが外壁に近付いてきた。あと外壁まで100mも無い。ワイバーンは結構速いのでこの調子だと十数秒で外壁に辿り着くな。

 

「……さっさと召喚しますかねェエ.....。」

 

俺は気だるそうにシャドウバースを開き、ホームにデュエリスト・モルディカイのカードが先頭に来るようにして本来は無い「その場にプレイ」の文字を押す。すると大量の魔力が体内から持っていかれる感覚が俺を襲う。

そして大量の紫の濃霧?が渦巻き、中から人影が見えてくる。

 

「……いざ、尋常に...」

 

骸の戦士のような外見をしたデュエリスト・モルディカイが現れた。その、死の概念そのもののような気配はワイバーンの足(翼)を止めた。

そしてもう一度、スマホの画面を見る。ホームにあったデュエリスト・モルディカイの3枚のカードのうち、1枚の色が無くなった。それを確認して次を召喚する。

そして2体目、3体目のデュエリスト・モルディカイが出てくるとさらに死の気配が濃厚になる。だが、死の気配による怯えよりも、黒ジャンヌの命令の方が効果があったらしい。再び猛スピードで突っ込んできた。だが本命はココからなんだよなw

 

「うーん、濃厚な死の気配。いいね、10数年(スマホ魔術で)ネクロマンサーもやっていたが、ここまで強いのは初めてだ! ……さて、本命と行こう。まずは数を揃えよう、スカルビーストをプレイ!」

 

先程よりも圧倒的に薄い紫の霧が渦巻き、中から骨の獣が出てくる。いや、獣の骨か?まあいいや、コレで数が揃った。ヤツを呼び出そう。

 

「これが死。これが死だ、雑竜ども! その身によーく刻むがいい! 骸の王をプレイ! さあ、死を称えるといい。その身が死に侵されるその瞬間まで!」

 

実はこの瞬間、ナルシストじゃないが、俺かっこよくね?と内心思っていたwww

 

魔力が体から抜けていく感覚は無く、辺りに変化は無い。だが次の瞬間にソレは来た。

 

突然空から一本の剣がとてつもないスピードで落ちてきた。柄に紫の宝石が埋め込まれており、見た目もいいが、実用性にも優れているとすぐに分かる両刃の剣だ。それがデュエリスト・モルディカイとスカルビーストの近くの地面に刺さると、宝石が光り、先程よりも濃ゆい紫の濃霧がデュエリスト・モルディカイとスカルビーストを包む。これは凄まじいな。さっきよりも濃厚な死の気配がする。うっすらと見えたデュエリスト・モルディカイとスカルビーストは、内側から突き破られたように爆散した。

デュエリスト・モルディカイとスカルビーストを爆散させた紫の濃霧は1箇所に集まり、巨大な扉を形作っている。完璧な両開きの紫の扉が完成するとソレは聞こえた。

 

「開け、死の門よ。」

 

それは死の宣告にも聞こえる声。骸の王の、冥府の屍に塗れた王の肉声だった。

 

紫の、死界の門が開かれその姿が現れる。2m程の人型から濃厚な死の気配が漂う。さっきまで怯えに打ち勝ち、コチラに突っ込んできたワイバーンの足(翼)がまたもや止まる。もう細部まで視認できる距離まで近付いてきたワイバーンの竜眼には怯えが見える。俺はそういうのよく分からないが、あれは怯えだと思う。震えてるし。

そして、爆散したデュエリスト・モルディカイ×3が紫の濃霧を渦巻かせながら再び出現する。ここまで来れば、死の気配漂う骸騎士団の誕生だな。相手が哀れに思えてくる。

 

「「「「主よ。我ら屍を呼び、死を振り撒く者よ。」」」」

「「「この決闘は多勢対無勢のものか?」」」

「この竜どもに死を振り撒けば良いのだな?」

 

おおう!? 話かけられちゃったよ! 前にダークコンジュラー呼び出してスマホ魔術の一部の研究を手伝って貰って(殺人はしていない)意思疎通ができるのは知っていたけど、ゾンビ系統のフォロワーがまともに会話できるなんて知らなかった。

 

「お、おう。そう言う事だ。あ、そうだ。(黒ジャンヌグループを含む)リッツたちを驚かせたいから、骸の王はこの円形の街の反対側の竜に死を振り撒いてくれ。デュエリスト・モルディカイ達は俺の近くに散らばって竜の殲滅といこう。」

「決闘でないのが残念だが、」

「いつの日か終わりなき決闘の地を与えてくださると約束した主のために、」

「今はこの剣を振るうとしよう。」

「いいだろう。死を振り撒く剣の矛先は向こうだな?」

「またもやビックリ!? モルディカイ達息ピッタリ過ぎだろ!?」

 

驚きです。モルディカイに若干ギャグ成分が入っていたなんて。

 

「あ、そーだ。令呪をもって命ずる。骸の王よ、進化だ!」

 

令呪を使って骸の王を進化させる。確か進化後の骸の王は翼みたいなのがあったはずだし。

 

「我が剣は死を振り撒く。」

 

再び紫の濃霧が骸の王に集まり、渦巻く。中から出てきたのは全体的に緑色をした鎧兜を着て、朽ちた布のような翼を生やし、先程よりも死の気配が濃厚な剣を持つ骸の王の姿があった。

 

……てか、進化した途端に剣を正面のワイバーンの方向に横向きに一閃してワイバーンを30体...体?匹?まあいいや、30体くらいに死を振り撒いたようだ。竜が白目(黄色っぽい)を剥いてぼとぼとと落ちる。その他のワイバーンはパニック状態でその場でじたばたしている。

 

「それでは向こう側の竜に死を振り撒いてくるとしよう。」

「あ、ちょい待ち。えーっと...ここをこうして、...っと。今、お前の体にビデオカメラ付けたから、落としたり壊したりするなよ?」

「了解した。さて、竜どもよ。死を讃えよ!」

 

そう言うと骸の王は街の向こう側目掛けて一気に跳んでいった。流石にあの翼じゃ飛べないかな?……てか、速いな。どう考えても馬をぶっちぎりで追い抜くようなスピードで走ったり跳んだり。ビデオカメラおとさないよな?……超級の攻撃力と防御力と速力を兼ね備えた骸の王って……強すぎだなw

 

「さて、気を取り直して俺たちはコイツらを殺すとしようか。お前ら、前方と大きく左右に分かれて竜を殲滅しろ!」

「「「いざ、尋常に、勝負ッ!!」」」

 

こいつらもすげぇえスピードで駆けだしていった。骸の王には劣ると思うが(競馬場で見た)馬の最大速力と同程度ほどの速さで駆けていく。うん、ワイバーン程度じゃあ相手にならないな。ワイバーンの生命力は高いから一体一体に巨大な致命傷を与えて瞬殺していく。

 

「それじゃあ…………休むか。」

 

召喚で大量の魔力を使った俺は、実際さっきまで倒れそうでやばかった。正面のワイバーンはモルディカイその1が倒してくれるので問題ないだろう。その2、その3も大きく左右に散らしたし、これで円形の街を守る六角形の布陣が出来た。今、ここの反対側は静謐ちゃんと黒髭の隙間のど真ん中だし、結構街に侵入できやすい。なので、骸の王を送り込んだ訳だ。

だが、よく考えたら街を横断する訳だから必然的にリッツたちの所に行くわけだ。死の気配が濃厚に漂う骸の王が一瞬とはいえ近づくんだ。もしかしたら、あいつらの前に姿を現すかもしれない。その時のリッツたち……おもに所長と黒ジャンヌと白ジャンヌ...が主力であとその他全員かな、の反応が気になるんだ。さぞかし焦るだろう。黒ジャンヌはともかく、人の死に慣れていないリッツや所長やマシュの前に死そのものとも言える怪物が目の前に現れるんだ。この先、グランドオーダーを続けていれば、人の死なんて溢れるほどあるだろう。これはそのための訓練と言っていい。

 

……というのは建前で本音はやはりリアクションが見たいからだなww

死に慣れている黒ジャンヌも、死そのものと言える怪物が目の前に現れたらどう取り乱すか、見物だと思うんだな~コレがwwww

 

 

 

とりあえず、モルディカイがワイバーンをしっかりと駆逐出来ているので殺し漏らしは無いだろう。

 

 

 

リッツたちと合流したあとに、ビデオカメラの映像を見るのが楽しみだ! (←この外道め)

 

……何か声が聞こえた気がするが気にしない。俺は外道じゃなくて、ただの娯楽主義者だ!! (←外道)




黒髭「せめて高評価を貰えるとありがたいなぁと思いつつ、ぽ~か~おぅは倒れるのであった、まるwwww」
俺「その通りだが、ヤメロwwww」

※無視して下さっても構いません。


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その王、死の気配が濃厚過ぎた

大晦日になりました!

今年もあと21時間、やり残した事はありませんか?



……俺、まだ数字のレポートまだやってねェ!?


あ、リッツ視点でのスタートで三人称視点と交互に進みます。


やあ、みんな。俺は藤丸 立香。仲間からはリッツと呼ばれている。

マスターの適性があるというだけで、一般人であった俺が連れてこられたのはカルデアという世界を救うという使命を持った組織だ。

いや、「今は」かな? カルデアで爆発テロが起きる前の使命が何だったかは覚えていない。へー…そうなんだ、みたいな人事っぽかった。

そして爆発テロが起きて、元一般人であった俺がマシュと共に特異点に送られたんだ。

 

そこから俺の人理修復の旅が始まった。何もかもが初めての冬木で、闇落ちしたアルトリアさんを倒して黒幕に近いらしいレフ教授と話した。そこでもう1人のマスター、遊叫 乱夜が殺されかけた所長をスマホで救出という、文字にすると意味不明なことをした。これにより所長は助かって、僕達は全員揃ってカルデアに帰還することが出来た。

そしてカルデアでアルトリアさんを召喚して、カルデアで数日過ごした。そして所長の新しい体が完成して所長が完全復活した。

 

そしてこれだ... 所長が乱夜に頼んで召喚して契約したサーヴァントである孫 悟飯。彼は本来、アニメの中の人物だ。現実に居ていい人じゃ無いはずだ。いや、いい人なんだけどさ、ホラ、世界のバランスが崩れそうなんだよ。多分、僕達の地球上の全戦力が本来の力を持つ悟飯と戦うとしよう。……瞬殺だな。防御魔術とかで何回か攻撃を防げたとしてもすぐに突破される。それも数瞬の内に。

 

…………つまり、僕が何を言いたいのかと言えば、乱夜の召喚する奴は無茶苦茶だということなんだ。

 

現状を教えよう。アルトリアさんは少し僕達と距離を置いて、ちょこちょこ抜けてくるワイバーンを狩っている。普通だね。そして黒ジャンヌのサーヴァントである、バーサーク・ランサーを白ジャンヌとマシュで抑えている。うん、普通だね。マシュも頑張っていたし、2対1だけどサーヴァントと戦えている。

そして所長は魔術でバーサーク・ランサーの動きを止めようと何かを撃ったりして頑張っている。うん、まだ分かるね。所長は魔術の名門の当主って言っていたし。あれを見ていると、俺も頑張って魔術を覚えて、マシュのサポートができるように頑張ろうって気持ちになる。

そして悟飯。バーサーク・ライダー、セイバー、アサシンと戦ってさらに黒ジャンヌをこちらに来させないようにもしている。しかも本人はまだまだ余裕がありそうだ。

 

…………うん、コレハオカシイ。あの敵のセイバーも剣の達人みたいで剣の動きが俺には見えない。これを素手で避けずに捌く。ライダーは聖女様みたいだが、ボクシングの世界チャンピオンでも殴り倒すような……いや、それこそワイバーンも1発でミンチにするような拳をマシンガンさながらの速度で放つ。それを同威力の拳で相殺している。アサシンは攻撃すらできていない。攻撃をしようと体の姿勢を変えると、その時点で悟飯の拳か蹴りが飛んでくる。攻撃を繰り出す前に回避に入っている。もう逃げるだけで精一杯なようだ。黒ジャンヌは自分が戦闘に加われば勝てるであろう僕達のところへ来ようとするけど、間に悟飯たちが戦闘をしながら入ってきて、通せんぼをしている。

 

もう別次元の人だと思うんだよね。……あ、ドラゴンボール次元の人だったね、そういえば。

 

 

 

 

 

「孫! そのまま早く倒してちょうだい!」

「お任せを!」

 

所長の声に合わせるように悟飯が攻勢に出た。

 

「くっ! ワイバーンが1匹も来ないだなんて...。」

「っ……! このままじゃ誰1人殺せないわよ! どうするのよマスター!」

「私としては早く殺して欲しいのだけど……っ! でも、3対1でここまで圧倒されるのも、クルものがあるわね!」

「ライダー! そこから抜ける事は出来ないの!?」

「無茶言うんじゃ無いわよ! この人強すぎるもの!」

「どうやら貴女は移動手段を持っているようですね?なら、先に倒させて貰います!」

 

 

 

向こうでは孫 悟飯が1人で頑張っている。1度、所長が攻勢に出ろ!みたいな言葉をかけたらしくてどんどん攻めていっている。もうすぐ向こうは勝てそうだ。ならこちらも決着をつけよう。

 

「マシュ! 押しきれ!」

「了解、押し切ります! はあぁぁぁ!!」

「ぬぅ……!?」

 

 

 

悟飯がライダーに必殺の一撃が入ろうとした瞬間、マシュが上からランサーを押し潰しそうとした瞬間、ソレはやってきた。

 

「「「「「「「「「「「『!!??』」」」」」」」」」」」

 

「な、何よこの気配は!?」

 

辺り一帯を覆い尽くす死の気配。その気配にサーヴァントたちですら背筋を凍らせていた。

そして悟飯は悟った。これはフリーザ達みたいに邪悪な気の持ち主と言うだけじゃない。根本的に生者に害を与えるものだ。フリーザ達とは違った、心を入れ替えても存在そのものが悪と言える存在だと。

そしてソレはとてつもないスピードで広場に着地した。

 

「貴様らも死を讃えんとする者か?」

 

 

 

 

 

濃厚な死の気配と共にやってきたソレは正しく「死」そのものと言える怪物だった。見た目はまるで、神話から出てきたような、冥界の王と言えるソレをしていた。

 

「いや、貴様らはまだ死ぬ時では無いらしい。我が死を振り撒くのは貴様らでは無いようだからな。」

 

どうやら怪物はこちらにあまり興味が無いようだ。広場の中心で辺りを見渡しているだけだ。

 

「マスター! ご無事ですか!?」

 

尋常じゃない気配を感じたのだろう、アルトリアさんが戻ってきた。

 

「ああ、大丈夫だよアルトリア。それよりも……」

 

俺と所長は1箇所に固まって、前にアルトリアと悟飯とマシュで警戒をしている。

 

「アイツをどうにかしなくちゃ……!」

 

俺にだってアレがどんな存在かは何となく分かる。多分、殺意をばら撒くだけで人を大量に殺してしまう居てはいけない怪物だ。正直、フランスを滅ぼそうとしている黒ジャンヌたちよりも危険な怪物だ。

 

「な、なんなのよあいつは!? もうすぐ敵を倒せそうだったのに、どうしてもっとヤバそうなヤツが来るの!? あんなヤツどうすればいいのよ! 勝てるわけが無いじゃない!?」

 

所長が取り乱している。やばい、みんな混乱してきている。あんなものどうする事も出来ない、どうすればいい!?

 

「マスターも皆さんも落ち着いて下さい。アレに敵意を抱かないで下さい。恐らく、それだけでお返しに人を殺せそうです。」

 

と、悟飯が声をかけた。

 

「アレはこちらに興味を示していない。もしかしたらやり過ごせるかも知れません。」

 

確かに、アイツは辺りを見渡しているだけだ。俺たちに敵意があるようには感じない。相変わらず背筋が凍りついたようだけど...

 

「つ、つまり何もしない方がいいのね……?」

 

代表して所長が聞き返すが悟飯は頷くのみ。やはり悟飯も確証があるわけでは無さそうだ。

 

「くっ……!」

 

だが黒ジャンヌ側は既に固まって臨戦態勢に入っている。襲いかかってきたなら、すぐにも迎撃ができるように。

 

 

 

そんな緊張状態が続くこと数分。広場にまたもや新しい乱入者がやってきた。

 

 

 

死神のための葬送曲(レクイエム・フォー・デス)!」

 

突如、大音量で音楽が流れ出した。

 

「なんだ!?」

「くっ、重圧か……!」

「ちっ……!」

 

全員が一斉に音の出ている方向を向く。すると……

 

「正義のみんな!早く乗って!」

 

ガラスの馬に乗った1人の女性と、そのガラスの馬が引く馬車に音楽家のような男が居た。

 

「……!? あの御方は……!」

 

敵のセイバーが何か知っていそうだけど、自分たちの目の前にどうしようもなさそうなヤツが居て、大音量を発していてもヤツが興味を示していない今、あの馬車に乗って此処を離脱するのが最善だと思われた。

 

「全員、あの馬車に乗るわよ!」

「「「「了解!」」」」

 

これには全員即答した。一刻も早く、ココから立ち去りたいと気持ちがあったのだ。死の気配がどうやら全員の精神をすり減らしていたようだ。

 

 

 

 

 

「ありがとうございます!」

 

全員が馬車に乗り込み出発し、リッツが真っ先にお礼を言った。

 

「うふふ、いいのよ。困った時は助け合いましょ! あなたたちフランスのために戦ってくれていたんでしょ?」

「はぁ、はぁ、……はい、私たちはこのフランスを救うためにこの地に赴(おもむ)いたのですが、どうやら敵に見つかってしまい、そのまま戦闘になってしまったのです。」

 

マシュが今までの経路をマリーアントワネットに話し、それぞれが自己紹介を終え、取り敢えずの目的地について話そうとしたところで……

 

乱夜を置いてきたことに、カルデア組全員が気が付いた。

 

 

 

 

 

「どうしよう!? あのバカを置いてきちゃったわよ!?」

「乱夜が危ない……!?」

 

忘れてた…!そういえば、乱夜がワイバーンを足止めしてくれていたんだった。しかも自分のサーヴァントと離れてまで。

 

「乱夜さんを迎えに行きましょう!? このままでは彼が危険です! あの場所にはワイバーン、黒ジャンヌとそのサーヴァントたち、そしてあの怪物がいます。このまま放置していては彼の生存率が絶望的になるかと.....」

 

「ダメよ。あんな怪物のいる場所に戻れない。戻ってアイツに鉢合わせてそのまま襲われでもしたら、孫はともかく私たちは全滅よ。助けに戻って全滅じゃあ意味がないでしょう!」

「そんな……」

 

クソっ……!せめてあの時、乱夜がいる方向に逃げていたらまだ救えたかもしれない。どうしてあの時、乱夜を忘れてしまっていたんだろう。……でも……

 

「でも、乱夜ならどうにかしてアイツをどうにか出来るかもしれない。そう思うと、一か八かでも助けに行きたい。」

「「確かに……」」

「先輩……」

 

「……確かに、彼なら何とか出来るかもしれないけど、彼がいる場所に着く前にアイツと鉢合わせば確実に詰むわ。一か八か……でも……」

 

また所長が混乱モードに入った。こうなったらしばらくは考えが纏まらないだろうな。

 

 

 

それからマリー王妃とモーツァルトさんも話し合いに参加してきて、アイツの攻略法を考えて10数分、今までずっと何も言わなかったDrロマンが口を開いた。

 

『……みんな、心配しなくても良いみたいだよ。』

「「「何?」」」 「「「「「え?」」」」」

 

心配しなくてもいい? もしかして、アイツの反応が消えたのかな?

 

『僕達はアイツが現れて、アイツが何なのかずっと解析していた。』

 

うん。なるほど。だからずっと声がしなかったのか。

 

『結論から言おう。ヤツは英霊でも怪物でも、サーヴァントでもない。だけど、そこに存在している訳じゃない。誰かか何かから召喚されたモノのハズなんだ。霊基のようなものの存在すら確認できないけどね。』

 

「なんなのよ、それは!?」

 

所長が発狂気味に問い返す。俺にはよく分からないが異常なことらしい。みんなも驚いている。

 

『落ち着いて下さい所長。そして、僕らはこれと同じ召喚形式のものを、過去の資料から探し当てました。』

 

「なんですって!? そんな召喚形式が!?」

 

『はい、ソレは…………遊叫 乱夜のスマホ魔術による召喚形式の一つと完全に一致しました。』

 

「「「「「「「「は?」」」」」」」」 「「「え?」」」

 

「……つまり、アレは乱夜が召喚したってこと…?」

『ああ、そういうことになるね。アレが発する魔力反応を探してみると、乱夜が居た地点からまっすぐ街の正反対側に向かって行ったらしい。そしてそのままワイバーンとのみ交戦。殲滅をしていたようだよ。』

 

俺たちは全員顔を合わせて…………

 

 

 

一斉に、またアイツか!?と叫んだ。

 

 

 

 

 

 

「…………え、みんなどこ行った!?」




「え、俺の出番これだけ?」

まあまあ、いいじゃないか。出れたんだしw

「いや、俺主人公なんですけど!?」

知らねぇな! そんなに出番欲しけりゃあ、来年頑張るこったァ!

「チッ……! ……まあいいか、えー、それでは読者の皆様、良い年末を!また来年、元気に行きましょう!」

おい!?何勝手にシメでんだよ!?

「デュフフフww ぽーかーおぅ氏、乙w そしてそして、読者の皆様!拙者からも、良い年末を!」
「それではまた来年、良い年末を。」

黒髭と静謐ちゃんまで!? くっ!こうなったら俺もいうぜ!

「「「『この素晴らしい年末に祝福を!』」」」

…………って、お前ら入ってくるなよ!? そして何故俺の言うセリフ分かった!? ……あれ?静謐ちゃんも……?


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さて、単独行動である

あけましておめでとうございます。
FGO福袋ガチャは今日の学校の休み時間で、帰宅部非リアFGO同盟のヤツら(いつかの前書きに出てきた友達ABC)引く予定です。


さてさて、皆さんおはこんばんにちは! いつでも面白さを求める乱夜くんです☆

ハイ! 魔力切れのスタミナゼロみたいな状態から無事に復帰したまでは良かったけど、そこから微妙にハイテンションになったぜ!

 

…………そして頭を抱えてローテンションになった...

 

いや、ね? 魔力切れを聖杯(静謐ちゃん)から来る魔力で回復して暇になったから使えるゲーム探していたワケよ。それでさ、シャドバみたいな特殊効果をもったヤツらがゴロゴロしているゲーム無いかなぁ~という感じでカードゲーム系を探したんだよ。そして、取り敢えずルールをある程度知っているという理由で、「遊戯王 DUEL LINKS」という遊戯王のカードゲームをスマホに入れてみたんだが……

 

カード多すぎww

 

まあ、使えるカードも結構あったんだけどね?

 

使えるカードが沢山あってハイテンション。

それを含め、ほぼ全てのカードをある程度暗記しなくてはいけないことにローテンション。

 

……どーしろと?

 

 

 

 

 

取り敢えず、速攻でステータスが高いヤツ&3~4体の儀式モンスター入りデッキを作って序盤NPCに無双しているところで殆どのワイバーンが見当たらなくなった。

 

「うーん、いつの間にかワイバーンの殲滅が終わってるなんてよくあることだよな? そんなわけないか…… まあいいか。黒髭も静謐ちゃんも戦闘終わったら広場に戻るはずだし、骸の王もこっちに真っ直ぐ向かって来てるはずだから広場にくるか通り過ぎて俺のところまで来るだろうし、……いつの間にかモルディカイたちも集まってるし。」

 

いつの間にかモルディカイ×3が俺の目の前に集まっていた。

 

「じゃあとりあえず、広場にGOだな。」

 

 

 

~~~~~~~死霊魔術師移動中~~~~~~~

 

 

 

「…………なあ、なんで回想で俺死霊魔術師なんて言われてんの?」

 

「「「「「そんなヤツら連れてるからでしょうが!?(だろうが!?)」」」」」

 

静謐ちゃん以外から総ツッコミを貰う俺。解せぬ。

 

現在ここ、街の広場には俺、モルディカイ×3、骸の王、黒髭、静謐ちゃん、黒ジャンヌ、バーサーク・サーヴァントたちである。

 

「なんなのよ! その私よりもフランスを滅ぼす気満々の怪物は!? おかげで驚いたじゃない! ……いや、ソイツで滅ぼす気なの? フランスを滅ぼすのはこの私よ! だからソイツを引っ込めなさいよ!」

 

あ、なんだろう。黒ジャンヌが所長そっくりに見えてきた。

 

「うるせぇ! 俺らはフランスを滅ぼすつもりなんてねーよ! 大体、なんでバーサーク・サーヴァントのヤツらも一緒にツッコミいれてくるんだよ、俺からするとソレの方がビックリだぜ!」

「そんなやつ連れといて何言ってるのよ!?」

「死を讃えよ!」(ギロリ)

「!?」

「いや、このタイミングで死を讃えよってなんだよ骸の王。見ろよ、全員ビビっちまってるじゃねーか!」

「拙者はそれでビビったんじゃなくてちょっとマスター氏にお知らせがございまする!」

「ハイ!黒髭なんだ、言ってみろ!」

 

 

 

「今、コチラの陣営は拙者とネクロマンサー・外道マスターと尊き静謐様しかいらっしゃいませぬぞ!」

 

「………………え。」

 

…………え、あ、ホントじゃん。リッツたちがいない... 俺は無視しているだけだと思ってたんだが……

 

「…………黒ジャンヌ様、おひとつお伺いしても宜しいでしょうか?」

「……何よ。」

「……もしかしてさ、変なサーヴァントが2体きて馬車にアイツら積んで逃げてたりします?」

「……うん。」

「……だああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!? 乗り遅れたぁぁぁあ!?」

 

何それ聞いてねぇよ!? 何俺を置いて逃げてんだよアイツら!?

 

「何勝手に逃げてんだよ!? そこは俺も乗せるべきだろ!?」

「……ふぅ、あのねぇ? みんなソイツに驚いたのよ? いきなり空からそんな化け物が降ってきたら逃げるわよ、切実に。」

「お前のせいか!?」

 

骸の王ォ……何してんだよ……いや、こうなるように仕向けたのは俺だったな、失敗失敗。

 

「ていうか、流石に私たちもどうするか本気で迷ったわよ。サーヴァント全員連れて逃げるにはワイバーンがいるし、ライダーもソイツを相手に背中向けれないみたいだし… 聖女サマたちが逃げたあと、ソイツがココからいなくなってどうしようか話し合っている間にまた戻ってくるし、身構えた瞬間にまたどっか行ったし、なんなの?なんて思ってたら貴方たちがソイツを連れて全員集合するし……」

 

うん、そりゃあそうなるわなぁ~……。

骸の王とは広場に向かう途中に合流した。そして広場に着いて、丁度ここに着いた静謐ちゃんと黒髭と、ここに居た黒ジャンヌグループと鉢合わせた感じだ。

 

「うむww ソレについてはコイツにつけてあったビデオカメラで後でじっくり見るとしようwwww」

「「「「な!?」」」」

 

俺は骸の王につけておいたビデオカメラを取り出すと、黒ジャンヌ+バーサーク・サーヴァントたちに見せる。

 

「そんなモノいつ付けたの!?」

「何時って……そりゃあ召喚した時に決まってんじゃん。Yoするに初めからってワケw」

「それを寄越しなさい!」「寄越せ!」「渡しなさい!」

「おおっと!?」

 

激おこぷんぷん丸な黒ジャンヌぷらすあるふぁなヤツらがビデオカメラを俺から強奪しようとするが、聖杯でバフ塗れの静謐ちゃんが俺を抱えて回避する。

 

「ナイス静謐ちゃん!」

「いえ…大丈夫ですか?」

「おう、問題無い!」

「「「チッ」」」

「今テメェら俺を殺しに来ただろ絶対!?」

「さて、何のことかしら?」

 

左右から棘(ランサー)と炎(黒ジャンヌ)で挟まれて、正面からマルタが突っ込んでくる原作ではありえないようなコンビプレイ。黒ジャンヌに連携なんて出来たっけなぁ……

 

「……それで? 貴方、私たちとここで戦うつもり?」

 

おおう、やっとこのくだりが来たか。普通、ここに着いてすぐにする会話だと思うんだけどなぁ…… 誰のせいだ!

 

「デュフフフww マスター氏のせいwwww」

「!?」

「おいこら黒髭、俺のココロ読んでんじゃねーよ!? てか黒髭、てめぇ誰がネクロマンサー・外道マスターだ!」

「「え、今更!?」」

 

黒ジャンヌと黒髭のブラックコンビがキレイにハモる。ってそうじゃなくて!

 

「テメェの顔面に麻婆豆腐ぶち込んだるわボケェ!」

 

俺は素早くスマホを操作して星3礼装「激辛麻婆豆腐」を召喚して、パイ投げの容量で黒髭の顔面に叩きつける。

 

「jndssevs&@#ts#tsp/#lok/&h#qokl!?!?!?」

「「「「!?!?」」」」

 

黒髭は結構長めの聞き取ることが出来ない悲鳴を上げて倒れた。そして手を使わないブリッジ状態で悶える。

フッ、作戦通りw

 

「……オマケにお前もじゃボケェ!」

 

デンジャラスなじーさんみたいな口調でもうひとつ「激辛麻婆豆腐」を召喚して黒ジャンヌに投げつける。もちろん中身...じゃなくて、皿の上から零さないように。

 

「……!? シッ!」

 

今の黒髭を見て激辛麻婆豆腐の威力を理解したのか、黒ジャンヌが気合いをいれて激辛麻婆豆腐を剣で切るが、まあ切れる訳ないね。皿は切れたけど皿の上の麻婆豆腐が勢いをそのまま飛んでいき、

 

黒ジャンヌの顔面に直撃した。

 

「!!!!!!??????」

 

悶えてる悶えてるwwwwww 黒髭と同じ手無しブリッジ状態だww 角度が少しついていたからあまり口には入っていないと思うがそれでもアレの辛さはどうにもならないらしいww てか、目にも少し入っているらしい。充血して涙がボロボロ流れている。普通、涙がボロボロ流れていたら可哀想とかなるかもしれないが、この涙は面白いと思う。(←外道) いや、マジでw

 

それはそうと、俺は腰につけているミニ水筒(ドッキリ用)のひとつ、ゴーヤとピーマンを摩り下ろした、とてつもなく苦い、100%野菜ジュースを水筒の蓋を開けて黒ジャンヌに近づいて手渡す。

 

「ほい、これジュースな。」

 

関西弁っぽくジャンヌに言うと、野菜ジュースを俺の手から奪い取って一気に飲み干す。……コレに俺が毒いてれたらどーするつもりだったんだ?w まあ、コレも毒みたいなものだがww

 

「にっッがァァァ!?!?!?」

 

wwwwwwwwwww もう笑いしか出て来ねぇwwww

 

「あーひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwww」

 

「ゲホッ、ゲホッ、うぐっ、ゲホッ……」

 

「……ひゃひゃひゃ…ww どうだ?w 口から辛いの無くなっただろう?ww あーひゃひy、ゲホッw、ゲホッw、アーッヒャハャハャww」

 

何かもう、全員が笑っている。敵味方関係なく、骸共以外全員笑っている。

 

「デュハハハハハハハハwwww「おい、お前いつ復活した黒髭。笑い方キモいぞww」 ソレはマスター氏もでござるよww デュハハハハwwww」

「アハハハハ♪」 静謐ちゃんは笑い方可愛い。

「クハハハハハハハハ!」 ランサーは高笑いっぽい

 

ほかのヤツらも殆ど大爆笑だw

 

「……もう貴方たちなんてキライ.....」

 

黒ジャンヌのorz状態wwww あ、倒れたww ヤベぇ、話が進まねぇwwww

 

「まあまあ、そう言わずにww その黒ジャンヌの哀れさに免じてココはこのまま退くからさww」

「……ゲホッ、……本当?」

 

うっ……! 倒れた黒ジャンヌが涙目で上目遣いしながら小さく本当?なんて聞かれたら断れないじゃん! ここで「えー、どうしようかなー?w」みたいな感じで遊ぼうかと思ったけど無理! もしかして黒ジャンヌって正統派ヒロインじゃないの? 破壊力抜群だな!w

 

「お、おう! それじゃあ行くとしようか! 黒髭、船を出せぃ!」

「ま、マスター! 黒髭が気絶しています!?」

「なにぃ!?」

 

おい!? さっきコイツ復活してただろ!? またダウンしたのかよ...

 

「仕方が無いなぁ、俺が直接黒髭の船を召喚するから静謐ちゃんは黒髭を抱えt……あ、毒か。少し待ってて。」

 

全く... カルデアのFateシステムを通さないから魔力消費が大きいんだぞこの野郎!

そしてスマホを操作して……っと。

 

強い光がスマホから出てきたと思った瞬間に目の前に船があった。

 

「……そーいえばスマホから直接黒髭の船出すの初めてなんだよな。なんで俺冬木でコレをしなかったんだろーなぁ…。……よっと、じゃあ静謐ちゃん、俺を抱えて船の甲板までよろしく。」

「ん、承知。」

 

俺が黒髭を背中から持ち上げ、俺を静謐ちゃんが背中から持ち上げるという、体型からして逆じゃね?と思えるシュールな光景がそこに現れたw

 

静謐ちゃんは聖杯による強化のおかげで船の甲板までぴょんと一瞬で跳んだ。

 

俺は静謐ちゃんに下ろしてもらうとあの船を操作するクルクル回るヤツのところまで行き、

 

「それじゃあ諸君! またいつか会おう!」

 

高らかに叫んだ。

 

船をどんどん浮かせて広場から離れていくのを黒ジャンヌとバーサーク・サーヴァントたちは何もせずにただ立って見上げている。

 

「貴方の顔なんてもう見たく無いわよ!」

 

いや、黒ジャンヌは何か叫んでるなwwww

 

「あ、そうそう! ビデオカメラの電源つけっぱなしだったからな!wwww」

 

「「「「「………………は?」」」」」

「いやーww コレでさっきの光景をもう一度楽しめますな、黒髭氏wwww」

「そうですなマスター氏wwww」

「ふふ♪ 面白かったですね♪」

 

まあ、ここまで言うと俺が何を言っているか理解できるワケでw

 

「あれをぶっ壊せぇー!!」

「「「「ウオォォオ!」」」」

 

全員がビデオカメラを壊すために総攻撃してきたw

 

黒ジャンヌは旗に黒炎を纏わせて槍投げみたいに投げてきた。

ランサーは長い棘を地面から生やして突き刺そうとしてきた。

アサシンはアイアン・メイデンをぶん投げて。 え?ぶん投げたの、それを?

セイバーは剣を投げるというセイバーにあるまじき攻撃を。

ライダーは竜に回転をかけながら投げてきた。

 

だが。

 

「ガガガガガガガギン!!」

「「「「「な!?」」」」」

 

その全てが船の硬さで弾かれる。

この黒髭の宝具は英霊が乗れば乗るほど強くなるという特性を持っている。ここにいる英霊は黒髭と静謐ちゃんだけだ。

フォロワー(骸共)は英霊に入らないと思うが、この船を召喚した時点で消して置いた。記憶は次に召喚した時に引き継ぐらしいので全く問題は無い。

それでだ。今ここにいる英霊は2人だけだが考えてみてほしい。ここには俺がいるのだ。正確には俺のスマホが乗っているのだ。俺のスマホの中には100を超える英霊が入っている。FGO以外のやつ以外も英霊認定されていたらそれ以上になる。

つまり、今この船はとてつもなく強化されているわけだ。

 

まあ、され過ぎだとも思うがww

 

「それでは皆様! さようならぁ~~~☆」

 

そうして俺は街を脱出した。

 

 

 

 

 

街を脱出してしばらくした頃、黒髭がようやく復活したので船を乗り換えて次にどこに行くか、原作を見ながら考えていると、

 

『やっと繋がった! 無事か、乱夜!?』

「無事も無事。元気に無傷で生還し、尚且つ敵をいじり倒した遊叫 乱夜はここにいるッ!」

『ぶ、無事で何よりだよ……』

 

やっとロマンから通信が来た。ちょっと遅くないか?

 

「なぁーロマン~... ちょっと通信遅くないかぁ~?」

『あ、それは、えーと……』

 

ん?何か言いづらいことでもあったのか?

 

『さっきまでみんな君のこと忘れてたんだ。』

 

 

 

………………orz

 

 

 

「ププwwww ざまぁwwww」

「黒髭テメェ、もう1回激辛麻婆豆腐顔にぶつけるぞ?」

「すいませんでしたぁお頭ぁ!?」

 

 

 

 

 

『なるほど、大体の事情は分かった。つまり、君は広場に戻ってリッツや所長たちがいなかったから、敵をいじり倒して黒髭の宝具で逃げてきたんだね?』

「ん、大体あってる。」

『全く。君になんて言えばいいか分からないよ、敵をいじり倒すなんてさホントに...』

「フッ、それが俺の特技(素)だからな(キリッ)」

『もう何も言わないよ…… ……それじゃあリッツたちと合流しようか。』

「ああ、それはしなくていいよ。」

『え、なんでだい? 戦力が分散するのは不味いと思うんだけど……』

「そっちには既に充分な戦力があるだろ? 俺らはフランス民を守りながら敵に破壊工作をしておくから、このまま単独行動でいいよ。敵が戦力追加して俺のところに来ても撃退出来る自信があるし、敵にトラウマ?も植え付けたしww そのまま敵を返り討ちにして全滅させてあげようか?(鶴のポーズをしながら)」

『そのポーズはなんだよ全く... それにトラウマって…… まあいいや。じゃあそういう風に所長とリッツに伝えておくね。いいかい? くれぐれも無茶をしないようにね?』

「ん、りょーかーい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ところで、君は今何をしているんだい?』

「兵器作りw」

『もう何も言わないよ……(2回目)』

 

 

 

 

 

 

さて、原作にちょっかいを出すために単独行動と行こうか!

 

 

 




さて、この話を書き終えたから数学のレポートを始めるか……

「いや、ぽーかーおぅお前絶対に間に合わねぇよww」

今夜は徹夜だな。



あ、そうそう! 3日に初詣に行っておみくじで大吉来たんだよ! コレで福袋ガチャ良い奴出るか!? なお、結果は次の話で。


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対人類悪宝具(予定)製作開始

↑まあ、今のうちに色々作っておかないと...ねぇ?

+ドッキリ準備の話でもあるw

福袋ガチャの結果は、ヒロインXと坂田金時でした! アサシンとバーサーカーかぁ…… ライダーの星5をまだ1体も持っていないけど、流石にそれは贅沢かなぁ……


時は街を脱出(出発)した直後、即ちロマンからの通信が来る前。

 

 

 

「マスター、これからどこへ行かれるのですか?」

 

街を出て、船の舵……あの車輪みたいな物をノリノリでクルクル回して、左右に曲がる感覚を覚えていると静謐ちゃんから行き先についての質問が来た。

 

「ん~、確かリッツたちは今霊脈に向かっていると思うしなぁ…。それで確か霊脈のある森で1晩明かしてどっかの街で情報収集をして、えーと…なんて街だっけ? あー、り、り、りおん?じゃなくて...リヨン?って街でジークフリート探して、それでファヴニールを一旦迎撃するはずだから…………行き先はとりあえず無しで、先ずはドッキリ用アイテムの作成だなw」

「了解しました。何か手伝えることはありますか?」

「えーと……、ファヴニールには激辛麻婆豆腐は効かないだろうし、どうやって驚かすかなぁ……。コッチもファヴニール……じゃなくてシャドバはファフニールだったな。を出すのは決戦の時にしたいんだけどなぁ……。……てか、この特異点用にファフニール持ってなかったからレッドエーテル(カードを作ることが出来るアイテム)を大量消費して作ったんだぞ!?(※執筆中に実際に1枚作りました)おかげで7000も貯めたレッドエーテルが半分になったじゃねえか!」

「は、はぁ……?」

「ああっと、今のは無視しといてくれ。うーん、そーだなぁ……。あ、また水飛沫を収納したいから、あの森に行くか。静謐ちゃん、水飛沫収納するの手伝ってくれないか?」

「了解です、マスター。」

 

 

 

 

 

「さてさて、戻って参りました昨日のキャンプ地! では早速、水飛沫を収納するとしましょうかねェエ!」

「はーい♪」

 

昨日のキャンプ地に着いた俺たちは船を泉の端に停めて、その真反対側に来ている。そして静謐ちゃんがノリノリだ。可愛い……ってそうじゃなくて! いや、そうだけども! 水飛沫を上げるために、だが水に触れると毒水になるので道具がいるということで、静謐ちゃんに俺のブラックカリバーを使って貰っている。流石に暗器じゃ無理だろうしな。今静謐ちゃんは、素(筋力D シャドバ攻撃力で毒無しだと4相当)+聖杯9個のバフ(全ての魔力を筋力強化のみに使ってシャドバ攻撃力45相当)+ブラックカリバーを持つことによってかかるバフ(シャドバ攻撃力15相当)で合計のシャドバ攻撃力は64相当…………え?何コレ、チート? 俺自身(武器持ちで)もシャドバ攻防力15とか、俊敏性が無いけどパネェなんて思ってたけど、俊敏性無しにしたら神霊級のサーヴァントに勝てるとか思っていたけども! コレは無いと思うよ? 流石にティアマト本体とかは無理だろうけど、逆にそのクラスじゃないと足止めすら出来なさそうな強さだよ? 静謐ちゃんは。

 

「……せ、静謐ちゃん! もう少し筋力強化を弱くしてくれッ!?」

「? 了解です...?」

 

あ、危なかった……攻撃力64とか、剣の一振りで対軍宝具か対城宝具クラスの破壊を招くとか、ヘラクレスが霞んで見えるぞ。まあ、ヘラクレスにコレをさせたらもっとヤバいことになりそうだが。

 

 

 

 

 

~~~~~青年少女水汲み中~~~~~

 

 

 

 

 

さて、悟飯の時よりもかなり大きい水飛沫を10回くらい上げて収納した。次は……

 

「あ、静謐ちゃんもう1回、聖杯のバフ無しで、さらに軽く水飛沫を上げてくれ。」

「了解です……フッ!」 ザバァッ! パシャ!

「……よし、このくらいのサイズでいいだろう。行こうか、静謐ちゃん。」

 

 

 

「ミニ水飛沫を取り出して……っと。」

 

俺は未だに気絶している黒髭にミニ水飛沫をぶっ掛けた。

 

「(ザバァッ) ハッ…! 拙者のことが好きな幼馴染は何処へ消えた!?」

「そんなもんいねーよ!」

「そんな馬鹿nあべしッ!?」

 

とりあえず攻撃力15の俺のデコピンを頬に当てただけで軽く仰け反る黒髭。

 

「何事ッ!?」

「アホか。何時まで気絶してんだ、とりあえず宝具出せ。」

「デュフフww いやー眼福でしたなぁw まあそれは船の甲板で語りましょうぞマスター氏! 漢どもの色欲話号(クイーンアンズ・リベンジ)! 」

「おい黒髭!? 何か違うくないか!?」

「ええ~?ww 何も間違ってございませぬぞ?ww」

「そ、そうか? それならいいんだが……」

 

とりあえずかなり水位が下がった泉に新たな船を浮かべて、ここまで乗ってきた船は消す。そして静謐ちゃんに抱えて貰って甲板に飛び乗る。←コレ重要

 

「ぐぬぬ、ズルいですぞマスタァあ!? 拙者も静謐様に抱えられたいッ!」

「やかましい!」

「理不尽!?」

 

さて、黒髭も復活して水飛沫も収納した事だし、そろそろ……(確か)リヨンの街に先回りして船と俺たちに気配遮断A+ でもかけて潜伏&ドッキリ事前工作(落し穴やドッキリポイントの確認)でもしに行こうか。……あ。

 

「……第四特異点と第七特異点、終局特異点とそれ以降の為に今のうちに対人類悪宝具の製作でも始めるか。」

 

シャドバ攻撃力64ってよく考えるとサーヴァント相手に出す力じゃないな。俺のブラックカリバーは攻防力15……これでも一撃が対軍宝具並の威力持ってるし、ジークフリートを圧倒的に上回る硬さを持っているし、ブラックカリバーの強化はここまででいいだろう。この剣は対サーヴァント用にすればいい訳だし。アンデルセンとかに頼んで宝具にするとしたら対軍宝具か対己宝具か、または対軍(己)宝具とかになるか……

通常の戦闘時はコレでいいとして、ビースト……ティアマト神とか目玉おやじとかには全く通じないから、グランドサーヴァント7騎分の強さ……シャドバ攻防力300相当の怪物武器を作るかw 数値的に威力を考えただけでもヤバい。なんだかティアマト神を蹂躙できそうな気がしてきたw

……って事で早速製作に入ろう。とは言っても、第四特異点までに完成させればいい訳で。なら、自然に、だが凄まじいスピードで強化できるようにしようと思う。

 

「(ガチャ)……おやおや? マスター氏こんな個室でエロ本鑑賞ですかな?wwww」

「……シッ!」

「ガッ!?」

「誰がエロ本鑑賞なんてすr……おい黒髭? 眉間に短刀刺さってるぞ?w 生きてるかぁ~?ww」

「…………(ピクピク)」

「……変事がない。ただの屍のようだ。wwwwww」

「...マスターがそんな事するハズがないでしょう? そうですよね♪マスター?」

「当たり前だろう!? 俺は静謐ちゃん一筋だッ!」

 

静謐ちゃん、可愛いけどえげつねェ……

 

「マスタぁ~♪」

 

まあ、静謐ちゃん可愛いし、今は特に機嫌がいいし、全く問題無いな!

 

「………(デレデレ)………っと、すっかり忘れてた。対人類悪宝具……じゃなくてまだ兵器か。まあいいや、作り始めるか。」

 

 

 

そこそこ広い、船の一室のど真ん中にアレを取り出す。静謐ちゃんが森で作った巨大ハルバートだ。見た目は……そうだな。FGOのアステリオスの第2、第3段階のバトルキャラが持っているハルバートみたいな感じだ。細かい装飾はカルデアに帰って説明&改造する。ああ、ついでにサイズもアステリオスが持っているハルバートと同じくらいだ。ざっと見て4m、とんでもない大きさだが、木製なら俺でも振り回せるだろう。ソレを部屋の中心に置き、スマホ魔術を発動する。

まあ、まずは俺の総魔力量の上昇。「竜の託宣」を3回使う。

次に、「運命の泉」を3回使う。このカードは、自分のターンの開始時、ランダムな自分のフォロワーの攻防力をプラス1するというものだ。

自分のターンの開始時というのは、この世界で言うと数時間になる。数時間というのも、3~12時間という結構不定期なんだよ。そしてソレを、攻防力を持って(場の数制限には引っかからないが)フォロワー認定されているハルバートと同じ部屋に置いておく。

…………これさ、イラストじゃあ女の人が冠を上から見たような形をした光を出してるだけなんだよな。だが、こうして使ってみると目の前にその冠を上から見たような形の魔法陣が地面に描かれるだけなんだよなぁ……ああ、イラストと違ってしっかりと平らになってな。

そして、「武装強化」を3回ハルバートにかける。

 

コレでだいたいの強化が終わった。あとはちょこちょこ強化をかけて、時間を置いていれば勝手に強くなる。この特異点が終わるまでには攻防力30はあると思う。

 

 

 

「終わりましたか?」

「ああ、あとは聖杯で魔力回復しながら…星1概念礼装の「頑強」と「破壊」を交互にかけ続けるだけだな。」

「そうですか。」

「ああ、幸いコレは音声認識でも魔術が使えるから、FGO開いてこの特異点の地図を見てリヨンへの行き方を…………ふむふむ……(ピピッ)……ん?」

 

『やっと繋がった! 無事か、乱夜!?』

 

 

 

 

 

~~~~~前話の内容~~~~~

 

 

 

 

 

『もう何も言わないよ……(2回目)』

 

さて、ロマンとの会話中にスマホ操作で「頑強」と「破壊」を重ねがけを結構な回数をしたはずだ。

あとドッキリに必要な物は……

 

「……やっぱり激辛麻婆豆腐をいくつか準備しておくか。」

 

とは言っても、残り魔力は結構少ない。星3礼装とは言え、激辛麻婆豆腐を1つ召喚するのに使う魔力はPPにして3だ。とても現在は量産できない。

 

「魔力を回復しながらゆっくりリヨンの街に向かうかねェえ……」

 

俺は甲板に出てから、のんびりとした様子で呟いた。

 

「マスター氏、ドッキリ準備の為にリヨンの街にいきますかな?w」

「おう、第一特異点のだいたいの地図のスクショをそのまま召喚したから、コレを見ながら行くとしようか。」

 

さて、原作にちょっかいを出すために単独行動と行こうか!

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、黒髭。この船はこの特異点終わるまでは消さないからな? ハルバート強化空間があるし。」

「マジすかwww」




静謐ちゃんがサーヴァントの規格を超越している件について。

聖杯9個ってヤバくないか?
「ああ、確かにシャドバ攻撃力45はパネェ。通常サーヴァントがグランドサーヴァント以上に力出せるとか正気の沙汰じゃねな。」
まあ、俺たちも殆ど正気か疑われるようなことしてるからなw
「ケヒヒヒヒww ごもっともでございまするwww」
えーと……メフィストの笑い方だっけ?w
「おう、よくちょこちょここの笑い方がでるんだよな、本編に出ているかは知らないがww」
ああー、分かるぞw 俺も弟とかにドッキリ仕掛けた後にそんな笑い方するなwww
『「ケヒヒヒヒwwww」』
おっと、かなり話が脱線したが今回はここまでだ。
「それでは読者様、また四日以内に会いましょーう!」
(^o^)/


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落し穴はいつの時代でも有効

どうも皆さん、冬休みの課題と2回連続であるテストに押し潰されそうなぽ~か~おぅ♪です。今日もちょーっとバタバタして忙しかったですが何とか夜中の3時に間に合いました。

最近、主人公の総魔力量=1度に召喚出来る魔力になっている件について。
……まあ、聖杯使っているから回復力は置いておいて、それでも現在の総魔力量はPPにして30程度はあるからなぁ……
これならFGOのパーティー編成みたいにしなくてもたくさんサーヴァントを連れていけるし、高レアのキャラも召喚出来ると思います。まあ、コレも第一特異点が終わってからかな?w


「はァー……シンドい...」

「マスター氏ソレ意味知ってる?wwww」

 

 

 

やぁ諸君、現在リヨンの街に向かっている外道とは俺のことだ。

アレから一晩過ぎて次の日。先日は色々とスマホ魔術の実験とか、リヨンに出来る限り罠を張ったりとか、ドッキリの準備だとか本当に色々やっていた。リヨンは既に滅んでいてゾンビとか居たから落し穴作るのなんて結構難しかったんだぞ? 俺たちはGoogleから召喚したシャベルに武装強化を1回だけ掛けたヤツしか使わなかったし、普通に落し穴仕掛けたらアイツら勝手に引っ掛かるし、ウヨウヨしていて落し穴仕掛けるスペースが無かったし。そんなわけで、ただ重さを感じただけでは落ちない、だが、攻撃する時みたいに強く踏み込むと落ちる仕組みになっている落し穴を仕掛けた。それもサーヴァントレベルの踏み込みがいる、ね? ……ソレを結構な数仕掛けた後にドッキリの準備。やっぱりドッキリをするならファヴニールも驚かせたいしなw

 

「別にいいだろ? そーゆーのは人の自由だろうが。」

「いやいや、少なくとも音楽聴きながらノリノリで船の操縦しながら言うことじゃなくね?ww」

「うるせぇ、勝手に口からこぼれた言葉にいちいち反応するな。」

 

さて、話を戻すが今現在俺たちはリヨンに向かっている。まだ朝日が昇ってそれ程時間が経っていないのでリッツたちはまだ着いていないだろう。だが先に着いていても特に問題無いだろう。静謐ちゃんは持っているが、俺と黒髭と船には「気配遮断A+」をスマホ魔術で付属している。船に気配遮断付属出来るの?なんて質問はいらぬ。出来たんだから出来た。その事実だけで充分だと思う。……まあ、コレも昨日発覚した事だがw それでだ。その船に乗っている俺たちは俺たちに付属されている気配遮断を船の気配遮断が包み込んでいる状態だ。余程のことが無い限りバレないだろう。

 

「We all are the jingoes oh-oh-oh ♪」

「ノリノリですなwww」

 

ちなみに今掛かっている曲は幼〇戦記の「JINGO JUNGLE」という曲だ。暇があるなら聴いてみたらいいと思う。

……ちなみにイヤホンは持参した。

 

 

 

 

「さてさて、リヨンについたわけだが……」

 

相変わらずのバイオハザードだ。密集しているという訳では無いが、どこを見てもゾンビが視界に入る程度には居る。ああ、上を向くとか、近くの壁の方を向くとかは無しでなw ……うん、少なくとも空から見える範囲には誤作動した罠は無さそうだ。

 

「それじゃあカメラマンを用意して……っと。」

 

とりあえずPP1くらいの……シャドバから「スカルビースト」という骨で出来た獣を召喚して、ソレを生贄にPP1の「墓場への誘い」というスペルを使う。効果は自分のフォロワー1体を破壊してゾンビを出すという感じだ。そのゾンビにビデオカメラを持たせるとしよう。

 

「ゾンビカメラマンwwwwwww」

「うるせぇ、別に問題無いからいいだろうが。」

 

言葉も分かるようだし、気配遮断を掛けてやり、西側に行くハズのマリーグループの撮影を命令する。……ついでに前にやったみたいにアニメキャラの脚力をゾンビに憑依召喚し、武装強化も掛けておく。

 

「さて、それじゃあ行ってこい!」

 

ゾンビがビシッと敬礼なんてして跳んでいったので吹き出してしまったwww

 

「あとはリッツたちがここに来るのを待つだけだな。」

 

昨日準備しておいた場所(大きめの家の屋根に船底と同じ形に窪みを作ったところ)に船を置く。ここはこの街の中でも広めの広場が2つとも見える特等席、この辺で戦うと思うんだよな、ジークフリートも魔力反応的に近そうだし。

 

「よし黒髭! リッツたちが来るまでポーカーだ! 賭けるものはコレからの特異点における黒髭の出番だ!」

「へ? 拙者の出番ですと!? これは負けられない賭け事ですなマスター氏! 拙者張り切りますぞww ……あれ? マスター氏が賭けるものが無くない?w」

「俺の出番はこれからもおおいにあるからな! ってことで静謐ちゃんディーラー宜しく! あ、静謐ちゃんの出番は俺が何をしてでも作るから安心してくれw」

「承知。」

「理不尽ッ!?」

 

昨日の夜は、深夜テンションのトランプ(ババ抜き等)でバカ騒ぎしてたからなぁw 静謐ちゃんもいつもより声が大きくて少しテンションが高かった気がするし。

 

 

 

 

 

「ふははははは! 今回は俺の勝ちだ! 残念だったな黒髭! また貴様の出番が減ったぞ!」

「ぐぬぬぬぬ…… はァー、拙者の出番が無くなっていくでござるぅー……(バタッ)」

 

また1戦終わって、結果的に俺が5回多く勝った。かなり長く戦ったな。勝って負けてが繰り返されて俺の勝ちが5回分多く、結果的に俺の勝ちになる。

 

「コレで黒髭が敵将と戦う機会が5回無くなって、その分雑魚相手にしてもらうと思うからさ、黒髭は当分の間モブとしてすごせるぞwww」

「酷いッ!?」

「少なくともこの特異点ではサーヴァントと戦うことはないと思うぞ?w 精々、俺の素材集め程度だなwww」

「拙者、おうちに帰りたい……」

「さてさて、こんなしばらくモブキャラになるヤツは置いといて「酷いッ!?」、どうやらリッツたちが到着したようだ。確か二手に分かれるなんて事言っていたから、マシュとリッツとアルトリアとジャンヌしか居ないのはそれだろうな。とりあえず俺もスマホで撮影するか。」

 

目の前の広場にマシュとリッツとアルトリアとジャンヌがゾンビを蹴散らしながら入ったきた。結構なスピードでゾンビたちを殲滅していく。だがそんな簡単にもいかないだろう。何故なら……

 

「はあああ! (ザシュッ) せい! (ザシュッ) はあああ(ズボッ)あ?うひゃあ!?」

「アルトリア!?」 「「アルトリアさん!?」」

 

「ブフォwww」

 

そう、ソコに落し穴があるからであるww ゾンビを斬りまくっていたアルトリアが次の標的のゾンビに近付いて剣を振るうために踏み込んだ瞬間、円型の直径10m 深さ15m という大きなサイズの落し穴が周囲のゾンビ3体ほどを巻き込んでアルトリアと共に落ちていったwww てか、うひゃあ!?ってw 流石、Fate/stay night等のヒロイン的な立ち位置にいたアルトリアはリアクションも可愛いww

あ、ちなみに俺と黒髭は同時に吹き出して今現在腹を抱えて声を殺しながらも笑っていますwww

 

「アルトリア大丈夫!?」

「……ふう、大丈夫ですマスター。突然の出来事に驚きましたが、敵は倒しました。今登るので少々お待ちを!」

 

リッツが穴を覗き込み、マシュがリッツをゾンビから守っている状態だ。ジャンヌは遊撃。安全面は問題無い。こんな感じでどんどん落としていこうか!www

 

 

 

「はあああ!(バン!)(バコン!) へ? きゃあああ!?」

「マシューーーー!?」 「「マシュ!?」」

 

「ブファwww」

 

おおっとw 今度はマシュが落ちたw ジャンプしてからの押し潰しでそのまま落し穴に突っ込んだw

…………そして、コチラも流石はFGOヒロインw 悲鳴が可愛らしいwww

 

「ここまで来ると、流石に変態では?www」 (コソコソ)

「んなわけあるかww 他人が落し穴に引っ掛かるのを見ているだけで変態なわけあるかw ……まあ、女の子の悲鳴もいいものと思うし、自分の性癖の中にリョナもあるから、その辺はどうかと思うがwww」

「さすが変態www」

「うるせぇ、お前だけには言われたくないな、この変態が。テメェの顔面に麻婆豆腐ぶち込m「すみませんでした。」……そこまで嫌か。」

 

まあ、リョナも好きなキャラなら遠慮している。……リョナの意味なんて調べなくてもいいからな?www

 

「マシュ!? くっ……!? はぁぁ!(バコン!)へ? きゃあああ!?」

「「ジャンヌ!?」」

 

「ゴホォwwww」

 

マシュが落ちてしまうことで出来た一瞬の隙に、タイミングが悪くゾンビが攻撃してきていた。それを薙払おうと旗を持って踏み込んだ瞬間、ジャンヌも落し穴に引っかかったw こちらも流石はFate/Apocryphaのヒロイン、普段殆どあげない悲鳴は可愛らしいものだww

 

……コレで3人のヒロインたちが落ちたが、誰が一番面白かったかはご想像にお任せしようw

 

 

 

いくつかの落し穴に引っかかりながら、ある程度ゾンビを倒したところで、大通りから大量のゾンビがやってきた。この感じだと直ぐに合流する筈だ。

 

……ほら、噂をすると何とやらw

 

「ああ、やっぱり! 急いで戻ってきたけど、こっちにもゾロゾロですのね!」

「もう嫌よこんな街! 竜殺しじゃなくてゾンビしか居ないじゃないの!?」

「マスター! ゾンビが嫌いなのは分かりましたから取り乱さないでください!? リッツさん、助太刀なんていらないとは思いますがマスターがこの調子なので、一刻も早くゾンビを殲滅しましょう!」

「マリーさん! 所長! 悟飯さん!」

「私は!?」

 

モーツァルトが省かれていて吹き出しそうになったが我慢。流石に気配遮断A+ とは言え、悟飯から見破られるかもしれないからな。

 

「それと、皆さん知っているかも知れませんがこの街全体に大きな落し穴が無数にあります! とても悪質な罠ですから気をつけてください!」

「分かっています! 誰が作ったかは予測できますが、その苛立ちを合流した時にぶつけましょう!」

 

あ、コレ俺が作ったってバレてるwww まあそれもそうかw

 

「乱夜の事だ、この近くに監視カメラなんて仕掛けてるんじゃない?」

「「「「「確かに。」」」」」

 

まあ、その辺も予想出来るか。 はァー、アイツらと合流するのは憂鬱だなァ~…… まあ、ドッキリでその辺の雰囲気をどうにかしようかw

 

……そう言えば俺の召喚したゾンビはどうした?と思って振り返るとゾンビが真後ろに立っていた。ホラーである。一瞬心臓が飛び出そうになったぞ。……とりあえずビデオカメラを渡してもらい、ゾンビを収納する。後でコイツを使うだろうしな。その辺は黒ジャンヌが来た時にでも……な。

 

……さて、ワイバーンだ。悟飯は落し穴なんかに引っかからないだろうし、マリー&モーツァルトはそもそも踏み込んだりしないから落し穴に引っかからないだろうな。なので、落し穴見物は一旦休憩して、俺はワイバーンの次にくるオペラ座の怪人をドッキリさせるための仕掛けを操作し始めた。

 

 

 

 

 

 

…………まあ、その場でスマホを操作するだけだがwww




あ゙ー疲れた。そもそも今、FGOのイベントでただでさえ忙しいのにテストだなんて……

おっと、読者の皆様、感想お待ちしております!


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臭いものには蓋ww

どうも、おはこんばんにちは! ぽ~か~おぅ♪です!
2連テストだったり、FGOのイベントだったり、新しく出来たハーメルンのお気に入り小説だったり、時間が全くありませんね!


「ワイバーンか……」

 

皆様こんにちは、今日も人(サーヴァント)を弄り倒す遊叫 乱夜です☆

さてさて今回は、オペラ座の怪人とかいうサーヴァントにドッキリを仕掛けたいと思います!

 

「マスター氏、表情と思考のテンション差が激しいですぞww」(コソコソ)

「キニスルナ。悟飯がいるから大きな声が出せねぇんだよ。」

 

現在、リッツグループが所長グループと合流してゾンビを薙ぎ払い、そして遠くにワイバーンが見えたくらいの時間だ。まだマシュの「ワイバーン……!」のセリフは無い。

そして俺はワイバーンの次に来る敵であるサーヴァントを、罠に嵌める計画をたてている。その辺は昨日面白いカードを見つけたからそのコンビを使うつもりだ。ゲーム内で使っても意味が無いコンビでも、現実で使えばどうなるか分からないカードがあるかな!

 

さて、その計画の内容もとい作戦はこうだ。

 

今リッツたちが戦っている広場に明らかに怪しい箇所が3箇所ほどある。それはリッツたちがさっきから落ちている落し穴と同じサイズ、なのでさっきから誰も近づかない。

……実はソレ、敵サーヴァント用に作った特製落し穴なんだ。

面積と深さは変わらないが、表面の硬度が高い。つまり、サーヴァントレベルでも、踏み込み程度では壊れないのだ。コレを壊すにはそれなりの衝撃がいるんだよな。

 

…………ここに敵のサーヴァントぶち込んでしまおうか☆

 

てなわけで、この落し穴に敵サーヴァントを激突させて落し穴に落とすんだよ!

……からの異物混入ッ!!

ホラ、臭いものには蓋的なこと言うじゃん? 敵サーヴァントが臭いか臭くないかは置いといて、落し穴に蓋をするんだよ。敵を落し穴に突っ込んで、異物混入(笑)をして、昨日準備しておいた蓋をする。うん、完璧だw あとは、どういう状況になるか分からないが落し穴から這い出たソイツをリッツたちがボコるだけだw

うむうむww 敵を弄り倒しながら、敵を倒す手伝いができるって我ながらなんてえげつない事を考えるのだろうなwwww

 

さて、材料(道具)も説明しておこう。

 

①明らかに色の違う表面の硬い落し穴。

②シャドバのエルフスペル「絡みつく蔦」。

③シャドバのウィッチアミュレット「魔女の大釜」。

④森で手に入れた木材を加工し、「頑強」を重ねがけして作った、落し穴と同じサイズの分厚い木製蓋。

⑤それなりのサイズの岩(石?)。

⑥ビデオカメラ。

 

……うん、だいたい予想は出来たかな? 今回使うシャドバのカードは本来とは違う使い方をするんだよ。まあ、その辺はこのあとのお楽しみかな?w

 

…………そろそろワイバーンとの戦闘が終わるから、ゾンビから返してもらったビデオカメラを起動して撮影を始め、スマホを構えてゲーム魔術を使うタイミングを見計らう。……あ、このビデオカメラのマイクを弄って遠くの音も拾えるようにしているから声が入って無いなんて問題はないから安心してくれwwww

 

 

 

「ふぅ……これで掃討は終了ですね。彼らの魂に安らぎがあらんことを……。」

「安らぎ……安らぎを望むか……。それは、あまりに愚かな言動だ。彼らの魂に安らぎはなく。我らサーヴァントに確実性は存在しない……。この世界はとうの昔に凍り付いている……。」

 

お、来たな変態音楽マスクマン……!(モーツァルトでは無いw)

 

「「……! マスター、下がって!」」 (悟飯&アルトリア)

「……サーヴァント!」

「……何者ですか?」

「然様。人は私を……オペラ座の怪人(ファントム・オブ・ジ・オペラ)と呼ぶ。"竜の魔女"の命により、この街は私の絶対的支配下に。」

 

((((((いえ、あなたでは無くあの乱夜(バカ)の支配下だと思います。)))))) (by.カルデア組)

 

「さあ、さあ、さあ。ここは、死者が蘇る地獄の只中。……君たちは、どうする?」

「(…ってそんな事考えてる時じゃない!)……ぶっ飛ばす」

「(…いえ、その事は頭の隅に置いときましょう…)……その通りです、マスター!行きます……!」

「「「(あ、この二人も私(僕)と同じこと考えていた/んですね)」」(のね)」

 

 

 

今、リッツとマシュのセリフに間があったような気がするんだが……まあ、気のせいか。それではそれでは、ドッキリ開始しましょ~かねェ~ww

まずはスペル、「絡みつく蔦」をプレイ!

 

「フフフ、(バコッ!)!? 何だコレはッ!? は、離せッ!?」

「「「「「「「!!??」」」」」」」

 

えーと、状況の前にこの「絡みつく蔦」の効果を説明しよう。このスペルの効果は、フォロワー(敵)をターン終了まで攻撃力をマイナス10するというものだ。そりゃあ蔦が絡みついたら充分に攻撃力を発揮できないよなぁ……

……そして目の前の状況を説明しよう。俺の内心プレイ宣言(スマホを操作しただけ)と同時にオペラ座の怪人の斜め4方向からとても太い蔦が生えてきて、オペラ座の怪人の四肢を拘束している。そしてソレを見て他の奴らが目を見開いて驚いている様子だ。

そしてここからだ。4本の蔦はどんどん伸びていき、高さ10mくらいの高さで止まり、まるで助走をつけるように少し前方に曲がっていく。

……そして、蔦の約10m後方には例の落し穴が。

ここまで来ると分かるだろう。シャドバでは出来ないこと、それは「絡みつく蔦」の操作だ。PPにして1しか魔力を使っていないが、一応アレは俺が召喚したものなので、ある程度は操ることが出来る。そしてビデオカメラをしっかり構え、蔦を操作して……

 

「……ォォォォォお゙ぺラ゙ッ!!??」

「「「「「「「!!??」」」」」」」

 

「「ブフォwwww」」

 

バックドロップみたいな感じでオペラ座の怪人を落し穴に突っ込んで、蔦で落し穴の底に押さえつけておくw

何だよw お゙ぺラ゙ッ!?ってwwww 悲鳴までオペラかよwww

いや~ww 面白くて俺も黒髭も吹き出してしまったぜwww しっかり撮れているので帰ったら確認しようかw ……カルデアに帰ったらビデオの編集作業が忙しそうだwwww

……っと、それより早く異物混入(笑)をしてあげないとなw

 

……ここで少しシャドバについての話をしようか。

 

カードゲームであるシャドウバースには、当然「場」というものがある。コレはどのカードゲームも共通だと思う。モンスターカードを置く場だったり、魔法カードを置く場であったり。墓場等のそーいう例外を除き、モンスターカードを置ける場には大体制限があるのが普通だと思う。それは3枚までだったり5枚までだったり、10枚だったりすることもある。……シャドバにも当然この制限がある。シャドバの「場」はモンスター(フォロワー)と置型魔法(アミュレット)を同時に合計5枚まで出すことが出来る。それがシャドバのルールだ。

 

……その制限は俺のゲーム魔術にも反映されている。

 

現在俺が「場」に出しているカードは……まあ、4枚だろう。武器強化に使っている置型魔法(アミュレット)、「運命の泉」で3枚。収納されている「ゾンビ」で4枚。そして、今から出す「魔女の大釜」で5枚になる。だが、実は対ファヴニールドッキリ用にフォロワーを別に1体収納している。コレで「魔女の大釜」を出せば6枚になる。いや、てか、出せない。

 

……ここまで長々と話したが結局、何が言いたいのかと言うと、「運命の泉」を1枚、戻したということだ。うん、ただそれだけw

 

あ、痛い、ちょ、石投げないで…

 

……コホン、とまぁ茶番は置いといて、異物混入(笑)を開始するッ!!

 

 

 

「……ってことで「魔女の大釜」をプレイ」(ボソッ) ←音声認識

 

とりあえず魔術を使う。オペラ座の怪人をぶち込んだ落し穴の真横に落し穴の体積の半分あるかないかくらいの魔女の大釜を出現させる。リッツたちが驚いているがこの際無視だw 今はこっちの方が面白いw そして 4本の蔦の内1本を3mほど伸ばす。……その間に、落し穴の真上に20mくらいに木製蓋を取り出し、ソレに乗せるかたちで岩(石?)を取り出す。そしてそれは一直線に落ちてくる。

そして長さに余裕ができたその蔦の中間辺りを操って魔女の大釜を落し穴に向けてひっくり返すw

 

ここで注目すべきは2つ、どちらも魔女の大釜についてだ。

 

まず1つ、魔女の大釜は、まあ、大体皆は魔女が大釜に訳の分からないモノを入れてぐつぐつ煮込んでいるイメージがあるだろ?

 

……そう、ぐつぐつ煮込んでいるんだよwww

 

=温度が高いということだ。あれだよ、要するに熱湯をぶち込まれているに等しいんだよww まあ、熱湯より遥かにタチが悪いがねwww

 

そして2つ目、魔女はその訳の分からないモノを入れて何を作っていると思う?

 

……そんなもの、俺が知るはず無いじゃないか?wwww

 

まあ、確かに俺が召喚したものだが、その大釜の中身が劇薬か妙薬か、はたまた今日の昼食なのかは魔女のみが知っている。

……まあ、魔女は召喚してないけどねwww

その辺の調節はイメージで出来る、というか今回魔女は必要無いので召喚しなかった。

 

……そして、ソレが落し穴の底で拘束されているオペラ座の怪人に直撃し、

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーァ!!!???」

 

声にならない悲鳴を上げ、拘束の緩んだ蔦から抜け出し、底から跳び上がり……

 

ちょうど落下してきた、岩が乗って勢いのついた木製蓋がオペラ座の怪人の頭を直撃し、オペラ座の怪人を再び謎の物体Xが溜まった落し穴の底に落ちて行った。

 

「「「「「「「ブッ(プッ)ww」」」」」」」

 

「ブフォwwwwwwww」

「ーーーーーーーーーwwww」 ←もはや声にならないw

「プッ!」

 

アーーーーハッハッゲホッ、ハッハッハッアwwwww もう全員吹き出してんじゃんwww 女性陣はプッと、俺を含む笑い声を押し殺そうとした男性陣はブっと、黒髭は面白すぎて悶えているwwww てかなんなんだよ、さっきからのアイツの悲鳴はwwww 今の悲鳴は最後の方に「ァ」っていう言葉が入っているくらいしかわかんなかったぞwww

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!????」

 

まだ声にならない悲鳴が、木製蓋がキッチリハマった落し穴の中から響いてくるwww どれww サーヴァントがアレだけで死ぬとは考えられないし、(結構死ぬ可能性が高いw) アイツが自力で出てくるまで待っておくとしようかwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーーーーーーwwwwwwww」

「……いつまで悶えているつもりだ変態コラァッ!?(ブン!)」 (小声)

「(ガン!)!?ーーーーーーーーーーーーー!!!???」

 

 

 

なお、乱夜が投げた木片が男の急所にあたり、ここにも声にならない悲鳴をあげる者が増えた様子wwww




……おおっとォ、時間ギリギリ。 今更ですが、こんな汚い文章ですみません! 質問や感想もどんどん送ってくださいね!


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ファヴニールはトカゲ?

ガハッ…!(吐血)
……ど、どうも皆さんおはこんばんにちは。死に掛けのぽ~か~おぅです…。

小説執筆中に寝落ちして投稿が遅くなりました、スミマセンm(_ _)m

唐突ですが、あとがきに出てくる俺と乱夜についての関係について説明します…。
俺は「乱夜が第1話で死ななかったら」という並行世界の乱夜です。(名前はぽ~か~おぅ♪で通す) あの世界(この作品)のスマホは異次元、異世界、並行世界と色んなところに繋がっているので、乱夜がスマホの電話帳に自分の電話番号があるということで電話して繋がったのが俺です。
……もはやスマホが根源にたどり着いているんじゃないかってレベルで優秀ですねwwww
時間軸的には、第1話の数日後(2017年)と乱夜がカルデアに行く数日前(2015年)に電話で世界が繋がって、そこから同じ早さで時間が進んでいっていまる……(……という脳内設定ですw)
乱夜のスマホはこの繋がった世界(リアル)の時間設定になっていて、FGOのイベントもリアルとリンクしています。ビデオ通話やLINEも可能。……ガチャも何故か共通しているんだよなぁ…(リアルで召喚したサーヴァントを小説で使える等)

……長くなりましたね、それでは本編へどうぞ。


「ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??」

 

やあ諸君。黒髭の男の象徴に木片を投げて、一撃でサーヴァントを沈めて見せた遊叫 乱夜だ。

 

ピクピクしている黒髭は置いておいて、現在俺はリッツたちがいる広場から少し離れたところで撮影をしている。気分は映画監督だw

そして状況はというと、俺が落し穴に落として、その落し穴に異物混入(笑)をして蓋をしたサーヴァントが絶え間無く叫び続けているw 2分間ぐらい叫び続けていると思うのだが……流石はオペラ座の怪人。ここまで大きな声を出し続けてもまだ声が枯れないとはw

そして計3分ほどたった頃、状況に変化が現れた。

 

「ーーーーーーーーー…………。」

 

声が止まった。

 

それだけ。地上に変化は無い。蓋をどけて這い上がってくる気配がない。……つまりそれは、サーヴァントがくたばった事を意味する。

 

「チッ、くたばったか。ベトベトの状態で息を切らしながら這い上がってきたら面白いと思ったのになァ…。」(ボソッ)

「ベトベト…気持ち悪い……。」 (ボソッ)

 

ビデオカメラにその姿を納めることは出来なかったけど、サーヴァントのバックドロップin落し穴を撮ることが出来たので良しとしよう。

 

……ん? リッツたちに動きがあるな。もう少し撮影を続けるか…。

 

 

 

「…………何コレ……?」

 

リッツたちの第一声はリッツのコレだった。

 

「…………一応聞きますが、何って、落し穴の事ですかリッツくん…?」

「あ、いえ、今の一連の出来事のことですよ悟飯さん。さ、流石にえげつないと言うかなんと言うか…。流石は乱夜って言えばいいのかな…?」

「…………み、見事な戦術じゃないの……?」

「所長!? お気を確かに! 確かに戦術と見れば優秀かも知れませんが、隠しきれない程の遊び心と悪戯心と悪意に満ちています!?」

「(ポカーン)」 (他のメンバー)

 

いや、悪意なんて持っていないのだがww そんなもの持っていたらフォウくんが覚醒してしまうってのww

 

「……えーーと、マスター。一応中の確認をしておきますか?」

「う、うん。アルトリアお願い。」

 

お、アルトリアが蓋を外しに行ったな。ズームズームっと……さてさて、蓋の中身はどうなっているかな?w

 

「それでは、まず石をどけて……(ゴトッ)……ふ、蓋を開けますよ?」

「「「「「「「(ゴクリッ)」」」」」」」

「(ゴトッ)……はい?」

「な、何が入ってる?」

「えーっと、とりあえず取り出してみますね。」

 

アレは……。……うん、アサシンピースだよな?しかも大量。……確かにオペラ座の怪人を倒したらアサシンピース落ちるけどさ…。

 

量多すぎだろッ!?

 

何だよ!? 落し穴が半分くらいアサシンピースで埋まってるジャン!? まさか、ソレが魔女の大釜の中身の効果かッ!? セコい、セコいぞコンチクショー! 俺だって最近アサシンの育成に力入れてアサシンピース不足がちなんだぞコラァ!?

 

「あ、消えた……」

 

……ん?……あ゙?! ッヒャッハーーーッ!! 世紀末だぜッ!! あ、いや、間違えたw アサシンピースゲットだぜ! 今スマホの待受画面にLINEの通知みたいに「アサシンピース×1286個入りました」って通知が来たッ!! コレでアサシンピース不足も解消だァ!

 

「な、何だったのでしょうか、あの人形みたいなものは……」

「さ、さぁ……?」

 

何はともあれ、敵サーヴァントを瞬殺?(じっくり料理)出来たので良かったじゃないかwwww

 

「えーっと、とりあえずコレからどうするの?」

「……まだ決まっていませんが、とりあえず戦闘終了、ということでよろしいでしょうか?」

「そ、そうね。あのゾンビたちも、私たちがアレを見ている間に孫が殲滅したようだし……」

 

『ああ、やっと繋がった! ! 全員、撤退を推奨する! サーヴァントを上回る……超極大の生命反応だ!! 猛烈な速度でそちらにやってくるぞ!!』

 

お、もうそこまで来たか。

 

「え!? ロマニ!? いえ、それよりもなんですって!? 超極大の生命反応!?」

「……サーヴァントを上回る!? そんな生命が、この世にそんな存在するんですか!?」

『あるところにはあるものさ! だって世界は広いからね! っと、ゴメン、無駄口は後にする! それだけじゃなかった、サーヴァントも3騎追随!』

「……彼らでしょうね。これは、困ったものですわ。」

「オケは終わったんだ。さっさと逃げよう。今回は無駄骨だけど、まあ、人生なんてそんなものだし。」

「そ、そうよね!? ココは一時撤退しましょう!? 超極大の生命なんて、勝てるはずが無いじゃないの!?」

「……でも、待ってください。 サーヴァントを上回る生命反応が正しいのなら、"竜殺し(ドラゴンスレイヤー)"はますます必要です。この街のどこかに居るんですよね? そのサーヴァントを探してからでも……」

「いやいやいや、時間が無い、時間が無いぞ!」

「そうよ! 竜殺しの1人や2人、あのバカが召喚出来るだろうから今は逃げることが優先よ!」

 

んん~~? それはジークフリートを3体持っている俺への挑戦状か?w

 

「けれど、ここでサーヴァントを見捨ててしまえば機会は2度と訪れないかも知れません……!」

「マスター、指示を!」

「竜殺しを探そう!」

「わかりました!」

「ちょっと! 私を置いて何話を進めているのよ!? 超極大の生命体がここへ向かってきているのよ!? 一刻も早く脱出しないと……!」

「……くっ、仕方ありませんね。マスター、貴女は僕が守るのでどうか平常心でいて下さい。(ホント、切実に)」

「そ、そう……!? なら、少しだけなら捜索してもいいわよ!」

「「「「(ちょろいなぁ……)」」」」

 

 

 

「……チョロいなぁ~所長。」

 

どうやら原作通りにジークフリートを探しに行くらしい。俺を宛にしてジークフリート探しに行かなかったらどうしようかと思ったよ、ホント。……さて、そろそろビデオカメラの電源を切って次のドッキリの準備をしないとなw …………一応、原作の流れで邪ンヌに殺られるマリーを助けてそのまま合流っていうカタチででリッツたちと合流しようと思っているのだが、まだドッキリがいくつか残っている。もうすぐ行う邪ンヌ&ファヴニール(リッツたちも含め)、カーミラたちが撤退したあとのランスロット(リッツたちも含む)、サンソン撃破後のマリー&邪ンヌ。

……うん、リッツたち巻き添えものすごく食らってやがるwwww

 

まあ、そんなことは置いておいて(リッツたちからすればそんなことでは済まされないw)、邪ンヌ&ファヴニール用のドッキリの準備をしようか!

 

 

 

さてさて、前回のオペラ座の怪人の時みたいに使う材料(道具等)の説明をしようか。

 

①戦いまくって攻撃力オバケになった「グンロズ」

 

……のみwww

 

いやーね? 原作通りにこの後の展開を進めたいから、ここでファヴニールを落とすのはダメなんだよ。だから巨大な落し穴なんて作らなかったんだしw ……まあ、掘るのが面倒臭かったっていうのもあるが。

 

あと、なんでネクロマンサーフォロワーじゃなくて、ヴァンパイアフォロワーの「グンロズ」なのかと言うと、ネクロマンサーフォロワーにはファヴニールよりもデカい怪物が少なく、それも「ファントムドラゴン」、「マリスゴースト」、「デスタイラント」の3体だけだからだ。

「ファントムドラゴン」はサイズはともかく、能力が低い。

「マリスゴースト」はそもそもサイズが、ファヴニールと変わらない程度なのに能力も低い。

「デスタイラント」は背景からじゃあサイズが分からないし、まあ、タイラントっていうくらいだし大きいだろう。だが、「武装強化」を対人類悪宝具の作成に使っているから、ステータス強化の術がない今、墓場の数が足りなくてネクロマンスで強化出来ないデスタイラントでは力不足だ。

……まあ、個人的にはネクロマンサーフォロワー使いたかったのだが、これは仕方ないな。

 

そして、ヴァンパイアフォロワー「グンロズ」について説明しよう。

 

コスト(PP)7 攻撃力 4 防御力 7 能力 交戦時攻撃力+3&復讐状態で無いなら自分のリーダーに2ダメージ

見た目は、青みがかった灰色の長髪に、赤紫の瞳。一見、とても可憐な少女だが、そのサイズが異常。3、4階建てくらいの建物が足首くらい程しかない。身長500mはありそうだなァ~……。俺も身長が欲しい。……っと話が逸れたな。これが「グンロズ」の詳細だ。

 

そして能力にある、交戦時攻撃力+3。コレを今回は利用させてもらった。昨日、街の方へ飛んでいくワイバーンの群れを合計5つほど見かけたので、殲滅させてもらった。コレで攻撃力+15、計攻撃力19というエクスカリバーにも迫る高火力を手に入れた。 …………この高火力を通常攻撃で、それもこの大きさじゃ避けることもできないだろうなww

 

まあ、笑い事じゃないんだが。攻撃力が増えるのはいいが、俺は復讐状態では無いので5回も2ダメージを食らうはめになった。この2ダメージは攻防力基準ではなく、割合の話になる。シャドウバースではリーダー(自分)の体力は20なので、20-2×5=10。自分のFURU状態の半分になる。おかげで俺昨日吐血したんだぞ!? ……まあ、既に治療済みなのだが。 #コンパスというゲームの「保健室の救急セット」というカードの効果で治療済みだ。

 

……ちなみに、#コンパスというゲームは、星1概念礼装「天啓」で入れろとの神(笑)のお告げがあったので入れておいた。後で別のカードも使うつもりだ。

 

とはいえ、話を戻すがファヴニールは邪竜だ。一撃で死ぬことは無いだろう。グンロズをスマホに収納する前に大きなトカゲwは殺さずに追い払ってくれと頼んだので殺しはしないだろう。

 

 

 

 

 

…………っと、脳内で色々振り返っているうちに再びリッツたちが広場に戻ってきた。しっかりジークフリートも連れているしもう邪ンヌが来るな。それじゃあグンロズにしっかりファヴニールをトカゲ(笑)扱いして貰って爆笑を取ってもらおうかwwww




小説世界の今日の早朝


「それで? 最近どうよ?」

テスト・FGOイベント・の2コンボで俺という俺全ての身体的、精神的に死にそうだ……

「お、おう。辛そうダナ、日本語おかしくなってるしw」

笑い事じゃねェ! おかげで小説読んだりPS4する時間が無ェじゃねぇーかッ!!

「なにッ!?PS4だとッ!? コチラではまだ発売して無いのに!? ……貴様ァ! 俺にもPS4させやがれッ!」

ふん、既にある知識で学校の成績上位に上り詰め、ずっと趣味に走っていた貴様はサイコブレイクでもしているんだな!

「いや……あのさ、俺のスマホ魔術みたいにPS4からもキャラが召喚出来るようになるかもしれないんだぞ?」 (ニヤニヤ) (キャラだけならスマホでも召喚できる)

何ッ!? …………いいだろう。俺のsaoモデルのPS4とディスクを写メ撮ってLINEで送るから、オルレアンが終わったら召喚してみろよ。……その代わり、俺をそっちで召喚して、NieR:Automataの2Bに会わせろ! ……あ、テイルズ オブ ベルセリアのベルベットでもいいぞ? ……てか、なんで今までこの方法を思いつかなかったんだよ!? 乱夜に召喚してもらえば俺そっちに行けんじゃん!?



どうやら、PS4がカルデアに来るフラグが立ったようだww
そして、ぽ~か~おぅ♪もカルデアに遊びに行く様子www


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人がいない街なら踏み潰してもいいよね?

オルレアンで邪ンヌ召喚フラグ立てようとしたのに、うちのカルデアにお先に来てくれました!

~~~~~別に読まなくても構いません (本編に行こう)~~~~~

実は日曜に、今週末にあるハイレベル模試なるものの勉強の息抜きとしてアニメイト&らしんばん(中古品を扱うアニメイトみたいなもの?)に行ってきたんですが、邪ンヌ召喚祈願として1000円くらいの邪ンヌラバーストラップを買ったんですよ。
そして、家族の買い物が終わるまでベンチに座って待っていたのですが、日曜は邪ンヌ+ダ・ヴィンチちゃんのピックアップdayだったので十連ガチャ引いたんですよ! そして来てくれたッ!

それをFGO非リア仲間のLINEグループに「~ということがあったんだが、コレってパワーストラップ(ストーン)なんじゃね?w」みたいな事を送ったあと、それを笑ったヤツが単発(1回のみ)で邪ンヌ引き当てるという事件が発生しました。

……1000円のラバーストラップで邪ンヌが買えるなら安いものだ!(ガチで安い)

…………また長くなりましたね、では本編に行きましょう。


リッツたちがジークフリートを連れて広場に出てきた。このままスグにファヴニールと邪ンヌが来るはずだ。そしてどのタイミングでドッキリをするか悩むな……

 

 

 

…………む? やあ諸君。自分が楽しむためならば、既に滅んだ街に追撃をするコトも躊躇わない外道(笑)娯楽主義者こと、遊叫 乱夜だ。

 

……毎回視線やらを感じると心の中で自己紹介やら解説やらしてしまうのが最早癖になった気がするな……

 

まぁいい。そんなことは置いておいて、今はコレだ。ドッキリに使うフォロワーを召喚……と言うか収納しているのを取り出すタイミングをいつにするか悩んでいる。……ま、こんな事は面白くなりそうな場面で繰り出せるようにいつもの「かん」に任せるかとしようか!

 

……ともかく、一応俺も魔術師なので……と言うかほかの魔術師が魔力を感知出来るかは知らないが、(まあ、エミヤがやっていた気がするが) 俺でも分かるほどに大きな魔力を放つ存在がかなり接近してきている。そろそろビデオカメラを起動するとしようか……

 

 

 

「急いで、リッツさん! わたしたちでも感知出来るほどに接近しています!」

「な、なんて気だ……!」 「魔力じゃないの?」

 

おおう、走ってる走ってる。街の外へ繋がる道に向かって広場を横切るカタチでリッツと所長が全力疾走してるよ。……てか、所長運動神経良さそうだな!? 意外!? ……まあ、魔術の名門家系らしいしある程度の身体能力はいる…のかな? リッツがそこそこ、と言うかかなりのスピードで走っているがソレに並行並走出来ているのが凄い。二人とも50m走6秒台だったり?

 

「はァ、はァ! 急いで離脱しないと……!?」

『もう間に合わない……ッ! 視認できる距離まで近づいたぞ! これは……おい、まさか!』

 

所長も急いで離脱を試みているが時すでに遅しってやつかな? そこに飛んできたのは全長50mを超える黒竜だった。胸?にある薄ら緑っぽい模様があるがソレを抜きにしても……サイズによるものではない、ワイバーンなどの雑竜などには無い、純粋な竜種としての存在感。ソレがこの竜にはあった。 ……まあ、当然か。邪竜とか呼ばれるくらいだし。ドラクエモンスターズシリーズに出てきたらプレッシャーとか持ってるかな?

 

……ドラクエは関係無いな、とりあえず俺たちの目の前に現れた巨大な黒竜こと邪竜ファヴニールと邪ンヌをドッキリさせますか。……ここまで近づくと流石に俺でもコイツが出す威圧感に気圧される。これがまたチョーっとだけきついンだよな…まあ、こればかりは慣れるしかないな。

いや、なんとかなるか?

 

「ワイバーンなんか比較にもならない。あれが、真の竜種……!」

「……何を見つけたのかと思えば、瀕死のサーヴァント一騎ですか。……(キョロキョロ)……どうやらあのキチガイはいないようね!」

「「「「「「「「(あ、乱夜の事だ)」」」」」」」」

 

ンン~~~? 何を言ってるんだ奴は? だぁれぇがァ……キチガイだってぇぇぇぇえ! (スマホを操作)

 

「ヤツがいないのは好都合! ていうか2度とアイツに会いたくないわ! いじり倒されるのが目に見えてるわよ!?」

「「「「「「「「(乱夜ェ……)」」」」」」」」

「あ……。こ、コホン! それじゃあヤツが来ないうちに諸共滅びn……辺りが暗くなった……?」

「あら? 夜になってしまったわ?」

「「「「「「「「こ、コレはもしかして……?」」」」」」」」

「ま……またヤツが……?」

 

一同は上を見上げ、

 

「「「「「「「「「「「「あのキチガイィィィィィィィ!!??」」」」」」」」」」」」

「「「またあの人はァァァァァァ!!??」」」

「グガアアアァァァァァァァ!!??」

 

上空から落ちてくる、ファヴニールよりも遥かにでかい「彼女」を見て叫んだ。

 

 

 

 

 

……ったく、全員揃って誰がキチガイだって? 俺? そんなわけないじゃん、こんなに楽しい性格してるのにww

まあ、(心の中で)叫んだおかげでファヴニールの威圧感とか感じなくなったし、タイミングに悩んでいたグンロズも出せたので良かったとしようか!

 

「で、でかいのがおちてくるぅぅぅぅぅぅ!!??」

「か、かめはめ波を……間に合わない!?」

「マシュ……終わったよ……」

「せせせ、先輩!? まだ終わってません!?」

「ど、どうしましょう!?」

「マリー、どうやらここで終わりらしい。」

「いやいや、終わってませんよ!? 所長もマスターもマシュもここから急いで脱出を!?」

 

いやいやはコッチのセリフだよw たったの約100m程度の上空だぞ? 身長が500mよりぶっちぎって大きいグンロズが落ちるのにそんなに時間がかかるわけないだろ? まあ、当たらないように調整はしたからなんとかなるさ!

 

「くっ……!? ファヴニール、離脱を!」

 

逃げようってか? そう行かない。 その図体でこの短い距離で大質量の落下を避けるのは不可能だよ……てかぶっちゃけるとファヴニールに直撃するように調整したからなww

 

ズドンッッッッッ!!

「グガァァォァァァ!!??」

「きゃああああああ!?」

 

「あいたたた、あれ?何かお尻でふんじゃいました?」

 

おおう、凄まじい衝撃波。そして相変わらずの天然風口調w そうですねw ファヴニールが痙攣してそうなのでどいてあげましょうw(ニッコリ) まあ、俺の声がグンロズに届くはずもないがw

 

「グガァァァァ…………ガ……ガ…………」

「ううん……頭が……」

 

ファヴニールがグンロズの(スカートの上からだが)腰部分に挟まれて上半身……前半身?がはみ出している状態だ。勿論、若干ピクピク痙攣しているww ……純粋で巨大な竜種の痙攣って結構レアじゃなイカ?ww 邪ンヌはファヴニールの背中に乗っていたがその真後ろ辺りにグンロズが直撃したので、その衝撃に吹き飛ばされ、首(ほぼ後頭部)に運良くぶつかってそのまましがみついたようだ。 落っこちなくて良かったねww

 

「あら? まぁ大変! 大きなトカゲさん大丈夫?!」

 

…………攻撃力、必要無かったかも…………

 

 

 

 

 

「な、なんとか間に合いました……」

「うう、皆大丈夫?」

 

お? どうやらマシュがギリギリで真名が分からない宝具を発動したようだな。確か、ロードカルデアスだっけ? それで、そのおかげであの衝撃であまり吹き飛ばされなかったらしい…………てか、よく見たらグンロズが落ちた場所が爆心地みたいになっているw 民家…だったものは吹き飛び、元々あった広場を飲み込むように巨大な広場が出来上がっていた。巨大なクレーター、その中に被害がほぼ無い空間があり、そこにリッツたちがいた。

 

…………ん? 俺たちの船を乗せていた家? 勿論、気配遮断A+を掛けた上で俺のブラックカリバーを家の前の地面に刺していたので、衝撃波は剣にあたって飛散していった。……そろそろ耐久力がやばいな。何故か、というかシャドバ故かしばらく置いておくと勝手に耐久力が回復しているとはいえ、そろそろ壊れそうだな……

…………船自体はNo problem.

 

「うん、なんとか……」

「問題ないわ!」

 

うん、ここまで考えていなかったが、幸い怪我は無いらしい。

 

「あの娯楽主義者ッ……!」

「ま、マスター落ち着いて……!」

 

うわぁ……所長ガチ切れじゃん。顔真っ赤だぜw

 

「もう怒ったわ! あのバカ、後でボコボコにするわよ孫!」

「それには賛成です。」

「「「「「全力で同意します。」」」」」

「よく分からんが、コレを仕出かした奴に報復するなら手伝おう。」

 

あるぅえぇ~? 俺の死亡フラグ……いや、フラグじゃないが俺殺人計画が俺のほぼ目の前で計画されてるんですけど? すまないさんこと、ジークフリートもヤル気でいらっしゃる!? 呪いはどうした!?

 

「マスター乙wwww」 (ボソッ)

 

とりあえずブラックカリバーを持っていないので痛くはないだろうが1発黒髭を殴っておく。 そして邪ンヌの様子は……、

 

「そうでしょ!? お姉様も裏切りは許されないと思うわよね!?」

「はい♪ しっかりと責任をとってもらいましょう♪」

 

何仲良くなってんのォォ!?

 

いやいやいや。何となく邪ンヌが光っているから、聖杯で自分とファヴニールの傷を治したのは分かるけど、何グンロズと仲良くなってんの!? なんだよお姉様って!? あれか、裏切り関連で仲良くなったのかッ!? とりあえず収納だ! (カシャッ!)

 

「お姉様ッ!?」

 

だから何がお姉様だよ!? 邪ンヌがお姉様って違和感しかねぇえよ!?

 

くっ……!? こうなったら次のドッキリの準備だッ! 収納された強化ゾンビを召喚!

 

(シュタッ!) 「……!」(お呼びでしょうか! と言おうとしている。)

 

ここで次のドッキリのための材料をコイツ(ゾンビ)に集めてもらう。こいつは何故か知能がある上に、先程、気配遮断A+とアニメキャラの脚力、武装強化をかけているので色んなことが出来るだろう。

 

「実はな……(ごにょごにょ)」

「…………。」(フムフム)

「だから…………(ごにょごにょ)」

「…………!?」(え!?)

「後、コレとコレを渡しておくから…………(ごにょごにょ)」

「…………!」(了解です!)

 

よし、してもらうことは伝えた。コレであとはバルムンク撃ったり逃走したりするのを見て待つだけかな?

あ、そうそう。

 

「悟飯の感知能力は高いからな。コレを持っていけ。」

 

 

 

今ここに、後に伝説となる最強のゾンビ傭兵(笑)が誕生したwwww

 

 

 




乱夜のイタズラ初失敗!?

解説

この小説のシャドバの防御力は=耐久力で、弾いたり攻撃したりするのはまた別ですが、攻撃を受けた場合減少します。
(弾いた場合も減少するのでは?という質問は無しで。)
また、今までの強化を含めた最大耐久力=耐久力上限とし、防御力(耐久力)が10だったものが攻撃を受け5に減少した場合、数時間本体を放置していれば10まで回復します。
(本体=ブラックカリバーなどの耐久力を持つもの、フォロワーも含む)
そして、素の最大値まで削られ、それをさらに削られた場合のみ怪我や破損をします。

※注意、あくまでこの小説でシャドバの防御力をどう表すかという解説で、実際のシャドバは回復などしません。

質問があればどうぞ。


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ワン・ツー・ナン!(食い物)

どうも皆様、遅れてすみませんでした! テストが一旦終わったのでハメ外してモンハンしたり友達と出かけたりしてたら執筆時間が足りませんでしたッ!

自業自得ですが、この小説の執筆+課題として出された小論文模試対策の「小論文の作り方」とかいうノートを全力で書き上げています。今日寝れるかな……

あ、少し少なめです。

※2018年1月31日、サブタイトル入れ忘れてたのでつけました。


あのあと、「お姉様~?」なんて言いながら辺りをうろうろしていた邪ンヌ&ファヴニール(グンロズが嫌い)に、ジークフリートの魔力がある程度回復したらしく、ファヴニールに近づいて、わざわざ名乗り上げてバルムンクを放つという結果的に原作と変わらない展開が繰り広げられた。

 

やあ諸君。先程特攻まがいのドッキリが不発するというハプニングがあった遊叫 乱夜だ。

 

現在の状況というと、バルムンクをすまないさんが放ったので全力でファヴニールから逃げている途中…………なのだがちょっとカオスw

Fate世界では中々見られるものじゃないと思うw

……まあ、見たままのことを説明しよう。マリーアントワネットの宝具であるガラスの馬車、コレは乗れば乗るだけ広くなる仕組みになっているらしい。マリーアントワネットを持っていないので詳細は知らない。(Googleで調べる気も起きない) この馬車に、馬車を引くはずのガラスで出来た馬と1人を除く、リッツたち全員が乗り込んだ。これだけだとただの缶詰状態だが、ここでFateには起きかねない事が起きる。悟飯だ、コイツはFate世界にいていいのか? 馬車を下から持ち上げ、そのまま地面と平行飛行だ。いや、エルキドゥやキングゥなら出来るかも知れないが、これだとドラゴンボールの実写版を見てる気分だ。確実にFateの世界観を壊すと思われる。こう、魔法ありの中世ヨーロッパみたいな世界で機関銃とか核爆弾とか使ってる感じだ。

 

俺たちはその100mくらい離れた場所を上空飛行している。上空と言っても雲よりは低い場所だが。そして急だが、ここでひとつ俺が船に施した改造について説明しよう! 始めは普通に船を浮かせて逃げるリッツたちについて行こうと思ったんだけどさ、あいつらさっき言った(思った)通りに悟飯が運んじゃったわけよ。当然、悟飯も馬車を揺らさないように注意してもスピードはある程度でるからコッチの帆船じゃあいくら性能が上がったって言っても、耐久力や大砲等の破壊力はともかく、帆船である限りスピードには限界があってね。悟飯にどんどん離されちゃうわけよ。だが、ここで役に立つのがシャドウバース。新しいカードだが、「加速装置」というものを使わせてもらった。……ああ、現在召喚しているシャドバのカードは、2枚の「運命の泉」、現在お仕事(笑)をしてもらっている「ゾンビ」、そしてこの「加速装置」を2枚だ。コレで限度の5枚になった。「グンロズ」はシャドバ世界にお帰りしてもらったよ。

 

そして今回のこの「加速装置」。今回コレはシャドバの能力を持たない単純な加速装置として召喚した。能力を持たずともこれ自体が強力な推進力?(と言うのかな?)を生み出すので、船の船尾部分の左右に付けさせて貰った。そして帆船の帆を畳む。コレでロケットエンジン付きの空飛ぶ船が完成したわけだ。

 

そして先程、やっと悟飯たちに追いついたところだ。にもかかわらず、もうフランス兵たちが見え始めた。

 

「ん? 皆さん! 前方になにか見えますよ!」

「あれは……フランス軍! ワイバーンに襲われています! 救出に向かわなければ……!」

「聞こえた孫? 私たちを手前に置いて救出に向かってちょうだい!」

「了解です、マスター!」

「マスター、こちらにワイバーンが来ます!」

「応戦準備! アルトリアはワイバーンを殲滅、マシュは俺たちを守って!」

「はい、毒食わば皿までですね、先輩!」

 

早速戦闘が始まったか。残念ながらココに罠は仕掛けていない、つまりドッキリは出来ないんだよなぁ……。まあ、もうすぐ次のドッキリが始まるがなwww

 

「どうやら戦闘が始まったようですな!」

「ああ、まだワイバーンだけだがそのうちゾンビも来るだろうな。そしたら次のドッキリの準備も必要だろうな。」

「次のドッキリも楽しみです。」

 

仲間は戦闘中だが、俺は観戦のみw これも外道と言えようw

 

「そのとぉぉぉーーr(ガン!)べブッ!?」

「勝手に人の心読むんじゃねーって何回言わせればいいんだ。」

 

勿論、ブラックカリバーはしっかりと回収したので黒髭に1発いれることも出来る。

 

「……っとゾンビが来たか。」

 

結構早いな。それなら、もうドッキリの準備を始めた方がいいだろう。

 

「とは言っても、電話するだけだがwwww」

「お? マスター氏次のドッキリの準備始めちゃう?」

「おう! 時間もぴったりだと思うし、そろそろ集め終わってるだろうしなw」

「でわでわ? 通信機のスイッチポチっとなw」

 

今回のドッキリ準備アイテムのひとつ、通信機だ。とは言っても携帯電話等ではなく、バッジのような小型通信機だ。コレは俺がカルデアで準備して持ち込んだものだ。取り敢えず4つ程あるが、それぞれ黒、白、赤、青と分かれており、マイクとスピーカー部分がある表と、その通信機の色を除く3色と緑のボタンがある裏があり、通信を繋げたい通信機の色のボタンを押すことで、その色の通信機に着信音がなり、緑のボタンを押すことで通話が出来る、俺特製の通信機だ。再び緑を押すことで通話終了できる。今回はコレをゾンビに持たせている。

 

「こちらチームα、コードネーム・ゾンビ、応答せよ!ww」

「あ゛あ゛あ゛!」

「順調に任務は遂行出来ているか?」

「あ゛!」

「よし、ならばプランβだ!w 直ちにコチラへ急行せよ!w」

「あ゛あ゛!」

 

……よし、ゾンビは問題無くドッキリの準備を進めてくれているらしい。コレで次のドッキリは上手くいくだろうww もうすぐドルオタことシャルル=アンリ・サンソンとバサスロットが来るはずだw 一応、サンソンが撤退するくらいのタイミングでドッキリを仕掛けることになると思うが、サンソンも巻き込んだ方が面白いだろうなwww

 

…………まあ、少しは敵も耐えてくれるだろうしwww

一番の心配事は、悟飯がヤツらを殲滅してしまわないかなんだよww 一応原作通りに進めたいけど、ここでサンソン殺したら原作が少し変わるかもしれない。……いや、悟飯がこのFate世界に来た時点で変わっているかもしれないなwww

 

……ん? サーヴァント反応? ……もう二人が来たか。やっぱり考え事してたら時間の流れが早く感じるなぁ~。二人がワイバーンから飛び降りた。その様子を見て、あらかた殲滅し終えたリッツグループが警戒態勢に入る。そこに……

 

『ワン、ツー、ナン!(食い物)』

「何この着メロwww」

「お、来たか! 黒髭、コレは突っ込んじゃダメなやつだw いちいち突っ込んでたらめんどくさくなるぞ?」

「ほう?」

「この曲のジャンルはボカロで、ダイナミック自演ズの「ちがう!!!」という曲だwww」

「確かにどっから突っ込んでいいか解らぬwww」

 

ここで着メロがなったって事はゾンビがフランス軍とワイバーンが薄ら視認出来たって事だ。という事はそろそろドッキリを始めるタイミングが来るということだ!

 

「マスター、出来ました。」

「お、ありがと静謐ちゃん。」

 

今静謐ちゃんに作ってもらったのは木で作った即席の三脚だ。これを船の端に置いてビデオカメラを固定する。ドッキリを撮影する時に手が震えたらブレるもんなぁ~……

 

あ、手が震えるで思い出したんだが流石にここまで上空に来るとかなり寒い。だから手が震えるんだよ!

 

 

 

…………まぁいい、(よくないが) ドッキリを始めようか!




モンハンが面白かったのでそのうち小説でも出すと思いますwwww


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スペルではないゾンビパーティー (上)

遅くなって申し訳ありませんッ!!

聞き苦しいと思いますが、一応言い訳を!

モンハンワールドにハマりこんでいる事は置いておいて、今回の内容と時間系列が同じところにバレンタイン礼装等を組み込む予定だったのでFGOのイベントを超怒涛の猛ダッシュで進めました。ですが中々来ないので必ず狙った礼装を貰えるアイテムをイベントを進めることで入手し、礼装を無事に手に入れました。これが一昨日の出来事。
そして、その礼装を手に入れたので小説を執筆していましたが、昨日の夕方頃、小説執筆をしながらうたた寝をしてしまい、気がつくとデータが飛んでしまっていました。そこから全力で、若干元の内容と少し変わったかも知れませんが何とか投稿日の二時頃に仕上げました。

これが遅くなってしまった理由です。活動報告に四日以内と書いているのに、誠に申し訳ありません。

……余談ですが、作者はモンハンワールドでハサンを主人公として作っているので、防具は初期装備で、武器は毒属性のリオレイアの飛竜刀「青葉」で頑張っています。流石に難易度5辺りで即死するようになってきました。ですが上位に行けるようになりましたが、未だに装備は変わっていませんw

……またもや長くなってしまいましたね、今回は本編も長めです。それでは本編へどうぞ。


んー、やはりと言うべきか悟飯とアルトリアがいる時点で何となくこの辺の展開が変わってくるじゃなイカなぁーって思っていたが、ここまで一方的になるとは……

 

 

 

ん?やぁ諸君、現在学ランの下に半袖のバカTシャツじゃなくて長袖のバカTシャツにすれば良かったと後悔している遊叫 乱夜だ。

 

もうそろそろ俺のドッキリtimeが始まる予定だが、それよりも俺の視界で行われる戦闘がエグい。

本来ココは邪ンヌ……じゃなくて白ジャンヌがフランス軍を助けに行って、2体のサーヴァント…バーサーク・バーサーカー(であってると思う)のランスロットとバーサーク・アサシン(だったかな?)のシャルルなんとかをジャンヌを除くメンバーで抑えていたと思うが、いつの間にかカーミラがジャンヌの方に来てたんだよな、確か。そして、サーヴァントではないジルが来て形勢が変わり、カーミラとシャルルがランスロットに足止めさせて逃げるハズだったと思う。

 

……だが、現在のこの光景はエグい。具体的に言うと敵が哀れすぎる。シャルルは霊核こそ破壊されてないようだがボコボコにされて大の字に寝転んでいる。1度も攻撃すら出来ずにボコボコにされ、顔も蜂に刺されまくったような感じだw コレはコレで面白かったので、通常モードの写真を撮ったw ……そしてランスロット。アルトリアと少し話していたようだがすぐに戦闘になった。確か、ランスロットの方が剣の腕前が上らしいが、シャルルが瞬殺された事により戦闘に参加してきた悟飯、マリー、モーツァルトが加勢してもはや一方的にボコられている。悟飯が殺さないように手加減しながらボコっているのがココからでも分かるが、中々倒れない。バサスロは戦闘続行のスキル持ってたっけ? そしていつの間にか来ていたカーミラは、ジャンヌと戦っていたが原作よりも早めに到着したらしいサーヴァントでは無いジルに加勢してもらい、ワイバーンを薙ぎ払い、カーミラを押している。カーミラが逃げようとしているが、ワイバーンを近くに呼ぶとワイバーンが瞬殺されるので逃げることが出来ない。このままではヤツらはここで全滅だろう。

 

……それはそれで困る。原作から外れてしまうかもしれないからだ。せっかく世界の修正力というか抑止力がお休みしちゃってるんだ。まあ、俺とスマホ(と繋がる異世界)が世界に絡んだので修正力も低下したのか?ww

 

そしてここでドッキリッ!! 俺がその役目を果たそう!

 

具体的に言うと全員纏めてドッキリさせて偶然を装った事故?で主に悟飯を足止めする。バサスロはここで死ぬ運命なので悟飯がかめはめ波で消し飛ばすんじゃないか?w

 

……まあいいや。もう全滅しそうだし、さっさと始めてしまおう。

 

即席の木で作った三脚に固定してあるビデオカメラを起動する。そして斜め下を向いているビデオカメラの角度をかえ、ギリギリ視認出来るゾンビ軍を撮す。

 

「あー、あー、テステス。聞こえてる?」

『あ゛!』

 

うむw 通信機もバッチリ。

 

「時は来たッ! 死を知らぬ生者(サーヴァントもいるがw)に貴様らアンデッドの力を見せつけるがいい!」

 

勿論、この俺のセリフもビデオカメラに入っている。一応、オリジナルの宝具(偽)演出を作ったからビデオカメラに納めておく……そこ、厨二病なんて言わないw 大人になってこのビデオみても俺は悶えたりしないッ!w

 

「いくぞ……軍を成す死霊の呪い、死を宿す不死の身体、かつて人だった異形の大進軍、骸の将は其の同胞を増やしに生者を蹂躙するだろう……骸の成す、『生者を呑む、骸軍の大進軍(トラムプルド・ゾンビ・マーチ)』!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろ戦いが終わる。処刑人っぽい人は悟飯さんにボコボコにされて大の字に寝転んでいて、カーミラっていう女の人?が何故か女の人のような模様をした何か……あれがアイアン・メイデンというやつかな?昔、マンガで見たことがあるけど、ソレをヤケ気味に振り回してジャンヌと戦っていたけどフランス軍の人がジャンヌのサポートをしてくれたので、もう少しで勝てそうだ。この全身鎧を着た人も悟飯さんが殺さない程度にボコボコにしているけど、中々倒れない。とは言っても、アルトリアさんが結構本気で斬りかかっているので、もう決着がつきそうだ。

 

「ふう、ようやくここまで来ましたね、先輩。あと少しであのサーヴァントを倒せそうです。ジャンヌさんももうそろそろ終わりそうです。」

 

残りの敵サーヴァントもすぐに終わりそうなので、マシュとマリーさんとモーツァルトさんは戦闘から離脱して休憩している。

 

「そうだね、追ってきたらどうしようかと思ったけど何とかなったね。」

 

俺、藤丸 立香もとい通称リッツと呼ばれている俺は、最近やっとサーヴァント同士の戦いに慣れて、この服(魔術礼装というらしい)を着ていると使える魔術でマシュたちの戦闘のサポートができるようになってきた。

 

「そうね、巨人が空から落ちてきた時はどうしようかと思ったけれど孫が居れば大抵の事は何とかなるでしょう。ホント、特異点に来る前に彼を召喚しておいて良かったわ。」

 

ああ……うん、ソウデスネ。十中八九彼の仕業と思うけどなかなか姿を現さないんだよね。

 

「そうですね所長。悟飯さんやアルトリアさんが居なければ戦況はとても辛いものになっていたでしょう。」

「そうね、孫が居なければ辛い戦いになっていたでしょう…。それ程までにこれからの戦いは辛いものになるわ……というかあのバカが真面目にやればこうも苦戦したりしないのよ!」

 

あ、所長がキレた。確かにアレは酷かったなぁ……

 

「確かにそうですね。彼はイタズラに落とし穴を大量に掘り、敵味方関係無く落としますし、ちょっと彼に文句を言いたい気分です!」

 

マシュも怒ってる。基本サーヴァントは悟飯さんとマリーさん、モーツァルトさん以外全員落ちたからね。

 

「それにあの巨人! アレも絶対にヤツの仕業よ! アイツ以外の誰があんな奴召喚できるって言うのよ!」

「確かに。先程、ドクターから召喚形式が一致したとの報告がありました。」

 

やっぱり乱夜の仕業だよなぁ~……。……ん?

 

「……あれ? という事は乱夜はあの時あの場に居たんじゃない?」

 

二人が固まった。

 

「……という事はよ? あのバカは私たちが居ることを知っていたのよね?」

 

所長の顔が赤くなり、額に血管が浮き出ている。ぷるぷる震えだして思いっきり怒鳴ろうとする。

 

…………けど、その怒鳴り声が響くことは無かった。

 

「Arrrrrr!」

「はぁ!(ボコッ!) フッ!(バキッ!)……む?」

 

所長が怒鳴ろうとした直前、悟飯さんがナニカに気が付いた。

 

「この気は……!? アルトリアさん! マスターと立香さんを連れて退避して下さいッ!! 大量のゾンビですッ!!」

「「「「!!??」」」」

 

悟飯さんが急に叫んだので所長が口を開けた状態でフリーズしている。……って!?

 

「ゾンビが!?」

 

悟飯さんが見ていた方向を見ると数えることも出来ない程のゾンビの群れ……いや、軍隊がこちらに向かってきていた。それも全力疾走しながら。

 

「な、何よあの数は!?」

「な!?」

「っ!?」

 

流石にあの量はキツい。悟飯さんだけなら1人で片付けてしまうかもしれないけど、アルトリアさんやマシュじゃここまでの数を相手に出来ないと思う。

 

「はあぁ! (ドゴンッ!)」

「aarrrrrr!?」

 

悟飯さんが鎧の人の懐に潜り込んで腹に拳を叩き込み、気功波?ビームみたいなので遠くまで吹っ飛ばした。

 

「今のうちに!」

「はい! マスター、オルガマリーもコチラへ! マシュはマスターたちを守って下さい!」

「は、はい!」

 

ゾンビたちの軍隊はあっという間にすぐ側まできた。

 

「マスター! まだ魔力はもちますか?」

「え、ええ! でも貴方があと30分も戦い続ければ流石にムリよ!」

 

「悟飯とオルガマリーはまだ行けるようですがマスターはどうですか?」

「まだ全然行けるよ!」

「私の宝具は魔力をかなり使いますが使ってもよろしいでしょうか?」

「……うん、、持久戦になりそうだから1回だけね。」

 

冬木で見たエクスカリバー。流石にアレを連発するのは無理があるので、1発だけ許可する。

 

たったこれだけのやり取りのあいだでもう目の前まで……!

 

「下がって!……『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』!!」

 

光の極太ビームがアルトリアから放たれるのと同時に体の中からごっそりと何かが抜けていく感覚が襲ってきた。

 

「……やった!?」

「所長、それフラグ!?」

 

所長なに言っちゃってんの!? 光が収まったと思ったら一部が削れたがまだまだとてつもない数のゾンビが押し寄せてきた。

 

「!?……あのゾンビ、エクスカリバーを躱した…?」

 

アルトリアが何か言ったような気がしたけどゾンビの声で聞こえなかった。

 

 

 

 

 

今ここで戦争とも言うべき戦いが起こっている。数えることもおこがましい数のゾンビVSサーヴァントとフランス軍。ゾンビ一体一体はフランス軍兵士1人でも勝てるけど2体以上になるとキツそうなのに圧倒的な数の差がフランス軍を苦戦させている。それでも持ちこたえているのは悟飯さんとアルトリアが奮闘してくれているからだ。

 

「それにしても……」

 

俺と所長とマシュ、モーツァルトとマリーさんは今、マリーさんの宝具であるガラスの馬車に乗って後退している。マシュ達(デミ)サーヴァントは戦えるけど俺は戦闘能力なんて皆無だ。所長は少しは戦えるけど、前線に飛び込んで生きて帰れる程強くないらしいし、そんな魔力があるなら悟飯さんにまわした方がいいそうだ。

 

「さっきのあのゾンビ、何だったんでしょうね? アルトリアさんを吹き飛ばして悟飯さんに殴りかかりましたがカウンターをくらい、吹き飛ばされましたが帰ってきませんね。悟飯さんのカウンターもしっかり防御していたので倒してはない筈です。」

 

そうだ。本当にさっきのゾンビは何だったんだろう? アルトリアが剣でほかのゾンビの攻撃のように防いだと思ったら思いっきり吹き飛ばされた。アルトリアが驚愕している間に、そのゾンビはとてつもない速さで悟飯さんの所まで跳んで殴りかかった。けど、悟飯さんはソレに反応して、横に避けて右ストレートを放った。だが、あのゾンビはそれを咄嗟に腕をクロスして防いだんだ。殴りかかった後なので体制が崩れていて踏ん張りが効かずに吹っ飛んで行ったが一向に戻ってくる気配がない。倒しきれて無いと思うけど不安だ。だから俺たちは前線から引いたんだ。

 

「分からない。多分、英雄か格闘家かとても強い将軍のゾンビだったんじゃないかな? そうじゃなきゃアルトリアを吹き飛ばすなんて無理だよ。」

「そうかもしれませんね。確かに、かの騎士王であるアルトリアさんを吹き飛ばすなんて常人ができる事とは思えません。恐らく、あのゾンビは、いえ、このゾンビの軍団は街の共同墓地から出てきたものなのではないでしょうか?」

「……確かに。一理あるわね……。」

 

それに、ジャンヌさんが相手にしていたカーミラってサーヴァントと、悟飯さんにボコボコにされた処刑人のサーヴァントがワイバーンに乗って逃げてしまった。鎧の人はゾンビを相手に暴れ回っているけど。

 

「ともかく、孫やアルトリア、ジャンヌやフランス軍が戦っているうちに遠くまで逃げるわよ。目で見える範囲くらいなら魔力供給出来るから、そのギリギリのところまで行くわよ。」

 

確かにまだまだアルトリアたちが見える範囲だ。戦闘が始まって5分以上経ったが、これ以上戦うのは無理だ。フランス軍の兵士たちとジャンヌが疲弊している。これ以上は疲れを知らないゾンビたちに押し込まれるだろう。

 

「ですが所長、まだジャンヌさんやフランス軍の皆さんが離脱できていません。悟飯さんやアルトリアさんは令呪で呼び戻すことができますが彼らは……」

「フォウ……」

 

マシュやフォウも同じことを考えていたんだろうな。いや、フォウは考えることが出来るのか?

 

「でも戦場から彼らを離脱させることは私たちにはできないわ。私だって助けてあげたいんだけれど……。」

 

所長だって根は優しいというか善人だ。彼らの、この勝ち目のない戦いを黙って見過ごすことは出来ない。

 

そんな時だった。

 

「せ、先輩! 所長! あ、アレを!」

 

マシュが突然立ち上がり、馬車に付いている窓を指さした。その先を見てみると……

 

「ア"ア"ア"ア"ア"!!」

 

1体のゾンビがとてつもない毒々しいオーラを漂わせながら戦場に降り立った。

 

「あ、あのゾンビはさっきの!?」

 

間違いない。遠くからだが、少しだけ見た目が変わり、纏う雰囲気が全然違うが何故か同一個体と分かる。

 

「ア"ア"ア"ア"ア"!!」

 

ヤツは地面が割れるほど強く踏み込んで鎧のサーヴァントの所まで跳んで行き……

 

「ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!」

「Arrrrrrr!!!」

 

鎧のサーヴァントの剣の一閃を腕で弾くと

 

「ア"ア"ア"ア"ア"ッッ!!!!!」 (バゴンッ!)

 

鎧のサーヴァントの顔に拳を叩き込み、その顔を陥没させた。




「…………さてさて、LINEで送って置いたし、アイツも喜ぶだろうなぁ~……。……早く召喚してくれないかな?w」

なお、ぽ~か~おぅ♪は現在召喚待ちのご様子w

あ、今回は(上)だったので、次回は(下)だと思われます。


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スペルではないゾンビパーティー(下)

ギリギリセェーフ! 何とか投稿日に間に合ったッ!

……話は変わるけどモンハンワールドでハサンに合う服装は無いのかな? 武器は毒太刀でヤってるケド、防具がどうしてもごつくなるんだよなぁ……

……てか、期末一週間前にモンハンやってる場合じゃねーなw


さてさて、宝具の真似事をして大量のゾンビを仲間にけしかけたこの俺、遊叫 乱夜sideの感想を言わせてもらおうか…………って、

 

「ゾンビの数多過ぎィッ!!??」

 

いやいやいや、ゾンビの数多過ぎだろ!?

 

ギリギリ視認出来る程度の距離から見ると、黒い点々が波みたいに迫ってきてるようだった宝具演出(笑)のセリフに大進軍って入れたのだが、コレは多過ぎる。波のような隊形?で来てると思ってたけど、奥が、というか最後尾がココからでも見えない程密度が高いとは思って無かった……!

 

「ちょっと!? マスター氏!? 拙者の出番を賭けた時、ゾンビとかの雑魚だけから略奪しろって言ってたけど……コレ全部?」

「略奪しろとは言ってn……あ、素材落として俺のスマホに入るなら略奪に入るか。略奪して来る?ww」

「 だ が 断 る ! 」

「(無言で木刀フルスイング)」

「( ゚д゚)・∵. グハッ!!」

 

取り敢えず一瞬イラついたので、黒髭を船の壁に向けてぶっ飛ばす。船から落としたら気配遮断の効果が薄れて気づかれる可能性があるからな。それに今、この船の壁は鋼鉄の塊並に硬いからなw

 

「……なんて、コントをヤってる間にもうリッツたちの目の前まで来てんじゃん。」

 

アニメキャラの脚力を憑依召喚している俺が召喚したゾンビはともかく、他のゾンビたちの足速すぎだろ。明らかに全員50m走なら7秒は切るな。いや、個体によっては5か4秒台行けそう……

 

……ん? ああ、そうそう、一応これだけのゾンビが集まったネタをバラしといておこう。

 

俺はゾンビに3つほどアイテムやらを渡しておいた。一つ目は前にも紹介したと思うが、俺特製の通信機だ。コレについては説明はしたハズだ。

そして二つ目、主に悟飯から隠れる(逃げる)ために、#コンパスから、「連合宇宙軍 ステルス迷彩」というものを渡している。確か前に、ゾンビに気配遮断のスキルを付けた(ままだ)が、コレはそのまま姿を見えなくする様なものだ。

…………名前からするとネ! コレの実際(ゲーム内)の能力はライフ100%回復とスタート地点に戻るというものだ。ちなみにスタート地点はココ、クイーンアンズリベンジ(船)の甲板だ。ゾンビが致命的なダメージを負ってしまっても、コレを使えば全快してココに戻ってくるという何だかチートじみた装備だ。

 

……ここまでは補助のアイテムだが、最後の一つがこの状況を作り出している。

 

コレは渡したと言うより、ゾンビに状態変化をかけた感じだ。具体的にはタゲ集中。……コレであらかた推測出来ると思うが一応言っておこう。ターゲット集中状態をゾンビに付与し、アニメキャラの脚力でここら一帯を走り回ってきてもらった。

 

うん、予想以上wwww

 

どっかの巨大共同墓地をいくつか通り抜けてきたんじゃないかってくらい、いや、明らかにこの特異点のゾンビ全部引っ張って来てんじゃね……?

 

「ま、いっかw もうリッツたちと衝突するからカメラをゾンビ軍からリッツたちに合わせて……?膨大な魔力の昂り?……まさかッ!?」

 

ヤバいと思った瞬間にはゾンビ軍の中心に光の奔流が流れていくところだった。

 

「デュハッッ!?(吐血)」

「……!?」

「……!?……ぱ、パネェ…………え、こっちもパネェ……。」

 

文字にすると若干カッコイイ黒髭のムカつく吐血音は無視するとして、あんな至近距離でエクスカリバーぶっぱなして正面のゾンビごっそりと削ってリッツとアルトリアパネェwと思ったけど、そのごっそり削れた部分をすぐさま他のゾンビが埋め尽くして始めとほぼ変わらない陣形になったゾンビ軍も軽く絶望するレベルでパネェ……。……あ。

 

「……あ、ゾンビの野郎無事かッ!?」

 

思った事がすぐに口に出るが、今はそんなことどうでもいい。今、アイツが殺られると少し作戦(ドッキリ)に支障がでる。俺はすぐさま通信機の、ゾンビに持たせている通信機の色である赤のボタンを押す。すると3コール目には通信が繋がった音が鳴る。スリーコールってどこのカラオケだよw

 

「おいコラ、ゾンビ生きてるか…は死んでるゾンビに言うことじゃねーな。ゾンビ死んでるか…はゾンビは通信に出たから完全に死んだわけじゃねーだろうし違うか。じゃあ……元気に死んでまっか?www」

『あ゛あ゛(翻訳:主、質問を言いながら迷うの止めてくんないっスかね? あとアンタ最後ゼッテー巫山戯てたろ?)』

 

……なんか、ゾンビからチャラそうな返事が聞こえた気がするが「あ゛あ゛」ってちゃんと聞こえたのでアレは幻聴だと思う、思いたいw

 

「うむw なんか幻聴が聞こえた気がするが、まあ、元気そうだな、ゾンビに言うのもアレだが。……取り敢えずゾンビパーティードッキリ第二波の準備するから、走って戻ってこい。渡したアイテムはなるべく温存しろよ?」

『あ゛(了解っス)』

 

ホント、ゾンビがチャラいような幻聴が聞こえてしまうwwww

 

「……拙者、アレに突っ込まなきゃ「いけないですぞw」ちょ、なに言っちゃってんの!?」

「やかましいな、まだ行ってなかったのかw」

「拙者無理ッ! そもそも拙者海賊だし? 絶対に勝てない相手には挑まない主義って言うか、あんな災害みたいなのには一切関わりたくないというか? ……てか、拙者よりも静謐嬢の方がいいと思いますぞッ!」

「何言ってんだかw ゲームに負けた貴様の落ち度だボケww 大人しく揉まれてこいww というかそもそも静謐ちゃんはハサンだし、=アサシンだから正面から軍勢と戦うとかありえないと思うが?www」

「…………。(コクコク)」

「理不尽ッ!? 拙者だって戦闘非特化のライダーですぞ!?」

「ライダーなら乗り物使えwww ああ、この船は俺たちの拠点だからココから動かさないからな?wwww」

「拙者の海賊船長ライフが海賊雑用ライフに変わってるでござるッ!?」

 

まあ、別に行かなくてもいいのだが、あえて口論してるとしようwwww

 

 

 

 

 

黒髭や静謐ちゃんと駄弁りながらもしっかりとカメラをまわしていたが、数分後、ゾンビが帰ってきた。

 

「おう、おかえり! どうだった?w 気配遮断等で見つかりにくくした船を探すのは大変だっただろ?ww」

 

本来なら1分かかるかかからないかで帰ってこれる距離だが、気配遮断を使っているため、ゾンビは帰ってくるのに10分近くかかったw

 

「あ゛(草原に船なんて目立つだろなんて常識見事にぶっ壊してやがるな)」

 

何だろ?今度はチャラいと言うより口が悪く聞こえるのだが?

 

「まあまあ、言ってることは何となく分かったが、それは置いといて「あ゛(おい)」 ドッキリの第2波の準備しようかにィww」

「にィwwww どこのネタでござるか?www」

「ワンピース。あれ?にーだっけ?」

 

ワンピースのルフィたちが育った山の山賊のちっこいのがこんな語尾つけていた気がするが、もういいやw

 

「ま、いっか。取り敢えず、撮影一旦中止……じゃなくてもいいか。静謐ちゃんコレ見てt「承知。」おおう、流石の速さw ……じゃあゾンビ、さっきクールダウン時間が終わった「武装強化」のシャドバスペルかけるからじっとしとけ。」

 

大体、というか最近は「武装強化」のクールダウン時間が終わったら、チート化中のハルバートに3回ともかけているが今回は取っておいた。今回は3回ともゾンビにかけて前回の分を含め、合計攻防力8だ。コレでアルトリアくらいなら正面からヤリあえるだろ。

 

「……(スマホ操作now)……よし、強化おわったぞ。遠慮なく主に悟飯をぶん殴ってこいッ! (キリッ)」

「あ゛!(あの真面目そうで行け好かねぇ野郎をぶん殴ってやるぜ!)」(シュバッ!)

「あ、乱夜氏前に悟飯氏に殴られたこと根に持ってるでござるなw」

 

相変わらずゾンビの声がヤヴァイ(ヤバい)くらいにヤンキーに聞こえてならないが、シュバッっと跳んで言ったので結局この幻聴が何が何だかよく分からぬw

 

「……さて、静謐ちゃん交代しようか。ビデオカメラのバッテリーも俺のスマホ用の充電器改造したら何とかなるっしょw」

「乱夜氏の口調がチャラくって来ましたぞw」

「俺は元々気分で口調を変える派だからなwww 「何それww」 ともかく口調についてはキニスルナw」

 

さてさて、ビデオカメラの画面をズームしてリッツたち一行……サーヴァントたちは全員戦ってるな。フランス軍も奮闘してる。頑張れェwwww

 

「乱夜氏から猛烈な煽りのオーラがwwww」

「何だよそれwww」

 

ホント、こいつ読心術でも持ってんじゃね?w

 

「あ、アルトリアがぶっ飛んだw」

 

気配遮断で(バフをかけてるだけだが)強者の気配を消して、一見普通のゾンビの攻撃に見せかけて、魔力放出を全力で使ったアルトリアのバスター攻撃並のパンチを、エクスカリバー(剣)の上から一撃入れて吹っ飛ばした。

そこから悟飯の方へ、今度はさっきよりも、というか普通では無い、他のゾンビに比べ圧倒的に速い速度で悟飯のもとへ跳んで行き、殴りかかったが高速のカウンターを貰い吹き飛んでいった。

 

「ヒュウ♪ 流石悟飯、やるねぇ……。……てか、ゾンビのヤツも中々やるな!? 脚力と防御力、攻撃力は補助してるが、あのゾンビ野郎、悟飯のカウンターを咄嗟に腕をクロスして防いだぞ。コレは補助無しのハズなのに!?」

 

もしかしてアイツの武術センスヤバかったりする?

 

「……とまぁ、一旦連れ戻すか。流石にあのスピードで防いだとはいえ綺麗にカウンターが入ったから多少のダメージはあるだろうしな。」

 

通信機の赤のボタンを押してゾンビに電話?をかける。やはりスリーコールで出た。だからどこのカラオケだよw

 

「おーい、ぶっ飛んで行ったが無事か?」

『あ゛あ゛!(無事でござる! 腕にかなりのダメージが入りましたが、まだ戦闘続行可能な範囲でござる!)』

「………………。」

 

おい? 今度は忍者みたいな口調の幻聴が聞こえるのだが?

 

『主殿? (あ゛あ゛?)』

「ああ、いや、何でもない………………って、今の幻聴と現実が逆になって無かったかッ!?」

『あ゛あ゛(そんなことないでござる。)』

「お、おう……(俺からすると結構なネタなんだがなw)……でだ。取り敢えず一旦戻ってこい。負傷した腕じゃあしくじる可能性もあるからな。」

『あ゛(御意。)』

 

通信を切る。……さて。向こうを見る限りリッツたちは戦闘特化の悟飯とアルトリアを殿にマリーの宝具で撤退か……。あとは、バサスロを消してゾンビ軍は……収納出来るかな? まあ、取り敢えず後で試すとして、悟飯をもう少し驚かせたい。どうするかねェ……。

 

「…………ヨシ、ゾンビを魔改造する準備でもするか!」

「「え?」」

 

黒髭と静謐ちゃん? なに俺見てドン引きしてるんだ? 俺そんなに悪い顔してたかな?wwww

 




カルデア日常ギャグを書きたいのに本編が終わるまでカルデアに帰れま10。どうするカネェ……。


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アンデッドは毒で強くなるらしい

期末試験が不安でしょうがないと言うのに、モンハンがしたくてたまらないw saoのフェイタル・バレットも欲しいが金がない……

以上の問題で困っているぽ~か~おぅ♪であった。

あ、あと四日以内には小説投稿しなくちゃいけないから、そこんとこの配慮もしないと……


やぁ諸君。今度はゾンビを魔改造すると言ったら、静謐ちゃんと黒髭にドン引きされた遊叫 乱夜だ。

 

「いやいやいや、何引いてんの? 今からバサスロ潰して、悟飯をぶん殴らないといけないからな。ゾンビを魔改造くらいしないと悟飯に1発入れるのは無理だ。」

「悟飯に1発入れれるゾンビって、なにそれこわいw」

「お? 何ならお前が行ってもいいんだぞ?w 悟飯に1発入れきったら、さっきの賭けの負け分をチャラにしてやってもいいぞ?w」

「あんな災害に挑むくらいなら雑魚から略奪した方がいいに決まってるでござるw」

「正論だなwwww」

 

そりゃあそうだw いくらサーヴァントとはいえ、あのバグ世界(ドラゴンボール)のキャラに挑むなんて自殺以外の何物でもないなwwww

あ、んー、いや、若干戦闘狂成分が入っているケルト勢とか、武人的なヤツら(ケルトも含むまれるなw)とか、ベオウルフやバーサーカーでは無いヘラクレスみたいな「強いヤツと闘ってみてぇ!」みたいなヤツら(ケルトや武人勢も含まれるなw)とかは挑むかな? あ、ヘラクレスも武人気質だっけ?

 

……いや、どちらにしろ世界最高と言っても過言では無さそうな、もはや災害レベルの圧倒的膂力を持つヘラクレスも、ナメック星に着いた頃の悟空のレベルにはもう勝てないと思う。いや、同レベルかな? だが、スーパーサイヤ人は無理だろ。フリーザの星をも壊す力(スーパーノヴァだっけ?)を正面から迎え撃てるんだ。流石にヘラクレスでも無理……無理?……無理だよな? オケアノスでフリーザがスーパーノヴァで特異点崩壊させようとしてソレをヘラクレスが受け止めるなんてこと無いよな?

 

…………俺もしかして今、変なフラグ建てたかも知れない…。

 

「むむっ! 何やら乱夜氏から盛大なフラグ回収の予感が……!」

「おいコラ、黒髭マジデヤメロヤ」

「デュフフフww セリフがカタコトになってますぞwww」

 

セリフ言うなやwwww

 

(シュバッ!) 「あ゛あ゛! (主殿! 只今戻りましたでござる!)」

「お、帰ってきたか。」

「拙者にも不思議な幻聴が聞こえる……! てか、拙者と口調被ってるですぞ!?」

 

ふむ、ゾンビが帰ってきたか。一見無傷に見えるが、ゾンビだから、どこもボロボロだから余り目立たないだけだ。新しく付着した土(泥等)や、服に先程までは無かった切れたり擦り切れたりした跡がある。

やはり悟飯は一筋縄じゃあ行かないか。

 

……てか、ゾンビ自身は怪我して無くね? え、何こいつ怖い。

 

まあ、怪我はしてなくても腕の内側(骨や筋等)のダメージとか、吹っ飛ばされて岩や地面に激突して、鈍い感じのダメージが溜まったりしてるかも知れないからな。意外とこういうのは我慢できる痛みでも、後でじわじわときて筋肉を一瞬脱力させるんだよ。良くある例は、戦闘中にいきなり足がガクッとなってよろけたりするヤツだ。パンチ等の効いてなさそうな攻撃が、ダメージの蓄積により致命的な隙を作るんだよ。大抵の素手で戦うアニメでは1回は起こる現象だなw

悟飯と戦う時にこんな事が起きてみろよ、一瞬でノックアウトされるな。

 

「まあ、取り敢えず回復&強化だな。あれ? 強化の種類によっては回復は要らないか? どうするゾンビ?」

「あ゛あ゛!(主殿の御心のままに!)」

「んんー?ww コレは正しくジャパニーズニンジャですなww 拙者美少女クノイチに仕えられてみたいッ!wwww」

「うるせーぞ、テメーはもう少し実現させたい趣味?を絞りやがれ! そんなコト言ってるからひとつも叶わねぇンだよ!」

「ガーン! 拙者、今知った驚愕の事実! 既に一つ叶えた乱夜氏(静謐ちゃんの事)からの助言なら可能性は大きいッ! 目標を絞って頑張れば叶うのなら、拙者は全属性ハーレムを目指しますぞ!w」

「目標絞れって言ったばっかだろ!? 全属性は広すぎだ、何百何千あると思ってんだよ!?」

「ええッ!?」

「てか、さっきから一向に話が進まねぇじゃねーか!? まだ魔改造に使うゲームすら決めてn「死告天使(アズライール)!」…何だ? LINEか?」

「(ビクッ!?)」

 

今の俺のLINEの通知音は初代様のアズライールだ。LINEの通知音は普通変えられないが、俺のスマホは異世界に繋がっているせいか普通では出来ない事が出来る。設定のサウンドにLINEがあるんだよ。しかも自分で作ったりも出来る。なので、少し(結構)前に初代様が来てくれたから、アズライールにしたんだよな! だが、静謐ちゃんが一瞬だがものすごくビクッってなった。ソレも可愛いと思ったが一応反省しようww (絶対して無いw)

 

「それで、LINEの内容は……ぽーかーおーからだな。なになに……」

 

『おう乱夜! お前はどうだが興味すら無いが、俺は高校の教室でガッツポーズ取るくらいに嬉しい事があったぜ!』

 

あん?野郎、面白ぇ事があるなら共有しろよな。

 

『なんと、コッチは今2月だからバレンタインイベントがあってて、静謐嬢にチョコを貰ったのだッ!』

 

「な、なにィィィィィィィッ!?」

「「!?」」 「な、何事ッ!?」

 

『ランダムで頑張ってやっと静謐嬢から貰えた……! 我が生涯に一遍の悔いなしッ! ( ´゚Д゚)・;’.、カハッ』

 

やろう、ぶっころしてやる!←

 

『ま、FGOのイベントの概念礼装なんでお前のスマホにも行ってるはずだからさw 今年チョコ貰えなかったからって落ち込むんじゃねーぞwwww あと、俺をさっさとソッチで召喚しやがれww(コッチが本命)』

 

「…(グビッ!)…(キラーン)!」

「いやいや、何急に旧世代モンハンのアイテム使った時のモーションしてるでござるかww」

「おい黒髭ッ!!」

「!?」

「…コレはとても重要な最優先事項だ…………言うぞ?」 (ポチポチ)

「(ゴクリッ!)」

「……(スマホのカメラを起動)……(ゲーム内で)静謐ちゃんからチョコ貰ったああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」

「`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)グハッ!!」

「シャッターチャンスッ!ww」

 

くくく、黒髭の絶望に染まった顔が撮れたぜwwww

 

「/////」

 

静謐ちゃんが恥ずかしそうにしている。普段は中々喋らない?静謐ちゃんだが、しっかりとバレンタイン考えていたのだろうか?w

 

まあ取り敢えず置いておいて、実食だァ!

 

「概念礼装召喚ンンッ!!」 (スマホを全力操作)

 

俺の手元に静謐ちゃんのチョコが………………? あれ?

 

「現れない……?」

 

何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ! (発狂気味)

 

「ざまぁwwww」

 

やろう、ぶっころしてやる← (2回目&二人目)

 

「あ、あの…主?」

「ヤロウオブクラッシャー!!「グハッ!」…………ん?どうした、静謐ちy……!?」

「/////あの……私の手作りのチョコです!/////」

「我が生涯に一遍の悔いなしッ!?( ´゚Д゚)・;’.、カハッ」 (バタン)

「この非リアに手渡しだとッ!? `;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)グハッ!!」 (バタン)

 

ま、まさか静謐ちゃんから手渡しでバレンタインチョコを貰えるなんて……ガチで我が生涯に一遍の悔いなしな気がする……! だ、ダメだ。黒髭が余計なコトを言ってるが、嬉し過ぎて気が遠くなってく…………!

 

 

 

 

 

「あの、マスター?」

 

え、えっと。どうしよう。マスター(とヒゲ)が倒れてしまいました。せっかく(ゲーム内で)作った私の手作りチョコが……

 

「……やっぱり、毒が……」

 

このチョコは(聖杯を持つ)私が手作りしたから、私の粘膜に接触した時の数倍の強さを持つ毒(粘膜接触×数倍×聖杯強化)になってます。だからマスターも、私のチョコを受け取ってくれない……。

 

「あ゛あ゛! (そんなことありませぬ!)」

「え?」

 

幻聴でしょうか? 今ゾンビさんが喋ったように……、そしてそんなこと無いって……?

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛。(この主殿の顔を見てくだい、この顔は嬉し過ぎて失神しております。)」

 

何故だろう? ゾンビさんの言葉が分かる……。 そしてマスターは、確かに嬉しそうな顔をして倒れている。 でも……

 

「マスターは本当に私のチョコなんかを貰って嬉しいのでしょうか……?」

「あ゛あ゛あ゛! (そうですとも、主殿だって言っておられたでは無いですか。我が生涯に一遍の悔いなしと!)」

「確かに……。」

 

私は……私はわたしそのものであるチョコを受け取って、嬉しいと思ってくれたことが嬉しいです。

 

「あ゛あ゛。 (そして……静謐殿に一つお願いが……。)」

「? 何ですか?」

「あ゛あ゛あ゛。 (拙者はアンデッド、それ故に毒で回復出来るので是非とも、その上質な毒を少し分けて貰えないかと……。)」

「……アンデッド……。」

 

アンデッド。ソレは(ハサンたる教えを無視して)私の主になりうる存在の一つ。でも私はマスターに付いていくと決めましたから……。

 

「……そうですね。せっかくマスターに手渡ししたのですから、私がフォークで切り分けて食べさせてあげましょう♪ うーん、8つに切り分けた内の一欠片くらいならいいですよ。本当は全てマスターに捧げたいのですが……。」

 

マスターもこのゾンビさんを回復させると言ってましたので、マスターのお手を煩わせなくても、私が回復してあげればいいですよね?

 

「あ゛あ゛! (有難う御座いまする! では早速……。)」

 

ゾンビさんは私がフォークでチョコケーキを8分割すると、そのひとつを長い爪でひょいと摘んで口の中へ入れました。するとゾンビさんに変化が……!

 

 

 

 

 

「………………ま、マタタビッ!?……ハッ!? 俺は何をッ!?」

 

変なコトを口走ってしまったが今何時だ!? めちゃくちゃ眩しいケド寝坊したかッ!?

 

「……いや、……」

 

近くで禍々しい気配を感じた。しかも心当たりがある、だ。コレはネクロマンサーとして、骸の王とかを召喚した時に感じるアレだ。でも俺は、骸の王を召喚しっ放しなんて事はしない様にしているが……?

 

ん?そもそも俺は何で寝ていたんだ? さっきまでの状況をゆっくりと思い出し……

 

「静謐ちゃんにチョコ貰ったんだった!」

 

俺はバッと立ち上がると周りを見渡す。黒髭は何故か吐血し、放心状態で甲板に倒れている。静謐ちゃんはチョコを持ったまま正面を見ている。俺も静謐ちゃんの見ているモノが気になり、正面を向くと……。

 

「グガア゙ア゙ア゙! (我らが王よ! 見事、あの武闘家を討ち取って来ましょう!)」

「いや、お前誰だよ!!??」

 

ガチでお前誰だよ!? いや、冷静になって考えればゾンビが俺の気絶?していた間に進化したと考えるべきだが、俺は冷静になれないッ!

 

何だよシャドバフォロワーに進化って!? 普通進化してもこんなのにならないだろ!?

 

今のゾンビ?の姿を説明するなら、骸の騎士団長かな? 具体的に言うなら「骸の王」の進化状態の鎧兜を一回り小さくした感じかな? 翼は無いが、赤に青緑の線が入ったマントをしている。

 

「グガア゙ア゙ア゙! (ハッハッハ! 何を言いますか王よ! ゾンビですよ! ああ、もう既に戦いに行ったと思われていたのですね! コレは失礼を! 今すぐ、あの狂戦士と武闘家の首を落として御覧に見せましょう!)」 (ドンッ!)

 

おおっと、アイツが跳んで行った衝撃で船が揺れたぞ!? どんな脚力してやが……いや、憑依召喚してたな。

 

「ええっと……? 静謐ちゃん? 説明please?」

「はい、マスターが倒れた後から説明しますと…………」

 

 

~~~~~毒娘説明中~~~~~

 

 

やろう、ぶっころしてやる← (3回目&三人目)

 

あのクソゾンビめ! 俺が静謐ちゃんから貰ったチョコ食いやがった!? てか、そりゃあ納得だよ! 聖杯で異常強化した静謐ちゃんのさらに数倍の毒をアンデッドが取り込めばそうなるわなぁ……。

 

「それでマスター?」

「ん?」

「/////はい、あーん……!/////」

 

 

 

 

結果論 静謐ちゃんのチョコがとても美味く、また、食べさせて貰ったのでコレ以上の幸せはないんじゃないかと悟った……!

 

そして、復活していた黒髭は血涙をドクドクと垂れ流して、目が真っ黒になって怪物化(笑)して悶えていたwwww

 

 

 

……あ、ちなみにその光景、俺と静謐ちゃんとケーキのペア、悶える黒髭、先程の凄い装備をしたゾンビの3枚を写真に納めてますw

 

あと、静謐ちゃんにケーキを食べさせて貰いながらビデオカメラの方でゾンビを観ていたが、バサスロを瞬殺してたよwwww




フランスが終わらないぃぃぃ!

まあ、次回あたりでまた次に進みますがね。マリーも一応助けておこうかなとw (ドッキリ付きで)

イベントはどうやって小説に入れるかな? ぐだぐだ本能寺とか、やった方がいいのかな?

あ、感想待ってます(`・ω・´)b


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もしかすると助ける必要無いと思う

ど、どうも皆さん……。期末テストが既に終わった6教科中一教科は赤点確定で、三教科が40点前後であろうぽ~か~おぅ♪です。

遅れてしまい申し訳ありません……ですが一つ言わせてください。

→ココ最近ゲームして無いッ!!! バレンタインイベントもギリギリ聖杯貰えた感じだし、その他ゲームもログインボーナスを受け取ることしかして無い……。

あ、会話少なめです。


やぁ諸君。静謐ちゃんからバレンタインチョコを貰ってしまった遊叫 乱夜だ。そのせいで現在のテンションが高くなっているが、些細なことだろう。

 

「やっちゃえ、バーサーカー(ゾンビ)!!www」

「乱夜氏ソレは幼女が言うから需要があるんですぞw」

 

現在、静謐ちゃんから進化素材(笑)を貰って究極進化?したゾンビが一瞬でバサスロを殴り殺した。

……いやね? 俺もアソコまでゾンビが強くなるなんて思ってもいなかったワケでw まあ、魔改造しようとしたけどさ、精々攻防力アップさせて剣とか銃とか持たせるだけで、あんなプチ骸の王を作ろうなんざ考えても見なかったよwww

 

一瞬でバサスロに近づいて、バサスロが咄嗟に放った剣の一閃を素手……じゃなくて篭手で弾いて、そのままバサスロの顔をぶん殴って陥没させちゃったよwww そしてバサスロが、バク宙失敗した人みたいに後頭部から地面に180度縦向きに半回転して激突したのを見て俺と黒髭は爆笑したwwww

 

数分後……

 

……さて、そろそろ現実逃避(笑)もやめるか。そろそろガチでフランス軍とジャンヌが負けそうなんだよ。アルトリア? 1人で戦っていたので既にゾンビの波に飲み込まれて(恐らく)令呪を使い撤退したよ!

ゾンビのまだ最後尾が見えない……というかここら一帯ゾンビで埋め尽くされてるし!? 今気がついた衝撃の事実! あとリッツ達は、まだ目視出来る距離だが、かなり遠くにマリーのガラスの馬車と思われるモノが見える。あそこが多分、魔力供給に支障が出ないギリギリの距離だと思われる。悟飯は単独行動くらい持ってそうだがw あれ?クラスがセイヴァーだから単独顕現くらい持ってたり……?

……気づくんじゃなかった……。ちょっとゲンナリした…。

……まぁいい?や。とにかくゾンビ軍をどうにかしようか。 流石にこの数は予想外だったな。収納するにしても1回で収納しきるわけが無いし、てか今収納したらプチ骸の王がリンチにあう可能性があるし……。 どうしろと?

 

……あ、いいこと、いや、悪いこと思いついたぜw(銀狐風)

 

悟 飯 に タ ゲ 集 中 つ け て し ま お う w w

 

悟飯にタゲ集中をつけた瞬間に全ゾンビが悟飯を狙う……うむ、実にイイ……ww

自分で言うのもなんだが、かなりイイ作戦だと思うんだよコレがw

まあ、だとすると一つ問題が出てくる。……悟飯に気づかれないかだ。

ここでひとつ説明しておこう。俺の召喚の出来る出来る距離……スマホ魔術は半径100mまでの範囲内ならどこにでも召喚とか色々ヤっちゃう事が出来る。

……ん? 何で今まで近くにしか召喚とかしなかったかって?

……そんなもん気分に決まってるだろww

 

まあ、とにかく悟飯とプチ骸の王がドラゴンボールZでよく見るような攻防が行われてい……ちょっとまて、プチ骸の王強くないか? おかしい、おかしすぎる。何故に悟飯と張り合えてるんだアイツ。空中で殴ったり蹴ったりしてるのはまだわかる。悟空が子供の頃の天下一武道会でもそんなシーンがあったし、跳躍力があれば出来る……と思う。だが、何故張り合えてるんだw あの元ゾンビのヤツ、シャドバから召喚したと思ったがドラゴンボール次元から召喚したのか?

 

……まあいい、いや、よくないが話を戻そう。こう、空中でドンパチやってるから色んな方向によくぶっ飛んでるだよ。それで気配遮断で気づかれてないが、明らかに50mくらいまで近づくんだよ。幸い、悟飯もプチ骸の王相手に集中してるようだし、気づかれないよな?

 

……さっきから黒髭が悪いこと考えてる顔してるwみたいな感じで煽ってくるので1発木刀で殴った後にすぐ実行するか。

 

「おやおや? 悪い考えがまとまりましたかな?www」

「ああ、バッチリ決まったよ! (ブン!)」

「ガフッ!?」 (顔面)

「ふぅ……さて、サクッと終わらせますかねェw」

 

とは言っても、頻繁に飛び回っているがもちろんこっちに飛んでこない時もあるので、ビデオカメラで……というかカメラが追いつかないのでズームアウトして録画し、後でスローとかズームとかの編集を加えようw ……話がズレかけたが、とにかくこっちに来るまでビデオカメラで撮影していようか。

スマホはいつでもタゲ集中を召喚(付与)できるようにしておく。いつもは近くに召喚(付与)しているので、PONと一瞬で出来るが、遠くだと座標をイメージしなきゃいけないんだよなぁ…。例えば50m先の空中(範囲内)に悟飯がいるので、悟飯にデバフを召喚(付与)とかじゃなくて、100m以内の悟飯のいる座標に「最小10cmの立方体」の範囲にデバフを召喚(付与)する感じだからな。近くだとソコ!って感じで出来るけど遠くだとこの辺かな?ってなるんだよ…。ちなみに範囲の形は、中に10cmの立方体が一個以上入ればどんな形でもOKだ。……範囲が広ければその分消費魔力も上がるけどネ!

 

………………(なんて事考えてる間に)………………来たッ! (ポチッとなwww)

 

瞬間、フランス軍やジャンヌ、プチ骸の王を狙っていた全ゾンビが悟飯に向かって殺到した!

 

『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙』(ゾンビの大合唱w)

「なッ!?……くっ!」

「ア"ア"ア"ア"ア"! (訳:む? 勝機ッ!!)」

 

取り敢えず、状況を説明しようか。まず、全ゾンビが悟飯に殺到。そして、プチ骸の王が右手に力を溜めている。……アレだ。HUNTER×HUNTERの主人公君のジャジャン拳だw オーラは俺には見えないがw ……俺、念の修行してみるか?(血迷った)

そしてとてつもない数のゾンビが悟飯にまとわりつき、山のようになったと思うと、中(隙間)から光が……! そしてドッカーンみたいな爆発音と共にまとわりついていたとてつもない数のゾンビが飛び散った。……ゾンビの雨が降っているッ……!

それで、そのドッカーンみたいな爆発を起こした悟飯は、所詮スーパーサイヤ人変身ポーズだ。脇締めて仁王立ちして上向きながら叫んでいる。その隙をプチ骸の王が逃すはずもなく(普通は逃すのもの)、アレ縮地じゃね?と言えるような速さで悟飯に接近。悟飯が前を見てギョッとして硬直した隙に、 顔 面 を 殴 り 飛 ば し た !

 

いやー! スッキリしたネ! シャドバで絶体絶命で敵が煽りまくってきてる時に、一発逆転の一手を打って勝ったくらいにスッキリしたぜ!wwww

もちろん、しっかりとビデオカメラに納めてあるw good!

 

「ふぃーw スッキリしたww それじゃあ収納するかwww」

 

まず、悟飯の顔面を殴り飛ばし、明らかに数キロくらいぶっ飛ばしたプチ骸の王がこちらを向いてピースしまくっていたので、確か今のお前はそんなキャラじゃねーだろwとか思いながら収納する。

次に、ゾンビ軍。ボトボトと落ちてきてヨロヨロと立ち上がったゾンビたちや飛んでいった……いや、飛んで逝った悟飯を追おうとするゾンビたちにスマホの収納モードのカメラのピントを合わせると、驚くことに全ゾンビにピントがあい、最後尾が見えなかったゾンビ軍が一瞬で居なくなった。……え? ピントってそういうものだったっけ? それにコレ、容量ってもの知らないの?

まあ、そんなこと言ってたらスマホ魔術そのものがパネェことになるので置いておくw

 

そしてまあ、フランス軍はその場で疲れて倒れ込んでるだけだし問題は無い。ジャンヌもめちゃくちゃ疲れてそうだが、悟飯が飛んでいった……飛んで逝った方向に走って行ったので問題ないはずだ。……ふむ。たった今、リッツ達が乗るガラス馬車も悟飯の方に移動しているのを確認したので、リッツ達も問題無いだろう。

 

リッツ達は確かこの後、放棄された砦で一休みするはずだ。その後くじ引きをして、二手に分かれて聖人を探す流れになる筈だ。だが俺は、このくじ引きには参加せず、マリーサイドに行こうと思う。とは言え、すまないさんの「すまない」を録画したいので、ティエールに向かうリッツ組には黒髭を同行させる。とは言っても、船は俺が使ってるし、黒髭は単独行動を持っていないので戦闘が出来るほどの魔力供給はできないだろう。(黒髭の宝具である船への魔力供給は黒髭から俺に切り替える)

なので…………えーと…………えぇ……。低レアの移動に使える宝具と単独行動を持つサーヴァントがいない……。……あ、居た。……アストルフォだ……! 男の娘やんw

まあいい、いや、よくないが。 とにかく、アストルフォを召喚して黒髭について行かせる。黒髭は男の娘属性イケるか? まあ、無理でも行かせるけどwww

そして、マリーサイドはティエールの西にある街(恐らくボルドー)にいるゲオルギオスに会うはずだ。そこでシャルル&邪ンヌ&ファヴニールと鉢合わせて、マリーが殿をするハズだ。

とは言え、マリーが死ぬのは「俺の趣味」では無い。そんな理由かよ!?とか思うかもしれないが、基本俺の人生(ゲームor趣味こそ俺の人生w)は味方は極力死なせない縛りプレイやってるようなもんだからなw

 

nanoで、マリーを救うためにボルドーに先回りしようと思うッ!!

 

どうせくじ引きと言っても、こちらに来るのはジャンヌとマリー+原作外の誰かなので……ん……!? ちょっとまて、冷静に考えよう。

 

原作でティエールに行くのは、すまないさん、モーツァルト、リッツと愉快な仲間たち。 ボルドーに行くのは、マリー、ジャンヌだ。

 

原作外キャラとして、アルトリア、所長、悟飯だ。

 

そして、マスターとサーヴァントの関係上、リッツとマシュとアルトリアはペアになり、所長と悟飯はペアになる。

 

イコール、ティエールに行くメンバーにアルトリアが増えるわけで。

イコール、所長&悟飯がティエールに行くと(悟飯がいるだけで)過剰戦力になるので、ボルドーに行くメンバーに所長と悟飯が増える。

 

つまり、ボルドーの戦いは、

 

マリー&ジャンヌ&ゲオルギオス + 所長&悟飯 VS シャルル&邪ンヌ&ファヴニール になるわけで。

 

あれ?(悟飯がいるだけで)過剰戦力?

 

もしかしなくてもマリー助ける必要無い?

 

…………orz…………

 

あれ?俺録画要員?

 

…………second. orz…………

 

「モブ化乙wwww」

 

黙れ、しれっと俺の心を読むなヒゲ。




「…………アイツ、いつ俺を召喚するんだよ…。新しいイベントが始まって、期末テストまできたじゃねーか!」

↑いつまでたっても本編に出れない(出せない)ぽ~か~おぅはイライラしているようだw

というかホントにいつオルレアン終わるんだよ……。7つの特異点の中で最低難易度だぞ?w まだしたい事も結構残ってるっていうのに……。


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可愛いは正義だが男の娘もOK?

どうも皆さん、期末テストが終わり数学以外全部欠点の可能性があるぽ~か~おぅ♪です。

流石に2日完徹はキツかったデスね…。おかげで投稿日(テスト最終日)の夕方家に帰って速攻で寝てしまったんですよ!? 執筆が間に合わないッ!?

という事でガチですみませんm(_ _)m

……あ、今回はセリフじゃない(かっこ)が多めです。 ちょっと見づらいかも……


やぁ諸君。現在、木製宇宙戦艦ヤマト(笑)に乗って上空で作戦会議を行っている遊叫 乱夜だ。

 

あの後、取り敢えず2つの「加速装置」のエンジンを全開つけて上空まで飛んで悟飯から避難した。だってホラ、あのままあの場所に居たら悟飯が怒り状態で突っ込んできそうじゃん? だから気を感知しづらいと思われる上空まで来た。流石に雲の上で、その上、気配遮断A つけてるから流石に感知出来ないと思う、思いたい。

 

そして今、上空は寒いので室内で俺、静謐ちゃん、黒髭で円卓を囲って座っている。俺と黒髭はエヴァンゲリオンの碇司令のあの姿勢で座っているw そして、静謐ちゃんはネタに付いてこれていないケドオロオロしながらも碇司令ポーズをとってコチラをチラチラと見ている。うむ、かわいいは正義。コレは絶対論。

 

……ちなみに円卓(机)はマシュの盾を召喚させてもらったw こんな事に宝具を使っていいのだろうか? →もちろんさぁ(ドナルド)

だって元々この盾は円卓そのものらしいしw 俺はマシュと違い、正しい使い方をしているのだwww (絶対円卓の騎士が知ったら殺されそうw)

 

椅子は検索したものを形だけの召喚の形式でで召喚してある。

 

そう言えば、こういう英霊の宝具とか武装をクラスカードを用いて召喚する「限定召喚」というものがあるらしいが、俺にはスマホがあるので無縁かな?w

 

……話が90度くらい逸れたな。

 

「……それでは、これより作戦名 人理守護指定G.O。人理修復第一段階もとい、第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン における マリー・アントワネット王妃 救出作戦会議を始める……。」

 

それでは会議を始めようw

 

「起立! 礼! 着席! 」 (クワッ!!!)

「「(ビクッ!?)」」

「ん?w 二人ともどうした?ww」

「あっ…、その……、マスターが突然大きな声を出すもので……。」

「ごめん静謐ちゃん、俺が悪かった。」 (頭を円卓に叩きつけながら)

「デュフフフwww 乱夜氏、コチラにも謝罪が欲しいですなw 具体的に言うと高クオリティフィギュアをつまらないものですがと言いながら差し出してくるくらいにwww」

「だ が 断 る ! かわいいは正義だが、むさ苦しいおっさんなど謝罪どころか疑う必要すら無い悪の根源だろーが!w」

「な、なん…だと……!?」 (妙にイケボ、黒髭の、声ではない?w)

「はァー︎ ⤴︎ww (メフィストボイス) しゃーねーな(しょうがないな)wwww もう1回やるからしっかりとヤレヨ?ww」 (ニター的な笑み)

「乱夜氏、セリフにカッコが多いですぞww」

「悪かったなw それじゃあやり直し……っと……」

「あ、ビデオ撮ってたのねwwww」

 

キモいぞ、黒髭www

 

 

 

~~~Take2~~~

 

 

 

「……それでは、これより作戦名 人理守護指定G.O。人理修復第一段階もとい、第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン における マリー・アントワネット王妃 救出作戦会議を始める……。」

 

さて、それじゃあTake2version行きますかwwww

れをるさん作詞、ギガPさん作曲編曲の『+♂(プラス男子)』より……w

 

「起立! (立った) 礼! (礼) 礼! (戸惑いながらも礼) 起立! (固まった) 着席! 起立! 礼! 礼! 着席! 起立! 着着着席! 礼! 礼! 着席! 着席起立! 礼! 礼! 礼礼礼礼礼起立!」 (適当)

「(唖然)…………ちょいちょいちょいちょい、マァスタァァ!「ちょい多すぎw」おふぅ…じゃなくて今の何ッ!?」

「……!?……。(あたふた)」

 

フハハハハ! 盛大な困惑の悪?感情、(バニルにとっては知らないが)美味である! wwww (バニルじゃなくて俺並感)

静謐ちゃんには後で(カルデアに帰ったら)俺手作りのお菓子をあげよう。甘党の俺はお菓子作りは得意なのだッ! (←誰もそんなこと聞いていないw)

 

「え?w 何って号令じゃねーの?ww 起立礼着席だろ?w あってるじゃんwwww」

「アーソーデスネー……じゃなくて、しかしですな!? 」

「ああそうかw 手を合わせてください と いただきます のところも欲しかったのかw そーかそーか、納得。w」

「勝手に納得してんじゃn…「厳格な円卓会議では私語厳禁なw」ブーメランッ!?」 (バコンッ!)

 

さて、黒髭の男の象徴(下部)を机の下で木刀投げて直撃して黒髭が机に伏せて、やっと静かになったところでそろそろ会議(笑)を続けようw

 

「(碇司令ポーズ)…さて今回の会議の主題は、これからの行動について、だ。なかなか大雑把な主題ではあるが、諸君らの意見も聞いて細部も計画していきたい。まず、主題についての質問等はあるか?」

「何も……。」 「(ビクビクッ!)」

「……そうか。ならば次に、これからの行動のおおまかな内容を説明しよう。 俺たち3人はこれより2手に分かれ、それぞれリッツらが目指すティエール、所長らが目指すボルドーにそれぞれ先回りしてもらい、盗撮、イタズラ、その他こちらが気付かれずに味方側がやられない程度に細工をしてもらう。」

「……(スッ)」 「(ビクンビクン)」

「……発言を許可しよう。」

「では…。マスターは2手に分かれると言いましたが、私とマスターのグループ、そしてさっきから怖い(気持ち悪い)動きをしている物体の単独行動という事で宜しいでしょうか?」

「!?」

「…いい質問だ静謐嬢。確かに現時点ではそういうグループに分かれるであろうが、移動手段の都合上もう1人人員を増やし黒髭グループに宛てたいと思うのだが…………黒髭、貴殿は(男の)娘は大丈夫か?w」

「娘ッ!! (海賊の誉れ B によるガッツ&紳士的な愛 C によるHP回復)」

「うおぉッ!? いきなり飛び起きるなよ!?」

「へい、お頭! 以後気をつけますッ☆ ……じゃなくてマスター!? 娘ッ!? 拙者と同行するのは美少女か美幼女か!?w よっっっっしゃゃぁぁぁぁあ拙者の第2部完ッッッ!!!!w」

「やかましいわ!? 円卓会議やぞ!? もっと静かにならんのかワレェ!!」

 

 

~~~Take3~~~

 

 

「……それでは、これより作戦名 人理守護指定G.O。人理修復第一段階もとい、第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン における マリー・アントワネット王妃 救出作戦会議を始める……。」

 

いやーw 急に大乱闘スマッシュブラザーズに黒髭と参加したくなったものでついその場で開始してしまったが、ここの地形は俺に有利だったようだなw まず密室なのでどれだけ殴り合ってもぶっ飛び率が上がるだけで落下しないんだよなw それに通常攻撃も一撃の威力が高くて、防御力なんて概念がある俺と、ステージの端っこ辺りにいるお助けキャラみたいな静謐ちゃんが俺を全面サポートしてくれるもので黒髭がぶっ飛び率が999%になる頃には俺はまだ76%だったよw 意外と銃に当たってしまったんだよなw そして黒髭のぶっ飛び率が999%になると、甲板まで繋がるドアを開けて、タメ攻撃を一撃当てるとバウンドしながら飛び出して逝ってそのまま上空へピューん…キラっ☆だったよww

 

戦闘で荒れた部屋を魔力を流して修理し終える頃には黒髭は帰ってきていたがwwww

 

……まあ、ビデオカメラはつけっぱなしだったし、ビデオカメラ本体に当たらないように努力したから全て撮れているとだけ言っておこうww

 

 

 

~~~下衆説明中~~~

 

 

 

「それで、拙者と同行する娘とは……?(キリッ)」

「まあ、そう急かすな。それは召喚を行う時に教えるとして、今はその後だ。俺と静謐嬢グループは所長らの目的地ボルドーへ先回りし、街で住民やサーヴァント、所長らに気付かれずに街に細工。そして街へ来るであろうシャルル=アンリ・サンソンをマリー・アントワネット王妃が迎撃後出現するジャンヌオルタとファヴニールを俺達が撃退、後に長らと合流しその後、黒髭グループとリッツらに合流する。そしてこの一連の出来事をスマホに納める。そして、黒髭グループはリッツらの目的地ティエールへ先回りし、同じく細工、追加で彼らをコチラへ来させないようにする為、大掛かりな細工も許可する。その後、充分に足止めをしたと判断した場合、遠くから戦火を見て助太刀に来たと称しリッツらと合流、その後俺らと所長らに合流だ。コチラも一連の出来事をビデオカメラに納めるように。」

「……一つ、質問しても?」

「許可する。」

「その大掛かりな細工、もとい罠を張る場合、道具等の準備はどう致しましょう?(紳士w風に)」

「いい質問だ、ライダー。それについては同行させる(男の)娘が色々と手段を持っているだろうから、ライダーが考えた作戦を伝え、共同作業としてやってくれ。」

「(愛の)共同作業としてヤってくれって……!」 (妄想&歓喜w)

「(激しい勘違いが進行中な気がするが、その方があとの絶望の悪感情が美味そうだから無視w)…………ああ、それと。盗撮する際に1つだけ注意がある。……すまないさんのすまないはなるべく高画質で確実にビデオカメラに納めるように。」

「御意ィwww」

 

「……さて、これにてこれからの行動についての円卓会議を終了しようと思う。意見はあるか?」

「「……」」

 

「……ふむ……、ではこれにて、これからの行動についての円卓会議を終了する! 一同、起立! (ガタッ) 休め! (ヘナァ) 気をつけ! (ビシッ) 心臓を捧げよ! (ビシッ) 以上、解散!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「いやいやいや、今何かおかしなもの混ざってなかったか!?」」

 

「(オロオロ)………。」 ←心臓を捧げよのポーズが分からない静謐ちゃん

 

「何、休めの時にヘナァってしてんだよ!? ワカメか貴様はッ!?」

「乱夜氏こそ、何が心臓を捧げよでござるか!? そんなに拙者の胸に興味があるなんて知らなかっでござるよ、このBL野郎www」

「バッ!? チガッ、違ぇよ!? そんな趣味一切もってねぇよ!? てか、話をそっちに持っていくなよ、何がボーイズラブだよ、レズを眺めるなら兎も角男同士なんざ興味ねぇよ!?」

「プークスクスクスww 恥ずかしい性癖暴露ですぞwwww」

「うるせぇな!? だが、前にも言ったような気がするぞ? ……てか、なんだその笑い方は!? いつものデュフフフよりもイラつくじゃねぇかッ!? 何なら今から俺様の弄りスキルを存分に使ったTake4に繋げてやろうか? それともTake4と称してスパルタクスできるだけ召喚して筋肉プレイさせっぞコラ、あ゙あ゙!?」 (半分くらいキレた)

 

 

 

~~~Take4~~~

 

 

……続くw あ、いや、Take4は(今は)書かないからね?w

まあ、ビデオ撮ってる=Take4が来るフラグだったり?w




ただの作戦会議で1話丸々使ってしまった……!

ちなみに『+♂(プラス男子)』の起立礼着席のラッシュはうろ覚えですので指摘等は必要ありません。

あと、えーーーーとなんて言うんだっけ? 過度?の休みを取ってしまったのでこの話の投稿日の次の日には、次の話を投稿したいと思います。

……え? Take4以降? 暇があれば番外編(日常変)の一部として出すかも?w


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超かめはめ波はエクスカリバー以上乖離剣以下

どうも皆さん、80点を超えた数学Ⅰ以外、40点代を前後しちゃってるぽ~か~おぅ♪です。

アストルフォ召喚はまだ口調を覚えきっていないので、オルレアンが終わるまで延期です。あ、本編には出ますよ? ただ、Apocrypha見直して、FGOのアストルフォを霊基再臨させてセリフ集めるので暫く時間掛かるかも?


やぁ諸君。アストルフォを召喚した時の黒髭の顔が…と言うより黒髭そのものが面白すぎて、腹を抱えて爆笑した遊叫 乱夜だ。

 

勿論、バッチリ映像を撮っているのでカルデアに帰ったらもう1度見ようw(見せよう)

 

「……因みにマスター? これから何をするのですか?」

 

現在黒髭に俺特製の通信機を渡し、別行動をしている。俺たちはボルドーに向かって船で飛行中だ。「加速装置」を2つとも取り外して、それでもできるだけ速く向かっている。加速装置を外した理由としては、シャドバの「場」がMAX状態だったので空きを作ることと、火を吹かせていると地味に魔力を吸うので魔力の温存だ。スマホを通して使う魔術は全て、魔術回路を閉じていても使えるんだよな。スマホ魔術は魔力を込めるというより、魔術回路を無理やり開いて吸ってる感じ何だよな…

 

「取り敢えず寝る。俺の魔力はリッツ見たいに膨大じゃないんだよ。Fateシステムを通しているとは言え、ただえさえ静謐ちゃんと黒髭をサーヴァントとして運用しているんだ。その上、黒髭の宝具も出しっぱなしだし、さっき星4であるアストルフォを召喚したしでどんどん俺の魔力を削っていくんだよなぁ……。黒髭とアストルフォに気配遮断つけてるしそれもあるか。通常のアストルフォよりかなりの魔力を削ってくけど、静謐ちゃんの持つ聖杯から送られてくる魔力でぎりぎり少しずつ回復している感じだしな。絶対魔術回路の使い過ぎだって、全身地味にズキズキするし。いっそのこと魔術回路を開くか? でも開きっぱなしってのもなぁ~……。」

 

俺の元の総魔力量PP10くらいだと静謐ちゃんの聖杯魔力サポート無しだと今の状況が1時間も持たない気がするww

 

そう言えば、俺の増えた総量分の魔力ってどうなってんだろ? 俺の魔術回路の数は変わらないが、生命力の最大値が増えてゴキブリ見たいにしぶとくなってるとか?

…………考えるのはやめよう。なんか首を斬られても動き回る俺の胴体と顔を幻視した気がする……。

 

「なら、ご一緒させてもらいます♪」

「おわっ!? ゆ、ゆれてるって!?」

 

あ、焦った…。船のとある一室にあるハンモックで寝ようとしたら静謐ちゃんが飛び乗ってきて180度くらいグラグラしてた…。

 

「大丈夫だ、問題ない。((キリッ あ、2時間くらいしたら起きるから。じゃあおやすみ~。」

「♪」

 

おおう。なんという幸福感w 今この瞬間改めてFate世界に来れてよかったと思ったよ、まあ何度も思っているがなww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Listen to the stereo!! tonight!! tonight!!」

 

「……んん~? もう2時間か。」

 

どうやら夢も見ずに2時間が経ってしまったらしい。今なら絶対にいい夢見れたと思うのにw

 

「取り敢えずハンモックから降りるか。」

 

ハンモックから降りて船の甲板へ向かう。船にボルドーという街付近に着くと低空待機になるようにスマホとデータを同期してある。原理?知らん。俺は出来ると思ったら出来たという事しか知らない。

 

甲板に出ると丁度低空待機状態になるところ……つまり街が見える場所で減速して止まる瞬間だった。

 

「丁度着いたようですね、マスター♪」

「……うん。静謐ちゃん、起きたなら早速出発しようか。」

「えへへ♪ そこで『降りて』と言わないマスターが優しくて素敵です♪」

 

……アレだよ。俺自身の状況を説明すると、目が覚めた時点は静謐ちゃんの抱き枕状態でハンモックから降りようとしても離れないが、嫌じゃない(逆に嬉しい)のでそのままにして行くことに。とは言え、しがみついているだけだと足を引きずってしまうので、仕方ないので『おんぶ』している。決して下心は無い(恐らく)。

 

「俺ちょっと嬉しくて発狂しそうだわw じゃあこのまま俺にしがみついている行k「行きます♪」おおう、相変わらずな返事の速さダナw なら、俺に強化を……あ、ポケットに手が届かないw 仕方ない、ポケットの上からホームボタンを長押しして『Siri』を起動させて…。FGOのジークフリートの脚力を俺に憑依召喚。……よし。それじゃあLet's go!」

 

 

 

~~下衆&毒娘移動中~~

 

 

 

「ってことでやって来ました、ボルドーの街! ここに来る途中に俺に気配遮断を付け直したので街の住民は誰も俺に気づいてないぜw」

 

流石に俺も街のどの辺で戦いが起こるか知らないので、街に直接やって来た。船で来ると流石にバレるだろうし。

 

「今回は、何か準備しますか?」

「……いや、今回は街の住民もいる事だし簡単な落とし穴などの罠を仕掛けられない。ちょっと細工をするにしても、所長らが来るまでさほど時間が無い。なので、スマホ魔術を使って所長らの死角からいきなり召喚するだけだ。そもそも戦いが起こる場所を俺は知らないからな。」

 

流石にここまで来たので、俺の背中から降りてもらっている。

 

「ま、俺らのここでの作戦はマリーの救出もといファヴニール撃退と所長らとの合流だし? 俺がドッキリを仕掛けなくても何かしら向こうも……ジャンヌオルタも含めて面白い反応をしてくれるだろうしww」

 

まあ、その為にも今のうちに色々召喚しておく必要があるがw

 

「取り敢えず! ここで戦いが起こるまでは、召喚したやつをどこかに隠して通信機を渡して、そんでもって散歩だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、かなり魔力を使って怠さがパネくなったところで役者が出てきたな。」

 

色んなところに罠(モンスター)を召喚して隠してきた俺たちは、建物の影に隠れて、予想通り所長、悟飯、マリー、ジャンヌの到着を確認した。罠の内容? 今回は内緒だw

 

「はい、作戦対象団体Aのボルドーへの到着を確認しました。このまま尾行します。」

「りょーかい。俺は気配遮断してても尾行のプロって訳でもないし、尾行している静謐ちゃんの後ろの方を歩いとくわw」

 

誰だ、今ストーカーwwwとか言ったやつ。今ならワンピースのコングキャッスル(サンジの足技)という名の踵落とし1発で済ませてやるから出てこいwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場面はちょっと飛んで、というかかなり飛んでマリーがシャルルを倒したところ。既に静謐ちゃんと建物の影に隠れて様子を見ている。戦力で言えばシャルルなんぞ悟飯の指ひとつで勝てるのにマリーが「私に任せておいて!」的な事を言ってシャルルを倒したのには、ここは原作と同じこと言うんだなぁ……とか思いながら、スマホで動画を撮りながら見ていた。シャルルと一緒に攻めてきた雑魚? そんなもの街に入ってきた瞬間に悟飯に瞬殺されとるわww

 

そして街へジャンヌオルタ&ファヴニールが突っ込んできた。原作ってこんな登場してたっけ?w

 

スマホの動画撮影で音(声)はハッキリと拾えている筈だが、コチラの居場所がバレるかも知れないので音量をゼロにしているため、会話が聞こえない事件が発生したww 静謐ちゃんと話すこともできそうに無いので雰囲気で突撃するしかないな(確信)wwww

 

…………えーーーっと、なかなか会話が終わらないな? 何を話し込んでいるんだ? さっきから盛り上がったり落ち込んだり怒ったりと、いったい何の話をしてるんだアイツら? ←コイツw

 

……お! やっと悟飯が構えた! そしてそれに合わせるようにファヴニールがいつでも動けるように体制を変えて……

 

 

ここで俺の登場だッッ!!☆

 

 

「遅れて飛び出てじゃじゃじゃーんwww!!! 人の悪感情を食す悪魔!ww 悪感情を食う為に様々な妨害をする悪魔の外道とは俺の事!!ww 遊叫 乱夜様の登場だァッ!!☆☆」

 

 

その瞬間、場が凍りついた。

 

 

「ンンー?w 何故みんな黙ってるんだよ?w ここしばらくあってなかった乱夜さんのご登場だぞ?w ほらほら☆ なんか言うことあるんじゃない?wwww」

 

ファヴニールすらも含む全員がコチラを向いて固まっている。静謐ちゃんはまだ建物の影にいるから、こちらにいるのは俺一人だ。俺はスマホのカメラレンズを向けているだけだが、何で皆そんなに固まってんの?w

 

「…………か…………」

 

「……か?」

 

か…………なに?w

 

 

 

 

 

「かめはめ波を撃つのよ、悟飯!」

「了解ッ! かーーめーーはーーめーー…………!」

 

「は!? 何!? いや、ちょっと!? え!? タイムッ!!」

 

何だ何だ何だ!? 何故悟飯はこちらにかめはめ波……いや、アルティメット悟飯だから、超かめはめ波か。を撃ってくるんだよ!? いや、分からないことも無いが唐突すぎるだろ!? もっと他に展開があってくれてもイイだろ!?

 

俺の生命の危機ッ!!

 

俺はスマホのカメラを閉じて開きっぱなしだったFGOを開く。咄嗟に高火力という事でエクスカリバーが頭に出てきたが、あいにくセイバーアルトリアは持っていない。仕方がないのでそのままアーチャー(水着)アルトリアの宝具(水鉄砲&エクスカリバー)を召喚する。

 

「波ァァァーーーーーーーー!!!!」

 

俺の目の前に原因不明(笑)の無慈悲な破壊の力が迫る。静謐ちゃんは咄嗟にこの高火力を防げない。ここはエクスカリバーで相殺するッ!! 流石にエクスカリバーを水鉄砲にはめる手順を知らないので、そのままエクスカリバーとしてしようする。ただでさえ魔力が残り少ないのに、エクスカリバーを放つ。しかも、スマホ魔術は自分で魔力を込める訳では無いので、魔力が足りないと気絶ではなく、魔力(生命力)を搾り取られてそのまま死ぬ。過去、骸の王を召喚して死にかけた。

 

だが、目の前に迫った超かめはめ波を前に、そんなことを判断する暇も無く……

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー)!!」

 

エクスカリバーを振り、放った。

 

 

 

「おおおおおおおおお!?」

 

明らかに押されている!?

 

どうしようもなく焦った俺は生き残るための手段を探し……

 

ブラックカリバーを装備していない事に気がついた。

 

片手でスマホを操作し、収納スペースからブラックカリバーを取り出してスマホをポケットに入れ、ブラックカリバーを握る。

 

「!?何ッ!?」

「よっしゃぁあ! 生けるぜッ!!」

 

攻撃力が上がり押し返したと思ったその時、

 

「加勢するわ!! ビデオの恨みッ!」

「がァァァァァァ」

 

ファヴニールのブレスが追加された。

 

 

 

 

………………あ、詰んだ。




じ、時間ぎりぎり。


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コンティニュー

冒頭が1話に出てきそうな内容ですが気にしない様にww

ああ、そう言えばこの主人公(乱夜)の霊器属性はどう見ても善性・中立じゃないので第2話の「カルデアに来た、」を少し修正しておきますねw


やぁ諸君。何を隠そう、俺がガネー……なんて、ネタやってる場合じゃない遊叫 乱夜だ。

 

突然だが、「自分が死んだ後」というものはどういうものだと思う?

 

ああ、友人や家族とかの周囲のことじゃなくてだな。もし自分が死んだとして、その後の自分の意識は?という事だ。

 

例えば、死ぬと永遠に意識が無くなるとか、死んで気がつくと魂の裁判所みたいな場所にいるとか、いつの間にか三途の川を渡っているとか。

そうそう、真っ白い空間にいて、髭を生やした老人か謎(笑)の幼女が目の前にいるなんて事もあるかもなw

というかソレが1番良くて、そのまま能力等を貰って異世界へGOが俺的にベストなんだけどなぁ……。 テンプレだけどw

 

まあ、俺は初めて死んだ時、意識が飛んで気がつくと母さんのお腹の中にいた訳だがw

 

で、だ。何故俺がこんな事を聞いているのかと言うとどうやら俺は死んだらしい。

 

…………なんか、よくある転生もの小説でよく見る冒頭だな。

 

……まあいいか。いや、よくないな。なんで俺死んでんだよ!? あ、そうか。悟飯の超かめはめ波+ファヴニールのブレスなんて、確か封印みたいなものがかかっていたような(あまり覚えていない)エクスカリバーぶっは1発で抑え込めるハズねぇーだろ!?

 

……話を元に戻そうか。俺は死んだらしい。

 

何故そんなことが言えるかというと、転生もの小説でよく見る「例の真っ白い空間」にいるからだ。

確か、エクスカリバーが押し返されて、「あ、詰んだ」と思ったら気がつくとここにいたんだよな。

まあ……髭を生やした老人も謎(笑)の幼女も居ないけどなw

 

……そんでもって、代わりに2つのモニター?がある。

 

一つ目は、近未来的な空中に浮ぶ、映画館のスクリーンくらいの大きさのもの。コレには現在の俺がさっきまで居た場所をそこそこ広範囲で映している。ジャンヌオルタは高笑いしており、所長や悟飯は「や(殺)っちまった」感をだしている。

 

一つ目はまだ分かる。死んだ俺の周辺を映しているんだ。大体想像範囲内だろう。周りの人?の悲しむ(悲しんで無いが)姿を映し出す的なアレだろう。

 

だが、二つ目がマジで分からん。いや、分かってはいるが現実世界では、あってはいけないものだと思う。

 

二つ目は、一つ目と同じく近未来的に浮いており、俺が手を伸ばすと……というか伸ばさずとも届く距離にある、iPadよりも少し大きいくらいのもの。

まあ、ここまではいいだろう。ただのサイズ等を説明しただけだし。

 

問題は映っている内容だよ……

 

それは終局特異点や新宿の最後の辺りのクエスト、または高難易度クエストでたまに見る風景。全体的に黒く、真ん中の少し下辺りに青白い文字で戦利品と書かれている。右上に令呪の残りの画数と手持ちの聖晶石の数が示されている。戦利品と書かれている真上に左から「昇天してしまう」、「令呪を使う」、「聖晶石を使う」と書かれている。……いや、ひとつは見間違いだな。令呪は全回復していないので「令呪を使う」は無い。

……流石にここまで来れば大体わかるだろう。だが最後にもう1箇所説明させてくれ。……上の方に赤で「コンティニュー」と書かれている。

 

はい、皆さんご存知「コンティニュー画面」だ。

 

…………いやなんであるんだよ!!??

 

あれか! 俺の人生もゲームか!? そんなんだろ!? しかも復活ありなんてイージーモードかよッ!?

 

まあ当然の様にコンティニューするけどな!

 

……大きい方のモニターの端の方に映っている静謐ちゃんが、髪が逆立ってきて周りが紫色…毒に侵食されたように広がっている。このままスーパーハサン人に変身してしまいそうなので(というかしてしまっていそう)、さっさと復活してしまおうか。

 

残りの聖晶石は2つ。ついこの前まで初代様ピックアップで大量にあった気がするが気にしない。どうせあのバカ(作者)が使ったんだろ。……ところで、俺とバカのどっちの方がガチャ運がいいんだろうか?

 

そして俺は「聖晶石を使う」を押して光に包まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ど、どうしよう!!?? ついノリで乱夜を殺しちゃった!!」

 

「アーーッハッハッハ! やっぱりこの私を侮辱したのが悪かったのよ!!」

 

俺が光に包まれながら先程(死んだ時)まで立って居た場所にパッという感じで戻ってくると、モニターで見た通りそれぞれ敵の目の前で何をやってるんだと言いたくなるカオスが発生していた。

それに、所長ら(5人)とジャンヌオルタ+ファヴニールは誰一人……でいいのか?、気づいていない。

 

…………ちょっとジャンヌオルタ、うるさいからお仕置きな☆

 

俺はポケットからスマホを取り出す。そう言えば俺が死んでいた間の魔力供給とか、スマホ本体は壊れていなかったかとかの疑問は残るが、スマホ画面全体にいくつもヒビが入っていて、カバーも色が剥げたり焦げたり等しているので、ダメージ(ヒビ等)が残る=コンティニューで復活していない=壊れなかったという方程式?が成り立つため、スマホ本体は壊れていなかったんだろうな。なんて頑丈なスマホなんだ!? まあ、スマホ本体は防御力15+俺が掛けまくっていた強化魔術でギリギリ壊れなかったんだろうな、危ない危ない。

 

……スマホをポケットから取り出して何考えてるんだ俺は…。何故か元気が有り余っているので、魔力(生命力でありMP)もゲーム同様にフル……じゃなくて100%…あれ? コレってフル状態? まあいいや。とにかく俺は自分自身に気配遮断A を掛ける。そして敏捷A も掛ける。最後にブラックカリバーを持って……持って…持って? アレ?

 

ブラックカリバーが無い!?

 

カメラのアルバムにも、辺り周辺にも落ちていない。まさか破壊されたか!?

 

………………後で作り直すか(白目)。

 

…っと。取り敢えずファヴニールに気づかれない様にファヴニールの身体に登る。そしてジャンヌオルタの真後ろに到着。

 

「アーーッハッハッハ!! さて! あのとても目障りな男も殺した事だし、次は貴女達の番よ!!」

「「「「「!?」」」」」

「血祭りにあげてあげましょう! ファヴニール!」

「「「くっ!?」」」

 

ファヴニールが腕を振り下ろすが悟飯が所長を抱え、サーヴァント4人(数え方知らん)は後方へ跳ぶ。……危ねぇじゃねーか。ファヴニールから落ちたらどうしてくれんだよ。

俺は…………そうだな。セクハラやら言われるかどうか不明だが、ジャンヌオルタを全力でくすぐってみるかww 鎧というものは、動きやすくするためにいくつか鉄で覆われていない部分がある。脇や膝裏とかだな。まあ、この際靴脱がして足裏でもいいなw ……なに? 変態だと? 知らんな、ただのこちょこちょだ。別にいやらしい手つきでワキワキするつもりは無い。例え、そう見えていたとしてもなww ……下心はガチで無いからなッ!!w

 

……あ、そう言えばジャンヌオルタって筋力高かったな。Aくらいだったと思うし。うーーむ、ジャンヌオルタに低ランク筋力を憑依召喚させて、俺に高ランク筋力を憑依召喚するか。

 

俺はジャンヌオルタに気づかれない様にシェイクスピアのステータスから筋力F を憑依召喚する。憑依召喚が完了すると、今度は俺に向けて、アステリオスからスキル「天性の魔」を使い、人間では不可能と言われる筋力A++ を憑依召喚しついでに耐久A++も憑依召喚する。……そう言えば、アステリオスは筋力A++ だから人型状態のティアマト(A+)よりも力が強いらしいなw

 

かなり魔力を消費したが、まぁいいだろう。憑依召喚し終えると俺はジャンヌオルタの真後ろで立ち上がる。

 

「さあ、ファヴニール! 殺りなさい!」

「くっ!? 悟飯! 迎え撃っ……え゛ッ!?」

「「「「なッ!?(えッ!?)」」」」

「……なによ。何故全員揃って私の方を見るの……」

 

俺は正確な関節技を習ったわけでは無いので、まずジャンヌオルタに膝カックンをしてから肩を持ち、後ろへ引っ張り倒しながら片手でジャンヌオルタの両手を抱え込むように抑え込んで、そのまま覆いかぶせるようにジャンヌオルタの上から俺も倒れる。そしてジャンヌオルタの両手を体(胴体)を使って固定し、自由になった両手でジャンヌオルタの両脇を全力でくすぐる。

 

「よ゛!?」 (ガクン)

「おうコラ、ジャンヌオルタ誰が目障りだってぇ?」

「あ、アナタいつから……!力強ッ!?」 (タタマレナウ)

「いつからだって? さっきからいたわボケェ! (倒れた) ……さて、生意気なヤツは全員、御☆死☆雄☆喜 だァーー!!」

「きゃあああああああああ!!!???」

「「「「「なんで生きてるんですか!?!?(のよ!?!?)……」」」」」

「(しかもヤンキーみたいな漢字使ってる……)」 by悟飯

 

ヒャッハー!! 汚物は消毒d……じゃなかった。ちょっと(だいぶ)違うな。

 

「なんでかってェー? フハハハ! 何度でも甦るさ!ww 俺にとっちゃぁ、人生なんざゲームなんだよ! 愉しむんだよ!! 死も苦痛も!! その為のただの代償の一つだろうが!!! 」

「「「「「「!!??」」」」」」

「代償として命を1個失ったに過ぎねぇ! もっとも、こんなにイージーモードだと知ったのはついさっきだがな!!」

「なんて狂気……!」

「アハハハハハハハハハハ!! と、とりあえずこれやめてぇぇぇぇぇぇ!!!」

「おうw 声が艶っぽいぞwwww」

「アハハハハ!!! 煩いわよ!? セクハラで訴e「そこから先は無しだw」(足裏)ぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

「「「へ、変態!?」」」

「はいそこ! うるせぇーぞ!!」

 

全く誰がセクハラだってぇ?w ←お前だよw

 

「…(ジャンヌオルタの悲鳴がコダマする中)………てか、テメェさっき俺殺す気だったろ!? 死んだらどうするつもりだったんだよ! (実際に死んだが)」

「「「「「…………。(ダラダラ)」」」」」

「反射かよ!?」

 

くっ!? 人の姿を見るなりいきなり殺しにかかってくるなんて……! いったいどこまでコイツらは外道なんだ……! (俺が言うなと言われそうだがww)

 

 

 

…………取り敢えず、困惑しているファヴニールは置いておいて、ジャンヌオルタはこのまま10分くらいはくすぐり続けるかwwww

 

……あ、スマホのカメラ起動しないとww




(投稿)間に合った……。

さて、後5話もしないうちに漸くオルレアン終わるかな?w


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また死にかける

アストルフォとマリーアントワネットのセリフが難しい今日この頃。


「さてさて、くすぐり続けて約15分。少し長かった俺のセクハラ(じゃないと思う)犯行(現在進行中)プチ裁判も終わったことだし、そろそろ止めるかw」

「ゼェ……ゼェ……コロス…ッ!」

 

やぁ諸君。十、九、八、七、六、五枚、終い(四枚)に三枚、二枚屋(にまいや) Oh(オウ)-Etsu(エツ)

……では無くて、遊叫 乱夜Sa!

 

さてさて、約15分くすぐり続けた結果、ジャンヌオルタがぐったりとファヴニールの頭の上の突起部分にもたれかかっているw しかも手や顔がぷるぷるしている。ハハッ、ワロスwww

 

「…………アナタのセクハラについては帰って全員で審査・判決を下すとして、どうやってアレを防いだのよ!?」

「防いだ方法よりも、アレを俺を見た瞬間にぶっぱなしてきた理由の方が聞きてェよ!? 一応人理修復する仲間だろうが! 何悟飯の宝具?をいきなりぶっぱなしてんだよ!?」

「それは……アレよ、条件反射というか……。そうだ! アナタが私達の行く街に落とし穴掘ったり、訳が分からない怪物を放ったりしてるから悪いのよ! だからイライラして殺意がわいたよの!」

「『殺意がわいたのよ!』じゃねーだろ!? 何? お前は今まで魔術協会のお偉いさんの家系にも関わらずマスター適性が無いからと馬鹿にしてくる奴をイライラするからとか言ってガンドとかぶっぱなしたのか!? 絶対にやってねェだろ!? だからそーゆーのをいっつも溜め込んで、だから病んでヒステリックに喚き散らすんだろうGa!」

「………………グスッ。」 (ウルウル)

 

全く、何が審査・判決だ。こんなの無罪に決まってんだろ?w そもそもジャンヌオルタは敵だし、実際殺さなきゃいけないヤツをくすぐったってさ、殺す時点で殺人罪とかになるし? でもそれも人理修復の為なんだし殺人(人?)もある程度はOKになる訳で。ソレ(法律)が無いのならくすぐったって問題ないだろ? 殺した後、死体は法に触れないのでご自由にとか言われたら、死体に欲情した奴がヤってる可能性だってあるだろ? (セクハラです) ……今、ワンピースの泡秘書の幻聴が聞こえた気がするが無視だ。というか大きく話が逸れたな。

 

あ、これだけは言っておこう。俺は死体に欲情する趣味は(多分)無い。

 

……ってイライラして殺意が湧くって相当だなw そこまで俺っちのイタズラが気に触ったのカナ?ww ……そりゃあ湧くか。実際、超かめはめ波ぶっはされた訳だし!? エクスカリバーよりも普通に強いビームを直撃させてくるわけで!? そこは普通撃つだけだろ!? 直撃とか無いわぁ……。(逆ギレ)

 

「……うわーん! 悟飯悟飯! 乱夜が私を虐めてくるのよ! 」

 

お前(所長)は素晴らしい世界のトイレの女神かwww

 

「……ちょっとこちらへ。」 (チョイチョイ)

「ん?」

 

悟飯から近くに来るように言われたが嫌な予感しかしない。念の為ブラックカリバーを……って、あ゛!? 壊れたんだった!?

 

「ふん!」

「ごはぁぁ!?」 (ガチの吐血)

 

痛ッ!?!? ……え?何? 殴られたのか!? 俺一般ピーポーだぞ!? ドラゴンボール次元の攻撃なんざ食らったらミンチになるわ!? 耐久A++ 解いていたら死んでた。(確信) というか現在進行形で吹き飛んでる!?

 

「うぉぉぉォォォ!!」

 

ヤバいヤバい! このままだと背中からレンガで出来た家に突っ込んじまう!? このまま肺の中の空気リバースしちゃうか!?

 

「……フッ!」 (グルン)

「おりょ?」

 

家に激突せずに、訳が分からないままぐるんと一回転して止まったため変な声が出てしまった。って俺今抱えられてる?

 

「大丈夫ですかマスター!?」

「おっ! 静謐ちゃんナイス!」

 

そう言えば静謐ちゃんずっと家の影に隠れてたんだよな。忙しかったので呼び出す暇がなかった。

 

「私…マスタぁが死んでしまったのかと……。」

 

俺を離さずにいきなり泣き出す静謐ちゃん。一瞬?ガチで死んだけど言ったら面倒な事になりそうだし、かと言ってこのままにしておくのもダメだ。(可愛いけど)

 

「大丈夫だ、問題無い(キリッ」

「本当ですか…?」

 

静謐ちゃんの身長は160cmと少し。静謐ちゃんのほうに体を向けて何処かで聞いたセリフで返すと、その身長差から上目遣い+涙目で不安そうに聞いてくる。

……何コレ、可愛いすぎる。(確信) よし、お持ち帰りしよう。

……まあ、俺がマスターな訳だが。…………ここだけ聞くと俺が変態みたいじゃないか!?

 

「グフッ(鼻血)……うん、大丈夫だよ。それより所長たちのところに戻ろうか…。」 (鼻を抑えながら)

「……はい。」

 

それから静謐ちゃんが俺を抱えたまま歩きだそうとしたので、一旦降りて手を繋いでから歩きだした。

 

……あ、そうそう。鼻血が出ているが、これは悟飯から腹パンをくらったためである。多分。

 

 

 

「おいコラ、悟飯! お前なに一般ピーポーである俺を殴り飛ばしてんだよ!? おかげで俺、立ってるのもキツいのだがどーしてくれんだよ!?」

「それはすいません。随分脆くなりましたね、前まではこれくらいじゃ吹き飛ばなかったと思いますよ?」

「当たり前だろ!? アレは高ランクの魔術的な防御力があったからであって、耐久力を上げているだけの今じゃ死にかけるわ!?」

「「えっ?」」

「え?じゃねーよ!? 何所長も被ってんだよ!? あんなものまともにくらったら腹爆散するぞ!?」

「…………所長さん、悟飯さん?」

「「!?」」

「マスターに謝ってください?」

「「(ビクッ!?)」」

 

おおう、静謐ちゃんが怒ったよ。俺も怒ってるがw 静謐ちゃんが笑顔で謝ってくださいって言っているが目が笑っていない。はっきり言おう。それでも可愛いw

 

「「…その…………………………ゴメンナサイ。」」

「あ、いえ。」

 

まあ、初めて見たらそりゃあ怖いかな? 黒の剣士こと、S級リア充が奥さん(仮)の目が笑っていない笑顔を見て顔が引きつる様に、悟飯と所長の顔も引きつっている。俺はその雰囲気に少しのまれて「あ、いえ」なんて返しをしてしまった。

 

……取り敢えず話題変えるか。

 

「えーーーーっと、そうだ。そう言えばジャンヌオルタどこいったんだ?」

「「「「え?」」」」

 

近くに俺ら以外の生き物はいない。だが、空を見ると遠くに巨大な生物だと思われる点があった。

 

「…………取り敢えずリッツたちと合流するか。」

「…………そうね…。」

「ふふっ♪ ゲオルギウスさんが仲間になったからこれでジークフリートさんの呪いが解けるわね!」

「ええ、そうですね。 少々予想外な事もありましたが、被害が無く、こうして乱夜とも合流出来たのでよかったですね。」

「ええ、ホントよかったわ。乱夜を見張ってないと、いつどこで何をしでかすか分かったもんじゃないわ。」

「いや〜それほどでもww」

「褒めてないわよ!?」

 

そう言えばこの街に仕掛けた罠結局ひとつも使わなかったなw

まあ、結果オーライって事でイイのかな?ww

 

「……あっ。」

「……? どうしたのよ、ゲーム脳?」

「喧しい。ノリで一緒に歩き出したけど、俺たちは空飛ぶ船で来たからそれに乗ってひと足先にリッツたちと合流しとくわw」

「なっ!? ちょ、ずるいわよ!? 私だって疲れてるけどずっと歩いてるのに、何アンタは飛行船になんか乗ってるのよ!?」

「これも俺の魔術ですから。(キリッ」

「むかーーーッ!」

「ちょ、ガキじゃあるまいし、むかーーとか言いながら殴りかかって来るなよ!? 俺は今何の魔術的強化もしてないってのに。……もしかして所長アンタガキか?wwww お子様ですか?www ロリwww」

「…………」

「うおっ!? おい! 何無言でガンド撃ってきてんだよ!? 当たったらシャレに何ねぇえって!? サーヴァントたちも笑ってないでどうにかしろよ!?」

 

この時の被弾数はゼロで、所長が当たらなかったからとorz状態になっていたので、スマホで写真を撮りまくっていた俺に所長が更に高密度ガンドを一発撃って、思わず俺が脳が震えるw体制で避け、ソレが偶然にも一瞬手を離してしまい空を舞ったスマホが綺麗に納めていて、それを知って全員に笑われた事件wが発生したが、気にしないことにする。なに、カルデアに帰って観覧する思い出が増えた程度に思っておこう。俺ってなんて良い奴なんだwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ねぇ?」

「〜〜♪ ん? へっぽこモヤシ所長どうした?w」

「誰がへっぽこモヤシ所長よ!? ……ってそれより(?)もコレはいったい何をしてるのよ!?」

「は? そんな事も見てわからないのか?w 木材を調達してるんだろうがw そんな事もわからないのか?w ハッw そんなんだから(魔術を使わずに)ノコギリ使っても大木一つ切れねぇんだよwwww 分かったかお子様www 分かったら飴でもくわえてママのところにでも戻るんだなwwww」

「…………(ウルウル)」

 

現在、結局所長たちも乗せた飛行船ことクイーンアンズリベンジ(帆船)は、まっすぐティエールを目指さずに、ボルドーの北にある森で木材調達をしていた。理由? そんなもん、俺が木材武装を作るために決まってるだろ?w (知るかw)

 

まあ、ね? ほら、またカルデアに武器等を作るのに丁度いい木材とかがあるか分からないから特異点で調達するしかないんだよ。人類地味に滅んでるしw

 

……え? 所長? 直径1m程度の木の半ば過ぎ程度でへばったよwww

 

 

 

 

 

 

 

さて、直径1~3m、縦(高さ)10m程度の円柱形に木を切り、収納カメラでスマホに納める。合計で20本程。サーヴァントにも手伝って貰ったり、ノコギリに飽きて、#コンパスからチェーンソーみたいなものを召喚してバッサリと切ったりして一時間程で終わった。これで武器作成の目処がたったかな?w




水、木曜日が高校入試で在学生は休みなので執筆の時間が取れると思う。(* • ω • )b


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敵陣地突入は味方任せ

すみません、遅れました。水、木曜日の特別連休は中学時代の友達とどんちゃん騒ぎして潰れました……。

あ、それと全く関係ない話ですが、ミリオタであり腐女子な非リア充の女子(複数)から非リア充仲間として貰ったバレンタインチョコのお返しとして、銃の形をしたチョコを作ろうとしているのですが、型を作るのが難し過ぎてひとつ作るのに数時間かかってしまいます……。

……決して俺はチョコを貰ったからと言ってもリア充ではありませんよ?w


やぁ諸君。船での移動中に、スマホで音楽や歌をかけると、音がハッキリ聞こえる範囲内の味方や敵に、音楽や歌の内容にあったバフやデバフがかかったり、特殊な能力等が使えるようになることが判明した遊叫 乱夜だ。

今までは曲を聴きながら戦闘行為なんてしたことが無かったからな。

 

合流した黒髭が武器(木刀)を失くした件で煽ってきたので、左手で痛くないだろうが殴ろうとしたら、暇だったのでちょうど掛けていた曲「パンダヒーロー」という曲の「左手には金属バット」という歌詞の部分とタイミングが重なり、俺の左手にいつの間にか金属バットが握られていて、そのまま金属バットが脳天を直撃して黒髭がダウンするという事件があった。

 

……合流した時の様子は、リッツが軽い殺気を放ってきたこと以外は普通だったよww

 

その後、スマホで掛けた曲に特別な効果があるのではないかというプチ検証で、スマホ内に入れている曲で「害が無く、確実に効果が現れるであろう」曲を探して、チルドレンレコードという歌の一部を流した。

歌詞は「少年少女 前を向く」で、結果は歌詞が流れている間、リッツ 所長 マシュ 俺は船の進行方向に顔の向きが固定されていた。

 

……ん? マリーアントワネットはどうだったのかって? マリーはベリーフリーダムなのでアストルフォと一緒に船の中を探検してるよww

 

ついでにロックな曲(曲名は知らぬ)をかけると、味方(という設定の静謐ちゃん)の攻撃力(筋力等)が上がり、寂しそうな曲(これも知らぬ)をかけると、敵(という設定の黒髭)の防御力(耐久力、反射速度等)が下がった。

 

……コレって中々使えるんじゃないか? 主に軍勢が戦う特異点(ローマ等)で。

 

まあ、とにかくカルデアに帰って要検証ダナw

 

 

 

…………で、だ。俺たちは今、フランスのとある山に来ている。オルレアンの西にある山だ。シャドバの「加速装置」を召喚しなおして、マッハできたww

因みに所長やリッツ達はティエールに置いてきた。

 

この特異点、後はオルレアンに突撃するだけじゃないのかって?

 

……ちょっと聞いてくれ。俺は悟飯とファヴニールに消し飛ばされた時にブラックカリバーを失くした。耐久力とも言えるシャドバ防御力がゼロになったブラックカリバーなんて簡単に消し飛んだだろうな。

…そして、特に服装にも変わりはなかったので気づかなかったが、服に仕込んで簡易的な鎧の役割をしていた携帯充電器も消し飛んでいたんだよッ!? どうしてくれんのさッ!?

この事実に気がついたのは、木材を手に入れた後で、ティエールに着くまでに少し時間がかかるので男女別で部屋を分けて休んでいた時だ。

 

…………静謐ちゃんと健全な添い寝については黙っていようかw バレると煩いしww (主に黒髭&ロマン、あとリッツがマシュとしたいとか言いそう)

 

ハンモックに寝転ぶと背中のほうに仕込んである携帯充電器の感触が無かったので、ハンモックから飛び起きて学ランの上を脱いで内側を確認したのだ。携帯充電器がひとつも無い事に気がついた俺は「アエェェェェッ!? ナンデッッ!!??」と叫んで所長に「煩い」とガンドを撃たれた。それでも貴様はあのアニムスフィアの当主か。あ、そうそう。その時中に着ていたバカTも大きく「煩い」と書かれているものだったなww

 

ともあれ、大量にあった携帯充電器が無くなったので、チート過ぎたスマホ魔術に、充電切れと言う弱点が出来てしまった。

 

そして、合流してリッツ達に軽い殺気をあてられた後、特異点で調達しなければいけないものがあると言って飛び出してきたw 終わったら俺もオルレアンに突撃するので、先にオルレアンに突撃しといてもイイよと言っておいたので俺が居なくても行くだろうなw ←(味方任せw)

 

……結論を言おう。ここに来た理由は、携帯充電器はカルデアの職員から借りる、貰う、買う等をするとして、ソレを改造するための鉱物を取りに来た訳だ。因みに木刀も、中に真剣を仕込みたいので、それ用の鉄鉱石も手に入れる為でもある。

 

 

 

…………………………さて、そろそろ長い回想こと、現実逃避をやめようか。

 

 

 

「おーーい、マスターー! どーしたのコレ!?」

 

今、グリフォンもといヒポグリフに乗って俺の横に降り立ったのは、合流するまで黒髭らと行動し、ついさっきまでこの山の周囲を警戒…というか警備させていたアストルフォだ。

 

「あ゛ーーっ。(怠い) …一応聞いておくけど何が?」

「何って、この山が紫色に染まっちゃった事だよ!」

 

そうなんだよ。今俺は山の麓にいるわけだが、山の頂上から俺の数メートル前方までが紫に染まってるんだよ。理由は明白だが。

 

「それはだな…、説明すると長くならないのだが、コレは静謐ちゃんだ。」

「意味わかんないよ!? というか説明長くならないのなら話してよ!?」

 

やはりアストルフォは理性が蒸発している(らしい)分テンション高いなw

 

「ええっとだな。今回の目的である鉱物を手に入れるための手段を探していたんだがな、大砲で山を砕くとか電磁波使って鉱物を掘り当てるとかの意見がある中、面白い方法を見つけたんだよ。」

「ほうほう。」

「メルトリリスっていう(ハイ)サーヴァントが液体の性質も持っていて、成長しきれば海そのものに成る可能性も秘めた完全流体らしいんだよ。」

「ふむふむ?」

「そこで、大質量の完全流体に成れば山の土や岩の隙間に入り込んで目的の鉱物を探し出せばいいんじゃないかという案が俺から提案された訳だ。」

「へぇーー! 面白そう!」

「取り敢えずその案を採用してみようという事で、そのメルトリリスっていう(ハイ)サーヴァントの完全流体という液体の性質を静謐ちゃんに憑依召喚して、とある異世界(マリオの世界)のキノコで2倍の大きさ(身長3m弱)になったところで液体化して山の土や岩の隙間に入っていったんだよ。」

「それがこの紫の山ってこと?」

「まだだ。そこから暫くした後に静謐ちゃんから念話が来たんだよ。何でも体内にある聖杯がそのキノコの作用を強力にしたらしく、体積がヤバいくらいに増えたらしい。その増えた結果がこの紫に染まった山だ。」

「へぇーー?」

 

アストルフォに説明し終えると、紫に近づいて覗き込むようにしゃがみ込んだ。そして指でつんつんつつこうとした。

 

「……あ、その紫は静謐ちゃんの身体だから、イコール毒だぞww」

「へ!? 毒ぅ!?」

 

 

 

「ふむふむ中々集まってきたな。」

 

あれから数時間後。そろそろ日が沈んできた。

 

「そろそろ終わりにしようか。」

「オッケー! 静謐ちゃんそろそろ撤収するよーーっと!」

 

そろそろ終わりにしようと思ったので通信機でアストルフォを呼び、アストルフォが静謐ちゃんを呼ぶ。すると山の紫が集まってきて、水面から顔を出すように、地面から巨大な静謐ちゃんが出て来た。ざっと見て15mくらいかな?

とにかくスマホで大きなキノコに顔と足がついただけの魔物?(クリボー)を召喚すると静謐ちゃんの足元に触れさせた。すると変な効果音と共に静謐ちゃんが元のサイズに戻ったところで踵落としで潰す。1mもジャンプするくらいならこっちの方がいいなw

 

「これくらいあれば充分ですか?」

 

元に戻った静謐ちゃんが指を指すのは鉱物の小山だ。鉄鉱石や銅などの金属が数種類。中には少量だが金などの貴金属も見える。

 

「充分も充分。よくこれだけ集まったな〜。ありがとな、静謐ちゃん。(パシャッ)……さて、収納した事だし手でも繋いで帰るか♪」

「はいっ♪」

「あー! ズルいよマスター! ボクも入れて!」

 

アストルフォはヒポグリフの操縦をしてろよww 呼び出したヒポグリフが寂しそうな目でコチラを見ているぞww 仲間にはしてやらぬwwww

 

 

 

 

 

「…………なあ。」

「ぬ? 何でござるか?」

「今日の晩飯は確かカルデアから送られてくるハズだったんだが、所長らと別行動してる俺たちは何を食えばいんだ?」

「「「あ」」」

「…………ひと狩りいこうぜ!」

 

 

 

 

さて、何とかイノシシ4匹を狩って、それを静謐ちゃんが暗器で捌き、モンハンの焼き肉機で焼いていく。因みに掛かっている音楽は3rdのもので、タイミングよく肉を上げると10秒程でいい焼き加減の肉がひとつ出来る。1分と掛からず全て肉を焼き終え、船内のある一室で前回のように円卓を囲っていた。…………一人一つ骨付き焼き肉を持ってwwww 円卓を囲って皆で骨付き肉を手で食べる……何コレシュール過ぎwwww

 

「モグモグ……ゴクン。ふぅ……俺食い終ったの2番目か。……そう言えば食い終わった順NO.1の黒髭、お前したい事があるとか言って船にこもっていたが、エロゲーでもやってたのか?w」

 

そう言えば黒髭が鉱物採集時にいなかったことを思い出し聞いてみる。

 

「あーそれでござるか。拙者最近とあるエロゲ…じゃなかった、マスター氏何言わs「喧しい」酷い!?」

 

今現在、俺自身に攻撃力が無いので静謐ちゃんに攻撃してもらう。静謐ちゃんはクナイのような暗器を投げつけた。

 

「続きは?」

「……拙者は最近マスター氏と見たモンハンの実況で見かけた、5連続で撃てる大砲を作っていた……。」

「確かに碇司令ポーズでそういう事言えばそれっぽいと思うが、頭に暗器刺さっているからかっこいいのかの字もねェえなwww てか大丈夫なのかよwwww」

「草wwwwwww」

「いやお前の頭だってのwww」

 

アレか、クソ野郎(作者)から送られてくるヘタクソなモンハンワールドの実況プレイかw そう言えばそんな大砲あったなww

 

その後、全員が食べ終わりワイワイ騒いだ後、1人一室として就寝した。……静謐ちゃんが俺のベッドに入ってくるイベントもあったがwww あと、あの肉の塊を数秒で食うモンハンのハンターは、今更だが怪物だなwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さあ闇を照らせ 今日、陽は無くとも 嗚呼この胸に燃ゆる火よ」

 

「ん〜〜……。」

 

あー眠い。まだ寝ていたいのにテラフォーマーズのopが俺を寝かせてくれない……。どっかの征服王みたいにスマホの音楽の効果で(ナニカの)やる気がもりもり湧いてくるわw てか今何時だ? 向こう(リッツら)は七時起き八時前出発と言っていた筈だが……。

 

 

 

(スマホ画面) 9:00

 

 

 

………………寝坊したァァァァァァァァァあああ!!??




シャドバのウィッチのスペル、「次元の超越」は何の次元を超越してるんだろう?


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突撃! となりのオルレアン!

前話の『「アエェェェェッ!? ナンデッッ!!??」と叫んでモーツァルトに「煩い」とヴァイオリンを投げつけられた。それでも貴様は音楽家か。』の部分、よくよく考えるとモーツァルトはリッツ側にいたハズなので『「アエェェェェッ!? ナンデッッ!!??」と叫んで所長に「煩い」とガンドを撃ってきた。それでも貴様はあのアニムスフィア家の当主か。』に変更しました。 申し訳ございません。


ふぃー…眠い…。……ん? やぁ諸君。休みの日昼まで寝ていることを除くと今日初めて朝寝坊をした遊叫 乱夜だ。

 

だって仕方がないだろ! 昨日、何回憑依召喚したと思ってんだよ! 1回やるだけで脚にクるのに連続なんてした時は立ってるのがギリギリだったさ! だからちょくちょく突っ立ってたり、ハンモックで寝たりしてたんだよ!

 

……まあその話は置いておこう。とにかく俺の脚がやばいという事だけを覚えてくれていたらいい。

 

朝、ハンモックから飛び起きた俺はサーヴァントが起きているかを確認しにそれぞれの部屋に入る。……あ、静謐ちゃんは何故か俺の部屋で待機してたから部屋には入っていない(キリッ …イイんだよ。普通は怖い対応かもしれないが俺は相手が美少女ならバッチコイだww アストルフォは爆睡、黒髭は部屋の電気を消してギャルゲーをやり込んでいた。てか黒髭ソレをどこから持ってきたw ……本人曰く、クイーンアンズリベンジに最新のゲーム機と一緒に常備しているらしいwww 何だそれwww

 

とにかく黒髭にキチンとセーブをさせてアストルフォを叩き起して食堂へ向かう。……なに? 何故キチンとセーブさせるのかって? フッ、俺はゲームを途中で切られる悲しみを知っているからなw

話を進めよう。静謐ちゃんが食堂でご飯を作ったとのことでやってきたわけだが、一応きちんと4人分ある。尋ねてみると、山の木の実や山菜、今朝狩ってきたイノシシ肉を使った静謐ちゃんの簡易型の手作りスープだそうだ。……そう、静謐ちゃんの手作りなのだ。つまり、毒入りだ。

俺としては静謐ちゃんの手作り料理を食べれるので、こう、なんて言うか勝ち組な訳だが黒髭やアストルフォからすると正気の沙汰ではなくて。……ざまぁwwww

 

あ、因みに火は、近くで火種を持った手?がいたので狩って、手に入れた種火を落ちていた枝等で大きくして使ったらしい。キッチンは外にあるのかww

 

 

 

静謐ちゃんの作った素朴な味わいのスープをどっかの10秒チャージのように急いで食べ終え……あ、バッチリ脳内で静謐ちゃんの手料理を味わったからね?w……出航の準備をする。帆をたたみ、錨を上げて、加速装置を起動する。魔力は……うん、大丈夫そうだ。昨夜、とある準備で魔力を結構使ったんだよな。身体は……うん、足がビキビキキてるくらいか。………………仕方ない、船の上で戦うか。

 

「大船長! 出航の準備が整いました!」 (`・ω・´)ゝ

「おう! ご苦労!」

 

今敬礼しながらやってきたのは黒髭海賊団の下っ端海賊A (モブ) だ。黒髭はこいつらから恐れられていたとか言われているが何処を見て恐れられていたのやらwwww

 

「…………プッwww」

「おうコラ、そこのマスター、今拙者を見て思ったことを正直に言ってもらおうか。」

「お前はどこの頭のおかしい爆裂娘だww」

「あ、そっち?w」

 

まあ、コントは(今は)置いておいて。

 

「黒髭ー、モンハンの5連大砲は何門出来た?」

「前方に撃つための30門は全て5連射で撃てますぞw 左右は片方15門のうちそれぞれ8門ずつは完成して、火薬と魔力をたっっっぷり♡詰めた砲弾を全て5発分装填済みですぞww」

「気持ち悪いからハートマークなんざつけんなww ……ふむ、なら昨夜雑談しながら作った砲弾は230発は装填済み。残りは270発か……。アレの準備は?」

「バッチリ♡」

「だから気持ち悪ぃって言ってんだろうが!?」

 

キモい。 …… 因みにさっき言ってた(思ってた)とある準備とは砲弾作りの事だ。黒髭のクイーンアンズリベンジの砲弾は、宝具故に魔力で作られるので、何となくで船の攻撃部分に魔力を多く使おうと思ってると、一瞬俺の魔力消費が激しくなり火薬庫に砲弾が大量に追加されていた。これ一発一発に俺が自ら魔力を込める。こう、手に持って何かしらの気持ちを込める的な感じで。

さらに、俺が魔術回路を開いてスマホ魔術では無く、「強化」を使って「砲弾の硬さ」と「火薬の爆発力」を強化した。

 

……なに? 俺がまともな魔術を使えるのかって?

 

流石に、スマホが無い時にも使える魔術くらい憶えてるっつーのw

 

そもそも「強化」の魔術は汎用性が高いので俺的には使えて損は無い。俺が持っていたスマホの充電器の内部にも「強化」は使ってあった。若干、あやふやなものだったので「強化」に相当苦労したが。それに憑依召喚程ではないが身体能力も強化出来るし、今回の砲弾を硬くするためにも使える。「火薬の爆発力」も若干あやふやなのでそこそこ難しかったが。「強化」使いは多くはないらしい。stay nightの衛宮士郎も強化使いだが未熟らしい。若しかすると俺は衛宮士郎よりも強化が上手いかもしれないw まあ、遠坂凛程じゃないかもしれないが。

 

ん? 俺の魔術回路の開き方? ……そのうち説明しようか。 今は時間無いからなw

 

話を戻そう。こうして砲弾500発に高魔力化、硬度強化、破壊力強化、さらにスマホ魔術でFGOから星1概念である「破壊」をかけて純粋な竜種の鱗も破壊する砲弾500発が完成した。

 

そう! 実はファヴニールは俺達が受け持つ予定だったのだ。俺ってば優しい?ww でも、大型のモンスターを召喚して格闘してもらうのもいいけど、モンハンのジエン・モーランやダレン・モーラン、ゾラ・マグダラオスみたいに倒してみたいんだよww まあ、接近されてどうにもならなくなったら、黒髭の言っていたアレや大型モンスターを使うがなww ん?アレとは何かって? それはホラ、あとのお楽しみってヤツだwwww

 

そうそう、今でこそ魔力は回復しているが昨夜はギリギリまで魔力を使ったんだよ。砲弾のうち5つ、それぞれ星3概念である「竜種」、「宝石剣ゼルレッチ」、「フラガラック」、「ヒュドラ・ダガー」、そして星4概念である「歪曲の魔眼」を付属してある。

「竜種」は砲弾に竜種の力を宿らせて、「宝石剣ゼルレッチ」の砲弾は光を纏いながら直進していく。

「フラガラック」はフラガラックの特性通りに相手の切り札(この場合はブレス)にカウンターという形で発射すると砲弾前方に刃が形成され高速で敵を貫く。砲弾部分は直撃した瞬間にキチンと爆発する。

「ヒュドラ・ダガー」は砲弾全体に幼体ヒュドラの毒が宿り、爆発や砲弾の破片が傷から体内へ入ると幼体ヒュドラの毒に犯される。……これはもう勝ち確定では?ww

そして「歪曲の魔眼」は最近あのバカ(作者)が手に入れたらしく、能力を感覚で確認した感じでは、砲弾が直撃した場所から半径5mをねじり切るらしい。

こういう風になれ、って感じで概念付属したから正確にこの能力になっているかは不明だが、この特別な5発は甲板に特殊砲弾を置くために倉庫から持ってきた台座に置いてある。

それぞれの砲弾に名前をつけるとしたら、495発の砲弾は「神秘破壊・通常砲弾」、竜種をつけた「滅龍神秘砲弾」、宝石剣をつけた「宝石光撃砲弾」、フラガラックの「対必殺神秘砲弾」、幼体ヒュドラ毒の「絶毒神秘砲弾」、眼の模様を白ペンキで描いた「歪曲魔眼砲弾」だ。どうだ?ww 厨二病要素全開だろ?wwww

 

……とまぁ長々と話していたが、実はもう出発している。

 

俺が『「強化」を使って「砲弾の硬さ」と「火薬の爆発力」を強化した。』と説明していた辺りで、「野郎共、出航だー!」とゴム船長……というか海賊の船長全般の決めゼリフを言っていたwwww という事で今現在は既に上空だww

 

「よーし、取り敢えずサーヴァント集まれ!」

 

なのでさっさと作戦会議をしてしまおう。

 

「お呼びですか?」

「きったよー♪ マスター!」

「何事?w」

 

おい、聞いたか? この三者三様のセリフww

 

「えー、ぱぱっと作戦の説明をするのでお静かにー。……うむ、それではこれより作戦名、邪竜対魔船 の作戦会議を行う。当作戦の目標はファヴニールの討伐だ。やる事はとっても簡単。まず黒髭は船の操縦だ。今回の戦いは空中戦になるからな。操舵輪(船を操縦するやつ)の横に加速装置の出力を調整するレバーを付けといたからそれの確認を行っておくよーに。」

「任せれて☆」

「静謐ちゃんとアストルフォは船員たちの手伝いだ。砲弾込めたり発射したりする係だな。」

「えーーー!? それじゃつーまーんーなーいー!」

「文句を言うな。お前がヒポグリフで空中を飛び回るにしても、奴に叩き落とされるだけだ。それともなんだ? 大事な友達を傷つけたいのか?」

「むむむ……。確かに……!」

「分かったなら配置につこうか。大砲は5発まで1回で込めることが出来て、砲弾を詰めた部分を砲塔に押し込むと自動発射される仕組みのハズだから、今のうちに船員に聞いとけよ。」

「御意。」

「オッケー! それじゃあ行ってくるね!」

 

静謐ちゃん達は左右に大砲を撃つための部屋へ向かい、静謐ちゃんは左へ、アストルフォは右へ入っていった。ふむ、それじゃあそろそろオルレアン突入の準備をするか。……ってあれ? オルレアンの手前辺りの平原でドンパチやってるんだっけ?まあいいや。どちらにしろオルレアン前方へ向かっていたところだしw

 

「おい! だれか単発式の大砲一門持ってこい!」

「へい!」

 

さて、船の甲板には30門の大砲が前方を向いており、既に一門につき1人、すぐにでも発射出来るようにしてある。近くにこれまた一門につき1人、装填用の人もスタンバっている。その近くには約150発の砲弾。これが前方砲撃部隊。

残りが左右砲撃部隊だ。

そして、船首のすぐ後ろにたった今固定されて、向きを変えることしか出来なくなった単発式大砲が一門。特殊砲弾5発、通常?砲弾15発を近くに置き、近くに大型スピーカーを左右にドンと置く。その船首のすぐ後ろに構えているのは俺だ。いかにも船長っぽいだろう?w

 

「……見えてきた。」

 

そこはオルレアン前方の平原。大量のモンスター?やサーヴァント達が戦争のように戦っている。そして所長と悟飯、ジャンヌとその他サーヴァントが敵サーヴァント(複数)と戦っている中、リッツ、マシュ、アルトリア、ジークフリートが、邪ンヌをワイバーンの背に移したファヴニールが向かい合っていた。

 

「丁度いいタイミングじゃなイカ……!w」

 

俺は早速、宝石剣の概念を込めた「宝石光撃砲弾」を砲塔に込めて、ファヴニールへ狙いを定め、その光弾を一直線に放った。

 

ピカッ! (+大爆発音)

「「「「!?」」」」

「グガアアア!?」

 

首元に直撃。うむ、狙いは悪くないなww

 

「おうおう、楽しそうなことやってるじゃねーか!」

「「「「「「!?」」」」」」

「アイツは!?」 ←邪ンヌ

「そのデカブツ、この毒爆の遊激海賊団に任せて貰おうか!!w」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスターそれ絶対今考えたでしょ?wwww」

「あ、分かる?wwwwww」




ギリギリセーフ!


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ついに修正力が働く様です

数話前から突然、アストルフォの事をアスフォルトと書いてしまっていました。すみません。……というか何故にアスフォルトなんてうったんだ?w さっき見直してやっと気がついたんだよ。感想のとろこに違いますよって指摘も来なかったので、ね?
……まあ、恐らく違和感があっても問題なく読めてたからかな?

……ハイ、スミマセン、誤字が無いように努力します……。

そして本編ではついに修正力が働いた様ですww


「あ、分かる?wwwwww」

 

やぁ諸君。自分の中ではかっこいい口上を言いあげて、その口上が今考えたモノだと一瞬で黒髭にバレた遊叫 乱夜だww

 

「「「「(ズルッ)ッ!?」」」」

「(ズルッ)って危なッ!?」

「「プッww」」 「アハハ!」

 

プッww 思わず黒髭と同時に吹き出してしまったが、これは仕方が無いと思うw 身構えていたリッツ、マシュ、アルトリア、ジークフリートが思いっきり体勢を崩し、邪ンヌも体勢を崩してワイバーンから落ちかけたんだぞ?w これが笑われずにいられるかwwww アストルフォすら声を上げて笑ってるぞww

因みに近くにいた白ジャンヌの方も体制が崩れていたのは内緒だww

 

「なに笑ってんのよ!?」

「いや、だってさ? 体勢崩した拍子にワイバーンから落ちかけるってwwww」

「だからコイツは嫌いなのよ!」 (ピュー)

「およ?w」

 

急に邪ンヌがワイバーンに乗った状態で距離をとりだしたが、まぁ、どちらにしろ今からファヴニールを殺るのでそっとしておこうw

 

「ま、いっか……。それじゃあ作戦……というかクエスト名、邪竜対魔船 を開始しようか!」

「「「「!!」」」」

 

そして俺は手を上げて大砲発射の号令を……

 

「…………ここは雰囲気的に指揮剣みたいな物を持ってた方がいいのか?w」

 

あげずに振り返って操舵輪の前に立つ黒髭に大声で訊いた。

 

「「「「(ズルッ)」」」」

 

またもやリッツらは体勢を崩したwww

 

「ンん〜、やっぱりマスター氏は雰囲気とか気にしちゃうタイプ? それなら拙者におまかせ☆ 拙者がこのマントをはためかせながら、この海賊らしさ満載の鉤爪で悪の大海賊らしく大砲ぶちかまして見せますぞwwww」

「誰もそんなヒゲを見たくないわwwww」

「あの……すまない、もう戦いを初めてしまってもよいのだろうか。俺は既に、もう土に還してやろうという口上を言い終えているのだが……。」

 

すまないさんの生すまない……っ! コレは得をしたなw てか、もう戦闘開始直前だったのかwww それは「すまない」w ことをしたなw

……というかそこで口上って言ってしまうのかw さてはジークフリートも雰囲気を大切にするんだろうなwww 俺は趣味(悪戯等)には一切の怠惰wを許さずに全力で取り組む派だからな。こういうところ(だけ)では雰囲気も大事にするのだよww

 

「悪い悪いw それならさっさと剣……そうだな、普通の刀でいいや、魔力は温存しておきたいし。」

 

俺は「刀」と画像検索して(見た目が)普通の刀を召喚する。……普通の刀にしては消費魔力が多かった気がするがそれは置いておく。

そして俺は召喚した刀を目の前に持っていき、横向きに抜刀! 鞘は左手に持ったまま、そして抜き身の刀を上に掲げ、

 

「マシュ! 宝具を展開しろ!」

「急ですね! 了解しました!」

「ま、待ってよ!? まだマシュのNP溜まってないよ!?」

「(掲げたまま)あ、リアル事情?w」

「マスター! 令呪を!」

「そうだった! 令呪を持って命ず、マシュ、宝具だ!」

「はい!」

 

「それじゃあ行こうか、500発の聖なる凶弾、世界を焼くのは我が悪戯心、万象一切灰燼と為せ、『劣化簡易版・世界の終わり(ラ・ファン・ジ・モンズ)』!」

 

どうだ! 俺の精一杯の厨二心を搭載した、どっかで聞き覚えのあるフレーズしか使っていない詠唱! Google先生に訊いた世界の終わりをフランス語にしただけのルピ! だが、破壊力は抜群だ!ww

 

俺は適当な宝具の真名解放(笑)を言い終えた瞬間に刀をファヴニールの方に向けて振り下ろした。瞬間、俺の後方から実に30×5発の砲声が鳴り響き、同数の爆発音が前方から聞こえてきた。

そこに広がった一瞬の光景は、世界の終わりに相応しい爆発の芸術だと思った。

 

……因みに黒髭のいる操舵輪の近くにカメラマンを配置しているので、戦いの一部始終は録画するつもりだ!

 

「やったか!?」

「おいいぃぃぃぃぃぃいい!!?? そこのモブ海賊B それはフラグだぞ!?」

 

「ガアアアアアアアアアアッッッ!!!!」

「ほらぁぁぁああ!?」

 

何やってんだモブ海賊B!? お前がフラグ立てたせいでピンピン……は流石にして無いな。全身の鱗が砕けて傷や血まみれになってやがるw ツノや翼、胴体は部位破壊されてるしなw しかも大きな角が下に落ちているので剥ぎ取り可能だぞw 流石に尻尾は切れなかったようだな、斬裂弾用意してた方が良かったかな?ww

 

「まあ、良くやった方だなw なかなか満身創痍じゃなイカw さっきのフランス軍の集中砲火よりは何倍もいい結果が出てるじゃんw」

「ハイ! ハイハイ!」 (手を上げながら)

「はい、ティーチ君!w」

「拙者、あの竜から剥ぎ取りをして船を改造したいな〜!ww」

「おお! いいな! そしてそのまま防具やら武器やら作っちまうか!w 船は改造したものをお前の霊基に保存しとけばいいんじゃないか?w」

 

気になる……、ファヴニールの素材を使うとどんな防具が完成するのかな?www

……あ、そう言えばリッツらはちゃんと防げたかな?w 一応、直撃も近くでの爆発も起きてないから爆風だけのハズだけど?w

 

「な、何とか防ぎきりました……。」

「よく頑張ったね!」

「よくやりました!マシュ!」

「……流石だな。」

 

「……結構爆風が激しかったようだな、めちゃくちゃ喜んどるやん…。(エセ関西弁)」

 

そこまでの爆発力が……!w これからの爆撃効果範囲を少し改める必要があるようだなww

 

「ちょっと! なんなのよさっきの爆発は!」

 

と、ソコにへっぽこ所長が!w

 

「アナタ今、変なこと考えなかった?」

「イエ、メッソウモナイ」

 

アレか? 最近、俺の周りは俺の心を読む術を勉強でもしてるのか? 最近やたらと心を読まれる気がするのだが……。

 

「まあいいわ、兎に角向こうのサーヴァントはあらかた悟飯が片付けたわよ!」

「悟飯なに無双してんだよ?w」

「そうよ! そのせいで私が倒れている私(カーミラ)の胸を一突きするだけで終わっちゃったじゃないの!?」

「う〜ん、やっぱりサンソンも僕の鎮魂歌のファンだったんだろうな〜。」

「きっとそうよ! 彼はそう言っていたけども、きっと貴方の音楽が聴きたかったハズよ♪」

 

おおー。カーミラとシャルルはあっさりと片付けたようだなw 流石バグキャラww

 

「俺たちの前に出てきた剣士の人と吸血鬼の人も倒したしね!」

「え? リッツそれガチかw」

 

サーヴァント4体かw なかなか無双してるなw 多分アタランテも倒してると思うし5体………ん? 5人? 倒したんだろうなw

 

「さてさて、これで全員集まったかな?w」 (船の甲板から見下ろしながら)

「私を忘れてませんか?」×3

「あw」

「それはわざとですか?!」×3

 

ジャンヌと清姫とゲオルギウスがいつの間にかいたよw 何処へ行ってたんだよ?w フランス軍は未だにワイバーンと戦ってるし、その手伝いか?

 

「冗談w それよりファヴニールにそろそろトドメを刺すからな、今度は俺の特殊砲弾を含めた爆撃の第二弾が始まるぞ?w」

「先輩! 早く避難を!」

「すまない……、竜を殺す事しか取り柄のない俺が竜を殺さなくて、本当にすまない……。」 orz

「ジ、ジークフリートさんも早く!」

 

「それじゃあ下がったな?」

「何が始まるの?」

「爆撃ですよ所長。とても一方的な蹂躙です。」

 

第一弾が終わってすぐに弾を詰め始めていたので既に前方全30門に5発ずつ詰め終わっている。そういう俺も「竜種」の概念を込めた砲弾をセットしてある。爆撃をくらった後、一度空中に距離を取ったファヴニールは突撃体制だ。そのまま突っ込んで来れば迎撃できるが、こっちが撃った砲弾を躱しながら辺りを飛ばれたら厄介だな。何かいい方法はないかn……

 

『みんな、大変だ! 近くで膨大な魔力反応が現れた!近くで英霊召喚が行われてるぞ!』

「「「「「「な、何だってー!?」」」」」」

 

おおう、なんてシンクロした何だってーなんだ……って、そうじゃない?! 英霊召喚!? どこでだよ!? リッツは英霊召喚はカルデアじゃないと方法すら知らないハズだし、所長は今のロマンのセリフを聞いてあたふたしてるし、そもそも英霊召喚がまともに行われるという事は召喚サークル(陣)が必須ではないが必要なハズ……

 

「あ、召喚サークル発見。」

 

ファヴニールのさらに向こう側、ここから100m以上離れた場所でワイバーン一匹と召喚サークルと邪ンヌ、それからキャスターのジル・ド・レが見えた。

 

「……告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意この理に従うならば応えよ。」

 

俺は刀を納刀すると腰にさして大砲の向きを急いで変える。

 

「誓いを此処に、我は常世総ての悪を敷く者。されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手操る者……汝三大の言霊を纏う『七竜天』、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ……!」

 

「滅龍魔砲!」

 

対ファヴニール用の竜種の概念を宿した砲弾を躊躇う事もせずに撃つ。今、地味に聞こえた詠唱の中に「七竜天」とかいう聞き慣れない言葉が聞こえた。明らかに竜を召喚する詠唱(多分)だ。 流石に砲弾が足りなくなるかもしれないので出し惜しみは無しだ!

 

発射された砲弾から黒いもやと赤い雷が迸る。砲弾が飛びながら、それは大きくなって形を作っていき、飛竜の形をとっていく。

 

これが俺の考えた、火竜リオレウスをモデルにした龍属性砲弾! 敵が竜ならば宝石剣の概念を宿した砲弾よりも圧倒的にダメージを喰らうハズ!

 

召喚サークルに直撃し、黒いモヤと赤い雷が辺り一帯に爆発のように迸る。爆風と黒いモヤが晴れるとそこには1匹の竜の死体と6匹の竜がいた。

 

「おいおいおい、冗談じゃねーぞ……!」

 

龍属性砲弾が直撃したらしい、竜の死体は尾槌竜 ドボルベルクだ。盾みたいな竜だし、そこんとこはどうでもいい。

 

桜火竜 リオレイア亜種

蒼火竜 リオレウス亜種

恐暴竜 イビルジョー

炎戈竜 アグナコトル

黒角竜 ディアボロス亜種

黒轟竜 ティガレックス亜種

 

破壊力と機動力に特化したモンハンの上級の竜の群れだ。アグナコトルという下位にもいる竜もいるが周りの奴と同じく上位だろうな。コイツの熱線で援護されたら正直難しい。

 

それに、モンハンはあくまでもゲーム。下位と上位にはかなりの能力の差があるのでゲームで見る動きの速さではない筈だし、そもそもゲームでは無いので方にハマった動きなんてするはずもない。せいぜい参考にはなるかな程度だ。

 

というかどうやって召喚した!? 俺か!? 俺という異物がいて、尚且つ異世界と繋がってるから、竜の魔女としての縁を使った縁召喚か!? 何世界の修正力働いてんだコラァ!? というか聖杯ひとつでそこまで召喚出来るものか!?

 

「おお……! 哀れな聖女に救済を……!」

 

……納得。キャスターのジル・ド・レが霊基が粉々になるまで召喚を補助したのか。竜種は一旦召喚してしまうと呼吸をするだけで魔力を生み出すらしいし、一体一体分けて召喚してギリギリ持たせたか。

 

「……コレは不味いな。」

 

純粋な竜はこの世界じゃ強すぎる。それはあのファヴニールの頑丈さが証明している。アグナコトルの下位でさえ大岩を簡単に粉砕したり、鉄製の全身鎧を着けた人間を即死されられるんだ。(ただしハンターは除く) ブレスを使えば強固な竜の鎧を着けてても即死するのに、上位の上級竜の群れとか……!

 

「ちょっと! 乱夜! コレは不味いんじゃないの!?」

 

所長が純粋な竜種の威圧を前に混乱している。今、悟飯がなだめ始めたが、不味い状況には変わりない。

 

「ジークフリート!」

「俺の出番か?」

「ファヴニールを!」

「承知した。もはや満身創痍のファヴニールには負けはせん! 行くぞ!!」

「悟飯!」

「だから大丈夫です! マスター! ……はい!何でしょう!」

「あの黒い二体を頼めるか?」

「はい! マリーさん、モーツァルトさん! マスターを任せます!」

「乱夜! 俺たちはどうすればいい!?」

「リッツとマシュ、ジャンヌは清姫とエリザベートを連れて邪ンヌを追え! アイツいつの間にか逃走してやがる!」

「あ! 本当だ!?」

「分かりました! "竜の魔女"と決着をつけに行ってきます。」

「俺もコイツらを片付けたら向かう!」

「あの! 私は!」

「ゲオルギウスはザコ掃討だ! フランス軍の所にも行って加勢して来い! 静謐ちゃん!」

「ハッ!」

「静謐ちゃんはあのゴーヤみたいなのを倒してくれ! 大丈夫、奴は毒に弱いから向こうの攻撃さえ当たらなければ勝機はある! 取り敢えず回避しながら奴に触れ!」

「御意、行ってきます!」

「アストルフォ!」

「ほいほーい! ここに居るよマスター!」

「お前はあのマグマの魚みたいなのを殺ってこい! 幸い、ここは溶岩地帯じゃないからヤツもそこまで素早く動けないだろうしな! ただし、ヤツが口から放つ熱線には注意しろ! ヒポグリフでも一撃で落とされるぞ! 空中で奴の熱線に当たらないように飛んで奴に突撃すれば行けるはずだ!」

「了解! ヒポグリフー!」 (←宝具)

「グッ……! やはりFateシステムを通してないと魔力の消費が激しいな……! 黒髭!」

「遂に拙者の出番が!!」

「お前は変わらず船の操縦だ! 俺たちはピンクと蒼の火竜をやるぞ! 片方は陸の女王、片方は空の王者だ! どちらも飛べるがそれぞれピンクは陸を走ることを、蒼は空での高速移動を得意としてる。コチラも空を飛びながら大砲とアレで応戦するぞ!」

「拙者の見せ場を意地でも作らないつもりでござるかッ!!??」

「喧しい! 海賊が火竜相手に何が出来る! 何もできないならせめて出来ることをしやがれ!」

 

「「「「「「ガアアアアアアアアアアッッッ!!!!」」」」」」 「ガアアア……!!」(←ファヴニール)

 

「! 動き出したか……! 総員戦闘用意! 一体も残らずに仕留めろ!!」

「「「「「応!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「「(何コレ、今日の乱夜頼もしすぎ???)」」」」」」」」」」」(困惑)

 

乱夜以外の全員の考えが一致した瞬間であった。




ここで修正力入れることができそう!と思って登場させたモンハンの竜の群れですが、乱夜勢(聖杯付き)+所長&悟飯の世界への影響はとても大きいと思われるので、ここまでぶっこみました。まだオルレアン終わるまでかかりそうですね……。因みに『七竜天』はなんとなくで書いたもので、それっぽいと思っただけです。

確かにモンハンの下位はそう強くはなくても上位の上級のモンスター(古龍を含む)はFateの世界ではかなり強い部類に入りそう……!
流石にヘラクレス級(神話最強)はなくてもジークフリート級(大英雄級)はありそうですね……!


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大連続狩猟(クエスト)

静謐ちゃんの勇姿を見るためにFate/Prototype 蒼銀のフラグメンツを1〜5巻まとめ買いしてきました! コレで今月は何も買えないな(白目)

まあ、まだ投稿日の前日に買ったばかりなので全然読んでないんですけどね! ちょうど今日で春休みなのでこれから読み進めますがね!

……静謐ちゃんの設定に間違いがあったらどうしよう…ッ!


やぁ、諸君。ヤバい事態になったので、少しガチになって所長に代わり指揮をしたところ、「お前誰?」というような目を向けられている遊叫 乱夜だ。

 

「…………いや本当に貴方誰よ!?」

「失敬だな。俺だってガチになることくらいあるわ! それより今から竜が暴れるって言うのに戦闘が苦手なサーヴァント2騎つれてそこに突っ立ってるつもりか? 地上は危ないから俺の船への乗船を許してやろう! ありがたく思いながらも、さっさと登ってこい!」

「あの、コレ拙者の船…なんだけどなぁ…。」

「何よ、偉そーに! 仕方ないわね、この私が乗ってやるわよ!」

「オルガマリー、君は早くココから離れたいって言ってなかったっけ?」

「……だ、そうだが?w」

「うるさいわね!? ……重量軽減!」

 

一応、船を着地……船を陸上に下ろすって前世では倉庫か工場とか以外では絶対に見ない光景だなw 着地させてロープを下に降ろす。

すると所長が重量軽減の魔術を使って自身を身軽にしてからロープを登り出して、マリーアントワネットとモーツァルトもそれに続く。あ、マリーアントワネットとモーツァルトもって言ったが、モーツァルトが先だ。マリーのスカートの中見えちゃうぜ旦那ww

 

「よし、乗ったな? 野郎共、船を出せ! 竜共の上空から砲撃をくらわせてやれ!」

『へい!』

「拙者カリスマのスキル持ってないけど、海賊船内のカリスマもしかして拙者負けてる…だと……!?」

「そんなことは後でじっくり見せつけてやるから「酷い!?」、さっさと加速装置の出力上げやがれ。」

 

錨を上げ、帆をたたんだ状態の船は、異物感が半端ない機械を使って急加速していく。

 

ファヴニールは近くにいたので、既にジークフリートとの戦闘が始まっている。もし、ファヴニールが全快であったなら、苦戦を強いられていたであろうジークフリートも、既に満身創痍で動きも悪いファヴニール相手に殆ど一方的に切り刻んでいく。コレは宝具の真名解放をしなくても既に時間の問題だな。

 

……別のところも既に戦闘が始まっているな。俺たちは最後か。

 

その巨体に似合わない速度で暴れ回るイビルジョーも、巨体故に大きなスキができるので、敏捷A+ の上、更に聖杯でその速度も強化された静謐ちゃんにそのスキを狙われ、ヒュドラ・ダガーで切り裂き、出来た傷に聖杯で異常強化された静謐ちゃんの毒(肌接触)を塗りこまれるという、劇毒の重ね塗り。コレはヘラクレスでも死ぬレベルだなw

イビルジョーもみるみるうちに動きが悪くなっていったが、たった今、怒り状態…龍属性の証である黒いモヤと赤い雷を吐息として吐き出し、全身の傷や古傷が赤く光る、一見覚醒状態のようにも見える外見に変化し、少しだけキレのある動きを取り戻す。とはいえ、長くは持たないだろうし、静謐ちゃんがヒラヒラ攻撃を避けていればすぐに力尽きるだろう。コレはもう殆ど時間がかからないな。

 

一方、アグナコトルとアストルフォはお互いに牽制しあっている。アストルフォはアグナコトルの様子を見ながら、たまにヒポグリフに乗った状態で槍を構えて突撃する。アグナコトルもアストルフォの様子を見ながら、近づけば尾で叩き、上空にいればたまに熱線(ブレス)を放つ。コレはアストルフォが計算しているのか、他の仲間の戦いの邪魔をしないように撃たせているようにも見える。今のところは五分五分、とはいえコチラは一撃入るだけでも危険な状態になるので、誰かが加勢しに来なければ行けないだろう。コレは時間がかかるな。

 

そして気になる悟飯の方はと言うと、モンハンでどう考えても上から数えた方が速い強さを持つディアボロス亜種とティガレックス亜種を相手に完全に攻勢に出ることが出来ている。何度かディアボロス亜種の尾が直撃しているが、普通に耐えているし、余り問題も無さそうだ。アレの召喚形式本当に英霊召喚? 神霊か冠位何じゃないのか?w

……あ、俺の特殊なスマホを繋げた召喚だったわww

とはいえ普通に接近格闘戦やって、あの2体を一撃で怯ませたり吹っ飛ばしたり……あ、ディアボロス亜種の角が折れた。後で拾ってこよう。……じゃなくてだな、アレを、しかも上位の亜種の角を素手で折るとか、コレがサイヤ人クオリティか……! あ、ティガレックス亜種の咆哮(声+風圧)でぶっ飛んだ。耳を抑えているが、鼓膜ヤっちゃったかな? ……まあ、何とか行けるだろ、だってサイヤ人だもんね!ww コレはそこそこ時間がかかるかな?

 

……ふむ、上空から観察した感じだとこんなところか。いい加減、リオレウス亜種とリオレイア亜種との空中鬼ごっこ(火球ブレスが飛んできながら)に、そろそろ黒髭と所長の精神が限界で悲鳴を上げているからこっちもそろそろ戦闘に入るとするか。……おっと、ビデオカメラを元の位置に戻して…っと。(=今の全員の戦い記録済み)

 

「そろそろ鬼ごっこはやめにするか。」

「いやぁあああああああ!!!」

「喧しい」 (鞘をつけた刀で後頭部をタンコブが出来るか出来ないか程度で殴る)

「痛ッ!?」

「はーい、野郎共ーちゅーもーぉく。これより後ろで火をバンバン飛ばしてきている飛竜の迎撃、討伐を開始する。」

「やっとでござるかぁぁあああ!?」

「喧しい」 (その辺に置いていた空の酒瓶を投げる)

「痛ッ!? 拙者の前からも後ろからも攻撃がぁあああ!?」

「喧しいっつってんだろ! ……コホン、変更を伝える! 操縦は常に攻勢に出ることが出来るように、大砲は事前に説明していた個別ナンバーで発射の合図をだす!」

『ハッ!』

「それじゃあ全員、配置につけ!」

 

「え、それだけ!? 私は何をすればいいの!?」

「ガンドでも撃ってろ! 所長に『フィンの一撃』とか呼ばれる程強いヤツを撃てるかは知らんがガンドくらいなら撃てるだろ!? 」

「馬鹿にしないでちょうだい! ガンドくらい撃てるわよ!」

「ならいい! ああ、そう言えば物理破壊力とか持たせなくてもいいからな? 銃弾くらいの強さがあってもあの飛竜相手には殆ど効かないからな! 幸い、奴ら純粋な竜種の中では(モンハンに魔術が無かったため)魔術の耐性は薄い方だ。 心停止はどう足掻いても無理と思うが、筋力低下ぐらいなら効くかもな!」

「急なオーダーね!? ガンドの術式変えるから待ってなさいよ!」

 

まあ、所長は……というかあのアニムスフィア家の当主なら「フィンの一撃」クラスの威力はあると思うが、それが竜種に効くかは知らん。そもそも俺は一応ガンドを使えるくらいには魔術を勉強したが、攻撃とかに使う気はサラサラ無かったので、呪術なのに光量に特化させた閃光弾と化したからな、俺のガンドはw なので物理威力とか呪力とかの研究は殆どやってないからどの程度のものか知らねぇんだよw

(スマホ魔術なら、問答無用でスタンを付属するがw)

 

「……まあ、そのガンドでもここまで使える局面は早々無いがなぁ!!」

 

俺はそう言うと船の一番後ろまでやってきた。船後方の部屋のベランダみたいな場所だが、コレを撃つには丁度いい!

魔術回路はココに走ってくる途中に開いた。

 

「くらえ閃光弾ンンン!! 特大光量のォォォ、ガンドォォォォォォ!!」

 

俺の光量に全振りして、魔力をPPにして1(魔力総量が増える前の一割)も使う、閃光弾ことガンドを二体の飛竜の眼下で光らせる!

 

「「グガアアアア!!??」」

 

よし、2体とも墜落していったぞ! 追撃だな!

 

(バタバタバタバタバタ バン!) ←部屋を走り抜けて扉を蹴り開けた音

「っっしゃあ! 撃ち落としたぜ! 前方5連大砲No.1から15、追撃だ! 撃て!!」

 

ドン! (×15×5)

 

「クハハハハハハ!! 『ラ・ファン・ジ・モンズ』! 簡易型で小サイズの世界の終わりだ! せいぜい耐えてみるといい!」

 

現代世界の空爆も恐らく上回る、通常の何倍もの威力を誇る砲弾と、サーヴァントが沢山乗ることにより(スマホ内のサーヴァントも含む)異常強化されたこの船の原形「クイーンアンズ・リベンジ」の大砲を組み合わせた特殊高火力爆撃だ。いかに上位で亜種の火竜夫婦と言えども、この爆撃の嵐に何処まで耐えられるかな?

 

ビシュン!!!! 『!?』

 

未だ晴れていない煙の中から出てきた蒼い影は、尻尾以外が部位破壊された、満身創痍のハズのリオレウス亜種だ。凄まじい速さで上空を飛翔している。明らかに俺たちの船を追いかけていた時よりも圧倒的にと言っていいほど速い!

 

しばらくして晴れた煙の中には地面に横たわって動かなくなった、桜火竜の死体があった。

 

「チッ……! 桜火竜は仕留めきれたのに蒼火竜はまだ元気ってか!」

 

黒髭にハンドサインを出して、コチラも上空に飛ぶ。だが、これじゃあ動きが速すぎて大砲の狙いが定まらないな。

 

「…! 数秒後に左側を通るな、左側全大砲撃て!!!」

 

先程からずっと準備していた左右の大砲のうち、左側の5連大砲8門、通常大砲7門の一斉砲火、当たるか!?

 

ドン!! (×7 +8×5) ヒュン! (同数)

 

ッ!! めちゃくちゃ綺麗に避けるじゃねーか! そして今度はコッチの番ってか? コチラを向いて火球打ち出して来る気満々じゃねーか!

 

「回避だ、黒髭!」

「ちょ、速、無理!」

 

ちっ! 向こうの切り替えが速すぎてコチラの回避が間に合わない! クイーンアンズ・リベンジの能力として、船が強化されたからと言って流石に木造船に火は不味い。 敵のバーサーク・サーヴァントの攻撃を防げても火はガチで不味い! スマホで何とか……!

 

「仕方ない! FGOより状態付属、『風除けの加護』!!」

 

FGOから風除けの加護という名の回避のスキルを使い、船に回避状態を付ける。火球が3発ぶち当たるかに見えたが、今使った回避のスキルの持ち主、呪腕のハサンの風除けの加護は3回回避をするというもの。(スター発生率アップは知らん。) なので、とても不自然な動きをして3つの火球を避けた。

 

「いやぁぁああああああ!? もうカルデアに帰りたい!!」

 

このヘタレ所長はどうしようかww たかが火球が迫ってきたり、それを回避して船が80° くらいに傾いている程度で騒ぎ立てるなよwwww

 

なに? 充分怖い? ……カッスやな⤴⤴ww

 

「……カッスやな⤴⤴ww」

 

とある動画サイトで見た小学生のこのセリフが、今の所長にはぴったりだなww

 

「聞こえてたわよぉぉぉおおおおおお!?」

「喧しいわ!? さっさと何かに捕まって体勢を整えやがれ!」

 

……っと。そうこうやってるうちにコチラへ向かって一直線に飛んできた!

 

「…っ! これじゃどう来るか分からねぇ……!」

 

このままじゃあ正面衝突する。一応、この船の正面にはアレを装備してはいるが、ヤツがギリギリで避ければ無駄に終わってしまうかもしれないし、左右に避けるにしても見て判断するには時間が足りなさ過ぎる。

話は変わるが、そもそもアストルフォの宝具はFGOではヒポグリフを召喚して突撃する宝具だ。本来なら1分もかからず終わる宝具だが……俺はソレを長時間展開し続けている。魔力消費はFGO基準なので、NP100%をずっと使い続けている状態だ。幸い、静謐ちゃんから流れてくる聖杯の魔力のおかげで、何とか持ちこたえているがあと10分も続かない。このまま行けば俺はスマホに魔力を吸われて死ぬかもしれない。

…………なかなかのピンチ。だが、ここで蒼火竜を片付けるために多量の魔力を使えばその時点で詰みそうな気がする。宝具とかは以ての外、ガンドすらも危うい。

……仕方ない。ちょっとばかし体を張るか。

 

「……総員、衝撃に備えろ!」

「え!? まさか、ぶつかるので!?」

「かも知れないし、そうじゃないかもしれない! とにかく物にでも捕まっとけよ!」

 

使える魔力は極小量、体は足が死にかけ。だが、まあ、やるしか無い。

 

「……憑依召喚。」

 

ジークフリートから少しグレードを落とし、消費魔力も落した憑依召喚。呪腕のハサンの敏捷と動体視力だ。星4から星2へのグレードダウン、ここまでくれば魔力は持つが、解いたあと足がつるだろうなぁ……。

 

「…………ッ! 右だッ!!」 (バッ!)

 

と考えつつ、アサシンとして鍛えられた呪腕のハサンの動体視力をもって、リオレウス亜種が左右どちらに避けるかを見極める。

(俺から見て)右だと分かった瞬間、俺はその敏捷を使い、船の右側へ飛び出した。

 

『!?』 「行くぜ!」

 

即座に腰に刺していた刀を抜刀する。そして、リオレウス亜種が船の右側ギリギリを通り過ぎる瞬間、

 

「オラァ!」 (グサッ!)

「グガァァ!?」

 

その背中に刀を突き刺した。

 

幸い、さっきの爆撃で硬い鱗などが飛び散っていたため、思っていたよりもすんなりと刃が通った。そのまま俺は振り落とされないように必死にしがみつくと、鱗が飛び散った部分を滅多切り+滅多刺しにし始めた。

 

「グガアアアア!!??」

 

当然、背中をグサグサ刺される側としては許容出来るはずもなく、空を飛び回ることをやめ、その場(空中)で暴れ出した。

 

…………そう、モンハンのモンスターに乗るアレだ。

 

「黒髭ぇ! リオレウス亜種の真下でアレの準備しとけ!」

「おお! 遂にでちゃう拙者の出番! コレはもう、海賊なのにヒーローとして拙者がモテモテになる第一歩というこt「さっさとしろ」あ、ハイ。 よし、野郎共! 拙者の船取って置きのォ、アレを使う準備だァ!」

『ヘイ! お頭ァ!』

 

…………一言。

 

これキツすぎだろぉぉおおお!!?? 俺のスタミナ消費がハンパねぇ!? 振り落とされないようにするだけでも手一杯なのに、コイツの背中を攻撃しまくるとか! いや、ね? 身軽な服で、片手でも持てる刀を使い、硬くない場所を攻撃する。 この好条件でも俺はヤッバイくらいキツいのに、ハンターはコレを、全身鎧を着たまま、両手を使わなと持てない武器を背負って、ナイフで、めちゃくちゃ硬い鱗の上から、グサグサと30秒くらい粘り続けてるって。

 

…………なるほど、相変わらずハンターは人外のようだな。

まさか、このモンスターに乗る行為が(も)、ここまでデタラメとは思わなかった……!

 

だが、神は俺に味方したッ……!w

 

俺のスタミナが切れる前に、リオレウス亜種が落下を始めた。

 

俺の勝ちだ! とか思いながら、ほぼ真下にある船の甲板へ向けて飛び降りる。

 

「黒髭ぇ! 準備はいいなァ!? イケるか!?」

「任されて☆」

 

俺が甲板に着地するよりも早く、リオレウス亜種が船の前方(スレスレ)を通過……、

 

「「撃て!!!」」

 

する瞬間、

 

(ゴォォォォ!) (グシャッ!)

「グガアアアアアアアアアアア!!??」

 

船の正面から、巨大な、刺々で、猛回転している巨槍が突き出し、リオレウス亜種の胴体を貫いた。

 

 

 

 

………………そう、撃龍槍である。




乱夜がスマホ魔術では無く、色んな魔術を使える理由について、

主人公君(乱夜)の家は結構古く、色んな分野を研究した色んな先人がいたので、その中のとある先人の、生涯の「ガンド」や「強化」等の研究結果を(スマホ魔術を改良するため)少し漁り、練度にばらつきが有りながらも広い範囲の魔術が使えます。
(なお、投影魔術、獣性魔術、固有結界は自力ではどう足掻いても使えない。スマホで代用出来るのでスマホを使おう。)

……こういうのを混沌魔術とか言ったりするんですかね?ww
同時に使わないので違うとは思いますがw


……はい、(多分)次回でオルレアン終了です! 長かったですね! ようやく日常が書ける!(感動) あ、あとこの話と一話前を見て思ったんですが、主人公君の口調が英雄王(笑い方は別)に似てる気がしたのは俺だけですかね?w


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刀の正体

遅くなってすみません……。土曜日の夜にパソコンでは無くて携帯でハーメルン執筆していたら、寝落ちして朝起きたら本文が消えていたぽ〜か〜おぅです……。なるべく元の文に戻るようにしました……。あ、あと元の文も同じですが、オルレアン終わりませんでした……。
次回で確実に終わります。

ところで投稿前日気がついたんですが、俺最近の文字数増えて無いですかね?w


「…………ぉぉぉぉぉおおおおお! (スタッ) ハイ、着地ィィィ!!」

 

何故か呪腕のハサンの憑依召喚が体によく馴染む、遊叫 乱夜の暗殺者のような着地! 大声を出しているところはちっとも暗殺者らしくないがw

 

「あなた、やれば出来るじゃない!」

「いつもマトモに出来てるだろーが。ハァ、ハァ、ふぃー……。きっつ。」

 

とりあえず疲れた。ここまで体を酷使したのは何時ぶりだ? 中学のシャトルラン以来じゃないか? 身体的に無理をしたのは。

 

「……おっと、そう言えばリオレウス亜種はどうした? やったか? フラグ建てたつもりは無いが殺ったか?」

「デュフフフww フラグ建てたか、否か。答えは否、完全に沈黙しm「グガアアアア!」あれれ〜!? フラグ回収!? 「ァァァァ……」あ、なんだ、ただの断末魔ね、拙者ちびっちゃうかと思ったww」

「はぁぁぁぁ……、やっとか。気苦労が半端ないな……。」

 

やっとくたばったか。撃龍槍がガラガラと音を立てながら回転し、船の中に戻っていくと同時に、逆さまについている棘にガリガリと胴体を削られ、遂には槍が胴体から抜けて落ちていくリオレウス亜種の死体を見ながら安堵する。

 

「さて、他のところは終わったかな?」

 

刀を納刀しながら船の先頭へ移動する。……ふむ、ここから見る限りではたった今、全ての狩猟が終わったようだ。

 

ファヴニールが倒れている近くではジークフリートが座って休憩している。呪腕のハサンの視力で見る限りでは全身が汚れている。コレはあれだな。油断して一撃貰い、地面を転がりながら吹き飛ばされた感じのやつだな。流石に何発もくらった訳じゃ無いだろうし、精神的ダメージを回復するための休憩かな? 流石に満身創痍とはいえ、宿敵との戦いだった事だし。

 

イビルジョーは地面に横たわって全く動かない。……というか、周りの被害がやばい。かなり地面が荒れている。クレーターができていたり、大岩が砕けた後があったり大岩そのものが転がっていたり、一部分が不毛の大地と化してるし。草が生えているところは無事かと思いきや、草がドロドロになっていたり、紫色になっていたり、髑髏の形をしていたり食虫……いや、サイズ的には食獣植物見たいになっていたりと、静謐ちゃん一体どんな毒を使ったんだよww 肝心の静謐ちゃんは近くにいないようだが。

 

そしてディアボロス亜種とティガレックス亜種。コレは……うん、明らかに殴って殺してるな。すごく硬いハズの甲殻にパンチの痕がついてそこから罅割れている箇所がいくつもあるよ……。悟飯は恐竜とかと結構仲が良いイメージがあったが、そう言えば ドラゴンボールZ 序盤でピッコロによる修行の時に恐竜の尻尾切って尻尾食ってたなぁって事を今思い出した。そして悟飯も既にここにはいない。

 

そして時間が掛かると思っていたアストルフォとアグナコトルだが、どうやら静謐ちゃんと悟飯が乱入してきて直ぐに終わったようだ。俺が見たのは悟飯の強烈なアッパーが炸裂し、アグナコトルが高さ50m地点程にまで飛んでくると、上空に待機していたヒポグリフが持っていた(多分)兵士の槍に掴まった静謐ちゃんが、ヒポグリフに槍ごとアグナコトル目掛けて投げつけて貰い、ヒュドラ・ダガーを正面に突き出して構え、体を槍のように伸ばし、アグナコトルの胴体に突き刺さる。アグナコトルの飛ばされている力は、静謐ちゃんが突き刺さった勢いで相殺され、地上に落ちてくるところだった。どうやらそのまま撃沈してくれたらしく、落ちた場所から1ミリも動いてない、と思う。

 

「……いいネ☆」

 

ヒポグリフからアストルフォが降りて、ヒポグリフが消えていった。静謐ちゃんと悟飯とアストルフォは話しながら、降下している船に戻ってきている。今のうちに7体のモンハンの世界からきた竜種とファヴニールの死体を収納しておく。

 

「たっだいまー♪ おわったよーマスター!」

「乱夜さん、戦闘終了しました。」

「主、殲滅終わりました。」

「おう、ご苦労だった!」

「ねぇ!? アナタ今、8体の竜種をスマホの中に隠さなかった!? それって勿論カルデアの所有物になるのよね!? ねえってば!?」

「喧しいな!? てか、保存しておくよりも戦力強化に……そうだな、竜種の遺体を使い、ダ・ヴィンチちゃんに礼装を作って貰うのもいいし、ダ・ヴィンチちゃんがその分野が苦手だって言うなら、超高レベルのキャスターを召喚して作って貰うのも良いな。あ、それを持って冒険……特異点攻略やってその冒険談を作家系サーヴァントに宝具化して貰うのもいいなw」

「ナニソレ欲しい。」 ( ゚д゚)

「ま、それも帰ってからだ。……さて、静謐ちゃん、もう死にそうなんで聖杯の魔力がんがん送ってください……。」

「大丈夫ですか!?」

「全然大丈夫じゃない…。さっきから気絶しそうだったけど気力で何とかしてただけだし、めっちゃふらふらして今にも倒れそうだし、さっきから寒気が止まらないというか魔力(生命力)の使い過ぎで体温調整すらままなっていないというか……。あのまま上空にいたら間違いなく凍えたと思う。」

「「死にかけ!?」」 黒髭&所長

「「大丈夫じゃない!?」」 静謐ちゃん&悟飯

「あー、そう言われると確かにマスターの顔青いね〜。大丈夫じゃないじゃないか!?」 アストルフォ

「魔力回復して安静にしていれば問題無いと思うから……。まあ、コレから邪ンヌに(特異点内)最後の弄りを仕掛けに行くがねwwww」

「「「おい」」」 (黒髭 所長 悟飯)

「……という事で、リッツたちの所まで行こうか。黒髭ー、取舵いっぱーい……全力で右へ〜。」

「マスター氏、右と左も分からないでござるか?ww 取舵は左ですぞwwww」

「うるせー……、取舵とか面舵とか覚えづらいんだよ……。ただえさえこんなに死に体だって言うのに……。あ〜静謐ちゃん、ちょっと肩貸してくれ。船内のハンモックまでな。」

「はい♪ お供しますね♪」

「……ねぇ?」

「はい、何でしょうマスター?」

「何アレ、なんであんなにイチャイチャしてるの? というか私が司令官なんじゃないの?!」

「ま、まぁこういう場面は経験のあるマスターに任せた方がいいかと。」

「(経験なんてほぼ無いけどネ。)……あ、そう言えば呪腕のハサンの憑依召喚切らないとな。妙に体に馴染んでたから気づかなかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??? 脳がァァァァ⤵︎震えるゥゥゥゥゥゥゥぅぅぅぅぅぅぅ!!!!????⤴︎⤴︎⤴︎」

「アイツまだ結構余裕だナwwww」

 

がァァァァァ!!?? 足が死ぬぅぅぅぅ!? そう言えばそんな状態だったァァァ!?!? あと黒髭、このペテルギウスみたいに全力で仰け反っているのは余裕の現れじゃないから余計なことを言うな。コレは素だ。ネタを口走るのはクセだから。

 

「ふぅぉぉぉ……! こ、コレはヤヴァイ(ヤバい) 。 静謐ちゃん、背負ってハンモックまで……!」

「は、はい!♪」

「あ、黒髭。これは決して怠惰デスね…! じゃないからな。そこんとこ気ぃつけろ!」

「………………。」 (もう何も言うまいと決めた所長)

 

 

 

「ぉぉぉぉぉ……っ! コレは足をつった時とは比べ物にならないほど痛てぇ……! てか下半身全体が足をつった時よりも痛いっていうのに上半身まで地味に痛てぇ……っ!」

 

いや、まあ確かにあの状態でApocrypha版のジークフリートやカルナを憑依召喚するよりも遥かにマシなんだろうけどさ、それって絶対下半身壊死してたよね?! コレって壊死寸前だったんじゃね!? チラッと見えた俺の足首が青白かった気がするんだが!?

 

「マスター、ハンモックです!」

「うぉぉぉ! ダイナミック就寝!」

 

静謐ちゃんの背中から転がり、ハンモックに転がり飛び入った。

 

「私も添い寝しますね♪」

「や、優しくね?」

 

優しくね? と言ったが、決して不健全な事(意味深な魔力供給)はしない。動かすと足が半端無く痛いから、優しくねと言ったのだ。……ホントだぞ!?

 

「ん〜コレが邪魔だなぁ〜。置く場所もないし……。持って寝るか。」

 

そう言えば腰に差しっぱなしの刀。妙に消費魔力が多かったので、コレから余計な魔力を消費しなくても済むように収納しておこう。とはいえ、今から収納する必要は無いので、というかオルレアンでも使いそうなので、このまま持っておくことにした。

 

「ふぁ〜〜眠っ。 意外と眠れそうだな…。 ん?」

 

足の痛みで全く眠れないかと思いきや、段々と睡魔に襲われる。目を瞑る直前にハンモックの前にハサンの仮面?を被った俺が立っているのが見えたが、よく見ると鏡に俺の顔が映っているだけだった。体と仮面は目の錯覚かなと思いつつ、そのまま意識が暗転していき……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ん、此処は…?」

 

アレ? 俺ってさっきハンモックで寝てなかったっけ? なんで雰囲気がメッサ(とても)重い城……館?の門前で寝てるんだけど?

 

「……あれ? マスター?」

 

静謐ちゃんも起きたらしい。

 

「……!? 此処は……!」

 

………………静謐ちゃんの異常反応、厳格な雰囲気で重厚感がある扉、扉と左右の柱らしきものの上にそれぞれ1つずつ、計3つの頭蓋骨、そして柱よりも手前にある両手に頭蓋骨を持つ女性像が左右1つずつ。

 

皆さんおわかりいただけただろうか。第六特異点にあるハズの場所。歴代ハサンしかその場所を知らないと言わている……!

 

そう、初代様の霊廟だ!?

 

「……静謐ちゃん? 此処って初代様の霊廟だよね?」

「は、ハイ……。紛れもなく初代様の霊廟です……。」

「…………。」

 

静謐ちゃんの雰囲気がヤバい。こう、どんよりした感じで、すんなりと首を差し出す程度というか、既に首差し出してね?

てか、俺もヤバいよね? 前世も今世も日本人だけど、今世はどの宗教も信仰してないけど(クリスマス等の異教のお祭り(この場合はキリスト教)には参加するけど)、暗殺教…イスラム教のシーア派の分派であるイスマーイール派?な訳でも無いし、普通に異教者なわけで。そもそも暗殺教団がどんな教団か詳しく知らないし! ……まてよ? そもそも信仰している宗教が無いので勧誘されたり?

 

……まあ、そう言うの関係無しにヤヴァイ。

((;゚Д゚)ガクガクブルブル

 

「怯えるな、契約者よ。」

 

(バッ!)こ、この声はッ!?

 

「初代様ッ!? 何故このような場sy…じゃなかった。今、招かれているのは俺たちの方か……。(ボソッ) そうではなくて、何故我々はこの御地に!?」

「……!(バッ!)」

 

俺の敬語おかしくなってないよな?

 

「……契約者は、この霊廟のある地が特異点である事を知っているであろう。」

「ハッ、このまま世界の修正力が大きく働くこと無く、我らカルデアが特異点を順調に攻略していった場合の、全ての特異点ある程度の起こりうる事象を記憶しております。」

 

なんと言うか、初代様相手には敬語!的なイメージが俺の中で勝手に定まっている。まあ、気分の問題なんだが。

 

「そうか、ならば我が霊廟のあるこの特異点に召喚された、全てのハサンを知っておるか?」

「? いえ、姿や能力を知っているハサンは呪腕、静謐、百貌のみで、その他は異名のみや能力のみ、また、何も存じ上げないハサンもいらっしゃいますが……。」

「ふむ、では契約者よ、後ろを見よ。」

「?」

 

急に全てのハサンを知っているかを聞かれたが、当然知らない。全ハサンはまだ登場してないし、描写もされていない。狂信者なる者が居たが、彼女はハサンにはなれていなかったと思う。確か百貌のハサンと同期で、ハサンの座を争ったとか何とか。……まあ、この話は置いておいて、後ろ?

 

「……俺?」

 

そこには、寝る前に見た『気がした』俺?の姿だった。

 

「そうだ。俺はお前『自身』であり、お前は俺『では無い』。」

 

……What?

 

「然り、ソレは契約者の『力』である。」

「……ふむ? 力…ねぇ……、解釈としては、お前は俺の一部ではあるが、俺では無いと?」

「左様。」

 

…………意味は解ったが、ますますわからん。

 

「つまり、お前は俺の力であり、俺の一部……というわけだよな?」

「(コクリ)」

「力とは? ああ、具体的にね。 腕力であり、脚力であり、感覚器官の良さであり、特異な能力であり、その全て。どれが当てはまる?」

「(コンコン)」

「……刀…か。どれも当てはまらないな……。…………んんん?!」

 

特殊な刀、擬人化?、別の世界…………。!?

 

「もしかしなくてもコレ、斬魄刀か!?」

「然り。」

 

おおお! 斬魄刀と言えば、BLEACHに出てくる、霊体でも斬れる刀だ。作中の全ての死神は、刀神・二枚屋 王悦(ニマイヤ オウエツ)が作った浅打(アサウチ)という刀に自らの魂の一部を馴染ませ〜〜……、長々とした専門的な説明はカット。ざっくり言うと、霊体を斬ることができ、自分の魂の一部であり、名を呼ぶ事で形状変化したり能力を持ったりする刀だ。あと、刀以外にもうひとつ形態があって、人型だったり動物や虫型だったりする。

 

……そもそもね? こんな代物も含め、シャドバやドラゴンボールとか、タイプムーンこと型月の世界に入れていいもんじゃないでしょ?w 斬魄刀みたいなのは(高ランク宝具として)在りそうだが、シャドバでさえガチートなのにドラゴンボールなんて出してみろ。型月最強のORTを物理で破壊してくるぞw まあ、物理法則捻じ曲げたらどうなるか分からないが。

 

「おいおい、お前の一部とは言え『コレ』呼ばわりは無いだろ?w 一応、他人だぞ?w それともお前は『コレ』を三人称として使うのか?ww」

「ヤベぇコイツ、めちゃくちゃイライラするんだけど。」

 

顔を殴りたい。ココはもう俺と同じ顔とかどうでもいい。ただコイツの顔を殴りたいッ!!

 

「その『力』はハサンになれるだけの技術と能力を持っている。」

 

マジですか、初代様ッ!? これには静謐ちゃんもビックリだよ!

 

「だが、精神面がハサンになるに値しない。」

 

すっげぇ駄目出しだな。

 

「お前の事も言われてるんだぞ?w」

「何ッ!?」

「俺もお前も、精神面は殆ど変わらない。初代様のお嫌いな、怠惰、堕落、劣化のどれひとつも俺たちには殆ど当てはまらないが、禁欲をしなければならない。人間の三大欲求は、狂人である俺たちには不必要だが、そうじゃない欲求があるだろう?w」 (ニター)

「……確かにな。『楽しむ』という、自分じゃどうにもならない欲があるからな。」

 

…………堕落には『まともな道が歩めなくなって、悪の道におちること』という意味だが、俺は狂っていると言われていても、善性である事には変わりないし、俺の使う死霊魔術だって魔力のみで骸を形作るものだ。魔力しか使わないので、命への冒涜でも、死者への冒涜でも無い。

 

「……だがそこに、欲を出したハサンがいるようだな。」

「(ビクッ!?)」

「静謐の。毒に浸した肢体で何を護った? 野に咲く花すら護れぬ孤独か? 馬鹿め。──首をd「お待ちください、初代様ッ!!」む…。」

「静謐のハサンは俺の召喚に応じ、世界を救う旅をしています! まだ始めて間もないですが、何度も静謐のハサンに助けて貰いました!」

「……そうか、既に契約済みか…。よかろう、静謐の。契約者と共に、世界を救う事のみを責務とし、世界の救助を成して見よ。」

「ハッ!」

「契約者の友と将については、我が廟のある第六特異点にて試させて貰うとしよう。」 (フッ)

 

消えたッ!? ……とりあえず、此処は見逃してくれるらしい。

…友と将ってリッツと所長の事だよな? 俺の事は言ってなかったから、俺は第六特異点で何しようか? 明らかに原作から離れるよなぁ……。

……まあ、それはともかく初代様怖いけどカッコイイ (`・ω・)bグッ!

 

「……良かったな、静謐ちゃん。」

「……はいっ♪」 (ニコッ)

 

おフゥッ!? 静謐ちゃんの特大の笑顔ッ! 俺にとってはコレだけでも幸せパンチ並の攻撃力があるぜ……! w

 

「何バカやってんだかww」

 

おっと、コイツまだ居たのか。

 

「なんだ、まだいたのかよ。……それよりもここ何処だ? 初代様の霊廟?それとも斬魄刀の世界(俺の内側)か?」

 

……コレ、こいつが斬魄刀と分かった時、そこからずっと思ってたんだよ。

 

「ここか? そうだな……。どちらでもあると言っておこうか。」

「ハイ?」

「あ〜つまりだな? 元々俺の居た…というか生まれたのがついさっきだが、元々俺の居た世界はこの初代様の霊廟そっくりな場所だったんだ。」

「ほうほう?」 (コクンコクン)

「それで、初代様が俺の事でお前に話があると言って、俺たち3人で話し合うために、俺のいた世界と第六特異点の霊廟をくっつけたようなんだよ。」

「ふむふむ?」 (カキカキ)

「それで発生したのがこの空間。今現在、お前らの夢と繋がってこうして話してるって訳だ。」

「なーるほど?」 (クルクルク~ル)

「……おい、さっきから何やってやがる?」

「ん? ただ頷いたり、お絵描きしたり、意味もなくくるくると回ったりしてるだけだけど?w」

「ヤベぇコイツ、めちゃくちゃイライラするんだけど。」

「ソレさっきの俺のセリフなww」

 

ふぅ、これでさっきのイライラ解消だな!wwww

 

「フン、まぁいい。ともかく俺の感じた様子では、初代様は既に第六特異点とこの世界を切り離したようだ。お前が戻ろうとするとすぐに戻れるぞ。」

「ほう?w つまりお前から今すぐ名前聞いて帰ればいいんだな?w」

「……何故、もう俺の名が聞けると思っている?」

「いや、だってアレだろ? 斬魄刀の第一解放である『始解』に必要なのは斬魄刀との対話と同調だ。 対話はさっきからずっとやってるし、同調は、ホラ、さっき精神面は殆ど変わらないって言ってただろ? なら同調ももう出来てると思うし。 てか、さっき同調っぽいことしただろ?w」

「それもそうか……。」

 

斬魄刀の始解をこんなに直ぐに出来るようになったのは、俺が初めてじゃないか?w 刀(恐らく浅打)を手に入れてまだ数時間だぞw

 

「なら俺の名を聞くといい。 俺はハサンとしての技術を持ちながらハサンには慣れないもの、随想娯遊(ザバーニーヤ)だ。」

「それって技名じゃないんすかね?w」

「うるせぇな。いいだろ、コレでお前も大好きなハサンのザバーニーヤを使えるんだからな。使ってみたかったんだろ?w」

「そりゃそうだ。FGOではハサン大好きマスターだからな。因みにどんな能力なんだ?」

「そうだな……。お前が脳内で描いた事が現実になる感じかな?」

「何それグレミィか!? ガチートか!?」

「いや、そうでもねぇよ。 想像が現実になるっていう点は同じだが、そこまで万能じゃない。あまり、めちゃくちゃな事は出来ないようになってるし、植物や虫程度の生物にしか干渉出来ないようになってる。精々が地形を変えて相手を道に迷わせたり、落とし穴を作ったりする程度の破壊工作しか出来ねぇよ。あんなJUMPとかいうガチの戦闘しか無い世界じゃ全く使えない能力だよ。」

「なるほどなるほど、つまり第二解放の卍解にまで至れば、すべての想像が現実になると?w」

「教えねぇよ。」

「ま、それもそうだ。まあ、ガチの戦闘に使えなくても俺にとっちゃとてつもなく便利な能力には変わりないし、これ使って戦う時の暗殺者としてのの心得もシャドバの暗殺者系キャラにある程度教えて貰ったこともあるし何とかなるかな。」

 

というか、だから呪腕のハサンの憑依召喚があれほど馴染んだのか、納得。

 

「それじゃあ、俺はそろそろ現実に戻るぞ。もしかしたらとっくにオルレアンに着いちまってるかも知れないしな。」

「おう、暇になったらまた来いよ。暗殺者系キャラじゃなくて、ハサンとしての技術を俺が直々に叩き込んでやるぞ?w」

「それは中々手厳しいwww それなら静謐ちゃんに聞いた方が良さそうだ!w 行こうか、静謐ちゃん!」

「はい♪」

 

俺たちは目を閉じると、再び意識が暗転していった。

 

 




初代様の御言葉を俺程度が描写するにはまだまだキツいです。

それとオリジナル斬魄刀ですね。でも週刊誌のJUMPの世界じゃあ、ハサンなんて殆ど序盤敵キャラにしかならないじゃないっスか!? 皆強すぎだろ!?

ああ、それと、破壊工作もハサンの技術の1つでしょうが、ソレを想像ひとつで一瞬で作ったり、植物や虫をチートじゃない範囲で操るのが随想娯遊の能力です。……あと、若干の敏捷補正です。

最後に何故ハサンじゃないのにザバーニーヤを使っている(名乗っている)理由は、狂信者ちゃんがザバーニーヤを使っていたからです、


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見た目は大人、年齢はゼロ歳

その名も、贋作英霊 ジャンヌ・ダルク・オルタナティブ!

はい、更新が遅くなりすみません…。なんか最近文字数が増えた代わりに更新速度が遅くなったような……! あ、もとからか。

……というか、春休みなのに学校がある日の平日よりも執筆時間が少ないとはこれ如何に。
まあ、何とか今回でオルレアン終わらせれたので良かったですね! 性急過ぎて話が急展開な気もしますけどw

あ、エイプリルフールは投稿しませんよ?w (今年は)


……やあ諸君。精神世界?で色々とあった斬魄刀が初代様からの贈り物としか思えない、遊叫 乱夜だ。

 

……というか、それが夢じゃないか確認しないといけないw

 

「…静謐ちゃん、起きてる?」

「はい、起きてますよ♪」

「……どんな夢見た?」

「マスターと初代様と、マスターそっくりな人がナントカ刀について話してました。」

「………じゃあザバー……コレで呼ぶと色々と面倒だな。そうだな、随想(ズイソウ)でいいか。なぁ随想、返事してみろよ。」

『どういう返事をしろってんだよw』

「おおう……それでいいさ。…………ヤベぇもん貰っちまったよ…!」

『なんだ? 俺様のことか?w そうだろうそうだろう! スゴい(ヤバい)奴だと思うだろう?www』

「誰もスゴい奴なんて言ってねぇよ。コイツの頭の中ヤベぇな、てか、コイツクソうぜぇ……!」

 

本物だった……! そしてウゼェ……! ……あ、精神面俺と同じだったわw

 

『プッwwww』

「うるせぇな。兎に角、甲板へ出てみるかあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!???」

「マスター!?」

 

うおぉぉぉぉ!? 忘れてたッ、俺の足今死にかけてるんだったッ……! 普通にハンモックから飛び降りて着地した瞬間に崩れ落ちたよ……。

 

「グッ…! 悪いが静謐ちゃん、肩貸してくれ…。」

「了解しました。」

『おい! 俺を杖代わりに使うんじゃねぇ!?』

「今ぐらい見逃してくれてもいいだろ……。」

 

右に静謐ちゃん、左手に随想(刀)のポジション。コレで何とか甲板へ上がった。

 

 

 

「うう〜ん、コレは……。」

 

甲板に出ると一面の白景色……じゃなくてワイバーン景色。オルレアンと思われる場所はすぐ近くに見えるが、ちまちまとワイバーンが襲ってきている。うじゃうじゃといるわけでは無く、それでも大砲での迎撃では困る程度にはいる。こう、ワイバーンの居ない隙間が多く中々弾が当たらなくて、当ててもこの作業をまだそんなに続けるのかと思う程には。

 

「ハッ!」 「グギャッ!?」

 

……いや、右側は凄まじい速度で減っている。悟飯が凄まじい速度で飛び回りながら一撃でワイバーンを落していっている。ワイバーンというか竜種は生命力がかなり高いので、死んでいない個体も結構いるだろうが、それでも人間に置き換えると致命傷になるものしか無い。少なくともワイバーンが飛行不能になる程には。

 

「……なるほど、そういう状況か。」

「おやおや? 美少女とイチャイチャしまくって羨ましい限りのマスターは起床なされましたかな?www」

「ハッ、羨ましいと思うのなら、その女の子なら逃げ出しそうな顔でナンパでもしてくる事だな」

「それが出来ないからマスター氏に頼むんじゃないでござるかw」

 

慣れている訳でも、また、とてつもなく頭がいい訳では無いが、多種類の魔術や新種の魔術を使う俺の想像力にかかれば、状況を一瞬で読むなど容易いことだ(キリッ そして相変わらずのウザさだな、コイツ。てか、こいつはどうやって飛んでいるワイバーン相手に戦ってるんだよw

 

まぁいいや、悟飯の事だ。単独行動も持っているだろうし、ここは任せるか。

 

「悟飯! お前単独行動のスキル持ってるよな!」

「フッ! (グシャッ) はい! 持ってますよ!」

「任せてもいいか!?」

「では、マスターの事を頼みます!」

「任されて☆」

「ちょ、それ拙者の……。」

「え、ちょ、どこへ行くの!?」

「ぐずぐずするなよ? もうすぐで特異点が修復されそうなんだ、急がないと邪ンヌを弄れなくなるッ!」

「ならもう放っておいても良くない!?」

「黒髭ッ! あの城の最上階に突っ込むぞ! エンジン(加速装置)を全開にしろ! 幸い、魔力なら聖杯で殆ど回復済みだ。ぶっ飛ばせ!」

 

所長の意見が全力で無視されてるが、此処は我慢してもらおうw

 

ゴウッという音と共に船が凄まじい速度で空中を駆ける。浮いている悟飯とワイバーンを置き去りにして、オルレアンの城(名前は知らない)の最上階に突っ込む。

背もたれ等が無いため、加速直後の重力で後ろに倒れそうになるが静謐ちゃんに支えてもらい何とか耐える。

 

神秘の薄いこの時代の、ただの城の壁などこの100体以上のサーヴァントが乗り強化された船の前には広大な海の小さな波と同じだ。そんな波で、最も有名な海賊である黒髭の船を阻めると思うなよ!w

 

そうして壁を突き破った先には、リッツらと向き合い、膝をついている邪ンヌが居た。因みにどちらもこちらを見て目を見開いているw

……突き破った時に飛び散った破片はアルトリアが切り落としたようだな。

突き破った瞬間に勢いが小さくなるので、その瞬間に加速装置の向きを逆にして急停止する。俺は倒れそうになったが何とか踏ん張り、静謐ちゃんにもう大丈夫だと伝えて1人で船頭に向かう。ついでに刀は腰にさしておき、ビデオカメラを静謐ちゃんに持たせておく。

 

「「「「「乱夜(さん)!?」」」」」 「ッ!?」

 

「クヒヒッ、役者は揃ってるようだな!」

 

足が痛いせいで「クハハ」が「クヒヒ」になったが気にしない。どうせ誰も気がついて無いだろうしw

 

「何故貴方がここに!?」

「ん? 何故だって? そりゃな、アルトリア。 そこのちんちくりんを弄り倒すためさ!」

「「ええ……。」」

「…ちっ……!」

「ありゃ? なんだか反応薄いな、ちんちくりん?w」

「五月蝿いわよ!」

「おお、やれば出来るじゃんw」

「大体ね!? アンタは会う度、いつも邪魔なのよ!? 何よ、アレ! 存在さえ不確かな、こんなに哀れな私を苛めて楽しいの!?」

「楽しいさ、随想娯遊(ザバーニーヤ)。」

「コイツ……! 、きゃあああ!?」

 

楽しいと言う次いでに抜刀、からの始解。ごく普通だった刀が、全体が真っ黒になり、柄の両サイドと柄の下(鋒の真反対側)に白い眼の模様……そうだな、ソウルイーターという漫画の鬼神みたいな模様が出てきた。ソウルイーターの鬼神についてはググるといい。若干、体にも変化があるようだが、鏡の無い今、それを確かめる術はない。

そして能力である、想像による破壊工作。最古の罠でありながら、現代に残っている落とし穴を邪ンヌの真下に作る。すると可愛い悲鳴をあげながら落下していく。深さは下の階の地面も貫通させてあるので15mもあり、落とし穴の中の壁も作ってあるので、落ちた邪ンヌが横を見ると逃げることができそうな通路が広がってましたなんて事は無い。破壊すればその限りでは無いがw

 

「「「「「乱夜(さん)!?」」」」」

「……ここまで来ると哀れを通り越しますね…。」

 

周りの目が痛いが気にしない。基本俺は、そういうのはよく向けられるし気づいているが無視するタイプだし。

……ん? さっき邪ンヌはこんなに哀れな私とか言ってたよな? ということは……。……あ、這い上がってきた。

 

「ぜェ、はァ、……っ!」 (プルプル) 怒り

「なぁ邪ンヌ、お前は自分の存在がどういうものか気づいたのか? ……いや、気付かされたのか?」

「「「「「「「!?」」」」」」」

「な、何故それをッ!?」

「なに、さっき『存在さえ不確かな、こんなに哀れな私』とか言ってたろ? 存在さえって事は自分がどういうものか知ったってことだろ? 違うか?」

「……っ!」

「ハッ、口を滑らせたなw」

「……何時から…。」

「ん?」

「何時からその事に気がついたのよ!? 私がその事に気がついたのはついさっき! ソレを私に気づかせたコイツらもさっき此処へ来て確信した様だった! ならアンタは何時、それを知ったッ!!」

 

激昴、それが今の邪ンヌの状態に相応しいかな? だが生憎と、俺はシリアスを続ける事は苦手でね。俺が喋るとシリアスはどこかへ飛んでいってしまうのだよw こうしてセリフに草を生やすだけでも、シリアスの雰囲気の半分は無くなってしまう訳で。

 

「そんなもの、初めてあった日の次の日にはとっくに分かってたさ。(本当は初めからだが)」

「……なに?」

「お前は知らないと思うが、俺はスマホの中で多くのサーヴァントと出会ってきた! ジャンヌ・ダルクとて例外では無い!(召喚はしていないが) そして調停者、ルーラーのサーヴァントになる条件を知っているか!? 『現世に何の望みも無い者』らしいぞ? ジャンヌ・ダルクに現世への望みが無いことは知っていたから、『フランスを滅ぼそうとしているジャンヌ・ダルク』がルーラーと聞いた時点で、お前の存在に疑問を持った。」 (※注意・作り話ですw)

「…………。」

「そういう存在が居れば、間違いなくクラスはアヴェンジャーだからな、そこで俺は仮説を立てた。ルーラーの型で何か別のものが造られた可能性だ。聖杯は万能の杯と言われるが、真に万能じゃない。完全な死者は不可能だ。ならば本物のジャンヌ・ダルクが蘇ったという可能性も無しだ。」 (※注意・作り話ですw)

「……。」

「そこで、俺は俺のあったジル・ド・レェの言ってた事を思い出した。もし望みがあるのならという話だ。奴は言っていたぞ、もしどんな望みも叶うのならば、蘇ったジャンヌ・ダルクと共にお前を裏切ったフランスを滅ぼしたいとなぁッ!!」 (※注意・作り話ですw)

「ッ!!」

 

……やっぱり草を生やすだけでシリアスの雰囲気が半減した気がする。

 

「ッ…! 乱夜はそこまで考えてたのか…。 普段の行いのせいでそんな性格じゃないと思ってたよ。」

 

いえ、作り話ですw 普段、中々考え事なんてしませんw 考え込むのは謎解きゲームと魔術の研究時だけで十分ですw

 

「ならッ!! 貴方は私の事を弄りながらも、憐れんでいたというの!? こんな、生前の無い、偽物で作り物の私を!」

「はァ!? 何言ってやがるッ!!」

『!?』

「生前の無い? 何言ってんだよ。お前とジャンヌ・ダルクは別人で、お前が産まれたのはジャンヌ・ダルクと違い1年も経ってねぇだろ? なら、見た目だけは大人の、年齢はゼロ歳の赤ちゃんだろうが! 例え生身の人間じゃなくて霊体でも、お前が産まれたことには変わりなんざないんだよ!」

「……でも、私はその女の偽物…。」

「おお、ならそうか良かったな! お前には本物には無いものがあるだろう!」

「……え?」

「この俺におちょくられまくった人生(生前)がな!」

「ちょっとコイツの言うことがカッコイイと思ってきてた3秒前の私をぶん殴ってやりたいわ。」

「ソレもいいじゃねぇか。」

「……ハァ?」

「ぶん殴ってやりたいなんて簡単に言えるのも、お前だからこそだ。本物のジャンヌ・ダルクはそんなコト(多分)簡単に口に出さないだろうしな。」

「口に出しませんし、思ったりもしませんよ!」

「(Apocryphaを思い出しながら)ええ〜、ほんとにござるかぁ〜?w」(小次郎風に)

「……ッ!」

「今、殴りたいって思ったんじゃないの?www」

「〜〜! 思ってません!!」

「ふふふw ……とまあ、本物はこんな感じさ。」

「……ふん。なに、私とこんな事してる時間あるのなら、さっさとトドメを刺しなさいよ。」

「ヒヒッw なに、この話に意味があるから時間を使ってるんだよ。」

「……意味って何よ。」

「どうだ? ジャンヌ・ダルク……(おっと、ここでオルタってすらっと付けてると変な詮索をされそうだ)……そうだな、反転という意味でオルタナティブとでもつけようか。確かサーヴァントにはそういう召喚形式もあった気がするし。……改めて、ジャンヌ・ダルク・オルタナティブ。本物(ジャンヌ)のフランスを救った偉業を超える、世界を救う偉業を達成して見ないかね?w」

『!?』

「……どういう事よ…。」

「なに、簡単さ。お前は知らないと思うが、現在、ここを含む7つの特異点と俺たちの本拠地以外のすべてがとある馬鹿のせいで滅んでいてね。フランスという国どころか、過去現在未来に渡る全てが焼き払われてるんだ。その全てを焼き払った黒幕を一緒に倒さないかと聞いているんだ。さっき言った通り、本物の聖女を超える偉業だぞ?w」

「……乱夜さんは黒ジャンヌを勧誘してるのでしょうか?」 (ボソボソ)

「ああ、そうみたいだね。でも大丈夫かな?」

「……ふん、いいの? こんなに大量虐殺した私を仲間に加えても?」

「まぁ、実際は良くないが、既に事実でジャンヌやアルトリア達に打ちのめされてるし、反省兼矯正も今からさせるしな!」

「……え?」

 

『なんと ジャンヌ・ダルク・オルタナティブがおきあがり なかまになりたそうにこちらをみている! なかまにしてあげますか?』

 

▶『はい』

『いいえ』

 

『ジャンヌ・ダルクオルタナティブが なかまに くわわった! ジャンヌ・ダルクオルタナティブは うれしそうに ばしゃに……「って入る馬車なんざないなw スマホに入れるかwww」』

 

返事が帰ってきた訳じゃないが、雰囲気的にOKだったので仲間判定だ。所長が変な事口走って仲間にするなんて正気なの!?とか言い出しそうだったので早めに切り上げる。

 

俺はシャドバを開いて、冬木でやったようにジャンヌ・ダルクオルタにソウルコンバージョンを使う。

 

キラッ ドンッ!

『は?』

 

霊体故に、黄色い光を放ちながら粒子となり、俺のスマホへ入っていく。……この方法いいな、これから中々召喚に応じてくれない奴がいたら、仲間にしてこうするといいじゃないか!w

 

ジャンヌ・ダルクオルタが居た場所に転がった聖杯を、静謐ちゃんに取ってきて貰うと、

 

「さて、コレでこの特異点も終了だな!」

 

『ええ〜〜〜!?』

 

もはや空気と化していた全員が、一斉に叫んだ。

 

「ちょ、五月蝿ッ!」

 

不意に叫び声を聞いた俺はよろめいて、ソレを踏ん張ろうとして、そして足の痛みを思い出して転んだ。

 

「マスター!?」

 

静謐ちゃんがビデオカメラの録画を止めて駆け寄ってるくる。

 

「大丈夫だ、問題無い(キリッ」

 

そうは言っても足が痛い訳でw

 

ジャンヌ・ダルクとリッツが話していたが内容は聞こえなかった。

 

そして微妙にロマンの声が聞こえたと思うと、レイシフトが開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゼェゼェ、なんなのよアイツは!?」

 

「おお! 圧政者よ!」

 

なお、邪ンヌはスパルタクスに鉢合わせて追っかけられていたww




シリアスは苦手でね。時間もギリギリだし。


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戦利品が多い件について
竜種の死体の使い道


遅くなって申し訳ない……。
というか、今日(投稿日)からもう始業式なんだよなぁ……。来週にはテストもあるし、更新頑張りまぁす。


……ふぅ、やっと第1特異点が終わった。コレで暫くはやりたい事が出来るな!

 

…………ん? やぁ諸君。ロマンたちがコフィンを開いてくれないせいで、コフィンから中々出ることの出来ない遊叫 乱夜だ。誰でもいいから、早く外側から開けてくれ!

 

「…………。」

 

外側から話し声が聞こえるが聞き取れない件について。気づけよ!? いや、確信犯か!?

 

「………?」

「…………?」

 

コフィンのガラス?部分から外の様子を見る。

 

「…………………………!」

「……………………!」

「…………………………。」

「………………!」

 

盛り上がってるなぁ…。あ、ダ・ヴィンチちゃん来た。……俺たち完全に蚊帳の外じゃん。アストルフォはスマホの中に帰っているが、静謐ちゃんと黒髭が俺のコフィンの開け方がわからなくて、コフィンを弄りまくっている。……変なボタンは押すなよ? フリじゃないからな?

 

「……いや、早く出せよ!?」 (バン!)

『!?』

 

一応、ロックを改造して中からでも外せるようにしていたが、こういうのは雰囲気が大事だと思うんだよな。誰が開けてくれるのか様子見してたら全然誰も開けに来ないし……!

 

「お、お帰り乱夜くん。お疲れさま! 初のグランドオーダーは無事完遂されたよ。」

「だろうな、知ってるさ! コフィンの外であんなに盛り上がってたのを見てたら誰でも分かるわ!? 」

「痛っ!?」

 

斬魄刀(鞘付き)で腹を一突き。てか、何処まで話を進めてるんだよ!? ダ・ヴィンチちゃん来てるって事は解散前かよ!?

 

「……で? 特異点修復されたぞ → やったー! → で今、何の話してんの?」

「はい、レフ・ライノールがフランスに居なかったという話です。ですが、同じ時代に居れば必ず妨害してるくだろうと……。」

「ふ〜ん。あの 『開眼! ド変態☆ハットマン』がねぇ〜……w」

「……貴方がレフについてどう思っていたのかはこの際置いておきましょう。 彼の裏切りについてはまだ謎が多いから……。」

「おやおや?w もうレフレフ言わなくても大丈夫なので?ww」

「煩いわね!?」

「ま、まあ所長、落ち着いて! ……全く、乱夜くんが出てくるとやっぱりこういう雰囲気になったよ……。……ともかく、彼はその内、きっと姿を現すだろう。それまでに、こちらの陣営も強化しておかないと! ……まあ、そんな細かいことは乱夜くんが勝手にやってくれるさ!」

「いや、俺かよ!?」

「あ、私とダ・ヴィンチにも詳細を報告するのよ?」

「今日のところはこれでミッション終了だ! 暖かいベッドとシャワーが恋しいだろう? 遠慮せず部屋で休んでるといい。所長も無理せずに1日くらい休んでください。 次の特異点も僕達で探しておくので。」

「はい。その提案は抗いがたい魅力に満ちています。失礼します、ドクター。」

「じゃあ俺も。失礼します、ドクター。」

「そうね……、少し休んだら様子を見に来るから、貴方達も少しは休んだらどう? ずっと観測してたんでしょ?」

「ハハッ、僕らはまだ大丈夫ですよ。」

「そう? それじゃあ、少し休ませてもらうわ。」

 

うん、皆完全に解散の流れだな。俺はどうしようか……あっ!

 

「キヒヒッ♪ なら、俺は特異点で撮ったビデオの整理でもしようか。結構沢山撮ったから、整理したり、別のデータ保存機器(USBメモリ等)に移しておかないとな。竜種の死体も大量にある訳だしw」

 

純粋な竜種の死体8体分とか、現代の魔術師じゃどう足掻いても手に入れられないだろw というか魔術協会の奴らも発狂モノだろww

 

「そうよ乱夜! 貴方、竜種の遺体8つ収納してるんでしょ!? どうするのよソレ!!」

 

おおっと、流石現代最高水準の魔術師。コレがどれだけヤバいものかしっかり理解出来てそうだな。

 

「そうだなぁ〜。こんなもの現代に持ち帰ったら魔術世界が大騒ぎになるぜw ……あ、もう既に人類が滅んだって時点で大騒ぎになるかw 無断?レイシフトも含めてww」

「グッ、胃が痛いわ……。」

 

そう言えば、随分所長の精神安定したなwww 最悪、発狂かヤク漬けになると思ってたのにwww

 

「まあ、前にも言った通りにダ・ヴィンチちゃんとかの高レベルキャスターに魔術礼装を作って貰うのが得策だと思うぞ?」

「そ、そうね……。そもそも、どういう竜かも詳しく分かってないし、そういう相性的な事も調べなきゃいけないのよね…。まだまだ時間がかかりそうね。」

 

まぁ、俺はモンハンの装備を作ろうと思ってますがwwww

 

これからの特異点で、色々な面での防御機能がいると思うんだよな。精神安定効果だったり、物理防御だったり、環境的防御(砂漠等)だったり。そもそも、リッツみたいな素人には攻撃魔術は扱えないだろうし、精々が魔術礼装に組み込まれたガンドだけだろう。それでも、ワイバーンみたいな(普通の人間からすると)怪物には恐怖とかでまともに当てきるようになるまで時間がかかると思うが。……FGO? アレは現実じゃ無茶があるw

 

だが、俺は武器が欲しいッ! もちろん魔術礼装と化した防具も欲しいが、やっぱり魔術礼装と化した武器がいいと思うんだよな! うむw 漢なら憧れるモノは憧れるんだよw

 

「なら、8体の竜種の遺体はコチラで調べておくよ♪ こういう時こそ、天才の出番だ「任せたッ!」よ! って返事が早がね!? まあ、悪いことじゃないけどさ!」

「工房に8体分入るかどうかは別として、ダ・ヴィンチちゃんに任せるよ。あ、俺は大剣とか太刀とか、それから全身鎧を希望するッ!」

「ほほう? 竜種の素材で武器と防具を作るとは……! それも男のロマンだね♪」

「いや、モナリザの見た目で言われてもなwwww」

「え? ロマンって呼んだかい?」

「呼んでないわよ。 そうね……、どういうものがいいかしら?」

「成程、乱夜くんの希望は分かった。 所長とリッツくんについてはまた後日聞きに来るよ。さて、乱夜くん。早速工房へ行こうか! というか、1から調べるよりも君に聞いた方が早いと思うのだけれでも。 君があの7体の竜種について詳しかったのって、そのスマホ型魔術礼装で見た事がある奴だったんだろう?」

「おお、流石(自称)天才、ソコに気づくとは! そこに痺れるし憧れるねぇwwww」

「……なんか変な気がしたので言っておくけど、私は『通称』万能の天才だからね?」

「キヒヒッw まあいい。その通り、あの7体の竜種は世界中で人気のとある狩りゲーに出てきた竜だよ。それについては、1匹ずつ工房に行きながら話すとしようか。…………静謐ちゃんと黒髭は自由にしてていいぞ。」

「あっ、やっと空気になってた拙者に気がついた?w」

「はい♪」

 

 

 

〜〜〜〜〜変人共移動&説明中〜〜〜〜〜

 

 

 

……↑の元ネタ知ってる人ってどの位いるんだろうなw あの弾幕ゲームは俺の(前世の)周りでは、キャラや物語(アニメを含む)は知ってるけど、原作をプレイしたことが無いヤツが殆どだったからなぁ……w

 

……あ、因みに竜種8体分全てダ・ヴィンチちゃん工房に入らなかったから、一体づつダ・ヴィンチちゃんが全体的に調べあげて特徴を完全に把握していった。そして全ての特徴を書類に纏めたら、明日全員に作る魔術礼装の内容を聞くために管制室に集めるからその時までに具体的な能力、形をイメージしておいてくれたまえと言って工房に篭ったんだよw 多分、加工するための準備とかしてるんだろうなぁw

 

…………更に因みに、静謐ちゃんは自由にしてていいと言った後からずっと、俺の後ろにいるんだよなw 俺のあとをついてくるなんて可愛い奴めwwwww

 

 

 

あ、それとこんな会話があったな。

 

 

 

「そういうば、君のその刀はどういうものなんだい? 手作りじゃなくていつも見たいに召喚してる物にしては、大事に扱ってるじゃないか。」

「……なんというか、特殊な魔術礼装の種みたいな刀を知らずに使ってて、いつの間にか土(俺)と水(魂)と肥料(初代様)と日光(霊圧、激戦)という種を発芽させる要素を揃えてしまってたようでね。最後、ジャンヌ・ダルクオルタを弄る数分前に発芽したんだよ。」

「ほぅ? どんな魔術礼装だい?」

「それが刀の名前を呼んだ後に、イメージだけで破壊工作が出来るようになるとかいう宝具1歩手前の魔術礼装みたいな刀なんだよ。しかも、手放す事が出来なさそうだし……。こんなの封印指定待った無しじゃないか……。俺の平穏な日々をどうしてくれるんだよ……あ、そもそもカルデアに来た時点で平穏な日々とか無かったわwwww」

「……平穏な日々云々は置いておいて、その刀凄いじゃないか。……成程、ジャンヌ・ダルクオルタが君が何か呟いた後に突然出来た落とし穴に落ちたのはそういうことか……。確かにあの時、君から多少の魔力反応の変化があってね。それと、君、あの時の自分の見た目を把握しているかい?」

「チッ、煽り耐性ありか……ん? 見た目の変化? 若干体に違和感があったのは覚えてるが、そんなものがあったのか?」

「そうだとも。 刀の変化は君も見たと思うが、君自身の変化はね、君のその横向きでツンツンした髪に幾つもの瞳の模様が出てきたんだよ。丁度、君の刀が変化した時に出てきた瞳模様と同じものがね。」

 

何それ怖っ!? アレか、またしてもソウルイーターの鬼神か!?

……2回目だが、分からない人は「ソウルイーター、阿修羅、顔」で調べてみるといい。黒髪で、髪に眼の模様が沢山ある奴がソレだ。

 

「……って、そんな事になってるのかよっ!? 怖っ!? 元ネタがどういうものか大体想像出来てる分、かなり怖いぞアレ!?」

「確かに、不気味さというか、狂気を感じたよ。」

 

まさかの阿修羅の狂気付きだったよw

 

 

 

……という話があったから、今から部屋に戻って見てみようと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………あ、そう言えばビデオの整理もしなくちゃなwwww




一応、俺がモンハンでよく使う武器は
1位、太刀
2位、チャージアックス
3位、大剣
4位、スラッシュアックス
5位、狩猟笛&ボウガン&ガンランス
以下、同列
と言ってもコレはあくまで俺がやってきた歴代モンハンの総合結果であって、ワールドでは毒太刀しか使った事がありませんがね!
(物語初めは太刀初期装備)

……やっぱり太刀? でも乱夜に太刀振らせるのもなぁ……。


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ビデオ(動画)整理

この話を書くためにオルレアンの前の内容何回も見直しましたよ!

それと、武器や防具はやはり中々決めづらいですね。ただ単に趣味で決めるなら、レイアの毒太刀にイビルの防具……ああ、チャンピオンベルトみたいなのは腰に巻いていて、兜の両端に角(のようなもの)が生えていない方です。流石にグリードシリーズ……歴戦個体等の強化種の防具は乱夜クン持っていないので無理ですねw
……ファヴニールのオリジナル武器&防具とかも考えておく必要があるかな?w

因みに現在のぽ〜か〜おぅは、頭は竜王の隻眼αで他はウルズαシリーズで、更に肌色は黒髭のスキンヘッドで白い髑髏のフェイスペイントをしています。少し防具が光ってますが、殆ど見た目はハサンですねwww コレから装備を変えるつもりもありませんがねw

……あ、今回は3000字程度で少ないです。


う〜む、これは中々……。

 

ん? やぁ諸君。学ラン姿では無く、上着を脱いで「現実逃避中」と堂々と書かれたバカTシャツ姿を晒している遊叫 乱夜だ。

 

……いやね? ダ・ヴィンチちゃんから斬魄刀解放した時に姿が変わったって聞いたから、自室の大きな鏡の前で斬魄刀解放したわけよ。

 

真っ黒になって3箇所に眼の模様が浮き出た刀は置いておくとして、俺の横に流したツンツンヘアーに浮き出た20程の刀と同じ眼の模様、両手の甲にも同じ眼の模様が3つずつ。更に首にマフラーのように巻かれた包帯があって、何故か結び目が無くて、と思ったら包帯の端っこが6つもあって、それぞれが簡単な指三つの手の形をしていて宙に浮いている。

 

…………いや、完全にあの阿修羅じゃん!?

 

顔も似てないことは無いし、あともう少し背が高くて体は細く、そして手を合わせたら完全にヤツじゃん!? あと服装。……しかもこの手、自由に動かせるし…。まあ、包帯はアイツよりもかなり細くて、首にピッタリ張り&巻き付いてる分以外は宙に浮いている分だけなので、ヤツよりも大分軽装だが…。

 

そしてヤツには額に3つ目の眼があったが、俺には右手の甲にあった令呪が額に移ってたよ……。てか、令呪の場所って普通うごかないよね?

 

因みに俺の令呪の形は、髑髏があってその裏に西洋の剣?があって、左右に骨?で出来た翼がある感じだ。それが額に移ってるって何コレ狂気ものだぞ…。 (今度、乱夜の斬魄刀解放状態のイラストと令呪のイラスト描いときますねw)

 

「はァ〜、しんどい。」

 

とりあえず刀を鞘に戻して、解放状態を解除する。解放していない時の形状も、解放出来るようになった事で少し形状が変わった。鞘は黒いままだが、鍔が楕円形で、小さい三日月形2つと大きめの三日月形が嗤う顔に見えるように配置されている。その三日月形部分は全て空洞(穴)だ。解放しても、刀の大きさは変わらないので、鞘の大きさも変わらない。解放状態になると、鞘本体の真ん中より鍔のある方向に7〜10cmくらい行った場所に例の眼の模様が左右に浮き出てくる。特異点で抜刀した時はこの辺りを持ってたから気づかなかったんだな。

 

さて、説明はこれくらいにしてやる事やろうか。

 

と言っても、静謐ちゃんが先程特異点から持ち帰った聖杯をダ・ヴィンチちゃんに渡したらしく、この聖杯については問題無い。

 

黒髭の船の中に置いてあった例の対人類悪宝具(予定)は、ここ(自室)に帰ってくる途中にトレーニング室で船を出して、取ってきた。そして、空部屋に「運命の泉」3枚を召喚してそこに安置してある。装飾を決めるなはまだ先だ。

 

そうそう、場に出せるカードは5枚までと決まっているが、「場」とは、世界別らしい。あの世界で5枚召喚していても、この世界でならもう5枚召喚できるといった具合だ。例えるなら、カルデアで強化用に数枚召喚しっぱなしでも、特異点の中ならその枚数を場に含めることなく5枚召喚出来るという事だ。運命の泉の召喚可能枚数がMAXだったのが、黒髭の船を召喚した瞬間で0枚になったところを目撃した時に判明した。コレは使えるなwww

 

……話を戻そうか。

8体の竜種の死体は、全てダ・ヴィンチちゃんに預けているので問題無い。明日全員で魔術礼装の詳細を決めるらしい。

 

この刀を使った訓練や、よく(暇つぶしとして)やっていた身体能力向上訓練は足がまだ痛いのでパス。

 

邪ンヌは、スマホに呼びかけても中々返事が無い。さっきチラッと見えた時はスパルタクスに追っかけられていたwww この地獄(笑)を生き残る事で、多少性格は良くなるだろうww なので放置だwww

 

特異点で判明した新たなスマホ魔術の研究。収納や不思議な音楽はゲーム魔術では無くスマホ魔術の括りだ。因みにゲーム魔術はスマホ魔術の一大派閥みたいな感じだ。スマホで出来ることを全て含めてスマホ魔術と呼ぶんだよ。

 

エクスカリバー+ファヴニールブレスで画面にヒビが出来たりと、ボロボロになったスマホの修理。幸い、内面へのダメージは皆無らしく、カバーやフィルム、液晶パネルを交換するだけで終わった。部品はマイハウスから持ってきていたものだ。勿論、強化の魔術がかかっていて頑丈に出来ている。

 

ブラックカリバーは特異点で壊れたが、また作ろうと思う。とりあえず攻防力10くらいにしたところで、某死神漫画のしがない駄菓子屋店長みたいに、この刀、随想娯楽を仕込みたいんだよ。

アレは仕込杖だが、この場合は仕込木刀か?ww どうやってやるかは後に研究する。こうみえても(魔術刻印は継いでいないが)二流魔術師だ。その位(多分)何とかするさw ……全力で趣味に走るから、使用出来ても実用性は皆無だが、魔力量にものを言わせるさwwww

 

さて、色々挙げてみたが俺が今からやるのはこれらでは無い。

 

ズバリ、オルレアンで撮ったビデオの整理だっ!w

 

オルレアンでは、面白い事がある度にビデオカメラorスマホで録画してきた。だが、多すぎてどれだけ撮ったかほぼほぼ忘れてしまった。コレは今すぐ整理しなきゃあとが面倒臭いヤツだ。

 

とりあえず、ビデオカメラからUSBメモリにデータコピーが出来るようにぱぱっと改造し、データをコピーする。そして、何故かスマホに付いてしまっているUSB差込口に挿す。いや、まあ、付けたの俺だがw 場所は右側上部にある電源ボタンの真下だ。

USBメモリを差し込むと、「USBメモリ」というアプリが画面に出てくる。それを開くとUSBメモリ内のデータ、幾つかのビデオがあり、それを全てスマホに保存する。保存したらUSBメモリ内のデータを真っ白にしておき、スマホから抜いてケースになおしておく。

 

一応日付順ということで、撮った順番に並んでいる。同じ時間帯のものは、先に撮り始めた方が上だ。一つ一つ確認していき、動画に字幕を付けるアプリで、開始から開始10秒後まで、左下に題名を付けていく。無駄な部分が多い動画は、無駄な部分を切り取っておく。

 

終わった後、動画一覧で題名を並べて見ると、

 

『妄想幻像ジャンヌドッキリ① 上』

『妄想幻像ジャンヌドッキリ① 下』

『邪ンヌイジメ 水+大質量落下編』 ②とも言う

『邪ンヌイジメ 踏みつけジャンプ編』

『骸の王との遭遇』

『激辛麻婆豆腐』 (1つ上の続きを切り取ったもの)

『リヨンの街落とし穴見物 Byゾンビ』

『リヨンの街落とし穴見物 By乱夜』

『オペラバックドロップ』

『超巨大少女の落下』

『生者を呑む、骸軍の大進軍』

『ゾンビの毒チョコ強化』

『王妃救出作戦会議 take.1』

『王妃救出作戦会議 take.2』

『大乱闘』

『王妃救出作戦会議 take.3』

『王妃救出作戦会議 take.4』 (後に公開する)

『男の娘召喚』 「後に公開する」

『すまないさんのすまない』

『死亡1分前』

『邪ンヌの悲鳴 15分パックw』

『第一特異点 終了』

 

……うわぁ…。22ものビデオを撮ったのか…さすが俺!ww てか、今気がついたが、動画の編集作業してる間にもう夜中の3時じゃねーか!?

 

黒髭は部屋に居ないが静謐ちゃんは俺のベッドで俺の寝るスペースを空けて寝ている。静謐ちゃん……恐ろしい子…!w

 

……まあいい。一応動画の整理は終わったから俺も寝るか。充電が12%しか残っていないスマホに充電器を差し込み、いつもの魔力量を増やす魔術を使うと、俺はベッドで横になる。

 

………………横で寝顔を晒している静謐ちゃんを至近距離で見つめるだけで俺は幸せになれる気がするぜ……っ!

 

まあ、健全な添い寝だったと言っておこうwww

 

それではお休みw

 

 




次回は乱夜クンの詳しいプロフィールです。イラストは忙しくて間に合わないと思いますが、出来たら次話に載せておきます。

その次が、日常ギャグに欠かせないサーヴァントの大量召喚回ですw


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主人公(オリ主)詳細

なんか、ココ最近イラストを書く仕事が増えたような……?
水曜がテストだったのに、乱夜クンのイラスト数枚、友人と企画しているYouTubeのヘッダーとアイコンって……。俺は模写は自信があるけど創作はなぁ……。
……因みに乱夜クンの髪型はゴッドイーター2を参考にしてます。顔は何となくですね。イラストは出来てませんが。

※4月19日、令呪のイラスト出来ました。


主人公詳細

まずはPrototypeの形で。

 

名前 遊叫 乱夜 (ゆうきょう らんや)

 

一人称 俺

魔術系統 スマホ魔術、その他色々

魔術回路 質 EX (元はC相当だがスマホ魔術

により質が上がることに気がついた為)

魔術回路 量 C

魔術回路 編成 異常(遺伝、遊叫家は様々な魔術を

自由気ままに研究する為)

 

ここからフリー

 

年齢 15歳 (高1)

霊基属性 善・混沌

家族構成 父、母、長男、長女、次男(俺)、三男

身長 175cm

髪型 黒髪をワックスで真横にツンツンに流している

顔 普通よりはマシ

体格 細めの筋肉質

服装 基本、パーカーなどの洋服だが、勝負服は

バカTにボタン全開の学ラン

瞳 漆黒

令呪 上部に髑髏、その裏に西洋剣?が突き刺さる

ようにあり、左右に骨で出来た翼がある

 

 

【挿絵表示】

 

 

……翼と言うよりは手になってしまった。自分で描いておいてなんだけど、少しイメージと違う気がする……。

 

 

遊叫家について

 

実はかなりの歴史があり、歴史の長さだけではトップクラス。しかし、歴代の魔術師はちは根源に辿り着く事を目標にしている訳では無く、完全に趣味に走っている全く魔術師らしからぬ一族である。ただし、『研究した魔術は必ず魔術刻印とは別の資料で子孫に残し、子孫はコレを絶やさないこと』という掟がある。つまり、初代が余程濃ゆい人だったのだろう、子孫は全て趣味に走る傾向にあり、その趣味の集合体が遊叫家という訳だ。

……因みに、初代は神秘の濃ゆい神代の人物であり、遊叫家の魔術刻印は魔王を名乗る「神獣」クラスの幻獣種の肉片を元に作られた。何でも、その魔王と友好関係にあり、魔王が戦争中に切り落とされた体の一部の更に一部を分けてもらったらしい。(小説内設定&フラグ?)

 

……コレってヤバい事ダヨネ…?

 

だが、魔術刻印の元が凄くても、魔術回路の質や量を増やすなどの研究をしてこなかったが故に、歴史があっても一家全員平均程度の魔力しか持たない。この一族は、基本第一子が一番魔術回路の質、量共に優れているので後継者は基本長男か長女。

 

勿論、魔術刻印の元である魔王の肉片があってこその一族である。

 

日本人かも怪しい(と言うか絶対違う)初代が、魔王の肉片を魔術刻印の元にしたことで、2000年以上経ったにもかかわらず魔術刻印の「成長の限界」がきていない。その上、この一族の大前提である魔術で「趣味に走る」という行為を支えているのも、この魔王の肉片である。様々な系統の魔術……神秘を固定化したものを刻印し、その一代一代違う固定化された神秘が崩れないのもこの肉片のおかげ。魔術刻印に魔力を流して暴走(&爆発)しないのも、魔王の圧倒的神秘が固定化された神秘を押さえ込んでいる為。いつか遊叫家の神秘を押さえ込みきれなくなる日が来るかも……? 因みに使用方法は、遊叫家の資料にて刻印されている神秘を暗記し、それをイメージして魔力を流すことで、魔術刻印が魔術式をひとりでに構築して魔術を使用する。

 

様々な色に変化し続け、直径5cm程の完全な球体の形をしている。一族の者はコレを口から呑み込む事で体内へ取り込み、そして所有者と後継者の同意のもとで二人同時にある呪文を口にすることで、体内へ取り込んだ魔術刻印が心臓辺りから、所有者の身体を透過しながら浮き出てくる。コレを後継者が掴み、口にする事で継承が出来る。珍しい事に魔術刻印の継承による痛みは全くない。慣れるまでは違和感が半端ないらしい。

 

 

遊叫家の魔術系統 作品に登場するかもしれないので

 

父 死霊魔術(ネクロマンシー)

何でも、戦争が多発していたので死体を集める事が

非常に簡単な上に、沢山の怪物のような兵士を持つ

事が夢だったらしい。因みに死体を集めた戦場には

いつも大火災を起こしている。身体能力を圧倒的に

向上させたゾンビを主に扱う。

一般的に趣味が悪いと言われるが、根は優しい。

 

母 スヴィン・グラシュエートと同じ獣性魔術。体中の

筋肉が盛り上がった、一本一本が金属の針にも等し

い硬度を持った体毛を生やした人狼に見せかけるほ

どの、異常な密度の魔力を纏い「幻狼」と呼ばれる

状態になるそうだが、父いわく、母の幻狼状態はと

ても美しく、一瞬で心を奪われたそうだ。

因みに何処かの魔術家の家出娘だったらしく、昔の

事は中々教えてもらえない。

怖い物好きだが、こちらも根は優しい。

 

長男 火力馬鹿。爆発は芸術だ的な思想の持ち主。一回分

の威力で何処まで破壊を生み出せるかが永遠のテー

マらしい。何処で覚えたかは知らないが、紅いカラ

ーコンタクトをしており、エクスプロージョンッ!!

と言いながら爆裂魔法……では無く爆裂魔術を扱う。

原理は知らない。爆発が起こる原理は殆ど科学で解

明されている筈なのにあんな威力がある理由なんて

知りたくもない。……やっぱり知りたいかもw

どういう原理何だろうか?

中々イケイケな性格でチャラい。

 

長女 魔術よりも歌に興味があったらしく、魔術による歌?

もしくは歌による魔術を作っている。新しい魔術系

統の開発は根源に辿り着かないとほぼ不可能なのだ

が、どうにか出来ないものかとずっと頭を悩ませて

いる。

清楚系の天然。

 

俺 スマホ魔術。初期化したスマホの異世界(前世)との

繋がりを見出し、召喚術として確立させたもの。

ゲームを通し、実用的な使い魔や魔術、魔法を召喚

するものがゲーム魔術。その他の実用的では無いも

のの召喚やカメラアプリによる収納等はゲーム魔術

に含まない。召喚するものはスマホに表示出来るも

ののみで、一度召喚したものはスマホ内に保存出来

る。身体能力が高く、好戦的。サーヴァントの召喚

等の永続的に魔力を必要とするもの以外ならば、召

喚時のみ魔力を使い、効果や現界に時間制限が無い

為、強化系の魔術ですら永続の重ねがけが出来る。

コレが、乱夜が最前線で戦う事が出来る理由である。

一応、役に立ちそうな魔術は消費魔力を犠牲に実戦

で使えるレベルまで習得している。新たな召喚術を

確立させ、現代科学にも詳しい上、様々な系統の魔

術を使う……乱夜クン、本物の天才なのでは?w

社会やルールを嫌う自由人だが、自分ルールだけは

守る、道化の様なヤツ。因みに本人は裏から知らず

に操られてようが、道化という在り方は好きな方だ

と言う。

余談、聖杯を10個以上内緒で所持しているが、魔力

炉としてしか使うつもりは無いらしい。(最近は静謐ち

ゃんの受肉も考えているがw)

 

三男 食べる事が大好きで、錬金術、置換魔術を使い食材

をより美味にする……事が出来るように研究中であ

る。カルデアの新所長であるゴルドルフ・ムジーク

と設定が被ってしまっていたが、新所長の劣化版と

いう感じだ。

運動が苦手なぽっちゃり系。




他に知りたいことがあれば、質問してくださればしっかり答えますとも!

…………イラストについてはもう少しお待ちを……!


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とりあえず大量召喚

遅れて申し訳ない!
中学時代の友達が「一緒にYouTube始めよう!」とか口走り始めて2週間、一体何枚のヘッダーとアイコンのイラスト案を描いたか……。
とりあえず乱夜クンのイラストは面倒なのでアナログ画でいいですかね……? 2連完徹なんですよ……!

※4月19日、前話に乱夜クンの令呪のイラストを載せました。カルデアのFateシステムからどうやったらこんな形が出来るんだろ?w


………………段々意識が浮上してきた…。

 

まだ目は瞑っているが、目が覚めた俺はここが何処でどういう状態か確認する。……自室のベッドで静謐ちゃんと健全な添い寝をしたんだったな。とは言っても、添い寝の時だけは気配を消さない静謐ちゃんの気配が無いという事は、既に静謐ちゃんは起きているという事だ。これは……アレが出来るッ………!?

 

魔術回路を開き………………身体『強化』!

 

俺はカッ!っと目を見開き、掛け布団を寝転んだ状態で蹴飛ばし、はね起きの要領で(腕で)跳び、強化のおかげで天井スレスレ(2m)まで届くと一回転して着地して……!

 

「俺、起床ゥ!!」

 

(あまり覚えていないが)10代ほど前の仮面ライダーのポーズをとる……ッ!

 

 

 

………………ハイ、という事で起床した遊叫 乱夜です☆ 1ヶ月に一回はこーゆー事したくなるんだよねェww

 

……とまぁ、ここまでの流れは良かった。意識が覚醒して、理想の起床方のひとつが出来たので素晴らしいかった。だが、ここからが問題なのだよ。

 

俺は問題なくベッドの真横に着地したのだが、どうやらリッツとマシュが起こしに来ていたらしい。俺の目の前で手を前に出した状態で固まっている。

 

…………ヤベぇ、クソ恥ずかしい!?

 

「「か……」」

「か……?」

「「カッコイイ!?」」

「え゛」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現時刻は午前9時30分。どうやら九時頃に俺に召喚室へ来るようにとのお呼び出しがかかったようだが、俺が中々起きなかったらしく、それでリッツとマシュが直接起こしに来たらしい。そこで見たのが、俺のダイナミック起床。純粋な2人はコレをカッコイイ言いながら目をキラキラさせている。召喚室へ向かっていた数分間は「もう1回やって!」とか「どうやってやったんですか?」とか、暫く質問攻めだった。ココで本当は起きてたんじゃないの?ってならない辺り、この2人の純粋さがわかる。

 

……で、そんなこんなで召喚実験場に着いたわけで。

 

「やぁ。やっと起きたかい? 何回も起こしに行ってこっちは大変だったんだよ?」

「それはそれは、ご愁傷様でw 「死んでないけどね。」そりゃあそうだw ……ってアレ? アナウンスとかじゃなくて起こしに来たのか?」

「ああ、そうだよ。君のサーヴァントである黒髪とハサンに起こしに行かせたんだけどね? 黒髪は『ハッ!? マスターが寝ている今ならベッドの下とかにR18指定の本があるか調べられる!? これは拙者張り切っちゃいますぞ〜w』なんて言いながら部屋を漁るだけ漁って君を起こさないまま帰ってきちゃって……。」

「てへぺろ☆」

「よし黒髪、お前邪ンヌと同じ『スパルタクスの筋肉鬼ごっこ』の刑な。」

「え゛」

『何それ』 By全員

 

「(へぇ…黒ジャンヌはそんな事になってるんだね……。)……まあ、それは後でやってくれたまえ。そしてハサンは『私から主に触れることは出来ません……!』って震えながら帰ってきてね……。」

「申し訳ありません、主。」

「可愛いから許す。」

「拙者との温度差が激しすぎない?!」

『何コレ、ああ、いつものか』 By全員

 

「……と言うか、ダ・ヴィンチちゃんモノマネ上手いなww」

「当然さ、私は万能の天才だからね!」

「ヘェ……半能の変才ねぇ……wwww」

「ちがう、万能の天才だよ。」

「ああもう! アナタ達が話してたら日が暮れちゃうわよ!? どうしてスムーズに話を進めきらないの!?」

「ま、それもそうかww 所長の言う通りにさっさと話を進めますかw ……で、半能の変才さんw? 何故管制室でも工房でもなく召喚室に? 特異点関連のモノは基本的に管制室で話のが雰囲気的に普通だと思ってるし、特異点から持ち帰った聖遺物やら竜の死体やらの加工の話なら工房or管制室でやればいいと思うんだけど?」

「……この際、君が私のことをなんと言おうとも話が進まないのでスルーする事にするよ。実はね、今朝やっと発電室が正常に機能するくらいには復旧してね。冬木の聖杯と合わせて、かなりの電力が賄えるようになったのさ。とは言っても、その電力を必要とする程、現在のカルデアは機能を失っているのさ。でも、どうせならこの電力を有効活用したいと思って電力を使う装置でまだ出来ることがないか探したのさ。」

「え〜っと? つまりダ・ヴィンチちゃんはその電力でサーヴァントの召喚がしたいと?」

「うん、その通りだよ! サーヴァントを召喚する為のエネルギーは(チラッ)ソコにいるからね! サーヴァントを現界させるだけなら、電力があれば可能だから次の特異点に備えて多種多様のサーヴァントを召喚しようと思ってね!」

「んん〜?w ソコの24歳の頃、同性愛ということでしょっぴかれたレオナルドさんやww (史実) エネルギーがソコにいるとはどういう事かな?w」

 

「…………(ピキピキ)」 (#^ω^)

「…………(ピキピキ)」 (╬^∀^) (チャキ)

 

「ロケットパーーンチ!!」

随想娯楽(ザバーニーヤ)ァァ!!」 ドゴォン!

 

「いい加減にしなさいよ!?」 ((スパーン))

「「ヘブシッ!?」」

 

 

 

ダ・ヴィンチちゃんが俺のことをサーヴァントを召喚する為のエネルギーなんて言ってきたものだから、つい、レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯についてというWebに書いていた史実を言ってやったよw

その結果、ダ・ヴィンチちゃんの額に青筋が浮かんで来て、ロケットパンチを撃ってきたから随想娯楽(斬魄刀解放状態)の首に繋がっている包帯の様な手? 手のような包帯? ×6 で迎撃した。

 

……その直後に所長がどこからか取り出した長いハリセン×2で俺らの頬を叩かれたがw

 

 

 

 

 

 

 

 

「……よし、次だ。準備はいいかい?」

「うぃー、それじゃあ始めるかねェ……。」

 

やっと落ち着いた召喚室で俺は召喚を始める。とは言っても、儀式と呼べる程のものでは無く、エネルギーを送るだけという簡単なものだ。エネルギーと言っても、聖晶石では無い。俺のスマホ内のサーヴァント全員をコッチに召喚するとしても、圧倒的に俺の魔力が足りない。サーヴァント召喚を100回近くも連続で出来るほど俺の魔力は多くは無い。聖晶石も丁度10連引ける位しか持っていない。

 

なら、エネルギーとは何か。

 

答えは簡単、FP(フレンドポイント)だ。先程の騒ぎが鎮圧した後、フレンドポイントという概念(エネルギー)をFateシステムの召喚に使えるようにプログラムした。幸い、俺のフレンドポイントは数百回分あるので、俺の手持ちの星3以下のサーヴァントを全員召喚し、星4のサーヴァントは5倍、星5のサーヴァントは10倍のフレンドポイントで全員召喚した。

ああっと、多数のダブり鯖と邪ンヌ(ルーラー)以外全員なw

 

……本当にフレポで金鯖召喚出来たらいいのになぁ…。

 

とりあえず、全員知り合いで自己紹介とか不要なので、召喚近くの大部屋で待機していて貰う。リッツ達の自己紹介はその時だ。

 

このFateシステムを通すことで、俺の魔力負担が大幅にカットされる筈だ。ローマはローマで、イタズラの仕込みが困難になるだろうし、隠密に魔力を少しでも多く残す為にも、魔力負担の削減は必要な事なのだよw

 

…………さてさて、リッツと所長はフランスで合計15個の聖晶石を拾ったらしく、リッツは1回、所長は2回の英霊召喚をするらしい。そして俺もスマホからFateシステム経由のサーヴァント召喚では無く、Fateシステムオンリーのサーヴァント召喚をして欲しいそうだ。何でも、スマホを経由する分、Fateシステムからの補助として送る魔力を作る電力の消費が激しいらしい。なので、英霊召喚を俺も2回する事になった。

 

……まあ、縁召喚になるよなぁ…………。

 

ファヴニールみたいな大型の幻想種等はFateシステムでは召喚出来ないらしいので、ファヴニールの死体を使えばほぼ間違いなくジークフリートが召喚出来るだろうが、先程、俺の召喚したサーヴァントの中にジークフリートがいたので止めるそうだw

 

………………ここで一言。

 

「便所行ってくる。」

『え』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぃ〜♪ スッキリしたぜ! 朝起きて顔は洗ったが、朝食も食べてないしトイレにも行ってないしで、中々我慢の限界だったんだよw

 

……さて、貴重な召喚(爆死w)シーンを見逃した訳だが、リッツと所長の縁召喚の結果はどうかな……?

 

 

 

久しぶりだな みたいな雰囲気で向かい合うアルトリアとエミヤ(アーチャー)、その横で状況が呑み込めないリッツとマシュ。

 

オルガマリー所長(と悟飯)に紳士的でイケメンな挨拶をする クロロ=ルシルフル (HUNTER×HUNTER) & 藍染 惣右介 (BLEACH)。

 

 

 

「なんだこのカオス!?」

 

と、驚いた拍子に聖晶石6つを召喚サークルに落としてしまい、召喚が始まり……

 

「こんにちは!」

「ヤハハ! どうだ、神(私)が来てやったぞ、青海人(セイカイジン)!」

 

初音ミク と エネル (ONE PIECE) がソコに立っていた。






リッツ→今のところstaynight
所長→とても強いが主人公では無いジャンプキャラ
乱夜→電気(電子)系

何コレ辛い (´・ω・`)


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自己紹『大』介(会) 上

やっとイラスト関連の仕事が終わったので乱夜クンを描くことが出来そうです!


「この場にお集まりになられた皆さん、初めまして、エントリーナンバー0の初音ミク(ノーマル)です。突然ですがここで一曲歌ってみようと思います。それでは聴いてください!『初音ミクの暴s「時間押してるから歌うのは無しな」』ええ!?」

 

やぁ、諸君。召喚結果がカオス過ぎて辛い遊叫 乱夜だ。

 

戦力増強の為にサーヴァント召喚を行い、アーチャー・エミヤが来てくれたのは普通では喜ぶところだ。なんせアーチャー、遠距離で攻撃が出来て、その上、接近戦も出来るアーチャーはマスターの護衛にはうってつけだ。

 

……そう、普通では。

 

普通の状態で嬉しくとも、この混沌と書いてカオスと読む状況では苦笑いしか出てこんわボケェェ!? (エセ関西弁)

 

恐らく、悟飯を召喚したせいでJUMP繋がりと思われるサーヴァントが連続で召喚された。しかも、悟飯以外は章のラスボスという立ち位置に君臨する、圧倒的な強さを持ちつつキャラも濃ゆいという面倒なヤツらがFateシステムでサーヴァントとして召喚された。

 

ONE PIECEより、雷を自在に操り、雷そのものでもあるエネル。

HUNTER×HUNTERより、対象の念能力……スキルや必殺技の類のものを盗み、行使する能力を持つクロロ=ルシルフル。

BLEACHより、他を隔絶する強さを誇り、完全催眠の能力を持つ斬魄刀を使う死神である藍染 惣右介。(アイゼン ソウスケ)

 

……あー、コイツらの作品名全部英語だし、そういう繋がりもあるのかな? 取り敢えず、召喚直後のカオスな状況を脱する為に、俺の超連続召喚したサーヴァント達とあの場の面々と比較的忙しく無い職員を連れて、体育館にやってきた。仕事で来れない職員を除く全員が集合し、自己紹介を……、もはや小学生が行うような大会レベルの自己紹介大会、少し略して、自己紹『大』介(会)を開催した。

 

勿論、主催は俺っち遊叫 乱夜です☆

 

そして今、はじまりの言葉的な意味で、エントリーナンバー0の初音ミクに自己紹介と軽い挨拶、能力や特徴からの自己紹『大』介(会)の大まかな説明をするように頼んだのだが、いきなり歌いだしたので止めさせた。冒頭の挨拶は「初音ミクの暴走」という曲の冒頭部分にそっくりで、俺のスマホの音楽&初音ミクの歌にどのような効果があるのか詳しく分かっていない今、曲名に暴走なんて付く曲を歌わせてたまるか!?

 

「えー、マスターのいじわるぅ〜。」 (๑˘・з・˘)ッブー

 

「そんな調子じゃ今日丸一日潰れるっての。ほら、さっき説明しただろ?」

 

「はーい。えー、それじゃあ改めまして、この場にお集まりになられた皆さん、初めまして、マスター・乱夜のサーヴァント、エントリーナンバー0の初音 ミクです! 歌うことが大好きで、歌によって皆さんをサポートします! どうぞよろしくお願いします☆」

 

パチパチパチパチ ( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!! 「ハツネミクジャン!?」

 

「それでは早速、自己紹『大』介(会)のご説明を致します。皆様には先程渡された札に書かれた番号の順番に自己紹介をしてもらいます。自己紹介の内容はエントリーナンバーと名前は確定として、その他は各々の判断に任せますので、お気楽にどうぞ! その他に『こういうのは無理』とか『私こういうのだから注意してね?』みたいな事があれば、この場でお願い致します。軽くなら自分の来歴を語って頂いても宜しいので、それでは内容はご自由に、エントリーナンバー1番の方から自己紹介をどうぞ!」

 

因みにここにいる100余名の参加者は俺が用意(召喚)した椅子に座っている。飲み物も個別で聴き込んで用意(召喚)したッ! o(`・ω´・+o) ドヤァ…! 聖杯があればこの辺りはPONと出せるが、魔力使って自分で召喚した方が働いた気になるww

 

まず、席を立ったのはカルデアの所長であるオルガマリー・アニムスフィアだ。……ん?あにむすふぃあであってたっけ?w が、ステージに上り、スポットライトに照らされる。

 

「ようこそサーヴァントの皆さん! 私がこの人理継続保障機関 フィニス・カルデアの所長、オルガマリー・アニムスフィアです! この特異点探索メンバーのリーダーでもあるので、サーヴァントの皆さんは私の言うことも聞くように!」

 

堂々と演説するなぁ……初めにガツンとリーダーとしての威厳(笑)を見せたかったのかな?w …………因みに、両端のスポットライトと体育館後方でビデオ撮影を担当しているのは百貌のハサンだ。バッチリビデオを撮っているぞw ……担当を誰にしようかと探している時に、初代様に「働け」の御言葉を貰った百貌さんは自らスタッフを名乗りあげてくれましたw ……まぁ、スタッフも見つかったし、初代様の「働け」が聞けたので良かったとしようかwwww

 

「所長! エントリーナンバーを言ってません!」 (ボソッ) Byマシュ

 

「え!? ああ、忘れてた!? ……んん、エントリーナンバー1番、オルガマリー・アニムスフィアよ。以後よろしく……。」

 

アハハハwww ゲホッw アレだけ威厳(笑)を出したのに、最後には顔を赤くして下向いてちゃ始めの威厳なんてモノは無くなったぞ?w

それに、あれじゃあただただカワイイだけじゃんww 周りの目が数日前とはかなり変わって暖かい目になってるぞww 笑いを堪えなれなくて咳が出たぞwww

 

次は所長のサーヴァントたちだな。まずは悟飯。ツンツンの黒髪にオレンジの道着……まあいつもの格好だな。背筋と指先をピンと伸ばし、綺麗な気をつけ状態だ。

 

「初めての人は初めまして、その他の皆さんおはようございます。エントリーナンバー2番、オルガマリー・アニムスフィア所長のサーヴァント、孫 悟飯です! 学者と武闘家を両立させており、学問は○○(不明)をやっています。皆様、どうぞよろしくお願いします!」

 

パチパチパチパチ ( ̄∇ ̄ノノ"パチパチパチ!!

 

ふむ、悟飯ってそう言えば学者だったな……。すっかり忘れてた。

 

次はクロロだな。召喚直後の、とあるビルの中で変装していたバンダナを巻いてスーツを着た紳士の格好では無く、盗賊団・幻影旅団 団長としての格好で、オールバックで額の十字架の刺青?を晒して、黒の革コートを着ている。所長がさっきの雰囲気と違いすぎて困惑してるなw

 

「初めまして諸君。異世界から来た、盗賊団・幻影旅団の団長をしているクロロ=ルシルフルだ。エントリーナンバーは3番、先程オルガマリー・アニムスフィアのサーヴァントになった。俺の宝具は対象の宝具やスキルを奪い、行使するものだ。奪った後で、戦術の参考にしてくれ。奪う条件が厳しいからな。」

 

とんでもない爆弾発言をぶちかましてくれたな!? めちゃくちゃざわざわしちゃってくれてるじゃん!? 悪属性という事と、宝具を奪って行使するというめちゃくちゃな宝具。

 

「喧しいわ!? 普通に悪属性、反英雄のサーヴァントってだけだろ? 無闇に暴れたりするような奴じゃない筈だし、静かにしとけよ。」

 

「フッ、お前は乱夜と呼ばれていたな。……そうだ。確かに俺は盗賊だ。だが、この世界の人類史が滅ぼされるとなると俺の世界にも悪影響が出るだろう。既に、人類史が焼き払われて死んだことになってはいるが、俺も死にたい訳では無いからな。それに、宝があってこその盗賊だろう? 少なくとも人類史を修復する迄は味方だと思ってくれても構わない、基本的に俺は協力関係だと思っている。以上だ。」

 

野郎……、ここにいるヤツらを揶揄(からか)っただけかよ、メンドクセェ……。

 

次はBLEACHで、散々主人公勢を荒し回った藍染惣右介だ。服装は破面編後半の、偽物の街の空で戦っていた頃に着ていた、白い服に白いコート。オールバック?で前髪の細い一部が前に垂れている。服装的には、クロロと対みたいだなw

 

「お早う、諸君。私はエントリーナンバー4番、元死神の藍染 惣右介だよ。いや、今は死神かな? まあ、それは現在必要な情報では無いので省こうか。どちらにせよ、オルガマリー・アニムスフィアのサーヴァントである事には変わりはない。最も、私は支配されるという状況が大変好ましくないので、共闘という形にして貰えないだろうか?」

 

「所長、彼も悪属性だから素直に賛成した方がいい」 (ボソッ)

「え!? え、ええ。サーヴァントの要望は出来るだけ聞く方針ですので、その要望を受けましょう。」 (アセアセ)

 

「なら良かった。それでは次は私の宝具について少しだけ説明しよう。私の1つ目の宝具はこの刀、有する能力は完全催眠だ。そして2つ目は宝具を用いた私自身の進化だ。」

『!?』 「そう来たか……。」

 

ふむ、まぁ想定内の範囲だな。斬魄刀に進化、まぁBLEACHを読んだことのある俺としては納得だな。……そう言えば「崩玉」(第2宝具)と融合した結果、不死になったとか言っていたような気が……?

 

「……以上だ。」

 

ステージを降りる藍染を見て思うのだが、また何か企んでんのかねェ?w

 

さて、ココからはカルデア職員→リッツと3人の仲間たち→俺の召喚した沢山のサーヴァント→エネルと俺の順番だった筈だ。職員はともかく、エネルを含むサーヴァント達はキャラが濃ゆいので時間がかかるだろうなぁ……。

 

 

 

………………朝ご飯いつ食おうか…?…。




次回はエネルと乱夜と、面白い自己紹介をしそうな鯖数名の自己紹介だと思われますww


…………特異点このメンバーで大丈夫だろうか?w


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自己紹『大』介(会) 下

遅れてしまって申し訳ない!

まぁ、本文を考えながら乱夜クンを描こうとしたまでは良かったが、高校の文化祭の準備だったり、GW(土日月)に旅行行くから準備しとけと木曜に急に言われたので、放課後すら忙しく中々執筆する時間&イラストを描く時間が取れませんでした……。

……ということで旅行で京都にいってきます! 更新速度は落とさないハズなので、そこんところは大丈夫です(`・ω・)bグッ!
あ、投稿した時間には既に着いてますがね!w


グハッ……!(吐血)

 

や、やぁ諸君。自己紹介中に自分がサーヴァント(支配されている者)なのが気に入らないスパルタクスに、主従関係ではなくて戦友だろ?みたいな事を言った瞬間に、おお!そうであったのか!友よ! 的なノリでしてきた超筋肉ハグを受けて、物理的(背骨)と精神的(ホモ)大ダメージを受けた遊叫 乱夜だ……。

 

どうせ抱擁(ハグ)されるなら静謐ちゃんの威力割増妄想毒身(ハグ+キス)がいいッ! (確信)

 

……まぁ、いいや。思い出すだけでも背中と腰(背骨下辺り)と心が痛い…。スパルタクスが近づいてきた時点で魔術回路を開き、大量の魔力(PPにして15)を使ってスパルタクスのハグを耐え切ることが出来る肉体強度にした。あと少しでも遅ければ肋骨くらいは折れていただろうなぁ……(遠い目) というか、使った魔力は俺の元々の全魔力よりも多いんだよ!? スマホ魔術じゃなくて『強化』の魔術で、それも詠唱とかそういう事を何もしていないシングルアクション形式で身体の強度(耐久度)を上げたから、スパルタクスのハグに耐えることが出来るレベルに強化するのに瞬間的に相当な魔力を使ってしまい、魔力を一気に使った時にでてくる脱力感が半端ない。

 

ああ、あと邪ンヌ(アヴェンジャー)の時は面白かったなww

オルレアンにいた邪ンヌとは違う事を説明しつつ、ツンデレを盛大に発揮してくれたwww 後から入ってきてスパルタクスに追いかけ回されていた邪ンヌ(ルーラー)を捕まえて、えーっと……要約すると説教(物理も含む)をしたらしいw そして俺がやりたかった(であろう)役割を取ってやったぞ、どーだ! みたいな事をドヤ顔で言っていたので、思いっきりスマイルしながら「ありがとう」って(自分の中では)見惚れるような笑みを浮かべたところ、顔を真っ赤にしながら「べ、別にアンタのためじゃないんだからね!?」と典型的なツンデレのセリフを吐きながら体育館からダッシュで出ていったw ハハッ、可愛スwwww

ロマンと他男性職員数名が「なんて理想的なツンデレなんだ!?」とか言いながら盛り上がっていたが、女性職員達の一撃で全員頭にコブを作っているw ハハッ、ワロスwwww

 

……なんか見た事がありそうな風景だったがスルーしようw

 

まぁ、その他の面白サーヴァントの自己紹介は後で紹介するとしようw

それよりも現在は黒髭の女性から白い目で見られる自己紹介が終わり、更に静謐ちゃんの消極的気味の自己紹介も終わり、残るところ俺と問題児のエネルを残すだけとなった。あ、俺も問題児かな?w

 

さて、隣に座るエネルを見る。

服装……というか上半身裸のヤツに服装も何も無いなw 後はなんか凄い柄のダボダボのズボンに裸足、とても短い金髪に白バンダナまではいい。いや、良くないなw 半裸の変態野郎だw

そして無視出来ないのが、75cmほどあるんじゃないかと思われる耳たぶ、両サイドの肩甲骨辺りから雷神に付いているような太鼓が4つある。顔も中々濃ゆいが、説明は面倒なのでググる事を推奨するw

 

バリッ!

 

おおっと!? エネルのヤツ、雷に体を変化させて一瞬でステージに登ったぞ?w コレにはカルデアの皆さんもビックリw だって雷が迸ってるからな! 軽く放電しちゃってるが大丈夫か?ww

 

「ヤハハハハ!! 御機嫌はいかがかな?青海人の諸君! 我こそは"(ゴッド)"エネルなり!!! エントリーナンバーは113番。先程、マスター・乱夜の召喚に応じ、降臨してやったぞ!」

『か、神だってぇ!?』 「……プッw」

 

プークスクスクスw 取り敢えず水の駄女神の笑い方で笑ってみたw

ゴッドねぇ?w あのワンピースの章では空島であるスカイピアの王のコトを神と言うんじゃなかったっけ?w エネルはそういう意味で使ってなさそうだがwww

そして職員数人が持ってきていたタブレットで神性があるかバッタバタ確かめているw そんなもん、あるわけ……

 

「し、神性を確認しました!? それも結構高位の神性です!?」

 

………………んん〜〜? 変だな? 今、神性があるとか聞こえてきたのだが? エネルはスカイピアで無い空島(ビルカ)の出身で、そもそも神じゃない筈だが?

 

「そうだとも! 私は神であり…そして我が宝具たる体は"雷"だ。……サーヴァントとなり、知識を得た事で知ったことだが、"雷"とは現代でこそ人が使えるものとなっているが、その昔、雷とは神そのものだったのだ。人は理解出来ない恐怖である雷を……」

 

…………話が長い。

 

「エ〜ネ〜ルゥ〜、次は俺の番だから早く代わってくれよォ〜w」

 

「んん? ああ、そうか。なに、月には自然の雷が存在しないものでな、ヤハハ、私としたことがつい熱く語ってしまったな。では、さっさと宝具の説明でもしてマスターに代わるとしよう。第一宝具は先程も話した通り、この我が雷の肉体だ。この施設は雷を動力源としていると聞く。少しなら私の方で賄ってやらんこともないぞ。私は雷を自在に操ることが出来る。そして第二宝具は方舟、第三宝具は我が軍の召喚だ。この二つは時が来たら詳しく話すとしよう。(バリッ)」

 

おおう、また雷化して一瞬で俺の横に移動してきた。エネルの宝具、特に雷を操ることが出来ることと軍を召喚するという部分でカルデア職員らがそんな事も出来るのかよ?!的な感じで驚き、ざわめいているw うるせぇな! 次は俺の番なんだぞ!?

 

そう言えば、魔術回路を開きっぱなしだったな、丁度いい。強化の魔術で今度は体の耐久性ではなく、筋肉に魔力を注ぎ単に運動能力を上げる。身体強化をしてない状態で前宙をするのと同じ感覚でステージに向けて跳ぶ! 何回転かしてからステージの上に着地、そのまま右に3回転程してスピードスケートの選手のようなポーズをとりながら停止!

 

「遂に俺の時代…じゃなかったw 俺の番が来たッ! 俺がエントリーナンバー114番、カルデア最強のマスター、遊叫 乱夜だぜ!☆」

 

ちょこちょこ仮面ライダーっぽいポーズを決めたりして全身で自己紹介をする俺の、この部分だけでも俺のキチガイ度が分かるだろうww

周りのヤツらはドン引きかカッコイイ!みたいに騒いでるヤツらの二択しかいないw 誰がどっちかは、想像に任せるとしようw

 

「消費魔力を犠牲に、幅広い魔術を使うが主な魔術はスマホ魔術! 俺がとある事情により、魔術と科学を掛け合わせて生み出した新しい魔術だ! この辺、カルデアとそっくりだな! だが、まだまだ未知の事が多いから、研究中だ! ……あ、それは全魔術共通かw 年齢は15歳、もうすぐ16の高校退学して来た元DK(男子高校生)だぜ☆」

「同い歳!?」 Byリッツ

「魔術刻印は継いでいないが、静謐ちゃんらサーヴァントのマスターだ! 特異点攻略は俺っちにおまかせってか?wwww」

 

リッツが俺と同い歳だった事に驚いているが、俺の方が大人(キチガイ)っぽいので、歳上だと思ったんだろうなww

 

……あ、それとあれも言わなくちゃな。

 

「さて、俺の自己紹介は終わったが言わなければいけない事がある。」

 

突然の俺の真剣な顔に、体育館内全体が真面目な雰囲気になる。只事じゃないと思っているな?w

 

「それは……「(ゴクリ」……藍染、クロロ、エネル、それとミクも自分のクラスを言い忘れてるぞ?wwww」

「忘れてた!?」 「む」 「ああ…」

 

真面目に聞いていたのに予想外の言葉wが出たことで会場は唖然wってところかな?wwww

 

「確かに。サーヴァントとやらにはそれぞれクラスがあるんだったね。それも伝えるべき情報か。」

 

藍染がそう判断する。というか何忘れてんだよw

 

「私、藍染惣右介は刀が宝具であるが故に、セイバーとして現界しているよ。」

 

「盗賊と暗殺者は別物であると理解しているが、私はアサシンとして現界している。」

 

「ヤハハ、そうか。そう言えば与えられた知識にそんなものがあったな。私はライダーとして現界している。理由はよく知らん。」

 

「ごめんね、マスター。それと皆も。私はキャスターだよ!」

 

なるほどなるほど、そーゆー感じになったか。藍染は鬼道という死神のみが使える高等な呪術を更に最高レベルで使えるからキャスターとしての現界も有り得ただろうな。エネルも、方舟が宝具だからライダーなんだろうな。あとは……ランサーかな? その他も若しかしたら有り得そうだが、ライダーで現界している以上、あれこれ推測しても意味は無いな。

 

「……よし、コレで全員の自己紹介が終わったな。他に何かある人……かサーヴァントは居ないか? 居ないなら自己紹『大』会(介)を終わるぞ?」

 

「ハイハイ!」

 

「ん? なんだ黒髭? 」

 

「乱夜氏、この企画の名前間違えてるでござるよwww」

 

「こまけぇな!? 言い直せばいいんだろ!言い直せばっ! ……んん! 他に何かある奴は居ないか? 居ないなら自己紹『大』介(会)を終わるぞ?」

 

「ちょっといいかな?」

 

「ん? 24歳の頃、同性愛ということでしょっぴかれたレオナルドさん、どうなされましたかな?wwww」

 

「ロケットパーンチ!」

 

「モンハンの緊急回避ィ!」

 

 

〜〜〜〜〜暫くお待ちくださいw〜〜〜〜〜

 

 

「ぜェ、はァ、き、君ってやつはァ……。」

 

「ぜェ、ぜェ、そこはお互い様だろ……。」

 

「私の方はまだ何も言ってないじゃないか……。」

 

取り敢えず、100人以上いるこの場で恥ずかしい事を暴露されたダ・ヴィンチちゃんに殴られかけたり、ロケットパンチを撃ってきたり、挙句の果てにはどこからか持ってきた機関銃を乱射しかけたところで、漸く周りの職員から止められたw 俺自身も一応サーヴァントの身体能力を誇るダ・ヴィンチちゃんから逃げ回ったのでバテバテだよ……。魔力も既に半分は切っている。

 

「……ふぅ、そろそろ発言しようか。」

 

よろよろとステージにダ・ヴィンチちゃんが上り、咳払いをしたw

 

「コホン、この企画が終わってすぐに、所長とロマン、リッツにクソ外道の4人と、その主要サーヴァント3名ずつは私の工房に来てくれたまえ。竜種の素材の加工準備が出来たから、それについて話し合おうと思ってね。すぐに来るんだよ?」

 

 

 

…………俺の朝ご飯どうしろっつーんだよ!?

 

 

……因みにリッツと所長のサーヴァントは各3騎ずつだから、俺の主要サーヴァントとして黒髭、静謐ちゃん、エネルを連れていく。

ミクは職員らからの人気が半端なくて、握手会を始めそうな勢いだぞw ロマンもダ・ヴィンチちゃんに呼ばれて参加出来ないと嘆いてるしw

 

……orz Byロマン




旅行初日、今日は移動だけで終わったので、明日観光に行こう。

次回、やっとモンハン装備が出来ますねwww


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新魔術礼装

遅れてしまって申し訳ないっ!(再度)

文化祭の準備で放課後の時間ががが……
部活動生よりも遅い時間になることもあるからなぁ……

ま、連休中に執筆を頑張ろうかねぇ!

あ! 京都楽しかったです!


はァァァ〜〜……

 

……ん? やぁ諸君、朝ご飯を食べるタイミングを逃してしまった遊叫 乱夜だ。取り敢えずさっき(前話)言ったメンバーでダ・ヴィンチちゃんの工房に向かってるんだが、正直俺はそれどころじゃない。

 

空腹感半端ない……

 

よく考える、というか思い出してみると俺って夜ご飯も食べてないんだよ!? それどころかその前の昼ご飯すら食べてない!? 昨日は起きて静謐ちゃんの手作りスープ(少量)を食べた?いや、飲んだだけで、昼はオルレアンに居たし、夜はビデオの編集やら色々やってたからなぁ…… 深夜テンションで空腹なんざ気にならなかったよw

 

……まぁいい。いや、良くないが、あともう一つ忘れていた事がある。

 

モンハンの武器で何がいいか決めきってねぇんだよ!?

 

基本的には太刀がいいかなぁなんて思っているんだけれども! あんなに大きく重たいものを軽々と振り回せる自信が無いし、あんなもの背負って走り回れるわけが無いだろ!? いや、まぁ走り回る必要は早々ないと思う、じゃないな、急ぐ時とか戦闘の時は走らなければならないだろうな。

 

……正直に言おう。無理だ。

 

そもそも現代一般ピーポーが、太刀(推定50kg以上)を常時背負って動き回れるかっての。自衛隊じゃあるまいに……。

 

それに、武器の話ばっかりで忘れているかもしれないが、防具もあるんだ。確実に動き回れる重さじゃない。

 

……ここで「重量軽減」等の魔術を使っても、鎧は何とかなるかも?しれないが、そもそも太刀は重さが無ければ威力は半減する。重さが無ければ、切れ味とリーチを頼りにする武器になる。イメージはかなり長い長刀かな? コレも切れ味が無ければ折れやすい鉄の棒だ。さて、何とかならないものか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひ☆ら☆め☆い☆たッ!!」

『!?』

 

今、俺のキチガイwな脳が中々イカスアイデアを思いついた! ふむ、思い返してみても何の問題もなく、大抵のヤツもカッコイイと思うだろう。コレで決まりだな!

 

……ん? ああ。どうやらもうダ・ヴィンチちゃん工房について、どこぞの円卓みたいに話し合っていたようだなw 中々大きいぞこの円卓はw

 

「……その様子じゃあ、やっ「そうなんだよ! 中々イカスアイデアを思いついたんだよ!!」はいはい! 分かったから、私のセリフに被せないでおくれよ。」

 

「ヤハハ、マスターよ、どうやらとても愉快なコトを思いついたようだな?」

 

「ああ! まさに『爆発は芸術だ!』だなw」

 

「何危ないこと言ってるのさ!? 芸術家である私に言わせれば、破壊を芸術だなんて認められないよ!?」

 

「そこなのレオナルド!? そうじゃなくて、そもそも何言ってるか分からr「じゃあ、説明するぞ?」ちょっと!? 今、私が喋ってるじゃないの!?」

 

五月蝿いなw いまから俺の素晴らしい案を発表するので所長には黙ってて頂きたいw

 

……因みに、地味に、そして無意識に耳から入ってきていた情報では、リッツは普通の服のように気楽に着ることが出来る、様々な防御系の魔術がかかった防御礼装。所長は高貴(笑)なデザインの、こちらも様々な防御系の魔術がかかり、更に使う魔術を補助する万能型礼装らしい。詳細は聞き逃したが、2人ともこれプラス足が早くなる&緊急回避の魔術が使える礼装も作るとか。何でも戦線離脱用らしい。

 

「イカスアイデアかぁー! 早くどんなのか聞きたいよ。考え込んでないで早く話してくれよ!」

 

「そう急かすなってドクター。俺が作ってほしい魔術礼装は、ズバリ剣と鎧兜だ!」

 

『おおー!』

 

「……ふむ、1番初めのリッツの主張の時に辞めておいた方がいいと言った組み合わせだね? 話は聞いていただろうに、何故その組み合わせを?」

 

ああ、1度はこの組み合わせの案は出たのか。大方、重いだろうとか、マスターに攻撃力は必要ないとかだろうが、俺っちには明確な理由があるからな!

 

「ああ、実はな? あの竜たちがいた世界では、奴らを素材に使った武器や防具には、不思議な能力があってな。そこに魔術的な強化や補助を加える事が出来れば、サーヴァントにも引けを取らない、というかトップサーヴァントでなければ負ける事がないような怪物礼装が出来るはずだ。」

 

「ほう……興味深いな。」×2

 

「はいそこ。所長の頭脳派サーヴァント2人はセリフ被せなくていいから。」

 

「あ、僕は頭脳派じゃないんですね……」 By悟飯

 

「ふむ……。ではどの素材でどう作ればどういう効果があるか、君は把握しているかな?」

 

「フヒヒw スマホにメモをしてあるから(検索結果のスクショするつもり)、バッチリ。2つほど素材が足りないが、ワイバーンの皮と爪を錬金術とかで加工すれば問題ない。」

 

「ふむふむ、なるほど……。具体的にはどういう効果を持つ礼装にするんだい?」

 

「鞘に収めた状態ではとても軽い、魔力を込めると炎と毒が出て少しだけ身体強化の魔術がかかる太刀。特殊効果+精神的、物理的、魔術的な防御力を持つ、重量軽減の魔術が永続でついた、サーヴァントみたいに一瞬で着ることが出来る全身鎧。」

 

ざっくり言うとこんな感じかな?w 軽くチートな気がするから、恐らくダ・ヴィンチちゃん1人で作るのは無理があるから、数人キャスタークラスのサーヴァントに手伝ってもらわないといけないかな?w

 

「……そんな物をこの私に作ってみろと? (ピクピク)」

 

「問題ない(きりっ) 構造は俺が大体知ってるし、完成図もある。あと、複数のキャスターに手伝ってもらうから次の特異点が発見できる頃には作り終わる筈だ!w」

 

因みに完成図は男のリオソウルαシリーズ。武器は飛竜刀【焔二重】だ。ただし、モンハン4では無くワールド仕様なので、青い部分の色が深く濃ゆい青(色の正式名称は知らん)になっている。個人的には、飛竜刀【藍染】の方が色的に好きで、火属性もこっちの方が高いが、毒というダブル属性持ちにしたいので、こっちの方がいいと思った。

 

「ということで、時間が無いのでさっさと制作に入れろうか! そこのスペースに素材になる竜種を置くからダ・ヴィンチちゃんは準備してくれ。」

 

「急だね!? まぁ素材云々は記録を取った私よりも君の方が詳しそうだからリッツと所長の分は後で作るとして、ほかのキャスターのサーヴァントはどうするのさ!?」

 

「(プルルルルルル……ガチャ)あ、○○(職員の名前)? 今、どこにいる?……ふむふむ、じゃあ悪いけどキャスター・パラケルススとキャスター・メディアを放送で工房にくるように言ってくれないか?……そこにいる? なら呼んでくれ。……報酬!? そのくらいいいだろ!?……チッ、分かったよ。フィギュア作りのハサンwにお前が好きなキャラの画像を見せてフィギュアを作ってもr…すげぇ反応だな!? ……了解、サンキュー。…………ああ、戦闘系アニメのキャラだろ?しっかり作って貰うから……わかってるって。じゃあまたあとで。(ガチャ) ……今呼んだぞ」 (`・ω・)bグッ!

 

「なんだ今のオタク職員は。」 ×5

 

「……まぁ、準備がいいようで何よりだよ。どうする? 早速作り始めるかい?」

 

「おう! 全力で、それも出し惜しみ無しだ! リオレウス亜種の全身を余すこと無く使ってやるよ! まぁ、1匹丸々使って足りるかどうかだけどなw 」

 

あと、竜種の心臓は竜が死んでも動き続け、魔力を生産し続けると言うから、それもフルに利用させて貰おうか!

 

「ふむ、(チラリ)それなら俺たちは魔術礼装の制作を見学させて貰おうか。」

 

「そうだね、クロロと私はこの世界の魔術について深く興味を示している。マスター・オルガマリーも私達がここに居ても大丈夫かな?」

 

「ええ……。もう少し貴方達と話をしてみたかったけど、それも後でにしましょうか。なら、ダ・ヴィンチちゃんもしっかりと私の要望を聞いたのだから完璧に仕上げなさい。分かった?」

 

「ふふ、勿論だよ。超一流の仕事っぷりを見せてあげようじゃないか。」

 

「(あっ、絶対余計な改造するつもりだな。)」

 

「ふふ、完成が待ち遠しいわね。なら悟飯、行くわよ。」

 

「はいっ! それでは失礼します。」

 

「マスター、私たちも行きましょう。早めにカルデアの構造を覚えておきたいのです。」

 

「アルトリアは勤勉だね。エミヤとも話がしたいし、1度俺の部屋に行こうか。マシュはどうする?」

 

「私もまだ時間が空いているので、お供します!」

 

「おっけー! それじゃあダ・ヴィンチちゃんと乱夜、また後でね!」

 

 

 

「ふむ、行ったか。それじゃあ取り敢えず、他に必要な人材を召喚するとしようか……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の深夜。

 

 

『で、出来たーーー!!!』

 

「やっと完成したな! もう深夜だぞw」

 

「全く、こんなに無茶な礼装よく作ろうと思ったわね!」

 

「まぁまぁ、こうも別々の魔術に詳しい4人が揃った事ですし、中々出来ない事が出来たということで納得しましょう。」

 

「うんうん! 中々の仕上がりだね! どうだい? これを自分で作って、そして使うことが出来る感想は?」

 

「最っ高だな! 早速、トレーニングルームに行ってくるぜ!w」 (ダッ)

 

「……今一瞬見えた人影はハサンかな? ずっと居たんだね……。まぁ、乱夜クンもよくもこんな深夜にトレーニングルームに行く元気があるね。」

 

「ふふ、若いってやつですね。それでは我々は他の方々の礼装も作り始めましょうか。我々サーヴァントには睡眠は必要ありませんからね。」

 

「はァ、まぁこうして魔術礼装を作るのも結構楽しいし、もう少し手伝ってあげましょうかね。」

 

…………

 

 

 

悲報・乱夜クン5食食べ損ねている件についてww

名も無き職員のフィギュア作成依頼が忘れられてる件についてww




魔術礼装って作成にどれくらい時間が掛かるものなんですかね?

またもや悲報・静謐ちゃんが1度もまともに出てきていない件についてww (最後のサハンの人影が静謐ちゃんですw)


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主兵装・刀二つ、太刀一つ、鎧一つ

遅れてしまって申し訳ない……ってこのセリフは何回目だろうか?

……乱夜クン描いてて思った事がある。……俺はオリジナルの男のイラストをかくのが苦手らしい……。女性見たいに細いand凹凸のある体になるか、海賊狩りのマリモ剣士並にゴツい体になってしまう……。

……てか、来週から中間テストなんだよ!? 物理基礎の公式すら意味が分からねぇのに……!

(本編を見て)……中々凝った装備を作ってしまいました。多分コレがこれから主兵装になるかな?
あ、あとやっとノリだけで書いていた本作品の大体の流れが決まりました。頑張ってギャグをぶち込みながら、その流れにそっていきましょうかねw


「ぜェ、ぜェ……はァァァ…………最高だ。」

 

ヤヴァイ、サイコーに楽しい。新しく出来た魔術礼装を装備してトレーニングルームに篭もって、既に何時間たったかもわからない程遊んだ……と言うより訓練?特訓?をした。気分的にはテンションアゲアゲで、全力で体使って遊んだ後でアドレナリン全開!ってカンジだ。

 

……ああ、そう言えばいつものを忘れてたな。

 

やぁ諸君、新魔術礼装を使った遊び(訓練)が楽しすぎて、深夜から現在午前8時過ぎまで、深夜テンションで一晩遊び暴れた遊叫 乱夜だ。「遊び暴れた」の意味は言葉の通りで、暴れて遊んだ的に捉えておこうw ついでに日課のゲーム魔術のシャドバのカードによる魔力総量の底上げと筋トレ、そしてこの新魔術礼装を作っていてネタ詰まりになっていた数十分の間に作った、新ブラックカリバーの強化だ。

 

流石に木材を削ったりして1から作るとか、そんな時間は無かったので木材を召喚してぱぱっと形を整えて色々付与しただけで終わったがな!w

 

新ブラックカリバーの詳細はこうだ。

 

↓当時の思考↓

 

まず木材。打撃用武器として、木刀なのは決定済みだったから……え? 何で金属製じゃなくて木刀なのかって? そんなモノ、趣味に決まっているだろうwww 俺はオリジナルの武器等を作るとしたら、実用性よりも見た目やネタ能力を取るからな!w

……俺ってよく話が逸れるよな。まぁいい、いや良くないがってこのやり取りも何回目だろうかw まぁ取り敢えず、木材onlyという縛りの中で、一番性能のいい、またはネタに走っているorカッコイイ木材無いかなぁって脳内検索してたんだけどさ。そもそも強靭な木材なんてアニメに出すくらいならオリハルコンとかの伝説級金属を使うしなぁ……なんて思っていると、ひとつだけ閃いた。

 

強靭な木材=強靭な船が作れる

→海を旅する怪物時空=ワンピース時空

 

ということで第一候補、ONE PIECEより、宝樹アダム。

 

コレについては、原作でフランキーが仲間になるちょっと前に熱く語っていたハズだから詳細はパス。特殊効果は無いがとてつもなく頑丈な木という感じでいいだろう。

 

……そして、そこまで考えた直後に出てきた案。

 

第二候補、ソードアート・オンラインより、悪魔の杉こと、ギガスシダー。

 

ソードアート・オンラインの3期に該当するかもしれない……いや、長すぎるな。作品名であるSAOが小説にして2冊分(細かい部分を省いたもの)、ALOでアスナを助ける場面ですら2冊だったのに、アンダーワールド編は10冊近くあるからな。

まぁいい。そのアンダーワールド序盤に出てきた、その時点ではRPGで自動HP回復付きのラスボスが棒立ちしていて、レベル1桁の最弱職が最弱武器でちまちま攻撃して回復されるが如く無敵に感じた大木だ。まぁ、すぐに主人公達のレベルが急上昇して、最高ランクの武器を持ってきて、剣技の練習台にした為、数日くらいで切り倒されたがw この木の1番強い部分を使って作られた主人公(キリト)の使う木製の片手剣は、その世界で最高ランクの武器だからな。ヤヴァイくらいに加工が難しかったらしいが、硬度という点ではこのギガスシダーの方がいいだろうな。

逆に、加工のしやすさでは宝樹アダムだろうなぁ……。

 

……決めた。キリトくんの使っていた夜空の剣と同じ、ギガスシダーの特殊部位である、「とある枝」を使って作ろう。

 

使う木材が決まったので作成開始、まずは形を作る。

 

聖杯の膨大な魔力の補助を全開にして、置換魔術にて形を整える。鍔なしの柄から刃先?までが1mちょっとある木刀が出来た。

 

……うん?完成だけど何か?w

 

まぁ置換魔術使ったけど、聖杯の補助が凄すぎて劣化なんて無いようなものだがなw

 

そして付与能力。

まぁ、まずはシャドバ攻防力15を目標にコツコツと魔術を重ねがけする事にする。次に星1概念礼装「頑強」を、コチラも取り敢えず5回ほど重ねがけをする。コレで大抵の事では壊れない……と言いたいが、いつ味方のかめはめ波が飛んでくるか分からないので、どうせなら絶対に壊れないようにしよう。その為には、幾ら物理的耐久度や魔術的耐久度を上げようが殆ど意味が無い。それ以上の破壊がコレにぶつかれば壊れてしまうからな。ならば何を付与するのか? 決まっている、概念だよ。不壊の概念を付与しておけば、コレを貫くのは同じく概念のみになるからな。異世界の化物時空の力自慢(悟飯等)では壊せないだろうw

 

……………(脳内検索中)……………あ、あった。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」という作品に、不壊属性(デュランダル)という破損することのない特殊武装がある。この不壊属性は、言うなれば一種の概念であり、一部の高ランク鍛冶師しか扱えない……とかだった気がする。ダンまちの「ベル」が主人公の方(漫画)しか読んでないので、外伝であるソードオラトリアの方に主に出てくる不壊属性については、少しずつ摩耗する事はあっても破損する事は無いって程度にしか知らないんだよ…。

 

ということで、その不壊属性を新ブラックカリバーに付与する。

 

…………ここだけの話?というか、実はダンまちのスマホゲームはあっても、俺は入れていないんだよな。少し前までは入れていたが、キャラクターぐらいしか特別なところはないかな?って感じで消したんだよ。……で、ゲームを入れていないので精度と性能が高いゲーム魔術では概念を付与召喚出来ないので、大雑把で性能が低く、オマケに消費魔力も高いスマホ魔術の「検索」から、不壊属性の情報を頼りに魔力量でゴリ押しで概念を付与召喚する。…………よし、少し時間が掛かったが、概念は召喚、付与さえ出来ればこちらのものだ。

 

……あ、ついでに永続の重量軽減も付けておくか。普通、永続なんて無理だが、さっきの不壊属性みたいにスマホを通せば問題ない。スマホ、ゲーム魔術は基本的に永続なんだよ、凄いことにな。そして、消費魔力の割には低ランク……永続って時点で高ランク? まぁ、効果は低ランクなので、俺の重量軽減と掛け合わせる。俺の通常レベルの重量軽減(膨大な魔力量でゴリ押し)と、スマホの低ランクだが永続の重量軽減(これも膨大な魔力量でゴリ押し)を掛け合わせて、少し高ランクで永続の重量軽減(結局、膨大な魔力量でゴリ押し)を新ブラックカリバーに付与した。

 

結果 ・シャドバ攻防力15

・星1概念礼装「頑強」

・不壊属性(デュランダル)

・若干高ランクの永続重量軽減

 

う〜〜ん、びゅーてぃふぉーwww

1つの武器としては中々の出来だろう。使い手が一般ピーポーなら、文句なしの武器だろうなw 重くないし壊れないし自分の攻防力が凄いくらいに上がってるしw まぁ、ローマとかで一般兵相手に無双する時にでも使うかな?wwww

 

 

 

…………ここまでが当時の思考だ。現在俺は昨夜の思考内容を思い出している間、本命新魔術礼装の太刀で素振りをしていた。……サイズが俺の身長くらいにデカいので、もはや大太刀の域だと思うんだよなw あと、素振り一回毎に炎と毒飛沫が迸るので非常に危ない。どちらも対策済みではあるがな。

 

……ん? ああ、コレも新魔術礼装の能力だよ。

 

……既に朝になっているからだろうか? 深夜テンションが切れて思考が纏まらないし、体にあまり力が入らない……。

 

あんなに長々とサブ新魔術礼装の説明をしたのに、本命の新魔術礼装の説明は大雑把になりそう……というか、ざっくり説明しよう。

 

 

 

まず外見は昨夜(前話)説明した通り、リオソウルαシリーズだ。キッチリとスキルまでついているよ。詳細はこうだ。

 

 

会心撃【属性】

攻撃で会心が発生した際に、与える属性ダメージ(火、水、雷、龍)が高くなる。まぁ、毒が無いので火ダメージアップってところだ。

 

心眼/弾導強化

攻撃が弾かれなくなる。/弾・矢の最大威力状態になるまでの距離が短くなる。……後半はあまり関係無いが、前半が鬼畜だな。この大太刀の攻撃を避けるか、いなすか、受けるしか無いじゃん。……案外鬼畜じゃないかも……。

 

威嚇:Lv3

小型モンスターに発見されていても、戦闘状態にならない。ということは大型の幻想種やサーヴァント以外はビビって話にもならないな!って状態になるんだろ?w

 

超会心:Lv1

会心攻撃時のダメージ倍率を1.3倍に強化する。会心攻撃時=もろ入った時かな?

 

集中:Lv2

太刀、双剣、スラッシュアックス、チャージアックスの各種ゲージ上昇率10%UP、大剣、ハンマー、弓の溜め時間10%短縮。俺の場合太刀だから、練気ゲージの上昇率が10%upだな。さっき、練気ってやつがどんなものか体験したが、まだまだ練気を溜めるのが下手な俺には必要なスキルかな?(ゲーム内ではそんなことないが)

 

風圧耐性:Lv3

風圧【小】を無効化する。まぁ、ある程度の風圧ならビクともしないって考えでいいと思う。

 

属性解放/装填拡張:Lv1

武器の隠された属性を1/3引き出す / 一部の弾の装填数が増加。後半は意味が無いし、そもそも隠された属性を十全に使うダブル属性に改造したので、前半も特に意味は無い。

 

貫通弾・竜の一矢強化

貫通弾・竜の一矢の威力UP。……どっちも使わねぇよ。

 

クライマー:Lv1

壁やツタに捕まり中の回避行動で消費するスタミナ量が25%減る。多分、使う機会なんて早々ないな。

 

 

まぁ、そこそこ便利だ。だがそれだけじゃないんだよ! 太刀もやばいッ!

 

 

 

飛竜刀【新焔二重】

中に「火竜の紅玉」とリオレウス亜種、リオレイア亜種の小型化した心臓が埋め込まれ、膨大な魔力を生産し続ける。

抜刀状態で振るうと辺りの大源(マナ)……空気中に漂う魔力を吸い、太刀を振るった時の空気との摩擦から生まれる熱エネルギーを増幅し、炎を纏う……とかだったハズ。アタマダルい。

炎を纏うのと同時に、内蔵されたリオレイア亜種の心臓から供給される魔力で、熱に強過ぎる毒を生産、刃部から排出し、遠心力によって飛ばす、または傷つけた時に対象の体内へ高速で回る。因みに、壮絶な痛みが全身を遅い、体力も削る猛毒であり、普通の人間なら即死、純粋な竜種ですら侵す猛毒だ。この毒に侵されると、粘膜部分(口、鼻の穴の奥)等からヨダレのように毒が滴る。

 

……そして、太刀も鎧も魔力を溜める事が出来、太刀で生産された魔力は、太刀と鎧に半分ずつに分かれ、太刀はオリジナル技である溜め大火炎(炎ビームぶっぱ)と溜め毒波(毒の津波)の使用時用(溜める)と身体強化に使われ、鎧は身体強化と重量軽減と衝撃吸収に使われ、使われなかった少量の魔力は鎧に溜まっていき、溜まりきると周りの気温がどんどん上昇する。鎧に炎や毒を纏わせて、(オリジナル技)スーパー炎(毒)人になる事も出来るぞwww オリジナル技の時に、太刀や鎧に魔力を送ると威力を上げることも出来る。

因みに太刀を鞘に収めると、太刀にも重量軽減が掛かる。

 

 

そして、心躍る特殊機能……ッ!

 

 

携帯機能だ! 野球ボールよりも一回りデカいくらいのサイズのキューブに変形するんだよ!? 明らかに体積とか質量とかの物理法則を無視した謎の技術で、一瞬で着脱出来る。着る時用の魔術式と、脱ぐ時用の魔術式があって、その通りに魔力をごく少量流せば魔術式が起動して一瞬で着脱出来る。着る時はキューブが一瞬巨大化して口を開くように真ん中が開いて丸呑みされたと思った次の瞬間にはキッチリと着れている。脱ぐ時は全体が白く発光して背中部分から折り畳まれる様に俺の目の前に一瞬でキューブ状になる。……兜部分の着脱も可能だ。それ用の魔術式もあり、鎧と前後反対の着脱方法だ。

 

飛竜刀【新焔二重】(俺命名)と、この鎧、リオソウルΩ(オメガ)シリーズ(これも俺命名)。

この二つをまとめて、『燃え盛る毒竜』と名付けた。(俺命名)

さらにコレに読みを付けたいが、良いのが中々思いつかないので保留だ。

 

ここで俺だけの全武器を確認してみよう。

 

・スマホ

・新ブラックカリバー

・対人類悪宝具(ハルバート)

・斬魄刀、随想娯楽(ザバーニーヤ)

・燃え盛る毒竜

 

…………なんか、めちゃくちゃだな。

 

試しに対人類悪宝具以外を装備、解放してトレーニングルーム端の鏡の前に立ってみる。

 

蒼い全身鎧に、額にある令呪がぼんやりと光って兜の隙間から怪しく赤い光りが見える。兜と鎧の間の隙間から6つの薄っぺらい手のようなものが、それぞれ不規則に動いている。背には大太刀、両腰には真っ黒な木刀と不気味な刀が刺さっている。

 

 

 

………………………………うわぁぁ……、盛りすぎだァ…何処のラスボスだよ……。

 

 

 

…………そう言えば何も食ってない…。この体調不良は空腹のせいか。




乱夜自室

「(コンコン)乱夜ー。エミヤが厨房で料理作ってくれるって言ってるから一緒に朝食食べない……乱夜?」

「…(ps4プレイ中)…ん? ああ、乱夜なら昨晩から帰ってきてないぞ〜。帰ってきたら食堂に行くように言っておくから、リツカは早くマシュの所にでも行ってあげなさいwwww」

「え?………え? 君、乱夜じゃないの? それにリツカって……え? そっくりさん!?」

「あ゛!? 急に大声だすから(太鼓の達人)フルコンボ出来なかったじゃねーか!? …………はァ、まぁいいか。俺はそっくりさんというか…まぁアレだ。ぽ〜か〜おぅとでも呼んでくれ。召喚された思ったら乱夜は寝てるし、黒髭はうるさいしでダルいんだよ。取り敢えず起きるまでps4しようと思ってテレビと一緒に召喚した後、トイレに言ってるうちに(場所がわからず時間が掛かったせいか)誰もいなくなってるし…………。ああ、俺は今日一日中この部屋でゲームしてると思うから、ゲームしたくなったら来るといいwww」

「後で絶対来るッ!!」 (バッ)



実は黒髭が乱夜を起こしに来た時に、乱夜の指紋を使ってパスワードを解いて、召喚してくれってメッセージが入っていたぽ〜か〜おぅを召喚したようですw コレもスマホ魔術の弱点ですねw 勝手に魔力を使われる所がw


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永続狂気帝国 セプテム
ローマで合法的に虐殺するそうです


遅れてしまって_|\○_(土下座)

だって物理Aが意味不明過ぎてレポート終わらなかったんだもん!?(言い訳)

……まぁ、今日で中間テスト終わった(二重の意味で)ので、やっと重圧から解放されたわけですけどね!w


ふあぁぁぁぁぁぁぁ……眠い。(欠伸)

 

……ん? ああ、おはよう諸君。朝起きて見ると所長からLINEが来ていたので「所長の初LINEか!?」的な感じで何故かテンションが上がったところ、「管制室でレイシフトをするのでとっとと朝食を済ませて来るように。」とこれまた何故かテンションがダダ下がりする一文のみ送ってきたので、エネル顔スタンプを送りつけてやった遊叫 乱夜だ。いやー、寝起きの朝のテンションは自分でも分からないものだなwwww

 

因みにエネルがこのカルデアにいる時点でエネル顔を知らない人なんていないと思うが、知らないなら調べてみるといいww ワンピースでも屈指の顔芸だぞ、アレはwwww

 

 

 

俺が遊び暴れたw日から数日が経った。サーヴァント達はそれぞれ自由にカルデア内を満喫?しながらすごしている。所長は危険な兵器wであるサーヴァントをカルデア内で放し飼いの如く自由にさせておくなんて狂気の沙汰だとか言って青い顔していたが、幾つかのルールを作り、破った奴は身体能力、戦闘能力もろもろシャドウサーヴァント並に弱体化させた後、アステリオスの宝具である迷宮に圧政者臭wを付けてスパルタクス5人と一緒に放り込むと言ってあるので、わざわざ何かをわざとやらかす奴は居ないだろうなwwww

 

そして、そのルールの中に「朝昼晩の食事は出来るだけ同じ時間帯に食べる」みたいなのがある。コレはサーヴァント達にレイシフトやら予定やらの情報を伝えるためだ。幸い、食堂はクソ広いので100人ちょっとくらいなら普通に収まるんだな、コレがw

 

……で、だ。そのせいで起きる時間ががが…なんて日もあるが、基本的にほぼ全員と顔を合わせるので、その時にレイシフトするのでお留守番宜wみたいな事を言うとしようw カルデアに召喚したサーヴァントはスマホで召喚すると、令呪による強制招集?みたいな感じで出てくるらしいので、特異点でも足…俺のアッシー君(黒髭)と静謐ちゃんは確実に召喚するとして、他のやつは場合によるなw

 

 

 

そして朝食。美少女(マシュ)に起こされるという羨ましい体験を何度も体験しているリッツがマシュと共に食堂へやって来た。……まぁ、俺も偶に…というか結構起こされてるがな! ……誰が起こしに来たかは聞かないでくれ……。……それで第一特異点に連れていくのは、リッツのサーヴァントであるマシュ、アルトリア、エミヤ。所長のサーヴァントである悟飯、クロロ、藍染。そして俺のサーヴァントである静謐ちゃん、黒髭、最後にミクとエネルだ。

 

……実際の聖杯戦争でサーヴァントを3騎や(不可能である筈の)4騎も召喚していれば(幾つかの例外を除く)一流魔術師でも魔力が持たないだろうなぁ……w ……ん? 俺? PPにして30も魔力があっても通常の聖杯戦争の形式じゃ無理だ。そもそもサーヴァントの現界には…………いや、この話は止そう。色々と面倒だし、思いっきり話が脱線してるしw

 

朝食が終わってエミヤのラーメン美味かったなァーなんて思いつつも管制室に向かう俺達一行。所長とそのサーヴァントらは既に管制室にいるだろうな。あと食堂にロマンや職員らが居なかったので既に準備も終わってるな。俺っちも準備万端だぜw

 

……どんな準備かは、まぁ、現地で説明でもするさw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで管制室。バッチリ全員揃ってますね、ハイw

 

「やぁ、おはよう諸君。ぐっすり眠れたかな?」

 

「ふわーあ……や、おはよう〜。回収した聖杯は技術部で解析中だよ〜。」

 

「ちょっとダ・ヴィンチ! アナタこれからレイシフトって分かってるの!?」

 

……朝から元気だなぁ〜w 俺にもその早朝テンションを分けてくれ。

 

「おはよう!」

「おはようございます。」

 

……リッツも朝は大丈夫なタイプか。羨ましい。……まぁ、俺も一定の条件下ならテンションがやたら高い時もあるがw

 

「既にレイシフトの準備は整っている。今回向かう先は一世紀ヨーロッパだ。より具体的に言うと古代ローマ。イタリア半島から始まり、地中海を制した大帝国だ。」

 

「ん、古代ローマ? ホント? なにそれ楽しそう! ちょっと私も行きたいなー!」

 

「アナタには解析作業があるでしょう!?」

 

「全く、ローマ風享楽にひたるのはまたの機会にしてくれ。」

 

「いや、機会があればいいのかよww」

 

「むー。残念。誰でもいいからひとりぐらい、ローマ皇帝と話してみたかったんだけどなぁ。特にカリギュラ帝かネロ帝。きっと趣味が合うと思ったんだけどなぁ。」

 

「うん、その意見には同意……いや、ダメだからな、キミにはカルデアの復興作業もあるんだから。」

 

「アナタ達いい加減にしなさい! 話が進まないじゃないの!?」

 

ごもっともですwwww

 

「全く……コホン、いい? リツカに乱夜。転移地点は帝国首都であるローマを予定しています。」

 

「ローマ帝国は首都名もローマでね。地理的には前回と近似だと思ってくれて構わない。」

 

「存在する筈の聖杯の正確な場所は不明。歴史に対して、どのような変化が起こったかもそうです。どちらも判別していません。」

 

「済まないね。観測精度が安定していないようだ。」

 

「問題ありません。どちらもみんなで突き止めます。」

 

「うん、その意気だ。実に頼もしい。作戦の要旨は前回と同じ、特異点の調査及び修正。そして、聖杯の調査、並びにその入手、破壊だ。人類史の存続は君たちの双肩に掛かっている。どうか、今回も成功させて欲しい。そして……。無事に帰ってくるようにね。」

 

…………その後、マシュとリッツのイチャイチャが原作よりもリッツがよく喋る分過激になっていたので、俺は室内故に見えない筈の空を仰いだw

 

まぁ、5分後くらいにはアルトリアと所長の同時咳払いによって我に返ったがw

 

まぁ、何はともあれ俺達は第二特異点であるローマにレイシフトした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、やって参りましたローマ……じゃなくてどっかの草原。まぁ、空にある誰かさんの第3宝具も含め、前回と同じだなぁとか思いつつ、仮想世界……デジタルじゃない本物の草原ではしゃぐ初音ミクを見て和んでたwww 所長がどういう事!?と怒鳴っているのに対し、ロマンがあれれーおっかしーぞー?w みたいに返しているので笑えるw ……エネルがいい大地(ヴァース)だみたいなこと言っているのは、この際無視しておこうw

 

……からの戦争。所長、リッツ、マシュの3人であの赤い女性(ネロ)を助けに行こう的な話をしている。

 

……ん?俺? ……ここに居ない奴にはわからないと思うが、現在俺はテンションが低いせいで、クロロと戦いがっていた変態ピエロ並の負のオーラを発しながら、標的のいない時のゾンビのような体制をしていた。

 

こんな俺に近寄ってくるのは、純粋無垢+空気が読めない初音ミクと、無条件で俺にくっついてくる静謐ちゃんだけだ。

 

…………朝は辛いんだよ、チクショウ……。

 

……まぁ、朝から可愛い美少女2人に囲まれて幸せ者って考えればテンションも激上昇ってな!!

 

「……\( 'ω')/ヒィヤッハァァァァァァァア!!!」

『!!??』

 

「あ、間違えたwww こういう時はよしっ!て意気込むんだったなw 間違えてもヒャッハーじゃないなw」

「いや、アナタ今ヒャッハーって言ったじゃない!?」

 

おお! このノリについてくるとは、所長も成長したな!ww

 

「キニスルナ!w それよりも話は聞いたッ! あの赤い女性が率いてる方を助けるんだろう?w」

 

「え? ああ、うん。そうよ。この時代の人らしいから取り敢えz…」

 

「だったら俺に任せとけ!w ちょっとテンション上げるために暴れたかったところだ。ここは俺たちに任せてもらおうか!」

 

「いや、まだ私言い終えてn」

 

「ミクはスピーカーを準備して爆音鳴らす用意! エネルはゴロゴロと雷鳴響かせながら突貫だ! 」

 

「はーい♪」

 

「よかろう、神直々にそのてんしょんとやらを上げてやろう!」

 

「だから、まだ私何m」

 

「『燃え盛る毒竜』装備ッ!! 大規模破壊じゃボケェ!!www」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、乱夜は所長に怒られたwww




「乱夜のヤローには殺人に対する忌避感なんてねぇな。」


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そうだ、敵を殺殺しよう

遅れて申し訳ない……

やっぱり並行して日常編を考えながら執筆してたら2話分くらい時間がかかりそう……


大太刀を横向きに振るい、複数の敵兵を上下に分断する。上半身と下半身が分かれたことで血が大量に飛び散る……否、飛び散った大量の血は地面に落ちる前に燃え尽きる。

ひたすら横向きに大太刀を振るい、『大回転切り』と呼ばれる太刀術にて、敵兵を葬っていく。

味方も敵も、赤と金の装備を纏っているが一瞬で判別できる。鎧の意匠が違うというのもあるが、味方……赤い女性の指揮下にある兵は、この鎧のスキル『威嚇 Lv3』に耐える事が出来ず、怯えて腰を抜かしている奴が殆どだからだ。

逆に、敵兵はこの『威嚇 Lv3』にも臆することなく、狂気的に襲いかかってくる。

先程まで戦いあっていた両兵士たちだが、片方は腰を抜かし、片方は標的をこちらに切り替えてきた。

幾ら大太刀で敵を横薙ぎに切り捨てようが、前後左右180度から向かってくれば、いずれ大太刀のみでは捌ききれなくなってくるだろう。

だが、己の背を狙ってくる敵兵は皆吹き飛んでいく。

何故か? ソレは戦場の後方にある。

2mを超える巨大なスピーカーを自らの左右後方に置き、戦場に似合わぬ衣装を纏うソレは、正に歌姫と呼ぶに相応しい姿と声をしている。

問題なのは、その声量と音量。歌姫の発する声は、自身を中心に衝撃波を発生させ続けている。これにより、敵兵は近づくことすら出来ない。

更に、まるで生きているかのように、仰け反るように動くスピーカーは、歌姫の発した衝撃波を生み出す程の声量を増幅させ、前方に打ち出しているのだ。

コレが先程敵兵を吹き飛ばしたモノの正体、音の衝撃波だ。

日常生活にて使うスピーカーですら、音量を上げて手を近づけて見ると、ビリビリと音の振動が伝わってくる。

だが、それと比べ物にならない程強力な振動は、正に衝撃波。半透明に可視化される程の振動は、平行な輪の列を作りながら敵兵を吹き飛ばしていく。

たかが音、たかが声、たかが振動と侮るなかれ。

強力過ぎる音の振動は、硬質な金属ですら破壊し、その上ソレらには全て、即死効果が含まれている。

何故なら、歌姫が発している声は正確に言うと『歌』なのだ。曲名に「即死」が付く物騒な歌だが、歌詞を現実に再現、具現化等できるこの歌姫ならば、即死耐性を持たない生物、無生物問わず、全てを即死させる。

現に、音の衝撃波の着地地点より少し離れた、だが、確実に音の振動が伝わる場所にいた敵兵士が突然事切れている。

避けることは出来ない。文字通り『音速』で飛んでくる巨大な衝撃波をただの人間が回避することは不可能に近い。

人を上下に分断する大太刀から、即死効果を持つ音の衝撃波から逃れている兵士もまた、危険に晒されている。

歌姫やスピーカーからでは無い爆音が、戦場のあちこちから聞こえてくる。

何の音か? 答えは一目瞭然、落雷だ。

雷がまるで雨のように降り注ぐ。直撃した兵士は即死は免れず、周囲の兵士も落雷による爆音で吹き飛ぶ。

これらの落雷は上空にいる男が全て降らせている。彼がその気になれば、ここら一帯を更地にする事も出来るだろう。

 

突然現れた、炎を纏う死の斬撃、即死を伴う音の衝撃波、生存を許さない雷雨に、赤い女性とその兵士たちは唖然としていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……とまぁ、それっぽく戦況を実況?してみたがいかがだっただろうか?ww

 

まぁ取り敢えず、やぁ諸君。戦況をそれっぽく実況?してみようと思ったら、予想よりも長くなった遊叫 乱夜だw

 

……え? 雰囲気が台無し? キニスルナ!w

 

…………実際にコイツらで試して改めて分かったが、凄まじい切れ味だな。大技を使うかもしれなかったので、魔力温存の為にちょこちょこ魔力を身体強化にだけしか使用せずに、太刀をただ横向きに振りまくっていただけなのに、3〜5人の金属製の鎧を着ている兵士が輪切りになるからなw グロいが俺にとったら日常茶判事(リアルホラゲー)なので全く気にしていない。

 

……のだが。ネロ率いる兵士達もこの状況を作り出した俺(威嚇 Lv3付き)にびびって一人残らず腰を抜かしている。さっきまで立っていたヤツはどうしたw ……まぁ、あのネロが警戒心全開でこっちを見ているので、目も向けられない状態だったんだなァ……。(遠い目)

 

……と言うかハッキリ言おう。俺も怖かった。

 

別に襲いかかってくる兵士が怖かったなんて言ってない。逆にその程度では俺様の『燃え盛る毒竜』に傷一つつけることは出来ぬゥ!って感じだったしwww

 

……では何が怖かったのか? 答え、仲間。w

 

……まぁ、エネルはまだいい。いや、良くないな。なんだよ。マクシム(宝具)使って無いからって、自ら上空に言って『万雷(ママラガン)』もどきを撃つこと無いだろ!?

 

……あー……。まあエネルは一人一人狙いながら撃っていたようなので百歩譲って……そう!百歩譲って良しとしよう。

 

 

 

な ん だ あ い つ は ! ?

 

 

 

あいつとは勿論、初音ミクの事だ。音の衝撃で敵を吹き飛ばすのはいい。むしろ当然だなって気もする。

振動で辺りを破壊するのもいい。イメージ的には『トリコ』のゼブラの「サウンドバズーカ」とか、楽器で戦うキャラを調べると出てくる、3DS初期のゲーム『コード オブ プリンセス』というゲームのアレグロ・ナンタービレ・カンタービレ見ないな感じだな。……名前長いな、コイツw まぁ、見ていて楽しいヤツだがww

……ちょっと話が逸れたな。

まぁ、これらの攻撃方法は電脳歌姫である初音ミクなら当然の攻撃方法だろう。初音ミクが刀とかの武器を振るうような曲は、パッと思い出せるのは「knife」だけか……。

 

……とまぁ、そんな感じで初音ミクは歌う曲によって「歌」の効力が変わるのだが、今回の選曲が問題だった。

 

 

 

作詞 鳥居羊さん 作曲、編曲 うたたP

曲名「ホップ!ステップ!即死!シアワセダンスデストラップ」

 

 

 

因みにスマホで掛けたり、ミクに歌ってもらうと、

 

効果 敵と認識した生物、無生物に即死効果を与え続ける

 

 

 

 

…………ボスキャラ以外即死確定やんけェ……。

 

 

 

 

アレを見てみろよ。……あ、映像は届いてないか。

 

…コホン。所長とリッツ、マシュを見てみろよ。初めは嬉嬉として人を殺していく俺を見て顔を真っ青にして震えていたが、ミクの歌を聴いてドン引きしながらさっきよりも顔を真っ青にして震えているぞw

 

ミクェ……www

 

……まぁいい。さっきと言うか戦闘中に、「悪・即・斬ならぬ敵・見・斬は自重しろ」という天啓があったので、コレから突然戦闘(虐殺)を仕掛けることは(多分)ないだろう。

 

「……まぁ、とりあえず『燃え盛る毒竜』解除…っと。」

 

とりあえず装備を………魔術礼装って言った方がいいのか? ……をキューブ状にして、スマホに収納する。

俺(礼装)の威嚇から解かれた兵士たちを一瞥し、所長らのところへ走って向かう。

……最近、妙に身体能力が上がっていくんだよなぁ……。魔術で強化した身体能力じゃなくて素の。50メートル走で6秒切るって俺は陸上選手か。……速力だけじゃなくて腕力やら体力やらも上がってるし。もはやトレーニングとしての筋トレや走り込みの次元を軽く超えてると思うww

 

 

 

1分もせずに所長のところへ着いた。ミクもエネルも既に集まっていた。……黒髭と静謐ちゃん? ちょっとお仕事中だよwww

 

……そして所長とリッツとマシュ、何処からエナジードリンクを持ってきた?w そして何故今飲む?w

 

「所長サーンw 敵兵処理してきましたヨーンww オヤ? 顔色が悪いデスネ?w どうかなされましたカナ?www」

「…………(プルプル)」

 

元死神のしがない駄菓子屋店長に煽り要素をプラスした口調で話しかける。……うむ、キチガイだなwwww

 

「あの赤い女性に話を聞かなくてもいいんですカ? どうやらコチラの様子を伺ってるようですヨーン?ww」

「所長さん、大丈夫?」

「ヤハハ、小娘には刺激が強過ぎたか?」

 

 

 

 

 

「そ こ に 正 座 し ろ」

 

 

 

 

 

……ざっと10分だろうか? こんなに(精神的に)怠いw正座(プラス説教?w)は初めてな気がする……。

 

「なんで私まで……」

「あ、足がァ……」

 

ミクとエネルも何故か所長の剣幕によって正座をさせられていた。ミクはプロモーションビデオとかで長く正座をした経験があるかも知れないが、エネルはどう考えても初めてだろうなw なんか体が雷なこともあって、足の痺れもヤバいらしいww

 

…………後、この程度の説教は何時間続こうが俺にとったら説教に入らねぇえよww

 

まぁ、マシュのそろそろ向こう(ネロ)の相手をしてあげた方がいいんじゃないかとの発言により、ガミガミ怒鳴り散らしていた所長の説教が終わったので良しとしよう。

 

なんか、向こうも所長の怒鳴り声で引いてたっぽいしww

 

「……ふぅ、説教はもういいでしょう。「アザッスアザッスww」……全然良くないようね?(ピキピキ)……まぁ、説教は後にしてあの女性と話をした方がいいわよね…。」

「はい。約10分間も待たせてあるようなので早めに伺った方がいいかと。」

「はァ……。まあいいわ。全員で行きましょう。」

 

ま、色々と質問攻めにあうだろうが、俺は少しだけでいいだr「そこの者、少し聞きたいのだが……」……あれか? 俺はフラグを回収しなくちゃいけない男なのか……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ふぅ。やっと終わりましたな静謐氏w 拙者もうちょっとと言うか今日一日くらい丸々使っても終わらないんじゃないかと思いましたぞwwww」

 

「任務完了。……早く帰還するわよ。」

 

「んんwwwww 静謐氏の口調がいつもより冷たいのは気のせいでは無さそう? もしかして拙者と静謐氏の距離が縮m(ヒュン)ぐふぉあッ!?」(バタン)




蒼銀のフラグメンツ読んでて静謐ちゃんの口調が曖昧になってきた……!

「……しっかし、この送られてきたエナジードリンク多すぎだろ…。つい勢いで、乱夜が遊んで(虐殺して)いるのを見て顔を青くしていた3人の手元に転送したが、毎朝飲んでも一年は持つだろうなぁ……。……大地の龍玉が5個豪速球で飛んできたりとか、黒髭談だが、こんがり肉が10個(それも脂がギトギトな状態)が真上から突然落ちてきたとか言ってたし、このカルデアもよくわからん事態が起こるなァ……。」

感想どうもです!w

「ま! ありがたい事には変わりないがな!w」


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第二特異点も、勿論ネタ三昧

遅れてしまって申し訳ないッ!

何故引きこもり(気味)の俺が弟の体育祭のテント張りになんぞ行かなきゃならんのだ……ッ! しかも当日は昼飯等の力仕事とかで、執筆はおろか内容を考える事も出来ず、逆に中学時代の知り合い(友人では無い)と会って考えていた内容が半分吹き飛んだわ!?

……後もうひとつ言いたいことがある。

俺に、勘違い系(副)主人公書く才能は無かった……
なんか色々おかしくなったから執筆途中の日常編の第2話消したよッ!?


「むむむ、そうか。そなたは時を超えてきた悪魔王であったのか…!」

 

やぁ諸君。ネロに色々質問攻めにあって、どこかの国の勇者か!? それとも英雄か!? みたいなノリで話した末に「未来から来た魔王」なんて呼ばれている遊叫 乱夜だ。

 

……って、誰が悪魔王だよ!?

 

俺の何処を見て魔王とか言うんだよ!? ネロに対して高圧的でもないいつも通り(キチガイ)の雰囲気で話してるっていうのにさ!?

 

でもミクはちゃっかりと「遠い国の歌姫」とか呼ばれてるしィ!? ネロの事を知っている俺からしたら大迷惑な、「コンサート」みたいなトコロで一緒に歌おう発言までしちゃってるぅ!? 勿論、全力で遠慮して頂いたよ…。

 

それに、エネルまで「天に住まう雷」みたいに随分カッコイイ呼ばれ方してるし……。 ……ちょっとネロさんや、よもや余は雷すら味方につけたのだな!とか言って喜ばないで頂きたいw こいつが調子に乗り始めたじゃねーか……。

 

「ヤハハハ! 」

 

「……はァ、メンドクセェなぁ〜……。コイツの上がったテンションを元に戻すのにどれだけの苦労があるか……。」

 

ちょっと前に、何かしらの理由でテンションが激上昇したエネルが面倒な事件をカルデアで起こしたのだが、今言う必要も無いかな?w

 

……まぁ、そんなこんなで首都ローマへ向かうことになった。具体的に言うと、窮地から救ってくれたのでお礼をしたいんだけど、手持ちが剣しかないので首都ローマに向かおう!との事w

 

「ところで、おまえたち。異国の者に違いなかろうが、何処の出身なのだ? ブリタニア……では無いな。東の果て……と言うことも無さそうだ。」

 

道中、ネロが俺と同じ質問を所長らにしたが、人理が燃えたのでそれをどうにかするために未来のカルデアから来ました、みたいな答えをはっきり言えるはずもなく、

 

「ええっと、それは……」

 

「未来です」

 

「!?」 「ブフォwww」

 

……なんてこともなかったww そういや、原作ストーリーの選択肢にそんなもんあったなwww

 

「なんと。そこな魔王と同じ未来か。真実としたら難儀なことよ。心中察するぞ。しかし、階段から転げ落ちでしたか?」

 

まぁ、原作と似た返事が帰ってくるわけで……おいコラ待て。誰が魔王だと?w

 

「……ちょっと皇帝さんや? その人を魔王とか呼ぶ件についてじっくr…」 (ゴゴゴ)

 

「マスター、只今戻りました。」

 

「(クルリ) 静謐ちゃんお帰りィ!」 (ニコッ)

 

「この魔王の変わり身の早さは異常だなッ!?」

 

うるせぇーな。俺と静謐ちゃんとの(数十分ぶりの)再会に文句があるなら言ってみたまえ。おっと、言った瞬間に、ネロが死んだら人理焼却されるのでローマを半壊した後に、ロムルスを聖杯10個の魔力とスマホ魔術をフルに使って俺たちだけで殺しに行くぞ?w (魔王的思考w)

 

「うむ♪ 取り敢えず頭撫でておこうw」

 

「……///」

 

「むむむ、何とも羨ましいものだ……!」

 

こんなのが皇帝でいいのか、ローマはwww ……あっ…(察し)ww だから国が滅んだんですね、ハイ分かりますwww

 

「呼ばれてないけどじゃじゃじy「変態ッ!?(声の衝撃波)」ゲフッ!? せ、拙者が何をした…と……ガクッ。」

 

「知らんなw ミクに気持ち悪いものを見せたお前が悪いww」

 

「ふむ? マスターよ、例えばなんだ? 」

 

「黒髭の存在そのものwwww」

 

「酷いッ!?」

 

「……ハッ!? マスター、コチラに敵性集団と思わしきものが複数向かってきています。」

 

「ほぅ? まだそんな消しカスが残ってたかww」

 

「何ッ!? おのれ、まだ残っていたか!」

 

「お話はそこまでです。敵兵がどんどん向かってきています。第2波、来ます。」

 

「ちょっと、この国に戦争が起きていたなんて話は聞いたこともないわよ!?」

 

「お気を確かに、マスター! 我々が迅速に片付けてきますので、ここで少々お待ちを。クロロさん、惣右介さん、マスターの護衛を頼んでも?」

 

「構わん、その代わり派手に行ってこい。」

 

「マスターの護衛は私たちがしっかりとしておこう。」

 

「ええい、せわしない連合帝国の者どもめっ! 余の玉音を妨げるとは不届きなっ! ゆくぞ! なかなかな姿をした少女よ、余の盾役を命じよう!」

 

「あっ、えっ、はいっ!?」

 

「マシュ!?」

 

「あ゛ー、リッツ。このくらいの数なら十分すぎる戦力だ。マシュの安全とか全く問題無いから、魔力温存の為にアルトリアとエミヤにはマスター達の護衛を。」

 

「うん。2人とも、乱夜は大丈夫と思うから、俺と所長の護衛を頼んでもいい?」

 

「ふん、いいだろう。」

 

「はい、お任せを! 貴方は私たちのマスターなのですから、もう少し自信を持ってください。」

 

「俺が護衛対象に入って無いと言う衝撃の事実!? ……まぁいい、静謐ちゃんは俺の嫁に……じゃなかったww (間違えでもないがww) 俺の隣に。」

 

「はい……/////」

 

「マスタァー氏! 見損ないましたぞぉ!?」

 

「うるせー! お前にはオルレアンで出番がなかった分、今活躍してこい!」

 

「こうなったら拙者、さっさとこの特異点終わらせてコミケに行ってやるでござるよぉ!w」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、トレーニングルームとかでもよく見た風景だけどさ? 相変わらずダナ……。

 

敵は普通に人間の兵士の軍勢nanoに対し、コチラは少数だが人間の兵士の軍勢+英雄(ネロ)+黒髭、マシュ、悟飯……。

 

最後だけおかしくない!?

 

兵士たちの中に英雄(ネロ)はいい。いい感じの組み合わせだろう。黒髭も、まぁいい。元はどっかの軍人だったって言っていた気がするし、戦争ってヤツを理解出来ている。マシュも……まだいい。マシュに力を貸しているサーヴァントは円卓の騎士だし、武装も大盾に鎧と、まぁ色が違うが、少女ということを含めても可憐に戦うという意味で、雰囲気的には間違えていない。普通にネロとあまり変わらないレベルなのでさほど問題じゃない。

 

悟飯、こいつァダメだ。何がダメかって素手のひと振りで人を十人単位で吹っ飛ばしている。常人の目には見えない速度で、だ。

 

こいつ1人だけ、来る世界間違えたな、きっとwwww(白目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……何とか危機は脱したか。また助けられてしまったな。多勢に無勢はいくさの常ではあろうが、無勢の側に立つのは嬉しくない。疲れる!」

 

「いいえ、まだです。まだ来ます、この気配……!」

 

「サーヴァントだ、マシュ、リッツ君、所長! 一体のサーヴァント反応を確認した!」

 

「俺は!?」

 

「姿の見えぬ者よ、魔王を忘れているぞ!?」

 

「貴女も変なノリに乗らないでください! 感じています。もう、すぐそこまで……来た……!」

 

みんなが俺をスルーすることによって俺のSAN値がガリガリ削れていく……。俺の癒しは静謐ちゃんだけだ……! あ、ネロも普通に可愛い可愛いので、後で俺をスルーしなかったお礼に真正面から可愛いって言ってあげようwwww ……普通はスルーしなかったからお礼とかならないよなぁァ……。

 

「……我が、愛しき、妹の子、よ。」

 

お、何故かTwitterとかで女装だったり、ホモホモwしているのをよく見かけるカリギュラさんじゃないっスかw オッスオッスwwww

 

「叔父上……! いや……いいや、今は敢えてこう呼ぼう。如何なる理由かさ迷い出でて、連合に与する愚か者……! ……カリギュラ……! 」

 

カリギュラ、という名前を聞いて、俺とそのサーヴァント以外に驚愕が走るってか?w

 

「いま彼女は何と言った? 叔父上。そう言ったのか?」

 

「はい、確かにそう聞こえました。この時代に生きる人間が、サーヴァントと血縁……?」

 

「詮索は後にしておこう、マシュ。間違いなくそこにいるのはサーヴァントだ。皆、準備はいいな! この時代に来て初めてのサーヴァント戦闘になる。」

 

「悟飯、頼むわよ!」

 

「了解です!」

 

「いつでもOK!」

 

「心配入りません、先輩。いいえ、マスター。」

 

「私も切り込みましょう。」

 

「なら、私はマスターの護衛をしつつ援護射撃をさせてもらうとしよう。」

 

 

 

 

 

「あー、なんだ。張り切っているところ悪いが、多分全員出番なんてないからな?wwww」

 

「「「「「「「は?」」」」」」」

 

 

 

 

 

「余、の……余の、振る舞い、は、運命、で、ある。捧げよ、その、命。捧げよ、その、体。

 

す べ て を

 

捧 げ よ ! 」

 

「くっ……! 叔父上、何処まで……!」

 

 

 

 

 

とりあえず、ビデオカメラを起動して……〜♪

 

「どういうことですか、乱夜さん?」

「ちゃんと理由があって言ってるんでしょうね?」

 

( -ω- `)フッ……コイツらは今まで俺の事をどれほど見てきたのか忘れたのか?ww ……あ、全然長くねぇやww

 

「どういうこと……だって? 愚問だな。ww」

 

「なんですって?」

 

「俺が前回、どうやってサーヴァントを葬ってきたのか忘れたのか?ww」

 

「「「「「「……あ」」」」」」 「「「「「「?」」」」」」

 

「……でも、あんなものを仕掛ける時間なんてなかったんじゃ……?」

 

「バカタレw 俺がなんのために黒髭と静謐ちゃんに『お仕事』を任せていたと思う?www」

 

「……まさか!」

 

「そう! こんな時のために、既に下準備は済ませてるんだよ!!ww 黒髭ェ! 準備はいいかッ!!w」

 

「大丈夫だ、問題無い(キリッ」

 

「お前の顔でソレやると気持ち悪ぃんだよ!? まあいいww じゃあ行くぞ?…… 」

 

……ポチッとな☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間、カリギュラは率いてきた連合ローマ兵らと共に、足下で起きた爆発に巻き込まれ、粉々になった地面と共に、地下に出来ていた巨大な空洞へ落ちていったwwwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネ、ネロォォォォォォォォ!!!!!!」

 

「叔父上ェェェェ!!!????」

 

 

 

 

 

「アッハッハッハッハッ!!!! いやはや! 絶景かな絶景かな〜ってか?ww いつ見ても人が落とし穴にハマる姿は面白いッ!!wwww」

 

「ヤハハハハハ!!! マスターよ! なかなか面白い事をするではないか! 流石は我がマスターだ! ヤハハハ!」

 

 

 

 

 

「……先輩。今、猛烈に乱夜さんを殴りたくなってきました……!」

 

「うん……。俺もそろそろ何発か殴っといた方がいいんじゃないかって思ってたところだよ。」

 

 

 

 

 

Ω

「解せぬ」 (´・ω・`)




「だっはっはっはっはっwwwwwwww 乱夜のヤローもなかなか面白い事を仕出かすじゃなイカww そういやオルレアンでも同じようなことやったって言ってたなぁww」

「落とし穴と言えば狩りですが、ぽーかー殿はそういう『げえむ』も持ってるのですか?」

「おう! モンハンってのがあってな! 多分気に入ると思うぞwww」

アーチャーインフェルノ、餌(ゲーム)付け中wwww


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ユウキョウ

最近更新ペースが落ちて4〜6日になってしまっている……。

まぁ、それは何とかするとして……

静謐ちゃんのフィギュアが家に届いたZe☆
ネットで1万ちょっとで予約してたのがやっと届いたんだよ!

……という事で、蒼銀のフラグメンツで静謐ちゃんのマスターが乱夜のストーリーも書きたい。
まぁ、時間がアれば…ね?w

ああ、それと。sevenblazespower(天啓)さん、S(人格16人)さん。本小説内カルデアへのアイテム等の転送(感想)どうもです!


「ネロォォォォォォォォ!?」

 

プークスクスwwww

 

やぁ諸君! 相変わらずサーヴァント(敵味方問わずw)をいじり倒している遊叫 乱夜とは俺の事だ!www

 

「ね、ねぇ!? なんで今あのサーヴァントは貴方の合図に合わせて落ちたの!? いえ、と言うよりもいつあんな所に落とし穴なんて作ったの!?」

 

落ちていった、カリギュラ率いる(落ちいるw)兵士たちと、この仕掛けを知っていた乱夜と黒髭と静謐ちゃん以外、要するに、ネロ率いる正統ローマ軍のヤツらと俺たち3人以外のカルデア組が呆気に取られている中、最もパニックになりやすい所長が早口にこの落とし穴の詳細を聞いてきた。

 

仕方ないなww 教えてしんぜようwwww

 

「作ったのは俺じゃねーよw ホラ、さっき黒髭と静謐ちゃんが何処かに行ってただろ? あの時、(カリギュラがどこからか来てるのを知っていたから)どこかに別働隊が居ないか探すように斥候を2人に頼んでたんだよ。黒髭はともかく、静謐ちゃんはその道のプロだからな!w で、軍隊が居たら、進軍している方向の道に落とし穴を作るように頼んだんだよwww」

 

「じゃ、じゃああの爆発は?」

 

「あれか?w アレはスペル……まぁ、魔術が封じ込められたカードを予め作っておいて、遠隔操作で起動したんだよwww」

 

仕掛けはこうだw

まず黒髭を荷物持ちとして、検索召喚で「スコップ(大)」を2つ(消費魔力、PPにして1)と、最近出来ることを知った「カード状態」のスペルを2種類召喚して渡した。魔力を消費するのは召喚した時なので、カードの状態で渡し、落とし穴作りの為に行使してもらった。カードの状態では、カードの所持者が「〜〜をプレイ」と言うと発動できる。

 

次に、静謐ちゃんが見つけた破壊工作(罠)ポイントにスコップで縦十数メートルの穴を掘る。

 

そしてそこに、ネクロマンサーのスペル「腐の嵐」(消費PP3)を埋める。このスペルは敵全体に1ダメージというものだが、シャドバの1ダメージは兵士クラスの戦闘力なら即死するレベルだ。当然、土も腐蝕する。

 

所持者が投げるなりしてカードを手放しても、数秒は所持者として認識される為、すぐに埋めて発動した。

 

地中で腐蝕の暴風が解き放たれ、埋めただけの柔らかくなった土と、カード周囲の地中の土が腐蝕して溶けていった。

 

これで地下空間の完成だなw

 

そして、地上にあいた穴の側面にロイヤルのスペル「火遁の術」(消費PP2)のカードを埋め込む。コレは敵単体に3ダメージという、並の英雄なら死ぬレベルの威力を持つ。……火遁の術ってサラマンダーブレスと同じ威力なんだよなぁ……。

 

最後に、スコップ×2をその穴にクロスさせた状態で引っ掛けて、その上に大きめの石を置いて、土を被せてカモフラージュしながら、ソコソコの強度(人が踏んでも凹まない程度)に保つ。

 

で、火遁の術を俺が作っておいた「よくアニメで見かけるボタンがひとつしかないリモコン」wのボタンを押すことによって発動するように細工をして、あのタイミングで遠隔操作して発動したって訳だwwww

 

「分かったか?wwww」

 

「斥候と破壊工作って……。貴方って馬鹿なのか天才なのか、よく分からないわよ……。」

 

「天才だろwww 元々スマホ魔術作った天才の俺様を、カルデアがスカウトしたんだろーがwwww」

 

「……そう言えば、そういう経緯があったわね……。」

 

おいコラw こちとら面倒なのにカルデアに来てやったんやぞwww

 

「……ん?」

 

「……(( ゚д゚)ポカーン)」 ネロ

 

「何をしている! こういう策略は戦術の基本(?w)だろうが! 上から攻めて、一気に片付けろッ!」

 

「ハッ!? そうであったな! 助かったぞ魔王殿! 矢を構えよ! 一斉に射った後に槍兵は余と共に突撃するぞ!」

 

「おう! その意気だ! ……って、誰が魔王だよ!? ……あ、ここでマシュに見せ場を作っておくか。(ボソボソ) ……マシュ! 盾置いてちょっとこっち来い! 」

 

「え!? あ、ハイ! 先輩、ちょっと呼ばれたので行ってきます!」

 

「乱夜、マシュに何させるつもりだよ!?」

 

「こうするんだよ……! スペル「激励の舞」(PP4)!!」

 

「これは……! 先輩! 私、唐突に踊りたくなりました!」 クルクル

 

「なんで!?」

 

「これは……! 力が漲ってくるぞ! ……あの盾の少女の舞か!」

 

ご名答w 激励の舞の効果は味方フォロワー全員に攻防力+1だ。全兵士が軍の部隊長クラスまで強くなった感じかなwww

 

まぁ、これですぐに終わるさwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ……、恥ずかしかったです……。」

 

「可愛いかったよ、マシュ。」

 

 

 

「あ、あ……。我が、愛しき……妹の……子……。なぜ、捧げぬ。なぜ、捧げられぬ。美しい、我が……。我が……。我が……。我が……。我が……。」 シュゥン

 

「き、消えた……? 叔父上……。」

 

「気配は、もう感じません。敵方の部隊も大方倒しましたが、残った兵士は引き上げていくようですね。」

 

「……叔父上があの軍団の将であったのだろうな。まさか、またお顔を見ることになるとは。」

 

「「「「「……」」」」」

 

……なんだろう。皆、雰囲気を読んで黙っているはずなのに、クロロと藍染は何かを企んでいるようにしか見えないのは気の所為なのだろうかwwww

 

『霊体化して移動したようだ。退散した、といったところかな。お疲れさま。様子からしてバーサーカーのクラスか。となると、自ら退散するとは考え難いけど……。』

 

「……もしかして、マスターが存在するのかしら?」

 

おいコラ、所長ww そこはロマンのセリフだぞwwww

 

「ん。むむ?」

 

「な、何でしょうか。」

 

「さきほどから声はすれど姿の見えぬ男がいるな。雰囲気からして魔術師の類か?」

 

『魔術をおわかりとは話が早い。そう、ボクらはカルデアという組織の……』

 

「まあよい。そこの十一名、いや、十二名! おっと、さらに二人増えておるな。そこの十四名!」

 

『あっ、遮られた……』

 

「姿無き一名はよくわからんが、見事な働きであった。改めて、褒めてつかわす! 氏素性を尋ねる前に、まずは、余からだ。 余こそ……真のローマを守護する者。まさしく、ローマそのものである者。必ずや帝国を再建してみせる。そう、神々・神祖・自身、そして民に誓った者! 余こそ、ローマ帝国第五代皇帝、ネロ・クラウディウスである!!!」

 

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」 (びっくり)

「「「「「?」」」」」

「(知ってたwwww)」

 

「ふっふっふ。驚いているな、驚いているな? そうであろう、そうであろう。良いぞ。存分に驚き、そして見惚れるが良い。特別に許す!」

 

「なん…ですって……?」

 

「……皇帝、ネロ。」

 

『お……女の子だったのか。歴史とは……。深いな……。』

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なぜ、ローマ皇帝のネロ・クラウディウスが私と同じ顔を……!?」

 

「え、今更!?」

 

「「「「「「「「「「本当だ!?」」」」」」」」」」

 

「む? 其方余とソックリだな! うむうむ! 気に入ったぞ!」

 

 

 

「見ろよ、黒髭。あれが噂のアルトリア顔パニックだ……!ww」

 

「んんwwwww 実にフィギュアの作りがいがありますなww」

 

「マスター。スマホに私のふぃぎゅあが届いたと書いてありますが…?」

 

「「なん……だと……!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、とりあえずローマ首都に移動。

 

〜〜〜 少年少女(+その他)移動中 〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見るが良い、しかして感動に打ち震えるのだっ! これが余の都、童女でさえ讃える華の帝政である!」

 

「確かにすごい活気だ……!」

 

「……これがネロ帝の……! 負けた……。」 アルトリア

 

「なに、気にするなセイバー。そう落ち込むものでは無い。」エミヤ

 

「ブリタニアの名物は蛮族だからなwwww」

 

「エクス……ッ!!」

 

「待てセイバー! こんな所で聖剣を解放するな!」

 

「「アルトリア!?」さん!?」

 

「これが古代ローマ……!」

 

「確か、貴方は学者でもあったって言っていたから古代ローマについて勉強してるわよね? あとの2人は……。」

 

「ほう? ここが古代の現世か。 確かに尸魂界には無かったもので溢れてるな。少しこの文明帯の人々についての実験を……。」

 

「これが古代の文明か……。いい宝が眠ってそうだな。」

 

「貴方達、感動の方向が危ないわよ!?」

 

「うむうむ、そうであろう、そうであr…何の話をしているのだ……? しっかりと余の都を見るのだ! 何しろ世界最高の都だからな! はじめに七つの丘(セプテム・モンテス)ありし……そういう言葉があってな。〜〜〜〜〜〜〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、果実を売っている店で、ネロがリンゴを無料で貰ってきたが量が多いのでしっかりとお金を払って(ネロの奢りw)、全員分のリンゴを買って、城に向かって食べながら話し歩いている。

 

原作のロマンが魔術師でリッツとマシュが弟子という設定では無く、所長を長とする一行(リッツと俺は部隊長的な)が聖杯を〜〜〜ということに落ち着いた。

 

途中、広場で荒くれ者が(理由は知らないが)暴れていたが、悟飯が超スピードで手刀で意識を刈り取っていったので、暴動が起こって5秒で鎮圧した。

 

……悟飯ェ……。

 

まぁ、ともあれ城についたので先程の話の続きをすることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……とは言っても、大方原作と同じ内容だ。ざっくり話すと、複数の「皇帝」が統べる連合ローマ帝国が急に現れ、ローマの領域を半分奪われたとの事。

 

そして、俺たちが来る前にローマ軍を単身で屠ったのが叔父であるカリギュラであるということ。

 

既に死んでいるはずの叔父が……の所までは原作と同じだった。が、その後にちょっと覚えのない言葉が聞こえてきた。

 

〜〜〜〜〜

 

『既に死んでいるはずの人間。そうだね。』

 

「そうだ、姿無き魔術師よ。その通り。 我が宮廷魔術師とそなたは話が合うかもしれぬな。」

 

……ん? 確か既に宮廷魔術師はカリギュラに殺されたと言っていた筈だが、その言い方だとまるで生きているような……?

 

「かの魔術師は、()()と言う宗教の教皇でもあってな。日常生活はおろか、魔術や戦いですら『全てを楽しむ』という思想をしていてな。連合ローマ帝国の皇帝を余の前で……丁度、魔王殿と同じように罠にかけて狂笑しながら倒して見せたぞ。」

 

 

 

…………ぱーどぅん?

 

 

 

「「「「「「「「は?」」」」」」」」

 

「嘘ではないぞ。かの魔術師は現在も最前線で戦っているが、今も敵将を生き生きとしながら魔術による罠にはめて倒していると言う情報が来ているぞ。」

 

……全員がコチラを見ている…! ネロは頭をかしげて、頭にハテナが浮かんでいるが、全員がジト目で俺を見てくる。

 

「……お、俺じゃないぞ?」

 

「そんなこと分かってるわよ。もしかしたら……。」

 

所長はネロの向かって、問う。

 

「皇帝陛下。その魔術師の名をお聞かせ願いますか?」

 

「む? 良かろう。オルガマリーも話が合いそうだからな。かの魔術師の名は…………」

 

 

 

 

「 オブレクターメントゥム・ユウキョウ・ルードゥス。仕事は完璧だが、全てを娯楽に、趣味に捧げている男だ。」

 

 

 

 

 

…………長ぇ。待てよ? ラテン語に直訳すると「娯楽・(姓)・ゲームor遊び」だぞ!? どんな名前してんだよ!?




乱夜の祖先登場ww

「〜〜〜♪ 静謐ちゃんのフィギュアが届いたから何処に飾ろうかなぁ〜♪ あ、この机の上に咲夜さん(東方project)のぬいぐるみを置いてっと♪ やっぱり自室は推しキャラで固めないとな!ww」

「ぽーかー殿! またゲームしに参りましt…やや! コレはモンハンの回復薬の入れ物ですよね!」

「おお! それが分かるとは、流石はMsゲーム・インフェルノw (ピロリン)……ん? …………モンハンのアイテムと装備……だと……!? 何処から送信された!?」

乱夜から 祖先が現れた!?とのLINEを受け取るも、大した興味もなく、それでも騒がしいぽ〜か〜おぅであったwww


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この時代の最高峰魔術師

あ゛あ゛あ゛ッ!?
このままじゃ投稿間に合わないなと思ったのでスマホでの執筆に切り替えて執筆してたら寝落ちして内容が全部消えてしまったんです、すみませんッ!!

今日は文化祭当日だった上に、週末恒例の「祖父の家に帰宅」をしたら急に婆ちゃんの具合が悪くなるなんて事件がありながらも内容を思い出しながら頑張って執筆しました。(婆ちゃんは数時間して良くなりました)

……まぁ、原作に無い流れもあるのでその辺りは消える前と微妙に違うと思いますが、同じような内容なので支障はないでしょう。


「オブレクターメントゥム・ユウキョウ・ルードゥス、か……。」

 

やぁ諸君。宮廷魔術師の事は取り敢えず置いておき、ネロと協力して聖杯を手に入れるぞ!という話の流れになった直後に敵が攻めてきたという報告を受けて、首都外壁の東門前に走って直行している遊叫 乱夜だ。

 

現在、宮殿を出て街道を走っているんだが、俺、所長、リッツという3人の生身の人間に合わせてサーヴァントが走るのは、まぁ普通のことだ。単独行動等のスキルを持つサーヴァントは例外として、サーヴァントはマスターが近く(目に見える範囲程度)にいなければ魔力供給に支障が出るからだ。

 

リッツが走り、その左右にアルトリア、エミヤ、マシュが並んで走る。うん、普通だ。リッツも中々足が速く、体力もある方なので暫くすれば普通に東門につく。

 

所長が走り、その左右に悟飯とポッケに手を突っ込んだクロロが並んで走る。……藍染? 霊子で足場を作って上空を走って街を眺めながら付いてきてるよw うん、悟飯が単独行動持ってるとかクロロの走り方とか藍染の空中歩行は置いといて、普通だ。いや、普通って言ったらダメだと思うが、この際そういうサーヴァントだからで済ませておこう。ヘタレでも名門魔術師の当主なので、(魔力温存の為に)身体強化を使わずとも結構足が速い。リッツよりも速いので、先に東門に着くだろう。

 

俺が走り、その左右に静謐ちゃんと黒髭が走る。……ほかの2人? ミクはポッケに入っているスマホに転移……というか入り込んで陸上選手の服に着替えた状態で応援してる。エネルは雷速で数十メートル先に移動して俺たちが追いつくまで街を眺めている。うん、後者2人は置いといて、普通だ。静謐ちゃんも単独行動持ってるけど今は全員固まって動いているので、斥候とかもしなくていいと言ってるし。

 

 

 

……じゃあ何が普通じゃないのかって?

 

 

 

俺の足の速さだよ!? 以前、かなり足が速くなって50メートル走を6秒切るなんてすごくね?w なんて話をネロと初めて会った時くらいにしたが、それからそんなに時間が経ってないのに足が速くなっていると分かる。

 

何故かって? ……50メートル走で6秒切ったのはカルデアのトレーニングルームでタイムを測った時だ。で、ネロと初めて会った時だ。あの時、俺は考え事wをしながら走っていたにも関わらず、タイムを測った時と同じくらいの速さが出ていた。この時点でこの間で足が速くなっていると分かる。

……そして今だ。現在俺は、動きにくいとまでは行かないが若干重さを感じる学ラン(+バカT)、ブラックカリバー(木刀)…はほぼほぼ重さなんて無いので動きを阻害している程度(左腰)、重量軽減をかけていない真剣(随想娯楽(ザバーニーヤ))(右腰)、そして、鞘に収めているので重量軽減が掛かった飛竜刀【新焔二重】(背中)。これらを装備した状態なのだよ。

……動きにくさと重さを統合してざっくり説明すると、陸上選手のユニフォーム(動きやすい服)にかなり重いと感じるリュックサックを背負って走る感じだ。

 

この状態で、タイムを測った時と同じ速さが出ている。

 

…………俺の足速ェ……!

 

 

 

……ということで、どんどんリッツと所長、そのサーヴァント達を引き離している俺氏です☆

 

アレだな、空気にプロテインが含まれていると言われるHUNTERxHUNTER時空に来た気分だぜwww ()

 

 

 

「とまぁ、口に出したセリフと全く関係ない事を考えているなんて日常茶飯事ダヨネ?w」 (ダダダダ!)

 

「んんwwwwwちょっと何言ってるか分からないですぞwwww あと、マスター氏が人外になりかけている件についてwww」

 

「ちょっと、貴方、ハァ、ハァ、走るのが速すぎるわよ!? ハァ」 (ダダダ!)

 

「皆、速、い、ハァ、ハァ」 (ダダ!)

 

「先輩、ファイトです!」 (ダダ!)

 

「おやおや?w ワタクシの言動にツッコミきれないという事わぁ…皆さんもう疲れたんですカ?w なぁさぁけぇなぁいどぅえすねぇえいwwww」 (ダダダダ!)

 

「「何でコイツこんなに速いんだよ(のよ)!?」」(ダダダ!)

 

まぁ、俺の先祖らしき魔術師も気になると言えば気になるが、関わるとろくな事にならない気がするの(確信)で所長らにはまだ伝えてないが、避ける方針で行く。

 

……と考えてる時点で大体フラグが立ってんだよなぁ(白目)

 

……まあいいか。最前線で戦ってると言っていたので、どこかで皇帝を狩り続けている今なら、さっさと敵兵を殲滅して宮殿へ戻るとしようか。その為には……wwww

 

「おーい、俺っち先に行っとくんでよろw」

 

「「「「「「え?(ちょw)」」」」」」

 

「飛竜刀【新焔二重】抜刀!(シュイン)うおッ!? やっぱ重いが柄を握ったから身体強化掛かるんだよなァ!w という事で、おっ先ィー! ファイアー!!!www」 (ボウン! ゴォォォォ!!!)

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

飛竜刀【新焔二重】を抜刀し身体強化が掛かった腕で、抜刀し上に掲げるように構えた太刀を振り下ろす。振り下ろす前に、少し俺の魔力が鍵の、太刀の能力設定wのようなものを弄って毒が出ないようにしたので、炎だけが勢いよく迸る。振り下ろした直後に、身体強化が掛かった足で東門の方へ跳ぶ。その瞬間に太刀を下に向けて、魔力を太刀に込めて、勢いよく迸っていた炎が小型ロケットのように切先の方向へ噴射する。通常の人間よりも高い脚力を身体強化で更に高めた脚力による跳躍と、炎のジェット噴射が合わさって、ドラゴンボールの舞空術並の速さで跳(飛)んで行くw

 

「マスター氏に置いていかれたので、拙者だらけててもいい?www」

 

「アホか。(バリッ!)「感電死!?」 フン、中々飛ぶものだな。」 (バリッ!)

 

「あるじを追いかけます。」 (バッ!)

 

「拙者感電死体にn「早く追いかけるといい。」 へ? (バキッ!) グボラッ!?」 (ピューン、キラン)

 

「ねぇクロロ!? 私もムカついてたから黒髭を蹴飛ばしたのはいいけど、ハァ、飛ばし過ぎて星になってない!?」 (ダダダ!)

 

「かまわん。」 (ダダダ!)

 

「そんなのでいいの!?」 (ダダダ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「着地ッ!(BON!) ……Hey! ローマを守護する兵士諸君! 待望の援軍だヨ! 援軍内容、俺様一名、ハイ!終わりっ!www」

 

「な、なんだお前は!?」

 

着地の瞬間にもう一度太刀に魔力を込めて、一瞬だけ炎を噴射して勢いを殺してから着地する。そして弄るw うん、恒例行事だなwww

 

「ナニッテ、援軍ダヨ! ほら、ここはmeに任せて一旦タイセーを整えるといい!」 (ボッ!)

 

「「「「「「グギャァッ!?」」」」」」

 

「おお! それは頼もしいですね! ……もしや貴方は遊教の魔術師ではありませんか?」

 

「え? 確かに遊叫の魔術師ですけど?」

 

「ああ、やはりそうだったのか! なら、もうすぐ教皇様もこの戦場に現れるとの事ですので、それだけ報告させてもらいます。それでは私どもは下がります。」

 

「は? 教皇?」

 

……なんだ、今どこかで話が食い違った気がするぞ? ……アレか!? 遊叫じゃなくて遊教か!? そして教皇ということは俺の先祖(多分)か!?

 

ヤヴァイな。さっさと片付けて戻らなければッ!?

 

「俺の一撃は即ち、大英雄の一撃なりィッ!!w」 (ボッ!)

 

「「「「「「「「グギャァッ!?」」」」」」」」

 

フハハハハハハ! 飛竜刀【新焔二重】は納刀したが、ブラックカリバーを装備している俺の攻防力(技は除く)は、ヘラクレスすらも凌ぐッ!! 天変地異とも言える大英雄を単純な通常攻撃力のみだが上回る一撃なら、貴様ら一般兵共なら扇風機の前のホコリと同じなんだよ!www 故にッ!w 木刀を野球のバットの構えで持ってフルスイングするだけで前方に居るお前らなんざ体が爆散するのである!w

 

確かここの戦闘は日が暮れる時間まで(敵はまだ倒しきってなかったが)続いた筈だが、この勢いで敵を減らしていくと夕方にはとっくに終わってるなw コレにリッツや所長たちも来るとなると……お? 噂をすればだなwww

 

「ぜェ、ぜェ、こんなに長い距離を全力疾走したのはいつぶりだろ……ハァ、ハァ。」

 

「大丈夫ですか、先輩?」

 

「フン、鍛え方が足りないんじゃないの!? ハァ。……ふぅ、もう戦闘は始まっているようね。藍染、クロロ、魔力をできるだけ温存しながら殲滅するのよ!」

 

「ふむ? 霊圧をほぼ使わずに戦うとなると、やはり斬魄刀で斬った方がいいか……。」

 

「大量殺戮となると俺の能力や戦闘スタイルじゃ難しいが……まぁ、念はおろか魔術とやらすら使えない兵士など身体能力だけでなんとかなるか。」

 

「悟飯はここで私たちを守ってちょうだい!」

 

「はい! わかりました!」

 

 

「おお……! 所長が真面目に指揮しているの初めて見たかも……! って、そうじゃなかった。俺達も作戦を……。アルトリアは敵兵の所に斬り込んでいって、エミヤがアルトリアたちの援護と門に近づいてる兵の狙撃、マシュは俺と所長の守り……でどうかな?」

 

「はい、妥当な作戦ですね。それでいいと思いますよ。」 (チャキッ)

 

「フッ、あの戦闘系マスターが全部敵兵をせき止めているようだな。他の奴らの援護は……必要なさそうだな。あそこの戦闘系マスターの援護も必要なかろう。ならセイバーの援護と敵の殲滅を頑張るとしよう。」

 

「はい! 了解です、マスター。 守り切ります!」

 

 

 

どうやら、それぞれ自分のサーヴァントらを指揮して戦うようだなw せっかくマスターが3人もいるのに連携とか考えないのかねェ?ww (お前が言うかwww) まぁ、大事な場面の前には連携の練習でもしとくかな?w

 

「マスター、ご命令を。」(スタッ)

 

「そこの毒娘は思っていたよりも速いのだな。途中、雷速を上回る速度で移動してたぞ。」

 

え、なにそれこわい。……あ、聖杯による強化かwww すっかり忘れてたw

 

「取り敢えず殲滅だ。エネルはできるだけ雷を使わずに、静謐ちゃんは……聖杯あるから魔力供給自体がほぼほぼいらないなw 存分に殺してくるといい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず10分程だったが、たったこれだけの時間で、それも静謐ちゃんを除く全サーヴァントの魔力供給を絞ったのにだ。

 

コレで教皇とやらが来る前には終わるな!

 

 

 

 

 

なんて。ハイ、フラグ回収お疲れ様です。

 

 

 

 

 

 

「落山ンン!」 (シュババッ!)

 

「フッ!(ボッ!)……あ゛?」

 

「「「「「「「「「「「「「は!?」」」」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

突然敵の後方から、人の身長程もある大筆を担いだ男が現れた、というか飛び上がった。そして、黄色い墨のようなものがついた大筆を空中に走らせると、空中の何も無いところに黄色い「絵」が出来ていく。そしてそれは、(ここから見ると)三角形の中に山と描かれた(日本人なら)1秒もあれば書くことができるような、とても簡単な「絵」で……

 

男が叫んだ瞬間、「絵」の通りに山頂が尖った、こちら側のローマ兵を巻き込まない程度(俺達は巻き込まれている)に戦場を呑み込む大きさの山が、山頂が下になった状態で空に現れた。そして、ソレは落下を始め……

 

 

 

 

や、山が落ちてくるぅぅぅぅぅ!?

 

 

 

 

俺達は、それぞれ回避なり防御なりをした。

 




「ぜェ、ぜェ、ぜェ……。やっぱハンターは人外だな、こんなヤツらなんざ防具つけてても一般人にはどう足掻いても勝てねェよ!?」


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お ま え も か

3秒遅れたァ!?


「ヤベェ、山が降ってくるぞ!? 全員退避ィー! or自分のトコに落ちてくる部分を砕け!」

 

あの(誰だか知らない)馬鹿野郎、山なんざ具現化?しやがった!? こちら側のローマ兵たちは巻き込まれない程度には小ぶり(後ろで戦線を維持する為に交戦中の兵にギリギリ当たらないくらい)だが、俺達カルデア組が全員巻き込まれてるぞ!? 俺やサーヴァントはともかく、リッツや所長、あとマシュが不安だ。……アレ? 俺氏もしかしなくても(重装備だけど)自分を人外認定しちゃってる?

 

 

 

…………orz…………

 

 

 

「何をしている戦闘系マスター! 早く退避を……ッ! この質量から逃げ切るのは不可能か! マスター、魔力を貰うぞ!」

 

「やっちゃえエミヤ!」

 

「いくぞ、カラドb「ああ、問題ないぞ」なにっ!?」

 

「あ〜。……おいリッツ、そこはエミヤじゃなくて『やっちゃえバーサーカー!』だろ?w 「俺はアーチャーだ!」 まぁ、そんな事はどうでもいい。「良くない!?」 俺はこの体制orzから動きたくなぁぅいんだよ。」

 

「「「「「「「何言ってるんだコイツは」」」」」」」

 

「……コレって怠惰にはいんのかね? まぁ、働くから違うかな?」

 

「何をブツブツ言っている!」

 

「は〜い、ちゅーもくぅー。俺が今から俺の真上を削るので、全マスターとサーヴァントは俺氏の周りに避難せよ〜。」

 

「信じても良いのですか!?」

 

「も☆ち☆ろ☆ん☆さァ〜ww」

 

「(イラッ)……いいでしょう。マスター(リッツ)、私に捕まってください。マシュとアーチャーも早く向こうに!」

 

「マスター(所長)、失礼します!」 「キャッ!?」 (お姫様抱っこ)

 

「コレが魔術か……尸魂界では中々見れるものじゃないな。」 (瞬歩)

 

「成程、面白い。」 (シュン)

 

……よし、全員集まったな。

 

「取り敢えず抜刀……。まぁ、こんな状況も楽しいさ、随想娯楽(ザバーニーヤ)。 え〜、殺殺(コロコロ)のォ〜、ガトリングゥってか?w」

 

『「「それはアウトだ!」」』

 

……外野が五月蝿いが無視。取り敢えず斬魄刀を始解してザバーニーヤ状態になり、マフラーのような手みたいなヤツ×6で連打殴打連打殴打連打殴打……こういう時はオラオラァ!とか、無駄無駄ァ!とか言った方がいいのか?w このマフラーのような手みたいなヤツは念じて動かすから関係ないか……?

 

否! そんなことは無いッ!!

 

「(どちらかと言うと)オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオッスオラ悟空オラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!」

 

「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」

 

「「『何か混ざってるよ!?』」」

 

 

 

とまぁ大英雄の力で殴り続けた結果、いとも簡単に山に風穴が空いたのでそのスペースに避難し、山が地面に着弾?したタイミングで落石が落ちてきたり突風に晒されたり(燃え盛る毒竜装備してなかった)、スペースに滑り込んできた敵兵を殲滅したりしたが、殲滅し終えて10秒ほどで山が突然消えた。どうやら一時的に山を出して、一定時間後に消滅する魔術だったらしい。……というかヤツか!? 俺の先祖か!? こんな愉快な頭してるやつなんざァウチの一族しかいねぇえな! (wwww)

 

「……ふぅ、一時はどうなるかと思ったけど、なんとか助かったわね。」

 

「死ぬかと思った……。」

 

「あの程度で怖気付くとは情けないw 修行が足らんな!w 「修行なんてしたことないよ!?」「うるさいわね!? アレをなんとか出来るのならさっさとしなさいよ!」なにおう!w ……おい、ちょっと待て。俺たちでワーギャー騒ぐ前にやることがあるだろ……。」

 

そう、この山をぶっ込んでくれたヤツ。

 

「おいコラ、筆使ィ! テメー、何俺達を巻き込んじゃってくれてんだコラ!? アレだろ? お前さんアタマのおかしい遊教とか言う宗教広めてくれちゃってる張本人だろ!? ユウキョウだろ!? お前がオブレクターメントゥム・ユウキョウ・ルードゥスだろ!? キリスト教迫害してたネロ帝が愉快だとかぬかして認めちまってる遊教広めてくれちゃってるヤツだろ!?」

 

「「「「「「「「「「「えっ」」」」」」」」」」」

 

「この人が!?」

 

サーヴァントたちが身構えている中、単身でこっちに歩いてくるヤツは、ローマ首都じゃなかなか見かけなかった長髪(ポニーテール的な)の黒髪に黒目、顔も日本人と言われても違和感が無く、地面まで届きそうな赤い長袖コートを着ている。そして同じく赤いズボンに赤い革靴、茶色い眼帯をしていて……? あー、アレだな。帽子、顔、髪型、槍以外パズドラのオーディンと似た格好をしている。ベルトしてるし、コートの下何も来てなくてバッキバキな胸筋&腹筋見せつけてるし。で、槍の代わりに1.5mはある大筆を持っている……んだけどソレを納める鞘のようなものが見当たらないのは何故……ってコイツもユウキョウならやっぱりアレかww

 

そしてその日本人の顔をした……ルードゥスって呼ぶか。ルードゥスはニヤッと擬音が付くような笑顔を見せた。

 

「そのとぉーぅりだ、遠き国から来た同士よ! 余はオブレクターメントゥム・ユウキョウ・ルードゥス! 一族の掟に則り世界を満喫する者だ! 拙者がこの戦場に現れる前からその存在感を感じ取っていた、恐らく我と血の繋がりが有るであろう者よ。俺の目前にて名乗りを上げよ! そう、この私のようにな!!」

 

「うん、まずは一人称を統一しようか。」

 

「いや、乱夜もでしょ!?」

 

解せぬwwww

 

「ふぅーむ。まぁいいだろう、我が声を聴け! そして我が名に刮目せよ!w ぅ゛わぁがぁんなぁぅはぁ゛ッ!! 遊叫ーーー 乱 ボコンッ 夜……。イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ!!!!!!! 未来よりこの地を救いに来た、其方の子孫であるゥッ!!! (クワッ)」

 

「あっ、コイツらやっぱりこういう家系なのか。」

 

「ダメねコイツら。同じ魔術師として恥ずかしくなってくるわ。」

 

「ふむ? どちらかと言うと祖先のような気を感じたのだが……。まぁいい。お主もユウキョウの一族なら、遊教の司教も同じ。どうだ?w 我と一緒に絵画具現化魔術で遊ばぬか?wwww」

 

……ああ、話の流れが変わったな。コレは元に戻さないとw

 

「……そこのリーダー(所長)は置いといてだな?「なんでよ!?」 ……なに、特大の落石(山)問答無用でぶち込んできてんじゃボケナスがァ!!!」 (バキッ!)

 

「`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)グハッ!!」

 

『教皇様ァァァ!?』

 

……フッw 全ての装備は既に収納済み……、従って素のパンチで人を5m飛ばす腕力よwwww

 

……というか、他の魔術師いたんだな!? ルードゥスの取り巻きか!? 部下か!? 何だこいつら!?

 

「くっ! 貴様ら、教皇様になんて事を!」

 

「えっ!? 私達も入ってるの!?」

 

「先に仕掛けてきたのはテメェらだろ!?」

 

「うるせぇ! ガンドォ!」

 

『ガンドォ!』×10

 

「回避ィ!」

 

なんか取り巻きの魔術師が全員揃ってガンド撃ってくるんですけどォ!? それも全員の一撃が現代魔術師がゴミに見えるくらい強ぇんだよ!? フィンの一撃なんてレベルじゃねーぞ!? クソヤb…ん?

 

 

 

「先輩危ないッ! (スッ) (ボンッ!) えっ!? ……臭っ!?」

 

「マシュ!? うわっ!? 何コレ、臭い爆弾!?」

 

「マスター! (ザンッ!) (ベトッ!) は? 餅!?」

 

「何だこのガンドは!? まだ凛の奴の方がマシだぞ!?」

 

 

 

「マスター! フッ! (バン!) ぐっ!? コレは、粉!? 前が見えない!? 」

 

「悟飯!?」

 

「………すべて避けるのが賢明のようだな。」

 

「全くだ。」

 

 

 

「…………。」 (バリッ!) ←当たらない

 

「アアアアアアアアアアア!!」 (ボンッ) ←音の衝撃波ガード

 

「コイツら巫山戯てんのか!?w 静謐ちゃん回避頼んだッ!!」 (しがみつく)

 

「あっ……///// お守りします。」 (シュッ!) ←当たらない

 

 

 

「………………誰一人としてまともなガンド撃ってねェな、オイ!? というかソレって本当にガンドか!? 絶対別の魔術だろ!?」

 

何だこいつら!? そもそもガンドは指を指した相手を病気にする魔術だぞ!? 高密度なものは物理的な攻撃力を持つが、コレは物理的な攻撃力と言うよりは精神的な攻撃力だろ!? そもそもどうやったら、ガンドの着弾地点にベトベトの餅とか、視界を妙に遮る粉塵とか、臭いを撒き散らすなんて事できるんだよ!? ソレはもはや別の魔術だろ!? 全員趣味(恐らくイタズラ)に走りすぎだろ!? (光量だけを強くしたお前が言うかwwww)

 

「……やめないか、ベイビーたちッ!!」

 

『ベイビーたち……だと……!?』

 

『ファーザー!?』

 

『お前らもか』

 

コイツら俺達を全力で笑わせに来てるんじゃないだろうかwww

 

「ハァ、ハァ……。お前ら、そこにいるノリのいいあんちゃんは我らが司教、遊叫 乱夜だ!」 (クワッ!)

 

「誰が司教やねんコラ。」

 

「な、なんと……!」

 

「まさか遊教の姓を持つ者が現れようとは……!」

 

「ちょっと待て。遊教じゃない、遊叫だっての。」

 

「ええ! そうですとも! 貴方様のその雰囲気、まさに遊教です!」

 

「司教様! 何かお言葉を下さい!」

 

「怠惰担当の大罪司教、遊教 乱夜様! お言葉を!」

 

「ええい、黙れ!! そしてその司教は異世界の住民だろ!? あと俺の名前の字が違う!! 」

 

ア"ア"ア"ア"ア"!! これじゃ一向に話が進まねぇよ!?

 

「クソッタレ! 話は一旦、宮殿に戻ってからだ。さっきからウチの同僚とリーダー(所長)が会話に参加できてないからな。あと、俺らの事についても移動しながら&宮殿で説明してやるよ!」

 

「おお!そうか! 丁度そろそろフライドポテトを食いたかったところだ! さっさと戻るとするか! おい、筆を収納してくれ。」

 

「ハッ! (バクッ!)」

 

『食ったァァァ!?』

 

「……成程、そうやって収納するのか。」

 

 

…………ってそうじゃなくて!!

 

 

「フライドポテトがあるのか!?」

 

「おお、あるぞ! 何せ、ジャガイモは至高の野菜故に我ら一族の大好物なのだからな!!」

 

「その通りだとも!」

 

「何言ってるんだコイツは。」 by所長

 

 

「…………って、いやいやいや、そうじゃなくて! いや、フライドポテトがあることも俺的には重要だが!!www 宮殿に向かうって話をしてんだろうが!? 何話を切り替えてんだよ!?」

 

「そうだったな!www」

 

「全く……。……! (ピコーン) いいこと、いや悪いこと思いついたぜw (ボソッ) ……静謐ちゃん、そいつの手を引っ張って起こしてやれwwww」

 

「……(ああ、成程)…了解。さァ、お手をどうぞ。」

 

the ☆ POISON trap wwww

 

「ああ、ありがt…! クククッw 乱夜よw お主も中々ワルよのうwww」

 

「どこで知った、そのセリフwwww」

 

ソレは日本のヤツだろうにwwww

 

「ハハッ、何、一族に伝わるネタというやつだ。そこの毒娘共々、中々デンジャーな性格してるぜ、全く。どっこいしょっと……」

 

 

 

 

 

ふぅ、やっと立ったか。やっと話が進……

 

 

 

 

 

ヒュゥーーーーーーー…… 「オピャーー!?」 (ドカン!) 「グボフゥアッ!?」

 

 

 

 

 

 

……無かった。なぜ降ってきたし、黒髭よwwww




なんだろう、今回でエトナ火山の所まで行く予定だったのに色々入った来て全然ストーリーが進まねぇ……。



「…………なぁ。」
「……なんだ。」
「モンスターってさ、生息地が変わるとすぐにその場所に適応して、亜種とかになるんだぜ。」
「……ほう?」
「でさ? どれだけ狩っても一向に減らないから、若しかしたら繁殖能力も高い可能性もあるんだよ。」
「…………。」
「古龍は龍脈が有るからナントカみたいな事を聞いたことがあるけどさ? ソレが近くにあったらヤベェことになるんじゃね?」
「……詰んだな。」
「でしょ?ww」


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ワイン風呂と火山

遅れて申し訳ない。

期末テスト一週間前……てか、昨日あった英単テストで既に死んだよ……_| ̄|○ il||li


…………カッポーン

 

 

「ほぅ! なんだ、お主らもエトナ火山に出掛けるのか?w」

 

「そぉ〜なんだよルードゥスの旦那ァ……。何でも俺たちにとって重要な霊脈があってソコで戦力を確保しに行くとか何とか……。」

 

「うむ。確かにアソコはいい土地だw 霊脈は勿論だが、その強力さと性質によって死霊系の怪物がでるというのもGoodだwwww」 (イケボ

 

「うぉー! ネクロマンサー(シー)達の聖地じゃねーっすか!ww」

 

「そんなに危険な場所なの!?」

 

「(地縛霊の類か…?)」 「(死者の念か……興味深い。)」

 

 

やぁ諸君、現在進行形で現代日本が産んだ空想のテルマエを、テルマエの本場である古代ローマの人々に堪能してもらっている遊叫 乱夜だw

 

あの後、黒髭とルードゥスが自己紹介し合って、でもやっぱりその自己紹介でもネタが飛び交い結局夕方になるという展開が繰り広げられた。

というか、俺と黒髭とルードゥスが勝手にネタで盛り上がって、あまり喋らないサーヴァント数名を除く、その場のその他全員(遊教信者も含む)がツッコミに回って数時間騒いだだけなんだけどなwwww

 

で。兵士たちを除く味方陣営全員(カルデア+遊教信者)が宮殿に戻ってくると、ネロから「取り敢えずローマが誇るテルマエを堪能し、汚れもも落として来るといい!」みたいなお言葉を貰ったので、現ローマが誇るテルマエに来た訳だが……

 

 

ハッキリ言おう。現代日本人である俺の感覚で言うと、清潔感が無さすぎる!

 

 

いや、流石に皇帝(ネロ)用のテルマエはキレイだし宮殿!って感じがするけどさ? その他の場所は田舎の露天風呂よりも汚い。こう、汗と泥がそこら中にこびり付いて、テルマエ内がその汚い空気+熱気でモワモワしてる感じだ。女性用はまだマシだったらしいが、一応高貴(笑)な所長も、ましてはカルデアから出たことがなかったマシュには、この時代のテルマエはキツいだろう。(サーヴァント勢は入らないらしいw)

 

……というか、テルマエ・ロマエってネロ帝の時代よりも後なんだよなァ…。作中の皇帝が……名前忘れたけど、ぽーかーのヤツが「世界史Bのテストで覚えるのに苦労した」とかLINEで言っていた「五賢帝」とかいう皇帝の誰かで、ユリウス(だっけ?)による古代ローマのテルマエ革命はその時に起きたらしいw アレが実話かは、詳しく知らないがwwww (時代だけ聞いた)

 

……話が逸れてたな。それで、リッツは別に入ってもいいと言っていたが、所長とマシュが『無理(キッパリ)』と一刀両断したw だが、流石に皇帝陛下(笑)のご好意を無駄には出来ないのでどうしたらいいかという質問が、元王サマであるアルトリアじゃなくて、何故か俺に来た。

 

で、少し悩んだ末に導き出した結果がコチラ、清潔で近代風なテルマエ(温泉)の召喚し、ネロらを誘って入るというものだ!

 

 

ではでは?w 召喚内容を紹介していこう!

 

 

ジャンプの『トリコ』より、エメナルド ドラゴン 2体。

画像検索、日本の旅館より、シャワー+シャンプー等。

 

 

……だけッ!!w いやー、やっぱり風呂+ローマ皇帝と言ったら酒風呂!みたいなイメージが何故かあるんだよw 古代ローマの皇帝ってワインがメチャクチャ好きらしいし?w

 

……で、思い出したのが『トリコ』に出てきたエメナルド ドラゴンという、まァ、巨大で現代兵器を用いても倒すのが難しいドラゴンだ。コイツは気性が荒い上に大量の兵器を使わないと勝てないくらいに強いからな。あ、核爆弾とかは別だからな?ww 大きさは体長50メートル、体高24メートルだが、図体が大きいせいで24メートルよりも大きく見える。海や川や池、動物に虫に魚や植物、更には天候すらも、酒かツマミ等の飲酒に関わるものしかない『酒豪諸島』に生息する伝説のドラゴンらしい。因みにその島々は20歳未満は入島禁止という凄まじい場所だw ……話を戻すが、そのエメナルド ドラゴンの背中には、グルメ過ぎる『トリコ』の世界でも、ボトル1本500万円は下ならない、高級なエメナルドワインが湧き出ている。 単行本で言うと第20巻に登場する。今回は、スマホの画像検索から、ノッキング……全身麻痺で動けなくなっている状態のエメナルド ドラゴンを2体召喚した。背中に泉のような感じで湧き出ているので、トリコらと同じようにワイン風呂(テルマエ)として使わしてもらうw 因みに2体召喚したのは女性用と男性用を分ける為だ。

 

…………ソコ、消費魔力の関係で一体しか召喚出来なかったので混浴だ!と言わなかったのかヘタレめ なんて言うな。黒髭がそう言って所長やマシュを含む女性陣にボコボコにされてたんだよw

 

因みに、昇り降りはドラゴンの尻尾を使っている。そして、きちんとその泉の近くに日本の旅館にあるシャワーにシャンプーや石鹸等を配置(ドラゴンの背中なのにw)してあるので、汗や汚れをと落としてつかるように言ってある。

 

そして現在。俺は炭酸ジュース一筋(笑)なのでワインは飲んでいないが、その他メンバーはガバガバ呑みながら浸かっている。……てか、おいコラ。テメェらサーヴァントは風呂なんか入らないって言ってただろーがw

 

そして冒頭。ルードゥスに霊脈について話を聞くと、大体原作と同じ感じだ。リッツはそんな場所なの!?と驚いているがww

 

……ちょっとお前ら。俺とリッツは未成年なのでワインは飲んでいないが、俺とルードゥスは兎も角、リッツとエミヤと悟飯とエネル(電気は自重してる)とクロロと藍染が全員ひとつの露天風呂に浸かって酒飲んでいるところを想像してみろよw シュール過ぎんだろwwww

 

…………黒髭? アイツは(俺が召喚した)ワイングラス片手に、双眼鏡持って女性用エメナルド ドラゴン風呂を覗いてるよww 後で俺たちにも代わっt…あ。ダーク(ハサンズの短刀)飛んできて黒髭の額に刺さった……。………………覗きは止めとくか。

 

……因みに、向こうは所長、マシュ、ネロ、アルトリア、(入ったよかったのかは知らないが)ミク、静謐ちゃんがいる。静謐ちゃんは全員が出た後に入るらしく、現在は多分女子トークでもしてるんじゃないか?wwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝。ネロにそれぞれ個室を貸してもらい、一泊した俺たちは今日の行動についての話し合いをした。……と言っても、霊脈に向かうというものだがw

 

それで、取り敢えず戦力の確保をしに霊脈のあるエトナ火山まで行きたいので、ネロに許可をもらいに来た。

 

「おはようございます、ネロ陛下。実はひとつ、大切なお願いがございます。」

 

およ? そこはロマンのセリフだった気がするが……それに少しフレンドリーな気もする。

 

「うむ、何でも言って見るが良い。余は寛大だぞ?」

 

「この時代に於ける我々の活動を安定させる為に、エトナ火山へと参りたいのです。」

 

『我々にとって重要な霊脈が、あの火山には存在しているんです。』

 

「エトナか。宮廷魔術師のルードゥスもエトナによく行っていたな。ふむ、何故だ?」

 

「俺っちは魔術に必要な『霊墨液』の製作によく行くし、meの配下の魔術師も不死エネルギーだっけ?の確保によく行ってるよォ?w」

 

「ええい、いちいち煽りっぽく言うんじゃない。」

 

「戦力の確保ができます。」

 

ナイスフォローだ、リッツwwww

 

「なるほどな。よく分からぬが、貴公たちの申し出は認めよう。」

 

うっし、計画(原作)通り!w

 

「貴公たちがエトナへと赴けば、それが余のため、余のローマのためとなるのだろう?」

 

「はい、陛下。勿論です。」

 

「あいわかった。余は連合帝国の調査があるゆえ、同行できぬが……好きにするがよい。先日のテルマエにて、貴公らの人なりはわかっている故な! 道中、連合の兵とまみえた時には油断するなよ。」

 

「ありがとうございます。」

 

「では、早速出発します。乱夜、黒髭の宝具で移動するわよ。」

 

「う゛ぃー……、怠……。」

 

「あ、我もそろそろ霊墨液が切れそうだから着いてくわwww」

 

 

ええー……、黒髭の船で移動するのかよ……面倒い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁあ、そんなこんなでやって来ましたエトナ火山上空。と言っても、50メートルも無いがなw

 

「ヘェ、アレがエトナ火山か……」

 

「フォウ、フォーウ!」

 

『……意外とあっさり到着出来たね。』

 

「そうね。ここら一帯は連合にとっては重要な地域じゃないのかしら?」

 

「いえ、皆さん下を!」

 

「……どうやら霊脈には既に何かが群がっているようです!」

 

「「例の死霊系の怪物か!?」」

 

「おお〜いるねェ〜w」

 

『何だってぇ!? 自然発生してるとしたら、大した霊脈だぞ!』

 

「蹴散らそう!」

 

「了解、マスター! 戦闘開始します!」

 

「マシュ、私も一緒に下降しましょう。」

 

「なら、俺は援護射撃だな。」

 

 

「ふむ、死霊か。」

 

「藍染、いける?」

 

「そうだな、およそ何も問題は無い。物理攻撃が効くかは不明だが、私には斬魄刀があるのでね。……では、悟飯とクロロはマスターの護衛を。」

 

「はい! お任せを!」 「頑張ってくるといい。」

 

 

「ふむふむ? ゴーストにスケルトンに手の怪物か……。余裕だなw 静謐ちゃん行けるか?」

 

「はい。」

 

「そうか。なら、俺と静謐ちゃんだけで行こうか。黒髭は銃で狙撃な。大砲はせっかくこの間新しく砲弾を作ったんだから温存しとかないとな。」

 

「マスター、マスター! 私は?」

 

「エネルとミクは攻撃範囲がでかいから今回は船にお留守番だ。 静謐ちゃん、降下するぜ!」

 

「ハッ!」

 

「おおっと! 司教が行くなら俺っちも行こうかな? あの程度なら身体能力だけで何とかなるってばよwwww」

 

 

ルードゥスって素の身体能力も凄いのかwww

 

 

 

 

 

 

 

「ってことで『随想娯楽(ザバーニーヤ)』抜刀!」 (ヒューー)

 

『なぁ? 最近俺の出番が無くないか?』

 

「ああ? お前は斬魄刀だろうがw しっかり使ってやってるじゃねーかwwww」

 

『俺今久しぶりに声出した気がするんだが!?』




モンハンの戦闘描写難しい


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ガリアへ

ウォォォッ!! 遅れて申し訳ないッ!!!!

仕方がなったんだッ!! 期末前だったからッ!! 明日からガッツリ、しかも苦手教科である古典と英語(通称コ2)があるんだよッ!!!!


あ、作者が試験は一夜漬けタイプなので試験勉強(?)の関係で、今回は短めです。


やぁ諸君。他の奴らも頑張っていたので、やる気をだして死霊系の怪物を斬りつけたら、バターでも斬ってるんじゃないかと思う程すんなりと斬れた遊叫 乱夜だw

 

スケルトンは硬かったが、マフラーみたいな手?で力任せに叩き潰せてたので殆ど問題無かった。あと、俺の随想娯楽(ザバーニーヤ)の能力でもある破壊工作(想像)の具現化は、こんなひらけた場所に仕掛けられるものなんて、パッと思いつくのが落とし穴ぐらいだったので、襲いかかってくるスケルトンの足もとを一瞬で落とし穴にして落とす程度のことにしか使わなかった。能力の使用出来る範囲を調べておくのをすっかりと忘れていたので、後でというか今度調べておこうと思うwww(勿論実験台はサーヴァントw)

 

あと、何でゴーストがこんなに簡単に斬れるか疑問だったが、藍染と手元を見て納得した。コレ(随想娯楽)、そう言えば斬魄刀だったわwwww 魂を斬る刀(?)だったもんな、納得www

 

 

そんでもって今何をしているかというと、既に霊脈にターミナルポイントを作成して、召喚サークルを設置したあと、カルデアからの補給物資(自分で用意していた分もあったが)を俺のスマホに収納し、サークル設置までに霊脈から漏れていたらしい魔力に惹かれて集まったゴーストを蹴散らし、下山し終え、たった今首都ローマに帰還したところだ。…………説明するだけで結構な時間がかかったなw

 

……あと、途中ぽーかーおぅから送られてきたエナジードリンク(ライオットブラッド・アンデッド)が、なんかトンでもない霊薬だったらしく、飲もうとしていたエナドリ(未開封)を突然襲ってきたゴーストが、収納する前に1本のエナドリを爪らしきもので引き裂き、中の液体を浴びて、ゴーストからゾンビ(?)にジョブチェンジするという事件もあったが、まァ些細?な出来事だろう。

 

……カルデアに帰ったら霊薬の事でじっくり話そうか?と引きつった顔で所長が言ってきた。ハハッ、ワロスwww (主に顔が) ……あと、死を超越したとか言っていたこの時代の魔術師も顔を引き攣らせてたなwwww へっw コイツ、ルードゥスに宮廷魔術師の座を奪われたらしいなwww ザコめww

 

 

「……なぜか、とても私の苛つきの感情が貴公に向いているのだが…。」

 

「ハイハァーイ!w 気ニシナイヨウニネ☆」

 

『???』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで漸く宮殿に到着した、……のだが。 たしかこの辺りのタイミングで……

 

「おおっ戻ったか、オルガマリー。」

 

「あれは……皇帝陛下?」

 

おおっとォ?w ネロが宮殿の入口近くに待機していたが、コレはもしかしなくてもアレでは?www

 

「戻ったばかりですまぬが、これからガリアへと遠征を行おうと思う。」

 

キタァァァァァ!!w w やって来ました、ガリア遠征! 俺がスマホ魔術で敵国の首都を探し当てましたと言っても、本当に首都かどうかわからないので進軍は……となるが、ステンノ……女神からの神託なら信じられるので、漸く敵国首都へ攻めることが出来るという、面倒なフラグ管理そのものであるガリア遠征。そうかそうかw もうそんな段階かwww

 

「ガリアへ……ですか?」 (By所長)

 

「左様。無論、余、自らが出ねば意味が無い。苦戦する配下を助けつつ鼓舞するのが目的だ。カルデアには共を頼みたい。どうだ、来てくれるな?」

 

「……どうしたらいいと思う?」

 

「俺っちは全然問題ないと思うぞ?w」

 

「何故、そう思うのですか?」 (Byアルトリア)

 

『……そうだね、戦況とかの情報が何も無い状態でそういう判断が出来る根拠はあるのかい?』

 

……アレだろ? ロマンは既に戦況知ってるというか、聞いてるよな?

 

「……ロマンは既にネロ帝から聞いて戦況詳細は把握済みだろ?w」

 

『え!? 何故それを……。』

 

「なに、ただ盗聴してただけさww (嘘) ……ガリアは連合との戦いに於ける最前線のひとつらしい。聖杯を有したサーヴァントが敵将として暴れているかもしれないし、超・開☆眼!野郎もいるかもしれないしなww」

 

確かこんな感じだったハズwwww

 

「超・開眼野郎っていうのはレフ教授のことだよね……?」

 

『成程、その通りだね。』

 

「レフが…………。」

 

『……所長。ここは、彼女と共に移動する方がいいでしょう。当然ながら危険を伴ってしまいますが……』

 

「命を大事にしつつ頑張ろう。」

 

「……はい、先輩。わたしもそう思います。」

 

「(o´・ω-)b」 黒髭

「d( '∀' ) ⊃)'3`;;)・;'.、グハッ」 左乱夜、右黒髭

 

「…………ええ、私にもサーヴァントがいるし、大丈夫よね。(チラッ)」

 

「決まりだな! 皇帝自らの遠征である! 直ちに支度せよ!」

 

「ははっ!」 兵士A

 

「ふひひw w 遠征か……、またもや戦場とは流石に心躍りますな!!wwww」

 

「怖っ!? ルードゥスてめぇ笑い声怖ぇよ!?」

 

「アンタも偶に同じ笑い方してるでしょ……。」

 

締まらないなぁ……wwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……なぁ。朝眠いのに叩き起された挙句、登山という面倒極まりない行為をした後にさ? 戦闘と下山という足が更に怠くなることを終えて、帰ってきたと思ったらさ? 今度は遠征でずっと歩きっぱなし何だぜ? 古代ローマ人元気過ぎかよwww」

 

「マスター、お気を確かに。」

 

はァ……。折角馬に乗って遠征出来るチャンスだったのにさァ? リッツが落馬しかけたり、エネルの電気やクロロの邪悪な雰囲気(オーラ)、藍染の霊圧や静謐ちゃんの毒等のサーヴァントの性質とかで、乗馬が出来な人(サーヴァント)達がいるから歩こうなんて所長が言い出すから、全員で歩くハメになっただろうが……。リッツはしっかりと乗馬訓練しとけ(無茶言うな)w サーヴァント、テメェらは走れよ!? デミサーヴァントのマシュが桁違いの体力持ってるならお前らも持ってるだろ!? ……はァ。あ、静謐ちゃんは俺がお姫様抱っこなり背負うなりしてから一緒に乗馬するつもりだったからな?www

 

……今、俺は静謐ちゃんと話しながらもリッツたちの話を聞いてる。丁度原作に出てきた部分で、ネロがリッツやマシュ、所長に馬に乗らなかった理由を聞いて、リッツが乗らなかった理由を説明している。少し内容が違うが、まァそんなに違わないし全く別の内容のお喋りもしているのでスルーする。そして今、ロマンがリッツが落馬しかけたことをからかっている。ということは……

 

「……待った。前方に生体反応。サーヴァントではないけど、どうやら敵のようだ。」

 

「待ってましたァ!!」

 

俺は勢いよく斬魄刀を抜刀し、迎撃準備をする。

後ろじゃ、ロマンがマシュと所長に冗談を言ったりしているが、敵がそろそろ見えてきた。かなりの数、ロマンの言う通りの挟撃らしい。ネロから左側の連中を任されたが、俺は右の援護をしよう。

 

「やっと戦闘か! さっきから足が怠くて仕方が無かったんだよな!!」

 

『ハッ! 普通、そっちの方が怠ィだろうがwww』 (By随想娯楽)

 

「そんなもん、気分の問題なのだよwww ……という事で、ネロ帝! 俺っちは右側を援護しまっせwww 」

 

「うむ! 任せた!」

 

『……ハッ! そんな事してるから、さっきネロ帝が馬に乗らなくて大丈夫かって聞いた時にお前の名がねぇんだよ!!w』

 

「…………えっ。」

 

「……う、うむ。そなたも遊教の司教だと聞いておるし、戦場に魅入られているようだと思ったのでな。てっきりそなたも『さーゔぁんと』とそなたらが呼んでいる魔術も使える戦士だと思っていてな、先程リツカに聞いて初めて『さーゔぁんと』では無いと知ったのだ。」

 

 

 

 

………………………………。

 

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁん!w こうなったら一方的な大量虐殺だァァ!!!!www」 (ノリノリw)

 

『最近戦闘開始オチ多いなぁ……。』




まァ、赤点は取らないように頑張るっス。


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しぃーんぐん☆♪(CV子安武人)

ふぅ、遅くなって申し訳ない。もうすぐ期末テストも終わるのでもう少し頑張りますかねェ……。

【注】別にアンデルセンが出てくるわけではありませんw タダのノリですw


やぁ諸君、ネロ帝にサーヴァント(異国の英雄)と思われていたので、「私は人間だァァ!!」という感じで、憂さ晴らしに魔術無しで敵兵を一方的に殲滅した遊叫 乱夜だ。

 

ブラックカリバーと随想娯楽の二刀流で、全力で走り回りながらすれ違いざまに1〜3閃と一撃必殺の攻撃をノリノリで敵兵に叩き込む。気づいたらこんな感じの沖田さんみたいな戦法になっていたので、心の中で新選組ごっこと呼んでいたww

あと、いくら足が速くても未だ一般人(陸上選手を含む)の範囲なので、当然反応して槍なり剣なり弓なりを当ててくる輩もいたが、反射神経やカンをフル活用して、弾いたり防いだり、俺の体に届く前に武器ごと斬り捨てたり……アレ? コレって充分サーヴァントの域にあるんじゃね?w

 

…………orz 私は人間だァァ……

 

確かにブラックカリバー装備してるからシャドバの概念防御力で、手練とはいえ一般兵の攻撃じゃ傷一つつかないけどさ?w 俺なんて技術はまだまだ、ギルガメッシュが言うところの凡百の英雄クラス以下だと思うし。 バーサーカーよりはマシなレベル程度だぞ?ww

 

「あの連合の手練れたちを雑兵扱いか。その手勢の数でよくやるものだ。」

 

中央に戻ると、俺と俺のサーヴァント達以外のメンツは全員揃っていた。

……ん? ネロは俺らと一緒にいたんじゃないのかって?

ハイ。俺とサーヴァント達が大暴れしてたので兵士連れて反対側の援護に行きましたわwwww

だってさ?w 誰が刀2本持って走り回りながら嬉嬉として敵を斬り捨てていくヤツ(俺)や、モジュール(服装のようなもの)を月光アゲハに切り替えて緑色に淡く光る刀2本を持って同じく敵を斬り捨てていくヤツ(ミク、月光アゲハはググるのがベスト)、そして感電し続ける黒髭をバットのように振り回して敵に打撃+電撃ダメージを与えているヤツ(エネル)に、ダガー二刀流で斬り裂いた相手が全身から血を吹き出させるヤツ(静謐ちゃん)というアタマイカれた集団の中に入りたいと思うんだよwwww

 

で、殲滅し終えて戻って来ると向こうも丁度終わったらしい。

 

「……えっ、誰も拙者の扱いについて何も言わない…だと……!?」

「マシュや英雄殿らの腕か? それとも……」 (チラッ)

「「?」」

「それとも、リツカやオルガマリーの指揮の賜物か。どちらであれ、初めて会った時よりそそるではないか。 どうだ? 客将と言わず、余のものとなるか?」

「えっ。」

「この世の栄華を余の傍らで味わうことが出来るぞ? 無論、連合帝国を討ち果たした後のことだが。」

「……」

「どうか? 悪い話ではなかろう?」

「すみません皇帝陛下。我々には使命があるので……。」

「なぁなぁ、時折俺たちを変なモノを見る目でチラ見してくるのやめてくんないかな?www」

「ふむ、ではその使命とやらが終わったあとにでも……」

「そ、ソレは……」

「その変なモノを見る目で見るのをやめろっつってんだろ!?」

「……いや、……ホント……すまぬ。」

 

……アレかな、このしょっちょさん(所長)は押しに弱いのか?

そして俺たちの扱いが草。(白目)

 

「……即答したくともできぬとは、奥ゆかしいことではないか。よいよい、こっそり前向きに考えるが良い。 連合征伐の暁にはガリアはおろかブリタニアをも与えても構わぬ。」

 

とうとうまるで俺達がいないかの如く話し始めちゃったよこの人。

そしてソレは、ブーディカママに与えてみては?wwww

 

「余は気前のよいことで知られているが、ここまでの大盤振る舞いは珍しいのだぞ? な、そうであろう、そこな兵士? 余は歴代皇帝の中でも、抜きん出て豪華よな?」

「はっ。仰る通りでございます! 今日という日は、ローマの輝ける太陽が、更に眩しく煌めいておられます!」

「ふふ。正直なやつめ。うんうん、余もちょっと輝きすぎかなと思っておった。」

「……。」

『おや、マシュの様子が……?』

「「テレテレッ♪ テッテッテッテッテッテッ……」」 俺と黒髭

「はいはい、Bボタン連打で進化キャンセルね。マシュはポケモンじゃないんだから、からかわないでよ。」

「……何でしょう、ドクター。」

『ええっ!? 今乱夜君たち無視するの!? まあ、いや、何もないよ、何もない。おっと。またも敵襲だ。今度も普通の兵士のようだ。』

「ほとほと便利な魔術師殿だ。さあ、今回も蹴散らしてくれよう!」

「ねェネロ陛下ッ! meは!? meも便利だよね!?」

「そなたは面白いだけであろう。」

「嘘だと言ってよバーニィ!!!!」

『「「「「ブッwwww」」」」』

「ええい! 知らぬわ、そんなヤツ!」

「おいコラ、ルードゥスw またテメェは何処からそのネタを……w」

「頭に浮かんできたwwww」

「天才かwwww」

 

くそう、まともに会話に参加出来ないから少しネタを突っ込むぐらいしか出来ねェ、そしてルードゥスのネタレベルが高い。

……さて、そろそろ応戦するかwwww

 

「そろそろ応戦しようか。」

「誰のせいだと思ってるよの!?」

「ふぅー……。 飛竜刀【新焔二重】抜刀。」

 

『燃え盛る毒竜』とセットじゃなくて太刀だけを装備、抜刀する。リオソウルΩシリーズ(鎧)を着けたら威嚇のスキルでこっちの兵の統率が乱れっちまうぜwwww (世紀末ヒャッハー)

 

「よし、俺がこの太刀抜いたから少数精鋭で行こうぜww」

「はァ、全く。何をしてるのやら……。」

「まあまあ所長。ここは乱夜の言う通りにして魔力を温存しながら行きましょう。」

「……はァ、それもそうね。悟飯、頼むわ。」

「お任せ下さい!」

「しょっちょさん(所長)やwwww そんなため息ばかりついてたら幸せが逃げて行きまっせ?wwww」

「喧しいわよ!?」

「じゃあネロ帝、今回の迎撃は我らにお任せを。」

「うむ、頼んだぞ。コチラも守りは固めておく。」

 

「マシュ、行ける?」

「はい! 頑張ります!」

「エミヤはマシュの援護を!」

「承知した。」

「私はここでマスターの護衛ですね。」

「うん。皆、任せたよ!」

 

「さてさて、俺っちがコレを抜いたということはァ…(ニヤァ)…、黒髭、お前囮なwwww」

「さっきからの拙者の扱いについて抗議したいのでござるが手続きはどちらdヌオォォォ!?」 (ポイッ)

「静謐ちゃんは俺の援護を頼むよ。その他は待機。あーゆーおけ?w」

「承知。」

「マァスタァァー!? 拙者を敵軍のど真ん中に投げた理由をお聞かせ願いたィ…」

「「「「「「「「「オオオオ!」」」」」」」」」

「ギャァァ!? 拙者早くも詰んでますぞぉぉ!?」

「火車輪斬!」

『(ザン!)』 ボンッ!

「し、死ぬかと思ったァ……。」

 

とりあえず背中から落下した黒髭を狙って集まった敵兵クン達を青の祓魔師に出てきた火車輪斬という無数の火炎の輪を飛ばして攻撃をおこなう術……のマネをして火炎の輪の形をした斬撃を飛ばして、上下に分断した後、一瞬で上半身と下半身が燃え尽きる。……黒髭の髪と髭がチリチリになってるのは言わない方がいいよなwwww

 

「それじゃあ斬り掛かるとしようか!」

「お供します。」

 

走って戻ってくる黒髭を見たあと、俺たちはごっそりと減った敵軍へ向かって突撃した。

 

……策? 脳筋のように正面から突撃、敵の罠等にハマったら魔術で脱出、文句あるかァ!!wwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ、やっと全部燃え尽きたか。今回は炎の操作訓練を兼ねて戦ってたからな。焼死体が多すぎて、臭すぎて辛いwwww (誰のせいだw)

 

「戦闘終了。こちらの損傷は皆無です。先輩、お疲れさまでした。疲れていませんか?」

「マシュこそ、お疲れ様。」

「は、はい。……ありがとうございます。でも、味方の兵の方々のほうが心配です。」

『いや、その疲れもあとちょっとの辛抱だ。そろそろ目的地に到着する筈だ。見えてくるぞ。』

「……本当に便利なものだな。一国に一人欲しくなるぞ、魔術師殿。」

「皇帝陛下、俺はァ!?」

「喧しいぞ、ルードゥスww」

「おっと、魔術師殿の言う通りだ、オルガマリーにリツカ。長旅ご苦労だったな。既に、ガリアの地に入ってるぞ。」

「皇帝陛下、俺はァ!?」

「喧しいぞ、乱夜ww」

「……コイツらいつまでコントを続けてるつもりなのかしら?」

「さ、さぁ?」

「ふふん、ガリア遠征軍の野営地とは目と鼻の先。しばらくぶりに、ゆっくりと寝床で休めるぞ。」

「や、やっとか……。」

「戦争か、ふふふw 胸が躍るなぁぁぁぁぁぁぁwwww」 (ニタァ)

「おい、ここにキチガイが現れたぞ。」

「ドクター、乱夜さんのメンタルチェックを!」

「はいそこw 聞こえてるぞwww」

 

全く、緊張感のないヤツらだなwwww

ま、これはこれで、戦争という事だが変に気負わずに済むからいいってこかネww

 

そんなこんなで、いつまで経っても騒がしい俺たちは、ガリア遠征軍の野営地に到着した。




明日のテストは日本史と数学IIと化学……詰んだな。


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本音

どーも、大雨で家が浸かりかけたらしい従兄弟とその家族+祖父母が家にお泊まりに来たぽ〜か〜おぅ♪です。え〜、上記の理由により遅れました……。

あと、かなり短めです。


…………その男は、筋肉(マッスル)だった。

 

 

 

…………だが悲しいかな、ソレと殴りあえる俺もまた、(魔術的)筋肉(マッスル)だった。

 

 

 

……って事で、やぁ諸君! 野営地に入ってすぐにスパルタクスから殴り飛ばされたので、ブラックカリバーを腰に装備した状態(攻防力15)で殴り返した遊叫 乱夜だ。

 

……いやいやいや、ちょっと待て!? なんで殴ってくんの!? ブラックカリバー装備した無かったら俺の人生GAME OVERだったからね!? 向こうは楽しそうに殴りながら喋ってたけど、コッチからするととても人間の体から発せられているとは思えない音(音量も含む)と混ざって、なんて言ってるかわかんないンだよな。まァ、ちゃんと聞こえてたとしても、なんて言ってるかわかんないんだろうけどなwwww

 

「反逆の同士よ! いくつもの圧政(常識)を破ってきた拳を見せてみよ!」 (ドゴォン!)

 

らしいです。もしかしたら少し違うかもしれないが、まァこんな感じだろう。……俺にとっての圧政は「常識」だからなw 聞こえた内容は案外間違えじゃないのだよww

 

「おお、愛!」 (ボガァン!)

 

……そー言えば、確か野営地に来てすぐに……じゃなかった、敵のローマ兵が攻めてきた後にブーディカ&スパルタクスとの戦いがあったハズ。ブーディカママが実力を見るとかなんとか言って戦闘になったはずだが……既に夕方なんだよね。あっれれー? おっかしーぞぉー?w 悟飯とか藍染とか、サーヴァント(英霊)のレベルを超えて神霊の域、もしくは三騎士のグランド並に戦闘力を持つコイツらが…いや、藍染は神霊並くらいかな?w 元死神だしw コイツらはたかが人間の兵士がいくら居ても数分で終わるだろうし、ブーディカ&スパルタクス戦どころか、雑魚戦に時間がかかる訳もない。

 

「オオオオ! 愛! 」

 

ならば、少し野営地から離れた場所でドンパチやってるとは言え、何故誰も止めに入ることもなく、こんなに遅くまで殴り合いが続いているのか?

 

「我が誇りを受け取るがいい!」 (ドゴォン!)

「答え、お前がいつまで経っても殴り続けてくるからだァ!」 (ドゴォォォン!!!)

「ゴハァッ!? …ん゙ん゙ー、いいぞォ!!」

「この変態が!?」 (ドゴォォォン!!!)

「ヘブシッッ!?」

「これで沈めッ!!」 (ドゴォォォン!!!)

「ゴファッッッ!?」 (ピューン)

 

全く、俺が(常識への)反逆者ってのは分かったから、一々殴り合う必要は無いだろ。お互い一発ずつ一撃いれて終いだろ(脳筋思考)。

 

そもそも攻防力15ってのは、素の状態の神よりも強い状態だぞ? ただ、速度が足りてないから大英雄クラスってだけで。その大英雄クラスの英霊にまともに一撃くらって鈍い痛みが走るかどうかって体してるんだぞ? その体を殴り続けるとか、絶対拳痛めてんだろ。……魔力生産(宝具)目的かな?ww まァ、絶対違うだろうがw

 

しかも、その攻撃力を持った状態で、少しキレてたから結構強めに腹を殴ったハズなのに「いいぞォ!」とか。 化け物かよ、もしくは化け物通り越して変態かよ。超ドMか。次に昇竜拳w で顎殴って意識飛ばそうかと思ったのに、ふらつくだけとか流石は耐久EXですねって言ったらいいのか?w 最後に、腰を落としてからの「殴り飛ばす」を意識した一撃を腹に入れて、遠くに殴り飛ばした。これでしばらくはゆっくり出来るだろう。

 

……それにしても、そろそろ日が落ちかけて辺りが真っ暗になりかけてるんだが。カルデア一行は何をしてるんだ。絶対にブーディカママとのifのメインストーリー進めてるだろ。狡ィぞ!? 俺もその輪の中に入れやがれ!!w

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という事でやって来ました、カルデア一行用キャンプ地(嘘)。ネロのテントの近くに囲うように立っている大きめの3つのテントが、それぞれマスターのテントらしく、サーヴァントもそれぞれのマスターのテントで寝るらしい。(兵士B談) (ルードゥスのテントもあるが無視) ……いや、そもそもサーヴァントに睡眠は必要無いらしいというか、気分や精神的な問題らしいので、もしかしたら寝ないサーヴァントもいるだろうな。

 

……という事で、気配遮断A を自分に使い、それぞれのマスターの様子をチェックしていこうと思いますww 流石に、このタイミングでイチャイチャやってるヤツらはいないだろうし(と、第一特異点で終始イチャイチャしてたやつが申しておりますw)、ラッキースケベなんて展開もないだろう。

 

まずは俺のテント。

 

静謐ちゃんは野営地の周りで見回りをしているらしく、このテントには居ない。(兵士B談) で、覗いてみると、確かにいないな。後で何をしてるんですか?って後から来そうな気もするが、今は大丈夫だろうw (フラグ)

 

……黒髭が椅子に座って、足を組みながら剣(サーベル)を磨いている。こうして見ると、普通に海賊だなァって思うが、テレビのCMとかで聞いたことのあるような、アイドルアニメの歌を歌っているっぽいので、海賊のクセに、威厳の「い」の字もない。

エネルとミクが、何やら電気について語っているらしい。どうしたら効率よく装置を動かせるかとか、電気を使う精密機械の話をしているようだ。まァ、これがこの2人が持つ共通の話題かなぁーなんて思いながら、このテントをあとにした。

 

 

次にリッツのテント。

 

……アレ? 覗いてみたが、アルトリアとエミヤしかいないぞ? その2人は冬木の聖杯戦争についての話題を話s…と思ったら一瞬にして食べ物の話題に変わったぞ!? 料理はあまりしないが、一般日本人である俺が聞いたこともない料理名が沢山出てきたぞ!? どこの国の料理だよ!? アルトリアが言ってるのはブリタニアかな?とは思うが、エミヤ、貴様は元日本人だろ!? 何処でそんな料理を覚えた!? どこの国の料理だよ!?

……ダメだ、全然話についていけねェ……。俺はフラフラしながら、このテントをあとにした。

 

 

で、最後に所長のテント。

 

……なんだけど、何故にリッツとマシュとブーディカの声が聞こえるのかな?w え、何、お泊まり会? 何それ、楽しそう。もしお泊まり会だったら乱入してあげようw え〜、内容は、何故+どんな旅をしているのか。まァ、特異点巡りというか、人理修復は過酷な旅だからねェ……?w ……ん? おやおや?

 

「ところで、あのスパルタクスと殴り合ってた子はどんな人なんだい?」

 

…………

 

「乱夜は……。乱夜は、とっても『いい人』ですよ。」

 

……よし、ビデオカメラ起動。




次回は珍しくシリアス成分があったり、それをぶち壊したりする回だったり……?w

モンハンの戦闘描写を考えるのが難しすぎる件について。サーヴァント達がモンハンらしい動きをしてくれないww まァ、もう少しで完成ですかね?ww

……あと、誰か乱夜クンのイラスト書いてください┏○┓
学ランをどう描いていいのか全く分からない。私服姿なら、バカT+フード付きパーカー+表情付きアイマスクってところですかね。執筆途中の日常編はその姿です。


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聡明で有能なキチガイ戦闘員

遅れました。

クラスマッチでバレーしてきましたw 予選全勝ですが、本戦は初戦敗退ですww

え〜っと、リッツ視点から開始です。


乱夜と初めて会ったのは、俺がカルデアに来たその日の、中央管制室でだった。

 

「すぅっいませーーーん!遅れましたーーー☆!」

 

その時の、乱夜に対して初めて持った印象は「チャラい」だった。

 

そして、その説明会でうとうとしていた俺が、乱夜に対して、その次に持った印象は「キチガイ」だった。

 

睡魔が邪魔をして、説明をほぼほぼ聞いていなかった俺が、その説明会の中で鮮明に覚えていたのは、乱夜の「キチガイさ」が見て取れる言動の数々。

 

その時俺が思ったことは、キチガイみたいだけど、面白い人だなの一言だけだった。

 

たが、俺があることに気がついた時、乱夜に対する印象は「ムードメーカー」に変わった。

 

睡魔に負けそうになっていた俺が辺りを見回すと、そこには笑い、呆れ、達観、怒りと、様々な感情を晒すこの場に集まった面々。

 

乱夜が発言するまで、所長の演説でピリピリしていたその場は、とても和やかな雰囲気になっていた。

 

それを確認した直後の俺の意識は無く、恐らく寝てたものと思われるが、所長の平手打ち、所謂ビンタで起こされたがその瞬間の意識は無かったが、直後に理由も無く(恐らくはあったであろう)乱夜を、全力でビンタしたのを見た瞬間に完全に意識が戻って、吹き出した。

 

 

 

爆発テロが起きた直後の、強制的にレイシフトされた先、冬木市に乱夜は自力でレイシフトしていた。その他のマスターは全員危篤状態だというのに。

 

乱夜は前日に、その日の行動を占うことで爆発テロを回避したらしい。本人は「サボるのが吉」と言っていたが、後で聞いたことだが、黒髭が「占いで、自らの棺桶(コフィン)ごと守りを強靭に固めろって出たから何事かと思った」と乱夜が愚痴っていたのを聞いたという。

 

この事実から来る乱夜の印象は「聡明」。レイシフトという名の未知から身を守る為に、事前に手を打っておく聡明さが伝わってくる。事実、彼だけが爆発の起きたあの部屋で無傷だったのだから。

 

それに、彼が冬木にレイシフトしたあとにとった行動からも、その聡明さが伺えてくる。骸骨やシャドウサーヴァントが徘徊していた燃え盛る冬木市を、己一人で生き抜く事は不可能だと判断し、運用コストが低く、尚且つ戦闘が出来るサーヴァントをレイシフトが成功して早々に召喚したという。

 

……その結果が黒髭というのは置いておくとして。

 

サーヴァント(黒髭)を召喚した乱夜は、骸骨をなぎ倒しながら、冬木市における活動拠点となりうる場所を探し、結果、あの洞窟にたどり着いた。

 

この時、あの爆発テロが起きた直後で、冷静な判断が出来たということも評価ポイントだろう。

 

それ以降も、サーヴァント同士による戦闘の指示やサポートを、実戦経験が無いと言っていた乱夜は的確に行った。

 

洞窟に入ってからカルデアに帰還するまでの間で、乱夜に持った印象は「便利」、若しくは「有能」だった。

 

乱夜の持つスマホから発動される魔術は圧倒的な便利性を持っていたからだ。

 

カルデアのフェイトシステムや聖杯の補助などの、一切の補助なく瞬時にサーヴァントを召喚する魔術。敵を強制的に道連れにする魔物を召喚する魔術。資材などを収納する魔術。挙句の果てには、魂を砕いてスマホの中で再構築するという神の領域に至る魔術……いや、復活した所長にコレがどのくらい凄いことなのかと聞いた時、魔術ではなく魔法と言っていた。現代の魔術師はおろか、神々ですら出来る者は一握りだとタマモさんやイシュタルさんたちも言っていた。それと、あの炎の奔流などの分かりやすい魔術もまだまだ種類があるらしい。

 

何でも、たった一つの魔術系統から使用できる魔術の量じゃないらしい。「スマホ魔術」系統の魔術は乱夜だけしか知らないらしいが、乱夜は自分が使える範囲だけでも既にダ・ヴィンチちゃんよりもおよそ万能さと言っていた。

 

このおよそ万能な魔術は、俺みたいな一般人からすると、この上無く「便利」で、それを自在に扱える乱夜は「有能」という他なかった。

 

 

 

オルレアンと言うか、フランスでの乱夜は、今まで以上の「異常さ」を見せた。

 

始めの方こそ、チャラいというかキチガイというか、いつも通りの乱夜だったが、相手を罠に嵌めて陥れて嗤う事を基本戦法?としていた乱夜は、俺たちと別行動を取り、フランス各地に罠を仕掛けて回った。

 

俺達も罠に嵌る事があったが、対処出来ないというものでも無かった。まあ、対処出来るからと言って罠に嵌めていいという訳では無いので、当然怒る。

 

だが、敵を嵌めた罠だけは、俺達じゃ対処出来なかっただろう。

 

殺傷力が高かったり、回避不能の罠だったり。イラつかせるだけの罠もあった。

 

敵を確実に罠に掛けて殲滅し、ついでに俺達も罠に掛ける、乱夜の「聡明さ」と「キチガイさ」が合わさった行動を、フランスではとっていた。

 

それだけじゃなく、フランスから乱夜は戦闘員として、戦闘に参加するようになった。

 

本人は喧嘩殺法と言っていたが、それにしては洗練された体術と剣術、偶にプロレス技と、三つの術を基本として戦い、時には魔術を駆使し、サーヴァントと戦うこともあった。

 

マスターでありながら「戦闘員」となった乱夜は、強くなろうとしていた。本来、この人理修復の旅において、替えのきかないマスターの安全を考慮するのは当然のことだ。

 

だが乱夜は、大英雄クラスの戦闘力を持てば、大英雄クラス以下の障害は大体どうにかすることが出来るし、大英雄クラスや神霊クラスの敵が来ても、増援を待つくらいの時間は稼げるだろ?と言って聞かないのだ。

 

フランスで戦った竜種から手に入れた素材から、乱夜はこの形式の聖杯戦争において、マスターには必要のない戦闘力を高める武器防具一式を、魔術師のサーヴァントたちの力を借りて作り上げた。

 

 

 

これからも乱夜は、マスターでありながらも戦い続けるだろう。

 

俺や所長のように、最前線でサーヴァントたちを指揮して戦うという形では無く、サーヴァントたちを率いて、戦場の一番槍として戦う。

 

それは、危険で、止めさせるべきことだ。

 

 

 

だがそれは、全ては俺達を守るためにやっている事だ。

 

乱夜は俺達をなるべく危険な目に合わせないように、一人で頑張っているのだ。

 

偶に、乱夜のせいで困り果てる事もあるが、その行動の殆どは、俺たちの負担を減らすためのものだ。

 

あまり認めたくないが、俺は元々一般人で、マシュがいるとはいえ、この過酷な旅を二人で続けることは不可能だっただろう。

 

所長は、そもそも冬木市でレフに殺されかけ……と言うより、既に死んでいて魂だけの存在だった所長を神々でさえ難しい魔法を使った乱夜に救われた。それだけでなく、このままいけば発狂し得た所長の精神を、スマホの中?で達観というスキル()を覚えさせる事で守り、本人は不本意らしいが、所長を弄ることによってストレスをある程度に抑えている。勿論、弄ることによって生じるストレスがあるから、「ある程度」なのだが。

 

マシュはあまり強くない。守る事についてはともかく、戦闘力という点では、第一特異点時代の乱夜にも劣る。マシュはまだ強くなれるらしいが、伸び高はそれ程高くは無いらしく、強敵との戦闘は避けるべきだと所長やドクター、ダ・ヴィンチちゃんに言われている。コレは何となくなのだが、マシュは戦い続けると、将来的に大きな代償が現れてくる気がする。あくまで気がするだけだが、そんなマシュには出来るだけ負担を掛けたくなかった。

 

聡明な乱夜の事だ。俺達に大きな負担がかかると、どこかで無茶しなくてはならなくなると分かっているだろう。

 

勿論、俺達もこの旅を通して成長している。俺も所長もマシュも。乱夜は俺達がこの旅に耐えることができる程成長する時まで、色々と一人で背負っていくのだろう。

 

乱夜は自分に大きな負担を掛けてまで、俺達を成長させてくれる、「聡明で有能なキチガイ戦闘員」野郎であり、「いい人」なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

…………やぁ諸君。リッツから予想外の告発を聞いた遊叫 乱夜だ。

 

 

 

 

 

……え、何、そんな風に思われてたのか?

 

 

 

……………………テントに戻るか。




メイン、モンハン、サブの数話を並行執筆するには、俺のレベルが足りないか……。

……東方projectやBLEACH辺りの新作小説も執筆してみたいが、ここまで来ると格が違う。

後どのくらいあとになるかなぁ……(遠い目)


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烈火の弾丸 (弾丸娘では無いw)

夏休みに入りましたぜ! これで更新速度も上が……らないよ!?
夏季補講って何だよ!? いや、分かってるけどさ? 今年から選択制になったってゆーのに国英数を(親から)強制選択されるってどーよ!?
補講+課題+期末で欠点を取った教科の追加課題で夏休み死ぬわ。友達と夏祭りとか行く余裕無いかも……(青春とは一体……?)


「露払いはあたしとスパルタクスでやる! あんたたちは、ネロと一緒に本陣へ突っ切れ!」

 

「ははははは。素晴らしい、此処にはすべてが在る。圧政者の魔手と化した敵兵は幾百、幾千、幾万か。まさしく勝利の凱歌の時だ。劣勢ではない。優勢なのだ。是より後の我が叫びはすべて、勝ち鬨の前触れと同じく。」

 

「そっちじゃなくて、こっち! ああもうスパルタクス!」

 

「ははははは。反逆の女王は私に味方した。すなわち今こそ勝利は果たされる。強者の潰える時!」

 

「……うむ。頼んだぞ、ブーディカ。色々な意味で頼んだからな。しかし、あのスパルタクスの言葉も間違いではない! 今こそ「皇帝」のひとりを倒す時だ!偽なる「皇帝」に占領されたガリアを取り戻す! ゆくぞ、皆の者!」

 

 

「了解ですっ。 藍染、突破口を!」

 

「…そんなもの、私が歩くだけでも作る事ができる。霊圧知覚を持たぬ人間は私の力を感じないが、実体も霊体も、近づくだけで私の力に耐えられなくなるのだよ。」(パァン!パァン!)

 

 

「はいっ。マスター!」

 

「全力で行こう!」

 

「切り込みます!」

 

 

「……うはぁ…、藍染に近付いたやつがパンパン弾けてるし……。じゃあそろそろ俺っちも行くか! 黒髭は船で上空から砲撃、ミクは味方の補助、エネルは味方に被害がでるから例の作戦の準備が出来るまでは待機、静謐ちゃんはヒュドラダガーと体術をもって俺と一緒に無双だァ! 聖杯を魔力タンクとして使ってるからスマホ魔術以外の魔力は心配いらねェ、総員全力で殲滅しろォ!!」

 

『了解!』

 

「あ、ミクはちょーっと自重しようか?w 流石に衝撃波やら死の音楽とかをぶっぱするのは止めようかw あくまで味方の補助だからな? そーいう感じの選曲をしろよ?www」

 

「」

 

 

「それではユウキョウの魔術師よ、火矢を超越する烈火の矢じりとなって敵陣地に食い込め!」

 

「ホレ、ネロ帝も俺っちの活躍をご所望だw 換装。(燃え盛る毒竜装備) さて静謐ちゃんも行くz…」

 

「あ、ネロ帝! そこは烈火の矢じりじゃなくて烈火の弾丸の方がいいと思うよ!」

 

「それは健全なエロゲ的な弾丸娘だろ!? アウトォ!」

 

 

あと、あんな霊圧ガンガン放ってる藍染の元に行けと? 俺氏、死にますぜ?w

 

 

………………という事で、昨夜何だか恥ずかしい話を聞いた後、何か色々とやる気が失せて、現代日本民家を召喚して、普通に風呂に入って、普通?にご飯(こんがり肉)食って、民家を消して、無言でテントに入って寝た遊叫 乱夜だ。

 

アレは……ねぇ?w 意外と好印象だったことに驚きつつ、あらかた間違いでは無いwので照れてしまったぜwww

 

……まァ、それから一晩たって、現在ガリアへ侵攻中。いや、奪還作戦だったっけ?w まァいいや。兎に角あの高台に敵の皇帝さん…というかカエサルがいるらしいので、燃え盛る毒竜装備した状態(+火だるま状態)で彼処まで切り込めば、或いは燃やし尽くせばいいらしいw

 

 

 

……でさ、そろそろ限界だからツッコンでいい?

 

 

 

俺と静謐ちゃんは先頭で藍染を挟んで二方向で無双している。

 

静謐ちゃんは圧倒的敏捷値 A+ を誇っているので、戦国無双とかで馬に乗った状態で長い武器を振り回している時よりも早く敵兵を殲滅している。

俺は左手でとある作戦の準備をしながら、右手で飛竜刀【新焔二重】を振り回している。超野菜人のギュンギュン鳴ってるオーラ並に燃え盛っている鎧を着て、3メートルにも成る炎の大剣と化した大太刀を持って反復半回転し続けているので、近づけば即・斬&灰になるw

黒髭は宙に浮かせた船から大砲をぶっぱなし続けている。魔力を供給し続けている限り弾切れは無いだろう。肩車したり等して気合で登ってきてる奴もいるが、エネルが甲板で待機しているので登った瞬間軽い(そんなに軽くない)電で感電させ、船から落下させて首の骨を折っていっている。(えげつねェ…ww)

ミクは歌を歌って味方に補助魔術……(内容によっては)魔法?をかけている。残念ながら炎が燃え盛る音で曲が聴こえないので、どんな効果か分からないが、味方の体が淡く光っているので、補助系の歌で間違いないだろう。

 

 

……まァ、俺達のことは置いておくとして。

 

 

リッツとマシュ、アルトリア、エミヤグループ。

俺達の後ろ、ネロと一緒に走ってついてきている。

アルトリアが切り込み、マシュが弾き飛ばし、エミヤが弓や双剣で援護をしている。ああ、ネロも切り込んでるな。取り敢えず、リッツを囲んでアルトリア、マシュ、ネロが前衛で、エミヤが遊撃をしている。リッツもマシュに〜〜から敵が来てる!とか言ってるので、成長したなぁって思う。

 

 

 

……思ってる場合じゃないわw そのほかを見ろ、そのほかを。

 

 

 

所長、藍染、悟飯、クロログループ。

所長はリッツの隣にいて、一応ガンドとか撃っている。

 

ここまではいい、俺達はよくないかもしれないが、コイツらよりはマシだと思う。

 

藍染。さっきも言った通り、先頭を大股で歩いているだけ。だが、近づいた奴は一人残らず体の一部が消滅して倒れていく。近づくだけで致命傷は酷いなw 弓矢使っても矢が灰になるし、いつの間にか出て来たゴーレムも触れる程近づくと吹っ飛んで体が破壊&敵兵を下敷きにして潰してるしw

 

悟飯。俺達の右側で、俺の強化した動体視力を持ってしても影しか見えないくらいのスピードで移動しながら1人ずつ殴り飛ばしている。そりゃあもう何百メートルとか飛んで見えなくなるくらいにはww なんで彼処まで吹っ飛ぶようなパンチくらって体の原型留めた状態で吹っ飛んでるかが疑問で仕方が無いww ゴーレムとか近くに一瞬影が見えたと思ったら、ほかのゴーレムを含めて十体単位で粉砕してるよww

 

クロロ。コチラも超速で走りながら『神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)』と『人間の証明(オーダースタンプ)』を発動している。コレはクロロの念能力で、この世界での宝具である盗賊の極意(スキルハンター)の能力の一つで、奪った能力を使うことができるというものだ。で、能力の説明をざっくりすると、ギャラリーフェイクという能力は左手で触っているものを右手でコピーするというもの。オーダースタンプは手に収まる程度の大きさのスタンプを人形に押すと人形を操作することが出来る。この二つの能力を併用して、敵味方問わずに人間をコピーして人形を作る。実際は動かないだけの本物のようなもので、体の作りはおろか遺伝子すら一致している。まァ、オーダースタンプの能力の作成者はこれも人形と見なしているらしく、このコピーを人形として使うことができる。コピー→スタンプのコンボを数十、数百とすると「赤い兵士に特攻しろ」とミクに借りておいたらしきマイクで命令している。特攻なので、攻撃するとすぐに殺されて消えるので、味方に被害が出ることは無い。

 

 

以上の3名の異常さにそろそろ私は耐えることが出来ませんwwww

 

 

「……(遠い目)……っと、準備が出来たな。藍染隊長は霊圧の解放を止めてください!w」

 

「準備は出来たかい?」

 

「勿論でさぁww って事で弓召喚っと。」

 

 

じゃあそろそろ、ネタバレといこうかw

 

俺がしていたのは、特殊な「矢」の作成だ。矢を入れる丸い筒(名前忘れている)(矢筒)に入れた20本程度の矢に魔術を掛けていたのだよw いや、魔術で矢を形作っていたって感じかな?w

 

とあるアニメ(小説)の魔法で『セイクリッド・クリエイト・ウォーター』というものを知っているだろうか? そう! あの水(トイレ)の駄女神である「この素晴らしい世界に祝福を!」に出てくる「アクア」が強大なアンデッドであるデュラハンに使った、洪水レベルの呼び出す魔法だ。この魔法……で呼び出した洪水レベルの水を今回は召喚したw だって一応水の神が使う魔法たし?w 大量に魔力を持っていかれそうだったので、水だけを召喚し、わざわざ放出し続けている俺っちの熱で沸騰させ、星四概念礼装「歪曲の魔眼」でめちゃくちゃ曲げて矢の形にしてみた。

……勿論、これだけでヤバいくらい魔力を消費するからね?w そもそも水を召喚するだけで結構な魔力を使って、炎を放出し続けるので飛竜刀【新焔二重】からだけの魔力じゃ足りないので俺の魔力も込め続け、本来の歪曲の魔眼所有者よりも遥かに高レベルで魔眼を使い続けている。既に保有魔力は半分程度、初期の総魔力量よりは多いくらいだが、これだけの勢いで魔力を使い続けているので体の脱力感が半端ない。

因みに、大量の水を熱して圧縮するのは、火山の噴火の原理と同じなんだとか。と、「マギ」という漫画で見たw コレをある魔導師が使い、圧縮されたビー玉よりも小さい球体が、ドカンと地面を蒸発させていたような気がする。

 

 

 

…………で、ソレよりも強力であろう「矢」を20本程度用意しましたwwww

 

 

 

色は白、質感は鉄の黒雷を纏う「矢」を一本、弓を構えてから引き絞る。

 

……そしてしゃがんで、5mという近距離に、地面との角度を15度以下で着弾させる。

 

その「矢」は地面に一本の線を引きながら地面に沿って凄まじい速度で突き進み、1キロメートルという普段の俺じゃどう足掻いても届かない位置まで地面を削りながら高速で進み、1キロメートル地点で、直径100メートルにもなりそうな大爆発を起こした。

 

『!?』

 

「なははははwwww い〜い爆発だァw やっぱり爆発は芸術だなw アレ、逆? 芸術は爆発だ? ……まァいいやw ゾンビカメラマン、バッチリ全員のポカーンとした顔を撮れたか?w」

 

「(`・ω・)bグッ!」

 

「くははw 大じゃなくて『小爆発』と言っていた甲斐があったなwww それじゃあ残りの19発もそれぞれ別の場所に……射るッ!!」

 

 

 

『ビシュン!……カッ!! ドゴォォォォォォォン!!!!!』× 19

 

 

 

「ん〜〜びゅーてぃふぉーwwww 若しかしたらあの高台も吹き飛んでるかもしれないが、そのときはそのときってねwww それじゃあエネル、宜wwww」 (ピューんと退避)

 

「……凄いものを見たな。」 藍染 (瞬歩で退避)

 

「(エネル顔)…………ハッ!? くっ!? 驚かせおって……!」

 

 

それじゃあ爆発と俺たちとのあいだに居た敵へのトドメはエネルだなwww

 

 

「一億ボルト、放電(ヴァーリィー)ィ!!!」

 

 

俺から5m地点にある線はすべて水が含まれている。不純物も入っているので勿論電気を通すぞ☆wwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その戦場は、その一件から「雷戦場」と呼ばれるようになったw

 

 

 

 

 

 

 

そして乱夜は怒られたwwww



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雷撃が強過ぎて

おっと、いつ終わるかも分からない番外編を書いてるうちに投稿予定日を過ぎてしまっていたよ。これだから最近の若者は……。

……ハイ、大幅に遅れてすみません。

…というか作品を2つ以上投稿してる人ってどーゆー生活してるのだろうか?w


そこに広がるのは、見渡す限り不毛の大地。草木一本見当たらない、バチバチと辺り一帯帯電する荒野が広がっている。遠くに見えた高台は砕け、粉々になった岩石が高台のあった辺りに散らばっているのが見える。そして此処から一キロ地点にある20の爆発痕には、この距離でもバリバリと聞こえる程力強く帯電しており、その雷エネルギーによって辺りの空間が歪んで見えるようだ。

 

 

 

そして此処ではいくつかの怒声が響いていた。

 

 

 

勿論、俺に対する怒声だ。圧倒的破壊を突然目にして、せめて事前に(規模を)教えておけという感じで、所長を筆頭にリッツやネロ帝、作戦に参加したエネルすら怒鳴ってきた。その他のメンバーも怒鳴りはしなかったが顔が『怒(おこ)』であるw いきなり大爆発を起こす『矢』を連射し、その射線にそって(そもそも電圧が大き過ぎて少ししか意味が無かったが)一億ボルトもの放電をするように指示したのは俺だ。殲滅する作戦があるとは伝えたが方法が問題だったのだろう、巨大な大爆発+圧倒的電圧の放電という直撃すれば大英雄クラスのサーヴァントですら倒しかねない威力を誇る殲滅作戦を行ったのだから……。

 

 

 

 

……と、いう事で。やぁ、どうも諸君。半端ない威力を誇った敵兵(あわよくば敵将まで)を殲滅するための作戦を実行して、今現在も帯電する戦場…跡地(荒野)にドン引きしていると、所長とリッツがびっくりするだろーが!?みたいなノリで怒鳴ってきて、ネロが何帯電さてんだゴルァア!?(注、そこまで言ってないw)みたいに怒っていて、その他サーヴァントが唐突過ぎて驚いたとの罵倒?を、マシンガンの如く浴びせられてる遊叫 乱夜だwwww

 

「ちょっと! あんな攻撃するなら先に言っといてよね!?」

 

「いやいや〜w はじめに『爆発』起こすって言ったじゃんwwww」

 

「『小爆発』でしょ!? あれはどう見ても小爆発とは言わないわよ!」

 

とまぁ、こんなノリで30分ほど経って漸く収まったところで『元』高台に歩いて行くw

 

 

 

……行こうとしたのだが、

 

 

 

「……帯電、してるなw」

 

「してるな、じゃないわよ!? どうやって向こうまで行くのよ! 敵将が逃げてたらどうするのよ! 回り道は時間がかかるのに!」

 

「そ、そうだぞ、遊教の魔術師よ! そなたたちはこの帯電地帯をゆく事が出来ても、我が軍隊は進軍できぬ!」

 

「……先輩、どうしましょう。」

 

「乱夜にどうにかしてもらうしか……。」

 

「俺っちなら出来るけど?wwww」

 

「って事でルードゥスにでも頼むか?w」

 

『いや、ここは罰って事で乱夜にどうにかさせよう。ボクが思うに乱夜くんでもどうにかすることは簡単だろう?』

 

「げっ、何故バレた!?」

 

「ここまで来ると乱夜万能説あるよね。」

 

「リッツ、お前もか!?」

 

「あ、拙者の船は定員オーバーなので乱夜氏任せたwwww」

 

「」

 

「…では、遊教の魔術師、乱夜にここは任せるとしよう。……っと任せる前に、今度は何をするかの説明を事前に説明してもらうぞ?」

 

orz

 

 

 

……最近シャドバのカードを使ってないなぁーって事で、シャドバのフォロワーを召喚することにした、んだがw

 

ドスゥゥン!

 

「……ねえ?」

 

ドスゥゥン!

 

「……はい、何でしょうか所長。」

 

ドスゥゥン!

 

「……私の予想通りなら、この状態は巨大な生物が私たちを地面ごと運んでいることになるのだけれど?」

 

ドスゥゥン!

 

『ですよね。』 (カルデア組全員)

 

ドスゥゥン!

 

「……そうですね。帯電地帯に出来ていく二足歩行型の足跡と私たちの足場の両サイドについた手形のようなものを見ると、100m以上の巨大で透明な人型生物が、地面ごと私たちを運んでいるのかと思われます。」

 

 

 

〜〜〜ちょっと回想〜〜〜

 

 

 

「それで? どうやって向こうまで行くのよ?」

 

「……出来れば私たちサーヴァントらにも教えておいてくれると嬉しいのですが……。」アルトリア

 

「ゲーム魔術で巨大生物を召喚して乗せてもらう、以上!ww」

 

「なんと、そんな事が可能なのか……! …とそうではない!? 遊教の魔術師よ! 余が知りたいのはそんな事ではない! いや、それもあるが『それがどんな生物なのか』の説明を……!」

 

「よし、全員揃ってるなww それじゃあ、消費魔力7PP。『最果ての骸』をプレイ!w」

 

 

 

〜〜〜ちょっと回想終了〜〜〜

 

 

 

ドスゥゥン!

 

「そうだなww 目には見えない、と言うよりは全ての知覚の外側に居るって感じだなwwww 世界が終わるその時に動き出すという『最果ての骸』という怪物を召喚して、地面ごと運んで貰ってるんだよww」

 

「全ての知覚の外側……!」

 

「嘘でしょ!? そんな怪物が……!?」

 

「……遊教の魔術師の使い魔、という訳では無さそうだな。制御は出来ておるのか? それ程の、神話の怪物が人に仕えることはないと思うが…。」

 

い〜い感じに皆驚いてるなww 若干一名(ルードゥス)は元気一杯楽しんでるようだがw ゾンビカメラマン(オルレアン時の強化は封印した)はしっかり撮れてるかな?wwww

 

「(`・ω・)bグッ!」

 

宜しいwwwwwwww

 

「(よし、ここは藍染風に行くかw)……私は死霊魔術師、ネクロマンサーだよ。 とは言っても、『この世界の死霊魔術』とはまるっきり別物だがね。彼らアンデッド、又は配下の死霊魔術師は私に召喚される時点で、魂に私の命令を聞くように刻まれている。世間論では生まれたての雛鳥が初めて見たモノを親と思い込むように、魔術師の論では主の命令を聞くように作ったゴーレムが主の命令を聞くように。(アレ?なんか違う?w) ……彼らは、ここに来る前から私に忠誠を誓っているのだよ。それが、神話クラスの怪物であってもね(キリッ」

 

『…………』

 

「(私の真似を……?)」

 

「……そうであったのか。遊教の魔術師は誰もが趣味に走るとされているが、そなたは霊を操るのか…。」

 

……あ、ヤベぇ。そういや歴史(世界史B、ぽ〜か〜おぅとの談笑より)でネロ帝って「キリスト教死ね」見たいな事やってるって見たことがあるぞ? 死霊系ってキリスト教関係あるか? そもそもローマで死者冒涜はヤバいか? 取り敢えず……

 

「…………なんちゃって☆」

 

『へ?』

 

「嘘wwww meは死霊魔術師じゃなくて召喚士、魂に刻む云々は(昔、全種族に聞いて)本当だが、あくまで『異世界の死霊系の怪物』を召喚するわけであって実際の死者をどうこうするわけじゃないのサ!w そーゆーわけで死者冒涜とか、そーゆーの一切関係無いわけなのでヨロシクゥwwww」

 

 

 

この後、所長、ネロ、リッツ、エミヤから殴られた。解せぬ。

 

 

 

 

 

 

 

「…………さて、元高台近くで下ろしてもらった訳だが…。」

 

勿論、最果ての骸にはご退場して頂いたw 能力として俺の手元に骸骨が描かれたカードが10枚残ったがwwww

 

……そして目の前には、落雷が直撃したかのように、服ごと身体の一部が焼け焦げ身体の至る所から血を流し、感知する限り霊核が半壊し、岩に座りこみ、それでも強く剣を握り、こちらを力強い目で見るカエサルがいた。

 

「……来たか。待ちくたびれたぞ。一体、いつまで待たせるつもりか。遠くから雷撃までしおってからに……。」

 

「それついてはスン↓マセーン↑www」

 

「今はシリアスだから黙っとけ!」 (小声) リッツ

 

「…………ふん。しかし、だ。どうやら私が退屈をするだけの価値はあったぞ。」

 

おい、今俺をおかしなものを見る目で見たことについて聞こうじゃないか!www 目をそらしてからネロの方を向くんじゃねーよw

 

「その美しさ……、美しいな。美しい。実に美しい、その美しさは世界の至宝でありローマに相応しい。我らの愛しきローマを継ぐ者よ。名前は何といったかな。」

 

「…………っ。」

 

「沈黙するな。戦場出であっても雄弁であれ。それとも、貴様は名乗りもせずに私に刃を振るうか。それが当代のローマの有り様か? さあ、語れ。貴様は誰だ。この私に剣を執らせる、貴様の名は。」

 

「……ネロ。余は、ローマ帝国第五代皇帝。ネロ・クラウディウスこそが余の名である。僭称皇帝、貴様を討つものだ!」

 

「良い、名乗りだ。そうでなくては面白くもない。そこの客将よ。遠い異国からよく参った。貴様たちも名乗るがいい。」

 

「……っ。オルガマリー・アニムスフィア。」

 

「…サーヴァントの真名は秘匿するものだが、我々の真名を知っても我々の事を知るはずも無いだろう。オルガマリー・アニムスフィアがサーヴァント、クロロ=ルシルフル。」

 

「同じく、藍染 惣右介。」

 

「同じく、孫 悟飯。」

 

 

「(カエサルだ…)……藤丸 立香だ。」

 

「マシュ・キリエライト。マスター・藤丸立香のサーヴァントです。」

 

「……マスター、我らは…。」

 

「いいよ。」

 

「……(コクン) セイバー、アルトリア・ペンドラゴン。」

 

「アーチャー、エミヤ シロウ。」

 

 

「……えっ、俺っちも?w」

 

「らしいですぞwww ここはかっこよく決めましょーぞww」

 

「マスター・遊叫 乱夜だァア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!ww」

(体を仰け反らせながらww)

 

「そのサーヴァント、ライダー、エドワード・ティーチイイイイイ!!!ww」

(荒ぶる鷹のポーズをしながらww)

 

「我が真名、ハサン・サッバーハ。」

 

「……あー、サーヴァント、エネルだ。だが我をこやつらと一緒にしないで欲しい。」

 

「アハハ…。私は初音ミクだよ♪」

 

「……!(ゾンビですっ!)」

 

 

 

「……聞き慣れぬ響きだ。すべての道はローマに通じる、か。やはり、些か驕りすぎだな。」

 

「……そのほかに言うことは?w」

 

「は?」

 

「このっ! 俺のっ! 名乗りを聞いてっ! 他に言うことは無いのかと言ってるんだよォォォォ!!」

 

「ゴハァ!?」

 

『!!??』

 

(ドサッ!)

 

「…………スッキリ☆」

 

「……!(録画はしっかり出来てますぜ!)」

 

 

 

……二重アゴをアッパーするのって、スゲェ感触がするよなwwww




いやー、ホント遅くなって申し訳ない。


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ヤベぇ、そろそろホームシックや

夏休みnanoに自由時間がほとんど無い……だと……!?
もう夏休み中盤だぞ!? 夏季補講の前期が終わって「やっと一段落できるぅ〜…。」って時に何が課題追加ね♪だよ!?


あと、これだけ長いあいだがあったけれども約3000文字と少し少なめなのは許してくだちい(GANTZ)


カエサルの二重アゴをアッパーで吹っ飛ばしてスッキリ☆した俺氏は、まぁ、勿論所長からの説教を受けている。あんな、既に瀕死のカエサルに何追撃してんだよ!?という感じだ。

 

はっきり言うと、敵なんだから問答無用でサクっとやっても良くない?って思わなくもないが、聖杯やらレフ云々の情報を知っているのかも知れないので、交渉?というか取引的な事をしたかったらしい。

 

……まぁ、瀕死の上に俺氏の大英雄級アッパー(手加減・特大)を貰って頭から落ちたにも関わらず(そりゃあサーヴァントだからなw)まだ生きていたカエサルは、ネロとマシュ、リッツとその他サーヴァントに、なんと言うか……そう、遺言みたいなノリwで情報を与えて消えてたww

 

「消えた……。これは……。何だ、魔術に依るものか……それとも……。」

 

「この世界から消えたんだ。」

 

「何、と……?」

 

「先輩の言葉通りのことです。あのサーヴァントは、この世界から消えました。死を迎えたことによるサーヴァントの消滅。仮初めの肉体が消え、座へと経験が送られるんです。」

 

「よく、わからぬが……。つまり、先ほど奴が、いや、あの方が言ったのは。」

 

『おおむね事実だよ。彼はサーヴァント。死した人間がある種の存在へと昇華されたものだ。』

 

「……そうか。余は、名君カエサルをそなたたちの……いや、遊教の魔術師の手に掛けさせたのだな。」

 

「Foooooooooooooooooo!!!!!」

 

「シリアスを壊すな!?」 →ガンドォ!

 

「ネロさん……。」

 

「いや。何でもない。うむ! 見事に「皇帝」のひとりを倒したこと、褒めてつかわす! これでガリアは名実ともに余の元へ戻った。強大な連合相手に、一矢報いたのだ! 余の想いのままに、余の民の願いのままに、真祖と神々に祝福されしローマが、今、戻りつつある! 余はローマを我が手に取り戻す! それまで……それまでは、絶対に。余は、立ち止まる訳にはいかんのだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はいはーい! と、言うことで、やぁ諸君、ガリアへ遠征のが終わり、帰路に着いたがそろそろゲーム一式が揃った我が部屋(マイルーム)が恋しくなってきた、ホームシックの遊叫 乱夜だwww

 

そうそう、ガリアからローマに向けて出発してはや数日、ココ最近、というかローマに向かっている途中で何度も同じ噂を耳にする。『古き神ィwが笑われた』というもn……あれ?w なんか違うぞ?ww あ、間違えたwww 『古き神が現れた』だったわwww

 

いやー! ついにエウリュアレたんが来るのかー! ロリだけど美の神なんだし、絶対可愛いだろうからワクワクしちゃうな〜!www

 

いや、まぁマイカルデアにいるわけだけどね!wwww

 

…………エウリュアレたんじゃなくてステンノたんだったわwwww 第三特異点でアステリオスが「えう、りゅ、あれ」って言ってたからローマ(第二特異点)にいるのはステンノだなwwww

 

ステンノはマイカルデアにいないけど、エウリュアレの左右対称的な感じだろうなぁ〜(多分)

 

 

 

で、今現在リッツとマシュとロマンとネロが、『その古き神&神霊とは』についての会議wをしている。メインストーリーにもあったアレだな。

そんでもって所長は、その考察を横で聞きながら考え込んでいる。何を考えてるのかは、まあ想像がつく。

そしてサーヴァントたちもリッツらの考察を聞きながらサーヴァント同士で話し合っている。内容をざっくり要約すると、戦闘力→もし戦闘になったとして、マスターらの安全を確保しながら戦えるか、倒せるか、若しくは逃げることしか出来ないか。味方だった場合→協調出来そうか等。

異世界鯖らはこの世界の仕組みが良くわかってないので、リッツらの考察を聞きつつ、神という存在についての話し合いを…………あれ? 藍染とクロロが悪巧み顔なんだけど?ww そしてエネルは「我以外の神殺す」と呟いてて殺気ダダ漏れであるww …………笑えねぇかならな!?

 

そんなこんなでネロが埒が明かないので実際に行って確かめてみよう!となったところで、隊列後方に正体不明の怪物出現ww なかなか抑えきれない…と言っているが、確かゴーストだった筈。試しにスマホの写真収納から「レンズの光の屈折率を『強化』した望遠鏡」を取り出して、覗きながら真上に跳んでみる(2mよりも下)と、確かにそれらしき姿が見える。まだ俺のシャドバから出したゴーストの方がかわええなwwww ……とか言ってる場合じゃねーなww 誰に行かせようかn……

 

『魔力反応があるね。聖杯の影響で出現した怪物、かもしれないぞ。』

 

「行きましょう、先p…」

 

 

 

 

 

神の裁き(エル・トール)!!!」

 

 

 

 

カッ…!! ズンッ!!! オオォォ…… ゴロゴロゴロ…!!! シュウウウ……

 

 

 

 

巨大な、極太レーザー型の、雷が、隊列後方に、落ちた。

 

 

 

 

…………………………

 

 

 

『いや何してんだよ!!??』 総ツッコミ

 

「ん?」

 

「ん?じゃねーよ!? いきなり何しでかしてんだよ!? あれか、最近そーいうの溜まってたのか!? 戦闘に参加したくて体がウズウズするってやつか!? それならこの前暴れたばかりだろーga!」

 

「ヤハハ、何を言うかマスター。隊列後方の怪物は全て倒したぞ。マント…いや、見聞色の覇気で確認したが怪物は全滅、ついでに近くにいた残党どもも殲滅、味方は誰一人として死んでいない。何が悪かったと言うんだ?」

 

「そーゆー事を言ってるわけじゃねーんだよ!? まぁそれも重要だが、急に行動するなって所長ママに怒られたばかりでしょう!?ww」

 

「誰が所長ママよ!」 拳骨

 

「(ゴチン!) フハハ! 効かぬ、効かぬぞォ!!ww」

 

「……なに、我以外に神を名乗る不届き者がいると聞いてイライラしていただけだ。丁度、その不届き者のいる所へ行くと決まったのだろう? ならば早く行くとしよう。」

 

「あの、エネルさん? 地中海という海にある島にいるようなので船などの準備が……。」

 

「ふん、ならば我がマスターより魔力を貰い、我が第二宝具『月に至る方舟(マクシム)』にて全軍を運んでやろう!」

 

「そこまでか!? マクシムにローマ兵たちを乗せてまで神を殺しに行きたいか!?」

 

だが、その神は味方なんだけどなー……w どーしよww

 

……って、

 

「おおお!?」

 

なんだ!? 急に魔力を持っていかれる感覚が!? 大量って訳でもないけど、一体誰が……

 

「……って待て待て待て待て!! 何、早速マクシム出してんだよ!?」

 

『な!?』

 

急に辺り一帯が暗くなったから何が起きたかと思ったが、エネルがマクシム(方舟)を宙に浮かせてやがる!?

 

「な、なんと怪奇な…! いや、これも魔術によるものか。ならば良い! 余を乗せる名誉を与えるぞ! 余に操縦をさせるのだっ!」

 

「おい。」

 

一瞬で目の前に現れた空飛ぶ方舟に驚いたネロとローマ兵達だったが、方舟のふちにエネルが立っているところをみると、味方の魔術(実際は宝具)によるものだと見抜き、一瞬にしてノリノリになった。……いや、てかネロに操縦させたらヤバい気がするから絶対に操縦させるなよ!? 振りじゃないからな!? というノリで、ネロと全ローマ軍、カルデア組は巨大な方舟マクシムに乗って地中海へ向かって(カルデア組にとっては)勝手に出発した。

 

……ここまだ陸地だけどネ!ww

 

それで、もし古き神って言うのを相手に取られたらって場合も想定して(というかネロが駄々をこねて)、色々議論しながらもこのまま地中海にカルデア組は正式に出ることになったw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにネロは雷を操ることが出来ないので、操縦出来ないとご機嫌斜めだったが、ネロの操船技術とそれに付き合った乗組員の最期を、スマホで結果だけでも知っていたので、とてもとても、ベリーベリー安堵したwwww




明日はオープンキャンパス……リュックに筆箱とメモ帳と財布と…あとは何がいるかな?w


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古き神? いいえ、ロリータです

まず一言。

4 つ あ っ た 執 筆 中 の 内 、 3 つ が 消 え た

モンハンパートの日常編1話だけが残ってあと全部消えてた……
理由? 数日前に時間が無いからスマホで執筆してたら急に、というか執筆してた日にいつの間にかスマホがとてつもなく重くなってた → どうにかならないかとスマホを弄って悪戦苦闘してた → 結果、電源を一度切ったら軽くなってた → 執筆中だったモンハンパート以外全部消えてた ←今ここ!

とか言ってる場合じゃねーよ!? あ゛あ゛あ゛… 折角やっと取れた微妙な時間をつぎ込んで書いてた話が……

……ということで、頑張って書き直した最新話です。(開き直った) 少し、というかいつも大事なところ以外思いつき(ネタ)で書いてるので殆ど違っているような……。


ベリーベリー安堵したと言ったな。

 

あれは嘘だ。

 

 

 

 

陸地から海に出た頃、ルードゥスの野郎がネロの為に「雷を操作する為の装置」を絵に描いて実物化させやがったんだよ!? 現代(平成)にある装置じゃなくて古代人の魔術師(ルードゥス)が考える未来都市にありそうな……言っても分からないか。言うなればピラミッドやら古代絵やら、古代エジプト的な世界が魔法文化で大成して魔法都市になってた的な、現代人にわかり易く言うと異世界系ファンタジー世界の古代魔法都市的な、そんな感じの巨大装置だよ!? 細すぎて「中に人が入る青く光る円柱形のスペースがある」事ぐらいしか言葉じゃ伝え切れそうにないから、その辺は想像に任せるw

 

というかそろそろ使い過ぎて「的な」って日本語が分からなくなってきた……。

 

そして相変わらずだが、話が逸れすぎた。

 

装置を実物化させると「雷を操れる」という部分に興味を持ったエネルが装置の起動を許可したんだよ!? そしてネロが操作スペースに入ると空中で一旦停止した方舟が上下左右前後に一通り動く。おおー、と驚いた一同はルードゥススゲーみたいなノリになって「操縦したのは我だぞ!」と少しおこになって、あのめちゃくちゃな操船技術を発揮した。しかも船は船でも空中での操縦なので、上下左右前後、ジョットコースターのような一回転はまだマシで、斜めに飛びながら逆さ回転をギザギザに動きながら繰り返したり、縦向きになってクルクルと船がスケート選手見たいな動きをしたり、終いには船の上からじゃ把握も出来ないほどの動きをして見せた。

 

「うむ! えねるにルードゥスよ、いいモノを作ったな! かつてない攻め攻めな船旅だったぞ!」

 

「…………。三半規管を強化されていても酔いました…。しかし、デミ・サーヴァントになっていなければ…。ううっぷ、い、いえ、想像はしません……。」

 

『で、デミ・サーヴァントが酔ってしまうなんて…! き、強烈な体験だったみたいだね。こちらからも君たちのバイタルでおおむねわかったよ。兵たちも船から出てこないし…。ああ、可哀想に。皇帝自ら舵を握るというからには、きっと優れた操船技術修めているのだろうと思ったけれども。……いや、でもアレって普通の船と動かし方はあまり変わらないんじゃなかったっけ? 上下と前後に動かすのは力の入れ具合によるって言ってたけど左右に動かすのは普通の船と変わらないって……いや、いや待てよ。もしや? これはかなりの腕ということなのではないかな? 荒波の如く危ういようでいて、しかし墜落せず。時に空で回転し、時に上昇下降を繰り返し……。よく考えてみれば凄いぞ。流石は皇帝、か……ふうむ……。』

 

「いい加減なこと言うな。」

 

「さーて、カルデアのモニタールームに大量のゴキブリの転送を……。」

 

『は、ははは、いやだなあ! リツカ君に乱夜君、怒ったのかな。怒ったかい?』

 

「全く……。あ、そうだ。俺っちは今後の準備があるから船で留守番してるぞぉ〜w」

 

「うむ! 古き神を見つけた後、ローマへ凱旋する故に兵たちを休めなくてはならぬからな。余の護衛もカルデアの者達に任せるので、遊教の魔術師殿は船の番を頼むぞ!」

 

「うう、私たちサーヴァント組も少し体調が優れません…。唯一、黒髭だけが比較的症状が軽いかと…。」

 

「デュフフww 拙者にとってはあんな操船おちゃのこさいさい! ……なんてことは無く、あんな操縦見たことないでござるよ!?w」

 

「うっぷ。私程の魔術師ですら酔うほどの操船技術なんて……っ! と、ともかく! さっそく噂の古き神とやらを……」

 

『おっと、こちらから探す必要はなかったかな? あちらからお出ましのようだ! ただしサーヴァント反応だ。警戒してくれたまえ!』

 

『……!』 「…ふぁぁ…」←乱夜

 

 

やぁ諸君。方舟が陸地を出る前にスマホに入れた「シノアリス」ってアプリに半端ない武器(?)の数々を見つけてしまった遊叫 乱夜だ。

 

……まぁ、その武器等の詳細を確認しようとしたところでルードゥスの野郎があんなものを作った訳だがw

 

そして今、俺氏が欠伸をしながら船に入っていくと同時にロリ神であるエウ……じゃなくてステンノが出てきた。チラッと見えたけど、我がカルデアにいるエウリュアレにそっくりだなw 若干の性格の違いと外見が左右対称ってこと以外に2人の違いを知らないからなぁ…。サブストーリーとかも見た記憶ないし。

 

外から「え!? エウリュアレ!?」とかそんな声が聞こえた気がしたが、多分気のせいじゃないだろうナーwww

 

さて、meが外に行かなかった理由は大体2つ……3つ? まあいいや、3つある。

 

まず一つ目、行くのが面倒だった。

……まぁ、これが大半を占めてる分けてますがね?wwww だってぇー、生の美の女神とかぁー、完全にぃー、厄ネタですぅーwww

…………え? 会わなきゃダメ? …………ヤダァ!!!

 

……気を取り直して二つ目、カリギュラの迎撃準備。

原作通りならリッツたちが洞窟探検から帰ってくる頃、海からドッパーンって感じでカリギュラが飛び出してくる筈だ。サーヴァントの撃退準備は大切だ。特に、俺みたいに敵の出現を予測(スマホ頼り、原作を外れると未来を見る千里眼を使うので予測とは言わないw)して罠に嵌めて爆笑しながら倒すw戦法のやつは前情報と道具の準備が必至なのだよwwww もしカリギュラが来なくても、次に来た敵サーヴァントにも使える罠を作っておけば何も問題がない訳でwwww

 

最後にどうでもいい三つ目、そろそろ出てくるハズの死霊系の敵の殲滅準備。

死霊ごときが、この死の支配者(オーバーロード)たる俺に逆らっていいハズが無いのだよwwww ……というのは冗談でww ここんところ「燃え盛る毒竜」を作ってから、ゲーム魔術の使用頻度が下がってきたきてるんだわいなw ローマに来てからは、スーパーゾンビモードwに成れるカメラマンの「ゾンビ」と、落とし穴を作ったスペル、移動用の最果ての骸ぐらいしか使った記憶が無い。カルデアに置いてきたアイツらも居たけど、最近は自ら剣を振ることが多くなったなぁー……と思ってww だからぁーw コンパスってゲームの眼球兵士の軍隊……無眼軍旅 ケルパーズでも使おうと思ったが、ゲーム内で一度も使ったことが無いのでイマイチイメージが湧かない。何となくの想像はできるが、イメージとかけ離れてたら面倒な事態になりかねない。だから、ここは使い慣れた「ファントムハウル」と「骸の王」を使うつもりだ。カルデアに時間が経てば経つほど「ネクロマンサー用のMP」のようなものを無制限に溜めていく奴を置いてきたので、そのMPのようなものを使った「ファントムハウル」を使って、五体のゴーストを召喚する。…………いつか、シャドバの場の限度枚数である『5』を突破できる魔術でも開発しようかねぇ…。……っと、話がまた↓また↑また↓また↑逸れたなwwwwww 五体のゴーストを出したら、一体を敵に特攻させ殺し、四体になった所で「骸の王」をノーコストで召喚する為のエサにするw

 

「オオオオオオ……」

 

「おっ! どうやら来たようだなww」

 

船内の「沢山ある外が見える窓がある部屋」に来た俺は、ゴーストとスケルトンの群れが浜辺に居るのを確認した。船の甲板にある玉座に座るエネルや、同じく甲板で潮風を感じているらしい黒髭、船内警備をしている静謐ちゃんや、船内で酔いきった兵士たちを歌で回復させているミクに念話の魔術で雑魚の襲撃が来たが問題無いと伝え、あ、静謐ちゃんには別の支持をした後、窓から外へ向けて……

 

「スペル『ファントムハウル』をプレイ!」

 

『許さない』×5

 

「許さない」という出現ボイスと共に五体のゴーストが、前に突き出した俺の右手の平から溢れ飛び出していく。そして、窓から外へ……というか何体かは壁をすり抜けて外へ出ていった。……そう言えば、霊体ってそんなもんなんだったね……。ハッと気を取り直した俺は窓から外の様子を伺う。

 

……全員、構えてるな。そりゃそうだわw 敵が現れたら武器を構えるのは当たり前だよなw

 

……ところでやっぱり俺氏のシャドバゴースト×5に剣を構えているアルトリアがいるんだが?w

 

……味方に斬られる前にさっさと殺るか。

 

「突撃ぃ〜っと♪」

 

「憎いッ!」 (ゴーストの攻撃ボイス)

 

「なんか勢い付いてね!?w」

 

なんか「憎い」に小さい「つ」がついてるくらい勢いがあったんだが?www

 

そうしてシャドバゴーストの一体は、何処ぞのエクスペクト パトなんとかとか言いながら魔法を放つ、魔法世界の黒い幽霊のように敵ゴーストに特攻。敵スケルトンは高い位置に突っ込んできたmyゴーストに攻撃は届かず、特攻された敵ゴーストは一撃で消え去る。

 

……え? 弱くね?www

 

と思ったが、そこから2、3体程特攻して殺したmyゴーストが背中から敵ゴーストに爪のようなものでサックリイカれた。

 

ユラユラと揺らめきながらもその場を動かないmyゴースト×4とカルデア陣営、敵アンデッド陣営で三角形の状態で睨み合う。最も、カルデア陣営は突然現れた様子と見た目の違うゴーストが普通敵ゴーストを攻撃した事に戸惑っているようだったがwwww

 

 

…………そしてここで、カルデア陣営とネロの驚く顔が見たいので、念話の魔術で静謐ちゃんに事前に渡しておいたビデオカメラでの撮影を頼む。

 

静謐ちゃんが気配遮断のスキルを発動したのを感じると、俺氏のとっておきである「骸の王」の召喚をする。

 

 

 

 

「『骸の王』をプレイィ!ww」

 

 

 

 

突然現れた様子と見た目の違うゴーストの近くに、突然空から一本の剣がとてつもないスピードで落ちてきた。柄に紫の宝石が埋め込まれており、見た目もいいが、実用性にも優れているとすぐに分かる両刃の剣だ。宝石が光り、剣から立ち込めてくる紫色の濃い霧に様子と見た目の違うゴーストが包まれていき、やがてゴーストたちは内側から突き破られたように爆散した。爆散させた紫の濃霧は1箇所に集まり、巨大な扉を形作っている。完璧な両開きの紫の扉が完成するとソレは聞こえた。

 

「開け、死の門よ。」

 

それは死の宣告にも聞こえる声。骸の王の、冥府の屍に塗れた王の肉声だった。

 

紫の、死界の門が開かれその姿が現れる。2m程の人型から濃厚な死の気配が漂う。

 

 

 

命を持たないが故に恐怖という感情を持たない筈のアンデッドたちは、自分たちよりも遥かに高位のアンデッドの出現に恐怖した。

 

 

 

偉大な現ローマ皇帝であるネロは、己の前に現れた圧倒的な死の気配を撒き散らす強大な怪物の出現に剣を構えながら、かってない程の緊張と共に腰が引け、数歩後ずさってしまった。

 

 

 

そして、我らがカルデア陣営は………………

 

 

 

 

 

 

 

一部のサーヴァントを除き、所長ですら、とてつもない、既視感に襲われて頭を抱えていた。

 

 

 

 

 

 

 

「wwwwwwwwwwwwwwww (大爆笑)」




うーん、日常編と本編の並行執筆はやめて1話1話に集中して、速く投稿する方針で行くかな?

でもなぁ、他にも書きたいことがあるんだよなァ……。


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罠考察

モンハンパートが終わってかなり後。

ぽ 「…(ピコピコ)……なぁ。」
インフェルノ 「…(ピコザシュッ!)……はい? なんでしょう?」
ぽ 「今日もいつも通りにモンハンしてるけどさ? カルデアの時間軸じゃなくて、俺が居た時間軸では俺こと『ぽ〜か〜おぅ♪』と乱夜の奴の誕生日なんだぜ?」
インフェルノ 「ええ!? そうだったんですか!? ポーさんとマスターの誕生日………………みんなでゲーム大会でもしますか?」
ぽ 「乱夜が帰ってきたからだな。……はぁ。大会の準備するとするか…。」
インフェルノ 「はぁ、もう少し早く言ってくれたら準備しましたのに。」

……ということで、今月中に誕生日番外編やります。

因みに現在の夏休み↓
最近出掛けてばかりで the ☆ 金欠 。
車の中での執筆は家族の阿呆共が見てくるので全然進まない。どうせ公開するなら別にいいじゃんとか思うかもしれないがそれとこれとは別なのだw

…それはそれとして、日付けを合わせるためにとてつもなく短めです。


『…………(頭を抱えている)…………。』カルデア陣営

 

「くっ……!」ネロ

 

 

「……ロマニ、アレってやっぱり?」

 

「……ああ、前回観測したモノと完全に同一です、所長。少し弱体化してますが前回同様、乱夜の召喚した魔物でしょう。」

 

「やっぱり……。」

 

「また乱夜か……。」

 

「(チャキッ)……なんというオーラ…っ! …だがっ! ローマ皇帝たる余が臆するなど……あってはならぬ!」

 

「ヒュー♪ 彼強そうだねェ〜…皇帝陛下。 ルードゥスを名乗るmeとしては面白そーだから仲間にしたいとこだが…、コレはちとヤヴェーかもねェ…。」

 

「あれは何処の神話の怪物かしら? 少なくとも同郷(ギリシャ神話)では無いはずよ。」

 

 

 

「アヒャヒャヒャヒャ(ノ∀`)ヒャヒャヒャヒャ」

「デュフフフww」

「ヤハハハハ!」

「「…………」」

「ギシギシギシww」

『ゾンビガワラッタァァ!?』

 

 

 

「死を讃えよ。」 (ザシュザシュザシュッ!!!)

 

『!?』

 

「なんという太刀筋…! 一瞬で三体斬り伏せる速度もそうですが、一太刀に込められた技術、神秘の濃さ、力強さは私よりも遥かに上でしょう……!」

 

「アルトリアよりもすごいの!?」

 

「セイバーの持つ聖剣の真名解放ならともかく、平常時の聖剣よりも濃い神秘を奴は纏っている。……ヤツが乱夜の召喚した魔物という話が本当ならば、奴の魔術はキャスタークラスのサーヴァントすら上回るだろう。」

 

「なにっ!? その話は本当か!? ヤツは遊教の魔術師が召喚したものだと?」

 

「え? 何それガチで?w 乱夜のやつパネェwww」

 

「死した者に更なる死の祝福をォ!」 (ザシュザシュザシュッ!!!)

 

「どこかで聞いたフレーズだな!?」

 

 

 

 

 

 

 

「今、帰還した。」

 

「んん〜♪ お疲れちゃんww」

 

やぁ諸君、骸の王を使って存分にカルデア陣営の困る顔とローマ陣営のビビり顔を撮った遊叫 乱夜だwww ……っと、そう言えばステンノもいたなwwww

 

あれからすぐに、マシュとリッツとネロがノリノリで、所長やその他サーヴァントは既に何かしら悟って達観というか、既に色々諦めてる顔して洞窟に入っていった。ステンノも入っていったので、船の外には既に誰もいないんだよなw

 

…………と、言うことで?w 予定通りにカリギュラ迎撃用トラップを考えるとしようかwwww

 

俺がいつも用意する罠の要素は概ね3つ。

 

① イタズラ、弄り倒す為の要素。

② 封殺、捕らえた相手に抵抗をさせない要素。

③ 殺傷力、圧倒的致死性という要素。

 

この三つが主な要素になり、最低でも二つの要素を取り入れるのが俺流だww

 

…………一緒に笑うやつか罠の協力者にしか罠の存在を教えないってのも含めると四つだなww

 

……で、だ。色々探してみたんだが、イマイチぱっと来る罠が無いわけなんだよ。海からガバッと来るっていったら俺の中ではジェイソンだが、ジェイソンは常人に比べたらめちゃくちゃ強いが、はっきり言うとサーヴァントの方が圧倒的に強いんだよなぁ……。タフネスはあるだろうけどww

 

それと、砂浜って言うのも罠の選択肢を狭めているんだよなぁ……。俺も随想娯楽の能力の特訓の時に、色んな罠の仕掛け方とか勉強したけど、こんな場所じゃ地面の下にしか罠を仕掛けられないんだよなぁ……。現状、仕掛けることが出来る罠と言えば 「落とし穴」 「ボウガン」 「ネズミ捕り式針」 くらいか。

 

……船の上じゃだめなのかって? 駄目だな。 船の上に誘導するには味方陣営の奴に勘づかれる確率が高い。極力、誘導らしい誘導をせずに、(味方も含め)不意打ち気味に罠に掛けたいんだよww だから、勘づかれる可能性の高い船の上への誘導は無し、協力も無しだ。

 

因みに、「落とし穴」は解るだろうから 「ボウガン」 と 「ネズミ捕り式針」の説明をしておこうww

 

とは言っても、俺が考えて名付けたモノなので(似たようなものはあると思うが)オリジナルトラップだww

 

「ボウガン」……は確実に名前がついてそうなんだよなw 敵が通るところに糸などのセンサーの役割をこなせるものを使い、それに触れた瞬間ボウガン等の超致死性の猛毒を塗った飛び道具を発射する罠だ。絶対どこかで見たことがあるだろ?ww 俺もあるww だから名前がついてそうなんだよなぁーw ……調べる気は無いけどww

 

「ネズミ捕り式針」……コレは「ボウガン」同様、糸などのセンサーの役割を持つものを使う。それに触れると、砂の地面に隠したネズミ捕りのカラクリを使って、同じく砂の地面に隠した鋭い針が付いた縦と横が三メートルの「壁」で挟むというものだ。勿論、火薬や強化の魔術等を使って強度や速度を魔改造をするし、センサーの真下、つまりターゲットの足下にももう一枚「壁」を用意して挟む。

 

…………説明して思ったが「ボウガン」はともかく「ネズミ捕り式針」がえげつねえ……。

 

 

…………! いい事、いや、悪いこと思い付いたぜェ…!wwww

 

 

『三つとも』つかってしまおうかwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて? 時刻は既に夕方……よりも少し前かな?ww

 

罠が決定した後、黒髭にアン女王の復讐(宝具)を使わせてその船員達に作り方を教え、スマホに収納していた道具と画像検索で拾って(召喚)きた道具で罠を作らせた。二十人近くいたハズだが結構な時間がかかったが、なんとかリッツ達が帰ってくる迄に終わらせることが出来た。

 

…………俺? 黒髭の船で大砲の砲弾を魔改造してたんだよwwww

 

エネルとミクはエネルの船で留守番だったが、静謐ちゃんには協力して貰ったw 「ボウガン」に塗る猛毒だw

 

……リッツ達が洞窟に入って数時間が経っている。故に侘助……じゃ無かったwwww 故に数百の砲弾の魔改造、十数発の神霊すら沈めるんじゃないかって程の砲弾の魔改造をすることが出来たww

 

 

 

 

 

 

 

…………砲弾は敵ローマ陣営の本拠地破壊に使うとして、カリギュラを罠に嵌めるのが楽しみだwwwwwwww

 

 

ビデオカメラも複数、砂浜に固定して色んな角度で見れるように仕掛けたしなwwww




ハイ、俺の誕生日終わった。


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ワサビが好きな外人なんて居ないと思うんだ

結局、この夏1回として早く投稿する事が出来なかった……
今日で後期補講終わりだけど、来週から早速始業式+休み明けテストで忙しくなるしなぁ…。……投稿してすぐにスマホで執筆すれば一日位で投稿出来るんだろうなぁ〜(遠い目)

……ところで、ワサビが好きな外人って10人に1人以下の割合でしか居ないと思うんですけど、その辺実際はどうなんでしょうね?w

あと、前回紹介した罠が出てこない!


夕日が眩しく輝き、辺り一体がオレンジに染まる頃に漸くリッツや所長たちは洞窟から出てきた。

 

どうやら、散々な目にあったらしい。「らしい」というのも、そこそこ巨大な方舟の室内からでは、いくら窓があっても洞窟との距離が遠く、声を拾うことが出来ないからだ。まぁ、魔術を使えばその限りでは無いのだろうがw だが、声は拾えなくとも、姿は確認することが出来る。そこで、「ダラーっと怠そうにしているリッツ」に「精神的に怠そうなサーヴァントたち」、「怒った様子の所長」の様子を見れば、まぁ最低なダンジョン(洞窟)だったのはよーく分かるw

 

……ついでにアイドルとキツネ(猫?)メイドも居れば尚更だw

 

と、言うことで。やぁ諸君、カリギュラを罠に嵌めて殺す気満々の遊叫 乱夜とは俺の事だw

 

先述した通り、夕日が綺麗だなー(棒)って時にリッツ達が出てきた。そして、俺たちを除くカルデア陣営とネロと島のサーヴァント三体が洞窟付近の砂浜で騒いでいるw 原作にあった、ちょっとだけ笑いが入る会話だ。俺も聞こうと盗聴の魔術を使お…………うとしたけど術式忘れたので仕方なく近くに仕掛けたマイク付きのカメラの電源を付ける。……カルデアの機械に反応しないように作った俺のオリジナル電波andエネルギーであるw 周波数とか魔術とか、そんなに生易しいものでは無い(スマホ魔術で作成w)。……まぁ、実際はこの場(世界)にいる誰もが知覚出来ないエネルギー(結構探した)である『グルメエネルギー』を使ったものだ。因みに元ネタは『トリコ(最終巻参考)』で、トリコ本人にアドバイスを貰いながら作ったものだw

 

……知覚するには『アカシアのフルコース』なる食材を食べなければならないらしいので(探知機械も食材のエネルギーを使うらしい)、俺も扱えても知覚は出来ていない。

 

……アルトリアが知覚してそうで怖いがなwwww

 

ということで、盗撮開始www

 

「というわけで、ね。現界する時にこの子たちも引っ張ってきたの。」

 

ちっ! もうそこまで会話が進んでいたかっ!w

 

……アルトリアは知覚出来て無さそうだなw あー怖かったw

 

「あははははは! では自己紹介とあいなろう! 我はタマモナインのひとつ、タマモキャット! 語尾はワン。 趣味は喫茶店経営。好きなものはニンジンときた。 うむ。我ながらブレブレなのだな。だ、ワン。」

 

「喋ったぞ!?」

 

「なんだワレェ!?」

 

「とってつけたように、だワン……!」

 

「もう頭痛いわ……。」

 

『……中立、か。敵対サーヴァントじゃなくて助かったな。いや、味方でなくて助かったとも言えるのか?』

 

「笑っていたのは愉快だったからだ。アタシは笑い上戸なのでな。」

 

『あっ、は、はい。』

 

「我はタマモナインのひとつ。タマモキャット! ネコ言葉でイイカ?」

 

「えっ。」

 

「タマモナインとは何だ?」

 

「そうか。イヌ言葉でイイカ?」

 

「うぬ??」

 

「何言ってるの?」

 

俺も分からねぇww

 

「ふふ。思ったより楽しい反応ね。その子と話すの、ちょっとしたコツがいるのよ。」

 

いえ、ちょっとどころではないのかと思われますw ……俺もマイカルデア(スマホ内)にキャットが居たら分かるようになっているだろうか? いや、出来ない。(反語) w

 

「タマモキャット、ありがとう。でもどうして宝箱の中に入ってくれなかったのかしら? 最後の仕掛けだったはずなのだけれど。キメラを倒して、手に入れた宝箱の中からバーン、って。」

 

「では、報酬にニンジンを頂こう!」

 

「宝箱、食べてしまったの?」

 

『えっ。』

 

えっ。

 

「まあ、それは……ええ。それは仕方ないわね。」

 

えっ。今ので分かるの? それに宝箱食べるって何?

 

「ふ、ふうむ。会話が成立しておるようだな。流石は神、というあたりか。おかしな相手にまるで怯みもせぬとは。」

 

『いやはや。そこそこ楽しくはあるけれど、この島は骨折り損のくたびれもうけだったか。』

 

「ふざけんじゃないわよ!?」

 

「何を他人事みたいに……」

 

『あっはっは。こういう事もあるさ! 気を落とさずに、まずは首都ローマにでも戻って…………と、いう訳にも行かないようだ! 諸君、サーヴァント反応だ!』

 

竜「ん? (←サーヴァント)」

 

猫「なのだな。 (←サーヴァント)」

 

神「あら? (←サーヴァント)」

 

オ鯖『何っ? (←サーヴァント?)』

 

リ鯖『むっ? (←サーヴァント)』

 

盾「ドクター? (←デミ・サーヴァント)」

 

『いや、ええとすまない言い方が悪かった!』

 

 

( ^∀^)ゲラゲラ

 

……っと、そろそろお出ましだなw

 

 

『君たち以外のサーヴァント反応だ、海から来るぞ!』

 

 

そして海から飛び出てジャジャジャジャーン! と言うよりザバーンって感じでカリギュラが飛び出してきた。

 

 

「余、の……!」

 

 

ハイ、ここまでマイクで拾った音じゃなくて方舟まで届いた大声量どうもです。だがそんなモノはいらぬw 海から飛び上がって一回転して着地なんて、バーサーカーのクセに無駄にカッコつけても意味無いから!

(※ 窓から覗き見てますw)

 

 

「余の……! 振る舞い、は、運命、で、ある!! 捧げよ、その命!! 捧げよ、その体!!」

 

「伯父上……!?」

 

「え、誰? ネロの伯父さん?」

 

「まあ、随分と絡め取られているようね。サーヴァントの扱いとは、そのようなものでしょうけれど。……けれど、趣味のよろしくないこと。」

 

「美しい……。美しい、な……。」

 

「ビーチに突然現れて、突然のナンパ……!? な、なによ、そりゃあ私は魅力的なアイドルだけどっ。そんな野獣みたいな迫り方、最低よ! どこの王侯貴族なのかしら、そちら!」

 

「美しい、な……美しい……! おまえは美しい……! 奪いたい、貪りたい、引き裂きたい。女神が如きおまえの清らかさ美しさそのすべて……! 余の全身で滅茶苦茶に蹂躙してやりたいッッ! 余は、愛して、いる、ぞ、我が愛しき妹の子……」

 

 

 

「……ネロォオオオオ!!」

 

 

だからうるせぇっつってんねん。(何弁だよw)

 

そろそろ戦闘か……。……「あ、そこの船員クン、ちょっと甲板にある大型拡声器のマイク……じゃくてアレに繋がっている拡声器持ってきてくれない?w」

 

 

「……そうだ。野獣だ。最早、貴様は我が伯父上ではない! 伯父上は既に死んだのだ。無念の死であっただろうと、余は今も思わずにはいられぬ。しかし、しかし! 死に迷い、余の前に姿を現すならば! 引導を渡してくれる。それが姪として、正しき皇帝としての使命と知れ……!」

 

 

「持ってきました!」

 

「おう、ご苦労ォ……w」

 

 

 

「……っ! 悟飯! 戦闘にn……」

 

「マスター、サーヴァント戦闘にn……」

 

 

 

『ならないんだよなぁあ!! コイツがさァ!!!』

 

『!!??』

 

 

方舟の甲板に複数存在する大型拡声器から俺の声が凄いデカさ響き渡る。……因みにイメージは初音ミクの『恋は戦争』という曲に出てくる大型と中型の拡声器が複数ついたステージ。それが前、左右、後ろの四方向にある。色は前から時計回りに黒と緑(元)、白と黄、黒と紫、白と赤だ。今回は船を止めてある方向的に、左側にある白と赤の拡声器てんこ盛りのステージから俺の声が響いてる訳だ。

 

……設置は特異点に来る前にカルデアでしたんだよw 魔改造()をする為にね?ww

 

そんな事は、まあいいや。罠がある地点はカリギュラから東方向に約25メートル。全員が驚いてコチラを向いている隙に……

 

……まあ、驚いて固まった顔が面白いのでこのまま数秒程待ってたいがwww

 

 

『さてさて?w いつも通りの蹂躙の時間だァ……! カモン、ワンちゃん!!w』

 

 

「ゴガアァァァァ!!!」

 

 

『!!??』

 

 

砂浜から、地面から茶色い猛獣が飛び出し、襲い掛かってゆく。

 

否ッ! ソレは決して猛獣では無い。まして、ワンちゃんな訳があるはずが無いww

 

 

スフィンクスだ。

 

 

そう、神獣。幻想種としてもトップクラスに位置する、エジプトの守護神獣だ!(……だったっけ?w)

 

 

……そして、何故茶色いのかと言うと。

 

 

 

 

FGOプレイヤーは覚えているだろうか?

 

バレンタインイベントに出てきた、あ の スフィンクスでる。

 

 

 

 

……そう、チョコスフィンクス(ワサビ味)だからであるwwww

 

 

 

一人の船員と大きな檻の中に俺の合図があるまで待機しろと指令wを受けていたチョコスフィンクス(ワサビ味)は、俺が拡声器で話し出した瞬間、その脚に力を込め、それを解き放つ瞬間(合図後から五秒後)に合わせて俺がワンちゃんといっただけだww

 

地面から飛び出したチョコスフィンクス(ワサビ味)は、カリギュラを罠ゾーンに突き落とすべくその腕を突き出す。

 

 

チョコのカラダと侮ることなかれ。チョコとはいえ、神獣、スフィンクス。かつて三騎の大英雄を苦しめた、神王オジマンディアスが使役するあのスフィンクスである。(Prototype参照)

 

 

当然、弱い訳が無い。

 

 

バーサーカー故に腕を迎撃しようとしたカリギュラは、圧倒的な膂力の差で押し切られ、罠のある地点のど真ん中に着地しようとしていた。

 

だが、罠ゾーンの始めの仕掛けは落とし穴である。ここでカリギュラが着地の瞬間に受け身をとるものなら落とし穴は回避されるであろう。

 

 

 

だが、ここで次の悪戯の刺客が襲いかかるッ!

 

 

 

それはスフィンクスの後方、先程スフィンクスが出てきた檻が埋まっていた場所。そこには一門の大砲と、たった一人の海賊であろう船員がいた。

 

たかが大砲、たかが下っ端海賊と侮ることなかれ(二回目w)。

 

それぞれ、特殊な強化を受けた上でその場に有る(居る)のだ。

 

まず大砲。砲身と火薬の方は強化の魔術が掛かった程度だが、装填済みの砲弾が特殊砲弾なのだ。

 

ソレは魔術『錬金術』と、ゲーム魔術『ソウルコンバージョン(冬木で登場)』の両方の性質を持ち、ピンポン玉よりも小さな、必中の能力を付与された異様な弾だ。

 

そして船員。彼は黒髭のアン女王の復讐号に乗っていた下っ端海賊の一人であり、大砲の射撃が少しだけ上手かった。

 

だが、彼は俺のゲーム魔術により、星二概念礼装『集中』『好機』『閃光』の三つを同時付与されている。

 

 

彼は、カリギュラが受け身を取れないように『狙撃』するように指令wを受けていた。

 

 

そして、その時は訪れた。

 

 

『集中』『好機』にて、完璧な狙いを付ける。スフィンクスが殴った直後に横にズレ、ほんの僅かな時間だけ、狙いを定める時間が出来る。『集中』する中、その『好機』を見逃さず、完璧な狙いを定める。必中持ちの砲弾とはいえ、ターゲットに命中するのみで狙った部位に当てることは(簡易的なスマホ魔術の行使では)出来ないからだ。そして『閃光』にて発射タイミングを見切り、撃つ。

 

コレで船員の役割は完了した。あとは砲弾とスフィンクス……

 

凄まじい速度で一直線に進む小さな砲弾は、チョコスフィンクス(ワサビ味)をかする。そして、砲弾に込められた『ソウルコンバージョン』が発動、味方であるチョコスフィンクス(ワサビ味)を破壊し、その魂を砲弾に封じ込む。

 

ここで、『錬金術』が発動する。砲弾に封じ込められた魂と同質に『変質』してゆく。砲弾に封じ込められた魂、即ち……

 

 

『ワサビ味チョコ』である。wwww

 

 

こうして、『ワサビ味チョコ』になった砲弾は形を崩すことも無く、船員が狙いを定めた『着地前のカリギュラの口』に飛び込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬間、カリギュラが爆炎を吐いた。




「……!(バッチリ撮れてまっせw)」

「(`・ω・)bグッ!」


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あれ? ギリシャにも?

更新速度を戻すとは一体……?

遅くなってすみません。まさかの体育祭の強制居残り練習で帰宅が九時頃だったんです、許してつかァさい(ガチ
……雨天とか関係無しに土曜本番だったんですよ?w やっぱりウチの高校はどうかしてる(白目)

取り敢えず、久しぶりの本編最新話です。


いやーーwwwww リアルで辛さで火を噴くやつ初めて見たze☆ 前に親父がフハハハハ!なんて上機嫌でぶっぱなしてた火炎放射器並に炎が立ち上ってたww ……勿論ウチの庭でね?HAHAHAwww

 

という訳で、やぁ諸君。カリギュラに『わさび味チョコ』を食わせて爆笑しまくっている遊叫 乱夜とは俺の事よww

 

とまぁ、少しだけ自己紹介できる間が空いたから自己紹介をしてみたw なんだかそういう使命感に駆られたんだよwww

 

上空に向かって火炎放射器並に火を噴いたカリギュラは俺の仕掛けた罠ゾーンの中心へ、辛さの余りに無防備に背中から着地する。チョコスフィンクス(ワサビ味)の圧倒的膂力で吹き飛ばされ、ワサビ味チョコの圧倒的辛さ(外人視点)で姿勢を崩され…………辛さは味覚なんだけどさ? この場合外人視点って言葉使ってもいいのかね?w まぁいいや、姿勢を崩されたカリギュラは罠のど真ん中に着地、同時に着地地点を中心に半径10メートルの大穴が出現し、中へ落ちていく。え? 穴が大き過ぎないかって? なら丁度いい。これから言うことをよく聞くといいw

 

 

さてさて?w ここでお待ちかねのトラップ説明ターイム!ww

 

 

前に仕掛けると言った罠は3つ。即ち、「落とし穴」、「ボウガンのやつ」、「ネズミ捕りみたいなやつ」だ!ww ……え? なんか違う? 気のせいだwwww

 

まずはカリギュラが落ちた落とし穴だが、これを砂浜に作るのはベリーベリーハード(難しい)なのだよ。掘った後、バレないように上から砂をかけなきゃならぬのだが、土の地面のように木の枝で網を作ってその上に少し固めただけの砂を乗せたところで直ぐに崩れて網の隙間から落ちていくし、だからといって隙間全体を塞ぐようなブルーシートは穴の直径は20m だから 20m × 20m 以上のサイズがいるので、召喚するのは流石に面倒だった。(召喚出来ないとは言ってない) ……まぁ、持ってた物で結局どうにか出来たんだけどさww

 

マインクラフトをプレイしたことがあるだろうか? 一立方メートルの様々な材質で出来た立方体を積み重ねて家を作ったり、剣や鎧を作って冒険したりする有名なゲームだ。今や様々なゲーム版で発売されており、知らない人は(少なくとも日本には)いないのではないかと自分では思っている。

 

そのマインクラフトの世界には面白い物理現象がある。例えば、地面に一立方メートルの立方体(これを1ブロックと呼ぶことにする)を置く。その上に土で出来た1ブロックを置く。そして地面に置いた、下の1ブロックを壊す。すると、上のブロックは宙に浮いたままになるのだ。

この概念を空間を指定し、召喚すれば楽に落とし穴を作ることができる。

が、砂で出来たブロックはその現象に当てはまらない。下のブロックを壊すとちゃんと落下するのだ。今回の罠を設置する場所は砂浜、よって砂を設置しなければならない。

 

なので、マインクラフトの不思議物理現象を用いた落とし穴を作ることにした。

 

仕組みはこうだ。砂ブロックの上に『糸』を設置しておく。その糸は殆ど見えないので相手に気付かれることはあまり無い。糸を設置した後は、糸から少し離れたところから糸を設置した砂ブロックの下を掘っていく。不思議な事に、糸を設置した砂ブロックとそれに隣接した砂ブロックは、何かしらの衝撃がない限り落ちて来ないのだ。下を掘り終えたあとは、入ってきたところからそこを埋めながら上に上がってくる。すると、一見何も無い砂浜だが、糸に触れると砂ブロックが落ち、真下に急に穴が出来る落とし穴のできあがりという訳だw

 

……つまり、たまたまスマホに収納されていた糸を使って、そのそこ巨大な罠を作ったのだw ……なんで糸なんか持ってたのって? 第三特異点に居るアステリオスの宝具が迷宮で、脱出するには糸が必要って聞いたからだw

 

カリギュラが落ちた先には、かなり深い縦穴が広がっている。大体高さ30mってところかな?w

 

そしてその両側……というか円形なので全方向の壁には強烈な痺れ薬の塗られた矢がセットされたボウガンが取り付けられている。勿論、俺氏が頑張って必中の概念をつけまくった物だからね?ww その数、なんと約100本! カルデアでは(イタズラの為に)この手の作業は欠かさなかったのさww 因みに落とし穴の中に張り巡らされた糸が、砂やカリギュラに触れた事で発射される仕組みになっている。辛さ+突然の落とし穴のコンボでまともな思考が出来ないカリギュラだが、というか元々バーサーカーでまともな思考が出来ないが、英雄としての勘と生半可な必中の概念ということでいくつかの矢は躱したが、一本掠れば痺れ薬が効き始め、たったの30mを落下する一瞬でハリネズミのようになった。

 

「カフッ……!」

 

…………因みに俺氏は落とし穴の中のビデオカメラの映像を、手元のカメラで映像を受信しリアルタイムで。リッツたちには下っ端海賊が飛び出した時辺りに召喚した、マンガとかでよく見る飛行型の大型モニターにてネロ達とカリギュラの哀れな姿を見てもらっているよwwww

 

落とし穴の下、座標 z -30 、つまり地下30mには溶岩の川を作った。これもマインクラフトの世界の物理現象で、水やマグマは1ブロック分の源水があると、そこから無限に溢れ出るのだ。その上、マインクラフトの溶岩は空気に触れようが温度が下がることがなく、水にぶつかるまで決して固まったりしない。つまり、穴の下に横長の空間を作り、狭い方の壁側にマグマの源水(源泉)を置けば、勝手にマグマの川が出来上がるのだ。

 

マグマの川に着水したカリギュラは、マインクラフトのマグマがバッチリ神秘を帯びている事もあり、ジュウッ!! と音を立てながら焼けていく。

 

「グガアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

 

うむうむww 良い声(悲鳴)だwwww 流石は毎日寝ろ寝ろ(ネロ)叫んでいるだけの事はあるwwww

 

……おっと、説明のことをすっかり忘れてたよw

 

マグマの川に落ちたと言っても、ここで死んでもらっては困るので、この川にそこまで長さは無い。流れの早い……マグマの癖に速すぎるとは思うが、10秒で30m程流される位の激流で、着水地点から30mの場所にはきちんとカリギュラに脱出してもらう為の装置も作ってある。

 

実の所、この溶岩の川はそれ程深くない。カリギュラが麻痺して動けないだけで、サーヴァントなら暴れて直ぐに脱出できる深さなのだ。ざっと言って2mだが、サーヴァントであっても全身が麻痺した状態では脱出は不可能だ。そこでこれ、「重量感知板」の出番だ。マインクラフトの水やマグマは流れる途中にこの重量感知板を置くと1ブロック分避けて行くのだ。たとえそれが木製だろうが石製だろうが金属製だろうがねw

 

だから、マグマの川の着水地点から30m地点に鉄の重量感知板を横一面に設置してある。なので、マグマの川の中、マグマの途切れている空間が出来ている。カリギュラの体の一部がその空間に入れば重力によってたった1mだが落下し、その重量感知板が重量を感知、その板の下一面にあるマインクラフト製の立方体ダイナマイトが爆発、そこから真上に掘って隠されていたもう一つ大穴から地上に飛び出る仕組みになっている。

 

……勿論、マインクラフト製のダイナマイトなので神秘が含まれてる。実際、たった今爆発に巻き込まれたカリギュラは霊核大丈夫?w

ってくらいにはボロボロだww 矢も一応、量産出来るということでマインクラフト製の矢に概念付与していたので、マインクラフト製の何故か燃えない矢によって、『数多の矢が刺さり、全身麻痺で、全身火傷を負い、右足が爆発で吹き飛んだ状態』のカリギュラが地上へぶっ飛んでるのだwwww この映像を見ているリッツたちもさぞ呆然としてあるだろうなwww (※乱夜は魔術で動体視力を上げて見ているのでリッツはよくわかっていませんw)

 

「ーーーーーー!!!!」

 

どうやら喉をやられているらしく、声と言うよりは爆風のような音が口から漏れているww

 

プギャプギャ━━━m9(^Д^≡^Д^)9m━━━━!!!!!!

 

……おっとww 流石にはしゃぎ過ぎたなww

 

「ワロスwwww」

 

黒髭うるせぇぞw

 

爆発によってあっという間に30mを飛び過ぎようとしたカリギュラに、薄い天井……と見せかけたネズミ捕りのような罠が襲い掛かる!!ww

 

コチラにも天井付近にビッシリと張り巡らされた糸によって作動するようになっている。流石に3mの正方形の板は大き過ぎたので、2m×1mの長方形の板を使っている。その板は硬度を強化された木の板に直径1センチの針が10センチ感覚でビッシリと生えていて、反対側の板は針が重ならないように少しだけズレた状態で配置されてある。勿論、静謐ちゃんお手製の致死性の猛毒であるww その上、ビッシリと張り巡らされた糸が、カリギュラの体の向きによって変動する糸への衝撃を感知し、カリギュラの体の向きに合わせて回転するようになっている。(例えば、両肩が東と西を向いた状態で突っ込んでくれば、南と北に板が回転し配置され、必ず体の前後から挟まれるようになっている。)

 

天井の中心を支点とし、両側から飛び出した毒針つき板がカリギュラを挟み込む。丁度足から爆発に巻き込まれたようで、頭から突っ込んでくるカリギュラはその板によって串刺しにされたが、爆発の勢いが凄まじく、毒針板に挟まれた状態で天井を突き破り、地上へ飛び出した。

 

「…………なっ!?」

 

ソレを見て、驚き、信じられない顔をするネロ帝! 内容は知っていたがドン引きする我がサーヴァントたち! 苦虫を噛み潰したような顔をする他のサーヴァントたち! 白目を向き、口をあんぐりと開けた状態でソレを見つめる(見つめれてない)リッツと所長! そして光に包まれて消え行く、絶望に満ちた貌(顔)をしたカリギュラ!

 

最っ高ォォォーーーであるな!!!wwww この表情こそ、致死性のイタズラ罠を仕掛ける醍醐味であるな!!ww (外道)

 

「ヒハハハハハハハ!!!wwww 最っ高ォォォーーーだなァッ!!ww」

 

気付けば窓から身を乗り出し叫んでいたが、どうでもいい!w これこそ俺が特異点攻略に望むモノのひとつだ! 最高峰の娯楽だ! 現代日本人が無くした娯楽のひとつがここにある!!

 

「アハハハハハハハ!! なんだコレ!ww 最っ高ォォに面白ぇ喜劇じゃねーかァ!ww 面倒臭ェ敵をここまで面白く調理しちまうたァ乱夜の仕業ダナ?ww 最っ高ォォォだぜ!! キハハハハハハハハハ!!!!www」

 

よく見ればルードゥスの奴は俺と同じく、この状況を見て狂笑している。

 

 

ヒャハハハハハハハハ!!!

 

 

 

 

 

 

 

…………なんか今俺氏めちゃくちゃダークサイドだったような気がするwwww

 

 

 

 

 

 

素に戻ればさっきの自分がスゲー顔してたって自覚が出てきたww まぁ、黒歴史にはなるだろうがそれも俺のコレクション(記録)の一部としてとっておこうww

 

そして、しばらく砂浜で呆然としている奴ら(ルードゥスは未だに狂笑now)だったが、一分程して漸くステンノが口を開いた。

 

「…………懐かしいものを見たわね。神代に同じような顔をして、同じように人も怪物も神も関係無く壊す人間が居たわ…。(遠い目)」

 

 

『…………えっ。』

 

 

…………えっ。…………えっ。神代? 似た顔? 人間?

 

…………ステンノさんや。ちょっと O ☆ HA ☆ NA ☆SHI しなくちゃ行けないようじゃね?ww




投稿した次の日の夜 (1日目)
ダラダラするなりゲームするなりで完全休養日。(偶に執筆を既に始めてる)
次の日の夜 (2日目)
小説を読むかゲーム、就寝前に執筆。30分前後。もしくは2時間前後。
次の日の夜 (3日目)
ゲームしながら、本作の話構成とネタを考え、就寝前に執筆。30分前後。もしくは2時間前後。
次の日の夜 (4日目)
ネタの為、少しだけゲームと読書をやって全力執筆。3時間以上。
その日以降
全☆力☆執☆筆☆だ。 時間を使える限り執筆に注ぎ込む。

学校がある日の生活状況です。まぁ、帰ってすぐに風呂やらを済ませて寝落ちする日もありますがねw
……休みの日? 用事かゲームか外出で大抵は潰れますなw

……カリギュラの罠から進まねぇ……w


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ローマでも別行動

遅くなってェェ、申し訳ないッ!

我が校にイベントのない期間など無かった……。何故かトントン拍子で生徒会書記に立候補(推薦)され、木曜に選挙があって選挙活動で忙しいぽ〜か〜おぅ♪です。火曜には投稿するつもりだったんスけどねェ……。 ……そう言えば世間でも選挙をやってるそうですが、現総理以外の候補者の名前を知らませぬw


……珍しく、真面目?かもw.


やぁ諸君。現在、カリギュラを罠に嵌め、笑い過ぎで表情筋と腹筋を攣り、俗に言う「腹筋崩壊」状態の遊叫 乱夜とは私の事である!

 

…………因みにルードゥスは、俺よりも遥かに重度の「腹筋崩壊」状態なので、皆さんで笑って差し上げましょうww

 

 

 

あの後、しばらくしてエネルの方舟に乗って俺達はローマに向かった。俺は全く聞いていなかったが、ちゃんと原作通りに敵の本拠地を教えてくれたらしい。敵の本拠地やネロの「この戦いが終わったら」云々の話は全く聞いていなかったが、ステンノから生前見た俺に似た顔+行動の人物については、ミッチリO ☆ HA ☆ NA ☆SHI した。なんと、古代ギリシャにも「ユウキョウ」の名を持つ人物が居たらしい。和解不可能の敵や、完全なクズ以外は殺さず精々がボコる程度だったらしいが、殺した相手は完膚無きまでに封殺、瞬殺していたらしい。おのれ先祖めw 俺も混ぜろww

 

 

それと、この話の流れ的に全く関係ない話だが、カリギュラが消えた直後、俺が爆笑している間にネロが「伯父上ェェェェ!!??」と叫んでいたようだw 全く聞こえなかったよw コレが判明したのはさっき方舟に乗りこんで、幾つもの場所、角度で撮影した映像を一本の動画に加工していた時だ。……余談だが、方舟の正面方向を0度とし、反時計回りでカメラに角度を付けていたんだが、ぽーかーのヤツに120度の角度を付けて撮ったカメラが〜等の話をした時、「え? 3分の2パイ(π)ラジアン?」などと言って、角度がイマイチ伝わって無さそうだった。ええい、ラジアンって何だ、弧度法って何だァ!? 高校ほぼ行ってないのに解るかァ!?

 

 

……コホン。さてと、それじゃあ次のお遊b…戦闘について考えるかww

 

「ハーイ、マイサーヴァントしゅーごー。」

 

バリッ「呼んだか?」

 

スタッ「……マスター、お呼びでしょうか?」

 

テクテク「拙者のこと呼びましたかな?ww」

 

「ど う で も い い w w」

 

「そんなッ!?ww ガビーン 」

 

「口でガビーンとか言ってるヤツがそんな!?とか本気で思う訳ねぇだろうがww」

 

あとはミクだけだが、確か方舟の甲板から地下2階辺りでミニライブをやってたハズだが……。

 

因みに。ミニライブをやっていた理由は、ステンノの居た島に着いた時から、未だに船?酔いで体調を悪くしていた兵士らにヒーリングソング(回復する歌)を歌ってやるんだってよw

 

……ネロの方舟運転はカルデア組全員で何とか止められたよww

 

ジジジジ「お呼びですか? マスター!」

 

ビクゥッ「おわァ!?フィィィィィィ⤴︎⤴︎⤴︎フゥゥゥゥ⤵︎⤵︎⤵︎ 何だ、ミクか。驚かすなよ。」

 

「どんな笑い方してんだよwwww」

 

仕方ないだろww 真横の空間ににイキナリノイズみたいなのが出現して人の形を取れば、そりゃあビビるだろww

 

「あーー、コホン。それよりも、そろそろこの船はそこそこローマに近づいた頃だ。凱旋するしいから、もうすぐ方舟から徒歩や馬に切り替わるハズだ。」

 

「(コクン)」

 

「で、だ。この後、此処とそっくりな向こうの世界を基準に考えた場合、連合ローマ兵とレオニダス一世率いるスパルタ兵が居るはずだ。だが、こっちの世界では、オルレアンの時みたいに重要な場面でオレたちに対する世界の抑止力が働くと思われる。ここまではおk?」

 

「おーけーおーけーww つまり拙者の活躍がコレから重要になってくると?wwww」

 

「その時は敵陣に一人で突っ込ませてやるからな。「ヒデェ!?」そして提案なんだが……、ここはリッツらに任せようと思う。」

 

「ほぅ?」

 

「どうして?」

 

「ハッキリと言おうか、このままじゃリッツやマシュの経験値が圧倒的に足りなくなる。RPGゲームと同じさ。それじゃあこの先、高ランクの戦闘が起きたら勝てるか勝てないかじゃなくて、挑めるか挑めないかになる。俺の言いたいことがわかるか?」

 

既に一流の魔術師でもある所長も含め、サーヴァント以外のカルデア組のメンバーは精神的に未熟だ。所長は癇癪持ち、リッツとマシュは殺人とかへの忌避感等、特異点攻略の中で乗り越えなければならないモノが沢山ある。

 

「そしてさっきも言ったが、重要な場面での抑止力の介入も有り得る。ふと思ったんだが、レオニダス一世は守りが得意なサーヴァント、真正面からぶつかれば高確率で結構足止めされてしまう。そして、その間にローマが落とされてたら?」

 

『!?』

 

「だろ? 何も、特異点崩壊の条件はネロが殺される事だけじゃない。俺もさっき気が付いて、あれ?これやばくね?って本気で思ったからな。」

 

「……先程、リッツらに任せると言ったな? ならば我々は何をする?」

 

「……まず、これから直ぐに方舟から全員を降ろして、馬でローマに向かわs…ああ、リッツは馬に乗らないんだったなw リッツらをローマに向かわせた後、する事があると言って方舟マクシムから、魔改造して高速で飛べるようになった黒髭の船に乗り換え、全力でローマに向かう。異常があれば対処、無ければ……そうだな、確か帰って暫くしたら何処ぞのアサシンとバーサーカーが帰還中に連合ローマ兵共に絡まれていたハズだからそっちに行くか。」

 

「それがいいだろうな。私も未だこの魔力というモノを制御出来てないからなのか、心鋼(マントラ)が十全に使えないのだ。……全く、心鋼さえ使えれば国中の会話すら聞こえると言うのに……。」

 

「なかなかエネル氏もチーターですなwwww 拙者にもモテモテになるチート能力が欲しかったナー!ww」

 

「喧しい、お前がソレを持った所でwwだろwww 「酷くない!?」やれやれ……w あ、そうだwww ついでに、対サーヴァント戦の準備をしておくかw 確かこの特異点で出てくるサーヴァントは……、モブ皇帝共は置いといて、レオニダスを除くとダレイオス、アレキサンダー、孔明、ロムルス、アルテラ、レフ肉柱くらいだなwwww アルテラは肉柱野郎を即殺せば召喚されないハズだし……あ、でも抑止力があるのはほぼ確定な訳だし、過剰戦力を用意してた方がいいか……。」

 

それじゃあ、さっさと行動に移しますかねェwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうすぐですね。首都ローマには間もなく到着します。帰路もお疲れ様でした、先輩。」

 

「全く、貴方も馬にくらい乗れるようにしておきなさいよね。」

 

「うう……面目ない。」

 

「何故馬に乗らぬのだ、リツカ? そうだ、戦車でも用意すれば良かったか。すまぬ、余の部隊に残った数名の兵たちは精鋭だが、生憎と戦車兵はおらぬのだ。」

 

兵A「ならば、皇帝陛下。次の遠征には戦車を用意させましょうか。」

 

「自ずと必要になってくるであろう。何せ、次の遠征は連合首都への本格侵攻だからな!」

 

「はっ!」

 

「うむうむ。」

 

『……ところで、なんで乱夜達は別行動を取ったんだろうね? する事があるって言いながら凄い速さで飛んでいったけど。』

 

「そうね……。」

 

「乱夜の事だから、ろくな事じゃないと思うけどね……。」

 

「それには同感ですね、マスター。彼らは別行動と言いながらも、私たちの事をつけてきてたりしてましたからね。あの時の落とし穴へと落とされた屈辱と言えば……っ!!」

 

『お、落ち着いてって。一応観測機によると今現在、首都方面に凄い速さで向かっているよ。首都に罠を仕掛けるのは民間人も居るししないと思……っと、皇帝陛下、敵襲のようだよ。前方から敵集団。反応多数だ!』

 

「仕方ない、素早く蹴散らしていこう!」

 

「了解です、マスター。押し切ります!」

 

「おや、戦闘か。久しぶりの出番なのだ、アーチャーの存在感を見せつけてやる!」

 

「エミヤやる気だね。」

 

「あのバカが変な事をしでかさない内に、首都へ戻るわよ! 悟飯は突破口を、クロロと藍染は私たちの護衛を!」

 

「お任せ下さい。 ハッ!」

 

「容易い。」

 

「近付く前に霊圧で押し潰してやろう。」

 

 

「……ァァ(コイツら、やっぱり少しずつ成長してるんだなー。……俺、オレンジの服の奴にバレないよな…?)」←連絡要員のカメラマンゾンビ(悟飯を殴り飛ばした前科ありww)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッ「…報告。首都内部、近郊での敵影は無し。何も異常は無いと思われます。」

 

バリバリッ「コチラも、現段階での最大感知範囲内には怪しい者は居らぬようだ。」

 

「…………ふむ、異常無し。俺の取り越し苦労だったか…。」

 

という事は抑止力は今じゃない……となると、やっぱりレフ肉柱の所に居るのかねェ……。前回は特殊砲弾と大量のサーヴァントという過剰戦力があったにも関わらず、結構ギリギリの戦いだった。今回は前にも増して大量のサーヴァントが居て、黒髭の船の砲弾もキッチリ準備済み、俺自身もそこら辺の雑魚サーヴァントなら上回る装備を手に入れたが、この特異点ではそもそもの敵勢力が中々強大だ。ハメ殺せるファブニール&弱小サーヴァントコンビと、間違い無く大英雄のロムルス&レフ肉柱&ゴーレム、キメラ、スケルトンやモブ皇帝共という名の雑兵。どう考えても後者の方が強い。これに、聖杯持ちアルテラ&ワイバーン、キメラが追加投入されたら、そこそこの戦いになる。だが、それじゃあ怪物みたいな抑止力が現れたら負けるかもしれないんだよなぁ……。

 

………………。

 

よし、ゲーム魔術で色んな世界から、色んなもの引っ張ってくるかwwww




明日は立会演説会本番か……。立候補者の選挙演説とか面倒過ぎィ。態々執筆する時間削って演説の原稿書いてたんだぞ、お陰で読者様方に失踪したと思われたらどうしてくれるんだよ!?

……そもそも全役員定員ピッタリ何だから選挙要らなくね? なにさ、信任投票って。ブツブツ……

…………………コンパスとかしたい。こうなったら次回はやりたいけど時間的に中々出来ないゲームのキャラをぶち込みまくってやるぅ!!ww


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親交会&紹介

むぅ…、キャラの選別で予想以上に時間がかかった……。ハッ!? さてはコレが噂に聞く週一投稿というものかッ!?

……流石にやり過ぎたかも?w いや、まだ全然大丈夫だと思うw


乱「っしゃあッ!! オレが王様だァ!! 2番と3番はジャンケンとあっち向いてホイして、負けたヤツは俺からバックドロップだァ!w」

 

ジ「……私が3番よ、2番は誰?」

 

コ「コクリコが2番だよ。」

 

乱「ジンジャーとコクリコットだな、よーしw それじゃあ、ジャーンケーン…」

 

ジ&コ「「ぽん!」」

 

ジ「……私の勝ち。」

 

コ「うーん、負けちゃったー。」

悪『おい! 何負けてるんだ、次負けたらバックドロップだぞ!?』

 

乱「それじゃあ次はあっち向いてホイだなw せーのっ!」

 

ジ&コ「「あっち向いて、ホイ!」」

 

ジ「やった……!」

 

コ「負けちゃった……。」

悪『クソっ…!』

コ「ねぇ?……痛いことするの…?」 (ウルウル)

 

乱「…!? い、いやいやいや! コクリちゃんには何もしないよ!? ただそこのクソ悪魔にバックドロップぶちかますだけだから!」

 

悪『何ィー!?』

コ「痛いことしないの……?」

 

乱「しないって……! ……ただし、テメェは別だこのクソ悪魔がッ!!」

悪『ゴハァッ!?』

 

 

 

 

ト「ヒャハハハハ!! とうとうやって参りましたよ、ワタクシが王様です!! ふんふふーん〜〜♪ さて、何番にしようかな? かなかな?w ハイ!決まりました! …1番と3番と6番は2回、それぞれ違う相手と手押し相撲をして、2戦とも負けたヒトは2戦とも勝ったヒトからデコピンをされるというのはどうでしょう!?ww」

 

乱「このクソピエロマジでウゼェェェェ……。」

 

へ「我が1番である。」

 

ウ「3番は……私……。」

 

重「報告。本機体、番号6番。」

 

一同『…………………………。』

 

乱「……おいコラ、『the トリッキー』。お前この組み合わせで手押し相撲なんてさせんのか?ww 静謐ちゃんの炎バージョンのような『エターナルフレイム』、重力を操る『重力戦士』に攻撃を無効化しまくる『ヘヴンリーイージス』。曲者揃い過ぎんだろwwww」

 

ト「…………アハッ♡」

 

乱「……。(無言の腹パン)」

 

ト「ゴフッ!?」

 

 

 

 

 

桜「……あ? 我が王様か……。…! そうだな、1から4番は今から我と斬り合いだ!」

 

侍「お、桜華殿? 某は問題ないですが、女子供にそれはちょっt……」

 

フ「いいよー♪ 私たちと遊びたいんだよねっ! それじゃあ、きゅっとしてドッk……」

 

ナ「フランちゃん、それはやっちゃダメよ? ふふ、後でナルメアお姉さんが遊んであげますからね? 桜華さんも、普通の斬り(kill)合いで宜しいですよね?」

 

エ「いいでしょう。全知全能の名の元に、必殺というのものを見せて差し上げます。」

 

桜「だ、そうだぞ? 侍?」

 

侍「」

 

乱「( ´∀`)ゲラゲラ」

 

※しっかりと止めさせましたw

 

 

 

 

 

静「……私が王様です…! ……では、下から5人、8から12番の方々は神のような力を披露して下さい。出来なかった方は私とウメハちゃんとの状態異常ダメージコンボです。」

 

雷「8番…………。(そもそも体が雷)」

 

初「9番…………。(電子化)」

 

ク「10番…………。(そもそも堕天使)」

 

ア「ゴァ(11番)…………。(そもそも存在が天災)」

 

黒「12番…………アルゥェエ!? 拙者だけなの? こんな高レベルな命令なのに、罰ゲーム拙者だけ…だと……!?」

 

静&ウ「セイッ!!」

 

黒「ゴハァッ!? ア"ア"ア"ア"ア"!!」(両頬を挟むように殴り、回転するように飛ばしながら)

 

半数『(*゚∀゚)アハアハアッハッノヽ~☆はは』

 

 

 

 

………………と! 言うことで、やぁ諸君。第二特異点最終決戦の前に、出来るだけ戦力や装備を充実させようとして、ちょっとというか少しというか、ゲーム魔術を結構暴走させてしまった遊叫 乱夜ダッ!ww

 

あー、コホン。それじゃあ、上の色々混ざり込んだ王様ゲーム騒ぎは一旦置いといて、まずはローマ首都に危険が迫っていないか確認した直後の事から話そうか。

 

ゲーム魔術で戦力増強を謀ろうとした俺達は、取り敢えずローマ近郊の上空で、雲で姿を隠しながら色々と召喚する事にした。

 

幸い、此方には聖杯がある。ゲーム魔術で召喚しても、直ぐに魔力は回復できる。という事で、毎度おなじみの「シャドウバース」から一度に場に出せる(召喚できる)数に限りがあるフォロワー(モンスター)カードでは無く、スペルブーストという特殊効果の付いたウィッチのスペル(即効魔法)カードを召喚した。スペルブーストというのは、スペルブーストの効果を持つカードが手札にある時、ほかのスペルカードを使うと一回だけ働く、コストを減らしたり威力を上げたりする能力だ。この能力を持つカードを複数召喚して、低魔力で尚且つ使う場面が無いであろうスペルを連発して、スペルブーストを数十回は行う。……流石にバテてきた。魔力の消費イコール生命力の消費のようなものだからな。幾ら魔力が回復するからと言っても、キツいものはキツイのだよ、ついでに痛いしな!

 

そして、今度はフォロワー……、モンスターを召喚する事にした。骸の王みたいな奴らは、何となくアウト(何が?w)のような気がしたので、見た目がマシなやつを主軸に召喚していく。だが、戦力面を考えて強力な異形も召喚するがww

 

だが、今は変異体ゾンビさんを所長チームにカメラマンとして同行させている為、召喚できる限度は4体まで……だったのだが。少し前に送信したぽーかーの奴への相談メール(LINE)の返事が来たのだ! その手の事で相談すると、大抵が「知るか」で一蹴されるのだが、今回はアイツが協力してくれたのだよw

 

俺はスマートフォンから召喚を行うが、ヤツはゲーム機全般出来るらしい。そこで、psvの「Jスターズ ビクトリーバーサス」という、ジャンプ45周年を記念して発売された(?)、ジャンプキャラたちの格闘ゲームから、キャラに装備させるカードのデッキの枠を増やす「Jスターズデッキ01枠A」、「Jスターズデッキ01枠B」というモノを、概念としてLINEで圧縮した状態で送ってきたのだ。取り敢えず使ってみるかと思った直後にビックリ!w 解凍した瞬間に勝手に召喚されて、そのまま世界に溶けていったのだよw 試しに「ファントムハウル」を使って見たところ、召喚できる数が合計で7体までに増えてたんだよ!?w

 

そこからは簡単、ゴーストを遠くに見えた連合ローマの軍に特攻させた後、ファンファーレ(場に出した直後に働く能力)を使い、攻撃した敵フォロワーを必ず倒す「必殺」、場に出てきたそのターンから攻撃できる「疾走」、場に居る限りタゲ集中の効果を持つ「守護」、これら3つの能力を得て、これらの能力をたった一体で持つ、全知全能の神の寵愛を受けた「エウロペ」を召喚する。王様ゲームで「エ」と表示されていた奴だ。

 

取り敢えず人型で使えそうなヤツを召喚したつもりだ。素のステータスは並のサーヴァント以下だろうが、大抵の敵なら一撃で即死させられるし。

 

次に召喚したのは、同じく「必殺」の能力を持つ、「お姉さん版頼光ママ」こと、「揺らぎの斬姫・ナルメア」だ。王様ゲームでは「ナ」で表示されていた。コチラはしっかりとサーヴァント並のステータスを持つ上に即死攻撃保持者だw (多分)役に立つに決まっているw

 

そして、王様ゲームで「重」と表示されていた、「重力戦士」だ。重力を操り、空を飛ぶ為、対空戦法が人外(肉柱や鯖)か弓しかない連合ローマでは、空を飛び回る上、サーヴァント並のステータスを誇る重力戦士を止めるのは難しいだろう。

 

人型の最後は、王様ゲームで「ジ」と表示されていた、「言霊使い・ジンジャー」だ。名前の通り、言霊使いだが、シャドバ内ではややこしい能力をしていた。が、今回はその能力に一切の意味が無いので、能力は使わないように言ってある。……勿論、能力とは言霊の事ではないよ?w 言霊でそこそこ無双してもらう予定だからwwww

 

そしてそして、お待ちかねの強力な異形タイムダッ!ww

 

絶対の防御、「ヘヴンリーイージス」。倒す事は、ハッキリ言ってビーストらよりも不可能だ。常時、全ての攻撃、能力を無効化する。圧倒的な火力も、絶死の必殺も、抵抗不可の消滅も、弱体化の魔法も、雑魚に変化させる魔法も、全てが無駄なのだ。ただし、強化魔法な除く。それも無効化しろよw その上、絶対の防御無しでも骸の王と同等の性能だ。時間はかかるだろうが、超越的な力を持つ修正力やティアマト等の不死身野郎が居なければ、たったの一体で特異点修復出来ると思うw 因みに、王様ゲーム中は人間大に縮小して「へ」と表示されている状態だw

 

最後に、突然現れる厄災、大災害である「アルバコア」。見た目はクロマグロのようだが、その実、巨大な都市レベルのサイズを誇り、隕石並の速度で突っ込んでくるのだ。そうして幾つもの国を壊してきたんだろうなぁ〜としみじみ思うが、しかし、ヘヴンリーイージスや骸の王の方が強いのだよwwww やはりヤツらは強すぎなwwww そしてこいつも、王様ゲームの時、大型犬大に縮小して「ア」と表示されていたw

 

以上6名(体)が今回のシャドバ戦闘員だ。

 

更に、コヤツらは一度召喚してしまうと、もう魔力を一切必要としないのだ。

 

俺は既に、聖杯の魔力によって全快したので、今度は聖杯の魔力によって召喚を行う事にした。

 

聖杯戦争で聖杯の補助を得て召喚されるサーヴァントは7騎。という事で、7体の超人らを召喚する事にした。

 

「#コンパス」より、変な悪魔に片思いで取り憑かれた少女、「コクリコット ブランシュ」。高火力&低体力なキャラで敵を倒しやすく、倒されやすいという扱いづらいキャラ。だが、俺のメイン操作キャラであるww 特殊効果(スキル)も必殺技(ヒーロー技)も、大量の強化なデバフを振り撒く、実に(操作性、能力が)俺好みのキャラであるwwww そして王様ゲームでは「コ」と表示され、悪魔の方は「悪」と表示していたw

 

「#コンパス」より、総師と呼ばれる「桜華 忠臣」。接近戦超特化のガチ戦闘キャラだ。……使い心地? ダッシュを使えるキャラ(コクリコット)に慣れた俺からしたら、足が遅い。それ以外は、まぁ、強いかな?ってくらい。因みに王様ゲーム中は「桜」と表示されていた。

 

「東方Project」より、狂気を持つ約500歳の吸血鬼「フランドール・スカーレット」。狂気を持つ上に、「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」を持っていて、その危険性から495年もの間幽閉されていた(ハズ)。そこら辺、ちょっと曖昧だなw それと、能力はイメージ的には直死の魔眼に近いらしく、完全に万能という訳では無い。あ、それと約500歳の割には小学校低学年程の容姿をしているので、所謂、合法ロリと言うやつであるww そして王様ゲーム中は「フ」と表示されていた奴だよw

 

「千年戦争アイギス」より、「侍剣士コジュウロウ」。魔物が溢れる、神秘の濃い時代の、全身鎧の上、大盾にメイスを持つ超重装備の大男の攻撃力が200以下なのに対して、完全体時、攻撃力600、体力は倍、防御力1.5倍、オマケに速度も比べ物にならないという超人だ。詳しくはググってみたまえww そして王様ゲームでは「侍」と表示されていたw

 

「千年戦争アイギス」より、「堕天使クロエ」。封印により、一分間のうち、半分程しか活動出来ないが、体力こそコジュウロウよりも低いが、攻撃力はコジュウロウの倍、防御力すら1.5倍と、圧倒的性能を誇る。まぁ、活動出来ないとは言ったが、攻撃を避けるくらいは出来るらしいので、封印解除=攻撃できるようになるって感じだww それに、封印されている間、低確率で味方へのダメージを無効化する能力を持つ。有能過ぎだなwwww そして王様ゲーム中は「ク」と表示されていた。

 

「遊戯王 デュエルリンクス」より、「the トリッキー」。手札を一枚捨てると特殊召喚が出来る魔法使い族のモンスターだ。コイツ、はてなマーク覆面被ってる癖に妙に声が透き通ってるんだよなぁ……(喋れるという独自設定)。ま、一応マイデッキのレギュラーって事で引っ張ってきたwwww 王様ゲーム中、「ト」と表示されていたwwww

 

「乖離性ミリオンアーサー」より、「エターナルフレイム・オブ・ディッセンバー」。最も、これは正式名称で、普段は「エターナル・フレイム」を名乗っている。俺のミリオンアーサーでの推しでもあるww 因みに、エターナルフレイムというのは長いので、ディッセンバー(12月)を言い換えて、「梅初月」、略して「ウメハちゃん」との渾名で呼ばれる事が決定したwwww 王様ゲーム中は「ウ」で表示されていたケドねwwww

 

 

……さて、一通り紹介は終わったかね?ww




さて、2週間後は中間テストである(白目)

……もっと出したいキャラはいたけど、流石に小説として人物を詰め込んで書ける気がしない。


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この地の修正力

スーパー遅くなりましたァ!

これも全て風邪のせいである(断定)
学校の体育でサッカーなんかやってたせいで風邪を拗らせて熱まで出て怠かったよ……。まぁ、楽になってきたから漸く投稿出来るってもんですよw

無事、中間テストを乗り越え……まぁ、その、なんだ、点数なんて聞くんじゃないぞ? ……乗り越えたけど、ハッキリ言ってここから先の展開が頭の中からトンじゃってるんダヨねー……。……まぁ、その状態からでも続けるんだけどさ?w

それと、そろそろモンハンパートを全力で終わらせたいと一応思ってるんだけどね? 中々指が動かない訳なんですよねww 大体の動きは頭の中にあるのに、女性ばっかのマトモなチームの方がギャグチームより進めづらい……。

前回から結構時間が経ってるので↓
乱→遊叫 乱夜
静→静謐ちゃん
髭→黒髭
コ→コクリコット ブランシュ
桜→桜華 忠臣
ウ→エターナルフレイム・オブ・ディッセンバー
へ→ヘヴンリーイージス
ト→the トリッキー
ク→堕天使 クロエ
侍→侍剣士コジュウロウ
フ→フランドール・スカーレット
ア→アルバコア
重→重力戦士
ジ→言霊使い・ジンジャー
エ→エウロペ
ナ→ナルメア

……↑コレ書いてて気が付いたんだけど、「エターナルフレイム」と「エウロペ」が「エ」表記で被ってました……。「エターナルフレイム」を作中のあだ名に因んで「ウメハちゃん」から「ウ」表記にしときます。


乱「さて、一通り紹介が終わったところでだな、荊軻(ケイカ)と呂布の様子でも見に行きますかねェ?wwww」

 

コ「? 誰に喋りかけてるの?」

 

髭「壁の向こうのお友達か、ただただ虚空に話しかけている悲しい人じゃないですかな?wwww」

 

コ「どこにも壁なんてないよ? それと悲しい人ってどーいう意味?」

 

髭「そr」

 

乱「コクリちゃんに変な事教えんじゃあねェッッッ!!」

 

髭「(#)’3`;;)・;’.、グハッ」

 

悪「察してやれよ、話す友d」

 

乱「喧しいわクソ悪魔があああああああッ!!」

 

悪「`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)グハッ!!」

 

ト「ら、乱夜さん? どうしたんですか、そんなに荒ぶって?」

 

乱「ハァ、ハァ、なに、コクリちゃんに変な事教えようとしたゴミ共を掃除しただけだ。お前もコクリやフランたち純粋組に変な事教えようとしたら全身飴で固めるからな? ……なんで飴?なんて聞くなよ? 甘党の俺が巨大ママの10億幹部見たいに『糖分は力の源』みたいに思ってなにが悪いんだよボケが!」

 

ト「唐突過ぎる逆ギレ!? と言うか逆ギレですらな( ゚∀゚)・∵. グハッ!!」

 

 

HAHAHAHAHA! やぁ諸君。王様ゲームが終わった後、各々がフリーダム過ぎて行動を把握し切れていない遊叫 乱夜だァッ!!

 

王様ゲームの流れの直後に一時解散して、召喚したヤツらを紹介(誰にだ?w)してる間に、取り敢えず現在の各地の状況確認と、(色んな意味での)戦争の準備をしたんだが、その間に異世界組が船のあちこちで問題を起こしているらしい。モブ船員が色々と報告して来るが、一々黒髭が指示を出していては間に合わない量の問題をぶち込まれて来たw

 

しばらく経って、漸く騒動が無くなってきたタイミングで、そろそろ一度感知したサーヴァント反応から計算して割り出した荊軻と呂布が率いる軍隊が居るポイントに近づいてきた。今頃リッツや所長らはローマ国民に揉みくちゃにされてんだろーなーww お祭り騒ぎだろうしなw ……俺? 俺はカルデアに帰ったあとに記録映像を見るくらいが丁度いいのでパスw 祭りは嫌いじゃないが、古代人らの祭り参加する気分じゃないので今回は行かない。

 

……さて、そろそろ見えてもおかしくない所まで来てみたが、一向に人の気配が無い。俺達はそこそこ上空に居るにも関わらずだ。ここら一体の荒原、草原、林、森が同時に見えるくらいには高度が高いのに人影一つも見えない。

 

「んー……、もう少し先まで行ってみるか。」

 

取り敢えずローマからここまでには居なかったので、更に先に進んでみる事にした。

 

そしてポイントから数十km先の荒原に、漸く人影が見えた……と思ってたら、何処からどう見ても人間じゃないのがうじゃうじゃしてる……

 

……ん? 虫?

 

( つω-。 ` )ゴシゴシ

 

(´∩ω・`)チラッ!!

 

…………ん?

 

(つд⊂)ゴシゴシ

 

|ω・`)チラッ…?

 

…………………………

 

『はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??』

 

俺と、そろそろ目的地に着くからと集めておいたサーヴァントらが同時に叫んだ。

 

いやいやいや、何アレ!? 向こうに見える人影の半分位がワケワカメな事態になってるんですけど!? と言うか、よくよく見ると数百単位で飛んでる異形が居る!? 視力を強化して見ると、異形は全部姿がバラバラで鳥やコウモリ、トンボやカブトムシみたいな昆虫等の様々な羽根で飛んでる。地上に居るやつもカニやら虫やら魚等の人間大キメラ見たいな見た目をしている。いや、人間よりもデカいか? サイズもバラバラで1メートル位のスーツを着たコアラ見たいなのも居れば、3メートルはありそうな牛見たいなのも居る。

 

「本当に……何だ、アレ……?」

 

そんな異形に囲まれている形で人間の軍隊が戦っている。……よく見ると異形の中にも人間っぽい奴もいれば連合ローマ兵もそこそこ居るな。という事は、中で戦っているのは呂布や荊軻らローマ軍ということに……!

 

「黒髭、大砲だ! 通常砲弾でいいから全砲門使って砲弾の雨を落とせ! 一対多の近接戦闘が得意な戦闘員だけ降下準備でその他は船に近づいた敵相手に防衛戦、爆撃が終わった瞬間様子を見て、I can fly で敵地に乗り込むぞ!」

 

『応!』

 

一対多の近接戦闘が得意なヤツらは、エターナルフレイム、ヘヴンリーイージス、the トリッキー、コジュウロウ、初音ミクにエネル位だ。他は得意じゃないか、慣れていないヤツらだから、正体不明の軍勢に突っ込ませる訳にはいかない。戦況は一目で理解出来る。大暴れしている大男、呂布は戦闘能力だけなら大英雄に匹敵するらしいが、異形集団相手にそこそこ無双しているところを見ると、まぁ嘘かどうかは置いておくとして、問題は少ないと思う。そして複数の異形集団相手にたった一人で奮闘している平均的、若しくは小柄の人影、多分荊軻だと思うが、完璧に押されている。異形集団は単体でも強そうだが、10匹近くは比べ物にならない強さを持っているようだ。無双している呂布の攻撃を耐えたり躱したりしている個体が数匹、そして正規ローマ軍を襲っている異形集団の中に、無双をしている異形がいるからだ。そして、既に雰囲気で分かると思うが、正規ローマ軍は半壊状態、凄まじい速度で殲滅させられている。兵士一体一体の強さが違いすぎる。早めに参戦しなければ、全滅判定確実だぞ!?

 

「デュフフw 野郎共、派手に撃てーッ!」

 

恐らく、アレら異形集団はこの第二特異点に置ける俺に対する修正力だろう。ここからローマ首都に襲撃の報告を伝えるには、何分距離が遠すぎる。ローマ首都に着く頃には全滅済みだr……あ、呂布だけは生き残れるかもしれないが、そんな感じだ。

 

黒髭の号令によって砲撃が始まり、異形集団の一角が吹き飛ぶ。人間よりも随分頑丈な身体を持っているようで、砲弾や爆発に直撃したヤツらは致命傷を負っているが、着弾地点から10mも離れていれば軽傷程度で、人間なら熱と爆風で吹き飛ぶ場所に居ても無傷そうな奴が殆どだ。

 

「この異形の集団、何処かで見覚えがあるんだがなァ……。正体さえ分かれば対策が打てるんだが……、あの既視感を覚えるヤツら、何処で見たんだっけ?」

 

取り敢えず現時点で打てる手は打っておく。スマホの写真アプリからブラックカリバーと随想娯楽、キューブ状「燃え盛る毒竜」を取り出し全て装備しておく。降下し戦闘を行う人員に戦術の指示、内容はなるべくローマ軍の近くで背を敵に向けないようする……まぁ、要するに中央で耐久しながら無双して、外側の塊は黒髭に爆撃して貰うっていう作戦だ。独自の判断で大量殲滅攻撃(宝具やそれに該当する攻撃)を行う事も許可して置く。聖杯からの魔力じゃ足りないから、久々に俺自身の魔力も持っていかれるがw そして最後に、ミクには船に付けてある巨大拡声器から歌の魔術(魔法)を使ってもらうことにする。曲名は「Blessing」、本来は複数のシンガーが歌う曲だが、今回はミクにコピーして貰っている。歌い手さんの合唱ならAチームもBチームも人数が多いが、最低は6人、なのでミクがノーマルモジュール(普段の格好)の6人で歌うらしい。……え? AチームかBチームどっちがいいかって?w どっちも好きだ、悪いかww ……話が逸れたな。因みに、この曲の効果は、歌唱中は継続で傷と体力が回復し、一度だけ先行蘇生の効果がつく。ざっくり言えば、「常に回復し続け、一度死んだら一回だけ全回復する。」という効果だ。一度死んだヤツは船に帰還して防衛戦に参加しろと言っておく。

 

それじゃあ、そろそろ降下……あ、そうだ。この異形集団の事をぽーかーのヤツなら知ってるかもしれねェな。なら、「燃え盛る毒竜」の防具であるリオソウルΩシリーズの胸辺りにある鱗と鱗の間にある空きスペースに作ったスマホ収納スペースに音量を最大にし、ビデオ通話を掛けた状態で収納する。元々、盗撮用に作っておいたスペースなので、カメラの場所だけに小さな穴が空いている。コレで向こうに映像が送られつつ、ビデオ通話に気がついたアイツと話しながら戦闘が出来るなww

 

さて、黒髭の爆撃でこちらに気が付いた異形集団が、翼を持つ一部の兵が船を目指して飛んで来ている。そろそろ戦闘開始と行こうか!w

 

「すぅーーー……。作戦開始ィーーーーー!!!」

 

『応!』

 

俺を先頭に、地上用戦闘員が次々と飛び降りる。

全員落下ダメージを受け付けないヤツが殆どだが、コジュウロウには一応、リバースグラビティ……俺が着地する直前に重力を反転させる魔術を使い、上に打ち上げられたボールが減速して停止し落下するように、コジュウロウの落下を減速してやり、殆ど停止した所で魔術を解除、元の重力に戻ったコジュウロウには1メートル程度の高さから着地したように感じた筈だ。

 

俺? 俺はいつかのように、下に思いっきり炎を噴射して着地したよ?ww 下のヤツらは黒焦げだwwww

 

「!? 援軍か!?」

 

「モチのロンだ! ローマの客将! だが、いかせん数が少ない。兵を中央に固めて耐久戦だ! 突破口を作る迄持ちこたえろよ!」

 

「ーーーーーーーーーー!!」 (呂布)

 

「すまぬ! 任せたぞ!」

 

そして、異世界組による初めての戦闘が開始された。




喉、鼻、頭痛。風邪トリオの攻撃がぽーかーおぅを襲う!

……来月中にはモンハンパート終わらせてみせる。


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空気にプロテイン

……毎日投稿なんて出来るもんじゃないな。

出来てる人プライベートどうなってのかね……(遠い目)


中々の 硬度を誇る カラダかな (季語無し)

 

 

 

…………うん、戦闘中に考えた俳句にしてはイマイチ…と言うかその程度かァ!案件…でも無くて、戦闘中に何考えとるんじゃ案件だなw でもさ? これじゃ仕方ないと思わない? だってコイツら、見た目がホントバラバラなだけじゃなくて、甲殻やら皮膚やらの硬さが半端じゃねーんだわ。亀みたいな奴の甲羅が硬いのは分かる。エビ見たいなやつが腕から砲撃して来るのはともかく硬いというのは分かる。(関節とか腕とかなら斬り落とせそうだが) 恐竜というか爬虫類見たいなやつに付いている鱗が硬いのもまだ分かる。(斬れないことは無いが一刀両断出来ない)

 

 

だが、鳥人間見たいなのが、何でこんなにも硬ぇんだよ!? 胴体が色違いの人間……あ、大胸筋辺りに変なのが付いてたが…で腕が人の腕っぽい形をした羽毛だらけのフサフサアーム、その上顔が兎と言うか鳥と言うかネズミと言うか、そんな感じのよく分からん鳥人間といういかにもエビとかよりも脆そうな奴が俺の飛竜刀【新焔二重】で斬れねぇんだよ!?

 

……流石に燃やしたり毒状態にする事くらいは出来るが。

 

他にも、(少なくとも素の俺には)ほぼ視認出来ないくらい速い人型の……チーター?だったり、人型の怪力牛とかも居る。……どっかで見た事があるんだがなぁ…。どこだっけ?

 

 

…………おっと、そういや毎回恒例のアレを忘れてたなw

 

やぁ、諸君。今現在、こんがり肉を作る為にガーグァから生肉を剥ぎ取ろうと太刀で斬り掛かった所、障害物も無いのにガーグァの胴体に弾かれてしまったような心境の遊叫 乱夜だ。

 

え? マジで?

 

……まぁいい、コイツらがそう言うモンスターって事で、初見のモンスターがゴロゴロ……と言うより軍団規模で居ると思っておこう。まぁそれでも、大体硬いやつとそうじゃない奴の違いは分かっているので、それを頼りに狩って行く訳ですがw

 

ズバリ、生命力だ。

 

なんというか、こう……圧迫感があるんだよ。生命力に溢れてる奴はな。

 

この圧迫感が感じられない、最も数が多い異形の雑兵……A種という事にして、このA種は多分、銃を使えば一般人でも倒せそうだ。……最も、この時代に銃は無いが。それでも剣や槍、遠距離なら弓程度しか無いが、それを現代人よりも少し(一般人視点だとオリンピック選手以上)強い程度の古代ローマ人が訓練した兵士なら互角以上に充分戦える。

 

が、ここで問題が出てくる。互角以上に戦えるのは同質同数以上の時であって、敵にさらに上質の軍隊が出てくれば形勢は傾く。

 

数は大体A種と同等で、恐らくA種と基礎性能が変わらないが、謎の圧迫感を放つB種だ。どうやら謎の圧迫感改め、溢れる生命力はある程度動かせるらしく、ただ生命力が溢れているだけなら身体スペックはA種の倍程度だが(この時点でローマ兵じゃ太刀打ち不可)、体の一部に集めるとその部位の身体スペックがA種とは比べ物にならない。……そして生命力を集めたので、薄くなったその他部位は身体スペックがA種の倍未満になる。

 

……アレー? どこかで見たことが……?

 

そして、数はそこそこの素の身体スペックがA種やB種よりも圧倒的な上、圧迫感がB種とは比べ物にならない兵隊長のような、人間相手に無双している奴ら……C種。ここまで来ると俺の身体強化と『燃え盛る毒竜』だけじゃ手に余るということは無いが、少しだけ手こずるので無双が途切れる。大英雄の破壊力であるブラックカリバーなら一撃だが、『燃え盛る毒竜』装備した状態(全身鎧+大太刀)でブラックカリバーや斬魄刀を腰に差しておくのは、雰囲気が崩れるので外しておいた。……そんな事言ってる場合じゃねーけどな。……あれ、でも意外と問題無さそう?

 

そんでもって、数は20くらいで、C種よりも高い身体スペックと生命力の溢れる奴ら……個体によってはC種よりも弱そうなのも居るが、立ち回り等が上手く、その上妙な能力?を持ってそうな異形も居る。指揮官的な役回りだったりC種よりも無双していたりする隊長クラスの異形……D種。戦闘力なら、高い奴でサーヴァントである荊軻に届きそうだ。

 

因みに、亀みたいなのと爬虫類見たいなのはどちらもB種で、鳥人間はC種、エビはD種らしい。

 

 

 

………………。

 

 

 

(ブルブルブルブルブル)

 

 

 

「……(ポチッ) よう、ぽーかーか? 映像見てる?」

 

 

 

『あ゛ー、ったく、こちとらゴッドイーターになる為に腕輪付けてもらったはいいものの、特殊な腕輪らしくて気分が良くねぇんだわ。内部から侵蝕されてる感じがするって言うのに、クエストに引っ張って行きやがって……。』

 

 

 

「……この際、お前が何をしているのかは聞かないでやろう。オレサマの慈悲な。……で、だ。この異形集団って……。」

 

 

 

『なんだ? カルデアにクロロが居るのに忘れてるのか? あんな奴ら、一度漫画で見たら中々忘れられないと思うが?ww』

 

 

 

「ああ、だよな。つまり、アイツらは…………」

 

 

 

『「狩人×狩人のキメラアントだな。」』

 

 

 

ぐおぉぉーーー!!?? なんで忘れてたんだよ、俺ェ!? こんな濃い集団何で忘れてんだよ!? いや、本来ならFGOにHUNTER × HUNTERが出てくる可能性の欠片程もない訳だが……。

 

とりあえず、コレで幾つもの事象に合点がいった。

 

まずは、奴らから感じる圧迫感。

狩人×狩人世界特有の能力、『念』だ。良く考えれば、クロロから同じようなものを毎日感じてたわww 念=生命力からなる力、これ以上の念の詳細は狩人×狩人を読めばわかるww

 

次に、俺がA種とかB種とかと読んでいた生物。

キメラアントの兵隊アリだな。A種が、えーっと、なんだっけ? 兵隊アリの「選別」前の兵隊アリだ。つまり、人間大キメラアントの通常兵隊アリという事になる。

そして、「選別」とは、念能力者(念を使える者)を捕らえ、『念』を知ったキメラアント達が強制的に『念』に目覚めさせる為に全てのキメラアントに行った、戦力強化の策だ。内容は、ざっくり言うと、『念』習得者からの『念』を込めた一撃を貰うこと。こうすることで、『念』に目覚めることが出来る。……最も、弱者である非念能力者が強者である念能力者の一撃を受けて死ななければ、であるが。

つまり、A種が原作で「選別」によって死んだ兵隊アリ、B種が何とか生き残った兵隊アリって訳だ。

C種は兵隊長のような、じゃなくて兵隊長だった筈だ。そー言えば噛ませ犬的なさっきの鳥人間はそんな立ち位置だったっけなぁ……。

で、D種が師団長、と。

 

 

 

腐れヤバいじゃん。(真顔)

 

 

 

いや、ね? この戦場は何とか勝てそうだよ? 俺達が来て少しした後、一部の師団長と兵隊長らが(恐らく)連合ローマ首都方向に逃げて行った。キメラアントらは荊軻や呂布に加え俺達が抑えていたので、連合ローマ軍(人間)は数名の鯖……と言うかエターナルフレイム辺りと正規ローマ軍が倒した。残りは数体のC種もとい兵隊長アリと、ちょこちょこ残ったA種&B種改め兵隊アリを駆逐して行くだけだ。

 

 

 

問題はここじゃないんだよ。

 

 

 

つまり、E種、F種。

 

 

漫画風に言い換えるなら、キメラアントの王である「メルエム」と、王直属護衛軍の「ピトー」、「ユピー」、「プフ」。

 

 

 

…………シャレに何ねえってぇ……。

 

 

 

…………ぎゃてぇ…………。

 

 

 

『何言ってんだ?wwww』

 

 

「お前は何も聞かなかった、いいな?」

 

 

『アッハイ、って言って欲しかったか?www 残念だったn(ブチッ)』

 

 

……ウザイ奴との電話はぶち切るに限るwwww

 

 

最後に、合点がいった事象がもうひとつある。

 

 

俺の、異常な身体能力向上についてだ。

 

よくよく考えてみれば、俺の身体能力がヤヴァイくらいに向上し始めたのは狩人×狩人の世界と接触してからだ。具体的には所長がクロロを召喚した辺り。その頃から、今までの比じゃないくらい身体能力が上がった。ローマ首都で走った時もおかしくね?と思ったが、この戦場でも心当たりがある。戦闘中に俺は身体能力を魔術で「強化」して戦ってたんだが、途中気付くと明らかに速度、パワー等の俺のステータスが目に見える感じで上がって行ったのだよ。「強化」の魔術は素材自体の能力が高ければ高い程、強化の力は上がって行く。感覚的に……大雑把に話すと、1(素の身体能力)×2(強化効率)=2(強化後の身体能力)位なのが2×2=4になった感じだ。

 

 

 

…………流石は空気にプロテインが含まれてると言われる狩人×狩人の世界だze……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………とりあえず、この先の方針決めとか、この先の様々な対策・準備(イタズラを含む)をしなくてはならないので、ローマ首都に向かう荊軻達とは別行動を取り、本格的に特異点攻略最終段階に入る作戦会議(笑)が始まるのであった、まる。

 

 

 

『(プルルルル、ガチャ) 自分で丸って言った直後に丸つけてんじゃねーよwwww』

 

 

 

……さて、なんの事かな?wwww




コレは時間的に厳しいか……?


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新タナル巨悪

期末頑張るかぁ〜、なんて思ってたのに「期末暗記部分の小テスト(成績下位再テストアリ)」+「校内中規模テスト(〇〇コンクール的な)」+「面倒い単元ばっかの期末テスト」の3コンボで死んだ……。

……お待たせして申し訳ない。この分だと今年中にローマ終わるかな? モンハンパートは出すと決めてたモンスタード忘れして行き詰まってて中々進められないし……。


「……呂布の排除に失敗した、か。」

 

 

そこはとある城の広場。ネロ・クラウディウスの居るローマ帝国首都ではない、ローマ帝国の本拠地。そこには、3人の人影が居た。

 

 

「だははは! ダッセェ!」

 

「……如何する。レフ・ライノール。」

 

 

1人は青年。白髪の高身長で、マッチョとまでは行かないがそれなりにガタイのいい、明らかに時代の違う服装、胸元の空いた黒い化学繊維スーツを着ている。

 

1人は巨漢。1.9メートルという身長、浅黒い肌、背筋をピンと伸ばし両腕を上にあげて「Y」を身体で表現し、しかしそれでいて父性を感じさせている。

 

 

「何、所詮どうということはないさ。私には聖杯がある。忘れるなよ、既に言っただろう? 私は、真にサーヴァントを召喚できるるのだ。自在に。それが如何に強力無比な英霊であろうとも!」

 

 

1人はなんとも言い難い。たった数週間前にはカルデア内でも姿を見せていた、緑のスーツを着た、少なくとも見た目は男性の魔術師。

 

 

魔術師はノリの軽い青年の罵倒を無視し、巨漢の質問に答える。魔術師が手を前に掲げると、広場の中心に「陣」が浮び上がる。

 

強い光と同時にそこそこ大量の魔力が渦巻き始める。それが収まった頃、「陣」の中心には赤髪の少年が佇んでいた。

 

「……サーヴァント・ライダーか。ふうん。それが、僕のクラスという訳か。それで? 僕は何をすればいい、マスター?」

 

少年は自分の存在を確認するような言葉を発した後、己を召喚した魔術師へ向き直る。

 

「速やかにネロ・クラウディウスを抹殺するんだ。この時代を破壊し、これ以降の人類定礎を切り崩せ。」

 

「……軍勢を貸し与える。好きに、使え。」

 

「わかったよ。要は、戦争をすればいいってことだね?」

 

「……然り。」

 

「貴様の軍勢も貸してもらうぞ。」

 

「はいよ、好きに持ってけぃ。さっきの戦闘でそこそこの数はやられた様だけど、個体の強さは低いヤツばっかりだから、魔力と『巣』がある限り何度でも蘇る。飛行能力持ちや特殊な遠距離攻撃方法保持者がそこそこ居るクセの強い軍勢だから、扱いには苦労するぜ?」

 

「それはそれは……。戦争。戦争か。戦争、ね。僕はきっと、それがとても得意なんだろうな。 分かった。それじゃあ、軍勢、借りるね?」

 

「おう。……っとその前に…。」

 

少年がトビラに向けて歩き出し、トビラの前まで来たその時、青年が何処ともなく取り出した、柄に目玉の模様が付いた刀を片手で天井付近に向かって斬り上げた。

 

「どうした、仮呼称存在X?」

 

「人をょぅι゛ょ戦記の神みたいに呼ぶんじゃねーよ。悪友であるお前さんのボスにも言ったがな、俺には『ユウ』って言う愛称がだな……。」

 

「……如何なされた、創造主殿?」

 

「うーん、どいつもこいつも揃って俺をオカシナ者にしたがる。助けて赤髪ショタくん。」

 

「……どうされました? 十戒を定めた、色々と逆転した生を問答無用で受けさせてくる主よ。」

 

「うーん、手厳しいィー! え、何コレ、ハカッテルノ? 何故にどいつもこいつもょぅι゛ょ戦記の神を引っ張ってくる訳? てか、そのネタどこで知った!?」

 

「……そんな戦記がどこかに実在していたような?」

 

「ちょっとその話kwsk」

 

「変顔なんて求めてないぞ。それで? 何をしたんだ?」

 

「なーに……。」

 

コツコツと刀で斬り上げた方向へ歩き出すと、壁から1メートルあるかないかの位置で立ち止まった。

 

「此処を、盗撮+盗聴している輩が居たものでね。ずっと会話を聞かれているのも癪だから、斬り捨てた。」

 

青年の目の先には、地面に羽根が切り裂かれた状態で横たわる、とてつもなく小さな虫が居た。近づいて、目を凝らして漸く見えると言うサイズの昆虫だ。

 

「何だと? 私の感知系魔術は何一つ反応を示さなかったが……。 こんな事が出来るのはカルデアにはいないハズ。……カルデアには、虫を操るサーヴァントが居たのか?」

 

青年は刀を頭上に振り上げ

 

「いや…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『…コレは、俺のよーーく知ってる手口さ。なぁ……乱夜?』

 

『ガギッ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……バカな。」

 

呂布と荊軻を救い出して数日、対修正力の戦力を整えたり、日課の特訓したり、魔改造を受けてたり、連合ローマ首都内部でのイタズラの準備を指示していたこの俺、遊叫 乱夜率いる一団は、ロマンから今から連合ローマ首都に攻め入るために進軍すると言う情報が入った為、魔改造を中断して、荊軻の後発になるが連合ローマ首都内部の偵察を行った。

 

虫であるキメラアント勢が修正力だと思っていた俺は、召喚した極小の虫に遠距離で命令を聞かせる洗脳を施し、音を聞き取る器官を付けて、飛行力や耐久力の強化を施し、その他色々な観測系魔術をかけた上に、気配遮断のスキル、異世界から魔力隠蔽のスキル、挙句の果てには、虫を使い捨てとして初代様の隠密技術を憑依させ、連合ローマ首都に放った。

 

盗撮、盗聴に使った虫は、全長がたった0.2ミリのアザミウマタマゴバチ。スマホから召喚し、アン女王の復讐号の一室に設置した超大型ディスプレイとスピーカーに、魔改造を施したアザミウマタマゴバチの視覚と聴覚をリンクさせて、連合ローマ首都の城内部を偵察していたんだが……。

 

「何だ、ヤツは。」

 

あの虫は初代様並の、いや、初代様と同等の隠密技術を持たせている上に、姿が小さ過ぎて物理的に見えず、初代様以上の気配遮断・魔力隠蔽のスキルを持っている。グランドアサシン状態迄は行かなくとも、通常規格の初代様を上回る隠密性を持っていたハズだ。

 

それに気付いた時点で、注意すべき対象要素「① 高い感知能力」を持っているのは確定だ。原作にもいなかったし、サクッと暗殺してしまおうかと思ったが……。注意すべき対象要素「② 高い戦闘能力」も、どうやら持っているらしい。

 

こういう虫を魔改造して、偵察として放つという試みは初めてだったので、色々とデータをとるために、虫のバイタルチェックも行っていたんだが……。

 

ヤツは虫を見ることもせずに、片手で、乱雑に刀で斬り上げただけで、全長が0.2mmしかない虫の、0.1mm未満の羽根だけを切り落とした。ついでに言うと、(素だが)俺の目では捉えきれない程の速さで刀を振り抜き、斬撃を飛ばして。

 

……ヤツの技量の高さが伺えるな。スキルであれ、宝具であれ、剣術も感知能力も凄まじい。少なくとも、俺一人じゃ勝てないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

そして、ここで重大な要素をひとつ……じゃなくてみっつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

顔が、俺達と、ソックリ。

 

 

 

言動が、俺達と、ソックリ。

 

 

 

名前が、俺達と、ソックリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………………………。

 

 

 

 

 

「…………アレだな、俺以外の全時代の遊叫は滅ぶべきだよな。」

 

『!!??』

 

エ「激しく同意だな。」

 

 

 

どう見ても、遊叫の魔術師ですね、ハイ。

 

 

「ヤベェな、シャレになってねェ……。」

 

静「主の血縁ならば、幾らか行動を予測出来るのでは?」

 

「……多分、ヤツは傍観に徹するだろうな。」

 

髭「おやおや? マスター氏の血縁でありながら傍観に徹する者……。さては一族唯一の優等生なのではwwww」

 

「そうじゃねーよ。」

 

 

奴のことを幾つか考察して見よう。

 

 

①、魔術を使った様子が無かったこと。

 

それは、常に魔術が掛かった状態、若しくは、素であのパラメータを持つということに繋がる。要するに、圧倒的な戦闘能力を持つという事。

 

②、スマホ魔術のような、大きな質量の物を小さくする、若しくは異次元に収納する能力を持っていること。

 

これは、ヤツが何処からともなく刀を取り出したから。刀自体は良く見えなかったが、相当な業物、若しくは妖刀に分類するものと思われる。つまり、神秘を宿した武器や兵器等を、幾つも隠し持っている可能性があるという事。

 

③、修正力であると仮定していたキメラアントが、奴の軍勢だということ。

 

これは、世界が修正力としてキメラアントを召喚したのでは無く、ヤツが召喚したという事になる。虫で偵察していた時に見たが、バッチリキメラアントの王「メルエム」が居た。「円」による見張りが『巣』の周り一帯に張り巡らされていたが、虫には気付けなかったようだ。メルエムが従うとなれば、マスターである筈のヤツは相当上位の存在である何かという事になる。これは、肉柱や一人称ローマの言動からも察することが出来た。

 

④、ヤツが肉柱レフのボス、つまりあの目玉親父と知り合い(悪友)だということ。

 

これは、ヤツが完全な非人類サイドという証明になる。虫を通して観測した結果、ヤツはサーヴァントじゃない事が判明した。つまり、生きた何かであり、レフが邪険に扱ってはいることから、肉柱では無い何かという事になる。それと言動から、目玉親父同様積極的じゃないように思える。

 

⑤、遊叫の魔術師だから。

 

 

ハイ、証明完了。

 

 

「分かったかね?www」

 

「マスター氏、最後何アレwwww」

 

「キニスルナwww とりあえず、ネロやリッツ達の進軍も既に始まってるんだ。かんs……ゲフンゲフン、連絡要員兼戦闘要員も昨日派遣したところだ。俺達は俺達で、違うルートで同じタイミングに着くように行けばいいんだよw ……勿論、ドッキリのことも忘れずになwwww」

 

「コイツ今監視って言いかけたぞwwww それとマスター氏? 人理修復かドッキリって言ったらどっちがいi…」

 

「ドッキリ。」 (キッパリ)

 

「う〜ん、どこまで行っても遊叫はクズですぞwwww」

 

 

 

 

 

こんなノリでさらに数日、とうとう第二特異点決戦の地へ到着した。




……モンハンパート、12月以内に終わらせる。

「しっかりやれよ?」

→頑張りまする。

……とうとう友達にこの小説が見つかったァ!!


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今の内に出来る事はyaっておくスタイル

最近、夜の自由時間すら忙しい……

提出物やら職場体験やらで忙殺されそうな気がする。

……ところで、「Simeji」ってアプリはイイネw パソコンだと打つのが面倒過ぎる顔文字を一瞬で打てるww

追記、間違えて日常編の後ろにやってたので直しておきました


`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)グハッ!!

 

ゴフッ( ゚ཫ ゚)ゴフッ

 

チ───(´-ω-`)───ン

 

 

 

………ゴホッ…ゼェゼェゼェ。すぅーーー、はぁーーー。

 

 

……やぁ諸君。とうとう来た決戦の日だと言うのに、(主に)疲労で満身創痍な遊叫 乱夜だ…。

 

……今、テンションを上げる事が出来そうにないので、ロー(偶にハイ)テンションでここ数日に起こったことを説明しよーぅ。

 

ざっくり言ってしまうなら、「修行」と「イタズラの準備」と「戦力の強化」の3つだ。

 

……なに? もうちょっと具体的に?

 

しょーがねーなぁーww

 

 

始まりは、あの異様な軍隊がキメラアントだと判明したあの日からだ。

この特異点が HUNTER×HUNTER の世界と近付いているとして、召喚以外の最も早い戦力増強の手段は?

答えは主に2つ。1つ目は、その世界における異常な身体能力の強化率。2つ目は、この世界特有の超能力「念」。

 

それプラス、うちのカルデアからコチラを見ている教官系サーヴァント。

 

……大体予想が着くだろ?

 

 

 

そこから始まったのは、皆さんの予想通り。

我がカルデアから、スカサハ(水着)やレオニダスをはじめとした、人を鍛える事が大好きなサーヴァント達が勝手にレイシフトしてきた。

 

そして、走り込み、筋トレ、剣術、槍術を中心に徹底的に詰め込もうとしてきたんだよ!?

 

念に関しては、実はその時には既に目覚めていた。

 

だってほら、俺氏既に念を使えるキメラアントの集団とヤリあった訳ですし?w あの乱戦(近接攻撃の他に念弾等の飛び道具有り)の中で全ての攻撃を避けるなんて人間離れした事はしてませんともww

 

……まぁ、直ぐには気づかなかったがww

 

どうやら魔力と念はどう考えても別らしく、目(動体視力)を魔力で強化してたからか、オーラが見えなかったんだよw

 

そんでもって、ぽーかーのヤツと電話で「自分で丸って言った直後に丸つけてんじゃねーよwwww」と言われた時くらいに気が付いたからなww

 

……勿論その後に作戦会議(笑)はしたよ?w 使う罠を決めた直後くらいにサーヴァントらが突撃してきたがwww

 

それで、HUNTER×HUNTER原作の主人公君らよりも、ほんの少し手こずったが、オーラを身に纏う「纏(てん)」は出来るようになった。これで基礎能力が2倍になったよ、やったね!ww

 

 

……お陰で修行が更に増えたがな!!

 

 

元々、念での攻撃で念に目覚めた訳だが、攻撃を貰って約30分は放置してたから、その間に念での攻撃によって開かれた全身の精孔(しょうこう)から生命エネルギーであるオーラが全身から思いっきり立ち上ってたんだ。大量の生命エネルギーを消費していたハズ。が、何故か体力は体感で半分くらいは残っていたと思われるw 体力満タンの状態から全力疾走して何処まで本気で走り続けられるか記録を取るとして、気力だけで走るなんて事をしなければ、丁度体力が切れる半分くらいの記録みたいな感じだ。そして、主人公君らが念を覚えたシーンが記憶に残ってたので、主人公君らの師匠の言ってた通りにすると、1分近く掛かった気がするが「纏」をすることが出来たわけだ。

 

 

その、体力半分の状態からスパルタ訓練が始まった訳で。

 

 

……一応、リッツらとの情報のやり取りをする為に、「the トリッキー」と「重力戦士」に通信機やらを色々と持たせて、リッツらの所に行かせた。これで一応向こうの行動は掴めている。……向こうは、俺が修行漬けだと言われて困惑してるだろうがww

 

 

それで、何時もの魔術を掛けまくる強化に加わる訓練の内容だが……

 

スカサハ、スパルタクス、レオニダスらと共に、超高度に位置している第二の船……マクシムの甲板にて筋トレ。息がしづらくて、初め数時間は体力ゴミだった。が、そこは狩人×狩人世界の力! 僅か数時間である程度克服! カルデアに来る前程度の筋トレが出来るようになった。

やったぜ!w なんて思ったのもつかの間。修行の後半数日、人間がしていい訓練では無くなった。

修行中期、誰かさんが勝手にスマホを弄って面倒なヤツを召喚した。ウサトだ。……分からない? なら「治癒魔法の間違った使い方」って漫画の1巻を買って読め。内容と方法が殆どモロ被りだからw ……筋肉痛を魔法で治して筋肉を限界を超えて鍛えさせるとか正気の沙汰じゃねェ……。お陰で筋トレ(走り込みも含む)のノルマがギネス記録をOVERした。

 

小次郎やムサシや式さん、頼光ママ、以蔵さんらを中心とした、日本刀を使うサーヴァントらと共に剣術の修行。一応、俺のメインウェポンは木刀と斬魄刀なので、損をすることは無いだろう。コチラは高度を下げて、平地とほぼ同条件の下で修行が行われた。基本的な型、真剣での試合、乱取り、居合、たまに見かける(人間の)敵兵を刀ひとつで殲滅したりと、此方も中々ハードな訓練だった。…………ちょっと待て、最後の可笑しくないか? 俺って、気が付けば人間の軍隊1人でバフなして勝てるようになってる……だと……!? ……まぁいい、いや、良くないが、結果オーライってヤツだww 取り敢えず、刀の一刀流と二刀流はある程度修めることが出来た。刀を片手に素手で戦う方法も教えて貰ったし、水着邪ンヌに厨二的な……ゴホン、属性の付いた刀で戦う術も教えて貰ったww

大太刀はモンハン的な動きだけじゃなくて実戦的な動きが出来るようにはなったくらいかなww

 

……面倒だからまとめるか。

えーっと、大量のサーヴァントらから、様々な戦闘法を習った。

①、ケルト勢から槍(1本)の使い方を習った。

②、格闘家鯖が居ないのでベオウルフから源流闘争を習った。

③、すまないさんや初代様から大剣の使い方を習った。

④、アタランテ等の正当なアーチャーから弓の使い方を習った。

⑤、ハサンズから暗器や気配の消し方や体捌きを習った。

⑥、騎乗スキル持ちから動物に乗る際の心構えを習った。

⑦、金時に斧の使い方を習った。

⑧、レオニダスに盾の使い方を習った。

⑨、チルノ。

 

大体こんな所かな?ww

 

……なんか混ざってる気がするがスルーしようwwww

 

……あ、まだあったな。

あれは確か、ベオウルフから源流闘争、グレイフル・バスターを習っている時だ。スマホから勝手にシルバーファングの爺さんがでてきた。おい、どうやって出てきたwwww その……アレだよ。某一撃男漫画のS級ヒーロー3位の水球炭酸拳……じゃ無かったw 流水岩砕拳の爺さんだ。流水岩砕拳と言うのは、……こう、清流みたいなめちゃくちゃ滑らかな動きで攻撃を受け流して、同じく清流のような滑らかな動きで敵の急所を突く、ような拳法だったハズ。

……で、源流闘争と流水岩砕拳のどっちが優れているかで喧嘩を始めて、超高度のマクシムを少し壊しながら、二人共マクシムから落下。落下中も喧嘩、着地後も喧嘩。暫くして、なんかよくわかんないけど意気投合したらしく、俺に流水岩砕拳教えてきた。

俺もなんて言ってるかよく分かんないwwww

 

だが、そこは俺の既にサーヴァント並のスペックを持つボディが、頭がついて行ってないのに適合。結果、初期の一番弟子よりも上手くなった。……身体能力は(どういう訳か)俺の方が高いらしいので、戦えば俺の方が強いそうだ?(疑問形)

 

 

 

そしてもう一つ。てか、これが本来の論点じゃ無かったっけ?ww

 

念の修行だ。

 

開始。

 

→スマホの中から呼ばれてないのにジャジャジャジャーン! 見た目ロリ、実年齢五じゅう゛!? ……寒気がしたのでここまでにしておこう……。……狩人×狩人のビスケがやって来た。

 

……何時から俺のスマホを自由に行き来できるようになったんだよ!? ちゃっかり魔力消費されてるし!? まぁ、魔力は聖杯で回復出来るけど!

 

ビスケの能力、「桃色吐息(ピアノマッサージ)」は30分で8時間の睡眠に相当する休息効果が得られるというものだ。

が、それを自分から明かすという事は……大きな報酬を取られるということ。

 

と、確信を持っていたが、報酬は俺の何でも実物を召喚出来る魔術(スマホ魔術)で、ブループラネットという宝石を出せって事だった。

 

即了承、からの修行。

 

狩人×狩人で原作主人公君らがしていたような特訓を、ビスケの指示のもとでひたすらやる。倒れたら30分能力を使いながら休憩。起きたら剣術等の修行。疲れ果てたら30分休憩。起きたら念の修行。倒れたら30分休憩。起きたら筋トレ。治癒魔法を使いながらなw で、毎回増えていくノルマを超えたら30分休憩。そしたらまた別の修行……。

 

って感じだwwww

 

ここんところ、飲み物は野菜ジュースか牛乳かプロテイン、食べ物はバランス栄養食しか食ってない。

 

 

 

…………お陰で並のサーヴァントなら生身で戦えるようになったが…wwww

 

 

 

色んなものに手を出せば器用貧乏になると言うが、それを解決するのが ONE PIECE の 「生命帰還」 ってヤツだ。

 

なんか しゅぎょう してたら おぼえてた。

 

……怖ぇよ。流石に原作見たいに、マッチョになったり、髪の毛を操ったりはまだ出来ないが、剣術を使うのに適した体、槍術や拳法等、様々な体付きを意識レベルで変更出来るようになった。

 

………………たった数日でここまで来てしまった自分がガチで怖ぇよ……。

 

念については……、まぁ、「纏」、「絶」(体から漏れでるオーラを消して気配を消す)、「練」(体から生み出されるオーラを増大させる)は出来るようになった。「凝」(オーラを1箇所に集める)は出来ないことは無いが、まだまだ実戦で使うには遅すぎる。

 

「発」(念による攻撃や特殊能力)……はまだ決めていない。修行中に能力を考える余裕なんざ無かったんだよww 精々がイタズラを考えて黒髭やアサシン鯖に設置させる指示くらいしかしていない。

 

……因みに、「練」が出来るようになった時に、自分の念がなんの系統か知るために「水見式」?をやったんだけど……

 

「変化系」だった。

 

俺はオーラの形や質を変えるのに適した系統の能力者って事か。

 

つまり、ピエロの性格診断で言えば「気まぐれで嘘つき」ってヤツだなww ドンピシャwwww

 

 

 

 

…………そう言えば、この数日で俺は魔改造されたも同然のナニカになった訳だが、リッツの方はどうなってるんだ? 最後に向こうと連絡を撮ったのは首都に偵察に行った日。 現在俺は修行中なので直接連絡を受け取らずに、俺のカルデアを通して契約しているサーヴァントらが報告を受け取っている筈だ。問題があった際と到着間近には俺の方に連絡するように言っておいた筈だが……。

 

ダレイオスやらアレキサンダーやらのイベントはどうなった?

 

…………ああ、そりゃそうだ。ジャンプから参戦したサーヴァントが居るんだ。普通のサーヴァントなんざ相手にならんわなァ……wwww

 

 

 

さて、どうやらとうとうネロがロムルスと接触したらしい。もうこの特異点も終わりに入るな……。……なら、派手に暴れるとしようか!ww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………悲報。狩人×狩人世界の影響がカルデアにも来てるらしいので、修行がカルデアに戻っても続行される事になった。




あと2、3話でローマはお終いかな?w

あとはモンハンパート……!

…………乱夜君の魔改造は気にしないで☆w


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なんか、戦国時代の武将になった気分

はァーーー、今日から体育が持久走になる……。面倒な……。


あ、そうそう。執筆中漸くモンハンパートの続きを思い出したんだよ! ゴア・マガラを出そうとして、下位か上位か、狂竜ウイルスのリアル発症をどうするか、で悩んでたらいつの間にか忘れてしまったって感じですねw


「全員、武器は持ったな!?」

 

『イェッサー!』

 

「作戦と罠の詳細は理解しているな!?」

 

『イェッサー!』

 

「高所恐怖症な奴は居るか!?」

 

「あっ、拙者高いところ苦手ww」

 

「SMASH!!」 (船外に向かって殴り飛ばす)

 

「`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)グハッ!!」

 

「よし、若干一名先行したが、俺たちも降下開始、蹂躙の時間だぜ!」(バッ!) (飛び降りる)

 

『ヒャッハー!』 (飛び降りる)

 

(ヒュー…)「おいww お前らそんなキャラじゃねーだろwwww」

 

 

やぁ諸君。とうとうヴィラン連合……じゃ無かったw 連合ローマ首都に進行を開始した遊叫 乱夜だ! ……ん? ヴィランは悪役とか怪人とかの意味だったハズだから悪役と言う意味ではあってるのかな?ww まぁ、役じゃないがねw

 

只今我落下中。

 

まぁ、空から侵略するって結論になったから訳でねw 磁石持ってないから方角分かんないけど、ネロ率いる本隊とは反対方向から攻めている。……城に突貫も出来たけど、此処には相手にすべき(弄るべきw)敵(兵士&民)がいるからなww

 

で、だ。やっぱり、決戦ともなれば雰囲気も大切な訳でwww

 

ドラクエの昼夜逆転の呪文「ラナルータ」で、夜にしてみましたwwww しかも満月w 明るくて戦いやすいネ!w

 

……そんでもって、どこかの誰かさんが月を紅く染めた上に、紅い魔力の宿った霧がでているわけでww

 

 

 

〜〜〜降下少し前〜〜〜

 

……おい、誰がこんな演出をした? 先生怒んないから素直に出て来なさい。…………うん、……なぁフラン? このかりちゅま(笑)を何処から持ってきた?

 

追加参戦! レミリア・スカーレット&パチュリー・ノーレッジ!

 

 

 

ってことがあったんだよwwww

全く、最近スマホからの出入りがフリーになってるんだよなぁ……。異世界と型月世界の壁が薄くなってると思われるw

 

とまぁ、コレで吸血鬼勢が日光に困らなくて良くなったんだが、赤霧に篭ってる魔力が人体には有毒らしくてネ?w 一応魔術師(+魔改造)の俺や所長やルードゥス、サーヴァントらや相当の力を持つネロ、守護概念で守られてるリッツはいいんだが、それ以外の人間の顔色がすこぶる悪いww

遠視の魔術で見たが、味方の兵士、敵兵、敵の民の顔色真っ青でさァw

 

ゴーレムやスケルトンとかには効いてなかったがな!w

 

それはともかく、降下作戦だ。

 

一応、敵の下っ端は全て、この時代の元ローマ国民である事には変わりない。神祖のカリスマ(ガチ)でこうも狂信的になってるだけで。……俺も遠視で見たけど、ロムルスの周りの国民全員崇めてるんだもんw カルデアに居た時は「キャラ濃スギィ!」って感じだったが、本拠地となると規模が違うなww

 

……話がそれたなw それでだな、一応殺さないようには手加減しようと思っている。……今、「ウッソだろお前w」とか思った奴、圧政者抱擁をスパルタクスに貰ってこい。

 

此処に偵察に来た日に、キャスター陣営に俺が召喚した鯖+異世界全員分の武器のようなスタンガンを依頼して作って貰った。あー、そう言えばキャスター陣営に腕立て伏せとかの筋トレ中に魔術の講義もしてもらったなww ……キャスター陣営は「神機を作ったばっかり」だの言ってたが神器って何作ったんだよww

 

そうそう、俺を鍛えるために勝手にコッチに来た奴らはカルデアに一足先に帰った。シルバーファングとかビスケとかも、カルデアに留まるようだ。

 

……そろそろ着地だな。

 

「総員、抜刀ゥ!!」

 

降下した全員が武器を構える。普段武器を装備しない者も色んな形をした強力なスタンガンを複数持っている。

 

……丸一日は目覚めないくらい強いぞ☆

 

堕天使クロエは普段持っている大鎌とは別に、先の方全体に触ると痺れる大鎌。

侍剣士コジュウロウは刀を腰に差して、刃の潰れた痺れる刀。

コクリコットは腕と脚に装着する防具のようなスタンガン。

桜華もコジュウロウと同じ、刃の潰れた痺れる刀。

エターナルフレイムは内側で炎を電気に変換する巨大手装甲。

アルバコアは大きめのイルカサイズまで小さくなった上で、風力発電をしながら放電するヒレにつけるタイプのスタンガン。

ヘヴンリーイージスは体長5メートルくらいになった上で全身の鎧に雷を撒き散らす特性を付与してある。

エネルは元々アレだから手加減すればいいのでナシ。

静謐ちゃんはスタンガン二刀流。

黒髭は麻痺弾に鉤爪型スタンガン。

ミクには麻痺系の音楽を頼んでいる。

 

……theトリッキーと重力戦士はリッツらのとこにいるから、スタンガンを使う訳にもいかず、なるべく殺さないようにという伝言オンリー。

 

その他は……、うん、言霊使いジンジャーは一応スタンガン持ってるけど、言霊だけで何とかなる。

 

フラン、レミリア、パチュリーは一応スタンガンを持ってるけど、スペルカードやらで既に非殺傷の弾幕をばら撒き始めている。

 

……その他のメンバーは必殺持ちだがな!w

 

エウロペは弱い衝撃波を使うが即死確定効果持ち。スタンガンは見た目ノーマルバージョン。

ナルメアは刀を使うけど、スタンガンの刀でも必殺が発動するので特に意味は無い。

 

……って事で、スケルトンやゴーレム、皇帝系敵鯖に目標を絞らせている。

 

 

敵に合掌でもしておくかwwww

 

 

……っと! そうこうしてるウチにもう地面が!

 

 

「飛竜刀の魔力を解き放つゥ! 【はじゃの炎】!」

 

 

そう言えば俺の装備を紹介してなかったな。俺の装備は「燃え盛る毒竜」に「随想娯楽」、「ブラックカリバー」とフル装備出来ている。が、腕には篭手の上から肘まである篭手のスタンガン、脚には膝まである脚甲のスタンガン。……つまり、全身鎧で、背中に大太刀、左腰に随想娯楽、右腰に木刀、手脚にスタンガンと言う全身凶器(狂気)と化した俺ですwwww

 

取り敢えず魔力を温存する為に、「燃え盛る毒竜」が独自で生産・貯蔵していた魔力を使って減速する。こう、ドラクエのモンスターバトルロードの「はじゃの剣」見たいに炎を放出してみたw で、納刀。スタンガンバトルスタイルfor源流闘争に切り替えて、最早灰の山になった元民家に向かって右ストレートォ!

 

俺のサーヴァント並の力で放たれた拳が灰を辺り一帯にばらまく。着地に成功した俺は、両手の拳を互いに打ち付け、

 

粉塵爆発を起こしたww

 

流石に、粉塵爆発の威力をなるべく遠くまで伝わるように灰を拡散しまくったので、人が死ぬ程の爆発じゃなかったなww まぁ、遠く迄ぶっ飛ぶのは当然な上に大怪我は必須だがwwww

 

「……さぁーて?w 視界も良くなった事だし、いっちょ派手に暴れるとするかね!w」

 

蹂躙が、始まった。

 

 

 

 

 

※黒髭は粉塵爆発に巻き込まれて遠くへ飛ばされたようですww

→そして忘れ去られているようですww

 

 

 

 

 

 

一撃の重さを大きくするよりも、手数を増やす方を優先した方がいいこの戦場で、スタンガンバトルスタイルを水流岩砕拳に切り替えた俺は、一人一人を確実に麻痺らせ、ゴーレム等の異形共は飛竜刀【新焔二重】でたたっ斬る。周りの敵を一通り片付けた俺は近くの民家の屋根に脚のみで登っていく。

 

「……俺も随分身軽になったなァ……」

 

なんて思いながら辺りを見渡す→……うへぇ……。

 

「…oh…CHAOS……。」

 

いやぁね? 俺氏そこそこ高い民家の屋根に登って辺り一帯を見渡した訳よ? そしたらね? 味方の戦闘状況がハッキリ見える訳でしてww

 

向こうの一帯、どう見てもコクリコットのヒーロースキルですハイww ヤバい雰囲気がビンビンですわww ありゃガチの超弱体化のデバフフィールドだなww その中で桜華が纏めてスタンガンの刀で薙ぎ払ってるしww

エネルとミクはさらに遠くで派手に爆音鳴らしているようですw ミクの歌が、エネルの放電の音で殆ど聞こえないのが残念だw

ヘヴンリーイージスとアルバコアは移動するだけで天災扱いだよ?ww

その上、向こうじゃ東方の紅魔館勢が弾幕撒き散らしてるしww キレーだねー……なんのスペルだろーネー……(現実逃避)w

 

……クロエにコジュウロウに静謐ちゃん、エウロペにナルメアにジンジャーはそれぞれの敵相手に無双してますわww

 

……いや、俺もしてたんだけどさ?wwww

 

なんだろう、戦国時代の武将ってこんな気分だったのかねェ?wwww

 

 

 

あ、そう言えば。もう一つ、知らせておく事がある。

 

 

 

俺氏、今回魔力殆ど使って無いんだよ!w (ガチで)

 

 

 

今回街中に仕掛けてある罠は、色の違うレンガを踏むと、辺り一帯に電撃が放たれ続けるというものだw ……改造して、意識がハッキリしているのに全く動けなる感じの電撃にしたがなァ!!ww

 

先日にマイサーヴァントらに、最高レベルの気配遮断系魔術の重ね掛けをした上で、街中にこの罠を設置してもらいましたwwww

 

いやーね?w 敵兵みんな狂気じみてるんだもんw 落とし穴に落として「やーいやーいww」なんて煽った所で死に物狂いで出てくるに決まってんじゃんww

 

なので?www 完全に動けなくした上で煽ろうと思いますwwww

 

いやー、傑作だったね!ww 狂信的にまで崇めるロムルスについて語ったwら、そりゃもう凄い顔になってねェ?wwww

 

うむww 余は気分が良いwwww

 

 

 

 

 

で、ここから俺が魔力を使ってない事に繋がるんだけどさ?

 

 

 

この電力、何処から持ってきてると思う?

 

 

 

答え、聖杯ィ!

 

普段俺の魔力回復に当てている聖杯を黒髭の船の中に置いて、街中の罠と、俺達のスタンガン系武器の電力を作る魔力に当ててるんだよ。向こうに魔力パスみたいな装置を作って、それに聖杯をはめる形でw

 

俺の魔力ゥ!?

 

……まぁ、身体能力がサーヴァント並になったから、こんな大層な装備してるから皇帝鯖が来ようが余裕で勝てるがww

 

結果、聖杯を使いまくった静謐ちゃんを除く、カルデアのフェイトシステムを通して召喚したサーヴァントらのみに魔力供給を行っている。まぁ、俺は確実に魔力が減っていっている訳だがww

 

第二特異点突入時の俺の総魔力量はPPにして約30だったが、数日こっちで過ごした今現在の俺の総魔力量はPPにして約50もあるのだ!w そうそう尽きるものでは無い!!wwww

 

……一応、鯖のみんなには魔力消費を抑えて戦って貰ってるしねw

 

ともあれ、こちらサイドの敵はあらかた麻痺っている状態だw この先には行かせない!って思ってるのに動けないヤツらの顔がサイコーでたまんないが、theトリッキーからリッツらがそろそろ城へ突入するという通信が来た。ならばそろそろ俺達も城へ向かうべきだろうナw

 

 

 

…………悟飯やクロロ、ルードゥスらの戦闘が気になるが、向こうの蹂躙映像はカルデアに帰って見るとしてだな……。

 

 

唯一の心配事は、敵に遊叫っぽい奴がいることなんだよなぁ……。

 

 

 

 

 

取り敢えず、城へ向かってみるかね?w




明日から三者面談で少し早く下校するので、更新速度を上げることが可能か否か……。


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一人称ローマはヤヴァイ

↑マジらしいです。↑


俺の霊圧(書き置き)が消えた……だと……!?

新しくヒロアカの小説にハマってハーメルンで読み漁る+パソコンでマウス滑らして執筆中の最新話を「編集」じゃなくて「削除」を押して消してしまったァ!?で遅くなりました。モンハンパートは執筆中。

くそぅ。……ノリで書いてるためか、なんか消えてしまった時と文字数と進み具合が全然違うんだが……


「よォ! 早かったじゃねーか!w」

 

「あっ、乱夜!? 遅いって「貴方今まで何してたのよ!?」……。」

 

「何って、theトリッキーに伝えてあっただろ? 戦力整えたり訓練してたんだよ。」

 

「……それで乱夜さんの後ろには、更に……その、メンバーが増えてらっしゃるんですね?」

 

「キニスルナ!w」

 

「……突然夜になったり、月が赤くなったり、赤い魔力の篭った霧が出たり、所々に電撃トラップがあったりしたのは……」

 

「キ・ニ・ス・ル・ナ! いいネ?」

 

『…………』

 

「……おお!? 遊教の魔術師殿は新しい仲間集めをしておったと聞いたが、ここまで異色溢れる者共がこの辺りに居たのか!? それも相当クセの強く、しかし強力な力を持っていると見える……。なんと!? このような幼子までもが!?」

 

「むー! フランは人間の歳で言ったら大人なんだよ!(プンプン)」

 

「む、そうなのか? それは悪かったな。」

 

「……。(フラン可愛い)」

 

「何処かで見た事ある気が……。」

 

「気にすると負けだww それよりもさっさと突入しようぜ!」

 

「それなww そんなわけでヒャッハー!w 俺っちの筆がうネリをアゲるゥー!!ww」 (ガッシャーン!)

 

『アイツもう突入しやがった!?』

 

やぁ諸君。現在、敵兵をミクの歌(来る途中判明したがonly my railgunだった)に合わせて源流闘争でぶん殴るのがマイブームの遊叫 乱夜だww

 

城の門前でリッツらと合流する事が漸く出来た。うんうんw ここ数日見なかっただけでなんか成長してんじゃない?ww ちょっといい雰囲気を纏ってたわwww

 

で、ちょっと所長やらネロやらと話してる隙に、ルードゥスの野郎が魔術で「波」と「サーフィンボード」を具現化して門をぶっ壊して行きやがった……w

 

いやいやいや、なんでサーフィンボードなんて知ってるの? やったことあるの? サーフィン。アレってwhen(いつ)&where(何処)発祥なわけ?

 

…………まぁ、どうでもいいか。静謐ちゃんに無理をしない程度に城内の偵察を頼んでおいたんだが、どういう訳か遊叫っぽい奴もキメラアントもいなかったらしい。キメラアントの巣は、相変わらず近くの森に建っているが「円」は無く、……その、森の少し奥に宮殿っぽい何かがあったらしい。で、禍々しい「円」。

 

……どう見ても向こうにいるなァ……。俺はキメラアントが城の警備をしてて、キメラアントの王「メルエム」や王直属護衛軍の3体、遊叫っぽい奴が肉柱どもと一緒にいたらヤバいからと思ってここに来た訳だが……。この調子だと、キメラアントを倒さずとも聖杯を回収したら奴らは消える? ……いや、召喚者である遊叫っぽい奴……もう‪α‬(アルファ)でいーや、‪α‬がいないのにも関わらずこの時代に留まっているのを見れば魔力の供給とか関係無さそうだ。盗聴したあいつの話では「復活」する時のみ魔力を使うらしいが、……まてよ? もしかしたら「巣」か「宮殿」に居るかも?

 

……此処で悩んでも仕方が無いな、さっさと突入して肉柱斬り倒して聖杯を回収して、それでも修復出来なかったら害虫駆除だな。

 

「(ググッ…)よし、それじゃあ全員ついてきな!ww (ピシュン!)」

 

『え!?』

 

ふははは!! 諸君らは何故驚いているのかネ?ww 血反吐を吐くレベルで特訓しまくった俺に「縮地」が使えないとでも思っていたのか!?wwww

 

……まぁ、流石に縮地は使えないんだけどさ?w

 

沖田オルタにあらゆる空間での十全たる動きを可能とする究極の歩法である「極地」を少しだけ習ったんだが、流石に時間が足りなくて殆ど習得出来なかったんだよ……。だが、陸の上を「縮地」っぽい感じで移動する事が出来るようになったんだよw まぁ、立ち止まった状態で「タメ」が必要な上に一瞬だけだから、Fランク程度だと思うがw 最終的には陸上、空中、水中、更には宇宙空間や虚数空間も移動できるようになりたいなwwww …………何目指してんだろ、俺……。虚数空間突入って、光速を超えなきゃアカンのでは?ww

 

「ま、今は目の前の事に集中しますかねェw いやぁー、敵が魔術生物しかいないから刀が使えて楽な事でwwww」 (ズバズバッ!!)

 

「なんだろう、乱夜が更に人外じみてきた……。」

 

「そうね……、アレはもうサーヴァントにでもなるつもりなのかしら?」

 

「オパァー!ww(攻撃ボイス) マスター(主人)がサーヴァント(奴隷)目指すって字面だけ見ると意味不ですなwwww」

 

『確かに。』

 

「やかましいわwwww」

 

全く、敵がスケルトンかゴーレムしか居ないので斬魄刀を解禁しただけなのにそこまで言われるとはww

 

確かに全身鎧を着ているにも関わらず俊敏に動き回って、刀で敵をすれ違いざまに斬り伏せていけばそう見えるだろーなww 実際は納刀している「燃え盛る毒竜」に重量は殆ど無い上に、ブラックカリバーも装備しているから未開放の斬魄刀でも岩で出来たゴーレムを簡単に一刀両断に出来るんだがwwww その上、強過ぎる攻撃力を俺は制御出来てないので一刀両断した所から周りがチリになってぶっ飛ぶんだよww なので結果的に敵の死体が殆ど残らないw ……まぁ、それはそうとしても今の俺の動きは常人技じゃないわなwwww 宝具無しの低位セイバー位の技量はある気がするwwww やっぱり俺の天才?w あっ、ハイ、天災ですね、分かりますww

 

因みに「念」は「纏」しか使ってない。武器などの物にオーラを纏わせる「周」とか、常に「練」を維持する「堅」とか、まだ俺には早すぎる。実戦レベルじゃねーんだよ。まぁ、「纏」だけでも基礎能力約2倍……だっけ? とにかく俺の系統である「変化系」はオーラによる肉体の強化効率は高い方だし、約2倍って事でww

 

……さて、そろそろ奴らのいる部屋に着く頃だ。荊軻が道案内するハズだったと思うが、俺が正確な道を進んでいる事から特に何も言ってこない……と言うか、後ろで何か話してたっぽいが、戦闘中だったのでさっきの会話しか聞えなかったしww

 

「…………あの扉か!」

 

扉の前まで来ると、斬魄刀を納刀し背中の大太刀「飛竜刀【新焔二重】」を抜刀と共に一閃。所詮「居合斬り」ってやつかね?w まぁ、一閃と同時に回転してもう二閃。大太刀で巨大な三角形型に扉を斬り裂いて、左手での納刀と共に右手でのストレート! 三角形に斬り裂かれた扉は爆散するッッ!!w

 

「どぉぉぉぅもぉぉぉ!!ww 配達屋、カルデアin正規ローマ軍でぇぇぇぇすぅぅぅ!!!!wwww」

 

「…………。」

 

「ロムルスさんや、その真顔でこっちを見ないでくださいます?ww 視線がとても痛いですわwwww」

 

「…………。」

 

「てか、ルードゥスの奴どこ行った!? アイツ俺よりも先に突入した癖に居ねぇじゃねーか!?」

 

「…………。」

 

「えーw まさかの迷子かよww 迷走するのは頭の中だけで十分、と言うか頭の中も迷走し過ぎだっつーのに敵地で迷走してどーすんねんwwww」

 

「「…………。」」

 

「……静謐ちゃんからの視線も痛い…。せっかく慣れない関西弁?使ったのに滑るとか……。」orz

 

「…………。」

 

「…………。」(ナデナデ)

 

「……うん、無言のナデナデが心に染みるぜ……。」

 

「…アナタ何をしてるのよ……。」

 

おっと、漸く到着か。

 

「……来たか、愛し子。」

 

 

 

「おいコラ、テメェ俺を完全スルーしやがった癖になにネロが来たらソッコーで反応してんじゃコラ!?w」

 

「慣れない関西弁は見苦しいですぞwwww」

 

「`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)ガハッ」(バタン)

 

「ハイハイ、話が進まないから黙ってよーか。」

 

 

 

「うむ、余は来たぞ! 誉れ高くも建国成し遂げた王、神祖ロムルスよ!」

 

「……良い輝きだ。ならば、今一度呼び掛ける必要はあるか、皇帝よ。」

 

「いいや、必要はない。今、そなたが口にした通りに……過去も、現在も、未来であっても。余こそが、ローマ帝国第5代皇帝に他ならぬ! 故にこそ、神祖ロムルスよ! 余は、余の剣たる強者たちでそなたに相対する!」

 

「許すぞ、ネロ・クラウディウス。(ローマ)の愛、おまえの愛で見事蹂躙してみせよ。見るがいい。我が槍、すなわち……(ローマ)が此処に在ることを!」

 

「敵性サーヴァントが接近。想定クラスはランサー。戦闘に突入します。マスター、指示を!」

 

「了解! マシュはマスターたちの守護、アルトリアは前衛、エミヤは弓と剣で前衛と中衛をこなして! 皇帝は好きに動いていいよ! 所長!」

 

「悪いな!」

 

「「久々の出番!!!」」

 

 

「分かってるわよ! 悟飯と藍染はセイバーの援護、クロロは隙を見て遠距離攻撃!」

 

「はいっ!」

 

「やれやれ、私を援護に使うとは……。」

 

「そう言うな、死神。さて、オレは念弾で援護するくらいでいいか。」

 

 

「(確かロムルスを倒した直後に肉柱野郎が現れる。言動からしてこの戦いを何処かから見ている筈、乱入はしてこないと思うが後でキメラアントと戦わないといけないと思うと余計な魔力は使いたくない。……現在魔力量はPPにして40、コクリコ達スマホ召喚勢は戦闘に魔力を俺から供給してないから、静謐ちゃんら4人の鯖を全てでは無いとはいえ運用し俺の元の総魔力量分は既に持っていかれている。船から降下してここまで来るのにかかった時間と同じくらいの時間を対キメラアントに使うとして、全鯖を宝具有りの全開で戦わせるとなるとこの現在魔力量は心許ないな。……ったく、4人のサーヴァントの魔力を賄うの大変過ぎるだろ……。)……余力は残しておくべきだな。俺のサーヴァントは全員待機、万が一リッツらがピンチになったら乱入を許可するが、極力魔力の消費を控えろ。スマホで召喚された奴らは辺りを警戒しとけ。あのクソ野郎が近くにいる可能性がある。」

 

『了解!』(バッ!)

 

「…………ッ……!(ズバッ!)……やれやれ、面倒だな。何でアイツらが部屋中に散らばった瞬間に俺の真後ろから来るかねェ……。サーヴァントらに戦闘させると魔力を使うし、……仕方ない。扉から入ってくる雑魚共は俺が殺る。静謐ちゃんとエネルも来い、俺が戦っている最中に面倒な奴が来たら知らせろ!」

 

「はい。」

 

「要するにマ…じゃなくて見聞色の覇気を使っていればいいのだな?」

 

「俺も見聞色が使えたらいいんだが、なっ! (ズバッ!)」

 

 

 

全く、こんな場面でも雑魚狩りかw

 

後で肉柱を斬り倒すのはスマホ召喚勢に任せるとして、キメラアントどもをどう料理してやろうかね?wwww




次回は肉柱と虫をコロコロする話。


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知ってたか? 肉柱には即死が効くんだぜ?w

↑即死パ使ってるくせに最近知りましたww
それと、レフのセリフが長かった……。

うーむ、年内にローマを終わらせるだけで精一杯、モンハンパートは更に遅くなりそうです…。ネタがね……。

その上、ネタが浮かぶまで、今作と関係のある新作を投稿するために下書きまでやってるので遅くなりそうです。

……そろそろゴッドイーター3を開封する許可が降りる頃。


岩の体をしたゴーレムを斬魄刀で切り裂き、スケルトンを拳で叩き潰す。大太刀で「大回転斬り」を繰り出すと複数のゴーレムとスケルトンが消し飛び、最後の一刀にてキメラを斬り殺す。扉から続々と入ってくる魔物相手に魔力を一切使わずに応戦する。大太刀、刀、素手のリーチの違いを意識しながら戦い、また、武器の切り替えに慣れるように何度も武器を切り替える。

 

そう、これは特訓だ。準備運動とも言う。

 

肉柱やロムルス、メルエムとその護衛軍には通用しないであろう俺の動きも、そこらの雑魚相手ならば十分通用する。が、キメラアントで言えば(魔術無しだと)師団長クラスだと難しいだろう。攻撃力があっても当たらなければ意味が無い。範囲攻撃をぽんぽん撃てれば話は別になるだろうが。

 

俺は、いつか必ず来る第七特異点や終局特異点、その先のロストベルトへ向けて、今日も特訓をするのであった……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………なんてww ボケを噛ましつつ、敵を葬って行く遊叫 乱夜ですw

 

さっきも言った通りに、一応は複数の武器の扱いの特訓をしている。そりゃあ、魔力をなるべく温存すると決めた直後に敵が雪崩込んできたとは言え、魔力無しで敵を皆殺しに出来るならそうするべきだしw せっかく斬っても何も言われない練習台が居る事だし、丁度いいと思ってねww

 

……さっきからチラッと横目で見てるが、ロムルスやっぱり強ぇなァ………。ゲームだと★3の癖に大英雄と呼ぶに値する強さと、日本で言う草薙剣とかの神器に匹敵する槍、殆どトップクラスのサーヴァントなんだよなァ…。

 

まぁ、うちのカルデアの相手にはならないがww

 

前衛の殆どは真面目に戦っているが、後衛の大半は舐めプしてるww と言うか、真面目に戦っているやつも、殆どネロのサポートしかしてない。やっぱり現皇帝としてネロに戦わせなくちゃねwwww

 

こっちもそろそろ終わりそうだ。

漸く扉から続々と入って来ていた敵が途絶えた。魔力を流し込んで火や毒を放出しないように設定を弄った飛竜刀を使っているのにもかかわらず、俺の雑魚狩りの能力は高いらしいw

 

かなりの数を仕留めてくると、強大な力の制御が出来てきたので敵を消し飛ばさずに殺せるようになった。が、俺がゴーレムとかの残骸が鬱陶しくなってきたので、その頃に投げ渡したスマホで静謐ちゃんが次々とカメラでスケルトンやゴーレムの残骸を(魔術的な価値があるので)収納していく中、俺は何気に死霊特攻の付いている斬魄刀で頭蓋骨を刎ね飛ばし、左手に斬魄刀を持ち変えて、右手でゴーレムによって砕けた地面の欠片を二つ拾ってゴーレムの両腕の付け根に投げつけ、斬魄刀をゴーレムの核の少し真上に軽く投げつける。様々な物理法則を無視した地面の欠片がゴーレムの両腕を吹き飛ばし、斬魄刀がゴーレムの胸の中心の真上に突き刺さる。俺はゴーレムの頭までジャンプすると殆ど無くなった両肩に足を乗せ、斬魄刀を引き抜くとゴーレムの核の上部付近を斬魄刀で斬り飛ばす。後で俺がゴーレムを使えるように、強めの衝撃で核を直接壊さないように殴り、故障するだけに納めるとゴーレムを足場に更にジャンプ。俺を撃墜させる為に飛び掛かろうとするキメラの前足に斬魄刀を投げて縫い付け、背中から飛竜刀を抜き全身を使って振り抜き降ろす。圧倒的な剣圧が前足に突き刺さった斬魄刀の方を見ていたキメラの首を切り落した。

 

「ふぅーー……、ようやく終わった。で、そっちは……」

 

辺りに残りが居ないことを確認し、斬魄刀を回収した俺はロムルスとの戦いが終わっているか確認する為に振り向いたところで、ロムルスの胸にネロの剣が刺さるのが見えた。

 

「ヒュー♪ タイミングイイネww」

 

 

 

「……眩い、愛だ。ネロ。永遠なりし真紅と黄金の帝国。そのすべて、お前と、後に続く者たちへと託す。忘れるな。ローマは永遠だ。故に、世界は永遠でなくてはならない。心せよ……。」

 

 

 

それだけ言うと、ロムルスは光の粒になって消えていった。

ちょっとくらいギャグ成分持ってくれててもいいと思うんだけどなぁw

 

 

 

「敵性サーヴァント、ランサー・ロムルスを撃破。わたしたちの勝利です。」

 

「かった、のか。そうか……。これで……。……うむ、ローマは、元あるべき姿へと戻るだろう。」

 

『おおむねその通りなんだけど、まだ宮廷魔術師を発見していない。聖杯を探さないと。』

 

「む? これで連合ローマ帝国は終わりを迎えた。姿の見えぬ魔術師殿、そうであろう?」

 

『大勢としてはそのはずではあるんだけどね。聖杯を確保しないと、ボクらとしての目的は…………』

 

そろそろか?ww

 

「待て。誰かいる。サーヴァントではない、が。」

 

 

 

 

「出やがったな! 開眼☆変態仮面!」

 

「私は変態では無い!」 (クワッ!)

 

『………………。』

 

 

 

「………………コホン、まさか、ロムルスを倒しきるとは。」

 

『(あっ、今流したな。)』

 

「魔術師やデミ・サーヴァントふぜいがよくやるものだ。冬木で目にした時よりも、多少は力をつけたのか? だが、所詮はサーヴァント。悲しいかな、聖杯の力に勝ることなど有り得ない。」

 

「……レフ……っ!」

 

「……!」

 

「あやつが宮廷魔術師か。では、ああして携えている黄金の杯が……。」

 

「はい、あれが聖杯です。形状は、前回目にしたものと同一のようですが……。」

 

 

その後、ロマンがレフを煽ったり、所長とリッツがキレたり、レフが急に愚痴り出したり、ロマンがまたレフを煽って開眼☆させちゃったり、開眼☆したレフが俺を除くwカルデアメンバーをディスり出したりした後、漸く我らが王の寵愛(笑)とか言いながら魔神柱化した。

 

そんでもって、レロが……失礼、噛んだw ネロが醜い!?とかいって騒いだり、レフが魔神柱の内の一柱のフラウロスというのを明かしたり、リッツを除く所長らカルデア勢が悪魔だの存在するハズの無いだの騒いだり、しばらく騒いでいたがフラウロスの爆発攻撃によって漸く戦闘が開始された。

 

「ええい、鬱陶しい! 貴様ら纏めて焼き払ってくれるわ!」 (キラッ!)

 

「! 攻撃が来るぞ! 総員、防御しろッッ!!」

 

『!!??』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………のだが。

 

 

 

ドゴオオオオォォォォォォォォォォン!!!! (爆発音) ×複数

 

「……! 全員無事か!?」

 

「はい! マスターが爆発を斬ってくださったので。」

 

「拙者もその大秘宝級の武器欲しいですなww」

 

「言ってる場合か。そもそも私にこの様な攻撃は効かん。」

 

「大丈夫だよ! マスターの後ろに隠れてたから♪」

 

「な ん て や つ だ 。」

 

 

「先輩、ご無事ですか!?」

 

「ありがとう、マシュ! アルトリアもエミヤも無事だ!」

 

 

「ありがとう、悟飯…。」

 

「済まないな、武道家殿。」

 

「いえ、サーヴァントとして当然の事をしたまでです。乱夜さん、マスターやネロさん、クロロさんも藍染さんも無事です!」

 

 

「殿! 此方も全員無事です! 各々が相殺するか逸らすかで対応しております!」

 

「うわぁ、ヘヴンリーイージスを盾にしたりとか、運命操ったり言霊を使ったりして逸らしたりとか、炎で爆発を包み込んだりとかしてるぅ……。けど、ロリ3人がくっついてるのはなんか見ててホッコリするなァw (ボソッ)」

 

 

 

「よし、全員無事だな。なら戦闘開始だ! 通常鯖組は魔力を温存の為サポートにまわれ! 異世界組で爆発に注意しながら総攻撃だァ!!w」

 

『了解!(わかった!/ 承知した!)』

 

「むー! 目が沢山の奴なんて大っ嫌い!」

 

「フラン、能力使っていいんじゃない?」

 

「小癪な!」(キラッ!)

 

「そうだった! それじゃあいくよー! きゅっとして……ドカーン!☆」

 

(魔神柱が)ドゴオオオオォォォォォォォォォォン!!!!

 

「ぐはあああああぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!???」 (爆死)

 

『えええぇぇぇぇぇっっ!?』

『!?』

「全身が崩れだしてるぅぅぅぅ!?」

 

「ハッ! 今がチャンスだろォ!」

 

「そうですわね、ハアっ!」 (ズバッ!)

 

「(ダダダッ!)………ハッ!」 (ズバッ!)

 

「ごぷああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」 (必殺×2)

 

『はあああぁぁぁぁぁっっ!?』

『!?』

「二連即死攻撃で消滅して行ってるぅぅぅぅ!?」

 

 

 

と、言うことがあってだなwwww

 

今現在。呆然としている俺たちの足下に、聖杯が転がってきたんだよwwww




ホント、レフのセリフの所長いな。省略したけどw

えーっと、裏ではローマの前半がモンハンパート、後半がゴッドイーターパートやってて……。うわぁ、色々大変じゃん。


最近冬休みの癖に忙しくて更新が遅くてすみません!
Sさんや天啓さんらのメッセージや感想も、返せて無いけど読んでます!出来るだけ頑張ります!


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セプテム最終局面:攻城(巣)戦

年末年始プラスアルファの忙しさに忙殺ゥ!

遥かに遅くなりましたが、あけましておめでとうございます♨︎

そして、令和であります♨︎

前回投稿して約半年、ホント遅くなってすみません。
いやー、買い出ししたり大掃除したり課題したりテスト勉強したりテストが10回あったり一週間修学旅行行ったり入院したと思ったらリハビリで忙殺だったり文化祭前の生徒会のお仕事だったりで相変わらずの忙しさですw PS4も殆ど出来なければ友達と片手で数えられるくらいしか遊びにすら行ってないほどww ゴッドイーター3まだランク5までしか行けてないんですよ……。エンディングが早く見たいです。あと個人的には勝てない訳じゃないけどハバキリTUEEEE。

まぁ、いつの間にか運営から弱体化されてるらしいけどww
つい一昨日全部終わったので執筆再開出来ました(b・ω・)b

遅くなったのは文字数を大盛りにした事で相殺して下ちいw
約9000字にも及ぶ長編ですぜ!w まあ、前半3000字くらいは話が全く進んでないギャグパートですがwww ついでに言えば、更に2500字はキメラアントの説明ですかね?www

.......何度も保存に失敗して消えた他の長編ってこんな調子だったかなぁ.......?
どの長編もあと一話でセプテムが終わるってのは共通のハズだけどw


レフの呆気ない死に様を目にして皆が呆然としている中、普段はふわふわ浮いているイメージがある聖杯が足下に転がってきた。出来たよ、お姉様!と言って飛び跳ねながら喜ぶフランを見ながら、取り敢えず拾ってスマホのカメラで回収。多分俺はほくほく顔でもしてたのかね?w

 

「……って何ちゃっかりと聖杯回収してるのよ!?」

 

と所長に怒られたw

 

「…ミッションコンプリート!(キラッ!)」

 

「え、あ、はい。聖杯の回収を確認、これで私たちの作戦は一応、終了になります。」

 

「随分呆気なく終わったね……。」

 

「え、何? コレって最終局面よね? こんなにあっさり終わるものなの?」

 

「だがしかし、終わらないんだなァ! コレが!」

 

『!?』

 

「? 終わりではないのか? 神祖を倒し、そなた達の言う宮廷魔術師とやらも倒したろうに。戦後の事ならそなたらがしなくとも……。」

 

「んー、Berry dangerous な香りがするze……。」

 

「ルードゥスってローマ人じゃねーのかよw 英語の発音良すぎだろww」

 

『……!? な、なんだこれは!?』

 

「どうしたのアーキマン?」

 

『所長! いや、皆も聞いてくれ! この宮殿の裏に有る森の中心部に強力な魔力反応らしきものが観測されたから、モニタリングしてみると異様な建築物を発見した。そこから出てくるのは様々な姿をした異形で、魔力反応らしきものはその生物から発生していると分かった。だけどその魔力反応らしきものは数百もある上に、所々とても強力なな反応も観測されている。中でも、オルレアンの邪龍に匹敵する反応が3つ。そして、それらよりも更に強力な魔力反応らしきものが1つあるんだ。明らかにこの時代の生物じゃない。』

 

『な……!?』

 

「じゃ、邪龍クラスの個体が三体にそれ以上の個体が居るって言うの!?」

 

『はい。そして、この魔力反応っぽいものも既にカルデアの以前の記録から解析済みなのですが……。』

 

「? それは、その魔力反応(仮)を過去に観測した記録があると?」

 

『ああ。ぶっちゃけ、アサシン・クロロ=ルシルフルから観測される本人曰く『念』と言う、異世界の魔力のようなものと殆ど同質のエネルギーなんだ。』

 

『!?』(バッ!) 「……。」

 

『まあ、エネルギーとしては同一でも、個人差と言える程度にしか性質が違わないものもあれば、明らかに違うものも混ざっててまるで得意な系統に分かれてるようにも感じるけどね。量も比べ物にならないし。……そして、そのエネルギーなんだけど……。(チラッ)』

 

ふむw やっぱり観測していれば分かるものなのだなw 俺が「念」を使えるのバレテーラwwww

 

「おう、オレサマもローマにきてから『念』くらい使えるようになってるze☆」

 

「は?」

 

「所長がキレたwwww」

 

なんということでしょうww 俺の自由すぎる単独行動にとうとうキレましたwww

 

「いやー、これはキレても仕方がないんじゃないかな?」

 

なんですと?

 

「なにをそんな『何を言ってるんだ、コイツ?』みたいな顔をしているんですか。フランスと同じく、乱夜さんが単独行動していた間に、私たちはとても大変な思いをしたんですよ。」

 

「ダローナwww そんな予感がしてたから、実験や戦闘の仕込みと言う口実で抜け出してた訳だしw 遊んでた訳じゃないけど、昨日までやっていた修行以外は全くキツいってモノがなかったし、そもそも修行も嫌いじゃなかったから楽しいしてなかったわwwww」

 

「「ギルティ。」」

 

「よし。マシュ、リッツ。2人でそのバカを私の前まで殴り飛ばして頂戴!」

 

「馬鹿めィ!w 俺は装備している武器の能力によりィお前ら程度の生半可な攻撃なんざ……は? 強化の感覚が消えた? え、ちょ?」

 

「「了解!!」…すぅ……やあぁっ!」 (シールドバッシュ)

 

「あべしっ!?」

 

ドバン!という音と共にマシュの盾が俺の正面にクリーンヒットし俺の知能指数が幾らか下がった! ……てか、痛え!? おい、コラ。しっかり「ブラックカリバー」装備してるんだぞ!? 素の肉体で受けた位のダメージがあるんだが!? 何、アレか、ギャグ補正ダメージか!? どんなに強い主人公キャラだろうがヒロインの攻撃が効くというアレか!?

 

シールドバッシュで体制を崩したまま少しの距離を吹き飛ぶ。着地、というか落下地点にリッツがどこかで見たようなファイティングポーズをとっている。

 

だがしかしィ! 英霊、まして魔術師ですらない一般人のパンチやキックなど、体制を崩して吹き飛んでいるままの状態でも避ける事など容易いにも程があるわァ!w

 

「瞬間強化。」

 

「え?」

 

「飛び後ろ回し蹴りィ!!」 (バキッ!)

 

「グハァッッ!!??」

 

や、野郎、何処でそんな体術を習いやがった!? フランスにいた時は身体能力は良くても体術は素人だったじゃねーか!? しかもしっかりと俺のコメカミにクリーンヒットさせやがって! クソ痛えんだけど!? てか、コッチにもギャグ補正ダメージ有りかよ!? ついでに言えば、幾ら強化したからと言っても元一般人の蹴り程度見切れるくらいの自信はあったんですけど? まさかの命中補正もあんのかよ。てか、コメカミを強打された事による意識障害は何故か無い。

 

…………って待て待て待て待て! 待てって!? 今、魔術の術式が見える龍玉世界のスカウター的な魔改造を施した俺の擬似魔眼にいくつもの強化術式が見えたんですけど!? (一応、衝撃発言。カルデアに来る前に改造) 何いくつもの強化を自分の体にかけてんだよ!? 所長の体が見た目も中身もヤベー事になってんだけど。あ、走り出した。悟飯の目の前で軽くジャンプして、悟飯が腕を組んでいる箇所に着地。悟飯に勢いが付くように加速して貰い、開眼野郎が開けた天井の穴よりも更に上へジャンプ。…あ、重量増加と重力増加の術式が見えた……ちょっと待て、この先の展開は何となく理解したけどその前にひとつ聞かせろ、なんでそんなに術式を自分の身体に付与出来てんだよ!? え、何? そんな事って出来るものなの、ねえ? …あ、さてはコレもギャグ補正ダメージ入ってる訳? FGO化? ……さいですか。 ……ちょっと待て((2回目))、補正有りの状態でそんなものくらったら俺氏死…………

 

「……ふん!」 (ズドオオォォォン!!!)

 

「ゴハアァッッッッ!!!???」

 

丁度仰向けになって着地寸前だった俺のみぞおちに所長踵落としが炸裂。俺の体と床が下の階迄とそこそこ深く陥没した。

 

……スゴく、……イタイ。

 

「……オルガマリーよ。大丈夫なのか? 遊教の魔術師殿が白目を剥きながら泡を吹いておるぞ…?」

 

「m9(^Д^)プギャーwwww」

 

『うわあぁ、痛そうだ…。』

 

「全く、話が進まないじゃないか。」

 

「クロロ…。そうね、ならさっさとそのバカを起こして話を聞かせて貰いましょうか。そう言えば、いつも通りとは言え、何か知ってそうな口振りだったから、ね!」 (ドスッ) (腹パン)

 

「ガブッ!?」

 

「と、言うことでさっさと喋って下さい、乱夜さん。」

 

「……なんだろう、このローアングルで見る所長やマシュ、オロオロする静謐ちゃんも良い気がする。」

 

「乱夜、それは開いちゃいけないトビラじゃないの?」

 

「そして、ルードゥスと黒髭、テメェらは処刑な。」 (ヒュン)

 

「「知ってた、ゴフッ。」」

 

ふぅ……。痛かったぜェ……。…笑ったバカ2人に斬魄刀によって俺に付与されたスキル「投擲」 D- (ザバーニーヤの影響) で石を投げ付けて撃墜してやったぜw

 

「…まだ腹が痛いのでこのままの体制で話すぞ。ゴフッ。さっきロマンが話していた生物の正体は、まあ予想通りにクロロのいた世界に存在する『キメラアント』という虫だ。」

 

「何?」

 

まあ、普通のキメラアントという虫を知っているクロロからすれば不思議に思うだろうな。あと、リッツ達の顔が思案顔になったのを見れば、道中何処かで見かけたのかね?w

 

「その感じなら、一度は会った事が有りそうだな?w 虫やら動物やらを混ぜたキメラみたいな感じの見た目をした、人間大の異形だよ。」

 

「あぁ……。」 (遠い目)

 

「確かに遭遇しました。この連合ローマ首都に来る途中、敵兵に混ざって出てきた、強くておぞましい生物ですね。」

 

「ああ、多分それだ。」

 

『僕はその時からその生物の解析を進めてたんだけど、終わったのがついさっきでね。乱夜くんから新たに観測された「念」が無ければクロロとの関係性に気づかなかったと思うよ。』

 

まあ、敵性生物から発せられている未知のエネルギーを味方も発してるとか普通思わないからなwww

 

「その説明、少し待って欲しい。」

 

「ん?」

 

「やっぱり?w」

 

「私が知るキメラアントは、それ程大きくない上に「念」を使うなど一度も聞いた事が無いのだが?」

 

『「「「え?」」」』

 

「wwwww」

 

ああ、やっぱりコイツらの呆けた顔は面白いwww ローアングルからでも面白いw

 

「じゃあ、取り敢えず『キメラアント』と言う生物がどういうものなのかと言う所から、ざっくりと教えようか。『キメラアント』とは、その名の通り蟻だよ。元の世界では第一級隔離指定種に認定されている虫だ。とにかく貪欲で、摂食交配という特殊な産卵形態を取るんだ。旺盛な食欲で自重の数倍の食料を一日で消費してしまう。大きさは女王蟻で10cm程度だが、今回の敵は2メートルは有るだろうな。」

 

「摂食交配って?」

 

「んー、よーするに摂食交配の特性を持つキメラアントの女王蟻は、他の生物を食べる事でその生物の特徴を次世代に反映させる事が出来るのさ。より強い生物の遺伝子を取り込む事で種の保存を計ろうとする奴は、しばしば気に入った種が絶滅するまで摂食を続ける程だ。」

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! アナタ、さっき2メートルって……。」

 

「そうだナ、大型の生物・人間も余裕食えるゾ。」

 

『!?』

 

「この世界の現代と同等に発展したその世界で、元々『暗黒大陸』と呼ばれる世界地図の外の世界に住んでいたキメラアントの女王蟻は、武器や電話などの通信手段を含む機械類を一切持たない国へ流れ着いた。そしてヤツらは知能と学習能力が高く、栄養価の高い、数が多く、脆弱な生き物である人間に目を付けた。」

 

『……。』

 

「そこから先は言わなくても分かるだろう? 人間を喰らったヤツらは高い知能と学習能力を備えた個体が産まれ、その個体が指揮をして更に大量の人間を食糧として巣に運ぶ。そこからは未曾有のバイオハザードさ、ヤツらはどんどん勢力を高めていった。」

 

「…………それで?」

 

「たまたま別の国で、千切れたキメラアントの女王蟻の脚が海岸で流れ着いたのが発見された。解析の結果、巨大キメラアントのものだと判明し数名のプロハンター……特殊な免許を持ち『念』を扱う強者達の事だ。彼らはハンターの総本山『ハンター協会』に討伐隊の編成を依頼すると、潮の流れから解析した女王蟻が紛れ込んだ国へ現地調査に赴いた。通信手段が無いからな。……だが、元々キメラアントの兵隊アリは強力で、『念』が使えるだけの人間ではキメラアントの兵隊アリの中でも下級しか討伐する事が出来ず、指揮官レベルの兵(師団長)には手も足も出なかった。食糧として捕まったハンターは捕食され、また、『念』を知ったキメラアント達は『念』を修得するにまで至った(ざっくりと言うとこんな感じだろ)。『念』を修得していない指揮官レベルの兵隊アリを倒すハンターも居たが、今回観測された邪龍レベルの3つの個体の内の一体に殺された。結果、キメラアントの生息地に侵入し、脱出出来たのはたったの2人だけだそうだ。」

 

『…………。』

 

「もっとも、それから1ヶ月ちょっとで、保護された戦意の無い数体のキメラアントを除く、ほぼ全ての個体が討伐されたらしい。それでも、人類は万単位の死傷者を出し、プロハンター最強という声もあったハンター協会の会長も、今回観測された中で最も強い個体に敗れている。」

 

「そんな……。」

 

『……それは、どうやって討伐されたんだ?』

 

「……指揮官レベルの兵隊アリ以下は中堅以上のプロハンター達が直接始末した。各地に散ったアリも居たが他の中堅以上のハンt……いや、クロロが団長を務める『幻影旅団』のメンバー等のたまたま出会した強者達が始末したらしい。」

 

「……。」

 

「邪龍レベルの個体の内の一体は、とある少年の復讐相手だった。十代前半で中堅以上だと言われた才能を持つ少年が、『もうこれで終わってもいい』というそれ以降の人生を捨てて迄一時の強大な力を求めたんだ。結果、それを「誓約」として『念』で望み通りその個体を倒せるまで成長した少年は、その個体を殴り殺した。」

 

『ええ……。』

 

「観測された中で最強の個体、キメラアントの「王」と残りの邪龍レベルの個体「王直属護衛軍」の2体は、ハッキリいえば『毒』だ。王に敗れたハンター協会の会長は満身創痍になった事で自爆する事を選んだ。心臓が止まる事で起爆するその爆弾は、一撃で広大な兵器実験場を蒸発させ、岩盤をマグマに変えるほどの熱と爆風のエネルギーを持ち、同時に核爆弾よりも悪質な毒性を持っていた。……それは、被爆者や爆発跡地を訪れた生物から毒が伝染するという被害者を増やす事に特化した毒性だ。至近距離で直撃を受けた王は四肢がもげ、満身創痍になった。そこで王直属護衛軍の2体が王救出の為にと、王と爆発跡地に近付いたのさ。結果毒は拡散しこの3体は倒れた……。」

 

『…………。』

 

『……なるほど。それで乱夜はその毒兵器の準備をしてたと?』

 

「……いや、難しいだろうな。」

 

「それは……何故、ですか……?」

 

「ヤツらの戦闘力と索敵能力の高さが問題nanoさ。事前に偵察してきたが、ヤツらの巣には指揮官レベル以下のザコ……じゃないな、並のサーヴァントレベルの奴らしかいない。4体の上位個体は巣の近くにある「宮殿」に居るが、その宮殿を数キロ単位で囲っている『念』は「円」という触れたもの、侵入したものを完全に把握出来る技術だ。本来なら、さっき話した指揮官レベルの兵隊アリを倒した強いハンターですら50mも無かった筈だ。……この技術なら、透明化や気配遮断程度じゃ気付かれるだろうな。」

 

「なによ、ソレ……。」

 

大半の顔色が悪い、漸くジャンプワールドエネミーの面倒くささを理解したかw

 

「まぁ、待てよ。俺にイィ考えがある……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜少年&少女移動中〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、漸く見えてきたか!」

 

現在俺たちカルデア組&何故か着いてきたネロは、未だに紅い月の下、キメラアントの宮殿の遥か上、上空に浮いている方舟マクシムに乗っていた。説明したキメラアント討伐作戦は何とか納得されたので、こうして早めに実行に移す。

 

「実行部隊、荷物は持ってるなァ!?」

 

「「おー!」」 (吸血鬼姉妹)

「「ゴァァァ!(ガァァァ!)」」 (アルバコア&魔改造ゾンビコンビ)

「はい。」 (重力戦士)

「ハッ!」 (変装した静謐ちゃん)

 

「よろしい、ならば戦争だ!」

 

「ソレ使い方間違えてない!?」 (リッツ)

 

多分間違えてるけど気にしないようにw

 

「こちらHQ。黒髭ェ! 聞こえてるか?」

 

「HQって何?」

 

『聞こえてますぞw ではでは?始めちゃっても?ww』

 

『立香くん、確か、本部って感じの意味だね。伝説の傭兵が出てくるゲームで見たよ。』(ロマン)

 

「ああ、一向に構わん。蟻どもに人類の兵器を見せつけてやれ!」

 

『あらほらさっさーwww』

 

手に持っていた通信器具で黒髭に作戦開始の指示を出す。

 

今回、異常過ぎるジャンプエネミー(バトル漫画に出てくる強過ぎる敵キャラ)を討伐する為に練った作戦はこうだ。

標的は、概念的攻撃に弱いが身体的能力がずば抜けた異形だ。数は多いが特筆すべき戦力は少ないのが救いだ。また、二箇所に固まっていて巣にいる蟻どもを宮殿に向かわせる事は地形的に容易い。その上、強いとはいえ、現代兵器で勝てないことも無い。

 

故に、とる作戦は至ってシンプル。

纏めて四方からドカン!だ。

 

具体的に説明すると、

「巣と宮殿が直線に並ぶ位置から大量の大砲で爆撃。手前の森から徐々に巣に着弾地点を合わせていき、手前の森と巣に火災を起こす。向かってくる者は迎え撃つが、突然の爆撃に大半は宮殿方向へ逃げるはず。そして、宮殿を中心に張ってある「円」に侵入させ、宮殿側の気を逸らす。異形に見えなくもない実行部隊を宮殿の四方へ向かわせ、今回の作戦の武器である原作にもでてきた猛毒爆弾『貧困な薔薇/ミニチュアローズ』(遠隔操作型)を設置、或いは投下準備をする。(因みに、逃げる蟻に混じって変装した静謐ちゃんが手前、残りの三組は「円」に触れるか触れないかの上空で待機) 静謐ちゃんの帰還完了のタイミングに合わせて四方の内3つの爆撃を投下、マクシムからも宮殿の中心向けて1つ投下。宮殿から5つの爆弾が均等な距離になった瞬間爆破。4体の上位個体以外はそれだけで死ぬだろうが、事前に上位個体用に即死させるスペル「沈黙の粛清(エンハンス済み)」を爆弾にエンチャントしておく。」

 

この作戦において、特に注意すべき箇所は3つ。

 

1つ目は、爆弾の設置途中、もしくは滞空中に迎撃されないか。奴らの感知能力は確かにずば抜けている。そのために怪しまれて変装を見破られ迎撃されないか。

 

2つ目は、投下した爆弾そのものが迎撃されないか。原作で凄まじい察知能力を見せたネフェルピトー(上位個体である王直属護衛軍の一匹)に気付かれない為に、気配遮断をした上で遥か上位に待機しているのだが、爆弾を投下すれば「円」に触れずとも気付く可能性もある。「遠視」の魔術で見た限りでは屋内に居るが、屋外に出てくると投下中の爆弾に気付くかも知れない。蟻の王に気付かれでもしたら、一瞬で逃げられてしまうかも知れない。

 

3つ目は、スペルがしっかりと発動するか。如何にシャドバの即死スペルと言っても、概念的防御、つまり高い対魔力スキルや圧倒的な『何か』に阻まれると効果を発揮しない。念の為に、ただの即死スペルでは無くエンハンス済み、つまり相手の能力を消滅させた状態にした上で即死をかける「沈黙の粛清」なら行けると思う。

 

ハッキリ言うと、一か八か。

 

前者一つなら、その瞬間にソウルコンバージョンで味方を回収して即爆破。毒を辺りに振り撒く位は何とかなるはず。

 

2つ目なら、俺が魔術で迎撃しに来たピトーを迎撃する。もしくは悟飯(物理)。王が逃げようとしたなら、俺が持つ全魔力を使って魔術で迎撃する。ありったけのスペルで強化したなら死にはしない、ただ攻撃が当たらないだけで。

 

後者一つなら、毒に完全耐性を持つ俺と静謐ちゃんで爆発跡に押し込み、そのまま討伐か時間稼ぎ。流石に王も、自らの死因には耐えられないハズだし、最悪宇宙にでもぶっ飛ばせば戻ってこれないはず。太陽に向かって撃つのも可。

 

ただ、前者二つのうちどちらかプラス後者なら、ちょっとばかしキツイ。

 

さてどうしたものか.......なんて、俺がうーんてな感じで悩んでると遠くに光が見えた。黒髭の船がキメラアントの巣に爆撃を開始したんだろうな。上空からだと森の一部が赤く光ってるように見える。

 

.......ふむ。

 

「こちらHQ。現状を報告せよ!」

 

『こちら黒髭ェ! ただ今、砲撃を開始しましたぞ!w』

 

「おう、こっちからも確認できたぞ。真っ赤に燃えてんなぁw ・・・それで、アリどもがそっちに向かってるなんてことは無いな?」

 

『ありませんぞwww 巣が大火事な上に森も大火事ですからなw 取り敢えず爆発のない、燃えてない方に全員避難しているようですぞw』

 

「了解。……今、コチラからも望遠鏡でアリどもを見つけた。ヤツらが「円」に入る前に静謐ちゃんをヤツらの中に紛れ込ませる。準備は出来てるか!?」

 

「ハッ!」

 

「よし、ならまずはこのテレポートリングで地上に転移するんだ。この指輪は自分の視界の範囲内なら何処にでも転移することが出来る。連続使用には数秒間のクールダウンが必要だがなw それでも、この上空からなら見える地上の殆どが範囲内だ。一瞬で行けるし、帰還時は火の海を越えて一気に黒髭の船に乗り込めるし、緊急時にも使えるという嬉しいメリットてんこ盛りィ!w」

 

『そんなものが…。』(カルデア+ローマ勢)

 

「…って事で、アリどもが「円」に迫ってきてる事だし、これを装備して早速出撃だぜ!w」

 

「御意」 (シュン!)

 

静謐ちゃんの体から一瞬、光が立ち上ったかと思うと雷が走り静謐ちゃんの姿が消えた。うむww 成功したようだなwww

 

「.......さて、あとはアチラ側のお手並み拝見といこうか?w」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.......おや?」

 

つい先程、キメラアントの王「メルエム」から「戦術考案の邪魔だ」と言われ部屋を追い出されたキメラアント「プフ」は、遠くからこちらに向かってくる大量の気配を感じ取り、視線を外へと向けた。

 

「(アレは.......、女王の巣に居た兵隊アリ? 何故ここに?)」

 

こうして召喚される前、つまり生前に見た事のある個体がいた為、異形の大軍が「元」味方だと判断するのに時間は掛からなかった。それでも「元」味方なので、攻めてきているか、若しくはしょうもない理由ならば殺してしまっても問題ないとプフは思っているが。とはいえ、キメラアントの大軍が、一斉にバラバラでコチラに向かってきているのはやはり不思議に思えた。

 

「(…あの統率のない動き.......何かから逃げている? …ん? アレは…)」

 

その時プフの目に映ったのは「赤」。恐らく森の一部が燃えているのだろう。突然現れた紅い月の夜は特に何も起きることなく数時間は経過しているため、常時の警戒レベルから一段階上げた程度に留めていたのだが、どうやらもう少し上げる必要があるらしい。

 

「これは、ピトーと相談した方が良さそうですね。」

 

能力により、同胞たちが同じく不思議に思い色々と考えているのを察知しながら、巨大な蝶のような羽を広げると、「円」を展開している同胞の元へと飛び立った。




設定や後の展開が頭の中で加速していると言うのに、その手前の段階で止まってちゃ書けない件についてw

暫くは週一投稿になりそうです(〃・д・) -д-))ペコリン


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日常編
サーヴァントは揃った!


初の日常編ですね! やっとここまで来た……ッ!

ということで、日常編についての説明です。
日常編はストーリー進行とは全く?関係がありませんが、第50話「主兵装・刀二つ、太刀一つ、鎧一つ」以降という設定です。
乱夜クンがカルデア内にいる時は、乱夜クンが主か、乱夜クンがこっそりと見ている状況が主です。
そして、乱夜クンがカルデア内に居ない時は、小説内に召喚された作者(ぽ〜か〜おぅ)が主です。
まぁ、あまりというかほぼほぼ性格に変わりは無いので、内容は殆ど変わりませんがねw
日常編は、最後の章の位置にあるので、ストーリーの最新話を見る為には少し戻る必要があるので、ごりょーしょーくださいw

……まぁ、そいうことでどうぞ!


〜〜第50話「主兵装・刀二つ、太刀一つ、鎧一つ」後書き直後〜〜

 

 

 

…………さて、リツカがここに来たことによってゲームに没頭していた俺の意識が浮上した訳だが、どうしたものか……。

 

……ん? ああ、え〜と? こーいう時なんて言うんだっけ? ああそうそう。んん! やぁ諸君、ここにいるのが乱夜にバレると不味いので、早めに移動しなければならないが、カルデア内の構造が全くもって分からないので、正直どうしたらいいのかサッパリな、諸事情によりぽ〜か〜おぅと名乗っている俺っちだ!

 

え?長い? キニスルナ!

 

……いやね? 本当にガチで困っている訳よ。

 

俺ってさ、黒髭のヤツが勝手に=乱夜に無許可で召喚したらしいじゃん? そして俺も暇だったから、勝手にテレビとPS4本体(コード付き)とPS4専用ゲームを幾つか召喚した訳よ。へぇー、勝手にスマホが召喚してくれるんだナーなんて思って、凄いなこれ!的なノリで黒髭に話しかけたところ、「ああ、スマホで召喚する時は自動的にマスター氏の魔力を使うらしいでござるよ?www」なんて言ってきたからな。

 

型月世界のシステムにはあまり詳しい訳では無いが、生命力→魔術回路→魔力という感じだったのを覚えている。あと、魔力を作る(変換)時に痛みがあるとか言っていた気もする。

 

ギギ…みたいな擬音がつきそうな感じで乱夜の方に振り向いても、起きる動作を全く見せていなかったから安心したよ。

 

それで、乱夜が起きるまで待っていようとしたんだけどさ、召喚される直前……じゃないな。少し前にメロンソーダ飲んでたからか、トイレに行きたくなったんだよ。サーヴァントってトイレ行かないんじゃなかったっけ?とも思ったが、まぁスマホで召喚されたから少し違うんだろうな〜と納得して、トイレを探すべく部屋を出たんだが、カルデアの構造がもう意☆味☆不☆明なんだよ。真っ直ぐ歩いてて、よく見ると同じ場所ぐるぐる回ってるだけじゃん!?なんて初めて経験したよ……。……いや、若干道がカーブしてたから、巨大な円状の道を時計回りにぐるぐるしてただけかもしれない……。

 

……広すぎなんだよ!?

 

結局、乱夜の部屋の二つ隣くらいにある小路の先にトイレのマークを見つけて入ったんだが、トイレ終わらせて帰ってくると乱夜が居ないんだよ!? まぁ、何処に行ったのか分からないなら、下手に動き回るよりはその場で待ってた方がいいよね?w と思って部屋でゲーム始めたんだよ。だってココ乱夜の部屋だし? すぐに戻ってくる可能性だってあったわけだ。

 

……そして約丸一日ゲームをし続けていても乱夜は帰ってこなかったんだよ。え? それよりも丸一日ゲームをやってて飽きないのかって?w 俺がゲームに飽きた時は、それは世界がゲームを見捨………いや、例え世界がゲームを見捨てても、俺はゲームを決して見捨てないッ……!!

 

……ヤベェな。どういう話の内容だったか、今の話の最後のアレのせいですっかり忘れっちまったわ……。

 

……ああ、思い出した。ゲーム丸一日やってても乱夜が帰ってこなかったって話だなw

そしてもしかしてレイシフトしちゃった?なんて思った瞬間、部屋の外から足音と話し声がしたんだよ。俺は足音が過ぎると、部屋からこっそりと出て、足音の主であるカルデア職員の後をつけて諜報紛いな事をやってみたんだよ。

で、手に入れた情報はざっくり纏めると、「乱夜とその他マスター(2名)がサーヴァントの大量召喚を行ったらしい。その後、手の空いている職員も含めた自己紹介の大会を開催したらしいが、生憎自分達は忙しいので行けなかったが、自分も行きたかったなぁ。」みたいな感じだった。そして、「現在複数のキャスターのサーヴァントが、レアな素材でレア装備(魔術礼装)を作っているらしく、乱夜は完成したレア装備(魔術礼装)を試す為に、トレーニングルームに篭っている。」だったかな? レア装備的な意味だったと思う(違う)が、多分あっている(あってない)。

レイシフトはやっていないそうなので、もう暫くすれば帰ってくるよね?的なノリでゲームを再開した訳だが、太鼓の達人に没頭していたところにリツカが突入してきたんだよ。

 

……ん? リアルリツカ? 優しそう(実際優しい)な顔をしたイケメンだったよ!?

 

……コホン。リツカと少し話して、この部屋にいるから後で来い的なコトを言ったけど良く考えれば、今ってそこそこ悪い状況何じゃないか?と思ったんだよ。

 

……だって丸一日だぞ!? 丸一日、勝手にこっちの世界に来てずっとゲームやってましたなんて言ったら、魔術を使って一般ピーポーには即死レベルのツッコミが飛んでくるのは確定だろ!? アイツ(自分)の性格考えたらそのくらいやりそうで怖い。そして、俺はそれを耐え切る自信が無い。コレが冒頭のガチで困っていると言った理由だ。

 

 

 

…………ヤヴァイ……。

 

 

 

…………結論、逃亡。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……はい! ということでやって参りました、隣の部屋!

 

乱夜の部屋の左横の部屋が、同じような部屋で、尚且つ余り使っている形跡が無かったので、少し掃除してゲーム類を全部こっちに運んできた。

 

……のはいいのだが、リツカに任された乱夜への伝言と、リツカ(と黒髭)がゲームをしに来た時にコッチへ移ったことをどうやって伝えるか迷っている。

 

俺が直接出向く……は無理。リツカの場所…食堂の場所を知らないし、乱夜と直接会ったらアウトだろ。

 

こっそり部屋の前を監視しておく……も無理。ハサン並に気配遮断能力がある訳でもないし、所詮俺は通常暗殺者のサーヴァントの平均気配遮断能力よりも低い。

……ん? そこそこあるじゃんだって? そりゃあ、一応サーヴァント形式?で呼ばれているからな。トイレには行きたくなったが、一応アサシンのクラスで召喚されている。……因みに戦闘能力はステンノら同様に、逆説的に少し強くなっている程度。そして、俺本体は死んだわけじゃないが、この俺が消えると、向こうの世界の俺にコッチの俺の記憶が入るというよく分からん仕組みらしい。勝手に記憶に残っていた情報だが、テスト前に使うと2倍の勉強効果じゃないか?w

 

……んん、次に行こう。

 

紙に書いて置くor看板的な奴……も無理。黒髭とリツカなら分かるだろうけど、乱夜に見つかれば誰?ってなってコッチに来るのは間違い無い。

 

……やっぱり、危険だがアレしかないよなぁ……。

 

ズバリ、代わりに誰かに頼む!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………という訳で、現在カルデア内を探索中。一応、部屋に備え付けられていたペンと紙で、地図を書きながら進んでいく。 コレで地図を辿れば元の部屋に戻れるのでベリーグッド……じゃないな。人(サーヴァント)にぶつからないようにしなければw

 

 

 

ということで歩き始めて5分程。(とは言ってもメモを書きながらなのでとてもゆっくり歩いてるがw) 十字路の左側の道の先から、ヤバい声が聞こえた。

 

「セタンタ。話がある。お主、儂のこの格好について何か言っていただろう。いいや言っていた。「え゛」ん? 「いやいや、師匠そんなコト誰に聞いたんすか? 俺はそんなコト言ってないッスよ…!」 …この儂に嘘をつくならば、覚悟は出来ていような?」

「いや、ホント誤解ッスよ!?」 (ダッ)

「あ! コラ、待て! 逃げるな!!」 (ダッ)

 

…………アレだよな? 今の綺麗な人はアサシンのおっぱいタイツ師匠(水着)ダヨナ?

 

…………恐るべし、ビーチクライシス A+ !!

 

 

 

 

 

 

 

セタンタこと、クー・フーリンが通路の奥に逃げたので、幸いコッチに気づかなかった(と思う)ので、あの追いかけっこ(スカサハ級)に巻き込まれずにすんだ。

……あ〜、クー・フーリンならこの頼み事聞いてくれそうだったんだけどなぁ…。まぁ、過ぎたことは仕方が無い。次に行こう!

 

 

 

 

 

 

 

……ふと気がついたんだけどさ。俺は何故か気配遮断のスキル持ってるわけよ。元々サバゲーが(も)好きで、リアルでも気配を消すみたいな特訓を若い頃……とか言っても10歳くらいの時にやったことがあるんだが……ソコ、まだ小学生だったんだから厨二病乙wとか言わない! ……その頃から、気配消す事がソコソコ得意になっていたが、それだけで気配遮断をEX…普段はD相当で持っているはずが無い。てか、なんだ。普段はD相当って。EXならイーエックスで、A+++の上とかじゃねーのかよ!? まぁ、現在D相当で発動している訳だが。

 

それにサーヴァントとしての武器は何故か黒木刀だし……。修学旅行とかで行く京都のお土産じゃあるまいし……。(カラン)

 

宝具だってそうだ。なんだよあr…「セイバーぶっ殺ー!」(ドガン!)あ゛あ゛!?

 

「(ガン!)グフッ!?……ゥお゛ー、角で腰打った……ッ!?」

 

「……む? なんだ、セイバーじゃなくてアサシンの方ですね? 剣(木刀)を持っていたので、ついセイバーかと。」

 

「……いや、『つい』でやっていい攻撃じゃねーよ!? 咄嗟に木刀でガードしたけど(木刀は何故か斬れずに)強過ぎて吹っ飛ばされたじゃねーか!?」

 

「すみません」

 

「……で済んだら警察は要らねーよ!? 魔術師の世界じゃ警察なんざ役に立たないだろうが!! ……(ピコーン!)……よし、確か(行ってないが)自己紹介の大会にいた謎のヒロインXだったな? あの一撃のお詫びにちょいと一つお願いしたいことがあるんだが……?w」

 

「……ハッ!? あげませんよ、私のゴハン!?」

 

「そうじゃねーよ!? 実はだな…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ふぅ、死ぬかと思った! 誰かが突っ込んでくるのが見えて咄嗟に木刀構えたがぶっ飛ばされたんだぜ!? どんな怪力してんだよ…。……あ、俺が弱いだけか。

 

……それにしても、アルトリア(顔)ってリアルでもめちゃくちゃ可愛いかったなぁ……。……てか、ここ(に限らず)のカルデア全員キャラが濃ゆいな!? トラブルばっかりだぞ!? トラブルはトラブルでもToLOVEるみたいな事になって欲しい……ッ! (切実に)

 

ああ、例の件はしっかりとヒロインXに受けてもらったぜ☆

 

俺はすぐに部屋に戻って太鼓の達人を再開したが、ヒロインXは乱夜の部屋の前にある少し広めの休憩スペースでセイバーリリィを鍛えてるってさwww コレでゆっくりできそうだww

 

……コレからは乱夜に見つからない方針で行こう。俺も一応、宝具として乱夜と同じスマホを持ってるし何とかなるな。LINEでアイツから協力要請が来ても何とかなる。それに、サポートとしての俺はかなり優秀だと思うw 魔力は乱夜から引っ張ってくるが、俺は乱夜と違って召喚する「場所」が自由で、例えアイツがレイシフト中でも特異点に直で召喚してやる事ができるので、実質アイツは召喚数の制限が2倍になったようなものだからな!

 

……それに。奴はスマホゲームのみ…じゃなかった。それプラス検索で調べた弱体化キャラのみだが、聞いて驚けッ!! 俺はゲーム機種からも召喚ができるのだッ!! コレが俺の召喚宝具ッ!! PS4やVita、Wiiとか、色んなやつを召喚出来るぜ!

 

 

 

……ああ、あんまり消費魔力がでかくないヤツを召喚して、乱夜に気づかれないようにしないとなwwww




ぽ〜か〜おぅ♪編、始動!!wwww


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モンハンブーム到来! パート1

や、やっと投稿できた……!

すみません、送って頂いたモンスター等の整理や装備の詳細確認等で遅くなりました。

ぽ 「あとひとつ言っておくことがある。本編のあとがきに出てきた俺のセリフがあるが、この話の都合により、インフェルノと話していた俺のセリフの方は描写していない。まぁ、読んでいくと分かると思うが、そのセリフは俺の分身体のものだ。一応、時間系列も合わせている(ハズだ)し、気にしないようにな。」


「クヒヒヒッ♪ どうやら乱夜のヤツはレイシフトしたようだなw」

 

オッス、乱夜のヤツと鉢合わせないように、食堂で朝食の時間…というか朝昼晩の3食の時間をずらしているぽ〜か〜おぅ♪だ。

 

乱夜がレイシフトしたので、俺はこのカルデア内を漸く気掛かりなく歩き回れるというものよ!w

 

……で、だ。少し前に百貌のハサンの内の一人に、乱夜がレイシフトしたという情報を貰ったはいいが、実際に確かめてみないとどうにも確信出来ない俺がいる訳でw

 

取り敢えずテレビを現代日本が舞台のpsvのゲームから召喚して部屋に置く。そしてこのテレビを、あらかじめ管制室の乱夜達が映るモニターと同期するようにプログラムしておいた不思議ディスクを、テレビの側面にあるDVDなどを入れる場所から読み込ませる。コレで入力切替でビデオ2にすれば、今のアイツらの状況が分かるはず……

 

「……乱夜のヤローには殺人に対する忌避感なんてねぇな。」

 

いや、ほんとアイツ何やってんだか……。全身鎧と太刀を火竜の素材で作ったってのは聞いてたが、めちゃくちゃだな。 鎧を着た兵士数人がひと薙ぎで瞬殺じゃんw 武器はよく見ると飛竜刀【焔二重】だな。若しかしたら色々改造してあるだろうが、炎を纏った一撃を大回転斬りのように次々と繰り出しているから、アレを防げる兵士はまずアソコには存在しないだろうなwww

 

「というか、エネルの落雷の雨も初音ミクの即死ソングもパネェな。エグすぎてやばい。」

 

この光景には所長たちもドンb……

 

「……ってめちゃくちゃ気分悪そうだな!?」

 

全員(サーヴァントを除く)顔面蒼白じゃねーか!? 特異点に行った初っ端から体調崩して戻ってきましたなんてシャレにならねぇよ!?

 

何かないか……あっ! 最近送られてきたアレがあるじゃねぇか!

 

乱夜のスマホから聖杯をひとつくすねてきたので、魔力消費は気にせずに、文化レベルが低いくせに未知の技術を持つゲームから時空を超えて転送できる転送装置を召喚した。

 

そしてこの間、大量に送られてきたエナジードリンクを「取り敢えず飲んどけ!」と書いた手紙(今書いた)と一緒にオルガマリーらの目に入る座標に転送する。

 

「……しっかし、この送られてきたエナジードリンク多すぎだろ…。つい勢いで、乱夜が遊んで(虐殺して)いるのを見て顔を青くしていた3人の手元に転送したが、毎朝飲んでも一年は持つだろうなぁ……。……大地の龍玉が5個豪速球で飛んできたりとか、黒髭談だが、こんがり肉が10個(それも脂がギトギトな状態)が真上から突然落ちてきたとか言ってたし、このカルデアもよくわからん事態が起こるなァ……。」

 

ホント、不思議世界だよ、ココは。 ほんとにアノ型月の世界なのか疑ってしまうレベルでw

 

だが、まぁ……

 

「ま! ありがたい事には変わりないがな!w」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず、俺の部屋の留守は宝具(Wii)により増やした俺の分身体(のようなもの)に任せて、俺は更なる娯楽を見つけるためにカルデア内を探索していたのだが……。

 

 

 

なんと、モンハンのモンスターand武器、防具andアイテムがどこからかデータ化されて送られてきていた!

 

 

 

 

 

〜〜〜ココからはセリフと効果音等だけでお楽しみくださいw〜〜〜

 

 

 

 

 

「……という事で、モンスターハントをしようと思いまーっす☆」

 

「何がしようと思いまーっす、だ! 問答無用でこんな鎧を見せて何をさせるつもりだ! そろそろ肉が少なくなってきたので、調達に行くという話だったから来たんじゃないか!?」 by乱夜のエミヤ(アーチャー)

 

「冒険の匂いがするね、アン。」

 

「ふふ♪ そうですわね、メアリー。」

 

「……私達、そんなに暇そうに見えたかしら?」by 両儀式(セイバー)

 

「いやいや、どんな刀が振りやすいかって話に熱中してたと思うわよ。」by宮本武蔵

 

「ですよね!? フリークエストから帰ったあとにマスターが迎えに来るまで雑談するって話し出してから結構話に熱中してtチヘドッ!?(吐血)」 byフレンドの沖田(セイバー)

 

「汚いわよ!?……ふぅーん。この蝶の羽のようなファッションも悪くは無いし、まぁ新しいフィギュアが出来るまでの暇潰しにくらいはなるでしょう。」 byメルトリリス

 

「(パンパン)はいはーい、お静かに。今回のゲストはお肉が無いと困っていたエミヤお母さんに「誰がお母さんだ!」、話を聞きつけてやってきたボニー&メアリー。雑談していて暇そうだった式さん、ムサシちゃん、沖田さん。ソレから(キャラは知らないが)フィギュアの製作待ちで暇をしてたメルトだッ!!」

 

「……誰に説明してるの? それにゲストって?」 byメアリー

 

「フッ……。なに、単なる気分の問題さw ゲストって言っても、ただ単に俺以外のメンバーってだけさw まぁ取り敢えず、ここにいる全員、ここに置いている武器、鎧を自由に選んでくれ。選んだら、ソコの更衣室で着替えてここに集合だ。……鎧は早い者勝ちだからな?ww」

 

 

 

 

 

 

「…… という事で全員着替え終わったようだな! じゃあまずは全員の装備を1人ずつ紹介していこう!」

 

 

 

「全部の鎧が大きかった……(ズーン)。」 byメアリー

 

「まずは殆どの鎧が大きすぎて着れなかったメアリーちゃん。骨がデカくてフィットしていないボーンS剣士装備(mhp3)だが、予想以上にカワイイ! 特に帽子のように被っている、ウサギのような巨大な頭蓋骨の下から覗く顔が可愛らしいッ!!」

 

「うーん、あんまりこういうのは好きじゃないけど、そう褒められるとやっぱり照れるね……////」

 

「武器はマサカナイフ。普段は装備しない盾も有るが、鳥竜種の皮や体毛を使って作られた片手剣は、サーヴァントの使用に耐えきる耐久性を持っているぞ!」

 

 

 

「あらあら? コレでも少し胸の辺りが苦しいですわ。」

 

「お次はエミヤ以外が真っ先に狙っていたブナハS(剣士&ガンナー)装備を手に入れたボニーちゃん。 見事、ブナハS装備争奪戦に勝利した彼女はブナハSガンナー装備(mhp3)をゲット! ああーっと! なんとボニーちゃん、胸がキツいからとブナハSガンナー装備の白い上部分を着ていない! 通常なら露出していないはずの首周り、肩周り、そして胸元が大きく露出しているゥ! 確かに女性ハンターの殆どは貧乳だからか、女性用装備でもバストは確かに小さいが、彼女のような女性が着るとこうなってしまうのかァー!?」

 

「そんな人を露出狂みたいに言わないでください! それに、首周りにはちゃんと蝶ネクタイをつけていますわ。そして、海賊帽代わりに着けているカチューシャにも注目ですわ。」

 

「うむうむw 海賊の荒々しさを持った服装から、受付嬢のような妖艶な雰囲気を醸し出す服装にチェンジしたなw そして武器は妃竜砲。全体的に緑がかったヘビィボウガンだ。雌火竜の素材から作られただけあって、高火力だぜ!」

 

 

「ほう……? (ヤバい、カッコよすぎる……!)」

 

「さてさて、お次は男性用装備がひとつしかなかったので、特に争奪戦にならなかったアーチャー・エミヤだァ! 選んだ装備……というかこれしか無かったんだがw……は、ゴア装備っ! 黒く、紫色に輝く鎧に爪のような肩当て。その上、表面は黒、裏面は紫に染まったマントを着けた姿は正にダークヒーロー! 剣士用とガンナー用の鎧があったが、弓も使うクセに剣士用装備で登場だァーー!」

 

「……たまにはこういう催しも悪くないな。(もうコレを俺の戦闘服にしたい。)」

 

「フハハハハ! そうだろうそうだろうw そしてエミヤの武器はクロウofリッパーという双剣と、ビジョンofロストという弓だ。異様な形をした紫に輝く黒い武器から放たれる一撃は、(強い宝具を使っていない)普段のエミヤと比べ物にならないだろう!」

 

 

 

「うふふ、中々いいわね。いい趣味してるじゃない。」

 

「さてさて、お次は……おおーっと! こちらも(胸は無いがw)露出部分を増やしているようだぞ! 争奪戦の勝者の証であるブナハS剣士装備(MHXX)の白い部分だけでは無く、お腹辺りの茶色い部分まで露出してるゥ! 紫の小さなキャップを被っているのも、普段の足につけている武具にブナハSの足部分を着けているのも(破れちゃってるが)、ファッション的には高得点だァ!」

 

「フッ、当然でしょう!」

 

「普段の服装よりもコッチの方が人気が高そうだぞ?w そして武器はテッセン。 基本、紫の巨大な扇×2を小さな背中に背負う姿は可憐だァ!」

 

 

 

「うう……なんというか、恥ずかしいです。」

 

「ええーっと、もうめんどくさいから3人同時に行くぞ!」

 

「「「ええ!?」」」

 

「刀を使うセイバー3人組は争奪戦に破れ、エミヤと同じゴア剣士装備だァ! しかしィ! 肩が出ているのもさる事ながら、やはり胸の膨らみにより胸部装甲(鱗)が浮き出ているゥ! 特にムサシちゃん! 胸部装甲とお腹辺りの装甲の間に拳が入りそうだぞ!」

 

「「(ジッ……。)」」

 

「ヤバッ!? お団子食べ過ぎちゃったかも!?」

 

「絶対お団子じゃ、胸は大きくなりませんよね!?」

 

「いやいや、沖田さんも中々のもんだと思うがなw さて、武器はスティールofファクト。黒い鞘から解き放たれるのは紫に輝く刀身、全てを切り裂きそうな太刀だァ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

……パート2に続く。




ふぅ。


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VSドスゲネポス+徹甲虫 パート2

長らくお待たせしました(特にSさん)、日常編のモンハンパート2です。

……夜書いている途中に寝落ちして、夢の中で其六つ子のネタ地獄にうなされて、起きてみると本文の二割が消えて「あああ…」とかの同じ文字の羅列が数千時入っていた時があったりとか(昨夜)

あと、殆ど会話オンリーです。鯖やモンスターの動きを会話の中で説明、表現するという荒技。→これが難しいに限る。


「くっ……! そういうポーはどうなの? 長々と人の装備を実況してたけど、ポーのボロボロの布キレのような装備はどういうものなんですかー!」

 

「誰だ、白黒カンフー獣みたいな名前で呼んだやつ! ムサシちゃんか!? ぽ〜か〜おぅだっての!? 」

 

「ふむ、それは俺も気になっていた。何処ぞのアサシンのような黒ローブに黒いボディ一ペイント、仮面では無いがドクロの白いフェイスペイント。その黒い鎧が僅かに光っていなければ、完全にアサシンだぞ、ポー。」

 

「テメェもか、エミヤお母たん! 「誰がお母たんだ!?」ケッ……。まぁいい。じゃあ今度は俺っちの武器防具を紹介するか。聞いての通りボロボロの黒ローブを……と言うより、本来はマントのようになっているところを、身体が肩から足まで全て隠れるようにマントの面積等を増やし、頭防具は着けていないのでフードをマントに付けている。身体中黒く塗って、ドクロのフェイスペイントをしているのでパッと見は完全にハサンだなw あと、俺っちは黒目だが、片方だけ眼球そのものに深い蒼色に着色してある。色を変えるだけの低級霊薬だから、すぐに作れた(作らした)が、効果が1時間弱しかないからさっさと狩りに行こうか!」

 

『誰のせいだと思ってるんだ(のよ)、コイツ。』(式さん以外)

 

「まぁまぁwwww 「誰がママだ!」いや、ただ落ち着けって意味で言っただけですけど?ww」

 

「////」

 

「男性の照れ顔ってポーさんにはありませんわよね?」

 

「ソだね」

 

「…(イラッ)…トレーs」

 

「ハイ、ストップゥー!? そんなことしてないで、さっさと依頼書内容を発表するぞー! はい、ドン!!!」

 

 

 

クエスト名

大狩猟世界からのモンスター送信!? (その1)

 

メインターゲット

ドスジャギィ、ドスゲネポス、アルセルタス

全ての大型モンスターの狩猟

 

目的地

人理継続保証機関 フィニス・カルデアのトレーニングルーム内に突然出来た森型固有結界

 

制限時間

固有結界が維持できる50分間

 

報酬金

各大型モンスターの丸々一体分の全ての素材

 

契約金

ダ・ヴィンチちゃんへの精算アイテムの献上

 

サブターゲット

部位破壊を1回もしない

 

報酬金

素材の良質化

 

クエストLv

★★★★★★★

 

主なモンスター

ドスジャギィ

ドスゲネポス

アルセルタス

 

受注・参加条件

条件なし

 

失敗条件

報酬金ゼロ(3回戦闘不能、=固有結界からの撤退)

タイムアップ

固有結界の破壊

 

依頼主 とある16重人格者の人格の誰か

無し (サーヴァントたちの鎧姿を見てみたかったらしい)

 

 

 

「分かったか?www」

 

『色々あって理解が追いつかない。』

 

「ハイハイ、理解を求めてるわけじゃないからw ただ、わかんなくても固有結界内にぶち込むのでwwww」

 

「ちょ、ちょっと待ってよ! このドスげ……ナントカとか、よく分からないんだけど!?」 Byメアリー

 

「多分大丈夫だろw 要するに、俺たち以外の生物が居たら、そいつを沖田ちゃんの如く斬ったりすりゃあいいだけだってwww」

 

「それなら大丈夫そうですね! 私も張り切っちゃいまs…ごフッ!?」

 

「早速吐血してるしwww ……あ、そうそう。俺っちの武器は飛竜刀【葵】と言って、乱夜のやつが討伐した桜火竜ってやつの素材で出来る最上級の毒太刀だ。この格好で毒って、どう見てもアサシンだよなwwww」

 

「やかましいぞ。」エミヤ

 

 

 

 

〜〜〜青年(少なくとも見た目は)少女移動中〜〜〜

 

 

 

 

「…………ねぇ、アン。なんで私達は落ちてるの?」

「それはね、メアリー。ポーが私達の背中を押したからよ。」

 

「ねぇ、アン。なんでポーは背中を押したの?」

「それはね、メアリー。トレーニングルームの入口の扉が空中に繋がってたからよ。」

 

「……ねぇ、アン。なんで空中に繋がってたの?」 (ビキビキ)

「それはね、メアリー。全部この場所を作った人が悪いのよ。」

 

「「………………」」

 

「死ね」 (ヒュン!)←盾を投げる音

 

「空中緊急回避ィ!!」

 

 

 

〜〜〜回想〜〜〜

 

 

 

「なぁ、ポーよ。これは一体どういう事だ?」エミヤ

 

「どうって?ww」

 

「いやぁー、これは流石に私も説明が欲しいなぁなんて。」ムサシ

 

「そうね。森と聞いていたのだけど、扉を開けるとただ空間が広がっているだけだなんて…」メルト

 

「……根源への接続は禁止されているけど、今なら使っても?」式

 

『…………(唖然)』(若干1名吐血)

 

「外から見るとこういう風になるんだよww それじゃあ出発の儀式な。ちょいとじゅんびがあるからあ、全員扉の方を向いていてくれ。」

 

『(クルッ)』

 

「すぅー……はぁー……。」

 

「……何故だか知らんが、どこかでこのシチュレーションを見たことがある気が……。」エミヤ

 

「……あら、奇遇ね。私もつい最近、こんな感じの番組を見た気がするのよ。」メルト

 

「この後は……」エミヤ

 

「つまり……」メルト

 

「ワンピースの武装色の覇気付きだよ★ 時空屈折、足空独行(アシガラドッコイ)!!!」

 

『(ドンッ!!!)』×7

 

『!!!???』 ×7

 

「……落下オチだよ♪」

 

『きゃあああああああああああああああああああああ!!!???』

『おぅわぁあああああああああああああああああああ!!!???』

 

「俺も紐なしバンジーするかwww ってことで、ダ・ヴィンチちゃんに固有結界の調整は任せた!」 (ダンッ!!)

 

「おまかせ〜♪」

 

 

 

「君たち、中々可愛い悲鳴してるじゃないのwww」

 

「死ね!」 青い飛ぶ斬撃

 

「うおっ!?」 回避

 

「私がママではなく弓兵だということを思い知らせてやろう!」 連射

 

「矢よけの加護ォ!」 回避

 

『くっ!? 剣が届かない!』 沖田&ムサシ

「/////」 式 可愛いと言われた事に照れている

 

「フハハハ! 当たらん、当たらんぞォ!ww てか、照れてる式さん可愛いwww」

 

「死ね」 メアリー 盾を投げる

 

「空中緊急回避ィ!!」

 

 

 

以上、回想終わり

 

 

 

 

 

 

「ア"ア"ア"ア"ア"ーーーー♂」

 

 

 

 

 

 

「ガハッ!? くっ!? 始まってソッコー残りヒットポイントがミリ単位とは……!? しかも持ってきていた回復薬にその辺に居た青い虫……恐らくにが虫をぶち込みやがって……。一応回復したけど口の中の味+虫の食感と口内に残っているカスが気持ち悪すぎる……。」

 

「フン! 当然の報いね!」メルト

 

「悪く思わない事だ。」エミヤ

 

「今度したら腕を切り落とすからね?」メアリー

 

「うぃー。……んー、今からアイテムの説明するのも面倒だな。送られてきたアイテムの中でだれでも簡単に使えそうなものはァ……。……まずは一人5個ずつ回復薬だな。これは飲むだけで怪我が治るスグレモノよw ダメージが大きかったらこれを飲むといい。……ああ、メルトは足のソレで瓶を割った後に中身を吸収すれば何とか使えるだろ。ペイントボール、音爆弾、閃光玉は名前で用途が分かるだろうし、使い方はピンを抜いて投げるだけだからな。これは二人に一つしかないからよく考えて持つように。」

 

「どこの学校教師だ、貴様は。」

 

「少なくとも、藤村先生みたいな教師では無いwww ……さて、アイテムは持ったな?w ちゃんと取り出しやすいようにポーチは整理したか?w その他のアイテムはどうせ使わないだろうしテントに置いておくとしてしてだな。……お前ら。」

 

『ん?』

 

「これより、チーム分けをするっ!」

 

『!?』

 

「この大狩猟世界には、いくつかの掟が存在するが、その中に狩猟メンバーは最大4人までというものがある。なんでも、これよりも上の人数で行くと、不運に見舞われるとかなんとか。」

 

「それは……どうしますの?」アン

 

「だから、チーム分けをする。丁度8人いる事だし、4人パーティーで纏まって動けば問題は無い筈だ。敵は三体だけだが、これだと競走にもなるからいいんじゃねーか?w」

 

「チーム分けの方法はどうします?」式

 

「ジャンケンって知ってるだろ? アレで出せる手をグーとチョキに限定して、グーチームとチョキチームに分かれるんだよ。行くぞ? せーのっはい!で出すぞ? 行くぞ?」

 

『せーのっ……!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜グーチーム〜〜〜

 

 

 

 

「(チラッ)くっ……あそこでチョキをだしていれば……っ!」エミヤ

 

「おいコラ、エミヤお母たんや。どーいう理由でそんなことぬかしてるか聞かせてもらおうか。」

 

「……ハズレね。」メルト

 

「( ゚∀゚)・∵. グハッ!!」 ←美少女からの精神攻撃

 

「大丈夫です! ポーさんがいなくても私が敵をバッサバッサと斬って行きますから!!」 沖田ちゃん

 

「余計に心配だっての。」

 

 

ぼ〜か〜おぅ

エミヤ

メルト

沖田

 

チーム・漫才トリオ+吐血

 

 

 

 

 

 

〜〜〜チョキチーム〜〜〜

 

 

「冒険だね。」 メアリー

 

「そうね、メアリー。援護は任せ下さい♪」 アン

 

「「ふふふ、腕がなるわね!(。)」」ムサシ&式

 

 

メアリー

アン

ムサシ

 

 

チーム・安定した剣士+狙撃手パーティー

 

 

 

 

 

 

〜〜〜グーチームサイド〜〜〜

 

 

「そう言えばエミヤ、落下中何か見えなかったか?」

 

「その『何か』を狩猟対象の事を言っているのなら、向こうに緑色のカブトムシのような巨大な虫を見かけたぞ。」エミヤ

 

「あら? 早速対象を発見したの?」メルト

 

「この固有結界内に我々以外の生物がいないというのなら、アレが狩猟対象となるな。」エミヤ

 

「緑色のカブトムシのような巨大な虫なら『アルセルタス』だなw カマキリのような鎌と、高速飛行能力、頭にある巨大な一本角が特徴の甲虫種だ。中でも、高速突進で巨大な角を突き刺してくる攻撃は強力で、生半可な防具ならそのまま串刺しなんて事もある。この突進攻撃から「徹甲虫」との異名で呼ばれている。」

 

「串刺しとは穏やかじゃありませんね……。」沖田

 

「ま、避けきればどうということは無いさw それより、奴は向こうにいたんだな?」

 

「あー、その、なんだ。確かに向こうにいたのは見たが、生憎、一瞬視界に入っただけだからな。この方向であることは間違いないが、見間違いでなければ、奴は高速飛行をしていた筈だ。」エミヤ

 

「え、何それめんどい。」

 

「皆さん! 敵のいる方向が分かっているので、とりあえず向かってみましょう! 早く斬りたいですし!」沖田

 

「ふふふ、それなら私と競走しましょう! 私、今とっても気分がいいのよ? ……まぁ、虫の体液で靴を汚すのは嫌だから、狩猟自体は任せるけれど。」メルト

 

「ハイハイ、向かいますよーっと。……全く、トレーニングルームに移動してる時に『地面に具足の刃が触れると地面が硬化して金属音が鳴る』魔術(ほかのゲームの魔術を組み合わせて作った)を付与したとはいえ、テンション上がってるなァw ……まぁーあと、虫が飛んでいてジメジメした森じゃなくて、マイナスイオンガンガン飛んでそうな涼しそうな森にしたって事もあるんだろうなぁ…。」

 

「どうしたポー。早く行かないと2人を見失うぞ!」エミヤ

 

「うぃーーww ま、楽しければなんでもいいっしょwwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、ちょっと君ら速すぎない?w」

 

「ふん。貴方が遅いだけでしょう?」メルト

 

「うーん。それにしても、上空で見える範囲位は走ったつもりですけど、大きな虫は何処にもいませんねぇ……。」沖田

 

「恐らく、高速飛行で移動したのだろうな。」エミヤ

 

「マジか。3キロも走ったんだぞ? 息切れを起こしていない俺様も凄い(鯖なので当たり前)と思うが、ここまで何の疑問もなく走るお前らの方がパネェわww」

 

「貴方、本当にアサシンなの?(笑) こんなアサシンが居たんじゃ、生前の暗殺対象はさぞ貴方の暗殺を回避出来たでしょうねェ……。(笑)」メルト

 

「ハッ! そもそも俺っちに生前なんてねーよw 『こっちの世界』に来るにあたってアサシンのクラスの鯖として現界してるが、『元の世界』じゃバッチリ生身だっつーのww」

 

「な!? ポーさんって生きてる人間なんですか!?」沖田

 

「…………なんか悲しくなってきたわ、俺。」

 

「……っ! 全員構えろっ! 何かが向こうから走ってくるぞ!?」エミヤ

 

「走ってくるだと!?」

 

バッ! (跳んだ音)

 

「グガァァ!!」

 

「!? 小型の恐竜のような骨格、黄色と緑の体色。って事は、こいつがリアルなドスゲネポスか!?」 (バックステップで緊急退避)

 

「「!?」」 (バックステップで緊急退避) エミヤ&メルト

 

「っ!? くっ!」 (武器が刀から大太刀に変わったことで回避に隙ができる) 沖田

 

「!? 着地地点は沖田ちゃんの真上かっ!!」

 

「くっ!? 「グガァッ!」 シッ!!」 (ザシュッ!) (爪を斬ッ!)沖田

 

「ガァッ!? ガァッ!!」 (噛みつき攻撃)

 

「っ!? っあっ……?」 (頬を掠って麻痺)沖田

 

「ヤベェ!? 沖田ちゃんが麻痺った!?」

 

「フッ!」 (片足で胴を突き刺す)メルト

 

「くっ! (ザシュッザシュッ!!) 解毒剤は無いのか!?」 (2回顔を切りつける)エミヤ

 

「グギャッ!?」 (顔と胴の痛みで一旦バックステップ)

 

「問題無い! 少し経てば10秒ほどで抗体ができる。」

 

「グガッガァ!!」 (尻尾を振り回す攻撃)

 

「「っ!」」 (1回ずつ防御した後にバックステップで回避)エミヤ&メルト

 

「2人とも、俺に続いて攻撃しろッ! パリィ!(尻尾を上へ弾き(切りつけながら)飛ばす) 今だ!」 (ザシュッ!)

 

「ハッ!」 (ザシュッ!) (高速移動からのすれ違いざまに切りつける)メルト

 

「フッ! シッ!!」 (双剣を投擲して魔力矢を5本同時に射る)エミヤ

 

「グガァッ!? ガッ!? グガガガガガ!!??」 (斬+刺×2+射×5)

 

「最後は復活した沖田さんにおまかせ!!」 (ダッ!)沖田

 

「あっ…(察し) 沖田ちゃんそれフラグやで!?」

 

「(ブゥゥゥン!!!)」 (突如飛来したアルセルタスの突進)

 

「何故私ばっかり!? (ガキィン!) ……チヘドォォォォ!?」 (太刀で受け止めた後踏ん張りながら耐えていたところ、吐血して力が抜けたww)沖田

 

「(ブゥゥゥン……)」 (力が抜けた沖田が角に引っ掛かった状態でどこかへ飛び立つ)

 

「あ゛あ゛!? 沖田ちゃんが連れ去られた!?」

 

「なにィ!? (ギィンギィン!!) くっ! メルト、前線は任せるっ! …ペイントボールを先端につけた矢で射れば場所が分かるのだろう!?」 (ビシュン!)エミヤ

 

「(ブゥゥゥン…)」 (ヒュン!) (避けられる)

 

「外したか!? ……お? どうやら沖田ちゃんがペイントボールを取り出してぶつけたようだな。臭いで奴の居場所が分かるぞ!」

 

「よし! ならば小型麻痺竜から先に殺るぞ!」エミヤ

 

「合点承知之助ェ!w」 (ザシュッ!) (後ろからの奇襲)

 

 

 

 

 

若干時間がかかった後、ポーの毒で弱ったドスゲネポスがアルセルタスの方へ逃げていく。

 

「あ、おい! やつが逃げるぞ!?」

 

「追うのよ!!」メルト

 

「というかアイツ、足を引きずっているのにスピード速くないか!?」

 

「俺に言うな!? とりあえず追いかけるぞ!」エミヤ

 

「ちっ……、そういえばチョキチームは何やってるんだ? 俺達がドスゲネポスを相手取っていたから、ドスジャギィの相手でもしてんのか!?w」 (走りながら)

 

「なんで私に聞くのよ! ……そもそも、虫を追い掛けた先にアレが居て、少しあとに虫を見つけたから大方もう一匹の相手か、未だに森の中を探し待ってるんじゃないの?」 (滑りながら)メルト

 

「まァ、その二択しかないよなw 流石に全滅なんてことは無いはずだしなw 3人倒れた時点でダ・ヴィンチちゃんに強制脱出させるように言ってあるしなw ……制限時間はまだ30分以上はある。もう一匹が見つかって無くても、何とかなるだろうしなwwww」

 

 

 

 

 

 

 

………………パート3へ続く。




6000字いったァ!

……ハイ、遅れてホントすみません。


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VSドスジャギィ+アルセルタス パート3

お待たせしました、モンハンパート3です!

土日に投稿しようと思ってたけど、思ってたよりも時間が無くて遅くなった……

それと多分、内容なんて全然覚えてないと思うので前のパートから見直したらいいと思います(b・ω・)b

あとは……そう、このパート限定ですが会話と効果音オンリーですw


〜〜〜〜〜チーム分け直後のチョキチーム〜〜〜〜〜

 

「さてと、チームを分けたのはいいけど狩猟対象ってのはどうやって見つけるの?」 メアリー

 

「確かに…。私も人間の剣豪なら良く追いかけて斬ってきたけど、えっと、名前なんだっけ? …んーと、まぁいいや! 大型モンスターの追跡なんてやった事ないし。」 ムサシ

 

「あ! そう言えば、落下中に大きな虫が見えたような……。」 アン

 

「本当? ポーさんは私達以外の生物はみんな狩猟対象だって言ってたから、その大きな虫が狩猟対象?」 式

 

「そう言う割にはそこら辺に小さな生き物が居るけどね……。」 (近くにいる不死虫を見ながら) メアリー

 

「まぁ、大きかったのならその虫が狩猟対象でしょ! アンさん、その大きな虫はどっちにいたの?」 ムサシ

 

「えっと、確かこっちの方向でそう遠くない筈だけど、そこそこ高速で飛んでいましたから……。」 (グーチームとは違う方向を向きながら) アン

 

「よーし! ぱぱっと行って他の皆よりも速く狩っちゃいましょう!」 ムサシ

 

『おおー!』

「お、おおー/////」 式

 

 

 

 

 

 

「うーん、暫く進んでみたけど、大きい獲物は居ないね。」 メアリー

 

「やっぱり、移動してしまったんでしょうか?」 アン

 

「……それにしても、深い森ね。気温や湿度も丁度いいから、お花が咲く季節にでも言う一度来てみたいわ……此処に綺麗なお花があるのかは分からないけれど。」 式

 

「うんうん! そこに団子なんかも持ってくれば最高ってね! ……!」 ムサシ

 

「? どうしたの?」 メアリー

 

「……! 皆伏せてッ!」 ムサシ

 

『!?』 (バッ!)

 

「ブゥゥゥゥン!!!」 (アルセルタスの飛行突進)

 

「な、何あのデカいカブトムシ!?」 メアリー

 

「恐らく狩猟対象でしょうが、あ、あんなにデカいなんて……ムシコワイデス。」 式

 

「ん? 式さん最後に何か言った? それにメアリーちゃんが伏せた時に『うー☆』って聞こえたような……?」 ムサシ

 

「! 皆さん体勢を整えて下さい、もう一回来ますわよ!」 (ジャキン!) (妃竜砲で通常弾をリロードしながら) アン

 

『!』(チャキッ!) ×3

 

「ブゥゥゥゥン!!!」 (セイバー?3人組を一直線上に捉えた飛行突進)

 

「! は、速い!?」 (目でアルセルタスを捉えた瞬間に緊急回避) メアリー

 

「……そこ!」 (直死の魔眼状態で斬る) 式

 

「ブゥゥゥ!?ゥゥゥドン!ゥゥゥン!!」 (突進中に体を捻って回避した後に反撃に腹部先から腐食液を飛ばす)

 

「!? 外しt !?」 ザンバッ! (飛んできた腐食液を魔眼で斬り殺す) 式

 

「……見えたッ!」 (角を躱して胴体に一閃) ムサシ

 

「ブゥゥゥ(ヒュン!)(ガギィィン!!)ゥゥゥン!!」 (カマキリのような鎌で迎撃、勢い良く吹き飛ばす)

 

「うひゃあ!? 力強!? と言うかこの虫強くない!? ホントにムシなの!?」 (10m先で着地しながら) ムサシ

 

 

※上位クエストですww

 

 

「あの虫全然地上に降りてこないんですけど!?」 ムサシ

 

「(ドン! ドン!) むー、あの速さで動き回られたら中々当てられませんわ!」 (それでも数発当ててる) アン

 

「……やっぱり、野生の勘かしら? 魔眼を警戒されてるようね。」 式

 

「どうでもいいけど、これじゃ中々終わらないよ!?」 メアリー

 

「ブゥゥゥゥン!!!」

 

「また来た!」 メアリー

 

「メアリー! そっち行ったわよ! よく狙って!」 ムサシ

 

「分かってるってば!」 (腕を引き絞って腰を低く構える) メアリー

 

 

「(ドスジャギィ独特の鳴き声)!」

 

 

『!?』

 

「ブゥゥゥゥン!!!」 (ガキィガキィィィン!!) (角飛行突進からの鎌で追撃)

 

「!? しまっt グッ!? ああっ!?」 (二撃とも剣で受けたが吹き飛ばされる) メアリー

 

「!? メアリー!?」 アン

 

「ッ!? 平気!」 (小さな崖の前で着地) メアリー

 

「ッ!? メアリー!」 (メアリーの元へダッシュ) ムサシ

 

「グガアアアア!!!」 (ドスジャギィが崖の上からメアリーにジャンプ攻撃)

 

「ッ!?」 (上を見上げて驚愕) メアリー

 

「ハァァァァ! セイっ!」 (メアリーの前に飛び出て太刀切り上げ一閃) ムサシ

 

 

ガギィィン!!

「くっ!?」

「ガァァァァ!!」

『きゃあああ(うわあああ)!?』

 

→(ドスジャギィの前足&後ろ足の鉤爪によるジャンプ攻撃を太刀の一閃で一瞬受け止めたが、押し返され後ろのメアリーごと吹き飛ばされる。ドスジャギィは押し返したタイミングで跳んで近くに着地。)

 

「メアリー!? ムサシさん!?」 (ドン! ドン!) (ちゃっかりと着地を狙って火炎弾) アン

 

「……直視(死)……!」 (ダッ!) (魔眼を発動した状態で斬り掛かる) 式

 

「!? グアっ!」 (木々の間を跳んで逃げ回る)

 

「何で私の攻撃だけ……!」 式

 

「やっぱり式さんの魔眼は警戒されてるみたいね……イテテ。」 ムサシ

 

「……この緑の液体を飲めば回復…する……?」 メアリー

 

「へぇー、どれどれ? (ゴクッ! ゴクッ! ゴクッ! ピカァン!) おおー! なんか回復した気がする!」 ムサシ

 

「何いまの光?」 メアリー

 

「メアリーちゃんも飲んで見たらわかるって!」 ムサシ

 

「うーん、変な色してるなぁ……。(ゴクッ! ゴクッ! ゴクッ! ピカァン!) おー!

なんか回復した気がする!」 メアリー

 

「でしょでしょ! 意外とサッパリしてるのよねー。そう言えばポーさんがこの上位版は甘いって言っていた気が……ジュルリ。」 ムサシ

 

 

※メアリーが両手で回復薬の瓶を持って飲んでいるのを想像したらホッコリしたww

 

 

「(ドン! ドン! ドン!) (ゴガアアア!) くっ!? (ジャキン! ドン! ドン! ドン!) 二人とも回復したのでしたら戦線に参加してください!?」 (撃って避けて装填して撃つ) アン

 

「……私が近くに行くだけでどんどん逃げていくのだけど……(ズーン)。」 式

 

「オッケー、今行く! ハアァッ!」 (ザシュッ!) ムサシ

 

「ガアアッッ!?」 (左胴体に大きな一太刀)

 

「……お返し。ハアアアア!」 (ザシュッ! ザシュッ! ザシュッ!) メアリー

 

「ガアアッッ!?」 (右胴体に三太刀)

 

「もういっちょ!」 (太刀を振り上げる) ムサシ

 

「ガッゴォッガアアッッッ!!!」 (尻尾を振り回す攻撃)

 

「!? (バチィィィン!!) くっ……!?」 (太刀で防御するが勢いで数歩下がる) ムサシ

 

「!? (ヒュン!) ……ちっ! あの時盾投げなきゃ良かった!」 (しゃがんで避けた後、後退) メアリー

 

「今なら……!」 (太刀を構える) 式

 

「!? ゴガアアア!」 (身体全体のしなりを使って全力退避)

 

「ふふふ……どうせ私は、一太刀も斬れないですよ……。(ズーン)」 orz 式

 

「式さん!?」 ムサシ

 

「ふふふ……皆さんがその獲物と戯れているなら、私はあの虫を……あら? 虫は何処に行ったのでしょう?」 式

 

「そう言えば見てない、ね! (バチィィン!)」 (片手剣で尻尾を弾く) メアリー

 

「(ドン!ドン! ジャキン! ドン! ドン! ドン!) ……あら? どうやら、噂をすれば、というもののようですわね。」 アン

 

「どうやらそう見たいね! フッ! (ギャリリリリィィィン!!) ハッ! (ザシュッ!)」 (ジャンプ攻撃を太刀で受け流した後、回転して横向きに一閃) ムサシ

 

「……あら?」 アン

 

「フッ! (ヒュン!) (ザシュッ!) ハッ! (ヒュン!) (ザシュッ!) ふぅー……、どうしたの、アン?」 (尻尾を避けて斬って避けて斬っての繰り返し) メアリー

 

「いえ……逆光で見えにくかったのですけれど、角の部分に人影が見えたような……え!?」 (上を見上げていると) アン

 

「どうしたの? ……え!?」 (上を見上げると) 式

 

「もー、上に何があるって言うのさ……え!?」 (上を見上げると) ムサシ

 

「? 上に何があるの? ……え!?」 (上を見上げると) メアリー

 

「? グガアァァ? ガァッッ!?」 (つられて上を見上げると)

 

 

 

 

「受け止めて下さいぃぃぃぃぃ!!!!???? ちへどおおぉぉぉぉぉぉ!!!!????」 ( ´゚Д゚)・;’.、カハッ (上空に上がったアルセルタスの角から落下) (病弱発動状態) 沖田

 

 

 

 

 

…………パート4へ続くw




目標としては今月中にモンハンパートを4話くらいやって完結させたい。そして今年中にローマを終わらせたい。

……毎日執筆投稿するくらいの勢い…出来るか? 俺に?

……アイキャンドゥーイットw 全く自信のなかった進研模試の物理が意外と取れてたから、モンハンとゴッドイーターをプレイしながらでも行けそうだ!ww (どういう理論だよww)

次回、決着&高難易度クエスト開始
次次回、高難易度クエスト決着&古龍クエスト開始
gigi次回、古龍クエスト決着&その後。

の、予定。多分、3話じゃ収まりきれないから4話くらいに予定変更になると思う。……絶対どこかの戦いが長引くんだよなぁ…。


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誕生日騒ぎ 上 2018

うーむ、結局先月は更新速度が遅いままだったか……

ま、今月からは(体育祭前だが)更新速度を戻すつもりなので、これからも本作品を宜しくお願いします。

…………ハイ、スミマセン。なんかそれっぽいこと言って更新が遅くなった事をスルーしようとしてスミマセン。8月以内って言ってた気がしますがテスト→体育祭練習のコンボで寝落ちが勃発して時間が無かったんです……。


………………

 

 

 

 

「ククク…………『運命の日』より既に数日経過したが、漸く『アレ』が完成したか……! ついに……ついに余が世界の中心に来る時が来たのだッ!! そうだとも! 『アレ』を起動した瞬間、この世界は……いや、いくつもの世界で余こそがその数多の世界の中心となるのだ! フハハハハ、 ハーーっハッハッハッ!!! ハーーーーッハッハッハッハッハッ!!!! 笑いが止まらぬとはこの事よ! 動力源の組み込みが終わり次第、すぐにでも起動してくれようぞ!! 余こそが世界の中心なのだぁッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メディア 「ぽーさん、さっきから何バイトサボってるのよ! おかしな装置に使うとか言ってた給金(マナプリ)減らされたいの!?」

 

「スイマセンデシタァァァーー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

乱「………………、ん?」

 

何処だ、ここ? 俺はさっきまで方舟の屋内で対カリギュラ用の特殊砲弾に刻む魔術式を頭の中で色々考えていたハズだが……確か魂がフッと抜ける感覚がして……何故に床も壁も天井も無い白い空間に居るんだ?

 

……ハッ!? まさかこれが世に聞く神様転生!? いつの間にか死んじまったのか、俺!?

 

…………いや、無いな。無い。そもそも世界には認識されてはいなさそうだが、確かに世界の異物である俺が死んだ時は、普通の死とは全くもって別物である。これはオルレアンで発見し、カルデアで何重にも保険をかけて検証した結果だ。が、ここに来て初めてのパターンだ。いつもなら、転生小説でお馴染みの「例の真っ白い空間」……まぁ、こことは少し感じが違うんだが、ソコにいて、俺が死んだ直後の映像が映画館並のスクリーンに映し出され、目の前にFGOでお馴染みのコンティニュー画面が出てくる。……が、今回は出てきていない。

 

「……うへぇ…、……閉ざされた墓地でジェイソンに追いかけられているゾンビが泣き叫んでるってくらい腐れやべぇし意味不明だぞ……。……自分で言っといてホント意味がわからねぇよ…。」

 

……ガチで何がどうなってんのかわかんねぇ!? だが、一分くらいどうするか闇雲になんやかんやしていたらスマホがある事と魔術が使える事が判明した。

 

これならなんとかなる!と思った瞬間に目の前に、木製の普通のドアが現れた。

 

「どぉ〜もぉ〜♪ いつも通り諸事情でぽ〜か〜おぅ♪と名乗っているしがない駄菓子菓子屋ですよぉ〜んwwww」

 

「死ね。」 ヒュン!

 

「だ が 効 か ぬ 。」 ガキィィン!!

 

「な、ナニィィィッッ!?」

 

こ、このやろう、先程取り出しておいたブラックカリバーを腰から高速で抜いて振り抜いたというのに、直撃する直前に滑り込ませた掌から現れた、おかしな障壁?で数歩分後ろに下がるだけに留まった。

 

「お前、アサシンの仮サーヴァントじゃ無かったのかよ!? 直撃すれば大英雄クラスのサーヴァントすら昏睡させる攻防力 15 の威力を持ってるんだぞ!?」

 

「フハハハハ!!ww これはゴッドイーターから持ち出した概念だw 掌を『盾』と定め、攻撃が直撃する瞬間『盾』を展開したために「ジャストガード (威力に関係なく完全ガード的な)」が発動したのだよww それをアサシンのクラスで現界したことによって手に入れた動体視力でタイミングを合わせただけの事!w セイバーの剣やランサーの槍なら武器で弾くことも出来ない俺だが、掌を攻撃に合わせて展開するだけなら容易いことよwwww」

 

「ぐぬぬ……」

 

な、なんてやつだ……。ゲームからとうとう概念まで持ち込んで来ちゃったよ。じゃあさっきのは障壁じゃなくてただの波打ってただけの衝撃波か。

 

「そ・れ・よ・り……。皆さん、特にギル様w がお待ちかねですよぉ?w」

 

「……what?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついにこの日がやってきたッ!! 『向こう』の世界とは完全に時間の流れが違うので、誰一人として知らないだろうが、『向こう』の世界の日付では数日前、俺こと「ぽ〜か〜おぅ♪」と乱夜の誕生日だったのだ。……もう一度言うが、『こっち』の世界と『向こう』の世界の両方にカラダを持つ俺しか知らないのだよ、悲しいことになw

 

……なので?w オレサマが自分と乱夜の誕生日パーティーを自ら企画してやったのだ!!w ……ふふふ、自分の誕生日を自分で用意するなんて、ぼっち感がすごくて「孤独耐性」みたいなスキルが着くかと思ったよ……。

 

 

 

まあ、そんな訳でw

 

俺はここの所ずっと、バイトと称してクエスト周回をしていた。乱夜たちが特異点に潜っている間、特異点と言うには微弱過ぎる歪みがあり、そこには鯖(サーヴァント)の霊基に注ぎ込めば鯖を強化する『種火』と呼ばれるモノを保有している雑魚が突然大量発生してたり、貴重な魔術素材を持つ本来その時代にいるはずが無いはぐれ鯖や魔物が現れてたりするのだ。俺は一人でこの時代へレイシフトし、コレらを討伐し、種火や素材をカルデアへ回収するのが俺のバイトだ。

 

集めた種火や素材はダ・ヴィンチちゃんやメディアに渡し、対価(給金)としてマナプリズムを貰うのだw

 

マナプリを集める理由は2つ。

 

1つ目は、……まあ、ざっくり言うとパーティー会場の設置費用かな?ww それが何となくしっくり来るので、そんなところだろうw

 

2つ目は、パーティー会場のエネルギー源にするためだ。……え? 例えば? …………………………電気とか?ww

 

えー、今の間は気にしないようにww

 

あと、何故一人で行っているのかというと、単に戦えるサーヴァントが居ないからだ。何処に勝手にレイシフトするサーヴァントが居るんだよww …………カルデアのサーヴァントですね、ワカリマス。

 

でもまぁ、勝手にレイシフトしても全然戦えないんだけどネ?ww そりゃあ、カルデアからの現界を維持させる程度の魔力補助を受けていても、それだけだ。とても戦闘をして持つ魔力じゃない。魔力供給はマスターとサーヴァントがかなり離れてしまえば、それだけで支障が出るものだ。まして、違う時代になんて居れば時空の壁とかもあり、一切魔力供給が出来ないのは当たり前だ。

 

ところがどっこいw 俺氏だけはフレンドポイントによる大量召喚では無く、乱夜のスマホからの直接召喚となっているww スマホから直接召喚した鯖は、乱夜からの魔力供給をスマホを通して行うのだよw 乱夜のスマホは次元を超える超特殊礼装、つまり、単独レイシフトした状態でも魔力供給が行えるのだッ!!w

 

とまぁ、こーゆーりゆー(理由)でー、このばーいと(バイト)をぉー、うけたわけなんですがぁー……

 

 

鬼だな、アイツら。

 

 

勿論、アイツらとはこのバイトの依頼主である、ダ・ヴィンチちゃんとメディアのダブルキャスターだ。この二人は、種火と素材で何かするつもりらしく、大量にかき集めていたのだ。……上記の理由その一のマナプリを渡して、パーティー会場設置の道具wも作って貰っているがなwww

 

そして、大量に種火と素材を集めるのに、ついに俺を人とも思わぬ超重労働、「無限種火&素材周回」を勝手に開始したのだ。

 

俺がレイシフトして帰ってくると、素材が回収されたか確認すると俺をコフィンから出さないまま、次のクエストへと送られるのだ。何度か脱出に成功して逃げ出し、(一応本物の鬼の血を引く)インフェルノちゃんとのゲームでダブルの癒し(美(少?)女+ゲーム)で癒された後、(実際はちゃんとした人間?(鯖)なのだが)鬼二人に雇われたサーヴァントたち(お菓子につらてたアルトリアだったり弱みを握られた男性鯖であったり)によって捕まり、コフィンの中へ連行される。

 

なんか孔明の気持ちがわかった気がする……!

 

兎も角、このクエスト周回を始めて数日、漸くパーティー会場が完成し、会場の燃料とも言えるマナプリを集め終えたのだ!w いやー、大変だったねェw 完成直前にマナプリ(給金)減らされそうになったがwwww(冒頭の出来事)

 

 

 

じゃあそろそろ、いろんなヤツらを招待するとしましょうかねぇwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(※ここから先は会話か殆どですw)

 

 

 

ぽ「という訳で?ww 皆さんを拉致って来ました☆」

 

所「どー言うことよ!? アイツが誕生日だから祝うってのは分からなくもないけど、わざわざ特異点の洞窟で奮闘していた私たちを拉致ってまでもすることじゃないてしょ!?」

 

立「えーっと? ここは何処のパーティー会場なの? 豪華過ぎない? それにさっきまで洞窟にいたハズじゃ……」

 

マ「はい先輩。確かに先程までは戦闘中だったハズですが、まるで魂が体から離れたような浮遊感がした直後、気がついたらこんな場所にいました。一体、何がどうなって……。」

 

ぽ「ぬるふふふぅwwww そこんところは『狼王の探索(ギネスサーチ)』(トリコ39巻より)っていう対象の本体以外の全て…そうだな、魂のようなものを一瞬だけ奪う技を流用して、特異点にいたカルデア勢全員の魂(仮)をここに持ってきた……と言うより拉致って来たww」

 

アルトリア「貴方は馬鹿ですか!? 今の説明の通りなら、そんな事をすればマスターやオルガマリーの本体は向こうで魂の抜けた状態で放置されるのでは無いのですか!?」

 

ぽ「それは問題無い(キリッ 魂(仮)を拉致った瞬間にカルデアや特異点とか諸々含めて『こっち』の世界の時間を止めておいたから☆」

 

所「止めておいたから☆ じゃないわよ!? というかちょっと待ちなさい。時間停止なんて小範囲ならともかく、世界規模で停止させるなんて、たとえ魔法でも可能なものなの? それに簡単に言ったけどカルデアから特異点への魔術の行使を、それも魂の分離と回収なんてそれだけでも魔法の域よ。それをこうもあっさり行使するなんて…。……姿形があったり声が出せたり机に触れるって事は、私たちは完全に魂だけじゃない、つまり霊体では無く、何らかの方法で実体を持っている。それはホムンクルスのようなものものを使うことで一般的な魔術師でも行使可能な事だけど、これは…………」(ブツブツ)

 

ぽ「なんか所長の目が死んだ状態でブツブツ言ってて怖いんだけど……w まぁ、そんな病んでる所長に言っとくけど、魂の分離と回収はグランドキャスターやグランドアサシンとかでも出来ると思うが?w」

 

『そうなの!?』

 

ぽ「あ、でも世界規模での時間停止は無理だな。グランドサーヴァントでも神霊でも無理だと思うぞw 最も、神霊を上回るようなやつが根源に繋がっていれば別かも知れないがww」

 

立「え? じゃあどうやって? ぽーさんって中途半端に万能なアサシンじゃなかったっけ?」

 

ぽ「おま、中途半端って…… ……まあいいか、そこんとこは此処の上位世界、俺が『向こう』の世界って呼んでるところにいる『こっち』の世界に唯一干渉できる神が自主的に時間を止めてくれてるんだよ。」

 

所「じ、上位世界d」

 

ロ「上位世界だってぇ!? そんなところがあるのか!? ぽーくんの口振りからするに、別世界の強大な神が関わっているようだ。なら……」

 

ぽ「そうそう、皆が知っているようなクソみたいな神じゃなくて、もう1回言うけど皆が知っているようなクソみたいな神じゃないぞ?w そもそもしょっちゅう時間止めてるらしいしなww」

 

所「ちょっと!? 私と言葉を被せないでくれる!? あと、なんでそんなに神に毒吐いてるの!?」

 

ロマン「いやいや所長、これはそんなことがどうでも良くなるくらいヤバイ事なんですよ? ぽーくんがそんな神と繋がってるってこともそうですけど、そもそも神って言うのはいくつもの神霊を知ってる乱夜くんに聞いたんですが、大半が自然や概念の擬人化のようなものなんです。そんな存在が人間に優しいわけが無い……。そんな神が乱夜くん達の誕生日を自主的に祝ってるって事が凄いんですよ。」

 

ぽ「エウリュアレとかステンノはアレでも全然マシな方なんだぜwww」

 

所「そんな……」

 

エミヤ「……それ程強大で協力的な神がいるのなら、人理修復に手を貸して貰えるのではないのか?」

 

ぽ「いやー、直接的な手助けはしないって言ってたけど、運命の誘導とか異世界からの物資転送とか、色々頑張ってくれてるらしいぜ?w (俺(作者)の事だがww)」

 

ロ「運命の誘導とは、これまたぶっ壊れた能力を持ってるなぁ……。」

 

ぽ「それと、ここでの記憶は本編に影響が出ないように特異点から帰還するまで薄らとしか記憶に残らないようになってるからなw ま、そんな事よりそろそろ今回の主役に登場してもらいましょうやww」

 

立「本編ってなんだよ……特異点修復の事かな?……あ、プレゼント持ってきてないな……」

 

マ「! 失念していました。誕生日にはプレゼントを贈るという文化があったハズですよね? 私、用意してません!?」

 

ぽ「その辺はノープロブレムww チミ達が頭の中で乱夜……と俺へのプレゼントを想像して『コレだッ!!』って決まったら『向こう』の世界の神がチミ達の所持金、又はその他財産やQPとかを使って具現化するらしいので、チミらが贈りたいと思うものを想像するといいwww」

 

所「もうなんでもありね……。」

 

ギ「おい雑種ゥ! 一体いつまで我を待たせておくつもりだ!! 折角我自ら祝いに来たというのに雑種本人がまだ来てないとはどういう了見だ!!」

 

ぽ「ほらほらw えーゆーおーも待ち侘びてる事だ。早速登場と行こうか!w」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……what?」

 

「いや、だからもうみんなこの先にいるぜ?w」

 

「………………ゲームの概念持ち出してることよりそっちが優先?」

 

「いぇすwww」

 

「……何故?」

 

「ここに集まってる理由なら、俺たちの誕生日パーリーピーポーだよwwww」

 

「……つまり、まともな日本語に直訳すると「ここじゃない世界で俺たちの誕生日が来たから、お前は頑張って誕生日パーティー会場を作り、そして既にほかの皆招待済み」って事だな?」

 

「……自分で言うのもどうかと思うが、よく分かったな。」

 

「このかば野郎がww てめぇの思考なんざ半分くらいはお見通しだwwww ……それで? どうやって俺たちを拉致った?」

 

「それはな…………」

 

 

 

 

カクカクシカジカシカクイムーブ

 

 

 

 

「なんか余計なモノが挟まってた気がするが……。へぇ、『向こう』の世界の神ねェ……。」

 

「ま、わかり易く言えばお前を『こっち』の世界に転生させた奴(俺)だなwww」

 

「……今度その御方にあんなにカワイイ静謐ちゃん達に合わせてくれてどうもありがとうございますって言いに行ってくるわwwww そして神殿とか建てるwwww」

 

「因みに何を奉る?ww」

 

「そんなの、静謐ちゃんの1分の1立体フィギュア(自分作)に決まってんだろwwww」

 

「だろうと思ったよwwww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、しばらく型月シリーズで誰がどのくらいカワイイかの雑談が、扉越しにギルガメッシュが待ちきれなくて「天地乖離す開闢の星」を放とうとした所をほかのサーヴァントらが止めに入って騒いでる騒音が聞こえるまで続いたというwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽ「…………そろそろ入った方が良さそうだな。」

 

乱「…………そうだな。」




約6000字……!!

というか長々と説明入れたら一話じゃ全く終わんねーじゃん…。下だけじゃなくて、下手したら中までかかりそう。


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