人間と悪魔の学校生活 (野良風)
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1話

そこには、一人の男がいた

 

「(此処が今日から通う悪魔学校バビルス)」

 

「入間くん写真、写真」

 

「そこのキミ写真お願い」

 

そして此処には、孫バカがいた。

 

「では、撮りますよ」

 

「じゃっ新入生はあっちね頑張って」

 

「俺も行くか」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

「(入間って奴人間の匂いがするな)」

 

「校歌斉唱」

 

♪人間丸々我らの食い物魂・血と肉 残らず啜れ♪

 

「(少し探りを入れてみるか)」

 

すると袖から小さな虫が10匹ほど現れた

 

アイツに寄生しろと指を指した方向には入間が俺の仮説が正しければ楽しくなりそうだ

 

「えー続いて理事長挨拶」

 

「入間くーんおじいちゃんだよ」

 

「あの時の孫バカ」

 

その時

「孫と一緒に撮った一枚がこれです」

 

「俺が撮った奴だ」

 

「後程配布します」

 

「凄い悪魔が理事長だと聞いてたがこんな奴とは」

 

でも、入間を大切にはしてるってことだな

 

「では続きまして・・・新入生代表挨拶」

 

確かアイツの家計は火炎系魔術を得意とする悪魔だよな

 

「新入生代表アスモデウス君・・・に代わりまして特待生入間くん登壇してください」

 

「これが権力か孫バカもいいところだな」ボソッ

 

 

「あべるはぅけたるとぅだりいうさべべりすとぅるあぶるせすとぅまるあべるげうるまほらばつれざざ・・・」

 

ワァァァ

 

禁忌呪文を唱えるとは、面白い間違えたらそれはそれで面白いだろうな

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

人気がいないところに行き電話をかけた

 

「もしもし、入学式今終わったよ父さん」

 

「お疲れ、どうだ楽しめそうか」

 

「楽しめそうだよ」

 

「そうか、ってちょっと」

 

電話の向こうから何やら聞こえてくる

 

「(電話の向こうで何やってだ)」

 

「「兄ちゃん兄ちゃん」」

 

「元気だな、二人とも」

 

「コラ、今電話中だぞ後にしなさい悪いな我らの目的を忘れるなよ」

 

「わかってるって」

 

その時、虫のしらせが起きた

特待生と首席が戦いを始めたな虫を寄生させて良かった

 

「悪いけど急用出来たからきるからじゃ」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

しかし、戦いは始まってた

 

「凄い全部避けてる」

 

「僕なんかほんとムシケラ見たいなもので・・・」

 

申し訳なさそうに言うと周りからヤジが飛んでくる

 

「てめーはムシケラ以下だとよ」 「さっさと尻尾まいて逃げろとさ」 「良いぞもっと罵れ」

 

「ちっ違うんですッ」

 

「ッッッなんたる侮辱魔術が効かぬなら武術でねじ伏せるのみ八つ裂きにしてくれる」

 

ジャーマン・スープレックスで倒しやがった

 

「面白いヤツだ」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

アスモデウスとの戦いが終わった後

 

「入間くん少しお茶に付き合ってくれないかな」

 

「僕と」

 

あたふたする入間

 

「二人で一緒に助けると思ってお願い」

 

入間ランキング

一位お願い

二位助けて

三位頼む

 

「ハイ、コーヒーで良い」

 

「うん大丈夫」

 

探りを入れてみるか

 

「俺は、コーヒー好き何だよ特にボ◯コーヒーが一番好きなんだよ」

 

「本当に、そのコーヒー美味しいよね一度だけ飲んだことあるから」

 

やっぱり入間は、人間

 

「入間ってやっぱり人間だよね」

 

「えっ」

 

顔から冷や汗ですぎだろ

 

「別に、食べようはしてないから大丈夫何で此処に入るのかが気になってね教えて欲しいなー勿論秘密にするからお願い」

 

「本当に秘密にしてくれるのなら。それは、家の親が僕を売ったから」

 

「バレたら危ないから見守ってやるよ。面白そうだしねあと新聞面白かったよじゃあねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

家に着き

「あっ虫を抜くの忘れてた」




主人公の見た目は髪型が俺ガイルの八幡見たいな髪型で目は、蛇目です。
名前は、ネクロ・ネリア


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"使い魔"召喚!

ネクロが学校に登校していると前方に入間が見え入間に肩を組んだ

 

「よ、入間」

 

肩を組み入間の皮膚に触れた。それは、昨日寄生させた虫を回収する為触れている。

 

「うわぁ、えっと」

 

「あれ?俺って名乗ってなかった。まぁ、改めて俺は、ネクロ・ネリア。ネクロって呼んでくれよ」

 

「こちらこそ改めてよろしくネクロくん」

 

入間は、ネクロにあいさつをし終わった時後ろの方から声が聞こえた

 

「おい、貴様入間様から離れろ」

 

ネクロと入間は、後ろを振り向くとそこには、昨日入間にやられたアスモデウス・アリスがいた

そして、アスモデウスを見たネクロは

 

「誰かと思ったらアスモデウスこと、アズちゃんじゃないか。久し振りだな」

 

「き、貴様は…」

 

「確か最後に会ったのは…貴族会の時だったけ?」

 

「何故貴様が此処にいるのだネクロ・ネリア!!」

 

「え?いたらダメなの?アズちゃん」

 

アズモデウスは、入間の元に駆け寄りネクロから入間を遠ざけた

 

「お気をつけて下さい入間さま。コイツは、何を考えているのかがよく分かりません!下手に近づいたら喰い殺されるかもしれませんよ!」

 

「え!喰い殺される」

 

入間は、喰い殺されるその単語に怖がった

何故なら人間は、悪魔にとって食い物為入間には、余計に怖がった

 

「おいおい、アズ。まるで俺が怪物みたいな言い方じゃないか。俺が何をしたって言うんだよ」

 

「しらばっくれるな貴様と戦った魔獣たちは、骨すら残らないだろ」

 

「そんな事言うならお前と戦った魔獣は、焼け焦げてるだろがって言うと同じだぞアズ」

 

しばらくアズモデウスとネクロは、言い争いをしていたのであった

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

そして三人は、悪魔学校伝統行事である使い魔召喚をするのであった

 

「此処が使い魔を召喚する為の場所か〜」

 

「中々物々しいし。緊張感あるね」

 

ネクロと入間は、二人してキョロキョロしているのであった

 

「入間様。此処で使い魔召喚によりクラスも分かれますし担当官も有名ですからね」

 

「「担当官?」」

 

二人が?を出していると扉がいきなり開いた

扉を開いた者こそが

 

「粛に監督官の"ナベリウス=カエルゴ"である」

 

「(カエルゴ?何処かで聞いた事があったような?何処だったけ〜)」

 

ネクロがカエルゴを何処で聞いたからを悩んでいると

 

「オイ!次は、キサマの番だ早くこっちに来い」

 

ネクロが考えていると既にネクロの番となった

 

「ハイハイ。今行きます〜」

 

ネクロは、言われるがまま羊皮紙に血で丸を書き魔法陣の中に入りその中央のロウソクにくべると煙の形が変わってきた

 

「ほお〜これが俺の使い魔か!」

 

そこに現れたのは、大きな虫のだった

それを見たカエルゴは、クリップボードに書き出した

 

「(成る程グレート・モス。しかも普通のグレート・モスじゃなく究極完全態グレート・モス)次は、入間貴様だ」

 

「これからよろしくなあ。グレート・モス」

 

ネクロは、使い魔に挨拶した後にアスモデウス、入間の方に向かい

 

「どうだ、アズ。俺の使い魔カッチョイイだろ。お前の使い魔は、どうなんだ?」

 

「ほざけ。私のは、キサマのと違い美しいのだ」

 

「まあ。お前の使い魔なんってどうでもいいか」

 

「おい、キサマさっきまでと言ってること違うだろ!」

 

先程まで笑顔だったネクロは、真剣な表情になり入間の方を見た

 

「入間の方が一番気になる」

 

召喚とは悪魔が魔獣を使役するまたは、人間が悪魔を使役する儀式だ

そして入間は、にんげんなのである!

 

「(下手したら近くにいる悪魔を召喚してしまう可能性が高い)おい、アズ」

 

「何だ今から入間さまが召喚なされるのだぞ!」

 

「だから、入間の近くにいて集中を切らしたら悪いから少し離れようぜ」

 

「確かに!キサマの言い分も一理あるな」

 

そう言いアスモデウスとネクロは、入間から離れた

 

「(これで少なくとも俺とアスモデウスは、召喚されるリスクが減るはず。そして近くにいるカエルゴ先生が一番危ないな)」

 

そして、入間が召喚の時

ネクロの予想通りに入間の近くにいたカエルゴが召喚途中のため召喚されたのは、上半身のみだった

 

「(やっぱり!予想通りだ。良かった入間の近くにいなくて)」

 

予想をしていたネクロ以外は、この状況についていけずにざわざわし始めた

そして入間は、カエルゴの下半身に近づき引っ張り抜こうとしている

しかし引っ張り抜くのでは、なく押すもである

それを知ってるネクロは、面白い事を思った

 

「入間、引っ張るじゃなくて。押せ(これでカエルゴ先生は、入間の使い悪魔になる!これは、楽しいことが起きる)」

 

さらに押せばいい事を知っているカエルゴは、今の発言を聞き逃さなかった

 

「何を言っているだネクロ・ネリア。押すんじゃないィィ!!」

 

押された事により召喚が成立したのである

その姿は、もふもふの可愛いらしい姿だった

その後は、大変だった

アスモデウスが入間に近づき

 

「感服いたしました。カエルゴ卿の態度にお怒りだったのですね!素晴らしい見せしめです!!」

 

「入間凄いぞ〜。悪魔が悪魔を呼ぶなんてな」

 

褒め称えたり、茶化したりしている中たった一人怒りで爆発する寸前のカエルゴは

 

「ふざけるな貴様ぁぁぁッ今すぐ契約を解除しろッさもなくば

 

使い魔が主人を攻撃しようすると処罰が降るのである

そして今カエルゴは、主人である入間に敵意を向けている

 

ぶぇああああぁ」

 

そんなこんながあり使い魔契約を解除する事が出来ずカエルゴは、ショックから自宅に寝込むようになった



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