原村和の狂愛 (ファンの人)
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催眠術!

催眠術の本がある…
ちょ、ちょっと試してみても…


京太郎「や、やった!和に催眠術をかけることに成功したぜ!」

 

和「すぅ…すぅ…」

 

京太郎「こ、これでなんでも言うことを聞かせられるんだな…」

 

和「zzz…」

 

京太郎「よ、よし!和はお、俺のことをどう思っているか教えてくれないか?」

 

和「…京太郎君のことは大好きですし麻雀に真摯な姿は見ててカッコいいですし教えていてとても楽しいですし近づいたときにする匂いはかいでてとても安心しますし胸を押しつけたときの慌てる様はみていてとてもキュンキュンしますし好きで好きでたまらなくてこのまえ監視カメラと盗聴器を付けましたし京太郎君の全てを見て監視して私も一緒に過ごしたいですしお風呂も一緒に入りたいですしオナニーしている様子を見て私も我慢できずにシテしまいましたし一緒に家庭を築いて帰りをまってご飯つくったり家事をしたり子供をつくってこれからどうするか話あったり名前を考えたりいやでも監禁して怖がってる京太郎君にうんとやさしくして依存させたいですし私以外では興奮できないよう調教して一生飼うのもいいですしでも幸せな家庭を築いて一緒の墓にはいるまで幸せに過ごして死後も一緒にいたいですし~」

 

京太郎「……」

 

和「~だから今日は京太郎君と部室に二人きりになれるので【ピー】して【ピー】して【ピーピーピー】して」

 

京太郎「あー、ストップ」

 

京太郎「うん…いまから指を鳴らしたら和は俺のことをただの友達だと思うようになっている」

 

和「zzz…」

 

京太郎「…じゃあ」パチンッ!

 

和「ん、んぅ、ふあぁ…あれ、京太郎君?私は何をしてましたか?」

 

京太郎「あ、ああ、疲れてたのかな?ぐっすり寝ていたよ」グスン・・・

 

和「…?京太郎君はなんで泣いているのでしょうか?」

 

京太郎「いや、世の中ままならないんだなって…」

 

和「そうですね…私もたまに思うことがあります」

 

和「…ところで京太郎君」

 

京太郎「なんだ?」

 

 

 

 

 

和「逃げられるとでも思っていますか?」

 

 

 

 

 

京太郎「え…?」

和「つかまえました」ギュ

 

京太郎「の、のど」

和「催眠術なんて、そんなオカルトありません」

和「京太郎君が催眠術でどんなことしてくるか期待していたのですが、思ったよりも純情だったので私の心中を告白してみました」

和「それなのに、京太郎君は、そんな私の想いをなかったコトにしようだなんて!!」

 

京太郎「わ、悪かった、だ、だから許して」

和「いいえ、許しません、絶対に許しません」

 

和「決めました、京太郎君には私の願望を叶えるお手伝いをしてもらいます」

和「京太郎君は、これから、私と付き合って監禁されて飼われて調教されて求婚して結婚して家庭を築いて一緒の墓に入ってもらいます」

和「すこしぐらい妥協する予定でしたが、ダメです、私の気持ちをないがしろにした罰です、私も京太郎君の気持ちをないがしろにします」

 

京太郎「和、一体どうしてこんなことに…」

 

和「どうして?理由なんて必要ですか?」

和「好きなんです、私は京太郎君が好きで好きでたまらなくて、独占したくて、でも京太郎君は色んな人と仲がよくて」

和「そして…あ、あああああああ!!ダメです!京太郎君が他の人と付き合ったりするのを想像するだけでも胸が張り裂けそうになって!我慢できなくなって!」

和「でも京太郎君は私のこんな感情を分かってくれなくて!拒絶して!そして無くそうとしてきて!少しだけ、少しだけでも受け入れてくれたら嬉しかったのに…ああああああああああ!」

 

京太郎「ご、ごめん、そんなに思い詰めてるなんて…」

 

和「…だから決めました、もう、今日で、すべておわらせます」

 

京太郎「…和、考え直せ、落ち着いて話し合おう、な?」

和「京太郎君」ニッコリ

 

 

和「愛してます♪」

 

 

この後、ヤバい性癖が色々と付加されて和に逆らえなくなってる京太郎がいますが、清澄麻雀部は平和です

 

カン!




おまけ

京太郎「…気持ちよかったなぁ」

京太郎「和が、俺の上でこう…」

京太郎「胸がすごい揺れてて…」

京太郎「…俺ってMじゃないよね?」

モウイッコカン!


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また催眠術!

や、ヤバいことになってしまった
しかし!ハギヨシさん直伝の催眠術なら!何とかなるはず!




京太郎「ふぅ…こ、今度はちゃんと催眠術をかけれたぞ!」ハァハァ・・・

 

和「すぅ…すぅ…」

 

京太郎「ハギヨシさんに習ったかいがあった...だ、大丈夫だよな?」ツンツン

 

和「んっ…zzz…」ピクンッ

 

京太郎「胸をつついても襲いかかってこない…!大丈夫そうだ!」

 

和「zzz…」

 

京太郎「催眠術かけるときも『今日はそういうプレイですか?アリですね』とか言って襲ってきたし、どうしてこんなことに」

 

京太郎「おっと、早く本題にうつらないと」

 

京太郎「えーっと、和さん、もう少し抑えてくれませんか?」オソルオソル

 

和「ダメです」キッパリ

 

京太郎「即答!?」ガーン!

 

和「拒否します、私は京太郎君のことをメチャクチャにするって決めたんです」

 

京太郎「うわぁ、俺の人権はどこにいったんだ…」

 

京太郎「というか、命令を拒否するって、もう催眠術の意味がないじゃないか…」

 

和「私の意思を催眠術でどうこうするなんて、SOA!」キリッ

 

京太郎「これ起きてない?ホントに催眠術かかってる?」

 

和「……すぅ…すぅ…」

 

京太郎「…一応かかってはいるのかな?」

 

京太郎「うーん、どうしよう…あの、せめてお尻だけはやめてくれませんか?」

 

和「あと少しなので、もうちょっと我慢してください」

 

京太郎「だからあとちょっとで変になっちゃいそうだから言ってるの!!」

 

和「そうですか、努力したかいがありました」

和「うまくイけなくなっても、iPS細胞というので子供を作ることはできますよ」キリッ

 

京太郎「ダメだ!話がまるで通じない!なんか子供作ることも確定事項になってる!」

 

和「zzz…」スヤスヤ

 

京太郎「くっ…!どうすれば…!!」ピコーン!

 

京太郎(そうだ!麻雀に関してならまともに取り合ってくれるから…)

 

京太郎「あの、和!俺は麻雀で全国大会に行きたいんだ!」

 

京太郎「そのためにも俺に麻雀を教えてくれないか?休日や部活後とかに」

京太郎(これなら襲ってくる時間が減り、代わりに麻雀に費やす時間が増えるはず!)

 

和「…分かりました、麻雀のことでしたら協力しましょう」

 

京太郎(やった!勝った!逃れた!)

 

京太郎「よし!じゃあ、指を鳴らしたら、俺に麻雀を教える時間が増えるようになる……はい!」パチンッ!

 

和「あ、ちなみにですが、間違った切り方する度に開発するので気をつけてください」ダキツキ

 

京太郎「へ?」ダキツカレ

 

和「おはようございます、京太郎君は失敗をしっかりと反省すべきだと思いますよ?」ガムテグルグル

 

京太郎「え、あれ?…もしかして、最初から起きてました?」シバラレ

 

和「当たり前です、催眠術なんてそんなオカルトありえません、前にも言ったじゃないですか」

 

京太郎「この拘束は何でしょうか…?」

 

和「逃げないようにするためです、私はスパルタなので覚悟してください」

 

京太郎「開発ってもしかして…」 和「性感帯以外に何かありますか?」 京太郎「ですよねー」

 

和「それでは、麻雀のお勉強を始めましょうか」イソイソ

 

京太郎「あー、いや、罰ゲームはなしでお願いしたいなあって…」

 

和「ダメです、緊張した場面で正確に切れないと意味がありません」

 

和「そして負けが込んでも変わらない精神力も必要です。そのためにもミスをしたら罰を与えるという方式が最適です」

 

京太郎「いやー!やめてぇ!!もう変な性癖付けたくなーい!!」

 

和「全問正解すればいいだけの話ですよ、京太郎君」

 

和「それでは、この本を使いましょう」

 

京太郎「そ、染め手は勘弁…」

 

和「第一問:1223344567888の待ちは何でしょうか?」

和「制限時間は10秒です」

 

京太郎「」

 

和「じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に…」

京太郎「え、えーっと、1.3.4.7…6?で全部か?」

 

和「…惜しいですね、9も待ち牌です」

京太郎「」

 

和「では、間違ったので罰を与えないといけませんね」

京太郎「あ、あの、惜しかったので何卒恩情を頂けませんでしょうか…?」

 

和「京太郎君」

京太郎「あっはい」

 

 

和「一緒に頑張りましょうね♪」

 

その後、麻雀は強くなったものの大事なものを失った京太郎がいましたが清澄麻雀部は平和です

 

カン!




おまけ

京太郎「やった!ネトマで特上卓まで行けたぞ!」

京太郎「…失ったものがデカいな」

京太郎「でも、前立腺って案外いいかも…」

京太郎「はっ!?いかんいかん!俺はノーマル、ノーマルなんだ…!」

モウイッコカン!


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不法侵入!

そういえば、前に和が監視してる云々言ってたなぁ
…もしかして、ホントにあるの?




京太郎「…よし、これでカメラは全部かな?」

 

京太郎「いやー!疲れたー!これでやっと部屋でくつろげる!」

 

京太郎「監視カメラがあることを知ってから二週間、寝る間も惜しんで探したかいがあった!」

 

京太郎「にしてもなー、まさか和がこんなことするなんて…」

 

京太郎「うーん、催眠術は二度も失敗したし…他に改善策はないものか」

 

京太郎「…これ以上性癖いじられると、一人で出来なくなるしな」

京太郎「というか、なりかけてるし…」

 

和「そうですか、それは大変ですね」

 

京太郎「そうなんだよ…これまで気に入ってたオカズでは抜けなくなってきてなぁ」

 

京太郎「昨日なんて、ついに和の靴下を使ってしまったからな…」ズーン

 

和「それはいい兆候ですね、あと二か月ほどで性癖は完全掌握できそうです」

 

京太郎「それは勘弁願いたいな、ホントに和がいないと生きていけなくな…」

 

和「?どうしました?」

 

京太郎「!!??ののののの和!?ななななんで俺の部屋に!?」

 

和「将来の妻なのですから、同じ部屋にいることなんて当前です」

 

京太郎「違う!そういうことを聞いているんじゃない!どどどうやって俺の部屋に!?」

 

和「ずっと後ろにいましたよ?下校時からずーっと」

和「まあ、京太郎君は鈍感なので全く気付かなかったようですが…酷いです!」プンプン!

 

京太郎「嘘だろ!?下校時はメチャクチャ警戒してたんだぞ!?」

 

京太郎「…はっ!?まさか監視カメラを付け直しに来たのか!?」キョロキョロ

 

和「いえ、その逆で取り除きに来たのですが、もう既に全て見つけたようですね」

 

京太郎「え?そ、そうなのか?」

 

和「ええ、多少は個人で過ごせる時間を設けないといけませんし」

和「もう、我慢しなくてもよくなりましたので」

 

京太郎「そ、そうか、なら安心した…」

京太郎「…ん?我慢しなくていい?」

 

和「ええ、そうです、これを見てください」パサッ

 

京太郎「えーと…!?」

 

和「お互いの両親の合意書です、宿泊や同棲、性交渉を認めると書いてあります」

 

京太郎「な、ななな何やってんだ!?あの親どもは!?」

 

和「私がご挨拶に伺ったら快く了承しましたよ、ええ、一片の疑いもなく」

 

京太郎「…ということは和さん、もしかして今日は…」

 

和「そうですね、お泊りです!」フンス!

 

京太郎「」オワタ

 

京太郎(…まて、諦めるにはまだ早い!)

 

京太郎「そうだ!和、せっかくお泊りするんだしゲームでもしないか?」

京太郎(一晩中遊べるゲームは沢山ある!これで一晩中時間を潰せれば…!)

 

和「いえ、まずは一緒に風呂に入りましょう」ギュッ

 

京太郎「あ、いや、それはまずい…って力強い!?」ズルズル

 

和「安心してください、京太郎君の体の隅々まで全部、ぜーんぶ綺麗に洗ってあげます♪」

 

京太郎(やべえ、スイッチ入った)

 

和「京太郎君のあんなところやこんなところをしっかり洗って、他の女の子の匂いも全部消して私だけの京太郎君に染め上げてあげますからね?拒否権はありませんよ京太郎君の人権なんてとっくにありません私が奪ってしまいました私だけが京太郎君を好きにできていじめることができてダメですたまりません心がたえきれません幸せすぎてどうにかなってしまいそうですこれは夢じゃないかと思うとどうにか~」

 

京太郎(なんか新たな性癖に目覚めそう、かわいい)ゾクゾクッ!

京太郎「…かわいいなぁ」カワイイ

 

和「~…え?」

京太郎「…あれ?」

 

京太郎(……!!?お、俺はなに言ってるんだぁー!??)

京太郎(やばい!これはヤバイ!暴走してのどっちモードになってしまう!)

 

京太郎「あ、あの、今のは鳴き声的な何かだからスルーしてくださ…」

 

和「ふ…ふきゅぅ…」バタン!

 

京太郎「………?」ポカーン

 

京太郎「…え?もしかして勝った?」

 

その後、真っ赤になって帰宅する和がいましたが明日には克服したもよう

 

カン!




京太郎「まさか、あんなので撃退できるとは…」

京太郎「ん?なんだこれ?」

京太郎「…これ、和の下着だよな」

京太郎「………」カチャカチャ

モウイッコカン!


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まともだった頃

第一話よりも前のお話

須賀君…

もう少し私が明るい性格でしたら、もっと楽に仲良くなれたでしょうに…

はぁ…


和「はぁ…」

 

優希「どうしたんだ?のどちゃん」

 

和「え?ああいえ、なんでもありません」

 

優希「ふっふっふ、そんな嘘は私には通用しないじぇ!」

 

優希「ズバリ!のどちゃんの悩みは京太郎だな!」

 

和「え!?そそそそそんなことはありませんよ、ありません!」

 

優希「ふーん、まあ確かにあの犬にのどちゃんが惚れるなんてことはないか」

 

和「む!須賀君は犬なんかじゃありませんし、彼は魅力的な人間です!!」

 

優希「ほっほう」ニヤニヤ

 

和「…はっ!?い、いまのはなんといいますか…」

 

優希「いいんだじぇ、のどちゃんが京太郎に惚れているのは皆分かってることだし」ポンポン

 

優希「今さら恥ずかしがることじゃないじぇ!」

 

和「え、ええ!?皆ってもしかして…」

 

優希「京太郎以外の皆は分かっているじょ!」ドーン!

 

和「えええ!?そんなに分かりやすかったですか!?」

 

優希「バレバレもバレバレだじぇ!」

 

優希「まあ、私たちはそんなのどちゃんを見守っていたんだけど…」

 

優希「遅い!!」

 

和「え?」

 

優希「進展が遅い!というかアクションを起こさない!まるでオリてる状態だじぇ!」

 

和「いやでも、何したらわかりませんし…」

 

和「あ、あと、ちゃんと須賀君とはお話ししてるから大丈夫です!進展してます!」

 

優希「…はぁ、あの事務連絡と麻雀の指導だけでお話ししてるだって?」

 

和「うぅ…」

 

優希「ダメダメだじぇ!もはや同じ部活にいるってだけだじぇ!」

 

和「そ、そんなことは…いえ、そうかもしれません」ズーン

 

優希「ということで、私がのどちゃんをレッスンしてあ・げ・る」フフーン

 

和「ゆーきがですか…?でも、ゆーきもお付き合いとかはしたことがないはずでは…」

 

優希「チッチッチ、分かってないなぁ、のどちゃんは」

 

和「む」カチン

 

優希「私はのどちゃんと違って異性の友達も多いし」

 

優希「なにより、京太郎と仲が良くて、色んなことを話してるじぇ」

 

和「むむ」グヌヌ

 

優希「そう!私は京太郎がどんな女性が好みで、何が好物かとかは把握してるんだじょ!」

 

優希「…今ののどちゃんの助けにはなると思うじぇ?」

 

和「…そうですね、ゆーき、ご教授お願い致します」ペッコリン

 

優希「よし!さっそくレッスン1だじぇ!」

 

優希「まずは名前で呼んでみる!」

 

和「え…名前呼びですか?」

 

優希「そうだじぇ!呼び方ひとつで印象がガラッと変わり、親密感を出せるんだじょ!」

 

優希「さっそくリピートアフターミー、京太郎」

 

和「きょ、京太郎…君」

 

優希「うん、よしよし!これからは京太郎君って呼んでいこう!」

 

和「突然呼び方を変えたら変に思われませんかね…?」

 

優希「京太郎のことだじぇ、のどちゃんに名前呼びされたら喜ぶに決まってる!!」

 

和「そ、そうでしょうか…」

 

優希「まだまだあるじぇ!レッスン2!」

 

優希「一緒にいるときはなるべく近づく!」

 

和「えーと、パーソナルスペースとかの話でしょうか?」

 

優希「さっすがのどちゃん、分かっているじぇ!」

 

優希「基本的にのどちゃんは京太郎と話すときの距離が遠い!」

 

和「いや…あんまり近寄りすぎて迷惑かけるといけませんし…」

 

優希「はぁ…そんなものぶらさげておいて、どの口が言うんだじょ!」モミッ

 

和「ちょっと、ゆーき!いきなり何を!」

 

優希「のどちゃんにはコレがあるんだから、密着して押し付ければ一発だじぇ!」

 

和「そ、そんなはしたないこと!」

 

優希「おーっと、そんなこと言ってる場合かな?」

 

優希「のどちゃん、あいつの交友関係を舐めない方がいいじぇ」

 

優希「なぜか白糸台の大将に、阿知賀の玄ちゃんといった奴らと連絡先を交換しているじょ?」

 

和「白糸台の大将…あの金髪の人と、玄さんとですか…」

 

優希「そう、あの無邪気金髪おっぱいと、黒髪おしとやかおっぱいだじぇ」

 

優希「京太郎の好みともかなり一致する」

 

和「…」

 

優希「ふとしたきっかけで付き合い始めて、そのままラブラブカップルになって、そして…」

 

和「…!!だ、ダメです!そんなことは認めません!!」

 

優希「でも、のどちゃんは彼女でもなんでもない、ただのお友達、それを止めることはできずに京太郎はゴールイン…」

 

和「あ、あああ、そ、そんなの嫌です…」

 

優希「ならば全力を尽くすべきだじぇ」

 

優希「今言ったのはただの妄想ではなく、ホントにあり得る未来だじょ」

 

和「…わかりました、私も覚悟を決めます!」フンス!

 

優希「その意気だじぇ!よーし、明日からはガンガン攻めて攻めまくって京太郎を攻略だじぇー!!」ウオオー!

 

優希「えいえいおー!!」

 

和「えいえいおー!」

 

その後、京太郎からの反応が思ったよりも薄く、病んでいく和と焦る優希がいますが明日も清澄麻雀部は平和です

 

カン!




ちょっと前まではこんな感じだったのに…
のどちゃん………

あんなに積極的になって成長したじぇ!
これで京太郎とゴールイン間違いなしだじぇ!


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夢の中で

zzz………




和「須賀君!」

 

京太郎「ん?なんだ?」

 

和「以前からずっと好きでした!!付き合ってください!」ダキツキ

 

和(私から告白すれば統計的に99%成功します!しかも大好きなおもちもセットです!)

和(これは勝ちました!京和SSカン!)

 

京太郎「え!?えー、あー、あのその」

 

和「…返事はどうでしょうか?」

 

?「おーい京太郎、そろそろ行くぞー?」

 

和「あ、あなたは…」

 

まこ「おおう和、京太郎と何を話しておったんじゃ?」

 

京太郎「ま、まこさん、ちょっと待っててくれませんか?」

 

まこ「京太郎のためなら何時間でも待つつもりじゃ!」

 

和「ま、まさか、須賀君と染谷先輩は…」

 

京太郎「あ、ああ、インハイ後から付き合ってるんだ、まこさんの方から告白してくれて」

 

まこ「ん?ああそうそう、とはいえ、付き合ってからまだ三ヶ月じゃし、そんなに長い仲ではないがの」

 

和「さ、三ヶ月も…」

 

京太郎「というわけでごめんな、気持ちは嬉しかったけど、俺にはもうまこさんが居るんだ」

 

まこ「なんじゃ、和が告白してきたんか、別に京太郎が望むなら和と付き合ってもええぞ?」

 

京太郎「何を言ってるんですか!!こんなに可愛い彼女を手放すわけないでしょう!!」

 

京太郎「おまけに家事全般は完璧だし、いつも癒してくれるし、麻雀も教えてくれる!」

 

京太郎「俺にはもったいないってレベルじゃありませんよ!!手放すわけがない!!!」

 

京太郎「…っは!?もしかして、俺が不甲斐ないから暗に別れようと言ってるのでは…」

 

まこ「そんなわけないじゃろ、たとえ天地がひっくり返ったとしても、わしから別れるなんて有り得ん!」

 

まこ「にしても、嬉しいこと言ってくれるじゃないか京太郎、今日はオムライスを作ってやろう!」

 

京太郎「やったー!じゃあ早速スーパーに行きましょう!」

 

イチャイチャ!

 

和「こ、こんなの、認めません!!!」

 

………………

 

ジリリリリリリリリリリ!!

 

和「っは!?……夢ですか」

 

和「…今日は、今日こそは須賀君と仲良くなれるよう頑張ります!」

 

その後、結局ヘタレる原村和が発見されましたが、今日も清澄麻雀部は平和です

 

カン!

 

 

 

おまけ

 

和「……」

 

まこ「…?なんじゃ和?なんかあるんか?」

 

和「あの、須賀君と付き合ってたりしてませんよね?」

 

まこ「わしと?京太郎が?」

 

まこ「ハハハハハ!!ないない!」

 

和「そ、そうですか、そうですよね」ホッ

 

まこ(あー、和にこんな一面があるとは、ホントにかわいい奴じゃのう)

 

モウイッコカン!

 




……京太郎君と染谷先輩は付き合ったりしませんよね?
い、一応警戒しておきましょう





あと本日は18時にも投稿するみたいですね
一日に二回も京太郎君とイチャイチャできるなんて…最高です!
…あれ?今回の話はイチャイチャできてないような






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敵陣侵入!

ひょんなことから和の家に招待された!
…あれ?なんで俺はついていってるんだ?


京太郎「お、おじゃましまーす」オドオド

 

和「どうぞ、そんなに緊張しなくてもいいんですよ?」

 

京太郎「いやあ、やっぱ緊張するっていうか、なんていうか…」

 

京太郎(どうしてこうなった!?なんで和の部屋に入ってるんだ俺!?)

 

和「フフッ…まあ、特に何もない部屋ですけどくつろいでください」

 

京太郎「おう…おや、立派なパソコン持ってるんだな、据え置き型か」

 

和「ええ、父親に無理を言って買ってもらいました、暇な時はよく使ってます」

 

京太郎「やっぱネト麻してるのか?」

 

和「それもありますけど、最近は京太郎君の監視ファイルを…」

 

京太郎「なんとなく予想ついてたけど、そんな言葉聞きたくなかった!!」

 

和「これとかお気に入りなんですよ、京太郎君の少し羞恥心のある顔と必死な感じが見れて」

 

京太郎「やめて!俺が一人でシている映像を見せないで!」

 

京太郎「というかこれ、この前のじゃん!?監視カメラ全部外したんじゃなかったの!?」

 

和「……不思議なこともあるみたいですね」

 

京太郎「そんなこと言うのはこの口か~!?」ギュー

 

和「いふぁい!いふぁい!やめてくだふぁい!」

 

京太郎「ったく、ホントは犯罪なんだからな…」

 

和「何を言ってるんですか?京太郎君には人権はないので犯罪には当たりません!」エッヘン!

 

京太郎「胸張っていうことじゃねえからな!なんでこんなことに…」

 

和「…今日の京太郎君はずいぶんと生意気ですね」

 

京太郎「たまには反抗しないとな、和の弱点も分かった訳だし」

 

和「……?私の弱点?なんですかそれは?」

 

京太郎「ふふふ、記憶すらトんでいるのかな?まあ、それなら好都合だ!」

 

和「むむむ…気になりますね」

 

和「あと、なんだか調子に乗ってる京太郎は癪にさわります」

 

京太郎「ひどくない?ちょっとぐらいよくない?」

 

和「ダメです、京太郎君にそんな権利は与えません、二度と私に反抗できなくします」

 

和「京太郎君が悪いんですよ?あの時私の気持ちを少しでも受け入れてたら多少は妥協しましたのに」

 

京太郎「…ふと思ったんだけど、多少は妥協されたらどうなってたの?」

 

和「そうですね…監視をやめることはもったいないし…開発も依存させるためには必要ですし…」

 

京太郎「ほぼほぼ変わんないじゃねーか!」

 

和「いえ、子供の命名権や人権は与えてたと思います」

 

京太郎「あ、夫婦になることは確定なんですね」

 

和「ええそうですよ?…まさか京太郎君、逃げられるとでも思ってますか?」

 

京太郎「いやもう逃げられないというか、逃げてもどうしようもないというか…」

 

和「ダメですからね?私から逃げるなんてそんなオカルトありえません、もし逃げても地の果てまで追いかけて捕まえてあげますからね?たとえ海外に逃げようがどこに行こうが無駄ですよ?他の人と付き合うなんてもってのほかですよ?私以外の人とつきあったらつかまえて監禁して二度とそんなことをしようとする気がなくなるまで調教しますからね?ホントに二度と逃げないようにずうっと私のことが好きになるようなんでもしますからね?そのためには時間もお金も命もすべて犠牲にしますよ?何年もかけてじっくりと洗脳してあげますというか今しちゃっていいかもしれませんねええそうですこんなこと言い出す時点で危険ですから未然に防ぐ方がお互いのためですし京太郎君との時間もたっぷりとれますし夫婦としても生きていけますしじゃあこのまま監禁しちゃいましょう私で京太郎君をいっぱいにしてあげます安心してくださいなにも痛いことはしませんよただすこしだけ私の想いをぶつけるだけですから~」

 

京太郎「」

京太郎(いや待て須賀京太郎よ、ここで素直な好意をぶつけたらフリーズするはず!いけ!恥を捨てるんだ!性癖のためにも!)

 

京太郎「和!」

 

和「はい、なんでしょうか?最初は胸がいいですか?それともお尻ですか?」

 

京太郎「どっちも!…じゃなくて!」

 

京太郎「和!俺はお前を愛してるから安心しろ!」

京太郎(これならどうだ!フリーズするはず!)

 

和「……」

 

和「…あ、ああ、ああああ」

 

京太郎「の、和?」

 

和「ああああああああ、ダメです辛抱たまりません!!我慢できませんメチャクチャにしてあげますホントにかわいいですし京太郎君が愛してくれるだなんて嘘でも幸せです!ダメ、ダメですホントに二度と離しませんから監禁しちゃいます!お人形さんみたいにギューッと抱きしめて一日中かわいがりますしいじめてあげますしそのまま食べちゃいたいですしああああああああ!!!!」

 

京太郎「あれぇ?前みたいにフリーズしないぞぉ?(思考放棄)」

 

和「…もしかして弱点っていまのことですか?」

 

京太郎「え、ああ、その…」

 

和「…ああやっぱそうですか…そうですよね…本気で私のことを愛してるわけがありません」

 

和「ええ、そうです京太郎君はまだ愛してくれません安心できません」

 

和「他の人と付き合うかもしれません嫌気がさしてどっかに引っ越すかもしれません」

 

和「ダメですそんなことおきたら死んでしまいますホントに逃げられちゃったら私は何もできませんダメですダメですダメです!!」ハァハァ

 

和「…そんなことになるまえに縛り付けましょう」

 

和「ええもう一生縛ります離しません離れたくないありません」

 

和「京太郎君の意思なんて知りません私の意思で塗りつぶしてあげます」

 

和「もう嘘なんてつけないようにホントに愛してくれるようにええ今日監禁します…」

 

 

和「逃がさない!!絶対に…!!」ハァハァ

 

 

京太郎「…」

 

和「さあ、京太郎君?抵抗しなかったら優しくしますよ?ああ、ドアは開かないように細工しておきました、もう逃げられませんので…」

 

京太郎「和!」ギュッ!

 

和「え、え?」

 

京太郎「ごめん!和!俺の、俺のせいでそんなに思い詰めて…ホントにごめん!」

 

和「し、仕方ありませんよ、京太郎君は私のこと…」ボソボソ

 

京太郎「好きだ!」

 

和「ふえぇ!!?」ビクッ!

 

京太郎「何度でも言ってやる!好きだ好きだ好きだ好きだ好きだぁー!!!!」

 

和「だ、だだだまされませんよ、そんなこと言ってその場を凌ぐことしか…」

 

京太郎「初めて会った時からかわいいと思ってた!胸も大きくて美少女でこんな娘と結婚したいと思ってた!ぶっちゃけ和目当てもあって麻雀部に入った!」

 

京太郎「麻雀部入ってからはその麻雀に対して真摯な姿がとてもカッコいいと思った!憧れた!俺もこんな風になりたいと思った!!」

 

和「あ、あわわわわ」アタフタ

 

京太郎「咲と喧嘩した時とかはヒヤッとしたけど、その信念がとてもカッコよくて、俺には無くて、それがほしくて…」

 

京太郎「だから和に麻雀を教えてくれと頼んだんだ!俺も和のような信念をもってみたいと!必死になりたいと!」

 

京太郎「そうして接するようになってからは、少し天然なところとか可愛いものが好きなところとか、そういう乙女なところに惚れた!」

 

和「かかか可愛いって」

 

京太郎「団体戦の時にスタイルを崩さずに堂々と打つ姿はさらに惚れた!俺もああなりたいと思った!」

 

京太郎「インハイ終わってから、俺に割いてくれる時間が増えるようになって、丁寧に教えてくれる和にドキドキしてた!」

 

京太郎「距離も近いし胸が少し触れてたのもあったけど、なにより憧れの選手が教えてくれてることがとても嬉しかった!!」

 

和「憧れの選手だなんてそんな…!」

 

京太郎「そのときの俺は、和と付き合うとかは考えてなくて、折角教えてくれてるし邪念を捨てて憧れの選手として見るようにしたんだ…」

 

京太郎「そして催眠術使ったあの日は…ただの冗談だったんだ、話のネタにでもなればいい程度の」

 

和「…」

 

京太郎「でも和はまるでかかったかのように眠ってしまって…ふとした出来心で俺のことを聞いてみたんだ」

 

京太郎「そしたら予想外の返答が来て、まさかそんな風に見られてるなんて思わなくて、俺はてっきりただの部員だと思われてると」

 

和「そうなんですか…」

 

京太郎「俺は選手として和を見ることに決めていて、でもこんな想いをぶつけられて嬉しかったけど信じられなくて、怖くなって」

 

京太郎「それで…グスン…あんなごといって…!」ズズッ

 

和「…」

 

京太郎「和が、和があんなに想ってるなんて思わなくて…でもあの日は襲われて済んで…」

 

京太郎「和が押してくれるから…グスン…俺は煮え切らない態度でも和と一緒にいられて…満足してて…」

 

京太郎「俺が…俺がしっかりと気持ちを伝えてなかったがために…グスン…和は思い詰めていて…グスン…」

 

京太郎「…のどか…ごめん」ズズッ

 

和「…かわいいです」(泣かないでください京太郎君)

 

京太郎「ふぇ?」

 

和「間違えました、泣かないでください京太郎君」

 

和「京太郎君はそんな風に考えていたんですね?」

 

京太郎「うん…」

 

和「私も悪かったです、ろくに京太郎君の気持ちを聞かずに先走ってしまって、勝手に思い込んで」

 

京太郎「のどかぁ...こんな俺を許してくれるか…?」

 

和「もちろん」

 

 

和「許しません♪」カシャン

 

 

京太郎「…え」テジョウハメラレ

 

和「ああ大丈夫です安心してくださいそんな顔をしないでください」

 

和「京太郎君の気持ちはよくわかりましたし、そんな風に思っていてくれてとても嬉しかったです」

 

和「でも、その想いをもっと早く伝えてくれなかったことと、私の好意を全く感じ取らなかったことは許しません」

 

京太郎「好意…?」

 

和「そうですよ、好きでもない相手にあんなに密着しておしえますか?休日に時間割いて会ったりしますか?」

 

和「ホントに鈍感なんですから...だから許しません♪」

 

和「ええ、許しませんから、許しませんから今日は一晩監禁しちゃいます!私の好き勝手に京太郎君をメチャクチャにしてあげます♪こんな想いをぶつけてくれたんですし私もお返ししちゃいます!もう私以外のことを考えれなくしちゃって私でいっぱいにしますから」

 

和「京太郎君もいっぱいにしてくださいね?」

 

京太郎「あ、あの、お手柔らかに…」

 

和「だーめです♪」

 

翌日、精根尽きた京太郎が発見されたが次の日には無事に復帰したもよう

 

カン!




京太郎「…和があんな風に思ってたなんて知らなかった」

京太郎「次は悲しませないようにしないとな」

京太郎「…でも、激情させたら、あんなに激しく」

京太郎「はっ!?なんで俺はいじめられようとしてるんだよ!!」

京太郎「断じて認めん!認めんぞ!!」

モウイッコカン!


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曇っていく時期

まともだった頃の次の話


上手くいくはずです、ええ上手くいくはずです!
ま、まずはなななな名前呼びから…ふきゅぅ…




和(…部活の時間になりました)

 

和(昨日、ゆーきと話したことを実践するときです!)チラ

 

優希 コクン

 

和(まずは名前呼び…須賀君、いや京太郎君は掃除当番で少し遅れて来ます)

 

和(落ち着きましょう…平常心平常心…京太郎君京太郎君京太郎君京太郎君京太郎君)

 

和(…なんだかポカポカしてきました)

 

京太郎「はよーっす!!」ガララ

 

和「!!お、おはようございます!きょ、京太郎君」

 

京太郎「おう、おはよう和!とはいっても昼すら過ぎてるがな」

 

和「きょ、京太郎君が先におはようって言ったからですよ!」

 

京太郎「あれ?そうだっけ?わるいわるい!」

 

和「もうっ!」

 

和(これで第一関門はクリアですね…おそらく完璧でしょう)チラ

 

優希 グッ!b

 

和(とはいえ、名前呼びにしても何の反応もありませんね…すこしぐらい何かあっても)

 

京太郎「ん?そういや、和って俺のこと名前呼びしてたっけ?」

 

和「え、ええ!少し前からしてましたよ!」

 

京太郎「そうだっけ?俺の勘違いか」

 

優希 ヤレヤレ

 

和(え、えーと、咄嗟に噓をついてしまいましたが、もしかしてミスしました?)

 

和(あと、気づいたにしても反応薄すぎません?こういうものなんですか…?)

 

優希「じゃあ、早速打とう!咲ちゃんはここだじぇ!」

 

咲「え?…うん!分かった!」

 

まこ「じゃあ、わしはここじゃな」ササッ

 

久「…なるほどね、私もやるわ!」ソソクサ

 

京太郎「あちゃー、出遅れたかー!」シマッタ

 

京太郎「じゃあ、俺はネトマで基礎を磨くとしますかね」イソイソ

 

和(ナイスアシストですゆーき!ネトマは私の得意分野!京太郎君に教えてあげましょう!)

 

和「ネトマするのでしたら、私が横で教えましょうか?」

 

京太郎「お?マジで?サンキュー和!」

 

和「京太郎君は基礎がまだまだですし、私がきっちり教えてあげます!」フンス!

 

京太郎「いやあ、全国出場選手に教われるなんて、なんて幸運なんだ!」

 

和「まったく…皆で全国行ったのですから当たり前ですよ」フフッ

 

和(こういうところがかわいいですよね、無邪気にはしゃいで)

 

京太郎「よーし!目指せ一位率三割!」

 

和(最近は麻雀に熱中していて、インハイの結果が京太郎君にいい影響を与えてよかったです)

 

和(さて、ここはレッスン2を使うべきところですね…なるべく近くで教えましょう)

 

京太郎「うーん、これかな?」カチ

 

和「そうですね…この手牌ならそれが一番いいですね」ズズイ

 

京太郎「よしよし…いい感じだ」カチカチ

 

和(…反応なしですね、いえ、ネトマに集中しているのはいいことです)

 

和(でも、すこしぐらい…)

 

京太郎「うし!それだ!」ロン!

 

和(…かくなる上は、胸を押しつけてみましょう)

 

京太郎「お!配牌いいな!」

 

和(そうです、流石にそこまでやればなんらかのリアクションがあるはずです)

和(やってみましょう、やりましょう、ええ少し胸が触れるだけです)

和(ちょ、ちょっと一呼吸おいてからさりげなく…)

 

京太郎「うーん…何切ればいいのやら」

 

京太郎「和?これなんだけど、どれ切るべきかな?」

 

和「え?ああ、これはですね~」ムギュッ

 

和(ああああああ!!メチャクチャ押しつけてしまいました!!さ、流石にはしたないです!)

 

和「~ということで、ここは八筒を切りましょう」

 

京太郎「な、なるほど、そうやって考えたらいいのか」

 

和(……あれ?思ったよりも反応がありません)

 

京太郎「あ、あのー、和?ちょっと近寄りすぎじゃないかな?」オドオド

 

和「え?ああ、すみません」ビクッ

 

和(あ、ああ、やってしましましたダメでした拒否されました)

和(ゆーきの言ってたことが間違ってたのでしょうか、いや京太郎君が私に興味がないのでしょうか)

和(もしかして仲良くなったと思ったのは私だけなのでしょうか、京太郎君からすると他人なのでしょうか)

和(最初、男性慣れしてなくて冷たい態度を取っていたのが原因でしょうか、もしかしたら私のことを苦手に思っているとか…)

和(…切り替えましょう、今日は麻雀を教えることに専念しましょう、それがいいです)

 

優希(の、のどちゃんの目から光が…)

 

京太郎「あー、和?この場合ってオリるべきかな?」

 

和「そうですね、この場合は~」

 

・・・・・・部活終了後帰り道

 

和「…」スタスタ

 

優希「の、のどちゃん」

 

和「なんですかゆーき?」

 

優希「きょ、京太郎のことだから恥ずかしがっていたんだじぇ!だからあんな反応だった…」和「ゆーき」

 

和「いいんです、わざわざ慰めなくても、これが現実ですから」

 

和「ええそうです、これが現実なんです、京太郎君が私のことを意識しているなんてオカルトです、ありえません」

 

優希「のどちゃん…」

 

優希「…今は意識されてなくても、これから意識させたらいいんだじぇ!」

 

優希「そのために、私だけじゃなく、清澄麻雀部全員で協力するじょ!!」

 

和「…そうですねゆーき、まずは意識させたらいいんです、興味を持たれてなかったら、持たせたらいいのです」

 

和「…たとえ、どんな手を使ってでも…」ボソッ

 

優希「?…まあ、これからも困ったら私たちを頼ればいいじょ!」

 

和「はい!これからもよろしくお願いしますね?」ニッコリ

 

この後、どんどん闇落ちしていくのどちゃんが発見されたが、清澄麻雀部は明日も平和です

 

カン!

 




京太郎「あー!疲れた!」

京太郎「今日は和にみっちり教えてもらって充実したなあ!」

京太郎「和も今日はかなり集中してくれたし、今日だけでもかなり上手くなったかも!」

京太郎「…そういや、アレは驚いたなあ、いきなりくっついてくるなんて」

京太郎「柔らかかったなぁ…」

京太郎「…っは!?いかんいかん、和は真剣に教えてくれてるんだし、そんなこと考えるのは失礼だ!」

京太郎「にしても、和ってカッコいいよなあ、何聞いてもサラッと答えてくれるし分かりやすいし」

京太郎「…俺もああなるために頑張るぞー!!」ウオオー!!

カピー「キュー」

モウイッコカン!


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看病!

あー、寒い、なんか嫌な予感がするなぁ…




京太郎「ゴホッゴホッ」

 

京太郎「あー、完全に風邪を引いたなこれは」ズルズル

 

京太郎「親もちょうど出張でいないし、参ったなこれは…」

 

京太郎「とりあえず部長に休みの連絡をして…」

 

京太郎「風邪薬あったっけなぁ…頭痛薬ぐらいはあればいいが…」

 

和「とりあえずバファリンを買ってきましたが、他にも何か買ってきますね」

 

京太郎「ああ頼む…ん?」

 

京太郎「…なんでいるんだ和」

 

和「おかしいですか?」キョトン

 

京太郎「いや、もう慣れたけど、慣れたけど、理解はできてない」

 

和「まあ、日課の監視をしていましたらどうやら様子がおかしかったので」

 

和「居ても立っても居られなくなりまして来ました」エッヘン!

 

京太郎「とりあえず、監視カメラは後で探すとして…」

 

京太郎「別にわざわざ看病しなくていいんだぞ、風邪移したらわるいし」

 

和「いえ、風邪で苦しんでいる京太郎君をほっとくなんてありえません!」

 

京太郎「…本音は?」

 

和「それもありますが、弱ってる京太郎君に看病と称してあんなことやこんなことを…」

 

京太郎「チェンジ!!」

 

和「っは!?ゆ、誘導尋問はダメですよ!」

 

京太郎「和のことだからと思ったら…やっぱそうか!」

 

和「だ、大丈夫です!ちゃんと看病してあげますから!我慢しますから!」

 

京太郎「いや、寝ている間に変なことされそうだかr…ゴホッゴホッ!」

 

和「ああ、ほら、そんなに辛そうなんですから、放っておけません」

 

和「とりあえず買い出しに行ってきますから、何かあったら連絡してください」

 

京太郎「べ、別に看病しなくてもだいじょう…」

 

バタン!

 

京太郎「…行ったか」

 

京太郎「…少し寝るか」

 

・・・・・・・・・・・・・

ゴソゴソ

 

京太郎「ん、んぅ、なんだ?」フアァ

 

和「やはり巨乳物が多いですね…M寄りの物も少しありま…」ガサゴソ

 

京太郎「…おい」

 

和「あ、京太郎君起きたんですか、ユンケルスター買ってきましたよ」スッ

 

京太郎「ごまかせるとでも思ったのか!?」

 

和「やはり大きい方が好きなんですね、あと調教の成果が出ているようでなによりです」フンス

 

京太郎「開き直りやがった!?」ガーン!

 

和「そんなに声を出したらダメですよ、安静にしてください」

 

京太郎「納得がいかねえ…」

 

和「あと、卵粥の準備もしておきましたがどうしますか?」

 

京太郎「ああ、悪いな、今から食べていいか?」

 

和「分かりました、では持ってきますね」トテトテ

 

京太郎「…変態なところを除けば完璧なんだがなぁ」ハァ

 

キコエテマスヨー?

 

京太郎「」

 

和「まったく、陰口とは感心しませんね」ヤレヤレ

 

京太郎「の、和さん、どうかご勘弁を…」

 

和「ダメです、許しません♪」ニッコリ

 

和「ということで、はい、あーん」アーン

 

京太郎「え、あ、あーん」パク

 

和「どうですか?」

 

京太郎「あ、ああ、美味しいよ」

 

和「それは良かったです、あーん」

 

京太郎「あーん」モグモグ

 

京太郎「…今日の和は優しいな」

 

和「流石に病人には酷いことしませんよ」

 

和「風邪が治ったら、たーっぷりいじめてあげますからね?」

 

京太郎「ははは、勘弁してほしいぜ」ゴホッゴホッ

 

和「さて、お昼ご飯も食べましたし、ユンケルスター飲んでゆっくりしてください」スッ

 

京太郎「ああ…」ゴクッゴクッ

 

京太郎「…のどか」

 

和「なんですか?」

 

京太郎「ありがとう」

 

和「…どういたしまして」

 

和「あ、そうです、風邪薬も買ってきたんでした」ゴソゴソ

 

京太郎「おお、たすか…」

 

和「はい、座薬です」

 

京太郎「…」ガバッ

 

和「逃しません」ガシッ

 

京太郎「やめろぉー!!どうせそれを突っ込む気だろぉー!?」

 

和「ええそうですよ、京太郎君のお尻に挿れます」

 

和「いつもいじられてるのですから、大丈夫ですよ」

 

京太郎「そういう問題じゃねえ!」

 

和「病人なのですから、安静にしてください」ハァハァ

 

京太郎「あー、なんだか風邪が治ってきたぞー、もうだいじょうぶそうだわー」

 

和「ほら、下をぬいでお尻をこっちに向けてください」ハァハァ!

 

京太郎「興奮してない?ねえ、興奮してないよね?」

 

和「興奮するに決まってるじゃないですか!風邪の京太郎君に看病プレイだなんて…」ハァハァ!!

 

和「ああああ!ダメです我慢できません!!もういいですよね?襲っていいですよね?」ガバッ!

 

京太郎「ダメだこいつ、はやくなんとかしないと」

 

京太郎「って、ズボンを脱がさないで!!ま、マジでヤる気か!?」

 

和「大丈夫です、ユンケルスター飲んでますから体力的には大丈夫なはずです!」

 

京太郎「大丈夫じゃねえよ!風邪うつるぞ!」

 

和「そんな些細なこと気にしません!朝から我慢してたんですからいいですよね?」

 

京太郎「朝から我慢してたのかよ!?途中までのまともな看護はなんだったんだ!!」

 

京太郎「って、あれ…?」クラッ

 

和「!!、危ない!」ガシッ!

 

京太郎「わ、わりぃ」

 

和「…今日は我慢します、ゆっくり休んでください」

 

京太郎「あ、ああ」

 

和「じゃあ、座薬挿れて寝ましょうか」

 

京太郎「あ、座薬は入れるんですね」

 

和「当たり前です、じゃあ、お尻をむけてください♪」

 

京太郎「ちょ、ま…アッー!」

 

その後、京太郎の風邪は無事に治り尊厳的な何かは削れましたが、今日も清澄麻雀部は平和です

 

カン!




京太郎「おし!もう熱は下がったな!」

京太郎「お尻から入れるだけあって、即効性はすごいなぁ」

京太郎「…なんで思い出しただけで勃ち始めるんだ!」ムクムク

京太郎「くそっ!俺はMじゃないんだ!違うんだ!」

モウイッコカン!


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部室にて!

ヤバい、ここ最近はずっと搾られてる
ちょ、ちょっと部室で一休みしよう…




京太郎「」チーン

 

咲「京ちゃんどうしたの?そんな真っ白になって」

 

京太郎「いや、その、和がな」

 

咲「あー、和ちゃんは暴走すると止まらないからね」

咲「まあ、京ちゃんが煮え切らない態度を取ったのが悪いんだけど」

 

京太郎「うぐっ!そ、それは置いといて!」

 

京太郎「なんとかして、ある程度落ち着くよう頼めないか?」

 

咲「うーん、それは無理だと思うよ?」

 

京太郎「そこをなんとか!!」

 

咲「いやだって…」

 

咲「和ちゃんそこに居るし」

 

京太郎「へ?」

 

和「京太郎君おはようございます」

 

京太郎「あ、ああ、おはよう」

 

咲「もう午後だけどね」ペラペラ

 

和「咲さんと随分楽しそうにお話ししてましたね?何を話していたのでしょうか?」

 

京太郎「あ、そ、その、和をどうにかしてほしいって…」

 

和「へぇ…京太郎君はそんなに私と離れたいのですか」

 

京太郎「ち、違うって!でも、俺の精神力がもう限界なんだって!」

 

和「ダメですよ?たとえどんな理由があろうと、私からは一生離れられませんから」ギュッ

 

京太郎「咲!助けてくれ!」

 

咲「お幸せに!」ニッコリ

 

和「私とお話ししているのに、咲さんと話すのですか?」

和「京太郎君は私の所有物なのですから、勝手なことをしてはいけません!」

 

京太郎「少しぐらいは自由をください!」

 

和「あげてるじゃないですか、呼吸をすることとか存在することとか…」

京太郎「そこも制限されたら生きていけねえよ!!」

 

和「呼吸制限もしましょうか?こんな風に」ムギュッ!

京太郎「!!?」

 

咲「うわー、和ちゃんのおっぱいすごいなぁ、京ちゃんの顔がすっぽり埋まってるよ」

咲「…私だって頑張れば」ムニムニ

 

京太郎「モガモガ!」

和「どうですか?呼吸をも制限されて苦しいですか?それとも…興奮しますか?」

 

和「…やっぱり興奮してますね、私に呼吸をも制限されて興奮しちゃうんですね」ボソボソ

京太郎「!!?」

 

和「そうですよ、京太郎君は私にいじめられることが幸せなんですから、離れられる訳ないじゃないですか」ボソボソ

京太郎「!!!!!」バシバシ!

 

咲「和ちゃん、京ちゃんがホントに死んじゃうよ?」

 

和「あ、大丈夫ですか?」パッ

京太郎「ぷはっ…ハーハー…」

 

和「京太郎君はこんなことで興奮しちゃう変態なんですから…もう逃げられませんよ?」ボソッ

京太郎「うぅ…」ゾクゾク

 

咲「良かったじゃん京ちゃん、夢がかなって」

 

京太郎「いや、たしかに胸が大きくてお淑やかなお嫁さんが欲しいって言ったけどさ!」

 

和「私のことじゃないですか、のどっち完全勝利です!」フンス!

 

京太郎「ドSでヤンデレで変態属性も追加されてるなんて聞いてないわ!」

 

咲「それは京ちゃんのせいというか…恋するうちにおかしくなっちゃったっていうか…」

 

和「そんなド変態みたいな扱いはやめてください!訴えますよ!」

 

咲「でも、京ちゃんはそんな和ちゃんが好きなんだよね?」

 

京太郎「大好きです!…っは!?」

 

和「…あ、あああ」ワナワナ

 

京太郎「や、ちょっと待って」アタフタ

 

咲「あ、私は本屋行ってくるね?他のみんなにも伝えておくよ」トテトテ

 

京太郎「やめてー!置いてかないでー!!!ちょ、のどかさんまtt」

 

ガチャ!バタン…

 

咲「ふぅ、メールしなきゃ」

 

ヤ、ヤメテ!ソコハダメ!イジラナイデ!!

キョウタロウクンガアンナコトイウカラデス!ガマンデキマセンヨ!

 

咲「…帰りにファブリーズ買ってこようかな」トテトテ

 

その後、精根尽きた京ちゃんがいましたが、清澄麻雀部は平常運転です

 

 

 




京太郎「安全地帯がねえ…」

京太郎「というか、麻雀部公認になってるのがヤバい」

京太郎「…部室でヤるのって背徳感あるんだな」

京太郎「って違うだろ俺ぇ!!」ウガー!

モウイッコカン!


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拘束!

あの~和さん?
なんで手錠なんか持ってうわなにをするやめ




京太郎「なあ、和」

 

和「なんですか、京太郎君?」

 

京太郎「これ、外してくれませんか?」カチャカチャ

 

和「ダメです♪」

 

京太郎「いやいやいや!!俺なんもしてないでしょ!!」

 

京太郎「また俺のことを襲うつもりなんだな、エロ同人みたいに!!」

 

和「ええそうです、京太郎君がこの前スマホにダウンロードしたエロ同人みたいに犯します」

 

京太郎「」ダラダラ

 

和「もしかして、スマホならばれないだろうと思っていましたか?」

和「スーパーのどっちの手にかかれば、突破できないセキュリティなんてありません!」フンス!

 

京太郎「胸張って言うことじゃねえし、犯罪だそれは!」

 

和「ですが、京太郎君はああいうのにも興味あるのですね」フフフ

 

京太郎「いや、ちょっともう勘弁してください、性癖がおかしくなりすぎて困ってるんです」

 

和「私の教育が上手くいってるようですね!」エッヘン!

 

京太郎「少しは申し訳なく思って!!」

 

和「とはいえ、いつもあれだけ搾っているのにまだ性欲があるのですか…」ハァ…

 

京太郎「ちょ、違うからね!そういう意味じゃないからね!!」

 

和「そういう意味でなければ、どういう意味で買ったのですか?」ズイッ

 

京太郎「それは、その…」

 

和「答えられないようですね…なら、答えるまでいじめるだけです!」ガバッ

 

京太郎「だ、ダメ!もう出ないから!」

 

和「いいえダメです、性欲があるということは浮気する危険性もあるということです」

 

和「ええそうですよ、京太郎君はカッコいいですので女性から狙われる危険性もあります、そのとき無理矢理やられる可能性もあります」

和「京太郎君は押しに弱いのですからコロッと騙されて襲われる可能性が高いです、そうなる前に全て搾りつくしておかないといけません」

和「そうですよ、京太郎君のものは全部、ぜーんぶ私のものですから他の人には絶対に渡しません!!だから、今日も搾りつくしてあげますよ?」

 

京太郎「襲ってくる女性なんて和以外にいねぇよ!!」

 

和「分かりませんよ!もしかしたら鹿児島から巫女さんが攫いに来るかもしれませんし、宮守の大きな人が襲ってくるかもしれません!」

 

京太郎「やけに具体的だなおい!豊音さんはそんなことしねえよ!」

 

和「豊音さん…?」ピク

 

京太郎「あ」

 

和「豊音さんですか、そうですか…ふーん」フーン

 

京太郎「あ、あのね、これは違うんだ和」

 

和「いえ、これぽっちも怒ってませんよ、ええ、京太郎君がどこでだれとイチャイチャしてようが構いま…」

和「…想像するだけではらわたが煮えくり返りますね、私の京太郎君が、知らないところで、他の人とデートだなんて…」

 

京太郎「怒ってるじゃないですか、やだー!」

 

京太郎「って、デートとかはしてないからね!普通に知り合っただけだから!」

 

和「待ち合わせして…遊園地で遊んで…そしてそのままホテルへ…」

 

京太郎「ダメだ聞いちゃいねえ」

 

和「そして京太郎くんはあの大きな体にすっぽり覆われて、逃げられなくなって、そのまま犯されて…」

 

京太郎「当たり前のように俺が襲われている」

 

和「そして…」ハァハァ!

 

京太郎「なんか興奮してない?」

 

和「だ、ダメです!!浮気なんてそんなことは許しません!!」

 

和「そ、そうです、私も同じことをして上書きをしましょう!」アタフタ

和「ああでも、私は京太郎君をすっぽり覆えるほど大きくはありませんし…どうしましょう…」

 

京太郎「あのー、和さん?俺は別に浮気もしてないし、それはあなたの妄想ですよ…?」

 

和「…でも、興奮しましたよね?私の妄想を聞いて」ジトー

 

京太郎「な!?そ、ソンナコトナイヨー」

 

和「顔を見たら分かります」

 

和「ほら、姉帯さんの大きな体に抑え込まれて、無理矢理犯されるのを想像して、興奮しちゃいましたよね?」ボソボソ

 

京太郎「うっ」ゾクゾク

 

和「…やっぱ搾りきらないとダメですね、こんな浮気性な犬は放っておけません」ジトッ

 

京太郎「や、やめ」

 

和「知ってるんですよ?こうやっていじめられるのがクセになってることも」

和「前は割と本気で抵抗していましたが、今は口だけですし」

 

京太郎「うっ、そ、それは拘束されてるから無駄だと思って…」

 

和「安心してください、たとえ京太郎君がいじめられて悦ぶような変態になったとしても、私だけは愛してあげますからね♪」

 

和「今夜は寝かせませんよ♪」

 

その後、言葉責めを巧みに使った洗脳により、和に依存し始める京太郎がいますが

今日も清澄麻雀部は平和です

 

カン!




おまけ

京太郎『…俺、もうダメかもしれない』

京太郎『和に見捨てられたら、どうなるのかな…』

京太郎『…やべぇ、こんな変態だれからも拾われない』

京太郎『ど、どうしよう』

和「ふふふ、経過は順調ですね」

和「大丈夫ですよ、たとえどんな事になっても見捨てませんから」

和「だいじょーぶです♪」ウフフ

モウイッコカン!


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クリスマスイブ!

…今日はどんな手でくるのか




京太郎「今日はクリスマスイブ…なんだが」

 

シーン・・・

 

京太郎「アクションを起こしてこないとは、逆に怖えな!」

 

京太郎「もう冬休みだし、部活もないし、例年なら家でゆっくりしているとこだが」

 

京太郎「まあ、一応彼女なんだし、デートにでも誘おうかな?」prrr

 

prrrr!

 

京太郎「え?部屋の中から電話の音が…」

京太郎「ま、まさか!!?もう侵入を許しているのか!?」

 

prrrr!

 

京太郎「ベットの下か!」バッ!

 

スマホ prrrr!

 

京太郎「あれ?スマホしかない…これはダミーか!」

 

??「メリークリスマス!」バタン!

 

京太郎「うおおおい!!?クローゼットからなんか出てきたぁ!?」

 

??「私はサンタクロースです、京太郎君の好きなものを授けましょう」

 

京太郎「いや、どうみてもミニスカサンタののど…」

??「素直じゃない悪い子はしまってしまいますよ?」

 

京太郎「わーい、サンタさんありがとう!」

??「素直な子は好きですよ」

 

京太郎「で、何をくれるんだサンタさん」

 

??「そうですね、この中から選んでいいですよ」スッ

 

京太郎「なになに…」

 

婚姻届、首輪、エネマグラ、麻雀の教本<やあ

 

京太郎「おいこれ」

??「さあ、選んでください!早く早く!」ワクワク!

 

京太郎「どれ選んでもダメなパターンじゃないか!こんなのダメだろ!」

??「いいえ、分かりませんよ、もしかしたら婚姻届なら回避できるかも…」

 

京太郎「いや一番ダメだろ!法的にも逃げられなくなるじゃねぇか!」

??「ふーん…そんなに私から逃げたいのですか?」

 

京太郎「いやまあ…そういう訳ではないというか、形だけでも拒否しないと危ないというか…」

??「まあ、今日は見逃してあげましょう」

 

京太郎「ってか、なんでこの婚姻届に俺の親のとこも記入されてるんだよ!」

??「先ほどお願いしましたら、こころよく承諾してくれましたよ?」

京太郎「あのアホ親どもめ!!」

 

京太郎「というか、これなんだ?」エネマグラ

??「おや?それにしますか?」

 

京太郎「うーん、何に使うのかさっぱり分からないな…」

??「もしそれにするのでしたら、私が使い方を教えますよ」

 

京太郎「へぇ、すぐにでも使えるのか?どういう系?」

??「すぐにって訳ではないですが…マッサージ系ですね、一人でも使えますよ」

 

京太郎「…やけに推すじゃあないか、何かあるな?」

??「そんなことありませんよ、他のにしてくれるのでしたら是非!」

 

京太郎「うーん…」

京太郎(このよく分からないのもヤバいことは確かだな)

京太郎(ここで襲われないためにはどうするべきか…考えるんだ須賀京太郎!)

 

??「さあさあ、早く選ばないと袋に入れて連れ去りますよ?」

京太郎「サラッと誘拐宣言するんじゃねぇ!」

 

京太郎(そうだ!)

 

京太郎「じゃあこれにするぜ!」クビワ

??「おや、京太郎君もついに私の所有物としての自覚が芽生えましたか、でしたらすぐにその首輪をつけてベットでうつぶせになってエネマグラを入れるための準備を…」

 

京太郎「オラっ!」ガシッ!

??「なな何を!?」

 

京太郎「お前が首輪をつけるんだよ!おとなしくしろ!」ドタバタ

??「きょ、京太郎が反抗期になってしまいました!」ドタバタ

 

京太郎「くそ!案外力が強い!」

??「さ、サンタさんですから!力持ちなんですよ!」

 

??「ぐぬぬ…!」

京太郎「うぐぐ…よし!手首を掴んだぞ!」

 

??「あ、や、やめっ!痛い!」ビクッ!

京太郎「あっ!す、すまん!」パッ!

 

??「チャンス!」ガシッ

京太郎「え?」

 

??「形勢逆転ですね!」グググ!

京太郎「ちょちょちょ関節技はやめて!」

 

??「ッホントに京太郎君はかわいいですね、正当防衛なのに少し痛がっただけで手を引くなんて」

京太郎「いやだってね!彼女だし!」

 

??「~!っもう!そんなに私を興奮させて本当は襲われたいんですよね!?私にメチャクチャにされて尊厳を踏みにじられて快楽に溺れたいんですよね!?」

京太郎「あれ~?なんか変なスイッチおしちゃったぞ?」

 

??「もう逃げられませんよ、今日はたっぷり時間があるのでじっくりと…」

京太郎「あ、あのー、和さん、やりたいことがあるので二時までに…」

 

和「そんな言い分聞きません!」

 

京太郎「あ、やっぱダメですかぁ!!」

 

その後、首輪をつけられエネマグラを使われ、巧みな責めで婚姻届を書かされそうになった京太郎が居ましたが平和です!

 

カン!




おまけ

京太郎「あー、お母さんが作ってくれたみたいだな…」
和「そ、その、晩ご飯作ってくれようとしてたなんて知らずにあんなことしちゃって…」

京太郎「いいっていいって、俺は今更そんなこと気にしないよ」

和「本音は?」
京太郎「とても気持ちよかったのです、婚姻届はいいスパイスでした!」

和「…」ジトー
京太郎「わ、罠だ!罠だ!これは罠だ!!」

和「次もやってあげますよ…二度と普通にはなれないように」ボソッ
京太郎「くっ!だが俺はそんなのには屈しないぞ!」

・・・・・・
京太郎「」
和「♪」

モウイッコカン!


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お正月!

ふぅ…また新しい年が始まりました
今年も京太郎君と一緒に…


和「あけましておめでとうございます」

 

京太郎「…」

 

和「今年もよろしくお願いします」ペコリ

 

京太郎「……」

 

和「それでは姫初めを…」シュルシュル

 

京太郎「………」

 

和「…あ、あの」

 

京太郎「…」プイッ

 

和「!?」

 

京太郎「…」

 

和「ど、どうしました京太郎君?」

 

玄「あ、京太郎くーん!」

京太郎「あ、玄さん!」

 

和「!?」

 

玄「和ちゃんもお久しぶり!元気にしてた?」

和「ああそうですかこれは夢です」

 

玄「もしかして和ちゃんも呼んでたの?」

京太郎「え、いや、たまたま会っただけです」ツーン

 

和「きょ、京太郎君!?私と約束したじゃないですか!」

京太郎「いや、やっぱ時代は黒髪ロング清楚おっぱいかと思って」

玄「そ、そんな…私なんて出来損ないのおもちだから…」///

 

京太郎「そんなことありませんよ!こんなすばらなおもちを持っておきながら!」モミモミ

玄「ひゃうっ!と、突然揉んだらだめだよぅ…」

 

玄「そういうことは、あとでね?」

京太郎「!」ドキーン!

 

和「こ、こんなオカルトありえません!」

 

 

 

ジリリリリリリリ!!

 

 

 

和「はっ!」

 

和「…新年早々こんな夢ですか」

 

和「…く、玄さんとも交流はあるんでしたっけ?」

 

ピンポーン

 

和「…?誰でしょうか、正月というのに」

 

和「はいはい、どちら様で…」ガチャ

 

京太郎「よっ!」

 

和「ひゃっ!?」バタン!

 

和「あああああ!!間違えて閉めてしまいました!!!」アタフタ

 

和「も、もう一回…」ガチャ

 

京太郎「ど、どうしたんだ?いきなり閉めるなんて」

 

和「いえ!これは何といいますかコマンドミスといいますか…」

 

京太郎「ま、それはそうと初詣行こうぜ!」

 

和「今日の京太郎君はいつになく積極的ですね」

京太郎「心機一転してな、やられっぱなしはアレだからな!」

 

和「そうですね、とりあえず支度してくるので…え?」

京太郎「?」

 

和(寝起き、すっぴん、何もしてない)

 

和「あ、ああああ!すぐに支度してきます!!」バタン!

 

京太郎「お、おう?」ハテナ?

 

~~~~~支度中~~~~~

 

和「お、おまたせしました」

京太郎「おう!じゃ、いくぞ!」ニギッ

 

和(ああああ!きょきょ京太郎君が手を…!)

 

京太郎「今日はなんか一段とかわいいな」

和「え、えええ!もももちろんそうですよ!」

 

和(おかしいです…なんか調子がでません)

和(あの夢のせいでしょうか)

和(…こうして京太郎君と恋人同士になれたのは奇跡かもしれません)

 

京太郎「どうした?」

和「え?」

 

京太郎「いや、なんか思い詰めた感じの顔してたからさ」

和「いえ、京太郎君とこうして歩けるのがとても幸せだと思いまして」

 

京太郎「おおおおおおう、そそおっそそそうか!」

和「…」

 

和(あれ?京太郎君ってこういうのにも弱いのですか?)

和(…ちょっと使ってみましょうか)

 

和「ええ、京太郎君の恋人になれてホントに良かったです」

京太郎「え、あああ、ありがとう」

 

和「…そういえば、恋人になれたきっかけはアレでしたね」

京太郎「アレって、ああ」

 

和「私が催眠術の本をわざと仕掛けておいて、そして引っかかったフリをして」

京太郎「え?ちょっと初耳なことが」

 

和「そして…」ハァハァ…

和「あ、あんなことを言われて…」ハァハァ

京太郎「あ、なんかヤバそう」

 

和「あ、ああ、も、もう言いませんよね?あんなことを…」

京太郎「大丈夫、大丈夫だから、落ち着こう」

 

和「ほ、ホントに大丈夫ですか?」

和「心の中では私の行動にうんざりしていて、どう別れようか考えていたり…」

和「あ…こうしてこんなこと言ってる時点で迷惑ですよね…?」

和「そうですよね…?こんな面倒な女じゃダメですよね…ええ…」

和「思い返してみれば、付き合えたのも私が無理矢理…」

 

京太郎「和!」ガシッ

 

和「ひゃう!?」

 

京太郎「…落ち着いたか?」

和「え、ええ…」

 

京太郎「まあ、なんだ、俺は和のことはちゃんと好きだから」

和「…はい」

 

京太郎「それが分かってくれたなら良し!俺は和が好きだから付き合ってるんだ!」

和「…ありがとう」

 

京太郎「じゃ、行くぞー!」

 

~~~~~中略~~~~~

 

京太郎「…」パンパン

和「…」パンパン

 

京太郎「ん、よし」

 

和「京太郎君はなにをお願いしたのですか?」

 

京太郎「和のこと」

和「そうですか、私も京太郎君のことです」

 

京太郎「…」

和「…」

 

京太郎「動揺しないんだな」

和「そのままお返しします」

 

京太郎「…耳赤くなってるぞ」

和「え!?ほほんとですか!?」

 

京太郎「よし!」ガッツポ

和「あ、はめましたね!」

 

京太郎「へへ、いつもの仕返しだぜ!」

 

和「そうですね、いつもハメてるのは私の方ですし」

京太郎「ニュアンスがおかしい!」

 

和「あ、おみくじがありますよ」

京太郎「引いてみるか」

 

和「ふむ…大吉ですね」ガサゴソ

京太郎「…俺は凶だな」ガサゴソ

 

和「まあ、そういう時もあります」

京太郎「新年早々これか…」

 

和「…」ムギュ

京太郎「ちょっ!?和!?」

 

和「…元気出ましたか?」

京太郎「お、おう」

 

和「京太郎君」

京太郎「なんだ?」

 

和「今年もよろしくお願いします♪」

 

カン!




おまけ

京太郎「今日の和はおとなしかったな、なんかあったのか?」

和「…いえ、私もそろそろ成長しないといけないと思いまして」

京太郎「あー?うん、そうか?」

和「ええ、そうです」

京太郎「そういや今度、玄さん達が遊びに来るみたいだな」
和「え?」

京太郎「え、和には連絡いってな…」
和「京太郎君」

和「詳しく聞かせてもらえますか?」ニッコリ

京太郎「あっ、はい」

モウイッコカン!


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