カンピオーネ!  ~鍛造の魔王~ (牟琥)
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主人公設定

えー、次話を作ってはいるんですが他のことに注意が行ったり、バイトなどでなかなか手がつけられず、元々頭の中で考えたことを文章に直すという行為が苦手なため、悪戦苦闘してます。
今回本作の主人公の一応な設定を出しときます。


[名前]牟刈 座柾(むかり くらまさ)

[年齢]24歳

[性別]男性

[身長]177cm

[体重]62kg

[容姿]短く切りそろえられ項辺りにまで短く伸ばされた艶のある黒髪に、赤味がかった茶色の若干つり上がった瞳を持つ青年。その身体は無駄な脂肪を削ぎ落とし、武芸者として見れるほど引き締まっている。

[権能]錬鉄の火、????、劍雷の術、????、????、????、????

 

 

 

錬鉄の火(れんてつのひ)】『簒奪元:まつろわぬ迦具土』

日本神話における火と鍛治の神迦具土神から簒奪した権能。

日本神話にて登場する原初の火と神殺しの神である。その身は蛇とも男とも言われるが、その身には必ず火が伴う。その体は燃えており、その身から出ている炎は神を焼き殺す程の業火である。しかし、その炎は鍛冶へと通ずる物とされる故に、かの神は鍛冶の神ともされる。

・神をも殺す火の発生と操作(権能の掌握が進み再生の炎を出せるようになった。ただし、神殺しの炎と同時には出せない)[制約]己が身を焼く

 我は蛇、我は火、我は原初にて始まりの神殺しなり、その炎を用いて我はその全てを灼き滅ぼさんとする者なり

・上記の火によって作り出される刀にあらゆる効能を付与する

 

【????】『簒奪元:???』

彼が鍛冶の時に使う権能のようで、鋼材や炭を出すだけに使われる。一応位はとても高い神のようで、出てくる材料はとても高品質である。

 

劍雷の術(けんらいのすべ)】『簒奪元:武甕槌神』

日本神話における雷と剣の神武甕槌神より簒奪した権能

日本神話にて迦具土神の首を斬り落とした十束剣の根元の血が岩に飛び散り着いた際に生まれた神。また、伊都之尾羽張の子供とも言われている。

その神格は雷の特性と剣の特性を持ち、カメの神とも言われている。また、経津主神と混同されることもあり、経津主神が宿すとされる布都御魂剣を持っていたとされている。

・剣に関する技術を得る

・雷の操作と発生(権能の掌握が進み出力の強化と雷雲による任意の落雷が可能となる)

 詠唱:天から振り落ちる雷よ、地を這い富を、空を切り災いを、我はその全てを授け与えん者なり

 

【????】『簒奪元:???』

水に関連する神のようで、嘘を見抜くことが出来るようである。

 

【????】【????】『簒奪元:???』

彼の持っている権能により、権能を2つ簒奪されている。

腐食などの毒などに関連する神のようだ。

 

【????】『権能元:???』

死に関連する神より簒奪された権能。

 

 




とてもわかりやすいものもあります。
分かった方は報告してくださっても構いませんし、心の中に閉まっていても問題ないです。


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episode.0

とりあえず、初投稿です。
至らぬ点は絶対にありますので、ご了承お願いします。


この世にはカンピオーネなる者が存在している。

 彼らは、まつろわぬ神という自然災害に手足が生えて闊歩しているような、放って置いたら世界そのものを滅ぼしてしまう厄災の塊である存在を、人の身で討滅し殺戮した存在。

 

 【新たに誕生したカンピオーネ、牟刈座柾についての正史編纂委員会からの調査報告書より抜擢】

 

 14年前に、極東の島国である日本より初めて生まれた四人目の新たな王。

 名を牟刈座柾(むかりくらまさ)という。

 彼は正史編纂委員会と深い関わりを持つ人物である。彼の家系は、鎌倉時代より遥か昔から続く鍛冶師の家系であり、神への奉納として刀の鍛造を請け負っているためか、呪術や魔術における知識も豊富にあり、それらを使い奉納用の刀を打つこともある。それゆえか、正史編纂委員会でも上層部の者だけが彼らとパスを持つことを許されている。

 彼の性格は、自己の利益にならない事は基本的に関わらないエゴイズム…利己主義だが、自身に関わりを持った大切な存在である者ならば、自己の利益など放り出してその者を救いに出る。また、その者からの願いも大方聞き入れるほどの善性を持つ。しかし、ほかのカンピオーネ同様に暴虐性や残虐性などを持つ故に、自身に反した者や利益にならない事には慈悲なく接し対応する。

 ほかの魔王との交友としてはサルバトーレ・ドニや羅翠蓮と言った武術に精通する王と面識を持つ。お互いを高め合う好敵手や義姉弟といった存在となっているようだ。

 かの王、牟刈座柾より掲示された権能は、火之迦具土神と武甕槌神より簒奪されし『鍛造の火』『剣雷の術』の2つのみ。

 まず最初に、火之迦具土神より簒奪されし『鍛造の火』は火と神殺しの側面と鍛冶の側面の2通り存在している。火と神殺しの側面では、神をも焼く火を生み出すことができ、操作も可能。しかし、この権能は使用時己の身を焼き続けるという制約が科せられる。続いて鍛冶の側面では、先ほど説明した神をも焼く火をを使って作られた作品にあらゆる効果を付け加えるものらしい。

 続いての神は武甕槌神より簒奪せし『剱雷の術』は、剣の側面と雷の側面の2つである。剣の側面では、剣術など剣に関わるあらゆる知識を得ることができ、雷の側面では雷の生成と操作が可能である。

 

 

「はぁ、なんて面倒だ。せめてもの救いとしては、新しい戦い方と権能の調整に使えるぐらいか。」

 

 そんなことを呟く彼は、下だけの袴に射篭手を付けただけの軽装に、ひと振りの刀を帯刀していた。身長は170後半ほどあり、上半身からは鍛え抜かれた躰が見えており、武芸者のようである。

しかし、そんな彼はとても異様に見て取れた。彼の周りは人の気配すら感じさせないほど静まり返っており、こちらに向かってくる"膨大な呪力の塊"さえ無ければ星見にはもってこいの場所であっただろう

 

「さて、と。我が国に害を齎す外な神よ、お前がいてはオレがやりたいことをやれない。故に退場願う」

 

 カンピオーネは、覇者である。

 天上の神々を殺戮し、神を神たらしめる至高の力を奪い取るが故に

 

「呪力の練りは十分に行った。感覚も研ぎ澄ませた。戦場も整えた。あとは……貴様が来るだけだ、まつろわぬアテナよ」

 

 カンピオーネは、王者である。

 神より簒奪した権能を振りかざし、地上の何人からも支配されないが故に。

 

「さぁ、己が全力を持ってして貴様を斬り殺してくれよう。『天から振り落ちる雷よ、地を這い富を、空を切り災いを、我はその全てを授け与えん者なり』……それじゃ、いざ勝負!」

 

 カンピオーネは、魔王である。

 地上に生きる全ての人類が、彼らに抗うほどの力を所持出来ないが故に

 

 そう、彼が異様に見て取れたのは、彼がカンピオーネであるからだ。

 

 




感想は受け付けますが、批判は受け付けません。

連載して欲しいなどを思っていただけるのでしたら、感想欄までお願いします。


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