Pastel*paletts宮城へ来ちゃった☆ (魔法少女S)
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宮城県へ行こう!!

Pastel*palettsへどうしても来てもらいたかったので作ってみました。


「まもなく仙台、仙台〜」

 

新幹線のアナウンスがそう伝える

 

彩「どうやら着いたみたいだね。」

 

日菜「どんなところだろう、すごく楽しみだな。」

 

新幹線を降りて改札を抜け出すと

 

イヴ「ここが、宮城県ですか!!」

私達Pastel*palettsは今、宮城県へ来ています。どうしてこうなったのかというと・・・

 

____________

 

数週間前 事務所

 

「みなさん、お疲れ様です。」

 

「お疲れ様です!!」

 

 

「実はみなさんに、次の企画が出来ました。」

 

日菜「次の企画?」

 

「次の企画は「別の地方へ旅行しつつPRをする。」です。今回は休暇も兼ねてなのでどこへ行くかもプランもあなた達にお任せします。」

 

千聖「旅行・・・ですか?」

 

「はい!ですが、一つだけ注意点があります。」

 

彩「注意点?」

 

「今回の旅行は飽くまで他の地方にもパスパレをPRするということなので神奈川、群馬など近いところは駄目です。」

 

彩「近いところは駄目・・か。」

 

麻弥「そうなると、別の地方なので宮城、北海道、沖縄、香川、大阪などがありますね。」

 

彩「ううん、どこがいいかな?」

 

イヴ「だったら宮城県へ行きたいです!!」

 

麻弥「あれ?どうしたんですか、イヴさん。」

 

イヴ「宮城県といえば伊達政宗です。伊達政宗は沢山の戦で活躍し、もはや東北では最強とも呼ばれていたまさにブシドーな武士です。前から記念館に行ってみたかったです。」

 

麻弥「ほほう、宮城ですか。」

 

千聖「どうしたの麻弥ちゃん、何か気になることでもあった?」

 

麻弥「はい、ジブン仙台市にあるという「EBeanS」というお店が気になるんですよね、なんと一つの建物に楽器、文房具、アニメイト、ゲーマーズ、本などなんでもあるんですよね、しかもライブとかも出来ちゃいますし。」

 

千聖「へえ、そうなのね。」

 

日菜「なんかすっごく面白そうな建物だね。」

 

千聖「日菜ちゃんはどこか行きたいところある?」

 

日菜「行きたいところ?あっ!!それならあたし、「女川」へ行ってみたい!!なんかそこのまぐろの漬け丼、るん♪って来るらしいよ。」

 

千聖「女川か・・・女川だと少しあることが学べるしいいわね。」

 

麻弥「あること?」

 

千聖「宮城県の方が忘れてはいけないある出来事よ。」

 

麻弥「あのことですか・・・。」

 

彩「(よく分からない・・・。)」

 

千聖「彩ちゃんはどこか行きたいところある?」

 

彩「私はあまり知らないから、みんなと行ければどこでもいいよ。」

 

イヴ「じゃあ決定ですね。」

 

「分かりました宮城県ですね。ライブの割り当てなどはこちらで決めときますのでプランを考えておいてください。」

 

千聖「分かりました。」

 

「旅行の予定は一週間後ですので。」

 

日菜「旅行か、るん♪がたくさん見つかりそうああ、すっごく楽しみ!」

 

千聖「それじゃあ、旅行の予定を経てましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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計画を経てよう

企画で他の地方に行ってそこで楽しみながら自分達をPRすることとなったPastel*paletts、行き先はイヴの提案で宮城県ということに。早速旅行の計画を経てることにするが・・・


千聖「それじゃあ、計画を経てましょうか。」

 

千聖「まず、みなさんの行きたいところをまとめます。」

 

イヴ「私は伊達政宗記念館です。」

 

麻弥「EBeanSです。」

 

日菜「女川♪」

 

千聖「うっ!」

 

麻弥「どうしたんですか?」

 

日菜「感染?」

 

彩「日菜ちゃん、それ、あなたにとってシャレにならないことだよ。(ある意味)」

 

千聖「(どうしましょう・・・行き先がバラバラ。)」

 

イヴ「私、伊達政宗の歴史を学びたいだけですのでそこは一人で大丈夫ですよ。」

 

千聖「えっ、え、そう。」

 

千聖「(女川はどうやって行けるのかしら?)」

 

 

千聖「(あっ、このやり方なら。)」

 

千聖「あの、宿泊はコロナワールドの近くのホテルとかどう?」

 

彩「コロナワールド?」

 

千聖「そこなら、駅も近いし、女川からも他よりは近いわ。」

 

麻弥「では、宿泊はそこで決定ですね。」

 

日菜「となると、女川は二日目?」

 

千聖「そうなるわね。」

 

千聖「後は、ライブの割り当てね。行き先は伝えておくわ。」

 

________________

 

「みなさん、ライブが決定しました。」

 

彩「いつですか?」

 

「一週間後、仙台市のEBeanSで二日です。告知なしのゲリラライブです。時間は一日目が14:00、二日目が16:00頃です。」

 

千聖「ゲリラライブなのですか?」

 

「はい、宮城県へのどっきりライブみたいなものです。」

 

麻弥「なにそれ・・・。」

 

イヴ「楽器はどうしますか?」

 

「楽器は当日EBeanSの楽器屋が貸してくれると言っていました。」

 

千聖「なら安心ね。」

 

_____________

 

イヴ「だいたいスケジュールが決まりましたね。」

 

千聖「ええ、一日目は朝06:00頃駅へ集合、新幹線に乗るわ。そして、ついたら13:00まで自由行動、お昼はみんなで食べてそこからライブの準備を始めるわ。」

 

彩「ライブ、頑張らなきゃ・・・。」

 

千聖「それが終わったら少しフリーね。彩ちゃん、もしあれだったら行きたいところ当日まででいいから調べておいて。」

 

彩「あっ、うん。」

 

千聖「そしたら18:00頃に陸前高砂駅まで行きコロナワールドへ着いたら後は、温泉に浸かってホテルへ行き一日目は終了ね。朝は早い予定だから23:00頃までには就寝するように。」

 

千聖「二日目は06:00起床、朝食はコンビニで済ましそこから女川駅まで行くわ。」

 

日菜「女川♪」

 

千聖「女川をみて回ったら14:00に出発して仙台へ戻るわ。」

 

千聖「後はまた、16:00頃にEBeanSでライブをして、18:00に新幹線でここに戻る。」

 

千聖「とまあ、こんな感じかしら?」

 

麻弥「千聖さん、完璧なプランでした。」

 

イヴ「一週間後がすっごく楽しみです。」

 

 

 



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仙台街中ぶらり旅パート1

遂に仙台市へ来たパスパレの5人、まずは何をする?


現在

 

仙台駅

 

イヴ「それではみなさん、私は伊達政宗記念館へ行くので松島まで行ってきます。」

 

彩「いってらっしゃい。」

 

千聖「本当に一人で大丈夫かしら?」

 

イヴ「はい、それにいざとなったらスマホがありますから。それではみなさん、また後で会いましょう。」

 

_________________

 

 

麻弥「さて、これからどこ行きます?」

 

千聖「EBeanSはどっちみち後で行くから、まずは近くのお店でも回りましょうか。」

 

彩「あっ、変装どうする?」

 

日菜「今回はいいんじゃないかな?」

 

千聖「えっ、そうかしら?」

 

日菜「せっかくの仙台だし、私達を知ってる人がいるか気になるし。」

 

麻弥「成る程、確かにファンの方がここにもいると思えば少しいいですしね。」

 

千聖「ええ!?変装しないの?」

 

麻弥「千聖さんはどうしますか?」

 

千聖「私は・・・帽子も持ってきたしだて眼鏡を持ってきたのでかけとくわ。」

 

日菜「そっか。」

 

麻弥「それでどこ行きます?」

 

千聖「S-PAL、PARCO、ヨドバシ、BiVi・・他にもいろいろあるわね。」

 

日菜「いっぱいあるね、全部回っちゃう?」

 

千聖「ダメよ。13:00にはイヴちゃんと合流してEBeanSへ行くんだから。」

 

日菜「そっか、残念。」

 

彩「あっ!私・・・。」

 

麻弥「どうしましたか?彩さん、どこか行きたいところでも?」

 

彩「ア◯パン◯ンミュージアムへ行きたいかな?」

 

千聖、麻弥「ええ!?」

 

________________

 

 

ミュージアム

 

千聖「来ちゃったわね・・・。」

 

麻弥「来ちゃいましたね。」

 

日菜「イエーイ!」

 

彩「日菜ちゃん、いい笑顔。」

 

千聖「取り敢えず、時間がかかるからミュージアムの中はダメと言っておいたけど・・・。」

 

麻弥「着ぐるみと写真撮ってますね。」

 

千聖「着ぐるみといえば、ミッシェルが近くにいるのに。」

 

麻弥「千聖さん、国民的子供アニメのキャラクターとミッシェルさんじゃ立場が少し違いますよ。」

 

日菜「ねえねえ、お土産にパン買ってかない?」

 

千聖「それは明日でいいんじゃないかしら?」

________________

 

 

麻弥「次はどこ行きます?」

 

日菜「とらのあなは?」

 

千聖「とらの・・あな?」

 

日菜「さっき地図で見たんだけど、なんかアニメの本とか置いてるらしいよ。」

 

麻弥「ああ、それならジブンも知ってますよ。」

 

千聖「じゃあ、そこ行ってみる?」

 

_________________

 

とらのあな

 

日菜「着いた♪」

 

麻弥「小さい建物の中にあるんですね。」

 

千聖「よく見ないと見つけづらいわね。」

 

日菜「あれ?この店内で流れてる曲って・・・。」

 

きっと悔しくて〜

情けなくて〜

涙したってここにいるよ〜

扉は開けておくから〜

 

彩「Roseliaの曲だ。」

 

千聖「こういうところでも流れるのね。」

 

麻弥「人気ですからね。あっ、ジブン達のCDも売ってますよ。」

 

彩「ホントだ、嬉しい。」

 

千聖「今日のライブで私たちをもっとPRしないとね。」

 

彩「うん、精一杯頑張るよ。(MCはあれだけど。)」

 

日菜「後は、本が沢山売ってるね。」

 

麻弥「向こうは同人誌が置いてありますね。」

 

日菜「そっちも行ってみようか。」

 

千聖、彩「はっ!」

 

日菜「あれ?千聖ちゃんと彩ちゃんどうしたんだろう?急に立ち止まって。」

 

千聖「ちょっと二人とも、悪いことは言わないから戻ってきて。」

 

麻弥「なんでですかね。」

日菜「わあ、結構いかがわしい本が置いてあるね。」

 

麻弥「うわ・・・ホントですね。」

 

千聖「二人とも上みて、上!!」

 

麻弥「上?・・・・あっ。」

 

ここから先18歳未満の方はご遠慮ください。

 

麻弥「ここ・・・R18エリアだったんですね・・・。」

 

千聖「だから言ったのに・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 



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仙台街中ぶらり旅パート2

イヴと別れて仙台を見て回ってる彩達、さあ次はどこへ行く?


仙台市

 

千聖「まったく、あんまり人がいなかったからよかったものの・・・二人がしたことは結構まずいことよ」

 

麻弥「すいません・・・なんにせよあれが見えなかったので。」

 

日菜「私、ああいうのは全部カーテンの中にあるものかと思ってたよ。」

 

千聖「(まったく、アイドルが18禁コーナーに出入りなんて・・・。)」

 

彩「えっと・・その、話変わるんだけど、次どこ行く?」

 

麻弥「確か、仙台へついたのが9:00頃でしたよね?」

 

日菜「えっと・・今は、10:10だね。」

 

彩「まだ結構時間あるね。」

 

千聖「次はショッピングモールに行くわ。」

 

彩「どこ?」

 

千聖「いろいろ気になるお店はあるのだけど「PARCO2でいいかしら?」

 

麻弥「PARCOって仙台駅のすぐ近くのところの店ですよね?」

 

千聖「いいえ、それとは別のPARCO2よ。EBeanSとかの近くの方の。」

 

麻弥「なぜ、2なんでしょう?」

 

日菜「どうやらこのパル2は最近出来たっぽいよ。」

 

麻弥「もう略してますね・・・。」

 

彩「それじゃあ次はそこへ行ってみようか。」

 

__________________

 

PARCO2

 

彩「わあ、この服すごくかわいい。あっ、でも値段が・・・。」

 

麻弥「わあ・・お・・わあ・・。」

 

彩「麻弥ちゃん、言葉を失ってるよ。」

 

千聖「それじゃあ彩ちゃん、これはどうかしら?ちょっと試着してみて。」

 

____________

 

彩「わあ、これもすごく可愛い。」

 

千聖「それ、他のと比べると少し安いからどうかしら?」

 

彩「うん。これ購入するよ。」

 

麻弥「みなさん楽しそうですね。(すぐ近くにありますし、このままこっそりEBeanSへ行きますか。)」

千聖「麻弥ちゃん、どこへ行くのかしら?あっちに麻弥ちゃんに似合いそうな服がたくさんあったわよ。」

 

麻弥「ええと、ここキラキラしすぎてません?」

 

千聖「もう、麻弥ちゃんもアイドルなんだからこういうのには慣れてもっと積極的になりなさい!」

 

麻弥「・・はい。」

 

__________________

 

日菜「バッグ買っちゃた!」

 

千聖「それ、値段はいくらだったの?」

 

日菜「ざっと5500円!!」

 

千聖「・・高いわね。」

 

彩「麻弥ちゃん、どうしたの?」

 

麻弥「いえ・・(まさかあんなに服を試着させられるなんて・・。)」

 

日菜「あ!結構時間食っちゃたね。今11時30分。」

 

千聖「次は、AERなんてどうかしら?」

 

麻弥「AERって少し大きい本屋さんがあるところですよね。」

 

千聖「私、ちょっと宮城に関する本がほしくて。」

 

麻弥「それなら、ジブンも丁度見てみたいものがあります。」

 

彩「待って!」

 

千聖「あら、どうしたの?」

 

彩「本屋さんって確かEBeanSにもあるよね。」

 

千聖「あっ」

 

千聖「そういえば、そうだったわね。」

 

麻弥「じゃあ、行き先変更しますか?」

 

千聖「どこがいいかしら?まだEBeanSには向かわなくてもいい時間帯だから・・・。」

 

彩「そうだ、S-PAL見ない?」

 

千聖「S-PAL・・・いいわね。それじゃあ行ってみましょうか。」

 

__________________

 

S-PAL

 

麻弥「わあ、ここもお洒落な服が多いですね。」

 

日菜「どれもるん♪って来そう!買えないけど・・・。」

 

千聖「麻弥ちゃんは何か服買ったの?」

 

麻弥「ううん、こんなんですかね?」

 

千聖「ド・・ドクロ!?」

 

麻弥「ダメですか?」

 

千聖「ええ、もっと可愛いのを選びなさい。」

 

麻弥「はい。」

 

日菜「おお!麻弥ちゃんの買った服かなり可愛い。るるるるるん♪と来そうだよ。」

 

麻弥「フヘヘ、よかったです。」

 

千聖「今の時間は12:30ね。」

 

麻弥「なかなかきりがいいんじゃないですか?」

 

彩「それじゃあここからEBeanSへ向かおうよ。」

 

千聖「ええ、そうね。」

 

麻弥「仙台のオタクの聖地EBeanS、お手並み拝見と行きます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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宮城のブシドー

一方、イヴは別行動で伊達政宗記念館へ来ていた。
さあ、ここで見つかるブシドーとは


数分前

 

松島駅

 

イヴ「ここが松島ですか。少し仙台からは遠かったですね。さて、伊達政宗記念館へと向かいますか。」

 

松島町 みちのく伊達政宗記念館

 

イヴ「ここが伊達政宗記念館ですか。取り敢えず資料館で伊達政宗について詳しく勉強していきますか。」

 

「高校生一人で資料館ですね。入場料は1000円となります。」

 

イヴ「まず、伊達政宗の生い立ちですね。」

 

イヴ「ふむふむ、成る程、伊達政宗は1567年8月3日に米沢城にて生まれた。1567年なので今からだと451年前ですね。それと、幼い頃は梵天丸と呼ばれていたのですね。五歳の時に病気で右目を失明してしまう。そうだったのですか。それから・・・」

 

 

イヴ「天正11年、梵天丸は元服しそれから政宗と名乗ったと。生い立ちを見てみましたら、ますます興味がわいてきました。次は彼の戦歴についてですね。」

 

 

イヴ「成る程、最初に合戦をした軍は「大内定綱軍」で勝利し・・・人取橋の戦いでは、彼のお父さんである「輝宗」の弔い合戦である伊達家と南東北諸家連合軍の戦い、しかしこれは伊達家に負けが近かったが引き分けと、摺上原の戦いは伊達家が蘆名氏との戦、伊達政宗は完勝してさらには南奥州の覇者となる。他には・・・。」

 

イヴ「凄いです、伊達政宗はたくさんの戦いに勝利しています。そして、それから彼は仙台城を築き居城し初代仙台藩主となった・・・」

 

イヴ「伊達政宗は1636年6月27年、寛永13年5月24日に死没した。」

 

イヴ「(パチパチパチパチ)」

 

イヴ「凄いです、確かに凄い方でした。伊達政宗さん。私もファンになりそうです。そして彼は仙台・・いや、宮城・・いや、東北地方そのもののブシドーです!奥州も制覇し更には戦国の風雲児とも呼ばれるなんてとてもかっこいいです!」

 

「もしかして、君観光客?」

 

イヴ「あっ・・はい、そうです。地元の方ですか?私のことも知ってたり・・。」

 

「いや、よく分からないな・・しかし、私が地元の人なのは正解だ。伊達政宗について興味がわいたのかい?」

 

イヴ「はい!ファンにもなりました。」

 

「そう言ってもらえると同じ宮城県民として嬉しいよ。そうだ、伊達政宗の銅像はもう見たかい?」

 

イヴ「あっ、これからです。」

 

「そうか、あれはテレビや雑誌などでよく見るが本物は更に迫力があって絶対に感動するから見るといいよ。」

 

イヴ「はい、ありがとうございます。」

 

_____________________

 

 

イヴ「ありました。あれが、伊達政宗像ですね。凄いです、実物は確かに迫力があっていいですね。そうです、これを写真に撮りましょう。すいません、これ撮影したいのですけどお願いできますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 




伊達政宗の歴史は大変興味深いです
これで少し気になった方は彼の歴史について調べてみてください。


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パスパレinE-BeanSアニメイト編

いよいよEBeanSへやって来た彩達
麻弥と日菜はアニメイトを
千聖は本と服を見に行ってる
彩は?




EBeanS

 

千聖「ここって、GUや化粧品売り場もあるのね。」

 

麻弥「良かったら見ていてもいいですよ。ジブン達は上にいますので。」

 

千聖「そう、じゃあそうさせてもらうわ。多分後で本屋さんにも向かうかもしれないけど。」

 

麻弥「はい、ではまた後でイヴさんが戻ってきたら合流しましょう。その時は連絡をするので。」

 

日菜「ところで、彩ちゃんは?」

 

麻弥「さあ。彩さん、ここへ来たとたん(大事な用があるんだった)と言いながらさっさと行ってしまいましたからね。」

 

千聖「大事な用って何かしら?」

 

麻弥「分かりません。まあ、ともかくどっちみち合流をするので全然問題ないのですが。」

 

千聖「それもそうね、じゃあ二人共、また後で」

________________

 

麻弥「しかし、ここの建物って服屋さん、飲食店、薬屋さん、ゲームセンター、CDショップ、プラモショップなど、なんでもありますね。全部回りたいくらいですよ。」

 

日菜「麻弥ちゃん、言ってることがさっきの私と同じだよ。でも、確かにここならたくさんの「るん♪」が見つかりそう。」

 

麻弥「ですね、しかし今日は時間も限られていることですしアニメイトとゲーマーズに向かいましょう。」

 

日菜「どんな場所だろう?」

 

麻弥「いや、しかしさっきのジブン達はかなりやらかしましたよね。」

 

日菜「今回もカーテンなしのせいで入ったりして・・・。」

 

麻弥「ここは大きい施設なのでそこは問題ないんじゃ・・あっ、話している内に7階つきましたよ。」

 

 

日菜「おお、なんかキラキラしてそうで少しドキドキしてきた。」

 

麻弥「言っていることが少し戸山さんっぽいですよ。」

 

日菜「そういえば、下の楽器のお店、香澄ちゃんが使っているギターが売ってるぽいよ。」

 

麻弥「ランダムスターがですか?へえ、後で本当にあるか確かめに行ってみますかね。」

 

アニメイト

 

麻弥「いやあ、仙台も大きいところですし有名な方のサインもチラホラありますね。」

 

日菜「あたし達もサイン書く?」

 

麻弥「そうですね、PRのためにもサイン書けたら書きたいですね。」

 

日菜「あっ、ロゼリアやポピパのグッズ発見!!」

 

麻弥「えっ!?あっ、ホントですね。」

 

日菜「他にはこのアニメのグッズは宮城限定だって、買っとこうと」

 

麻弥「あっ、じゃあジブンはこのミニフィギュアでも買いますか。」

 

麻弥「(日菜さん、意外とこういうのも好きなんですね。)」

 

日菜「後は、なんだろうこの同人誌、よく分かんないけどこれも買おう。面白そうだし。」

 

麻弥「それはちょっとやめておいたほうが・・・。」

 

ピポパポ♪

 

日菜「あっ、イヴちゃんからLI◯Eだ。」

 

麻弥「えっと・・・。」

 

LI◯E トーク内容

 

イヴ「みなさん、伊達政宗記念館、堪能しました。

とても楽しかったです、伊達政宗のファンにもなりました。そろそろそっちへ戻る予定です。何処へ行けばいいですか?」

 

千聖「みんなEBeanSへ来ているわ。後20分ほどしたら一階でお昼を軽く済ませて楽器売り場へ行き楽器の打ち合わせを行う予定よ。」

 

麻弥「お昼は、うどんでいいですかね?」

 

千聖「そうね、早いしそれでいいかしらね。」

 

日菜「じゃあ、それで。」

 

イヴ「着いたらまた連絡します。EBeanSへ行けばいいのですね、分かりました。」

 

彩「うん、また後でねイヴちゃん。」

 

イヴ「OK」(スタンプで)

 

千聖「ところで彩ちゃんは今どこにいるの?」

 

彩「9階」

 

麻弥「9階ですか、また何故?」

 

彩「すぐに分かるよ。」

 

千聖「よくは分からないけど了解したわ。」

 

アニメイト

 

麻弥「彩さんは何故9階へ行ったのでしょう?」

 

日菜「まあ、いいじゃん、それより上行ってみようよ!」

 

麻弥「ですね。上はゲーマーズとらしんばんですね。どんな感じのショップなのでしょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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パスパレinE-BeanSゲーマーズ編

本屋

 

千聖「ここは、やはりアニメ関連の物が多いのか漫画やラノベが多いわね。サインもかなりあるわね。

さて、宮城の本はどこにあるのかしら?」

 

千聖「無かったわ・・・。後でアエルの方に行けたら行きたいわね。さて、もうすぐイヴちゃんも来るみたいだし軽く店内を回って見たら下へいこうかしらね。」

 

 

ゲーマーズ

 

日菜「ほええ、上にもこんな店があったんだ。ん?何このアイドル、すごく可愛い!」

 

麻弥「それは「Wake up GIRLS」ですね。」

 

日菜「ウェイクアップ?」

 

麻弥「何でも、ここ仙台を舞台にしたアニメで声優さんもリアルに宮城をPRしてるみたいですよ。」

 

日菜「へえ、衣装も可愛いし、るん♪って来るよ!」

 

ヒソヒソ・・・

 

日菜「ん?」

 

学生の男A「なあ、あの人ってもしかして・・・。」

 

学生の男B「いや、気のせいだろ。いくら仙台とはいえただのお出かけで突然アイドルに出会うなんて東京じゃあるまいし。」

 

学生の男A「そうか?」

 

日菜「(もしかして!)」

 

日菜「そこのお兄さん達!」

 

学生の男A「ひ!ごめんなさい!!別にチラチラ見てたわけじゃ・・・。」

 

日菜「もしかして、私達のこと知ってる?ねえ、知ってるの?何故?」

 

学生の男A「やっぱその口調、その髪「Pastel*paletts」の氷川日菜ちゃん?」

 

日菜「ふっふふ、大正解!!」

 

学生の男B「うえ!?まじかよ!!」

 

学生の男A「うおー!本物か!俺、本物のアイドルに会えたぞ!!」

 

麻弥「お兄さん方、ジブン達のこと、知ってたんですか?嬉しいです。ここにもジブン達のファンがいて!」

 

学生の男A「はい!俺、パスパレ好きなんすよ!でも、俺ら宮城県に住んでいる学生だからなかなか遠くに行けず・・・。」

 

学生の男B「ライブなんか夢のまた夢だと思ってたよ。」

 

学生の男A「ライブやったとしてもあんまり有名じゃない芸能人とかだしな。」

 

学生の男B「声優はwake up GIRLSのがよくあるけど滅多にないよな。」

 

麻弥「(これが、地方の方の意見・・・やっぱりそうなりますよね。)」

 

日菜「そんなお兄さん達に朗報!今日は運がいいね!」

 

学生の男A「えっ!?」

 

麻弥「ジブン達、この後14:00頃にここの9階でゲリラライブをする予定です。」

 

日菜「しかも無料だよ!!グッズは・・・頑張れば入る・・かも?」

 

学生の男A「おお!まじか!!是非行きます!」

 

学生の男B「えっ、いいのか?この後お前カードショップのイベントに参加するんじゃ・・・。」

 

学生の男A「バカ!そんなイベントはいつでも参加できる。パスパレのライブはもしかしたら逃すともう見れない、かなり貴重なものだ!こっちが優先だ!!」

 

学生の男B「そうか・・・じゃあ俺も、楽しみにしてます。」

 

日菜「ふふ、今日は楽しんでね!」

 

学生の男A「やったー!夢みたいだわ!!」

学生の男B「お前、あんまはしゃぐなよ。」

__________________

 

日菜「面白そうなお兄さん達だったね!」

 

麻弥「ええ、フヘヘ」

 

日菜「うん?どうしたの、麻弥ちゃん。」

麻弥「いえ、ここにもちゃんとジブン達のファンがいたとなるととても嬉しくて。日菜さん、ライブ終わったらこのお店にサインを絶対に残しましょう!」

 

日菜「うん、そうだね!」

 

アナウンス「本日はEBeanS仙台にお越しいただきありがとうございます。パスパ・・失礼しました。お客様にご案内申し上げます。この後午後14時頃に当店9階にてイベントライブを開催いたします。是非おこしください。」

 

麻弥「この声・・・彩さんですね。」

 

本店一階

 

千聖「今の声は彩ちゃんね。なんか仕事があると聞いたけどまさか店内アナウンスとは・・・。」

 

ゲーマーズ

 

ピポパポ

 

日菜「あっ!イヴちゃんからLI◯Eだ!」

 

LI◯Eトーク

 

イヴ「みなさん、お待たせしました。若宮イヴ、仙台へ到着いたしました。このまままっすぐEBeanSへ向かいますね。」

 

麻弥「おっ!来ましたか、そろそろですね!」

 

イヴ「はい!みなさん、必ず成功させていきましょう!!」

 

彩「うん、頑張ってここに私達をPRしようね!」

 

ゲーマーズ

 

麻弥「さて、ジブン達も下へ行きますか!」

 

日菜「もうすぐライブスタートか、るん♪って来るな。」

 

Pastel*palettsいよいよ仙台でライブ開始!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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パスパレライブ 仙台

イヴが戻ってきていよいよ本番目前!
宮城県のライブ成功するか?


EBeanS

 

麻弥「さて、お昼も済ませたことですし楽器店へ行きましょうか。」

 

イヴ「今回のライブはそこの楽器店から楽器を借りて行うんですね。」

 

千聖「ええ。楽器店は4階にあるわ。」

 

楽器店

 

「皆さん、お待ちしていました。まさかあのPastel*palettsの皆さんに楽器を貸せるとはとても光栄です。」

 

イヴ「いえ、こちらこそ観光を楽しめました。」

 

「宮城県がもっと好きになってくれたらとても嬉しいです。あっ、楽器は今回みなさん好きなのを選んでください。私たちが運びますので。」

 

麻弥「はい!ええっと・・・。」

 

千聖「麻弥ちゃん?そっちはギターコーナーよ。」

 

麻弥「すみません、ランダムスターっておいていますか?」

 

彩「ランダムスター?それって香澄ちゃんが使ってるあのギターのこと?」

 

「申し訳ありません。その楽器は今は当店で販売しておりません。」

 

麻弥「そうですか、見てみたかったです。」

 

千聖「ランダムスターなら香澄ちゃんがすぐに見せてくれると思うのだけれど。」

 

麻弥「ジブンは売り物として見たかったです。」

 

 

________________

 

日菜「あたしはこのギターかな?少しカラフルでオシャレだし。」

 

千聖「私のベースは水色と紫が混ざったこれにするわ。」

 

彩「私は・・・マイク普通に持ってきたからいいかな?」

 

イヴ「私はこのキーボードにします。」

 

麻弥「ジブンはこのドラムでお願いします。」

 

「分かりました。ライブ会場は9階ですね。重い器物は運んでおきます。」

 

麻弥「それじゃあ楽器も決めたことですし向かいますか!」

_______________

 

9階 ライブ会場(ライブ開始15分前)

 

客席側

 

「どんな人が来るんだろうな?」

 

「ええ、分かんないよ。」

 

「あんまり知らない人がきても・・・。」

 

「でも、ゲリラライブって誰が来てするのか楽しみだよね。」

 

学生の男A「まさかパスパレの皆さんが来るなんて誰も思ってないよな。」

 

学生の男B「反応が楽しみだな。」

 

学生の男A「早く始まらねーかな。」

 

学生の男B「興奮しすぎるなよ。」

 

ステージ裏

 

彩「みんな、いよいよ仙台のライブ本番だね!」

 

千聖「ええ。」

 

麻弥「楽器の設置、マイク、アンプの設定もバッチリです!」

 

日菜「るん♪と来るライブにしようね!」

 

イヴ「皆さんを楽しませましょう!」

 

千聖「彩ちゃん、MCの方は大丈夫?」

 

彩「えっ!た・・多分!!」

 

千聖 麻弥「大丈夫じゃない(わね)(ですね)」

 

彩「よし、みんな行こう!」

 

「おー!!」

_________________

 

「あれ?電気が消えたぞ」

 

「ホントだ。」

 

学生の男A「いよいよか!」

 

♪〜しゅわしゅわ

はじけたキモチの名前教えてよ

きみは知ってる?しゅわしゅわ!

どり☆どりーみんyeah!

 

「えっ!?嘘だろ?」

 

「あれって、パスパレ!?」

 

学生の男A「うおー!!日菜ちゃん可愛い!そして生の「しゅわりん☆どり〜みん」だ!」

 

学生の男B「ちょおま、落ち着け!」

 

学生の男A「でも、お前の好きなイヴちゃんもいるぞ!」

 

学生の男B「うおっ!ホントだ!」

 

麻弥「(みなさん驚いてますね。)」

 

イヴ「(サプライズは成功です。)」

 

____________________

 

彩「皆さん!私たち・・・」

 

「Pastel*palettsです!」

 

麻弥「いやあ皆さんかなり驚いたんじゃないですか?」

 

千聖「私たちの今回の企画はPRも兼ねてライブをしつつ観光を楽しむということでした。」

 

日菜「数ある地方の中からイヴちゃんが選んでくれて宮城県へ行くということになったんだ!」

 

千聖「イヴちゃんは私たちとは別行動だったのよね?」

 

イヴ「はい!私は午前中、松島の伊達政宗記念館へ行って来ました。伊達政宗のファンにもなりました!」

 

彩「ふふ。では次の曲に入ります。「ゆら・ゆらRing Dong Dance」です!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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彩ちゃんのMC

遂に始まった仙台でのライブ
好調で盛り上がってきてる・・・けど彩が言おうとしてたことは?


仙台

 

EBeanS 9階

 

私達のライブはだんだん盛り上がってきた。

今日のライブはカバー曲含めて全9曲と少ないけど3曲目終了でまさかもうこんなに盛り上がるなんて・・・

 

順番は今のところ

 

1,しゅわりん☆どり〜みん

2,ゆら・ゆらRing Dong Dance

3,ふわふわ時間

4.コネクト

MC

5.世界は恋に落ちている

6.天下トーイツAtoZ

7.ハッピーシンセサイザ

8.wonderland-Girl

最後のMC

9.パスパレボリューションず☆

 

♪〜もう何があっても

挫けない ずっと明日待って

 

彩「(4曲目のコネクトが歌い終わった・・・いよいよMCだ。緊張するな・・・どうか噛みませんように・・・。」

 

彩「皆さん、改めてこんにちは!まんまるお山に彩りをPastel*palettsふわふわピンク担当の丸山彩です!!」

 

「おー!!」

 

彩「突然だけど・・・今日私達がここになにも予告なしで来たことに驚いた人、手を挙げて!!」

 

麻弥「おおー、やはりたくさんの方が手を挙げていますね。」

 

彩「そいうえば・・じゃなかったそういえば、さっきイヴちゃんが伊達政宗記念館に行ってきたと話したじゃないですか、私達も仙台のいろんなところに行ってきたんですよ。麻弥ちゃんと日菜ちゃん、とらのあなというところに行って普通に18禁コーナーに出入りしちゃって不注意だと千聖ちゃんに少し怒られてたんだよね。」

 

麻弥「ちょ!彩さん、それは言わないでください!そういう彩ちゃんも自分から◯ンパ◯マンミュージアムに行きたいと言ってきたじゃないですか」

 

彩「うわ、それは言わないでよ!恥ずかしいじゃん。」

 

(あはははは)

 

千聖「他にもショッピングもしました。可愛い服やお洒落な服が結構あって、いくつか新しいのが買えてよかったです、日菜ちゃんがバッグを買うとは想わなかったけど」

 

日菜「バッグ値段500円!!」

 

!?

 

日菜「じゃなかった、5000円!!」

 

あはははははは

 

学生の男A「ああ、日菜ちゃん可愛い・・・。」

 

学生の男B「お、そうだな。」

 

彩「(日菜ちゃん、私達よりも笑い取っている・・・。)」

 

イヴ「(さすが日菜さんです。)」

 

彩「では、曲の方に戻ります。次の曲は「世界は恋に落ちている」です。」

 

_________________

 

EBeanSベンチ

 

彩「みんな、一日目のライブ、お疲れ様!」

 

「お疲れ様(デス)!」

 

千聖「でも、まさか打ち上げを笹かまでするとは・・・ちょっとおっさんぽくないかしら?」

 

麻弥「そうですか?ジブンはこれが美味しそうに見えたので買ったのですが嫌でしたか?」

 

千聖「いや!嫌じゃないのよ。ただ、かまぼこで打ち上げというのにちょっと違和感が。」

 

イヴ「違和感は全然無いと思いますよ。それに、この笹かまは宮城県ならではのご当地グルメでかなり有名で美味しいですよ。」

 

千聖「(ハムッ)あっ、ホントねとても美味しいわ。」

 

麻弥「しかし、彩さんがまさかジブンと日菜さんが18禁コーナーに侵入してしまったことをお客さんに暴露したのは本当に驚きましたね。」

 

彩「あっ・・・嫌だった?」

 

麻弥「笑いとれてたので嫌ではないですけど、あの時少し赤面しました。」

 

彩「うっ・・・ごめん。」

 

日菜「おっ!Twitterで結構いろいろ上がってるよ。」

 

彩「えっ!?ちょっと待って、私も、エゴサエゴサ・・・と」

 

Twitter

 

#パスパレ #Pastel*paletts

 

宮城県にパスパレが来てくれた。

まさか、宮城にパスパレが来てくれるとは想いもしなかった。ゲリラライブも最高だった。生のしゅわりん☆どり〜みんやまん丸お山に彩りをはかなり格別だった。

日菜ちゃんのジョークは可愛かったしなんにせよ日菜推しの俺が嬉しかったのはwonderland_Girlを歌ってくれたこと。もう、テンションが静まらない!

ただ、一つだけ欲があるとすればもういちどルミナスを歌ってくれなかったことかな・・・。

 

 

麻弥「あっ、これってさっきの学生さんじゃないですか?」

 

彩「すごい、結構いいねがある。私もいいねとスクショを・・・。」

 

千聖「そういえば、明日のライブの順番なんだけど・・・」

 

千聖「この順番はどうかしら?」

 

イヴ「おお、いいですね!」

 

麻弥「最後にそれを持ってきますか、フヘヘ・・明日もかなり盛り上がりますね!」

 

千聖「・・・・。」

 

麻弥「ん?どうかしましたか、千聖さん・・・あっ。」

 

千聖「麻弥ちゃん、さっきから様子が変よ。」

 

彩「え?私は普通に見えるけど」

 

麻弥「バレちゃいましたか、実はジブン、ここにもジブン達のファンがちゃんといるということがとても嬉しくて。」

 

日菜「確かに、あたしも麻弥ちゃんに同意見かな?」

 

千聖「成る程、確かにそうね。そう考えるとこのライブ大成功ね。イヴちゃん、いい場所選んでくれてありがとう。」

 

イヴ「いえ、私はただ伊達政宗のお勉強をしたかっただけなので・・・。」

 

________________

 

千聖「さてと・・・まだ少し時間があるわね。何処か他に行ってみたいところってあるかしら?」

 

彩「あっ、千聖ちゃん!」

 

千聖「うん?何かしら、彩ちゃん。」

 

彩「私、南取市に行きたい。」

 

「南取市?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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一日目終了

一日目の仙台公演を無事に終えたPastel*palettsの5人
時間がまだ少しあるということで彩が南取市に行きたいと言うが・・・


電車内

 

麻弥「えーと、彩さんは何故南取市に行きたかったのですか?」

 

彩「ふふっ、それは行ってのお楽しみに♪」

 

日菜「ええ、何それ」

 

千聖「それにしても彩ちゃん。さっきいい忘れてたけど今日のMC、あまりかまなかったわね。」

 

彩「あまりって?どこかかんだ!?」

 

千聖「彩ちゃんが「そういえば」を「そいうえば」と言ったこと、見逃さなかったわ。」

 

彩「うっ・・・図星」

 

 

まもなく南取市〜南取市〜お出口は右側です

 

麻弥「あっ!着きましたよ」

 

南取市

 

千聖「目の前にスーパーと公園?があるわね。」

 

日菜「ううん、でも何か落ち着くな」

 

イヴ「そうですね、空気も綺麗に思います。」

 

彩「ここ、南取市は調べたら全国でも住み心地が良いって評判でそれを知ってから行ってみたくなったんだ。」

 

千聖「(南取市・・・ここも確か・・・)」

 

麻弥「あっ!皆さん、せっかく来たんですしそこの公園で写真でも撮りませんか?」

 

イヴ「いいですね!ブログに載せましょう!」

 

千聖「サッポロビール園と南取駅、どっちで撮るのかしら?」

 

彩「ここは・・・どっちも!」

 

千聖「ふふっ、彩ちゃんならそう言うと思ったわ。でも、自撮り棒って持ってきたの?」

 

彩「自撮り・・・あっ!忘れてきた・・・。」

 

千聖「あらら・・・」

 

イヴ「さっきはお店の方に撮ってもらいましたからね」

 

日菜「あっ!ねえ、そこのお兄さんちょっと写真を撮りたいんだけど代わりに撮ってもらえない?」

 

「えっ、僕ですか?はい分かりました。」

 

日菜「いいの?ありがとう!」

 

彩「さすが日菜ちゃんだ。」

 

千聖「(でももう少し男性に申し訳なさを・・・)」

 

「では、撮りますよ。」

 

___________________

 

彩「あっ!いい感じに撮れてる!ありがとうございます。」

 

「いえいえ(この人達って・・・いや、気のせいだよね。)」

 

千聖「さて、時間も丁度いいころだしそろそろ陸前高砂駅まで行きましょうか。」

 

彩「うん、そうだね」

 

麻弥「そこからバス停で鶴巻ってところまで行けば近いらしいですよ。」

 

千聖「じゃあそうしようかしらね。」

 

日菜「つないだ手を〜♪ヘイヘイ!繋いでこう〜♪ヘイヘイ!大きな輪になってわわわっ〜♪」

 

彩「何故、えがおのオーケストラ?」

 

日菜「鶴巻って言うからこころちゃんを思い出して」

 

イヴ「掛け声はヘイヘイではなくハイハイだった気がします。」

 

彩「多分そこはどうでもいいことじゃ・・・」

 

__________________

 

コロナワールド

 

温泉内

 

彩「はあ〜暖かい。」

 

千聖「ええ、身体が暖まって疲れも取れるわね。」

 

彩「あれ?麻弥ちゃんは?」

 

千聖「もう上がったみたい、ジブンは室内のお風呂だけでいいなんて勿体無いわね。」

 

イヴ「麻弥さんはあまり長湯とかしない方なのでしょうか?」

 

日菜「どうだろうね?」

 

イヴ「まあ、私もそろそろ上がろうとは思ってました。先に上がっていますね。」

 

千聖「ええ、私と彩ちゃんは化粧おとしたり髪を溶かしたりなどしたいからちょっと遅くなるわね。」

 

日菜「あたしはまだ入ってる♪」

 

_______________

 

室内

 

 

イヴ「ふう、身体がまだ暖かいです。おや?あれは・・・」

麻弥「よし!フルコンボ!!こんなのドラムやってるジブンにとって朝飯前ですよ!まあ、夜だから、夜飯前かもしれませんが」

 

イヴ「麻弥さん!」

 

麻弥「うわー!イヴさん、上がってたんですね。残りの三人は?」

 

イヴ「千聖さんと彩さんはいろいろお風呂上がりにすることがあり、日菜さんはまだお風呂に入ってると言っていました。麻弥さんは・・・太鼓・・・ですか?」

 

麻弥「はい!本当はEBeanSの楽器店前でも見かけたのですがその時は時間もなくて出来なかったので、ここはゲームコーナーなので年齢も関係ないので問題ないです。」

 

イヴ「そうですか」

 

麻弥「後、言おうと思ってたのですが、ジブンはイヴさんに感謝しています。」

 

イヴ「えっ!?何故ですか?」

 

麻弥「いえ、イヴさんがここに行きたいと言わなければここに来ていないしファンの方とも話すことは出来ませんでした。すごく今日は楽しかったです、イヴさん、ありがとうございました!」

 

イヴ「そんなお礼だなんて、私はさっきも言いましたが伊達政宗の勉強をしたかっただけです。」

 

麻弥「あっ!その話、後で聞かせてくれませんか?」

 

イヴ「はい、夜は寝かせません!!」

 

麻弥「それは千聖さんに怒られます」

 

イヴ「ですね、では一緒に太鼓でも」

 

麻弥「おっ!いいですよ。」

 

イヴ「ブシドーな太鼓、見せてあげます。」

 

________________

 

千聖「2人とも、ここで時間を潰してたのね。」

 

麻弥「ああ、みなさん。」

 

彩「本当によかったの?露天風呂入らなくて。」

 

麻弥「はい。ジブン、長湯はしないので 」

 

日菜「それでも、ちょっと勿体なかったよ。とても気持ちかったのに」

 

千聖「ええ、疲れてた分倍は気持ちよかったわ。でも暖まりすぎて少し暑いわ。」

 

彩「だったら千聖ちゃん私、ソフトクリーム買ってくるね。」

 

日菜「あっ、あたしも食べたい!」

 

千聖「まあお風呂上がりだしそこまで悪くはないわね。」

 

_______________

 

ビジネスホテル内

 

日菜「ううん・・・一日目無事終了!」

 

千聖「みんな、今日はお疲れ様。後はゆっくり寝ましょう。明日も早いし」

 

イヴ「でもその前に私の伊達政宗レポートの発表を・・・」

 

「スー・・スー・・」

 

イヴ「?」

 

彩「スー・・スー・・」

 

麻弥「彩さん、気持ち良さそうに眠ってしまいましたね。」

 

千聖「なんだかんだいって、一番楽しそうにしてたのは彩ちゃんだったわね。」

 

日菜「うん、そうだね・・・クー・・クー・・」

 

麻弥「日菜さんも夢の中へ行きましたね。」

 

千聖「ええ、私達も寝ましょうか、おやすみなさい麻弥ちゃん。」

 

麻弥「はい、おやすみなさい」

 

イヴ「(誰か、私のレポート発表を・・・明日もありますからいいですけど)」

 

こうして、一日目は無事に終了しました。

みんな、明日も頑張ろうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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二日目スタート パスパレin女川

宮城県にやって来たパスパレの5人、さて二日目は女川だ


女川駅

 

日菜「おお!なんか凄く面白そうなところ♪」

 

千聖「辺りに市場かしら?たくさんあるわね。」

 

麻弥「そこは「女川ハマテラス」といって海が見えるそうですよ。」

 

彩「ところで、日菜ちゃんが言っていた漬け丼って何処にあるの?」

 

日菜「えっとね・・・あった!「明真丸」だって」

 

千聖「あら、意外と混んでるわね。」

 

麻弥「そりゃ、ここの漬け丼はおいしいって評判ですから、ジブン達も並びましょうか」

 

___________

 

明真丸

 

日菜「私はこのまぐろざんまい丼にしよっ♪」

 

麻弥「ジブンはまぐろづけ丼にします。」

 

千聖「私は・・・いくらまぐろ丼にしようかしら?」

 

彩「私は麻弥ちゃんのと同じでいいかな?」

 

イヴ「私はまぐろ三色丼で」

 

千聖「何気に日菜ちゃんのが一番高いわね」

 

日菜「まあまあ、どうせ自腹の予定だし」

 

__________

 

イヴ「このまぐろ丼、他で食べた味よりもかなり美味しいです!」

 

麻弥「はい!このづけ丼も海の味?といったところでしょうか、新鮮な味わいです。」

 

彩「私なんか写メっちゃった。」

 

日菜「うん、予想以上にるん♪と来る味だね。」

 

「いやあ、そう言ってもらえて嬉しいよ。なんせこの魚はどれもここ女川の海でとってきた新鮮な魚を漁船からそのまま直送して捌いたからな。」

 

千聖「海で捕った魚をそのまま、それがこの美味しさの理由なのですね。」

 

日菜「ねえ、私づけ丼の方も食べてみたい」

 

彩「じゃあみんなで回し食いでもしようか」

 

イヴ「はい!間接キスというやつですね。」

 

千聖「イヴちゃん、あまり間違ってないけど言い方は変えましょう?」

 

__________

日菜「ふう、お腹いっぱい」

 

麻弥「ですね、とても美味しかったです。」

 

千聖「さて、この後はどうするの?」

 

彩「時間は・・・まだ11時なんだ」

 

麻弥「結構朝早かったですしね。」

 

日菜「えっと・・・食べ歩きとか?さっき、サンマパンというのが売っていたよ。あ!これ、モカちゃんのお土産にでもしようかな?」

 

千聖「そういえば日菜は昨日ア○パ○マ○ミュージアムでパンを買おうとしてたわね」

 

日菜「うん、この間お仕事で宮城に行ってくるといったら・・・」

 

 

________

 

数週間前

 

羽丘女子学園廊下

 

日菜「今度、パスパレのみんなで宮城県に行ってくるんだ♪何か皆にもお土産買ってくるね、何がいい?」

 

蘭「あたしはなんでもいいです。日菜さんが選ぶものならどれでも・・・」

 

モカ「あたしはパンでお願いします〜なるべく宮城でしか買えないの〜」

リサ「宮城か・・・いろいろ興味深いのはあるけどなにがどこにあるかよく分からないからな。」

 

______________

 

日菜「ということがあったんだ♪まったくなんでみんな何でもいいなんて言うのかな?」

 

千聖「まあ、皆がみんな詳しいわけではないからね・・・」

 

彩「ねえ、あっちから魚介の香ばしい匂いがしない?行ってみようよ。」

 

麻弥「香ばしい・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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女川を回ってみよう

女川で海鮮丼を頂いたPastel*paletts
次は女川の中を回ることに


女川ハマテラス

 

彩「あの、これって何を焼いてるんですか?」

 

「ああ、ホタテだよ。これを焼いてバター醤油で食べるんだがこれが旨くてね。酒の肴にもなるしな。なんならお嬢ちゃんらも食べるか?」

 

麻弥「えっ、いいんですか?」

 

「おお!ただし、400円かかるがな。」

 

彩「私、食べます。」

 

麻弥「まあ、400円ならそこそこですしいいですね。」

 

「よし、じゃあ焼くから少し待っていな。」

 

―――――――――

 

「出来たぞ!」

 

彩「わあ、美味しそう、いただきます!」

 

麻弥「いただきます。」

彩「(ハムッ)」

 

麻弥「(モグモグ)」

 

彩、麻弥「美味しい!!」

 

「おおよ、これも女川でとれた新鮮なホタテだからな「旨い!」以外の感想は無いぞ!!」

 

麻弥「はい、身が引き締まっていてとても美味しいです。」

 

「そして、これに加えビールを一杯。これが本当に旨くてね、一杯どうだ?」

 

彩、麻弥「それは遠慮します。」

 

「ははは、冗談だよ!」

 

 

―――――――――――

 

おなじく女川ハマテラス

 

千聖「ここのパン、美味しいけど・・・」

 

イヴ「(モグモグ・・・」

 

日菜「(モグモグ・・・」

 

千聖「ねえ、二人の食べているさんまパン、美味しいかしら?」

 

日菜「えっ?結構いけるよ。」

 

イヴ「はい、とても絶品です。千聖さんも食べてみてください。」

 

千聖「え、ええ、いただきます。(ハムッ)あら、なかなか美味しいわね。」

 

日菜「うん、あっ、これモカちゃんにお土産にしようかな?」

 

イヴ「いいですね、きっと東京では買えないと思いますし、何より宮城限定に見えます。」

 

彩「あっ、千聖ちゃん達だ!」

千聖「あら、彩ちゃんと麻弥ちゃん戻っていたのね。」

 

麻弥「はい!ここのホタテ焼き、とても美味しかったです。」

 

日菜「そういや、これからどうするの?」

 

彩「おじさんからこの近くに足湯があると聞いたけどどうかな?」

 

千聖「ごめん、彩ちゃん。私駅の中をみてきてもいいかしら?」

 

彩「えっ?別にいいけど。」

 

千聖「ちょっと調べたいことがあって。」

 

イヴ「何ですか?」

 

千聖「この女川、宮城県に関わることね。」

 

麻弥「あっ、ジブンもついてきていいですか?」

 

千聖「ええ、かまわないわ。」

 

彩「じゃあ千聖ちゃん、また後でね。」

 

日菜「彩ちゃん、気持ちよくて足湯で寝ないようにね。」

 

彩「それは無いと思うな。」

 

千聖「そうかしら?前にcircleに足湯が出来た時に花音と三人で行った時・・・」

 

――――――――――

数ヵ月前

ライブハウスcircle

 

千聖「このcircleに足湯が出来たと聞いてみたけどなかなか気持ち良いわね。」

 

花音「うん、とっても気持ち良い」

 

彩「ZZZ・・・」

 

花音「えっと、彩ちゃん?」

 

千聖「気持ちよさすぎて爆睡してるわね。」

 

彩「ZZZ・・・オーナー引き凄い・・・ZZZ」

 

千聖「(寝顔可愛いわね)」

 

―――――――――

 

彩「それは、ってそんなことあったの?」

 

日菜「いや知らなかったんかい!!」

 

千聖「ふふふ」

 

―――――――――

 

女川駅

 

麻弥「上は温泉施設みたいですね。」

 

千聖「ええ。」

 

麻弥「ここは資料館でしょうか?なんかいろいろ本が置いてありますよ。」

 

千聖「・・・。」

 

麻弥「千聖さん?あっ!」

 

千聖「(これは7年前のあの日の新聞ね。)」

 

麻弥「これは、あの日の新聞ですね。」

 

千聖「ええ。」

 

麻弥「あれからもう7、いや、8年経ちますね。」

 

千聖「ねえ、麻弥ちゃん。」

 

麻弥「なんですか?」

 

千聖「少し、空気が重くなるかもしれないけれど話したいことがあるの。いいかしら?」

 

麻弥「はい、かまいませんよ。」

 

千聖「ありがとう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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あの日

女川駅の中のちょっとした資料館に来た麻弥と千聖、そこで千聖が語ることとは
※タイトル、日付で感じた方もいると思いますが8年前の今日についての話しをします。
そういうのはちょっとという方は読み飛ばして大丈夫です。


 

女川

 

千聖「あれはまだ8年前の3月、私は小学3年生、ってあなたも同い年だしこれは言わなくていいことよね。」

 

麻弥「はい。」

 

千聖「まあ、それは置いておいて、あの日私は宮城県にいたわ。」

 

麻弥「えっ!?そうなんですか?」

 

千聖「撮影がその日あったからね。」

 

―――――――――

 

8年前 3月

 

千聖「キレイでしょ?あたしのお気に入りなの」

 

「確かに悪くないところだね。」

 

当時、朝ドラのための撮影を宮城県でしていたわ。撮影は3月上旬に行っていた。そのため、私も経験したわ。東北地方太平洋沖地震、またの名を・・・「東日本大震災」

 

 

3月11日

 

「今日はここから撮影を始めます。」

 

千聖「はい、よろしくお願いします。」

 

――――――――

 

14時46分

 

千聖「村の人たちはとても優しい人たちだよ。」

 

「そうか、俺も・・」

 

 

ゴゴゴ・・・

 

「!」

 

グラグラ

 

千聖「地震かしら?」

 

「撮影一旦中止!地震収まり次第再開します。」

 

しかし、地震は収まることはなくだんだん強くなり激しく揺れ続けていた。あの日の私はこんな地震を経験していなくパニックになりかけたわ。

 

千聖「怖い。だれか、ねえ、怖いよ、いつまで揺れが続くの、ねえ」

 

涙も止まらなかった。揺れがとても怖かった。

 

しかしその日はお母さんも一緒に来ていた。すぐ駆けつけてくれたことがとても安心した。そして、撮影の関係者さんやスタッフさんの皆さんと一緒にその日は近くの学校の体育館に避難した。でも、その日は眠れなく次の日の朝、私は気分が悪くなり嘔吐を何度もしていた。あんなに苦しいと思ったことは人生で一度も無かったわ。

 

「大丈夫ですか、千聖さん。」

 

千聖「ごめんなさい、気分がとても悪いです。」

 

「仕方ないか、落ち着いたら言ってくれ、体育館から出る、丁度この近くにAさんの知り合いがいるから今日からしばらくそこに避難することになった。」

 

千聖「わかりました。」

 

そして、私たちは関係者さんの知り合いが近くに住んでいるということになりしばらくそこでお世話になったわ。電気が復旧してテレビを見たけど、そこで流れる津波の映像や犠牲者の数などが耳にはいるととても悲しい気持ちになったわ。

 

 

 

 

 

――――――――――

 

現在 女川

 

千聖「それから、電車が動いたころ、私はお母さんと東京に戻った。」

 

麻弥「・・・・。」

 

千聖「麻弥ちゃん、少し涙目になってる?」

 

麻弥「は、すみません。」

 

千聖「無理も無いわね。ごめんなさい、こんな話しをしてしまって。」

 

麻弥「いえ、大丈夫です。ただ、ジブンも当時のことを思い出したらとても悲しくなって・・・。」

 

千聖「麻弥ちゃんはあの日って」

 

麻弥「はい、普通に東京にいましたよ。」

 

千聖「東京も強い地震を観測したのよね。」

 

麻弥「はい。」

 

千聖「福島では原発事故、東北地方太平洋付近は大きな津波、あんな日々はあまり起きてほしくない。でも、地震はいつ起きるなんて誰も予想出来ない。私たちは自然に勝つことなんて出来ない。」

 

麻弥「ですね・・・これから、どう向き合うかが大切になるとジブンも思います。」

 

千聖「ねえ、麻弥ちゃん。」

 

麻弥「はい。」

 

千聖「ここで黙祷を捧げた後、彩ちゃん達のところに戻りましょう。」

 

麻弥「ですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




突然こんな暗いSSを投稿してしまい、申し訳ありませんでした。ですが、皆さんにも当時のことを伝えたかったです。今日は3月11日、東日本大震災から8年が経ちます。8年前、私はまだ小学1年生でした。帰りの会が終わって帰ろうとした時、私はあの地震を経験しました。
さて、今回千聖さんに語らせたことは一部私の当時の経験です。経験したこともない大きな地震でパニックになりかけた、親が真っ先に学校に迎えに来てくれて安心した。体育館で夜を過ごしたが眠れなく次の日気分が悪くなり吐き気があった。祖母の家にしばらく居ることになった。ということが当時の自分の出来事でした。
私は名取市の駅付近に住んでいるため津波は経験していません。ですが、津波の映像を見るたびに気分が悪くなってしまいます。
みんなそうだと私は思います。
最後に、今日は宮城鎮魂の日、私も14時46分、黙祷を捧げようと思っています。
あの日、犠牲になってしまった多くの方のご冥福を心からお祈りします。


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千聖の提案

千聖から8年前の「あの日」の話しを聞いた麻弥
すると千聖は麻弥にあることを提案しようとしてた


女川

 

女川駅

 

千聖「それから、麻弥ちゃん。」

 

麻弥「はい、まだ何か?」

 

千聖「この間、宮城県に行く前にスタッフさんとあることについて話したの。」

 

麻弥「何を話したのですか?」

 

千聖「そうね・・・」

 

――――――――――

 

数週間前

 

事務所

 

千聖「急に呼んでしまってごめんなさい。」

 

スタッフ「大丈夫です。ところで、何ですか?」

千聖「実は提案が一つあるのですが」

 

スタッフ「はい、何でしょう。」

 

千聖「もうすぐ私たちは宮城県に行きます。そこでは小さいライブを開く予定ですよね?」

 

スタッフ「ええ。」

 

千聖「それなんですけど、それとは別に宮城県でスタジアムか何かをお借りしてライブを開きたいのですが」

 

スタッフ「まさか、宮城県で大きなライブでも!?」

 

千聖「はい。宮城県は今、復興のためにたくさんの方が協力しています。私たちもその力となりたいのです。

どうかお願いできるでしょうか?」

 

スタッフ「宮城県のライブ、もし行われるとしたら今からとなると少し先になるかもしれません。それでも宜しいですか?」

 

千聖「はい!問題ありません。」

 

スタッフ「分かりました。では、ライブが出来そうなスタジアムについて何か知ってるのであれば教えてもらえませんか?」

 

千聖「はい、スタジアムは・・・」

 

 

――――――――――――

 

千聖「ということ何だけど、麻弥ちゃんはどう?」

 

麻弥「千聖さん!それ、とても良いじゃないですか!ジブンは大賛成です!!」

 

千聖「ふふ、ありがとう。」

 

麻弥「宮城県でライブ、今からとても楽しみです。ライブ名は「brasstパスパレin宮城」とかですかね?」

 

千聖「なんかどこかで聞いたことあるライブ名ね・・・。」

 

―――――――――

 

女川駅前

 

彩「ZZZ・・・私はマルマウンテンのボス大悪党彩であるぞ・・ZZ」

 

日菜「ZZZ・・あっ!お姉ちゃん、そこはダメ・・ZZZ」

 

イヴ「ZZZ・・・天下統一しましたぞ!伊達政宗・・・ZZZ」

 

千聖「戻ってきたのはいいものの・・・」

 

麻弥「皆さん見事に足湯で寝てますね。」

 

千聖「というか、3人は一体どんな夢を見ているのかしら・・寝言から聞いて明らかにおかしい夢ね。」

 

―――――――

彩「はっ!足湯が気持ちよさ過ぎて寝てた!」

 

日菜「あはは!彩ちゃん、結局寝ちゃったんだ♪」

 

千聖「日菜ちゃん・・・あなたも寝ていたわ。」

 

麻弥「さて、ジブンと千聖さんも戻りましたしそろそろいいんじゃないですかね?」

 

千聖「そうね、時間も電車に乗らないといけないしそろそろ出ようかしら。」

 

イヴ「足湯に入って寝たのでリフレッシュできました!いつでもライブ出来ます!!」

 

千聖「足湯は寝るところじゃないわ・・・」

 

麻弥「では、仙台駅へ戻りましょうか!」

 

彩「うん、よーし!2日目も頑張るぞ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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仙台パスパレライブパート2

女川を満喫しきった彩たち
さあ、次はいよいよ二日目のライブだ!



電車内

 

彩「それにしてもなんで私が悪党だったんだろう?変な探偵さんに変な感じで捕まったし。」

 

千聖「よく夢のはなしを覚えてるわね・・・。」

 

麻弥「そういや千聖さん。」

 

千聖「何かしら?」

 

麻弥「例のアレはもうみなさんに発表するんですか?」

 

千聖「そうね、もう少し先になったら告知したいわね。」

 

彩「うん?ねえ、告知って何?」

 

千聖「実はね・・・」

 

間もなく仙台 仙台・・

 

麻弥「あら?もう着いてしまいましたよ?」

 

彩「告知ってなんだったんだろう?まあいっか、みんな、今日も頑張ろうね!」

 

 

EBeanS 9階

 

麻弥「いよいよですね。」

 

イヴ「お客さんも昨日よりいる気がします。」

 

千聖「それはそうよ、昨日のライブで今日もします。

と言ったから昨日のお客さん+その人たちの書き込みなどで知ったお客さんもいるわ。」

 

彩「うう・・緊張する。人、人、人(パクっ)」

 

―――――――――――

 

ライブスタート!

 

彩「みんな、私たち・・・」

 

「Pastel*palettsです!!」

 

わー!!!

 

彩「早速一曲目行きます! 最初の曲は「MOON PRIDE」!!」

 

「まじか!」

 

「いきなりカバーときたか」

 

「ヤベぇ、今日仙台来てて良かったわ・・」

 

 

彩「(今回のセトリは昨日演奏した曲も少しあり、昨日演奏しなかった曲もある。まさかいきなりカバー曲は流石のあたしも驚いたけど・・・)」

 

 

―――――――――――――

 

昨日 1日目ライブ終了時

 

千聖「明日のライブのセトリはこれでいいかしら?」

 

麻弥「おお!最後にそれを歌うのですか!

フヘヘ・・これは明日も盛り上がりますね。」

 

彩「待って!一曲目、「MOON PRIDE」ってカバー曲から歌うの!?」

 

千聖「これも人気だからね、今回はサプライズという感じでデビュー曲を歌ったけど明日は少し違ってくる。

だったらいつもと違う雰囲気にしてお客さんの鳥肌をたたせましょ。」

 

日菜「成る程♪面白そうだね!」

 

――――――――――

 

彩「(そして、今回のセトリは・・・)」

 

1,MOON PRIDE

 

2,はなまる◎アンダンテ

 

3,ゆら・ゆらRing Dong Dance

 

MC

 

4,天下トーイツAtoZ

 

5,ドリームパレード

 

6,Y.O.L.O

 

7,WonderlandGril

MC

 

8,SAKURAスキップ

 

9,ぎゅっDAYS

 

最後のMC

 

10,もういちどルミナス

 

 

彩「(今日は昨日よりも1曲多く演奏をする。セトリの中にはぎゅっDAYSという最近の新曲もある。)」

 

千聖「(このライブのセトリは私が考えた・・・絶対に失敗はしてはいけないわ)」

 

 

彩「(絶対に・・・)」

 

千聖「(絶対に・・・)」

 

イヴ「(絶対に・・・)」

 

麻弥「(絶対に・・・)」

 

日菜「絶対に・・・)」

 

「(成功してみせる(ます)!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




時間軸はだいたい2018年の11月下旬から12月上旬ごろにきた設定のため
新曲が「ぎゅっDAYS」という風になっています。


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ありがとう宮城

ついに始まった二日目のライブ
果たして彩たちパスパレはライブを成功することができるのか!?



EBeanS 9階

ライブ会場

 

♪~

 

ライブはすごく盛り上がってるでも「ぎゅっDays」は歌い終わった。

つまり、後は・・・

 

彩「ええ、みなさん。大変名残惜しい気持ちではありますが次の曲で最後となります。」

 

千聖「ここ、宮城県ではたくさんのことが知ることができました。そして、「あの日」のことも深く。」

 

彩「(千聖ちゃんは2回目のMCで2011年のあの日、宮城県に来ていたと明かした。私も初耳だったな。)」

 

千聖「今回、ここEBeanSさんをお借りして2日にわたって行ったライブは当日まで皆さんには秘密にしてました。 最初は知らない人が多いのかもと思い少し不安ではありましたがそんなことは無く、皆さんが私達のことを知っていて、来たことに喜んでくれたことはとっても嬉しいです!」

 

麻弥「仙台は面白いところですね!自分はもう少し居たいくらいですよ! 」

 

日菜「え? これ終わったら帰るんじゃないの?」

 

麻弥「日菜さん・・・。」

 

麻弥「みなさん、さっきのMCでも言いましたけど、くれぐれも恥ずかしかったので日菜さんとおかした侵入事件は拡散しないでくださいね!」

 

千聖「絶対後で拡散されるわね。」

 

イヴ「みなさん! 伊達政宗は偉大な人です!!

その人が育った同じところにいること、誇りに思ってくださいね!!」

 

彩「では、ここまで楽しんでくれて、ありがとうごじゃいました・・あっ。」

 

日菜「噛んだ♪」

 

イヴ「噛みましたね」

 

麻弥「噛んじゃいましたね。」

 

千聖「噛んだわね・・・。」

 

彩「う・・・。」

 

「あはははははは」

 

千聖「最後に告知があります。」

 

彩「えっ!?」

 

日菜「うん?」

 

千聖「なんと本格的にここ、宮城県でのライブが決定しました!!」

 

「おお!!」

 

麻弥「場所、日付は未定ですが来年までにはやるのでみなさん、首を長くして待っていてください!」

 

彩「ええ!?」

 

イヴ「すごいです!」

 

日菜「おお・・・。」

 

千聖「詳細は後日、事務所のTwitter、公式サイト等で発表予定なのでそちらのチェックもお願いします。」

 

彩「さて、告知もされたことでいよいよ最後の曲です。聴いてください。「もういちどルミナス」!!」

 

 

彩「(こうして、2日にわたった宮城県のPRしつつの旅行は終わりを告げた。あっという間だったな。宮城県の皆さん本当にありがとうございました!!)」

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

後日

 

Pastel*paletts事務所

 

彩「こんにちは! 丸山彩、入ります!」

 

イヴ「彩さん、お疲れ様です!」

 

彩「イヴちゃん! あれこの写真って・・」

 

イヴ「はい! この間の宮城県での写真です!」

 

彩「わー、可愛く撮れてる♪」

 

スタッフ「丸山さん!」

 

彩「あれ?スタッフさん、どうかしました?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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帰ってきてから

仙台でのライブを終えた彩たちPastel*paletts
帰って来たある日、薫から電話が来た千聖
一体どういう要件なんだ?
そして、彩ちゃんにスタッフさんから伝えられたこととは?


彩たちが事務所を訪れる時間帯から遡って

 

 

氷川家

 

日菜「お姉ちゃん! 今帰ったよ!!」

 

紗夜「あら? 日菜、戻ったのね。 ふふ、おかえりなさい。楽しかったかしら?」

 

日菜「うん!すっごく、るんっ♪ってくるところだったよ! あっ、凄いんだよ! なんとファンの子が仙台にもいたの!」

 

紗夜「まあ、それはいるわね。」

 

日菜「他にもね・・・」

 

紗夜「(これは、長くなりそうね・・。)」

 

 

――――――――――――――

 

次の日

 

羽丘女子学園

 

日菜「やっほー!みんな、戻ってきたよ!!」

 

リサ「お!日菜、おかえり!どうだった?」

 

日菜「すっごく楽しかったよ!!あっ、みんなにお土産買ってきたよ!後で屋上で渡すから来てね♪」

 

 

――――――――――――

 

日菜「はい、みんなにお土産だよ♪まずはモカちんに・・・はい、これ」

 

モカ「ん?これって何ですか?」

 

日菜「さんまパンだよ! 女川に売ってたんだ!」

 

蘭「さんま!?」

 

日菜「すごく美味しかったよ。そのパン!多分モカちんも好きになると思うよ!」

 

モカ「おお・・ではでは、早速いただきますか(ハムっ)」

 

蘭「どう?魚のパンは・・」

 

モカ「おお!旨いじゃないですか~蘭も一口食べる?」

 

蘭「うん・・(ハムッ) あっ、悪くないかも」

 

日菜「リサちーには、はい貝殻のイヤリングだよ!」

 

リサ「へえ、貝殻のイヤリングか、面白そうだね♪

今度つけてみようかな?」

 

蘭「そういえば、リサ先輩はうさぎのピアス以外にもピアスとかってするんですか?」

 

リサ「結構いろいろやるよ?でも、このうさぎはお気に入りなんだ~」

 

蘭「成る程、そうですね。」

 

麻弥「あっ、いたいた!薫さん!」

 

薫「おや、麻弥じゃないか。」

 

麻弥「実は薫さんにお願いがあって」

 

薫「なんだい?かわいい子猫ちゃんの頼みごとなら喜んで聞こうじゃないか。」

 

麻弥「ありがとうございます!実はですね・・・」

 

 

――――――――――――

 

麻弥「というわけで千聖さんに連絡しておいてください!今日、学校終わったら直接向かう予定なので」

 

薫「そうか・・・」

 

リサ「えっ!?麻弥、しばらく学校休むの!?大丈夫なの、それ・・」

 

麻弥「まあ、いざとなれば日菜さんに手伝いを要求するかもしれませんが大丈夫だと思います。」

 

 

日菜「ええ・・しばらく麻弥ちゃんに会えないのか・・・残念だな。」

 

麻弥「すいません、でもそこまで滞在期間は長くないようにはします。」

 

 

―――――――――――

 

現在

 

 

事務所

 

スタッフ「丸山さん!」

 

彩「あれ?スタッフさん!どうかしましたか?」

 

スタッフ「聞いてください!なんと、あなた達のとった写真をSNS内で見た駅などの関係者が是非ともこの写真をPRのために、もっと知ってもらうために使わせて欲しいということです!!」

 

彩「それって・・・!」

 

スタッフ「はい!あなた達の撮った写真がPRポスターとなり宮城県に掲示されるということです!!」

 

イヴ「なんと!それは凄いですね!!」

 

彩「私も賛成です!もっとPRできるなら是非使ってください! えへへ、遠くの方でも有名になれるのか。」

 

千聖「お疲れ様です!」

 

日菜「やっほー!!」

 

彩「あっ、千聖ちゃん!聞いて聞いて!さっきね・・・」

 

――――――――――

 

千聖「私たちの写真が掲示されると・・・」

 

彩「そうだよ!!」

 

千聖「ふふ、だったらサインでも書いてあげたほうがいいわね。EBeanSの方でも書いたけど」

 

イヴ「また違う形になるのでいいと思いますよ!」

 

彩「・・ってあれ?麻弥ちゃんは?」

 

千聖「ええ・・実は・・・」

 

――――――――――

昨夜

 

白鷺家

 

千聖「あら?電話・・・薫!?」

 

薫「やあ、千聖」

 

千聖「あなたが電話をかけるなんて珍しいわね。」

 

薫「うん、実は麻弥のことで連絡をね。」

 

千聖「麻弥ちゃん?」

 

薫「実は今日、学校で・・」

 

――――――――――――

羽丘女子学園

 

麻弥「実は・・・暫く宮城県に滞在しようかなと思っています。」

 

「え!?」

 

麻弥「いやあ、この間の旅行でもいろいろ行きましたけど興味を持ちまして、行ってないところもたくさんあるので行ってみたいなと思い、もっと深く宮城県を知りたいなと。」

 

―――――――――――――――

 

薫「それで、今日出発したから電話する暇も無く私に代わりを頼んだと」

 

千聖「はあ。(何故、日菜ちゃんじゃなくて薫に頼んだの?)」

 

薫「というわけで伝えておきたいことは伝えたよ。それじゃあ失礼するね。」

 

――――――――――――――

 

千聖「というわけで麻弥ちゃんは暫く宮城県に滞在するみたいね・・・。」

 

彩「ええ!?そんな・・・麻弥ちゃん、カムバーック!!!!」

 

 

 

fin~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




本編はこれにて終わりです。
この後、エピローグを投稿します。


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プロローグ ~パスパレflowers miyagi

時は過ぎて彩たちが進級した約8カ月後のことである。
パスパレのライブの会場は・・・


ライブ直前

 

楽屋

 

彩「うう、緊張するな・・。」

 

麻弥「そうですね、ですが絶対に成功させましょう!」

 

千聖「いつもとは違う場所のライブ会場だもの・・私も緊張はするわね・・。」

 

日菜「あれ?千聖ちゃんが緊張って珍しいね。」

 

千聖「ここでのライブは初めてなのよ?日菜ちゃんは緊張しないの?」

 

日菜「え?してないよ?」

 

スタッフ「みなさん、スタンバイお願いします!」

 

イヴ「あっ!みなさん、そろそろみたいですよ!」

 

麻弥「いよいよですか・・」

 

彩「・・・よし!みんな、頑張ろう!ここ、宮城県でのライブ!!」

 

「おー!!」

 

――――――――――――

ライブ本番

 

彩「みなさん、私たち・・」

 

「Pastel*palettsです!!」

 

彩「ついに、ここ利府町ひとめぼれスタジアム宮城でライブをします!それでは、最初の曲に入ります!聴いてください、「ゼッタイ宣言~recital」!」

 

今回のライブは千聖ちゃんが前に提案してくれた宮城県でのライブ。

会場はいくつかの有名アイドルユニットグループがライブをしたことのある「ひとめぼれスタジアム宮城」

初のライブということでスタッフさんがPR、更に学生には学生証を見せるだけで無料と学生の人にでも見に行きやすいようにしてくれた。

彩「(でもお陰で人がいっぱい、うぅ・・緊張が高まるよ・・。でも、頑張らないと)」

 

今回のセトリは

1,ゼッタイ宣言~recital

2,はなまる◎アンダンテ

3,ワクワクmeetsトリップ

MC

4,気まぐれロマンティック

5,MOONPRIDE

6,ハッピーシンセサイザー

7,ゆらゆらRing Dong Dance

MC

8,あつあつ常夏ラブサマー

9,Q&Aリサイタル

10,SURVIVOR ねばーぎぶあっぷ

11,パスパレボリューションず☆

12,Y.O.L.O!!!!

13,きゅーまいflower

 

特に「あつあつ常夏ラブサマー」、「ワクワクmeetsトリップ」においては今回のライブでライブ初披露となる

――――――――――

 

MCは今回、私たちの宮城県での様子を私たちが語った

 

そこでは笑いがたくさんあった

もちろん私は・・

 

彩「千聖ちゃんだけ変装をしていちゃ・」

 

彩「私はすぐねてゃっ・・」

 

何回も噛んだ・・

 

 

イヴちゃんに至っては単独行動をとっていたからレポートをまさかのライブ中に発表してた

 

イヴ「このように、伊達政宗の歴史はとても奥が深かったです!」

 

ライブ初披露となった2曲はコールが公開されてなかったけど「ばきゅん!」や合いの手など観客のみんながちゃんとのってくれてとても楽しめた。

勿論、他の曲も

 

そして、気づいたら・・

 

彩「最後の曲です、聴いてください「きゅーまいflower」!」

 

トリの曲となっていた

 

しかし最後はアンコールを貰いもう1曲演奏した

 

最後に披露した曲は・・

「もういちどルミナス」

 

大歓声が上がりライブは幕を閉じた

 

彩「(楽しかった、宮城県のライブもこれで終わった。あっという間だったな、またここでライブしたいな)」

 

彩「さてとここまでみんな・・・お疲れ様でしてゃ・!」

 

日菜「彩ちゃん、締まってない~♪」

 

彩「うぅ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




みなさん、ここまで読んでいただきありがとうございました。
この話しはこれにて完結です。
正直、自分は思ってることがあります。
それは・・このライブが実現して欲しいと
感想など、お待ちしてます
返信もするかもしれません、では次の作品で!




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