めんどくさがりのコミュ障提督と艦娘たちの日常 (あかいきつね)
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一話

初投稿一話目です。

投稿のペースは週に二回多くて三回{(火)、木、日}の18:00にしようと思っています。

火曜日は自分のネタが豊富な場合のみの投稿です。

ネタが尽きたら皆さんに頼ってしまうかもしれません。

作者は艦これプレイヤーです。

投稿が遅れてしまう、または休んでしまう場合は報告しようと思います。



 

 

僕は今日、元帥に呼ばれ大本営にやって来た。

 

執務室の扉をコンコンとノックする。すると中から声がかかる。

 

 

元帥 誰だ

 

自分 僕だよじいちゃん。じいちゃんは僕を呼んだ事も忘れちゃうほど年を取ったの?

 

元帥 ゆうか、こんな人が多いところで働いているんだ、一人一人入ってくる者に誰かを訪ねるのは当たり前だろう。

 

 

そう言って元帥は目頭を押さえる。そして横にいる大和さんはフフフと微笑む。

 

 

ゆう ごめんごめん、冗談だよ。それで僕に用事ってなぁに?

 

元帥 そのことなんだがな、ゆう、お前には明日から鎮守府に着任してもらう。

 

ゆう え…いやなんですけど?それって拒否できるの?

 

元帥 いや、これは強制だ。無理にでも行ってもらうぞ。

 

ゆう 何か理由でもあるの?

 

 

そういうとじいちゃんは溜息を吐いて、

 

 

元帥 お前は頭はいいのに働こうとしないめんどくさがりだからこういう機会に仕事に就いてもらおうと思ったからな。

 

ゆう はぁ…まあいいけどさぁ。このままじゃ迷惑かけちゃうしね。それじゃあその鎮守府の資料かなんかはある?あるんだったら頭に入れておきたいんだけど。

 

元帥 あぁ、あるぞ。大和、あの資料をゆうに渡してやってくれ。

 

 

すると大和さんが資料を持ってきてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

厚さが20はある分厚い資料を、だ…

 

 

ゆう ねぇなんでこんなに分厚いの?僕がめんどうなことが嫌いなのは分かってるよね?新手の嫌がらせか何かなのかな?

 

元帥 仕方がないだろう。その鎮守府内のすべての情報なのだから。

 

ゆう わかったよ…    

 

 

 

   チッこのくそじじい(ボソッ)

 

 

元帥 ん?何か言ったか?

 

ゆう 何も言ってないよおじいちゃん。(⌒_⌒)ニコ...

 

 

大和さんにははっきりと聞こえてたみたいだったけどね。

 

 

ゆう この資料って貰って行ってもいいの?今だけで読み切れる量じゃないんだけど。

 

元帥 いいぞ。ただし気安く他人には見せるんじゃないぞ。

 

ゆう りょうかーい。質問なんだけど艦娘って僕が選んで連れて行けるの?

 

元帥 あの子たちか?

 

ゆう そうだよ。二人ならたぶん一緒に来てくれると思うよ。

 

元帥 まあ二人が行きたいと言うのならば可能だが。

 

ゆう オッケー。じゃあ明日もまたここに来ればいい?

 

元帥 そうだ。来た時に司令官としての登録と最終確認をしてから鎮守府に向かってもらう。それと一緒に行くのであれば連れてくるように。

 

ゆう はーい。じゃあまた明日、じいちゃん、大和さん。

 

 

そう言って僕は執務室から出た。

 

 

ゆう はぁ…二人は一緒に来てくれるかなぁ…

 

 

僕はそうつぶやき大本営を後にした…

 

 

 

元帥side

 

 

元帥 …行ったか。

 

大和 えぇ、そうみたいですね。

 

元帥 しかし了承してくれるとはな…断られると思ってたんだが…

 

大和 私も断ると思ってましたよ。

 

元帥 うむ…だがあいつはしっかりと司令官としての仕事を果たせると思うか?

 

大和 大丈夫だと思いますよ?あの二人もついていくと思いますし、あの子たちとならしっかりと仕事をこなしてくれますよ。

 

元帥 まあそうなんだがな。それにあいつは妖精さんを見れるだけでなく意思疎通、話すことさえもできるからな。

 

大和 あの子の肩にずっと乗ってましたからね。

 

元帥 まあ、これから起こることはその時にでも考えるとするか…

 

大和 そうしましょうか。

 

 

そう言いつつも二人はわが子のように育ててきたゆうが仕事に就いてくれた事を密かに喜んでいた。

 

 

 

 




人物紹介

主人公 神波 優 かんなみ ゆう

一人称 僕、俺

家族構成 妹

18歳 身長180前後 体重50後

白髪 顔の左側に火傷あり 目の色は黒色

面倒なことが嫌い 勉強はできる

扱う武器は日本刀とベレッタM9A1

小さいころに住んでいる町が深海棲艦に襲われ父母を亡くす。

その後大和に妹と共に助けられ育てられる。

そのほかの情報は話の中で明らかにしていきます。




小説を見ていただきありがとうございました!
良ければお気に入り登録と高評価をよろしくお願いします!


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二話

今回から艦娘が登場します。誰が登場するかは分かっている人はたくさんいると思いますけどね。

一話目で作品を投稿するのは、火、木、日とは言いましたが自分の気まぐれによってそれ以外の曜日にも投稿することはあると思います。その報告はtwitterで報告するので、気になる方はそっちの方も見て行って下さい。

登場する艦娘の回数も作者の気まぐれと好みによります。「たまにはこの子も出そう」と急に思うことがあるとは思いますが、温かい目で見てやって下さい。

一応「この艦娘を出してください」というのも募集してます。

感想にでも「この子とのこういう話が見たいです」というのがあれば、本編に問題がない(轟沈など)限りは取り入れようと思っています。


それでは二話もお楽しみください。


 

大本営を後にした僕は学生寮の自分の部屋に向かっていた。

 

 

ゆう 荷物とかってどうしようかな?まあそういうのはおじいちゃんか大和さんがなんとかしてくれるかな?

 

 

独り言を呟いているといつの間にか自分の部屋の前に着いていた、しかしおかしいことに気づく…

 

 

ゆう あれ?僕って部屋の鍵掛けて出てきてたよね?なのに何でか扉が半開きなのかな?

 

 

そう、ゆうの部屋の扉が開いていたのだ…

 

 

ゆう 鍵かけ忘れたのかな?

 

 

そう言いつつ扉を開けると、

 

 

?  あ、ゆう。おかえりなさい。大本営に呼び出されていたみたいだけど大丈夫だった?

 

ゆう うん何にも怒られるようなことはしてないから大丈夫なんだけど、なんで時雨が部屋の中にいるのかな?

 

 

そう言いながら僕は時雨にデコピンを一発入れる。

 

時雨 うぅ…痛いよぅ…暇だったから来たんだけど部屋の前に着いたときに今日はゆうが大本営に呼び出されていることに気づいてゆうが帰ってきてからまた来ようかなと思ったら響の声がゆうの部屋の中から聞こえてきて…

 

ゆう え?なんで響が僕の部屋の中に?というかその響はどこにいったの?

 

時雨 …え?

 

 

 

 

 

 

   ゆうが帰ってきてからずっと後ろにいるんだけど?

 

ゆう え…後ろ?

 

 

時雨にそういわれて後ろを振り返るとジトっと睨んでくる響の姿が…

 

 

響  ゆうは酷いね…私がこんなにも見つめているのに全然気づいてくれないなんて…

 

ゆう それは悪かったが、勝手に部屋に入ってたことの説明はしてもらうぞ?

 

響  それは簡単だよ?ゆうが寮から出ていくのを確認してから寮母さんに作ってもらったゆうの部屋の合い鍵を使って中に入ったんだよ。

 

ゆう 寮母さぁん…セキュリティー管理はしっかりしてくださいよぅ…

 

響  ちなみに時雨も持ってるよ?

 

ゆう はぁ…まあいいや…でも勝手にはだめだからね?次勝手に入ってるのが分かったらグリグリするからね?

 

時雨 うん…ごめんなさぁい。

 

ゆう わかってくれればいいけどさ、でも次からは僕に連絡入れてね?

 

時雨 わかったよ…ゆうのグリグリは痛いからね…

 

響  ゆう?時雨には甘くすぎないかい?

 

ゆう そんなことないぞ?それに言ったじゃないか次したらグリグリするって。

 

響  ゆうのグリグリは本当に痛いから嫌なんだよ…

 

ゆう 痛いのが嫌なんだったら今度からは響も連絡入れろよ?

 

響  わかったよ…

 

ゆう まぁこの部屋に入るのはもうないんだけどな?

 

時雨 え?どういうことだい?入ることがもうないって?もしかして出て行っちゃうのかい?

 

響  ゆう?そのことを詳しく説明してもらおうか?いいね?ちなみに君には拒否権はないよ?

 

ゆう え?どうしたの二人とも?目が怖いよ?ねえなんで近づいてくるの?説明はちゃんとするから待って?

 

 

二人 そこに正座!

 

 

ゆう はい…

 

 

それから僕は二人が納得のいく説明をさせられた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二時間かけて…

 

 

時雨 …なるほどね?訳は分かったよ?僕たちに一緒に行ってほしいって言うのもわかったよ?でもね?そんな急に言うことないじゃないか…

 

ゆう 簡単に話そうとしてもちゃんと聞いてくれなかったのは二人じゃないか…

 

時雨 うっ…それについてはごめんね?ゆうが急にそんなこと言うから…

 

ゆう まあわかってくれたからいいんだけどね?それで響も分かってくれた?

 

響  うん。言いたいことは時雨が言ってくれたしね。ついていくことには私も時雨も賛成だよ。

 

時雨 そうだね、ゆうに頼まれたんだから僕はついていくよ。

 

ゆう そっか。ありがとな二人とも。

 

 

僕はそう言って二人に頭を撫でる。

 

時雨 ふふふ…やっぱりゆうは頭を撫でるのが上手だね。

 

響   хорошо.さすがにこれは、うれしいな。

 

ゆう おっし、じゃあ時間も時間だし夕飯食べていくか?

 

時雨 うん。ゆうがいいんだったらいただいていくよ。

 

響  手伝おうか?

 

ゆう いやいいよ、二人はテレビでも見ときな?

 

二人 はーい!

 

 

その後二人と一緒に夕飯を食べた。

 

 

三人 ごちそうさまでした。

 

ゆう それじゃあ二人とも明日は朝から行くからな。早く自分の部屋に戻って早く眠るんだよ?

 

時雨 うん。それじゃあね、また明日。

 

響  おやすみ。ゆう。

 

ゆう うん、おやすみ。

 

 

そう言って二人は自分の部屋に戻っていった。

 

 

 

響 時雨side

 

 

時雨はゆうの部屋から出てしばらくしてから口を開いた。

 

 

響  まさかゆうがこんなに早くに司令官になるなんてね。

 

時雨 そうだね、僕ももう少し先かなと思っていたんだけどね

 

響  でも…

 

時雨 うん

 

 

二人  ゆうの下で働けるんだから関係ないよね。

 

響  ふふふ…ゆうは鈍感だからね

 

時雨 はは…そうなんだよね、僕が大好きって言っても異性としてじゃなくて友達として捉えちゃうからね。

 

響  まあそういうのはこれからの時間で何とかなると思うけどね。

 

時雨 そうだね…それじゃあ響また明日。

 

響  うん、またあした。

 

 

二人はゆうと一緒に働けることを純粋に喜んでいた。

 

 

ゆうside

 

 

ゆう それじゃあ僕もお風呂に入るかぁ

 

 

そう言ってお風呂に行こうとすると誰かに襟を引っ張られる。

 

 

ゆう ああ、ごめんね妖精さん。ほったらかしにしちゃって。

 

妖精 別にいいですよ?後で金平糖を貰えるのであれば?

 

ゆう うん。きちんと買ってあるから。お風呂上がりでいい?

 

妖精 仕方がないですね。それぐらいは待ってあげましょう。私は心が広いですから。(`・∀・´)エッヘン!!

 

ゆう ありがとね。それじゃあ僕はお風呂に入ってくるから。

 

妖精 はーい。ごゆっくりどうぞ。

 

 

お風呂から上がると妖精さんは待ちきれなかったのか金平糖を食べていた。

 

 

ゆう 予想はしていたけど…やっぱり待てなかったか。

 

妖精 うぐ…仕方ないじゃないですか…目の前に好物があるのに食べないのはおかしいですよ。

 

ゆう まあいいんだけどね?僕は疲れたからこのまま寝るよ。妖精さんはどうする?

 

妖精 先に寝ていてください、私はもう少し金平糖を堪能していきます。

 

ゆう わかった。それじゃあね。

 

妖精 はい。おやすみなさい。

 

 

妖精さんとの会話を終わらせ僕は布団に入り明日行く鎮守府の事を考えていた。

 

 

ゆう あ…そういえば、おじいちゃんに貰った書類読むの忘れてたな、しかも挨拶もできてないし…まあ書類は明日でいいか、挨拶も今度来た時にしておこうっと。

 

 

そう思いながら僕は深い眠りについた。

 





どうでしたかね?

文章が時々おかしいのは許してください…

二人がヤンデレに見えてしまった方正直に手を挙げてください。

妖精さんとは普通に会話ができるようにしてます。

(カタカナとかに変えるのがめんどくさいんです…)



面白かったという方は高評価お気に入り登録よろしくお願いします。

良ければコメントも残して行って下さい。

今後の作成の参考になりますのでぜひ。


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三話

三話目になります。

説明をしていなかったので響と時雨の紹介をしておこうと思います。

好きなもの嫌いなものはこの物語上で、です。


響(ベールヌイにはなっていますが、時雨とゆうは響と呼んでいます)

練度 80

好きなもの ゆう(異性として) バニラアイス 犬

嫌いなもの 夏 猫

性格 表向き 冷静沈着 ゆう、時雨の前 陽気、マイペース


時雨

練度 80

好きなもの ゆう(異性として) チョコアイス 猫 雨

嫌いなもの 冬 犬




ゆう 知らない天井だ

 

 

そんなわけはないのに僕はそう言って目を覚ます。枕元には妖精さんが寝ていた。

 

 

ゆう (妖精さんはあれからすぐに寝たのかな?)

 

 

そんなことを考えながら僕は用船さんのほっぺを数回つつく。こそばゆかったのか、妖精さんはほっぺをこする。すると妖精さんも目が覚めたようだ。

 

 

ゆう 妖精さんおはよ。

 

妖精 ああ…ゆうさん…おはよう…ござ……( ˘ω˘)スヤァ

 

ゆう おーい。朝だぞー

 

妖精 私が…朝…弱いの…知って…るでしょう…

 

 

そう言って妖精さんは目をこすり欠伸を一つ。

 

 

ゆう でも今日も大本営に行かないといけないんだから

 

妖精 わかって…ます…ふう。荷物は昨日の夜にまとめておきましたし、元帥さんに二人がついてくるということも伝えておきましたよ。

 

ゆう おお、ありがとね。今日のおやつタイムは金平糖をいつもより多くあげるよ。

 

妖精 ありがとうございます!その言葉で私は今日一日頑張れます!

 

ゆう 大げさだなぁ、まあいいや。目も覚めたみたいだし、そろそろ…

 

 

そこでゆうは違和感を感じる。そう、視線を感じるんだしかもゆうの布団の中から。

 

 

ゆう(あれ?なんで布団の中から視線を感じるんだ?しかも呼吸音も聞こえるんだが?)

 

 

そう思い布団をめくる。布団の中には、

 

 

響  やあ、おはようゆう。今日もいい天気だね。

 

ゆう おはよう響。早速質問があるんだけどいいかな?

 

響  なんだい?

 

ゆう なんで響が僕の布団の中にいるんだい?

 

響  それは簡単だよ?

 

ゆう 教えてくれるかな?

 

響  まずゆうの部屋に合い鍵を使って入るでしょ?

 

ゆう うん。

 

響  それでゆうの寝室に入るでしょ?

 

ゆう う…ん? 

 

響  それからゆうの布団の中に入ったんだよ。

 

ゆう もういいよ…朝から怒る元気なんて僕にはないしね。それじゃあ朝食食べよっか。

 

 

そういって寝室から出ると、キッチンには時雨が居た。

 

 

時雨 あ、ゆう。おはよ~今日もいい朝だね~朝食はもうできてるよ~

 

ゆう もう何もつっこまないぞ…

 

妖精 ツッコみを放棄しないでください…

 

ゆう まあいいや…それで時雨?朝食ってもう食べれる?

 

時雨 うん。もう食べれるよ、先に顔を洗ってきたら?

 

ゆう そうさせてもらうよ。

 

 

そう言って僕と妖精さんは顔を洗って歯を磨く。戻ると響はもう食べ始めていた。

 

 

ゆう もう食べてるのか…待ってくれても良かったんじゃ?

 

響  急がなくちゃいけないんだったら待ってる暇もないんだよ。

 

時雨 僕は待ってたんだけどね?響お腹空いてたみたいで。

 

ゆう それでもいいよ、それじゃあ時雨いただきます。

 

時雨 はい。どうぞ~。

 

 

食べてる描写は割愛です。

 

 

三人 ごちそうさまでした。

 

ゆう 二人とも出る準備はできてるの?

 

時雨 うん。ここに来る前にもう済ませてあるよ?

 

響  あとはゆうの準備を待つだけだよ。

 

ゆう そっか分かった、ちょっと待ってね?

 

 

そう言って僕は持っていく荷物を準備し、二人と一緒に寮を出た。

 

 

移動描写も割愛します。

 

 

大本営に着き、僕は執務室の扉をノックする。

 

 

元帥 誰だ

 

自分 僕だよじいちゃん。昨日の今日だよ?本当に年を取っちゃったの?

 

元帥 思ったよりも早かったな。

 

ゆう まあね、二人が一緒に来てくれる事は妖精さんから聞いてると思うけど、昨日も言ってたし別にいいよね?

 

元帥 ああ、それと鎮守府に着任してもらうことになるから、提督としての階級はしっかりと持っておいてもらうぞ?

 

ゆう うんわかってるよ。それで階級は何をくれるの?元帥を貰ってあげてもいいんだよ?

 

元帥 元帥なんて簡単にやれる物か、お前にやる階級は少し色を付けてやった中佐だ。

 

ゆう まあいいや、ありがとね。

 

元帥 話は変わるが、あの資料は読んだか?

 

ゆう ん?まだ読んでないけど?

 

元帥 そうか、少しだけお前が行ってもらう鎮守府の艦娘の事を説明しておこうと思う。

 

ゆう 簡潔にお願いね?

 

元帥 簡潔に言うと人数が多い、おおざっぱに言うと100は超える艦娘が居る。

 

ゆう えぇ…なんでそんなにいるの?

 

他の鎮守府からのダブった艦娘や、その艦娘の訓練係として大本営から派遣した艦娘なんかもいるからの。 

 

ゆう まあいいや…その艦娘のリストってあの資料の中にあるの?

 

元帥 ああ、入ってるぞ。ここで時間を取ってしまうのもあれだから、もうそろそろ出発してもらう。

 

ゆう 了解!これから私ゆうは駆逐艦響、時雨と共に、鎮守府に向かいます!

 

 

そう言って僕たち三人は鎮守府に向かった

 

 

ゆう 向かう車の中でどの量の艦娘が居るか見とくかぁ、響と時雨も一緒に見る?

 

響  一応把握しておいた方がいいからね、

 

時雨 僕も見させてもらおうかな?

 

 

二人はそう言ったので一緒に資料をのぞき込む

 

 

ゆう おじいちゃんも言ってたけどさぁ…

 

二人 うん…

 

ゆう 多いな…

 

響  多いね…

 

時雨 頑張って覚えるところからかな?

 

 

資料には思っていたよりも多い艦娘の名前が記載されていた。

 

 

 

駆逐艦  軽巡洋艦  重巡洋艦  軽空母  戦艦   正規空母  潜水艦

 

暁型   川内型   妙高型   龍驤   金剛型  赤城    伊108

 

睦月型  天龍型   青葉型   千歳型  長門型  加賀 伊58

 

朝潮型  球磨型   古鷹型   飛鷹型  大和型  蒼龍 伊8

 

白露型  阿賀野型  利根型   瑞鳳   扶桑型  飛龍 伊19

 

朧型         愛宕型        伊勢型  翔鶴 伊401

 

陽炎型                        瑞鶴

吹雪型

 

 

ゆう 多いなぁ…着くまでに覚えられるかなぁ…

 

 

そう言って僕は天を仰いだ。

 




鎮守府にいる艦娘は自分が出したいなと思う子を挙げていったらこの数になりました。

反省はしています。後悔はしていません。

艦娘の並びについては意味はありません。思いついた順番で出していったので、変な順番になっていてもご了承ください。○○型とありますが、その中で出ない艦もあります。

出てきた艦娘以外の艦娘もどこかのタイミングで出そうと思っています。

でもどのタイミングで出すかは考えていませんので、出してほしいと要望があれば、その時の気分で出そうと思います。

それでは次話も楽しみにしていてください。次話はようやく鎮守府に着任します。


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四話

四話目です

今回ついに鎮守府に到着します。

この物語では鎮守府の名称はA、B、Cとあらわそうかなと思います。途中からいい案が出たら、それに変えようと思います。


それでは四話目ゆっくりとお楽しみください。


 

 

 

目をつぶると聞こえてくる、あの日の燃え上がる炎の音が

 

 

目をつぶると聞こえてくる、あの日襲われている人の悲鳴や鳴き声が

 

 

目をつぶると思い出す、あの日嗅いだ人の焼ける匂い

 

 

目をつぶると瞼の裏に浮かんでくる、あの日の両親の悲しそうな顔が

 

 

目をつぶると瞼の裏に浮かんでくる…

 

 

 

 

串刺しにされてしまった両親の顔が…

 

 

 

 

?  ......て…お...て…

 

 

誰かが呼んでる…?でもいったい誰が…?

 

 

?  起きて…ゆう…もうすぐだよ…

 

ゆう んぁ…なんだ…時雨…なんのことを…言ってるんだ…

 

時雨 さっきから呼んでるのにぐっすり寝て起きなかったゆうを起こしてるんだよ?

 

響  もうすぐ鎮守府に着くみたいだよ?

 

ゆう ああ…そういえば鎮守府に向かってたんだっけ…

 

時雨 そうだよ、ゆうったら元帥からもらった資料を見てたらそのまま寝ちゃったんだよ?

 

ゆう そっか…ありがとな……ふぁーあ…おはよ?

 

時雨 おはよ、ゆう。ずいぶんぐっすり寝てたけど資料は読めたの?

 

ゆう 大体の艦娘の名前は覚えたぞ?鎮守府の構造なんかは全然目をつけてないけど…

 

時雨 まあいいんじゃない?構造なんかは過ごしていくうちに覚えていくでしょ

 

響  それもそうだね、二人が話してるうちに着いたみたいだよ?

 

 

響がそう言ったので、窓から外を見ると、鎮守府の外壁が目についた。

 

 

ゆう あれがねぇ…そういえば挨拶とかしなくちゃいけないのかな?

 

時雨 そりゃねぇ…ゆうが鎮守府の頭になるんだから、顔は出しておかないと

 

ゆう まじかぁ…

 

響  ゆうは人と話すの苦手だからね…

 

ゆう 初めて見る人の前で話すのがダメなだけですぅ

 

時雨 学校での自己紹介のときはサボっていなかったもんね…

 

ゆう うっせ、お?止まったな…それじゃあ行くかぁ

 

 

そう言って僕は車から降りる。すると鎮守府の門の前にはメガネをかけた女性がいた

 

ゆう …時雨パス

 

時雨 一人でもダメなの?これから百数人の前であいさつするんだよ?いい加減覚悟を決めたら?

 

ゆう はぁ…しゃあなし…うん行けると思うよ

 

?  あなた方が本日A鎮守府に着任された司令官さんと艦娘さんで宜しいでしょうか?

 

ゆう はい。本日着任しました神波優と、駆逐艦ヴェールヌイ、駆逐艦時雨です。

 

 

そう僕が言って敬礼をすると響と時雨も目の前にいる女性に敬礼をする。

 

 

? 自分はA鎮守府所属、大淀型 1番艦 軽巡洋艦大淀と申します。今日は新しい司令官さんが着任なさるということで、お待ちしておりました。

 

ゆう そうですか、それはどうもありがとうございます。

 

大淀 それではさっそく執務室まで案内をさせていただきます。

 

 

そう言うと大淀さんは門をくぐり、鎮守府に向けて歩き出した。

 

 

ゆう はぁ…やっぱり緊張するなぁ…

 

響  結構カッコよかったよ?でもゆうにそっちの名前で呼ばれるのって何年振りだろ?

 

時雨 改装されてから呼んでなかったからだいぶ前だと思うよ?

 

 

僕たちは大淀さんの後ろをついていきながら小声で話をする。すると大淀さんから声がかかる。

 

そう話してると、大淀さんが鎮守府の扉を開け中に入っていく。

 

 

執務室までは割愛します。

 

 

大淀 ここが執務室になります。

 

 

大淀さんがそう言って扉を開ける。中は思っているよりも広くきれいに掃除がされていた。

 

 

大淀 一二○○に会議室で着任式とあいさつをしてもらいます。それでは自分はこれで失礼します。一一四○にもう一度迎えに来ますので、その時間には執務室に居てください。

 

 

そう言って大淀さんは執務室から出て行った。

 

 

ゆう やっぱり挨拶はあるのかぁ…

 

時雨 まぁ僕たちは車の中で考えてあるから頑張ってね?

 

ゆう こんなことになるんだったら、車の中で寝るんじゃなかった…

 

響  私たちはお茶を飲んでるから頑張れ

 

 

僕は挨拶を必死になって考えて、考え終えたのは大淀さんが来て、会議室の前に着く少し前だった。

 

 

時雨 ゆう?挨拶は考え終わった?

 

ゆう うん…何とかなったよ…

 

響  死にそうになってるけど大丈夫?

 

ゆう まあ、挨拶なんかは前に出れば何とかなるでしょ…

 

 

そう話してると大きな扉の前に着き足を止める。

 

 

大淀 ここが会議室になります。自分が先に入るので続いて入ってください。

 

ゆう わかりました。

 

 

そう言うと大淀さんは扉を開け入っていった。

 

 

 

?side

 

?  それにしても大淀さん遅いわねぇ…

 

?  そうにゃしぃ…待つのも退屈にゃし…新しい司令官殿が着任するって言ってますけど、どんな人だと如月ちゃんは思いますか?

 

如月 そうねぇ…私はイケメンで頭が良かったらいいんだけどねぇ…睦月ちゃんはどう思うの?

 

睦月 私は優しかったらいいと思うにゃしぃ!

 

如月 そうね…いっぱいお話もしたいしねぇ…新しく入ってくる子とも仲良くなれるといいわね

 

睦月 大丈夫にゃしぃ!駆逐艦って大淀さんが言ってたしきっと仲良くなれるにゃし!

 

 

私たちがそう話していると会議室の扉が開き大淀さんが入ってくるその後ろからさっき話していた駆逐艦の子が入ってきた。

 

 

睦月 あれが新しく入ってきた子たちかな?(ひそ)

 

如月 そうみたいね。でも司令官さんはいないのかしら?(ひそひそ)

 

 

そう私たちが話していると三人は前まで出てきた。しかし駆逐艦の二人は入ってきた扉に引き返していく。

 

睦月 およよ?なんで二人はもどっていったのかにゃ?(ひそ)

 

如月 なんでかしらねぇ?(ひそひそ)

 

 

少ししてから扉の方から鈍い音が聞こえさっき出て行った二人が戻ってきた…

 

 

 

 

男性を引きずって…

 

 

睦月 あの人が提督殿かにゃ?(ひそ)

 

如月 そうみたいねぇ…でもなんで引きずられているのかしら?(ひそひそ)

 

 

その男性は思っている以上に若かく思えた。

 

すらっとした手足

 

さらさらした白銀の髪

 

幼く見える顔立ち

 

しかしその顔にはやけどの跡が

 

 

睦月 かっこいい人にゃし!(ひそ)

 

如月 そうね…でもなんで引きずられているのかしら?(ひそひそ)

 

 

 

ゆうside

 

 

僕は出ていくタイミングを逃しました…

 

大淀さんが置けたドアからこっそり中を見るとたくさん人がいるんですもん…

 

三人は入っていったけど、僕は入っていけずにあわあわしてると、前に行った響と時雨が戻ってきた。

 

すると時雨が鳩尾にボディブローを…

 

僕はそのまま時雨に引きずられて中に入っていきました。

 

 

大淀 それでは着任されました司令官さんと艦娘の二人の着任式を始めます。

 

   初めは艦娘の二人から自己紹介をお願いします。

 

 

すると響と時雨が前に出て、敬礼をし

 

 

響 私は暁型駆逐艦二番艦の響だよ、第二改装も終えヴェールヌイとなっているけど、私の事は響と呼んでほしい。

 

 

そう言って響は敬礼をやめ後ろに下がった

 

 

時雨 僕は白露型駆逐艦二番艦時雨だよ、僕も響と同じで第二改装は終えているよ。これからもよろしくね?

 

 

時雨も自己紹介を終え後ろに下がった。

 

 

大淀 ありがとうございます、それでは次に司令官さんに自己紹介をしてもらいます。

 

 

マジかぁ…殴られた衝撃で考えた挨拶全部とんじゃったしどうしよ…

 

 

そういうことを考えながら僕は前に出て、

 

 

ゆう えっと、A鎮守府でこれから提督をさせていただきます。神波優と申します。来る前にあいさつを考えていたんですけど、さっき時雨に殴られたせいであいさつを忘れてしまいました。

 

 

そう僕が言うと話を聞いてる皆はざわついて中には笑ってる子もいる…

 

 

時雨 それはきみが入ってくるのを躊躇ってたから緊張をほぐそうとしただけじゃないか!

 

ゆう それはどうもありがとう。でもそのせいで話したかったこと全部忘れたでしょ?

 

時雨 さっさと入ってこなかったゆうが悪い!

 

ゆう 殴ってきた時雨が悪いんだろ!

 

 

そう言いあってると響から拳骨が飛んできた…僕殴られてばっか…

 

 

響  大淀さんごめんなさいね?この人にはあとできつく言っておきますから…

 

 

そう言って響は大淀さんに頭を下げてる…悪いのはどう見ても時雨だろ…

 

そう思って時雨を見たら睨んできた…おおこわい…

 

 

大淀 こほん、それではこれで着任の挨拶を終わりにします。皆さんの名前は後の歓迎会のときにでも、挨拶をしてください。

 

   それでは三人に質問なんかはありますか?

 

 

大淀さんがそういうとたくさんの手が上がった…

 

 

何を聞かれるんだろう…そう僕は思いこれから起こる質問攻めに頭を悩ました…

 

 

 

 




今回は思た以上に長くなってしまいました…

しっかりまとめたんだけどなぁ…

皆さんはどれぐらいの文字数が読みやすいですかね?


自分は多いほうが呼んでて楽しいんですが、投稿する側に回ると週三で投稿しようとすると、これぐらいが限界みたいです。

投稿するのに慣れたら投稿する回数も増やせると思います


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五話

五話目です。自分が早く投稿したくなったんで、連日投稿です。

質問する子と質問の内容は適当に決めました(∀`*ゞ)エヘヘ

それと訂正なんですが、知着任している艦娘大和型とはありますが、物語の進行上、大和型は、着任していないということにします。また時間があるときに、修正をして、再度投稿させていただきます。

それでは五話もお楽しみください。




 

四話の簡単なあらすじ!

 

鎮守府に着任した!

 

ゆうのコミュ障が発揮した!

 

二人に殴られた!

 

 

 

これから三人は艦娘たちに質問攻めにあいます。

 

 

大淀 それでは三人に質問はありませんか?

 

?  提督に質問いいだろうか?

 

ゆう えっと、長門だっけ?それで僕に質問って何かな?

 

長門 提督は若く見えるが、鎮守府の長となるほどの実力はお持ちなのだろうか?

 

 

長門さんはそう僕に言ってきた…まあそう思うのも仕方がないんだけどね…

 

 

ゆう 質問に答えるとすると、僕にもよくわからん!

 

長門 …はぁ!?

 

 

質問をしてきた長門もそうだが、話を聞いてた艦娘たちもざわめく…

 

 

長門 それはどういうことだ?大本営は実力の知れないやつを提督として着任させたのか!?

 

ゆう そうは言っても…元帥に無理やり着任させられたんですよ…元帥直々の指令書も貰ってますよ?

 

 

そう言って僕はおじいちゃんから貰った(無理やり書かせた)指令書を長門さんに見せる。

 

 

ゆう まあ実力は、実際に指揮をとってるところを見てもらった方が早いと思いますよ?

 

長門 そうか…すまないな。質問に答えていただき感謝する。

 

 

そう言って長門さんは席に戻った。

 

 

時雨 あんなもの何時の間に用意してたんだろう?(ひそ)

 

響  たぶん元帥に無理やり書いてもらったんじゃないかな?(ひそひそ)

 

ゆう (やっぱり二人にはばれてるか…)

 

大淀 ほかに質問は…?

 

?  私からも提督さんに質問いいですか?

 

ゆう えっと…蒼龍だっけ?それで質問って?

 

蒼龍 はい!聞きたいのは提督さんの年齢です!

 

ゆう 僕の年齢?そんなの聞いて面白い?

 

蒼龍 多分ですけど、皆さんも気になってると思いますよ?

 

ゆう そうなの?まあいいんだけどね?僕は今年で18ですね

 

 

さっきと同じように艦娘の皆がざわつく…

 

 

蒼龍 え…!?そんなに若かったんですか?

 

ゆう そうだよ~?どれぐらいに見えてたの?

 

蒼龍 提督になられる方なんで、成人はしているのかなと…

 

ゆう うーん…まあこんなに若かったら皆も不安になるよね…

 

蒼龍 いえ!元帥からのお墨付きがあるんでしたら私は何も言うことはありません!

 

ゆう そう?まあこれからよろしくね?

 

蒼龍 はい!ありがとうございました!

 

 

そう言って蒼龍も席に座った。

 

 

大淀 ほかに質問は…?

 

?  駆逐艦の二人に質問いいか?

 

ゆう えっと君は…天龍だっけ?

 

天龍 おう、それで二人になんだが、二人は第二改装を終えていると言っていたが、練度はいくつなんだ?

 

ゆう この質問って僕が答えてもいいのかな?

 

天龍 嘘をつくんじゃなかったら、お前でもいいぜ

 

 

二人の方をちらっと見ると無言で首を縦に振る。

 

 

ゆう 二人の練度についてだが二人とも練度は80だ。

 

 

またもやみんながざわつく…

 

 

ゆう (まあ仕方がないか…資料を見た限りでも、最大練度が戦艦と正規空母の60台だからな…)

 

 

そう僕が考えてると…

 

 

天龍 はぁ!?そんなのいきなり主戦力入りじゃねえか…

 

ゆう まあそこら辺の話は結構長くなるから、時間が取れる時にでも二人から話してもらってください。

 

天龍 おう!それじゃあこれからよろしくな!

 

 

話が長くなるからまたの機会と言うことで、話を終わらせた…

 

 

 

?side

 

 

?  (皆さんもいろんなことを聞いていきますねぇ、全部がびっくりするような情報ばっかりですけど、誰も()()()()については聞きませんねぇ、ここは思い切って私が聞いてみましょうか!)

 

大淀 それではほかに質問はありますか?

 

?  それでは私から質問宜しいでしょうか?

 

ゆう はい?君は…青葉でいいかな?

 

青葉 そうです!青葉と申します!

 

ゆう うん、それで質問の内容って何かな?

 

青葉 そのことなんですけど、提督さんの顔の火傷についてお伺いしたいなと、名誉の負傷とかですか?

 

 

そこまで言うと提督の後ろにいる二人がビクッっと肩を震わせる。

 

 

ゆう あぁ…これの事かい?

 

 

そう言って提督さんは火傷を撫でる、少し声のトーンが下がった気がした…

 

 

ゆう この傷はそんなたいそうな物じゃないよ?ただこの火傷については僕から話すんだったら、だいぶ先になるかな?

 

青葉 …そうですか…質問に答えていただきありがとうございます!

 

 

そう言って私は席に着いた…

 

 

ゆうside

 

 

 

やっぱりこの火傷については聞きたくもなるよね…これの火傷の理由を知ってるのって、おじいちゃんと大和さん、響と時雨だけだからね…

 

 

大淀 それではほかに質問のある方はいませんか?

 

?  私から質問いいかしら?

 

ゆう えっと君は如月でいいのかな?

 

如月 ええ、それであってますわよ。それで私が聞きたいことなんですけど、三人の関係性についてを教えてもらおうかしら?

 

ゆう 僕たちの関係性ですか?

 

 

どのように答えようかと悩んで二人の方を見たら、

 

 

響  恋人じゃないの?

 

時雨 僕もそうだと思うよ?

 

 

二人がそんなことをいうからみんな顔を赤くしちゃってるじゃないか…

 

 

如月 やっぱりそういう関係なんですか?///

 

ゆう いやいや事実無根だよ…同級生とか幼馴染とかそういう関係性だよ…

 

響  私たちがこう言ってるんだから恋人でもいいじゃないか…

 

時雨 そうだよ…もう長い付き合いなんだし…

 

ゆう 二人はそう言ってるけどそういうことは一切ないから…これで質問は終わり…いいね?

 

如月 はい…///ありがとうございました///

 

大淀 それではここで解散としますほかに質問したい方はこの後19:00から食堂で歓迎会を行う予定なので、その時にでも…

 

ゆう それじゃあみんな、またあとで。

 

艦娘 はい!(敬礼)

 

 

そう言うとみんなはぞろぞろと出ていく。

 

 

ゆう はぁ疲れたぁ…

 

時雨 ゆうお疲れ様、でも挨拶の内容では少しお話が必要だね…

 

ゆう 明日にしてくれ…これから歓迎会もあるんだし…

 

響  まあそれ以外はうまくいったんじゃないかな?

 

ゆう まあ19:00まではまだたっぷりと時間もあるし、執務室でダラダラとしますか…

 

 

そう言って僕たちは会議室を後にした…

 

 

 




五話も読んでいただきありがとうございます!

今回名前を出したのは五名でしたが、次の話では、ある程度の艦娘は出そうかなと思っています。

天龍と青葉にゆうが時間があるときにと言ったのは物語の進行上ご理解いただけると幸いです。

それでは次話も楽しみにしてください!


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六話


昨日は投稿が出来ずすいませんでした。

遅くなりましたが六話目です。

六話目は歓迎会でもの艦娘たちからの挨拶会です。

この挨拶会が思っているよりも長くなりそう…



 

執務室に着いた僕たちは執務室でだらけていた…

 

 

ゆう それにしても疲れたなぁ…

 

時雨 みんなゆうの年に驚いてたね

 

ゆう 年通りの見た目だと思うんだけどなぁ

 

響  若いからじゃないかな?着任する年齢の平均って言ったら、二十代後半が普通だからね

 

ゆう 二十歳超えるまで提督になるつもりはなかったんだけどな…

 

響  言い換えたら二十歳になったらなるつもりだったの?

 

ゆう まあね…まあいいや…

 

時雨 ゆう、響、お茶入れたけど飲む?

 

ゆう 飲むぅ~

 

響  いただくよ、ありがとね。

 

ゆう …はぁ…美味しいなぁ…

 

響  もうすぐ時間だけど食堂の場所分かってる?

 

ゆう ん?分かんないけど大淀さんが来てくれるんじゃないかな?

 

二人 そんな人任せな…

 

 

そんなことを言ってたら執務室をノックして大淀さんが中に入ってきた

 

 

大淀 もうすぐ時間ですので、お迎えに上がりました。

 

ゆう うんありがとね。ね、言ったとおりでしょ(ひそ)

 

二人 来てくれてなかったらどうしたんだろう…(ひそひそ)

 

 

そんなことを言いながら歩いてると大淀さんから声がかかる

 

 

大淀 食堂に着きましたけど、提督、今回は二人にたたかれないように一緒に入ってくださいね?

 

ゆう ええ、さっきので学習しましたから大丈夫ですよ。

 

二人 (ほんとに学習してるのかな…)

 

大淀 それでは入りますので付いて来てくださいね。

 

 

そう言って大淀さんは中に入っていった。それに続いて僕たちも中に入る。中には先ほどと同じように、艦娘たちが集合していた。大淀さんに席に案内され、席に着いた僕たちに、割烹着を着た女性が飲み物を渡してくれる。

 

 

大淀 皆さんにも飲み物が渡っているみたいですし、提督から一言いただきましょう。

 

ゆう (え?そんなの聞いてないんだけど…)

 

 

そう思いビクッとすると、横に座っている響と時雨が肩を震わせている…それでも頼まれたんだからと思い僕は立ち上がる。

 

 

ゆう みんなも長話は嫌いだと思うから、簡潔に話すよ。今日は僕たちのためにこんな席を設けてくれてありがとね、上下関係とかは気にせずに楽しんでくれたら嬉しいよ。それじゃあ乾杯!

 

艦娘 カンパーイ!

 

 

そう言ってみんなは隣同士で乾杯し、それから楽しそうな声が聞こえ始める。

 

 

ゆう 急に話を振られるとやっぱり緊張するよ…

 

時雨 ゆうってば誰が見てもわかるようにびっくりしてたからねw

 

ゆう 二人とも大淀さんから振られたときに笑ってただろ…

 

響  ゆうの反応が面白いのが悪いw

 

 

二人と話していると後ろから声がかかる

 

大淀 少し宜しいでしょうか?

 

ゆう うん?良いけどどうしたの?

 

大淀 いえ、皆さん提督と話したいと言う事なんで、順番に挨拶回りに来たいと言う事なんですけど、いいでしょうか?

 

ゆう 別に大丈夫だよ~でも一気に来られたら話せる子ととも話せないから、姉妹艦とかで別れてきてくれたらありがたいかな。

 

大淀 了解しました。それでは少ししたら挨拶に来るように話しておきます。

 

ゆう うん、ありがとね。

 

 

そう言って大淀さんは下がっていった。

 

 

ゆう たんと皆の顔と名前一致するかな?

 

時雨 別に大丈夫じゃない?それと僕たちの姉妹艦もいるみたいだし、僕たちもみんなに会いに行ってきてもいいかい?

 

ゆう 別にいいよ?自分の姉妹とともる話もあるだろうしね

 

時雨 ありがと、それじゃあまたみんなとあいさつに来るよ

 

 

そう言うと二人は姉妹を探しに行った。

 

 

ゆう (そう言えば二人とも二番艦なんだよなぁ結構なお姉ちゃんだけど、お姉ちゃんのようには見えないんだよなぁ…)

 

 

そんな事を考えてると、声がかかる。

 

 

? 大淀から声を掛けられたんでな、挨拶に来たんだが良かっただろうか?

 

ゆう 全然大丈夫ですよ?

 

 

そう言って僕は振り返る立っていたのは長門さんだった。

 

 

長門 時間を取っていただき感謝する。みんなで話し合ったんだが戦艦は数が少ないんでな、戦艦と航空戦艦で別れて挨拶に来ようと言う事になったんだが良かっただろうか?

 

ゆう 全然大丈夫ですよ?それで長門さん以外の皆さんはどこに?

 

長門 ん?もうすぐで来るぞ

 

 

そう話していると長門さんの後ろから声がかかる。

 

 

?  もう長門…金剛たちも読んで来いって言ったのは長門なんだから…

 

長門 む?すまんな、先に提督に許可を貰っておこうと思ってな

 

?  そうだったの?それについてはありがとね

 

?  そんなことより、テイトクに私たちを紹介するデース!

 

長門 そうだな、提督いいか?

 

ゆう うん。よろしく頼むよ。

 

長門 それではまずは私から。私が、戦艦長門だ。よろしく頼むぞ。敵戦艦との殴り合いなら任せておけ。

 

ゆう うん。よろしくね。

 

?  次は私ね?長門型戦艦二番艦の陸奥よ。よろしくね。あまり火遊びはしないでね。お願いよ?

 

ゆう 陸奥て言うんだね、火遊び?あ…

 

陸奥 提督は何のことかちゃんとわかってるみたいね?

 

ゆう そんなことにならないようにしっかり指揮を執るから安心してよ。

 

陸奥 信用するわよ?

 

?  次は私デース英国で産まれた帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!

 

ゆう 英国?と言う事は紅茶とかに詳しいのかな?

 

金剛 Stop on! その通りデース!

 

ゆう それは良かった、僕も紅茶は好きだからさ、いい紅茶の選び方とか教えてくれるとありがたいな

 

金剛 わかったデース!これからヨロシクデース!

 

?  次は私ですね?金剛お姉さまの妹分、比叡です。 経験を積んで、姉さまに少しでも近づきたいです。

 

ゆう 比叡って言うんだねこれからよろしく頼むよ

 

比叡 はい!気合!入れて!行きます!

 

?  次は榛名の番ですね!私は榛名と申します!よろしくお願いします!

 

ゆう 榛名、ね。これからよろしくね?

 

榛名 はい!よろしくお願いします!

 

? 最後は私ですね?はじめまして、私、霧島です。よろしくお願いしますね?

 

ゆう うん。よろしくね。霧島が末っ子でいいのかな?

 

霧島 はい。その認識で間違ってないですね。

 

ゆう そっかありがとね。それで長門?戦艦は六人で全員なのかな?

 

長門 うむ。その通りだこの後には航空戦艦の四人が来ると思うぞ。

 

ゆう ちょっと聞きたいんだけど、戦艦と航空戦艦の違いって何なのかな?

 

霧島 航空戦艦はその名の通り「航空機を扱える戦艦」です。 ただ、航空機の運用能力だけなら特化型の空母に負けますし、砲撃能力だけなら純粋な戦艦に勝てません。

 

ゆう そっか説明してくれてありがとね。

 

霧島 いえ、分かっていただけた用で良かったです。

 

ゆう みんなは、僕に対して質問とかは無いの?

 

 

僕がそう言うと、みんなは少し考え、そして口を開いた。

 

 

長門 そういえば気になったんだが、どういう風にして元帥からの署名をいただいたんだ?

 

ゆう ああ、着任式のあれ?

 

長門 うむ、少し気になってな

 

ゆう 自分でいうのもなんだけど僕ってまだ若いじゃん?

 

長門 まあそうだな、まだ成人もしていないと言っていたし

 

ゆう こんな僕が着任するんだから、向こうでもひと悶着あると思ったから、元帥に頼んで、署名を貰ったんだ

 

陸奥 そんな簡単に元帥と面会できるものなの?

 

ゆう そこはちょっとコネを使ってね?詳しくは話せないけどいいかな?

 

長門 ああ、提督が話したくないのだったら話さなくても大丈夫だ

 

ゆう そっか、ありがとね。

 

長門 長く話してると後が閊えるからな、私たちはこの辺で失礼しよう。

 

金剛 エェー!私はもっとテートクと話がしたいデース!

 

霧島 姉さま?司令官が困ってしまいますよ?

 

金剛 ブゥ…仕方ないデース、それじゃあテートク失礼するデース!

 

ゆう うん、またね

 

 

そう言って戦艦の皆は席を去っていった。

 

 

ゆう (結構多いなぁ…このままのペースで大丈夫かなぁ…)

 

 

ゆうがそう思ってもどうすることもできず、挨拶の波はおさまることを知らない…

 

 





六話目も読んでいただきありがとうございました。

前書きにも書きましたが投稿が遅れてしまい申し訳ないです。

こういうことは、twitterで報告しているので、「今日投稿するのかな」とわからない方なんかは見ていただくとありがたいです。

twitterはあらすじに記載してあります。


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