銀魂~朱き侍の日常~(※復刻版) (DDX)
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番外編
番外編 謝って許されぬなら開き直れ!!


 

カシャカシャ!

 

パシャパシャ!

 

 

とある場所にて・・・

 

 

カメラのフラッシュがある二人を写していた。

 

 

それは・・・

 

 

「では、これより・・・」

 

 

「銀魂~朱き侍の日常~(※復刻版)の謝罪会見を始めたいと思います。」

 

七三分けした銀魂主人公の坂田銀時とこの小説の主人公の真田秋久であった。

 

「えーまず、更新を待っていただいてます読者の皆様・・・」

 

「更新が遅れていることについて謝罪致します。」

 

「「誠に申し訳ありませんでした。」」

 

 

頭を下げ、二人は謝罪した。

 

 

「それでは質問がある方は挙手をお願いします。」

 

するとヒゲメガネをした神・・・ゴホッゴホッ!・・・失礼しましたヒゲメガネの記者が質問した。

 

「前回の更新から半年以上も間が空いてましたが作者はナニしてましたか?」

 

その質問に秋久が答える。

 

「なんかナニが意味あり気だけど気にしません。作者はほとんど仕事やゲームアプリで遊んでおりました。」

 

その質問にメスゴリラ・・・グハッ!!・・・また失礼しました美人記者が質問されましまた。→鼻血ダラダラ

 

「つまり作者はヒロインである志村妙さんと秋久のにゃんにゃん的なことは書かずサボっていたと?・・・◯るか・・・あの作者」

 

「ハイ、そこの記者さん作者◯したらこの作品も終わるから半殺しまでにしてね。ってかにゃんにゃんは古いわ。」

 

美人記者に銀時が間に入った。

 

 

えッ・・・半殺し確定?(゜Д゜)←作者

 

 

「つまり、作者は更新できる時があったのに書かなかったと?」

 

メガネしたメガネが質問してきた。

 

「メガネしたメガネってなんだァァァッ!!それってただのメガネってことかァァァッ!!!」

 

メガネ記者に構わず「扱い酷い!?」質問に秋久が答える。

 

「確かに書ける時はあったようじゃが作者は原作の最終回間近で熱が下がってしまったようじゃ。

 

作者は銀魂が終わると考えたら何かヤル気が落ち悩んでいたみたいじゃからな。」

 

秋久がそう言うと他の四人は・・・

 

「それって・・・」

 

「ただの・・・」

 

「言い訳アルな。」

 

「ゴミ以下ね。」

 

「事実じゃが・・・もうちっとオブラートに言ってやれ。」

 

 

 

もう・・・勘弁して・・・・・_(´ཀ`」 ∠)_ ←ゴミ(作者です。)

 

「それで今回、何が言いたいかと言いますと・・・」

 

「更新再開します。らしいぞ?」

 

「「そういう訳で皆さん宜しくお願いします。」」

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

「「報告する暇あるならさっさと書けやボケェェェッ!!」」

 

 

二人の主人公の叫びが木霊するのであった。

 

 

 

 

番外編

 

謝って許されぬなら開き直れ!! 完

 

 

 

 

 

 





お久しぶりです。

ホント、更新できずスイマセンでした。

すぐに更新できるか解りませんがなるべく更新できるよう頑張ります。

まずはリハビリで番外編を3話程書いてから本編を進めて行きたいと思ってますので楽しみにしていて下さい。

では、DDXでした!(^∇^)


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番外編 真田秋久の1日 前半


番外編の第一弾です。

時間軸は無視なので出せるキャラは出していきます(^∇^)


 

 

真田探偵事務所

 

 

本日は真田探偵事務所の所長である真田秋久さんの1日を密着したいと思います。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

午前7時

 

 

ピリリリリピリリリリリ

 

「ふぁ~もう、朝か・・・起きぬとな。」

 

そう呟くと秋久は布団から出て着替え始める。

着替えを終えると洗面所へ向かい顔を洗ったり歯を磨く。

それを終えてリビングに向かうと・・・

 

「あっ、おはようございます秋久さん。朝ご飯の準備できてますから座ってて下さいね。」

 

リビングにはエプロン姿のお妙がいた。

 

「おはよう、お妙・・・ところで何故に家にいるんじゃ?」

 

「さ、冷めてしまう前に食べて下さいな。」

 

秋久の問いに答えず妙は朝食をテーブルに並べた。

 

ゴゴゴゴゴォ!!

 

並べられた皿にあるのは黒い塊で空間すら歪めていた。

 

「さぁ、どうぞ。」

 

「いただきます。」

 

ガシャ

 

バリィバリィ

 

グシャグシャ

 

ジャリィジャリ

 

ゴックン

 

「ごちそうさまでした。」

 

出された料理?を秋久は完食しました。

 

・・・オマエ人間じゃねぇッ!!

 

「人間じゃ!ど阿呆ォ!!」

 

ナレーションにツッコミするなよ!?

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

午前9時半頃

 

 

朝食を食べ終えた後、秋久は事務所の掃除をし依頼箱に入っている依頼を確認していた。

 

「おはよーございまーす!」

 

「あぁ、おはよう長谷川さん。」

 

事務所に来たのは社員のマダオこと長谷川泰三だった。

 

「あ、秋久さん。さっき飛脚から郵便物が預かったぜ。」

 

「郵便?はて・・・なんじゃ?」

 

長谷川から封筒を受け取り中を確認すると中に入っていたのは沢山の請求書であった。

 

請求書にはこう書かれていた。

 

 

真田探偵事務所 “坂田銀時様”と・・・

 

 

 

 

「あの糞天パァァァッ!!!」

 

 

 

 

秋久は請求書を握りしめ走って事務所を出ていった。

 

「あのォ・・・今日の仕事は・・・?」

 

ただ一人残されたマダオの呟きは誰の耳に届かなかった。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

午前10時過ぎ

 

 

万事屋にて・・・

 

 

「・・・zzzz」

 

 

銀魂主人公である坂田銀時はまだ夢の中にいたが・・・

 

ドドドドドォ・・・

 

今・・・

 

怒りが頂点を越した朱き悪魔が・・・

 

ドドドドドォ!

 

現れた。

 

 

「この・・・糞天パァァァッ!!!」

 

「ギャアァァァッ!!!」

 

玄関や襖を粉砕して現れた秋久に流石の銀時も目が覚めた。

怒りに満ちた秋久の顔を見た銀時は血の気が引いた。

 

「あっ、秋久くん!?ど、どうしたの!?」

 

「どうしたのじゃと?・・・この馬鹿者がァァァッ!!」

 

秋久は持っていた請求書を銀時の顔面に叩きつけた。

 

「なんじゃ!この請求書はァ!!スナックにキャバクラに況してや・・・なんじゃこのコンビニのジャンプの請求書はァァァッ!!ジャンプくらい自分の金で買えや!!」

 

「うるせェェェッ!!そんな金すらねぇからテメェん所にツケたんだろうがァッ!!」

 

「なんでオマエがキレてんじゃ!逆ギレかァ!?キレもない髪の癖にキレてんじゃねェッ!!」

 

「んだとォ!ゴラッ!!さっきから人様の頭のこと馬鹿にしやがって!!払えばいいのか!払ってやろうじゃねぇか!この野郎ォ!!」

 

そう言って銀時は秋久の手に金を渡した。

 

ジャンプ代300円を・・・

 

「ほら、これでいいんだろ?」

 

「・・・やれやれじゃな。」

 

 

銀時・・・テメェのツケは・・・

 

 

「ジャンプ代じゃ足りんわボケェェェッ!!!」

 

 

その後・・・

 

 

銀時は秋久にボコボコにされたようだ。

 

 

 

 

 

中半に続く(キートン山田風)

 

 

 

 

 

 





如何でしたか?

取り敢えずは番外編を書いてから本編を書くのでお楽しみに!

感想・評価の程、宜しくお願いしますm(__)m


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番外編 真田秋久の1日 中半


番外編 第2弾です。

さて、今回は誰が出るかな?(^^;


 

前回のあらすじ

 

 

秋久、キレる。

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

午前11時半

 

 

「秋久ー!!はやくはやく!!」

 

「慌てなくても飯屋は逃げんぞー神楽。」

 

「ハハハ・・・外食なんて久しぶりだから神楽ちゃんもテンション上がってるんですよ。」

 

 

銀時をぶっ飛ばした秋久であったがそこに仕事から戻って来た神楽と新八と遭遇。

 

秋久が万事屋にいる理由を話しを聞いた二人は・・・

 

 

「オマエぇッ!!何ィ秋久にまで迷惑かけてるアルかァ!!!」

 

「少しは恥を知れ!ってか飲みに行く余裕があるなら働けバカヤロォォォッ!!!」

 

「ぎぃやァァァッ!!!」

 

 

二人掛かりで銀時を更にボコボコにしたのであった。

 

 

 

その後、もう昼飯時になることに気付いた秋久は事務所にいる長谷川に連絡し、資料整理して退社するよう指示した後、神楽と新八を連れて昼飯に行くことにしたのだった。

 

 

「・・・でも、大丈夫なんですか?神楽ちゃんの食欲は並大抵じゃないですよ。」

 

秋久の財布を心配する新八に秋久はカカカと笑うと新八の頭をがむしゃらに撫でた。

 

「うわッ、あっ、秋久さん!?」

 

「新八ィ、ガキがいちいちそんな心配せんでいい。ガキは黙って甘えれる時は甘えればいいじゃよ。」

 

そういうと秋久は先に行ってしまった神楽を追いかけて行った。

 

「・・・敵わないな。もう・・・二人共、置いてかなで下さいよ!」

 

そして新八も二人を追いかけるのであった。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

午後12時

 

 

神楽の要望により秋久たちは焼き肉屋にいた。

 

「たくぅー少しは加減しろよなテメェらは・・・」

 

「喧しい。飯を食わせて貰えるだけありがたいと思え。」

 

「すいません秋久さん・・・私まで・・・」

 

「気にせんで大丈夫じゃよ“お妙”。悪いのは“銀時”だけじゃか、な。」

 

秋久、新八、神楽以外に銀時とお妙も合流していた。

 

何故、二人が合流しているかと言うと・・・

 

「待てやァ!糞天パァァァッ!!!」

 

「ギャアァァァッ!!誰かァッ!助けて下さァァァいィ!!」

 

鬼の形相をしたお妙から走って逃げる銀時を見つけたからだ。

 

理由を聞くと万事屋に立ち寄ったお妙がボコボコにされた銀時を発見、何があったか銀時に尋ねたが銀時は誤魔化していたが・・・

 

部屋に落ちていた請求書をみて悟ったらしく鬼ごっこが始まったらしい。

 

取り敢えず秋久は周りに迷惑が掛かるからとお妙を止め一緒に食事に誘い、そのオマケで銀時も付いてきたのであった。

 

「キャホーイ!お肉が沢山アルね!!」

 

「ほれ、新八に神楽、肉を焼いてやるから沢山食え。」

 

「ありがとうございます!あっ!神楽ちゃんそれはボクの!?」

 

「なに言ってるアルか!ここは既に戦場ネ!取られる奴が悪いんだよ!ジョニーィ!!!」モグモグ

 

「そうだぞジョニーィ。」モグモグ

 

「誰がジョニーィだァ!!ってか銀さん!?何ィさりげなくボクの分を取ってんですか!!!」

 

肉を取り合う万事屋メンバーに呆れる秋久に苦笑いするお妙・・・

 

「仕方ないな~新八くんにオレの分をあげようじゃないか!」

 

「落ち着けリーダー。その肉はまだ半生だから・・・あっ、スイマセン。ホルモン後2つ程追加で・・・」

 

[ウマウマ]

 

いつの間にか席で座っているゴリラとテロリストとUMAがいた。

 

 

「「なんでテメェらがいんだァァァッ!!!」」

 

 

ドゴォォォン!!!

 

 

「「ぎぃやァァァッッ!!」」

 

 

UMA以外の二人は四人にブッ飛ばされるのであった。

 

 

 

 

後半に続く。

 

 

 

 





今回の登場はゴリラとテロリスト(ヅラ)に着ぐるみでした。

次で1日シリーズは終了です。

さて・・・そろそろ本編作りに取りかからないと(^^;

感想・評価、宜しくお願いしますm(__)m


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番外編 真田秋久の1日 後半


これにて1日シリーズは終了です。

それじゃ、どうぞ。


前回のあらすじ

 

ゴリラ・ヅラ、ブッ飛ばされ即退場。

 

「「オレたちの出番これだけ!?」」

 

・・・始まります。

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

午後12時半

 

 

「さぁ!焼き肉再開しましょう!!」

 

お妙のその一言にて何事も無かったかのように焼き肉が再開された。

 

・・・哀れゴリラとヅラよ。

 

「・・・せっかくじゃからオマエも食ってけ。」

 

[ありがとうございます!]

 

残されたエリザベスにも奢ることにした秋久。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

「いや~焼き肉はやっぱり良いわァ。あっ、お姉さん!ビール持って来て!」

 

「オマエ・・・真っ昼間からビールって・・・」

 

昼間からビールを頼む銀時に呆れる秋久だが・・・

 

「いいじゃねぇか。ホレ、オマエも飲めって!」

 

ビールが入ったグラスを渡されたが秋久も焼き肉とビールの相性の良さをしっているため黙って受け取り飲むことにした。

 

 

「うん?神楽、口の周りが汚れておるぞ。」

 

「ホントアルか?」

 

神楽の口周りがタレで汚れていることに気付いた秋久はナプキンで神楽の口を優しく拭いた。

 

「ほれ、これで取れたぞ。」

 

「あっ・・・ありがとうネ。」

 

そう言う神楽の頬が少し赤くなっていた。

 

バキィッ!!

 

「あらヤダ・・・お箸が折れちゃたわ。」

 

「大丈夫かお妙!凄い音じゃったぞ!怪我は!?」

 

そう言うと秋久はお妙の手を取り怪我がないか確認する。

 

「大丈夫じゃな。待ってれ、いま新しい箸を頼む。」

 

「ありがとうございます。」

 

そう言って秋久は店員に新しい箸に交換して貰うため席を立つ。

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

お妙と神楽の間に火花が散る。

 

「銀さん・・・気のせいでしょうか。背筋が寒いです。」

 

「気のせいじゃないよ新八くん。」

 

だって・・・

 

ボクたち見てたじゃないか。

 

“ステンレス”の箸が粉々に割れたのを・・・ね。

 

こうして秋久が戻るまで銀時と新八は震えながら焼き肉を焼きエリザベスが食べていくだけであった。

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

午後2時半

 

 

「ハァ・・・なんじゃか疲れたわ。」

 

あの後、食事を終えた秋久は万事屋メンバーとお妙(オマケにエリザベス)と別れ事務所へと帰ることにした。

 

「ホント・・・今日はなんて日なんじゃ・・・」

 

朝から天パをぶっ飛ばして・・・

 

昼にはゴリラと犯罪者をぶっ飛ばして・・・

 

「なんじゃかな~何か呪われて・・・」

 

ドゴォォォン!!

 

突如、秋久の目の前で爆発が発生した。

 

「総悟ォ!テメェェェッ!!逃げんじゃねぇッ!!!」

 

「嫌でさぁ。さっさと死ね土方。」

 

「なんだとゴラァァァッ!!」

 

ブチィッ!!

 

街中で暴れている馬鹿二人に秋久の堪忍袋がついにキレた!!

 

ガシッ!

 

「こんな街中で・・・」

 

秋久は暴れている土方と沖田の頭を瞬時に掴み・・・

 

「暴れてんじゃねぇェェェッ!!!」

 

ドゴォォォン!!!

 

掴んだまま地面に叩きつけた。

 

「グハッ!!」

 

「ゴハッ!!」

 

地面に叩きつけられた二人は顔を上げ、秋久を睨む。

 

「テメェ!探偵屋!?なにしやがんだ!!」

 

「兄貴ィなにすんですか?」

 

 

「じゃかわしィッ!!こんな街中でなに暴れておんじゃこの馬鹿共がァァァッ!!そこに直れ!!説教じゃァッ!!!」

 

 

秋久はその場で土方と沖田を正座させ数時間以上も説教が続いた。

 

後にこれを目撃したジミーは語った。

 

「探偵屋の旦那だけは怒らせちゃ駄目だ。」

 

その目は生きることを諦めた死人のようであったそうな。

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

午後7時

 

 

「・・・という1日じゃったんじゃよ。」

 

「なるほど、それでそんなに窶れている訳かい。」

 

あれから秋久はスナックお登勢に来てお登勢に愚痴を聞いて貰っていた。

 

事務所に帰ったらどこぞの眼鏡ストーカーが万事屋と間違えて来たので追い出したり酔った吉原の百華の頭が事務所の備品を破壊したりドーナツ婦警がドーナツ作れと乗り込んできたり柳生の大将が変態部下を投げてきたり・・・

 

「ホント・・・なんて日じゃ。」

 

そうな秋久のグラスに酒を注ぐお登勢。

 

「でもアンタ・・・」

 

お登勢は煙草を取り出し火を付ける。

 

「何かスッキリした顔してるじゃないか。」

 

お登勢の言葉に秋久はフゥと笑う。

 

「そうじゃな。」

 

後ろを振り替えると今日会ったメンバーがドンチャン騒ぎしていた。

 

「たまにはこんな日も・・・」

 

 

 

悪くはないのォ。

 

 

 

番外編 真田秋久の1日 完

 

 

 

 





如何でしたか?

今回のような1日シリーズは秋久以外でもジミーやミツバなどネタは考えてあったのですがジミーは地味だしミツバは土ミツ展開しかないので主人公の秋久に決まりました。

次から本編作成ですがお盆も近いので夏ネタも書くつもりです。

それではここまで読んで頂きありがとうございました。

感想・評価、宜しくお願いしますm(__)m


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番外編 夜空に咲く花のように。

はい!突然の番外編です(^-^)/

この作品は前作時に書いた短編をリメイクしたモノです。
ヒロインは月詠です。

では、どうぞ!!



季節は8月・・・

 

 

夏真っ盛りの時期・・・

 

 

今日も真田探偵事務所に依頼人が来ていた。

 

「お願いだよ!秋兄ィ!!」

 

「ハァ・・・」

 

溜め息を吐く秋久の目の前には吉原の日輪の息子である晴太が来ていた。

 

「急に来たかと思ったらいきなり“夏祭り”に連れてけとはどういった了見じゃ・・・?」

 

事務所に来た晴太は秋久に近々に行われる夏祭りに連れてってほしいと頼み込んできたのだ。

 

「しかしな・・・儂も仕事があるしな・・・」

 

「そ、そんな・・・頼むよ秋兄ィ!そこをなんとかッ!!」

 

必死に頼み込む晴太に秋久は眼を細めた。

 

「晴太オマエ・・・何を隠している。」

 

「えッ!?」

 

「さっきから夏祭りに行くと言うより“儂を夏祭りに連れて行く”のが目的としか考えられん。」

 

そう言って秋久はデスクから立ち上がり晴太の前に立つ。

 

「話せ晴太・・・全部!!」

 

「うッ!!そ、その・・・・・実は・・・」

 

秋久の気迫に晴太は口を開いた。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

~数日後~

 

 

夏祭り会場にて一人の女性が煙管を片手に佇んでいた。

 

 

 

フゥー

 

 

「・・・晴太の奴、何をしておる。」

 

女性の名は月詠、吉原の百華の頭であり晴太の家族である。

 

「夏祭りに行きたいと頼み込んでおいて先に行って待っていろとはどういうつもりじゃ。」

 

待たされてイラついているのか再び煙管を口にしようとすると・・・

 

「オイオイ姉ちゃん一人?」

 

「暇ならよォ俺たちと一緒に遊ばない?」

 

「祭りじゃなくてホテルでだけどな~!」

 

柄の悪い男たちが月詠周りを囲んだ。

 

月詠は気にしないまま煙管を口にし煙を吐くと・・・

 

「消えなんし。オマエたちのようなバカを相手する程、わっちは暇ではありんせん。」

 

「あぁん!?なんだと!!このアマ!!」

 

連中の一人が月詠に手を伸ばそうした瞬間・・・

 

 

パシュッ!!

 

 

「ぎゃあァァァ!!」

 

男の手にはクナイが突き刺さっていた。

 

「なっ、なんだ!?」

 

「テメェ!!調子に乗るんじゃ・・・」

 

男たちの言葉も聞かず月詠は周囲にクナイを投げ、周りの男たちを無力化したが・・・

 

「この・・・糞女ァァァが!!」

 

最初に手を刺された男が隠し持っていた小刀を月詠に振り下ろそうとしていた。

 

だが・・・

 

「何をしてんじゃ・・・この・・・ど阿呆がァァァッ!!」

 

「ぐへェッ!!」

 

突如として現れた朱髪の男が襲いかかろうとした男の頭を掴み地面に叩きつけた。

 

「お、オマエは・・・」

 

「よぉ、大丈夫じゃったか・・・」

 

朱髪の男はゆっくりと振り替えった。

 

「月詠。」

 

振り替えったのは額にクナイが刺さった秋久でした。

 

「・・・・・」

 

その姿に唖然とした月詠であった。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

「スマン・・・本当にスマン・・・・・」

 

「いや・・・気にせんでぇ良いわ。流れ弾?流れクナイ?とにかく避けれんかった儂が悪い。」

 

あれから二人は夏祭りの屋台を回っていた。

 

「ところで秋久・・・何故、お主が此処に?」

 

「・・・儂らは嵌められたようじゃよツッキー」

 

「ツッキー言うな!!嵌められたとは一体・・・」

 

「取り敢えず出店でも楽しもうや♪」

 

そう言って秋久は月詠を取った。

 

「おっ、オイ!秋久///!?」

 

それから秋久と月詠は色んな出店を見て回った。

 

道中、綿菓子やかき氷を食べたり射的やヨーヨー釣りで遊んだりと二人は満喫していた。

 

そして・・・・・

 

そんな楽しい時間も終わりを告げようとしていた。

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

「そろそろ祭りも終わりのようじゃな。」

 

「そうか・・・もうそんな・・・・・」

 

ヒュウーーー

 

ドォォォォォン!!

 

秋久たちの上空に花火が打ち上げられた。

 

その花火はただただ綺麗で秋久と月詠だけではなく周りにいる人皆が足を止める程に・・・

 

「綺麗じゃな・・・」

 

「そうじゃな。」

 

「また・・・こんな花火を見れるだろうか。」

 

「さあな・・・じゃが・・・・・○○○。」

 

 

ドォォォォォン!!

 

 

花火の音により秋久が言った言葉は周りには聞こえなかったようだが月詠には通じたのか顔を赤らめていた。

 

「あっ、秋久///!?い、今、なんと!?」

 

月詠の問いに対し秋久は・・・

 

「さ~てな!」

 

 

 

“来年も花火が見れれば聞けるじゃないか?”

 

 

 

そう言って歩き始めた秋久を月詠は追いかけた。

 

 

 

「やれやれ・・・二人共、素直じゃないんだから。」

 

 

二人を遠くから見守ってた晴太は首を左右に降って呆れていたがどこか嬉しそうな顔であった。

 

 

「母ちゃんに頼んで明日は赤飯だな。」

 

 

こうして長いようで短い夏祭りは終了したのであった。

 

 

 

 

※余談だが次の日、朝帰りした月詠に晴太がからかったせいで月詠に折檻されたのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

番外編 夜空に咲く花のように。

 

 

 

 

 




如何でしたか?

この作品は前作で書いたモノで人気が強かったので書き直して見ました。(^^;

前みたいにリクエストでも受付ようかな・・・

それでは読んで頂きありがとうございました!

感想、評価の程、宜しくお願い致しますm(__)m


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本編
取り敢えず、あらすじを知れ!



ハーメルンよ!!私は帰って来たぁぁぁぁぁッ!!

…はい、すいません。m(__)m

やっぱり書きたくて戻って参りました。




 

 

20年前…

 

 

地球は“天人(あまんと)”と呼ばれる宇宙人の襲来を受け、地球人と天人との間に十数年にも及ぶ戦争が勃発した。

 

 

“攘夷戦争”

 

 

数多くの侍たちが攘夷志士として己が国を守るために天人との戦争に参加した。

 

しかし…

 

天人の強大な力や科学力の前に弱腰になった江戸幕府は天人の侵略をあっさりと受け入れ開国してしまった。

 

そして攘夷志士達は国の不穏分子とされてしまった。

 

だが…

 

その戦争の終局の間近…

 

ある男の名が天人と攘夷志士側で広まり、後に…

 

“白夜叉”“狂乱の貴公子”“鬼兵隊総督”と肩を並べる程となった男の名は…

 

“朱き侍”

 

敵、味方すら恐れる存在となった男は戦争の終局間近に行方不明となった。

 

 

それから数年後…

 

 

……………

…………

………

……

 

 

 

江戸の町、“かぶき町”

 

 

江戸の下町に所在し、飲食店の立ち並ぶ繁華街であるがヤクザなどの土着の権力者により天人があまり住んでいない土地である。

 

そんな町では喧嘩なんて日常茶飯事で…

 

「んだッとテメェ!!」

 

「やんのかァ!!ゴラァ!!!」

 

とあるスナックで2人の酔っ払いの男が喧嘩していた。

 

「やれやれ、騒がしいったら無いね。」

 

騒ぐ男2人に呆れる女性が1人いた。

 

「あんた達、喧嘩するのは勝手だけど店で暴れんじゃないよォ!!」

 

どうやら呆れていた女性はこのスナックの女将のようだ。

 

「うるせぇよ、糞ババアッ!!」

 

「テメェからぶっ飛ばしてやらァ!!」

 

そう言って喧嘩していた男の1人が女将に向かって拳を向けた。

 

 

 

その時…

 

 

 

ガシッ!!

 

「ッ!?」

 

男が放った拳をカウンター席に座っていた男が受け止めたのだ。

 

「…いただけねぇな。」

 

カウンターに座っていた“朱髪”の男は男の拳を握ったまま立ち上がった。

 

「てっ、テメェ!?」

 

「例え酔いのせいだろうが女に拳を向けるのは…」

 

ギュッ!!!

 

「いッ、いってぇぇぇぇぇ!!」

 

拳を握っている手に力が入った瞬間、握られている男から苦痛の叫び声が響く。

一緒に喧嘩していた筈のもう1人の男はその光景を見て恐怖していてた。

 

2人の様子を見て朱髪の男は握っていた拳を離した。

 

「酔いも覚めたじゃろ?…目障りじゃ、消えろ。」

 

その瞬間、2人は慌て店を出て行った。

 

「ふぅー、スマンかったな。迷惑をかけた。」

 

「いや、こっちこそ悪かったね。」

 

そういうと女将は店の冷蔵庫からビール瓶と冷えたグラスを取り出すと朱髪の男の前に置いた。

 

「これは私からの礼だよ。飲みな兄さん。」

 

「それじゃ、遠慮なく…」

 

朱髪の男はグラスを受け取ると女将がビールをグラスに注ぐ。朱髪の男はそれを旨そうにイッキ飲みし、ぷはーと息を吐いた。

その飲みっぷりに女将は嬉しそうにしていた。

 

 

「ところで兄さん、この辺じゃ見ない顔だね。出稼ぎかい?」

 

「うーん、似たり寄ったりかのォ?最近まで宇宙で仕事していてのォ…今度はこっち(地球)で仕事しようと思っておるんじゃ。」

 

「そうなのかい。因みに…兄さん名前を聞いても?」

 

女将の質問に朱髪の男は口にしていたグラスを置いた。

 

「儂の名か?儂は………」

 

 

“真田…真田秋久(さなだあきひさ)じゃ。”

 

 

 

 

取り敢えず、あらすじを知れ!

 

 

 

 





………(・´д`・ )

相変わらずの駄文の癖にやっぱり書きたくなるのは何故なんでしょうか?

前のようにちゃんと書けるか不安です。(´Д`|||)

感想、評価の程よろしくお願いしますm(__)m


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何事にも準備は大事である



…書ける時に書く。

それが私だ!!( ・`д・´)キリッ


 

前回のあらすじ

 

 

江戸の町、かぶき町に朱髪の男…真田秋久が現れた。

果たしてこの男の目的は如何に…

 

 

 

……………

…………

………

……

 

 

 

秋久side

 

「申し訳ないのォ~良い物件を紹介して貰った挙げ句に道案内まで…」

 

 

「いいってことよ…うちの常連が困ってたからね。」

 

「あぁ、恩に着る。」

 

儂の目の前にはとある物件がある。

 

さて、何があったのか話を遡らねばならんな。

 

 

 

数時間前…

 

 

 

ガラガラ…

 

 

「ちわ~“お登勢さん”おるかい?」

 

「おや、来たかい秋久。」

 

「真田サン、コンニチワ!」

 

 

儂がやって来たのは“スナックお登勢”という店で儂が初めて江戸に来て寄った店じゃ。

この店の女将である“お登勢”とそこで働く“キャサリン”が儂を出迎えてくれた。

 

「おー!キャサリン、今日も元気そうじゃな!!」

 

「真田サンコソ今日モイケメンデスネ!」

 

「おう、ありがとうのォ!」

 

「それより、秋久。アンタこっちに来てから一ヶ月になるけど仕事場は見つかったのかい?」

 

「………ははは、今日もダメじゃった。」

 

かぶき町に来て早一ヶ月…

儂は良い物件がないか調べていたのだがコレと言える物件が見付からず儂は困り果てていた。

 

「やっぱりねぇ…かぶき町で良い物件を見つけてもかなりの金額だったり、たちの悪いヤツが絡んでたりするもんだからね。」

 

「参ったのォ……」

 

困り果てた儂を見たお登勢は…

 

「…仕方ない。常連が困ってんだから協力してあげるしかないね。」

 

そう言うとお登勢は吸っていた煙草を消し、簡単な身支度をすると店のドアへ向かう。

 

「付いてきな秋久。私の知り合いに話してやるから。」

 

それからの展開は予想以上に早かった。

気付けば場所、予算、支払いなど話はお登勢を中心にトントン拍子に進んで僅か半日で手続きが終わってしまった。

 

…儂の一ヶ月はいったい…

 

そして今、儂の目の前には手続きを終わらせ儂の住まいであり、仕事場になる建物がある。

 

さて、高ぶる気持ちを落ち着かせんといかんな。

 

「(まだまだやらなければいけんものもあるしな。)」

 

 

秋久side end

 

 

……………

…………

………

……

 

 

 

 

「スマンかったなお登勢さん。色々と世話してもらって…」

 

「構わないさぁ、常連が困ってんのにほっとく程、私は冷たい女じゃないよ。」

 

礼を言う秋久に対してお登勢は煙草を吸いながら笑っていた。そんなお登勢に秋久もありがとうと呟いて笑っていた。

 

「それじゃ、私も店があるから行くよ。」

 

「うん?送って行くか」

 

「何、言ってんだい…アンタも店の準備しなきゃいけないだろ?」

 

「うっ…確かに…」

 

お登勢からのダメ出しにぐうの音も出ない秋久であった。

 

「じゃ、然りやるんだよ」

 

「うむ、世話になった!」

 

立ち去るお登勢を見送った秋久は店のドアを開いて中へと入った。

 

「ここが…儂の仕事場になるのか…よし!」

 

すると秋久はまず、店の中にあった木の板で看板を作り始めたのであった。

 

 

 

数時間後…

 

 

 

 

「できたァッ!!」

 

完成した看板にはこう書かれていた。

 

 

 

“真田探偵事務所”

 

 

 

こうして秋久の新たな生活が始まるのであった。

 

 

 

 

何事にも準備は大事である

 

 

 





アレ?(´・ω・` )

今更ながら思ったのだけどお登勢ってこんなんだっけ?

…アレ?(´・ω・` )


感想、評価よろしくお願いいたしますm(__)m


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下準備は早めにやらないと後が大変



さてさて、そろそろヒロイン候補を出さないとね。

前作を知ってる方はネタバレしないでね(^_^;)


 

前回のあらすじ

 

 

スナックお登勢の女将であるお登勢の協力により秋久は漸く“真田探偵事務所”を立ち上げることに成功した。

果たして上手くいくのだろうか?

 

 

……………

…………

………

……

 

 

 

「それでは、お荷物は以上になりまーす。」

 

「あぁ、ご苦労様。」

 

お登勢から紹介されてから既に一週間が過ぎていた。

あれから秋久は仕事や生活に必要な備品など購入し、事務所開業に明け暮れていた。

 

ぐぅー

 

「……腹減ってきたな。」

 

秋久は時計を見ると既に夕方の4時を回っていた。

 

「あちゃー、もうこんな時間かァ…昼飯も食ってないから腹が空く筈じゃ。」

 

どうやら昼食すら忘れて作業していたようだ。

 

「外食でもいいが…せっかく冷蔵庫や調理道具も買ったことじゃしスーパーにでも買い出しに行くかのォ。」

 

そう言って秋久はマイバックを持参してスーパーへ向かう。

 

だが…

 

秋久は知らなかった。

 

 

 

夕方のスーパーは“戦場”であることを………

 

 

 

……………

…………

………

……

 

 

 

「ちょっとォ!!その魚は私のよ!!」

 

「何言ってんのよ!先に取ったのは私よ!!」

 

「あらやだ!今度はお肉のタイムサービスが始まるの時間だわ!!」

 

「豚挽き肉は貰ったぁぁぁぁぁッ!!」

 

「させるかぁぁぁぁぁッ!!」

 

「なんとォー!」

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁぁッ!!」

 

「ウホッ、いいお肉。」

 

「このヒレ肉を見てくれ。…コイツをどう思う。」

 

「凄く…美味しそうです。」

 

「………なんじゃ、こりゃ。」

 

秋久の目の前ではタイムセールによる奥様方の壮絶なる戦争が起きていた。

なんか後半から変な奴らがいるが秋久は無視することに決め必要な物だけ買ってスーパーを後にした。

 

因みに余談だがスーパーのトイレからあーーー!!と言う声が聞こえたらしいが何があったかは不明のようだ。

 

 

 

……………

…………

………

……

 

 

「なんか解らんがあのスーパーには二度と行かん。」

 

取り敢えず、必要な食材を買った秋久は真っ直ぐ自宅に帰ろうしていた。

 

その時…

 

「きゃあぁぁぁぁぁッ!!!」

 

「ッ!?何事じゃァ!?」

 

突然と聞こえた女性の悲鳴に秋久は悲鳴が聞こえた先へと向かって走り出した。

 

悲鳴が聞こえた場所に着くとそこには………

 

「近寄らないでぇぇぇぇぇッ!!」

 

「待ってぇぇぇぇぇッ!誤解なんですぅぅぅ!!」

 

全裸の男…いや、ゴリラ?に追われる女性がいた。

 

「………ホント、なんなんじゃ…こりゃ…」

 

とにかく無視する訳にもいかず秋久はこっち向かって走って来る女性に向かって走り出した。

 

「伏せろォ!」

 

「ッ!?」

 

女性は秋久に気付いた瞬間、その場に伏せたその時…

 

 

「ウオォォォりゃぁぁぁぁぁッ!!」

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁッ!!!」

 

秋久は女性を飛び越えた瞬間、身体を1回転させその勢いから強烈なキックを放った。(某2000年ライダーのキック)

 

キックが直撃したゴリラ?は叫び声をあげながら吹っ飛んでいった。

 

「ふぅー、なんなんじゃあのゴリラは…「あの!」うん?」

 

呼ばれた方に振り替えると先程、助けた女性がいた。

 

「ありがとうございます。助かりました。」

 

「気にせんでいい。それよりもケガなどはないか?」

 

「はい、大丈夫です。……あの~良かったらお礼を…」

 

「気にするな。礼なんて…『ぐぅ~』………」

 

「うふふ、お腹は正直ですね。」

 

腹の音を聞かれ顔を赤くする秋久に女性はクスッと笑っていた。

 

結局、お礼ということで女性に飯をご馳走になることになった。

 

「あっ、そう言えばまだ自己紹介がまだでしたね。」

 

女性は秋久へ振り替えり…

 

 

 

「私、“志村妙”と言います宜しくお願いします。」

 

 

波乱は続く。

 

 

 

 

下準備は早めにやらないと後が大変

 

 





はい、最初のヒロイン候補はお妙さんでした。

さ~て今後はどんな感じで書きましょうかね♪

…それより、なんで自分は阿◯さん登場させてんだ?


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笑うなら腹から笑うべし


今回はちょっとシリアスになってる…と思うよ?

それより、早くギャグ書きてぇぇぇぇぇッ!!

いつになったら書けるのやら(;´∀`)


 

前回のあらすじ

 

戦場と言う名のスーパーで買い物をし、帰宅途中の秋久は全裸のゴリラ?に追われていた女性…志村妙から助けた礼として食事に招待されるのであった。

 

 

 

……………

…………

………

……

 

 

 

「(待ってるのも暇じゃな…)」

 

現在、秋久は妙の実家である“恒道館道場”へやって来ていた。

 

ここで皆さんに志村妙について話しておこう。

 

志村妙

 

茶色の瞳にセミロングの茶髪をポニーテールにした女性で、江戸一番の美少女と言われており、父の遺した道場の復興のため、キャバ嬢兼用心棒として働き職場の人間からの人望も厚い。

 

まさに完璧と言える女性なのだが…

 

彼女には1つ問題があった。

 

「真田さん、お待たせしましま。」

 

御盆に料理を乗せ現れた妙は秋久の隣に座りテーブルに作った料理を並べていった。

 

「………あの、志村さん?」

 

「うふふ、名前で構いませんよ。」

 

「それじゃ、儂のことも名で構わんよ。それより…この“真っ黒な塊”はなんじゃ?」

 

秋久の前に並べられた料理は全て真っ黒な塊しかなく不気味なオーラを放っていた。

 

「これですか?肉じゃがに白米にお味噌汁と玉子焼きですが…?」

 

そう、彼女は料理が絶望的に酷いのだ。

どれくらい酷いかと言うと正真正銘のダークマターを生み出す程の腕前なのだ。

 

「そうか…では、いただきます。」

 

何の躊躇いも無しに秋久は塊を箸で取り、口に入れた。

 

ボリボリ。

 

ガリガリ。

 

ガシュッ!

 

肉じゃがとは思えない音が志村家に鳴り響いた。

 

~30分後~

 

「ご馳走様でした。」

 

秋久は何事もなく目の前の異物を平らげたのだ。

 

…コイツ、人間か?

 

「人間じゃ、アホッ!!」

 

「あっ、秋久さん?!どうしたんですかいきなり…」

 

「いや、なんかバカにされた気がして…」

 

可笑しな電波を受信した秋久であった。

…ナレーションにダメ出しすんなよ。

 

 

……………

…………

………

……

 

 

妙side

 

 

私は今、不思議な気分だ。

いままで生きてきた中でこんな気持ちになったのは2回目だと思う。

 

私はこの気持ちがなんなのか知っている。

 

そう…これは“恋”だ。

 

会ったばかりの人なのに何故こんな気持ちになったのだろう………

 

初めて彼を見た時、“あの人”に似ている気がした。

 

助けてくれたお礼と言って彼を家に招いた。

 

彼と話していると益々、彼に似ている。

 

顔じゃない。顔と話と心が癒され明るくなれる。

 

まるで昔の頃のように…

 

 

 

「どうぞ、秋久さん。」

 

「すまん、ありがとう。」

 

私達は縁側にてお茶を飲んでいた。

 

涼しい風が吹いて心地好い。

 

「なぁ、妙…」

 

「なんです?」

 

秋久さんは少し困ったような顔したが何かを決意したのだろうか…真剣な眼差しで私を見る。

 

そして秋久さんの口は開き…

 

「オマエさん、なんで“作り笑い”をしてるんじゃ。」

 

「………えっ。」

 

私の何かが凍り付いた瞬間だった。

 

 

妙side end

 

 

 

 

 

 

笑うなら腹から笑うべし

 

 

 

 





個人的にですがお妙さんって守ってあげたくなるキャラなんですよね。(^_^;)

幼少の頃からお妙さんって悲惨な人生だな~って思うんで。


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エチケット袋はいつも持ち合わせるように


久しぶりの投稿になっちゃた(´・ω・` )

なかなか書ける時間がなくて嫌やわ~

あっ、因みに今回はちょっとシリアスかな?


 

前回のあらすじ

 

秋久に淡い恋心を抱きだしたお妙に対し、お妙の笑顔の裏の影に気付く秋久。

 

秋久から発せられた言葉にお妙の心は…

 

果たして…

 

 

 

……………

…………

………

……

 

 

 

~お妙side~

 

 

 

「明日、彼氏とデートなんだ~♪」

 

「ウソ!あんた彼氏いたの!?」

 

「裏切り者ーーー!!」

 

私が働くお店の女の子たちが楽しそうに話をしていた。

話題はどうやら彼氏とのデートのようだ。

 

…私には解らない。

 

…なぜ?

 

「あっ、ねぇ!お妙ちゃんは彼氏いないの?」

 

「えっ、私?」

 

「いない訳ないでしょ?お妙ちゃん程の美人を男がほっとく訳ないじゃない。」

 

「それもそうか。」

 

「……………」

 

…やはり解らない。

 

”彼女達は何が面白い“のかが…

 

 

~お妙side end~

 

 

「…作り笑い?…秋久さん…何を…」

 

秋久の言葉にお妙の笑顔が崩れかけていた。

 

秋久は黙ったままお妙の顔を見つめ続けている。先程の発言がなければお妙は顔を赤く染めていただろう。だが今のお妙の顔を赤ではなく青くなっていく。

 

「オマエさん…自分でも気付いてないのか?」

 

益々、訳が解らないお妙に秋久はゆっくりと口を開く。

 

「…オマエは自分が潰れかけてること気付いていない。何がオマエをそんなにしているかは儂には知らん。

 

その背負ってるモノはオマエにとって大切なんだろうがオマエの芯は限界に近いんだよ。」

 

「そんなことッ!!「無いとは言えんよな。」ッ!?」

 

秋久の言葉を否定しようとするができないお妙。

 

「まだ出会って間もない儂らじゃがお妙、オマエさんは芯が真っ直ぐな奴だってことは解る。

 

だがな…どんな芯がしっかりした奴だって人間なんだ。周りの環境1つで芯は腐ったり傷つくもんなんだよ。」

 

 

パァァァァァン!!

 

 

何かを弾くような音が響いた。

 

秋久の言葉に耐えられなくなったお妙が秋久の頬を平手打ちをしたのだ。

 

「貴方に…アンタに何が解るって言うのよォ!!」

 

お妙の瞳からうっすらと涙が溢れる。

 

 

“ホントは解っていた。”

 

 

「私だって、私だって普通の女の子みたいに過ごしてみたいわよ!!だけど…だけど私は武家の…侍の娘なの!父上が死んで…大切な人が居なくなって…それでも自分はしっかりしないと思って進んで来たの!

 

でも…周りの女の子達の楽しそうな話す声や姿に私は…羨ましかったッ!

 

どうして、私なんだろうって!どうして私はあの輪に入れないのかってッ!!

 

捨てればいいって解っていた!でもォ!!捨てれない…捨てれないのよ。

 

私は…この道場も…思いも…私には…」

 

 

“捨てたくない”

 

 

自分の中にあるモノを吐き出したお妙はその場で崩れ落ち泣き出した。

 

ナデナデ

 

お妙は頭に感じる暖かさに視線を向けると自分の頭の上に秋久の手が置かれていた。

 

「……………」

 

秋久は黙ったまま何も言わずお妙の頭を撫で続けた。

 

「つッ!?あき…ひ…」

 

「…1人で頑張り過ぎじゃ…馬鹿者が。」

 

秋久は懐からハンカチを取り出しお妙の涙を拭いた。

 

「捨てれないなら捨てなくいい。だが…自分が苦しいと思ったんなら誰かに頼れ。愚痴でも何でもいい…人間、誰だって弱いもんだ。オマエさんはもっと人に頼っていいんだよ。侍の娘だろうが関係ねぇ…一杯の酒のんで嫁さんの愚痴を吐くオッサンみたいに愚痴吐いたり、飲み過ぎて◯◯を道端で吐くみたいに吐けばいい。もし吐く場所がねぇなら……」

 

 

秋久はお妙の顔を見つめ…

 

 

「儂がエチケット袋の役をかってやるよ♪」

 

 

ニカッと笑った。

 

「ッ!!」

 

その笑顔はお妙の知る笑顔と瓜二つだった。

 

 

だから…

 

 

“ありがとう、秋久さん。”

 

 

この晴天に似合う笑顔を贈るお妙であった。

 

 

 

 

 

 

エチケット袋はいつも持ち合わせるように

 

 

 

 

 

 





どうだったでしょう?(^_^;)

ちゃんと妙ちゃんヒロインやっていただろうか??

次回は遂にアイツ等が登場です!


感想、評価よろしくお願いいたしますm(__)m


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邪魔なモノは所詮、邪魔なだけ。


はい、久しぶりの更新だよ!(;´∀`)

今回は閑話です。

では、どうぞ。


 

 

「前回のあらすじィーーー!!」

 

[イッエーーーイ!!]

 

「前回、秋久がお妙殿を手駒にかけおったァ!」

 

[汚い、汚いよ主人公!?]

 

「あぁ、オマエもそう思うだろうエリ◯べス。そんな秋久を我らが成敗し、尚且つ秋久を我ら攘夷志士に加え幕府転覆を目指すのだァ!」

 

[オォォォォォッ!!]

 

「オォォォォォ!!…じゃ、ねぇぇぇぇぇッ!!!」

 

「[ぎゃあぁぁぁぁぁッ!!!]」

 

秋久のドロップキックが炸裂した。

 

 

 

~しばらくお待ち下さい。~

 

 

 

「なんで本編未登場のテメェが出て来てんだヅラッ!」

 

もうお気付きでしょうがあらすじに現れたのはヅラこと桂小太郎とそのペット?エリザベスである。

 

「ヅラじゃない桂だァ!忘れたか秋久!原作である銀魂が連載終了したことを!!」

 

「いや、それは知っておるがそれとオマエが登場したことと何の関係が?」

 

 

「………それは」

 

 

ドォッン!

 

 

「………それは?」

 

 

ドドォッン!

 

 

[………ゴクリ(゚A゚;)]

 

 

カッァ!!

 

 

「遂にオレがZ◯Pに出演したぞーーー!!!」

 

 

ドーーーーーン!!!

 

 

「「どうでもいいわぁぁぁぁぁッ!!」」

 

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁッ!!」

 

 

「………14,6メートルか。」

 

胸はっていい放つ桂にとある三人が跳び蹴りを放つ。

一方、秋久は吹き飛んだ桂を冷静に飛距離を計っていた。

 

因みにとある三人とは………

 

「テメェ、ヅラ!なに人様の出番を取ってんだァ!!」

 

「つうか、アンタがZ◯Pに出たんじゃなくてただ単に銀魂が撮り扱われただけでしょうがッ!!」

 

「ぶっ◯すぞヅラァァァッ!!」

 

「おいおい…少しは落ち着け“銀時”“新八”“神楽”。」

 

皆さんご存知、万事屋一行です。

 

「落ち着けるか!漸く、登場できると思いきやウザったいロン毛バカに尺を取られてんだぞ!!」

 

「そうアル!ただでさえ、作者が一度、書くの辞めたせいでせっかくのヒロインフラグが消えて更には更新が遅れるせいで出番が遅れてアル!」

 

グハッ!!(゜ཀ ゜)

荒ぶる一行を落ち着かそうとする秋久だったが銀時と神楽の罵声は止まらず、仕舞いには第三者である作者にダメージを与えた。

 

………ホント、すいません。

 

「作者さぁぁぁぁぁん!!?神楽ちゃん!なんか別の人にダメージがいってるからその発言はヤメテあげて!!吐血してるから!!」

 

「えぇぇい!黙れ貴様ら!!原作も終わってオレの出番が12月まで待てるかァッ!!例え、原作のオレが認めてもこのオレは認めんぞォ!!!」

 

「ふざけんな!前作の時もテメェは毎回毎回と邪魔しやがって!」

 

「モブは大人しくモブしてろヨ!」

 

「モブじゃない桂だ!!」

 

ギャーギャーワーワー

 

「……………」

 

[……………]

 

騒ぐ四人を秋久とエリザベスが黙ってみていた。

 

「……エリー、今日も平和じゃな。」

 

[そうですね。]

 

江戸は今日も平和です。

 

 

 

尺がないので終わり。

 

 

 

「「オォォォォォイッ!!!」」

 

 

 

 

 

邪魔なモノは所詮、邪魔なだけ。

 

 

 





…更新、疲れた( ;∀;)

次はいつになるやら(´Д`|||)

因みに次回はグラサンが活躍?します。

では!!


感想、評価よろしくお願いいたしますm(__)m



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絶望の次は希望だと決め付けてはならない!


はい、更新します(* ̄∇ ̄)ノ

今回はマダオ回になってます。

そして…

お気に入り100件突破しました!!\(^-^)/

ありがとうございますm(__)m

後書きでちょっとしたアンケートを書いてあるので良かったら見て下さい。


 

前回のあらすじ

 

騒がしかった。

 

………以上!!

 

「いや!あらすじ雑すぎるでしょッ!?」

 

Shut up!!(゜Д゜ #)

 

「グハッ!!」

 

ツッコミメガネにアッパーカットする作者であった。

あっ、本編始まるよ。

 

……………

…………

………

……

 

 

???side

 

 

これを読んでる読者に問う。

 

オマエ達は今の現状に満足しているか?

 

生憎、オレは満足しているが満足できていない。

 

意味が解らないだろ?

 

簡単な話さ…1つのことに満足できてもすぐに飽きちまうからだ。

 

一時期のテンションに任せた結果…その時は満足できたが直ぐ様にドン底落ちさぁ。

 

だがな………

 

どんなにドン底にいようが必ずゴールはあるんだ。

 

目の前にある紐を必死になって掴もうとすれば必ず紐に手が届く!!

 

 

 

だから………

 

 

 

長谷川

「もう……ゴール(あの世)に逝っても良いよね?」

 

 

マダオ(長谷川)side end

 

 

 

公園の木に紐を吊るし、紐の前に立つ長谷川泰三ことマジでダメなオッサンことマダオはうっすら涙を溢した。

 

ホンの少し前、彼は4件もの会社に面接に行ったのだが全て不採用。

 

やけくそになったマダオは全財産をパチンコに使い、見事に無一文となったのであった。

 

そうして今、彼は新しい人生を夢見て旅立とうとしていた。

 

だが…

 

ブワッ!!

 

長谷川

「うおッ!?なんだ!!」

 

突然の突風に煽られて1枚のチラシがマダオの顔に覆い被さった。

 

長谷川

「なんだ?………求人のチラシ??」

 

 

マダオの顔に覆い被さったのは求人を求めるチラシであった。

 

長谷川

「内容は………事務員の募集……んん!?」

 

マダオはある内容に釘付けになっていた。

 

チラシにはこう書かれていた。

 

 

“どんな方でも可。それがマダオでも!”

 

 

長谷川

「マッ、マッ、マダオOKだとォォォォォッ!!」

 

マダオに電流が走った瞬間だった。

 

漸く自分にもチャンスが来たのだと!!

 

すぐにマダオは書いてある住所を覚え、チラシを握りしめて走り出した。

 

仕事場の名はこう書かれていた。

 

 

“真田探偵事務所”と………

 

 

……………

…………

………

……

 

 

場所を変え、真田探偵事務所。

 

「ハァ………」

 

事務所では秋久が椅子に座りため息を吐いていた。

 

「大丈夫ですか秋久さん?」

 

「うん?あぁ…すまん。心配させたな“お妙”」

 

事務所には秋久以外にお妙がおり、彼女を秋久の机にお茶を置くと秋久はゆっくりとお茶を飲んだ。

 

「いつもスマンのォ…昼間にわざわざ手伝いに来てもらって………」

 

「大丈夫ですよ。秋久のためなんですから(それにこうやって二人っきりになれますし。)」

 

「…ホントにすまないのォ…求人出してるのに誰も来なくてな…余りにも来んから色々と譲渡したのにそれですら来ないんだから…」

 

そう、秋久は事務員が欲しく求人を出したのだがこの2週間の間、1人も来ないことにため息を吐いていたのだが………

 

それには理由があった。

 

 

実は希望者は来ていたのだ。だがとある人物がそれを潰……ゴホゴホ、邪魔していたのだ。

 

「ホント…なかなか来ませんねェ。」

 

黒い笑みを表しながら言うお妙…

 

そう、彼女が原因である。

 

現在、彼女が事務の手伝いをしてるのだが秋久に惚れ、二人っきりになれるこの空間を手放したくなくその為に求人希望者を血祭…じゃなくて丁重に断っているのだ。

 

 

 

そんな場所だと知らずに希望に走るマダオ。

 

果たして彼は絶望(お妙)に勝てるのであろうか。

 

 

 

 

 

絶望の次が希望だと決め付けはならない!

 

 

 

 

 





さて、マダオ回はどうでしたか?

それでアンケートですが2つあります。

1つはマダオこと長谷川さんを探偵事務所に雇うかどうするかです。

2つ目は前作のようにお気に入り達成を祝して短編を書くかです。

1つ目で長谷川を雇うとお妙さんの登場が減ります。

2つ目をやるなら前作のようにアンケートを取って書くかと…

感想または活動報告に書いて頂ければ助かります。

アンケートは10月末までとさせてもらい、何もコメントがない場合はどちらも無しとします。

それでは宜しくお願いいたしますm(__)m


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何事にもまずは書類じゃボケェ!!


本編、再開です。

誰かネタ下さい。




 

前回のあらすじ

 

長谷川泰三ことマダオは人生のゴール(あの世)へ旅立とうとしていたが運が良いのか悪いのか求人チラシが風に乗って来たことにより希望を得たマダオはその求人先・・・真田探偵事務所へ向かうのであった。

 

「今回のあらすじはボケなしか?」

 

ネタが無ェんだよ・・・(´д`|||)

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

「(これを読んでる奴に問いたい・・・どうしてこうなった。)」

 

物語の初盤から絶望するは長谷川泰三ことマダオである。

何故、彼がこんなに恐怖しているかと言うと・・・

 

「えーそれでは軽く面接させていただきますね。」ニコニコ

 

仏のような笑顔でマダオを見る秋久と・・・

 

「頑張って下さいね。長谷川さん・・・」ニヤッ

 

親の仇かのように睨み付けながらも怪しい笑みをするお妙がいた。

 

「(マジでぇ!どうしてぇ!!こうなったんだァァァッ!?)」

 

 

 

~回想~

 

 

 

チラシを手に事務所へとやって来た長谷川は気分良く扉を開けた。

 

「あの~スイマセン。求人のチラシを見て来たんですが・・・」

 

その瞬間だった。

 

ガキィィィン!!

 

薙刀が長谷川の頬を掠め後ろの壁に刺さった。

 

「なッ!?なんだこりゃァァァッ!!なんで薙刀が!?」

 

「大丈夫ですか!?」

 

長谷川が振り替えると奥から朱髪の男が心配そうな顔で近づいて来た。更にその後ろから見知った人物が現れた。

 

「ごめんなさい秋久さん。“虫”が飛んで来てビックリして薙刀を投げてしまったわ。・・・面接に来た方は大丈夫・・・あら、長谷川さん?」

 

黒い笑みをした阿修羅がいた。

 

 

~回想終了~

 

 

「(絶対アレだよ!アレ絶対にわざとだよ!?お妙ちゃんの眼を見れば解るよ!アレ絶対に殺すつもりで投げて来てたよ!アレ絶対に邪魔者を排除しようとしてる眼だったもん!アレ絶対に真田さんに惚れてるよ!?だって・・・)」

 

そう言って長谷川はチラリと前を見ると・・・

 

「秋久さん、長谷川さん飲み物をどうぞ。」

 

「すまんお妙。儂がやらんといかんのに・・・」

 

「そんなに気にしないで下さい。私が好きでやっているだけですから・・・」

 

「お妙・・・ありがとうな。」

 

「いえ・・・アナタの為なら・・・///」

 

目の前には秋久とのやり取りに頬を染めて照れているお妙がいるのだから・・・

 

そして渡された飲み物のコースターにはある言葉が書かれていた

 

 

 

“合格したらぶち殺す”

 

 

 

長谷川は悟った。

 

 

今日が命日かもしれないと・・・

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

「ほう、前職は入国管理局ですか!?それは凄いですね!」

 

「いや~でも一時のテンションに身を任したせいでクビになってしまいましてね・・・」

 

「良いじゃないですか!それくらいの度胸がなければこの仕事はできませんよ!」

 

「いや~!!」

 

「・・・・・」

 

面接が始まって数分・・・

 

秋久の長谷川の印象は良好のようでそれに伴いお妙の長谷川の好感度はマイナスを越えていた。

 

「・・・さて、長谷川さん。はっきり言いますが儂はアンタを採用したいと考えてます。」

 

「ホ、本当にィ!?「ですが・・・」え?」

 

秋久は非常に残念な顔で・・・

 

「残念ですが・・・採用できません。」

 

その言葉にがーんと落ち込む長谷川と対象的にパァーと明るい顔するお妙。

 

「なっ、なんでぇ!!」

 

納得できない長谷川は秋久に詰め寄った。

 

「何故なら・・・」

 

秋久はふぅと息を吐く。

 

そして・・・・・

 

 

 

「長谷川さん・・・履歴書も何も持って来てませんよね?」

 

 

 

「あっ・・・」

 

 

 

結局、長谷川の就活は終えた。

 

 

 

※後日、住所も無い長谷川は社員とは採用されなかったが秋久が人手が欲しい時に日雇いで雇うと言う形に収まったことでお妙も納得したようだ。

 

 

 

 

 

何事にもまずは書類じゃボケェ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





如何でしたか?

長谷川さんは本採用では無いが真田探偵事務所の一員になりました?でいいのかな??

次回は漸くあの三人が・・・!?

感想、評価の程よろしくお願い致しますm(__)m



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出番があるからって浮かれんじゃねぇ!!


モンスト銀魂コラボ第2弾じゃァァァッ(゜Д゜ )

ガチャ回したら確定でたのにゴリラしか出なかった・・・・・

何故じゃァァァッ!!(。´Д⊂)


 

皆さんは覚えているだろうか?

 

江戸の街・・・かぶき町にいる。

 

 

ある一件の何でも屋を・・・。

 

 

その名は・・・

 

 

 

「暇だな・・・」

 

「暇ですね・・・」

 

「暇アルな・・・」

 

「わぉーん・・・」

 

ソファーに座りダラけてる三人と一匹・・・(汗)

 

・・・えェェェ、ゴホン!

 

彼らがかぶき町の何でも屋である“万事屋銀ちゃん”である。

 

因みに何故、彼らがダラけているかと言うと・・・

 

「あ~なんでこんなに暇なのかな~“新八”くん“神楽”ちゃ~ん答えて~」

 

「そんなの決まってるネ。“銀”ちゃんが仕事探さずダラけてるからヨ。」

 

「もう仕事の依頼が来なくなって2ヶ月ですよ・・・いい加減に仕事見つけて来てくれないと僕ら野垂れ死にますよ。」

 

銀ちゃんと呼ばれたのは万事屋銀ちゃんの一応社長的位置にいる坂田銀時であり、新八に神楽と呼ばれた二人は万事屋の従業員になる。

 

「わおーん・・・」

 

「ほら、銀ちゃんが働かないから“定春”もお腹空かせて元気が無いネ。」

 

そう言って人間並みのデカさを持った犬である定春を撫でる神楽・・・どうやらエサ不足のよう・・・

 

「アホか。そりゃ、腹を空かせたオマエが定春の飯まで食っちまったのが原因だろうがァ。」

 

・・・犬のエサに手を出すまで餓えているとは(汗)

 

※因みに犬や猫の一部のエサは人間が食べて味を確認しているので人間が食べることは可。

 

「なんか変な豆知識が披露されたような気がするけど・・・でもどうするんですか?これ以上、仕事が無いと万事屋が倒産しかねませんよ。」

 

変な電波を感じた新八だが仕事が無い現状に焦り銀時に問う。

 

「そう言ってもよォ~なんで依頼者が減ったのか解らないんだぞ?どうすりゃ・・・『ピンポーン』ッ!?客か!!」

 

インターホンが鳴る音が聞こえたのと同時に銀時たちは玄関に急いで向かいニヤニヤと笑いながら扉を開くと・・・

 

「よォ~銀さん久しぶり・・・ぐほッ!!」

 

そこにいたのはマダオでヘラヘラと挨拶する姿にイラついた銀時はマダオを殴った。

 

「ちょッ!!いきなり何!?なんで俺、殴られたのォ!!?」

 

「ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー煩せェんだよ。」

 

「こっちは仕事なくてイラついてんのに何しに来たアルか。」

 

「酷くない!?俺の扱い酷くない!?」

 

殴られたマダオはゆっくりと立ち上がり服に付いた汚れを払う。

 

「なんだよ・・・せっかく、前に借りた銀さんの金を返しに来たってのに・・・「すまなかったな長谷川さん。上がって茶でも飲んでけや。」急に態度を変えたよこの人!?「早く金だけ出して帰れヨ。」こっちは変わんねェのかよォ!!」

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

「ホラ、これが借りた金だよ。確かめてくれ。」

 

そう言って長谷川が渡してきたのは諭吉が5枚も入った封筒だった。流石の金額に驚く万事屋一行。

 

「ちょッ!?どうしたんですか長谷川さん!こんな大金!?」

 

「オイオイ、パチンコか競馬でもあたったのかよ?」

 

「遂に犯罪に手を染めたアルか!?」

 

「神楽ちゃんどんだけオジサンに悪口言うのォ!?そう言った金じゃねぇよ!!真面目に仕事して貰った報酬だよ!!」

 

長谷川は事情を話した。

 

現在、長谷川はある探偵事務所にて日雇いではあるが仕事あれば行きその度に中々の報酬を貰っていることを・・・

 

「いや~中々に給料が良くてさ。殆ど依頼内容が“浮気調査”に“人探し”だけど結構ら・・・・・イダダダダァッ!?」

 

長谷川が説明している途中に銀時が長谷川にアイアンクローを仕掛けた。

 

ギュウゥゥゥッ!!

 

徐々に握力を強める銀時・・・

 

「おい・・・ってことはアレか?万事屋(ウチ)でやってる主な仕事をテメェらが奪って・・・更にオレらが手にいれる筈だった金で借りた金を返しに来ただとォ・・・」

 

「いや、なにィ!?その横暴発言はァ!!!イダダダダァ!!緩めて緩めて!!」

 

理不尽な発言にツッコミをいれる長谷川だが力が入るアイアンクローに負ける。

 

そして・・・

 

「フザけんなァァァッ!!!」

 

 

「ギャアァァァッ!!!」

 

顔面を掴まれたまま外へと投げ飛ばされた長谷川であった。

 

哀れ・・・マダオ・・・・・

 

「オイ・・・仕度しな・・・行くぞ。」

 

「え・・・銀さん?何処に・・・」

 

新八の問いにゆっくりと振り替える銀時・・・

 

その顔は怒りに満ち血管も浮き出ていた。

 

「決まってんだろ・・・」

 

 

 

探偵狩りじゃァァァッ!!!

 

 

 

 

出番があるからって浮かれんじゃねぇ!!

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたか?

遂に万事屋メンバー出せたよ(´д`|||)

・・・ってかマダオ出番多くね?

今回、主人公いなくね?

何故こうなった(;´д`)


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相手の背後から腰に腕をまわしてクラッチし、そのままブリッジをする要領で相手を真後ろへと反り投げる豪快な技それがジャーマンスープレックスです。


モンスト・・・

いくらか課金したのにゴリラしか出ません(;´д`)

誰かァ!このゴリラスパイラルから助けてェェェッ!!
イヤァァァッ(。´Д⊂)


 

前回のあらすじ・・・

 

 

漸く登場した万事屋メンバーだが万事屋()は経営不振であった。その原因は主な仕事であった浮気調査や人探しなどといった仕事がとある探偵事務所にゴッソリ持っていかれたからだった。

 

理不尽に怒る銀時は新八と神楽を連れ、探偵狩りを始める。

 

 

「ちょッ!待って!オジサンについては触れてくれないのォ!?」

 

・・・始まります。

 

「まさかのナレーションに無視されたァ!!!」

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

銀時と神楽はいま、物陰からある事務所を監視していた。

 

「アレが例の探偵事務所アルか銀ちゃん?」

 

「らしいな・・・たくっ、人様から仕事を奪いやがってぇ・・・ただじゃおか・・・「銀さん!」お、どうだった新八?」

 

銀時たちとは別行動していた新八は探偵事務所の評判などを周りの人などに確認していた。

 

「かなり話題になってるみたいですよ。あの探偵事務所・・・」

 

新八の話では噂の探偵事務所の評判は良い・・・いや良すぎた。

 

仕事は丁寧で迅速、尚且つ事務所の所長はイケメンらしく女性にも人気あり、しかもそれに鼻をかけることなく誰にも気さくな人物なため老若男女にも人気があるようだ。

 

「へェ・・・そうなんだ・・・ふぅーん・・・」

 

新八の話を聞いた銀時の態度は誰が見ても不機嫌になっていた。

一緒に聞いて神楽は・・・

 

「まるで銀ちゃんとは正反対の奴アルな。」

 

・・・と言ったため更に不機嫌になる天パ。

 

「だァァァッ!!うるせぇよ!!糞ォォォ!!イケメンだか人気あろうが銀魂の主人公はオレだァ!!急に出てきた奴に好き勝手させるかァ!!!」

 

すると銀時は持って来ていた荷物を取り出した。

 

「よし、殺るぞ。(行くぞ)

 

「おーーー!!」

 

荷物から取り出したのはいつぞや仮装したジェイ○ンとチャッ○ーの衣装だった。

 

前回同様、銀時がジェイ○ンで神楽がチャッ○ーの格好をしておりその手にはチェーンソーと包丁が握られていた。

 

「おーーー!じゃねェェェッ!!アンタらいったい何やらかす気だァッ!!!」

 

「なにって仕事の邪魔する奴を排除しに殺り(挨拶)に行くんだろうが。」

 

「アンタ殺意満々かよ!?ルビの変換だって隠す気ねェッ!!ってよりも根本的に間違ってるよォ!!「そうヨ銀ちゃん!!間違ってるネ!!」神楽ちゃん・・・」

 

珍しく新八の意見に同意する神楽に感動する新八だが・・・

 

「ジェイ○ンはチェーンソー使わないネ!こっち使うアル!」

 

そう言って神楽はチェーンソーを取り上げマチェーテ(鉈)を渡した。

 

「おう、悪りィな神楽。」

 

「次からは気を付けろヨ。」

 

「コイツら解ってねェェェッ!!!」

 

二人の行動に頭を抱える新八であった。

 

※因みにジェイ○ンは本当にチェーンソーを使いません。

 

すると・・・

 

「おい・・・」

 

聞き慣れない声が銀時の後ろから聞こえ新八と神楽はそちらに振り向くと一人の男性がいた。

 

「さっきから店の周りで騒がしいんじゃ!ボケェェェッ!!!」

 

「ギャアァァァッ!!!」

 

「「銀(さーん/ちゃーん)!!」」

 

男は銀時の背後から腰に腕をまわしてクラッチし、そのままブリッジをする要領で相手を真後ろへと反り投げた。

 

そう・・・

 

“ジャーマンスープレックス”である。

 

因みに銀時は言うまでもなくジャーマンの衝撃で気絶していた。

 

「うん?“銀”?」

 

男はジャーマンした銀時の顔を覗いた。

 

「あれ・・・?銀時・・・??何で?」

 

「え、あの・・・銀さんの知り合いですか?」

 

銀時の知り合いらしき男に新八が話かけた。

 

「まぁ、腐れ縁というやつじゃがな・・・立ち話もなんじゃし、事務所に来な茶くらい出すぞ。」

 

そう言って男に付いていく新八と神楽。銀時は男が首筋を掴んで引きずって事務所へと入っていった。

 

 

“真田探偵事務所”と書かれた事務所へと・・・

 

 

 

相手の背後から腰に腕をまわしてクラッチし、そのままブリッジをする要領で相手を真後ろへと反り投げる豪快な技それがジャーマンスープレックスです。

 

 

 

 

 




如何でしたか?

漸く秋久と銀時たちと合わせられました。

中々、仕事で時間が取れないので次の更新はいつになるやら・・・

取り敢えず次も早く更新できるよう頑張ります(^^;

感想、評価の程よろしくお願いしますm(__)m


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