グレイトジェネレーション ゼロフォウルの野望 (匠 良心)
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設定集1

設定上


覇王龍さんのキャラも出す予定です。


ー主人公設定ー

 

 

 

勇光心太郎

 

 

16歳の高校生、子供の頃からヒーローが大好きで、よくノートとかにヒーローの絵を描いている。だが、ヒーローがプリキュアに倒される夢を見て彼の日常は変わって行く。彼の父親と母親は彼いわく記憶がないらしい。

 

 

 

愛子

 

 

心太郎の家で家事をしている美人のニューハーフ、主人公いわく性格は気持ち悪いが料理の腕は絶品と評価している。彼は父親の親友であり(ニューハーフとしてではなく)ある理由で彼の親代わりを努めることになる。

 

 

 

 

クロベ

 

 

シベリアンハスキーで心太郎の愛犬、子犬の頃保健所で生活していたところを心太郎が愛子にせがまれて勇光家の愛犬となった。彼は子供の頃から心太郎と一緒に暮らし、散歩は心太郎と一緒に行くことがとても楽しみの1つとなっている。(モチーフはウルトラマン、ハヤタ隊員の役の人)

 

 

美憂

 

 

心太郎の幼馴染でヒーロー好きの心太郎は得に好意を持っている子供の頃から仲良しで同じ高校で一緒になっているある事件で心太郎と離ればなれになる。

 

 

スピリットフィギュア

 

 

プリキュアに倒されたヒーロー達が最後の力を振り絞ってフィギュアに変わった姿それぞれありとあらゆる異世界に散らばっていった。

 

 

ーヒーローー

 

 

 

 

ウルトラマンシリーズ、

ウルトラマン

ゾフィー

ウルトラセブン

ウルトラマンジャック

ウルトラマンエース

ウルトラマンタロウ

ウルトラマンレオ

アストラ

ウルトラマン80

ユリアン

ウルトラマンジョーニアス

ウルトラマンスコット

ウルトラマンチャック

ウルトラウーマンベス

ウルトラマングレート

ウルトラマンパワード

ウルトラマンティガ

ウルトラマンダイナ

ウルトラマンガイア

ウルトラマンアグル

ウルトラマンゼアス

ウルトラマンナイス

ウルトラマンネオス

ウルトラセブン21

ウルトラマンコスモス

ウルトラマンジャスティス

ウルトラマンレジェンド

ウルトラマンネクサス

ウルトラマンマックス

ウルトラマンゼノン

ウルトラマンメビウス

ウルトラマンヒカリ

ウルトラマンリブット

ウルトラマンゼロ

ウルトラマンギンガ

ウルトラマンビクトリー

ウルトラマンエックス

ウルトラマンオーブ

ウルトラマンジード(ペガ、ライハ、)

ウルトラマンルーブ(ロッソ、ブル、グリージョ)

ウルトラマンタイガ

ウルトラマンタイタス

ウルトラマンフーマ

ウルトラマンゼット

ウルトラマントリガー

ウルトラマンデッカー

ウルトラの父

ウルトラの母

ウルトラマンキング

ウルトラマンベリアル

ウルトラマンカラレス

ウルトラマンフレア

ウルトラマンゴライアン

ウルトラマンザージ

ウルトラマンドリュー

ウルトラマンメロス

グレンファイヤー

ミラーナイト

ジャンボット

ジャンナイン

(ウルトラマン超闘士激伝・ウルトラ忍法帖・ULTRAMANは参戦作品)

 

 

仮面ライダーシリーズ(仮面ライダーゲームのキャラも登場する)

 

 

仮面ライダー1号

仮面ライダー2号

仮面ライダーV3

ライダーマン

仮面ライダーX

仮面ライダーアマゾン

仮面ライダーストロンガー

スカイライダー

仮面ライダースーパー1

仮面ライダーZX(1号からZXまではスピリッツ版)

仮面ライダーBLACK

仮面ライダーBLACK RX

仮面ライダーシン

仮面ライダーZO

仮面ライダーJ

仮面ライダークウガ

仮面ライダーアギト

仮面ライダー龍騎

仮面ライダーファイズ

仮面ライダーブレイド

仮面ライダー響鬼

仮面ライダーカブト

仮面ライダー電王

仮面ライダーキバ

仮面ライダーディケイド

仮面ライダーW(風都探偵)

仮面ライダーオーズ

仮面ライダーフォーゼ

仮面ライダーウィザード

仮面ライダー鎧武

仮面ライダードライブ

仮面ライダーゴースト

仮面ライダーエグゼイド

仮面ライダービルド

仮面ライダージオウ

仮面ライダーゼロワン

仮面ライダーセイバー

仮面ライダーリバイス(リバイ、バイス)

仮面ライダーギーツ

仮面ライダーアマゾンズ

仮面ライダーTHE FIRST

仮面ライダーTHE NEXT

仮面ライダーイブ

仮面ライダーG

 

 

 

スーパー戦隊シリーズ

 

秘密戦隊ゴレンジャー×5

ジャッカー電撃隊 ×5

バトルフィーバーJ×5

電子戦隊デンジマン×5

大陽戦隊サンバルカン×3

大戦隊ゴーグルファイブ×5

科学戦隊ダイナマン×5

超電子バイオマン×5

電撃戦隊チェンジマン×5

超新星フラッシュマン×5

光戦隊マスクマン×5

超獣戦隊ライブマン×5

高速戦隊ターボレンジャー×5

地球戦隊ファイブマン×5

鳥人戦隊ジェットマン×5

恐竜戦隊ジュウレンジャー6

五星戦隊ダイレンジャー×6

忍者戦隊カクレンジャー×6

超力戦隊オーレンジャー×6

激走戦隊カーレンジャー×6

電磁戦隊メガレンジャー×6

星獣戦隊ギンガマン×6

救急戦隊ゴーゴーファイブ×5

時空戦隊タイムレンジャー×6

百獣戦隊ガオレンジャー×6

忍風戦隊ハリケンジャー×6

爆竜戦隊アバレンジャー×5

特捜戦隊デカレンジャー×9

魔法戦隊マジレンジャー×8

轟轟戦隊ボウケンジャー×6

獣拳戦隊ゲキレンジャー×7

炎神戦隊ゴーオンジャー×7

侍戦隊シンケンジャー×7

護星戦隊ゴセイジャー×6

海賊戦隊ゴーカイジャー×6

特命戦隊ゴーバスターズ×5

獣電戦隊キョウリュウジャー×10

列車戦隊トッキュウジャー×7

手裏剣戦隊ニンニンジャー×7

動物戦隊ジュウオウジャー×7

宇宙戦隊キュウレンジャー×12

怪盗戦隊ルパンレンジャー×3

警察戦隊パトレンジャー×3

騎士竜戦隊リュウソウジャー×6

魔進戦隊キラメイジャー×6

機界戦隊ゼンカイジャー×7

暴太郎戦隊ドンブラザーズ×7

パワーレンジャー×5

 

 

ガンダムシリーズ

 

 

機動戦士ガンダム

機動戦士Zガンダム

機動戦士ガンダムZZ

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

機動戦士ガンダムユニコーン

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

機動戦士ガンダムF91

機動戦士クロスボーンガンダム

機動戦士Vガンダム

機動武闘伝Gガンダム

新機動戦記ガンダムW

新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツ

機動新世紀ガンダムX

ターンエーガンダム

機動戦士ガンダムSEED

機動戦士ガンダムSEEDデスティニー

機動戦士ガンダムOO

機動戦士ガンダムAGE

機動戦士ガンダム Gのレコンギスタ

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

ガンダムビルドファイターズ

ガンダムビルドファイターズトライ

ガンダムビルドダイバーズ

ガンダムビルドダイバーズ:re

機動戦士ガンダム水星の魔女

ガンダムEXA

(武者頑駄無・騎士ガンダムは参戦シリーズ)

 

 

 

 

円谷ヒーロー

 

 

 

ミラーマン

ジャンボーグA

ジャンボーグ9

トリプルファイター

レッドマン

ファイヤーマン

アイゼンボー

コセイダー

アステカイザー

グリッドマン

生物彗星WoO

ミラーマンリフレックス

アンドロメロス

大怪獣バトル

大怪獣ラッシュ

 

 

 

 

東映ヒーロー

 

キカイダー

キカイダー01

イナズマン

ロボット刑事

キョーダイン

アクマイザー3

超神ビビューン

怪傑スバット

バロム1

大鉄人17

変身忍者 嵐

忍者キャプター

ザ カゲスター

ギャバン

シャリバン

シャイダー

ジャスピオン

スピルバン

ジバン

ジャンパーソン

メタルダー

世界忍者戦ジライヤ

ビーファイター

ビーファイターカブト

ビーロボ カブタック

ロボタック

ハカイダー

バイクロッサー

ブルースワット

ウインスペクター

ソルブレイン

エクシードラフト

コンドールマン

 

 

コンパチヒーローシリーズ

 

 

ファイターロア

 

 

 

 

 

 

その他のヒーロー

 

 

マグマ大使

スペクトルマン

タイガーセブン

怪傑ライオン丸

風雲ライオン丸

電人ザボーガー

サンダーマスク

突撃ヒューマン

ゴッドマン

グリーンマン

レインボーマン

円盤戦争バンキッド

ダイヤモンド アイ

シルバー仮面

アイアンキング

レッドバロン

マッハバロン

レッドタイガー

メガロマン

シャンゼリオン

バトルホーク

ガイファード

サイバーコップ

リュウケンドー

グランセイザー

ジャスティライザー

セイザーX

ゾーンファイター

レスキューフォース

レスキューファイヤー

牙狼

 

 

 

 

 

ー参戦作品ー

 

 

 

ドラゴンボール

ワンピース

暗殺教室

ジャングルの王者ターちゃん

世紀末リーダー伝たけし

みどりのマキバオー(チュウ兵衞しか登場しない)

トリコ

ジョジョの奇妙な冒険 3部 4部(アイズオブヘブン後)

銀魂

家庭教師ヒットマン リボーン

僕のヒーローアカデミア

ワンパンマン

アイシールド21

NARUTO

こち亀

斉木楠雄のΨ難

コロッケ

うそつきゴクオーくん

妖怪ウォッチ シャドウサイド

ドラえもん

忍者ハットリくん

パーマン

真女神転生デビルチルドレン

サイボーグクロちゃん

ウッディケーン

王ドロボウ JING

へろへろくん

ウルトラ忍法帖

ウルトラマン超闘士激伝

がんばれゴエモン

時空探偵ゲンシクン

デルトラクエスト

ありふれた職業で世界最強

おそ松くん(1980版チビ太とイヤミだけ)

天才バカボン

もーれつア太郎

おそ松さん

ゲゲゲの鬼太郎

武者頑駄無シリーズ

騎士ガンダムシリーズ

ソードアートオンライン

結城友奈は勇者である

魔法少女育成計画

ドリフターズ

ストライクウィッチーズ

ブレイブウィッチーズ

ノーブルウィッチーズ

ワールドウィッチーズ

魔法少女まどか マギカ

魔法少女リリカルなのはstrikers

DOG DAYS

クロスアンジュ

刀剣乱舞

刀剣乱舞花丸

鬼灯の冷徹

RWBY

刀使ノ巫女

忍の一時

クレヨンしんちゃん

学戦都市アスタリスク

ラブライブ

ラブライブサンシャイン

魔法先生ネギま!?

はじめの一歩

七つの大罪

アカメが斬る

ULTRAMAN

モブサイコ100

あはれ 名作くん

インフィニット ストラトス

戦姫絶唱シンフォギアシリーズ

ヒーローバンク

マジンボーン

ドラえもん(のび太戦記)

シンカリオン

タイガー&バニー

鷹の爪団

忍たま

けものフレンズ

パパのいうことをききなさい!(空、美羽、ひなだけ)

プリパラ

ドラえもんズ

スナックワールド(デアファルコンだけ)

魔太郎が来る

勇者ヨシヒコ(仏だけ)

デッドプール

ライブアライブ

メガトン級ムサシ

 

予定

 

 

 

 

 

黒井星奈

 

 

DWDの指揮官であり、かつてスマイルプリキュア担当のガーディアンだったが左目がキュアキャラクターにやられ生死の境をさまよったが後に生還し、勇光心太郎の手助けをする

 

 

 

 

星川 岬

 

心太郎に手助けする眼鏡をかけた謎の絵本作家、プリキュアに関することは彼女がよく詳しいらしい・・・星奈とは一人の親友でもある何故か口癖がはっぷっぷー!と言う。

 

 

 

 

覇龍哉(リュウドラ)

 

 

元バッドエンド王国の住人でキュアビューティーこと青木れいかの恋人でもある。だが、キュアビューティーの豹変によって覇龍哉の肩に古傷が出来てしまう。

 

 

 

 

 

 

アルフロディ・セオ

 

 

 

ラーティアンと呼ばれる世界からやって来た少年、かつてムサボルデスと呼ばれる敵によってラーティアンが滅ぼされる寸前だったがウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムのヒーロー達によってムサボルデスを撃退、ラーティアンを救うことが出来た。そして今度は心太郎と共にプリキュア帝国に挑むことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュア帝国

 

 

かつて伝説の戦士と呼ばれた少女達、だがプリキュウスが復活してしまったことで全てのプリキュア(Hugっとプリキュアは味方)が世界を脅かす存在となり伝説の勇者の血を継ぐ心太郎を殺そうと企む

 

 

邪悪なる存在だった者達

 

プリキュアと戦い殉職した存在がプリキュア達と共に心太郎を殺そうと企む。ブンビー達生き残り組はプリキュウスにつかずに行方をくらましている。

 

 

 

デキータ

 

 

キュアブレインがこれまでプリキュアが戦った邪悪なる存在、ザケンナーからオシマイダーまでのデータを元に作られた対勇者用の生物兵器、歴代のヒーローあるいは異世界の住人が倒した敵のフィギュアをMixして二倍に膨れ上がる。

 

 

 

ジェネラルプリキュア

 

プリキュウスに仕える23人の最上級プリキュア達、ケルベロスはキュアフラワーに倒されてしまったため今は22人になっている。その為ケルベロスの力はキュアデビルが管理している。

 

 

キュアデビル

キュアネメシス

キュアアリス

キュアキャラクター

キュアブレイン

キュアディザスター

キュアモーション

キュアカース

キュアアヌビス

キュアウェポン

キュアドール

キュアパラサイト

キュアインセクト

キュアレクイエム

キュアウィザー

キュアエンヴィー

キュアデスサイズ

キュアテイマー

キュアアブソリュート

キュアグラ

キュアライアー

キュアメモリー

キュアペナルティ

 

彼女らの設定は話が続く中で徐々に説明していくつもりです。

 

 

 

 

敵側となったプリキュアシリーズ

 

 

 

ふたりはプリキュアMAX HEART イレギュラー シャイニールミナス除外

 

 

ふたりはプリキュアスプラッシュスター

 

 

 

YES プリキュア5 GO GO イレギュラー ミルキィローズ 除外

 

 

フレッシュプリキュア

 

 

ハートキャッチプリキュア

 

 

スイートプリキュア

 

 

 

スマイルプリキュア

 

 

 

ドキドキプリキュア

 

 

ハピネスチャージプリキュア

 

 

GO プリンセスプリキュア

 

 

魔法使いプリキュア

 

 

キラキラプリキュアアラモード

 

 

(HUGッとプリキュアは味方)

 

 

 

カレッツプリキュア(味方)

 

 

別世界のプリキュア、他のプリキュアにはない力、覇気を纏って戦う戦士達

 

 

 

 

 

重要キーワード

 

 

 

 

設計図

 

黄瀬勇一が星奈に託した古代兵器の設計図をこれが完成させればありとあらゆる世界を征服、破壊も出きる、代物

 

 

 

プリズムクリスタル

 

 

禁断の世界に存在する虹色の宝石、

 

 

 

キュアライト

 

 

かつて光の園でキュアホワイトと戦った桃色の戦士、何故美墨なぎさがキュアブラックへとなったのか?それは彼女が知っている。

 

 

 

宮藤一郎

 

ストライクウィッチーズの世界でストライカーユニットを作り上げた重要人物、プリタニアでネウロイの襲撃にあって死亡したとされている。

 

 

 

 

15人の戦士

 

 

勇光、獅子王、聖空が出会う戦士達のこと

 

 

属性で火、氷、虫、雷、竜が勇光こと赤の戦士達、 水、 木、 風、 鋼、 獣は獅子央こと黄色の戦士達、天、光、地、闇、魔は聖空こと青の戦士達 全てオリジナルヒーローです。

 

 

 

ジャアクマー

 

 

プリキュア達が戦ったザケンナー、ウザイナー、コワイナーなどの敵がジェネラルプリキュアによって改造された姿、中にはジェネラルプリキュアによって回収されたスピリットフィギュアが取り込んでいる。

 

 

 

 

 

話の設定上

 

 

 

勇光編→ジャイアン、スネ夫、アスタリスク組→勇光編2→ジャイアン、スネ夫、アスタリスク組2→獅子王編→ジャイアン、スネ夫、アスタリスク組3→聖空編という話の設定です。

 

 




春頃投稿予定です。


プリキュアのモブキャラ達も徐々に登場させようと思ってます。ですので次からはプリキュアの序章とその次は猫型ロボットの序章です。


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プリキュアの序章 美墨なぎさの憂鬱

ブラック「はあっ!やあっ!」バキッ! ドカ!

 

 

 

私は美墨なぎさ、またの名を光の使者キュアブラック

 

 

 

私はキュアホワイトのほのかこと雪城ほのかとシャイニールミナスのひかりこと九条ひかり

 

 

私達はこの町で悪の支配者、ドツクゾーンを二度も打ち倒し世界に平和を取り戻した英雄なの!

 

 

そして私達はドツクゾーンと戦うなかで横浜でフュージョンと呼ばれる敵がいることに驚き、私たちはあらゆる町に誕生した後輩プリキュアとともにフュージョンを倒すことが出来たの。徐々に私達の後輩が誕生しどんな困難をも貫き通し、どんな悪が来ようとも私達プリキュアは最強で無敵のヒーローなんだから!!

 

 

 

「いけない!!」

 

 

「へ?」

 

 

 

突然後ろから声が聞こえ私は振り向いてみるとそれは見たこともない桃色のプリキュアだった。

 

 

 

でも・・・・・・なんでだろう・・・・・・この娘初めて会ったのに・・・私は・・・このプリキュアを・・・知っている。

 

 

 

「貴方はこれ以上プリキュアになってはいけない」

 

 

 

「なんで?」

 

 

 

「貴方がこれ以上プリキュアとして生きてしまったら・・・私がこれまでの苦労が無駄になってしまう!」

 

 

 

「これまでの苦労?何よそれ?どういうことなの!?」

 

 

 

「もし貴方がプリキュアとして戦おうとするならいずれ奴等が現れてどうにもならないことが起こってしまう!」

 

 

 

「どうにもならないこと?そんなの楽勝よ!私達プリキュアがいれば断然無敵よ!!」

 

 

 

「・・・・・・・・・そう」

 

 

 

その時、彼女は突然光り出して、徐々に光りに包まれていくのだった。

 

 

 

「・・・・・・貴方がどんなに私の忠告を否定されても私は貴方を止める権利がある・・・」

 

 

 

「何よ?あんた何者よ!?」

 

 

私の質問に彼女は思いがけない言葉を私に発した。

 

 

 

「私は・・・・・・真の光の使者・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キュアライトよ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ!」

 

 

今のは夢・・・・・・・・でも・・・あの夢・・・なんだろ

 

 

 

「なぎさ大丈夫メポ?」

 

 

「メップル・・・」

 

 

こいつはメップルこいつはもう一人ミップルと一緒に光の園から私達の世界にやって来た自称「選ばれし勇者」って言うけど実際はワガママで大食い、よく私と喧嘩する妖精だ。

 

でもドツクゾーンと戦うときはハートフルコミューンと呼ばれるアイテムとなって私がプリキュアに変身する頼れる相棒でもある。

 

 

「なぎさ・・・寝ているときはとても苦しがっていたメポ大丈夫メポ?」

 

 

 

「え?私が・・・」

 

 

私が苦しがっていた・・・あの夢を見ていたから・・・

 

 

 

「それよりなぎさ・・・時間は大丈夫メポ?」

 

 

「は?時間・・・・・・・・・・・・・・・えーーーーーーーーー!!!!????」

 

 

 

嘘!?7時きってるじゃん・・・遅刻しちゃう!?

 

 

 

「ありえなーーーーい!!?メップルなんでおこさなかったのよ!?」

 

 

 

「メップルは何度も起こしたメポよ起きなかったなぎさが悪いメポよ」

 

 

 

「あーー遅刻しちゃう!遅刻しちゃう!」

 

 

 

「まったく本当に成長してないメポな~なぎさは」

 

 

私はメップルの言葉にカチンと来てメップルの頬をグイっと引っ張った。

 

 

「メポーーーーーーー」

 

 

 

「あんた・・・私をカチンとイラつかせるのはこの口かー!!」

 

 

 

「なぎさ!何してんの?あんた遅刻よ」

 

 

 

「あっはーーい!!」

 

 

 

私はメップルの頬を離してメップルをつかんで学校に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあーギリギリ遅刻しなかったけど、午前の授業居眠りしっぱなしで聞けなかった~・・・」

 

 

 

「もおーなぎさは・・・」

 

 

彼女は友達の雪城ほのか・・・彼女はクラス委員を担当しており科学グループに所属する学年一位の成績優秀な私の友達で彼女も私と同じプリキュアである。

 

 

 

ミップル「メップル~」

 

 

メップル「ミップル~」

 

 

ミップル、ほのかのパートナーでメップルと同じ光の園からやって来た「希望の姫君」いつもメップルと会うたびにいちゃついちゃって本当に熱い二人・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあー私達も・・・あともう少しで卒業か・・・」

 

 

 

「なぎさはどこに進学するか決めた?」

 

 

 

「うん、私は近くの高校に進学するんだけど、ほのかは・・・」

 

 

 

「私は・・・・・・」

 

 

 

ほのかの言葉に私の心に何かが傷んだ。

 

 

 

 

「私は・・・この町を離れて○○高校に進学するの」

 

 

 

「え・・・」

 

 

「その高校は寮生活になるけどお婆ちゃんからは許可をとったから・・・」

 

 

 

「あ・・・そうなんだ・・・そんなんだね・・・」

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

ほのかが寮生活の高校に入るんだ・・・・・・すごいな

 

 

 

 

 

「ねえ・・・なぎさ」

 

 

 

「ん?」

 

 

 

「私達がプリキュアになって・・ドツクゾーンと2年間戦い続けて・・・私達はどうなるんだろうね・・・」

 

 

 

私達はほのかの言葉に悩んだ。私達はあの時、知りあいだった頃の私達は突然、メップルとミップルがドツクゾーンと呼ばれる悪党に伝説の戦士プリキュアになって戦ってほしいと迫られ、私達は最初どういう状況なのかわからなかった。でも、ドツクゾーンがメップル達を襲っている所を見たとき、私達はメップル達を助けることに決意した時、突然、私とほのかが光に包まれた時、私達が伝説の戦士プリキュアだったことに驚き、初めて戦ったことはとてもありえなーいことだったけど、ほのかと一緒に戦っていくことでほのかを友達として認めていき、ドツクゾーンの首領、ジャアクキングを倒すことが出来た。

 

 

 

そして私達が3年生になってメップル達は光の園に帰っていたかと思ったけど、新たにドツクゾーンが現れてメップル達も会えて、私達はまたプリキュアになることを決意し、服も新しくなり、ドツクゾーンとの激しい戦いが再び始まった。そして、その時、現れたシャイニールミナスと呼ばれる戦士が現れた。その正体は九条ひかりという娘で私がよく行くタコcafeのアルバイトをしながら学校に通う一年生である。その正体は光の園の主、クイーンの片割れであり、ジャアクキングの最終決戦の時は、復活したクイーンとともに倒すことが出来た。その時はひかりはジャアクキングを倒した後クイーンとしてもう会えないと思ったけど、ひかりは九条ひかりとしてまた私達と一緒にいられることに喜んだ。

 

 

 

「私達がドツクゾーンと戦っていくなかで私達以外のプリキュアと出会うことになったりしたよね」

 

 

 

「ええ」

 

 

初めて出会った場所は確か横浜だったけ、あの時はザケンナーに変身したフュージョンには苦戦したっけ、あの時、私達以外のプリキュアが現れた時は驚いたな~

 

 

 

ふたりはプリキュアsplashstar yesプリキュア5 GO GO フレッシュプリキュア・・・そしてハートキャッチプリキュア、スイートプリキュア、スマイルプリキュア、ドキドキプリキュア、ハピネスチャージプリキュア、GO プリンセスプリキュア、魔法つかいプリキュア、キラキラ プリキュア アラモード

 

 

 

 

「ブラックホールの時は・・・衝撃だったよね」

 

 

「ええ・・・ブラックホールは全ての悪の根元・・・倒す方法はプリズムフラワーの力を使って倒すこと・・・その代わり妖精達の繋がりを断ち切らなくちゃいけなかったのよね・・・」

 

 

 

そう、あの時私はメップル達にはもう会えないという現実に私は泣いてしまった。メップルはワガママで・・・私に嫌みを言うやな奴だったけど、別れると知ったときとても悲しんだ。メップルは私にとってかけがえのない友達だったと私は確信した。

 

 

そして私は・・・悲しみに道溢れていたけどメップル達が突如私達の前に現れた。その理由はプリズムフラワーが再び咲き始め、妖精達の世界と私達の世界がまた繋がったことだった。

 

 

私は嬉しかった。もう会えないと思った。でも出会えた。これからはずっと一緒・・・・・・

 

 

 

 

「でも、ドツクゾーンを倒して私達は卒業して自分達の夢のために別々の学校に励んでいくのよね」

 

 

 

「ねえ・・・ほのか・・・私・・・プリキュアになって良かったと思う」

 

 

 

「え?」

 

 

 

「だってメップル達とであってなければ私達は知りあい同士になっていたのかもしれない・・・ほかのプリキュアのみんなだってそうだと思うよ!プリキュアの力がなかったら私達は悪いやつらに世界をメチャクチャにしていたかもしれないし、ほかのプリキュアのみんなと友達になれなかったと思うよ!私達にとってプリキュアは正義のヒーローなんだから・・・」

 

 

 

 

 

「ヒロインでしょ」

 

 

 

私の言葉にほのかはつっこまれた。

 

 

 

「あ!そうだほのか」

 

 

「どうしたの?なぎさ」

 

 

「実は私今日、変な夢を見たの」

 

 

「変な夢?」

 

 

「実は・・・キュアら「ドーーーーーン!!!」え?」

 

 

「何!?」

 

 

 

私はある爆発音が聞こえ、爆発した方向を見ると、町が火に覆われていた!?

 

 

何!?もしかしてドツクゾーン!?それともフュージョン?

 

 

 

「なぎささん!ほのかさん!」

 

 

 

「ひかり!」

 

 

 

屋上からひかりとポルンが現れた。

 

 

 

「なぎさ!」

 

 

「変身するよ!」

 

 

 

私達はメップル達が変わったハートフルコミューンにクイーンのカードをスキャンし、私とほのかは腕をあげて変身の合言葉をかけた。

 

 

 

「「デュアル!オーロラ!ウェ「駄目!!」え?」?」

 

 

 

私達の前に現れたのは、私の夢に現れたキュアライトとかいう謎のプリキュアである。

 

 

 

「やめなさい!ブラック!これは罠よ!」

 

 

「罠?」

 

 

「これはあなた達プリキュアを誘うための罠よ!ジェネラルプリキュアがあなた達の力を奪うための」

 

 

 

「ジェネラルプリキュア?何よそれ?」

 

 

「貴方が変身すればプリキュウスが貴方を迎えに来てしまう!?私はそれを忠告しにきたの!!」

 

 

 

「何よ!!ジェネラルプリキュアだのプリキュウスだのそんなのサクッとやっつければすむ話でしょ!?」

 

 

 

私とキュアライトの言い争いをしているときほのかとひかりは唖然していた。

 

 

 

「な・・・なぎさ」

 

 

「誰と・・・話しているんですか?」

 

 

 

「ほのかもひかりも見えないの!?」

 

 

 

「いいえ」

 

 

「私も・・・はい」

 

 

 

え・・・なんで

 

 

 

「メップルもミップルも」

 

 

 

「ごめんメポ・・・なぎさ誰と話してるメポ?」

 

 

「え?」

 

 

「ミップル達も何も見えないミポ」

 

 

 

なんで・・・見えてるのは・・・私だけ?

 

 

 

「ともかく、今変身すれば貴方は取り返しのつかないことをしてしまう!だから・・・」

 

 

 

「うるさーーーーーーーーーーい!!!!」

 

 

 

「・・・・・・っ」

 

 

「今、私達が動かなきゃ・・・だれがあいつを止めるのよ!!ほのか!ひかり!行くよ」

 

 

 

「え・・・ええ」

 

 

「は・・・はい」

 

 

 

私はキュアライトの言葉を無視して変身した。

 

 

 

「デュアル!オーロラ!ウェーーブ!!」

 

 

 

パアアアアア

 

 

 

「駄目えええええええ!!!」

 

 

 

「ルミナス!シャイニングストリーム!!」

 

 

 

「光の使者!キュアブラック!」

 

「光の使者キュアホワイト!」

 

 

「「ふたりはプリキュア!!」」

 

 

 

「光のこころと光の意志・・・総てを一つに摩るために・・・」

 

 

 

 

 

「二人とも行くよ!!」

 

 

「ええ」

 

 

「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時、後にこの戦いを“プリキュア七日間戦争”と呼ばれ、私達の世界が一瞬で荒野の焼野原のような世界になるとは私には思いもしなかった。

 

 

私は知らなかった。私が何故キュアブラックの力を得ているのか?

 

私の家族は本当の家族じゃなかったこと・・・

 

 

そして私達が戦っていた敵の目的は私達を強くさせることだったこと・・・

 

 

 

そして、私の本当の母親は・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュウスど呼ばれる・・・世界最大の・・・敵だったことを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「早く来い・・・我が愛しの娘よ・・・」

 

 

 

 

 

 

 




次は青い猫型ロボットの序章です。


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青い猫型ロボットの序章

次はドラえもん・・・第2の悪の存在と・・・あの科学者が登場です。


 

 

197X年

 

 

ここは東京・・・そしてこの町にある一つの家に勉強も運動も駄目な小学生を助けるために未来からやって来た猫型ロボットが住んでいる。

 

 

そして、今、その少年が遅刻して学校へ行ってる最中、その青い猫型ロボットは・・・

 

 

 

 

 

「ワハハハハハハハハ!!」

 

 

 

漫画を読んでいた。

 

 

 

彼の名はドラえもん、彼は22世紀のロボット工場で開発された。子守り用ロボットとして生み出された・・・が突然の不運かドラえもんの方だけ雷が落ちたせいでほかの猫型ロボットとの性能が遅れていたのだった。

 

ロボット学校卒業後、ドラえもんはセワシと呼ばれる少年の子守り用ロボットとして楽しい日常を過ごすのであった。

 

だが、また不運とドラえもんが昼寝している時、小さなネズミ型ロボットによって両耳をチーズと勘違いして噛られたのだった。そのせいでドラえもんはネズミを見ると拒否反応を起こすのであった。

 

 

ロボット病院で頭を直した結果、耳は無くしてツルツルの何もない頭、ガールフレンドには笑われ、ドラえもんは大泣きで黄色い部分は剥がれ落ち、声も枯れてしまったのだった。

 

 

そこでセワシは自分の先祖である野比のび太を助けてほしいと言うことでドラえもんに頼んだ。

 

ドラえもん曰くそうなったら歴史を変えたことで航時法によって捕まるんじゃないかと不安していたが、セワシはその件はあまり歴史に影響を及ばないから心配ないとのことである。

 

そしてドラえもんは先祖であるのび太を助けるために胸のポケットの秘密道具でいろいろなことで助けるのだ。

 

 

 

 

「あ・・・どら焼がもうないや・・・」

 

 

 

ドラえもんが頬張っていたどら焼は一瞬でなくなり、ドラえもんは下に行って洗い場に行こうとした時

 

 

 

 

ジリリリリリリン! ジリリリリリリン!

 

 

 

突然、黒電話からベルが鳴り、ドラえもんは急いで、皿を洗い場に置いて黒電話の方に向かった。

 

 

ガチャ

 

 

「はい、もしもし、野比ですけど・・・」

 

 

『あっドラえもん・・・』

 

 

「え?のび太くん?」

 

 

何故か電話にのび太が出ていた。・・・のび太は今、学校に行っているはずなのに・・・

 

『実は今、宿題のノートをランドセルに忘れてしまったから取りに来てよ・・・場所は空き地で落ち合おうよ』

 

 

 

「え?のび太くん!?なんで今学校に・・・「ブッ」あ」

 

 

ブーブーブー

 

 

切れた。

 

 

 

「しょうがないな・・・」

 

 

ドラえもんは渋々、宿題のノートを手に取り、タケコプターで空き地まで飛び立った。

 

 

 

「まったく!のび太くんは本当に馬鹿の一つ覚えがないんだから・・・・・・でも」

 

 

 

ドラえもんは疑問に思った。それは

 

 

(なんでのび太くんはあの時、電話に出てきたんだろ?普通なら電話に出たことすらないのに)

 

 

 

そう疑問に思い、ドラえもんは目的の空き地にたどり着き、その目の前に突っ立っていた少年がいた。

 

 

「のび太くん!」

 

 

のび太であった土管の方を向いているので、後ろを向いていた。

 

 

 

「ねえ、のび太くん、約束の宿題のノートを持って来たよ・・・まったく、本当に君はいつまでたっても駄目なんだから、そんなんじゃ立派な大人になれないぞ!」

 

 

ドラえもんは愚痴をこぼしながら近づいて来たが後ろを向いてるのび太は何故か無反応だった。

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

「のび太くん!どうしたの早く宿題のノートを持って学校に行くんだよ!聞いてるの!のび太く・・・!?」

 

 

ドラえもんがのび太を前に向かせようとしたその時、

 

 

 

「え!?」

 

 

「・・・・・・」

 

 

ドラえもんが見たのはのび太だと思っていたロボット人形だった。そしてその人形の目から・・・

 

 

 

ビーーーーーーー

 

 

 

バリバリバリバリバリバリ

 

 

 

「あわわわわわわ!!??!!」ボテッ

 

 

 

電気のビームを発射してドラえもんの機能をマヒした。

 

 

 

「ようやく、くたばったか」

 

 

そこへ土管の後ろから現れた少女が現れ、マヒして倒れたドラえもんを蹴って確かめた。

 

 

 

「よし、これで・・・」ピッピッピッピッ

 

 

そしてその少女はポケットからスマートフォンを取り出し、電話をした。それにこの時代にスマートフォンと呼ばれる物を持っている者などこの時代にはいない・・・

 

 

 

 

「もしもし、Dr・・・今例のロボットを捕らえたところだよ」

 

 

 

『そうか!ご苦労!そのロボットを持ってもとの世界に帰ってこい』

 

 

 

「わかった・・・」

 

 

 

少女は空間から穴を出現させ、ドラえもんを担いで穴の方へ入った。

 

 

 

ここは中は広々しているが薄暗い研究所

 

 

「くくく・・・あの猫型にはいろいろな秘密道具を持っていると知ったとき・・・あれがあれば・・・奴らを、プリキュア共を殲滅出来る!」

 

 

 

「おめでとうございます。マスター・・・」

 

 

 

そこに現れたのは、かつてプリキュアを憎む者と闘った人造プリキュア・・・ラスト・・・そしてその生みの親である。

 

 

「ワシの才能を受け入れてくれた・・・ゼロフォウルに感謝だな・・・ワハハハハハハハハ!!」

 

 

 

盤怒宗介がそこにいた。

 

 

 

 

 

 

 

そしてこの時、ドラえもんのいる世界でのび太、しずか、スネ夫、ジャイアン以外の人間はドラえもんに関する記憶はなくなっていた。

 

 

そして次の日にしずかの家で部屋がガランとしていた。しずかの両親は“自分には娘なんかいない”と証言していた。

 

 

そして次の日にのび太がいなくなり、両親はのび太という息子なんて知らないと存じた。それを聞いたジャイアンは納得できなかった。

 

 

何故、ドラえもんが消えて、次にしずかが消えて、最後にのび太・・・が消えたのか?そして何故、みんなは彼らのことを忘れてしまったのか?彼らを知っているのは・・・・・・ジャイアンとスネ夫である。

 

 

 

この二人が後に異世界からやって来た者たちと最大の戦いに挑むのは・・・まだ先の話・・・

 

 

 



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第1章 勇光編 1
1話 プリキュアがヒーローを殺す夢


ヒーローは主人公の夢の中の存在、決してテレビの中の存在ではありません。


ある夜、僕はとても・・・残酷な夢を見た。

 

 

 

 

 

 

 

最初はどこか殺風景な所にいたけどその時・・・

 

 

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

何? 爆発!?何の?

 

 

 

 

「わーーーーーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

そこに現れたのは僕の夢の中にしか存在するヒーロー達、

 

 

 

ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダム、スーパー戦隊、それだけじゃない!ありとあらゆるヒーロー達が何かと戦っていた。

 

 

 

その“何か”とはまだわからなかった・・・

 

 

 

ウルトラマン達は互いに必殺光線で応戦したが通用せず、小さな光がウルトラマン達を圧倒してしまった。

 

 

 

仮面ライダーは得意の格闘で立ち向かったが巨大な光線、ピンク色の流星によって仮面ライダー達は成す術もなく倒れていった。

 

 

 

 

 

 

ガンダム達は自分達の持つ武器で戦ったが、その小さな光が足を引きちぎり、腕ももぎ取った。

 

 

 

 

スーパー戦隊はどんなに大人数で立ち向かおうとしたが明らかに彼らの方が圧倒的に押されていった。

 

 

 

他のヒーロー達もどんなに攻撃を仕掛けてもそいつらには一切通用せずみんな倒れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして全てのヒーローを倒され、礎として乗っかってる奴らを見たとき・・・僕は・・・自然にそいつらの名前が浮かび上がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“プリキュア”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリキュア、僕はあまりそいつらのことは知らなかったけど大半は中学生位の娘達が結成された組織らしい・・・そしてプリキュアは僕の方を向いてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次は・・・お前だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュンチュンチュン

 

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

 

あいつら・・・僕の方を見て言ったあの言葉は・・・一体・・・

 

 

 

 

「心ちゃーん!ご飯出来てるわよー!早く食べないと遅刻するわよー!!」

 

 

 

「はーい!」

 

 

 

下の階で愛さんが朝ごはんを用意して待ってる・・・行かなきゃ!

 

 

 

 

 

 

「おはよう!心ちゃん」

 

 

「おはよう・・・愛さん」

 

 

 

この人は愛さんこと愛子・・・見た目は美人で金髪で家事が出来るお姉さんに見えるが本当は男でありニューハーフである。

 

 

 

「そういえば・・・愛さん」

 

 

「どうしたの?心ちゃん今日はどんな夢を見たのかお姉さん気になるわ~♪」

 

 

 

お姉さんって・・・あんた男だろ

 

 

 

「うん、今日は少し変な夢を見たんだ?」

 

 

「へぇ、どんなの」

 

 

 

「プリキュアって奴らがヒーローを殺していく夢」

 

 

「え・・・・・・」

 

 

 

「そして、そいつらは僕の方を見て“次はお前だ”って・・・」

 

 

 

「・・・・・・・・・」

 

 

突然、僕の言葉に愛さんは固まってしまった。

 

 

 

 

「どうしたの?」

 

 

 

「えっ!・・・いやっごめんなさい・・・つい、考え事しちゃって」

 

 

 

「そういえば、僕の父さんと母さんはいつ帰ってくるの?」

 

 

 

僕は生まれたときから父さんと母さんの顔を知らない、愛さんがこの家の家政婦になる前から知らないからだ。

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

「ちょっと愛さん!」

 

 

 

「あら大変!?そろそろ学校の時間よ!早く行ってらっしゃい!」

 

 

 

「ちょちょちょっ!なんだよ・・・たくっ」

 

 

 

また聞けなかった・・・また帰ったら聞くか・・・

 

 

 

「行ってきまーす!」

 

 

 

「行ってらっしゃい」

 

 

 

「わんわん!」

 

 

 

「おっクロベも行ってきまーす!」

 

 

 

こいつはシベリアンハスキーのホンゴウ・・・僕の飼い犬である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・とうとう、この時が来たのね」

 

 

 

ピッピッピッピッピッピッピッ

 

 

 

プルルルル!プルルルル!プルルルル! ガチャ

 

 

 

「あっもしもし、私だけど・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほっほっほっほっ!」

 

 

僕は張り切って走りながら学校に向かった。

 

 

 

 

「しーん!お早う!!」

 

 

 

「うわっ!とっとっとっ・・・」

 

 

危ない 危ない 転ぶところだった。

 

 

 

「美憂、お早う!」

 

 

「もう、心ったら本当に慌てん坊なんだから」

 

 

 

「別に慌てん坊じゃないって」

 

 

彼女は上月 美憂、僕の幼馴染みで委員長いつも細かいことを注意するすこしめんどくさい奴なんだ。

 

 

 

「誰がめんどくさい奴よ!?」

 

 

「あっ聞こえてた?」

 

 

「まったく・・・」

 

 

 

「あっそれと美憂聞いてよ」

 

 

「何?」

 

 

 

「今回、夢で見たヒーローがとても凄いんだよ!両目が卯と戦車で科学の力で戦う仮面ライダービルド、これ!」

 

 

僕は前に見たヒーローの夢をスケッチして出来た絵を美憂に見せた。

 

 

 

「な・・・何これ?」

 

 

「見た目は仮面ライダーWに似てる部分があるけどベルトにボトルでそれを「はいはい、わかった、わかった、」えーこれからがいいところなのに」

 

 

 

「心のヒーロー説明はヒートアップすると長くなるから嫌なの・・・それよりもうすぐ学校よ」

 

 

 

「うん・・・」

 

 

 

僕はすこししょぼんとして美憂と一緒に学校の方まで走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いちばーん!」

 

 

「あー糞ー!」

 

 

美憂が一番に着いたよー悔しい

 

 

 

 

「美憂!ごめんちょっとトイレ・・・」

 

 

 

「もう、私は先に行ってるからねー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美憂side

 

 

 

 

 

ガラララ

 

 

 

 

美憂「あっ!」

 

 

 

私は教室の方に入るとそこには心の机にはとてつもないほどの落書きが書いていました。

 

 

 

 

「ちょっと!これ何よ!」

 

 

 

「プッ」

 

 

 

 

「また、あんた達・・・」

 

 

 

私はこんな嫌がらせをする奴らを睨んだ。

 

 

 

豚のような男子は南方

 

 

サングラスをかけた男子は 東山

 

 

金髪で顔黒の女子は西田

 

 

髪が赤色に染めたリーダー的存在 北沢

 

 

 

みんなから恐れられてる不良4人組、東西南北と呼ばれる不良軍団です。

 

 

 

 

「ちょっとこれどういうことよ!」

 

 

「あ?なんのことだ」

 

 

 

北沢はなんのことかとしらばっくれていた。

 

 

 

「とぼけないで!心の机にこんな落書きをするのはあんた達しかいないじゃない!!」

 

 

 

「あのな美憂・・・」

 

 

 

北沢は私の方に近づいてきた。

 

 

 

「お前さあ、あのオタク野郎のどこがいいんだ?あんなテレビの存在じゃない幼稚なヒーローを書いてる奴のどこがいいんだよ?」

 

 

 

「少なくともあんた達みたいな態度の悪い奴よりましよ!」

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

「きゃっ!」

 

 

 

北沢が私の腕を掴み、私の顔まで近づいてきた。

 

 

 

「なあ、美憂あんなオタクより俺と付き合えよ。俺と一緒ならいいことできるぜ!あんな糞オタクよりな」

 

 

 

「絶対に嫌!!」パシッ!

 

 

 

私は心の悪口を言われてキレたことと北沢が私の体を触ったことに怒り、頬にビンタを炸裂させた。

 

 

 

 

「っ・・・・・・てめえ」

 

 

 

「っ!!」

 

 

 

北沢が私に殴りかかろうとしたその時・・・

 

 

 

 

ピシピシピシピシピシピシっ

 

 

 

 

「あ・・・・・・」

 

 

 

 

「え・・・・・・」

 

 

 

何?今ヒビが出るような音がしたけどそこには空間のようなものにヒビが入っていた。

 

 

 

 

みんなはざわざわとどよめきはじめた。その時!!

 

 

 

 

 

バキーーーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

「ギギギーーー!!!!」

 

 

 

「ギギギーーー!」

 

 

「ギギギーーー!!!」

 

 

「ギギギギギ!!!」

 

 

 

『きゃあああああああああ!!!』

 

 

 

『うわああああああ!!!!』

 

 

 

「お・・・おい・・・おいなんだよこれ!!?」

 

 

 

「知らないわよ!!」

 

 

 

 

 

空間の中から現れたのは桃色や黄色、青、緑、紫のヒラヒラの服を着て不気味な顔をした少女達が私たちに襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー心太郎sideー

 

 

 

 

 

 

ゴオオオオオ

 

 

 

 

「ふースッキリ!」

 

 

 

今回はでかかったな。さてと教室に向かおうと男子トイレから出た時、

 

 

 

 

「あなたが勇光心太郎くん?」

 

 

「へ?」

 

 

声を掛けてきた人は、眼鏡をかけていて、髪は濃い桃色をした女性の人だった。

 

 

 

 

(誰だろ?この学校の先生じゃないよな)

 

 

一応、話しかけてみよう

 

 

 

「はい、僕が勇光 心太郎です」

 

 

 

「え!あなたが勇光くん?」

 

 

 

「はい・・・そうです」

 

 

 

「そっかーよかったー」

 

 

 

「・・・・・・?」

 

 

 

「あ!私?えっと私はほしぞっあ?」

 

 

 

「?」

 

 

 

「えーとえーと・・・あ!岬!星川岬よろしくね」

 

 

 

 

「それでその星川さんは僕に何のようなんですか?」

 

 

 

「そうだ!詳しいことは後で話すから、とにかく私についてきて」ガシッ

 

 

 

「へ?ちょっと」

 

 

 

星川さんは僕の腕をつかんで、全速力で走った。

 

 

 

「ちょっとちょっと!廊下は走っちゃいけないですよ」

 

 

 

「わかってるけど、時間がないの!奴らがくるわ!」

 

 

 

 

「奴ら?」

 

 

 

 

バリーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

「ギギ!!!」

 

 

 

「ギギギギギギギ!!!」

 

 

 

 

後ろの窓から何かがガラスを割って何かが入ってきた。

 

 

 

 

(あれ?アイツ、夢に見た・・・プリキュアって奴に似てる・・・・・・)

 

 

 

 

「あそこに行くよ!」

 

 

 

「へ?」

 

 

僕たちが向かったのは学校の理科室の入り口、え?あそこに隠れるの?

 

 

 

 

パアアアアアアア!!

 

 

 

 

「うわああああああ!!」

 

 

 

突然、理科室の入り口の扉を開けたとき強い光が僕らを包み込んだ。

 

 

 

 

そして、この時、僕は全ての異世界を救う冒険に出ることはまだ知らない・・・

 

 

 

 



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2話 ヒーローの変身!

シンフォギアの世界にちょこっと寄ります・・・


ー美憂sideー

 

 

 

ザーザーザーザーザーザー

 

 

 

 

「うわあああ!助けてくれ!?」

 

 

 

私達はあの時まで教室にいたはずなのに・・・ヒラヒラした服を着ていた怪物のような少女達に襲いかかり、私達は一目散に逃げようとしたら突然、景色が変わりだした。逃げる度に外国とかジャングルとか今、私達がいる雨が降る町にいた。

 

 

 

 

 

 

「うわあああ!!」ドン!

 

 

「うわっ!」

 

 

「ギギイ!!」ブシュッ!

 

 

 

「うわあああ!!」

 

 

 

北沢の奴、クラスメートを見捨てて逃げていく。

 

 

 

「ほらほら!お前も、そこのお前も 」ドン! ドン! ドン! ドン!

 

 

 

「うわっ」

 

 

「きゃっ」

 

 

「ああっ」

 

 

「うあっ」

 

 

 

「ギギイ!!」

 

 

「ギー!」

 

 

 

ブシュッ! ザシュッ! ブシュッ! ブシュッ!

 

 

 

 

『うわああああああ!!』

 

 

 

北沢も他の仲間もみんなを囮にしながら、逃げていく。本当に最低・・・

 

 

 

 

「あはははははは!俺は生き残るぞ!こんなところで死んでたまるか!!」

 

 

 

カッ!

 

 

 

「うわっ!」

 

 

「なんだよ!?」

 

 

「一体何?」

 

 

「なんも見えねー!」

 

 

「きゃあっ!」

 

 

私達が走り続けていたとき突然の光が私達を多い尽くした。

 

 

 

 

 

そして光が徐々におさまって、目を開けたらどこか見知らない地にいたのでした。そこには人気もいないどこかもわからない地にいるのは私と北沢率いる東西南北達だけだった。

 

 

 

ドン!

 

 

 

「なんだ?」

 

 

「なんかデカイ音が・・・」

 

 

 

「あそこだ!」

 

 

 

東山が指差した方向を見ると・・・

 

 

 

 

「グアアアアアアア!!」

 

 

 

「きゃあああああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー心太郎sideー

 

 

 

 

 

 

「はっはっはっはっはっ・・・どこまで行くの?」

 

 

 

「もう少し頑張って・・・」

 

 

 

僕は今、岬さんと一緒に追っ手から逃げている。その追ってる奴らはなんかプリキュアって奴らにそっくりなんだよなー

 

 

 

 

 

「ギギイ!!」

 

 

「ギギイ!」

 

 

 

「来るよ!?」

 

 

「だったら!」

 

 

岬さんはポケットからスマートフォンを取り出して、何かを検索しているらしい。

 

 

 

《チェンジ!スーパーガン!》

 

 

 

「えい!」ビーーーー

 

 

 

ドン!

 

 

「ギギイ!」

 

 

 

「えー嘘!?」

 

 

「ギギイ!!」

 

 

 

「もう一発!」ビーーーー

 

 

ドン!

 

 

「ギギイ・・・」

 

 

スマートフォンからレーザー銃を出したよ。それであの二体をレーザー銃で倒してしまった。でもあのレーザー銃・・・どっかで見たことあるような・・・

 

 

 

 

「ここから別の世界へジャンプするよ」

 

 

 

「え?別の世界?」

 

 

それはどういう・・・

 

 

 

「やあ!!」

 

 

 

「うわあああああああああ!!??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シューーーン

 

 

 

スタッ

 

 

 

 

「やっと着いた♪」

 

 

 

「ここが・・・別の世界?」

 

 

 

今まで学校中逃げ回っていたけど、ここはどこか知らない公園らしい・・・・・しかも・・・

 

 

 

 

「な・・・な・・・なな・・・なんじゃありゃーーーーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

僕が今驚いているのは、自分のいた世界にはない近未来的な建物が建っていた。あんなもん僕のいた世界にはないぞ!?

 

 

 

 

「・・・はっ!」

 

 

ガシッ

 

 

「えっ・・・ちょっ」

 

 

 

「隠れて!」

 

 

 

 

岬さんは僕の腕を引っ張って草叢の方に隠れた。

 

 

 

 

 

「あれは・・・」

 

 

 

現れたのは、カブトムシのような角を持つ生き物とバナナとあと他が多数と出てくる・・・なんだあれ?

 

 

 

 

 

「はあああああああああ!!」

 

 

 

ドオオオオオーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

「うわっ!」

 

 

 

突然、上から僕と同い年位の少女が拳を構え、地面を殴った時、強い衝撃波で今出てきた奴らを一瞬で消し去った。

 

 

 

 

「マジかよ・・・」

 

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

いや、まだまだ出てくる・・・

 

 

 

 

「はあああああああああ!!」ズバズバズバズバズバズバ

 

 

 

 

 

今度は青髪の少女が剣を縦横無尽に振り回し次々と敵っぽい奴らを倒していく。

 

 

 

「オラオラオラオラー!!!!」

 

 

 

最後に登場した赤い鎧を着た少女が二丁のガトリングをぶっ放し、次々と敵を打ち倒していく。

 

 

 

 

「すげー・・・あれって映画の撮影とかじゃないよね」

 

 

草叢に隠れていた僕たちは今起こっているありえない光景を見て唖然とした。

 

 

 

「いいえ、これはもう現実・・・私達はこの別の世界の現実を・・・今見ているの・・・」

 

 

 

 

「これが・・・現実・・・」

 

 

 

まじかよ・・・

 

 

 

「風鳴指令・・・こちら翼、ノイズ及びアルカノイズの対処を確認、任務完了しました」

 

 

『よし、御苦労、あちらもどうやら終わったらしいからお前達は本部に戻ってくれ』

 

 

 

「はあー終わったー」

 

 

 

「たくっこの馬鹿、一人で突っ走りやがってアタシの苦労も考えろってんだよ!」

 

 

「ごめんクリスちゃん」

 

 

 

「おい、説教は本部に戻ってからしろ、あとマリア達も今、奴らを殲滅できたようだ。早く戻るぞ」

 

 

 

「おう」

 

 

「はい!」

 

 

 

あのオレンジと赤と青の少女達が立ち去っていく。どうやら終わったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピシッ

 

 

 

 

 

 

「ん?」

 

 

 

 

「おい、どうした?」

 

 

「立花?」

 

 

 

 

「今、なんか・・・ヒビの出る音が聞こえて」

 

 

 

 

 

ピシピシピシピシピシピシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バゴーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

「ギギイ!」

 

 

「ギギイ!」

 

 

 

「ギギイ!」

 

 

「ギギイ!」

 

 

 

 

「げっ!あいつら!」

 

 

 

「ここまで追ってくるなんて」

 

 

 

 

 

 

「何あれ?」

 

 

 

「まさかノイズ!」

 

 

ピー!ピー!ピー!

 

『いいえ・・・残念ながらこれはノイズではありません・・・』

 

 

「ロボットが喋った?」

 

 

 

「何なんだお前ら!?」

 

 

 

 

 

あのプリキュアっぽいロボットから声が・・・どこからか遠距離操作で操っているのか?

 

 

「あの声は・・・・・・ブレイン・・・」

 

 

「ブレイン?」

 

 

 

それがあいつらを動かしている奴の名前なのか?

 

 

 

 

『これは失礼しました・・・シンフォギアの皆さん』

 

 

 

 

「シンフォギアのことを知ってる?」

 

 

 

「何者だ貴様!!」

 

 

 

あの青い人・・・奴らの方に刀を向けた。

 

 

 

 

『そう血走らないでください・・・風鳴翼さん・・・私達はここにある男を殺しに来たのですよ』

 

 

 

 

「ある男?」

 

 

 

 

ヤバイ!あいつら、僕らのいる方向を向いた!

 

 

 

『そこだ!』

 

 

「ギーーー!!」バシュン!!

 

 

 

ドーーーーン!!

 

 

 

「やばっ!」

 

 

 

 

「「「え!?」」」

 

 

 

僕らの隠れていた草叢が奴等の攻撃で燃え出し、それを見ていたシンフォギアと呼ばれる少女達に見られた。

 

 

 

 

「え?なんで民間人が・・・」

 

 

 

「ノイズの避難警報から逃げ遅れたのか・・・」

 

 

 

「っておい!早く助けねーと!!」

 

 

 

 

 

 

 

『貴方が・・・赤の勇者・・・勇光の息子ですね・・・』

 

 

 

 

 

「赤の勇者?それってどういう・・・」

 

 

「下がって!!」ビーーーー!!

 

 

「うわっ」

 

 

 

 

「ギギイ!!」ドーーーーン!

 

 

 

「ギギイ!」

 

 

「えい!」ビーーーー!!

 

 

 

「ギー~ギー!」ドーーーーン!

 

 

 

 

「心太郎くん、ここは私が惹き付けるから貴方は逃げて!!」

 

 

 

 

「え!ちょっと岬さん」

 

 

 

「あのーすいません」

 

 

 

「え?」

 

 

 

こいつ確か、あの時上空で拳を振り下ろした奴、

 

 

 

 

「ここは危険だ・・・君は早くここから離れろ」

 

 

 

青髪の人が僕に逃げるよう説得し始めた。

 

 

 

「待てよ!あんた達はまさか戦うつもりか・・・あんな奴等と・・・」

 

 

 

「ったりめーだ!この町にあんな奴らを野放しにされちゃあ、あたしらシンフォギアの面目丸つぶれだろうが」

 

 

 

赤い鎧の少女は得意気に言ってる。岬さん・・・

 

 

 

 

「ギー!」

 

ガキン!

 

「きゃあ!」カランカラン

 

 

 

「岬さん!?」

 

 

あいつの攻撃で岬さんのスーパーガンが弾き飛ばされた。

 

 

 

『勝負ありでしたね』

 

 

 

「うう・・・まだ・・・」

 

 

 

 

 

岬さん・・・・・・僕は・・・・・・僕は・・・

 

 

 

 

「おい!」

 

「早く助けに行かないと」

 

 

「行くぞ!」

 

 

 

 

「うおおおおおおおおお!!!!!」

 

 

 

「「「え?」」」

 

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

「うわああああああ!!岬さんから離れろ!!!」

 

 

 

「心太郎くん!!?」

 

 

 

「えっちょっと!」

 

 

「おい!!?」

 

 

「あいつ!死ぬ気かよ!!?」

 

 

 

 

 

「ギー!」

 

 

「ギー!」

 

 

 

「ギー!」

 

 

「ギー!」

 

 

「ギー!」

 

 

 

5体のプリキュア型ロボットが僕の方に向かってきた。でも・・・・・・

 

 

 

 

「ギー!!」シュン!

 

フッ

 

 

 

「ふん」ビーーーー!

 

 

ドーーーーン!

 

 

 

「ギー・・・」

 

 

「ギー!!」

 

 

 

「てい!」

 

 

ビーーーー!!

 

 

ドーーーーン!!

 

 

 

「ギー・・・!!」

 

 

 

「「ギギイ!!」」

 

 

 

今度は二人で襲いかかってきた。だが・・・

 

 

 

「ふっ!」

 

 

 

「「!!?」」

 

 

 

「てい!」ビーーーーーー!!

 

 

 

ドーーーーン!!

 

ドーーーーン!!

 

 

 

「「ギギイーーー!!!・・・」」

 

 

 

僕は岬さんの持っていたスーパーガンをタイミングよく打ち出し、2体の時は前転して一気に早打ちで勝つことができた。

 

 

 

 

 

「すごい・・・」

 

 

 

「無傷であそこまでやるとは・・・」

 

 

 

「あいつ何者なんだよ?」

 

 

 

僕の思いがけない光景をみて唖然とするシンフォギアの人達・・・この武器の使い方は・・・夢の中で使い方を知ったからね・・・

 

 

 

 

「岬さん!大丈夫か?」

 

 

 

「うん・・・ごめんね・・・助けるどころか逆に助けられちゃって・・・なんか情けないね」

 

 

 

「そんな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

ピシピシピシ

 

 

 

「え?」

 

 

 

バリーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

「デキーーーーーーターーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

「あれって・・・」

 

 

 

「対勇者用、生物兵器デキータ!!」

 

 

 

『さあ、殺りなさいデキータ!!』

 

 

 

「デキーーーーーーターーーーー!!!」

 

 

 

 

 

怪物がジリジリとこっちに迫ってくる。どうしようこのままじゃマジでやばい・・・

 

 

 

 

「心太郎くん!!」

 

 

 

「岬さん?」

 

 

 

「・・・・・・」ピッピッピッピッピッピッ

 

 

岬さんはスーパーガンを出したスマホをもう一度出して何やらパスワードをうってるようだ。

 

 

 

ピーーーー!

 

 

 

シューーーーーーーーーン

 

 

 

 

「え?これって・・・」

 

 

 

アルミ制のトランクケース・・・そして岬さんは中を開けた時・・・そこにあったのは僕がよく夢で見たヒーローのフィギュアだった。

 

 

 

 

「仮面ライダー1号・・・仮面ライダーアマゾン・・・オメガ・・・アカレンジャー・・・・・・ウルトラマン・・・ウルトラマンティガ・・・ガンダム・・・」

 

 

 

 

仮面ライダーのフィギュアが2つ・・・ウルトラマンも2つ、・・・スーパー戦隊のアカレンジャーとガンダムは1つだけ・・・

 

 

 

 

「心太郎くん!」

 

 

「え?」

 

 

 

「あなたにこれを・・・渡すわ」

 

 

 

「ええ!?」

 

 

 

「何あれ?」

 

 

 

「人形?とあれは・・・」

 

 

岬さんに渡されたのは仮面ライダー1号のフィギュアとなぞの機械を渡した。

 

 

 

「これは“トランスギア”これをそのフィギュアに装着して変身して戦うの」

 

 

 

「へ・・・・・・変身!!?」

 

 

 

変身ってあの夢で見たヒーローに変身出来るの!?

 

 

 

 

 

「でも・・・覚悟して・・・これを持っていれば貴方はこの先逃げられないあなたは一生、あいつらと戦うことになるのよ・・・それでもやる?」

 

 

 

 

「一生・・・・・・戦う人生・・・」

 

 

 

 

僕は・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心!!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やります!!幼馴染みも・・・美憂もあいつらに襲われていることになっているのなら・・・助けたい!助ける力が欲しい!!」

 

 

 

 

 

 

「心太郎くん・・・」

 

 

 

 

 

 

 

「デキーーーーーーターーーーー!!!!」

 

 

 

 

「おい!来るぞ!」

 

 

 

赤い鎧の少女は奴が走って迫ってくることに警告してきた。

 

 

 

 

「それじゃ、フィギュアをトランスギアに装着して変身して!!」

 

 

 

「うん!」

 

 

 

 

ガチャ!

 

 

 

 

《トランスチェンジ!仮面ライダー1号!!》

 

 

 

 

「デキーーーーーーターーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

 

「危ない!」

 

 

 

「くそったれ!!」

 

 

 

「私達も行くぞ!」

 

 

 

 

 

ビュオオオオオオオーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

響side

 

 

 

 

私達は彼を助け出そう駆けつけた時、突然、彼の回りから巨大な風が出現した。

 

 

 

「うわっ!」

 

 

 

「なんだよ!今度は・・・」

 

 

 

「一体、何が起こっているんだ!?」

 

 

 

私達は巨大な風が出現して手で覆い尽くしているとき、やっと風がやんだ時、私達が今、目の前にいるのは・・・

 

 

 

 

 

「あれは・・・」

 

 

 

「なんだありゃ!?」

 

 

 

 

「深緑の・・・飛蝗?」

 

 

 

私達が今目の前にいるのは彼ではなく首に赤いマフラー腰には白いベルト、そして頭と体は全身緑色に染め上げた飛蝗男がそこにいた。

 

 

 

 

 

 

 

ルッルル~~~~~デデデデン!! (初期仮面ライダー前半終了曲)

 

 

 

 

3話に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告


夢で見たヒーロー達・・・



それに変身する心太郎



謎の怪物とプリキュアに似たロボット達



今、その戦いが始まる・・・



次回、初めての戦い・・・



こいつぁ すごいぜ!



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3話 初戦

ここからは台詞のカッコに名前をつけることにします。


エルフナイン「あれは・・・一体?」

 

 

 

ここはS.O.N.Gの直轄の超常災害対策機動部タスクフォースの本部、

 

 

 

その本部の司令室の席に座っている小柄な少女、エルフナイン

 

 

彼女は魔法少女事変と呼ばれる事件の中核に関わってきた少女、彼女は見た目は小学生に見えるが頭脳は常人の知識をも上回る。

 

 

 

弦十郎「深緑の飛蝗か・・・・・・まるで大自然の使者だな」

 

 

 

 

司令室の中央ブリッジに立っている巨漢の大男は今モニターに映っている風鳴翼の叔父であり、このタスクフォースの司令官である風鳴 弦十郎、そして人員の友里あおい、藤尭朔也

 

 

 

藤尭「もしかして・・・あれもノイズなんじゃ・・・」

 

 

藤尭は不安そうにモニターに映っている飛蝗男を見た。

 

 

 

エルフナイン「いいえ、藤尭さんあの人にはノイズの反応あるいはアルカノイズの反応ですらありません」

 

 

 

エルフナインは先程、飛蝗男について調べたがどうやらノイズあるいはアルカノイズの反応はないらしい・・・

 

 

 

友里「それにあの女の人があの子に人形と謎の機械のような物を渡していたけど・・・」

 

 

友里は先程の岬が心太郎に渡したあのアイテムを拡大して映し出され、それを見た弦十郎とエルフナインは今度は飛蝗男と対峙する白い怪物・・・デキータを見た。

 

 

弦十郎「あれは・・・一体?」

 

 

エルフナイン「恐らくノイズとは違う・・・別の何か・・・」

 

 

 

弦十郎とエルフナインはそう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー心太郎sideー

 

 

心太郎「これは・・・夢の中で見た・・・」

 

 

 

でも色が違う・・・あの時はもっと明るかった筈・・・

 

 

 

「デキーターーーーー!!!!!」ブオン!

 

 

 

岬「心太郎くん!!来るわよ!」

 

 

 

心太郎「へ?」

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

響「あっ!」

 

 

クリス「くそ!?」

 

 

翼「いや・・・待て!上を見ろ!」

 

 

 

 

 

シュウウウウウウウ・・・

 

 

 

 

心太郎「ふー・・・間一髪・・・」

 

 

 

響「え?嘘!?」

 

 

翼「上空10mまである高さまで飛んだだと!?」

 

 

 

クリス「・・・まじかよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「え?嘘!?僕今飛んでる!?」

 

 

 

あの時、あいつのパンチが振り下ろそうとした時、軽く飛んだつもりがまさかこの高さまで行くなんて・・・

 

 

 

心太郎「これが仮面ライダーの力・・・」

 

 

 

 

岬「心太郎くーーーん!!」

 

 

 

 

心太郎「岬さん!?」

 

 

 

僕が上空で感心しているとき下で大声を出している岬さんがこのライダーの必殺技を教えた。

 

 

 

岬「このまま急降下してキックで攻撃して!」

 

 

 

心太郎「キック?」ピーン!「うっ」

 

 

 

一瞬、頭の中から何かのビジョンのようなのが浮かび上がった。

 

 

 

それは・・・このヒーローの始めての戦いで使った最初の必殺技を・・・

 

 

 

心太郎「ライダーキッーーーーーク!!」

 

 

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

「デキーーーーーーーーーーーターーーー!!!!!」

 

 

 

 

ドスーーーーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

岬「やった♪」

 

 

 

 

翼「急降下からの蹴りであれほどとは・・・」

 

 

クリス「こりゃほどほどっていうレベルじゃねーぞ?」

 

 

響「すごい・・・」

 

 

 

シンフォギアの三人が旧1号の戦いを圧巻している時、

 

 

 

 

 

「デ・・・デキータ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレイン「やれやれ・・・ではここから本番と行きましょう!」

 

 

ブレインは蜘蛛と蝙蝠のフィギュアをセットし、転送させた。

 

 

 

≪蜘蛛男・蝙蝠男 クロスオーバーチェンジ!≫

 

 

 

「ウグオオオオオオオ!!」

 

 

 

≪クモコウモリ!!≫

 

 

 

 

 

バシューーーーン!!

 

 

 

 

「ウグオオオオオオオ!!」

 

 

 

 

心太郎「あれは!?」

 

 

 

岬「え?あれって・・・」

 

 

 

 

 

響「あれって蜘蛛と蝙蝠?」

 

 

 

翼「それに合わさった生物に変わったのか?」

 

 

 

 

さっき出現したあのフィギュア・・・あれは旧1号が戦った蜘蛛男と蝙蝠男のフィギュア・・・しかもその力を合体した敵になるなんて・・・

 

 

 

 

 

「ウグオオオオオオオ!!!」ブオーン!ブオーン!

 

 

 

 

 

「うわっ!」

 

 

 

 

僕はクモコウモリの超音波によって体が怯んでしまい、奴は蝙蝠の翼を広げ、上空高く飛んだ・・・どうやら一気に急降下でとどめを指す気らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎(くそ・・・体が思うように動かない・・・今、攻撃されたらそれこそ・・・ん?)ピーン

 

 

 

 

また僕の頭の中にビジョンが浮かんだ・・・今度はアカレンジャーとアマゾンオメガの戦い・・・

 

 

 

 

「そうか!」

 

 

 

 

「ウグオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

響「あぶない!」

 

 

 

クモコウモリの急降下攻撃が迫ってくる時、響が助けに向かおうとしたとき、心太郎は岬にある二つのフィギュアを出させた。

 

 

 

 

心太郎「岬さん!アカレンジャーとアマゾンオメガのフィギュアをください!」

 

 

 

 

岬「え?・・・はい!」ヒュン!

 

 

 

 

パシッ

 

 

 

 

≪トランスチェンジ!アカレンジャー!≫

 

 

 

 

 

 

心太郎「よし!」

 

 

 

クリス「姿が変わった!」

 

 

 

翼「今度は赤色の戦士!」

 

 

 

 

 

今、自分が変身したヒーローはかつて悪の組織、黒十字軍と対抗するために5人に結成されたはじまりの戦士たちその名は・・・秘密戦隊 ゴレンジャー

 

 

 

心太郎「レッドビュート!」ヒュン!

 

 

 

シュルルル

 

 

 

「グオ?」

 

 

 

心太郎「レッドスパーク!」

 

 

 

バリバリバリバリバリバリ

 

 

 

 

「ウグオオオオオオオ!!!!!!」

 

 

 

レッドビュートでクモコウモリを縛り付け、電流を流すレッドスパークでクモコウモリを痺れさせた。

 

 

 

 

心太郎「止めはこれだ!」

 

 

≪トランスチェンジ!仮面ライダーアマゾンオメガ!≫

 

 

 

心太郎「ふん!」

 

 

 

 

響「また変わった!今度は・・・蜥蜴?」

 

 

 

最後に変身したヒーローは養殖を主にする仮面ライダー、仮面ライダーアマゾンオメガである。

 

 

 

心太郎「これで決める!」グイッ!

 

 

 

『バイオレント・・・バニッシュ!』

 

 

心太郎「はっ!」

 

 

 

僕はベルトに着いているアクセラーグリップを捻り両腕に装備されてるヒレのカッターを大型化させてそこに落下してくるクモコウモリの方まで飛んだ!

 

 

 

 

 

心太郎「はああああ!!」

 

 

 

 

バシュッ! ズバッ!

 

 

 

 

スタッ

 

 

 

 

「ウグオオオオオオオ!!!??」

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーン!!!!!!

 

 

 

 

クモコウモリは最後の断末魔を残しながら爆発した。

 

 

 

 

岬「やったー!!」

 

 

ピシューン・・・

 

 

 

心太郎「はあ・・・勝ったのか?・・・ん?」

 

 

 

あまりにもありえないことに驚いている時、地面の中に三つの光があることに気付きそれを堀当てた。

 

 

 

 

 

心太郎「これは・・・」

 

 

 

地面から堀当てたのはガンダムと同じタイプと鳥の頭をした赤い戦士恐らくスーパー戦隊の一人・・・そして最後のは全身が銀色に包まれた戦士のフィギュアだった。

 

 

 

心太郎「ガンダムエクシア・・・ライブマンの・・・レッドファルコン・・・宇宙刑事・・・ギャバンか」

 

 

 

これもあの頃・・・夢で見た戦士たちだ・・・でも、なんで・・・フィギュアなんかに・・・それに・・・

 

 

 

岬「心太郎くーーーん!!」

 

 

 

心太郎「岬さん・・・」

 

 

 

岬さんがうれしい姿に僕の方に駆け寄ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピーピーピー

 

 

 

翼「はい・・・風鳴司令」

 

 

 

弦十郎『翼・・・先程のあの少年を本部ほうまで連れてきてくれるか・・・いろいろと事情聴衆したいのだが・・・出来るか?』

 

 

 

翼「わかりました!立花、雪音」

 

 

響「翼さん?」

 

 

 

翼「これから彼を本部の方につれていこうと思う」

 

 

クリス「それもそうだな、あいつのいろんなのに変身したのが気になるしな・・・」

 

 

 

3人は心太郎の方に近づいていく。

 

 

 

 

ピーピーピーピーピーピー!

 

 

 

 

 

岬「あっ!」

 

 

 

 

心太郎「岬さん?」

 

 

 

岬「心太郎くん!これからパラドックスジャンプするから!私の手を繋いで」

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

ガシッ

 

 

 

岬「セオくん!お願い!パラドックスジャンプ!」

 

 

 

 

ピシュン!

 

 

 

 

響「え!消えた!?」

 

 

翼「そんなバカな!?」

 

 

 

クリス「おい!一体どこにいるんだよ?」

 

 

 

3人は二人が消えた痕跡を探したが、あまりそのような証拠はなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー次元の空間ー

 

 

 

 

 

心太郎「いてて、ここはどこだ?」

 

 

 

 

?「ここはノーベン・ノヴァの艦内であり今は次元空間の中にいるんです」

 

 

 

 

心太郎「君は・・・」

 

 

目の前にいるのは頭が金髪で目も金色をしているどうみても地球人じゃない・・・

 

 

 

 

セオ「はじめまして・・・僕の名はアルフロディ・セオ ラーティアンと呼ばれる世界から来ました」

 

 

 

 

 

星川岬・・・そしてアルフロディ・セオこの二人と出会うことで僕はまだなにも知らない冒険に行くのはまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





次回



「禁断の大地」




こいつぁ スゴいぜ!


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4話 禁断の大地

僕は勇光 心太郎、僕はこれまでいろいろなことに巻き込まれたことについて説明しよう

 

 

 

あの時、僕がよく見る夢に出てきたヒーロー達・・・だけど彼らはプリキュアと呼ばれる少女達によって倒された。

 

 

 

そしてその夢が何か正夢となってしまい、突然現れた星川岬と呼ばれる女性に救い出され僕は岬さんと共に異世界に来ることになってしまった。始めて見た自分のいた世界とはすこし異なる建物、そしてノイズと呼ばれる敵、そしてシンフォギアと呼ばれる異世界の少女達・・・そしてしつこくも現れるプリキュア型のロボット達そして謎の怪物デキータ、岬さんから渡された謎の機械と夢で見たヒーローのフィギュア・・・僕はそれに変身して奴を倒すことに成功した、実際僕いわくあまり実感がわかない・・・

 

 

 

心太郎(美憂・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ライダーキッーーーーーク!!」

 

 

 

 

ここはS.O.N.G本部、任務を終えたシンフォギア奏者の立花響、風鳴翼、雪音クリス、そして別の場所にてノイズとの戦いを終えた三人の奏者、マリア・カデンツァヴナ・イヴ、月読調、暁切歌は響達が目撃した心太郎の戦闘のモニターを視聴していた。

 

 

マリア「信じられないわ・・・私達シンフォギア・・・いやそれ以上の力を持っているだなんて・・・」

 

 

マリアはモニターに映し出された旧1号の戦闘を見て呆気になった。

 

 

調「今度は赤になった・・・」

 

 

切歌「最後はトカゲになったデス!?」

 

 

 

ツインテールが特徴の調と金髪のショートカットの切歌は旧1号からアカレンジャー、アマゾンオメガに変身した場面を見て興奮した。

 

 

 

クリス「でもよ・・・なんであの一般人があんなのに変身できるようになったんだ?名前は・・・確か・・・」

 

 

 

翼「奴等は彼のことを・・・勇光と呼んでいたな」

 

 

 

響「あとあの女の人は心太郎って呼んでましたし」

 

 

 

弦十郎「勇光 心太郎か・・・まあなんにせよ彼は我々の敵かあるいは味方か・・・また会えば話をつける気だ・・・それに・・・」

 

 

心太郎が変身したヒーローと対峙する謎の生命体デキータを睨み付けた。

 

 

弦十郎「こいつは何なのか?これまでのノイズやアルカノイズとは違うタイプだ・・・」

 

 

翼「ええ、奴は勇光という男をを始末しようとしていましたからね・・・」

 

 

クリス「それになんか蜘蛛か蝙蝠が合わさった気持ち悪りい化け物になっちまうしな」

 

 

マリア「勇光心太郎とノイズとは異なる謎の敵・・・何か関係が・・・」

 

 

みんながモニター画面に映し出された映像を見ていろいろと話し合ってる時、何故かエルフナインは気難しい表情で考えていた。

 

 

 

響「どうしたの?エルフナインちゃん」

 

 

 

エルフナイン「あっ!?響さん!すいません・・・つい彼のことについて考え込んじゃって・・・」

 

 

 

マリア「彼って・・・勇光 心太郎のこと?」

 

 

 

エルフナイン「はい・・・僕・・・その勇光って名前・・・どこか大昔にあった記憶があるらしいんです」

 

 

 

「「「「「「え?えええええーーーーー!!!!???」」」」」」

 

 

 

エルフナインの一言に奏者達はこの本部施設が響くほどの大声を出した。

 

 

 

弦十郎「それは本当か!?エルフナインくん」

 

 

 

エルフナイン「はい・・・恐らく・・・どこかで・・・」

 

 

 

 

響(勇光 心太郎くん・・・・・・一体何者なんだろう?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴオン!

 

 

 

 

岬「とうちゃーく!!」

 

 

 

心太郎「ここは・・・」

 

 

 

セオ「ここは異世界都市アルカ、ここはありとあらゆる異世界からやって来た住人達が人種差別なく共同に暮らせるエントランスな世界です。では下の駐車場まで降りていきましょう」

 

 

 

ノーベン・ノヴァをアルカのゲート前の駐車場まで降り立ち、3人はゲートを潜り抜けると、心太郎は呆気にとらわれた。それもそのはず・・・

 

 

 

心太郎「な・な・・・な・・・なんじゃこりゃああああ!!!!???」

 

 

 

異世界都市アルカには様々な異世界の住人達がこの世界の特許をとって暮らしているのだ。あるいは宇宙人、ロボット、恐竜、ドラゴン、サイクロップス、エルフ、鳥人、超能力者、妖怪などである。

 

 

 

 

心太郎「すげえ・・・」

 

 

 

 

こんな多種多様な住人達がこの世界に集まっていることに呆気になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岬「タクシー!」

 

 

 

「メエ~~~~」

 

 

心太郎「え?羊?」

 

 

 

バビューーーーン!!

 

 

心太郎「うわっ!?この羊・・・早いうえにデカ!?」

 

 

心太郎が目にしたのは普通の羊よりも4mデカイ羊が現れ驚愕した。

 

 

 

セオ「これは“タクシープ”元々は別の異世界の動物であってこの世界に輸入することが出来た動物なのです」

 

 

タクシープ「メエ~~」

 

 

岬「それじゃ・・・あの上の椅子に座ってディファレントタワーまでGOだよ!」

 

 

心太郎「ディファレントタワー?」

 

 

 

セオ「あの一番高く建っている塔のことです。あそこが僕達、DWDの本拠地であり、ありとあらゆる異世界を管理する重要網でもあるんです」

 

 

 

心太郎「へぇー」

 

 

あの一番高くそびえ立っている塔ってそんな役割りをしてるんだ・・・

 

 

 

 

 

タクシープ「メエ~~~!!」

 

 

 

 

バビューーーーン!!

 

 

 

心太郎「うわあああああ!!」

 

 

この羊・・・走ったらもう車とかバイクとか比じゃないくらい走る!

 

 

 

セオ「ははは、大丈夫ですよこの羊は最高時速150キロですけど、最初の人が乗ったときは飛ばしし過ぎて離れて行くようなことがありましたが、今はこの羊毛のところについているシートベルトを通しているから安心して乗れるんですよ・・・」

 

 

 

いや、シートベルトしても飛ばされそうなんですけど・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーディファレントタワーゲート前ー

 

 

 

タクシープ「メエ~~」

 

 

 

 

心太郎「ふうー死ぬかと思った・・・」

 

 

 

こっちは死ぬ思いだったのにあの二人は普通に立ってるし・・・これが慣れってやつなのか?

 

 

 

 

 

セオ「それじゃ僕達は上官に報告しに行くのですこし空けさせてもらいますからね」

 

 

 

岬「すぐに終わるからちょっと待っててね」

 

 

 

そういいながら、岬さんとセオさんはタワーの中まで入っていった。

 

 

 

 

 

心太郎「しっかし・・・デケーな・・・」

 

 

 

ここで間近で見ると・・・凄い高さだ。先がよく見えない・・・

 

 

 

心太郎「それに・・・」ジャラ・・・

 

 

 

このフィギュア・・・ウルトラマンが2つ、ライダーも2つ、ガンダムも2つ、スーパー戦隊、赤いのが2つ、それに新しく手に入った奴がある、銀色の戦士、宇宙刑事ギャバンである。

 

 

宇宙刑事ギャバン、夢で見た時は宇宙犯罪組織マクーと呼ばれる悪の軍団と激しい戦いを繰り広げたとされる伝説の宇宙刑事・・・

 

 

 

あの時夢で見たヒーロー達がプリキュアによって倒されたことと何か関係あるのか・・・

 

 

 

 

心太郎「それに・・・美憂・・・どこにいるんだろう」

 

 

 

こんなところにいる場合じゃないのに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「心!」

 

 

 

 

心太郎「え!?美憂?」

 

 

 

今一瞬、美憂の声が聞こえたような・・・

 

 

 

「心!!」

 

 

 

やっぱり聞こえる!

 

 

 

心太郎「美憂!どこにいるんだ?美憂!」

 

 

 

その時、一瞬大きな光が僕を覆い尽くした。

 

 

 

 

心太郎「うわああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岬「心太郎くーんお待たせー・・・ってあれ?」

 

 

 

セオ「心太郎さん・・・一体、どこに・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー?ー

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・・うっうう・・・ここは」

 

 

 

 

?「よくぞ来ましたな?」

 

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

70代くらいの老いた女性が僕が目覚めた場所の目の前に立っていた。

 

 

 

心太郎「あんたは・・・」

 

 

 

?「ワシの名はモン婆・・・そしてこの島は“プリズムエレメント”またの名を禁断の大地・・・」

 

 

 

 

心太郎「禁断の・・・大地・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今日登場した異世界の物品



タクシープ


トリコの世界の存在する生物普通の羊とは異なり、時速150キロまで走る生物である。




これまで集めたスピリットフィギュア



ウルトラマン×2


仮面ライダー×2


ガンダム×2


スーパー戦隊×2


東映ヒーロー×1



次回・・・5話 土のエリア グランドマウンテン



ぶっちぎるぜっ!!


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5話 土のエリア グランドマウンテン 唸れ!ギャバン

ー心太郎sideー

 

心太郎「禁断の・・・大地・・・何ですか?それ」

 

 

 

このお婆さんの言ってることはすこし意味不明だった。

 

 

 

モン婆「この地はかつて3人の伝説の勇者によって封印された虹色の宝石“プリズムクリスタル”を管理する世界ですじゃ・・・」

 

 

心太郎「プリズムクリスタル?」

 

 

 

モン婆「かつて悪しき乙女がその力を使って地球を我が物にしようとした極悪な奴だったのですじゃ・・・」

 

 

心太郎「・・・・・・」

 

 

 

モン婆「その力は強大で人類も生き物も次々と殺されもう絶望するしかないと思っていましたのじゃ・・・」

 

 

心太郎「!!?っ」

 

 

 

モン婆「じゃが、それを止めるためその乙女の妹によって異界からやって来た3人の勇者そして15人の戦士達によって見事悪しき乙女を倒すことに成功したんじゃ」

 

 

心太郎「へぇーすげーな」

 

 

 

モン婆「そして、悪しき乙女を倒した勇者達は誰も新たな悪しき者達に石に触れないようこの場所に封印することに成功したんじゃ」

 

 

 

心太郎「へぇー」

 

 

 

モン婆「じゃが・・・・・・それが今封印を解こうと考える者があらわれ、この世界の禁断の封印の地を壊そうと4つのエリアに張り込もっておるんじゃっ!!」

 

 

 

心太郎「4つのエリア?」

 

 

 

モン婆はそれぞれ赤、青、黄、緑の扉を見せながらこう呟いた。

 

 

モン婆「南の黄色の扉は土のエリア、グランドマウンテン、西の緑の扉はウィンドバレー、東の青の扉はアクアガーデン、北の赤の扉はファイヤーキャッスル、その4つの扉の向こうの先に今まさに封印の枷を壊そうとしておりまする、どうか我々の力になってくれませぬか・・・このとおり」

 

 

 

モン婆はまさに真実の籠ったような土下座に心太郎はどうすればいいのか困った。

 

 

 

心太郎(どうしよう・・・もしかしたら・・・この扉の向こう側のどちらに・・・美憂が・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「心!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「え?美憂!?」

 

 

 

今一瞬、美憂の声が聞こえた。まさか・・・このどちらかの扉の向こうの方に・・・

 

 

 

モン婆「どうですか?」

 

 

 

心太郎「・・・・・・わかりました。この世界のプリズムクリスタルは必ず守ります!」

 

 

 

モン婆「おお、ありがとうございます・・・」

 

 

 

ギギィーーー・・・・・・

 

 

 

心太郎「!?」

 

 

 

突然、黄色の扉が開かれた・・・・・・どうやらあそこが最初の行くべき道らしい

 

 

 

 

モン婆「それでは・・・この先にいる化け物を上手く退治できるよう・・・私は祈ってます」

 

 

 

 

心太郎「行くぞ!」

 

 

 

 

そのまま、黄色の扉、グランドマウンテンへと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー土のエリア、グランドマウンテンー

 

 

 

 

 

 

 

それにしても・・・・・・一体、どのくらい歩き、登ったのだろうか、もう2時間も歩いているのに、この先の道のり・・・・・・ぶっちゃけ・・・超ツラい!!

 

 

 

 

心太郎「そうだ!いっそのことフィギュアの力で・・・」

 

 

ガッ!

 

 

 

心太郎「うわああ!?」

 

 

 

突然、フィギュアを出して変身しようとした瞬間、誰かがズボンの後ろの袖を引っ張った。

 

 

 

 

心太郎「えっ!?」

 

 

 

引っ張った方向を見るとそこにいたのは、2メートルを越えるゴーレムがいた。

 

 

 

ゴーレム「ウオオオオオ!!」

 

 

 

ボゴォッ ボゴォッ ボゴォッ ボゴォッ ボゴォッ・・・

 

 

 

心太郎「マジで・・・」

 

 

ゴーレムの鳴き声でボゴボゴと同じゴーレムが出てくるなんか・・・やだな・・・

 

 

 

 

心太郎「でも・・・しかたない!」

 

 

 

僕はズボンのポッケから岬さんからもらったトランスギアと仮面ライダー1号のフィギュアを取り出し、それをギアに装着した。

 

 

 

《トランスチェンジ!仮面ライダー1号!》

 

 

 

 

心太郎「ふっ!」

 

 

 

スタッ

 

 

心太郎「トウ!」バキッ ドゴッ

 

 

 

ゴーレム「グオオオオ!」ドスン!

 

 

心太郎「ライダーキック!」

 

 

 

バキン!!

 

 

 

ゴーレム「グオオオオオオオ!!!!」ドーーーーン

 

 

ライダーキックで一気にゴーレム達を一掃することが出来たが・・・

 

 

 

 

ゴーレム「グオオオオ・・・」

 

 

ゴーレム「ウオオオオオ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「こいつら・・・倒しても倒しても増殖してくるか・・・ここからは一気に・・・飛ぶっ!!」

 

 

 

ブォォォォーーーーーーーーン!!!

 

 

 

僕は1号のベルトの風車に最大までギリギリの量の風力を貯めて一気に飛び立った。

 

 

 

心太郎「ライダー!!ジェットジャンプ!!」

 

 

 

ビュッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「フッ」スタッ

 

 

 

ゴーレム達の軍勢から遠ざけることに成功した僕は見事に山の頂上まで到着できた。

 

 

 

 

心太郎「さて・・・ここになにか・・・「ゴゴゴ・・・」えっ何だ!」

 

 

 

突然の揺れに戸惑った心太郎は地中から人型の怪人が心太郎の前に姿を表した。

 

 

 

 

?「ブアアアアア!!俺はグランドコング!!!」

 

 

 

心太郎(こいつがあの婆さんが言ってたクリスタルの封印を解こうする奴か・・・)

 

 

 

見た目はゴリラたで両肩と両胸に岩石が装着している怪人か・・・手強いな・・・

 

 

 

グランドコング「待ってたぞ勇光!!お前をぶっとばせば俺はもとの世界に戻れるんだ!」

 

 

 

心太郎「元の世界?・・・それはどういうことだ?」

 

 

 

グランドコング「そんなこと知るか!お前さえ倒せばそれでいいんだ!!ウラァ!!」ドスーン!!

 

 

 

心太郎「うわっと!」

 

 

奴が地面に巨大なパンチを叩きつけ、この山に大きなヒビが入った。

 

 

 

心太郎「げっ!まじかよ?」

 

 

 

もしあれを食らったらかなりまずい!僕は一気に1号の必殺技で決めようとした。

 

 

 

心太郎「ライダー・・・キック!!」

 

 

グランドコング「そんなの聞くか!!」

 

 

ドーーーーン

 

 

 

心太郎「うわあ!?」ドサッ

 

 

 

 

 

 

 

そんな!ライダーキックが聞かないなんて・・・

 

 

 

 

 

 

グランドコング「そんなキックでこの俺が負けるか!ウオオオオオオオ!!」ドンドンドンドン!!!!

 

 

バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!

 

 

両胸の岩石でドラミングを起こすと地面から石柱が出現し、それに迫ってくるよう僕の下から石柱が出現し吹っ飛んでしまった。

 

 

 

ピョン!ピョン!ピョン!ピョン!ピョン!ピョン!

 

 

グランドコング「これで止めだ!!」

 

 

 

心太郎「!?」

 

 

 

バゴーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

心太郎うわあああああああ!!!」

 

 

 

ドスーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

心太郎「・・・・・・うう・・・いてぇ・・・」

 

 

あいつ・・・自分が出した石柱を渡って僕に向かって攻撃してくるとは・・・運よく1号のままでダメージは半減できたがそのせいで元に戻ってしまった・・・もし元のままだったら確実に死んでた・・・

 

 

 

グランドコング「やったぞ・・・やっとあのオタクヤローをぶっ殺したぞ!!これで俺は自由だ!!ははは」

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎(あいつ・・・まだ僕が生きてるってことはまだ知らないらしいな・・・あいつに対抗できる・・・のは・・・・・・ん?・・・)

 

 

 

僕はポケットからあるヒーローのフィギュアを取り出した。それは・・・

 

 

 

心太郎「宇宙刑事・・・ギャバン・・・」

 

 

 

その時、頭の中からギャバンの戦闘スタイルと戦いのヴィジョンが浮かんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「いちかバチかやるか・・・」

 

 

 

ギャバンのフィギュアトランスギアを装着し、僕は変身した。

 

 

 

心太郎「ハッ!」

 

 

 

《トランスチェンジ!宇宙刑事ギャバン!》

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「トウ!」

 

 

 

 

グランドコング「はははははは・・・え?」

 

 

 

心太郎「宇宙刑事・・・ギャバン!」

 

 

 

仮面ライダー旧1号から宇宙刑事ギャバンに変身し、それを見たグランドコングは心太郎がまだ生きてたことに驚いた。

 

 

 

グランドコング「そんな・・・まだ・・・生きてたのか?俺の最強の必殺技を食らわせたのに・・・」

 

 

 

 

心太郎「悪いけど・・・あの程度の技で僕は死ねないんで・・・今度はこっちから行くぜっ!」

 

 

 

グランドコング「させるか!ウオオオオオオオ!!」ドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!

 

 

 

バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!バゴン!

 

 

 

また奴はドラミングで石柱を出したがもうその手には食わない!!

 

 

 

 

心太郎「ふっ!とう!とう!ふっ!」

 

 

 

僕は出現した石柱を軽々とかわし、一気に奴の方まで接近した。

 

 

 

グランドコング「そんな・・・俺の攻撃を全てかわすなんて・・・」

 

 

 

心太郎「もうそれは攻略済みなんだよ!!スパイラルキック!!」

 

 

 

 

ドーーーーン!

 

 

グランドコング「うぉっ!」

 

 

 

心太郎「ディメンションボンバー!!」

 

 

 

ドーーーーン!!

 

 

 

グランドコング「うわあああああああ・・・ってあれ効いてないぞ?なーんだ?こけおどしか・・・」

 

 

 

心太郎「・・・・・・」

 

 

 

 

グランドコング「これで最後だ!!ウオオオオオオオ!!」ドンドンドンドンバゴーーーーーーーーーン!!「うわあああああああ!!」

 

 

 

 

心太郎「どうやら引っ掛かったな、僕が攻撃したのはお前じゃなくお前の胸の岩石を狙ってたのさ・・・」

 

 

 

 

グランドコング「え?」

 

 

 

心太郎「これであのドラミング攻撃は出来ないな・・・」

 

 

 

グランドコング「ひぃぃぃ!!」

 

 

 

心太郎「レーザーブレード!・・・はああああ・・・ふっ」

 

 

 

 

僕は宇宙刑事ギャバンの最大の武器、レーザーブレードを出現させ、それをスーツエネルギーをレーザーブレードに集中させ光の剣へと変り、一気に止めを指す!!

 

 

 

 

 

心太郎「うおおおおおおおおおお!!!!」

 

グランドコング「くそおおおおおおお!!!!!」

 

 

 

奴はやけくそで拳で対抗するが僕はそれをジャンプでかわしさらに空中回転して必殺技を炸裂させた。

 

 

 

 

グランドコング「え?」

 

 

 

 

心太郎「ギャバンダイナミック!!」ブシャア!!

 

 

 

グランドコング「うあああああああああ!!」

 

 

 

 

ギャバンダイナミックが奴の胴体ごと真っ二つに切り裂いた。

 

 

 

 

 

 

グランドコング「うああ・・・北沢くん・・・・・・ごめん」

 

 

 

ドガーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

奴は倒れ付して大爆発を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「ふう・・・これで・・・封印の解除を止めたことが出来たんだよな・・・」

 

 

 

ギャバンから元の姿に戻った心太郎はほっとため息を吐いた。

 

 

 

 

心太郎「残りは3つ!待っててね美憂」

 

 

 

心太郎は意を決意し、次の扉へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーとある禁断の大地・・・とある場所ー

 

 

 

 

バゴーーーーーーーーーン!

 

 

 

 

とある場所で巨大な黄色の石が光と共に崩れ去っていった。

 

 

 

 

 

?「ふふふ・・・あとはこの調子で・・・」

 

 

 

 

謎の人物が不適な笑みをかかげていることは心太郎はまだ知らない・・・

 

 

 

 

 




次回



次の扉は風のエリア ウインドバレー




その世界は風と雷を起こす気象の荒い世界



そしてそれを待ち受ける刺客



どうなる心太郎!



次回 風のエリア ウィンドバレー!!



ぶっちぎるぜっ!!


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6話 風のエリア ウインドバレー 甦れ!ウルトラマン

ゴオオオオオオオオ!!

 

 

 

カッ!

 

 

ドガーーーーーーーーーン!!

 

 

 

心太郎「うわっ!!」

 

 

 

心太郎が今いるのは緑の扉の向こうの世界風のエリア ウインドバレーである。

 

 

 

心太郎「まったく・・・こんな天候の荒い世界に封印の妨害を企む奴なんているのかよ・・・」

 

 

 

この世界に来た時点で暴風の嵐に巻き込まれて、このエリアまで飛ばされたって訳よ・・・

 

 

心太郎「そういえば・・・こんな雨を見ると昔小学校で放課後に一緒に帰った美憂を思い出すな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時は自分の傘をいじめっ子にとられて困ってる所に美憂が学級委員の仕事を終わらせて帰ろうとしていたんだっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「美憂ちゃん・・・」

 

 

 

美憂「どうしたの心くん?傘は?」

 

 

 

心太郎「・・・・・・」

 

 

 

 

美憂「もしかして・・・・・・またあいつら!?人のものを勝手に取り上げるなんて最低!!」

 

 

 

心太郎「美憂ちゃん・・・その・・・」

 

 

 

美憂「私の傘で一緒に帰ろう♪心くん」

 

 

 

 

あの時は傘の中でよく僕のヒーローの話を最後まで聞いてくれたよな・・・

 

 

 

それに僕の傘を取り上げた連中は美憂の男勝りな拳でそいつらを泣かせたんだっけ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに今は・・・僕が美憂を助ける番なんだ!ここから執念場だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「とはいったものの暴風に豪雨に雷・・・・・・一体、なんでって・・・・・・え!?」

 

 

 

僕はこの気象の荒い天候の原因はなんなのか周りを見回した時、そこにいたのは・・・

 

 

 

心太郎「あれ・・・怪獣・・・」

 

 

 

僕が今、目撃したのはクラゲが突然変異したような形をした巨大な怪獣

 

 

 

心太郎「台風怪獣・・・バリケーン・・・か」

 

 

 

 

 

 

 

バリケーン「キュウウウウウウウウ!!!!」

 

 

 

 

台風怪獣バリケーン・・・ミクロネシア近海で誕生したとされる怪獣・・・奴は触手を広げ回転し大型の台風を発生させる厄介な奴だ・・・

 

 

 

心太郎「あいつと対等に戦えるヒーローといえば・・・」

 

 

僕の手に持っている2つのフィギュアを見た。

 

 

 

心太郎「始まりの戦士と・・・超古代の戦士・・・」

 

 

 

今まで怪人と戦ってきたからここからは怪獣と戦うため巨大ヒーローとなって戦うことになったのだ。

 

 

 

心太郎「まずは・・・こいつでいってみるか・・・超古代の戦士の力を!!」

 

 

 

《トランスチェンジ!ティガダーク!!》

 

 

 

心太郎(え?ティガダーク?)

 

 

 

 

 

僕が変身したのはかつて3000万年前の地球を守った光の戦士ウルトラマンティガに変身した・・・はずだった

 

 

 

心太郎「なんでだ?なぜ闇の姿のティガに・・・」

 

 

 

 

バリケーン「キュウウウウウウウウ!!!!」

 

 

 

心太郎が悩んでる最中にバリケーンが心太郎に襲いかかってきた。

 

 

 

 

心太郎「悩んでいる暇はない!!」

 

 

 

バリケーン「キュウウウウウウウウ!!!!」

 

 

 

 

心太郎「ハアッ!」

 

 

バリケーン「キュウウウ!!」スッ

 

 

心太郎「何!?」

 

 

バリケーン「キュウウウウウウウウ!!」バリバリバリバリ

 

 

心太郎「ジュアアア!!」

 

 

ティガダークの飛び蹴りでバリケーンに攻撃しようとしたがそれをすらりとかわされ、チャンスだと感じたバリケーンは両腕の触手でティガダークの体を絡め、自慢の得意技である高圧電流を流した。

 

 

 

 

心太郎(駄目だ・・・・・・このままじゃやられる・・・・・・こうなったら仕方ない!)

 

 

 

僕は仕方なくもう一つのフィギュアを取り出してトランスギアに装着した。そうはじめて地球を訪れた怪獣退治の専門家と呼ばれた戦士・・・

 

 

 

 

《トランスチェンジ!ウルトラマン!》

 

 

 

 

心太郎「シャアッ!!」

 

 

ブチッ!ブチッ!

 

 

バリケーン「キュウウウウウウウウ!!!???」

 

 

 

 

心太郎「これで決める!!」

 

 

 

僕はウルトラマンの必殺技の特徴である両腕を十字にして光線を放つ!その必殺技の名は

 

 

 

心太郎「スペシウム光線!!」

 

 

ビイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!

 

 

 

バリケーン「キュウウウウウウウウ!!!???」

 

 

 

ドーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

スペシウム光線を浴びたバリケーンは光に包まれて爆産した。

 

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・おかしい・・・バリケーンを倒したのに・・・暴風雨が止まらない・・・・・」

 

 

ゴロゴロゴロ

 

 

ドカーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

その時、巨大な雷雲から雷が降り注ぎ、そこに現れたのはこの谷をも覆い尽くすほどの巨大な翼を持った女性型の巨人が現れた。

 

 

 

 

?「きゃはははは♪あたしの名はウインドハーピー!この世界の番人さ」

 

 

 

 

心太郎「まさか、お前がこの世界の天候を荒らしたのは・・・」

 

 

 

ウインドハーピー「きゃははは、そうだよあたしはアイツに授かった力で天候を好きなように操れるのさ」

 

 

 

心太郎「アイツ?アイツとは誰だ?」

 

 

 

ウインドハーピー「それはあたしを倒してからにしな!まっ無理だろうけどね!!」ヴァサア!!

 

 

 

心太郎「うわあ!?」

 

 

 

あいつの巨大な翼から強力な風を羽ばたかせ、僕が変身しているウルトラマンもこの巨体をも吹き飛ばすほどの威力で吹っ飛んでしまった。

 

 

 

ウインドハーピー「今度はこれだよ!」ピッピッピッ

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

ウインドハーピー「痺れろ!!」

 

 

 

ピシャアアアアアーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

心太郎「うわあああああああ!!??」

 

 

 

あいつの翼から羽根が3本抜き取りその羽根が上空に上がりそれが雲に突き刺さったのか雷雲が現れ、強力な雷が僕に当たった。

 

 

 

ウインドハーピー「今度はこれだよ!知ってるんだよ!あんたの変身している奴はこの天候がいちばん苦手だってことをね!」

 

 

 

心太郎「苦手?(ウルトラマンがもっとも苦手な天候・・・)ま・・・まさか!?」

 

 

 

 

ウインドハーピー「凍えろ!!大吹雪!!」

 

 

 

ビュオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

 

心太郎「うわあああああああ!!??」

 

 

 

ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!

 

 

 

心太郎「あっ?しまった!カラータイマーが!?」

 

 

 

カラータイマー、それはウルトラマンが怪獣と戦うためにつけられたパロメーターいわゆる生命器官でもあるのだ。

 

 

通常は青色だが活動時間が1分になった時、怪獣と戦うにつれ、赤色へと変わり点滅が開始するいわゆる地球にとどまる時間が徐々に減っていくのである。

 

 

そしてウルトラマン達がもっとも苦手とする天候、それは寒さ、冬期である

 

 

 

ウルトラマンの故郷の光の国は冬がなくそのせいで寒さに対する防衛策は少ないのだ。

 

 

 

 

ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!

 

 

 

ヤバイ!!どんどん点滅が激しくなっていくこのままじゃ!!

 

 

 

ウインドハーピー「これでトドメだよありとあらゆる天候が纏った羽根で串刺しだ!!」

 

 

 

心太郎「こんなところで・・・」

 

 

 

ウインドハーピー「行け!!!」ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!

 

 

 

 

ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!

 

 

 

心太郎「あああ!!」

 

 

 

 

ドスウゥゥゥーーーーーーーン!!!

 

 

 

全身の体を羽根で突き刺され、僕は倒れてしまった。

 

 

 

 

 

ウインドハーピー「きゃははは♪やった♪やったー♪これであたしはもとの世界に戻れる!やったーー♪♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎(・・・・・・・・・駄目だ・・・体が・・・思うように・・・・・・動けない・・・)

 

 

 

 

 

 

僕は・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あきらめないで!

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

 

 

 

 

この声どこかで・・・とても・・・・・・懐かしい・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼はまだ諦めていない・・・・・・だから彼方も諦めないで・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインドハーピー「きゃはははははは・・・・・・えっ?」

 

 

 

カッ!

 

 

 

 

雷雲が覆い尽くした空に一筋の日の光がカラータイマーに当てられた瞬間、黒くなったカラータイマーが一瞬でもとの青色の状態に戻った。

 

 

 

 

心太郎「シャアッ!!」

 

 

 

 

ウインドハーピー「そんな・・・なんでだよ・・・」

 

 

 

 

心太郎「最後まで諦めず不可能を可能にする・・・それがウルトラマンだ!!」

 

 

 

ウインドハーピー「ウルトラマンだ?なに勝手にヒーローぶってンだよ!!テメーみたいなキモい奴は死にやがれ!!」ヴァサア!!

 

 

 

 

奴はまた翼を広げ、羽根を出そうとするが僕はそれを防ぐため初代ウルトラマンにはない僕だけのオリジナル技を出した。

 

 

 

心太郎「させない!!ウルトラトルネード!!」

 

 

ブオオオオオオオ!!!!

 

 

 

 

ウインドハーピー「そんな!?あたしの羽根が・・・」

 

 

 

 

全身の体を高速回転し、竜巻を作り上げウインドハーピーの羽根を全部竜巻に飲まれた。

 

 

 

 

心太郎「忘れ物だ!!返すぜ!」

 

 

 

ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!

 

 

 

 

ブスッブスッブスッブスッブスッブスッブスッブスッ

 

 

 

ウインドハーピー「ぎゃああああ!!??」

 

 

 

竜巻によって回収した奴の羽根をダーツのように胴体に突き刺した。全部百発百中である。

 

 

 

 

ウインドハーピー「痛い!痛い!痛い!痛い!」

 

 

 

 

 

心太郎「トドメだ!カラーリウム光線!!」

 

 

 

ビビビイイイイィィィィーーーーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

ウインドハーピー「ぎゃあああああああああああ!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

ドォォォォォォォォーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は腕をL字に組んだスペシウムを超えた超必殺光線カラーリウム光線を炸裂させ、奴は爆散した。

 

 

 

その時、奴を倒したせいか空が晴れて、青空が広がり谷は心地いい風へと変わった。

 

 

 

シュュュゥゥゥーーーーーーーーーン・・・

 

 

 

 

心太郎「ふーーー・・・ありがとうウルトラマン」

 

 

 

初めての巨大ヒーローの戦い、あんなにも苦戦が強いたげる戦い・・・あの時の日の光を浴びてなかったら僕は本当に死んでいた。

 

 

 

 

心太郎「それに・・・・・・なんで」

 

 

 

 

最初に変身したティガのフィギュア・・・なぜあの時、ティガが闇の姿に・・・・・・

 

 

 

 

心太郎「あと・・・・・・あの声・・・」

 

 

 

前にどこかで・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーとある禁断の大地 とある場所ー

 

 

 

 

 

 

バゴォォォーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

巨大な緑の宝石が光とともに崩れ去った。

 

 

 

 

 

 

?「あと2つ・・・」

 

 

 




ー次回予告ー



青のエリア アクアガーデン



その時、現れる全身の機械に包まれた敵、




?「覚悟しやがれ!勇光!」



そのパイロットは彼をいじめた者の一人だった。




勇光「僕はガンダムで出る・・・」




勇光「トランザム!!」


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7話 水のエリア アクアガーデン 行け!ガンダム 斬り裂け!エクシア

覇龍王さんのキャラ 覇龍哉、すこし登場です。


心太郎が禁断の大地でプリズムクリスタルの封印を解こうとする敵と戦っている頃・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「あそこか・・・・・・」

 

 

 

 

 

今、空中で浮遊している船を操縦している男

彼の名は金海覇龍哉・・・かつてスマイルプリキュアと敵対した悪の存在、バッドエンド王国の住人であったが彼はスマイルプリキュアとともにバッドエンド王国あるいは別の悪の存在と戦った盟友である。そして今、向かって飛行しているのは心太郎が今、救おうとしている禁断の大地プリズムエレメントに向かっているのだ。

 

 

 

 

 

ピーピーピー

 

 

 

覇龍哉「はい」

 

 

 

岬『あっ覇龍哉くん!』

 

 

 

覇龍哉「みゆ・・・いや今は岬だったな・・・」

 

 

 

ワールドフォンからかかってきた相手は心太郎を異世界へとつれてきた星川岬、彼女本人である。

 

 

 

岬『ねえ、覇龍哉くん・・・今向かおうとしてる場所には・・・やっぱり・・・』

 

 

 

覇龍哉「ああ、反応があった・・・今目的の場所にはもうすぐ着く」

 

 

 

岬「・・・・・・油断してた・・・まさか心太郎くんをあの場所に連れていかせるなんて・・・」

 

 

 

覇龍哉「仕方ないさ・・・俺達は敵に一手指されたんだ!今からでも遅くはない・・・早く奴を・・・ドーーーーーーーーーーーーン「糞っ!」」

 

 

 

岬『え!?どうしたの覇龍哉くん?』

 

 

 

 

今、覇龍哉が操縦している船にプリキュア型のロボットがへばりついていたのだ。

 

 

 

覇龍哉「悪い岬・・・どうやら先客が来たようだ」

 

 

 

岬『えっ?それちょ・・・ブッ・・・』

 

 

 

プリキュア型ロボット『ギギギ・・・』

 

 

 

覇龍哉「うっ!」

 

 

覇龍哉は右肩の古傷を押さえながら、船のハッチを開いて立ちすくした。

 

 

 

覇龍哉「もってくれよ・・・」

 

 

 

プリキュア型ロボット『ギギギィィィ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー水のエリア、アクアガーデンー

 

 

 

 

 

 

 

水の庭ことアクアガーデンはとても優雅で穏やかな所だとモン婆から聞いたことがある。

 

 

ここはとても綺麗な水が流れており、その水車から流れる穏やかな水音には怒りも憎しみさえもなくすほどの校歌があるという。

 

 

 

いわば癒しのスポットである。

 

 

 

そしてアクアガーデンに来た心太郎が見た光景は・・・

 

 

 

ゴポポ・・・

 

 

 

ゴポ

 

 

 

心太郎「ひどいな・・・」

 

 

 

前は綺麗な水が流れていたって聞いたけど綺麗どころか水全体黒く濁っている。

 

 

 

心太郎「臭い・・・」

 

 

 

どこもかしこも臭い・・・これはすべて公害によるものだ・・・この発生源は一体どこに・・・

 

 

 

 

 

?「よう、勇光」

 

 

 

心太郎「?」

 

 

 

目の前を見るとそこに立っていたのは

 

 

 

心太郎「お前は・・・東山・・・」

 

 

 

 

不良グループ・・・東西南北の一人、東山である

 

 

何故か水面の上に立っている・・・

 

 

 

心太郎「なんでお前がここにいるんだ?」

 

 

東山「へっ簡単なことだよオタク野郎のてめえをブッ殺せば俺はこの世界から抜けられるとある野郎に言われてこの世界にいるんだよ」

 

 

心太郎「何?」

 

 

東山「俺は・・・いや俺達はあの時・・・あのコスプレしたロボットの襲撃から逃れるために他の奴等を蹴落としながら必死に逃げたんだよ・・・ひもじい思いしたぜ」

 

 

心太郎「・・・・・・」

 

 

東山「まさかお前まで生きていたとはな、てっきりおっ死んじまったかと思ったぜ」

 

 

 

心太郎「残念だけど、僕はある人に助けられて逃げられたんだ。それに東山、お前らが逃げてる間に美憂はそこにいたのか?」

 

 

 

東山「美憂?ああ上月か・・・」

 

 

 

心太郎「どうなんだ?」

 

 

 

東山「さあな、俺達が逃げ延びるために蹴落としたかもな!ぎゃはははははは♪」

 

 

 

心太郎「お前ええええーーーー!!!!」

 

 

 

 

東山の言葉を聞いた心太郎は怒りに触れてトランスギアを出した。

 

 

 

東山「へえーこの俺とやろうってか・・・東西南北の一員の俺に・・・」

 

 

 

心太郎「・・・・・・」

 

 

 

東山「だったら見せてやるよ!俺の自慢の乗り物でな」

 

 

 

ザッッッパッッッーーーーーーーン!!!!!

 

 

 

心太郎「あれは・・・・・・」

 

 

 

汚れた水の底から現れたのは・・・体長30メートルもある恐竜型のロボットが現れた。

 

 

 

 

東山「これであの時のようにいじめてやるよこの “アクア・ザウラー”でな!!」ガシャッ

 

 

そう言いながら東山は恐竜型ロボット、アクアザウラーのコックピットへと乗り込んだ。

 

 

 

アクアザウラー「ギシャアアアアーー!!!!」

 

 

 

ドーーン!

 

 

 

心太郎「うわっ!」

 

 

東山が操縦する恐竜型ロボット、アクアザウラーは動きだし、心太郎を踏み潰そうと迫ってきた。

 

 

 

 

 

 

心太郎「あんにゃろ!だったらこっちも」

 

 

心太郎はポケットからウルトラマンのフィギュアを出してトランスギアに装着した。

 

 

 

 

 

《ウルトラマン!エラー!》

 

 

 

 

心太郎「エラー?何で」

 

 

 

心太郎はウルトラマンを装着したままのトランスギアを見たところ後ろの画面からエネルギーゲージらしきメーターが点滅していた。

 

 

 

 

心太郎「まじか・・・どんなヒーローのフィギュアでもエネルギー切れってのがあるのか・・・」

 

 

心太郎はこれまで使ったスピリットフィギュアを使った記憶を整理して考えた結果、

 

 

 

 

① シンフォギアの世界・・・旧1号・アカレンジャー・アマゾンオメガ

 

 

②グランドマウンテンでグランドコングと戦う、旧1号、ギャバン

 

 

 

③ウインドバレーでウインドハーピーと戦う、ティガ(ティガダーク)、ウルトラマン

 

 

 

エネルギーゲージがあとわずかって奴が、旧1号とウルトラマンか・・・

 

 

 

心太郎「でもティガダークはまだあいつに勝つ自信はなんかなさそうだし・・・・・・ん?」

 

 

 

心太郎のポケットからある2つのフィギュアがあったことを思い出した。

 

 

 

心太郎「ガンダムとガンダムエクシアのスピリットフィギュア・・・」

 

 

 

これはまだ使ったことはないからな・・・それにトランスギアで変身?するのか?

 

 

東山「おらあっ!!死ねや!勇光うううう!!!」

 

 

アクアザウラー「ギシャアアアア!!!」

 

心太郎「やってみるか!」

 

 

 

 

《トランスチェンジ!ガンダム!》

 

 

 

ガキン!

 

 

 

東山「ん?」

 

 

 

バキン!

 

 

東山「うぉっ!?」

 

 

 

アクアザウラー「ギシャアアアア!!?」

 

 

 

ドスーーーーーーーン!!!

 

 

 

アクアザウラーが何かの衝撃によって倒れた。それは心太郎がトランスギアで・・・

 

 

 

 

 

 

ーコックピット内ー

 

 

心太郎「おお!!ガンダムの時はコックピットで操縦できるんだ!!しかもパイロットスーツまで装着できるなんて」

 

 

 

ガンダムを召喚し、コックピット内には心太郎が乗っているのだ。

 

 

 

 

心太郎「これでロボット同士の対決ってことか・・・行くぜ!!」

 

 

 

心太郎はレバー引いてガンダムの背中のバックパックのブースターを発進させ、アクアザウラーに向けてパンチ攻撃を繰り返した。

 

 

 

心太郎「このっ!おらっ!」

 

 

 

ガキン! ドゴン!

 

 

 

東山「うぉっ!?糞っ!なめるな!!」

 

 

ダダダダッ!

 

 

 

キン!キン!キン!

 

 

心太郎「危なかった・・・シールド装備してない状態だったらすこし苦戦したな・・・・・・んっ?」

 

 

 

シールドで隠していたせいか奴がどこにいるのか見失った。

 

 

 

心太郎(一体どこに・・・地中・・・いや壁の水車を利用した・・・・・・まさか・・・水中!)

 

 

 

 

ザッパアアアアーーーーン!!!

 

 

 

アクアザウラー「シャアアアアア!!!!」

 

 

 

心太郎「クッ!」

 

 

 

バキン!

 

 

 

心太郎「嘘!?」

 

 

 

濁った水から心太郎に襲いかかってきた東山の操縦するアクアザウラー、だがシールドで防ごうとした。だが、その強力な顎はがシールドを紙くず当然に噛み砕いてしまった。

 

 

 

 

東山「まだまだ行くぜえ!!ひぇっひえっひえっ!!」

 

 

 

アクアザウラー「ギシャアアアア!!」

 

 

ブオン! ブオン!

 

 

 

 

アクアザウラーの背中から2本の巨大なビームサーベルを出現させ、心太郎の駆るガンダムに襲いかかってきた。

 

 

 

心太郎「くっ!」

 

 

 

ビシュンッ!

 

 

 

 

東山「おらあ!行くぜ!!」

 

 

 

バチン! バチイイイイ!!

 

 

 

ガンダムの持つビームサーベルとアクアザウラーの背中のビームサーベルではまだ歯が立たない。

 

 

 

 

東山「おらよっ!」

 

 

 

ジュウウウ・・・

 

 

 

心太郎「げっ?」

 

 

 

奴の2本のビームサーベルの1本がガンダムの左肩に当たってしまった。

 

 

 

 

ボガン! ドスーーン!!

 

 

 

 

ガンダムの左肩がやられた・・・どうにかして突破口を開かないと!

 

 

 

 

東山「ひゃひゃひゃ♪無駄だ!無駄だ!どんなに考えても俺のアクアザウラーには傷一つつかねえよ」

 

 

 

アクアザウラーはまた濁った水の中に潜り、じっとチャンスを待っている。

 

 

 

 

 

心太郎(どうする!たとえシールドを持ってたとしてもまた奴に噛み砕かれるだけだ!じゃあどうすればいい、ビームサーベルで受け止めるか・・・いや、それじゃまだ・・・)

 

 

 

心太郎が考え悩んでいるとき、頭の中から何か声が聞こえてきた。

 

 

 

 

「そうじゃないだろっ!!」

 

 

 

心太郎「えっ!?誰?」

 

 

 

「お前は俺のことを覚えていないかもしれないが・・・俺が教えたことはお前の体にしみついてるはずだ!」

 

 

 

 

心太郎(僕の体に・・・)「それはどういうことなんだ?あんたは誰なんだ?」

 

 

「俺は信じている・・・お前が・・・・・・お前たちが・・・・・・すべての・・・・・・異世界の希望になることを・・・・・・」

 

 

 

それだけを言い残し、その声は聞こえなくなった。

 

 

 

 

 

ザッパアアアアーーーーン!!!

 

 

 

東山「しいいいねええええええ!!!!!!」

 

 

 

 

 

心太郎「!!?」

 

 

 

 

もう死ぬかと感じてしまったそのとき、一瞬、頭の中にある言葉を思い出した・・・

 

 

 

 

 

「いいか、心太郎!敵が後ろに隠れて攻撃を仕掛けよう企んでいるとき、どうやって対処する?自分の考えで対処しようと考えるな!“感じるんだ”・・・一先ず深呼吸し、周りを相手の呼吸を・・・そうすれば必ず、攻略の道が開ける・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「すぅ・・・・・・」

 

 

僕は深呼吸した・・・あの言葉を言った誰か・・・あの人の言う通り、周りを感じる・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東山「死ねえええええ!!!!」

 

 

 

アクアザウラー「ギシャアアアアアアアア!!!」

 

 

 

 

 

今だっ!

 

 

 

 

心太郎「ふんっ!」

 

 

 

ブオンッ!

 

 

バグッ!

 

 

 

アクアザウラー「ギャブ!」

 

 

 

東山「何だと!?」

 

 

 

ガンダムの武器の一つであるガンダムハンマーを奴の口に押さえつけた。これでこのピンチの突破口は開いた!

 

 

 

心太郎「行くぜ!」

 

 

 

《トランスチェンジ!ガンダムエクシア!》

 

 

 

 

ガンダムエクシア

 

 

運動性に優れたガンダムアストレアのフレームを基に近接格闘用機として発展・特化させた機体である。

格闘戦を念頭に置いた機体であるが故に広い関節稼働範囲を有しており、他のMSと比べて人間に近い動きを再現することが可能

 

 

 

 

東山「別のロボットに変えたぐらいで俺に勝てると思うなあああああ!!!!」

 

 

 

アクアザウラー「ギシャアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

奴の2本のビームサーベルがエクシアを襲う・・・・・・だが

 

 

 

心太郎「遅い!!」

 

 

ザシュッ!

 

 

 

東山「何!?」

 

 

 

エクシアの右腕に装着された大剣、GNソードで奴の一本のビームサーベルの発動する部分を切り裂いた。

 

 

 

 

東山「なめんなああ!!」

 

 

 

東山はもう1本のビームサーベルで応戦しようとするが、

 

 

 

心太郎「もう見切ってんだよ!!」

 

 

 

 

スウウウウゥゥ・・・

 

 

 

ザシュッ!

 

 

 

東山「そんな!?」

 

 

 

ガンダムエクシアの機動性は前に使っていたガンダムよりも運動性は素早くGNソード以外の武器をスピーディーに扱えることが可能なのだ。

 

 

 

 

自分の武器を無くした東山は戦意喪失ぎりぎりの状態であった。

 

 

 

 

東山「この俺が・・・負ける?・・・俺が負ける?何だ?これは夢か?・・・この俺が・・・あんな・・・あんなオタク野郎に・・・・・・あんなオタク野郎に・・・この俺が・・・・・・負ける・・・・・・そんなわけあるか・・・あってたまるか・・・・・・あってたまるかよおおおおおお!!!!!!!」

 

 

 

東山はやけくそになり、最後の切り札である荷電粒子砲をエクシアに打ち込もうとした。

 

 

 

 

東山「しいいいねええええやああああああ!!!!いさみつううううううううう!!!!!!」

 

 

 

 

心太郎「だったら!トランザム!」

 

 

心太郎の言葉にガンダムエクシアが赤く発光した。

 

 

 

トランザム

 

 

オリジナルのGNドライブ(太陽炉)にブラックボックスとして搭載されてるシステム。

機体内部に蓄積された高濃度の圧縮粒子を全面解放する事により、機体スペックを3倍にまで上げることができる。

システム起動時にはGN粒子が赤くなり、それに伴って機体自身も赤く発光するようになる。

 

 

 

 

心太郎「これで終わらせる!はああああああ!!!」

 

 

 

バシュッ! ズバッ! ザシュッ! ズバッ! バシュッ!

 

 

 

 

東山「ぐああああああ!!!!???」

 

 

 

 

心太郎「これで・・・終わりだああああ!!!!」

 

 

 

 

ズバッ!!!

 

 

 

 

バチバチバチバチバチバチバチバチバチ・・・

 

 

 

 

東山「そんな・・・ははは・・・嘘だろ・・・」カッ

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!

 

 

 

 

 

東山を乗せたアクアザウラーは東山ごと爆散した。

 

 

 

 

 

シューーーーーーーン

 

 

 

心太郎「はあ、はあ、はあ、勝った・・・勝ったんだ」

 

 

 

 

勝ったんだ・・・・・・まさか・・・あの東山と戦うことになった時は・・・冷や汗が出た。・・・勝てる気さえもしなかった。

 

 

心太郎「それにしてもあの声・・・」

 

 

 

あの声・・・どこか懐かしい感じがした。ウインドバレーの時、あの女の人の声・・・・・・どこかで・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー火のエリア ファイヤーキャッスルー

 

 

 

 

 

北沢「南方、西川、東山がやられたか・・・」

 

 

 

玉座に座っている北沢は心太郎に倒された3人を見て哀れみを感じた。

 

 

 

 

北沢「お前らの仇は・・・俺が必ず・・・奴をぶちのめす!!」

 

 

 

 

 

 





ちょこっとクロス掛け合い


銀魂×RWBY


銀時×ルビー


ルビー「え?その木で作った剣で戦うの?」


銀時「なめんなよ俺の木刀、洞爺湖はどんな物でもいっ「それじゃあ行こう♪」聞けや!!」


ルビー「すごーい!!あれであそこまで戦えるなんて銀時おじさん、さっすがああ!!」



銀時「おい!銀時おじさんってせめて、銀さんか銀ちゃんって呼べよ」




ー次回予告ー



とうとう最後のエリアファイヤーキャッスルへと向かう心太郎



そこに立ち尽くす男 北沢


怪人態となって一騎討ちを試みる北沢



今、ここに最後の戦いが始まる




次回 火のエリア ファイヤーキャッスル 前編



ぶっちぎるぜっ!!



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8話 火のエリア ファイヤーキャッスル!燃えろ!レッドファルコン

今回は連続で二話更新です。


 

リュウドナイト「はあ、はあ、はあ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュアロイド『ギギギギギ・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄金龍騎士リュウドナイトとなった覇龍哉は何十体と呼ばれるプリキュア型ロボット、キュアロイド達に苦戦を強いられていた。

 

 

 

本来ならこんなロボット達など全力のリュウドナイトならあっという間に倒せるはずだが、今のリュウドナイトにはある致命傷が残っているからなのである。

 

 

 

 

 

リュウドナイト(れいか・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ープリキュア戦争後ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビューティー「ふんっ!」

 

 

 

グサッ!

 

 

 

リュウドナイト「うああああっ!?」

 

 

 

キュアビューティーの氷の剣ビューティーソードによって左肩を刺され腰を地面に落としてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウドナイト「待ってくれ!れいか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビューティー「もうこれ以上会うことはないでしょう、さようならリュウドラ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウドラ「れいかああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウドナイト「俺はこんなところでつまずいてる暇はないんだ!」

 

 

 

キュアロイド『ギギギギギィィ!!』

 

 

 

リュウドナイトはキュアロイド達に立ち向かおうとした次の瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシュンッ! バシュンッ! バシュンッ!バシュンッ!

 

 

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

キュアロイド『ギギギ・・・・』

 

 

 

リュウドナイト「何だ?」

 

 

一瞬、何色もの光弾がキュアロイド達に命中していく。一瞬どーなっているのかと感じたリュウドナイトは周りを見渡すとそこにいたのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「ひさしぶりだな・・・」

 

 

 

リュウドナイト「あんたは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー禁断の大地ー

 

 

 

 

 

 

 

 

モン婆「よくぞ土、風、水のエリアを守ってくださりました。感謝いたしますじゃ」

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「いやーそれほどでも・・・」

 

 

 

 

 

 

 

心太郎はこれまでグランドマウンテン、ウインドバレー、アクアガーデンの封印を解こうとする敵、グランドコング、ウインドハーピー、アクアザウラーを倒したのはいいのだが、かつて心太郎をいじめた奴等の一人である東山だったのだ。

 

 

心太郎を殺せば、この世界から脱出できるという条件でこのエリアの封印を解除しようと企てていた。

 

 

 

それにその条件を提案した奴とは一体・・・

 

 

 

 

モン婆「いよいよ最後のエリア、火のエリアファイヤーキャッスルですじゃ・・・」

 

 

 

 

心太郎「ファイヤー・・・キャッスル・・・」

 

 

 

最後のエリア・・・あそこに美優が・・・

 

 

 

 

モン婆「あのエリアの奥には他の奴らとは比べものにならないほどのとてつもない奴がいますじゃ」

 

 

 

とてつもない奴・・・・・・あそこに・・・美優・・・待っててくれ!

 

 

 

モン婆「さあ!急いでくだされ!でなければクリスタルが悪者の手に落ちてしまいますじゃ!早く!!」

 

 

 

モン婆は血気盛んで心太郎に迫って来て、心太郎は急いでファイヤーキャッスルへと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー火のエリア ファイヤーキャッスルー

 

 

 

 

 

ファイヤーキャッスル・・・その名の通り巨大な城であり中は溶岩と炎の罠が張り巡らされていた。

 

 

 

心太郎は残りの力しかないヒーローを駆使して内部のトラップを抜けていった。

 

 

 

おかげでギャバンとアマゾンオメガ、ガンダムエクシア、アカレンジャー、旧1号、ウルトラマンの力はもうない、しかもガンダムはボロボロの状態で実際使ってみたがもう動けない。

 

 

 

心太郎「使えるのは・・・レッドファルコンと」

 

 

 

心太郎は右手に握り締めてるティガのフィギュアを見て思った。

 

 

何故ティガに変身した時は闇の戦士のティガに変身するのか心太郎はわからなかった。

 

 

 

 

心太郎「そんなことはどうでもいい!ここから先は正念場だ!」

 

 

 

 

ここからはボスとの戦いだ・・・

 

 

 

ゴゴゴゴゴ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美優「心!!」

 

 

 

 

 

 

心太郎「美優!?」

 

 

 

広々とした部屋、玉座の間の隣に巨大な鳥籠型の檻に閉じ込められ泣きながら、運命の再会を果たした心太郎と美優

 

 

 

 

 

北沢「来たな・・・・・・勇光」

 

 

 

 

心太郎「北沢・・・」

 

 

 

 

玉座に座り込んでいる男、学校でよく心太郎をバカにし、夢の中のヒーロー達を嘲笑った男 北沢

 

 

 

 

北沢「勇光・・・正直いってお前みたいなオタク野郎は最初のエリアで死ぬと思っていたよ・・・」

 

 

 

玉座から降りた北沢は降り立ち、これまでのことについて語った。

 

 

 

北沢「だが・・・南方も西川も東山もお前の手によって殺された・・・」

 

 

 

美優「殺した・・・・・・どういうこと心!?」

 

 

 

 

 

心太郎「美優・・・・・・僕は美優とこの世界の宝の封印を止めるため、僕は怪物になった3人をこの手で・・・」

 

 

 

 

美優「心・・・・・・」

 

 

 

 

北沢「俺達は小学生の頃から固い絆で結ばれていた。俺達をなめる奴は誰であろうとぶっ殺してきた。そして今、お前を殺せば俺達は元の世界に戻れると思った・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

北沢「思っていたはずなんだよおおおおお!!!!!」

 

 

 

北沢は鬼のごとく怒りだし、心太郎の方まで迫り、その胸蔵を掴んだ。

 

 

 

 

北沢「なんでお前は死なねええんだよおお!?普通に死ねばそれでいいんだよおおお!!!わかるか・・・あああ!!!!」ゴオオオオオオ

 

 

 

 

美優「あ・・・ああ・・・」

 

 

心太郎「・・・お前・・・」

 

 

 

 

北沢「お前みたいなオタク野郎がなんで俺の仲間を殺しやがった?なんであいつらが死ななきゃならねえんだ!?お前さえ死ねばそれでよかったんだよ!!違うか?ああっ!!!」

 

 

 

 

 

心太郎の胸蔵を掴み身体中を燃え上がるように迫る北沢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美優「それは違う!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北沢「あ?」

 

 

心太郎「美優?」

 

 

 

檻の中で北沢に反論する美優

 

 

 

美優「人を殺して自分達だけ助かろうだなんてそんな勝手すぎるわ!自分達だけ快適な生活だけ求めて、他の人を犠牲にしたら人はきっと耐えられないと私は思う!」

 

 

 

心太郎「美優・・・」

 

 

 

美優「私達がお互いに助け合わなきゃ意味がないのよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北沢「黙れ!!そんな下らないことを聞かすんじゃねえええ!!」

 

 

 

ボウッ!!

 

 

 

美優「きゃあ!?」

 

 

 

心太郎「美優!?」

 

 

 

北沢が右腕から炎を放った!その時、美優を閉じこめられた檻にあたり、だんだんと燃え上がった。

 

 

 

 

美優「あっああ・・・」

 

 

 

心太郎「美優っ!!?」

 

 

 

北沢「さあ、勇光・・・上月を助けたきゃこの俺を倒すことだな・・・もっとも・・・無理だろうがなあああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然北沢の周りから豪炎の炎が現れ、北沢はその炎に包み込まれた。

 

 

 

 

?「うおおおおおおらああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

 

 

 

 

心太郎「うっ・・・!?」

 

 

 

心太郎が見たのは炎の中へと包み込まれた北沢の変わり果てた姿・・・その名も“火炎将軍”

 

 

 

 

火炎将軍「さあ、やろうぜ・・・勇光」

 

 

心太郎はトランスギアでレッドファルコンのスピリットフィギュアを装着した。

 

 

 

《トランスチェンジ!レッドファルコン!》

 

 

 

心太郎「とおっ!」

 

 

スタッ!

 

 

 

美優「え? 心・・・・・・なの?」

 

 

 

 

心太郎が変身したのはかつて科学アカデミアで開発したライブスーツを装着することで超人的な力を身につけた戦士達、その名も超獣戦隊ライブマン!

 

 

そしてそのリーダー、レッドファルコン

 

 

 

それを見ていた美優は唖然としてしまった。

 

 

 

心太郎「ファルコンセイバー!」

 

 

心太郎が出したのはレッドファルコン専用武器、ファルコンセイバー、その剣は刀身を3段階に伸縮させる機能を持ち、地球上のいかなる物体をも切り裂く。

 

 

 

 

 

 

 

火炎将軍「勇光・・・いい忘れたが俺は剣には自身があるんだよ!」

 

 

 

火炎将軍が炎を炙って出した大剣を出現させ、かまえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「はあっ!」

 

 

火炎将軍「うおらっ!」

 

 

ガキンッ! ガキンッ!

 

 

 

心太郎「うりゃっ!」

 

 

 

火炎将軍「おらあっ!」

 

 

キンッ! キンッ!

 

 

 

心太郎「はあっ!」

 

 

 

火炎将軍「りゃあっ!」

 

 

ガキンッ! ガキンッ!

 

 

 

激しい剣と剣との攻防、どちらも引けをとらない戦い

 

 

 

 

火炎将軍「やるな!ならこれはどうだ!」

 

 

ボッ ボッ ボッ ボッ ボッ

 

 

火炎将軍の周りから5つの火の玉が現れた。

 

 

 

火炎将軍「行け!」

 

 

ゴオオオオオオオオオ!!

 

 

 

心太郎「うおっと!?」

 

 

5つの火の玉から火炎放射を放出した。

 

 

 

ドンッ! ドンッ! ドンッ! ドンッ!ドンッ!

 

 

 

心太郎「うわあああ!!」

 

 

 

美優「心!!」

 

 

 

火炎放射で炎に触れた床は大爆発を起こした。

 

 

 

心太郎「くっ!ライブラスター!」

 

 

 

ビシュンッ!ビシュンッ!

 

 

 

火炎将軍「ふんっ!」キンッ!

 

 

 

バシュン! バシュン!

 

 

 

ライブマンの腰に装着しているライブラスターを放ったが、火炎将軍の大剣で跳ね返されてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

火炎将軍「今度は俺の番だ!火剣!火山斬!!」

 

 

ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

 

 

 

 

心太郎「うわああああああああああ!!!??」

 

 

火炎将軍の必殺技、火山斬は刃を地面に突き刺すことでファイヤーキャッスルのそこに眠る溶岩を火山の噴火の如く一気に吹き出し、敵を吹き飛ばす技である。

 

 

そして火炎将軍にとってこのエリアは彼にとって必殺技をもっとも出しやすい好戦場なのである。

 

 

 

 

 

 

 

火炎将軍「うおうらあああっ!」

 

 

 

ザシュッ!

 

 

 

心太郎「うわあああっ!あっファルコンセイバーが」

 

 

 

火炎将軍の斬撃でレッドファルコンの専用剣でもあるファルコンセイバーが折れたのであった。

 

 

 

 

火炎将軍「これでとどめだあ!!」

 

 

ザシュッ! ブシャアッ!

 

 

 

心太郎「うわあああ!!」

 

 

パアアアア・・・

 

 

 

あまりのダメージに心太郎は元の姿へと戻った。

 

 

 

美優「心!!」

 

 

やられてしまった心太郎に美優は悔しさのあまり泣いてしまった。

 

 

 

火炎将軍「どうだ上月、これがお前の大好きな勇光のやられっぷりだ・・・どうだ?その燃える檻から出してやってもいいんだぜ・・・俺の女になるのならな」

 

 

火炎将軍の要求を聞いた美優は燃え盛る檻の中で出した決断は・・・

 

 

 

 

美優「そんなの・・・お断りよ!!」

 

 

 

火炎将軍「何?」

 

 

 

心太郎「み・・・みう・・・」

 

 

 

美優「あんたみたいに野蛮で他人を思いやらない人間なんかに助けられたくない!!それに心は絶対に負けない!ヒーローはそう簡単にやられたりしないんだから!!そうでしょう!?心!」

 

 

 

美優の決断を聞いた火炎将軍は苛つきを覚え、心太郎を踏みつけた。

 

 

美優「北沢・・・あんた・・・何を?」

 

 

 

火炎将軍「だったら見るんだな!お前の大好きなヒーローが死にゆく様をこの目で見ろ!!」

 

 

火炎将軍は大剣を上に掲げ、心太郎の首めがけて斬り裂こうした。

 

 

 

 

火炎将軍「勇光!死ねええええええ!!!!!!」

 

 

 

美優「駄目えええええええええ!!!!」

 

 

 

斬り裂こうとしたその時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウドナイト「うおうらああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バゴオオオオーーーーーン!!

 

 

 

 

火炎将軍「うおっ!!」

 

 

 

美優「え?誰」

 

 

 

 

突然、金色の流星のような物体が火炎将軍の大剣の先を破壊したのだ。

 

 

 

そしてその正体は・・・

 

 

リュウドナイト「笑顔を守る黄金龍騎士!リュウドナイト!俺 見・参!」

 

 

 

リュウドナイトこと覇龍哉がファイヤーキャッスルまで一気に飛んでここまで来たのだ!

 

 

 

 

リュウドナイト「なんとか間に合ったか・・・お前か勇光って奴は・・・」

 

 

 

 

心太郎「え?・・・はい・・・あなたは」

 

 

 

リュウドナイト「俺の名は金海覇龍哉・・・岬の情報を元にここまで来たんだ!よろしくな!」

 

 

 

心太郎「岬さんの・・・」

 

 

 

 

火炎将軍「おいおいマジか・・・このオタク野郎に知り合いがいたのかよ・・・」

 

 

 

リュウドナイト「おいお前・・・こいつをいたぶったようだが・・・ここからは俺が相手になるぜ・・・・」

 

 

 

 

火炎将軍「お前が?こんなオタク野郎に救う価値があるってのか?」

 

 

 

リュウドナイト「悪いな・・・お前は知らないのかもしれないがこいつには“全ての異世界を救う義務”があるからな・・・・」

 

 

 

 

火炎将軍「全ての異世界だあ?お前中二病か?」

 

 

 

リュウドナイト「中二病なんかじゃないさ何せこいつは“伝説の勇者の血を受け継ぐ者”だからな」

 

 

 

 

心太郎「伝説の・・・勇者・・・」

 

 

 

 

リュウドナイトの言葉に心太郎はどういうことなのか未だ理解できなかった。

 

 

 

 

火炎将軍「ぎゃはははは!おいおいマジかよ!そんな理由であいつを救うのかお前バカじゃボクゥ!「グボオオオッ!」

 

 

 

火炎将軍が笑ってル時にリュウドナイトの拳が炸裂させた。

 

 

リュウドナイト「いいか火ダルマ野郎!俺のことはどんなにヤジを飛ばしても笑って見過ごしてやるよ・・・だがな・・・どんな理由があろうと友達の夢をバカにすることは絶対に許さない!」

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・」

 

 

 

 

火炎将軍「だったらこいつに変わっててめえを殺してやるぜ!」

 

 

 

火炎将軍は先の折れた大剣を持ち、リュウドナイトに接近した。

 

 

 

 

 

 

リュウドナイト「上等だ!こいつに変わっててめえをぶちのめしてやるぜ!!」ダッ

 

 

 

 

 

 

 

リュウドナイトと火炎将軍の戦いが始まった頃、心太郎は今、立ち上がろうとするがダメージが大きすぎてなかなか立ち上がれない・・・

 

 

 

心太郎「こんなところで・・・・・・こんなところで僕は・・・・・・」

 

 

 

力を使い果たし、倒れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美優「シーーーーーーーーーーーーン!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「・・・」ピクッ

 

 

 

 

美優の大きな声で一瞬だけ意識を保った心太郎

 

 

 

 

美優「私の目の前でそんな姿見せないでよ!バカ心!ヒーローは絶対に負けないんでしょ!」

 

 

 

 

心太郎「美優・・・」

 

 

 

 

美優「ねえ、私がどうして心を気にかけるか知ってる?」

 

 

 

 

心太郎「え?・・・」

 

 

 

美優「心はね・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10年前・・・

 

 

 

 

5才の美優は一つ年上の2人の男子にお気に入りの縫いぐるみを取り上げてからかっていた。

 

 

 

 

美優「返してよー!返してってば!」

 

 

 

 

男子1「やーなこった♪」

 

 

 

男子2「お前なんかこれがお気に入りだよ」

 

 

 

男子が美優に差し出したのは・・・

 

 

 

「ゲコッ」

 

 

 

美優「キャアアア!!」

 

 

 

カエルを見て思わずひっくり返して泣いてしまった。

 

 

 

 

男子1「ぎゃはははは!本当にバカだな♪バーカバーカ」

 

 

?「まて!」

 

 

 

男子1「あっ?だれだよ」

 

 

 

心太郎「女の子をいじめる奴はさいていだぞ!」

 

 

 

男子1「なんだ?てめえ」

 

 

 

男子2「誰だ!」

 

 

 

 

心太郎「僕は正義のヒーローだ!悪者め覚悟しろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美優「あの時の心は強い苛めっ子でも果敢に立ち向かっていった・・・・結果はギリギリ勝てたけど心はボロボロになっても笑顔で私を助けてくれた・・・・」

 

 

 

 

 

心太郎「・・・・」

 

 

 

 

美優「私はそんな心が大好きなの!!」

 

 

 

 

心太郎「・・・・」

 

 

 

 

美優「だから・・・・立ち上がって私のヒーーーーーーーーーローーーーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・・・・・・・・・美優」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウドナイト「ドラゴニック!バーいっ!!」

 

リュウドナイトは必殺技を出そうとした瞬間、肩の痛みが発生して必殺技を出せなかった。

 

 

 

火炎将軍「おい!どうした?戦いの最中に妙に肩を支えてるようだが・・・誰かになんかされたのか?」

 

 

 

 

リュウドナイト「うるせえ・・・ほっとけよ!はあ、はあ、はあ・・・」

 

 

 

 

火炎将軍はリュウドナイトの弱点を見切ったのか思わず笑った。

 

 

 

 

 

火炎将軍「弱点は見切った!もう容赦しねえ!うおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

リュウドナイト「うっ!畜生!・・・・」

 

 

 

火炎将軍の大剣が迫ってくるその瞬間!

 

 

 

ビシュンッ!ビシュンッ!

 

 

 

ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

火炎将軍「な・・・・なんだ?」

 

 

 

リュウドナイト「え・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに現れたのはレッドファルコンに変身した心太郎であった。

 

 

 

 

リュウドナイト「勇光!」

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・」

 

 

 

 

火炎将軍「おいおい勘弁してくれよ今更!お前と戦うなんてまたまたボコボコにして負かすぞ?」

 

 

 

 

 

心太郎「うっせーよアホ・・・・」

 

 

 

火炎将軍「あ・・・・アホ?」

 

 

 

 

心太郎「今の僕は・・・死ぬ気もねえし負ける気もねえんだよ・・・ここからは勝つ!!それだけだ!」

 

 

 

 

リュウドナイト「勇光!!」

 

 

 

心太郎「あんた!ここからは選手交替だその代わり美優を助けてくれ!」

 

 

 

 

リュウドナイト「ああわかった!」

 

 

 

そう言いつつリュウドナイトは美優の方へと向かった。

 

 

 

 

 

火炎将軍「勝つだあ?・・・だったら勝ってみせろやああ!!」

 

 

 

火炎将軍の大剣が振り下ろしたその時、

 

 

 

ガキンッ!

 

 

 

 

火炎将軍「何?」

 

 

 

ライブラスターが銃モードから鋭い切れ味の誇る剣モードへと変形した。

 

 

 

心太郎「うおりゃあああ!!!」

 

 

 

バシュっ!ズバッ!バシュッ!ズバッ!ズバッ!バシュッ!

 

 

火炎将軍「ぐうおおおおお!!!!」

 

 

 

 

 

リュウドナイト「おお!凄い!」

 

 

 

美優「心・・・」

 

 

 

折れたファルコンセイバーとライブラスター剣モードの二刀流の剣さばきで火炎将軍の腹に斬撃を御見舞いさせた。

 

 

 

 

火炎将軍「ふざけんな!俺があんなオタク野郎に負けてたまるかよ!」

 

 

 

 

心太郎「・・・」スッ

 

 

 

 

火炎将軍「火剣!火山斬!!」

 

 

 

ドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

 

 

 

心太郎に圧倒された攻撃が徐々に近づいてくる・・・だが心太郎は・・・

 

 

 

 

心太郎「はあああああ!!うおおおりゃあああああああああ!!!」

 

 

 

 

火炎将軍「なんだと!?」

 

 

 

 

美優「心!?」

 

 

 

 

リュウドナイト「おお、マジか!!」

 

 

 

 

心太郎は火炎将軍の必殺技をこのまま一気に突っ走り、例え必殺技を食らっても一気に向かって行った。

 

 

 

火炎将軍「ひっ!」

 

 

 

 

心太郎「必殺!ファルコンマシンガン!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!」

 

 

 

ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!

 

 

 

火炎将軍「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!!!??」

 

 

 

心太郎が必殺技であるファルコンマシンガンはオリジナルのレッドファルコンには使えない。心太郎自身が編み出したオリジナルの必殺技である。ファルコンマシンガンは隼の如く速さで何千何発をも激しい強打の拳を炸裂させるのだ。

 

 

 

心太郎「これでとどめだあ!ファルコンツインブレイク!!!」

 

 

 

バシュッ!ズバアアアーーーーーーン!!!

 

 

 

 

火炎将軍「ぎゃああああああ!!!」

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオォォォォーーーーン!!!

 

 

ファルコンセイバーが赤く輝きだし、ライブラスター剣モードと一緒に激しい二刀流の剣技で火炎将軍は爆発を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウドナイト「よっしゃ!やりやがった!」

 

 

 

 

美優「心!」

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「美優!」パアアアア・・・

 

 

 

美優は心太郎の方に向かい抱き締めた。

 

 

 

 

 

 

 

美優「もう・・・遅いよ・・・バカ・・・」

 

 

 

 

心太郎「ごめん・・・美優///・・・僕もいろいろあって・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互い抱き合ってる様子を見たリュウドナイトは

 

 

 

 

リュウドナイト「・・・・・・よかったな」

 

 

 

リュウドナイトは温かい目で見てるその時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火炎将軍「冗談じゃねえ・・・」

 

 

 

 

 

リュウドナイト「何!」

 

 

 

心太郎「北沢!?」

 

 

 

美優「!!」

 

 

 

胸に傷を負わされた火炎将軍は倒れる寸前だった。

 

 

 

 

火炎将軍「こんな所で終わってたまるかよおお!!!」

 

 

 

 

その時、火炎将軍の体が突然、赤くなり、その時火炎将軍が一気に巨大化した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火炎大将軍「うおおおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

心太郎「あいつ・・・巨大化しやがった・・・」

 

 

 

 

 



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9話 闇から光へ 輝け!ティガ

次回からプリキュア同士の対決です。


火炎大将軍「ぐああああああ!いさみつううううううううう!!!!!!」

 

 

巨大化した火炎大将軍は鬼人の如く、心太郎に襲いかかろうとした。

 

 

 

 

リュウドナイト「おい!やべえぞ!奴さん血が頭に入っちまって暴走してやがる・・・・」

 

 

 

美優「そんな!じゃあ早く逃げなきゃ!」

 

 

 

心太郎「駄目だ!」

 

 

 

リュウドナイト「!?」

 

 

美優「え?」

 

 

 

心太郎の言葉に二人は止まった。

 

 

 

心太郎「今ここで止めなきゃ、こいつは別のエリアまで暴れてしまう・・・・」

 

 

 

美優「心・・・・」

 

 

 

 

リュウドナイト「・・・・・・・・」

 

 

 

《チェンジ!ポーション!》

 

 

パアアアア・・・

 

 

 

リュウドナイトのワールドフォンから緑色の光が現れ、心太郎の体を包み込むように身体中の傷が徐々に完治していく。

 

 

 

美優「傷が徐々に消えていく・・・」

 

 

 

リュウドナイト「勇光・・・・お前にはまだやらなきゃならない・・・・そう思ってるのか?」

 

 

 

リュウドナイトの言葉に心太郎は・・・・

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・うん」

 

 

 

美優「そんな!無茶だよ心!あんな大きい奴どうやってやっつける気なの?」

 

 

 

 

心太郎「大丈夫・・・・僕にはまだこれがある!」

 

 

 

右腕に握りしめているウルトラマンティガのスピリットフィギュアをトランスギアに装着した。

 

 

 

《トランスチェンジ!ティガダーク!》

 

 

 

 

 

ドーーーーーーン!

 

 

 

 

美優「きゃあ!・・・・・・・・あれって」

 

 

 

リュウドナイト「ティガ・・・・ダークか」

 

 

 

 

二人は心太郎が変身した巨人ティガダークを見て美優は唖然とし、リュウドナイトは冷静に彼を見守ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火炎大将軍「来たか?勇光!!!」

 

 

 

心太郎「チャアッ!」

 

 

 

ティガダークと火炎大将軍・・・・対峙する交互、その時、先に仕掛けたのは火炎大将軍の方だった。

 

 

 

 

火炎大将軍「はあああああ!おら!おら!」

 

 

ブオン! ブオン! ブオン!

 

 

ガチッ!

 

 

 

心太郎「はあっ!」

 

 

 

バキッ!

 

 

 

火炎大将軍「ぐおおお・・・・!」

 

 

 

火炎大将軍の剣を軽々と避け、そしてチャンスだと思い、剣を受け止めて火炎大将軍の腹に突きの蹴りを炸裂させた。

 

 

 

火炎大将軍「てめええええ!!」

 

 

 

ブオオオン!!

 

 

 

 

ガチッ!

 

 

ティガダークは大降りに振り回す火炎大将軍の剣を真剣白羽取りで受け止めた。

 

 

 

火炎大将軍「このまま押し潰してやる!!」ググググ

 

 

 

心太郎「あああ・・・」

 

 

 

火炎大将軍の力はティガダークをも上回る怪力を誇っている。だがティガダークは・・・・

 

 

 

 

 

心太郎「負けない!僕はこんなところで・・・負けてたまるか!!」

 

 

 

 

カアアアアアアア!!

 

 

 

火炎大将軍「うわああっ!」

 

 

 

剣を受け止めているティガダークは突然、赤く光だし、一瞬だけ困惑してしまった。そして火炎大将軍が見たのは全身が黒いティガダークの体に赤いラインが増えた。

 

 

 

 

 

 

美優「心の体に赤いラインが・・・・」

 

 

リュウドナイト「あれはティガトルネードか!!」

 

 

 

美優「ティガ・・・・トルネード?」

 

 

 

リュウドナイト「ああ、あれはティガダークがウルトラマンティガと呼ばれる光の戦士になるための進化って奴さ!」

 

 

 

美優「進化・・・・」

 

 

 

 

 

 

一方、ティガダークからティガトルネードへと変わった心太郎は凄まじい怪力を発揮できるようになった。

 

 

 

 

心太郎「うううう・・・・」ググググ・・・・

 

 

 

火炎大将軍「何!俺の力が押し負けてる?」

 

 

 

心太郎「チャアッ!」

 

 

 

バキンッ!

 

 

 

怪力で火炎大将軍の自慢の刀が折れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

火炎大将軍「そんなバカな!?」

 

 

 

その時、また光だし、今度は体のまわりに紫のラインが増えた。これぞティガブラスト!

 

 

 

 

美優「今度は紫のラインが・・・・」

 

 

 

リュウドナイト「あれはティガブラスト!」

 

 

 

ティガブラスト!スピードと飛行能力に優れた形態

 

 

 

 

 

 

火炎大将軍「ふざけるなあああ!!?」

 

 

 

ボッ!ボッ!ボッ!ボッ!ボッ!

 

 

 

火炎大将軍のまわりから五つの火の玉が現れた。

 

 

また火炎将軍の時のように心太郎を燃やそうとするが

 

 

 

 

心太郎「ティガ・フリーザー!」

 

 

ジュワアアアアア!!!

 

 

 

ティガブラストの必殺技の1つ、ティガ・フリーザーで5つの火の玉を氷付けにした。

 

 

 

火炎大将軍 「あっ!・・・・・・・・そんな」

 

 

 

 

 

 

心太郎「今だ!ハンドスラッシュッ!5段射ち!!」

 

 

 

バコン!バコン!バコン!バコン!バコン!

 

 

 

 

火炎大将軍 「な?そ・・・・そんなバカな!」

 

 

 

自慢の火の玉はティガブラストのティガフリーザーに寄って氷漬けにし。ハンドスラッシュで5発まとめて氷漬けの火の玉に命中した。

 

 

ハンドスラッシュに当たった火の玉は全て粉々に砕け散った。

 

 

 

心太郎「はあああああ・・・・」

 

 

パアアアアアアア!!

 

 

 

その時、ティガブラストはまた輝きだし、輝きが止んだティガの姿は顔が黒から銀色の顔になり、そしてその姿はとても神々しい存在へとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウドナイト「よしっ!!あれこそ!ティガの本当の姿だ!」

 

 

 

美優「え!?それじゃあ・・・・」

 

 

 

リュウドナイト「ああ、今のあいつなら・・・・勝てる!!」

 

 

 

 

 

 

 

ティガダークからウルトラマンティガへと変わった心太郎はもうすでに負けると言う概念は残っておらず火炎大将軍と対峙した。

 

 

 

 

火炎大将軍「てめえ・・・・たかが色を染めただけで調子に乗ってんじゃねーぞ!!」

 

 

 

火炎大将軍はやけくそになり、武器を捨てて素手で向かってきた。だが、ここからが彼の本領発揮の始まりだ。

 

 

 

心太郎「テャッ!」

 

 

バコンッ!

 

 

 

火炎大将軍「ぐおおおっ!」

 

 

 

ティガの回し蹴りが火炎大将軍の腹に当り、

 

 

心太郎「はああああああああっ!!」

 

 

 

ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!ドス!

 

 

 

火炎大将軍「ぐあああああああ!!」

 

 

 

心太郎「テャアッ!」

 

 

 

バキッ!

 

 

 

火炎大将軍「ぐおおっ!?」

 

 

 

その次はマシンガンパンチを炸裂させ、よろけた隙に強力な突きを顔面に炸裂した。

 

 

 

 

火炎大将軍「この俺が・・・・」

 

 

 

 

 

心太郎「はああああああああ・・・・」

 

 

 

そしてティガは両腕の先をくっ付け、それを開くように広げ、L字に組み合わせた。

 

 

 

ごれぞティガの必殺技!ゼペリオン光線だ!!

 

 

 

心太郎「テャアアアア!!!」

 

 

 

ビイイイイイイイイイイイイイィィィィィ!!!

 

 

 

 

火炎大将軍「この俺が・・・・こんなオタク野郎にいいいいいいいいいーー!!???」

 

 

 

 

ドガアアアアーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

ゼペリオン光線を食らった火炎大将軍は最後の断末魔を吐きながら爆発した。

 

 

 

 

 

 

パアアアア・・・

 

 

 

 

心太郎「ふうっ」

 

 

 

 

リュウドナイト「やったな勇光」

 

 

 

美優「心・・・お疲れ様」

 

 

 

心太郎「美優・・・・」

 

 

 

3人が戦いを終えて一段落したその時、突然、下から大きな箱が現れた。

 

 

 

 

 

心太郎「なんだあれは?」

 

 

 

 

ガチャン!

 

 

 

そこに現れたのは

 

 

 

 

 

 

モン婆「おお助かったじょい!」

 

 

 

心太郎「モン婆!?」

 

 

 

リュウドナイト「?」

 

 

 

美優「誰?」

 

 

 

二人はキョトンと理解できなかったが心太郎はその老人に近づいてきた。

 

 

 

 

心太郎「モン婆!僕やったよ!この世界の封印を解こうした奴等は全て倒せたし、美優も無事に助けられた!これもモン婆のお陰だよ!!」

 

 

 

心太郎は嬉しそうにモン婆に語りかけたが、そのモン婆は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

モン婆「何をいっとるんじゃ?ワシはお主のことなんか知らんぞ?」

 

 

 

心太郎「へ?」

 

 

 

モン婆「ワシらはずっとあの箱の中に閉じ込められていたんじゃぞ」

 

 

 

心太郎は後ろの大きな箱の中からぞろぞろと多数の妖精と人間が現れた。

 

 

 

心太郎「あの人達は・・・・」

 

 

モン婆「皆各エリアの住人たちじゃ・・・・ワシらはみんなずっとあの箱の中で苦しい思いをしたんじゃぞ」

 

 

 

 

心太郎「え?どういうこと?じゃあ・・・・あの封印を解こうとした奴等って」

 

 

 

 

モン婆「お前・・・・まさか守護獣様を倒したのか!?」

 

 

 

 

心太郎「え?守護獣?」

 

 

 

それどういうこと?

 

 

 

モン婆「守護獣様は我らが守りし宝・・・・プリズムクリスタルを封印する役割りをしていたんじゃ」

 

 

 

モン婆「じゃがこの世界に奴等が現れたのじゃ!」

 

 

 

心太郎「奴等?」

 

 

 

モン婆「ジェネラルプリキュアじゃ!」

 

 

 

 

心太郎「ジェネラル・・・・プリキュア?」

 

 

 

何がなんやらまったくわからなかった時、リュウドナイトは駆けつけた。

 

 

 

リュウドナイト「おい!お前が会ったモン婆って奴は・・・・まさか!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー禁断の大地・・・・とある内部ー

 

 

 

 

バゴーン!

 

 

最後の赤い石が砕けちり、4つの石が壊れた今、中心に10メートルを超えた巨大な虹色の宝石プリズムクリスタルが出現した。

 

 

 

 

モン婆?「ぎゃははははは♪愚かな奴め♪守護獣を殺せば、プリズムクリスタルの封印を解除することを知らずに、私達の計画に乗せられたことも知らずに計画は順調にこなすことが出来たわ♪もっとも準備には手こずってたけど、私達が守護獣を半殺しに合わせ、それをあの苛めっ子どもに守護獣達の遺伝子を注入してやったことで奴にとってはいい的だった!お陰でいい計画だったよ♪」

 

 

 

その時、モン婆の姿から禍禍しい姿と黒い衣装を纏った少女、ジェネラルプリキュアの一人キュアキャラクターが化けていたのだった。

 

 

 

そして周りからゾロゾロと9人のジェネラルプリキュアが集結した。

 

 

 

悪魔のような姿をしたキュアテビル、多数の武器を装備指しているキュアウェポン、死神の鎌を持ち、骸骨の首飾りをかざしているキュアデスサイズ、紫の服を来てその肌の中に謎の生きものが潜むキュアパラサイト、竜巻・地震・津波・噴火のロゴマークを持つキュアディザスター、両手には可愛らしい人形をもつキュアドール、不思議の国のアリスのハートの女王を模したキュアアリス、目には意識もなく胸には赤、青、黄色、桃、緑、宝石を埋め込まれたキュアモーション、そして左腕と右足が機械で繋がれており、紺色のゴスロリを着た。キュアメモリー

 

 

 

 

ドール『プリズムクリスタル・・・・いつ見ても神々しいぜ!』

 

 

 

ウェポン「だがまた我らの手に戻ってくるとは・・・・」

 

 

 

デビル「よし!では今すぐ回収に取りかかるぞ!」

 

 

 

 

?「待て!」

 

 

 

 

アリス「?」

 

 

 

上から声が聞こえ、その方向を見るとそこには・・・・

 

 

 

 

アリス「貴様らは・・・・」

 

 

 

 

デビル「カレッツプリキュア・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今ここに カレッツプリキュアがプリズムクリスタルを守るため参上した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待て!次回!




【ちょこっとクロス掛合い集】




ジャングルの王者ターちゃん×クレヨンしんちゃん




ターちゃん「しんちゃんのお母さんって家のジェーンと声がそっくりなのだ」




しんのすけ「え?そういうターちゃんのジェーンちゃんってブクブク太っている所はウチのかーちゃんそっくりだゾ!」




みさえ・ジェーン「「よけいなおせわじゃ!」」ゴンッ

ゴンッ



二人とも殴られた。




次回予告



封印を解かれたプリズムクリスタル



それを手に入れようと企むジェネラルプリキュア



そしてそれに比べ立ちふさがる正義のプリキュア



カレッツプリキュア




果たして一体どうなるのか?




次回、



「正義と悪のプリキュア」




一気に行くぜっ!!


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10話 プリキュア 光と闇の戦い

プリキュア同士の戦い すこし難しすぎて大変でした。


カオス「宇宙を統べる混沌の覇者 キュアカオス!」

 

 

 

ルパン「みんないただき!怪盗のプリキュア キュアルパン!」

 

 

ウェザー「変幻の天候 キュアウェザー!」

 

 

 

レーザー「ノリに乗って大爆走 キュアレーザー!」

 

 

ローグ「全てを喰らう狂気のプリキュア キュアローグ」

 

 

リモコン「制止する潤動 キュアリモコン!」

 

 

 

エンジン「起動する潤動 キュアエンジン!」

 

 

 

マイティ「荒ぶるゲーマー キュアマイティ!」

 

 

 

アザルド「全てを砕く破壊の拳!キュアアザルド!」

 

 

 

ベノム「全てを侵す恐怖の猛毒 キュアベノム!」

 

 

 

 

カオス「絆の力で!」

 

 

 

全員『未来に煌めく!カレッツプリキュア!』

 

 

 

 

 

 

デビル「カレッツプリキュア・・・・」

 

 

 

キャラクター「プリキュウス様の勧誘を断ったプリキュアども・・・・」

 

 

 

 

 

カオス「ジェネラルプリキュア!これ以上プリキュウスの思い通りにはさせない!」

 

 

 

 

 

アリス「貴様ら・・・・何故あの時我々の勧誘を断った?」

 

 

 

ウェザー「貴方達が他のプリキュアを利用して全てのヒーロー達を皆殺しにし、プリズムクリスタルを奪って全ての異世界を征服する・・・・そんな所に誰が行くもんですか!?」

 

 

 

 

アリス「なるほど・・・・要するに・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリス「全員、打ち首か・・・・」

 

 

 

キャラクター「じゃあ殺し確定か・・・・」

 

 

 

 

ジェネラルプリキュア達はカレッツプリキュアに殺意を向けた。

 

 

 

 

リモコン「どうやら・・・・」

 

 

エンジン「わかりあえそうもないみたいだね・・・・」

 

 

 

 

カレッツプリキュアも戦闘体勢に入り、ジェネラルプリキュア達も戦闘体勢に入った。

 

 

 

 

デビル「全員、排除する!」

 

 

 

 

カレッツプリキュア対ジェネラルプリキュアの戦いが始まった。

 

 

 

 

カオスVSデビル

 

 

 

カオス「貴方はプリキュアなのにどうして他の人達やヒーロー達を殺そうとしたの?」

 

 

デビル「貴様こそプリキュアの癖に悪しき者達の力を借りて戦っているらしいな・・・・」

 

 

カオス「それがどうしたの?」

 

 

デビル「貴様は正義のプリキュアの癖に悪しき者達の力を使って戦うことは・・・・貴様は悪に近いプリキュアなんじゃないか?」

 

 

カオス「悪?そんなことは・・・・」

 

 

バキッ!

 

 

カオスが動揺している隙にデビルの拳が突き立てた。

 

 

 

カオス「グッ!」

 

 

 

デビル「じゃあ何故貴様は悪の力が使える?それに貴様のプリキュアの名は“カオス”混沌をもたらす、想定外のことが入り混じり理解不能という意味だ」

 

 

カオス「そ・・・・それは・・・・」

 

 

 

デビル「貴様は正義と悪がいれ混じった紛い物のプリキュアなのだよ!」

 

 

 

 

カオス「私が・・・・紛い物の・・・・プリキュア」

 

 

デビルの言葉にカオスは何かが壊れた。

 

 

 

デビル「貴様のような奴は消えろ!プリキュア!デビルブラスター!」

 

 

 

ドオオオオオオオォォォォーーーーン!!

 

 

 

 

ルパンVSキャラクター

 

 

 

キャラクター「怪盗のプリキュアか・・・・お前はあれか?有名な博物館で高価な物を盗み続ける悪のプリキュアとか・・・・」

 

 

ルパン「悪の・・・・それは違います!」

 

 

キャラクター「何が違う?かつてありとあらゆる貴族の館に入り、宝を盗みまくった大悪党、他に何があるってんだ?」

 

 

ルパン「そ・・・・それはとにかくルパンは絶対宝を盗むのには何か理由があったはずです!」

 

 

 

キャラクター「理由ねえ・・・・だったら私がこれまで盗んだ顔を見せてやるぜ!」

 

 

キャラクター「プリキュア!ジェネラル!キャラクターチェンジ!」カアァァァァ

 

 

 

ルパン「きゃあっ!」

 

 

キャラクターの体から全身に光を放ち、ルパンは眼を閉じてしまい、光が収まり眼を開けたとたんルパンにとって最も天敵と呼ばれたプリキュアだった。

 

 

 

ルパン「その姿は・・・・」

 

 

 

キャラクター「全ての犯罪実力行使!キュアポリス!」

 

 

 

怪盗の天敵・・・・それは警察

 

 

ポリス「怪盗の天敵、それは警察!だから・・・・実力行使してやんよ♪!!」

 

 

 

ルパン「うっ!」

 

 

 

怪盗と警察 その戦いは切って落とされた。

 

 

 

ウェザーVSディザスター

 

 

ウェザーのウェザーブレスレットによって雨粒の槍でディザスターに挑む。

 

 

 

ディザスター「ウェザー・・・・天候を操るプリキュアか・・・・だったらあたしも災害の力でお前を殺してやるよ」

 

 

 

ウェザー「何?あれは・・・・」

 

 

ディザスター「プリキュア!ジェネラル!フォーカスト!」

 

 

 

ディザスターの腕から巨大な風が集まり、風が離れて現れたのは竜巻をモチーフとした片手剣であった。

 

その剣の刃は竜巻のように刃が纏われていた。

 

 

 

ディザスター「おらっ!」ブオオオッ!

 

ガキンッ!

 

ウェザー「くっ!」

 

 

 

ディザスター「おらっ!!」ビュオオオオッ!

 

ガキンッ!

 

ウェザー「きゃあっ!」

 

 

ウェザーの雨粒の槍ではディザスターの持つ竜巻の剣では歯が立たない・・・・

 

 

 

ウェザー「だったら!」

 

 

ウェザーはウェザーブレスレットで今度は山吹色の拳銃、雷の力を持った武器でなんとか切り抜こうとしたが、

 

 

 

ディザスター「雷か・・・・だったらこれだな」

 

 

ディザスターは今度は竜巻の片手剣を消し、今度は岩石を纏った巨大なハンマーを出した。

 

 

 

ディザスター「そーーらよっと!!!」

 

 

 

ドオオオオオオオォォォォーーーーン!!!!

 

 

 

ウェザー「きゃああああ!!?」

 

 

ウェザーは地震によって拳銃で戦うためのバランスが崩れてしまった。

 

 

 

ディザスター「プリキュア!ジェネラル!ディザスターエンド!」

 

 

 

ドオオオオオオオォォォォーーーーーーーン!!!

 

ウェザー「きゃあああああああ!!!?」

 

巨大なハンマーでウェザーをぶっとばした。

 

 

 

ディザスター「よく飛んだな♪」

 

 

 

 

ーレーザーVSウェポンー

 

 

 

ウェポン「ふん!」ピュッ!ピュッ!ピュッ!

 

 

レーザー「よっほっほっ!」

 

 

ドス!ドス!ドス!

 

 

 

ウェポンのナイフ攻撃を自慢のスピードで避けるレーザー

 

 

レーザー「今度はこっちから行くぜ!オラァ!」

 

 

バシュゥゥーーン!

 

 

ウェポン「くっ!」

 

 

レーザーの反動バイクの車輪でウェポンに攻撃を食らわせた。

 

 

 

レーザー「オラ!オラ!オラ!」

 

 

 

バシュン!バシュン!バシュン!

 

 

 

ウェポン「うおっ!」

 

 

レーザー「どうよ!」

 

 

 

レーザーの勝ち誇った表情で余裕をかましたが、ウェポンは何故かほくそ笑みをたらし立ち上がった。

 

 

 

ウェポン「やるな・・・・それに正直なめてたよ、今度は俺の番だ!」

 

 

 

ウェポンの周りから邪悪な色した渦が渦巻き、それがウェポンの両腕にに纏った。

 

 

 

ウェポン「プリキュア!ジェネラル!コレクション!」

 

 

 

ドーーーン!

 

 

ウェポンの右手から出現したのは漆黒の色に真ん中に目玉が入ったグローブであった。

 

 

 

レーザー「何が出てこようが負けてたまるかよ!」

 

 

 

ウェポン「じゃあ負かしてやるよ・・・・」

 

 

 

両腕のグローブを上にかざし、それを思いっきり地面に叩き込んだ!

 

 

 

ウェポン「プリキュア!ジェネラル!グラビティ!」

 

 

 

ドオオオオオオオォォォォーーーーン!!

 

 

 

レーザー「うっ・・・・な・・・・なんだ・・?・・」

 

 

 

ウェポンが召喚した武器は“グラビティグローブ”これを地面に叩き込むことで相手を強力な重力で押し潰され、またはストレートの突きを出せば、引力で相手を強引に引き合う。

 

 

 

ウェポン「ふんっ!」ブンッ

 

 

 

ウェポンがボクシングの突きでレーザーに向けた瞬間、レーザーの体が徐々にウェポンの方まで近づいていく。

 

 

 

 

レーザー「この!・・・・こんにゃろ!」

 

 

 

ウェポン「無駄だ!このグローブから逃げることは一切不可能!」

 

 

 

 

そしてレーザーの方まで近づいたウェポンは右腕を縦に回し、それを力強くレーザーの顎にあたった。

 

 

 

ウェポン「グラビティ!アッパー!!」

 

 

 

バキッ!

 

 

 

レーザー「ぐああああああああ!!」

 

 

 

ウェポンのグラビティアッパーでレーザーをぶっ飛ばした。

 

 

 

 

ーリモコン・エンジンVSドール・モーションー

 

 

 

モーション「リモコンさんの感情は冷静・・・・エンジンさんのは過激な感情・・・・私にはない感情・・・・」

 

 

 

 

リモコン(あのモーションってプリキュア・・・・まるで感情がない・・・・)

 

 

 

エンジン「あんたたち、これ以上プリキュアの力で全ての世界に迷惑をかけないでよね!」

 

 

 

ドール『うるせーよ!ブスが!正義の味方ズラして説教してんじゃねーよバーカ!』

 

 

 

エンジン「なんですってーー!!もう一回いってみなさいよ!!?」

 

 

 

リモコン「やめなさい!」

 

 

エンジンの怒気にリモコンは抑え、なんの感情もなく人形で話すプリキュア、キュアドール、彼女自身、モーションと同じ目には意識すらこもっていない・・・・

 

 

 

エンジン「だったら先手必勝!!」

 

 

 

リモコン「ちょっと!?」

 

 

 

エンジンは先走って、モーションに攻撃を仕掛けた。

 

 

 

エンジン「はあああああああ!!!」

 

 

 

ドオオオオオオオォォォォーーーーン!!

 

 

 

エンジン「やったか?」

 

 

エンジンのキックでモーションに炸裂させたと思いきや・・・・

 

 

モーション「その程度かよ・・・・」

 

 

 

エンジン「え!」

 

 

 

モーション「うおうらあああああ!!!!!」

 

 

 

ドオオオオオオオオーーーーーーン!!

 

 

 

エンジン「うああああああ!!??」

 

 

 

リモコン「エンジン!?」(モーションの性格が一瞬で変わった!?)

 

 

 

ドール『けけけけモーションは感情を変えることで相手の戦いに合わせて戦うことが出来るんだよ!!』

 

 

 

モーション「まったく腹だたしいぜ!!」

 

 

ドール『ちなみに今は黄色のパワー・・・・怒りの感情だ』

 

 

 

あの物静かそうなモーションが怒りの感情を出したことで攻撃力がアップして荒ただしい性格へと変わった。

 

 

 

怒モーション「てめえのそのうざってえ歯車を見てるとなぶっ壊したくなんだよおおお!!!」

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

エンジン「うああああああ!!??」

 

 

 

怒モーションの強力なパンチのラッシュがエンジンに炸裂した。

 

 

 

リモコン「エンジン!?」

 

 

 

エンジンのピンチにリモコンは駆けつけようとしたその時、周りにいつのまにか糸が張り巡らされていた。

 

 

 

リモコン「これは?」

 

 

 

ドール『てめえの相手はこの俺だ!お前があいつらの戦いを見てる途中に俺の攻撃がやりやすいように糸を張り巡らしてやったよ!!』

 

 

 

ドールから放たれた少女の人形は張り巡らされた糸を通ってリモコンの方まで接近した。

 

 

 

ドール『行くぜ!オラァ!』

 

 

チュイイイイイイイイィィィィィーーーーーン!!!

 

 

 

ドールの人形から全身に刃物が現れ、リモコンを襲った。

 

 

 

 

 

 

 

エンジン「うああああああ!」

 

 

 

 

怒モーション「食らえ!プリキュア!サンダー斬光!!」

 

 

ドオオオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

怒モーションが装備した大剣で地面を突き刺した瞬間、大地から雷が出現し、それがエンジンに炸裂させた。

 

 

 

エンジン「うああああああ!!??」

 

 

 

怒モーション「はははは!!どうだこの野郎!!」

 

 

 

 

 

 

ーマイティVSデスサイズー

 

 

 

デスサイズ「ふん!ふん!やあ」

 

 

マイティ「ほっ!よっと!」

 

 

 

デスサイズの巨大な鎌を振り上げ切り裂こうとするがマイティはそれをひょいッと避けていく。

 

 

 

デスサイズ「やるわね・・・・そう簡単に殺してはくれなさそうね」

 

 

 

マイティ「当然だ!ここからはノーコンテニューでクリアするぜっ!!」

 

 

 

デスサイズ「ノーコンテニュー?ずいぶんと死神もなめられたものね」

 

 

 

その時、デスサイズの鎌がより大きくなり、その中心に目玉が入った。

 

 

 

 

デスサイズ「キュアデスサイズ!お前の魂頂くよ!」

 

 

 

マイティ「やれるものならやってみな!」

 

 

 

マイティとデスサイズの戦いはますます激しさを増した。

 

 

 

 

ーベノムVSパラサイトー

 

 

 

パラサイト「行け・・・・」

 

 

 

寄生虫『キイイイイイイイ!!』

 

 

 

パラサイトの腕から出現したのはとある異世界に存在するもっとも危険性が高い寄生虫であった。

 

 

 

寄生虫『キイイイイイイイ!!』

 

 

パラサイトの寄生虫が迫る一方、ベノムは・・・・

 

 

ベノム「はっ!」

 

 

寄生虫の突進を一瞬で避け、ベノムの所持している髑髏のペンダントから鰐に似た紫の怪物がパラサイトの寄生虫を食った。

 

 

 

寄生虫『ギイイイイイイ・・・・』

 

 

ジュウウウウウウーー!!

 

 

 

ベノム「私の僕、ベノムゲーターは獲物を大きな顎でとらえた直後、口の中の毒の唾液が獲物を確実に仕留める!」

 

 

 

毒に犯された寄生虫は最後の断末魔を出して絶命した。

 

 

 

 

パラサイト「へえーあんた、あんな君の悪いペットを飼ってるんだ意外と引くわー」

 

 

 

ベノム「例え、見た目がこうでも彼らは私達の仲間に変わらないわ!」

 

 

 

パラサイト「そう、じゃあ!!これはどう!!」

 

 

 

ベノム「!?」

 

 

 

パラサイト「プリキュア!ジェネラル!リバース!」

 

 

パラサイト「オエエエエエエエ!!!」

 

 

ベノム「うっ!?」

 

パラサイトは腹を抑えて口から吐き出した物は、

 

 

 

ブブブブブブブブブ・・・・

 

 

 

ベノム「これは・・・・」

 

 

 

パラサイトが口から吐き出し、ベノムが見たものは高さ15メートルもあり、全身は黒く、羽と頭には髑髏を罰にした巨大な蜂の昆虫、ベノムキラービー(女王)である

 

 

 

パラサイト「さあ、その鰐をいたぶれ!女王様!!」

 

 

 

ベノムのベノムゲーターとパラサイトのベノムキラービーの戦いが始まる。

 

 

 

 

 

ーキュアアザルト、キュアローグVSアリス、メモリーー

 

 

 

キュアローグ「武装色!硬化!はあああああああ!」

 

 

アリス「クィーンロッド!」

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

キュアローグの武装色の覇気を纏った拳でアリスを攻撃する。

 

 

だが、アリスはつまらなそうな表情でローグの攻撃を防いでいった。

 

 

 

アリス「ふあああ・・・・」

 

 

 

キュアローグ「こんな状況で欠伸なんかするな!」

 

 

ブオンッ!

 

 

パシッ

 

 

キュアローグ「え?」

 

 

 

欠伸をした態度に怒ったローグは拳を突き出そうとした瞬間、アリスは片手で受け止めた。

 

 

 

アリス「どうした?鰐娘?そんな退屈な戦いでわらわを満足できると思ったか?」

 

 

 

キュアローグ「な?」

 

 

アリスはローグに向かって不気味な笑みをさらけ出した。

 

 

 

アリス「ならば判決を言い渡す・・・・死罪だ」

 

 

 

ガコンッ!

 

 

 

 

ブシャアア! ブシャアア!

 

 

 

キュアローグ「えっ?」

 

 

 

ローグは一瞬、何かが外れたような感触があったような気がして一瞬、腕を見ると・・・・

 

 

 

 

キュアローグ「え?・・・・腕が・・・・ない?」ポタポタポタ・・・・

 

 

 

 

キュアローグの両腕はアリスが出現させたギロチンでローグの両腕を切り落としてしまった。

 

 

 

 

キュアローグ「うああああああああああああ!!!」

 

 

 

キュアローグの断末魔はこの世界をも響き渡り、両腕を失ったせいか余りの痛さに腰をついてしまった。

 

 

 

アリス「こうして鰐娘は自分の幸せをギロチンによって切り裂かれ、泥臭い沼へと帰っていったとさ・・・・めでたし、めでたし」

 

 

 

 

 

キュアアザルド「ローグ!!」

 

 

アリスの攻撃でピンチになっているキュアローグに応援に向かおうとするその一瞬、メモリーがアザルドの頭にタッチした。

 

 

 

メモリー「へえ、なるほどね・・・・」

 

 

 

キュアアザルド「お前!一体何をした!?」

 

 

 

メモリー「いやー別に?ただ、あんたのその姿にはどーも気になってね・・・・私の力で・・・・あんたの記憶の前世って奴を見たのよ・・・・」

 

 

 

キュアアザルド「ぜ・・・・前世?」

 

 

 

キュアメモリーの力、プリキュア・ジェネラルメモリーセンサーは相手の体を触ることで、産まれたときから今までのこと・・・・あるいはその相手の前世を見ることが出きるのだ。そしてその相手の記憶の一部を実体化させることが出きるのだ!

 

 

 

メモリー「ふん!」ピカッーーー!!

 

 

 

そしてキュアアザルドの頭をタッチしたメモリーはそのキュアアザルドの前世の姿を実体化させた。その前世の記憶は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

キュアアザルド「あ・・・・ああ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『きゃあ! 助けて!』

 

 

 

 

村を焼き、我が物顔で歩く、全身が棘状に覆われた怪物

 

 

 

 

 

そしてそれに立ち向かう鯨の姿をした戦士、

 

 

 

 

そして彼はある武器を手にし、赤き王者の中の王者へと変わった。

 

 

 

 

そしてその戦士の放たれた激流によって氷付けにされ、宇宙の果てへと飛ばされた。

 

 

 

 

 

彼は考えるのを止め、深い眠りに入った。

 

 

 

 

そして目覚めた時は、オーナーと呼ばれる謎の怪人に救われた。

 

 

 

彼は深い眠りに入って考えるのを止めたせいか記憶がなかった。

 

 

 

 

 

そして彼はオーナーとともに地球でゲームを楽しむことによって快感を覚えた。

 

 

 

 

そして彼はそれを続けていく中、彼の頭の中に何かが思い出しそうな気がした。

 

 

 

 

鷲、ライオン、鮫、象、虎、犀・狼・鰐の戦士達の強大な一撃によって全てを思い出した。

 

 

 

 

自分は・・・・かつて宇宙の破壊神と呼ばれた者だと。

 

 

 

 

全てを思い出した彼はもう誰も恐れない、全ての者は彼に膝まづく。そしてオーナーさえも越えられると・・・・

 

 

 

 

だが、そうはいかなかった。

 

 

 

かつて王者の中の王者の戦士によって放たれたあの激流が彼を氷付けにし、動かなくなった直後、鮫、ライオン、象、虎の戦士によって粉砕された・・・・

 

 

 

 

 

 

『ジューマン!なめんなよおおおおお!!!!』

 

 

 

 

 

「ぎゃあああああああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

ドオオオオオオオオーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メモリー「これが前世の頃のあんただろ・・・・」

 

 

キュアアザルドの記憶を奪ってメモリーが実体化した前世の正体は・・・・

 

 

 

 

 

キュアアザルド「あ・・・・ああ・・・・それは」

 

 

 

 

 

かつてジューランドを襲い、宇宙の破壊神と呼ばれた怪人 アザルド・レガシーである。

 

 

 

 

 




ー次回予告ー



全ての敵を倒し、プリズムクリスタルの基へいく心太郎と覇龍哉 だがそこにジェネラルプリキュアが連れてきた怪物が心太郎達に襲いかかる。



そして心太郎に異変が・・・・



第11話 残酷な運命



ぶっちぎるぜっっ!!


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11話 残酷な運命

ウル忍完全版が終わってしまった。NEWガンダムブレイカー楽しみです。


心太郎「あれは・・・・」

 

 

 

心太郎達はファイヤーキャッスルで閉じ込められたモン婆達とともにプリズムクリスタルのある場所まで走って向かっていく。

 

 

 

モン婆「いそがねば、クリスタルを奴等に奪われば、世界はプリキュアの支配下に置かれることになってしまう」

 

 

 

覇龍哉「プリキュアの支配・・・・まったく以てそんなこと考えてさえもいなかったな」

 

 

 

モン婆を背負っている覇龍哉をそう呟いた。

 

 

 

美優「ねえ、プリキュアってそんなに怖い人達なんですか?」

 

 

 

心太郎「美優?」

 

 

 

美優の質問に覇龍哉は答えた。

 

 

 

覇龍哉「美優ちゃん・・・・だっけ?プリキュアはそもそも世界を守るために遣わされた伝説の戦士だったんだ・・・・」

 

 

 

美優「伝説の・・・・戦士」

 

 

 

覇龍哉「大半、中学生である彼女達はこれまで世界の危機から救おうとありとあらゆる邪悪なる存在を壊滅してきた・・・・全ては彼女達の大切な存在・・・・友達を守るために・・・・」

 

 

 

 

心太郎「友達を守るために・・・・」

 

 

 

覇龍哉「だが今のプリキュアはプリキュアの長でもあるプリキュウスとそれに遣うジェネラルプリキュアが動きだし、プリキュアがこれまでやって来たことは全てプリキュウス復活のための余興でしかなかった・・・・そうプリキュアの中にプリキュウスの娘が存在していたから」

 

 

 

心太郎「プリキュウスの娘?」

 

 

 

覇龍哉「プリキュウスの娘は他のプリキュアよりプリキュアの適合率がもっとも高く、攻撃、スピードはジェネラルプリキュアをも上回る力を持っていたらしい、もっとも彼女がジェネラルプリキュアとプリキュウスの記憶がなかったせいか本来の力を出すのはあまりなかったからな・・・・」

 

 

 

覇龍哉は苦笑いでごまかし、美優は不安そうな顔で覇龍哉に質問した。

 

 

 

美優「ねえ・・・・覇龍哉さん、プリキュアなるってことはそんなに嬉しいことなのかな?」

 

 

 

覇龍哉「・・・・・・・・・・・・正直いって彼女達の守るべき物を守ればそれでいいと思っているよ・・・・平和になればプリキュアなんてお払い箱だ・・・・それにプリキュアの彼女達が世界を守ろうというには彼女らにとって規模が大きすぎる・・・・」

 

 

美優「なんか・・・・可愛そう・・・・」

 

 

 

心太郎「美優・・・・」

 

 

美優は思った。彼女達はもともと民間人であり、まだ幼い中学生という肩書きがついた子供である。そんな子供達が妖精達の勝手な行動でプリキュアという戦士に変身させられ、悪の存在と戦わせられ、プリキュアというのを隠しながら、過ごして行く・・・・それで彼女達の生活は保たれたのか・・・・本当に幸せだったのか・・・・

 

 

 

 

美優「心はどう思う・・・・」

 

 

 

心太郎「正直いって・・・・耐えられないと思うよ・・・・僕らより年下の娘達が密かに強大な悪いやつらと戦いながら日常を過ごすって・・・・辛いと思うよ」

 

 

 

僕が言えたことじゃないけどね・・・・

 

 

 

心太郎「それに目的を達成したのに彼女達はプリキュアの力を手放さない・・・・それってまだ・・・・」

 

 

 

 

ドオオオオオオオオーーーーーーン!!

 

 

 

美優「きゃあっ!」

 

 

 

心太郎「えっ何だ?」

 

 

 

モン婆「おりょ?りょ?」

 

 

 

覇龍哉「あれは・・・・?」

 

 

 

突然、上空から砂煙を出して現れた巨大な影は見た目は巨大な兎、耳は垂れて顔はいたって凶暴・・・・口の歯は剣のように鋭く体は紫色に頭には青い薔薇が付いているそしてその頭の上に一人の少女が立っていた。

 

 

 

?「待ってたよ♪伝説の勇者とバッドエンドのお零れ野郎・・・・」

 

 

 

 

覇龍哉「お前は・・・・」

 

 

 

心太郎「え・・・・あいつは・・・・」

 

 

 

覇龍哉「気を付けろ!勇光!こいつは敵だ!」

 

 

 

心太郎「敵?」

 

 

 

心太郎は兎の怪物に乗っかっている少女を見た・・・・

 

 

 

?「そう私はジェネラルプリキュアの一人、全ての生き物は私の下僕・・・・キュアテイマー」

 

 

 

 

心太郎「ジェネラル・・・・プリキュア?」

 

 

 

覇龍哉「まさか・・・・ここで待ちぶせしていたとはな」

 

 

テイマー「そうよ!今、アタシの仲間がプリズムクリスタルを採ろうっていう最中にあんた達が来てしまえば面倒なことになるからね、だからこのアタシがあんた達を待ちぶせしてた訳さ・・・・」

 

 

 

美優「覇龍哉さん・・・・あれって一体」

 

 

覇龍哉「奴こそプリキュア達を陰から操ってヒーロー達を倒し全ての世界を征服しようとするプリキュウスに遣える戦士、ジェネラルプリキュアだ!」

 

 

 

心太郎「こいつが・・・・」

 

 

 

テイマー「リュウドラ・・・・そして憎っき赤の勇者の血を持つ勇光!」

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

テイマーの言葉に勇光という言葉に動揺した心太郎、そして彼のことを赤の勇者と・・・・

 

 

 

心太郎「赤の勇者?僕が?」

 

 

 

覇龍哉「お前・・・・知らなかったのか?自分が赤の勇者だって・・・・ことを」

 

 

 

心太郎「いや・・・・」

 

 

テイマー「兎に角・・・・お前ら二人殺せばそれでいいのさ!やっちまいな!ローズイヤー!」パチンッ!

 

 

 

ローズイヤー「キキキィィィィィーーーー!!!!」

 

 

 

テイマーの専用武器モンスターウィップをローズイヤーの頭を叩いた瞬間、それを理解したうえでローズイヤーは心太郎達に襲いかかった。

 

 

 

 

覇龍哉「来るぞ!」

 

 

 

心太郎「だったら・・・・」

 

 

 

心太郎が前に立ち、まだエネルギーがあるティガのフィギュアで立ち向かおうとした。

 

 

 

覇龍哉「よせ!勇光!今のお前じゃ奴に勝ち目なんかない!一旦引いて作戦を練ろう!」

 

 

 

心太郎「大丈夫だよ!例えエネルギーが少なくてもティガならあいつを食い止められる!行くぞ!」

 

 

 

覇龍哉「馬鹿!やめろ!?」

 

 

 

≪トランスチェンジ!ウルトラマンティガ!≫

 

 

 

 

覇龍哉の警告を無視して心太郎はトランスギアでウルトラマンティガに変身した。

 

 

 

心太郎「ハアッ!」

 

 

 

ティガはローズイヤーと対峙し、先制攻撃を炸裂させた。

 

 

 

バキッ!

 

 

 

ローズイヤー「キキキィィィィィーーーー!!」

 

 

 

心太郎「チャアッ!」

 

 

ドガッ!

 

 

心太郎「シャアッ!」

 

 

 

ボグッ!

 

 

 

ティガのパンチ、キック、チョップによってローズイヤーにダメージを運んでいった。

 

それを安全な場所で見ていた覇龍哉、美優、モン婆

 

 

美優「すごい!この調子ならあの怪物をやっつけられるんじゃあ・・・・」

 

 

 

覇龍哉「だといいがな・・・・」

 

 

 

美優はウルトラマンティガこと心太郎の戦いぶりを見て嬉しがるが、覇龍哉は何故か彼のことを心底不安になっていた。

 

 

 

 

美優「ねえ、覇龍哉さん、あいつ心のことを“赤の勇者”って呼ばれてたけどなんなの?」

 

 

 

覇龍哉「ある人物の情報じゃあ、勇光家と黄色の勇者の獅子王家と青の勇者の聖空家はかつて大昔、初代プリキュアキュアアンジェと共にプリキュアの王プリキュウスを封印した一人なんだ・・・・」

 

 

 

美優「プリキュウスって・・・・」

 

 

 

覇龍哉「全てのプリキュアの王であり、あらゆる世界を自分の物にしようとする・・・・俺達が倒すべき相手だ。そして勇光はそのプリキュウスを倒す力と彼女達プリキュアの力を破壊できる力を持っているらしい」

 

 

 

美優「心にそんな力が・・・・」

 

 

 

覇龍哉「プリキュウスはそれを阻止しようと仲間のジェネラルプリキュアが作った量産型のプリキュア型のロボットを使って君達のいる世界まで現れてきたって分けさせた・・・・」

 

 

 

美優「あの時、あのロボットが現れたのは心を殺すために・・・・」

 

 

 

覇龍哉「そのとおりだ・・・・」

 

 

 

 

 

心太郎「チャアッ!」

 

 

 

バキィィンッ!

 

 

 

ティガのキックでローズイヤーは倒れ、なんとか倒したと思ったその時、

 

 

 

ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!

 

 

 

心太郎「カラータイマーが・・・・」

 

 

 

 

ローズイヤー「キイイイ・・・・」

 

 

 

 

カラータイマーがなり始め、心太郎は止めといわんばかりの必殺技、ゼペリオン光線を放った。

 

 

 

 

心太郎「はあああああ!!!」

 

 

 

ビビビビイイイイイイイイイイイイ!!!

 

 

 

 

ドオオオオオオオオーーーーーーン!!

 

 

 

心太郎「やった!」

 

 

 

 

ゼペリオン光線でローズイヤーに止めを指した!

 

 

 

 

 

ローズイヤー「キイイイイイイイイ!!」

 

 

 

だと思っていた。

 

 

 

 

心太郎「えっ!」

 

 

 

 

ゼペリオン光線で当たったのは真っ黒く焼け焦がれた跡だけであり、肝心のローズイヤーがどこにもいない。だが上から奴の鳴き声が聞こえ、上を見ると!

 

 

 

 

心太郎「あああっ!?」

 

 

 

 

テイマー「ローズイヤー!!そのままスタンププレス!」

 

 

 

 

ローズイヤー「キイイイイイイイイイ!!!!」

 

 

 

ドオオオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

心太郎「あああああああああああ!!!??」

 

 

 

 

ボガァァァァァァァァーーーーーーン!!!

 

 

 

 

心太郎「ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

美優「心!?」

 

 

 

覇龍哉「あの兎・・・・踏み潰した後からクレーターが・・・・」

 

 

 

 

ローズイヤーのスタンププレスはジャンプで相手を踏みつけ、その踏んだ大地に巨大なクレーターを発動するのだ!

 

 

 

 

 

ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!

 

 

 

シュゥゥゥゥーーーーーーーーン・・・・

 

 

 

 

心太郎「はあ、はあ、はあ、はあ、」

 

 

 

ローズイヤーのスタンププレスが強く効いたのか、心太郎は変身を解除された。

 

 

 

 

テイマー「はははははははは!無様だな・・・・お前それでも赤の勇者の血を継ぐものか?」

 

 

 

 

心太郎「うるせえ・・・・その赤の勇者だが・・・・知らないけど・・・・まだ・・・・」

 

 

 

 

テイマー「へえ・・・・まだ動けるんだ?それじゃあ・・・・ローズイヤー!ローズダーツ!」

 

 

 

 

ローズイヤー「キイイイイイイイイイ!!!!」

 

 

 

 

頭についている薔薇が尖り始め、まるでダーツのように心太郎に接近した。

 

 

 

 

ドス! ドス! ドス!

 

 

 

ドス!

 

 

 

心太郎「うあああああ!!」

 

 

 

薔薇の矢の一つが心太郎の右腕に刺され、

 

 

 

 

ドス!

 

 

 

心太郎「ぎゃああああ!!」

 

 

 

最後のローズの矢は左足の太股の方に突き刺さった。

 

 

 

 

テイマー「へえ~・・・・それじゃあローズイヤー奴の左足の矢を思いっきり踏みなさい!」

 

 

 

 

ローズイヤー「キイイイイイイイイイ!!!!」

 

 

 

 

ドス! トスっ!!!

 

 

 

 

心太郎「ギャアアアアアアアアア!!!!?」

 

 

 

 

ローズイヤーの前足を心太郎の突き刺さっている足を踏みつけた瞬間、矢がどんどん足の中まで詰め寄ってきて心太郎の体から強烈な痛みが走った。

 

 

 

 

 

美優「心!!」

 

 

 

美優の悲痛の叫びが響き渡り、覇龍哉はこのままじゃヤバイと感じ心太郎の援護に行こうと向かった。

 

 

 

覇龍哉「このままじゃ不味い!!待ってろ今助けに・・・・」

 

 

 

テイマー「させるかっ!!」ビュッ!

 

 

 

パシッ!

 

 

覇龍哉「何!?」

 

 

 

向かおうとする矢先にテイマーが現れ、モンスターウィップで覇龍哉の腕を縛り付けた。

 

 

 

テイマー「せっかくいいところなのにあんたが来たら⁉️台無しじゃない?」ギリリリ

 

 

 

覇龍哉「くうう・・・・勇光!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎(はあ、はあ、はあ、痛い・・・・これは夢じゃないんだ・・・・今の僕は・・・・自分の足が怪物に踏み潰されて痛みが先走っている・・もし次の攻撃を食らったら・・確実に・・・・死ぬ)

 

 

 

 

心太郎のありえない現実、そして今、死という瞬間になりかねない立場である。

 

 

 

ローズイヤー「キキキィィィィィ!!!」ブオンッ!

 

 

 

ローズイヤーの鋭い前歯が心太郎の背中をひと突きにしようと襲いかかった。対する心太郎はなすすべもなく諦めかけ、目をつぶった。

 

 

 

 

 

心太郎(・・・・・・・・終わった・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブシュッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?生きてる?」

 

 

 

 

死ぬということを覚悟していたのに・・・・それに刺された音だってあったはずなのに・・・・無傷だが何か生暖かい赤い液体が落ちてきたことに気づき、見上げると

 

 

 

 

 

 

美優「し・・・・心・・・・」ポタ・・・・ポタ

 

 

 

 

心太郎「美優!!」

 

 

 

なんと美優は心太郎を庇い、ローズイヤーの前歯に自分の腹を突き刺され大量の血が流れていたのであった。

 

 

 

心太郎「美優!!おい!美優!」

 

 

 

 

美優「心ちゃん・・・・よかった・・・・無事だったんだね・・・・」

 

 

 

心太郎「無事って・・・・なんで美優が・・・・」

 

 

 

幼馴染の美優のあまりの衝撃の出来事に思わず動揺と残酷な現実に悲しみが溢れた。

 

 

 

 

 

心太郎「なんでだよ・・・・なんで・・・・こんなことを・・・・」

 

 

 

 

美優「心ちゃんは・・・・こんな所で・・・・死んじゃ駄目よ・・・・」

 

 

 

 

 

心太郎「え・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

美優「ねえ・・・・心・・・ちゃん・あなたは・・・・生きて・・・・」

 

 

 

 

心「え・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

美優「もし・・・・いろんな世界が・・・・悲しいことになっているなら・・・・・・・・心ちゃんは・・・・それに立ち向かわなくちゃいけない・・・・」

 

 

 

 

心「・・・・・・・・」

 

 

 

 

美優「だから・・・・・・・・心ちゃん・・・・」

 

 

 

 

心「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美優「みんなに慕われる優しいヒーローになって・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バキッ!

 

 

 

 

 

 

心太郎「!!?」

 

 

 

 

モグモグモグモグモグモグモグモグ

 

 

 

 

ローズイヤー「キキキィィィィィィィィィ!!!!」

 

 

 

 

 

心太郎「みゆうううううううううう!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「なっ!?」

 

 

 

 

テイマー「ちっ!とんだ邪魔が入ったか・・・・ローズイヤーもう一回そいつを噛み砕いてやりな!!」

 

 

 

 

 

 

 

ローズイヤー「キキキィィィィィ!!!」

 

 

 

 

ローズイヤーは美優を貪り食べ、もう一回、心太郎に前歯で突き刺そうと襲いかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オイ・・・・・・・・

 

 

 

 

 

アカノユウシャ・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレニ・・・・・・・・カワレ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

カタキヲ・・・・・・・・トッテヤルヨ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマエハ・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナニモスルナ・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオオオオオオオオーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「勇光!?・・・・って」

 

 

 

 

テイマー「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローズイヤー「キ・・・・キキキ・・・・」

 

 

 

 

心太郎?「・・・・・・・・う・・・・うう・・・・」ピキピキピキピキ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎?「ウオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、心太郎の服が突然、破れ、たちまち大きくなっていく・・・・その姿は・・・・人間という原型は留めておらず、その姿は西洋の龍・・・・その体はローズイヤーさえも越えるほどの大きさになっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

テイマー「何よ!?一体、何がどうなっているのよ?」

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「勇光・・・・・・・・お前は・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこに岩の陰から見ていたモン婆は心太郎が変異した怪物に見覚えがあった。

 

 

 

 

 

 

モン婆「まさか・・・・・・・・封印が・・・・解かれたのか」

 

 

 

 

 

かつて伝説の勇者と呼ばれた3人の一族、勇光、獅子王、聖空、彼らはキュアアンジェとともにプリキュアの王、プリキュウスを倒すために現れた戦士達・・・・

 

 

 

 

 

だが、その戦士達は・・・・プリキュウスを倒すために・・・・かつて・・・・世界を滅ぼす力を持った3体の生き物を3人の体の中へと封印され、それを力の源として活躍していた。

 

 

 

 

そして役目を終え、あるいは一生を終える代わりに魔物達を自分の血の繋がった子の腹の中に封じ込めなければならない重要な掟があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モン婆「あれが・・・・赤の勇者、勇光様の体の中に封じ込められた最悪の魔物の1体・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モン婆「赤き破滅のドラゴン」

 

 

 

 

 

 

 

to be continue・・・・




次回予告





勇光心太郎が変身した魔物 赤き破滅のドラゴン




その力はローズイヤーさえも圧倒する。




ローズイヤー「ありがとう・・・・・・・・ミル」





覇龍哉「この声・・・・」










ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!」






パキイィィィーーーーーーーーン!!!





デビル「なっ!」




カオス「プリズムクリスタルが・・・・」





そして・・・・









?「駄目だよ・・・・心ちゃん・・・・」



そして現れる緑色の戦士




次回



暴走の龍



オーバーブラストドラゴン モチーフ 怪獣漫画 ジガのジガ


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12話 暴走の龍

赤き破滅のドラゴン


そして今回は残酷な描写が多いです。


御了承願います。


?「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

 

心太郎が怒りの感情に寄って巨大な翼を持ったドラゴンへと変身し、ローズイヤーと対峙した。

 

 

 

 

ドラゴン「グルルルル・・・・」

 

 

 

 

テイマー「ローズイヤー!何をしてんの!スタンププレスでそいつを踏み潰しちまいな!!」

 

 

ローズイヤー「キキキキイイィィィィィィ!!!!」ビュッ!

 

 

 

 

主人のテイマーの命令でローズイヤーは全身の足を集中させ、一気にドラゴンの真下まで跳んだ。そして急降下で一気に落下していく。

 

 

 

 

テイマー「これで終わりよおおおおお!!!」

 

 

 

ローズイヤー「キキキキイイィィィィィィ!!!!」

 

 

 

ドオオオオオオオオーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「勇光!?」

 

 

 

 

ローズイヤーのスタンププレスがドラゴンに直撃した。

 

 

 

 

テイマー「ふん!化けものになった所でローズイヤーに勝てるわけないでしょう?」

 

 

 

ローズイヤー「キキキキイイィィィィィィ!!!!」

 

 

 

ローズイヤーは勝利と確信し、勝利の雄叫びを上げたが・・・・

 

 

 

 

ドラゴン「・・・・・・・・ニヤリ」

 

 

 

 

ガッ!

 

 

 

 

ローズイヤー「キッ?」

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

 

スタンププレスで潰されたと思っていたドラゴンは健全であった。そもそも世界を滅ぼした生物である奴にとってローズイヤーの必殺技など只のマッサージに過ぎないのである。ドラゴンはチャンスと感じ、ローズイヤーの両耳を掴み上げた。

 

 

 

 

ローズイヤー「キイイイイ!!キイイイイ!!!!」

 

 

 

 

ローズイヤーは両耳を掴まれたせいか暴れだし、何とか引き剥がそうともがいたが、ドラゴンは一切手を離そうとしなかった。

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

 

 

 

ブチッ!! ブチッ!!

 

 

 

 

ブシュゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーー!!!!!!

 

 

 

 

ローズイヤー「キイイイイイイイイイーーーー!!!!???」

 

 

 

 

ドラゴンはもう飽きたのかローズイヤーの両耳を強引に引きちぎった。両耳を引きちぎられたローズイヤーの耳の跡には大量の血が吹き出て暴れまわった。

 

 

 

 

 

テイマー「そんな!?ローズイヤーが追い詰められている!?」

 

 

 

 

 

覇龍哉「なんてことを・・・・」

 

 

 

仮に敵だとしても、あのような乱暴な戦いは覇龍哉にとって好まれないやり方だ・・・・

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・ミル・・・・・・・・ミル・・・・

 

 

 

 

 

覇龍哉「え?」

 

 

 

 

突然、覇龍哉の耳から声が聞こえ、声が聞こえる方向を見渡すとそれは今、ドラゴンに追い詰められているローズイヤーであった。

 

 

 

覇龍哉「ミル・・・・青い薔薇・・・・・・・・まさか!?」

 

 

 

覇龍哉は何かを察知し、急いでドラゴンの方まで駆け寄った。

 

 

 

 

 

覇龍哉「もう止めろ!勇光!そいつは敵じゃない!!そいつは・・・・そいつは・・・・」

 

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

バキバキバキバキバキバキバキバキ

 

ドラゴンは聞く耳待たず、今度は生えている一本の大木を掴み、その強力な腕力で引き抜いた。

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

ドガンッ!! ドガンッ!! ドガンッ!!

ドガンッ!!

 

 

ローズイヤー「キキキキイイィィィィィィ!!!!」

 

 

 

 

ドラゴンはへし折った大木でローズイヤーの頭を強引に叩き、それは意識を失うほどの強烈なダメージを与えた。

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」ガシッ!

 

 

 

ローズイヤー「キッ!?」

 

 

 

ドラゴン「ギギギギ・・・・」

 

 

 

ググググ・・・・

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

 

ブシャアアアアアーーーーー!!!!

 

 

 

ローズイヤー「キキキキイイィィィィィィ!!!!」

 

 

 

覇龍哉「あいつ・・・・歯を抜きやがった」

 

 

 

ドラゴンはローズイヤーの前歯を強引に抜きとり、そのせいで大量の血液を出した。

 

 

 

 

 

 

テイマー「あいつはやばすぎる、それにローズイヤーをあそこまで痛ぶるなんて・・・・もう用済みね・・・・」

 

 

 

 

テイマーはひと足先にデビル達のいる場所まで向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローズイヤー「キ・・・・キキ・・・・」

 

 

 

もうボロボロ寸前であるローズイヤーはもう戦う気力はもうない・・・・だがドラゴンは雄叫びを上げ、右腕を突きだし、ローズイヤーの腹をえぐった。

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!」

 

 

 

 

ブシュッ!

 

 

 

ローズイヤー「キキキキイイィィィィィィ!!!!」

 

 

 

 

ドラゴン「・・・・・・・・」ニヤリ

 

 

 

グシャッ!

 

 

 

ローズイヤー「キ・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

ドスゥゥゥゥーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

覇龍哉「く・・・・くるみいいいいいいい!!!!」

 

 

ドラゴンは右腕でローズイヤーの腹をえぐり、その心臓を握り潰した。心臓を握り潰したことでローズイヤーは倒れ伏した。

 

 

 

 

覇龍哉がローズイヤーに向かって叫んだ言葉・・・・覇龍哉はローズイヤーの正体を知っていたのだ。あの兎の怪物、ローズイヤーはプリキュア5GO GOのミルクこと美久野くるみことミルキィローズのなれの果てだったこと・・・・

 

 

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!」バサッ!

 

 

 

 

ドラゴンは勝ち誇った雄叫びを上げ、背中から翼を出し、空へと羽ばたいた。

 

 

 

 

ブアサアアアアアアア!!!!

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!」

 

 

 

空中へと羽ばたいたドラゴンはジェネラルプリキュアとカレッツプリキュアのいる場所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ジェネラルプリキュアに苦戦するカレッツプリキュア、得にキュアメモリーがキュアアザルドの前世の記憶から召喚したアザルド・レガシーにに苦戦を強いられていた。

 

 

 

 

アザルド・レガシー「・・・・」

 

 

バゴン!バゴン!ドガンッ!

 

 

 

 

キュアアザルド「ぐああああっ!」

 

 

 

アザルド・レガシーの攻撃で圧倒されてしまうキュアアザルドをそれを高みで見物するメモリーはニヤニヤしながら言った。

 

 

 

 

メモリー「ねえ、自分が前世の自分に倒されるって気持ちってどんな気持ち?ねえー?」

 

 

 

 

キュアアザルド「くっ」

 

 

 

 

メモリー「まあ、あんたとやるのもそろそろ飽きてきたし、とっとと終わらしてあげるわ・・・・おい!」

 

 

 

 

アザルド・レガシーはメモリーの指示に命令され、キュアアザルドに止めを指そうとしたその時、

 

 

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

デビル「ん?」

 

 

 

 

 

カオス「え?」

 

 

 

 

ポリス「なんだ?」

 

 

 

ルパン「この声は?」

 

 

 

 

 

ディザスター「ん?」

 

 

 

ウェザー「一体・・・・?」

 

 

 

 

 

ウェポン「なんだ?」

 

 

 

 

レーザー「耳に効いた!」

 

 

 

ドール『んだよ!?このすげえ声は』

 

 

モーション「まさか・・・・」

 

 

 

 

リモコン「この声は・・・・」

 

 

 

エンジン「一体・・・・?」

 

 

 

デスサイズ「まじか・・・・」

 

 

 

マイティ「なんだあれ・・・・」

 

 

 

 

ベノム「そんな・・・・」

 

 

 

パラサイト「これは・・・・」

 

 

 

 

アリス「ほお・・・・龍か・・・・」

 

 

 

 

ローグ「あれは・・・・」

 

 

 

 

 

メモリー「もしかして・・・・」

 

 

 

 

キュアアザルド「あれは・・・・」

 

 

 

 

 

 

戦いの最中に上空から雄叫びを上げて、現れたドラゴン、そこに駆け付けたテイマーが現れ、これまでのことをデビルに報告してきた。

 

 

 

 

テイマー「デビル!」

 

 

 

デビル「テイマー!・・・・あれは一体何なんだ?」

 

 

 

テイマー「あいつは・・・・勇者だよ」

 

 

 

デビル「何!」

 

 

 

テイマー「あいつは何かの影響か突然、奴の体が変化してああなったらしいよ・・・・」

 

 

 

 

デビル「あれが勇者だと・・・・」

 

 

 

 

その時、ドラゴンは口を大きく開けた。その時、デビルはドラゴンが何をしようとするのか直ぐに察した。

 

 

 

 

デビル「まさか奴は!?」

 

 

 

テイマー「え?」

 

 

 

 

デビル「アリス!モーション!奴を止めろ!!奴はプリズムクリスタルを破壊する気だ!!」

 

 

テイマー「え!」

 

 

デビルの言葉にアリスとモーションは今、相対しているプリキュアを後にして、ドラゴンの方に視線を向けた。

 

 

 

アリス「仕方ないな・・・・だが・・・・あの龍の首が斬れる音も聞きたいな・・・・」

 

 

 

 

モーション「ではまず私があのドラゴンの感情を抜き取ってアリスはあのドラゴンの首を取ってください」

 

 

アリス「承知した・・・・」

 

 

 

アリスとモーションはドラゴンの方まで跳び、ドラゴンはそれを察知し、尻尾で払い除けようとしたその時・・・・

 

 

 

ザクンッ!

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!???」

 

 

 

アリス「ふんっ!」

 

 

 

 

アリスのギロチンでオーバーブラストドラゴンの尻尾を真っ二つにした。その痛みがドラゴンに通じ、暴れだした。

 

 

 

 

ドラゴン「ギャアアアアアアアア!!!!!」

 

 

 

 

アリス「モーションやれ!」

 

 

 

モーション「はい・・・・」

 

 

 

 

モーションはドラゴンの頭に乗っかり右手を突きだした。

 

 

 

 

モーション「あなたの感情をいただきます・・・・プリキュア、ジェネラル・モーション・ロッド!」

 

 

 

モーションの必殺技!ジェネラル・モーション・ロッドは相手の頭に触れることで感情を抜き取る技である。感情を抜き取られた敵はその感情は一生、表情を出せず、思うことも出来ないのだ。

 

 

 

 

モーション「く・・・・くう・・・」

 

 

 

モーションが抜き取ろうしているのは“怒り”モーションがドラゴンの頭の中で膨れ上がっているのは怒りと悲しみ得に怒りの方は益々膨れ上がっている模様でモーションはそれを取り除こうとするがなかなか取り除けない!その時、モーションの背中から何か固いものが引っ掛かっていることに気づき、振り向くと・・・・

 

 

 

 

ドラゴン「シャアアアアア・・・・」

 

 

 

 

モーション「え?」

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

ドラゴンは右手の爪ででモーションの服をつり上げた。

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

 

モーション「な・・・・あ・・・・ああ」

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

 

アリス「プリキュア!ジェネラル・アリス・パニッシュメント!!」

 

 

 

 

ザンッ!!

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!???」

 

 

 

モーション「キャアアアアア!!」

 

 

 

アリスの必殺技から出た巨大なギロチンがドラゴンの右腕を切り落とした。その時、モーションの手からピンク色のモヤみたいなのが現れた。それはドラゴンの頭の中から出た感情であった。

 

 

 

 

アリス「モーション!」

 

 

 

ガシッ!

 

 

モーション「アリス・・・・」

 

 

 

落下していくモーションをキャッチしたアリス、右腕を切り落としたせいでさらに痛がるドラゴン・・・・

 

 

 

 

アリス「モーション!やったなこれで奴はもう弱体化したに過ぎない」

 

 

 

 

モーション「・・・・・・・・違う」

 

 

 

 

アリス「え?」

 

 

 

モーション「これは・・・・あのドラゴンの・・・・怒りの感情じゃない!!」

 

 

 

 

アリス「何?」

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

パチッ

 

 

パチッ

 

 

ギョロリ

 

 

 

ギョロリ

 

 

ドラゴンは頂点に達したのか、上空まで翔び越えた時、両方の羽から巨大な目が開眼した。

 

 

 

 

ドラゴン「アアアアア・・・・」

 

 

 

 

モーション「あれは・・・・・・・・みんな逃げて!」

 

 

 

 

 

アリス「何?」

 

 

 

 

モーション「このままだとクリスタル壊されるぐらいじゃ済まされない!!早く!!」

 

 

 

 

 

 

デビル「わかった・・・・お前達退却だ!」

 

 

 

キャラクター「でもクリスタルはどうすんの?」

 

 

 

デビル「今は我々の命が先だ!行くぞ!」

 

 

 

キャラクター「ちっ わかったよ・・・・」

 

地上で待機していたデビル達は全員、黒い渦に覆われて消えていった。

 

 

 

 

 

カオス「一体・・・・何が・・・・」

 

 

 

 

カオスが上空を見上げた瞬間!直ぐに危険を察知し、みんなに伝えた。

 

 

 

 

 

カオス「みんな逃げてっ!!」

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「え!?」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

カッ!

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!

 

 

「「「「「「「「「きゃあああああああああああああああ!!!!!?????」」」」」」」」」

 

 

ピシピシピシピシ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラゴンから発した巨大な破壊光線がプリズムクリスタルもろとも破壊した。

 

 

 

その時、プリズムクリスタルがその光線に耐えきれず徐々にヒビが出て・・・・

 

 

 

 

パリィィィィィーーーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

砕かれた・・・・

 

 

 

 

 

そして、その欠片はまっ逆さまに落ちていき、下はありとあらゆる異世界につながっているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして上空に君臨しているドラゴンは勝ち誇ったように雄叫びを上げようとしたその時、

 

 

 

 

ビィィィィィーーーーーーーーーーーー!!!!

 

 

 

 

ドガァァァァーーーーーーーン!!

 

 

 

 

ドラゴン「ガアアアア!!」

 

 

 

突然、ドラゴンに緑色の光線が当たり、その方向を向くとそこにいたのは・・・・

 

 

 

 

?「駄目じゃないか・・・・心ちゃん・・・・クリスタルをこわしちゃあ・・・・」

 

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

 

 

 

そこにいたのは日本の龍をモチーフとした鎧に覆われ片手に槍を持った緑色の戦士がそこにいた。それに怒ったのかドラゴンは緑色の戦士に敵意を感じ襲ってきた。だが緑色の戦士は冷静に立ちすくし、槍を構えた。

 

 

 

 

 

?「心ちゃん・・・・すこしだけ我慢してね・・・・」

 

 

 

ドラゴン「ギシャアアアアアアアアアアアア!!???」

 

 

 

 

?「彗流奥義!魔槍封印!!」

 

 

 

ザンッ!!

 

 

 

ドラゴン「ガアアアア!!?」

 

 

 

 

?「はああああああああああ!!!」

 

 

 

シュゥゥゥゥゥゥーーーーーーーン

 

 

 

 

ドラゴン「ガアアアアアアアア・・・・」

 

 

 

 

槍に突き刺されたドラゴンは緑色の光によって徐々に人間へと・・・・心太郎の姿へと戻っていった。

 

 

 

 

 

ガッ

 

 

 

人間へと戻った心太郎は落ちる前に謎の戦士に受け止めた時心太郎は目を瞑り、眠りに入っていた。

 

 

 

 

 

?「心ちゃん・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「はっ!」

 

 

 

 

心太郎が目覚めた時、そこは病室のようなところにいた。

 

 

 

 

心太郎「あれ・・・・ここは・・・・病室?」

 

 

 

 

覇龍哉「気がついたか・・・・」

 

 

 

 

そこに覇龍哉が病院の椅子に座って心太郎の目覚めを待っていたが・・・・その目にはすこし怒りが混まれていた。

 

 

 

 

覇龍哉「ここはアルカの総合病院だ。お前・・・・あの時、何があったのか覚えてるか?」

 

 

 

 

心太郎「え?何かって・・・・」

 

 

 

なんで?あの時、巨大な兎が現れて、その時・・・・

 

 

 

心太郎「は!そうだ!美優は!美優はどこに・・・・」

 

 

 

 

覇龍哉(こいつ・・・・あの時までの記憶しかないのは本当か・・・・)

 

 

 

 

覇龍哉「勇光・・・・単刀直入に言う・・・・」

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・」

 

 

 

 

覇龍哉「美優ちゃんは死んだよ・・・・」

 

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

聞き間違いかもう1回質問をした。

 

 

 

心太郎「美優が・・・・死んだ?・・・・嘘?」

 

 

 

覇龍哉「嘘じゃない・・・・その証拠に怪物のせいでクリスタルもあの禁断の大地も粉々に吹き飛んだよ・・・・」

 

 

 

 

心太郎「え・・・・・・・・そんな・・・・・・・・そんな・・・・・・・・そんな・・・・・・・・っえ?」

 

 

 

その時、右腕を出した時、自分の手がなかった時に驚いた。

 

 

 

心太郎「これは・・・・」ガタガタガタ・・・・

 

 

 

 

 

覇龍哉「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

心!また夢の中でヒーローの絵を描いたの?

 

 

 

 

 

心・・・・何これ?これもヒーローなの?

 

 

 

 

バカ心!危うく死んじゃうかと思ったじゃないの!!

 

 

 

 

 

心をこれ以上苛めないでよ!!

 

 

 

 

心・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

心太郎「うわああああああああああああああああああ」ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

 

 

 

勇者は泣いた・・・・それは外が雨に囲まれたその日に泣いた・・・・

 

 

 

 





勇者は泣いた・・・・



大切な人を失い、守るべきクリスタルを壊され



勇者は絶望した




そして明かされる・・・・勇光の家族の行方・・・・




その時、勇者は・・・・新たな一歩を踏み出そうとする






次回 「嘆きとこれから」


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13話 嘆きとこれから

この一週間で感動したこと、スマブラ最新作が12月に発売すること、そして全キャラ登場!こんなに嬉しいことはない・・・・(アムロ風に)


心太郎「うわあああああああああああ!!!!」

 

 

 

心太郎はあの時、美優があの巨大な怪物に殺され、その後までの記憶がない・・・・

 

あの時、頭の中からとても禍禍しい何かがいるような声が聞こえ、自分は怒りのあまり、その何かに任せるという判断に従い、目覚めた時には病室にいて右手がなくなっていたのだ。

 

 

その結果、幼馴染が死んで、クリスタルが無数の欠片となってありとあらゆる異世界へと散らばっていたことを・・・・

 

 

 

 

 

ー覇龍哉sideー

 

 

 

 

 

覇龍哉「・・・・」

 

 

 

俺は泣いている勇光を後にして病室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

岬「覇龍哉くん!」

 

 

セオ「覇龍哉!」

 

 

 

覇龍哉「岬・・・・セオ」

 

 

 

廊下の前に待っていたのは勇光をこの世界に連れてきた星川岬とアルフロディ・セオである。

 

 

 

 

岬「心太郎君・・・・今はどんな感じ?」

 

 

 

 

覇龍哉「今、目覚めた時に、これまでのことを思い出した時に泣いてるよ・・・・正直、目覚めたら一発ぶん殴ってやろうと思ったけどよ・・・・」

 

 

 

 

岬「心太郎君が倒した怪物って・・・・」

 

 

 

覇龍哉「ああ、くるみことミルキィローズのなれの果てだったよ・・・・」

 

 

 

 

岬「やっぱり・・・・」

 

 

 

 

セオ「プリキュア帝国の中でもジェネラルプリキュアはプリキュアを怪物へと変身させられる力を持っていますからね・・・・」

 

 

 

 

覇龍哉「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時、俺が駆け付けた時にはもうプリズムクリスタルは無くなっていた。勇光が変身した怪物によって粉々に砕かれたんだ。

 

 

 

覇龍哉「くそっ!!」

 

 

 

その時、上から緑色の光の玉が現れ、地上に着地した。光が収まり、現れたのは勇光を抱えた緑色の髪をした優男がいた。

 

 

 

 

?「君が覇龍哉くんだね・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「お前は・・・・って勇光!?」

 

 

 

 

 

?「覇龍哉くん・・・・心ちゃんの件なんだけど、目覚めた時には心ちゃんを責めないでくれないか?」

 

 

 

覇龍哉「え?」

 

 

 

?「心ちゃんはあの龍になった時には彼は恐らく記憶はないよ・・・・」

 

 

 

 

覇龍哉「記憶がない?それはどういうことだよ?」

 

 

 

?「あれは心ちゃん達勇光家が代々封印してきた怪物、その怪物が心ちゃんの体を利用し、意識もあの怪物が乗っ取っていたんだよ・・・・」

 

 

 

覇龍哉「おい!あんたは何もんなんだ?それにあの怪物は一体?」

 

 

 

?「僕の名は彗流 龍太郎、伝説の勇者・・・・彗流家、緑の勇者だよ・・・・」

 

 

 

 

覇龍哉「緑の・・・・勇者?ってちょっと待て!勇者っていえば勇光と獅子王と聖空の三人だけじゃなのか?」

 

 

 

龍太郎「それはまたの機会で話してもいいかな?覇龍哉くん」

 

 

 

 

覇龍哉「またの機会って・・・・」

 

 

 

覇龍哉はぶつぶつと喋り、龍太郎は気を取り直して、あの怪物について話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

龍太郎「あれは“赤き破滅の龍”かつてとある世界の命を奪い、その世界を自分だけの巣にした最強最悪のドラゴンだよ・・・・心ちゃんのご先祖様はプリキュウスを倒すために“龍仙人”によって体の中に注ぎ込むことに成功した」

 

 

 

 

覇龍哉「プリキュウスが?なんでその最悪のドラゴンが勇光の中にいたんだよ?」

 

 

 

 

龍太郎「そもそも心ちゃん達勇光家の一族、獅子王、聖空の一族は特別な力“プラズマイト”と呼ばれる鉱石が埋め込まれた種族なんだ。その力はプリキュアさえも倒せるほどの力を持ち、プリキュウスを倒すために龍仙人はその三人の勇者達に3体の怪物を埋め込むことに成功し、結果、プリキュウスを止めることに成功したというわけさ」

 

 

覇龍哉「勇光の力にそんな秘密が・・・・」

 

 

 

龍太郎「でもそれには欠点があった。目の前に大切なものが壊され、殺されたことになったら、奴らは隙を伺って封印をとこうとするからね・・・・」

 

 

 

 

 

覇龍哉「あの時、勇光は美優ちゃんの死を目撃してしまったせいで奴は封印をとかれて暴れまわっていたってことか・・・・」

 

 

 

龍太郎「そのせいでプリズムクリスタルは異世界各地に降り注いだってことさ・・・・」

 

 

 

 

 

覇龍哉「これから・・・・どうすればいいんだ?」

 

 

 

屍となってしまったミルキィローズのなれの果て、砕け散ったプリズムクリスタル・・・・この先ますますプリキュウスはプリキュア達を使って異世界を征服するに違いない。

 

 

 

龍太郎「大丈夫だよプリキュウスは・・・・心ちゃん達が必ず倒してくれる」

 

 

 

 

覇龍哉「お前、なんでそんなことが言える?」

 

 

 

 

龍太郎「僕達は子供の頃から一緒に遊んだ仲だったんだ。そして心ちゃんは一度約束したことは必ずやり遂げる・・・・そういう子だからね」

 

 

 

覇龍哉「お前・・・・」

 

 

 

 

龍太郎「覇龍哉くん・・・・もう少しだけ心ちゃんを信じてみてよ」

 

 

 

そいつは俺の目の前でにこかやに笑って去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉(緑の勇者か・・・・)

 

 

 

 

その時、廊下の目の前でズカズカと現れた男性と同じ身長をもつ女性が現れた。

 

 

 

 

ガラララ・・・・

 

 

 

 

ー心太郎sideー

 

 

 

 

僕はあの時のことを泣いてしまい、何時間泣いたのか泣きつかれてこのまま寝てしまおうとした時、

 

 

 

ガラララ・・・・

 

 

 

 

愛子「・・・・・・・・心ちゃん」

 

 

 

 

心太郎「愛・・・・さん?」

 

 

 

僕の病室から現れたのは・・・・家族の記憶もない僕を気遣ってくれた人 愛子こと愛さんだ・・・・

 

 

 

愛子「・・・・・・・・」ズカズカ

 

 

 

心太郎「愛さん・・・・?」

 

 

 

愛子「・・・・・・・・」ズカズカ

 

 

 

ヤバイどんどん近づいてくる。まさか冒険していたことがばれて叱られるのか、僕は覚悟をもって目をつぶると愛さんは

 

 

 

 

 

ギュッ

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

愛子「心ちゃん・・・・・・・・つらかったわね・・・・ごめんなさいね・・・・」

 

 

 

 

心太郎「愛さん・・・・」

 

 

 

 

叩かれると思ったら思わず抱きついてきた。

 

 

 

心太郎「愛さん・・・・」

 

 

 

 

愛子「心ちゃん、貴方がこの世界に来ることは知っていたの・・・・」

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

愛さんの言葉に驚く。

 

 

 

愛子「心ちゃん、今こそ知らなければならない・・・・貴方自身と貴方の家族の行方と貴方の中に眠る力のことを・・・」

 

 

 

僕の家族の行方と眠る力?それに僕自身って?

 

 

 

 

愛子「単刀直入に言うけど心ちゃん・・・・」

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・」ゴクリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「あなたは一度・・・・死んでるの、プリキュアによって・・・・」

 

 

 

心太郎「へ?」

 

 

 

 

愛さん?今なんて言った?僕が一度死んだ? プリキュアに?

 

 

 

 

心太郎「ちょちょっと愛さん!それどういうこと!」

 

 

 

あまりの発言に心太郎は慌てて愛子に詰め寄る。

 

 

 

 

愛子「ごめんなさいね・・・・ちょっと言い方が悪かったかしら?あなたは家族と旅行に行っていた時、プリキュアが現れ、殺されたの、だけどあなたのお父さんとお母さんは必死の願いで家族の記憶とその存在をを代価にしてあなたが生き返ったの?」

 

 

 

心太郎「家族の記憶と存在を代価に・・・・」

 

 

 

愛子「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたのその頃は五歳の時、ある世界で旅行に行ってた時、

 

 

 

 

心太郎「わあーー!!!」

 

 

 

龍吾「おい!心太郎そんなに走り回ると転ぶぞ!」

 

 

 

理々亜「ふふ」

 

 

 

心太郎の父、龍吾 母、理々亜

 

 

彼らは休みがとれて家族旅行に出掛けた。楽しい一日になるはすだったのに・・・・

 

 

 

 

 

ケルベロス「見つけたぜ!伝説の勇者!」

 

 

 

 

 

 

 

龍吾「お前は!」

 

 

 

理々亜「ケルベロス!」

 

 

 

ジェネラルプリキュアの一人、キュアケルベロスが現れこの先、最悪の展開になることは知らなかった。

 

 

 

 

 

龍吾「理々亜!お前は心太郎を連れて避難しろ!」

 

 

 

理々亜「貴方、気をつけて!」

 

 

 

 

龍吾はケルベロスに勇敢に立ち向かったが、その時、ケルベロスは龍吾の弱みを握ることになった。

 

 

 

 

心太郎「おとうさん!おとうさん!」

 

 

 

 

龍吾「心太郎!」

 

理々亜の手から離れて父の龍吾の元へと駆け付けてきた。

 

 

ケルベロス「なるほど・・・・あれがお前の弱みか・・・・だったら・・・・」

 

 

 

龍吾「何を!?」

 

 

 

ケルベロス「ふん!」

 

 

 

 

グサッ!

 

 

 

心太郎「え?・・・・」

 

 

 

 

龍吾「!!!?」

 

 

 

 

理々亜「!!?」

 

 

 

ケルベロスの爪の攻撃が心太郎の腹部に突き刺された。

 

 

 

 

 

龍吾「心太郎!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

龍吾は怒りの如く立ち向かい、ある戦士の参戦によってケルベロスを見事に撃破することに成功した。

 

 

 

 

だが、

 

 

 

 

理々亜「心太郎・・・・」

 

 

 

ケルベロスによって絶命してしまった心太郎を理々亜は涙を流し、力一杯抱き締めた。

 

 

 

 

 

その時、龍吾はある決意をした。

 

 

 

龍吾「私の命を入り込むことで心太郎の命になり心太郎は甦る」

 

 

 

龍吾の命を心太郎の体に入り込み、心太郎を生き返らせることが出来る!だがそれはとてつもないリスクがいるのだった。

 

 

 

それは生き返った息子は父に関する記憶は無くなり、父という存在がいないと認証されてしまうのであった。

 

 

 

そしてもう一つ、龍吾の命を入り込むことということは龍吾の体の中にいる魔神獣 赤き破滅の龍も一緒に入り込むことでもある。

 

 

 

赤き破滅の龍は他のドラゴンとは違って気性が荒く、ましてや心太郎の体を蝕み、体を乗っ取られるかもしれないという不安があった。龍仙人はそれを拒否したが、その時、母親の理々亜は龍吾とともに心太郎の命になることを決意したのだった。

 

 

 

龍吾はそれを拒否したが、理々亜はもし赤き破滅の龍が心太郎の体を乗っ取られるようなことがあった場合、それを止める役割として繋げたいと思ったからであった。

 

 

 

龍仙人は愛する息子の為に自分の命を託す、その愛情に負け、龍吾は理々亜とともに龍仙人の力によって心太郎の命になり心太郎は生き返った。自分の父と母という存在を知らずに・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「そして、生き返った心ちゃんは記憶を無くして身寄りも無くなってしまった所で私が責任をもって育てて今に至るって所よ・・・・」

 

 

 

心太郎「そんなことが・・・・」

 

 

 

心太郎は自分の胸を押さえつけ、それを自分のせいだと思い握りしめた。

 

 

 

 

愛子「でもね、そんなに自分を責めないで心太郎・・・・」

 

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

愛子「あんたが記憶を無くす前に二人があんたのためにこれを残したのよ」スッ

 

 

 

愛子が差し出したのは小型のビデオテープであり、愛子が見舞いの時に持ち出した鞄の中にビデオレコーダーを用意し、それを入れた。

 

 

 

 

 

ザザザーー・・・・ザザー・・・・

 

 

 

 

ビデオレコーダーと呼ばれる古い機械だから少々、雑音があるが・・・・徐々に映り始めた。

 

 

 

 

 

 

龍吾『心太郎・・・・』

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

理々亜「心太郎」

 

 

 

心太郎「もしかして・・・・父さん!母さん!」

 

 

 

映り始めた映像から現れたのは、心太郎の実の両親、龍吾と理々亜である。

 

 

 

 

龍吾『心太郎・・・・お前がこれを見てるということは全ての世界がプリキュア達に支配されている世界なのか?』

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・」

 

 

 

龍吾『もし、そういう現実になっているのなら、心太郎、すまない』

 

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

龍吾『お前が俺達の思い出が消され、何も知らないまま戦いに巻き込まれ、お前の大事な物が無くされてしまい悲しみに溢れ絶望してしまうのが怖かった』

 

 

 

心太郎は父の言葉を聞いて自分が起きたことその通りになっていた。

 

 

 

龍吾『だが、父親として言いたい、心太郎どんなに辛く、嘆き、絶望という淵に落ちたとしてもそれを乗り越えていかなければならない。どんなことがあっても、』

 

 

 

理々亜「心太郎・・・・あなたの生きる人生は全てが辛いことじゃないのよ」

 

 

 

心太郎「母さん・・・・」

 

 

 

理々亜「貴方が生きていることで必ずお友達、仲間が現れる。それだけは忘れないで・・・・」

 

 

 

 

龍吾『心太郎・・・・苦しくても乗り越えろ!そして立ち上がるんだ・・・・自分が成すべきだと思う道に・・・・』

 

 

 

心太郎「プリキュウスから・・・・異世界を・・・・」

 

 

 

 

 

龍吾『心太郎!』

 

 

 

理々亜『心太郎・・・・』

 

 

 

 

僕の父と母の最後の言葉は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『『生きろ!』て!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プツン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

愛子「“生きろ!”龍ちゃんがよく言ってた台詞よ」

 

 

 

 

心太郎「・・・・う・・・・うう・・・・」

 

 

 

 

心太郎はあの映像を見て自分は家族に愛されていたことを感じ、思わず泣いた。

 

 

 

 

 

愛子「心ちゃん・・・・貴方が退院したらこの先どうするつもり、このまま逃げるか、今、自分を殺そうと企むプリキュア達と戦うか・・・・決めなさい!」

 

 

 

 

 

このまま逃げる・・・・・・・・冗談じゃない!ふざけんなコノヤロウ!って感じだ。

 

 

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・逃げない」

 

 

 

 

愛子「・・・・・・・・」

 

 

 

 

心太郎「僕はもう逃げない。悲しみも憎しみも背負って生きる!これ以上、美優のような人達を不幸にしないために!僕は戦う!!」

 

 

 

 

 

愛子「え?」

 

 

 

 

愛子は目を疑った。一瞬、心太郎が龍吾の面影と重なりあったようなそんな気がしていた。

 

 

そうこの時の心太郎の目はまさしく生きるため、決意と覚悟の目になっていた。

 

 

 

愛子(血は争えないわね・・・・)

 

 

愛子は嬉しそうにほくそ笑み、愛子は心太郎にあることを喋った。

 

愛子「心ちゃん・・・・それじゃあ、あんたに力の使い方について教えてもらうわ」

 

 

 

 

心太郎「力の使い方?」

 

 

 

 

愛子「そう、伝説の勇者の力の使い方についてね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ープリキュアキャッスル廊下ー

 

 

 

 

ここはプリキュア帝国の本拠地プリキュアキャッスル、おとぎ話のシンデレラによく出てくる城をモチーフになっている。その廊下で歩いているデビルは自分の部屋へと戻ろうとしていた。

 

 

 

 

 

デビル「・・・・・・・・」

 

 

黙ったまま歩き、ひたすら部屋へと向かおうとする時、

 

 

 

 

 

?「デビル・・・・」

 

 

 

幼い声がデビルの耳に届き、その声を聞いて振り向くとそこに立っていたのは、キュアドールその少女である。だが、ドールの特徴でもある人形がないせいかおしとやかな性格で今でも眠そうな雰囲気である。

 

 

 

 

デビル「イリー・・・・どうしたこんな時間に」

 

 

 

イリーそれがドールのもとの姿の名前である。

 

 

 

イリー「私ね・・・・夢を見たの・・・・」

 

 

 

デビル「夢?どんなのだ?」

 

 

 

 

イリー「勇光くんと獅子王くんと聖空くんの夢・・・」

 

 

 

デビル「何!?」

 

 

 

イリーの夢に出た思いもよらない言葉がデビルを不安視させた。

 

 

 

 

デビル「それはどんな夢なんだ?」

 

 

 

イリー「うん・・・・3人が立派な戦士になっていて・・・・15人の選ばれた戦士と異世界の戦士達と一緒に・・・・プリキュアに戦いを挑もうとするの・・・」

 

 

 

 

デビル「それはいつだ?」

 

 

 

 

イリー「そう遠くない未来・・・・」

 

 

 

デビル「そう遠くない未来っていつなんだ!?」

 

 

 

イリー「そう・・・・遠くない・・・・」

 

 

 

デビル「イリー!?」

 

 

 

イリーが話そうとする直前に眠気が襲われ、思わず眠ってしまった。それを倒れる直前にデビルはイリーを誘えた。

 

 

 

 

デビル(そう遠くない・・・・未来・・・・)

 

 

 

 

ドガァァァァーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

デビル「何だ!?」

 

 

 

その時、謎の爆発が起きデビルは立ち上がった。そこに通りかかったキュアロイド達が現れ、爆発でも起きないイリーをキュアロイド達に託した。

 

 

 

 

デビル「お前たちはイリーを部屋まで連れていけ。私は爆発した場所へと向かう」

 

 

 

キュアロイド「ギギ・・・・」

 

 

 

キュアロイド「ギギ・・・・」

 

 

 

キュアロイド達はデビルの指示に従い、イリーを連れて退散した。

 

 

 

 

 

 

デビル「確かあそこはブレインの・・・・まさか」

 

 

 

 

 

 

デビルは急いでブレインのいる部屋までたどり着いたが、爆発した跡がとんでもなく、まるで何かに襲われたような光景だった。

 

 

 

 

デビル「おい!ブレイン!」

 

 

 

 

ブレイン「う・・・・うう・・・・デビル」

 

 

 

デビル「ブレイン!」

 

 

床で倒れているブレインを見つけ、何があったのか話した。

 

 

 

デビル「ブレイン!これは一体?まさか勇者達が・・」

 

 

 

ブレイン「いえ・・・・違います。どうやら奴等が動き出したよう・・・・ですね」

 

 

 

デビル「奴等?・・・・・・・・まさか!?」

 

 

デビルはブレインの言う奴等について心当たりがあった。そいつらはプリキュアを憎み、そして異世界の悪の組織をも繋がりがある軍団・・・・その名は・・・・

 

 

 

 

ブレイン「そう・・・・・・・・ゼロフォウルですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーアルカ総合病院廊下ー

 

 

 

 

 

カッカッカッカッカッカッカッカッ

 

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

 

今、廊下を歩いているのは髪はショートで左目には眼帯がつけられ、黒い女性用スーツを着ていた。

 

 

 

そしてその女性が向かう部屋は・・・・

 

 

 

 

 

ガララララララ・・・・

 

 

 

 

愛子「だから、こうやって・・・・ってあ!来たわね」

 

 

 

 

 

?「貴方が伝説の勇者、勇光龍吾の息子ね・・・・」

 

 

 

 

心太郎「あんたは・・・・」

 

 

 

 

 

 

?「私は異世界防衛組織、ディファレントワールドディフェンス通称DWDの司令官、黒井 星奈よ」

 

 

 

 

to be continued




次で最終話です 勇光編第1部



そして、次話で重大発表!





次回 修行と新たなる決意


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14話 12年の修業と新たなる決意

勇光編第1部これにて完結です。


愛子「星奈ちゃん!」

 

 

心太郎「あんたは・・・・」

 

 

 

心太郎の部屋から入ってきたのはかつてスマイルプリキュアのいる街、七色ヶ丘担当のガーディアンであった女性、それが黒井星奈である。そしてその目的はプリキュアの謎を探るためとプリキュアを始末することである。

 

 

 

だが、結果、ジェネラルプリキュアによって阻止されたが、総合病院で安静にしていたのだ。

目覚めた時、上層部からプリキュアに関する情報、あるいはプリキュアの謎を解き明かす証拠品、“プリキュアの書”を手に入れたからである。

 

 

 

その功績を称え、上層部は黒井星奈はDWDの司令官として任命された。

 

 

最初、星奈はそれを拒否していたが、これまで他のプリキュアのいる街に所属していたガーディアン達は星奈がこれまで培った努力を見てきたからこそであると確信され、星奈は仲間の期待に答え、正式に司令官になった。

 

 

 

 

そして、司令官となった黒井星奈はアルカ総合病院にいる赤の勇者、勇光 心太郎にある条件をのませるため会いに来たのだ。

 

 

 

 

星奈「勇光 心太郎 貴方は禁断の大地に足を踏み入れ、貴方はプリキュア帝国のプリズムクリスタル解放の手伝いをしてしまった」

 

 

 

 

心太郎「んっ!」

 

 

 

星奈のあまりに痛い発言に心太郎はうずくまった。

 

 

 

 

星奈「そして貴方の体の中に眠る龍が暴れだし、プリズムクリスタルが砕け、その欠片が散り散りになりあらゆる異世界へと落ちていった」

 

 

 

 

心太郎「・・・・」

 

 

 

愛子「星奈ちゃんそれぐらいに・・・・」

 

 

 

星奈は心太郎にあまりにも痛々しい発言に覆され、愛子はそろそろと止めようとしたが・・・・

 

 

 

星奈「本来ならもし元の状態のクリスタルがプリキュア帝国に渡れれば全ての異世界があっという間に支配されている世の中へとなり、貴方はその責任として死刑になりうるかもしれなかったわ」

 

 

 

心太郎「し・・・・死刑!?」

 

 

愛子「もういいでしょ!星奈ちゃん!!」

 

 

 

最後の発言を聞いて青ざめてしまった心太郎、それを止めようとする愛子。

 

 

 

 

星奈「そこでよ、勇光君」

 

 

 

心太郎「え?」

 

 

 

 

星奈「私がここに来たのは、あなたにある条件をのるか?のらないか?それを聞きに来たのよ」

 

 

 

心太郎「ある条件?」

 

 

 

星奈「そう、その条件は・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ープリキュアキャッスル玉座ー

 

 

 

 

 

プリキュウス・ブラック「そうか・・・・ゼロフォウルが動き出したか・・・・」

 

ブレイン「はい、それとケルベロスの“プリキュアコア”が奪われた模様で・・・・」

 

 

プリキュウス・ブラック「・・・・そうか」

 

 

この部屋で23人のジェネラルプリキュアが玉座の前でひれ伏し、そしてプリキュアキャッスルの玉座の椅子に君臨しているのはプリキュアという戦士を生み出し、滅亡を企んだ張本人であり、本来は魂だけの存在だったが、あることによって新しい肉体が手に入り、漆黒の服を纏った女王、プリキュウス・ブラックがそこに座っていた。

 

 

 

プリキュウス・ブラック「ということはヘイトレッドも動くか・・・・・・・・ならば」パチンッ

 

 

 

プリキュウス・ブラックが指をならすと、後ろのカーテンから現れたのはかつてジェネラルプリキュア達によって捕まってしまった47人のプリキュア達が現れた。だが彼女達の目には生気がない。

 

 

 

 

プリキュウス・ブラック「彼女達には感情という物を抜き取れば奴らは戦闘マシーンそのもの、だがそれがいいのだ・・・・こいつらには・・・・」

 

 

 

プリキュウス・ブラックは立ちあがり、ジェネラルプリキュア、プリキュアオールスターズに命令を下した。

 

 

 

 

プリキュウス・ブラック「ならば、準備をしろ我等プリキュアに反する者は生かしては帰さん!!我等の恐ろしさを世界に響かせるのだぁぁぁ!!!」

 

 

 

「「「「「うおおおおおおおお!!!!」」」」」

 

 

 

プリキュウス・ブラックの宣誓にプリキュア達は立ち上り、号令を上げた

 

 

 

 

ブレイン「・・・・・・・・・・・・」ニヤリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

看護婦「お大事にー」

 

 

 

ガーー

 

 

 

 

完全に完治し病院から退院した心太郎はゲートから出て外で待っていた星奈がいた。

 

 

 

 

 

星奈「答えは・・・・・・・・」

 

 

 

 

星奈が持ってきたあの条件、心太郎の答えは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「やります!・・・・師匠!僕を強くしてください!」

 

 

 

星奈「!!///」

 

 

 

心太郎の言葉に星奈のことを師匠と呼ばれ、すこし赤らめるが首を横にふって真面目な表情で心太郎を見た。

 

 

 

 

 

星奈「そう、覚悟しなさい!12年間の修行、弱音を吐かず文句を言わず、死ぬ程度のトレーニングを積ませてあげるわ!!」

 

 

 

 

心太郎「はい!」

 

 

 

星奈の言葉を聞いた心太郎は真っ直ぐ一直線な目で声を上げた。

 

 

 

そして星奈は修行場所に行く前に心太郎にあることを告げた。

 

 

 

星奈「そういえばあなたの名は心太郎っていうわね」

 

 

 

心太郎「はい、そうですけど・・・・」

 

 

 

星奈「じゃああんたがこの先、12年間の修行を終え、新たなる戦いに挑む時、あんたはよりいっそう強くなるわよね・・・・」

 

 

 

 

心太郎「え?それって・・・・」

 

 

 

 

星奈「襲名よ!!あんたの名は勇光 心太郎改め、勇光 総弩(そうど)と名乗りなさい!!」

 

 

 

心太郎「うええええええ!!!」

 

 

 

星奈のあまりの襲名に心太郎は驚き、おそるおそる質問した。

 

 

 

 

心太郎「総弩ってそれが僕の新しい名前・・・・?」

 

 

 

 

星奈「ええ、総ての総、そして古代中国の武器の一つである“弩”を組み合わせて“総弩”どうかしら?」

 

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・・・・・」プルプルプルプル

 

 

 

 

星奈「?」

 

 

 

襲名する名前を聞いた心太郎は思わず震えて、どうしたのか尋ねようとしたその時、

 

 

 

 

 

心太郎「かっっっっっっっっこいいいいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

星奈「きゃあ!!」

 

 

 

心太郎のあまりの大音響にずっこけてしまい、心太郎は興奮して思わず、ジャンプしてしまった。

 

 

 

 

心太郎「総弩!総弩!総弩!総弩!総弩!総弩!」

 

 

 

 

星奈「ちょっと!待ちなさい!それを名乗っていいのは修行を終えてからよ!」

 

 

 

 

心太郎「え?・・・・・・・・はい」

 

 

 

 

星奈「まったく!・・・・それじゃあ、心太郎!これを食べて」

 

 

 

心太郎「え?これは・・・・」

 

 

 

星奈「いいから食べなさい」

 

 

 

心太郎「え?あーーん」パクっ

 

 

 

星奈「・・・・・・・・」

 

 

 

心太郎「モグモグ何ですか?これ何も味がしないんですけど・・・・・・・・うっ!?」

 

 

 

しゅわしゅわしゅわしゅわしゅわしゅわ・・・・

 

 

 

 

星奈「よし・・・・」

 

 

 

 

心太郎「え?・・・・え?えええええーーー!!僕が小っちゃくなったあああーー!!!???」

 

 

 

 

星奈が心太郎に食べさせた物はとある異世界である女の子が特殊な薬を飲んで大人になったりする薬であり、それをアルカで研究して改良したのがこの“MLMキャンディー”そして心太郎が食べてしまったことで年齢5才まで若返ってしまったのだ。

 

 

 

 

 

心太郎「うわっあそこも小さくなってる!ていうかなんで5才児?」

 

 

 

 

星奈「そのほうがいいからよ・・・・それじゃ行くわよ・・・・」

 

 

 

心太郎「ってちょっと待って・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「さあ、着いたわよ」

 

 

 

心太郎「え?えええええええ!!!」

 

 

 

ディファレントタワーで異世界のゲートへとくぐって心太郎が見たものは大地を覆い尽くすジャングルそして蔓延る遺跡・・・・

 

 

 

星奈「ここがその修行場、この修行場にはジャングル以外にも5つのエリアがあるの?」

 

 

 

 

心太郎「エリア?」

 

 

 

 

星奈「そう、一つは人気もなくありとあらゆる猛獣が蔓延る廃墟の都市、そして二つ水中には深海さえも生ぬるい深さがあり狂暴な魚類、海獣が潜む海、そして三つ頂上が見えず、空中の怪鳥どもが漂う山、そして四つ、ありとあらゆる病原菌が漂い死を招く樹海、そして五つ!溶岩の底に潜むドラゴン達が住む広大な火山・・・・そういう命を投げ出す危険エリアが詰まったトリプルS級並みの超危険世界よ・・・・」

 

 

 

心太郎「まじかよ・・・・」

 

 

 

星奈「ちなみにこの世界では12年間でもアルカの世界では二週間ってところね・・・・」

 

 

 

心太郎「え?アルカとこの世界では時間の進みかたが違うの?」

 

 

 

星奈「そう・・・・それぞれの異世界の時間はいろいろと進みかたが異なっていて、アルカの場合は他の世界と違って時間の進みかたがゆっくりなのよ・・・・」

 

 

 

 

心太郎「へえー」

 

 

 

星奈「そしてあんたがここで修業する課題は体力作り、拳法、格闘術、武器格闘術、銃撃戦、環境の適応、それを半年で覚えること!そしてもう後の半年は異世界に渡りスピリットフィギュア集めよ!」

 

 

 

 

心太郎「スピリットフィギュア?確かヒーローに変身して戦うことが出来るフィギュアですよね?」

 

 

 

 

星奈「そう、この世界にも沢山のフィギュアが落ちてるらしいの・・・・これ」ポイ

 

 

 

 

パシッ

 

 

星奈が渡したのはありとあらゆる異世界に散らばるスピリットフィギュアを探知するメカ 通称スピリットレーダー

 

 

 

星奈「見た目はこんな小さな物でもこれは90メートルの怪獣が踏んでもびくともしないほどの装甲で覆われてるわ」

 

 

 

 

心太郎「へえ・・・・」(これドラゴンレーダーに似てんな)

 

 

 

星奈「それじゃあまとめるわよ!あんたはこれからこの世界でありとあらゆる格闘術と特殊訓練を12年の内半年で覚え、その後の半年には各世界に散らばったスピリットフィギュアを集めることいいわね!」

 

 

 

 

 

 

 

心太郎「・・・・・・・・」

 

 

 

 

星奈「返事は?」

 

 

 

 

心太郎(美優・・・・僕は・・・・いや俺はこの世界で強くなって本当のヒーローになってみせる・・・・たとえどんなに辛く険しい道でも・・・・)

 

 

 

 

 

星奈「心太郎!!返事はっ!!」

 

 

 

心太郎「は・・・・はい!!」

 

 

 

星奈「いっとくけど私はそんじゃそこらの女とはわけが違うから覚悟しなさい!!」

 

 

 

 

心太郎「はい!」

 

 

 

 

 

そうここから始まるのだ!新たなる赤の勇者の物語が、

 

 

 

 

 

グレイトジェネレーション 勇光編 第1部 完結

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーとある暗黒の世界ー

 

 

 

 

 

 

?「ヘイトレッドよそこにいるか・・・・」

 

 

 

ヘイトレッド「はい・・・・アブゾルド様」

 

 

 

そこは薄気味悪く暗い部屋であり、周りには青い炎が燃えている。

 

 

そこに腰を膝待ついているのはヘイトレッド

彼女はかつてプリキュアによって家族を殺された過去があり、彼女はプリキュア殲滅主義者でもある。

 

 

 

そしてそのヘイトレッドの後ろに現れた6人の少女と一人の科学者・・・・

 

 

真ん中に現れた老体の科学者は盤怒 宗介 彼もプリキュアが憎んでいた。その理由はある大学の研究グループで見てしまった光景を見てしまっまたせいで今に至る。

 

 

 

そして5人現れたのは奴らにとっては倒すべきであるプリキュアである・・・・が・・・・

 

 

 

 

アブゾルド「マリオン!」

 

 

 

マリオン「はっ」

 

 

 

アブゾルド「ガイスト!」

 

 

 

ガイスト「はあーーい」

 

 

 

アブゾルド「ネクロム!」

 

 

 

 

ネクロム「はいはーい」

 

 

 

アブゾルド「マキナ!」

 

 

 

マキナ「はっ!」

 

 

 

アブゾルド「ヴァイラス!」

 

 

 

 

ヴァイラス「はい!」

 

 

 

 

プリキュアにしてはすこしジェネラルプリキュアに近い何かがあると確信した。

 

 

 

 

アブゾルド「お前達よわざわざ呼び出したのは外でもない」

 

 

 

 

「「「「「「「「・・・・・・・・」」」」」」」」

 

 

 

 

アブゾルド「プリキュウスの復活の兆となるプリズムクリスタルが赤の勇者によって打ち砕かれた」

 

 

 

 

ヘイトレッド「なっ!それは本当ですか!?」

 

 

 

アブゾルド「そうだ」

 

 

 

思わず声を出してしまいあわてて腰を膝待つくヘイトレッド

 

 

 

 

アブゾルド「プリズムクリスタルを壊されたことはプリキュア帝国にとって十分痛いということだろう。だがこれは我々にとっては好機だ!!」

 

 

 

アブゾルドは立ちあがり、右手を挙げてこう唸った。

 

 

 

アブゾルド「我の賛同に移った同士達に伝えよ!今こそ我々ゼロフォウルがプリキュアに天誅を打つときが来たのだ!ここから始まるぞ!!ゼロフォウルとプリキュア帝国の戦争がな・・・・」

 

 

 

 

ヘイトレッド「・・・・」

 

 

 

盤怒「・・・・・・・・くくく」

 

 

 

マリオン「・・・・」ニヤリ

 

 

 

ガイスト「・・・・・・・・」ポタポタ

 

 

 

ネクロム「・・・・」ジュルリ

 

 

 

マキナ「・・・・・・・・ふっ」

 

 

ヴァイラス「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

アブゾルド「行くのだ!!!!!」

 

 

 

 

 

「「「「「「「「はっ!」」」」」」」」

 

 

 

 

アブゾルドの掛け声で盤怒とプリキュア達は戦闘体制の準備に急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

アブゾルド「時にヘイトレッドよ・・・・」

 

 

 

ヘイトレッド「はい・・・・」

 

 

 

アブゾルドの言葉に止まったヘイトレッドはある世界に行ってほしいという特別任務を与えた。

 

 

 

 

ヘイトレッド「特別任務ですか・・・・」

 

 

 

 

アブゾルド「そう、その世界は魔女のいる世界、そしてその島国、“扶桑皇国”にいる・・・・お前の任務は歴史から葬られた魔女を呼び覚ましここに連れてきてほしいほしい・・・・」

 

 

 

 

 

ヘイトレッド「歴史から葬られた魔女?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー異世界都市アルカ、勇光宅ー

 

 

一方、覇龍哉は心太郎の修業が終えるまで勇光の家で世話になることになった。

 

 

 

心ちゃんをもうすこし、信頼してみてよ

 

 

 

覇龍哉「はあー」

 

 

 

覇龍哉は龍太郎の言葉を聞いてこの先、心太郎にどう接していいのかわからなかった。あんな凄い化け物が体の中に入っていて、下手したら暴れてしまうのか少々不安になってきた。

 

 

 

 

覇龍哉(れいか・・・・もしお前がいればどーやって解決法を出す?)

 

 

 

今はいない恋人を考えてもまた不安がよじ登る。そこに

 

 

 

 

ピンポーーーーーーーン

 

 

 

 

 

覇龍哉「ん?」

 

 

 

ガチャ!

 

 

 

 

宅配「どーーも、これは心太郎さん宛のものですけど、心太郎様は?」

 

 

 

覇龍哉「生憎、そいつはまだとうぶんかかりそうだから、いないぞ」

 

 

 

 

宅配「あ!そうですか・・・・それじゃここにサインを」

 

 

 

 

覇龍哉「・・・・・・・・」カキカキ

 

 

 

 

宅配「ありがとうございました♪」バタンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心太郎宛に届いた小さな小包み一体何が入っているのか覇龍哉は我慢できず。無言で剥がすとそれは

 

 

 

 

 

覇龍哉「スピリット・・・・フィギュア?」

 

 

 

 

タイプは仮面ライダーに似ているが、この仮面ライダーはいたか?と疑問におよぶ。

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉が持っているスピリットフィギュア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはある時代の終わりを表す仮面ライダー、またの名を・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ージオウー

 

 

 

 

 

to be continued

 




そして心太郎が修業してる間に投稿する重大発表




ジャイアン・スネ夫 アスタリスク組編 第1部







そして黒井星奈の過去、後のヘイトレッドと呼ばれる少女の出会い



短期連載開始!


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勇光 nextリローデッド
勇光 設定集2


勇光 総弩(心太郎)

 

 

 

とある世界で12年間の修行で成長し、身長も180㎝伸びた。常人を越えた身体能力を持つそして大食い、そして12年間の内1年間の半年でありとあらゆる世界でヒーローの力を持つスピリットフィギュアを手にいれ、トランスギア・ネオで変身する。そして星奈からクロスリングを手にいれ、これまで出会った異世界の戦士達の力をカードに変えてクロスチェンジ、そして仮面ライダージオウとして戦う。覇気は武装、見聞、覇王は使える、 釘パンチ 気功術も使える、

(顔付きがOUTの井口達也に似ている)

 

 

 

トルネード

 

総弩のバイクであり、フィギュアをタコメーターの部分にセットすることで歴代ヒーローの乗り物に変身する。

 

悟空×ルフィ =ジェットサイヤフォーム

 

 

悟空の気功術とルフィのゴムゴムの能力を身に付けた総弩にとっての通常フォームで必殺技はルフィのゴムゴムのバズーカの体制でかめはめ波を撃つ、かめはめ波ピストル!

 

 

 

ロボまる×コロッケ=ファイアーバーグフォーム

 

 

 

ロボットポンコッツのロボまるのガッツメタルとバンカーコロッケのパワーを合わさったパワーフォーム、どんな重量のある物体が来ても怯まない装甲を持ち、巨大隕石を受け止められる怪力を持つ。必殺技は右腕を拳にのせ、拳をモチーフとしたファイアーボールを放つ、ファイアーハンバーグー!

 

 

 

ウイングマン×メタナイト=クロムギャラクシアフォーム

 

 

ウイングマンとメタナイトの飛行能力を合わせたフォームであり、その速さは背中に装備された二本の剣クロムセイバーを所持して相手を切り裂く。必殺技は敵を翼に閉じ込め一刀両断で切り裂くギャラクシアエンド

 

 

 

 

ジンベエ×ギャングオルカ=ギャングウェーブフォーム

 

 

ジンベエの空手と柔術、そしてギャングオルカの獰猛さと超音波能力を持つ水陸両用のフォームであるが、あまり陸上で活動すると乾燥情態で動きにくくなるのが欠点

 

 

必殺技は魚人空手!鮫瓦 鯱砲(さめがわらこほう)

 

 

両腕にボール状の水を成形し、それを両腕に突きつけ、それと同時に口から超音波を乗せて一気に敵目掛けてぶつける。

 

 

 

 

モンスト神威 獣神化×ペルソナ イザナギ=電光雷切フォーム

 

 

 

モンスターストライクの神威 獣神化とペルソナのイザナギの力をクロスした電撃タイプのフォーム 電光雷切フォームの所持刀、天之光之剣で電光石火で大量の敵を切り裂く。

 

 

 

必殺技は黄色い稲妻を刀に乗せて衝撃を放つ雷神叢雲斬(らいじんむらくもざん)

 

 

 

総弩が集めたスピリットフィギュア()はまだ手にいれていない

 

ーウルトラマンシリーズー

 

(ゾフィー)

 

ウルトラマン

 

(ウルトラセブン)

 

ウルトラマンジャック

 

ウルトラマンA

 

(ウルトラの父)

 

ウルトラマンタロウ

 

(ウルトラの母)

 

ウルトラマンレオ

 

アストラ

 

(ウルトラマンキング)

 

ウルトラマン80

 

ユリアン

 

ウルトラマンジョーニアス

 

ウルトラマンスコット

 

ウルトラマンチャック

 

ウルトラウーマンベス

 

ウルトラマングレート

 

ウルトラマンパワード

 

ウルトラマンティガ

 

ウルトラマンダイナ

 

ウルトラマンガイア

 

ウルトラマンアグル

 

ウルトラマンネオス

 

ウルトラセブン21

 

ウルトラマンゼアス

 

ウルトラマンナイス

 

ウルトラマンコスモス

 

ウルトラマンジャスティス

 

ウルトラマンネクスト

 

ウルトラマンネクサス

 

ウルトラマンマックス

 

ウルトラマンゼノン

 

ウルトラマンメビウス

 

(ウルトラマンヒカリ)

 

(ウルトラマンゼロ)

 

ウルトラマンギンガ

 

ウルトラマンビクトリー

 

ウルトラマンエックス

 

ウルトラマンオーブ

 

ウルトラマンジード

 

ウルトラマンゴライアン

 

(ウルトラマンフレア)

 

(ウルトラマンドリュー)

 

(ウルトラマンカラレス)

 

(ウルトラマンザージ)

 

 

 

ー仮面ライダーシリーズー アンチライダー含む

 

 

仮面ライダー1号

 

仮面ライダー2号

 

仮面ライダーV3

 

ライダーマン

 

仮面ライダーX

 

仮面ライダーアマゾン

 

仮面ライダーストロンガー

 

スカイライダー

 

仮面ライダースーパー1

 

(仮面ライダーZX)

 

仮面ライダーBLACK

 

仮面ライダーBLACK RX

 

仮面ライダーZO

 

仮面ライダーJ

 

仮面ライダークウガ

 

仮面ライダーアギト×2(3)

 

仮面ライダー龍騎×3(10)

 

仮面ライダー555×0(5)

 

仮面ライダーブレイド×0(7)

 

仮面ライダー響鬼×4(17)

 

仮面ライダーカブト×4(7)

 

仮面ライダー電王×3(4)

 

仮面ライダーキバ×2(4)

 

仮面ライダーディケイド×1はキバーラ(2)

 

仮面ライダーW×2(2)

 

仮面ライダーオーズ×4(1)

 

仮面ライダーフォーゼ×3

 

仮面ライダーウィザード×2(5)

 

仮面ライダー鎧武×6(10)

 

仮面ライダードライブ×2(3)

 

仮面ライダーゴースト×3(2)

 

仮面ライダーエグゼイド4×(5)

 

仮面ライダービルド×4(2)

 

仮面ライダージオウ×2

 

仮面ライダーアマゾンズ×3

 

仮面ライダーイブ

 

仮面ライダーG

 

仮面ライダーTHE FIRST×0(2)

 

仮面ライダーTHE NEXT×0(1)

 

 

 

スーパー戦隊シリーズ

 

 

ゴレンジャー×5

 

ジャッカー電撃隊×5

 

バトルフィーバーJ×5

 

デンジマン×5

 

サンバルカン×3

 

ゴーグルV×5

 

ダイナマン×5

 

バイオマン×5

 

チェンジマン×5

 

フラッシュマン×5

 

マスクマン×4(1)

 

ライブマン×5

 

ターボレンジャー×5

 

ファイブマン×5

 

ジェットマン×5

 

ジュウレンジャー×5(1)

 

ダイレンジャー×6

 

カクレンジャー×6

 

オーレンジャー×6

 

カーレンジャー×6

 

メガレンジャー×6

 

ギンガマン×6

 

ゴーゴーファイブ×6

 

タイムレンジャー×6

 

ガオレンジャー×5(1)

 

ハリケンジャー×5(1)

 

アバレンジャー×4(1)

 

デカレンジャー×8

 

マジレンジャー×7(1)

 

ボウケンジャー×7

 

ゲキレンジャー×5(2)

 

ゴーオンジャー×8

 

シンケンジャー×7

 

ゴセイジャー×5(1)

 

ゴーカイジャー×1シルバーのみ(5)

 

ゴーバスターズ×5

 

キョウリュウジャー×10(1)

 

トッキュウジャー×6(レッド)

 

ニンニンジャー×9

 

ジュウオウジャー×5(2)

 

キュウレンジャー×11(1)

 

 

ルパンレンジャー×3

 

 

パトレンジャー×3

 

パワーレンジャー

 

 

ガンダムシリーズ

 

 

 

機動戦士ガンダム

 

機動戦士Ζガンダム

 

機動戦士ガンダムΖΖ

 

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

 

機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ チルドレン

 

機動戦士ガンダムUC

 

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

 

機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争

 

機動戦士ガンダム0083STARDUST MEMORY

 

機動戦士ガンダム第08MS小隊

 

機動戦士ガンダムMSイグルー

 

機動戦士ガンダムMSV

 

機動戦士ガンダム外伝 THE ブルーディスティニー

 

機動戦士ガンダムサンダーボルト

 

機動戦士ガンダムF91

 

機動戦士クロスボーンガンダム

 

機動戦士Vガンダム

 

機動武闘伝Gガンダム

 

新機動世紀ガンダムW

 

新機動世紀ガンダムW エンドレスワルツ

 

機動新世紀ガンダムX

 

∀ガンダム

 

機動戦士ガンダムSEED

 

機動戦士ガンダムSEEDディスティニー

 

機動戦士ガンダムSEEDアストレイ

 

機動戦士ガンダムスターゲイザー

 

機動戦士ガンダムOO

 

機動戦士ガンダムOOV

 

機動戦士ガンダムAGE

 

機動戦士ガンダムGのレコンギスタ

 

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

 

ガンダムビルドファイターズ

 

ガンダムビルドファイターズトライ

 

ガンダムビルドダイバーズ

 

ガンダムEXA

 

 

 

ー円谷ヒーローー

 

 

ミラーマン

 

ジャンボーグA

 

ジャンボーグ9

 

トリプルファイター

 

レッドマン

 

ファイヤーマン

 

アイゼンボー

 

アステカイザー

 

コセイダー

 

グリッドマン

 

生物彗星WoO

 

アンドロメロス

 

大怪獣バトル

 

ミラーマンリフレックス

 

大怪獣ラッシュ

 

 

 

 

ー東映ヒーローー

 

 

キカイダー

 

キカイダー01

 

イナズマン

 

ロボット刑事

 

キョーダイン

 

アクマイザー3

 

超神ビビューン

 

怪傑ズバット

 

バロム・1

 

変身忍者 嵐

 

忍者キャプター

 

大鉄人17

 

ザ カゲスター

 

兄弟拳バイクロッサー

 

宇宙刑事ギャバン

 

宇宙刑事シャリバン

 

宇宙刑事シャイダー

 

巨獣特捜ジャスピオン

 

時空戦士スピルバン×3

 

星雲仮面マシンマン

 

機動刑事ジバン

 

特捜ロボ ジャンパーソン

 

超人機メタルダー

 

世界忍者戦ジライヤ

 

ビーファイター×3

 

ビーファイターカブト×7

 

ビーロボカブタック×8

 

テツワン探偵ロボタック×8

 

ブルースワット×4

 

ウインスペクター×3

 

ソルブレイン×4

 

エクシードラフト×3

 

コンドールマン

 

 

 

 

その他のヒーロー

 

マグマ大使

 

スペクトルマン

 

タイガーセブン

 

怪傑ライオン丸

 

風雲ライオン丸

 

電人ザボーガー

 

サンダーマスク

 

突撃ヒューマン

 

ゴッドマン

 

グリーンマン

 

レインボーマン

 

円盤戦争バンキッド

 

ダイアモンド・アイ

 

シルバー仮面

 

アイアンキング

 

レッドバロン

 

マッハバロン

 

メガロマン

 

シャンゼリオン×2

 

レッドタイガー

 

バトルホーク×3

 

サイバーコップ×5

 

ガイファード×1(1)

 

リュウケンドー×3

 

グランセイザー× 12(1)

 

ジャスティライザー×3(1)

 

セイザーX×4(1)

 

ゾーンファイター

 

レスキューフォース×6

 

レスキューファイヤー×5

 

牙狼×1(2)

 

ブレイブストーム

 

 

12年の修行の内に行ってきた異世界

 

 

総弩がこれまで半年後にスピリットフィギュアを集めるためありとあらゆる世界にいった数※は世界にいったという設定でキャラは参戦しません。カードは出ます。

 

 

ドラゴンボール

 

ワンピース

 

暗殺教室

 

ジャングルの王者ターちゃん

 

世紀末リーダー伝たけし

 

BLEACH※

 

トリコ

 

ジョジョの奇妙な冒険 第5部まで

 

銀魂

 

家庭教師ヒットマンリボーン

 

僕のヒーローアカデミア

 

ワンパンマン

 

アイシールド21

 

NARUTO

 

こちら葛飾区亀有公園前派出所

 

超能力者 斉木楠雄のΨ難

 

コロッケ

 

 

うそつきゴクオーくん

 

 

聖闘士 星矢※

 

幽遊白書

 

魁け 男塾※

 

破壊魔 定光※

 

ウイングマン※

 

星のカービィ※

 

犬夜叉※

 

忍者ハットリくん

 

パーマン

 

進撃の巨人

 

 

ロボットポンコッツ※

 

ウッディケーン

 

王ドロボウJING

 

へろへろくん

 

ウルトラ忍法帖

 

 

デルトラクエスト

 

おそ松くん

 

ゲゲゲの鬼太郎

 

魔法少女まどか マギカ

 

 

刀剣乱舞花丸

 

活劇 刀剣乱舞

 

 

クレヨンしんちゃん

 

ラブライブ

 

はじめの一歩

 

七つの大罪

 

 

モブサイコ100

 

鷹の爪団

 

 

パパのいうことをききなさい!

 

 

魔法少女特殊戦あすか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敵紹介

 

 

アウトオブヒーロー

 

ゼロフォウルがプリキュアによって倒されたヒーローの力を闇の力と融合して作られた怪物

 

 

ジオウのアナザーライダー

 

ドンブラザーズの1つ鬼を合わさった怪物をモチーフ

 

 

普段はフィギュア(禍々しい形)

 

アウトフィギュアとも言う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この話で登場する人物

 

 

 

ユートン

 

 

総弩が修業した世界に転がっていたロボット、かつてウルトラセブンと戦った地底ロボット ユートムと同タイプであり、それを改良して家庭用ロボットに変り家事をこなす。

 

 

 

滝 東也

 

 

かつて仮面ライダー1号、2号とともに戦ったFBI捜査官 滝 和也の孫であり、祖父とは大違いでアルカで遊び呆ける不良青年だが犯罪と仮面ライダーを馬鹿にするやつは許さない犯罪キラー、射撃が得意でバイクの運転は祖父譲りであり、相棒のラースとともにプリキュア帝国、ゼロフォウルに立ち向かうことを決意する。

 

 

ラース

 

滝 東也の相棒であり、かつて地球を我が物にしようとした宇宙猿人ゴリの部下、猿人ラーの従弟、ゴリの故郷である惑星Eがゴリを追放してしまったせいで仲間の猿人達が反乱を起こし星を滅ぼすほどの戦争が勃発した。それに嫌気が差したラースは故郷の星を離れ地球に向かおうとしたがそこにブラックホールが出現し吸い込まれてしまいそのたどり着いた先が異世界都市アルカだった。路頭に迷ったラースは周りから虐められたが滝 東也に助けられ、それに感動して弟分になる。宇宙船の操縦が得意

 

 

スター・ウォーズでいうハンソロとチューバッカ的存在である。

 

 

ケビン 明坂

 

ファウナスの父と日本人の母を持つハーフ 英語が得意でクールであるモチーフはチーター。総弩とよくぶつかることが多い 仮面ライダーゲイツに変身する。

 

 

 

 

ー保護された住人ー

 

プリキュア帝国によって異世界が崩壊されてその住んでいたこと、やっていたことを忘れてしまい、DWDに保護されてアルカで総弩の家にお世話になることになった住人達

 

 

 

 

パパのいうことをききなさい!

 

 

小鳥遊 空

 

 

小鳥遊三姉妹の長女で基本的に引っ込み思案だが妹達の面倒はきっちり見る方、お兄ちゃんというワードを聞くととても悲しい気持ちになってしまう。

 

 

小鳥遊 美羽

 

 

小学生とは思えないほどの大人びた性格であり、やや小悪魔的な発想もたびたびある。それがやりすぎると愛さんに叱られることもたびたびある。

 

 

 

小鳥遊 ひな

 

 

三姉妹の末っ子でありフランクな性格 初対面の人に対しては警戒心なくなつく総弩のことを「そうたん」と呼ぶ総弩の愛犬であるクロベに関してはよくなつく。

 

 

ーはじめの一歩ー

 

 

 

幕之内一歩

 

 

とある世界では最初はいじめられっ子だったが、鷹村守の紹介で鴨川ボクシングジムで強くなり、その上ありとあらゆる強豪ボクサーを打ち負かした。だが、プリキュア帝国によって世界が壊されボクシングをやっていた記憶がなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

インフィニットストラトス

 

 

織斑一夏

 

 

織斑家の長男であり家事も洗濯もこなすほどの腕がある姉の織斑千冬と二人暮らしであったが、なぜか弟がいるという発言に驚いた。その弟は一夏を徹底的にいじめ、当時の幼馴染みであった篠ノ之箒も弟と一緒に一夏をいじめた。それを知った織斑千冬は弟をしかりつけたが。ある大会の時に一夏が誘拐されてしまいそれに駆けつけた千冬もろとも次元の彼方に吹き飛ばされた。そしてこともあろうかのようにアルカへと転送させられる。

 

 

 

織斑千冬

 

 

織斑家の長女で一夏の姉、ISブリュンヒルデと呼ばれる称号を、持ち人々から敬う存在であった。一夏と二人暮らしだったが、ある時織斑家なの弟は呼ばれる男が現れた。一見は千冬に憧れと尊敬を持っていたらしいがその本性は長男の一夏を徹底的にいじめる悪魔だと知る。千冬は弟をしかりつけ一件落着と思いきやISの大会の決勝戦の時に一夏がさらわれたという情報を耳にし駆けつけた。到着した時は体を縄で縛り付け、口を封じた織斑一夏がいたことに怪我はなく安堵の表情を見せるがそれは罠でかつての親友でもある篠ノ乃束の策略で一夏と一緒に次元の彼方に吹き飛ばされた。そして行き着いた先は異世界都市アルカであり、DWDに相談した結果、総弩の家にお世話になることになった。

 

 

 

チュウべえ

 

マキバオーの世界のネズミであり、たれ蔵との最後のレースの後にこの世を去ったがとある異世界で転生されてしまう。だが、たれ蔵と一緒に過ごした仲間の記憶がなくなり路頭に迷ったところ総弩と出会い、かつてたれ蔵とともに戦ったあの日の感情が芽生え、総弩とともにプリキュア帝国、ゼロフォウルに立ち向かっていく。

 

 

 

がんがんじい

 

 

スカイライダーの時代で活躍?していた自称仮面ライダーの用心棒的存在、本名は矢田勘次 、初めて平成仮面ライダーの変身を目撃して総弩とともに異世界の冒険の手伝いをする。

 

 

 

 

諸星弾(ULTRAMAN)

 

科特隊から派遣されたディスプレイの眼鏡と短髪が特徴の青年、見た目は普通の人間に見えるが異星人であり、敵の異星人が相手でも糞異星人として容赦なく倒す。たとえプリキュアでも容赦しない

 

 

 

サラ

 

 

ガンダムビルドダイバーズの世界からやって来た住人で実態を持たないLダイバーである。GBNがプリキュアによって崩壊され、リク達が消え去ることに悲しんで逃げてしまった。疲れはてたところにがんがんじいに出会い、アルカに漂着する。

 

 

ときめ

 

 

彼女自身記憶はなく風都の鳴海探偵事務所で左 翔太郎の助手を努める。プリキュアによって世界が崩壊寸前の時、運よく次元ゲートが出現しアルカに漂着する。そして総弩達と出会い、一緒に行動を共にする。

 

 

ープリキュアを知る人物ー

 

 

 

美墨岳

 

 

キュアブラック、美墨なぎさの父親だった人物であり、美墨なぎさの誕生を目撃した一人である。かつて盤怒と音吉とともに考古学の研究で見つけたのはメップル、ミップルの故郷、光の園を見つけた。そしてある事件を目撃しキュアライトの言葉にしたがってある赤ン坊を育てることに決意その子をなぎさと命名した。

 

 

 

美墨亮太

 

 

美墨なぎさの弟だった男で反プリキュア抵抗軍のリーダー、廃虚と化した街に住み処とし、砂あらしによって守られたプリキュアの根城、プリキュアキャッスルに突撃するチャンスを待っている。亮太いわくキュアブラックはなんとしても自分の手で殺ると決めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレイブウィッチーズ

 

 

 

雁淵ひかり

 

 

この話のヒロインであり第502統合戦闘航空団ブレイブウィッチーズのウィッチ、ネウロイの戦いが終わって基地に帰ろうとした時、突然ワームホールが出現し、管野直江とニッカ エドワーディン カタヤイネンとともに吸い込んでしまう。管野とニパと離れ離れになり、とある世界で総弩と出会う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉の味方 チームリュウドー

 

 

とある世界で覇龍哉とともにプリキュア帝国、ゼロフォウルと戦う戦士達

 

 

 

ジンベエ

 

 

ワンピースの世界、元王下七武海、シンベエザメの魚人であり、総弩達勇者にありとあらゆる情報を知らせてくれる。そしてジンベエの魚人空手はありとあらゆる物を破壊する。

 

 

ロックリー

 

 

NARUTOの世界の住人であり、忍術、幻術は使えないが、体術はこれまで努力した積み重ねでどんな敵をも粉砕する。

 

 

切島鋭児郎

 

 

僕のヒーローアカデミアの世界の住人で雄英高校1ーAヒーロー科の男気あふれる熱血少年、ヒーロー名はレッドライオット、個性は硬質

 

 

轟 焦凍♀

 

とある理由で女性になった元男性、父親はあのエンデヴァーであり、彼女自信、父親と思っておらず母親を病院まで追い詰められた屑だと思っている。個性は二つ所持しており、右が氷、左が炎である。

 

 

 

 

 

 

 

レオナルド博士

 

秘密結社 鷹の爪団の科学者 見た目は熊だが熊と口に出すと死んでも離れない。鷹の爪団とは一時離れチームリュウドーの科学者として総弩の手助けをする。

 

 

 

ガイア(ウル忍)

 

 

ウルトラマンガイアとは異なる世界からやって来たウルトラ忍者、ガイアが住んでいた鶴亀が謎の大地震によって人がいなくなるという現象にあい、周りを探索している中、チームリュウドーと出会い、一緒に戦うことを誓う。

 

 

シャーベット

 

 

コロッケの世界の住人であり、コロッケの父親であるバーグとシャーベットの父ジェラートとは親友であり、コロッケのことは少年時代の頃から知っている。そして生きてるバンクのハンペンと常に一緒にいる。

 

 

ネオガンダム

 

 

月の王国の王子である月光騎士。ラクロアがプリキュアに占領されてしまったため、チームリュウドーに助けられる神秘機兵エルガイヤーを操る。

 

 

宮田一郎

 

 

はじめの一歩の世界の住人であり、東洋太平洋フェザー級ボクサーであり、一歩が風神なら宮田は雷神という異名を持つ、だがプリキュア帝国によってボクサーの夢は潰えてしまい、ボクサーとしての記憶が失いそうになったがチームリュウドーに救われ、記憶を失った一歩のために一肌脱ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤の勇者の5人の戦士

 

 

 

赤の勇者の本に書かれている。名前はまだ言えませんが

 

 

 

 

1の戦士 その力は炎のごとくありとあらゆる怪物達を一網打尽にする火炎ファイター

 

 

 

2の戦士 その剣さばきは蝶のように舞い蜂のように刺す悪しき者を素早い剣舞で切り裂く ブリザードクイーン

 

 

3の戦士 体から発せられる雷、専用の槍を持ちその敵をひとつきで貫くライトニングスピア

 

 

 

4の戦士 その体はカブト虫のごとく怪力であり弱い者を労り強さを挫く。甲虫番長

 

 

 

5の戦士 鉄のスーツを纏い空を制し空を汚す異形の存在を叩き潰すスカイヒーロー

 

 

 

 

まだ名前は出せませんが、総弩が出会う5人の戦士達です。

 

 

 

 




また設定を追加したりするのでよろしくお願いします。


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ゼロフォウル設定 パート1

ゼロフォウルの設定集 その一です


ゼロフォウル軍

 

勇光陣営とプリキュア帝国に敵対する勢力。プリキュアを含む全ての作品の敵勢力で構成している。プリキュアを根絶し、世界を滅ぼし、プリキュアと言う悪魔が生まれない真の平和な世界の創造を目論む。

 

 

 

首領 魔神アブゾルド

 

 

ゼロフォウルの首領を務める魔術師の男、様々な魔術を行使し、対象の精神と肉体を洗脳、強化して操ることが出来る。実力もジェネラルプリキュアにも劣らず、プリキュウスや3人の勇者すらも互角。ある未来の世界でプリキュウス、ジェネラルプリキュア、プリキュアに荒らされた結果、世界が滅ぶさまを見ており、プリキュウスに荒らす前に世界を破壊し、争いの無い無の世界をの創造を目論む。プリキュウスやプリキュアの事を知ってる事から惑星プリズムに関係があるらしい。

 

 

 

キュアスレイヤー

 

ジェネラルプリキュアを越えるプリキュア殺しの戦士の総称

 

キュアスレイヤーヘイトレッド 白戸真夜

 

プリキュアの反乱と同時に突如現れた女戦士。ゼロフォウル軍のNo.2格

 

若葉台にあるペローネ学院に通ったが、その正体はプリキュアを滅ぼすため星奈同様未来からやって来た少女。

星奈以上にプリキュアを殲滅しようと考えている。口癖は「プリキュアを全て抹殺する!」星奈同様、幼少期にプリキュアが原因で家族が殺されてしまい、全てを奪われ、プロトプリキュアの実験体にされた過去があり、力が無ければ何も守れないという意識とプリキュアの強い復讐心を持つに至る。強い者が生き残り弱い者は淘汰されるべきという“弱肉強食”的な考えを抱いており、プリキュアを弱い操り人形と見下している。プロトプリキュアの実験施設に囚われていたが、DWD(ディファレント・ワールド・ディフェンス)のやり方では何も救えないと考え失踪、その後プリキュア根絶を掲げる。

ゼロフォウル軍の存在を知り、ゼロフォウル軍のエースとしてプリキュウスの手下を葬っている。ジェネラルプリキュアからはプリキュア殺しの悪魔として警戒としている。

 

元になっているキャラは仮面ライダー鎧武の駆紋戒斗とウルトラマンベリアル、星奈同様ワールドフォンを所持している。星奈からは、ある意味自分の成れの果てで勇光達からはプリキュアが生まれなければ存在しなかった。

 

〈所有武器〉サタンサーベル、携行型プラズマダイバーミサイル、トーテスブロック、エターナルエッジ、ギガバトルナイザー、長剣グロンバリャム、ソニックアロー、ソロモンの杖、他

 

 

 

キュアスレイヤー・ヘイトレッド

 

 

オーディウムとほぼ似たデザインだが禍々しさをイメージしたマントを装備しており、マントは攻撃、防御に使用する仮面は黒ではなく血塗られた紅

 

 

怪人態

 

 

ロードバロンを女性アレンジした姿、怪人を召喚したり、魔術や超能力を使用する。プリキュアを滅ぼす為なら人間を捨てる覚悟を持ち、実際に怪人態に変身する。星奈のことを甘い人間と切り捨て、プリキュアに対しては死ぬことが救いだといい放つほどの冷血漢

 

 

キュアスレイヤー グラッジ

 

 

ある世界にてプリキュウスの下僕、ジェネラルプリキュアのせいで家族を失った少女。ソルに助けられたがその前に家族をプリキュアに殺されたせいで全てを失い、プリキュアに対する憎悪に凝り固まっている。

ソルに保護された数日後に姿を消し、放浪中にプリキュア帝国の手下を殺害する。ゼロフォウルと遭遇プリキュアを抹殺するためにゼロフォウルに入る。ヘイトレッドの配下に当たる。あらゆる格闘技を使い更に毒手といった禁じ手を使う。

 

 

 

最高幹部

 

 

所謂 ラスボスやライバル相当の敵キャラが該当する。

 

 

 

一例

 

シャドームーン、ショッカー大首領、ウルトラマンベリアル、エンペラ星人、∀ガンダム(黒歴史)、リボーンズガンダム、ドン・アルマゲ、黒十字王、超一星龍、ブロリー、ブラックホール、ジャアクキング等

 

 

幹部

 

所謂 ネームド系の敵が該当する。

 

 

一例

 

死神博士、ウェザードーパント、ホロボロス、バルタン星人、アルケーガンダム、クインマンサ、牙鬼満月、バングレイ、ギニュー、人造人間 15号、グレイブ、クローズ

 

 

怪人

 

 

所謂 怪人ポンジョンに当たる敵が該当

 

一例

 

 

ザケンナー、オシマイダー、蜘蛛男、ソルティバグスター、レッドキング、ダダ、妖怪カマイタチ、野球仮面、リックドム、レギンレイズ等

 

 

クローンズ

 

ゼロフォウルが作り出した戦闘員、上位戦闘員クラスの実力を持つ。プリキュアに殺されたヒーローを模しているが違いは黒一色

 

 

一例

 

チョイアーク、スナッキー、ショッカー戦闘員、グール、ゴーミン、ゾーリ魔、ザク、GN-X等

 

 

 



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ゼロフォウルオール設定

ゼロフォウルにプリキュアはいません!いるとしたら人造プリキュアとかですね


ゼロフォウルの敵

 

 

 

 

 

 

 

 

邪悪神

 

 

 

盤怒が作り上げたプリキュアを倒すためにプリキュアが戦った組織を元に作り上げた生命体。

 

 

 

 

ドツクジャーク

 

ドツクゾーンの力を持つ邪悪神 鎧に覆われ剣と盾を持つだが短期で怒りが頂点に達すると街ひとつ吹き飛ばすほどの力を持つ。

 

ゴーフォール

 

ダークフォールの力を持つ邪悪神 鎧武者の姿を持ち自然の力を持つ災害の力を持つ

 

アクーム

 

ナイトメアの力を持つ邪悪神 女性タイプでコワイナーの仮面を両肩に装備しありとあらゆる悪夢に出てきた存在を実現させる

 

ミュージナル

 

エターナルの力を持つ邪悪神 博士タイプでありとあらゆる地球の生物 万物 人物を召喚する

 

ムゲンム

 

ラビリンスの力を持つ邪悪神、全身がメタル装甲で覆われ全身にビームを放つ。

 

 

デザード

 

砂漠の使徒の力を持つ邪悪神、古代ファラオをモチーフに砂を自在に操りゴーレムを作って操る。そして砂のミイラを作れる。

 

ノイズック

 

マイナーランドの力を持つ邪悪神、音楽家と鳥をモチーフとし自分が作った歌で人を操り 殺すこともできる。

 

ドゥゲーシー

 

バッドエンド王国の力を持つ邪悪神 ピエロとコウモリをモチーフとしこれまでの名作を真実の姿(残酷)として召喚し敵をなぎ倒す。

 

ゴウヨーク

 

ジコチューの力を持つ邪悪神、その名の通り欲しいものは何がなんでも手にいれる性格を持ち邪魔する者は容赦なく叩き潰す。

 

 

カナシット

 

幻影帝国の力を持つ邪悪神、自分を振り向いてくれない悲しさ フラれ 孤独を好む、カナシットの流す涙は硫酸で一瞬で肉を骨にかえる。

 

 

プリントゥス

 

ディスダークの力を持つ邪悪神 世界のプリンセスをモチーフとし囚われと孤独という絶望の槍を持ち勇者と王子を憎む。(モチーフはディズニーのヴィラン マレフィセント)

 

ウィザーディアン

 

闇の存在の力を持つ邪悪神、闇の魔法を持ち、魔物を操る。杖を剣に変えて戦う(モチーフはハリーポッターのヴィラン ヴォルデモート)

 

 

カオスマスト

 

 

終わりなき混沌の力を持つ邪悪神 ゴーレムに似た姿で宝石で出来ている。

 

 

クライティブ

 

クライアス社の力を持つ邪悪神、性格は引きこもりでネガティブだがイケてるとかなんでもなれるという簡単な言葉を聞くとぶちギレパワハーラ ブッキギョーと呼ばれる怪物を出す。

 

シンリャーク

 

ノットレイダーの力を持つ邪悪神 あらゆる宇宙を手に入れ絶対的な支配を好む残忍なエイリアンタイプで宇宙海賊

 

 

 

ヤマーイン

 

ビョーゲンズの力を持つ邪悪神、病弱で弱そうに見えるが実はとてつもないほどの感染を増やす異常者、元気でイキイキしている人間を一気に病気にさせるガスを吐く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支配者

 

 

 

アブゾルドの部屋で拝む謎の存在、

 

声は女性らしい

 

 

 

 

エスデス

 

アカメが斬るの世界の住人。旧帝国最強の将軍。ナイトレイドとの死闘の末に敗れ、魂は地獄に落ちたが醸下院の手引きによって魂を元の肉体に戻しゼロフォウルに寝返る。

 

 

 

セリュー・ユビキタス

 

 

アカメが斬るの世界の住人。旧帝都警備隊のメンバーで悪を憎む少女。プリキュアを悪とみなし、ゼロフォウルを正義と見なすほどの歪んだ正義感を持つ。ナイトレイドとの死闘の末に敗れ、地獄に落ちたが醸下院らの手引きで蘇り、醸下院や勇者やDWDそして別世界で戦う者達を悪と判断しコロこと(ヘカトンケイル)とともに全てを根絶やしにしようと考える。

 

 

 

 




また情報が出たら追加していくつもりです。


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序章 消えてしまった魔女達

新たなる話の序章です。


それはなんの前触れもなく、人類の前に現れた。

 

 

我々はそれをネウロイと名付けた。

 

ネウロイはどこから何のために来たのか誰にもわからなかったが、彼らの攻撃によって、人々が国を追われていったことは確かだった。

 

 

だが人類は対ネウロイ用の新兵器ストライカーユニットを開発した。

 

 

そしてそれを装備し、戦うための強大な力を持つ魔女、ウィッチが世界各国から集められた。

 

 

 

1944年 第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズはヨーロッパ、ガリアのネウロイの巣を破壊することに成功した。

 

 

そして1945年 現在 ヴェネツィアでネウロイの巣が出現し、一度に解散となった第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズが再結成された。

 

 

 

そして今、ヴェネツィア上空のネウロイの巣を討伐するため戦艦大和によって巨大なネウロイのコアが扶桑のウィッチ、宮藤芳佳が烈風丸を構えてコアを討とうと飛ぶ

 

 

 

美緒「やめろ宮藤!烈風丸はお前の魔法力を吸い尽くすぞ!」

 

 

 

芳佳「構いません!それでみんなを守れるのなら・・・・願いがかなうなら・・・・」

 

 

 

烈風丸は坂本美緒によって完成した扶桑刀、それを使えば巨大なネウロイさえも一刀両断で粉砕できるが・・・・それは諸刃の剣であり、烈風丸を使用することで体の魔法力を大量に消費しウィッチとしての寿命を削る恐ろしい武器なのだ。

 

 

宮藤芳佳はそれを覚悟してネウロイのコアまで近づいた。

 

 

 

芳佳「お願い烈風丸私の魔法力を全部あげる・・・・その代わりネウロイを倒して!私に真烈風斬を射たせて!」

 

 

 

烈風丸に願いをこめた芳佳はそれを上空に構えコアに向かって突撃した。

 

 

 

 

芳佳「うおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

 

美緒「宮藤・・・・」

 

 

 

芳佳「真烈風斬!!」

 

 

 

ドオオオオォォォォォォォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

芳佳の真烈風斬がネウロイのコアに激突し、コアがガラスのように破壊された。

 

 

 

 

 

サーニャ「ネウロイの反応・・・・完全に消滅しました」

 

 

 

ミーナ「二人は・・・・」

 

 

 

 

リーネ「あ!あそこ!」

 

 

 

ブリタニアのウィッチ、リネット ・ビショップが指差す先を見るとそこには坂本美緒がネウロイのコアから解放されて落ちて行く。

 

 

 

 

 

ペリーヌ「少佐ーーーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

ガリアのウィッチ、ペリーヌ・クロステルマンは受け止めようと美緒の方まで飛び、受け止めた。

 

 

 

 

ペリーヌ「少佐・・・・少佐!しっかりしてください」

 

 

 

美緒「ペリーヌ・・・・」

 

 

ペリーヌ「少佐ーー!!」

 

 

 

目覚めた坂本美緒を見てペリーヌは涙を流しながら抱きついた。

 

 

 

ミーナ「宮藤さんは?」

 

 

リーネ「芳佳ちゃん?」

 

 

 

ウィッチ達が美緒の方に集まると肝心の宮藤芳佳がどこにもいないのだ。

 

 

シャーリー「宮藤どこにいるんだ?」

 

ルッキーニ「芳佳~どこ~?」

 

 

エイラ「宮藤!どこにいったんダ?」

 

 

 

サーニャ「芳佳ちゃん・・・・」

 

 

 

エーリカ「宮藤~おーーーい!」

 

 

 

バルクホルン「宮藤・・・・お前達!宮藤を探せ!」

 

 

 

カールスラントのウィッチ、ゲルトルート・バルクホルンはウィッチ達に宮藤芳佳の捜索を開始した。

 

 

 

 

リーネ「そんな・・・・芳佳ちゃん・・・・芳佳ちゃん・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーネ「芳佳ちゃーーーーーーーーーーーん!!」

 

 

 

高台に広がるヴェネツィアの上空にリーネの悲痛なる声が響いた。

 

 

 

 

そしてウィッチ達が宮藤芳佳を捜索する前に魔法力を吸い尽くす烈風丸は・・・・謎の空間の穴に入っていったことは誰も知らない・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして話が変わって、ここはオラーシャのペテルブルグこの極寒の地でもネウロイは出現し、このオラーシャ全土を埋め尽くすほどの巨大な巣がある。

 

 

 

そしてこの地で活躍するウィッチ達がいる。

 

 

 

それは第502統合戦闘航空団 ブレイブウィッチーズである。

 

 

 

そして彼女達は1944年のグレゴーリと名称されたネウロイの巣を討伐し、

 

 

 

そして彼女達は今、ペテルブルグへと向かう超大型ネウロイの撃墜に勤しむ。

 

 

 

ラル「目標!超大型ネウロイの破壊、ありったけの弾を奴にぶちこんでやれ!」

 

 

 

「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」

 

 

 

その時、超大型ネウロイを守るため小型ネウロイと中型ネウロイが出現し、ウィッチ達に襲いかかってきた。

 

 

 

ロスマン「私と隊長とクルピンスキーは中型ネウロイの破壊、サーシャさんと下原さんとジョゼさんは小型ネウロイの破壊、そして雁淵さんと管野さんとニパさんは大型ネウロイの破壊をお願いするわ」

 

 

 

 

直枝「よっしゃ!」

 

 

ニパ「管野!ひかり!頑張ろう!」

 

 

ひかり「はい!お願いします!ニパさん!管野さん」

 

 

サーシャ「下原さん!ジョゼさん!三人がネウロイの方まで行かせるための道を作るわよ!」

 

定子「はい!」

 

 

ジョゼ「わかりました」

 

 

 

 

クルピンスキー「先生と一緒に戦えるなんて光栄だね」

 

 

 

ラル「私じゃ不満か?クルピンスキー」

 

 

 

クルピンスキー「とんでもない!」

 

 

ロスマン「せいぜい私達の期待を裏切らないようにね」

 

 

クルピンスキー「了解!」

 

 

 

 

各自三チームに分かれ、最初に現れた小型ネウロイが出現し、サーシャ、定子、ジョゼが前に出た。

 

 

サーシャ「下原さん!ジョゼさん!行くわよ!」

 

 

 

「「はい!」」

 

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

 

 

 

サーシャとジョゼのDP28軽機関銃、そして定子の九九式二号二型改が小型ネウロイを打ち落として行く。

 

 

 

そして突破口が見えたひかり達は一気に小型ネウロイの群れから突き抜け、今度は中型ネウロイが出現し、ラル、ロスマン、クルピンスキーが前に出た。

 

 

 

ラル「ここは私たちが引き受けた・・・・」

 

 

 

クルピンスキー「ここは僕たちがなんとかするからひかりちゃんはあのデカイのを頼んだよ」

 

 

ロスマン「管野さん!あの超大型ネウロイを倒せるのはあなたよくれぐれも無理はしないでね」

 

 

 

 

管野「任せとけ!」

 

 

ニパ「隊長・・・・クルピンスキーさん」

 

 

ひかり「ロスマン先生・・・・」

 

 

 

 

ラル「行け!」

 

 

 

「「「はいっ!」」」

 

 

 

ひかり達三人は超大型ネウロイのほうへと向い、ラル、ロスマン、クルピンスキーは中型ネウロイと対峙した。

 

 

 

 

ラル「ここからが正念場だ気を引き締めろよ!」

 

 

 

「「了解!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして小型ネウロイと中型ネウロイの相手をしているラル、ロスマン、クルピンスキー、サーシャ、定子、ジョゼ、そして一気に超大型ネウロイの方まで突っ走る。

 

 

 

 

 

超大型ネウロイは三人に反応したのか無数のビームを発射してきた。

 

 

だがグレゴーリを倒した歴戦の魔女はそう簡単に引けはしないウィッチ特有のシールドを発動し、一気に機関銃で乱射した。

 

 

 

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!

 

 

 

 

直枝とひかりの九九式二号二型改とニパのMG42の攻撃でネウロイの装甲を削って行く。

 

 

 

ひかり「今だ!」

 

 

 

ひかりはネウロイのビームの出ない部分を触った。ひかりの固有魔法は接触魔眼、ネウロイの一部分に触れることでそのネウロイの弱点であるコアがどこにあるのかがわかる。

 

 

 

ひかり「管野さん!コアはネウロイの頭の先にあります!」

 

 

 

直枝「よっしゃ!」

 

 

ニパ「それじゃ一気に行くよ!」

 

 

 

三人は超大型ネウロイの頭にたどり着き、機関銃で乱射した。そしてそのネウロイのコアが・・・・

 

 

 

 

ひかり「ありました!」

 

 

 

直枝「ここからは俺がブッ飛ばすっ!!」

 

 

 

直枝は右腕をシールドで圧縮させ、コアに向かって拳を突き出す。

 

 

直枝の固有魔法、圧縮式超硬度防御魔法陣

 

 

 

 

直枝「うおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

超大型ネウロイはなんとかビームで退けようとするがシールドを圧縮した直枝はもう止まらない!

 

 

 

直枝「剣!一閃!」

 

 

 

パキィィィン!!

 

 

 

直枝がネウロイのコアがくだいた瞬間、ネウロイは白く包み込みそのままガラスのように砕けちった。

 

 

彼女達が勝ったのだ。

 

 

 

 

 

「「「勝ったーー!!」」」

 

 

 

三人は超大型ネウロイを倒したことで勝利を確信し、小型と中型ネウロイを倒したラル達も一安心だ。

 

 

 

 

定子「隊長、ネウロイの反応完全に消滅しました。」

 

 

 

ラル「ああ、皆ご苦労だったな」

 

 

サーシャ「特に帰りが不安ですけど・・・・」

 

 

ジョゼ「定ちゃん・・・・お腹すいた」

 

 

定子「ええ、ジョゼ帰ったら作ってあげるわ」

 

 

 

クルピンスキー「終わったね、先生帰ったら一緒にブドウジュースでも」

 

 

 

ロスマン「遠慮しておくわ・・・・」

 

 

 

ブレイブウィッチーズ一同は超大型ネウロイの討伐を完了し、基地に戻ろうとしたその時、

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

ラル「なんだ!」

 

 

サーシャ「まさか・・・・ネウロイ?」

 

 

 

定子「いえネウロイの反応は確かに消滅したはずです」

 

 

 

ロスマン「じゃあこれはなんなの!?」

 

 

 

サーシャ「ひかりさん!管野さん!ニパさん!今すぐ戻ってきて」

 

 

 

 

 

 

 

 

直枝「うわっなんだよこれは!」

 

 

 

ひかり「もしかしてまだネウロイが・・・・」

 

 

 

直枝「バカ野郎!ネウロイは俺がぶっ倒したはずだぞ!」

 

 

 

ニパ「ねえ・・・・あれ何?」

 

 

 

「「え?」」

 

 

ニパが指差した方向を見るとそこには空間から巨大な穴が出現し、その穴に、引きずり込もうと三人を吸い上げていく。

 

 

 

ニパ「うわわわわわわ!!?」

 

 

 

管野「ニパ!」ガシッ

 

 

ひかり「管野さん!ニパさん!」ガシッ!

 

 

 

三人は吸い込まれまいと一生懸命に手と手を握りしめて踏ん張っていった。

 

 

 

だがその穴の引力が強すぎたのか三人は限界を越えて手を

 

 

 

 

「「「あ?」」」

 

 

 

離してしまった。

 

 

 

「「「うわああああああああああああああ!!」」」

 

 

 

 

ラル「雁淵!管野!ニパ!」

 

 

サーシャ「ニパさん!」

 

 

定子「雁淵さん!」

 

 

ジョゼ「管野さん!」

 

 

ロスマン「ひかりさん!」

 

 

クルピンスキー「管野ちゃん!」

 

 

 

6人の悲痛なる声も虚しく三人のウィッチは巨大な穴に吸い込まれたと同時にその穴は徐々に消えていった。

 

 

 

 

 

サーシャ「そんな・・・・・・・・」

 

 

 

ジョゼ「・・・・そんな・・・・うう・・・・」

 

 

 

定子「ジョゼ・・・・」

 

 

 

クルピンスキー「管野ちゃん・・・・ニパくん・・・・ひかりちゃん」

 

 

ロスマン「隊長・・・・」

 

 

ラル「・・・・・・・・」

 

 

 

 

こうしてブレイブウィッチーズは超大型ネウロイを撃破に成功したが三人のウィッチは行方不明と申請された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある世界

 

 

 

 

?「さてと・・・・行くか」

 

 

 

 

その世界には彼しかいなかった。そしてその夜明け、彼は最後の半年、最後のフィギュアを手にいれるため、最後の修行へ・・・・

 

 

 

NEXT STAGE→




ここからは勇光編第二部がスタートします。


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1話 勇者と魔女

一話更新です。そしてウィッチが総弩と出会います。


?「まさか最後に行く世界がこことはな………」

 

 

 

その青年は風来坊がよく被る帽子を身につけ黒いジャケットを着こなしリュックを背負う180㎝の男性がそう呟いた。

 

 

?「おいおい、心太郎?なんだおめえこの世界に来たことがあんのか?」

 

 

 

?「いや、それに俺のことは総弩って呼べよ!」

 

 

?「いいじゃねーか?総弩っていうより心太郎っていうほうが呼びやすいしな」

 

 

 

男性の肩に乗っているのはネズミ、だがそのネズミは二本足で立ち、腕を組んで男性と喋っている。

 

 

 

?「んでこの世界にフィギュアがどこかにあるのか分かるか?」

 

 

 

 

総弩「ああ、しかも近い・・・・スピリットレーダーが反応しているのは確かだ・・・・」

 

 

 

?「よっしゃ!それじゃ一気に探してこの世界ともおさらばだ!」

 

 

 

総弩「ああ、親分!」

 

 

 

ネズミの名はチュウ兵衛、かつてとある世界である競馬レースで死んでしまい総弩のいる世界に転生したネズミ、そして元のいた世界の記憶は失っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー夕方ー

 

 

ホテル

 

 

総弩「なかった・・・・」

 

 

 

チュウ兵衛「公園、トイレ、地下水道、ビルの上、店内にもなかったな・・・・」

 

 

総弩達は最後のフィギュアを探すためありとあらゆる場所を探したがどこにもなく夕方になり、近くのホテルで一夜を過ごそうとしていた。

 

 

 

 

総弩「さて・・・・これからどうするか・・・・ん?」

 

 

チュウ兵衛「どうした?心太郎?」

 

 

総弩は背伸びをしようとした所に真下に謎の飾りみたいなのがあった。

 

 

 

総弩「これは・・・・ウルトラマンゼロのウルティメイトイージスに似てる・・・・うわっ!」

 

 

 

その時、突然飾りが光出し、その時天井から巨大な穴が現れた。

 

 

 

総弩「あれは・・・・ん?」

 

 

その時、その穴から何かが落ちて来て、総弩はそれを上手く受け止めた。

 

 

 

 

総弩「こいつは・・・・」

 

 

ひかり「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩が抱えているのは紺色のセーラー服それにスカートも履いてない。履いてるといえばスク水、それに両足にはかつて第二次世界大戦で活躍した飛行機に似てる。それに手には機関銃も持っている。

 

 

 

チュウ兵衛「おい!またなんか来るぞ!」

 

 

キランッ

 

 

パシッ!

 

 

総弩「これは・・・・刀か」

 

巨大な穴から現れたのは日本刀であった。

 

それを総弩はうまく刀の柄をキャッチした。

 

 

 

 

 

総弩「こいつ・・・・ウィッチか?」

 

 

チュウ兵衛「ウィッチ?」

 

 

総弩「とある世界に存在するパンツをズボンとほざく恥女達だよ」

 

 

チュウ兵衛「パンツを!ズボンだ?なんだそりゃ?」

 

 

 

総弩「こいつの服装を見ろセーラー服なのにスカートを履いてないそれにスク水、こんなの着るのはウィッチしかいないだろう?」

 

 

 

チュウ兵衛「まじかよ・・・・」

 

 

 

総弩「それに・・・・」

 

 

総弩は片手に掴んでいる刀を見つめた。

 

 

 

総弩「この刀・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「う・・・・うう」

 

 

 

 

総弩「よう、起きたか」

 

 

ひかり「え?あなたは・・・・それにここって」

 

 

 

総弩「俺の名は勇光 総弩、ここは日本の東京の○○区だ。そして肩にいるのはチュウ兵衛親分」

 

 

 

チュウ兵衛「よろしくな」

 

 

 

ひかり「ネズミが喋った!?」

 

 

チュウ兵衛「おいコラ!!ネズミが喋ったくらいで驚くんじゃねーよ!!」

 

 

ひかり「ご・・・ごめんなさい」

 

 

ひかりはチュウ兵衛に叱られうずくまった。

 

 

 

 

 

 

総弩「お前・・・・名前は?」

 

 

 

ひかり「え?はっはい!私は雁淵ひかりです。所属名は第502統合戦闘航空団ブレイブウィッチーズでえっとオラーシャのペテルブルグの基地に配属しているウィッチです」

 

 

 

 

総弩「ペテルブルグっていうと俺の世界ではロシアか・・・・」

 

 

 

ひかり「へ?ろしあ?」

 

 

 

ひかりは総弩の言葉に聞き慣れない単語にキョトンとした。

 

 

 

総弩「雁淵つったなお前どーやってこの世界に来たか覚えてるか?」

 

 

ひかり「へ?」

 

 

ひかりは思い返した、あのとき超大型ネウロイを倒すため管野とニパと一緒に超大型ネウロイの方まで向ったそれに立ちふさがる小型と中型ネウロイがひかり達を襲いかかる。だがひかり達の道を作るため小型ネウロイと中型ネウロイを撃ち落としていくラル、クルピンスキー、ロスマン、サーシャ、定子。ジョゼ、そしてたどり着いた超大型ネウロイの上先端、ひかりは固有魔法の接触魔眼でネウロイに触れ、ネウロイの心蔵であるコアを見つけ、ひかりとニパでコアのある部分を削り、コアが出た瞬間、管野の固有魔法、圧縮式超硬度防御魔方陣でコアを打ち破った。

 

 

結果、超大型ネウロイが消滅し小型、中型ネウロイが消滅した。

 

 

 

ひかり達は任務を終え基地に帰ろうとしたその瞬間、

 

 

 

突然、上空から巨大な穴が出現し、ひかり、管野、ニパはその穴に吸い込まれそうになり、手を繋ぎ必死で耐えたが限界に入り、手が離れ、その穴の中へ吸い込まれていった。そしてひかりがたどり着いて出会ったのが、一人の男と喋るネズミだったということだ。

 

 

 

ひかり「ということがありました」

 

 

 

総弩「その穴は・・・・次元ホールって奴だな」

 

 

 

ひかり「じげんほーる?」

 

 

 

ひかりは総弩の聞いたことのない言葉にキョトンとした、。

 

 

総弩「今、ありとあらゆる世界で次元ホールが多数出現してその世界の住人が次元ホールに吸い込まれ行方不明者が相次ぐ続出しているらしいんだ」

 

 

 

ひかり「えっじゃあ管野さんもニパさんも私みたいにこの世界に来てるんですか?」

 

 

 

総弩「なにもこの世界とは限らない、どこか別の世界に着いて路頭に迷っているかかもな・・・・」

 

 

 

ひかり「そんな・・・・」

 

 

総弩の説明を聞いて思わずガックリと膝を落とした。

 

 

 

ひかり「私・・・・管野さんやニパさん・・・・502のみんなに会えないんでしょうか?」

 

 

 

 

ひかりは涙を流し、この先について悲しみだした。

 

 

 

総弩「安心しろ。もしかしたらDWDが二人を保護しているかもしれないからな」

 

 

 

ひかり「でぃーだぶるでぃー?」

 

 

 

総弩「DWD通称、ディファレント ワールド ディフェンスありとあらゆる異世界を防衛、管理、調査を行う異世界防衛組織、異世界からやって来た部外者、或いは元の異世界から飛び出した漂流者の保護などを行う。お前の言うそいつらもDWDに保護されているかもしれない」

 

 

 

ひかり「それって本当なんですか!!」

 

 

 

総弩「確証はあるとは限らないが、まあ漂流者は保護されているっていうことがあるからな」

 

 

 

ひかりは胸を撫でおらしてホッとひと安心した。

 

 

 

総弩「それで雁淵これからどうすんだ?」

 

 

 

ひかり「え・・・・えーっと・・・・」

 

 

 

総弩はひかりを見て思った。外に出せばスカートも履かずに出歩けば外人、得に男性はエロい目で見られるし、それに機関銃や足についている奴をそのままにすればアメリカの銃規制でアウトになるかもしれない。肝心のひかりはキョトンとし、総弩は深く考えて思い付いたことは・・・・

 

 

 

総弩「雁淵、もし悩んでるなら俺の仕事を手伝うってことをするか?」

 

 

 

ひかり「へ?手伝い?」

 

 

 

総弩「ああ、今俺はある物を探すためこの世界に来ているんだ」

 

 

 

ひかり「あるもの?」

 

 

総弩「口で言うより実物を見せたほうが早いな」

 

 

 

総弩はベッドの上にあるバッグを取り出し、それを開けて、ひかりに見せた。

 

 

 

ジャラジャラ

 

 

ひかり「うわあ!なんですかこれ」

 

 

ひかりに見せたのはウルトラマン、仮面ライダー、ガンダム、スーパー戦隊、スペクトルマン、リュウケンドー等々

 

 

 

総弩「これはヒーロー、いわば英雄の力を宿すスピリットフィギュアというものでなこれと同じような奴がありとあらゆる異世界に散らばったらしい・・・・俺の目的はそのフィギュアを集めることだ」

 

 

ひかり「へえーそうなんですね」

 

 

 

ひかりはフォーゼとウィザードのフィギュアを眺めながら感心した。

 

 

 

 

総弩「ということでお前は明日から俺と一緒にフィギュア集めの手伝いをするぞ、わかったな」

 

 

チュウ兵衛「足ひっぱんじゃねーぞ」

 

 

 

ひかり「はい!わかりました」

 

 

 

明日から出掛けるときは雁淵の服装をなんとかしなきゃな・・・・

 

 

 

 

ひかり「そういえば勇光さん・・・・私たちがいる世界ってどういう所なんですか?それにニホンとかろしあって」

 

 

 

 

総弩「ここはお前の言う扶桑とかオラーシャとかこの世界と俺の世界はそんな風な名前で呼ばず、日本とかロシアと呼ばれているんだ。そして俺達が今いる世界は歌姫と呼ばれる戦士達が活躍する世界」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「シンフォギアの世界だ」

 

 

to be continued

 




次回予告



ひかり「あれは・・・・」




総弩「あれはノイズ・・・・お前達が戦ってるネウロイと同じ存在だ」



ひかり「ネウロイと同じ」





そして現れるプリキュア帝国、ネメシス、メモリーそしてブルームとイーグレットがシンフォギアの世界を壊そうと企む。




ネメシス「無駄だ!プリキュアの強さは神の強さ・・・・貴様らシンフォギアじゃ勝てない・・・・」




響「そんなのわからないよ!!」



翼「私達は最後まで戦い抜くだけだ!」






そして



ネメシス「どういう偶然か赤の勇者の反応が近い」





響「え!あれって勇光君!」






総弩「おもしれえもんみせてやるよ」



そして総弩はスピリットフィギュアとは違うある力を持っているそれは




≪悟空・ルフィ クロスオーバー!!≫



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2話 プリキュア帝国 襲来

ひかり「あれ・・・・ここはどこだろう?」

 

 

 

ひかりがいるのは木も草もない殺風景の場所だった。

 

 

 

ひかり「勇光さん!チュウ兵衛さん!どこにいるんですか!?」

 

 

 

その時、

 

 

 

ドオオオオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

ひかり「きゃあああああ!!」

 

 

 

突然、爆発が起こりひかりは思わずしゃがみこんでしまった。

 

 

 

ひかり「何!もしかしてネウロイ!」

 

今の爆音はひかりの世界に存在する敵ネウロイと思ったが

 

 

ブオオオオオオン!!

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

 

ライダー『うわあああああああああああ!!!』

 

 

 

その時、仮面ライダー1号からビルドまでのライダーが現れ、そして今度はレッドバロン マッハバロンが現れた。

 

 

 

そして今度は三体の赤い恐竜に乗ったキョウリュウレッド、アバレッド、ティラノレンジャーが現れた。

 

 

 

今度は巨大な車が何台も現れ、上空から巨大な機械の龍、そして動物、彼らは何かと戦っていることがわかった。

 

 

 

 

 

そして今度は人型の巨大なロボット、ガンダムが現れた。

 

 

 

 

ガンダム達はビームライフルを持って彼らと同じように何かと戦った。

 

 

 

ひかり「何?一体何が起こってるの?」

 

 

ひかりは彼らが何かと戦っているのか全くわからなかった。

 

 

 

 

その時、ウルトラマン達、巨大ヒーローが現れ、メタルヒーロー達は多種多様なヒーロー達を率いれ、何かと戦っていた。

 

 

 

だがその時、

 

 

 

バキッ!ボグッ!

 

 

 

仮面ライダー『うわあああああああああああ!!!』

 

 

 

バシュンッ! ビシュンッ!

 

 

 

ガンダム『ぎゃああああああああああ!!!』

 

ボガンッ! ドガッ!

 

ウルトラマン『アアアアアアアアアア!!?』

 

 

 

ボガアアアアアアアーーーーン!!

 

 

 

ティラノザウルス「グワアアアアアア!!」

 

 

爆竜ティラノ「ギシャアアアア!!」

 

 

カブティラ「ゴガアアアアアア!!」

 

 

 

三体のティラノザウルスは巨大な光線に飲み込まれて消滅した。

 

 

 

 

 

ビシュンッ!

 

 

バシュンッ!

 

 

 

ドシュッ!

 

 

 

そしてその何かは巨大な竜と車はその攻撃によって破壊されていった。

 

 

 

そしてこれまで出てきたヒーロー達はその何かの手によって全員虫の息になった。

 

 

 

 

 

ひかり「あれは・・・・」

 

 

 

 

ひかりがヒーロー達の屍の上に立っているのは少女達であった。ひかりと同いどしぐらいの少女達が多数存在し、そこにリーダーと思わせる黒い少女はひかりを指差した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラック「次は・・・・おまえだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「おい!雁淵起きろ!朝だぞ!」

 

 

 

ひかり「はっ!」

 

 

突然、真上に総弩が現れてすこし赤らめるひかり、

 

 

 

総弩「何やってんだ?雁淵」

 

 

 

ひかり「もー!突然目の前に現れたからビックリしたんですよ!」

 

 

 

総弩「あ?ああ悪い悪い・・・・あと先に朝飯は食ったからな」

 

 

 

ひかり「えーー!?なんでその時起こしてくれなかったんですか?」

 

 

 

チュウ兵衛「何いってんだ!バカ野郎、この部屋にいるのは俺と心太郎だけなんだぞ!仮にお前がその格好で食堂に来たらパニック起こされて警官どもが来る始末だ」

 

 

 

ひかり「えーー私の格好ってそんなに駄目なんですか?」

 

 

 

「「駄目だ!!」」

 

 

一人と一匹に一喝されてひかりは悄気込む。

 

 

 

総弩「まあそう悄気込むな。先ずはお前の服装をなんとかしなきゃな」

 

 

 

 

ひかり「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話を変えてここはお台場のライヴ会場、今日ここで風鳴翼 マリア カデンツヴァナイヴの夏の特別ライヴコンサートが開く予定だ。

 

 

それを観るため観客動員数が100万人を越え、当然そこには立花響、小日向未来 雪音クリス 月読調 暁切歌が翼とマリアのライヴを観るためここに来ている。

 

 

 

響「翼さんのライヴが待ち遠しくて夜眠れなかったよ!未来!」

 

 

未来「もう響ったら朝起きた時は疲れて爆睡してたのに」

 

 

 

クリス「いっそのことほっといていきゃ良かったぜ!」

 

 

 

響「もう!クリスちゃんひどーーい!」

 

 

響はふてくされて頬を膨らました。

 

 

 

切歌「もうすぐマリアが現れるデス!調も楽しみデスね!」

 

 

 

調「うん!切ちゃん」

 

 

観客席で興奮する響達は翼とマリアの登場を待ちきれないらしい。

 

 

 

その頃控え室で待機している今回の主役 翼とマリアは・・・・

 

 

 

 

 

マリア「いよいよね翼・・・・」

 

 

 

翼「ああ、立花達も待っているからな。例えノイズがいつ現れるかわからないこの状況、不安なる人々を私達の歌で安らぎを与える。私達はそれに答えるべきだ」

 

 

 

マリア「ふふ、そうね」

 

 

 

翼「緒川さん、ライヴが始まるまであとどのくらいですか?」

 

 

 

マネージャーの緒川慎次は腕時計を見て時間をチェックした。

 

 

 

緒川「はい、後もう7分です。翼さん、マリアさん」

 

 

 

翼「そうですか!」

 

 

 

マリア「それじゃあそろそろ行くわよ 翼」

 

 

翼「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ータスクフォース本部ー

 

 

 

 

タスクフォース本部では藤尭、友里、弦十郎、エルフナインはノイズがいつ出るか警戒を怠らないよう響達がいるライヴ会場、他の周りを監視している。

 

 

 

藤尭「はあ、一日中椅子の上で待機なんて退屈だなあ」

 

 

 

藤尭は溜息をはきながら嘆いた。

 

 

弦十郎「馬鹿野郎!市民の安全を守るため、

 

 

いつノイズが現れるかわからないこの状況で俺達が翼達を見守らなきゃいけないってことをわかれ!!」

 

 

 

藤尭「す すいません!」

 

 

 

弦十郎に一喝されて藤尭はあわててモニターを見る。

 

 

 

 

友里「あらあら、」

 

 

 

エルフナイン「藤尭さん、大丈夫ですか?」

 

 

 

藤尭「大丈夫じゃねーよ・・・・こんな暑い日に一日中椅子の上に座り込むと帰って訛りそうだよ」

 

 

藤尭はもう顔をデスクにへばりついてしまいエルフナインも友里も苦笑いした。

 

 

 

 

弦十郎「まったく藤尭・・・・」

 

 

 

 

 

ビィーー!ビィーーー! ビィーーー! ビィーーー!

 

 

 

藤尭「え!!」

 

 

 

友里「これは!?」

 

 

 

 

 

突然の警報に藤尭は真剣な表情になり、エルフナインも友里も真剣の表情になりモニター画面を移した。

 

 

 

弦十郎「噂をすればか!響君達に報告を・・・・」

 

 

 

エルフナイン「待ってください!」

 

 

 

弦十郎「どうした?エルフナイン君」

 

 

 

エルフナインの突然の言動に弦十郎は止めた。

 

 

 

エルフナイン「この反応・・・・ノイズとは違う・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーライヴ会場観客席ー

 

 

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・

 

 

 

 

響「あれ?」

 

 

 

切歌「なんか雲行きが怪しくなったデスね」

 

 

未来「なんか怖い・・・・」

 

 

今まで青空だった空が雲行きが怪しくなって黒の雲に覆われてしまった。

 

 

その時、

 

 

 

 

バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!

 

 

 

ドゴォォォォォォーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

「「「「「デキーーーーーーターーー!!!」」」」」

 

 

 

未来「え!あれは・・・・」

 

 

 

クリス「あん時の奴か・・・・」

 

 

 

響「しかも5体!?」

 

 

 

そしてさっきの雷の衝撃で控え室から出てきた翼とマリアが現れ響達と合流した。

 

 

 

 

翼「みんな!怪我はないか!」

 

響「翼さん!」

 

 

切歌「マリア!」

 

 

 

マリア「翼!あれが」

 

 

 

翼「ああ、勇光心太郎を狙おうとした怪物だ!」

 

 

クリス「しかも5体かよ」

 

 

調「来る!」

 

 

 

 

「「「「「デキーーーーーーターーー!!!」」」」」

 

 

 

響「Balwisyall Nescell Gungnir tron~♪」

 

 

翼「lmyuteus amenohabakiri tron~♪」

 

 

クリス「killiter lchaival tron~♪」

 

 

マリア「Seilien coffln airget-lamh tron~♪」

 

 

調「various shul shagana tron~♪」

 

 

切歌「zeios igalima raizen tron~♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時間を巻き戻して総弩達はひかりの服を買うためデパートの服屋で夏衣装の服を買いに来た。

 

今ひかりは試着室で着替え終わりカーテンを開いた。

 

 

 

女性店員「まあ、お客様とてもお似合いですよ」

 

 

ひかり「え///そうですか?」

 

 

 

総弩「いいんじゃないか 雁淵、この夏に白のワンピースそして黒のチョッキはよく似合う」

 

 

 

ひかり「勇光さん///」

 

 

 

はじめて制服以外の服を着たひかりはすこし緊張ぎみだったが。総弩に誉められたことでひかりはとても嬉しかった。

 

 

 

 

女性店員「ありがとうございました♪」

 

 

 

 

 

会計を終えて総弩達は外で一休みすることにした。

 

 

 

総弩「ほらよ」

 

 

ひかり「あ ありがとうございます!」

 

 

総弩はデパートで買ったホットドッグをひかりにあげ、ホットドッグをもらったひかりは嬉しそうに頬張った。

 

 

 

ひかり「それにしても私のいた世界とこの世界とはお金の値段が違うんですね・・・・」

 

 

 

総弩「そうだな、この世界と俺のいた世界、そして雁淵の世界じゃ物価指数が違うからな・・・・」

 

 

 

ひかり「へ?ぶっかしすう?」

 

 

総弩「お前のいた1940年代当時と現代日本つまり俺の世界では完全に物価が異なっているからな。加えて貨幣単位も異なっているため、雁淵からすると現代日本の商品は何格はとんでもなく高額なものに見えるんだ。」

 

 

 

ひかり「へえ そうなんですね」

 

 

 

こいつ本当にわかってんのか?

 

 

 

総弩「まあ雁淵の世界でネウロイをすべて倒せば俺の世界のような価格になるっていうことだ」

 

 

 

ひかり「あー!なるほど」

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

ひかりはホットドッグを平らげて、ドリンクを飲み干し、総弩はこの世界にあるはずのフィギュアが近くにあることがわかっていてもどこにあるのかわからない!昨日とは違う別の場所に行こうと考えた時

 

 

 

チュウ兵衛「おい、あそこ雲行きが怪しくねえか?」

 

 

 

総弩「何?」

 

 

ひかり「え?」

 

 

総弩は雲行きが怪しい方角を見るとこんな晴れ間にあんな黒い雲に覆い尽くすなんてどうみてもおかしい

 

 

 

 

ドォォォォーーーーーーーーン!!

 

 

 

「「「!?」」」

 

 

 

その方角に突然爆発が起こった。

 

 

 

総弩「どうやら行くしかないようだな・・・・雁淵行くぞ!」

 

 

 

ひかり「え?行くってどうやってですか?」

 

 

 

総弩「こうするんだよ!」

 

 

 

総弩はジャケットの裏ポケットから小さなカプセルを取り出し、それを地面に投げた。

 

 

 

ドーーーーーーーン!

 

 

 

 

ひかり「え?え?えええええーーーー!!」

 

 

 

カプセルの中から出てきたのは総弩のバイクで名前はトルネードである。

 

 

 

 

総弩「雁淵!行くぞ!乗れ」

 

 

 

雁淵「は・・・はい!」

 

 

 

ブオオオオオオォォォォォーーーーーーーン!!!

 

 

ひかりは総弩から受け取ったヘルメットを被り、総弩の後ろに乗り、総弩はトルネードのハンドルを握りしめ、雲行きが怪しいところまで一直線に走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響「うおおおおりゃあああああああ!!」

 

 

ドォォォォーーーーーーーーン!!

 

 

デキータA「デキーター!!」

 

 

響のシンフォギア ガングニールの拳がデキータAに炸裂した。

 

 

 

翼「はああああああああああ!!!」

 

 

ザシュッ!!

 

 

デキータB「デキーターー!!」

 

 

 

翼のシンフォギア 天羽々斬の必殺技の蒼ノ一閃がデキータBを一刀両断した。

 

 

 

 

クリス「オラオラオラオラ!!!」

 

 

ババババババババババババババババババババッ!!!

 

 

 

クリスのシンフォギア、イチイバルの銃の嵐がデキータCを撃ちまくり、

 

 

 

 

マリア「はあっ!」

 

 

ザシュッ!!

 

 

 

切歌「おりゃああ!!」

 

 

調「はああああっ!!」

 

 

 

バシュッ!

 

 

ズシャアアッ!

 

 

 

デキータD・E「「デキータ!!」」

 

 

マリアのシンフォギアアガートラーム、切歌のイガリマ、調のシュルシャガナの斬激が2体のデキータを切り裂いた。

 

 

 

 

 

そして5体のデキータはシンフォギアによって倒された。

 

 

 

 

響「やったあー!!」

 

 

 

切歌「やりましたデス!」

 

 

調「うん!」

 

 

 

クリス「たくってめーらは・・・・」

 

 

 

 

5体のデキータを倒して嬉しがる響、切歌、調、だが、マリアと翼は5体のデキータに妙な違和感を感じた。

 

 

 

 

 

マリア「ねえ、翼今のって・・・・」

 

 

 

翼「ああ・・・・」

 

 

 

奴等はシンフォギアの彼女達に簡単に倒されたのだ。本当だったら二つの力を身に付けることでよりいっそう強くなる・・・・だが・・・・

 

 

 

 

翼「先程の奴等はまるっきり手応えがない・・・・むしろ・・・・」

 

 

翼が言おうとしたその時、

 

 

 

ガシッ

 

 

翼「なっ!?」

 

 

 

ガシッ

 

 

マリア「え?」

 

 

 

メモリー「プリキュア・・・・ジェネラルメモリーローブ!」

 

 

 

翼「うわあああああああ!?」

 

 

マリア「きゃああああああああ!?」

 

 

 

 

響「翼さん!?」

 

 

「「マリア!?」」

 

 

 

突然!ジェネラルプリキュアの一人、キュアメモリーが背後から現れ、翼とマリアの頭を掴み上げ、相手の記憶のデータを記憶する技を発動した。

 

 

 

メモリー「記憶データ完了」

 

 

 

 

 

翼「くっ」

 

 

 

マリア「ううっ」

 

 

 

 

響「翼さん!」

 

 

 

切歌、調「「マリア!」」

 

 

 

 

メモリーによって記憶をコピーした翼達は解放されたが、足が自由に立てられない状態であった。

 

 

 

クリス「おい!お前ら大丈夫か!?」

 

 

 

翼「いや・・・・大丈夫だ・・・・たが・・・・」

 

 

マリア「頭が混乱して・・・・立てない」

 

 

 

 

 

ネメシス「さすがだなメモリー・・・・ダミーデキータを5体投入して奴等の戦闘スタイルを高見で見物して正解だったな」

 

 

 

「「「「「「!!?」」」」」」

 

 

 

突然、空間から黒い穴が出現し現れたのはジェネラルプリキュアの一人キュアネメシスだった。

 

 

 

 

 

 

クリス「てめーら何もんだ?」

 

 

 

 

メモリー「全ての記憶は私の一部・・・・キュアメモリー」

 

 

ネメシス「楯突くものには因果応報を・・・・キュアネメシス」

 

 

 

 

「「我々はジェネラルプリキュア・・・・プリキュウス様の命により・・・・この世界をプリキュアの支配下に置く」」

 

 

 

 

 

響「え?」

 

 

 

 

 

 

最強のプリキュア、ジェネラルプリキュアが現れる。そして勇光は・・・・まて次回!

 

 

 

 

 

 




とある所で



切嶋「おい!総弩がこの世界にいるって本当なのか?」


ジンベエ「間違いない!早いとこ面倒なことに巻き込まんよう迎えに行くんじゃ!」



リー「それじゃあ!僕と切嶋君で迎えに行ってきます!」


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3話 戦士の力 お借りします!

さくらももこさん・・・・享年53歳の若さで死去



永沢と野口さんお気にいりでしたね。


5体のデキータ達がシンフォギアを纏った響達と相対し結果響達の勝利に終わった。

 

 

勝利を喜ぶ響達だったが、あっけなく倒されたことに疑問を抱く翼とマリア・・・・その時、プリキュア帝国の幹部ジェネラルプリキュア、メモリー、ネメシスが立ちふさがる。

 

 

 

 

響「この世界を支配・・・・?」

 

 

クリス「おい!それはどういうことだ!」

 

 

クリスは激昂してメモリーとネメシスに質問した。

 

 

 

ネメシス「お前達は知らないだろうが今、ありとあらゆる世界は全てプリキュウス様の支配下に置かれている・・・・だからお前達の世界も」

 

 

 

メモリー「私達プリキュア帝国の支配下に置くのよ」

 

 

 

 

クリス「ふざけんなああああああ!!!」

 

 

響「クリスちゃん!」

 

 

翼「雪音!?」

 

 

 

ババババババババババババババババッ!!!

 

 

 

クリスのイチイバルの弾丸がネメシスとメモリーに襲いかかるがそこにネメシスが前に立ち。

 

 

 

 

ネメシス「ふっ!」

 

 

 

パシッ!!

 

 

 

イチイバルの放った弾丸を片手一振りで受け止めた。

 

 

 

ネメシス「この程度か・・・・」パラパラパラパラ

 

 

 

切歌「クリス先輩の弾が・・・・」

 

 

 

調「あんなに・・・・」

 

 

 

切歌と調はネメシスの恐ろしさに呆気になった。

 

 

 

 

メモリー「では今度は・・・・あなた達が戦った彼女達と戦わせてあげるわ」

 

 

 

 

翼「彼女達?」

 

 

 

 

メモリー「プリキュア!ジェネラルメモリーマテリアライズ!」

 

 

 

 

メモリーの両目が光りそこに現れたのは、

 

 

 

響「え?あれって・・・・」

 

 

 

クリス「嘘だろ?・・・・」

 

 

 

翼「あれは・・・・」

 

 

 

ータスクフォース本部ー

 

 

 

 

 

 

弦十郎「エルフナインくん」

 

 

 

 

エルフナイン「あれは・・・・」

 

 

 

メモリーが実体化された者はエルフナインがよく知りかつてシンフォギアと戦い倒された。魔法少女事変(アルケミックカルト)の自動人形(オーストコアラー)達であった。

 

 

 

 

 

マリア「そんな・・・・ことって」

 

 

かつて彼女達と苦戦した思いがよぎってきてしまい困惑してしまうマリア

 

 

 

メモリー「私の能力は相手の頭を触れることでその記憶をコピーし、それを実体化することが出来る・・・・どっかの巨獣ハンターと違って私が元祖って感じよ」

 

 

ネメシス「そして私達がこの世界に来たのは支配だけじゃない・・・・奴もこの世界にいることがわかった」

 

 

 

 

響「奴?」

 

 

 

 

ネメシス「かつてプリキュウス様を追い詰めた一人・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネメシス「赤の勇者・・・・イサミツがこの世界に近くに来ているのだ」

 

 

 

 

 

「「「え!?」」」

 

 

 

ネメシスの発した言葉からイサミツという言葉に響、翼、クリスは動揺した。

 

 

 

 

響「イサミツ・・・・って勇光心太郎君?」

 

 

 

クリス「あいつがここにいるっていうのかよ?」

 

 

 

マリア「勇光って・・・・確か昆虫の戦士や赤色の戦士に変身したっていう・・・・」

 

 

 

ブオオオォォォォォォォォォォォーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

響「この音って・・・・」

 

 

 

翼「バイクの音・・・・・・・・まさかっ!」

 

 

 

翼は後ろからくることを察知し、振り向くと・・・・

 

 

 

 

ブオオオォォォォォォォォォォォーーーーーン!!!

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

 

ネメシス「来たか・・・・・・・・」

 

 

 

メモリー「やれ!」

 

 

 

自動人形達は自分達の個性の攻撃で勇光の乗るトルネードに攻撃した。

 

 

 

 

響「危ない!」

 

 

 

響は声を上げるが総弩は聞く耳持たず、一直線に突進する。

 

 

 

 

総弩「ふっ!」ギュッ!

 

 

 

総弩はハンドルを握りしめ、自動人形達の攻撃を素早く交わしていく。

 

 

 

クリス「マジかよ・・・・」

 

 

調「あの強力な攻撃を素早く交わしていってる」

 

 

切歌「すごいデス!」

 

 

 

マリア「翼とは大違いだわ・・・・」

 

 

 

翼「なっ!マリアそれはどういうことだ!?」

 

 

 

翼がマリアに突っ込んでいるところにネメシスとメモリーが立ちふさがった。

 

 

 

 

ネメシス「ふんっ!」

 

 

メモリー「はっ!」

 

 

 

ネメシスとメモリーの光弾を放ち、光弾は総弩の方に直撃した。

 

 

 

 

響「あっ!」

 

 

と思ったが

 

 

 

総弩「とおおおおお!!」

 

 

ブオオオォォォォォォォォォォォーーーーーン!!!

 

 

 

総弩はトルネードをジャンプして乗り越えた。

 

 

 

 

メモリー「何!」

 

 

 

ネメシス「そんな!」

 

 

 

 

ネメシスとメモリーは唖然としジャンプしたトルネードは着地し総弩はヘルメットを取り外した。

 

 

 

 

総弩「やれやれ・・・・ずいぶんと大層な花火だったな・・・・」

 

 

 

 

ネメシス「貴様・・・・」

 

 

 

 

響「え?あれ?」

 

 

響はヘルメットを取り外した総弩を見て、疑問を感じた。響だけじゃない最初に出会った翼とクリスも総弩の顔を見て唖然とした。

 

 

 

翼「あれが勇光 心太郎なのか?」

 

 

 

クリス「どー見てもキャラ違うだろ?」

 

 

響「最初に出会った頃は・・・・ちょっと気弱な子だったのに・・・・」

 

 

 

 

総弩「おい!聞こえてるぞ!」

 

 

響「あっ!ごめん」

 

 

 

総弩は地獄耳で100m付近のコインが落ちた音も聞こえるので、響の声は総弩に丸聞こえであるのだ。

 

 

 

 

 

 

メモリー「勇光・・・・禁断の大地の時はお世話になったね。お陰で私らはクリスタルの破片を探す仕事が増えたよ・・・・」

 

 

 

クリスタルというのは禁断の大地封印された虹色の宝石プリズムクリスタル・・・・かつてオーバーブラストドラゴンとなり、クリスタルはありとあらゆる世界に散り散りになり、プリキュア帝国は破片を探すと言う面倒な仕事を押し付けられ、世界を我が物にする理由はクリスタルの破片を探すための領地を築いているのだ。

 

 

 

総弩「へえーじゃあお前らはクリスタルの一つ位手に入れたのかよ」

 

 

 

 

ネメシス「・・・・・・・・」

 

 

 

メモリー「・・・・・・・・」

 

 

 

クリスタルを探すことはとても難しく地中、水中などを探したがどこにもないのだ・・・・

 

 

 

 

総弩「だははははははははは!!おいおい!マジかよ!プリキュアの中で偉いくせにお宝探しは無知なんだな!!だははははははははは!!」

 

 

 

ネメシス「・・・・」ブチッ!

 

 

 

メモリー「・・・・・・・・」ブチッ!

 

 

 

 

総弩がバカ笑いし、それを聞いたネメシス、メモリーは奴に殺意を秘めてしまった。

 

 

 

チュウ兵衛「おい!心臓!あまりそいつらに刺激を与えるな!来るぞ!」

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

ネメシス「やれ!」

 

 

 

 

ネメシスの指示で自動人形のレイア、ファラ、ガリィ、ミカが総弩を十字に囲まれた。

 

 

 

総弩「・・・・」カチッ!

 

 

 

ファラ「・・・・」ダッ!

 

 

ミカ「・・・・」ダッ!

 

 

 

最初に接近したのは剣を使い手ファラ、そして両手の鋭い爪を持つミカ、響達は急いで助けようとしたが、総弩は素早くあるフィギュアを取り出した。

 

 

 

 

≪トランスチェンジ!仮面ライダーカブト!≫

 

 

 

総弩「クロックアップ!」

 

 

〔クロックアップ!〕

 

 

 

 

ファラ「!?」

 

 

 

ミカ「!?」

 

 

 

ブシャッ!

 

 

 

ザシュッ!

 

 

 

ドォォーーン!!

 

 

 

ドォォーーン!!

 

 

 

 

響「え?」

 

 

切歌「ひとりでに爆発したデス!」

 

 

クリス「どうなってんだよ?」

 

 

カブトの特殊能力であるクロックアップは響達な目では追い付けない速さで、ファラとミカをカブトクナイガン、クナイモードで一瞬で切りつけたのであった。

 

 

 

 

レイア「!!」

 

 

ガリィ「!!」

 

 

 

レイアとガリィも総弩に攻撃しようとするが・・・・

 

 

 

総弩「言っとくが・・・・お前達はもうゲームオーバーだ・・・・」

 

 

 

 

ドンッ!

 

 

 

ドンッ!

 

 

レイア「!?」

 

 

 

ガリィ「?」

 

 

 

レイアとガリィは何か得体のしれない何かにぶつかったかのように吹っ飛んだ。

 

 

 

翼「な・・・・なんだ!」

 

 

翼も唖然となり、今度は何本もの赤い円錐形がレイアとガリィに突きだし、それが二人に突き刺さって行く。

 

 

 

 

レイア「!!?」

 

 

 

ガリィ「!!?」

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

〔3・2・1・・・・タイムアップ!〕

 

 

 

ドォォーーーーーーン!!!

 

 

 

ひかり「爆発した!でもどうして・・・・」

 

 

 

ファイズアクセル「・・・・・・・・」

 

 

現れたのはカブトと同じ速さで戦えるが10秒間しか戦えないが攻撃力は10倍の威力を誇る仮面ライダー、仮面ライダーファイズ アクセルフォーム

 

 

〔タイムアップ〕

 

 

10切れてしまいアクセルフォームは元のファイズは姿に戻った

 

 

 

チュウ兵衛「おいおいひかり、お前忘れてねーか?心臓がホテルに出た時、何をしていたのか」

 

 

 

ひかり「何をしていた?・・・・・・あ!・・もしかして!」

 

 

 

ひかりは総弩が戦う前に何をしていたのかを思いだし、ファイズはカブトと出逢い・・・・変身を解除した。

 

 

 

 

 

総弩「ご苦労だったな・・・・俺」

 

 

 

総弩2「案外 緊張ぎみだったよ・・・・俺」

 

 

 

 

「「「「「「えええええーーー!!!」」」」」」

 

 

 

シンフォギア達は総弩ともう一人総弩がいることに驚いた。

 

 

 

響「え?これってどういうこと?」

 

 

調「もしかして・・・・」

 

 

切歌「ドッペルゲンガーって奴ですか?」

 

 

 

クリス「んな訳ねえだろ!バカ!」

 

 

 

 

 

ネメシス「貴様!どうやって奴等を・・・・」

 

 

 

 

総弩「お前らがここでシンフォギアと戦う前に・・・・俺はNARUTOの世界で手に入れた。影分身の術のカードで一人だけもう一人の俺を呼び寄せた。」

 

 

 

総弩2「そしてもう一人の俺は別行動で待機し本物の俺が自動人形の二体をカブトで一瞬で倒し、残りの奴は俺が仮面ライダーファイズとして奴等をぶっ飛ばしてやったってことだよ」

 

 

 

メモリー「ちっ浅はかな真似を」

 

 

 

メモリーは悔しさで舌打ちをした。

 

 

 

 

 

ひかり「でも、勇光さん!分身の術が使えるんですね」

 

 

 

チュウ兵衛「あれは借り物だ」

 

 

ひかり「へ?借り物?」

 

 

チュウ兵衛「あれは心臓が、これまで出会った戦士たちと戦って手に入れた力だ。ある条件さえ達成できたら手に入れるっていう奴でな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブレイン『ネメシス・・・・』

 

 

 

 

 

ネメシス「ブレイン!!」

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

ブレイン『あなたは赤の勇者にあんな玩具で勝てると思っていたのですか?』

 

 

 

ネメシス「いや・・・・それは・・・・」

 

 

 

 

ブレイン『・・・・・・・・ではあれを出しましょう』

 

 

 

ネメシス「あれ・・・・・・・・まさか!」

 

 

ネメシスは何かを察知し、ネメシスはブレインに質問した。

 

 

 

ネメシス「本当にいいんだな。あいつらを・・・・」

 

 

 

 

ブレイン『ええ、大丈夫です』

 

 

 

 

 

 

ネメシス「そうか・・・・来い!」

 

 

 

ネメシスは右腕を上空に上げ、空間から巨大な穴が出現し、現れたのは・・・・

 

 

 

ドォォーーン!!

 

 

ドォォーーン!!

 

 

 

 

ブルーム「・・・・・・・・」

 

 

イーグレット「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩「出やがったか・・・・」

 

 

 

ふたりはプリキュアスプラッシュスターのキュアブルームとキュアイーグレット、だが彼女たちの目から正気を感じない。

 

 

 

ひかり「あの人達は一体・・・・」

 

 

別の所で隠れているひかりとチュウ兵衛、チュウ兵衛は真剣な眼差しで答えた。

 

 

チュウ兵衛「あれはプリキュアだ」

 

 

ひかり「ぷりきゅあ?」

 

 

 

チュウ兵衛「かつては正義の味方として人間たちから尊敬の眼差しを受けたが今は全ての異世界を征服し悪事の限りを尽くす。見た目は人間の雌に見えるが中身は狂暴なモンスターだぜ」

 

 

ひかり「あの人達が・・・・」

 

 

 

チュウ兵衛「お前らが戦っているネウロイなんざあいつらからは雑魚当然だ」

 

 

 

 

 

 

ネメシス「やれ!」

 

 

 

イーグレット「・・・・」ビュッ!

 

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

 

パシッ!パシッ!パシッ!パシッ!パシッ!

 

 

 

総弩「野郎!合気道で俺を投げ飛ばす魂胆か!」

 

 

 

ブルーム「・・・・・・・・」ビュッ!

 

 

 

総弩「げっ!」

 

 

 

バキッ!!!

 

 

 

イーグレットの合気道の猛攻からブルームが上空に飛びあがり、総弩に向けて強力な拳を振り上げた。

 

 

 

 

ドォォーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

響「ええええ!!!?」

 

 

 

切歌「拳を地面に突いたらクレーターが出来たデス!」

 

 

 

響と切歌はブルームの強力なパワーを見て驚いた。だが総弩はそれを見ても平然としていた。

 

 

 

翼「あの男・・・・あんな強力な力を持った敵がいると言うのに平然としている・・・・」

 

 

 

マリア「まさか何か切り札があるのかしら・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ふう・・・・イーグレットの合気道の猛攻・・・・そしてブルームの強力なパンチの追い上げ・・・・」

 

 

 

 

メモリー「どうかしら?もしかして怖じ気づいた?」

 

 

 

メモリーはクスクスと笑いながら質問したが総弩は

 

 

 

 

総弩「いいや全然、むしろ欠伸が出そうだったよ」

 

 

 

メモリー「なんですって!」

 

 

 

総弩「そもそもこんなバカみてえな力をもったこいつらをこれ以上戦わせる訳にはいかねえ!」

 

 

 

 

総弩はジャケットの懐からウルトラマンオーブの変身アイテム、オーブリングに似たアイテムと2枚のカードを取り出した。

 

 

 

 

チュウ兵衛「お!あれは・・・・」

 

 

ひかり「どうしたんですか?チュウ兵衛さん」

 

 

 

チュウ兵衛「ひかり!どうやらおもしれえもんが見れるぞ!」

 

 

 

ひかり「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響「あれなに?クリスちゃん」

 

 

 

クリス「あたしが知るか!バカ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「お披露目だ!」

 

 

総弩は二枚のカードをリングの中にスキャンした。

 

 

 

 

 

〔悟空・ルフィ!クロスオーバー!〕

 

 

 

総弩「友情!努力!勝利の力!お借りします!」

 

 

 

〔クロスチェンジ!ジェットサイヤフォーム!〕

 

 

 

 

 

ドオォォォォォォォーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

ネメシス「くっ!」

 

 

 

メモリー「きゃあ!」

 

 

 

 

ブルーム「・・・・」

 

 

 

イーグレット「・・・・」

 

 

 

 

 

 

凄まじい衝撃波で砂埃が舞い、そこに立っていたのは

 

 

 

 

 

ひかり「あれ・・・・・・・・勇光さんですか?」

 

 

 

チュウ兵衛「ああ、あれが心臓の新たな力だ」

 

 

 

 

服はオレンジと赤で髪は長いボサボサ頭、首の紐に吊るされているのは麦わら帽子である。

 

 

 

 

総弩「今の俺は本気MAXだぜ!」

 

 

 

次回 反撃開始!

 

 






3話終了後



総弩「はあーーーーー」



響「あれ?勇光くんすごい溜め息だよ」



切歌「どうしたんですか?」



ひかり「ちびまる子ちゃんの作者さんがお亡くなりになったことでショックだったとか」



「「「「「えええええ!!?」」」」」


響、未来、切歌、調、翼は大きな声で驚いた。



マリア「翼?」


翼「いや///マリアなんでもない///」



チュウ兵衛「まあ作者=アニメの主人公、そりゃショックだわな・・・・」





さくらももこさん ご冥福をお祈りします。ちびまる子ちゃんは大好きです。


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4話 クロスチェンジ

暑さが過ぎて雨と台風の9月 北海道頑張れ!


赤の勇者、勇光総弩は本来、変身出来るのはスピリットフィギュアをトランスギア・ネオで変身して戦うのが彼の基本スタイルである。

 

 

 

だが総弩にはもうひとつのアイテムがある。この12年間の間に師匠の黒井星奈からある物をプレゼントしたのだった。

 

 

 

それは・・・・

 

 

総弩「おもしれえもん見してやるよ」

 

 

総弩は懐からオーブリングに似たアイテム、クロスリングと二枚のカード、クロスカードを取り出した。

 

 

 

響「あれ?何だろあれ」

 

 

 

調「大きいリング・・・・」

 

 

 

翼「あれで何を・・・・」

 

 

 

 

響達は総弩のやろうとしていることは理解できずにいた。だが総弩にとってこれは第2の変身であるのだった。

 

 

 

総弩「クロスチェンジ!」

 

 

 

〔悟空・ルフィ!クロスオーバー!〕

 

 

 

総弩「友情!努力!勝利の力!お借りします!」

 

 

〔クロスチェンジ!ジェットサイヤフォーム!〕

 

 

 

 

 

ネメシス「なんだと!」

 

 

 

響「なにあれ?」

 

 

 

 

総弩「ここからの俺は本気MAXだぜ!」

 

 

 

 

 

物陰に隠れているひかりは総弩がなぜあーなったのかよくわからなかった。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・服も髪も変わって一体どうしたんですか?」

 

 

 

ひかりの肩に乗っているチュウ兵衛はそれを自慢げに説明した。

 

 

 

チュウ兵衛「あれが心蔵の新たな力だ。あいつは基本スピリットフィギュアで変身するが、この12年間の修行の間にあるアイテムをもらったんだ。それはこれまで出会った異世界の奴等の力をカードに代えてそれをリングに入れりゃスピリットフィギュアの倍の力を引き出せんだ!」

 

 

 

ひかり「じゃあ今の勇光さんはその人達の力を使ってるんですか?」

 

 

 

チュウ兵衛「ああ、ここからはおもしれえぞ」

 

 

 

チュウ兵衛はニヤケて総弩の方を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネメシス「異世界の奴等の力を借りた姿だと・・・・」

 

 

 

メモリー「ふんったかが変わっただけで私達プリキュアが哇負けるはずないわ!行け!ブルーム!イーグレット!」

 

 

 

 

ブルームとイーグレットはメモリーの命令で総弩の顔面にダブルパンチを炸裂した。

 

 

 

バキッ!!

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

ひかりは総弩が自分の顔面を喰らって顔ごと吹っ飛ばされた。と思ったが・・・・

 

 

 

ビョーーーーーーーーーーーン

 

 

 

 

「「「「「「「ええええええええーー!!!!」」」」」」」

 

 

 

ひかりと響達は驚いた。二人のプリキュアのパンチで顔面をぶっ飛ばしたに見えたが、首ごと顔がゴムのように伸びたのだった。

 

 

 

 

 

切歌「なんでなのデスか?」

 

 

調「まるでゴムみたい・・・・」

 

 

 

 

総弩「ゴムみたいじゃない・・・・」

 

 

 

 

ビョーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

ブルーム「!?」

 

 

イーグレット「!?」

 

 

 

 

総弩「ふんっ!!」

 

 

 

ドゴォォーーーーン!!!

 

 

 

ブルーム「!っ」

 

 

 

イーグレット「っ!」

 

 

 

 

総弩「ゴムだからだ・・・・」

 

 

 

総弩のゴムによる反動でブルームとイーグレットに強力な頭突きを炸裂して二人は吹っ飛んだ。

 

 

 

ネメシス「なんだと!?」

 

 

 

メモリー「そんなことって・・・・」

 

 

 

 

総弩「ふんっ!」

 

 

 

総弩は悟空の力である体を浮かす舞空術を駆使してブルームとイーグレットの方に突進してきた。

 

 

 

 

総弩「ゴムゴムの舞空ガトリング!」

 

 

シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!

 

 

 

 

 

ブルーム「!」

 

 

イーグレット「!」

 

 

 

ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!

 

 

 

 

ドゴォォーーーーン!!!

 

 

空中で突進してからのゴムゴムのガトリングでブルームとイーグレットを吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネメシス「あのプリキュアを圧倒する能力、このままだと危ういな・・・・メモリー!」

 

 

 

 

メモリー「は・・・・はい」

 

 

 

ネメシス「あれをやるぞ!」

 

 

 

メモリー「あれって・・・・あっ」

 

 

 

ネメシスの言葉にメモリーは思いだし、そのまま、今でも倒れそうなブルームとイーグレットに近づいてきた。

 

 

 

 

ネメシス「力あるものよ・・・・今こそ真の実力を解放しろ!」

 

 

 

メモリー「そしてこの世界を支配しろ!!」

 

 

 

 

ネメシスとメモリーは右腕から黒いオーラを纏った手をブルームとイーグレットの方に近づいた。

 

 

 

 

「「今こそ覚醒せよ!プリキュア・ウェイク!!」」

 

 

 

ガキン!

 

 

ガキン!

 

 

 

 

ブルーム「!!」

 

 

イーグレット「!!」

 

 

その時、ブルームとイーグレットの体が少女とは程遠い体、いわば怪物そのものに成り変わっていく。

 

 

 

 

 

ひかり「あれって・・・・」

 

 

 

チュウ兵衛「プリキュアが怪物になりやがったか」

 

 

 

 

 

響「なにあれ・・・・」

 

 

 

ひかりやチュウ兵衛、それに響達装者たちもジェネラルプリキュアによって変えられたふたりのプリキュアのなれの果てを見て呆気にとらわれていた。

 

 

 

 

ブルームは大型の猪に似た生物と成り、牙は闘牛士のように鋭くなっている。

 

 

イーグレットはモチーフはしらさぎのはずなのに大昔に生存していた大型の鷲、アルゲンタヴィスに似た大型の怪鳥に変貌した。

 

 

 

 

ブルームボア「ブルルルルル!!」

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クアアアアア!!」

 

 

 

 

ひかり「女の子があんな怪物に・・・・」

 

 

チュウ兵衛「あれがあいつらのなれの果てさ、あいつらはこれまで悪の軍団と戦い壊滅させてきた・・・・が、それはあくまで本当の悪を復活させるためのごっこ遊びだったんだよ!!」

 

 

 

ひかり「え!」

 

 

チュウ兵衛「そしてあいつらは本当の悪が復活したため全ての異世界を自分達のものにしようと考える怪物になっちまったんだ・・・・お前らが戦っているネウロイなんざ只の雑魚だ!」

 

 

 

ひかり「それじゃあ勇光さんはあんな怪物に勝てるんですか?」

 

 

 

チュウ兵衛「わからねえ・・・・だが、あいつは12年間修行してきたから、あいつらと互角以上の力を持っている・・・・信じようぜ!心蔵を!」

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・」

 

 

 

何もできないひかりは2体の巨大な怪物と対峙する勇光を見て祈るしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

ブルームボア「ブルルルルル!!!」

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クアアアアア!!」

 

 

 

ブルームボアはパワータイプ・・・・猪に似た怪物で突進してきたらあの牙に突き刺されたら人溜まりもない。そしてイーグレットが変貌した、あの大型の鷲型の怪鳥、空中戦を得意として、足の爪は刃物ように鋭い掴んだら切り裂かれそうだ。

 

 

 

 

総弩「次はこれで行くか」

 

 

 

そして総弩はクロスリングともう二枚のカードを出しそれをリングにスキャンした。

 

 

 

〔コロッケ!・ロボまる!クロスオーバー!〕

 

 

 

総弩「熱き力と拳!お借りします!」

 

 

〔クロスチェンジ!ファイヤーバーグフォーム!〕

 

 

 

 

to be continued






次回 火の力と翼の力がブルームボアとアルゲンタイーグレットを圧倒する。



そして勇光総弩は新たなる戦いへと挑む!



「新たなる力」



ぶっちぎるぜ!!


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5話 新たなる戦い

覇王龍さんの覇龍哉が参戦します。ウルトラマンガイアとは違う世界のガイアも参戦します。


〔コロッケ!・ロボまる!クロスオーバー!〕

 

 

 

総弩「熱き力と拳!お借りします!」

 

 

 

〔クロスチェンジ!ファイヤーバーグフォーム!〕

 

 

 

 

ドオオオオオォォォォォーーーーン!!

 

 

 

総弩は別のカードに変えてフォームチェンジした瞬間、爆発した。

 

 

 

 

翼「今度はなんだ?」

 

 

調「あっ!見て」

 

 

 

 

煙から出現した総弩の姿は全身赤い鎧に包まれ、二本の角、背中には巨大なハンマー

 

 

 

ファイヤーバーグフォーム、ロボまるのガッツメタルの鎧を身に付け、そしてコロッケのパワーと武器のハンマーを強化されたガッツハンマー、そのハンマーはマンモス10頭分の重さを持つ。

 

 

 

 

響「赤い鎧の勇光くん?」

 

 

 

切歌「なんか格好いいデス!」

 

 

翼「全身に鎧を装着した姿!?」

 

 

 

 

 

ブルームボア「ブオオオオオオオ!!!」ダッ!

 

 

 

ブルームボアは総弩に突進攻撃で鋭い牙で串刺しを食らわせようと突撃した。

 

 

 

ひかり「あああ!!勇光さん!危ない!」

 

 

チュウ兵衛「いや!大丈夫だ!」

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!

 

 

 

ドオオオオオォォォォォーーーーン!!

 

 

 

ブルームボア「ブオオオオオオオ!!・・・・・・・・ブオ?」

 

 

 

ブルームボアは確実に総弩を串刺しにすることが出来た!だが何かに捕まれている感触に気づきそこにいるのは

 

 

 

 

 

総弩「おい!魔獣となって強くなったと思っていたのか?」

 

 

 

 

ブルームボア「ブオ!?」

 

 

 

ブルームボアは驚いた。あの突進で止められる者は誰もいないだがその牙を両手でガッチリと受け止めているファイヤーバーグフォームの総弩がそこにいた。

 

 

 

総弩「ふん!!」ブオンッ!

 

 

 

ブルームボア「ブキイイイイイイイイイイイイ!!!?」

 

 

 

総弩はブルームボアを両手で力強く持ち上げた。それに暴れるブルームボアは暴れて逃げようとするが全身赤い鎧に包まれている総弩にとってそれはびくともしない。

 

 

 

 

総弩「ふん!」

 

 

 

総弩はブルームボアを高く持ち上げ、それを

 

 

 

総弩「うおりゃああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

ドオオオオオォォォォォーーーーン!!!!!!

 

 

 

ブルームボア「ブ・・・・・・・・キ・・・・?」

 

 

 

総弩ファイヤーバーグフォームの投げ技、ハンバーグプレス、それはブルームボアと同じ慎重の敵でなければ使えない。敵を両手で高く持ち上げ、それを急行下の勢いで思いっきり地面に突き落とす必殺技である。

 

 

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオオオオオ!!!」

 

 

 

バサッ!バサッ!

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

アルゲンタイーグレットは羽を広げて羽ばたき、総弩を狙いを定め急行下で襲いかかって来た。

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオオオオオ!!!」

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

 

ブオオオオオオオオオオオオオーー!!!!

 

 

 

 

ひかり「きゃあああああああああ!!」

 

 

チュウ兵衛「なんつうー!強風だよ!こりゃあ!」

 

 

 

 

 

響「うわわわわわ!!」

 

 

翼「なんて強力な風だ」

 

 

 

クリス「下手に動いたら吹き飛ばされるぞ!」

 

 

 

切歌「あわわわわわ!!調!!」

 

 

調「切ちゃん!」

 

 

 

マリア「調!マリア!」

 

 

強力な風によって切歌と調が吹き飛ばされそうな時、マリアが二人を力強く二人の手を握った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオオオオオ!!!」

 

 

 

総弩「ちっ風を出した所で勝ち誇りやがって、だったらこっちは空中戦だ!」

 

 

 

 

総弩はまたクロスリングを取りだし、今度は別のカードをクロスリングにスキャンした。

 

 

 

 

〔メタナイト!ウイングマン!クロスオーバー!〕

 

 

 

総弩「空中を支配する力、お借りします!」

 

 

 

〔クロスチェンジ!クロムギャラクシアフォーム!〕

 

 

 

ブワサアアアア!!!

 

 

 

響「また変わった!?」

 

 

クリス「今度は青色?」

 

 

総弩が次にフォームチェンジした姿、メタナイトのスピードとウイングマンの飛行能力を特化した姿、クロムギャラクシアフォームである。

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオオオオオ!!!」

 

 

 

総弩「はあーーっ・・・・ふん!」

 

 

 

総弩は空中で舞うアルゲンタイーグレットを睨み、総弩は力を込め、背中から生えた二枚の翼ハルバードウイングを発動させ、総弩も羽根を羽ばたかせ空を飛んだ。

 

 

 

 

 

ひかり「勇光さんが・・・・飛んだ!?」

 

 

 

 

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオオオオオ!!!」

 

 

 

バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ! バシュッ!

 

 

 

アルゲンタイーグレットは自分の翼から羽ミサイルを飛び出し総弩目掛けて襲いかかってくる。

 

 

 

 

総弩「ふん!」

 

 

 

ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ! ドガンッ!

 

 

 

ひかり「すごい・・・・全部かわしてる」

 

 

 

ひかり達ウィッチにとってネウロイとの戦いの時はシールドを使いネウロイのビームを防ぎながら戦う、かつてひかりが出会った未来予知のウィッチのようにアルゲンタイーグレットの放った羽ミサイルを素早く避けながら突き進んでいく。

 

 

 

 

 

 

総弩「どうしたそれが全力か?」

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオオオオオ!!!」

 

 

 

アルゲンタイーグレットは総弩の挑発に怒りを覚え、アルゲンタイーグレットは最大出力の攻撃を放とうとしたその時、

 

 

 

総弩「ギャラクシーレイバー!!」

 

 

 

総弩が出現させたのはクロムギャラクシアフォーム専用の剣 ギャラクシーレイバーを出現させた。

 

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオ?」

 

 

 

総弩「マッハスラッシュ!」

 

 

 

スバッ!

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオオオオオッ!!!」

 

 

 

総弩の音速の斬撃がアルゲンタイーグレットの片方の翼に切り傷をつけた。

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオ・・・・」

 

 

 

傷をつけられたことに腹がたったのかアルゲンタイーグレットは総弩に狙いを定めて口から暴風と疾風の斬撃を放った。

 

 

 

 

総弩「トルネードガード!!」

 

 

 

 

ブオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

 

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオッ!?」

 

 

 

総弩の作った竜巻が暴風を呑みこみ、斬撃は跡形もなく消えた。

 

 

 

 

総弩「今度は俺の番だな・・・・」

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオ!?」

 

 

総弩「フンッ!」

 

 

ブワサアアアア!!!

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオ?」

 

 

 

総弩は自らの翼を巨大化させてアルゲンタイーグレットを包んだ。何もない真っ暗な暗闇に混乱するアルゲンタイーグレット、その時総弩の放った必殺技が奴の弱点を切り裂いたのだ。

 

 

 

 

総弩「ギャラクシアエンド!!」

 

 

 

ズバァァァァーーーーーー!!!!

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クオオオオオオオッ!!!?」

 

 

 

 

総弩がアルゲンタイーグレットの弱点でもある丸い宝石、それはプリキュア達が変身、力、能力、必殺技を詰め込まれた心蔵、つまりコアであり、プリキュアコアと呼ばれている。それを総弩の必殺技の斬撃がアルゲンタイーグレットの胸に埋め込まれてたプリキュアコアを切り裂いたのだった。

 

 

 

ドオオオオオォォォォォーーーーン!!!!!!

 

 

 

 

 

チュウ兵衛「よしっ!」

 

 

 

総弩「あれは・・・・」

 

 

 

アルゲンタイーグレットが爆散し、その煙の中から現れたのは・・・・

 

 

 

 

舞「・・・・」

 

 

 

総弩「ふんっ!」ブンッ

 

 

 

パシュンッパシッ!

 

 

 

総弩はキュアイーグレットの変身者である美翔舞がプリキュアコアを破壊されたため、生まれたままの姿になって飛び出した。それを上着の懐からカプセルを取りだし、それを舞に目掛けて投げ、舞はカプセルの中に収納した。

 

 

 

 

ブルームボア「ブキイイイイイイイイ!!!」

 

 

 

地上でハンバーグプレスで戦闘不能になっていたブルームボアが目覚め、雄叫びを上げた。

 

 

〔悟空!・ルフィ!クロスオーバー!〕

 

 

 

〔クロスチェンジ!ジェットサイヤフォーム!〕

 

 

 

総弩「てめえもそろそろ仕舞いにしようぜ!」

 

 

 

ビョーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

響「腕が!」

 

 

 

ひかり「伸びた!!」

 

 

 

総弩はルフィの能力であるゴムゴムのバズーカの体制で両腕を後ろにのばした。

 

 

 

 

 

総弩「はああああああ・・・・」カアアアア・・・・

 

 

 

そして両手から気を溜め、それを巨大な光の玉へと変わった。

 

 

 

総弩「ゴムゴムのおお・・・・」

 

 

 

ブルームボア「ブキイイイイイイイイ!!!」

 

 

 

総弩「かめはめ波ピストル!!!!」

 

 

 

 

バシュウゥゥゥゥゥゥーーーーーーー!!!!!!!!

 

 

 

ブルームボア「ブキイイイイイイイイイイイイ!!!!!」

 

 

 

パキンッ!

 

 

 

 

ドオオオオオォォォォォーーーーン!!

 

 

 

総弩「ふん!」ブンッ

 

 

 

咲「・・・・」パシュンッ

 

 

 

プリキュアコアを破壊された日向咲をカプセルに収納した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シューーン

 

 

 

総弩「よしっ!」

 

 

キュアブルームとキュアイーグレット、スプラッシュスターは全滅

 

 

 

 

チュウ兵衛「よっしゃああああ!!!」

 

 

 

ひかり「勇光さんが勝った!」

 

 

 

チュウ兵衛とひかりは大喜びし、それを傍観していたシンフォギアは少数は大喜びし、その他は唖然としていた。

 

 

 

響「すごい・・・・すごいよ!勇光くん」

 

 

切歌「はい!オレンジとか赤とか青色になったりとかいろんなのになったりしてスゴいデス!調」

 

 

調「うん!切ちゃん」

 

 

 

 

 

 

クリス「あいつ・・・・アタシらがいない間、あそこまで強くなってるなんて・・・・」

 

 

マリア「翼・・・・あれが貴方のいっていた勇光心太郎なの?」

 

 

 

翼「ああ、そうだ・・・・だが・・・・」

 

 

(あの時、私達と別れて間もない頃、今までどこで・・・・あんな力を)

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「勇光さあーーーん!!」

 

 

 

総弩「雁淵・・・・・・・・」

 

 

 

ひかりが駆けつけ、総弩は安心感をもった。

 

 

ひかり「勇光さん!スゴいです!なんかオレンジ色になったり赤い鎧みたいなのつけたり!空を飛んだり!勇光さんスゴいですよ!」

 

 

総弩「まあな、あれが俺の力だ」

 

 

ひかり「勇光さんって強いんですね」

 

 

総弩「強くなるために12年間もかかっちまったからな・・・・あと」

 

 

 

総弩は左手に握りしめているものをひかりに見せた。

 

 

ひかり「これって・・・・」

 

 

総弩「ダブルオーダイバーのスピリットフィギュア、キュアブルームを突き落とした時点で飛び出して来たんだ」

 

 

ひかり「これが勇光さんが探し求めた大事な物なんですか?」

 

 

 

総弩「そうだ、これを集めれば・・・・」

 

 

総弩はふらつきだした。

 

 

 

ひかり「勇光さん?」

 

 

 

ドサッ!

 

 

 

ひかり「勇光さん!?」

 

 

チュウ兵衛「心蔵!」

 

 

総弩は糸が切れた人形のように倒れ、突然の状況にひかりは慌てて総弩に駆け寄った。

 

 

 

ひかり「勇光さん!どうしたんですか!?」

 

 

 

総弩「ああ・・・・どうやらあれだけクロスチェンジしたせいで体が思うように動かなくなった・・・・」

 

 

 

 

ひかり・チュウ兵衛「「ええええーーーー!!!」」

 

 

 

ひかりとチュウ兵衛は大声を上げた。

 

 

 

 

チュウ兵衛「バカヤロー!おめえそういうのは先に言えよ!!」

 

 

 

ひかり「勇光さん、大丈夫ですか?」

 

 

 

総弩「いや・・・・正直・・・・無理・・・・かも」

 

 

 

 

 

それを聴いてしまったのか・・・・まだ肝心のあの二人が残っていた。

 

 

 

 

ネメシス「ほお、動けないのか・・・・」

 

 

 

メモリー「ということはチャンスね・・・・」

 

 

 

 

ひかり「あっ!」

 

 

チュウ兵衛「こいつら!?」

 

 

ジェネラルプリキュアのネメシスとメモリーが総弩達の前に現れた。

 

 

 

 

メモリー「スプラッシュスターの二人を倒すなんて・・・・」

 

 

 

ネメシス「勇光・・・・我々の天敵にならないうちに始末するしかないな」

 

 

 

二人のプリキュアがシリジリと近づてくる。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!どうしましょう」

 

 

 

総弩「慌てんな・・・・ここに来る前に奴等に連絡しておいた・・・・もうすぐ来るぜ・・・・」

 

 

 

ひかり「奴等?」

 

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

 

ネメシス「な・・・・なんだ!?」

 

 

 

メモリー「これって・・・・」

 

 

 

 

ひかり「あれって・・・・」

 

 

 

ひかりは空を見上げるとそこに現れたのは・・・・

 

 

 

 

総弩「機甲神エルガイヤー・・・・・・・・来たか!」

 

 

 

 

 

切島「おーーい勇光!!」

 

 

 

覇龍哉「迎えにきたぞーー!!」

 

 

 

赤いロボット、機甲神エルガイヤーが現れ、手の平には金海覇龍哉と切島鋭次郎が総弩達の迎えに参上した。

 

 

 

ひかり「勇光さん!あの人達は・・・・」

 

 

総弩「俺の味方だ!・・・・どうやら間に合ったようだ」

 

 

 

 

エルガイヤーは総弩達を掴み手の平に乗せた。

 

 

 

ネメシス「逃がすか!メモリー!」

 

 

メモリー「わかってるわよ!」

 

 

 

ネメシスとメモリーが総弩達を襲うと飛び出した時、

 

 

 

ゴオオオオ・・・・

 

 

 

ネメシス「ん?」

 

 

 

?「させるかよ・・・・」

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

ネメシス「ふっ!」

 

 

ネメシスの方から炎が襲いかかり、

 

 

?「ウルトラ忍法!フォトンエッジ!」

 

 

 

ビィィィィーーーーー!!!!!

 

 

 

メモリー「うおっと!!」

 

 

 

メモリーの方から赤いビームが襲いかかり、メモリーはそれをよけた。

 

 

 

 

メモリー「いったい何が・・・・」

 

 

 

ネメシス「見ろ!」

 

 

 

ネメシスの指差す方向を見るとエルガイヤーの両肩から二人の人影を見た。

 

 

 

轟♀「ここから先はいかせねえよ・・・・」

 

 

轟礁凍♀が左の炎でネメシスを追払い

 

 

 

忍ガイア「ここから先は通さない!!」

 

 

ウルトラマンガイアとは違う別の世界ウルトラ忍者の世界のガイアの忍法でメモリーを追い払った。

 

 

 

ネメシス「糞・・・・・・・・」

 

 

 

メモリー「どうするネメシス・・・・」

 

 

 

ネメシス「・・・・・・・・・・・・もういい退くぞ」

 

 

 

メモリー「いいの・・・・」

 

 

 

ネメシス「あいつらはもうよう済みだ・・・・それに」

 

 

 

 

メモリー「・・・・・・・・わかった」

 

 

 

 

シュン! シュン!

 

 

 

 

ネメシスとメモリーは諦めたのか一瞬で消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「おーーーーい!!お前ら!!」

 

 

 

 

響「勇光くん!」

 

 

翼「勇光!」

 

 

クリス「あいつ!」

 

 

マリア「・・・・!?」

 

 

調「あ・・・・」

 

 

切歌「なんデス!?」

 

 

 

 

飛び立つエルガイヤーの手の平の上で総弩は大声でシンフォギアの方に叫んだ。

 

 

 

 

総弩「お前らとはまたどっかで会えそうだ!そんな気がする!」

 

 

 

 

響「勇光くん!!」

 

 

 

 

総弩「またな!!」

 

 

 

総弩はその言葉を言い残しエルガイヤーは輝き出して消えてしまった。

 

 

 

響「・・・・・・・・勇光くん」

 

 

 

 

 

そしてこの先・・・・勇光総弩の赤の勇者の冒険はここから始まるのであった。

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回予告



ひかり「こんにちは雁淵ひかりです。お姉ちゃん、私はいまとーーってもスゴい町に来ています。いろんな人たちがいてもー大変、そして次は勇光さんの自宅に行きます。」


ひかり「え!あの人がこの世界に!?」




次回 勇光総弩の自宅


よろしくお願いします!


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6話 アルカにご到着

すいませんが 総弩のご自宅話は次話ということで


S・O・N・G本部

 

 

 

基地に帰還した響、翼、クリス、マリア、切歌、調そして未来はモニターで勇光総弩の戦闘映像を見ていた。

 

 

 

総弩「友情!努力!勝利の力!お借りします!」

 

 

 

 

響「あっ!オレンジ色になった!」

 

 

総弩、ジェットサイヤフォームの姿になって戦う映像が映し出された。

 

 

総弩「熱き力と拳!お借りします!」

 

 

 

クリス「今度は赤くなりやがった!」

 

 

総弩、ファイアーバーグフォームの姿が映し出された。

 

 

 

総弩「空中を支配する力!お借りします!」

 

 

 

翼「最後は青い姿か・・・・」

 

 

 

最後の映像で総弩、クロムギャラクシアフォームの映像が映し出された。

 

 

エルフナイン「勇光さんが変身した姿を分析するとオレンジかバランスタイプ、赤いのがパワータイプ、青いのがスピードタイプって所だと思います。」

 

 

 

エルフナインはそう答え、弦十郎はモニターに写し出された総弩を見て思った。

 

 

弦十郎「あの力・・・・俺達と一緒に戦ってくれれば心強いんだがなあ・・・・」

 

 

響「大丈夫です!」

 

 

 

弦十郎「響君?」

 

 

翼「立花?」

 

 

クリス「それどういうことだよ・・・・」

 

 

響「勇光くんが言ってたんだもん!」

 

 

 

お前らとはまたどっかで会えそうだ!そんな気がする!

 

 

響「だから、また会えるよ!」

 

 

未来「響らしいね」

 

 

響の真剣なまなざしを見て未来はやさしく微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時空の中でエルガイヤーはアルカまで移動中の中、激しい戦闘で総弩は顔以外の体が動けない状態であった。

 

 

 

切島「ほい、総弩これ!」

 

 

赤い尖った髪形をした少年、切島鋭次郎はとても小さい空豆のようなものを総弩に食わせた。

 

 

 

総弩「もぐもぐ・・・・」

 

 

 

その時、総弩はそれを食べたことで傷も蓄積されたダメージがみるみるうちに消えていく。

 

 

 

総弩「よっしゃあ!復活!」

 

 

 

総弩が食べたのはドラゴンボールの世界に存在するアイテム、仙豆であり、それを一粒食べることで傷を直す特殊な豆である。

 

 

 

総弩「ふん!ふん!ふん!」シュッ!シュッ!シュッ!

 

 

 

総弩は全快した体でシャドーボクシングを始めた。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん、体大丈夫なんですか?」

 

 

 

 

忍ガイア「大丈夫だよ。仙豆を食べれば身体中の傷を全て癒してくれるんだよ。」

 

 

 

ひかりの後ろから現れたのは異世界のウルトラ忍者であり、業魔王の襲撃でウルトラ忍法帖の世界でウル忍達と戦ったウルトラ忍者のガイアである。

 

 

 

総弩「それにしても驚いたぜ。まさか覇龍哉の兄貴の所に別の世界のウルトラマンガイアがいるなんてよ」

 

 

 

忍ガイア「いやあ、僕も驚きです。まさか別の世界にも僕にそっくりな人がいるなんて・・・・」

 

 

 

ひかり「え?別の世界って」

 

 

総弩「これだよ・・・・」

 

 

総弩は腰についてるスピリットホルダーからウルトラマンガイアのスピリットフィギュアをひかりに見せた。

 

 

 

ひかり「あ、これって!」

 

 

ひかりはウルトラマンガイアのスピリットフィギュアを見て今いるウル忍ガイアを見て驚いた。

 

 

 

総弩「ウルトラマンのいる宇宙は一つじゃない光の国があるウルトラマンがあり、鎧を来てドラゴンボールのような戦いをするウルトラマンの宇宙、あるいはコミカルな活躍をするウルトラマンの宇宙、プリティなウルトラマンの宇宙もあるんだ。ちなみにこいつはウルトラマンが忍者で人々を守る世界からやって来たウルトラマンガイアだ」

 

 

 

忍ガイア「はじめまして、僕は別の宇宙の鶴亀の国からやって来たウルトラマンガイアです」

 

 

 

ひかり「はじめまして、私第502統合戦闘航空団の雁淵ひかりです」

 

 

 

忍ガイア「はは、よろしく」

 

 

 

切島「ああ!俺切島鋭次郎だ!よろしくな」

 

 

 

ひかり「はい!よろしくお願いします切島さん」

 

 

 

轟♀「・・・・・・・・」

 

 

 

ひかり「えっと・・・・・・・・あの人は」

 

 

 

総弩「あいつは轟憔凍、あいつも別の世界の住人でヒーローを目指してんだ」

 

 

 

ひかり「ヒーロー?」

 

 

 

切島「俺らのいる世界は個性っていうのが存在して、炎とか爆破とか想像とかそういう能力のあるやつらがいる世界なんだ。ちなみに俺の個性は体を硬化する個性なんだ」

 

 

 

ひかり「へえーまるで私達の固有魔法みたいなもんなんですね」

 

 

 

総弩「まあ、そういうもんだな」

 

 

 

ひかりは轟♀のいるほうまで近づいた。

 

 

 

轟♀「・・・・・・・・ん?なんだ」

 

 

 

ひかり「あっ私、雁淵ひかりです!轟さんよろしくお願いします!」

 

 

 

轟♀「ああ・・・・よろしく」

 

 

 

ひかりと轟♀はガッチリと握手した。

 

 

 

ネオガンダム「おい、そろそろアルカに着く」

 

 

チュウ兵衛「お前ら降りる準備しとけ」

 

 

 

ひかり「あっ!はい!」

 

 

 

総弩、切島「「ほーい!」」

 

 

忍ガイア「はい!」

 

 

轟♀「ああ・・・・」

 

 

 

 

 

 

エルガイヤーは次元ゲートを抜けて異世界都市アルカに到着した。

 

 

 

エルガイヤーはアルカの駐車地に着地し総弩達はエルガイヤーから降りた。そしてそこにいたのはDWD司令官 黒井星奈、ジンベエ、レオナルド、セオ、シャーベットがいた。

 

 

 

星奈「心太郎・・・・いや総弩、12年間の修行お疲れ様」

 

 

ジンベエ「うむ、あの頃よりたくましくなっとるわい!」

 

 

レオナルド「おう!俺の作ったトルネードと改良したトランスギアの性能はよかっただろ」

 

 

シャーベット「あの時、手合わせした奴が12年間ここまで強くなったとはな、今なら3倍の威力を引き出せるかもな」

 

 

ハンペン「ペンペン!」

 

 

 

総弩「星奈師匠、ジンベエさん、レオナルド博士、シャーベット、それにハンペンありがとう」

 

 

 

総弩は12年間の修行を終えた総弩を待っていたのはこれまで総弩に手助けと組み手、新アイテムの開発などをしてくれた人たちだった。

 

 

 

ひかり「あの・・・・勇光さんこの人達は・・・・」

 

 

 

総弩「俺が12年間の修行の間で手助けしてくれた人達だ。この人は俺の師匠でありDWD司令官の黒井星奈」

 

 

星奈「よろしくね 雁淵さん」

 

 

ひかり「はい、黒井さんよろしくお願いします。」

 

 

総弩「そしてこのでかいのは俺に魚人空手を習わせた元魚人海賊団の海峡のジンベエことジンベエさん」

 

 

ジンベエ「おい!総弩、よけいなことを言うな」

 

 

 

ひかり「魚人ってお魚の人ですか?」

 

 

総弩「強いて言うならジンベエザメの魚人だ」

 

 

ひかり「へえー」

 

 

総弩「そしてこの方は俺にバイクと変身ツールアイテムをあげたレオナルド博士」

 

 

 

ひかり「うわあ くヴぁ!」パシッ

 

 

ひかりはレオナルド博士を見てなにかを言おうしたのか気づき、総弩はひかりの口を抑えた。

 

 

ひかり「いひゃみふひゃん!ふぁにふんでふか?」(勇光さん!何するんですか?)

 

 

 

総弩(レオナルド博士に熊っていうのはやめろ)

 

 

ひかり(え?なんでです?)

 

 

 

総弩(あの人は自分が人間だと思い込んでるんだよ、一言でも熊って言ったら容赦なく襲われるぞ。)

 

 

ひかり(そうだったんですか)

 

 

 

レオナルド「おい!さっきからなにこそこそ話してんだ?」

 

 

 

ひかり「いやいや!何でもありません!」

 

 

 

 

総弩「そして彼は俺の組み手と相手になったシャーベット、そしてその相棒のハンペン」

 

 

 

シャーベット「シャーベットだ。よろしく」

 

 

ひかり「よろしくお願いします」

 

 

ハンペン「ペンペン!」

 

 

ひかり「わあ!ペンギン可愛い!」

 

 

 

 

 

総弩「そして最後に俺にありとあらゆる異世界の状況を知らせてくれるエキスパート」

 

 

 

セオ「アルフロディ セオです。よろしくお願いします。ひかりさん」

 

 

 

ひかり「はっはいよろしくお願いします!」

 

 

 

 

 

総弩「それに覇龍哉の兄貴は今どうしてる?」

 

 

 

ひかり「覇龍哉さん?」

 

 

チュウ兵衛「心蔵の兄貴分だよ。別行動することが多くてな、会ったのはほんの一度だけなんだ」

 

 

 

星奈「覇龍哉は今、プリキュアのいる世界で現在調査中よ2~3日帰ってこないわ」

 

 

 

総弩「・・・・そうか」

 

 

 

総弩はすこしガックリとした感じで頭を下げた。

 

 

 

ジンベエ「総弩、今お前さんが持っているカプセル、わしらに渡してもらえんかの」

 

 

総弩「これか?」

 

 

 

総弩は腰のポケットからプリキュアスプラッシュスターが入った二つのカプセルを星奈に渡した。

 

 

星奈「それと総弩、あなたが集めたフィギュアの中でゾフィーのフィギュアがあるかしら?」

 

 

総弩「ゾフィーのフィギュア・・・・か」

 

 

総弩はトランスギア・ネオでこれまで集めたフィギュアのデータを見た。

 

 

 

総弩「・・・・・・・・・・・・・・・・ないか」

 

 

 

どうやらこれまで総弩が集めたフィギュアの中でゾフィーのスピリットフィギュアがなかったらしい

 

 

 

星奈「そう・・・・わかったわ。ありがとう、それと雁淵さん」

 

 

 

 

ひかり「え!私?」

 

 

星奈はなぜかひかりに呼ばれ、呼ばれたひかりはなんで呼ばれたのかもわからなかった。

 

 

 

ひかり「えっと・・・・どうして私?」

 

 

星奈「今、アルカに収容されたウィッチがいるらしいの性格は狂暴、そして耳は垂れ耳らしいわよ」

 

 

 

 

ひかり「ウィッチ!?それに垂れ耳で性格は狂暴って・・・・・・・・まさか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

性格は狂暴で耳は垂れ耳であるウィッチというと

 

 

 

 

 

直枝「出せ!!コラァァァァァァーーーー!!!!!」

 

 

 

 

第502統合戦闘航空団ブレイブウィッチーズの隊員、デストロイヤーこと管野直枝である。

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 







次回予告


直枝「俺の名は管野直枝、たく一体なんなんだこの世界はどいつもこいつも変なやつらがうようよいやがる。それにひかりと一緒にいる男の家で世話になるってもし不乳なことしたらぶん殴ってやる。次回 総弩の自宅」




ぶっちぎるぜ!!


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7話 総弩の自宅

仮面ライダーアマゾンズ 最後の審判 子供には耐えられないグロテスクな表現さまざまです。これ子供泣くわ


ーアルカB地区 警察署ー

 

 

 

直枝「出せ!コラァァァァァーーーー!!!!!」

 

 

ドォォォーーん!!

 

 

 

牢屋に入れられた管野は檻を思いっきり蹴りあげた。

 

 

それが警察職員の部屋まで響いた。

 

 

 

 

犬のお巡りA「おいおい、まだ暴れてるよあの子」

 

 

犬のお巡りB「ここに連れてきた時には殴れるわ噛まれるわ散々だったよ」

 

 

 

二体の犬のお巡りは管野によって傷ついた体を見てため息を吐いた。

 

 

エルフ婦警「でも、あの子ウィッチだし、もし使い魔が発動したら捕まえるのは難しかったかもしれないわ」

 

 

 

犬のお巡りA「ああ、アルカには力を封じ込める物がたんまりありますからね」

 

 

 

アルカにはウィッチのような力を持つ者は〝アルカ第12条むやみに力を振り回さない゛警察やDWDなどの組織が装備する力を封じ込めるアイテムを持っているからだ。

 

 

 

エルフ婦警「あの子の身柄の件は知りあいかDWDに保護されるか「エルフさん!」何?」

 

 

 

現れた犀のお巡りがエルフ婦警に報告してきた。

 

 

 

犀のお巡り「先ほど、牢屋にいるウィッチの知り合いが現れたのことで・・・・」

 

 

 

エルフ婦警「え?・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直枝「ふう、やっと出られたぜ」

 

 

 

ひかり「管野さん」

 

 

直枝「おっひかり!お前もここにいたのか?」

 

 

直枝は仲間であるひかりと再開を喜びあった。

 

 

ひかり「いえ、私は別の世界にいたところで勇光さんに助けてもらいました。」

 

 

 

直枝「勇光?」

 

 

総弩「ども!」

 

 

ひかりのうしろからひょっこりはんと現れた総弩、だが、直枝は勇光に嫌悪感を抱いた。

 

 

直枝「てめえ・・・・ひかりに何かしてねえよな?」

 

 

総弩「何かって何を?」

 

 

直枝「とぼけんな!ウィッチに触れるようなことは・・・・」

 

 

ひかり「管野さん!勇光さんは何もしてません!本当です!」

 

 

直枝「ひかり、お前こいつのこと信用すんのか!」

 

 

ひかり「勇光さんはやらしいことしないですし、それに私を守ってくれたんですよ」

 

 

直枝「ひかりを守った?こいつが」

 

 

管野は勇光に対してどうも信じられなく、それを管野に対立されている総弩は腰をおろした。

 

 

総弩「えっと管野ちゃんだっけ?」

 

 

直枝「ちゃん付けすんな!」

 

 

総弩「俺は別にウィッチに嫌らしいことなんか考えてないし寧ろ異性には興味がない」

 

 

直枝「は?」

 

 

総弩「むしろぶっ飛ばしたくなる・・・・得にプリキュアを・・・・」

 

 

 

直枝「!?っ」ゾクッ

 

 

管野は総弩の一瞬の強烈な感情に身震いした。

 

 

総弩「そんじゃあ行くか♪」ケロッ

 

 

それを気にせず笑顔を出した。

 

 

 

直枝(なんだ・・・・一瞬殺意のようなものが出てきやがったのは・・・・)

 

 

直枝は総弩の何か強い思念を感じとり、直枝はすこし総弩に警戒を怠ろうと胸のなかで決心した。

 

 

 

 

 

 

ひかり「あの行くってどこへです?」

 

 

 

 

総弩「俺んち」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

警察署から出た総弩、ひかり、直枝、得にひかりと直枝はアルカという世界でありとあらゆる種族の住人がきることに驚いている。

 

 

 

ひかり「すごーーい!勇光さんここの人達ってみんなこの世界に住んでるんですか?」

 

 

総弩「この世界は住んでいる奴らもいれば観光している奴らもいる。例えば宇宙人とか」

 

 

直枝「宇宙人って・・・・そんなのどこにもいねーぞ一体どこにいるだよ「ドン!」っとと悪い・・・・な?」

 

 

 

 

?「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

直枝が後ろに当たったのは約5mを越えたデカイ宇宙人である。

 

直枝「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩「あれはビッグボール星人か・・・・はじめてみた!」

 

 

 

直枝は初めてみる宇宙人に呆気をとられ総弩はすこし興奮ぎみだった。

 

 

 

ビッグボール星人「・・・・」ズーーン ズーーン ズーーン

 

 

 

 

 

直枝「おい・・・・なんだよ・・・・」

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

直枝「なんだよありゃ!この世界にあんな奴らがいんのか?どうなってんだよ!?」

 

 

 

直枝はアルカに来てすこし恐怖を覚えるようになり、総弩の胸ぐらをつかんだ。

 

 

総弩「この世界アルカはありとあらゆる種族が共存する世界、この世界には人間以外にも宇宙人、恐竜、妖怪、モンスター、ロボットなどの多種多様な種族がいるんだ」

 

 

 

 

直枝「多種多様って嘘だろ?」

 

 

 

総弩「本当!」

 

 

 

直枝は唖然とし、ひかりは総弩のバイク、トルネードに乗ろうとするが、

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

総弩「どうした雁淵?」

 

 

 

ひかり「あのー勇光さんが前で運転できても後ろは私と管野さんを乗らせることは出来ませんか?」

 

 

 

総弩「出来るよ」キッパリ

 

 

 

総弩はトルネードの運転席のタコメーターの隣のボタンを押すと・・・・

 

 

 

 

バタンッ!

 

 

 

 

ひかり「わあああ・・・・」

 

 

 

総弩「サイドカーつき」

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルルルン!

 

 

 

 

総弩は運転席にそしてひかりはサイドカーに乗り、直枝は・・・・

 

 

 

総弩「俺の後ろに乗るのね?」

 

 

 

直枝「なんか文句あっか?」

 

 

 

総弩「いえ、別に・・・・」

 

 

 

こうして俺達は自宅までひとっ走りすることになった。

 

 

 

 

ブルルルル・・・・

 

 

 

 

 

直枝「しっかし・・・・本当にいろんな奴らがいるんだな」

 

 

ひかり「はい・・・・あっ!あの子鳥の羽が生えてますよ!」

 

 

直枝「え!まじかよ!?どこだよ?」

 

 

 

ひかりと直枝はキョロキョロと周りを見渡したがどうやら見失った。

 

 

 

総弩「おっと!」

 

 

 

総弩はスクランブル交差点の前で止まった。

 

 

 

総弩「あの信号のマークは・・・・」

 

 

 

ひかり「どうしたんです?」

 

 

 

総弩「恐竜が通るぞ!」

 

 

ひかり「恐竜!?」

 

 

直枝「はあ?お前この世界に恐竜「ドドドド」ん?」

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドド!!!!!

 

 

 

 

肉食恐竜「ゴアアアアアアアア!!」

 

 

角竜「ブオオオオオオオオ!!」

 

 

鎧竜「グオオオオオオオオオオ!!」

 

 

首長竜「ウオオオオオオオオオオオオオ!!」

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

管野「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

ひかり「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

パッ!

 

総弩「よし行くぞ」

 

 

 

ひかりと直枝は唖然とし信号が青の色になったので総弩はトルネードを発進させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「あの、勇光さんの自宅はあとどのくらいなんですか?」

 

 

 

長い時間にサイドカーに乗っているひかりは総弩に質問した。

 

 

 

総弩「そうだな、アルカS地区 ・・・・15番地だからあと20分って感じだな」

 

 

トルネードでアルカ地図の映像を確認し、総弩はハンドルを握った。

 

 

 

直枝「なあ、ひかりお前どーやってこいつと出会ったんだ?」

 

 

 

ひかり「私ですか?私はあの大きな穴に吸い込まれて長い時間、ずっと続いてたので眠っちゃいました」

 

 

 

「「お前!寝てたのかよ!?」」

 

 

 

総弩と直枝はユニゾンでひかりに突っ込みを入れた。

 

総弩は頭の中でひかりは天然な娘だと確信した。

 

 

 

総弩「そしてその次元ホールの出口から出てきたのはシンフォギアの世界で偶然にも俺と出会ったということか・・・・」

 

 

 

総弩はすこしため息を吐いた。

 

 

それを見たひかりはすこし申し訳なさそうに謝った。

 

 

 

ひかり「管野さんはどこの世界にいたんですか?」

 

 

 

直枝「俺?俺はあの穴?次元ホールか?その穴から抜け出した俺はどこか森の奥にいたんだ。俺は森の中でさ迷っている時、いつのまにか俺の喉元に針のようなのが突き刺されたような感触にあっちまって俺は気絶してしまった。そしたら俺はあの牢屋にいたんだ」

 

 

 

総弩「森の奥?・・・・針のような物」

 

 

 

総弩はそれについてはまだ知らない。だがそれはいずれ行くかもしれない世界だとはまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「おっ!そろそろ着くぞ!」

 

 

 

 

直枝「おっここが・・・・」

 

 

 

ひかり「勇光さんの家?」

 

 

総弩の家、そこはすこし古い建物で建物は1階5部屋、最上4階まであるアパートである。

 

 

 

総弩「えっと・・・・アパート名は時和荘、ここだ」

 

 

 

ひかり「ここが勇光さんの家なんですか?」

 

 

 

総弩「まあ、そうらしいな・・・・」

 

 

直枝「らしいなってお前知らねえのかよ!」

 

 

 

総弩「実際、俺はアルカに来たのは12年間の内1回行ったくらいで、あまり知らないんだよ。知ってるのは住所と武器屋とDWDの任務報告などだ」

 

 

 

直枝「でぃーだぶるでぃー?」

 

 

 

総弩「ありとあらゆる異世界を管理する、隊員達はガーディアンと呼ばれ、異世界の侵略、そして支配を阻止する防衛組織なんだ」

 

 

 

ひかり「スゴーい私達ウィッチみたいな組織なんですね」

 

 

 

総弩「ああすごい・・・・だが奴らが本性を現したことでDWDの総力は半減になってしまったんだ」

 

 

 

直枝「奴ら?」

 

 

総弩「プリキュアさ・・・・」

 

 

 

「「プリキュア?」」

 

 

 

総弩「プリキュア、その歴史は大昔まで続き、中学生あるいは小学生位の少女達が悪の存在と戦う戦士らしいんだ」

 

 

 

ひかり「小学生って・・・・そんな年の娘も戦うなんてすごいです」

 

 

 

直枝「そいつらよっぽど訓練を受けた奴らなんだな」

 

 

 

総弩「訓練なんざしてねえよ・・・・」

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

直枝「どういうことだよ?」

 

 

総弩「奴らはプリキュアになることでその強靭な肉体、パワーを持ちなんの訓練もなく友情パワーで敵を打ち負かしてきたんだ。そして奴らは対する敵に対して対策も考えず、悪の組織の内部まで突入したこともあるんだ。自分達がヒーローだと思い込み調子に乗っていたのさ、だが、それが仇となったんだ。」

 

 

 

ひかり「仇?」

 

 

 

直枝「どういうことだよ?」

 

 

 

総弩「プリキュアは本当は正義のみかたではなかった。奴らのこれまでの活躍は全てプリキュアの王を復活させるためのお芝居だったんだよ。今のあいつらは世界を自分達のものにしようとする化け物娘に成り変わったってことさ、もしかしたらお前らが戦っているネウロイより強敵かもな」

 

 

ひかりと直枝はそれを聞いてすこしゾッとした。

 

 

 

 

総弩「おっ!着いたぞ」

 

 

 

ひかり「あれが・・・・」

 

 

直枝「アパートって奴か」

 

 

 

総弩達が行き着いた自宅はすこし古い2階5部屋のアパートでアパート名は常和荘らしい

 

 

 

総弩「さてどう「ワン!ワン!ワン!ワン!」ん?」

 

総弩が常和荘に入ろうとすると突然、総弩に飛び付こうとする犬が現れた。

 

だが総弩はその犬に馴染みがあった。

 

 

 

総弩「久しぶりだな♪クロベ」

 

 

クロベ「ワオーーーーーーーーン!!」

 

 

 

ドサッ!

 

 

クロベ「ヘッヘッへっヘッヘッへ!」

 

 

総弩「おいおいクロベ重いって」

 

 

 

ひかり「・・・・」

 

直枝「・・・・」

 

 

 

大型シベリアンハスキーで総弩の愛犬 クロベが総弩に抱きつき舌なめずりしてきた。

 

 

それを見ていたひかりと直枝は唖然としていた。

 

 

ひかり「あの・・・・勇光さん、その犬は・・・・」

 

 

 

総弩「ああ、紹介するよ、こいつはシベリアンハスキーで名前はクロベ、由来は夢でウルトラマンに変身していた人間のもう一つの名前らしいんだ」

 

 

 

ひかり「へえー」

 

 

 

?「はあ、はあ、待ってよ~」

 

 

 

直枝「おい、またなんか来たぞ」

 

 

クロベを追いかけて来たのかもうヘトヘトで歩くのがやっとの男性がクロベの方に近づいてきた。だがこの男性も総弩の顔馴染みであった。

 

 

 

総弩「一歩!」

 

 

 

一歩「あれ?勇光君!?」

 

 

 

総弩「久しぶりだな。元気してたか?」

 

 

 

一歩「うん!元気!元気!」

 

 

 

直枝「おい、勇光こいつも知り合いか?」

 

 

 

総弩「ああ、こいつのいる世界はボクシングが舞台の世界だったからな。ちょっと修行中に出会ってな名は一歩」

 

 

 

一歩「幕ノ内一歩です。よろしく」

 

 

 

ひかり「雁淵ひかりです」

 

 

直枝「管野直枝だ・・・・いや・・・・です。」

 

 

 

直枝は初対面の人間に対してすこしため口じゃいけないと思ったのか一歩に敬語で挨拶した。

 

 

 

愛「総ちゃん!!」

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

総弩の耳に聞き慣れた声が聴こえ、振り返ると

 

 

 

総弩「愛さん!」

 

 

愛子「総ちゃん!」

 

 

 

 

ギュッ!

 

 

ひかり「うわ///」

 

 

直枝「えっ///」

 

 

 

 

いきなりのはぐにひかりと直枝は赤らめたが総弩は愛子の力についてはよく知っていた。

 

 

 

愛子「総ちゃん!総ちゃん!総ちゃーん!」

 

 

 

バキ!ボキッ!ベキッ!

 

 

 

総弩「愛さん・・・・やめて・・・・死ぬ」

 

 

ひかり「勇光さん!?」

 

 

一歩「愛子さん・・・・もうその辺で」

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」チーン

 

 

 

愛子「あら・・・・」

 

 

 

愛子は元男でありながら力はかつて男だった頃と変りなく健在である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間後

 

 

 

ようやく目が覚めた総弩は愛子に常和荘についての説明を教えてくれた。

 

 

 

愛子「このアパートは1階が男性部屋で2階が女子の部屋に別れているの。夜の時は2階の階段に上らないよう鍵を閉めたりもするわ」

 

 

 

直枝「それって男が女の部屋に覗きこまないようにするためにか」

 

 

 

愛子「そういうこと♪」

 

 

 

総弩「へえー」

 

 

 

このアパートの大家は愛子であり総弩は愛子の部屋で居座ることになる。そしてひかりと直枝は2階のアパートの部屋で過ごすことになった。

 

 

 

愛子「あとそれとね総ちゃん」ゴソゴソ

 

 

 

総弩「どうした?愛さん」

 

 

 

愛子は台所に置いてあったダンボールを漁り総弩にあるものを渡した。

 

 

 

愛子「実は覇龍君が先に取り出しちゃって、総ちゃん修行終了記念としてあげようと思った奴があるの」

 

 

愛子が総弩に差し出したのは

 

 

 

総弩「これ・・・・スピリットフィギュアか・・・・」

 

 

直枝「あとこれ・・・・時計か?」

 

 

 

 

その時計には真ん中の絵柄すこしずれていて愛子はそれを速答で説明した。

 

 

 

愛子「これはライドウォッチ・・・・このベルトに装着して変身するの」

 

 

 

総弩「変身?名前は」

 

 

 

愛子「名前は時を越え歴代ライダーの力を使って戦う戦士・・・・またの名を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「仮面ライダージオウよ」

 

 

 

 

to be continued

 

 

 




次回予告



チュウ兵衛「いよう!俺様は泣く子も黙るネズミ、チュウ兵衛だ!次回から心蔵はその英雄の資格を確かめる試練が待っている。負けんじゃねーぞ!心蔵!!」




チュウ兵衛「次回 赤の試練!」



「こいつあ、スゴいぜ!!」


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8話 赤の試煉

覇王龍さんのクロスチェンジが出ます。そしてデルトラクエストのゴールが登場します。


カッカッカッカッカッ

 

 

 

 

総弩「こんなアパートの地下に階段があるなんて・・・・愛さんここって」

 

 

 

愛子「ふふふ、もうすぐわかるわ♪」

 

 

 

現在、総弩、ひかり、直枝はアパート常和荘の地下室にいる総弩いわくこんな長い階段が一体どこまで続くのかもう一時間以上歩いている感じだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「さあ、着いたわ」

 

 

 

総弩「ここは・・・・」

 

 

 

総弩達がたどり着いた場所は全長10mもある赤い扉の前だった。

 

 

 

ひかり「あのう・・・・ここって」

 

 

ひかりが代表で愛子に尋ねた。

 

 

 

愛子「ここはね・・・・これから総ちゃんがこの扉の向こう、つまり赤の試練に挑むのよ」

 

 

 

直枝「赤の試練?それなんだよ?」

 

 

直枝はきょとんとしながら愛子に尋ねた。

 

 

愛子「ここは総ちゃんが赤の勇者にふさわしいか、命がけの体力テストよ」

 

 

 

愛子は扉の前に立ち片手を扉に触った。

 

 

 

愛子「ふんっ!!」

 

 

 

ごごごごごごご・・・・

 

 

 

「「えええええええええっ!!」」

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩以外の二人は愛子が両手で扉を力強く開いたことに驚きを隠せなかった。

 

 

 

直枝「嘘だろ?」

 

 

 

総弩「まあ、愛さんは元々男だからな・・・・」

 

 

 

ひかり「えっ!男!!」

 

 

総弩「うん、男」

 

 

直枝「バカ野郎!!あれどーみても女だろ!!」

 

 

総弩「ニューハーフって奴らしい・・・・」

 

 

総弩の目には嘘偽りなくハッキリと答えた。

 

 

 

愛子「みんなーー♪早くきなさーい!」

 

 

 

愛子はニコニコしながら総弩に手を降った。

 

 

 

総弩「愛さんも昔は父さんと一緒に戦った盟友らしいからな」

 

 

 

ひかり「それで・・・・だからあんな力が」

 

 

 

総弩「そいうこと・・・・」

 

 

 

総弩は扉の中に入った時、中は未来的な大広間に出た。

 

 

 

総弩「なんじゃこりゃ!?どれも最新式にしかみえねえ・・・・」

 

 

 

ひかり「愛子さん!あの上に表示されてるのって・・・・」

 

 

 

愛子「ふふふ、あれが総ちゃんがやる種目よ♪」

 

 

ひかりが指差す方向を見るとそこには巨大パネルに表示されてる五つの種目である。

 

 

 

総弩「最初の種目は砲丸投げ、2の種目が立ち幅飛び、3が50m走、4が反復横飛び、で5種目が・・・・?」

 

 

 

1から4までの種目が学校でよくやる体育のスポーツテストと一緒だ。だけど最後の種目がシークレットって・・・・

 

 

 

 

愛子「ふふふ、その内わかるわ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1種目 砲丸投げ

 

 

 

直枝「砲丸投げってあの小さい鉄球をぶん投げるだけだろ。あれのどこが命がけなんだよ?」

 

 

 

愛子「じゃあ管野ちゃんあれを持ってみて」

 

 

直枝「え?」

 

 

 

直枝は渋々鉄球の方に近づき持ち上げようとした。

 

 

 

直枝「まったくこれのどこが・・・・って」

 

 

 

総弩「?」

 

 

ひかり「管野さん!?」

 

 

 

直枝「なんだよ!・・・・これ・・・・持ち上がらねえ・・・・」

 

 

 

ひかり「えっ!」

 

 

直枝はその小さな鉄球を持ち上げようとするがびくともしない。

 

 

 

直枝「だったら・・・・」ピコン

 

 

直枝はウィッチの象徴である使い魔を発動し、魔法力で鉄球を持ち上げたが、

 

 

 

直枝「うおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

魔法力発動の直枝でも小さな鉄球を持ち上げることは出来なかった。

 

 

 

愛子「はい!いいわよ離して♪」

 

 

 

愛子は両手をパンと叩き結果、直枝はその重量の重い小さな鉄球を持ち上げることは出来なかった。

 

 

 

直枝「はあ、はあ、はあ、」

 

 

 

ひかり「管野さん!大丈夫ですか?」

 

 

 

直枝「おい・・・・なんだよ・・・・この鉄球・・・・」

 

 

 

魔法力発動後の直枝は疲れがたまって息が荒くなった。

 

 

 

愛子「この鉄球は見た目はとても小さなソフトボール並の鉄球だけど重さは約10万トンってところかしら」

 

 

 

 

ひかり「10!?」

 

 

直枝「万だとっ!?」

 

 

 

愛子の鉄球の説明に10万トンと呼ばれるあり得ない数値に二人はビックリした。

 

 

 

愛子「それじゃあ総ちゃん、出番よ」

 

 

 

総弩「ふうー」

 

 

 

総弩は深呼吸をして小さな鉄球の前に立った。

 

 

 

直枝「おい無理だ!その鉄球、お前じゃ持ち上がらねえ!」

 

 

 

直枝は総弩に警告をしたが総弩はそれを無視し、鉄球を鷲掴みした。

 

 

 

直枝「どーなっても知らねえぞ・・・・」

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・」

 

 

 

ひかりは心配そうに眺めた。だが鉄球を掴んだ総弩は

 

 

 

 

 

総弩「ふんっ!」ブンッ!

 

 

 

直枝「えええええーーーーーー!!!!??」

 

 

 

ひかり「勇光さんっ!!」

 

 

 

10万トンもある小さな鉄球を軽々と持ち上げた。それを見ていた直枝は驚愕し、ひかりは歓喜で喜んだ。

 

 

 

総弩「愛さん・・・・これをどこに投げればいいんだ?」

 

 

 

愛子「その鉄球を谷底の遠くにそびえ立っている岩場に投げればいいわ」

 

 

 

総弩「谷底の遠くにそびえ立っている岩場か・・・・」

 

 

 

たしかに目の前の周りは下の底が見えない谷底、そしてあまり見えないそびえ立っている岩場、だが総弩はソフトボールを投げる体制でまっすぐに投げた。

 

 

 

 

総弩「どおおおおおおりゃあああああああああ!!!!!!!!!!」

 

 

 

ブオオオオオオオオオオオオーーーーーン!!!!

 

 

 

総弩の放った渾身の投球は一直線に落ちていく。結果

 

 

 

 

 

 

 

ピンポーーン!

 

 

 

 

愛子「おめでとう!第1種目クリアよ」

 

 

 

総弩「よし!まず一つ」

 

 

総弩はガッツポーズしそれを見ていたひかりと直枝は

 

 

 

直枝「嘘だろ・・・・」

 

 

 

ひかり「勇光さん!凄い!」

 

 

 

 

 

2種目 立ち幅飛び

 

 

 

立ち幅飛び、本来なら学校の砂場を前に体を上手く動かして跳ぶ。そして砂場で自分が飛んだ着地地点を記録する種目である。

 

 

 

だが、総弩がやる立ち幅飛びは・・・・

 

 

 

ボゴボゴ・・・・

 

 

 

下が溶岩でそこに50m付近にそびえ立つ岩まで跳ぶということだ。

 

普通の人間にはこれは無理だと考える。だが総弩

は・・・・

 

 

 

 

総弩「いち・・・・にの・・・・ほっ!!」バッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーーーーーン!!

 

 

 

 

総弩「よっし!」

 

 

 

立ち幅飛びの体制で総弩は空中高く跳躍し、岩まで着地した。

 

 

 

 

愛子「ざっと90m飛んだわね」

 

 

 

直枝「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

直枝side

 

 

 

 

俺は今あり得ない光景を目にしているあの勇光総弩とかいう奴・・・・ひかりと一緒にいることでなにかスゲー面白くねえ空気を出す野郎だが、奴はこの試練で4つの試練を達成しやがった。

 

 

特に砲丸投げは俺が魔法力発動してもあの玉は持ち上げられなかった。

 

あいつがあんな重い玉を持つなんて無理に決まっていると思った。

 

 

 

 

総弩「どおおおおおおりゃあああああああああ!!!!!!!!!!」

 

 

 

ブオオオオオオオオオオオオーーーーーン!!!!

 

 

 

 

奴はそれを思いっきりぶん投げ達成させやがった

 

 

立ち幅飛びもあんな遠くにそびえ立っている岩場に着地なんて馬鹿げている・・・・だが奴は飛んだ。ウィッチでもあんなとこまで跳ぶ奴なんかいないだが奴はそれをやってのけた。

 

 

 

他にも50m走の時も当たったら即死亡と書かれている無数のギロチンがゴールを遮らせている。

 

 

 

これも奴は達成させやがった。

 

 

 

奴は音速をも越える速さで、無数のギロチンをかわして上手くゴールしやがった。

 

 

 

反復横飛びって奴も剣山が飛び出す前に別の方向にスキップする大怪我するような危険な試練も達成させやがった。

 

 

 

奴はあり得ない速さで剣山が飛び出す前に上手くかわしてスキップしやがった。

 

 

 

ひかりもあいつに魅了してるし。あの愛子って女も感心しているそんなにあいつが期待できるほどの男なのか?

 

 

 

 

愛子「って思ってるでしょ?」

 

 

 

直枝「わわっ!?なんだよ?」

 

 

 

全てを見通しというような表情を出す愛子に直枝はすこし後ずさりした。

 

 

 

愛子「あの子はね・・・・本当なら戦いという物を知らずに生きてほしかったのよ」

 

 

 

ひかり「戦いを知らずに・・・・」

 

 

 

直枝「どういうことだよ それ」

 

 

 

愛子「あの子は両親の記憶がないのよ・・・・」

 

 

 

ひかり「えっ!」

 

 

直枝「記憶がいないってなんでだよ!?」

 

 

 

愛子「あの子がまだ幼い頃敵の襲撃によって死ぬ寸前までだったのだけどあの子の両親が全てを捧げてあの子を甦らせたの・・・・両親の記憶を消されたという代償をもってね」

 

 

 

 

直枝「てかっそれとあいつの強さとどう関係あんだよ!」

 

 

 

 

愛子「それはもうすぐわかるわ・・・・そろそろ最終種目よ」

 

 

 

 

 

 

最終種目

 

 

 

 

赤の試練あと一種目、総弩は深呼吸し体制を整えた。その最終種目は・・・・

 

 

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

総弩「何だ!?」

 

 

 

 

突然、頭上から何かが落ちてきたことに気付いた総弩、そこに現れたのは・・・・

 

 

 

 

?「我が名は・・・・ゴール・・・・この最終地点の相手なり」

 

 

 

全身の鎧と兜が黄金に染め上げられ、2本の角と巨大な剣を持つ甲冑男だった。

 

 

 

総弩「こいつが例の最終試験の相手か・・・・」

 

 

総弩はクロスリングをとり出し、悟空とルフィのカードをスキャンした。

 

 

総弩「クロスチェンジ!」

 

 

 

《悟空!・ルフィ!クロスオーバー!》

 

 

 

総弩「友情!努力!勝利の力、お借りします!」

 

 

 

《クロスチェンジ!ジェットサイヤフォーム!》

 

 

 

 

 

総弩「しゃっ!行くぜ!」

 

 

 

 

ジェットサイヤフォームになった総弩はゴールに立ち向かう。

 

 

 

直枝「ななな・・・・なんだよ?あれ」

 

 

ひかりは総弩のクロスチェンジを間近で見ているので直枝ははじめてみる総弩のクロスチェンジに驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

愛子「あれは総ちゃんが12年間の間でありとあらゆる異世界の戦士達と友達になったことでその力をカードに変えてクロスリングにスキャンすればその力を使えることが出来るの」

 

 

 

 

 

総弩が先に先制攻撃を仕掛けた。

 

 

 

 

総弩「ゴムゴムの気孔バズーカ!」

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

ゴール「・・・・」

 

 

 

ゴムゴムのバズーカの体制で撃つ必殺技で威力はかめはめ波ピストルに比べてやや低い必殺技ある。

 

 

だがゴールには傷一つついていない。

 

 

 

ブオンッ!

 

 

 

総弩「武装色!硬化!」

 

 

ゴールの振り下ろす大剣に総弩は両腕を覇気の武装色で防いだ。

 

 

ガキン!

 

 

 

総弩「オラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」

 

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

 

 

総弩の強烈なラッシュがゴールに炸裂する。

 

 

 

 

 

 

それを観ていた直枝はなんでそうまでして戦うのか不思議だった。

 

 

 

直枝「なあ、あん「愛さんでいいわよ」あ・・・・愛さんなんでそうまでしてあいつは強くなろうとしてんだ?」

 

 

 

直枝は愛子に怒鳴るように質問した。

 

 

 

愛子「あの子は・・・・敵の策略によって幼馴染を亡くしたことがあるのよ」

 

 

 

直枝「え?」

 

 

 

 

ひかり「勇光さんの幼馴染の人は亡くなられているんですか?」

 

 

 

愛子「ええ、彼はその怒りに任せて周囲の敵と味方を攻撃した・・・・あの子の中の怪物が目覚めてしまったせいで」

 

 

 

ひかり「怪物?それなんですか!?」

 

 

 

愛子「あの子の家柄、勇光家は赤の勇者と呼ばれかつて世界を我が物にしようとしたプリキュウスを封印した一族・・・・プリキュウスを倒すためにはより強大な力、つまり神を殺す力をを持つ生物の力を宿さなければならなかったの」

 

 

 

直枝「神を殺す力を持つ生物?」

 

 

 

愛子「赤の勇者が宿った赤き破滅のドラゴン、かつて一つの星の命を奪い、その星を自分の住みかとして栄えた最強のドラゴン」

 

 

ひかり「それが勇光さんの体の中にいるんですか?」

 

 

 

愛子「ええ、そうよ」

 

 

 

直枝「・・・・」

 

 

直枝は巨大な黄金騎士に悠然と立ち向かう姿を眺めた。

 

 

 

愛子「ほかにも黄色の勇者に宿るのは全ての時空、異世界、宇宙の生物の頂点に立つ獣王ライガー、青の勇者は宇宙や時空を優雅に羽ばたく鷲イーグル・・・・そして緑と紫と白は・・・・いや、そこはまたの機会で・・・・」

 

 

 

ひかり「?」

 

 

直枝「?」

 

 

 

愛子「そして総ちゃんは亡くした幼馴染のような悲惨な死をなくさないため12年間の修行を開始した。」

 

 

 

直枝「じゅっ12年間!?長すぎだろ!」

 

 

愛子「でも収穫もあったのよ♪これが・・・・」

 

 

 

愛子は直枝にシシレッドとオーズのスピリットフィギュアを見せた。

 

 

 

直枝「なんだよ・・・・これ?」

 

 

 

愛子「それはありあらゆる世界、宇宙で戦ったヒーロー達の魂、スピリットフィギュア、敵の圧倒的な攻撃によって負ける寸前にフィギュアとして生まれ変わった姿がこれよ・・・・」

 

 

 

愛子「これがあいつ一人で・・・・」

 

 

 

直枝は思ったあいつがあんな力を身に付けていたのはあいつの死んだ幼馴染を亡くさないために・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴール「ふんっ!!」

 

 

 

ガキン!

 

 

 

総弩「うわっ!」

 

 

 

ゴールの大剣が総弩を弾き出し、総弩はその反動で後ずさりした。

 

 

 

総弩「くそっ!やっぱ体術じゃ奴には勝てないか・・・・だったらあれを使ってみるか」

 

 

 

総弩はクロスリングをとり出し、今度はシンフォギアの世界で使ったカードとは別のカードをリングにスキャンした。

 

 

 

総弩「鬼太郎!セイバー!」

 

 

 

《鬼太郎!・セイバー!クロスオーバー!》

 

総弩「闇を祓う力、お借りします!」

 

 

 

《クロスチェンジ!エクスゴースト!》

 

 

 

ひかり「あれ?私の知ってるやつじゃない」

 

 

 

愛子「幽霊族のゲゲゲの鬼太郎とfeatのセイバーちゃんの力を宿した姿エクスゴーストね」

 

 

 

総弩の姿は金髪で青い眼となり、鬼太郎の特徴であるちゃんちゃんこと下駄、ちゃんちゃんこの黄色の部分が銀色に変わり、下駄は鋼の下駄へと変わった。

 

 

 

総弩「さあ、行くぜ」

 

 

 

ゴール「我が名は・・・・ゴールこの門の番人であり!」

 

 

 

ゴールは大剣を振り払いながら総弩に襲いかかってきた。

 

 

 

 

総弩「ふっ!」

 

 

 

総弩は大剣を振り落としたが総弩は素早く交わした直前にゴールの剣を持つ腕にタッチした。

 

 

 

 

ドーーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

ゴール「・・・・・・・・」

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・・・・・・・・・なるほどな」

 

 

 

 

総弩が何故ゴールの剣を持つ腕にタッチしたのかそれは相手の体の一部をタッチすることで相手の霊力つまり弱点を妖怪アンテナで察知することが出来るのだ。

 

 

 

総弩「あいつの本体は・・・・・・・・あの剣か、あの剣に強力な霊気を感じるぜ」

 

 

 

総弩は本体がわかったことでいよいよ反撃開始だ。

 

 

 

 

ゴール「うおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

総弩「インビジブルちゃんちゃんこ!」ビュッ!

 

 

 

ビシッ!!

 

 

 

ゴール「ぐ・・・・・・・・うう・・・・」

 

 

 

鬼太郎のちゃんちゃんこと比べて強力になっているちゃんちゃんこはゴールをきつく縛り上げた。

 

 

 

その時、ゴールの剣が腕から落とされ、総弩は一気に勝負に決めるのであった。

 

 

 

 

総弩「行くぜ 妖剣カリバーン!その手に勝利を!」

 

 

 

ギューーーー!!!

 

 

ゴール「わが・・・・・・・・なは・・・・ゴー」

 

 

 

 

総弩「聖剣!幽霊斬!!」

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

金と銀の斬撃がゴールの剣を一掃した。

 

 

 

 

ゴール「我が名は・・・・・・・・ゴー・・・・ル」

 

 

シュゥゥゥゥ・・・・・・・・

 

 

 

剣を破壊したことでゴールは粒子となって消えてしまった。

 

 

 

 

総弩「勝った・・・・勝ったあああ!!!」

 

 

 

 

 

愛子「よし!!」

 

 

 

ひかり「勇光さん!!やったあ!」

 

 

 

直枝「・・・・・・・・まじかよ・・・・」

 

 

 

愛子とひかりは総弩の試練が全て達成したことで歓喜し、直枝はあり得ないというような表情を見て呆然とした。

 

 

 

 

ゴゴゴ・・・・

 

 

 

総弩「あれが・・・・」

 

 

 

その時、真ん中の部分から台座が出現しそこにあったのは一冊の赤い本であった。

 

 

 

 

総弩「これが赤の勇者の本・・・・」

 

 

 

 

to be continued




次回予告



ついに手に入れた赤の勇者の本



そしてそこに書かれていたのは15人の戦士の内5人の戦士が記されていた。



そして新たなる旅立ち



そして動き出すプリキュア帝国、ゼロフォウル



次回 「赤の勇者の本」



ぶっちぎるぜ!!


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9話 5人の戦士

ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムありとあらゆるヒーローをアニメキャラに説明する小説を近い内に投稿しようと考えています。


赤の試練を全てクリアした総弩は真ん中の台座から出現した赤の書が現れ総弩はそれを掴んだ。

 

 

 

 

総弩「これが赤の書・・・・」

 

 

総弩は本を開いた瞬間・・・・

 

 

 

カッ!

 

 

総弩「うわっまぶしい!」

 

 

 

本が開いた瞬間、目映い光が総弩の眼を多い尽くすかのように輝きだした。

 

 

 

 

ボワン!

 

 

 

総弩「へ?」

 

 

 

ひかり「はい?」

 

 

直枝「ん?」

 

 

 

愛子「あら♪」

 

 

 

?「ふう、やっと外の空気が吸えたヒロ」

 

 

光が止んだとき、煙が最後に出現した後、その中から小さなヒーローの子供が現れた。

 

 

 

総弩「なんだ?おまえ」

 

 

 

?「おっお前か?リュウゴの言ってた息子とは、」

 

 

 

総弩「リュウゴ?父さんのことか!?」

 

 

 

?「そう、僕さまの名はヒロン!龍仙人様の一番弟子であり、お前達勇者が求める戦士達のナビゲーターであるヒロ」

 

 

 

ヒーローの妖精ヒロンは威張りながら自己紹介した。

 

 

 

直枝「なんでお前がこんな小さな本の中に閉じ込めていたんだ?」

 

 

 

ヒロン「ふふ、それは話すと長くなるヒロン」

 

 

 

総弩「じゃあいいわ・・・・」

 

 

 

即答・・・・

 

 

 

ヒロン「ちょちょっ!僕さまの話を聞いてヒロ!」

 

 

 

総弩「なんだよ・・・・いいたいなら最初っから話せよ!」

 

 

 

ヒロン「むむっそういうところはリュウゴにそっくりヒロ」

 

 

 

ヒロンは台座に腰かけて早速説明した。

 

 

 

ヒロン「あれはリュウゴ達がプリキュウスを封印した後のことだったヒロ、龍仙人様は僕さまに「いずれ遠い未来にプリキュウスの復活、そしてその悪の存在が現れるかもしれない。そこでヒロンよお前を次世代の勇者を支援するためこの本の中に封じ込める・・・・未来を頼んだぞ」っと言われたヒロ」

 

 

 

総弩「えっ!龍仙人は亡くなったのか?」

 

 

ヒロン「そんなことあるかヒロ!!お師匠の気配はまだ感じられるから生きてるヒロ!」

 

 

 

ひかり「あの、勇光さん龍仙人って・・・・」

 

 

 

総弩「かつて俺達の父さん達と一緒に戦った盟友なんだ。」

 

 

ヒロン「その通りヒロン」

 

ヒロンは自分のことのように威張り散らした。

 

 

総弩「ともかくこの本の中には何が書いてあるんだ?」

 

 

 

総弩は赤の書を開いた次の瞬間

 

 

 

ゴオオオオオオ!!!!

 

 

総弩「うおっ!?」

 

 

ひかり「本の中から火が・・・・!!」

 

 

 

直枝「おい!大丈夫かよ」

 

 

 

愛子「大丈夫よ、あの炎は戦士を示すためのルーツよ。火傷なんかしないわ」

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

炎が止み赤の書の1ページを見るとそこに書かれていたのは・・・・

 

 

 

総弩「1の戦士、その力は炎のごとくありとあらゆる怪物を一網打尽にする火炎ファイター・・・・これは?」

 

 

 

ヒロン「それが君が探し出す赤の勇者の一人目の戦士だヒロン」

 

 

 

総弩「赤の勇者の・・・・一人目の・・・・戦士」

 

 

総弩は赤の書に書かれたメッセージを見てすこし身震いした。

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

ポン

 

 

総弩「!?」

 

 

愛子「シリアスはここまで♪帰ってご飯にしましょ」

 

 

 

愛子は総弩に笑顔を見せて言った。

 

 

 

こうして総弩の赤の試練はこれで一時終了である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「はい!今日は総ちゃんの華々しい記念で大いにご飯を作っちゃいました!」

 

 

 

「「「「「「「「おおおーーー!!」」」」」」」」

 

 

 

愛子は腕によりをかけて作ったご飯をテーブルの前に出された。

 

 

 

 

時和荘で暮らす隣人達も駆けつけた。

 

 

 

右から一歩、一夏

 

 

左から空、美羽、ひな、岬、ひかり、直枝が座り、ついでにご近所さん達も参加していた。

 

 

 

一歩「美味しいですね!これ」

 

 

 

 

 

空「青木さん!もうビールなんてありませんよ」

 

 

美羽「それに今日は総さんが主役のパーティなんですよ!」

 

 

 

ひな「そーだ!そーだ!」

 

 

木村「お前ら!この嬢ちゃん達の言う通りだぞ」

 

 

 

ひかり「・・・・」

 

 

直枝「・・・・」

 

 

 

ひかりと直枝は時和荘の人達との食事会にすこし遠慮がちだった。

 

 

 

岬「ひかりちゃんも直枝ちゃんも遠慮しないで食べていいんだよ」

 

 

 

岬が二人にお皿を出した。

 

 

ひかり「でも、私たちは・・・・」

 

 

直枝「俺達のような余所者でもいいのか・・・・」

 

 

 

岬「大丈夫だよ。ここは異世界都市アルカ、どんな人だろうと決してひいきとかそういうことしないから・・・・そういうこと・・・・」

 

 

 

ひかり「岬さんどうしたんです?」

 

 

 

岬「えっ!な・・なんでもないよ!なんでも・・・・」

 

 

 

岬はすこし眼を背けながら食事を採った。その姿を見てひかりはすこし寂しそうな雰囲気だった。

 

 

 

直枝「なあ、ひかり 」

 

 

 

ひかり「どうしたんです?管野さん」

 

 

 

直枝「あそこ・・・・どうしてんだろうな?」

 

 

ひかり「あそこって、私達の世界ですか?」

 

 

直枝「ああ、あの穴に入ってしまった俺達をみんなは探し回ってるかもしれないぜ・・・・もしかしたら孝美も502に来てるかもしれねえかもな・・・・」

 

 

 

ひかり「お姉ちゃん・・・・」

 

 

雁淵孝美 ひかりの姉であり、リバウでは大いに活躍したベテランウィッチである。

 

 

ひかりは夜空の無数の星を見て孝美のことを考えた。

 

 

 

ひかり・・・・どんな悲しいことがあっても負けちゃダメよ・・・・

 

 

ひかり「!!」ごしごし

 

 

ひかりは一瞬涙が出たのか顔を腕で擦った。そしてひかりは真っ直ぐな瞳で夜空を見た。

 

 

 

ひかり(お姉ちゃん・・・・私必ず帰るからね・・・・)

 

 

 

 

ひかりは心の中でそう決意した。

 

 

 

総弩「そう言えば一夏、千冬姉さんはいないのか?」

 

 

 

一夏「千冬姉はなんかDWDに呼ばれて今日は遅くなるってさ・・・・」

 

 

総弩「DWD・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーアルカD地区酒場ー

 

 

 

ここはアルカD地区の酒場、得にD地区にはゴロツキや無法者が多い。違法な薬売なども売り付けるなど犯罪が多い。警察もDWDも目に焼き付いている。

 

 

 

ゴロツキA「おい、聞いたか?プリキュアがまた世界を乗っ取ったって話」

 

 

ゴロツキB「まじかよ!見た目は可愛子ちゃんでも心は怪物かーやだやだ」

 

 

 

 

それを聞いていたカウンターで酒を飲む青年とバナナを食べるゴリラ・・・・

 

 

?「・・・・」カラン

 

 

?「ムグムグ・・・・」

 

 

 

ゴロツキB「それによプリキュアって奴等はどんなヒーローよりも強いんだろ!あの仮面ライダーとかいうのよりを・・・・」

 

 

 

?「・・・・」ぴくっ

 

 

 

ゴロツキA「はん、仮面ライダーもウルトラマンって奴等もプリキュアにはかなわねえ雑魚ヒーローってところだな!がはははははは「がっ!」ぶっ!」ガシャーン!

 

 

 

カウンターで飲んでいた青年がゴロツキAの頭をつかみ上げてテーブルの方に突き落とした。

 

 

青年「さっきからプリキュアが強いとかプリキュアにはかなわねえとか・・・・ムカつくこと言ってくれるんじゃねーか?」

 

 

 

ゴロツキB「なんだ!テメーは!」

 

 

青年「俺か・・・・滝東也だ!」

 

 

 

ゴロツキB「!?」

 

 

 

ゴロツキBが青年の名前を知って恐れを抱いた。

 

 

ゴロツキB「滝東也ってあの犯罪キラーの・・っうわ!」

 

 

 

?「ウオオオオ!!」

 

 

その時、滝と一緒にいたゴリラがゴロツキAと一緒にゴロツキBを持ち上げた。

 

 

 

滝東也「お前、今仮面ライダーのことを馬鹿にしたろ!」

 

 

ゴロツキA「えっ!・・・・」

 

 

滝東也「仮面ライダーはな・・・・俺のあこがれなんだよ!それを馬鹿にする奴は・・・・」

 

 

 

ゴロツキA「お・・・・おい・・・・何を・・・・」

 

 

 

滝東也「ラース!やれ!」

 

 

ラース「うおおおおおおおおお!!」

 

 

 

ゴン!ゴン!!

 

 

ドサッ!

 

 

 

ゴロツキA「うーーーー・・・・」

 

ゴロツキB「うーー・・・・」

 

 

 

 

DWD隊員「何事だ!?」

 

 

その時、タイミングがいいのかDWD隊員と警察が現れた。だが滝とラースは酒場から消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝東也「さてと・・・・ラース次はどこに向かうか・・・・」

 

 

ラース「ウオウ!ウオウ!」

 

 

滝東也「どうした?新聞?今日の奴か?」

 

 

滝はラースの持っている新聞を受け取り、ラースはその新聞の記事を指差した。

 

 

 

滝東也「何々・・・・赤の勇者が・・・・生きていた・・・・」

 

 

ラース「ウオウ!」

 

 

滝東也「確か・・・・ソイツいろんなヒーローになれるって噂だよな・・・・仮面ライダーにも変身出来るって」

 

 

ラース「ウオウ・・・・」

 

 

 

滝東也(仮面ライダーに変身か・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝和也『東也!じいちゃんはな本物の仮面ライダーと戦ったことがあるんじゃ!あの勇猛果敢な戦いそして必殺技のライダーキックとライダーパンチはあらゆる敵を倒す。』

 

 

 

滝東也『すげええ!』

 

 

 

滝和也「ライダーは最高だろ!」

 

 

 

滝東也『うん!最高!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝東也「・・・・・・・・ラース支度しろ」

 

 

 

ラース「ウオ?」

 

 

滝東也「今からその勇者がいるところまで突っ走るぞ!」

 

 

ラース「ウオーーーウ!!」

 

 

滝の提案でラースは大賛成し一人と一体はサイドカーに乗り始めた。

 

 

 

滝東也「さあ!行くぜ!」

 

 

 

ブオオオオオオオオオン!

 

 

 

滝はハンドルを握りしめてバイクを走らせた。勇光のいる所まで・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある道路で走る道にのぼり旗を掲げた全身鎧姿の男が歌を歌いながら安物バイクで走っていた。

 

 

 

がんがんじい「がーーんがーーんがんがらがんががんがらがんがんがーーん♪・・・・・・・・はあー」

 

 

その男の名はがんがんじい、かつてスカイライダーとともにネオショッカーと戦った盟友であるが、結果改造人間でもない彼はスカイライダーの足手まといにしかならない奴であった。

 

 

 

がんがんじい「なあ、それ以上ワイの心を傷つけんで。」

 

 

 

これは失礼

 

 

 

がんがんじい「はあ、ワイと洋はんと別れてから二年になってしもうた」

 

 

あの時、悪の存在となったプリキュアを止めるべくスカイライダーこと筑波洋は戦いに向かおうとした。

 

 

 

『洋はん!待ってーな行くんならワイも連れてってーな』

 

 

 

『駄目だ!がんがんじいお前は志度博士と一緒に逃げろ』

 

 

『せやかて・・・・』

 

 

 

『安心しろ。俺は必ず帰ってくる♪』

 

 

 

それががんがんじいと筑波洋の最後の会話だった。

 

 

 

 

がんがんじい「志度博士は別件でどっかに行きよるし、ほかのもんもいなくなるし、ワイはどこに行けばいいんや・・・・」

 

 

がんがんじいが泣きじゃくってる時、道路の隣の茂みから音がした。

 

ガサガサ

 

 

 

がんがんじい「ん?なんや」

 

 

がんがんじいはバイクを止め、その茂みの中から現れたのは・・・・

 

 

 

ドサッ!

 

 

がんがんじい「え?女の子!?」

 

 

倒れたのは水色の髪に白い服を纏った少女だった。

 

 

 

がんがんじい「ちょっしっかりしいや・・・・」

 

 

がんがんじいはその女の子の方に駆けつけ、容態を確認した。

 

 

?「リ・・・・ク・・・・」パタッ

 

 

彼女はそれだけを言い残し気絶した。

 

 

がんがんじい「よっぽどここまで歩いてきたんやな・・・・かわいそうに・・・・ん」

 

 

 

突然、目の前の空間から雷が現れその時、巨大な穴次元ホールが現れた。

 

 

 

がんがんじい「ちょっ!なんや!?これ威力強!」

 

 

少女「・・・・・・・・」

 

 

がんがんじいは少女を抱えて力強く踏ん張るが・・・・さすがにそろそろ限界が近づき、

 

 

つるっ

 

 

 

がんがんじい「あっ!」

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

がんがんじい「うわああああああ!!!洋はーーーーーーーん!!」

 

 

 

少女「・・・・・・・・」

 

 

 

がんがんじいと少女は次元ホールに吸い込まれてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブオオオオオオオオオン

 

 

 

?「はあ、はあ、はあ、」

 

 

 

その少女はハードボイルダーに乗って走っていた。誰かに追われることもなく必死に走っていた。彼女の名はときめ 仮面ライダーW 鳴海探偵事務所の助手を努める。

 

 

 

 

ときめ「翔太郎・・・・フィリップ」

 

 

 

『ときめ!お前は早くここから逃げろ!』

 

 

『でも!翔太郎・・・・』

 

 

 

『早く行け!』

 

 

 

『はああああああ!!』

 

 

 

『うわああああああ!!!』

 

 

ドオオオーーーーーーーン!

 

 

 

『しょうたろーーーーーう!!!!』

 

 

 

仮面ライダーWはプリキュアの一人によって倒され、ときめは一目散に逃げた。

 

 

 

 

ときめ「・・・・・・・・」グスッ

 

 

ときめは涙を流しハードボイルダーのハンドルを握りしめてスピードを出した。

 

 

 

その時、

 

 

ときめ「ん?」

 

 

 

ときめの前に次元ホールが出現しときめを吸い込んだ。

 

 

 

ときめ「きゃああああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはストライクウィッチーズ世界 パ・ドカレー 跡地

 

 

 

ここはネウロイによって町も人も全員焼け野原になった。

 

 

 

その時、ゼロフォウルの幹部のキュアマリオンと白衣を着た科学者の姿ををした集団が現れた。

 

 

 

 

皆はある装置のセンサーである人物を探していた。その人物とは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピーー!ピーー!ピーー!ピーー!ピーー!

 

 

 

 

?「ここにいました!」

 

 

 

マリオン「見つけたか!」

 

 

 

マリオンは大急ぎでその人物がいる場所までたどり着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリオン「おおお!!ここにいたのか・・・・」

 

 

 

マリオン達が見つけたのは黒こげの死体となった男性だった。

 

 

 

 

マリオン「運ぶぞ!」

 

 

 

「「「はっ!」」」

 

 

科学者達はその男性の死体を用意した保存用カプセルに収納した。

 

 

 

この男性が何者なのか・・・・それはかつて第501統合戦闘航空団の隊長の恋人だということはまだ先の話である・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーゼロフォウル本拠地ー

 

 

 

盤怒「おお・・・・来たか」

 

 

 

ゼロフォウルの科学者である盤怒が会ったのは・・・・

 

 

 

 

万灯「あなたがゼロフォウルの科学者ですか?」

 

 

 

 

風都にあると言われる〝神々の街゛の住人、オーロラドーパントこと万灯雪侍

 

 

 

ニードル「これはこれは・・・・いい場所ですね」

 

 

 

バダン帝国の幹部、ヤマアラシロイドことニードル

 

 

 

ゲロ「まさかワシと同じマッドサイエンティストがいようとはな」

 

 

 

レッドリボン軍、人造人間20号ことドクターゲロ

 

 

 

 

死柄木「おいおい・・・・まさか俺らのほかに来客がいるなんて・・・・聞いてねえぞ・・・・」

 

 

 

ヴィラン連合のリーダー 死柄木 弔

 

 

 

 

盤怒「まだ・・・・ほかの来客が来てないが・・・・まあいい」

 

 

彼らは自分達の座席に座り、その上から巨大な映像が写し出された。

 

 

 

 

 

アブゾルド「ようこそ・・・・勇士同盟の諸君」

 

 

 

ゼロフォウルの首領、魔神アブゾルドであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーDWD本拠地ー

 

 

 

そこに今いるのは司令官 黒井星奈と一夏の姉、織斑千冬もとデストロンハンター、インターポールのアンリエッタ バーキン 、そして総統のミスト

 

 

 

 

ミスト「ゼロフォウルが各異世界の悪と結託して勇者討伐を目論んできたか・・・・」

 

 

 

アンリ「ええ、恐らく勇光達にとって苦難な戦いになりそうよ・・・・恐らく敵の数は1億を越えるほどに・・・・ね」

 

 

 

星奈「だとしたら私達も彼等の手助けさせるため応援を連れてくる必要があるみたいね」

 

 

 

 

千冬「・・・・・・・・」

 

 

 

星奈「どうしたの?千冬」

 

 

 

千冬「ああ、すまない考え事をしていた」

 

 

千冬は考えた。アルカに漂流する前、千冬と束の最後の会話の意味を・・・・

 

 

 

束『ねえ、ちーちゃん今の世界で天才と呼ばれる人間は約98%がバカなんだよ』

 

 

千冬『何が言いたい!束』

 

 

束『だからね・・・・ちーちゃん』

 

 

 

千冬『・・・・』

 

 

 

束『私はこの世界でやりたかったことは終わったから次の世界でやりたいことをやろうと考えようと思うの?』

 

 

 

千冬『この世界?次の?おい!それはどういうことだ!』

 

 

 

千冬は半分怒気のこもった声で怒鳴るが束は口をほくそ笑み、

 

 

束『何ってちーちゃん・・・・例の計画だよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千冬(あの時、交わした最後の言葉・・・・例の計画とはなんだ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「さてと・・・・次は」

 

 

 

星奈は2体の砕かれた人形の写真を握りしめて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー赤の試練 扉前ー

 

 

 

 

総弩「え!?あのブルームとイーグレットは偽者!?」

 

 

総弩はシンフォギアの世界で戦ったプリキュアが実はダミーだということに呆然とした。

 

 

星奈「ええ、あなたがプリキュアを収納したカプセルを開けたとたん二人は徐々に蝋人形になり結果」

 

 

 

 

バゴーーン! バゴーーン!

 

 

 

星奈「爆発した」

 

 

 

総弩「そんな・・・・でもなんでだ?」

 

 

 

星奈「恐らくあんたの性能を試すためダミーをプリキュアに成り済ませ戦わせたのかもね・・・・」

 

 

 

総弩「そんな・・・・糞!」バシッ!

 

 

 

総弩は悔しさで片方の拳を片方の手に受け取った。

 

 

 

星奈「でもここからは大変よ・・・・あなたが5人の戦士を探す旅にプリキュア帝国かゼロフォウルが邪魔をしてくるわよ・・・・気をつけて」

 

 

 

 

総弩「おす!」

 

 

 

総弩が行く世界につれてく仲間は

 

 

 

ヒロン、覇龍弥、ひかり、直枝の三人である。

 

 

 

総弩「でも師匠・・・・その世界に行くにはガーディアンカードが必要じゃないのか?」

 

 

 

総弩は異世界に行くためにはガーディアンカードを見せにいかなければ行けないのか?

 

 

 

星奈「それは心配いらないわ・・・・私達DWDが貴方のために作り上げた次元を移動できる乗り物・・・・」

 

 

 

総弩「乗り物・・・・」

 

 

その巨大な乗り物バイクに似た形の乗り物であった。

 

 

 

星奈「その名は“ジゲンマジーン”仮面ライダージオウのタイムマジーンをDWDの研究者達の改造でこの日まで完成できた。」

 

 

総弩「じゃあこれに乗ってその戦士達のいる世界に行けるってことだな」

 

 

直枝「へえーすげえ・・・・」

 

 

 

総弩達は中に入るとそこあったのはふたつ同時にある4人用の椅子そしてそれを操縦するコックピット

 

 

星奈「それじゃその本をセットすればその戦士がいる世界まで連れてってくれるわ」

 

 

総弩「よし!」

 

 

総弩は赤の本をジゲンマジーンのコックピットの真ん中にセットと同時に起動した。

 

 

ヒロン「それじゃ!赤の戦士達を見つけるため出発ヒローーン!」

 

 

 

「「「「おーーーーーう!!」」」」

 

 

 

その時、次元ホールが出現し総弩達を乗せたジゲンマジーンはその穴に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「頑張ってねー」

 

 

 

星奈(さてと私は・・・・)

 

 

 

 

 

 

ジゲンマジーンで次元ホールに入った 総弩、覇龍弥、ひかり、直枝、第1の戦士のいる世界へ

 

そしてプリキュア帝国の刺客、そしてゼロフォウルの刺客とは

 

 

待て!次回!

 

 




次回予告






火円 暴(ひえん あばれ)


そして出会う勇者達



次回 第1の戦士 レッドファイヤー



こいつあすごいぜ!


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10話 第1の戦士

戦士達の話は前中後で行きます。


 

 

 

 

 

紀元前、かつてこの地球にとある一つの隕石が降り注いだ。

 

 

その隕石を見つけた人々はそれに触れると地球人の90.0%が超人の力を身につけた。

 

 

あるものは水の力を、あるものは風を、そしてあるものは獣となった。

 

そして人々はその力を“シュロム”と呼んだ。

 

 

 

そして人々は国と国との戦争で超人達の代理戦争を企画した。

 

それは超人決闘(シュロムコロシアム)

 

 

互いのシュロムの力を競い合い、どちらが強いか超人達の勝負の歴史が始まった。

 

そして時を越え、それは人々にとって大きな習慣となり娯楽となった。

 

 

 

そして今世界の超人達は世界一を決める格闘大会太陽武闘会(たいようぶとうかい)が幕を開ける!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは東京の高層マンションの一室、とある部屋で格闘技のトレーニングを行っていた。

 

目の前のサンドバッグを力強く叩き 蹴りあげた。

 

?「シュッ!シュッ!シュッ!」

 

 

彼はこの日のために腕、脚、体を鍛え、

 

?「どりゃあっ!」

 

 

最後のウォーミングアップを行った。

 

?「そらっ!」

 

 

彼の名は

 

 

「おらぁっ!!」

 

 

バシッ!!

 

 

 

火円暴(ひえん あばれ)

 

シュロムコロシアムの選手の一人である。

 

 

 

一方

 

総弩達は

 

 

 

「「「あっちーーーーー!!!!!!」」」

 

 

 

ひかり「暑い・・・・」

 

 

 

季節が夏であり東京は人混みでサウナ状態であった。。

 

 

 

 

 

 

総弩「暑い・・・・夏でこう人混みを見てるだけで暑くなっちまう!」

 

 

ひかり「でもみんな賑わってますよ。今日何かあるんでしょうか?」

 

 

 

直江「知らねーよ なんか祭りかなんかやるんじゃねーのか?」

 

 

 

ひかり「暑い・・・・」

 

 

覇龍哉「お待たせ!」

 

 

3人がバテている時、何本の缶ジュースをビニール袋に包み込んで持ってくる覇龍哉が戻ってきた。

 

 

 

総弩「兄貴・・・・どうだった?」

 

 

覇龍哉「ああ、どうやらみんなはこれに出場するらしい」

 

総弩「これは」

 

ひかり「なんですか?」

 

 

 

第150回 太陽武闘会

 

世界の超人たちよ!誰か最強!No.1か競い会え!

 

開催日 8月10日

 

 

総弩「8月10日って今日じゃん!」

 

 

覇龍哉「行ってみるか」

 

 

 

総弩達は武闘会が開催される場所 武闘ドームにたどり着く。

 

 

参加者

 

一般選手も入場可能!

互いのシュロムを競いあげろ!

 

 

総弩「一般選手も入場可能か・・・」

 

 

総弩は壁に張り付いたチラシを見て面白げに受付のほうに向かった。

 

 

ひかり「勇光さん何してるんですか?」

 

 

総弩「見りゃわかんだろ?俺もこれに参加すんだよ」

 

 

 

「「ええええ!!!」」

 

 

総弩の言葉に直江はくってかかる

 

 

 

直江「何いってんだ?お前こっちに来た目的忘れたのかよ」

 

 

総弩「忘れてないよ」

 

 

直江「だったら」

 

 

総弩「その大会とかに参加すればその仲間に出会える気がするんだ。」

 

 

ひかり「総弩さん・・・・」

 

 

 

総弩の言葉に唖然とする中後ろで控えている髪の長い女がコロシアムのほうを睨み付けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー太陽武闘会、会長室ー

 

 

 

 

 

 

そこには全身筋肉でスキンヘッドの大男と細長いスリムな男性がソファの上で対談していた。

 

 

 

?「ほう・・・これか?」

 

 

?「はい、これがゼロフォウルの特注品“サンバルカンオーディオ”のフィギュアです」

 

 

スリムな男性がニヤニヤしながらそれを差し出し男はそれを持って物珍しげに眺める。

 

 

 

?「こんな物で人間の持つシュロムを越えた力が手に入ると?」

 

 

 

?「それはもちろん♪ただし、唯一必要なのは人間の“憎しみ”それをお忘れなく」

 




次回予告



この世界で活躍する第一の戦士は誰なのか?


その時、奴等が現れる。



そしてそこにオーディオレンジャーが・・・・




?「おめでとうございます♪あなたこれで太陽戦隊サンバルカンです」



その時、総弩達は・・・・



次回、



第一の戦士 オーディオレンジャー現る!



こいつぁ すごいぜ!


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11話 バトル・ロワイアル

平成ジェネレーション今度は仮面ライダーがテレビの中の存在・・・・そして電王が・・・・今回ジオウ、アナザーレンジャー登場


 

 

 

開催された太陽武闘会

 

 

 

 

会場にはゾロゾロと100以上の選手達が巨大なリングの上に立っていた。

 

 

 

ひかり「すごいですよ!こんなに多くの人たちが出場するなんて!」

 

 

直江「こんな多人数でどう勝負すんだよ」

 

 

観客席で興奮するひかりとすこしふてくされている直江、

 

 

そして、実況席からのマイク音が流れる。

 

 

 

『全国のみなさん!ついに・・・・ついにこの日がやってまいりました!!』

 

 

 

『世界超人連邦主催による“太陽武闘会”果たして最強の超人戦士は誰なのかっ!!?』

 

 

 

 

 

 

ゾロゾロゾロゾロ

 

 

 

 

総弩「うおおお!こんなにいんのか?周りを見るだけでみんな強そうって思えるな」

 

 

 

総弩は周りの出場選手を見ているとそこにポニーテールで纏った少女が上のほうを睨み付けているところを目に止まる。

 

 

 

 

?「・・・・」

 

 

 

総弩「あの子・・・・」

 

 

 

総弩は彼女が睨み付けている方向をみるとそこにはスキンヘッド悪そうな顔でこちらを見下ろす男性に目を止める。

 

 

 

 

総弩「なんだ?あいつ?」

 

 

 

『大会のルールを説明します。まず第一回戦は予選試合!“バトル・ロイヤルです!!』

 

 

 

実況の言葉に一同はざわつく。

 

 

「バトルロイヤルって、敵味方関係なく戦って生き残るあれか?」

 

 

『そのとおりです。ですがこのバトルロイヤルにはある重大なルールがあります。』

 

 

 

『?』

 

 

 

『それは超人能力(シュロム)を使わず己の肉体のみで戦って勝つとのことです!!』

 

 

 

 

 

『えええええーー!!!』

 

 

 

 

バトルロイヤルのルールに驚愕する選手や観客、それはなぜかと反論する。

 

 

?「よこせ!」

 

実況『おーーーっと!なんと、太陽武闘会主催者の”サン・グラース“が自らルールを説明されます。』

 

 

その時、主催者がマイクを取って説明する。

 

 

 

 

「私が太陽武闘会主催者、そしてこの太陽武闘会優勝者、サン・グラースである。何故この1回戦がバトル・ロワイアルを企画したのか・・・それは・・・」

 

 

 

グラース「いつまでも超人の力を頼らず己の肉体の信頼を試すことだ!

 

 

 

「「「?」」」

 

 

グラース「知っての通りシュロムは人間の限界を超えた存在、古来からその力で国と国との戦争を超人達の格闘試合という代理戦争によって被害は最小限となった。そして、時が流れ、それは人々にとって大きな習慣となり娯楽となりどちらか最強を決めるほどになった。だが」

 

 

 

「シュロムが発現する確率が90.0%という数値この大会の参加者の中にシュロムを発現できず()()()()()生まれて一般参加したものもいるはず?」

 

 

 

「へっそれじゃ参加しただけ喜んで闘いは負け確定じゃん!」

 

 

 

「「「「はははははははははは!!」」」」

 

 

参加者の一人の一言によって周りは大笑いした。

 

 

 

総弩(アイツの言い方なんかムカつくな・・・)

 

 

総弩はグラースを睨み付ける。

 

 

「だから私はこの大会に一般参加者の中にも強い者がいると信じている・・・」

 

 

総弩「?」

 

 

信じている・・・その言葉に総弩は疑問をよぎる。

 

グラースはそれを言い終わり、マイクを実況者に渡した。

 

 

実況者『で・・・ではこのバトルロイヤルで100の内12人生き残れば試合終了、そして制限時間は30分!それではみなさん!』

 

 

 

 

 

 

 

『レディ・・・・』

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

選手達は全員構えをとる。

 

 

 

 

 

 

ごおおおーー!!!

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 






次回予告
100人のバトルロイヤル

これまでの戦いを生かす総弩、そして出会うライバル!

謎の野望を抱く少女


暗躍する謎の男

次回

12人決定!



ぶっちぎるぜっ!!


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12話 12人決定

この話をすこし変更します。


 

 

 

「「「「「うおおおおおおおお!!!!」」」」」

 

 

 

 

 

試合開始のゴングが鳴り響き、選手達は一斉に互いの相手のバトルを開始した。

 

 

 

観客席で見ているひかりと直江も興奮していた。

 

 

ひかり「うわああ!みんな一斉に戦い始めましたよ!管野さん!」

 

 

直江「ああ!こんなことなら俺も参加すりゃよかったぜ!」

 

 

 

覇龍哉(・・・・れいか)

 

 

 

覇龍哉はこのバトルロワイヤル以外にも恋人であるれいかことキュアビューティーのことを考えていた。

 

 

 

『消えなさい リュウドラ』

 

 

 

あの一言が頭によぎりもうバトルを見るという暇もなかった。

 

 

 

『おおーーーっと脱落者10名!出ました!挑戦者はアメリカの恐竜レスラー!ディラン ジュラシック選手!』

 

 

 

 

ディラン「おおおおおおお!!」

 

 

 

『おーーーっと今度は15名脱落!そこにいるのはタイの風の闘王 ウィン キャット選手』

 

 

 

『わああああああ!!』

 

 

 

次々と代表選手が勝ち残り観客はもう興奮で収まりきれなかった。

 

 

 

 

 

そして総弩は、

 

 

 

「きええええええ!!!」

 

 

 

 

総弩「よっ!ほっ!ほっ!」

 

 

総弩はマーシャルアーツの選手との戦いが始まった。

 

 

 

総弩「なかなか鋭いパンチだが・・・俺の敵じゃない!」

 

 

 

「きえっ?」

 

 

 

総弩「そらよっ!」

 

「きえええええええ!!??」

パンチとキックの攻防に総弩は苦戦しつつあると思いきや一瞬だけ口をにやけさせパンチを出した瞬間にアッパーで吹き飛ばした。

 

 

 

 

「おぉーーーっと一般参加者で出場した勇光選手、アッパーで相手を吹き飛ばしたああああ

!!!」

 

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

その時、総弩の視線で見つめているのはこの大会でめったに見ない女性の選手である。

 

 

 

?「・・・・・」

 

 

女性選手は立ち止まり3人の男達がじりじりと詰め寄る。

 

 

 

「へへへ女とはな」

 

 

 

「お嬢ちゃん!ここは子供が入っていい場所じゃないんだよ~~~」

 

 

 

「さっさとギブアップしな!とはいっても下はまっ逆さまで死ぬかもしれないね♪」

 

 

 

「『はははははははははははははははははははは!!』」

 

 

3人の男達が大笑いしたその時、少女は3人の男達を指で挑発する。

 

 

 

?「ご心配なく私はあなた方より強いから」

 

 

「なにぃぃーーー!・・・」

 

 

 

少女の挑発に3人の内の男が少女詰め寄る。

 

 

 

「てめえ・・・・俺たちにはな生まれた時から選ばれたシュロムがあるんだよ!お嬢ちゃんはどんな力か知らねえけどとっとと早く出ていきな。」

 

 

?「あら?やる気!だったらかかってきなさい!」

 

 

 

「「「どうなっても知らねーぞ!!」」」

 

 

三人の男は一斉に彼女に襲いかかるが彼女は力強く足を踏み高くジャンプした。

 

 

そして三人の内の男の顔が彼女の内ももに挟まれた。

 

?「はああああああっ!!!」

 

 

「うわあああああああ!!」

 

 

ゴンッ!!

 

「ぐえっ!」

 

 

「ぐぼっ!」

 

立っている状態の相手に跳び付き、相手の頭を両脚で挟み込み、下半身の力や自身の体が旋回する勢いで両脚を使って相手を投げ飛ばす技 コルバタことヘッドシザースを炸裂させた。

 

 

『おおーー!!可憐な美少女の足技によって大の男3人がノックアウトしたああ!!』

 

 

観客は大盛り上がりで歓声した。

 

 

 

?「・・・・・」

 

 

総弩「?」

 

 

一瞬だった彼女の目が曇ったような気がしていたが気のせいだろうか?

 

 

 

 

「うおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

突然後ろから大男が総弩に打撃を振り落とそうとするが、

 

 

 

 

?「おらあああああああああ!!!」

 

 

 

 

「ぐおおおおおお!!?」

 

 

 

突然隣方向から拳が大男の頬に炸裂させ吹っ飛んでいった。

 

 

 

 

 

?「おいおい!ここで余所見してると負けになるぜ!」

 

 

大男をぶっ飛ばした男が総弩に向けてニカッと笑った。

 

 

 

 

総弩「ああ!ごめん!助けてくれてありがとな!」

 

 

 

?「気にすんなって!あっ俺の名は火円暴!お前の名は?」

 

 

総弩「俺は総弩!勇光総弩だ!」

 

 

暴「総弩か!なかなか強そうな奴だな!気に入ったぜ!」

 

 

暴が総弩に握手しようとするが後ろから二人の敵が不意打ちを仕掛けてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「はあっ!」

 

 

暴「うおらっ!」

 

 

バキッ!!

 

 

 

ドゴッ!!

 

 

二人の蹴りと拳によって返り討ちにされた。

 

 

 

そして

 

 

試合終了ーー!!!

 

 

カンカンカンカン!!

 

 

どうやら100人の選手から12人の選手が生き残った。

 

 

『それでは生き残った12選手のトーナメント発表はくじ引きで行います。』

 

 

 

 

司会者はくじの入った箱に手を入れて選手達の書かれた紙を見てトーナメントに書かれる。

 

 

『では発表します!トーナメントの形式はこれです!』

 

 

 

1回戦

 

 

火円暴VSディラン ジュラシック

 

2回戦

 

ウィン キャットVSカメレオン植田

 

3回戦

 

 

ジャッキーホエールVSストーン ジョニー

 

 

4回戦

 

マシンモーガンVS吉田

 

 

5回戦

 

ボクサー ダイナマイト甲VS御宅田兄弟

 

 

6回戦

 

 

森部碧VS勇光総弩

 

 

 

 

『以上の結果となります。トーナメントは一時間後に開催されますので選手一同は体力を温存に励んでください。』

 

 

 

 

総弩「森部碧・・・あの娘か」

 

 

 

森部碧 3人の大男を軽く蹴散らした女の子

 

 

 

彼女の瞳にうつるのは、

 

 

優勝者サン・グラースであった。

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 




そろそろクリスマスとお正月の特別編やろうと考えています。その前にレッドファイヤー編を終わらせなければ




次回「シュロム解放!レッドファイヤー」



こいつあ、すごいぜっ!!


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13話 炎の拳人

予選が終了し

 

 

トーナメント表が表示され、予選に勝ち残った総弩は次の戦いに向けて控え室で休息をとった。

 

 

 

 

ひかり「勇光さーん!」

 

 

 

 

総弩「おお!雁淵!」

 

 

 

控え室でひかり達が駆けつけに来た。

 

 

 

 

ひかり「勝ち残りましたね!このまま一気に優勝しちゃったりするんじゃないですか!ねえ?管野さん!」

 

 

 

直江「んなもん知らねえよ!そもそもこの世界で仲間を作るのが目的じゃねーのかよ?」

 

 

 

覇龍哉「しかし周りを見ればどこもかしこも仲間になりそうな奴なんていそうにないな」

 

 

 

 

総弩達の周りには悪役プロレスラーにオタク・・・しかも貴公子みたいなムエタイの選手に・・・

 

 

 

 

吉田「・・・・・・」ブツブツ

 

 

 

なんかブツブツ言ってる変な人

 

 

 

 

覇龍哉「まあ引き続き大会で優勝することをめざすんだな」

 

 

総弩「おう!優勝するぜ!」

 

 

 

ひかり「がんばってくださいね勇光さん!」

 

 

 

みんなのエールに総弩は観客席にもどるひかり達を見送った。

 

 

 

 

?「よかったら食うか?」

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

隣から巨大なおにぎりを総弩に手渡す男が立っていた。

 

 

その男は予選で総弩と仲良くなった火円暴である。

 

 

 

総弩「火円?」

 

 

 

暴「暴(あばれ)でいいって!予選で勝ち残ったもん同士仲良くしようぜ!ほれ」

 

 

 

暴が差し出した巨大おにぎりに総弩は呆気にとらわれる。

 

 

 

総弩「これって?」

 

 

 

暴「俺が一気入魂込めて作ったおにぎりだ!具はからあげ、豚カツ、牛カルビ!男の食うおにぎりの具はこれに限るぜ!」

 

 

 

この巨大おにぎり三個に大量の肉が詰んでることに少々驚く。

 

 

 

総弩「そんじゃ唐揚げ一つ」

 

 

 

暴「おう!」

 

 

 

唐揚げ入りおにぎりを総弩にあげて暴は二つのおにぎりを手に取る前に手を合わせて合唱した。

 

 

暴「いただきます!」

 

 

総弩「・・・いただきます」

 

 

 

暴「!!!」ガツガツガツガツガツガツ!!

 

 

ムシャムシャムシャムシャ!!

 

 

 

モグモグモグモグモグモグ!!

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

合唱した途端、暴は一気に二つのおにぎりかぶりつき、バクバクと食って平らげた。

 

 

そして水筒の茶も一気に飲み干した。

 

 

 

暴「ぶはあっ!!」

 

 

 

総弩「・・・・凄い食いっぷりだな・・・」

 

 

 

暴「ああ、勝ちのこって1回戦で戦うんだ!緊張するより飯食って落ち着くのが一番だからな」

 

 

 

総弩「そういえば1回戦だったな・・・相手は」

 

 

アメリカの恐竜レスラー ディラン・ジュラシック

 

 

奴はアメリカ全土で悪役プロレスラーとして恐れられている。

 

 

得にシュロム使用ルールでは相手選手を八つ裂きにして公開するという残虐性を持つと言われているらしい。

 

 

その時、

 

『まもなく第1回戦が始まります。選手2名はリングの持ち場についてください』

 

 

 

 

暴「よっしゃ!」

 

 

 

暴ははりきって会場の外へと向かう。

 

 

暴「安心しな。あのオッサンが相手なら俺はチョロいぜ!」

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

暴「じゃな!」

 

 

 

 

それだけ言い残し会場の外へと向かう。

 

 

 

 

 

『お待たせいたしました!これより第1回戦を行います!両者前へ!』

 

 

 

両者は巨大な武舞台の上に立つ。

 

 

 

 

 

 

控え室のモニターに写し出される暴とディラン

 

 

総弩「・・・・・」パクッ

 

ムグムグ

 

 

両者がにらみ合う中でレフリーがルールを伝える。

 

レフリー「では始める前にルールを伝える。勝利条件は戦闘不能とギブアップのみ!わかったか!」

 

 

 

 

暴「おう!」

 

 

ディラン「OK」

 

 

 

レフリー「では!両者構えて!」

 

 

 

 

お互い構え!

 

 

始めっ!!

 

 

 

 

 

 

ディラン「Woooooooo!!!」

 

 

司会『おーーーーーっと!!ディラ選手!試合開始一気に大振りの拳が火山選手に襲いかかる!!』

 

 

 

 

暴「ふっ!」

 

 

司会『だが火山選手それをかわし距離を離れて一気に攻撃を仕掛ける!!』

 

 

 

暴「おおううらああああっ!!」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーン!!!

 

 

ディラン「ぐっ!!」

 

 

司会『火山選手!距離をとってからのパンチ!ディラン選手ガードはしたもののダメージはかなりのものですっ!!』

 

 

 

ディラン「へっ!やるじゃねーか!!じゃあ!今度は本気で行くぜっ!!うおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

司会『出たあああっ!!ディラン選手シュロムを使用されました!!』

 

 

 

 

ディラン「はーーっはっはっはは!!」

 

 

ディランのシュロムは恐竜!その姿は恐竜の王であり肉食恐竜の頂点、ティラノサウルスをモチーフとしている。

 

 

 

 

ディラン「行くぜっ!!テーーーールラリアーーーーーーット!!!」

 

 

 

大振りの巨大な尻尾が暴にせまってくる!!

 

 

 

ブオオオオオオオオオオオッ!!!

 

 

 

『うわあああああああああっ!!』

 

 

 

シュロム発動時のディランの巨大な尻尾の風圧が観客席に漂う。

 

 

 

直江「なんちゅー技だよ」

 

 

ひかり「吹き飛んじゃいそーですー!!」

 

 

覇龍哉「くぅぅ・・・」

 

 

 

 

 

ー控え室モニター画面ー

 

 

 

 

 

総弩「おおっスゲーな!」

 

 

 

碧「・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

ドオォォォーーン!!

 

 

 

 

 

暴「へえ、やるじゃねえか!!」

 

 

 

ディランのテールラリアットが当たりリングの外に飛ばされそうになったがギリギリ止めたのであった。

 

 

 

ディラン「まだだこの悪役レスラーディランの恐ろしさを思い知らせてやるぜっ!!」

 

 

 

その時、ディランは大口を開け無数の牙を剥き出しにした。

 

 

 

 

司会『おーーーーっっっと!!!出るか!!悪役プロレスラーディランのクラッシャージョーがー!!』

 

 

 

 

ひかり「クラッシャージョー?」

 

 

 

 

観客がざわめき始め司会のとなりの解説者が問う。

 

 

 

解説者『クラッシャージョーとは悪役プロレスラーディランの必殺技であり、エンターテイメント!あの男の鋭い口の牙によって幾多のプロレスラーたちは血まみれとなり再起不能となったものは多い!!』

 

 

 

司会『果たしてこの1回戦で血まみれな残酷ショーが行ってしまうのかっ!!』

 

 

 

 

 

 

暴「・・・・・」

 

 

ディラン「ははははは!!ビビって声も出ねえか?」

 

 

 

司会『さあ血まみれの残酷ショーが始まるぞー!!』

 

 

 

 

 

ディラン「ウラアアアアアアアッ!!!」

 

 

 

 

暴「・・・・」

 

 

ディランの牙が暴に襲いかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「!」

 

 

 

 

 

ひかり「!」

 

 

 

直江「!」

 

 

覇龍哉「!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司会『な・・・な・・・』

 

 

 

 

 

 

 

なんということだああああーーーーーーーっっ!!!??

 

 

 

 

碧「受け止めた・・・」

 

 

 

 

 

 

司会『信じられません!!ディランの牙はノコギリ以上に鋭く受け止めたとしても歯の刃で出血する恐れもあります。それを!受け止めたあああ!?』

 

 

 

 

 

 

観客も司会も驚きざわめき初めている中、ディランの攻撃を受け止めた暴は微笑む。

 

 

 

ディラン「ふぇ・・ふぇぇ(て・・・てめえ)」

 

 

 

暴「もう終わりか?じゃあ今度は・・・」

 

 

俺の出番だな!!

 

 

 

ディラン「ふぁっ!?」

 

 

 

 

 

 

暴「オラアアアアアアアアア!!」

 

 

 

 

司会『これは!?』

 

 

 

 

直江「あいつ!周りから炎が出したぞっ!」

 

 

直江率いる観客はざわめき始める。

 

 

 

 

 

 

解説者『間違いありません!!あれは暴選手のシュロムです!』

 

 

 

解説者の言葉に驚きを隠さずにいた司会者 と観客

 

 

 

 

 

 

ディラン「ふぇぇ!ほおすはたは!?(てめえ!その姿は!?)」

 

 

 

暴のシュロムは炎!その炎が全身を包み込み体全体は赤に両腕 両足は黄色いラインそして特徴的な炎のような鬣に一本角!

 

 

火円暴!またの名を炎の拳人レッドバーニングである。

 

 

 

 

 

 

 

暴が超人になった時、周りから熱気が溢れ出す。

 

 

LB「今度はこっちの番だ!」

 

 

ディラン「ふぁ!?」

 

 

LB「オラッ!!」

 

 

レッドバーニングの炎を纏った拳がディランの口に叩き込む。

 

 

ディラン「あ・・ああ・・」

 

 

焼かれた口を押さえ込むディランにレッドバーニングは猛威を振るう。

 

 

 

 

LB「バーニング!バルカン!!」

 

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドッ!!!

 

 

 

 

炎の拳が流星のようにディランの腹に命中していく。

 

 

 

 

実況『これはスゴい!!炎を纏った拳が着々と命中していきます。』

 

 

 

 

 

 

 

ー控室ー

 

 

 

 

 

総弩「こりゃ1回戦決まったな!」

 

 

 

 

森部碧「・・・・・」

 

 

 

LB「トドメだ!」

 

 

 

 

 

その時レッドバーニングの体が真っ赤になり全身から湯気が溢れてきた。

 

 

 

 

ディラン「ふぁひっ!ふぁひっ!ふぁひっ!!(あちっ!あちっ!あちぃぃぃ!!)

 

 

 

レッドバーニング「悪いが!一瞬でつけさせてもらうぜっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バーニング!ボム!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボガアァァァァァァーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュウウウ・・・

 

 

 

 

実況『一体どうなっているのかっ!!』

 

 

 

 

 

 

 

巨大な煙が晴れて行き立っているのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暴「しゃああああああっ!!!」

 

 

 

 

 

 

実況『火円暴選手です。』

 

 

 

 

 

立っていたのはレッドバーニング火円暴だった。

 

 

 

目の前には真っ黒焦げになって戦闘不能となったディランがうつ伏せで倒れていた。

 

 

 

 

 

実況『火円暴選手!1回戦突破!』

 

 

 

 

 

 

ーまて!次回ー



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14 森部碧の目的

 

 

 

1回戦、火円暴が強敵ディランを打ち倒し見事2回戦進出し、次々と2回戦まで勝ち上がっていった。

 

回戦

 

 

 

 

 

火円暴VSディラン ジュラシック

 

 勝者 火円暴

 

2回戦

 

 

 

ウィン キャットVSカメレオン植田

 

 勝者 ウィン キャット

 

3回戦

 

 

 

 

 

ジャッキーホエールVSストーン ジョニー

 

 勝者 ジャッキーホエール

 

 

 

4回戦

 

 

 

マシンモーガンVS吉田

 

 

勝者 吉田

 

 

5回戦

 

 

 

ボクサー ダイナマイト甲VS御宅田兄弟

 

 

 

 

 

勝者 御宅田兄弟

 

 

 

 

 

そして最後の組

 

 

 

 

総弩vs森部碧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「さていくか・・・」

 

 

 

 

俺はクロスリングを手に取り控室を出ていった。

 

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

ワアアアアアアアアア!!!!

 

 

会場の外から一斉に観客の歓声が響いた。

 

 

 

 

 

 

ひかり「勇光さあーん!!」

 

 

 

直江「負けんじゃねーぞ!!」

 

 

ひかりや直江も総弩を応援する。

 

 

 

 

 

実況『それでは第6回戦!勇光総弩対森部碧の試合を行います』

 

 

 

 

 

森部碧「・・・・」

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

森部碧・・・・彼女はなにか妙に総弩を睨んでいるが、殺気は別の方向を向いてるような気がすると覇龍哉は思った。

 

 

 

その頃、6回戦が始まる寸前、グラースは森部碧について気にかかった。

 

 

グラース「森部・・・・森部・・・・・・おいあの小娘の戸籍を調べろ」

 

 

 

 

「はっ!」

 

 

 

グラースの指示によって森部碧のデータを調べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

レフリー「では両者構えて!」

 

 

 

 

総弩と碧は戦闘体制に構える。

 

 

 

 

 

始めッ!!

 

 

 

 

 

 

 

レフリーの合図で試合が開始された。

 

 

 

総弩もすかさずクロスリングでクロスチェンジしようとしたその時、

 

 

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

カアンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「クロスリングが場外に!?」

 

 

 

 

なんと森部碧は総弩の近くまで接近し、上段蹴りで総弩のクロスリングを場外まで吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

総弩「うおっ!?」

 

そのまま森部碧は容赦なく総弩に蹴り技で叩こうとするが総弩はかわして一端を距離を置く。

 

 

 

 

 

総弩(まさかリングを場外まで飛ばすとはな・・・厄介だぜ)

 

 

 

森部碧「これであなたは力を使えない!ここで一気に叩く!」

 

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

 

 

実況『あーーー森部選手の猛ラッシュが勇光選手を襲う!これは苦戦を強いる。』

 

 

 

 

森部碧の拳と蹴りの猛ラッシュが次々に総弩の体に当たっていく。

 

 

 

 

森部碧「はああっ!!」

 

総弩「!!」

 

そして森部碧の決め技の強力な飛び蹴りが総弩の胸に突き刺さる。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!!」

 

 

直江「勇光!?」

 

 

 

 

2人が叫ぶなか勇光自身は、

 

 

 

 

森部碧「?」

 

 

 

総弩「凄い格闘センスだな。だが・・・」

 

 

 

 

森部碧「!!」

 

 

 

総弩「この程度で俺を倒せると思うなよ!!」

 

 

 

 

総弩の胸が鉛のように固くなってることに気づく森部碧

 

 

 

 

 

総弩は森部碧の決め技がかかる直前、武装色の覇気によって防いだのであった。

 

ガシッ!!

 

 

森部碧「!?」

 

 

 

総弩「はああっ!!」

 

そして総弩は森部碧の胸ぐらをつかみ上げ、1本背負いを決めた。

 

 

そして

 

 

総弩「ふんっ!」

 

 

森部碧「ああっ!?」

 

 

 

そして総弩は彼女の左腕をつかみ上げ、間接技のサブミッションで彼女を固定した。

 

 

 

総弩「これで終わりだ!諦めてギブアップしたらどうだ?」

 

 

 

森部碧「・・・・・だ・・・」

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

森部碧「いやだ!私は・・・・諦めたくない!あいつを・・・あいつを・・・」

 

 

 

 

 

 

 

お爺ちゃんを殺した・・・サン・グラースを殺すために!!

 

 

 

総弩「!?」

 

 

彼女の顔を見るとそれは怒りと悲しみが入り交じった顔であった。

 

 

その時、

 

 

シュウゥゥゥーーーーー

 

 

 

急に周りが煙幕にはられ、周りが見えなくなった。

 

 

実況『おーーーっと!!どうしたことだあああ!!急に煙幕が出現したぞおおおお!!』

 

 

その時、

 

 

 

森部碧「誰!?いやあっ!!」

 

 

 

 

 

総弩「おい!どうした?」

 

 

 

 

周りが見えない煙幕の中で森部碧の声が聞こえた。

 

 

 

その時、急に煙幕が晴れてたっていたのは総弩だけであった。

 

 

 

 

 

 

実況『ななな・・・なんということだあああ!!煙幕が晴れてたっていたのは勇光選手ただ一人!!!!肝心の森部選手はどこにいったあああああああ!!!』

 

 

 

解説「うーーん・・・逃げたのでしょうかね?ドロンっと」

 

 

 

実況『ドロンと?アホかっ!!』

 

 

 

解説者のボケに実況はつっこむ。

 

 

 

 

 

実況『えーーーーこの結果、勇光選手と森部選手の試合の結果、勇光選手の不戦勝という形になります!よって勝者』

 

 

 

 

『勇光選手!!』

 

 

 

 

 

 

 

『わあああああああーーー!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

勝利を手にし歓声が響き上がる中、総弩自身はこの試合に疑問が浮かんだ。

 

 

 

 

 

総弩(あの時・・・森部以外に人影があった・・・あれは・・・一体)

 

 

 

 

 

待て!次回

 



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15話 大会の暗躍

 

 

 

 

総弩の試合が終わり控室の席で座った後に駆けつけたひかり達、あの大会の時に出現した()()について話した。

 

 

 

 

ひかり「え?煙幕の中に人影?」

 

 

覇龍哉「どういうことだ?総弩」

 

 

 

総弩「わからねえ・・・ただあいつはこの大会の主催者を酷く憎んでいた。」

 

 

 

直江「主催者が何か裏を引いてるってことか?」

 

 

総弩「いずれにしてもこの大会には何か裏がありそうなんだ」

 

 

覇龍哉「そうか・・・だったら俺がいく」

 

 

 

直江「おい!一人で行くのかよ!だったら俺も!」

 

 

ひかり「わたしも行きたいです」

 

 

 

覇龍哉「駄目だ!いくらなんでも女の子2人を連れていくなんて」

 

 

 

総弩「いかせてやってくれ兄貴!」

 

 

 

覇龍哉「総弩・・・」

 

 

 

総弩「この二人は魔女だ。そんじゃそこらの女の子とは違うぜ!だから、な?」

 

 

 

覇龍哉「うーん・・・」

 

 

 

覇龍哉はこのまま2人を観客席にいたらあるいは暗躍している敵に襲いかかる可能性もあるかもしれないと思った。

 

 

結果、

 

 

 

覇龍哉「わかった!でも総弩、この大会には絶対勝ち上がってこい!優勝すればサン グラースが目の前で何をしでかすか用心しとけよ!」

 

 

総弩「ああ、わかった!」

 

覇龍哉「それと」

 

総弩「?」

 

 

覇龍哉「クロスリングの使用はあまり避けてくれ。万が一また森部のような奴だったら厄介だ。だからワールドフォンを使って戦ってくれ」

 

 

総弩「ワールドフォンか」

 

総弩は服の懐にしまっているワールドフォンを取り出す。

 

 

総弩「この大会で使ってみたいヒーローになりたいと思ってたからな。わかった!」

 

そう、言い残し3人は控室に出た。

 

 

 

 

 

 

ーグラースの部屋ー

 

 

 

 

 

 

 

森部碧「くっ!?」

 

 

 

 

大会の主催者であるグラースはソファに座り込み目の前には鎖で繋がれた森部碧がいた。

 

 

 

グラース「森部か・・・・貴様はあの森部道場の主、森部孝志(もりべたかし)の孫か」

 

 

 

森部碧「サングラース・・・・!!」

 

 

 

 

 

 

見下すグラースを睨み付ける碧

 

 

 

グラース「お前達の家系は代々()()()()を使えられない一族、私から見れば興味もない・・・」

 

 

 

森部碧「興味が・・・ないだと!?」

 

 

 

 

グラースの言葉に碧は怒りで襲いかかろうとするが鎖つきの腕輪で身動きできない。

 

 

 

 

 

森部碧「だったら・・・お前が私の父と母も弟も・・・そして・・・・おじいちゃんを・・・・」

 

 

 

 

 

 

何故殺した!?

 

 

 

 

碧は怒りのあまりグラースに向かって吠える。

 

 

 

 

 

グラース「ふん!私の目的はある石を手にいれることだ・・・」

 

 

 

森部碧「ある石?」

 

 

 

 

グラース「その石の名は・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリズムクリスタル

 

 

 

 

 

碧「プリズムクリスタル?」

 

 

 

 

グラース「そう、もともとは虹色に輝く巨大な宝石でね、その欠片がお前達森部の一族がもっているという噂だ」

 

碧「!!」

 

 

孝志『碧……この石を……必ず……勇者と呼ばれる者に届けよ……』

 

 

 

 

碧「そんなの知らないわよっ!」

 

 

 

グラース「では後ろの腰に吊るされている袋はなんだ?見せてみろ!」

 

 

碧「あっ!」

 

 

 

 

グラースは強引に碧の袋を取り上げ中身を見る。

 

碧「返して!それは!」

 

 

 

グラース「これだ・・・・これだ!!」

 

 

グラースは袋にあった中身を天高く上げた。

 

 

 

 

グラース「これがプリズムクリスタルだ・・・この石のために俺は頂点まで上り詰めた。」

 

 

?「ではどうします?」

 

 

 

 

グラース「あんたか・・・」

 

 

 

突然裏口から入ってきたのは紫髪でラフな格好もとい()()()()()()()()したスーツを着た男性がいた。

 

 

 

 

 

 

グラース「決まってる!この石を使って俺が真の最強に成り上がる!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方 覇龍哉、ひかり、直枝は大会の主催者 グラースの部屋に向かっていた。

 

 

ひかり「勇光さん・・・大丈夫なんですか?優勝するのに酷い怪我するんじゃ・・・」

 

 

 

覇龍哉「それはありえないな・・・」

 

 

 

直枝「なんでそんなこと言えるんだよ!!」

 

 

 

覇龍哉「あいつは15年から修行して異世界の人間達と関わり戦ってきたからなそんじゃそこらのプロレスラーやヘビー級ボクサーを簡単に倒せるほどのレベルに達してるからな」

 

 

ひかり「そうなんですか・・・」

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「止まれ!」

 

 

 

3人は一斉に止まると目の前には主催者グラースの部屋があった。

 

 

 

覇龍哉「まずは俺が様子を見る!」

 

 

 

覇龍哉はそーっと扉のガラスのほうでグラースを覗いてみた。

 

 

 

 

だが肝心のグラースがどこにもいなかった。

 

 

 

覇龍哉「どういうことだ?」

 

 

覇龍哉はそーっとドアを開け中に入ると

 

覇龍哉「!」

 

 

ガシャァァーーーン!!!

 

 

 

ひかり「覇龍哉さん!?」

 

 

直江「金海!?」

 

 

 

突然 覇龍哉が部屋に入ると突然入口の上から5本の柵が出現し、覇龍哉を閉じ込めた。

 

 

 

覇龍哉「なんだこれは?どういうことだ?」

 

 

 

 

❓「決まってるじゃないですか……」

 

 

 

覇龍哉「!!」

 

 

 

その時、覇龍哉の耳から聞こえたその声が覇龍哉に恐怖と悪寒を覚える。

 

 

 

 

覇龍哉「その声……まさか……」

 

 

覇龍哉は振り向くとそこにはグラースの傍にいたスーツの男が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❓「お久しぶりですね…リュウドラさん♪」

 

 

 

その時、青年は黒いカードを取り出して上に投げた。

 

 

その時、黒い光が青年を包み隠しピエロのような姿になった。

 

 

だが覇龍哉はその青年が変わった姿に驚き、その男がかつての上司だということに呆気をとらう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「ジョーカー……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実況『さあ!これで幾多の戦いを制して唯一残ったのは、この二人だああああぁぁぁぁぁーーー!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

決勝戦!

 

 

勇光 総弩vs火円 暴

 

 

 

 

 

 

総弩「とうとう決勝まできたか…」

 

 

目の前の暴は腕を鳴らしながら歩み寄ってくる。

 

 

 

暴「俺は嬉しいぜ!お前のような男と戦うことが…なにより嬉しいぜ!!」

 

 

 

総弩「嬉しい…そうだな」

 

 

 

 

 

 

総弩はワールドフォンを取り出し、暴は全身の力を解放した。

 

 

 

 

 

 

「それでは決勝戦!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   「始め!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be content

 



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16話 激突の二人

 

 

総弩と暴の決勝戦が開催する前に覇龍哉は大会主催者のグラースの部屋に侵入するが、それは罠であり覇龍哉は閉じ込められてしまった。

 

 

 

 

その時、後ろから聞き覚えのある声が聞こえ振り向くとそれはかつての仲間もといバットエンド王国の幹部の一人ジョーカーであった。

 

 

 

 

 

 

直江「なんだよ?あいつ」

 

 

 

ひかり「金海さんのお知り合い?」

 

 

 

初めて出会うジョーカーの出現に二人は異様なたたずまいであった。

 

 

 

 

覇龍哉「直江!ひかり!お前たちは総弩の所へ行け!」

 

 

 

 

ひかり「え?でも…」  

 

 

覇龍哉「いいから行けっ!!」

 

 

 

 

ひかり「は…はい!」

 

 

 

覇龍哉の怒気のこもった言葉にひかり達はすぐさま総弩のいる大会の広場へと向かう。

 

 

 

 

ジョーカー「ふふふ♪こうしてまた二人きりになりましたねえ♪リュウドラさん♪」

 

 

 

覇龍哉「ジョーカー…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉とジョーカーが対峙してる頃、表では総弩と暴の決勝戦が行われていた。

 

 

 

 

実況『それにしても今年の太陽武闘大会はいろいろと驚きがありましたね!特に勇光選手』

 

 

解説『ええ、なんでもカードのようなものを取り出して変身してましたね。』

 

 

実況『ええ御宅田兄弟との戦いでは()()()()()()にそして吉田選手、あの男はとても不気味な存在で分析するとあの男は過去に50件に及ぶ殺人をしていたとかでも勇光選手は今度は()()()()()()()()()()()に変身して吉田選手を倒した時もう観客は大盛り上がり!!』

 

 

解説「そうですね!そして決勝戦!勝ち上がった勇光選手と火円選手この戦いで誰が残るか!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

  「「 今始まります!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

レフリー「では両者!試合!」

 

 

 

総弩「……」

 

 

総弩はワールドフォンとスピリットフィギュアを構え

 

 

暴「はああああ……」

暴は全身に気合いをため込み

 

 

 

 

 

 

    「始めえええ!!!

 

 

 

 

 

レッドB「はああああああ!!!」

 

 

 

実況『レッドバーニング!!シュロムを解剖して先制攻撃ときたあああ!!!』

 

 

 

 

 

総弩「スピリットチェンジ!!」

 

 

 

《トランスチェンジ!!仮面ライダーストロンガー!!》    

 

 

 

ドゴオォォォォーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

レッドバーニングの攻撃によって起こった爆発、だが総弩は…

 

 

 

バチバチバチ…

 

 

 

レッドB「なっ!?」

 

 

 

総弩「電パンチッ!!」

 

 

 

レッドB「うっ!?」

 

 

 

稲妻の拳がレッドバーニングの腹に直撃して吹っ飛んだ。

 

 

 

 

 

実況『おーーーーーっと!!勇光選手!今回変身したのは胸に「S」の文字が書かれ頭はカブトムシのような戦士になったあああーーーー!!!』

 

 

 

 

稲妻を纏った拳……総弩が変身したのはかつて親友を悪の組織によって殺され彼は自ら改造電気人間となりブラックサタン、デルザー軍団と戦ったカブトムシ型改造人間

 

 

総弩「天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!」

 

 

 

レッドB「?」

 

 

総弩「俺は!仮面ライダー!ストロンガー!!」

 

 

 

 

  「「「「「「「「「うおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

仮面ライダーストロンガーの登場により観客は大歓声を上げた。

 

 

 

 

ひかり「管野さんあれ!」

 

 

直江「もう始まってやがる!!」

 

ひかりと直江は観客席側から姿を現してあわててしまう

 

ひかり「早く!勇光さんに報告しなきゃ」

 

 

直江「いわれなくても!」

 

 

 

二人は大急ぎで下のほうまで降りてゆく。

 

 

 

 

 

 

総弩「エレクトロファイヤー!!」

 

 

 

レッドB「フレイムランチャー!!」

 

 

 

 

ドドドドドドドドドドドド!!!!

 

 

 

 

 

総弩「電パンチッ!」

 

レッドB「バーンナックル!」

 

 

 

 

 

    ドオォォォォーーーーーン!!!

 

 

 

実況『両者お互いの攻撃を繰り返し両者とも龍虎相博!この戦いどうなることでしょう!?』

 

 

 

解説『お互いが最大限の必殺技で倒さなければ決着がつけないでしょうね』

 

 

 

 

 

 

 

レッドB「ふんっ!」

 

 

    バキッ!!!

 

 

 

総弩「ぐおっ!」

 

 

 

レッドBの拳がストロンガーの頬に炸裂した。

 

 

 

 

レッドB「やっぱり強いな!俺はお前みたい奴は嫌いじゃないぜっ!!」

 

 

 

総弩「俺もだ……」

 

 

ストロンガーはゆっくりと立ち上がった。

 

 

 

総弩「俺は強くなるためいろんな奴と出会い戦い友情を深めた。まあ救いがない奴もいたけど……」

 

 

 

レッドB「そうか……」

 

 

 

総弩「なにより修行で強くなった力を俺と対等な奴にぶつけるのが本音でな!!」

 

 

 

ストロンガーのまわりから稲妻が走る。

 

 

 

総弩「これで最後にしてやるぜ!!」

 

 

ストロンガーは右腕の中指差し指を重ねて天に掲げた。 

 

 

 

 

 

 

     「チャージアーーーップ!!!!」

 

 

 

その時、ストロンガーの胸のカブテクターが回転した時、白のラインが入り、角のカブトショックが白銀となった。

 

かつてデルザーに苦戦するストロンガーは前に倒したブラックサタンの科学者によって超電子ダイナモを体内に設置したことでパワーアップした姿

 

 

 

その名もチャージアップストロンガー

 

 

 

レッドB「へえ……それがお前の切り札か?」

 

 

総弩「まあな……この状態を保てるのはせいぜい一分」

 

 

チャージアップストロンガーのまわりから電気が走り、その電気は右腕に集中していく。

 

 

 

 

総弩「この一撃で決着をつけるっ!!」

 

 

レッドB「おもしれえっ!!」

 

 

レッドBも体中から炎を吹き出し、その炎は両腕に集中する。

 

 

 

総弩「さあ…これで」

 

    「決着をつけるっ!!

 

 

バチバチバチバチバチバチ

 

 

ゴオオオオオオオオオ

 

 

ひかり「勇光さん!!」

 

直江「馬鹿!戦いは中止だ!やめろっ!」

 

客席の一番前まで来た二人には総弩の耳には届いていなかった。

 

 

総弩「とおっ!」

 

 

ストロンガーは空中までジャンプし右腕にため込んだ雷の拳をレッドBに狙いを定める。

 

そして急降下で一気に落下し必殺技を炸裂した。

 

 

総弩「超電子!急降下パーーーンチ!!!

 

 

そしてレッドBも炎を纏った両腕を拳にして地面を強く踏み急降下する拳に向けて炸裂した。

 

レッドB「必殺!キャノンバァーーーーーン!!

 

 

そして炎と雷の拳が激突し……

 

 

 

 

 

 

 

 

        カッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオォォォォーーーーーン!!!!!

 

 

 

 

 

 

大爆発を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continue

 

 

 

 




予告

互いの必殺技で変身能力が解かれた両者!


その時、グラースと太陽戦鬼による強大な能力が人々を襲う。



その時、総弩と暴は……





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17話 主催者の野望

 

 

 

 

 

仮面ライダーストロンガーとレッドバーニング、互いの必殺技によって激突し大爆発を起こした。

 

 

 

実況『えー皆様ご安心をこのスタジアムは強力なシールドによって守られているのでごあん………んご』

 

 

 

大爆発の衝撃のせいか実況者と解説者ならび観客の大半が気絶していた。

 

 

 

観客席で見守っていたひかりと直江は

 

 

 

ひかり「勇光さん!?」

 

 

直江「勇光!?」

 

 

 

 

 

総弩「………」

 

 

暴「…………」

 

互いのパワーの激突によって二人は吹っ飛ばされ変身が解除されていた。

 

 

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

パチパチパチパチ…

 

 

 

 

グラース「さすがは勇者ですね……」

 

 

 

 

ひかり「あの人は!?」

 

 

直江「サングラース!」

 

 

 

 

突然試合会場からグラースが現れて拍手した。

 

 

 

 

グラース「観客席にいるみなさん!いかがだったでしょう?この太陽武闘会で行われた2人の死闘…」

 

 

 

ざわざわ   ざわざわ  ざわざわ

 

 

 

グラース「感じたはずです!!紀元前から始まったシュロムを始めとした超人達の戦いその頂点を競い合うものたちの戦いぶりを!!」

 

 

 

 

直江「何言ってんだ?あいつ?」

 

 

 

 

グラース「私は感動した!!この決勝大会で一番に心を惹かれた!!だがこの大会で最強は誰なのか?」

 

 

 

 

ざわざわ  ざわざわ  ざわざわ ざわざわ

 

 

 

グラース「それは…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   「この俺だっ!

 

 

 

グラースは笑顔で2人を賞賛したその時、ついに本性を現した。

 

 

 

 

 

 

 

グラース「もう余興はここまでだ!俺はこのクリスタルで世界を我が物とするっ!!」

 

 

 

グラースの懐からプリズムクリスタルを取り出して天に掲げた。

 

 

 

 

 

その時、クリスタルが禍々しい黒い光を放ち、観客達の中から何やら魂のようなものが出てきた。

 

 

 

グラース「全てのシュロムよ!俺の中に入れええええ!!」

 

 

 

 

 

 

 

『うわあああああああああああ!!』

 

 

 

観客席にいる人間はみなシュロムを奪われ力が抜けていく光景があらわになった。

 

それも観客席だけではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

ディラン ジュラシック「がああああああ!!」

 

ウィン キャット「うあああああああ!?」

 

カメレオン植田「うおおおおおおおお!?」

 

ジャッキーホエール「ぎゃああああああ!?」

 

ストーン ジョニー「ああああああ!!」

 

マシンモーガン「ぐおおおおおおお!?」

 

吉田「ぎゃああああああ!?」

 

ボクサー ダイナマイト甲「がああああああ!!」

 

御宅田兄弟『ああああああ!?助けてえええ~~』

 

 

控え室にいた出場者達もシュロムを奪われていく姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラース「素晴らしい!!全てのシュロムが俺の中に入っていく!……俺こそが最強!俺こそが!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   「 神なのだ!!

 

 

 

「はーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!」

 

 

 

直江「あの野郎……狂ってやがる」

 

 

直江はグラースの目的を聞いて歯ぎしりをし観客席から飛び降りようとした結果!

 

 

 

         バッ!  バッ!

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

直江「は?」

 

 

 

突然観客席の入口から二つの影が飛びてて来た。

 

 

次の瞬間!

 

 

グラース「ん?」

 

「うおりゃあああっ!!」

 

 

「おうらああっ!!」

 

 

 

 

 

ドゴッ!!

 

 

 

 

グラース「ぶっ!?」

 

 

 

2人の攻撃がグラースの腹と頬に拳を炸裂した。

 

 

ひかり「え?なんで?」

 

ひかりはグラースを殴った人物がひかりにとって思ってもみなかった人物であった。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「雁淵、無事か?」

 

 

レッドB「全くここまでやるのに苦労したぜ」

 

 

 

それは決勝戦で戦った勇光総弩とレッドバーニングこと火円暴が立っていた。

 

 

 

直江「勇光!?」

 

 

ひかり「どうして勇光さんが?勇光さんはさっき…」

 

 

 

ひかりは総弩と暴が倒れている所を見るとそれはだんだんと消えていく姿があった。

 

 

 

ひかり「え?なんで?」

 

 

 

総弩「ああ、あれはこいつのせい」

 

 

「うぅ…」

 

 

 

総弩が抱えているのはスキンヘッドの男であった。

 

 

 

ひかり「この人って?」

 

 

 

総弩「どうやらこいつは雁淵達をつけていた用だったからな。俺は一足先にこいつをぶっ飛ばしているところ、こいつと出くわして事情を説明するとこいつも賛同に協力した。」

 

 

 

暴「最初は信じられなかったけどな。」

 

 

 

総弩「そしてこいつがコピーの力をもったやつでな、その力を利用して俺と暴のコピーを作らせ決勝戦で戦わせた。おかげで大会の目的とこの主催者気取りの目的がわかってまさに一石二鳥て奴だな」

 

 

 

総弩と暴は決勝戦前にスキンヘッドの男がなにやら怪しげに話している所を目撃し後をつけるとそこにはひかりと直江が主催者の部屋の前で立ち止まっていた。

 

それに察知した総弩はひかりたちを襲う前に男を捕まえ羽交い締めにした。

 

 

 

そこに出くわした暴に見つかり、男は脱してシュロムを発動!

 

男の能力は相手のコピーを作るシュロムで同じ強さの人間を作ることも可能なのだ。

 

 

男が総弩をコピーする直前にぶっ飛ばし、総弩はひらめいて、この男の力を利用して2人のコピーを作らせた。

 

 

ひかりたちとは違う観客席の入口前で待ち伏せしていたので無駄な体力を使わずにすんだ。

 

 

 

総弩「ってことだ!」

 

 

 

直江「なんだよそれ!!ひやひやさすんじゃねーよ!!」

 

 

 

総弩「ごめんごめん」

 

 

 

 

総弩にブチ切れる直江にひかりはおさえているところ、グラースはゆっくりと立ち上がる。

 

 

 

 

 

 

グラース「なるほど……そういうことか」

 

 

 

「「「「!」」」」

 

 

 

グラース「まさかこの俺にいっぽんとられるとはな……くくくく」

 

 

 

 

 

 

総弩「サン・グラース!お前がゼロフォウルと協力して力を奪うために大会を開いたとはな!」

 

 

 

直江「だがこれで見納めだぜ」

 

 

 

ひかり「そうです!観念するなら今のうちですよ!」

 

 

 

 

 

グラース「観念?くくく」

 

 

 

 

グラースはこんな状況になっても笑いを止めなかった。

 

 

 

 

グラース「観念するのはお前らのほうだ!」

 

 

 

    パチンッ!

 

 

 

 

グラースは指を鳴らすと頭上から一直線に向かってきた。

 

 

 

 

      ドオォォォォーーーーーン!!

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

直江「こいつは?」

 

 

 

 

総弩「超神ビビューン!?」

 

 

 

それは超人ビビューンではあるが禍々しい姿である。

 

それはまるで鬼ような姿だった。

 

 

 

グラース「ふふふ!こいつがお前の言う超神ならば“超神戦鬼”とでもよんでもらおうか?」

 

 

 

総弩「超神戦鬼?」

 

総弩はワールドフォンから超神ビビューンのスピリットフィギュアを見るとだんだんと黒く濁っていくのがわかる。

 

 

 

 

暴「おい!勇光!いや総弩!」

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

暴「俺もこの戦い参加させてもらうぜ!!」

 

 

総弩「火円……」

 

 

 

暴「暴でいいぜ!」

 

 

 

総弩「暴……わかった!」

 

 

 

 

総弩はワールドフォンを手に取り目の前の2人を睨みつける。

 

 

 

 

        総弩「んじゃやるか!」

 

 

 

 

to be continued

 

 

 



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18話 ウィザーディングショータイム

 

大会の主催者グラースとの戦いに現れた超神ビビューンを模した怪人 超神戦鬼

 

 

総弩「………」

 

だが総弩は超神戦鬼の違和感がどうも気になるのであった。

 

そこに暴は前に出て総弩に答える。

 

暴「総弩!俺はグラースをやる!」

 

総弩「暴?」

 

暴「俺は最強を目指すためにこの大会に出てきたんだ。この大会に出場したみんなも同じだ。お前もそうだろ?」

 

 

総弩「……俺は」

 

 

総弩はかつて幼なじみが死んだあの時を振り返る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーみんなに慕われる優しいヒーローになって・・・・ー

 

 

総弩「俺は守りたい」

 

 

暴「ん?」

 

 

総弩「俺はいろんな世界に行っていいことも嫌なことも肌でしみてわかった。口先だけでは解決できないこともある。」

 

暴「……」

 

 

 

総弩「俺はみんなに慕われる優しい勇者になりたい!」

 

 

ひかり「勇光さん……」

 

 

 

 

総弩「そのためにみんなが嫌だって思うものを……」

 

 

 

 

 

徹底的にぶっ潰す!!

 

 

暴「そうか!だったら俺も賛同だ!」

 

暴はシュロムを解放してレッドバーニングへとなる。

 

 

レッドB「俺はグラースをやる!」

 

 

総弩「だったら俺は戦鬼をやる!」

 

 

2人は相対する2体を睨みつける。

 

 

 

     「「行くぞっ!!」」

 

 

総弩はスピリットフィギュア、アクマイザー3を取り出す。

 

 

 

〈トランスチェンジ!アクマイザー3 ザビタン〉

 

 

 

総弩「とおっ!」

 

 

総弩はアクマイザー3のリーダー、ザビタンとなり専用武器ザラードで超神戦鬼に挑む。

 

 

 

キンッ! キンッ! キンッ! キンッ!

 

 

超神戦鬼「ガアッ!!」(……けて)

 

 

総弩「ん?」

 

 

ザビタンは超神戦鬼と戦う内になにか声がかすかに聞こえてきた。

 

 

 

超神戦鬼「ガアアアアアアアアッッッ!!」

 

ズシーン!

 

 

バシャァーーン!

 

「ゴオオオオオオオ……」

 

「シャアアアアア……」

 

 

超神戦鬼は雄叫びを上げた途端両肩のクリスタルが光り始め分離した瞬間、超神ビビューンの仲間であるズシーンとバシャーンに酷似した怪人が現れた。

 

 

 

(た………けて)

 

総弩「?」

(たす……けて!)

 

 

 

 

総弩「この声…………まさか森部碧なのか?」

 

 

 

ひかり「え?あの怪人森部さんなんですか?」

 

 

総弩「確かにこの声は森部碧だ!」

 

超神戦鬼の変身者は森部碧、彼女本人なのだ。

 

総弩「グラースの奴……いつのまにゼロフォウルと手を組んでいたとはな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴオオオオオオオ!!」

 

ズーーーーーーーン!!

「シャアアアアア!!」

 

バシャアアアアアア!!

 

総弩「うわあああああああ!?」

 

 

ズシーンもどきの岩おこしとバシャーンもどきの高圧水流が炸裂しザビタンは変身を解除した。

 

 

 

ひかり「勇光さん!?」

 

 

総弩「森部……そんな苦しい戦いじゃ自分を辛くするだけだ!だから!」

 

 

 

〈トランスチェンジ!仮面ライダーウィザード!〉

 

総弩「俺がお前の希望になってやる!」

 

総弩は仮面ライダーウィザードフィギュアを取り出してワールドフォンにセットして変身した。

 

 

ズシーンM「ズーーーーーーーン!!」

 

 

バシャーンM「シャアアアアア!!」

2体がウィザードに襲いかかってきた。

 

総弩「さらに!」

 

 

ウィザードはフレイムドラゴンウィザードリングをウィザードライバーにタッチした。

 

ドラゴン!ボー!ボー!ボーボーボー!

 

「「!!?」」

 

仮面ライダーウィザードフレイムドラゴンとなりあまりの炎によって2体は後退した。

 

 

ウィザードはフレイムドラゴンスタイルにチェンジし腕時計型アイテムドラゴタイマーをセットして巻き上げた。

 

〈セットアップ!〉

 

 

総弩「さあ!ショータイムだっ!」

 

〈スタート!〉

 

 

そしてタイマーの色分けしたゾーンに突入した時、親指レバーを押す。

 

 

 

 

 

 

ウォータードラゴン!

 

ハリケーンドラゴン!

 

ランドドラゴン!

 

wウィザード「ふっ!」

 

lウィザード「ほっ!」

 

《シューティングストライク!!》

 

 

ズシーンM「!!」

 

 

バシャーンM「!!」

 

 

ウォーター、ランドのウィザードの特殊技でズシーンもどきとバシャーンもどきを圧倒する。

 

 

 

《フレイム!》

 

《ハリケーン!》

 

超神戦鬼「!?」

 

 

 

《スラッシュストライク!!》

 

 

ガキンッ! ガキンッ!

 

 

超神戦鬼「ぎゃああああ!!」

 

総弩「火と風の相性は抜群だ!」

 

そして超神戦鬼の懐にフレイム、ハリケーンウィザードがソードモードに変換して必殺技をさくれつさせた

 

超神戦鬼「……わた………わたし………は……」

 

 

 

 

総弩「これで決める!」

 

 

〈ファイナルタイム!!〉

 

タイマーの必殺ゾーンに突入すると4人のウィザードはウィザーソードガン ウォーターとハリケーンはソードモード、フレイムとランドはガンモードに切り替えた。

 

 

 

〈ドラゴンフォーメーション!!〉

 

フレイムドラゴン「ふっ!」

 

ランドドラゴン「ほっ!」

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

ウォータードラゴン「はあっ!」

 

バシュッ!!

 

ハリケーンドラゴン「やあっ!」

 

ズバッ!!

 

超神戦鬼「AAAAAAAAAAAAAAAAーーーー!!???」

 

 

ズシーンM「!!!!??」

 

 

バシャーンM「!!!!??」

 

 

ドゴオォォォーーーーーーーーーン!!

 

 

ドラゴンウィザードの必殺技によって超神戦鬼と2体の擬き達は爆散した!

 

 

 

 

碧「……………」

 

 

元の姿に戻った碧は呪縛から解放され気を失った。

 

 

 

to be continue

 



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第19話 赤の仲間

総弩が超神戦鬼となりはてた森部碧を救い出した頃、レッドバーニングはプリズムクリスタルを体内に取り込んだグラースに苦戦しつつあった。

 

 

レッドB「バーニングバルカン」

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!

 

 

グラース「ふっ」フッ

 

レッドB「何!?」

 

 

レッドBの必殺技を出した時グラースが消えた。

 

 

その時!

グラース「ホエールシンバル!!」

 

バアァァーーーーーーーン!!!

 

レッドB「ぶふう!」

 

背後からグラースが現れ腕を鯨のヒレに変わりシンバルのようにレッドバーニングの顔を叩いた。

 

レッドB「今のは…ジャッキーホエールの技…」

 

グラース「ふんっ」

 

レッドB「んなろー!フレイムランチャー!!」

 

 

グラース「甘い」

 

 

ビュウウウウウウウウーーーー!!!

 

レッドB「!?」

 

 

今度はグラースの体のまわりからつむじ風が包まれた。

 

 

 

グラース「ガトリングブロー!!」

 

ドドドドドドドドドドドド!!!!

 

そしてグラースの両腕がボクシンググローブに変換してパンチの嵐がレッドBの顔に炸裂する。

 

レッドB「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!!!」

 

レッドBは吹っ飛ばされたが立ち直り、レッドBの必殺技を発動した。

 

 

「バーンナックル!!」

 

 

ドオォォォォォォーーーーーーーン!!!!

 

 

 

両腕に炎を纏わせた拳をグラースに炸裂したが結果

 

 

 

 

 

 

グラース「くくく…」

 

レッドB「何!!」

 

グラース「手ぬるい!手ぬるいぞ火円暴!」

 

 

レッドB「くっ!」

 

 

グラース「このような熱さでは俺の皮膚に火傷すら通じんぞ!」

 

 

グラースは右腕を鉄に左腕を岩石に変換した。

 

 

 

 

グラース「くらうがいい!!」

 

 

 

 

 

 

 

   

      グラース「岩鉄竜巻!!!」

 

 

 

ドドドドドドドドドドドド!!!!

 

 

レッドB「うああああああああああああ!!!!!」

 

 

 

あまりの必殺技の威力によってレッドBは強制解除された。

 

グラース「この程度か火円暴!」

 

 

暴「野郎……」

 

 

グラース「思えばこの大会に勝ち残ってきた者はお前や赤の勇者以外皆ゴミだったな……」

 

 

暴「ゴミだと……」

 

グラース「そうだ!……」

 

 

グラースの発言に暴はグラースを睨む。

 

 

グラース「奴らは皆名声だの家族のためだとどいつもこいつも下らない!!」

 

暴「………」

  

グラース「暴れるしか能のないディラン 」

 

 

暴「……」

 

 

グラース「生半可なウィン キャットのガキ」

 

暴「……」

 

グラース「消えるだけの取り柄のないカメレオン」

 

 

暴「……」

 

グラース「ウドの大木のジャッキーホエール、強い技を持たないストーン ジョニー」

 

暴「………」

 

 

 

グラース「道化のマシンモーガン」

 

暴「………」

 

グラース「見せかけだけの吉田というガキ」

 

 

暴「………」 

 

グラース「 パンチだけのダイナマイト、1人では何も出来ない御宅田兄弟」

 

 

暴「………」

グラース「そして……あのじじいの孫の……」

 

 

暴「…………」

 

 

 

グラース「森部碧という俺を殺そうと近づいてきたボケナスの小娘

 

暴「……………」

 

グラース「皆俺の糧になってくれてさぞ光栄だろう!はーはっはーはっはっはっはっ!!

 

 

 

 

グラースは大いに高笑いをし、そしてうつ伏せで倒れて黙っていた暴の手は強く握りこぶしを握る。

 

 

 

 

 

 

 

暴「………………………………………ふざけんなよ」

 

グラース「ん?」

 

 

暴「()()だと?ふざけんじゃねえ 」

 

 

全身火傷の暴はゆっくりと立ち上がる。

 

暴「ここにいる奴らは己の力を信じて勝利を掴み取ろうとした奴らだ!それを光栄だのゴミだの」

 

 

暴は怒りでグラースを睨みつける。

 

その時、暴の背中から湯気が立ち上る。

 

 

 

 

暴「勝利と信念もねえてめえに!俺が負けるかよおおおおおおおお!!!!!!!

 

 

ピキーーーン!

 

グラース「なんだ?体?胸のほうが熱い………これはなんだ?」

 

 

 

総弩「あれは!?」

 

 

グラースの胸の中心部分が真っ赤になっていることに気づく総弩

 

次の瞬間、

 

 

 

 

パアアアアアアアアーーーーーー!!!!

 

 

 

グラース「ぎゃああああああ!!!?

 

 

 

総弩「あれはプリズムクリスタル!?」

 

 

 

グラースの胸から飛び出たプリズムクリスタル、暴の自分と他者の勝利と信念の思いがプリズムクリスタルに轟いたのであった。

 

 

その時、

 

 

総弩「スピリットフィギュア?フィギュアがクリスタルと暴の周りを囲んでる。」

 

ウルトラマンタロウ、ファイアーマン、メガロマン、ウルトラマンメビウス、グレンファイヤー、レスキューファイヤー1、仮面ライダー龍騎、仮面ライダーギャレン、仮面ライダー響鬼、仮面ライダーウィザード、タイムファイヤー、マジレッド、アカニンジャー、ゴッドガンダム、ビルドバーニングガンダム、セイザータリアス、セイザーミトラス、セイザーリオン、ライザーグレン、ライオセイザーのスピリットフィギュアがプリズムクリスタルの周辺に集まった。

 

 

暴「これは………そうかお前達は俺に力を貸してくれるのか?」

 

 

 

 

暴の質問にスピリットフィギュアがそれに共鳴してクリスタルの中に入っていく。

 

 

 

 

総弩「あれは……」

 

総弩は赤の書に書かれた文献が頭によぎる。

 

その力は炎のごとくありとあらゆる怪物を一網打尽にする火炎ファイター・・・・

 

 

 

 

 

総弩「奴が……暴が赤の勇者の………俺の仲間!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

グラース「何故だ!?クリスタル!何故俺から離れた?」

 

グラースは哀れというべき表情で手を差し伸べる。

 

暴「もうついていけねえんだろ?」

 

 

 

グラース「何!?」 

 

 

 

暴「お前は自分自身を信じようとせず相手の能力を奪い罪のない人間を殺すような人間を誰がついていくか!」

 

 

 

 

グラース「返せ!それは俺の……」

 

 

 

 

       LB「はあああああああっ!!」

 

 

 

 

暴は全身の力を解放してレッドバーニングへと姿を変えた。

 

 

だが暴が変わったレッドバーニングはいつもと違い太陽のプロミネンスを彷彿とさせる炎を纏っていた。

 

 

グラース「そんなこけおどしが‥‥通用するかあああーーーーー!!!!

 

 

 

グラースはこれまで奪ったシュロムを1つにして全身から巨大な光線を発射した。

 

 

 

 

LB「プロミネンスキャノン!!

 

 

 

 

ゴオオオオオオオーー!!!

 

 

レッドバーニングは全身を発光し炎に包まれ両腕を大きく突き出した巨大な炎の光線を出した。

 

 

 

ゴオオオオオオオーー!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

互いの技が激突し合いグラースの技がLBを圧倒しつつあった。

 

 

 

 

 

グラース「はははははは!!勝負あったな!!これで終わりだああああああ!!!!」

 

 

 

 

LB「まだまだ~~~~!!!」

 

 

 

 

総弩「暴!!行けえええええええええ!!!!!」

 

 

 

 

 

LB「うおおおおりゃああああああああ!!!!!」

 

 

総弩の声にレッドバーニングは最大出力を発揮しグラースを圧倒したのであった。

 

 

 

 

 

グラース「バカな‥‥‥‥この俺が‥‥‥‥この俺がああああああ!!!????」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後、グラースによって引き起こされたシュロム強奪事件は瞬く間に世間に広がった。

 

この事件によってシュロムによる戦いの大会は一旦中止とされた。

 

 

 

森部碧「どうもありがとう みんな」

 

 

 

街中の公園で総弩達にお礼を言う碧

 

 

 

ひかり「碧さんはこれからどうするんですか?」

 

 

碧「故郷に戻っておじいちゃんに報告しに行く。その後は私は思った通りの道に行こうと思うの」

 

 

 

碧は背中のリュックを背負って総弩達に手を振って去って行った。

 

 

 

 

総弩「お前はどうするんだ?暴」

 

 

暴「ん?俺か?」

 

 

暴はあの時、グラースを倒しみんなから奪われたシュロムは元の主のもとへもどった。

 

歓喜はしていたが警察がやってきて総弩達に事情聴取を受けることになった。

 

 

だがこの事件を引き起こした張本人グラースが行方不明になったのがなによりの気がかりであった。

 

 

 

暴「世界中を回って強い奴と戦って行くことだな!俺は」

 

 

暴は自信良さげに答えた。

 

 

 

暴「お前はどうするんだ?」

 

 

 

総弩「俺?俺は世界を救うために仲間を集めるクリスタルに認められた仲間をな」

 

 

 

暴「そのクリスタルに選ばれた仲間が俺ってことか?」

 

 

総弩「そういうことになるな」

 

 

 

暴「ははははははははは!!なるほど」

 

 

暴は呵々大笑し手を差し伸べた。

 

 

 

暴「お前は俺と互角の勝負を繰り広げたライバルだ!お前がピンチになったら火の中水の中毒の中、駆けつけてやるぜ!」

 

 

総弩「その時はよろしく頼むぜ!」

 

 

 

総弩と暴は互いにがっちりと握手して、その後暴は人混みの中へと消え去った。

 

 

 

 

総弩「よし俺達も帰るか?」

 

 

ひかり「はい!そうしましょう!」

 

 

直江「やっと帰れるんだな!くぅーー!」

 

覇龍哉「‥‥‥‥‥」

 

 

 

 

 

総弩「どうした覇龍哉アニキ?」

 

 

 

覇龍哉「ん?いや何でもない?」

 

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

 

総弩は最初の仲間とプリズムクリスタルのかけらを手に入れることに成功した。だが覇龍哉はなにやら悩みを抱えていることを総弩はまだ知らない。

 

 

まて次回!



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番外 黄金の龍はどこに行く

 

 

一人目の戦士を見つけ出すことに成功した総弩達、そのことを報告しにディファレントタワーにて星奈達に報告した。

 

総弩「クリスタルを回収そして一人目の戦士の暴を仲間にすることが出来ました」

 

 

星奈「よし!ひとまず任務ご苦労!次の戦士がわかったら至急連絡しに来るから今日は解散」

 

 

 

総弩「ありがとうございます!」

 

 

 

総弩達は無事報告し、一時の休息をとることになった。

 

 

 

だが一人、覇龍哉だけ立ち止まっていた。

 

 

 

覇龍哉「‥‥‥‥‥‥」

 

 

 

それは彼があのジョーカーと接触したことである。

 

大会主催者グラースの部屋で対峙していた覇龍哉とジョーカー

 

 

 

覇龍哉「ジョーカー‥‥‥確かお前はれいかたちスマイルプリキュアによってピエーロと共に消滅したんじゃなかったのか?」

 

覇龍哉は不機嫌そうにジョーカーに質問するがジョーカーは余裕そうに不適な笑いを放つ。

 

 

 

 

 

ジョーカー「ふふふ♪リュウドラさん、私にはいざという時の保険を用意してましたからね」

 

 

覇龍哉「保険?」

 

 

 

 

 

ジョーカー「そうです。」

 

 

ジョーカーは右手を出し一冊の本を出現させた。

 

 

それは覇龍哉も知っているものであった。

 

 

 

 

覇龍哉「それはプリキュアの書!?それは星奈が保管していたはずじゃ?」

 

 

 

ジョーカー「確かに本物はあなた方DWDと呼ばれる組織に保管されてるようですが‥‥これは私があの本と同じものをコピーしたものですよ♪」

 

 

 

覇龍哉「コピーだと?」

 

 

 

ジョーカー「そうです‥‥‥私はスマイルプリキュアの最後の戦いが来る前に本物のプリキュアの書にバッドエナジーを加えてコピーを作らせました。そして私が敗れ去った時、密かに隠していたコピーのほうに宿ったバッドエナジーの力によって蘇ったのですよ」

 

ジョーカーは得意げに説明をした。

 

 

 

覇龍哉「てめえ‥‥‥この世界で一体何を企んでやがる。」

 

覇龍哉はジョーカーを睨み戦闘態勢を取る。

 

 

 

だがジョーカーは

 

 

 

 

ジョーカー「別に何もしませんよ‥‥‥ただ時を待っているだけですよ」

 

 

覇龍哉「待ってるだと?」

 

 

 

ジョーカー「そうです熟成した果実を取るためには待つことが先決ですからね」

 

 

 

ジョーカーは不適な笑いをとり覇龍哉はジョーカーの行動に疑問を抱く。

 

 

覇龍哉(ジョーカー‥‥この男はピエロのように踊ったり他人をおちょくるような不気味な奴だ。目的のためなら平気で仲間を利用する‥‥‥そんな奴が‥‥‥なぜ?)

 

 

ジョーカー「それで本題ですリュウドラさん」

 

 

覇龍哉「本題?」

 

 

 

 

ジョーカー‥「リュウドラさん‥‥‥私の所属するゼロフォウルに‥‥‥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       「加入しませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「は?」

 

 

 

 

 

覇龍哉は唖然とする。普通だったらそんな要求はお断りだと思ったが

 

 

ジョーカー「仮に断ればこれがどうなるかわかってますね?」

 

覇龍哉「!!」

 

 

覇龍哉がジョーカーに見せたのはそれはメルヘンランドの妖精だけではなくこれまでのプリキュア達が活躍した妖精達がとある地下室が強制的に働かせているのであった。

 

 

 

ジョーカー「別にいいんですよ。断れれば妖精達は死ぬまで働かせることになります。しかしあなたが私たちのほうに加われば妖精達は自由の身にしてあげるとアブゾルド様に報告してあげますよ♪」

 

 

覇龍哉「アブゾルド?」

 

 

 

ジョーカー「私が所属する組織の首領です。あの方を怒らせればこの世界を紙くずのように崩せることだって出来ますよ?」

 

 

 

 

覇龍哉「‥‥‥‥‥‥」

 

 

ジョーカー「さあ、どうします?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの言葉に唆され、覇龍哉は悩んだ。

 

総弩達がクリスタルに選ばれた仲間を探すたびにプリキュア帝国あるいはゼロフォウルに邪魔すればどうなるか、やっと見つけた仲間を敵するか殺されるか、だが妖精達もゼロフォウルで強制的に働かせていることを見過ごすわけにはいかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        答えは決まっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「出て行った?」

 

 

 

総弩は朝食をとってる中、愛子の発言で目を開いた。

 

 

 

愛子「ええ、星奈ちゃんから言うとこれから長期間、単独行動するってさ、」

 

 

 

総弩「覇龍哉兄貴が‥‥‥」

 

 

 

総弩は修行内で訓練を多く積んでくれたのはほかでもない覇龍哉である。

 

 

そんな覇龍哉がどうして‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョーカー「お待ちしてましたよ♪リュウドラさん」

 

 

 

 

 

リュウドラ「ああ、」

 

 

 

ここはゼロフォウルの城、ゼロフォウル城 その城の入り口前に立っているのは、かつてスマイルプリキュアと対峙したバッドエンド王国の住人で後に仲間となった金田覇龍哉ことリュウドラであった。

 

 

 

 

ジョーカー「来てくれないかと思ってましたけど‥‥来てくれるとはね‥‥‥」

 

 

 

悪い笑顔でリュウドラに微笑むジョーカー、だがそれを無視して用件を言うリュウドラ

 

 

 

リュウドラ「そんなことはどうでもいい‥‥とっととお前と一緒にいるボスの所へ案内しろ!」

 

 

 

ジョーカー「ええ望み通り♪」

 

 

 

そう言いながら2人は真っ暗な暗闇の向こうへ進んでいった。

 

 

 

 

 

まて次回!

 




次回予告


総弩は買い物を終えて食事をしてる途中出会ったのは、




なんと総弩の同級生と担任の先生!?





次回

「先生と同級生」


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クリスマス回 ブラックサンタの野望を打ち砕け!

クリスマス回出来ました。



クリスマス回に出てきたルパパトの敵とガオレンジャーの敵、寒さ系超獣、そしてアナザーヒーローが出ます。


この異世界都市アルカはありとあらゆる種族が滞在し暮らしている。

 

 

そしてこの世界にも冬の有名なシーズンがあるそれは

 

 

 

 

「「メリークリスマス!!」」」」

 

 

 

直枝「盛り上がってんな!」

 

 

 

青木、木村はクリスマスのサンタやトナカイの格好を着ていてテンションあげまくりだった。

 

 

オッサン二人のテンションを見た直枝はドン引きする。

 

 

一歩「今日はクリスマスだからね、テンション上がるよ」

 

 

 

総弩「それにクリスマスはイエス・キリストの誕生日、神の誕生を祝う日でもあるんだ」

 

 

 

ひかり「外の人たちもみんなクリスマスで盛り上がってますね」

 

 

ひかりは外から映る窓の外側から子供達がケーキやプレゼントなどを大喜びで駆け回りするところを見つめた。

 

 

 

ひかり(お姉ちゃんと一緒だともっと楽しいな・・・・)

 

 

 

 

愛子「さあ!飾り付けも済んだことだし、後は空ちゃん達がチキンを買ってくればクリスマスパーティー開始よ!!」

 

 

 

愛子達はテンションあげながら待っているとき、空達が戻ってきた。

 

 

 

総弩「帰ってきたか?」

 

 

 

愛子「空ちゃん!」

 

 

 

愛子は帰ってきた空達を待ちわびて急いで駆けつけてきた。

 

 

 

愛子「お帰りなさい!ありがとね!こんな寒い中でチキンを買って来てくれて」

 

 

 

空「・・・・」

 

 

美羽「あの・・・・実は」

 

 

愛子「いいの!いいの!終わりよければ全てよしよ!さあ!チキンちゃん!ごたいめーん♪」

 

 

 

 

愛子が空の持ってきた箱を取上げテーブルの上に置き箱を開けチキンが出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・とそう思っていた。

 

 

 

 

愛子「・・・・・・・・へ?」

 

 

 

総弩「どうした?愛さ・・・・げっ!」

 

 

 

 

一歩「あ」

 

 

 

ひかり「チキンじゃなくて・・・・」

 

 

 

 

空達が買ってきたのは・・・・

 

 

 

直枝「鮭?」

 

 

 

空「はい・・・・」

 

 

 

 

ひな「ひな達、店の人達はみーんなチキンはぜーんぶないって言われたお」

 

 

 

青木「まじ?」

 

 

 

美羽「うん、まじ・・・・」

 

 

 

 

「「「えええええええーーーーーー!!!!??」」」

 

 

 

 

あまりの大ショックに愛子、青木、木村はテンション下げまくった。

 

 

 

 

総弩「どうしてチキンじゃなくて鮭が・・・・」

 

 

 

空「それがチキンが全部鮭になってしまったていう噂が・・・・」

 

 

 

 

総弩「噂?」ブー!ブー!ブー!

 

 

 

突然、ワールドフォンから着信音がなり着信先は

 

 

 

総弩「師匠から・・・・」

 

 

 

総弩はさっそく星奈に電話した。

 

 

 

 

総弩「もしもし」

 

 

 

星奈『総弩!今アルカ全地区のチキンそして子供が行方不明になったそうよ!』

 

 

 

総弩「え!チキンが無くなった上に子供もいなくなったんすか!?」

 

 

星奈『今からあんたも子供がいなくなった現場まで急行して!』

 

 

 

総弩「了解!」

 

 

総弩はワールドフォンを切って一気に現場まで行こうとした。

 

 

 

ひかり「勇光さん!どうしたんですか?」

 

 

 

総弩「雁淵!どうやらチキンだけじゃなく子供までいなくなったらしい・・・・」

 

 

 

ひかり「子供が!?」

 

 

ひかりは子供がいなくなったことに動揺した。

 

 

総弩「チキンだけじゃなく子供までいなくなるなんて・・・・どうもおかしいぜ」

 

 

 

総弩は外出してトルネードに乗ろうとした時、ひかりがついてきた。

 

 

 

ひかり「勇光さん!私も連れていってください!」

 

 

 

直枝「ひかり・・・・」

 

 

 

ひかりは真っ直ぐな表情で総弩を見た。

 

 

総弩「何を言ってる?相手はお前が戦ってるネウロイとは未知の敵かも知れないぞ?いいのか?」

 

 

 

ひかり「それでも・・・・困っている人がいるのなら助けてあげたいです!」

 

 

 

総弩「だがもし「やってみなくちゃわかりません!」!?」

 

 

 

愛子「あらあら・・・・」

 

 

 

ひかりの真剣な返答に総弩はため息を吐いた。

 

 

 

総弩「はあ、しょうがない・・・・だったら来い」

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

愛子「直ちゃんも行きなさい♪」

 

 

 

直枝「はあ!なんで俺が・・・・別にあいつのことなんて」

 

 

 

愛子「強がっちゃって」

 

 

 

直枝「強がってねーよ!!」

 

 

 

 

愛子「じゃあ行きなさい!」

 

 

 

愛子の言葉に従って直枝も総弩達のいる方に走っていった。

 

 

 

直枝「おい!お前ら!俺も行くぞ!」

 

 

ひかり「菅野さん!」

 

 

 

総弩「やれやれ・・・・」

 

 

 

総弩、ひかり、直枝は一緒に現場地区まで向かった。

 

 

 

 

愛子「行ってらっしゃい・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー現場地区ー

 

 

 

子供がいなったことで涙を流す親がたくさんおり、総弩と同じくDWD隊員達も急行していた。

 

 

 

 

 

ひかり「・・・・」

 

 

 

直枝「・・・・」

 

 

 

ひかりと直枝は涙を流す親達を見て拳を握りしめた。

 

 

 

 

総弩「すいません・・・・どうして子供達がいなくなったんですか?」

 

 

 

父親「それが・・・・昨日のことなんですが」

 

 

 

総弩「昨日?」

 

 

母親「はい、私たちは今日のクリスマスのためにいろいろと準備をしていました・・・・」

 

 

 

父親「その時、トナカイに似た怪人さんが息子にブレゼントを渡してくれたんです」

 

 

 

総弩「トナカイに似た怪人?」

 

 

 

父親「私、その怪人と一緒に写真を撮ってあるんですが・・・・これで・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

 

父親のスマートフォンから写し出された写真を見て総弩は驚いた。

 

 

 

 

総弩「その時、どうなったんですか?」

 

 

 

母親「そしたら今日になってあの子がプレゼントを開けようとしたら・・・・ああ・・・・」

 

 

 

母親はあの時見た経験を思い出して思わず泣いてしまった。

 

 

 

代わって父親が話した。

 

 

 

 

父親「その時、息子がプレゼントを開けようとしたらプレゼントの箱が息子を吸い上げてしまったんです!」

 

 

 

総弩「吸い込まれた!!」

 

 

 

父親「そしたら息子を吸い込んだ箱が謎の空間の穴が出現しそれに吸い込むように入って行っちゃったんです。」

 

 

 

総弩「謎の空間・・・・」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

総弩「雁淵!菅野ちゃん!」

 

 

 

 

ひかりと直枝は走りながら総弩のほうに詰め寄った。

 

 

 

 

直枝「お前の言う通り肉屋とかいろいろ調べたが全部鮭だらけだったぜ・・・・」

 

 

 

ひかりと直枝はチキンを盗られた肉屋とか調べたがどこもかしこもみんな鮭だらけだった。

 

 

 

直枝「まったく肉屋を全部魚屋にする気かよ」

 

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

「「「!!?」」」

 

 

その時、現場地区の近くのデパートが爆発した。

 

 

 

 

 

総弩「まさか・・・・」

 

 

総弩はトルネードに乗りハンドルを握りしめて一直線に走った。

 

 

 

 

直枝「ひかり!俺たちも行くぞ!!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

直枝達もデパートまで突っ走った。

 

 

 

 

 

デパートの一回の食品センターでチキンを大量に盗んだトナカイの怪人と鮭の骨とイクラが合わさった怪人が高笑いした。

 

 

 

?「はっはっは!アルカで集めに集めたチキンを集めたゾー!!全く日本人もこの世界の奴等もチキン!!みんな鮭を食えーー!!」

 

 

 

?「まあ、俺もバカなガキどもをプレゼントをもらっただけであんなにはしゃぎやがってよ。はっはっはっ!」

 

 

 

二体は高笑いした。

 

 

その時

 

 

 

総弩「ゴムゴムのかめはめ波ピストル!!」

 

 

 

バシュウウウウーーーーー!!!!

 

 

 

 

「「うわああああああ!!!!??」」

 

 

 

 

二体が高笑いした所に巨大な光弾が二体を襲った。

 

 

 

 

?「だ・・・・誰だ!?」

 

 

 

 

総弩「クリスマスの為のチキンを楽しみにしてた男だよ!バカヤロー!!」

 

 

 

 

そこにはジェットサイヤフォームになった総弩が必殺技を咬ました状態で言った。

 

 

 

?「何だとーー!!!チキンなど邪道だ!!鮭を食え!!」

 

 

 

総弩「お前がチキンを大量に奪った泥棒野郎ってのは」

 

 

 

?「俺様の名はサモーン シャケキスタンチン!全てのチキンを根絶やしにするのが俺の野望だ!!」

 

 

 

総弩「それと・・・・」

 

 

 

総弩はシャケスタンチンの隣のトナカイの怪人に目をつけた。

 

 

総弩「お前か・・・・子供を欺けて閉じ込めたトナカイ怪人ってのは・・・・」

 

 

 

?「はっはっはっ!俺様の名はクリスマスオルグ・・・・でも本当はクルシメマスオルグだ!!!」

 

 

 

クリスマスオルグの体は徐々におぞましい姿になり、武器のツリー剣を装備している。

 

 

 

総弩「成る程、クリスマスオルグは子供を近づくための借りの姿ってことか・・・・」

 

 

 

クルシメマスオルグ「その通りだ!!全てはブラックサンタ様の計画のためにな」

 

 

 

総弩「ブラックサンタ?」

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「今ここでブラックサンタ様の計画を台無しにするわけにはいかないのだ!!」

 

 

 

クルシメマスオルグはツリー剣でくし刺しにしようとするが総弩はそれを避けて裏拳をかました。

 

 

 

クルシメマスオルグ「ぐおっ!」

 

 

 

総弩「成る程・・・・そいつがこの事件の首謀者なら一気にぶっ潰す!!」

 

 

 

総弩はワールドフォンで仮面ライダー電王のスピリットフィギュアを装着した。

 

 

 

《トランスチェンジ!仮面ライダー電王!》

 

 

総弩「さらに・・・・」

 

 

電王はデンオウベルトの黄色のボタンを押した

 

 

《アックスフォーム》

 

 

電王の基本形態であるソードフォームから頭にまさかりを模したマスクと金色のアーマーにチェンジした姿、仮面ライダー電王アックスフォームである。

 

 

 

 

 

シャケスタンチン「えええ!!」

 

 

 

総弩「お前が鮭ならこっちは熊ってことで・・・・」

 

 

 

総弩はシャケスタンチンに得意気に言った。

 

 

 

シャケスタンチン「ばかにしやがって!!」

 

 

 

クルシメマスオルグ「おい待て!スタンチン!?」

 

 

 

 

シャケスタンチンの武器である竿で電王アックスフォームを縛り上げた。

 

 

 

 

シャケスタンチン「熊は黙って冬眠でもしてろ!」

 

 

 

総弩「どうかな?」

 

 

 

シャケスタンチン「え?」

 

 

 

電王アックスフォームは腕力と防御力に特化した形態つまりこの中でパワーは電王アックスフォームだけなのだ。

 

 

 

 

総弩「そらよっ!!」

 

 

 

シャケスタンチン「うおおおっ!!?」

 

 

 

 

電王アックスフォームは自慢の腕力で竿の糸をまとめあげて引っ張りあげた。そのあまりのパワーにシャケスタンチンも引っ張りあげた。

 

 

 

 

《フルチャージ!》

 

 

 

総弩「チキンを根絶やしにした分・・・・たっぷりお返しするぜ!!」

 

 

 

シャケスタンチン「うわああああああ!!!!??」

 

 

 

 

総弩「はあああ・・・・おりゃああああああ!!!!」

 

 

 

 

ザシュッ!!!!

 

 

 

シャケスタンチン「ぎゃあああ!!チキンに勝っても熊には勝てないのか・・・・」

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

総弩「ダイナミックチョップ・・・・」

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「スタンチン!!!?」

 

 

 

シャケスタンチンは電王アックスフォームの必殺技、ダイナミックチョップ縦切りバージョンで爆散した。

 

 

 

クルシメマスオルグ「くうううう・・・・敵を打ちたいが・・・・ここは撤退だ!」

 

 

 

 

クルシメマスオルグは次元ホールを出現し逃げようとしたが

 

 

 

 

総弩「待て!!」

 

 

 

電王アックスフォームはクルシメマスオルグの背中をつかみあげた。

 

 

 

クルシメマスオルグ「何しやがる!話せ!!」

 

 

 

総弩「へへ・・・・」カチッ

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「このおお!!」

 

 

 

バキン!!

 

 

 

総弩「うわあ!!」

 

 

 

クルシメマスオルグはツリー剣で電王アックスフォームを弾き出し次元ホールの中へと入っていった。

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「次来たときはスタンチンの敵を取ってやる!!首を洗って待っていろ!!」

 

 

 

それだけ言い残し次元ホールは消えた。

 

 

 

 

総弩「ふう・・・・」

 

 

 

総弩は一息ついて変身を解いた。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

直枝「勇光!」

 

 

 

その時、駆けつけてきたひかりと直枝が現れた。

 

 

 

 

総弩「よっ!たった今チキン泥棒をぶっ倒したところだ」

 

 

 

 

ひかり「え?そんなんですか」

 

 

 

直枝「んじゃ解決だな!」

 

 

 

 

総弩「いやところがそうじゃないそうだ・・・・」

 

 

 

ワールドフォンで星奈に報告した。

 

 

 

 

星奈『総弩?』

 

 

 

総弩「師匠、たった今チキン泥棒を倒したんだが、さらわれた子供達の件についてはどうやら黒幕がいるらしいんだ。」

 

 

 

星奈『黒幕?』

 

 

 

総弩「ああ、そいつの名はブラックサンタって奴だ」

 

 

 

星奈『でもそのブラックサンタが一体どこにいるのかまだわかってないんでしょ?』

 

 

 

 

総弩「ふっでも子供を連れ去った怪人が次元ホールに入る前に奴の背中に発振器を着けておいたんだ」

 

 

 

星奈『えっ!?』

 

 

 

総弩「今そっちに転送するから場所の特定をよろしくお願いします。それじゃ」

 

 

 

ピッ

 

 

 

星奈『ちょっと総弩』

 

 

 

 

ひかり「どうしたんですか?勇光さん」

 

 

 

総弩「敵の居場所がわかる前に準備するぞ。急げ!」

 

 

 

ひかり「え?勇光さん!?」

 

 

 

直枝「お・・・・おい」

 

 

 

総弩はデパートの外に向かってダッシュしそれを追うように二人も走った。

 

 

 

 

 

 

 

?「・・・・」

 

 

 

 

そこに総弩の戦う姿を一部始終見ていた者がいた。

 

 

それは赤の姿で顔にはらいだーと書かれたマスクを持つ者が・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは異世界のサンタ達が集う場所、その名も“スノークロースランド”

 

ここでサンタクロース達はおもちゃやお菓子などを作り子供達や貧しい人たちに配られるのだ。

 

 

 

だがそのスノークロースランドは吹雪という物がないのに猛吹雪が荒々しく吹いているのだ。

 

 

 

そして氷付けにされたお菓子やオモチャの工場、トナカイ小屋、そしてサンタクロース達が氷付けにされたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「ブラックサンタ様、報告がございます!」

 

 

 

 

ブラックサンタ「なんだ?」

 

 

 

クルシメマスオルグ「シャケスタンチンが勇者に破られました」

 

 

 

ブラックサンタ「なんだと!?」

 

 

 

クルシメマスオルグ「バッドクリスマス計画にとって計画の狭間であるチキンを全て奴等に回収されました。このままだと奴等はこの世界にも・・・・」

 

 

 

ブラックサンタ「来るかもしれんな・・・・」

 

 

 

クルシメマスオルグ「え?」

 

 

 

突然の問にクルシメマスオルグは唖然とした。

 

 

 

ブラックサンタ「お前の背中の懐に何かが付いてるのかが気がつかなかったのか?」

 

 

 

クルシメマスオルグ「え?」

 

 

クルシメマスオルグは手で背中に付いてる物を外した。

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「こ・・・・これは!?」

 

 

 

ブラックサンタ「発信器だな・・・・」

 

 

クルシメマスオルグ「ということは・・・・」

 

 

 

ブラックサンタ「だが・・・・ワシにはこれがある。」

 

 

 

 

ブラックサンタの手に持っているのは・・・・ウルトラマンエースに酷似した怪物のライドウォッチであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩side

 

 

 

ースノークロースランドー

 

 

 

ジゲンマジーンで次元ホールに突入した総弩、ひかり、直枝、あの時、総弩がクルシメマスオルグの背中に発信器をつけたお陰で星奈はDWDの科学班の力でで敵の居場所が分かりこの世界に来た。

 

 

ビュオオオオオオーーーーーーー

 

 

 

ひかり「ここって・・・・」

 

 

 

総弩「ここは異世界のサンタクロースが集う世界、スノークロースランド、この世界はありとあらゆるおもちゃやお菓子など生産し異世界の子供達や貧しい人間達のために働く奇跡の場所だと言われている。」

 

 

 

直枝「でも・・・・この猛吹雪で流石に奇跡って考えられねーぞ・・・・」

 

 

総弩「おかしい・・・・本当ならこの世界に吹雪なんてないはずなのに・・・・」

 

 

 

 

ひかり「とにかく行ってみましょう!」

 

 

 

 

総弩達は猛吹雪の中に町に向かって行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビュオオオオオオーーーーーーー

 

 

 

 

総弩「町が・・・・氷付けになってやがる・・・・」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!菅野さん!これを!!」

 

 

 

 

総弩「!!」

 

 

直枝「!!」

 

 

 

総弩達が眼にしたのはそれは全てのサンタクロースが氷付けにされてしまった氷の塔であった。

 

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

 

?「どうかね気に入ってくれたかな・・・・」

 

 

 

 

直枝「お前は!!」

 

 

総弩達が振り向くとそこには取り逃がしたクルシメマスオルグとその首謀者であるブラックサンタであった。

 

 

 

 

総弩「ブラックサンタ・・・・確かお前は悪い子供のほうにしか来ないっていう奴だな・・・・なんで子供やチキンを奪おうとするんだ。」

 

 

 

総弩はブラックサンタを睨み付けながら質問した。

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・くく」

 

 

 

総弩「何が可笑しい?」

 

 

 

ブラックサンタ「お前はそのいい子のガキがどんな未来を待ってるかわかるか?どんないいガキでもいずれは悪い人間へと変えられてしまうという末路がな・・・・」

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

ブラックサンタ「いいガキでもみんなと合わせなければ仲間外れ、苛められるという恐れを持ってしまう。例えそれが悪い方向になったとしても・・・・成長とともにどんどん悪の心になり、人はいずれ殺意、暴力、略奪、虐待、戦争、貧困、災害、そいつらは永遠に幸せさえも忘れ、それに酔いつぶれ死に至る。そんなガキどもにプレゼントを渡してなんになる?結局は只の憂さ晴らしではないか!!」

 

 

 

ひかり「だから貴方はそんな理由でここの人達を氷付けにしたんですか?」

 

 

 

ブラックサンタ「そうだ!だから教えてやるのさクリスマスなど只のまやかしの存在だとな・・・・」

 

 

ブラックサンタの袖の中からウルトラマンエースに酷似したライドウォッチを出した。

 

 

 

総弩「それは!!」

 

 

 

 

ブラックサンタ「ふん!」

 

 

 

ブラックサンタはそのライドウォッチを胸に突き刺した時、強い光が総弩達を覆った。

 

 

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

アナザーエース「この力があるかぎりバッドクリスマス計画を実行する!うわーはっはっはっ!」

 

 

ブラックサンタが変身したのはかつて異次元人ヤプールの超獣と死闘を繰り広げたウルトラ兄弟5番目の弟、ウルトラマンエースに酷似した怪物、アナザーエースが出現した。

 

 

 

 

アナザーエースは光線のカッターが肩に装備されており背中には刀まで装備されている。

 

 

 

 

 

アナザーエース「うおおおおらああああああ!!!」

 

 

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

ひかり「きゃあ!」

 

 

直枝「うげええっ!」

 

 

 

 

アナザーエースの刀の振りで大地をも切り裂いた。

 

 

アナザーエース「はははは!隠れても無駄だここに来た以上、貴様らもサンタクロースどもと同じ氷付けにしてやる!!」

 

 

 

 

アナザーエースが総弩達を探しているなかで総弩達はこのままどうするか作戦をたてた。

 

 

 

 

直枝「畜生!ストライカーユニットさえありゃあんな奴・・・・」

 

 

 

ひかり「でもこんな吹雪のなかじゃ私たちのほうが振りになると思いますよ・・・・」

 

 

 

直枝「くそったれ!!」

 

 

 

直枝が悔しがってる時、

 

 

 

総弩は何かを待つかのように座っていた。

 

 

 

ビー!ビー!ビー!ビー!

 

 

 

総弩「よっしゃ来た!!」

 

 

 

ひかり「?」

 

 

直枝「?」

 

 

 

総弩はワールドフォンのマナーモードからアラーム音がなり、それを耳に宛てた。

 

 

 

 

総弩「どうだった師匠!」

 

 

 

 

電話に出てきたのは星奈だったのだ。総弩はこの吹雪の状況を星奈に知らせ、DWDの科学班からその分析を執り行われた。

 

 

 

 

星奈『総弩!あんたの読み通りだったわ!この猛吹雪が吹雪く原因は・・・・あの町の外れにあるスノータワーの頂上の中心よ!』

 

 

 

総弩「スノータワーの頂上の中心」

 

 

 

総弩はスノークロースランドのシンボルともいわれるスノータワーのほうだけ他の吹雪とは違って見えないくらいに吹いている。

 

 

 

 

星奈『恐らくそこにブラックサンタが設置されたコアがあるはず!探してみて!』

 

 

 

 

総弩「オッケー!分かった!」

 

 

 

総弩は電話を切りワールドフォンを入れてひかりと直枝に近づいた

 

 

 

総弩「雁淵!菅野ちゃん!今から俺の言うことをよく聞いてくれ」

 

 

ひかり「勇光さん?」

 

 

直枝「なんだ?」

 

 

 

 

総弩はひかりと直枝にこの猛吹雪の発生されている場所はスノータワーと呼ばれる塔にあり、そのてっぺんにそれを発生されているコアがあると説明した。

 

 

 

 

直枝「でもよ・・・・例え行ったとしてもあんな猛吹雪じゃ凍え死んじまうぞ!」

 

 

 

総弩「だからこそだ・・・・」

 

 

 

総弩はファイヤーマン、ビルドバーニングガンダムのスピリットフィギュアをワールドフォンに装着した。

 

 

 

総弩「このワールドフォンには変身以外にもその力を注入することも可能なんだ」

 

 

 

《スピリットパワー!ファイヤーマン!》

 

 

 

ひかり「わああ!?」

 

 

 

《スピリットパワー!ビルドバーニングガンダム!》

 

 

 

直枝「うおおっ!」

 

 

総弩「よし!」

 

 

 

直枝「何しやがった!?」

 

 

 

総弩「今、お前らは俺がやったスピリットフィギュアの力で炎の力を宿したんだ。これであの猛吹雪に耐え抜いてコアまで行けるはずだ。」

 

 

 

直枝「お前・・・・まさか俺たちのために」

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・」

 

 

 

総弩「だが制限時間は30分だ!早く行け!!」

 

 

 

総弩の真剣な眼差しを見て直枝は決意しストライカーのほうに走り出す。

 

 

 

 

直枝「ひかり!行くぞ!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

クルシメマスオルグ「させるか!」

 

 

 

ひかり「あっ!」

 

 

 

総弩「とうっ!」

 

 

 

バキッ!

 

 

 

クルシメマスオルグ「グエッ!」

 

 

 

クルシメマスオルグが待ちぶせされてツリー剣でひかりを襲うとしたが総弩の飛び蹴りで回避された。

 

 

 

総弩「行け!!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

ひかりはストライカーユニットが収納されているジゲンマジーンの方まで走っていった。

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「てめー・・・・スタンチンの敵、今ここで取ってやる!」

 

 

 

総弩「ちくしょう・・・・このままじゃ「ブオーーン!!」ん?」

 

 

 

 

総弩とクルシメマスオルグの間からバイクの音が聞こえ見上げると

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩「赤い・・・・仮面ライダー?」

 

 

 

だが目にはらいだーって平仮名で書かれているが・・・・

 

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「なんだ?誰だテメー!」

 

 

 

?「俺の名は・・・・仮面ライダーゲイツ」

 

 

 

 

総弩「ゲイツ・・・・」

 

 

 

総弩はゲイツの腰に装着しているベルトを見るとジオウと同じジクウドライバーを装着していた。

 

 

 

 

ゲイツ「行け・・・・」

 

 

 

 

総弩「何?」

 

 

 

ゲイツ「お前がいると邪魔だ・・・・ここは俺が引き入れてやる・・・・お前はあのでかいのと戯れてろ」

 

 

 

 

総弩「なっ!テメー!!」

 

 

総弩はゲイツの態度に怒りを露にするがそれどころではないので総弩はウルトラマンタロウのスピリットフィギュアをワールドフォンに装着した。

 

 

 

 

《トランスチェンジ!ウルトラマンタロウ!》

 

 

 

 

総弩「タロウーーーーー!!!」

 

 

 

 

アナザーエース「うおっ!」

 

 

あまりのフラッシュにアナザーエースは手で光を冴えきるが、次の瞬間、突然上空から何かに衝突したように吹っ飛んでしまった。

 

 

 

 

総弩「エヤアアアア!!」

 

 

 

ドガッ!

 

 

 

 

アナザーエース「うおおおおっ!!」

 

 

 

ウルトラマンタロウのスワローキックがアナザーエースに炸裂させた。

 

 

 

 

アナザーエース「うう・・・・貴様・・・・」

 

 

 

総弩「巨大化対決なら負けないぜ!」

 

 

 

先鋒に出たアナザーエースはエースブレードでタロウに切りつけようとするがタロウはそれを交わしてアナザーエースの腹に渾身のパンチのラッシュをかました。

 

 

 

総弩「イヤアアアアア!!」

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!

 

 

 

 

アナザーエース「ぐぐ・・・・」

 

 

 

総弩「テヤアアア!!」

 

 

 

アナザーエース「ぐおおお!!」

 

 

 

ドスゥゥーーーーーーン!!

 

 

 

タロウのアッパーがアナザーエースの顎に命中し、アナザーエースはぶっとんだ。

 

 

 

 

総弩「一気に行くぜ」

 

 

 

 

アナザーエース「それはどうかな?」パチン!

 

 

 

?「グオオオオオ・・・・」

 

 

 

?「キイイイイイイ!」

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

ブオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

総弩「アアア!!?」

 

 

 

突然タロウの背中に冷たい感触が感じ腰に手をついた。

 

 

総弩「!?」

 

 

?「キイイイイイイ!」

 

 

バチーーーン!

 

 

 

総弩「ウワアアアアア!!」

 

 

 

その時、タロウの目の前に強烈な光が襲った。

 

 

総弩「あ・・・・なんだ?・・・・目が見えない・・・・」

 

 

 

 

アナザーエース「はははは!!こんなこともあろうかと超獣も用意していたのだ。」

 

 

 

総弩「超獣・・・・だと」

 

 

 

 

アナザーエース「そう!氷超獣アイスロン!」

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!」

 

 

 

アナザーエース「雪超獣スノーギラン!」

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!」

 

 

アナザーエース「やれ!」

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!」

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!」

 

 

 

ドガッ!バキッ!ドガッ!

 

 

 

総弩「アアア!!?」

 

 

 

アナザーエース「ふん!」

 

 

 

ドガッ!

 

 

 

総弩「アアア!!?」

 

 

 

タロウは2体の超獣とアナザーエースに袋叩きされこの吹雪の状況だと戦えにくい状況でもあった。

 

 

 

 

 

ーひかり・直枝sideー

 

 

 

 

ひかりと直枝はストライカーユニットの収納されているジゲンマジーンへと向かい、急いでストライカーユニットを履いてこの猛吹雪の空へと飛び上がった。

 

 

 

ビュオオオオオオーーーーーーー!!!

 

 

 

 

直枝「すげえ!こんな吹雪でも楽々に飛んでいけるぜ!」

 

 

 

ひかり「はい!勇光さんのお陰で寒さは感じられません!」

 

 

 

ひかりと直枝は勇光の寒さ防衛対策に感謝し、その期待を裏切らないため急いでスノータワーまでひとっ飛びした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直枝「これか・・・・」

 

 

 

ひかりと直枝は目的地のスノータワーに到着し、その天辺のところに青いクリスタル系のコアが回転しながら吹雪をコントロールしていた。

 

 

 

 

 

直枝「ひかり!畳み掛けるぞ!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

 

 

 

 

機関銃でコアに炸裂しようとしたがコアはびくともしない

 

 

 

 

ひかり「そんな・・・・」

 

 

 

直枝「畜生!もう1回だ!」

 

 

 

ダダダダダダダダダダダダ!!!!

 

 

 

だがどれほど機関銃で撃ちあげてもびくともしない。

 

 

 

ビュオオオオオオーーーーーーー!!!

 

 

 

ひかり「ひゃあ!」

 

 

 

突然ひかりの体に冷たさを感じてしまった。どうやら制限時間の30分がもうすぐ迫ってきているのだ。

 

 

 

 

直枝「糞・・・・銃は底をついちまった・・・・あるとしたら・・・・」

 

 

直枝は右手を握りしめながらコアの方を睨んだ。

 

 

 

 

ひかり「私がなんとかします!」

 

 

 

直枝「はあ!?何言ってんだ?お前の弾ももう切れてんじゃねーのか?」

 

 

 

ひかり「大丈夫です!私にはまだこれがあります!」

 

 

 

ひかりは首に吊るされていた銃FP-45を手に取り、それをコアのほうに向けた。

 

 

 

直枝「バカか!?そんな豆鉄砲じゃあんなデケーのにあてるどころかびくとも「諦めたくないんです!」!?」

 

 

 

直枝がひかりを止めようとするがひかりは怒声で振り切った。

 

 

 

ひかり「勇光さんがあんなに頑張ってるのに・・・・私達が頑張らなかったら・・・・クリスマスが・・・・みんなが悲しんじゃう・・・・」

 

 

 

直枝「・・・・ひかり」

 

 

 

ひかりは涙をぬぐい去り、切り替えてFP-45をコアに向けた、

 

 

 

 

ドクン・・・・ドクン・・・・ドクン

 

 

 

 

ひかり(お姉ちゃん・・・・・・・・みんな・・・・私に力を・・・・)

 

 

 

ひかりは心の中で姉の雁淵孝美やブレイブウィッチーズの仲間のことを考えた。その時、

 

 

 

 

『諦めるな!』

 

 

 

ひかり「!?」パン!

 

 

 

直枝「!?」

 

 

 

その時、直枝は信じられないものを見たひかりが撃ったFP-45の弾が徐々に威力を増していきその弾は光弾の如くすさまじいものとなった。

 

ピシピシピシ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

それが命中したのかコアはガラスのようにヒビが入った。

 

 

 

 

ひかり「菅野さん!」

 

 

 

直枝「おう!」

 

 

 

直枝は一直線にコアに突撃し、魔法力を右手集中しそれを握りしめた時、その拳が真っ赤な炎へと変わった。

 

 

 

 

直枝「行くぜ!剣!いっせえええええええええええええええええん!!!!!!」

 

 

 

 

 

バリィィィィーーーーーーーーーーーン!!!!!

 

 

 

 

直枝の炎の拳がコアに炸裂しコアは破壊された。

 

 

 

 

ひかり「やった・・・・」ヒュウーー

 

 

 

ひかり、直枝も魔法力を使い果たし下までまっ逆さまに落ちていく。

 

 

 

 

その時、壊れたコアから緑色の光が現れ、落ちていくひかりと直枝を救った。

 

 

 

ひかり「え?・・・・あれは・・・・」

 

 

 

 

 

緑色の光はウルトラマンタロウの方へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー総弩sideー

 

 

 

 

一方、ウルトラマンタロウはアナザーエースとアイスロンとスノーギランに袋叩きされ、カラータイマーの点滅が始まった。

 

 

 

 

総弩「ううう・・・・」ピコン!ピコン!ピコン!

 

 

 

アナザーエース「そろそろとどめだな・・・・」

 

 

 

アナザーエースはエースブレードを上に上げてタロウの首をはねようとする。

 

 

 

 

その時!

 

 

 

アナザーエース「ん?・・・・ウワアアアアア!!?」

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!?」

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!?」

 

 

 

緑色の光がアナザーエース、アイスロン、スノーギランの目を眩ました。

 

 

 

そしてその光から現れたのは。

 

 

 

ウルトラの父「・・・・・・・・」

 

 

 

宇宙警備隊大隊長ウルトラマンケンことウルトラの父であった。

 

 

 

ウルトラの父「むん!」

 

 

 

ウルトラの父は自分のカラータイマーからタロウのカラータイマーに注入され、スノーギランの光にやられたタロウの目も回復した。

 

 

 

総弩「え?ウルトラの父」

 

 

 

突然の出来事に驚いた総弩、今目の前にいるのはウルトラマンタロウの実父であるウルトラの父が今目の前にいるのだ。

 

 

ウルトラの父「ブラックサンタが私の力をスノータワーの力に利用されてしまったせいで身動きがとれなかったのだ。だが、」

 

 

 

ウルトラの父はひかりと直枝の方を見下ろす。

 

 

 

ウルトラの父「彼女達の頑張りが私を救ってくれた」

 

 

 

総弩「雁淵・・・・菅野ちゃん・・・・」

 

 

 

総弩はあの猛吹雪の中でスノータワーのコアを破壊してくれたことに感謝した。

 

 

 

 

ウルトラの父「次は君が頑張る番だ!我が息子の力を思う存分ふるいたまえ」

 

 

 

総弩「はい!」

 

 

 

 

 

アナザーエース「何事だ!」

 

 

 

総弩「はっ!」

 

 

 

ウルトラマンタロウは戦闘の構えをし、アナザーエースとスノーギラン、アイスロンと対峙した。

 

 

 

アナザーエース「ふん!吹雪を止めてもお前には勝ち目はない!行け!!」

 

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!」

 

 

 

最初にアイスロンが迫ってきたがタロウは一気にパンチのラッシュをかました。

 

 

 

総弩「うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!」バキッ!ドガッ!バキッ!ドガッ!バキッ!ドガッ!バキッ!ドガッ!バキッ!ドガッ!

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ・・・・」

 

 

 

総弩「はああ・・・・うおりゃあああああ!!!」

 

 

 

ドオオオオーーーーーン!!

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!!!!!」

 

 

 

ドガアアーーーーーーーン!!

 

 

パンチのラッシュでふらふら状態となったアイスロンは炎の拳、アトミックパンチで腹を突き破りアイスロンは爆発した。

 

 

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!」バチーーーン!

 

 

 

総弩「同じ手は二度も食らうかよ!!」

 

 

 

スノーギランはもう一度タロウの目を見えなくしようとするがタロウは右腕につけられたアイテム、キングブレスレットで巨大な盾、ウルトラディフェンダーでスノーギランの光攻撃を跳ね返した。

 

 

 

 

バチーーーン!

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!!!??」

 

 

 

跳ね返った光攻撃がスノーギランの目を見えなくしスノーギランは慌ててタロウはどこにいるのか探した。

 

 

 

総弩「終わりだ!ダイナマイトスパーク!」

 

 

 

タロウはキングブレスレットをウルトラダイナマイト分のエネルギーをキングブレスレットに集中させ、貯まったキングブレスレットをスノーギランに投げた。

 

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!!!!??」

 

 

 

ドガアアーーーーーーーン!!!

 

 

 

投げたキングブレスレットはスノーギランとともに爆発した。

 

 

 

 

 

アナザーエース「バカな!?」

 

 

 

総弩「もう終わりだ!ブラックサンタ!ここでお縄を頂戴してもらうぜ!」

 

 

 

 

アナザーエース「小癪な!食らえ!アナザーメタリウム光線!!」

 

 

 

アナザーエースは両腕を右に飛ばすようにした後にL字の黒い光線を発射した。

 

 

 

 

総弩「見せてやるよ!ウルトラマンの光線って奴がどんなものか!!」

 

 

 

タロウは両腕を上に上げ掌を合わせた時、全身が一瞬だけ虹色に輝き、右腕を拳、左腕を平手打ちの体制で右腕の拳につけた。

 

 

これがウルトラマンタロウの必殺技!

 

 

 

総弩「ストリウム光線!!」

 

 

 

ビィィィーーーーーーーー!!!!!!

 

 

 

 

アナザーエース「こんなことが・・・・」

 

 

 

圧倒的な虹色のストリウム光線に対しアナザーエースのメタリウム光線は押されつつあった。そして、

 

 

 

アナザーエース「そんなああ!!!??」

 

 

 

 

総弩「はあああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

アナザーエース「ぎゃあああああ!!!!」

 

 

ドガアアーーーーーーーン!!!

 

 

 

アナザーエースは爆発した。

 

 

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

その時、アナザーエースが爆発した後から一つの光がタロウのカラータイマーに入っていった。

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

光が総弩の手元に落とされ、その正体はウルトラマンエースのライドウォッチだった。

 

 

 

 

そして

 

 

ウルトラの父「ふん!」

 

 

 

 

総弩「うわっ!!」

 

 

 

ウルトラの父が輝きだし、ウルトラの父はライドウォッチとなって総弩の手元に落とされた。

 

 

 

 

 

ウルトラの父(勇者よ・・・・私も戦おう・・・・)

 

 

 

 

総弩「ウルトラの父・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーゲイツsideー

 

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「ああ!ブラックサンタ様が!?」

 

 

 

クルシメマスオルグはアナザーエースがウルトラマンタロウに破れてしまったことに気づきゲイツとライドウォッチを出して一気に止めを誘うと仕掛ける。

 

 

 

 

ゲイツ「一気に終わらせる・・・・」

 

 

 

 

 

≪アーマーターーイム!シャイニーングガンダム!≫

 

 

 

ゲイツ「ふっ!」

 

 

 

ガチン!ガチン!ガチン!ガチン!

 

 

 

クルシメマスオルグ「げっなんだそれは・・・・」

 

 

 

ゲイツ「仮面ライダーゲイツ・・・・シャイニングガンダムアーマーといったところだな・・・・」

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「そんな虚仮威しが通用するか!!」

 

 

 

クルシメマスオルグはツリー剣でゲイツを一刺しにしようとするがゲイツはそれをかわし、右手をクルシメマスオルグの顔をつかみ上げた。

 

 

 

クルシメマスオルグ「グ・・・・ウオ・・・・」

 

 

 

 

ゲイツ「終わりだ・・・・」

 

 

 

≪フィニッシュターイム!≫

 

 

 

ゲイツ「シャイニング!フィンガーーー!!!!」

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「ウワアアアアア!!?!」

 

 

ドガアアーーーーーーーン!!

 

 

≪ターーイム!ブレーーーイク!!≫

 

 

 

 

仮面ライダーゲイツはクルシメマスオルグを一瞬の内に倒した。

 

 

 

 

 

ゲイツ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

そしてゲイツはその白い大地から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「どうしてあんなことをやった・・・・」

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

アナザーエースや超獣、コアを破壊してくれたお陰で凍っていた氷も溶け始め、固まったサンタクロース達も無事だった。

 

 

 

そして見つけたブラックサンタを見つけ縄で縛り付けて雪の大地で取り調べをした。

 

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・・・・・俺は・・・・」

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

ブラックサンタ「俺は子供の頃から12月にサンタが来るのを楽しみにしていた・・・・だが俺の家族・・・・父親、母親の再婚相手であり俺のことをバカにし続け、タバコを突きつけたりして火傷を負わせられた。そして12月の日、クリスマスの時、俺はその男に虐待で命を落とした。そして一瞬だった・・・・あの男が最後に俺が言った言葉が・・・・」

 

 

 

 

サンタ?んなもんいるわけねーよ!子供の夢なんざ只のインチキ話だよ!はははは!!

 

 

 

ブラックサンタ「俺は・・・・みんなが楽しくクリスマスを楽しむ姿を・・・・妬ましかった・・・・だから俺は力が欲しかった!俺と同じ目に合わせるための力を・・・・」

 

 

 

 

総弩「だからアナザーヒーローになる力を手に入れたのか」

 

 

 

ブラックサンタ「そうさ・・・・そこから今までバッドクリスマス計画のために力をつけていたって訳さ・・・・なさけねーよな・・・・」

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

 

サンタ「君は・・・・」

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

ブラックサンタ「あん?」

 

 

 

突然!現れたサンタはブラックサンタの方に寄り添った。

 

 

 

 

ブラックサンタ「な・・・・なんだよ!?」

 

 

 

サンタ「君は・・・・そうか・・・・あの時の子か」

 

 

 

 

 

ブラックサンタ「え?」

 

 

 

ブラックサンタはサンタの言うことにキョトンとした。

 

 

 

 

サンタ「かつてワシは君がまだ子供の頃に君の町にプレゼントを配っていた者じゃ・・・・あの時、ワシは君のかすかな声が聞こえ、死にかけている君に近づいたんじゃ!」

 

 

 

 

 

 

ーあの時ー

 

 

 

 

サンタ「これは・・・・なんてことを・・・・」

 

 

 

 

 

 

「た・・・・・・・・すけ・・・・て・・・・」

 

 

 

 

サンタは父親となった男にひどく虐待された後を見て悲しみと怒りを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンタ「ワシは君に届けるはずだったプレゼントを渡されず・・・・君は息絶えてしまった・・・・」

 

 

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

サンタ「これをいつか君に届けようと思って持っていた君のプレゼントじゃ」

 

 

 

サンタはブラックサンタにプレゼントを渡された。

 

 

 

 

ブラックサンタ「あ・・・・・・・・ああ・・・・」

 

 

 

総弩「開けてみろよ・・・・」

 

 

 

 

ブラックサンタは箱を開けるとそこにあったのは自分が大好きなヒーローの人形だった。

 

 

 

 

ブラックサンタ「ううう・・・・ううあ・・・・うあああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

初めてのプレゼントにブラックサンタは大泣きした。そしてブラックサンタの周りから光があふれでてブラックサンタを包み込んだ。

 

 

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・サンタさん・・・・ありがとう」パアアア・・・・

 

 

 

 

ブラックサンタは光に包まれて消えていった。

 

 

 

 

 

総弩「成仏・・・・したんだな・・・・」

 

 

 

 

サンタ「ワシらは考え直さなければいかんの・・・・あの児のような酷い仕打ちを受けてる子供達のために・・・・ワシらが出来ることを・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして総弩とひかり直枝はサンタ達にプレゼントとお菓子を御礼に貰い、アルカはチキンが戻ってきたことで平和なクリスマスになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『メリークリスマス!!』

 

 

 

 

総弩の家でチキンは取り戻し、帰ってきた千冬と一緒にクリスマスパーティーをやった。

 

 

 

一歩と空、美羽、ひな、ひかり、直枝はクリスマスケーキを食べ

 

 

 

愛子、青木、木村は酒の飲みくらべをしたり

 

 

千冬と一夏は残すともったいないと思った鮭料理を食べた。

 

 

 

そして星奈と岬は夜空を見ながらケーキを食べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「もぐもぐ・・・・」

 

 

 

総弩はチキンを頬張り満足していた。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

総弩「雁淵?」

 

 

 

ひかり「勇光さん!あの時、勇光さんがいなかったら私達はコアを破壊することは出来ませんでした。本当にありがとうございます。」

 

 

 

総弩「何言ってんだ?」

 

 

 

ひかり「お前は俺が戦っていても最後まで諦めず俺を助けてくれたじゃん!それに今こうしていられるのもお前らのお陰でもあるんだぞ」

 

 

 

ひかり「勇光さん///・・・・」

 

 

 

総弩「胸張れよ!」

 

 

 

 

直枝「おーい!勇光!ひかり!ケーキなくなっちまうぞーー!!」

 

 

 

ひかり「はあーーーい!!勇光さんも早く!」

 

 

 

総弩「ああ!」

 

 

 

 

総弩はひかりと一緒にクリスマスケーキを食べようと走る。

 

 

 

 

 

総弩(それにあの赤いライダー・・・・ゲイツ・・・・何もんなんだ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファレントタワーのてっぺんに佇む男性・・・・それにはチーターの耳が生えており、その男の手にはジオウと同じジクウドライバーを持っていた。

 

 

 

 

 

?「ゼロフォウルもプリキュア帝国も俺が潰す。」

 

 

 

to be continued




次は正月回というよりあけましておめでとうと今後についてです。




手に入れたライドウォッチ


ウルトラマンエースライドウォッチ


ウルトラの父ライドウォッチ




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正月回 新プリキュアの主人公の名前

明けましておめでとう!そして平成さらば!


今年は正月間近の大晦日の半日、皆お正月に向けての準備は整っている。

 

 

 

その時、死に物狂いで走る一匹の大狸が勇者のいるアパートに向かっているのであった。

 

 

 

 

 

バタンッ!

 

 

 

ポンポー「おい!」

 

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

ひかり「へ?」

 

 

 

ポンポー「星奈はいるか!?」

 

 

ひかり「誰ですか?・・・・狸?」

 

 

 

総弩「おー店長!どうしたんだ!今日は店休みだろ」

 

 

ひかり「お知り合いの人なんですか?」

 

 

総弩「そっ」

 

 

 

出てきたのは武器屋の狸屋を営む店長のポンポーである。

 

今日は大晦日で休みなので女房と子供達と一緒に初詣に行く予定だったがポンポーはある広告の紙を拾った時、血相を変えて総弩達の家に訪ねた。

 

 

 

ポンポー「総弩・・・・星奈は・・・・星奈はまだ来てないよな・・・・」

 

 

 

総弩「うん!来てないよ・・・・」

 

 

 

ポンポー「ほっ」

 

 

 

総弩「どうしたんだよ?店長、何をそんなに血相を変えてんだよ」

 

 

 

ポンポー「これだよ!」

 

 

 

総弩「これって・・・・」

 

 

 

2019年に始まる最新作プリキュア スタートゥインクルプリキュアの広告チラシであった。

 

 

 

総弩「へえー宇宙が舞台か・・・・」

 

 

ひかり「成層圏外で戦うんでしょうか?」

 

 

ポンポー「そこじゃねーよ!!」

 

 

 

総弩「じゃなんだよ?」

 

 

 

ポンポー「これだ!」

 

 

 

ポンポーは指差した所を見るとそこにあるのは主人公プリキュアの絵である。

 

 

 

総弩「キュアスターか・・・・」

 

 

 

ポンポー「違う!プリキュアになる前の名前だ!」

 

 

 

総弩「プリキュアになる前の名前・・・・えーと、名前は・・・・星奈・・・・ひかる・・・・・・・・ってえええええええーーーー!!!!??」

 

 

 

総弩は次の主人公の名前であるプリキュアになる前の名前が星奈ひかると知り、その性名が星奈であることに驚いてしまった。

 

 

 

総弩「おい・・・・これって・・・・」

 

 

 

ポンポー「ああ、来年のプリキュアの主人公の名前が星奈ひかる、これをあの星奈が知れればどうなるか・・・・」

 

 

 

ひかり「どうなるんですか?」

 

 

 

ポンポー「あいつは・・・・ガキの頃からプリキュアに弄ばれて笑顔を奪い去られ笑わなくなったらしい・・・・お陰で奴はプリキュアを憎むようになり、プリキュアのいる世界では奴はオーディウムとしてプリキュアに勝負を挑んだからな・・・・もしこれが星奈に知れれば・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈『私と同じ名前・・・・それに性名で・・・・』

 

 

 

星奈は広告のチラシを上に投げ捨てそれを・・・・

 

 

 

 

星奈『ふん!』シャッ!

 

 

 

シュレッダーのようにみじん切りにした。

 

 

 

 

星奈『プリキュア・・・・ぶっ殺す!!』

 

 

 

 

 

 

ポンポー「なんてことがあったら・・・・」

 

 

 

総弩「なったらなったらでいいんじゃねーの?どのみち倒すんだから・・・・」

 

 

 

 

ポンポー「お前ポジティブだな・・・・もしこれが星奈に知れれば・・・・」

 

 

 

 

星奈「私がどうかしたの?」

 

 

 

 

ポンポー「!?」

 

 

 

総弩「師匠!!」

 

 

ひかり「星奈さん!」

 

 

 

ポンポーの後ろから女性の声が聞こえ振り向くとそこにいたのはポンポーの元相棒であり、DWDの司令官である黒井星奈が立っていた。

 

 

 

ポンポー「あっ・・・・あ・・・・それは・・・・の」

 

 

 

星奈「どうしたの?今日は狸美と一緒に初詣に行く予定だったんでしょ?」

 

 

 

ポンポー「あのーこれは・・・・つまりだ・・・・」

 

 

 

ポンポーは総弩に助け船を出すように目を開け閉じしながら伝えた。

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」(仕方ないか)

 

 

 

総弩は心の中でため息を吐き星奈に別の話でごまかそうとした。

 

 

 

総弩「あーそういえば・・・・師匠ってどうして来たんでしたっけ?」

 

 

 

 

星奈「へ?何ってお年玉だけど・・・・」

 

 

 

ひかり「お年玉ですか!?」

 

 

 

星奈はひかり、直枝、空、美羽、ひなの分のお年玉を見せて、最初にひかりにお年玉をあげた。

 

 

 

ひかりはお年玉の袋の中身を見るとそこには3万円分のお金が入れてあった。

 

 

 

ひかり「いいんですか?こんなにあるお金をもらって・・・・」

 

 

 

 

星奈「まあ、まだここで厄介になるだろうし、直枝さんの分にも同じ量で入ってるし、それは宿泊代ってところだから無駄遣いしないようにね・・・・」

 

 

 

 

ひかり「!!ありがとうございます!」

 

 

 

ひかりは星奈自身顔は笑ってないが星奈の優しさに嬉しさと感謝で星奈に頭を下げた。

 

 

 

 

星奈「いいのよ」

 

 

 

 

総弩(なあ、そろそろ出てったほうがいいんじゃね?)

 

 

 

ポンポー「そうだな・・・・そんじゃ俺はこの辺で」ヒラッ

 

 

 

星奈「あら、何かしらこれ?」

 

 

 

ポンポー「!!」

 

 

ポンポーの安心したように外に出ようとした瞬間、ポケットにしまっていた新プリキュアの主人公の名前が書いた紙が玄関の床に落ちてしまい、それを星奈が拾った。

 

 

 

 

星奈「・・・・・・・・」

 

 

 

ポンポー「あっ!ああ!せせせ星奈さん!これには深いわけがあって・・・・」

 

 

 

星奈「ポンポー・・・・」

 

 

 

ポンポー「は・・・・はい!」

 

 

 

読み終えたのか星奈はポンポーを見上げ、ポンポー自身は阿修羅の如く怒る星奈の姿を考えただけでぞわっとした。

 

 

 

だが・・・・

 

 

 

 

星奈「これがどうかしたの?」

 

 

 

ポンポー「へ?」

 

 

 

怒るどころかわかったかのようにキョトンとしている。

 

 

 

総弩「師匠、この広告の絵を見てなんともないんすか?」

 

 

 

星奈「なんともないって・・・・スタートゥインクルプリキュアのキュアスターでしょ?」

 

 

 

ポンポー「そのキュアスターの本名が星奈ひかるって・・・・」

 

 

 

星奈「それがどうかしたの?」

 

 

 

「「えええーーーー」」

 

 

 

ひかり「いや、星奈ひかるって人の名前が星奈って書かれていて」

 

 

 

総弩「怒っているんじゃないのかなーっと思って」

 

 

 

ポンポー「うんうん」

 

 

 

 

星奈「何言ってんの?星奈ひかるって名前だけて怒ると思ったの?バカじゃないの?」

 

 

 

ポンポー「へ?怒らないのか?」

 

 

 

星奈「怒るって星奈ってだけで怒るわけないでしょ!?例えるなら田中とか吉田っていう名前が沢山あるのと同じよ!」

 

 

 

 

総弩「ということは・・・・」

 

 

 

ポンポー「はあーーー」

 

 

 

あまりの安心感にポンポーと総弩は腰を抜かしてしまった。

 

 

 

 

 

星奈「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュアスター事件は解決して総弩は新年の挨拶を向けて

 

 

 

 

総弩、愛子、ひかり、直枝、一歩、青木、木村、空、美羽、ひな、一夏、千冬「あけましておめでとう!今年もグレジェネ!宜しくお願いします!」

 

 

 

 

一同 礼

 

 

 

 

総弩「あけおめ!シクヨロ!」




次回予告



総弩「雁淵と管野ちゃんだけで次の世界に!?」



愛子「私がジゲンマジーンであの子達を連れていかせたの」



総弩「なんで?」



愛子「だって次の世界は総ちゃんにとって動きづらい世界なんだから・・・・」



総弩「え?」



ひかりと直枝が来た世界はなんと・・・・女子校だった。


しかも超有名なお嬢様学校 国立 ヴァルキリー女学園



ひかりと直枝に待ち受けるものとは・・・・




そして総弩は出会う、滝とラース、がんがんじいとサラ、そしてときめ




ケビン「変身!」



《カメンライダー♪ゲイツ!》



平成をぶっちぎれ!!


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海軍元帥の苛立ちと復讐の男の誕生

仮面ライダーの映画を見てバトルとストーリーが面白かった。


ここはONE PIACEの世界、新世界海軍本部

 

 

 

今、サカズキ元帥は海賊そしてプリキュアという少女に対する苛立ちは激しく増していた。

 

 

 

 

サカズキ「あのプリキュアとかいう小娘ども・・・・またなんかしよったらしいな・・・・」

 

 

 

海兵「・・・・」ビクッ

 

 

 

サカズキは咥えていた葉巻を一気に燃やし尽くした。

 

 

 

サカズキ「天下の海軍本部があんな小娘どもに怯え続けよって・・・・」

 

 

 

 

海兵「しかし・・・・サカズキ元帥!あの少女たちは銃も剣も通じません!もしかしたら海賊よりも恐怖のたい「バカモン!!」うっ!?」

 

 

 

海兵の言葉に激昂になったサカズキは一喝した。

 

 

 

 

サカズキ「正義という名を背負った以上、誰であろうと排除せねばならんのじゃ!!あんな正義の名を持たぬ奴等など生きる価値なしっ!!」

 

 

 

海兵「・・・・・」

 

 

 

サカズキ「わかったらとっとと行け!!」

 

 

 

海兵「は・・・・はい!」

 

 

 

 

 

海兵は一目散に元帥の部屋を後にした。

 

 

 

 

 

黄猿「おやおや・・・・」

 

 

 

黄猿はそれを見てやれやれと思った。

 

 

 

 

黄猿「新世界以外にもイースト(東)、ノース(北)サウス(南)ウエスト(西)ブルーの名だたる国家があの嬢ちゃん達によって壊滅させられたんだから、無理もないねえー」

 

 

 

黄猿は向こうの海を見渡しながら思った。

 

 

 

 

黄猿「もしプリキュアが海軍本部に戦いを挑むのならば・・・・あの頂上戦争以上に激しさを増すだろうねー・・・・」

 

 

 

 

 

そして海軍本部は着々とドクターペガパンクによる対プリキュア兵器が完成しつつあるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは・・・・どこだ・・・・

 

 

 

ぼくは誰だ・・・・

 

 

 

 

「私も最前線に転属になったわ」

 

 

 

誰だ?

 

 

 

「僕も志願した」

 

 

 

 

ぼくの声?

 

 

 

 

「私はウィッチだから皆を守るのは務めだわ」

 

 

 

 

ウィッチ?・・・・務め・・・・?

 

 

 

 

 

 

「それは・・・・!君の大事な衣装・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだこれは・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「お目覚めですか?」

 

 

 

 

 

?「はっ!」

 

 

 

 

目覚めると男の体はは包帯で丸く施されていた。

 

 

そして彼自身何者か覚えていない・・・・

 

 

 

 

?「誰だ?・・・・」

 

 

 

?「私ですか?只の科学者ですよ。貴方を助けた」

 

 

 

 

?「助けた・・・・あんたが・・・・」

 

 

 

 

?「そうです・・・・」

 

 

 

 

?「僕は・・・・どうしてこの姿に・・・・思い出せない・・・・」

 

 

 

 

?「貴方の記憶とそのような体にした奴のことは知ってますよ」

 

 

 

?「え・・・・」

 

 

 

?「貴方をそんな風にしたのはウィッチつまり魔女です。」

 

 

 

 

?「魔女?」

 

 

 

?「得に貴方を殺そうとした帳本人はこの女です」

 

 

 

科学者は男に赤毛に綺麗なロングヘアーの女性の写真を見せた

 

 

 

 

?「彼女の名はミーナ ディートリンデ ヴィルケ、貴方の体に傷をつけあげくのはてに記憶を奪った最低最悪の極悪な魔女です。」

 

 

 

 

?「ミーナ・・・・ディートリンデ・・・・ヴィルケ・・・・」ぎり

 

 

男は彼女に深い憎悪が沸き、右手を強く握った。

 

 

 

 

?「憎いですか?殺したいですか?」

 

 

 

 

?「・・・・・・・・ああ」

 

 

 

?「では、貴方に名前をあげましょう!」

 

 

 

?「名前?」

 

 

 

?「私たちの属する組織の名はゼロフォウル・・・・その名をとって貴方は今日から“フォウル”です」

 

 

 

フォウル「フォウル・・・・・・・・」

 

 

 

 

?「私は貴方を応援します・・・・貴方はウィッチを殺すウィッチスレイヤーになるべき男です。」

 

 

 

 

フォウル「ウィッチ・・・・スレイヤー」

 

 

その男フォウルは胸の中にある何かが解放された。

 

 

 

 

フォウル「いいな・・・・僕はいや俺はウィッチスレイヤー、フォウルだ!!」

 

 

 

 

?「それでいいのです」

 

 

 

 

フォウル「ウィッチを・・・・ミーナ ディートリンデ ヴィルケを・・・・殺す!!」

 

 

 

フォウルの目にはウィッチに対する憎しみと怒りが執念となった。

 

 

 

 

?「では明日から厳しくトレーニングをさせてもらいますよ」

 

 

 

 

 

それだけ言い残し科学者は病室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「最初のミッションは終了、次は扶桑にいる魔女だった女を仲間にすること・・・・」

 

 

 

 

 

 

科学者は悪魔のような笑みを出した。

 

 

 

 

?「これを揃えば宮藤博士のアレがあるはず・・・・だから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「いい働きを期待してますよ・・・・クルト」

 

 

 

 

to be continued

 




取り敢えずやっとけー的な話





時代の終わり




ストライクウィッチーズの世界で総弩が出会った謎の少年




?「今の仮面ライダー?」



総弩「お前仮面ライダーのことを知ってるのか?」



それだけじゃない・・・・



総弩「どういうことだ・・・・ジャンプの漫画が消えていく」





そして現る悪のプリキュア キュアジャッカー



そして現れた敵 その名は


総弩「ルフィと悟空!?」


なんとアナザールフィとアナザー悟空



ジャッカー「ヒーローの始まりであるウルトラマンや仮面ライダー、スーパー戦隊、ガンダム、そして歴代の漫画のヒーローの歴史は今、終わりを告げる」





僕たちの思いでの彼らは消えてしまうのか・・・・




?「いやだ・・・・みんな・・・・消えないでよ・・・・」








総弩「変身!」





総弩「俺は全ての異世界を救う勇者だ!」



ひかり「ウィッチに不可能はありません!」



ルフィ「海賊王に俺はなる!」



悟空「オメエだけはぜってえ許さねえ!!」





グレイトフォース フォーエバーエンド



いつかやるっていうことになったらやろうと考えています。






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14話 あるサイレン音

体育館倉庫内

 

 

醸下院「来ると思ってましたよ・・・・」

 

 

 

 

?「はあ はあ はあ・・・・ 」

 

 

その女子高生は体育館倉庫まで走って息切れし、そこにいたのはレッドバーニングの世界でシュロムを自分の力にしようと企てたグラースの側近であり元バッドエンド王国幹部の、醸下院 罰人ことジョーカーがいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

醸下院「あなたが欲しいのは・・・・これでしょう・・・・」

 

 

 

醸下院が少女に渡したものは青と黄色のMS V2ガンダムとフリーダムガンダムのロストフィギュアだった。

 

 

 

少女「・・・・・・・・」ゴクッ

 

 

 

醸下院「欲しいですか?貴方の願いのために・・・・」

 

 

 

 

 

 

少女「欲しい!・・・・頂戴!・・・・あいつを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女「氷河院 雪李(ひょうがいん ゆきり)を倒すために!!」

 

 

 

 

醸下院「くくく・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、総弩はひかりと初めて会った時に落ちてきた刀、烈風丸(総孥は刀名は知らない)を武器屋の狸屋の店長、ポンポーに見せた。

 

 

 

 

 

総弩「どうだ?店長」

 

 

ポンポー「・・・・・・・・」

 

 

 

ポンポーはメガネを掛けて烈風丸の刃の部分を見て結果、

 

 

 

 

 

ポンポー「駄目だな・・・・」

 

 

 

総弩「駄目か・・・・」

 

 

 

ポンポー「これを打った奴・・・・ド素人だったらしい・・・・その証拠にこの刃の部分を見てみろ」

 

 

 

総弩「どれ」カチャ

 

 

総弩はメガネで烈風丸の刃の部分を見ると総弩はちょっとドン引きそうな気持ちだった。

 

 

 

 

総弩「マジかよ・・・・」

 

 

 

ポンポー「どんなに見た目が綺麗な武器だとしても、細かい部分には小さな刃こぼれや埃があったらそれを扱う人間にとって毒なんだよ!」

 

 

 

総弩「・・・・直せねえーのか?」

 

 

ポンポー「俺は武器商人で鍛冶屋じゃねーからムリだな」

 

 

 

総弩「そうか・・・・」

 

 

 

ポンポー「俗に剣士が「一振りの剣では5人は斬れぬ」っていうのがあってな、達人が刃筋を見極めて上手い具合いにやれば刃も欠けず脂もつかない・・・・しかしながら剣が振るわれるのは戦のなかだ。鎧がある皮がある骨に当たることもあればしゃにむに振り回す事もある。もし相手の武具と打ち合えば刃は欠ける血管を断ち切り刃は血脂で塗れる。一振りの剣では五人と斬れねーっていうもんだ」

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

ポンポー「にしたってこれはどうかと思うがな」

 

 

 

ポンポーはボロボロとなった刃の情態の烈風丸を見て残念そうな目で眺めた。

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・やっぱ専門家の鍛冶屋にいかないと駄目か」

 

 

 

ポンポー「ああ、そうしとけ・・・・あっ!」

 

 

 

総弩「どうしたん?」

 

 

 

ポンポーは何かを思いだし、総弩はそれを質問した。

 

 

 

 

 

ポンポー「総弩、知ってるか?デルトラっていう世界の話を・・・・」

 

 

 

総弩「デルトラ・・・・確か影の大王って奴がそのデルトラ王国を侵略しようとしたがある鍛冶屋の男の手によって七つの宝石を埋め込まれたベルトを造り、それを腰につけまばゆい光で影の大王を追い出したっていう話か・・・・」

 

 

 

ポンポー「その影の大王がプリキュア帝国と手を組んだって話を聞いたことあるか?」

 

 

総弩「プリキュア帝国と手を組んだ!?」

 

 

 

ポンポー「ああ」

 

 

ポンポーの言葉に総弩は動揺しポンポーは話の続きをした。

 

 

 

ポンポー「プリキュア帝国はゼロフォウルに対抗するためデルトラ王国の秘宝でもある七つの宝石が必要とされて影の大王と結託することになったそうなんだ。そしてプリキュア帝国はデルトラ王国を襲撃されたらしい・・・・」

 

 

 

総弩「デルトラか・・・・そういえばあそこは剣とかを造る鍛冶屋がもとになった王国だよな・・・・じゃあ、あそこならこの刀を打ち直すことができるかもしれない!」

 

 

 

ポンポー「だが、そのリーフ王はプリキュア帝国襲来によって行方不明になっちまったらしい・・・・まあこの世界にいるのかどこか待ち合わせの世界にいるとかじゃねーか?知らんけど」

 

 

 

総弩「えーー・・・・」

 

 

 

ポンポー「とにかく帰んな・・・・用がすんだのならお前の仕事に専念するんだな」

 

 

 

それだけ言い残しポンポーは狸屋の入り口のドアを閉めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狸屋から出た総弩はしぶしぶ街道を歩き回り、今後のこの刀についてどうするか悩んでいる。

 

 

 

総弩(いっそ質屋に売ろうかな「「プルルル!」ん」

 

 

 

 

総弩のコートのポケットからワールドフォンの着信音が鳴り響き、それを取り出して着信先は愛子からだった。

 

 

 

総弩「どうしたん?愛さん・・・・そろそろ俺は次の戦士のいる世界に行こうと思ってんだけど・・・・」

 

 

 

 

愛子『ああその件で呼んだんだけど・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「はあああああああああ!!!!??雁淵と管野ちゃんだけで行った!?」

 

 

 

 

愛子『そっ♪』

 

 

 

総弩「何がそっ♪だよ!こうしちゃいられねー!!」

 

 

 

総弩は急いで家まで走ろうとするが突然、柄の悪いグラサンの掛けた男とゴリラが前に立ちふさがった。

 

 

 

 

滝東也「待ちな!兄ちゃん」

 

 

 

総弩「誰だ?」

 

 

 

 

滝東也「兄ちゃん・・・・この近くに勇者様の家があるらしいが・・・・知ってるか?」

 

 

 

ラース「ウオオオ!」

 

 

 

 

総弩「・・・・知ってたらどうするつもりだ?」

 

 

 

 

滝東也「決まってんだろ!俺達のな「ウウウウウウーーーーー!!!!」ウッ!」

 

 

 

 

突然の巨大なサイレン音が耳をつんざくように響いてきた。

 

 

 

どうやらこの近くに大事件が発生したらしい。

 

 

 

 

放送局『みなさん!速やかに避難してください!繰り返します速やかに避難してください!』

 

 

 

 

総弩(この放送・・・・今までとはすこし違う・・・・この慌てようの声・・・・なにかあったのか?)

 

 

 

 

 

放送局『みなさん!今このアルカS地区に』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放送局『プリキュア帝国が出現しました!!』

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

 

to be continued




次回予告



ひかりと管野は総弩が向かうはずだった次の世界、次の舞台は




ひかり「女学校・・・・」



愛子「二人はここでこの学校の生徒になりまーす♪」



直枝「まじかよ!?」



そして立ち塞がるもの達



そして・・・・



次回 ブリザードヴァルキリー!



ぶっちぎるぜっ!!


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15話 第2の戦士

今の僕は柔道をやっています!中学の時はやってた柔道、そして今、柔道をやっています。


ひかり「これが学校なんですか?」

 

 

 

直枝「デッケエーな!!」

 

 

 

 

今、ひかりと直枝後お目付け役としてヒロンがいるのは世界で超有名とされているお嬢様学校、国立 ヴァルキリー学園である。

 

 

 

なぜ彼女達がその学校の前に立っているのか、それは30分位前に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

ひかりと直枝は愛子と一緒に常和荘の掃除をしていた。

 

 

 

 

愛子「ひかりちゃん!直ちゃん!ゴミをちり取りにとったら休憩にしましょう♪」

 

 

 

ひかり「はーい!」

 

 

 

直枝「おう!」

 

 

 

 

ひかりと直枝は箒と塵取で最後のゴミを回収してゴミ箱の方に捨てた。

 

 

 

 

愛子「お疲れ様♪今日はとーってもおいしい和菓子屋の饅頭買ってきたから私達で食べましょう」

 

 

 

ひかりと直枝は愛子と一緒に饅頭を食べようとしたその時、

 

 

 

ヒロン「総弩さまあああああーーーーーー!!!!!」

 

 

 

バタンッ!

 

 

 

突然、ヒロンが現れた。

 

 

 

愛子「あら?総ちゃん?総ちゃんなら留守だけど」

 

 

 

ヒロン「ええええーーー!!!!!」

 

 

 

ひかり「あの・・・・何かあったんですか?」

 

 

 

ヒロン「赤の本に新しいページが出来たヒロ!」

 

 

 

「「えええーーーー!!!?」」

 

 

 

ひかりと直枝は驚き、愛子は赤の本を借りそのページを見た。

 

 

 

愛子「2の戦士、その剣さばきは蝶のように舞い、蜂のように刺す悪しき者を吹雪のようにすばやい剣舞で切り裂く ブリザードヴァルキリー・・・・ねえ」

 

 

 

 

愛子はそれを見ていつもの穏やかな顔から真剣な顔にかわった。

 

 

 

ヒロン「早く総弩様に知らせるヒロ!」

 

 

 

ひかり「はい!「まって!」え?」

 

 

 

ひかりは総弩の所に行こうとしたが愛子に止められた。

 

 

 

愛子「今回は・・・・あなた達二人に行ってもらうわ」

 

 

 

 

ひかり「え!」

 

 

直枝「ええ!?」

 

 

 

ヒロン「ええええーーー!!!!」

 

 

 

 

ひかり達は愛子の発せられた言葉に思わず声を上げた。

 

 

 

ヒロン「ど・・・・どういうことヒロ!?」

 

 

 

あまりの言葉に信じられないと感じたヒロンは愛子に質問した。

 

 

 

 

愛子「恐らく次の世界の戦士は女性・・・・私の予想だと舞台は女子高だと思うわね・・・・」

 

 

 

 

ひかり「女子高ですか?」

 

 

 

愛子「このまま総ちゃんが行けばあっちの世界では変態扱いされると思うわ・・・・そこでよ!」

 

 

 

愛子は視線をひかりと直枝に向けた。

 

 

 

直枝「俺も?」

 

 

ひかり「えっ・・・・」

 

 

 

愛子「貴方達二人で次の世界に行くのよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子はジゲンマジーンで次の世界に飛ばした。

 

 

 

 

 

そして愛子はひかり達を次の世界に到達した後、ジゲンマジーンを起動させた。

 

 

 

 

愛子「それじゃ私は総ちゃんが帰ってくるまで戻るわねだから貴方達二人で頑張ってね♪バイバーイ♪」

 

 

 

 

直枝「お・・・・おい!」

 

 

 

愛子は手を振りながらジゲンマジーンを起動させて常和荘の方に戻っていった。

 

 

 

 

 

ひかり「いっちゃった・・・・」

 

 

 

直枝「てかひかり!俺達の服装が変わってるぞ!」

 

 

 

ひかり「あっ!そういえば!」

 

 

 

ヒロン「この世界の戦士を見つけるためその世界にあった服装に変えることが出来るヒロ!」

 

 

 

 

ひかりと直枝の服装は白が中心でリボンがついており水色のラインがある上着、そしてスカートは紺色、足は黒ソックスという女子学生らしい服装である。

 

 

 

そして二人には学生用の鞄も用意してあった。

 

 

 

ヒロン「生徒手帳があったヒロ!これで自分達が行くクラスがどこかわかるヒロ!」

 

 

 

 

直枝「えっと・・・・何々」

 

 

 

直枝の持っていた生徒手帳を見ると

 

 

 

国立ヴァルキリー女学園 ブロンズクラス

 

 

中等部 2年生 管野直枝

 

 

写真つき

 

 

 

ひかり「私のは・・・・」

 

 

 

国立ヴァルキリー女学園 ブロンズクラス

 

 

中等部2年生 雁淵ひかり

 

 

写真つき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生「みなさーん、今日はこのクラスに新しい子が二人入りまーす!出てきてくださーい」

 

 

 

ガララ

 

 

教室のドアから一番目にひかり、そして後から直枝が出てきた。

 

 

 

ひかり「雁淵ひかりです。みなさんと仲良くなれるよう頑張ります」

 

 

 

直枝「お・・・・おれじゃなかった私は管野直枝です・・・・・・・・よろしく・・・・」

 

 

 

ひかりはハキハキと答え直枝は男口調で自己紹介するときは女口調で言うのに必死だった。

 

 

 

 

 

先生「それでは、雁淵さんは一番右側の後ろの席に、管野さんはその隣の席に座ってください」

 

 

 

ひかり「はい」

 

 

直枝「おうじゃなかった。はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして1時間目の授業が終わり休み時間に入った。

 

 

 

 

 

 

ひかり「はあ、やっと1時間目が終わったあー」

 

 

 

直枝「ひかり、まだ3限目まで残ってんだ。気を抜くんじゃねーぞ!」

 

 

 

ひかり「はーい」

 

 

 

 

 

?「あの・・・・」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

直枝「あっ?」

 

 

 

ひかりと直枝に近づいてきたのは3人の少女達であった。

 

 

 

ひかり「えっと・・・・なんですか?」

 

 

 

?「いや!ごめんなさい話しかけちゃ駄目でしたか?」

 

 

 

ひかり「え?そんなことないですよ?」

 

 

 

?「ごめんな。この娘ちょっと人見知りなところがあるから・・・・あっアタシは水木晶(みずき あきら)晶でいいよ」

 

 

 

赤いボーイッシュな髪の少女が自己紹介をした。

 

 

 

ひかり「よろしくお願いします 晶さん」

 

 

晶「いや、その敬語はちょっと、アタシ友達に敬語使われるとなんかちょっとぎこちないって言うか・・・・」

 

 

 

 

ひかり「それじゃ宜しくね晶さん!」

 

 

 

晶「ああ、それならいいか!」

 

 

 

 

?「私・・・・鏡 美香・・・・で・・・・す。よろ・・・・しくお願いします///」

 

 

 

直枝「もっとハキハキ答えろよ!」

 

 

 

美香「ひっ!」

 

 

 

直枝の怒りの籠った口調が美香に響きたまらず晶の背中に隠れた。

 

 

 

直枝「あっ」

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・」

 

 

 

 

直枝「う・・・・」

 

 

 

 

直枝はひかりのジト目を見て、直枝はすこし怖じ気づいた。直枝の信頼する孝美にもこういうジト目をして怖じ気づませたとか・・・・

 

 

 

 

?「私は橋本夕子です。どうぞよろしく雁淵さん、管野さん」

 

 

 

 

ひかり「うん!よろしく」

 

 

 

 

ひかりは晶、美香、夕子を初めて出来た異世界の友達に大喜びした。

 

 

 

 

晶「なあ、二人とも転校する前って一体どういう所にいたんだ?」

 

ひかり「!」

 

 

直枝「!」

 

 

 

晶の言葉に最も言いたくない質問を聞かされどうしようか迷った。

 

 

 

もし二人が軍人になるため軍事学校、あるいは航空予備学校と答えたらなんかヤバい状況になってしまうと愛子にきつく言われ、軍関連の言葉はNGとされている。

 

 

 

 

ひかり「えっと・・・・わ「俺達は佐世保の学校で一緒だったんだ!」え?」

 

 

 

 

「「「佐世保?」」」

 

 

 

 

ひかりが答えようとした矢先に直枝が変わって答えた。

 

 

 

 

 

晶「佐世保?」

 

 

 

美香「佐世保って確か・・・・」

 

 

 

 

夕子「長崎の方ですね・・・・」

 

 

 

 

直枝「そーそーそー!」

 

 

 

 

夕子「ここまで来るのに大変でしたね」

 

 

 

 

直枝「いやーあん時は道が険しくて苦労したぜ」

 

 

直枝は作り笑いでごまかし、三人は納得したようだった。

 

 

 

 

キーンコーン カーンコーン

 

 

 

 

晶「おっチャイムか!じゃまた・・・・」

 

 

 

学校のチャイムが鳴り三人はもとの席の方まで戻っていった。

 

 

 

 

直枝「ふー」

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・」

 

 

 

直枝「なんだよ・・・・」

 

 

 

ひかり「管野さんって佐世保の出身なんですか?」

 

 

 

直枝「な訳ねーだろ!!」ゴツン!

 

 

ひかり「痛い!」

 

 

 

 

直枝はひかりに拳骨を食らわせ、ひかりは殴られた頭を抑えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして2限、3限、4限の授業が終わり、いよいよ昼食の時間になった。

 

 

 

 

直枝「よっしゃ昼飯だ!」

 

 

 

ひかり「やっと午前の授業が終わりましたね」

 

 

 

2限目は現国、3限目は物理、4限目は数学で、ひかりに関してはちんぷんかんぷんで居眠りばっかしていた。

 

 

 

ひかり「それじゃ食堂に行きましょう!」

 

 

 

直枝「おう!」

 

 

 

ひかりと直枝は張り切って教室を出ようと一番先に直枝は教室から出ていった。

 

 

だが他の娘達はなぜか休み時間と違って暗くなった。

 

 

 

 

美香「ね・・・・ねえ・・・・ひかりちゃん」

 

 

 

ひかり「ん?どうしたの?美香ちゃん」

 

 

 

美香の表情は何故か暗かった。いや美香だけじゃない晶も夕子もひかりや直枝以外のクラスのみんなは何故か暗い状態だった。

 

 

 

晶「あのさ・・・・ひかり、食堂に行くときは・・・・あまり先輩達の機嫌を・・・・悪くするようなことするなよ」

 

 

 

 

ひかり「どういうこと?・・・・」

 

 

 

 

夕子「ひかりさんは転校したばかりですが・・・・この学校は・・・・「おい!ひかり!置いていくぞ!」」

 

 

 

ひかり「あっはい!ごめん!話は後で、それじゃ!」

 

 

 

晶「あっひかり!」

 

 

 

ひかりは急いで直枝のいるところまで行った。

 

 

 

 

 

二人だけ行ってしまった教室は戸惑ってしまった。

 

 

 

 

晶「おい!どうすんだよ!このままじゃあの二人が」

 

 

 

夕子「怪我人が出る前に行くべきです!」

 

 

美香「・・・・うん!行こう!」

 

 

 

晶達は急いでひかり達のいる食堂に向かう。

 

そして思い知らされるこのヴァルキリー女学園にはある校則があることを・・・・

 

 

 

to be continued




今、新しい小説を作ろうか考えています。コミックボンボン関連の奴を




次回、学園の校則


ぶっちぎるぜ!!


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16話 ある校則

クウガを全部を見ます!


午前中の授業が終わりひかりと直枝は昼食の時間になり、食堂に向かうのであった。

 

 

 

 

直枝「おいひかり、ここらしいぜ!」

 

 

 

ひかり「わあ!すごーい!」

 

 

 

食堂で見たものはさまざな料理がずっしりと寿司、パン、肉、などの豪華な物がたくさんある。

 

 

 

 

直枝「すげー!基地に居た頃の飯とはちがって豪華だなー」

 

 

 

ひかり「そうですね!管野さん、早く食べましょうよ!」

 

 

 

ひかりは思わずテンション上げ、食堂で調理する栄養士の人達に頼もうとするが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

?「ちょっと!」

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

直枝「ん?」

 

 

 

現れたのは金髪のロングヘアーで顔の両方に髪ロールが巻かれた歳上の女子高生、そして後ろには難いのいい、筋肉質がある三つ編みの女性?が付いていた。

 

 

 

 

?「貴方達・・・・中等部の者?見ない顔だけど転校生?」

 

 

 

ひかり「は・・・・はい!私はか「ふん!」きゃっ!」

 

 

ドンッ!

 

 

 

直枝「ひかり!」

 

 

 

ひかりは自己紹介をしようとしたが少女に蹴り飛ばされ、壁に激突した。

 

 

 

直枝「てめえ!何しやがる!!」

 

 

 

?「ふん!貴方達庶民のブロンズが私達ゴールドに楯突く気?」

 

 

 

直枝「何がゴールドだ!そのふざけた態度が気に入らねえんだよ!!」ブンッ

 

 

 

?「力子・・・・」

 

 

 

力子「うす・・・・」

 

 

 

直枝はバカにされたのが 我慢できず少女に殴りかかろうとしたが・・・・

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

直枝「なっ!?」

 

 

 

直枝は驚いた。力子と呼ばれる筋肉質の少女の右腕に鉄とクリスタルで出来た籠手で受け止めたのだった。

 

 

 

 

力子「専用のヴァルキリーもない奴が我々に逆らうとは・・・・見苦しい!!」バキッ!!

 

 

 

直枝「ぐああっ!」

 

 

ひかり「管野さん!」

 

 

 

力子に吹っ飛ばされた直枝はひかりに受け止められた。

 

 

 

晶「ひかり!直枝!」

 

 

 

そこに駆けつけた晶と美香と夕子が現れ、2組の輪に入った。

 

 

 

美香「直枝ちゃん・・・・大丈夫?」

 

 

 

直枝「大丈夫って・・・・あいつら何なんだよ!」

 

 

 

 

夕子「彼女達は・・・・国立ヴァルキリー学園の高等部2年生ゴールドクラスの人達です・・・・」

 

 

 

ひかり「何なの?そのゴールドとかブロンズって?」

 

 

 

晶「ひかり、あんたらはこの学校に来たばかりだから知らないだろうけど、この学校には三つのクラスに別れているんだよ」

 

 

 

ひかり「三つのクラス?」

 

 

 

夕子「ゴールドクラスはこの世界に出現する敵と戦うため・・・・その敵と戦うための力を持った人達によって構成されたクラスです。そしてシルバークラス、整備などを担当としたクラスでゴールドクラスを支えるために設立されたクラスそして・・・・ブロンズは・・・・」

 

 

 

 

?「この学園のヴァルキリーに選ばれなかった者達のゴミ箱ですわ!」

 

 

 

ブチッ!

 

 

直枝「てめえ・・・・今何つった!!」

 

 

 

ひかり「駄目ですよ管野さん!」

 

 

直枝はゴールドの3年生にゴミ呼ばわりされたことに腹が立ち、殴りかかろうとするが、ひかりと晶に止められた。

 

 

 

晶「やめろよ!ヴァルキリーに手を出したら、何するかわかんねーんだぞ!」

 

 

 

夕子「そうです!ここは素直に謝ったほうが・・・・」

 

 

 

直枝「冗談じゃねーーー!!」

 

 

 

「「「!?」」」

 

 

ひかり「管野・・・・さん」

 

 

 

 

直枝「俺はな・・・・ああいう力を自慢するっていう奴が嫌いなんだよ!こんな闘いの経験も浅い奴が調子に乗ってると見てて腹が立つ!!」

 

 

 

直枝は鬼の形相でゴールドクラスの少女を睨み付け、それを見ていた少女はニヤリと笑い出した。

 

 

 

 

?「だったらこうしましょ?」

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

 

?「この私、金井莉愛(かない りあ)は貴方達に決闘を申し込みますわ!」

 

 

 

直枝「なっ!」

 

 

ひかり「えっ私も?」

 

 

 

「「えええ!!」」

 

 

 

美香「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーヴァルキリー生徒会室ー

 

 

 

 

 

?「では・・・・今日の会議はここまでとする」

 

 

 

 

「「「「ありがとうございました!」」」」

 

 

 

 

生徒会の会議が終了し徐々に自分達の教室に戻っていき一人だけ残った生徒会長の少女は後片付けを終えて教室を出ようとしたとき・・・・

 

 

 

 

?「会長!氷河院会長!」

 

 

 

 

雪李「?」

 

 

 

その少女の髪は水色で綺麗なロングヘアーをなびかせ、目は真剣な眼差しで振り向いた。

 

 

彼女はゴールドを越えた存在のヴァルキリー・・・・彼女とひかり達との出会いは近い・・・・

 

 

to be continued・・・・

 




今回で思ったこと



トクサツガガガに出てくる獣将王 次のスーパー戦隊だと思った人ってどれくらいだろうと思ってしまう自分



次回もお楽しみに


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17話 ヴァルキリーコロシアム

『さあ!始まりました!我が学校の伝統なる行事の一つ、その名もヴァルキリーコロシアム!!司会はアタシブロンズクラス2年2組、吉岡薫がお送りします!』

 

 

 

 

 

「「「「「わあああああああああ!!!!」」」」」

 

 

 

 

ヴァルキリー学園の近くにある東京ドームと同じ大きさの建物がある。そこは野球とかサッカーだの低レベルのために建てられたものではない。

 

 

強い戦士を戦わせる・・・・いわば闘技場なのだ。

 

 

 

 

 

強い女戦士達の闘い、その名もヴァルキリーコロシアム

 

 

 

 

 

時間を遡り20分前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金井莉愛「決闘ですわ!」

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

直枝「決闘!?」

 

 

金井莉愛は二人に決闘を申し込まれひかりの場合、一体どうすればいいのか考えている時、

 

 

 

 

 

雪李「何の騒ぎだ!」

 

 

 

晶「生徒会長!」

 

 

 

 

金井莉愛「あら?」

 

 

 

ひかり「え?生徒会長?」

 

 

 

 

食堂から現れた生徒会長、氷河院 雪李が現れ、金井莉愛の前に立った。

 

 

 

雪李「金井・・・・いい加減ブロンズにヴァルキリーコロシアムで痛め付けるという行為はやめたらどうなんだ?」

 

 

 

 

ひかり「ヴァルキリーコロシアム?」

 

 

 

晶「この学校で行われる公式試合のことだよ。金井莉愛はそれで何人もの生徒を病院送りにしたんだよ」

 

 

 

ひかり「えっ!」

 

 

 

夕子「金井先輩はこれまでヴァルキリーをもたないブロンズを濡れ衣を着させ、それを標的とし、コロシアムで痛め付けることを彼女の楽しみにしてるのです。手を出したら命が危ないですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

金井莉愛「あらあら、氷河院コーポレーションの令嬢さん、これは彼女達ブロンズがやらかしたせいなんですのよ。私達ゴールドクラス専用の食堂を土足で踏み入れる汚いブロンズにね・・・・」

 

 

 

 

雪李「令嬢は関係ないだろ!それにゴールドとブロンズに綺麗も汚いもないだろ」

 

 

 

 

雪李と金井莉愛が対峙している時にひかり達は彼女、氷河院 雪李について晶に質問した。

 

 

ひかり「ねえ、あの氷河院って人・・・・何者なの?」

 

 

晶「彼女はこの学園の成績トップで生徒会長、実家は世界最大企業、氷河院コーポレーションの跡取り娘で厳格なお父さんに育て上げてああいう性格なんだよ。そして彼女はゴールドを越える存在!プラチナクラスと呼ばれる最強クラスでもあるんだよ!それに彼女はゴールドクラスにもかからわず、あたし達ブロンズのことを見てくれてるし、いい人って感じだな」

 

 

 

 

ひかり「いい人なんだあ・・・・ん?」

 

 

美香「・・・・」

 

 

ひかりはなぜか美香だけは黙りこんでいた。

 

 

ひかり「美香ちゃん・・・・どうしたの?」

 

 

 

美香「え?何が・・・・」

 

 

 

ひかり「なんか黙っていたけど、どうしたの?」

 

 

 

美香「いや・・・・なんでもないよ」

 

 

 

ひかり「?」

 

 

 

ひかりはすこし心配そうにしてたが、黙りこんでいた美香は雪李の方を睨んでいた。

 

 

 

 

美香「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金井莉愛「だったら私がこのボンクラブロンズ二人に勝ったら貴方の生徒会長の資格をもらうってことはどうでしょう?」

 

 

 

雪李「何!?」

 

 

 

直枝「ボンクラだあー!!」

 

 

 

ひかり「管野さん!」

 

 

 

金井莉愛「貴方はブロンズに優しくしてるのに対して私達ゴールドクラスにとって貴方はゴールドの恥さらしとして有名なんですのよ。」

 

 

 

雪李「・・・・」

 

 

 

 

金井莉愛「だけどもし私達が負ければ私達は潔く立ち去ってブロンズに対する行為は控えておきますわ」

 

 

 

 

晶「生徒会長・・・・」

 

 

 

 

 

雪李「・・・・・・・・」

 

 

 

雪李はひかりと直枝の方に振り向いた。

 

 

雪李「君たち・・・・転入生だったな。自己紹介が遅れた、私は氷河院 雪李」

 

 

 

ひかり「雁淵ひかりです」

 

 

 

直枝「管野直枝だ」

 

 

 

ひかりと直枝は自己紹介をし、雪李は二人にある質問をした。

 

 

 

雪李「君達はこの学校に来たばかりで申し訳ないことだが・・・・彼女と闘う覚悟はあるか?」

 

 

 

ひかり「えっ!」

 

 

直枝「!」

 

 

雪李「強制とはいわない・・・・私自ら「やるぜ!」え?」

 

 

ひかり「管野さん!」

 

 

 

直枝「俺はああいう勘違いな奴を見てるとぶん殴りたくなる性格でよ・・・・ここで逃げたら腹の虫が収まらねーんだ!」

 

 

 

直枝の言葉にひかりは頷き、ひかりも前に出た。

 

 

ひかり「私もやります!」

 

 

 

晶「ひかり!」

 

 

 

美香「ひかりさん」

 

 

 

夕子「雁淵さん・・・・」

 

 

 

 

ひかり「私もこのままじゃ納得できません!私も闘います!」

 

 

 

雪李「・・・・・・・・わかった」

 

 

 

 

二人の言葉に雪李は納得し、金井莉愛の方に向けた。

 

 

 

 

雪李「こちらも承諾した・・・・これでいいだろ」

 

 

 

金井莉愛「うふふ・・・・ではヴァルキリーコロシアム開催ですわ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今に至る・・・・

 

 

 

控室で時間を待つひかりと直枝、専用のヴァルキリーを持っていないため雪李はシルバークラスにいる知りあいに頼むことにした

 

 

 

 

ひかり「すごい・・・・会場が凄く盛り上がってますね・・・・」

 

 

 

 

直枝「ここまで盛り上がるなんて・・・・ヴァルキリーってそんなにすげーんだな・・・・」

 

 

 

 

?「そりゃそうだよ・・・・なんてったってヴァルキリーは人類の希望・・・・この世界から現れる脅威から人類を守るために君臨された戦士達・・・・」

 

 

 

 

目の下が隈でボサボサ髪で眠たそーな少女がひかり達の前に現れた。

 

 

直枝「あんたは?」

 

 

?「アタシ・・・・アタシはシルバークラス高等部3年、下岡目良(しもおか めら)・・・・アンタらだね?雪李の言ってたブロンズの転校生二人って・・・・」

 

 

 

ひかり「氷河院さんとはどういう関係なんですか?」

 

 

 

目良「アタシと雪李とは幼馴染だからね、まっ雪李の頼みならなんたってやるわ・・・・」

 

 

 

 

ひかり「仲良しなんですね」

 

 

 

目良「仲良しっていうより腐れ縁って奴だよ」

 

 

 

目良は工具箱を置き、ひかりと直枝の方を向いた。

 

 

 

 

目良「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

ひかり「め・・・・目良さん?」

 

 

直枝「何じっと見てんだよ?」

 

 

 

目良「ジー・・・・・・・・」

 

 

 

 

目良はジーッとひかりと直枝を凝視した、そして

 

 

 

目良「なるほどね・・・・」

 

 

 

ひかり「えっ?」

 

 

 

直枝「なんかわかったのかよ?」

 

 

 

目良「アタシは生まれつき他人を凝視することによってその他人の個性が分かる能力があるんだよ。そしてアンタ達二人の個性がどんなものなのか調べていた」

 

 

 

直枝「まじかよ・・・・」

 

 

 

 

目良の信じられない力に直枝は唖然としひかりは凄いと感心した。

 

 

 

目良「そこの俺っ娘のアンタ」

 

 

 

直枝「え?俺」

 

 

 

目良「アンタの・・・・」

 

 

 

目良は腕に着けるリングとそれを着けるアクセサリータイプのアイテムを渡した。

 

 

 

 

直枝「これは・・・・」

 

 

 

目良「ヴァルキリー達が闘うために必要不可欠なアイテム、バトルドレスリング通称 BDR そしてその個性の能力を発揮させるクリスタルウェポン・・・・クリスタルウェポンは頭の中で自分の個性に合うものを想像しそれを具現化させアーマー化する。アーマーを身に付けたヴァルキリーは常人とは比べ物にならないほどの腕力、跳力がアップする。ヴァルキリーコロシアムの時は敵のアーマーを攻撃しアーマーのエネルギーであるアーマーゲージをゼロにすれば勝ち。でも攻撃するのはアーマーだけで顔もしくは肌に攻撃するのは反則、つまり失格になってしまう。そしてデメリットである最大の武器、“必殺技”必殺技はアーマーゲージを削られ、放ったっ後の疲労には注意すること・・・・以上よ」

 

 

 

 

ひかり「要するにそのアーマーっていうのを攻撃すれば勝ちなんですか?」

 

 

 

 

目良「そういうこと・・・・」

 

 

 

 

直枝「よっしゃ!そうとわかりゃ怖いもんなしだぜ!」

 

 

 

 

目良(怖いもんなしね・・・・ブロンズなのに)

 

 

 

目良は小声で本音をまぶき、ひかりはおずおずと目良に質問した。

 

 

 

 

ひかり「あの・・・・私は」

 

 

目良「あ、アンタ?」

 

 

 

目良はひかりも凝視していたのでその個性について話した結果、

 

 

 

 

目良「アンタ自身 力とスピードは徐々ギリギリって感じね!敵の攻撃の一発で倒されるわ・・・・」

 

 

 

 

ひかり「そ・・・・そんなー」

 

 

 

目良の痛い言葉にひかりは落ち込んでしまい目良はコロシアムまでになんとかしようと考えて思い付いた結果、

 

 

 

 

目良「だったら・・・・あれを使ってみるか?」

 

 

 

ひかり「あれ?」

 

 

 

目良は工具箱の後ろの方に手を取り、そこに取り出した物は・・・・

 

 

 

 

目良「初心のアンタにはこれね・・・・」

 

 

 

直枝「なんかボロボロだな」

 

 

 

目良がひかりに渡した物は周りにすこし錆びがあるがどうにか動くのがやっとのBDRだった。

 

 

 

 

ひかり「え?これって」

 

 

 

目良「それは雪李が妹のために残した奴だ。まあアンタならそれを渡してもかまわなかったけどさ・・・・」

 

 

 

ひかり「え!氷河院さんって妹がいたんですか?」

 

 

 

ひかりはあの生徒会長に妹がいたことに驚いた。

 

 

 

目良「ああ、いたよ確かアンタ達と同じブロ「ウー!ウー!ウー!ウー!」!?」

 

 

 

 

『間もなくコロシアムが始まります。選手は直ちにゲートにお入りください』

 

 

 

直枝「そろそろか・・・・ひかり行くぞ!」

 

 

 

ひかり「あっ管野さん待ってください!あっ!目良さんありがとうございます!」

 

 

 

目良「ああ・・・・頑張んな」

 

 

 

目良は手を振りながら二人が去っていく姿を見届けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

目良(・・・・・・・・雪李・・)

 

 

 

一人残った目良はそれだけを思った。




17.5話に続く!


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17・5話 ブレイブな二人の魔女

やっと書き終えました。


『さあ!いよいよ金井莉愛、金剛力子の入場です!』

 

 

 

実況者の号令によって観客席、得にゴールドの生徒達は根強い歓喜で周りを圧倒しつつあった。

 

 

金井莉愛「ふふ」

 

 

力子「うおおおおお!!!」

 

 

 

金井莉愛のBDRは金という派手なアーマーで正に金の亡者といわんばかりスタイルで入場してくる。

 

 

そして金井莉愛の付人である金剛力子は野獣のような雄叫びをあげ、周りを圧倒し、BDRは鎖と鋼鉄 ダイヤなどを装着したスタイルであり悪役女子レスラーならぬ悪役ヴァルキリーといった所だ。

 

 

 

 

『さあ、その金井莉愛に挑戦するのは・・・・この二人だ!!』

 

 

 

 

晶「あれは・・・・!?」

 

 

美香「ひかりちゃん!直枝さん!」

 

 

夕子「来ましたね・・・・」

 

 

 

 

『この二人はまだこの学校に転入してきたばかりで右も左もわからない・・・・雁淵ひかり!!管野直枝!』

 

 

 

 

 

「ねえ、あの子達が噂の転校生?」

 

 

 

「じゃあ・・・・今日の犠牲者はあの子達?」

 

 

 

「可哀想・・・・」

 

 

 

「これでアイツのノルマが増えたわね・・・・」

 

 

「さて・・・・一体どこまで持ちこたえるか・・・・」

 

 

 

「金井に3万!」

 

 

「転校生二人に6万!」

 

 

 

ゴールドのクラスはどっちが賭けまでやる始末だ。

 

 

 

 

直枝「ちっ!半分の奴等は俺達が負ける所を見たがってるようだぜ」

 

 

 

ひかり「そのくらいあの金井って人は強いんでしょうか?」

 

 

 

 

 

金井莉愛「あら、てっきり逃げたのかと心配したわよ」

 

 

直枝「誰が逃げるか!!ここで俺達の強さを見せてやる!」

 

 

 

金井莉愛「そう・・・・だったら速攻で倒してあげる」

 

 

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ、ヴァルキリーとウィッチの戦いが始まった。

 

 

 

『それではコロシアム開始です!』

 

 

 

 

金井莉愛「ふっ行くわよ!」

 

 

力子「うおおおおお!!!」

 

 

 

金井と力子はBDRにクリスタルウェポンを装着した時、二人の間合いから強い風圧が彼女達を包み込んだ。

 

 

 

 

ゴールドホーク「さあ、行くわよ!」

 

 

 

アイアンタウロス「うおおおお!!」

 

 

 

『出ました!金井莉愛とその付き添いの力子!金井莉愛のヴァルキリー、ゴールドホーク金色の羽を持ち狙った獲物を外さない自身を持つそのライフルで生き残ることが出来るのかーー!!そして付き添いの力子は鉄とクリスタルでおおわれ、神話に出てくる怪物ミノタウロスを模したその両肩、頭に装備された角で相手を串刺しにする!!』

 

 

 

 

 

直枝「あれがヴァルキリー・・・・ひかり俺達も行くぞ!」

 

 

 

ひかり「は・・・はい!」

 

 

ひかりと直枝は金井達がやったようにBDRをクリスタルウェポンに装着しセットオンした。

 

 

 

直枝「うおおおおおお!!」

 

 

ひかり「はああああああ!!」

 

 

 

 

晶「ひかり!直枝!がんばれ!」

 

 

 

夕子「ひかりさん・・・・直枝さん」

 

 

美香「・・・・」

 

 

 

観客席で3人が見守っていた中、一方別のところで観ていた生徒会長の氷河院 雪李と幼馴染の下岡 目良

 

 

 

雪李「あの転校生二人を見て何か感じた?目良」

 

 

 

目良「俺っ娘のほうは得にパワー、攻撃向きな所が向いてパンチ関連などを得意としている。そして銃撃よりも拳、格闘なども得意と感じたわ・・・・そしてあのアホ毛の娘は・・・・」

 

 

 

雪李「何かわかったのか?」

 

 

 

目良「あの娘はパワーはこの学校の中ではビリに等しい数値であり、普通なら金井にボコられて終わりでしょ・・・・」

 

 

 

雪李「・・・・」

 

 

 

雪李は今日も金井に生け贄にされた未来を感じ哀れんでいたが・・・・

 

 

 

目良「それにアンタの妹が着けるはずだったBDRをあの娘に渡したがね・・・・」

 

 

 

雪李「あれを・・・・でもあれはまだ・・・・」

 

 

 

目良「大丈夫・・・・それにあの娘は・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方 ひかりと直枝はクリスタルウェポンをBDRに装着しヴァルキリーに変換した。

 

 

 

 

直枝「これがヴァルキリーか・・・・」ガチン!ガチン!

 

 

直枝「行けるぜ!」

 

 

 

直枝が変換したヴァルキリーは両腕に鋼鉄状のナックルを装着し両肩にはブルドッグにつけられるトゲ状の首輪型のリングが装着している。

 

 

そしてひかりは・・・・

 

 

 

ひかり「えっとこれでいいんだよね?」

 

 

 

ひかりのBDRはすこし装甲が薄いような感じで足にはウィッチが履くストライカーユニットに似た機械を履いており、武器はひかりがよく使う九九式二号機銃二型改に似た機関銃を装備され後背中に小型の銃が装備されている。

 

 

 

 

 

 

「ちょっと何あれ?」

 

 

 

「あの子・・・・装甲薄すぎない?」

 

 

 

「もしかして案外弱かったりして」

 

 

 

 

 

ひかり「・・・・」

 

 

 

ひかりはゴールドのクラスに野次を飛ばされて黙ってしまった。

 

 

 

ひかり(駄目だ・・・・このままじゃ負けちゃう)

 

 

そう思ったが・・・・

 

 

 

 

お前には別に笑われるところなんざねーだろ!

 

 

 

ひかり(はっ!)

 

 

 

かつて総弩がひかりに言った言葉を思いだし我に帰った。

 

 

 

 

ひかり(勇光さん・・・・)

 

 

 

今のお前には力が弱くてもバカみたいな体力はあんだろ?だったらそれをうまく利用して敵にダメージを食らわせば勝ちだ! 簡単な話だ。

 

 

 

 

今のお前は強い!俺が保証するよ。

 

 

 

 

ひかり(私、頑張ります!)

 

 

 

ひかりは総弩の言葉で気持ちを切り替えて戦闘体制に入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、雪李と目良は

 

 

 

 

雪李「あれは・・・・」

 

 

 

目良「アンタの妹に渡すはずだった奴だよ」

 

 

 

雪李「どうして彼女に・・・・あれはもう・・・・」

 

 

 

目良「まあ、見ればわかるわ 性能も気になるし」

 

 

 

雪李は仕方なくコロシアムの方を眺めた。

 

 

 

 

 

直枝「俺から行くぜ!うおおおおおお!!」

 

ひかり「管野さん!?」

 

最初に突っ込んできたのは直枝、直枝は一気にゴールドホークこと金井莉愛のいる方まで近づき一気に止めを誘うとする。

 

 

 

直枝「さんざん馬鹿にしやがって・・・・これでも食らええええ!!!」

 

 

 

ドオオオオオオオオオーーーーーーン!!!!

 

 

 

直枝「よっしゃ!」

 

 

 

直枝は金井莉愛に近づき得意の拳でやられたと確信した・・・・

 

 

 

 

 

 

 

かに思えた。

 

 

 

 

 

直枝「え?」

 

 

 

ゴールドホーク「私がそう簡単にやられる分けないでしょ?ね?力子」

 

 

 

アイアンタウロス「うす!莉愛さん!」

 

 

 

直枝「げっ!?」

 

 

 

直枝は思わずギョッとした直枝が殴ったのは金井莉愛じゃなく最大の防御と力を持つアイアンタウロスこと力子に防がれた。

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

直枝「あっ!離しやがれ!!」

 

 

 

アイアンタウロスは直枝の片足を掴み上げ持ち上げた。直枝は暴れだすが同時に観客席で見守っていた晶は力子がこれから何をやるのかも知っていた。それを慌てて警告する。

 

 

 

 

晶「直枝!!早く逃げて!!このままじゃ殺される!!」

 

 

 

 

直枝「え?殺される?」

 

 

 

 

力子「・・・・」ニヤっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

直枝「うわああああ!?」

 

 

 

 

アイアンタウロス「ふん!」ボグッ!

 

 

 

直枝「ぐえっ!」

 

 

アイアンタウロス「どぅら!!」ドゴッ!

 

 

 

直枝「グホッ!」

 

 

 

アイアンタウロス「ふんが!!」ボゴッ!

 

 

 

直枝「グハッ!!」

 

 

 

アイアンタウロス「どうううううらあああああ!!!」ドゴーーーーーン!!!

 

 

 

直枝「グハアアアア!!!」

 

 

 

 

『出ました!アイアンタウロスの必殺技、アイアンリンチ!!これまでありとあらゆる未体験のブロンズのヴァルキリー達がこの技によって葬られた地獄の断頭台!!』

 

 

 

 

ひかり「管野さん!!」

 

 

 

ひかりは思わず声を上げそれを見ていた金井莉愛はほくそ笑みながら眺めた。

 

 

 

 

ゴールドホーク「ふん!あの技に食らった人間は立ち上がることすら出来ないわね・・・・」

 

 

 

ひかり「ひどすぎます!勝負にあんなことをするなんて・・・・」

 

 

 

ゴールドホーク「私達ゴールドに楯突くのが悪いのよ・・・・ブロンズはブロンズらしく・・・・黙って過ごしてればいいのよ!ホーーホホホホホ!」

 

 

 

 

ゴールドホークは高笑いしながらアイアンタウロスによって倒された直枝を見渡し観客席で見ていた晶達は怒りで拳を握りしめ自分達の無力さを呪った。

 

 

 

 

 

晶「畜生!!初めての親友が・・・・あんな奴等に負けるなんて・・・・」

 

 

 

 

美香「直枝さん・・・・」

 

 

 

夕子「ああ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールドホーク「今度はあなたよ!」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

ゴールドホークは今度はひかりに標的を替えた。

 

 

 

 

ゴールドホーク「あなたのそんな装甲の低いボディで私達に挑もうなんて生意気ですわ!」ドンッ!!

 

 

 

ゴールドホークの武器のライフルがひかりに狙いを定めるがひかりはそれを一瞬で回避する。

 

 

 

 

ひかり「そんなのやってみなくちゃわからない!」

 

 

 

ひかりは武器の機関銃でゴールドホークを攻撃するがスピードはゴールドホークが勝っており、それを一瞬で回避する。

 

 

 

ゴールドホーク「そんな銃で私を倒そうなどと不愉快ですわ・・・・」

 

 

 

ドン!ドン!

 

 

 

ひかり「くっ」(あの人の武器は私の持ってる奴じゃ歯が立たない・・・・このままじゃ・・・・はっ!)

 

 

 

ゴールドホーク「もらいましたわ!」

 

 

 

ゴールドホークのライフルがひかりに止めを指そうとした次の瞬間・・・・

 

 

 

ひかり「くっ!」スッ カチャ!

 

 

パンッ!

 

 

 

ゴールドホーク「えっ!」カン!

 

 

 

ひかりは反射に背中の腰に装備された小型銃を取り出しそれを構えて撃った。だが当たったのは右肩の方に直撃した。

 

 

 

 

だがそれはゴールドホークにとって火に油を注ぐようなものであった。

 

 

 

 

ゴールドホーク「・・・・ましたわね」

 

 

 

ひかり「へ?」

 

 

 

ゴールドホーク「よくも私の神聖な体に傷をつけましたわね!!この出来損ないがああーー!!」

 

 

 

 

ひかり「ひっ!」

 

 

 

ゴールドホークは自分のBDRを自分の誇りであり勲章とされていいほどの自慢であり、その誇りがひかりの攻撃によって破壊されたのだった。

 

 

 

 

『おーーーーっと怒りを露にしたゴールドホーク!!転校生ピンチでーーす!!』

 

 

 

 

ゴールドホーク「もういい!このまま終わらして上げる!!」ブワッ!

 

 

 

 

ゴールドホークは一気に空高く飛びこえ目では見れないくらいに飛び去っていった。

 

 

 

 

だがこれはゴールドホークの必殺技の瞬間であることを晶達は知っていた。

 

 

 

 

晶「ひかり!気を付けて!!奴は太陽の真ん中にいる!」

 

 

 

 

ひかり「太陽の真ん中ってうわっ!」

 

 

太陽の真ん中といわれ眺めたらあまりの眩しさに目を伏せた。

 

 

 

ゴールドホーク「ほほほほほほほほほほ!!」

 

 

 

ひかり「!?」

 

 

 

ひかりは遠くからでも聴こえるインカムをつけてるのでわかる。今、ゴールドホークの笑い声が聴こえいるのが太陽の真ん中だとわかり、もう一回上を眺めた。

 

 

 

 

ゴールドホーク「くらいなさい!太陽の死の裁きを」

 

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!

 

 

 

 

 

ゴールドホークはライフルをマシンガンモードへと切り換え下の方に一気に撃ちまくった。

 

 

 

 

 

そしてそれが死の雨と化していった弾がひかりの方に降り注いだ。

 

 

 

 

ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

ひかり「きゃああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

晶「ひかり!?」

 

 

 

 

美香「!!」

 

 

 

夕子「ひかりさん!」

 

 

 

『出たあーー!!ゴールドホークの必殺技 太陽の雷!これを食らったブロンズ達は多数存在し、同時にこれを食らったらひとたまりもありませーーん!!』

 

 

 

 

実況の言うとおりゴールドホークの必殺技で何人ものブロンズの生徒達がこれを食らって病院送りにされてしまっている。そしてその必殺技を食らってしまったひかりはもう虫の息だった。

 

 

 

 

 

ひかり「・・・・・・・・」

 

 

 

それを見ていた雪李と目良は・・・・

 

 

 

雪李「終わったか・・・・」

 

 

 

目良「・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひかり(私・・・・負けちゃうんだ・・・・やってみなくちゃわからないっていっても結局は負ける・・・・私は・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

ひかりは諦めたかのように目を閉じようとしたその時、

 

 

ロスマン「何をそんな所で寝てるの?雁淵さん!立ち上がりなさい!」

 

 

 

ひかり(ロスマン先生!?)

 

 

 

現れたのはひかりと直枝が所属していた502戦闘航空団ブレイブウィッチーズの隊員の一人カールスラントのウィッチ エディータ ロスマンであった。

 

 

 

サーシャ「ひかりさん!罰として正座でお説教しますよ!」

 

 

次に現れたのはストライカーユニットを整備しストライカーが壊されひかりや直枝を正座でお説教するが本当は優しいオラーシャのウィッチ サーシャ

 

 

 

クルピンスキー「ひかりちゃん、起き上がれないのなら僕の愛で目覚めさせてあげるよ♪」

 

 

少し性格がおかしいが戦闘では力を発揮する伯爵ことヴァルトルート クルピンスキー

 

 

 

定子「雁淵さん!おいしいご飯を作って待ってます!だから起き上がってください」

 

 

 

ご飯がとても美味しく料理が得意な 下原 定子

 

 

 

 

ジョゼ「雁淵さん!頑張って!私も頑張ります!」

 

 

定子と仲良しでよく食べるジョゼ

 

 

 

 

ラル「お前の力は買っている・・・・だからこの戦いは勝て!」

 

 

 

 

そして・・・・

 

 

 

孝美「ひかり・・・・」

 

 

 

 

ひかり「お姉ちゃん・・・・」

 

 

 

ひかりの大好きな強くてかっこいい姉 雁淵 孝美

 

 

 

 

 

ひかり「みんな・・・・」

 

 

 

 

例え離れていても繋がっている。

 

 

 

 

ひかり「お姉ちゃん・・・・みんな・・・・私・・・・頑張る!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールドホーク「さあーて・・・・そろそろ止めの一発でも入れましょうか?私に対するバカなブロンズ達の記録が今伸びる瞬間をね・・・・」

 

 

 

 

ゴールドホークはライフルでスナイパーに切り換えひかりに止めを指そうとした次の瞬間!!

 

 

 

 

カアアアアアア!!!!

 

 

 

 

 

ゴールドホーク「えっ!きゃああああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

アイアンタウロス「なんだこれは!?あああああ!!」

 

 

 

 

倒れたひかりの体から青白い光が発光し一瞬観客席はあまりの眩しさに目を手で被った。

 

 

 

 

晶「なっなんだ!?」

 

 

 

美香「眩しい!!」

 

 

 

夕子「でもなんだか・・・・」

 

 

 

 

『これは一体!?この光は何なのでしょう!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪李「この光は・・・・」

 

 

 

目良「はは・・・・はははマジかよ」

 

 

 

 

 

 

ひかり「お姉ちゃん!私頑張る!!」

 

 

 

 

「「「「「「!!?」」」」」」

 

 

 

 

『これはアンビリーバボー!!転校生の雁淵ひかりのBDRが変化しました!』

 

 

 

皆は驚いた。ひかりのBDRは装甲が薄い感じだったが背中にはウィングが装着され背中には巨大ライフルが二丁も装備され前進にはかつて孝美が掃いていたストライカー千鳥の色を模した鎧が装着されていた。

 

 

 

 

目良「あれがあいつの個性・・・・ブレイブトリガー」

 

 

目良は心の中で歓喜であふれしゃべってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直枝「へへ・・・・俺も負けてらんねーな・・・・」グググ・・・・

 

 

 

 

アイアンタウロス「え?」

 

 

 

 

直枝「うおおおおおおりゃああああああーー!!!!!」

 

 

 

ドゴーーーーーン!!!

 

 

 

 

アイアンタウロス「うわあああああ!!」

 

 

 

 

直枝の強烈な拳がアイアンタウロスの腹に直撃しアイアンタウロスは吹っ飛んだ。

 

 

 

 

『おーーーーっと!あの地獄の断頭台から生き延びたとはさすが転校生!!』

 

 

 

アイアンタウロス「ぐうう・・・・・・・・」

 

 

 

直枝「おら!来いよ・・・・もう一回あの必殺技打ってこいよ!」

 

 

 

直枝は挑発しそれに怒ったアイアンタウロスはお望み通りと必殺技をかました。

 

 

 

 

アイアンタウロス「ぐおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

 

 

直枝「来やがったな・・・・見せてやるぜ!ブレイブウィッチーズの力ってやつをよ」

 

 

 

 

直枝は使い魔であるブルドッグの耳と尻尾を発動しそれをBDRに纏った拳に魔法力を集中させた。

 

 

 

 

アイアンタウロス「ぐおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

 

迫り来るアイアンタウロス、そして!!

 

 

 

 

直枝「食らえ!!剣!一閃!!」

 

 

 

ドオオオオオオオオオーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

直枝「・・・・」

 

 

 

 

ピシッ!

 

 

 

直枝「・・・・」ニヤっ!

 

 

 

 

ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!

 

 

 

 

バリィィィーーーーーーン!!!

 

 

 

 

ドゴォォォォーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

アイアンタウロス「ぐはあああああ!!!??」

 

 

 

 

 

「「「「「「おおおおおおおお!!!!」」」」」」

 

 

 

 

突然の光景に一同は驚愕した。あのゴールドクラスの力子がブロンズの生徒に倒されたのであった。

 

 

 

 

 

『なななななーーーーーんと!!!!ゴールドクラスのアイアンタウロスがブロンズのクラスの転校生にやぶられましたあああああ!!!!!!一瞬動物のような耳が生えていたのは気のせいでしょうか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールドホーク「なんですって力子が・・・・」

 

 

 

 

ゴールドホークはアイアンタウロスが負けるというのは予想もつかなかったいやあり得ない・・・・

 

 

 

 

ゴールドホーク「そんなこと・・・・そんなことが」

 

 

 

 

 

一方ブレイブトリガーへと遂げたひかりは二丁のライフルを一つに合体させ!それをゴールドホークのいる方へと狙いを定めた。

 

 

 

 

 

ひかり「ここで終わらせます!!いっけええええ!!!」

 

 

 

 

ホークアイキャノン!!!

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

ゴールドホーク「えっ?」

 

 

 

 

ドオオオオオオオオオーーーーーーン!!!!!!

 

 

 

 

 

雪李「!!」

 

 

 

晶「!!」

 

 

 

美香「!!」

 

 

 

夕子「!!」

 

 

 

 

 

 

 

ゴールドホーク「そんな・・・・たったの・・・・一撃で・・・・これぼど・・・・とは・・・・」

 

 

 

 

 

目良「終わったわね・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

ピィィィィィィーーーーーーー!!!!!!

 

『ここで試合終了!!勝ったのはブロンズクラス!!!』

 

 

 

 

「「「「「わああああああ!!!!」」」」」

 

 

 

 

 

試合終了とともに轟音の歓喜がひかり達を歓迎した。

 

 

 

 

「すごーーーい!!」

 

 

「やるじゃん!」

 

 

 

「お疲れ様!」

 

 

 

「たまには休みなよ!」

 

 

 

 

 

戦い終わってひかりはBDRを強制解除され倒れそうになったが直枝が受け止めた。

 

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・私達・・・・勝てたんですか?」

 

 

 

直枝「ああ、そうらしいな」

 

 

 

 

 

晶「ひかり!!直枝!!」

 

 

 

夕子「おめでとうございまーーす!!」

 

 

 

 

直枝「おーーーーーう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして別の部屋で試合を見ていた雪李と目良は・・・・

 

 

 

 

目良「まっいい試合だったわね・・・・」

 

 

 

 

雪李「・・・・・・・・」

 

 

 

目良「まだ引きずってんのあの頃を・・・・」

 

 

 

 

雪李「それは「ブー!ブー!ブー!ブー!」!!」

 

 

 

 

突然ブザーが鳴り響き生徒達は突然と止まった。

 

 

 

 

 

『歓喜の途中ですが・・・・みなさん、奴等が出現しました!』

 

 

 

 

直枝「奴等?」

 

 

 

 

 

『メデューサが現れました!!みなさん速やかに避難を!!』

 

 

 

 

 

 

 

実況者が言うメデューサとは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「変身!」

 

 

 

 

≪ライダー!ターイム!≫

 

 

 

≪カメンライダー♪ゲイツ!≫

 

 

 

 

 

 

ゲイツ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 






次回 「ヴァルキリーの敵とアナザーヒーロー」



仮面ライダーゲイツ


その変身者が登場!



「ぶっちぎるぜっ!!」


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18話 アナザーヒーロー対ゲイツ

ダンテツ「明日から新たなる強き竜の者が誕生する!」


司令部『緊急事態!発生!メデューサが東京都千代田区付近に出現!ヴァルキリー!出動せよ!』

 

 

 

 

司令部からの報告に雪李と他のヴァルキリー達が出動体制に入った。

 

 

 

 

雪李「ヴァルキリー1番隊!2番隊!3番隊!出撃するぞ!」

 

 

 

『了解!!』

 

 

 

雪李はBDRにクリスタルウェポンを装着すると周りから冷気が発生し雪李の体は巨大な氷に閉ざされた。

 

 

 

ピシッ!

 

 

バリーーーン!!

 

 

 

雪李の姿は水色のドレスと鎧を合わさった服すこし露出な所があるが両腕は籠手、両足は黒のニーソックスに銀のブーツ、そして頭には3つの水晶が並び立つティアラ、そして武器であるアイスキルレイピアを所持している。

 

 

これがゴールドを越えた存在プラチナクラスの氷河院 雪李のヴァルキリー “ブリザード フェーミナ”である。

 

 

 

 

Bフェーミナ「行くぞっ!!」

 

 

 

ブリザード フェーミナの続きゴールドのヴァルキリー達も出撃した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ひかり達は金井との戦いに勝利したがメデューサ出現の警報でシルバーからブロンズの生徒は地下のシェルターに避難するよう報告された。

 

 

 

 

晶「おーい!ひかり!直枝!」

 

 

夕子「こっちです!」

 

 

 

ひかり「晶さん!夕子さん!」

 

 

ひかりと直枝は早めに制服に着替え晶達と合流した。

 

 

 

直枝「おい・・・・あいつは」

 

 

ひかり「そういえば、美香ちゃんがいないけど・・・・どこに行ったんだろ?」

 

 

 

晶「美香か・・・・実は試合前になんかお手洗いに行くとか言ってあたしらのクラスに合流してると思ったけどいなかったんだ」

 

 

 

ひかり「そういえば・・・・」

 

 

 

直枝「なんだよ?ひかり」

 

 

 

ひかり「なんか美香ちゃんって生徒会長さんと出会った時、睨むんですよ」

 

 

直枝「睨む?」

 

 

晶「美香が生徒会長を睨むってそんな大それたことなんかみたことないよ・・・・」

 

 

 

夕子「私もです・・・・」

 

 

 

ひかり達が列に並んで喋っているとき先頭にいた女子生徒が大きな悲鳴を上げた。

 

 

 

女子生徒「きゃあああああーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

直枝「なんだ?」

 

 

 

 

女子生徒「かかか・・・・怪物・・・・」

 

 

 

女子生徒が指を指しているのは体は機械で覆われ色は水色と黄色で覆われたグロテスクな怪物である。

 

 

 

 

女子生徒A「何あれメデューサ?」

 

 

女子生徒B「でもメデューサにしてはすこし違うような・・・・」

 

 

 

 

女子生徒C「兎に角逃げろーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

「「「きゃあああああーーーーー!!!!!」」」

 

 

 

 

女子生徒達は一目散に逃げてしまった。

 

 

 

 

ギロッ!

 

 

 

 

晶「おい!アイツ・・・・あたしらを見たぞ」

 

 

夕子「不味いですね・・・・」

 

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・」

 

 

直枝「ああ、勇光が戦った・・・・」

 

 

 

直枝が最後のフレーズを言おうとしたその時、

 

 

 

?「アナザーヒーローか?」

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

直枝「なっ?」

 

 

ひかりと直枝は声が聞こえた方向を見るとその目の前には上着からスボンは赤で黒のラインの入った服を着た金髪の男がいた。

 

 

 

 

ひかり「あなたは・・・・」

 

 

 

その男は頭にチーターの耳と思わせる獣の耳が生えていた。

 

 

 

晶「あんた誰だ?ここは男子立入り禁止だぞ!」

 

 

 

夕子「はやく逃げて・・・・」

 

 

 

 

?「逃げるさ・・・・こいつを倒してからな」スッ

 

 

 

 

ひかり「それは!?」

 

 

 

ひかりはその男の懐から出した物に見覚えがあった。勇光総弩が仮面ライダージオウに変身するためのあのベルトだった。

 

 

 

ガチャン!

 

 

≪ゲイツ!≫

 

 

 

ガチャン!

 

 

?「変身!」

 

 

 

その男はジオウと同じ変身で360度まで回転させた。

 

 

 

 

≪ライダータイム!仮面ライダー!ゲイツ!≫

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

晶「なんだよ?それ?」

 

 

夕子「・・・・かっこいい」

 

 

 

直枝「てか目がらいだーって平仮名かよ!」

 

 

 

直枝は男が変身したライダーに突っ込みを入れた。

 

 

 

 

ゲイツ「あの姿、装甲と装備を見れば・・・・V2ガンダムか・・・・」

 

 

 

アナザーヒーローの正体はVガンダムの後継機、V2ガンダムのアナザーガンダムである。

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアっ!」

 

 

 

ゲイツ「ふん!」

 

 

ガッ!

 

 

ゲイツとアナザーV2ガンダムは取っ組みあった。

 

 

ゲイツ「おい!ここじゃ狭い!あそこでやるぞ!」

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアア?」

 

 

 

ゲイツ「ふん!」

 

 

 

ドォォーーン!!

 

 

ゲイツは上に向かって天上を破壊しアナザーV2ガンダムを背負って飛び去った。

 

 

 

 

ひかり「あの方角って確か・・・・」

 

 

 

ゲイツはアナザーV2ガンダムを背負って飛び越えた先はコロシアム会場だった。

 

 

 

 

 

 

ゲイツ「ここなら人気もない思う存分やれるだろ?」

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアアア!」

 

 

 

アナザーV2ガンダムはビームサーベルを持ってゲイツに接近する。

 

 

ゲイツ「来い!」

 

 

≪ジカンザックス!オノ!≫

 

 

 

ゲイツは時間厳斧 ジカンザックスを所持しアナザーV2ガンダムと対峙する。

 

 

 

ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

 

ジカンザックスとビームサーベルの攻防に激しさを増す一方、ゲイツは距離を離れあるものを出した。

 

 

 

 

ゲイツ「奴はブーストで放つ光の翼が厄介だな、今回はこれで行くか・・・・」

 

 

 

ゲイツが取り出した物は・・・・ウルトラマンビクトリーのライドウォッチだった。

 

 

 

 

ゲイツはジクウドライバーの左の先端部分にウルトラマンビクトリーのライドウォッチをセットした。

 

 

そしてそれを360°回転させた。

 

 

 

≪アーマータイム!ウルトラマンビクトリー!≫

 

 

 

ガチャン!ガチャン!ガチャン!ガチャン!

 

 

 

仮面ライダーゲイツの胸にはウルトラマンビクトリーの特徴であるVのラインの入ったアーマーが装着され両肩にはウルトラマンビクトリーの変身アイテムビクトリーランスある。そして目にはびくとりーと書かれていた。

 

 

 

 

 

ひかり「あれは・・・・」

 

 

 

直枝「なんだよあれ?」

 

 

 

ひかりと直枝は始めて見るアーマータイムのライダーに驚いていた。

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアッ!」

 

 

 

ゲイツ「ふっ!」

 

 

≪ウルトランス!EXレッドキングナックル!≫

 

 

ひかり「腕が変わった!?」

 

 

 

突然ゲイツの右腕が怪獣の拳に変わった。

 

 

 

 

ヒロン「間に合ったヒロ!」

 

 

 

ひかり「ヒロン!」

 

 

直枝「お前いなくなったと思ったら・・・・どこに行ってたんだよ!」

 

 

 

ヒロン「総弩様がいない今、誰か代理の人がいないかDWDに連絡してたんヒロ!そしたら・・・・」

 

 

 

直枝「アイツが来たってのか・・・・」

 

 

直枝はゲイツを見た。

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアッ!」

 

 

 

ゲイツ「ふっ!」ブオンッ

 

 

 

 

ドォォーーン!!

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアアッ!」

 

 

 

ゲイツのEXレッドキングナックルでアナザーV2ガンダムに炸裂し怒りを燃やしたアナザーV2ガンダムは背中に装備されたブーストで光の翼を発動した・・・・が

 

 

 

 

 

ゲイツ「やられる前にやる!それが俺のやり方だ」

 

 

 

 

≪ウルトランス!キングジョーランチャー!≫

 

 

 

 

EXレッドキングの腕が機械の銃の形へと変わった。

 

 

キングジョー(ランチャー)の装備された形態である。

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ガアア!?」

 

 

 

ゲイツ「ふんっ!」ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

ドッドッドッドッドッドッ

 

 

 

アナザーV2ガンダム「がああああっ!?」

 

 

 

あまりの強力な力にアナザーV2ガンダムは光の翼を発動することなく吹っ飛んだ。

 

 

 

ゲイツ「終わりだ・・・・」

 

 

 

≪フィニッシュタイム!≫

 

 

 

ゲイツ「ふっ!はっ!」

 

 

ゲイツは反対方向に360°回転させ必殺技を炸裂させた。

 

 

 

 

 

 

≪オメガタイムバースト!≫

 

 

 

ゲイツ「でりゃあああ!!」

 

 

 

ビィィィィーーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム「ギガアアアアーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

ドォォォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

ウルトラマンビクトリーと同じようにゲイツは両腕を拳にした状態で十字に組みVの黄色の光線を発射しアナザーV2ガンダムを爆散させた。

 

 

 

 

ひかり「やった!」

 

 

 

ひかりは歓喜をあげゲイツのいるところまで降りたそれに続き直枝とヒロンもおりていった。

 

 

 

 

 

ゲイツ「・・・・」

 

 

 

爆散されたアナザーV2ガンダムのライドウォッチが砕かれ代わりにV2ガンダムのライドウォッチが出現した。

 

 

 

 

ひかり「あの・・・・あなたは・・・・」

 

 

 

 

ゲイツ「・・・・」

 

 

 

ゲイツは黙りながら変身を解除した。

 

 

 

そしてそこに立っていたのは髪は金髪で真ん中に黒の部分が含んだ髪をしてその頭のほうにはチーターと思わせる耳が生えていた。

 

 

 

?「俺の名はケビン明坂・・・・DWDからこの世界に派遣された者だ・・・・」

 

 

ひかり「ケビン・・・・さん?」

 

 

 

ケビン「それと・・・・こいつはお前の知りあいなんじゃないのか?」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

ひかりはアナザーV2ガンダムの変身者が倒れている所を発見しそーっと覗いてみると・・・・

 

 

 

ひかり「!?」

 

 

 

 

直枝「おーい!ひかりー!!」

 

 

 

後から駆けつけた直枝達も合流した。

 

 

 

直枝「どーした?ひかり、なんかあったか?」

 

 

 

ひかり「管野さん!この人・・・・」

 

 

 

 

直枝「!?こいつは」

 

 

 

 

 

アナザーV2ガンダムの変身者・・・・そいつはゴールドクラス・・・・金井莉愛であった。

 

 

 

直枝「なんでこいつが・・・・まさか勝負のはらいせとか」

 

 

 

ヒロン「それは違うヒロ!調べた所、契約者のサインである入れ墨がないヒロ!」

 

 

 

契約者のサイン・・・・それはある男と契約すればアナザーライドウォッチをゲットできるが変わりにそれを達成できなかっか場合、死ぬよりも恐ろしい絶望を味わうことなる呪いの入れ墨が施されるのである。

 

 

 

 

ケビン「どうやら・・・・契約者はこの学園の生徒の誰かか・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

一方、コロシアムの会場の裏口にてゲイツの戦いを一部始終見ていた少女がいた。

 

 

 

 

その少女の喉元にはサインが施され、腕にはフリーダムガンダムを模したアナザーライドウォッチを持っていた。

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 






次回予告



ひかり「あれ?青い羽?」


美香「私は・・・・あんたが嫌いだ!」




ケビン「変身!」


総弩「・・・・変身」


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19話 青い翼の襲撃者

大変遅くなりました。話を進む中でプリキュア回を作ろうと思います。


仮面ライダーゲイツことケビン明坂の件と金井の件もあり、ひかりと直枝は廊下で歩いていた。

 

 

ひかり「昨日の赤い仮面ライダーさん、すごかったですね」

 

直枝「それにあいつの頭、ケモノ耳生えていたけどあいつもウィッチなのか?」

 

 

ヒロン「違うヒロ!」

 

突然、ヒロンが現れた。

 

ヒロン「あれを見てみるとどうやら彼は“ファウナス”ヒロ!」

 

 

「「ファウナス?」」

 

ヒロ「ファウナスは生まれつき動物の耳、角あるいは爪などの特徴を持った種族、とある世界ファウナスは人類と同じ頃あるいはすこし前に出現したと言われているヒロ。ファウナスは人間とほとんど違いはないけど、牙などの恐ろしい特徴によって昔から人間に恐れられ避けられ追いやられた時には殺害されることがあったヒロ」

 

 

ヒロンのファウナスに関するに二人は青ざめた。

 

ヒロン「今も人間とファウナスの溝は深くその後もファウナスは差別され続けているヒロ」

 

 

ひかり「じゃああの人も差別とかそういうのに傷つかれているんでしょうか?」

 

 

ひかりはケビンのことにすこし同情した。

 

 

3年生「おい!そこの1年生!」

 

 

「「ん?」」

 

後ろから3年生のような女生徒が二人に尋ねた。

 

3年生「生徒会長が君達に話があるそうだ」

 

 

 

 

 

 

ー生徒会長室ー

 

 

 

「「失礼します!」」

 

 

雪李「入れ」

 

生徒会長室の机で座っている氷河院 雪李は二人を待っていた。

 

 

雪李「初めまして、私がヴァルキリー学園生徒会長を務めている氷河院 雪李だ。」

 

 

生徒会長・・・・最初はロスマン先生のような厳しい人だと思っていたが、綺麗な水色のロングヘアーに穏やかな顔つきに頭にカチューシャを着けた女性が座っていた。

 

 

ひかり「雁淵ひかりです!」

 

 

直枝「管野直枝・・・・です」

 

 

お互い自己紹介を終えた両者は早速と思い本題に入った。

 

 

雪李「君達については目良から聞いている昨日のことは災難だったね」

 

 

ひかり「いや・・・・それは」

 

 

 

直枝「・・・・全くだ」

 

 

 

直枝はボソリの愚痴を走っていた。

 

 

雪李「金井莉愛・・・・奴は親が一流企業の娘ということでクラスの人間を勝手に濡れ衣を着せられそれを決闘でうっぷんを晴らすという趣味の悪い性格の持主なんだが、それを君達が倒すとはこの学園で初めての出来事だ」

 

 

 

直枝「まっあんな奴・・・・俺の敵じゃねーからな」

 

 

 

それを聞いた雪李はそれを質問で返してきた。

 

 

 

雪李「そこで君達に話がある!」

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

雪李「何故君達がヴァルキリーを使うことが出来たのか?という話をな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、授業が始まる前、寮の部屋で忘れ物をしてしまった晶が部屋に戻ってきた。

 

 

 

 

晶「やべー忘れ物!忘れ物!・・・・ん?」

 

 

 

忘れ物を手に取ろうとした時、床に青い鳥の羽根のようなのが落ちていた。

 

 

 

 

晶「なんだこりゃ?」

 

 

晶はその青い羽根を不思議そうに眺めていたその時、

 

 

 

 

ガチン!

 

 

 

晶「がああっ!?」

 

 

 

突然、晶の背中から何かの衝撃が走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪李「何故君達はヴァルキリーを使いこなせたんだ?」

 

 

 

雪李の剣幕に二人はブツブツと小言で話し合った。

 

 

 

ひかり「管野さん、どうしましょう?」

 

 

直枝「バカ野郎、こっちだって知らねーんだぞ!」

 

 

ひかり「でも・・・・あっ!」

 

 

 

ひかりはここに来る前に総弩の言っていた言葉を思い出した。

 

 

 

総弩「いいか?もしウィッチだと話したりその関連を話したらどうなるか?殺されると思って喋るんじゃないぞ」

 

 

 

 

ひかり(この世界の人達は私達ウィッチ受け入れてくれるのかな・・・・でもヘタしたらどうしよう)

 

 

 

雪李「おい、どうしたんだ?」

 

 

 

ひかり「はい!えっと・・・・って」

 

 

 

ひかりは喋ろうとしたその時、突然喋ることをやめたのであった。

 

 

なぜなら

 

 

 

雪李「どう「危ない!」きゃっ!?」

 

 

ひかりは勢いよく雪李を庇うように体を押さえたその時、

 

 

 

?「ギイイイ!!」

 

 

ドゥン!ドゥン!

 

 

 

パリン!パリン!

 

 

 

?「ギイイイ!!」

 

 

 

パリイィィィーーーーーーン!!!

 

 

 

直枝「なんだ?」

 

 

 

ヒロン「あれはアナザーフリーダムガンダムヒロ!」

 

 

 

ひかり達が目の前に現れたのはカラスのような青い翼にMSとはかけ離れた異形の怪物と化したフリーダムガンダムが現れた。

 

 

 

アナザーフリーダム「ギイイイ!!」

 

 

 

 

雪李「なんだあれは!?まさかメデューサか?」

 

 

 

 

初めて見るアナザーヒーローにメデューサと勘違いをしていた。

 

 

 

ひかり「生徒会長さん!逃げましょう!」

 

 

 

雪李「いや!ここで逃げてしまえば被害が増える!」

 

 

 

雪李は専用のBDRとクリスタルウェポンを装着した。

 

 

 

直枝「うわっ冷てっ!」

 

 

ひかり「急に寒気が・・・・」

 

 

 

ひかり達は初めて見る雪李のヴァルキリーの変身を見て寒気を覚えた。

 

 

 

 

 

パリーーーーーーーン!!

 

 

 

 

直枝「あれが生徒会長のヴァルキリー・・・・」

 

 

 

ひかり「かっこいい・・・・」

 

 

 

初めて見る雪李のヴァルキリー、ブリザードフェーミナの姿を見て心の中で驚愕した。

 

 

 

 

 

アナザーフリーダム「ギイイイイイイ!!!」

 

 

 

Bフェーミナ「はああああっ!!!」

 

 

 

ガキイィィィーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

ブリザードフェーミナのアイスキルレイピアとアナザーフリーダムのラケルタビームサーベルの激突が始まった。

 

 

 

 

ガキンッ!

 

 

 

アナザーフリーダム「ぎっ?」

 

 

 

Bフェーミナ「はあああっ!!」

 

 

 

バキッ!

 

 

 

アナザーフリーダム「ギイイイ!」

 

 

 

剣同士が弾かれそれでアナザーフリーダムに隙が生じブリザードフェーミナの回し蹴りが炸裂させた。

 

 

 

 

 

アナザーフリーダム「ギイイイ!!」バサッ!

 

 

 

アナザーフリーダムは翼を広げ天井を壊し空から脱出しようとした。

 

 

 

Bフェーミナ「逃がすか!」

 

 

ひかり「生徒会長さん!」

 

 

直枝「おい!」

 

 

 

ブリザードフェーミナはアナザーフリーダムを追った。

 

 

 

 

ひかり「管野さん!私達も」

 

 

直枝「ああ」

 

 

 

ひかりと直枝もブリザードフェーミナを追おうとしたその時、

 

 

 

シャアアアッ!!

 

 

 

 

直枝「ひかり!危ねえーー!!」

 

 

 

ひかり「え?きゃあああ!!」

 

 

 

カプッ!

 

 

 

直枝「あああああ!!」

 

 

 

ひかり「管野さん!」

 

 

 

突然、直枝は衝撃が走ったような痛みが流れ、声を上げた。

 

 

 

 

直枝「くっ・・・・うう・・・・」

 

 

 

 

ひかり「管野さん!どうしたんですか?管野さん!」

 

 

 

 

?「あらら・・・・一番トロそうな娘にしようと思ったけど・・・・まさか狂暴な娘を噛んじゃったかしょうがない・・・・」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

ひかりは声が聞こえた方向に振り向くとそこにはヴァルキリー学園の制服を来た女子生徒だった。

 

 

 

 

ひかり「あなたは一体・・・・」

 

 

 

 

?「あら!あなた、プリキュアを見るのは初めてかしら?」

 

 

 

ひかり「プリキュアってまさか・・・・!?」

 

 

 

少女はふと笑うと制服を掴み脱ぎ捨てた。

 

 

 

?「鋭い牙には毒を持つ・・・・キュアスネーク」

 

 

 

 

 

キュアスネーク、まさにギリシャ神話に出るメデューサをモチーフとした存在であり髪の毛の少数に蛇が潜み両腕には剣を持っている。

 

 

 

 

キュアスネーク「悪いけど・・・・ここは通せんぼさせてもらうよ・・・・」

 

 

 

 

ひかり「ああ・・・・」

 

 

ひかりはキュアスネークの上の蛇に威嚇され少し引きもうダメかと思ったその時、

 

 

 

 

ドン!ドン!ドン!

 

 

 

キュアスネーク「くっ!」キン!キン!キン!

 

 

 

 

ひかり「え?これって・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「雁淵・・・・」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

ヒロン「総弩様!」

 

 

 

ジカンギレード ジュウモードに変換させて撃って出た赤の勇者 勇光 総弩が現れた。

 

 

 

ひかりは総弩が来たことに嬉しさが増しキュアスネークは蛇の舌をちゅるっと出した。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・管野さんが・・・・」

 

 

 

総弩「わかっている!だから速攻でやる!!変身!」

 

 

 

 

≪ライダーターイム!カメーンライダー!ジオウ!≫

 

 

 

総弩はジオウに変身しキュアスネークを睨んだ。

 

 

 

 

 

 

そして一方、

 

 

 

ケビン「変身!」

 

 

 

≪ライダーターイム!カメンライダー!ゲイツ!≫

 

 

 

 

to be continued

 




次回予告




現れたアナザーフリーダム 迎え撃つブリザードフェーミナそして仮面ライダーゲイツ




そしてアナザーフリーダムの正体、そして黒幕





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20話 襲撃者の正体

ブリザードフェーミナ編はあと二話で次で終わらす予定です。


総弩「いくぞ!」

 

 

 

ジオウはジカンギレード ジュウモードに変換しキュアスネークを狙い撃った。

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

キュアスネーク「ふん!遅い」

 

 

 

キュアスネークはジカンギレードの弾を蛇のようにスーッとと避ける。

 

 

 

 

ひかり「あの動き方まるで蛇みたい・・・・」

 

 

 

キュアスネーク「そうさ・・・・アタシは蛇の力を持ったプリキュア キュアスネークさ」シャアア

 

 

ひかり「ひっ!」

 

 

 

キュアスネークは舌を出したことでひかりはキュアスネークに恐怖を抱いた。

 

 

 

直枝「う・・・・うう」

 

 

総弩「管野ちゃん!」

 

 

 

ジオウはひかりがおぶっている直枝がだんだんと顔色が悪くなっていることに気づく。

 

 

 

 

総弩「雁淵!ここは一旦引くぞ!管野ちゃんが危ない!」

 

 

 

ひかり「えっ!管野さんが!」

 

 

 

キュアスネークの蛇の毒にやられている直枝を見て驚くひかり、このまま放置すると命に関わると感じ今は逃げることに専念することに決めた。

 

 

 

キュアスネーク「逃がしゃしないよ!プリキュア!スネークウィップ!」

 

 

 

シャアア!!!

 

 

キュアスネークは蛇を鞭のように振るいその先の頭が牙を剥き出しにして襲い掛かった。

 

 

 

総弩「させるか!」ブシャッ!

 

 

シャアア!!!

 

 

ジオウのジカンギレードで蛇の首を切り裂いた。

 

 

総弩「よし!逃げるぞ!」

 

 

 

ひかり「でもどうやってこの状態から・・・・」

 

 

 

総弩「まかせろ!ヒーローチェンジ!」

 

 

≪チェンジ!スーパー1!≫

 

 

総弩はトランスギアで仮面ライダースーパー1に変身した。

 

 

 

 

総弩「チェンジ!冷熱ハンド!」

 

 

 

スーパー1の特殊武器ファイブハンドの一つ冷熱ハンドを装備させ、左腕の冷凍ガスを放射した。

 

 

 

総弩「くらえ!」シュウウウウウ!!!!

 

 

 

 

キュアスネーク「うわっ!」

 

 

 

変温動物の蛇をモチーフとしたキュアスネークにとって冷凍ガスには敵わず防御することで精一杯だった。

 

 

 

 

総弩「よし逃げるぞ!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

 

スーパー1は直枝を抱えて部屋から一目散に逃げていった。

 

 

 

 

キュアスネーク「ちくしょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュアスネークを退けた総弩とひかりは廊下を走っていくなかでクラスメイトの夕子と出会った。

 

 

 

 

ひかり「夕子ちゃん!」

 

 

夕子「雁淵さん!それになんで男の人が!?それに管野さんまで」

 

 

 

総弩「そこは後でいい、保健室はどこだ?」

 

 

 

夕子「保健室?そこを曲がった辺りにありますよ」

 

 

 

総弩「よし!行くぞ!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

夕子「あっ待ってください!雁淵さん」

 

 

 

ひかり「どうしたの?夕子ちゃん」

 

 

 

突然の夕子に訪ねられてひかりは止まった。

 

 

 

夕子「あの・・・・晶さん・・・・見ませんでしたか?美香さんを連れ戻しに行くと行ったきりで来ないんですが・・・・」

 

 

 

 

ひかり「晶ちゃんが・・・・」

 

 

 

 

総弩「おい!!」

 

 

 

ひかり「あっはい!夕子ちゃん!また今度!」

 

 

 

それだけ言い残しひかりは総弩の所に走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bフェーミナ「はあっ!」

 

 

 

 

 

 

アナザーフリーダム「ギギィィーー!!」

 

 

 

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!

 

 

 

一方ブリザードフェーミナとアナザーフリーダムの空中戦を繰り返していた。

 

 

 

 

アナザーフリーダム「ギギィィーー!!」

 

 

バシュゥーー!!バシュゥーー!!バシュゥーー!!

 

 

 

アナザーフリーダムは腰に装備されたクスィフィアスレール砲を発射した。

 

 

 

Bフェーミナ「フリーズシールド!」

 

 

 

ガン!ガン!ガン!ガン!

 

 

 

ブリザードフェーミナの左腕から氷の障壁を発動しクスィフィアスレール砲のビームを防いだ。

 

 

 

 

Bフェーミナ「今度はこっちの番だ!アイスオブアート!」

 

 

 

ブリザードフェーミナのアイスキルレイピアから多数の氷山が出現し、それをある形にくっつけた。

 

 

 

 

一方、キュアスネークを退けた総弩達はブリザードフェーミナとアナザーフリーダムの戦いを見た。

 

 

 

総弩「氷が・・・・龍の形に」

 

 

 

ひかり「何ですか!あれ?」

 

 

 

ヒロン「あれがあの戦士の力ヒロ!」

 

 

 

 

 

 

氷山「ビャアアアーーー!!!」

 

 

 

Bフェーミナ「行くぞ!」

 

 

 

ブリザードフェーミナの特殊能力の一つアイスオブアートは多数の氷山を呼び出し、それを頭のイメージで考えた通りのものを復元できるのだ

 

 

 

そしてBフェーミナがイメージして作られたのは巨大な翼を持つワイバーンであった。

 

 

 

 

アナザーフリーダム「ギギィィーー!!」

 

 

 

バシュウウウーーーーーー!!!!!!

 

 

 

アナザーフリーダムは上に装備されたバラエーナプラズマ収束ビーム砲とクスィフィアスレール砲を同時に発射プルバーストを炸裂させた。

 

 

 

Bフェーミナ「喰らえ!!」

 

 

 

ゴオオオオオオーーーーーー!!!!!!

 

 

 

ブリザードフェーミナが作り出したワイバーンから氷の息を放射した。

 

 

 

 

ゴオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

 

氷の息とビームの強烈な打ち合いにアナザーフリーダムのほうが圧してると感じたが徐々にブリザードフェーミナのほうが威力を増していた。

 

 

 

 

Bフェーミナ「私の勝ちだ!」

 

 

 

氷山ワイバーン「ゴオオオオオオーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

アナザーフリーダム「ギギィィーー!!??」

 

 

 

 

氷山ワイバーンの氷の息吹きによってアナザーフリーダムは氷漬けにされた。

 

 

ドオォォォーーーン

 

 

 

氷漬けにされたアナザーフリーダムは空中から落下した。

 

 

 

 

Bフェーミナ「ふう」

 

 

 

勝利を感じたブリザードフェーミナはワイバーンから降り着地した。

 

 

 

 

 

ひかり「生徒会長さん!」

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

ひかりと総弩はブリザードフェーミナの方に駆け付けた。

 

 

 

Bフェーミナ「雁淵・・・・それにその男は」

 

 

 

ひかり「この人は勇光総弩さん、見た目は悪いけどとてもいい人ですよ」

 

 

 

総弩「おい!見た目が悪いってなんだ!」

 

 

ひかり「ひっ!」

 

 

つい口を滑らしてしまいひかりは丸まった。

 

 

 

Bフェーミナ「おい!やめないか!そもそもこの学園に男が侵入するのはご法度だ!来い!」

 

 

ブリザードフェーミナは総弩の腕を掴み連行しようとするがひかりは必死で止めようとした。

 

 

 

ひかり「生徒会長さん!違うんですってば」

 

 

ググ・・・・

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

何か後ろに小さな音が聞こえたひかりは振り向くとそこには

 

 

ひかり「生徒会長さん!危ない!」ドンッ

 

 

Bフェーミナ「なっ!」

 

 

 

バシュンッ!

 

 

 

ひかり「ああ・・・・」

 

 

 

突然、Bフェーミナの後ろから緑色の光弾が当たろうとしたがそれに察知しひかりはBフェーミナを押し出し、その光弾がひかりの背中に当たった。

 

 

 

総弩「雁淵!!」

 

 

総弩はひかりを支え、意識を伺うがひかりは直枝と同じように息を切らしていた。

 

 

ひかり「はあ、はあ、はあ、・・・・」

 

 

 

総弩「雁淵!おい!雁淵!」

 

 

 

Bフェーミナ「まさか!」

 

 

 

Bフェーミナは後ろを振り向くとそこには氷付けにされたアナザーフリーダムのビームライフルが氷を突き抜けてビームを発射した。

 

 

総弩「てめえ!よくも!」

 

 

総弩はジクウドライバーを腰に装着しようとしたその時、

 

 

 

ケビン「待て!」

 

 

 

総弩「!?」

 

 

Bフェーミナ「!」

 

 

 

総弩とブリザードフェーミナが声が聞こえた方向を見るとそこには赤いライダー、仮面ライダーゲイツことケビン明坂が来た。

 

 

 

総弩「お前は・・・・あのときの」

 

 

サンタ事件の時、クルシメマスオルグの戦いに参加したあの赤い仮面ライダーであった。

 

 

 

 

Bフェーミナ「なんだお前は?」

 

 

 

ケビン「少なくともお前達の敵じゃない」

 

 

 

 

ゲイツはビームで傷を負ったひかりの方に近づきワールドフォンでアイテムを出現させた。

 

 

 

ケビン「このヒールクリームを塗れば傷は癒える。塗れ!」

 

 

 

総弩「あ・・ああ」

 

 

 

総弩はヒールクリームを受けとりひかりが負った傷を塗った。

 

 

 

 

ひかり「うっ!うう・・・・」

 

 

 

総弩「雁淵!我慢しろ!」

 

 

 

ひかり「うう・・・・」

 

 

 

傷口を塗りすこし落ち着いた表情になった。

 

 

 

ひかり「あれ?」

 

 

 

総弩「雁淵!大丈夫か?」

 

 

ひかり「痛くない・・・・傷も治ってる」

 

 

 

総弩「はあ」

 

 

 

ひかりが無事なことに総弩は安心しため息を吐いた。

 

 

 

 

総弩「お前は・・・・何者だ?」

 

 

 

ケビン「俺はこの世界でアナザーヒーローを出現させている奴を突き止めに来た・・・・それが今わかった」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

総弩「それは本当か!?」

 

 

 

ケビン「あの金井莉愛、そしてあのアナザーフリーダムに変えられた女子高生、水木晶・・・・」

 

 

 

ひかり「え!あれ!晶ちゃんなんですか!?」

 

 

 

Bフェーミナ「なんだと!?」

 

 

 

アナザーフリーダムの正体はひかりと直枝と同じクラスの水木晶だったことに衝撃が走った。

 

 

 

ケビン「そして・・・・これまで陰で見下ろしある女を殺すための計画でもあったんだ」

 

 

 

 

総弩「ある女って?」

 

 

 

ケビン「お前だ、氷河院 雪李」

 

 

 

Bフェーミナ「私?」

 

 

 

 

ケビン「そして、この計画を企画し自分の親友と犬猿の生徒を利用し、殺害しようとした張本人」

 

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

ひかり「・・・・」

 

 

Bフェーミナ「・・・・」

 

 

 

 

 

ゲイツはヴァルキリーコロシアムのゲート前の方に目をやるとそこに現れたのが

 

 

 

 

美香「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

ケビン「鏡 美香・・・・いや氷河院 美香 貴様だ!」

 

 

 

 

ひかり「え?美香ちゃん!?それに氷河院って」

 

 

 

Bフェーミナ「美香が・・・・私を」

 

ケビン「俺は奴の素性を調べた。奴と氷河院 雪李はかつて氷河院コーポレーションの双子であった。母親は先代のヴァルキリー、ブリザードフェーミナであり、人々からは絶大な尊敬を与えていたが・・・・ある強力なメデューサが現れ母親は殉職それで氷河院家の印象は徐々に崩壊する寸前だった・・・・そして氷河院家の跡取りに悩んだ父親は姉の方に跡取りとして育てることに決め、妹の方は父親の妹、鏡家のの方に引き取らせた。姉の方は母親の意思を受け継ぎその力は母親以上であったと聞く・・・・だが妹の方は適合性は低くまるで妹の存在などは世間からはなかったかのように消えていった。そして今、このヴァルキリー学園に来て妹は目立たないようにして姉を殺すチャンスを伺っていたというわけだ。違うか?氷河院 美香」

 

 

 

 

美香「・・・・・・・・」

 

 

 

ひかり「そんな!嘘だよね・・・・美香ちゃんが生徒会長さんを殺そうだなんて・・・・」

 

 

 

ひかりは仲良しになった美香が雪李を殺すなんてありえないと判断したが・・・・美香は

 

 

 

 

美香「・・・・くくく・・・・あははははは・・・・きゃははははははははは♪」

 

 

 

 

 

総弩「!」

 

 

ケビン「!」

 

 

ひかり「美香・・・・ちゃん・・・・」

 

 

 

美香の突然の変貌にひかりは唖然とした。

 

 

 

美香「そうだよ・・・・全部その赤い人の言うとおりだよ・・・・私がこの学園に来たのは元姉、生徒会長、氷河院 雪李を殺すためなんだよ!!」

 

 

 

美香は眼鏡を外しそれを落とし足で踏みつけた。

 

 

 

ひかり「どうして!どうして美香ちゃんがそんなことをするの!?」

 

 

 

 

美香「ひかりちゃん、教えてあげるよ・・・・これまで味わった私の屈辱、嫉妬はこの女が元凶だとね!」

 

 

 

 

美香は姉の氷河院 雪李を指差した。

 

 

 

 

美香「私はあの頃・・・・氷河院の性だった頃はとても幸せでパパもママもそしてお姉ちゃんも優しかった。ママはとても強く優しくかっこよく、私もいつかあんな風になりたいと思っていた・・・・だけどママが死んだことで全てが変わった!!パパが跡取りの件でお姉ちゃんの方に指名され、私は鏡家の性を受け継ぐことになった。あの婿養子気取りの男の素に・・・・そしてそのときは散々だったよ。私が氷河院の娘って名乗ったらみんなは嘘つき呼ばわりされ苛めを受けられた。そして中学の頃、テレビで映っていたお姉ちゃんがママのヴァルキリーを着た時はどれ程羨ましかったのか・・・・あの顔を見るとまるで上で私を嘲笑って、自分の力を見せびらかすかのように映っていた。私は怒りと憎しみ、悲しみでぐちゃぐちゃになった。そして私は決心した!氷河院コーポレーションもヴァルキリーもみんな消えちゃえばいいんだって・・・」

 

 

 

 

雪李「美香・・・・違うんだ!これは・・・・」

 

 

美香「何が違うの!?今もそうやって私を嘲笑ってたんでしょう!」

 

 

 

雪李「違う・・・・」

 

 

 

美香「でもいいの・・・・私にはもう晶ちゃんが変身したお陰でその力が私の物になったんだから」

 

 

 

 

 

総弩「何!!」

 

 

ひかり「美香ちゃん!!」

 

 

 

美香は氷漬けにされたアナザーフリーダムの方に近づいてきた。

 

 

 

 

アナザーフリーダム「ギッギギ・・・・」

 

 

 

手が動かすことで精一杯のアナザーフリーダムは美香が近づいてきたことで恐れてしまった。

 

 

 

美香「晶ちゃん・・・・ありがとう・・・・こんな苦しいことさせちゃって・・・・だから・・・・ご苦労様!!」

 

ガチッ!

 

 

 

美香は氷に閉ざされたアナザーフリーダムの胸の部分を手に近づけさせるとそこにはアナザーフリーダムのライドウォッチが出現した。

 

 

晶「あ・・・・ああ・・・・」

 

 

 

ライドウォッチを奪われたことでアナザーフリーダムは晶の姿に戻った。

 

 

 

ひかり「晶ちゃん!」

 

 

 

 

美香は四人にアナザーフリーダムのライドウォッチを見せるとアナザーフリーダムのライドウォッチが徐々に変化を遂げた。

 

 

 

 

ゴゴゴゴ

 

 

 

≪ストライクフリーダム!!≫

 

 

 

禍禍しい音声でアナザーフリーダムライドウォッチがアナザーストライクフリーダムライドウォッチに変化した。

 

 

 

 

美香「見なさい!氷河院 雪李!そして全てのヴァルキリー!これが私の革命の一歩だああああ!!!!」

 

 

 

 

≪ストライクフリーダム!!≫

 

 

 

 

 

ひかり「美香ちゃん!!」

 

 

 

総弩「なんてデカさだ!!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「ゴロズ!!ズベデゴロズ!!!」

 

 

 

アナザーフリーダムよりもその大きさはその倍よりもあり、見た目もガンダムというよりもはや怪鳥に近い怪物となった。

 

 

 

Bフェーミナ「美香・・・・」

 

 

 

ブリザードフェーミナは妹の変わり果てた姿にショックを受けて膝をついてしまった。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「さあ、お姉ぢゃん、先ずは、あんだをごろずじであげる・・・・」

 

 

 

to be continued




次回予告



雪李「私は・・・・もう・・・・戦えない」



ひかり「あきらめちゃ駄目です!」



総弩「俺はお前のように人を他人呼ばわりされるのが嫌いなんだよ!」



ひかり「それでも!最強のヴァルキリーか!!」




次回 「私のできること」


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21話 私が守る!!

平成から令和になりました。これからもグレジェネよろしくお願いします。


生徒会長、氷河院雪李を襲ったアナザーフリーダム、氷河院雪李はブリザード フェーミナとなりアナザーフリーダムを圧倒する。

 

 

そしてアナザーフリーダムの正体がひかりと親しくなった友達 水木晶だった。

 

 

 

そして晶をアナザーフリーダムに変え雪李を殺そうと暗躍していた張本人、雪李の妹 鏡 美香であった。

 

 

 

嫉妬で雪李を殺そうと豹変し美香はアナザーフリーダムを越えたアナザーストライクフリーダムとなり、自らの手で雪李を殺そうと襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

ブアサアアアーーー!!!!

 

 

 

アナザーフリーダムのライドウォッチを抜き取った美香は晶がアナザーフリーダムに変身したお陰でその力が進化したのであった。

 

 

 

それを美香が変身し、その姿はガンダムという原型がなく怪鳥と呼ぶに等しい化け物となった。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「きゃははははは♪どう!お姉ちゃん!私すごいでしょ!あははは♪」

 

 

 

Bフェーミナ「み・・・・美香」

 

 

 

突然のことで実の妹が化け物になってはしゃぐ姿を見て思わず雪李は絶句した。。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「それじゃあ 行くよ!えい!」

 

 

 

アナザーストライクフリーダムの羽根 スーパードラグーンが外され、その無数のスーパードラグーンがアナザーストライクフリーダムに集まって狙うかのように突きだした。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「撃てええ!!」

 

 

 

 

ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!ピシュン!

 

 

 

 

総弩「馬鹿!避けろ!」

 

 

Bフェーミナ「しまった!」

 

 

総弩はスーパードラグーンが放った無数のビームが降り注ぎ絶望しているブリザードフェーミナを怒鳴り付けたことで我に返ったがもう間に合わずあたると思ったその矢先に。

 

 

 

ひかり「生徒会長さん!」

 

 

 

ひかりは使い魔のフソウリスの耳と尻尾を発動させシールドを展開した。

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

 

 

ひかり「くううう・・・・」

 

 

 

魔力が小さいせいかひかりのシールドはそう持たずひび割れも展開してきた。

 

 

 

総弩「この!」

 

 

 

ケビン「ふっ!」

 

 

 

ジオウとゲイツがジカンギレード ケンモード、ジカンアックス おのでスーパードラグーンのビームを弾いてくれた。

 

 

 

 

総弩「雁淵!大丈夫か?」

 

 

ひかり「・・・・はい」

 

 

 

 

 

 

 

スーパードラグーンの無数のビームでひかりがシールドを展開したからか魔力切れが激しかった。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「ねえ!お姉ちゃん、私と遊ぼうよ!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダムはブリザードフェーミナを挑発するかのように空を漂い続け、雪李自身はこのまま戦うべきか悩んでいた。

 

 

 

総弩「おい!生徒会長!これは罠だ!今行ったら奴の思うつぼだ引き上げろ!」

 

 

 

ケビン「ここは俺たちで何とかする!だから退け!」

 

 

二人の言葉に魅了されながらもブリザードフェーミナは意を決してアナザーストライクフリーダムのほうに飛び去った。

 

 

 

 

 

Bフェーミナ「これは私と妹の問題だ。君達男二人に力を貸さなくとも、私は出来る!」

 

 

 

ブリザードフェーミナは氷の羽根を広げ一気に飛び去った。

 

 

 

 

総弩「ちくしょう!あの生徒会長!アナザーヒーローの恐ろしさってもんがまるっきりわかっちゃいねー!」

 

 

 

 

ケビン「おい!勇者、俺達であの女を止めるぞ!」

 

 

 

 

総弩「言われなくとも!」

 

 

 

ジオウとゲイツはブリザードフェーミナを止めようと駆けつけたその時、

 

 

 

ドーーン! ドーーン!

 

 

「「!?」」

 

 

 

「「デキーーータ!!!」」

 

 

 

二人の真上からデキータが出現して通せんぼをした。

 

 

 

ケビン「こいつら!」

 

 

総弩「プリキュアの怪物!」

 

 

 

その頭上にはキュアスネークがBフェーミナとアナザーストライクフリーダムの戦闘を見下ろしていた。

 

 

 

キュアスネーク「ゼロフォウルの奴ら・・・・まさかあんな物を持っていたなんて・・・・これはこれでプリキュウス様に報告っとそれと勇者とファウナスにはこれね」

 

 

キュアスネークは懐からドグマ王国怪人 カマギリガン 臨獣マンティス拳 獣人マキリカのアンチフィギュアを取り出し、それをクロスリングにスキャンした。

 

 

 

キュアスネーク「そーれ!」

 

 

 

≪カマギリガン!マキリカ!クロスオーバーチェンジ!≫

 

 

 

キュアスネーク「暴れな!カマンティス!」

 

 

 

カマンティス「デキーーーターー!!」

 

 

 

ジオウが戦うデキータが仮面ライダースーパー1の怪人カマギリガンとゲキレンジャーの獣人マキリカをクロスオーバーチェンジした怪物、カマンティスになった。

 

 

 

キュアスネーク「そして!」

 

 

≪ツルギバチ怪人!ビーザック!クロスオーバーチェンジ!≫

 

 

 

キュアスネーク「行け、ソードビーザック」

 

 

 

ソードビーザック「デキーーータ!!」

 

 

 

ゲイツの戦うデキータは仮面ライダーBLACKが戦ったゴルゴム怪人 ツルギバチ怪人 そしてビーファイターカブトのメルザード一族の怪人 ビーザックのアンチフィギュアをクロスオーバーチェンジした怪物、ソードビーザックに変わった。

 

 

 

キュアスネーク「じゃ、頑張ってね」

 

 

 

それだけ言い残し、キュアスネークは消えた。

 

 

 

 

カマンティス「デキーーーーターーー!!!」

 

 

 

シャアッ!シャアッ!シャアッ!シャアッ!シャアッ!

 

 

 

カマンティスの両腕から出した斬撃がジオウに襲い掛かる。

 

 

 

ジオウ「だったら!」

 

 

 

≪トランスチェンジ!シンケンジャー!シンケンレッド!≫

 

 

 

総弩「ふっ!はっ!」

 

 

 

ザシュッ!ブシャッ!

 

 

 

トランスギアでシンケンレッドにチェンジしたシンケンレッドのシンケンマルでカマンティスの斬撃を払った。

 

 

 

カマンティス「デキーーーーターーー!!!」

 

 

 

総弩「はあああっ!!」

 

 

 

 

 

 

一方、ゲイツはソードビーザックの猛毒剣を交わしながら攻撃を当てている。例え一歩でもあの猛毒の剣に触れれば命の保証がないと悟り一旦距離をおいて反撃することを選んだ。

 

 

 

ソードビーザック「デキータ・・・・」

 

 

 

ソードビーザックはゲイツが自分の攻撃を当ててくれないことに苛立ちを覚え背中の羽根を出し羽音を出して飛んだ。

 

 

 

 

ソードビーザック「デキーーーーターーー!!」

 

 

 

ケビン「ふっ!」

 

 

 

羽音を出して飛んでくるソードビーザックにゲイツはジカンアックスを構えた。

 

 

 

 

 

一方、空中戦で攻防を繰り返しているブリザードフェーミナと大胆な攻撃を繰り返すアナザーストライクフリーダム

 

 

アナザーストライクフリーダム「どうしたの?お姉ちゃん、なんか手加減してるようだけど」

 

 

 

Bフェーミナ「美香・・・私は妹であるお前を傷つけたくない・・・・だから」

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「だから?そんな理由で私を見下したんでしょう!!」

 

 

 

Bフェーミナ「違う!」

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「違くないわ!私が氷河院家にいればこんな惨めなことにはならなかったそれも全てが・・・・氷河院 雪李!!あんたのせいよ!!」

 

 

 

 

Bフェーミナ「!!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダムもとい美香の台詞を聞いてブリザードフェーミナの心に大きな傷が出来てしまった。

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「だから死んじゃえ!!」

 

 

 

アナザーストライクフリーダムの胸、カリドゥス複相ビーム砲が火を吹いた!!

 

 

 

 

バシュウゥゥゥゥーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

Bフェーミナ「はっ!」

 

 

 

 

ドゴォォォォーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

Bフェーミナ「きゃああああああああ!!!!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダムの攻撃によってアイスオブアートによって作られたワイバーンも破壊されブリザードフェーミナは氷河院 雪李に戻り墜落した。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「やった・・・・やった!私はあの氷河院雪李を倒した!私が最強だ!やったあああーー!!!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダムは勝利の雄叫びを上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、カマンティスの鎌に苦戦していたシンケンレッドは落下していく氷河院雪李を見て、シンケンレッドはサンバルカンのバルパンサーに変身しカマンティスを踏み台にして雪李を抱き抱えた。

 

 

 

総弩「ふん!」

 

 

 

パリーーーーン!!

 

 

 

バルパンサーは氷に閉じ込められている晶をバルパンサーの拳で氷を砕き、解放された晶を左腕で抱えた。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

総弩「雁淵!こいつらを運ぶぞ!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

ひかりは晶を総弩は雪李の肩を持って控え室の方に走っていく 。

 

 

 

 

ケビン「おい!勇者!こいつらはどうする気だ!?」

 

 

 

 

総弩「今は彼女達の治療が先だ!悪いが足止めしててくれ!」

 

 

 

 

ケビン「おい!」

 

 

 

カマンティス「デキーーーーターーー!!」

 

 

 

ソードビーザック「デキーーーーターーー!!」

 

 

 

ジオウは一時退場し、2体のデキータはゲイツ一人で足止めするしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪李「・・・・」

 

 

 

 

総弩「おい!しっかりしろ!」

 

 

ひかり「医務室までもう少しですから」

 

 

 

総弩に肩を貸されて脱け殻状態となっている雪李は今はもう立つ気力さえもなかった。

 

 

 

夕子「晶さん!」

 

 

目良「雪李!!」

 

 

 

 

医務室まで向かう途中、親友の目良と夕子と出会った。

どうやら夕子が目良と出会って事情を聞いて駆けつけてくれたそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー医務室ー

 

 

 

 

やっとのことで晶をベッドで寝かせ雪李は目良に容態を見せた。

 

 

 

総弩「それじゃ俺は戻る。雁淵あとはよろしくな!」

 

 

ひかり「はい!頑張ってください!」

 

 

 

総弩はゲイツが戦っているアリーナに向かった。

 

 

 

 

目良「雪李・・・・大丈夫か?雪李?」

 

 

 

雪李「・・・・・・・・」

 

 

 

ひかり「雪李さん!しっかりしてください!」

 

 

 

雪李「・・・・・・・・」

 

 

 

目良「おい!雪李!なんとか言ったらどうなんだ!!」

 

 

 

雪李「・・・・・・・・せいだ・・・・」

 

 

 

目良「え?」

 

 

 

雪李「私のせいだ!!私が美香をあんな怪物にしたのは・・・・」

 

 

 

 

目良「何を言ってるんだ!雪李!しっかりしろ!」

 

 

 

雪李「美香が氷河院に入っていれば幸せだった・・・・それを私が踏みにじってしまったんだ」

 

 

 

夕子「生徒会長!しっかりしてください」

 

 

雪李「私は・・・・私という存在がいなかったら・・・・今ごろ美香は・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目良「!?」

 

 

 

夕子「!!」

 

 

 

 

 

ひかり「・・・・・・・・」

 

 

 

 

雪李の頬を強い衝撃が走った。一瞬まわりは唖然とした。その正体は強い平手打ちで雪李の頬を叩いた少女、雁淵ひかりだった。

 

 

 

 

 

雪李「な・・・・何を・・・・」

 

 

 

 

ひかり「存在がいなかったらとか・・・・そんな悲しいことを言うなっ!!」

 

 

 

雪李「っ!!」

 

 

 

目良「あんた・・・・」

 

 

 

夕子「ひかりさん・・・・」

 

 

 

 

ひかりの激昂で雪李は呆然とし、二人もひかりの意外な一面に唖然とした。

 

 

 

 

ひかり「妹の美香ちゃんが・・・・お姉ちゃんの雪李さんが存在しちゃ駄目なんて・・・・そんなの悲しいじゃないですか・・・・」

 

 

 

雪李「雁淵・・・・」

 

 

 

 

 

ひかり「私もお姉ちゃんがいるんです・・・・私のお姉ちゃんはとても私のことを思ってくれていました。私のために時には非情な時があって私を追い出したりしたこともあったけどそれはお姉ちゃんの優しさでもあったことに気づいたんです・・・・だから」

 

 

 

 

 

雪李「・・・・」

 

 

 

 

ひかり「雪李さん!もう一度美香ちゃんと向き合ってください!」

 

 

 

 

雪李「雁淵・・・・ひかり・・・・」

 

 

 

それを言ったらひかりは総弩達のいるアリーナのほうに向かおうとするが・・・・

 

 

 

 

目良「待ちな!」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

 

目良「これ持っていきな!」

 

 

 

ひかりは目良が投げたものをキャッチしそれは昨日の金井莉愛と戦ったあのBDRとブレイブトリガーのクリスタルウェポンであった。

 

 

 

 

 

ひかり「ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

ひかりは目良にお礼を言って今度こそ総弩達のいるアリーナに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ここから終わらせる!」

 

 

 

ジオウはサンバルカンのライドウォッチを取り出してドライバーにセットしそれを360°回転させた。

 

 

 

 

≪アーマーターイム!サーンバールカーン!≫

 

 

 

 

 

カマンティス「デキーーーーターーー!!」

 

 

 

 

 

総弩「太陽クロス!」

 

 

 

 

カアアアアーーーーーーー!!!!

 

 

 

カマンティス「デキーータ・・・・」

 

 

 

ジオウサンバルカンアーマーは右腕に装備されたバトルトンファと太陽剣をクロスさせ巨大な光を発動させた。

 

 

 

 

光を浴びたカマンティスは目を眩ましジオウサンバルカンアーマーは必殺技を炸裂させた。

 

 

 

≪フィニッシュタイム!≫

 

 

 

総弩「太陽!飛羽返し!」

 

 

 

 

バシュッ!スバッ!

 

 

 

カマンティス「デキーーーーターーー!!」

 

 

 

ドオォォォォーーーーーーン!!

 

 

 

ジオウサンバルカンアーマーでカマンティスを撃破した。

 

 

 

 

 

 

総弩「さーて、後は」

 

 

 

ジオウは上空で呑気に飛び回るアナザーストライクフリーダムを見渡した。

 

 

 

 

総弩「これで行くか!」

 

 

 

ジオウはトランスギアを取り出し仮面ライダーオーズのスピリットフィギュアをセットした。

 

 

 

 

総弩「トランスチェンジ!」

 

 

≪トランスチェンジ!仮面ライダーオーズ!≫

 

 

 

ジオウはオーズに変り、そして2枚の赤いオーメダルを取り出してオーズドライバーにセットした。

 

 

 

≪タカ!クジャク!コンドル!タージャードルー!≫

 

 

 

総弩「はっ!」

 

 

 

オーズは赤の戦士タジャドルコンボにチェンジし上空に飛翔した。

 

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「ん?」

 

 

 

 

総弩「はーーはっ!」

 

 

 

 

オーズのタジャドルスピナーの火球がアナザーストライクフリーダムに当たった。

 

 

ボウッ!ボウッ!ボウッ!

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「くっ!何よ!こいつ!」

 

 

 

苛立ったアナザーストライクフリーダムは無数のドラグーンを飛ばした。

 

 

 

 

総弩「ふっ!はあああーーー・・・・やあっ!」

 

 

 

オーズの背中からクジャクフェザーを発動しドラグーンを打ち落とした。

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「へえ・・・・やるねお兄さん・・・・でも私の羽は何枚も出てくるんだよ!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダムは両方の羽根を揺らし無数のドラグーンを出した。

 

 

 

 

 

総弩「こりゃ・・・・ピンチかもな」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ゲイツはソードビーザックの攻撃の動きに慣れ始め、一気に反撃に出た。

 

 

 

 

ケビン「うおりゃああああ!!!」

 

 

 

ザクッ!

 

 

 

ソードビーザック「デキーータ!!」

 

 

 

 

≪アーマーターイム!ウルトラマンビクトリー!≫

 

 

 

 

ゲイツはウルトラマンビクトリーライドウォッチをセットしゲイツUビクトリーアーマーとなった。

 

 

 

 

ケビン「ビクトリウムスラッシュ!」

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

ゲイツUビクトリーアーマーの必殺技ビクトリウムスラッシュをソードビーザックに炸裂させた。

 

 

 

≪ウルトランス!ハイパーゼットンシザース!≫

 

 

 

 

ケビン「はあああっ!」

 

 

 

ソードビーザック「デキーータ!!」

 

 

 

 

ソードビーザックは猛毒の剣をゲイツに振りかざしたがゲイツのハイパーゼットンシザースで受け止めた。

 

 

 

 

シュウウウ・・・・

 

 

 

ソードビーザック「デキータ!?」

 

 

 

ソードビーザックの剣がゲイツのハイパーゼットンシザースの熱で溶け始めていることに気がつき慌てた。

 

 

 

ケビン「ゼロ距離で止めだ!」

 

 

 

 

≪フィニッシュタイム!≫

 

 

 

ドスッ!

 

 

 

ソードビーザック「デっ!?」

 

 

 

 

ケビン「はあああああ!!!!」

 

 

 

 

ソードビーザック「デキーーーーターーー!!」

 

 

 

 

ゲイツのハイパーゼットンシザースをソードビーザックの腹に突き刺し一兆度の火炎で焼きつくしソードビーザックの断末魔が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

 

ひかりが駆けつけた。

 

 

 

 

ひかり「あれ?勇光さんは・・・・」

 

 

 

 

 

ケビン「上だ!」

 

 

 

 

ゲイツが指を指した方向を見るとそこには仮面ライダーオーズタジャドルコンボで戦う総弩と巨大怪鳥のアナザーストライクフリーダムの美香が堕ちる堕ちないかのドッグファイトを繰り返していた。

 

 

 

 

ケビン「何しにきた?ここはお前みたいな奴が来るところじゃない!帰れ!」

 

 

 

 

ひかり「私は勇光さんの手伝いに来たんです!だから私も何かできることがあればやりたいんです!」

 

 

 

 

ケビン「何をバカな!ストライカーとかいうものにしか飛べないやつが一体どうやってやるつもりだ!」

 

 

 

 

ひかり「これで何とかしてみせます!」

 

 

 

 

ひかりはブレイブトリガーのBDRとクリスタルウェポンを見せた。

 

 

 

 

ケビン「それは・・・・どこで」

 

 

 

ひかり「目良さんが私にくれたんです・・・・だからお願いします・・・・」

 

 

 

 

ケビン「・・・・・・・・」

 

 

 

 

ゲイツはひかりもといウィッチはストライカーユニットさえなければ何も出来ないと思っていた。だがひかりにはこの世界で手に入れたヴァルキリーの力なら・・・・

 

 

 

 

ゲイツ「わかった・・・・なんとかしよう」

 

 

 

≪ジゲーーンマジーーン!ロボモード!≫

 

 

 

 

 

 

ゲイツの専用マシン、ジゲンマジーンを呼びだし人型ロボモードに変形した。

 

 

 

 

ケビン「お前はそれを発動して待機してろ!」

 

 

 

 

ゲイツはジゲンマジーンロボモードのコックピットに乗り込み、アナザーV2ガンダムを倒して手に入れたV2ガンダムライドウォッチをセットしロボの頭がV2ガンダムの頭に変わった。

 

 

 

 

 

ケビン「出ろ!光の翼!」

 

 

 

ブオンッ!

 

 

 

ジゲンマジーンロボモードはV2ガンダムの特徴の光の翼を発動しアナザーストライクフリーダムのほうに飛び去った。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ふん!この!」

 

 

 

オーズはメダシャリバーとタジャドルスピナーの攻防でドラグーンの攻撃を防ぎつつある。だがドラグーンが多すぎるためアナザーストライクフリーダムのほうに近づけないのであった。

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「どうしたの?お兄さん!防いでいるだけじゃ私には勝てないよ?どうするのー?」

 

 

 

 

ブオンッ!

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「ん?」

 

 

 

 

ケビン「勇者!離れていろ!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「何あれ?あんたも落っこちろ!」

 

 

 

 

無数のドラグーンがゲイツのジゲンマジーンロボモードを標的に襲いかかってくるが

 

 

 

 

ケビン「はあああああ!!!!」

 

 

 

 

ブォーーーーン!!

 

 

 

 

ジゲンマジーンロボモードは回転し背中の光の翼はまるで竜巻のように回転した。

 

 

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「私の羽が!?」

 

 

 

光の翼によって無数のドラグーンが破壊された。

 

 

 

 

ケビン「これでもうドラグーンは使えない!だったら」

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「な・・・・何すんの!?離せ!離せ!」

 

 

 

ジゲンマジーンロボモードはアナザーストライクフリーダムを羽交締めにした。

 

 

 

 

ケビン「今だ!奴の胸部を狙え!」

 

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

ヴァルキリーを発動したひかりが羽交締めにしているアナザーストライクフリーダムの胸部に狙いを定めた。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「はなせえええええーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

ひかり「行けえええええ!!!!」

 

 

 

 

 

ドウゥゥゥーーーーーーーーーン

 

 

 

パリィィィーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「あっああ・・・・」

 

 

 

 

総弩「当たった・・・・」

 

 

 

ひかりの放ったビームがアナザーストライクフリーダムの胸部カリドゥス複相ビーム砲に直撃した。

 

 

 

 

ドオォォォォーーーーーーン!!

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「ぎゃああああ!!」

 

 

 

 

胸部を破壊されたことでアナザーストライクフリーダムは落下した。

 

 

 

 

 

総弩「雁淵!」

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

オーズは総弩に戻りひかりに駆け寄る。

 

 

 

総弩「怪我はしてないか?」

 

 

 

ひかり「はい!大丈夫です」

 

 

 

総弩「そうか・・・・」

 

 

 

総弩はひかりがどこも怪我していないことに安堵の溜息を吐いた。

 

 

 

総弩「もし傷が出来ればあっちの世界の人たちに申し訳たたないからな・・・・」

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「やってくれるじゃない・・・・」

 

 

 

 

 

墜落したアナザーストライクフリーダムが起き上がり両羽のドラグーンも胸部のカリドゥス複相ビーム砲も壊れていた。

 

 

 

ひかり「美香ちゃん!もうやめよう!こんなことしたって何もないよ!だから・・・・」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「だから?ひかりちゃん!あんたも同罪だよ!この学園もこの世界も消えちゃえ!!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダムの口から光弾が発射されひかりにあたるとその瞬間!

 

 

 

 

ザシュッ!

 

 

 

ドーーン! ドーーン!

 

 

 

 

光弾を真っ二つに切り裂き、アナザーストライクフリーダムの前に立ったのは

 

 

 

 

 

Bフェーミナ「・・・・・・・・」

 

 

 

ひかり「雪李さん!」

 

 

 

総弩「あいつ・・・・」

 

 

 

生徒会長、最強のヴァルキリー、ブリザードフェーミナ、氷河院 雪李である。

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「へえ・・・・生きてたんだ?まだ私と戦うわけ?」

 

 

 

 

Bフェーミナ「・・・・」

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「私を苔にして今やあんたは生徒会長・・・・そして今は負け犬の女」

 

 

 

Bフェーミナ「・・・・」

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「私は今や強い力を持ったのにそこのお兄さんとひかりちゃんにやられちゃって大ピンチ」

 

 

 

Bフェーミナ「・・・・・」

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「なんとか言いなさいよ!」

 

 

 

Bフェーミナ「・・・・」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「何とか言え!!」

 

Bフェーミナはアイスキルレイピアを後ろのロングヘアーに刃を近づけさせ・・・・

 

 

 

シャッ!

 

 

 

ひかり「雪李さん!」

 

 

 

 

夕子「あっ!」

 

 

 

目良「雪李!?」

 

 

 

駆けつけた目良と夕子は雪李の思いがけない行動に驚愕した。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「何やってんの?あんた正気!?自慢の綺麗な髪を切るなんてバカじゃないの」

 

 

 

 

Bフェーミナ「ああ、バカだろうな・・・・私もそしてお前も・・・・」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「え?」

 

 

 

 

Bフェーミナ「美香、私は一度お前の家を訪れたことがある・・・・3年前、お前の誕生日にな」

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「どういうこと?」

 

 

 

 

Bフェーミナ「私は父の許しを得てお前のいる町を訪れたことがある・・・・だがお前を虐めていた奴等と出くわしたことがあった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

3年前

 

 

 

 

苛めっ子A「ねえ、あの鏡って奴知ってるか?」

 

 

 

苛めっ子B「何だよ?」

 

 

 

苛めっ子A「あいつあの氷河院の妹っていってるけどあいつ何の能力もないんだぜ!」

 

 

 

苛めっ子B「マジかよ!だから能力がないからこの町に越してきたのか!!」

 

 

 

 

「「はははははは!!」」

 

 

 

 

バキッ!

 

 

 

苛めっ子A「ぐあっ!何すん・・・・えっ!」

 

 

 

 

苛めっ子Aの殴ったのは雪李本人であった。

 

 

 

雪李「私の妹をバカにするな!」

 

 

 

 

 

苛めっ子B「ひいいいい!!」

 

 

 

 

苛めっ子Bはあわてて逃げ去った。

 

 

 

 

 

私は誕生日プレゼントを渡すため美香のいる家に向かった。

 

 

 

だが

 

 

 

 

苛めっ子B「こいつだ!リーダーやっちゃってください!」

 

 

 

リーダー「こいつか・・・・最強だがなんだか知らないがうちの舎弟が世話になったな」

 

 

 

大柄の男が雪李の前に立ちふさがった。

 

 

 

 

 

結果 勝ったが、雪李自身もボロボロになり誕生日プレゼントも散々だった。

 

 

 

 

 

 

Bフェーミナ「あの時、私はお前の家に来たが生憎お前はいなかった・・・・だから誕生日プレゼントだけを置いといて私は帰った」

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「まさか・・・・あのボロボロのぬいぐるみは・・・・その時の」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム(美香)は思い返したあの時、帰ったとき祖母が美香に渡したのはボロボロのぬいぐるみだった。

 

 

美香は雪李のお誕生日プレゼントと祖母に言われたが美香はそれを嫌みだと勘違いしぬいぐるみをゴミ箱に捨てた。

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「まさか・・・・お姉ちゃん私のためにボロボロになるまで来てたなんて」

 

 

 

 

 

 

Bフェーミナ「美香!私は決してお前を裏切らない!氷河院としてではない!姉と妹ととして!」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「・・・・」

 

 

 

 

Bフェーミナ「私がどんなに傷つけられてもお前を守る!!」

 

 

 

 

ブリザードフェーミナの言葉にアナザーストライクフリーダムの眼に涙がこぼれた。

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「お姉ちゃん・・・・私のために・・・・う・・・・うう・・・・」

 

 

 

 

Bフェーミナ「美香・・・・」

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「私は・・・・わたしは・・・・ががががか・・・・」

 

 

 

 

Bフェーミナ「美香?」

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「があああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダムは暴走を始めた。

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「があああああああああ!!!!!」

 

 

 

Bフェーミナ「おい!美香どうした?美香!!」

 

 

 

 

総弩「これは・・・・まさか」

 

 

 

ヒロン「総弩様!大変ヒロ!ストライクフリーダムのフィギュアが・・・・」

 

 

 

ストライクフリーダムのフィギュアがあともう少しで黒く濁っていく。

 

 

このまま行くと・・・・美香の命そのものも

 

 

 

 

総弩「倒さなきゃ行けないな!」

 

 

 

Bフェーミナ「私も行かせてくれ!」

 

 

 

総弩の隣にブリザードフェーミナが並んだ。

 

 

 

Bフェーミナ「もう美香を一人にさせない!例え私がどんなに傷つけられても私は美香を・・・・妹を守ってみせる!!」

 

 

 

ドゴーーン!!

 

 

 

 

アリーナの地面から光輝く石が雪李の前に現れた。

 

 

 

 

雪李「これは・・・・」

 

 

 

 

総弩「プリズムクリスタル!」

 

 

 

ケビン「ん?」

 

 

 

ゲイツの懐からある物が輝きだした。

 

 

 

ケビン「おい!これを!!」

 

 

 

ゲイツはあるものを投げ出した。

 

 

 

それは・・・・

 

 

 

 

ヒロン「仮面ライダー凍鬼のスピリットフィギュアヒロ!」

 

 

 

その時、ウルトラマンティガ スカイタイプ 仮面ライダーウィザード ウォータースタイル、仮面ライダーブレイブ、 マジマザー 仮面ライダー凍鬼 ジュウオウタイガーのスピリットフィギュアがプリズムクリスタルに入った。

 

 

 

そしてプリズムクリスタルがブリザードフェーミナの中に入った。

 

 

 

 

総弩「これってまさか・・・・」

 

 

 

 

ヒロン「第2の戦士、その剣さばきは蝶のように舞い蜂のように刺す、悪しき者を素早い剣舞で切り裂く!ブリザードフェーミナ!」

 

 

 

 

Bフェーミナ「これは力が・・・・よし!」

 

 

 

総弩「だったら!」

 

 

 

総弩はクロスリングでメタナイトとウイングマンのカードをスキャンした。

 

 

 

≪ウイングマン!・メタナイト!クロスオーバー!≫

 

 

 

 

総弩「空中を支配する力!お借りします!」

 

 

 

 

 

≪クロムギャラクシアフォーム!!≫

 

 

 

 

 

総弩「行くぜ!!」

 

 

 

Bフェーミナ「ああっ!」

 

 

 

 

総弩は羽を広げ猛スピードで突進していく。

 

 

 

 

Bフェーミナ「行くぞ!ブリザードダスト!!」

 

 

 

 

ゴオォォォォォーーーーーー!!!!!

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「がああ・・・・ああ」

 

 

 

 

ブリザードフェーミナがアナザーストライクフリーダムに猛吹雪を発生し全身の体を凍らせた。

 

 

 

総弩「クロムセイバー!ランスモード!」

 

 

 

 

総弩は2本の剣をくっつけ槍上にした。

 

 

 

 

総弩「無双!ランスラッシュ!」

 

 

 

 

ズバッ!バシュ!ズバッ!バシュ!ズバッ!バシュ!ズバッ!バシュ!ズバッ!バシュ!ズバッ!バシュ!ズバッ!バシュ!

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「があああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

音速の斬撃がアナザーストライクフリーダムの体を切り裂きそして止めは彼女が決める!!

 

 

 

 

 

総弩「決めろ!ブリザードフェーミナ!」

 

 

 

Bフェーミナ「ああ!アイスオブスライサー!!」

 

 

 

 

ザシュッ!!!!!

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダム「が・・・・あああ」

 

 

 

 

 

ドオォォォォーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

ブリザードフェーミナの必殺技でアナザーストライクフリーダムは爆散した。

 

 

 

 

パリーーン!

 

 

 

アナザーストライクフリーダムライドウォッチが壊されたため美香の姿に戻った。

 

 

 

 

雪李「美香!」

 

 

 

変身を解除した雪李は美香のほうに駆けつけた。

 

 

 

 

 

雪李「美香!美香!」

 

 

 

 

美香「お・・・・ねえちゃん・・・・ううごめんなさい!」

 

 

 

 

美香は雪李に抱きつき泣きついた。

 

 

 

 

美香「お姉ちゃんごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

 

 

 

 

雪李「美香・・・・」

 

 

 

雪李は美香を強く抱き締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪李「本当に行くのか?」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

 

晶「短い間だったけど楽しかったよ!」

 

 

 

夕子「また来てくださいね」

 

 

 

美香「ひかりちゃん」

 

 

 

ひかり「美香ちゃん」

 

 

 

ひかりと美香は握手した。

 

 

 

 

 

総弩「行くぞ!」

 

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

総弩とひかり、ヒロンはジゲンマジーンに乗り込み次元の彼方に吸い込まれた。

 

 

 

 

 

美香「ありがとう!!」

 

 

 

 

美香は次元の彼方に飛び去ったひかりたちに大きく手を振った。

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

ケビン「この世界で手に入れたフィギュアの数は凍鬼一つだけだったか・・・・」

 

 




次回 プリキュア回

そしてストライクウィッチーズ序章始まります。


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ストライクウィッチーズ序章 醸下院の言葉

ストライクウィッチーズ序章回 その1です。


第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ

 

 

かつてブリタニアでネウロイの巣を撃破し一時解散という形になったがロマーニャに新たなネウロイの巣が出現し再び501が再結集し、これを撃破!だが、ある隊員を覗いてみな生還という形になった。

 

 

その隊員の名は宮藤芳佳

 

 

 

バン!

 

 

 

隊長室の机で強く叩くカールスラントのウィッチ、ゲルトルート バルクホルンが激しい剣幕で隊長であり仲間のミーナはそれを申し訳なく頷いた。

 

 

 

バルクホルン「ミーナ!あれから一週間だ!なぜ宮藤に関する情報があまりこない!」

 

そしてキッと上げた顔に激情を乗せ、感情のままに叫んだ。

 

 そんな彼女にミーナはゆっくりと頷いた。

 

 バルクホルン同様ミーナもまた情に深い性質であり、今回の事態にはひどく心を痛めて

 

いるのだ。

 

 

 

「トゥルーデ。宮藤さんの件については私達だけでなく、他のウィッチ隊や軍人によって捜索が続けられているわ」

 

「それはわかっている! だがミーナだって覚えているだろう、あの時のことを!」

 

「それは……」

 

 

 

 その言葉にミーナの脳裏にはオペレーション・マルスの結末が浮かび上がる。

 

 確かにあの作戦によってあのネウロイは撃破され、そしてロマーニャの空は解放された。

 

 しかしその代償として待っていたのは501JFW――ストライクウィッチーズ隊員一人宮藤芳佳が行方不明になったのであった。

 

 宮藤芳佳がロマーニャの空から消えて、今日で一週間になる。

 

 

 

「私は今でもあの時のことを夢に見る。なぜ宮藤一人に行かせたのか、とな」

 

「……トゥルーデ」

 

「あいつが見つからなければ、私は私自身が許せそうにない」

 

 

 

 私は無力だ、という小さな声が部屋に響く。

 

 両の拳を強く強く握りしめて、バルクホルンは吐き出すように言葉を紡いだ。

 

 そうでもなければ心がどうにかなってしまいそうなほど、今の彼女の精神は宮藤芳佳に対する罪悪感、そして自己に対する嫌悪感に苛まされていた。

 

 そんな彼女の姿にミーナの瞳が揺れ動く。

 

 

 

 ――バルクホルンにはたった一人、クリスティアーネという実妹が存在する。

 

 かつてその妹であるクリスを失いかけ、そのショックから自身の命をも投げ捨てようとした時にそれを助けたのが宮藤芳佳であった。

 

 それからバルクホルンは宮藤をまるで妹のように想い、不器用ながらも深い愛情を注いできた。

 

 思えばこの二人は部隊の戦友でありながら、年の離れた姉妹のような関係でもあった。

 

 ――であれば、今再び宮藤芳佳を失いかけているバルクホルンの心情はいかようなものだろうか

 

 

 それを考えると、ミーナは自身の心にじくりとした鈍い痛みが走るのを感じた。

 

 その痛みを深く飲み込んでミーナは唇を噛み締めた。

 

 彼女とて自身の悲しみのままに嘆き、内心を吐露したいという気持ちはある……しかし年長者として、そして何よりこの基地の指揮官として感情に流される訳にはいかない。

 

 

 

「……現在、この基地の士気はガタ落ちだ。リーネやサーニャなどは食事もほとんど取らずに宮藤の捜索に乗り出しているし、他のメンバーにしたところで大きく気を沈ませている」

 

「……彼女たちは特に宮藤さんと仲がよかったもの。無理もないわ」

 

 

 

 

 彼女達はみな、今は自身の疲れも気にならない程に宮藤の捜索へ力を注いでいる。

 

 そんな中で宮藤の消失によって最も心を痛めているのが。

 

 

 

 

美緒「ミーナ・・・・今回も駄目だったか・・・・」

 

 

 

ミーナ「美緒・・・・」

 

 

隊長室のドアから出てきたのは扶桑海軍所属のウィッチ、坂本 美緒少佐であった。

 

 

美緒「ミーナ・・・・私はあの時ネウロイに捕らえなければ宮藤はあのようなことはなかったと深く悩んでしまったよ・・・・本当に自分自身が嫌になる」

 

 

 

バルクホルン「少佐・・・・」

 

 

ミーナ「美緒・・・・」

 

 

 

ウィッチという少女たちの持つ魔法力は10代というリスクが伴っており、坂本美緒は20代を通り越し20歳になり魔法力は完全に無くなっていた。

 

 

 

美緒「ミーナ!頼む!私も宮藤の捜索に協力させてくれ!」

 

 

 

ミーナ「美緒!」

 

 

美緒「宮藤が消えてしまったのは私の責任!このままでは引き下がれん!」

 

 

美緒はすぐさま格納庫に行こうとしたが突然膝をついてしまう。

 

 

美緒「ぐっ!」

 

 

バルクホルン「少佐!無茶だ!!今のあなたはロマーニャの戦いの疲労がまだ残っている!」

 

 

美緒「だが・・・・」

 

 

 

ミーナ「美緒!」

 

 

 

ミーナが駆け付け美緒を抱いた。

 

 

美緒「ミ・・・・ミーナ」

 

 

 

ミーナ「宮藤さんのことは私達だって心配よ。だから冷静になって・・・・」

 

 

 

バルクホルン「少佐!宮藤の件もそうだが貴方がここで倒れてしまったらそれこそ501の名折れだ!」

 

 

 

ミーナ「だからお願い・・・・美緒」

 

 

 

美緒「ミーナ」

 

 

美緒は自分を心配する仲間を見て思わず力が抜けた状態になり落ち着いた・・・・時

 

 

 

 

 

パチパチパチ

 

 

 

ミーナ「え?」

 

 

 

バルクホルン「拍手?どこから」

 

 

 

?「流石 ミーナさん、歌も上手ければ演技もお上手ですね」

 

 

美緒「後ろだ!」

 

 

 

「「!?」」

 

 

二人は振り向くとそこにいたのは・・・・

 

 

 

 

?「どうも初めまして501のウィッチのみなさん・・・・私は醸下院 罰人でございます」

 

 

 

ミーナ「貴方!一体どうやってこの基地に!?」

 

 

 

醸下院「ふふふ さあどこにきたのでしょう?」

 

バルクホルン「しらばっくれる気か!ここで成敗してくれる!!」

 

 

 

怒りの剣幕でバルクホルンは固有魔法の怪力を発動し醸下院を殴り飛ばそうと拳を突き上げた。

 

 

バルクホルン「んおりゃああああーーー!!!!!」

 

 

ドォォォォーーーーーーーン!!!

 

 

 

バルクホルン「どうだ!」

 

 

 

だが・・・・

 

 

 

醸下院「いけませんね・・・・人を殴ろうとするだなんて」

 

 

 

バルクホルン「なっ!?」

 

 

 

バルクホルンの背後からいつのまにか醸下院がいることに全く気がつかなかった。

 

 

 

醸下院「カールスラントのウィッチが野蛮だと聞きましたがまさかこれほどとは・・・・」

 

 

 

バルクホルン「黙れ!」

 

 

ヒュンッ!

 

 

醸下院「ふふふ」

 

 

 

バルクホルン「何だこいつ?」

 

 

 

バルクホルンの裏拳を醸下院はテレポートでミーナと美緒のほうに瞬間移動した。

 

 

ミーナ「貴方は一体・・・・」

 

 

 

醸下院「いやーね今日は貴方方を視察しに来たんですよ」

 

 

 

美緒「視察だと?」

 

 

 

醸下院「はい」

 

 

 

ミーナ「そんなの認められないわ!ウィッチが異性との関係は厳禁です!今すぐここから立ち去りなさい!」

 

 

ミーナは激しい剣幕で醸下院を脅したが醸下院はそれを嘲笑った。

 

 

 

醸下院「くくく・・・・やっぱりミーナさんですか?こんな下らない規律を作ったのは」

 

 

 

ミーナ「下らない!?」

 

 

醸下院「そうです!もっとグローバルにいきましょうよ。貴女はそんな女同士の恋愛ごっこして恥ずかしくないのですか?」

 

 

 

ミーナ「なんですって!?」

 

 

醸下院「ミーナ ディートリンデ ヴィルケ、かつて貴女は幼馴染と共にウィーンで歌の勉強を企画していたらしいですがそれをネウロイによって壊され、貴女はウィッチとして軍に所属した。だが幼馴染であるクルトさんがまだ来ないことに不満感が溢れ、貴女はそれをなくすためにその規律を作った!貴女の姿を見たらクルトさんは悲しいでしょうねー」

 

 

 

ミーナ「クルトは関係ないでしょう!!」

 

 

 

ミーナは醸下院の言葉にクルトの名前を聞かれて激昂した。

 

 

 

醸下院「関係ない?本当に貴女は酷いウィッチですねー!貴女はこの501のウィッチ達を家族と呼ばれているのにそこで働く整備士さん達にとって貴女の目ではどう映っているんですか?」

 

 

 

 

ミーナ「そ・・・・それは」

 

 

 

醸下院「そしてバルクホルンさん」

 

 

 

バルクホルン「私?」

 

 

 

醸下院「貴女はカールスラントの戦いで妹のクリスさんが精神的なダメージを負ったじゃないですか?それなのに貴女は宮藤さんという少女がクリスさんと似ているからって勝手に自分の妹にするなんてよくありませんよー?実の妹のクリスさんが可愛そうですねー」

 

 

 

バルクホルン「なっなんだと!!」

 

 

 

醸下院「貴女方501のウィッチの罪はいずれ報いを受けることになりますよ?ねえーミー「パンッ!」え?」

 

 

 

醸下院の額に穴が出来てしまい醸下院は倒れた。

 

 

 

美緒「ミーナ・・・・」

 

 

 

ミーナ「いいの・・・・今は美緒、あなた「くくくく」え?」

 

 

突然、笑い声が耳に響き振り向くと、

 

 

 

ムクリ

 

 

 

ミーナ「え?」

 

 

 

バルクホルン「嘘だろ!」

 

 

 

ミーナの銃によって確かに醸下院の額に命中した。だが醸下院はそれをなんとも思わず立ち上がった。

 

 

 

醸下院「いけませんねーー?話は最後まで聞かなきゃ!」

 

 

 

ミーナ「そんな・・・・貴方は一体・・・・」

 

 

ミーナは醸下院という男に違和感、異形な存在を感じた。

 

 

 

醸下院「そんな銃で私の体には傷ひとつつかないんですよ私にはあの方がついているのだから・・・・」

 

 

 

 

バルクホルン「あの方だと?」

 

 

 

醸下院「でも今日は視察という形で来たのでここで引き上げるとしましょう・・・・さようなら」

 

 

 

 

バルクホルン「なっ!待て!」

 

 

 

バルクホルンは捕まえようとするが醸下院は周りを黒い穴を出現しそこを吸い込む形で入っていった。

 

 

 

 

バルクホルン「糞!逃がしたか?」

 

 

 

 

バルクホルンは舌打ちをし、拳を突き上げたが。天井から醸下院の声が聞こえた。

 

 

 

 

醸下院「坂本美緒さん、最後に貴方にいいことを伝えましょう」

 

 

 

美緒「いいことだと?」

 

 

 

醸下院「それは・・・・」パクパクパクパクパクパク

 

 

 

 

美緒「え!!?」

 

 

 

醸下院「それでは・・・・」

 

 

 

それだけ言い残し醸下院の言葉が聞こえなくなった。

 

 

 

 

ミーナ「何者だったのかしら?ねえ美・・・・え?」

 

 

 

ミーナは美緒を見ると美緒は両手を両腕に掴み上げブルブルと震えだした。

 

 

坂本美緒はエースと呼ばれいつもなら呵々大笑で笑うのだが・・・・何故か美緒は恐怖に怯えるかのように丸くなった。

 

 

 

 

ミーナ「美緒!どうしたの?美緒!」

 

 

 

バルクホルン「少佐!どうしたんだ!?」

 

 

 

 

美緒「あいつが・・・・・・・・あいつが・・・・」

 

 

 

 

そうかつて醇子や徹子と出会う前に彼女、坂本美緒にとってトラウマであり二度と思い出したくもないウィッチの話を聞かされたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロマーニャの基地の女神の像の上で突っ立っている醸下院は辺りを見渡しあることを考えていた。

 

 

 

 

 

醸下院「全く・・・・ウィッチと呼ばれる生き物は本当に救いようがない種族ですよ・・・・でもここから先」

 

 

 

 

醸下院は舌を出しそれをペロリと自分の顔を嘗めた。

 

 

 

 

醸下院「ウィッチには止まらない史上最大の世界大戦が始まる・・・・その時が来たときウィッチは恐怖と絶望に覆い尽くす・・・・そしてその先のシナリオは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

醸下院「勇者そして異世界の戦士対ゼロフォウル!この戦いにゾクゾクが治まらなくて待ちきれない!!」

 

 

 

 

醸下院は不気味な笑みを察し空を眺めた。

 

 

 

 

醸下院「さあ、来なさい。楽しいお遊戯が始まりますよ」

 

 

to be continued

 

 




次回 プリキュア回



アルカに訪れ総弩の家にお世話になるはなたちだが総弩は否定する!


なぜプリキュアは悪になったのかそれは黒き光の使者 キュアブラックにあった。


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ストライクウィッチーズ序章 悪魔の魔女

扶桑の島国から離れた島がある・・・・そこには罪を犯した人間が入ると呼ばれる硫黄島・・・・

 

 

 

その中にある罪を犯したウィッチがそこにいた。

 

 

 

そこはまっ暗闇で朝か夜かもわからない日常に嫌気が指していた。

 

そのウィッチは頭に考えたことを思うと鎖をガジガジと噛むのであった。

 

 

 

 

?「大丈夫ですか?」

 

 

 

 

?「誰だ・・・・?」

 

 

 

 

ウィッチは外から眺めている人間を睨んだ。

 

 

 

 

?「そう睨まないでください・・・・私は貴方を解放しに来たのですよ・・・・」

 

 

 

 

?「解放?」

 

 

 

 

ウィッチはその人間の言葉に疑問を抱いた。

 

 

 

 

?「お前・・・・軍の者じゃないな?何者だ?」

 

 

 

 

?「私は・・・・ゼロフォウルと呼ばれる組織の者です」

 

 

 

 

?「ゼロフォウル?」

 

 

 

?「はい!私達の組織はありとあらゆる世界の者達が結集した組織、そこに貴方をスカウトしに来たのですよ。都井 千香」

 

 

 

千香「・・・・」

 

 

 

 

?「かつて貴方は生まれた時からて扶桑で希望の魔女と期待されていたがあなたはとある事件を起こしてしまい魔女の名を剥奪され親から勘当されこの誰もいない硫黄島に監禁されてしまった。」

 

 

 

 

千香「おい!俺にそんなことを聞かすために来たのか!!」

 

 

 

 

都井千香は激昂しその人間はまあまあと落ち着かせた。

 

 

 

 

?「まあまあ、落ち着いてください!まだ話は終わっていませんよ・・・・確か貴方には幼馴染みがいましたね・・・・坂本美緒という娘が・・・・」

 

 

 

 

千香「美緒・・・・」

 

 

 

 

都井千香は坂本美緒の名を聞いた時怒りがこみ上げた。

 

 

 

 

 

千香「あの木偶の坊・・・・あの事件以来からなんの情報も聞かなくなったな・・・・」

 

 

 

 

?「その坂本さんが今や扶桑の英雄などリバウとかで大活躍されているらしいですよ・・・・」

 

 

 

 

千香「なんだと!?」

 

 

 

その人間の言葉にさらに美緒に対する怒りがこみ上げた。

 

 

 

 

?「見せてあげましょう・・・・」

 

 

 

 

その人間の手のひらから何やら映像が写し出されそこに写されたのは

 

 

 

 

千香「美緒・・・・」

 

 

 

扶桑海事変でネウロイと戦う美緒、そしてリバウ、ブリタニア、ロマーニャでの活躍が写し出された。

 

そして何より千香の怒りが頂点に達した映像がこれだった。

 

 

 

美緒『はーーっはっはっはっはっはっ!!』

 

 

 

千香「!!」

 

 

 

美緒『はーーっはっはっはっはっはっ!!ウィッチに不可能などない!!はーーっはっはっはっはっはっ!!』

 

 

 

 

千香「・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

 

 

 

ガキンッ! ガキンッ!

 

 

 

 

その時、千香を縛っていた鎖の錠が壊され映し出された坂本美緒に襲いかかった。

 

 

 

ガキイィィィーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

千香「あのアマーーー!!!!俺がいないことをいいことにいい気になりやがってええ・・・・殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!」

 

 

 

 

怒りあまりに強くあたる千香、それを見たその人間はほくそ笑んだ。

 

 

 

 

?「そのために貴方を解放しに来たんです!」

 

 

 

 

その人間は人指し指から光弾を発射し都井千香を閉ざした檻を破壊した。

 

 

 

 

?「貴方はこの世界を変える力をもっています!だから貴方にこれを差し上げます」

 

 

 

その人間は棒状のアイテムを千香に渡した。

 

 

 

千香「なんだこれは?」

 

 

 

?「それはデスファイナライザー!かつて悪の巨人の息子が使っていたギガファイナライザーをベースに作られた最凶のアイテムこれでウィッチを殺し貴方が来たことをこの世の中に知らしめるんです」

 

 

 

 

千香「これで世界を・・・・」

 

 

 

デスファイナライザーを手にした千香はみるみる力がみなぎるようにやる気に満ちていた。

 

 

 

 

 

千香「面白い!この力で美緒を・・・・世界のウィッチどもに俺の力が最凶だということを知らしめてやる!はーーっはっはっはっはっはっ!!!!」

 

 

 

 

千香は高笑いしその人間もほくそ笑んだ。

 

 

 

?「ではまず手始めに扶桑に行ってください」

 

 

 

 

千香「ああ」

 

 

 

?「その国に宮藤一郎が隠された物もある」

 

 

 

 

 

坂本美緒の幼馴染みで最凶のウィッチ 都井千香

 

 

そして彼女を解放したその人間、

 

 

そして宮藤一郎の隠された物とは

 

 

 

 

次回ネウロイが消えた。ウィッチが殺された。

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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ストライクウィッチーズ序章 ウィッチの遺体

 

 

ザワザワザワザワ

 

 

 

 

ロマーニャで町中の人々がざわめき始めていた。

 

 

 

 

 

フェルナンディア「どいて!どいて!」

 

 

 

そこからロマーニャ赤ズボン隊 フェルナンディア、マルチナ ルチアナが駆けつけた時、思いもよらない光景を目にした。

 

 

 

 

フェルナンディア「何よ・・・・これ?」

 

 

 

マルチナ「これって・・・・」

 

 

 

ルチアナ「ひどい・・・・」

 

 

 

 

 

それは身体中をズタズタに切り裂かれ血まみれとなったウィッチの遺体だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーブリタニア付近ー

 

 

 

 

 

 

 

ウィッチA「何これ!?」

 

 

 

ウィッチB「こんなことって」

 

 

 

 

ブリタニア付近では巨大な十字架にウィッチの首、手、足を切り裂かれ貼り付けにされたウィッチの死体が多数発見された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてウィッチにとって思いもよらないことも起きた。

 

 

 

 

ロマーニャ第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズ基地

 

 

 

 

―――ジリリリリン!

 

ブリーフィングルームに置いてあった黒電話のベルが鳴り響き、ミーナは受話器をとる。

 

ミーナ「あら?一体なにかしら? はい。こちら501……はい……はい……。!! なんですって!?それは本当なのですか!?」

 

 

 

 

 

バルクホルン「どうしたんだミーナ。急に驚いたりして、何かあったのか?」

 

 

 

 

ミーナ「……皆、今から言うことをよく聞いて。たった今入った上層部からの連絡によると、世界各地のウィッチが虐殺されていってるらしいわ」

 

バルクホルン「なにっ!?まさかネウロイの仕業が……」

 

ミーナ「最後まで聞いて! それが、ネウロイの仕業じゃないらしいわ・・・・まるで切り刻まれたような感じだったらしいわ」

 

 

 

バルクホルン「切り刻まれただと!?」

 

 

 

ミーナの言葉にバルクホルンは驚愕した。

 

 

 

ミーナ「それとネウロイのことなんだけど・・・・」

 

 

 

 

バルクホルン「ネウロイがどうかしたのか?」

 

 

 

 

ミーナ「世界各地のネウロイ、あるいはネウロイの巣が扶桑に集結したらしいわ!」

 

 

 

 

バルクホルン「なんだとっ!!奴等は宮藤と少佐の故郷に目をつけられたのか!」

 

 

 

バルクホルンは急いでストライカーユニットのほうに向かったがミーナがそれを止めた。

 

 

 

ミーナ「そうじゃないらしいわ・・・・」

 

 

 

バルクホルン「なんだと!?どういうことだ?」

 

 

 

 

 

 

ミーナ「ネウロイ達は扶桑を攻撃せずまるで吸い込まれるように消えていったという情報が扶桑の上層部からの報告よ・・・・」

 

 

 

 

 

世界各地のネウロイが扶桑に集結しまるで吸い込まれるように消えていった。

 

 

 

 

 

 

それは扶桑の最高潮とも言える山 富士山に集結した。

 

 

 

 

 

 

 

千香「ふー・・・・これで世界各地のネウロイを吸い上げたな・・・・」

 

 

 

 

?「ええ、お見事です 千香さん・・・・」

 

 

 

 

都井千香はデスファイナライザーで世界各地のネウロイを収納したのであった。

 

 

 

 

 

 

?「今頃、私達の仲間もウィッチ狩りが盛んになっていくでしょう・・・・」

 

 

 

 

 

 

千香「それじゃまずは・・・・俺の恩師に会おうと思う・・・・いろいろとお礼がしたいからな」

 

 

 

 

千香は悪魔のような笑みを出し富士山から降り立った。

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 



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15人の戦士の紹介 その2

氷の戦士 ブリザードフェーミナ

 

 

 

 

ヴァルキリー学園

 

 

 

ヴァルキリー学園は小等部から高等部までのエスカレーター式の学園であり、男性は一人も居ず女性だけが通う学園である。ヴァルキリーの半分は授業などを執り行うが次元の裂け目から現れる女性型の怪物メデューサを倒すことを義務付けられている。そしてその学校には金銀銅などのクラスがあり、金はヴァルキリー最強クラスであり銀はヴァルキリー普通クラスであり、銅はヴァルキリー適正なしである。かつて氷河院 雪李の母はヴァルキリーの中では最強であり周りからは氷の女王と呼ばれていた。

 

 

 

 

 

氷河院雪李/ブリザードフェーミナ

 

 

 

ヴァルキリー学園の生徒会長であり、最強のヴァルキリー、頭脳明晰で文武両道である彼女は影では妹の美香が気になって仕方ないとのことである。母はヴァルキリーの中で最強でありかつて1000体のメデューサを葬った記録もあると言う。父親の意思を継ぐために氷河院コーポレーションの令嬢でもある。

 

 

 

 

鏡美香/氷河院美香

 

 

雪李の妹であり、生き別れた妹である。母親が亡くなってから雪李は父親のほうに美香は父親の妹の夫の旧姓である鏡家に引き取られた。氷河院家にいい気になってると勘違いし何れ姉を殺そうと言う執念を燃やしていた。そして時が経ち美香はヴァルキリー学園でブロンズクラスで入学し醸下院にもらったアナザーガンダムのライドウォッチ、アナザーストライクフリーダムで雪李達を襲った。

 

 

 

 

 

水木晶

 

 

ヴァルキリー学園のブロンズクラスの女子生徒であり、天真爛漫で誰とも友達になるらしい・・・・曲がったことは大嫌いで最強クラスのゴールドにも立ち向かう。だが美香の策略でアナザーストライクフリーダムに進化させるためアナザーフリーダムになった。

 

 

 

 

橋元夕子

 

 

美香と晶と同じブロンズクラスの女子生徒であり、ロングヘアーで前髪で顔を隠している。ヴァルキリーの分析に詳しく色々なヴァルキリーを見るためにこの学園に入ってきたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

金井莉愛

 

 

 

ゴールドクラスのヴァルキリーであり、自分がヴァルキリーの使い手ということでブロンズとシルバークラスを見下している。側近の力子とつるむことが多く戦いの時はゴールドホークで敵を切り裂く。

 

 

 

 

 

下岡目良

 

 

ヴァルキリー学園、シルバークラスの3年生であり、雪李の幼馴染であり、良き理解者、彼女は隈があり彼女は相手を凝視することで他人の個性とそれにあったヴァルキリーを作ることが得意

 

 

 

 

 

 

 

 

登場してないキャラ

 

 

 

氷河院 熊白

 

 

氷河院家コーポレーションの社長であり、雪李、美香の父親でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登場したアナザーヒーロー

 

 

 

 

 

 

アナザーV2ガンダム

 

 

 

金井莉愛が美香の復讐によって利用されたアナザーガンダム特徴的なのは背中の巨大な翼であり、ピンク色のビームの羽を発動し光の翼で相手に突進していく。

 

 

 

 

 

アナザーフリーダムガンダム

 

 

 

晶が美香によって変身させられたアナザーガンダムで、フリーダムガンダムと同じ武器を使うことが可能、だがこれはアナザーフリーダムガンダムのライドウォッチを強化するためのものであった。

 

 

 

 

 

アナザーストライクフリーダムガンダム

 

 

 

 

美香が変身したアナザーガンダム、見た目は人型というより怪鳥に近い姿であり巨大な翼で相手を吹っ飛ばせる。そして羽根のドラグーンで相手をズタズタにする。残酷な怪物である。



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プリキュアが仲間になった!

ゼロフォウルの所はカットしました。


第2の戦士ブリザードフェーミナこと氷河院雪李を仲間になったことで一段落を終えたと思ったがビーストプリキュアの一人キュアスネークの毒に噛まれた直枝を運んでアルカ総合病院に入院させた。

 

 

総弩「幸い命に別状はないらしい・・・・」

 

 

 

ひかり「はい よかったですね」

 

 

 

総弩「そうだな」

 

 

 

ひかり「勇光さん?」

 

 

 

 

滝東也「よっ!また会ったな!勇光」

 

 

 

ラース「ウホ!」

 

 

 

総弩「お前・・・・」

 

 

 

ひかり「ひゃああ!?勇光さん!あれ大きいお猿さん・・・・」

 

 

総弩「実はな・・・・雁淵」

 

 

 

総弩が事情を説明すると行き着けの武器屋から出て自宅に戻ろうとするとそこに待っていたのはこの滝東也と呼ばれる男とゴリラのラースであった。

 

 

・・・

 

 

 

 

総弩「であってこんな形で出くわしたということだ」

 

ひかり「そうだったんですね」

 

 

 

 

 

 

 

滝東也「なんだ?お嬢ちゃん、そいつの彼女か?」

 

 

 

ひかり「えっ!///」

 

 

ひかりは滝東也に総弩の彼女と呼ばれ動揺した。

 

 

 

ひかり「いや、その私は///勇光さんの彼氏なんて///」

 

 

 

滝東也「ははは!お嬢ちゃん可愛いな!」

 

 

総弩「なんの話してんだよ?」

 

 

 

滝東也「なあ 総弩、俺達もお前んちに行っていいか?」

 

 

ラース「ウオッ!」

 

 

総弩「は?なんで?」

 

 

 

滝東也「俺もお前に興味を持ったんだよ。だからさ」

 

 

 

滝はにっと笑い総弩はやれやれと溜め息を吐いた。

 

 

 

総弩「・・・・勝手にしろ」

 

 

 

滝東也「よし!」

 

 

 

 

総弩はトルネードで滝東也はサイドカー付きのバイクで自宅に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ただいま・・・・」

 

 

愛子「あっ!総ちゃん!お帰りなさい!」

 

 

 

愛子は慌てて総弩に駆けつける

 

 

 

総弩「愛さん・・・・」

 

 

 

愛子「聞いたわよ!管野ちゃんがやられたって、大丈夫なの」

 

 

総弩「幸い命に別状はないらしいよ」

 

 

 

愛子「そう・・・・よかった」

 

 

 

愛子は直江の件を聞いてへなへなと腰を落とした。

 

 

愛子「ひかりちゃん」

 

 

 

ひかり「は・・・・はい」

 

 

愛子「ごめんなさい・・・・貴方達二人であっちの世界にいかせるなんて・・・・本当にごめんなさい」

 

 

 

ひかり「いえ、その世界の人達とお友達になれたしよかったです」

 

 

 

 

ひかりの笑顔に愛子は安堵した

 

 

愛子は総弩にある事情を説明しようとした矢先に空間に稲妻が走った。

 

 

バチバチバチ!

 

 

 

 

総弩「なんだ!?」

 

 

 

愛子「もしかして!次元ホールが出現!」

 

 

 

 

愛子の言葉に次元ホールが出現し現れたのは6人の少女と一匹のハムスターであった。

 

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

総弩とひかりは珍しげに見たが愛子は彼女達が何者なのかわかっていた。

 

 

 

 

 

 

 

?「うう・・・・ここどこ?」

 

 

?「みんな大丈夫!」

 

 

?「うん・・・・」

 

 

 

?「異常はありません・・・・えみるは」

 

 

 

?「大丈夫なのです」

 

 

 

?「みんな無事で何よりや」

 

 

?「はぎゅ!」

 

 

 

?「それにしてもここどこ・・・・ん?」

 

前髪がすこしおかっぱの少女は周りを見渡したが目の前に立っていたラースを見て驚く。

 

 

 

 

 

ラース「ウオッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

はな「めちょっくー!!

 

 

 

さあや「ゴリラ!!」

 

 

ほまれ「なんでゴリラがいるの!」

 

 

ルールー「ゴリラ・・・・」

 

 

えみる「ゴリラなのです!」

 

 

 

 

はぐたん「はぎゅー」

 

 

一同はラースを見て驚きはぐたんははしゃいでいた。

 

 

 

滝東也「おいおいお嬢ちゃん、ゴリラだからってそんなに驚くことじゃねーだろ」

 

 

?「あなたは・・・・」

 

 

 

滝東也「俺は滝東也・・・・そしてこいつは相棒のラース、このアルカでこいつと一緒に一匹狼をしているものさ」

 

 

 

ルールー「一匹狼・・・・人とゴリラがどうして一匹狼というのですか?」

 

 

 

滝東也「いや・・・・そこ突っ込むところか?」

 

 

 

 

 

総弩「君たちは?」

 

 

 

 

?「ここってはぐくみ市じゃないんですか?」

 

 

 

総弩「はぐ・・・・くみ市?」

 

 

そんな町・・・・日本にあったか?

 

 

 

 

愛子「あなた達・・・・名前は」

 

 

 

はな「野乃はなです」

 

 

さあや「薬師寺さあやです」

 

 

ほまれ「輝木ほまれ・・・・です」

 

 

ルールー「ルールーです・・・・」

 

 

えみる「愛崎えみるなのです」

 

 

 

ハリー「ハリハムハリーやこっちははぐたんや」

 

 

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

 

 

総弩「へ?はりもぐハーリー?」

 

 

ハリー「ハリハムハリーや!」

 

 

 

総弩「でも普段ははりもぐハーリーだろ!」

 

 

 

ハリー「いや、はりもぐハーリー知らんし!」

 

 

 

 

愛子は真剣な表情ではなたちに詰め寄る。

 

 

 

愛子「あなた達・・・・一体どうやってここに来たの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「なるほどね・・・・」

 

 

 

はなたちの話からすればこうだ・・・・はぐくみ市でプリキュアに似たロボットが現れ町のみんなに被害を及んでいた・・・・はなたちはプリキュアに変身して戦ったがキュアアリスやキュアカースと呼ばれるプリキュアが現れ圧倒され突然出現した次元ホールに吸い込まれ今にいたるらしい

 

 

 

 

 

総弩「プリキュア!?」

 

 

はな「どうしたんですか?」

 

 

 

総弩「いや・・・・別に・・・・」

 

 

 

 

 

愛子「総ちゃん!こっち来て!」

 

 

 

愛子は総弩の袖を引っ張ってはなたちのいないところに連れてきた。

 

 

 

 

 

 

総弩「愛子さん!あいつらプリキュアって「しーーーーー!!」!」

 

 

 

愛子「いい、このことは私と総ちゃん、そして星奈ちゃん達の秘密よ」

 

 

 

総弩「なんで師匠も?」

 

 

 

愛子「星奈ちゃんもプリキュアの全てが悪じゃないとわかっているからよ。それにDWD総統もプリキュアの全てが悪じゃないと判断している。」

 

 

 

 

総弩「総統も・・・・わかった。この事は他言無用にするぜ」

 

 

 

愛子「よろしくね」

 

 

 

 

総弩と愛子が会談している途中、すこし離れた場所で聞いていた滝東也がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「まあここに来たんな歓迎するよ。俺は勇光総弩よろしくね」

 

 

 

 

 

 

 

ハリー「今後ともよろしゅうな」

 

 

 

 

 

総弩「なんだ?このハ○太郎」

 

 

 

ハリー「ハ○太郎ちゃうわ!ハリーや!」

 

 

 

総弩「ええーー!!あのはりもぐハーリー!?」

 

 

 

ハリー「はりもぐちゃうわ!!ハリハムや!」

 

 

 

総弩「確か大工道具を持ってゲンノウを持った・・・・」

 

 

 

 

ハリー「マイ○ム組ちゃうわ!てか詳しいな!」

 

 

 

総弩「わかった!たしかキ○ィち○んと一緒にいるあのキャラが・・・・」

 

 

 

ハリー「コ○コ○ク○○ンと言うんじゃないやろな!」

 

 

 

総弩「正解!」

 

 

 

ハリー「なわけあるか!!」

 

 

 

総弩とハリーの漫才に唖然とするプリキュアとその住居者達

 

 

 

 

はな「あの人・・・・面白い人だね」

 

 

さあや「本当ね」

 

 

ほまれ「それにしてもここってどこなの?」

 

 

 

 

 

愛子「ここはありとあらゆる異世界、平行世界とつながりありとあらゆる世界からの住人が暮らす世界、その名も異世界都市アルカよ」

 

 

 

はな「異世界都市どんなところですか!!見てみたい見てみたい!!」

 

 

はなは目をキラキラさせてはしゃぎまくった。

 

 

愛子「それじゃガイドは総ちゃんにお願いするわね」

 

 

 

 

 

総弩「へ?」

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 




次回予告





次の戦士は雷の戦士




そこには妖怪が現れるという町だった。





現れるアナザーカゲスター




次回 「第3の戦士 麒麟槍士 」


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アルカにご案内その1AからJ地区まで

ーディファレントタワー会議室ー

 

 

 

 

この部屋で総統であるミストと10人のDWDの上層部にあたる元老院達と司令官である黒井星奈 側近として立っている野乃ことりがいた。

 

 

 

「まさかこのアルカにプリキュアが来たとはな」

 

 

「幸いまだアルカの住民達はプリキュアの正体があの少女だというこは気づいていない」

 

 

 

「もしこのアルカでその少女達が変身すれば住民達がパニックを起こす」

 

 

「どう責任を取るつもりだ黒井君」

 

 

 

元老院達は黒井星奈を睨む。

 

 

 

 

 

星奈「万が一の場合・・・・彼女達がプリキュアに変身した場合・・・・我々DWDが排除します」

 

 

 

 

「そうかでは「万が一の場合です」ん?」

 

 

星奈「彼女達の身になにもないよう我々DWDが監視します。そして勇光達の旅の手助けする場合、私が彼にそのことを伝えます。」

 

 

 

 

「なっ!そん「いいだろう!」総統!」

 

 

 

 

元老院達の座るテーブルの中心に総統のミストが声を発した。

 

 

 

ミスト「黒井司令・・・・彼女達プリキュアは勇者にどのような影響になるかわかっているのかい?」

 

 

 

星奈「はい・・・・今やあのサカヅキ元帥や風鳴訃堂がプリキュアを根絶やしにしようと動いています。だがもし彼女達と勇者が手を結べばプリキュア帝国あるいはゼロフォウルに多大な影響を及ぼすと私は思っています」

 

 

 

 

 

 

ミスト「ふむ・・・・プリキュア帝国やゼロフォウルそれに今やサカヅキ元帥や風鳴訃堂という危険因子が蠢いている。それにあのホワイトファングも動いているそうだな」

 

 

 

 

星奈「ホワイトファング・・・・あのアダムトーラスの率いる軍隊・・・・」

 

 

 

 

ミスト「黒井司令・・・・今から君達DWDはプリキュアと勇光および獅子王、聖空を護衛を任ずる!」

 

 

 

 

 

「「はっ!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ここはアルカS地区昭和タウンだ。

 

 

 

 

さあや「昭和タウン?」

 

 

 

総弩「ここは昭和時代初期から後期までを再現した街で呼んでいるんだ。」

 

 

 

 

ほまれ「S地区ってことはほかにもあるの?」

 

 

 

総弩「ああアルカ中心のセントラルの周りにはいろんな時代や街、都市をイメージしたのがたくさんあるんだ」

 

 

 

はな「どんなのですか!?教えてください!」

 

 

 

 

 

総弩「ほんじゃ今回は溜まりに貯まったカードで案内してやるか」

 

 

総弩は懐からブラックカードを取り出した。

 

 

 

はな「それは?」

 

 

 

総弩「ワールドカード!この中には計り知れないという名の額が貯まっている。今からでも消費しなくちゃな!」

 

 

 

 

ルールー「そのカードにはいくら積まれているのですか?」

 

 

 

総弩「そうだな・・・・ざっと100兆円くらいかな?」

 

 

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

さあや「え?」

 

 

 

ほまれ「え?」

 

 

ルールー「?」

 

 

えみる「え?」

 

ハリー「へ?」

 

 

はぐたん「はぎゅ?」

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

総弩のあり得ない言葉を聞いた時、一同(はぐたんとルールーは別)はドン引きした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして総弩はタクシープでアルカにあるいくつもの町や都市を案内した。

 

 

 

 

総弩「まずA地区アメリカシティーここは地球のアメリカをモチーフにした場所で有名な自由の女神やグランドキャニオンなどが存在する。」

 

 

はな「うわあ!本当に自由の女神がある!」

 

 

はぐたん「はぎゅー!」

 

 

 

総弩「続いてB地区ビーストタウン、ここは世界中の動物達が滞在し獣人などがここに住んでいる。」

 

 

 

さあや「まあ!ケモ耳の生えた子供が遊んでいます」

 

 

ほまれ「きゃわたん///」

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

ルールー「次はどのような所があるでしょうか?」

 

 

 

総弩「ああそうだな」

 

 

総弩は気をとりなおして他の町を紹介する。

 

 

 

 

総弩「C地区は中華タウン!ここは中国をメインになっている。なかでも少林寺憲法は有名だ」

 

 

はな「あっ!ラーメンの匂いがする・・・・」

 

 

 

総弩「そしてD地区は忍村・・・・ここにはありとあらゆる忍者が住んでいる甲賀や伊賀・・・・風魔ほかにもいろんな里の忍者がいる」

 

 

 

えみる「忍者もこの世界にいるなんて・・・・興味しんしんなのです」

 

 

総弩「E地区は江戸シティー江戸時代をモチーフとし侍などが存在する記念撮影も出来るぞ」

 

 

 

ルールー「侍・・・・とても興味深いです」

 

 

 

 

総弩「F地区ファンタジータウンは戦士や魔法使いなどRPGなどのモチーフとしているのがいる。強い戦士がいればスカウトすることもあるけどな」

 

 

 

はな「スカウトって?」

 

 

 

総弩「DWDの勧誘だ。」

 

 

 

 

ほかにもG地区ゲームシティーなどH地区平成シティーそしてI地区はありとあらゆる異世界の情報をキャッチ出来るネットシティーなどが存在する。

 

 

総弩「そしてJ地区はみんなが大好きな恐竜パークだ」

 

 

 

 

アルゼンチノサウルス「ブオオオオオ!!」

 

 

 

 

さあや「アルゼンチノサウルス!」

 

 

 

ほまれ「大きい!」

 

 

 

えみる「見てください!あそこにはマンモスにインドリコテリウム!アリシノテリウムまでもいるのです!」

 

 

 

総弩「よく知ってるな」

 

 

はな「めちょっく!なんで恐竜じゃないのがいるの?」

 

 

 

総弩「恐竜パークは恐竜以外にも絶滅として認定された動物もいる・・・・DWDによって平行世界で隕石、病気、あるいは人間によって駆逐されそうな所を救いだしここで保護していたんだ」

 

 

 

ハリー「せやけどティラノとか肉食はおらんなどこにおるんや」

 

 

 

総弩「ああ、ティラノとかの肉食系動物はあそこに保護されている」

 

 

 

 

はな「あのドームみたいな所・・・・」

 

 

はぐたん「はぎゅ」

 

 

 

 

総弩「見たいか?」

 

 

 

はな「えー見れるの!見たい!見たい!」

 

 

 

 

 

はながあまりにも興奮していたのので止まって恐竜パークに入っていった。

 

 

 

 

結果、小型恐竜ふれあい広場ではなたちは子供(子供だけど)のように乗ったりもし、ほまれかマンモスの鼻に股がってすこし怖がってたりさあやは子供の恐竜や哺乳類などを見て感心したりもした。ルールーはケブカサイやドードー見て何かを感じたりしていた。そしてハリーは子供のトリケラトプスの背中にはぐたんを乗せたりしておおはしゃぎだった。

 

 

 

 

そして最後の肉食系動物のいるドームではティラノの雄叫びではぐたんは泣き変わりにスミロドンを見て笑顔になった。

 

 

 

そしてはなはディアトリマを見て笑ったがさあやの知識で肉食で狂暴という肩書きに驚く。

 

 

 

 

 

 

最後に恐竜パーク名物の翼竜ダイビングというものがある。

 

 

 

 

 

恐竜パークの翼竜エリアで総弩達はこれから翼竜の足に捕まって空の旅を満喫できるというエリアだ。

 

 

 

ここでは子供だけじゃなく大人でも評判である。

 

 

 

 

 

ルールー「でもプテラノドンなどの翼竜は肉食という肩書きがありますが大丈夫でしょうか?」

 

 

 

 

総弩「そこは安心しろ!ここには恐竜使いがいるからな」

 

 

 

 

はな「恐竜使い?」

 

 

 

 

総弩「あれを見ろ」

 

 

 

 

総弩が指差した方向を見るとそこには一人の女性がランフォリンクスを手をうまくスムーズに振ってこっちによってきた。

 

はな「うわー!めっちゃイケてる!なにあれ!?」

 

 

 

総弩「あれは翼竜を呼び戻すための合図だいうなれば恐竜使い 鷹匠みたいなもんだな」

 

 

 

 

さあや「なるほど・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして総弩達は恐竜使いの人と一緒にどのような翼竜に乗ってもらうか選ばせた。

 

 

 

 

恐竜使い「それではどのような翼竜するか選んでください」

 

恐竜使いがはなたちに見せた翼竜はこの通りだ。

 

アンハングエラ

 

エウディモルフォドン

 

ケツァルコアトルス

 

ズンガリプテルス

 

タラソドロメウス

 

ディモルフォドン

 

ドリグナトゥス

 

プテロダウストロ

 

プテロダクティルス

 

プテラノドン

 

ペテイノサウルス

 

ランフォリンクス

 

 

などがある。

 

 

 

さあや「じゃあ私はこの子で」

 

 

 

ほまれ「じゃあ私はこっち!」

 

 

はな「え?え?えーー!?」

 

ルールー「では私は彼と」

 

 

えみる「私はこの子と行くのです!」

 

 

はな「めちょっくーー!!」

 

 

 

みんなが好きな翼竜を選んでショックするはな、こうなったら定番のプテラノドンを選ぼうとするが

 

 

 

 

ハリー「悪いはな・・・・とってもうた」

 

 

はぐたん「はぎゅ!!」

 

はな「めちょっくーー!!」

 

 

 

先にハリーに取られてめちょっくした。

 

 

 

 

総弩「いろいろ選んだな」

 

 

 

 

はな「じゃあ!!私はこっちーーーーー!!!」

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほまれ「いやっほーーー!!!気持ちいい!!」

 

 

 

 

ほまれが選んだのはエウディモルフォドン愉快な空中飛行で喜んでいた。

 

 

 

さあや「ほまれーー!!」

 

 

 

ほまれ「さあや!イケテんじゃん!」

 

 

 

さあやが選んだ翼竜はアンハングエラ、大きい顎が特徴的な翼竜にさあやは興味しんしんであった。

 

 

 

 

ルールー「さあや、ほまれ」

 

 

えみる「まってほしのてすー!!」

 

 

ルールーはプテロダウストロ、えみるはプテロダクティルスに乗って空中を楽しんでいた。

 

 

 

ハリー「おーい待ってやーー!!」

 

 

はぐたん「はぎゅーー!」

 

 

 

プテラノドンに乗って来たハリーとはぐたんなかでもはぐたんは笑顔ではしゃいでいた。

 

 

 

 

 

さあや「ところではなは?」

 

 

 

ほまれ「さあ、どこにもいないけど」

 

 

 

 

はな「わあああああああ!!!止めて止めてーー!!」

 

 

 

 

 

「「「「はな!ってええええーーー!!」」」」

 

 

 

 

 

はな「めちょっくーーー!!!!」

 

 

 

 

 

はながいまのっている翼竜は羽が約11mもあるケツァルコアトルスであった。

 

 

そしてこれは二人乗りようだったので総弩も参加している。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「うおおおおお!!!」

 

 

 

はな「うわあああああ!!!」

 

 

 

あまりの空中飛行にはなは怖くて暴れてしまう

 

 

 

 

総弩「おい・・・・暴れんなって!?」

 

 

 

総弩は暴れるはなを落ち着かせようとする。

 

 

 

 

総弩(これがあの美優を殺したプリキュアの一人・・・・でもこいつには悪意みたいなのは全くない・・・・むしろ純粋な子供そのものだ。)

 

 

 

 

美優・・・・君が生きていたら・・・・プリキュアを見てどう思う?

 

 

 

総弩(俺だったら・・・・信じてみたい・・・・こいつらをプリキュアを・・・・)

 

 

 

 

総弩は心の中でプリキュアのことを信用してみたいと感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はな「はあーたのしかった!次はまた来よう!」

 

 

 

 

総弩(さっきまで気持ち悪くなって吐いてて奴の言うことか?)

 

 

 

 

総弩はその後ははなはあまりの空中飛行に顔が青くなって急いでバケツを用意し・・・・ということになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「そんじゃそろそろ帰るか・・・・続きの案内はまた今度な・・・・」

 

 

 

 

 

総弩ははなたちを見て微笑んだ。

 

 

 

 

tobecontinued

 



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22話 第3の戦士

ここは京都

 

 

ここはありとあらゆる世界遺産、名物、文化などが残された日本の名スポットである。

 

 

 

 

だがこの京都には闇の影に潜む邪悪な存在、魔鬼と呼ばれる妖怪を模した怪人が潜んでいるという。

 

 

 

そしてそれと立ち向かう戦士がいた。

 

 

 

その名は神獣 麒麟の角を槍にして雷を纏う者 その名は

 

 

 

麒麟槍士

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はな「わあーー!!京都めっちゃイケてるーー!!」

 

 

 

はぐたん「はぎゅーー!!」

 

 

 

さあや「まだ修学旅行に行く前に京都に来れるなんて夢みたい」

 

 

 

ほまれ「どれもこれも綺麗でどこに行くのか迷っちゃうなー」

 

 

 

ルールー「京都・・・・人類が残した遺産が多数存在し、人々の文化や自然を大昔と変わらない姿を保っている・・・・素敵な所ですね」

 

 

 

 

えみる「美味しいものとかありそうなのです!ルールーも行くのです」

 

 

 

 

 

4人のプリキュアが修学旅行気分でウキウキしてる時にハリー

 

 

 

 

ハリー「なあ、お前ら・・・・」

 

 

はな「どうしたの?ハリー」

 

 

 

 

総弩「お前らこの世界に来た目的を忘れんなよ」

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

 

はなはハリーの後ろを覗くとそこにはニヤニヤと笑う滝東也の隣にすこしイラついている総弩がいた。

 

 

 

 

 

総弩がイラついている理由 それは

 

 

 

 

 

常和荘の電話にDWDの星奈が電話に出てきた。

 

 

 

 

星奈「総弩・・・・いまあなたの所にプリキュアがいるわね」

 

 

 

総弩「はい・・・・」

 

 

星奈「幸いこのアルカでプリキュアの正体が彼女だということは住民達は知らない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「お前ら・・・・来い」

 

 

 

 

はな「は・・・・はい」

 

 

 

 

 

はな達は渋々総弩の所に集まった。

 

 

 

 

 

総弩「まず最初に3つの約束を守ってもらう」

 

 

 

 

さあや「3つの」

 

 

 

ほまれ「約束?」

 

 

 

 

総弩「そう!まず一つお前達は俺の戦いをよく見とけ!」

 

 

 

「「「「「「はっ?」」」」」」

 

 

 

総弩「二つ俺の合図でお前達は変身しろ!」

 

 

 

えみる「あの・・・・それは」

 

 

 

総弩「そして3つ・・・・ジェネラルプリキュアやプリキュア帝国が現れた時決してプリキュアになって戦うな!以上・・・・」

 

 

 

 

総弩の課せられた3つの約束を聞いて唖然としたプリキュア達

 

 

 

ハリー「待ってや!総弩!2つの約束はまだしも3つの約束・・・・そのジェネラルプリキュアやプリキュア帝国と戦ったらいけんのや?」

 

 

 

 

総弩「理由は一つプリキュア帝国に所属するジェネラルプリキュアには“プリキュアウェイク”っていうのがある?」

 

 

 

はな「プリキュアウェイク?」

 

 

 

総弩「プリキュアの力を解放する力だ。その力を受けたものは力に溺れ暴走を引き起こす恐ろしいものだ。」

 

 

 

総弩の言葉にはなたちは悩む。

 

はな「じゃあ、どうすればいいんですか?」

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

総弩はもしはな達プリキュアがジェネラルプリキュアに出くわした場合・・・・どうすればいいか考えた。

 

 

 

はな「!」

 

 

さあや「!?」

 

 

ルールー「!?」

 

 

えみる「!?」

 

 

 

ハリー「・・・・」

 

 

 

 

総弩「・・・・結果的・・・・逃げろ!」

 

 

 

「「「「「「えー・・・・」」」」」」

 

 

 

はぐたん「はぎゅー」

 

 

 

 

それだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩達はこの世界の戦士を探すために地図に書かれた「妖相談所」と呼ばれる所を探していた。

 

 

 

 

総弩はほまれに叩かれた頬を撫でて思った。

 

 

 

 

総弩(これもあいつらを守るためなんだよな・・・・愛さん)

 

 

 

総弩はこの世界にくる前に愛さんから言われたことを思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩『プリキュアを戦わせるな?どういうことなんだ?』

 

 

 

 

愛子『ええ・・・・たった今プリキュアの中に未知なる強さを持った奴がいるという情報が出たらしく・・・・そいつはプリキュアの力を自分の中に取りこみ自分の強さに変えているということがわかったの。』

 

 

 

 

 

総弩『それをなんであいつらを別の世界に・・・・そこがわからない・・・・』

 

 

 

愛子『あの赤ちゃん・・・・はぐちゃんにはあの子達が必要なの・・・もしかしたらあの赤ちゃんにはその世界の戦士達に大きな影響が与えるかもしれないわ・・・・』

 

 

 

 

総弩『要するにあいつらとあの赤ちゃんも守れと』

 

 

 

 

 

愛子『そっ♪』

 

 

 

 

総弩『・・・・・・・・わかった』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩は渋々愛子の言葉に従った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩(これでいいんだよな・・・・愛さん)

 

 

 

 

 

 

 

滝東也「どうやら着いたらしいぞ・・・・」

 

 

 

 

総弩「ここか・・・・って」

 

 

 

 

たどり着いた妖相談所だが見た目は・・・・

 

 

 

 

はな「オンボロ」

 

 

 

さあや「あはは・・・・」

 

 

 

ほまれ「この家にお化け出そう・・・・」

 

 

 

ルールー「清潔間0・・・・」

 

 

えみる「中はどうなっているんでしょう・・・・」

 

 

 

はぐたん「はぎゅ・・・・」

 

 

 

 

 

ハリー「ほんまにここにその戦士がいるんか?」

 

 

 

 

その妖相談所はオンボロで虫が寄り付き、ネズミが開けたような穴もあり、人が寄り付きにくい幽霊屋敷そのものだった。プリキュア組は不満そうな言葉をぶつけられた。

 

 

 

 

 

 

総弩「そんじゃ!」

 

 

総弩はドアをノックしようとドアを叩こうとした次の瞬間

 

 

 

 

 

 

 

バゴオォォォォーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

総弩「ぶっ!?」

 

 

 

 

 

?「ぎえええええええええええ!!!!!」

 

 

 

 

 

ドオォォォォーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

『ええええええええええ!!!!?』

 

 

 

 

 

突然の衝撃の展開に声を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

?「まったく!とっととこのボロ家から立ち退いてもらうわよ!!」

 

 

 

 

 

?「ほにゃあー」

 

 

 

 

突然の30代男性の背中にブッ飛んだ総弩、そして立ち退きの紙を出された強気の女性・・・・そして麒麟槍士とは一体・・・・まて次回!

 

 

 

 

 

 

 

 




一方ラースは・・・・




ラースはジゲンマジーンの調整と整備を行っていた。





ラース「ウオッ!ウオオオオオ!」(俺も行きたかった!)




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23話 総弩 ・滝&プリキュア 妖怪討伐大作戦

敵は次の話で登場させます。


 

 

 

 

私の名は阿倍 開春

 

この妖相談所の所長である・・・・私はこの京都に漂う謎の怪奇現象を解決するため弟子とともにその事件を追跡しているのだ。

 

 

そして今・・・・新たな以来が来るとおもったら・・・・

 

 

 

 

?「ちょっと!」

 

 

 

開春「げっ!」

 

 

 

現れたのは隣のオーナーの娘である光希 江奈

 

 

 

江奈「今日限り!このボロ家から立ち退いてもらうわよ!」

 

 

 

 

開春「そんな殺生な・・・・」

 

 

 

開春は涙を流しながら江奈に許しをここうとする。

 

 

 

?「ZZZ・・・・」

 

 

 

開春が涙を流して江奈に許しをこいてる時、ソファーの上で少年漫画を開いたまま顔を隠して寝ている青年がいた。

 

 

 

 

 

江奈「あいつは?」

 

 

 

開春「ああ、一週間前に入った新人だよ!事件の時は真剣なんだけど・・・・暇な時はいつもああして寝てるんだよ」

 

 

 

 

江奈「ふーん・・・・」

 

 

 

江奈はジト目でその青年を見る。

 

 

 

 

開春「ねえ、お願いだからここを追い出すのはやめて!そんなことをしたらどこで寝ればいいのか・・・・外で寝たら死んじゃうよ・・・・」

 

 

 

 

江奈「だったら田舎に帰れば!!」

 

 

 

開春「そんなーー!!ってあらーー!!」

 

 

 

 

ドーーーーン!!

 

 

 

 

ボロ家だからか腐りかけた床が壊され開春の足がめり込んだ。

 

 

 

 

 

江奈「ちょっと!大丈夫?」

 

 

 

開春「大丈夫!そしていい眺め///」

 

 

 

両足がめり込んで落ちた開春の視線は江奈の下・・・・

 

 

 

 

江奈「バカアアアアアア!!!!」

 

 

バキッ!!

 

 

 

 

開春「うおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

 

バゴオォォォォーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

総弩「ぶっ!?」

 

 

 

 

 

 

江奈の強烈なキックが開春の顔面に炸裂しその威力で開春はドアの壁をぶち抜いてブッ飛んだ。

 

 

開春「ぎえええええええええええ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオォォォォーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ええええええええええ!!!!?』

 

 

 

 

 

開春がブッ飛んで総弩も巻き添えでコンクリートの壁に激突した。壁がめり込むほどに・・・・

 

 

 

 

 

 

江奈「まったく!とっととこのボロ家から立ち退いてもらうわよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

開春「ほにゃあー」

 

 

 

 

開春は江奈の余りの衝撃のキックにブッ飛んでのびてしまい。

 

 

 

総弩は背中を武装色でガードしていたのでセーフであった。

 

 

 

 

 

 

江奈「あら?」

 

 

 

江奈は開春の後ろにいる人物に気がつき周りを見るとそこにははな、さあや、ほまれ、ルールー、えみる、ハリー、はぐたん、滝東也が妖相談所の前に立っていた。

 

 

 

 

 

江奈「もしかして・・・・依頼の人?」

 

 

 

 

ピクッ!

 

 

 

開春「依頼の人!!やったー!!」

 

 

 

 

総弩「うわっ!」

 

 

 

開春が大喜びで万歳するとそのバンザイの拳が総弩の顎当たった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある金閣寺にて

 

 

 

 

「わあ!すごーい金ぴか!」

 

 

「だろ!」

 

 

 

若者カップルが金閣寺を眺めてイチャイチャしている時その金閣寺の池の底に何かが近づいていた。

 

 

そして次の瞬間!

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

 

「え?」

 

 

 

 

?「ガアアアアアッ!!」

 

 

「うわあああああ!!!」

 

 

 

 

バシャーーーーン!!

 

 

 

「きゃあああああーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボロ家あるいは妖相談所の中にて・・・・総弩達はある人物について訊ねた。

 

 

 

 

開春「で・・・・何かご依頼はどんな怪奇事件、あるいは猫探しなんでもお受けしますよ!!」

 

 

 

開春は調子にのって総弩達にグイグイと詰め寄るが総弩はたった一言・・・・

 

 

 

 

総弩「“麒麟槍士”と呼ばれる戦士を探しているんだが・・・・」

 

 

 

 

開春「え!」

 

 

 

江奈「何それ?」

 

 

 

?「!」ピクッ!

 

 

 

総弩の言葉に開春は動揺し、江奈はキョトンとし、ソファーの上で寝ていた青年はその言葉を聞いて目覚めた。

 

 

 

 

 

 

開春「麒麟槍士?いやぁなんですか?それさっぱりわからんなー」

 

 

 

総弩「かつて平安時代で京と呼ばれたこの町でかつてありとあらゆる魔鬼達が人々の多大な被害が起こった。だがその時、中国から神獣 麒麟が現れ多数の魔鬼達を凪ぎ払っていった。そして麒麟はこの町を守るためある人間の一族と契約を交わし魔鬼と戦うことになった。そして寿命を迎えた麒麟はその一族に自分を槍にして人々のために尽くすことを一族は約束した。だが3年前、その一族の末裔がある事件を起し破門され行方不明になった。違うか?」

 

 

 

 

開春「それは・・・・その・・・・」

 

 

 

 

はな「あのー」

 

 

 

総弩「どうした?」

 

 

 

はなが手をあげてなにか質問しようとした。

 

 

 

はな「キリンってあの動物園にいる首の長い動物のことですか?」

 

 

 

 

ガクッ!

 

 

 

 

麒麟を動物のキリンと勘違いし一同はずっこけた。

 

 

 

 

 

総弩「はあ、いいか野乃・・・・麒麟というのは「神の獣」ん?」

 

 

 

 

ソファーの上で寝ていた青年が起き上がり麒麟についての説明をした。

 

 

 

 

 

?「麒麟は一般には「鹿の胴体、牛の尾、馬の足、狼の頭部」を持ち、額に肉の鞘で覆われたツノを1本生やす。文献によっては全身に鱗が生えていたり焔の翼を持っていたり、或いは頭が龍に似ていたり、時代によってその姿は異なるらしい・・・・」

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

 

?「東岸諸国から実在動物のキリンをはじめ、ライオン・ヒョウ・ダチョウ・シマウマ・サイなどを帰国時の1419年に運び、永楽帝に献上した。永楽帝はとくにキリンを気に入り、伝説上の動物「麒麟」に姿が似ていたこと、また現地のソマリ語で「首の長い草食動物」を意味する。実在の麒麟”として珍重したと言われるらしい」

 

 

 

 

はな「麒麟って神様なんだすごーい」

 

 

 

総弩「あんたやけに詳しいな・・・・」

 

 

 

?「いや・・・・なんでも自分は古代の神話に興味があるから」

 

 

 

 

開春「ああ!みなさんこいつは一週間前に入った新人で名前は・・・・」

 

 

 

 

?「稲荷 一馬(いなり かずま)です。よろしく」

 

 

 

 

一馬は総弩に近づいて握手をした。

 

 

 

 

総弩「握手をする時はグローブを着けたままなんですね?」

 

 

 

 

総弩は一馬の両手にはグローブをつけていてすこし怪しんでいた。

 

 

 

一馬「すいません。実は僕とても冷え性なんで素で触ると相手が寒がられると思って・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

 

 

バタンッ!

 

 

 

 

 

開春「ん?」

 

 

 

 

「はあ、はあ、はあ、」

 

 

 

 

現れたのは金閣寺でイチャイチャしていた若者カップルの彼女が息を切らしてドアを開けた。

 

 

 

 

 

さあや「どうしたんですか?血相を変えて・・・・」

 

 

 

 

「助けて・・・・黒い怪物が私のカレシを」

 

 

 

 

『!?』

 

 

 

 

 

彼女の情報では金閣寺でイチャイチャしていた時、金閣寺の池の底から黒い細長い怪物であり恐ろしい形相でそのカレシを池に引きずり込んだと言う・・・・

 

 

 

 

 

 

「お願いします・・・・どうか彼のことを・・・・」

 

 

 

 

開春「ふーむ・・・・池の底から現れた黒い怪物ですか?お嬢さん安心してください。この怪奇事件専門の阿倍開春がスパーッと片付けちゃいますよ!ひゃひゃひゃひゃ!」

 

 

 

開春は調子に乗って歯を剥き出しにしながら笑った。

 

 

 

 

総弩(うわーひどい顔・・・・歯を隠せばまあまあかっこいいほうなんだけどな・・・・)

 

 

 

 

総弩は心の底から愚痴っていた。

 

 

 

 

 

「本当ですか!ありがとうございます!」

 

 

 

 

開春「よし!一馬早速金閣寺まで出動するぞ!」

 

 

 

一馬「はい!」

 

 

 

 

江奈「ちょっと!?」

 

 

 

 

開春と一馬は事件捜査のため金閣寺に出動した。

 

 

 

 

 

江奈「・・・・あんた達はどうするの?」

 

 

 

江奈は残された総弩達を見て総弩は決意した目で答えた。

 

 

 

 

総弩「俺もその操作とやらに行こうと思う・・・・滝は?」

 

 

 

 

滝東也「俺も行くか」

 

 

 

 

はな「私たちも・・・・」

 

 

 

総弩ははな達を睨んだがすこし決意したような目が映っている・・・・

 

 

 

 

 

総弩「変身はするなよ・・・・」

 

 

 

 

はな「ああ!」

 

 

 

はな達も金閣寺に向かっていった。

 

 

 

 

 

一人残された江奈は・・・・

 

 

 

 

江奈「・・・・・・・・・・・・行っちゃった。」

 

 

 

 

 

 

to be continued




一方、ラースは・・・・




ラース「もぐもぐもぐ」




森の中でバナナを食べていた。


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24話 プリキュア活躍

令和ライダー発表が17日水曜 正午 待ち遠しいです。


金閣寺にやって来た一同はあたりはその金閣寺を見るためにやって来た修学旅行の学生達、観光する外国人、などの一般の人間が多数いる。

 

 

 

はな「うわあ!金閣寺!めっちゃイケてるーー!!」

 

 

 

はぐたん「はぎゅーー!!」

 

 

 

 

はなとはぐたんは金閣寺に興奮してテンションを上げた。

 

 

 

これを見ていた総弩はため息を吐き、滝は苦笑いをした。

 

 

 

 

 

開春「しっかしこんな大がかりじゃ手がかりがつかめそうにならんな・・・・」

 

 

 

開春は金閣寺を見ようと集まった観光客にため息を吐いていた。

 

 

 

 

 

一馬「・・・・」スッ

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

チャポン・・・・

 

 

 

 

一馬は片方のグローブを脱ぎそれを金閣寺近くの池の方に水を付けた。

 

 

 

 

一馬「・・・・・・・・」

 

 

 

 

総弩(何やってんだ?あいつ)

 

 

 

 

一馬は目を瞑り何かしていることに総弩は不思議そうに見つめていた。

 

 

 

 

 

一馬「・・・・・・・・よし」

 

 

 

 

 

一馬は水から離れそれをグローブをつけ直した一馬は開春の元に行った。

 

 

 

 

一馬「所長!そいつの居所がわかりましたよ!」

 

 

 

開春「おっ!何本当か!一馬」

 

 

 

一馬「ええ、どうやら奴はこの金閣寺から映画村のほうに向かったっていう人がそう言ってました」

 

 

 

 

開春「うーー!偉い!流石俺が見込んだ助手だ!ははははははは!!」

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

 

開春が嬉しそうに高笑いしている所、総弩は一馬のあの手を水に付けた光景をすこし考えた。

 

 

 

 

総弩「グローブを脱ぎそれを池の水につけたのに・・・・なんであいつそんな情報を手に入れたんだ?」

 

 

 

 

総弩は一馬に疑問をもちながら映画村のほうに向かった。

 

 

 

 

 

 

滝東也「なあ、おい」

 

 

 

総弩「なんだよ・・・・」

 

 

 

 

滝東也「お前、ライダーに変身出来るんだろ?」

 

 

 

 

総弩「ああ、」

 

 

 

 

滝東也「じゃあさ、戦うときは1号に変身してくれよ!」

 

 

 

 

総弩「1号って仮面ライダー1号のことか?」

 

 

 

滝東也「そう!」

 

 

 

 

ハリー「おい!お前らー!はよ来いやー!」

 

 

 

 

ハリーが二人に声をかけると総弩と滝は早速映画村のほうに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー映画村ー

 

 

 

 

 

総弩「映画村に来たが・・・・」

 

 

 

滝東也「ここも人が多いな」

 

 

 

 

映画村で時代劇の衣装を着ている人達が歩き回りどうするか悩んでいたその時、

 

 

 

 

?「ギャッ!」

 

 

 

?「ギャッ!」

 

 

 

?「ギャッ!」

 

 

 

 

 

はな「え!?」

 

 

 

ほまれ「お化け!?」

 

 

 

 

 

一馬「こいつは下級魔鬼、天邪鬼だ!」

 

 

 

 

 

 

天邪鬼A「ギャッ!」

 

 

 

天邪鬼B「ギャッ!」

 

 

 

天邪鬼C「ギャッ!」

 

 

 

 

 

『きゃあああーーーー!!!』

 

 

 

 

天邪鬼達が現れて映画村で観光しに来た人達は逃げ回って行った。

 

 

 

 

 

総弩「こりゃ戦うしかねーな」

 

 

 

 

はな「だったら変身しよう!」

 

 

はなの言葉に一同は頷く。

 

 

 

総弩(変身か・・・・一体どこまでの実力か)

 

 

 

 

はな達はミライクリスタルを出し。

 

 

『ミライクリスタル!ハート、キラッと!はーぎゅー!』

 

 

 

 

 

はな達はプリハートにミライクリスタルを装着し、全身に光をまとい、姿が変わる。

 

 

 

 

総弩の忠告を無視して・・・・

 

 

 

 

エール「輝く未来を抱きしめて!みんなを応援!げんきのプリキュア!キュアエール!」

 

 

 

 

はなはキュアエールに変身。

 

 

 

 

 

アンジュ「輝く未来を抱きしめて!みんなを癒やす!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」

 

 

 

さあやはキュアアンジュに変身。

 

 

 

エトワール「輝く未来を抱きしめて!みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」

 

 

 

ほまれはキュアエトワールに変身。

 

 

 

マシェリ&アムール「輝く未来を抱きしめて!みんな大好き!愛のプリキュア!」

 

 

 

マシェリ「キュアマシェリ!」

 

 

 

アムール「キュアアムール!」

 

えみるはキュアマシェリ、ルールーはキュアアムールに変身。

 

 

 

 

『HUGっと!プリキュア!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「プリキュアにならなくても出来ることはあるはずだ!よく見てみろ」

 

 

 

 

 

はな達は総弩の言葉に従って周りを見渡すとそこには天邪鬼が現れたことで人々が混乱していた。

 

 

 

 

さあや「観光客の人達が混乱してる・・・・」

 

 

 

ルールー「出口があるのに皆さんは別々の所に逃げ回っています・・・このままでは」

 

 

 

えみる「早く皆さんを誘導させるのです!」

 

 

 

 

はな「うん!そうしよう!」

 

 

 

 

はな達は逃げ回ってる人達を誘導した。

 

 

 

 

ほまれ「もしかして・・・・あいつはこの事を私たちに知らせるために・・・・」

 

 

 

 

ほまれは総弩がプリキュアにならなくても出来ることがあることを知らせることに驚いた。

 

 

 

 

 

 

 

滝東也「よし!そんじゃ!一暴れするか?」

 

 

 

 

総弩「ああ!ん?」

 

 

 

 

総弩は三体の天邪鬼達に闘いを挑もうとしたその時、

 

 

 

 

 

 

ビュンッ!

 

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

 

 

滝東也「なんだ?」

 

 

 

 

地面から黒い物体が総弩達に襲いかかってきた。

 

 

 

 

ビュンッ!ビュンッ!

 

 

 

 

 

バシンッ!バシンッ!

 

 

 

 

総弩「これは・・・・まさか影か!?」

 

 

 

 

 

影が巨大な人影となって総弩達に襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

その時、総弩達が巨大な影と対面してる時、物陰から隠れて見ている少女がいた。

 

 

 

 

 

 

to be continued




次回予告




巨大な影と対面した総弩達、その正体はアナザーカゲスターだった。






総弩はアナザーカゲスターを倒すため仮面ライダー1号に・・・・





そして・・・・




一馬「早く止めを指すんだ!」



?「やめてください!」




アナザーカゲスターを庇う謎の少女




次回「じいちゃんのライダー伝説」




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25話 アナザーカゲスターは誰だ?

昼にゼロワンのpreview出ましたね。



黄色に飛蝗・・・・イカす!


総弩「まさかこれは影なのか?」

 

 

 

 

地面から襲ってくる物体、それは影だということに気づき一旦距離を離れる総弩

 

 

 

 

 

 

滝東也「総弩!」

 

 

 

 

天邪鬼A「ギャッ!」

 

 

 

天邪鬼B「ギャッ!」

 

 

天邪鬼C「ギャッ!」

 

 

 

 

滝東也の周りに天邪鬼達が近づいてきた。

 

 

 

 

滝東也「嘗めんなよ!アルカにはてめらみてえな対怪奇戦用に特化された武器が売ってるんだよ!」

 

 

 

 

滝東也は上着から銃が装備されたホルスターから銀色のリボルバーを取り出しそれを弾を8つ 装填した。

 

 

 

 

 

滝東也「くらえ!」バンッ!バンッ!バンッ!

 

 

 

 

天邪鬼『ギャアア!!』

 

 

滝東也のリボルバーの速打ちに天邪鬼達はダメージを負う

 

 

 

 

滝東也「どうだ!狸屋で買ったストレンジリボルバーの威力は!!」

 

 

 

滝東也は勝ち誇った表情で笑った。

 

総弩「滝!」

 

 

 

 

滝東也「総弩!見せてくれ!ライダーの変身を!」

 

 

 

 

 

総弩「わかった!」

 

 

 

 

総弩は仮面ライダー1号のスピリットフィギュアを取り出すとそれをトランスギア ネオに装填する。

 

 

 

 

 

総弩「スピリットチェンジ!」

 

 

 

 

≪トランスチェンジ!仮面ライダー1号!≫

 

 

 

 

滝東也「おお!ってあれ?」

 

 

 

 

滝東也は一瞬だけ歓喜したが総弩が変身したその姿は全身濃い緑色で目は真っ赤な目を持つライダー、かつて仮面ライダー1号が仮面ライダー2号と桜島でマグマ怪人ゴースターと戦った姿

 

 

仮面ライダー1号 桜島バージョンである。

 

 

 

 

 

 

 

滝東也「あれがライダー・・・・?爺ちゃんが言ってたライダーとはすこし違うような・・・・」

 

 

 

 

グオオオーーーーーン!!

 

 

 

総弩「影が大きくなった!?」

 

 

 

 

仮面ライダー1号に変身した総弩に対抗して影が巨大な人型となって襲ってきた。

 

 

 

 

総弩「行くぞ!とおっ!」

 

 

 

 

バキッ!バキッ!バキッ!

 

 

 

 

 

桜島1号と巨大な影の戦いが始り、はな達は逃げる人達の避難を終わらせ桜島1号の元に駆けつけた。

 

 

 

 

 

ほまれ「あれは!?」

 

 

 

 

はな達が桜島1号が謎の黒い影の闘いを見てはなはミライクリスタルを出そうとするが・・・・

 

 

 

 

 

プリキュアに変身するな!

 

 

 

 

 

はな「・・・・」

 

 

 

 

総弩の言葉にはなはミライクリスタルを出すのを諦めようとしたがほまれがすぐさまミライクリスタルを取り出した。

 

 

 

 

はな「ほまれ!?」

 

 

 

 

ほまれ「はな!なにやってんの!?私たちも戦うよ!」

 

 

 

 

はな「でも勇光さんから変身するなって・・・・」

 

 

 

 

 

ほまれ「あんな奴の言葉なんかどーでもいいでしょ!みんなもいくよ!」

 

 

 

 

ほまれの言葉にさあや、ルールー、えみるも変身の用意が出来上り早速変身しようとしたその時、

 

 

 

 

 

?「待ってください!」

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

 

その時、総弩と影の闘いを見ていた少女が現れた。

 

 

 

 

 

 

?「あの影と戦っている人を止めてください!あの人は・・・・」

 

 

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

 

 

少女の言葉にはなは驚愕する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「たあ!とおっ!」

 

 

バキッ!ドガッ!

 

 

 

総弩の圧倒的な攻撃で影はどんどん弱まりつつあった。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ライダーキック!!」

 

 

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

 

 

仮面ライダー1号のライダーキックが影に当たり、その影から赤と星のグロテスクなマントに目は眼力が強目な怪人であった。

 

 

 

 

 

総弩「赤い体に赤と星のマントに白いマフラー・・・・そして目・・・・カゲスターならぬアナザーカゲスターか!?」

 

 

 

 

巨大な影の正体はかつてサタン帝黒と戦った影の魔人、ザ カゲスターならぬアナザーカゲスターであった。

 

 

 

 

 

 

 

アナザーカゲスター「うあああ!!」

 

 

 

 

アナザーカゲスターはカゲ手裏剣をライダー1号に投げて一旦退こうとしるがライダー1号は映画村の衣装道具てある刀を拾いそれでカゲ手裏剣を払った。

 

 

総弩「とうっ!」

 

 

 

ドスッ!

 

 

アナザーカゲスター「うあっ!?」

 

 

ライダー1号の突きがアナザーカゲスターの胸に当たりアナザーカゲスターをぶっ飛ばした。

 

 

 

 

総弩「一気に終わらせる!ライダースラッシュ!」

 

 

 

ライダー1号は刀に風力を溜め込みそれをアナザーカゲスターに向けて風の斬撃を飛ばした。

 

 

 

 

アナザーカゲスター「がああああ!!」

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!

 

 

 

 

ライダー1号の必殺技によってアナザーカゲスターは爆散した。

 

 

そしてライダー1号はアナザーカゲスターの正体を見ると思いもよらない相手であった。

 

 

?「う・・・・うう」

 

 

 

 

総弩「稲荷・・・・一馬?」

 

 

 

アナザーカゲスターの正体はなんと稲荷一馬であった。

 

 

 

 

 

 

はな「だめ!勇光さん!この人を殺しちゃ駄目だよ!」

 

 

 

 

総弩「は?どういうことだよ?」

 

 

 

 

 

?「私が話します。」

 

 

 

そこからはな達と知り合った少女がライダー1号の前に現れた。

 

 

 

 

 

総弩「あんたは?」

 

 

 

 

?「私は戌居 狛、麒麟槍士を祀る巫女です。」

 

 

 

 

 

 

総弩「麒麟槍士の巫女!?」

 

 

 

 

ライダー1号は驚愕した。

 

 

 

滝東也も天邪鬼達を片付け総弩達の元に合流し、総弩達は戌居狛の話を聞こうとした。

 

 

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

 

バチィィィィ!!!

 

 

 

 

 

 

 

『うわああああ!!!?』

 

 

 

 

総弩の周りから稲妻が走り、その稲妻を出したのは麒麟の頭にその先に鋭い角を槍にし、構えている稲荷一馬がいた。

 

 

 

 

 

 

狛「あなたは!?」

 

 

 

 

総弩「稲荷一馬!?」

 

 

 

 

 

稲荷一馬「早くそいつを殺せ!!」

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 




次回




狛「私が話します!雷光家に何があったのか・・・・」




それは驚愕の話であった。





稲荷一馬?「お前を殺せば!俺が麒麟槍士だ!!」





総弩「ここでぶっ潰す!」





そして・・・・





はな達の前に宇宙から現れる・・・・







Gブラック「銀河の覇者・・・・ギャラクシーキュアブラック・・・・」


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26話 麒麟槍士の役目

台風の影響で雨はうざかった・・・・


映画村に来た総弩達、そして現れた魔鬼、天邪鬼が現れ戦う総弩達、そして襲いかかる巨大な影、仮面ライダー1号となって戦う総弩、その正体はアナザーカゲスターであり、仮面ライダー1号のライダースラッシュでアナザーカゲスターを倒した・・・・がその正体はなんと・・・・

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬「う・・・・うう」

 

 

 

 

 

総弩「稲荷一馬!?」

 

 

 

滝東也「どうなってんだ?こりゃ?」

 

 

 

 

総弩と滝はアナザーカゲスターの正体がなんと稲荷一馬だということに驚き、そこに駆けつけた少女が事情を話そうとしたその時!

 

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!?

 

 

 

 

 

はな「きゃあ!?」

 

 

 

 

総弩「くっ!これは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩の周りから稲妻が走り、その稲妻を出したのは麒麟の頭にその先に鋭い角を槍にし、構えている稲荷一馬がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狛「あなたは!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「稲荷一馬!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬「早くそいつを殺せ!!」

 

 

 

 

 

総弩(なんだあの槍?あの槍には何か禍禍しい物を感じる・・・・)

 

 

 

今、稲荷一馬?の持っている麒麟の槍は黄色というより紫と黒そして赤い稲妻が走り禍禍しくなっていた。

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「早くそいつを殺すんだ!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?「う・・・・うう」

 

 

 

 

殺そうとする稲荷一馬?そして倒れている稲荷一馬?

 

 

 

これは一体どういうことなのか一同は混乱した。

 

 

 

 

戌居狛「お止めなさい!!」

 

 

 

 

そこに槍を構えた稲荷一馬?と対立したのは倒れている稲荷一馬?を心配した戌居狛であった。

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「貴様!!」

 

 

 

 

戌居狛「あなたという人は・・・・どこまで卑劣なことをするのですか!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?「黙れ!!」

 

 

 

 

戌居狛「その槍は彼が持つべき物です。あなたのように歪んだ心を持った人はその槍に食べられてしまいます。だから・・・・「うるさい!!」っ!!」

 

 

 

 

 

戌居狛の忠告を稲荷一馬?の怒号で無視した。

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「俺はようやく手にしたこの槍でお前達、雷光家の人間どもに復讐できる!!そして俺が魔鬼の王を倒せば俺が英雄だ!!」

 

 

 

 

 

禍禍しい槍を持った稲荷一馬?それを高笑いし総弩達に向けて攻撃を放った。

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「くらえ!!爆雷!!崩落!!」

 

 

 

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロ!!

 

 

 

 

 

総弩「こりゃやべえな・・・・」

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

 

ハリー「なっなんや?」

 

 

 

 

 

戌居狛「みなさん!早く逃げて!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?「遅い!!」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!

 

 

 

 

総弩「なっ!?」

 

 

 

はな「めちょっく!!」

 

 

 

 

雲から落ちてきた紫色の雷が総弩達に落とされようとしたその時、

 

 

 

 

シュンッ!

 

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「逃げられたか!?」

 

 

 

開春「おーーい!一馬!!」

 

 

 

 

そこに遅くやって来た開春が現れた。

 

 

 

 

開春「はあ はあ はあ、まったく!俺が金閣寺で事情聴取してるときにいなくなるんだからってなんじゃこりゃ!!」

 

 

 

 

開春は金閣寺で目撃した人達と事情聴取してるときに総弩達は一足先に映画村に向かったので開春はまだ稲荷一馬?の正体を知らないのであった。

 

 

 

 

稲荷一馬?「実は魔鬼達が現れて彼らはその餌食にされてしまいました・・・・」

 

 

 

開春「な!ななな何ーーーー!!!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?の言葉に開春は驚愕とショックで腰を落とした。

 

 

 

 

 

開春「ちくしょう・・・・もう少し行けばあいつらも助けることが出来たのに・・・・」

 

 

 

 

開春は涙ぐんで拳を地面に当てた。

 

 

その時、稲荷一馬?の口がニヤリと笑い悲しい顔を作り上げてこう言った。

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「でも魔鬼の行き先はわかってます。どうやらやつは“雷光寺”に向かうはずです。」

 

 

 

 

開春「雷光寺?確かそこは・・・・」

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「善は急げ!行きましょう!!」

 

 

 

 

開春「あーーーーちょっと待ってくれ!!」

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬?(魔鬼が来るという噂を利用して雷光寺の奴等を皆殺しにする・・・・そして後は)

 

 

稲荷一馬?は不適な笑みをしながら雷光寺へと向かったそれを追った開春はまだ何も知らない・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「う・・・・うう・・・・ここは」

 

 

 

滝東也「真っ暗闇で何も見えねえ!?」

 

 

 

 

はぐたん「びえええ!!」

 

 

 

ハリー「あー!はぐたん!大丈夫やで!」

 

 

 

はな「怖いよーー!!」

 

 

 

 

稲荷一馬?の攻撃をくらうかと思った総弩達、だが総弩達の前に現れた人物が総弩達をこの真っ暗な闇の所に避難させた。

 

 

 

 

 

?「お嬢様・・・・今、灯りをつけます!」

 

 

 

 

パッ!

 

 

 

 

総弩「おっ明るくなった!」

 

 

 

 

戌居狛「まあ!九!」

 

 

 

九「ご無事で何よりです!」

 

 

 

 

戌居狛の前でお辞儀をする狐の面を被った女性の忍者、つまりくノ一がいた。

 

 

 

 

総弩「あんたは・・・・」

 

 

 

九「お嬢様に向かって!!なんたる無礼な!!」

 

 

 

総弩「げっ!」

 

 

はな「めちょっく!?」

 

 

 

 

九が懐からクナイを取りだし戦闘体制に入った。

 

 

だが

 

 

 

 

戌居狛「お止めなさい!!九!この人達は悪い人ではありません!!クナイを下ろしなさい!!」

 

 

 

 

九「は・・・・すいませんでした」

 

 

 

 

戌居狛に怒られた九は直ぐ様クナイを懐に戻した。

 

 

 

 

 

戌居狛「もうし訳ありませんでした・・・・彼女は私の側近なのでつい・・・・」

 

 

 

 

戌居狛は総弩達に頭を下げた。

 

 

 

 

総弩「一体何者なんだあんた達はそれに・・・・後ろに倒れてるそいつは・・・・」

 

 

 

 

 

稲荷一馬?「・・・・」

 

 

 

稲荷一馬?は余りの疲れで寝込んでいた。

 

 

 

 

 

戌居狛「自己紹介が遅れました・・・・私は戌居狛(いぬい こま)麒麟槍士を祀る巫女であり、代々麒麟槍士を守る家柄、雷光寺の娘です。そして彼女は私の側近であり隠密隊、狐火のリーダー九です。」

 

 

 

九「よろしくお願いしますル・・・・」

 

 

 

 

九は頭を下げて挨拶をした。

 

 

 

戌居狛「そして先ほど貴方が倒した彼の名は黄刃 麟輝(おうば りんき)、稲荷一馬はかつて私の家柄で麒麟槍士となるために修行し、後にある事件によってこの世を去った者の名です」

 

 

 

『ええええええーーーー!!!!?』

 

 

 

戌居狛の発言に一同は驚愕した。

 

 

総弩「稲荷一馬は死んでいたのか!?」

 

 

はな「それ!超めちょっく!!」

 

 

ハリー「じゃあなんでソイツや俺らが出会ったアイツも死んだ人間の名前を名乗ったんや?」

 

 

今倒れているのは黄刃 麟輝と名乗る青年、そして麟輝の顔を持ちそして稲荷一馬と名乗ったその男の名を戌居狛は深呼吸しながら答えた。

 

 

戌居狛「あなた方が見たあの稲荷一馬は名乗る男は・・・・かつて彼、そして麟輝と同じく麒麟槍士を目指すため修行してきた一人、斬田 電火(さんだ でんか )です。」

 

 

 

総弩「斬田電火・・・・」

 

 

戌居狛「かつての彼はあんなに酷い人ではなかったのですが・・・・あの事件によって豹変してしまったのです・・・・」

 

 

総弩「事件?」

 

 

 

戌居狛「話す前に・・・・皆様のお名前を聞き忘れてしまったので・・・・すみませんが自己紹介を・・・・」

 

 

総弩「俺は勇光 総弩」

 

滝東也「滝東也だ」

 

はな「野乃はなです」

 

 

さあや「薬師寺さあやです」

 

 

ほまれ「輝木ほまれだよ」

 

 

えみる「愛崎えみるなのです」

 

 

ハリー「ハリーや、そしてこの子ははぐたん」

 

 

はぐたん「はぎゅうー」

 

 

 

戌居狛「まあ///赤ちゃん!」

 

 

 

戌居狛ははぐたんを抱いて九のほうに近づけた。

 

 

戌居狛「ほら!九見て!赤ちゃんよ!」

 

 

 

九「なっ!なんですかお嬢様!?」

 

 

 

戌居狛「そんなお面をとってほら!」パッ!

 

 

 

九「あ///」

 

 

 

 

滝東也「かわいい・・・・」

 

 

 

戌居狛が九の狐の面を取り上げその素顔は可愛らしい美少女であった。

 

 

 

戌居狛「さっ!赤ちゃんよ」

 

 

 

はぐたん「はーーぎゅーー!!」

 

 

 

九「ああーーー!!」

 

 

 

ハリー「あの・・・・もうええかな・・・・」

 

 

戌居狛「あら、もっと楽しみたかったわ・・・・」

 

 

 

戌居狛は渋々はぐたんをハリーに返した。

 

 

 

サッ!

 

 

九「・・・・」

 

 

終わったようなので九は面を素早く取り上げ顔に付けた。

 

総弩(何事もなかったかのようにかけたな)

 

ルールー「ルールーです」

 

 

えみる「愛崎えみるなのです」

 

 

 

総弩達の自己紹介を終え総弩は早速その事件について質問した

 

 

 

 

総弩「じゃあ、あんた達に質問したいことがある。」

 

 

 

 

戌居狛「はい、なんなりと」

 

 

 

 

 

 

総弩「あんた達の言う事件ってなんなんだ?そしてあいつ黄刃・・・・そして黄刃の顔を模した斬田って奴そして死んだっていう稲荷一馬・・・・それが一体何か関係してるのか?」

 

 

 

 

総弩の質問に少しだけ顔が曇り始めたが戌居狛は総弩の顔を見て真剣な眼差しと見て決意を固めて答えた。

 

 

 

 

戌居狛「わかりました・・・・答えましょう」

 

 

 

九「お嬢様!よろしいのですか!?こんな得体の知れない奴等にあの事を話しても・・・・」

 

 

 

 

戌居狛「九・・・・私はこの人達が悪い人とは到底思えないわ・・・・槍を奪った彼とは違って、もしかしたら信用できるかもしれない・・・・」

 

 

 

 

九「お嬢様がそう仰るのなら・・・・」

 

 

 

九は渋々戌居狛の後ろに座った。

 

 

 

 

 

戌居狛「私がこれから話すのは・・・・彼、そして槍を奪われた時を話します」

 

 

 

 

『・・・・・・・・』

 

 

 

 

戌居狛は目を閉じそして目を開けた。

 

 

 

 

 

戌居狛「それはもう5年前になります・・・・」

 

 

 

 

ー戌居狛sideー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達、雷光家の一族は麒麟槍士の闘いをサポートをすることが義務であり、麒麟槍士はその槍に選ばれた者が麒麟槍士になるのです。

 

 

 

麒麟槍士の役目はこの京の都に漂う妖、魔鬼を倒すこと・・・・そして魔鬼はかつて初代麒麟槍士が封印した魔鬼の王を復活させること・・・・

 

 

それを阻止するため麒麟槍士が戦う宿命でもあります。

 

 

ある日です

 

 

雷光寺からある3人の少年達が麒麟槍士になるため弟子入りを申し込んできました。

 

 

 

稲荷一馬 当時 16歳

 

 

斬田 電火 当時 16歳

 

 

黄刃 麟輝 当時 14歳

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 



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27話 黄刃麟輝の憂鬱

今回は暑い・・・・そしてウルトラ特撮 投票します!


一馬、電火、麟輝は雷光寺で麒麟槍士となるため互いに競い切磋琢磨と鍛えていきました。

 

 

 

 

 

そして去年の春のことでした。

 

 

あの事件が起きる前日・・・・

 

 

 

 

麒麟槍士 継承の義

 

 

 

私や九そして母、美津(みつ)そして多数の門下生や師範

 

 

目の前に飾られている麒麟槍士の槍 麒麟

 

 

 

 

そして3人の誰かがその槍の継承者に相応しいのか私の父 雷光 鬼丸が決めるのです。

 

 

 

 

 

鬼丸「では、これより麒麟槍士の継承者を発表する。」

 

 

 

 

 

 

稲荷一馬「・・・・」ゴクリ

 

 

 

斬田電火「・・・・」

 

 

 

黄刃麟輝「うう・・・・」ガチガチ

 

 

 

 

 

 

 

鬼丸「麒麟槍士の継承者は・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼丸「稲荷一馬・・・・お前だ」

 

 

 

 

稲荷一馬「え?」

 

 

 

斬田電火「!?」

 

 

 

黄刃麟輝「!!」

 

 

 

 

 

継承者が一馬と決まり、一馬は麒麟の前に立った。

 

 

 

 

 

鬼丸「さあ、槍をとるのだ」

 

 

 

稲荷一馬「・・・・」

 

 

 

一馬はそーっと槍のほうに手を携わると・・・・

 

 

 

 

パシッ

 

 

 

 

 

稲荷一馬「・・・・・・・・やった」

 

 

 

 

 

鬼丸「うむ・・・・これより麒麟槍士は稲荷一馬に任命した!!」

 

 

 

 

『わあああああああああ!!』

 

 

 

 

 

 

皆は歓喜でみちあふれました・・・・・・・・けど

 

 

 

それを納得できない物もいました。

 

 

 

 

電火「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歓迎の義を準備していた私は一馬さんを迎えに行こうとしましたが思いもよらぬことが起きたのです。

 

 

 

 

それは・・・・

 

 

 

 

 

 

ドゴォォォーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

『え!?』

 

 

 

 

鬼丸「なんだ?」

 

 

 

 

 

広間のドアから突き破って現れたのは弟子の一人である電火でした。

 

 

 

 

 

狛「電火さん!?」

 

 

 

鬼丸「電火!?これはどういうことだ?」

 

 

 

 

電火「どうもこうもあるか!継承者が俺ではなく一馬だと!笑わせるな!一馬より俺の方が強いんだ!!」

 

 

 

電火はその時、懐からあるものを取り出したのです。

 

 

 

 

総弩「あるものとは?」

 

 

 

 

狛「貴方が麟輝が変身したあの時計のような形をしたものです・・・・」

 

 

 

 

総弩「アナザーヒーローウォッチか・・・・」

 

 

 

 

 

電火「今それを証明してやる!」

 

 

 

≪ガロ!≫

 

 

 

電火は狼に似た黄金の鎧の怪人となり私達に襲いかかってきました。

 

 

 

 

 

一馬「やめろ!!」

 

 

 

ガキンッ!!

 

 

 

 

一馬は麒麟を電火に向けて突きだし同時に火花が吹いた。

 

 

 

 

 

一馬「電火!ともに修行してきたお前がなぜこのような・・・・」

 

 

 

 

電火「煩い!!俺はお前も俺を認めようとしないこの一族も憎い!だから殺す!!」

 

 

 

 

一馬「電火ーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

一馬と電火の闘いは激しさを増しました。

 

 

 

ですが・・・・

 

 

 

 

麟輝「一兄!!」

 

 

 

 

 

一馬「麟!?」

 

 

 

 

 

麟輝さんが練習用の槍を持って一馬さんと一緒に闘おうとしました。

 

 

 

 

電火「ふん!貴様は引っ込んでろ!!」

 

 

 

 

麟輝「はああああああああ!!!!」

 

 

 

 

ガキンッ!!ガキンッ!!ガキンッ!!ガキンッ!!

 

 

 

 

麟輝さんの槍の戦術は一馬さんから教え込まれているので電火と戦った時はほぼ互角に近かったのです。

 

 

 

 

 

 

麟輝「やああああっ!!」

 

 

 

電火「なっ!」

 

 

 

 

麟輝さんの槍さばきで電火に隙が出来、後ろから構えていた一馬さんが必殺技を出す準備していたのです。

 

 

 

 

 

一馬「終わりだ!!雷光!麒麟突き!!」

 

 

 

 

ドンッ!!!

 

 

 

 

電火「がはあっ!」

 

 

 

 

麒麟の槍の先が聖獣の麒麟が現れその鋭い角で電火の腹を貫いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

麟輝「すげええ!!やったな一兄!」

 

 

 

一馬「お前・・・・あんな無茶して心配したぞ!!」

 

 

 

 

麟輝「ごめん・・・・」

 

 

 

 

一馬は麟輝を叱ろうとしたがその時、電火の不意打ちの矛先が麟輝に向けてると知った一馬は麟輝を突飛ばし、

 

 

 

ブスッ!!

 

 

 

 

一馬「ぐふっ!」

 

 

 

 

 

麟輝「一兄!!」

 

 

 

鬼丸「一馬!!」

 

 

 

狛「!?」

 

 

 

美津「!!」

 

 

 

電火の持っていた剣を麟輝さん目掛けて投げましたが一馬さんは麟輝さんを突飛ばし一馬さんはその剣に刺されました。

 

 

 

 

 

 

麟輝「一兄!一兄!」

 

 

 

一馬さんは最後の力を振り絞り麟輝さんに・・・・

 

 

 

 

一馬「・・・・・・・・」

 

 

 

何かを言い残し一馬さんはこの世を去ってしまいました。

 

 

 

 

 

そして電火は・・・・

 

 

 

 

槍を取り上げ電火が持った麒麟の色は禍々しく紫と赤、黒の稲妻を纏った槍になりました。

 

 

 

 

 

電火「はははははは!!これで俺が麒麟槍士だ!!」

 

 

 

 

電火は高笑いし一同は恐怖で震えが止まらなかった。

 

 

 

 

 

電火「そして・・・・」

 

 

 

 

麟輝「うっ!」

 

 

 

電火は麟輝さんをつかみあげ、電火が変身した同じものを麟輝さんの体に入れました。

 

 

 

 

≪カゲスター!≫

 

 

 

 

総弩「それがあのアナザーカゲスターってことか」

 

 

 

 

 

狛「はい・・・・そして寺から出た電火や怪物となった麟輝さんを探すため私は九とともに京の都を探し回りました。そんな時です。怪物となった麟輝さんを救ってくださったのが・・・・」

 

 

 

 

総弩「俺らってことか・・・・」

 

 

 

戌居狛「はい・・・・このままだと彼はあの槍をつかって魔鬼どころか無関係の人達にも危険が及んでしまいます。・・・・だから」

 

 

 

 

戌居狛は総弩達の前で土下座をした。

 

 

 

 

 

九「お嬢様!?なにを」

 

 

 

戌居狛「お願いします!これは私の我儘ですがあの槍を取り戻すことを協力してください!!」

 

 

 

 

 

戌居狛の願いに総弩はすこし黙ったが総弩は戌居狛の方に近づいた。

 

 

 

 

総弩「まずは顔を上げろ・・・・女の子が簡単に土下座なんかするな」

 

 

 

戌居狛「・・・・え?」

 

 

 

 

総弩「あんた達の話からするとあのアナザーカゲスターといい黄金の鎧の狼の話ならどうやらとんでもない事態が起こっていることがわかった」

 

 

 

 

戌居狛「それじゃ!?」

 

 

 

総弩「ああ、協力してやるよ。」

 

 

 

 

戌居狛「ありがとうございます」

 

 

 

戌居狛は嬉しさで涙がこぼれ落ち、九は戌居狛を支えた。

 

 

 

 

 

総弩「よし!じゃあその偽物の稲荷一馬をどうやって「バカか?」ん?」

 

 

 

 

その時、何やら聞き覚えのない声が聞こえ辺りを見渡すとそれは・・・・

 

 

 

 

戌居狛「麟輝さん!目覚めたのですね」

 

 

 

 

アナザーカゲスターとなって暴れ総弩によって倒され気絶してたが総弩と狛の話に目覚めた黄刃 麟輝であった。

 

 

 

 

 

 

麟輝「あんた・・・・あの槍を取り戻すのか?」

 

 

 

 

総弩「そうだ」

 

 

 

 

麟輝「はっ!やめとけやめとけ!あれは素人が触れてもやけどじゃすまないぜ!」

 

 

 

 

麟輝は総弩達に生意気な口調で挑発した。

 

 

 

 

狛「麟輝さん?」

 

 

 

 

麟輝「大体あんな物騒な槍なんかあまり興味なかったし・・・・継承者があの電火ならもう俺は用済みだよ。はははははは」

 

 

 

 

九「麟輝殿!!お主今何を言っているのか分かっておられるのか!?そなたを大切にしてくれた一馬殿を否定しているのだぞ!!」

 

 

 

 

麟輝「いいや!今は一兄じゃない!電火だ!奴が継承者になったんだから、後のことは俺の知ったこっちゃない!!」

 

 

 

麟輝はまるで子供の駄々のように否定した。

 

 

 

 

狛「どうしたんですか?まるで貴方じゃないみたい・・・・」

 

 

 

麟輝「貴方じゃない?これが俺だよ電火に怪人にさせられて俺は狭くて暗い所で過ごしてきたんだ!誰も助けてくれない・・・・あの一兄も・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「お前自身・・・・」

 

 

 

麟輝「あ?」

 

 

 

総弩「お前自身・・・・稲荷一馬はお前にとってどういう存在だったんだ?」

 

 

 

 

 

麟輝「俺にとっての一兄は・・・・」

 

 

 

 

槍を自分の体の一部と考えろ!

 

 

 

思いっきりやってみろ!

 

 

 

くよくよすんな!

 

 

 

 

 

お前にもチャンスがくる・・・・だからここにいる以上、諦めんなよ!

 

 

 

 

 

 

麟輝「・・・・最低な奴だよ」

 

 

 

 

総弩「・・・・」ピキ

 

 

 

 

麟輝の言葉に総弩は何かがキレた。

 

 

 

 

麟輝「いつまでも綺麗事並べてさ・・・・やれば出来るとかくよくよすんなとか・・・・ウザかったよ」

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

総弩は徐々に麟輝の方に近づいた。

 

 

 

 

 

麟輝「まっ!電火が槍の継承者になったっしウザったい一兄から解放されて一安心♪あーよかったよかった!」

 

 

 

 

ガッ!

 

 

 

 

麟輝「え?」

 

 

 

 

バキッ!!

 

 

 

麟輝「ぶっ!!」

 

 

 

 

『えええええええ!!!?』

 

 

 

 

滝東也「ほお」

 

 

 

 

ムカつくようにいい放つ麟輝の胸蔵をつかみあげ総弩は拳を力にためて麟輝の頬を殴った。

 

 

 

 

ドサッ!

 

 

 

 

麟輝「なっ!何しやがる!!」

 

 

 

総弩「お前が何してやがる!!「ひっ!」」

 

 

 

 

総弩の激昂に一同は震えた。

 

 

 

 

総弩「さっきから兄貴が死んで嬉しいとか兄貴が言った出来ることを否定するなっ!!」

 

 

 

 

麟輝「ひっ!」

 

 

 

 

総弩は兄の言葉に否定されたことに怒り麟輝は総弩の怒りに触れたことに恐怖を覚えた。

 

 

 

 

総弩「お前の兄貴は本当にウザい奴だったのか?お前の隣にいた兄貴は本当にそう思ってたのか!!」

 

 

 

 

麟輝「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

麟輝は黙ってしまった。

 

 

 

 

 

総弩「もういい・・・・俺達は電火を止めるために雷光寺に向かう!お前はどうする?」

 

 

 

 

 

麟輝「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩「もし来たら・・・・俺と一緒に戦え!もし出来ないんだったら・・・・一生後悔しながら這いつくばってろ!!」

 

 

 

 

総弩の厳しい言葉に麟輝は気力を失ったかのように座り込んでしまった。

 

 

 

 

ハリー「なあ、あいつも連れていったほうが・・・・」

 

 

 

 

総弩「いい、ほっとけ!!」

 

 

 

 

総弩の言葉にはな達は雷光寺へと向かった。

 

 

 

残された麟輝を残して・・・・

 

 

 

 

to be continued






次回予告!



総弩達は雷光寺へと向かった・・・・



だがはな、さあや、ほまれ、ルールー、えみるが謎の黒い霧に包まれ総弩達はそれに気づかず雷光寺へと向かう!




電火「今の俺は最強の麒麟槍士だ!!」



≪ガロ!≫



アナザーガロとなって暴れる電火




そんな時、



麟輝「待て!」



次回、一馬の思い、麟輝の決意!



ぶっちぎるぜ!


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28話 一馬の思い、麟輝の決意!

シンウルトラマン制作 そして2021年に公開


楽しみです。


雷光寺の門の前にたどり着いた一馬?と開春

 

 

 

 

開春「雷光寺か・・・・あまりいい思いではないなあ」

 

 

 

一馬?「所長はここに来たことがあるんですか?」

 

 

 

 

一馬?は物珍しそうに言った。

 

 

 

 

開春「ああ、俺はその時は門下生として入門してたんだがこの寺の宝である槍に触れたことで破門になっちまったんだ」

 

 

 

一馬?「へえ・・・・」

 

 

 

 

開春「だから俺はその怪奇現象を解決させる専門家 妖事務所を立ち上げたのさ」

 

 

 

開春は昔のことを懐かしそうに語っているとき一馬?は禍禍しいオーラを発した。

 

 

 

 

開春「へ?一馬?」

 

 

 

 

一馬?「もう貴方には用はありません・・・・だからここで・・・・」

 

 

 

開春「へ?何?これ?」

 

 

 

 

一馬?「死ねえええええええ!!!!」

 

 

 

 

開春「ひええええええええええ!!!」

 

 

 

 

一馬?は禍禍しい色の槍、麒麟を取り出し開春を串刺しにしようとしたが・・・・

 

 

 

 

≪ジカンギレード!ギリギリスラッシュ!≫

 

 

 

総弩「はああ!!」

 

 

 

 

一馬?「なっ?くっ!」ドンッ!

 

 

 

 

ジオウとなった総弩の必殺技を一馬?はそれを防いだ。

 

 

 

 

 

一馬?「貴様は!?」

 

 

 

開春「ほえ?君たちは・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「危なかったな。所長さん!」

 

 

 

そこには仮面ライダージオウとなった総弩、滝東也、はな、さあや、ほまれ、ルールー、えみる、狛、九が駆けつけた。

 

 

 

一馬?「貴様ら・・・・やはり生きてたか」

 

 

 

総弩「いい加減死んだ人間の名前と弟弟子の顔で悪さをするのはやめろ!斬田 電火!!」

 

 

 

 

開春「え?斬田 電火?」

 

 

 

 

一馬?「ふふふ・・・・さすがは赤の勇者だな」

 

 

 

一馬?は顔を手のひらで覆うとそこに現れた顔はかつて雷光寺で一馬、麟輝と共に麒麟槍士となるために修行し、継承者の儀で選ばれなかった腹いせに一馬を殺し槍を奪った男、斬田 電火がその姿を現した。

 

 

 

 

開春「え!?一馬?」

 

 

 

 

 

電火「ふっ!」

 

 

 

電火は懐からアナザーガロのライドウォッチを取り出し、

 

 

 

 

 

≪ガロ!≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオォォォォーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

鬼丸「なんだ?」

 

 

雷光寺の外から大きな音が聞こえ中にいた鬼丸、美津、師範、師範代、門下生達がさわめきはじめた。

 

 

 

 

 

 

 

夜にたちならぶ煙、そこに現れたのは・・・・

 

 

 

 

 

アナザーガロ「くくくく・・・・」

 

 

 

 

美津「きゃあああ!!」

 

 

 

鬼丸「あれは・・・・」

 

 

 

 

アナザーガロに変身した電火が現れ、美津は声を上げて気絶してしまい、鬼丸はアナザーガロを見てその正体が誰なのか覚えていた。

 

 

 

 

 

鬼丸「電火・・・・」

 

 

 

 

アナザーガロ「久しぶりだな・・・・先代の麒麟槍士、」

 

 

 

鬼丸「貴様・・・・」

 

 

鬼丸はアナザーガロを睨んだ。

 

 

 

アナザーガロ「なあ、師匠・・・・あの時、どうして俺じゃなくて一馬なんだ?俺のほうが力が強いはずなのにな・・・・」

 

 

 

鬼丸「確かに麒麟槍士となるためには力と言うものが必要だ。故に電火・・・・お主の技はきれる!・・・・だが・・・・いくら技が優れようとも心がともなわなければなんの意味もないのだ」

 

 

 

アナザーガロ「心だと?」

 

 

 

 

鬼丸「そうだ!強さを求めるあまり異形の存在となった貴様では麒麟槍士になりはせん!だからこそワシは一馬を麒麟槍士として選んだのじゃ!」

 

 

 

 

アナザーガロ「くくく・・・・」

 

 

 

 

鬼丸「何がおかしい?」

 

 

 

アナザーガロ「心だと・・・・笑わせるな!心だけでは強い相手を倒すことなど不可能だ!!やはり力だ!力があれば他のものなんぞどうでもいいんだよ!」

 

 

 

鬼丸「電火・・・・そこまで落ちたか!」

 

 

 

 

アナザーガロ「老いぼれが!死ねえええええええ!!!!」

 

 

 

 

アナザーガロが鬼丸に襲い掛かろうとしたが・・・・

 

 

 

 

総弩「待ちやがれ!」

 

 

 

 

 

ガキン!

 

 

 

アナザーガロ「貴様!」

 

 

 

アナザーガロが鬼丸に襲い掛かろうとしたその時にジオウが飛び出しジカンギレードでなんとか止めた。

 

 

鬼丸「あれは?」

 

 

 

狛「お父様!」

 

 

 

鬼丸「狛!九!お前達どこに行っていたのだ?」

 

 

 

九「分かりやすく言えば我々は麒麟槍士の後継者およびそれを止める者達を探していたのであります」

 

 

 

鬼丸「止める者達・・・・まさかあれが」

 

 

 

 

鬼丸は仮面ライダージオウを見て感心した。

 

 

 

 

 

 

総弩「さあ!電火!今ここでお縄を頂戴するぜ!」

 

 

 

 

アナザーガロ「それはどうかな?」ばっ!

 

 

 

 

ゴロゴロゴロゴロ・・・・

 

 

 

 

えみる「くもゆきが怪しくなったのです」

 

 

 

 

 

総弩「一気に決める!はああああああ!!」

 

 

 

 

アナザーガロ「来い!」

 

 

 

ドオォォォォーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

総弩「うわあああ!?」

 

 

 

 

 

 

 

鬼丸「あれは・・・・」

 

 

 

 

ジオウはジカンギレードで切り裂こうとしたがアナザーガロはそれを待ちわびたかのように手を上げそこに現れたのが紫色の雷に禍禍しい形となった麒麟槍士の槍、麒麟を持っていた。

 

 

狛「麒麟!」

 

 

 

 

 

 

アナザーガロ「さあ、やるぞ!」

 

 

アナザーガロは槍を構えジオウに突撃した

 

 

 

バチィィィィ!!!

 

 

 

総弩「なっ!?」

 

 

 

 

アナザーガロ「ふん!」バリバリバリバリバリバリ!!!

 

 

 

ビビビビビビビビビビビビ!!!!!

 

 

 

 

総弩「ああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

滝東也「総弩!!」

 

 

 

はな「!!」

 

 

 

 

ジオウがアナザーガロに攻撃しようとしたがアナザーガロの持つ麒麟の雷がジオウに襲いかかった。だがこの雷は痺れるという可愛いものではなく死ぬかもしれないという高圧電流並の力を持っていた。

 

 

 

 

 

総弩「糞・・・・」

 

 

 

 

はな「私達が!」

 

 

 

総弩「駄目だ!」

 

 

 

 

はな達はプリキュアになって助けようとするがジオウはそれを止めた。

 

 

 

 

ほまれ「なんでだよ!今変身しなきゃあんたの命が危ないだろ!」

 

 

 

ハリー「せや!今ここではな達が変身すれば総弩はんを助けられるやろ!」

 

 

 

総弩「駄目なんだよ!もしお前達がプリキュアに変身すれば・・・・お前達自身に・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「取り返しのつかないことが出来てしまう!」

 

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

 

アナザーガロ「うらああっ!!」

 

 

 

バリバリ!!!

 

 

 

 

総弩「だから変身するな!」

 

 

 

 

 

ジオウの言葉に悩むはな達

 

 

 

 

 

はな(取り返しのつかないこと?それって一体?でも勇光さんが危ない・・・・でもどうすれば)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「簡単なことですよ」

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

さあや「一体!」

 

 

 

ほまれ「どこから」

 

 

 

 

えみる「どこにいるのですか?」

 

 

 

 

ルールー「あそこです!」

 

 

 

 

ルールーは上を見るとそこにいたのは・・・・

 

 

 

 

釀下院「どーもHugっとプリキュアのみなさん」

 

 

 

 

 

はな「あなたは・・・・」

 

 

 

 

醸下院「申し遅れました。私は醸下院 罰人、彼をアナザーヒーローに変えた帳本人です!」

 

 

 

 

はな「あなたが!」

 

 

 

 

醸下院の言葉にはな達は醸下院を睨み付けた。

 

 

 

 

醸下院「今のあなた方はプリキュアになって私を倒そうとしたいですが彼によって止められているんでしょ?違いますか?」

 

 

 

 

はな「うっ!」

 

 

 

 

醸下院の言葉にはな達はそれを聞いてはな達は黙るしかなかった。だが醸下院は・・・・

 

 

 

 

醸下院「ではあなた達を素敵な所で戦わせてあげましょう♪」

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

 

ハリー「はな!」

 

 

 

はぐたん「ママーー!」

 

 

 

 

総弩「あいつら・・・・まさか」

 

 

 

 

 

醸下院は懐から黒いカードを取り出しそのカードをはな達の前の地面に刺しそこからドーム上の黒い液体がはな達を包み込んでいく。

 

 

 

 

総弩「あれは・・・・まずい!」

 

 

 

ジオウははな達を包み込む液体に違和感を感じ止めようと駆けつけた。

 

 

 

 

 

総弩「やめろーーーーーー!!!」

 

 

 

 

 

アナザーガロ「お前の相手は俺だろ!」

 

 

 

バリバリバリバリ!!!

 

 

 

 

総弩「うわあああああああああ!!!」

 

 

 

 

駆けつけようとしたがアナザーガロの麒麟の雷で止められてしまった。

 

 

 

 

 

黒い液体がはな達を包み込み丸い球状となった物体は消えてしまった。

 

 

 

 

 

総弩「しまった!」

 

 

 

 

醸下院「くくくく・・・・さあ始まりますよ!バッドエンドのショーが」

 

 

 

醸下院は悪魔のような笑みを出しながら言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオウとアナザーガロが戦っているとき一人だけポツンと座っている青年 麟輝が座っていた。

 

 

 

 

 

麟輝(俺に何が出来るんだよ!俺は一兄のように強くないし電火のような気迫さえもない・・・・)

 

 

 

総弩「俺と一緒に戦え!」

 

 

 

 

総弩の言葉に麟輝は迷った。

 

 

 

麟輝(戦うってなんだよ!俺は槍を持っていないのにあの電火にどう立ち向かえって言うんだよ!)

 

 

 

怒り狂いながら悩みまた落ち込んでしまう。

 

 

 

 

麟輝(一兄・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麟輝 当時14歳

 

 

 

麟輝「90!91!92!」

 

 

 

 

麟輝は雷光寺に弟子入りをして1ヶ月、槍の突きの稽古に奮闘していた。

 

 

 

 

 

一馬「そんなんじゃ駄目だ!麟!」

 

 

 

麟輝「一兄。」

 

 

 

 

一馬が現れ一馬は麟輝の後で槍の構え方を教えた。

 

 

 

 

一馬「いいか?まず肩の力を抜け!左手を槍の棒の内側を握りしめ、そして右手を槍の先端の部分を握りしめろ!そして両足に思いっきり力を入れろ!」

 

 

 

 

麟輝「はああっ!!」

 

 

 

 

一馬の教えたとおりに麟輝の槍の突きが今より鋭くなった。

 

 

 

 

一馬「やったな麟」

 

 

 

麟輝「いやー一兄の教え方が上手だったんだよ!」

 

 

 

 

稽古を一時中断し水分補給をしていた二人、

 

 

 

麟輝「それにしてもすげえよな一兄、槍の構えも綺麗だしあの電火さんにも勝つなんて・・・・」

 

 

 

 

一馬「なあに・・・・あれはたまたま運があったからだと思う・・・・次はこうは行かないと思うがな」

 

 

 

 

麟輝「それに比べて俺は・・・・まだまだだし槍の構えだって雑なままだし」

 

 

 

一馬「ははははははは!!なあにお前は徐々に強くなってるよ!だからへこたれんな稽古をもっと続ければ地道に強くなるよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

継承者のその後

 

 

 

 

麟輝「すっげえ!一兄!今日から麒麟槍士って奴なんだ!」

 

 

 

 

一馬「ああ、そうだな!」

 

 

 

麟輝「これで悪い魔鬼をバッタバッタとぶっ飛ばしていくんだろ?」

 

 

 

 

一馬「ああ!」

 

 

 

麟輝「でもやっぱり俺もその槍欲しかったな!俺だって地道に稽古を休まずにやって来たんだから力も一兄には負けないのにさ」

 

 

 

 

 

一馬「麟」

 

 

 

麟輝「ん?」

 

 

 

 

一馬「俺はこれを握りしめた時、この槍に必要なのは力だけじゃないと思うんだ」

 

 

 

 

麟輝「え?」

 

 

 

 

一馬「この槍には力以外にも友情とか優しさとかそういう心を持たなければいけないと感じたんだ!これがもし力だけで握りしめると俺は選ばれなかったと思う。」

 

 

 

 

麟輝「一兄・・・・」

 

 

 

 

 

 

一馬「麟!」

 

 

 

一馬は麟輝の頭をポンと撫でた。

 

 

 

 

一馬「お前にもチャンスはある!だけど力だけでこの槍を持つな!大切なのは心だ!強い心を保つんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてアナザーガロとなって一馬を殺したあの一言、

 

 

 

 

 

 

麟輝「一兄!死ぬな!死ぬなよ!」

 

 

 

 

一馬「がはっ!はあ、はあ、はあ、麟・・・・」

 

 

 

 

瀕死の状態の一馬は麟輝の頬を触るとある言葉を言った。

 

 

 

 

一馬「麟!・・・・泣くな!今は悲しくても・・・・お前はいずれあの槍を持つべき時が来る・・・・」

 

 

 

 

麟輝「なに言ってんだよ?一兄!」

 

 

 

 

一馬「例え、俺が死んでも・・・・俺はお前の心の中で生き続ける・・・・」

 

 

 

 

麟輝「何だよ!それ死ぬんじゃねーよ!」

 

 

 

 

一馬「麟輝!!」

 

 

 

 

麟輝「!!」

 

 

 

一馬ははじめて麟輝を名字で答え一馬はにこりと微笑んだ!

 

 

 

 

一馬「今日から・・・・お前が・・・・新たな・・・・麒麟槍士だ・・・・」

 

 

 

それだけを言い残し一馬は息をひきとった。

 

 

 

 

麟輝「おい・・・・・・・・一・・・・兄・・・・かず・・・・にいちゃん・・・・・・・・う・・・・うう・・・・ううう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麟輝「うわあああああああああーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麟輝「一兄・・・・」

 

 

 

 

麟輝がふくいこんで落ち込んでいるとき頭の中から何かが声をかけてくれた。

 

 

 

 

 

 

?「・・・・・・・・麟・・・・」

 

 

 

 

麟輝「え?・・・・この声・・・・懐かしい・・・・とても・・・・懐かしい声が・・・・まさか」

 

 

 

 

 

後ろを振り向くとそこにいたのは死んだはずの稲荷一馬であった。

 

 

 

 

 

麟輝「一兄!!!!!」

 

 

 

 

一馬「・・・・・・・・麟」

 

 

 

 

麟輝「一兄!!!!!!!!!!!」

 

 

 

一馬「動くな!」

 

 

 

麟輝「え?」

 

 

麟輝は大好きな一兄がいることに歓喜し一馬に近づこうとするがそれを拒否されてしまう。

 

 

 

 

 

一馬「麟・・・・忘れたのか・・・・」

 

 

 

麟輝「え?」

 

 

 

一馬「お前が忘れるってことは俺を忘れるってことだ!麟!彼らが戦っている場所にお前も行くんだ!」

 

 

 

彼ら、総弩達のことである。

 

 

 

 

麟輝「無理だ!俺は怪物になってみんなに迷惑をかけてしまった!いまさらあそこに戻るなんて・・・・いやだよ!」

 

 

 

 

 

一馬「思い出すんだ!麟!お前は新たなる麒麟槍士でありこの世界を守る力を持ってるんだ!」

 

 

 

麟輝「無理だ!無理だよー!!」

 

 

 

 

一馬「・・・・」

 

 

 

麟輝「一兄?」

 

 

 

 

一馬「ふんっ!!」

 

 

バキッ!

 

 

 

麟輝「うわああっ!?」

 

 

 

駄々をこねていた麟輝を一馬は麟輝の頬を殴った。

 

 

 

麟輝「な・・・・何するんだよ!一兄!?」

 

 

 

一馬「バカ野郎!!お前は忘れたのか!!俺とお前が交わした約束を!!」

 

 

 

 

麟輝「約束・・・・はっ!」

 

 

 

麟輝は思い出した。

 

 

それは雷光寺に行く前、麟輝と一馬はある施設で暮らしていた。

 

 

 

麟輝の両親は麟輝が小さい頃に他界してその親戚の紹介で施設に入り、一馬は親の顔をよく知らない・・・・赤ん坊の頃から施設に住んでいたのであった。

 

 

 

 

雷光寺に向かうため施設を出る決心をした一馬、だがそれについていこうとする麟輝がいた。

 

 

 

麟輝「一兄!」

 

 

一馬「麟!」

 

 

 

 

 

麟輝「一兄!どこに行くんだよ?」

 

 

 

一馬「麟・・・・俺はこれから悪い奴等と戦うために雷光寺と呼ばれる所に行く!」

 

 

 

麟輝「だったら俺も行くよ!」

 

 

 

 

一馬「駄目だ!あそこはやわな覚悟で行く所じゃない!来るな!」

 

 

 

 

 

麟輝「行くったら!行く!!」

 

 

 

一馬「・・・・」

 

 

 

諦めの悪い麟輝の駄々に一馬はあることを約束した。

 

 

 

 

 

一馬「だったら麟!これだけは約束してくれ!」

 

 

 

 

麟輝「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やろうと決めたことを最後までやりきれ!!

 

 

 

 

 

麟輝「はっ!」

 

麟輝はその事を思いだし一馬はにこりと笑顔をふるう。

 

 

 

 

 

一馬「麟」

 

ポン

 

 

 

麟輝「一兄・・・・」

 

 

 

 

一馬「お前はまだ始まったばかりだ!それにあの総弩って奴もお前のことを信用してるらしいからな・・・・お前の実力は俺がよく知っている・・・・だから麟!」

 

 

 

 

麟輝「一兄!?」

 

 

 

 

薄々と消えていく一馬に涙が溢れる麟輝

 

 

 

 

一馬「お前なら・・・・俺の知らない所まで越えていけると俺は信じている・・・・だからお前もお前自身を信じろ!お前なら出きる・・・・」

 

 

 

 

 

 

スウッ・・・・

 

 

 

 

 

 

それだけを言い残し一馬は消えてしまった。

 

 

 

 

 

 

麟輝「・・・・・・・・」

 

 

 

 

一人だけになり立ちぱなっしの麟輝は拳を握りしめ、涙を拭い、その目は決意の眼に変わった。

 

 

 

 

 

 

麟輝「っ!!」

 

 

 

 

麟輝は全速力で雷光寺に向かう。

 

 

そしてついに麒麟槍士が誕生する!

 

 

 

まて次回!

 

 

 

to be continued

 

 




次回!ついに麒麟槍士が・・・・




総弩「行こうぜ!」



麒麟槍士「ああ!!」



次回「麒麟槍士!誕生!」


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29話 誕生!麒麟槍士

麒麟槍士編のバトルはここで終わりです。


次はプリキュアです。


アナザーガロ「ふん!」

 

 

 

 

バチイィィィーーーーー!!!!!

 

 

 

 

 

総弩「うわああっ!?」

 

 

 

 

 

アナザーガロの持つ麒麟の雷撃がジオウを苦しめていった。

 

 

 

 

滝東也「総弩!糞!」ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

アナザーガロ「フンッ!」

 

 

 

滝東也「何!?」

 

 

 

 

滝はストレンジリボルバーでジオウを助けようとしたがアナザーガロによってそれを払ってしまった。

 

 

 

 

アナザーガロ「何者であろうとこの俺を止めることは出来ん!俺は麒麟槍士をも越えた最強の存在となった!」

 

 

「まて!!」

 

 

アナザーガロが高笑いしてる時、破壊された門の所から声が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「来たか・・・・」

 

 

 

狛「麟輝さん!」

 

 

 

九「麟輝殿!」

 

 

 

鬼丸「麟輝・・・・」

 

 

 

 

 

アナザーガロ「麟輝・・・・ふん!やはり生きてたかこの死にぞこない」

 

 

 

 

 

麟輝「電火・・・・俺は今ここであんたに引導を渡す!」

 

 

 

 

 

アナザーガロ「何?」

 

 

 

 

麟輝「そして俺は一兄の果たせなかった約束を今・・・ここで果す!!うおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

麟輝はアナザーガロに向かって思いっきり走ってきた。

 

 

 

 

アナザーガロ「ふん!馬鹿が!狙い撃ちだ!!」

 

 

 

 

バチイィィィーーーーー!!!!!

 

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

麟輝「うおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

 

アナザーガロの放つ麒麟の稲妻が麟輝に襲い掛かるが全て外され徐々に向かっていく。

 

 

 

 

アナザーガロ「馬鹿な!なぜだ!?」

 

 

 

 

麟輝「うおおおおおおおおお!!」

 

 

 

 

アナザーガロ「だったら一突きにしてくれる!!死ねえええええ!!」

 

 

 

 

アナザーガロは麒麟で麟輝を串刺しにしようと振るったその時、麟輝はその麒麟の槍の刃のほうを握りしめた。

 

 

 

 

アナザーガロ「黒こげになれえええええ!!」

 

 

バリバリバリバリバリバリ!!!

 

麟輝「がああああああああああ!!!!!!!」

 

 

 

狛「麟輝さん!!」

 

 

 

九「麟輝殿!!」

 

 

 

 

 

紫の稲妻が麟輝を痺れさせるが、麟輝は刃のほうを力強く握りしめ声を出した。

 

 

 

 

麟輝「麒麟!・・・・お前は苦しいんだろ・・・・痛いんだろ・・・・だったら俺と一緒に戦ってくれ!!」

 

 

 

 

総弩「!!」

 

 

 

 

麟輝「俺は・・・・一兄のように・・・・器用じゃないけど・・・・一兄の果たせなかった・・・・約束は最後までやりきる!!うおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

その時、麒麟の刃から黄色い光が輝き出した。

 

 

 

 

 

アナザーガロ「なんだ!?」

 

 

 

 

鬼丸「もしや・・・・」

 

 

 

 

 

鬼丸はその光景に見覚えがあった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麟輝「う・・・・ここは?」

 

 

 

あの黄色い光に浴びた麟輝は目を開けるとそこは別の空間にいたのであった。

 

 

 

 

 

 

コッ・・・・コッ

 

 

 

 

 

麟輝「!?」

 

 

 

後ろから樋爪の音が聞こえ振り向くとそこにいたのは

 

 

 

 

麟輝「き・・・・麒麟!」

 

 

 

 

麒麟槍士の伝説に出てくる聖獣 麒麟であった。

 

 

 

その巨体を見て圧倒するような威圧感に驚く麟輝、

 

 

 

 

 

麒麟「汝に問う、汝は何のために世に会った?答えよ」

 

 

 

 

麟輝「何のために・・・・」

 

 

 

 

麟輝はこれまで一馬や狛、九などの家族と一緒に過ごした日々を思いだし、麟輝は答えた。

 

 

 

 

 

麟輝「俺はこれまで一兄達に助けられてここにいる。だけど今度は俺がみんなを助ける番だ!麒麟、俺と共に戦ってくれ!」

 

 

 

 

麒麟「助けられてここにいる・・・・そして汝がみんなを助ける・・・・」

 

 

 

 

麟輝「・・・・」

 

 

 

 

麒麟「ふっ、変わらんな・・・・その願いは」

 

 

 

 

麟輝「え?」

 

 

 

麒麟「これまで会った歴代の麒麟槍士達はお主のように誰かに助けられみんなを助けるという願いが多かった。彼らはそれを力に変えてこの世界の危機を救っていった。」

 

 

 

 

麟輝「それじゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麒麟「うむ・・・・認めよう・・・・」

 

 

 

麒麟の体から輝きだしその一瞬に一馬がニコリと笑った幻影があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バチバチバチ!!

 

 

 

 

アナザーガロ「ふん!終わったか?」

 

 

 

アナザーガロは勝利と確信し槍を引こうとしたその時、

 

 

 

 

カアアアっ!!

 

 

 

 

アナザーガロ「なんだ?槍が輝きだした!?うわああっ!?」

 

 

 

 

突然槍が輝きだしアナザーガロのもとから離れ槍はひとりでに浮かび槍は麟輝の腕につかまれた。

 

 

 

 

 

 

麟輝「一兄・・・・槍が俺を認めてくれた」グッ!

 

 

 

麟輝は槍を握りしめ、槍を天に掲げた。

 

 

 

 

麟輝「雷撃武装!!」

 

 

 

 

 

 

カッ!

 

 

 

 

ドオォーーーーーン!!

 

 

 

総弩「なんだ!?」

 

 

 

 

 

鬼丸「麒麟槍士に選ばれた者は槍を天に掲げることで雷撃武装と呼ばれる技で麒麟の鎧を装着することが出来る!それを装着することで麒麟槍士の本来の力が発揮できる!!」

 

 

 

 

狛「では麟輝さんは・・・・」

 

 

 

 

鬼丸「ああ、麒麟槍士となりおった!!」

 

 

 

 

 

 

 

狛は感激し鬼丸は麟輝が麒麟槍士なったことに心より喜んだ。

 

 

 

 

 

黄色い雷を浴びた麟輝の姿は全身に白と黄色の鎧に包み頭は麒麟の一本角と赤い鬣を持った兜を装着した。

 

 

 

 

 

麒麟槍士「はっ!!」

 

 

 

 

総弩「あれが・・・・麒麟槍士」

 

 

 

 

滝東也「すげえ・・・・」

 

 

 

ハリー「金ピカや」

 

 

 

はぐたん「はーぎゅー」

 

 

 

 

ジオウと滝はその姿に驚き鬼丸はそれをアナザーガロに説明した。

 

 

 

 

 

鬼丸「電火よ!見るがいい!」

 

 

 

アナザーガロ「?」

 

 

 

 

鬼丸「これこそ雷光家が代々語り継がれた戦士、麒麟槍士の姿だ!今ここで貴様はここで倒される運命だ!」

 

 

 

 

 

 

アナザーガロ「ふん!そんな運命知ったことか!うおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

アナザーガロはアナザー牙狼剣を取り出し麒麟槍士に斬りかかった。

 

 

 

 

麒麟槍士「はああっ!!」

 

 

 

ドガッ!!

 

 

 

アナザーガロ「ぐはっ!!」

 

 

 

麒麟槍士の槍の突きがアナザーガロの胸に当たりその威力に圧倒された。

 

 

 

 

アナザーガロ「そんな馬鹿な!はあああああ!!」

 

 

 

 

麒麟槍士「襲い!!」

 

 

 

 

麒麟槍士の槍が黄色の稲妻を纏いそれを回転させての斬撃を放った。

 

 

 

 

麒麟槍士「必殺!雷撃斬!」

 

 

 

 

ズシャアアアア!!!

 

 

 

 

アナザーガロ「ぐあああああああ!!」

 

 

 

 

麒麟槍士となった麟輝に圧倒される電火ことアナザーガロ、鬼丸はもうアナザーガロに勝ち目はないと確証した。

 

 

 

 

 

鬼丸「電火よ!もう勝負はついたも当然!麟輝は麒麟槍士となったのは力・・・・そして心が彼を強くしたのだ!」

 

 

 

 

アナザーガロ「心・・・・だと」

 

 

 

 

鬼丸「そうだ力がどんなに強くなろうとも心が弱ければその力は暴力に匹敵する・・・・だが麟輝にはその力と心は同じに強くなっておるのだ!」

 

 

 

 

 

アナザーガロ「いつも・・・・いつもいつも心心だとふざけんな!!そんなもの壊してやるううううううう!!!」

 

 

 

 

 

アナザーガロは暴走しガロと同じように暴走した状態となった。

 

 

 

 

アナザーガロ「グオオオオオ!!」

 

 

 

 

ズシャッ!

 

 

 

麒麟槍士「くっ!」

 

 

アナザーガロ暴走態の巨大な爪が麒麟槍士に襲い掛かるがそれをかわした。

 

 

 

 

総弩「麟輝!」

 

 

 

麒麟槍士「総弩って言ったな・・・・俺と一緒に戦ってくれるか?」

 

 

 

麒麟槍士の言葉にジオウ仮面の中の総弩は笑った。

 

 

 

 

総弩「もちろんだ!そういう約束だからな」

 

 

 

 

その時、金閣寺の方角から光が放ちその光がジオウと麒麟槍士の前に現れた。

 

 

 

 

総弩「プリズムクリスタル!」

 

 

 

その時、ジオウの持つスピリットフィギュアから仮面ライダーストロンガー、イナズマン、ギンガマンのギンガイエロー、マジレンジャーのマジイエロー、キョウリュウジャーのキョウリュウゴールド、ジャスティライザーのライザーガント、セイザーXのビートルセイザー仮面ライダー響鬼の轟鬼 斬鬼 ニンニンジャーのスターニンジャー、ウルトラマンエックスがプリズムクリスタルの中に入った。

 

 

 

 

麒麟槍士「なんだ?」

 

 

 

スッ!

 

 

 

 

麒麟槍士「うおっ!」

 

 

 

プリズムクリスタルが麒麟槍士の中に入った。

 

 

 

 

総弩「プリズムクリスタルが麟輝の中に入った!ということは」

 

 

 

ジオウは戦士を探すためにいつも持ち歩いてる赤の勇者の書を見ると

 

 

 

 

“3の戦士 体から発せられる雷、専用の槍を持ちその敵をひとつきで貫くライトニングスピア”

 

 

 

 

 

 

麒麟槍士「なんだ?力がみなぎる・・・・うおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

麒麟槍士の全身が光だし現れたのは・・・・

 

 

 

 

 

麒麟槍士(聖獣)「オオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

麒麟槍士は聖獣麒麟となり雄叫びを上げた。

 

 

 

 

 

狛「麟輝さんが麒麟に!」

 

 

 

鬼丸「こんなことが・・・・」

 

 

 

 

 

 

総弩「おもしれえ・・・・」

 

 

ジオウは総弩に戻り総弩はクロスリングで鬼太郎とセイバーのカードを取り出した。

 

 

 

総弩「鬼太郎!セイバー!」

 

 

 

 

 

 

 

《鬼太郎!・セイバー!クロスオーバー!》

 

 

 

総弩「闇を祓う力、お借りします!」

 

 

 

 

 

 

 

《クロスチェンジ!エクスゴースト!》

 

 

 

 

 

 

総弩「行くぜ!」

 

 

 

 

総弩は麒麟槍士聖獣態の背中にまたがり麒麟槍士聖獣態はアナザーガロに向かって突進した。

 

 

 

 

アナザーガロ「グオオオオオ!!」

 

 

 

 

 

 

総弩「これで決める!」

 

 

 

麒麟槍士(聖獣態)「オオオオオ!!」

 

 

 

 

 

総弩と麒麟槍士は赤と黄色のオーラに包み込みその姿は角を構えた麒麟に変わった!

 

 

 

 

 

総弩「必殺!雷光!聖霊斬!!」

 

 

 

 

 

ブシャアアアアアッ!!!

 

 

 

 

アナザーガロ「グオオオオオ!!?」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

総弩と麒麟槍士の合体必殺技でアナザーガロを粉砕した。

 

 

 

 

電火「がはっ!」

 

 

 

 

 

パリィィーーン!

 

 

 

 

アナザーガロから戻った電火はアナザーガロのライドウォッチが破壊された。

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼丸「見事!」

 

 

 

 

 

総弩「ふっ」

 

 

麟輝「へへっ」

 

 

 

 

戦いを終えた総弩と麟輝はガッチリと握手した。

 

 

 

 

だがまだ終わりではなかった

 

 

 

 

醸下院「まだ終わりませんよ♪」

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 



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30話 ギャラクシーキュアブラック

5泊4日の北海道旅行に行ってたのですこし頭の整理をしたいと思っています。


麟輝が麒麟槍士となり総弩とともにアナザーガロこと斬田 電火を打ち倒すことに成功した。

 

 

 

 

電火は師範達に捕らえられ

 

 

 

一件落着かと思ったが

 

 

 

 

 

 

醸下院「おっとまだ終わってませんよ?」

 

 

 

 

総弩「お前!?」

 

 

 

麟輝「なんだあいつ」

 

 

 

空中に浮かぶ醸下院はニヤニヤとにやけながら現れた。

 

 

 

 

 

総弩「お前、野乃達をどこへやった!」

 

 

 

醸下院「ふっ、彼女達は今とある星に連れていきあるプリキュアと戦っている頃でしょうね」

 

 

 

 

総弩「戦う?まさか」

 

 

 

 

そのまさかであったはなたち総弩の約束を破ってプリキュアに変身してしまったのであった。

 

 

 

 

 

麟輝「お・・・・おい!」

 

 

 

 

滝東也「大丈夫か?」

 

 

 

 

総弩はショックを受け膝を落としてしまった。

 

 

 

それをささえる麟輝と滝東也

 

 

 

駆けつけたハリーはどうしてプリキュアになったらいけないのか気になった。

 

 

 

 

ハリー「なあ総弩!なんではなたちがプリキュアに変身したらいけないんや?」

 

 

 

 

 

総弩は何故プリキュアに変身してはいけないのか答えた。

 

 

 

 

総弩「星奈師匠によると・・・・プリキュアには“フロントタイプ”と“バックタイプ”と呼ばれる二種類があるフロントタイプはふたりはプリキュアからスタートゥインクルまでのプリキュアなど表舞台(作者でいうテレビの中の存在にあたる)活躍するプリキュア・・・・そしてバックタイプはカレッツプリキュア、サルワートルプリキュアなど表舞台に出ずに活躍するプリキュアなどを差す・・・・」

 

 

 

 

ハリー「それが何なんや?」

 

 

 

 

総弩「フロントタイプのプリキュアの大半がジェネラルプリキュアによって捕らえられそのせいでプリキュウスが復活してしまった・・・・わかるか?」

 

 

 

 

ハリー「プリキュウスの復活・・・・まさか!」

 

 

 

 

 

ハリーの疑問の答えに総弩は頷いた。

 

 

 

 

 

その頃、とある星に連れてかされたはなたち

 

 

 

 

はな「ここはどこ?」

 

 

 

はなたちは総弩と一緒に行動してたのに醸下院によってこの何もないこの荒野の星に連れてかされた。

 

 

 

 

 

ルールー「分析したところ生命反応は0どうやらここは何もない未知の星です。」

 

 

 

 

ほまれ「未知の星ってここは地球じゃないの!?」

 

 

 

 

ルールー「はい・・・・」

 

 

 

 

さあや「そんな・・・・」

 

 

 

 

 

えみる「あれは何なのです?」

 

 

 

 

えみるが指差した方向を見ると何やら黒い流星がはなたちの近くに落ちていることに気づく。

 

 

 

 

はな「みんな!逃げて」

 

 

 

 

ドオォーーーーーン!!

 

 

 

 

はなの言葉に一同は散開し隕石ははなたちがいた地点に落下した。

 

 

 

 

その時、その流星で現れたのは・・・・

 

 

 

 

 

 

えみる「え?あれは?」

 

 

 

 

さあや「キュアブラック?」

 

 

 

はな「もしかしてなぎささん?」

 

 

 

 

ほまれ「え?確かなぎささんはプリキュア帝国に捕らえられているって・・・・」

 

 

 

 

 

ルールー「いいえ・・・・あれはキュアブラックではありません」

 

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

 

ルールー「あれは・・・・キュアブラックではない別の存在!」

 

 

 

 

ルールーの言葉にはな達はキュアブラックに似た存在を睨み付けた。

 

 

 

 

 

Gキュアブラック「我が名は・・・・銀河の覇者 ギャラクシーキュアブラック・・・・」

 

 

 

 

 

はな「ギャラクシー・・・・キュアブラック?」

 

 

 

はなはキュアブラックに似たプリキュアの名に唖然とした。

 

 

 

さあや「貴方は・・・・プリキュア帝国・・・・それともゼロフォウルのプリキュアなの?」

 

 

 

さあやは恐る恐るギャラクシーキュアブラックに質問すると彼女は当然というように答えた。

 

 

 

 

Gブラック「我はそんな組織に属さぬ・・・・」

 

 

 

 

はな「ということは味方なの!?」

 

 

 

 

Gブラック「味方?・・・・・・・・くだらん!!」

 

 

 

ドッ!!!

 

 

 

「「「「「きゃあああ!!」」」」」

 

 

 

 

ギャラクシーキュアブラックの凄まじい覇気に5人は本能的にヤバイと感じた。

 

 

 

 

Gブラック「我は仲間など持たぬ!!仲間を持つということは弱者という証・・・・」

 

 

 

はな「仲間を持つということが弱者?なんで?」

 

 

 

 

Gブラック「仲間を持つということは一人一人が弱いということ!だが我は一人で誰よりも強いのだ!」

 

 

 

 

はな「違う・・・・違うよ!」

 

 

 

 

Gブラック「何?」

 

 

 

 

はな「仲間を持つということは・・・・友達を持つということはどんな苦しいことも辛いことも一緒に乗りきれば怖くないんだよ!だからそれを否定するな!!」

 

 

 

 

はなの怒りの言葉にギャラクシーキュアブラックはほくそ笑みはなたちを挑発した。

 

 

 

 

Gブラック「ほお・・・・ならば見せてもらおうか?お前達の友達という奴を・・・・」

 

 

 

 

はな「みんな!行くよ!」

 

 

 

はなはプリハートを取り出した。

 

 

 

 

それを見て四人は決意してプリハートを取り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ミライクリスタル!ハート、キラッと!はーぎゅー!』

 

 

 

 

 

はな達はプリハートにミライクリスタルを装着し、全身に光をまとい、姿が変わる。

 

 

 

 

総弩の忠告を無視して・・・・

 

 

 

 

エール「輝く未来を抱きしめて!みんなを応援!げんきのプリキュア!キュアエール!」

 

 

 

 

はなはキュアエールに変身。

 

 

 

 

 

アンジュ「輝く未来を抱きしめて!みんなを癒やす!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」

 

 

 

さあやはキュアアンジュに変身。

 

 

 

エトワール「輝く未来を抱きしめて!みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」

 

 

 

ほまれはキュアエトワールに変身。

 

 

 

マシェリ&アムール「輝く未来を抱きしめて!みんな大好き!愛のプリキュア!」

 

 

 

マシェリ「キュアマシェリ!」

 

 

 

アムール「キュアアムール!」

 

えみるはキュアマシェリ、ルールーはキュアアムールに変身。

 

 

 

 

『HUGっと!プリキュア!』

 

 

 

 

 

 

はなたちはプリキュアに変身してしまった。

 

 

そして気づいてしまった。はなたちプリキュアが変身するということは・・・・プリキュウスが復活してしまったことにあることを・・・・

 

 

 

 

 

to be continued

 



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31話 なれの果て

北海道旅行に言ってたのでこれを書くまで一応リハビリしてました。


 

 

 

 

Gブラック「ははは、来い!」

 

 

 

 

エール「やあああっ!!」

 

 

 

バシッ!

 

 

 

一番手にエールがギャラクシーキュアブラックに殴りかかろうと飛び込んだ。

 

 

 

Gブラック「どうした?その程度か!?」

 

 

 

エール「まだまだ!」

 

 

バシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシバシ!!

 

 

 

 

エールのパンチの連打を炸裂したがどれも片手だけで防いでいった。

 

 

 

 

Gブラック「その程度か?お前はまだその力を生かしていないな」

 

 

 

エール「え?」

 

 

 

Gブラック「パンチというのはな狙った相手を殺す気で拳に力を入れて打つ!!」

 

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

 

エール「ぐふっ!!」

 

 

 

 

ギャラクシーキュアブラックの拳はこれまで味わったことのない威力でエールの腹がめり込むほどであった。

 

 

 

 

アンジュ「エール!」

 

 

エトワール「大丈夫?」

 

 

 

Gブラック「その程度か?」

 

 

 

Gブラックは欠伸を出し退屈そうに背伸びをした。

 

 

 

 

アンジュ「私達で彼女の気を引いてる間に・・・・」

 

 

 

エトワール「マシェリとアムールで攻撃して!」

 

 

 

 

マシェリ「はいなのです!」

 

 

 

アムール「わかりました」

 

 

 

 

 

 

Gブラック「何を考えてもムダだ・・・・」

 

 

 

 

アンジュ「無駄かどうか・・・・」

 

 

 

エトワール「自分達で決める!」

 

 

 

 

アンジュとエトワールのパンチの猛ラッシュがギャラクシーキュアブラックに炸裂するがそのギャラクシーキュアブラックはそれを軽く払った。

 

 

 

 

「「はああああああああ!!!!」」

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!

 

 

 

 

パシパシパシパシパシパシパシパシパシッ!!

 

 

 

 

 

Gブラック「無駄だと言うのに・・・・」

 

 

 

 

アンジュ「二人とも!」

 

 

 

エトワール「今だよ!」

 

 

 

Gブラック「むっ!」

 

 

 

二人が一端距離を離れその背後には

 

 

 

 

「「ツインラブ!ロックビート!!」」

 

 

 

 

Gブラック「ぬっ!」

 

 

ミライクリスタルをセットして 二人でツインラブギターを奏でることによって、 そのメロディによって対象を浄化することが出来る必殺技である。

 

 

 

 

 

ドオォォーーーーン!!

 

 

 

 

エール「やった!」

 

 

 

エールは二人の必殺技でギャラクシーキュアブラックを倒すことに成功したと確信した。

 

 

 

 

だが・・・・

 

 

 

 

Gブラック「その程度か?」

 

 

 

 

 

アムール「そんな!?」

 

 

マシェリ「私達二人の必殺技が防がれるなんて」

 

 

 

 

シュン!

 

 

 

 

マシェリ「あっ!?」

 

 

 

マシェリの目の前にギャラクシーキュアブラックが間近に現れた。

 

 

 

 

Gブラック「お前達の力を奪う前に軽くいたぶってやろう!」

 

 

 

 

アムール「危ない!」

 

 

 

Gブラックの突きがマシェリに襲いかかったがアムールがマシェリを庇った。

 

 

 

 

ズシャっ!!

 

 

 

 

 

エール「あっ!?」

 

 

アンジュ「!!」

 

 

エトワール「アムール!!」

 

 

 

 

 

ギャラクシーキュアブラックに貫かれたアムールはコードが飛び出し煙と電気が飛び散った。

 

 

 

 

 

バチバチバチ

 

 

 

アムール「あ・・・・アア・・・・」

 

 

 

 

Gブラック「ふん!クライアスのガラクタが!!」

 

 

 

ズボッ!

 

 

 

ドサッ!

 

 

 

 

マシェリ「ルールー!」

 

 

 

 

ギャラクシーキュアブラックによって貫かれた大きな穴が出来アムールはルールーに戻り倒れてしまった。

 

 

 

 

 

マシェリ「ルールー!ルールー!しっかりするのです!」

 

 

 

 

マシェリはルールーを揺すりルールーは意識が朦朧としている時、マシェリの顔に近づき

 

 

 

 

ルールー「え・・・・ミ・・・・ル・・・・」

 

 

 

マシェリ「ルールー!」

 

 

 

 

ルールー「ぶ・・・・ジ・・・・です・・・・カ?」

 

 

 

 

マシェリ「私は大丈夫であります!ルールーが・・・・ルールーが・・・・」

 

 

 

 

 

ルールー「よ・・・・カ・・・・・・・・た・・・・」

 

 

 

 

ルールーの眼に光が無くなりルールーの意識もといコンピューターが消去した。

 

 

 

 

 

マシェリ「ル・・・・ルーーーールーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

 

 

 

 

 

 

エール「ルールー!?」

 

 

 

アンジュ「ルールー!?」

 

 

 

エトワール「ルールー!!」

 

 

 

 

ルールーが倒れたことでエール達の眼に涙があふれでた。

 

 

 

 

 

マシェリ「ルールー!起きてください!ルールー!」

 

 

 

 

Gブラック「ふん!ガラクタごときに涙を流すなど・・・・とんだお人好しだな・・・・」

 

 

 

 

エール「ガラクタ・・・・」

 

 

 

 

ギャラクシーキュアブラックの言葉に3人は怒りを露にした。

 

 

 

 

エール「ルールーはガラクタじゃない!友達だ!」

 

 

 

アンジュ「貴方のような心を持たない人間がルールーを語らないで!!」

 

 

 

エトワール「お前みたいな奴なんかプリキュアじゃない!!悪魔だ!!」

 

 

 

 

 

マシェリ「はな・・・・先輩?」

 

 

 

 

マシェリはエール達の怒りの行動と感情に何か不安要素を感じていた。それを見ていたギャラクシーキュアブラックは3人を見て何かを察知した。

 

 

 

 

Gブラック「・・・・機械が友達だと・・・・エール・・・・お前達は本当に・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・バカなプリキュアだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブチッ!

 

 

 

 

 

エール「うああああああああああ!!!」

 

 

 

アンジュ「ああああああああああああああああ!!!」

 

 

 

 

エトワール「はあああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

マシェリ「はな先輩!?さあや先輩?ほまれ先輩?」

 

 

 

 

 

マシェリの眼に映るのはエール達の体が徐々に巨大化しそして尻尾も生え何やら人間とはほど遠い異形の存在になろうとしたのであった。

 

 

 

 

 

 

マシェリ「これは貴方の仕業なのですか?」

 

 

 

マシェリはギャラクシーキュアブラックを睨んだが彼女はそれを無責任に答えた。

 

 

 

 

Gブラック「これは私じゃない・・・・これは彼女達自身が目覚めさせたのだ・・・・怪物を」

 

 

 

 

マシェリ「え?・・・・怪物?」

 

 

 

 

Gブラック「プリキュア・・・・得に表側で活躍していたお前達は母のプリキュウスが復活したことによってその力は暴走状態になりやすくなっているのだ。お前らが変身したことによって・・・・怒りの感情になった時点であいつらは・・・・」

 

 

 

マシェリ「ま・・・・まさか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェネラルプリキュアのプリキュアウェイクしなくても・・・・奴等は勝手に力に飲み込まれ・・・・破壊の限りを尽くす怪物に成り代わる・・・・

 

 

 

 

 

 

マシェリ「そんな・・・・」

 

 

 

 

マシェリはあの時、総弩が言っていたプリキュアに変身してはいけないと言う言葉の意味が確信した。はな達がプリキュアに変身してもプリキュウスが存在してることでその力は暴走状態になりやすい状態になっていることだった。

 

 

 

 

 

 

Gブラック「どうやら、我の目的はこいつらの力を解放しただけか?」

 

 

 

ギャラクシーキュアブラックはもう用はないと確信し飛び去った。

 

 

 

 

マシェリ「待ちなさい!」

 

 

 

 

 

 

エール?「うううううううう」

 

 

 

アンジュ?「ううううううう」

 

 

 

エトワール?「ううううううう」

 

 

 

 

 

マシェリ「はな・・・・先輩?」

 

 

 

マシェリはおそるおそる後ろを振り向くと・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ん!?」

 

 

 

総弩はなにか嫌な予感を察知し上を見上げた。

 

 

 

 

 

 

一方、総弩達は空中に浮かんでいる醸下院を見て醸下院はニヤリと笑った。

 

 

 

 

 

醸下院「では・・・・お待ちかね・・・・彼女達のなれの果てをご堪能あれ♪」

 

 

 

 

 

 

総弩「なれの・・・・果て・・・・まさか!!」

 

 

 

 

 

 

醸下院の言葉に総弩は彼女達が禁じていたあれをやったことを確信してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

醸下院「さあ!出てきてくださあーーい♪」

 

 

 

 

 

 

 

その時、巨大な次元ホールから現れたのは3体の怪物・・・・だがそれには見覚えがあった。

 

 

 

 

 

ハリー「な・・・・なんやあれ?」

 

 

 

総弩「あれは・・・・・・・・プリキュアだ」

 

 

 

 

ハリー「え?なんやて!?あれがプリキュア!?」

 

 

 

 

総弩「そう!あれは野乃達プリキュアの・・・・なれの果てだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩達の目の前にいるのはプリキュアの力に飲み込まれ巨大な怪物と成り果てたエール、アンジュ、エトワールの慣れ果てであった。

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 




ギャラクシーキュアブラックによって破壊されたルールーに怒りを露にしたエール達それが仇となって怪物と化した。




それを打開する策はあるのか?



次回、赤と緑の封印術!




雷の戦士の話しは次で終了!


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32話 緑の封印術とジオウⅡ

長かったプリキュア暴走編は完結、そしてジオウがジオウⅡになったり緑の勇者 再登場!お願いします。


総弩「あれは野乃達プリキュアの・・・・なれの果てだ」

 

 

 

ハリー「なんやて!あれがはなたちやて!?」

 

 

 

今目の前に立ちふさがるのは鳥のような怪物、キュアアンジュの慣れ果てアンジュエンド、黄色い足が恐竜の足に近く大顎が発達したキュアエトワールのなれの果て エトワールエンド そして真ん中に立っているのは桃色で目は鋭く牙もあり両腕の爪が鋭くなり今でも襲いかかってくるような怪物 キュアエールのなれの果て エールエンド

 

 

 

 

 

 

醸下院「くくく・・・・どうですか?プリキュアのみなさんのなれの姿は」

 

 

ハリー「おい!なんではなたちがこんな姿になってしまったんや」

 

 

 

 

えみる「それは・・・・ギャラクシーキュアブラックという・・・・プリキュアに襲われたから・・・・なのです」

 

 

 

 

ハリー「えみる!それにルール・・・・はっ!」

 

 

 

総弩「!!」

 

 

滝東也「これは・・・・」

 

 

 

総弩達が見たルールーに姿はギャラクシーキュアブラックによって胸を貫かれ全ての機能が停止されたルールーの姿であった。

 

 

 

 

醸下院「ほお・・・・どうやら3人はロボットの彼女を壊されたことでその力を解放したのですね・・・・」

 

 

 

ハリー「どういうことや!?」

 

 

 

 

総弩「おそらく、プリキュアのお決まりである友達をバカにするつまり否定されたことによってあいつらの込み上げた怒りによってその力が解放されて怪物化してしまったんだ!!」

 

 

 

ハリー「なんやて」

 

 

 

滝東也「戦士であっても彼女達はまだ中学生の子供だ!それを利用されちまったのか・・・・」

 

 

 

 

 

醸下院「そうです・・・・さあプリキュアのなれの果てのみなさん!勇者さん達をこの場で殺してくださーーーい♪」

 

 

 

「「「オオオオオオオオオオオオ!!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

醸下院の命令で雄叫びを上げたプリキュアのなれの果て達は総弩達に襲いかかってきた。

 

 

 

 

ハリー「やめるんや・・・・やめるんや!!はなああああああ!!!」

 

 

 

 

はぐたん「ママああ!!」

 

 

 

ハリーとはぐたんがエールエンド達の目の前に立ったが・・・・

 

 

 

 

 

エールエンド「オオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

 

 

 

ハリー「はな!?」

 

 

 

エールエンドの耳に入らずその巨大な爪がハリーとはぐたんに襲いかかった。

 

 

 

 

 

しかし

 

 

 

 

 

≪カメーーン!ライダー!ジオウ!!≫

 

 

 

 

総弩「はあああ!!」

 

 

 

パシッ!

 

 

 

ドオオオオオオオオン!!

 

 

 

仮面ライダージオウに変身した総弩がギリギリまでハリーとはぐたんからエールエンドの攻撃をかわした。

 

 

 

 

総弩「もう駄目だ・・・・今のあいつらはプリキュアの力に呑まれている・・・・このままだと暴走し続けこの世界が滅びてしまう!」

 

 

 

 

麒麟槍士「なんだって!?」

 

 

 

滝東也「じゃあ、このままほっとくわけにはきかなくなったな」

 

 

 

 

ハリー「お前ら・・・・はなになにするんや?」

 

 

 

 

 

ハリーはおそるおそるジオウに訪ねるとジオウは・・・・

 

 

 

 

総弩「ここで奴等を止める!」

 

 

 

ジオウの言葉にハリーはそれを止めようとした。

 

 

 

 

ハリー「ちょっ気を確かに持て!はなたちにはもとの世界に戻ってクライアス社と戦う使命があるんやで!」

 

 

 

 

総弩「そのクライアス社とプリキュアが“プリキュア帝国”によって作られた物でもか?」

 

 

 

ハリー「え?」

 

 

 

エールエンド「オオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

 

ハリー「うわっ!?」

 

 

 

総弩「ふっ!」

 

 

 

エールエンドの巨大な爪が振り下ろそうとした時、ジオウはハリーを抱えて飛んだ。

 

 

 

 

 

ハリー「あ・・・・」

 

 

 

総弩「話は後で話す!まずはこいつを止める!」

 

 

 

 

ジオウはフリーダムガンダムのライドウォッチを取り出した。

 

 

 

 

≪フリーダムガンダム!≫

 

 

 

 

 

そしてそれをジゲンドライバーにセットした。

 

 

 

 

≪アーマーターイム!フリーダムガンダム!≫

 

 

 

 

 

ジオウはフリーダムガンダムアーマーを装着し空中戦でやり過ごそうとした。

 

 

 

 

 

エールエンド「オオオオ・・・・」

 

 

 

 

総弩「痛いかもしれないが我慢しろよ!」

 

 

 

ジオウはフリーダム専用ライフルMA-M20 ルプスを構えエールエンドに狙いを定めた。

 

 

 

 

 

バシュン! バシュン!バシュン!

 

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

ハリー「はな!」

 

 

 

 

ハリーは心配げにエールエンドに叫んだがエールエンド自身傷ひとつつかずジオウに襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

エールエンド「ウオオオオオオ!!」

 

 

 

 

 

 

総弩「くっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンジュエンド「ピャアアアアア!!」

 

 

 

 

 

滝東也「くっ!」

 

 

 

ドンッ! ドンッ!ドンッ!

 

 

 

 

巨大な翼で襲いかかってくるアンジュエンドを滝東也はストレンジリボルバーで打ち落とそうとするがスピードが早く狙いが定まらない。

 

 

 

 

滝東也「畜生!」

 

 

 

 

アンジュエンド「ピャアアア!!」ブァサア!!

 

 

 

 

 

ブオオオオオオオ!!

 

 

 

滝東也「うわああ!!」

 

 

 

 

巨大な翼の突風が滝東也を吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

エトワールエンド「ヴアアアアア!!」

 

 

 

 

 

麒麟槍士「雷撃爆斬!」

 

 

ドオオーーーン!!

 

 

エトワールエンド「ヴアアアアア!!」

 

 

 

 

エトワールエンドの発達した足で麒麟槍士の技をかわしていく。

 

 

 

 

 

麒麟槍士「遠距離が駄目なら・・・・」

 

 

 

 

麒麟槍士は槍を地面に突き刺した。

 

 

 

 

麒麟槍士「地雷落とし!」

 

 

 

バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!

 

 

 

 

 

エトワールエンド「ヴアアアアア!!?」

 

 

 

 

 

地面を突き刺した雷撃がエトワールエンドに炸裂した。

 

 

 

 

 

・・・・だが

 

 

 

エトワールエンド「ウオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

麒麟槍士「何!?」

 

 

 

麒麟槍士の雷技を喰らったとしてもエトワールエンドにはびくともしなかった。

 

 

 

 

エトワールエンド「ウオオオオオオオ!!」

 

 

ブンッ!!

 

 

 

ドゴーーン!!

 

 

麒麟槍士「ガアアアアアアア!!」

 

 

 

 

総弩「麟輝!!」

 

 

 

 

麒麟の鎧を纏った麒麟槍士でもエトワールエンドにはびくともせず巨大な尻尾で吹き飛ばし壁に激突した。

 

 

 

 

総弩「だったら!」

 

 

 

 

ジオウはラケルタビームサーベルを取り出しエールエンドに斬りかかった。

 

 

 

 

総弩「はあっ!おりゃあっ!!」

 

 

 

ジオウのビームサーベルでもエールエンドの体に傷をつけることは出来なかった。

 

 

 

 

 

エールエンド「グオオオオオオ!!」

 

 

 

総弩「しまっ・・・・」

 

 

 

 

キーーーーーン

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

 

 

エールエンドの巨大な腕がジオウに襲いかかろうとしたその時何故かそのギリギリでエールエンドは止まってしまった。

 

 

 

 

総弩「なんだこれは?・・・・」

 

 

 

 

突然の衝撃で何が起こったのかわからないジオウ・・・・

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

 

 

 

エールエンド「グオオオオオオ!!」

 

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

 

総弩「があああああ!?」

 

 

 

 

捕まれたジオウはエールエンドの拳に吹き飛ばされてしまった・・・・・・・・かに思えた。

 

 

 

 

 

シュンッ!

 

 

 

 

 

総弩「えっ?」

 

 

 

 

ジオウは何故かエールエンドが殴る直前の場面に戻っていた。

 

 

 

 

エールエンド「グオオオオオオ!!」

 

 

 

エールエンドが殴る直前にジオウはフリーダムアーマーを解除しそのアーマーの一部がエールエンドの顔面に直撃した。

 

 

 

 

腕力が弱くなったことをきっかけにジオウは飛び上がった。

 

 

 

 

 

総弩(なんださっきのビジョン?まるで未来を予知したかのような・・・・)

 

 

 

 

滝東也「総弩!」

 

 

 

麒麟槍士「大丈夫か?」

 

 

 

総弩「ああ、なんとかな・・・・」

 

 

 

 

エールエンド「グオオオオオオ!!」

 

 

アンジュエンド「ピャアアア!!」

 

 

エトワールエンド「ウオオオオ!!」

 

 

 

 

総弩「くっ!」

 

 

 

 

ハリー「止めるんや!」

 

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

エールエンド「ぐおっ!」

 

 

 

 

滝東也「!」

 

 

 

麒麟槍士「!?」

 

 

 

 

 

 

ジオウとエールエンドの間にハリーが現れエールエンドの前に出た。

 

 

 

 

ハリー「はな!さあや!ほまれ!止めるんや!?」

 

 

 

 

はぐたん「ママ!!」

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

 

滝東也「おい!危険だぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

ハリー「さあや・・・・自分が本当にやりたいのは女優なのかという悩みから人前に出ると全く演技が出来なくなるという欠点を抱えるようになったことがあったやろ?そのためオーディションにも落ち続けていた。それでもオーディションを受け続けていた理由は“自分の気持ちを分かりたかった”からやろ!あん時のさあやは女優を引退して医者の道に進むことを決意した時はほんま凄かったで」

 

 

 

 

アンジュエンド「・・・・」

 

 

 

 

ハリー「ほまれ!ほまれは「わたしのなりたい自分はあの頃みたいにもう一度跳んで輝くこと!

もう一度スケーターとして戻ることを決めたほまれはも輝いていたで!それとごめんな、大会当日に俺を呼び出されてあの告白をされた時は正直驚いたで・・・・俺もその時はどうすればいいのかわからなかったんや。トゥモロー、はぐたんへの思いはとても大事なことや・・・・でも俺はほまれのことも大事な存在だと思ってる!」

 

 

 

 

エトワールエンド「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ハリー「はな!はなの夢は「超イケてる大人のお姉さん」になることが夢なんやろ!覚えてるか?クライアス社のチャラリートに襲われていた時のセリフ「わたしがはぐたんを守る!」その時のはなはめっちゃイケてたで!はなは仕事が失敗した不安な気持ちと自身に何の取り柄もないというショックから変身出来なくなったことがあってもさあや・ほまれ、ルールーやえみるの励ましや、はぐたんのいたからこそ新たな力を手にできたことあるやろ。」

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

 

 

ハリー「お前が前の学校で、クラスメイトのエリをいじめっ子から助けたことで自身もいじめの対象として目を付けられ、仲間外れにされた過去を持って苦しく辛い思いもぎょうさんしたかもしれへん。でも夏休み明けに再会して!さあや、ほまれ、ルールー、えみるからの励ましを受けて、長年に及ぶわだかまりを解けたやろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

エールエンド「・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・ん?」

 

 

 

 

 

 

ハリー「だからはな!さあや!ほまれ!お前らはこんな奴等に負けんで一緒に輝く未来を抱き締めるんやああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エールエンド「・・・・」

 

 

アンジュエンド「・・・・」

 

 

エトワールエンド「・・・・」

 

 

 

 

 

ハリーの言葉にエールエンドはハリーに近づき・・・・

 

 

 

 

ハリー「はな・・・・」

 

 

 

 

 

ハリーの声が届いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エールエンド「グオオオオオオ!!!!」

 

 

 

 

 

 

ハリー「はな!?」

 

 

 

 

総弩「危ない!!」ドンッ!

 

 

ハリー「うおっ!」

 

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

ガキーーン!!

 

 

 

 

 

エールエンドの爪がハリーの頭上に当たる寸前にジオウがハリーを庇ってジカンギレードでエールエンドの爪を受け止めた。

 

 

 

 

 

総弩「危なかった・・・・またあの力に助けられたか・・・・」ギギギ・・・・

 

 

 

 

あの力・・・・ジオウの持つ未来を予知する力でハリーがエールエンドに殺される予知を見てしまいそれを咄嗟にハリーを庇ったのであった。

 

 

 

 

 

ハリー「はな・・・・なんでや・・・・」

 

 

 

 

 

醸下院「無駄ですよ・・・・彼女達はプリキュアの力に飲み込まれてしまったのですから・・・・」

 

 

 

 

 

麒麟槍士「あの野郎・・・・」

 

 

 

 

ハリー「どういうことなんや?」

 

 

 

 

醸下院「かつてプリキュアの始祖であるプリキュウスはその歪んだ心を持ったことで力を手に入れ自分の故郷である星を滅ぼした・・・・だがキュアアンジェや3人の勇者達によってその力は一時的に封印されました。ですが・・・・プリキュウスの仲間のジェネラルプリキュア達によってプリキュウス復活の為の餌・・・・つまりプリキュアを戦わせるための敵を作り上げたのです。大昔から今にいたることによってプリキュアが現れその戦っていた邪悪なる存在を完全に消し去り・・・・溜まったエネルギーを持ったプリキュアをジェネラルプリキュアが回収しプリキュウスを復活させた。そしてプリキュウスが復活したことによって他のプリキュア・・・・つまりプリキュアオールスターズにとって怒りや憎しみが増すことでプリキュアの力に飲まれやすくなり、結果プリキュアの力は暴走しやすくなっているということです。」

 

 

 

 

 

ハリー「なんやねん・・・・それ・・・・それじゃあはなたちが戦っているクライアス社は・・・・プリキュウスを復活させるために・・・・」

 

 

 

 

 

醸下院「そう・・・・ジェネラルプリキュアが陰で仕組んでいたんですよ・・・・」

 

 

 

 

 

ハリー「そ・・・・そんな」

 

 

 

ガクッ

 

 

 

 

はぐたん「ハリー!!」

 

 

 

 

 

醸下院のプリキュアの真実を聞いたハリーは愕然とし膝を床につけてしまった。

 

 

 

醸下院「まあジェネラルプリキュアのみなさんのお陰でクライアス社は出来上り、貴方ははなさん達にプリキュアの力を受け入れて友達になれたのですから一石二鳥でしょ♪」

 

 

 

 

 

ハリー「そんな・・・・・・・・俺がはなたちを」

 

 

 

 

 

 

醸下院「貴方もその首輪を外して自分自身を受け入れなさい!」

 

 

 

 

醸下院がハリーの首輪に手を出そうとした瞬間!

 

 

 

 

 

 

総弩「ふっっっっっっっざっっっっっけんなああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

ハリー「!!」

 

 

 

 

麒麟槍士「おっ!?」

 

 

滝東也「ん!」

 

 

 

 

ガキィィーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

エールエンド「グオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

ジオウの怒りの咆哮によってエールエンドの手をジカンギレードで弾き返した。

 

 

 

 

総弩「ハリー!!」

 

 

 

ガシッ!!

 

 

 

ハリー「!?」

 

 

 

 

ジオウはハリーの胸ぐらを掴んだ。

 

 

 

 

 

総弩「あいつらをプリキュウスの思惑通りさせるつもりか?」

 

 

 

 

ハリー「え?」

 

 

 

総弩「そんなの・・・・俺が絶対許さない!!」

 

 

 

 

ジオウの言葉にハリーは唖然とした。

 

 

 

醸下院「まだ戦う意識はありましたか・・・・いいでしょう。では3体まとめて葬ってあげましょう!やりなさい!!」

 

 

 

 

 

 

「「「グオオオオオオ!!!」」」

 

 

 

 

 

 

3体のプリキュア達がジオウに襲いかかるその時、

 

 

 

 

 

≪ジゲンマジーーン!ロボモード!≫

 

 

 

 

 

ドンッ!!!

 

 

 

 

 

ラース「ウオオオオ!!」

 

 

 

 

滝東也「ラース!」

 

 

 

 

 

上空からジゲンマジーンロボモードに変換し操縦しているラースが現れた。

 

 

 

 

 

ラース「ウオッ!オオ!」

 

 

 

 

 

滝東也「え?何だって!」

 

 

 

麒麟槍士「どうした?」

 

 

 

 

滝東也「ここにくる前に緑の勇者って奴が来て一緒に連れてきたって」

 

 

 

 

 

総弩「緑の勇者?」

 

 

 

 

 

ヒロン「総弩様!!」

 

 

 

 

 

総弩「ヒロン!」

 

 

 

 

ジゲンマジーンの中からヒロンが現れた。

 

 

 

 

 

総弩「お前・・・・いないと思っていたからどこに行ってたんだ?」

 

 

 

 

 

ヒロン「すみません!こんな非常事態になっていたので緑の勇者、彗流様の力をお借りしようと駆けつけていたヒロ!」

 

 

 

 

 

総弩「緑の勇者?それに彗流って」

 

 

 

 

 

?「僕だよ・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

 

 

総弩の目の前に現れたのは貴族の恰好で髪が緑色で顔が穏やかな青年であった。

 

 

だが総弩はその青年に見覚えがあった。

 

 

 

そうかつて元の世界で一緒に遊んだ友達・・・・

 

 

 

 

 

 

総弩「リュウリュウ・・・・なのか?」

 

 

 

 

龍太郎「そのあだ名懐かしいね・・・・」

 

 

 

 

彗流 龍太郎略してリュウリュウ

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「お前なんで?」

 

 

 

 

龍太郎「久しぶりというのは後回しにして先ずは彼女達だ!」

 

 

 

 

 

龍太郎は3体のプリキュア達を見る

 

 

 

 

 

 

龍太郎「心ちゃん!ジオウⅡとなって彼女達を一つに纏めるんだ!」

 

 

 

 

 

龍太郎の言葉にジオウはキョトンとした。

 

 

 

 

 

総弩「ジオウ・・・・Ⅱ?」

 

 

 

 

 

龍太郎「ジオウⅡとはジオウの進化態、今の心ちゃんならジオウⅡになれる!ジオウのライドウォッチを取り出してそのライドウォッチを二つに分けるんだ!」

 

 

 

 

 

 

総弩「ジオウのライドウォッチを二つに・・・・」

 

 

 

 

ジオウの持つライドウォッチが光だし、そのライドウォッチは二つに分離する仕組みとなった。

 

 

 

 

 

総弩「ふっ!はあっ!」

 

 

 

 

 

 

 

≪ライダータイム!

仮面ライダー!ライダー!

ジオウ・ジオウ・ジオウ! Ⅱ(ツー)!≫

 

総弩「力に飲み込まれた物は誰かが救い出さなければならない!」

 

ヒロン「 祝うヒロ!全ヒーローを凌駕し、次元を越え、

     過去と未来をしろしめす時の王者!

    その名も仮面ライダージオウⅡ!

    新たな歴史の幕が開きし瞬間ヒロ!」

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

総弩は初めてのジオウⅡの姿に驚く。

 

 

 

 

ジクウドライバーとジオウライドウォッチⅡを使って変身する、ジオウの強化形態。

 

 

 

 

「Ⅱ」の名の通り頭部の針やバンドなどの時計のモチーフが2つ分になっており、肩部や首回りにオーマジオウを思わせる金色が追加されている。

顔の時計の針がさしているのはジオウでは10時10分だったが、ジオウⅡでは反転した二つの10時(10時と2時)

 

 

 

 

 

 

 

エールエンド「グオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

エールエンドの爪がジオウⅡに襲いかかって来たが

 

 

 

 

 

総弩「お前の未来は・・・・攻略した!」

 

ジオウⅡの頭部の時計の針を模した「プレセデンスブレード」は長針センサー「バリオンプレセデンス」の回転により「起こりうる事象」を観測し、未来予知と言えるほど高精度の未来予測が可能。

 

 

 

ジオウⅡはそれをかわしその腕を掴み一本背負いで投げ飛ばした。

 

 

 

 

エールエンド「グオオオオオオ!!?」

 

 

 

 

 

総弩「麟輝!軽めの電気ショックで動きを封じてくれ!」

 

 

 

 

麒麟槍士「よっしゃ!」

 

 

 

麒麟槍士は地面に槍を突き刺しその電気エネルギーのほんのすこしだけを流した。

 

 

 

 

麒麟槍士「電火流槍!!」

 

 

 

バリバリバリ!!

 

 

 

 

 

「「「グオオオオオオ!!!」」」

 

 

 

 

 

 

龍太郎「さあ!行くよ!勇者鎧装!!」

 

 

 

 

龍太郎はその言葉を叫ぶと龍太郎の体から総弩の西洋の龍オーバーブラストドラゴンと違って日本、アジアの龍に似た緑の皇獣、雲風龍(ヤンフェンロン)が現れ、それが鎧と化し龍太郎の体に装着していく。

 

 

 

 

 

龍太郎「緑の勇者!スイリュウ!!」

 

 

 

 

 

スイリュウは専用の槍フーロンを天にかがげた。

 

 

 

 

 

龍太郎「彗流奥義!光化封印!!」

 

 

 

 

 

スイリュウの体から龍のオーラーが実体化しそのオーラーがエールエンド、アンジュエンドエトワールエンドを巻き付けた。

 

 

 

 

 

 

「「「グオオオオオオ!!!!!!」」」

 

 

 

 

 

ハリー「はな!さあや!ほまれ!」

 

 

 

 

えみる「はな先輩!」

 

 

 

 

 

 

龍太郎「はあああああああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

バシューーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ!!

 

 

 

はな「・・・・」

 

 

 

さあや「・・・・」

 

 

 

ほまれ「・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ハリー「はな!」

 

 

はぐたん「ママ!!」

 

 

 

えみる「はな先輩!」

 

 

 

 

ハリー達が駆け付け総弩達は龍太郎のほうに駆け付けた。

 

 

 

 

 

 

醸下院「ふうん!あれが緑の勇者の力ですか・・・・まあいいでしょう・・・・彼女達はもう・・・・ふふ」

 

 

 

 

醸下院は不適な笑みを浮かべて消え去った。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「リュウリュウ!大丈夫か?」

 

 

 

龍太郎「うん・・・・なんとかね」

 

 

麒麟槍士「それにしても・・・・今のは」

 

 

 

 

龍太郎「あの技は彼女達プリキュアの力を封印する技、僕たち彗流の一族にしか出来ない技だ。これはいろいろと体力がいるからね・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「じゃあ、野乃達は・・・・」

 

 

 

 

 

龍太郎「プリキュアの変身能力を一時的に封印した。」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてこの長い戦いである麒麟槍士とプリキュアの暴走事件は幕を下ろした。

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 






狛「本当にありがとございました」



麟輝「ありがとな!」




総弩「ああ」




狛「はなさん達は大丈夫でしょうか?」



総弩「命に別状はない・・・・それだけだ」




狛「そうですか・・・・」





狛ははなたちが無事なことにホッとした。





総弩「麟輝!これからどうするんだ!」




麟輝「俺?俺は・・・・」







私の名は阿倍 開春

 

この妖相談所の所長である・・・・私はこの京都に漂う謎の怪奇現象を解決するため弟子とともにその事件を追跡しているのだ





そして今私は最大のピンチを迎えているのであった。






江奈「立ち退いてもらうわよ!!」




開春「そんなあ~助けてよ~麟輝」




江奈「え?新しい人?」





麟輝「始めまして、黄刃麟輝です」




彼の物語はここから始まる


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15人の戦士の紹介 その3

戦士の紹介です。


舞台は京都ここはありとあらゆる世界遺産、名物、文化などが残された日本の名スポットである。

だがこの京都には闇の影に潜む邪悪な存在、魔鬼と呼ばれる妖怪を模した怪人が潜んでいるという。そしてその名スポット世界遺産にはかつて先代の麒麟槍士が封印した場所でもある

 

 

 

 

 

 

 

麒麟槍士/黄刃麟輝

 

稲荷一馬と一緒に麒麟槍士となるために修行し、電火の裏切りによって一馬は殺されたことにショックを受け電火にアナザーカゲスターにされてしまった。総弩の説得で開き直り、麟輝は麒麟槍士の槍に選ばれ麒麟槍士となる

 

 

阿倍 開春

 

 妖相談所の所長である・・・・私はこの京都に漂う謎の怪奇現象を解決するためボロ家の事務所で経営している元々は雷光寺の門下生だったが破門されその経験を生かして事務所を開いたと言う。いつもオーナーの江奈に殴られ、蹴られることが多い。

 

 

 

 

光希 江奈

オーナーの娘で開春の事務所に立ち退きをしようとした張本人空手有段者でよく開春の顔面に正拳づき!回し蹴りを咬ます。

 

 

戌井狛 麒麟槍士を祀る巫女であり、代々麒麟槍士を守る家柄、雷光寺の娘、巫女の仕事を一日の勤めだが外で買い物をするのが大好きで九と一緒に行くことが多く九のお面をとって買い物をしているらしい

 

 

 

九 狛の側近であり 隠密隊 狐火のリーダー、腕は一流で麒麟槍士とその巫女を守るのが使命、普段はお面をつけてることが多く、狛との買い物の時、無理矢理お面をはずされることはしばしば・・・・

 

 

稲荷一馬 麟輝と同じ施設の出で一緒に麒麟槍士となるべく修行した心優しい兄貴分麒麟槍士に選ばれた後電火に殺され命を絶ってしまう。

 

 

斬田電火 麒麟槍士となるべく麟輝 一馬と同じく雷光寺で修行してきた弟子の一人、麒麟槍士に選ばれると思ったが一馬が選ばれたことによって彼に劣等感と嫉妬が混ざりあってしまう。醸下院によってアナザーガロとなり一馬を殺し麟輝をアナザーカゲスターにした。そして自ら稲荷一馬と名乗り阿倍開春の事務所を拠点として行動し暗躍していた。槍を手に入れ雷光寺に復讐しようとしたが決意を固め真の麒麟槍士となった麟輝に倒され、門下生達に雷光寺の地下牢に放り出された。

 

 

 

 

 

 

 

アナザーヒーロー一覧

 

 

 

アナザーカゲスター

 

麟輝が電火に無理矢理変身させられた怪人で地面の影を操り相手の隙間を攻撃できる。

 

 

アナザーガロ

 

電火が変身する黄金騎士のアナザー怪人その力はガロと同じく牙狼剣を使って俊敏な動きで敵を圧倒する。そしてガロ最大の力の発揮である暴走状態は敵味方関係なく襲いかかってくる。総弩と麒麟槍士の合体技で倒された。

 

 



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33話 貴方の人生にプリキュアは必要か?

麒麟槍士を仲間になったその後ひとまず先にアルカに戻ったえみるはプリキュアの力の暴走によって怪物と成り果てその力を封印することによって元に戻ったはな、さあや、ほまれは眠り続けたままで愛子の知り合いの医者に見せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一先ず安静だと言うことがわかった。そしてギャラクシーキュアブラックによって粉々にされたルールーの残骸は星奈と愛子の協力でとある異世界の技術者に直してもらうことにした。

 

 

 

 

そして唯一生き残ったプリキュアである。えみるは・・・・

 

 

 

 

えみる「・・・・」

 

 

 

ギャラクシーキュアブラックの襲撃、そしてエール達のなれの果ての姿を思い浮かべそれが恐怖で体が震えていた。

 

 

 

 

 

ハリー「えみる・・・・大丈夫か?」

 

 

 

 

 

えみる「ハリー・・・・私は大丈夫なのです・・・・」

 

 

 

 

ハリー「そうか・・・・あんま無理すんなや」

 

 

 

 

ハリーは一先ずはぐたんにミルクをあげるため出ていった。

 

 

 

 

えみる(私は・・・・私はこれからどうすればいいのです)

 

 

 

 

 

えみるは醸下院のあの言葉を聞いてショックを受けていた。

 

 

 

 

 

これまでプリキュア達が戦ってきた敵は全てジェネラルプリキュアによって生み出されたこと・・・・つまりクライアス社を作り上げたのがプリキュア・・・・プリキュアが彼女達の敵だということだ

 

 

 

 

 

 

 

 

いろいろなことに追い詰められているえみるのほうからある人物が買い物を終えて帰ってきた。

 

 

 

 

 

 

愛子「あら?えみるちゃん」

 

 

 

 

えみる「あっ!愛子さん・・・・」

 

 

 

 

愛子「どうしたの?そんな辛気くさそうな顔して女の子の顔が台無しよ♪」

 

 

 

 

えみる「・・・・」

 

 

 

いつも笑顔でえみるに気づかいする愛子にある質問をした。

 

 

 

 

 

えみる「愛子さん・・・・」

 

 

愛子「ん?」

 

 

 

 

 

えみる「私は・・・・私達はプリキュアになっちゃいけなかったのですか?」

 

 

 

 

愛子「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

えみる「私達プリキュアが戦ってきたクライアス社や別の悪い奴等がジェネラルプリキュアによって生み出されて・・・・私達は結局悪い奴等の手伝いをしてたことになるのです・・・・」

 

 

 

 

 

愛子「・・・・」

 

 

 

 

えみる「私達はヒーローじゃない・・・・のです」

 

 

 

 

えみるの目から大粒の涙が零れ落ちる

 

 

 

 

 

えみる「うっ・・・・ううう」

 

 

 

 

愛子「・・・・えみるちゃん・・・・」

 

 

 

 

えみる「・・・・え?」

 

 

 

 

愛子「私からも質問してもいいかしら?」

 

 

 

 

 

えみる「え?」

 

 

 

 

愛子「貴方の人生にプリキュアの力は必要なの?」

 

 

 

 

えみる「・・・・」

 

 

 

 

愛子「ここからは裏の計画がない時のクライアス社を想像してみて」

 

 

 

 

 

えみる「え?・・・・はい」

 

 

 

 

愛子「貴方達プリキュアはクライアス社を倒したその後のことを考えたことはある?」

 

 

 

 

えみる「クライアス社を倒したその後のこと・・・・」

 

 

 

 

 

愛子「そう!クライアス社を倒したらハリーちゃんやはぐちゃんは未来に帰ってしまうのよ・・・・」

 

 

 

 

えみる「あっそうでしたね」

 

 

 

 

愛子「貴方達だけしゃないこれまでのプリキュアが悪い奴をやっつけたその後どうするか?・・・・えみるちゃん貴方はその後プリキュアとして戦い続けるの?」

 

 

 

 

 

えみる「え・・・・それは」

 

 

 

 

愛子「貴方の人生を戦いという血なまぐさい道にいかせるのは・・・・愛子さん反対よ・・・・」

 

 

 

 

愛子の厳しい面にえみるははなたちやルールーの出会ったことを話した。

 

 

 

 

 

えみる「・・・・私ははな先輩達とライブへ行ったのですがクライアス社に襲われた際に・・・・ほまれ先輩とさあや先輩の分まで頑張ろうとするはな先輩の姿を見て「はな先輩を助けたい」と強く思った時、私はルールーと一緒にプリキュアになったのです」

 

 

愛子「・・・・」

 

 

 

えみる「最初は晴れて親友となりプリキュアになる夢も一緒に成就させたのですが、クライアス社に私のギターを壊されたのが原因で友情に暗雲が立ち込めたのです。その時の私は平然をしていたのですが、どうすればいいか悩んでいたところはぐたんの力によって異世界から来た雪城ほのかさん(キュアホワイト)から「自分がどうしたいかってことが大事」とアドバイスを聞き、えみるとの話し合いに臨んだ結果的に、ルールーと仲良くなりました・・・・」

 

 

 

 

愛子「貴方は・・・・ルールーちゃんやはなちゃん達と一緒に世界を守るっていうバカなことに・・・・人生を捧げる気?それはやめときなさい!そんなことをしたら貴方達の将来に大きな障害として残ることになるわよ」

 

 

 

 

 

えみる「でも・・・・」

 

 

 

 

愛子「貴方達は仮面ライダーのように改造人間でもなければウルトラマンのような光の戦士でもない・・・・貴方達はまだ子供だということを自覚しなければならない・・・・」

 

 

 

 

えみる「・・・・」

 

 

 

 

愛子「総ちゃんもね・・・・一度はヒーローを辞めたいっていう気持ちがあったの」

 

 

 

 

えみる「え?あの人が・・・・」

 

 

 

愛子の言葉にえみるは驚く・・・・

 

 

 

 

愛子「あの頃の総ちゃんはヒーローが大好きでよくヒーローの絵を描いてたわ・・・・でもある事件が起きて総ちゃんはそのせいで幼なじみが死んでしまったの」

 

 

 

 

 

えみる「え!!」

 

 

 

 

 

愛子「総ちゃんはその悲しみでヒーローが嫌いになってしまったことがあったの・・・・泣いて・・・・泣いて泣き続けて・・・・三日見番泣き続けた自分はどうすればいいのか・・・・迷い続けた・・・・」

 

 

 

 

 

えみる「そんなことが・・・・」

 

 

 

 

 

愛子「それでね・・・・四日目の朝から自分が何をするればいいのか・・・・自分が何をすべきなのか・・・・」

 

 

 

 

えみる「それは・・・・プリキュアを倒すことなのですか?」

 

 

 

 

えみるの答えに愛子は首を横に振り笑顔で・・・・

 

 

 

 

 

愛子「総ちゃんのなすべきことは・・・・自分と同じ誤った道を進んでいる彼女達を救うこと・・・・それが総ちゃんの答え・・・・だから決して貴方達を嫌っているわけじゃないわ・・・・」

 

 

 

 

えみる「でも・・・・」

 

 

 

 

まだ思い悩むえみるに愛子はあることを思い付いた。

 

 

 

 

愛子「じゃあ!こうしましょう!」

 

 

 

 

 

えみる「え?」

 

 

 

 

 

 

愛子「貴方は総ちゃんと一緒にあと二人の戦士を探す手伝いをしなさい!」

 

 

 

 

えみる「え?えええええええーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方ハリーははぐたんを寝かして廊下を歩いているところ

 

 

 

 

 

 

総弩「おっ?」

 

 

 

 

ハリー「あっ・・・・帰ってきたんやな」

 

 

 

 

総弩「おう!新しいガンプラとゾイド買ってきたついでに髪も切ってきた。」

 

 

 

 

総弩がにこやかにハリーに説明して自分の部屋に戻ろうとしたが

 

 

 

 

ハリー「待ってや!」

 

 

 

 

 

総弩「どした?」

 

 

 

 

ハリー「なあ、あの時はな達と戦った時・・・・」

 

 

 

 

あの時とははな達がプリキュアの成れの果てとなって襲いかかった所総弩がいったあの言葉

 

 

 

“総弩「あいつらをプリキュウスの思惑通りさせるつもりか?」”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“ハリー「え?」”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“総弩「そんなの・・・・俺が絶対許さない!!」”

 

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・あいつらの姿を見て幼なじみを殺されて暴走しちまったことを思い出しちまった・・・・だから俺は言ったんだ」

 

 

 

 

 

 

ハリー「え?」

 

 

 

 

 

 

総弩「俺は只あいつらが変な方向性にいかせないために言ったんだ・・・・それだけだ」

 

 

 

 

 

 

 

総弩はそれだけ言い残し自分の部屋に行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




総弩のヘアーイメージは格闘家の那須川天心さん風な髪形というイメージです。




次回、二人の戦士と海軍とバルキリー


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34話 二人の戦士と海軍とバルキリー

愛子はアルカ地下S地区にある知り合いの医者の家で寝かしてあるはな、さあや、ほまれ、そして医師である直子と愛子と龍太郎がいた。

 

 

 

 

直子「まさかこの子達が世間で噂になっているプリキュアとはね・・・・」

 

 

 

 

白衣を着て煙草を吸っている女性、直子は病室のベッドで寝かしてある3人を見てアルカで大騒ぎとなったプリキュアだということに少し驚いていた。

 

 

 

 

 

愛子「ごめんなさいね直子・・・・あっちではこの子達を見せてくれないから貴方の所でこの子達をお願い出来るかしら・・・・」

 

 

 

 

直子「なあに・・・・昔のよしみだよ。あんたのお願いならお安いご用だよ」

 

 

 

 

愛子のお願いに直子は喜んで了承してくれた。

 

 

 

 

 

愛子「ありがとう!」

 

 

 

 

 

龍太郎「愛子さん」

 

 

 

愛子「ええ」

 

 

 

 

愛子は表情を切り替えて龍太郎は勇者鎧装し寝ているはな達の前に出た。

 

 

 

 

 

龍太郎「彗流奥義・・・・化身分離!」

 

 

 

 

 

緑色の光に包まれたはな達の体から桃色と水色そして黄色の光の玉が現れ龍太郎の手に渡った。

 

 

 

 

光が収まった時、リングのようなアイテムとなった。

 

 

 

 

 

龍太郎「これで彼女達は一時的に力を分離させた・・・・あとは心ちゃんによろしくお願いします」

 

 

 

愛子「ええ」

 

 

 

 

愛子は決意の目で頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある異世界

 

 

 

海軍本部 少佐 ヘルメッポ そして海軍本部大佐 コビー

 

 

彼らは今デンデン虫でガープ中将と連絡していた。

 

 

 

 

 

 

ガープ『コビー、今お前達のいる世界ではヒーロー協会との同盟を結ぼうとしとるが今んところどうじゃ?』

 

 

 

 

コビー「ガープ中将・・・・無理もないですよ。あのヒーロー協会と同盟を結ぼうといっても難しいものです・・・・特にs級ヒーローの人達はどうも・・・・」

 

 

 

 

 

ガープ『そうか・・・・予想はしとったがな』

 

 

 

 

ヘルメッポ「大体これからストライクウィッチーズの世界に行こうとする前になんでワンパンマンの世界でヒーロー協会と手を結ばなきゃならねえんだ!?普通ヒロアカ世界のヒーローと結束してた方がましだぜ!?」

 

 

 

 

ガープ『これはサカズキが決定したことじゃ、じゃから引き続き頑張れ!報告はそれだけじゃ、そんじゃな』

 

 

 

 

ヘルメッポ「ちょっガープ中将!?『ブッ!』切れちまった」

 

 

 

 

コビーはデンデン虫の受話器を戻した。

 

 

 

 

 

 

ヘルメッポ「はあ、サカズキ元帥・・・・なんでよりにもよってヒーロー協会のヒーローをスカウトしなきゃいけねえんだ。しかもS級ヒーローによ・・・・」

 

 

 

 

 

コビー「しかたないですよ。僕達海軍本部はヒーロー協会にも資金をあげているのですから・・・・」

 

 

 

 

 

コビー達がため息を吐いているところショートカットの水色ヘアーの青年が現れた。

 

 

 

 

 

?「貴方達か・・・・異世界の海軍というのは」

 

 

 

 

 

ヘルメッポ「あ?」

 

 

 

 

コビー「貴方は!A級第1位イケメン仮面アマイマスクさん!」

 

 

 

 

彼の名はイケメン仮面アマイマスク 彼はその名のとおり爽やかなイケメンフェイスで女性ファンは多数存在しモデルと歌手、俳優など大活躍のヒーローである。

 

 

 

 

コビー「申し遅れました!自分は海軍本部大佐!コビーでございます!」

 

 

 

 

ヘルメッポ「お、同じく海軍本部少佐、ヘルメッポでございます・・・・」

 

 

 

 

 

 

アマイマスク「君達の目的はストライクウィッチーズの戦いを備えるためにヒーロー協会からヒーローをスカウトに来たのか・・・・誰をスカウトするつもりだったんだい?」

 

 

 

 

 

コビー「はい・・・・えっとまずタツマキさん、シルバーファングさん、アトミック侍さん、童帝くん、ゾンビマンさん、キングさん、メタルナイトさん、クロビカリさん、駆動騎士さん、フラッシュさん、以上ですね・・・・」

 

 

 

 

コビーがスカウトしたいヒーロー名を上げるとアマイマスクは不満そうな顔でコビーに詰め寄った。

 

 

 

 

アマイマスク「以上だと・・・・全てS級?それだけなのか?」

 

 

 

 

 

コビー「は、はいアトミック侍さんはお弟子さんもいらっしゃるからその人達もスカウトさせようかと「僕も行こう」え?」

 

 

 

 

突然の発言にコビーとヘルメッポは唖然とした。

 

 

 

 

 

アマイマスク「僕も彼女達にいろいろと話さなきゃならないと思いたくてね・・・・だから僕も入れろ!!」

 

 

 

 

コビー「!?」

 

 

 

ヘルメッポ「!?」

 

 

 

コビーとヘルメッポは覇気を取得しているからこそわかるアマイマスクの強烈な威圧感そしてその中に潜んでいる強い意思なる物を感じた。

 

 

 

 

 

コビー「わ、わかりました。ではヒーロー協会のシッチ氏との会話並びに海軍本部にアマイマスクさんのスカウトの件について話します。それでいいですね」

 

 

 

 

アマイマスク「ああ、いい答えを期待しているよ」

 

 

 

 

アマイマスクは手を振りながら去っていった。

 

 

 

 

ヘルメッポ「おい・・・・コビーあいつの」

 

 

 

 

コビー「はい、感じました・・・・あの威圧感・・・・ルフィさんと同等・・・・いやそれ以上かもしれない」

 

 

 

 

コビーはアマイマスクの顔に似合わない威圧感にすこし恐怖が混じっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカDWD本部

 

ケビン「失礼します!」

 

 

?「失礼します」

 

 

 

 

アルカDWD本部の司令室に入ってきたケビンと女性が敬礼して入ってきた。

 

 

 

 

 

星奈「よく来たな・・・・」

 

 

 

ケビンは砂時計のようなアイテムと回りを包み込んだようなアイテムを星奈に貰った。

 

 

 

星奈「それは力と速さを兼ね備えたライドウォッチゲイツリヴァイヴライドウォッチ、そしてこれは歴代フルアーマーガンダムのデータを基にしたライドウォッチ、フルアーマーライドウォッチだ」

 

 

 

 

ケビン「・・・・・・・・ありがとうございます」

 

 

 

 

星奈「そして君には・・・・」

 

 

 

 

黒井星奈は椅子の下からアタッシュケースを取り出しそのケースの中からあるものを見せた。

 

ケビン「それは?」

 

 

星奈「君の適合率が90%を越えたことで君専用のライダーベルトを用意した・・・・その名はラッシングチータープログライズキーそしてそれを装着して変身するショットライザーだ」

 

 

 

ケビン「プログライズキー?」

 

 

 

 

?「・・・・」

 

 

 

 

星奈「ここにマニュアルがある・・・・頭に叩き込んでおけ」

 

 

 

 

?「はい!」

 

 

 

 

星奈「ではいい成果を期待してるぞ・・・・ケビン明坂そして野乃ことり・・・・」

 

 

 

ケビン「はっ!」

 

 

 

 

野乃ことり「はっ!」

 

 

 

 

 

彼女は敬礼した。彼女はキュアエール、野乃はなの妹でありDWD隊員となった女性 そして仮面ライダーバルキリーの適合者 野乃ことりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「それじゃ!頑張ってね」

 

 

総弩「おう!」

 

 

 

ヒロン「僕もいくヒロ!」

 

 

 

直枝「よっしゃ!」

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

えみる「はいなのです」

 

 

ハリー「俺も付き添いちゅーことで」

 

 

はぐたん「はぎゅっ!」

 

滝東也「俺らは別の奴で行くけどな」

 

 

 

ラース「ウオッ!」

 

 

 

 

 

 

 

これから4人目と5人目を一気に仲間にするため、

メンバーが総弩、ヒロン、直枝、ひかり、えみる、ハリー、はぐたんなのだ。滝とラースは別の次元マシーンでついていく予定だ。

 

 

 

 

愛子「あと総ちゃん!」

 

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

愛子「これを・・・・」

 

 

 

 

愛子は総弩に2つの桃色のリングと水色と黄色のリングを渡された。

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

 

愛子「それは“プリキュアリング”プリキュアゼロフォウルと戦うことがあったのならそれを使いなさい」

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・わかった」

 

 

 

 

総弩はリングを懐にしまい切り替えていった、

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「よし行くか!」

 

 

 

 

総弩がジゲンマジーンに乗ろうとしたその時、

 

 

 

 

 

空「すみません!」

 

 

 

美羽「あの・・・・ひなは見ていませんでしたか?」

 

 

 

 

 

総弩「ひな?見かけなかったがどうした?」

 

 

 

ひなとは小鳥遊空と美羽の末っ子であり二人の間にひながいなくなってしまったのだった

 

そしてその時

 

 

滝東也「おい!総弩!」

 

 

 

ラース「ウオッ!ウオッ!」

 

 

 

 

総弩「え?なっ!」

 

 

 

 

滝が指差した方向を見るとなんとジゲンマジーンがひとりでに動き出したのだ。

 

 

 

 

 

ひかり「え?なんで?」

 

 

 

 

総弩「まさか!?ひな!!」

 

 

 

 

総弩の声が空しくジゲンマジーンは次元の穴を開きその中に入ってしまったのであった。

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 




ジゲンマジーンにひとりでのってしまったひな、



そして見知らぬ町で泣き出してしまう。


そんな時、現れたのは・・・・




一方、空と美羽も加わって滝のジゲンマジーンでひながいった次元ルートを調べてそこに行こうとする







次回、第4の戦士 甲虫番長


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35話 第4の戦士

総弩達が出発しようとした20前・・・・

 

 

 

空と美羽とひなは常和荘の中でかくれんぼをしていた。

 

 

空「それじゃあ行くわよーいーち、にー、さーん、・・・・」

 

 

 

 

美羽「ひな、隠れましょう」

 

 

ひな「うん!」

 

 

 

 

 

空が柱の前で目を隠しながらオニの役をしている時、ひなは外に出て空でも見つからない場所を探していた。

 

 

 

 

 

 

ひな「あ!」

 

 

 

そんな時、ひなの目を疑ったのが

 

 

 

 

ひな「大きい!」

 

 

 

 

総弩が操縦するジゲンマジーンであった。

 

 

 

 

ひなはさっそくよじ登って入り口を見つけて入っていった。

 

 

 

ひな「わーすごーーい♪」

 

 

中に入ったひなはジゲンマジーンの中を見てキラキラと目を輝かせていた。

 

 

 

 

ひな「あ?これなんだろ?」

 

 

 

 

ひなが辺りを見回すとそこに目をつけたのがジゲンマジーンの起動スイッチだった。

 

 

 

ひな「えい!」カチッ

 

 

 

 

それが波乱の予感の幕開けだったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空「ひなー?」

 

 

 

美羽「どこにいるのーひなー?」

 

 

 

 

空は美羽を見つけて最後はひなを見つけて終わりと思っていたがひなはどこにもいなかった。

 

 

 

 

 

 

空「ひなー!!ひなー!!」

 

 

 

美羽「どこにいるのー!!」

 

 

 

 

二人はだんだん心配となりいろいろ探し回ったがどこにもいない・・・・

 

 

 

 

そんな時、総弩達がジゲンマジーンに乗り込もうとしたその時、空と美羽が慌ててひなのことを尋ねた。

 

 

 

 

 

 

だが見かけていないと言われたとき、ジゲンマジーンがひとりでに動き出したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「え!なんで!」

 

 

 

 

総弩「まさか!?」

 

 

 

 

総弩は見聞色でジゲンマジーンの中の気配を探るとその中にはひながいたのであった。

 

 

 

 

 

総弩「ひながあの中に!?」

 

 

 

 

「「ええええええ!!」」

 

 

 

 

総弩の言葉に空と美羽は絶句した。

 

 

 

 

滝東也「おい!だんだん次元の穴に入っていくぞ!」

 

 

だが時に遅くひなを乗せたジゲンマジーンは次元の穴へと入ってしまった。

 

 

 

 

 

 

総弩「まじか・・・・」

 

 

 

 

空「ひな・・・・」

 

 

 

ひながいなくなったことに空は膝をついて泣いてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、次元の中を放浪しているジゲンマジーンの中でひなは慌てて止まるボタンのスイッチを探していた。

 

 

 

 

 

 

ひな「これかな?それともこれ?」

 

 

カチッ!カチッ!カチッ!カチッ!カチッ!カチッ!

 

 

 

いろいろなスイッチを押してもジゲンマジーンは止まらずに突き進んでいく。

 

 

 

ひな「うううう~~~と~~ま~~れ~~!!」

 

 

 

 

カチッカチッカチッカチッカチッカチッ!!

 

 

 

 

ひなは怒っていろんなところを押しまくりその時、ジゲンマジーンを止めるスイッチを運よく押した。

 

 

 

 

 

ジゲンマジーンは次元の穴から飛び出し人気のない場所でようやく着地した。

 

 

 

 

ひな「うんしょ!」パカッ!

 

 

 

ひなはジゲンマジーンのドアを開けると、そこで見たものは・・・・

 

 

 

 

ひな「わああ!!まちだあー!」

 

 

 

 

ひなは町が見えたことに歓喜し、町のほうに向かった。

 

 

 

 

ひな「・・・・・・・・あれ?」

 

 

 

 

ひなは疑問に思ったひな自身別の所に飛ばされたと思っていたがそうではなかった。ジゲンマジーンは次元の中つまり別の世界に来たことすら知らないのだ。

 

 

 

 

ひな「空ねーたーん!美羽ねーたーん!どこーー?」

 

 

 

ひなは自分の姉の名前を声を出しながら叫んだがなにもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひな「ひぐっ・・・・ひぐっそらねーたん・・・・みうねーたん・・・・」

 

 

 

 

ひなは自分の姉がいないことに涙がこぼれ落ち歩き疲れてしゃがみこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ひな「・・・・・・・・・・・・おいたん・・・・あいたいよ・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズン ズン ズン ズン ズン

 

 

 

 

ひな「?」

 

 

 

 

?「どうした?」

 

 

 

to be continued

 




次回予告



滝の乗る次元マシーンでひながいった次元ルートを追跡してたどり着いたのは・・・・なんと昆虫人間(インセクトヒューマン)と呼ばれる生命体と人間が共存する世界であった。





空「ひなー!ひなー!」




ひな「あっ空ねーたーん♪」



空「ひな!良かったぶじ・・・・・・・・」






ひな「大くんだお!」




空「きゃああああああああああ!!!!!」



次回 不良で優しいカブト虫!


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36話 学ラン 不良カブト虫

ちょっと精神のリハビリで休んでいました。


一方アルカでは

 

 

 

ひなはジゲンマジーンを勝手に作動してジゲンホールに飛び込んでしまい。

 

 

どこにいったのか検討もつかなかった。

 

 

 

 

 

滝東也「よし!それじゃ!俺のマシンで行くぞ!」

 

 

 

ラース「ウオッ!ウオッ!(でもあれって人数分乗れなかったような・・・・)」

 

 

 

 

滝東也は別の場所で止まっている次元マシーンを見てジゲンマジーンより少し小さいが少数人分乗れるようだ。

 

 

 

 

 

空「あの!私達も乗せてください!」

 

 

 

 

滝東也「え?お嬢ちゃんも!?」

 

 

 

空が行くことに一同は驚いた。

 

 

 

総弩「いいのか?もしひながいるところが狂暴な怪物がいる場所でもか?」

 

 

 

 

空「それでも構いません!お願いします!」

 

 

 

空は総弩に頭を下げてお願いしたこれをみた総弩は

 

 

 

総弩「・・・・・・・・わかった!」

 

 

 

 

滝東也「おい!総弩!」

 

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

滝東也「俺の次元マシーンを貸してやる!すこし傷がついてるがまあ大丈夫だ」

 

 

 

総弩「わかった」

 

 

 

 

 

愛子「じゃあ!こうしましょ!ひなちゃんを助けてまたここに戻って4人目の戦士のいる世界に行くってことでいいわね」

 

 

 

 

総弩「ああ」

 

 

 

というわけでひとまず先に総弩 ヒロン、空 ハリー、はぐたん、えみるという人数になった。

 

 

 

一応もし狂暴な怪物がいたら一人ぐらい猫の手がほしいくらいだ。

 

 

 

 

そしてひなの救出が成功したら4人目の戦士のいる世界に行くという予定だ。

 

 

総弩「そんじゃ行くぞ!」

 

 

 

 

ゴオオオオオオオ!!

 

 

 

滝東也の次元マシーンを作動してひなの行方を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドス、ドス、ドス

 

 

一方ひなは全長2m以上で昔の不良風の学ランを着こなし背中の木刀を装備したカブト虫の大男の肩に乗っていた。

 

 

 

 

ひな「わあー!!たかーーい!」

 

 

 

?「そうか・・・・」

 

 

 

ひなは笑顔で笑いながらはしゃぎ肩で乗せているカブト虫の大男は無表情だが笑っているらしい・・・・

 

 

 

?「所でひな・・・・お前のポケットにあったその紙は何なんだ?」

 

 

 

 

ひな「これ・・・・」

 

 

 

ひなはポケットの中の紙を広げるとそれはクレヨンで描いたひなと空と美羽そして隣にいる男性の絵だった。

 

 

 

 

ひな「一番左にいるのが空ねーたんとひなと美羽ねーたん!」

 

 

 

?「じゃあこの男は誰なんだ?」

 

 

 

ひな「えーとね・・・・」

 

 

ひなは男性のことを思い出そうとしたが思い出せない・・・・ひなや空、美羽が両親が亡くなって引き取ってくれたその男性の名が・・・・思い出せなかった。

 

 

 

 

ひな「・・・・・・・・」

 

 

 

?「どうした?」

 

 

 

ひな「わかんない・・・・わかんないよ・・・・」

 

 

 

ひなが泣きそうになった時大男は通りがかりに古い駄菓子屋があったのでアイスを一つ買ってひなに差し出した。

 

 

 

 

?「ほら」

 

 

 

ひな「あ・・・・」

 

 

 

?「人間は泣きそうになった時、甘いものを食べれば落ち着くと博士が言ったことがある・・・・」

 

 

 

 

ひなはアイスを食べるとひなの心は落ち着いたようだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方総弩達は滝東也から借りた次元マシーンでひなが乗ったジゲンマジーンのルートを検索した。

 

 

 

 

 

総弩「ここをこうしてこうして」カタカタカタカタ・・・・

 

 

 

 

カチッ

 

 

 

 

総弩「よし!ひながいる世界がわかった!」

 

 

 

空「本当ですか!」

 

 

 

 

総弩「ああ、行くぞ!」

 

 

 

 

ブオォーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「どうやら・・・・着いたようだな」

 

 

 

 

ハリー「おい総弩!あれ!」

 

 

 

 

総弩「あれは・・・・!?」

 

 

 

 

総弩はハリーが指差した方向を見るとそこには木にぶつかったジゲンマジーンの姿があった。

 

 

 

 

 

総弩「ジゲンマジーンがあるということはきっとひなはまだこの近くに・・・・」

 

 

 

 

空「それじゃ探しに行きましょう!」

 

 

 

 

 

空は急いで街の方に降りていった。

 

 

 

 

 

総弩「俺は修理を試みる!だから二人は空の方を追ってくれ!」

 

 

 

 

ハリー「わかった!」

 

 

 

えみる「はいなのです!」

 

 

 

 

 

総弩はぶつかったジゲンマジーンの修理を急ぎ、ハリーとえみるは空の後を追って街の方に降りていった。

 

 

 

 

 

 

 

空「ひなー!ひなー!」

 

 

 

 

空は大切な妹の方を必死で探し近くの後ろの人?に話をしようとした。

 

 

 

 

 

空「あのすいません!ここに黒髪でポニーテールの小さな子を見かけませんでしたか?」

 

 

 

 

空の質問にその人?は振り向くと・・・・

 

 

 

 

空「・・・・・・・・え?」

 

 

 

 

?「・・・・・・・・」カチャカチャカチャカチャ

 

 

 

 

それは人ではなく等身大で服を着たカミキリ虫であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

空「きゃあああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

ハリー「なんや?」

 

 

 

えみる「行ってみるのです!」

 

 

 

 

空の叫び声が聴こえハリーとえみるは空の方に駆けつけた。

 

 

 

 

 

ハリー「空!どうしたんや?」

 

 

 

 

空「ハリーさん・・・・むむむ・・・・むし・・・・虫が・・・・服を・・・・着て・・・・」

 

 

 

ハリー「虫?虫って・・・・なっ!」

 

 

 

えみる「なんなのです!?」

 

 

 

 

空は震えた手を指差してハリーとえみるは見るとそこには人間と昆虫の姿をした人間 昆虫人間が街を同等と一緒に暮らしている姿があった。

 

 

 

 

 

昆虫人間「ワイワイワイワイ」

 

人間「ガヤガヤガヤガヤ」

 

 

 

 

 

 

えみる「この世界は虫と人間が仲良く暮らしとる世界ななのですね」

 

 

 

 

ハリー「でもあっちの世界でも宇宙人や恐竜やロボットなど普通に歩いとったけどな」

 

 

 

 

 

空「そんなことはいいですから!はやくひなを探しましょう!!!」

 

 

 

 

ハリー「おっおう・・・・」

 

 

 

空の気迫にハリーは頷きさっそく探そうとしたその時、

 

 

 

 

ひな「そらねーーたーーん!」

 

 

 

 

 

空「ひな!」

 

 

 

 

後ろを振り向くとそこにはひながいたことに気づき空は走って空の方に近づいた。

 

 

 

 

 

 

空「ひな!どこに行ってたの!私たちいろんな・・・・ところ・・・・を・・・・さがして・・・・た?」

 

 

 

 

自分の目の錯覚かひなが一回り大きくなっているように見えて・・・・恐る恐る・・・・上を見ると・・・・

 

 

 

 

 

 

そこには口と鼻が鉄のようなマスクで覆い、目はにらみ返すような鬼の形相のような吊目、そして昔の学生が被っていた帽子をモチーフとしたような大きなカブトムシの角・・・・そしてその肩に乗っているのが・・・・

 

 

 

 

 

空「ひな・・・・・・・・なに?・・・・これ?」

 

 

 

 

ひな「大くんだお♪」

 

 

 

空「いやああああああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

 

to be continued




次回


とある昆虫人間の任侠組に殴り込みをかける。




次回 納得できねーだろ


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37話 納得できねーだろ

昨日に続いて次の話です。


ひなを探すため滝の次元マシーンでひながいる世界を探索したところそこはなんと人間と昆虫の姿をした人間の世界であった。

 

 

 

空はひなが見つかって一安心と思いきやひなが乗っているのは厳つい目をしたカブト虫の昆虫人間であった。

 

 

 

空「ひな・・・・・・・・なに?・・・・これ?」ワナワナワナワナ

 

 

 

ひな「大くんだお♪」

 

 

 

 

大くん「ひなの姉貴か?」

 

 

 

 

空「いやああああああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

空の目からは狂暴そうな怪物が妹を人質に取られているというイメージになってパニックを起こしていた。

 

 

 

 

その時、

 

 

マシェリ「はああああああああ!!!」

 

 

 

 

大くん「!!」

 

 

 

ガキーーーーーーーーン!!

 

 

空の悲鳴が聴こえたのかえみるとハリーの耳に届き、えみるとハリーが見たものはでかいカブト虫がひなを人質として捕らわれているとえみるは勘違いしえみるは急いでプリキュアに変身した。

 

上空からマシェリが飛び出し、飛び蹴りを炸裂させようとしたがカブト虫の大男は片腕で受け止めたのであった。

 

 

 

 

大くん「誰だ?てめえ・・・・」

 

 

 

マシェリ「その娘をはなすのです!」

 

 

 

 

ハリー「おい!ちょっと待てマシェリ!なんか違うと思うで!」

 

 

 

 

マシェリ「え?」

 

 

 

 

ひな「大くん!いじめないで!」

 

 

 

マシェリ「え!?」

 

 

 

空「ごめん・・・・えみるちゃんつい大声出しちゃって・・・・」

 

 

 

 

 

 

空とひなから事情を説明するとジゲンマジーンに乗ってしまったひながいろいろとボタンを弄くった挙げ句この世界にやって来てひなは迷子になって泣いてしまった時、カブト虫の大男、大くんと友達となって一緒に探すのを手伝っていたのであった。

 

 

 

 

「「ごめんなさい」なのです」

 

 

 

 

 

 

空と変身を解いたえみるは大男に謝った。

 

 

 

 

大くん「いや・・・・誤解が解けたんならいい・・・・」

 

 

 

 

 

ハリー「ほんま見つけてありがとな ほんじゃ!」

 

 

 

 

空「ほら!ひな行きましょ!」

 

 

 

ひな「え?なんで?」

 

 

 

空「ここは私たちがいちゃいけないの!行きましょ!」

 

 

 

ひな「姉たーん!」

 

 

 

 

大くん「・・・・」クルッ

 

 

 

 

 

空はひなの手をつかんで総弩のいる方に戻ろうと走っていってカブト虫の大男は一件落着というような形で去ろうとした。

 

 

 

 

が・・・・

 

 

 

 

どんっ!!

 

 

 

 

大くん「!!」

 

 

 

 

?「いってーーな!!どこ見て歩いてんだよ!?」

 

 

 

 

 

大男は駆けつけるとそこにはゴミムシの昆虫人間と空達がいた。

 

 

 

どうやらあの角を曲がってぶつかったようだ。

 

 

 

 

 

 

?「あ?なんだてめーら?人間か?」

 

 

 

 

空「ご・・・・ごめんなさいぶつかってしまって・・・・謝りますからゆ「ひなのえー!!」」

 

 

 

?「あ?」

 

 

 

ひなはゴミムシの昆虫人間の足が踏んでいる絵を取ろうとしたがゴミムシの昆虫人間がそれを取り上げて見た。

 

 

 

 

ゴミムシ「なんだあ?人間のガキが描いた絵か?」

 

 

 

 

 

ひな「かえして!かえしてーー!」

 

 

 

空「やめなさい!ひな!」

 

 

 

ひなは必死で絵を取り戻そうとするその絵には空や美羽そしてひなとその男性が描かれた大事な宝物だからだ。だが

 

 

 

 

ゴミムシ「けっ!ヘッタクソな絵だぜ!」ビリリッ!!

 

 

 

 

ひな「あっ」

 

 

 

 

大くん「!!!!」ビキッ!!

 

 

 

 

ゴミムシの昆虫人間に絵を破られひなは泣いてしまい、それを見ていた大男の中に何かがキレた。

 

 

 

 

 

ゴミムシ「お前らみてーな下等生物は自分の巣の中で遊んでいる方がお似合いだぜ!ははははは!!」

 

 

 

 

 

ゴミムシは破れたひなの絵を地面に落としもう一回踏みつけた。そしてゴミムシは去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

ハリー「大丈夫か?ひな?」

 

 

 

えみる「なんなのです?あれは、とても感じ悪いのです。」

 

 

 

 

 

ひな「う・・・・うう」

 

 

 

 

空「ひな・・・・泣かないで絵なんてまた描けばいいじゃない・・・・ね」

 

 

 

 

絵を破れて泣き出すひなを慰めようとする空。

 

 

 

 

大くん「よくねーだろ・・・・」

 

 

 

 

空「え?」

 

 

 

 

ハリー「あんた・・・・」

 

 

えみる「さっきの・・・・」

 

 

 

 

空達の後ろからカブト虫の大男の大くんが現れいつもの穏やかな感じではなく険しい感じになっていた。

 

 

 

 

大くん「それじゃ納得できねーだろ・・・・」

 

 

 

 

大男は近くに寄ったゴミムシの昆虫人間がどこかに入って行くところを凝視した。

 

 

 

 

 

ゴミムシの入っていった所は・・・・斑猫組

 

 

つまり任侠組である。

 

 

 

 

大くん「お前達も来い」

 

 

 

空「え?なんで?」

 

 

 

大くん「納得できねーもんを納得させる・・・・それだけだ!」

 

 

 

 

大男は拳を握りしめてその任侠組の方に向かう。

 

 

 

 

to be continued

 



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38話 殴り込みをかける

 

 

任侠 斑猫組

 

 

頭 斑猫親分

 

 

親分こと年老いた斑猫の老人は墨を溶かして半紙に斑猫と書いていた。

 

 

 

 

頭斑猫「・・・・たくゴミ郎・・・・おめえ・・・・よその四手虫組の連中と揉め事をしたそうじゃねえか」

 

 

 

 

ゴミ郎、ことゴミ虫の昆虫人間はここにくる前にひなの絵を破った張本人でもある。

 

 

 

 

ゴミ郎「すんません・・・・つい奴等とばったり会っちまって・・・・」

 

 

 

頭斑猫「たくっ今はうちの組とあっちの組の友好関係を築いているってのに気をつけろ!」

 

 

 

ゴミ郎「すんません」

 

 

 

 

頭斑猫「・・・・まあなんにせよ。そろそろ四手虫組もうちが乗っ取ってやるつもりだがな」

 

 

 

 

頭の斑猫はすらすらと筆で斑猫という綺麗な字を書いた。

 

 

 

あまりの自信作に頭斑猫はにやっとした。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

「親父!大変です!」

 

 

 

突然、ドアを開けたマイマイカブリの昆虫人間が頭斑猫に用があった。

 

 

 

 

 

頭斑猫「あ?なんだ?」

 

 

 

 

「殴り込みをかけられています!!」

 

 

 

 

ゴミ郎「え?殴り込み!?」

 

 

 

 

頭斑猫「なんだ?四手虫組の者達か?」

 

 

 

 

「いえ・・・・見たことのないやつで・・・・一人で」

 

 

 

 

頭斑猫「は?一人?一人とはいい度胸だ。でっ、相手はどういうもんを持っとる?」

 

 

 

 

「いえ・・・・それが」

 

 

 

 

頭斑猫「さっちゅう(殺虫剤)か?」

 

 

 

「いえ・・・・」

 

 

 

頭斑猫「たたき(蠅叩き)か!?」

 

 

 

 

「いえ・・・・」

 

 

 

 

頭斑猫「じゃあなんだと言うんだ?」

 

 

 

 

一人で殴り込みをかけられていることに武器あるいは凶器は殺虫剤か蠅叩きしか浮かばない。そしてマイマイカブリの昆虫人間の放った言葉が・・・・

 

 

 

 

 

 

マイマイカブリ「それが・・・・・・・・うちの車です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

バキボゴベキ・・・・

 

 

 

 

 

「「「「うわああああああああ!!!」」」」

 

 

 

「「「「「ひえええええええええええ!!!!???」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

頭斑猫「ええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!???????」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭斑猫はマイマイカブリの放った言葉に衝撃が走った。そう、いまカブト虫の大男は空、ひな、えみる、ハリーを車に乗せてこの斑猫組に殴り込みをかけているのだ。周りを車で破壊しながら・・・・

 

 

 

 

 

 

大くん「・・・・・・・・」

 

 

 

 

バキボゴベキ・・・・

 

 

 

 

 

「うろたえてんじゃねええ!相手はカブト虫の昆虫人間だ!腹だ!腹を狙え!」

 

 

 

 

「「「「うおおおおおおおお!!!!」」」」

 

 

ドスドスドスドスドスドスドス!!!

 

子分達は小刀を持って大男の腹に突き刺した。

 

 

 

 

「どうだ?え?」

 

 

 

 

子分達が突き刺した小刀はパラパラと折られて落ちてしまった。

 

 

 

 

「ひいいいいいいいい!!!」

 

 

 

無数の小刀を刺してもびくともしない大男の貫禄に一同は逃げ去ってしまった。

 

 

ようやくたどり着いた頭の部屋を開けるとそこには頭斑猫の親分とひなの絵を破った張本人ゴミ郎がいた。

 

頭斑猫「ひいいいいいいいい・・・・」

 

 

 

ゴミ郎「ひえええええええええ・・・・」

 

 

 

 

あまりの現実に恐れる頭斑猫とゴミ郎その時、

 

 

 

 

 

 

?「おい!待てや!」

 

 

 

 

大くん「?」

 

 

 

 

頭斑猫「おお!ツシマ!!」

 

 

 

ゴミ郎「若頭!」

 

 

 

 

頭斑猫の息子にして斑猫組の若頭 ツシマカブリモドキの昆虫人間ことツシマが長刀をもって大男の前に立った。

 

 

 

 

ツシマ「天下の斑猫組がそんじゃそこらの学生に恐れをなすとはな・・・・」

 

 

 

 

ゴミ郎「やっちゃってください ツシマさん!」

 

 

 

 

ゴミ郎が安全そうな所でツシマにエールをあげた。

 

 

 

 

 

ツシマ「おい!学生!見たところカブト虫だな!俺は幾人ものカブト虫の奴と戦ったがあまり歯応えのねえ奴等だった。」

 

 

 

 

大くん「・・・・」

 

 

 

 

ツシマ「だがうちの組に堂々と車を担いでここに来るとはいい度胸してんな!これは高くつくぜ!」

 

 

 

 

 

大くん「てめえには用はねえ・・・・そこをどけ!」

 

 

 

 

ツシマ「いい度胸だ!じゃあここらでおねんねしな!!」

 

 

 

 

ツシマの長刀の斬撃が大男の体を切り裂いた・・・・

 

 

 

と思ったが

 

 

 

 

 

ツシマ(手応え・・・・・・・・なし・・・・だと!?)

 

 

 

 

 

ツシマは長刀の先を見るとなんと長刀の先が折れてしまったことに気づく。

 

 

 

ツシマの斬撃を食らったと思った大男は・・・・

 

 

 

 

 

大くん「その程度か・・・・」トス

 

 

 

 

大男の手のひらの指先に長刀の先の部分が引っ掛かっていた。

 

 

 

 

 

ツシマ「やるじゃねーか・・・・じゃあこれはどうだ!!オラオラオラオラオラオラ!!!!!」ブンブンブンブンブンブンブンブンブンブン!!!!!

 

 

 

 

 

ツシマの連続の斬撃が大男の体を切り裂こうとする。

だが・・・・

 

 

 

 

パキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキパキ・・・・

 

 

 

 

大くん「・・・・・・・・」パラパラパラパラ・・・・

 

 

 

 

 

長刀の部分が全部受け止め折られてしまい全部床に落とした。

 

 

 

 

ツシマ「何!?」

 

 

 

 

ゴミ郎「え!?」

 

 

 

 

 

頭斑猫「そんな馬鹿な!相手はうちの中で最強なんだぞ!?」

 

 

 

 

 

あまりのことに混沌している頭斑猫とゴミ郎、そして体力が限界か疲れがたまってきたツシマに大男は、

 

 

 

 

ツシマ「ハアハアハアハアハアハア馬鹿な・・・・」

 

 

 

 

大くん「今度は俺だな」ブンッ!

 

 

 

 

 

ツシマ「え?」

 

 

 

 

大くん「菩音(ホーン)!刃頭(バット)!!」

 

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

ツシマ「ぐっ・・・・・・・・ぐはっ!?」

 

 

 

 

 

バキッ!ドオォォォーーーーーン!!!!!

 

 

 

 

 

大男のカブト虫の角を思いっきり振り下ろした頭突きがツシマの頭に直撃しその衝撃で床が破壊されてしまった。

 

 

 

頭斑猫「そんな馬鹿な・・・・」

 

 

 

ゴミ郎「ツシマさん!?」

 

 

 

 

「「「若頭!!」」」

 

 

 

 

駆けつけた子分達が駆けつけツシマの体を支えた。

 

 

 

 

 

 

ツシマ「おい!待て!若造!!」

 

 

 

 

大くん「?」

 

 

 

 

ツシマ「お前の名前はなんていう?」

 

 

 

 

ツシマの言葉に大男は名をあげる

 

 

 

 

 

 

 

大くん「大甲 兜(だいこう かぶと)」

 

 

 

 

ツシマ「大甲 兜か・・・・それがお前の名か・・・・」

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 




次回 奴は番長!



そして意外なことに・・・・


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39話 奴は番長

任侠 斑猫組に殴り込みをかけた大くんこと大甲 兜は頭斑猫の息子 対馬斑猫のツシマの斬撃を一瞬にして見切りそれを一発で覆した。

 

 

 

 

 

ツシマ「若造・・・・おめえの名は?」

 

 

 

 

兜「大甲 兜!」

 

 

 

 

ツシマ「大甲 兜か・・・・おめえの名前しかと覚えたぜ・・・・で?おめえの目的は何だ?まさか親父の「がたん!!」?」

 

 

 

 

兜「さっ出ろ」

 

 

 

兜は背負っている車を置くと車の扉から空、ひな、ハリー、はぐたん、えみるが顔を出した。

 

 

 

 

ひな「こんにちわ~~」

 

 

 

空「・・・・・・・・」

 

 

 

ひなは無邪気な挨拶をし、空は何が何だかわからなく後ろを振り向くと・・・・

 

 

 

 

 

子分「・・・・・・・・」

 

 

 

子分「・・・・・・・・」

 

 

 

子分「・・・・・・・・」

 

 

 

 

そこにはいろいろな昆虫人間がいて人間一人もいなかった。

 

空「・・・・むしがいっぱい・・・・」ヒュウウ

 

 

あまりのショックに空は気絶した。

 

 

 

 

ハリー「空 しっかりしいや!」

 

 

 

えみる「しっかりなのです!」

 

 

 

 

ハリーとえみるは空を心配している中ひなは兜に近づいてきた。

 

 

 

 

 

兜「怖くなかったか?」

 

 

 

ひな「ううん!むしろ楽しかった!」

 

 

 

 

ひなの笑顔に兜は心の底で笑っていた。

 

 

 

 

兜「じゃあ、俺の肩に乗れ」

 

 

 

ひな「うん!」ピョン

 

 

 

 

ひなは兜の肩に乗り親分こと頭斑猫のほうに近づいてきた。

 

 

 

 

頭斑猫「なんだ!?まさか四手虫組に頼まれた者か?今ここでワシの首を取るというのか!?」

 

 

 

兜「・・・・」ドス!

 

 

 

頭斑猫「ひい!」

 

 

 

 

兜は畳のほうを踏んで頭斑猫の前を通りすぎた。

 

 

 

 

頭斑猫「・・・・え?」

 

 

 

 

ゴミ郎「へ?」

 

 

 

 

兜が近づいた相手はひなの絵を破った張本人ゴミ郎であった。

 

 

 

 

兜は破った絵をゴミ郎に見せた。

 

 

 

兜「この子に謝れ。この絵を破ったことをな・・・・」

 

 

 

 

ゴミ郎「へ?え?まさか・・・・そんなくだらないことのためにここに来たってのか?」

 

 

 

 

兜「!!」ビキッ!!

 

 

 

 

ゴミ郎の言葉に兜はキレた。

 

 

 

 

兜「てめえにこの子のくだらねーことを言う資格なんざねえーー!!!」

 

 

 

 

ゴミ郎「ひ!ひいい」

 

 

 

兜の一喝がゴミ郎を失脚する。

 

 

 

 

兜「この子の絵にはな!てめえみてえな腐ったプライドなんざねえ!綺麗な心が沢山詰まってんだ!!」

 

 

 

 

ハリー「凄いで今の一喝で黙らすなんて・・・・」

 

 

 

 

空「・・・・」

 

 

 

 

兜「この絵を破ったことをこの娘に謝れ!但し!この子が許さない場合、てめえは覚悟を決めろ!」

 

 

 

 

ゴミ郎「ひいいいい!すんません!すんません!すんませんした!!あの時はついいらっとしてしまい、大事な絵を破ってすいませんでしたああああ!!!」

 

 

 

 

兜の鬼の形相にゴミ郎はひなに土下座して謝った。

 

 

 

 

それを見たひなは・・・・

 

 

 

 

ひな「・・・・」

 

 

 

ぽんぽん

 

 

 

ゴミ郎「へ?」

 

 

 

ひな「もうおこってないよ♪泣かないで!一緒に絵を直そう!」

 

 

 

ゴミ郎「あああ・・・・本当にすんませんしたー」

 

 

 

ひなに許しをもらえたゴミ郎は一瞬だけひなを救いの天使として見た。

 

 

 

 

 

それを見ていた子分のマイマイカブリとツシマは・・・・

 

 

 

 

マイマイカブリ「アイツ・・・・他のカブト虫とは違って強え・・・・何者なんすかね?」

 

 

 

ツシマ「あの体格といいあの一喝といい・・・・まるで“番長”だな」

 

 

 

マイマイカブリ「へ?なんすか?そのばんちょーって?」

 

ツシマの答えたキーワードに?を浮かぶマイマイカブリ

 

 

 

 

 

ツシマ「番長ってのはな喧嘩に強いが仁義に篤く、子分の面倒をよく見、弱い者を傷つけることを決して許さないというポリシーを持った奴等だ、かつて人間の中にそういうのがいたんだ。あの弊衣破帽に似た角、学ランのような服に下駄のような足!まさしくあれこそ番長!雄の中の雄だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひな「直ったーー!!」

 

 

 

ドス!ドス!ドス!ドス!

 

 

 

絵をテープで貼って大喜びのひなそれを見て喜ぶ兜

 

 

 

 

 

空「それじゃ!私達はこれでひな、降りて」

 

 

 

 

ひな「はーーい♪」

 

 

 

ハリー「ほんじゃな!」

 

 

 

はぐたん「はぎゅう!」

 

 

 

えみる「帰るのです」

 

 

 

 

 

 

 

ひな達は兜に手を振って去っていった。兜も手を振って後ろを振り向き去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハリー「それにしてもすごいやっちゃな!あの巨体で車を持つなんて並の怪力やないで」

 

 

 

 

えみる「ほんとなのです!あの人?根は悪い人ではないかもしれないのです」

 

 

 

 

 

空「・・・・・・・・」

 

 

 

 

ハリー「どうしたんや?空?そんなむすっとして」

 

 

 

 

空「してません!」

 

 

 

 

ハリー「なんや?」

 

 

 

 

空「そもそもここに来たのはひなを助けに来たことで私達はもうこの世界に来ることはありません!だからもういいんです!」

 

 

 

 

ハリー「空?」

 

 

 

 

その時、ハリーのポケットの中から着信メロディが鳴り響きポケットの中からワールドフォンを取り出して開くと着信相手が総弩であった。

 

 

 

 

ハリー「もしもし・・・・どないした?総弩?」

 

 

 

 

総弩『ハリーか?・・・・実は急遽変更することがあってな』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空「え?」

 

 

 

 

呆然とする空、愛子の指示で急遽この世界に留まり、修理したジゲンマジーンで一時アルカに戻りひかりと直枝を連れてこの世界に来た。

 

 

 

 

そして愛子に出された任務は

 

 

 

 

 

 

 

“学校に潜入して戦士を探し出せ”

 

 

 

空は総弩達と一緒に学校に転入するということで 引き続きひなと一緒にこの世界に留まるという形になった。

 

 

 

 

 

 

?「お?」

 

 

 

 

ドス!ドス!ドス!

 

 

 

 

空「へ?」

 

 

 

 

 

後ろから聞き覚えのある足跡が聞こえ振り向いたら

 

 

 

 

 

兜「お前、転校生だったのか?気がつかなかったぜ」

 

 

 

 

 

 

 

空「いやああああああああ!!!!!!!!」

 

 

 

 

to be continued




次回予告


総弩「誰だあれ?」



兜「あれはファーブル博士・・・・昆虫人間の生みの親だ」




そして現れるアナザーヒーロー




アナザーダークカブト

アナザービート

アナザーレムルズ

アナザーブレイド

アナザービーファイターカブト

アナザーカブトライジャー

アナザービートバスター

アナザーカブタック

アナザーブルービート

アナザーストロンガー




総弩「カブトづくしじゃねーか」





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40話 都立 虫山学園

総弩がジゲンマジーンを修理し一時アルカに戻りひかりと直枝を連れてこの世界に来た。

 

 

 

直枝「本当に虫みてーなのがいるな!」

 

 

 

ひかり「はい!あっ見てください!管野さん!あの人くわがたみたいな人がそれにてんとう虫なのもいますよ!」

 

 

総弩「雁淵・・・・お前自分がここに来た理由忘れてねーよな?」

 

 

 

ひかり「えっ忘れてませんよ!」

 

 

 

総弩「ほんとかよ?」

 

 

 

ひかり「い~~さ~~み~~つさ~~ん!!」

 

 

 

 

総弩はからかい口調でひかりを心配したがそれをムッとひかりが襲いかかってきた。

 

 

 

ハリー「ちょい!ちょい!総弩はん!あんたもやるべきこと忘れてへんやろ」

 

 

総弩「ああ、わかってる」

 

 

 

総弩がひかりや直枝を連れてきた理由は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

大甲兜が通う高校に潜入するという今回のミッションである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは虫山市にある学校、市立虫山学園、ここは人間と昆虫人間が学ぶ場所であり、互いの差別もない平和な学園である。そう表向きは・・・・

 

 

 

そして今日、この学校の授業のホームルームのメインイベントの一つが出た。

 

 

 

モンシロ先生「ではこれから転校生を紹介します。入ってきてください!」

 

 

 

担任のモンシロチョウのモンシロ先生(♀)の合図で教室のドアから入ってきた総弩、ひかり、直枝、そして空が入ってきた。

 

 

 

ザワザワ・・・・

 

 

 

 

「あの子・・・・かわいい」

 

 

 

「いや あのオドオドしている子もいいな」

 

 

 

「あのちっちゃな子かわいい」

 

 

 

総弩(うわあ・・・・人間の生徒だけじゃなく・・・・虫の奴等もいるな)

 

 

 

 

総弩は人間の生徒だけじゃなくコガネムシ、クワガタ、セミ、アゲハチョウ、スズメバチ(スケバン的な)、クロアゲハ、ムカデ、トンボ、あと昨日空達を助けたあの大甲兜もいる。

 

 

 

 

 

モンシロ「それじゃあ管野さんは一番右の一番後ろの席に、そして雁淵さんはその隣の席に・・・・そして勇光くんは真ん中の一番後ろの席にそして小鳥遊さんは、」

 

 

 

 

空「は はい?」

 

 

モンシロ先生の指差した方向を見るとそこは一番左の最後尾にいる兜のいる席のほうを指差す。

 

 

 

 

モンシロ「昆田くんと大甲くんの間の席に座ってください」ニコッ

 

 

 

 

モンシロ先生は空に笑顔で誘導され空は兜の隣の席に座った。

 

 

 

 

空(・・・・どうしよう)

 

 

 

空は隣にいる大きい巨体を持つ兜に不安を持った。

 

 

 

 

空(私これからどうなるの・・・・おにいちゃん・・・・え?あれ?)

 

 

 

空が頭の中でお兄ちゃんというキーワードが浮かび上がったことに疑問が浮かんだ。

 

 

 

 

 

空(私・・・・なんで?ていうかおにいちゃんって誰?)

 

 

 

 

?「おーい!」

 

 

 

 

空「え?」

 

 

隣の席の首にゴーグルをかけた少年 昆田に声をかけられた。

 

 

 

 

 

 

虫太郎「俺、昆田 虫太郎(こんだ ちゅうたろう)、あんたなんだな、兜が言ってたちっちゃな子のお姉さんって」

 

 

 

 

空「ちっちゃな子・・・・もしかしてひなのこと?」

 

 

 

 

空がひなのことを言うと虫太郎は頷いた。

 

 

 

 

虫太郎「あいつが余計なことしたらしいけど大丈夫だった?」

 

 

 

 

空「余計なことって・・・・」

 

 

 

 

空はあの任侠組に車を担いで殴り込みを仕掛けたことを思い出した。

 

 

 

 

空「別になんでもなかったから・・・・妹もどこもケガしなかったことが幸いだったけどね」

 

 

 

 

虫太郎「そっかーよかったー」

 

 

 

虫太郎はほっと安堵のため息を吐いた。

 

 

 

 

虫太郎「あいつは一見危なそうに見えるけど優しい奴なんだ!只困っていることを見るとほっておけないむしろ納得いかないらしいんだ。」

 

 

 

 

空「納得いかない・・・・」

 

 

 

空はひなの絵が破られ泣き出した時、兜のあの台詞

 

 

 

 

兜「そんなの納得できるわけねーだろ」

 

 

 

空は真剣に授業を聞いている兜のほうに視線を向いて思った。

 

 

 

 

 

 

空(この人・・・・見た目は怖そうな人?かと思ったけど困っていることを助けたい気持ちがあるんだ・・・・)

 

 

 

 

空は改めて兜のことを尊敬できる存在とすこしだけ認めたらしい。

 

 

 

その時

 

ガララ!

 

?「失礼しますよ!」

 

兜「!」

 

総弩「?」

 

突然現れたのは白いスーツに身を包んだつり目の男性が現れた。

 

モンシロ「あっ苦常先生!一体どうされたんですか?」

 

 

苦常害「いえね‥‥今日ここに()()()()()が転校してきたと聞いて様子を見に来たんですよ!」ギロッ

 

モンシロ「ひいい」

 

 

苦常の鋭い睨みでモンシロ先生はタジタジしてしまう。

 

 

苦常害「君たちか噂の人間の転校生というのは?」

 

 

苦常害は人間である総弩たちの前でニコニコと笑顔で対面する。

 

 

 

苦常害「教師である私が君たちに忠告してあげるよ。君たちがこの先穏やかに学校生活を過ごしたいなら‥‥虫ケラと友達になるっていう馬鹿げた行動はしないように」

 

 

そう言って苦常害は教室のドアを思いっきり閉めて去って行った。

 

 

総弩「なんだ‥‥あいつ?」

 

 

虫太郎「‥‥‥‥」

 

 

苦常の言葉に違和感を抱き虫太郎はビクビクしていた。

 

 

一方

 

 

 

 

 

ケビン「ここが勇者がいる世界か」

 

 

 

ことり「人だけではなく昆虫人間も多数いますね。」

 

 

 

 

ケビン「わかっているな・・・・俺達の任務はプリズムクリスタルの捜索だ!ぬかるなよ」

 

 

ことり「承知してます」

 

 

 

 

ケビン「行くぞ!」

 

 

 

 

ケビンとことりは虫山市の探索に取りかかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一方は

 

 

 

 

 

ベンチの上でタピオカミルクティーを飲んでいる醸下院

 

 

 

 

 

醸下院「虫ですか?・・・・じゃあカブト虫を多数育てなきゃいけませんね」

 

 

 

 

 

 

醸下院はポケットから黒い異形のカブト虫の怪人、アナザーダークカブトのライドウォッチを出して不気味に笑った。

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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41話 気持ち悪い奴ら

キーーン!コーーン!カーーン!コーーン!

 

 

 

 

 

モンシロ先生「はい、それではみなさん!サヨウナラ」

 

 

 

 

『サヨウナラ!!』

 

 

 

 

モンシロ先生の終礼の挨拶で生徒達は鞄を背負って教室から出ていった。

 

 

 

 

 

直枝「くくぅぅぅ!!やっと終わった!!」

 

 

ひかり「氷河院さんのいた世界もそうですけど、学校の授業って6時間まであるんですね」

 

 

 

 

 

ひかり達の世界は総弩のいる世界とすこし似ている。

 

総弩のいた世界の昭和時代、第二次世界大戦末期の学制は

1939年 青年学校令改正というものがあり、国民学校令、中等学校令によって以下の学制が成立した。中等学校令では中学校令、高等女学校令、実業学校令を廃止し高等学校は2年制、中等学校は4年制に年限短縮した。概ね以下4段階である。

 

 

 

そして戦後、教育基本法によって、学校教育法、国立学校設置法によって既存の高等教育機関および帝国大学を併合して各地に新制国立大学(現:国立大学法人)が作られた。中等教育機関は新制高等学校へと昇格し。小6・中3・高3・大4制がとられ義務教育の範囲が小学校と中学校にまで拡充され9年間となり、強力な単線型教育に改められた。

 

 

 

 

 

 

空「それでみなさんはこれからどうするんですか?」

 

 

 

総弩「そうだな・・・・暇潰しに部活巡りとか「キャアアアアアア!!」!?」

 

 

 

 

突然の女性の悲鳴が聞こえその方向に走っていくとそこには廊下の所で10人の不良達が蝉の昆虫人間を苛めている光景であった。

 

 

 

 

 

不良1「きひひひ!てめえみてえな気持ち悪い奴が俺ら人間様にたてつくんじゃねーよ!」

 

 

 

蝉の昆虫人間「ジジジ・・・・」

 

 

 

 

余りの暴力に蝉の昆虫人間は虫の息であった。虫だけに・・・・

 

 

 

不良1「てめえら虫野郎といるとな・・・・見てて腹立つんだよ!」

 

 

 

 

不良1が蝉の昆虫人間に足蹴にしようとしたその時、

 

 

 

 

 

総弩「おい!」

 

 

 

 

バキッ!

 

 

 

 

不良1「ぐぼっ!?」

 

 

 

 

 

総弩が前に出て不良1を殴った。

 

 

 

不良1「てめえ!何しやがる!」

 

 

 

 

総弩「何しやがるのはお前らのほうだ!人間数人揃って虫を殺そうとするとは俺も黙って見過ごすわけにはいかねーな!」

 

 

 

 

不良1「野郎!やっちまえ!」

 

 

 

不良1の合図で残りの9人が総弩に襲いかかろうとしたが・・・・

 

ズンッ!

 

 

兜「・・・・・・・・」

 

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

 

 

不良1「げっ!お前は!大甲兜!」

 

 

 

 

総弩の後ろに巨体な体を持つ兜が現れ不良達は後ずさりした。

 

 

 

 

兜「・・・・・・・・」ジッ

 

 

 

 

兜は不良達の側で傷つけられた蝉の昆虫人間を見て怒りを露にした。

 

 

 

 

兜「お前がやったのか?」

 

 

 

不良1「ひっ!」

 

 

 

兜「お前がやったのかと聞いている!!」

 

 

 

 

不良1「に!逃げるぞ!!」

 

 

 

 

 

「「「ひいいいいいい!!」」」

 

 

 

 

兜の一喝で不良達は退散してしまった。

 

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

空「大丈夫ですか!」

 

 

 

 

ひかり達が駆けつけ傷ついた蝉の昆虫人間を見て青ざめた。

 

 

 

 

 

空「これって・・・・」

 

 

 

ひかり「ひどい」

 

 

 

直枝「今逃げたあいつらがやったのか?なんでそこまでやる必要があるんだ?」

 

 

 

 

蝉の昆虫人間がの体には打撲の跡があり、羽もボロボロの情態であった。

 

 

 

 

虫太郎「仕方ないよ・・・・どんなに昆虫人間と共存しようと試みても必ず傷つけようとする奴らがいるんだ。あいつらのように・・・・」

 

 

 

総弩「虫太郎?」

 

 

 

虫太郎「じいちゃんが昆虫人間を作ったことで昆虫人間を好きになった奴もいれば嫌いになる奴もいたんだ。そのせいで俺の家族は“イカれた家族”として罵られたんだ。」

 

 

 

 

空「え!そんなことが・・・・」

 

 

 

兜「だが俺が来たことで徐々にその噂が薄れつつあるのは確かだったな」

 

 

 

 

虫太郎「まあ、それもあるけど・・・・」

 

 

 

 

ひかり「あの・・・・虫太郎さんと兜さんってどういう関係なんですか」

 

 

 

 

虫太郎「兜は死んだじいちゃんの形見で今は俺の家に居候してるんだ」

 

 

 

 

兜「俺の目的は虫太郎を守ることだからな・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「なあ、その博士って?」

 

 

 

 

虫太郎「世界で初めて昆虫を人間へと進化させ、人と昆虫人間の共存のかけ橋となった人物、俺の祖父、昆田 虫乃助(むしのすけ)そしてみんなからは・・・・“ファーブル博士”と呼ばれていたんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方 職員室で苦常害がたった1人で明日の授業の準備をしていた。

 

 

苦常害(くそどいつもこいつもあんな気持ち悪い奴らとなれなれしくしやがって‥‥‥)

 

 

苦常は気持ち悪い奴らこと昆虫人間に苛立っていた。

 

その時

 

 

醸下院「おやおやいろいろと苛立っていますね?苦常先生♪」

 

後ろからなんの気配もなく現れた男、醸下院が苦常の前に現れた。

 

 

苦常「誰だ?お前は?」

 

 

醸下院は悪魔のような微笑みで語った。

 

醸下院「あなたの望みを叶えるものですよ‥‥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不良1「ちくしょう!思い出してもムカつくぜ!」

 

 

 

 

不良2「しかたないっすよ!それを作った帳本人の孫の昆田のそばにはあの大甲兜がいるんすよ!俺らが束になっても勝てやしませんよ!」

 

 

 

 

 

不良1「糞が!!俺らに力があれば昆虫野郎を殺すことが出来るってのに!」

 

 

 

 

 

 

不良1が苛つきで物を蹴り飛ばした。

 

 

 

その時

 

 

 

 

 

苦常「おやおや‥‥‥‥いろいろとストレス有り余ってるね君たち‥‥‥」

 

 

 

 

 

不良1「苦常!?‥‥‥先生‥‥」

 

 

 

 

 

不良達の溜まり場に苦常が不良達の前で不適な笑みで近づいてきた。

 

 

 

 

 

苦常「君たち‥‥あの虫どもが我々と同じ土俵にいるのが気に食わない‥‥そうだろう?」

 

 

不良1「だったらなんだってんだよっ!!」

 

 

苦常「だから君たちに力を与えようと思うんだ。」

 

 

不良1「あ?力だと?」

 

 

 

 

苦常「そう‥‥‥あの虫どもを圧倒させるほどの力をね‥‥‥‥」

 

 

 

苦常は片手に持っていたアタッシュケースを開くとそこにはグロテスクなカブトムシを模したアナザーライドウォッチを見せた。

 

 

 

 

 

不良1「これは!?」

 

不良達は群がるように集まってきた。

 

 

苦常「これが君たちの力となる物・・・・どうだい?」

 

 

 

 

 

 

不良1「・・・・」ごくり

 

醸下院(さあ、‥‥‥ここからが本当の楽しみですよ♪)

 

 

 

 

 

その裏で見ていた醸下院は不適な笑みで監視していた。

 

to be continued

 

 

 



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42話 ファーブル博士

すみません。すこし頭の整理していて時間がかかってしまいました。


はぐたん「はぎゅ!はぎゅ!」

 

 

 

総弩「どうした?はぐ?」

 

 

 

はぐたんははじめての兜を見て兜のほうに寄り付こうとする。

 

 

 

 

ハリー「ちょっ!何してるんやはぐたん!?」

 

 

はぐたん「はぎゅーー!」

 

 

 

はぐたんの行動に総弩は察知した。

 

 

 

 

総弩「もしかしてはぐは兜の所に行きたいんじゃないか?」

 

 

 

「「え!?」」

 

 

 

ハリー「そうなんか?はぐたん」

 

 

 

はぐたん「はぐ♪」

 

 

 

虫太郎「いや!それはやめといたほうがいいんじゃないかな?あの恐そうな顔じゃ泣くんじゃ・・・・」

 

 

 

 

兜「おい!誰が恐い顔だ!」

 

 

 

ゴンッ!

 

 

 

虫太郎の言葉で兜の怒りに触れ拳骨を振るった。

 

 

 

 

虫太郎「いてーーーー」

 

 

 

 

総弩「んじゃ試してみようか?よっ!」

 

 

 

総弩ははぐたんを抱きしめ兜のほうに寄り添った。

 

 

 

 

総弩「抱いてみろ!」

 

 

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

 

 

 

兜「・・・・・・・・」

 

 

 

 

兜は黙ってはぐたんを大きな腕で抱いた。

 

 

 

 

兜「・・・・・・・・」

 

 

 

はぐたん「・・・・・・・・?」

 

 

 

 

生まれつき鬼のように恐い顔の兜にはぐたんは・・・・

 

 

 

 

 

はぐたん「きゃっ♪きゃっ♪きゃっ♪」

 

 

 

 

兜「!?」

 

 

 

はぐたんが兜の体に寄り添った

 

 

 

 

 

兜の顔を近くで見ても泣かず笑っている。それを見ていた兜も虫太郎も驚いた。

 

 

 

 

虫太郎「へえ・・・・兜の顔を見ても平気なんて・・・・すごいなこの子」

 

 

 

 

兜「ああ・・・・俺もビックリしている」

 

 

 

 

 

普通の赤ちゃんでは兜の顔を見て大泣きするのだがはぐたんは逆に笑っていたことに兜はビックリした。

 

 

 

総弩「ふふっ」

 

 

 

 

兜に抱かれて笑っているはぐたんを見て総弩は微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虫太郎「なあ、みんなあれを見ろよ」

 

 

 

 

公園に立ち寄った総弩達は、虫太郎が指差した方向を見ると公園の中央にそびえ立っている男性の銅像があった。

 

 

 

 

ひかり「あれは・・・・」

 

 

 

兜「ファーブル博士、俺達昆虫人間を生み出した人物だ・・・・」

 

 

 

 

虫太郎「じいちゃんは大の虫好きで俺もよく小学生の頃からじいちゃんと一緒によく虫取りに誘われたからな」

 

 

 

 

ひかり「とてもやさしいお爺ちゃんなんですね」

 

 

 

 

虫太郎「うん・・・・あの頃は楽しかった・・・・でも小6の時、じいちゃんは昆虫人間を作ったことで俺達家族は罵詈雑言を浴びせられたんだ」

 

 

 

 

えみる「え?なんでなのです?」

 

 

 

 

総弩「簡単な話だ・・・・人間は一度異形の存在を見ると恐怖という危険を感じる。人間の生きていた世界で存在しない物を見ると自分達が食われる、殺されると認識してしまうんだ。」

 

 

 

 

ハリー「おい総弩!言い過ぎやぞ」

 

 

 

総弩の無情な言葉にハリーは止める。

 

 

 

 

虫太郎「彼の言う通り、爺ちゃんは昆虫人間は人間と共存すること事態が難しいと思った。でも爺ちゃんの友人の暴走で昆虫人間達を利用して世界を乗っ取ろうとしたことがあったんだ。」

 

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

空「それって大変なことじゃ!?」

 

 

 

 

虫太郎「昆虫人間は人間の優れた武器をもってしても通じず只負けを認めるしかなかった・・・・」

 

 

 

直枝「なんだよ!それじゃ駄目じゃねーか!!」

 

 

 

虫太郎「・・・・けど」

 

 

 

 

兜「博士はそれを止めるためにカブト、クワガタの昆虫人間を作り上げた。」

 

 

カブトの昆虫人間のリーダー、ヘラクレス

 

 

クワガタの昆虫人間のリーダー、ギラファ

 

 

 

 

そして多数の昆虫人間の戦士(インセクトウォーリアー)と呼ばれる戦士達が誕生し昆虫人間達の暴走を食い止めた。

 

 

 

 

 

虫太郎「そして事件が修まった後爺ちゃんはその友人の行方を探すため世界に飛び回った」

 

 

 

 

総弩「そしてそれを食い止めた昆虫戦士達はその後どうなったんだ?」

 

 

 

 

虫太郎「昆虫戦士達は国連と友好条約を交わし世界各国で人間と昆虫人間が平穏を見守っているってニュースでそう言ってた。君たちは知らないの?」

 

 

 

ひかり「え?それは・・・・その・・・・」

 

 

 

 

自分達は別の世界から来たことをまだ話せない一同

 

 

 

 

 

総弩「国連ね・・・・でも昆虫人間を受け入れない国だってあるはずだ。そうだろ?」

 

 

 

 

 

兜「ああ、アフリカ、ドイツ、ノルウェー、スウェーデン、エチオピア、韓国、ロシアは昆虫人間を受け入れるのは難しい・・・・特にロシアは冬の気候が激しいから彼らにとっては暮らしづらいからな」

 

 

 

 

直枝(確か・・・・ロシアってオラーシャのことを指してるんだよな・・・・)

 

 

 

 

 

直枝は別の世界の国の名前が違うことを思っていた。

 

 

 

 

 

空「あの・・・・質問いいですか?」

 

 

 

 

虫太郎「何?」

 

 

 

 

 

空「虫太郎さんのお爺さんは結局どうなったのですか?」

 

 

 

 

 

虫太郎「ああ爺ちゃんは『わああああああ!!!』えっ!何!?」

 

 

 

 

虫太郎が話そうとした時、人や昆虫人間達が一目散に逃げていた。

 

 

 

 

 

「助けてくれええええ!!??」

 

 

 

『カブト虫の化け物が攻撃してきたーー!!』

 

 

 

 

総弩「カブト虫の化け物!?」

 

 

 

 

兜「!!」

 

 

 

 

カブト虫の化け物という言葉に総弩と兜は現場に駆けつけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴオオーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

町中で暴れまわるのは黒い体に黒い角そして黄色い目の異形の怪人

 

 

 

 

 

 

釀下院「どうですか?私が譲ったアナザーライドウォッチは」

 

 

 

 

?「ああ、最高だ!これならあの大甲兜に勝てるぜ!!」

 

 

 

みなぎる力に喜びを感じそれを見ていた釀下院は不適な笑みを出した。

 

 

 

 

 

釀下院「では今日から貴方が・・・・仮面ライダーダークカブトですね」

 

 

 

 

 

アナザーダークカブトが勇者達に牙をむく。

 

 

 

 

to be continued



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43話 アナザービートル

年末なので二話できましたので1つは今投稿します。


『きゃああああああああ!!!』

 

 

 

 

『助けてくれええええ!!』

 

 

 

 

町中で暴れまわる赤、青、黄色の異形のカブト虫の怪人が暴れまわっていた。

 

 

 

 

総弩「あれは・・・・」

 

 

 

総弩は暴れまわっているカブト虫の怪人の姿に見覚えがあった。

 

 

 

総弩「ビーファイターのブルービート、その次世代ビーファイターカブト、そしてビーロボカブタック!スーパーチェンジの姿!」

 

 

総弩の言葉に町で暴れているのはアナザーヒーロー、アナザーブルービート 、アナザービーファイターカブト、アナザーカブタックであった。

 

 

総弩「変身!」

 

 

 

≪ライダータイム!

 

仮面ライダー!ライダー!

 

ジオウ・ジオウ・ジオウ! Ⅱ(ツー)!》

 

 

 

 

総弩はジオウⅡとなり3体のアナザーヒーロー達に挑んだ。

 

 

 

 

 

総弩「はああっ!!」

 

 

 

 

ザシュッ! ブシャッ!

 

 

 

 

アナザーBFカブト「グウウ!!」

 

 

 

アナザーカブタック「ググ・・・・」

 

 

 

アナザーBFカブトはアナザーカブトランサーを取りだしジオウⅡに襲いかかった。

 

 

アナザーBFカブト「グウウ!」

 

 

 

ガキン!

 

 

 

 

総弩「おっと!」

 

 

 

ジオウⅡは専用武器であるサイキョーギレードでアナザーカブトランサーを弾く!

 

 

アナザーブルービート「オオオオ!!」

 

 

 

アナザーブルービートも専用武器のアナザースティンガーブレードを装備して襲いかかる。

 

 

 

そしてそれを後に続くようにアナザーカブタックも襲いかかってくる。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

兜「どおりゃああー!!」

 

 

 

 

ドゴンッ!!

 

 

 

 

ドオオォーーーーーーン!!!

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

兜がアナザーブルービートとアナザーカブタックに強烈なタックルをかまし2体はコンクリートの壁に激突した。

 

 

 

兜「加勢しに来た!」

 

 

 

総弩「悪いな!」

 

 

 

 

ジオウⅡは兜にサムズアップしてアナザーBFカブトを追い詰めていく。

 

 

 

 

 

アナザーブルービート「グウウウ・・・・」

 

 

 

 

兜のタックルから起き上がったアナザーブルービートはひと足先にジオウⅡで苦戦しているアナザーBFカブトを加勢しに行った。

 

 

アナザーブルービートは隙ができたかのようにジオウⅡにアナザースティンガーブレードを振り下ろした。

 

 

 

 

 

ガキン!

 

 

 

 

総弩「悪いな・・・・剣は二本あるんだよ!」

 

 

 

 

アナザーブルービート「!?」

 

 

 

 

ジオウⅡの左手にはジカンギレードを所持し二刀流の構えでアナザーBFカブトとアナザーブルービートに挑む。

 

 

 

 

兜「お前の相手は俺だ!」

 

 

 

アナザーカブタック「グググ・・・・」

 

 

 

 

アナザーカブタックが起き上がりそこに前にいたのは大柄の体をもつ大甲兜

 

 

 

 

 

アナザーカブタック「グオオオオオ!!」

 

 

 

 

兜「来い!」

 

 

 

 

ガンっ!!

 

 

 

 

兜とアナザーカブタックの力比べを始めた。

 

 

 

 

アナザーカブタックの力は本物であるカブタックの倍の怪力を誇っている。

 

 

だが兜はそれを上回るほどの力を持っている。

 

 

 

 

兜「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

アナザーカブタック「グオオオオオオオオオ!!??」

 

 

 

 

兜「ふん!!」

 

 

 

 

アナザーカブタック「グオッ!」

 

 

 

 

 

力比べの勝負は兜の勝利に終わり、それに苛立つアナザーカブタックは兜に襲いかかる。

 

 

 

 

 

 

兜は右手を拳に変えて力を右拳に集中させた。

 

 

 

 

 

 

 

一方ジオウⅡは二刀流の剣技で2体のアナザーヒーローを追いつめる。

 

 

 

 

 

総弩「ふん!」

 

 

 

ガンッ!!

 

 

 

アナザーブルービート「ガアッ!?」

 

 

 

アナザーBFカブト「グウウっ!?」

 

 

 

 

 

総弩「これで終わりだ!!」

 

 

サイキョーギレードのフェイスが「ジオウサイキョウー」に変り、必殺技を発動した。

 

 

 

 

総弩「覇王斬り!!」

 

 

 

 

 

 

時計の文字盤を模した七色の斬撃がアナザーブルービートとアナザーBFカブトに直撃し爆散した。

 

 

アナザーブルービート「ギャアアア!!」

 

 

 

アナザーBFカブト「ギャアアア!!」

 

 

 

 

ドオオォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

アナザーカブタック「グオオオオオ!!」

 

 

 

 

 

兜「ヘラクレスキャノン!!」

 

 

 

 

ドゴォォォォーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

アナザーカブタック「ギャアアアアアーーーーーーー!!!!!!」

 

 

 

 

ドオオォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

右手に力を込めた兜は右足を思いっきり踏みその力の籠った拳をアナザーカブタックに直撃し爆散した。

 

 

 

 

 

 

総弩「そっちも終わったらしいな・・・・」

 

 

 

 

兜「ああ・・・・」

 

 

 

 

ジオウⅡは兜のほうに駆けつけ倒した3体のアナザーヒーローの正体をを見て驚いた。

 

 

 

 

 

 

兜「!?」

 

 

 

総弩「こいつは!?」

 

 

 

 

3体のアナザーヒーローの正体はなんと虫太郎や兜を虚仮にする不良Aの仲間であった。

 

 

 

 

 

?「そいつらは囮だよ」

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

兜「!?」

 

 

 

ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

 

見えない音速の攻撃が二人を多い尽くす。

 

 

 

総弩「これは・・・・仮面ライダーカブトのクロックアップ能力!まさかアナザーカブトもいるのか!?」

 

 

 

 

 

音速の攻撃が収まり現れたのは・・・・

 

 

 

 

アナザーダークカブト「へへ・・・・」

 

 

 

 

総弩「黒い・・・・アナザーカブト?」

 

 

 

 

ジオウⅡが目撃したのは身体中が黒く染め上げられ黄色い複眼を持つアナザーライダー アナザーダークカブトである。

 

 

ゾロゾロゾロ・・・・

 

 

 

アナザーダークカブトの元に現れるかのように・・・・

 

グランセイザーのアナザーレムルズ、セイザーXのアナザービート

 

 

 

 

仮面ライダーブレイドのアナザーブレイド、ハリケンジャーのアナザーカブトライジャー、ゴーバスターズのアナザービートバスターが現れた。

 

 

 

 

総弩「オールカブト虫怪人ご登場ってわけか」

 

 

 

 

アナザーダークカブト「よう大甲兜!俺はとうとうお前ら昆虫人間を支配する力を持ったぜ!」

 

 

 

 

 

大甲兜「その声・・・・お前はあの時の・・・・」

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「そう・・・・俺は醸下院って奴にこの力を授けてな。今じゃ力がみなぎってしょうがねーんだ」

 

 

 

 

「「「「「「ひひひひひ・・・・」」」」」」

 

 

 

アナザーダークカブトの自慢に一同は笑い始めた。

 

 

 

 

 

兜「お前がこの事件を引き起こした奴ならばいまここで倒す!!」

 

 

 

兜は拳を構えてアナザーダークカブトを殴ろうとしたその時、

 

 

 

 

空「きゃあ!!」

 

 

 

ひな「大くん!」

 

 

 

 

兜「!」

 

 

 

総弩「空!?ひな!?」

 

 

 

 

なんとアナザーダークカブトに人質として捕らえられた空とひながいた。

 

 

 

 

総弩「てめえ!いつの間に」

 

 

 

 

アナザーダークカブト「はっ!お前らがそいつらと戦っている間に俺たちはお前らの仲間をを捕らえることが出来た。礼をいうぜ!」

 

 

 

 

 

アナザーダークカブトは大笑いし空は涙目でジオウⅡとカブトに助けを求めた。

 

 

ひな「大くーん!」

 

 

 

 

兜「ひな!?」

 

 

 

 

ひなが助けを求められて兜は猛突進でアナザーダークカブト達に突進する。

 

 

 

 

アナザーダークカブト「かかったな」

 

 

 

 

バチバチバチバチバチバチ!!!!

 

 

 

 

兜「ぐああああああ!!!」

 

 

 

 

総弩「うわっ!?」

 

 

 

 

突然道路から激しい電流が流れ兜はその電流によって倒れてしまった。

 

 

 

 

 

総弩「おい!一体何が・・・・」

 

 

 

 

ドーン!ドーン!

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

 

突然近くから地響きが聞こえジオウⅡはその地響きが聞こえた方向を見ると思いもよらないものだった。

 

 

 

 

 

総弩「こいつは・・・・!?」

 

 

 

アナザーダークカブト「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ昆虫人間を倒せと奴が呼ぶ!アナザーストロンガーだ!」

 

 

 

 

 

 

 

アナザーストロンガー「オオオオオオオ!!!!」

 

 

 

 

 

アナザーストロンガー、アナザークウガと同じ身長でありその姿は筋肉質でSの文字は髑髏のようなマークとなり角も禍禍しいものになっている。

 

 

 

 

アナザーストロンガーはその巨大な手で兜を持ち上げアナザーダークカブトのほうに寄り添った。

 

 

 

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「俺らの目的はこの大甲兜だ!今回は退いてやる!次は地獄を見せてやるぜ!」

 

 

 

 

 

ドドーーーーン!!

 

 

 

 

 

総弩「くうっ!」

 

 

 

 

 

アナザーストロンガーの雷でアナザーダークカブトは空とひなと兜を連れ去って消えてしまった。

 

 

 

 

 

総弩「くそ・・・・!!」

 

 

 

 

to be continued

 



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44話 革命を起こす!

総弩はジオウⅡとなってアナザーヒーローのアナザーブルービート、アナザーBFカブト、アナザーカブタックに戦いを挑んだ。そして駆けつけた兜との協力戦で3体のアナザーヒーローを撃墜、だがその時、アナザーダークカブト率いるアナザービートルズが出現し空が人質として囚われてしまった、助けに行こうとしたが兜は巨大怪人のアナザーストロンガーによって戦闘不能となりアナザービートルズは空と兜を連れてアジトの廃工場に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方アナザーダークカブト達、アナザービートルによって捕らえられた兜、空は奴等のアジトの廃工場の奥に捕らえられていた。

 

 

 

 

 

ジャラジャラ

 

 

 

 

兜「くそ!動けん!」

 

 

 

兜の体には多数の鎖に縛られて身動きが取れなかった。

 

 

 

アナザーダークカブト「それは普通の鎖とはすこし違う特殊な鎖でな昆虫人間のお前でも無理だろうな」

 

 

 

それを言った後、アナザーダークカブトは変身を解いてその正体が不良1だということに空は驚いた。

 

 

 

 

空「あなたは・・・・さっきの!」

 

 

 

 

不良1「驚いたか?俺も最初はびびったがこの力で大甲兜を捕らえたことには正直嬉しかったぜ!みんな」

 

 

 

 

 

 

 

不良1の掛け声でメンバーは高笑いをした。

 

 

 

 

 

大甲兜「貴様・・・・」

 

 

 

 

高笑いしている不良1に兜は鋭く睨んだ。

 

 

 

 

 

 

醸下院「彼ですか?」

 

 

 

 

空「?」

 

 

 

兜「誰だ?てめえは」

 

 

 

不良1の背後から醸下院が現れ鎖で縛られている兜を凝視した。

 

 

 

 

 

醸下院「ほお・・・・なかなか強い力を持っていますね・・・・」

 

 

 

兜「!!」

 

 

 

醸下院「ふん!!」

 

兜「ガアア!?」

 

 

醸下院は兜の胸を貫いた。

 

空「兜さん!?」

 

 

ひな「大くん!?」

 

空とひなは貫かれた兜に悲鳴を上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

醸下院「これが・・・・インセクトコア」

 

 

 

醸下院が兜の胸から取り出したのはいくつものクレーターで緑色のボール状の物体であった。

 

 

 

 

醸下院「これがあなたの心臓でありファーブル博士が命を駆けて開発し守ってきたもの・・・・」

 

 

醸下院はニヤリと笑いそれを不良1に渡した。

 

 

 

 

兜はインセクトコアを抜き取られたことで意識を失ってしまった。

 

 

 

 

不良1「おい!これでもうこいつは動けねーんだよな?」

 

 

 

 

醸下院「はい・・・・これでもう抜殻死んでるも同然ですからね」

 

 

 

 

 

不良1「へっそうか?」

 

 

 

不良1は動けなくなった兜を足蹴にした。

 

そして醸下院は左手に持っていたアタッシュケースを開いて取り出したのは二つのフィギュアであった。

 

 

 

 

 

醸下院「アブゾルド様から受け取ったデジモン世界のタイラントカブテリモンと仮面ライダークウガのゴ ガドル バのアンチフィギュア・・・・」ニヤリ

 

 

 

 

 

醸下院は不気味な笑みで兜をみた。

 

 

 

 

醸下院は二つのアンチフィギュアを持って意識を失ってしまった兜に近づくと

 

 

 

 

 

醸下院「ふん!」

 

 

 

ズボッ!

 

 

 

兜「!」

 

 

 

空「兜さん!?」

 

 

 

 

醸下院「ふん!」

 

 

 

ズボッ!

 

 

 

兜「がああっ!!」

 

 

 

 

二つのアンチフィギュアを手にして兜の胴体を無理矢理突き刺した。

 

 

 

 

 

バチバチバチバチ!!!

 

 

 

 

 

醸下院「そーーーーーっれ!!」

 

 

 

 

兜「があああああああああ!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

バチバチバチバチ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

二つのアンチフィギュアを兜の胴体に入れた時、紫の稲妻が兜の胴体から発生した。

 

 

 

 

 

空「一体・・・・何するの?」

 

 

 

 

空は恐る恐る醸下院に質問したとき思いもよらないことを言った。

 

 

 

 

 

醸下院「彼はもともと昆虫人間と人間が最終戦争を執り行われようとするときそれを止めるためファーブル博士によって作られた“ファイナルインセクトウォーリアー”、その力で人類を皆殺しにしようと言う作戦です。そのためには彼の心臓であるインセクトコアが必要だったからです」

 

 

 

 

兜「ガアアアアっ!!!」

 

 

 

鎖を無理矢理壊した兜は筋肉が増強し体のまわりのラインには紫のラインが施され口は開け目は魔獣のような目をしていた。

 

 

 

 

 

醸下院「おめでとうございます・・・・今日からあなたはこの世界を破壊するアナザー兜となったのです。」

 

 

 

 

インセクトコアを失い醸下院によってアナザー兜となった兜、次回人類と昆虫人間の未来をかけた戦いが始まる

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 





?「たくあの野郎・・・・いつまでうだうだとやってやがる・・・・チンタラしてねーで俺と代われ・・・・え?俺が何者かってそこは・・・・おっとここからはネダバレだ・・・・続きは今度でだ」






?「次回・・・・「アナザー兜」俺に代わればお前は・・・・ 」


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45話 アナザー兜

アナザーストロンガーの雷でダメージを負ってしまったジオウⅡこと総弩は倒れてしまった所、ひかり達が駆けつけてきた。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!勇光さんしっかりしてください!」

 

 

 

直枝「おい!勇光!!」

 

 

 

 

総弩「ん?んん?・・・・お前ら」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!良かった」

 

 

 

 

目を覚ました総弩は起き上がりひかり達に事情を説明した。

 

 

 

 

 

ひかり「え!空ちゃんとひなちゃんが連れ去られた!?」

 

 

 

 

総弩「ああ、兜も奴等に連れ去られてしまったからな」

 

 

 

 

虫太郎「兜も!?」

 

 

 

総弩の言葉に兜が連れ去られたことに虫太郎は驚いてしまう。

 

 

 

 

総弩「どうした?虫太郎」

 

 

 

 

虫太郎「まさか・・・・あいつら兜のアレを奪うつもりか」

 

 

 

総弩「虫太郎!アレとは何なんだ?」

 

 

 

総弩の質問に虫太郎は答えようとしたその時、

 

 

 

 

ケビン「それは・・・・あの大甲兜の体内にあるインセクトコアを奪うことだ」

 

 

 

 

ひかり「あなたは・・・・」

 

 

 

直枝「ケビン明坂!?」

 

 

 

 

ハリー「それに・・・・」

 

 

 

 

ケビンの後ろにいる女性・・・・その女性は野乃はなの妹、野乃ことりであった。

 

 

 

 

ハリー「ことり!ことりやないか!」

 

 

 

はぐたん「ことりーー!!」

 

 

 

 

ハリーとはぐたんはことりが生きていることに歓喜しことりの近くに行こうとしたが

 

 

 

 

ことり「・・・・」スッ

 

 

 

 

ことりは近づくハリーを交わして総弩達のほうに近づいた。

 

 

 

 

ハリー「こ・・・・ことり」

 

 

 

 

ことり「初めまして、勇光さん!雁淵さん!管野さん、私はDWD技術顧問、野乃ことりです」

 

 

 

ひかり「ああ、どうも」

 

ひかりはペコリと挨拶をした。

 

 

ことり「勇光さん、大甲兜の体内にあるインセクトコアに関するデータです。」

 

 

 

 

ことりはタブレットを取り出して総弩達に見せた。

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

直枝「なんだこりゃ!?」

 

 

 

 

ケビン「インセクトヒューマンのコアは一匹の虫の遺伝子のによって構成された存在、だが大甲兜のインセクトコアにはカブト虫以外にも強い昆虫の遺伝子を持っていることを発見した。蝗、蟷螂、雀蜂、蜻蛉(トンボ)、螽斯(キリギリス)蛍(ほたる)ゲンゴロウ、蟻、カミキリムシなどの遺伝子が奴のコアに蓄積されている」

 

 

 

ことり「こんなことが出来るのは他でもない・・・・」

 

 

 

 

ことりは虫太郎のほうを睨む。

 

 

 

 

 

総弩「ファーブル博士か・・・・」

 

 

 

 

虫太郎「・・・・最初は初めて会った時どうして昆虫人間がうちに来たのか驚いた。でも兜からもらったその手紙にはじいちゃんの書き込みが施されこう書かれていた。「大甲兜はお前にとって頼もしい相棒にもなる。だが、その力を奪おうとする者がいる。決して奴等に兜を渡すな!」・・・・てそう書かれていた。」

 

 

 

えみる「奴等って・・・・」

 

 

 

 

 

ケビン「国連と友好条約を交わしたインセクトウォーリアー達だ」

 

 

 

 

「「「「えええ!!?」」」」

 

 

 

兜のインセクトコアを狙う敵がまさかの友好条約を交わした国際連合とインセクトウォーリアー達だということに驚く。

 

 

ひかり「どうして仲良くなった人達とそのインセクトウォーリアーさん達が兜さんを狙うんですか?」

 

 

 

 

ことり「理由は二つ・・・・一つは国連はそのインセクトコアを奪い対昆虫人間撲滅用の兵器を造り上げること・・・・そして二つインセクトウォーリアー達は人類にとって大きな影響になるかもしれないインセクトコアを破壊することです・・・・インセクトウォーリアーはその力を悪用させないようにするためであり、人類は世界のイニシアチブを握るためです。」

 

 

 

 

 

直枝「なんだよそれ・・・・」

 

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・」

 

 

 

 

直枝「結局は国連って奴は・・・・自分達のことしか考えてねーのかよ」

 

 

 

 

直枝はかつてブレイブウィッチーズがネウロイの巣グリゴーリーを落とすためフライヤー作戦のことを思い出す。

 

 

 

 

 

総弩「とにかく・・・・今兜は・・・・奴等に連れ去られてそのインセクトコアで何をしでかすかわからないな。早く助けに行こう」

 

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

 

 

ドオォォーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

 

「「「「キャアアアアアーーーーーー!!!!」」」」

 

 

 

 

 

総弩達が兜達を助けに行こうとしたその時、目の前に爆発音が鳴り響き、それに必死で逃げていく人々、昆虫人間達・・・・

 

 

 

 

 

アナザー兜「グガアアアアーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

総弩「あれは・・・・」

 

 

 

 

虫太郎「兜・・・・なのか?」

 

 

 

 

異形の姿に変貌された兜を見て幻滅してしまう虫太郎、

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「さあ!暴れろ!アナザー兜!!」

 

 

 

 

アナザー兜「グガアアアアーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

後ろから指示するアナザーダークカブト達

 

 

 

 

 

 

 

総弩達はアナザー兜に勝てるのか?

 

 

 

 

to be continued




次回予告



ハリー「なんでや・・・・なんでなんやことり・・・・あの頃のお前は姉ちゃんのはなが大好きなはずやったのに・・・・」





次回タイマン!総弩vsアナザー兜!


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46話 タイマン! 総弩vsアナザー兜

今回はケビンがゲイツリバイブにそして総弩は新たなクロスフュージョンします!


アナザー兜「グガアアアアーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

アナザー兜は街を破壊し続けそれに逃げ惑う人や昆虫人間は後をたたない。

 

 

 

 

 

それを見て笑うアナザーダークカブトと仲間達

 

 

 

 

アナザーダークカブト「ははははは!これは傑作だ!自分の守ってきた物を自分の手で壊すとはな」

 

 

 

 

 

総弩「待て!」

 

 

 

 

総弩はジオウⅡに変身しアナザーダークカブトに斬りかかった。

 

 

 

 

虫太郎「おい!兜に何をした!」

 

 

 

 

アナザーダークカブト「ふっ!あいつはもう只の脱け殻さ!今のあいつはもう暴れるだけの戦闘マシーンだ」

 

 

 

 

 

虫太郎「脱け殻!?まさか・・・・」

 

 

 

 

怪物となったアナザー兜を見て胸のほうに穴ができていることに気づく。奴等が兜のインセクトコアが取られていることに驚いた。

 

 

総弩「インセクトコアをどうしたんだ!」

 

 

 

 

アナザーダークカブト「さあね・・・・」

 

 

アナザーダークカブトは後ろにいる仲間達に横を振り。仲間達がいっせいに総弩達に襲いかかってくる。

 

 

 

 

 

アナザーブレイド「はあっ!!」

 

 

 

アナザービート「はあっ!!」

 

 

 

 

アナザーブレイドとアナザービートがジオウⅡに斬りかかり、ジオウⅡはサイキョーギレードに防いだ。

 

 

 

総弩「この野郎!!」

 

 

 

 

残りのアナザーレムルズとアナザーカブトライジャー、アナザービートバスターが虫太郎、ひかりと直枝、えみるに襲いかかろうとしたが・・・・

 

 

 

 

 

 

ケビン「はあっ!!」

 

 

 

虫太郎「え?何!?」

 

 

 

 

ひかり「ケビンさん!」

 

 

 

ケビンがゲイツとなって3体のアナザービートルズに立ちふさがる。

 

 

 

 

 

ケビン「ここは俺がなんとかする!お前達は人質を救いにいってこい!!」

 

 

 

 

ひかり「は・・・・はい!」

 

 

 

えみる「行くのです!」

 

 

 

直枝「わかったよ!!」

 

 

 

ゲイツの言葉に3人は空とひなのいる所まで走った。

 

 

虫太郎「・・・・」

 

 

 

ケビン「お前もとっとと行け!!邪魔だ!!」

 

 

 

虫太郎「は・・・・はい!」

 

 

 

ゲイツの怒号に虫太郎はひかり達の後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

アナザーカブトライジャー「ふん!テメー一人で俺達と戦うっていうのか?」

 

 

 

アナザービートバスター「容赦しねーぞ!!」

 

 

 

 

ケビン「容赦しないだと・・・・ふん!その言葉は俺が言う台詞だ!」

 

 

 

 

アナザーレムルズ「なめやがって・・・・やっちまえ!」

 

 

 

「「「うおおおおおお!!!!」」」

 

 

 

 

3体がゲイツに襲いかかろうとしたがゲイツは星奈にもらった砂時計状のアイテム ゲイツリバイブウォッチを取りだしドライバーにセットした。

 

 

 

 

ケビン「新兵器のお披露目だ!」

 

 

 

 

ケビンはゲイツリバイブライドウォッチを360°回転させた。

 

 

 

≪パワーターーイム!リ・バ・イ・ブ剛烈!剛烈!≫

 

 

 

ガキン!!

 

 

 

 

アナザーレムルズ「え?」

 

 

 

アナザーカブトライジャー「なっ?」

 

 

 

アナザービートバスター「ん?」

 

 

 

 

ケビン「ふん!!」

 

 

 

 

ドオォォーーーーーン!!

 

 

 

 

「「「うわあああ!!」」」

 

 

 

ゲイツの新たなる姿 仮面ライダーゲイツリバイブ剛烈

 

超怪力のパワーを誇る形態である。

 

 

 

 

アナザーレムルズ「なめやがって!やっちまえ!」

 

 

 

アナザーレムルズの合図で2体はゲイツリバイブ剛烈の体を傷つけようとするが

 

 

 

ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

 

ケビン「その程度か・・・・」

 

 

 

ゲイツリバイブは新武器ジカンジャックローを所持した。

 

 

 

 

ブィーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

ケビン「はああっ!!」

 

 

 

 

ドガアァァーーーーーーーン!!

 

 

 

アナザーカブトライジャー「ギャアアア!!」

 

 

ゲイツリバイブの新武器ジカンジャックロー ノコギリモードでアナザーカブトライジャーの体を切り裂いた。

 

 

 

 

アナザービートバスター「この野郎!!」

 

 

 

 

アナザービートバスターは今度は剣を持ってゲイツリバイブに攻撃を仕掛けたが・・・・

 

 

 

 

 

ケビン「ふん!」

 

 

 

 

チュイイーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

バキッ!!

 

 

 

 

アナザービートバスター「えええええーーーー!!!!」

 

 

 

ジカンジャックローノコギリモードでアナザービートバスターの剣を折った。

 

 

 

ケビン「おりゃあああ!!!」

 

 

 

 

ザシュウウウッ!!!

 

 

 

 

「「ぎゃあああああ!!!」」

 

 

ドガアァァーーーーーーーン!!

 

 

 

 

ゲイツリバイブの斬撃によってアナザーカブトライジャーとアナザービートバスターは爆散した。

 

 

 

 

 

アナザーレムルズ「野郎!!」

 

 

 

 

アナザーレムルズは専用の銃でゲイツリバイブに向かって撃った。

 

 

 

 

ケビン「・・・・」

 

 

 

ゲイツリバイブはウォッチのみを上下回転させパワーの赤からスピードの青へと変わった。

 

 

≪スピードタイム!リバイリバイリバイ、リバイリバイリバイリバイブ疾風!疾風!”≫

 

 

 

ふっ!

 

 

 

 

アナザーレムルズ「なっどこだ?」

 

 

 

アナザーレムルズの放った弾丸がゲイツリバイブに当たろうとした直前に消えてしまった。

 

 

 

 

ケビン「ここだ」

 

 

 

アナザーレムルズ「何!?ぐわっ!!」

 

 

 

後ろから声がして振り向こうとしたそのときに吹っ飛ばしてしまった。

 

 

 

 

ケビン「反応が遅いな・・・・お前らそのアナザーウォッチ使いこなせていないだろう?」

 

 

 

 

ゲイツリバイブもうひとつの姿 ゲイツリバイブ疾風!

 

 

 

ゲイツリバイブにはパワーとスピードを重視した戦士でありリバイブライドウォッチを上下回転させパワータイプ、スピードタイプを使い分けることができるのだ。

 

そしてゲイツの新武器であるジカンジャックローに「ノコギリ」と「爪」の2モード変形が可能

 

 

ケビン「そろそろ終わらせるぞ!」

 

 

 

アナザーレムルズ「なっ!やめ・・・・」

 

≪フィニッシュタイム!リバイブ!タイムバースト!一撃リバイブ!百烈!!≫

 

 

 

 

ケビン「はあああああああああああ!!!」

 

 

 

バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!

 

 

 

アナザーレムルズ「ぎゃあああああ!!?」

 

 

 

ドガアァァーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

ゲイツリバイブの必殺技によってアナザーレムルズは爆散した。

 

 

 

 

 

ケビン「終わったか・・・・しかもあいつどこにいるんだ!?」

 

 

 

 

ゲイツの言うあいつとはことりのことである。

 

アナザー兜の襲撃によってどこかにいなくなってしまったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「はあっ!」

 

 

 

アナザーブレイド「おらっ!!」

 

 

 

アナザービート「うらあっ!」

 

 

 

 

ガキン!!

 

 

 

総弩「うおりゃあああっ!!」

 

 

 

 

ガァァーーーーン!!

 

 

 

 

 

「「ぐわあああっ!!」」

 

 

ジオウⅡの剣技で2体を吹っ飛ばし必殺技をかました。

 

 

 

 

総弩「覇王斬り!!」

 

 

 

 

バシュウウウウーーーー!!!!

 

 

 

 

「「ガアアアアアッ!!」」

 

 

 

 

ドオォォーーーーーン!!

 

 

 

 

 

ジオウⅡの必殺技で2体のアナザーヒーローを撃破した。

 

 

その時ジオウⅡは何かに違和感を抱いた。

 

 

 

 

総弩「こいつら・・・・アナザービートルと名乗っている割にけっこう弱い・・・・アナザーウォッチの適合率が余ほどに低かったんだろうな・・・・」

 

 

 

 

アナザーダークカブト「ふんっ!!」

 

 

 

 

総弩「があっ!?」

 

 

 

その時、ジオウⅡの背後から攻撃を仕掛けてきたアナザーダークカブトが出現した。

 

 

 

 

 

総弩「なっ!」

 

 

 

アナザーダークカブト「ふん雑魚が使っても所詮は雑魚か・・・・だったら俺とこいつでお前の相手をしてやるよ!来い!」

 

 

 

 

アナザー兜「ガアアアアアッ!!」

 

 

 

 

 

総弩「兜・・・・」

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「行くぜ!」シュンッ!

 

 

 

 

総弩「クロックアップ能力!うわっ!」

 

 

 

 

ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

 

 

アナザーダークカブトの特殊能力であるクロックアップ能力、見えない早さでジオウⅡの動きを封じその隙にアナザー兜の拳がジオウⅡめがけてぶつかり合う。

 

 

 

 

 

ドオーーン!!

 

 

 

 

総弩「うわあああ!?」

 

 

 

 

ジオウⅡの変身が解けてしまい、アナザーダークカブトとアナザー兜が徐々に接近してくることで絶体絶命になったかと思いきや!

 

 

 

 

ドン!ドン!ドン!ドン!

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「うわっ!?」

 

 

 

アナザー兜「・・・・!」

 

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

 

後ろからことりがショットライザーで2体を撃ちことりのほうに振り向いた。

 

 

 

 

 

ことり「勇光さん!」

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

 

その時、ことりの手から2枚のカードを総弩に目掛けて投げた。

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・?」

 

 

 

 

ことりから受け取ったカード、それはクロスカードであり、そのカードの表には破壊魔定光とアカメが斬るの世界の帝具インクルシオのカードであった。

 

 

 

ことり「アナザー兜と渡り合えるのはその二枚のカードの力で対抗できます!」

 

 

 

 

 

総弩「これが・・・・」

 

 

 

 

総弩は定光とインクルシオのカードを見て同時にアナザー兜の方を見た。

 

 

 

 

総弩「よし!」

 

 

 

総弩は立ちあがりクロスリングを持ち二枚のカードをスキャンした。

 

 

 

 

 

総弩「定光!」

 

 

 

≪定光!≫

 

 

 

 

総弩は破壊魔定光のカードをリングにスキャンさせた。

 

 

 

総弩「インクルシオ!」

 

 

≪インクルシオ!≫

 

 

 

そして2枚目はアカメが斬るの帝具 インクルシオのカードをリングにスキャンさせた。

 

 

 

 

 

≪定光!インクルシオ!クロスオーバー!≫

 

 

 

 

総弩「破壊の悪鬼!お見せします!」

 

 

 

≪クロスチェンジ!デストロイオーガ!!≫

 

 

 

 

 

総弩の体は鉄の鎧を纏った姿で服装は暴走族が着る特行服に似て背中には“破壊上等!”と書かれており、右肩には破、左肩には鬼と書かれていた。そして頭部は破壊魔定光の角がより鋭く、二本角が生えている!

 

 

これが総弩の新しい姿、デストロイオーガの誕生である。

 

 

 

アナザーダークカブト「なんだあれは!?おい!やっちまえ!!」

 

 

 

 

アナザー兜「グガアアアアーーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

アナザーダークカブトの合図でアナザー兜が総弩に襲いかかってきた。

 

 

 

巨大な拳が総弩に目掛けて襲いかかってきた。

 

 

 

 

ドオォォーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

ケビン「勇者!!」

 

 

 

 

ゲイツが3体を倒し総弩のほうに合流しにきたがアナザー兜が総弩に炸裂したことに驚愕する。

 

 

 

アナザーダークカブト「はははは!仲間だった奴の拳に殴られる様はどうよ!」

 

 

 

 

ケビン「くっ!」

 

 

 

ことり「大丈夫です」

 

ケビン「え?」

 

 

 

勝ち誇って笑っているアナザーダークカブトに対してゲイツが相手をしようとするがことりに止められた。

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・あ?それがてめえの全力か?」

 

 

 

 

アナザー兜「!?」

 

 

 

アナザー兜の拳を受けても総弩の体はびくともしなかった。

 

 

 

アナザー兜「ウオオオオオオオオオオ!!!!」

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!

 

 

 

 

アナザー兜の連続の拳の嵐が総弩の顔を殴り付ける。

 

 

 

 

だが・・・・

 

 

 

総弩「けっ!痛みも怒りも感じねえ・・・・そんなんで俺が倒されると思ってんのか?」

 

 

 

総弩はアナザー兜を鬼のような目で睨み付けた。

 

 

 

アナザー兜「!?」

 

 

 

アナザー兜はインセクトコアをはずされて感情は無くなり凶暴な怪物になったが生き物の本能に恐怖という物を感じさせた。

 

 

 

 

総弩「そんなハートの込もってねえ拳でこの俺が・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やられるわけねえだろおおおおおおーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

バキッ!!!!

 

 

 

 

アナザー兜「グオオオオオオオ!!!!!」

 

 

 

 

アナザーダークカブト「なっ何!?」

 

 

 

 

総弩デストロイオーガのアッパーで巨体の体を持つアナザー兜を紙屑のようにぶっ飛ばした。

 

 

 

 

 

 

ブンッ!

 

 

 

 

総弩デストロイオーガ専用武器タイラン刀を所持した。

 

 

 

 

 

総弩「行くぜ!!オラアアア!!」

 

 

 

 

総弩は上空で浮かんでいるアナザー兜に向かって飛んだ。

 

 

ケビン「あの高さを簡単に!?」

 

 

 

ことり「・・・・ふふ」

 

 

 

ゲイツは驚きことりは嬉しそうに頬笑む。

 

 

 

 

 

 

総弩「よう!」

 

 

 

 

アナザー兜「!!」

 

 

上空で浮いているアナザー兜のほうに追い付いた総弩に驚きを隠せないアナザー兜

 

 

その時、下からことりが総弩にあることを叫んだ。

 

 

 

ことり「勇光さん!今こそ!プリキュアリングを使ってください!!」

 

 

 

 

総弩「プリキュアリング?」

 

 

 

 

ことり「アナザー兜に有効なのはキュアハッピーのリングです」

 

 

 

総弩「キュアハッピーか・・・・来い!」

 

 

 

 

総弩は右腕の拳からプリキュアリング キュアハッピーリングが出現した。

 

 

 

 

総弩「ハッピーシャワー!ブラスト!!」

 

 

 

 

総弩はキュアハッピーの必殺技の構えを男らしく構えてアナザー兜に浴びさせた。

 

 

 

 

アナザー兜「グオオオオオオオ!!??」

 

 

 

 

ハッピーシャワーを浴びたアナザー兜の中に何かが和らいだような感触を感じた。

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

総弩「てめえのつまってるもん全部だしてやるよ!!」

 

 

 

 

 

 

総弩はアナザー兜目掛けてタイラン刀を振った。

 

 

 

 

 

総弩「必殺!!悪鬼破壊!!」

 

 

バキッ!!

 

 

 

 

アナザー兜「!!」

 

 

総弩のタイラン刀はアナザー兜の斬るのではなく叩いたのである。そして口の中からタイラントカブテリモンとゴ ガトル バのアンチフィギュアが吐き出された。

 

 

 

 

 

ヒュウウウウ・・・・

 

 

 

 

ドオォォーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

ケビン「!?」

 

 

 

着地したのは巨体の体を持つ兜を片手で担ぐ総弩の姿があった。

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「な・・・・なんだと」

 

 

 

 

 

あり得ない光景を目にして呆気になるアナザーダークカブト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてビルの上でアナザー兜が吐き出したアンチフィギュアを手にとって総弩の方を見る醸下院・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

醸下院「まさかプリキュアのリングを使うとは・・・・」ギリリ

 

 

 

 

 

to be continued

 




背後から見ているハリーとはぐたん



ハリー「なんや総弩のあの姿まるで鬼や」




ハリーは総弩のデストロイモードを見て驚く。




ハリー「おお!大きな体を持つ兜をあんなに高くすごいで!!」


はぐたん「はぎゅ!はぎゅ!」





ハリー「なんであいつプリキュアの力を!?」



総弩が上空でアナザー兜にハッピーシャワーを浴びせる姿を目撃する。





はぐたん「はぎゅはぎゅ!(次回必ず救い出す!)」


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47話 必ず救い出す!

マシェリやゲイツのオリジナル形態考えるのに苦労しました。


総弩のプリキュアリングの力とデストロイオーガの力でもとの姿に戻った兜・・・・だがインセクトコアを抜き取られているためいまだ意識を失っている。

 

 

 

 

 

ケビン「勇者!俺はあいつらの後を追う!お前はそいつと決着をつけろ!」

 

 

 

 

ゲイツリバイブは疾風の力でひかり達が向かった先、空とひなのいるとこまで全力で向かった。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「だそうだ。残りはお前一人らしいな」

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「どうかな?俺以外にもまだいることを忘れたか?」

 

 

 

 

 

総弩「何?・・・・!っ」

 

 

 

総弩はアナザーダークカブトの言葉にある疑問が浮かんだ。そうまだアナザーヒーローがまだいるということを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、

 

 

 

 

 

虫太郎、ひかり、直枝、えみるは空やひなそして兜の心臓であるインセクトコアがあった。

 

 

 

ひかり「空さん!ひなちゃん!」

 

 

 

 

虫太郎「あった!あれが兜のインセクトコアだ!」

 

 

 

 

虫太郎は丸いガラスケースに閉ざされたインセクトコアを指差した。

 

 

虫太郎はコアを取ろうとした時、

 

 

 

 

ひかり「虫太郎さん!何かいます!」

 

 

虫太郎「え?」

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおお!!!」

 

 

 

 

「「うわああああああ!!」」

 

 

 

 

ドオオーーーーン!!

 

 

 

 

虫太郎の目の前から胸に禍禍しいSの文字が刻まれ巨体の体を持つアナザーストロンガーが現れた。

 

 

直枝「こいつ!」

 

 

 

 

直枝は使い魔のブルドッグを発現しアナザーストロンガーに殴りかかる!

 

 

 

 

直枝「くらえ!剣!一閃!」

 

 

 

バキッ!!

 

 

 

ひかり「やった!」

 

 

 

ひかりが嬉しそうだったがそれはつかの間

 

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおお!!」

 

 

直枝「何!?」

 

 

 

 

 

直枝の剣一閃を食らっても傷ひとつついておらずアナザーストロンガーは大きな雄叫びを上げて直枝を掴みぶん投げた。

 

 

 

 

 

直枝「ぐわああっ!!」

 

 

ひかり「管野さん!」

 

 

 

壁にぶつかった直枝に駆けつけるひかり

 

 

 

だが・・・・

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおお」

 

 

 

 

ひかり「あっ!」

 

 

 

 

 

アナザーストロンガーの手がひかり達に襲いかかろうとしたが・・・・

 

 

マシェリ「やああああああああ!!」

 

 

 

ゲシッ!

 

 

 

 

アナザーストロンガー「ガアアアア!?」

 

 

 

 

えみるがキュアマシェリに変身しアナザーストロンガーの頬にキックをかました。

 

 

 

 

 

ひかり「えみるちゃん!?」

 

 

 

 

 

マシェリ「ここは私に任せるのです。みなさんはそれを持って行ってください!」

 

 

 

 

ひかり「え?でも!?」

 

 

マシェリ「行ってください!!」

 

 

 

直枝「・・・・ひかりこいつの言うとおり行くぞ!」

 

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・・・・・はい!」

 

 

 

 

ひかりと直枝は空とひなを連れて虫太郎と一緒に総弩達のいる所へと向かった。

 

 

 

 

そして今相対するマシェリとアナザーストロンガー

 

 

 

 

マシェリ「はな先輩やルールーがいなくても頑張るのです!やああああああ!!」

 

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおお!!!」

 

 

 

 

マシェリの連発のパンチがアナザーストロンガーに炸裂させるそして最後に空中の回し蹴りを炸裂させる。

 

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

マシェリ「行きましょう!アムー・・・・あっ!」

 

 

 

 

マシェリは必殺技を炸裂させようとしたが肝心の相棒のルールーことキュアアムールがいないことに気づく。

 

 

 

 

その時、アナザーストロンガーが反撃を開始しようと身体中に貯まった電気を拳に乗せて床に突きだした。

 

 

 

 

バリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!

 

 

 

 

 

マシェリ「あああああ!!!」

 

 

 

アナザーストロンガーのアナザーエレクトロファイアーでマシェリを痺れさせた。

 

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおお!!!」

 

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおお!!!」

 

 

 

 

アナザーストロンガーの必殺技アナザー電キックをマシェリに炸裂させた。

 

 

 

 

 

マシェリ「がはっ!!」

 

 

 

 

アナザーストロンガーのアナザー電キックにやられたマシェリはえみるに戻ってしまった。

 

 

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおお!!!」

 

 

 

アナザーストロンガーは勝ち誇り、えみるははなやルールー達がいないことを悔やんでしまう。

 

 

 

 

えみる「そんな・・・・私一人じゃ・・・・」

 

 

 

 

アナザーストロンガーはえみるに近づこうと動いた次の瞬間!

 

 

 

 

ケビン「ふんっ!」

 

 

 

ガキンっ!

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおお!!!」

 

 

 

ゲイツリバイブ疾風が颯爽と登場した。

 

 

 

えみる「あなたは・・・・」

 

 

 

 

ケビン「あいつらがコアと人質を救出していたのならもしかしたらお前が足止めしているのかと思って助けに来た・・・・」

 

 

 

 

 

アナザーストロンガー「うおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

アナザーストロンガーはすこし違った方向で大量の電気を身体中に包み込んだ。

 

 

 

仮面ライダーストロンガーのパワーアップ形態

 

チャージアップストロンガーのアナザー体

 

 

 

 

アナザーCA(チャージアップの略)ストロンガーである。

 

 

 

 

 

銀色の角が禍々しくいな光りゲイツリバイブは懐からもうひとつのウォッチフルアーマーライドウォッチを取り出した。

 

 

 

 

ケビン「超電子の力か・・・・ならば俺も本気でやろう!」

 

 

ゲイツリバイブはリバイブライドウォッチをフルアーマーライドウォッチにセットした。そしてそれをジゲンドライバーにセットし360°回転させた。

 

 

 

 

 

 

 

≪フルアーマーターーイム!!フル!フル!フルアーマーターーイム!!≫

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダーゲイツその姿は剛烈と疾風を一つにした形態であり、胴体の部分はパワータイムのアーマーを装備し背中には疾風のウイングそして武器はオレンジのツインズバスター&青のツインズブレード、仮面ライダーゲイツフルアーマータイムである。

 

 

 

 

ケビン「これは1分間まででな一気にケリをつける!」

 

 

 

 

アナザーCAストロンガー「うおおおおおお!!!」

 

 

 

 

アナザーチャージアップストロンガーは最後の力を振り絞りアナザー超電子キックをかました。

 

 

 

≪フィニッシュターーイム!!フルアーマーターーイムブレーーーイク!!≫

 

 

 

ケビン「はあああああ!!!!!!」

 

 

 

ゲイツはツインズバスターとツインズブレードを一つに繋げ!アナザーチャージアップストロンガーに狙いを定めて引き金を引いた!

 

 

 

 

 

アナザーCAストロンガー「うおおおおおお!!!」

 

 

 

 

アナザーCAストロンガーのアナザー超電子キックとゲイツの必殺光線に火花を散らす!

 

 

 

 

バチバチバチバチバチバチ!!!!

 

 

 

 

 

アナザーCAストロンガー「うおおおおおお!!!??」

 

 

ドガアァァァーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

アナザーCAストロンガーのキックはゲイツの必殺技に飲み込まれ爆散した。

 

 

ケビン「これがDWDの力だ!」

 

 

 

 

 

これを見ていたえみるは驚愕する。

 

 

 

 

 

そしておおかたのアナザービートルは倒された。残りはあのアナザーダークカブトただ一人だけ

 

 

 

 

ゲイツ「これで残りは奴だけだ!」

 

 

 

 

 

to be continued






次回予告



虫太郎はインセクトコアを兜に取り付けたが動かない!




総弩は仮面ライダーカブトとなりアナザーダークカブトに挑む。





そして醸下院はタイラントカブテリモンとゴ ガドル バのアンチフィギュアを不良1に宿す。





その時、最凶のカブト虫型の怪物が現れる。



次回「利用された末路」


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48話 利用された末路

次で甲虫番長最終話です。



そして次に5番目の戦士の話に入ります。


アナザーダークカブトと戦う総弩デストロイオーガ

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「このなめるな!!」

 

 

 

 

総弩「なめてんのはそっちだろっ!!」

 

 

 

バキッ!!

 

 

 

 

デストロイオーガの頭突きでアナザーダークカブトの角にヒビが入った。

 

 

 

 

 

その時、インセクトコアを持った虫太郎とひかりと直枝そして空とひなが駆けつけた。

 

 

 

 

 

 

総弩「お前ら!無事だったか!!」

 

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

 

ケビン「俺もいるぞ!」

 

 

 

 

ハリー「えみる!」

 

 

 

はぐたん「はぎゅう!」

 

 

ゲイツリバイブ疾風がえみるを担いでハリー達のいるところまで着地した。

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「バかな!!あのアナザーストロンガーを倒したというのか!?」

 

 

 

 

総弩「らしいな・・・・」

 

 

 

 

デストロイオーガはワールドフォンをとり出し仮面ライダーカブトのスピリットフィギュアを入れた。

 

 

 

 

総弩「スピリットチェンジ!」

 

 

 

 

≪チェンジ!仮面ライダーカブト!!≫

 

 

 

 

 

総弩は仮面ライダーカブトに変身しアナザーダークカブトの前に出た。

 

 

 

 

 

 

総弩「残るはお前だけだ!ここで決着をつけてやる!」

 

 

 

 

アナザーダークカブト「いい気になるな!!」

 

 

 

 

アナザーダークカブトはクロックアップ能力を発動し目では見えない速さで走った。

 

 

 

 

 

総弩「クロックアップ!」

 

 

 

≪クロックアップ!≫

 

 

 

カブトもクロックアップ能力でアナザーダークカブトとの決着をつける!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虫太郎「兜!今助けるからな!」

 

 

 

 

虫太郎は兜の開いた穴のほうにインセクトコアをセットしたが兜は動かなかった。

 

 

 

 

 

直枝「おい・・・・こいつ起きねーぞ」

 

 

 

 

ひかり「なんでなんですか?もしかしてし「そんなわけあるか!!」」

 

 

 

 

虫太郎は兜の顔を掴み叫んだ!

 

 

 

 

虫太郎「兜!お前!俺と始めて出会ったことを覚えてるか?」

 

 

 

 

 

 

 

初めての頃

 

 

 

 

虫太郎:誰?お前 ・・・・

 

 

 

 

兜:俺は大甲 兜。ファーブル博士の命令でお前と一緒にここに住むものだ

 

 

 

 

 

 

虫太郎「あのとき俺はとても昆虫人間が怖くて近寄りがたかった!でもお前が俺を庇ってくれた時」

 

 

 

 

 

虫太郎は不良の集団に虫の入った虫かごを取り上げられ虫かごごと潰され大切な物をを守れなかった虫太郎の罪悪感・・・・それに怒りを持って不良達に立ち向かう兜

 

 

 

兜:博士はお前のことをよく喋っていた。昆虫が大好きで将来は昆虫博士になりたいと・・・・虫太郎!お前が本当に虫が好きなら!それを守るために立ち向かえ!それがお前の道ならば!!

 

 

 

 

虫太郎:・・・・

 

 

 

 

 

 

 

虫太郎「それが俺の道ならば!お前も失っていい訳がない!お前も俺の大切な昆虫だああああ!!」

 

 

 

 

 

虫太郎が兜の鉄並に固い頬を殴った。

 

 

 

 

その時!

 

 

 

 

 

ドオオーーーーン!!

 

 

 

 

 

空「え?あれって!?」

 

 

 

 

 

ひな「綺麗!!」

 

 

 

 

 

ハリー「あれはプリズムクリスタルや!!」

 

 

 

はぐたん「はぎゅうう!!」

 

 

 

 

 

道路の下からプリズムクリスタルが出現し兜の前に現れた。

 

 

 

 

その時、仮面ライダーカブト、仮面ライダーガタック、ビートバスター、スタッグバスター ブルービート、ジースタッグ、レッドル、ビーファイターカブト ビーファイタークワガー、ビーファイターテントウ、カブタック、クワジーロのスピリットフィギュアが兜の周りに集まった。

 

 

 

 

 

ケビン「これは・・・・」

 

 

 

 

ことり「大甲兜が赤の4番目の戦士に選ばれましたね」

 

 

 

4の戦士 その体はカブト虫のごとく怪力であり弱い者を労り強さを挫く。甲虫番長

 

 

 

赤の勇者 勇光 4番目の戦士 甲虫番長 大甲兜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「はあああああ!!」

 

 

 

ザシュッ!ブシャッ!

 

 

 

 

アナザーダークカブト「ぐああああっ!?」

 

 

 

 

カブトのカブトクナイガン クナイモードでアナザーダークカブトの胴体を切り裂いた。

 

 

 

 

 

総弩「これで終わらせる!!」

 

 

 

 

カブトはベルトのカブトゼクターの上部の脚3本それぞれに内蔵されたスイッチを押した。

 

 

 

≪1・2・3≫

 

変換したタキオン粒子を頭部のカブトホーンを経由して右脚のライダーストンパーに収束した。

 

 

 

総弩「ライダー・・・・キック」

 

 

 

アナザーダークカブト「うああああああ!!」

 

 

 

 

タキオン粒子が右脚に集中しアナザーダークカブトは後ろの姿のカブトに襲いかかってきた。

 

 

≪Rider kick!≫

 

 

中央のセブンダイヤルカバーを閉じた後にゼクターホーンを一旦マスクドフォーム時の位置に戻して再び倒し

 

 

そして

 

 

 

 

総弩「はあああああ!!」

 

 

 

バキッ!!!

 

 

 

 

アナザーダークカブト「ガアアアア!??」

 

 

 

 

真剣の居合いのような回し蹴りでアナザーダークカブトの頭にクリティカルヒットした。

 

 

 

 

 

アナザーダークカブト「がああああああ!!!」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

アナザーダークカブトはカブトのライダーキックをくらわされ爆散した。

 

 

 

 

 

 

 

そして不良1の体からアナザーダークカブトライドウォッチが取り外され破壊した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不良1「そんな・・・・そんな・・・・」

 

 

 

 

不良1はアナザーダークカブトライドウォッチが破壊されたことによって絶望感になってしまった。

 

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

醸下院「おやおや やられてしまいましたね」

 

 

総弩「醸下院!!」

 

 

 

 

醸下院「どうやら他のみなさんもやられてしまいましたね・・・・ならば最後にあなたがみなさんの分まで頑張ってもらいますよ」

 

 

 

 

 

醸下院はタイラントカブテリモンとゴ ガドル バのアンチフィギュアを取り出して不良1の体に突き刺した。

 

 

 

 

 

不良1「うっ!?な・・・・何を?」

 

 

 

 

醸下院「言ったはずですよ・・・・あなたがみなさんの分まで頑張ってもらうと・・・・」

 

 

 

 

不良1「え?え?え!!うわああああああああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

不良1の体からトゲやら紫の甲体が出現しそれはカブト虫の姿を模した巨大な恐竜のような姿に変貌した。

 

 

 

 

 

 

総弩「どうやら・・・・あれで終わりじゃなさそうだな・・・・」

 

 

 

 

 

 

醸下院「さあ、いきなさい、タイラントビートル!!」

 

 

 

 

 

タイラントビートル「gyaaaaaaaaaaaaa!!!!!」

 

 

 

 

 

to be continued




次回で甲虫番長最終話です。




「行くぜ 男道!」




ぶっちぎるぜっ!!


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49話 いくぜ!男道

これで甲虫番長は終わりです。


タイラントビートル「gyaaaaaaaaaa!!」

 

 

 

 

醸下院によって不良1はタイラントビートルとなって対峙する総弩達

 

 

 

 

兜「総弩・・・・」

 

 

 

 

総弩「お前・・・・兜!どうやら復活したようだな」

 

 

 

 

総弩は兜の後で虫太郎と空とひな、ひかり、直枝、ハリーとえみるがいた。

 

 

 

 

ケビン「勇者!奴の生体を調べた所どうやら徐々に命が削られているようだ!このままだと奴の命が尽きてしまう・・・・一気に必殺技で決めろ!」

 

 

 

 

総弩「よし!」

 

 

 

 

ことり「その前にキュアエールのリングを使ってください!」

 

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

ケビン「お前!何を!」

 

 

 

 

ことり「キュアエールの未来を信じる力で彼の命を守ることが出来ます!」

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

不良1、あいつはこの事件を引き起こした現況であっても醸下院によって怪物化かれた被害者・・・・ならば答えは・・・・

 

 

 

 

総弩「来い!」

 

 

 

カブトは右こぶしの中指にキュアエールのリングが出現した。

 

 

 

 

 

総弩「行くぜ!ハートフォー・ユー!シューート!!」

 

 

 

 

バシュウウウーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

タイラントビートル「gyaaaaaaaaaa!!!!!」

 

 

 

 

 

カブトの両腕からボンボンが出現しそれをロケットパンチのように飛ばした。

 

 

 

 

 

タイラントビートル「gya・・・・」

 

 

 

 

キュアエールのリングによって激しい闘争本能を持っていたタイラントビートルは弱体化してしまった。

 

 

 

ケビンはワールドフォンでタイラントビートルの生体を調べるとタイラントビートルと不良1のシンクロ率が急激に下がっていた。

 

 

ケビン「奴とタイラントビートルのシンクロ率が急激に下がった!今なら倒せる!」

 

 

 

 

 

総弩「よし!」

 

 

 

総弩は定光とインクルシオのカードを取りだしデストロイオーガに変わった。

 

 

 

 

 

総弩「行くぜ!兜!」

 

 

 

兜「おう!」

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

 

デストロイオーガと兜は一気に地面をヒビが割れるほどに踏み倒す。

 

 

 

 

 

「「鬼牙!!爆甲!インセクトブレイカーー!!!」」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーーーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

デストロイオーガ、兜の合わさった巨大な拳がタイラントビートルに炸裂しタイラントビートルは爆発した。

 

 

 

 

 

 

不良1「ぐあっ!?」

 

 

 

 

爆発の影響で不良1が飛び出し気絶していった。

 

 

 

 

 

 

醸下院「おやおや・・・・どうやら終わりですか」

 

 

 

 

それだけ言い残し醸下院は消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

それを一部始終見ていたもの達がいた。

 

 

 

?「あれま・・・・こりゃ俺達が入れそうにない展開だな」

 

 

 

?「どうするギラファ?」

 

 

ギラファ「・・・・」

 

 

 

兜に少し似たゴホンツノカブトとアトラスカブトを模した昆虫人間、リーダー格であろうギラファは後ろを振り向いた。

 

 

 

ギラファ「引き上げだ!」

 

 

 

?「えっいいのか?」

 

 

 

ゴホンツノカブトの昆虫人間は言う・・・・

 

 

 

 

ギラファ「今日はその日じゃなかった・・・・それだけさ」

 

 

 

?「じゃあ国連のお偉いさんにはどう伝えとく」

 

 

 

 

アトラスカブトの昆虫人間は引き上げるギラファに言った。

 

 

 

彼らは何者なのかそれはこの大甲兜の物語の中で展開する話だそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして総弩達は兜を4番目の戦士として認め、ここで別れることになった。

 

 

 

 

総弩「それじゃケビン!空達を頼んだぜ」

 

 

 

 

 

ケビン「ああ」

 

 

 

 

空「ひな、さ、行きましょう」

 

 

 

 

ひな「やあだ!ひな大くんと一緒にいたーーい」

 

 

 

 

空「ひな!」

 

 

 

ひなは泣きながら兜の脚にしがみつきそれを見ていた兜はしゃがみひなの頭を撫でた。

 

 

 

 

兜「ひな・・・・これは別れじゃない・・・・必ず会えるさ・・・・だからお前はめそめそするな」

 

 

 

 

ひな「大くん・・・・」

 

 

 

兜「だからお前はお前が待っている奴らを悲しませるな・・・・」

 

 

 

 

兜は空の見てコクりと頷いた。

 

 

 

 

空「さっ行きましょう!」

 

 

 

空はひなを連れてケビンの駆るジゲンマジーンに乗り込んだ。

 

 

 

 

ことり「では・・・・」

 

 

 

 

ことりもケビンと同行しようとついていった。

 

 

 

 

 

ハリー「ことり!!」

 

 

 

 

ことり「!」

 

 

 

 

ハリー「なあ!ことりなんでお前がそいつらと一緒にいるのかどうでもええ!それより聞いてくれ!はな達が今アルカにいるんや!だから一度でええからあい「私は!!」え?」

 

 

 

 

 

ことり「私は自分の信じた未来を突き進んでいるだけ!もう後戻りは出来ない!」

 

 

 

 

それだけ言い残しことりはジゲンマジーンのほうに乗り込んだ。

 

 

 

 

 

ハリー「ことり・・・・」

 

 

 

 

はぐたん「はぎゅ・・・・」

 

 

 

 

ジゲンマジーンが浮かび上がり次元ホールの中に入りアルカのほうに戻っていった。

 

 

 

 

 

 

総弩「あのことりって奴は・・・・いろいろと背負っているらしいがまだ話せそうな感じじゃないな・・・・」

 

 

 

 

 

ハリー「総弩・・・・」

 

 

 

 

 

 

総弩「今俺達は4番目の戦士が仲間に加わった。次は最後の5番目の戦士を探す!」

 

 

 

 

総弩はひかり、直枝、えみるそしてハリーとはぐたんはジゲンマジーンに乗り込み5番目の戦士がいる世界へと向かったのであった。

 

 

 

 

 

to be continued

 




次は設定集とストライクウィッチーズ回です。


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15人の戦士の紹介 その4

15人の戦士 兜の設定です。


 

 

 

舞台は虫山市インセクトヒューマンを生み出したファーブル博士の出身地であり、多種多様のインセクトヒューマンが人間達と仲良く暮らしているらしい

 

 

大甲兜

 

カブト虫型の昆虫人間都立虫山学園の2年生、別のカブト虫型のインセクトヒューマンとは異なり人型に誓い体型を持った存在、風格は番長という雰囲気で学ランで足は下駄のような足厳つい目をし、感情は顔を出さないが行動で優しい面を持っている。だがその正体は人間と昆虫人間との最終戦争を食い止めるためにファーブル博士が生み出したファイナルインセクトウォーリアーであった。そして兜の心臓であるインセクトコアには多種多様の昆虫の遺伝子を持っているのでその友人の作った昆虫怪人やそれを破壊しようと企むインセクトウォーリアーに狙われている。兜はファーブル博士の命令で虫太郎の家にホームステイしている。モチーフは武者番長風雲録の 黒龍頑駄無とデジモンフロンティアのブリッツモンを合わせた存在

 

 

昆田虫太郎

 

 

ファーブル博士の孫で昆虫が好きで部屋には虫かご多数と飼育セットもある。父親は生物学者で母親は動物保護家である。だが周りからはイカれた家族と罵られていた。兜はファーブル博士の形見で虫太郎の家にホームステイしている。

 

 

ファーブル博士

 

 

本名昆田 虫乃助 昆虫人間を作り上げた第一責任者、

だが人々から昆虫人間を作り上げたことで家族から罵詈雑言浴びせられイカれた家族と罵られていた。だが友人の策略で昆虫人間を使って世界征服をしようと企んでいた。だがそれを止めようとファーブル博士は戦う昆虫人間 昆虫戦士(インセクトウォーリアー)を作り上げその暴走を止めた。その後ファーブル博士は友人の行方を探ろうと行方不明になっている。

 

 

 

 

 

 

インセクトウォーリアー

 

ファーブル博士が作り上げた対人間暴走をわ 食い止めるためにカブト虫型とクワガタ虫型の昆虫人間で結成した戦士達、国連も彼らに支援している。カブト虫型の昆虫戦士のリーダーヘラクレス、クワガタ虫型の昆虫戦士のリーダーギラファ、彼らは生みの親の親友の驚異となる兜のインセクトコアを破壊しようと企む

 

 

 

 

 

出てこなかったキャラ紹介

 

 

 

 

 

ドクターガイ

 

 

 

本名 察誅 該(サッチュウ ガイ)

 

 

 

 

ファーブル博士の親友でファーブル博士とドクターガイの共同で昆虫人間を作り上げたがファーブル博士の目指した道が違ったため縁を切り、昆虫人間を使って世界征服をしようと企む。だがファーブル博士はそれを阻止するためインセクトウォーリアーでドクターガイの野望を阻止した。だがドクターガイはファーブル博士と共同で作り上げたインセクトコアを奪うため、自分が作り上げた昆虫怪人を使って奪おうと企む。




次はストライクウィッチーズ回 残酷描写があります。


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ストライクウィッチーズ序章 魔女狩り

ストライクウィッチーズ回序章
残酷描写が最後にあります。


ここは雁淵ひかりが通っていた佐世保航空予備学校、

 

 

そこには無数の異形の怪物を引き連れた二人の女そして一人の大男がウィッチ候補の女生徒達を容赦なく捕まえていた。

 

 

 

 

「きゃああああ!!」

 

 

 

「助けてえええ!!」

 

 

 

 

大男は女生徒達が次々と捕まえ檻獣と呼ばれる怪物の口に投げ入れる。

 

 

 

そしてそれを守るためストライカー履いた教官

国崎燈子が刀を持って奮闘したが結果・・・・ある女性と対峙していた。

 

 

その女性とは青いロングヘアーに白い帽子に白い服、その目には残忍と呼ぶに相応しい目をしていた。

 

 

 

 

 

燈子「貴様・・・・何者・・・・だ?」

 

 

 

 

瀕死の重傷の燈子はその女性に語りかけた。

 

 

 

 

 

?「やれやれ・・・・現世に復活してウィッチという者がとれほどのものかと思ったがとんだ骨折り損だったな・・・・」

 

 

 

 

女性は退屈そうにため息を吐きそれにイラついたのか燈子は女性に向かって扶桑刀を振り下ろした。

 

 

 

 

 

燈子「貴様あああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

 

?「・・・・ふう」

 

 

 

 

パキィィィーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

女性は燈子に息を吹き掛けると燈子は一瞬で氷の中に閉ざされてしまった。

 

 

 

 

 

 

?「お前のような小物がプリキュアの力を使うまでもなかったな・・・・」

 

 

 

 

その女性の名はエスデス・・・・かつてアカメが斬る世界で帝国最強という異名をもった女性で性格は冷酷で残忍・・・・元の世界ではアカメとの一騎討ちに敗れ自ら死を選びこの世を去った。

だがゼロフォウルの力によって甦りプリキュアの力を受け取っていた。そして今はゼロフォウルの部下達と共にウィッチ狩りを行いエスデスは教官及び整備兵などを殺し回っていた。

 

 

 

 

 

 

エスデス「さて・・・・あそこはどうなっているのやら」

 

 

 

 

エスデスは学校の校長室のほうを眺めていた。

 

 

 

 

 

その校長室の中には白い軍服で赤い血の痕をつけられた元軍神 北郷 章香そして血まみれの刀を持ちその刀で章香の右腕を切り裂きその腕を持った少女 都井 千香がいた。

 

 

 

 

 

 

 

章香「はあ、はあ、はあ、・・・・都井・・・・」

 

 

 

 

右腕を切り裂かれて血の流れを止めようと左手で押さえ込む章香

 

 

 

 

 

千香「お久しぶりですね・・・・先生・・・・かつての軍神と呼ばれた貴方が・・・・今は予備学校の校長だなんて・・・・」

 

 

 

 

章香「都井・・・・お前が何故・・・・硫黄島から」

 

 

 

 

千香「助けてくれたんですよ・・・・アンタがあの泣き虫美緒だけを見て俺の力を一切認めてくれたアンタらに対してその力を認めてくれた彼ら・・・・それがゼロフォウルですよ」

 

 

 

章香「ゼロフォウル・・・・だと?」

 

 

 

 

千香「ええ、ゼロフォウルに入ったお陰でこのとおり世界の驚異であるネウロイを手に入れることが出来た」

 

 

千香はデスファイナライザーに入っているネウロイを章香に見せた。

 

 

章香「まさか・・・・全世界のネウロイが消えたのは・・・・」

 

 

 

 

千香「ええ・・・・自分が集めたんです」

 

 

 

 

章香「それを使って・・・・一体どうする気だ」

 

 

 

 

章香の焦りの言葉に千香は悪魔のような笑みでこう言った。

 

 

 

 

 

千香「ウィッチを殲滅する・・・・」

 

 

 

 

章香「なんだと!」

 

 

 

千香の言葉に章香は驚愕した。

 

 

 

 

千香「ネウロイがここにある以上・・・・空の上で下を見下ろすウィッチはそろそろ引きずり出してなぶり殺しにしようと思ってね・・・・ゼロフォウルもそれに賛同してくれたよ」

 

 

 

 

章香「バカな!お前はウィッチの誇りがないというのか!!?」

 

ゲシッ!!

 

 

章香「グボッ!」

 

 

 

千香は章香の頬を蹴りあげた。

 

 

千香「ウィッチの誇りなんてあそこに収監された時から捨ててしまったよ!!」

 

 

千香の頭の中に過る忌々しい過去・・・・それはかつての徹子や醇子に出会う前の坂本美緒の顔・・・・いつもショボくれて頼りになさそうな態度・・・・オドオドした感じに対して自分は天武の才を持ち神童と呼ぶに相応しい力を持っていた。だがその時だ。坂本美緒本人は知らないが坂本は一時的に魔眼の力が発動し遠距離付近に迫ってきている大量のネウロイを確認したということだ。その時章香は坂本の固有魔法を見込んで育てようとした。だがそれを気に入らなかった千香は自分の固有魔法の一つ“接触操作”それは相手に触れた時、自分の力で操ることが可能、そうそれがネウロイでも操れるということだ。

 

千香は坂本を見返そうと接触操作でネウロイを操ろうとしたが上官の命令いわば暴行によってウィッチや民間人に被害を及ぼした。

 

 

そして千香は軍の掟を破ったことそして彼女自身の固有魔法の恐怖に恐れ千香を硫黄島に島流しされた。

 

 

 

その頃の千香は世間のこと、坂本が扶桑海事変、リバウ、ブリタニア、ロマーニャのことなぞ知らずに過ごしていた。

 

 

 

 

だがゼロフォウルが千香を硫黄島から解放してウィッチを殲滅するということを賛同して力をくれたということだ。

 

 

 

 

 

 

千香「それに今の美緒には魔法力が失っているそうじゃないか?」

 

 

 

 

章香「それはお前も同じだろ・・・・お前も当に20を過ぎているいまさら魔法なぞ」

 

 

 

 

 

千香「これのことか?」

 

 

 

千香は章香の肩を触ると章香は無意識に体が動いたことに驚いた。

 

 

 

 

章香「なっ!」

 

 

 

 

千香「あいにく魔法力は健在でね・・・・」

 

 

 

 

千香は微笑み章香を操り人形に操作した。

 

 

 

 

 

章香「そ・・・・そんなバカな」

 

 

 

 

千香「ふふふ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

章香「うわああああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

ザシュ!ズバッ!

 

 

 

 

「ぎゃあああ!?」

 

 

 

 

「うわあああああ!!」

 

 

 

 

章香は扶桑刀を持って町の人たちに切りつけた。

 

 

 

 

 

人々はどうして章香が自分達に攻撃してくるのかわからなかった。

 

 

 

 

 

人々は章香は泣きながら刀を振り回していることに気づかずに・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

それを見ていた千香は自分の固有魔法で章香を操って思わず大笑いをした。

 

 

 

 

 

 

 

千香「ははははははははははははは!!!!情けないなあ!!伝説の軍神と呼ばれたアンタが今じゃ人殺しをするなんてな・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

うわああああああああああああ!!!!

 

 

 

 

 

 

あーーはっはっははははははははははははは!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

操られ人を斬る章香、それを操って大笑いする悪魔の魔女 千香

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィッチの殲滅か徐々に始まろうとしていた。

 

 

 

to be continued




ウィッチの世界にウルトラマンベリアルのようなウィッチがほしいと考えました。それが都井千香、かつて昭和時代に殺人を繰り返した人物をモチーフとしました


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50話 第5の戦士

この話ではいろんなキャラが参戦する予定です。


総弩達は兜を第4の戦士として仲間となり、別れ次の世界へと向かった。

 

 

 

次が赤の勇者最後の戦士 天の戦士である。

 

 

 

 

 

空とひなはケビン達と一緒にアルカに連れ戻され、総弩、ひかり、直枝、えみる、ハリーとはぐたんは次の世界へと向かった先は広く白い空間であった。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ここが次の世界か?」

 

 

 

 

ハリー「周りを見ても何もないなー」

 

 

 

はぐたん「はぎゅう・・・・」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!あれ見てください!」

 

 

 

 

 

ひかりが指差した方向を見るとそこには一つのドアのようなものがあり総弩達はそのドアを開けるとそこには信じられない光景であった。

 

 

 

 

 

総弩「これって・・・・空!?」

 

 

 

 

 

総弩の言うとおり目の前は空であり下は島 海すら見えないほどの雲に覆われていた。

 

 

 

 

 

 

 

えみる「・・・・!?あれをみるのです!!」

 

 

 

 

 

えみるが指を指した方向を見るとそこには目の前がまっ逆さまの下のほうに近づく白い服の金髪の少女がいた。

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

そして次の瞬間!

 

 

 

 

 

 

 

バッ!

 

 

 

 

 

「「「「「あああああああああ!!!!!!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

少女はそのまま雲のしたまでまっ逆さまに落ちてしまった。

 

総弩「くそっ!」

 

 

 

総弩はワールドフォンで動物戦隊ジュウオウジャーのジュウオウイーグルのスピリットフィギュアをセットした。

 

 

 

 

 

≪トランスチェンジ!ジュウオウイーグル!!≫

 

 

 

 

 

総弩「野生開放!!はああああああああああ!!!!」

 

 

 

 

 

 

ジュウオウイーグルは落ちていく少女をキャッチし抱き抱えた少女はジュウオウイーグルのほうを見た。

 

 

 

 

 

 

?「あなたは・・・・」

 

 

 

 

総弩「俺の名は勇光総弩!君は・・・・」

 

 

 

 

 

?「・・・・して」

 

 

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

?「どうしてあなたは!私の邪魔をするんですか!折角・・・・折角!」

 

 

 

 

総弩「おい・・・・それは一体・・・・」

 

 

 

 

ピシュンッ!

 

 

 

 

 

 

総弩「うわっ!」

 

 

 

突然光の光弾がジュウオウイーグルの顔をかすった。

 

 

 

光弾が発した方向を見るとそこにはメタリックなスーツ白い羽のようなビーム状の羽に天使のような姿をした戦士達であった。

 

 

 

 

 

?「そこの赤い貴様!その少女を今すぐ放せ!」

 

 

 

 

リーダーと思わしき戦士はジュウオウイーグルをにらみ返しシルフィーと呼ばれる少女は悲しみな目で見ていた。

 

 

 

 

 

シルフィー「カエルム・・・・」

 

 

 

 

ドオオオオオーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

総弩「なんだ?」

 

 

 

 

カエルム「ちいっ!こんな時に!」

 

 

 

 

巨大な雲の下から何かが現れた。

 

 

 

 

「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!」

 

 

 

 

総弩が見たものは全身が黒い固まり蛇のような形をした生き物であった。

 

 

 

 

だが見た目は生きものであろうか総弩には違和感があった。

 

 

 

 

だがひかりと直枝はその黒い生き物に見覚えがあった。

 

 

 

 

ひかりと直枝の世界で人類に多大な影響を及ぼした異形の存在!

 

 

 

 

「「ネウロイ!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 




次回予告



雲の下から現れたネウロイ!



それを討とうとする空の戦士 カエルム!




ジュウオウイーグルはシルフィーの言葉に従って下のほうに向かっていく。




滝東也「おい!お前らの武器用意したぜ!」




ひかり「ストライカーユニット!」




次回 異形の存在



こいつあ!すこいぜ!!


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51話 異形の存在

特殊タグ 初です


総弩達がたとりついた次の世界・・・・そこは下は巨大な雲に覆われその上で空に浮かぶ巨大な飛行船、そしてその少女は雲の下までまっ逆さまに落ちてしまった。

 

 

 

だが総弩はジュウオウイーグルに変身してその少女を救った。

 

 

 

そしてその少女を連れ戻そうと現れた天使のような戦士達、

 

 

 

そして雲の中から現れた黒い異形の生きもの・・・・ひかりと直枝はそれをネウロイと呼んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!

 

 

 

 

カエルム「あれは・・・・アンチス!!」

 

 

 

 

リーダーであるカエルムは巨大な黒い異形の生きものをアンチスと名乗っていた。

 

 

 

 

 

 

一方、ジュウオウイーグルは落下した少女シルフィを助けだしたが、シルフィはジュウオウイーグルに言った。

 

 

 

 

 

シルフィ「お願いです!私を下に連れていってください!」

 

 

 

 

総弩「え?下!」

 

 

 

 

 

カエルム「そこを動くな!」

 

 

 

 

カエルムの右手からビーム状の剣を出しジュウオウイーグルに斬りかかった。

 

 

 

 

 

総弩「イーグライザー!」

 

 

 

 

 

ガキンッ!

 

 

 

 

総弩「はあっ!!」

 

 

 

カエルム「やあっ!!」

 

 

 

 

ジュウオウイーグルとカエルムの激しい空中戦に一端を距離を離れて彼を抱き締めている少女シルフィーに問いかけた。

 

 

 

 

カエルム「シルフィー!何をやっているんだ!今すぐこちらに来い!!」

 

 

 

 

シルフィー「いや!私だって!下の世界をこの目で見てみたいの!だからお願い!」

 

 

 

 

 

カエルム「例え見たとしてもあるのは絶望の光景だ!そそれにお前が無断で行動するなんて・・・・」

 

 

 

 

 

 

アンチス「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!

 

 

 

 

 

総弩「げっ!」

 

 

 

 

カエルム「ちぃっ!」

 

 

 

 

 

二人の離れた所から蛇のような形で巨大な雲から現れた黒い異形・・・・

 

 

カエルム「アンチスめ・・・・まずは貴様から排除してやる!」

 

 

 

アンチス「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!

 

 

 

 

 

 

 

カエルムとその仲間がアンチスと対立している中ポツンと飛んでいるジュウオウイーグルにシルフィーは・・・・

 

 

 

シルフィー「今のうちに下へ!」

 

 

 

 

総弩「あ ああ・・・・」

 

 

 

 

ジュウオウイーグルはシルフィーの言葉に従って下へと降下していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方上の方で待機していたひかり、直枝、えみる、ハリーとはぐたん、

 

 

 

 

ハリー「まずいで・・・・えみるが変身してもこの高さで戦うのは難しいで」

 

 

 

 

えみる「でもプリキュアは私一人なのです!」

 

 

 

 

 

 

一方ひかりと直枝

 

 

 

 

 

直枝「畜生!ストライカーさえあればあのネウロイ擬きと戦えるってのに・・・・」

 

 

 

 

ひかり「でも管野さん私たちにはストライカーは」

 

 

 

直枝「わかってるよ!だけどよ・・・・こううじうじしてるだけじゃ」

 

 

バチバチバチバチ!!

 

 

ひかり「ん?」

 

 

 

その時空間から稲妻が吹き出しそこから現れたのは迷彩柄の次元マジーンであった。

 

 

 

 

 

滝東也「おい!おまえら!」

 

 

 

 

ラース「ウォウ!ウォウ!」

 

 

 

 

 

ひかり「滝さん!」

 

 

 

 

ハリー「ラースまで!?」

 

 

 

 

迷彩柄の次元マジーンから現れたのは滝東也とラースの二人組であった。

 

 

 

 

 

滝東也「DWDが俺の次元マジーンが戻ったからすこし改造施していたのさ・・・・そしてお嬢ちゃん二人からあるものを用意したぜ!」

 

 

 

 

 

ひかり「あるもの?」

 

 

 

滝とラースが持ってきたものはウィッチにとって戦うために欠かせないものであった。

 

 

 

 

 

 

ひかり「これは・・・・!!」

 

 

 

直枝「ストライカーユニット!」

 

 

 

 

 

滝東也「愛子さんからお嬢ちゃん達のためにこれが必要だといわれてなもってきたのよ」

 

 

 

ラース「ウォウ!」

 

 

 

 

 

 

ひかり「管野さん!」

 

 

 

直枝「ああ!」

 

 

 

 

ストライカーユニットを足に装着し扶桑リス、ブルドッグの耳と尻尾が生えてきた。

 

 

 

 

 

 

直枝「さあ!行くぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!」

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 




次回 アンチスに苦戦するカエルム達、そこに現れたのはブレイブウィッチーズのひかりと直枝であった。






そして現れる彼ら達


フォン スパーク



仮面ライダービルド



ノエル ルパンエックス パトレンエックス



土方圭介ことパトレン1号




そして・・・・次回こうご期待


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52話 アンチスの弱点

いろいろと悩んだ結果投稿できました。


アンチス「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!

 

 

 

アンチスが鳴き声をあげてにカエルム達に襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

カエルム「散開!」

 

 

 

 

 

 

 

カエルムの指示で一同は散開した。

 

 

 

 

 

アンチス「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!

 

 

 

 

 

 

アンチスの背中から協力なホーミングレーザーを放出しカエルム達に襲いかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

バシュンッ!バシュンッ!バシュンッ!

 

 

 

 

 

「うわああ!」

 

 

 

「きゃあああ!」

 

 

 

 

「ぎゃあああ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ホーミングレーザーによって次々と墜ちていくカエルムの仲間達・・・・

 

 

カエルム「みんな!」

 

 

 

 

 

一人となってしまったカエルムのほうにホーミングレーザーが迫りこれまでかと思い覚悟したその時・・・・

 

 

 

 

 

 

ひかり「やあああああああああ!!」

 

 

直枝「うおりゃああああーー!!」

 

 

 

バシュウーーーー!!!

 

 

 

 

 

ひかりと直枝の魔力シールドによってホーミングレーザーを防いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

カエルム「君たちは・・・・」

 

 

 

 

ひかり「大丈夫ですか?」

 

 

 

直枝「手伝いに来たぜ!」

 

 

 

 

ストライカーユニットを履いてカエルムを助けたひかりと直枝、

 

 

 

 

 

カエルム「君たちは・・・・それにその足に履いているものは一体・・・・」

 

 

 

 

 

アンチス「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!

 

 

 

 

 

 

アンチスは大きな鳴き声をあげてひかり達に襲いかかってきた。

 

 

 

 

 

 

カエルム「来る!」

 

 

 

 

 

ひかり「私たちも手伝わせてください!」

 

 

 

 

カエルム「え!でも・・・・」

 

 

 

直枝「心配すんな!ああいうのは俺たちのいた世界の奴と似ているからな・・・・ひかり!」

 

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

 

ひかりは巨大なアンチスに向かって突進してきた。

 

 

 

 

アンチス「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!

 

 

アンチスはひかりに向かってホーミングレーザーを放つがひかりの体力はそこらの人間とは桁が違いシールドを使って一気にアンチスの頭に突っ込んでいく。

 

 

 

 

 

 

ひかり「うりゃああああああああああ!!!」

 

 

 

ビタンッ!

 

 

 

 

ひかりがアンチスの頭を叩きひかりの固有魔法接触魔眼を発動した。

 

 

 

 

 

ひかり「管野さん!背中です!背中にコアのようなものがあります!それを狙ってください!」

 

 

 

 

 

直枝「よっしゃ!」

 

 

 

 

直枝は一直線にアンチスの背中の方まで上にかけあがりそこを一気に背中のコアに急降下していく。

 

 

 

 

 

直枝「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!くらいやがれえええええ!!!」

 

 

 

 

 

直枝の固有魔法 圧縮式超硬度防御魔法陣を発動しそれを右手に集中そしてそれを拳にして放つ。

 

 

 

 

 

直枝「剣!一閃!」

 

 

 

バリィーーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

アンチス「ceeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!?

 

 

 

 

 

 

ザァァァーーーーーーーー

 

 

 

 

コアらしき部分を破壊したアンチスは砂のように砕けちってしまった。

 

 

 

 

 

 

彼女達は勝ったのだ!

 

 

 

 

 

ひかり「やったああーー!!」

 

 

 

 

直枝「おい!こら!ひかり抱きつくな!」

 

 

 

 

ひかりは直枝に抱きつこうとするが直枝はそれが恥ずかしくひかりを押さえる。

 

 

 

 

 

カエルム「あのアンチスを・・・・倒した?」

 

 

 

 

カエルムはあり得ない光景を見ているように唖然としていた。

 

 

 

カエルム達にとってアンチスを倒すのに長い時間がかかってしまう。

 

だがそれをたった二人の少女達によって粉砕した。

 

 

 

 

こんなことがあり得るのか・・・・

 

 

 

 

ピー!ピー!ピー!ピー!ピー!

 

 

 

 

カエルム「しまったそろそろ活動時間が・・・・」

 

 

 

 

 

パリィィーーーーン!

 

 

 

 

 

 

活動時間が過ぎてカエルムの鎧が砕け落ちそのまま空の下まで真っ逆さまに落ちようとしたが・・・・

 

 

 

パシッ!

 

 

 

ひかり「よかった!」

 

 

 

 

難なくひかりにキャッチした。

 

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

 

直枝「どうした?ひかり?」

 

 

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・このひいや、この子は」

 

 

 

 

カエルム「ううう・・・・」

 

 

 

 

 

直枝「女だったのか!?」

 

 

 

 

 

カエルム、見た目は男のような鎧姿だったがその正体はひかりと同い年くらいの女の子であることに驚愕した。

 

 

 

 

 

 

to be continued




次回


念願の地上に降り立った総弩とシルフィだがその世界は・・・・


そしてガンダムOO世界の傭兵 フォンスパークが立ちはだかる



次回 ジオウ対アストレア!



こいつあ!すごいぜっ!!


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53話 ジオウ対ゼロワンタイプF

いろいろと迷っていました。最新話です。


アンチスを撃退しひかり達はカエルムの正体が女の子だということに驚いている間、

 

 

 

総弩はシルフィを担いで下の地上のほうに降り立った。

 

 

 

 

 

 

総弩「ここが・・・・・・・・地上だと・・・・?」

 

 

 

 

 

総弩は地上の姿を見て絶句した。

 

 

 

太陽の見えない赤黒い雲が空を覆い尽くし、地上の姿はとても荒れ果て人が建てたビル、家などの建物が廃虚化されていた。

 

 

 

 

総弩「この地上で・・・・一体・・・・」

 

 

 

 

シルフィ「・・・・」ゴソゴソ

 

 

 

総弩「何やってるんだ?」

 

 

 

 

シルフィは地面を掘り当てて何かを見つけようとしていた。

 

 

 

 

シルフィ「ない・・・・ない・・・・」

 

 

 

 

総弩「ないって何が?」

 

 

 

 

シルフィ「この地上にはまだ命が生きているってケイトに言われたの。だから私はその言葉を信じて命を探しているの」

 

 

 

 

シルフィはまた一生懸命にその命を探し始めた。

 

 

 

 

 

総弩「この世界・・・・一体何が?どうして?」

 

 

 

この荒れ狂った地上で何が?

 

 

 

その時、

 

 

 

?「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!」

 

 

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

後ろから変な笑い声が振り向くとそこにいたのは

 

 

 

 

 

?「この世界はかつて100年前人類がこの地上で戦争をやらかし地上は奴等の起こした戦争で人が住めない世界と変わり果てやがった姿なのさ!」

 

 

 

 

総弩「お前は・・・・フォン・スパーク!!」

 

 

 

 

ソレスタルビーイングの支援組織フェレシュテに所属していたガンダムマイスター。

 

宇宙労働者であった両親の間に生まれるが、父を事故で亡くし、幼くしてテロリストとなった。13歳にして傭兵のリーダーになるなど実力と頭脳の明晰さはずば抜けており、子供にあるまじきその実力に、同業者からは一目置かれるのを通り越して危険視されていた。

 

自分の父親が命をかけて救った女性死刑囚が、刑務所から神隠しのように消えたことに強く興味を持っていたが、傭兵稼業で知った「痕跡が必要以上に消去されていて幽霊でもいたのではないか」という事件に共通性を感じ、証拠集めをしながらその事件を起こした存在を追っているうちにグラーベ・ヴィオレントと出会うこととなる。その後シャル・アクスティカがフェレシュテを立ち上げる際、グラーベの推薦もあってガンダムマイスターとしてスカウトされる。本人はソレスタルビーイングの理念には共感できないと述べているが、「自分の力で世界を変える」ことには興味があったためスカウトを受けた。

 

ミッションによって4機の第2世代ガンダムを使い分けなければならない(フェレシュテはソレスタルビーイングの武装介入開始時は、GNドライヴを1基しか持っていない)と言うフェレシュテをその優れたパイロット能力で支えるが、元テロリストの重犯罪者なので任務遂行時以外は手錠をされ、首には裏切り防止用爆弾がついているという状態であった。チームトリニティとの対決時には、彼らに首の爆弾を爆発させられるが、サポートのハナヨが手を尽くしてくれたこともあり、辛くも生還している。

 

その後、リボンズ・アルマーク一派の策謀でソレスタルビーイングが壊滅した後、組織再建を図るシャルの意向とは無関係に「世界を変える」ための行動を始め、反逆者として追われることとなる。しかし彼の行動の背景としてリボンズの支配への抵抗があったため、その後ソレスタルビーイングも彼を黙認する方針に転換、彼もフリーの立場でレイヴ・レチタティーヴォらに協力するなどしている。

 

 

 

 

 

総弩「何故お前がこの世界に!?」

 

 

 

 

 

フォン「あぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!何故俺がこの世界にいるのか知りてーか?だったら」

 

 

 

 

フォンは懐から長方形型のアイテムを取り出した。

 

 

 

 

 

総弩「それは!?」

 

 

 

 

 

総弩はまだ知らないがそのアイテムはプログライズキーとゼロワンドライバー

 

令和ライダー1号仮面ライダーゼロワンに存在する変身アイテムである。

 

だがそのゼロワンドライバーは黒と赤で

 

フォンの持つそのプログライズキーは真紅の飛蝗が描かれ起動スイッチのライズスターターを押した。

 

 

 

 

《JUMP!》

 

 

《オーソライズ!》

 

 

 

 

フォン「変身!」

 

 

 

 

《プログライズ!》

 

 

 

《ぶっ殺しライズ!キリングホッパー!!》

 

 

 

 

 

フォンの真上から血の滲んだ巨大飛蝗が現れ、フォンはそのプログライズキーをゼロワンドライバーにセットするとその飛蝗がフォンの体の一部になるように一体化した。

 

 

 

 

 

総弩「仮面ライダー!?」

 

 

 

 

フォン「仮面ライダー・・・・ゼロワンタイプF」

 

 

フォンが変身した仮面ライダーは仮面ライダーゼロワンとは異なりゼロワンと同じ飛蝗だが真紅のアーマーに包まれ青い目は悪魔のような単眼をした。恐ろしいライダーであった。

 

 

 

 

 

 

総弩「だったら!」

 

 

 

 

総弩はジゲンドライバーをセットした。

 

 

 

 

総弩「変身!」

 

 

 

 

≪ライダータイム!仮面ライダー!ライダー!ジオウ・ジオウ・ジオウ! Ⅱ(ツー)!≫

 

 

 

 

 

総弩はジオウⅡとゼロワンタイプFと対峙する。

 

 

 

 

 

フォン「あぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!」

 

 

 

 

 

to be continued




次回予告


ひかりは一人で総弩のほうに救出しようとしたが




DWDから彼がこの世界に派遣されていた。





そして現れる仮面ライダービルド パトレン1号



次回予告 ライドヘイセイバーの力


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54話スピリットヘイセイバーの力

今回はライドヘイセイバーのオリジナル版が登場します。


アンチスを倒し一段落したひかりたち

 

 

 

だが地上に向かった総弩のことが心配になったひかり、

 

 

 

 

 

ひかり「管野さん!この子を頼みます!」

 

 

 

直枝「はあ?ひかりお前はどうすんだよ!」

 

 

 

ひかり「地上に向かった勇光さんが心配です!早く行かないと!」

 

 

 

 

直枝「おまえ一人でどうにかなんのかよ?」

 

 

 

 

ひかり「でもこのままじゃ・・・・」

 

 

 

 

滝東也「おい・・・・お二人さん」

 

 

 

ラース「ウォウ!」

 

 

 

 

ひかり「滝さん・・・・」

 

 

 

 

滝東也「心配しなくても俺達以外にもこの世界に来ているのがいるんだぜ!」

 

 

 

 

ひかり「え?滝さん達以外にも・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、地上では

 

 

 

 

フォン「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!!!」

 

 

 

 

ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!ガキン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォン スパークが変身した仮面ライダーゼロワンタイプFの猛攻がジオウⅡに襲いかかる。

 

 

 

 

 

ジオウⅡはサイキョージカンギレードで防ぐがゼロワンタイプFの攻撃力はゼロワン以上で刃こぼれが激しくなった。

 

 

 

 

 

 

フォン「あぎゃぎゃぎゃ!!!どうした!どうした!?どうした!?」

 

 

 

 

総弩「くっ!このままじゃ!」

 

 

 

 

フォン「そらよっ!」

 

 

 

 

ゼロワンタイプFの左腕からチェーンが飛び出しそれがジオウⅡの足に絡み付いた。

 

 

 

 

総弩「え?!」

 

 

フォン「飛べよっ!!」

 

 

 

 

ブォーーーン!!

 

 

 

総弩「うわあああああああ!!!!?」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

シルフィ「あっ!?」

 

 

 

 

ゼロワンタイプFのチェーンがジオウⅡの足に絡み付きそれを思いっきり上に振り回し地面に叩きつけた。

 

 

総弩「ぐ・・・・うう・・・・」

 

 

 

フォン「おいおい・・・・なんだよ?がっかりさせんなよ」

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

 

フォン「お前・・・・赤の勇者って言うわりにお人好しなところがあるよな・・・・」

 

 

 

 

総弩「なんだと・・・・」

 

 

 

 

フォン「お前んのとこに魔女がいるだろ・・・・しかも二人もな・・・・」

 

 

 

 

魔女とはひかりと直枝のことである。

 

 

 

 

フォン「お前はそいつらをどうするつもりだ?」

 

 

 

 

総弩「そんなこと・・・・彼女達を元の世界に帰すことだ!!」

 

 

 

 

フォン「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!」

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

 

フォン「本当にてめえは絵に描いたような奴だな!あいつらは魔女でも軍人なんだぜ!そんな奴等を帰したことでてめえが不幸になるだけだぜ!」

 

 

 

 

総弩「どういうことだ?」

 

 

 

 

フォン「その世界では魔女でネウロイとかいう怪物と戦って人類の希望と抜かしやがるがその正体は女同士のきたねえ恋愛ごっこしてるくだらねえ連中だ!男を捨てて同性とイチャイチャするわ!実の妹を蔑ろにして別の女を妹扱いするような奴をてめえは許すと思うか?」

 

 

 

 

 

総弩「それは・・・・」

 

 

 

 

フォン「俺なら傭兵でもない戦場に無知な餓鬼どもを容赦なく拷問する!例えそれが女だろうとそういう平和ボケを容赦なく半殺しにする!そんな奴等が戦場に来るとなぶっ殺したくなるんだよ俺は!!

 

 

 

総弩「!?」

 

 

ジオウⅡはこういう怪物のような人間の言葉を聞いて心の中で揺らいだ。

 

 

 

 

フォン「さあ!どうする?てめえが俺を倒せばてめえが正しいと認めてやるよ!かかってこいよっ!オラアッ!!」

 

 

 

 

バキインッ!!

 

 

 

総弩「なっ!?」

 

 

 

 

ジオウⅡの武器サイキョージカンギレードが折れてしまった。

 

 

 

フォン「さあ!どうする?どうすんだ?ああっ!?」

 

 

 

 

ゼロワンタイプFによって全人格傷だらけとなったジオウⅡ

 

 

 

 

 

ジオウⅡ「どうすんだよ・・・・」

 

 

 

後ろには怯えているシルフィがいる・・・・このままじゃ

 

 

 

その時、

 

 

 

カバンショット!!

 

 

 

?「はあっ!」

 

 

 

バシュッ!!

 

 

 

 

フォン「おっと」

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

 

フォン「なんだ?」

 

 

 

 

《ウルトランス!エレキングティル!》

 

 

 

 

 

ケビン「うおりゃああっ!!」

 

 

 

 

フォン「ふんっ!」

 

 

 

 

 

ゼロワンタイプFの横から青い光弾が放ちその時、ケビンが変身したゲイツ ウルトラマンビクトリーアーマーでエレキングティルで攻撃してきた。

 

?「なんとか間に合ったな・・・・」

 

 

 

総弩「え?だれ?」

 

 

 

 

?「バルカン・・・・仮面ライダーバルカンだ」

 

 

 

 

狼をモチーフとしたライダーバルカンがゲイツと共に参戦してきた。

 

 

 

 

ケビン「勇者!」

 

 

ブォンッ!

 

 

 

 

 

総弩「ん?」パシッ!

 

 

 

 

ケビン「その剣を使え!その剣はお前専用にある科学者が作った物だ!スピリットフィギュアを使って戦えっ!!」

 

 

 

 

 

総弩「スピリットフィギュア!」

 

 

 

 

ジオウⅡはその剣の鍔部分のトリガーを押した。

 

 

 

 

 

《ヘイ!セイ!ヒーローズ!ヘイセイヒーローズ!!》

 

 

 

 

総弩「うおっ!!」

 

 

 

フォン「あぎゃ?」

 

 

 

 

 

総弩「なんだこの剣を持ってることで力が溢れる!」

 

 

 

 

ケビン「それはスピリットヘイセイバー!平成の時代に活躍したヒーロー達のデータを纏めて完成させた剣だ!」

 

 

 

 

 

フォン「それがどうしたあああ!!?」

 

 

 

 

ゼロワンタイプFがジオウⅡに接近してきた。

 

 

 

だがジオウⅡはあせることなくスピリットヘイセイバーを構える。

 

 

 

 

 

総弩「平成のヒーローのデータを纏った剣!試し斬りしてやるよっ!」

 

 

 

 

ジオウⅡはウルトラマンメビウスのフィギュアを取りだしヘイセイバーにセットした。

 

 

 

 

《ヘイセイ!ウルトラマンメビウス!》

 

 

 

 

総弩「メビュウームブレードスラッシュ!

 

 

 

 

バシュンッ!!

 

 

バシュウウウーーー!!!

 

 

 

 

フォン「アギャッ!?」

 

 

 

 

 

総弩「お次はこれだ!」

 

 

 

 

《ヘイセイ!仮面ライダーファイズ!》

 

 

総弩「スパークルカットスラッシュ!」

 

 

 

 

バシュッ!バシュッ!

 

 

 

 

フォン「ぐううう・・・・」

 

 

 

 

ジオウⅡがスピリットヘイセイバーを持つことで反撃してきた。

 

シルフィ「すごい・・・・あの人の力って」

 

 

 

 

バルカン「あいつはヒーローの力を使ってこの世界を救うためにやって来た男だ」

 

 

 

シルフィ「じゃあ、あなた達は?」

 

 

 

 

バルカン「勇者のサポートって奴だ。ある女の指令でな」

 

 

 

 

 

フォン「てめえ・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「これで終わりだ!」

 

 

 

《ヘイセイ!ガンダムエクシア!》

 

 

 

 

 

ジオウⅡの全身の体が真っ赤となり音速を超えた早さでゼロワンタイプFに接近した。

 

 

 

 

 

フォン「なっ!」

 

 

 

 

総弩「トランザムスラッシュ!」

 

 

 

ズバッ!バシュッ!ズバッ!

 

 

 

フォン「アギャアアアアーー!!!」

 

 

 

 

シュンッ!

 

 

 

 

 

総弩「ん!?」

 

 

 

 

 

ジオウⅡの必殺技でフォンは倒された思ったが最後の斬撃がゼロワンタイプFに届いてないような感触があった。

 

 

 

 

 

総弩「あいつがいない!?」

 

 

 

ケビン「逃げられたな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォン「たくっ!せっかくいいところなのに邪魔すんなよ!ハナヨ」

 

 

 

 

ハナヨ「フォンがここで倒されては私として困るので・・・・」

 

 

 

 

 

フォン「たくっ!・・・・まあ楽しめたぜ!じゃあまた会おうぜ!」

 

 

 

シュンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バルカン「そろそろ上に向かうぞ!俺のジゲンマジーンに乗れ!」

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

 

ケビン「どうした?勇者」

 

 

 

 

総弩「いや・・・・」

 

 

 

 

総弩はフォンのあの言葉をよぎった。

 

 

あいつらは魔女でも軍人なんだぜ!そんな奴等を帰したことでてめえが不幸になるだけだぜ!

 

 

 

 

 

 

 

総弩「いや今はそれどころじゃない!シルフィ!」

 

 

 

総弩はシルフィのほうに駆けつけたその時

 

 

 

 

 

シルフィ「あった!」

 

 

 

バルカン「え?」

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

 

 

シルフィの両手で支えているのは小さな白い花であった。

 

 

シルフィ「みつけたわ・・・・白いガーベラ」

 

ケビン「白いガーベラ・・・・こんな荒野に」

 

 

 

総弩「命はまだ生きていたのか・・・・」

 

 

 

 

シルフィ「これをケイトに見せなきゃ!」

 

 

 

 

謎の男 フォン スパーク 総弩はケビンが持ってきたスピリットヘイセイバーを持って対処することに成功した。

 

 

そして再びあの二人が総弩に牙をむく!

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回!


総弩達はシルフィを連れて元の場所に戻ったがカエルムことケイトはそれを払いのけシルフィを牢獄に連行させる。



そしてこの世界で何があるのか



次回 アーデリアルは子供しかいない






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55話アーデリアル

バルカンのジゲンマジーンで上に戻ってきた総弩、そしてシルフィ

 

 

 

総弩「よっと!」

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

直枝「おっ!来たか!」

 

 

滝東也「おーーい!」

 

 

ラース「ウオーーウ!」

 

 

えみる「勇光さんが来たのです」

 

 

ハリー「戻ってきよったな」

 

 

はぐたん「はぎゅはぎゅ!」

 

 

 

 

総弩「みんな!」

 

 

バルカン「みんなに迎え入れてくれるとはお前は幸せ者だな」

 

 

バルカンはショットライザーにセットされたプログライズキーを外し変身を解除した。

 

 

 

総弩「え?あんたは?」

 

 

 

?「俺は紺野秋人黒井とは中学の時から知り合っている。」

 

 

 

 

総弩「黒井師匠の!」

 

 

 

ガチャ!

 

 

 

総弩「え?」

 

 

「全員動くな!!」

 

 

 

 

総弩達が盛り上がっているところ、鎧を纏った兵士達が銃を構えた。

 

 

 

そして現れたリーダーカエルム

 

 

 

 

総弩「あいつは・・・・」

 

 

 

カエルムはシルフィのほうに近づき

 

 

 

カエルム「シルフィ・・・・」

 

 

シルフィ「ケイト!見て!地上にはまだ命があったのよ!これ見て!」

 

 

シルフィは小型カプセルに入った白い花ガーベラを見せた。

 

 

だがケイトは・・・・

 

 

 

 

ケイト「・・・・」ピシッ!

 

 

 

シルフィ「あっ!」

 

 

 

 

ケイトは平手打ちでシルフィの持っていたガーベラの花を落とした。

 

 

 

 

ケイト「こいつは脱走犯だ!牢屋に連れていけ!」

 

 

 

 

「「「はっ!」」」

 

シルフィ「そんな!ケイト!ケイトオオオ!!」

 

 

 

 

ケイトの命令でシルフィは捕らえられ牢屋に入れられようとしたが・・・・

 

 

 

《ヘイセイ!ウルトラマンティガ!》

 

 

 

総弩「スラップシューター!」

 

 

バシュンッ!

 

 

 

 

「「「うわああっ!」」」

 

 

 

ケイト「!?」

 

 

 

総弩「すごいな!生身でも武器が使えるんだな!」

 

 

 

 

総弩がスピリットヘイセイバーの力で近い距離で傷つかないように攻撃した。

 

 

 

 

ケイト「お前!!」

 

 

 

 

総弩「せっかく苦労して手にいれた花を平手打ちにするとはな・・・・期待はずれにもほど遠いな・・・・」

 

 

 

 

ケイトは総弩に苛立ちを覚え、右腕に装着したブレスを構えた。

 

 

 

 

?「よしなさい!」

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

ケイト「テミス様!」

 

 

テミス「皆様先程アンチスを退治してくださったことまことに深く感謝しております。私はアーデリアルの船長・・・・テミスともうします。」

 

 

 

 

総弩「勇光総弩だ!」

 

 

滝東也「滝東也!そしてこいつはラースだ!」

 

 

 

ラース「うおう!」

 

 

ひかり「雁淵ひかりです」

 

 

直枝「管野直枝だ」

 

 

 

えみる「愛崎えみるなのです。」

 

 

ハリー「ハリーやそしてこの子ははぐたん」

 

 

 

はぐたん「はぎゅはぎゅ!」

 

 

 

 

 

ケビン「・・・・ケビン明坂」

 

 

 

 

テミス「ではケイト・・・・この人たちに船を案内させなさい!」

 

 

ケイト「・・・・はい」

 

 

 

 

総弩達はカエルムことケイトの案内で巨大飛行船アーデリアルの中を案内した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして一方アーデリアルの遠方に佇むのはジェネラルプリキュアの一人 キュアテイマーがいた。

 

 

 

 

 

 

 

テイマー「あれがアーデリアル・・・・あそこに勇者がいるのね・・・・それじゃ・・・・」

 

 

 

 

テイマーの背後にいるのはかつて総弩と戦ったキュアブルームとキュアイーグレットがいた。

 

その時は彼女達は本物ではなく偽物であったことが判明した。

 

 

 

そして今キュアテイマーの後ろにいるのは・・・・本物のスプラッシュスターの二人である。

 

 

 

 

 

 

 

キュアテイマー「そんじゃ!行くわよ!」

 

 

 

「「・・・・・・・・了解」」

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 



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56話 スプラッシュスター 再び

コロナのワクチン 早くこないと世界滅ぶ・・・・


総弩達はケイトの案内でアーデリアルの内部を探索する。

 

 

 

そして大広間に出た。

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

この船内には何百人いるという男女の子供達がいた。

 

 

 

 

ひかり「こどもがいっぱいですね・・・・」

 

秋人「本当に周りを見ても子供だけだな・・・・」

 

ケイト「このアーデリアルにはマザーコンピューターによって自動操縦されているんだ。あのアンチスを倒すため僕達“sチルドレン”の訓練も欠かせない存在だ。」

 

 

直枝「えすちるどれん?なんだそりゃ?」

 

 

ケイト「Sチルドレンとはかつて地上の人間達に作られた人造人間・・・・それが僕たち“スペリオルチルドレン”だ。」

 

ハリー「スペリオルチルドレンってどんな力を持ってるんや?」

 

 

 

テミス「彼らは人間の常識を越えた身体能力、知能を持ちマザーコンピューターが一人一人の個性を形にしたアーマーを身につけてアンチスと戦います。」

 

 

 

総弩「個性を形にしたアーマー・・・・ほお」

 

 

 

まわりにはガラス上に張り巡らされた色とりどりのアーマーがある。

 

 

 

総弩「すごいな・・・・」

 

 

 

 

ひかり「あのここには大人の人はいないんですか?」

 

 

 

テミス「大人・・・・」

 

 

ケイト「・・・・」ピクッ

 

 

 

ひかり「?」

 

 

 

 

テミス「・・・・大人はとある場所にいます。」

 

 

 

総弩「とある場所?」

 

 

 

 

 

 

テミス「そこは・・・・」

 

 

 

 

ドオオーーーーーーン!!

 

 

総弩「なんだ?」

 

 

ウー!ウー!ウー!ウー!

 

 

《緊急警報!緊急警報!内部に侵入者!内部に侵入者!》

 

 

 

 

避難要請のアラームが響き渡り子供達は慌て出してしまった。

 

 

 

 

滝東也「やべーぞ!おい!ガキどもを安全な場所に避難させろ!」

 

 

 

 

ラース「うおう!」

 

 

 

ハリー「えみる!」

 

 

えみる「はいなのです!」

 

 

 

 

滝達は子供達を安全な場所に避難させた。

 

 

 

ケイト「内部に侵入者だと・・・・まさかアンチスか?」

 

 

テミス「いいえ・・・・今オペレーターの子達はアンチスの反応がないとおっしゃってました。」

 

 

 

 

 

ひかり「え?じゃあ一体?」

 

 

 

ドゴオォォォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

秋人「現れたな・・・・」

 

 

 

ケビン「あれは・・・・」

 

 

 

 

 

爆破された後に現れたのはプリキュア帝国ジェネラルプリキュアの一人 キュアテイマーそしてそのテイマーの後ろについてきたのは・・・・

 

 

 

 

総弩「あいつは・・・・!?」

 

 

 

 

 

ブルーム「・・・・」

 

 

イーグレット「・・・・」

 

 

 

 

総弩「前に戦ったスプラッシュスターのプリキュアか!?」

 

 

 

 

 

秋人「前に捕らえた奴はダミーだったが今度はどうなんだろうな?」

 

 

 

 

 

 

テイマー「試してみる?」

 

 

 

 

テイマーの両手から黒い稲妻を発し彼女達に近づいた

 

テイマー「今こそ覚醒せよ!プリキュア・ウェイク!!」

 

 

 

 

 

 

ガッ!

 

 

 

ブルーム「!」

 

 

ガッ!

 

 

イーグレット「!」

 

 

 

ジェネラルプリキュアのみが使える技プリキュアウェイクによってブルームとイーグレットの体が徐々に変化しブルームは猪の姿、イーグレットは巨大な鷲になった。

 

 

 

 

ブルームエンド「ブオオオオオオ!!!!

 

 

 

イーグレットエンド「クオオオオオオオ!!!

 

 

 

 

 

 

 

総弩「変身!」

 

 

 

ケビン「変身!」

 

 

 

秋人「変身!」

 

 

 

 

総弩はジオウⅡにケビンはゲイツリバイヴに秋人はバルカンに変身し戦闘体勢をとった。

 

 

 

 

 

 

to be continued

 



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57話 パワーアップ ブライトエンド&ウェンディエンド

≪ライダータイム!仮面ライダー!ライダー!

 

ジオウ・ジオウ・ジオウ! Ⅱ(ツー)!≫

 

≪スピードタイム!リバイリバイリバイ、リバイリバイリバイリバイブ疾風!疾風!”≫

 

 

《バレット! オーソライズ! :カメン! ライダー!~ シュートライズ! シューティングウルフ!》

 

 

《The Elevation Increases As The Bullet Is Fired.》

 

 

 

3人が仮面ライダーとなった時・・・・

 

 

 

ケイトとテミスは驚いた。

 

 

 

ケイト「なにあれ・・・・時計男にひらがな男に狼男」

 

 

ガクッ!

 

ケビン「誰がひらがな男だっ!!

 

 

 

テミス「あのお方達はもしや・・・・」

 

 

 

ケイトの言葉にひらがな男という言葉にゲイツはずっこけた。

 

 

 

 

秋人「行くぞっ!」

 

 

 

 

 

3人の仮面ライダーはテイマー率いるプリキュア達と対峙した。

 

 

 

 

総弩「セアッ!」

 

 

 

 

ブルームエンド「ブオオオオオオ!!」

 

 

 

ジオウⅡはヘイセイバーでブルームエンドの動きを止めて

 

 

 

 

《ヘイセイ!仮面ライダーファイズ!》

 

 

 

 

 

総弩「スパークルカットスラッシュ!」

 

 

 

 

 

 

バシュッ!ズバッ!

 

 

 

 

 

 

ブルームエンド「ブオオオオオオ!?」

 

 

 

一方 ゲイツはイーグレットエンドを外に誘導し空中戦が開始された。

 

 

 

 

 

イーグレットエンド「クオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

ブワアアアサアアッ!!

 

 

イーグレットエンドは巨大な羽ばたきでゲイツを吹き飛ばそうとするがゲイツは・・・・

 

 

 

 

ケビン「この程度の風力でこのゲイツリバイヴがやられるか!!はあああああっ!!」

 

 

 

バキッ!!

 

 

 

イーグレットエンド「クオオオオオオオオ!!!?」

 

 

 

 

 

ゲイツリバイヴのクローでイーグレットエンドの体に炸裂させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてバルカンこと秋人はジェネラルプリキュア キュアテイマーと対峙した。

 

 

 

テイマー「ふんっ!はあっ!」

 

 

ピシッ!! パシンッ!

 

 

 

 

秋人「ふっ!」

 

 

ビシュン!ビシュン!ビシュン!

 

 

 

 

テイマーの鞭をかわしバルカンのショットライザーが炸裂する。

 

 

 

 

テイマー「ちっ!この!」

 

 

 

秋人「なっ!?」

 

 

 

バルカンの腕がテイマーの鞭にからめられバルカンはテイマーに引っ張られそうになっていたが

 

 

 

 

秋人「はあああああああっ!」

 

 

テイマー「え?」

 

 

 

 

秋人「うらああっ!」

 

 

 

テイマー「がはああっ!!」

 

 

 

 

逆にバルカンが向かってテイマーの腹に蹴りを入れられた。

 

 

 

 

 

テイマー「か弱い女の子に腹を蹴るなんて男の風上にも負えないわね」

 

 

 

 

秋人「俺はお前らを女の子と思っちゃいねえ・・・・むしろ怪人だと思っている」

 

 

 

 

テイマー「くっ!だったら!」

 

 

 

 

パシンッ!!

 

 

 

 

テイマー「ブルーム!イーグレット!解放しろ!」

 

 

 

 

 

ブルームエンド「ブオオオオオオ!!」

 

 

 

 

総弩「何!?」

 

 

 

 

イーグレットエンド「クオオオオオオオオ!!!」

 

 

ケビン「な・・・・何だ!?」

 

 

 

 

 

ブルームエンドとイーグレットエンドはテイマーの命令で雄叫びを放ち光に包まれた。

 

 

 

テイマー「行け!ブライトエンド!ウェンディエンド!」

 

 

 

 

 

 

ブライドエンド「ブオオオオオオ!!」

 

 

 

総弩「金色の猪!?」

 

 

 

ブライドエンドの姿はキュアブルームと同じ色からパワーアップして金色の猪ブライドエンドになった。

 

 

 

 

ブライトエンド「ブオオオオオオ!!

 

ブライトエンドはジオウⅡに向かって突進してきた。

 

 

総弩「来るかっ!!」

 

 

 

ガキンッ!

 

 

ブライトエンド「ブオオ!!

 

 

総弩「何!?」

 

 

 

ブオンッ!!

 

 

 

総弩「うわあああああああああ!!!!??」

 

 

 

 

バゴーーーーン!!

 

ウェンディエンド「クオオオオオオオオ!!!

 

 

 

ケビン「何!?」

 

 

 

ウェンディエンドにパワーアップしその強化された翼で

ゲイツリバイヴを吹き飛ばせた。

 

 

ヴアサアアアアアーーーー!!!

 

 

 

 

ケビン「うわあああああああああ!!!!??」

 

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

強化されたスプラッシュスターを見て唖然とした。

 

 

 

 

秋人「パワーアップしたのか・・・・」

 



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58話 ガーベラの花言葉

一方総弩達が苦戦して安全な所で見ているケイトは自分も戦おうと立ち上がった。

 

 

 

 

 

テミス「何をしているの?ケイト」

 

 

 

ケイト「決まっている!あいつらの手助けをする!」

 

 

 

テミス「でも今のあなたのスーツは先程のアンチスの戦闘によってボロボロになってるのよ!」

 

 

 

 

ケイト「関係ない!はあああーーー!!!」

 

 

 

 

 

ケイトは剣を持ってテイマーに立ち向かった。

 

 

 

 

 

テイマー「ん?おっと!」

 

 

 

 

ケイト「はああっ!!」

 

 

 

ケイトは剣と蹴りでテイマーに立ち向かうがテイマーはそれをするりと避けていく。

 

 

 

 

パシッ!

 

 

ケイト「えっ?」

 

 

テイマー「そらっ!」

 

 

 

 

ケイト「きゃあっ!?」

 

 

 

 

テイマーはケイトの腕を鞭で縛り上げ床に叩きつけた。

 

 

 

 

 

テイマー「たとえSチルドレンでも専用のアーマーが泣なけりゃ怖くないわね」

 

 

 

ケイト「糞!」

 

 

 

ケイトが悔しがっていたその時、

 

 

 

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!

 

 

 

 

テミス「何?」

 

 

 

突然のアラームが鳴り響いた。

 

 

 

 

 

テイマー「ああ・・・・いい忘れてたけど・・・・今ここに来る前にこのマザーコンピューターに特殊なコンピューターウイルスを埋め込んでおいたわ・・・・まああと30分でここも下にまっ逆さまに落ちていくでしょうけど・・・・」

 

 

 

 

 

ケイト「お前・・・・!」

 

 

 

 

テイマーの言葉を物陰で聞いていたシルフィは意を決してマザーコンピューターの中心部に走った。

 

 

 

 

滝東也「おい!」

 

 

ラース「ウオウ!」

 

 

 

 

それを見ていた滝達はシルフィの後を追うように向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「くそ!パワーアップしたことで防御も強化されたようだな!」

 

 

 

ブライトエンド「ブオオオオオオ!!」

 

 

 

 

ジオウⅡはブルームエンドからパワーアップしたブライトエンドに手こずっていた。

 

 

 

その時、

 

 

 

 

ひかり「勇光さあーーーーん!!」

 

 

 

 

総弩「雁淵!?」

 

 

 

 

その時、チドリを履いてジオウⅡに向かってきたひかりが現れた。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!今ケビンさんのほうに管野さんが向かっています。」

 

 

 

 

 

 

 

そして外で空中戦を繰り広げているゲイツリバイヴとウェンディエンド、ゲイツリバイヴはウェンディエンドの強力な暴風に苦戦を強いつつあった。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

直枝「オウラアア!!」

 

 

 

ドゴォォーーーーーン!!

 

ウェンディエンド「クオオオオオオオオ!?」

 

 

 

 

 

 

直枝の剣一閃がウェンディエンドの頭に炸裂させた。

 

 

 

 

 

直枝「よお!苦戦してるみたいじゃねえか?」

 

 

 

 

ケビン「お前は・・・・」

 

 

 

直枝「こんなデカ鳥・・・・一発でぶっとばしてやらあ!」

 

 

 

 

 

ウィッチの参戦によって戦いは激しくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、マザーコンピューターのある部屋にたどり着いたシルフィはマザーコンピューターの制御システムのほうに近づく。

 

 

 

 

ハリー「なあ、これなおせるんか?」

 

 

 

 

シルフィ「わからない・・・・でもやるしかないの!」

 

 

 

 

シルフィが制御システムを調整しようとしたその時、

 

 

 

 

 

『ギギーーーー!!!』

 

 

 

 

ラース「ウオウ!」

 

 

 

滝東也「キュアロイドだと・・・・」

 

 

 

 

 

ここに来ることを知りキュアロイド達がここで待ち伏せしていたらしい・・・・

 

 

 

 

滝東也「俺達が時間を稼ぐ!」

 

 

 

えみる「だったらわたしも」

 

 

 

滝東也「なにいってやがる!お嬢ちゃん一人でこんな多数の奴等にいつまでもつか!」

 

 

 

えみる「でもやるしか!」

 

 

 

 

『ギギーーーー!!!!!』

 

 

 

 

滝とえみるがもめている所キュアロイド達がチャンスと思って襲いかかってきた次の瞬間!

 

 

 

 

≪ボルテック!フィニッシュ!イエーーー!!≫

 

 

 

 

 

?「はあああああああ!!」

 

 

『ギギーーーーーーーー!!!??』

 

ドゴォォーーーーーン!!!

 

 

 

 

滝「何!?キュアロイド達を一瞬で・・・・」

 

 

 

 

えみる「でも・・・・誰が?」

 

 

 

 

 

多数のキュアロイド達を一掃したのは赤と青・・・・赤は目の部分が兎、そして青い目の部分は戦車・・・・

 

 

 

シルフィ「赤と青・・・・」

 

 

 

滝「あれは・・・・確か・・・・総弩の持っていたフィギュアで見たことがある・・・・あれは仮面ライダービルドだ!」

 

 

 

 

 

えみる「仮面ライダービルド・・・・?」

 

 

 

 

ビルド「・・・・・・・・」

 

 

 

 

ビルドは無言でマザーコンピューターの制御システムのほうに近づいた。

 

 

 

 

シルフィ「あの・・・・一体何を・・・・」

 

 

 

 

シルフィは恐る恐るビルドに訪ねたがビルドは懐から電光超人グリッドマンと仮面ライダーエグゼイドのスピリットフィギュアを取り出し、ビルドが所持するトランスギアに二つのフィギュアをセットしそれをコードに制御システムに繋げた。

 

 

 

 

 

ビルド「これで・・・・この飛行船は安定する。だから安心するんだ」

 

 

シルフィ「どうしてそんなことが・・・・」

 

 

 

 

 

ビルド「仮面ライダーエグゼイドはウイルスを除去する力を持ちグリッドマンはウイルスによって破壊された部分をフィクサーシステムで修復できる・・・・そして私はこの飛行船のシステムを安定な部分に直す・・・・」

 

 

 

 

シルフィ「では落下せずに済むのですか!?」

 

 

 

 

ビルド「ああ」

 

 

 

 

シルフィは安堵のため息を放ちハリーはビルドに質問した。

 

 

ハリー「あんた何者や?どうして俺らに協力を・・・・」

 

 

 

 

ビルド「私はこうみえて科学者でね・・・・これまで総弩君に様々なアイテムを提供させてもらった。彼・・・・いや彼らは全ての異世界を救わなければならない・・・・例え周りから非道と罵られようとも・・・・」

 

 

 

 

 

ハリー(彼らって総弩達のことか?それに彼らって・・・・総弩と同じ勇者のことなんやろか?)

 

 

 

ハリーはビルドをまじまじと凝視した。

 

 

 

 

ビルド「ん?」

 

 

 

 

ビルドはシルフィの持っている花を見た。

 

 

 

 

ビルド「その花はガーベラだね・・・・どこで手に入れたんだい」

 

 

 

 

 

シルフィ「これ?これは・・・・地上に降りた時生えていたの?だからこれをカエルム・・・・ケイトに」

 

 

 

 

 

 

シルフィはどうしてケイトにガーベラの花を見せようとするのか・・・・

 

 

 

 

 

それは子供の頃

 

 

 

ケイトとシルフィは図書室で地上の花に関する図鑑を見て興味を湧いていた。

 

 

 

 

ケイト「見て!シルフィ!この花すごく綺麗!」

 

 

 

 

ケイトが綺麗と感じた花は白いガーベラの写真だった。

 

 

 

 

シルフィ「本当だそれにこれは・・・・ガーベラって言うらしいよ」

 

 

ケイト「ガーベラかーこれって地上にもまだあるかなー」

 

 

 

 

シルフィ「ないんじゃないの?だって彼処は空は真っ黒で雲と雷で覆われているってテミス様が言ってたよ!」

 

 

 

 

ケイト「絶対あるよ!テミス様が言ってたもん!命はどんなに朽ち果ててもまた芽生えてくるって!だから私はいつか地上に降りてこの花を見つけるんだ!」

 

 

 

 

そして時が続くにつれケイトはその思いも叶わずケイトはアーデリアルをアンチスから守る戦士カエルムとなって戦った。

 

 

 

 

シルフィ「だから私はケイトに変わって地上に降りたのそしてこのガーベラをケイトに見せて命はどんなに朽ち果ててもまた芽生えてたって言い聞かせたかった・・・・でも・・・・」

 

ビルド「彼女はそれを拒んでしまった・・・・か」

 

 

 

 

ビルドの言葉にシルフィはこくんと頷いた。

 

 

 

えみる「まだ間に合うのです!」

 

 

 

シルフィ「え?」

 

 

えみる「ケイトさんは本当はあの花を見て気づいているのです!命は終わっていないということを・・・・だからまだ間に合うのです!」

 

 

 

シルフィ「えみるちゃん・・・・」

 

 

 

ハリー「せや、えみるの言うとおりや!」

 

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

 

 

シルフィ「みなさん・・・・」

 

 

 

ビルド「白いガーベラの花言葉を知ってるかい?」

 

 

 

シルフィ「花言葉・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

ビルド「白いガーベラの花言葉は「希望」だ」

 

 

 

シルフィ「希望・・・・」

 

 

 

 

to be continued



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59話 希望は目の前に・・・・

三話分 投稿しました。




やっとだよ


一方 カエルムはキュアテイマーの鞭の猛攻に押されつつあった。

 

 

 

 

 

カエルム「ぐああっ!?」

 

 

 

 

テイマー「おらっ!おらっ!どうした?」

 

 

 

ビシッ!!バシッ!!ビシッ!!

 

 

 

 

 

カエルム「ガアアッ!!」

 

 

 

 

 

テイマー「これで止めだ!プリキュア!ジェネラルウィップ!!」

 

 

 

 

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

 

バシッ!!バシッ!!バシッ!!ビシッ!!バシッ!!ビシッ!!バシッ!!バシッ!!ビシッ!!バシッ!!ビシッ!!バシッ!!バシッ!!バシッ!!ビシッ!!

 

 

 

 

カエルム「あああっ!!」

 

 

 

 

バキィィーーーーン!!

 

 

 

 

テミス「ケイト!?」

 

 

 

 

キュアテイマーの鞭さばきによってカエルムのアーマーが徐々に砕けちり最終的には必殺技によって砕けられてしまった。

 

 

 

 

 

テイマー「ははは!鎧を砕けばお前は只の女だ!おい!ブライト!ウェンディ!」

 

 

 

バシッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ブライトエンド「ブオッ!」

 

 

 

総弩「なんだ?」

 

 

 

 

ひかり「わかりません。何が・・・・」

 

 

 

 

一方外の方では

 

 

 

 

ウェンディエンド「クオっ・・・・」

 

 

 

 

ケビン「動きが止まった?」

 

 

 

 

直枝「どうなってんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩達が戦っていたブライトエンドとウェンディエンドだがキュアテイマーの鞭によって動きが止まった。

 

 

 

 

その命令が通じたのか・・・・ブライトエンドとウェンディエンドはテイマーのもとに向かった。

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

 

ケビン「勇者!!」

 

 

 

 

 

総弩「ケビン?」

 

 

 

 

直枝「ひかり!」

 

 

 

ひかり「管野さん!」

 

 

 

 

 

駆けつけてきた ケビン ひかり 直枝はブライトエンドとウェンディエンドは向かい合い、テイマーは2体に、

 

 

 

 

 

テイマー「合体しろっ!!」

 

 

 

 

 

ブライトエンド「ブオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

ウェンディエンド「クオオオオオオオオ!!」

 

 

 

ドオオオーーーーーーン!!

 

 

 

 

直枝「なんだ!?」

 

 

 

 

総弩「2体同士ぶつかった?」

 

 

 

 

 

その時、激突した2体は粘土細工のようにこねるように2体が一つになった。

 

 

 

 

 

そしてその姿は背中には羽が生え、足は猪の体がくっついたような足、そして上の真ん中にいるのは。

 

 

 

 

総弩「キュアブルーム!キュアイーグレット!」

 

 

 

 

 

スプラッシュスターのメンバーキュアブルームとキュアイーグレットがいた。

 

 

 

 

 

 

ブルームエンド「勇者・・・・殺す」

 

 

 

 

イーグレットエンド「勇者・・・・削除」

 

 

 

 

テイマー「やれ!」

 

 

 

 

 

テイマーの指示で2体のプリキュアは雄叫びを上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「うおおおおおおおおおおおおお!!!!」」

 

 

 

 

 

ブルームの大地の力とイーグレットの風の力の合わさったエネルギーが巨大なボールとなり、総弩達にぶつけた。

 

 

 

 

 

 

総弩「だったら」

 

 

 

 

≪ヘイセイ!ウルトラマンオーブ!≫

 

 

 

ジオウはウルトラマンオーブのフィギュアをセットした。

 

 

オーブスプリームスラッシュ!!

 

 

ジオウの巨大な光剣でボール状のエネルギー体と攻防になった。

 

 

総弩「うおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 

 

 

 

バチバチバチバチ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「上がっっっれええええええええええ!!!!」

 

 

 

 

ドオオオーーーーーーン!!

 

 

 

ジオウは最後の力を振り絞って巨大なボール状のエネルギーを空高く押し上げ、エネルギーは大爆発を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「はあ・・・・はあ、はあ」

 

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!?」

 

 

 

 

直枝「勇光!!」

 

 

 

 

 

ありったけの力を出したことでジオウの変身が解除されてしまった。

 

 

 

 

 

 

テイマー「スプラッシュエンドの必殺技を防いだのは見事だっけど戦う気力を失ったのならもう終わりね!やれ!」

 

 

 

 

 

スプラッシュエンド「「うおおおおおおおおおおおおお!!!」」

 

 

 

 

 

テイマーの指示でスプラッシュエンドは総弩達に襲いかかって来そうと思いきや・・・・

 

 

 

 

 

ケイト「待て!」

 

 

 

 

テイマー「あ?」

 

 

 

 

 

 

ケイト「お前の相手は・・・・ボクだ!」

 

 

 

 

 

テイマー「アーマーがないボクっ娘のSチルドレンは邪魔なんだよ!」

 

 

 

ピシャンっ!!

 

 

 

 

スプラッシュエンド「「うおおおおおおおおおおおおお」」

 

 

 

 

ゲシッ!

 

 

 

 

 

ケイト「がああっ!!」

 

 

 

 

テミス「ケイト!?」

 

 

 

 

 

スプラッシュエンドの蹴りでケイトは吹き飛ばされ鉄柱に激突した。

 

 

 

 

 

 

ケイト(畜生・・・・ボクは・・・・ボクは・・・・私は・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

シルフィ「ケイト!」

 

 

 

ケイト「・・・・シルフィ」

 

 

 

テイマー「ちっ!邪魔だ!失せろ!」

 

 

 

 

 

テイマーが鞭をシルフィに振るおうとしたその時、

 

 

 

マシェリ「させないのです!」

 

 

 

マシェリがテイマーの鞭を受けとめ足止めをした。

 

 

 

 

 

ケイト「シルフィ!何しに来たの!早く逃げて!!」

 

 

 

シルフィ「ケイト!これを見て!」

 

 

 

シルフィは白いガーベラを見せる。

 

 

 

ケイト「これがどうしたって・・・・・・・・これは!」

 

 

 

 

ケイトは白いガーベラを見て自分の記憶を思い出した。

 

 

シルフィ「思い出した?・・・・ケイトが見つけようと思った花だよ。」

 

 

 

 

ケイト「あったんだ・・・・花が・・・・」

 

 

 

シルフィ「覚えてる?ケイトが言ったあの言葉・・・・」

 

 

 

命はどんなに朽ち果ててもまた芽生えてくる!

 

 

 

 

 

シルフィ「あの言葉を聞いて私は地上に降りて確かめたそしてみつけたのどんなに大地や空が雲に覆われても命は芽生えているって・・・・」

 

 

 

 

ケイト「・・・・・・・・」

 

 

 

 

シルフィ「だからあの人達をたすけて!これ以上希望を消さないで!」

 

 

 

 

ケイト「・・・・・・・・」

 

 

 

シルフィ「戦って!

 

 

 

一方、防戦一方のマシェリはテイマーの鞭さばきに苦戦していた。

 

 

 

 

 

テイマー「随分と手こずらせてくれたな・・・・」

 

 

 

 

マシェリ「くっ・・・・」

 

 

 

 

テイマー「だが・・・・これで終わりだ!!」

 

 

 

 

 

ビュンッ!

 

 

 

 

 

 

パシッ!

 

 

 

 

 

テイマー「なっ!」

 

 

 

 

ケイト「・・・・・・・・私は今までアンチスと戦う日々によって私が目指していた物が途絶えていた・・・・でも・・・・」

 

 

 

 

 

「もう忘れない!私は自分の大切な者を守る!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、荒れ果てた地上の大地の中から光が放ち、その光がケイトのいる場所まで飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシューーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ケイト「何!?」

 

 

 

 

 

 

 

総弩「あれは・・・・プリズムクリスタル!」

 

 

 

 

 

ケビン「アイツが勇者の5人目の戦士か」

 

 

 

 

 

 

そしてケイトの周りからスカイライダー、ジャンボーグA、超神ビビューン、鳥人戦隊ジェットマン(5人)、レッドファルコン、ガオイエロー、ジュウオウイーグル、ウイングゼロカスタム、ストライクフリーダムのスピリットフィギュアが出現し プリズムクリスタルの中に入った。

 

 

 

 

 

そして

 

 

カッ

 

シルフィ「ガーベラが光った・・・・」

 

 

 

 

 

シルフィの持っていたガーベラが光だしケイトと一体化した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直枝「なんだありゃ!?」

 

 

 

ひかり「綺麗です」

 

 

 

 

 

 

ケイトの姿はかつてのカエルムのアーマーとは違いその姿は天使と呼ぶに相応しい白と銀の鎧に青のラインが入ったアーマー

 

 

 

名付けるとするならば ヘブンガーベラ

 

 

 

 

第5の戦士 白き鉄のスーツを纏い空を制し空を汚す異形の存在を叩き潰すスカイヒーロー ヘブンガーベラ

 

 

 

 

 

総弩「ついに5人目が登場したぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

テイマー「ちっ!スプラッシュエンド!まずはコイツから叩き潰せ!!」

 

 

 

 

「「うおおおおおおおおおおおおお!!」」

 

 

 

 

スプラッシュエンドはヘブンガーベラを叩き潰そうと襲ってきたが

 

 

 

ヘブンガーベラ「ふんっ!」

 

 

 

 

ヘブンガーベラは鮮やかな飛翔でスプラッシュエンドの攻撃を避けた。

 

 

 

 

 

 

直枝「速ええ・・・・」

 

 

 

 

秋人「あんな鮮やかな空中殺法・・・・みたことがない」

 

 

 

 

 

 

ヘブンガーベラ「行くよ!」

 

 

バシュッ! ズバッ!

 

 

ヘブンガーベラは腰に装備された剣を取り出しスプラッシュエンドの羽を切り捨てた。

 

 

 

「「うおおおおおおおおおおおおお!?」」

 

 

 

 

テイマー「何!?いつのまに?」

 

 

 

 

 

ヘブンガーベラ「はああああああああ!!」

 

 

 

 

ドゴーーーン!!

 

 

 

 

そして急降下キックによってスプラッシュエンドの猪の部分を蹴り上げた。

 

 

 

テイマー「そんな馬鹿な・・・・」

 

 

テイマーはヘブンガーベラの強さに呆気にとらわれていた。

 

 

 

 

ヘブンガーベラ「これで終わらせる!シュートアーチェリー!」

 

 

 

 

ヘブンガーベラは左腕に装備されているシュートアーチェリーを展開し弓を構える体勢でスプラッシュエンドに狙いを定めた。

 

 

 

 

 

総弩「俺たちも決めるか!!」

 

 

 

ケビン「ああ!」

 

 

 

秋人「よし!」

 

 

 

ジオウⅡはスピリットヘイセイバーを構えた。

 

 

 

≪ヘイセイ!フィニッシュターーイム!≫

 

 

 

≪フィニッシュタイム!リバイブ!タイムバースト!一撃リバイブ!百烈!!≫

 

 

 

≪バレット!≫

 

 

≪シューティング!ブラスト!!≫

 

 

 

 

 

ヘブンガーベラ「行っけえええええ!!!

 

 

 

「「「うおりゃあああああーー!!!!」」」

 

 

 

バシュウウウーーーーーーーーーー!!!!!!!

 

 

 

 

スプラッシュエンド「うおおおおおおおおおおおおお!!?」

 

 

 

 

 

 

ドオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四人の必殺技が炸裂し、スプラッシュエンドは爆散した。

 

 

 

咲「・・・・」ドサッ

 

 

舞「・・・・」ドサッ

 

 

 

 

 

 

スプラッシュエンドが爆散されたことで本物の日向咲と美翔舞が倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

マシェリ「咲さん!舞さん!」

 

 

 

マシェリは倒れた二人に駆けつけていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テイマー(これでいいんだろ?ブレイン)

 

 

 

 

それだけを思いながらテイマーは消え去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして上空ではジゲンマジーンに乗り込んでいたビルドそしてパトレン1号とルパンエックス

 

 

 

 

 

ルパンエックス「これで総弩君の選ばれた仲間が5人に揃ったね・・・・」

 

 

 

ビルド「ああ、だがまだ終わりではない・・・・赤の勇者が5人の戦士を揃えたことで・・・・黄色の勇者と青の勇者が動き出す・・・・我々は次に向かうのはそこだ!行こう!」

 

 

 

パトレン1号「はっ!」

 

 

 

ルパンエックス「ダコール。」

 

 

 

 

 

ビルド(総弩君・・・・君は彼と一心一体で戦うのはまだ先になってしまうが私は信じている。その力を多くの人を救うために・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事件を終えた総弩達一行はテミスに連れられてある場所へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

テミス「ここです・・・・」

 

 

 

 

 

 

総弩「これは冷凍カプセル・・・・」

 

 

 

 

ケビン「中に大人が・・・・」

 

 

 

 

直枝「どうなってんだ?」

 

 

 

 

 

テミス「このアーデリアルには2億五千万と呼ばれる数の大人がこのカプセルに眠っているのです。そして彼らが目覚めるのは新たなる新天地が見つけられた時です。」

 

 

 

 

 

ひかり「新天地って・・・・確か地上は雲に覆われて人が住めなくなっているんですよね」

 

 

 

 

テミス「はい・・・・ですがこの船に暗号通信がキャッチされ我々はこのまま真っ直ぐ行けば新天地へたどり着くとそう信じているからなのです」

 

 

 

 

 

 

 

シルフィ「あの・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「何?・・・・」

 

 

 

 

シルフィ「あの時・・・・私を地上のほうに向かわせてくれてありがとう・・・・お陰で希望をみつけることが出来た」

 

 

 

 

ケイト「私からも・・・・あなた方に無礼な態度をとって申し訳ない・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「別に気にしていないから・・・・これからは仲良くしろよ・・・・」

 

 

 

 

ケイト「うん・・・・」

 

 

 

シルフィ「はい・・・・」

 

 

 

 

総弩の言葉にケイトとシルフィは笑顔で頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩(希望か・・・・俺の希望って一体どんなもんだろうか?)

 

 

 

 

 

総弩は心の中でそう思っていた。

 

 

 

 

to be continued




次回予告


五人の戦士を揃った総弩


だが悪夢を見て悩んでしまう。


そして愛子の提案は


ひかりとデート!






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先生と同級生

あけましておめでとうございます


初投稿です


 

 

 

赤の勇者の仲間が全員見つけた勇光一行は星奈の指令が出てくるまでの間休日続きで暇なら愛子の手伝いでアルカのセントラルシティーで買い出しを頼まれた。

 

 

 

 

 

 

総弩「よっこいせっと!」

 

 

 

総弩は買い出しで最後の商品を車に運んだ。

 

総弩「全部運び終えたぞー愛さぁーん」

 

 

ひかり「こっちも終わりました!」

 

直江「こっちも終わったぜー」

 

愛子「総ちゃん!ひかりちゃん!直ちゃん!おつかれー♪」

 

総弩とひかりの合図で愛子はにこやかな笑顔を返した。

 

 

愛子「じゃあまだ時間あるしあそこの喫茶店で休憩としますか」

 

総弩「おぉー!じゃあジンジャーエール頼もうかな」

 

ひかり「じゃあ私ケーキで!」

 

直江「じゃあ俺は‥‥‥パフェで‥‥」

 

愛子「じゃあ入るわよー♪」

 

 

 

カランコロン

 

 

行きつけの喫茶店に入った総弩達、

 

その時ひかりの一言で周りが動揺するのであった。

 

 

ひかり「そういえば()()さんジンジャーエールってなんですか?」

 

総弩「ああそれは‥‥」

 

 

勇光君!?

 

総弩「?」

 

喫茶店の奥から現れたのは20代後半の女性が焦るように現れた。

 

?「勇光‥‥‥君?」

 

総弩「百合子‥‥‥先生‥‥‥?」

 

百合子「!」

 

 

突然知らない男から自分の名前を言われたことにハッとした彼女はずかずかと詰め寄る。

 

 

百合子「勇光君!やっぱり勇光君なのね!?」

 

 

?「勇光?」

 

?「勇光くん?」

 

 

?「勇光って教室ん中で変な絵を描いてるあの陰キャ!?」

 

 

他にもぞろぞろと総弩の周りに集まってくる。

 

 

総弩「みんな‥‥‥」

 

しかも集まってきた全員が総弩の()()()だ。

 

 

 

1桜木 明(さくらぎ あきら)

 

彼女は総弩のクラスの女子グループのリーダー、彼女にとって総弩は引きこもりの陰キャだと認識している

 

2藤井 友奈(ふじい ゆうな)

 

小学校1年生から今の高校まで美優と幼なじみで親友で清楚系

 

3丘 牧(おか まき)

 

総弩が中学の時に転校してきた少女で無口、聴いた物はすぐメモをとる。

 

4南條 紀子(なんじょう のりこ)

 

元気が取り柄ですぐ調子になる元気系女子で陸上部にいた。

 

5春日井 一(かすがい はじめ)

 

すこし気弱な眼鏡男子、いつも周りにビクビクしてる。

 

西村にいじめられた過去を持つ

 

6霧島 弦二(きりしま げんじ)

 

関西の大阪からやってきた関西弁男子

 

7堀江 大丸(ほりえ だいまる)

 

肥満系男子で根は優しい かつて北沢達にパシられた経歴がある。

 

8紅 陽太(くれない ようた)

 

褐色系男子で無口、バスケが得意、仕事は命令通りにやり通すあだ名は完璧マンと誰かがいったらしい。

 

そして総弩のクラスの担任の女教師の江戸川百合子

 

担当は英語でいろいろと癖のある生徒にはぐいぐいと接近する。だが北沢達は恐くて近づけなかったらしい。

 

 

 

 

 

 

百合子「勇光くんよね‥‥‥その格好は?てか身長も前より大きくなってない!?」

 

 

総弩「落ち着けって先生‥‥」

 

百合子がいろいろと質問されて総弩は戸惑う。

 

 

明「勇光?‥‥‥本当にあの根暗の勇光?」

 

 

桜木‥‥‥こいつはよく俺に絡んできて俺のことをキモいだのバカだの散々悪口を言ってたから苦手なんだよなー

 

 

 

 

ひかり「勇光さんどうしたんですか?」

 

 

 

駆けつけたひかりと直江と愛子が駆けつけた。

 

百合子「え?この子たちは?」

 

 

愛子「久しぶりね百合子先生」

 

 

 

百合子「あなたは確か勇光くんの保護者の?」

 

 

 

愛子「愛子でぇーーす♪」

 

若々しい紹介に若干引いた

 

総弩「そんな若々しい紹介若干引くから‥‥‥」

 

 

 

愛子「なんだって?

 

総弩「すいません‥‥‥」

 

 

 

そして喫茶店の休憩時間が入り総弩と百合子は1つのテーブルの上で対峙していた。

 

 

 

総弩「まずは俺から‥‥先生とみんなはどうやってこの世界に来たんだ?」

 

 

 

百合子「私たちはあの女の子の人形みたいなのが襲ってきて私は生徒達と一緒に教室から出てくる時、突然強い光が出ていつの間にかこの世界にやってきたの」

 

 

 

 

総弩「そして残ったのがこの9人か‥‥‥」

 

 

 

総弩は納得いったように首を傾げる。

 

 

 

百合子「さあ勇光心太郎くん!今度は私があなたに質問する番よ」

 

 

百合子は真剣な眼差しで総弩に問う。

 

 

総弩「わかったよ先生‥‥俺が知る限りな」

 

 

 

 

総弩は語った。

 

 

彼は全ての世界を救う勇者の一人でこの世界の司令官に修行を積ませていろんな世界を回っていることにした。

 

 

だが総弩は北沢や美優に関しては今は話さないと決意した。

 

 

総弩「というわけ。」

 

 

 

百合子「というわけって‥‥‥勇者?世界を救う?訳がわからない!一体どういうことなの?勇光君!?」

 

明「しかもなんなの?この世界?周りにいろんな変なのがいっぱいいたわよ!?」

 

 

弦二「そうや!勇光!そもそもこの世界なんなんや!?へんな宇宙人いるし恐竜だのドラゴンだの!」

 

 

紀子「侍とかエルフとかいるし!」

 

 

 

 

いろいろと同級生の質問攻めに圧迫されそうな所愛子さんに止められた。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

?「やあ!百合子ー!!また会いにきたよーー!!」

 

 

突然空気の読めなさそうな奴が現れた。

 

百合子「あっまだ休憩時間なので‥‥‥」

 

?「いや今日は注文じゃなく君に会いに来たんだよ♡百合子」

 

 

 

 

総弩「‥‥‥‥」

 

 

 

?「俺は初めて会った時から君に惚れたんだ。だからこれを!」

 

 

 

そいつは百合子に花束を見せた。

 

?「愛してるよ百合子♡」

 

 

 

 

百合子「あの‥‥‥私とあなたが初めて会ったのは3日前ですよね?いきなりこういう告白はちょっと‥‥」

 

 

?「つれないこというなよ!結婚式はどういう「おいあんまりうちの教師にナンパすんなよD()W()D()()()()()さん」っ」

 

 

 

?「なにぃ!!ってお前は!!」

 

 

突然2人の間から総弩が口を挟んだ時そいつは総弩のほうに視線を向けた時、突然青ざめる。

 

 

 

総弩「久しぶりだな副隊長の石島豪助さん」

 

 

豪助(赤の勇者‥‥‥‥俺がもっとも大嫌いな存在だ)

 

 

 

石島豪助‥‥‥彼は総弩に大きな屈辱を与えられた存在だ。

 

それはこのアルカの5年前だ。

 

ー豪助sideー

 

かつて俺はこいつ(総弩)が司令官の黒井のお墨付きということが気に入らなかった。

 

 

初めて出会った時はガキのような性格で腹が立った。

 

 

だから俺は仲間と吊るんでこいつに嫌がらせを仕向けた。

 

 

 

あの頃はとても愉快だった。

 

 

 

そう愉快だった‥‥‥‥はずだった。

 

 

 

五年前、奴は俺達の嫌がらせをものともせず最終的に返り討ちにあう結果になった。

 

 

 

 

そして奴はDWDの最高戦力という噂で持ちきりになった。

 

 

 

俺はそれが許せなかった。

 

 

 

だから俺は奴に決闘を申し込んだ。

 

 

 

 

結果、惨敗された。

 

 

 

 

 

豪助「貴様~~~~   」

 

 

 

愛子「はいそこまで!」

 

 

総弩「愛さん!」

 

 

 

因縁がられた空気に愛子が入ってきて止めた。

 

 

 

 

愛子「それじゃあ私たちはそろそろ家に帰るわね」

 

 

 

 

百合子「ちょっと!まだ話が‥‥‥」

 

 

 

 

 

愛子「じゃあねーー」

 

 

 

 

総弩達そのまま喫茶から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「‥‥‥‥‥え?‥‥‥」

 

 

 

 

愛子「今日からここで先生とそのお友達が時和荘に住むことになりましたーー♪」

 

 

 

 

突然のことに総弩は唖然とした。

 

 

 

百合子「あなたの師匠と呼ばれる人に会って許可をもらったのよ!さあ勇光くん!これから勉強三昧でいきますからねー」

 

 

 

総弩「まじかよー」

 

 

 

 

まて次回!

 




次回は美優の親友と虐められっ娘の話です


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同級生のお話

 

 

 

喫茶店で出会った総弩の先生と同級生いろいろと訳を話し合い、今は総弩の滞在している町のアパート、時和荘の隣のアパートで暮らすようになった。

 

 

 

ちなみに隣のアパートも時和荘と同じように部屋は11割なので男子と女子別れて暮らすようになった。

 

 

 

 

 

そして女子のいる部屋は‥‥‥

 

 

 

 

 

 

明「あーーーー暇ーーーー何にもなーーーい!!」

 

 

 

総弩のクラスの女子グループのリーダー桜木明は不満を叫んだ。

 

 

 

明「もお何なの!!外はなんか古くさいしテレビだって小っちゃいし!もおイヤ!!」

 

 

 

紀子「私ここ結構すきだよー!!」

 

 

紀子は畳のほうをゴロゴロと回りながらうなずいた。

 

 

 

友奈「‥‥‥‥」

 

 

牧「どうしたの友奈?」

 

友奈「うん‥‥‥ちょっと美優のことで‥‥‥」

 

 

牧「美優‥‥‥上月さん?」

 

 

友奈「うん」

 

 

 

 

藤井友奈と上月美優は幼なじみである。小学1年生の秋頃から転校してきて最初に友達になったのが美優だった。

 

下校の帰り道は違ってても美優と一緒に遊んだのは楽しかったらしい。

 

 

友奈「美優は勇光くんととても仲良かったからもしかしたらと思ってたんだけど‥‥」

 

 

牧「友奈‥‥‥」

 

 

 

紀子「そういえば勇光って変わったよねー。前はもっとうじうじしてて変な絵を描いてて!」

 

 

 

牧「そのことであの北沢達に目に止まって虐められてたっけ?明」

 

 

 

 

明「え?なんで私に振るの?」

 

 

 

牧「だって明、北沢達とつるんでたじゃん」

 

 

 

 

明「それは‥‥‥‥」

 

 

 

 

明はかつて北沢達とつるんでた。

 

 

その理由は北沢のことが好きだったらしい‥‥

 

 

 

 

でも北沢はいつも上月美優のことが好きだった。

 

 

でも上月美優は勇光のことを気にしていた。

 

 

それが気に入らなかった北沢はいつも勇光を虐めていた。

 

 

 

それを上月美優は勇光をかばっていた。

 

 

 

私は北沢に呼ばれてお前は俺のことが好きならアイツ(勇光)の大事なものを奪ってこい!と告げた。

 

 

 

 

 

私はアイツが描いてるノートを奪って破ってゴミに捨てた。

 

 

 

 

これで私は北沢に認められて私を好きになってくれる!

 

 

 

 

 

 

‥‥‥っと思ったのに‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「みんなーー御飯よーー!!食堂に来なさーい!!

 

 

 

 

その時、愛子がドアを開けて大きく声を上げた。

 

 

 

 

友奈「あなたは‥‥‥勇光くんの‥‥‥」

 

 

 

愛子「でぇーーす♪」てへぺろ♪

 

 

 

総弩「その年でてへぺろはきついぞ!愛さん」

 

 

 

 

明「勇光!」

 

 

愛子のきつい紹介に後ろから総弩が現れそれを見ていた明は動揺していた。

 

 

 

総弩「男子は全員食堂に行ったぞ!お前らも早く来いよー」

 

 

 

それだけ言い残して二人は出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂のテーブルに入ってきた女子は男子と親戚以外に知らない人間が沢山いた。

 

 

 

何故か総弩に赤ん坊がいることに女子一同は驚いた。

 

 

 

総弩曰く親戚の子ということになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして1日の終わりが過ぎ去る時間、

 

総弩は外のほうに出歩いていた。

 

 

 

 

その時、

 

 

友奈「勇光くん‥‥‥」

 

 

 

総弩「‥‥‥‥藤井‥‥‥さん」

 

 

後ろから藤井友奈が立っていた。

 

 

 

総弩「‥‥‥‥」

 

 

友奈「‥‥‥‥」

 

 

 

2人は黙り込んだ。

 

元の世界では友奈は美優とつきっきりだったから総弩にとってあまり親交がなかった。

 

 

総弩「‥‥‥‥」

 

 

友奈「‥‥こういう風に二人きりで話すこと一度もなかったね」

 

総弩「‥‥‥そうだな‥‥‥実際、藤井さんはよく美優と一緒にいたから‥‥‥」

 

 

お互いが苦笑いをしてる時友奈は本題に入る。

 

 

友奈「ねぇ、勇光くん‥‥」

 

総弩「なに?」

 

 

友奈「美優に会わなかった?」

 

 

 

総弩「!」

 

 

友奈の言葉に総弩は動揺する。

 

 

友奈「あの事件の後クラスの皆は離ればなれになって‥‥‥美優も‥‥‥」

 

 

総弩「‥‥‥‥」

 

 

 

友奈「ねえ勇光くん!美優には会ってないの?」

 

 

総弩「‥‥‥‥」

 

 

総弩はあの時を思い出す。

自分は無力でもうダメだと思ったとき‥‥‥美優は‥‥

 

美優『みんなに慕われる優しいヒーローになって・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「いや‥‥‥会ってない‥‥」

 

 

 

友奈「‥‥‥‥‥そっか」

 

 

 

ごめん藤井さん‥‥‥俺は‥‥‥美優が俺を庇って死んだなんて‥‥‥俺は‥‥‥

 

 

 

 

          いえない!

 

 

 

 

 

 

 

 

友奈「ごめんね!こんな夜中に!明日も早いから寝なくちゃっね♪おやすみ勇光くん!」

 

 

 

 

総弩「ああ‥‥おやすみ」

 

 

 

そう言って藤井さんは去った。

 

 

 

 

 

 

総弩は綺麗に輝く星空を眺める。

 

 

 

 

もし未来で友奈たちに真実をいわなければならない。

 

 

 

その時が来たとき、俺は‥‥‥‥

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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15人の戦士の紹介 その5

ケイト達の設定です。


 

 

15人の戦士の紹介 五人目の戦士の設定です。

 

 

舞台

 

100年前人類同士の戦争によって環境汚染によって汚され人の住めなくその影響で空は赤黒い雲に覆われその核戦争によって放たれた物質がアンチスという怪物へと変貌した。

 

 

 

 

 

アーデリアル

 

 

 

人類同士のの戦争によって生き残った人類達が空に逃げるために開発された巨大な船、中には2億五千万の大人の人間が冷凍カプセルで眠っている。操縦はマザーコンピューターに任せられている。そして子供はSチルドレン(スペリオルチルドレン)で新天地を目指すまで。アンチスからアーデリアルを守るため戦う

 

 

 

 

 

スペリオルチルドレン

 

 

アンチスと戦うため彼らは人間の常識を越えた身体能力、知能を持った子供達がマザーコンピューターが 一人一人の個性を形にしたアーマーを身につけてアンチスと戦う。だが(大人)成人になるにつれて力も知能も普通の人間と同じになる。そのため成人となったSチルドレンは冷凍カプセルに入って眠りにつく。

 

 

 

 

 

アンチス

 

 

人類同士の核戦争によって放たれた物質が具現化した存在、ウィッチの敵であるネウロイに似ているが別の存在、

 

 

 

 

 

 

 

ケイト(カエルム→ヘブンガーベラ)

 

 

 

 

Sチルドレンの中で最強の実力を誇っていた少女、ケイトは幼少の頃から好奇心旺盛だったがアンチスとの戦いとの日々でその好奇心が失せてしまった。だがシルフィは探し求めた白いガーベラを見つけたことで自分が成すべきを見つけ白いガーベラのアーマーを身に纏った。

 

 

 

 

 

 

 

シルフィ

 

 

ケイトの幼馴染でよき理解者、幼少の頃ケイトと一緒に見た図鑑から白いガーベラを見たきっかけで地上にもまだ命は芽生えていると確信していた。

そして処罰を覚悟の上で地上に降りようとしたがケイト達に止められたが総弩の参戦によって地上に降り立った。そして荒れ果てた地上の大地から白いガーベラを見つけ一時はケイトに貶されたが、スプラッシュエンドとの戦いでシルフィに突き動かされケイトを立ち上がらせた。

 

 

 

 

 

テミス

 

 

有一の大人の女性

 

マザーコンピューターがSチルドレンの正しい方向へと導くために選らばれた女性であり、テミスやケイト達を見守り、冷凍カプセルで眠っている大人達の管理をしている。

 

 

 

 

登場した滴

 

 

スプラッシュエンド

 

 

総弩が前に倒したブルームエンドとイーグレットエンドがキュアテイマーの命令で合体した存在、

 

 

大地の力と風の力でありとあらゆる物を吹っ飛ばす。

 

 

ヘブンガーベラとジオウⅡ、ゲイツリバイヴ疾風、バルカンの同時攻撃によって倒された。






そして次の話ではガープ達の話となります。


そしてその次の話を作って一時他の小説を執筆する予定となっております。


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特別編 失っていく希望とガープの傷

ガープの傷は風鳴訃堂によって斬りつけられたという設定にしました。


プリズムナイト「ふん!」

 

 

ザシュッ!ズバッ!

 

 

 

ブルーム「きゃあっ!?」

 

 

 

イーグレット「きゃあっ!?」

 

 

 

この世界はふたりはプリキュアスプラッシュスターの世界だが・・・・この世界は我々の知っているスプラッシュスターの世界とは別の世界いわゆるパラレルワールドである。

 

 

門矢士こと仮面ライダーディケイドが出会ったリ・イマジ世界の仮面ライダーのプリキュア版といったところだ。

 

 

 

 

そしてその彼女達を追い詰めさせた。騎士甲冑の女性はプリズムナイト。

 

 

 

かつて異世界最強決定戦トーナメントで出場されていた選手達を次々と倒されていった。

 

 

 

だがルフィ達ガッツチームの協力でプリズムナイトを撃破した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがルフィ達が戦ったプリズムナイトはプロトタイプだったため今いるプリズムナイトは異世界最強決定戦で集めたデータをもとに作られたパーフェクトプリズムナイトであった。

 

 

 

そしてリ・イマジ世界のキュアブルームとキュアイーグレットに近づくと二人に向けて剣を突き刺した。

 

 

 

 

 

プリズムナイト「ふん!」

 

 

ビィィィィィーーーーー!!!

 

 

 

「「きゃああああああああ!!!??」」

 

 

 

 

 

ボンッ!

 

 

 

 

プリズムナイトの特殊ビームによって二人はカードになってしまった。

 

 

 

 

 

キュアロイド「ギ!ギギ!」

 

 

 

 

プリズムナイト「そうか・・・・引き上げるぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ープリキュアキャッスル研究室ー

 

 

 

 

 

ブレイン「そうですか?イマジ世界そして平行世界のプリキュアオールスターズは全員確保!それはご苦労様です。」

 

 

 

 

 

ブレインは映像に写し出されたプリズムナイトの報告を聞いて大喜びをした。

 

 

 

 

 

ブレイン「やれやれ・・・・まさか仮面ライダーディケイドのリ・イマジ世界のプリキュア達を仲間にするとは・・・・くくく」

 

 

 

 

ブレインは悪魔のような笑みを出し椅子に座りかかった。

 

 

 

 

 

ブレイン「グランガードも迅雷も馬鹿ですね・・・・彼らには内通者がいることに気がつかないとはね・・・・」

 

 

 

キュアロイド「ギギギギ!」

 

 

 

ドアから入ってきた一機のキュアロイドが入り、手には巨大なアタッシュケースを持っていた。

 

 

 

 

 

 

ブレイン「ご苦労様・・・・」

 

 

 

 

キュアロイドはようを達して部屋から出ていった。

 

 

 

バチッ!バチッ! パカッ!

 

 

 

 

 

ブレインはアタッシュケースを開くとそこにはありとあらゆる平行世界で活躍しプリズムナイトによって倒されたMAXHERTからヒーリングっどのプリキュアオールスターズのクロスカードがたくさんあった。

 

 

 

 

 

ブレイン「これで奴等はプリキュアオールスターズを仲間にすることはできない・・・・そして一番厄介なのは・・・・」

 

 

 

ブレインは映像に写し出された少女、上月美優を睨んだ。

 

 

 

ブレイン「この女を赤の勇者に接触させるわけにはいかない・・・・あえていろいろと面倒な事態になりますからね・・・・ん?」

 

 

 

 

ブレインはあることを思い出した。

 

 

 

 

 

 

ブレイン「そういうことならあのお方自ら出向いて差し上げましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは新世界、海軍本部

 

 

 

 

そこにはガープが異世界にいるコビー達と連絡していた。

 

 

 

 

 

ガープ「そうかグランガード、それにゼロフォウル、プリキュア帝国がストライクウィッチーズの世界に向かったか」

 

 

 

 

 

コビー『はい・・・・ほかにもヒーロー協会も着々と準備をしている模様です。』

 

 

 

 

ガープ「そうか・・・・」

 

 

 

コビー『それとガープ中将・・・・ある情報が出てきましたので聞いてください・・・・』

 

 

ガープ「なんじゃ?」

 

コビー『』

 

コビー『はい!グランガードのサウスの持っているプラカードにはそこには其処に書かれたのは、ルフィさん、 大鳥居あすかさん、トリコさん、緑谷さん、お茶子さん、ネギ・スプリングフィールド、 犬上小太郎、 AKIRAの金田さんと鉄雄くん、ジャイアンこと剛田武くん、スネ夫くん 、綾人くん、のび太くん、闘士ウルトラマン、闘士メビウス、闘士タロウ、サイボーグクロちゃんのクロさん、マタタビさん、ミーくん、地獄堂霊界通信の金森 てつし 新島 良次 椎名 裕介、ズッコケ三人組のハチベエこと八谷良平 ハカセこと山中正太郎 モーちゃんこと奥田三吉の名前が書いていました。・・・・でも』

 

 

 

ガープ「どうした?」

 

 

 

コビー『ルフィさん達ならわかりますけど・・・・その金森くんとか八谷くんとかどのような人物なのかわからなくて・・・・』

 

 

 

 

ガープ「情報によれば八谷良平と山中正太郎と奥田三吉はこれまでありとあらゆる冒険をしていたという情報がある。山賊に襲われたのだの宇宙人に遭遇しただの海底人、地底人にあったという情報が入っとる」

 

 

 

 

コビー『そんなことが・・・・』

 

 

 

 

ガープ「ほかにも金森てつし 新島 良二 椎名 祐介は町では評判のワルガキでな・・・・それが何かの縁か奴等は霊的な物が見えるらしくこれまでありとあらゆる霊に関する事件をその力で解決したという形跡もある。」

 

 

 

 

コビー『そんな子達が何故ルフィさん達と同じ名前に・・・・』

 

 

 

ガープ「恐らくストライクウィッチーズの世界では何かの役割を果たすかもしれんの・・・・それよりサカズキの奴に関する情報はあるか?」

 

 

 

コビー『はい・・・・サカズキ元帥は対プリキュアの兵器を詰めこみストライクウィッチーズの世界にぶつけるという作戦という情報があり・・・・そこに風鳴訃堂はサカズキ元帥と結託したという話が・・・・』

 

 

 

 

ガープ「何!?訃堂!?」

 

 

 

 

コビー『どうされました?ガープ中将?』

 

 

 

 

ガープ「い いやなんでもない・・・・」

 

 

 

 

突然のガープの反応にビクッとしたコビー、ガープは我を取り戻し椅子に座った。

 

 

 

 

 

 

 

コビー『今挙げた名前の人物達は、プリキュア帝国やゼロフォウルと交戦しています』

 

 

 

ガープ「ルフィ達も戦いに参加するのか?」

 

 

 

コビー『はい。』

 

 

 

 

 

ガープ「そうか・・・・では引き続きヘルメッポと一緒に調査をしてくれ!もし勇者達に反応があったらワシに報告!いいな!!」

 

 

 

コビー『了解!』

 

 

 

ガープは電電虫の受話器を置き天井を見上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガープ(・・・・・・・・訃堂・・・・)

 

 

 

 

ガープはサカズキ元帥と結託したというあの風鳴訃堂のことを頭によぎった。

 

 

 

 

 

ガープ「うう・・・・」

 

 

 

ガープは顔の古傷をささえた。

 

 

 

 

 

ガープ「傷が・・・・うずいてきおったわい」

 

 

 

 

 

ガープはかつての過去を思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはとある大雨

 

 

 

 

 

 

 

そこには若かりし頃のガープと訃堂がいた。

 

ガープの顔には訃堂によって斬りつけられた傷跡があり出血もひどかった

 

 

 

ガープ「何故だ・・・・何故だ訃堂!」

 

 

 

 

訃堂「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

ガープ「何故、セイクウ先生を殺したああああ!!!

 

 

 

 

ガープと訃堂・・・・かつては初代青の勇者 セイクウの選ばれた戦士であった。

 

 

 

だがプリキュウスを封印した後・・・・訃堂はセイクウを斬りつけた。

 

 

 

そのことを知ったガープは激怒し訃堂に戦いを挑んだ。

 

 

 

 

訃堂「ふふふ・・・・あははは・・・・はははははは!!

 

 

 

 

 

ガープ「!?」

 

 

 

突然訃堂が笑いだしガープはその時恐怖を覚えていた。

 

 

 

 

 

 

訃堂「師匠といてわかったんだよ・・・・どんなに鋭く切れ味の誇った刀でもいずれ平和になればなまくらになる・・・・だから俺は奴を斬ったんだ!」

 

 

 

 

ガープ「貴様!!」

 

 

 

 

 

訃堂「ガープよ!これだけは覚えておけ!平和になった国でもいずれまた争いが起きる・・・・そのためには鬼が必要なのだ!そう護国の鬼がな!!

 

 

 

 

 

 

ガープ「馬鹿が!鬼が必要になればそれこそまた新たな争いの火種となる!!わからねーのか!!」

 

 

 

 

 

 

訃堂「ならば食らい尽くすのみよ!!」

 

 

 

 

 

ガープ「お前は何もわかっちゃあいない!!セイクウ先生の・・・・アンジェリーナ様の意思を・・・・」

 

 

ガープは拳 訃堂は刀を構えた。

 

 

 

 

 

 

 

ガープ「かかってこい!訃堂!・・・・俺が教えてやる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、ガープと訃堂は戦士としての縁を斬られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガープは机の引き出しから古い写真を眺めた。

 

 

 

 

そこには若かりし頃のガープと訃堂そして3人の戦士と初代青の勇者のセイクウが楽しそうな笑顔で写っていた。

 

 

 

 

 

 

 

ガープ(訃堂・・・・何がお前をそう突き動かす・・・・)

 

 

 

 

 

 

to be continued'

 



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目覚めた少女達

アルカ地下s地区

 

 

この地区でポツンと建っている小屋 そこには野乃はな、薬師寺さあや 輝木ほまれ・・・・

 

 

 

 

はな「あれ?ここは」

 

 

はな達が目覚めたのはどこかの部屋辺りを見渡しながら状況を理解しようとした。

 

 

 

 

 

 

龍太郎「気がついたかい?」

 

 

 

はな「あなたは?」

 

 

 

龍太郎「僕の名は彗流 龍太郎、緑の勇者で彗流の一族の末裔だ。」

 

 

 

はな「緑の勇者ってことは勇光さんと同じ勇者なの?」

 

 

 

龍太郎「そう勇者だよ・・・・」

 

 

 

さあや「勇光さん以外にも勇者がいたのね・・・・」

 

 

 

龍太郎「君たちのことは知ってるよHugっとプリキュア・・・・未来を守るためにクライアス社と闘い明るい未来を取り戻すために戦う戦士・・・・野乃はな、薬師寺さあや、輝木ほまれ・・・・そしてクライアス社製のアンドロイドRUR-9500ことルールーそして愛崎えみる君達が明るい未来を取り戻すためにクライアス社と戦うという物語・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はな達はすこし照れたが龍太郎はため息をはいて言う。

 

 

 

 

 

 

 

龍太郎「心ちゃんは君らを許そうとしたが・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍太郎「僕は許さん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「!!」」」

 

 

 

 

龍太郎の一括にはな達は黙る。

 

 

 

 

龍太郎「お前達じゃ世界は救えない!例えクライアス社を滅ぼしたとしても!」

 

 

 

 

ほまれ「ちょっと!あんた何いってんの!?私たちはぐたんやハリーを守るためにプリキュアになったんだよ!」

 

 

 

はな「そうだよ!私達プリキュアをバカにしないで!」

 

 

 

龍太郎「では・・・・お前達はクライアス社がどうやって生まれたのか知っているのか?」

 

 

 

 

さあや「それは・・・・」

 

 

 

 

クライアス社の目的は「ミライクリスタルの獲得と未来の消滅」を経営理念に掲げており、社員達にはその業務を達成するために怪物オシマイダーを使役する権限が与えられている。

 

彼らが時間を遡って現代世界にやってきた元々の目的は、ホワイトのミライクリスタルを持って現代世界へと逃亡した「未来世界で活動していたとあるプリキュア」の捜索のためだったが、この現代世界でキュアエールをはじめとした新たなプリキュアが生まれたため、「現代世界のプリキュア」が持つミライクリスタルを奪うことも新たな目的になっている。

 

 

 

はな「ジョージ・クライだよ!ジョージ・クライのせいでクライアス社がはぐたんやハリーそしてミライクリスタルをねらうようになったんだよ」

 

 

 

 

はなの答えを聞いた龍太郎は大きなため息をついた。

 

 

 

 

龍太郎「じゃあお前達はどうしてそのジョージ・クライがあのような会社を設立したのか知っているのか?」

 

 

 

 

はな「それは・・・・」

 

 

 

龍太郎「・・・・」

 

 

 

龍太郎は椅子から立上がりはな達のベッドの隣にあるカーテンを開いた。

 

 

 

 

龍太郎「仮にお前達の今でもこれを見てもそう思うのか?」

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

はな達は龍太郎が開いたカーテンの隣のベッドで寝ている人物を見た。

 

 

はな「え!?」

 

 

さあや「この人って・・・・」

 

 

ほまれ「嘘!」

 

 

 

 

 

ジョージ?「・・・・・・・・」ピッピッピッピッ

 

 

 

「「「ジョージクライ!!」」」

 

 

 

病室のベッドで寝ていたのはジョージクライ・・・・だがその姿ははな達と同い年頃の姿で周りには包帯や痣がたくさんあった。

 

 

 

はな「でも・・・・なんで身体中に包帯や痣が・・・」

 

 

 

ほまれ「まるで誰かにやられたような・・・・」

 

 

 

 

龍太郎「これがクライアス社の・・・・始まりだ」

 

 

 

 

龍太郎は目を尖らせて言う。

 

 

 

 

はな「どういうこと?」

 

 

 

龍太郎「ジョージクライ・・・・本名、倉石丈二は父と母、そして弟がいた。性格は明るくとても家族思いの優しい少年だった・・・・・・・・ある事件が起きるまで」

 

 

 

 

 

はな「ある事件?」

 

 

 

 

to be continued



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悪意という正体

龍太郎「見せてあげようか・・・・ジョージクライと呼ばれる男の誕生を」

 

 

 

龍太郎は薙刀の下の先を地面に軽くつくとそこは病室じゃなく青い空に町や草原のあるとても平和な景色だった。

 

 

 

はな「え?ここは」

 

 

さあや「外?」

 

 

ほまれ「どうなってるの?」

 

 

 

 

 

龍太郎「僕の力・・・・彗流の力には相手の記憶を具現化、あるいは立体映像にして見せる力を持っているんだ。」

 

 

 

 

はな「でもジョージはどこに・・・・」

 

 

 

龍太郎「倉石丈二はあそこだ・・・・」

 

 

 

はな「え?」

 

 

 

龍太郎が指差した方向を見るとそこには五人の子供に囲まれているジョージこと倉石丈二がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

?「おらよっ!」

 

 

 

丈二「うああっ!!」

 

 

 

?「そらそら!」チリン!チリン!

 

 

丈二「ああっ!」

 

 

?「ばんばん!」

 

 

丈二「いたいいたい!」

 

 

?「そらよっ!」ゲシッ!

 

 

丈二「がはっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はな「なにあれ?」

 

 

さあや「酷い・・・・」

 

 

ほまれ「これって・・・・」

 

 

 

 

龍太郎「これが倉石丈二の過去・・・・奴は気の弱いことに目をつけあのように柔道の練習台やエアガンの試し撃ちなどの暴行を受けていた。」

 

 

 

 

はな「そんなの酷すぎるよ!!」

 

 

さあや「こんなの苛めっていう生々しいものじゃない・・・・人殺しに近いわ・・・・」

 

 

龍太郎「いや・・・・本当の地獄はここからだ・・・・」

 

 

 

ほまれ「え?」

 

 

 

四人の暴行に耐えた丈二はリーダーと思わしき女の子が丈二の首を掴んだ。

 

 

 

 

丈二「あ・・・・あっ・・・・ああ・・・・」

 

 

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

女の子は無言で丈二の首を握りしめる。そしてそれを見物する苛めっ子達はゲラゲラと笑う。

 

 

 

 

はな「こんなの・・・・こんなの・・・・」

 

 

 

はなは丈二を苛める5人に怒りがこみ上げて来た。

 

 

 

 

カン!

 

 

 

 

 

はな「あっ!」

 

 

 

突然景色が変わってはな達は積み石の上にいた。

 

 

 

 

龍太郎「倉石丈二は5人グループの苛めは酷いものだった・・・・危険区域を一人で行かせたり可愛がっていた猫を殺したりしてたよ」

 

 

 

 

ほまれ「なんだよ!それ!」

 

 

 

 

龍太郎「だが悲劇はここからだ・・・・」

 

 

 

 

積み石の下の道路に車が通ってきた。

 

 

 

 

 

さあや「あれって?」

 

 

 

龍太郎「あの車には丈二の両親と弟がいる。その日は丈二の誕生日のためにパーティーの準備をしていた。」

 

 

 

 

その頃は丈二のために楽しい一日になるはずだった。

 

 

 

が・・・・

 

 

 

 

 

突然 少年が突っ立っていて車は思わず道路からはみ出て落ちてしまった。

 

 

 

 

突っ立っていた少年は丈二を苛めた5人グループの一人で、あるリーダーの女の子の策略で丈二の両親を殺した。

 

 

 

 

その時のリーダーの女の子の目には慈悲がなく。

 

 

まるで何かを達成し無邪気に喜ぶ・・・・そんな目をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのことを知ってしまった丈二は自分も両親の後を追うように自殺しようとした。

 

 

 

 

龍太郎「これが全ての始まりの瞬間だ!」

 

 

 

はな「あれって黒い煙・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

黒い煙は丈二に問いかけた。

 

 

 

 

 

お前の両親を殺した奴らが憎いか?

 

 

復讐したいか?

 

 

この世界もろとも終わりにしたいか?

 

未来を変えたいか?

 

 

黒い煙の質問に丈二の答えは・・・・

 

 

 

 

 

 

丈二「終わらしたい・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍太郎「そして丈二は5人の復讐のためにクライアス社を立ち上げ自らをジョージクライと名乗り上げた。だがそれを・・・・お前達のせいで達成できなくなってしまったということだ」

 

 

 

 

 

 

ジョージクライこと倉石丈二は5人グループの苛めっ子にいじめられ、挙げ句可愛がっていた猫、そして両親、弟を殺されたことに・・・・

 

 

 

はなは涙を流してしまう。

 

 

 

 

 

 

はな「そんな・・・・・・・・そんな・・・・」

 

 

 

 

 

to be continued



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犯罪会社 デストルドス

龍太郎「これがジョージクライという男の物語だ」

 

 

 

はな達は知ってしまった。クライアス社の社長であるジョージクライが何故あのような姿になったのか・・・・原因は子供の頃からジョージをいじめていた5人グループの男女、ジョージから小遣いをカツアゲ、教室の机に落書き、掃除用具で頭を汚す。それを見て嘲笑う5人、挙げ句の果てにジョージの家族を子供である5人が完全犯罪というやり方で殺してしまったこと。

 

それでジョージが自殺に追い込みその精神が実体化してクライアス社が生まれたことにはなは5人に対する怒りで握りこぶしを作った。

 

 

 

はな「ジョージをあんな風にした人達はどうなったの・・・・」

 

 

 

ほまれ「はな!」

 

 

 

龍太郎「まだわからないけど・・・・それぞれどこか別々の町で平然と何か糞みたいなことをしてるかもね」

 

 

 

 

 

はな「そんな!」

 

 

 

ジョージクライあんな酷いことをした人達がなにも知らずにただ平然としているなんて・・・・

 

 

 

 

 

龍太郎「そしてこれが彼女達プリキュアの闘いを始めた原因でもあるんだよ」

 

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

さあや「どういうことですか?」

 

 

 

龍太郎「プリキュア達はジェネラルプリキュアにより倒されプリキュア達は真に倒すべき相手を見つけたんだ」

 

 

 

はな「真に倒すべき相手・・・・」

 

 

 

龍太郎「それは・・・・人間だ」

 

 

 

 

「「「!?」」」

 

 

 

龍太郎「これまでドクツゾーンなどの邪悪なる怪物はそもそも人間の悪意・・・・マイナスエネルギーによって引き起こされたものだ。それを知ったプリキュア達はプリキュア帝国とともに人間を滅ぼそうと動き出す。そしてそれを止めようと異世界からのヒーローが現れプリキュアに立ち向かったが、プリキュア帝国からもらった力でヒーロー達を一掃、そして世界を征服し世界はプリキュア帝国の拠点プリキュアキャッスルが立ち上げた」

 

 

 

さあや「じゃあこれまで私達がやってきたことは」

 

 

龍太郎「プリキュアが全ての世界を支配しようとするための手伝いをやらされていたんだ・・・・ジョージクライはその生け贄としてね・・・・」

 

 

 

はな「そんな・・・・ひどいよ・・・・クライアス社が・・・・ジョージがあんな酷いことされていたなんて・・・・」

 

 

 

さあや「はな・・・・」

 

 

 

さあやは泣くはなに近づき慰める。

 

 

 

はな「さあや・・・・ほまれ・・・・私一体どうすればいいの?クライアス社と戦っても・・・・結局」

 

 

 

 

?「クライアス社はもう解体されたよ」

 

 

 

 

はな「え?」

 

 

病室の外から女の声が聞こえ入ってきたのは黒いスーツに蝶ネクタイ短髪の男性と綺麗な髪にしなやかなスーツを着こなす女性が入ってきた。

 

 

 

 

?「まさかあんな奴らに乗っ取られるとはお先真っ暗だぜ!」

 

 

はな「えっと・・・・誰?」

 

 

?「あたしよ・・・・パップルよ」

 

 

さあや「え?」

 

 

?「俺チャラリートおっひさー♪」

 

 

ほまれ「えええーーーーーーー!!」

 

 

 

はな達は驚いた。かつて戦ったチャラリートとパップルだが見た目からしてチャラリートはもう肌が普通の色になってるし髪も短髪になっている。

 

 

そしてパップルは濃い化粧じみた顔ではなく。普通の化粧で使ったような顔で髪も色のついた痕じゃなく。しなびやかな髪になっていた。

 

 

 

 

 

パップル「はああああーーーーーーやっぱこの格好はきついわ」

 

 

チャラリート「俺もこの恰好は全然イキイキできないぜ!」

 

 

 

さあや「あなた達なんで・・・・」

 

 

さあやは唖然とした表情で二人に質問する。

 

 

パップル「ああ、クライアス社をやめたんだよ。前社長から新社長・・・・その新社長のやり方がきつくてね一目散に出てったよ。」

 

 

はな「新社長?」

 

 

 

 

チャラリート「ああ名前を・・・・極 京子(きわみ きょうこ)だってさ」

 

 

 

はな「!!」

 

 

 

はなはその名前に聞き覚えがあった。

 

 

龍太郎が見せた倉石を苛める5人グループのリーダーの女の子

 

 

 

 

パップル「それにあいつら会社名まで改名したのよ!ムカつく!」

 

 

 

ほまれ「会社名?」

 

 

 

さあや「クライアス社が解体されたから名前も変わるのね」

 

 

 

はな「その名前って・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クライアス社が解体された会社の研究室内ではクライアス社に所属していた社員は全てやめさせドクタートラウムだけはここに残されある物を作っていた。

 

 

 

そこにドクタートラウムが作成しているある物をもらうため極 京子が現れた。

 

 

 

京子「ねえ・・・・」

 

 

 

ドクタートラウム「は・・・・はい!」

 

 

京子が来たことでドクタートラウムはオドオドと彼女に近づく。

 

 

ドクタートラウム「例の物が完成しております」

 

 

京子「うわあ・・・・」

 

 

ドクタートラウムは震えた腕で完成した物を京子に渡す。

 

 

それを見て新しい玩具が手に入ったかのような顔で喜ぶ京子

 

早速これを持って仲間に見せようとする。

 

 

 

 

ドクタートラウム「待ってください・・・・社長!」

 

 

 

京子「何?」

 

 

 

ドクタートラウムは涙目で京子に問いただす。

 

 

ドクタートラウム「私は・・・・私はいつまでここにいさせるんですか!?」

 

ドクタートラウムは必死に京子に問うが、京子は冷たい目でドクタートラウムに答える。

 

 

 

 

京子「知らないよ・・・・そんなの・・・・」

 

 

 

ドクタートラウム「!?」

 

 

 

京子「君はもっと殺戮兵器を作るべきだよ。だからここに残したんだ。それ以外なんの価値があるんだい?」

 

 

 

 

ドクタートラウム「しかし・・・・」

 

 

 

京子「逆らうと・・・・殺すよ

 

 

 

 

 

 

ドクタートラウム「は・・・・はい」

 

 

 

京子のドスの効いた言葉でドクタートラウムは黙り引き続き殺戮兵器を作り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

京子「やあ・・・・みんな」

 

 

 

 

光門寺「京子さん!」

 

 

 

右崎「京子ちゃん!」

 

 

円城「京子ちゃん!」

 

 

久我山「京子ちゃん!」

 

 

 

社長室に戻った京子はそこで待っていた四人の男性がいた。

 

彼らはみなジョージクライこと倉石丈二を苛め挙げ句の果てに家族を殺した張本人達である。

 

 

 

 

 

 

 

課長 光門寺 宗

 

丈二を苛めたおもちゃ担当の男性で弱いものをいたぶるのが好きで自ら作ったエアガンで丈二の体を痛め付けた。

 

 

係長 右崎 劉罵

 

黄餓 イケメン担当でふだん女子達に有名でファンクラブを設立していると言うが本当はヤ○○ンで自転車で丈二をひいた経歴を持つ。

 

 

 

秘書 円城 江洲

 

京子の狂信者で彼女のためなら靴さえも嘗める。

 

 

 

部長 久我山 豪裏

 

京子とは古い中で丈二を柔道の練習台にした。中学 高校、全国制覇し、久我山と対戦した選手は皆秘密裏に怪我させられたという極秘の件を黙殺された。

 

 

 

そして

取締社長 極 京子

 

彼女がこのクライアス社を解体し全ての命に終わりと儚さを理念に持つ・・・・そして彼女こそ丈二の家族を殺した張本人

 

 

 

京子「みんなにこれを見せようと思ってね」

 

 

 

「「「「おおおおーーー!!!」」」」

 

 

 

彼女が見せたのはライドウォッチだがその中心に火、氷、虫、雷、天、 水、 木、 風、 鋼、 忍、地、竜、光、闇、魔と呼ばれる文字がある。

 

 

 

京子「私はこれだね・・・・」

 

 

 

久我山「だったら俺はこれだ!」

 

 

 

円城「じゃあ俺はこれだ!」

 

 

 

光門寺「僕はこれですね。」

 

 

 

右崎「俺はこれ!」

 

 

 

 

5人が手にしたのは五つのウォッチ、右崎は雷

 

 

光門寺は虫

 

 

円城は闇

 

 

久我山は大地

 

 

そして京子は火である。

 

 

 

手にしたウォッチを見て5人は殺戮を楽しむ笑顔になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京子「ねえみんな・・・・私達がここに配属した記念にこの会社の名前を決めないかい?」

 

 

 

久我山「会社名?」

 

 

 

右崎「確か倉石の奴、クライアス社っていう安っぽい名前で仕事してたんだろ?どーせなら強そうなのがいいぜ♪」

 

 

 

光門寺「じゃあどのような名前にしましょうか?」

 

 

 

 

 

 

円城「提案がありますよ♪」

 

 

円城は狂気の笑顔で答える。

 

 

 

京子「どんなの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

円城「私がもっとも大好きな怪獣の名前での会社名で行きたいと思ってますが、京子ちゃん、よろしいかな?」

 

 

 

 

京子「どういうの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

円城「死と破壊の王・・・・デストルドスです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京子「デストルドス・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストルドスその名前に京子は悪魔の笑みで口からヨダレを垂らしていた。

 

 

その名前の響きに思わず涙を流す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京子「いいね・・・・・・・・デストルドス・・・・だったら今日この会社は犯罪会社デストルドスの誕生だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京子の歓喜の言葉に一同は喜び合う。

 

 

 

それを陰で頬笑む醸下院がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued



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総弩の悩みとひかりとデート

今日は番外編を五つ作ろうと思って前はガープ

今日はデートそして次は直枝とはぐたん


そして星奈の話


そして最終話はある馬鹿の話で一時終わろうと考えています。


5人目の戦士を仲間にし総弩は夜にうなされていた。

 

 

 

 

 

 

総弩「うー・・・・・・・・うう・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォン「本当にてめえは絵に描いたような奴だな!あいつらは魔女でも軍人なんだぜ!そんな奴等を帰したことでてめえが不幸になるだけだぜ!」

 

 

 

 

 

かつて総弩がフォン スパークと戦っていた時

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォン「その世界では魔女でネウロイとかいう怪物と戦って人類の希望と抜かしやがるがその正体は女同士のきたねえ恋愛ごっこしてるくだらねえ連中だ!男を捨てて同性とイチャイチャするわ!実の妹を蔑ろにして別の女を妹扱いするような奴をてめえは許すと思うか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「それは・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォン「俺なら傭兵でもない戦場に無知な餓鬼どもを容赦なく拷問する!例えそれが女だろうとそういう平和ボケを容赦なく半殺しにする!そんな奴等が戦場に来るとなぶっ殺したくなるんだよ俺は!!」

 

 

 

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

 

 

ジオウⅡはこういう怪物のような人間の言葉を聞いて心の中で揺らいだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォン「さあ!どうする?てめえが俺を倒せばてめえが正しいと認めてやるよ!かかってこいよっ!オラアッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バキインッ!!

 

 

 

 

 

 

 

総弩「なっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジオウⅡの武器サイキョージカンギレードが折れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

フォン「さあ!どうする?どうすんだ?ああっ!?」

 

 

 

ガキンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

総弩「うわあああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「はっ!・・・・・・・・・・・・ここは・・・・雪?・・・・」

 

 

 

 

 

総弩が目を覚ましたのは周りが雪だらけの世界にいた。

 

 

 

だが空は真っ暗な夜であった。

 

 

 

 

 

総弩「なんでだ?・・・・俺は確かに部屋で寝ていたはずなのに・・・・・・・・え?」

 

 

 

総弩が両手をその表面には・・・・

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・血!?」

 

 

 

 

赤い血・・・・まだ新しいほどの・・・・

 

 

 

 

総弩「なんだこれは?一体誰が・・・・」

 

 

 

総弩が混乱しているとき地面には血の痕があった。

 

 

 

 

総弩「なんだ・・・・・・・・なんだ・・・・なんなんだ?」

 

 

 

総弩は何やら嫌な予感でいっぱいだった。

 

 

 

 

そして総弩が見つけたものは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・・・・・・・・・え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジカンギレードを突き刺され大出血したひかりの死体であった。

 

 

 

 

 

「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子「総ちゃん!

 

 

 

 

 

 

 

総弩「はっ!」

 

 

 

 

 

愛子の怒号で目を覚ました総弩、辺りを見渡すと自分の部屋だと安堵する。

 

 

 

 

 

 

 

愛子「どうしたの?かなりうなされていたけど・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「愛さん・・・・」

 

 

 

 

 

 

総弩は愛子にフォンスパークの言葉、夢の中でひかりが死んでしまった夢などを話した。

 

 

 

 

 

 

愛子「そんなことが・・・・」

 

 

 

 

総弩「なあ・・・・愛さん・・・・俺思うんだ・・・・雁淵達が元の世界に戻ってネウロイと戦って・・・・同性同士での恋愛ってそんなに正しいことなのか?」

 

 

 

 

愛子「え?」

 

 

 

 

総弩「俺は・・・・このままじゃ・・・・なにかいけない気がするんだ・・・・このままじゃ俺・・・・雁淵を・・・・・・・・」

 

 

 

 

総弩は悩んでしまう・・・・本当にこれでいいのか?このままでは自分が雁淵達を殺してしまうという恐怖心を抱いてしまった。

 

 

 

 

 

 

愛子「・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど・・・・いいわ・・・・私にいい考えがあるから」

 

 

 

 

総弩「なんだよ?その考えって?」

 

 

 

 

 

 

愛子「それは・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「総ちゃんとひかりちゃんのラブラブデートするの!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩は待ち合わせ場所のアルカS地区ショウワタウンの駅前にいた

 

 

 

総弩「はあ・・・・愛さん雁淵とデートだなんて・・・・本当にこれで俺の心がきれいさっぱりするのか・・・・」

 

 

 

 

総弩はドキドキ愛子の提案に不安をよぎった。

 

 

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

 

ひかり「勇光さーーーん!!」

 

 

 

 

 

 

総弩「おう来たか・・・・かり・・・・ふ・・・・ち?」

 

 

 

 

総弩は雁淵の姿に驚いていた。

 

 

 

 

 

ひかり「はあ、はあ、はあお待たせしました。勇光さん」

 

 

 

 

総弩「お、おう///」

 

 

 

ひかりの服はいつもは紺色のセーラー服とスク水型の服であるが・・・・今のひかりの服装は今風のワンピースに水色の上着を着こなし、足には白靴ではなくショートの黒ブーツ履かせ、髪止めの緑のピンは前髪まで止め化粧はすこしした状態の姿である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間はすこし遡って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひかりは愛子に今日一日 総弩とデートしてほしいと頼んだ。

 

 

 

 

 

ひかり「え?///私が///勇光さんとデートって///ってそんなの無理ですーーー」

 

 

 

 

 

愛子「無理?無理も煙もないわよ!!善は急げよ行くわよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「えええええええーーーーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子は知り合いが経営している店、ファッションMANACOへと入った

 

 

 

 

 

愛子「こんにちわーいるー真奈子?」

 

 

 

 

真奈子「はあーーい!あーーら愛子ーひっさしぶりー!」

 

 

 

 

愛子「ひっさしぶりー!」

 

 

パンっ!

 

 

 

ひかり「・・・・・・・・」

 

 

 

愛子が真奈子という女性と出会って喜びながらハイタッチした。

 

 

 

 

 

愛子「真奈子!実はあんたに折入って頼みごとなんだけど、この子に服とか選んでくれるかしら?」

 

 

 

 

真奈子「あらーー可愛いわね!!」

 

 

 

ひかり「えっあっはい・・・・どーも」

 

 

 

余りのテンションにすこし引き気味のひかり

 

 

 

真奈子「私はこのファッションMANACOの店長 真奈子よ、よろしくね」

 

 

 

 

ひかり「雁淵・・・・ひかりです・・・・」

 

 

ひかりは初めての服屋にすこし緊張ぎみというかぎこちないというような感じであった。

 

 

 

 

 

 

真奈子「さーてそれではサイズを図るわよ♪」

 

 

 

真奈子は胸ポッケから巻尺を手にひかりのサイズを計った。

 

 

 

 

 

真奈子「なるほどね・・・・ひかりちゃんに似合う服といえば・・・・ちょっと待ってね!」

 

 

 

 

真奈子は大急ぎでひかりに似合う服装を探しにいった。

 

 

 

 

ひかり「大丈夫・・・・でしょうか?」

 

 

 

 

愛子「大丈夫よ!真奈子は巻尺でサイズを計れば相手の個性、服装、着方などを目利き出来るの!だから大丈夫♪」

 

 

 

ひかり「そうなんですか?」

 

 

 

 

ひかりが感心したその時、自動ドアからスタイリッシュな女性が濃い緑色のケースを持ってやって来た。

 

 

 

 

 

?「やっほー!愛子♪」

 

 

 

 

愛子「美八子♪よく来てくれたわ♪」

 

 

 

 

ひかり「え?愛子さん、この人は・・・・」

 

 

 

 

 

愛子「彼女は美八子(みやこ)一流メイクアップアーティストよ♪あなたのため、私が呼んでおいたの!」

 

 

 

 

美八子「はぁーい♪あなたがひかりちゃんね♪」

 

 

 

 

ひかり「は・・・・はい、どうも」

 

 

 

 

美八子「もーーお顔のお肌もっちもちー♪」

 

 

 

 

ひかり「むむむーーむーー」

 

 

 

美八子はひかりの頬っぺたを触りだして興奮してしまった。

 

 

 

 

愛子「ちょっと!仕事!」

 

 

 

美八子「あっ!OKそれじゃ!ひかりちゃん!貴方の顔をメイクさせてもらうわよー」

 

 

 

ひかり「え?一体?何するんですか?」

 

 

 

 

 

「「「ふふふふふふふふふ・・・・」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「ということがありました」

 

 

総弩「そ///そうか・・・・(・・・・やばい///)」

 

 

 

総弩はあまりのひかりの格好にすこし赤面してしまった。

 

 

 

 

ひかり「ところで勇光さん!これからどこに遊びに行くんですか?」

 

 

 

総弩「あ?ああ・・・・確か愛さんにもらった・・・・アルカのセントラル水族館だ。あそこは古代種から異世界の海の生き物に宇宙の魚が展示されているらしいからな」

 

 

 

 

総弩は二枚分のチケットをひかりに見せてひかりは思わず興奮してしまった。

 

 

 

ひかり「異世界のお魚!見てみたいです!早速行きましょう!」

 

 

 

総弩「おいおい・・・・(子供だな)」

 

 

 

総弩はとても軍人とは思えないどこにでもいる少女のような行動に思わず笑みを浮かんでしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、

 

 

直枝「おい・・・・ひかりはとごにいった?」

 

 

 

遅くに起きてしまった直枝は誰もいないことに気づく。

 

 

 

そこでソファーで小説を読んでいた愛子はこう答えた。

 

 

 

 

 

愛子「確か・・・・総ちゃんとデートに行くって言ってたわね・・・・」

 

 

 

 

直枝「そうか、ひかりが勇光と・・・・デートだとおおお!!!?

 

 

 

 

 

 

直枝はあまりの衝撃のことに動揺した。

 

 

 

 

直枝「おい!なんであんた止めなかったんだよっ!!」

 

 

 

 

愛子「あたしはその時、お買い物に言ってたから(嘘だけど♪)」

 

 

 

 

 

直枝「こうしちゃいられねええーー!!急いで止めねーとっ!!」

 

 

 

 

 

直枝は急いで服に着替えてひかりのあとを追おうとした・・・・

 

 

 

その時、

 

カアアアアアッ!!

 

 

直枝「なっなんだ!」

 

 

 

 

突然 虹色の光が部屋中に輝きだし、その光が収まり現れたのは3人の少女達であった。

 

 

 

 

 

 

 

愛子「これは珍しいお客さんが来たわね・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、総弩とひかりはセントラル水族館で受付ロボットにチケットを渡した。

 

 

 

 

 

受付ロボット「ソレデハ、アリトアラユル海ノ世界ヲオ楽シミクダサイマセ」

 

 

 

 

 

総弩「さあ、行くか!」

 

 

 

ひかり「はい私とても楽しみです。」

 

 

 

 

二人はイキイキと中へと入っていった。

 

 

 

 

第1ホール

 

異世界の魚展

 

 

ここにはありとあらゆる異世界の魚が展示されている。

 

 

 

 

 

ひかり「見てください!勇光さん!この魚プルプルしてますよ」

 

 

 

 

総弩「これはスライムフィッシュだな」

 

 

 

ひかり「スライムフィッシュ?」

 

 

 

総弩「スライムフィッシュはスライムのように軟体の体を持ち敵の驚異から襲われにくい体質に進化したらしい・・・・」

 

 

 

 

ひかり「へえー」

 

 

 

総弩「おっ!これ見ろ!フグ鯨だ!」

 

 

 

ひかり「わあ、かわいい」

 

 

総弩「おっ!コイツもスゴいぞ!」

 

 

 

 

ひかり「えっ!どれです?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古代種ホール

 

 

 

ここには三畳記から新生代までの生物達が展示されている。

 

 

 

これは特に総弩が興奮した。

 

 

 

 

総弩「おっ!アノマロカリスにプテリゴトゥスだ!」

 

 

 

ひかり「おっきいですね」

 

 

 

総弩「おっ!イクチオサウルスとプレシオサウルス!アーケロンもいる!!」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん 詳しいですね」

 

 

 

総弩「子供の頃恐竜とかにはまっててな・・・・」

 

 

 

 

ひかり「あれ?、なんか広いところに出ちゃいましたよ?」

 

 

 

 

総弩「ここはもしかして・・・・」

 

 

 

 

巨大なガラスのトンネルに入ってきた総弩とひかりはなにか後ろから巨大な何かが通りすぎたような気配が後ろを振り向くと・・・・

 

 

ガアアアアッ!!

 

 

 

ひかり「きゃあっ!」

 

 

 

海の最大の爬虫類モササウルスが牙を剥き出しにした。

 

 

 

それに驚いたひかりが勇光の体にしがみついた。

 

 

 

 

 

 

総弩「おい・・・・雁淵・・・・」

 

 

 

ひかり「え?あ!ごめんなさい///私つい驚いて・・・・」

 

 

 

総弩「いやむしろ・・・・面白いものが見れた」

 

 

 

ひかり「へ?」

 

 

 

 

総弩「意地っ張りの雁淵にも女の子らしい所はあるんだなって」

 

 

 

 

ひかり「女の子らしいって・・・・それってどういうことですか!!」

 

 

 

 

総弩「はははは!」

 

 

 

ひかり「笑わないでください!!」

 

 

 

 

総弩はひかりをからかって笑い始めひかりはからかかわれたことに腹たって総弩に八つ当たりした。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして新生代はゼノグロオドンを見た。

 

 

 

 

 

総弩「ゼノグロオドンだ!こいつが鯨の祖先で今の鯨に進化したんだ。」

 

 

 

ひかり「へえーそうなんですか!」

 

 

ひかりに顔をかぐられた総弩はいつも通りに説明した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしていろいろな魚や生き物を見て満喫した二人は人魚達が経営するマーメイドカフェで一休みした。

 

 

 

 

 

人魚「お待たせいたしました。ご注文のマリンケーキです」

 

 

 

 

ひかり「わあ!青いケーキ!」

 

 

 

人魚「それでは引き続きお楽しみください」

 

 

 

 

人魚は仕事のほうに戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「うわあ!このケーキ口に入れたらシュワッとしてかんだら水飴のような味がして美味しいです」

 

 

 

 

総弩「そうか良かった」

 

 

 

 

ひかり「おいしい!」

 

 

 

ひかりがもぐもぐとケーキを食べているとき総弩はフォンの言葉が頭によぎった。

 

 

 

 

フォン「本当にてめえは絵に描いたような奴だな!あいつらは魔女でも軍人なんだぜ!そんな奴等を帰したことでてめえが不幸になるだけだぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・雁淵」

 

 

 

 

ひかり「どうしたんですか?勇光さん」

 

 

 

 

 

総弩「お前は・・・・姉さんが好きか?」

 

 

 

 

ひかり「お姉ちゃん・・・・はい!とっても!」

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩はやはりひかりは姉という存在がいる。だから自分という存在はいらないということになる・・・・そう思っていた。

 

 

 

 

 

ひかり「でも管野さんやニパさんにクルピンスキーさん、下原さんにジョゼさんそれにサーシャさんにロスマン先生、そしてラル隊長も大好きです。」

 

 

 

 

 

総弩「雁淵・・・・」

 

 

 

 

 

ひかり「だから今日ここに来た場所、今度はみんなで遊びに行きましょう!」

 

 

 

 

ひかりのまっすぐな目指しに総弩はこれまで抱えていたことにすこしバカらしくなって微笑んでしまった。

 

 

 

 

 

総弩「雁淵いやひかり・・・・」

 

 

 

 

ひかり「どうしたんですか?いさみ・・・・え?今私のなま・・・・」

 

 

 

 

総弩「これをお前に・・・・」

 

 

 

 

ひかり「え?これって・・・・」

 

 

 

総弩がひかりに差し出したのは虹色に輝く水晶のペンダントであった。

 

 

 

 

総弩「実は俺が修行時代に発見した水晶を一流の職人に頼んで作らせたものだ・・・・」

 

 

 

 

 

ひかり「え?これ・・・・くれるんですか?」

 

 

 

 

総弩「ああ/// かけてみてくれ」

 

 

 

 

総弩に頼まれひかりはペンダントを首にかけた。

 

 

 

 

 

総弩「ああ・・・・」

 

 

 

 

ひかり「どうですか?似合いますか?総弩さん」

 

 

 

 

ペンダントをかけたひかりは総弩に質問され総弩はテーブルを叩いてひかりの手を握った。

 

 

 

 

 

ひかり「え!総弩さん///」

 

 

 

 

総弩「聞いてくれ!ひかり!俺は・・・・」

 

 

 

ひかり「え///」

 

 

 

 

総弩「俺はお前「「ああああああああああああああ

!!!!!」」「え!何?」

 

 

 

 

突然大きな声が響き渡り声が出た方向を見ると

 

 

 

 

 

直枝「ひかりお前!何してんだよ!!」

 

 

 

 

ひかり「管野さん!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直枝と付き添いで現れた滝東也とラースそしてえみるにハリーとはぐたんがいた。

 

 

 

 

直枝「おい!勇光!てめえひかりに何してんだ!!」

 

 

 

 

 

ズカズカと近づいてくる二人に人魚の店員達は慌てて注意する。

 

 

 

 

 

人魚「お客さま!そんなに強く足を踏み入れたら・・・・」

 

 

 

 

「へ?」

 

 

 

 

 

バシュアアーーーーーン!!

 

 

 

 

足を強く踏んでしまったのか巨大な蓮が沈んで二人は水に沈んでしまった。

 

 

 

 

 

 

直枝「あっぷあぷぷひかりあぷ・・・・たすけ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滝東也「助けるか?」

 

 

 

ラース「ウオウ!」

 

 

 

 

えみる「私たちも!」

 

 

 

ハリー「せやな」

 

 

 

はぐたん「はぎゅ!」

 

 

 

 

 

 

総弩達が駆け付け直枝と響を救出した。

 

 

 

 

 

そしてマーメイドカフェの店長によって二人は説教された。

 

 

 

 

 

 

 

この一日にとって二人はかけがえのない思い出となった。

 

 

 

 

ひかり「あのー総弩さん!あの時私のことひかりって呼んでましたよね」

 

 

 

 

総弩「なんのことだ?」

 

 

 

ひかり「ごまかさないでください!」

 

 

 

 

総弩「しーらね・・・・」

 

 

 

 

ひかり「総弩さん!」

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 

 




次回は


直枝とはぐたんのお守りのはなしです


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直枝とはぐたん

はぐたん「びええ~~~~~~ん!!!

 

 

 

 

直枝「だああーーうるせええーー!!!」

 

 

 

直枝は今背中でおんぶしているはぐたんを背負っていたが大泣きしていた。

 

 

 

 

 

 

 

何故 直枝がはぐたんのお守りをしているのか理由は、

 

 

 

 

 

 

1 総弩は突然この世界にやって来た響 翼 クリスを星奈に頼んでDWD総統のいるディファレントタワーに行ったこと。

 

 

 

2 ひかりは愛子に連れられて滝とラースは付き添いでお米と砂糖が激安キャンペーンになったので急いで買いにいった。

 

 

 

 

3 えみるとハリーは今とある所で眠っているはな、さあや、ほまれの見舞いにいっている。

 

 

 

 

そして今この常和荘にいるのは直枝とはぐたん。

ただ一人なのである。

 

 

 

 

本島だったらハリーははぐたんも連れていこうとしたが愛子の提案で直枝にはぐたんの世話をしてもらおうと企画され今に至る。

 

 

 

 

 

 

直枝「なんで俺がこんなことに・・・・」

 

 

 

直枝はやったことすらない赤ちゃんの世話に苦戦しつつあった。

 

 

 

巨大なネウロイ相手に果敢に挑み魔法力を拳にのせて打ち砕くまさにデストロイヤーと呼ばれていた扶桑の魔女 管野 直枝

 

 

 

 

だが赤ん坊が相手となると直枝にとってどんなネウロイよりも手強い相手であった。

 

 

 

直枝「こんなとき・・・・下原がいてくれりゃ・・・・」

 

 

 

 

下原 定子

 

 

扶桑の学者一家の生まれ。

訓練生時代より常に中の上の成績を収め、何事もそつなくこなす魔女で扶桑料理はかなりの腕前でおとなしい性格から、普段はルマール少尉と行動することが多い。そして彼女は「小さくてカワイイもの」に目がなく、抱きつき魔・・・・

 

 

 

 

 

直枝「・・・・・・・・」

 

もし小さく可愛いものが好きな下原がはぐたんに対しての行動を想像するが・・・・

 

 

 

 

 

直枝「いやダメだな・・・・」

 

 

 

 

却下した。

 

 

 

 

状況を変えて直枝ははぐたんが泣いている原因が何なのか突き止めオムツを脱がすと。

 

 

 

 

 

直枝「げっ!くせえ!」

 

 

 

直枝は急いで新しいオムツを取り出してはぐたんにつけようとするが・・・・

 

 

 

 

直枝「これをこうしてこうか?」

 

 

 

直枝は始めてのオムツの付け替えをパックのやり方を見て覚えた。

 

 

そして

 

 

 

はぐたん「きゃっ!きゃっ!」

 

 

新しいオムツを付け替えて喜ぶはぐたん

 

 

そして疲れる直枝

 

 

 

直枝「うぇーー疲れた。」

 

 

 

あまりの疲労に直枝は倒れた。

 

 

 

 

直枝「なんだよ・・・・これネウロイと戦うよりも辛いぜ」

 

 

 

倒れている直枝のそばにいたはぐたんは

 

 

 

びええ~~~~

!!!」

 

 

 

また泣き出した。

 

 

 

直枝「今度はなんだよ!?」

 

 

 

 

はぐたんは今度は腹のほうをおさえている所を見て直枝ははっと気がついた。

 

 

 

 

直枝「腹をおさえて・・・・まさか腹へってんのか?」

 

 

 

直枝は急いで粉ミルクの入った袋と量を図るための道具をもって粉ミルク大さじを合わせて粉を哺乳瓶にいれてお湯と一緒に混ぜてミルクが完成した。

 

 

 

 

 

直枝「ほら飲め」

 

 

 

 

はぐたん「んぐんぐんぐんぐ・・・・」

 

 

 

 

直枝はミルクの入った哺乳瓶をはぐたんに飲ませた。

 

 

 

 

 

 

そしてミルクを飲み終えたはぐたんは満足したらしい。

 

 

 

 

直枝「ふー終わったか・・・・」

 

 

 

 

直枝は安堵の溜息でソファーに座ろうとしたその時、

 

 

はぐたん「びええ~~~!!!

 

 

 

直枝「!!」ブチッ!

 

 

 

 

3度目のはぐたんの大泣きに直枝はキレた。

 

 

 

 

直枝「てめえ・・・・人が安心してしりゃ・・・・」

 

 

 

直枝は使い魔のブルドッグの耳と尻尾を発現しはぐたんのほうに近づいた。

 

はぐたん「びええ~~~!!!

 

 

 

直枝「ギャーギャーと泣いてんじゃねええーー!!!」

 

 

 

 

 

直枝ははぐたんに拳骨をくらわせようとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

が・・・・

 

 

 

 

 

直枝「はっ!?」

 

 

 

拳がはぐたんのギリギリまでの距離で止まった。

 

 

 

 

 

 

直枝は出掛ける前の愛子にある約束をしていた。

 

 

 

 

 

 

20分前

 

 

 

 

 

愛子「いいこと!決してはぐちゃんが泣いてもぶったりしゃ駄目よ!!」

 

 

 

 

直枝「へっ!この俺が赤ん坊の泣きべそで殴るわけねーだろ!」

 

 

 

 

愛子「赤ん坊は泣くのも大切なお仕事だからね。その泣いている赤ちゃんをフォローするのも人間の大切な仕事よ!覚えときなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子の言葉に直枝は我を取り戻した。

 

 

 

 

直枝「糞・・・・俺としたことが・・・・」

 

 

 

直枝は何故はぐたんが泣いているのか考えていた。おむつの変えもミルクも与えた。

 

 

他に足りないものと言えば・・・・

 

 

 

 

 

直枝「待てよ・・・・確かこの町は俺達の世界の時代そっくりに作られているということは・・・・あれがあるか!」

 

 

 

 

 

直枝は急いで外から出て五分後・・・・

 

 

 

直枝はあるものを買って帰ってきたのであった。

 

 

 

 

 

直枝「おいはぐ!これを見ろ!」

 

 

 

 

トントントントン

 

 

 

 

はぐたん「はぎゅ?」

 

 

 

 

直枝が持っているのは大昔、江戸時代以降から赤ちゃんをあやす玩具 でんでん太鼓である。

 

 

 

 

 

トントントントン

 

 

 

直枝「・・・・どうだ?」

 

 

 

 

はぐたん「・・・・・・・・はぎゅ♪はぎゅ♪」

 

 

 

 

直枝「よし!」

 

 

 

 

はぐたんはでんでん太鼓に興味をひかれた。

 

 

 

 

トントントントン

 

 

 

はぐたん「はぎゅー♪」

 

 

 

 

直枝「ふふふ・・・・」

 

 

 

直枝はでんでん太鼓を振ることで昔を思い出した。

 

 

 

 

まだ直枝がウィッチとして固有魔法がまだ発現してなかった頃・・・・母親にでんでん太鼓で直枝が笑顔になったこと・・・・

 

 

 

 

 

直枝(そういや・・・・俺も母ちゃんにはいろいろと優しくしてくれたな・・・・特にこれがな・・・・)

 

 

 

 

 

はぐたん「はぎゅ♪はぎゅ♪」

 

 

 

 

直枝「無邪気な笑顔になりやがって・・・・」

 

 

 

 

直枝はでんでん太鼓を振るたびに徐々に疲れが増して

 

 

 

 

 

直枝「うーーん・・・・」バフッ

 

 

 

 

眠ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ただいまーー!」

 

 

 

響「ただいまーー!」

 

 

 

クリス「ちげーだろ!」

 

 

翼「帰ってきたな」

 

 

 

夕方となって総弩とシンフォギアの3人が帰ってきたと同時に・・・・

 

 

 

 

 

愛子「ただいまーー!!」

 

 

 

総弩「おかえんなさい!」

 

 

 

ひかり「今日は疲れました。」

 

 

 

滝東也「全くだ!」

 

 

 

ラース「ウォーー」

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

えみる「ただいまなのです」

 

 

 

ハリー「ただいまーってはぐたん大丈夫やろか?」

 

 

 

 

えみるとハリーが帰ってきてハリー帰ってきたと同時にはぐたんのことが心配になっていた。

 

 

 

 

 

 

ハリー「ん?なんやあの人だかりは?」

 

 

 

えみる「なんででしょう?」

 

 

 

 

えみる達は総弩達が応接間の部屋であるものを見て和んでいた。

 

愛子「まるで天使ね・・・・」

 

ハリー「なんやなん「シィィーー!」なんや?」

 

 

 

 

ひかり「そーーっと見てください・・・・そーーっと」

 

 

 

 

ハリー「なんや?そーーっとって・・・・あ?」

 

 

 

 

 

ハリーがそーーっと見たものとは・・・・

 

 

 

 

 

 

直枝「すー・・・・すー・・・・」

 

 

 

 

はぐたん「はぎゅ・・・・」

 

 

 

 

 

直枝とはぐたんが一緒に寝ているのであった。

 

 

 

 

 

ハリー「こりゃ起こさんよーにせにゃな」

 

 

 

 

えみる「はいなのです・・・・」

 

 

 

 

ハリーとえみるも納得しそーーっと二人を眺めた。

 

 

 

 

直枝「すー・・・・」

 

 

 

 

はぐたん「はぎゅ・・・・」

 

 

 

 

 

to be continued




あとがき


愛子「これは派手にやってくれたわね・・・・」



直枝によってはぐたんの○○が入ったおむつは捨てておらず粉ミルクは出しっぱなし、洗い場は汚れたまんま





次回


黒井星奈はBARにいる


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黒井星奈はBARにいる

深夜のアルカ・・・・子供は熟睡し大人はやり残した仕事をこなす日々の時間・・・・

 

 

 

 

このS地区 ショウワタウンの路地裏にあるBARいわゆる酒場である。

 

 

だがこの酒場は人気のない場所で経営しているのでここを見つけられるのは難しいとのことである。

 

 

 

だがその酒場を見つけ休憩スポットとして通っている。

 

 

 

 

その人物は・・・・

 

 

 

 

 

カランコロンカラン♪

 

 

 

 

 

マスター「いらっしゃい」

 

 

 

 

渋い顔の男性バーテンダーが二人の客にご挨拶する。

 

その二人はここの常連である。

 

 

 

 

 

星奈「マスター久しぶりね・・・・」

 

 

 

 

岬「えっとマスターさん、お久しぶりです」

 

 

 

 

 

BARに来たのはDWD司令官の黒井星奈

 

そして絵本作家の星川岬であった。

 

 

星奈「マスター私はいつものカクテルでそして・・・・」

 

 

岬「えっと私もいつも飲んでるやつでアルコールなしの・・・・」

 

 

 

 

 

マスター「かしこまりました」

 

 

 

マスターは星奈のいつものやつを作るためシェイカーで振っていた。

 

 

 

 

 

 

岬「ねえ星奈ちゃん、どうしたの?私をここに呼んだっていうことは何か理由があるんだよね?」

 

 

 

 

岬と呼ばれる女性は心配そうに尋ねる。

 

 

 

 

星奈「総弩が・・・・5人の戦士を仲間にしたわ」

 

 

 

 

岬「え!」

 

 

 

星奈「そして黄色と青の勇者が動き出すわ・・・・岬、いえ・・・・」

 

 

 

 

 

 

みゆき

 

 

 

 

彼女の名は星川岬だがそれは仮の名前で本当の名は星空みゆき・・・・かつてスマイルプリキュアでリーダーキュアハッピーである。

 

 

星奈「偽名での生活、けっこう慣れた?」

 

 

 

みゆき「どうだろうね・・・・自分の名前を隠して別の名前で生活するっていうのはすこし落ち着かないと言うか・・・・」

 

 

 

星奈「なんにせよ・・・・何れは総弩に真実を明かさなきゃいけないしね・・・・」

 

 

 

 

みゆき「そうだね・・・・」

 

 

 

 

星奈「みゆき・・・・プロフェットはどうしてるの?」

 

 

 

 

みゆき「相変わらず寝たままだったよ」

 

 

 

 

星奈「そう・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスター「お待たせいたしました。」

 

 

マスターが二つのワイングラスに二人が注文したカクテルが入れてある。

 

 

 

そのカクテルを二人は飲む。

 

 

 

 

 

みゆき「ねえ・・・・星奈ちゃん」

 

 

 

星奈「どうしたの?」

 

 

 

 

みゆき「どうしてあの時、私だけを助けたの?あかねちゃん達だけでも上手く助けられたはずだよ」

 

 

 

 

星奈「・・・・」

 

 

 

あの時とはジェネラルプリキュアがブラック達プリキュアオールスターズを捕らえ、これまで彼女達が戦って蓄積されたエネルギーでプリキュウスが復活されたこと。そしてただ一つ星奈が総司令に一人だけでもプリキュアを助けてほしいと強く願望した。

そしてジェネラルプリキュアが現れる前のみゆきを助けプリキュア世界の住人達をDWDによって保護されたとのことである。

 

 

 

 

星奈「あの時はこーするしかなかったのよ。方舟を作ろうとしていたノアは沢山の動物や家族を助けても何百万人の人間は助けられない・・・・」

 

 

 

 

みゆき「でもはなちゃん達は助けたって言われたよ。」

 

 

 

星奈「あれは次元ゾーンの出現によってたまたまこの世界にやって来た・・・・それだけよ」

 

 

 

 

 

みゆき「・・・・・・・・」

 

 

 

 

星奈「みゆき・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

みゆき「私達プリキュアって何のために戦ってきたんだろう?」

 

 

 

星奈「・・・・」

 

 

 

みゆき「私達はみんなの幸せのために頑張ってきたのに・・・・どうしてこんなこんなことに・・・・」

 

 

 

 

星奈「みゆき・・・・」

 

 

 

みゆき「私達は結局なんだったの!!」

 

 

 

 

星奈「みゆき!落ち着いて!!」

 

 

 

みゆき「!?星奈ちゃんごめん・・・・つい」

 

 

 

 

星奈「あんたは頑張ってきたわ・・・・こんな私でもあんたに救われたことに感謝してるの・・・・」

 

 

 

 

みゆき「星奈ちゃん・・・・」

 

 

 

星奈「今がこんな風な時代になっても私達は前に進まなきゃならないの!」

 

 

 

みゆき「・・・・」

 

 

 

星奈「総弩達を信じましょう。あの子達ならいずれ正しい未来へと導いてくれると確信しているから・・・・」

 

 

 

 

みゆき「そうだね・・・・総弩くん達が私達プリキュアやヒーローのみんなそして異世界の人達にハッピーが送れる世界になることを信じるよ」

 

 

 

 

星奈とみゆきはカクテルを飲み干しこれからのことに決意をを固めた。

 

 

 

 

 

to be continued

 

 

 




次で 勇光編は一時終わりということで

最後は浦安のあのバカ教師で締めくくろうと思っています。



そのバカ教師というのは



?「チョーーッ!!」


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勇光編 最終話 バカな教師がアルカにやって来た

最終話です。最後は浦安のあの教師で締めくくろうと思っています。


ここは異世界都市アルカ S地区ショウワタウン

 

 

 

この地区は昭和初期から昭和後期までの街が再現され住人の半分が昭和時代の服装をしている。

 

 

 

そして昭和時代にありそうな空き地で紙芝居をやっていた。

みんなはそれを見るために集まってきている。

 

見るためには煎餅を買わなきゃ見れないというルールがありみんなは並んで煎餅を買う。

 

 

 

そしてその紙芝居を見ようとする二人の男女

 

 

 

一人は総弩

 

もう一人は立花響

 

 

 

 

 

そして彼らが見ている紙芝居は

 

 

 

 

そこに現れた黄金バット!

 

 

 

「「おおおーーー!!!」」

 

 

 

 

昭和時代で一番人気だったのが黄金バットである。

 

 

 

 

クリス「何やってんだよ!お前ら!」

 

 

 

 

響「クリスちゃん!?何で?」

 

 

クリス「何でじゃねーよ!お前ら買い物が遅せえから愛子って人に迎えにいけって頼まれたんだよ!ほら帰るぞ!」

 

 

 

響「えっ!ちょっ!?」

 

 

総弩「離してーー!!黄金バットの最後ら辺まで見して~~~!!」

 

 

 

クリス「やかましい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのは今回の話ではなく。

 

 

 

 

 

 

千葉県 浦安市で小学校の教師をしている。

 

 

 

 

あるバカの物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカM地区

 

モンスターシティー

 

 

 

 

それは映画のブ○ー○・○ーに似た格好をしとてもガリガリでヒョロヒョロの男が突っ立っていた。

 

 

 

 

 

?「ここはどこチョー?・・・・」

 

 

 

 

彼の名は春巻龍

 

浦安鉄筋家族の世界の住人で浦安小学校の教師をしているバカ教師である。

 

 

 

 

 

春巻「確か・・・・学校が休みでアパートで寝てたら変な穴が現れて・・・・そこで手で触ってみたら一瞬で・・・・吸い込まれたチョーーッ!!」

 

 

 

春巻は自宅のアパートで寝てたら次元ホールが出現し手を振れようとしたその時に次元ホールに吸い込まれたらしい・・・・

 

 

 

 

 

 

春巻「ここはどこチョーっ!!!?」

 

 

 

春巻は猛ダッシュで街を走り回った。

 

 

 

 

その時、イチャイチャしている吸血鬼のカップルを見て春巻は怒りのごとく蹴りを炸裂させようとした。

 

 

 

 

春巻「不純異性行為だチョーーッ!!」

 

 

 

 

吸血鬼 男「うわあっ!」

 

 

 

吸血鬼 女「な・・・・何!」

 

 

 

 

 

 

春巻「チョーーッ!!」

 

 

 

 

 

春巻は訳もわからず走り去り 行く宛もなく走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春巻「チョーーッ!!っごはっ!」

 

 

 

走る春巻は何やら岩のようなものにぶつかり見上げると、

 

 

 

 

 

ゴーレム「・・・・」ズイッ

 

 

 

 

春巻「・・・・・・・・ホイ?」

 

 

 

 

 

ブオンッ!

 

 

バキッ!

 

 

 

 

 

春巻「チョイイイイーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

ゴーレムの強力な叩きで春巻をぶっとばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぴゅうううーーーーー・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

春巻「ドラゴン!」

 

 

 

 

バシャアアアーーーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

春巻が落ちたのはどうやら水の上らしいが・・・・

 

 

 

 

 

春巻「なんだチョー?この水とてもあたたかいチョーー」

 

 

 

 

 

水が暖かい・・・・そして霧みたいなのが溢れている。そして徐々に霧のようなものが晴れ春巻が見たものは

 

 

 

 

 

春巻「へ!」

 

 

 

 

女エルフ『・・・・・・・・//////』

 

 

 

女獣人『・・・・・・・・//////』

 

 

 

ハーピー『・・・・・・・・//////』

 

 

 

 

女性のエルフに女性の獣人にハーピー達が湯船に漬かっていた。

 

 

 

そう つまり

 

 

 

春巻「あっここ温泉だチョー」

 

 

 

 

 

キャアアアーーーー!!

 

 

 

 

 

 

バキッ!ボグッ!ドガッ!ボゴッ!ドゴッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春巻「はあ、はあ、はあ、ひどい目にあったチョー・・・・」

 

 

 

 

女湯に吹っ飛んだ春巻はタコ殴りにされボロボロの状態であった。

 

 

 

 

 

ぐうう~~~

 

 

 

 

春巻「腹へったチョ~~~」

 

 

 

 

 

春巻の腹がなりもうダメかと思われたが・・・・

 

 

 

 

春巻「あ・・・・ああーー!!畑だチョーーッ!!」

 

 

 

 

目の前に人様の畑を見つけ猛ダッシュで畑のほうに入った。

 

 

 

 

春巻「ははは・・・・どれもこれも旨そうだチョー・・・・じゅるり」

 

 

 

緑色の葉が覆いこの野菜?を引き抜こうとした。

 

 

 

 

 

春巻「ウアタアアアーーーーー!!!」

 

 

 

 

春巻は力一杯野菜?を引抜きその野菜は

 

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

 

春巻「んあ?なんだチョー?こいつ」

 

うわああああああああ!!!!

 

 

 

春巻「チョオオオオオオオーーーー!!!!??」

 

 

 

 

 

パタッ

 

 

 

 

 

春巻が引き抜いたのはマンドレイク・・・・マンドレイクを引き抜いたことによってそのマンドレイクの泣き声で春巻は気絶してしまった。

 

 

 

 

このマンドレイクはその泣き声を押さえるためセーブされた改良型なので春巻は気絶程度で倒れたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『続いてのニュースです。先程M地区のモンスターシティーでブ○ース・○ーのような格好をした男性が猛ダッシュで走りまくり女湯を覗いたという報告がありました。』

 

 

 

 

 

 

総弩「こっちも物騒な世の中になったな・・・・」

 

 

 

総弩は煎餅を食べながら呟いていた。

 

 

 

 

 

 

春巻龍、この男がアルカに来て一体どういう影響を及ぼすのかそれはだれもわからない・・・・勇者に出会うのかすらわからない・・・・

 

 

 

 

to be continued




次回


いよいよ黄色の勇者編に突入しようと設定で投稿します。


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年末編 空豆に対する怒り

これで今年最後の話です


異世界都市アルカのP地区にある町 プラントタウン

 

 

そこは野菜 果物 花などの植物が栽培されている豊かな町である。

 

 

それに握りこぶしを作る謎の二人組は栽培され収穫した“空豆”を睨み付けていた。

 

 

 

 

 

 

 

「「空豆・・・・」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンポー「よーしこれで終わりだ!」

 

 

 

総弩「ふぅー」

 

 

 

総弩はポンポーの以来で狸屋の大掃除の手伝いにやって来た。

 

 

そして最後の掃除が完了して総弩とポンポーはようやく一息をついた。

 

 

 

 

ポンポー「総弩!お疲れさん!今日は晩飯うちで食ってけよ」

 

 

 

総弩「え!いいんすか?」

 

 

ポンポー「大丈夫!大丈夫!うちは多い方が楽しいほうだからな♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩はワールドフォンで愛子に今晩はポンポーの家で飯食って帰るということで連絡して愛子にOKをもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「カンパーーイ!!」」

 

 

 

 

総弩はジンジャー、ポンポーはビールで乾杯をかわした。

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

 

総弩の周りには沢山の子供がはしゃぎ動き回っていることに困惑した。

 

 

たぬ美「うふふ、騒がしくてごめんなさい。でもこういう風に楽しいほうがいいのよ」

 

 

総弩「はあ・・・・」

 

 

 

 

ポンポー「んぐんぐんぐんぐ・・・・ブッハー!!」

 

 

 

ポンポーはビールを飲み上げた後に声を発した。

 

 

 

 

ポンポー「くぅーやっぱ掃除した後のビールは旨い!」

 

 

 

たぬ美「ふふふ」

 

 

 

 

ポンポーの飲みっぷりにたぬ美はクスッと微笑んだ。

 

 

 

総弩「しかし今年もいろいろあったなー」

 

 

 

ポンポー「ああ、来年はいい日にすこしなってくれりゃあいいけどな」

 

 

 

ポンポーはもう一回ビールを飲むとたぬ美が晩酌用の空豆を置く。

 

 

 

総弩「おっ!空豆か」

 

 

 

総弩は空豆をひと粒とってひと口平らげた。

 

 

 

総弩「くぅぅーーー!!塩が聞いててうめえ!!」

 

 

 

ポンポー「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩「なんだよ店長、空豆なくなっちまうぜ?」

 

 

 

ポンポー「いや・・・・昔のことを思い出してな」

 

 

 

 

総弩「昔のこと?」

 

 

 

ポンポーは空豆を見てかつてバッドエンド王国にいた時期を思い出した。

 

 

 

 

ポンポー「昔・・・・空豆を恨んでいた二人がいたんだ。俺と同じバッドエンド王国の幹部候補ワラージ、スミービがいたんだ。」

 

 

総弩「ワラージ?スミービ?」

 

 

 

ポンポー「総弩、お前さん空豆と藁と炭火っていう物語を知ってるか?」

 

 

 

 

総弩「何それ?」

 

 

 

空豆と藁と炭火

 

婆さんが、そら豆を煮ようと鍋にたくさん入れると、1粒が鍋の外に転がって土間に落ちた。

 

次にお婆さんは、かまどに火を着けるためわらを一掴み取ったが、1本のわらが手から滑って土間に落ちた。

 

火がついて薪が燃えると、ぽんとはぜて赤く焼けた消し炭が1個飛んで土間に落ちた。

 

「危なく煮られるところだった」とそら豆が言った。

 

「僕も危なく燃やされるところだった」とわら。

「僕も、あのまま燃やされたら灰になるところだった」

と炭も言う。

 

ここにいたらどうなるか分からないから旅に出よう、と3人の相談がまとまり、わら・炭・そら豆は家の外に出て野原を歩いて行った。

 

 

しばらく行くと小さな川がある。

 

どうしよう、これでは進めない。

 

3人は考えたが、わらが、自分が横たわって橋になるから、君たちが渡って、向こう岸についたら僕を引き上げてくれ、と提案した。

 

そら豆と炭も賛成し、さっそくわらは横になって小川の両岸をつないだ。最初に炭が渡ったが、ちょうど真ん中あたりまで来た時、流れる水が怖くなって、つい立ちすくんで止まってしまった。

 

まだ赤く焼けた消し炭がわらの上で動かなくなったからたまらない。わらに火が燃え移り、二つに折れて水に落ちてしまった。炭もいっしょに落ち、ジュッと音を立てて沈んだ。

 

 

 

その様子を見ていたそら豆は、おかしくてたまらなくなり、腹を抱えて笑い転げた。

 

 

 

 

 

ポンポー「唯一空豆だけが生き残り、無様に川に流され空豆に大笑いされた藁と炭火はジョーカーによって救出されバッドエンド王国に住み着いた。だがプリキュアによってピエーロは消滅し誰もいなくなったバッドエンド王国に奴等の姿はどこにも見当たらなかった。」

 

 

 

総弩「そいつらって一体どういう性格なんだ?」

 

 

 

ポンポー「あいつらは空豆を見ると怒り出して手に終えないくらい力を発揮するからな・・・・今ごろ放浪してるかもな・・・・」

 

 

 

 

ポンポーは金色に泡立つビールを見て悲しそうな目をしていた。

 

 

その時、

 

 

 

 

 

『番組の途中ですがここでニュースです!アルカP地区プラントタウンの空豆栽培地区に謎の怪人が空豆を焼き尽くしている模様です。DWDもそれを見過ごせないため出動しています。』

 

 

 

 

総弩「何!」

 

 

 

ポンポー「空豆?」

 

 

総弩「店長!悪いが後にするぜ!」

 

 

 

総弩は急いで仮面ライダージオウに変身しアルカP地区に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーアルカP地区プラントタウンー

 

 

 

 

 

 

 

 

?「燃えろ!燃えろーー!!」

 

 

 

?「空豆なんてすべて焼き尽くしてしまえ!!」

 

 

 

 

 

総弩「待ちやがれ!」

 

 

ジオウはジカンギレード剣モードに変え2体の怪人に斬りかかる。

 

 

 

 

だが2体の怪人はそれをかわし、ジオウとの距離を置いて着地した。

 

 

 

 

総弩「誰だ!お前ら!」

 

 

 

 

?「ふふふふ!俺は元バッドエンド王国幹部候補ワラージ!」

 

 

 

総弩「ワラージ!?」

 

 

 

?「同じく俺はスミービ!」

 

 

 

総弩「スミービ!」

 

 

 

ジオウの目の前にいるのは今さっきポンポーが話していたバッドエンド王国幹部候補の二人

 

 

 

 

藁人形のような体で右腕に釘が突き刺さった怪人ワラージ

 

 

 

 

頭、両手には火が充満したゴーレムの怪人スミービ

 

 

 

 

総弩「あんた達・・・・確か空豆と藁と炭火の物語にいたというあの・・・・」

 

 

 

ワラージ「そうだ俺達は憎き空豆を根絶やしにするためにここに来た!」

 

 

 

スミービ「俺達を笑い者にした空豆を全て焼き尽くしてやる!」

 

 

 

 

 

総弩「だからと言って他の野菜や果物を根絶やしにする気か!?」

 

 

ジオウは周りにあった畑や商品として売っていた空豆以外の野菜や果物を焼きつくされたことに怒りを露にする。

 

 

 

 

 

ワラージ「空豆は野菜!同じ野菜ならそれも同罪だ!スミービ!」

 

 

 

スミービ「おう!」

 

 

 

「「行くぞ!合体!」」

 

 

 

総弩「うわっ!」

 

 

 

 

ワラージとスミービが合体した姿はスミービの火がワラージの藁に燃え移っているのに燃え広がらない体になっていた。

 

左腕にはスミービと思う腕にはガトリングのような形となっており、右腕にはワラージと思う藁の腕に3本の釘は爪のように鋭くなっていた。

 

 

『ワラージとスミービが合体した姿、その名もワラスーミだ!!』

 

 

 

総弩「合体した上にネーミングセンスはイマイチだな!」

 

 

 

『ほざけっ!』

 

 

 

ドドドドドドドドド!!!!

 

 

 

 

ワラスーミのガトリングがジオウに襲いかかる。

 

 

だがジオウはいくつもの世界を駆け抜け、12年間修行してきた成果でワラスーミの攻撃をことごとく交わしていく。

 

 

 

 

 

ワラスーミ『だったら!』

 

 

 

ワラスーミは鋭い釘の爪で攻め立てようとするがジオウはジカンギレード剣でそれを防ぎきる。

 

 

 

 

総弩「ふんっ!」

 

 

 

バキィィーーーーン!!

 

 

ワラスーミ『なっ!?』

 

 

 

武装色の覇気が籠ったジカンギレードで爪を破壊した。

 

 

 

 

 

総弩「これで終わりだ!」

 

 

 

ジオウはジゲンドライバーを360°回転させた。

 

 

 

≪フィニッシュターーイム!≫

 

 

 

 

総弩「はあああっ!!」

 

 

 

 

ワラスーミ『くそがああああああっ!!!』

 

 

 

 

ワラスーミはやけくそで両手の武器を一斉射撃でジオウに襲いかかる。

 

 

 

だがジオウはジカンギレードで弾き返しワラスーミに突進してくる。

 

 

 

 

 

総弩「止めだあああ!!」

 

 

 

 

≪ターーーイムブレーーク!!ジカンギレード!ギリギリスラッシュっ!!≫

 

 

 

 

ワラスーミ『ぎゃああああああーー!!!!

 

 

 

 

 

ジオウの必殺技によってワラスーミは爆発しワラージとスミービに別れて倒れてしまった。

 

 

 

 

 

ワラージ「こんな・・・・所で・・・・」

 

 

 

スミービ「嫌だ・・・・俺達は・・・・空豆に復讐・・・・するんだ」

 

 

 

 

 

ポンポー「やめてくれ!!」

 

 

 

ジオウとやられる寸前のワラージとスミービの前にポンポーが立ちふさがった。

 

 

 

 

ワラージ「お前・・・・ポンポー!」

 

 

スミービ「何故・・・・ここに?」

 

 

 

 

ポンポー「お前らがこの世界で暴れているのをニュースで知ったんだよ!なんでお前らがこんなことを」

 

 

 

ワラージ「決まってるだろ!空豆を根絶やしにするためだ!」

 

 

スミービ「我々を笑いものにした空豆を焼き尽くす!」

 

 

 

 

 

ポンポー「そんなことのために・・・・そんなことのためにこの町を焼き尽くしたのか?」

 

 

 

 

 

 

「「そうだ!!」」

 

 

 

 

ポンポー「!!」

 

 

 

2体の執念にポンポーは圧倒された。

 

 

 

 

ワラージ「俺達は最初は幸せを求むため空豆と一緒に旅をしてきた。」

 

 

スミービ「苦手な川を渡るためワラージが橋になって俺はワラージの背にのって渡ろうとした・・・・だが俺が炭火だからワラージの体に火がついてしまいワラージの体は二つに別れた!そして俺はワラージと一緒に川へまっ逆さまに落ち流れていった。」

 

 

 

 

ワラージ「最後に見た空豆の光景は忘れやしない、俺達の思いを踏みにじるかのように大笑いした姿を」

 

 

 

 

ポンポー「・・・・」

 

 

 

 

ワラージ「俺とスミービは川の流れでもう沈んでしまいそうだったところをジョーカーに助けられた。」

 

 

 

スミービ「そして俺達は幹部候補と呼ばれる地位をもらったがプリキュアによってピエーロ様は倒されバッドエンド王国は崩壊された」

 

 

 

ワラージ「だが俺達の恨みは忘れない憎い空豆を全て根絶やしにして」

 

 

スミービ「ひと粒残らず焼き尽くすってな!!」

 

 

 

 

ワラージとスミービの強烈なインパクトそして執念にはよほど強い意思が固まっていることにポンポーはもう言い返すことができない。

 

 

 

その時、

 

 

総弩「お前らこれを見ろ!」

 

 

 

 

「「?」」

 

 

 

ポンポー「総弩?」

 

 

 

総弩が見せたのはひと粒の空豆

 

 

 

総弩「この縫い目・・・・何か分かるか?」

 

 

 

「「どういうことだ」」

 

 

 

総弩「あの絵本には続きがあってな、よく聞け!」

 

 

 

 

 

 

 

空豆は藁と炭火にあまりに笑い過ぎたものだから、とうとう腹が破裂してしまった。

 

 

 

そこへ1人の仕立て屋が通りかかった。

 

 

 

 

仕立て屋は親切な人だったので、そら豆の敗れた腹を糸で縫い合わせて助けてやった。けれども、たまたま黒糸しか持っていなかったので、黒糸を使った。それ以来、そら豆には黒い縫い目が付くようになったそうである。

 

 

 

 

総弩「そして空豆は二度と笑わなくなったそうだ。多分お前らのことを笑ってしまったことをひどく自分をうらんだようだ。」

 

 

 

 

 

スミービ「そんなこと信用出来るか!!」

 

 

 

 

ポンポー「ワラージ!スミービ!実は俺はバッドエンド王国崩壊後、一時メルヘンランドに行ったことがあるんだよ」

 

 

 

 

「「なんだと!」」

 

 

 

ポンポー「俺は幹部候補仲間として仲間だった空豆の真意を聞いたんだ。そしたら」

 

 

 

 

 

空豆「僕は目の前で二人の一生懸命な姿を見て笑ってしまった・・・・僕のこの傷は二人を笑ってしまった戒めとして残ることになった。だから僕はもう一回二人に会ってちゃんと謝りたい!3人一緒じゃなきゃいやなんだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ワラージ「空豆がそんなことを・・・・」

 

 

 

スミービ「信じられん・・・・」

 

 

 

ポンポー「今からでもまだ間に合う空豆はお前らの帰りを待っている!だから帰ってこい!」

 

 

 

 

 

 

 

ポンポーの言葉にワラージとスミービは力が抜け落ちたかのように膝を落とす。

 

 

 

 

ワラージ「俺達は戻っていいのか?」

 

 

 

ポンポー「ああ!」

 

 

 

スミービ「また旅をしてもいいのか?」

 

 

 

ポンポー「勿論だ!」

 

 

 

「「俺達は・・・・」」

 

 

 

二人が答えを言おうとしたその時、

 

 

 

 

 

 

?「茶番は終わりだ!」

 

 

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

ワラージとスミービの後ろから次元ホールが出現し現れたのは紫のスーツにネジのようなディティールが目立つアーマーが特徴。右肩はドラゴンの頭部のような形状をしている。

 

そして最大の特徴は彼の持っている剣と同じような角がある。

 

 

 

 

 

?「消えろっ!!」

 

 

 

ズバッ!バシュッ!

 

 

 

 

 

 

「「ぎゃああああああーー!!!!」」

 

 

 

 

謎の剣士の斬撃によって二人は消滅した。

 

 

 

 

ポンポー「ワラージ!スミービ!」

 

 

 

 

 

総弩「お前っ!!」

 

 

 

 

 

総弩はジオウに変身して襲いかかった。

 

 

 

 

 

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!

 

 

 

 

総弩「何故二人を斬った。」

 

 

 

 

?「あれは赤の勇者、君をおびき寄せるための囮さ!お陰でいいデータが取れた。だからもう容済みとして処分した。それだけだ!」

 

 

 

 

総弩「貴様ああああああああああっ!!!!」

 

 

 

 

ジオウは怒りで思いっきりジカンギレードを振り回したがそれを剣で簡単に振り払い距離をとった。

 

 

 

 

 

 

 

?「また会おう!ストライクウィッチーズの世界でね」

 

 

 

 

 

総弩「ストライクウィッチーズ?」

 

 

 

 

?「それこそが俺達が決着するのに等しい・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「待て!お前は誰だ!」

 

 

 

 

 

?「我が名はカリバー!仮面ライダーカリバー」

 

 

 

 

 

総弩「カリバー・・・・」

 

 

 

 

 

それだけを残しカリバーは次元ホールに吸い込むように入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事件を終え

 

 

 

ポンポーは自宅に戻った時七輪を用意して炭と藁を一緒に火をつけて空豆を焼いた。

 

 

 

パク

 

 

 

ポンポー「・・・・」むぐむぐ

 

 

 

 

 

焼いた空豆を食べた後・・・・ポンポーは泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひな「失礼します。黒井司令」

 

 

 

 

星奈「よく来たな・・・・」

 

 

 

 

ひな「先程のプラントタウンの件は赤の勇者によって怪我人はすこしですが死者はなく無事解決されました」

 

 

 

 

 

星奈「そうか・・・・ご苦労」

 

 

 

 

ひな「司令・・・・それは」

 

 

 

 

ひなが目に止まったのはクリスタル形状のアタッシュケースであった。

 

 

 

 

星奈「私もまだ詳しくは知らないが・・・・これはどうやら戦隊にまつわるアイテムだそうだ」

 

 

 

 

ひな「戦隊にまつわるアイテム・・・・?」

 

 

 

星奈「そう・・・・」

 

 

 

 

星奈が取り出したのはメダル

 

 

 

それはアカレンジャーのように似た白い戦士

 

 

 

そこに45と書かれていた。

 

 

 

 

 

to be continued




牙虎「来年も・・・・」

ルフィ「よ」

トリコ「ろ」

闘士マン「し」

クロ「く」

あすか「お」

お茶子「ね」

金田「が」

てつし「い」

ジャイアン「し」

綾人「ま」

総弩「す」




『来年も宜しくーーーーーー!!!!!』


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特別編 これからのこと

これは今年のじぶんにとっての物語です。


深い真夜中の昭和タウン、

 

 

特別任務で帰ってきた勇光総弩は深く腹が減っていた。

 

 

 

ぐぅ~~~~

 

総弩「う~~特別任務とはいえいろいろと苦戦が多かったからな・・・店に寄ろうとしてもどれも閉めている。こんな時間に働いている店なんてこの町にはないな・・・・ん?」

 

 

 

 

 

総弩が愚痴をこぼしている時、目の前の路上で屋台があることに気づいた。

 

 

 

 

総弩「拉麺屋か・・・寄ってこ!」

 

 

 

総弩は善は急げということで拉麺屋に向かった。

 

 

 

総弩「おじさん!ってうわっ!」

 

 

拉麺屋の暖簾を引いて見るとそれは湯気がとても濃くて拉麺屋の店主の顔が湯気によって隠れている。

 

 

 

?「お客さん一人?」

 

 

 

総弩「うん・・・一人」

 

 

 

?「御注文は?」

 

 

 

総弩「とんこつ味噌拉麺」

 

 

 

?「あいよ!とんこつ味噌拉麺1丁!」

 

 

 

 

店主は湯気の中で拉麺を作り始めた。

 

 

 

 

総弩「あの湯気の中に・・・作ってんだよね?」

 

 

 

 

総弩はすこし不安げに湯気の中にいる店主を見つめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

?「お待ち!とんこつ味噌拉麺1丁!」

 

 

 

 

総弩「おおお!!いただきます!!」

 

 

 

総弩は勢いよく麺をズルズルとかぶりついた。

 

 

 

 

総弩「うーーーん!!旨い!!」

 

 

 

 

?「はははは!そうか旨いか!」

 

 

 

 

総弩のたべっぷりに店主は歓喜した。

 

 

 

 

 

?「ふぅー」

 

 

 

総弩「どうした?急にため息なんかついて」

 

 

 

 

?「いえね・・・この店は今日で店じまいするんだよ」

 

 

 

 

総弩「ええっ!こんなに旨い拉麺があんのに!?」

 

 

 

?「ああ、きっかけは友達の一人がいなくなったからさ」

 

 

 

 

総弩「友達?」

 

 

 

目の前の濃い湯気に包まれている店主は話し出した。

 

 

 

 

 

?「そいつはいろいろとアイデアが詰まったような奴でね。俺の拉麺を食べて喜んで感想を言った時はとても嬉しかった・・・だが、今年の夏ぐらいにそいつはどこかに行っちまった。」

 

 

 

 

総弩「え?どこかって!?」

 

 

 

?「どこに言ったのか俺には知らん。だがあいつはまた別のところで活躍してんじゃないだろうかね。」

 

 

 

 

 

店主は鼻水をすするような音がした。

 

 

どうやら過去の話であまりにも涙ぐんでいたのだろう。

 

 

 

 

 

 

?「あいつがいなくなってもうお客は一人も来なくなった。だからあんたが最後の客で本当によかった」

 

 

 

 

総弩「これからどうすんだ?」

 

 

 

 

?「さあな、だが俺は拉麺屋をやめてもこれからのことは計画しているんだぜ!」

 

 

 

 

総弩「これからのこと?」

 

 

 

 

 

?「俺のこれからの計画・・・・それは小説家になることだ!」

 

 

 

 

総弩「え?小説家?」

 

 

 

 

?「ああ、これから先嬉しいこともあれば苦しいことも険しいことが待っているだろう!だが!」

 

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

?「俺はくじけたりしない!俺は小説家になって最後まで自分の作った物語を完成してみんなをあっといわしてやるんだ!!」

 

 

 

総弩「へぇー」

 

 

 

 

?「そしたらあいつも・・・・」

 

 

 

店主は過去の彼を思いだしまた悲しんでしまうと思いきや‼️

 

 

 

 

総弩「いいね、それ!俺も応援する!」

 

 

 

 

?「え?」

 

 

 

 

総弩「俺もその話を最後まで見てみたい!絶対にだ!」

 

 

 

 

総弩の真っ直ぐな気持ちに店主は大笑いした。

 

 

 

 

?「ははははははははははははは!!おもしれえ坊主だぜ!!」

 

 

 

 

大笑いした店主はなにやらゴソゴソと何かを探していてそれを、手にし総弩に渡した。

 

 

 

 

 

 

総弩「これは?」

 

 

 

 

?「友達が最後に会った時に渡されたもんだ!これをお前さんにやるよ!」

 

 

 

 

総弩が受け取ったのは青く輝く龍のカードであった。

 

 

 

 

総弩「ブルー・・・メサイア・・・ドラゴン?」

 

 

 

?「それが必ずお前さんの力になってくれる筈だ!」

 

 

 

店主はそろそろ屋台を引きずり始めた。

 

 

 

 

 

?「じゃあな!」

 

 

 

 

総弩「おーーう!」

 

 

 

総弩も店主もお互いに手を振り合ってそれぞれの道へと突き進んだ。

 

 

 

 




拉麺屋の店主は僕なんです。


そして友達はかつて感想をくださった青龍騎士さんです。


今年は夏ぐらいに彼がいなくなってすこし鬱な気持ちになっていました。


でもこれからは切り換えて小説を書くつもりです。


それではみなさん!よいお年を


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特別編! 伝説のダブルライダー

4月3日


今日はあのヒーローの生誕


総弩「うわあああっ!!」

 

 

 

 

仮面ライダージオウこと総弩は苦戦していた。

 

 

 

それは歴代仮面ライダーが倒してきた蜘蛛怪人の力を持つデキータ、デッドスパイダーデキータに苦戦していたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「ライダー・・・・ライダー

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「畜生!あんな馬鹿デカイ蜘蛛に苦戦するなんて俺としては情けない!お陰でリングが使えないしな」

 

 

 

 

総弩はクロスリングの輪がデッドスパイダーデキータの糸によって雁字搦めになっていた。

 

 

 

 

 

総弩「でも負けるわけにはいかない!」

 

 

 

 

≪ジカンギレード!ジュウ!≫

 

 

 

 

ジオウはジカンギレードをジュウモードに変換してデッドスパイダーデキータに攻撃を開始した。

 

 

 

 

 

総弩「そらそらそら!!」

 

 

 

 

キンキンキンキン!!

 

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「ライダー!

 

 

 

 

 

そしてジオウは一気にデッドスパイダーデキータの懐まで飛びケンモードに変換して切り裂こうとした。

 

 

 

 

総弩「うおりゃあああ!!」

 

 

 

≪ジカンギレード!ギリギリスラッシュ!≫

 

 

 

 

 

ジオウの斬撃がデッドスパイダーデキータの背中を切り裂くことに成功したと思いきや!

 

 

 

 

 

 

総弩「何!?」

 

 

 

余りの固さにジカンギレードの斬撃が通用できなかった。

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「ライダー!

 

総弩「ぐおっ!」

 

 

 

デッドスパイダーデキータのかぎ爪がジオウを吹き飛ばした

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「ライダー!

 

 

総弩「うわっ!」

 

 

 

そして吐いた糸でジオウの腕を縛り上げられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「ライダー!!ライダー!

 

 

デッドスパイダーデキータはその巨体でジオウに迫りつつある。

 

 

 

ジオウ自身も両腕をからめられどうすることもできない。

 

 

万事休すと思ったその時。

 

 

 

ヒュウウウウ・・・・

 

 

 

 

 

総弩「!風・・・・」

 

 

 

 

 

どこからか風が流れる音がした次の瞬間!

 

 

 

 

パリィィーーーン!!

 

 

 

 

総弩「!!」

 

 

 

 

 

「「ライダーダブルキーーーーック!!」」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グオオオオ!?

 

 

 

現れた二人の蹴りによってデッドスパイダーデキータを吹き飛ばした。

 

 

 

総弩「あなた方は・・・・」

 

 

 

ジオウは知っている。

 

 

それは飛蝗の頭に銀と赤のグローブとブーツそして赤いマフラー

 

 

彼らは歴史の原点 仮面ライダー1号と2号である。

 

 

 

 

総弩「ライダー!!」

 

 

 

 

1号「大丈夫か?」

 

 

1号と2号は駆けつけジオウの腕を縛り上げられた糸を引きちぎってくれた。

 

 

 

2号「ここは一旦俺達に任せろ!」

 

 

 

総弩「え?でも・・・・」

 

 

 

1号「手出しは無用だ!」

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「ライダー!!ライダー!!

 

2号「ライダー!ファイト!」

 

 

1号「行くぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ダブルライダーは巨大なデッドスパイダーデキータに立ち向かっていく。

 

 

1号「とうっ!!」

 

 

 

1号は巨大なかぎ爪をかわしデッドスパイダーデキータの懐までジャンプした。

 

 

 

 

1号「ライダーキーーーーック!!」

 

 

 

ばきっ!!

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「うわあああああああああ!!

 

1号のライダーキックでデッドスパイダーデキータの腕を破壊する。

 

そしてデッドスパイダーデキータの腹の懐から2号が渾身の拳を放つ!

 

2号「ライダーパーーーーーーンチ!!」

 

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!!

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「ぎゃあああああ!!

 

 

 

 

 

衝撃のパンチによってデッドスパイダーデキータを倒れさせた。

 

 

総弩「す・・・・スゲー」

 

 

あまりのダブルライダーの戦いぶりにジオウは興奮を隠しきれなかった。

 

 

そしてダブルライダーはジオウのもとへとかけつく。

 

 

 

 

1号「総弩!トドメはお前がやれ!私たちライダーの力をお前に捧げる!」

 

 

 

総弩「ライダーの力を捧げる?それって」

 

 

 

2号「よく見ていろ!」

 

 

 

 

1号と2号はジオウの目の前で変身ポーズの体制で風を起こす。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

総弩が集めたライダーそしてまだ手に入れていないゼロワンとセイバーのスピリットフィギュアが現れた。

 

 

 

 

 

1号「我々50年分の力を・・・・」

 

 

2号「お前に託す!」

 

 

 

 

「「ライダーパワー!全開!」」

 

 

 

 

二人の風力とスピリットフィギュアが一つとなってライドウォッチへと変わった。

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

1号「それを使え!」

 

 

 

総弩「はい!」

 

 

 

ジオウはジクウドライバーにセットし回転させた。

 

 

 

その時、ジオウの回りに現れたのは1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、ZX、BLACK、BLACKRX、シン、ZO、J、クウガ、アギト、龍騎、555、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ、ディケイド、W、オーズ、フォーゼ、ウィザード、鎧武、ドライブ、ゴースト、エグゼイド、ビルド、ゼロワン、セイバーが現れた。

 

 

 

 

総弩「みんな・・・・行くぞ!!」

 

 

 

「「「「「おう!!」」」」」

 

 

ライダー達はデッドスパイダーデキータの目の前まで飛びキックの体制へと入った。

 

 

≪オールライダー50!!ターーイムブレーーク!!≫

 

 

 

 

 

おりゃああああああああーーーーーー!!!!!

 

 

ドドドドドドドドドドドド!!!!!

 

 

 

 

デッドスパイダーデキータ「ライダーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガァァァァーーーーーーーン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

オールライダーの必殺キックによってデッドスパイダーデキータは爆散した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変身を解除した総弩はダブルライダーにお礼を言った。

 

 

 

 

 

 

 

総弩「ありがとうございます。1号、2号」

 

 

 

 

 

1号「・・・・」

 

 

 

2号「・・・・」

 

 

 

お礼を言われたダブルライダーはサイクロンに乗り込みどこかへと去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「かっこいい」

 

 

「・・・・どさん」

 

 

「・・・・うどさん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひかり「総弩さん!!

 

 

 

 

総弩「うわわわわわわ!!??」

 

 

 

突然の怒鳴り声に総弩はベッドから飛び上がった。

 

 

 

 

 

ひかり「もう!愛子さんから頼まれて起こしにきたんですよ!」

 

 

 

雁淵ひかりはプンスカと怒っていた。

 

 

 

 

総弩「あれ・・・・今の夢か・・・・」

 

 

 

 

総弩は辺りを見渡したがライダーの姿がどこにもいない

 

 

 

 

 

ひかり「さあ、はやくご飯を食べましょう」

 

 

総弩「ああ、」

 

 

 

 

 

総弩は慌ててひかりと一緒に部屋から下りていった。

 

 

 

 

そして総弩の机にはオールライダーライドウォッチが置かれていることは気づいていない。

 

 

 

 

そしてライドウォッチの貼りついていた紙にはこう書かれてあった。

 

 

 

 

祝!仮面ライダー生誕50周年 と・・・・

 

 






今日中に書き上げたライダー話


仮面ライダー生誕50周年おめでとう!!


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特別編 ザ リベンジ オブ ウルトラマン

これは先月で投稿するはずが遅くなりました。


どうぞ


ピポポポ・・・

 

 

 

総弩「ゼットン・・・マジで強ええ・・」

 

 

 

今 俺はかつてウルトラマンを倒したと言われる宇宙恐竜ゼットンと戦っている。

 

 

でも何故俺はゼットンと戦っているのか?

 

 

それはある昼食の後の話だ。

 

 

 

 

 

 

 

星奈「昭和42 1967年4月9日・・・・これがどういう日かわかる?」

 

 

 

総弩「1967年4月9日?なんかの記念日だったけ?」

 

 

星奈「答えはウルトラマンが最後の怪獣ゼットンと戦い地球を去ってしまった日よ」

 

 

総弩「ゼットンっ!?」

 

 

ゼットンの名前に驚く総弩

 

総弩はその怪獣の名に強烈な印象を受けているのだ。

 

 

なんせゼットンは・・・

 

 

 

唯一ウルトラマンを倒した強敵として名の知れた怪獣であり、科特隊を窮地に追いやった存在である。

 

 

 

 

ことのはじまりは

 

ある日突如として謎の宇宙船団が地球に襲来。

その目的は科学特捜隊本部及びウルトラマンを撃滅し、各国を襲撃する事。

 

科特隊は敵の円盤群を倒し、基地内部を中核破壊されながらもゼットン星人を倒す。

だが、星人の断末魔により、青い玉が膨れ上がり、

 

宇宙恐竜ゼットンが出現。

 

 

科学特捜隊やウルトラマンのあらゆる攻撃もゼットンには全く効かず、圧倒的な力の前に、遂にウルトラマンは倒れ伏す。

 

 

 

 

星奈「ということで・・・・」

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

星奈「今からアリーナに向かってゼットンと戦ってもらうわ・・・・もちろん初代ウルトラマンのスピリットフィギュアを使ってね」

 

 

 

総弩「え?・・・ええええええーー!!!??」

 

 

 

 

という展開となり今俺はアリーナのシミュレーションシステムでウルトラマンでゼットンと戦うことになった。

 

 

 

ゼットン「ゼットン・・・」

 

 

シュンっ!

 

 

総弩「はっ!消えた!?」

 

 

シュンっ!

 

 

総弩「なっ!?」

 

 

ガっ!

 

 

総弩「ガアアッ!?」

 

 

 

一瞬でゼットンはウルトラマンの真後ろにテレポートして首を締め上げた。

 

 

 

総弩「・・・ぐぐぐぬぬぬ・・・このっ!!」

 

ピポポポポポ・・・

 

ゼットン「ゼットン!」

 

 

 

ブオンッ!

 

 

 

総弩「うわああああああ!!??」

 

 

 

ゼットンは両腕で締め上げているウルトラマンをおもいっきり投げ飛ばした。

 

 

 

総弩「野郎!これならどうだ!」

 

 

 

ウルトラマンは八つ裂き光輪でゼットンに攻撃をしたが、

 

 

 

ピポポポポポ!!

 

 

 

総弩「なにっ!」

 

 

 

ゼットンの強化バリヤーによって光輪は砕け散った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃

 

 

 

アリーナの巨大モニターでウルトラマンとゼットンの戦いを監視している星奈とDWD研究員達

 

 

 

研究員「ウルトラマン苦戦してますね・・・」

 

 

 

星奈「そうね」

 

 

研究員「八つ裂き光輪を防ぎ、残ったのは・・・」

 

 

星奈「スペシウム光線だけだと・・・」

 

 

研究員の覇気のない言葉に星奈は睨み付ける。

 

 

 

研究員「いえ、ウルトラマンにはスペシウム光線以外にもアタック光線、スラッシュ光線、ウルトラ水流、ウルトラエアキャッチなどがあります。」

 

 

星奈「・・・・」

 

 

おずおずと研究員が説明した後、星奈はもう一度モニターを睨む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

切り替わって

 

 

ーウルトラマンvsゼットンー

 

 

 

 

 

ピポポポポポ・・・

 

 

 

 

総弩「うう・・・」

 

 

 

ゼットンが近づくにつれ音が不気味に聴こえてくる。

 

 

 

 

総弩「ウルトラマンは確かキャッチリング、ウルトラスラッシュ、スペシウム光線だけでゼットンに挑んだが失敗した・・・じゃあ別の技でゼットンに通用するか試してやる!」

 

 

 

ウルトラマンは一旦距離をおいてゼットンに向けて必殺技を仕掛ける。

 

 

 

総弩「アタック光線!」

 

 

ウルトラマンの必殺技ウルトラアタック光線、スプリングの光線がゼットンの胸に当たる。

 

 

しかし

 

 

 

ゼットン「ゼットォォォーーーン!!」

 

 

 

総弩「駄目か!?」

 

 

 

アタック光線がゼットンの胸に当たったがゼットンの生態エネルギーは他の怪獣とはレベルが段違いに違う。

 

 

 

 

 

総弩「畜生!残ってるのはスラッシュ光線とウルトラ水流とエアキャッチこれじゃ勝て・・・ん?待てよ」

 

 

 

ウルトラマンは何やら思い付いたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研究員「これは負けますねウルトラマンがゼットンに勝てる確率は5%、そして負ける確率は95%」

 

 

 

 

星奈「でも0%ではない。」

 

 

 

研究員「え?」

 

 

星奈「たとえ負ける確率が99%でも1%の勝率は100%へと導いてくれる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼットン「ゼットン!」

 

 

 

ゴウッ!!

 

 

 

 

ゼットンは必殺技一兆度の火球をウルトラマンに炸裂した。

 

 

 

 

 

 

総弩「そらよっ!ウルトラ水流高圧モードだ!」

 

 

 

 

ウルトラマンの必殺技 ウルトラ水流を高圧モードで一兆度の火球を受け止めた。

 

 

 

 

 

 

 

ブシュゥゥゥーーーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

研究員「一兆度の火球をウルトラ水流で受け止めた!?」

 

 

 

 

 

 

 

火と水のぶっかけ合いで巨大な水蒸気が蒸発して周りが見えなくなった。

 

 

 

 

ゼットンは辺りを見渡したが水蒸気のせいで辺りがわからない。

 

 

次の瞬間

 

 

 

 

総弩「しゃあっ!!」

 

ズバッ!!

 

 

ゼットン「ゼットーーン!?」

 

 

 

 

水蒸気を利用して後ろからウルトラマンが現れ右手に八つ裂き光輪を集中させた手刀でゼットンの甲羅を切り裂いた。

 

 

 

 

ピポポポポポ・・・

 

 

 

ゼットンは背中が切り裂かれたダメージによってよろけているがウルトラマンに向かって波状光線を撃った。

 

 

 

 

総弩「!!」

 

 

 

波状光線、ウルトラマンがスペシウム光線を放った時、ゼットンは受け止め波状光線をウルトラマンのカラータイマーに命中し、ウルトラマンはカラータイマーが破壊され負けてしまった。

 

 

 

 

そして今、ゼットンの波状光線が目の前のウルトラマンに炸裂しようとしていた。

 

 

 

 

 

総弩「一か八かの賭けだ!行くぜっ!」

 

 

 

モニターで見ていた星奈達はどのようにして受け止めるか見定める。

 

 

 

 

総弩「うおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

 

バチバチバチバチ!!!

 

 

 

研究員「バカな!」

 

 

 

星奈「波状光線を素手で受け止めただと?」

 

 

 

総弩「くうううううーーーー!!!!」

 

 

 

ウルトラマンを打ち破った波状光線をウルトラマンは光線白刃取りで受け止めたのであった。

 

 

 

だが光線の威力が強すぎてカラータイマーの消費が激しい・・・

 

 

 

 

ピコンピコンピコンピコンピコン・・・・

 

 

 

研究員「ウルトラマン!カラータイマーの消費!残り60%!」

 

 

 

星奈「総弩!」

 

 

 

 

総弩「くうううううう!!!」

 

 

 

ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!

 

 

 

研究員「消費20%!」

 

 

星奈「くっやむをえん!一旦中・・・」

 

 

 

 

総弩「ここだっ!!」

 

 

 

ウルトラマンは波状光線が弱まることを察知しタイミングよく回避してウルトラエアキャッチでゼットンの片腕と片足を受け止めた。

 

 

 

 

総弩「スペシウム光線はもう使えないが!お前の波状光線を受け止めたお陰でより強い光線になったぜっ!」

 

 

 

 

ウルトラマンは両腕をバチバチと光らせスラッシュ光線の構えをとる。

 

 

 

総弩「行けっ!スペシウムスラッシュ!」

 

 

 

バシュンッ!!

 

ウルトラマンの放った巨大な閃光弾がゼットンの体を貫いた。

 

ゼットン「ゼッッットォォォーーーーン!!??」

 

 

ドッッゴォォォォーーーーーン!!

 

 

 

 

総弩「やったぜ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

研究員「ウルトラマン・・・カラータイマー3%でゼットンを倒した・・・」

 

 

星奈「ギリギリってことね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー医務室ー

 

 

 

 

星奈「スペシウム光線を使わずに波状光線を利用してのスラッシュ光線・・・これ本格的の戦いだったら死んでるわよ」

 

 

 

総弩「うぅ・・・」

 

 

星奈は総弩を鋭く睨み付けながらいい放つ

 

 

 

地球侵略を企んだゼットン星人の切り札それがゼットン

 

 

ウルトラマンの攻撃を一切受け付けない凄まじい戦闘能力を持ち、放つ火球は一兆度という恐ろしい火力を誇る。それをウルトラ水流で受け止めるなんて・・・

 

星奈(それに・・・)

 

 

光線を吸収し増幅して撃ち返すゼットンの波状光線を。こいつはゼットンの技を応用して白刃取り、吸収・そして弱光線のスラッシュ光線でゼットンを倒すなんて・・・

 

 

 

星奈(この子の発想力・・・あなどれないわね)

 

 

 

 

 

総弩「えっと・・・師匠?」

 

 

 

星奈「まずは医務室でゆっくりしなさい・・・治ったら任務があるから・・・それじゃあ」

 

 

 

それだけ言い残し星奈は医務室から出た。

 

 

 

 

そして一人だけになった総弩はでかいため息を放ちながら医務室のベッドで仰向けになった。

 

 

 

総弩「ゼットン・・・まじ強い・・」

 

 

 

その一言だけ言い残し眠った。

 






ゼットンがウルトラマンに倒された日に投稿しようと思いましたが頭痛とか頭がくらくらすることに悩んでしまい、5月1日に投稿することになりました。


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特別編 白の勇者の勇者協会

久々の投稿 白の勇者 登場です。


 

ここはとある異世界、下から大地が見えないほどの雲が漂い続けている空の世界、

 

その空の世界でポツンと浮かんでいる神殿らしき建物がある。

 

 

 

 

そこは各異世界の勇者達を取り締まる協会、その勇者達というのはとあるメンバーを勇者パーティーから追放を計画した勇者と仲間だと思っていたメンバーを囮にするということ、そして異世界転移、召喚された者が勇者でありながら残虐極まりない行為をするなどという勇者の行為ををここで裁くのがこの・・・

 

 

白の勇者 迅雷が取り締まる。

 

 

異世界勇者協会である。

 

 

 

 

そして白い甲冑の二人が一人の某勇者を引きずってとある部屋へと誘い込む。

 

 

 

 

「ほら歩けっ!!」

 

 

 

某勇者「離せっ!俺は勇者だぞ!王国に派遣された正統な勇者だ!俺がいなくなったら誰が魔王を倒すんだ!」

 

 

 

「いちいちうるさい奴だっ!お前のような無能が勇者など、とんだお笑いぐさだ!」

 

 

「裁きを受けるがよい!」

 

 

 

某勇者「ぶっ!」

 

 

白い甲冑の二人に強引に床に叩き出されて去っていった。

 

 

 

某勇者「くぅぅ・・・勇者であるこの俺を侮辱するとはあいつらあとで処刑してやる・・・」

 

 

?「誰が誰を処刑するって?」

 

 

某勇者「へ?」

 

 

某勇者が上を見上げるとそこにはウルフヘアーで白いスーツを着こなした男性が机の椅子で堂々と座っている。隣には金髪でメガネをかけた耳の長さが特徴のエルフが立っていた。

 

 

 

?「君か?仲間の一人をスキルがないことを見下して勇者パーティーを追放して挙げ句の果てに失敗続きでその追放された仲間にぼこぼこにされ悪堕ちして死んだ哀れな勇者っていうのは?」

 

 

某勇者「誰だお前は図々しいにもほどがあるだろ!?」

 

 

?「おっと自己紹介が遅れたな 俺はお前らのような屑勇者どもを裁くためこの異世界勇者協会を取り締まる会長・・・」

 

 

 

 

 

「迅雷 幸馬だ。」

 

 

 

立派な机で某勇者を睨み付ける異世界勇者協会会長、迅雷幸馬

 

 

 

幸馬「では君がこれまで活躍してた功績を見てすこし気になる所があった・・・キリ」

 

 

 

キリ「はい」

 

 

金髪のエルフの女性は手に持ったリモコンを壁に映写した。

 

 

 

 

幸馬「これは君が最大級と呼ばれるドラゴンと君が率いる勇者パーティの映像だ。」

 

 

 

ドラゴンと対峙する某勇者と女性の魔法使い、女戦士、女神官、そして一番冴えない男、彼は鑑定士らしい

 

幸馬「君はこれを見て何か感じないか?」

 

 

某勇者「何か?決まってんだろ!俺たちは5人力を合わせてドラゴンを倒した?それがどうしたってんだ?」

 

 

 

某勇者は得意気に映像の説明をすると幸馬はきょとんとした表情で映像を見る。

 

 

 

幸馬「5人?あれー?本当に()()だけかなー?()()しかいないんだけどなー?」

 

 

某勇者「へ?」

 

 

幸馬「俺が君に見せたのはドラゴンと戦う前の映像!そして二時間後・・・」

 

 

 

映像を切り替えて某勇者がドラゴンを倒した映像を見せた。

 

 

 

幸馬「君と魔法使いと神官と戦士・・・・あと一人・・・鑑定士の彼は何処にいったのかなー?」

 

 

幸馬の質問に某勇者は青ざめる。

 

 

幸馬「答えてあげようか?君は彼を生け贄としてドラゴンに捧げた・・・そして君はドラゴンが彼を貪り食っている間に後ろの岩に突き刺さった伝説の剣を引き抜いてドラゴンの首を取った。」

 

某勇者「え・・・・それは・・・」

 

幸馬は映像を巻き戻し一時ストップさせ某勇者の顔をアップさせた。

 

幸馬「鑑定士の彼を蹴落として我が物顔でにやける顔・・・これは勇者の所業じゃないよな?あ?」

 

 

幸馬は普段の穏やかな顔から厳格な顔つきに変わった。

 

 

 

幸馬「そしてお前はドラゴンを倒した功績によって住民、王国から英雄として扱われたが、復活した勇者によって全て暴露された」

 

 

 

某勇者「それは!」

 

 

 

幸馬「鑑定士が復活した理由はお前が訪れた妖精の国で彼は小さな女の子の妖精を助けた。その理由は彼女は王国を家出した王女様だからだ!」

 

妖精の王女と鑑定士が一緒にいる映像を映し出された。

 

 

幸馬「彼は一緒に国を率いる女王に説得を試みた結果成功!たちまち彼は妖精達と仲良しになった。」

 

 

幸馬「まあ某勇者のお前のことだから妖精の以来で魔物を退治してくれって以来を受けたんだろう」

 

 

 

そして今度は鑑定士と王女の一家が映し出された。

 

 

 

幸馬「お前ら妖精の国を去ろうとしている時、妖精達は彼にお礼としてライフエナジーの素を差し出した。そのお陰で彼は復活した!」

 

 

 

某勇者「あの野郎!!俺たちに内緒であんなものを!!」

 

 

幸馬「そして彼は新しい仲間を手に入れ、お前らを越えるほどの人気のパーティーへと成り上がった!だがお前ら勇者パーティーはそれが気にくわず王国に嘘の情報で彼を絶望のどん底に陥れた!!だがそれは彼の味方であった王女様の手助けによってあえなく砕けちり勇者パーティーを解散、その結果お前は魔王と手を組み鑑定士と仲間、王国を滅亡させようと目論んだが・・・」

 

 

最後の映像を見せた某勇者はとても絶望な顔を見せた。

 

 

 

 

幸馬「鑑定士の彼は真の力が覚醒し、仲間と共にお前と魔王は倒され!真の平和を取り戻した!」

 

 

 

 

映像を消して幸馬は某勇者に近づく。

 

 

 

幸馬「哀れだなお前は・・・彼を気にくわないからって生け贄にして王国を乗っ取ろうとするなど・・・人間としてどうかしてるぞ?」

 

 

 

 

幸馬が彼のまわりをぐるぐると歩いている時、某勇者は

 

 

 

某勇者「ふざけんな・・・」

 

 

幸馬「・・・」

 

キリ「・・・」

 

 

 

 

俺は勇者だぞっ!!なんで俺じゃなくアイツなんだよ!!ドラゴンもぶっ殺したら俺は夢に見た英雄としてみんなにちやほやされると思ったのによ!!

 

某勇者が抗議する時、まるで悪魔、魔物のような顔をした。

 

幸馬「お前がこれほど冒険を進めてくれたのは全て鑑定士の彼がいたからだ。違うか?、ドラゴンの時も彼が鑑定していなかったらお前は・・・」

 

 

 

某勇者「ふざけんな!弱点を見抜けばあんな糞鑑定士どうでもいい「バキッ!」ぶっ!」

 

キリは懐から金棒を取り出し某勇者の口に突っ込んだ。

 

キリ「その汚い口を閉じてくださいゲス野郎」

 

 

キリは金棒を外した某勇者の歯はぼろぼろだった。

 

 

 

幸馬「お前は勇者という立場を利用して仲間を生け贄にしあげくの果てに魔王と手を組んで王国を乗っ取る・・・」

 

 

 

幸馬「てめえみてえなのは勇者なわけねえだろーー!!!!

 

某勇者「ひいい!!」

 

幸馬の怒気のこもった言葉に某勇者は後ずさる。

 

幸馬は右側のレバーを手に取る。

 

 

幸馬「お前はもう勇者ではない。勇者という者は他者を助け弱気者を助け仲間とともに目的を果たすそれが勇者だ。仲間を道具としか思えないお前はその勇者の名に泥を塗るような奴に・・・」

 

 

 

勇者はいらねえんだよ

 

ガコン

 

 

 

幸馬はレバーを引いた時、某勇者が立っていた床が開いた。

 

そして幸馬は恐怖を思わせる目つきで某勇者を睨み付け

 

幸馬「身のほどをわきまえろ・・・屑が!

 

 

 

 

「うわああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

某勇者はまっ逆さまに落ちた。

 

 

 

 

まっ逆さまに落ちて床は元通りに閉じた。

 

 

 

 

 

幸馬「ふう」

 

 

キリ「お見事な裁きでした。会長」

 

 

 

幸馬「はあー世の中の勇者はどうなっとるんだ?爺様の頃は皆平和のために活躍してたっていうのに今は私利私欲のために勇者になるなんて・・・」

 

 

 

キリ「時代というものでしょうか?」

 

 

キリが用意したコーヒーを飲む幸馬は窓の外を眺める。

 

 

 

 

幸馬「最近はプリキュアが悪の戦士という話で異世界中は大混雑・・・それに」

 

 

幸馬は引き出しから赤の勇者である総弩の写真を見る。

 

 

 

 

幸馬「こいつは本当に勇者の活躍を見せてくれんだろうか?」

 

 

 

幸馬はそうまぶいた

 

 

 

 

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獅子王編
獅子王 設定集


獅子王 設定集です。


主人公

 

 

 

獅子王 牙虎(ししおう きばとら)

 

 

 

自由奔放の18歳の青年でソロキャンプを趣味とする。

 

 

 

獅子王 雌美

 

 

 

牙虎の母でソロキャンプ好きの牙虎を暖かい目で見守る優しく肝っ玉のお母さんで獅子王運搬社長でトラックの運転が得意。

 

 

 

 

獅子王 地多子

 

 

 

牙虎の妹で牙虎をお兄と呼んでいる。

 

 

 

 

 

 

獅子王 鬣(ししおう たてがみ)

 

 

牙虎の父親で牙虎の記憶に父親がどのような存在なのか知らない。

 

 

 

 

レグリス

 

牙虎の頭の中で話しかけてくる謎の存在

 

 

 

 

 

 

異世界からの登場人物

 

 

 

 

 

モッチー

 

 

 

モンスターファームの世界からやって来た住人(モンスター)でゼロフォウルに世界が制圧され仲間のスエゾーと一緒にゼロフォウルから逃げていた。

 

 

 

 

スエゾー

 

 

 

モッチーと同じくモンスターファームの住人(モンスター)でゼロフォウルに世界が制圧され仲間のモッチーと一緒にゼロフォウルから逃げていた。

 

 

 

がんがんじい

 

 

スカイライダーの時代で活躍?していた自称仮面ライダーの用心棒的存在、本名は矢田勘次 、いろいろと役にたたない所が多い。

 

 

 

 

 

 

サラ

 

 

ガンダムビルドダイバーズの世界からやって来た住人で実態を持たないLダイバーである。GBNがゼロフォウルの配に支配され、リク達が消え去ることに悲しんで逃げてしまった。疲れはてたところにがんがんじいに出会い、アルカに漂着する。

 

 

 

 

 

 

 

 

覚醒の剣

 

 

 

 

獅子王家に代々伝わる家宝

 

 

 

 

 

 

黄色の勇者 シシオウ

 

 

 

 

ライオンのような兜のマスクに下半身には虎の模様のラインがある鎧の戦士

 

 

 

 

クロスモンスターアーマー

 

 

モンスターカード

 

 

シシオウが所持する怪獣、デジモン、ポケモン、ゾイド、モンハンのモンスター、多種多様のモンスターのカードが描かれている。

 

シシオウはクロスリングで怪獣、デジモン、ポケモン、モンハンのモンスターなどありとあらゆるモンスター達をクロスオーバーでアーマーを装備する形態。

 

 

ウルトラシリーズ

 

モンスターファーム

 

デジモン

 

ポケモン

 

ゾイド

 

百獣大戦グレートアニマルカイザー

 

モンスターハンターシリーズ

 

 

 

 

シシオウ「大地のごとき炎の魂!」

 

 

 

ゴモラ×グレイモン=ゴモラグレイアーマー

 

 

 

 

 

シシオウ「空中のごとし飛竜の魂!」

 

 

 

リオレウス×リザードン=リザードウイングアーマー

 

 

 

 

シシオウ「疾風のごとし狼牙の魂!」

 

 

 

 

バトルウルフ×ガルルモン=ソニックウルフアーマー

 

 

 

 

 

アナザーモンスター

 

 

 

 

ゼロフォウルが呼び寄せる本来戦うべき存在のモンスターの時間を失われアナザーモンスターウォッチで出現させるアイテム

 

 

 

 

アナザーグレイモン

 

 

 

 

牙虎が出会う最初の敵

 

 

 

 

アナザーシルバーブルーメ

 

 

 

 

アナザーシノビラー

 

 

 

 

この2体がどのような風に登場するのかまだ不明、

 

 

 

 

ソロキャンプを終えて自宅に帰ろうとする牙虎の前に謎の大地震が起き、牙虎は別の世界へと降り立つ

 

 

 

そして出現するアナザーグレイモン

 

 

そこに現れた母 雌美と妹 地多子

 

 

雌美に渡された覚醒の剣で変身する。

 

 

 

牙虎の使命は15人の内5人の戦士を見つけ出して仲間にすること。

 

 

 

 

赤の勇者に続いて黄色の勇者の物語、

 

 

今まさに始まろうとしていた。

 

 



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クズは絶望に惹かれる。

この話はウルトラマンメビウスの悪役地球人蛭川の話です。


とある公園の前で雑誌を見て苛立っている男性がいた。

 

 

その男の名は蛭川光彦

 

彼はかつてクルーGUYSの内部やウルトラマンメビウスの正体などを記事にし人々に不安感を浴びさせた帳本人で、いわば人間のクズと呼ぶに相応しい人間である。そして彼は自分より年下の後輩たちが撮った写真や記事などが載った雑誌を見て深い嫉妬にまみれていた。

 

 

 

 

 

蛭川「糞が・・・・」

 

 

 

その時、

 

 

 

 

蛭川「あ?」

 

 

 

蛭川の所にサッカーボールが転がってきた。

 

 

 

 

「すみませーん!とってくださーい!」

 

 

 

少年チームでサッカーをやっていてそのボールが蛭川の所に転がってきたのであった。

 

 

 

少年が蛭川にボールをこっちに持ってきてほしかったが、蛭川は・・・・ニヤリと笑い

 

 

 

蛭川「ほーらよ!」

 

 

 

 

少年「あっ!?」

 

 

 

 

 

蛭川はボールをつかんで逆の方向に投げ飛ばした。

 

 

 

 

その方向は・・・・

 

 

 

 

ブーー!

 

 

 

 

ブチッ!

 

 

 

 

蛭川「くくく・・・・あははははは!!」

 

 

 

 

道路の真ん中に投げ飛ばし通ってきたトラックのタイヤに踏み潰された。

 

 

 

 

蛭川の鬱憤をはらしたかのように高笑いし少年達は泣き叫んだ。

 

 

 

 

 

そしてそれを見て新しい玩具を見つけたかのような笑みを出す醸下院の姿があった。

 

 

 

 

 

 

蛭川の性格は陰湿、狡猾、自分本位、傲慢、強欲、粗暴、不誠実、不作法、無慈悲、粘着質、恩知らずといった人間のあらゆるマイナスエネルギーが凝り固まったかのような外道の中の外道。

その悪辣さは仕事上でもフルに発揮されており、ゴシップやスキャンダルといった他人の粗を探ったり、不幸にさせるような記事を常に追い求め、根も葉もない話から記事を捏造したり、相手の心境や事情を顧みない強引な突撃取材は勿論のこと、他人の弱みにつけ込んで利用したり、果ては盗撮などの卑劣な手段を使うことも辞さない典型的な悪徳記者。

だが、その一方でジャーナリストとしてのスキル自体は決して悪くはないという、まさに『才能の無駄遣い』という言葉を悪い意味で体現している。

というかこういうロクでもない奴に限って有能だったりするのはある種のお約束だったりするが……。

 

何故か「GUYS」に対し、過剰なまでに批判的な見解を示しており、劇中では専ら彼らの評判や信頼を下落させる為の粗探しに余念が無い。

また、GUYSが地球防衛組織という立場上、下手に民間人に対して暴力などの強行手段をとることができないのをいい事にGUYSメンバーを真っ向から好き放題に挑発するなど、自身が民間人(にして報道関係者)である立場を最大限に悪用する一面も。

 

さらには、あろうことか長年に渡って地球を幾度も怪獣や侵略者の脅威から守ってきてくれたウルトラマン達に対しても、その恩義を一切感じる事なく、異星人であるという理由だけで差別意識を抱く始末。

その偏見ぶりは彼らを宇宙人呼ばわりする事はおろか、面と向かって化け物と侮蔑するなど、完全に怪獣や侵略者達と同列の存在に考え、「アイツら(ウルトラマン)がいるから地球が怪獣や宇宙人に狙われるんだ!」と疫病神扱いするほど。

 

このような人物像故に、出会った人物のほぼ全員から強い忌避感を抱かれ、特に彼の為に散々迷惑を被ったり、窮地に立たされる羽目になったGUYSメンバーからは「ハイエナ」、「人間のクズ」と毛嫌いされ、遂にはウルトラシリーズ随一ともいえる陰険さを持つ異次元人ヤプールをもってして「下等な人間」と言わしめたほどである

 

 

 

 

 

 

?「あれ?先輩じゃないっスか?」

 

 

 

 

蛭川「あ?」

 

 

 

 

 

現れたのは蛭川と同じ会社の後輩ジャーナリストである。

 

 

 

後輩「先輩、今日はどうだったんですか?」

 

蛭川「まあまあに決まってんだろ・・・・」

 

 

後輩「まあまあって・・・・先輩のその顔を見ると今日も駄目だったそうですね」

 

 

蛭川「何言ってんだ?ぶっ殺されてーのか?」

 

 

 

後輩「だって本当のことじゃないっスか?かつてウルトラマンメビウスの正体がこいつだって!あの記事その後編集長にすげえ怒られたじゃないですか?」

 

 

 

 

 

蛭川「!?」

 

 

 

 

蛭川はかつてウルトラマンメビウスがヒビノミライという青年に変身し地球に潜伏していたということを目にし蛭川はミライを化物と批判した。

そしてミライの正体がウルトラマンメビウスだということを世間に報道しそれでテレビのワイドショーに出演して、ミライとGUYS双方を非難することで世間に動揺を走らせ、GUYSやメビウスの信頼を失墜させようとする。

 

さらに間が悪いことに、この時地球は、侵略の為に迫りつつあったエンペラ星人から「メビウスを差し出せ」という要求を受けている最中であり、この公表は結果的にミライを地球追放の危機に立たせることとなった。

しかし、GUYS隊長にして総監のサコミズ・シンゴの世界に向けた演説(その最中も、サコミズの言葉に嘲笑いながら茶々を入れたりしていたが、即座に同席していた司会者から「静かに!」と一喝されてしまった)によって、人類はミライの引渡しを拒否する意向を示し、エンペラ星人を前に団結力を強くし、GUYSやウルトラマンをより強い信頼を向けるようになるという蛭川の意図とは真逆な展開と進むこととなる。

 

 

人々が「守る」と決意したメビウスを散々批判していた事も仇となり、自分自身の面目が丸潰れとなり、大恥を晒すという痛烈なしっぺ返しを受け、最後はGUYSやメビウスへの激励の声が飛び交う中で、唯一人予想外過ぎる現状に信じられないと言わんばかりに愕然とした表情を浮かべながら、茫然自失となっていた。

 

 

その結果・・・・

 

 

 

 

 

編集長「てめえ・・・・俺に内緒でワイドショーに出たそうじゃねーか?」

 

 

 

 

蛭川「えっと・・・・それは・・・・」

 

 

 

 

編集長「あげくのはてに地球が侵略者に襲われるって時にてめえは侵略者の肩をもつなど・・・・」

 

 

 

 

編集長「このボケがあああーー!!!

 

 

ボグッ!

 

 

 

 

蛭川「ぶっ!」

 

 

 

 

編集長の鉄拳が蛭川の頬をぶん殴った。

 

 

 

 

 

編集長「地球のウルトラマン様が侵略者と戦っているときにてめえは侵略者と取り合うなんぞどうかしてるぜ!」

 

 

 

 

蛭川「それは元々怪獣や宇宙人が現れたのは全部ウルトラマンのせい「んなわけあるかああ!!」」ひっ!

 

 

 

編集長「俺はガキの頃本物のウルトラマンに助けられたことがあんだよ!そんな地球の大恩人をてめえは売ったんだ!」

 

 

 

 

蛭川「あ・・・・」

 

 

 

 

編集長「てめえは首だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして蛭川は同期の仲間からさけずんだ目まるで汚物を見るかのような目で見られていた。

 

 

 

 

そして蛭川は廊下の角である二人の同期が蛭川の話をしていた。

 

 

 

 

 

「蛭川さんって・・・・たしかイカルガ選手の記事を書いたことがあったんですよね」

 

 

 

 

「ああ、あれは駄目だったらしいよ。なんでも全部嘘!ガセだ。」

 

 

 

 

「蛭川さんって本当に才能の無駄遣いですね」

 

 

 

「そうだな。才能の無駄遣い♪」

 

 

 

 

「「ははははははははははは♪」」

 

 

 

 

 

 

蛭川「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

二人の笑い声に蛭川は激しい憎悪を抱いた。

 

 

 

 

蛭川は周りの人間を無能な奴等、ウルトラマンを正義の味方と決めつける偽善者どもと決めつけていた。

 

 

 

 

 

そして蛭川はゴシップ関係の仕事に就職したが結果駄目だったらしい。

 

 

あのウルトラマンの件で世間は彼を否定した。

 

 

 

 

後輩「先輩って本当に・・・・」

 

 

 

 

 

蛭川「・・・・」

 

 

 

 

 

後輩「才能の無駄遣いですね♪」

 

 

 

 

 

蛭川「!!」ブチッ!

 

 

 

 

蛭川は後輩の言葉にぶちきれ後輩の首を羽交い締めにした。

 

 

 

 

だが運悪く警察官が現れ蛭川をとらえようとしたが蛭川は思わず走り去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛭川は下水道のほうに立ち止まり息を荒くした。

 

 

 

 

 

蛭川「はあ、はあ、宇宙人の味方する糞どもが・・・・いっそのことてめえら滅んでしまえ!」

 

 

 

 

?「いいですね。それ♪」

 

 

 

 

蛭川「誰だ!?」

 

 

 

 

突然下水道の奥から声が聞こえ現れたのは醸下院であった。

 

 

 

蛭川「なんだ?てめえは?」

 

 

 

 

醸下院「そう警戒なさらずに私は貴方の行動に歓喜したんですよ」

 

 

 

 

蛭川「歓喜だ?」

 

 

 

 

醸下院「みなさんはウルトラマンを正義の味方、宇宙からの正義の使者!光の国からやって来た我らのウルトラマンなどとほざいてますが、貴方は違う!」

 

 

 

 

蛭川「?」

 

 

 

 

醸下院「貴方は私が唯一探し求めた人物の一人、だからこれを差し上げましょう」

 

 

 

醸下院は蛭川にあるものを渡す。

 

 

 

 

蛭川「なんだこれは?」

 

 

 

 

醸下院「それはアナザーウォッチ!貴方が唯一地球を追い出そうとしたウルトラマンメビウスの時間を消して出来たものです。」

 

 

 

蛭川「何?」

 

 

 

 

醸下院「ですから今日から貴方が・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウルトラマンメビウスです

 

 

 

 

≪メビウス・・・・≫

 

 

 

 

醸下院を言葉に蛭川はアナザーメビウスをウォッチを回した時・・・・

 

 

 

 

 

蛭川「じゃあ・・・・まずはこの世界を叩き壊す」

 

 

 

 

 

そう宣言した。

 




次は獅子王編 本編です。


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60話 運命の出会い

アニメ モンスターファームのモッチーとスエゾー


そして主人公牙虎てす。


?「チッチッチッチッチッ!!」

 

 

 

?「はあ、はあ、はあ、はあ!」

 

 

 

 

「デキーーーーターーーー!!!」

 

 

 

 

とある場所でデキータは桃色で背中から頭まで緑色の殻のようなものを身にまとったモンスターと全身黄色で下に尻尾と巨大な目が特徴のモンスターを追っていた。

 

 

 

 

 

 

?「スエゾー!このままじゃ追い付かれるっチッ!」

 

 

 

スエゾー「諦めんなや!モッチー!ワイらがここで踏ん張らんと元気に会わせる顔がないで!」

 

 

 

 

 

 

デキータ「デキーーーーターーー!!!」

 

 

 

 

ビィィィーーーーーー!!!

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!

 

 

 

 

 

「「うわああああああああ!!!!?」」

 

 

 

 

 

デキータのビームによってモッチーとスエゾーは谷底に落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山の河原でキャンプのテントが張り巡らされそこで寝ている青年がいた。

 

 

 

 

「チュンチュン!」

 

 

 

 

?「ん?なんじゃ?朝か?」

 

 

 

 

彼の名は牙虎、ソロキャンプが趣味でよく山に込もって一人でキャンプしているのであった。

 

 

 

 

 

牙虎「ほんじゃ帰る前の朝食を作るとするか!」

 

 

 

 

牙虎は持ってきた食パンと細かく切ったウインナーを乗せその上にチーズをかぶせた。

 

 

 

 

そしてそれを15分間熱く焼き上げ、最後はケチャップをつければ、

 

 

 

 

牙虎「ふふん♪牙虎特性ピザパンの完成じゃ!」

 

 

 

 

牙虎は嬉しそうに出来上がったピザパンを掴み上げた。

 

 

 

 

 

牙虎「それじゃあ頂きます!ああーー「「うわあああああああ!!」」ん?」

 

 

 

 

食べようとしたその時、何やら声が聞こえ上を見上げると!

 

 

 

 

 

牙虎「なんじゃあれは!?」

 

 

 

 

牙虎の真上には次元ホールが出現しそこに現れたのは・・・・

 

 

 

 

「「うわあああああああ!!」」

 

 

 

 

ドオォォォーーーーーーン!!

 

 

 

 

モッチーとスエゾーであった。

 

 

 

 

牙虎「なんじゃ?柏餅に黄色の1つ目お化け!」

 

 

 

モッチー「モッチーはかしわなんとかじゃないっチ!」

 

 

 

スエゾー「誰が黄色の1つ目お化けじゃ!?」

 

 

 

モッチーとスエゾーは怒鳴る。

 

 

 

その時、

 

 

 

ぐううううーーーー

 

 

 

 

 

「「あ?」」

 

 

 

牙虎「?」

 

 

 

スエゾー「ここまで来るのに何も食ってへんから・・・・」

 

 

 

モッチー「力が出ないっチ・・・・」

 

 

 

モッチーとスエゾーは行き倒れで倒れてしまい牙虎は朝食に食べようと思っていたピザパンを見て・・・・モッチーとスエゾーに差し出した。

 

 

 

 

牙虎「ほい!」

 

 

モッチー「え?」

 

 

 

牙虎「腹へってんだろ!喰え」

 

 

 

スエゾー「ええのか?」

 

 

 

 

牙虎「いいから喰え」

 

 

 

 

「「やったーーー!!」」

 

 

 

 

牙虎のピザパンをもらって大喜びする二匹のモンスター

 

 

 

 

そして落ち着いた2匹は牙虎に感謝した。

 

 

モッチー「ありがとうッチおかげで助かったッチ!」

 

 

 

 

牙虎「そりゃよかったな」カチャカチャ

 

 

 

 

牙虎は山を下山するためテントを畳み道具も全部リュックに閉まっていく。

 

 

 

 

 

スエゾー「なあ、あんた何してるんや。そんなに忙しく物を片付けて?」

 

 

 

 

牙虎「決まっとるじゃろ!そろそろ山を下山しようと思っとるんじゃ!お前らこそこれからどうする気じゃ?」

 

 

 

 

モッチー「あっそうだッチ!」

 

 

 

モッチーはなにかを思いだし牙虎に質問した。

 

 

 

 

モッチー「ここに黄色の勇者って人はいないッチ?」

 

 

 

 

 

牙虎「黄色の・・・・なんじゃそれ?」

 

 

 

 

スエゾー「ワイらもわからんけど元気やホリィがそいつを探せって言ってたからなー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「ん?」

 

 

 

 

モッチー「なんだっチ?」

 

 

 

 

突然地面が揺れどんどんと揺れが激しくなった。

 

 

 

牙虎「こりゃいかん!」

 

 

 

 

スエゾー「なんや!なんやーー!!」

 

 

 

モッチー「助けてっチー!?」

 

 

 

 

モッチーとスエゾーは強い地震に混乱し牙虎は今の状況に追い付けなかった。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴ・・・・

 

 

 

 

牙虎「あれは・・・・」

 

 

 

 

目の前の空の空間から次元ホールが出現し、

 

 

 

 

そこから

 

 

 

 

ゴオオオオオオーーーーーーー!!!!!!

 

 

 

 

 

 

「「「うわあああああああああ!!!??」」」

 

 

 

 

一人と2匹は次元の彼方に吸い込まれた。

 

 

 

 

 

だがその吸い込まれた先で牙虎の戦いが始まるのは本人でもまだ知らない・・・・

 

 

 

 

to be continued







次元の彼方に吸い込まれたどり着いたのはミッドチルダ!?



そして現れるアナザーグレイモン



そして・・・・



雌美「牙虎!これを使いな!」



牙虎「母ちゃん!」




牙虎が母にもらったのは!






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61話 初めの異世界は管理局の魔法つかい

次元ホールの中に吸い込まれまっ逆さまに落ちていく一人と二匹

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「うおおおおおおおおお!!!!???一体何がおこっているんじゃあああああ!!!!??」

 

 

 

スエゾー「うわあああああああああああ!!おーーちーーるーーー!!!!」

 

 

 

モッチー「ちーーーーーー!!死にたくないっちーーーーーー!!!!!。

 

 

 

 

その時、落ちていく牙虎の周りが光だした。

 

 

 

 

 

 

牙虎「うわあああ!!?今度は何じゃ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「ん?」

 

 

 

牙虎は目を開け辺りを見渡した。

 

 

 

 

牙虎「なんじゃここは・・・・さっきまでワシらは山のほうにいたのに・・・・」

 

 

モッチー「・・・・ち?」

 

 

スエゾー「ん?なんやここ?」

 

 

 

牙虎「お前らも起きたんか?」

 

 

牙虎達は辺りを見渡すとそこは田舎の醍醐味である木が生えておらず辺りは高層ビルなどが立ち並んでいた。

 

 

 

 

牙虎「うん!ここは明らかにワシらがいた所じゃない・・・・さっきのあのデカイ穴にすいこまれた先がここなんじゃ!・・・・」

 

 

 

スエゾー「ほんでここに一体なにってうわわわわわ!!」

 

ゴツン!

 

牙虎「ん?」

 

 

スエゾーが何かにつまづいて転んだらしい。

 

 

 

 

 

 

 

スエゾー「いったー!!何すんねん!ってえ?」

 

 

 

スエゾーはつまづいたものをみるとそれは鉄の塊の残骸であった。

 

 

スエゾー「え?何これ?」

 

 

牙虎「なんじゃ?これは?」

 

 

 

 

牙虎達が見たのはカプセル状で4つの黄色の斑点がつけられた機械が壊れたのを見つける。

 

 

 

 

 

 

牙虎「これは・・・・ロボット?か「ドオオーーーーーン!!!」なんじゃ?!」

 

モッチー「チー!!」

 

 

 

スエゾー「敵が来おったのか!?」

 

 

牙虎は爆発音が聞こえた方向を見るとどうやらあそこに戦闘が始まっていることに驚く。

 

 

 

 

牙虎「善は急げじゃ!!」

 

 

 

モッチー「あっ!牙虎!?」

 

 

牙虎は爆発音が聞こえた方向に向けて走った。

そしてモッチーとスエゾーも後を追いかける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャロ「フリード!」

 

 

 

フリード「グオオオオオオ!!」

 

 

 

 

桃色の髪の少女が乗る巨大な翼のドラゴンが吐く炎がカプセル状のロボット ガジェットドローンを焼き尽くす。

 

 

キャロ「エリオくん!」

 

 

 

エリオ「はあああああ!!」

 

 

 

 

ザシュッ!!

 

 

 

 

頭上から飛び出すエリオの槍型デバイス ストラーダの斬撃がガジェットドローンの頭を貫いた。

 

 

 

 

 

 

 

ティアナ「クロスファイアーシュート!!」

 

 

 

 

オレンジ髪のツインテールの少女ティアナ ランスターは銃型デバイス クロスミラージュで丸い中型のガジェットドローンのアームを破壊した。

 

 

 

 

ティアナ「スバル!」

 

 

 

 

スバル「OK!ティア!」

 

 

 

ティアナの合図でガジェットドローンに前に出る頭にハチマキを巻いた紫髪の少女 スバル ナカジマがナックル型デバイス リボルバーナックルで突進した。

 

 

 

 

スバル「どうおおおりゃあああああーー!!!!!!」

 

 

 

 

 

ドゴンッ!!

 

 

 

ドオオォォーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは「フェイトちゃんみんながんばってるみたいだよ!」

 

 

 

フェイト「うん なのは、私たちも行こう!」

 

 

 

 

なのは「うん、みんなにいいところを見せなきゃね!」

 

 

 

 

 

 

白の魔導師ミッドチルダ機動六課の教導官 高町 なのは

 

 

黒の魔導師ミッドチルダ機動六課の執務官 フェイト T ハラオウン

 

 

 

 

時空管理局 機動六課の最強コンビが空から接近する戦闘機型のガジェットドローンと対峙する。

 

 

 

 

 

なのは「エクセリオンバスター!!」

 

 

 

フェイト「プラズマスマッシャー!!」

 

 

 

 

ドオオォォーーーーーーーーン!!!

 

ドオオォォーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

なのはとフェイトの桃色と黄色の魔法が無数のガジェットドローンを破壊していった。

 

 

 

 

 

そして全てのガジェットドローンが破壊されなのは達スターズ隊とフェイト達ライトニング隊が集結した。

 

 

 

 

なのは「ガジェットの戦闘お疲れ様、スバル ティアナ」

 

 

 

「「はい!」」

 

 

 

フェイト「エリオもキャロもお疲れ様」

 

 

 

「「はい!」」

 

 

フリード「キュウウ!」

 

 

 

なのはとフェイトの言葉に4人と1匹は頷いた。

 

 

 

 

 

 

それを背後に彼女達の戦闘を一部始終見ていたのがいた。

 

 

 

 

 

牙虎「すっごいわーー・・・・なんじゃあれ?CGか?CGなんか」

 

スエゾー「いや!なんやねん?しーじーって?」

 

 

 

モッチー「でもみんな凄いもの出したッチ!」

 

 

 

草むらの陰で隠れている牙虎達すこし窮屈だがぎりぎり入っている様子だ。

 

 

 

 

その時、ビルの屋上で魔道師達の戦いを見ていた黒いマントを羽織った仮面の男がいた。

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

男の袖の中からライドウォッチを取り出した。

 

 

だがそのライドウォッチに描かれたものはライダーなどのヒーローではなかった。

 

 

≪グレイモン・・・・≫

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイト「キャロ、レリックの回収をお願い」

 

 

 

 

キャロ「はい!」

 

 

 

 

キャロは破壊されたガジェットの前に落ちてあるレリックを拾おうとした次の瞬間

 

 

 

 

ボウッ!

 

 

 

 

 

キャロ「え?」

 

 

 

 

ゴオオオオオオオオオオ!!!

 

 

 

 

キャロ「きゃあ!」

 

 

 

エリオ「キャロ!」

 

 

 

 

突然レリックの周りから火が出現しレリックは燃えてはいないが火は徐々に形を変えて怪物の姿に変わった。

 

 

その姿は肉は腐り骨がまる見えの情態、いわばゾンビの恐竜デジモン その名はアナザーグレイモン

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!!」

 

 

 

 

 

スバル「え?何?」

 

 

キャロ「レリックが恐竜に変わった」

 

 

 

 

突然の異変にスバル達は困惑しなのはとフェイトは臨戦体制に入った。

 

 

 

 

 

フェイト「なのは・・・・あれって?」

 

 

 

なのは「わからないけど敵であることは確かだね」

 

 

 

なのはとフェイトはデバイスを構えてアナザーグレイモンを睨み付ける。

 

 

 

 

 

その時、アナザーグレイモンはなのは達の後ろの方を見てあることを察知し火炎の弾を放った。

 

 

 

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!!」

 

 

 

ボウッ!!

 

 

 

ドオオーーーーーン!!!

 

 

 

 

牙虎「うおっあちち!」

 

 

 

スエゾー「あちゃちゃっ!!」

 

 

モッチー「ちー!?」

 

 

 

なのは「え?」

 

 

 

フェイト「そんな!?」

 

 

 

 

スバル「あれって・・・・」

 

 

 

ティアナ「民間人!?と・・・・黄色いひとつ目の生きものとピンクの生きもの?」

 

 

 

 

 

 

牙虎「あっ!ヤバ!?」

 

 

 

 

火炎ザケンナーの放った弾が牙虎が隠れていた草むらに直撃しそれが燃え出したことで牙虎がいたことになのは達は驚いた。

 

 

 

 

スバル「え?なんで?どういうこと?」

 

 

 

 

 

フェイト「この付近はガジェットの襲撃で避難要請が出ていたはずなのに・・・・」

 

 

 

 

 

 

アナザーグレイモン「ミツケタ・・・・キイロノユウシャ・・・・」

 

 

 

 

 

牙虎「へ?」

 

 

 

 

アナザーグレイモンが牙虎に向けて言葉を発していたが牙虎はそれがなんなのかわからなかった。

 

 

 

 

 

 

なのは「スバル!ティアナ!二人はあの子を避難させて!」

 

 

 

フェイト「エリオとキャロもお願い!」

 

 

 

 

「「「「了解!!」」」」

 

 

 

なのはとフェイトの言葉に4人は同意し牙虎のほうに向かった。

 

 

 

 

牙虎「へ?なんじゃ?おまんら?」

 

 

 

 

スバル「すみません!ここは危険ですから安全なほうに行きましょう!」

 

 

 

 

牙虎「へ?なんでじゃ!?あの二人はどないすると?」

 

 

 

 

 

ティアナ「大丈夫です。なのはさんとフェイトさんなら」

 

 

 

 

4人に引きずり回され後で見ていた牙虎はアナザーグレイモンを見てなにかを思い出した。

 

 

 

 

 

 

牙虎「あのメラメラ・・・・うっ!」

 

 

 

 

 

≪ゴモラ!・グレイモン!クロスオーバー!≫

 

 

 

牙虎の頭の中に浮かぶヴィジョン・・・・その姿は炎のように熱い鎧・・・・

 

 

 

 

牙虎「なんじゃ?今の?」

 

 

 

アナザーグレイモン『グオオオオオ!!』

 

 

 

 

 

牙虎「!!!!っ」

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、アナザーグレイモンは特大の火の玉を牙虎達に放出しようとしたその時、

 

 

 

ブオオオーーーーーンッ!!

 

 

キキキィィーーー!!!

 

 

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!!??」

 

 

 

突然トラックが現れアナザーグレイモンをぶっ飛ばした。

 

 

 

 

フェイト「トラック?・・・・」

 

 

 

なのは「なんでトラックが?・・・・」

 

 

牙虎「あのトラック・・・・獅子王運搬のトラック・・・・まさか・・・・」

 

 

 

 

トラックの運転席から現れたのは・・・・

 

 

 

 

雌美「牙!大丈夫!?」

 

 

 

地多子「お兄!」

 

 

 

 

牙虎「母ちゃん!?地多子!?」

 

 

 

なんと現れたのは獅子王運搬社長であり牙虎の母 雌美とその妹 地多子であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 





牙虎「黄色の勇者のモンスター講座!」


牙虎「最初はこれじゃ!」


モッチー「チッ!」




古代怪獣ゴモラ


身長:40メートル[
体重:2万トン
出身地:ジョンスン島

ジョンスン島に生息していた1億5000万年前の恐竜ゴモラザウルスの生き残り



牙虎「必殺技は超振動波!!」



モッチー「角で地中を掘り進んだり、敵を倒すことにも便利だッチ!」



「「それじゃあまたね!」」







次回予告




牙虎の母 雌美が息子にあげたのは父の形見で黄色の勇者の変身アイテム!


そして牙虎の中に潜む者とは・・・・



次回 黄色の勇者の変身!


獅子の雄叫び!虎の猛攻!


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62話 黄色の勇者の誕生

モンスターファームのキャラを出して興奮する自分


機動六課(リリカルなのは)の世界に偶然やって来た牙虎、モッチー、スエゾー

 

 

現れたアナザーグレイモンに追われピンチになった時、そこに駆けつけた牙虎の母と妹

 

 

 

牙虎「母ちゃん!なんでここに・・・・」

 

 

 

雌美「牙!これを!」

 

 

 

 

雌美は牙虎にあるものを託した。

 

 

 

牙虎「これは?」

 

 

それは黄色い宝石でライオンのレリーフが刻まれた短剣であった。

 

 

 

雌美「それはお父さんがお前のために残した物、その名は覚醒の剣!牙!それを胸に突き刺しな!」

 

 

牙虎「胸に!?なんで!?」

 

 

 

雌美「別に死ぬわけじゃないわ!会いに行けるのよ!」

 

 

 

牙虎「会いに?何を!?」

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!」

 

 

 

牙虎「!!」

 

 

 

モッチー「また暴れだしたっチ!!」

 

 

 

アナザーグレイモンが起き上がり怒り心頭で牙虎を睨み返す!

 

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!」

 

 

 

 

なのは「危ない!」

 

 

 

牙虎「ええーーい!!?なるがままよ!!」

 

 

 

アナザーグレイモンが牙虎を食おうと大口を開けて襲いかかってきた。

 

 

そして牙虎も覚悟して覚醒の剣を胸に突き刺した。

 

 

 

 

 

すると・・・・

 

 

 

カアアアアアアアアアア!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「ん?ここは?」

 

 

 

 

 

?「ようやく来たか・・・・」

 

 

 

牙虎「ん?」

 

 

 

後ろから声が聞こえ振り向くと・・・・

 

 

 

 

牙虎「デカイ鬣に二本の牙!?お前は・・・・」

 

 

 

 

?「我が名はライガー、お前達黄色の勇者を支えた皇獣(おうじゅう)である。」

 

 

 

 

牙虎「・・・・・・・・」

 

 

 

 

?「お前はあの剣を手にしたことでお前は我の力を欲しにここに来たのであろう?違うか?」

 

 

 

 

牙虎「え?いや?話追いついてこないんじゃが誰?」

 

 

 

?「・・・・・・・・お前・・・・鬣に何も言わなかったのか?」

 

 

 

 

牙虎「鬣!?父ちゃんを知っとるのか!?」

 

 

 

 

?「我はかつてあの者と一緒に戦って来た。それ以前にお前の祖父・・・・そして初代シシオウからの代まで我は獅子王家を支えてきた。」

 

 

 

 

牙虎「そんなに生きとったんか?お前何歳じゃ?それに初代シシオウって?」

 

 

 

 

?「初代シシオウは赤の勇者イサミツ、青の勇者セイクウと共に戦った英雄、後に始まりの勇者と呼ばれたもの達だ我らはかつてプリキュアの王プリキュウスを封印し、何れ復活するであろうプリキュウスの復活に備えて獅子王家の物達はそれを警戒していた。そしてお前の代となりこの空間にやって来たということは・・・・プリキュウスが復活されたということだ・・・・」

 

 

 

 

牙虎「プリキュウス?それがこの事件の元凶って訳か?」

 

 

 

?「そうだ。一度問う。我と共に戦うか?」

 

 

 

 

皇獣と呼ばれる巨大な生き物の言葉に牙虎の出した答えは・・・・

 

 

 

 

牙虎「・・・・・・・・わかった。今ここで母ちゃん達やあの2匹を殺されるのは嫌だからな・・・・戦うぞ!」

 

 

 

 

?「よし!ではこれを持っていけ!」

 

 

 

皇獣の口から黄色く光る物体を牙虎に託され、光が収まり四角型のアイテムであった。

 

 

 

 

牙虎「これは・・・・」

 

 

 

?「それはグレイトギア、我と共に戦うべきに使うものだ」

 

 

 

 

牙虎「これが・・・・」

 

 

 

 

?「さあ!行け!戦え!そしてプリキュウスの野望を止めるのだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「はっ!」

 

 

 

 

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!」

 

 

 

なのは「危ない!」

 

 

 

 

アナザーグレイモンが牙虎に襲いかかろうする前に牙虎はグレイトギアを左腕に装着した。

 

 

 

 

牙虎「上等じゃ!こっからは・・・・ワシの祭りじゃ!!」

 

 

 

 

牙虎は覚醒の剣ををグレイトギアに装着すると、牙虎の中から巨大な獅子の皇獣 ライガーが出現した。

 

 

 

 

 

ライガー「オオオオオオオオオオ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

なのは「フェイトちゃん!?あれって!」

 

 

 

 

フェイト「あの子の中から巨大なライオンが・・・・」

 

 

 

 

 

なのは達ははじめて目にする皇獣に固まってしまい牙虎は両腕を上げて叫んだ。

 

 

 

 

 

牙虎「勇者鎧装!!」

 

 

 

 

ガキンッ!

 

 

 

ライガー「オオオオオオオオオオ!!!!!」

 

 

 

 

牙虎は黒のスーツに身を包みライガーは黄色の鎧へと変化し牙虎の体に装着した。

 

 

 

 

装着した牙虎の姿は肩や頭の後ろにはライオンの象徴である鬣、腕には虎の爪を模した黄色のアームそして胸には皇獣の絵が描かれたマークがある。

 

 

 

 

なのは「何あれ・・・・?」

 

 

 

フェイト「変身した・・・・?」

 

 

 

スバル「ティア?あれって?」

 

 

 

ティアナ「私が知るわけないでしょ!?」

 

 

 

 

エリオ「バリアジャケットなしであんな姿になるなんて・・・・」

 

 

 

 

キャロ「カッコイイ・・・・」

 

 

フリード「キュー」

 

 

 

 

 

 

 

六課のメンバーは牙虎が変身した姿に唖然としていた。

 

 

雌美「よし!」

 

 

雌美はガッツポーズし地多子も変身した牙虎に感激した。

 

 

モッチー「あれはなんだっチ?」

 

 

スエゾー「牙虎が変身したで・・・・」

 

 

 

 

モッチーとスエゾーも変身した牙虎に唖然とする。

 

 

 

 

牙虎「うおっ!なんじゃこれは鎧真っ黄っ黄じゃの?」

 

 

 

 

 

雌美「見た目は気にしないで・・・・さあ、初陣よ!黄色の勇者、シシオウ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「ふっ!じゃやっちゃるか!!」

 

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!!!!」

 

 

 

 

 

シシオウは目の前のアナザーグレイモンと対峙した。

 

 

 

 

それを見ていた仮面の男はシシオウの姿を見て微笑んでいた感じであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今まさに黄色の勇者シシオウの戦いが始まる

 

 

 

 

to be continued





牙虎「黄色の勇者のモンスター講座!」



モッチー「今回はこれだっチ!」



グレイモン



アグモンの進化刑で成熟期のデジモン。骸骨を被ったような角の生えた頭部に、オレンジベースの体色と青い縞柄が特徴的な恐竜型デジモン。名前の由来は英語の「great」から。


使用技
メガフレイム


「「それじゃあまたねーー!」」




次回予告



ついに黄色の勇者となった牙虎!アナザーグレイモンにどう立ち向かうのか!


次回!黄色の力!



獅子の雄叫び!虎の猛攻!



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63話 黄色の力

牙虎の戦闘シーンそして新たなるアナザーモンスター


はやて「なんや!あの子は!?」

 

 

彼女の名は八神はやて 機動六課の課長、機動六課本部隊舎の総部隊長であり、後方支援部隊「ロングアーチ」の指揮官を務める。任務などで常に一緒ではないことも多いためオペレータ側がサポートを担当している。

 

 

 

 

彼女はモニターで牙虎が変身した姿に驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

グリフィス「シャーリー彼が今持っているのはデバイスに魔法力の反応はあるのか?」

 

 

 

シャリオ「あの子の中に魔法力の反応はなし、あのデバイスののようなものにも反応があまりないわ・・・・」

 

 

 

 

グリフィス「何だと!?」

 

 

 

 

はやて「どうなってるんや?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎は変身した自分自身を見上げ窓に反射されていた自分を見つめて驚いた。

 

 

 

 

 

 

牙虎「あれ・・・・この姿・・・・昔どっかで・・・・」

 

 

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!」

 

 

 

 

なのは「危ない!」

 

 

 

 

アナザーグレイモンの火の玉がシシオウに襲いかかってきた。

 

 

 

 

ドンッ!!ドンッ!!ドンッ!!

 

 

 

 

3つの火の玉に直撃したシシオウは火の海に飲み込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かに思ったが。

 

 

 

 

 

牙虎「はっ!」

 

 

 

 

なのは「え?」

 

 

 

フェイト「聞いてない!」

 

 

 

 

スバル「しかも傷ひとつついてないなんて」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「こんどはこっちの番じゃ!!はあっ!」

 

 

 

 

シシオウは火炎ザケンナーの前に飛び出し両腕に装備されたブレードクローが発動した。

 

 

 

 

牙虎「はあ!はあ!おりゃあ!!」

 

 

バシュッ!ザシュッ!ズシャッ!

 

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!」

 

 

 

フェイト「あの戦い方・・・・まるで野獣・・・・」

 

 

 

 

雌美「そうよ・・・・」

 

 

 

 

なのは「あなたは・・・・」

 

 

 

 

なのは達の前に雌美が現れてシシオウについて語った。

 

 

 

 

ことり「黄色の勇者シシオウは野獣戦法を得意とした戦士・・・・動物の戦いを駆使し巨大な敵を圧倒する・・・・」

 

 

 

 

 

ティアナ「あなたは一体・・・・」

 

 

 

 

雌美「私は只の母親よ。用意周到に準備したあの子の母親♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、ビルの屋上で眺めていた仮面の男はシシオウとアナザーグレイモンを戦いを見ていた。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

 

 

醸下院「ほお・・・・あれが黄色の勇者ですか・・・・赤の勇者より荒れた戦法しますね」

 

 

 

 

?「醸下院・・・・」

 

 

 

 

醸下院 罰人、彼はゼロフォウルの使者で赤の勇者にアナザーヒーローを使って攻撃を仕掛けた不気味な男性である。

 

 

 

 

 

そして醸下院は今この世界で黄色の勇者が誕生したことに思わず感心した。

 

 

 

 

 

醸下院「あの戦いを見て・・・・何かを思い出したんですか・・・・」

 

 

 

 

?「何かだと?」

 

 

醸下院「そうです・・・・あそこに貴方の昔のお友達もいらっしゃいますよ」

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

 

醸下院の指差しに向けたのはモッチーとスエゾーであった。

 

 

 

醸下院「どうです。すこしは会いに行って見てはどうですか?佐倉さん」

 

 

 

?「!」

 

 

その時、仮面の男はその名前を聞いた時、腰から剣を取り出し醸下院に斬りかかった。

 

 

 

醸下院「おっとと・・・・乱暴ですね」

 

 

 

 

?「おい・・・・二度と俺の目の前でその名を呼ぶな!」

 

 

 

 

仮面で隠しいる筈が全身に醸下院に対する怒りと殺気が込み上げたことを感じる醸下院。

 

 

 

 

醸下院「そうでしたね・・・・それはごめんなさい・・・・“ムーダー”さん」

 

 

 

ムーダー「ふん」

 

 

 

 

仮面の男の名はムーダー・・・その正体はまだ知らない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シシオウ「はあっ!おりゃあ!!」

 

 

 

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!」

 

 

 

 

シシオウの圧倒的猛攻で押されつつあった。

 

 

 

 

 

シシオウ「これで終わらせる!」

 

 

 

シシオウはグレイトギアをタッチした。

 

 

 

 

≪グレイトチヤージ!!≫

 

 

 

 

シシオウ「はあーーー!!」

 

 

 

≪グレイト!フィニッシュ!ブレーーイク!!≫

 

 

 

 

 

シシオウ「ぞりゃあああああーーーーーーー!!!」

 

 

 

 

シシオウのブレードクローが金色に光だしそれをX字にアナザーグレイモンを切り裂いた。

 

 

 

ズシャアッッ!!

 

 

アナザーグレイモン「グオオオオオ!!!!??」

 

 

 

 

ドオオオォォォーーーーーン!!

 

 

 

シシオウの必殺技によってアナザーグレイモンは爆発した。

 

 

 

シューーン・・・・

 

 

 

 

牙虎「ふー」

 

 

 

雌美「よっしゃ!」

 

 

モッチー「やったッチ!」

 

 

スエゾー「よっしゃ!やったで!」

 

 

 

地多子「お兄!やるー!」

 

 

 

モッチー達はシシオウの強さに歓喜した。

 

 

 

 

ティアナ「あの怪物を倒すなんて・・・・」

 

 

 

スバル「なのはさん・・・・あの人達は?」

 

 

 

 

なのは「わからないけど・・・・話を聞いてみるしかなさそうだね・・・・」

 

 

 

フェイト「うん・・・・あの姿のことも気になるし」

 

 

 

 

 

モッチー達がシシオウの戦いに興奮していたがなのはとフェイトはすこし彼に疑問を持っていた。

 

 

 

 

 

 

 

そして屋上で見ていたムーダーは・・・・

 

 

 

 

ムーダー「・・・・」ガチャッ!

 

 

 

≪リオレウス・・・・≫

 

 

 

 

ムーダーはアナザーリオレウスライドウォッチを取り出しそのスイッチを押し空中に投げた。

 

 

 

カアアアアアアアアアーーーー!!!

 

 

 

アナザーリオレウス「Gaaaaaaaaa!!!!!」

 

 

 

 

その時、そのライドウォッチが具現化し禍禍しい飛竜、アナザーリオレウスに変わった。

 

 

 

 

 

ムーダー「行け!」

 

 

 

 

アナザーリオレウス「Gaaaaaaaaa!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アナザーグレイモンの残骸を見ていた牙虎はその残骸の中に光るものがありそれを拾った。

 

 

 

 

 

牙虎「これは・・・・あの怪物・・・・でもあの禍禍しい奴じゃない?」

 

 

 

牙虎が見つけたのはグレイモンのカードであった。

 

 

 

なのは「ねえ、君・・・・」

 

 

 

 

 

アナザーリオレウス「Gaaaaaaaaa!!!!!」

 

 

 

 

牙虎「ん?」

 

 

なのは「え?」

 

 

 

 

スバル「え?今度は何?」

 

 

 

キャロ「今度は飛竜!?」

 

 

フリード「キュウーー!!」

 

 

 

 

 

空から現れたアナザーリオレウスが現れたことに六課達は驚きを隠せない。

 

 

 

バシッ!

 

 

 

牙虎「え!?」

 

 

 

雌美「牙!!」

 

 

 

地多子「お兄!!」

 

 

 

そしてアナザーリオレウスは牙虎を掴み上げたのであった。

 

 

 

モッチー「牙虎!!」

 

 

スエゾー「モッチー!?ならワイも!」

 

 

 

バシッ!

 

バシッ!

 

 

 

 

牙虎を追おうとモッチーは牙虎の足を掴んだ。そしてスエゾーは牙虎のスボンを自慢の口でくわえた。

 

 

 

 

 

 

アナザーリオレウス「Gaaaaaaaaa!!!!!」

 

 

 

ブワアサッッ!!

 

 

 

 

アナザーリオレウスは巨大な翼を羽ばたかせ空中に出現した次元ホールに飲み込まれた。

 

 

 

 

 

 

to be continued




牙虎「今回のモンスター講座は一先ず休み」


モッチー「ごめんなさいっチ」





次回予告




アナザーリオレウスによって次元ホールに吸い込まれ、たどり着いたのはヒーリンgoodな世界であった。



次回

「生きてる感じな世界」


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64話 無限の悪意

獅子王編前にCREW GUYSメンバー登場します。


M78ワールドの地球

 

 

 

その時かつて地球で活躍したウルトラマン メビウスに似た巨人がビルを破壊し暴れまくっていた。

 

 

 

 

ドォォーーーン!! ドォォーーーン!!

 

 

 

 

?「はははははははははは!!!最っ高だぜ!!まさかこんなお人好しのウルトラマンの力がこんなにスゲーなんてよ!!こりゃやめられねーーよ!!」

 

 

 

ドォォーーーン!!ドォォーーーン!!

 

 

 

悪魔のごとく我が物顔で車や人を踏み潰す。

 

 

 

そして通りかかったビル、それはかつてその男が勤めていた会社であり、忌ま忌ましい後輩、同期、編集長がいるビル

 

 

 

 

?「あばよっ!!」

 

 

 

 

ボガアァァーーーーーン!!

 

 

 

 

巨人の光弾がビルを完全に破壊した。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

?「ん?」

 

 

 

現れたのはCREW GUYSの戦闘機

 

GUYSガンウィンガー

 

 

GUYSガンローダー

 

 

2機の戦闘機メカが現れた。

 

 

 

パイロットはGUYS隊長のアイハラ リュウ

 

 

隊員のハルザキ カナタが搭乗している。

 

 

 

 

カナタ「隊長・・・・あれはメビウスに似てますがあれ「カナタ!」」

 

 

 

リュウ「あれはメビウスじゃねえ・・・・あれは俺達が倒すべき相手だ!!」

 

 

 

カナタ「リュウ隊長・・・・はい!」

 

 

 

リュウ「メテオール解禁!」

 

 

リュウの搭乗するガンウィンガー

 

 

カナタのガンローダーはマニューバモードを展開し巨人に接近する。

 

 

 

 

 

カナタ「はあああああっ!!!」

 

 

荷電粒子ハリケーンブリンガーファンを展開し巨人を巻き上げる。

 

 

 

そして止めのリュウの搭乗するガンウィンガーの持つ特殊ミサイル!

 

 

 

 

リュウ「スペシウム弾頭弾!ファイヤーー!!!」

 

 

 

 

ガンウィンガーの放った四発の弾頭弾が巨人に炸裂した。

 

 

 

 

これで終わったとカナタは思ったが

 

 

 

 

リュウ「なに!」

 

 

 

 

?「ああ・・・・ちょっと痛かったぜ」

 

 

 

巨人はタイミングよくガンローダーをキャッチした。

 

 

 

 

カナタ「あっ!」

 

 

 

?「ほーーらよっ!」

 

 

 

 

ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!ドンッ!

 

巨人はガンローダーの上を力強く殴りまくった。

 

 

カナタ「うわああああっ!!」

 

 

巨人の連続の拳がガンローダーが破壊されつつあった!

 

 

 

 

 

リュウ「やめろおおおおおお!!!」

 

 

 

ガンウィンガーのウイングレッドブラスターで巨人の手からガンローダーを手放そうとするだが

 

 

 

 

ガッ!

 

 

 

リュウ「なに!?」

 

 

 

リュウは驚いた。メテオールが発動しているガンウィンガーを素手で捕まえたのである。

 

 

 

巨人はガンウィンガーのコックピットの窓を強引に取りはずしリュウのほうを眺める。

 

 

 

だがリュウはトライガーショットを構えた。

 

 

 

リュウ「てめえは何もんだ?ミライの姿に酷似しやがって!!」

 

 

巨人はリュウを禍々しいように笑った。

 

 

 

 

 

 

?「この姿じゃ・・・・まあ、わからねーよな・・・・」

 

 

 

 

リュウ「?」

 

 

 

 

?「俺だよ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛭川だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウ「!?」

 

 

 

巨人の正体を知ったリュウは震い出す。

 

 

かつて仲間であるミライの正体を突き止めエンペラ星人の要求の手助けをしていた。

 

 

あの蛭川がメビウスに酷似した巨人の正体にリュウは震えてしまう。

 

 

 

 

蛭川「ふっ!」

 

 

 

 

リュウ「うわああああっ!!」

 

 

 

巨人はガンウィンガーとガンローダーを投げ飛ばし、それに向けて光弾を発射した。

 

 

 

 

 

「うわああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

光弾に当たったガンウィンガーとガンローダーは空間から次元ホールが出現し吸い込まれていった。

 

 

 

 

 

 

蛭川「はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」

 

 

 

ガンウィンガーとガンローダーが消えたことによってこの地球はCREW GUYSは一人の地球人が変身した巨人によって崩壊した。

 

 

 

 

to be continued

 



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72話 次元を越えて流されて

今回でプリンセスプリキュアの一人が出ます


 

一方牙虎達はアナザーリオレウスによって次元ホールをさ迷っていた。

 

 

 

アナザーリオレウス「グオオオオオオッ!!」

 

 

牙虎「こいつ!どこまでどこまで行くんじゃーー!!」

 

 

スエゾー「んなもん知るかいなーー!!!??」

 

 

モッチー「チィィィーーーーー!!」

 

 

その時、次元ホールの向こうから光が差された。

 

 

牙虎「あれは出口ーーー!!!」

 

 

 

光がだんだんと牙虎達を包み込まれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「え?」

 

 

スエゾー「は?」

 

 

モッチー「ち?」

 

 

いつのまにかアナザーリオレウスはいなくなっており、足で捕まれた牙虎は自由の身になれた。

 

 

 

はずだが

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「わあああああああああ!!!」」」

 

 

 

 

ポチャンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

上空でまっ逆さまに水面に落ちてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、1隻の漁船で漁師の一人が網を投げて魚を捕ろうとした。

 

 

 

 

 

 

?「はあああああ・・・今年で3年か・・・あの霧が出来たことで向こうで漁は出来ねえし行ったとしても・・・死ぬだけだからな・・・」

 

 

 

その時、網に反応があり漁師は力強く引き上げた時、驚くべきものを目撃した。

 

 

?「!?」

 

 

 

牙虎「ううう・・・」

 

 

スエゾー「もごもご・・・」

 

 

モッチー「ちぃ・・・」

 

 

 

なんと海中で網に引っ掛かった牙虎達の姿があった。

 

 

 

 

 

 

牙虎「へっくし!!あーさぶー」

 

 

網から解かれた牙虎達は漁師が用意した布を被せて寒さをしのいだ。

 

 

 

?「まさか海の中から人間一人と珍獣二匹引き上げるなんてな」

 

 

スエゾー「誰が珍獣やっ!!」

 

 

漁師がのほほんと吐く台詞にスエゾーが怒鳴る。

 

 

 

アナザーリオレウスにつれられて別の世界へと行き着いた牙虎は助けていただいたことに感謝した。

 

 

 

牙虎「なにはともあれ、網で助けてくれてありがとな。おっちゃん!」

 

 

?「おう・・・」

 

 

お礼を言ったがなぜか元気のない漁師

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎とモッチーとスエゾーは足湯場の水の中に入りたどり着いたのは港で船はあるが霧が濃い。

 

 

 

 

牙虎「なんじゃ海の向こう側が全く見えん」

 

 

スエゾー「遠くまで霧まみれでよう見えんで」

 

 

モッチー「ちー」

 

 

 

前を見ても霧だらけと困り果てた所後ろから声がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「お前さん見ねえ顔だな?観光か?」

 

 

大男は牙虎を睨み付けるように質問した。

 

 

 

 

牙虎「いやわしらは人探しをしにここに来たんじゃが、周りが特に目の前が濃い霧で包んどる。どうなっとるんじゃ?」

 

 

牙虎は目の前の濃い霧を睨み付ける。

 

 

?「まさか・・・・この霧の向こうに行きたいのか?」

 

 

牙虎「んー・・・・そうなるな」

 

 

?「だったらやめとけ・・・・あそこを渡れば死ぬだけだ」

 

 

 

モッチー「死ぬ!?」

 

 

スエゾー「それどういうことや?」

 

 

 

?「・・・・この霧を発生させとるのは魔女だ」

 

 

 

牙虎「魔女?」

 

 

 

 

 

?「・・・・この青希港の海には俺達漁師達にとって宝の山と言われるほどの魚や魚介類などがいた。あの頃はとてもよかった・・・・だが魔女が現れたせいで全てが変わった。」

 

 

 

スエゾー「魔女ってなんか可愛らしいとか?」

 

大男は霧の向こうを見て拳を力強く握る。

 

?「見た目は美女ということに最初はみな心を奪われた。だがその時、奴等は大津波を起し仲間達の船は沈没していった。魔女を倒そうと船を出したのもいたり、霧の向こうに行こうとした者がいたらしいが・・・・結局帰ってくる者は一人もいない・・・・」

 

 

モッチー「え?」

 

 

 

大男はそれだけ言い残し去ろうとしたが最後に牙虎を見て言う。

 

 

 

 

?「魔女が現れたせいでここの漁師達はみんな腑抜け揃いでここを訪れる奴等は一人もいねえ・・・・早いとこ帰んな」

 

 

 

それだけ言い残し去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「感じる・・・・ここに奴がいる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大男は下り坂へと下っていき、そこにポツンと建たれた木の小屋があった。

 

 

 

 

 

そして小屋の戸を開けると。

 

 

 

 

?「鮫次郎(こうじろう)いる・・・・って」

 

 

 

 

鮫次郎「・・・・・・・・」

 

 

鮫次郎と呼ばれた少年は足で蹴られた跡があり、何より小屋の壁の木にめり込んでいた。

 

 

 

鮫次郎という少年を蹴ったのは

 

 

 

 

みなみ「う・・・・うう・・・・」ポロポロ

 

 

 

涙目で怒っている少女、海藤みなみがいた。

 

 

 

?「・・・・またか」

 

 

 

to be continued

 

 

 



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73話 鮫次郎とみなみ






それはすこし過去を遡って・・・・

 

 

鮫次郎は生まれた時から両親の顔を一度も見たことがない。

 

 

生まれた時から青希港の会長、鯨山に育てられたのであった。

 

 

 

学校というものにも行かず海で魚と泳いでいた。

 

 

 

だが鮫次郎はほかの子とは違う力を持っていた。

 

 

それは魚の言葉が解るのだ。

 

 

人間から見れば魚はぱくぱくと口を開いているが、鮫次郎は魚がパクパクしているのは言葉を発しているという訳のわからないことを言うのだ。

 

 

 

魚もとい鮫に関しては鮫次郎に充実で昼食や夕食の魚を採ってきてくれるのだ。

 

 

鯨山は思った。

 

 

一体誰がなんのために赤ン坊の鮫次郎が海に流されていたのか?

 

 

 

 

それは誰も知らない。

 

 

 

 

昨日のことだ。

 

 

 

鮫次郎は昼食の魚を捕ろうと海に入ったが、2匹のアオザメが背びれで何かを押していることに気づく。

 

 

 

それは

 

 

 

 

みなみ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

鮫次郎「?」

 

 

 

 

海の上でうちあげられた海藤みなみであった。

 

 

 

 

 

鮫次郎にとって女という存在を見たのは初めてどうするか上がって小屋へと入る。

 

 

鮫次郎はみなみの頬をツンツンと指でつつくととてもスベスベで柔らかいことに驚いた。

 

 

 

だが鮫次郎はみなみの着ている服を見て困り果てた。

 

 

 

 

制服の上着にスカート

 

 

 

特にこのスカートとというものは鮫次郎にとって不思議そうに見た。

 

 

 

 

 

鮫次郎「・・・・・・・・」

 

 

 

鮫次郎はスカートに手を出した時、みなみの顔に変化があった。

 

 

 

 

みなみ「う・・・・うう・・・・ここは?」

 

 

 

みなみは目覚めここはどこなのか辺りを見渡し前を見ると鮫次郎と目があった。

 

 

 

 

 

みなみ「え?誰?」

 

 

 

鮫次郎「・・・・・・・・」

 

 

 

鮫次郎とみなみは互いに困惑していたがみなみは鮫次郎の手が自分のスカートに手を当てていることに気づいてしまった。

 

 

 

 

みなみ「あ・・・・・・・・///・・・・ああ///」

 

 

 

鮫次郎「?」

 

 

 

 

みなみ「いやあああああああ!!

 

 

 

 

 

パチンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

鮫次郎「ぶふぅっ!」

 

 

 

 

 

 

その時、みなみの声が聞こえたのか、鯨山がドアをこじ開けて鮫次郎に伺った。

 

 

 

 

 

鯨山「鮫次郎!何があった!?」

 

 

 

鯨山が見た光景は鮫次郎の頬に掌の跡があり、目の前で赤らめながら泣く海藤みなみがいた。

 

 

 

 

みなみ「うう・・・・もうお嫁にいけない・・・・」

 

 

 

 

鯨山「・・・・・・・・女?」

 

 

 

鯨山は驚いた顔でみなみを見る。

 

 

 

鯨山はなぜ女がここにいるのか鮫次郎が説明した。

 

 

 

 

鮫次郎「あのな、昼飯を捕ろうと海に潜ろうとしたらなんかアオザメ達がこいつを拾ってきたんだ。しかもこいつ変な服着てるぜえ」

 

 

 

 

鮫次郎が笑いながら説明し、鯨山は泣いているみなみのほうに近づいた。

 

 

 

 

 

鯨山「嬢ちゃん」

 

 

 

みなみ「え?」

 

 

 

鯨山「一体どこから来た?」

 

 

みなみ「私は・・・・」

 

 

 

みなみはこれまで一体何があったのか鮫次郎達に話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなみ「はあ、はあ、はあ、はあ」

 

 

 

最初に目覚めたみなみは周りはどこか見知らぬ街であった。

 

 

だがみなみにとってこの状況は理解できなかった。

 

 

 

 

 

 

???「キュアマーメイド、いや海藤みなみ。お前はプリキュアである事を忘れているようだな」

 

 

 

みなみ「貴方、誰なの!?」

 

 

 

みなみは突如現れた人物を見て動揺していた。

 

 それはかなり凶悪そうな男でデスメタル系ロックミュージシャンのような格好だった。

 

?「俺の事を忘れたのかキュアマーメイド」

 

 

 

 

 

みなみ「キュアマーメイド?何なのそれは?」

 

 

 

みなみはキュアマーメイドなんて知らないと言う。

 

 

凶悪そうな男は何かを推測した。

 

 

 

みなみ「とにかく私はプリキュアなんて知らないわ。私はノーブル学園に帰って生徒会の仕事をしないといけないのよ」

 

 

 

みなみはプリキュアなど知らないと言うと、クローズに背を向けて、すぐに逃げた。

 

 

 

?「逃げたか………まあ当然だろうな。何せプリキュアの力は邪神プリキュウスによって生み出された邪悪な力だ。そしてプリキュアは邪神プリキュウスを復活させる為のただの駒だからな。だが、逃がす気は無い」

 

 

 

クローズは逃げたみなみを追跡した。

 

 

 

────

 

 

 

逃げたみなみは広場に居た。

 

 

 

みなみ「何なのあの男?何で私を付け狙うの?」

 

 

 

みなみは何故あの男に付け狙うのか疑問を抱いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなみ「そして道中私に攻撃しようする人達が現れて、もうダメだと思った矢先、レイジュって人が助けてくれて彼女の案内で空間の穴に飛ばされたの・・・・そして気づいたらあの海で・・・・」

 

 

鯨山「うーむ・・・・」

 

 

 

鮫次郎「なんだ?そのきゅあまーめいどって?」

 

 

 

鯨山は海藤みなみという少女の眼に嘘は言ってないと感じた。

 

 

鯨山は鮫次郎の頭をポンと叩きみなみに説明した。

 

 

 

 

 

鯨山「悪かったなこいつには悪気はないんだ。許してやってくれ。女というのをあまり見たことがないもんでな」

 

 

 

みなみ「女を見たことがない?」

 

 

 

 

 

鯨山の説明によるとこの青希港には男が働き、男だけしかいない街であり、女はあまり寄ってこないのである。

 

だがある日突然巨大な霧が漂いそれを守護しようと海の魔女が現れ仕事場所である海を奪われ男達は女を魔女として駆除しようと餓策しているのだ。

 

 

 

だが会長である鯨山はただ魔女ということだけで駆除しようとするのは間違ってると考えており、鯨山は慎重にみなみに話すことを懸念した。

 

 

 

 

鯨山「だからあんたは人前で外に出歩くのは控えたおいた方がいいことをおすすめする」

 

 

 

みなみ「え!でも・・・・」

 

 

 

 

みなみは外に出歩けずここにいるということは鮫次郎と一緒にいるということだ。

 

 

それがみなみにとって不安な気持ちであった。

 

 

 

 

鯨山「安心しな、鮫次郎はいざとなった時、あんたの力になってくれる。」

 

 

 

みなみ「でも」

 

 

鯨山「俺が保証する・・・・鮫次郎!」

 

 

 

鮫次郎「ん?」

 

 

 

鯨山「お前はこの嬢ちゃんを守ってやれ。俺もときどき様子を伺いに来るからな・・・・」

 

 

 

 

鮫次郎「おう!わかったぜ!」

 

 

 

 

 

鮫次郎はぐっと親指を突き立てた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今、

 

 

 

みなみに蹴られて吹き飛ばされた鮫次郎がいた。

 

 

 

 

 

 

鯨山「今度は何をやらかしたんだ?」

 

 

 

 

 

みなみは泣きながら鮫次郎に指を指した。

 

 

 

みなみ「こ・・・・ここ///わた///・・・・私の///」

 

 

 

 

鯨山「?」

 

 

 

 

鯨山は鮫次郎の手に何かを持っていることに気づく。

 

 

それは・・・・

 

 

 

 

鯨山「・・・・/////」

 

 

 

 

海藤みなみの・・・・・・・・下○である。

 

 

 

 

 

鮫次郎「なんだこれ?スッゲーびょーーんと伸びるぞー!!」

 

 

 

 

みなみ「広げないでー//////」

 

 

 

 

鮫次郎は面白がって下○を伸ばす。

 

だがみなみは赤らめ泣き出しながら叫ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

 

 

 

?「見つけたぜ!キュアマーメイド!」

 

 

 

 

 

鯨山「ん?」

 

 

 

みなみ「え!」

 

 

 

 

上から声が聞こえ見上げると、

 

 

 

鮫次郎「なんだ!お前!」

 

 

 

其処に現れたのは、かつてプリンセスプリキュアに敵対したディスダークの一員、クローズである。

 

 

 

 

 

to be continued






年末 コロナ大変な時期でしたね。


来年は元気でいい年になりますように


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74話 鮫の戦士 オーシャーク

クローズ「見つけたぜ!キュアマーメイド!」

 

 

 

 

上空で浮かんでいるクローズがみなみを睨み付けて言う。

 

 

 

鮫次郎「おい!なんだお前は!?飛んで突っ立てて!馴れ馴れしいぞ!」

 

 

 

 

クローズ「うるせえ!キュアマーメイド!お前本当にプリキュアだった頃の記憶がないのか?」

 

 

 

みなみ「キュアマーメイドって!そんなこと私に聞かれてもわからないわよ!!」

 

 

クローズの質問に対しみなみは反論する。

 

 

 

 

クローズ「だったら教えてやろうか?お前がプリキュアだった頃の記憶を・・・・」

 

 

 

クローズは鯨岩のほうに目をつけるとクローズは鯨山の夢を覗き怪物を召喚させる言葉を唱えた。

 

 

 

クローズ「クローズ・ユア・ドリーム!!」

 

 

 

 

鯨山「うわああああああああ!!」

 

 

 

 

鮫次郎「オヤジ!!」

 

 

 

鯨山は「絶望の檻」と呼ばれる鳥かごのようなゲージに閉じ込められ、意識が消失し死んだように眠り続ける。そして檻はこの錠前によってしっかりと施錠される。

 

これがかつてプリンセスプリキュア、ディスダークの操る怪物ゼツボーグであった。

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーグ!!」

 

 

 

鯨山のゼツボーグは前側が鮫、後ろは鯨の姿をモチーフとしたゼツボーグであった。

 

 

 

 

 

みなみ「あ・・ああ」

 

 

 

クローズ「さあ!ゼツボーグ!キュアマーメイドを踏み潰せ!」

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーーグ!!」

 

 

 

ゼツボーグがみなみに接近し踏み潰そうとした。

 

 

 

 

みなみ「いやーーーー!!」

 

 

 

 

 

ガキンッ!

 

 

 

 

 

クローズ「あ?」

 

 

 

鮫次郎「ぬぬぬぬぬ!!!」

 

 

 

 

ゼツボーグがみなみを踏み潰そうとした足が鮫次郎によって防がれた。

 

 

 

 

鮫次郎「お前・・・・俺の育てのオヤジを怪物にした挙げ句・・・・ミナミにもひどいことしやがって・・・」

 

 

 

 

 

 

 

鮫次郎は怒りによってゼツボーグを抑えつつあった。

 

 

 

 

 

許さねえええ!!

 

 

 

 

 

「ゼツボーーーーグ!!!」

 

 

 

クローズ「何!?」

 

 

 

鮫次郎の怒りのパワーによってゼツボーグを吹き飛ばした。

 

 

 

 

クローズ「プリキュア以外の人間がゼツボーグをぶっ飛ばしただと?」

 

 

鮫次郎「もう怒ったぞ!お前が悪い奴だっていうことはわかった!来い!トライハルコン!!」

 

 

 

 

鮫次郎の掛け声とともに鮫に模した銛が宙に浮かび主の呼びかけに答えるように宙を舞い鮫次郎の手にとった。

 

 

 

 

 

 

 

鮫次郎「海王変化!!」

 

ザッパアァーーン!!

 

 

 

 

その時海から水塊の巨大な鮫が出現した。

 

 

 

 

みなみ「鮫・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「あれは!?」

 

 

 

スエゾー「なんや!?モンスターか?」

 

 

モッチー「行ってみるっチ!」

 

 

近くで探索していた牙虎達も水塊の鮫を目にし現場へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

水塊の鮫は鮫次郎のほうに飛び込み鮫次郎の体は鮫に模した青き鎧へと変わる。

 

 

これが鮫次郎が変身した鮫の戦士オーシャークである

 

 

 

 

鮫次郎「ふん!」

 

 

 

 

クローズとみなみは唖然とする。

 

 

 

 

 

 

クローズ「変わったところでてめえはこのゼツボーグは倒せねえ!!行けっ!」

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーーグ!!」

 

 

 

 

 

 

ゼツボーグがオーシャークに向かって接近する。

 

 

 



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75話 海の戦い

海面に現れる謎の存在


ぽちゃん・・・・

 

 

 

鮫次郎が変身したオーシャークとゼツボーグが戦っているほうから海の上から顔だけ出している鮫のような怪人がその状況を見ていた。

 

 

 

 

?「あれは・・・・我々ポセイドン族の家宝“トライハルコン”何故あの小僧が・・・・」

 

 

 

 

怪人はオーシャークを見て察した。

 

 

 

 

?「まさか・・・・あの・・・・小僧は・・・・」

 

 

 

 

 

怪人は再び海の底へと潜る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなみ「何あれ?」

 

 

 

みなみは目の前の鮫次郎が鮫を模した鎧を装着した姿に唖然とする。

 

 

 

 

 

オーシャーク「ふうっ!!」

 

 

 

 

 

ガキンッ!

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーグ!?」

 

 

 

 

クローズ「何!?」

 

 

オーシャークのトライハルコンの攻撃によってゼツボーグを押し倒す

 

 

 

 

そしてオーシャークは液状化して海に入り込む。

 

 

 

 

クローズ「くそ!どこ行った!?」

 

 

 

ゼツボーグは海の辺りを見渡したがオーシャークの姿はどこにも見当たらない。

 

 

 

 

その時、

 

バシャーーン!!

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーグ!?」

 

 

 

 

 

なんと海の水が貯まった場所でオーシャークが現れたのであった。

 

 

 

 

 

鮫矢銃(シャーク・ボウガン)

 

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーーグ!!」

 

 

 

 

液状化のオーシャークが鮫の形となりその鼻先のトライハルコンでゼツボーグに体当たりをした。

 

 

 

 

 

 

みなみ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

これを見ていたみなみはある光景に似ていた。

 

 

 

バチっ!

 

 

みなみ「あ・・・・」

 

 

 

バチバチ・・・・

 

 

 

みなみ「・・・・何これ・・・・」

 

 

 

突然みなみが頭痛を覚え膝をついてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはみなみの脳裏に()()()()()()()()()()()()()()()()()()()姿()()あのゼツボーグと戦う姿がフラッシュバックされた。

 

 

 

 

 

 

クローズ「おい!ゼツボーグ!奴を吸いこんじまえ!」

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーーグ!!」

 

 

 

 

オーシャーク「お!うわわわ!!」

 

 

 

 

ゼツボーグの吸引力によってオーシャークがゼツボーグの鮫の口に引きずり込まれそうと思いきや・・・・

 

 

 

 

 

 

牙虎「超振動メガフレイム!!」

 

 

 

ドッゴオオオーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーーグ!!」

 

 

 

 

 

遠くから巨大な火球がデキータの頭を吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

牙虎「よっしゃ当たった!」

 

 

 

 

オーシャーク「お前は!?」

 

 

 

牙虎「ワシは獅子央 牙虎!援護に来てやったぞ!」

 

 

 

オーシャーク「掩護・・・・」

 

 

 

 

 

シシオウはゴモラグレイアーマーに装着してオーシャークを助けたのであった。

 

 

 

 

だがゼツボーグはまだと言いたいぐらいに立ち上がる。

 

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーーグ!!」

 

 

 

牙虎「何!あの必殺技を食らっても立ち上がるとは!」

 

 

 

クローズ「無駄だ!こいつを倒せるのはプリキュアの力を使わなきゃ意味がない!プリキュアの力がないてめーらなんぞ力を消耗させるだけだ!」

 

 

 

 

牙虎「野郎・・・・」

 

 

 

 

シシオウとオーシャークが苦戦しているなか、みなみは自分がなにもできない気持ちで不満であった。

 

 

 

 

みなみ「私もなにかあの二人のためにできることを・・・・!っ」

 

 

 

みなみは自分があるものを持っていることに気づきスカートのポケットから指輪を取り出した。

 

 

 

 

 

みなみ「これって・・・・指輪・・・・」

 

 

 

みなみは手に持った指輪を見て妙に記憶がおぼろげに甦ってくる気配がしたが今はこれを渡すべきだと判断した。

 

 

 

 

 

 

みなみ「これを!!」ヒュン

 

 

 

 

牙虎「ん?」パシッ!

 

 

 

「これは・・・・」

 

シシオウはみなみからもらった指輪を見てあることを確信した。

 

 

 

 

 

これで奴を倒せると!

 

 

 

 

牙虎「よっしゃ!行くぞ!」

 

 

 

シシオウはみなみからもらった指輪を嵌め込むと突然指輪が光だした。

 

 

 

オーシャーク「なんだ!?」

 

 

 

クローズ「この光・・・・あの指輪・・・・まさか」

 

 

 

牙虎「はああ・・・・」

 

シシオウの頭上から水のリングが出現した

 

 

 

牙虎「高鳴れ!マーメイド!ランサー!!」

 

 

 

水のリングから巨大な水柱が出現しゼツボーグに炸裂した。

 

 

 

 

ゼツボーグ「ゼツボーーーーーーーグ・・・・」

 

 

 

 

指輪をはめたシシオウの必殺技によってゼツボーグは浄化した。

 

 

 

 

 

クローズ「くそーー!!」

 

 

 

ゼツボーグが浄化されたことに苛立ちクローズは消え去った。

 

 

 

 

 

そして浄化されたゼツボーグによってとらわれていた鯨岩は解放された。

 

 

 

 

鮫次郎「オヤジ!!」

 

 

 

オーシャークは変身を解除し鮫次郎は鯨岩のほうに駆けつけた。

 

 

 

 

 

鮫次郎「オヤジ!大丈夫か?オヤジ!」

 

 

 

鯨岩「うう・・・・鮫次郎・・・・」

 

 

 

意識がまだ疎い鯨岩は鮫次郎の持つトライハルコンを見て察した。

 

 

 

鯨岩「そうか・・・・」ガクッ

 

 

 

鮫次郎「オヤジーーー!!!」

 

 

 

鯨岩はそのまま気を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎はみなみからもらったリングを興味深そうに見た。

 

 

 

 

 

牙虎「あんな怪物をこの指輪の力で倒した・・・・なんだこれ?」

 

 

 

 

 

?「それはプリキュアの力じゃ!」

 

 

 

牙虎「え?」

 

 

 

 

ザパーン!!

 

 

 

海辺から現れたのはONE PEACE世界の元王下七武海、元魚人海賊団船長であり今は麦わらの一味操舵手 海峡のジンベエが現れた。

 

 

 

牙虎「え?魚?人?」

 

 

 

初めての魚人を目の当たりにして唖然とする牙虎

 

 

 

 

 

ジンベエ「ビックリするのも無理はないワシはジンベエ!お前さんがたの味方じゃ!」

 

 

 

 

牙虎「味方?」

 

 

 

 

 

 

ジンベエ「お前さんにはいろいろと説明しにここに来た。プリキュアリングの力についてな」

 

 

 

 

牙虎「プリキュアリング?」

 

 

 

 

 

現れたジンベエ?そしてプリキュアリングとはなんなのか?

 

 

 

まて次回!




次回予告


ジンベエの口から発するプリキュアリングとは何か?


そして現れる敵ポセイドン族



そして現れるプリキュアのなれの果て




次回、海の果て


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76話 海の果て

海のトリトンの敵ポセイドン族登場


クローズの戦いから時間が過ぎて・・・・

 

 

 

夜となり壊れた鮫次郎の家で焼き魚を食べた。

 

 

 

 

スエゾー「はふっ!はふっ!はふっ!うまーー!!」

 

 

 

みなみ「・・・・・・・・」

 

 

 

みなみはスエゾー見てすこし引いていた。

 

 

 

スエゾー「ん?どしたんや?ほい!」

 

 

 

みなみ「え?いや!いいです!」

 

 

 

スエゾーは手がないため舌で焼き魚が刺された木をみなみに差し出したがみなみはそれを拒否した。

 

 

 

 

 

 

鮫次郎「ほい」

 

 

 

みなみ「鮫次郎・・・・」

 

 

 

鮫次郎「腹が減ってるなら食べた方がいいぞ」

 

 

 

みなみ「ありがとう・・・・」

 

 

 

 

 

みなみは鮫次郎の持っている串を渡した。

 

 

 

 

 

スエゾー「ワイのは駄目でなんであいつのはいいんや?」

 

 

 

 

牙虎「・・・・」

 

 

モッチー「・・・・」

 

 

 

二人はスエゾーの舌で持っている串の周りにヨダレが染み付いていることをジト目で見ていた。

 

 

 

 

 

 

牙虎「あんたジンベエだっけ?」

 

 

 

ジンベエ「ん?」

 

 

 

牙虎「これプリキュアリングって一体なんなんだ?」

 

 

 

牙虎の手に綺麗に輝く石がはめ込まれた指輪プリキュアリングをジンベエに見せる。

 

 

ジンベエ「プリキュアリングとは緑の勇者スイリュウによってプリキュアの力を指輪に具現化したもの、指輪の中にはプリキュアの力、記憶などが内蔵されており、

そしてその指輪はプラズマイトの勇者のみが使えるようになっておる。」

 

牙虎「スイリュウ?」

 

 

 

ジンベエ「緑の勇者スイリュウはお前さんの一族シシオウ、イサミツ、セイクウが活躍する後方側でサポートし、3人の勇者を支えた一人なのじゃ」

 

 

 

 

 

牙虎「へえ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鮫次郎「この指輪にそんな力が・・・・」

 

 

 

ジンベエ「時に海藤みなみ」

 

 

みなみ「は・・・・はい」

 

 

 

ジンベエ「この指輪の中にお前さんのプリキュアとしての記憶が埋め込んでおる。指にはめればその本来の力を取り戻せる・・・・」

 

 

 

みなみ「私の記憶・・・・」

 

 

 

 

みなみはマーメイドの力そしてみなみが生活していた記憶が籠った指輪を見てはめようと思ったが・・・・

 

 

 

 

 

みなみ「今は・・・・いいです」

 

 

 

鮫次郎「・・・・みなみ」

 

 

 

モッチー「ちー!?」

 

 

スエゾー「なんでや?」

 

 

 

みなみ自身に何か恐ろしいことが浮かび上がったのか指輪をはめ込むのを拒否した。

 

 

 

 

牙虎「ええのか?指輪をはめればお前の記憶が取り戻せるのに・・・・」

 

 

 

 

みなみ「私は本当なら記憶を取り戻したいけど、今はその勇気がない・・・・ごめんなさい」

 

 

みなみの曇った表情を見て鮫次郎はすこしみなみのことを心配する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジンベエ「さて牙虎・・・ここで本題じゃ!」

 

 

 

牙虎「ん?」

 

 

 

ジンベエ「お前さん・・・・あの霧がどのようにして現れたかわかるか?」

 

 

 

牙虎「確か・・・・魔女の仕業って言ってたな」

 

 

 

 

 

ジンベエ「じゃがあれを発生させとるのは恐らくプリキュアじゃ!」

 

 

 

 

 

牙虎「プリキュア!?」

 

 

鮫次郎「みなみ以外の奴にもプリキュアがいるのか?」

 

 

 

 

 

ジンベエ「うむ!実をいうとワシは霧の向こうを一時的に見たことがある。奴等は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()をこの目で見た」

 

 

 

 

牙虎「空間を破壊・・・・」

 

 

モッチー「なんかありそうっチ!」

 

 

スエゾー「ほんじゃ!そこに行ってみたらいいんちゃう!」

 

 

 

みなみ「ちょっと待って!その霧の向こうに行くためには船が必要よ!」

 

 

 

鮫次郎「船か・・・・でもみんな魔女騒ぎによって船は全部丘の上だからな・・・・」

 

 

 

皆が悩んでいるときに後ろから鯨岩がやってきた。

 

 

 

 

 

鯨岩「船ならある」

 

 

 

 

鮫次郎「オヤジ!?」

 

 

 

 

鯨岩「・・・・ついてこい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー深海ー

 

 

 

 

 

そこにはかつて海のトリトンの世界でトリトンと戦い破れ去った一族、ポセイドン族がいた。

 

 

なぜ彼らが復活したのか彼らにもわからない。

 

ポセイドン族の南大平洋司令官 鮫の姿をしたポリペイモス

 

北太平洋の女司令官 ドリテア

 

 

北極海の司令官ミノータス

 

 

南極海の司令官 マイペス

 

 

セイウチの顔をした参謀 ネレウス

 

そして赤肌の半魚人 ゲルペス

かつてはポセイドンの守護を任されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドリテア「なんだって!トライハルコンが!」

 

 

 

ポリペイモス「間違いない!かつてトリトン族を倒すため我々ポセイドン族が作り上げた最強武器、トライハルコン、我々の憎き敵トリトンの持つオリハルコンの剣の3倍の力を引き起こす代物、」

 

 

 

ネレウス「だがトリトンがポセイドン様と相対する前にトライハルコンはそのまま姿を消した。」

 

 

 

マイペス「だが・・・・あのトライハルコンの力を使いこなすその小僧とは一体・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ムーダー「教えてやろうか?」

 

 

 

 

 

ドスンッ!ドスンッ!ドスンッ!

 

 

 

『ん?』

 

 

 

 

謎の大きな地響きを鳴らしながら現れたのはゼロフォウルの幹部 ムーダーであった。

 

 

 

 

 

ポリペイモス「貴様何者だ!!」

 

 

ポリペイモス率いる司令官達はムーダーの警戒に武器を構える。

 

 

 

 

 

だが

 

 

 

 

ムーダー「待て!」

 

 

 

 

ムーダーは手のひらを出して司令官達を止める。

 

 

 

 

ムーダー「俺は戦いに来たのではない・・・・むしろ手をくみにきたのだ!」

 

 

 

 

 

ポリペイモス「手をだと!?」

 

 

 

 

ムーダー「そう!」

 

 

 

 

アビス!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、牙虎達は鯨岩の協力によって青希港へと向かった。

 

 

 

鮫次郎「オヤジ!これ・・・・」

 

 

 

 

鯨岩「俺が若い頃に乗っていた船だ。見た目はすこしボロでもエンジンは昔のままだ。」

 

 

 

牙虎「見た目ってまだ新しいぞ!!」

 

 

 

鯨岩が見せた漁船を見て牙虎は最新に近いということに驚く。

 

 

 

鯨岩「これに乗ってあの霧の向こうまで連れてってやる!」

 

 

 

 

 

鮫次郎「オヤジ!?大丈夫なのか?あそこは入ったら生きて帰れないって・・・・」

 

 

 

鯨岩「大丈夫だと俺は確信している。それにこんな変わった連中ならあの霧の向こうまで行けると確信した」

 

 

 

 

 

鮫次郎「オヤジ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

鯨岩「鮫次郎お前も支度しろ」

 

 

 

鮫次郎「うん」

 

 

 

 

 

鯨岩の言葉に鮫次郎は船へと乗った。

 

 

 

 

 

皆も船へと乗り込んでいく。

 

 

 

 

 

鯨岩「行くぞ!」

 

 

 

 

鯨岩の号令で漁船の舵を握った。

 

 

 

 

ゴオオオオオオ!!

 

 

 

 

 

エンジン音をならした漁船はみるみる港から離れていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鯨岩「着いたぞ!霧の向こうに入るぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

鯨岩の号令によって漁船は霧の向こうまで入っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎達は周りが霧だらけでなにも見えずに困惑する。

 

 

 

 

牙虎「うう・・・・霧だらけでなにも見えん」

 

 

 

モッチー「出口がどこにあるかわからないっチー!」

 

 

 

 

 

みなみ「え?」

 

 

 

鮫次郎「どうした?」

 

 

 

みなみ「今一瞬人がいたような気がしたんだけど」

 

 

 

スエゾー「人?人なんて霧のせいで見えへんぞ!」

 

 

 

モッチー「チっ?」

 

 

 

 

牙虎「どうした?モッチー?」

 

 

 

 

モッチー「水の上に人が立っているっチ!!」

 

 

 

スエゾー「人?水の上に人なんて・・・・」

 

 

モッチーの言葉に一同は目の前を見るとそこには美しい青いロングヘアーの女性が水の上に立っていた。

 

 

 

?「・・・・・・・・・・・・」

 

『えええええーーーー水の上を立ってる!!』

 

 

 

 

みなみ、ジンベエ以外は驚き、みなみはその女性を見て頭痛を覚える。

 

 

 

 

みなみ「うっ!」

 

 

 

鮫次郎「どうした!?みなみ」

 

 

 

 

みなみ「頭が・・・・痛い・・・・」

 

 

 

鮫次郎「え?」

 

 

 

 

 

 

鯨岩「奴だ!!」

 

鮫次郎「オヤジ?」

 

 

みなみの頭痛、そして目の前の女性を見て舵を操縦する鯨岩は水面にいる女性が何者か察知した。。

 

 

 

 

 

 

鯨岩「お前ら警戒を怠るな!そいつは魔女だ!!

 

 

 

 

牙虎「え?魔女?」

 

 

 

 

 

?「くくくく・・・・あはははははははははは!!」

 

 

 

 

 

 

その時、水が彼女を包み込み、包まれた水から巨大な蛇のような怪物が現れた。

 

 

 

 

 

スエゾー「な・・・・なんや!?」

 

 

 

モッチー「おっきいっチ!!」

 

 

 

 

 

?「我が名はキュアアクアエンド・・・・プリキュウス様の命により黄色の勇者お前の命を貰う!

 

 

 

 

神話に出てくるシーサーペント、リヴァイアサンに似た怪物、それはyesプリキュア5GO!GO!のキュアアクアのなれの果てである。

 

 

to be continued

 

 

 

 




次回予告


現れたキュアアクアエンド


そして後ろからはムーダー率いるゼロフォウル



そして手をくんだポセイドン族、


三つ巴の戦いが幕を開く。


次回

絶体絶命!海の怪物達



この戦いに乗り遅れるな!!


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77話 絶体絶命 海の怪物達

遅くなりましたが


二話続けての投稿です。


青希港の海が謎の霧によって包まれたことを調査した牙虎の前に水面の上に立つ女性が現れた。

 

 

だがその正体はプリキュア帝国の刺客、キュアアクアエンドであった。

 

 

 

 

キュアアクアエンド「シャアアアア・・・・」

 

 

 

 

みなみ「あ・・・・ああ・・・・」

 

 

鮫次郎「みなみ!」

 

 

鯨岩「こいつが海の魔女の正体か・・・・」

 

 

みなみはキュアアクアエンドを見て震えだし崩れてしまう。

 

 

 

キュアアクアエンドの痛烈な睨みが牙虎達に襲いかかってくる。

 

 

 

キュアアクアエンド「我が領域に足を踏み入れる不届きものよ・・・・この先は我々プリキュアの聖地、たとえ何百とあろう者だとろうと排除する

 

 

 

鮫次郎「てめえか!!港の漁船を沈めさせたのは!?」

 

 

 

 

キュアアクアエンド「黄色の勇者、そして他数名・・・・排除する!

 

 

 

キュアアクアエンドは海中へと潜り込み一気に漁船のほうへと絡み付く。

 

鯨岩「みんな!しっかり船にしがみつけ!!」

 

スエゾー「うわわわ!?」

 

 

 

モッチー「ちーー!?」

 

 

ジンベエ「うむむ!!?」

 

 

 

絡まれた漁船にしがみつくキュアアクアエンドに向けて鯨岩は銛で目玉に突き刺す

 

鯨岩「くらえ!!」ブスッ!!

 

 

 

キュアアクアエンド「ギャアアアアア!!!

 

 

 

ザパーーン

 

銛で目玉を突き刺された痛みによってキュアアクアエンドは漁船を手放して海へと潜る

 

鮫次郎「オヤジ!!」

 

鯨岩「気を抜くな!!奴はまだ生きている!!」

 

 

牙虎「戦う準備が必要だな!」

 

 

牙虎はグレイトギアを鮫次郎はトライハルコンを出現させる。

 

 

牙虎「勇者鎧装!」

 

鮫次郎「海王変化!!」

 

 

 

 

牙虎はシシオウに鮫次郎はオーシャークに変身した。

 

 

 

 

オーシャーク「はあっ!」バシャーーン!!

 

 

シシオウ「おりゃああ!!」

 

 

オーシャークは海の中へと潜りそれにシシオウも水中の中へと潜ったが、

 

 

 

 

シシオウ「あぶっ!ぶはっ!誰かっ助け」バシャバシャバシャバシャ

 

 

 

スエゾー「なにやっとんねんっ!!」

 

 

スエゾーはあまりの油断にツッコミを入れた。

 

 

オーシャーク「なんだよ!お前泳げねーのか?」

 

 

 

シシオウ「あぶっ!そうらしい・・・」

 

 

 

 

オーシャークは急いでシシオウに助け船を渡す。

 

 

 

 

 

キュアアクアエンド「シャアアアアアアッ!!」

 

 

 

 

「「!!?」」

 

 

 

キュアアクアエンドが水中を高速で泳ぎ2人に襲いかかる。

 

 

 

オーシャーク「くっ!」

 

 

シシオウ「なっ!」

 

 

 

バシャァァァーーーーーーーン!!

 

 

 

 

シシオウ「鮫次郎!!

 

 

 

オーシャークはシシオウを突き飛ばして代わりにオーシャークはキュアアクアエンドによって水中に引き込まれた。

 

 

 

みなみ「鮫次郎!!」

 

 

 

ジンベエ「いかん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水中へと引きずり込まれたオーシャークは深い闇の深海へとたどり着いた。

 

 

 

 

 

 

オーシャーク「こいつ!深海まで引きずり込みやがってっ・・・ん?」

 

 

 

 

オーシャークはキュアアクアエンド以外にも下に何かいることに気づく。

 

 

 

 

ゴオオオオ・・・

 

 

 

 

 

 

オーシャーク「こいつは・・・」

 

 

 

深海に潜むのはハートキャッチプリキュアの一人キュアマリンの成れの果て

 

 

キュアマリンエンドである。

 

 

 

まて次回!

 



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78話 猛者の反撃

今回は牙虎 新たなフォームです


オーシャーク「なんだこりゃっ!」

 

 

 

キュアアクアエンドによって水中に引き込まれたオーシャークが見たものはハートキャッチプリキュアの一人キュアマリンの成れの果てキュアマリンエンドであった。

 

 

 

 

 

巨大タコのクラーケンをモチーフとしたキュアマリンエンドの巨大な触手がオーシャークに迫りつつある。

 

 

 

 

 

 

 

一方、海に潜ろうとしたシシオウはカナヅチで今にも溺れそうであった。

 

 

 

スエゾー「なにやっとんねんっ!!牙虎!早く海潜って助けたれやっ!!」

 

 

 

シシオウ「そんなこと言われてもっ!!あっぷ!」

 

 

 

シシオウは水面を叩きながら暴れ狂う時、ジンベエは上着の懐からギャラドス、サメクジラのモンスターフィギュアを取り出す。

 

 

ジンベエ「牙虎!受けとれえええ!!」

 

シシオウ「!」

 

 

シシオウは二つのフィギュアを取るとそれをクロスリングにスキャンする。

 

 

≪カイザーブルー!ジグラ!クロスオーバー!!≫

 

 

 

シシオウ「水中のごとし!激流の鮫!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリンエンド「シャアアアアアアッ!!」

 

 

 

 

マリンエンドの無数の触手がオーシャークに向けて伸ばす。

 

 

 

 

 

 

オーシャーク「水回転!!」

 

 

 

 

オーシャークの必殺技で無数の触手を弾き返す。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

アクアエンド「ジャアアアアア!!」

 

 

 

 

オーシャーク「なっ!?」

 

 

 

 

アクアエンドが後ろで待ち伏せされオーシャークを絡めとる。

 

 

 

 

 

 

アクアエンド「シャアアアアアアッ!!」

 

 

 

 

オーシャーク「うあああ・・・・」

 

 

 

 

アクアエンドの力強い絞めで徐々に体力を奪っていく。

 

 

 

 

オーシャーク(駄目だ・・・力・・・抜ける)

 

 

 

 

シシオウ「うおおおおおお!!!」

 

 

オーシャーク「!?」

 

 

 

ブチッ!ブチッ!ブチッ!ブチッ!

 

 

 

 

オーシャークを締め付けた触手が弾丸のような何かに食いちぎられたその正体は

 

 

 

 

 

シシオウ「よう!待たせたな!」

 

 

 

オーシャーク「お前!?」

 

 

 

シシオウ「シシオウ!カイザーシャーク!」

 

 

 

シシオウの姿は鮫をモチーフとしたアーマーでアニマルカイザーのカイザーブルーとガメラの宿敵、深海怪獣ジグラが合体した水中特化アーマー “カイザーシャーク”

 

 

 

 

シシオウ「うおおおおっ!!」

 

 

ガキンッガキンッガキンッ

 

 

 

シシオウは変形して巨大な鮫になった。

 

 

そしてオーシャークは変形したシシオウの背中に股がりマリンエンドに向けて構えた。

 

 

 

 

オーシャーク「いくぞっ!!牙虎!」

 

 

シシオウ「おうっ!鮫次郎っ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリンエンド「シャアアアアアッ!!」

 

 

 

マリンエンドの無数の触手がシシオウに接近する。

 

 

だがシシオウ達は超特急っと呼ばれる速度でマリンエンドに突進する。

 

 

 

無数の触手がオーシャークのトライハルコンによって凪ぎ払い、突く構えをした。

 

 

 

 

 

「「はあああああああああああっ!!!」」

 

 

 

 

マリンエンド「!?」

 

 

 

 

「「獅子!鮫斬波!!(しし こうざんぱ)」」

 

 

 

 

 

 

 

マリンエンド「シャアアアアア!!??」

 

 

 

 

二つの力のオーラが巨大な鮫を具現化してそれをスクリューのように回転してマリンエンドに突進してきた。

 

 

 

マリンエンドは最後の力を振り絞って無数の触手を二人に襲いかかるが巨大な水の鮫となった二人の連携技には通用しなかった。

 

 

 

マリンエンド「!??」

 

 

 

 

 

一方

 

 

 

 

 

海上でアクアエンドの攻撃を防ぎつつあるジンベエ

 

 

 

 

 

 

アクアエンド「ジャアアアアアッ!!」

 

 

 

アクアエンドの雄叫びによって水面の水が浮かび上がり弓のような形となりそれを引いた水の矢がジンベエ達に迫る。

 

 

 

 

 

ジンベエ「撃水!!」

 

 

 

 

バシャアアアーーーーン!!

 

 

 

 

魚人空手「撃水」で無数の水の矢をはじき飛ばす。

 

 

 

 

アクアエンド「どうした?その程度か?

 

 

 

 

 

ジンベエ「くっ!」

 

 

 

アクアエンドの放つ強力な水の矢は厚い杉板8枚を貫通するほど威力を持っている。

 

 

 

ジンベエの撃水を放つのはギリギリの攻撃である。

 

 

 

鯨岩「不味いな・・・船の後頭部のスクリューがいかれちまった!」

 

 

スエゾー「なんやて!?どないすんや!!」

 

 

 

 

 

 

アクアエンド「ではトドメといこうか

 

 

 

アクアエンドがじりじりと近づくにつれスエゾー達がパニックで混乱し万事休すかと思いきや・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴ・・・

 

 

 

 

 

 

アクアエンド「?」

 

 

 

 

 

 

モッチー「この揺れ、なんだっチ?」

 

 

 

ジンベエ「!もしやっ!」

 

 

 

 

謎の揺れに動揺するモッチーだがジンベエはこの揺れは()()からの揺れに気づきその原因がなんなのかはっきりとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「うおおおおおおおおおお!!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

ザッパァァァーーーーン!!!

 

 

「「「牙虎!!」」」

 

 

 

「「鮫次郎!!」」

 

 

海中から派手に登場したのは牙虎とオーシャーク、

 

 

アクアエンド「まさか!?オノレーー・・・

 

アクアエンドは水中で浮かび上がったマリンエンドを見てシシオウとオーシャークを睨み付ける。

 

 

シシオウ「よし!残りはあの海蛇だ!いくぞ!鮫次郎!」

 

 

オーシャーク「おうっ!!」

 

二人は海面をジェットスキーのようにアクアエンドに突進する。

 

 

対するアクアエンドは身の危険を感じとり水で実体化した矢を放った。

 

 

 

オーシャーク「させるかよっ!!オラオラオラっ!!」

 

 

ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!

 

 

 

 

オーシャークのトライハルコンで水の矢をあしらった。

 

 

 

「「必殺!!」」

 

 

 

雷音!鮫線!!

 

 

ドオォォォォォーーーン!!!

 

 

 

「「シャアアアアアーー!!」」

 

 

 

 

 

ドッゴオォォォォーーーン!!!

 

黄色と青色の光線によってアクアエンドは破れ去った。

 

 

鯨岩「よっしゃっ!!」

 

ジンベエ「よしっ!!」

 

 

スエゾー「やったっチーー!!」

 

 

モッチー「真似するなっチっ!!」

 

 

 

みなみ「鮫次郎・・・」

 

 

 

皆は二人の勝利に確信し大喜びした。

 

 

 

 

 

 

 

 

鮫次郎「親父!勝ったぞ!海の魔女をぶっとばしたぞ」

 

 

鯨岩「・・・・」

 

 

鮫次郎「親父?」

 

 

鮫次郎は黙っている鯨岩にすこし不思議そうだったが鯨岩は鮫次郎に近づいて思いっきり抱き締めた。

 

 

 

 

鯨岩「よくやったな・・・・これでまた仕事が出来る・・・ありがとう」

 

 

 

 

 

 

鮫次郎「親父!」

 

 

鮫次郎も自分の両手で思いっきり抱き締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴボゴボゴボ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

アクアエンド「・・・・」

 

 

 

 

 

 

マリンエンド「・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

シシオウとオーシャークの攻撃に怯み海のそこへと沈む二体の成れの果て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カアアアアアーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謎のどす黒い光が2体を包み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「よっしゃっ!怪物も倒したしこのまま霧の向こうまでいこうぜ」

 

 

牙虎の言葉に一同は賛同したが一人だけジンベエは不安げに海のそこに覗き込む。

 

 

 

 

 

・・・妙だプリキュア達を倒したのにも関わらずその少女達が上がってこん・・・・

 

 

 

 

ジンベエがその大きな疑問に寄り添っていた。

 

 

 

 

その時、

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴ・・・

 

 

 

 

牙虎「な・・・なんだ!?」

 

 

 

 

 

鮫次郎「地震か!?」

 

 

 

謎の揺れに皆は船の先に掴まった。

 

 

 

 

 

 

ゴボゴボゴボ・・・

 

 

 

 

 

水面から巨大な何かが浮かび上がる。

 

 

次の瞬間!!

 

 

 

 

 

 

 

?「ゴオオオオオオオオオオオ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「なんじゃありゃっ!?」

 

 

 

 

牙虎達が見たのはアクアエンド、マリンエンドが一つになった巨大な蛸の怪物であった。

 

 

 

 

 

続く




次回予告



倒したはずのアクアエンドとマリンエンドが一つとなって巨大な怪物と成りはてた。


牙虎達は戦うが全く歯がたたない。



その時牙虎達のピンチに駆けつけたのは巨大な紫の大亀であった。




次回


「アクーストーンと紫の勇者」




ぶっちぎるぜっ!!


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79話 アクーストーンと紫の勇者

牙虎達は霧の海の元凶であるアクアエンドそしてマリンエンドが立ちふさがり一時は絶体絶命の危機に陥った。

 

 

だがシシオウとオーシャークの連携により撃退したかと思いきや・・・・

 

 

 

 

ゴボゴボゴボ・・・

 

 

牙虎「なんだ?」

 

 

突然水面から巨大な泡が吹き出していることに気づく。

 

その時

 

バシャァァァーーーーーン!!!

 

 

 

 

?「シャアアア・・・

 

 

 

牙虎「なんじゃありゃっ!?」

 

 

牙虎達が見たのはアクアエンド、マリンエンドが一つになった巨大な蛸の怪物であった。

 

 

 

 

 

 

 

それを遠くで監視している者達がいた。

 

 

 

ポリペイモス「あれは一体・・・・」

 

 

ドリテア「あんな生き物みたことないよ」

 

 

ポセイドン族の二人は唖然としてその怪物を見つめているとムーダーは興奮したように説明する。

 

 

 

 

ムーダー「あれはアクーストーンだ・・・」

 

 

 

ポリペイモス「アクーストーン?」

 

ムーダー「悪意の詰まった玉でありその中には悪意の生物が眠っているという・・・」

 

 

 

 

 

 

 

アクアエンドとマリンエンド

 

2体がアクーストーンの光によって、一つの怪物となり再び牙虎達に立ちふさがる。

 

 

 

 

ジンベエ「なんじゃ・・・これは?」

 

ジンベエはこれまで戦った敵の中で異様と恐怖を感じていた。

 

 

今ここで戦うのは・・・あまりにも危険すぎる。

 

 

 

 

ジンベエ「みんな!ここは引くぞ!」

 

 

牙虎「え!なんで!?」

 

 

 

ジンベエ「今のお前達では奴にはびくともせん!ここは一旦引くぞ!!」

 

 

 

 

シャアアア!!

 

 

 

怪物は巨大な腕を船のほうに振り上げた。

 

 

 

 

「「「「!?」」」」

 

 

 

 

牙虎「勇者鎧装!」

 

 

鮫次郎「海王変化!」

 

 

ガキンッ!!

 

 

 

牙虎と鮫次郎が変身して巨大な腕を受け止める。

 

 

 

「「ぐぐぐっ・・・」」

 

 

 

だがあまりの体重の大きさによるところで受け止めることで精一杯である。

 

 

 

ジンベエ「お前達!そうしておれ!!」

 

 

 

「「?」」

 

 

ジンベエ「魚人空手!!正拳突きっ!!」

 

 

 

 

バアンッ!

 

 

二人が受け止めている所をジンベエの技によって腕を弾き返した。

 

 

 

鯨岩「よしっ!行くぞっ!!」

 

 

 

鯨岩はハンドルを握りしめ全速力で離れた。

 

 

だが

 

 

 

シャアアア!!

 

 

 

怪物の巨大な腕を天高く振り上げ一気に牙虎達の方へと振り落とす。

 

 

 

鮫次郎「やべーな今度はそうはいかねえ・・・」

 

 

 

スエゾー「えっ!ワイら死ぬんか!?」

 

 

モッチー「ちーーーー!!」

 

 

みなみ「!」

 

 

鯨岩「くそおおおお!!もう振り切れねええええ!!」

 

 

牙虎「うわあああああああああ!!!!」

 

 

牙虎達はもうダメだと思った次の瞬間!

 

 

 

 

 

?「勇者鎧装!!」

 

 

ガァンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牙虎「ん?あれ生きてる?なんでだ?」

 

 

 

牙虎達は不思議そうに辺りを見渡していると目の前には紫の鎧を纏い右手に盾を持った男がいた。

 

 

?「貴君が黄色の勇者 シシオウか?」

 

 

牙虎「え?そうだが、誰だ?」

 

 

 

「自分は紫の勇者、ゲンコウ DWDと共に助太刀に来た。」

 

 

 

シシオウ「DWD?」

 

 

 

 

 

バシュン!バシュン!バシュン!バシュン!

 

 

ボン! ボン! ボン! ボン!

 

 

ゲンコウが受け止めている矢先に横から巨大な戦艦が怪物に砲撃で攻撃していた。

 

 

ゲンコウ「今はあの怪物と闘うレベルではない一旦引け!」

 

 

鯨岩「引くつったってスクリューがイカれて動けねえぞ!」

 

 

ジンベエ「任せろっ!ワシが船を押す!」

 

 

ジンベエは潜って船の後端のほうに近づく。

 

 

 

ジンベエ「皆のもの!振り落とされるなよっ!!」

 

 

 

ジンベエは後端部分を握りしめ一気に両足を上げる。

 

 

 

ジンベエ「うおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

牙虎「うおおおお!!はえええ!!」

 

 

 

超特急と呼ばれるほどの魚人の怪力と速度に歓喜する牙虎

 

 

船はもう遠くまでいき消えるようになくなった。

 

 

 

 

 

隊員「艦長!無事離れました!」

 

 

 

艦長「よし!我々も撤退だっ!!」

 

 

「了解!!」

 

 

 

DWDの戦艦も虹色に輝きだして消えていった。

 

 

 

?「・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

 

誰もいなくなった海面に怪物は大きな雄叫びを挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪物からはるばる逃げてきた牙虎達の船はようやく霧の中から抜け出せることに成功した。

 

 

 

 

牙虎「ふぅ、やっと逃げられたな・・・・・ん?」

 

 

 

牙虎は目の前を見るとそこには・・・・

 

 

 

 

 

牙虎「なんじゃこりゃあああああーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

空の向こうに四つの巨大な空間の穴があったのだった。

 

 

 

 

 

 

《つづく!》





「黄色の勇者のモンスター講座」


モッチー「今回はこれだっチ!」


荒海のエンペラー

カイザーブルー


体色が青いホオジロザメであり、サメの世界では1、2を争うほどの力を持っている。





次回予告


霧の中から抜け出した牙虎達が目に見えた光景はなんと空に巨大な四つの空間の穴であった。


旅立つ前にDWDがみなみを家族のもとへ送ろうと要求させる。


そして海の向こうから別の世界から来た海人の子供が現れた。


?「ここどこ?パパはどこなの?」


次回 作戦と海人の子


ぶっちぎるぜっ!!


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