遊戯王5D's ~絶対正義の決闘者~ (ナジャ)
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プロローグ

どうも、ナジャと言います。
小説の投稿は初めてですので、できれば暖かい目で見てやってください。

この小説を読まれる前に注意点をいくつか

1.ヴァンガードで出るのは今のところカード(それもアクアフォースのみ)だけです。

2.実際の登場人物と私が書く人物は人物像が異なる場合がございますのでご了承ください。
※遊星の性格が違うなど

以上2点です。

それでは、遊戯王5D's ~絶対正義の決闘者~をお楽しみください。



 

 

「・・・あれ?ここどこ?」

 

 

起きたらなぜか知らない空間にいた。

 

おかしいな、俺は昨日の放課後はいつも通り近所のカードショップで「ヴァンガード」をしていたはずだったんだが・・・

 

 

「ほむ、どうやら気づいたようじゃの」

 

 

声が聞こえた方を向くとこの世とは思えないくらいの美女がいた。

 

 

「えっ、あなたは?」

 

「神じゃ。」

 

「・・・KAMI?」

 

「神」

 

「神ってあの神様の神?」

 

「あの神様の神」

 

「・・・・・・・は?」

 

 

ちょっと待って何言ってるの?この人頭大丈夫かな?

 

 

「頭は普通に正常じゃが?」

 

 

ああ、そうなんだよかった・・・ゑ?

 

 

「今の声に出してました?」

 

「ん?読心なんぞ普通にできるが」

 

 

フフンと得意げに胸(自己主張の激しい)を張りながら言ってくる神

 

 

「わしが神だと理解できたかの」

 

「ええ、まあ」

 

 

納得はしないが理解はした。

 

 

「で、俺はなんでこんなとこにいるんですか?」

 

「死んだから」

 

「へー、そうなんすかー」

 

「そうなんじゃよ」

 

「「はははははっ」」

 

「はははは・・・えぇー!!」

 

「うお!?なんじゃ急に」

 

 

驚く俺と俺の声で驚く神様。

 

 

「なんじゃ急にじゃないですよ!!死んだってどういうことですか!?」

 

「お主は死んだ前日、つまり昨日じゃがカードショップに行ってたじゃろ?」

 

「はい」

 

「その帰りに酔っぱらいの車にひかれてな」

 

「・・・そうですか」

 

 

まさかそんなことになっていたとは・・・そういえば昨日の夕方あたりからの記憶が無い。

 

 

「で、俺はどうなるんですか?」

 

「どうとは?」

 

「天国に行くんですか?それとも」

 

「案ずるな、お主には転生してもらう」

 

「転生?」

 

「実はお主の事故死は本来ありえんことでの、残りの生を別の世界で消費してもらう」

 

「わかりました。そういうことなら」

 

「うむ。物分りのよい者は好きじゃぞ」

 

「転生する世界に選択肢はあるんですか?」

 

「この3つじゃ、各世界に特典も付けてやるぞ」

 

 

そうやって神様は3枚のカードを差し出す。そこに書かれていたのは・・・

 

 

 

1.「コードギアス」の世界

 

  特典:好きなKMFを作成できる。

 

 

 

2.「攻殻のレギオス」の世界

 

  特典:好きな武器を作成できる。

 

 

 

3.「遊戯王5D's」の世界

 

  特典:好きなカードを作成できる。

 

 

 

・・・なんだこれ、死亡フラグがやばいのばっかじゃねーか!

 

俺ただの普通科の高校生なんですけど!

 

かろうじて遊戯王は大丈夫そうだけど俺GXまでしか見てないし、ルールもあやふやにおぼえてるからなー

 

 

「どうじゃ?どの世界にする? ちなみに特典で物を作れるのはこの空間だけじゃ」

 

 

じゃあ特典も今決めないといけないってことか、せめてヴァンガードならわかるんだけどな・・・ん?ヴァンガード?

 

そうか!

 

 

「決めた!遊戯王の世界でお願いします。」

 

「遊戯王の世界じゃな、では特典はどうする?」

 

「ヴァンガードの<アクアフォース>のカードの遊戯王化で頼む」

 

 

これなら多少ルールがわからなくてもどうにかなりそうだな。

 

 

「うむ、ではカードは転生後に送ろうかの」

 

「お願いします」

 

「じゃあ達者での」

 

「はい」

 

 

俺がそういうと・・・突然足下に黒い穴があいた。

 

もちろんその上にいた俺は下に落ちるわけであって

 

「えええええぇぇぇぇぇぇーー!!」

 

 

俺はこうして遊戯王5D'sの世界に転生した。

 

ちなみに神様曰く「この時の声が1番大きかった」そうな

 

 




さて、プロローグはいかがでしたでしょうか
やはり小説を読むのと書くのでは全然違いますね・・・

感想、意見などもよろしければお願いします。

ちなみに投稿の周期ですが、1週間~10日に1話を予定しています。

それでは今後も「遊戯王5D's ~絶対正義の決闘者~」をよろしくお願いします。



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第1話「アカデミア入学試験」

どうも、ナジャです。
いきなり2週間もほったらかしにしててごめんなさい。
これからも7日~1週間以内の投稿を目指しますが、できない場合もございます。

それでは第1話ご覧ください。

11/09 ネイブルゲイザー・ドラゴンの効果を少し修正しました。


 

~デュエル・アカデミア ネオドミノ校~

 

 

 

「では、これより高等部の実技テストを始める。今から名前とA~Gの番号を言うのでそのデュエルゾーンに向かいなさい。」

 

 

メガネをかけた教師の声が聞こえる。

 

 

「次、蒼龍海斗(そうりゅうかいと) C」

 

「はい。」

 

 

俺の名前だ。

 

Cと呼ばれたのでCのデュエルゾーンに行くと少しガタイのいい教師が待っていた。

 

 

「私がキミの担当を務めるものだ。今回の決闘の勝敗は結果には関係ないが、あまりに粗末なプレイングをした場合は

落とす事もあるので注意するように。」

 

「わかりました。お願いします。」

 

「よろしい、ならば準備しなさい。」

 

「はい。」

 

 

さて、俺と教師が決闘の準備をしている間にここまでの過程をサクッと話しておこう。

 

 

落とし穴に落ちる

  ↓

気づけば金髪美女(俺の母親)の腕の中

  ↓

羞恥プレイ(赤ん坊の時)

  ↓

遊戯王のルール覚える(幼少期)

  ↓

<アクアフォース>のカードが届く(小学生)

  ↓

近所(トップス)のやつらと決闘三昧(中学生)

  ↓

アカデミア入学試験(今)

 

 

OK?

 

 

ちなみにアクアフォースを使うのは初めてだったりする。

 

それは神様が「このカードたちを使うのは16歳からでよろぴくー☆」

などという非常にイラッと来るメモがカードと共に宅配便で送られてきたからだ。

 

まあ説明はこのくらいにして今は決闘だ。

 

 

「あー!! 海斗君だ―! がんばってくださーい」

 

 

胃が痛くなりそうな聞き覚えがある声の方を振り向くとそこには幼馴染の宮田ゆまがいた。

 

ゆまはとなりのDステージで決闘中にも関わらず俺に手を振っている。

 

別に俺に手を振るのはかまわんが対戦している教師が呆れてるぞ。

 

 

「・・・《人造人間(じんぞうにんげん)-サイコ・ショッカー》で攻撃」

 

「ふぇ!?うぅ、破壊されちゃいました・・・」

 

 

あーあーこっち見てるから

 

 

「準備はいいか?」

 

「あ、はい。だいじょうぶです。」

 

 

こっちも教師に声をかけられた。

 

今はゆまにかまってるヒマはないな。

 

 

「それでは行くぞ・・・

 

「「決闘!!」」

 

 

海斗

LP4000

手札5

場 なし

 

 

教師

LP4000

手札5

場 なし

 

 

「それでは先行は君に譲ろう。」

 

「わかりました。では俺のターン、ドロー!」

 

海斗手札5→6

 

「俺はモンスターをセット、カードを2枚伏せてターンエンドです。」

 

 

海斗

LP4000

手札3

場 モンスター(裏守備)

  伏せ2

 

 

「ずいぶん消極的だな、だが無難なスタートだ。」

 

 

まあ先行で攻撃表示で出すメリットはこの手札ではあまりないしな。

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

教師手札5→6

 

「私は《ジェネティック・ワーウルフ》を攻撃表示で召喚。」

 

 

《ジェネティック・ワーウルフ》

 

通常モンスター

星4/地属性/獣戦士族/攻2000/守 100

 

 

「バトルフェイズに入る。《ジェネティック・ワーウルフ》で裏守備モンスターに攻撃!」

 

「裏守備モンスターは《初陣の士官候補生》、なので破壊されます。」

 

 

《初陣の士官候補生》(オリカ)

 

通常・チューナー・アクアフォースモンスター

星3/水属性/戦士族/攻 600/守1200

 

 

「《初陣の士官候補生》・・・見たことないカードだな、それにアクアフォースとはなんだ?」

 

「アクアフォースはチューナーやユニオンと同じ分類で考えてくれれば大丈夫です。」

 

「・・・なるほどな。」

 

「では《初陣の士官候補生》が破壊されたとき、伏せカード発動《激流蘇生》。」

 

 

《激流蘇生》

 

通常罠

自分フィールド上の水属性モンスターが

戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。

その時に破壊され、フィールド上から自分の墓地へ送られたモンスターを全て特殊召喚し、

特殊召喚したモンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。

「激流蘇生」は1ターンに1枚しか発動できない。

 

 

「この効果で《初陣の士官候補生》を特殊召喚し、あなたに500ポイントのダメージを与えます。」

 

 

教師LP4000→3500

 

 

「場にモンスターを残しつつ私にダメ―ジを与えるか・・・なかなかだ」

 

「ありがとうございます。」

 

「しかし私もこのままで終わるつもりはない。メインフェイズ2に入り、カードを3枚伏せてターンエンドだ。」

 

「・・・(今伏せたカードは《聖なるバリア -ミラーフォース-》、《奈落の落とし穴》、《マジック・ジャマー》の三枚。

これが突破できるかな?)」

 

 

《聖なるバリア -ミラーフォース-》

 

通常罠

相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。

 

 

《奈落の落とし穴》

 

通常罠

相手が攻撃力1500以上のモンスターを

召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。

その攻撃力1500以上のモンスターを破壊しゲームから除外する。

 

 

《マジック・ジャマー》

 

カウンター罠

手札を1枚捨てて発動する。

魔法カードの発動を無効にし破壊する。

 

 

「エンドフェイズに伏せカード発動《サイクロン》。」

 

 

《サイクロン》

 

速攻魔法

フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。

 

 

「効果で真ん中の伏せカードを破壊します。」

 

「くっ(《マジック・ジャマー》が破壊されてしまったか)」

 

 

《マジック・ジャマー》か・・・ということは残りのカードは攻撃を止めるカードかそのあたりと考えてよさそうだな。

 

 

「改めて、ターンエンドだ。」

 

 

海斗

LP4000

手札3

場 《初陣の士官候補生》

 

 

教師

LP3500

手札2

場 《ジェネティック・ワーウルフ》

  伏せカード2

  (《聖なるバリア -ミラーフォース-》、《奈落の落とし穴》)

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

海斗手札3→4

 

「俺は手札から《蒼竜の加護》を発動」

 

 

《蒼竜の加護》(オリカ)

 

速攻魔法

このカードは自分フィールド上のカードの総数が相手より少ないときのみ発動できる。

このターン自分フィールド上のアクアフォースモンスターは相手の魔法・罠カードの効果を受けない。

 

 

「これにより、俺のアクアフォースモンスターはこのターン相手の魔法・罠カードの効果を受けません。」

 

「・・・ちっ(これで伏せカードが腐ってしまったか)」

 

「そして俺は《スプラッシュ・アサルト》を攻撃表示で召喚。」

 

 

《スプラッシュ・アサルト》(オリカ)

 

効果・アクアフォースモンスター

星3/水属性/戦士族/攻1600/守1400

 

このカードの攻撃がこのターン中3回目以降の攻撃ならこのカードの攻撃力をターン終了時まで300アップする。

 

 

「《スプラッシュ・アサルト》、まさかそのようなカードのために《蒼竜の加護》を発動したわけではあるまい。」

 

「もちろんです。俺はレベル3の《スプラッシュ・アサルト》にレベル3の《初陣の士官候補生》をチューニング!」

 

「シンクロ召喚か!?」

 

「伝説の海皇の末裔よ、風と共に降臨せよ! シンクロ召喚!《ネイブルゲイザー・ドラゴン》」

 

 

《ネイブルゲイザー・ドラゴン》(オリカ)

 

シンクロ・アクアフォース・効果モンスター

星6/水属性/ドラゴン族/攻2300/守2000

「アクアフォース」のチューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上

このカードの攻撃終了時、自分の墓地の「アクアフォース」のチューナーを1枚除外して、アクアフォースモンスターを1体選択してもよい。

そうした場合、選択したモンスターはもう一度攻撃することができる。

また、このカードが攻撃した時このカードの攻撃力はターン終了時まで300アップする。

さらにこのカードの攻撃がこのターン中3回目以降の攻撃ならこのカードの攻撃力をターン終了時まで300アップする。

 

 

そこに現れたのは煌めく碧光を放つ槍を持った海竜だった。

 

 

「さらに俺は、手札を1枚墓地に送り、《閃光の双剣-トライス》を《ネイブルゲイザー・ドラゴン》に装備。」

 

 

《閃光の双剣-トライス》

 

装備魔法

手札のカード1枚を墓地に送って装備する。

装備モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。

装備モンスターはバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。

 

 

《ネイブルゲイザー・ドラゴン》

攻撃力2300→1800

 

 

「これにより《ネイブルゲイザー・ドラゴン》は攻撃力は500ポイントダウンするかわりに2回攻撃する事ができます。」

 

「しかし、その攻撃力では私の《ジェネティック・ワーウルフ》は倒せんぞ。」

 

「もちろん策はありますよ、バトルフェイズ!《ネイブルゲイザー・ドラゴン》で《ジェネティック・ワーウルフ》に攻撃!」

 

「なにっ!? 血迷ったか!?」

 

「血迷ってなんか無いですよ、この瞬間《ネイブルゲイザー・ドラゴン》の効果発動!

《ネイブルゲイザー・ドラゴン》は攻撃した時攻撃力が300アップする。」

 

「なんだと!」

 

 

《ネイブルゲイザー・ドラゴン》

攻撃力1800→2100

 

教師LP3500→3400

 

 

「そして、《閃光の双剣-トライス》による2回目の《ネイブルゲイザー・ドラゴン》の攻撃!

効果でさらに300アップして直接攻撃。」

 

「くっ」

 

 

《ネイブルゲイザー・ドラゴン》

攻撃力2100→2400

 

教師LP3400→1000

 

 

「確かに大ダメージはくらった。しかし私にはまだLPもあり十分な手札もある。次のターンに反撃をしてやろう。」

 

「いえ、このターンで終わりですよ。」

 

「・・・なに?」

 

「《ネイブルゲイザー・ドラゴン》のさらなる効果発動!《ネイブルゲイザー・ドラゴン》は攻撃終了時、

自分の墓地のアクアフォース・チューナーを1枚除外すればもう一度攻撃することができる!!」

 

「ということは・・・(私の負けか)」

 

「墓地の《初陣の士官候補生》を除外して《ネイブルゲイザー・ドラゴン》で直接攻撃!」

 

 

《ネイブルゲイザー・ドラゴン》

攻撃力2400→2700→3000

 

教師LP1000→ー2000

 

 

勝者:蒼龍海斗

 

 

「いい決闘だった、結果を楽しみにするといい。結果は1週間後だ。」

 

「ありがとうございました。」

 

 

よしっ! とりあえず合格らしいな

 

 

「海斗くーん、おめでとー!」

 

 

ゆまがうれしそうに手を振っている。

 

その様子だとゆまも勝てたらしいな、今日くらいは手を振りかえしてやるか。

 

こうして、俺の遊戯王人生は第1歩を踏み出した。

 

 

     ・

 

     ・

 

     ・

 

 

そのころ

 

~Aステージ~

 

 

「いくわよ・・・《イビリチュア・テトラオーグル》で直接攻撃!」

 

「うわぁぁぁぁあああ」

 

 

教師LP2600→0

 

 

勝者:???

 

 

「さて、この学校に私の求める真の男はいるのかしら・・・たのしみね。」

 

 

 

~Bステージ~

 

 

「《真六武衆-シエン》で《白魔導士ピケル》に攻撃!」

 

「僕のピケルたんがぁぁああああ!」

 

 

教師LP1000→ー1300

 

 

勝者:???

 

「フン!ここの教師も大したことないわね!ていうかキモい」

 

 

 

~Gステージ~

 

 

「・・・・《ブラック・ローズドラゴン》でダイレクトアタック!ブラック・ローズフレア!!」

 

「やっ・・・やめてくれぇ。うわぁぁぁぁあああああああ!!」

 

 

教師LP100→ー2300

 

ザワザワ

 

 

「おい、担架だ早くしろ!あと、救急車もだ!」

 

 

誰かが言った・・・

 

 

「・・・だ」

 

「魔女だ」

 

「黒薔薇の魔女だ」

 

 

勝者:黒薔薇の魔女

 

 

「・・・」

 

 

アカデミアに魔女が現れたと

 

 

 

 

 

 

To Be Continued…

 

 

 

 




感想・意見・オリカ募集中です。

次回はキャラ設定とか書こうと思っています。

多分そんなに時間はかからないと思います。

それではまた次回で


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