魔法少女リリカルなのは〜緋色の閃光〜 (月華ノ剣)
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原作開始前
プロローグ1


ついに初投稿です!


気がつくと俺は真っ白な空間にいた。

 

 

「ここはどこなんだ?」

 

確か自分は学校から帰る途中で、歩道に突っ込んできたトラックの

餌食となって死んだはずだ。

 

「夢、いや違うな。ちゃんと自分の身体だ。」

ひょっとして天国なのか?それとも地獄か…?白い謎の空間に俺一人、まさにひとりぼっちだな。

 

 

「予想通り、混乱しているようだのう。」

声の主の方へ振り向いて、俺は言葉を失った。

 

そこに居たのは、NARUTOの登場人物である「大筒木ハゴロモ。」

又の名を忍の開祖、六道仙人である。

 

なんとか思考を再起動させて、質問する。

「なんでアニメの中キャラがここにいるんですか?」

ていうか、本物?本物だったらマジびっくりナンデスけど……。

「モチロン本物じゃ」

 

心読まれた!?「これくらいは造作もない。」

マジかよ…。っとそれよりも、「ここはどこなんだ?」

「ここは、わしの作り出した時空間じゃ。魂だけとなった

お主をわしがここへ呼んだ。」

 

「何故?」

ここで小説とかだとよく神のミスで死んだなんてことになるけど、まあ、だいたいそんな感じなのかな…納得はいかな「いや違う。」ってまたかよ!?これは気を付けないとダメだな。「それじゃあ一体なんの理由が…」「お前は何時も誰かを助けていた。例えそれが、自分が不利になっても。最後もお主は自分の身を呈して子供を庇った。」

そうだ!「あの子は無事なのか!?」「案ずるな。腕は骨折したものの、命に別状はない。」…良かった、あの子が無事で。

「話を戻すが、わしはお主の生き方に一つの可能性を見た。」

「お主なら、悲しき運命を変えられると。」

 

「だから、お主にはお主の一番好きだったアニメの世界へと転生させることにした。」

 

「魔法少女リリカルなのはの世界へですか!?」

 

「そうじゃ。お主ならその世界の悲しき運命をも変えられるであろう」

 

そこまで俺の事をみてくれてたのか…確かに、あの世界で救いたい人たちも沢山いる。俺はあの世界が大好きだから、悲しい運命なんて絶対に変えてやりたい。だから……「俺をリリカルなのはの世界に転生させて下さい。」

 

(やはり、いい目をしておる)「よかろう。」

「なお、特典も付けるが、あまりチートなものは無しだ。」

 

「それじゃあ、うちはサスケ並の身体能力と成長限界が無いこと、うずまきナルト並の魔力量とチャクラ量、NARUTOの世界の全ての忍術と体術の知識、後は永遠の万華鏡写輪眼で瞳術はランダムでお願いします。」

 

「よかろう。じゃが、五大性質変化はどうする?」

 

「風、水、雷、火でどうですか?」

 

「わかった。後、向こうで使うデバイスだが、何か要望はあるか?」

 

「うーん、じゃあミッドとベルカのハイブリッドで、剣と籠手の2つ

に変化可能にしてください。後、インテリジェント型でお願いします。」

 

「うむ、わかった。」

 

「あ、最後に。俺を鍛えてくれませんか?魔法はともかく、忍術は

流石にどうにもできないし、写輪眼も使いこなさなきゃ意味がない

ので。」

 

「よかろう。お主に修行をつけるとしよう。」

 

「ありがとうございます!」

 

つづく




皆さん、初めまして月華ノ剣です。今回が初投稿になりますが、頑張って完結まで行かせていきます。今後の予定としては、出来たらvivid編まで行きたいですが、無理だとしてもStrikerS編までは行く予定です。不定期更新ですが、どうぞよろしくお願いします。


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原作開始前1

第2話です。修行を終えた主人公がついに転生します。
ぶっちゃけかなりチート化してます。


(やはりか、ここまで自分の力をものに出来るとは)

 

あれから数年。特典のおかげでチャクラコントロールは割と早い段階で基礎を終え、それ以降は体術と忍術の修行を中心的に行っていった。風遁、火遁、雷遁、水遁、アニメの術はほぼ全て使えるようになったし、体術は八門遁甲以外は大体修得出来た。まぁ、それだとしても八門も三門目までは開けるし〜。

 

ちなみに万華鏡写輪眼の瞳術は天照と加具土命だった。ていうか瞳の模様までサスケなんすけど…ていうかホントにランダムかよ!?肝心の天照はサスケと違って左目を閉じれば消えるようになった。炎遁は加具土命は使えるようになったが、サスケのように自在に操るというレベルにはまだ届いていない。後、仙術も覚えた。いや〜まさか妙牧山にまで行けるとは思わなかった…。蛙組手は覚えたけど未だにフカサク様には勝てない…。てか、強すぎね?

そして修行も終わり、いよいよ転生だ。

 

「この数年間、鍛えてくれてありがとうございました。」本当に仙人様には感謝しきれない。修行はキツかったが、なんとか自分の力を使いこなせるようになった。何より仙人様に鍛えてもらったことが凄く嬉しい。

 

「気にするな。ワシもお主の様な者を弟子に取れて良かった。」

(!!)……ヤバい、なんか泣きそうだ。ありがとうございました…。

 

「さて、時間じゃ。これよりお主を転生させる。」仙人様はそう言って、杖で床を叩いた。すると次の瞬間、眩い光に包まれていった。

 

(行ったか。これからのお主がどのような道を辿るのかしかと見させてもらおう。波風ナギトよ……。)

 

 

 

 

(ここは?)目が覚めるとそこは白い天上があった。どうやら病院のようだ…………ん?病院!?「あうあう、あう!?」な!?転生って赤ちゃんからなのか!?何のいじめだよこれ!?しばらくはこの状態ってことかよ…。「あら?起きたのね、ナギト。」すると横から声がしたので振り向くと、なんとビックリ!!?うずまきナルトの母親、うずまきクシナがいた。「あうあう!?」「あらあら、元気いっぱいだってばね。」しまった、俺今赤ちゃんなんだった…。ってことは父親はやっぱり………(ガチャッ)「クシナ!!」やっぱりかよ!?そうだろうとは思ったけど、父親が波風ミナトかぁー、ここまで来ると流石にもう驚き疲れてくる。「あうー」すると「ほらミナト!私たちの息子、波風ナギトだってばね!」前世の両親も立派な人だった。来世はどうかと思ったが杞憂だったようだ。「初めまして。君の父親の波風ミナトだよ。生まれてきてくれてありがとう、ナギト。」これからよろしく、父さん!母さん!

つづく。




やっぱり駄文ですかね…。いろいろ下手くそですが、長い目で見ていて欲しいです。さて、次回からナギトが原作改変に動き出します。
お楽しみに!


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原作開始前2

第3話です。いよいよ主人公が高町なのはと出会います。それではどうぞ!


俺がこの世界に転生して5年の月日が流れた。5歳となった今の俺の日課は朝の裏山での修行だ。今やっているのは、うちはイタチもやっていた手裏剣術の修行だ。分からない人は、ぜひ調べて見てくれ。ってか俺は誰に向かって言ってんだよ?気お取り直して、目を瞑り集中する。

 

(スチャッ)

 

両手に魔力で精製した手裏剣を3枚ずつ構え、飛び上がり一気に投げる。そして時間差でさらに1枚投擲する。

 

(キン!、キキン!)

 

手裏剣はそれぞれぶつかり合って、セットした的のド真ん中に全て命中した。

 

「ふぅー。」

『お疲れ様です、マスター。』

「ありがとうクサナギ。」

 

今俺と話しているのが俺のデバイスで、名前はクサナギだ。今は待機状態の初代火影の首飾りになっている。形状は俺の要望通り、剣と篭手の2モードがある。剣の方はまんまサスケの草薙剣で、篭手は色が青色ってところ以外は普通の篭手だった。まあ、デバイスだって時点で普通じゃないけど……。

 

「今日は何点ぐらい?」

『85点ですね。』

「かぁー、まだまだ先は遠いな。」

『それでも昨日よりは確実に上達してます。』

「そっか。なら、これからも頑張らないとだな、クサナギ。」

『その意気です。』

っと!話しているうちに、そろそろ朝ご飯の時間だ。という訳で使っていた的をデバイスに仕舞い、手裏剣を消して軽くランニングしながらうちに帰った。

 

 

(ガチャッ)「ただいま!」

「おかえりナギト!朝ご飯出来てるわよ♪」

「おかえりナギト。今日の修行はどうだった?」

 

この2人が今の俺の両親、父さんこと波風ミナトさんと、母さんこと波風クシナさんだ。どうやらこの二人はNARUTOの世界の記憶を持っているらしく、父さんは第四次忍界大戦での穢土転生の術の解術後、そのままこの世界に転生したそうだ。俺と同じ様に六道仙人様に導かれて。母さんもそうだ。この世界では二人ともかつて栄えた忍の一族の末裔となっている。もちろん俺もだ。二人とも俺の転生の事を知っていて、それでもなお俺のことを自分達の子どもだと言ってくれた。本当に嬉しかったなぁ。

 

「ただいま母さん、父さん。今日は昨日よりは上達してたらしいけど、85点だったよ。」

「そうか!でも、上達していたなら良かったじゃないか。」

「でも、クサナギもきびしいわね〜。」

『マスターの才能を考えれば、このぐらいがちょうどいいかと。』

 

こいつめ……絶対明日こそ100点出してやる…。

 

「さて、俺はそろそろ行くよ。新人達の教導をしないと。」

「ミナト、行ってらっしゃいってばね♪」

「行ってらっしゃい、父さん。」

 

ちなみに父さんは、今は時空管理局の教導隊に所属している魔導師だ。レアスキルである忍術と魔法を使うこと、そしてその圧倒的な速さから、『黄色い閃光』、『閃光の魔導忍者』などと呼ばれている。

 

 

 

 

 

朝食を食べ終わった俺は外へ出かけた。母さんも喫茶店のお手伝いへと行った。俺は図書館に行ってしばらくは読書に夢中になっていたが、流石にあきてきたので少し身体を動かしたくて公園に行った。公園には綺麗な茶髪のツインテールの俺と同じくらいの女の子が1人ブランコに座っていた。その背中はどこか寂しげで、今にも泣きそうだった。そこで俺はあの子も誘って遊ぼうと声をかけた。

 

「ねえ!」

「何…?」

「良かったら俺と一緒に遊ぼうよ!俺も今ひとりだからさ。」

「ッ!うん!一緒に遊ぶの!」

 

それから2人で思いっきり遊んだ。かくれんぼ、鬼ごっこ、おままごとなど時間を忘れて楽しんだ。

 

「そういえばまだ名前言ってなかったよね。俺は波風ナギト。」

「私は高町なのはなの。」

「なのはちゃんは、どうして一人でいたの?良かったら話してほしい…。」

「うん…。私のお父さん、事故で大怪我しちゃってね。だからお母さんも、お兄ちゃんも、お姉ちゃんもみんな忙しくて…。だから迷惑かけないようにいい子でいなきゃ行けないの……。」

「…それで一人で居たんだ。」

 

(ギュッ)

「え!?」

「…俺の母さんが言ってた。つらいときや寂しいときは、泣いていいんだって。今は俺しか居ないから、我慢しなくてもいいよ…。」

「ッ!……う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

ダムが決壊するように今までの寂しさや辛さを吐き出す勢いでなのはちゃんは泣いた。

 

「ずっと!一人で寂しかった!もっとみんなと一緒に居たい!でっでも、ワガママなんじゃないかってずっと、ずっと思ってた!だから……!」

 

彼女が泣いてる間、俺はただただ彼女を優しく抱きしめていた。

 

 

「ありがとう。もう平気なの♪」

「どういたしまして、かな?」

 

しばらくして、なのはちゃんは泣き止んだ。やっぱりなのはちゃんは、笑顔の方が可愛いや。」

 

「にゃあ!?」

「ん?どうしたの?」

「な、なんでもないの!」

 

しまった、声に出ていたらしい…。まぁ、事実だし後悔はない!うん!………さて、それはおいといて…。

 

「なのはちゃんはどうしたい?」

「にゃ、もっとお母さん達と一緒に居たいの…でも、ワガママだし……。」

 

もう一押し必要らしい…。そうだ!

 

「なのはちゃん、勇気を出して!」

「え?」

「勇気は夢を叶える魔法、俺の好きな言葉の一つ。なのはちゃんも勇気を出してお母さんに自分の気持ちを言うんだ!」

「で、出来るかなあ?」

「大丈夫!俺も一緒に行ってあげるから。」

「…うん!頑張るの!」

 

それから俺たち二人は、なのはの家が開いている喫茶【翠屋】へと向かった。

 

(カラン、カラン)

 

「いらっしゃ…なのは!?どうしたの?」

 

この人がなのはちゃんのお母さん…母さん並に若いなぁ…。

 

「…お母さん、なのは、ずっと一人で寂しかった!だから、もっとみんなと一緒にいたいよぅ……。」

「ッ!なのは…ごめんね寂しい思いをさせて。これからはもっと一緒いるわ。」

「私もごめんね、なのは…。妹に寂しい思いさせて、お姉ちゃん失格だね…。」

「俺もだ…。兄として情けない。済まなかった、なのは…。」

 

どうやら願いごとはかなったらしいと、思っていたら…

 

「なるほどねー。」

「母さん!?どうしてここに?」

「どうしてって、私はここの店員だからよ♪」

 

母さんの働いてるところって翠屋だったんだ…。てか、前もって聞いとけば今回のことももっと早めに解決できたのでは?まあ、現在進行形で今も解決してるけども…。

 

「母さん?ということはこの子が…?」

「そ、私たちの自慢の息子、波風ナギトだってばね!」

「ありがとうナギトくん。なのはと一緒に居てくれて。」

「俺はただ、なのはちゃんの背中を押しただけです。後はみんな、なのはちゃんの勇気のおかげです。」

「まったくこの子ったら…よし!桃子、あんたは今日はもう上がりなさい。後のことは私に任せるってばね!」

「ありがとう、クシナ。なのは、少し待ってて。今支度してくるから。」

「うん!」

「良かったね、なのはちゃん。」

「…なのは。」

「へ?」

「なのはちゃんじゃなくて、なのはって呼んで。私もナギくんって呼ぶから…。」

 

と、少し顔を赤らめながら行った。ハッキリ言って俺は何処ぞのラノベの主人公のように鈍感では無いので、一発でフラグを建てたことに気付いた。…てか、マジで?この歳で?まあ、今はそんなに深く考えなくてもいいだろう。

 

「…なのは」

「ッ!うん!ありがとう、ナギくん////」

 

やっぱり笑顔の方が可愛いなぁ。なんて考えていたら……

 

(ゴゴゴゴゴゴォォォ!!!)

 

はい、めっちゃ睨まれてました(笑)ってか、ご丁寧に殺気まで飛ばしてらっしゃる…。シスコンもここまで来ると流石に怖い。

 

「今回のことは感謝している。が、これとは話が別だ…。なのはは渡さん!!!」

「もう!恭ちゃん落ち着いて、子ども相手に何してんの!自己紹介まだだったね。私は高町美由希、なのはのお姉ちゃんです♪で、こっちがなのはのお兄ちゃん、高町恭也。さっきはごめんね。恭ちゃんかなりのシスコンだから……。」

「あはは…」

 

思わず苦笑していると……

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

先程とは比べ物にならないぐらいの殺気というか威圧感というかが襲ってきた。見れば美由紀さんと恭也さんも揃って固まってる。俺は、この原因を探るべく後ろを振り返ってみた。そこには………………、

 

「恭也♪」

 

ものすごーーーーーく笑顔で目の笑っていない桃子さんと、

 

「お兄ちゃん……。」

 

目のハイライトの消えた白い魔王化したなのはと、

 

「恭也くん♪ちょーーーっとおいたが過ぎるわよ?」

 

赤い髪をなびかせた赤い血潮のハバネロ状態の母さんがそこにいた。

 

「さ、さ、3人とも待ってくれ!?俺はなのはのことを思って………」

 

狼狽え始めた恭也さんが、必死に弁明するが、

 

「ナギくんをいじめるお兄ちゃんなんて嫌い!!!」

「グッハァ!!?」

 

なのはが伝家の宝刀で一刀両断!!!きっちりトドメまでさして…。燃え尽きた恭也さんはそのまま母さん達によって店の奥へと連行されて行った…強く生きてください、恭也さん。

 

「ナギくん!!」(だきっ)

 

俺が恭也さんに心の中で合掌していると、なのはが抱きついてきた。

 

「どうしたの、なのは?」

「お兄ちゃんにナギくんが何かされてないか心配で…」

「俺は大丈夫だけど、お兄ちゃんの心配はしなくていいの?」

「お兄ちゃん強いからあれくらいじゃなんともないの。」

 

明らかに大丈夫じゃなさそうだったんすけど……。

 

「そ、そっか。」

 

どうにか納得しつつ、未だに抱きついたままのなのはの頭を撫でる。

 

「はにゃああああ////……とっても気持ち良いの///」

「これからもよろしくね?なのは!」

「うん!よろしくなの!」

 

その様子を美由紀さんといつの間にか戻ってきてた桃子さんと母さんが微笑ましく見ていた。その日の夜、この事で母さんから思いっきり弄られたのは言うまでもない。




はい!第3話でした。読者の皆様、遅れてすいませんでした!!今回で原作開始前のお話は終わりです。いろいろ端折っていますがすいません。次回から無印編に入ります。ナギトが原作改変しまくる予定ですが、ハッピーエンドで終わりたいと思っているので、次回からの無印編をお楽しみに。それじゃあまた次回。


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無印編
第一話


大変遅れましたが第4話です。少し長めですが、どうぞご覧ください!


「グォォォ!!」

 

夜のとある森の中、一つの異形の叫び声が響いた。

 

「…お前は、ここに居ちゃいけない!」

 

それに立ち向かうのは一人の少年である。

 

「あるべき場所へ帰るんだ!ジュエルシード!封印!!」

 

(キーーーーーン!!!)

 

辺りは少年の持つ赤い宝石から放たれた光で包まれた。しかし、光が収まった後、そこにはダメージを追いつつも逃げる異形の者とその場で倒れ伏す少年が居た。

 

「や、やっぱり僕の力じゃ…それでもやらなきゃ…いけ……」

 

(ドサッ)

 

そのまま少年はダメージのためか、意識を失ってしまった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

(ピピピピピピッーーーーーーーー)

 

「う、うーん…うるさいの…」

 

携帯のアラームを止めて、眠い目をこすりながら起き上がる。時計を見ると朝の6時30分。

 

「ふぁー。なんか、不思議な夢だったの……。」

 

普段は寝ている時の夢の内容なんて覚えてない方なのになぁ〜。それはさておき

 

「今日も頑張るの!」

 

小学校の背服に着替えた私はリビングに降りていった。

 

「おはようお母さん!」

 

私、高町なのは小学3年生でこの家の末っ子です。こちらは高町桃子さん。私のお母さんです。

 

「おはようなのは。もうすぐご飯だから、お父さん達を呼んできてくれる?」

「はーい」

ということなので、離れの道場にお父さん達を呼びに行きます。

 

 

 

 

 

「はぁーーー!!!」

 

(カンッ!カンッ!カンッ!!)

 

あれからさらに時が経ち、俺は小学3年生になった。あの後なのはの父、高町士郎さんは奇跡的に回復した。これには高町家の皆さんは泣いて喜んでいた。なのはに至っては、他の人以上に泣きまくっていたし…。その後も高町家との交流は続いていて、そして今に至るという訳だ。後、驚いたことといえば、父さんと士郎さんが親友同士だってことだな。しかも、忍者の事だけでなく魔法に関しても知っているのは流石に驚いた。そして現在、俺は恭也さんと絶賛バトル中だ。

 

「今日こそはお前に勝つぞ!ナギト!!」

「そう簡単にはいきませんよっと!」

 

言い忘れていたが、波風家と高町家はお隣さん同士なので、俺はこうして士郎さん達と一緒に朝稽古をしている。最も、士郎さん達が使うのは小太刀二刀の御神流で俺は一刀流の木の葉流剣術少々と、それプラス木の葉流体術も織り交ぜている我流剣術である。まあ、説明はこれくらいにしといてーーーー

 

(ガキッ!!)

 

「なっ!?」

 

相手の木刀をはね上げ、一気に勝負をかける。

 

「木の葉旋風!!」

「くっ!」

「からの〜木の葉流、三日月の舞!!」

 

(ガッ!ドカン!!)

 

「ぐわぁ!」

 

(スチャッ)「俺の勝ちです。」

 

ふぅー、木の葉旋風からの三日月の舞はちょっとこの身体じゃきついなぁ〜。後で大人モードでも創ろうかな…。

 

「それまで!今朝はここまでにしよう。そろそろ朝食の時間だ。」

 

見るともうすぐ朝の7時だ。

 

「今日もありがとうございました、士郎さん、恭也さん、美由紀さん。」

「どういたしまして」

「また頼む。次こそは勝つ!」

「今度はその木の葉旋風だっけ?私にもおしえてね?」

「それはまた今度で。」

 

さて、俺も帰らないとな。と、考えたときーーーー

 

「ナギくーん!!」

 

 

 

 

 

 

離れに行くと、そこではお父さん達が朝稽古をしていました。今は試合の最中の様です。闘っているのはお兄ちゃんと、

 

「はぁーーー!!!」

 

私の大好きな人、波風ナギトくんことナギくんでした♪ナギくんとはお隣さん同士なので、毎朝うちに来てはお父さん達と一緒に朝稽古をしています。ナギくんのお家は忍者の末裔で、ナギくんもその血を継いでいるので色んな忍術が使えます。初めて分身の術を見た時はホントびっくりだったの…。

 

(スチャッ)「勝負ありです。」

 

やった!ナギくんが勝ったの♪お兄ちゃんも強くてかっこいいけど、私にとっての一番はナギくんなの!

 

「ナギくーん!!」

 

(だきっ!)

 

「おわっ!」

 

えへへー♪やっぱりナギくんは暖かいの。

 

「やれやれ、おはようなのは。」

「うん、おはようナギくん。」

 

お互いに挨拶をすると、ナギくんは私の頭を撫でてくれます。はぁ〜、これで今日も一日頑張れるの///////

 

「いったん俺は帰るから、また後でね。」

 

と言って、ナギくんは自宅に帰っていきます。

 

「お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん。お母さんがご飯もうすぐだからって言ってたの。」

「分かった。少しシャワーを浴びてから行くからって母さんに言っといてくれ。すぐ行くから。」

「はーい」

 

そうして私もリビングに戻っていきます。

 

 

 

 

 

 

昨日の夢といい感じた魔力といい、どうやら今日が始まりの日らしい。しかし、もう1つ疑問に残ることがある。なのはから感じた膨大な魔力量にも負けず劣らずの膨大なチャクラである。理由は分からないが、恐らくは俺がこの世界に転生したためだろう。波風家が忍の一族であったのなら、はるか昔にチャクラという概念が人々に知られていたということ。

 

「そうとしか説明がつかないなぁ〜。」

「朝から考え込んでどうしたんだい?ナギト。」

 

と父さんが聞いてきた。

 

「いや、さっきなのはと会った時になのはから俺と同じくらいのチャクラを感じて……」

「ああ、その事ね。どういう訳か、この世界の人達はみんなチャクラを持っているのよ。」

 

マジかよww

 

「けど、チャクラの概念なんて現代の知識からはすっかり忘れ去られちゃってるけどね。それはそうと、そろそろ時間よ。」

 

見るともうすぐバスの時間だ。

 

「そんじゃ、父さん、母さん、行ってきます!」

「「行ってらっしゃい。」」

 

 

 

 

「おはようナギくん、さっきぶりなの。」

「おはようなのは、さっきぶり。」

 

家を出た俺はなのはと合流して、バス停まで歩いていく。俺たちの通う私立聖洋大附属小学校は、俺たちの家からは少し遠いので毎朝バスで通っている。

 

「なのは、ナギトおはよう!」

「おはようなのはちゃん、ナギトくん!」

 

バスに乗ると2人の親友、金髪で気の強いアリサ・バニングスと紫髪で大人しい月村すずかが居た。

 

「二人ともおはよう。」

「おはようなの。」

 

二人は1年生の時から友達で、きっかけは原作通りすずかのカチューシャを取ろうとしてたアリサをなのはが止めたからだ。原作と違う所は俺がいるかいないかだけだが、俺も止めに入って少し言うことだけ言っただけだがな。

 

「さて…なのは、すずか、今日もやるわよ!」

「もちろんなの!」

「今日も私が勝つよ!」

 

で、コイツらは今何をやろうとしているのかと言うと誰が俺の膝の上に座るのかジャンケンというものだ。つーか、これじゃマジのたらしじゃねーか?まあ、恋愛どうこうよりも今はこいつらと一緒にいること自体が楽しいって思ってるからな。時が来たら答えを出すつもりだ。

 

「それじゃあ行くわよー!」

「「「最初はグー!ジャンケン、ポン!!」」」

 

いつの間にか開戦していたジャンケンはアリサがグー、すずかがグー、なのはがパーでなのはの勝利である。

 

「やったー!!」

「くっ!あそこでパーを出していれば…!」

「うう…悔しい!」

 

というわけで俺の膝の上にはなのは、両サイドにはアリサとすずかという状態のままバスは学校へ。

 

「えへへー///////」

「〜♪」

「ふふっ♪」

「ったく、さっきのジャンケンの落ち込み具合が嘘みたいに嬉しそうだな。」

「そりゃねー♪」

「私たちにとってはナギくんがいるってだけで嬉しいの♪」

「今の私たちがあるのもナギトくんのおかげなんだよ♪」

「!!?///」

 

こいつらめ…恥ずか嬉しいことをサラッと言いやがって……

 

「そっか、俺もお前らと一緒に居れて楽しいよ。」

「「「うん!」」」

 

 

 

 

 

学校に着いた俺達は授業を受けるわけだが、俺は二度目の小学校なわけなのでずっと空を見ている。そんな午前中も終わり今は昼休み。

 

「将来かぁ〜、アリサちゃんとすずかちゃんは決まってるの?」

 

前の時間が将来のことに関しての授業だったので話の話題も将来のことに関してだ。

 

「私はパパの会社を継がないといけないから。…もうひとつの夢もあるけどそれはまだ秘密で/////」

 

とアリサ

 

「私は機械系が好きだから工業関係の仕事がやりたいかな。もうひとつあるけど、アリサちゃんと同じくナイショで////」

 

とすずか

 

「そうなんだ…」

「そういうなのはは翠屋の二代目よね?」

「うーん。将来のビジョンとしてはそれもあるんだろうけど…自分のやりたい事がなんなのかまだ分からないの…もうひとつの方はきまってるんだけどね////」

 

「「「/////」」」

 

すると3人揃って顔を紅くする。…こりゃー早々に答えを出さないとかもな……。

 

「そ、そういえばナギトはどうなのよ?」

 

と、アリサが俺に振ってくる。

 

「俺はなのはと同じで将来のことはまだ分からないな。でも、父さんを超えるかっこいい男になりたいかな。」

 

「「「ぽー////」」」

 

あ、ありゃ?いまのってそんなにか?

 

「おーい、そろそろ戻ってこーい。」

 

前世じゃこんなやり取りなんてなかったけど、やっぱりなのは達と居るのは楽しい。これからもこんな感じで過ごして行けたらいいな〜。

 

 

 

あれから時間が経って今は夕方。俺たち4人はいつもの様に帰っていた。そして近くの公園を通りかかろうとした時、

 

《たすけて!》

 

「「「「!!?」」」」

 

俺達4人はその声を聞いた。

 

「なに今の!?」

「うん、頭の中に直接響いてくるみたいに…」

「すずかちゃんもアリサちゃんも聞こえたんだ!?」

「ということはナギトくんも?」

「ああ、確かに聞こえた。たすけてって。」

 

とにかくその声が聞こえた方向に行ってみると、赤、青、オレンジの丸い宝石が付いた首輪のフェレットが倒れていた。

 

「こいつ、怪我をしてるのか!?」

「なら、この近くに動物病院に連れていこう。」

「とにかく急ぐの!」

 

見てもらったところ、怪我はそれほどでもなかったそうだ。で、誰がこの子を引き取るかはメールで夜に話し合うということで俺はそのまま家に、3人は塾へと行った。

 

 

その日の夜。

 

《たすけて!》

 

「!!?」

 

俺は慌てて飛び起き、急いで私服に着替えてクサナギを片手に窓から飛び出した。

 

「クサナギ!セットアップ!!」

 

『セット・アップ!』

 

俺のバリアジャケットは下忍時代のサスケの青いハイネックの半袖にベージュの短パンで、その上にナルトのオレンジの上着を羽織っている。それらを身にまとい、腰にソードモードのクサナギをさして空を翔ける。

 

「ッ!まずい!?」

 

動物病院に着くとなのは達3人が化け物に襲われる寸前だった。

 

「風遁、練空弾!!」

 

(ドカン!!)

 

「3人とも無事!?」

「「「ナギくん(ト)(トくん)」」」

 

よし!大丈夫みたいだ…

 

「で、あのバケモンは何?」

 

と、アリサがいうが

 

「あれはジュエルシードの変異体です。」

 

と、フェレットが答えた。

 

「なるほどね〜。ん?」

「「「フェ、フェレットが喋ったーー!!?」」」

 

まあ、こうなるわな…。

 

「「「「グォォォ!!!」」」」

 

ってなんか増えてらっしゃる!?

 

「クサナギ、どういうこと?」

『恐らくは思念体かと。』

「なるほど。なら遠距離主体だな。」

「だ、ダメです!あれはただ攻撃してもすぐ再生してしまう!封印しないといけません!」

「って言っても俺は封印術式なんて持ってないよ!」

「ちょっと!どういうことなのよ!後、あんたのその姿はなんなの!?」

「ナギくんどういうことなの!?」

「私たちにも教えて!」

 

っといけね、こいつら忘れてた…。

 

「ざっくり言うと俺はあのバケモンと戦うことが出来るけど、俺は封印が出来ないから事実上ピンチ。」

「「「えぇーーー!!!」」」

 

「あの!」

「ふぇ?」

「何?」

「何よ?」

「僕の持っているこの宝石を使って彼に力を貸してください」

 

そう言ってフェレットは首に下げていた赤、青、オレンジの宝石を3人に渡した。

 

「これがあればナギくんを手伝えるの?」

「はい!あなた達3人は彼同様、魔法の才能があります!」

 

「OK!分かったわ!」

「私たちもやるよ、なのはちゃん!」

「うん!」

 

どうやら決心したみたいだな…

 

「3人とも!俺がアイツを弱らせるから封印の準備しといてね!!」

「「「任せて!」」」

 

「二人とも行くよ!」

「「ええ!(うん!)」」

 

「レイジングハート!」

「フレイムアイズ!」

「スノーホワイト!」

「「「セーットアーップ!!」」」

『『『スタンバイ レディ セットアップ!!!』』』

 

3人ともバリアジャケット(innocentのやつ)を纏った。

 

「グォォォ!!!」

 

さて、行きますか!!

 

「影分の術!からの〜」

 

右手にはそれぞれ魔力版の螺旋丸そしてーーーー

 

「「「「螺旋丸!!」」」」

 

4体の俺が螺旋丸をぶち込むと中のジュエルシードが露わに…

 

「今だ、3人とも!!」

「「「ジュエルシード!封印!!」」」

 

こうして俺たちの初めて戦いは終わった。

 




はい!というわけでなのは達の初戦闘回でした。今回は少し長めでしたが、次回からは3話位の量になると思います。次こそはもう少し早めに出したいです。


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第二話

第5話です。遂にナギトが写輪眼を使います。そしてあの技のナギトオリジナル版も……それではどうぞ!


「ふぅー。何とかなったな。」

 

無事にジュエルシードを封印出来たわけだが、封印術式を組み込んどかなかったのは不味かった。二度とうっかりなんてやってたまるか、シャレにならん。

 

「「「ナギくん(ト)(トくん)!!!」」」

 

ホントにシャレにならん事態になってた!?

 

「お前らの聞きたいことは分かる。その前に早く此処から離れっぞ。」

「どうしてなの?」

「よーく耳を澄ましてみろ。」

 

すると、パトカーやら救急車やらのサイレンが聞こえてきた。

 

「「「ご、ごめんなさーーい!!」」」

 

3人はそう叫びながらフェレットとともに走っていった。そして俺もダッシュで逃げる…。

 

 

 

 

 

「…ここまで来れば大丈夫だろ。」

 

全力疾走して着いたのはうちの近くの公園である。

 

「はぁ、はぁ、忘れてたわ、ナギトが忍者の末裔だってこと…。」

「やっぱりナギトくんは早いなぁ〜〜。」

 

俺の後に来たのはアリサとすずかだ。となると最後はーーーー

 

「ぜぇー、ぜぇー、や、やっと…おいついた、の…。」

 

そう、なのはである。

 

「おーい、なのは無事か?」

「な、なんとか。」

 

…よし!今度ガチで鍛えてその運動音痴直したる!!と、一人くだらないノリで考えていると、

 

「さあ、話してもらうわよ!ナギトにフェレット!!」

 

と、アリサが言う。その後ろには未だに息の上がっているなのはと笑顔のすずかが…てか、怖いですよすずかさん。

 

「自己紹介がまだでした。僕はユーノ・スクライアと言います。今はこんな姿ですが、本当は皆さんと同じくらいの男です。」

「じゃあ、どうしてフェレットになってるの?」

「それは《ピリリリリリッ!》…?」

 

と、携帯が鳴り出す。

 

「ったく、誰だよいった…いいっ!!?」

 

画面を見てつい驚いてしまった。

 

「ど、どうしたのナギくん!?」

「そうよ!いきなり画面みて驚いたりして。」

「ね、ねぇナギくん。もしかして電話の相手って……」

 

そして俺は無言で3人に画面を見せる。…画面には『母さん』と、あった…。

 

「「「「…」」」」

 

…終わった……。ユーノ以外の全員が思った。

 

「と、取り敢えずでるな。《ピッ!》…もしも『ナァァァァギィィィィィィトォォォォ!!!!!!こんな時間に何処ほっつき歩いてるってばねぇぇぇぇ!!!!』(((((((( ;゚Д゚)))))))ヒィィィィ」

 

こ、こぇぇぇぇぇぇ!!!つーか、スピーカーにしてないのにこっちまで響くってどんだけよ!?後ろの3人と1匹なんて震えて半泣きだし!!?

 

「そ、その、かあ『それと、なのはちゃん達もそこにいるわよね?』ハイ。」

 

そこまでバレてんだったら最早打つ手無しじゃねーか…。

 

「『そのままなのはちゃんの家まで全員揃ってすぐきなさい。いいわね!?』ハイ。《ブツッ!》…」

「な、ナギくん?」

「えー、俺達が一緒に居るのは既にバレてました…。」

「「「えー!?」」」

 

というわけで急いでなのはの家に戻ります。…ああ、赤い血潮のハバネロが降臨なさってるでしょうなぁ……。

 

 

 

 

 

で、戻ってきたわけですが、高町家、波風家、バニングス家、月村家が勢揃いな状態でした。今いる場所は高町家の道場である。

 

「おかえり、3人共。怪我はなかったようだね。」

 

と、父さんが言った。

 

「父さん、ここにみんなを集めたのってもしかして……」

「お前の思っている通りだよ、ナギト。」

 

そして父さんとユーノから魔法のこと、次元世界のこと、ジュエルシードのことが説明された。俺と士郎さん以外の人達はみんな驚いていた。

 

 

「皆さん、本当にごめんなさい。」

「君が謝ることではないよ。誰もこのことを予測なんて出来なかったんだ。未来はいつも決まっているわけじゃないんだから。」

 

と父さんがそう言ってユーノにあたまをあげるようにいう。

 

「ユーノくん、ちょっとこっちに来なさいってばね。」

 

と、母さんはユーノを近くに呼んで医療忍術を使う。

 

「…!?すごい…!もう回復してる。これもさっき言ってた忍術なんですね。」

「これで元の姿に戻れるわね?」

 

母さんがそう言うとユーノは俺たちと変わらないくらいの男の子になった。

 

「ユーノ、お前はこれからどうするんだ?」

 

俺はユーノに聞く。

 

「残りのジュエルシードを集めるよ。直接的な原因は僕には無いとしても、この事にはもう関わってるんだから最後までやるよ。」

「そうか…なら俺も手伝う。」

「え!?」

「俺ももう関わってるんだしな。それに、困ってる人を見捨てるような人間じゃないしな。」

 

そういった途端になのは達も自分もやると言い出した。

 

「4人共、今日のようなことがこれからも確実にある。それでもやるんだな?」

 

と、士郎さんが大人達を代表して俺たちに聞いてくる。それに対して、俺達は真剣に頷いた。

 

「そうか…なら、最後までしっかりやりきること!途中で投げ出すのもナシだ!!」

 

と、士郎さんが言った。

 

「私からは全員必ず無事に帰ってくること。」

 

と、桃子さん。

 

「「「「はい!」」」」

 

「待ってくれ。」

 

声の主は恭也さんだった。

 

「恭也さん?」

「ナギト、俺と勝負してくれ。ただし、朝稽古のようにでは無く本気でだ。」

 

真剣な顔で恭也さんは言った。

 

「分かりました、俺も全力で行かせてもらいます。」

 

 

 

 

「審判は俺がやろう。二人とも、準備はいいかい?」

 

恭也さんは両手に小太刀の木刀を構え、俺はバリアジャケットを纏っている。因みに審判は士郎さんだ。

 

「はい(ああ)」

 

なのは達や父さん達が見守る中、火蓋は切って落とされた。

 

「始めっ!!」

 

(ビュンッ!!)

 

合図の瞬間、瞬身の術で一気に間合いを詰めてそのまま拳を突き出す。

 

「くっ!はああ!!」

 

恭也さんはそのまま木刀二本で受けきり、横凪に木刀を振るう。俺はバックステップで避け、木製の手裏剣を二枚取り出して投げる。そのまま俺は印を組む。

 

「忍法、手裏剣影分身の術!」

 

二枚の手裏剣は無数の手裏剣となって相手に襲いかかる。

 

「「「「ふ、増えた!!?」」」」

 

すずかの姉の忍さんやアリサの両親になのは達と、うちの両親以外の全員が驚いていた。

 

「な!?ならば、御神流奥義 神速!!」

 

瞬間、恭也さんは俺の視界から完全に消えた。

 

「貰った!!」

 

恭也さんは後ろから木刀を振るってくる。が、何とか写輪眼を発動して避ける。さぁて、此処からが本番だ!

 

「!?はぁぁー!!」

 

恭也さんは写輪眼を見て一瞬驚くが、そのまま連続で木刀を振るってくる。俺はそれを全て見切り、距離をとる。次で決める。

 

「次で決めるぞ、ナギト!」

 

どうやら恭也さんもその気らしい。

 

「望むところです!」

 

そう言って印を組み、魔力を雷に性質変化させて右手に集中させる。

 

(チッチッチッチッ……)

 

それはまるで鳥が鳴くような音があたりに響いた。

 

「「……」」

 

お互いに構え、道場の時計の長い針が動いた瞬間同時に駆け出す。

 

「御神流奥義 神速!!」

「雷遁 千鳥・疾風迅雷!!」

 

(バキイィッ!!)

 

「…参った、俺の負けだ。なのはを頼むぞ、ナギト。」

 

恭也さんの木刀は二本とも折れていた。

 

「…はい!」

 

 

 

 

「はにゃ〜〜〜、やっぱりナギくんかっこよすぎなの////」

「ホントよね〜////」

「うん…////」

 

「やっぱりあの子はミナト似ね♪小さい時のミナトそっくりだってばね。」

「あはは、でもクシナそっくりなとこもあるよ。」

 

確かにね〜〜。でも、女の子にモテるのはやっぱりミナト似ね♪頑張りなさいよ、ナギト!なのはちゃん達もファイトよ♪

 

 

 

 




はい!第5話でした。因みに、千鳥・疾風迅雷の元ネタはドラゴンボールのベジットの技、スピリットソードです。わからない方は是非、調べてみてください。次回は一気に飛んで、すずかの家に遊びに行く所の話になります。それではまた次回!


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第三話

無印編第三話です。それではどうぞ!


俺達がジュエルシード探しを始めて1週間が経った。あの後ユーノは家で預かることになった。俺達と同い年ということで、近々聖洋小に転入予定だ。後変わったことといえば、毎朝みんなで特訓をすることになったことだな。

 

「ディバインシューター、シュート!!」

 

内容は海鳴臨海公園までみんなでランニングした後、少し休んでから俺達はユーノから魔法を、俺はみんなにチャクラの扱い方を教えている。で、今はそれぞれの技能の向上の訓練。なのはは原作でもやっていたディバインシューターで空き缶を打つ練習、俺はと言うとーーー

 

「ほらほら、どうした?」

「このっ!少しは手加減しなさいよ!?」

「くっ!今だよすずか!!」

 

ユーノ、アリサ、すずかの3人対俺の模擬戦だ。ユーノは結界魔導師で攻撃系の魔法はあまり得意ではないらしいので俺が体術を教えるために、すずかも同じような理由で、ブーストデバイス持ちはサポート向きだが1番狙われやすく、そうなった時の対策として回避力の向上のために模擬戦をしながら教えることにした。アリサはデバイスの形状もあって、バリバリの近接型なので同じく模擬戦をすることにした。

 

「凍てつけ、アイシクルバインド!!」

「げっ!?」

 

と、いつの間にか氷によって拘束されてしまった。

 

「これで決める!螺旋丸!!」

「ついでに喰らいなさい!バーニングカリバー!!」

 

言い忘れていたがユーノは魔力量こそ少ないものの、チャクラ量はなのはくらいあり、コントロールもずば抜けていてもう既に螺旋丸まで覚えてしまっている。他の3人は、やっと水面歩行が出来たレベル。それでも普通に影分身とか使えるようになってるので末恐ろしい。けどまあーーーー

 

(ボンッ!)

 

「まだまだお前らには負けないよ。」

 

変わり身の術で回避し、影分身の術で分身して3人の背後に魔力弾を構える。結果、俺の勝ちだ。

 

 

 

 

 

 

「「いってきまーす!」」

「行ってらっしゃい。忍ちゃん達によろしくってばね!」

 

さて、本日は日曜日。早朝の特訓の後、朝ご飯を食べた俺とユーノはバス停に向かう。行き先はすずかのうちだ。

 

「ナギくん、ユーノくんおはようなの!」

「おはようなのは。」

「恭也さんもおはようございます。」

「ああ、二人ともおはよう。」

 

バス停でなのはと恭也さんと合流し、そのままバスで月村邸へ向かう。

 

 

 

 

「恭也様、なのは様、ナギト様、ユーノ様、ようこそいらっしゃいました。」

 

月村邸に着くと、月村家のメイドのノエルさんが迎えてくれた。

 

「お招きに預かったよ。」

「こんにちはノエルさん。」

「こんにちはなの。」

「はじめまして、ユーノ・スクライアです。」

 

恭也さん、俺、なのは、ユーノの順で挨拶をする。

 

「皆さん既にお待ちです。どうぞ、こちらへ。」

 

と、案内される俺たち。着いたのはテラスで、すでにアリサ、すずか、忍さんの3人がテーブルで優雅に紅茶を飲んでいた。

 

「いらっしゃい、恭也……」

「ああ……」

 

と、会うなり桃色な空間を作り出す恭也さんと忍さん。

 

「なのはちゃん、ナギトくん、ユーノくん、いらっしゃい。」

「3人とも遅いわよ〜。」

 

恭也さんと忍さんはあの後2人で部屋に行き、今は俺ら子供組だけだ。

 

「にゃはは〜。」

「おいおい、そうでも無いだろ〜。」

 

なんて会話を交わす俺たち。それは良いとして、問題はーーーーー

 

《ニャーーーーーー!!》

 

「どんだけ猫に好かれてんだよユーノはさあ!!?」

 

今のユーノの状態は一言でいうならでかい毛玉、某海賊団の喋るトナカイのガード技のような状態だ…。つーか、好かれすぎだろ。

 

「あはは…僕ってこんなに猫に好かれやすいんだ……。」

 

ていうかもしかすると……

 

「元がフェレットだから好かれやすいんじゃないの?」

 

アリサも同じことを考えていたらしい。

 

「ちょっと!?ソレ、笑えないんだけど!?」

「まあ、どんまいユーノ」

「ナギトまで!?」

 

最初フェレットになってたお前が悪い。なんて思っていると、

 

「お待たせしました〜!」

 

元気な声と共にやってきたのは、月村家のメイドでノエルさんの妹のファンリンさんだ。手には紅茶とお菓子の乗ったお盆を持っている。が、

 

《ニャーーーーーー!!》

 

「ふぇーーーー!?」

 

ユーノに引っ付いてた猫2匹がファンリンさんの下を通って行ったためバランスを崩して倒れそうになる。

 

「やばっ!?なのは、すずか、アリサ!」

「「「OK!!!」」」

 

すぐさまなのはが紅茶の入ったポットを、アリサがお菓子の乗ったお皿を、すずかがマグカップの乗ったお盆を、俺は倒れそうになっていたファンリンさんを受け止めて事なきを得た。

 

「あ、ありがと〜みんな〜。」

「ファンリンさんも大丈夫ですか?」

「うん、ありがとうナギトくん♪」

 

うん、良かった良かった…後ろの女子3人はその黒いオーラを収めてください。ひじょーーーーーーーに命の危機を感じるんですが!?

 

 

 

 

 

一頓着会ったものの、お茶会は始まった。でも内容は魔法関係になってしまって、平日とあんまり変わんない。それでも楽しいのですが。

 

「そう言えば、ナギくんのその眼のこと聞いたことないんだけど…」

「ああ、写輪眼のことか。」

「名前があるんだ。」

 

すずかが一人感心する。

 

「名前が有るってことは、何か能力があるんだろ?」

 

流石ユーノ先生〜、勘が鋭い。で写輪眼の能力を話した訳だが……

 

「「「「チートじゃん!!!!」」」」

 

な、何故だ!?

 

「相手の攻撃を全て見切れてその上技をコピー出来る能力をチートと言わずしてどうするのよ!?」

「なんで心読めんだよアリサ!?」

「ナギトくん口にでてたよ。」

 

マジすかすずかさん…。

 

「ってことは、僕達の使ってた魔法ってもう全部……」

「バッチリコピーさせて頂きました!!」

「「「「チーターじゃん!!!!」」」」

 

と、カオスな感じになっているとーーーーー

 

(キィーーーーーーーーーン!!!)

 

「「「「「!!?」」」」」

 

どうやらジュエルシードが発動してしまったらしい…。

 

「前回は発動前に何とか回収して済んだけど、やっぱりそう上手くは行かないなあー。」

 

俺が一人ぼやいていると、

 

「何ひとりで悩んでんのよ!」

 

(ドゴッ!)

 

「痛ってーーーーーー!!?」

 

アリサにデバイスの柄で叩かれた。すっげー痛い…。

 

「私たちもいるんだから一人で悩まないで、ナギくん。」

 

と、なのはが言う。確かにそうだ、俺は一人じゃない。原作と違ってコイツらは魔法がどういうものかよく分かっている。非殺傷設定なんてあるが、実際に解除すれば人だって簡単に殺せる。そういう力だって事をコイツらに教えてきてそれをコイツらは理解している。さて、

 

「ひとりで悩むのはもう終わりだ。みんな、行くってばよ!」

「「「「うん!」」」」

 

 

 

 

 

《にゃ〜〜〜〜〜ん。》

 

「「「「「ハイ?」」」」」

 

そう答えざるを得なかった俺達の目の前には猫、いや子猫がいた……5メートル程の…。

 

「ユーノ、あれは?」

「え、えーっと、多分あの子の大きくなりたいって願いが歪んだ形でなったと思う…。」

「な、なるほどー。」

 

と、取り敢えずさっさと封印作業に掛かろうと思い立ったその時、

 

「「フォトンランサー、ファイア!!」」

 

(ドガッドガッ!!)《ニャーーーーーー!!!!》

 

「「「「「!!?」」」」」

 

魔力弾が子猫目掛けて襲いかかってきた。上を見れば金髪の少女2人とオレンジ毛の狼がいて、ハルバード型のデバイスを構え、方やハリセン型のデバイスを構えていた。

 

「いきなりぶっぱなしてきて、誰よ!アンタ達は!?」

 

アリサが怒鳴り、俺達はそれぞれ構える。

 

「魔導師!?」

「へぇ〜、管理外世界なのに珍しいねぇ〜〜。」

 

相手はそれに対して落ち着いた様子でデバイスを構える。

 

「君たちもジュエルシードを集めているのか!?あれは危険なものなんだ!」

 

と、ユーノが相手に叫ぶ。

 

「もちろん知ってる。」

「でも、これは私たちが集めなきゃなんないの。今回のことは私たちが招いたことだし…。」

 

何?今こいつ…

 

俺が相手方に問いかけ用としたその瞬間、

 

「ジュエルシード、封印!!」

 

俺達以外の者にジュエルシードは封印されてしまった。子猫の方を見ると、元の大きさに戻っていてその近くに四代目火影の羽織を着た父さんが立っていた。

 

「まったく、封印もしないで何をしてるんだい君たちは?」

「父さん!?どうして…」

 

今日は日曜なのに珍しく朝からいなかったはずだ…

 

「まあ、色々あってね。さて、どうやら争っていたようだけどそこまでだよ。この場にいる全員、うちまで来てもらうよ。もちろんそこの金髪の子達と使い魔の狼も、君たちの保護者が家で待ってるからね。」

 

一体どういうことなんだ……。




はい!と言うわけで無印編第3話でした。で、次回からは急展開。無印編もクライマックスへ。乞うご期待ください!それではまた!


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第四話

無印編第四話です。今回はナギトの写輪眼について少し触れます。
それではどうぞ!


「それじゃあみんな準備はいいかい?」

『はーーい!!』

「じゃあ、出発だ。」

 

あれから一週間が経ち、今はGW。一週間前のあの日、金髪少女2人のことを聞いた。なんでも魔法の練習中に誤って次元艇に攻撃が当たってしまい、今回の事を招いたということらしい。管理局にはもう報告済みで全て集めて管理局に届けるつもりだった。で、偶然俺達と出会ったという事だ。にしてもーーーーー

 

「すごい眺めだね、フェイト!」

「ね、姉さんあまりはしゃぎすぎないで。」

「にゃはは〜、て言ってるフェイトちゃんも結構はしゃいでたり。」

「な、なのは!」

 

一週間前のあれはなんだった?って言うくらい仲良くなってんな…。因みにはしゃいでる背の小さい金髪少女は姉のアリシア・テスタロッサで、ちょっとオドオドしてる方が妹のフェイト・テスタロッサだ。

 

「そこは別に問題ないじゃない。」

「そうそう♪」

「サラッと人の心読むの辞めてくんないすかアリサ、すずか。」

 

最近になって結構コイツらに心読まれるのが増えたな…俺ってそんなに分かりやすい?

 

「みんな、そろそろ旅館に着くから降りる準備しときなさいってばね。」

 

言い忘れていたが俺達は毎年恒例の温泉旅行中である。今年はテスタロッサ家も合わせるとかなりの大所帯である。

 

 

 

 

「温泉旅館、キターーーー!!!」

「キターーーー!!」

 

やっぱ、ここに来たらまずこれやんなきゃ始まらないな!

 

「それはアンタだけでしょが!?後、アリシアも!」

「「「「あはは…。」」」」

 

アリサ、別にいいでしょが!後アリシア以外の残り、てめぇら帰ったら朝の特訓倍な?

 

「「「「どうもすいませんでしたー!!!」」」」

 

なのは、ユーノ、アリサ、すずかが綺麗な土下座をした。

 

 

 

 

 

 

「ふぅ〜、いい湯だなあ〜。」

「本当にね〜。」

 

部屋に行って荷物を置いて、すぐさま浴場へ向かった俺達男子組。ややっぱりここはいいなあ〜。

 

「ミナト、鮫島さん、どうぞ一杯。」

 

大人は大人でもう酒飲んでるし…。

 

「程々にね父さん。」

 

「ねぇ、ナギト?」

「ん、どうしたユーノ?」

「ナギトは一体いくつの魔力変換質を持ってるんだい?」

「火、水、風、雷だな。チャクラの属性と一緒だな。ユーノは水のチャクラ性質持ってるから、慣れれば魔力でも同じようなことが出来るぞ多分。」

 

俺が出来たんだから多分そうだと思うけど…。ん、なんでそんなに疲れた表情になってんの?

 

「もうここまで来ると驚くのも疲れたよ…。二属性以上も操るなんて伝説でしか聞いたことないよ…。」

 

伝説?

 

「古代ベルカの時代に三人の王が居たのは知ってるよね?」

「ああ、聖王オリヴィエ、冥王イクスヴェリア、覇王クラウスの三人だろ?」

「うん。けどその3人以外にも居るんだ、英雄と呼ばれた2人が……。」

 

英雄?そんなの聞いたことないぞ…。でも、もしかして………

 

「その英雄の名は?」

 

恐らく俺の感が正しければ……

 

「一人は九つの獣を従え戦場を駆けた陽の英雄 ナルト。」

 

!?やっぱり…。

 

「もう一人は紅き右眼、紫の左眼を持ち、数多の技を操り、陽と並び立った者、陰の英雄 サスケ」

 

まさかこの2人がベルカの戦乱を治めたのか…。

 

「ナギトのその紅い眼が似てるんだ、陰の英雄 サスケに。」

「つまり、俺が陰の英雄の末裔じゃないかって事か?」

「うん。」

 

なるほどね…。だとすれば俺がうちはサスケと同じ模様の万華鏡写輪眼を持っていた理由がつく。でも、

 

「可能性としては有り得るけど、そりゃないと思うぜ。この眼、写輪眼はうちは一族が持ってる固有の眼だ。」

 

そしてうちは一族のことを話した。

 

「写輪眼ってとんでもない力を秘めていたんだね…。」

「この事は俺らの秘密だ。良いですよね?恭也さん、士郎さん、父さん、鮫島さん。」

 

「ああ、そうだな。」

 

と、恭也さんが応えて他のみんなも頷いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、どうしてこうなった…。」

 

風呂から上がった俺は恭也さん達に連行されて、旅館の道場っぽい所にいる…目の前に恭也さんが木刀を構えています。

 

「お前の写輪眼の本気が見たくなってな…手合せ願おうか。」

 

やっべえ、完全にスイッチ入ってるよこの人…ダレカタスケテ〜〜!?と、アイツらを見るも、

 

『……』(プイッ)

 

全員揃って目ぇ逸らしやがった…。コイツら、余程特訓倍が良いらしいな……。んじゃーまずは、

 

「なら、覚悟して下さいね?恭也さん。」(ギンッ!!)

 

そう言って写輪眼を発動させる。

 

「では、初めっ!!!」

 

(ドンッ!!)「はあ!!」

 

恭也さんは一気に俺の懐に入り込み木刀を振るってくる。が、

 

「甘いですよ」(フン!)

「なっ!?」

「「「えーっ!?」」」

 

俺の姿は蜃気楼のように消えてしまった。因みに今使ったのは魔法だ。なのはたち3人や忍さん達も驚いているが、ユーノやフェイト達の母親のプレシアさんも驚いていた。因みにプレシアさんは母さんの幼馴染で魔法学者だ。それなりに強いし…。

 

「ユーノくん、ナギトくんが今使ったヤツって魔法?忍術?」

 

すずかがユーノに聞いてくる。

 

「うん、フェイクシルエットっていう幻惑魔法だよ。」

「それも適性がないと使えないほど高度なね。私だってあれは無理よ。」

 

とプレシアが補足する。

 

「くそっ!何処にいる?」

 

流石の恭也さんも気配を完全に消されては気づかないようだ。

 

「こっちですよ。」

 

と、目の前に現れて、そのまま、

 

「幻術 写輪眼!!」(ギンッ!)

「が……」(ドサッ!)

 

幻術の世界へと誘った。

 

「それまで!勝者 波風ナギト!!」

 

ふぅー、やっぱり対人戦じゃあ無敵かもな…写輪眼って。さて、そろそろ幻術を解かないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「ほぇ〜〜〜////」」」

 

な、ナギくんかっこよすぎなの〜。私だけじゃなく、アリサちゃんやすずかちゃんもナギくんに見とれてます。しかも、

 

「ナギトってカッコイイね、フェイト?////」

「うん……////」

 

フェイトちゃんとアリシアちゃんまでナギくんに惚れちゃったのーー!!?う〜、ライバルが多い…。

 

「あらあら♪」

「ふふっ、フェイト、アリシア、二人とも頑張りなさい♪」

「やっぱり、こういう所はミナトそっくりだってばね。」

「すずか、しっかりアタックしてきなさい!!」

 

お母さん達や忍さんはこんな感じだし、こうなったら…!!

 

「「「「「負けない(よ)!!!」」」」」

 

徹底的にやってやるの!!ナギくんは渡さない!!!




はい!無印編第四話でした。フェイクシルエットは原作のStrikerS編でティアナが使っていたものですが、主人公は幻惑魔法など原作に出ている魔法はミッド式はほとんど使えます。今更ですが無印編が終わり次第、主人公の設定集を投稿する予定です。さて、クライマックスと言いつつ温泉旅館のところで終わってしまいました、すいません!!次回は温泉旅館の続きと時空管理局との接触まで行く予定です。それではまた!


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第五話

あけましておめでとうございます!!!新年一発目は一気に物語を進めます!それではどうぞ!!


あの後、俺達は卓球場に移動してそのまま卓球トーナメントに突入。

結果は一位が士郎さんと父さんの同率、3位が俺、という結果だった。ぶっちゃけ決勝戦は決着が付かなかったから同率なんだけど…二人ともマジになりすぎだ!!何、神速やら瞬身の術やら使いまくってんの!?

 

「はぁ………」

「ナギト、大丈夫…?」

 

お前だけだよ慰めてくれるのは、やっぱりフェイトは良い奴だなぁ〜。

 

「大丈夫だよフェイト、ナギトはあれくらいじゃどうって事ないし。」

「ナギくんはタフだしね♪」

「「うんうん♪」」

 

と、ユーノ、なのは、アリサとすずかの順で言っていく。更には、

 

「ゴキ○リ並にしぶとそうだしね♪」

 

と、アリシアがトドメの一言を言い放った。

 

「「「「そうそう♪」」」」

 

ブチッ!!(ゴオオオオオオオ!!!)

 

この瞬間、俺はキレた。いや〜みんながそーーんなに地獄を見たいとは思わなかったよ♪

 

「「「「!!!?」」」」(ガクガクブルブルッ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何か言うことは?」

「「「「調子に乗ってすいませんでした!!!!」」」」

 

死ぬより怖いお仕置き執行後、みんなは揃って俺に土下座した。…そんなに怖かったか、アレ?

 

「あれほど嫌なものは無いの…」

 

コイツらにやったのはただの幻術だ………大量のゴキ○リに埋もれるという名のな…。

 

『もう二度とナギトをからかうのはよそう。』

 

この瞬間、俺以外のみんなの心がシンクロした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んじゃ、おやすみ〜。」

「「「「「「おやすみー。」」」」」」

 

夕食の後は俺達子供組はあてられた大部屋へと移動してトランプやら枕投げやらをやった。因みに枕投げは手加減なしでフルボッコにした。いやースッキリしたぜ!

 

(キィーーーーーーーーーン!!!)

 

『!!?』

 

ジュエルシードの魔力反応だ、俺達は布団を蹴飛ばし跳ね起きた。

 

「ユーノ、ジュエルシードってKYなのか?」

「僕に聞かれても困るよ…。」

 

確かにな(笑)。んじゃ、いくか!

 

『セーット、アーップ!!!!』

 

全員揃って窓から飛び出しバリアジャケットを纏い、飛び立つ。

 

「クサナギ、場所は?」

《ここより50メートル先です。》

「了解!」

 

そのまま飛行して反応があった場所へ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

(キシャーーーーー!!!!)

 

目的地に着くとそこには、額にジュエルシードが付いた馬鹿でかい大蛇が居た。

 

「ユーノ!封時結界!!」

「わかった!」

「あたしも手伝うよ!」

 

ユーノ、フェイトの使い魔のアルフによって結界が発動、よってこの空間には俺達と大蛇だけがいる。

 

「俺が幻術に掛けるから封印は任せた。」

 

そう言って写輪眼で相手の目を見て、

 

「幻術 写輪眼。」

 

(ドッシーン!!!!)

 

相手は俺の幻術に掛かり、倒れる。やっぱり幻術は使い勝手がイイな。そして今回はすずかが封印し、部屋に戻ってから結界を解いて寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は、初めまして、フェイト・テスタロッサです////」

「私はアリシア・テスタロッサ!フェイトの双子の姉です。みんなよろしくー!!」

 

あっという間にGWが過ぎ去った学校初日、うちのクラスにテスタロッサ姉妹が編入してきた。これで俺を含めて魔導師が7人となったが、完全に過剰戦力じゃね…?取り敢えずこれは置いといて、質問攻めにあっているアイツらを助けますか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ〜、疲れた〜〜。」

 

昼休みになって、俺達は何時もの屋上へ来てお弁当を食べている。フェイトとアリシアはかなり疲れ切っている。

 

「姉さん大丈夫?」

「ありがとフェイト…。」

「まあ転校生あるあるだな、地獄の質問攻め。」

「僕のときもそうだったしね…。」

 

まあさすがに疲れるよな、アレは…。

 

「ところでさ、ジュエルシードはあと幾つあるの?」

 

話題を変えるためになのはがみんなに聞いてきた。

 

「この間の温泉旅館のやつで8個だから後、13個だね。」

 

ユーノが応えてすずかが質問する。

 

「ユーノくん思ったんだけど、ジュエルシードって発動前に場所とか特定出来ないの?」

「それは無理だと思うよ。発動前は発している魔力も微弱だし大きさも石ころ並みだから…。」

 

流石に無理か……ん?微弱な魔力?もしかしたら…、

 

「仙人モードなら、探知出来るかもしれない。」

「「「「「「仙人モード?」」」」」」

「ああ。説明すると…」

 

説明中ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ってわけ。」

「それって僕達も覚えられるの?」

 

と、ユーノが聞いてくる。

 

「覚えられるけど、基礎もまだまだ出来てないお前らには無理だよ。」

「そこまで言わなくても…」

 

とフェイトが言うが、

 

「それだけ難しいんだよ、自然エネルギーのコントロールは。下手したらカエルになって二度と戻れなくなるぞ。」

「「「「「「えーーーー!?」」」」」」

「まあ、ユーノ以外の5人はこの調子でいけば冬休み辺りには仙術を教えられるぞ。ユーノは夏休み辺りには行けるな。」

 

今の所、ユーノは元々の捕縛&結界の魔法と中忍レベルの水遁に素の螺旋丸までしか使えないからな…なのは達と同じ位の実力にしたいな。

 

「ホント?じゃあ夏休みに教えてね?」

「ああ。けど結構きついからな……精神的にも。」

「「「「「「???」」」」」」

「とにかく、今の夜にでも何個か回収しに行くぞ。」

 

そう言ってその日のお昼はお開きになった。

 

 

 

 

 

 

そして夜、俺達は封時結界を張った街の上空に居る。予め仙人モードになって置いたから直ぐに位置が特定出来た、しかも3つ。夜、子どもが出歩くのはダメだかそこは母さんに土下座して何とか許可してもらえた…ぶっちゃけかなり怒ってたけど。

 

「それじゃあ頼むぜ、クサナギ?」《はい、マスター!》

 

無事に3つのジュエルシードを回収して、今から封印だ。

 

「よろしくね、レイジングハート?」《了解です》

「行くよ、バルディッシュ?」《イエス・サー。》

 

俺、なのは、フェイトがデバイスを構えてそのまま封印する。

 

「「「ジュエルシード、封印!!!」」」

 

(キィーーーーーーーーーン!!)

 

デバイスから放たれた封印砲によってジュエルシードは封印された…………1人だけ無駄にでかいヤツをぶっぱなしてた後の白い魔王も居たけどな…。

 

「よし、んじゃ帰るぞ。」

『はーい』

 

まあ、無事?に終わったのでそれぞれ帰ろうとすると、

 

「待ってくれ!」

 

俺ら以外の声が聞こえたので振り向くと、黒いバリアジャケットを着た俺らと同じ位?の男の子が居た。

 

「時空管理局所属、執務官のクロノ・ハラオウンだ。ジュエルシードの事に関して詳しく話してもらおうか?」

 

 

 

次回に続く




はい、というわけで無印編第五話でした。次回は時空管理局との接触のお話です。もしかしたら、ラスボス戦のあたま位まで行けるかもしれませんがそこは乞うご期待ください。ではまた!


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第六話

時空管理局…来ることは分かっちゃいたけどこのタイミングかぁ…。やっぱり俺がこの世界に転生したことで色々原作とは変わってきてるんだろうな、今更だけど…。

 

「分かりました。俺達に戦闘の意思はありません。」

「分かった。エイミィ、僕達をアースラに転送してくれ。」

 

と、クロノがオペレーター?に通信で指示を出していると、

 

「それなら俺達も連れて行ってくれないか、クロノ?」

 

 

 

 

と、いきなり父さんと母さんの登場だ!つーか、毎度毎度タイミング良過ぎない?サーチャーでも飛ばしてんのか?

 

「せ、先生!?」

 

 

 

 

 

 

 

は?

 

『先生!!?』

 

どういうことだよ一体……。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、場面は変わって俺達は次元艇アースラに案内され、今はこの船の艦長の元へ移動中だ。にしてもデカイなあ〜、なのは達はともかくユーノまで目を輝かせてる。が…すずかが1番目を輝かせてる。

 

「私、もう死んでいいかも…!!!」

「「「「「「ダメだから!!?」」」」」」

 

仕舞いにはこんなことまで言うほどだ…頼むからんな事で死ぬなよ……。

 

 

 

 

 

 

「「「「ねぇ、ナギ(くん)(ト)(トくん)」」」」

「言うな、言いたい事はすごくわかる……。」

 

艦長室に案内されてテスタロッサ家以外の俺達が思った事、それは…

 

(((((まず、色々ツッこませろ!!!!!)))))

 

茶室っぽいのはいいけど、な・ん・で!!?鹿威し《ししおどし》が室内にあんだよ!?他にもツッコミどころ満載だけど…1番気になんのがそれなんだよ!!?

 

「相変わらずだね、リンディ。」

「ほんとだってばね。」

「学生時代と変わってないわね。」

 

という声とともに、飛雷神の術で父さんと母さんとプレシアさんが来た。

 

「どういうことなんだよ父さん?」

「俺とクシナとプレシアはリンディと同級生なんだよ。」

「この艦の艦長になってからは会うこともほとんどなくなってしまったわね。」

 

父さんとプレシアさんが答えてくれたけど…まさかの同級生とは……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、世間話もこれくらいにして、早速本題に入ります。」

 

リンディさんのその言葉と共に俺は勿論、なのは達も気を引き締めた。

 

「我々は小規模ながらもこの地域で発生している次元震の調査のためこの世界に来ました。」

「「「次元震???」」」

 

俺と両親とユーノとテスタロッサ家以外は疑問の声を上げる。

 

「簡単に言うと、次元規模で起こる地震の事よ。大規模なものなら最悪、世界一つが滅ぶなんてこともあるのよ…。」

 

と、プレシアさんが説明すると、3人とも目を見開いた。知っている俺やユーノ達も冷や汗を流す。最も、俺はそれ以外にも何やらとてつもなく嫌な予感がしていたのもあるが…。

 

「やはり原因は…」

「ほぼ間違いなく、ジュエルシードだと思われます。」

 

やがて話は色々進んでいき……

 

「これより我々はジュエルシード捜索及び封印の全権を受け持ちます。尚、民間協力者としてこちらの8名の方に協力して貰います。」

 

使い魔のアルフを含めた俺たち8人は民間協力者としてしばらくの間、アースラに搭乗する事に決まった。勿論、親達にも全て説明した上でお願いして認めてもらった。

 

『よろしくお願いしまーす!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、準備は良いか?」

 

クルーの人達への挨拶を済ませた俺達は別令があるまで待機となったのだが、俺はクロノから模擬戦を申し込まれてアースラの訓練室に来ている。なのは達も興味があるようで観戦に来ている。ちなみに審判はエイミィさんだ。

 

「ああ、バッチリさ。」

 

クロノは黒一色のバリアジャケットを纏ってこれまた黒い杖型のデバイスを構える。対して俺は、何時ものバリアジャケットで篭手モードのクサナギを構え、写輪眼を発動する。

 

「二人とも準備は良さそうだね♪制限時間は5分間、それじゃ〜スタート!!!」

 

「「!!」」

 

お互いに魔法陣を展開し、魔法を放つ。

 

「ソニックシューター!!」

「スティンガースナイプ!!」

 

クロノの誘導弾型の魔法と同型の魔法で相殺しつつ、印を組み、両手に手裏剣を精製する。

 

「火遁、鳳仙花爪紅!」

 

そのまま接近しながら術を発動する。が、

 

「今だっ!ブレイズキャノン!!」

 

距離を詰めたのに対して砲撃魔法を放ってくる、しかも速い。けど…

 

「と、いう夢を見たのさ…!」

「なっ!フェイクシルエット!?いつの間に!?」

 

攻撃されたのはフェイクシルエットの俺の幻影で陽炎のように消えていく。俺はと言うと…

 

「ッ!!上か!!」

 

空中で2つの魔法陣を展開し、魔力を収束させている。放つのは俺の2人の親友のそれぞれ十八番となる魔法…。

 

「貫け轟雷、サンダースマッシャー!!&全力全開、ディバインバスター!!」

 

雷を纏った青色の砲撃ととてつもない魔力が込められた青色の砲撃がクロノを襲う。

 

「私のディバインバスター!?」

「サンダースマッシャーも!?」

 

なのはとフェイトは写輪眼のことは教えてあるので知っているが、他人からコピーした技を使ってみせるのはこれが初めてなので驚いていた。

 

「くっ!ラウンドシールド!!」

 

クロノは何とか防ぐが、まだ俺のターンは終わらない。

 

「さっきの返すぜ?ブレイズキャノン!!」

「な!?それは僕の…!?くっ!ブレイズ!!」

 

さっきコピーしたブレイズキャノンを言葉通りクロノに返すが負けじとクロノもブレイズキャノンで相殺する。さて、そろそろ決めますか…!右手にチャクラを集中させ、球状に留めて回転させる。

 

「これで決める、螺旋丸!!!」

「君だけが使えるわけじゃない!!螺旋丸!!!」

 

螺旋丸を放つがなんとクロノも螺旋丸を放ってきた。父さんの教え子だからもしかしたらと思っていたけど、使えるとは……でも、

 

「この勝負、俺の勝ちだな♪」

「悔しいがそのようだ。次は負けないぞ、ナギト。」

「次も俺が勝つさ、クロノ。」

 

結果は俺の勝ち、けどクロノもチャクラを使えるとはね〜。夏休みにでもユーノと一緒に仙術を教えようかな…。気が付くと、見学していたなのは達もこっちに降りてきていた。アイツらの楽しそうな笑顔を見て、コイツらの悲しみは俺が断ち切る、と改めて決意した。けど、この時俺達は知らなかった。世界を巻き込む大きな事件に巻き込まれていくことを…そして、俺自身の真実を知ることになることを……。

 

 




だいぶ日が空いて仕舞いましたが、無印編第六話、無事に投稿出来ました。次回は無印編最終決戦、そしてナギト達の新たな力の覚醒です。かなーーーり、原作とは違うと思いますが、そこはそこで楽しんで貰えたらと思っています。ではまた!


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最終話

俺達がアースラに滞在して既に2週間が経過した。小学生という立場でありながら学校を休んでジュエルシードを捜索している訳だが、勉強を疎かにするのは実によろしくない。と言うわけで、

 

「フェイト、そこはこの行のここから抜き出すんだ。」

「あ!なるほど〜。」

「すずか、理科のこの問題なんだけど…」

「任せて。ここはねーーー」

 

今はみんなで勉強会!!場所はアースラの食堂だ。まあ、2度目の小学生な俺は余裕なのだが問題は……

 

「だ・か・ら!!なんでここがこうなるのよ!?ここはこの文章のーーー」

「ニャーーー!?(( >﹏<。三 。>﹏<))」

「(=-ω-)zzZZ乙乙」

 

なのはの異常な程の国語の出来なさである。つーか、寝てていいのかアリシアよ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何で……!?」

 

2時間ほど経って、俺達は残り6つのジュエルシードが見つかった知らせを聞き管制室に集まっていた。が、モニターを見て俺は驚愕していた。バカでかいタンコブをつくっていたアリシアなど気にならないほどに…何故なら………、

 

「何でお前がいるんだよ…十尾……!!」

 

モニターに映っていたのはNARUTOの世界の尾獣の集合体の巨大モンスター、十尾だったのだから…。

 

(ジュエルシードの暴走だとしてもこいつが出てくるとは……ん?まさかこれも俺が転生した影響か!?)

 

内心かなり焦りながらもセットアップしてみんなに続いて出撃する。

 

 

 

 

 

 

 

 

(グォォォォォォォォォォォオ!!!!)

 

結界内に十尾の雄叫びが谺響する。それが戦闘開始の合図となった。

 

「すずか!俺たち全員にブースト!ユーノ!水ならありったけある。バインド掛けたら遠慮なくぶちかませ!なのは!アリサ!フェイト!アリシア!全力全開で砲撃魔法もどんどん使っていけ!!」

 

『了解!!!!!!』

 

幸いここは海上な為、高威力の水遁も大規模な火遁も砲撃魔法も遠慮なく使える!そう考えながら直ぐに仙人モードになり、万華鏡写輪眼を発動して印を組む。

 

「仙法・火遁 豪火球の術!!!」

 

バインドで拘束された相手に本気の火遁をぶつける。が、

 

(キィィィィン!!)

「な!?マジすか?」

 

バリアによって防がれる。魔法の世界に出てきたからこんなんも出来んのかよ…。

 

「だったら…」

「無理やり通すだけよ!!」

 

なのはとアリサが手加減なしの砲撃をぶっぱなしてバリアにヒビが入る。

 

「アリシアちゃん!フェイトちゃん!お願いなの!!」

 

それに続く形でアリシアとフェイトが渾身の一撃を放つ。

 

「行くよ!フェイト!」

「うん!姉さん!!」

「「ダブルサンダースマッシャー!!!」」

 

 

ドゴン!!

 

(グォォォォォォォン!!?)

 

見事にバリアを貫通してダメージを与える。と次の瞬間、

 

 

(バキィィィィン!!)

 

かなりのダメージを与えたのにも関わらず、弱った気配も見せずにバインドを引きちぎった。

 

「(須佐之男!!)」

 

バシュッ、バシュッ!

 

直ぐに須佐之男を出して左手の弓から加具土命を撃つ。続いてなのは達もそれぞれ魔法を放つ。須佐之男の攻撃は今の俺の技の中でもかなりの威力を持ったものだ。が、尾が2本ほどやられた程度でそれも直ぐに再生してしまう。原作よりも強いな…。

 

「ハァ、ハア、何なの?あれ…!?」

「これだけ撃ち込んでもビクともしてないなんて……。」

 

くそっ!封印しようにも体内のジュエルシードを露出させてからじゃなきゃ意味がねぇ!

 

どうするか考えるが次の瞬間、

 

(キィィィィィィィィィン!!!!)

 

俺が最も警戒していた攻撃、尾獣玉が放たれようとしていた……!

 

「全員、全力で防御魔法だ!!」

 

そう言って俺はアレを迎え撃つためにみんなの前に出る。

 

「「「「「ナギくん(トくん)(ト)!?」」」」」

 

全員が驚愕していたが構ってる場合じゃない!!

 

「やるぞ、クサナギ!サポート頼む!!」

『了解です!マスター!!』

 

 

「須佐之男!!」

 

俺の須佐之男は見た目はうちはサスケの物と全く一緒だが、色は俺の魔力光と同じ青色だ。そして、未だに真の完全体には至っていない…。出来るのは一歩前の鎧を纏った所までだ。けど、今回はこれだけじゃない!

 

「さらに仙人モード!!」

 

俺の今の全力、仙術須佐之男だ!!

 

(キィィィィン!!)

 

相手も準備は万端のようです。俺は須佐之男の右手に全てのチャクラを集め、回転させる。後は俺のオリジナル……

 

「ぶっつけ本番!仙法・超大玉八坂ノ勾玉螺旋手裏剣!!!」

 

直径100m程の螺旋手裏剣に須佐之男の固有技、八坂ノ勾玉を合わせた今の俺の全力全開。

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

(ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン!)

 

 

なんとか相殺は出来た。が、

 

(ドドドドドッ!!)

 

「うわぁぁぁぁぁ!!!」

 

間髪入れずに十尾の尾から放たれた砲撃魔法の嵐が俺を襲い、そのまま俺は海に堕ちて行った…。

 

 

 

◇◇◇◇

 

「ナギくん!!?((((ナギト!!?))))(ナギトくん!!?)」

 

あのジュエルシードの思念体の砲撃をナギくんは相殺した。でも、間髪入れずに放たれた砲撃によってナギくんは堕とされた……。

 

 

(よくも…)

 

(ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン!!)

 

再び砲撃を放とうとする思念体に向かって私達は全力全開の攻撃を叩き込んだ。

 

「許さないよ!!」

 

フェイトがハーケンフォームのバルディッシュを薙ぎ…

 

「私も怒ったー!!」

 

ハリセンモードのデバイスをアリシアが叩き込む。

 

「大玉螺旋丸!!」

 

そこにユーノが間髪入れずに放つ。

 

「凍てつけ…!」

『エターナルブリザード』

 

そしてすずかが動きを封じて、

 

「これで……」

「ラストよ!!」

 

なのはとアリサが再び砲撃魔法を放つ。が、

 

(キィィィィン!)

 

「そ、そんな…」

 

このタイミングでバリアが復活して2人の攻撃は防がれる。

 

(もう魔力が…)

 

全員が限界に来ていたその時、

 

(諦めるのか?軟弱にも程があるぞ…。)

 

その言葉と共にみんなは別の場所にいた。

 

◇◇◇◇◇

「ここは…?」

 

十尾に堕とされた俺は気が付くとどこかの地下水路の様な場所にいた。いや、俺はこの場所を知っている。ここは…

 

「やっと来たか、随分待ったぞ…。」

 

(!?)

 

声の元へと振り向くとそこには尾獣の最強格、九尾の九喇嘛がいた。ここはうずまきナルトの精神世界にあった場所だったのだ。

 

「どうして九尾の九喇嘛がここに…?それにここはどこだ?」

 

「ここは貴様の精神世界だ。何でワシが居るのかは六道のジジイのお陰だ。転生前にジジイがワシをお前に封印したからだ。」

 

なるほどね〜。つーか、いつの間にやりやがったんだよ…。

 

「さて、今度はワシがお前に聞く番だ。お前はこの世界で一体何を成す?」

 

と、九喇嘛が聞いてきた。何を…か、そんなのは決まってる。

 

「この世界で生きる。父さんや母さん、なのは達とこれからもずっと一緒に居たい。全ては無理でも俺の手が届く範囲の人の悲しみを拭い、守る。」

 

「それがお前の成すことか?」

 

「『真っ直ぐ自分の言葉は曲げない』、それが俺も忍道だ!だから九喇嘛、力を貸してくれ!俺の相棒になってくれ!」

 

未だに憎しみがあるなら俺はそれすらも受け止める。一人が辛いのはよく分かるから…。

 

「フッ、やはりお前もミナトの子だな。ナルトにそっくりだ。」

 

(スッ)

 

そう言って九喇嘛は俺に拳を出てきた。俺もそれに合わせて拳を出す。

 

 

「さあ、行こうぜ!九喇嘛!!」

 

「ケッ!!」

 

さあ、反撃開始だ!!

 

◇◇◇◇◇

「あれっ?ここ何処!?」

 

あの声のあと私達はどこかの崖?の上に居た。崖の下には町があり、よく見ると崖にも誰かの顔が7人分大きく彫られている。

 

「ほう、ここに来るとは珍しいこともあったものだ…。」

「そうは言うが呼んだのはお前だろ?」

 

気が付くといつの間にか6人の人が居て、そのうちの何人かはナギくんと同じ写輪眼を持っていた。

 

「あの、あなた達は?」

 

「スマンが今はまだ話せん。時が来ればいずれ話す。」

 

「「「「「「はあ…。」」」」」」

 

「さて、時間も無いのでな、お前達に質問だ。」

 

「お前達は何故戦う?何のために力を求める?」

 

何のために?そんなの決まってるの!

 

「守られてるだけじゃなく、ナギくんの隣に並び立ちたいから!」

 

「「「「「それが私達の戦う理由!」」」」」

 

私達はナギくんが大好きだから、これからもずっと一緒に居たいから…!

 

「小僧、貴様はどうだ?」

 

と、今度はユーノくんに聞いてくる。

 

「友達だから。それは僕にとってかけがえのないものだから…!」

 

それを聞いて満足したのか彼らは私たちの頭を撫でた。

 

「お前達に俺達の力を与えた。それを生かすも殺すもお前達次第だ。」

 

「さあ、行け!子供たちよ!!」

 

ってちょっと待つの!

 

「また、会えますか?」

 

「時が来ればいずれ話すと言っただろう?案ずるな、また会える。」

 

それを聞いて私もみんなの後を追って元の世界へ戻って行った。

 

 

◇◇◇◇◇

 

元の世界へ戻るとあの思念体もまだ健全で、厄介なバリアもそのままだ。早速私達は自分の新しい力を使う。

 

「「写輪眼!!」」

 

私とフェイトちゃんが貰ったのはナギくんと同じ写輪眼。その鋭い洞察力でバリアを見ると、一部が歪んでいた。

 

「みんなあの歪みに攻撃して!」

 

「そうすればバリアは簡単に消えるはず!」

 

「そうと分かれば…行くわよすずか!!」

「うん!」

 

2人は素早く印を組み、術を発動する。

 

「火遁 ・火龍炎弾」

「風遁・大突破」

『合成忍法・豪龍炎舞!!』

 

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン

 

「うっそー…」

「えーっと…」

 

バリアを貫通したのは良いけど…可笑しい!?威力が可笑しい!?海底見えるくらいの火力ってなんなの!?2人は魔王にでもなる気なの!?

 

『アンタが言うな!!』by.作者

 

(キィィィィィィィィィィィィィィィィン)

 

ってまたあの砲撃!?しかも今度は4つも!?

 

もうためだと諦めかけたその時、

 

ドカーーーーン!!

 

オレンジ色の手?みたいな巨大な何かがその砲撃全てを弾いた。そして現れたのは私達の大好きな人…

 

「みんな大丈夫?」

 

「「「「「「「ナギくん(ト)(トくん)!!!!」」」」」」」

 

 

◇◇◇◇◇

 

ふぅ〜、あっぶねー!間一髪って所だったな…。さて、

 

「覚悟出来てんだろうな、バケモン?」

『啖呵を切るのはいいが、あまり時間はないぞ。初めての尾獣化はもって5分だと思え!』

 

「十分!最初っから飛ばすぞ!」

 

ガシッ、ポーン

 

「「「「「「「うわっ!!」」」」」」」

 

そのまんまアイツらをチャクラの衣の中に投げ入れる。雑?知らんなそんなの。

 

「よいしょー!!」

 

そのまま十尾に特攻し、思いっきり殴り飛ばす。さらに尻尾を掴んで思いっきりジャイアントスイングをかましてトドメにサソリ固めを決める。何か水面叩いてタップしてるように見えるけど気の所為だな(笑)

 

「(笑)じゃないのー!!ほんとにギブアップしてるの!!」

 

ありゃ現実でしたか…九喇嘛残り時間は?

 

『3分だ。遊んでないでそろそろ決めるぞ。』

 

OKー!クサナギ、尾獣玉に封印術式組み込めるか?

 

『もっちろんです、マスター!サポートはお任せを!!』

 

そしてサソリ固めで十尾が悶絶してる内に…

 

「喰らえ、尾獣玉!!」

 

(ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン)

 

封印術式を組み込んだ事によってジュエルシードは封印出来たが、尾獣玉が着弾した海面が綺麗に割れていた…。ハハハッ、こりゃしっかりコントロールできなきゃやばいな。

 

あの後アースラに戻った俺達はリンディさんからお礼を言われた。何故か俺だけどっからか飛んできた母さんにしこたま怒られた、解せぬ。こうして俺達の始まりの物語、ジュエルシード事件は幕を閉じた。けど、俺達にとって大切な、決して忘れることの出来ない事件が着実に迫っていた。

 

 

 

 




大変長らくお待たせ致しました!無印編ついに完結です。だいぶ間が開きましたがそこは申し訳ありません。少々現実の方で色々ありまして、投稿が遅れてしまいました。次回からは少しA's編までの間の夏休み編を3話から4話程やった後にA's編に入りたいと思います。では、また次回!


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キャラ設定集〜無印編〜

今更ながら投稿させていただきます。設定は編ごとに追加していく予定です。


主人公 波風ナギト

 

見た目 下忍ナルトで髪の毛が赤、顔の髭が消えてる

 

魔法の術式 ベルカ、ミッドの混合ハイブリット

 

レアスキル 永遠の万華鏡写輪眼、九尾の人柱力、忍術

 

チャクラ性質 土遁以外の4つ全て

 

魔力量 SS+

 

 

今作の主人公。転生するにあたって、特典として永遠の万華鏡写輪眼、うちはサスケ並の身体能力、うずまきナルト並の魔力量とチャクラ量を貰っており、六道仙人からの修行を受けてそれらを自分の力として使いこなせるほどになる。魔力とチャクラの扱いにも長け、魔法、忍術ともに幻術の適性があり、その幻術はうちはシスイにも匹敵する程。尾獣の九喇嘛とは直ぐに心を通わせ、尾獣化も可能になった。毎朝みんなでトレーニングをするのが最近の楽しみ。実は本人もまだ知らない真実が……。

 

 

 

 

高町なのは

 

術式 ミッドチルダ式

 

レアスキル 写輪眼、忍術

 

チャクラ性質 火

 

魔力量 AAA+

 

 

原作主人公で今作のヒロインの一人。ナギト達との早朝トレーニングのおかげで原作のように運動神経が切れては居ない。小さい頃に自分を励まし、背中を押してくれたナギトのことが大好き。以来毎日積極的にアプローチしている。いつかナギトの隣に並んで共に空を駆けていくのが今の目標。実はうちはマダラの転生体でもあり、写輪眼が使えるのもそのため。本人もナギト達もまだ気付いていない。

 

 

 

 

アリサ・バニングス

 

術式 ミッドチルダ式

 

レアスキル 魔力変換質 火、忍術

 

チャクラ性質 5属性全て

 

魔力量 AAA

 

 

なのは達とは親友で今作のヒロインの一人。家は大企業のお嬢様だが明るくお転婆。ちょっとにツンデレだが、すずかと一緒に誘拐されたときに真っ先に助けに来てくれたナギトのことが大好き。元々チャクラ性質は火のみであったが、三代目火影 猿飛ヒルゼンの転生体でもあるので5属性全てが使えるようになる。しかし、誰もこの事に気付いていない。魔力変換質 火を持っており、炎の魔法を使いこなす。

 

 

 

 

 

月村すずか

 

術式 ミッドチルダ式

 

レアスキル 魔力変換質 氷

 

チャクラ性質 水、風

 

魔力量 S

 

 

アリサと同じくなのは達とは親友。実は夜の一族と言う吸血鬼でもあり、元から身体能力は高い。かつてそれが原因でアリサ共々誘拐されてしまったが、ナギトによって助け出される。ブーストデバイスという後方支援型のデバイスを使用しており、戦闘は味方の援護と補助、そして氷雪系の遠距離と広域殲滅特化の魔法攻撃を行う。おしとやかだがナギトに対するアピールはかなり積極的な女の子。実は五代目火影、綱手の転生体。

 

 

 

 

 

ユーノ・スクライア

 

術式 ミッドチルダ式

 

レアスキル 忍術

 

チャクラ性質 水、土

 

魔力量 A

 

ジュエルシードの発掘者で、海鳴市に散らばってしまったジュエルシードを回収しに来た少年。しかし、2つ目の封印の際に瀕死の傷を負ってしまい、回復のために一時的にフェレットになるがナギト達に発見され助けられる。魔力量はそこまで多くはなく、魔法も補助系が多いがチャクラ量はその倍以上もある。実は初代火影こと千手柱間の転生体で木遁忍術が使える。今は密かにミナトに弟子入りし、木遁の修行と飛来神の術を教わっている。年はナギト達と同じで趣味は遺跡の発掘の男の子。

 

 

 

 

 

フェイト・テスタロッサ

 

術式 ミッドチルダ式

 

レアスキル 魔力変換質 雷、写輪眼、忍術

 

チャクラ性質 火、雷

 

魔力量 S

 

ミッドチルダ出身の魔導師。原作とは違い、母親であるプレシアとの仲も良好。PROJECT F.A.T.E.によって生み出されたクローンであるのは原作と一緒だが、動機が姉であるアリシアの「妹が欲しい!」という願いに親バカ全開のプレシアが答えたことが原作とは違う。実は六代目火影、はたけカカシとうちはオビトの転生体であり、写輪眼が使える様になったのもそのため。しかしまだ本人も含めて全員気付いていない。他のみんなと同様にナギトのことが大好き。

 

 

 

 

 

 

アリシア・テスタロッサ

 

術式 ミッドチルダ式

 

レアスキル 魔力変換質 雷、水

 

チャクラ性質 水、雷

 

魔力量 S

 

 

ミッドチルダ出身の魔導師でフェイトの姉。原作で起こるはずの事故が起きてないので生存している。妹のフェイトと違ってとってもお転婆でスポーツが好きな女の子。フェイトとの魔法の練習中に誤って収束魔法が暴走してしまい、そのせいで散り散りになったジュエルシードの捜索中にナギトたちと出会う。実は二代目火影、千手扉間の転生体だが本人はおろかナギトでさえも気付いていない。他のみんなと同じくナギトが大好き。



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番外編
夏休みの始まり〜いざ、ガマの隠れ里へ!〜


ジュエルシード事変から1ヶ月が経過し、今日から夏休み!初日からみんなで妙木山のガマの隠れ里へ行き修行をする。

 

「全員準備はいいか?」

「もちろんなの!」

「何時でもOKよ!」

「大丈夫だよ。」

 

初日と言ったが実際はそうでは無い。妙木山は地球とだいぶ時間の流れが違う次元世界にあり、地球での1日があっちでは1週間程なのだ。

 

「最後にもう一度言うけど、ここでの1日が向こうでは1週間だからその分は年取るよ?それでもいい?」

 

俺が聞けばみんなは頷いた。なら、しっかり鍛えてやんないとな!

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

〜妙木山~

 

「「「「おおーー!!」」」」

 

着いた途端に俺以外の全員がその自然に驚いていた。まあ、気持ちは分かるな…この後のことを知らなかったらだがな。

 

「ナギトちゃんや、よく来たのう。」

「フカじい!!」

 

そうこうしてるうちに俺の仙術の師匠、ガマのフカサク様ことフカじいがやってきた。

 

『カエルが喋ったァァァァァ!!?』

 

やべっ、事前に説明すんの忘れてたわ…。

 

「みんな落ち着け、この方は俺の仙術の先生であるフカサク様だ。」

「先生?このおじいちゃんガエルが?」

 

言った側からなのは達は疑ってくる。

 

「言っとくがお前らじゃこの人には勝てないぞ、俺でもまだ勝てないんだから…。」

 

『うそ!?』

 

「まあ、ユーノは嫌でもこの人の実力を思い知ることに成るだろうな。」

「え、なんで?」

「今回俺はなのは達の特訓にまわる。特になのはとフェイトはどういう訳か写輪眼を開眼してるからその使い方、闘い方を教えなきゃならないからな。」

「あ、そっか。写輪眼の使い方はナギトしか教えられないしね。」

「そういうこと。んじゃ、早速始めるぞ!」

 

そう言って、ユーノ以外のメンバーと俺はその場に残り、ユーノはフカじいに連れて行かれた。

◇◇◇◇◇

 

ナギトside

 

「んじゃ、俺達も始めるぞ。」

 

「それで?最初は何をやればいい訳??」

 

やる気十分なアリサが質問する。

 

「皆にはまず、模擬戦をやってもらう。ペアはなのはとフェイト、すずかとアリサ、俺とアリシアで最初はなのはとフェイト達だ。」

 

「よろしくね、フェイトちゃん。」

「うん!」

 

さて、今回はいつも以上に本気でやり合ってもらうためにひとつ策を講じる。

 

「それじゃ、勝ったら勝った方の願いを何でも1つ俺が聞く。ただし俺のできる範囲でな。」

 

と、若干面白半分で言ったところ…………

 

 

『ゴォォォォォォォォォォォォォ!!』

 

4人とも全力全壊モードで目のハイライトが消えてました(°д°)

っていうか大丈夫だよねこれ!?めちゃくちゃ怖いんだけど……!?

 

「ふふっ、じゃあ殺ろうか?フェイトちゃん…。」

「うん、殺ろう、なのは…。」

 

『『スタンバイレディ・セットアップ』』

 

バリアジャケットを纏い、それぞれ空へ飛び立つ。

 

「そ、それじゃあ5分間の一本勝負…レディ・GO!!」

 

 

「アクセルシューター、シュート!!」

 

先に動いたのはなのはで、速度重視の魔力弾を四つほど放つ。

 

「バルディッシュ!」

 

『ブリッツアクション!!』

 

シュンッ!!

 

「!?」

 

ガキンッ!

 

フェイトは目にも止まらぬ速さで回避し、同時になのはの後ろに回り込み奇襲するが、なのははデバイスでその攻撃を防ぐ。

 

「やっぱりなのはも最初から使ってたんだね。」

「にゃはは…そりゃそうだよ。元々これを使いこなす為の模擬戦でもあるんだしね。」

 

そう、2人は最初から写輪眼を使っていたのだ。

 

「それじゃあ…」

「うん…」

 

 

「「そろそろ本気で行こうか!!」」

 

次の瞬間2人は距離をとり、素早く印を結び、術を発動する。

 

「「火遁 豪火球の術!」」

 

2人の火球がぶつかり合うが威力は互角。

 

「ディバインバスター!!」

「サンダースマッシャー!!」

 

続いて砲撃魔法がぶつかり合うが、あまりの威力に辺りは煙に包まれる。

 

(今だ!)

 

『ライトニングバインド』

 

ガシン!!

 

「!!?」

 

その一瞬の隙をついてフェイトがなのはの四肢を拘束魔法で捕らえる。

 

「これで決める。」

 

そう言った瞬間、フェイトの周りには無数の魔力スフィアが展開される。

 

「フォトンランサー・ファランクスシフト…今の私の全力。」

「くっ!」

 

なのははバインドから抜け出そうとするが中々抜け出せない。

 

「打ち砕け、ファイア!!!」

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!

 

無数の魔力スフィア、その一つ一つから秒間およそ30発もの雷の槍が一斉に放たれた。

 

 

 

 

 

(え、エグい…あの魔法の威力は知ってたけどあれは………)

 

(さ、流石はフェイト…我が妹ながら恐ろしい……。)

 

(な、なのはってば、生きてるわよね?)

 

(な、なのはちゃんは結構防御力があるけどあれは…)

 

俺、アリシア、アリサ、すずかの順にドン引きする。拘束してからあんなん食らったら俺でもやばいわ…。

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ」

 

全てを打ち終わったフェイトは肩で息をしている。

 

(確実に決まった…、これで私の………)

 

ガシン!!

 

「なっ!?」

 

が、しかし突如バインドによってフェイトは四肢を拘束されてしまう。

 

「にゃはは、砲撃が終わるとバインドも解けちゃうんだね。」

 

そう言って現れたのはなのはで、バリアジャケットこそ多少ボロボロになっているが本人は未だ健在であった。

 

「今度はこっちの番だよ!」

 

ジャキ!

 

「ディバイーーーン…………バスターーーー!!!!」

 

ゴウ!!!

 

反撃とばかりに砲撃魔法をぶちかます。

 

「くぅぅ!!!」

 

が、フェイトはなのは同様に耐えきる。

 

(た、耐えた。これで…)

 

「まだだよ!」

「!?」

 

そう言ったなのはの方を向いた瞬間フェイトが目にしたのは、戦いによって散らばった周囲の魔力をも利用した直径100mもの巨大な魔力球だった。

 

「受けてみて、ディバインバスターのバリエーション!」

 

そしてこの技は後になのはの十八番となる集束魔法、その名も……

 

「スターライトォォォ、ブレイカー!!!」

 

ドゴォォォォォォォォォォォォォ!!

 

そしてフェイトは桃色の魔力の奔流に飲まれた。



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夏休み編その2

前回の続きとなりますが、投稿に関しては前回同様にかなり期間が開くことがこれからもありますが、これからも完結まで走り抜けるよう頑張りますのでどうぞよろしくお願いします。それではどうぞ!


〜模擬戦後〜

 

「キューーーーーーー」

 

なのは渾身のスターライトブレイカーをまともに食らったフェイトは完璧に目を回していた。一方なのはは…………。

 

 

 

 

 

「なのはも強くなったなぁー(´ー`*)ウンウン」

「まさかあんなとんでもないものブッパ撫ぜるようになるなんてねー。」

「うん、やっぱりなのはちゃんは凄いよ!」

「お母さんの次に強いかも!」

 

俺、アリサ、すずか、アリシアの順に絶賛褒められていた。

 

「…みんながそう言ってくれるのはうれしいけどさ……なんでそんなに離れてるの!?しかもサラッとフェイトちゃんも連れて!!」

 

訂正、ドン引きされていた。

 

「まあ、それはさておいて「置かないでなの!!」冗談だ。フェイトにも後で言うけど二人とも共通して写輪眼の力を使い切れてない。」

 

模擬戦では二人とも写輪眼で相手の技をコピーしたり相手の動きを先読みしたりは出来ていたけど、まだまだ使いこなせてはいない。写輪眼は全ての幻、体、忍術を看破しコピー出来るほどの動体視力、強力無比な幻術に相手を誘う催眠眼の力がある。二人に足りないのは相手の体術をコピーする為の身体能力と幻術だ。だから修行は基礎体力の向上と身体能力の向上をメインとした体術関連と幻術の基礎になるだろう。

 

◇◇◇◇◇◇◇

 

「ってことだ。」

 

あらかたなのはとフェイトの修行内容が決まり説明も終わったので次に移る。

 

「それじゃあ、次はすずかとアリサ。」

 

が、

 

「質問だけどナギト、勝った方の言うこと何でも1つ聞くってやつ、忘れてないわよね?」

 

めっちゃ怖いですアリサさん…、モチロンワスレテナイデス……。

 

「ふふっ、よかった。忘れてたら氷漬けにしようと思ってたけどね。」

 

すずかさん目!?ハイライト消えてんですけど!!?

 

「それじゃすずか、」

「うん、アリサちゃん、」

 

「「始めましょう」」

 

◇◇◇◇◇◇

 

結論から言うと勝ったのはアリサなんだけど内容がかなりエグい。

アリサは五行全ての属性使うわ、すずかは拳で地面叩き割るわ色々ツッコミどころ満載だった。

 

「アリサは五行全ての属性が使えるようだからそれを組み合わせて使う訓練と魔法の性質変化と形態変化の修行、すずかは体術と遠距離攻撃の魔法と補助魔法の修行だな。」

 

アリサの修行はアニメでナルトやサスケがやってたような修行である。すずかは俺達の中で唯一のブーストデバイス持ちで本人もサポートにも向いているのでそっち方面の修行。

 

「んじゃラスト、俺とアリシアだな!」

「絶対勝って言うこと聞いてもらうんだから!!」

 

◇◇◇◇◇

 

俺はいつものサスケの下忍時代の服装の上にナルトのオレンジの上着を羽織ったバリアジャケットを着て、腰にはソードモードのクサナギをさして構える。対するアリシアもいつものバリアジャケットに二丁拳銃モードのフォーチュンドロップを構える。

 

「ッ!」

 

先に動いたのはアリシアでフォトンランサーを放つ。が、俺はそれを剣で切り伏せながら突っ込みそのままアリシアをガードの上から蹴りあげる。

 

「くっ!でも、」

 

ボフン!

 

「ッ!変わり身…。」

 

しかし変わり身の術で防がれてしまう。そしてアリシアは素早く印を組み上げるが、俺はそれを見て驚く。

 

(おいおい、水のないここで…)

 

「水遁、三連水龍弾の術!!」

 

アリシアの術によって、三体の水龍が襲いかかってくる。

 

「火遁、豪火滅却!」

 

俺は火遁でそれを焼き尽くす。そしてアリシアを捕らえるべく、設置型バインドをばら撒く。

 

「いまっ!」

 

予想通りアリシアはブリッツアクションで俺の前に現れる。

 

「これで最後、ファントム…」

 

バキン!!

 

「なっ!?」

 

「設置型バインド成功♪」

 

見事思惑通りになり俺は笑みをこぼす。

 

「行くぜ、新技!」

 

そのまま新しい魔法を発動する。俺の周りには無数の魔力弾が生成される。

 

「ソニックシューター・ミーティアシフト、まだ続けんなら一斉にぶち込むけどどうする?」

 

「参った。あー、悔しい!!」

 

ふぅ〜、何とか勝てたけどまさかあのレベルの水遁を水のないここで出来るなんてな。

 

『うかうかしてたらお前も抜かれるなこりゃあ。』

 

わーってるよ九喇嘛。俺ももっと強くなる。アイツらとこれからも一緒に居たいから、俺は護るために強くなる。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

俺達がここに来て丁度一週間。地球ではやっと一日経過した頃だ。まず成果から言うと、ユーノは流石に一週間でものには出来なかったが大体5割ほど習得したと言った感じだ。このままのペースなら夏休み明けには完全習得出来るだろう。なのはとフェイトは、はっきり言って魔改造し過ぎたかもしれん……。ドがつくほど運動神経が切れてたなのはもう居ない。フェイトも雷遁と雷の魔力変換質がエグくなった。アリサは魔法でも全属性使えるようになって、すずかは桜花掌を教えたら体術がかなり強くなった。(綱手越えたかも)

アリシアは水遁がさらに強くなって飛来神の術まで覚えた。俺は尾獣化の継続時間がかなり延びたのと異装須佐之男が出来るようになった。まあ、滅多な事じゃ使わないけどな(笑)。

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

海鳴市 ???

 

その家の本棚の本が1冊、胎動するがごとくゆっくりと明滅していた。

 

「あれ?また光っとる。」

 

するとその部屋に車椅子に座った少女が入ってくる。

 

「なんや不思議な本やな〜、一体なんなんやろ?」

 

新たな事件が迫っていることなどこの時彼女を含め、誰も予想していなかった。

 

 

 

 

 




というわけで番外編でした。次回からはA's編になります。物語の時期も原作通りに行きたいと思っています。それではまた次回!


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A's編
第一話


お待たせいたしました!A's編開幕です!!


~400年前、古代ベルカ~

 

まだ時空管理局が生まれるはるか昔、魔法世界は長きに渡る戦乱のさ中にあった。

 

???「止せ!!そんなことしたらお前は……」

 

燃え盛る大地に立つのは一人の青年は今、まさに自らを犠牲にしようとしている銀髪の女性を止めようとしていた。

 

銀髪の女性「もう遅いのです。こうする他にこの破滅の連鎖を止めるには…」

 

そう言って女性は悲しげに微笑んだ。

 

銀髪の女性「私達はあなたに仕えることが出来て幸せでした。さようなら、主……ト…。」

 

次の瞬間、巨大な光が彼女達を飲み込んでいった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

ジュエルシード事変が終わって早3ヶ月。季節はすっかり秋真っ盛りになった。あの夏休みの特訓以降も俺は訓練を続けているが未だに会得出来ないものがある。そう、完全体須佐之男だ。NARUTOの原作では永遠の万華鏡写輪眼を開眼した者だけがたどり着ける極地で、その剣の一振りは山一つ消し飛ばす威力がある。俺のは既に永遠の万華鏡写輪眼だが、未だに発現できない。父さんに聞いてみてもこればっかりは流石に分からないらしい。で、今は何をしているのかと言うと……、

 

 

 

 

ナギト「はあああ!!」

 

ガキン!!!

 

ミナト「ずいぶん強くなったみたいだね?ナギト!」

 

ナギト「あっさり防いでる父さんが何を言う!?」

 

久しぶりに父さんに稽古を付けてもらっている最中である。九尾チャクラモードになっているのに全然勝てる気がしない…。ていうか飛雷神の術からの体術コンボはたまったもんじゃない。

 

「なら、火遁 鳳仙火の術!!」

 

俺は反撃とばかりに無数の火球を放つ。

 

「!!」

 

が、父さんはクナイを俺の方に投げ、すぐさま飛来神の術で俺の懐に入り、そのまま蹴り飛ばす。そのままマーキングクナイを無数に投擲し、影分身を1体出して飛来神の術でクナイへ飛び回りながら俺を体術コンボで滅多打ちに…。

 

ミナト「隙だらけだよ?飛来神・時空疾風閃光連の段・零式!」

 

トドメに影分身との飛来神回しで螺旋丸をモロに食らって俺は吹っ飛ばされて模擬戦は父さんの勝ちで終わった。

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

ナギト「くそ~、今回も勝てなかった…。」

 

『ですが、マスターもかなり実力が着いてきました。』

 

『ワシの力もだいぶ上手く使えるようになってきたしな。』

 

クサナギと九喇嘛はそう言ってくれるが、やっぱり悔しいものは悔しい…。もっと強くなんないとな!

 

クシナ「決意を新たにするのはいいけどナギト、あなた時間大丈夫なの?」

 

我に返って時計を見ると、バスの時間5分前である。

 

ナギト「やばっ!?遅刻する!?っていうかサラッと心読んでんじゃねーよ母さん!!」

 

朝ご飯を急いでかき込んでその勢いのまま全力全開でバス停に走っていった。

 

クシナ「まったく…。こういう所は私達そっくりだってばね。ナルト、あなたの弟は今日も元気いっぱいよ…。」

 

今ここに居ないもう1人の息子の面影をナギトに見ながら、クシナは空を見上げた。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

アリサ「で、結局今日も勝てなかったのね。」

 

ナギト「ああ。毎度思うけど、あの飛来神の術と体術とトドメの螺旋丸は結構きついぜ……技のネーミングセンスはアレだけど。」

 

なのは「にゃはは……そんなに…?」

 

ナギト「正式名 時空疾風閃光連の段・零式」

 

ユーノ「それは……」

 

すずか「確かにちょっと…」

 

あの後全力疾走でバス停まで走り、間一髪バスに乗ることが出来た。まあ、今回ばかりはかなり危なかったのでこっそり身体強化の魔法も使ったから何時もより疲れたけど。で、今は昼休みでみんなで屋上に集まって弁当タイムである。

 

アリシア「言いずらいし長いよーー。」

 

フェイト「あはは…。そう言えば、ナギトは嘱託魔導士にはならないの?」

 

ふいにフェイトが話題を変えてきた。嘱託魔導士とはジュエルシード事件の様な緊急時に時空管理局の魔導士として現場に駆り出される言わば非常勤職員だ。

 

ナギト「あー、それなんだけどかなり先になるらしい。」

 

ユーノ「どうして?」

 

ナギト「俺の実技試験の担当者の都合がなかなか会わなくてな。早くても来年になるそうだ。」

 

実際、俺の相手を出来る魔導士は管理局にもそうそういないらしい。それに加えて管理局は人手不足が激しい。より優秀な人材を常に欲している管理局としては、俺は是が非でも欲しいのだろう。

 

なのは「前から思ってたけど……」

 

アリサ「あんたって本当に規格外よね………。」

 

アリシア「そのうち人外になったりして(笑)」

 

ーーーガシッ!!スタスタ

 

取り敢えず俺の心を傷つけたアリシアにアイアンクローをかましてそのまま裏に連行した。その時の俺はいつになく笑顔で目が笑ってなかったそうだ(笑)

 

◇◇◇◇◇◇

 

放課後、家に帰って来た俺は自分の部屋で考えていた。それは最近よく見る夢についてだ。燃え盛る大地に銀髪の女性が立ち、どこか悲しげな顔で誰かと話している、という夢だ。そしてそれに関連してか、前世の記憶がだんだんと薄れてきてる。この後に起きるははずの出来事の内容もほとんど思い出せない。そうして思考の海に深く潜っていた時、それはと突然訪れた。

 

ーーブワン!!

 

ナギト(!封時結界!?しかもこの術式はベルカだと?)

 

クサナギ『九時の方角より高速で接近する物体あり!!恐らく魔導士かと』

 

ナギト「っち、ならこっちから出向いてやる!」

 

言うやいなやバリアジャケットを展開して窓から外に飛び出す。

 

九喇嘛(不味いぞナギト。お前だけじゃなくアイツらもこの結界に取り込まれてる。それぞれの所に魔導士が向かっている……!)

 

マジかよ…!?それによく感知してみればなのは、フェイトとアリシアの所に向かってるのもかなりの魔力量だ。早くなん「はあっ!!」!?

 

ーーガキンッ!!

 

ナギト「お前、何者だ…!?」

 

???「……答える必要は無い。」

 

 

 

 

 

 

 

 




大変期間が空いてしまいすいませんでした。大学受験やらセンター試験やらで書く暇がほとんど無く、暫く投稿出来ませんでした。ですが、それらもやっと落ち着いたので、今後はペースを上げて投稿していこうと思います。今後ともこの作品をよろしくお願いします。


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第二話

A's編第2話!なかなか筆が進まないこの頃。コロナに負けずに投稿します!!今回はずっとなのは視点です。どうぞ!!


ナギトが謎の魔導士と対峙しているのと時を同じくして、なのはもまた謎の魔導士と退治していた。

 

なのは「(私より少し小さい……年下かな?)あなたは誰?どこの子なの??」

 

相手はなのはよりも小さい6歳位の女の子で、赤いバトルドレスにハンマー型のデバイスを持っている。

 

???「……お前の魔力、頂くぜ!!」

 

そう言って、彼女は魔法陣を展開して複数の鉄球をハンマー型のデバイスで打ち出す。なのはは防御魔法 プロテクションで防ぐがあまりの威力に吹き飛ばされる。

 

なのは「くっ…」

 

対するなのはは体制を整えてディバインシューターを複数放つが、余裕で防がれ出しまう。

 

???「ぶっ潰れろぉぉぉぉ!!!」

 

なのは(この子…強い!?)

 

歳下とは思えぬパワーとスピードで攻撃を仕掛ける相手に内心驚きながら、攻撃を避ける。

 

なのは「話を………」

 

ジャキッ!!

 

???「!!?」

 

なのは「聞いてってばああああああああぁぁぁ!!」

 

ドゴーーーーーン!!!!

 

なのはは反撃とばかりに十八番のディバインバスターを放つ。

 

???「あっ!?」

 

その余波で女の子のうさぎの付いた帽子が落ちてしまった。

 

???「…てめぇ!!」

《ロードカートリッジ》

 

ガキンッ!!

 

なのは「え!?」

 

女の子のデバイスから薬莢の様なものが飛び出した途端、デバイスは巨大なハンマーに変形し、女の子の魔力も上昇した。

 

???「ラケーテン…ハンマァァァァァァァァァ!!!」

 

ガキーーーーン!!!

 

なのは「くぅっ!?」

 

???「ぶち抜けぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

なのはシールドを展開して防ぐも僅かな拮抗の末、ついに破られてしまう。が、

 

ボフンッ!!

 

???「何!?」

 

やられたのはなのはの分身であった。そして、

 

なのは「はぁぁぁ……」

 

???「!!?」

ある技を発動させていた。その技に必要なのは回転。乱回転によって生まれた衝撃を手の平サイズに押しとどめて相手に叩き込む技、その名は………

 

なのは「螺旋丸!!!」

 

夏休みの修業によって身につけた螺旋丸が炸裂し、相手はきりもみ回転しながら近くのビルに突っ込んでいった。

 

 

なのは(術の発動があと少し遅かったら危なかった……。)

 

あの一瞬になのはは写輪眼を発動させ、変わり身の術で攻撃を交わして背後に回り、自分の魔力を用いて螺旋丸を放った。単純なエネルギーの回転のみが必要な螺旋丸だからこそ魔力でも放てたのだった。

 

なのは(ん??)

 

写輪眼で吹っ飛ばされた彼女を補足してみれば、まるで変わり身の術の様に彼女の姿が掻き消えた。

 

なのは(変わり身の術!?いやでも今の感じは……!?)

 

???「うらぁ!!」

 

ガキンッ!!

 

 

なのは「ぐっ!!」

 

間一髪で防御に成功するが、やはり彼女の攻撃は重い。だが、

 

???「……んで……」

 

なのは「うん?」

 

???「なんでテメェがその眼をっ!!写輪眼を持っている!!?」

 

なのは「え??」

 

彼女のその言葉はなのはの防御を緩めるには十分過ぎるほどの驚きだった。

 

なのは「きゃっ!?」

 

緩んだ防御ごと吹き飛ばされるが、すぐに立て直す。

 

なのは「一体どういうこと?なんで写輪眼のことを知ってるの!?」

 

自分達しか知らないはずの写輪眼のことを知ってる彼女になのはは問いかける。が、その時!

 

ドカーーン!!!

 

自分達の間を何が通り過ぎ、その先のビルに突っ込んだ。

 

なのは「!?うそ!?どうして!!?」

 

 

なのは「フェイトちゃん!!アリシアちゃん!!!」

 

吹っ飛ばされて来たのはダメージを負った2人だった……。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 




ちょーーーーっと短いかも??次回はもうちょい文字数増やせるように頑張ります。それではまた次回!


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第三話

A's編第三話です。


ナギトside

 

ナギト「はあ!!」

 

???「くっ!」

 

謎の魔導師と打ち合いながら、ナギトは疑問に思っていた。

 

ナギト(敵対心?いや、負の感情じゃない…)

 

???「フンッ!!」

 

ガキンッ!!

 

ナギト(まるで何かを護ろうとしているようだ……。)

 

尾獣である九喇嘛をその身に宿すナギトはある程度人の感情を感じ取ることが出来る。戦闘を初めてからずっと、敵意では無い何かを護ろうしている感情に疑問を抱いていた。

 

ナギト(九喇嘛はどう思う?)

 

九喇嘛(俺も大体は同じだ…。あれはかつてのうちはイタチのようだ……。)

 

ナギト(二重スパイをしていた頃の、か?)

 

九喇嘛(ああ…。護るモノの為ならどんな罪でも被ろうとする…、そんな感じだな…。)

 

原作知識が現在進行形で薄れていっていることに嘆きつつも、無いものは仕方ないとすぐに切り替える。

 

ナギト(取り敢えず先ずは相手を戦闘不能に、その後幻術にかけて事情を聞き出す。)

 

???「堕ちろ!紫電……」

 

ナギ/??「「一閃!!」」

 

ガキンッ!!!

 

???「何!?」

 

写輪眼で相手の技をコピーして同じ軌道でぶつけて相殺させた。相手はその事に、と言うよりもナギトの写輪眼を見て驚愕した。その隙にクサナギを篭手モードにし、すぐさま相手の懐に入って殴り飛ばした。

 

???「くっ!」

 

相手は何とか立て直そうとするが、ナギトの拘束魔法、ストラグルバインドによって拘束されてしまう。

 

ナギト「俺は体術はそんなに得意じゃないけどこの技を使えるくらいのレベルはある…。」

 

そう言って相手を掴み、自分ごと回転しながら急降下し、相手を地面に叩きつける木の葉流体術奥義の一つ、表蓮華を繰り出した。

 

ナギト「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ドッゴーーーーーン!!!!!!

 

そのまま相手はビルに真上から突っ込み、瓦礫の下敷きになった。

 

クサナギ《マスター、流石にやり過ぎなのでは……?》

 

ナギト「あいつはあの程度じゃ死なないよ…」

 

クサナギ《?あの方をご存知なんですか…??》

 

ナギト「いや…初対面の筈だ。」

 

ナギト(なんであんな事言ったんだ俺?)

 

どうやら何でそんな事を言ったのか、自分にも分からないらしい。

 

ナギト「…!?どうやらなのは達の方が少しヤバそうだな。」

 

そう言ってナギトは飛来神の術で移動した。

 

sideout

 

 

◇◇◇◇◇

 

なのはside

 

ナギトが謎の女剣士と戦闘を続けるなか、なのは達の戦闘もより激しさを増していた。

 

なのは「ディバイーーーーン、バスタァァァァァァァ!!」

 

ドッゴーーーーーン!!!

 

なのは渾身のディバインバスターが少女に炸裂する。が、彼女を守る様に銀髪褐色の青年が無傷で仁王立ちしていた。もう一度言おう、無傷でだ…。

 

なのは「うそ…」

 

撃てばビルの一つや二つ軽く吹っ飛ばす威力のディバインバスターを受けて無傷なのだ。なのはは驚愕し、同時に青年の防御力に恐ろしさを覚えた。

 

 

 

~遡ること数分前〜

 

 

なのは「フェイトちゃん!アリシアちゃん!!」

 

2人はダメージはあるが何とか無事だった。

 

アリシア「痛った…。なんなのあの強さ!?」

 

フェイト「なのは気をつけて…。あいつの動き「ほう。アレを耐えるか。」!?」

 

そう言って銀髪褐色の青年が謎の少女の横に降りてきた。

 

???「ザフィーラ、アイツら…」

 

ザフィーラ「ヴィータ、分かっている。だがまだまだ写輪眼の扱いが未熟だ。が、あの歳でここまでの才と魔力だ。」

 

???「ああ…。これなら一気にページが埋まるはずだ。」

 

やれページだの魔力だの色々言っているが、何故彼らが写輪眼のことを知っているのかなのは不思議でしか無かった。

 

なのは(それでフェイトちゃん、さっきの話の続きは??)

 

彼らへの疑問は後回しになのははフェイトに話の続きを念話で聞く。

 

フェイト(う、うん。あの褐色の男の人何だけど、写輪眼の対処方を熟知してる。)

 

なのは(え!?)

 

写輪眼はその能力から、一見無敵に見えるが明確な弱点が存在する。それは、写輪眼が「見る」能力であることだ。相手の技を看破しコピーするのも、相手を強力な幻術にかけるのも、相手の動きを先読みするのも全て「見る」能力なのだ。つまり対象を目で捉えられなければ、幻術も技のコピーも、動きの先読みすらも出来ない。だから幻術なら目を見ずに足だけで相手の動きを判断すればいいし、技をコピーされるなら目眩し等で見られないようにすれば良い。動きの先読みは相手が認識出来ないほどのスピードで動けば良い。

 

なのは(ナギくんは余程の実力者じゃないとそんな事は出来ないって言ってたけど…。)

 

自分達よりも遥かに上の実力者になのはは戦慄する。

 

なのは(フェイトちゃん、アリシアちゃん!お願いがあるの!)

 

フェイト(え?)

 

アリシア(何??)

 

なのは(私がスターライトブレイカーで結界を破壊する。だからそれまで時間を稼いで欲しいの。)

 

今の自分達では勝てない、そう考えたなのはは結界を破壊してここから離脱することを選択した。

 

フェイト(なのは、大丈夫なの?)

 

収束魔法は相当な負荷がかかる魔法。なのはのスターライトブレイカーもナギトからは使用禁止を言い渡されていた。

 

なのは(今はこれしか方法がない。だから……)

 

フェイト(分かった…。無理しないでね。)

 

アリシア(時間稼ぎは任せて!!)

 

そしてなのはは後方に下がり、フェイトとアリシアが前に出る。

 

フェイト「ここからは…」

 

アリシア「私達2人が相手よ!!」

 

ヴィータ「ふん、上等だ…。」

 

ザフィーラ「…受けて立つ。」

 

お互いに構え、再び戦いが始まる。が、その時……、

 

ナギト「悪いが1人追加だ!」

 

「「!!?」」

 

 

黄色い閃光が舞い降りた。

 

 

 

 

 




という事で第三話、いかがでしたか?なんかすごく中途半端に話を区切ってしまった気が……。次回はもう少し先に進めたいと思っています。それではまた次回。


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