ONE PIECE 〜名もなき者の記録〜 (どこかの谷のなんとか)
しおりを挟む

とある海賊船の日誌(スリラーバーク編)

第1話はスリラーバークでの出来事を書き表したものです。
原作でのルフィ達の行動を参考にしました。
時系列としてはルフィ達がエニエスロビーで戦ってる頃のお話です。


シャボンティ諸島付近にて一隻の無人の海賊船が発見された。

船内は誰もいなかったが、一冊の日誌が発見された。

 

 

 

 

×月×日

 

航海の様子は抜群。

ウォーターセブンで船を修理してもらったおかげで順調にいってる。

グランドラインに入ってから、いろいろ大変な目にあったがなんとかここまで来れた。

もう少しで折り返し地点だ!

このままいけば俺たちは海賊王の一員になれる!

 

 

そういえばこの先には魔の三角地帯ってのがあるらしい。

なんでも毎年多くの船が失踪するのだとか・・・

ただの噂だろ。

 

 

×月×日

流し樽が流れてきたので酒を飲もうとしたら赤い発光弾が出てきた。

ったく、酒でも飲もうとしたってのに、誰だこんないたずらしやがる奴は。

そのあとに嵐がきやがった。

全くついてねぇ。

 

×月×日

なんか霧が深くなってきやがった。

ここが噂の魔の三角地帯ってか。

気味が悪りぃところだ。

 

×月×日

俺達は信じらんねぇもんを見た。

ゴーストシップがあらわれやがった。

ただの噂だと思ってたがまさか本当だったとは。

 

なんだあいつは!?

骸・・・骨・・・?

骸骨が喋ってる!!

これは夢か?

どうなってるんだ!?

 

×月×日

なんだか気味の悪い島に着いた。

なんだありゃ?屋敷か?

よく見りゃ海賊旗らしいものもある・・・

引き返そうにも門らしきものが塞がってたので出られない。

上陸するしかないか・・・

 

くそ!頭が三つある犬のバケモンだ!

仲間が何人か食われた!

にしてもなんで一匹だけ狐なんだ?

 

×月×日

今度はゾンビが現れやがった。

ったく何体倒しても死なねぇからキリがねぇ。

ゾンビの大群を切り抜けながらも俺達は先を進んだ。

進む先も喋る木だの人面ライオンだのと気持ち悪りぃ奴らがうじゃうじゃいる。

 

そういえば仲間がどんどん減っていくような気がするが、気のせいか?

 

×月×日

仲間が次々といなくなり、船長もいなくなって、ついに俺だけになっちまった。

どうなってるんだこの島は・・・

なんだ突然真っ暗になった!

くそ!俺は連れ去られてるのか!?

 

 

 

 

 

目が覚めたら3mはある大男とサングラスかけた太ったやつとゴスロリの女と顔が猛獣の奴がいた。

その大男のことをモリア様と呼んでたが・・・

 

モリアってあのゲッコー・モリアか!?

七武海がなんでここに!?

 

どうなってんだこりゃ!?

なんで俺の影がモリアに捕まえられてんだ!?

俺の影が・・・切り取られてく・・・

 

×月×日

気づいたら俺達は船にいた。

あの島もなく、海の様子はいつも通りだ。

体の方に関しても特に変わった感じはない。

それにしても昨日のあれはなんだったんだろう・・・

そうこうしてるうちに朝日が昇った。

 

なんだこれ!?

なんで俺達の影がねぇんだ!?

え!?みんな次々と蒸発していく・・・

うわああああああああああああああああ

俺の体も蒸発していく!!

誰か・・・助け

(日誌はここで中断)

 




本文の「骸骨」は言うまでもなくブルックです。

そういえばケルベロスさん、一匹だけ狐だったのを気にされてましたよね・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

とある海賊船の日誌(ウイスキーピーク編)

今回はウイスキーピーク編です。
まだビビとイガラムがバロックワークスに潜入したいた頃のお話です。


この日誌はグランドラインの入り口ウイスキーピーク付近で発見されたものである。

 

×月×日

ようやくグランドラインに入ることができた。

嵐があったり、リヴァースマウンテンで衝突しかけたがうまくここまで来れた。

これまで俺達はサウスブルーで名を上げるためにここまできたが、ようやくグランドライン入りだ!

海賊王を目指すぜ!

 

×月×日

一度双子岬で一休みした。

クロッカスとかいうじいさんから色々とグランドラインについての話を聞いた。

やはりグランドラインは思ったより危険な海域らしい・・・

ま、そんなこと承知でここまできたんだがな!

にしてもあのクジラデカかったな。

なんでも昔別れた仲間を待ってるんだとか。

もう昔の話なんだから待ってても無駄だと思うんだけどなぁ。

 

×月×日

双子岬に出てから、港町についた。

ウイスキーピークってところだが、ここの連中はなぜか海賊の俺達を歓迎してた。

まさか海賊が歓迎されるとはな。

ここは海賊は憧れの存在なんだな!

全く嬉しいったらありゃしないぜ。

上陸したら、ここの町長だと言う髪型がクルクルのやつに歓迎の言葉を受けた。

結構噛んでたけどな。

 

そっからは飲んだり食ったり踊ったりで大盛り上がりだ。

酒も食いもんもうめぇ!

女も可愛いのばっかだしな!

ここの町のやつらは本当気が利くな!

全く俺達ぁついてるぜ!

グランドラインの初っ端からこんな楽しい思いをするなんて!

楽しくてしょうがない!

今日は楽しい宴の日だ!

 

さて、明日早く船出することだし、このあたりで寝るか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうなってやがるんだ!?

 

突然の騒ぎに目をさましたら、さっきまで一緒に盛り上がってたやつらに襲われた!

なんでこの町のやつらは武器を持って俺達を攻撃してくるんだ!?

じーさんやばーさん、女子供までも!

俺達のことをあれだけ歓迎してたのに!

 

全員賞金稼ぎだって!?

じゃあ、あの歓迎と宴は俺達を油断させるための罠だったのか!

くそ!まんまとはめられた!

考えてみりゃ俺達みたいなのをあんなに歓迎するなんておかしな話だ!

そうこうしてるうちに仲間が次々とやられていく!

早く逃げなきゃ殺される!

 

 

ほとんどの仲間はあのグルグルの町長と怪力女にやられた。

俺達だけでも早く逃げなくては!

 

なんだあの変な鳥に乗っている女は!?

なんか腰を振り始めたが・・・

なんか気持ち悪くなってきた・・・

うわ!攻撃してきた!

やめ

(日誌はここで中断)

 

 

 

サボテン岩にまた一つとげが増えた・・・

海賊達の無念が詰まったとげが・・・




ウイスキーピークのサボテン岩の設定を見て思い浮かんだお話です。
そう考えるとウイスキーピーク怖い・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

とある囚人の日誌

今回はインペルダウン です。
「あの状況で日誌が書けるの?」という疑問がありますが
そこはスルーしてください。

ちなみにLEVEL2に収監されたという設定です。


この日記は麦わらのルフィ及び黒ひげ海賊団が起こしたインペルダウン での騒動の後に回収された一つの日誌である。

 

 

×月×日

くそっ!

頭がおかしくなりそうだ。

全くあの拷問はたまったもんじゃねぇ。

はっきり言ってここは地獄だ。

こんなところ早く出てやりてぇ!

 

そういえばこの間、看守どもが騒がしそうにしてたな。

なんでも、あの白ひげ海賊団二番隊隊長”火拳のエース”が護送されてるんだとか・・・

そんなことしたら白ひげが黙ってないと思うんだが大丈夫か?

 

×月×日

牢屋の外がやたらと騒がしい。

看守どもと猛獣達が騒がしそうだ。

会話を聞く限り、脱獄者がいるんだとか・・・

全く間抜けな野郎だ。

そんなことしたら、殺されちまうぜ。

 

牢屋の外に誰かがいるな・・・

麦わら帽子をかぶった小僧と赤い鼻の奴だが・・・

脱獄したのか?

だったら出してほしいところだが

麦わら帽子の小僧はLEVEL5に幽閉されている”火拳のエース”を救いにきたとほざきやがった。

下に行けば行くほどさらなる地獄が待ってるんだぞ?

こいつら正気か?

ま、そのうちマゼランに殺されちまうだろうがな。

 

 

しばらくしたら、大きな音がしてきた。

あいつらと猛獣達が暴れてるんだろうな。

全く勘弁してもらいたいぜ。

 

×月×日

あれから何時間もたつがあの麦わらの小僧はいまだに現れてこねぇ。

大方マゼランにやられたんだろう。

バカな野郎だ。

あんなところまで救出するのが無茶な話ってんだ。

 

 

何やら看守どもが騒がしそうにしている。

会話を聞いたところ下の階で多くの囚人が脱獄をしているんだとか。

これが本当なら俺もここから出れるんじゃねぇか。

 

と思ったら、昨日の赤い鼻の男とメガネの変な髪型の男が現れ、鍵をくれた。

この赤い鼻の男はバギーっていうらしい。

どこの誰だかしらねぇがありがてぇ!

ついに俺も自由だ!

俺達の救世主キャプテン・バギーに感謝しなければ!

 

くそ!

マゼランがきやがった!

よりによってこんな時に!

多くの奴らがやられた!

野郎、毒の壁を作りやがった!

俺達は完全に閉じ込められた!

くそ・・・脱獄はできねぇのか・・・

 

そう思ってたがなぜか毒の壁が消えた。

なんでかしらねぇが俺達は最高についてる!

これで上にいける!

このまま脱獄だ!

 

なんで獄卒獣がこんなところに!?

厄介な奴らがきやがった!

このままじゃ全滅だ!

 

あ、あれはクロコダイル!?

元王下七武海がなんでここに!?

誰かが獄卒獣を倒しやがった!

あいつは王下七武海のジンベエじゃねぇか!

それにあいつは麦わら帽子の小僧!?

生きてたのか!

他にも下から囚人が昇ってくる!

なんか変態もいるぞ!?

 

くそ、マゼランがきやがった!

早く逃げなくては!

おお、あのメガネの奴がマゼランの毒を止めやがった!

あの小僧がマゼランと戦っている!

その隙に脱獄だ!

 

なんだ?マゼランの様子が変だぞ?

な、なんだあの君の悪りぃのは!?

ヤベェ、これはヤベェ!

逃げねぇと!

次々とやられていく!

うわ、こっちにくる!

 

やめ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イテェ・・・

イテェヨ・・・

オレハマダ・・・シニタク

(日誌はここで途切れている)




ワンピースの主人公ルフィ初登場です。
ワンピースの本編よりも前に収監されていて長い牢獄生活なのでルフィのことは知らないという設定です。

マゼランのあの強さは絶望的だった・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

とある島民の日記

今回はオハラです。
ニコ・ロビンの過去における出来事です。
バスターコールの内容を書きます。


この日記はバスターコールにより消え去ったウエストブルーの島オハラの近くの島で見つかった

流れ着いた日記である。

 

×月×日

今日もオハラはいい天気だ。

全知の樹の見栄えもいい。

ここの考古学者達は俺達の誇りだ。

 

ところでこの島から犯罪者が出てしまったな。

名前はニコ・オルビアだったな・・・

全く島の恥だ。

 

×月×日

今日もいい天気だ。

仕事も捗るよ。

そういえば、あの黒髪の女の子、何か不気味だな。

子供達からは妖怪だと言われてるらしいし・・・

パンを持ってどこかに行ってるらしいが、何してるんだ?

 

×月×日

何か海の向こうから船がやってきてるな・・・

政府の船?

なんでここに?

 

何やら外が騒がしいな・・・

どうやら銃を持った女がいるんだとか・・・

全く物騒なもんだ。

 

多くの政府の役人がきてるがどうしたんだ?

 

ここの学者は大罪を犯したって!?

世界に誇れる考古学者達がなぜ!?

ポーネグリフを解読してたって!?

じゃあ古代兵器を復活させようとしてたのか!?

そんなことを企んでいたのか!?

 

避難船に乗れ?

学者達を取り締まるのになんでそこまでしなきゃいけないんだ?

俺達の身に何かあっても一切関与しないだって?

ここで何をするつもりだ?

嫌な予感がする・・・

ここにいては危ない!

早く逃げなくては!

 

なんだ!?

地響きがする!?

あ、あれは巨人族!?

なんでこの島にいるんだ!?

一体この島で何が起きてるんだ!?

 

 

 

やっと避難場所の西の海岸についた・・・

多くの人々がここに避難してきている。

しかし、政府は一体何するつもりだ?

海の向こうから海軍の軍艦が多数きているが・・・

 

え!?砲撃を始めた!?

森も街も・・・

無差別攻撃をやっている!?

なんだこの砲撃は!?

一般人にまで砲撃の的にされている!

なんでだ!

学者達を取り締まるのが目的じゃないのか!?

ああ、俺達の町が、森が、全知の樹が燃えていく・・・

俺達の故郷が燃やされていく・・・

くそ!なんでこんな目に合わなければならないんだ!?

全てあの学者達がポーネグリフなんか解読するからだ!

何が島の誇りだ!

あいつらは悪魔だ!

 

なんだ?

さっきの巨人族がこっちに向かって走っている?

俺達に何かするつもりだ!

 

おお!

軍艦があの巨人族に攻撃した!

いいぞ、もっとやれ!

 

な、なんてやつだ・・・

軍艦を持ち上げた!?

なんて力の持ち主だ!

軍艦が次々と沈められていく!

 

誰かがこっちに向かってきてる?

一人の女の子?

あの子は確か妖怪と呼ばれた子じゃないか?

あのオルビアの娘だって!?

そんなを乗せて大丈夫なのか?

だがまだ子供だし・・・

 

うわぁ!

腕が伸びてきた!

化け物だぁ!

考古学者だって!?

あの子供がか!?

やはり乗せなくて正解だった!

乗せたら俺達まで危ない!

 

誰かが巨人族に攻撃した!?

見たところ、海軍のトップみたいだが・・・

まぁなんにせよ、これで俺達は無事避難できたな。

 

 

 

 

え、なんで軍艦がこっちに大砲を向けてるんだ?

うわ、撃ってき

(日記はここで途切れている)

 

 

バスターコールにおけるオハラでの生存者は一人の少女をのぞいて、誰もいなかった。

その少女は後に世界中から追われることになり、やがては世界中にその名を知らしめることになる・・・




巨人族はもちろんサウロです。
それにしても過去のロビンは不憫すぎる・・・


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。