やはり一度死んだ俺とポンコツ魔王の青春ラブコメはまちがっている。 (Seli)
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プロローグ

突然陽乃SSを書きたくなったんじゃあー!
ということでオリ主×陽乃ものです。

次の話数からヒロインが出てきますので、すみませんがご了承ください。


〈??? Side〉

 

 

 

俺が目を覚ますと、目の前にはむさくるしく長い髭を生やした老人がいた。

 

 

なんだ、このじいさん?

 

 

「おお、ようやく目がさめたか!」

 

 

じいさんが俺に話しかけてきた。

 

 

 

「いや~ あれだけ呼び掛けても目が覚めなかったから流石に焦ったわい。」

 

 

 

「急になんだよ、爺さん。ってかここはどこだ? 俺は確か普通に仕事をしてたはずなんだが....」

 

 

 

「ここは神界で、お主はこちら側の手違いで死んでしまい、お主の魂をここに呼んだのじゃ!」

 

 

 

いま何て言った、このじいさん?

俺が死んだ? マジで?

 

 

 

「嘘だろ?」

 

 

 

「残念ながら嘘では無い。お主は死んだのじゃ...」

 

 

「マジかよ....死因はなんだったんだ?」

 

 

「過労死じゃ...」

 

 

「.......そうか。まあ、あんなブラックな会社にいたらそうなるか....,

仕事を終え、俺がいるのアニメを見てストレスとかは貯めないようにしていたんだけどな。

ん? 待てよ。じいさん、確か手違いで死んだと言っていたよな?」

 

 

「そうじゃ。お主は本来死ぬ運命じゃなかったが、ワシがお茶をこぼしてお主の命のロウソクの火を消してしもうてのぉ。すまんかった!」

 

 

「ふーんって、はぁぁぁぁぁぁぁぁ!? ふざけんなよ! 」

 

 

俺はじいさんの服をつかみながらいった。

 

 

「俺の人生を返してくれよぉぉぉぉぉ!

俺の癒しのはるのんタイムを返してくれよぉぉぉぉぉぉ!」

 

 

「こら、落ちつくのじゃ! ワシらの手違いで死なせてしまったから、お主を転生させてやろうとしておったのじゃ!」

 

 

ん、転生?

 

 

「それは、本当か?!」

 

 

「ああ、本当じゃ。お主の希望する世界に転生させてやろう。特典もつけてやるぞ! 何がいいのじゃ?」

 

 

「特典はいらん! 俺の願いは1つだけだ! 『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』の世界に転生させてくれ! はるのんに会いたいんだ!」

 

 

「お、おう。勢いがすごいの。分かったのじゃ。それじゃあ、転生させるぞ! もう一度の人生しっかり生きよ青年!」

 

 

俺の周りを光が包み、どこかに飛ばされる感覚がして、再び目を開けると、俺は赤ん坊の状態でベッドで寝ていた。

 

 

いやいや、嘘だろ?

俺赤ん坊になってるし、声を出そうにも

「おぎゃー! おぎゃー!」

しか出ないし,,,,

 

そこへ母親と父親らしき人物が来た。

父親にはアホ毛があった。

この人めちゃくちゃ八幡に似てるな....

ってことは、まさか...

 

「和樹~ どうしたんだ?

母さん? さっきオムツは変えたしご飯もあげたよな?」

 

「ええ、あなた。怖い夢でも見たのかもしれないわね。ほーら、よしよし。」

 

 

俺は母親に抱かれ、辺りを見回していると八幡の家の内装と全く同じであった。

 

ここは比企谷家じゃないか!

転生するとは言っても赤ん坊からとか予想外だぞ!?

 

ぼやいても仕方がないか....

はるのんと出会う為には頑張るしか無いんだ!

俺は決心し、これが転生した俺『比企谷和樹』の物語の始まりであった。

 

 

そして、転生してから10年の月日がたつのだった。



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小学生編
1話


今回からメインヒロインが出てきます!

この小説は
オリ主×陽乃
八幡×いろは
ものです!

頑張って書いていきますのでよろしくお願いいたします!


〈和樹 Side〉

 

 

俺がこの世界に転生してきてから10年の月日がたっていた。

この世界は『俺がいる』の世界で間違い無いんだが、俺というイレギュラーが入ったおかげで改変されてしまった箇所がある。

 

 

まず一つ目だが、比企谷家内の関係だ。

家族構成は、父、母、俺、八幡(弟)、小町(妹)で、原作に俺が加わった状態なだけなんだが、家族仲がおかしいことになってしまった....

原作では小町だけを溺愛してたはずなんだが、この世界では、俺と八幡も小町と同じように溺愛されている。お陰で家族はみんな仲良しだし、両親と俺の影響で、今の所は八幡の目が腐らず純粋な子に育ってしまったのだ....

 

 

続いて2つ目なのだが、我が比企谷家と一色家の仲が良く、俺達兄妹と一色いろはが何と幼なじみの関係なのである。

これには流石におどろいた....

しかも、八幡のことが大好きというね。いろはすまで妹になるとか俺を殺しにきてるだろ!

いろはと小町は正義なんだ! もちろん、八幡もな!

 

 

おっと、暴走してたみたいだ。

まあ以上の2つが大きく変わったことだな。これからの生活で、原作と変わったことが起こるかもしれないから注意しておかないとな。

 

 

俺は考えるのをやめ、御使いに集中することにした。

 

そして、御使いを終えて家に帰っていると、前の方を俺と同じぐらいの歳の女の子が、パンさんのぬいぐるみを抱え鼻唄を歌いながら歩いていた。

 

 

「~~~~~♪」

 

 

パンさんとは、東京ディスティニーランドのパンダのマスコットキャラクターのことだ。

 

その女の子は凄くご機嫌みたいだ。

俺は微笑ましくその姿を見てると、

女の子が何かにつまづき、すごい勢いでこけて床に顔面からダイブした。

 

......は?

今すごい勢いでいったぞ....

あの子大丈夫なのか?

 

 

その子はムクッと起き上がり、

 

「.............ヒグッ、痛いよ~ うぇぇぇぇぇん!」

 

大声で泣き始めた。

 

 

俺はその子が心配になり、急いで声をかけた。

 

 

「おい、大丈夫か?」

 

 

俺は、その子の様子を確認してみるとどうやら膝を擦りむいてるみたいだな。

ってかこの子スカートだから、手当てする時に周の人や俺から見えないようにしておかないと。

顔の方は... 良かった。パンさんのぬいぐるみがクッションになったみたいで、傷は無いな。

膝の手当てして、泣き止ませないとな。

 

 

「うぇぇぇぇぇん! 痛いよ~」

 

 

確か買っていた物の中に、消毒液と水と絆創膏があったはず。

 

 

なんとまあ、ベストなタイミングだな。

 

 

俺はその子の頭を撫でながら

 

 

「今から手当てしてやるからな。それとこのタオルかけておけ。女の子なんだから。」

 

 

「ぐすっ.....うん。」

 

 

よし、これで膝を見ても大丈夫だな。

 

 

「それじゃあ、手当てするぞ。ちょっと染みるかもしれないが我慢してくれよな。」

 

 

「うん.....。 痛いよ~」

 

 

俺は水で傷口を洗い流し、消毒液をかけ絆創膏をはった。

 

 

 

「よし。これで大丈夫だな。終わったぞ。

まだ痛むか?」

 

 

 

 

「ありがとう.....うん、痛い。」

 

 

 

「立って歩くことは出来そうか?」

 

 

「ううん、出来そうにない....」

 

 

「そうか.... どうするかな。

こういう時は、父ちゃん、母ちゃんに相談するのが1番だな。俺の家に行ってそこから、お前の親に連絡してもらおう。」

 

 

「お前じゃない! 私の名前は『雪ノ下陽乃』って名前があるの! ちゃんと名前で呼んでよ!

それと、貴方の名前は?」

 

 

....今何ていったこの子?

雪ノ下陽乃!?

嘘だろ?

 

 

俺は改めてその女の子の顔を確認すると、確かに幼い雪ノ下陽乃だった。

 

......マジかよ。

 

 

これが俺と雪ノ下陽乃の出会いだった。

 

 



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2話

書いていたら、はるのんのキャラ崩壊が激しくなってしまったΣ(-∀-;)



〈陽乃 Side〉

 

 

私は、妹の雪乃ちゃんにお願いされたパンさんのぬいぐるみを買いに来て、目的の物をゲットして鼻歌を歌いながら家に向かって歩いていた。

 

帰る途中に、私は何かにつまずき盛大にこけた。

 

最初は何が起こったか分からなかったが、膝に痛みを感じ、耐えきれず私は泣いてしまった。

 

 

すると私と歳が同じぐらいの男の子が声をかけてきて、私の膝を手当てしてくれた。

 

この子はどうして見ず知らずの私の為に手当てしてくれたのかな?

 

私は手当てしてくれた子に興味を持ち、お前と呼ばれたことに腹がたち自己紹介をして彼の名前を聞くのだった。

 

 

〈陽乃 Side out〉

 

 

 

 

 

〈和樹 Side〉

 

 

 

「お前じゃない! 私の名前は『雪ノ下陽乃』って名前があるの! ちゃんと名前で呼んでよ!

貴方の名前は?」

 

俺は驚きで固まっていると、無視されていると思ったのか、目の前の少女がまた泣きそうになっていた。

 

何なの、このはるのん?

可愛すぎなんですが....

これが将来はあんな魔王になるんですよ!

こんなの絶対おかしいよ!

って泣かすのは不味いな。

 

 

「俺は『比企谷 和樹』だ。よろしくな、雪ノ下。」

 

 

と言うと、雪ノ下は不満があるのか頬っぺたを膨らましていた。

 

 

「むー。」

 

 

怒ってるのか? ってか可愛いだけだぞ、その顔は....

 

 

「どうしたんだ?」

 

 

俺は雪ノ下に尋ねると

 

 

「陽乃! 陽乃って呼んで! ちゃん付けもダメだからね! 私も和樹くんって呼ぶから!」

 

と頬を脹らましながら言ってきた。

 

 

こふっ!

俺を完全に殺してきているじゃないか、この子は。

 

 

「分かったよ。よろしくな、陽乃。」

 

 

「うん! よろしくね、和樹くん!」

 

 

陽乃は笑顔になりながら言った。

 

 

俺もつられて笑顔になり、陽乃の近くで屈んで

背を向けながら

 

 

「ほら、歩けないんだろ? 俺ん家この近くだから、そこまでおぶっていくよ。それで、母さんに頼んで陽乃の親に連絡してもらって迎えに来てもらうようにしよう。それで良いか?」

 

 

「......頼っても良いの?」

 

 

陽乃は不安そうに尋ねてきた。

 

 

「良いんだよ。困った時は遠慮なく人に頼るもんだぞ。それに俺に対して遠慮なんかするな。

ほら、行くぞ。」

 

 

「....うん! ありがとう、和樹くん!」

 

 

陽乃は満面の笑顔になり、俺の背中に乗った。

 

 

俺は、陽乃が落ちないようにしっかり抱え、自分の荷物と陽乃の荷物を持ち、家に向かっていくのだった。

 

 

家に向かう間に、陽乃とお互いのことを話しているとあっという間に家に着き、鍵を開けて家の中に入るのだった。

 

 

この時、後に俺と陽乃の人生を左右する出来事が起こるとは思ってもいなかった....。



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3話

〈和樹 Side〉

 

 

 

「ただいま~!」

 

玄関の鍵を開けて、中に入り声をかけるとぱたぱたと4組の足音が聞こえた。

 

 

「おかえりなさい、和樹! ちょっと遅かったから心配したの......よ?」

 

 

「和樹お兄ちゃん! お帰りなさい! その人だあれ?」

 

 

「和兄お帰り! ってどちら様?」

 

 

「和くん、お帰り~! あー! 和くんが可愛い女の子連れて来てる!」

 

 

 

 

母さん→小町→八幡→いろはの順番で話かけて来たのだが、みんな一気に来るなよ。

陽乃が驚いて固まってるじゃないか。

 

 

「和樹が、女の子連れてきた...だと!?

お父さんに連絡して、赤飯炊かないと!

でもお母さん悲しいわ.... もう親離れするなんて。」

 

 

母さんは暴走し涙目になっていた。

おい、この母は何を勘違いしてやがるんだ?

ちょっとお話が必要かな?

 

 

「母さん? ちょ~っと落ちつこうか?」

 

 

俺は笑顔で母さんに言った。

すると、母さんは先ほどの慌てぶりが嘘のように落ち着き

 

「........はい。」

 

 

「よし。実はこの子転けて怪我してから、軽く手当てしたんだけど痛みで歩けないって言ってたから、家までおぶって来たんだよ。悪いんだけど、母さんに陽乃の親に電話かけてもらえるか? 陽乃、悪いんだけど家の電話番号を母さんに教えてやってあげてくれ。」

 

「そうなの? それは大変! 早く、リビングのソファーに座らせてあげなさい、和樹!

ほら、八幡達もこっちにきなさい。」

 

 

「はーい!」

 

八幡、小町、いろはの三人は母さんの言葉に従いリビングへ向かっていった。

 

 

何なのあの天使たち。

可愛すぎるだろ。

 

俺は陽乃を下ろし、靴を脱がせ再びおぶりリビングへと向かいソファーに下ろし、他の荷物をテーブルに置いた。

 

 

「大丈夫か、陽乃?」

 

 

「うん、大丈夫だよ。えっと、初めまして!

雪ノ下陽乃です。よろしくお願いします。」

 

 

 

陽乃は、俺と話していた時とは違う感じで母さんたちに挨拶していた。

この歳で仮面を付けてんのか....

 

比企谷 咲良(ひきがや さら)よ。よろしくね、陽乃ちゃん!」

 

 

「.......? 比企谷 八幡です。よろしくお願いします。」

 

「よろしく、お姉ちゃん! 私は比企谷小町です!」

 

 

「一色いろはです。よろしくお願いします。」

 

小町といろはは陽乃の挨拶にすぐに返していた。

母さんと八幡は、陽乃の仮面に気づいてどう対処するか迷っている感じか....

 

やれやれ、仕方ないな。

 

「おーい、カマクラ~?」

 

俺は我が家のペットである、ネコのカマクラを呼んだ。

 

するとペタペタという足音が俺に近づいてきて、

 

 

「にゃ~?」

 

という声が足元から聞こえてきた。

俺はカマクラを抱きかかえ、陽乃の顔に近づけて

 

「ただいま、カマクラ! さっそく一仕事だぞ。ネコパンチだ!」

 

 

と言うと、陽乃の顔をカマクラが肉球でふにふにし始めた。

 

 

「きゃっ! くすぐったいよ、ネコさん! それに急に何するの、和樹くん!?」

 

陽乃は仮面をつけてない顔で俺にそう言った。

 

「仮面を付けてないその顔で、母さん達にも接しろよ。俺も母さんも八幡も気づいたぞ。それに仮面つけていない顔の方が可愛いし、俺は好きだぞ。」

 

 

すると陽乃の驚いていた顔が赤く染まり

 

「........そっか。

先ほどはすみませんでした!

雪ノ下陽乃です! よろしくお願いします!」

 

仮面を着けていない満面の笑顔で言うのだった。

 

 

〈和樹 Side out〉



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4話

〈陽乃 Side〉

 

私は内心驚いていた。

先程あったばかりの男の子に、私の偽物の笑顔でなく、本物の顔を見せて接しろと言われたのだ。

私は雪ノ下家の長女なので、物心着いた時にはお母さんの教育でたくさんの習い事をさせられていた。

そしていつの間にか、仮面を着けた笑顔をするようになっていた。

 

でも、彼にだけは純粋な笑顔で接することが出来ていた。

どうしてなんだろう?

 

 

それに彼に可愛いと言われ私はドキドキしていた。

急に何なのよ、もう!

面と向かって、そんなこと言われた初めてだよ。

ビックリさせないでよ、もう!

 

 

彼は私の周りにはいなかったタイプの人だった。

 

 

うん! これから彼とたくさん話をして仲良くなろう。彼のことを知ろう! そして、私のことも知ってもらうんだ!

 

そう決心し、本物の笑顔で彼に話かけるのだった。

 

 

〈陽乃 Side out〉

 

 

 

〈和樹 Side〉

 

先程陽乃が母さんに、親の電話番号を伝えた。そして、連絡を行い30分後に家に来ることになったみたいだ。

俺は母さんの手伝いをしようとしていたのだが

 

 

 

 

「和樹は陽乃ちゃんの相手してあげなさい♪」

 

 

 

 

と言われ、陽乃の相手をしているところだ。

 

 

 

 

「ねぇねぇ、和樹くん!」

 

 

 

「どうした?」

 

 

 

「和樹くんって何歳なの?」

 

 

 

「10歳で小学四年生だ。陽乃は?」

 

 

 

「私も10歳だよ! 同じ歳なんだね!

和樹くんは、どこの小学校なの?」

 

 

 

 

「俺は○○小学校だ。」

 

 

 

「そうなんだ.... 私は△△小学校だよ。」

 

 

陽乃は俺と学校が違うことにショックを受けているような感じだった。

 

 

 

「学校が違っても、お互いに会おうと思えば会えるだろう。陽乃さえ良ければ、また家に遊びに来い。八幡、小町、いろはも喜ぶ。」

 

 

 

「.....また来ていいの?」

 

 

不安そうにしている陽乃の頭に手を置き、八幡達にしてやるように頭を撫でた。

 

 

「当たり前だろ。それに俺達はもう友達だろう? だから遠慮なんてするなよ。」

 

 

「うん! ありがとう、和樹くん!」

 

 

陽乃は満面の笑顔で言った。

 

 

 

このピュアのんかわいすぎるでしょ....

お兄さんのライフはゼロよ。

この子を絶対に魔王になんてさせないぞ!

天使になってもらうんだ!

 

 

おっと、テンションが少しおかしくなっていたみたいだ。

 

 

 

「そう言えば、陽乃は何人兄弟なんだ?」

 

 

「私の1つ下に、雪乃ちゃんて言う妹が1人いるんだ! いっつも私の後ろに付いてきてすごく可愛いんだよ! 」

 

 

「そうなのか。でも今日は陽乃1人で歩いていたよな?」

 

 

「雪乃ちゃんへのプレゼント買いに来てたんだ! 私が転けてダメにしちゃったけど....」

 

 

「あのぬいぐるみのお陰で、陽乃の綺麗な顔に傷がつかなかったんだから、パンさんに感謝しようぜ。それにあれぐらいなら治せるから、補修して今度渡すよ。」

 

 

「う、うん。ありがとう!」

 

 

陽乃と話していると、『ピンポーン』とインターホンが鳴り、母さんが応対し、母さんと共に和服を来た綺麗な女性が部屋に入ってくるのだった。

 

 

 



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