この世を壊す者....ダークカブト (リバイブホール)
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プロローグ
絶望の始まり


はじめましてリバイブホールと申します

作者は小説を書くのが下手くそです。
それでもいいよという方は見ていただけるとありがたいです。


ここは、ある裏路地。

 

 

そこには、一人の少年と...

 

 

少年の目の前にある少女の死体があった。

 

 

少女の死体の体はとても酷く見ることすらできない残酷なものだった...

 

 

その少女の姿を見た少年は泣いた。とにかく泣いた。

 

 

だが、その少年の泣き声普通ではなかった。

 

 

少年の口から出る泣き声は、悲しみ・絶望・怒り・憎しみが込められた泣き声だった

 

 

しばらくして少年の口からは泣き声は出なくなった。

 

 

しかし、少年の顔は泣き顔から一気に憎しみの顔になった。

 

 

その少年の目はこの世を焼きつくさんとする憎悪が込められた目だった。

 

 

そして、少年は口を開いた

 

 

「壊してやる........こんな世界ッ!!!」

 

「”ひより”がいない世界なんて....いらないッ!壊してやるッ!!」

 

 

少年の声は雨が降りしきる中に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ~、じゃあこんな世界を壊す力が欲しいかい?”天藤・守”くん?」

 

 

少年の周りには誰もいないはずだが、誰かの声が聞こえた

 

その声はとても優しい声で誰かを誘う声だった...

 

 

「!?.............誰だ..」

 

 

突然の声に戸惑った少年だが、すぐに警戒心を強め姿を現さない誰かにドスの効いた声で問いかけた

 

 

「そんなに警戒しないでよ~。僕は天道総司だよ。そんなことより僕は君にあるものを渡しにきたんだ。」

 

 

「天道総司........あるものとはお前が言った世界を壊す力か?」

 

 

「そうそう。君は壊したいんでしょ?この世界を。彼女がいないこの世界を」

 

 

「ああ......壊したい.....滅ぼしたい.....何もかもッ!!」

 

 

そう言った少年の顔は憎しみの顔でしかなかった

 

 

「その顔だよ。守君。君にならできるよ.....きっと..ね。フフフッ..ハハハハハハハハッ!」

 

 

「壊す壊す壊す壊す壊す壊す壊してやるッ!!」

 

 

「合格だよ。守君......これを君に託そう。」

 

 

そう言った途端、少年の目の前に[銀のベルト]と[ダークカブトゼクター]が現れた。

 

 

「!?...これはなんだ?」

 

 

少年は見たこともないベルトとメタリック黒ののカブトムシの形をした機械を前に戸惑いを隠せなかった。

 

 

「それは、ベルトとダークカブトゼクター。世界を壊す力さ」

 

 

「世界を....壊す....力?」

 

 

「そう!....さぁ、君の大切な人がいない世界なんて壊してしまえ!フフフッハハハハハハハハッ!!」

 

 

「これで、世界を壊せる.....こんな世界を...ホロボセル?.......フッ..ハハハハハハハハッ!!」

 

 

「じゃあ、僕は時間がないから消えるね....世界を変えてくれよ..天藤」

 

 

そう言い声の主はスゥーッと消えた...

 

 

一人残された少年、天藤守は少女のほうをむいた

 

 

「ひより......僕が..こんな世界を....コワシテヤルからな。」

 

 

そう言い天藤守は銀のベルトを腰に巻いた

 

そして、右手にダークカブトゼクターを握った

 

ダークカブトゼクターを掴む右手に力が入る

 

 

「コワシテヤル」

 

 

「変身..!」

 

 

天藤はドスの効いた声で静かに叫び、ベルトにダークカブトゼクターをセットした

 

 

[HENSHIN]

 

 

ベルトから機械音声が鳴る。すると天藤の体を幾つもの六角形がベルトから展開し天藤の体を覆った

スマートな下半身とアンバランスな巨大な装甲に覆われた上半身をもつ者に変身した。

 

 

その姿は銀の装甲をメインに所々に赤があり目は黄色の複眼をしていた

 

その目はマスク越しにもわかるくらい憎悪が込められていた。

 

 

「コワシテヤル....ナニモカモ..........」

 

 

そう言葉を残し天藤は少女を腕で抱え裏路地から消えた.......

 

 

 

 

 




見ていただきありがとうございます。

これからも頑張っていきます


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第00章(原作開始前)
手始めに...


どうもリバイブホールです。

この小説は不定期更新なので遅くなることがあります。



誓ったあの日から~5年後~

 

 

 

ここはとある施設

 

 

外見はそこらの建物よりキレイで立派な建築物だった

 

だが、施設の中は.......地獄と化していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

施設の中は血が飛び散っており、死体がそこらじゅうに転がっていた

死体には何者かに撃ち抜かれた跡を持つ死体や

斧の様なもので切り裂かれた跡を持つ死体が山の様にあった

その悲惨さを物語る死体の山は、まさに地獄絵図だった

この事から分かるのは、この施設に何者が侵入し人を殺した

そして、その侵入者は銃と斧を所持した者だということが分かる....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何で...ISを纏った私達女が勝てないのよッ!」

 

 

施設の奥では戦闘が行われていた

 

ISを纏った女達の目の前にいるのは、返り血を浴びた銀の装甲を纏った者がいた

その銀の装甲を纏った者こそ5年前に世界を壊すと誓った天藤だった

 

天藤の右手には[クナイガン]が握られていた

天藤はクナイガンを上手く使い女達を近づけないようにしていた

 

 

「くっ..!.....これじゃあ近づけない...ッ!」

 

 

天藤は一発一発確実に当てていた

まさに百発百中の銃の腕前を持っていた

 

 

「...ISを纏った私達..女が...男に負ける訳ないんだッ!!」

 

 

男に全く近づけない女は苛立ちを積もらせていたがとうとう怒りが爆発してしまった

 

 

「ウオアアアアアアアアアアアアッ!」

 

 

怒りを爆発させた女は声を荒げ銀の装甲を纏った天藤に一直線に突っ込んだ

 

 

「いけない!それ以上近づいたら...!」

 

 

リーダーと思われる女が制止の言葉を怒りを爆発させた女にかけるが

怒りを爆発させ冷静さを失った女の耳にはその制止の言葉は届かなかった.....

 

 

「死ねええええええええええええええええッ!!!」

 

 

怒りに身を任せた女は真っ直ぐ叫びながら突っ込んできた

 

 

 

「(6m.....4m...3m...2m..今だ!)」

 

 

天藤は女との距離を計算し2m以内に女が近づいた瞬間

右手に持っていた[クナイガン]を[クナイアックス]に持ち返し....

 

 

ザシュッ

 

 

「ぐはッ!.....」ドサッ

 

 

女をISごとアックスで切り裂いた

肉を切り裂いた生々しい音が周りの女達に恐怖を与える

 

 

「う、嘘...そんな....ッ!」

 

「あ、ああ....キャアアアアアッ!!」

 

「...こんな奴....私達じゃ....勝てない」

 

 

悲鳴をあげる者、絶望する者、女達は目の前にいる圧倒的力を持つ者に戦意喪失してしまった

長時間の戦闘のせいで女達が纏ったISがどんどん解除されていった

 

そんな無防備なところを見逃すわけもない天藤は[クナイアックス]を[クナイガン]に持ち返え

ISを解除した女達を躊躇なくどんどんと射殺した

 

 

 

 

 

「後は....お前だけだ..」

 

 

天藤が目を向けている先にはISを纏っているリーダーの女だけだった

だが、その目には周りの女達とは違い怒りが込められていた

 

 

「.........男が..調子に乗ってんじゃないわよッ!!」

 

 

目の前の天藤に怒声を荒げ女は[瞬時加速]で一気に天藤に近づいた

 

 

「くらえええええええええええええええええっ!」

 

 

だが、その怒りの一撃は天藤に届く事はなかった

ここへきて女のISのシールドエネルギーが0になってしまい

女のISは強制解除された

それもそのはず。リーダーの女は長時間、天藤と戦闘を行っていたためジワジワとSEが削られていた

そして瞬時加速を使えば尚更だった....

 

 

「えっ?.....う、嘘でしょ.....こんなことって.....ヒィッ!?」

 

 

すかさず天藤は女の眉間に[クナイガン]を突きつけた

この状況に流石のリーダーも絶望を覚え体が震え涙が出ており

その目には銀のマスクを被った天藤が映っていた

 

 

「や、やめて....殺さないでェ!....イヤ...イヤイヤイヤイヤッ!!」

 

 

だが、そんな言葉を聞いても天藤は何も思わなかった

それどころか[クナイガン]の銃口をさらに女に押しつける

そしてトリガーを引こうとした瞬間

 

 

「ま、待って!...最後に1つ聞きたい!....お前は何者だ!」

 

 

女は天藤に最後の願いを告げた

 

 

「...どうせ死ぬのに何故教える必要がある?」

 

 

天藤の返答はNOだった

そして天藤も飽きたのか女の眉間に突きつけたまま躊躇なくトリガーを引いた

 

 

バンッ

 

「.......」ドサッ

 

 

女は最後の願いを聞いてもらえぬまま地獄と化した施設の中で絶命した...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天藤は血に染まった施設の中で1人立っていた....

その姿はまるで血に染まった破壊者のような姿で、とてもキレイな姿とは思えなかった...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




初の戦闘描写でした。慣れていない事もあり下手くそですw

これからも頑張っていきます!


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廃墟での出会い

どうもリバイブホールです

今回はあの天災が現れる!?


天藤は今、廃墟に身を隠していた。

何故、廃墟に身を隠しているのかというと...

天藤は絶賛追われている身なのだ

何故なら天藤はこの前、女性権利団体の施設を1つ襲撃し

1人で施設の女達を皆殺しにしたからだ

これにはさすがに女性権利団体も黙っているはずもなく

天藤は追われていた。

 

 

今、天藤は計画を立てていた

何の計画かというと、もちろん世界を壊す計画だった

だが既にこの世界は壊れていた

IS<インフィニットストラトス>のせいで...

ISを造ったのがこの世を女尊男卑の世界にした元凶...

”篠ノ之束”だ。もちろん彼女も全世界から絶賛追われていた

何故、追われているかというと彼女だけがISのコアを造れるからだ

そんな彼女は未だに全世界を相手に逃げ回っている.....

 

 

天藤はこれからの行動などを計画していた

この廃棄に天藤がいるのが見つかるのも時間の問題だった

そのため、すぐに計画を立てなければいけなかった

そのため天藤は計画を立てるのに必死になっていた...その時

 

 

ガタッ

 

 

突然の物音が廃墟の中に響いた

この廃墟には天藤以外誰もいるはずがないため

物音がするのは不自然だった

そのため天藤はすぐに警戒心を強め

物音のした廃墟の入り口を睨んだ

 

「.......誰だ..そこにいるのは」ギロッ

 

 

と、ドスの効いた低めの声で入り口を睨んだまま

入り口の辺りにいるであろう者に声をかけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~???side ~

 

 

廃墟の外には頭にウサミミをつけ

ドレスを着た独特なファッションをしている女が1人立っていた

 

 

「ここかぁ~。”二人目の男性操縦者”がいるのはぁ」

 

 

二人目の男性操縦者がいると思われる廃墟の前に立っているのは

今、全世界から絶賛追われている身の”篠ノ之束”だった

何故、篠ノ之束がここにいるのかというと

二人目の男性操縦者が”謎のIS”で女性権利団体の施設を襲撃している

一部始終を見ており単に興味を持ったためここにきたのだ

 

そして、何故二人目の男性操縦者になっているのかというと

もちろん、正体不明の謎のISを纏った男性が女性権利団体の施設を襲撃したからだ

世間では二人目の男性操縦者としても扱っており

女性権利団体の施設を襲った犯罪者としても扱われている

そんな二人目の男性操縦者に興味を持った束は早速

少し開いた、廃墟の扉の隙間から廃墟の中の様子を覗いた

 

 

「(おぉ~。いたいたぁ♪あれが二人目の男性操縦者かぁ~)」

 

 

そこには二人目の男性操縦者、天藤守がいた

天藤守は何かを考えていた

 

 

「(んん?何かを考えているねぇ。もしかして”計画を立てている”のかな?)」

 

 

やはりISを開発した頭は伊達ではなく天藤の考えている事はお見通しだった

だが、何の計画を立てているのかは束にはどうしても分からなかった...

 

 

ガタッ

 

 

「(し、しまった!?)」

 

 

束は足を扉に当ててしまい物音を立ててしまった

この物音に流石の天藤も気づき

 

 

「........誰だ..そこにいるのは?」ギロッ

 

 

ドスの効いた低めの声で殺気を込めた目で入り口にいる束を睨んできた

 

 

ビクッ「(...な、何あの殺気!?)」

 

 

今までに感じたこともない天藤の殺気に

初めて束は恐怖を知った...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~天藤side ~

 

 

未だに姿を表さない者に天藤は更に警戒心を強める

 

 

「....さっさと出てこい..出てこなければ....殺すッ」ギロッ

 

 

天藤は入り口にいる者に脅しをかけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラッ

 

 

「もすもすひねもすぅ~。ハァーイ、皆のアイドル、篠ノ之束だよぉ♪」

 

 

そう挨拶しながら入ってきたのは

ISを開発し、この世界を女尊男卑にして

全世界から追われている身で天災の篠ノ之束だった...

だが篠ノ之束の体は若干、震えていた

 

「.........」

 

 

篠ノ之束の登場に流石の天藤も驚きを隠せず

黙りこんでしまった...

 

 

「それじゃあ、行くよ~”まーくん”♪」

 

 

そんな未だに驚いている天藤を放っておいて

束は強引に天藤の手を引っ張り廃棄を出て

束が開発したにんじんロケットに天藤を強引に乗せ、

束と天藤が乗ったにんじんロケットは空へと飛んでいった....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




初の原作キャラを絡めてみました

次回から原作開始します!


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IS学園入学

どうもリバイブホールです♪

とうとう天藤がIS学園に入学!?


女女女女女女女女女女女女女女女....

 

見渡す限り女しかいないIS学園...

 

 

何故、天藤はここにいるのかというと束が無理やりIS学園に入学させたからだ

束は「IS学園なら追われずにすむから安心して!後の事は、この束さんにお任せ♪」

と言われ強引に天藤は ほぼ女しかいない学園に放り込まれた...

 

 

 

 

 

 

 

~教室では~

 

一人目の男性操縦者はこの状況に未だに慣れておらず

下を向き縮こまっていた

 

二人目の男性操縦者はこんな状況を無視し、運動場側の席なので窓から

外に広がる青空をボーッと見つめていた

 

ガラガラ

 

「皆さーん、揃いましたね?それじゃあHR始めますよー」

 

 

教室の扉が開き1人の女性が入ってきた

緑色の髪をした先生らしき人だった

 

 

「私は副担任の山田真耶です。これから一年よろしくお願いしますね」

 

「「「「「...........」」」」」

 

 

先生は自己紹介をしたが皆の反応はまったくの無反応だった

この反応に先生はうろたえていた

 

 

「で、では次に自己紹介をお願いします。えっと、とりあえず出席番号順で」

 

 

うろたえていた先生だが何とか場の空気を変えようと話しを進め

クラスの自己紹介を始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして自己紹介は順調に進み、とうとう1人目の男性操縦者の番になった

 

 

「.りむ...お...ら.ん...織斑君!」

 

「はっ、はい!?」

 

 

1人目の男性操縦者である織斑一夏は何か考え事をしていたせいか

反応が遅れてしまい慌てて返事をしたためその声に驚いてしまう先生

 

 

「ご、ごめんね!!今、自己紹介をしていて、「あ」から始まって、今「お」の人

 だから自己紹介してほしいんだけど...」

 

 

「わ、分かりました!!します!しますから...」

 

 

「ホントですね!?約束です!約束ですよ!?」

 

そして織斑は自分の席から立ち上がり自己紹介を始めた

 

「お、織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

「「「「「..........」」」」」ジーーーッ

 

 

織斑に周りの女子は期待の篭った視線をジーーーッと織斑に向けた

 

 

「....以上です!」

 

 

織斑は周りの女子の期待の視線を裏切り自己紹介を

名前だけで終わらせてしまった

 

ドンガラガッシャーーン

 

織斑のまさかの一言で生徒達は一斉に転げた

 

 

「えっ?なんで?「バンッ!」あだっ!?」

 

「もっとまともな挨拶はできんのか?バカもの」

 

 

織斑の頭を突然、出席簿が襲った

 

 

「いてて......げっ!?千冬姉!?」

 

バンッ!

 

「あだっ!?」

 

「学校では織斑先生だ。バカもの」

 

 

千冬はもう一度、織斑の頭に出席簿を降り下ろした

そして千冬は黒板の前に立った

 

 

「諸君、私が織斑千冬だ。君達全員を1年で使い物になる操縦者に育てるのが

 私の仕事だ。私の謂うことをよく聞き、そして理解しろ。できない者は

 できるまで指導してやる。返事はYESかはいだ。納得できなくてもYESかはいだ。」

 

 

堂々と言い切る千冬の姿と

千冬の話に周りの女子生徒達は

 

 

「「「「「きゃぁあああああああああ♪」」」」」

 

「本物!本物の千冬様よ!!」

 

「私、お姉さまに憧れて、この学園に入学しました!青森から!」

 

「私は沖縄から来ました!!」

 

「私、お姉さまのためなら死ねます!!」

 

 

千冬の言葉で歓喜し盛り上がった女子生徒達は黄色い声援をあげた

 

 

「.....まったく、よく毎年毎年これだけの馬鹿者が集まるものだ。それとも何か?

 私のクラスにだけ集中させているのか?」

 

 

「きゃぁああああ♪千冬様、もっと叱って!罵って!」

 

「でも、たまには優しくして!!」

 

「でも、つけあがらないように躾して!!」

 

 

千冬のたった1つの発言で危険な発言をしヒートアップしていく女子生徒達

その勢いは止まることを知らずエスカレートしていく...

 

しかし

 

「静かに!!」

 

 

シーーン

 

 

千冬の一言で先程まで危険な発言をしていた女子生徒達が

嘘の様に静かになった

 

 

「君達には、これからISの基礎知識を半年で覚えてもらう。

 その後実習だが、基本動作は半月で体に染み込ませろ。いいな?

 良いなら返事しろ、良くなくても返事しろ」

 

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

 

「それにしても、少しはまともな紹介ができんのか?貴様は?」

 

「いや千冬姉、俺は「バンッ」あでっ!?」

 

「織斑先生だ。馬鹿者」

 

 

まったく学習をしない織斑にもう一度、千冬は出席簿で

織斑の頭を叩いた

 

 

「ねぇ、織斑くんって、千冬様の弟?」

 

「苗字も一緒だしね」

 

 

「はぁ......とりあえず席につけ織斑」

 

「....はい」 

 

 

千冬は呆れながら織斑に席に座るよう指示し織斑を座らせた

 

 

「もう授業が始まる時間だ。天藤、お前だけでも自己紹介をしろ」

 

 

千冬は運動場側の席にいる天藤に自己紹介をするよう指示した

 

 

「(チッ....面倒くさいなぁ)」

 

と内心思った天藤だが素直に席を立ち自己紹介を始めた

 

「分かりました。僕は天藤守です。趣味は読書です。料理なんかも一応できます。

 これからよろしくお願いします♪あっ!後、僕には彼女がいます」

 

 

「「「「「きゃ...」」」」」

 

「ん?」

 

「「「「「きゃぁああああああああ♪♪」」」」」

 

「イケメンよ!イケメン!!」

 

「しかも優しい系のイケメンよ!!」

 

「これは織斑×天藤の予感....ぐふふ」 

 

「でも、彼女さんがいるのか....」

 

「...それなら諦めるしかないか」

 

 

天藤の自己紹介に周りの女子は黄色い声援をあげヒートアップしていたが

彼女がいるということを女子達は思い出し一気にヒートダウンした

 

 

「それでは授業を始める。山田先生、頼みます」

 

「は、はい!それでは授業を始めます」

 

 

千冬に頼まれた真耶は授業を始めた....

 

 

 

 

 

 

 




んー、なんか天藤の出番が少なかった気が....


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