星空に願う (ミルクティー)
しおりを挟む

第0話:旅立ち前夜

マサラタウンにある家の中の一つで、少年は目を覚ました。


「知らない天井だ……」

 

 

 

 

……言ってみたかっただけです。

本当は知ってる天井です。

自分の部屋だし。

 

 

僕はハル。

……誰かな~??ハルって女みたいな名前だって思った人は。

別にいいけど。自分でも思ってるし。

 

ンンッ……話がずれた。

まぁ皆さん察してるように、僕は男です。

ちなみに9歳。

………9歳にしてはおとなしいって?

まぁ、あの、うん。

不可抗力だね。

カントー地方のマサラタウンに住んでる。

相棒はリオルとイーブイ。

自己紹介はこれくらいでいいよね?

何で自己紹介してたのかわかんないけど。

 

 

 

 

気を取り直して、

今日もいい天気だ!!多分!!!

 

ガラッ

 

ザァァァァァ…

 

「………」

 

ピシャン

 

『『雨じゃん…』』

「そういえば天気予報雨って言ってた…」

 

『』をしゃべったのはリオルとイーブイです。

僕は波動使えるから。

ポケモンの言葉が分かるんだよね~

リオルが男の子でイーブイが女の子だよ~

 

『ハル~明日の準備しないの?』

「する!今日は雨だからすることないしね。」

 

明日の準備は、旅の準備のこと!

明日で僕は10歳になるからポケモントレーナーになれるようになる。

旅はすぐ出る人としばらくしてから出る人と旅に出ない人がいる。

僕は旅に早く出たかったから明日このマサラタウンを旅立つ。

少し寂しいけど、いろんなことを経験してポケモンマスターとかは難しくても公式のバトル大会ではそれなりの結果は残したい。

旅の目標はジムバッチを8つ集めること。

 

「キズぐすりと、モンスターボールと、携帯食料と、寝袋と……」

『はい。私達のポケモンフーズ!』

『簡易テントも忘れないでね』

「イーブイもリオルもありがとー!」

 

正直にいうと2匹にはとても助けられている。

僕が5歳の時に両親は事故で他界した。

それからは、唯一の家族となった3歳年上の兄と二人で暮らしていた。

近所の人は親切な人ばかりでとても助けられた。

リオルとイーブイは兄が10歳で旅に出てからしばらくして、家に戻ってきて近くの森で遊んでたときに出会った。

ちなみにまだ二匹ともモンスターボールにいれていないからまだ野生だけど、まぁ仕方がない。

モンスターボールを使っていいのは、ポケモントレーナーになってからだ。

明日オーキド博士にトレーナーカードを貰ったら、すぐに仲間にするつもりだ。

 

あれやこれやでいつの間にか雨はやみ、夜になってきた。

明日の準備も万端だ。

 

「リオル、イーブイ。もう寝よっか。」

『ハルおやすみ~晴れるといいね』

『明日は僕らの旅立ちの日だもんね。

おやすみ~』

「そうだね。おやすみ。」

 

 

 

遂に明日は待ちに待ったポケモントレーナーデビューの日だ。

僕らは明日に備えて眠りについた。

その日の夜空の星はとても輝いていて、まるで僕らを見守っているかのようだった。

 




はじめまして!
ミルクティーです。
めっちゃ文字数少ないですね!
すみませんorz
これからよろしくお願いします。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第0.5話:登場人物紹介

ほぼ私のメモみたいなものです。


【登場人物】

 

 

ハル(10歳)

・この作品の主人公。

・5歳の頃に両親を事故で亡くしてる。

・波動が使える。

・マサラタウン出身。

・兄がいる。

・相棒はリオルとイーブイ。(相棒二匹なのは気にしない。)※旅出発時なので進化はしてません。

 

 

容姿はちょっと癖毛がある黒髪に優しげな雰囲気のある顔。目の色は透き通った青色。服装はポケスペのレッドとほぼ同じ(色ちがいで青色)。

 

 

~波動について~

波動は使いこなしてる。

ポケモンと話せる、治癒できる、サーチみたいなのが使える、などなど。

 

 

 

レッド(13歳)

・ハルの兄。

・マサラタウン出身。

・現カントーチャンピオン。

・ブラコン。

・とてもブラコン。

・過保護になりかけている。

・相棒はピカチュウ。

 

 

手持ち ピカチュウ

リザードン

カメックス

フシギバナ

ラプラス

カビゴン

 

 

容姿はポケスペのレッド。

(ちなみにハルの服装を決めたのはレッドです。)

 

 

 

グリーン(13歳)

・オーキド博士の孫。

・マサラタウン出身。

・オーキド研究所でオーキド博士の手伝いをしている。

・相棒はブラッキー。

・レッドにいろんな意味で振り回されてる。

 

 

手持ち ブラッキー

カメックス

ハッサム

プテラ

ピジョット

ウインディ

 

 

容姿はポケスペのグリーン。

 

 

オーキド博士

・ご存知の通りのオーキド博士。

・孫はグリーンだけ。

・ポケモン川柳を暇な時に書いてる。

 

 

 

 

 

 

この世界は本当にいろいろごちゃ混ぜの世界です。

ロケット団まだ壊滅してません。

この作品は、キャラ崩壊が激しいです。(特にレッド)

町や道路などの名前を間違っている事があります。

sideはだいたいはハルの目線です。

他の人も考えてはいます。

ブルーは出ません。ブルーのファンの方、誠に申し訳ありませんでしたorz

この世界には、フェアリータイプはもうあります。

メガ進化、Z技も使えます。キズナ現象は考え中です。

 

 

 

 

【多分いらない作者のプレイ歴(?)】

 

 

作者は一応ウルトラサンはプレイしてます。

が、プレイしたのはプラチナ、ブラック、ムーン、ウルトラサンだけです。

ハートゴールドを現在中古で買ってプレイ中です。(殿堂入りしてません。)

ポケモンのアニメは無印からアローラの始めまでなら見てます。

ポケスペも全体的に読んでます。

 

 

 

 

ちなみにハルはスーパーマサラ人です。(レッドとグリーンも)

そしてポケモンほいほい+伝ポケほいほいです。

さらにトラブルほいほいでもあります。

レッドもポケモン、伝ポケ、トラブルほいほいなので二人が一緒に行動してたらおそらく何かは起こりますね。

 

 

 

『星空に願う』を今後もよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

第1話:旅立ち

ハルの(心の中での)話し方変わってます。



 

『ハル!起きて!今日旅に出るんでしょ!?

 

………イーブイも寝てないで!置いてくよ!?』

 

「ん…リオルおはよ。起こしてくれてありがと~」

 

『どういたしまして!イーブイ~ハルも起きたよ~』

 

『んふふ~もっときのみたべる~…ムニャムニャ』

 

『「………」』

 

おはようございます。

リオルに起こしてもらったハルです。

リオルはいつも早く起きて僕たち(主にイーブイ)を起こしてくれる。

僕は朝は弱くないけど昨日寝坊したらいけないからリオルにすこし早めに起こしてもらうよう頼んでおいた。

 

「…リオル、マトマのみ。」

 

『りょーかい。イーブイ、どーぞっ!!!』

 

リオルは勢いよくマトマのみ(4分の1カット)をイーブイの口の中に突っ込んだ。

 

『!?…ゲホッ…かっらい!ちょっ、水!!水は!?』

 

「はい。水。」

 

『…プハッ…何するのリオル!!口の中ヒリヒリするんだけど!?』

 

『すぐに起きなかったイーブイが悪いんでしょ~?』

 

『うぐっ…』

 

あっ、イーブイ負けた。まぁいつものことだけど。

それにしてももう10歳か…

旅でどんなことが待ってるんだろう……

 

『あれ、ハルどうしたの?』

 

「どうしたって何が?」

 

『ハル、待ちきれないって顔してるよ~』

 

……待ちきれない、か。

 

「あたりまえでしょ?遂に旅に出れるんだから。」

 

イーブイとリオルは顔をあわせて頷いた。

 

『『じゃあもういこうよ!』』

 

「!?……フフッ、そうだね。」

 

昨日の夜までに旅に出る準備は済ませてある。

僕はお兄ちゃんから貰った上着を羽織り、帽子をかぶった。

荷物を持ち、外に出る。

そして、今まで暮らしてきた家を見上げた。

 

「…いってきます。」

 

『まずはオーキド研究所だね。』

 

「うん。トレーナーカードとか貰わなきゃ。」

 

僕たちは研究所へと歩きだした。

 

 

 

 

 

【オーキド研究所】

 

 

小さい頃からよく来ていたオーキド研究所。

僕は研究所の扉を開いた。

 

「オーキド博士~?」

 

「おぉ!ハル、遂にこの日が来たか。そんなハルにはほれ。トレーナーカードとポケモン図鑑じゃ。」

 

「ありがとう、オーキド博士」

 

「これでハルもポケモントレーナーじゃな。」

 

「うん!」

 

これが僕のトレーナーカードとポケモン図鑑。

お兄ちゃんのは見たことあるけど、自分のだと思うとなんだか胸が熱くなる。

 

「ハルもポケモントレーナーになったわけじゃが、始めにやることは決めておるんじゃろ?」

 

「うん。もちろん。」

 

僕はモンスターボールを2つ持ち、リオルとイーブイの前に行った。

そして、二匹の前にモンスターボールを一つずつ置いた。

 

「リオル、イーブイ。僕と一緒に旅に出てくれますか?」

 

『もちろん!』

 

『あたりまえでしょ?』

 

二匹は自らモンスターボールに入った。

 

カチッ☆

 

「これからもよろしくね。リオル、イーブイ。」

 

「ハルはすぐに旅に出るんじゃろ?」

 

「出るに決まってるでしょ~?」

 

「そういうとこはレッドに似てるんだよなぁ…」

 

そう言いながら呆れた顔で部屋からグリーンさんが出てきた。

グリーンさんはお兄ちゃんのライバルであり、親友である。

……………らしい。

 

「あっ、そうだ。ハル、ちょっと待ってろよ。」

 

そう言ってグリーンさんは部屋から何かアクセサリーのようなものを持ってきて僕に渡した。

 

「え…これって……!?」

 

「まぁレッドとか俺の見たことあるだろうし知ってると思うけど、メガストーンだ。」

 

このメガストーンはネックレスとして首にかけられるタイプのものだ。

……まだポケモントレーナーになったばっかりなのにいいんだろうか…

 

「早いとは思うけど、ハルなら絶対に使いこなせると思ったからな。ルカリオナイトとかは流石に用意できなかったけど、レッドが用意するだろ。」

 

「ハルなら任せても問題ないし大丈夫じゃろう。」

 

「……ありがとう」

 

僕はメガストーンのネックレスを首にかけた。

 

「じゃあ、いってきます!」

 

「気を付けていくんじゃぞ!」

 

「楽しんでこいよ~!」

 

「うん!」

 

 

 

 

こうして僕はオーキド研究所を出発した。

 

 

 

 

 

 




第1話です。
やっぱり短いですね…
次はトキワの森です。
もしかしたらニビシティまで行くかもしれません。
ここまで読んでくださりありがとうございます!
これからも『星空に願う』をよろしくお願いします!


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。