これから始めるNEW GAME!! (ぎゃん)
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…プロローグ…
文章力ゼロのゴミです!
原作は未読なので、設定などで違うこともあると思いますが
ご了承ください。。。
感想や
誤字脱字があれば、ご報告お願いします!
「よし!!今日も張り切って描きますか!!!」
俺、天ケ瀬カイトはイラストを描いていた。
いつものように、お気に入りのペンを手に取り、お気に入りの喫茶店で、お気に入りの音楽を聴きながらイラストを描き始めた。
俺はイラストに没頭している時間がすごい好きだ。
飲まず食わずでいつのまにか日が暮れるなんてのもよくある日常だった。
ガタンッ
…ひふみかな?
幼馴染の滝本ひふみが目の前に座ったのか?と思ったが、今はキャラを描くのに集中したかったので気にかけず目の前のスケッチブックに思い思いのイラストを描いていった…。
目の前の絵がとりあえずひと段落ついて、目の前のひふみに声を掛けようと思い顔をあげた。
「ごめん、ひふみ!!イラストにしゅ……………誰ですか???」
目の前にいたのは、近所の幼馴染では無く、白髪で赤い眼鏡と朱色のカーディガンを羽織った落ち着いた女性がコーヒーを飲みながら座っていた。
「あら?イラストを描くのは終わったかい?」
「え………あっ………はい…」
俺はこの女性を知らないし、恐らく過去にも会ったことの無いように思う。必死で思いだしていると
「安心してくれ。私は君に興味があるんだ。」
「逆ナン!!?」
「フフッ…そう思ってくれてもかまわないが、」
人生初の逆ナン(笑)に動揺しながらも、気を取り直して俺は冷めたコーヒーを飲んだ。
「それで…誰なんですか?」
「君の作品のファンさ。」
俺は同人活動で、ゲームを作成している。ファンタジー系RPGでキャラデザからシナリオまで、プログラミング以外のほとんどは自分の手で作っていき、今では大型サークルにまでなった。
この女性が俺のサークル作品のファン…なのかな?
「部下に君のことを聞いてね。探してたんだ。よかったらそのイラストを見せてもらえるかい?」
「…ええ。いいですよ!」
今、描いた絵を女性に見せる。あまり完成前の絵を見せるのは恥ずかしいんだが、女性の真剣な眼差しに負け、さっきまで没頭して描いていた絵を見せた。
パラッ…パラッ…
女性の先ほどよりも真剣な眼差しで絵を見つめているという状況に、緊張して思わず手に力が入ってくる。なんなんだこの状況…なんでこの女性は俺の絵を審査してるように見てるんだ?
そんな視線にどぎまぎしながらも目の前の女性は、絵のページを読み進めていく
「これは…いいね…」
「へ?」
女性が息を吐くようにつぶやいた。
「ねぇねぇ君!!」
目を爛々とさせて、その女性はこう言った…
「うちの会社で…………」
「ゲームを作ってみないかい?」
それは、これからゲームを切磋琢磨で作り上げるイーグルジャンプの物語である…
白髪の女性=葉月しずくさん
というわかりずらい文章ですみませぬorz
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1話 春です!!
基本アニメ順守です。原作は未読です。
設定など間違えてたらすみません。。。。。
感想や誤字脱字などあればご指摘のほどよろしくお願いします。。。
「すっかり春だな…」
桜の花びらが鼻を掠め、少しのくすぐったさを感じた。
「へっくしゅん!!」
あれから色んなことがあったな…
白髪の女性こと、葉月しずくさんからスカウトされ数年後…
なぜか俺は、ゲーム会社イーグルジャンプでキャラデザ兼企画担当のポジションになった。
『いきなり、兼任かよ!!???』
って葉月さんにツッコミを入れ頼んだが、のらりくらりと躱されてしまった。
実戦形式で仕事を覚えていって、いっぱい叱られて、たくさんの人に出会って、すんごい忙しい毎日だった。
葉月さんめ……今度ウミコさんに年齢聞いてやるぞ。
まぁそりゃやりがいのある仕事だし楽しいし、周りの人達もみんな良い人達しかいないから職場に不満はないんだけどね…
それよりも何よりも驚いたのが…
「だい………じょうぶ?カイ君…」
「ズルル…あぁ、ありがとうな。ひふみ」
そう、幼馴染の滝本ひふみが同じイーグルジャンプに入社したことだ!!これにはかなり驚いた。
ひふみとは幼い頃、親同士が友達だった関係で初めて会った。最初は天使かな…?って思ったが、ひふみは最初は引っ込み思案で中々仲良くなれなかった。
そのひふみと仲良くなれたきっかけが、ゲームだった。
面白いと思ったゲームをひふみの前に持っていき、一緒にプレイするように勧めた結果、仲良くなることに成功した!!ひふみがちょっとずつ距離を縮めていく感じがたまんなく可愛い。
※脳内再生※
幼女ひふみ『カイ君…と一緒にしたくて…ゲーム……買ってきた……一緒に……やらない?』
幼女ひふみ『嫌なら…良いんだけど……ダメ???』ウルウル
※脳内再生終了※
なにこの小動物!?
天使かよ!!??
っと悶え死んでる所だが、クールキャラな俺はそんな態度をおくびにも出さない。
「カイ君が病気になったら、いつでも言ってね…お見舞い…行くから…」
「天使か!!!???」
「!!??」
「エンジェルひふみんか!!!!!?????」
「!!!!????」
そんなひふみと一緒に小学校、中学校、高校、ゲーム専門学校と同じ進学先に進学し、いよいよ就職先を決める時、イーグルジャンプに行くつもりだと言ったら、なんと就職先まで一緒にしてしまった。俺は流石に違う就職先も考えないのか?などの説得をしたのだが、その時のひふみはガンとして話を聞かなかった。なんで、そこまで一緒に俺といたがるんだろう…?
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滝本ひふみサイド
「へっくしゅん!!」
隣を歩いている人は私の大切な人…
幼い頃、私は極度に人見知りする子だった…いつも、両親にいつもくっついていて、他の同年代の子達ともうまくお話できなかった。そんな私に友達ができるわけもなく周りの子達が次々に離れていった。そんな時、両親に連れられて出会った男の子がいた…『天ケ瀬カイト』君。最初は話しかけられても、両親の足にしがみついて離れなかった。『また、嫌われる…』そう思った。だけど、カイ君だけは違った…。カイ君だけはいつも私に話掛けにきてくれた。私に面白い話をいっぱいしてくれた。私に…ゲームを教えてくれた。その時からだろうか…幼心でもはっきりわかった気持ちがあった…私はこの人のことが好きなんだ…。
それから私は、カイ君と一緒に過ごし、カイ君と同じものを好きになり、同じ夢を持つようになった。
『世界一面白いゲームを作る!』
カイ君はよくこの言葉をよく言ってる。
カイ君は才能はコウちゃん並みに…いや、本当はコウちゃん以上に…あると思っている。それに裏付けされた、血のにじむような努力や苦労をしてきたのを私は知っている。私も頑張って…いつか、カイ君の隣にいても恥ずかしくないような人になれたらきっと………
「だい………じょうぶ?カイ君…」
私の気持ちを聞いてもらおうと思う。
滝本ひふみサイド終了
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ひふみと一緒に出勤していると、イーグルジャンプのビルが見えてきた。そろそろ気合い入れないと…っと思い、肩を回しているとビルの入り口前で、薄紫の髪をしたツインテールの女子学生?がどぎまぎしながらウロチョロしている。なんか小動物っぽいくて可愛いな………ってイカンイカン。さすがに声かけなきゃだよな…
「こら!ここは会社だから学生さんは入る場所じゃないよ」
「ふわぁぁ!!??ご、ごめんなさい…」
普通に話しかけるつもりだったが、からかいたくなってつい意地悪なことを言ってしまった。反省…
「な~んて、嘘だよ。君どこの子かな?迷子?この辺の学校の新入生か何かかな?」
「え?あの…ごめんなさい…………ってちがいます!!」
女子学生がそういうと、俺の腕をつかみ抗議してきた。
「今日からイーグルジャンプで働かせていただきます…………涼風青葉です!!!」
ここから、僕たちの物語が加速していく…
てなわけで、アニメ第一話です。
てかまだ、アニメでは冒頭の2分程度にしかかけてません( ´∀` )笑
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2話 学生じゃなかったのか!?
今回から、アニメ1話からやっとスタートです。
なるべく原作から遠くならないように善処します(するとは言っていない…)
今回は完全にコメディに寄ってます。なので、甘々系などはちょっとお待ちください。。。
「今日からイーグルジャンプで働かせていただきます…………涼風青葉です!!!」
え?この学生服の格好のツインテールが未だに板についているこの少女が…新入社員…?
「またまたぁ…嘘でしょ?」
「違いますよ!!!!」
「良いんだよ。大丈夫だよ。ちょっと見栄を張りたかっただけなんだよね?ホントは道に迷ってるだけなんだよね?お兄さんにはわかってるから、正直に言ってごらん。飴ちゃんいるかい?」
「いくら何でも子供扱いが過ぎませんか!!!???」
と少し涙目になりながら講義してきた。
(いやだって、どう見ても中学生にしか…もしかしたら小学生の可能性も…)
、とたぶん世界一どうでもいい考察に思考をめぐらせているときにひふみが
「あの…カイ君……多分ね…新入社員だと思うよ…」
「え…?マジで?」
「うん…りんちゃんがね…近々一緒のチームに入ってくるって言ってたよ…カイ君も聞いてる…はずだけど…」
「嘘!?そんなこと言ってたっけなー?いつもコウのフォローに入ってるから伝達し忘れたんじゃないの?」
『確かに言ったわよー。カイト君。』ゴゴゴ
後ろから聞こえたのは、赤味がかったボブカット、パステルピンクの服をカジュアルに着こなしており、少し怒気を孕んだ声でかつ満面の笑みを浮かべているりんちゃん…いや…りん様がいらっしゃった。
「お、おはようございます、りん様。き、今日は一段とお美しい…」
「あら、ありがとう。それで、私が何を伝達し忘れたって?」ニコッ
「あ…いやぁ…あはははは………ほんとうにスミマセンでした。」
「もう、素直にそう言ったらいいのに。第一同じぐらいコウちゃんにもカイ君にもフォロー入れてるでしょ。」
「はは…いつも助かっております。」
ふぅ。余計なことを言って寿命を縮めるところだった。りんは怒らせると怖いからな…反省反省…
「あのー…それで私はどうしたら…?」
渦中の涼風青葉さんがしびれを切らして俺たちに訪ねてきた。
「あ、そうね。まずは、会社に向かいましょ。私はADの遠山りん。よろしくね。」
「滝本ひふみ…よろしく…」
「俺は、AD兼企画の天ケ瀬カイトだ。よろしく。」
「はい!これからお世話になります。涼風青葉です。あの…ADさんって大変ですよね。テレビで見ましたけど、色々細かい仕事が多くて忙しそうなイメージありますけど…」
「そうそう、ADって出演者のお弁当発注したり、スタジオ走り回ったり、寝る暇もなくて本当・・・・ってそのAD違う!!A(アシスタント)D(ディレクター)じゃなくてA(アート)D(ディレクター)の事!!」
「カイ君…ノリツッコミ…下手……12点」
「まさかの点数制!?」
っと慣れないノリツッコミをして、辛めの評価をひふみからもらったところでようやくイーグルジャンプの作業場に到着したのだった。
キラキラした眼差しであたりを見回す青葉ちゃんに癒されていたら、ひふみがそそくさと自分のブースに向かったみたいだ…多分青葉ちゃんに人見知りしているのだろう。
なので、俺とりんちゃんで青葉ちゃんを連れてコウのところに挨拶に行くことにした。
コウのデスクに向かうと、そこには黒のよれたTシャツにパンツのみを履いて寝ている八神コウの姿があった。
「ぱ、ぱぱぱぱパンツぅ~!!??」
っと青葉ちゃんが奇声を上げた。そして・・・
「カイ君は見ちゃだめーーーーー!!!!!!」ブシュッ!
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー」
っとりんちゃんの目つぶしが俺の目にクリーンヒットして床に転がった。理不尽だ・・・
『…んん?…おはようぉ~。それで、なんでカイトは悶絶してるの?』
「いいから、コウちゃんはズボン履いてーーー!!!」
八神コウはこの惨状の原因を把握して、済まないと手を合わせながらズボンを履くのであった。
といった所で、今回はこの辺で終わります。
次回からはもうちょっとテンポよく話を進めるか、本文を長くするかで少し悩んでますので安定しませんが、よろしくお願いします。
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