性欲を捨てたイッセー。最強になる (レルン)
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プロローグ 最強の男、誕生。白猫抱く。
更新ペースは気の向くまま。
「なんでだよぉ....」
おれは変態だ、だが彼女が出来てそれを止めようと思ったりした。でもやっぱり現実は非常だ!何なんだよ!......あのボンテージ姿?!あと羽。
ああ、楽しかった人生だったなぁ....母さん、ゴメン。後俺を虐めてた奴ら呪われろ。
───イキカエリタイカ?フクシュウシタイカ?
?!....出来るんならしてるさ...。下手にやったら社会的に死ぬ。
───ソウカ....。ナラバカイジントシテ....。ワガオウニツクセ!!
何かが俺の体に入ってくる。それは体を巡り、その感覚は何故か悪くない。体からひしひしと彼奴等への怒り、妬みや憎しみが膨れ上がり、復讐をしたくなる。
気が付く頃には体が再生されていた。しかし右手の皮膚にヒビが入っている。
それよりもだ...さっさと家に帰って寝よう。
-朝-
[ジリリリリリリリリ!!!]
「ああ、うるせえ.....」
重い体を起こし、目覚まし時計を止め、着替えて親と朝食を食べて学校に向かう。
向かっていると色々な人が通っていく、だがどうでも良い。何故か性欲もない。
松田、元浜。俺、変態は卒業したかも。そう思いながら教室に入り普通に席に着く。
[アノイッセーガヘンタイデワナイ?!] [アイツハモウイッセーデワナイノカ?!]
え、ひどくね?すると松田と元浜がAVを持ってきてこう言った。
「イッセー!!大丈夫か!このDVDを見て元気出せ!!」
「そうだぞイッセー。お前らしくも無い」
「いや、最近性欲って愚かな考えだなって」
「「「「「「「エエエエエエエ!!!??」」」」」」」
[アノイッセーガ?!] [マサカメザメタノネ?!blノミチニ!!] [[[キャー!!]]]
はしゃぐなや、特に女子!!俺はBLなんて興味は....ねえと言い切れない自分が居るなぁ。
取りあえず変態卒業の証にDVDを空中に放り投げ殴り、粉々にする。
「「ア、ダバァァアアアア?!理想郷があああ!!」」
「知るか、どうでも良い。お前らは卒業して彼女さがせ」
[ナンテヤローダ]
--------------------
授業が終わり、帰宅路に付く。彼女持ちが行き交うがどうでも良い。正真。
一人で歩いていると菓子を持った白髪の少女、'塔城小猫'が後から付いてくる。
あれ、俺何かやった?何もやってないよね?
家に付いてみても後から来ている気配がする。えー、何かやったか?
「おい、俺何かやったか?マスコット」
「誰がマスコットですか......。一応昨日言いましたよね?」
そう言や...。マスコットの家全焼して親がの幼なじみらしいからホームステイするとか。
.....なんで俺の家系が関わっていたのだろう。そう言いながらマスコットを先に入らせる。そのまま自室に行き、着替え普段着に着がえる。うーん、なんでマスコットの段ボールがここに?
飯が食い終わり、部屋で寛いで少しするとマスコットが入ってきて段ボールから物を出してクローゼットに入れたり置いたりしている。そしてベッドに横たわる。
「そこ、俺のベッド何だが?退いてくれ、寝れない」
「いえ、私のベッドです。ここは...私のベッドです!!」
「あああそうかい、もう疲れたから寝るわ。うだうだ言うなよ」
ヤケクソになった俺は目で捕らえられない速さでベッドの定位置に付く。
それを見ていたマスコットは目を丸くしていたが次第に現状を理解して蹴ってきたりポコポコと叩いてくる。今思ったよ、此奴。
「からかいがいあるな」
「退いて下さい......」
「聞こえないなぁ...」
「退いて下さい!そんなにロリコンと言うかペド何ですか?」
「いや、お前の事が好きだからな(オモチャとして)」
「バカを言わないでください.......///」
なんだ此奴。熱か、なんかの病気か?しかしほんとにペットみたいな感じだな。
そう考えていたが一旦止め、電気を消し、布団をマスコットに掛ける。
えーっとぉ....こう言う時は抱き締めれば良いんだっけ?父さん曰く。
「お休み」
「お...お休み..な..さい///」
ここは.....夢の中か?
───そうだとも、なるほど今度は小僧か。
は?何言ってんだ?なぐんぞ
───この俺をなぐるだと?...笑わせてくれる!!
えい
───アダバアァァァァァアアア?!ヤメ、殺さないで!死ぬ、死ぬ!
おうそうか。で、お前何?
───俺は貴様の左腕に宿る者。まあ、ドライグと呼べ。
おう、そりゃ良かった。じゃあな
───え、ちょ?!
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第一話 ご褒美回。イッセーは欲情しない
-朝-
目を覚ますと抱いていた小猫(オモチャ)に耳と尻尾があった。.....いや、この世界あんなボンテージ女も居るし驚くほどでもないか。そう思い、オモチャのほっぺたを指で突いて起こす。さて、どんな反応を示してくれるのかな?
「ふみゅぅ.....むふ?!」
「クククククククク!!」
「先輩.....」
「何?」
「ふん!!!」
「あぶねぇ?!」
朝食をすませ、オモチャと共に登校する。周りがうるさいが気にしてはダメだ。
しばらくして校門から入る。すると松元ブラザーズがラリアットをしてくるがそれを体を仰向けにして避け、体制を治して手を松元ブラザーズの肩に置き、それを台にして後ろに後転して仰向けに松元ブラザーズを倒す。
「「アバブラ??!」」
「さすがです」
「なあ、今度言い店ないか?甘いもんに最近はまっているんだ」
「帰ってから言いますので」
「おう」
-放課後-ジギョウナゾミセルカチガナイ!!
放課後、オモチャを迎えに行こうと席を立つといつの間にかオモチャがドアの所で待機していた。素直だなと思い、近くによる。そしてオモチャの鞄を盗ってそのまま帰ろうとするが。
「ふっ.....投擲!!」
「当たるか」
投擲してきたのでそれをいなしてオモチャに近付いて軽くデコピンする。
するとオモチャは可愛らしい声を出して蹲る。
「うにゃ?!....うー.....」
「はは!!......ハァ....おい、帰るぞ」
「にゃぁ.......」
「お前何でそんなに弱いんだ?」
「貴方が強すぎるからです....」
凄く落ち込むオモチャを励ましながら帰宅路に付く。変な目で見られてるんだが、俺のオモチャが。と言うのもこんな可愛らしい(玩具として)ので見るのも必然だろう。どうだ?俺のオモチャは!!
そう好きな奴を元気付けさせながら家に入る。
-夜-
寝間着に着替えた俺。だがまだ風呂に入っていなかったので風呂に向かう。脱衣所ドアを開けるとオモチャの脱ぎ捨てた下着などがあった。それを綺麗に畳んで洗濯機に入れ、別のを持ってきて着替えを置く。何かオカンとか言われる未来が見えたが気にせずに脱ぎ、畳んでおく。そして迷いなく風呂場に入る。
「にゃア?!へ、変態!!ロリコン!!」
「子供に欲情するバカが居るか。その感じだと体洗ってないな。ほら、流してやるからタオル貸せ。......何だその顔」
「解りました。けど何で堂々と.....」
「あ??......タオルとか良いだろ。お前は似てるんだ...妹に」
そう言いながら借りたタオルでオモチャの体を優しく拭く。
俺には元々妹が居た、だがそれは病気によって死んだ。もう思い出したくもなかった。
「ん///....妹さんが居たんですか?」
「ああ、お前を見ると彼奴を思い出して守りたくなる」
「う///....告白ですか?お断り....にゃ!?尻尾は?!」
洗っていた尻尾はクネクネと動き出す。ああ、今の楽しかったんだけど.....オモチャみたいに。でも体を上半身だけ終わらせている。次は下だな。
「ニャ?!そこは!」
「あ?何顔赤くしてんだ?取りあえず洗うぞ」
「もうお嫁に行けない......///」
「行かせるか。お前は妹の生き写しだ」
体を洗い流し、自分も流す。先に風呂に入り、その上にオモチャが乗る。
何故だか知らんがオモチャはこっちに体を向けて座っている。誘ってるのか?
「あ、買い出しし忘れた」
部屋でオモチャと一緒に寝ていたが買い出しをしていない事を思い出し、セ○ンに向かう。
「イラッシャイヤセー」
「アザシター」
買い物も終わり、レジ袋片手に帰る。歩いていると黒い翼を出しているコートを着たおっさんが殺し損ねたのなのと言い、手に光の矢を生み出していた。
此奴。かませか?
「死ねぇ!!」
「お前がな」
手加減しておっさんを殴る。すると豆腐のように柔らかく砕け散る。
やっぱ俺は強いな。.....性欲を捨てた代わりだけど....。
───オレノコトワスレテナイ?
───大丈夫だろ?.....多分.....。やべ、腹がキリキリと!!
───ワ、ワタシニモ!
こいつら仲良いなあ、そうだ。これからお前ら使ってやるから。
───ホントウカ!
───そうか!!やっと俺を!!
大掃除で。
───腹が....!!!
───イヤクヲオ!!!
中良いな此奴ら。
───ワタシハナゼコイツヲイキカエラセタンダロ
───本当にな....あ、胃薬これな
───スマン、アカキリュウ
───お前も苦労してんだな
ほんとな
───オマエノセイダ!!
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最終回 世界が繋がる一日前と寸前
-朝-
いつも通り抱いていたオモチャの顔を弄ってから着がえる。その後オモチャも着がえる。
そしてその後朝食を済まして学校え向かう。オモチャを頭を乗せて。
「あ、これ良いですね。楽です」
「ん?お前何かテカってね?.....いや、気にしたら負けか」
そうだ。>そっとしておこう。
そのままいつも通り校門から入り、松元ブラザーズをノックアウトする。
今回はドロップキックだったので普通に間を通り抜けた。そしてオモチャを下ろす。
「ではまた」
「ああ」
-放課後-
いつも通りの放課後。だが今日は別クラスの王子、木場が来るようにと言ってきた。
いやいや長らついて行くと'オカルト研究部'なる看板が掛かった扉の前に付いた。
ドアを開けるとなんこう.....悪魔の巣だった。呆けているとデスクの横にいた'二大お姉様'の一人、姫島朱乃が話しかけてきた。
「え.....何これ?」
「あらあら、あなたは.....最近変態を辞めたと噂されているイッセー君ですわね?」
「え、あっはい...。ここなんですか?あとここの部長は?」
「今はシャワーを浴びているのでソファーにお座りください。これ粗茶ですが」
「ありがとうございます......。美味な」
そう粗茶を味わっていると何故か隣にいて菓子を頬張っていたオモチャが膝に頭を乗っけて此方をずっと見つめている。その隙にオモチャが食べていた菓子を盗って食べる。うまいなぁ!イイゾォこれ。
「これ何処の菓子だ?」
「....あの、矢張り先輩は少しぐらい人の心を思い出した方が...」
そうゴチャゴチャと言い合っていると二大お姉様の一人、リアス・グレモリーが髪を拭きながらデスクの椅子にすわる。と言うか何で此奴ら平然としてんの?何で旧校舎に水道通ってんの?
「歓迎するわ兵頭一誠君?悪魔としてね」
「....あ、すいませんここのコスプレ会場でしたか、ほら。そんなの取りなさい」
「イタタ!!....お兄rゲフンゲフン先輩!」
「え、本物?」
いきなりこんな事言われて羽出して、しかも家のオモチャも羽だしてて。
そうだ、これは.....あのおっさんみたいに出してんだなと考えよう、良し馴れた。
「で、何?」
「うえ?...あっあ、貴方はこれを見て驚かないの?」
「いやさぁ、黒い羽のおっさんとか色々見てるからね?驚かないよ」
「まあ、それは言いわ。貴方が堕天使を倒したのよね?コートを着たの」
「あ、それは俺だわ。で何?」
「貴方、悪魔にならない?」
「結構です。でわ、おい。帰るぞ」
そう断ってオモチャの首と荷物を持ちそのまま出ていく。後から聞こえるがここは無視する事が重要だ。
-夜-
いい夜だなぁ。と言うかオモチャ、何故ひっつく?何故体くねらせてる?
うーん、性欲があった頃なら解ったかもしれんが沸かないからなぁ.......。
「にゃぁ.......」
「ハァ....うん?」
何か強い力を感じた。そこに向かうために'ヒーロースーツ'を身に纏い、すぐに向かう。
向かった先には巨大な光の槍を掲げているおっさんだった。
何やら決壊があるようなのでそれを破壊しながら槍ごとおっさんを叩きつける。
あ、また豆腐になった。
「な──────?!」
「よっと。あれ、お前ら何してんだ?」
(((((((え、彼奴人間?!)))))))
思考が俺以外の全員が同じ事思ってそう。その隙に逃げる。言葉?そんなのスルーだ。
-朝-
あー、何だろ。オモチャに襲われた夢を見たような気がする。あれ、ここ少しイカ臭いな。そんなことはともかく退学しとかないとなぁ....。何故かというと寝る前に電話が来て[退学したら強い奴がうじゃうじゃいる場所に[連つれてってやる]と烏をぶちのめした日に出会った顔左半分が機械な'アザゼル'言ってきた。
それを家族に話すと退学書は出すからとあきらめられた....。
「退学って本当ですか?」
「おう、アザゼルの所に行くから。んじゃな!」
───え。
───オイドウシタ、ナニ、コレワ?!
───不味いな。世界が一つになろうとしてやがる。かなりやばいぞお!!
なるほど。そう言うことか、彼奴後でしばいたる。
因みに別作品の方で登場する機会はあるので....。
出来れば待って欲しいなって....。
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