アズレン幼艦凌辱SS(健全) (初瀬ケイム)
しおりを挟む

傷心の明石に泣くまで○○する話

傷ついて必死に涙を堪える明石が泣くまで○○する話です。


(そろそろかにゃ?)

 

 昼下がりの購買部。

 いつものように店番をする明石は、先程からそわそわと落ち着かない気持ちでいた。

 

 明石にとって、一日のうちで最も楽しみな時間――。

 "彼"が店に顔を出す時間だ。

 

――ピクン!

 

 明石の頭に付いた耳が、来客の足音を察する。

 きっと"彼"だろう。

 

 明石が見つめるショップのドアが、キィ、と音を立てて開いた。

 

「いらっしゃいませ、にゃ!」

 

 明石はいつものように挨拶する。

 "彼"だ。

 

 明石にとっては馴染みの顔――。

 彼が指揮官に就任した時から、毎日この店に来てくれる常連客だ。

 

「あぁ。こんにちわ。」

 

 彼が挨拶を返す。

 常連といっても毎日何かを買っていくわけではない。

 挨拶をした後、世間話をして帰ることもよくある。

 

 だが、明石はそんな彼を気に入っていた。

 

 誠実で優しい彼の目は、人を安心させる。

 

 ――正直に言えば、明石は彼に惹かれていた。

 

 だが――

 

「今日は何か買っていくかにゃ?」

 

「あぁ。今日は……"これ"を貰うよ。」

 

(……あ。)

 

 彼の指した"それ"を見て、明石は悟る。

 

 それは――"誓いの指輪"。

 愛する者に、永遠の愛を誓う指輪。

 

 明石の小さな胸がズキリと痛む。

 

 覚悟していなかった訳ではない。

 優しい彼の事だ。

 いつか明石の知らない"誰かさん"に、その愛を伝える日が来るだろうとは思っていた。

 

 だが、こうも唐突にその時を迎えるとは……。

 

(い、いけないにゃ!)

 

 内心で天地を覆される程に動揺しながらも、明石はその思いを必死に押し殺す。

 

 今は仕事中で、自分は店員だ。

 "いつもどおりの明石"でいなければ……。

 

「お?ついに指揮官も"ケッコン"ですかにゃ?」

 

 お道化た調子でそう彼に問う。

 

 そうだ。

 これが"いつもどおりの明石"だ。

 

「いや、まだオーケーは貰ってないんだけどね。」

 

 照れながらそう答える彼。

 

 胸がまた、ズキリと痛む。

 

「俺にいつも笑顔を向けてくれる子でさ」

「俺、その子のお陰で頑張れるんだ。」

「だからこれから先も、ずっと一緒にいて欲しいって思ってる。」

 

 彼の言葉のひとつひとつに刻まれた"誰かさん"への愛情が――

 

 刃のように、明石の心に突き刺さる。

 

「にゃぁ。その子は幸せ者ですにゃ。」

 

 "いつもどおりの明石"を演じる明石は、胸の内からこみ上げる涙を無理やりに押し留める。

 

 叶う事ならば――売りたくない。

 こんな"誓いの指輪"なんて……。

 

(ダメにゃ……!)

 

 されども明石は商売人である。

 

 客が買い求めたのなら、例え涙を堪えていようとも売らねばならない。

 それが"好きな相手"であれば――尚の事。

 

「まいどありだにゃ~。」

 

 代金のダイヤと引き換えに、指輪を手渡す。

 

 彼が帰ったら、今日は早めに店じまいにしよう。

 そして――店の奥で一人で泣こう。

 

 明石はそう心に決め、彼を送り出そうとする。

 

 しかし――

 

 買い物の後、いつもならば背を向け「じゃあまた。」とでも告げて店を後にする彼が――

 

 今日はなかなか店を出ようとしない。

 

「にゃ?お買い忘れかにゃ?」

 

 明石の問いに、彼は答える。

 

「あぁ、実はもう一つあるんだ。」

 

 彼が手を差し出す。

 

 代金かと思い、受け取ろうと差し出した明石の手に…

 

「にゃ……?」

 

 先程買ったばかりの"誓いの指輪"が置かれる。

 

 その意図が分からず、彼の顔を見上げた明石は――

 

 瞬間、動けなくなった。

 

(にゃ……!)

 

 彼の――優しくも誠実な瞳。

 明石の大好きなその目が――真っ直ぐに明石を見つめていたのだ。

 

 彼は呼吸を整えるように一拍置いた後――

 

「明石。君が好きだ。」

 

 そう告げた。

 

(にゃ!?にゃにゃにゃ……!?!?)

 

 考えもしなかったその言葉に、再度天地が逆転する程動揺する明石。

 だが彼は、尚も言葉を続ける。

 

「君にずっと傍に居て欲しい。だから……君の人生を、俺に売ってくれないか?」

 

 その言葉で明石は――

 

 先程彼の言葉に感じた"誰かさん"への愛情が――

 

 丸々、自身へのものであることを知る。

 

「にゃ……!?」

 

 気付けば明石は、その両目から涙を流していた。

 先程堪えた涙とは別種の――暖かい涙。

 

(~~~ッ!!)

 

 心の中を暴風の如く巡る感情の渦に、呼吸さえ忘れそうになる。

 

(だ…ダメにゃ……!!)

 

 されども明石は商売人である。

 

 客が買い求めたのなら、例え嬉し涙が止まらなくとも売らねばならない。

 それが"好きな相手"であれば――尚の事。

 

 ぐしぐしと、長い袖で涙を拭う明石。

 

「……この商品は……返品できないにゃ。」

 

「あぁ。一生大切にする。」

 

「……クレームは、言ってもいいけど……優しく言ってほしいにゃ。」

 

「あぁ。明石の良いとこも悪いとこも、全部まとめて愛すると誓うよ。」

 

「~~~っ!!」

 

 いつもの言葉を、いつものように――

 否、今までで一番の喜びの感情を込めて告げながら――

 

 明石は――彼の胸に飛び込んだ。

 

「まいどありだにゃあ~~♪♪」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

純粋なユニコーンがドラッグで堕ちる話

嫌がるユニコーンに薬物摂取を強要し、頭を真っ白にしてからベッドの上で繋がって朝を迎える話です。


――ピピっ!

 

「……三十八度か。」

 

 医務室のベッドに寝かされたユニコーンは、渋い顔で体温計を読み上げる彼の顔を、不安げに見つめた。

 

「おにいちゃん……ユニコーン、大丈夫だよ…?」

 

 けほっけほっ、と咳込みながらも、自身の快調を訴えるユニコーン。

 しかしその顔は、明らかに発熱による赤みを帯びていた。

 

「無理するな。明日は一日休んでいいぞ。」

 

 水の入ったコップと風邪薬を枕元に置きながら彼が告げる。

 しかしユニコーンは、それを拒む。

 

「お薬なんて飲まなくても……へーきだよ?」

 

 そう言って、薬には手を伸ばそうとしない。

 

「艦隊の事なら心配しなくていい。今は休め。」

 

「ダメだよ……みんなに…迷惑かけちゃう……。」

 

 自身を苛む頭痛から目を背け、懸命に懇願するユニコーン。

 しかし彼は首を横に振る。

 

「命令だ。飲んでくれ。」

 

 彼の言葉に、渋々薬を飲むユニコーン。

 

「大丈夫だよ。ユニコーンがいつも頑張ってるのは、俺も皆も良く知ってる。」

 

 そう言って彼は、仰向けになったユニコーンの額に、大きな手を当てる。

 暖かい手の平――。

 

「……おにぃ、ちゃん……。」

 

 その暖かさに溶かされるように――

 ユニコーンは、自身の心の内の"不安"を溢れさせる。

 

「お兄ちゃん…ユニコーンのこと……キライにならない……?」

 

 涙交じりに、彼にそう問う。

 

「ユニコーン…全然お兄ちゃんの役に立ててないよ……?迷惑かけてばっかりだよ……?」

 

 ぽろぽろと零れる大粒の涙が、ユニコーンの枕を濡らしていく。

 

 そんなユニコーンを見て、彼はしばし考えた後、口を開いた。

 

「ん~……じゃあ俺の役に立って貰う為に、ユニコーンに一つ"指令"を与えようかな。」

 

「……ふぇ?」

 

 言葉の意図が分からず、彼の顔を見上げるユニコーン。

 彼はユニコーンに真剣な眼差しを向け、告げた。

 

「今だけは"甘えんぼのユニコーン"になってくれ。」

 

 彼の言葉に、頭痛も忘れてきょとんとした表情をしてしまうユニコーン。

 彼は続ける。

 

「いや、ユニコーンいつもしっかりしてるだろ? もちろん"しっかり者のユニコーン"も好きなんだが……俺としては、たまには甘えて欲しいんだ。……ダメか?」

 

 少々照れながら言う彼の言葉は、当然ユニコーンへの気遣いもあるだろうが――

 一方で、彼自身の欲求も多分に含んでいることを伺わせた。

 

 優しさ半分、わがまま半分――。

 彼の言葉に、そんな気持ちを感じ取ったユニコーンは―― 

 

「……ふふっ。」

 

 自身でも気付かぬうちに、笑っていた。

 

(そっか……。心配する必要なんて、なかったんだね……。)

 

 自分が彼と一緒に居たいように、彼も自分と一緒に居たいと思ってくれている。

 

 その気持ちの半分は"優しさ"だ。

 だがもう半分には――紛れもなく彼がそうしたいという"わがまま"が含まれている。

 

 だったら自分も同じでいいのだ――と。

 

 たまには"しっかり者のユニコーン"を休んで、"甘えんぼのユニコーン"になってみよう。

 役割も責任も考えず、頭を真っ白にして、自分のわがままを言ってみよう。

 

 彼なら、そんな自分も受け入れてくれると、信じられるから――。

 

「…じゃあお兄ちゃん、"甘えんぼのユニコーン"の、お願い聞いてくれる?」

 

 先程まで零れていた涙は、今はもう止まっていた。

 代わりに心の中に、暖かいものが残っている。

 

「あぁ、いいぞ。俺に出来ることならな。」

 

 二つ返事でオーケーする彼に、ユニコーンは伝える。

 

「手……お兄ちゃんににぎって欲しいな。」

 

 そう言って、ベッドの中から小さな手を差し出す。

 外気に晒され、一瞬だけ冷えたその手は――

 

「お安い御用だ。」

 

 次の瞬間には、彼の大きな手に包まれて、暖かさを取り戻した。

 その暖かさに安心したユニコーンは、先程まで全く来なかった睡魔の訪れを感じていた。

 

「他には無いか? 欲しい物とか、して欲しい事とか。」

 

 睡魔に煽られ、遠ざかる意識の中で、ユニコーンは彼の問いに答えようとする。

 

「うん……あのね……もういっこ……おねがいが……」

 

 そこでユニコーンの意識は、夢の中へと溶けていった。

 

***

 

(……あ。)

 

 目を覚ましたユニコーンは、昨夜自身を苛んだ頭痛やダルさが綺麗に無くなっていることに気付く。

 どうやら風邪は治ってくれたようだ。

 

 どれくらい眠っていたのだろう?と部屋を見回そうとしたユニコーンは――

 

「えっ…!? お兄ちゃん……!?」

 

 彼がベッドの傍らで、ずっと手を握っていてくれた事に気付く。

 昨日から繋がったままの手が、昨夜の風邪の熱にも増して熱く感じる。

 

「お、起きたか? 調子はどうだ?」

 

 うつらうつらとしていた彼が、目覚めたユニコーンに気付き、声を掛ける。

 

「うん、お兄ちゃんのお陰で元気になったよ。…ありがと♪」

 

 微笑みながら感謝を返したユニコーンに、彼は少し照れたような表情を見せる。

 そして照れ隠しに、強引に話題を変える。

 

「そ、そういえば、昨日眠る前にもう一つお願いがあるって言いかけてたけど、何だったんだ?」

 

 その言葉に、今度はユニコーンが赤くなる。

 

「う、ううん! そのお願いは、また今度でいいよ!」

 

「そうか?……じゃあまた言ってくれ。いつでもいいからな。」

 

 そう言って彼はユニコーンの頭を優しく撫でる。

 そんな彼に、ユニコーンは心の中で呟く。

 

(もういっこのお願いは……まだ言えないよ。)

 

 ユニコーンは心に決めていた。

 このお願いを彼に言うのは、もう少し先にしようと――。

 

 ユニコーンが、自信を持って彼の役に立てるようになったと思える時までとっておこうと――。

 

 だからユニコーンは、心の中だけで小さく呟いた。

 今はまだ言えない、一生に一度のわがままを――。

 

(『ユニコーンを、お兄ちゃんのお嫁さんにしてください。』)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

可愛いサラトガちゃんに羞恥プレイする話

可愛いサラトガちゃんがいつもの小生意気な口を叩けなくなるまで夜の執務室で羞恥プレイする話です。


(はぁ~……どうしちゃったんだろ?)

 

 執務室へと続く廊下を歩きながら、秘書艦であるサラトガは心中で呟く。

 

(前までは全然へーきだったのになぁ……。)

 

 サラトガの悩みとは、これからまさに会おうとしている指揮官との関係についてである。

 

 といっても不仲になった訳では無い。

 

 ただ――

 

(「ダイスキだよ」なんて、挨拶みたいなモンなのに。)

 

 以前ならば、冗談で言えたその言葉が、今のサラトガには言えないのだ。

 

 この前"強化"を行って貰った際に、いつものように言おうとしたその言葉が――言えなかった。

 否、言うことを躊躇ってしまった。

 

 どちらかと言えば躊躇った自分自身に対して、サラトガは思い悩んでいた。

 

(サラトガちゃんの理想は……もっと高かったと思うんだけどなー。)

 

 他の子には高身長なイケメンがタイプであると公言していた。

 それが何故、あの"彼"相手に緊張せねばならないのか。

 

(ホンっトに、冴えないんだから……)

 

 サラトガは彼について考える。

 

 顔は普通。身長も普通。

 性格は――まぁ優しいけど。

 見た目頼りないし――でも困ったときには意外と頼りになる。

 普段ぼぉっとしてるし――でもココ一番ってトコでは信じられないくらいカッコ良く見えて……

 

「……あ。」

 

 気付いてしまった。

 サラトガは彼を――とっくに"好き"になっていたことに。

 

「あぁ~……もうっ!」

 

 サラトガはその結論を掻き消すようにカツカツと音を立てて廊下を歩く。

 

 程無くして、執務室の前に辿り着いた。

 

――コンコン。

 

「……指揮官~、サラトガちゃんだよ~?」

 

 扉に向かって呼びかけるが、返事は無い。

 

「入るよ~?」

 

 執務室の扉を開け、入室する。

 

「……あ。」

 

 彼は居た。

 ――机の上にうつ伏せになって。

 

「寝ちゃってるの…?」

 

 起こそうかと考えたサラトガは、しかし思い留まった。

 

 彼も日頃、艦隊の指揮に忙しい。

 疲れているのなら、休ませてやるのも秘書艦の務めだろう。

 幸い、要件は書類を届けに来ただけ――起きた時に机を見れば気付く筈だ。

 

 サラトガは執務室を出ようと彼に背を向け――

 

 ふと思い付き、立ち止まった。

 

(今なら……言ってもいいよね?)

 

 言えない事がストレスになっていたサラトガは、眠っている指揮官に背を向けたまま――

 

 呟くように、言った。

 

「指揮官。サラトガちゃんね……アナタがダイスキだよ?」

 

 いつもよりも控えめに、しかし久しぶりに声に出したその言葉は――

 静寂の満ちた執務室に響いた。

 

 よし!とそのまま部屋を出ようとしたサラトガは――

 

 直後、固まった。

 

「サラトガ……?」

 

 バッ!と振り返るサラトガ。

 見れば、彼が机から身を起こしていた。

 

(~~~ッ!!?)

 

 聞かれた!?聞かれた!?聞かれた!?

 

 混乱と羞恥で顔を真っ赤にするサラトガ。

 

 二人の間に無言の静寂が満ちる。

 

(やだ!……やだやだ!!どーしよー!!?)

 

 その場の緊張に、ついに耐えられなくなったサラトガは――

 

「な、なぁんちゃって☆ビックリした?本気にした?も~!指揮官ってば~!冗談だよ~♪」

 

 笑ってそう誤魔化す事を選んだ。

 

 そう。これでいいのだ。

 冗談として煙に巻くのが一番だ。

 

 そうすれば彼と――"今まで通りの関係"でいられるんだから。

 

 だが――

 

「あぁ。本気にした。」

 

「えっ?」

 

 彼は真剣な表情で告げる。

 

「本気にしたし、俺は本気だ。サラトガの事が……好きだ。」

 

 ド直球の――告白。

 

 その言葉で、サラトガはもはや逃げ場を失った。

 

(う、うぅ……!)

 

 どう対応するべきか悩んでいたサラトガは――ふと彼の視線に気付く。

 

 真剣な彼の目――

 その眼差しには、一切の"嘘"が無かった。

 

 自分の"冗談"を、真剣に受け止めてくれた彼。

 そして自身の"真っ直ぐな気持ち"を返してくれた彼。

 

(あ、そっか……。)

 

 そこでサラトガは遅ればせながら気付く。

 

 サラトガが日頃イタズラっぽく口にしていた「ダイスキ」は――

 決して"冗談"や"からかい"の類のものでは無かった。

 

 ただ、彼のように"真っ直ぐな気持ち"を伝えるのが――怖かったのだ。

 

 もし百パーセントの「ダイスキ」を、拒まれてしまったらどうしようかと――。

 

 だから冗談を交えて伝える他無かったのだ。

 

 臆病な――「ダイスキ」。

 それでも彼は、真っ直ぐに「好き」を返してくれた。

 

「はぁ…。」

 

 サラトガはため息を一つ吐き出す。

 

 こんなに真剣に想いを伝えてくれた彼に、もはや"冗談"は返せない。

 ならば覚悟を決めなければ。

 

 だが――

 

(でもサラトガちゃんは、不器用なんだよね…。)

 

 自身の気持ちを、彼のように直球では伝えられない。

 

 だから――

 

(ちょっと変化球だけど……ちゃんと受け取ってね。)

 

 そしてサラトガは口を開いた。

 

「もぉ~。指揮官ってば、ホンっトに乙女心がわかってないなぁ~。」

 

 呆れたような表情を作り彼を見る。

 そして――

 

「さっきのは……"冗談"って言ったのが"冗談"だよ♪ だから……」

 

 サラトガの顔はもはや耳まで真っ赤だ。

 

 それでも――どんなに不器用でも伝えたい。

 伝えなければいけない。

 

 今度こそ百パーセントの気持ちを込めて――

 

 サラトガは彼に、想いを伝えた。

 

「サラトガちゃんはアナタの事が、ホントにホントにダイスキだよっ♪」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

無表情のエルドリッジに快楽を教え込む話

彼の自室を訪れたエルドリッジ。
「指揮官の……××んぽ、ちょうだい?」
無表情のまま――だが身体の示す欲求には抗えず、小さな身を彼に寄せる。
「かたくて……とっても…あつくなってる……。」
彼はベッドの上のエルドリッジに、己のモノを押し当てる。
「きもち……いぃ……。」
小さな身体で、彼のものを受け入れたエルドリッジは、快楽に身を任せ意識を失うまでベッドの上で――

っていう話しです。

注)即落ちします。


「指揮官の……湯たんぽ、ちょうだい?」

 

 寒い冬の日の夜――。

 彼の自室を訪れたエルドリッジは、開口一番にそう彼に懇願した。

 

「なっ!?何故俺が湯たんぽを使っていることを……!?」

 

「このまえ…指揮官がはこんでるとこ見た。」

 

 彼はしまったという顔をする。

 実際、湯たんぽはこの一つきりしか無く、冷え症の彼が独占しようとしていたのは事実だ。

 その為倉庫からこっそり自室に運んだのだが――まさか見られていようとは。

 

「ねぇ、ちょうだい……?」

 

 無表情のままのエルドリッジは、しかし表情とは真逆の積極性をもって彼に詰め寄る。

 

 彼としても、叶うのなら快くエルドリッジに渡してやりたい。

 だがもしそうなれば――彼は今晩、眠れぬ夜を過ごす事になってしまうだろう。

 

「スマン、エルドリッジ。でも俺、湯たんぽが無いと眠れないんだ。今度の週末にでも別のを買ってくるからそれまでは……」

 

 我慢してくれ、と告げようとしたところで――

 エルドリッジの頭頂部の髪の毛(通称:アホ毛)が、どうやったか電球のような形を作っている事に気付く。

 

 彼は最近気付いたのだが、これはエルドリッジが何かを思いついた時のサインらしい。

 それを証明するように、エルドリッジは目を輝かせて一つの提案を彼に示す。

 

「じゃあ今日は……"はんぶんこ"する。」

 

「"半分こ"……?」

 

 エルドリッジの謎の提案に、彼は首を傾げる。

 

 湯たんぽを"半分こ"するとはどういう意味だろう?

 まさか両断した片割れを持ち帰ろうと考えているのだろうか?

 

「えっ?ちょ、エルドリッジ……??」

 

 彼が考えている隙に、エルドリッジは彼の傍らを通り抜け、室内へと侵入した。

 

 そしてぽふっ!と彼のベッドにその身を投げる。

 

「あ、あのー……エルドリッジ?どうしたんだ?」

 

 我が物顔で彼のベッドに入り込んだエルドリッジは、被った布団の中からちょいちょいと彼に手招きする。

 

「指揮官も…はやく入る。いっしょに使えば……"はんぶんこ"。」

 

 そこで彼はようやくエルドリッジの意図を知る。

 

 彼が湯たんぽを手放せないのならば――自分が彼の隣で眠ればいい、と考えたのだと。

 

 彼はハァ…とため息を一つ吐きだす。

 既にベッドに潜りこんだエルドリッジに、今更出て行けとは言えない。

 

 彼は湯たんぽを準備してベッドに入る。

 

「ほれ。廊下歩いてきて冷えたろ。まずはエルドリッジが温まれ。」

 

 湯たんぽをエルドリッジに押し当ててやると、微かに目を細めて喜ぶ。

 

「かたくて……とっても…あつくなってる……。」

 

 湯たんぽをぎゅっと抱きしめるようにして暖を取るエルドリッジ。

 

「きもち……いぃ……。」

 

 うわ言のようにそう呟いて、エルドリッジはそのまま眠りに着いた。

 

***

 

「………んぅ?」

 

 深夜、エルドリッジは目を覚ました。

 

 抱えていた湯たんぽは、既にその熱を失っていた。

 

 彼は――どうやら眠っているらしい。

 深夜の静寂に満ちた室内に、彼の寝息の音だけが聞こえていた。

 

(……そうだ。)

 

 エルドリッジはしばし考えた後、その細い腕を、隣で寝息を立てる彼の首へと回し――

 

 引き寄せるように、彼へと抱き付いた。

 

(……。……あれ??)

 

 熱を求めて彼に抱き付いたエルドリッジは、不思議な感覚を覚えていた。

 

 肌越しに伝わる彼の体温――。

 

 それ自体の暖かさの他に――エルドリッジの、胸の内から湧き出すような"不思議な暖かさ"を感じる。

 

 安心するような――

 それでいて、ドキドキするような――

 

 エルドリッジの――"知らない暖かさ"。

 

 だが――

 

(……イヤじゃ、ない。)

 

 エルドリッジは細い腕に力を込め、彼の身体に自分の身をぎゅっと密着させる。

 

 先程よりも更に、胸の暖かさが強くなるのを感じる――。

 

(……。)

 

 その暖かさの正体を、エルドリッジはまだ知らない。

 

 朝になったら、彼に問うてみようか?

 一瞬だけそう考えて、エルドリッジはふるふると首を横に振る。

 

 この気持ちは、内緒にしなければいけない。

 理屈はわからないが、エルドリッジはそう直感していた。

 

(……ぅぅ~。)

 

 しかし――

 

 ではこの胸に渦巻く気持ちは、どうしたらいいのだろう――?

 

 せめて――

 せめてこの気持ちを――言葉にして、口に出したい。

 

 まだ名も知らぬ、この気持ちを――。

 

 

 だからエルドリッジは――

 

 自身の持てる言葉の中で、最もその気持ちに近い言葉を選んで――

 

 静寂の満ちる部屋の中で――ぽつりと、呟いた。

 

「指揮官……好き。」



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

怖がりな如月に目隠し失禁調教する話

下着をびしょびしょに濡らして指揮官の寝室を訪れた如月にベッドの中で目隠しして失禁調教する話です。
(今回は本当に如月ちゃんがパンツ脱ぎます!)


 

「しきかん……ごめんなさいぃ……。」

 

 深夜――

 ノックされた寝室のドアを開けた彼は、パジャマ姿で涙を流す如月に驚きの声を上げた。

 

「ど、どうした如月!?」

 

 如月の様子に戸惑った彼は――

 

「……あぁ。おねしょしちゃったのか。」

 

 如月の下の着衣――パジャマの股の部分が濡れている事に気付き、事態を把握する。

 

「ごめんなさいぃ…。」

 

 パジャマをぎゅっと握って詫びる如月。

 

「まぁとりあえず中に入ろうか。」

 

 彼はそんな如月を、自室へと招き入れた。

 

***

 

「熱くないか?」

 

「だいじょぶ…です…。」

 

 如月を連れ、寝室に併設されたシャワールームに入り、パジャマと下着を脱がせてシャワーを浴びせる。

 その間も如月は、暗い表情のままだ。

 

 バスタオルで水気を落とした後、彼は自分の部屋着であるスウェットを如月に渡す。

 

「ちょっと大きいと思うけど、今日はそれ着ててくれ。」

 

「……ごめんなさい。」

 

 ぶかぶかのスウェットを着た如月を、彼はベッドの淵に座らせる。

 

「ほい。火傷しないようにな。」

 

「ありがと、ございます…。」

 

 彼が作ってくれたホットミルクの入ったマグカップを受け取る如月。

 同じものが入ったカップを手に、彼がその隣に座る。

 

「…最近はしなかったのにな。」

 

 如月のおねしょは、着任した頃に何度かあった。

 だが彼が知る限りでは、この二ヶ月程はしていなかった筈だ。

 

「……怖い夢でも見たか?」

 

 彼の言葉に、如月は暗い表情でこくんと頷く。

 

「おねえちゃんたちが……おおかみさんにたべられちゃうゆめです……。」

 

 まだ恐怖が残っているのか、マグカップを持つ如月の手は小さく震えていた。

 

「如月…がんばってたすけようとしたけど……でも……」

 

「…わかった。大丈夫だ。ここには狼さんは居ないよ。」

 

 そう言って彼は、如月の頭を優しく撫でる。

 

「ごめんなさい…。如月……いつまでたっても……よわいままで……」

 

 泣きそうになる如月。

 

 そんな如月に彼は優しく告げる。

 

「そんなこと無い。如月は成長してるぞ?」

 

「……え?」

 

 彼の言葉に、顔を上げる如月。

 

「前におねしょしてた頃は、如月が狼さんに食べられちゃう夢だって言ってたよな?」

 

 以前同じような事があった時、彼は如月からそう聞いていた。

 

「はい…。だからぜんぜんせいちょうしてないです……。」

 

 そう自虐的に言う如月。

 だが彼は――

 

「違うよ。今回はお姉ちゃん達が狼さんに食べられて、如月はそれを助けようとしたんだろ?」

 

 言われてハッとする如月。

 彼は続ける。

 

「如月がみんなの事を大切に想って、守りたいって思ってる証拠だ。

 誰かを想う気持ちが強い程、人は強くなれるんだと俺は思う。」

 

 そう言ってまた頭を撫でる。

 

「でも…如月、まだよわいから……いまおおかみさんがきたら……。」

 

 また不安な表情になりかけた如月に、彼は言う。

 

「大丈夫だよ。如月が強くなるまでは、俺が必ず守る。だから安心しろ。」

 

 彼はベッドに横になり布団を被ると、如月にも入るよう促す。

 如月はそれに従って布団に潜る。

 

「……まだ怖いか?」

 

 先程よりはだいぶ明るい表情に戻った如月は、しかしまだ僅かに不安を残しているように見えた。

 

「めをつむると……まだちょっとだけこわいです……。」

 

 布団の中で小さく呟く如月。

 

 彼はそんな如月に手を伸ばし――

 

「きゃっ!?し、しきかん!?」

 

「これならどうだ?」

 

 大きな手の平で、如月の視界を覆った。

 

「これなら目を瞑ってても、俺が傍に居るのが分かるだろ?」

 

「あ……。」

 

 彼の言う通り、目を瞑った如月は、瞼の向こうに彼の体温を感じていた。

 

 自分を必ず守ると言ってくれた、彼のぬくもり――。

 

 その温かさに、如月は包まれるような安心感を感じていた。

 

「……しきかん。」

 

「ん?」

 

「……ありがとう……ございます。……おやすみ……なさい。」

 

「…あぁ。おやすみ。」

 

 小さな身体に、大きな暖かさを抱いて――

 

 如月は、眠りに就いた。

 

***

 

(……あ。)

 

 如月が目を覚ました時、眼前にはまだ彼の手の平があった。

 

 指の隙間から、彼の顔を確認する。

 

(しきかん……まだねてる。)

 

 如月はあの後、悪夢を見ずに済んだようだ。

 心の中にあるのは、暖かな気持ちと、そして――

 

(しきかん……如月、つよくなりますね。)

 

 ――小さな決意。

 

 優しい彼に、守られてばかりではいられない。

 

(だから、やくそくです。)

 

 如月は眼前の彼の小指に、自身の小指を絡める。

 

 約束の――"指切り"。

 

 胸に秘めた決意を、まだ眠る彼に誓う――。

 

(いまはまだよわいけど……まもれるようになってみせます。)

 

 如月は彼の言葉を反芻する。

 

『誰かを想う気持ちが強い程、人は強くなれる』

 

 もしそうなら自分は、きっともっともっと強くなれる。

 この小さな胸の中に、世界中の誰にも負けない"気持ち"があるから――。

 

 交差させた小指に――

 如月はそっと、小さな唇を――重ねた。

 

(しきかんのこと……せかいでいちばん、ダイスキですから……!)




お読み頂き、ありがとうございます。

さて、本作「アズレン幼艦凌辱SS(健全)」ですが、今回で一区切りとさせて頂ければと思います。

もちろん他にも睦月ちゃんとか平海ちゃんとか白露ちゃんとかクイーン・エリザベスちゃんとか……凌辱したい幼女は沢山居るんですが(笑)
ちょっと本業の方が疎かになっちゃってるので、しばらくはそちらを優先します。

また手が空いたらしれっと戻ってくるかもですけどね(笑)

というわけで。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

幼艦を愛する皆様(アーク・ロイヤル)に幸あれ!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

無知な白露を奴隷化する話

無知な白露を騙して、個室で四つん這いにさせたりストリップさせたりする話です。

(今回は指揮官側からの○○です。)


「指揮官~?これでいいの~?」

 

 本日の任務が全て終了し、各員が寮舎へと戻った夕暮れ時――。

 

 白露は何故か彼と一対一で、研修室で居残りをさせられていた。

 

「……あぁ。」

 

 彼の眼前では、床に手を付き、四つん這いの姿勢になった白露が居る。

 顔をこちらに向けている為、彼の目線からは見えないが――後ろに回れば、その短いスカートの中が露わになっていることだろう。

 

「じゃあ次。両手でピースサインを作って上目遣いに俺を見てくれ。」

 

「んしょっ……。こう?」

 

 律儀に四つん這いの姿勢は守ったまま、手の替わりに両肘を床に付き、ダブルピースを作って彼を見上げる白露。

 

「じゃあ次は立ち上がって………服を脱いでくれ。」

 

「は~い。よっ……とと。んしょ……。」

 

 彼の指示に従い立ち上がった白露は、上着の裾に手を掛けそのまま捲り上げ……

 

「はいストップ!ストップ!ストップだ白露!脱がなくていい!」

 

 彼の唐突な静止に、ほえ?と首を傾げて、捲りかけた上着から手を放した。

 視線の先の彼は――項垂れて眉間に指を宛て、悩ましげに首を横に振っていた。

 

「……あのな、白露。何か変だと思わなかったか?」

 

 彼に問われ、何かを間違ったことに気付いた白露は、

 

「う~~~ん………。」

 

 たっぷり十数秒程熟考した後、

 

「……あ。もしかしてスカートが先だったの?」

 

 との返答をして――彼を更にうんざり顔にさせるのだった。

 

「あ・の・なぁ! 俺言ったよな!? 駆逐艦としての適性検査をするって!!」

 

「え? うん。覚えてるよ~?」

 

「だったら! なんで四つん這いとかダブルピースとか服脱ぐとかって指示が出てくんだよ! おかしいだろ!? 疑えよ!?」

 

 そう。

 今日、彼が白露を呼び出したのは――白露のこの"天然っぷり"を矯正する為だ。

 

 白露は少々度の過ぎた"天然"なのだ。

 道に迷うのは日常茶飯事、出撃時には魚雷を誤発射したり、ブレーキが効かず敵陣に突っ込んだり――。

 挙句に――本日の"駆逐艦適性検査"を騙った出鱈目な指示に対しても、一切の疑い無く従ってしまう始末だ。

 

「え~…? でも指揮官が言ったんだよ~?」

 

 不満気な顔の白露に、彼はまた頭を抱える。

 

「いや、だからな…? 俺が白露を騙してたらどうすんだ? その……"そーゆー事"されちゃうぞ?」

 

「……? "そーゆー事"って??」

 

 問い返された彼は、答えられず顔を赤らめる。

 

「と、とにかく! 白露はもうちょっと人を疑わないとだな! いつかヒドイ目に合うってことだ!」

 

 誤魔化すように白露に告げる彼。

 しかし当の白露は、彼の言葉がまだピンと来ていないような表情である。

 

「ん~、よくわかんないけど……でもたぶん、大丈夫だよ~?」

 

「……その自信はどこから来るんだよ。」

 

 余裕顔の白露に彼が問うと、白露はいつもの柔和な笑顔で微笑む。

 

「えっとね。私時々迷子になるでしょ?」

 

 時々じゃなくていつもだろ、との言葉を彼は言いかけて飲み込む。

 

「でもね、ひとつだけ自慢があってね。"この人について行けば大丈夫"ってヒトがわかるの。」

 

 そう言って、白露は胸を張る。

 

「指揮官はね。今まで会った中でいちばん、"大丈夫"って思うヒトだから……だから大丈夫だよ~。」

 

 ニコッと笑って告げる白露に、彼は一瞬――胸が高鳴るのを感じた。

 

 ――そうなのだ。

 正直に言ってしまえば――彼は白露に惹かれていた。

 

 最初は手のかかる白露に辟易したりもした。

 だがどんなに失敗してもめげない彼女に、彼は次第に惹かれていった。

 

 天然で、危なっかしくて、それでも呆れる程に前向きな彼女に――。

 

 故に、白露の先程の言葉――

 

『指揮官について行けば大丈夫。』

 

 それは、彼にとってこの上無く嬉しいものであった。

 

 だが――

 

「……俺が道を間違えたらどうすんだよ。」

 

 彼は白露に問う。

 自分だって、完璧な人間じゃない。

 

 白露が自分の背を頼りにしてくれて、もし自分が間違ったら――?

 自分だけでなく、自分が大切に思う白露までも不幸にしてしまうのではないか――? 

 

 そんな心中の不安を、彼は言葉にせずにはいられなかった。

 

 大切に思うからこそ――

 本当に自分が、彼女を守っていけるのかとの葛藤を、彼はずっと抱えていた。

 

 答えの出ない"葛藤"を――。

 

「その時は……」

 

 だが、白露は――

 

「その時は……私も一緒に間違えるよ~。迷子になっても、指揮官と一緒なら平気だもん♪」

 

 ――実にあっけらかんと、

 至極当然と言わんばかりに、彼の"葛藤"に――"答え"を出した。

 

 おそらく白露自身は、そこまで考えての言葉では無いのだろう。

 

 だが、それこそが彼が――ずっと抱えていた葛藤の、答えなのだろう。

 

『一緒なら平気。』

 

 たったそれだけ。

 だが、きっと彼だけでは永遠に出せなかった"答え"――。

 

 そんな白露の言葉に、彼はもはや――

 

「……ぷっ、ハハハっ!」

 

 笑う他無かった。

 

「え~? なんで笑うの~?」

 

 頬を膨らませて抗議する白露。

 その頭を、彼は少々乱暴に、わしわしと撫でる。

 

「わかったよ。そんじゃ……白露がしっかりするまでは、前を歩いてやるよ。」

 

 そう言って背を向け、個室を出て行こうとする彼。

 

 白露には、その言葉の深い意味までは理解出来なかったが――

 

「……うんっ♪」

 

 なんだか嬉しい気持ちになって、彼の背中を追いかけ、個室を後にしたのだった。

 

 

「えへへ~♪ じゃあ私がしっかりしなかったら、ずっと一緒だね~♪」

 

「いや、しっかりはしてくれよ。」

 

「えぇ~?」




お読み頂きありがとうございます。
お久しぶりです。
年末にすっごいお気に入り登録増えててびっくりしました。

このまま更新無しじゃ流石に申し訳無いので、とりあえず一作上げます。
(復活ってわけじゃないですが、一応完結済みも取っときます。)

マイナーなコが多くなるかもですが、よろしければまた暇つぶしにでも読んで頂ければと思います。
それでは~。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。