現実でリア充しない(できない)のでカゲプロ世界を謳歌してみせる(予定) (通りすがりの喋るコミュ障)
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本編―
プロローグ--


今回はカゲプロ要素は少ないですが、
次回以降頑張って増やすので
ご理解をよろしく
お願いいたします。


黒い空間に漂う。

 

上も下もない

 

虚空に漂う。

 

 

途端、目を開く。

 

(あぁ、さっきの夢か)

 

僕は横向きに寝るので

 

目覚まし時計が目に入る。

 

もう、7:30である。

 

寝坊である。

 

今日は朝6:45から部活があるのに。

 

 

 

30分後……

 

自分「寝坊して遅れましたッ!!」

 

体育の先生でもある部活顧問に全力で謝る。

 

顧問「別にいいから腕立て伏せ70回×3セットな。」

 

自分「いや、それ死ぬんじゃ……(小声)」

 

 

胸を張って言える。

 

俺は筋肉がない。

 

非力。

 

よって運動はできない。

 

勉強はまぁまぁ。

しかもラノベ主人公のような運もない。

 

ちなみに部活友達からはマンボウと呼ばれている。

 

 

無事210回の腕立て伏せを終わらせた俺は

 

いつの間にか部活が解散して

 

誰もいなくなった体育館で一人

 

体育館の片付けをしていた。

 

 

 

つまり、冴えない中学生ってこと。

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーー自己紹介ーーーーーーー

名前/誕生日  平安 景風(へいあん かげかぜ)/7.1

血液型/男  A型/男

身長/体重  160cm/43kg

年齢  14才

座右の銘  何があっても生き抜く

あだ名  マンボウかげかぜ.かげあん

能力  目を×××(未)

 

 

 

 

 

 

 

黒い空間にいる。

 

誰かの声が聞こえる。

 

何を言っているかは解らない。

 

 

途端、目を開く。

 

(あぁ、また黒の夢か。今日は少し違ったな)

 

僕は横向きに寝るので

 

目覚まし時計が目に入る。

 

もう、7:30である。

寝坊である。

 

今日も朝6:45から部活があるのに。

 

 

 

 

 

5分後……

 

「デジャブかよ!!」

 

俺はまた通学路をダッシュしている。

 

 

横にも走っている人影がある。

 

見覚えがある人物。

 

僕の幼馴染みで、

 

部活のチームメイト、

 

凪。(なぎ)

 

彼も髪はボサボサ、

 

食パンをくわえている所を見ると

 

遅刻したのであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーー人物紹介ーーーーーーー

名前/誕生日  北条 凪(ほうじょう なぎ)/3.27

血液型/性別  O型/男

身長/体重  165cm/50kg

年齢  13才

座右の銘  最期まで諦めない

あだ名  もふもふ

能力  目を×××(未)

 

 

「「誠にッ申し訳ありませんッ‼」」

 

今日も体育館に俺と凪の謝る声が響く。

-

-

-

 

 

 

 

 

 

黒い空間にいる。

 

紅い双眸と目が合っている。

 

真っ黒の空間に紅い眼だけが浮かび上がっている。

 

睨まれてはいないのに、

 

威圧されているような感じ。

 

圧倒的な力の差のようなものを感じる。

 

そう、例えば人間と化け物のような。

 

 

 

今日は休日なのでゆっくりしている。

 

(黒の夢、どんどん具体的になってるなぁ)

 

そんなことを考える。

 

 

午後は凪と近くのショッピングセンターにいく。

 

この春にオープンしたばかりだ。

 

実は凪はアイドルの<如月モモ>に熱中している。

 

俺は<DEAD BULLET -1989->というゲームの

 

ヘヴィプレイヤーで、

 

<閃光の輪舞-エターナルロンド->という

 

グループに入っている。

 

つまり、両方ともオタクなので、

 

一緒にデパートに行くのである。




だらだらしてしまってすみません!
1000文字にしないと投稿できないので
埋めるのに必死でした!!
次も投稿予定なので読んでいただけると幸いです!!


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1.目を見つけられる話--

第1話です!
拙い文章を読んでくださる方が
おりましたら、
是非読んでいただけると幸いです!!


ダッシュで凪の家に向かう。

 

と言っても隣の隣の家だ。

 

 

 

《ピンポーン》

 

家の中の音「ガタッガタガタッドッドッドッ」

 

「ガチャン」 

 

大分慌ただしい音と共に凪が現れる。

 

澄ました顔で「さぁ行こうか」

 

などと言っているがお米が入った茶碗を持っている。

 

まだ湯気がたっている

 

美味しそうだ。

 

景「お前、どうした??」

 

凪「あ、これ?

  この前トーストくわえながらダッシュしてたけどさ、

  実は俺米派なんだよね。」

 

相変わらず澄ました顔で答える凪。

 

こいつ……

 

間違えなくバカだ。

 

それもかなり残念な。

 

 

 

ショッピングセンターに向かう途中……

 

景「お前、何でモモファンなの?」

 

凪「はぁ?!モモちゃんはな!

  阿吽パーカーが可愛いんだよ!」

 

景「え、そこなの……

  まぁ確かに日本人の殆どがモモを知っているしな……」

 

凪「ね!言ったでしょ!

  つーかお前のゾンビ撃ち殺しまくる

  ゲームの方がヤバくね?w w」

 

景「うっ……」

 

 

 

 

ショッピングセンターで何をしたかって言うと、

 

結局アニ○イトや本屋でラノベを立ち読みしていた。

 

そして夕方……

 

景「よし!本読んで疲れたからフードコートで何か食べて帰ろ!」

 

凪「いいよ」

 

そして若者らしく安いハンバーガーを食べていた。

 

 

 

「あ、かげあんともふもふじゃん!」

 

知り合いの声。  

 

知り合いと言っても俺は話したことないクラスメイトだ。

 

そりゃ休日のフードコートは知り合いだらけだ。

 

それにしても誰だよあいつ……

 

めんどくさいから逃げよう。

 

景「ねぇ凪、逃げよう。」

 

凪「よし」 

 

俺らはダッシュでその場を立ち去った。

 

筈だった。

 

「ゴン!」

 

床に頭が打ち付けられる音を聴き、

 

その少し後にきた頭の痛みを感じて、

 

俺は自分が転んだことに気がついた。

 

 

意識が飛ぶ

 

 

 

 

 

此処は何処だ?

 

黒い空間に立っていた。

 

かつての夢に出てきたような。

 

 

 

何かの気配を感じる。

 

圧倒的な力。

 

人間がいくら頑張っても追い付けない差。

 

その常識を覆す存在が其処にいた。

 

???「やっと来たか」

 

(誰だ?夢で見た奴か……?)

 

そう、夢で見た紅眼の持ち主だった。

 

景「おまえは誰だ?」

 

???「メデューサだ。名前はアザミ。」

 

景「で、何で俺は此処にいるの?」

 

アザミ「簡単なことだ。君は死んだからだ。」

 

景「は?何を言ってんだ?」

 

アザミ「君は死んだが私の蛇が君を気に入ってるらしい。」

 

景「?????」

 

アザミ「つまり、蛇を命の代わりにして君は生き返れる。」

 

景「へ??」

 

アザミ「ほら、眼を開け。」

 




えーとですね、
ファンの方は解ると思うのですが、
この作品の主人公は一人で死んだのにも関わらず
カゲロウデイズに接触しています。
そーいったところはほんとすみません。
なんだかんだで1話を締めたいと思います。


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2.目を展開く(ひらく)話--

2話です!
色々言いたいこともあるかもしれませんが
気にせず読んでくださるとありがたいです!


目を覚ました俺は、

 

心配そうに俺を見つめる凪と

 

目が合う。

 

お互い、気まずい。

 

しかも、あの不思議なことはとても言えない。

 

でも、言わなくちゃ。

 

伝えたいことは、伝えられるときにしか口にできないから。

 

「「あのさ」」

 

二人の声が重なる。

 

景「お先にどうぞ」

 

凪「俺、ずっと隠してたんだけど前、一度死んでんだ。

  お前、今死んでただろ。」

景「うん。」

 

不思議と、二人はそれ以上なにも言わなかった。

 

 

いや、二人にとっては不思議ではなかった。

 

 

凪の目は茜色に染まっていた。

 

 

 

 

ーーーーーーー能力紹介ーーーーーーー

景風の能力

-目を展開く(ひらく)

 ・色々な視点から物事を視れる

  (割りと自由度高め)

 

凪の能力

-目を見せる

 ・周りの人に色々な体験をしたような感覚を与える

  (相手の精神世界に干渉できる)

 

 

今は凪の[見せる]で俺の精神世界に直接

 

彼の体験を見させられている。

 

かなり前からこの能力を使えるらしい。

 

俺も練習すればできるのかな?

 

もうその日は、

 

帰って寝た。

 

冴えない僕には色々あり過ぎた一日だった。

 

おやすみ……

 

 

 

 

pipipipipiカチッ

 

もう変な夢は見ない。

 

今日も休みだが、昨日と違うのは一日中暇だという事。

 

だからアザミの蛇について考察しよう思っている。

 

いや、正確にいうと思っていた。

 

なんで変わったのか。

 

理由は簡単、

 

凪から電話がかかってきたからだ。

 

凪「もすもす。」

 

景「なんだそれ、もすもすとかハンバーガーショップかよ。」

 

凪「あ、景風?キリッ!」

 

景「信じられないスピードで澄ましたなぁおい!

  で、何か用?」

 

凪「うん。またショッピングセンター行こ?」

 

景「何で?」

 

凪「昨日発売のモモちゃんのファンブック買いそびれた。」

 

景「はぁー。めんど。まぁいいよ、行こうか。」

 

俺は別に驚かない。

 

いつもの事だから。

 

どうせ俺も家の中で意味不明の事について考えるのは辛い。

 

それに昨日は逃げるように帰ってきたから

 

遺り残したことが多い。

 

 

 

《ピンポーン》

 

家の中の音「ガタッガタガタッドッドッドッ」

 

「ガチャン」

 

大分慌ただしい音と共にまた凪が現れる。

 

俺は内心、凪の手に何が握られているか気になっていたが、

 

 

 

彼の手にはまだ()()()()()()()()()()()()()()()()()()だった。

 

普通だなぁ。

 

普通かなぁ?

 

あれ、俺の感覚も大分おかしくなってきたな。

 

それもこれも凪以外の友達がいない俺のせいか。

 

くそぅ。

 

無念。

 

そんな気持ちにも気づかず

 

凪は不思議そうな顔をしていた。

 

くそぅ。

 

 

 

よし。

 

気持ちは切り替えて

 

ショッピングセンターに向かうとするか。




唐突ですがパイルラスタ、
という人とリア友なので
是非そちらも読んで頂けると嬉しいです。


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3.目で語る話--

こんにちは。
喋るコミュ障です。
今回は字数稼ぎのために茶番をやってみました。
暖かい目で読んでください。
また、作者の一人称は「私」です。


景「あのさぁ。」

 

凪「なに?」

 

景「お前、毎回毎回ボケんのやめて?」

 

凪「あ、食べ物のやつ?」 

 

景「そうだよ!ほんとさ、今はまだ面白いかもしれないけど、

  読者が飽きたらまずいんだよッ!!」

 

凪「それって…作者の力が無いだけじゃ……。(小声)」

 

作者「うっ……!」

 

景「あーもうだから!

  もっと面白くするの!ネタとかじゃなく話を!!」

 

凪「(言う相手違うけど…)解ったよ頑張る。」

 

作者「無理だろ私初心者だもん……。」

 

景風はギロっと私のことを睨む。

 

私のキャラなのに……。

 

 

そんなわけで頑張ります

 

 

 

 

 

 

 

 

また、俺は昨日と同じ道を歩き同じ場所に向かう。

 

一見同じ道でも見える風景は違う。

 

そんな簡単なことに気付けたのは最近の事だ。

 

だから今からでも現在を(いまを)大事にしたい。

 

 

 

悲鳴が聞こえた。

 

遅れて急ブレーキの、音。

 

かなり遠くから聞こえた。

 

遠くから聞こえた。、筈なのに、

 

事故現場を上空からの視点で視ている。

 

視ている、というか視えてしまっている。

 

今まではこんなこと無かった。

 

今までと今日の差は何か。

 

答えは簡単。

 

アザミの蛇だ。

 

まだ詳しいことは解らないけど

 

どうやら視線を移動せる(うつせる)らしい。

 

それにしても変な話だなぁ。

 

僕に特殊能力なんて。

 

一昨日まで冴えない中学生だったのに。

 

随分可笑しな世界だなぁ。  

 

今ならこの理不尽な世界を嘲笑い(わらい)飛ばせる。

 

凪「お前、今中二病な事考えてたろ。」

 

景「なぁぁぁぁぁぁぁぁあ

  やめてくれえええええええぇー」

 

そーだった。凪は精神世界に干渉出来るんだった。。。

 

これは俺の人生最大の失態だ。

 

めっちゃ恥ずかしい。

 

何でこんな奴に…

 

あ、こいつ以外友達いなかったわ…

 

 

 

 

 

景「あ、そーだ事故あったじゃん。」

 

凪「さっき聞こえたやつ?」

 

景「うん。」

 

凪「それがどうした?」

 

景「さっき事故現場が見えたんだけどさ…。」

 

凪「えええええええ?!

  さっきの多分遠くじゃん。

  なんで?なんで?」

 

景「俺が聞きてえよ。

  やっぱ能力かなぁ…?」

 

もしそうだったら上から俯瞰できるだけの能力とか

 

凪の方が圧倒的に便利じゃん。

 

ちっ。悔しいな。。

 

凪がどや顔でこちらを見てくる。

 

うぜえ。

 

景「そんなことより、事故現場に行かないと。」

 

凪「そうだね。」

 

 

 

俺たちはダッシュで現場に向かう。

 

そこには、、

 

まだ小学生位の男の子が立ち尽くしていた。

 

彼の視線の先には

 

同じ位の年齢の女の子だったものが無惨にも

 

トラックに轢かれた肉塊となって

 

熱くなるアスファルトの上に落ちていた。

 

 




いやーどうですかね。
少しだけカゲプロ要素入れてみたんですが
原作と全然違いますよね。
まぁこのようなルートもあったということで。

また、次の話でお会いしましょう。


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4.目が眩む話--

こんにちは。
喋るコミュ障です。
なんか毎回景風と凪がダッシュしていましたが、
今回はダッシュしていません。
珍しいこともあるのです。



やっと涙が止まった少年に凪が問いかける。

 

凪「君、名前は?」

 

少年「ヒビヤ。雨宮 響也(あまみや ひびや)。」

 

凪「それで、さっきの女の子は?」

 

ヒビヤ「ヒヨリ。」

 

 

 

事故現場にはもう救急車と野次馬で

 

近寄れないくらい混雑している。

 

 

今は人がいない路地裏で話を聞いている。

 

こういう時凪みたいな人懐っこい人がいると良いよね。

 

俺はコミュ障だから無理っす。

 

今一瞬凪がこちらを睨んでたけど気のせいだよね。うん。

 

 

ヒビヤはヒヨリと町に遊びにきたらしい。

 

なんでも如月モモのライブを見に来たみたいだ。

 

凪は俺を其処に連れていく予定だったらしい。

 

 

 

俺だったら小学生の時こんなこと(悲劇)があったら

 

辛くて引きこもりになってただろう。

 

 

取り敢えずその日はヒビヤの連絡先を聞いて別れた。

 

凪「さっきの子、精神(こころ)が荒れてた。」

 

景「当たり前だろ。」

 

凪「お前、さっきの事故だと思う?」

 

景「なんとも言えないな。」

 

凪「取り敢えず今はどうしようもない。」 

 

景「うん。」

 

 

 

俺らが帰ってきたのは午後1時半過ぎだった。

 

ニュースでもあの事件が流れていた。

 

その時は冷静でいることが出来なかったので

 

ニュースも聞き流していた。

 

「こちらでは、まだ小学生の()()()()

 トラックに轢かれてしまいました。  

 なお、運転手は逃走した模様です。」

 

 

 

 

 

 

俺は能力で何か解らないか何度もやってみたが

 

その日、視線を移動せる(うつせる)ことは無かった。

 

 

 

その夜はご飯を食べれず、

 

部屋に引きこもっていた。

 

 

 

 

 

 

 

pipipipipiカチッ

 

その日は早く起きた。

 

凪に電話を掛ける。

 

思えば電話を掛けることなんて初めてだ。

 

景「もしもし」

 

凪「お、景風か。昨日の事?」

 

景「うん。」

 

凪「昨日ヒビヤに電話してみたんだけどさ、

  繋がんないんだよね。」

 

景「朝ネットニュースで見たんだけど

  昨日ヒビヤは死んでいたかもしれない。」

 

凪「はっ???」

 

景「トラックが小学生の男女を轢いたって。」

 

凪「ちょっと待てよよよ!!!昨日あいつと喋ったろ!!!!」

 

景「……」

 

 

このとき俺は

 

ヒビヤはもうこの世にはいないと思っていた。

 

 

だがこの後電話は繋がった。

 

なんでも親が通話させてくれなかったらしい。

 

かといってヒビヤが死んでいなかったわけではない筈だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

よく似た事を知っている。

()()()()()()()()()()()

 

 

 

おそらくヒビヤは能力者だろう。

 

能力の事について少しでも知りたい俺らは

 

ヒビヤにもう一度会わなければいけない。

 

早速メールを送る。

 

 

「 ヒビヤへ。

  聞きたいことがあるから、

  来週の土曜日駅の北口に集合な。 」




最後まで読んでいただいてありがとうございます!
全く原作と違いますが暖かい目で
読んで頂けると幸いです。

是非評価、感想をください!!
とても喜んで執筆ペースが速くなります!!!


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5.目に届く話--

こんにちは。
喋るコミュ障です。
今回は少しシリアスなので
次回は閑話みたいな、
ほのぼの系を書きたいです。(願望)


ヒビヤの紅い眼が、その色を引いていく。

 

同時に凪と俺の眼も元の色に戻っていく。

 

 

 

 

今日は土曜。

 

ヒビヤと会う日だ。

 

相変わらず遅刻ギリギリで駅に到着した俺らは

 

駅の北口の端っこで柱に体重を預けているヒビヤを見つける。

 

景「よう。」

 

ヒビヤ「こんにちはおじさん。用はなに?」

 

凪「なんだよ冷たいなぁ。

  会いたかっただけだよ。」

 

ヒビヤ「ふぅん」

 

 

 

 

その後近くのカフェで俺たちは雑談(取り調べ)した。

 

ヒビヤはやっぱり能力者で、

 

でもまだ能力を制御できないらしい。

 

能力名は、[眼を凝らす]。

 

千里眼(せんりがん)みたいな能力らしい。

 

 

事件について、

 

景「トラックの運転士は捕まったの?」

 

ヒビヤ「いいや。トラックのナンバーが判んないから

    捕まえられないらしい。

 

凪「ナンバーが判ればいいんだよな?」

 

ヒビヤ「そうだけどどうしたの?

    ついにおかしくなっちゃった?」

 

ヒビヤ「()()()()()()そんなこと判んないよ。

    だから警察も捜査をやめたんだ。」

 

 

そう、警察はあり得ないスピードで捜査をやめたらしい。

 

ヒビヤはそれに気づいていないが

 

どう考えてもおかしい。

 

 

だから俺らは事故現場を視る。

 

ヒビヤにとっては

 

自分を視ることになるから辛いかもしれない。

 

でも、このまま終わる方がもっと辛いはずだ。

 

 

 

凪「()()()()()()、だよな?」

 

景「だがここには普通じゃない人が3人もいる。」

 

そう言って眼を開いた凪と俺の眼は紅色に染まっていた。

 

 

凪から作戦を聞いたヒビヤは驚いていた。

 

ヒビヤ「よく、そんなこと思いついたね。」

 

景&凪「「まぁね。試合開始だ!!」」

 

 

その作戦というのはこうだ。

 

・ヒビヤが[凝らす]で事故現場を視る

 

・その、ヒビヤの視線を凪が[見せる]でヒビヤの精神で視る

 

・ヒビヤが視ていることを凪が[見せる]で景風に見せる

 

・そのヒビヤの視線を景風が[展開く(ひらく)]で

 過去に移動(うつ)

 

・過去の視線を凪の能力でヒビヤに見せる

 

・後は景風が、視線を移動(うつ)してトラックの

 ナンバープレートを視る。

 

つまり、三人の能力が無いとできない芸当だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒビヤの紅い眼が、その色を引いていく。

 

同時に凪と俺の眼も元の色に戻っていく。

 

やっぱりヒビヤは死んでいた。

 

本人も薄々分かっていたようで

 

対して驚きもなかった。

 

俺はめっちゃ動揺してたのに。

 

くそぅ。

 

 

 

 

本題のナンバープレートは、解らなかった。

 

その点からすると

 

今回の作戦は失敗かもしれないが、

 

3人いれば視れないものはない事が判ったので

 

俺らからすると成功だ。

 




えーとですね、
いつも拙い文章を読んでいただいて
大変ありがたいです。

もしよろしければ、お気に入り、評価、感想など
よろしくお願いいたします!!!


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6.目が結ばれる話--

こんちには。
喋るコミュ障です。
久しぶりですみません。
学校の定期テストがありました。
今後も少しずつ投稿頻度が
遅くなるかもしれません。
頑張りたいと思います。



今日は8月19日。

 

 

普通の平日だ。

 

 

定期テストも終え、教室に

 

 

なんとなく気の抜けた空気が漂う。

 

 

当然俺達も気の抜けた時間に登校した。

 

 

が、もうお決まりになっているので

 

 

このネタは乱発しないことを作者は決めている。

 

 

 

 

 

 

今日、凪はモモのライブに行くらしい。

 

 

どうでもいい。

 

 

 

俺はエネさんとゲームをする。

 

 

 

 

 

 

 

ヒビヤは、というと

 

 

[凝らす]を練習しまくっている。

 

 

 

 

そのような近況報告を凪と済ませたところで

 

 

一時限目が終わる。

 

 

 

 

結局、放課後はモモのライブにも

 

 

ゲームもしなかった。いや、できなかった。

 

 

家に変な人が来たからだ。

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

チャイムがなる。

 

 

俺は身の危険を感じ凪に電話した。

 

 

景「おい、家の前に変な人がいるんだけどぉぉっ!」

 

 

凪「うるせーよ落ち着け。

 

  何があった?」

 

 

景「変な人がインターフォン押してくんだけど。

 

  怖い怖い怖い怖いです。」

 

 

凪「どんな人?」

 

 

景「見てねえよ。早く来て?怖いから。」

 

 

凪「能力で観ろよ。」

 

 

景「あ、そーだね。」

 

 

 

俺は眼を展開(ひら)いた。

 

 

 

 

 

えーと、どれどれ……

 

 

なんか紫色の服を着た人がいる。

 

 

顔はフードでよく観えない。

 

 

よくわからない。

 

 

 

取り敢えず電話で凪にそれを伝える。

 

 

しかし、いつまでもインターホンを

 

 

シカトするわけにはいかないので、

 

 

恐る恐るドアを開ける。

 

 

景「……」

 

 

 

???(ぺこり)

 

 

 

景「あのー、どうなさいました?」

 

 

俺がその人に問いかける。

 

 

 

しかし、次の瞬間、その人は、いなかった。

 

 

景「……??」

 

 

 

 

 

取り敢えず訳がわからないままその日は寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポーン

 

 

またインターホンが鳴る。

 

 

今度は誰だよ……もう。

 

 

景「はーい。」

 

 

俺はかなりぶっきらぼうに答える。

 

 

???「お~い~、聞こえて~る~?

 

   ね~ね~、開けてよ~!」

 

 

はぁ、何で変なことばっかおきんだよ。

 

 

能力絡みだと俺の乏しい脳は判断する。

 

 

 

景「こんちには。誰だよございます。」

 

 

おっといけない、口調までぶっきらぼうになっちゃった。

 

 

???「取り敢えず外に出てきてよ~」

 

 

無視して凪に電話する。

 

 

凪「おーけぃ、後ろにいるから安心して外に出て。」

 

 

景「よろしく。」

 

 

 

 

 

 

 

ドアを開け間髪いれずに名前を問う。

 

 

景「誰ですか?」

 

 

???「冷たいなあ~。

 

  これじゃウチの団長といい勝負じゃないかなぁ~。」

 

 

景「何がいい勝負なんだ?」

 

 

???「つんでれのつんの割合選手権。」

 

 

景「????????」

 

 

???「あ~、そ~いえば名前だよね。

 

   メカクシ団団員No.3、カッノで~す!」

 

 

景「あぁ、よろしく。カノ。

 

  ところでメカクシ団って何?」

 

 

カノ「とりあえず今のところの活動は警察の『目』を盗んで

 

   ヤバイ施設に入ったりそこから色々と拝借してますね。

 

   詳細は後で詳しく。」

 

 

カノ「私達は貴方をメカクシ団に加入してほしいと思ってます!」

 

 

景「はぁぁぁぁぁぁぁぁ???????????????」

 

 

景「なんで?なんで?」

 

 

カノ「それは、次回で!」

 

 

 

カノはビシッと誰もいない空間に指を指す。

 

 




なんか自分でも
どの方向に走ればいいか分かりません。
生暖かく見守っていてください。


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7.目が痺れる話--

こんにちは。コミュ障です。
執筆時間が無さすぎて辛いです。


カノ「とりあえずアジトに行っきま~す!

   ついてきてねぇー!

   え?なになに?

   展開が早すぎて読者がついてこれない?

   そ~れ~は、、作者の力不足でしかないので

   頑張って読んでねぇ!!」

 

景「お前、さっきから誰に話しかけてんの……?」

 

 

とりあえずドアを閉めて凪と電話する。

 

凪「そーゆーことなら、後ろから付いていくから

  お前の[展開(ひら)く〕で見えないようにして。」

 

景「おうけい。」

 

 

 

アジトは俺の家から電車に乗り数駅先から徒歩数分だった。

 

案内してくれたカノは凪に気付いた様子は無かったし、

 

大丈夫だろう。

 

・・・・・

 

移動中、カノが喋ること喋ること!!

 

団員の話とか、能力がどーとか、

 

とにかく!説明が下手なんだよ!!

 

取り敢えず適当に返事したけど、ほんとに苛つく!

 

 

でも、アジトの中に入った俺(凪も)はそんなことも忘れるぐらい

 

感動していた。

 

なぜって、この前家に来た紫パーカーの人が

 

カノをぼっこぼこにしていたから。

 

 

紫パーカーの人はキドっていうらしい。

 

景「よろしく。」

 

キド「あ、おう。この前は急に訪ねて悪かったな。」

 

カノ「訪ねて、って言うか、あれじゃ、

   ピンポンダッシュじy....

   あ、すいませんすいませんすいませんすいません

   きっと聞き間違いです。))ゴフッ 痛い!」

 

キド「こいつ、うるさくてごめんなぁ。悪いやつじゃないんだけどなぁ。」

 

キド(団長だそうだ)はカノを庇いながら蹴っている。

 

今世紀最大級の矛盾だ。

 

 

ガチャリ(ドアが開く)

 

???「あ、新しい方っすか?」

 

景「ん?」

 

キド「おぉ、セト。バイト終わったのか。お疲れ。

   ちょうどここに来たところだ。こいつ(カノ)

   もう使い物にならないから、色々と教えてやってくれ。」

 

セト「いいっすよ。よろしくっす。」

 

景「よろしく。景風(かげかぜ)だ。」

 

セト「少し待っててほしいっす。マリーにただいまって言ってないんで。」

 

慌ただしくセトが部屋から出ていく。

 

景「マリーって誰ですか?」

 

キド「多分そろそろくるんじゃないか……?」

 

ガチャリ(ドアが開く)

 

セトが出てきた。

 

ん?俺と凪以外皆苦笑いしてる。

 

セト「マリー、出てくるっす。」

 

セトの足元から白いもこもことした物体が出てきた。

 

???「ま、まりーですっ!」

 

それだけ言うとマリーはスススっとセトの足元に戻った。

 

セト「じゃあ、部屋に戻るっすよ。マリー。」

 

マリー「う、うん。」

 

セトとマリーが部屋に戻る。

 

キド「いやー、あいつ、自己紹介出来て良かったな~!」

 

カノ「そ~だよね。僕の時なんて話してくれなかったし。」

 

キド「それはお前だからだよ。」

 

 

少し落ち着いたところで俺は疑問を口にする。

 

景「なぁ、キド。ここにいる奴らは能力者か?」

 

キド「随分単刀直入だな。まぁその通りだ。」

 

景「やっぱそうなのかー。」

 

まあこれはある程度予測できていたので次の質問をしようと思った。

 

しかし、次の瞬間、衝撃的な事が目の前で起きていた。

 

キドが凪に話しかけたんだ。

 

全てを知っていたような少し、にやっとした顔で。

 

 

 




パイルラスタさんに投稿話数が追い付かれそうで
恐怖する今日この頃。


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8.目が眩む話--

こんばんは。コミュ障です。
頑張って書きました。
読んでください。(涙)


・・・・・

30分後、

 

俺は放心状態が続いていた。

 

凪とメカクシ団は元々グルで、

 

俺が凪への目線を[展開す(そらす)]事をしなくても、

 

メカクシ団御一行様はバリバリ凪と、凪の能力で

 

コミュニケーションを取っていたらしい。

 

ほんと、そういう心臓に悪いことして欲しくない。

 

キド「いやぁーほんとごめんな。俺は止めたんだがカノがなあー。」

 

カノ「えええええええええ?!冤罪だy((痛っ!」

 

キド「それはともかく、このあとどうする予定なんだ?」

 

景「いやこっちの台詞だろ!」

 

凪「とりあえず全ての団員には会えたし、今日は帰るか?」

 

景「そーしていただけると助かるよ。」

 

キド「じゃあな。気を付けろよ。」

 

カノ「明日もきてねぇ~!」

 

 

 

 

 

帰ってから、疲れきっていた俺は無意識に寝ていた。

 

そして、夢を見た。

 

 

 

黒い空間に漂う。

 

何故か懐かしさを感じる。

 

まだ生まれてくる前、俺達が出会う前。

 

まだ持っていた筈の暖かさのような。

 

今はもう何処かで置いてきてしまった感情。 

 

ついこの間視ていたアザミの夢ではなく

 

いつか昔にあったような感覚。

 

 

 

 

 

 

テレレレレ♪テレレレン♪

 

携帯の着信音で目を覚ます。

 

 

Dear 景風

From No.3カノ

 

タイトル 今日について

 

本文 えーと、今日は団員を紹介しようと思ってるんで

   アジトに来てね~。あと、団員No.は、何番がいい??」

 

 

 

 

 

・・・・なんだよカノかよ。

 

まあでもその団員ってのも気になるし学校休んでいくか。

 

あいつらは学校ないのかな??

 

まぁしらない。

 

凪に電話をかける。

 

 

景「ねーねー、今からアジト行こー。」

 

凪「いーよ。」

 

 

凪の家のインターホンを鳴らす。

 

 

 

ビンポーン

 

 

ガタッガタガタッッドンドンドンバシャーン

 

いつも通り(以上か?)の慌ただしさで凪が家から出てくる。

 

「お待たせ。」

 

そういって出てきた凪は、トーストをかじっていた

 

凪「やっぱりさ、初心に帰るべきだと思う。ネタはね。」

 

景「お、おう。(反応に困る)」

 

景「お前、学校休んで大丈夫??」

 

凪「うん。まぁ前回、定期テスト458点だし。」

 

景「そーだった。お前は頭いいもんな!!!くそっ!」

 

ダメだ。俺は学習黄金期は小4で終わったんだ。

 

まぁ勉強なんて、どうにかなるだろ。

 

この凪が余裕なんだから。

 

このことをお母さんに言うと必ず怒られる。

 

俺と凪は頭のできが違うんだってさ。

 

 

 

 

少し歩いてアジトに着く。

 

カノしかいなくて、キドは他の団員を迎えにいってるらしい。

 

その間俺と凪は団員No.の希望を伝えた。

 

え?それは秘密です。




是非是非次の話も期待してください。
やっと話が本編に引っ掛かってきました。


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9.目が乾いた話--

こんばんは。コミュ障です。
大幅な設定変更を致しました。
すみません。


そして、昨日から聞きたかった能力についても聞いた。

 

景「お前はどんな能力持ってるんだ?」

 

カノ「[目を欺く]だよ。自分の姿を変えられる。」

 

景「俺は[目を展開く(ひらく)]。」

 

凪「[目を見せる]だ。」

 

カノ「へぇ~、知らない能力だ~!」

 

 

ガチャリ

 

 

ドアが開く

 

キド「ただいまー。おっ、凪と景風、来てたのか。」

 

カノ「うん。僕が呼んだ。で、あの子は?」

 

キド「あー、あいつなら、もうすぐ来るはずだ。」

 

カノ「良かった良かった~。いや~、楽しみだな~!」

 

キド「お前、あーゆー女の子が好みなのかっ!?」

 

カノ「ち、違うんだって!!

   僕は純粋に

   景風くんと凪きゅんに彼女を紹介したいな~

   と思っただけだよ!」

 

キド「そ、そーなのか?ならいいけど…」

 

カノ「ま~さ~か、嫉妬してるの?笑」

 

キド「……」

 

カノ「なんだよぉ~もう。怒るna((痛っ!!」

 

景「お取り込み中すいませんけど、非リアの冴えない小説なんで、

  あんまりラブコメっぽくしないでください。」

 

凪「それはいいんだけど、その女の子って誰なの?」

 

キド「お前らが俺達に会う前に入団した女子だ。」

 

ガチャリ

 

その時、タイミングよく彼女が入ってきた。

 

キョロキョロと辺りを見回し、

 

「あ、あの~。どなた様ですか?」

 

と言い、キドによく分からなさそうな顔をしていた。

 

カノは笑いをこらえている。

 

キドはやっと来たか、みたいな表情。

 

凪だけが冷静に

 

「なるほどねー。後でサインして貰おーう。」

 

と、いっており、わけが分からない俺は

 

全てを理解している他の三人に説明をしてほしかった。

 

とうとうカノが堪えられなくなって大爆笑した。

 

カノ「ねぇ、景風くん。よく聞いて。

   この子ね、今話題の如月モモちゃんだよ。」

 

景「えええええええええ?!」

 

景「つーか、凪、お前なんでそんな冷静にいられるの?」

 

凪「サイン会とかで何度か喋ったしな、

  あと、俺は嬉しさが後から来るタイプだから。」

 

モモ「えぇー?!来てくれてたんだぁ~!嬉しい!」

 

カノ「キサラギちゃんはすごいたくさんファンいるからね~。

   にしても凪きゅんはラッキーだねぇ。」

 

凪「そこだけは感謝してる。」

 

景「モモさんは、どんな能力なんですか?」

 

モモ「えーと、君は景風君だよね。

   私の能力は[目を奪う]だよ。」

 

キドと正反対の能力らしい。

 

景「キドさん、他に団員はいるんですか?」

 

キド「おう。あと3人ほどいるぞ。」

 

凪「へぇー。じゃあちょうど8人いるのか。」

 

景「よく能力が被らなかったね。」

 

カノ「まぁ作者もそこが一番大変だったと思うよ~。」

 

キド「で、お前らの団員No.はどうするんだ?」

 

カノ「妥当にいったら9.10だけど、どうしたい?」

 

景・凪「「さっき、言ったやつで!」」




まだまだ書き続けたいですが、
ネタ切れ多発でからっからの脳内です。


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10.目と向き合う話--

こんにちは。コミュ障です。 
久しぶりです。
是非最後まで読んでください。
(語彙力の低下)


「はぁぁぁぁあ?!」

 

アジトに俺の叫び声が響き渡る。

 

凪も少しだけ驚いている。

 

そりゃそうだ。 

 

 

俺だってこのいい雰囲気のアジトに

 

連れてこられたら

 

少し位、中二病全開の作戦とかやりたかったわ!!

 

 

 

なのに!なのに!

 

もうこいつらは作戦を遂行したばかりとか!!

 

しかもその作戦が終わったことで

 

[能力]についても解決したばっかりとか!!

 

俺ここに来た意味なくない?

 

 

キド「あー、すまんな。もう暫くは多分暇になる。」

 

カノ「でもさ~キド。

   凪きゅん達の能力についても気になるんだけど。」

 

キド「確かにな。だが、この前遂行したばかりの作戦で

   皆疲れてると思うんだ。」

 

セト「でも、それは景風さん達に失礼じゃないっすか?」

 

キド「それは俺も悪いと思ってる。」 

 

凪「別に我々の事はお気になさらず。」

 

カノ「そんな気を遣わなくていいんだよ~。凪きゅん。」

 

 

 

景「あのー、結果的に俺達はどうすれば?」

 

キド「うん、適当にここでくつろいでいてくれ。

   多分他の団員も来ると思うしまずは

   自己紹介からだな。」

 

凪「そうだね。たしか8人だっけ?」

 

カノ「そうだよ。まぁもう一人いるんだけどね…」

 

???「私のこと?」

 

視界に赤いマフラーが入る。

 

カノ「おわぁぁ!姉ちゃん急に来ないでよ…」

 

???「へ?嫌だった?」

 

キド「姉さん、カノをあんまりいじらないでくれ。

   あと二人に自己紹介してくれ。」

 

???「あ!忘れてた。すみませ~ん。えーと、

   団員No.0!初代団長のアヤノです!」 

 

なんかこのアヤノって人は幼さが残る感じだなー。

 

 

景「アヤノさん、よろしくお願いします。

  平安景風です。能力名は[目を展開く(ひらく)]。」

 

凪「俺は北条凪。能力は[目を見せる]です。」

 

アヤノ「へぇー、二人とも中学生?」

 

凪「そうです。」

 

アヤノ「つかぬことをお聞きしますが、成績は…?」

 

凪「まあまあです。」

 

景「えっ…、聞かないでください。」

 

アヤノ「凪君は大丈夫そうな気がするけど

    景風君は学校休んで大丈夫?今日平日だよね?」

 

カノ「姉さん人のこと言えなくna((痛ててててててッ」

 

アヤノ「そんなこと言っちゃって大丈夫なの?修哉?」

    

前言撤回。この人、怒らせたらヤバそうだから気を付けよう。

 

 

何だかんだ無事に(一人の尊い犠牲は出たものの)自己紹介を終えた

 

俺達は残りの三人の団員に会うため、

 

また来ることを約束して別れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜、学校をサボったことが学校からの電話でバレて

 

親にめっちゃ怒られたのは忘れて寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注意  ヒビヤが団員にカウントされてないのはあえてです。

    決して忘れてたわけではないです。




また頑張って続きを書きたいと思います。
今更ですが設定崩壊すみません。


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11.目に映る話--

こんにちは。久しぶりです。
喋るコミュ障です。


朝。

 

メールで起きた。

 

 

キドからだ。

 

「あのなぁ、カノから聞いたんだが

 お前ら二人の団員No.はあれじゃダメだ。

 団長である俺が許さない。」

 

 

えっ…??

 

うそ…

 

 

急いで返信を送る。

 

「なんでや?」

 

 

秒で返事が来る。

 

「メカクシ団のルールだ。順番にNo.をつける。

 因みにこのルールは今決めた。」

 

えぇぇー…

 

 

「あと、凪はもう承諾したぞ。」

 

まじかよ…

 

じゃあ俺がNo.10

凪がNo.9だな。

 

「分かりました。」

 

 

諦めて引き下がる。

 

 

今日は金曜なので学校にいく。

 

流石に二日連続でサボりはよくない。

 

 

 

 

 

 

チャイムの時間にかなりの余裕をもって

 

校門をくぐる。

 

 

 

朝のHR後に凪といつも通り話す。

 

景「今日もアジト行くのー?」

 

凪「うーん今日はいいんじゃね?」

 

 

そんなわけで放課後は最近はまっているゲームをすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポケ○ンである。

 

 

そして放課後

 

 

インターネットに接続し

 

いつものようにネットバトルを楽しんでいた。

 

勝率は30%くらい。

 

時々勝てるかなーくらい。

 

 

そうするとすごく強い人に当たった。

 

名前は シンタロー♥ だ。

 

もし年上だったら変態認定だな。

 

プレイヤー名にハートマークをつけるとか気持ち悪い。

 

 

パーティーはバリバリの受け構築。

 

Mかよこいつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

休日なのでアジトに出向く。

 

家族とはもう出かけたりはしない。

 

 

 

ガチャリ

 

景「こんにちはー。」

 

キド「おう、よく来たな。」

 

モモ「あ、こんにちは!

   ほら、バカ兄も挨拶してよほら!!」

 

???「あ、あの…こんんん、にちは。」

 

景「お、おう。よろしく。」

 

モモ「一応兄は18才だからよろしくね。」

 

景「え?!嘘!!

  すいません、敬語使いますね。

  名前は?」

 

???「しんたろぉーです。」

 

モモ「如月伸太郎です。」

 

このシンタローの紹介をモモがする様子をキドが苦笑いで見ている。

 

景「シンタローさんはゲームとかします?」

 

モモ「このバカ兄はゲームだけが取り柄だよー。」

 

景「あ、そうなんだ。」

 

シンタロー「き、君はなんかするの?」

 

景「あ、はい。それなりにポケモ○とかスマブ○とかします。」

 

シンタロー「俺も○ケモンはするよ。そーいえば…名前は?」

 

景「あ、平安景風です。」

 

シンタロー「こ、これからよろしく。」

 

景「こ、今度対戦しましょうね!」

 

シンタロー「おう。」

 

 

 

 

 

キドから聞いたことだがシンタローは団員No.7らしい。

 

俺もどうせならラッキーNo.が良かったなー。

 

俺は10だしなー。

 

まぁ気にしないようにしよう。

 

 

 

 

 

お昼、皆でキド作のオムライスを食べながら

 

明日の過ごし方を考えた。

 

 

俺はいいのだが他の団員は家族と過ごさなくていいのかなぁー?

 

と、無駄な心配をしてしまう。

 

 

 

 

モモの提案でメカクシ団皆で

 

遊園地に行くことにした。




ほんとに方向性が分からないので
アンケートを切実によろしくお願いいたします。


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12.目に灯る話--

こんばんは。
コミュ障です。
生きてます。


今、アジトでは二人の男の読み合い、

 

駆け引きが行われていた。

 

アジトの異なる部屋から

 

(トイレとリビング)

 

時折聞こえる叫び声。

 

 

 

 

 

 

 

 

もうこれで29戦目だ。

 

俺は貴重な休みをポケモ○に溶かしていた。

 

相手はシンタロー♥。

 

そう、モモの兄だ。

 

前にたまたまマッチングしたときは

 

心の中で名前をバカにしていたが、

 

すごく強い。

 

頭が良いのか、

 

読み合い、ダメージ感覚、

 

全てにおいて完璧だ。

 

 

約2時間前、一試合目が始まり

 

一度も勝てていない。

 

30勝先取のこの対決も

 

終わりが見えていた。

 

 

同時に二人の疲労も凄まじい。

 

 

と、ここでシンタローのサイクルに隙が生じる。

 

運良くできた有利対面に俺は頬をほころばせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アヤノ「シンタロー達はまだやってんのかなー」

 

モモ「ホントですよ!折角遊園地に来たのに二人とも

   ゲームだなんて!!」

 

凪「まぁでも景風は高所恐怖症、ホラー苦手、人混み嫌いと

  遊園地は地獄だからねぇ。」

 

キド「キサラギも姉さんも落ち着けよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと生まれたチャンスに俺は一気に攻め込む。

 

果てしない労力をかけて育成したジャローダのリーフストーム、

 

耐えられるわけない。

 

勝ちを確信しての余裕の表情は、

 

次の瞬間

 

ひきつり悲鳴すらも出せなかった。

 

 

「あいての ラッキーには あたらなかった!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モモ「ふぅ…」

 

カノ「帰ってきちゃったねえ…」

 

キド「おいカノ、アジトの中を見てこい。」

 

カノ「え?!やだよ!怖いもん!」

 

凪「大丈夫だよ、ゲームしてるときの景風は

  少し殺気放ってるだけだから。」

 

カノ「やだぁぁa ))痛っ」

 

カノ「入ってきまーす…」

 

 

 

 

 

 

 

ガチャリ

 

カノ「ただいまー、ってあれ?二人はどこかな?」

 

 

カノ「ん?この床に落ちてるのは…?景風くんっ?!」

 

 

 

 

 

 

 

キド「ん?カノからメールだ。」

 

「シンタローくんはトイレの中でポケモ○育成してるよwwww

景風くんは床に倒れてるwwwwwwww」

 

モモ「えっ、どれどれー

 

 

   えーーー気持ち悪いよバカ兄」

 

アヤノ「き、きっとそういう年頃なんだよ))小声」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は目を覚ます。

 

側にいる凪と目が合う。

 

凪「お、起きた。」

 

景「おう。あれ、?3DSは?」

 

凪「リビングにおいてある。」

 

景「良かったー!俺の人生だから無くしたらshi☆nu!」

 

凪「元気そうで良かった。で、勝てたの?」

 

景「察して…」

 

凪「そっか…残念だったね……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  なんで能力使わなかったの???

 

 

 

景「ァァァァァァァァァァ‼」

 

 

 

 

 

 

 

モモ「ほんとにお兄ちゃん信じられない!!!」

 

キド「まあまあ、」

 

モモ「遊園地楽しいのになー」

 

シンタロー「い、いやごめんほんとに」

 

アヤノ「あんまり妹を怒らせない方がいいよー」

 




せとさん誕生日忘れててめんご


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閑話ー
とある日の教室にて


こんにちは。
喋るコミュ障です。

今回は本編と関係無い話ですが
読んで頂けると幸いです。


キーンコーンカーンコーン

 

朝のチャイムが鳴る。

 

俺はそれを校門の1歩手前で聞く。

 

また、遅刻だ。

 

今日は朝練が無いので

 

昨夜はゆっくりしようとしたら

 

ゆっくりし過ぎた。

 

 

見慣れた影が横をよぎる。

 

凪だ。

 

彼の手にはうどんが握られていた

 

器用なバランスでこぼしていなかった。

 

 

教室に入ったら、先生に怒られた。

 

先生「平安、遅すぎだ。北条は早くうどんを食べきれ。」

 

凪「うぃっす。」

 

周りの生徒の視線が痛いので

 

彼らの視線を移動(うつ)した。

 

くそぅ、やっぱり能力便利だな。

 

 

 

何だかんだで朝のHRが終わり

 

皆1時限目の準備を始める。

 

あぁ、憂鬱だ。

 

1時限目は嫌いな英語だ。

 

先生はぐだぐだだわ、周りもうるさいわで

 

最悪だ。

 

ワークでも進めて授業を潰すか。

 

 

英語教師「定期テストが明後日なので小テストをします。」

 

生徒「「えぇーやだー」」

 

えぇっ?テストあるの?能力の事で忙しかったから

 

まだテスト勉強してない。\(^o^)/

 

 

しょうがない。しょうがない。

 

諦めるしかない。

 

うん。どうしようもない。

 

もういいんだよ。

 

どうせ高校進学しても

 

中退してヒキニートになるかもしれないし。

 

 

 

そうしてなんだかんだ定期テストの日。

 

この日の教室は朝から騒がしい。

 

友達同士でワークの問題を出す人、

 

頭のいい人の周りにいる人、

 

窓辺の席で独りでぼーっと周囲を視ている人、(俺)

 

十人十色だ。

 

 

さて、一時間目のテストは理科。

 

天気についてだ。

 

これについては得意だ。

 

 

問4

・雲のできかたを説明しなさい

 

これに少し悩む。

 

それまでは順調だったがシャーペンがとまる。

 

ふいに、精神(こころ)のなかに

 

雲のできかたの、授業が浮かぶ。

 

ん……?

精神(こころ)……?

 

またあいつかよ。

 

くそぉ。

 

あいつ、頭いいんだった。悔しいなおい。

 

 

ん……??

 

あれ……??

 

おれも能力使えんじゃん。

 

早速凪の答案用紙に視線を移動(うつ)す。

 

 

いま一瞬凪の冷たい視線を感じたけど知ーらね。

 

しっかりカンニングする。

 

えーと、答えは……

 

「空気が上昇すると気圧が低下し

 空気が膨張して気温が急激に低下、

 そして露点を気温が下回り

 含みきれなくなった水蒸気が

 塵とくっついて雲ができる。」

 

いや長いなぁ。

 

書くのめんどいなぁぁ。

 

仕方がないことだ。うん。

 

 

何だかんだで理科のテストは終わる。

 

いや、まだ1つ目なのに能力使ったからくたくたっすわ。

 

貴重な休み時間を寝て潰す。

 

 

 

凪「ねぇかーげかーぜくーん、

  さっき、なんかしてたよね?」

 

俺はシカトする。

 

すると、あいつは席に戻って教科書を読み始めた。

 

あぁー、

 

次は国語かー。

 

先生は好きだがどうも古文が難しい。

 




最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

さて、私も景風たちのように
学生ですので定期テストがありました。
私は景風のようになりたくないので
テスト対策をしておりました。
だから投稿できませんでした。
慎んでお詫び申し上げます(-_-)


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モモは兄をいじりたい

こんちは。
コミュ障です。
生きてます。


「「ジャーンケーン  ポンッ!」」

 

モモはハサミ

 

俺(シンタロー)は紙

 

カノ、キド、セトもハサミ

 

 

 

 

……また俺の一人負けか、、

 

 

 

 

今日、いやいつも、俺は運がない。

 

つまり、今団員でやっている王様ゲームは

 

俺にとことん相性が悪い。

 

 

 

 

一方、妹の運は尋常ではない。

 

さらに、性格も悪い。

 

これらの事から導かれる答えは一つ。

 

 

 

「とにかく俺をいじりまくる」

 

 

 

 

 

今日はすでに13連敗、。

 

もうそろそろ勝ちたいと思ったが

 

また一人負けだ。

 

 

 

 

モモ「えー、どーしよーかなー?」

 

キド「キサラギ、さすがにもう止めてやれよ。」

 

カノ「いや、やりなよ~。

だってさっきもシンタロー君、

妹に向かって『お帰りなさいませ、お嬢様。』

とか言ってたし、

最高じゃん(^ω^)」

 

モモ「やっぱりー、そーですよね!」

 

うっ、次は何が来るのか。。。

 

モモ「じゃあ… 一回回ってワンって言って!!」

 

えぇー……普通実の兄を犬扱いするかぁ……??

 

俺はあからさまに嫌な顔をする

 

モモ「嫌ならポケモ○のデータ全部消してもいいんだよ?」

 

それはひどい

 

仕方ないので俺はやることにする。

 

周りの視線がいたい。

 

しかしこれは敗者の運命(さだめ)

 

覚悟を決めることにする。

 

 

 

 

 

 

 

俺にはその一回転が永遠の時間に感じた。

 

 

 

そして

 

 

「ワンっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

明らかに場の空気が悪くなった。

 

昔からそうだ。

 

学校でも余計な一言で雰囲気を悪くしちゃうし。

 

そもそも俺の犬真似なんて誰得だよ。

 

 

気を遣ったセトが

 

「おぉー可愛い」

 

とか言ってくれるがその言葉すらも

 

俺のハートを串刺しにする。

 

 

だいたい提案者のモモが引きぎみとか意味わからん。

 

 

キド「取り敢えず、次いこう。」

 

よかった、流石キド。

 

キドに感謝しつつも俺は

 

妹に対して報復をしようと企んでいる。

 

策略を練っているうちに、

 

気付いたら新入りの二人がいた。

 

凪「あ、なんか皆さん楽しそうなことしてますね」

 

カノ「凪きゅん、そんなこと言っても入れてあげないからね?」

 

凪「えーー、仲間はずれとか酷いよー。

悲しいな、僕。」

 

キド「おいカノ、入れてやれよ。」

 

カノ「え、だって凪きゅんが能力使ったら負け確だよ?」

 

キド「おまえ、負けるのが怖いのか?」

 

カノ「え、?いや、?そんなわけではna

 

キド「じゃあ入れてやろうな?」

 

カノ「う、うん…」

 

景「いえーい(棒読み)」

 

 

メンバーが増えても俺は負け続けた。

 

まあ俺は根に持っていない。

 

シンタローさんは寛大なのだ。

 

うん。根に持っていない。

 

怒ってない怒ってない。

 

 

 

あいつら…特に新入り二人は絶対許さねえ…

 

復讐してやる…

 

エネ「ご主人、それ全部声に出てますよ!」

 

シンタロー「うわぁぁぁぁあ!!」

 

エネ「ほらほら〜録音もしてますよ〜!」

 

シンタロー「や め て く れ!!!!」

 

キド「楽しかったから恒例行事にするか、これ。」

 

カノ「いいねー!」

 

シンタロー「絶対!絶対!やだ!!」

 

エネ「いいじゃないですかご主人〜」

 

凪「でも一人だけ負け続けてもつまんないよなあ(暗黒微笑)」

 

景「え?!あ、俺は絶対やんないからな?!




久し振り過ぎてもともと崩れてた設定が更に崩れました。


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