コネクターパス~とある転生者、憑依者たちの呟き~ (ルーニー)
しおりを挟む

愚痴吐きグループ

細かい設定はあると面倒くさくなるのであまり設定しない感じです。


・海の魔導師【ミッドチルダ】

うちブラックすぎて過労死しそう。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

分かる。うちも仕事大量に投げてきてキレそう。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

職持ちは大変だな。

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

あれ?槍兵さん職に就いてないんでしたっけ?

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

いや。客将やってる。別に上に上がろうと思わないから就職蹴ってこのままにしてる。客将しかやらない腹いせに仕事振られるけど客将を理由に最低限しかやってないわし勝ち組。

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

うわぁ……。ダメな大人……。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

いいか卵。俺は名前の通り今三国志の時代にいるんだ。しかも上が腐ってて上がってもいいことないのは明白だから行ってないだけだからな。そんな中真面目にやるなんてクソ食らえだと思わないか?

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

お前前に今の立ち位置楽だからしがみついてるって言ってなかったか?

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

……てへっ☆

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

黒焦げにしてやろうかテメェ!?

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

くたばれクソニート!

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

んん~社畜の鳴き声で酒が進むぅ~。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

テメェ暇ならこっちきて手伝えやゴルァ!

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

んん~。負け犬の遠吠えのなんて耳障りのいいこと。今以上に暇ならいってやることもやぶさかではないがな。まぁ無いだろうがな!一番楽だし!

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

錆びた武器で怪我させられて苦しめ!

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

ていうか、他の世界に滞在とかできるんですか?

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

まぁあまり好ましくはないかなぁって感じだが、できなくはない。

ただそれには界越能力がないとできないからな。一時界越能力が出たやつが引っ張りだこになったことがあったんだよ。それで忙しくなりすぎてついにぶちギレたってこともあって控えてるんだよ。

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

えっと、界越能力って世界間を移動できる能力のことでよかったんでしたっけ?確かに行き来はできることは知ってますけど、長期間滞在できることとか細かいことは知らないんですよ。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

そうそう。あれ?お前最近ここに来たんだったっけ?

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

まだ3年ですね。ここに来れるようになったのも個性が、いや超能力の方がいいか。超能力が使えるようになったあとでしたからね。まさか中学でやっと出るとは思わなかった……。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

ふぅん?まぁ、珍しいタイプだな。大抵が転生、ないしは憑依して少し経ってからできるようになるのにな。

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

まぁそこら辺の細かい事情は置いといてだ。しかし、界越って言葉自体あまり出なくなってるもんな。大体できるやつは限られてるし、そいつに世界飛ばしてくれって言うだけになったしな。

てか誰だったっけキレたやつ。チーターだっけ?

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

いや、違ったはず。誰だったっけ?

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

確か箱庭だったはずだ。大妖怪さんは本人がかなり疲れるからと宴会以外では緊急時を除いて使わないと明言してたしな。あとは、大統領は死ぬ可能性があるからあまり使わない方がいいってなったんだったか。

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

あぁ。箱庭さんのことだったんですね。それは聞いたことあります。

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

そうだそうだ思い出してきた。移動するのに中継しないといけないんだったか。そんであまりにも中継し過ぎて仲間からも文句言われてて爆発したんだったっけ。たまに大妖怪さんが笑いながら話してたっけか。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

気持ちは死ぬほどわかる。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

社畜の共感に草生えそう。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

槍兵テメェ覚えとけよ!?

 

 

 

・なりなくなかった魔術師【アーカム】

死ぬ……マジで死ぬ……助けて……。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

うお。魔術師さんじゃないですか。急だからビックリした。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

おい、また魔術師さんが死にかけてるぞ。確かこれで13回目ぐらいだろ?どんだけ死にかけるんだこの人。

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

嘘偽りなく本当に死にそうな状況なんだろうけど、こうも多いとなんか冷静になりますよね。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

大体死ぬ死ぬ言ってて助かってるもんなこの人。悪運強いというかダイハードというか。

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

おいここに暇な界越者はいないのか?このままだとまた峠までいくことになるぞ。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

ここにいる界越者は……箱庭と、チーターと、大妖怪さんと、大統領と、あと誰がいるっけ?

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

あれ。魔導師って界越者じゃないんだっけ?

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

俺んところは別世界に越えるするわけじゃない。どっちかってと別の国にいくような感じだ。だから地球に行ったとしてもそれは別の地球。

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

世界越えられる人ってここでも稀ですもんね。普通に会話してるからそんな実感ないですけど。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

てかんなこと言ってる場合じゃねぇな。魔術師さんまだ大丈夫か?

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

あれ?

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

魔術師さん?

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

おい反応ねぇぞ。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

おいまて洒落にならんパターンきたぞ!?いつものことだと思ってのんびりしてる場合じゃなかったぞおい!?

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

チーターいた!今向かってもらってる!

 

 

 

・半人半魔のチーターマン【冥界】

回収できた!やべぇぞ気持ち悪い気配張り付いてるわ意識失ってるわ至るところから血ぃ流れてるわこれかなり重体だぞ!医者呼べ医者ぁ!

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

医者呼べったってここに医者とかいたか!?

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

医者じゃなくても魔法でも道具でもいいから使えるやつ見つけてこい!

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

使えるやつ誰がいた!?

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

んなこと急に言われたってパッと思い出せねぇよ!?

 

 

 

・半人半魔のチーターマン【冥界】

なんでもいいから応急処置できるやつ呼べ!

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

呪いさんよびました!

 

 

 

・呪いを解く旅をする人【トロデーン城】

え?何?急いでこいって言われて来たけど急すぎてログ読む暇もないんだけど?なんで急患で俺が呼ばれたの?

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

そうだお前回復魔法使えるんだったか!完治しなくていいから延命処置だけしろ!

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

呪い!事情は後で言うからチーターのとこにいけ!

 

 

 

・半人半魔のチーターマン【冥界】

目の前に輪っかでてくるからその中入って!割りと本気で死にかけてるから!

 

 

 

・呪いを解く旅をする人【トロデーン城】

え?あ、これ?あ、うん。わかった。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

今のうちに医者探せ!

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

えと、治療できる人……ダメだこっちの人を思い付いちゃってここの人で治療できる人かわからない!

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

とにかく早く他のグループで治療できるやつを探せ!

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

女部屋はどうすんだよ!?

 

 

 

・半人半魔のチーターマン【冥界】

んなもん他のグループから言ってもらえばいいだろ!いいから呼んでこい!俺はここにいるからいたらここに送れ!

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

大妖怪さんのところで治療してくれるとのことです!腕のいい医者がいるそうです!

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

ということだ。そいつには俺が言いくるめておいてやるからこっち連れてこい。

 

 

 

・半人半魔のチーターマン【冥界】

でかした卵!ありがとうございます大妖怪さん!今そっちにいきます!

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

あ、焦った……。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

今回ばかりはマジで焦ったぞ……。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

毎回なんだかんだ言って生きてたから適当だったけど、今回ばかりはマジで危なかったのな魔術師さん……。

 

 

 

・海の魔導師【ミッドチルダ】

俺、魔術師さんとこみたいな化け物いなくてホッとしてるわ。まだ常識というか、理解できる範疇で生活できてるのホント運が良かった……。

 

 

 

・女三国志の槍兵【洛陽】

それは思う。

 

 

 

・ヒーローの卵【雄英高校】

転生ないしは憑依してる人が言うセリフじゃないですよね、それ。

 

 

 

・S級ヒーローテレポ【A市】

それは言わない約束だぜ卵。

 

 




・海の魔導師【魔法少女リリカルなのは】
元20歳。現17歳。男。
なんでもそつなくこなせる器用な人。でも火力のごり押しが好きなメイン火力。7歳で就職しているキ●ガイ社畜。でも不満は上司にぶちまけれるタイプ。そしてケンカする。
最近幼なじみの青髪娘の食欲に財布が大打撃を食らっている。

・S級ヒーローテレポ【ワンパンマン】
元25歳。現27歳。男。
触れたものを好きな場所に飛ばせれるテレポートが使える。やろうと思えば対象の中にテレポートさせて切断できる。つまりとあるの黒子。
とりあえず同じS級働けゴルァ。

・ヒーローの卵【僕のヒーローアカデミア】
元16歳。現15歳。男。
個性が発現したのは中学に入ってすぐのとき。ヴィランに襲われそうになったときに強力な念動力を使えるようになった。ただ強すぎて制御が難しく、現在は5%以下の力でなら制御ができている。
担任のA組打倒感がすごいなぁと若干引き気味。

・女三国志の槍兵【恋姫夢想】
元22歳。現20歳。男。
董卓の下で働いている。他人に大して興味を持たず、一定の関係以外の人間が死のうが殺そうが特になにも思わない精神異常者。
最近の趣味は軍師様をおちょくること。仕返しに赤髪の最強に追いかけ回されている。たまに捕まってボロボロにされる。

・なりなくなかった魔術師【クトゥルフ神話TRPG】
元29歳。現34歳。男。
中学の時から神話事象に巻き込まれてきた不幸な人。今の環境がなかったら間違いなくSAN値0。今はまだ正気を保っている。
事情を知る者たちからかわいそうな目で見られている。死にたい。いや死にたくない。

・半人半魔のチーターマン【ハイスクールD×D】
元21歳。現129歳。男。
悪魔にヤり捨てされた母を持つ。他の空間と繋ぐことのできる輪を出現させる神器を持っている。そのおかげで半魔であるにも関わらず堕天使のところにやっかいになってる。
とりあえず白いのは落ち着け。

・呪いを解く旅をする人【ドラゴンクエスト8】
元22歳。現19歳。男。
トロデーン城の兵士。主人公と同じタイプの戦闘スタイル。地味どころか普通に強い。ストーリー開始時からからバギクロス、マヒャド、イオナズンを撃てる。なお回復はベホイミ止まり。
とりあえずヤンガス、もう少し声のボリューム落としてくれ。

・幻想に生きる大妖怪【東方project】
元36歳。現2000歳(多分。少なくともこの数字)。男
地味に紀元前から生きてるマジもんの大妖怪。オーナー以外では数少ない初期組の1人。戦闘力は間違いなく1番。
宴会飲み会大好きで次の開催をいつにするかを考えてる。しかし八雲紫に毎回文句を言われている。でもやる。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

閑話:社畜の日常

思いついたから投稿。続かない。


彼のことをどう思っているのか。そう聞かれても正直困る。訓練校のいろんな人から聞かれてきたことだけど、私自身もよくわかっていないから答えに困る。

彼はいわゆるエリートだ。7歳という幼い年齢にもかかわらず管理局に入局し、いろんな結果を出し続けている。所々ではかの管理局のエースとも引けを取らない、とも噂されているといえばそのすごさはわかると思う。もっとも、悪いイメージのほうが強いからそんなことを言っているのは本当にごく一部なんだけど。

 

そんな彼のことなんだけど、私は嫌いではない。むしろ、好きなほうだとは思っている。お母さんに拾われてから、たまたま近所だったから小さいころから面倒を見てもらっていて、今でも連絡を取って会うぐらいには仲はいい。

でも、それが家族の好きなのか、友達の好きなのか、恋の好きなのか、どんな好きなのかはわからない。今日もそうだけど、お互い食べることが好きだからとたまに一緒に食べに出かけたりすることもある。いろんな人からはデートだとか茶化されたりしてるけど、私にとってそれはデートなんて高尚なものじゃないと思っている。

かっこいい人、だとは思う。顔がかっこいいとかじゃないんだけど、なんとなくそう思う。というか、目の隈がすごいうえに目つきもかなり怖いからかっこいいというよりは怖いだと思う。

けど、それでも一緒にいたい人は?って聞かれたら家族以外だと彼が思い浮かぶ。というより、彼は家族に入ってるような感じがしなくもない、というのが正しい気もするけど。

 

「……どした?」

 

向かい側に座っている彼は自分のことをじっと見ていたのが気になったのか、パフェを掬う形で手を止めた。

どうでもいいけど、その悪い目つきでイチゴパフェを食べてるのすごい違和感ある。私はもう見慣れてるけど、周りの人が思わず二度見をするぐらいにはミスマッチだよ。

 

「べっつに~。ほかの人たちみ~んな仕事してるのに君だけ休み取ってるの珍しいなって思って」

 

「なんとでも言ってろ。重ねに重ねた連勤明けのようやく手に入った休みだ。周りの目なんざ気にするような気にもなれねぇよ」

 

これが至福なんだ、と言わんばかりに大きくすくったイチゴのクリームを大きく口を開けて口へ入れる。器用に口の周りにクリームをつけるようなことをせずに、それを何回も繰り返していく。これが大の大人のやることなのか、なんて思わなくはないけどいつものことだしもう慣れた。というか、私が一口食べるうちに三口目に入ってるのどうやってるんだろう。私食べるの早い部類に入るはずなんだけど、そんな早く食べてるようにも見えないんだけどなぁ。

そうこうしているうちに大きめの容器に入れられたパフェは見る見るうちになくなっていき、あと数回で全部なくなりそうになった。そんな時だった。彼のジャケットのポケットから携帯が鳴りだした。しかも絶望感漂うBGMのような音楽で。

 

「…………」

 

すごく、嫌そうな顔してる。はたから見たらイラつきのあまり殺人するんじゃないかと思うぐらいにすごい形相だ。あ、この人何かしようとしてるんじゃないんです。ただ嫌そうな顔してるだけなんです。だから通報はしなくても大丈夫です。

しぶしぶ、本当にしぶしぶといったようにポケットから携帯を取り出して画面を見る。予想はしていたんだろうけど、そこに書いてある名前を見てからさっきよりもすごい眉間にしわを寄せている。何も知らなかったら本当に人を殺しそうな表情だ。確かに人を殺しそうな表情だけど、通報したい気持ちもわかりますけど本当にこの人は違うんです。

 

「……なんすか。今日と明日休むって1ヵ月前から言ってましたよね」

 

画面をにらみつけて早数秒。しぶしぶといったように通話を始める。

言葉は悪いけど、若干の敬語が出ているということは、たぶん上司からの電話なんだろう。でも、上司に対してここまで言葉から拒絶感を出す人もいないだろう。

彼の眉間に徐々にしわが増えてきている。口元もひくひくと動かしているその様子は、完全に切れている人のそれだった。あぁ、これは来るなぁ、と予想できた私は、そっと耳に手を当てる。

 

「ざっけんな!それテメェが勝手にやってたやつだろうが!絶対に無理だからやるなっつったのに勝手にやったのはそっちだろうが!」

 

案の定、ふさいだ耳からも聞こえる怒号が彼から発せられた。まぁたやってるよと軽くため息をつくが、周りは人相の怖い男の人が急に怒鳴り声をあげたということで体をビクリと震わせていたのが視界の端で見えた。

 

「知るかっつってんだ!起案も回さずに好き勝手やったくせに無理そうになったら勝手に部下のせいにしてんじゃねぇぞ無能上司!もう我慢できねえ!テメェんところから出てってやるからな!休み明け覚えてろ!」

 

ガンッ!と硬いもの同士がぶつかる音が建物の中に響き渡る。携帯を持っていた手を怒りのままに振り下ろしたせいで机に大きな傷がついてしまった。

 

「……えっと、大丈夫なの?あんなこと言って?」

 

「もう知らん。部署内全員が絶対に無理だっつったのにのあのクソボケ勝手に話し進めやがった挙句責任を俺に押し付けやがった。もう勘弁ならねぇ。絶対に豚箱にぶち込んでやるからな」

 

壊れてしまった電話を握りつぶしながら恨みつらみを吐き出していく。今までにためてきた悪行の証拠を全部上に出してやるとか握りつぶされないようにマスゴミにもチラつかせてやるとかいっそこのままやめるのをありだなとか悪い笑みを浮かべながらぶつぶつと呟く様はまさに不審者。まさに犯罪者。まさに殺人者。

 

「……なんでそんな睨むんだよ」

 

「べぇっつに~~~?」

 

確かにダメな上司がいたからこうなるってのはわかる。でも、仮にも同じところを目指している人が目の前にいるのにここまでネガティブキャンペーンをするのはどうかと思う。

 せっかくうまいもの食べてたのに台無しだ、こういう時は甘いものを食べるに限る、なんて言いながらメニュー表を開く。ついでに私もまだ食べたりないから次はどのアイスを食べようかなとメニューを見ていたら机の横にウエイトレスが体を震わせていた。

 

「お、お客様、周りのご迷惑になりますので、お、お静かにお願いいたします」

 

「あ、はい。すいませんでした。あ、やっば机、ごめんなさい。弁償します」

 

 何事かと思ったら普通に大声を出していたことへの注意だった。まぁ、追い出されなかっただけまだよかったと思うべきだよね。あと、あの店員さん声震えてたし泣きそうな表情してたなぁ。うん。今に始まったことじゃないんだからそんなへこんだ顔しない。

 まったく。この人はホント、私がいないとダメだよね。

 なお、さすがにあれだけの問題行動を起こしたせいか店長直々に出禁を言い渡されてさらにしょげてしまったけど、さすがにこれは自業自得だよね。うん。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

総合グループ

文字打ってると仕事してるみたいでいいよね(仕事しながら)


・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

最近ここだけが癒しだよ。

 

 

 

・自由を愛するハンターさん【ドンドルマ】

どしたのいきなり?

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

最近血なまぐさいことばっかりやらされているから、ここでの会話がほんと癒しになるんだよ。

 

 

 

・超能力使いのギャング【イタリア】

わかる。ここだと安心感あってすごくリラックスできるんだよな。命のやり取りとか仲間の心配とかほとんどしなくていいのほんと気が楽。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

あ~。それはわかるなぁ。私も今でこそマシになったけど、ちょっと前まで死と隣り合わせだったし、仲間も目の前で死んじゃうこともあったからなぁ。

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

う~ん。平和な世界に住んでいる俺のこの場違い感。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

別にいいんじゃない?ここにいる人たちは血なまぐさい世界だったり平和な世界だったりしているってのはわかってるんだし。それにここ総合グループだからこまかい事に文句言うこと自体がお門違いなんだよ。

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

そうだよ。今回は俺がつぶやいただけだから気にすんな。

 

 

 

・超能力使いのギャング【イタリア】

まぁ羨ましいと思わなくはないけど、世界間ギャップもここでは楽しみの一つだしな。うん。

 

 

 

・魔術師の養子になった一般人【冬木市】

うわなにここ空気おっも。

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

こうやって来て早々空気ぶち壊していく馬鹿もいるから特に問題ないぞ。だから気にすんな。

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

言っても俺も空気壊してる側の人間ですけどね。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

まぁこまかい事は気にしない気にしない。平和民は平和ボケしてくれているほうがこっちは癒されるしね。

 

 

 

・魔術師の養子になった一般人【冬木市】

う~ん。なんかトゲのある感じ。さすが沢山のハンターを惑わせた魔性のハンター。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

うん。ちょっとこっち来い。肉食飛竜の前に縛り付けて放置してやる。

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

殺意がやべぇなおい。

 

 

 

・超能力使いのギャング【イタリア】

それ言われ続けてるせいで片思いが実らずにいるんだもんな。

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

うおっ!?

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

ん?どした?

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

いや、さっきものっそい速さで走ってった女子2人いたんだけど、壁走りとかしてたからマジでビビった。

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

は?

 

 

 

・超能力使いのギャング【イタリア】

壁走り?

 

 

 

・魔術師の養子になった一般人【冬木】

忍者か?

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

忍者ちゃんだねぇ壁走りで思い出すの。

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

いや、割と昔から知ってる知り合いだから忍者ではない。はず。え?忍者?あいつ忍者だったの?

 

 

 

・魔術師の養子になった一般人【冬木】

いやなんで混乱してるんだよ。

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

まぁ、普通の世界で壁走りとか非日常的な事があったらそら混乱するだろ。こっちで他の世界の技術を使うことができた前例がいるし。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

あぁ。いたねぇ。というかまんま忍者ちゃんの世界の技術だよね。

 

 

 

・超能力使いのギャング【イタリア】

……あぁ。いたな。遊びに行ったらなんかできちゃったって言ってたやつ。

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

え、そんな人いるんですか?

 

 

 

・魔術師の養子になった一般人【冬木市】

あ~。その話聞いたことあるような。誰だっけそれ。

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

確か、ゲーマーだったよな。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

あぁ。コネクター随一のバグ男君ね。

 

 

 

・超能力使いのギャング【イタリア】

あぁ。そいやあいつそんなことできてたなぁ。飲み会で見せられた時は酒吹きかけたわ。

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

あれ?その人平和グループでゲームの愚痴言ってる人ですよね?

 

 

 

・魔術師の養子になった一般人【冬木市】

え。あの人そんなスペック高いの?いやゲーム時間とかスタミナとか人外枠に入ってるとは思っていたけど。

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

あいつ無駄に容量とスペッククッソいいんだよなぁ。俺もあれだけあったらどれだけよかったことか……。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

ねぇ。あれはずるいよね。あれこそ存在チーターだよね。

 

 

 

・超能力使いのギャング【イタリア】

生まれるべき世界を間違えてるよな、あいつ。

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

そこまで言うレベルなんですか……。

 

 

 

・魔術師の養子になった一般人【冬木市】

どこかで中国拳法を習得したとか、銃の撃ち方を習得したとか、剣の使い方を習得したとか聞いたんですけど、もしかしてマジなんですか?

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

だいたい合ってるね。

 

 

 

・超能力使いのギャング【イタリア】

厳密にいうと、達人も驚くほど中国拳法の基礎ができていたり、なんで当たるんだと叫びたくなるほどにめちゃくちゃな銃の撃ち方、そんな風に振るんじゃねぇよと絶叫したくなる剣の振り方、だけどな。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

あれはずるいよね。あれでまだ19なんでしょ?

 

 

 

・神喰いは転生者【フェンリル極東支部】

他のゲーマーたちからはナーフを叫ばれ続けているからな。

 

 

 

・ごく普通の高校生【時定市】

なにそれこわい。

 

 

 

・魔術師の養子になった一般人【冬木市】

なんで弱体化望まれてるんだ……。

 

 

 

・自由を愛するハンター【ドンドルマ】

転生、憑依界の謎だよね、ホント。

 




・超能力使いのギャング【ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風】
元23歳。現20歳。男。
ブチャラティの幼馴染。幼いころからあまりにも少年っぽくないところを心配し、挙句の果てにギャングに入ったと聞いて自分もギャングに入る過保護者。口はよくないのはギャングに入った影響。現在はブチャラティチームで事務、縄張り内の監視を務めている。
排他的なのはしょうがないがお前らもうちょっと愛想よくしろよと叫びたいお年頃。



・自由を愛するハンター【モンスターハンター4G】
元25歳。現19歳。女。
数少ないコネクター内の女性。銀髪ボンキュッボン釣り目の美女。古龍をソロで狩れるほどの実力を持つ。愛用武器は太刀。現在ハンター家業を始めてからともにいる男性に片思い中。しかし方々から告白やらなんやらされているせいで向こうから気を利かせて距離を置かれている。
デートに誘う?無理無理恥ずかしくて死んじゃう。



・神喰いは転生者【GOD EATER2】
元17歳。現18歳。男。
ブラッド隊副隊長を務める過労マン。いわゆる原作主人公(♂)と同期で入隊。同期とはたまにもらう他世界の食料をこっそり渡していたりバカをするぐらいには仲がいい。最近ナナとの接触が多くなってきて自由が失いつつある。
転生者パワーをもってしても原作主人公に勝てない。ええい。きゃつは化け物か。



・ごく普通の高校生【日常】
元15歳。現16歳。男。
本当になんの変哲もない高校生。小指を箪笥の角にぶつけて地面に亀裂が入るぐらい叩いたり教科書を丸暗記している隣席に突っ込みを我慢して頭突きで机を割ったり背中のゼンマイにアンドロイドにゼンマイってなんなんだよぉ!と言いそうになって校舎の窓ガラスをバウッ!の一言で一面割ったりしたが、それでも普通の高校生だ。



・魔術師の養子になった一般人【Fate/stay night】
元20歳。現16歳。男。
士郎とともに衛宮切嗣に拾われた。魔術師であると聞いて思った感想は「あ、そうなんだ」である。
やけに頻繁に外に出ていくなぁと疑問に思っていたところに大けがを負ってきたので尋問。海外に囚われた姉がいると聞いてコネクターの住人に助けを求める。結果、張り切った住人たちによる蹂躙でアインツベルンは住居ごと滅んだ。やらかした本人たちいわく、「やりすぎちゃった☆テヘペロ☆」であったそうな。終わった後で打ち上げが行われたが、アインツベルンの財産がなかったら破産していた模様。
今は姉と弟、メイドの2人と住んでいる。





名前だけしか出てきていない人は登場してから紹介します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

閑話:とある休暇の時間

GE2はおぼろげにしか覚えていないのでキャラ崩壊や矛盾があるかも。


最近、いや、最近というより初めて会った時から彼はおかしいとすら思えるほどに行動に不明なところがある。

 

「んじゃ、ちょっと数日休みをもらいますね。ずっと前から言ってるんだからちゃんと調整してあるんですよね?前みたいに急に呼び出すなんてことはないようになってるんだろうな?」

 

「ご心配なく。彼もちゃんといることですし問題なくこの連休は休みを取ることができます」

 

「おいマジで頼むぞ。この数日は俺も楽しみにしていたことなんだからな。今回ばかりは呼び出しが来ようと絶対に対応しないからな。ずっと通信できない状態でいるからな。電源切るからな通信機」

 

何度も念を押すように受付に確認をする彼は、よほど前に緊急だという通信で休日を潰されたのが嫌だったのか真剣な表情だった。彼はこうやって何度か連休を取ってどこかに出かけている。だけど誰かと一緒にどこかに行くわけでもなく、いつの間にかどこかに行っていつの間にか戻ってきていることがほとんどだ。

何度かどこに行っているのか興味があって彼と一緒の日に休みを取ろうとしたこともあったけど、ゴッドイーターとしての仕事が多くてなかなか同じ日に休日を作ることはできなかった。それでも何とか数回は同じ日に休みを取ることができたけど、その日に限って部屋でのんびりしたり街に出かけるだけとかでどこに行っているのか結局わかってない。

 

「ねぇ、どこ行くの?私も今日休み取ったから一緒に行ってもいい?」

 

「ダメダメダメダメ。泊りでしか行けないところに行くから1日だけとか言われてもこっちが困る」

 

そして今回は1日だけだったせいか一緒にいることをきっぱりと断られる。確かに1日だけならまだ1週間前だとかスケジュールがかみ合えば前日からでも取ることはできるのだけど、数日の休暇を取るためには彼のように何ヶ月も前に申請をして何とか取れるかどうかというぐらいだ。今回の場合は彼の休暇中に呼び出しが来たということもあって通ったようなものだから、私は残念ながら数日もとることはできなかった。

 

「むぅ」

 

でも、せっかく休暇を取ったというのにここまで袖に振られると私としても面白くはない。次の日が休みの時に、仕事終わりにどこかに消えることもあって、次の日の夜に戻ってきたと思ったらいい匂いをさせて戻ってきたこともあったからどこに行ったのかすごく気になる。

 

「んじゃ、休暇申請受理したってことで俺はもう部屋に戻って自由に行動させてもらうからな」

 

そういって嬉々としてフロントから離れていく。鼻歌を歌いそうでスキップすらしそうなほどに浮ついた雰囲気で歩いていく彼に、ますます自分の頬が膨らんでいくのを感じる。

 

「そんな表情をしているということは、あいつは休暇に入ったのか?」

 

ふと、後ろから男の人の苦笑交じりの声が聞こえてくる。頬を膨らましたまま後ろを見ると、そこには自分と同じ時期に入隊したにもかかわらずすでに隊の副隊長になった男の人と、みんなの先輩でもあり頼りになる隊長が苦笑いをして私を見ていた。

 

「そうなんですよ!私も今日休みを取ったから一緒に行こうって言ったのに、来るなっていうんですよ!ひどくないですか!」

 

副隊長はどう答えたものかといわんばかりの苦笑いを、隊長は面白いといわんばかりに笑みを深める。

 

「しかし、普段からしかめっ面をするあいつがあそこまで浮かれているというのも珍しい。どこに行くのか聞いていないのか?」

 

「聞いてません。聞いても友人に会いに行くとしか言ってくれないんですよ」

 

いつもそうだ。1人で休暇を取るときは楽しそうな笑みを浮かべていることが多いし、たまたま夜遅くに待合室で会ったことがあるけどとても嬉しそうに笑みを浮かべていた。そういう時に限ってどこで何をしていたのかがわからないから気になって仕方ない。

 

---もしかして、お付き合いをしている彼女に会いに行くのかな?

 

「……え?」

 

副隊長の言葉に、足元が崩れていくような、そんな脱力感が私を襲った。お付き合いしている人がいる?いや、でも、そりゃいてもおかしくはないけど、でも、え、そんな、いつの間に?もしかしてフェンリルに入る前からいたの?

 

「いや、そういう人はいないと思うぞ?この間たまたま極東支部のゴッドイーターと仲良さげに話しているところを見たのだが、どうも彼女がいなくて寂しいという愚痴を言い合っていたみたいだったようだからな」

 

隊長の苦笑いをしながら言った言葉に、救いの光明が差してきたような気がした。そうなんだ。まだそういう人はいないんだ。頑張れば、隣にいられるようになるのかな。

 

「プライベートを探るようなことをする気はないが、まぁ確かに休暇に何をしているのかは気になるな」

 

---きっと彼女ですよ。それか彼氏。

 

「……君はたまに変なことを言い出すな」

 

悪戯気な笑みと一緒に様々なことを言い出す副隊長に、苦笑いをしながら受け答えをする隊長。この中に彼もいたら悪ふざけに乗るのかな、なんて思いながら次の休暇をどうやって誘おうかを考える。

いつか何をしているのかを教えてくれるようになる関係になれるかな。なんて思いながら。

 




こけたふりしてナナたその薄い胸部装甲に手をかけて下にずり下ろしたい人生だった。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

宴会グループ

筆が乗ったんだぜ☆


・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

はい。それじゃ第、何回だっけ?まぁ何回でもいいわ。転生者及び憑依者の大宴会を行う計画を立てようじゃないか。

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

あぁ。もうそんな時期か。早いな。今回は吸血鬼が担当だったか。

 

 

 

・刀を持っている死神【尸魂界】

今度は会場どこにします?大妖怪さんのところは、いい加減にしてほしいって賢者さんに言われてるじゃないですか。それとも今回もそっちでやるんです?

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

いや、さすがに再三に亘ってやめろと言われたからな。しかもあの説教好きの閻魔にも言われている。今回はやめておくことにする。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

あぁ。確かにあのコンビに言われたらなぁ。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

あれ?その2人は話にはよく聞くけど、そんなにキツイものなんです?

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

キツイね!特に説教好きの閻魔!涼しい顔して5時間以上も説教するんだぜ?人間やめてるぞ!

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

閻魔だから人間じゃないけどな。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

あ、そうか。人間じゃなかった。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

あれ?閻魔って元人間じゃなかったか?確か財政課補佐がそんなことを言ってたような気がするんだけど。

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

世界によって細部が違うからな。こっちの閻魔は地域ごとに閻魔がいる形らしいからな。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

あぁ。こっちには閻魔なんてのは……いや、あの総隊長がある意味閻魔だな。いやぁおっかねぇおっかねぇ。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

あ、そういえば運営さんは来れそうなんです?

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

いや、今回も無理だと言われた。最初のころよりは処理も楽だけど、どうしても意識はつないでおかないとダメだから、だとさ。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

そうか……。ぜひお礼をしたいと思っていたんだけどな……。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

あの人がいなかったらこれもなかったもんなぁ。運営様様だ。

 

 

 

・炎のオカマ【紅世】

ごめぇん、おくれちゃったわぁん。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

お、来たかオカマ。まだ場所も決まってないから問題ないぞ。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

そうだ。場所をどうするかなんだよなぁ。どうする?こっちで何かしらの交渉してみるか?

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

確か、お前んとこは学園都市にいるんだったか?

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

そそ。正義(笑)の魔法使いとかなんとか言ってる連中が運営している学園都市。まぁ俺が脅しときゃそこの生徒に危害がなかったら別に問題ないだろ。

 

 

 

・炎のオカマ【紅世】

脅すだなんて、物騒だわねぇん。あ、残念だけどうちは無理よ。少なくとも私が大丈夫っていう子たちじゃないと力のない子たちは文字通り存在が消滅しちゃうからねぇん。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

お前んとこもなんだかんだ危険だよな。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

しっかし、どうすっかなぁ。槍兵に場所を借りてもらうか?あそこなら暴れても問題ない場所とかあるだろうしさ。

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

あそこは酒がうまくないからパス。作りが雑すぎる。

 

 

 

・炎のオカマ【紅世】

どうしようかしらねぇん。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

お。ちょっと誰か面白い魔法道具的なやーつ余ってない?それ次第では場所を提供しないでもないっていうやつがいたわ。

 

 

 

・炎のオカマ【紅世】

あら?そうなの?

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

お、マジか。ん~、だけど、魔法道具的なやーつかぁ……。俺は持ってないなぁ。

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

こっちは言えば作ってもらえるとは思うが、どういうものがいい?

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

ん?まぁ、一つはまっとうにいいものは確定として、もう一つはシャレにならないやつで。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

その心は。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

なんか自分が上に立ってるって感じで言ってきたのが腹立ったからお仕置きを兼ねて驚いてもらうかと。あ、ちなみにそいつも吸血鬼だからいい感じの血もばっちこい。

 

 

 

・炎のオカマ【紅世】

物騒ねぇあなた。もうちょっと朗らかにいけないのかしらぁん?

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

まぁ、別に本当に殺っちまおうと思ってないだけずっとかマシだろ。とりあえずこっちも何かしら余ってる道具とか見繕って持ってくわ。

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

シャレにならない……。あぁそういえばあれがあったか。シャレにならない奴は任せとけ。あと血も問題ない。伝手はある。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

さっすが大妖怪さん頼りになるぅ。

 

 

 

・炎のオカマ【紅世】

……ねぇ、大妖怪。それ、本当に渡しても問題ないものなのかしら?

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

なに。大事がない程度にはこっちで何とかしてやる。安心して持っていけ。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

おや。これはもしや本当にシャレにならない奴では?まぁいいか面白そうだしな!

 

 

 

・炎のオカマ【紅世】

長生きしてる連中はホント物騒ねぇ。

 

 

 

・刀を持ってる死神【尸魂界】

長生きしてれば力はつくし、そうなれば面白いことなんて減っていくからなぁ。

 

 

 

・日中散歩する吸血鬼【麻帆良学園】

強いから長生きしている、とも言えるんだけどな。

 

 

 

・幻想に生きる大妖怪【幻想郷】

つうか、物騒なのはお前もそうだろうが。

 

 

 

・炎のオカマ【紅世】

失礼しちゃうわねぇん。私はそんなことしないわよん。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

閑話:吸血鬼のとある日

キンハーⅢのパイレーツオブカリビアンめっちゃエモい


あぁ、最悪だ。なんであんなことを言ってしまったんだ。

確かに私が発端であることは認めざるを得ない。だが、まさかこんなものを持ってくるとはだれが予想できていたのだろうか。

 

「……それで、これはなんだ?」

 

「何って、お前が望んでいた面白いものだろうに」

 

「誰がこんなものを要求した!?」

 

腰まである長い金色の髪、血を結晶化したかのような美しい紅い瞳、見る女性を虜にするほどに整えられた端整な顔。どれも人ではありえないほどの美しさをもつ目の前の男は、事実自分以上の化け物だ。

日を克服した吸血鬼。あらゆる吸血鬼の祖にして原点。真の真祖とすら呼ばれるこの男は、どうも他人にいたずらを仕掛ける悪い癖がある。それもかなり質の悪いものだ。

 

確かに仕掛けたのはこっちからだ。仕掛けたといっても宴会の場所を探しているところに自分の別荘を使わせてやろうか、という提案に対して対価を要求しただけだ。その要求の仕方も悪の魔法使いらしいものにしたつもりだったのだが、目の前の真祖にはそれも通用しなかった。

 

「こんな危険なものここに持ってくるな!というかどうやってこんなものを持ってきた!?じじいに感づかれないとか何をした!?」

 

「いやぁ。さすが大妖怪さんいい仕事してますわぁ」

 

何が愉快なのかカラカラと笑う真祖。その大妖怪とやらが誰なのかはわからないが、こんなものを用意できるのを考えるにこいつと同じ化け物だろう。いや、こいつがさん付けで敬語を使っているのを考えたらこいつ以上の化け物なのかもしれない。

 

「ふざけるな!これがどんなものなのか貴様にもわかっているんだろう!?これは下手をすればこの街のガキども全員殺すことができる最悪の呪物だぞ!?」

 

「わかって持ってきたんだよ。それぐらい察しろ」

 

「お前はここを滅ぼすつもりか!?いや、そもそもこんなものどこから持ってきた!?」

 

思わず手にした箱を机にたたきつけてしまいそうになるが、壊してしまったら本当にこの街の住人が死んでしまう。寸でのところでたたきつけるのをやめて、代わりに空いている手を思いっきり机へとたたきつける。

 

「コトリバコのハッカイなんてもの、どこから奪ってきた!?」

 

コトリバコ。見た目はちょっとしたインテリアとして置いても問題なさそうな箱だが、その中身は知る人ぞ知る最悪の呪物だ。人を求めるという点では他の追随を許さない水子の肉を中に入れて呪い殺す、その名の通り子から命を獲る呪いをばらまく箱だ。

これを知ったのは偶然だった。ここにきて暇つぶしに散策していたところに、偶然入った村でこれのグレードがグッと下がったものを見つけた。それですらこの私がおぞましく感じたというのに、最上ともいえる最悪の呪物を、こいつはどうやって探し当てたんだ。

 

「えぇ?それは俺も知らないなぁ。大妖怪さんが用意してくれたものだからどこから手に入れてきたものなのかわからないし、そもそもそれがなんなのかさっぱりわからないんだよねぇ」

 

「そんな取り繕ったかのようなにやけっ面でなるほどそうなんですねというとでも思ったか!えぇいさっさとしまえ!二度と持ってくるな!」

 

今こいつが浮かべているのはいたずらが成功したかのようなにやけ顔だ。ぱっと見そうとしか見えないし、他が見てもそう見える程度には違和感はない。だが、見るやつが見れば今こいつの腹の中ではそんな子供心のようなものなんて存在しないということはわかるだろう。

恐怖を見る。今では私ですらわからない方法で防がれてはいるが、下手をすればこの私ですら呪い殺すことができるこれを見せているのは、間違いなくそれが目的だろう。

 

「まぁ、冗談はこのぐらいにしておこうか」

 

「冗談で持ってくるようなものじゃない!だいたいそれの処分はどうするつもりなんだ!」

 

「正義(笑)の魔法使いに拾ったってぶん投げておくさ」

 

「鬼か貴様」

 

「吸血()だもん」

 

まるでかわい子ぶりをしているかのように、いや、わざとかわい子ぶっているんだろう。けど、顔の造形はいいにもかかわらずキモ過ぎる。本気でしかめっ面をしてしまった。

 

「まぁ、それはともかく。本命はこっちだ」

 

そんな私の表情もどうでもいいのか、空間を波打たせたかと思えばその中に手を突っ込み何かを探し始める。相も変わらずどうやっているのかすらわからない方法で取り出しているそれは、液体の入ったワイン瓶だった。だが、こいつの出してくるものが普通のものなわけがない。

 

「……なんだその異様にまとわりついた魔法は」

 

おぞましくはない。先に見せられたあの物騒なものよりも理路整然とされた魔法だが、その量がおかしい。こんなものをずっと維持し続けるなんて、よほどの高位の魔法使いでなければできまい。

 

「これか?これは酸化、というより劣化防止だな。あと温度も人の体温にしているとか、確かそんなことを言ってたな」

 

ビンを爪でたたく音が響く。言ってた、ということはこいつが敬語を使う数少ない存在である大妖怪が言ってたわけではなさそうだ。だが、大妖怪もそうだがこんなものを作り出す魔法使いがいるならばどこかしらで噂になっているはずだ。しかも私以上に悪名高いこいつの知り合いとなればその情報を出すだけでどこかしらからでも金を出すはずだ。なのにどこにもそんな奴らはいない。どこからこいつはそんな人材を探し出してくるのだろうか。

まぁ、聞いたところで言うようなことをするとは思えないしそれらのせいで被害を被ることは……コトリバコみたいなのは何度かあったがまぁまだマシな部類だろう。

 

「んで、こいつの中身なんだが、なんと狂信者の血だとさ。しかも幼い処女で恐怖どころか本人が喜んで献上されたものだから極上物なんだとさ」

 

俺の口には合わんかったがな、と軽くビンを振り中の液体を揺らして笑みを浮かべる。その笑みはまさに悪を象徴するかのような、命を守りたいがために出てくる恐怖をあおる笑み(嘲笑)だった。これを正義の魔法使いとやらが見ればこれだから吸血鬼は、と言いそうだが、どうしてか私には自身が吸血鬼だということを再認識しているかのような、そんな風にしか見えない。

 

しかし、なるほど。それは確かに極上品だ。吸血鬼の狂信者なんてめったにいるものではない上に幼い少女の血だ。さらにストレスもなく抜かれたということは吸血時特有の拒絶による苦みもないということ。年齢を重ねれば重ねるほど雑味が増していき、さらに拒絶による苦みも濃くなっていく。男女の違いでも男のほうが濃いし、なによりもおいしくない。

だから吸血鬼は若い女を狙うのだ。若ければ若いほどそれはうまい。まぁこれに関しては完全に好みにもよるから全部がそうであるとは言えないが、だいたいの吸血鬼はそうだ。

 

「なら、一口もらおうか。それによって貸すかどうかを決めてやろう」

 

「イッツテイスティングターイム、てか」

 

愉快そうにそう笑うと、どこから取り出したのか飾りっ気のない、しかし明らかに高級なショットグラスを2つ机に置き、血をグラスの三分の一を満たすかどうかの量をそれぞれに入れる。ビンに入れてあった、ということは時間は確実に経っているはずだ。だというのに、それはまるで鮮血のように緩やかに注がれていく。

 

「ほら、お前さんの分だ」

 

差し出されたグラスを手にとり、ゆっくりとグラスを回す。中身の液体も一緒に回り、不純物もないきれいな紅色がグラスを汚していく。

確かにいい血だ。滅多に飲めるものでもない上質な血に口が歪むのを感じる。光に当てると見える独特の濁りもいい状態であり、ゆっくりと鼻までもっていくとそのにおいの良さに気分が良くなってくる。

 

「……ほう」

 

今まで味わってきたものとにおいが違う。確かにこれは言ってたように少女の血だ。しかも注いでいるのを見て鮮血のようだと思っていたが、これはまさに鮮血だ。少しばかり空気に触れていたせいで酸化は進んでいるようだが、誤差程度だ。むしろここまで新鮮な状態で保存できていたことに驚きを隠せない。

 

「ク、ククク。こんなものをここで飲めるとは思いもよらなかったな」

 

これはうまい。においだけでわかる。においをかげばかぐほど早く飲みたいという欲求がふつふつと湧いて出てくる。

 

「それじゃ、乾杯といこうか」

 

私の前に自分のグラスを掲げる。それを無視してさっさと飲みたかったが、持ってきてのはこいつだ。仕方なく私も自分のグラスを掲げ、グラスを軽くぶつける。ガラス同士がぶつかる小気味のいい音を聞きながら待ち望んだものを飲もうとグラスを近づける。

 

「あぁ、そうだ。飲む前に一つ忠告だ」

 

いざ試飲と口に近づけた瞬間に思い出したかのように口を挟む。無粋だ、と思わなくはないがやや真剣みのある表情を出していれば気になるものだ。しかし、待っていた言葉は私の予想を超えて実にシンプルなものだった。

 

「のまれるなよ」

 

それだけ言うとグラスを口につけ、一気に呷る。それがどんな意味を持つのか、私にはよくわからなかったがこの血にはおそらく抗いがたい何かがあるのかもしれない。まぁ、そんなことはどうでもいいか。早くこの血を飲もうじゃないか。

やっとのことで飲める血に興奮を隠せず、頬が吊り上がっていくのを感じながらゆっくりと血を口の中に注いでいった。

 

うまい。なんだこれは。なんてうまさなんだ。体温まで温められているが決してぬるいというわけではない。むしろ体温に近い温度だからこそ、このうまさが出るのだろう。

あぁ、なんてうまいんだ。何度も何杯も飲みたくなる。けどもうない。どうしようか。そうだ。めのまえにいるやつがもってるじゃないか。そいつからうばってしまおう。あぁでもそれじゃたりないそうだここにはなんにんもおんなこどもがいるじゃないかそうだそいつらからうばってしまえばいいじゃない

 

「気をしっかり持て」

 

ふと、突然夢から覚めたかのような感覚に陥った。気が付けば私の手がこいつの首にかけられていて、目と鼻の先に顔があった。

 

「……わたし、は」

 

「血に飲まれたか。やっぱりこれはダメだな」

 

今にも殺されそうだったというのに、それすら興味がないのかつまらなさそうにビンを振る。

しかし、自分よりも格上を殺しかけただの殺そうとしていたのにどうでもよさそうだの、そんなことを思う前に私の中では久しく感じていなかった感情が湧きあがっていくのを感じた。

 

「貴様、それはなんだ?私が、仮にも真祖とも呼ばれているこの私が意識を呑まれるなんて、普通の代物ではないぞ!?」

 

それは恐怖だった。確かに外見は幼いことは認めるが、これでも600年の時を生きた吸血鬼、しかも真祖と呼ばれる存在だ。確かに吸血鬼になった最初のころは血にのまれかけたことはあったが、今では高額な賞金首となった実力がある。そんなことがあるなんて、絶対にありえないと断言できる。

だというのに、こいつが持ってきた血はそんな自信すら打ち砕いていった。いったい何を持ってきた。まさか、こいつ毒を入れてきたというのか。

 

「悪いが、こいつはさっき言ったことで間違いない。ただ、あまりにも狂いすぎて血にすら影響を与えてしまった狂信者の血、ってのが追加して付くがな」

 

私の感情に気付いていないのか、それとも気づいてて無視しているのか、再びグラスに血を注いで一気に呷る。濃厚な血のにおいにまた飲みたくなる衝動に駆られるが、あんなことがあった今そんな衝動は簡単に押し込むことができた。

 

「吸血鬼の吸血行為とはすなわち命の吸収。血とはその人物の命そのものだ。すべての命には魂が宿り、あらゆる魂には心が宿る。基本的に血が苦いのは拒絶している心が込められているからだ」

 

再び血をグラスに入れる。しかし、それを先ほどと同じようにすぐに飲むことはなく、光に当てながら鑑賞するかのようにゆっくりとグラスを回し始める。

確かに、こいつのいうとおりだ。血とはあらゆる生物にある生きている証。それなくしては生きていくこともできず、仮に血と全く同じ液体ができたとしても、それは本来の血と混ざり、同化していく。血をなくしては生き物足り得ない。意志あるものに血はある。意志なきものに血はない。私たち吸血鬼とは、血を飲むのではなく血に含まれている意志(いのち)をのむのだ。

 

「だが、この血の持ち主は違った。こともあろうことか、血を奪われることに欠片も拒絶をしなかった。いや、それどころかむしろ飲んでほしいとすら思っていたようだ」

 

グラスを回し、渦ができ始める血を眺める。それを眺める真祖は、まるでその慈しむかのような、しかし同時に蔑むかのような、そんな相反した感情を露わにしていた。

 

「だからだろうな。飲まれたいと願ったこの血は、もっと飲みたいという渇望を湧きあがらせる劇薬になった。飲んでほしいという心からの願望を、皮肉な形で叶えさせているんだからな」

 

それだけ言うと回していたグラスを止めて再び一気に呷る。その顔に血にのまれた様子はなく、ただつまらなさそうな表情だけがあった。

 

「どうだ。面白いだろう?いるか?」

 

「……いらん。確かにそれはいいものだが、欲しいとは思わん。別荘は貸してやるからその危険物をとっとと消してくれ」

 

面白い。こいつがよく口にする、いや、これこそが人生だと言わんばかりにこの言葉を多用する。確かに悠久の時を生きる吸血鬼は退屈を嫌う。だから暇つぶしに人を襲うし、人を助ける。そこにある感情は面白いか面白くないかだけだ。

だが、こいつは違う。こいつの面白いは、そんな低俗なものなのではなく、人であることを羨むような、人とはこうあってほしいというような、どこかそんな感情が見えているように思えた。

 

 

 

なお、こいつが飲み会と称して集めた人の中には、ごく普通の人間の中に私を含めたあらゆる生物が勝てないと恐怖するような大妖怪や自称死神、自称神狩りや自称モンスター狩りを生業としている化け物がちらほらいたが、あんな連中どこからやってくるのかという疑問を消すべく酒を飲んでこの事を忘れることにした。

 

あんな魑魅魍魎とした集会なんぞ、誰が楽しそうだなんて思うものか。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。