ソビエト連邦召喚 (イブ_ib)
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もしも80年代のソビエト連邦がグラメウス大陸と入れ替わる形で転移したら
中央暦1639年 1月中旬
グラメウス大陸と入れ替わる形で転移したソビエト連邦は、最初にトーパ王国に接触するが、もともと魔獣が闊歩する地であった為、当初は話を聞くどころか、弓を向けられる始末であった、しかしなんとか徐々に理解を得ることができ、友好関係を結べそうな時、パーパルディアに行った外交官が、パーパルディア外交官の態度に苦言を申したら、
「文明圏外の国の癖に生意気な、いや、文明圏外では無かったな、失礼した
魔獣さん」
明らかに馬鹿にしたその態度にブレジネフ激おこ、フィルアデス全土の民を帝国主義者から解放するという名目で、侵攻を開始する。
MiGによるミサイル攻撃により、トーパ王国の世界の門が砕け散る、そこからT-72が雪崩れ込む、瞬く間にトーパ王国
王都ベルンゲンはソ連によって[解放]された。
ソ連軍は通り道の如く、道行く国々を[解放]し、遂にはパーパルディア皇国皇都エストシラントが爆撃とミサイルの飽和攻撃によって文字通り焦土と化し、[解放]される。
その後、ロデニウス大陸も[解放]した。
◇◆◇
中央暦1642年4月22日
先進11ヵ国会議開催。グラ・バルカス帝国が全世界に宣戦布告し、グレードアトラスターをはじめとするグラ・バルカス帝国軍がカルトアルパスを襲撃する・・・も、ソ連はキーロフ級を始めとした、ミサイル巡洋艦を5隻ほど従えてやって来ていた為、GAはミサイル巡洋艦の総攻撃により轟沈し、これに搭乗していたシエリアも死亡した。
更にソ連は追撃を開始、対空ミサイルで航空隊を殲滅し、対艦ミサイルでグ帝艦隊を壊滅に追いやった。
その後、ソ連はグラ・バルカス帝国に宣戦布告をすると同時に、人工衛星で得た地図を基に、都市と思しき場所に向けて核ミサイルを撃ち込んだのだ、首都ラグナは忽ち核の炎に飲み込まれ、 帝王グラ・ルークス、及び第一皇太子グラ・カバルは蒸発した。
そして、レイフォルをグ帝の占領軍から解放し、補給を断つと、グラ・バルカス軍部は無条件降伏をしてきたのでそれを受理、グ帝はソ連の占領下に置かれた。
ムーや神聖ミリシアル帝国はソ連の共産主義の思想に警戒していたが、遂にムーが裏からのソ連の支援により共産革命が起き、ムー人民共和国となってしまう。
神聖ミリシアルは遂に暴走するソ連に向かって兵を進める事を決定したが、すぐに核ミサイルを撃ち込まれ、降伏した。
遂に全世界共産主義化に成功、ソビエト社会主義共和国連邦に栄光あれ!
・・・とはそうは問屋が卸さない
◇◆◇◆◇◆
ラヴァーナル帝国復活
ソ連が世界を制してから10年後、この星のとある場所にラヴァーナル帝国が復活し、世界の再支配を掲げソ連に攻撃を仕掛けてきた、コア魔法による攻撃で各都市は灰になるも、ソ連も負けじと核ミサイルをラヴァーナル帝国に撃ち込む、
ラヴァーナル帝国はミサイル迎撃システムを開発していたが、ソ連は10年間の間に3000発もの核ミサイルを増産しており、核汚染も御構い無しの勢いで撃ち込んでいく、そしてソ連の恐ろしい人海戦術で海だろうと陸だろうと御構い無しで
敵にガレー船で、戦列艦で、ミサイル巡洋艦で、馬で、戦車で、徒歩で突っ込んで行く、正に数の暴力といった塩梅で
ラヴァーナル帝国の国力を削り取る、
そして追いの核ミサイルを発射、首都は焼けラヴァーナル帝国は降伏した、ソ連はラヴァーナル帝国の宇宙技術を接収し、遂にはソビエト連邦宇宙軍なる物を設立してしまう。
ソビエト軍の次の進撃は月か、銀河か、果てなき宇宙を目指し進む・・・
終わり
自由な共和国の揺ぎ無い同盟を
偉大なルーシは永遠に結びつけた
人民の意思によって建設された
団結した強力なソビエト同盟万歳!
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