英雄、異世界に戻る (エロ本)
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1話

夢で、前世の記憶を見た。そこは、幻想的に輝く美しい湖、輝かしい星空、何処までも続く深い森林、その湖にいる2人の少年と少女、少年の容姿は、人間だが、少女の姿は、下半身が魚の上半身人間であった。そんな2人は笑い合いながら楽しそうに話していた。だがここでシーンが変わった。雨が降る中燃え盛る森林、何人者叫び声、胸から大量の血を流し、湖に横たわっている下半身魚の少女、その傍で真っ赤に染まった剣を持った一人の少年ここで又シーンが変わった。

幻想的に輝く美しい湖、輝かしい星空、燃えて所々焦げた森林、湖のすぐ側に木で出来た墓に泣きながら『ごめんね、ごめんね』と繰り返す少年

 

 

「ハッ!!……懐かしい物を見たな」

 

勢いよくベッドから上半身を起こし、大量の汗をかいた体を見ながらそう呟く一人の少年、三上切嗣(みかみ きりつぐ)

 

 

「それにしても何で、今あの夢を見たんだ?何かの予兆なのかもしれないな。

……まぁいいか、さて今日もやるとするか」

 

現在時刻早朝の5時である、切嗣はジャージに着替えランニングシューズをはき、何時ものランニングコースを走る。片道8kmその先にある誰もいない広場で剣を精製し、幻想闘をする。

 

 

幻想闘とは、幻で対戦相手を作りその幻と戦うものである今私が戦っているのは、前世で倒した魔神である。

 

約1時間戦い続けやっと倒した俺は、直ぐに来た道を走り家に帰り、シャワーで汗を流し、学校の制服に着替え洗面台で歯磨きをする。洗面台の鏡に写っている少年は、髪がボサボサで目が死んだ、少年が映っていた。顔は、イケメンなのだが目が死んでいるため、台無しである。

 

(さて、今日の朝食は、何を作ろうか)

 

そんな事を考えながら、和室の仏壇にいき両親に挨拶をする親は、3年前に他界し切嗣は、この一軒家で一人暮らしをしている。

 

「おはようございます。お父さん、お母さん」

 

親に挨拶をし、朝食を食べ学校の準備をし家を出た。

 

ちなみに朝食のハムエッグ、美味しかったです。

 

切嗣が通う高峰高校は、家から歩いて20分の所に在りゆっくり歩いて行く。

どうせ早く行ってもろくなことにしかならないので、ギリギリの時間で机に座るのだが

 

「あ、三上君おはよう!!もうちょっと早く来ようよ!!いつもギリギリだから!!」

 

今話しかけてきた女子は、柊香織(ひいらぎ かおり)ニコニコと、しながら俺に話しかけてくる、物好きな女子だ。学校では、三代女神の1人と言われ男女問わず絶大な人気を誇る美少女だ。

腰辺りまで伸びている艶やかな黒髪、少し垂れ気味の大きな瞳、スっと通った鼻梁に小ぶりの鼻、そして薄い桜色の唇が完璧な配置で並んでいる。

 

別に彼女に、見蕩れた事は無い ホ、ホントダカラナ!!(一体誰に言い訳しているのだろうか)

 

この様に、彼女にいつも話しかけられているのだが、毎回話しかけられる度に、嫉妬の視線が、来たり殺意の籠った視線が来る。蚊ほどでもないが

 

「あぁ、おはよう柊さん」

 

俺が、挨拶を返すと柊さんは、嬉しそうにしている。

するとさっきのより強い、殺意の籠った視線が来るが無視、

 

「三上君、毎日大変そうね」

 

(そう、思うなら助けてくれ)

 

「香織、また彼みたいな奴を、かまってるのか?」

 

「やる気の無い奴には、ビシッと!!一発殴れば良いんだよ」

 

今話しかけてきた3人の中で唯一挨拶をしてきた女子は、清宮 真希(きよみや まき)この学校の三代女神の一人である。

柊さんとは、親友であり小学生からの付き合いらしい、ポニーテールにした。長い黒髪がトレードマークである。切れ目の目は、鋭いがその奥には柔らかさも感じるため冷たいと言うよりカッコイイ印象を受ける女子てある高校生の女子としては、高身長であり、家が剣道をやっている為か剣士の雰囲気も見て取れる。

 

そして2番目に話しかけてきた男は、天野 光輝(あまの こうき)は、取り敢えずモテる。学校中の殆どの女子から、ファンレターを貰ったりなど、告白もされたりしてるらしい。顔も良く、勉強も出来、スポーツも出来る万能やろうだ。

ただ、俺は、こいつのことは、好きにはなれない、むしろ嫌いだ。

目の前の事しか見ておらず正義感のみでしか行動しかしてなく、後のことを考えてなどいない、こいつは、周りが見えてなさずぎる。

 

そして最後に話しかけて来た男は、坂上 龍太(さかがみ りゅうた)こいつは、天野の親友らしく、良く話している所を見かける。坂上は、熱血タイプらしく見てて暑っ苦しい、だがこいつは、努力家であり筋トレなんかをしているただの脳筋だ。

 

「あぁ、おはよう清宮さん達。直そうとは、思ってはいるんだかね」

 

するとまたクラスの奴らから殺気が飛んできたがまた無視する。

 

「それが分かっているのなら直すべきじゃないか?何時までも香織の優しさに甘えるのもどうかと思うぞ?香織だって君にばかり付き合えないんだから」

 

天野から見たら、俺は不真面目に映っているのだろう、だが俺は遅刻もしてなければ、欠席もしていない、テストでもいい点を取っている、授業中は大体寝ているが……あれ?これ俺が悪くね

 

「何言ってるの光輝君?私は、三上君と話したいから話してるだけだよ」

 

ざわっと教室がうるさくなる、男子は、歯を食いしばり何故あんな奴がと言わんばかりの視線を向けてくる

 

「えっ?……あ、ああ、香織は全く優しいんだね」

 

どんな解釈をしたのは、知らんが天野の中で俺の評価が、下がった気がする。

どうでもいいんだが。

その後は、時間だったので各自自分の席につき授業を受けた。2時間目までは、頑張ったが結局寝てしまった

 

頬をつつかれる感触が、したので目を覚ますと幼女が立っていた。ていうか生徒会長だった。

 

名を、海原 沙耶(かいばら さや)三代女神の最後の1人である。

腰まである銀色の髪に、目端が吊りあがった『気の強そうな青の瞳』、薄っすらと紅が入った頬と小さな鼻にあどけなさの残る顔つき。日本人にしては、珍しい容姿である。

この容姿のせいで、よく小学生に間違わられたりしているらしい。この愛くるしい姿から、妹にしたいランキングNo.1である。ちなみに一個年上である。因みに俺は、高一だ。

そして何故かよく俺に付きまとってくる

 

「ねーねー三上君、ご飯一緒に食べよー!!」

 

「はぁ、分かったよ」

 

「三上君!!私もお昼一緒に食べていい?」

 

「いいぞ」

そう短く答え、自分の弁当箱をだす。クラスの奴らは、睨んではくるがそれだけである。まぁ何時ものように邪魔してくる奴もいるんだが

 

「香織と沙耶先輩、そいつとじゃなくたまには、俺とも食べましょうよさっきまで寝てた奴と食うなんて俺が許しませんよ」

ホラ来た。天野であるこいつは、毎回邪魔してくる。ていうか何今のセリフ臭いんだが、さすがに無いわ。

 

「えっ?何で光輝君の許しが必要なの?私は、三上君と食べたいから、一緒に食べるんだよ」

 

「イヤだ。私は、三上君と食べたいからここのクラスわざわざにきて、食べてるんだよ、別に君と食べに来た訳じゃないから」

 

「ブフッ!!」

おい、清宮さん等々吹き出して笑ってるよていうかこの2人は、さっきから爆弾発言しまくりだな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故この時、気づかなかったのだろうか俺が気づいた時は、魔法陣がクラス中に広がる一瞬前だった。その時には、既に遅く眩しい光が教室を包み次に目を開けた場所は、俺がかつて前世英雄として活躍していた。

 

異世界だった

 

 

 

 

 



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二話

「ようこそお越しくださいました。勇者様方」

 

そう言われ顔を、上げて周りを確認するとまず目に飛び込んできたのは巨大な壁画だった。縦横十メートルはありそうなその壁画には、後光を背負い長い金髪を靡かせうっすらと微笑む中性的な顔立ちの人物が描かれていた。

 

 背景には草原や湖、山々が描かれ、それらを包み込むかのように、その人物は両手を広げている。美しい壁画だ。

 

 よくよく周囲を見てみると、どうやら自分達は巨大な広間にいるらしいということが分かった。

 

 素材は大理石だろう 美しい光沢を放つ滑らかな白い石造りの建築物のようで、これまた美しい彫刻が彫られた巨大な柱に支えられ、天井はドーム状になっている。大聖堂という言葉が自然と湧き上がるような荘厳な雰囲気の広間である。

 

周りには、騎士や、魔道士、この世界では、高価な服を着た人達に囲まれている。

俺が周りを観測していると、両腕の服の袖を引っ張られたので左右を見ると、沙耶先輩と柊さんが俺の袖を引っ張っていた。俺が見たのに気づいたのか不安そうな顔を俺に向けてきた。

 

「三上君私達どうなっちゃうのかな」

 

「み、三上私達どうなるんだろうね」

 

 

「さぁな」

俺は、短くそう答えここに連れてきたであろう少女を確認する。

肩辺りまで伸ばした金色の髪、パッチリとした翡翠色の瞳、桜色の綺麗な唇

かなりの美少女である。ピンク色のドレスを着こなし立ち姿は、堂々としている。

「ようこそお越しくださいました勇者様方。私は、この国カートリア王国の第1王女ゾディア グリンスです。以後お見知り置きを」

 

(!?)

するとクラスメイトの奴らが急に叫び始めた

 

「俺達を地球に返せよ!!」 「呼べたんなら返せるんでしょ!!」

 

「ふざけるなよ!!」 「ここが異世界か、テ、テンプレなら…ケケケ」

 

 

などなど、パニックになってまともな判断が出来てない

 

そんな中いきなり内のクラスメイトのイケメン君がでしゃばってきた。

 

「皆!!落ち着くんだ!!今は、取り敢えず王女様の話を聞こうじゃないか!!」

そう天野光輝だこういう時は、役に立つ

天野がそう言うと皆は、「あ、天野君が言うなら」 「そ、それもそうだな」と言い、皆がが落ち着き始めた。

 

 

「それでは、王女様何故僕達は、ここに呼ばれたんでしょうか?」

天野は、イケメン特有の爽やかな笑顔で聞く

 

 

「今私達人類と獣人族は、魔族と魔神による攻撃を受けています。

私たちの力だけでは、到底敵わない相手そこで私達は、古代に生み出された召喚魔法を使い、勇者様を召喚しました。本当に勝手な事をしたことは、思っています!!本当に申し訳ありませんでした!!そしてどうか私達をお救いして下さい!!お願いします!!」

 

王女様は、本当に申し訳なさそうな顔をしながら深く頭を下げた。

仮にも一国の王女様が頭を下げた事で近くにいた騎士達が「王女様顔をお上げください!?」と言っているが、それを無視して頭を下げている。

しかしここで又、迷惑イケメンがしゃしゃりでてきた。

 

「王女様お顔をお上げ下さい。皆!!僕は、この人達の為に戦おうと思う!!僕には、この人たちを放っておけない!!皆はどうする!?僕は、皆にも一緒に戦って欲しい!!僕からもお願いだ!!」

天野がそう言うとクラスの連中は、「私、天野君についていくよ!」など「一人でカッコイイ事しようとしてんじゃねぇよ俺もやってやるぜ!!」と言い始めた。

 

 

こいつら分かってて言ってるのか?戦争をするんだぞ、人を殺すんだぞ、こいつらは、それが分かって言ってるのか?

これは、まずい状況になっているクラスの中心核の奴が、ああ言ったら他の奴はそれについて行こうとする。ここで、俺が言ったとしても恐らくだがそれは、聞かないだろう

 

「天野君!!貴方何言ってるの!!これどういうことか分かってるの!!戦争をするのよ!!人を殺すかもしれないのよ!!」

ビックリした。神崎先生いたのか昼休みになってたから、もういないかと思ってた。

 

神崎結月(かんざき ゆつき)肩辺りぐらいしかない茶髪の髪、くりっとした黒い瞳、そして沙耶先輩の少し上辺りの身長しかない低身長、現社の教師をしておりとても生徒思いの先生である。

 

 

「神崎先生!!それでも僕は、ここの人たちを放っておけないんです!!」

こいつの頭は、正義感と筋肉の塊で出来てんじゃねぇのか?

 

「はぁもういいです。王女様私達を元の世界に返して下さい、呼べたのなら返すことを出来るんですよね?」

先生がまっともな事を言ったがそれは、恐らくダメだろう、さっき俺達を呼べたのは、古代魔法と言った。最初っから返すことのできる魔法があれば、ここまで頭を下げなくてもいいだろう。だがここまで頭を下げるということは、返せないのだろう。

 

「すみません、現在では、貴方方を返すことが出来ません。」

 

「な、どういうことてすか!?呼べたのなら返すことも出来るんじゃないんですか!?」

 

「すみません今、私達が持っているのは、召喚魔法だけなのです。帰還魔法を持っているのが魔神だと言われています。」

 

 

「つまり、その魔神というのを倒せば僕達は元の世界に帰れるんですね」

 

 

「は、はい恐らくそうだと思われます。」

 

 

「先生も、僕達と一緒に魔神を倒しましょう!!皆と一緒に戦えば絶対に勝てるはずだ!!」

ここは、夢物語じゃねぇんだよ天野

 

「勇者様方!!本当にありがとうございます!!」

 

 

「いえいえ、僕達は、当たり前のことをしてるだけですから」

いつの間にか先生が消沈してるよ

 

 

 

「それでは、皆様方これからこの国の王に会って頂きたいと思いますので、私についてきて下さい。」

そう言って王女様は、歩いて行ったのでそれについて行く、しばらく歩いていくと大体4〜5mぐらいのでかさがある扉に着いた。

 

「ここの扉の先は、謁見の間となっています。これからこの謁見の間に入り国王様に会って頂きます。」

 

謁見の間に入ると赤い絨毯が床いっぱいに敷かれ、両端には騎士の格好をした人達が何十人も並んでおり、奥には、見るからに豪華な椅子が置かれておりその椅子に初老あたりのおじいさんが座っている。

 

 

「おぉ、勇者様方よくぞいらっしゃって下さいました。私は、この国の王グロキシア グリンスです。以後お見知り置きを。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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3話

「王様僕達は、確か魔神の手によって苦しめられている、この世界の人々を助けて欲しいということで、召喚されましたが僕達には本当にその力があるのでしょうか?」

 

天野は、おずおずとした感じで国王に聞く

 

「恐らくそのはずだ。異世界から召喚された者は、必ず強力なステータスを持っていると言われておるからな実際にステータスオープンと言ってみるといい」

 

俺達は、国王に言われた通りに「ステータスオープン」と言うと

 

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三上切嗣 Lv100(最大値)

 

種族 人間

ジョブ 剣士 暗殺者

 

能力

剣製 錬成 切断 結合 気配遮断 危険察知 隠密 固有結界 剣術

銃術

 

HP124850

 

筋力38938

 

魔力60785

 

敏速45284

 

器用50421

 

称号

剣を精製する者 小を犠牲にし大を救う者 英雄 転生者

人切り 魔術師の天敵 理想を求む者 女神に感謝された者

女神の寵愛 神殺し

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やっぱりかこの国の名前と、国王と王女の苗字を聞いた時からまさかとは思っていたがまさかこの世界、タルトスに帰ってくるとは予想外だ。

 

 

「勇者様方御自身の、ステータスを確認出来ましたかな?それでは、次はこの魔道具に手をかざして下さい、この魔道具は手をかざした者のステータスを映し出してくれるだけですので何も危険はありません」

 

国王の側に控えていたメイドがサッカーボールぐらいサイズのあるオレンジ色に輝く、魔道具を王と俺達のちょうど中間あたりに置き元の位置に戻っていった。

クラスの奴らは、誰が先に行くかでおろおろしている。

 

「皆!!僕が先にやってみようと思う!!まだ彼らを完全に信用出来てない人もいるだろうから、皆のために、僕が先にやるよ!!」

 

でた。でしゃばりこと天野光輝

天野は、魔道具の前まで行き恐る恐る手を魔道具にかざした瞬間、天野のステータスが巨大な半透明の画像として出てきた。

 

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天野光輝 LV1

 

種族 人間

 

ジョブ 勇者

 

能力

聖剣召喚 光魔法 限界突破 完全魔法耐性

 

 

HP100

 

筋力100

 

魔力100

 

敏速 100

 

器用100

 

称号

女神の加護 選ばれた者

 

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柊香織 Lv1

 

ジョブ 聖女

 

能力

聖域 光魔法 解呪 全属性魔法耐性 治癒

 

 

HP90

 

筋力60

 

魔力120

 

敏速80

 

器用100

 

称号

女神の加護

 

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海原沙耶 Lv1

 

ジョブ 剣姫

 

能力

縮地 剣術 心眼

 

HP80

 

筋力90

 

魔力70

 

敏速130

 

器用100

 

称号

女神の加護

 

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清宮真希 Lv1

 

ジョブ 召喚術士

 

能力

精霊召喚 魔物召喚 危険察知

現在契約精霊 ダークナイト×8 ホーリーナイト×6 ケットシー×1

現在契約魔物 レッドウルフ×1 蹴りウサギ×4

 

HP 80

 

筋力60

 

魔力200

 

敏速60

 

器用90

 

称号

女神の加護

 

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坂上龍太 Lv1

 

ジョブ 格闘士

 

能力

身体強化 格闘術 爆撃拳 デコイ

 

 

HP120

 

筋力100

 

魔力80

 

敏速90

 

器用70

 

称号

女神の加護

 

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神崎結月 Lv1

 

ジョブ 賢者

 

能力

全属性魔法耐性 全属性魔法 詠唱短縮

 

HP90

 

筋力50

 

魔力250

 

敏速60

 

器用100

 

称号

女神の加護

 

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天野を筆頭に、次々と皆が魔道具に触れステータスを見せていく、そんな中俺はというと沙耶先輩と柊さんが離れた隙をついて、スキルの気配遮断を使い隠れている。

それにしても伝説のジョブとスキルが次から次に出てくるもんだ。

もう王様と王女様とか周りの騎士や魔術師、メイドも驚いた顔をしている。

 

「おぉ、なんという事だこれで我々人間族と獣人族は、助かるぞ女神アイリス様に感謝せねば!!」

 

「やっぱり皆!!僕達ならこの人達を救える筈だ!!僕達は!!こんなにも強い力を手に入れたんだ!!皆で協力し合ってこの人達を助けよう!!僕からもお願いだ!!」

そう言って天野は、皆に頭を下げる。クラスメイトの奴らは、そんな天野の姿に何を思ったのか賛成し始めた。

 

「皆!!ありがとう!!俺に着いてきてくれて!!国王様!!俺達は、貴方方の為に戦おうと思います!!」

 

「ありがとう勇者様方!!そのお力で我々をお救い下さい!!」

 

「もちろんですが……私達は、その魔神を倒したら地球に帰れるのでしょうか?」

天野は、恐らくクラスメイトの皆が一番気にしていることを聞いた。

 

「勿論大丈夫だ。魔神を倒したあかつきに女神アイリス様がお主達の中から願いを6つ何でも叶えて下さるそうだ。」

 

「そうですか、…良かった」

クラスメイトの殆どの奴が、何でも叶えるという言葉に心踊っている。それも仕方が無いことなのだろう、まだ子供で心が未熟なのだから。それでも中には疑っている奴もいるが、あいつは本当に叶えるだろうな。

 

「お主達は、もう今日は疲れたであろうそれぞれ各自に部屋とメイドを用意してある。今日の所はゆっくりとすると良い」

その後は、各自それぞれにメイドが行き渡り、用意された部屋へと案内され

た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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