転生したら悪魔や堕天使がいる世界だった (ウルポックル)
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作者のウルポックルです
初心者の思いつきで書き始めた話ですが
生暖かい目で見ていただけたら嬉しいですm(_ _)m


 

 

主人公 ミラ

駒王学園での名前は 水無月 沙羅

 

銀の長髪 青目

 

10人いれば10人振り向くレベルの美人で

転生する前は、高校の優等生だった。

仲間思いで面倒見が良くいろんな人に好かれる性格

 

モンスターハンターが好きで転生特典にミラ種の能力を選ぶ

 

学校からの帰りに車に引かれて死亡

それを見ていた神様に特典をもらい

転生することになる

 

転生後は駒王学園の3年生として通い

リアス・グレモリーや姫島朱乃と並び「三大お姉様」

として呼ばれている。

 

アーシアを助けた後はアーシアを家に住ませて一緒に暮らしている

 

 

能力

 

モンスターハンターのミラルーツとして転生し、ミラルーツの雷や他のミラ種の火球や隕石をつかうことが出来る。

 

ミラルーツとして転生したことで竜や、動物と会話できるようになった

 

どんな攻撃も効かない体

瞬間移動

 

 

武器

 

主に使う武器は日本刀

他にも鉄の棒やコインを雷で飛ばす

 

 

転生神 ♀

ミラを転生させた神様

オバチャンの様な服装で関西弁で喋る

アーシア・アルジェント

原作では転生悪魔になっていたが本作では、ミラに助

けられ転生悪魔にはならずにミラと一緒に暮らしてい

る。

 

オーフィス 次元の狭間でミラと出会い、初めは静寂を得るためにミラにグレートレッドを倒して欲しいと頼んでいたが、ミラやグレートレッドと暮らすうちに静寂を得たいと思わなくなる

 

グレートレッド 次元の狭間でミラと会い、ミラのおかげでオーフィスと和解できたことからミラに心を許している

 

 

以下文字数稼ぎです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なあなあはたはまはまはまらたらあわたはまはあらあやあさかさなたなまはまらたらたはまはたはあらあはまろむるほむるとさほつゆやたはたはたらたらたはまはあやたなまらた、たはあはたやたはわろわろや、、もりほもほよほまほもさたとそまはまかまはわふまそわばかめやさやさやさやわはまかめほまはまことはまかもぞはまさまはあはねひよれりなはたはいはあはたはあらあらたわたはたはたはたらたはたはたはあはたはあはあはあはあはあはあはあはあはあやたさたはたさあはやはまらまらたはたはまはまらたはたはまはまらたわあはたはたはあはたはまばららあらたはまらたらあらあらならまりたラタ様さやさはあらあらからたらま障さ中やかやたらま早はたはたはまはまらたらたらなはやらまらた、まばはたわたはたさはたはまはわはまはたはあらあ、なやならま、み?るまれほたはたはたはまさまはたらたらたらまば、むるむ?(ろとるろむ?ちはたはたはまはまはたらたり

 




閲覧ありがとうございました

投稿ペースは遅いと思いますがこれからよろしくお願いしますm(_ _)m


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三種族戦争編
プロローグ


どうも作者のウルポックルです

駄文になっていると思いますがそれでも良ければ
お読みください


プロローグ

 

 

ミラsaid

 

 

???「おーい、早く目ぇ覚まし!」

 

声が聞こえ目が覚めれば、辺りが真っ白な空間に

いて、見知らぬ女の人に声をかけられていた。

 

???「おぉ、やっと目が覚めたか。なかなか起きやん

から心配しとったんやでェ」

 

私に声をかけていたのは田舎にいるオバサンの様な格好をした人だった。

 

???「そういえばまだ自己紹介してなかったな。

私は神様や 」

 

えっと、神様と言うと神話に出てくる様な神様だろうか

 

神様「そうや、その神様や。結構えらいんやで( ´_ゝ`)」

 

 

というかさっきから声に出していないのに会話が

成り立っている気がする

 

神様「神様やからな、それぐらいの事は簡単やで」( ・´ー・`)

 

 

 

神様「忘れてたけどそろそろ本題に入ろか。」

 

 

えっと何かあるんですか?

 

 

神様「そうやねん。 あんた自分がどうなったか覚えてるか?」

 

えっと確か学校から帰る途中に後ろから車に引かれて強い衝撃を受けて目が覚めたらここに居ました。

 

そういえば私ってどうなったんですか?

 

神様「あんたはな、車に轢かれた後救急車の中で死んだんや」

 

そうですか… まだやりたい事が沢山あったんですが

 

神様「その時に私がそれを見てなここに連れてきたんや」

 

どうしてでしょうか?

 

神様「それはな」

 

それは?

 

神様「聞いて驚き! あんたを転生させたろうと思ったんや!」

 

転生? 転生というと小説でよくあるアニメや

漫画の世界に生まれ変わるやつだろうか?

 

神様「そう! その転生や」

 

神様「転生する世界はくじ引きで決めるけどな」

そう言って神様は白い箱を持ってきて私に渡した。

 

神様「さぁ引いてみ」

 

中には紙が沢山入っていて、その中から適当に引いて神様に渡した。

 

神様「ほうほう、あんたが転生する世界は

ハイスクールD×Dって言う世界やな」

 

ハイスクールD×D?

 

神様「簡単に説明したら悪魔や堕天使、

他にも天使や、ドラゴン、

妖怪もおる死亡フラグ満載の世界やな」

思いっきりハズレじゃないですかヤダー

 

神様「転生する時に特典付けたるさかい心配しいな」

 

特典?

 

神様「転生する人間にはアニメ、ゲームのキャラの能力

伝説の武器、チートな能力を3つまで渡してるんや」

 

神様「あんたは何を選ぶ?」

 

えっと、それじゃあ一つ目はミラルーツとして転生

してミラ種の能力を全て使える

 

二つ目はどんな攻撃でも傷つかない体

三つ目は瞬間移動する能力で

 

神様「分かった。それでいいんやな?」

 

はい。これでOKです

 

神様「よし分かった。これから転生させる準備するさかいちょっとそこにおり。」

〜〜神様準備中〜〜

 

神様「よっしゃ、準備出来たわ」

 

 

しばらくすると足元に魔法陣のようなものが現れ、青く光り始めた

 

神様「それじゃ転生させるからな」

 

はい、ありがとうございました

 

神様「おう、じゃあ新しい人生? 嫌、龍生か?

まあいいわ楽しんでおいで」

 

そして私は青い光に包まれその場から消えていった。

 




閲覧ありがとうございました

次回は三種族の戦争辺りです
良ければ感想お願いします
次回もよろしくお願いします


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1話

ウルポックルです
今回は殆ど説明回です

前回、三大勢力の戦争の所からと言ったんですがそこまで行きませんでした。
すみません  
どうにかして今日か明日中にはうpします( ̄^ ̄ゞ

それでは安定の駄文ですがそれでも良ければどうぞm(_ _)m


1話

 

ミラsaid

 

青い光に包まれた後、私は暗い森の中にいた。

 

「空は紫色だし見たことの無い植物も生えてるし私の知っている人間の世界じゃ無いんだけど」

 

「まぁここにいても仕方が無いし適当に散策してみようかな」

 

〜〜少女散策中〜〜

 

 

 

「探索した結果を纏めてみよう」

 

・空が紫色

・見たことも無い植物や異常成長した様な動物がいる

・今いる森は結構深い

・時々何処かから爆発音や叫び声がする

 

「うん、明らかに人の住む世界じゃ無いね。」

 

「これからどうするか…」

 

『おーい聞こえとるかー』

 

考えていたら急に頭の中に声が聞こえ始めた

 

「とうとう幻聴を聞き始めたのかな」

 

『違う違う、神様や!』

 

「転生する時にした会話の感じ的にもう関わる事無いのかと思ってたんですけど」

『言い忘れたことがあってな』

 

「??」

 

『特典渡しても使い方分かれへんだら意味無いやろ、だから使い方を教えようと思って来たんや』

 

その声の直後に特典で貰った能力の使い方が頭に流れ込むように入ってきた

 

瞬間移動︰移動したい所を想像すれば出来る

 

ミラ種︰攻撃する時は念じたり技名を付ける、特定の行動(指パッチンなど)をする事で隕石や火球、雷を使うことが出来る

ミラルーツに龍化する時は『龍化』と呟く事ですることが出来る

どんな攻撃も効かない体︰常時発動状態

 

こう見れば凄まじいチート能力だね

 

「明らかに過剰能力な気がするんですが」

『この世界じゃそれ位の能力があった方が丁度いいんや』(震え声)

『後、今更やけど私の声は他の生き物には聞こえやんから声に出してたら一人で喋ってる痛い女の子になるで』(・∀・)

 

そういう事は早く言ってくださいよ

 

『すまんすまん、後は悪魔やその他の種族について教えとこか』

 

お願いします

 

『悪魔・天使・堕天使が三代勢力って呼ばれる三種族で、それぞれ仲が悪いんや』

 

『悪魔と堕天使を滅ぼそうとする天使』 『人間と契約して魂を奪う悪魔』 『人間を唆し悪魔を滅ぼそうとする堕天使の三竦みやな』

 

『後は北欧神話の連中がいる北欧勢力』『アース神族と呼ばれるアースガルズ』 『各勢力でも最強とされるインド神話の勢力』

『ギリシャ・ローマを中心に西ヨーロッパに 影響を持つオリュンポス』 『アジア最大勢力の須弥山』

 

後は二天龍と呼ばれる赤い龍《ウェルシュ・ドラゴン》と白い龍《バニシング・ドラゴン》』

 

無限の龍神(ウロボロス・ドラゴン)と最強と呼ばれる真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)

 

 

『それで今は三大勢力の戦争中やな』

 

は? 今軽いノリでおかしな単語が出てきた気がするんですけど聞き間違いですか? いや、そうに決まってますよね、うん

 

『聞き間違いちゃうでー』

 

そんな事実知りたくなかった。orz

 

『しかもその戦場が森を出てすぐ近くや』

 

『取り敢えず伝える事は全部伝えたから帰るわ』(・ω・)ノシ

 

え、ちょっと待って下さいよ

 

『私も忙しいんや。 心の中で呼んだら来るから頑張るんやで。 』

 

分かりました。 取り敢えず頑張ります

 

『よし、その意気や。それじゃ』

 

この言葉を最後に全く声が聞こえなくなった

 

「それじゃあ取り敢えず、その戦争をしてる所に行ってみよう」

私は森の出口を想像してその場から消えていった

 

 

 

 




閲覧ありがとうございましたm(_ _)m




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2話

どうも 作者のウルポックルです

戦争書き始めたら止まらなくなって一話にまとめました

今回は安定の駄文×読みにくいかも知れませんがそれでも良ければどうぞm(_ _)m


2話

 

ミラsaid

 

深い森を抜けたら青空が広がっているとかではなく、

そこは地獄でした。

 

 

 

荒れた大地に飛び交う怒号や悲鳴、吐き気を催す様な生臭い匂い。

そしてその中心で暴れる2頭のドラゴンとその周囲でドラゴンに攻撃している白や黒色の羽が生えた人達。

「これ程地獄と呼ぶに相応しい光景もなかなか無いですね」

 

そんな事を呟きながらドラゴンがいる所を見ていると、

ドラゴンが何か叫んでいる

 

赤い龍「貴様らの様な虫けら如きが我らの戦いの邪魔をするか!!白いのの前に貴様らから消してやる!まずはそこの女からだ!」

 

そう言うと同時に赤い龍が口から火球を吹き出した

 

マズい!? そう思うと同時に近くの死体が被っていた

兜を被り、火球の前で固まっている女性の前に移動し、その女性の事を背負い火球の範囲に入らない辺りまで移動したが女の人はまだ固まっていた。

 

 

「あの、大丈夫ですか?」

ミラsaid out

 

サーゼクスsaid

 

僕は今、目の前で起こった光景が信じられなかった

 

三種族の戦争の中に突如乱入してきた2頭のドラゴン

その2頭が只のドラゴンなら良かったが、赤龍帝と

白龍皇と呼ばれるドラゴンだった事と、そのドラゴンの戦いに巻き込まれて死ぬ者が多かった事から同盟を組んでドラゴンを討伐することになったが殆どダメージを与える事が出来ずにいた

 

「クソッ、このままだとこちら側がやられる一方だ」

 

そんな事を言いながらも攻撃していると赤龍帝が喋り出した

 

赤龍帝「貴様らの様な虫けら如きが我らの戦いの邪魔をするか!!白いのの前に貴様らから消してやる!まずはそこの女からだ!!」

 

そう言って近くで攻撃を加えていたセラフォルーに向かって火球を吹き出した

 

「逃げろセラフォルー!!」

 

そう言ってもセラフォルーは目の前に迫ってくる火球の勢いに固まってしまって動けなかった

 

そして火球がセラフォルーの居た場所に直撃した

 

火球が直撃した場所の周囲はプスプスと変な音をたて火球のあまり熱さに一部融解している場所まであった

 

慌ててセラフォルーはどうなったか周囲を見渡すと離れた場所に兜を被った女性に背負われたセラフォルーがいた。

 

あの女性かどうやってセラフォルーをあの場から離れたのかは分からないが、とりあえずセラフォルーを助けてくれた事には変わりが無い

 

そう思い僕はその女性に向かって歩きだした

 

サーゼクスside out

 

 

セラフォルーside

 

私は今、生きている事が信じられなかった

 

赤龍帝の吹き出した火球の勢いに固まってしまい、

直撃すると思い反射的に目を閉じてそのまま死んでしまうと思っていたが、なかなか火球が来ないと思い目を開けようとしたら「大丈夫ですか?」と声をかけられた。

 

状況を把握しようと目を開けたら私がいた所から離れた場所で兜を被った女の人に背負われていた。

 

「貴女が助けてくれたの?」

 

「流石に目の前で人が死ぬのはいい気分じゃ無いですから」

 

「何にせよありがとう。あのまま死んじゃうかと思ったから」

 

「いえいえ、何とか助けられる範囲にいたので」

 

「大丈夫かセラフォルー!」

 

そんな会話をしているとサーゼクスちゃんがこっちに歩いて来ていた

 

「そういえば、もう自分で立てるから降ろしてくれて大丈夫☆」

 

「分かりました、じゃあ降ろしますね」

 

「セラフォルーを助けてくれてありがとう、私の名前はサーゼクス・ルシファーという」

 

「私の名前はセラフォルー・レヴィアタンだよ☆レヴィアたんって呼んでね☆ところであなたの名前は?」

 

「私の名前はミラです」

 

「そっか☆ミラちゃん改めてありがとう☆」

 

「改めて僕からも礼を言うよ。セラフォルーを助けてくれてありがとう」

 

そう言うとミラちゃんは、照れくさそうに兜を被ったまま頭をかいていた。

 

セラフォルーside out

 

ミラside

女性を助けてからそのまましばらく話していると赤髪のカッコイイ人がこちらに向かって歩いて来た。

 

それぞれの自己紹介によると赤い髪の男性がサーゼクス、今助けた女性がセラフォルーというらしい。

 

私も名前を聞かれたからミラと答えておいた

 

背負っていた女性を背中から降ろしてしばらくすると二人からもう1度お礼を言われ流石に照れ臭くなり頭をかいていると、また赤い龍が話し始めた

 

「塵芥に等しい人間ごときが我の攻撃を避けるだと、生意気な、今すぐ塵に変えてくれる!!」

 

プチッ 

 

「サーゼクスさん鉄の武器を貸してくれませんか?」

 

「あぁ、構わないが何をする気だい?」

 

「井の中のトカゲに身の程を教えてあげるだけですよ」

 

サーゼクスさんから鉄の槍を受け取ると、とある第二位さんをイメージし赤い龍に向けて槍を構えこう呟いた

 

「超電磁砲」

 

ドガァァァン!!

 

「グアァァァァァァァァ」

 

槍は凄まじい勢いでトカゲの腹を貫き大穴を開け、そのまま遠く離れた場所に落ちて爆発した

 

 

ふと気が付くとサーゼクスさんやセラフォルーさん以外の沢山の人に注目されていた。

 

流石にやり過ぎたかと思い謝ろうとした途端、私に視線を向けていた人やそれ以外の人達から歓声が上がり出した

 

「ワァァァァァァァァ!!」

 

「あの赤龍帝を倒したぞ!!」

 

「ありがとう!!」

 

 

「ミラさんは今、何をしたんだい?」

 

「雷を使って槍を飛ばしただけですよ」

 

サーゼクスさんに聞かれたのでそう答えると、信じられないものを見るかのように目を見開いていた。

 

「雷を使って槍を飛ばしただけって何故人間が雷を使えるんだ!?」

 

その質問に答えようとすると上からブレスが飛んできたがそれを躱さずにわざと当たる

 

 

「そんな! ミラちゃん!?」

 

「はい、何ですか?」

 

するとセラフォルーさんに叫び声と共に名前を呼ばれたので返事をするとその場の全員がポカンとした顔でこちらを見ていた

 

「皆さんそんな顔をしてどうしたんですか?」

 

「ミラちゃんあんなブレス喰らったのに何ともないの!?」

 

「はい、あんな攻撃程度なら問題ないです」

 

「我のブレスをあの程度だと!?人間ごときが舐めおって!?」

 

そう言うと白い龍がはさっきよりも大きなブレスを飛ばしてきたが、それを雷で相殺し、そのまま『雷撃』を白い龍の羽に当てる

 

ドォォォォォン!!

 

「グギャァァァァァ」

 

羽が焼けて穴まみれになり白い龍が気絶したまま落ちてきた

 

それを見てサーゼクスさんとセラフォルーさん以外の人が2頭の龍の方に武器を持って走っていった。

「お二人は行かなくていいんですか?」

 

「うーん☆私はもう少しミラちゃんと話したいから☆」

 

「僕も色々と聞きたいことがある」

 

「答えられる範囲でならお答えします」

 

「ならまず一つ目 君は何者だ? 唐突に現れたと思えば二天龍を倒した。 唐突に現れるだけならまだいいが二天龍を倒したとなれば話は別だ」

 

「それは私も気になるかな〜☆」

 

「その質問には少し強くて特殊な人間と答えておきます」

 

「二つ目 あの雷はどうやって操っている?」

 

「私の元々の能力です」

 

「これが最後だ この場所に現れた方法とセラフォルーを助けた方法は?」

 

「それに関しては見てもらった方が早いです」

 

そう言い私はサーゼクスさんの後ろに転移した

 

ミラside out

 

サーゼクスside

 

「それに関しては見てもらった方が早いです」

 

ミラさんがそういった瞬間、僕の目の前からミラさんの姿が消えた。

 

どこに行ったのかと思っていると、後ろからミラさんが「これでいいですか?」と声を掛けてきた。

 

「ミラさんは瞬間移動が出来るのか?」

 

「はい、自分の想像したところに瞬間移動する事が出来ます」

 

 

何ということだ、一人の人間(ミラは自分がドラゴンだということを隠してます)が二つも強力な能力を持つとは

 

それに三勢力も今回の戦争で随分と数が減った

もう戦争をしている場合じゃないのかもしれない

 

「君の能力についてはわかった、後は赤龍帝と白龍皇を倒してくれた事のお礼をしたいんだが一緒に来てくれないか?」

 

だがまずは、先にミラさんにお礼をしないとな

 

サーゼクスside out

 

ミラside

 

「お礼をしたいんだが一緒に来てくれないか?」

 

お礼をしてくれるのは有難いが自分がイラッとしたから倒しただけだし今回は断ってこおう

 

「せっかくですが、急いで帰らないといけないのでお気持ちだけ受け取っておきます」

 

そう言うとサーゼクスさんは「分かった、残念だがそういう事なら仕方が無い、次会った時にさせてもらうことにするよ。セラフォルーもそれでいいだろう?」

 

「うん☆そういう事なら仕方ないしね☆また会った時に改めてお礼させてもらうね☆」

 

と言ってくれていた

 

「それではそろそろ私はこの辺で失礼します」

 

「あぁ、今回は本当にありがとう」

 

「私からも本当にありがとうね☆」

 

「はい、それではさようなら」

 

そう言って私は一番強いドラゴンの気配がする場所に転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




閲覧ありがとうございました

今回はほぼ書きながら考えたので難産でした(笑)

良ければ感想・評価お願いします


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次元の隙間編
3話 無限龍 夢幻龍との出会い


作者のウルポックルです

今回も安定の駄文ですがそれでも良ければどうぞm(_ _)m





3話

 

ミラsaid

 

 

転位してまず目に入ったのは、不思議な壁と通路何も無い空間だった。

 

「とりあえず壁に沿って歩いて行けば何かあるでしょう」

 

そう思いしばらく歩いていると爆発音や何かの叫ぶ音が聞こえはじめた。

 

音がする方に歩いて行くと何か声が聞こえはじめた。

 

???「我、静寂を得たい、故に此処が欲しい」

 

???「断る、此処は我の物だ!!」

 

そう言いながら黒い龍と100mはありそうな赤い龍が戦おうとしていた

 

流石にこの距離で戦われたらこちらにも何かありそうだし止めた方が良いかな

 

2頭がお互いに繰り出した体当たりが当たる直前に2頭の間に強めの雷を落として動きを止める

 

 

「誰だ!?」

 

「誰?」

 

「どうもこんにちは、ミラと言います」

 

「お前、人間?」

 

「一応、龍です」

 

「何でもいい!!この場から消えろ!!」

 

 

そう言って赤い龍は私の方に赤龍帝の吹いた火球の数倍の大きさの火球を出した。後ろに黒い龍がいたのでそれを避けずにわざと当たる。

 

「フハハハハハハ、弱者がしゃしゃり出て来るからそうなファッ!?」

 

「危ないですね、怪我したらどうするんですか」

 

「貴様、今直撃したはずなのになぜ生きている!?」

 

「身体が頑丈ですから」

 

「そういう問題か!?」

 

「そういう問題です」

 

 

「ミラなら、グレートレッド、倒せる?」

 

「オーフィス!?」

そんな会話をしていると黒い龍が聞いてきた

 

赤い龍はグレートレッド、黒い龍はオーフィスというらしい

 

「はい、倒せると思います」

 

「火球を耐えたからと言っていい気になるなよ小娘!!」

 

そう言って突進して来るグレートレッドを片手で止める

 

「だから危ないですって」

 

「動けん!、我の体を片手で止めるだと!?貴様は化物か!?」

 

「何故、化物に化物と言われないといけないんですか!?」

 

そう言って空いた方の手で殴るとグレートレッドは、勢いよく飛んでいった

 

 

「グアァァァァ、ハァハァ」

 

「結構、手加減したんですけど」

 

「グレートレッドは、世界最強のドラゴン、そのグレートレッドを、手加減して吹き飛ばす、ミラ何者?」

 

いつの間にか、オーフィスは居なくなり、オーフィスがいた場所にはゴスロリを着た幼女が立っていた。

 

「えっと、もしかしてオーフィスさんですか?」

 

「そう、ドラゴンは、自由に姿を変えられる」

 

「な、なるほど」

 

 

「おい、女、本気で我と戦え!!」

 

「えっと、手加減してあんなに飛んで行っていたのに本気を出して殴ったら死んだりしませんよね?」

 

「五月蝿い!!そんな事は良いから我と戦え!!」

 

「はぁ〜分かりました、オーフィスさんは少し離れていてください」

 

そう言って私は本気を出すために『龍化』と呟いた。

 

 

 

 

 

 

 




閲覧ありがとうございました

次回はグレートレッドとミラの戦闘回です

良ければ感想、評価よろしくお願いします

では、また次回お会いしましょうm(_ _)m


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4話 戦い終わり、そして


今回も安定の駄文です

それでも良い方はどうぞ
無理な方は全力でブラウザバックをどうぞm(_ _)m



 

ミラsaid

 

『龍化』と呟くと同時に私の体に変化が現れた

 

身体は白くなり鱗が生え、爪は伸びて、尾てい骨の辺りから長い尻尾が生え始めた。

 

背中からは大きな翼が生えてきて、身体は大きくなる

 

変化を終えると私の身体は『祖龍』ミラルーツそのものになっていた。

 

「モンスターそのものとして転生しているとはいえ自分の大好きだった好きなモンスターの姿になれるというのは嬉しいものですね」

 

『龍化』も終わったことですし待たせていたグレートレッドさんに声をかけましょうか。

 

 

「さて、お待たせしました。そちらの希望通り戦うとしましょうか」

 

そう言うも返事が返ってこない。不思議に思いそちらを向くとオーフィスさんとグレートレッドさんが不思議な顔をしてこちらを見ていた

 

「グレートレッドさんどうかしましたか?」

 

「ハッ!?...何でもない。そうだな、戦うとしよう。だがその前に、その、さん付けはどうにかならないか?これから戦うというのに敬語も必要ないだろう」

 

「分かりました。ならグレートレッド、これでいいですか?」

 

「あぁ、ではそろそろ始めよう」

そう言うと臨戦態勢に入ったようだ。

 

「オーフィスさん、戦闘開始の合図をお願いします」

 

「分かった。」

 

それだけ言うと私も臨戦態勢に入る

 

自身に雷を纏い、いつでも攻撃出来るようにする

 

「3・2・1・勝負開始!」

 

「「グォォォォォ!」」

 

その掛け声と同時に私は雷をグレートレッドは火球を吹き出した。吹き出した火球と雷はお互いに相殺しあい、しばらく経つと熱風と煙を残し消えていった。

 

煙が消えるのを待っていると、煙の中からグレートレッドが猛スピードで突っ込んでくる

 

「油断しすぎだ小娘!!」

 

「ッ!?」

 

それを何とか躱し、お返しにと大量の雷を落とすが肌に傷をつけるだけで終わってしまった

 

「クッ!? なかなかやる様だな。ならこれはどうだ!」

 

そう言うと同時にグレートレッドの口からさっきの火球とは比べ物にならない強さのブレスが来る

 

そのブレスを避けずにわざと当たる。ブレスが私に直撃すると同時に辺りに煙が充満した

 

「なっ!?血迷ったか小娘!だが、あのブレスが直撃したのだ、相応のダメージはくらっているはず」

 

そう言うグレートレッドに煙の中から赤い雷を纏わせたブレスを放つ

 

「クッ!?まだ攻撃できたか!」

 

そう言いながらグレートレッドもブレスを放ち相殺しようとするが、此方のブレスの勢いに徐々に押されている

 

「ウォォォォォ!!この我が押されているだと!?マズい、このままではやられてしまう。ブレスを逸らさねば!」

 

「そんな事はさせません。これで止めです!!」

 

そう言って私は、追い打ちをかけるために全力で雷を落とす

 

雷が直撃したダメージでグレートレッドが吐き出したブレスが止み、雷ブレスが直撃する

 

「ガァァァァァ!! 馬鹿な!?我のブレスが直撃した身体でどこにこんな力が!!」

 

煙が全て消えた場所には無傷の私が立っていた

 

「なんだと!?我のブレスを喰らって無傷!?どういう事だ!?これは一体どうなっている!」

 

「私はどんな攻撃を受けても怪我一つ負わない体です。

なのでこれ以上グレートレッドに勝ち目はありません

。それでもこれ以上戦いを続けますか?」

 

「嫌、やめておこう。絶対に勝ち目のない戦いをしても仕方がないし、さっきのブレスと雷で戦えるだけの体力も残っておらん」

 

「という事は」

 

「あぁ、ミラよ、お前の勝ちだ」

 

そう言って話しているとオーフィスが此方にやってきた

 

「ミラ、グレートレッドに勝った、なら、この場所は、我のもの?」

 

「嫌、ミラの物だ。この場所に住むなり、違う場所に行くなり好きにするといい」

 

「私の土地ですか。....では3人で住みませんか?」

 

「何?」

 

「こんなに広い場所に一人で住んでも寂しいですし、お二人さえ良ければ一緒に住みましょう。どうですか?」

 

「ミラが、それでいいなら、我も、ここに住む。グレートレッドは、どうする?」

 

「そうだな、我も引き続きここに住むとしよう。」

 

そう言ってグレートレッドさんは赤い長髪に胸の大きい女性の姿になった

 

「なら決まりですね。これからよろしくお願いします」

 

「これから一緒に住むのだから敬語は必要ない。呼び方もグレートレッドで良い。

 

「我も、オーフィスでいい」

 

「そういえばそろそろミラも人間の姿に戻ればどうだ?」

「それもそうですね。」

 

そう言って私も人間の姿になる

 

「では、オーフィス、グレートレッド、改めてこれからよろしく」

 

「あぁよろしく頼む、ミラ」

 

「ミラ、よろしく」

 

そうして私達は一緒に暮らすことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





閲覧ありがとうございます

次回をどう始めるかまだ決めてないですが、出来るだけ明日中に投稿しまふ

それではまた次回もよろしくお願いしますm(_ _)m


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またもや説明&駒作り

作者のウルポックルです
投稿が遅くなってすみませんでしたm(_ _)m

最初にUAが知らない間に3千超えてました、ありがとうございますm(_ _)m
これからもよろしくお願いします




今回は2回目の説明回です

安定の駄文ですが今回もよろしくお願いしますm(_ _)m


ミラsaid

 

私は今、グレートレッドに悪魔や堕天使、天使について詳しく教えて貰っている。

 

理由としては、グレートレッドが私に3大勢力について知ってる事を聞いたことから始まる。

 

「ミラ」

 

「どうかした?」

 

「一つ聞きたいんだが、お前は3大勢力についてどれくらい知っている?」

 

「えっと、悪魔と堕天使を滅ぼそうとする天使・人間と契約して魂を奪う悪魔・人間を唆し悪魔を滅ぼそうとする堕天使の3すくみの関係にあることと、この3大勢力の戦争で聖書の神が死んだ事くらいですね」

「ふむ、なら転生悪魔についても知らないのか?」

 

「転生悪魔?」

 

「『悪魔の駒』という物を能力に見合った数渡され、他の種族から悪魔に転生した者たちの事だ。」

 

「基本的なコマの数は15個で「女王×1」「僧侶×2」「戦車×2」「騎士×2」「兵士×8」の属性が与えられ、各駒の属性に合わせた能力を持っている」

 

「兵士」の駒は通常状態では特に能力を持たない最弱の駒だが、王が「敵の陣地」と認めた場所に行くときに「王」以外のすべての駒に昇格しその能力を使用できる「プロモーション」という特性を持つ。

 

 

「僧侶」の駒。 駒の特性は魔力の底上げ。

 

「騎士」の駒

駒の特性は速度の上昇。王の護衛を任されることが多いため、眷属内では女王に次いで多忙な役目とされる。

 

 

「戦車」の駒

駒の特性は攻撃力・防御力の上昇。また、「王」と位置を入れ替える「キャスリング」という特殊能力を持

 

 

「女王」の駒

「兵士」「僧侶」「騎士」「戦車」のすべての駒特性を兼ね備えた最強の駒。反面、各能力に特化している駒と違って得手不得手に関係なく力が上昇するため使いこなすのは難しい。多くの場合で王が最も信頼する腹心から選出されるため、眷属の中で一番多く役目を割り振られる。

 

 

変異の駒(ミューテーション・ピース)

悪魔の駒における本来、複数の駒を使うであろう資質を宿した転生体を一つの駒で済ませてしまう特異な駒」

 

「悪魔の駒の種類はこんな所だ。ちなみに転生する者が主となる者よりも強かったりすると転生する事は出来ない。主となる者が強くなれば転生することが出来る」

 

「そして、主を持たない悪魔は、はぐれ悪魔と呼ばれる。

下僕悪魔となったが、強力な力に溺れて主を殺し、お尋ね者となった悪魔の事だ。契約の有無とは無関係に人間を襲う。」

 

 

「なるほど。 悪魔以外の種族は、転生制度は無いの?」

 

「今の所は悪魔だけだな。」

 

「それって私達も作れないかな?」

 

「作ろうと思えば作れるかもしれんが、制作方法は分かるのか?」

 

「分かんないね。」

 

「それでは、無理ではないか。」

 

「そっか、残念。...ってちょっと待ってて。」

 

「了解した」

 

(神様、神様、聞こえますか?)

 

『なんやごっつ久し振りやなぁ。忘れられとると思ってたでぇ』

 

(それに関してはすいません。)

 

『ええよええよ。逆に言えばそんなに困ったことになってなかったんやろ?』

 

(はい。問題なく過ごしてます。)

 

『そうか、よかったよかった。それでどないしたんや?』

 

(悪魔が使う『悪魔の駒』ってあるじゃないですか)

 

『おぉ、あれか。それがどないかしたか?』

 

(アレに似たものって私でも作れますかね?)

 

『なんやそんな事か。転生特典の時みたいに作り方を頭に流し込んだるからちょっとまっとりや』

 

(分かりました)

 

『良し、準備できたから行くで〜。』

 

(お願いします)

『ホイ!っと。これで作り方は分かるようになったはずや』

 

(ありがとうございます)

 

『これくらいやったらええよ、気にしいな。ほな私は行くわ。これからも頑張るんやで〜』

 

(はい。ありがとうございました)

 

 

良し。これでグレートレッドの所に戻ろう

 

「ただいまです」

 

「おぉ、戻ったか。それで作り方は分かるのか?」

 

「うん、ばっちり」

 

「ならさっそく作るか」

 

「そうね、さっそく取りかかりましょうか。ってその前にオーフィスも呼んでおこう」

 

「それもそうだな」

 

「オーフィス〜ちょっと来てー」

 

「ミラ、我のこと、呼んだ?」

 

「ええ、今から悪魔の駒に良く似たもの作るけど一緒にやらない?」

 

「やる」

 

「なら作り方を説明するわね」

 

〜少女説明中〜

 

「なるほど、こうやって作るのか」

 

「我、理解した」

 

「なら、始めましょうか」

 

「うむ、そうだな」

 

〜少女作業中〜

 

数週間後

 

「出来た〜」

 

「ようやく完成か」

 

「結構、時間、かかった」

 

「まだ完成じゃないよ」

 

「なにっ!、まだ何かあるのか」

 

「そう。最後に、私の鱗を材料にすれば完成」

 

「ほう、ミラの鱗を使うのか」

 

「じゃないと悪魔の駒と全く同じになるからね。って事で腕に鱗を生やして、それをえい!っと、あとはこれを入れて、完成!」

 

 

 

「さて、それで誰が王になる?」

 

「我は、王、じゃなくていい」

 

「なら、ミラだな」

 

「グレートレッドはならなくていいの?」

 

「我は1度ミラに負けているからな。となるとミラしかいないだろう」

 

「分かった。二人がそれでいいなら私が王になるね」

 

「悪魔の駒とは違うんだし女王の駒が二つでも良いよね」

 

「まぁいいとは思うが」

 

「なら、女王の駒を二つにして兵士の駒を7つにしよう」

 

「了解した」

 

「分かった」

 

「じゃあ、グレートレッドにオーフィス、私の眷属になって」

 

「了解した」

 

「わかった」

 

 

そう言って女王の駒を渡すと駒が、二人の胸にはいっていく

 

「なるほど、眷属になる前より全ての能力が上がっている」

 

「それだけじゃ、無い。 ミラの、鱗を使ったから、雷も、使える用に、なった」

 

(うわぁ、元々世界最強だった二人がもっと強くなっちゃった)

 

「何だかあれだね、やろうと思えば3人で世界征服出来るよね」

 

「そうだな、試しにやって見るか?」

 

「流石にそんなに物騒なことしないからね!」

 

「そうか、それで、駒の名前は、何にする?」

 

「安易だが、ミラの鱗を使っているのだし『祖龍の駒とでも名付けるか?』」

 

「いいね、それ採用!!」

 

「こんなノリで決めていいのか」

 

「良いのいいの。こういうのはノリが大事だよ!」

 

「まぁミラが良いのならそれでいいが」

 

「我もそれでいい」

 

こうして駒の名前は『祖龍の駒』に決まった

 

 

 

 

「じゃあ改めてこれからも宜しくね!」

 

「あぁ、此方こそよろしく頼む」

 

「よろしく」

 

 

 

 

 

 




今回も閲覧ありがとうございました
良ければ、評価・感想お願いします
また次回でお会いしましょうm(_ _)m



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猫姉妹との出会い

ウルポックルです

毎話、前書きやあとがきを書く人は凄いと思います


今回も駄文ですがそれでも良ければどうぞm(_ _)m







ミラsaid

 

 

 

グレートレッド達と『祖龍の駒』を作って数十年たった頃、私は転生した時最初にいた冥界の森に散歩に来ていた。

 

「久し振りに来ましたが、周りの景色は殆ど変わってませんね」

 

周りを見渡しても、生えている草や木が少し変化している位でその他の所は殆ど変わっていなかった。

 

「数日ならまだしも数十年は経っているのに変わった所が無いのは不思議ですね」

 

「まぁ何かあるかもしれませんしもう少し奥まで進んでみましょうか」

 

私はそう言いながら森の奥まで進んでいった。

 

 

 

 

しばらく歩いていると、少し離れた場所から何かから逃げる音と小さめの爆発音が聞こえ始めた

その音が聞こえる方向に向かってしばらく歩いていくと、その場所から「フッ、ようやく追い詰めたぞ!!SSランクはぐれ悪魔の黒歌!!こんなに手間取らせてくれたんだ、それなりに楽しませてもらおうか。」 「そうだな、それになかなかの上玉なんだ、楽しませてもらおうじゃないか」なんて声が聞こえ始めた。

 

マズい!!そう思うと同時に私は声が聞こえた方向に走り始めていた。

 

 

その声が聞こえた場所に着いて目に入ったのは、傷だらけになりながらも逃げようとしている猫耳が生えた黒歌と呼ばれていた女の子とその子の妹らしき女の子だった。そして、その女の子達の周りを囲む様にして立っている黒い羽が生えた悪魔だった

 

「何をしているの」

 

それを見た瞬間、私の中にどうしようもない程の怒りが湧いて、ようやく出た声も自分で驚くほどに低く冷たい声だった

 

ミラsaidout

 

黒歌said

 

 

私は猫又の中でも強い力を持つ「猫魈(ねこしょう)」だった。幼い頃に両親が死んだ私は、まだ幼い妹を育てるために、私の使う『仙術』と言う能力を目当てに来た上級悪魔と、妹には手を出さないという約束でその悪魔の眷属になった。

 

だが、その悪魔は『仙術』が強力なものだと分かると約束を破り、妹の白音に仙術を使わせようとした。

まだ幼い白音に仙術を使わせるのは危険だと私が何度も言ったが取り合わずに仙術を無理矢理使わせようとしたその悪魔を殺し白音を連れて冥界にある逃げていたが、追手に追いつかれ攻撃を受けてしまった。

 

何とか白音だけは庇うことが出来たけど、もう逃げられるだけの体力残ってない

 

そう思い白音だけでも助けてもらおうと思っていると、追手の悪魔達に追いつかれた。

 

「フッ、ようやく追い詰めたぞ!!SSランクはぐれ悪魔の黒歌!!こんなに手間取らせてくれたんだ、それなりに楽しませてもらおうか。」 「そうだな、なかなかの上玉なんだ、楽しませてもらおうじゃないか」

 

そんな事を言いながら私達を囲み始めた

 

「私はどうなってもいいから白音だけでも見逃してニャ!」

 

「何を言っている。そんな事無理に決まっているだろう」

 

「そうだ、我らの主を殺した癖にそんな事通用するわけが無いだろう。仙術が使えると言っても所詮は猫か。

このまま、我らの玩具として、いたぶった後に連れ帰って処刑してやる」

 

もうダメだ、そう思った時に誰かの声がした

 

「何をしているの」

 

怒っているような冷たく低い声だった

 

「おい女、貴様何者だ!」 「何故人間が冥界にいる」

 

追手の悪魔達も戸惑っていた

 

「何の関係も義理もないけどお願いします!この子、白音を助けて!!」

 

誰でもいい、白音だけでもたすけてほしくて私はそう叫んだ

 

「誰か、まずはどういう状況で誰か敵か教えてくれない?」

 

「この女達は、主殺しの悪魔の黒歌とその妹の白音だ

我らは主の敵を撃つためにこの女を追いかけていた。もし邪魔をするなら貴様も殺す!」

 

やられた、私が何か言う前にこいつらはあの女の人を納得させるか殺す気だ

 

「貴女も早くこの場所から逃げ「ふーん。それじゃあ次はそこの猫耳の生えた子、えっと黒歌って言ったかな、教えてくれない?」....え?」

 

「片方だけから事情を聞くより両方から聞く方が確実でしょう。女の子二人を大人数で追いかける様な人達は明らかに怪しいですから。それに本当にあの黒い羽が生えた人が言うような人なら自分の命よりも先ず妹を助けてなんて言わないでしょう。なので貴女の事情を教えてください」

 

「貴様、余計な事を!!」

 

「分かったニャ」

 

そう言って私は事情を話し始めた。

 

ー幼い頃に両親が死んだこと。 妹を育てるために、妹には手を出さないと言う約束で上級悪魔の眷属になったこと。 その悪魔が約束を破り妹に危険な事をさせようとしたこと。 妹を守る為にその悪魔を殺しここまで逃げてきて、今追い付かれた事全て話した。

 

「これで全部ニャ」

 

後はこの女の人が白音を助けてくれれば

 

「なるほど。そんな理由が」

 

「貴様、我らの邪魔をするか」

 

「殺すのは悪いかも知れませんが最初に約束を破ったのはその上級悪魔ですよね。なら自業自得でしょう。なので私はそこの二人を助けます」

 

「ッ!?私はいいニャ!白音だけでも助けてくれれば!」

 

「その白音ちゃんだけを助けたら、家族も全ていなくなって独りなんですよ?そんな思いをさせるつもりですか?」

 

「ッ!それは...」

 

「貴様らは何を言っている!!この場から逃げられるつもりか!」

 

「逃げる必要もありません。この場で全員倒せばいいんです」

 

「フハハハハハハッ!ただの人間が我らを倒すだと!妄言もそこまでになると面白い。ならば身の程を教えてやる!死ね、人間の女」

 

「早く逃げるニャ!?」

マズい、さっき私が当たった魔力弾よりも威力のある物が、数えられるだけで数十発はある。それが全て女の人に殺到していく。

 

 

 

そしてとうとう女の人に全ての魔力弾が当たってしまった

 

凄まじい量の煙が辺りに立ち込めていく

 

 

「ウアアァァッ、私が頼んだせいで、無関係のひとがッ」

 

「フハハハハハハ!人間如きが我らの邪魔を...ファッ!?」

 

自責の念にかられ下を向いていると周囲の悪魔がおかしな声を上げた。それにつられて顔を上げると煙が晴れた場所にはさっきの女の人が無傷のまま立っていた。

 

黒歌saidout

 

 

 

ミラsaid

 

黒歌さんと白音ちゃんを追っていた悪魔がこちらに飛ばした魔力弾を全て受けきって煙が晴れるまで待っていると、高笑いしていた悪魔達と黒歌さんが、おかしな者を見たような顔でこちらを見ている。

 

「黒歌さん、どうかしましたか?」

 

その質問に答えたのは高笑いしていた悪魔だった

 

「貴様、何をした!」

 

「いや、何もしてないんですけど」

 

「ならば何故我らのあれだけの攻撃を食らって無傷なのだ!!」

 

「あの程度の攻撃なら避けるまでもありません。それに攻撃をしてきたという事は、こちらもしていいんですよね?」

 

「クッ化け物め!! お前達全力であの女に攻撃だ!」

 

そう言うと全員で先程より威力の高い魔力弾をこちらに打ってくる。それが当たる直前に悪魔達の後ろに移動する

 

「やったか!?」

 

「そう言うセリフはフラグですよ」

 

「なっ!?」

 

「今度は私の番です」

 

そう言いながら雷を針の形にして周囲に浮かべる

 

「雷針」

 

私がそう言うと周囲に浮かべた針が悪魔達に向かって高速で飛んでいく

 

ドスッ!! バチバチバチッ!

 

「ギャァァァ!!!」

 

針は悪魔達に刺さると同時に放電し、刺さった部分から感電していく。針が消えるとそこには肉が焦げた匂いと黒くなり息絶えた悪魔の死体だけだった。

 

黒歌さんの方を見ると限界だったのか、白音ちゃんを抱えたまま気絶していた

 

「とりあえず次元の狭間に運びましょうか。ただの散歩のつもりが思わぬ拾い物をしてしまいましたね。グレートレッド達にどう説明しましょうか」

 

私はそう言いながら二人を抱えて次元の狭間に帰宅した

 

 

 

 




閲覧ありがとうございましたm(_ _)m
良ければ感想、評価お願いします


今週からテスト期間なので投稿ペースが落ちるかもです

暇を見つけて書くようにするのでこれからもよろしくですm(_ _)m



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猫姉妹と家族になりました!

どうもウルポックルです。
お気に入りが50 UAが5000超えてました
ありがとうございますm(_ _)m

今回も駄文です。それでも良い方はどうぞm(_ _)m

無理な方はブラウザバック推奨です




ミラsaid

 

「ただいま〜」

 

 

「おぉ、ミラ帰ったか」

 

「ミラ、おかえり、その二人は、何?」

 

「ん?そういえばそうだな。その猫又はどうしたんだ?」

 

「後で説明するから、先に二人の怪我を治療して寝かせてくるね」

 

「あぁ、それが良いだろう」

 

グレートレッドとオーフィスに挨拶をした私は、先ずは二人を寝かせることにした。

 

 

 

 

「寝かせて来たよ」

 

 

「それで何があったんだ?」

 

二人を布団に寝かせた後、グレートレッド達の所に戻り説明する

 

「森を散歩してたらあの二人が大勢の悪魔に追われてたから助けたの」

 

「ほう、追われていた理由は言っていたか?」

 

「うん、確か主を殺して逃げてきたんだったかな」

 

「何?はぐれ悪魔か?」

 

「そうみたい。」

 

「ミラ、そうなった、理由は、知ってる?」

 

「うーん、知ってるけど勝手に言って良いのかな?勝手に言うのも悪いしあの二人が起きたら詳しく聞いてみよっか」

 

「それもそうだな。それにもうすぐ目が覚めるだろう」

 

「それじゃあ、あの二人が起きるまで何しよっか」

 

「あの二人の事をどうするのか話し合うとでもするか?」

 

「それで、いい」

 

「そうしよっか」

 

「なら、先ずはミラはどうする気なんだ?」

 

「私はあの二人が同意すれば『祖龍の駒』を渡そうと思ってるけど」

 

「ほう?」

 

「どうして、そうする?」

 

「助けたのは私だし、此処で放ったらかしにするのも無責任かなと思って」

 

「なるほどな、ミラなら言うとは思っていたが。」

 

「あの二人が、同意、しなかったら、どうする?」

 

「その時はあの二人の意思を尊重するけど。グレートレッドとオーフィスの意見は?」

 

「そうだな、主を殺した理由によるな。私利私欲の為に殺したのならこの場所から叩き出すが、正当な理由なら眷属にするのもいいと思うぞ」

 

「我も、グレートレッドに、同意」

 

「そっか、ならどちらにせよ起きるまで待たないとね〜」

 

そんな会話をしていると「ん...」と言う声が聞こえてきた

 

「あっ、起きたみたいだよ。とりあえず見に行こっか」

 

 

見に行くと黒歌と呼ばれていた人が目を覚ましていたので声をかけることにした

 

「怪我は痛くない?大丈夫?一応、治療はしたんだけど」

ミラsaidout

 

 

黒歌said

 

目を覚ますと布団以外何も無い不思議な空間に寝かされていた

 

「ん...ここは、って白音は!?」

 

慌てて白音を探すと隣の布団で寝かされている

 

「良かった。」

 

「でも此処はどこだニャ? 私の怪我も治療されてるし」

 

 

そう言って辺りを見回していると、誰かが近づいてくる気配がした。敵かと思い警戒していると、現れたのは、あの悪魔達に追われている時に助けてくれた女の人だった

 

「怪我は痛くない?大丈夫?一応、治療はしたんだけど」

 

「怪我は治療してけれたおかげで大丈夫ニャ。貴女がしてくれたのかニャ?」

 

「はい、そうです」

 

「そっか、助けてくれてありがとうだニャ」

 

「いやいや、あのまま見捨てるのもどうかと思うし」

 

そう言いながら、女の人は照れた様な仕草をする

 

「そう言えば自己紹介がまだだったね。私はミラ、貴女は黒歌さんだよね?」

 

「ニャ!?どうして知ってるニャ!?」

 

「あの悪魔達にそう呼ばれてたから」

 

「そう言えばそうだったニャ。後、此処はどこ?」

 

「此処は私と家族二人の3人で住んでるんだ」

 

「家族がいるのかニャ?」

 

「そうだよー、呼んでくるからちょっと待っててね」

 

「分かったニャ」

 

そう言って呼びに行ったミラを待っているあいだに白音の様子を確認しておく

 

「良かった。怪我もないし寝てるだけみたいだニャ」

 

そうしている間にミラが人間じゃない気配を二つ連れて戻ってきた

 

「呼んできたよー。ほら自己紹介」

 

「私は黒歌って言うニャ。 今回は助けてくれてありがとうだニャ」

 

「うむ。我の名はグレートレッド。真なる赤龍神帝と言われている。よろしく」

 

「我は、無限の龍神、オーフィス、よろしく」

 

その名前に私はミらに声をかけられるまでしばらく開いた放心していた

 

「変な顔してどうしたの?」

 

「はっ!?今何かおかしな名前が聞こえた気がしたんだけど、もう1回言って?」

 

「我は『真なる赤龍神帝』グレートレッドだよろしく頼む」

 

「我は、無限の龍神、オーフィス、よろしく」

 

「ええぇぇぇぇぇ!?」

 

「何でそんなに驚いてるの?」

 

「「さぁ?」」

 

「驚くに決まってるニャ!!どうして最強のドラゴン二人と人間の筈のミラが一緒に暮らしてるニャ!?」

 

「ミラ、言ってない?」

 

「何がだニャ?」

 

「ミラは我等よりも強い龍だぞ?」

 

「は?はァァァァァァァ!!どういう事ニャ!?」

 

「それじゃあ改めて、『祖龍』ミラルーツ 略してミラです。よろしく」

 

「あっ、よろしくだニャ。…じゃなくて!」

 

「そんなに叫んでると隣の白音ちゃんが起きちゃうよ?」

 

そう言われて白音の方を見ると「うぅん...五月蝿いです」と言いながら眠そうに目を擦っている白音がいた

 

黒歌saidout

 

白音said

 

「うぅん...五月蝿いです。」

 

賑やかな声に起こされて辺りを見ると姉様と見た事の無い女性が三人いた

 

「白音起きたのニャ!!大丈夫?痛い所とか無いニャ!?」

 

「姉様...ってあれ?確か姉様と一緒に悪魔達から逃げてて、攻撃されて追い付かれて、そのまま捕まった筈じゃ?」

 

「捕まりそうになった所を此処にいるミラが助けてくれたのニャ!」

 

「『祖龍』ミラルーツ。略してミラです。よろしくね白音ちゃん」

 

「えっと、白音です。助けてくれてありがとうございます」

 

「いえいえ、気にしなくて良いよ」

 

「はい、わかりました。所でそちらのお二人は?」

 

「我は『真なる赤龍神帝』グレートレッドだ。よろしく頼む」

 

「我は、『無限の龍神』、オーフィス、よろしく」

 

「え?えぇぇぇぇぇ!どうして世界最強の二人がこんなところに!?」

 

「我等はもう世界最強ではなくなった」

 

「えっと、どういうことですか?」

 

「グレートレッドと、我、ミラに負けた、だから、ミラが、世界最強。」

 

グレートレッドとオーフィスがミラさんに負けた?

 

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」!

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァハァ」

 

「落ち着きましたか?」

 

「はっはい。ご迷惑をお掛けします」

 

「良いの良いの。それで、二人とも目が覚めた所で、どうして追われていたのか説明して貰って良いかな?」

 

「分かったニャ。助けてもらったんだから全部言うニャ」

 

そう言って姉様が話し始めた。

 

白音sideout

 

ミラside

 

どうして追われていたのかを聞くと黒歌さんが教えてくれた

 

 

幼い頃に両親が死んで、自分より小さい妹を育てるために、『仙術』と言う能力を目当てに来た上級悪魔と妹には手をださない約束で、眷属になった事。

 

仙術がどんな物か分かると約束を破り妹にも手を出そうとした事

 

自分が、まだ小さい白音に仙術を使わせるのがどれだけ危険か言っても無理矢理使わせようとした上級悪魔を殺して白音を連れて逃げた事

 

そのまま、あの森まで逃げて来たが、殺した上級悪魔の眷属の攻撃に当たって追い付かれてもうダメだと思った所に私が来たこと

 

私がその追っ手を殺したのを見て安心して気を失ったこと。それから目が覚めてこの状況だと言うこと

 

「これが全てニャ」

 

「そうですか」

 

「なるほど、それで二人はこれから行く所はあるのか?」

 

「何も無いけど白音と二人でどうにか生きていくにゃ」

 

「はい、姉様と二人で何処かで暮らします」

 

もうあんな事になるのは嫌だ。そんな思いから姉様と二人でそう答えた。

 

白音saidout

 

ミラside

 

「何も無いけど白音と二人でどうにか生きていくにゃ」

 

「はい、姉様と二人でどうにか暮らします」

 

 

そういう二人にさっきグレートレッド達と相談していた事を聞いてみることにした

 

「ねえ二人とも」

 

「「何ですか?(ニャ?)」」

 

「私の眷属になって一緒に此処で暮らさない?」

 

「「!?」」

 

「主の悪魔を殺したのも元はその悪魔が悪いし、行くあてが無いならどうかな?」

 

「ミラはドラゴン何だよね?」

 

「そうだよ?」

 

「なら、どうして悪魔の駒を持ってるんですか!?」

 

「あぁ、これは悪魔の駒じゃ無いよ。」

 

「えっ?」

 

「これは私達3人で悪魔の駒を参考にして作った『祖龍の駒』って言うんだ」

 

「我等が作っただけあって、悪魔共の使う駒よりも性能は良いな」

 

「それに、ミラの、鱗を、入れてあるから、お互いに、いる場所は、分かる。それに、ミラの鱗が、入ってるから、ミラの使う、雷も使える」

 

そう説明すると二人とも悩んでいるみたいだ

 

「そう焦ることも無いからゆっくり考えればいいよ」

 

「「分かりました(ニャ)」」

 

「それじゃあ私達は向こうにいるからどうするか決まったら来てね」

 

そう言って私達は少し離れた所で待つことにした

 

ミラsideout

 

黒歌side

 

「白音、どうするにゃ?」

 

「何がですか?」

 

「私達はこれからどうするかだニャ。ミラ達言う通り私達は行く宛もないしミラ達は信用できると思うニャ。だから、1番良いのはこのままミラの眷属になるのがいいと思う。白音は?」

 

「前の所みたいになったりしないですよね?あんな事にならないなら良いです」

 

「ミラ達なら前の所みたいにはならないと思うニャ。」

 

「ならミラさん達と一緒に暮らします」

 

「決まりだニャ。それじゃあミラ達の所にいくニャ?」

 

「はい!」

 

黒歌sideout

 

 

ミラside

 

しばらく待つと二人が此方に来た

 

「どうするか決まりましたか?」

 

「決まったニャ」

 

「それでは、どうしますか」

 

「姉様と一緒にミラさんの眷属にしてください。お願いします!」

 

そう言って頭を下げてくる白音ちゃんと黒歌さん

 

「頭を上げてください。逆に此方が頼みたいくらいです。」

 

「それと、これが二人に渡す駒です」

 

そう言って私はポケットから戦車の駒を二つ出して二人に渡した

 

「戦車の駒」

 

「これが私達の駒ですか?」

 

「はい、仙術を使えるなら丁度良いと思いまして」

 

そう言うと二人は少し考えて駒を自分の胸に当てた。

 

「分かったニャ。これからよろしくだニャ!」

「わかりました。これからよろしくお願いします」

 

すると駒が二人の胸の中に吸い込まれていくように入っていった。

 

「どうですか?違和感や、異常などは無いですか?」

「後その駒は私の鱗も使ってるので眷属になった人は雷も使える筈です」

 

 

「大丈夫ニャ。前より力が湧いてきていい感じニャ。」

 

「はい、私も前より強くなった感じがします」

 

 

「それは良かったです。後、私は眷属になった人達は家族だと思ってるので敬語は無しで。呼び方もミラで良いですよ」

 

「分かったニャ!それじゃあミラ、改めてこれからよろしくニャ!」

 

「敬語は私の癖なのでそのままですが、呼び方はミラって呼びます」

 

「分かった。それじゃあ二人ともよろしくね。」

 

「はい!」 「よろしくニャ!」

 

 

そうして私に二人の家族が増えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




投稿遅れてすみませんm(_ _)m

区切りの良いところを考えながら書いていたらいつの間にか文字数が増えてました(^^;

次回はもう少し早めに投稿するようにします


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原作突入前の小話
新しい家と妹愛


ウルポックルです

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします


投稿が遅くなってすみません○| ̄|_


今回も駄文になってますがそれでも良ければ閲覧お願いします






追記:オリ主達が住む町を駒王町にするまでの会話を少し変更しました


ミラside

 

 

 

黒歌達と家族になってからは、黒歌と白音が自衛出来る位の強さになるまでグレートレッド、オーフィスと一緒に鍛え、それが終わるとゆっくり過ごしたりしていると

10年くらい経っていた。

鍛え過ぎて気が付くと黒歌は魔王、白音は最上級悪魔レベルまで強くなっていた

 

「黒歌と白音を鍛えるのも終わったしそろそろここから出て外の世界で暮らそっか」

 

「ふむ。黒歌と白音も充分に強くなったしそれも良いが、外の世界で暮らすアテはあるのか?」

 

「お金は貯めてあるし戸籍も作れるよ」

 

「なら住む場所はどうする?」

 

「冥界だと黒歌はまだはぐれ認定されているし人間界のに家を建てて住もうと思ってるけど」

 

「なら、魔王の妹が領主をしている町にすればいい」

「理由は?」

 

「見つかると面倒事にはなるが、魔王の妹が領主をしているのだから他の町よりは安全だろう」

 

「それもそうだけどその人にバレずに暮らせる程、警備もザルじゃ無いと思うんだけど」

 

「今の我々が本気で正体を隠せば上級悪魔位なら簡単に人間だと誤魔化せる」

 

「そっか〜。なら皆に聞いて反対が無かったらそこに住もうか」

 

「分かった。ならもうすぐ朝ご飯だしその時に聞いてみよう」

 

「そうだね。よし、ご飯作るからグレートレッドは皆を起こしてきてね」

 

「了解だ」

 

〜〜ミラ料理中〜〜

 

「ミラ、おはよう」

 

「オーフィスおはよう。他の皆は?」

 

「今、グレートレッドが、起こしてる」

 

「そっか。もう出来るし座っててね」

 

「我、手伝う」

 

「じゃあ皆の分のお箸出して持って行ってくれる?」

 

「分かった」

 

 

少し経つとグレートレッドが皆を起こして来たけど、黒歌は朝が弱いからまだウトウトしている

 

「ミラ、起こしてきたぞ」

 

「ありがとう。もう出来たから持って行って座っててね」

 

「了解だ」

 

「おはようございます」

 

「おはよう。白音も座ってて良いよ」

 

「分かりました。姉様はどうしましょう」

 

「とりあえず目を覚まさせようか」

 

そう言って黒歌の手を握って弱い電気を流してみた

 

「にゃにゃ!? 敵かにゃ!?」

 

「おはよう。ご飯出来たよ」

 

「姉様おはようございます。」

 

「なんだ、ミラかにゃ。起こすならもう少し優しく起こしてほしいにゃ」

 

「姉様が起きないのが悪いです」

 

「それにああするのが一番早いでしょ?」

 

「そうだけど、するなら何か言ってからして欲しいにゃ」

 

「あはは、ごめんね。とりあえず朝ご飯もできたし食べよっか」

 

「分かったにゃ。」

 

 

 

席に着くと二人が食べずに待ってくれていた

 

 

「ミラ、遅い」

 

「そろそろお腹が空いてきたぞ」

 

 

「二人とも先に食べてて良かったのに」

 

「作ったのはミラなのに我らだけ先に食べるのは余り良くないと思ってな」

 

「皆で、食べた方が、美味しい」

 

「そっか。二人ともありがとう。それじゃ食べよっか。後、食べた後に話があるから」

 

 

「「話ってなんですか(にゃ)?」」

 

「それは後で言うね。とりあえず食べよう」

 

 

 

 

 

〜〜食事中〜〜

 

 

 

「そう言えば話ってなんですか?」

 

ご飯を食べてしばらく経つと白音が聞いてきた。

 

「グレートレッドにはもう話したんだけどそろそろ外の世界で暮らそうと思うんだ。それで意見が無いかなと思って」

 

「ミラ、出ていく?」

 

「いや、皆が良ければ一緒に行きたいと思ってるよ」

 

「外に住むのは良いけどどこに住むにゃ?」

 

「冥界だと黒歌が住めないから人間界の駒王町に住もうと思ってるよ」

 

「家とか必要な物はどうするんですか?」

 

「お金は貯めてあるし戸籍も作れるから大丈夫」

 

「日本のどこに住むんですか?」

 

「魔王の妹の領地になってる駒王町にしようかなとは思ってるけど皆はどう?」

 

「私は一緒に行きます。それに眷属ですから主のミラさんと居るのは当然です」

 

「私も着いてくにゃ。」

 

「我も」

 

「そっか。じゃあ必要なのは五人分の戸籍と広めの家だね」

 

「そんなにすぐに出来るのか?」

 

「多分大丈夫だと思う」

 

「私、人間界で暮らすなら学校に行きたいです」

 

「それなら私も行きたいから一緒に行こっか」

 

 

「駒王学園と言うのがある筈だからそこに行くといい」

 

「分かった。通えたら白音と一緒の学校になるね」

 

「楽しみです」

 

「ミラも行くなら安心にゃ」

 

「でも転入届とかはどうするんですか?」

 

「家や戸籍と同じであてがあるから大丈夫だと思う。ちょっと待っててね。」

 

 

 

(神様、居ますか?)

 

『おるよ〜』

 

(今の話聞いてましたよね?)

 

『バッチリ聞いてたよ。』

 

(五人分の戸籍と家と転入お願いしていいですか?)

 

『ええよええよ〜。 明日には用意出来るわ。転入するのは、あんたと白音って子やな?』

 

(はい、後私は3年生、白音は1年生でお願いします。)

 

『分かった、家と戸籍は今すぐ出来るから用意終わったら瞬間移動で行けるからな』

 

『あと家は10人以上で住んでも大丈夫なよう3階建てにしてあるからな。 学校は3日位で転入させれるからな』

(そんなにも人数いないですけどね。ありがとうございます)

 

『増えるかもしれへんやろ〜。ほな、またな〜』

 

 

 

 

 

「とりあえず家と戸籍はどうにかなったから用意しよっか」

 

「アテがあると言っても速すぎないか!?」

 

「それは気にしない気にしない。持って行くものだけ纏めたら私に言ってくれれば良いからね」

 

 

 

 

 

 

「私は持って行くものは食べ物だけなので終わりました」

 

「我とグレートレッドも、終わった」

 

「黒歌はどう?」

 

「今終わったにゃ」

 

 

「わかった。なら今か行くから私につかまっててね?」

 

そう言うと皆、私の肩や手を握ってくる

 

「皆行ける?」

 

「「「はい(うん)!」」」

 

「なら行くよ。「転移」新しい家 」

 

そう言うと私の下に紫色の魔法陣が出来て光り始める。

その光に包まれると同時に私達は広い部屋の中にいた

 

 

 

「此処が新しい家ですか?」

 

「そうだよ。10人以上住んでも大丈夫なように3階建てになってるみたいだから皆の部屋も作ろうね」

 

その言葉を聞き白音が嬉しそうな顔をする

 

「先ずは部屋を決めよう。皆は何階がいい?」

 

「白音はお姉ちゃんと一緒の部屋で一緒に寝るにゃ!!」

 

「嫌です。1人で寝てください」

 

「我、ミラと一緒の部屋にする」

 

「良いよ。一緒に寝よっか。」

 

「なら我もミラと同じ部屋にしよう」

 

「皆、部屋があるんだから自分の部屋を作ればいいのに」

 

「ミラと居ると、落ち着く」

 

「私は寝る時はミラさんと一緒がいいです」

 

「なら、寝る時はみんな一緒に寝る事にする?」

 

「それはいい考えにゃ!」

 

「はい、私もそうしたいです」

 

「グレートレッドとオーフィスもそれで良いでしょ?」

 

「それでいいぞ」

 

「我も、それでいい」

 

「部屋決めはこれで良いとして家具も用意してくれてあるし後で食べ物だけ買いに行く事にして今はリビングでゆっくりしよっか」

 

「それじゃリビングに移動しよう」

 

 

〜〜移動中〜〜

 

 

「そう言えば学校は、3日位で行けるようになるからね」

 

「楽しみです」

 

「私は3年生で白音が1年生だから学年は違うけど一緒に行こうね」

 

「分かりました。授業が分かるか不安ですけど楽しみです」

 

「学校が始まるまでにある程度は教えるから大丈夫だよ」

 

「そう言えばミラと白音が学校に行ってる間は我らがはどうすればいい?」

 

「うーん。家事とか遊んでてくれたら良いよ」

 

「後、我とミラとオーフィスの名前はどうなっている?」

 

「私の名前は水無月 紗羅。グレートレッドは私の苗字とレッドから取って、水無月 紅(みなづき こう)

オーフィスは水無月 怜(みなづき れい)だから、他の人がいたり外じゃそう呼んでね」

 

「分かった。」

 

「私達の名前はそのままなのかにゃ?」

 

「二人の名前はそのままでもそんな違和感無いからね。変える必要ないと思ってそのままだよ」

 

「分かりました。ならこれからの呼び方は紗羅さん、紅さん、怜さんですね」

 

「それで良いよ。出来ればそろそろさん付けはやめて欲しいけど。」

 

「これは癖なので無理です」

 

「そっか。まぁいいんだけどね」

 

「とりあえず今話さないといけないのはコレくらいかな。」

 

「なら、今から、どうする?」

 

「とりあえず後で買い物行くまでそれぞれ好きな事して過ごそっか」

 

そう言うとオーフィスが私の膝の上に座ってもたれてくる

 

「我、ミラの膝に座るの、落ち着く」

 

「それなら気が済むまで座ってて良いからね」

 

言いながらオーフィスの頭を撫ぜる

 

「ミラに、撫ぜられるの、好き」

 

 

 

 

「なら私は白音にくっ付きながら撫ぜるにゃ!!」

 

「ちょ!?姉様離れてください」

 

「嫌にゃ。最近は甘えてくれなくてお姉ちゃんは寂しいにゃ」

 

「甘えていたのも昔の話だし、もうそんな事する歳じゃ無いです!!」

 

 

「またか。いつも思うが黒歌はもう少し妹離れをした方がいいと思うぞ」

 

「紅さんの言うとうりです。姉様はもう少し私から離れてください」

 

「何言ってるにゃ。紅は妹がいないからこの可愛さが分からないのにゃ。こんなに可愛い白音から離れるなんて絶対に無理だにゃ」

 

「そ、そうか」

 

黒歌が紅に妹とは何かを熱弁し始めたしオーフィスを抱えて少し離れる。このままだとこっちに飛び火しそうだ。

 

「紗羅さん。私も膝に座りたいです」

 

移動してからまたオーフィスを撫ぜていると白音が来て言う

 

「私は良いけど黒歌は?」

 

「姉様はまだ紅さんに熱く語ってるから大丈夫です」

 

黒歌の方を見ると白音の言うとうり紅に熱弁している。

聞くのが疲れたのか紅の顔が少し引き攣っている

 

「まぁあの様子ならまだしばらく終わりそうにないし膝の上に座ってて良いよ」

 

そう言うと白音も膝の上に乗って凭れ始めた

 

「私も撫ぜて下さい」

 

オーフィスの頭を撫ぜているのを見て白音がそう言うから撫ぜる

 

「紗羅さんにさぜてもらうと気持ちいいです」

 

「オーフィスも言うけどそんなに気持ちいいの?」

 

「はい。紗羅さんに撫ぜてもらうと気持ちいいし落ち着きます」

 

「自分じゃよく分からないんだよね」

 

「なら今度私が撫ぜてあげます」

 

「我も、撫ぜる」

 

「じゃあ楽しみにしてるね」

 

「「はい(うん)」」

 

私達がそんな会話をしている間も黒歌はまだまだ熱弁しているみたいだ

そろそろグレートレッドがウンザリしてきている

 

「そう言えば明日皆で服とか私と白音の学校の準備を買いに行こうか」

 

「準備ですか?」

 

「そう。鞄とかペンとか色々いるようになるし皆の分の服もいるでしょ」

 

「そうですね。じゃあ色々見て回りましょう」

 

「明日の予定も決まったし買い物に行こっか」

 

「はい。姉様はどうしますか?」

 

「あのままそっとしておこう」

 

「紅さんがもう辛そうですけど」

 

「グレートレッドが、あんな顔するの、初めて見た」

 

「買い物から帰って来たらもう終わってると思うし大丈夫だと思うよ」

 

「分かりました。それじゃいきましょう」

 

(買い物は割愛)

「「「ただいま」」」

 

買い物から帰ってくるとまだ黒歌が妹の可愛さ、妹とは何かを熱弁している

 

「とりあえず黒歌は放置で」

 

「紅さんが助けて欲しそうな目でこっちを見てますけど」

 

「ご飯の前になったら声掛けるから」(´▽`;) '`'`

 

 

結局、グレートレッドが開放されたのは晩御飯の前だった。それから黒歌に妹の話題を振らないのが我が家での暗黙の了解になった

 

 

 

 




閲覧ありがとうございました

多分次回か次々回から原作に入っていくと思います

それでは次回もよろしくお願いします


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