レインボーシックスシージで何となく書きたくなった奴。 (skkコーポレーション)
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1.眼

最初は割と気に入って使ってたこいつ。次は防衛側かな。
正直最初の掛け合いだけ描きたかった奴だから本当に適当。気に入って読んでくれる人が居るなら続きも書くかもしれない。
設定はバーチャル空間での訓練。だって攻撃も防衛も全員仲間なのに殺しあってるし。


『突入まで、5秒前。』

 

オペレーターの男の声が聞こえる。

あと5秒、そこで漸く俺の持っているスマホのモニターに今回のターゲットが映った。

 

『爆弾を発見。』

 

ついでに見つけた。アイツはタチャンカの野郎だな。古めかしいパンマガジン式のLMGを使う物好きだが、最近加入したミラのお陰で防衛能力はかなり上がった。

もう一人は件のミラだな。片方からしか視線を通さないブラックミラーを壁に張り付け、相手の位置を安全に確認できる有能な奴だ。しかも防弾で、本人の意思でボンベを破壊する事でミラーを開くことが出来る。……しかし残念だったな。こっちにはアイツがいる。

…おっと、そう思った瞬間に俺のドローンより一際大きな奴がテーザーでボンベを破壊して行ったな。…時間切れだな。だが良いだろう。大体の場所は分かったからな。

 

「貴方またそのライフル使ってるの?」

 

さて動こうと思ったら横からアッシュが声をかけて来た。…またか。

 

「……悪いか?」

「悪くは無いけど、室内戦ではスナイパーライフルは不向きでしょう?」

「スモークを焚けばゆっくり狙える。それにこいつはセミオートだ。そこまで連射速度も遅くない。こいつで十分だろう。」

「そう言って、昨日もルークにやられてたじゃ無いの。」

「アレは運が悪かっただけだ。何時もなら打ち負けん。」

「あっそ。勝てるなら良いけど。」

 

俺にスナイパーライフル以外を使えと言うのは死刑宣告にも等しい。中にはカスタムしたアサルトライフルでスナイパーやってる奴もいるらしいが、俺はそれは邪道だと思っている。威力も申し分ないのだから別に良いだろうと思いつつ愛用しているスナイパーライフルのレールに乗っけたフリップサイトを起こしてスナイプ仕様に変更した。

……と、そこでまた声を掛けられた。

 

「私は好きよ。スナイパーライフル。」

「……トゥイッチか。」

 

トゥイッチ。さっきの大きなドローンを扱うオペレーターで、所属はGIGN。さっき会話に出て来たルークと同じ所属の奴で、テーザーを射出出来るショックドローンを自作し、使用している。先ほどのように相手のガジェットや監視カメラを破壊できる優秀なドローンと人物である。ちなみにドローンは跳躍できない。

 

「一番近い出入り口にクレイモアを置いて来た。なるべくやられないようにするから援護、宜しくね。」

「了解。」

 

トゥイッチもセミオートのスナイパーライフルを持っているが、彼女は恐らくこのまま突撃するのだろう。あのスナイパーライフルは連写速度が俺のライフルよりも早い上に反動もあまりない。室内戦に持ち込む時には最適なライフルだろう。……おや。不用意にバリケードを開いて下を覗いている間抜けがいるな。そら、俺の弾丸を喰らえ。

 

引き金を引けばいつも通りの反動とサプレッサに押し殺された銃声。そして拡大されたリフレックスサイトの中心で頭に弾丸を受けて吹き飛ぶ敵の姿。アレはキャッスルか。黒人系のアメリカ人。アッシュと同じFBI SWATの所属で、アーマーパネルという弾丸を防げるバリケードを張れるのだが…使い切っていたのだろうか?それとも覗きたかったのだろうか?まあ良い。次だ。

 

「バリケードを開く。気をつけろトゥイッチ。」

「ああ、私の上の窓ね?良いわよ。」

 

開いたバリケードを確認して覗き込む…アレはエラだな。だが…

 

「残念、そこには誰も居ない。」

 

頭を撃ち抜かれた女が弾丸に押されて後ろに倒れ込み、サイトに映ってた人影が消える。

これで5対3…バチン!「ドゥーン!」…4対3だな。

今のはブラックビアードの奴だ。ライフルにバリスティックシールドを貼れるが強度も低く頭しか守れないのでテクニックが必要。しかし割と優秀で、ハンドガンも威力と速射性能が高く、全体的に優秀なオペレーターだ。……守る事しか出来ないモンターニュにもせめてこのハンドガンを貸してやってくれ。

 

相手は

ミラ、エラ、タチャンカ、キャッスル。あと一人が分からないが…いや、さっきビアードがウェルカムされてたな。フロストか。

そのうちキャッスルとエラがダウン。

 

味方は

アッシュ、トゥイッチ、ビアード、俺、そしてまだ名前しか出て来て居ないがモンターニュが居る。内ビアードがヘマをしてやられて居るので四人だ。

 

まぁモンターニュの立ち回りで戦況はかなり変わるだろうな。

 

そう考えていると注意力は散漫になってしまう。視界の端にチラリと人影が見えたのに気づくのが遅れてしまった。

 

「っ!?しまった!!」

 

明らかに間に合わないだろうが、せめて一発だけでもとライフルの銃口をそちらに向ける。そして運良く数発は外れ、一発だけ弾丸を撃ち込む猶予が生まれた。

当たれ。咄嗟にエイムを合わせ、引き金を引く。胴に着弾。二発目は間に合わない。アレはフロストだと気付いて少し諦めたその時、視界に割り込んだ大きな影、サブマシンガンの銃声。そして弾丸を阻む頼もしい音。

誰あろう、モンターニュだ。

 

「……助かった、モンターニュ。」

「気にするな。それより、援護してくれ。こいつを片付けたい。」

「了解。」

 

フロストに弾丸をプレゼントし、下がらせ、その隙にモンターニュが展開したシールドを畳み、リボルバーで狙いを付ける。見えた瞬間に連射し、こちらもライフル弾を連射する。

バスッ!

 

「あぁぁぁあぁぁ!!」

「あっ…」

 

あのサブマシンガン…命中精度割と高いからなぁ…。

膝を抑えて叫びながら崩れ落ちるモンターニュをスコープで見届けながら俺は思った。一応、フロストは倒した。これで3対2。俺もそろそろ行くか。

 

「窓から見えるかしら?」

「ん?…ああ、トゥイッチか。見えるぞ。」

「ディフューザーを置くわ。防衛は宜しくね。」

「了解。」

 

ディフューザーは設置され、焦った敵は周囲を警戒しながらディフューザーを破壊しに来た。タチャンカの展開シールドには焦ったが、なんか少しだけシールドからはみ出てた。

 

「腹を隠して尻隠さずとはこのことか…」

『それを言うなら頭隠して尻隠さず。でしょう?』

「……」

 

成る程、日本語は難しいな。

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!

よし、タチャンカダウン。

 

『いたわね。トゥイッチ、そこにクレイモア仕掛けて。』

『それよりもさっき数発当てたんだから…』

 

……あ、こいつまさか…。

 

『敵を殲滅した。ミッション完了だ。』

 

『「ドローンでキルするのはやめろ!」』

『……何も悪い事じゃないでしょ?』

 

あぁ、そうだった。自己紹介を忘れていたな。

まぁ、ここまでで分かるとは思うがな。

 

俺はグラズ。煙の中でも見えるイメージセンサの付いたフリップサイトを使うスナイパーだ。所属はタチャンカと同じスペツナズ。たまに俺一人だけになったりすると突撃しなければならなくなるのでキツイが、スモークを上手く使えば戦える。最近は仲間の絵を描く事が趣味だ。…個人的にはゲリラ装備のビアードが笑えると思う。……再統一のIQ?アレは…描きづらいな。色んな意味で。




グラズ。狙いやすいから好き。でもたまに普通にやられる。スモークの焚き方が重要だと思う。相手のエイム力と自分のエイム力にかなりの差が無いとまともに接近戦も出来ないよ。使う人は気をつけよう。
……強いとは思うけどね。
因みにビアードをサクッと殺したのは叫び声が面白いから。(某モンタ使いブローさんの動画見てから改めて聞いた)

※知らない人の為に…

グラズの意味は『眼』。あとグラズの名前はティムール・グラズコフ。


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2.戦女神

一人は気に入ってくれた様なので。
今回は防衛キャラですね。ふざけた方向に持っていこうと思ったらこうなった。まぁ、取り敢えずどうぞ。


 

『バイオハザード物質を守れ。』

 

今回のミッションは物質の防衛ね。取り敢えず補強材を壁に貼り付けて一箇所壁を固める。今回はクラブハウスの地下だから上の落とし戸も閉めなきゃね。

 

……さて、早速だけど、アレも置かなきゃ。

 

「カメラフィードを起動する。」

 

カウンターの上に一つ。

 

「ここにカメラを置くわ。」

 

防衛する部屋の天井に一つ。

 

「……これで見えるかしら?」

『よーく見えるぜ。お前さんのキレイなお顔もくっきりな。』

「冗談はやめて頂戴。」

『キレイなってとこはホントだぜ?』

『口じゃなくて手を動かせ。』

「…全く。」

 

……ガレージと通路の間に一つ。

 

『バイオハザード物質は発見されていない。さらに防備を固めろ。』

 

始まったわ。さて、外のカメラでも…

『ザーッ』

全部破壊されてるじゃない。早すぎでしょ!?

…仕方ないし、自分のカメラでも覗きましょ。ってもう来てるわ。アレはトッケビね。ロジックボムは厄介だし、早いとこやっつけるべきね。

バリケードを割って中をのぞいて居るだけだから今のうちに壁沿いに接近して扉の真横に陣取る。

居ないと思って入ってくるのでそこに合わせてショットガンを乱射。

いっちょ上がりね。まずは一人。

 

『アンタのカメラ、1番目のとこに敵が見えるぜ?』

「ちょっと待って。…ホントね。行ってくるわ。」

『…俺も行こう。』

『俺は可愛い奴らの巣を階段に作っとくぜ!』

「性能も色も全然可愛く無いでしょそれ!」

『俺の愛するスモークガスに文句言うなよ!』

 

…スモーク。S.A.Sのオペレーターで遠隔ガスグレネードを持っている。ちなみに中身は知らない。ただ言えることは、臭い。それだけ。これの中にとどまって居られるのはスモークだけ。他は死ぬ。多分臭すぎて。あとジョークセンスが独特。ノリが軽いのでこんな感じの会話も良くある。

あとヴィジルね。さっき倒したトッケビと同僚的存在らしい。彼の付けてる仮面はドローンなどのカメラから消え去る事ができるデバイス。使い所を間違えなければ強いのだろうけど私は多分無理。因みに使ってるとIQに探知される。

 

「居たわ。…これモンターニュね。厄介だわ…後ろになんか見える?」

 

上からヴィジルが覗いてるようなので聞いてみると…

 

『ブラックビアードだな。』

 

ダンッ!

 

\ダーン!/

 

ダンッ!

 

\ジーン!/

 

『よし。後は見えないからモンターニュだけだ。』

『相変わらずふざけた断末魔してんな!』

「アンタの缶よりずっとマシよ。」

 

ニトロセルを投げる。モンターニュの後ろに落ちる。モンターニュは後ろを向く。その間にスパスの弾丸の雨を降らせる。モンターニュは倒れる。

 

「モンターニュも負傷ね。…どうする?」

『私がやるわ。』

「それは有難いわね。」

 

音もなく後ろから現れた骸骨のフェイスペイントをした女が声をかけて来た。…カベイラって言うんだけど正直ビックリして一回ショットガンでやっちゃったのよね。やめてほしいわホント。

 

『二人きりになったわね?』

『あぁぁぁあぁぁ!!』

「色々ツッコミたいけど今はやめとくわ…!」

 

取り敢えず一言で尋問が終わる不思議なカベイラの力で相手の位置が全て割れた。残りの二人は…スレッジにブリッツね。スレッジはそれなりに注意するとして、問題はブリッツ。盾持ちの割に足が速いしあの盾はモンターニュの様に全身を守る事は出来ないけどフラッシュを焚いてこちらの眼を眩ませてくる。対処法はニトロやインパクトなどの爆発物か接近しての格闘で盾を弾く。もしくは囮を使って後ろを突くくらいかしら。正面でエイム合わせた瞬間に撃つことも出来るけどブリッツはそれより前にフラッシュしてくるから厳しいわね。割とあるけど全部状況によるわ。取り敢えず私がニトロ持ってるけど…

 

「みんなニトロはある?」

『さっき間違えて投げちまった!』

『私はインパクトね。』

『俺は有刺鉄線だな。』

『俺のこと忘れてないか?』

『『「…あっ」』』

 

穴を開けたばかりのスレッジをヴィジルが瞬殺した直後に軽い衝撃に見舞われた。そういえば居た。いつまでも引っかかる人居ないから分からなかったわ。

 

「居たわ!ブリッツよ!」

『取り敢えず後ろから撃つわ!』

 

パスパスとサプレッサ特有の音を立てながらルイソーを連射するカベイラ。しかし

 

『ちょっ!早すぎないかしらこいつ!』

「今の俺はまさに閃光!」バシャッ!

『見えないしもういいわ!フラグアウト!』

「危なっ!私の方に飛んでるわよ!」

『わかるわけないじゃヘブッ!?』

「カベイラダウン!一旦下がるわ!」

「逃げられると思ったか!」

「早っ!?アンタ私より早いのおかしいでしょ!?」

『盾持ちの早さじゃ無いな』ダンッダンッ!

「当たるかよそんな銃弾!」

『そのまま走れ!間に合えば俺のEDDがある!』

「本当に間に合うかしらね!」

 

ガシャガシャと高速で移動する盾から逃げる私。ヴィジルからの援護射撃で辛うじて生きているが正直目の前の扉に飛び込めるか分からない。

 

「間に合えぇぇ!」

「お前の負けだヴァルキリー!」

『残念。そこは俺のテリトリーだ。』

 

響く爆音。私の身体を襲う衝撃は後ろからではなく右側から。これは爆発。きっとこのブリッツも食らった事だろう。けれども以前走行音は聞こえている。

 

「今ので死んでないの!?」

『ダメージが足りなかったか?じゃあこうするか。』

「何するつも

 

り、とは続かなかった。足元にニトロセルが置いてあったのを見て悟った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ねぇ、ちょっといいかしら?」

「……なんだ?」

「なんで私ごと爆殺したの?」

「それが最善だと思ったからだ。」

「でも失敗したわよね?」

「思ったよりブリッツが目聡かった。」

 

私の爆死直後、ブリッツは倒されて勝利に終わったが、納得いかないことがある。

この会話からでも分かるようにカプカンは私を犠牲にしてブリッツを仕留め損ねたのだ。

 

「あの後ヴィジルがやってくれたから良かったものの!アンタショットガンしか持ってないんだから数減らすのは愚策以外の何者でも無いわ!」

「せめてヴァルキリーが当たらない位置に移動してからだったな。アレじゃ爆心地がヴァルキリーなのだから当たる可能性は低いしな。」

「そもそもレディを爆殺するのは頂けないな。敵ならともかく、味方なら尚更だ。」

「……すまんかった。」

「分かれば良いんだ。」(スモーク)

「お前が言うんか!」

 

自己紹介を忘れてたわ。

私はヴァルキリー。バッテリー駆動の監視カメラ《ブラックアイ》を投げて設置できるオペレーターよ。一応さっき居たブラックビアードと同じ所属なんだけどね。愛用の武器はスパス。サブで持ってるデザートイーグルも気に入って使ってるわ。それとさっきみたいにモンターニュが来たら大体防がれるから対策にニトロセルを持ってる。偶に展開シールドも使うけど。

そんなところね。ブラックアイは割と評判良いものだと聞いてる。

因みにスモークとはさっきからやってる掛け合いを良くやるから仲がいい。

 

「そういやあのブリッツ、VRシステムのバグで足が速くなってたんだとよ。」

「鍛えた分が反映されてたとかそんな恐ろしい話じゃなくてよかったわ。」

「鍛えてたとしてもあの上がり幅はチートレベルだったけどな。」

「………」

「……なんだよ。」

「あそこでブリッツがなんか項垂れてる。」

「別に足の速さが全てじゃねぇってのになんだってあんな落ち込み方すんだよ!あいつのフラッシュシールドで何人やられてんのか知ってるか!?」

「でもアンタのガスで何人仲間死んでるか知ってる?」

「う……すんません」

 

レインボー部隊は今日も平和に戦っている。

 

………戦ってるのに平和とはこれいかに。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヴァルキリーは戦女神の名から。個人的にもっと脳筋系のアビリティかと思ったら割と搦め手で内心びっくりしたキャラ2位。1位はビアード。理由?次があるなら書くけど、簡単に言うと名前の由来かな?




スモークェ…
あぁ、ブリッツはあのバグで爆走戦車と化していた時のをそのまま使いました。あの時はまだ始めたばかりだったので使った事有りませんでしたが、動画を見ればアレは異常だと分かりますね。ブリッツはセミショットガン使いには辛いキャラです。というよりカプカンのショットガンばっか使ってたので盾持ちが苦手です。ニトロはあまり間に合わないしグレネードはインパクトだし威力低いから穴空けにしか使えないし。盾持ちとかよく倒せますよね。マコト君も似た様なものでトモさんと三人でやった事有りますけど、盾だけであの人達(つばさブ○ーさん達)はよくアレで戦えますね。盾三兄弟だとトモさんに誤射されるので。あ、私はフューズとブリッツ使ってました。マコト君はモンタで。トモさん?ビアードだよ。あの人盾使うとか言っときながらライフルシールド持ってくるから。たまにフューズ持って来るけどやる事全部ランボーだから。

長々と話してしまいましたね。…そういえばトッケビのショットガン、悪くないけど当たってるのに当たり判定無いのはどうかと思います。そこら辺はちゃんと当たる様にしてくださいUBIさん。

まだ気に入って読んでくれる人が一人でも居るなら続きます。それでは。


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3.ショットガンと突撃部隊

タイトルの通りショットガン突撃部隊です。一人だけステアーAUG持ってるけどショットガン突撃部隊です。


「……で?今回はなんで私だけなの?」

『仕方ないわ。ほかのオペレーターはちょっと出払ってるのよ。数合わせの為に四人別のオペレーターを招集したから安心して。』

「出払ってるのに別のオペレーター?」

『えぇ…優秀なんだけど…ちょっと…ね?』

「なんか凄く不安になってきたわ。」

 

今回はテロ組織との戦闘…つまり実戦よ。

あぁ、私はIQ。ステアーとUSPを愛用してるわ。左に付けたEDDスペクターで電子機器の場所を探す事ができる…奴らは偶に自爆して来る奴が居るからうってつけのガジェットよ。オペレーターのなかでは移動速度の速い方だから裏から突撃するのが良くやる闘い方。そんなところかしら。

 

『現地で合流する予定だから気を付けなさい。』

「はぁ…了解。」

 

そうして通信を切って、到着したのは海岸線。今回はテロ組織の構成員が拠点にしたというだけで、爆弾の解除とかバイオハザード物質の確保とかは必要ないらしい。

さてと、今回のお仲間さんは……アレ?まさかアレ?嘘でしょ…?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さて、みんな整備は終わった?あんま関係ないと思うけど念入りにしても損はないからな?」

「問題ないね。一応今回はスラグ弾を失敬してきたから五発だけ撃てるぜ。」

「馬鹿野郎お前それ勝手に持ってきたらマズイだろ!」

「まぁ死ぬよかいんじゃね?フラグとか今回は2つ持たせてくれたし。」

「そういえば珍しいよな。フラグとクレイモア2つずつ支給されたもんな。」

「あ、それならお前にフラグ両方渡すわ。」

「なんで急にそんな事言い出すの!?」

「だって俺投げねぇしノーコンだから。」

「あぁ…なるほど。」

「そういやボマーどうする?あいつクソ硬いけど。」

「まぁハンドガンでなんとかなるだろ。」

 

急に誰だとか思った?誰でもないよ!俺たちゃ新兵!一般志願のオペレーターさ!所属とかもないから武器もなんでも使える。サブマシアサルトスナライショットガンハンドガンハンドキャノンマグナムエトセトラエトセトラ。今回はGSG9のショットガンにDE。みんな同じ武器で俗に言う新兵突をするのさ。四人まとめて招集してくれるとはシックスも分かってんな!

 

「……あんた達が今回の味方?」

「お?おぉ!IQ先輩じゃないですか!今回はよろしくお願いしますぅ!」

「よろしくです!」

「よろしくぅ!お願いしまぁす!」

「初めましてモニカ先輩。私はあなたのファンです結婚してください!」

「死ねクソ野郎!」

「あんだとテメー!」

「……なんなのこれ?」

 

『あなた達。そろそろ時間よ。顔合わせが済んだなら早く準備して。』

「あ、了解っす。というより準備完了してるっす。」

「防弾ベスト無しで何言ってんだお前。」

「バラクラバちゃんと被れよ。」

「被ってないお前に言われたくないと思うな。」

「お前も被ってねぇだろ。」

「あ?そう言うお前らこそバラクラバ被れって俺は言いたい。」

「「「「全員被ってねぇじゃねえか!」」」」

「その方が見分けやすくて助かるから良いわ。」

「「「「イエスマム!」」」」

「マムじゃない!」

 

『ふざけてるのも良いけど、あと30秒で突入よ。位置について。』

「はぁ…ほら、行くわよ。」

「はいよー。」

「うぃーす」

「りょ」

「突撃ー!」

「「「馬鹿野郎ー!」」」

「アホかー!?」

 

『……もう好きにして頂戴。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『一人やっt二人やった!』

『ボマーだ逃げろー!』

『馬鹿野郎こっちくんなよフザケンナ!』

『おk、後ろの奴やったぞ』

『ないsまたボマーじゃねえか逃げろー!』

『だからなんでこっちくんだあっち行けよ!』

『俺らなら直線ダッシュで振り切れんじゃね?』

『確かに』

 

「………」

 

めちゃくちゃな戦闘ではあるが、思ったよりも優秀であるが故に、この新兵達は次々とテロリストを排除していっている。……あ、ニトロセルは破壊。した直後に一人新兵が通り過ぎていった。

 

「危ないな…。」

 

取り敢えず私はスペクターでニトロセルを破壊して行くかと思って後ろを見たら反応あり。……あれ?

 

《シュコー、シュコー》ピピー

「イヤァァァァァァァ!!!!!??」

 

Uターンアンドダッシュ!

 

「ちょっとなんでこっちにこいつがいるのよ!?」

『あれ!?なんで付いてきてないの!?』

『見失ったからだろ?』

『大丈夫!先輩の足なら振り切れます!』

『ヘッドショットが効いてない!』

「大丈夫なわけあるかー!」

 

〈イタゾー!こっちだー!女が一人居る!殺せ!〉

 

「狙われてるし!ちょっと早く援護に来て!」

 

最悪だ。なんてタイミングの悪い事だ。……ふと後ろからの音が聞こえなくなった気がして廊下を曲がりその先まで行ってから後ろを向く……

 

「えっ、遠っ!」

 

ボマーは遥か遠く廊下二本分距離が離れていた。思ったより足が遅いらしい。あの新兵の言う通りだった訳だ。

 

「……よし、ボマーをやった。」

『ナイスでーす!』

『ナイッスゥー!』

『ナイッッスゥー!』

『ナイッッスッ!』

 

ゆっくりと頭を狙って倒し次を探す。

 

〈こっちにいたぞ!殺せグハァッ!〉

〈チクショウボアッ!〉

〈リロードだ!カバーしヌルバッ!〉

 

目の前まで駆け込んで相手がこっちに狙いを付ける前にハンドガンで撃ち抜き、ナイフで斬り殺す。

あの新兵達の闘い方を真似てみたけれども、割とイケル様だ。…なんかテンション上がって来た。

 

「敵三人!フラグを投げる!一人やった!爆発で二人!」

『後ろに一人!やったよ!』

『サンキュー!』

『俺のマグマムを喰らえ!』

『ハンドキャノンだと思うし噛んでるし!』

「目の前にニトロセル!破壊したわ!」

『アザっす!お前ら!2つ数えて入るぜ!

1!』

「先行くわ!」

『早!先輩早い!』

『流石っす!俺らも続くぜ!』

『痛い!誰だ後ろから撃ってきたやつ!』

『すまねぇ☆』

「あ、ごめ。」

『いったぁーありがとうございます!』

『クリア!クリア!』

『あっごめんフラグ投げちった☆』

『アァァァぁ!!?っぶねぇなおまえ!』

『次だ次!』

「そこの落とし戸から行きましょ!」

『了解ィ!』

『『『『GO!GO!GO!』』』』

「フラグ投げたわ。」

『うっそだろ先輩!?』

『さすが分かってますねー!』

『突撃したのお前だけだぜ。』

『囲まれてる?大丈夫?』

『大丈夫なわけあるかー!?』

 

ヤバイ…なんかテンションがおかしくなってる気がする。でもまぁいっか。面白いし。

 

「もう一個フラグ投げるわ。」

『どんどん投げちまえ!』

『やめろー!俺が!俺が死ぬ!』

『諸共吹き飛んでしまえーw!』

『あ、フラグ切れた!俺も突撃するぜ!』

「行きましょ!全員突撃よ!」

『『『イエス!マム!』』』

「マムじゃないって言ってんでしょうが!」

『お前ら俺を殺す気か!』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

《テロリスト達は全滅。みんなお疲れ様。》

「まぁこんなものね。」

『いやー!今回もカオスだったな!』

『誰のせいでこうなったと。』

『お前だろ。』

『いや、お前だな。』

「全員でしょ。」

『『『『あんたが言うな』』』』

《なすりつけ合うな。》

「まぁでも、今回は楽しかったわ。また会ったときはよろしく。」

『『『『先輩デレた!』』』』

「デレてないし別にツンツンしてたわけでも無いっ!!」

 

後日、テロリストの殲滅に駆り出された彼女は、残りの四人、モンターニュ、タチャンカ、フューズ、ゾフィアを困惑させるほど無茶な突撃を強行し、一人で全滅させると言う偉業を成し遂げるのであった。




新兵使う時に気をつけるべきなのはガジェットの数ですね。フラグもたしか1つだけなのでかなり困った記憶が(曖昧)。そんな事ないかも知れないけれどそんな気がするんですよね。因みにショットガンは個人的にはスペツナズのサイガ12と思しきアレの方が好きです。いつもカプカンで窓の横で角待ちしてます。最近タチャンカの方がキル取れる謎の現象が起きてますけどもね。あ、タチャンカと言えば、一回だけドクを持って来てくれた人がタチャンカの後ろでスティムピストル構え続けて回復体制でめっちゃ待機してくれる人が居ました。彼のお陰で連続3キル取れたのですよ。ありがとうございました。

因みにダクソとかはまだ文字をこねくり回してる途中です。もう暫くかかります。


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4.LMG!Mounted!

初心者ならば彼を使え。経験者ならば彼を使え。ベテランならば彼を使え。


『爆弾を守れ。』

 

ラウンドが開始された。ここから1分で防備を固めて3分間向こうの部隊から爆弾2つを守らなければ行けない。

 

「アーマーパックを分けろ。」

「罠を置いた。」

「壁を補強!」

「デバイスを設置。」

「針を設置する。」

 

さて、俺は何番目に喋ったでしょうか?

 

「ポータブルシールドを展開した!」

「デバイスを設置。」

「あ、そこに罠置きたいわね。」

「…分かった。」

「じゃあそこに針を置く。」

 

ドローンが入ってきたので愛用のショットガンで破壊。

 

「急に横でショットガン乱射すんなよ!」

「すまん。ドローンが来たから破壊したんだ。」

「そりゃ良いけど気をつけてくれ。」

 

マガジンを取り外し、新しいマガジンに交換する。今回はヨットの後方、1階の小部屋2つが爆弾部屋だ。長い通路の横にハシゴ、そして階段2つに挟まれた面倒なマップだ。

 

「仕事だ。」

「もう始まってるぞ。」

「おっせーよ。」

 

愛用のガジェット《RP-48デグチャレフマシンガン》をポータブルシールドの後ろに設置したら遅いと言われた。納得いかん。

 

「急に踊るな。真面目にやれ。」

「………調子を確かめてただけだ。」

 

グルグル回してたらバンディットに文句言われた。

LMGは反対側の爆弾と階段が見える位置に置いた。最近入ってきたミラが改良してくれた分防御力は増した。まぁこっちから見えない位置で増設したバリスティックシールドが破壊される事も多いが、それでも使い易さが違う。そんなLMGだが、全体的には不評である。さっきの扱いからも良くわかるだろうが、不評である。……解せぬ。

 

「……あれ?」

 

気が付いたらルークもバンディットもフロストもリージョンも居ない。全員遊撃に行ったらしい。

 

「なんだ、みんなボロクソ言ってるけど俺の事信頼してるのか。」

 

とか思った俺がバカだった。

 

『味方は残り一人だ。』

 

「はぁぁぁぁ!!?」

 

一人!?一人だと!?相手がじゃなくて味方が!?アッシュ来たけどやったしあと何人!?

 

『敵はまだ四人残っている。』

 

「バカやろぉぉぉぉぉ!!?」

 

直後飛来する弾丸。バリスティックシールドと展開シールドの間を抜けて腰に着弾した。

 

「アァァァァァ!!」

 

しかもシールドもそろそろ割れそうだ。おそらくスレッジのMac11だろう。聞いた感じでもレートがかなり高かった。

でもギリギリで負傷とった。トドメも刺した。フラグ飛んで来てたら死んでるぞ俺。

 

「クソッ!あいつらスペクター視点でちまちまピン打ちしてやがる…!」

 

多少口が悪くても仕方ないと思う。って

 

「遠!?遠すぎだろ真反対じゃねえか…!」

 

歩いて移動。の前に。

 

「撤収撤収!」

 

バリスティックシールドを畳み三脚を畳んでLMGを移動。通路の先の階段が見える位置に設置し直す。

 

「残りはグラズとビアード…あとヒバナか。グラズが厄介だな。」

 

反動も大きいこのLMGだとビアードもかなりキツイ…やるしかないか。

 

「イヤーッハァーァ!!」

 

痛い!二発食らった!でも堪えてLMGを連射!ヘッドショット!今のはグラズだな。次はビアード!

 

「アァァァァァ!!」

「ドゥーン!!」

 

どちらも一発ずつ被弾。バリスティックシールドも双方大破。

 

「うぉぉぉおおお!!」

 

腕の中で暴れる反動を押し殺し、階段の踊り場に向けて連射する。最後の一発だけ残して打ち切り、間をおいて一発。

 

「ダァーン!」

 

ヒット!負傷だ。即座にマカロフに持ち変えトドメ。チラリとカメラを確認したら残ったヒバナは反対側から来ているらしい。

 

「クソッ!仕事は終わりだ!」

 

爆弾部屋手前まで戻り、真ん中の通路と階段が見えるところに急いで設置。

 

「LMG!Mounted!」

「and change of magazine!!」

 

誰も聞くわけが無いが自分を鼓舞するために叫ぶ。後ろのハシゴ側からスモークが焚かれるが無視して階段の上を見続ける。

 

こちらから見えない爆弾部屋の反対の壁にランチャーペレットが撃ち込まれたようなので少しそちらを確認。……爆破されたのでおそらく入ろうとしている。音的に入っただろう…LMGから手を離し音を立ててフェイントをかける。そしてすぐさま構える。……待つ。

 

「…………」

 

一瞬だけ。チラリと一瞬だけ狙っていた角で何かが動いた。

 

「っ!おぉぉぉぉぉ!」

 

LMGの反動で上に重心が跳ね上がるが、全部押し殺して無理やり下に銃口を向ける。

そして被弾音。6ヒット。

 

『敵を殲滅した。』

 

つまり俺の勝ちである。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「「「「すんませんした」」」」

「いや、どうしたお前ら。」

 

「……今回のタチャンカヤバかったな。」

「最後あんだけ叫んでて勝ってるもんな。」

「ギリギリ見えてるとこ撃ち抜かれたんだけど。」

「最初の4人が異様に弱いと思ったらあのタチャンカだしな。ヤベーって。」

「ビアードに至ってはほぼシールドの意味なかっただろ。」

「一発防げたから良いんだ。」

「それほんとに意味あったのか…?」

 

「やっぱスペツナズは最強。」

「素晴らしきかなロシア人。」

「でも人質救助は出来ないんだよな。」

「そ、それ以外が強いから良いんだよ。」

「何言ってるんだ。タチャンカが居るじゃないか。」

「でもカピタオとフューズに弱いんだよな…」

「フラグにも弱いだろ良い加減にしろ!」

「結局、俺らは褒めたいのか貶したいのかどっちなんだ?」

 

 

 

……レインボー部隊は今日も平和です。




キル取りたかったら私は彼を使います。下手に角待ちするよりよっぽど強いです。怖いのはカピタオとフューズだけです。たまにテルミットとヒバナが脅威だけど、バンディットとイェーガーが居れば何とかなります。あと、知らなかったけどEMPグレネードってADSマグパイで防げるんですね。射線さえあれば起動するようです。尚、マグパイをフューズに使うと偶にバグって大変な事になります。不発弾が時間差で弾けてこの間トモさんが爆発収まった後に爆死しました。気をつけてください。過信はいけません。叫び声ネタはいつもと同じくつば○ブローさんから。


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番外編:ムービー

明けましたおめでとうございます。
ずっとほったらかしだったのは許してください。そもそも書けなかったので投稿もへったくれもなかったので。コレからもあんまりサクサクと投稿は出来ないので更新されてた時は「お、更新されとる」って感じで読んでもらえれば幸いです。

年明け頭から簡単なもので短いですが、どうぞごゆっくり。


 

「……」

 

手持ちのセミオートショットガンにタクティカルベストのシェルホルダーから取り出したショットシェルを1発づつ、ゆっくりとリロードしていく。その間にも、左右の木製の壁からアサルトライフルに吐き出された5.56ミリの弾丸が飛び出していくが、俺の背を預ける壁からは一切の弾丸が通らない。

 

……それもそのはず。俺の貼り付けたアーマーパネルは、いくら高威力の弾丸だろうと爆発物でもない限り破壊する事など不可能。だと言うのに、外で俺に向けて銃を撃ってるつもりのやつは、弾の無駄遣いを続けている。

……そろそろか。

 

カチッ カチカチッ!

 

ふん、弾切れだな。

 

「アマチュアめ。」

 

初弾を装填しよう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

コツ…コツ…と俺の足音がこだまする。

正面にはグレネード弾を発射するターレットが一台。

俺の手には両手で持ち上げられる程のサイズの自作デバイス。名はマグパイ。

 

『誰もが無理だと言った。』

 

地面に設置する。

 

『コレは、戦車向けだとも言われた。』

 

もう一度、ターレットを見据える。初弾が装填された。

 

『小型化も、精度向上も無理だと言われた。』

 

発射され、しかしそれは俺には届かない。

 

『…だが違った。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

設置する。起爆する。壁の向こうの敵が死ぬ。だった数回の爆発で、どんどん敵が死んでいく。

 

『…脆いな。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

モニターに表示される画面を見て、理解して、必要な操作を行っていく。広い部屋に一人だけ、胡座をかいて自作タブレットの操作に集中する。

ふと、右側の壁の向こうから音楽が聞こえてきた。

 

『貴方の電話が鳴っているわ。』

 

それは私が意図的に起こしたバグで。

 

『代わりに私が取ってあげる。』

 

傍らのサブマシンガンにマガジンを差し込み、レバーをコッキングし、右手で音の鳴る場所に向ける。

 

『ほら。』

 

フルオートで連射。レートの高いサブマシンガンから吐き出された弾丸の嵐を受けて、誰かが倒れた音がした。電話の着メロも聞こえない。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

戦略デバイスのモニターに映し出される映像には、中心にクロスヘアが浮かんでいる。サーマルビジョンで浮き彫りになった人影に照準を合わせてボタンを押せば、そいつは突然襲ったダメージに驚いて四方八方を見渡している。

そら、やるなら今だぜ?

不用意に遮蔽物から逃げ出した結果無様に俺の味方に撃ち抜かれた間抜けを見て俺は笑う。

 

『…ふむ、俺はもう少し安全なここで的当てでもしてれば良いか。』

 

お気に入りの葉巻に火をつけ咥えてふかす。

無意識ながら、口の端が吊り上がるのを感じた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『缶の中身を知りたいのか?』

 

毒々しい黄色の煙が充満している。

 

『命が惜しくなけりゃ教えてやるよ』

 

俺の左右には色んな死体が横たわる。

 

『…ハハッ、冗談だ。』

 

喉を掻きむしっていたり、口から血が吹き出ていたものが多数だけどな。

 

『で?缶の中身が知りたいんだろ?』

 

その中でも生きていた奴は、俺が直々に手を下した。

 

『そうだな…知らない方が良いかもな。』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

古めかしい銃身の上に特徴的な円盤のマガジンを乗せ、叩いて嵌め込む。

 

チャージングレバーをコッキングし、初弾を装填する。

 

目の前の鉄筋コンクリートの柱に狙いを定め、引き金を引く。

 

高威力の7.62ミリの弾丸が連続して吐き出され、一気に柱が崩れ去る。

 

前方の柱全てにターレットを回転させながら撃ち込めば、60発でカタがついた。

 

「ふぅ…。」

 

「……で、コレみんなやってるらしいけど、なんか意味あんのか?」

 

カメラまで用意しやがって。




ムービーって結構カッコいいの多いですよね。
「アマチュアめ。」の言い方とか
アリバイの
「私の獲物」って台詞はトモさんとやってた時にそれっぽい戦法使って成功した時に真似して言ってみて、「似てねえ」って斬り捨てたれた思い出があります。
そして何より
タチャンカですよ。
セリフ無いのに圧倒的迫力!
圧倒的存在感!
圧倒的主張力!
やっぱり、タチャンカは虹六の最強オペなんだなって、思いますね()
先日、PSIDにタチャンカって名前入れてる人が居たから
「おおっ!?」って期待してたら一回もタチャンカ使わなかったので私が使ってタチャンカで合計6キルして一位でマッチに勝ちました。ロードタチャンカのセンターでしたね。
あ、余談でしたね。
それでは、今年もよろしくお願いします。


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