四代ヒーロー・ヒロイン大戦 (ビルドジード)
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1話

 

あいさつ

 

 

 暇なので小説作りました。温かい目で見てくださると嬉しいです。

 

 基本的には現在活躍中のキュウレンジャー、仮面ライダービルド、ウルトラマンジード、ウルトラマンゼロを中心として書いていきます。まあ、そのうちに歴代ヒーローも出していきます。キャラ崩壊もあるかも知れませんがご了承下さい。

 

 

 

 

 

 

 

序章

 

 

 ?「ようやく皆の元に帰れるぜ。しかし、ベリアルの奴何度も甦りやがって、全く毎回骨が折れるぜ...」

 

 そう独り言を呟きながら宇宙空間を飛行している一人の戦士がいた。彼の名はウルトラマンゼロ。ウルトラセブンの実の息子で宇宙最強の肉体を持ったウルトラ戦士である。今彼はウルトラマンジードのいる世界で地球を破壊しようとした彼のライバル、ウルトラマンベリアルとの激闘を終えて、彼の仲間たちがいるM78星雲に帰還している途中だった。

 

 ゼロ(よし、後少しで光の国に到着だ。)

 

 そんなことを考えていたゼロに突然謎の声が聞こえた。

 

 ?「助けてくれ....」

 

 ゼロ(ん?なんだ。今「助けて」って声が聞こえたぞ?)

 

 ?「助けてくれ....」

 

 ゼロ「おい、誰だ、俺に呼び掛けている奴は、姿を現せ!」

 

 姿がないため少し警戒した様子で相手に話し掛けるゼロ。すると、謎の声の主は安心した様子でゼロに話し掛けてきた。

 

 ?「驚かせてすまない。ウルトラマンゼロ。僕はブルー。君の住んでる宇宙とは別の宇宙の地球の神だ。」

 

 そう謎の声の主は言った。

 

 ゼロ「別の宇宙の地球には神様がいるのか...スゲーな。で、その神様が俺に一体何のようなんだ?確か助けてとか言ってたが」

 

 ゼロは他の宇宙の地球に神様が居ることに少々驚きながらブルーに用件を尋ねた。

 

 ブルー「すまない、ゼロ。今は時間が無いんだ。それほど僕の世界の地球は危機的状況なんだ。そこで手間をかけてしまうんだか君の持っているウルティメイトイージスの力を使って今から言う戦士達を集めてきてくれないかい?」

 

 ブルーの必死な様子から彼の地球が大変な事になっていることが想像できた。

 しかし、今ゼロにはある問題があった。

 

 ゼロ「助けてやりてーのは山々なんだが

 今俺は別の宇宙から帰還したばっかりでな、ウルティメイトイージスはエネルギーをチャージしないと使えないんだ...」

 

 残念そうに話すゼロ。しかしブルーはあまり深刻な顔はしていない様子だ。

 

 ブルー「それなら心配は要らないよ、ゼロ。君にこれを授けよう。」

 

 そう言ってブルーはゼロに光の結晶を渡した。

 

 ブルー「それは僕が特別に作り出した光の結晶だ。それを使えばしばらくは連続してウルティメイトイージスを使えるよ。」

 

 光の結晶を不思議そうに見るゼロ。それからその結晶をウルティメイトイージスのブレスレットに当てるとすぐにブレスレットは輝きを取り戻した。

 

 ゼロ「おお!スゲー!やっぱり神様はやることがスゲーな。で、俺に呼んできてほしい戦士ってのは誰なんだ?」

 

 ブルー「それは仮面ライダービルド、キュウレンジャー、そしてウルトラマンジードだ。」

 

 ゼロ「お、ジードも入ってるのか。あいつに会うのは久しぶりになるな。よし分かった。そいつらを呼んできてお前の宇宙に連れてくるから待っててくれよ!」

 

 そう言うとゼロはウルティメイトイージスを装着した、ウルティメイトゼロになり、時空の中へ飛んで行った。

 

 ブルー「頼んだよ。ウルトラマンゼロ。」

 

 ブルーはゼロが飛んで行ったほうに向かってそう呟いた。

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はゼロとブルーの出会いを書きました。こんな調子でいきます。よろしくお願いいたします。


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2話

今回はビルドの世界です。


 ウルティメイトゼロは長時間飛行したすえ、ある地球にたどり着いた。

 

 ゼロ「さて、地球に着いたがどうやらジード達のいる地球ではなさそうだな。しかも、日本が3つに分断されている。何が起きてるが知らねーがこの世界の戦士を探すか。」

 

 そう言うとゼロはかつて一体化した伊賀栗レイトの姿に変身し歩き出した。

 

 ゼロ(レイトの姿になるのは久しぶりだな。あいつ元気にしてるかな?)

 

 かつて共に戦った友のことを思いながら歩いていると突如悲鳴が聞こえた。

 

 一般人「た、助けてくれ〜」

 

 ゼロが悲鳴のしたほうを見ると2つの怪物が一般人を襲っていた。どちらともとても醜い姿をしていて時々うなりごえを上げている。

 

 ゼロ「戦士がいるってことはやっぱり敵も居るってことか...」

 

 そういいながらゼロが自分の変身アイテム、ウルトラゼロアイNEOを取りだし変身しようとした瞬間、二人の若者が怪物に走っていった。

 

 ?「万丈、スマッシュだ、いくぞ!」

 

 万丈「お前に言われなくても分かってんだよ戦兎!」

 

 そう呼びかけ合うと二人はドライバーを取りだし腰に巻いた。そしてボトルを振り始め、戦兎は2個、万丈は一個それぞれドライバー、クローズドラゴンにセットした。そしてベルトの横にあるレバーを回し始める。すると彼らの周りに鎧の様な物が現れる。それを確認した二人はこう叫んだ。

 

 戦兎、万丈「変身!」

 

 すると2つの鎧の様な物が彼らの体に装着され音声が流れ出した。

 

?「鋼のムーンサルト、ラビットタンク イェ〜イ!」

 

 

?「Wake up burning! Get CROSS-ZDRAGON Yeah〜!」

 

 

 謎の音声が終わったあと二人の戦士が名乗った

 

 ?「仮面ライダービルド、勝利の法則は決まった!」

 

 ?「仮面ライダークローズ、よっしゃーいくぜー!」

 

 ビルド、クローズと名乗った二人の戦士はスマッシュと呼ばれる怪物に向かって殴りかかっていった。そしてパンチ、キックの連続コンボでスマッシュをあっという間に追い詰めた。

 

 ビルド「さて、そろそろフィニッシュだ。」

 

 クローズ「よっしゃー!そろそろ必殺技いくぜー!」

 

 二人はベルトのドライバーを回し、必殺技「ボルテックフィニッシュ」と、「ドラゴニックフィニッシュ」を発動させ、キックを放った。二人のライダーのキックをまともに喰らったスマッシュは爆発した。それを確認した戦兎はスマッシュの成分を回収した。

 

戦兎「ふぃ〜終わった。しかし万丈もっと早くスマッシュに気づけよ〜。だからお前は馬鹿なんだよ。」

 

 

 万丈「なんだと!てめぇ〜俺を馬鹿呼ばわりするな!」

 

 今までの様子を見ていたゼロは苦笑しながらも感心していた。

 

 ゼロ(あいつら見かけや態度によらず強いんだな。今もああやって喧嘩しているが特別仲が悪いわけではなさそうだ。おし、声を掛けてみるか。)

 

するとゼロは二人の所へ駆けて行き、話し掛けた。

 

 ゼロ「よう!突然で悪いがお前達が仮面ライダービルドってやつか?もしそうならちょっと話があるんだ。ついてきてくれねーか?」

 

 突然見知らぬ人物に話しかけられ、しかも自分達の正体を知っていると言われ、二人はゼロに対して不審な顔を向けた。

 

 戦兎「確かに俺がビルドだか...そういうお前は誰だ?」

 

 ゼロ「おいおい、そんな顔をするなよ。俺はゼロ。ウルトラマンゼロだ。お前らと同じ平和を守るために戦っている。いつもは別の宇宙の平和を守っているんだが今日はお前らに用があってきた。その用件というのだかな....」

 

 ゼロはブルーに言われた事をすべて戦兎達に話した。

 

 万丈「ブルー?神様??別の宇宙???ウルトラマン????」

 

 ただでさえ頭のよくない万丈の脳はショート寸前だった。なので天才物理学者である戦兎が話を聞き判断を下した。

 

 戦兎「よし、俺達も行こう!その世界を救うために。万丈、それでいいな?」

 

 万丈「ああ、なんだかわかんねーけどようはその世界を守るんだろ。やってやるよ!」

 

 ゼロ「よし!話は決まったな。じゃあ今から次の宇宙へ移動するぜ!」

 

 そういうとゼロは元の姿へ戻り二人を特別な空間に収納したあと、ウルティメイトイージスを装着し、新たな世界へ旅立っていった。

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 




次の話は宇宙1ラッキーな男がいる宇宙をおとずれます。


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3話

今回はキュウレンジャーです。


 ゼロ「さあ、着いたぜ!」

 

 ゼロがそう言ってしばらくたつと戦兎達を包んでいた光が消え、地上に降りたっていた。

 

 戦兎「ゼロ、ここはどんな戦士がいる地球なんだ?」

 

 辺りを見渡しながら戦兎はゼロに質問した。

 

 ゼロ「見たところ俺が訪れた地球ではないな。そうするとこの地球の戦士はキュウレンジャーということだな。」

 

 万丈「最後にジャーが着くってことは戦士は複数ってことか?」

 

 万丈の質問に戦兎は呆れた顔をして答えた。

 

 戦兎「そんなの当たりまえだろ。それより万丈、あんまり余計なことをすんじゃねーぞ。」

 

 万丈「うっせ。分かってんだよそんな事。」

 

 万丈は面倒くさそうに答えた。

 

 ゼロ「よし!じゃあ俺達でそのキュウレンジャーって奴を探そうぜ。」

 

 ゼロがそう言って歩き出した瞬間何者かが三人を銃撃した。

 

 万丈「うわ!誰だ?俺達を攻撃してるのは?」

 

 ?「アタシよ!」

 

 万丈の疑問に答えるように声が聞こえた。そして三人の前に姿を現したのはタコの様な模様を身に纏った怪人だった。

 

 戦兎「誰だ?あんた」

 

 ?「アタシの名前はメカマーダッコ。宇宙幕府ジャークマターに所属する幹部よ。それよりあなた達こそ何者よ。見ない顔ばっかりね。まあ、あんた達が誰であろうとジャークマターを邪魔するのならアタシが消してやるわ!」

 

 自信たっぷりに自己紹介を終えたメカマーダッコは三人が居るであろう場所に目を向けた。しかし、そこには誰もいなかった。

 

 マーダッコ「あれ?あいつらは?あ〜!!いた!ちょっとあんた達アタシがせっかく自己紹介してやってるのに何で見てないのよ!このタコが!!」

 

 

 怒っているマーダッコの目の先には広場の隅っこでこそこそ話をしている戦兎達がいた。

 

 ゼロ「あ〜ワリイ。ちょっと作戦会議してた。」

 

 ゼロの気の抜けた声にマーダッコの怒りは頂点に達した。

 

 マーダッコ「キィ〜〜!!こうなったらアタシの強さを見せてやるわ!!」

 

 マーダッコが手をさっと上げると大量のインダベーと複数のツヨインダベーが現れた。

 

 マーダッコ「さあ、いけ!」

 

 インダベー達「ギョイ!」

 

 ツヨインダベーとインダベー達は奇妙な声をあげながら三人に向かってきた。

 

 戦兎「くそ、仕掛けてきたのなら仕方ない。万丈、ゼロ。行くぞ!」

 

 

 万丈「おう!」

 

 ゼロ「ああ!いいぜ!」

 

 二人は返事をしたあとビルドドライバーとクローズドラゴン、ウルトラゼロアイNEOを取りだした。それを確認した戦兎もビルドドライバーとフルボトルを取り出した。

 

 万・戦「変身!」

 

 ゼロ「デュア!」

 

 それぞれの変身道具を身に付けた三人は仮面ライダービルド、仮面ライダークローズ、ウルトラマンゼロになった。ちなみにゼロは巨大な相手はいないので大きさは変わっていない。

 

 ビルド「さあ、実験を始めようか。」

 

 クローズ「おっしゃー!いくぜー!」

 

 ゼロ「お!お前ら決め台詞持ってんのか。じゃあ俺も、ブラックホールが吹き荒れるぜぇ!」

 

 決め台詞を決めた三人はそのまま敵の大群に向かって行った。それぞれの得意技でインダベーやツヨインダベーを次々倒していく。

 

 マーダッコ「ちょっと!!もっと頑張りなさいよ!!!」

 

 三人の強さに焦りを感じるマーダッコ。しかし彼女をもっと焦らせる事が起こった。

 

 ?「おい!マーダッコ。何やってんだ!」

 

 マーダッコ「なによ!うるさいわね...ってあんたたちは?!」

 

 マーダッコが声のしたほうを向くと5人組が立っていた。

 

 ?「ねぇ、ラッキー。なんか見たことない人達がいるよ。敵かな?」

 

 ラッキー「よっしゃラッキー!!俺の知らない戦士達に出会えたぜ!」

 

 ?「そうじゃなくて私は敵かな?って聞いてるの〜!!」

 

 ラッキー「大丈夫だ、ハミィ。ジャークマターと戦っているってことは俺達の味方だ!」

 

 ?「そうじゃけん。ハミィ。俺はラッキーの言葉を信じるガル!」

 

 ラッキー「サンキュー!ガル。よし。ハミィ、ガル、スティンガー、スパーダ。いくぞ!」…

 

 

 四人「おっキュー!」

 

 そう言って五人は専用の変身アイテムチェンジキュータマを取りだし、セイザブラスターにセットした。

 

 セイザブラスター「獅子キュータマ!」

 

  「サソリキュータマ!」

 

  「オオカミキュータマ!」

 

  「カメレオンキュータマ!」

 

  「カジキキュータマ!」

 

 五人「スターチェンジ!」

 

 五人が一斉に叫ぶと彼らの体を何かが包み込み光った。その光が収まると変身が完了した五人が立っていた。

 

 シシレッド「スーパースター。シシレッド!」

 

 サソリオレンジ「ポイズンスター。サソリオレンジ!」

 

 オオカミブルー「ビーストスター。オオカミブルー!」

 

 カメレオングリーン「シノビスター。カメレオングリーン!」

 

 カジキイエロー「フードマイスター。カジキイエロー!」

 

 シシレッド「キュウキョクの救世主。宇宙戦隊。キュウレンジャー!!」

 

 そう。彼らこそがジャークマターを倒すために戦う宇宙戦隊キュウレンジャーだ。

 

 シシレッド「お前らの運。試してやるぜ!」

 

 その一言の後、五人の戦士達は敵に臆する事欠く立ち向かっていった。それぞれ故郷は違うがそこは強い絆で結ばれている者同士、息の合った連携攻撃で敵を倒していった。

 

 戦兎「あれがキュウレンジャーか...」

 

 万丈「何ぼやっとしてんだ、戦兎!そろそろ決めるぞ!」

 

 戦「あぁ、分かった!」

 

 二人はビルドドライバーのレバーを回し必殺技を放った。二人の周りの敵は跡形もなく消え去った。

 

 ゼロ「じゃあ、俺も!」

 

 ゼロは両腕をL字に組んでワイドゼロショットを放った。光線をもろに喰らったインダベーは爆発した。

 

 スパーダ「ラッキー!あの三人、必殺技を決めてるよ。」

 

 ラッキー「おし!俺達も必殺技いくぜ!」

 

 そう言ってラッキー達はセットしてあるキュータマを二回前に倒した。

 

 五人「オールスタークラッシュ!」

 

 セイザブラスターから発射された光線は敵を貫き、残りの敵をすべて消滅させた。

 

 マーダッコ「ちっ!覚えとけよ!タコどもが!」

 

 スティンガー「お前がタコだ...」

 

 メカマーダッコが退散すると、戦士達は変身を解いてもとの姿に戻った。

 

 ラッキー「お前ら何者なんだ?」

 

 ゼロ「俺はウルトラマンゼロ、こっちは仮面ライダービルドの桐生戦兎、そしてこっちが仮面ライダークローズの万丈龍我だ。俺達はお前らを探しにこの宇宙へ来たんだ。」

 

 ゼロはこれまでの経緯を話した。

 

 ラッキー「よっしゃラッキー!違う宇宙の戦士と知り合いになったぜ!俺はラッキー。宇宙一ラッキーな男だ。ここにいる五人はスティンガー、ガル、ハミィ、スパーダだ。皆俺の仲間なんだぜ!よろしくな!他にもまだ仲間がいるんだ。」

 

 戦兎「自分から宇宙一ラッキーな男って言うか?」

 

 万丈「別にいいだろ。」

 

 戦兎はラッキーが自らラッキーな男だと名乗ることに疑問を持ったようだが万丈が抑えた。

 

 ゼロ「てことで、俺達についてきてくれないか?」

 

 ゼロの言葉にハミィは不安そうな顔をした。

 

 ハミィ「でも、司令が良いって言うかどうか.....」

 

 ?「そのことなら心配いらないよ。」

 

 ラッキー「その声は...司令!」

 

 何処からともなくショウ・ロンポー司令官が姿を、現した。

 

 ショウ「ボクチンはショウ・ロンポー。キュウレンジャーの司令官だ。」

 

 自らを「ボクチン」と称する司令に少し引く戦兎、万丈、ゼロ。しかしショウはそんな事お構い無く話を続けた。

 

 ショウ「話は聞いたよ、ラッキー。ゼロ達には君達がついて行くんだ。その間残っているボクチン達がこの宇宙を守るよ。あ!それとこのメンバーにツルギ君も加えるよ。そろそろ来るはずだけど...あ、来た!」

 

 そう言って全員が後ろを見ると堂々とした態度で歩いてくる男がいた。

 

 ツルギ「遅くなってすまない。司令、ラッキー。よう。仮面ライダーにウルトラマン。俺様の名前はツルギ。ホウオウソルジャーに変身する。」

 

 ツルギが来たことでキュウレンジャーは六人となった。

 

 戦兎「よし。ゼロ。そろそろ別の宇宙へ行こう。」

 

 ゼロ「そうだな。ブルーも待っているだろうし。行くか。」

 

 ゼロは変身し、元の姿に戻ると光で八人を包み込むとウルティメイトイージスを装着した。

 

 ゼロ「ラッキー。準備はいいか?」

 

 ラッキー「おう!いつでもいいぜ!」

 

 ゼロ「よし、いくぞ!シュア!」

 

 ゼロはイージスの力を使い、別の宇宙へと飛んでいった。それを見届けたショウは残りの仲間達が待っている宇宙船に戻っていった。

 

 

 

  続く

 

 

 

 

 




今回はキュウレンジャーの世界でした。なお、戦兎達がゼロと一緒にいる間ファウストは目立った行動をしないという設定です。また仮面ライダービルドの時間ではこの物語は東都と北都が戦争を始めるまえだという設定です。


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4話

今回はジードの出番です。ちなみに今回はキュウレンジャーとビルド、クローズは出てきません。両者ともゼロが一回ブルーの所に下ろしてから来るという設定なので。


 ?「はぁはぁ。やっぱり二体もいると流石にキツいな。」

 

 市街地を舞台に一人の戦士が宇宙人と怪獣を相手に戦っていた。

 

 ?「ふはははは!お前もこれまでの様だな。ウルトラマンジード!仲間の敵を取るために必ず倒してやる。」

 

 戦士の名前はウルトラマンジード。ウルトラマンの中で唯一悪に墜ちたウルトラマン、ウルトラマンベリアルの息子で二つのウルトラ戦士の力を「フュージョンライズ」して戦うウルトラ戦士だ。今彼はかつて倒されたゴドラ星人の仲間と戦っていた。

 

 ジード「そんな...元々あなたの仲間がリトルスターを宿した人々を襲おうとしたのが悪いんじゃないか!」

 

 ゴドラ星人「え〜い、黙れ黙れ!我々の仲間達は種族の繁栄の為に任務を遂行していた。ところがお前の仲間の地球人やシャドー星人の為に任務は失敗し、挙げ句の果てには仲間の一人はお前の父親、ベリアルに倒されてしまった!全ての元凶はジード、お前だ!!いけ!ゼットン。あいつを倒せ!!!」

 

 

 ゼットン「ゼッ...トン」

 

 ゴドラ星人は戦わせていたゼットンを再びジードに差し向けた。ジードは今までロイヤルメガマスターとなって戦っていたが、ゼットンは最強クラスに入る怪獣。そんな相手に加えてゴドラ星人と二体の敵を相手にしていたジードはピンチに陥っていた。

 

 ジード「うわぁーーー!!」

 

 ゼットンの放った火球がジードを直撃し、ジードは基本形態のプリミティブの姿に戻ってしまった。

 

 ペガ「リクがやられちゃうよ!!」

 

 ライハ「リク、お願い。立って!」

 

 モア「リク君、頑張って!」

 

 伊賀栗家族「ジード、頑張れ!」

 

 倒れたジードの近くには仲間達が集まりジードに声援を送っていた。しかし火球が直撃したジードは大ダメージを受けすぐに立つことが出来ない。

 ゴドラ星人「はっはっは。今だゼットン!倒してしまえ!」

 

 ゼットン「ゼッ....トン」

 

 ゴドラ星人の指示通り火球を放とうとするゼットン。誰もがジードの負けを覚悟したその時、何者かがゼットンの頭に向かってキックを放ち転倒させた。

 

 ゴドラ星人「な、なんだ?!誰だ!俺のゼットンに蹴りをいれたのは!!」

 

 突然の出来事に動揺を隠せないゴドラ星人。すると、先程キックを放った何者かが着地した場所の砂煙が収まり姿を現したのは、

 

 ゴドラ星人「お、おまえは!!!」

 

 ?「そう。この俺ウルトラマンゼロだ!」

 

 そう。先程ジードを助けたのは今まで違う宇宙を飛び回り戦士を集めていたウルトラマンゼロだ。

 

 伊賀栗マユ「あ〜パパ、ママ、ゼロが帰って来た〜!」

 

 レイト「うわぁ...ゼロさーーん!お久しぶりでーーす!」

 

 突然のゼロの登場に驚きと喜びを隠せない仲間達。

 

 ジード「ゼロ...どうしてここに?」

 

 ゼロ「久しぶりだな皆、そしてジード。だが今はコイツらを倒すのが先だ。」

 

 ジード「うん!分かった!」

 

 ジードはそう言うと体を起こしゼロと一緒に立ち向かっていった。ゼロはゼットンにジードはゴドラ星人と戦っていた。ゼロはレオに教わった宇宙拳法を駆使し、ジードは実の父親ベリアルと似たワイルドな戦い方で戦闘を優位に進めていった。

 

 ゴドラ星人「く、くそ!コイツら」

 

 ゼットン「ゼッ......ト..ン」

 

 二人の攻撃によりフラフラになった二体は一ヶ所に集まった。それを見たゼロは、

 

 ゼロ「よし!ジード。最後決めるぜ!」

 

 ジード「分かった!」

 

 ゼロはゼロスラッガーをカラータイマーに装着、ジードは手を十字に組んで必殺技の準備をした。

 

 ゼロ「うおーーーー!!」

 

 ジード「レッキングバースト!!」

 

 ゼロはゼロツインシュートを、ジードはレッキングバーストを二体に向かって放った。

 

 ゴドラ星人「こ、ここでやられてたまるか!」

 

 そう言ってゴドラ星人はゼットンにバリヤーを展開させ自分の前に立たせた。しかし二人の強力な光線を受けたバリヤーはすぐさま崩壊し、光線は二体に直撃した。

 

 ゴドラ星人「くっ!む、無念...」

 

 ゴドラ星人とゼットンは爆発した。

 

 ジード「は〜終わった...」

 

 二人は変身を解きジードは朝倉リクの姿に、ゼロはレイトの姿になって応援してくれていた仲間達に駆け寄った。

 

 ペガ「リク。大丈夫?」

 

 リク「うん、ペガ大丈夫だよ。それよりゼロ。何でまた地球に?」

 

 ゼロ「それはな...」

 

 ゼロは今まであったことを全て説明した。

 

 ライハ「そんな事が...」

 

 モア「それで、ゼロはこれからそのブルーっていう神様のいる別の地球にリク君と一緒に行くってこと?」

 

 モアは少し不安そうな様子だ。

 

 モア「リク君がいない間怪獣が現れたらどうするの?」

 

 ?「その心配はいらない。」

 

 ゼロ「そ、その声は!」

 

 空から降り注ぐ声に目を向ける皆。その先にはウルトラの父がいた。

 

 ウルトラの父「ゼロ、ジード。君たちは心配しなくてもいい。この地球にはメビウスを派遣した。もう間もなくつくだろう。」

 

 モアはそれを聞いてホッとした様子だ。

 

 ゼロ「よし!じゃあリク。行こうぜ!」

 

 リク「うん!」

 

 そう言って二人が変身しかけたとき、レイトが声を掛けた。

 

 レイト「あの、ゼロさん。僕も連れてってくれませんか?僕もゼロさんの力になりたいんです!」

 

 ルミナ「レイト君...」

 

 突然の申し出に驚くゼロ。しかしすぐに笑顔になった。

 

 ゼロ「お前の気持ちよく分かったぜ。じゃあもう一回お前と一心同体になるか。」

 

 ゼロはレイトの体に入りまた一心同体になった。その証拠にレイトの手首にはウルティメイトブレスレットがつけられていた。

 

 ルミナ「レイト君。絶対に帰って来て!」

 

 レイト「うん。必ず帰って来るよ。」

 

 レイトは自分の妻ルミナに向かって力強く言った

 

 ゼロ「よし!じゃあレイトいくぜ!」

 

 レイト「はい!ゼロさん。」

 

 レイトとリクは変身し、ウルトラマンの姿になった。そしてウルティメイトイージスを装着したゼロの後を追ってジードも旅立って行った。皆はそれをいつまでも見続けていた。

 

 

 続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いよいよ戦士達が集まりました。果たしてブルーの地球に何があったのか、明らかになります。


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