バンドリ世界に響かせたい! (Krescent)
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Sweet memory/北沢はぐみの〇〇

先生怒っていないから
正直に答えなさい。

天下統一『A to Z』←

この部分を見た瞬間

「俺のメモリィィィィィ!」

を連想した人、正直に手を挙げなさい。
大丈夫。先生怒っていないからね。
それじゃあせーの!で挙げましょう。
せーーーーーーーーーーーーーの‼︎

✋\ハーーーーーーイ‼︎/

※この話を読む前に
恋愛コンボに変身してください。
はぐちゃんが
ヒロインな訳は...本編の後‼︎


最初に出会ったのは

かのちゃん先輩から

「招待状を受け取ったから行こう。」って

誘われた、Circleでのライブの時だった。

その時は演奏がすごく上手い

兄ちゃんみたいな感じだなって印象だった。

それが響先輩に「可愛いな。」って

言われる度にどんどんどんどん

変わっていって、もっと先輩に

可愛いねって言われたくなって。

もっともっとはぐみを、()

見て欲しいって考える様になり

気付いたら先輩の事を

四六時中考える様になっていたんだ。

その時ぐらいからかな?

かのちゃん先輩や

みーくんといった他の女の子と

一緒に居るのを見ると

胸がチクチクするようになったのは。

それをね?かーちゃんやあかりに

聞いてみたらね?

それって恋なんじゃないかって言うんだよ!

かーちゃんは「あのはぐみがねぇー。」って

薄っすらと涙を浮かべるし、あかりは

「良いなぁ私も恋したいなぁ。」なんて言うし!

これは絶対恋じゃないよ!

だって...だって...先輩と私なんて

釣り合うはずが無いし!

こんな男の子っぽい子なんて

可愛い筈が無いし...。

先輩だって絶対そう思っているよ!

でも...それを聞くのが怖くて

また一歩踏み出せなくて...

今日だって先輩が

「顔が暗いぞ、何かあったのか?」

なんて言われて自分を

見てくれているんだなぁ。

って少し嬉しくなった自分がいて

結局そのまま押し切られちゃって

一緒に帰っているんだけど...。

ガサリと手に持ったカバンから音がする。

これは本当は今日持ってくる

つもりなんて無かったんだよ。

それなのに気付けばカバンの中にあって

かーくんやおたえ、ひーちゃんといった

他の女の子が先輩にチョコを渡す度に

胸が痛んで今だって心がズキズキと痛くて痛くて

今にも泣いちゃいそうなぐらい痛いんだ。

だから先輩、それ以上優しくしないで。

わた...はぐみ、もう止められないぐらいに

先輩を好きになっちゃうから...。

 

__________________________________

 

それはバレンタイン当日。

チョコ配りという名目でハロハピが集まり

こころは等身大ミッシェルチョコをばら撒き。

薫はチョコを投げ込まれながらも

薔薇の花吹雪と共にチョコをばら撒き。

(強気なヒロインオンリーな

ギャルゲーの生徒会長をイメージして下さい)

はぐみはコロッケの中にチョコを入れた

チョココロッケをこれまたばら撒き。

花音はふぇぇ。と言いながらも

やっぱりチョコをばら撒き。

美咲ことミッシェルは

風船の紐と結ばれたチョコを

これまたばら撒くという

Liveをした後の事。

はぐみだけがどうしても

家に戻らないといけない用事があり

帰ろうとした際の表情が

少し暗かったのが気になり

無理を言って送っていたのだが

そんな時、ここまで無口だった

はぐみがようやく口を開いた。

_______________________________

 

「ねぇ響先輩、今日ね

かーくん達からチョコを貰って嬉しかった?」

 

「いきなり何だ?

けどまぁやっぱり嬉しかったよ。」

 

「そっかぁ。」

 

「あ、でもそういえばはぐみ。

お前からはまだ貰ってなかったな。」

 

「え?あ...えへへ。

実は忘れちゃって。」

 

「何を言ってるんだよ。

そのカバンに入っているだろ?」

 

「え⁉︎な、何の事かな〜?」

 

「俺って五感、特に耳が良いんだよ。

その中にチョコ、入っているんだろ?」

 

「で、でも響先輩ってば他の女の子から

たくさんチョコ貰っていたじゃん!

だからはぐみのなんて別に要らないよねっ‼︎」

 

「何を言ってるんだよ。

俺は、お前のチョコが欲しいんだ。」

 

「っ...!だって!だって!

はぐみ全然女の子っぽく無いよ‼︎

髪だって短いし!」

 

「別に髪が短い女の子や女性って

別に珍しくないし、尼さんとかは

頭を丸めたりしてる人もいるんだぜ。」

 

「でもでも!はぐみ、全然落ち着き無いし‼︎

いっぱいいっぱい振り回しちゃうし!」

 

「ずっと暗い部屋で

閉じこもっているよりかは全然良いよ。

それに俺達はまだ子供だぜ。

確かに落ち着いている奴はいるけども

まだまだ動き足りない奴の方が多いよ。

落ち着きなんてものはさ

大人になれば自然と身に付くさ。」

 

「でもでもでもでも‼︎」

 

もう見てられなかった。

だから俺は彼女を、目に涙を浮かべた

はぐみをそっと抱き寄せた。

 

「せ、先輩⁉︎」

 

「落ち着けよ。」

 

「...でもぉ...でもぉ...。」

 

そう言いながら彼女は

俺の胸から顔を上げようとしない

 

「じゃあさ、はぐみ。

お前の気持ちを教えてくれよ。」

 

そう俺は優しい声で語りかけた。

その時、ようやく彼女は顔を上げた。

 

「はぐみね...はぐみね...

先輩の事が...好きです。

 

「そっか、ありがとう、はぐみ。」

 

そう言って俺はそっと

彼女へとキスをした。

 

「ッ‼︎先輩!今のって...。」

 

「俺も好きだよ。はぐみ。」

 

プルプルプル、ガバッ

 

「先輩‼︎好き!好き!だーいすき‼︎」

 

その後?

I leave it to your imagination.(ご想像にお任せします)ってね。




\再現VTR/
ガチャ場面を覗いている作者

「あ!有償ガチャを一回回せる!
よーし、ファイトだよ!」ポチッとな‼︎

虹色サイリウム←( ゚д゚)ポカーン

ブランコ乗ったロリはぐみちゃん

( ゚д゚ )

というわけです。
え?筆者のバレンタイン?
わんこにペロペロされて
終わりましたよ。(半ギレ)
それにしても今回の☆3の
牛コスのはぐちゃん、可愛すぎない?
あーあ、はぐちゃんと乳搾りしてーなー。
あ?誰だ?はぐちゃんはロリっつった奴は?
はぐちゃんはなぁ...はぐちゃんはなぁ...
歴としたJKなんだよ‼︎

???「作者。」

ハッ!貴方は?

ハジメ「俺もそう思う。」

ハジメさん⁉︎(キュンッ)///

※影の追跡者を乗り回す彼と
同姓同名のそっくりさんです。


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Setsubun/鬼は外〜、福はヴチィィィィィィ!

ねぇ知ってる?
本当は3日に投稿する筈だった
このお話が遅れた理由はね
作者の勤務時間が
急に変更になったからなんだ
だからこれからの更新がもっと
不定期になるかもって
言っていたよ♪



SETSTUBUN、それは

日本を守り続ける僕達のヒーローである

鬼達に対し、煎った豆を音速でぶつけ

その後自らが生きた生命の分だけ

その豆を喰らうという

1年に1度、いともたやすく

行われるえげつない文化のことである!

(cv.稲田)

_________________________________

〈バンドリ!♪巻き巻きの歌♪〉

マキマキ巻っきずっし♪(るんっ)

ローリンロリミッシェール♪

太くも細ーい恵方巻♪

マリーに優しく包まれて♪

(ピョン♪ピョン♪)

秘密のレシピは♪チョ〜コ・レイト♫

ぶ厚い本にしたためました

(図書委員...ですから)

全くまるやまっと巻いた

中身はキラキラドキドキなものばかり

かんぴょう にんじん(止めなさい!)

キュウリにゆで玉子、きんぴらに

マグロにおぼろにゴーヤ!(苦いわ。)

イナズマイレブンド田舎巻き

やまとまやまとまやとくるくると

ツルツルマキマキ 海の幸巻

(海鮮類だけはダメなんだ...!)

ツルっとしている海月♪

(ふえぇ、:;(∩´﹏`∩);:)

コメを巻いてノーリノリ

(ノリが良い方が勝つんだよ!).

ローリンローリンローリンガール

ふわふわ時間は10秒間

(start-up)

巻いてまた明日YOLO!SHIKU

まーいてまーいてツインテール!

(ありしゃー!)

ロリロリアーフロ♪

パンにチョ〜コを入れまして

さあやがつつんでくれました♪

秘密の魔法♪

(ハッピー!ラッキー!スマイル、イェーイ!)

で巻き、くるーきっと来るー♪と

井戸に詰め込みました。

 

まんまるおやまに彩りをっと

巻ききった、お寿司は

美味しいものばかり

(ブタの餌ーーーーーー‼︎)

しいたけ (デネブ‼︎)カニ身に

納豆(嫌ーい!)キャベツ

お肉に北沢コロッケ、エビフリャー!

ちょまま、ちょまままとふらいまき

揚げたて、匂いは香ばしく

ハラマキマキラハ 野菜巻き

華麗にサラッと儚くて

美味いネタをツルツルマキマキ

ロリっとモカちゃん可愛すぎ〜

まだまだ楽しい時間は終わらねぇぜ‼︎

巻き戻しても 先送りは出来ず

弦巻家ーは大豪邸!

フヘヘ、フヘヘと巻きまして

オーレ!と手で巻く河童巻き♪

オッチャン、つつんでくれました♫

秘密のリングで巻き寿司を

くるくるくるくるくる詰め込んだ♩

 

巻き寿司の可能性は無限大♪

納豆、タマネギ、青ネギにチョコミント♪

辛い物に椎茸、グリーンピース♪

蛸にぬか漬け、湯〜葉♪

苦い食べ物♪セロリにニンジン

ピーーーマン♪

キノコに魚にパ・ク・チー♪

嫌いなものでも食べられる♫

 

_________________________________

おばあちゃんが言っていた。

食べるという字は

人が良くなると書くってな。

 

 




りみりんの低温で作る
チョコレートのレシピの歌の
最初のサビの舌ったらずな
独特の歌声がめっちゃ好きやねん

見たかよこの低クオリティを!HAHAHA‼︎









今、俺を笑ったな...


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神・黒・教・授

(0M0)←この顔にティンときたら110番‼︎

もうすぐ受験シーズンに入りますが
皆様はどうお過ごしでしょうか?
我々ライダーポリスは
とある重要容疑者を
特定する事に成功いたしました。

その容疑者とは、仮面ライダーギャレン
またの名をダディという愛称で
親しまれているライダーでした。
彼は事もあろうに受験生全員に対して
とある呪(まじな)いを
掛けた疑いがもたれています。纏めると

問題を見送る!(ナズェミデルンディス‼︎)
滑る‼︎(オデノカラダハボドボドダ‼︎)
更に転ぶ‼︎(ウソダドンドコドーン!)
落ちる!(ザヨゴォ―――――!!!!)
しめやかに(爆)死‼︎(ミテイタダケマシタカ?ソンザイノオモサヲ)

以上の罪状から彼を
警察庁指定被疑者特別指名手配として
全国に指名手配する事にしました。
善良な市民である皆様のご協力を
お待ちしております。



この物語はCircleに

特別講師として招かれた

ダンクロトシンが

ガールズバンド達のありとあらゆる

悩みをズバッと怪傑していくお話です。

時系列...?あぁ、いい奴だったよ。

_____________________________________

私は神ダァ!!!!!!

どんな質問にも答えて見せよゥ!!!!!!

カチッ‼︎(Go◯gle先生起動)

 

Q1.お姉ちゃんが全然構ってくれない

どうすれば良いですか?(H.Hさん)

 

A.そんな時はこれを使えば良い。

EX(エクストリーム)メモリだ。

これを使い、君のお姉ちゃんと二心同体になれば

永遠に構ってくれることだろう。

フフフ...フハハハハハハハハ‼︎

サァ!クァミノメグミヲウケトレェエ!!

 

Q2.私、もっともっと輝きたいんです!

(M.Aさん)

 

A.そんな君にはこれだ。

\ドラゴンズネイル付きオルタリング/

これを身につければ君は

光り輝く存在へと目覚めるだろう。

アーハッハッハッハ‼︎アーハッハッハッハ‼︎

サァ!クァミノメグミヲウケトレェエ!!

 

Q3.私は頂点を掴みたいのです。(H.Sさん)

 

A.頂点に立つ事に

強い拘りを持つ君にはこの

刃井派ー是苦太(ハイパーゼクター)君だ

彼を手にする事が出来た者は

その手で未来を掴み続ける事が出来るだろう。

サァ!サァ!サァ!サァ!

クァミノメグミヲウケトレェエ!!

 

Q4.レースゲームで友達に勝てねぇ。

(I.Aさん)

 

A.スリップストリームだ‼︎

 

その一点に賭けるしかない...!

winningrun(ウイニングラン)を決めるのは君だ‼︎

 

Q5.練習しても練習しても

全然上手くなった気がしない...。

(H.Tさん)

 

A.考えるのは止めて

フィーリングで勝負しなさい。

特に強いパッションを持っていると尚よし。

 

Q6.人と...その...上手く話せません...。

(S.Rさん)

 

A.そんな時はこう言いなさい。

すぅ、(0≠0)トモダチ。*1

 

Q7.どうすれば私の儚すぎる

美しさを伝えられるだろうか?(S.Kさん)

 

A.どうでもいいが君の顔に

クリームが付いているよ。

全く...調子が狂うやつだ。

 

Q8.今まで作ったゲームはどれぐらい有りますか?

後、どれぐらい面白いッスか?(Y.Mさん)

 

A.今更数えきれるかァァァァァ‼︎

そして全てが面白いに決まっているのサァァァァ‼︎

 

Q9.カフェに美味しそうなスイーツが

一杯で選べません、どうすれば良いですか?

(U.Hさん)

 

A.そんな時はこう言いなさい。

親父!取り敢えず、タトバ‼︎

 

Q10.こんな私が彼女と

一緒に歌っても良いのだろうか?

(S.Tさん)

 

A.彼女と同じ気持ちなら解るはずだ!

()()()()()()()()なんてありえない!

 

_______________________________

 

ふぅ、やれやれ。

ようやく終わったか。

まぁ、貴重なデータが

取れたから良しとしよう。

これがあればドレミファビートが

更に面白くなるだろう...。

 

クックック……フハハハハハ、

ダア―――ははははははっはーはははは!

ヴェハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!

ヴェハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!

*1
(例のポーズをしながら)




「だが信用出来ないのは乾巧だ。
奴はただ、ファイズの力
(電話料金はSMART BRAIN持ち)を楽しんでいる...!
それも全てTURUMAKIって奴の仕業なんだ。」

「何だって!それは本当かい⁉︎」




あ、CD6枚同時リリース
おめでとうございます。


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H.B‼︎バンドリ!

着物パスカァァァァァァァ!!!!




???「これが私の音色だよ!
行くよ!みんなに…届け、ラヴ・ビート!!」


※今回は小ネタ集です


〈ナレーション〉

 

『ランダムスター――その不思議なギターと

出会ってから私、戸山香澄の中で

何かが変わってきました。』

 

Poppin'Partyの戸山香澄は綺羅星である。

彼女が結成したバンドは世界制覇

もとい武道館Liveを目指す

キラキラドキドキバンドである。

彼女達は人間の自由と尊厳を守るために

今日も歌い続けるのだ!

_______________________________

〈バースデーソング〉

 

『『『ハッピーバースデー、バンドリー』』』

「キラキラ!!」

『『『ハッピーバースデー、バンドリー』』』

「いつも通り、だね。」

『『『ハッピーバースデー、バンドリー』』』

「狂い咲け!」

『『『ハッピーバースデー、バンドリー』』』

「ドキドキする〜〜。」///

『『『ハッピーバースデー、バンドリー』』』

「世界を笑顔に‼︎」

『『『ハッピーバースデーディア Circle』』』

『『『ハッピーバースデー、バンドリー』』』

 

今なら合計5750個のスターをGETだぜ!

さぁ皆もバンドリしようぜ!!!(ダイマ)

_______________________________

〈皆さんご一緒に〉

 

TV

『今日の守護ライダーはアクセルでしょう。』

 

「ふーん。」

 

【2時間後】

 

「くっ...!何というミスをしてしまったんだ。」

 

ブゥン‼︎ブゥーーーン!!!キィィィ!!

 

「あ、あなたはアクセルさん⁉︎」

 

アクセル

「今から君を応援しよう。」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

アクセル

「おのれディケイドォォォォォォ!!!!!!」

 

「ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 

_______________________________

〈診断結果〉

湊友希那が猫になったら

目の色はヘーゼルで

体毛はシルバーで長毛な

利口なネコ。

鳴き声は「うにゃー」です

 

各種パラメータ

ツンデレ 92

毛並み 31

プニプニ感 93

体の柔軟 70

純粋さ 42

可愛さ95

 

にゃーんちゃんからのアドバイス

もっとヒゲをはやすにゃ

 

_______________________________

〈オマケ〉

 

白金燐子(CV.志崎樺音)

「一同、礼。開会の言葉。

只今より、白金燐子(CV.明坂聡美)ならびに

花咲川女子学園からの卒業式を行います。」

 

 

白金燐子(CV.明坂聡美)

「…何を言っているの?」

 

戸山香澄

「私達の思いを夢を!!

受け取ってもらうよ燐子先輩!」

 

「これからもバンドを

仲間達とずっとしていく事!!

それが私達の絆で希望だよ!

だから今日花高は、燐子先輩は

ここから卒業する!」

 

白金燐子(CV.志崎樺音)

「卒業キック、授与!」

 

戸山香澄

「ライダーロケットドリルキーック!」

 

「そんな...ただの...キックなのに...!」

 

「更に青春銀河大大大ドリルキックだよ!!」

 

貫通!!!!!!

 

「1年生代表、花咲川女子学園・戸山香澄。」

↑頭のツノをキュッとしながら

 

「ご、ごめんなさーーーい!!!」

 

しめやかに爆・散!!!!!!




志崎樺音にありがとう。

明坂聡美にさようなら。

そして、全てのバンドリーマーにありがとう。


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Shadow of the sun/Night of the moon




我が魂はさよひなと共にありィィィ!!!        
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  オレ魂





〈氷川家、PM07:30〉

その日少女____紗夜が起床して

一階に降りると少女__日菜が珍しく

先に起きており何かを食べていた。

 

「う〜ん、おいひい〜♪

あ!おはよう、お姉ちゃん!」

 

「おはよう、日菜。

あら?何を食べているの?」

 

「これ?今度麻弥ちゃんが

出る事になった学園ドラマの

校長先生役の人から差し入れとして

もらったんだって。」

 

「そうなの。」

 

「これがまたるんっ♪て感じで

すっごく美味しいんだ。」

 

「何という名前の食べ物なの?」

 

「これだよ♪」

 

『辛味噌』

(0M0)カラミソ!!

 

「それよりも!お姉ちゃん。今日の予定は?」

 

「そうね、今日はCircleで練習よ。日菜、あなたは?」

 

「あたしもCircleで練習だよ。

やった♪お姉ちゃんとおんなじだ〜♪

ねぇねぇお姉ちゃん♪いっしょに行こ♪」

 

「それは構わないけど

日菜、あなた確か。

午前中にお仕事が入っていなかったかしら?」

 

「あれ?そうだっけ?

ちょっと確認するね。」

 

そう言うと日菜はスケジュールを

確認したところそこには確かに

雑誌に載せるインタビューのお仕事が

入っていたのだった。

 

「あ!ほんとだ!

ありがと〜!お姉ちゃん!!」

 

「別に気にしないで。

偶然覚えていただけよ。」

 

「でもでも、あたしが忘れてたのに

覚えていたなんて偶然じゃ

都合が良すぎじゃない?」

 

「ほ、本当に偶然よ...!」

 

「それでも、嬉しいよ!

お姉ちゃん、だ〜いすき!!」ギュッ

 

そう言って日菜は紗夜へと抱きついた。

 

「こら!日菜!引っ付かないで!?」

 

そう言うと日菜は上機嫌なまま

ゆっくりと紗夜から離れたのだった。

 

「は〜い♪」

 

「もう...。

ほら、洗い物ならしておいてあげるから

早く出なさい、遅刻するわよ。」

 

「分かったよ。お姉ちゃん。」

 

そうして日菜は出る準備の為に

上へと上がり、少し時間を置いて

降りてきたのだった。

 

「それじゃ、お姉ちゃん。行ってきます!」

 

「えぇ、行ってらっしゃい。日菜。」

 

そうして日菜が出かけた後

紗夜も着替え等の準備を終えた後

日菜から『終わったよー♪』と

連絡が来るまでギターの練習をしたのだった。

 

___________________________________

〈Circle前〉

 

仕事が終わった日菜と合流して

Circleまでやって来た紗夜達だったが。

 

「やっと着いたね、お姉ちゃん。

 

「えぇ、でも少し騒がしいような。」

 

___________________________

 

〈Circle内〉

 

その時、Circleの中では

飾り付けにケーキの用意にと

ドッタンバッタン大騒ぎしていた。

 

「あそこの飾り、どこだっけ〜?」

 

「あの箱の中だよ!モカちゃん!」

 

「ケーキの用意は!?」

 

「ばっちりだよ!!」

 

「まりな姉さんから

2人が来たと連絡があった!!」

 

「もう来たの!?」

 

「わざと少し遅めの時間を

送っていたのに。紗夜らしいわね。」

 

「取り敢えず確認していくぞ!!」

 

_________________

〈ラウンジ前〉

 

「それにしても、さっきのまりなさん。

ず〜っとアタフタしていて面白かったなぁ。

こう『どうしようどうしよう(・_・;』

みたいな感じで。」

 

「日菜。あまりそういう事を言わないように。」

 

「えへへ、は〜い。」

 

ガチャッ

 

《パンパパーン!!

パパンパーン!!!!!!》

 

「「!?」」

 

『『『紗夜。/日菜。ちゃん。

お誕生日おめでとう!!!!』』』

 

「これは...。」

「うわ〜。」

 

「よう2人とも。その反応を見る限り...。

SURPRISEは大成功だな。」

 

「うんうん♪すっごくるるるるんって感じ♪」

 

「えぇ...驚きました。」

 

「まだまだ、お楽しみはこれからだからな。

楽しもうぜ。俺達のパーティータイムを‼︎」

 

『『『オーーーー!!!!!!』』』

 

__________________

 

「日菜せんぱーい、おたおめーでーす。

モカっとした日になりますよーに♪」

 

「あはは♪ありがとう!モカちゃん!」

 

「紗夜さん!おめでとうございます!

また、一緒にクッキー作りましょうね!」

 

「ありがとうございます。羽沢さん。」

 

そうして楽しい時間はあっという間に流れ

プレゼントを渡すお時間です。

 

「紗夜、お誕生日おめでとう。

はいこれ、誕生日プレゼント!」

 

「これは犬柄のオーブンミトン...?

今井さん、ありがとうございます。」

ある者はお菓子作りに役立つ物

 

「日菜さん、お誕生日おめでとうございます!

これ、プレゼントです!」

 

「ありがとうイヴちゃん!ってこれ...。」

 

「はい!『十手』です!」

またある者はよく分からない物をプレゼントしていた。

 

最後に俺____紅 響の番が来たのだが

 

「2人とも、Happy Birthday!

これは俺から2人へのプレゼントだ。」

 

「それはメモリ?」

 

「あぁ、中には2人の為だけに作った

デュエット専用の曲が入っているぜ。」

 

「えー!!あたし達のデュエット曲!?

すっごくるるるるるるんって感じ♪♪♪

早速歌ってみようよ♪お姉ちゃん♪」

 

「ちょっと日菜!

歌うにしても準備が...。」

 

「安心しろ。

何の為に全員集まったと思っているんだ?」

 

「え?」

 

「2人の為に集まってくれた

今回限りの特別バンドの紹介だ!」

 

Gt.瀬田薫!

 

「お楽しみは...これからさ!」

 

Be.今井リサ!

 

「だって生きるって事は

美味しいって事でしょ?」

 

Ke.羽沢つぐみ!

 

「どこまで出来るか

分からないけどやってみます...!」

 

Dr.大和麻弥

 

「大和魂、燃やします!」

 

そしてガイドVo.戸山香澄!

 

「キラドキタイムの始まりだよ!!」

 

「そして特別にVaとして

この俺、アンク響だ!」

 

「態々、私たちの為に...?」

 

「あぁ、なんせこの場に居る

全員がほっとけない病って病気でさ。

曲を贈って歌わせたいって言ったらすぐに

『じゃあ練習しよっか』ってなったからな。」

 

「ぷ...何それ〜。あはは♪」

 

そうして日菜がひとしきり

笑った後彼女がポツリと呟いた。

 

「ねぇお姉ちゃん。一緒に...歌ってくれる?」

 

「日菜...。分かったわ、私と...歌いましょう。」

 

「話は纏まったな。

それじゃあ皆ステージへと移動するか。」

__________________

〈地下ステージ〉

 

全員が地下へと移動した後

ステージへと立った2人。

その時2人は。

 

「お姉ちゃんと同じ舞台で

同じ曲を歌えるなんて夢みたい♪」

 

「そう。」

 

「えーお姉ちゃんは嬉しくないの?」

 

「そ...それは、う嬉しい...わ...。

 

「!!!やったーーー!!

お姉ちゃんもあたしと歌いたいって!!」

 

「日菜!!」

 

「あはは。ごめんごめん。

それじゃあ行こっか。お姉ちゃん。」

 

「もう。仕方ないわね。

皆さん、お願いします。」

 

「了解。行くぜ皆!」

 

「「聴いてください。私/あたし、の歌を。」」

 

\太陽の影 月の夜/*1(CV.氷川紗夜、氷川日菜)

 

 

 

 

 

 

__________________

最後になりますが

紗夜さん、日菜ちゃん

ハッピバァァァァァァスデイ!!

末永くお幸せに!!!!

*1
仮面ライダーファイズ、ソングコレクションに収録されているイメージソングで主人公側と怪人側の2人のヒロインが歌い上げる切なくも懐かしい気持ちにさせる歌。




フェスの結果

剣道着イヴ「ブシドー‼︎」
↓もういっちょ!!
天下統一イヴ「ブシドー‼︎」
↓く...! once again‼︎
フェス限定イヴ「ブシドー‼︎」
な...なん...だと...。

ブシドー!ブシドー!ブ
シ………………………シ
ド…………私…………ド
|……………………… |
|………………………!
!ブシドー!ブシドー!!

【ブシ()を極めし者の称号を手に入れた】

「ここが....楽園(アガルタ)か..!」


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ガルパ☆ムービー‼︎Circleは空騒ぎ
Riot/君だけの薔薇を摑み取れ‼︎


これからあなたの目は
あなたの身体を離れ
この不可思議な時空へと
迷い込んでいくのです。
byタチバナさん

このお話は限りなく遠く
限りなく近い世界。
つまり並行世界での出来事です。
因みに並行世界とは
理論として可能性のある
全ての存在も含む複数の
宇宙の集合体の事である。
それは、私達が一貫して経験している
歴史的な宇宙に加え、空間
時間、物質、及びエネルギーの全体
そして、それらを記述する物理法則に
物理定数なども含まれており...
えっ?話が長い?
それじゃあ誰もが大体分かった!と
言える理論を説明します。

ネットムービーだ!(キリッ)
もしくは、ガルパ☆ピコ。
或いは、その時不思議な事が起こった‼︎
これで世の中の大体の事は説明出来ます。


さぁ始まりました‼︎

月刊武士道主催の薔薇色テスト‼︎

 

\イー‼︎/

\キャー‼︎/

\ワーワー!/

\アーマーゾーン!/

ざわ...ざわざわ......ざわ...。

 

此処は何処なのか?

目的は何なのか?

時系列はどうなっているのか?

何故こんなにも大勢の人がいるのか?

そういった疑問は全て

手軽に捨てられる光の化身*1の如く

ゴミ箱にドーーーーン‼︎

ドーーーーン!とドーーーーン‼︎と

捨てましょう‼︎

司会は(わたくし)ツキシーマ・マ・リーナと

ゲストの方でお送りいたします。

それでは早速参加者の方に

登場していただきましょう!

今回参加して頂くのは

プロ顔負けの実力派高校生バンド

Roseliaァァァァァァァァ‼︎

 

カッ‼︎(証明が椅子に座った5人を照らす)

 

\ワンダーあいあいの外の人/

湊、友希那ァァァァァァァァ‼︎

「眩しいわね。」

 

\慈愛深い故にか愛が重い疑惑有/

今井、リサァァァァァァァァ‼︎

「てか何なの?この紹介文...。」

 

\ポテトアニマル姉成分マシマシな方/

氷川、紗夜ォォォォォォ‼︎

「ここは何処ですか?」

 

\未だ目覚めぬ魔王めぐち/

宇田川、あこォォォォォォ‼︎

「ドドーーーン!ババーーーーン‼︎」

 

\性格は引っ込み思案、身体は主張激しめ/

白金、燐子ォォォォォォ‼︎

「う...うぅ...こ...怖いです...。」

 

「っていうか、まりなさん?

何で大きいサングラスをしてるの?」

 

※グラサンはタモリさん

もしくはガルパピコでの

つぐみちゃん大暴走回での物を参照

 

違います、私はツキシーマ・マ・リーナです

凄く美人な、まりなお姉さんとは別人です。

 

「え...でも...髪とか服装が...。」

 

別人です(威圧)いいですね。

 

「わ、分かりました...。」

 

「それにしても此処は何処なのですか?

昨日は日菜と一緒に寝た筈なのですが。」

 

「へぇ〜。日菜と一緒に寝たんだー。」

ニヤニヤ

 

「か、勘違いしないでください!

あの子が勝手に潜り込んできただけです!」

 

「いいなぁ。そうだ!あこも今日は

お姉ちゃんと一緒に寝ようかなぁ?」

 

「あ、あこちゃん。

今日...お泊りに、来る...?」

 

「え!良いの⁉︎」

 

「う、うん...!

夜まで、一緒にNFO...しよう...?」

(そしてあこちゃんと...。フフフ...。)

 

「やったー‼︎」

 

「じゃあじゃあ、友希那。

アタシも今日泊まって良い?」

 

「別に構わないわ。」

(リサ!リサ!リサ!)

 

「やった!それじゃあオヤツの

クッキー、焼いとくね!」

(友希那と一緒に寝たいなぁ。)

 

さぁメンバーも揃い

緊張も解れたところで

ゲストの方に来ていただきましょう!

ゲストはこの方!

とあるゲーム会社で働く

サクライさんでーす!どうぞ‼︎

 

皆様、初めましてサクライです。

(グラサン着用)

 

「ちょ、大丈夫なの!その人!」

 

「うわー!サクライさんだー!

ねぇ、りんりん!サイン貰えるかなー?」

 

「難しい...と思うよ、あこちゃん。」

 

「湊さん、あの人を知っていますか?」

 

「いいえ、知らないわね。」

 

勘違いしないでください。

彼はあの大手ゲーム会社の人ではなく

あくまでそっくりさんです。

働いておられるゲーム会社も

そんなに大きくありません。

そうですよね。

 

はい。

ところで、私は何時休めるのですかね?

 

「やっぱり本人じゃん!」

 

と、ここでゲストの方とは

お別れのお時間です。

ありがとうございました‼︎

 

はい。お疲れ様です。

(立ち上がり、そのまま退場)

 

「え?ゲストと言っていたのに

もう帰ってしまいましたが良いのですか?」

 

はい!その、ね。

あれがね。(指で丸の字を作る)

 

「やっぱり本人だー!」

 

そんな事はおいといて。

これから始まるテストですが

ここに5色の薔薇があります

赤、ピンク、黄、緑、そして青

この5色から自分が

これ!と思う薔薇を選んでください。

ただそれだけの簡単なテストです。

ちゃんと個数も5輪ずつありますよ。

 

「うわー!キレーイ!」

 

「確かに、綺麗ね。」

 

因みにこちらの薔薇は

全て造花ではなく生花です。

そして選んだ薔薇はそのまま

お持ち帰りして頂いて結構です。

大事にお世話してあげてください。

と前置きが長くなってしまいました

それでは!早速選んで頂きましょう‼︎

1番目は友希那ちゃん、どうぞ‼︎

 

「私は、この色が好きなの。」

湊 友希那→青薔薇

 

続いてリサちゃん、どうぞ‼︎

 

「やっぱりアタシは赤でしょ!」

今井リサ→赤

 

続いて紗夜ちゃん、どうぞ‼︎

 

「仕方ないですね。」

氷川紗夜→緑

 

続いてあこちゃん、どうぞ‼︎

 

「はーい!あこはねー、これ!」

宇田川あこ→黄

 

続いて燐子ちゃん、どうぞ‼︎

「わ...分かりました...。」

白金燐子→ピンク

 

さて選んでいただきましたが

実はこのテストは

あなたが深層心理が望む恋愛を

調べる心理テストでした。

 

「「「「「えっ⁉︎」」」」」」

 

それでは答えあわせをしていきましょう!

そしてそれに対して天の声(作者)から

コメントが寄せられます。

まず友希那ちゃんが選んだ青薔薇ですが

こうなっています。

 

【青薔薇】

仕事もプライベートも

恋愛とは別に大切にしたいと思っていて

クールな恋愛を希望しているそうです。

そして天の声からは

『クールを希望していても

かなり情熱的な恋愛になりそう』

だそうです。

 

「あ〜、確かに友希那ってば

そういう熱いところがあるよね。」

 

「私も...分かる気がします...。」

 

次にリサちゃんが

選んだ赤い薔薇ですが

 

【赤薔薇】

あなたは

「愛されるよりも、愛したい」

と強く望んでいるそうで

時には相手に従順に振る舞うと

良いスパイスとなるかも。

そして天の声からは

『愛が広く大きい代わりに

個人に向けられると狭く深くなりそう』

だそうです。

 

「確かにリサ姉って

誰にでも優しいし、

お日様みたいに暖かいよね。」

 

「えぇ、リサは私にとっても

Roseliaにとっても陽だまりなの。」

 

「もう!友希那ってば

恥ずかしい事言うの禁止‼︎」

 

「でも、確かに日の光は

そのままだと暖かいですが

レンズ等で集めると火も起こせますね。」

 

次に紗夜ちゃんが選んだ緑の薔薇てすが

 

【緑の薔薇】

相手とはいつも一緒にいたい、

互いに癒される関係

でありたいと考えているタイプです。

天の声からは

『モフモフの動物を飼ってみたり

何かぬいぐるみを買って、

それで癒される事から始めては?』

との事です。

 

「あ〜確かに、日菜から

話は聞いていたけど

相当振り回されたみたいだしね。」

 

「紗夜、どうかしら

今度にゃーんちゃんの

ぬいぐるみでも抱いて寝てみない?

快眠できるわよ。」

 

「それが出来るのは湊さんだけです!」

 

「本当に大丈夫ですか?紗夜さん...?」

(涙うるうる&上目遣い)

 

「うっ...!」

(そういえば宇田川さんって

実は天然パーマなのよね...。

あの時もふわふわとしていて

触ってみたいと思っていて...!)

 

「氷川さん」ニッコリ

 

「だ、大丈夫ですよ!宇田川さん!

ご心配ありがとうございます!」

 

次にあこちゃんの黄色の薔薇ですが

 

【黄色の薔薇】

大好きな人には

話をいっぱい聞いてもらいたい!

そんな気持ちが大きい人で

見習いたいくらいのバイタリティを

持つ頑張り屋です。

天の声からは

『いつも一生懸命だけど

時には少し落ち着いてみるのも良いかも。』

だそうです。

 

「確かにあこってば

いつも元気だよね。」

 

「えぇ。その体力には

見習うべきところがあるわね。」

 

「あこちゃんとは...よく遊ぶのですが

会話が途切れなくて...凄いなぁって...

いつも思います...。」

 

「えへへ。」

 

そして最後に燐子ちゃんが

選んだピンクの薔薇ですが

 

【ピンクの薔薇】

相手に主導権を渡しておきたい

気持ちが大きいようです

なので○○の好きにしていいよと

丸投げしがちなところがあるので

時には主導権を握ってみては?

との事で、天の声からは

『基本的には大和撫子の様に

相手の三歩後ろを歩く印象だけど

(たが)が外れると危ないかも』

だそうです。

 

「確かに!いっつも

あこが話してばかりで

りんりんから話してくれたことって

あんまり無いかも!」

 

「そうですね。

それでもその奥ゆかしいところも

白金さんの魅力だと思います。」

 

「まーそれでも

燐子もさ、もうちょっと

主張しても良いと思うよ。

 

「そうよ、燐子。

あなたも私達Roseliaの

仲間なのだから。

もっと胸を張りなさい。」

 

「は...はい!」バイーーン‼︎

 

「...やっぱり張らなくてもいいわ。」

 

「ちょ!友希那ぁ!」

 

はい‼︎

それでは全ての解答が終わった事で

このテストは終了でございます!

皆様、彼女達に惜しみない拍手を‼︎

 

\イー‼︎/

\キャー‼︎/

\サイコー‼︎/

\ワーワー!/

\アーマーゾーン!/

ざわ...ざわざわ......ざわ...。

 

「え?え?これで終わり?オチは?」

 

これにて閉廷‼︎

 

__________________________________

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の提供でお送り致しました

 

 

*1
誰もが知っている

某大人数格闘ゲームの最新作のラスボス




バンドリseason2、2話視聴後
OPのRoseliaの人達
砂漠での収録、暑そうだな...。
何処で撮影しているのかな?
でも既視感を感じる...。
電王を見返し中
ハッ⁉︎中田島砂丘か!(特撮脳)



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firemeetbattle/多々食わなければ生き残れない‼︎

イヴちゃんが来なかったので
語感が似ているはぐちゃんの
ファンになります。






最近良かった事〜。
LRジオウクウガア〜マ〜が
来てくれた事〜。


これは本編より少し先の未来

ありえたかもしれないお話です。

もし、このお話を読んで気分が最・悪だ‼︎

今日の運勢は最悪だなぁ。

ピポパポパニックだよぉ〜⁉︎

となった場合は

速やかに休憩を取り

煙草や酒や男や女でリラックスして下さい。

それでは始まり、始まり〜。

 

_________________

全ては商店街の福引きの景品である

焼肉食べ放題を当てた

この一言から始まった。

 

『今夜は焼肉っしょー‼︎』

 

そうして舞台をお店へと

移し、今から焼肉を始めるところから

この物語は始まるのだ‼︎

まずは我等が主人公、響!

 

そしてそれ以外のメンバーはこいつらだ!

スレンダー美女を装い

気に入った相手を瞬く間に

可愛い兎がいるよ。と

花園ランドと呼ばれる場所へと

誘い込む、無類の肉好きウサギ!

花園 たえ!(おたえって呼んで。)

こいつ、直接脳内に⁉︎

 

気を取り直して、次のメンバーはこいつらだ!

北沢印の元気っ娘!

高い身体能力を持ち、ちょこまかと動く

小柄で愛らしい姿はまさにハムスター!

北沢 はぐみ!

 

華奢な見た目に騙されて

財布が軽くなった者多数!

細い見た目とは裏腹に

凄まじき健啖家なパンの鬼!

青葉 モカ!

 

何度倒れても何度でも立ち上がり

何度弄られてもへこたれない

七転び八起きの体現者なエゴサ系綺羅星!

丸山 彩!

 

今回はこの5人で焼肉を始める!

_________________

「ご注文をどうぞ!」

 

「それじゃあ注文していくか。」

 

1番手はモカ!

 

「私は〜タン塩と〜カッパに〜

カシラ〜、テッチャンに〜

サ〜ロイン〜。」

 

そしてはぐみが続く!

 

「はぐみはカルビと

ハラミとイチボね!」

 

と、スイッチが入ったのか

怒涛の勢いで注文するおたえ!

 

「特上骨付きカルビにレバ刺し

センマイ刺し、特上ハツ、それからビビンバに

クッパとワカメサラダにホルモン!」

 

そこで追い討ち!響も頼んだ!

 

「俺は激辛キムチにライス大盛りで。」

 

っとここで彩、当然のツッコミ!

 

「え、ちょっと待って!

頼み過ぎじゃない?」

 

と、ここでモカが締める!

 

「最後に〜サンチュでサンキュ〜。」

 

「えっと...ご注文は上ミノと...」

 

店員、早くも間違える!

とそこで響が立った‼︎(ハイジ風)

 

「違う。タン塩、カッパ、カシラに

テッチャン、サーロイン、カルビと

ハラミ、イチボ、特上骨付きカルビに

レバ刺しセンマイ刺し、特上ハツ

それからビビンバにクッパと

ワカメサラダにホルモンに

激辛キムチにライス大盛り

最後にサンチュでthank youだ!」

 

何と響!

言っていた物を一言一句間違えずに

早口言葉で頼んだ!

これには他のメンバーも大絶賛だ‼︎

 

「「「「「おぉ〜〜‼︎」」」」」

 

「これぐらい師匠なら

もっと早く言える。

さぁ、始めよう。

焼肉のParty Timeだ!」

 

この後めちゃくちゃ

焼肉を楽しんだ。

 

_________________

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はぐちゃんはぐちゃんはぐちゃん
はぐちゃんはぐちみゃんはぐちゃん
はぐちゃんはぐちゃんはぐちゃん
はぐちゃんはぐちゃんはぐちゃん
はぐちゃんはぐみちゃんはぐちゃん
はぐちゃんはぐちゃんはぐちゃん
とっとこ〜走るよ♪はぐみちゃん♪
はぐみちゃんを〜染〜め上げたい〜♪

失礼、はぐちゃんの
可愛さに取り乱しました。
え?自分色に染め上げるとは?
そうですねぇ、2人で遊んだ後に
ミッシェルの中に入ってその後は...
おっとこの先は精肉されてしまうので
話せないですねぇ。(オリジナル笑顔)

Q.これってヤバイですか?
A.皆の感想が答えさ..。
あぁ、儚い...。


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Birth day/新たな笑顔が生まれた日

『特撮脳から見る
Second season4話』

こころ、7番スイッチを
持たずに空中へダイヴ‼︎
焦る美咲!その時彼女は...
『Are you ready?』
覚悟を決めた‼︎
「こころ!」

『ピンクが素敵なスゲーヤツ!
奥沢ァァァ、ミッシェェェル!!!!』イェーイ!

トゥッ‼︎、ガシッ‼︎
こころをキャッチ‼︎

カチッ!『ロ・ケ・ッ・ト・オン』

『wing form』バサッ!

Fly Up‼︎

「あぁ...儚い...」
完‼︎

週一更新を
途切れないようにする作者の鑑?






『ハッピー、ラッキー

スマイル、イェーイ‼︎』

(by.終末家族)

 

『何言ってんだ、お前ら?』

(by.アンコ)

 

「おいエージ!あいつらが

何を言っているか分かるか?」

 

「分からないよ、だけど

とにかく凄い自信を感じる。

でも一体彼等に何があったんだろ?」

 

〔海辺のあのシーンを想像して下さい〕

 

その時、不思議な事が起こった!

 

『はい。ここでストッープ!

彼に何があったのか、それを知るには

時間を1日前へと戻さなきゃいけないんだ〜♪

という訳で皆、ハイパーゼクターは

持ったね?それじゃ行こうか?

ハイパークロックアップ!』

《hyper clock up》

 

________________________________

[1日前、週末終末ハウスにて]

 

「メズ〜ル〜。」

 

「はいはい。オヤツは

まだまだあるわよ、ガメル。」

 

「チッ。」

 

「退屈だなー。」

 

「彼をグリードにするには...」

 

その時!いきなりドアが開いたと思ったら

()()()()()が飛び込んできたのだ‼︎

 

バンッ‼︎

 

「笑顔じゃない家族が

住んでいるのはこの家ね!」

 

「な、何事ですか…?」

 

「あなたね!

笑顔になれない誰かというのは!」

 

「1人で飛び込んでくるなんて

何て勇ましいお嬢ちゃんなの。」

 

「なん〜だ、ただのガキか。」

 

「ガキという名前じゃないわ!

アタシはこころよ!」

 

「フンッ!人間の

子供1人に何が出来る!」

 

「そうね!あなた達を笑顔にしてあげる!」

 

「笑顔?何を言って...」

 

その時、大勢の武装した

ピンクのクマが入ってきたのだ!

 

「こんどはなに〜?」

 

「ミッシェルB。

全員、配置完了しました。

それとこちら、CDと

マイクでございます。」

 

「あら、ありがとう!」

 

「他の皆様ももうすぐ到着致します。」

 

「分かったわ!」

 

「そ、それは私が

作り上げたバースシステム...?」

 

「バースというのは

よく分からないけど

これはミッシェルBよ!」

____________________________________

ご説明、致しましょう‼︎(幸運のお星様)

 

ミッシェルBとは

弦巻家と扶助関係にある

鴻上ファウンデーションから

いくつかの所有地や権利などと

引き換えに得たバースシステムの技術を

弦巻家脅威のメカニズムで独自に

改良されたミッシェルであり少なくとも

100体以上は量産されているぞ!

そして量産型故に威力は小さいが

バースバスターも装備しており

簡易型ではあるが

CLAWsユニットも装着出来るぞ!

見た目は赤か緑のバイザーに

バースのアーマーを身に付けた

ミッシェルだ!

因みに足裏にはキャタピラが

標準装備されている!

________________________________

「な、何ですかそれは...」

 

「あ!みんなも来たみたいね!

それじゃあいくわよ!」

 

『笑顔のオーケストラ‼︎』

 

その声と共に彼女は大勢の

ミッシェルBと共に

彼らを飲み込んでいったのだった。

 

以下ダイジェスト

 

「ん"んやあぁぁめろぅッ!!」(G)

 

「あ"あ"ああアアァァァ…

駄目だからー!!投げちゃ駄目だからー!!」 (Dr.)

 

(0M0)「ウワァァァァァァァァァァ!!」

 

「いや〜ん、らめ〜♡」(800歳JK)

 

「あ、喉の下はやめ...」(かじゃり)

 

1日前

↓↑

現在

 

________________________________

 

「私は世界の真理へと

辿り着いたのです。

これからは世界を笑顔に

していければと考えています」

キヨちゃん(ミッシェルver)

 

「おはよウヴァ!

よろしくウヴァ!」

 

「アハハ、もっと僕を笑顔にしてよ」

 

「なぁ、俺ってそういう顔、してるだろ?」

 

「私、眼豆留!

どこにでもいる高校二゛年゛生゛ェ゛!」

(cv.えばら)

 

「なぁエージ、こいつらどうする?」

 

「さぁね、ただ一つ言えるのは

俺達はやったって事かな。」

 

「そうか...。」

 

Fin

 

 

 

 




怪獣コンピューターチェック!
チェックします!

名前:ミッシェル〜♪

種別:着ぐるみ怪獣

身長:約2メートル

体重:乙女のヒミツ

能力:外皮を脱ぐと人間に擬態出来る
__________________________
これで皆もミッシェル博士だ!


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夏のmemory(思ひ出)

ママァァァァァァァァ!!!!!!
(元貧乏人現貴族な17歳の
水着救護院長を当てた人の心の叫び)


(カメン)
「ねぇゲイツ!」

(かめん)
「どうした、騒々しい。」

(カメン)
「みてみて!」カリカリカリ

ジオウ、ドライバーの
ライドオンスターターを4回回す

ジクウドライバー(cv.小山力也)
『Time alter―square accel‼︎』

(カメン)
「加速装置!!」start-up

(かめん)
「オイッ!ウォズ!!
俺のドライバーにはそんな機能無いぞ!」

黒ウォズ
「すまないゲイツ君。

































予算の都合だ。」

(かめん)
「クソッ!!東映絶対ェ許さねぇ!!!!!」

絶対Afterglowに
climax jump the finalを
歌わせたい今日この頃。


〈Poppin'Party〉

 

『7月14日

今日は私の誕生日!

ポピパ のみんなやあっちゃんに加えて

なんと!響先輩からもプレゼントとして

小さな望遠鏡を頂いちゃいました!

ありがとうございます!!』

筆者...戸山香澄

 

『☆月(●|●)日

暑い...死ぬ...かゆ...うま....(文字はここで途切れている)』

筆者...市ヶ谷有咲

 

『ω月Δ日

友達と少し遠出した先で

PANPAKAパンというパン屋を見つけた。

どれも美味しくて

とても良い勉強になったと思う。』

筆者...山吹沙綾

 

『▽月・日

響先輩から肝が冷えるが

面白いゲームがあると聞いて借りちゃいました。

えーと「デンジャラスゾンビ」?』

筆者...牛込りみ

 

『↑月↓日

今日はオッチャン達に囲まれて

ギターの練習をしていた。

暑かったけど凄くもふもふで幸せだったよ。

そういえば...この前有咲に

「お前の頭の中...どうなってんだよ...」

と言われたから『見る?』といって

顔を近づけたら「ちげーよ!バカ!」って

怒られた。何でだろ?』

筆者...花園たえ

 

______________________________________

 

〈Roselia〉

『♫月&日

おばけ............。(ここから先は文字が酷く乱れていて読む事が出来ないようだ)』

筆者...湊友希那

 

『@月〆日

最近ROROというアーティストにハマったので

友希那にも勧めてみた。

アタシ?菫青石(アイオライト)が1番好きかな?』

筆者...今井リサ

 

『*月$日

日菜と一緒にお菓子作りをしたのだけれど

あの子ったら「大体これぐらいでしょ?」

と言って目分量で済ませるのよ。

それで美味しいのがまた釈然としなかったわ。』

筆者...氷川紗夜

 

『(OMO)月€日

朝からあこちゃんと一緒にゲームをしてあこちゃんとお出かけをしてあこちゃんと一緒にお昼ご飯を食べてあこちゃんとコラボショップに行ったりあこちゃんと本屋に行ったりしてとても楽しかった。そして夜にまたあこちゃんと音声チャットをしながらゲームをした。あぁ、可愛いなぁ...あこちゃん。』

筆者...白金燐子

 

『7月3日

今日はあこの誕生日!!

Roseliaの皆や他のバンドの皆にも

祝ってもらえてすっっっごく嬉しかったぁ!!

そうそう、ヒビ兄からの誕生日プレゼントは

純白なる地獄の...地獄の...(番犬だよ...あこちゃん。)

そう!純白なる地獄の番犬!!だったよ!』

筆者...宇田川あこ

 

______________________________________

〈Pastel*Palettes〉

『→月♡日

うぅ〜、こんなの絶対おかしいよ...。

なんで夏の海で変装もしていないのに

誰も気付いてくれないの〜...。(;ω;)』

筆者...丸山彩

 

『♢月#日

今日は久しぶりにレオンと

お出掛けしたのだけれど

この暑さの中で足の肉球を

火傷したりしないように

公園や水場といった

涼しい所でお散歩してあげたわ。』

筆者...白鷺千聖

 

『〈(OvO)〉月♧日

おねえちゃんがね〜...............

(A4ノート3ページ分に渡り

姉語りが綴られているため省略)』

筆者...氷川日菜

 

『☀︎月♤日

前々から目をつけていた

跳び箱に入っていたら

危うく熱中症になるところでした...。

反省します......。』

筆者...大和麻弥

 

『6月27日

今日は私のお誕生日、でした!

皆さんが祝ってくださり凄く嬉しかったです!

中でもシショーのプレゼントである

イチゴのクナイ、とっても素敵です!』

筆者...若宮イヴ

 

______________________________________

〈ハローハッピーワールド!〉

『♫月&日

今日はガールズバンドパーティーの

みんなでディスティニーランドへ

行ってきたわ!!中でもお化けやしきや

ジェットコースターがとっても面白かったわ!!

あら?友希那?顔が青いわよ...』

筆者...弦巻こころ

 

『@月;日

朝起きたら無人島だった。

何を言っているかあたしも良く分からない。

周りにハロハピのメンバーがいる事を

確認しながらまたこころの仕業だな〜と

考えつつ慣れてきた自分がいる事に気が付いた。

______この時のあたしはこれからの生活が

更に過酷なものになるという事を

まだ...知らなかった。』

奥沢美咲...著書【ハロハピ漂流記】より抜粋

 

『♨︎月¥日

水族館へ行く途中に

たえちゃんに出会ったので

お話をしながら向かっていたら

いつのまにか海でした。

ふえぇ〜...また迷っちゃったよ〜...(泣)』

筆者...松原花音

 

『%月(O目O)日

…………………………………

…………………………………………

………………………………………………』

瀬田薫...スカイダイビング中に

失神した為、空白。

 

『7月30日

今日ははぐみの誕生日!!

響にいちゃんからは青いクワガタの

ぬいぐるみをもらったよ!!』

筆者...北沢はぐみ

 

______________________________________

〈Afterglow〉

『®️月!日

今日は皆でこころの別荘で花火をした。

夕焼けと夜が混ざり合う

鮮やかなグラテーションの世界の中

色とりどりの花火に鼠花火、それから

打ち上げ花火にリブラ花火に王蛇花火。

楽しかったけど、最後の線香花火は...切ない...。』

筆者...美竹蘭

 

『(爆)月+日

ダイエットの為にジムを体験してきます!

……………………………………

ヒップレイズ!サイドベント!

ダンベルカール!ハンマーカール!

プッシュアップ!ベンチプレス!』

上原ひまり...もう少しで

果てしなく遠い筋肉坂を登るところであった

 

『□月℃日

今日は怪談大会。

何を話そうか考えていたら

昔あこが「お姉ちゃんの夢の話、ちょ〜怖いよ‼︎」と言っていたので昨日見た夢の話をしてみたら

3日間凄く優しくされた。』

筆者...宇田川巴

 

『*月(Φ)日

アイス〜♪かき氷〜♪スイカ〜♪綿あめ〜♪

たこ焼き〜♪焼きそば〜♪りんご飴〜♪

チョコバナナ〜♪カステラ〜♫

食べたい物、いっぱ〜い〜♫』

筆者...青葉モカ

 

『^_^月⇔日

今日は皆で海へやって来ました!

でも、どうしてだろう?

海を見ていると懐かしい気持ちになります。』

筆者...羽沢つぐみ




以下、巴が見た夢を抜粋したもの

『牡蠣フライをな、作ろうとしてたんだ。あたし。
そうしたら急にバッタの顔した
アライグマが現れてな。こう言うんだ。
『二酸化炭素を興奮させろ』って。
あたしはそれに大層憤慨し
「じゃあ腎臓をもってこい!」って言ってやったさ。
そうしたらさ、突如として
部屋の屋根が吹き飛び、空が割れ。
そこから《叫びの神様》が現れて、
あたしの腕をな、三本、
持ってったんだ、四本目は無事だよ、安心しろ。
その代わりということで貰った黒炭の、
美味いこと美味いこと。
一晩で全てを平らげた
あたしは気付けば、ヘアスプレーだった。
……悲しくてなぁ。
もう、生きることがつらくてなぁ。
どうして、あたしは髪を
固めることしか出来ないのかと。
無力さにうちひしがれたんだ。
だからというわけでもないんだが、
あたしの傍らには
いつも紅天狗様がいらっしゃった。
紅天狗様はとても偉大な方で
なんと、あのドドドン・ガギラを3日で
説得したという逸話を持つぐらいなんだ。
これにはさすがのニュートンも
剃髪せざるをえなかったさ。
笑ったね。あたしは、笑ったね。
腹がよじれるほど笑い、笑い、
気付けば涙が止まらない。 分かったんだ。
時の流れというものは、
つまるところ、あたしのへそに
むかっているのだと。
そうしたら全てが楽になった。
鶏とペンギンの戦争に終止符が打たれた。
世界の果てには何があると思う?そう、判子さ。
存在を定義する唯一無二の至宝と言っていい。
特に田村は秀逸だ。あの芳醇な香りに魅了され、
CDの穴の奥へと消えた者が
数知れないことは、言うまででもないか。
3億年の時が流れた。そして、歓喜だ。
あたしはその時、確かに科学的な忘却だった。
暗殺された瓶底だった。
ムカデの行進が止まり、春の息吹は______』


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ConcertStage
エチュード/泡沫の憧れ


最初に書くべき話を
すっかり忘れてしまい
申し訳御座いませんでしたぁ‼︎m(_ _")m

許してください!
何でもしますから‼︎











ヒゲが



君は夢を見た事があるか?

起きているときにみる夢じゃなくて

寝ている時にみる夢を。

殆どの人達は目を覚ます際に

どんな夢を見たのか忘れてしまうけれど

俺はその夢を鮮明に覚えている。

繰り返し見るってのもあるけれど

 

その生き様に俺は憧れたんだ

どうしようもない程に

__________________________________

それは英雄達の記憶

声無き声が求める限り

大地を海を空を超え

空の果ての宇宙も超えて

過去から未来

未来から過去へ

果てには違う世界まで

人の、命の自由を守る為に

戦い続けた戦士達

 

『この空の向こうにはどこまでも

青空が広がっているんだ。』

 

『生きるって事は美味しいって事。』

 

『俺は小さな犠牲も、大きな犠牲も出さない。』

 

『世界中の洗濯物が真っ白になるように

皆が幸せになりますように』

 

『全ての戦えない人達の為に俺が戦う!』

 

『俺もいつも怖いよ、だから一生懸命鍛えてる。

また生きるために。』

 

『俺は天の道を行き総てを司る。』

 

『やらなきゃいけないと

思ったらやるよ、これからも。』

 

『僕は僕だけの道を歩きたい。』

 

『俺はこれからも、世界を繋ぐ。物語を繋ぐ。』

 

『どうやら切札は

常に俺のところに来るみたいだぜ。』

 

『僕の好きだった街をよろしく。』

 

『『さあ、お前の罪を数えろ!』』

 

『手が届くのに、手を伸ばさなかったら

死ぬほど後悔する。』

 

『痛い目に遭ってもダチと一緒に

いられたほうが気持ちいいだろ。』

 

『俺は...俺は諦めない!

命がある限り、○○○の命も俺は諦めない...!』

 

『泣いていいんだ。それが俺の弱さだとしても

拒まない。俺は、泣きながら進む!』

 

『人間に悪人がいねえなら

そもそも警察官なんて必要ない。

右も左もズルい奴で

うんざりすることばっかりだ!

だが……だからこそ

まっすぐ生きてる人が光って見える。』

 

『確かにお前は強い!だけど

負けたと思わない限り、俺は負けていない!』

 

『これからは命を奪うためじゃなく

救うために戦うんだ。』

 

『「ラブ&ピース」が、この現実で

どれだけ弱く脆い言葉かなんてわかってる。

それでも謳うんだ。』

 

『俺は最善最高の魔王になる!』

 

__________________________________

 

でも目を覚ました世界には

彼等はいない。テレビにも、だ。

昔に一度調べたところ

確かにこの世界には1度はいたんだが。

けれど1970年から1972年にかけて

放映した後、そのまま

終わってしまったらしい。

でも、だからこそ俺だけが知っている

勇気をくれるあの素晴らしい曲たちを

この世界へと響かせたいんだ‼︎

 

そう信じて俺は今まで生きてきた。

きっと...これからも。

そう生きていくって決めたから。

 




この話は本編より前の話で
響君が奏者になり、世界に響かせたいと
願う切っ掛けになった話です。

最近の自己ベストは
リュウタ...もといアンチ君が歌う
My wayです。


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己がB/Profileはどこだ

主人公のプロフィールを
こちらにお引越ししました。

更新はマラソンなどで
延期したりしません。

因みにBとは
12番スイッチの事です。


名前

紅 響(クレナイ ヒビキ)

(CV/金丸淳一)

代表キャラ

風見ハヤト

(新世紀GPXサイバーフォーミュラ)

ソニック・ザ・ヘッジホッグ(SEGA)

不破雷蔵(忍たま)

秋山遼(デジモン)

カメレオンイマジン(仮面ライダー電王)

 

年齢_18歳

身長_178㎝

星座と誕生日_1月30日の水瓶座

誕生花_シャコバサボテン

花言葉は命の喜び

誕生石_ジャスパー

宝石言葉は永遠の夢

もしくはパーティー・カラード・フルオーライト

こちらは過去と未来

特技_器用な手先、様々な楽器の演奏

高い身体能力、絶対音感

好きなもの_カレー、音楽、風

苦手なもの_生牡蠣、誰かの涙、束縛

趣味_ヴァイオリン、歌う事、バイクでのツーリング

 

この世界に産まれてから

ほぼ毎晩、ヒーロー達の夢を観て生きてきた為か

強い正義感と優しい心を持っており

基本、それらを表面上に出さずに

飄々と生きているが

誰かを泣かせる者、音を生み出す心を踏み躙るもの

自由を奪おうと束縛するものには強い怒りを表す。

高い身体能力は祖父譲りの驚異的なフィジカル

父親譲りの爆発的な成長力に加え

315な師匠の元で

身体を鍛えた結果身に付いた物である。

7年程、外国を転々としていた影響か

時折会話に英語等が混じることがあり

大体の国の人とは話す事が可能で

祖父の血故にか気に入った女の子には

口説きまじりのトークをする事がある。

因みに免許は16歳の時に取得済み。

 

特技である器用な手先と

楽器の演奏だが

職人である父親に一時期

弟子入りしていたのと

世界を巡る間に様々な

楽器店をみたことに加え

現地で触れてきた事から

大体の楽器であれば修理、演奏が可能で

その手先を活かしたマジック等も

得意としている。

 

カレーが大好物なのは

日本に居た頃

近所にあったポレポレと

ルブランという喫茶店のカレーが

非常に美味しかったためで

生牡蠣が駄目なのは

幼い頃にあたったため。

もし口にした場合

青いコソ泥の様に暴走する。

 

風を感じるのが好きであり

走る事全般を得意とし

それが高じて乗り回している内に

鍛えられたバイクテクニックは中々のもの。

 

身体能力について師匠からは

このまま鍛え続ければ

いずれ私と同じ事が出来る様に

なるだろうとの事。

因みに師匠が出来る事を挙げると

車に走って追いつき

その車を蹴りで強制停車。

武器を持った相手に生身で圧倒し

強化服を着た人間に後ろから追いつき

引き剥がせない程のしがみつく力

擬態を見破る超感覚に華麗なジャンプ。

etc...

やっぱり、753は最高だぜ!

 

 




エチュードにも書いていましたが
それについての補足説明です。
簡単にいうと
この世界では仮面ライダーが
怪我をする事が無かったので
1号になる事なく放映が終了し
続編が作られなかった世界です。

それでも彼はたった1人でも
この世界へと歌う(戦う)と決めました。
自分にくれた勇気を誰かにあげたい!
そう思いながら...。


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プレリュード/始まりの音

今日、平成ジェネレーションforever
観てきた興奮や感動を動力に
勢いで書き上げました。

出来れば生暖かい目で祝ってください。


《次は羽丘〜、羽丘〜降りられる方は

お荷物等のお忘れなき様にお願い致します〜》

 

zzz〜...はっ!そうか、羽丘に着いたのか...

全く父さん達も結構無茶な事を考えたな〜

両親の海外への出張に付いて行って早数年。

自分だけが急に日本に帰る事になったけど

海外への滞在がまだ掛かるという事で

自分だけだと心配だから

この場所に父さん達が昔お世話に

なった人がいるらしく。

その人が住んでいる場所の近くに

『以前住んでいた家があるから

そこで一人暮らしをしてみなさい。』

なんて、後ついでにその人へご挨拶と

手紙を渡してほしい...か。

既に冷蔵庫等の必需品な

電化製品等は送っているとの話だから

他に必要な物があれば自分で

調達しろって事か、まぁ何とかなるだろ。

一応その人の住所のメモは有るけども

夕方には迎えの人が来るって話だから...

え〜っと今が14時前ぐらいだから

取り敢えず夕方まで

散策がてら遅めの昼食を摂って

18時頃には戻って来る事にしようかね。

 

『もうすぐ羽丘〜。羽丘です〜。』

 

おっと、もう降りなきゃな。

__________________________________

駅に有ったガイドブックによると

ここには隣町の花咲川と合わせて

女子校が二校あるのと近辺に

ライブハウスがあるからか今流行りの

ガールズバンドが多いみたいだな。

それに隣町の花咲川には昔ながらの商店街も

有るみたいだし、そこに行ってみようかね。

というわけでクロックアップ‼︎

 

__________________________________

商店街がある花咲川へ向かう途中

思ったのだが土曜の午後なのに

それ程人が多くないな。

これだったらそんなに時間は掛からないだろう。

そうして景色を楽しみながら

ゆっくり歩いていると

 

「ふぇぇ......、ふぇぇ......」

 

声が、聴こえた。

 

「ふぇぇ〜〜ん......ここ、どこ〜〜...?」

 

__________________________________

 

取り敢えず声が聴こえた方に来てみたけども

あれは、女の子?

 

そこにいたのは小柄な体に

スカイブルーの髪の一部を

花飾りでサイドテールにした女の子が泣いていた。

 

「ふぇぇ、また迷子になっちゃった...

此処...どこ〜〜〜?ふぇぇ......。」

 

あの女の子...泣いている...

泣いている女の子を放っとくなんて

男が廃るし、ジイさんに怒られちまうな。

 

「ちょっとそこのお嬢さん。

何かお困り事かな?」

 

「ふぇっ⁉︎ お、男の人...

あの、あのあの何でも無いです!」

 

「いや、見る限り迷子になったのかな〜なんて

思って声を掛けたんだけど?」

 

「ふぇっ⁉︎そ、そ、そんな事!無いですよ〜...」

 

(う〜ん、この子やっぱり迷子だな。)

 

「お嬢さん、ちょっとこちらを

持っていただけませんか?」

 

そう言って俺は自分が

持っていたケースをその子に渡した

 

「ふぇっ!これって...楽器のケース、でしょうか?」

 

「そうそう、それで俺の手に注目

してもらえませんか?」

 

そう言って俺は彼女の目の前で両手を

裏返したりして何も持っていない事を

確認してもらった。

 

(な、何が起こるんだろう...?)

 

「ここに1枚のコインが有ります。

このコインを握ると...2枚に。

更に握ると3枚になって

最後に握ると、何と全てビー玉に!」

 

「わぁ〜。」

 

「更にそのビー玉を握ると...宝石に!」

 

「凄い、凄いです!どうなっているんですか?」

 

「フッ。魔法使いはタネや仕掛けを語らないのさ。

それで俺、というよりも人が苦手なのかな?」

 

「ふぇっ?あ!あのそのあの

やっぱり、分かりやすかった...でしょうか?」

 

「うん。初対面の自分でも分かるくらいには

緊張でガチガチだったよ。」

 

「うぅ〜〜〜...

その、男の子や男の人と

殆ど話した事が無くて...

少し、苦手なんです...。」

 

「そっか。で、何か困っているみたいだけど?」

 

「あ!え〜とその

実は、迷子になってしまって...

誰かを呼ぼうにも携帯の充電も切れていて

どうしようか途方に暮れていた

ところだったんです...。」

 

やっぱり迷子か...

でも彼女には悪いけども

残念なお知らせだ。

 

「あ〜、すまん。

俺もつい先程この街に来たばかりで尚且つ

この土地に来るのも初めてなんだ。」

 

「あ....そう、なんですね。」

 

「あぁ、だから。君と一緒に

歩く事しか出来ない。」

 

「ふぇっ...?」

 

「人間は助け合いでしょ。

それに泣いている誰かを放ってはおけないから。」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「といっても何か友達の家とか

目印になるものって近くに無いかな?」

 

「え〜と、すみません......。

あ、そう言えばこの街に来るのは

初めて、何ですよね。

何処に行こうとしていたの、ですか?」

 

「この先に有るという

商店街に向かおうとしてたんだけど。

大丈夫、ガイドも携帯のマップもあるから

迷わずに辿り着ける!筈。」

 

「商店街...?あ!

あ、あのあの、その商店街には

お友達が住んでいるので

そこまで連れて行ってもらえれば

大丈夫だと、思います...。多分......。」

 

「了解!であれば不肖な身の私ですが

エスコートさせて頂けませんかFräulein(お嬢さん)?」

 

 

「は、はい!

あ、あのよろしく、お願いします......。」

(凄く綺麗な発音だった...。)

 

「all right!任された。」

 

「そ、それじゃあ!行きましょう!」

 

そうすると彼女は全くの見当違いの

方向へ向かおうとしたので慌てて止めた。

 

「wait!wait!、そっちは全然違う方向だぞ!」

 

「えっ!す、すみません...。」

 

「困ったな。それじゃあ

いつも移動の時とかはどうしているんだ?」

 

「えっと、いつも手を繋いでもらったり

両親に送ってもらったり、しています。」

 

 

「そっか。でもそれじゃあ流石に

男の俺と手を繋ぐのは厳しいか...。

う〜ん、どうするかな?」

 

「そ、それじゃあ!」

 

そう言って彼女は俺の後ろへと近づいた後

上着の裾をちょこんと摘んできたのだ。

 

「こ、これなら多分大丈夫、です。

えっとその、ダメ、ですか...?」

 

「いや、大丈夫!

少し驚いただけさ。

それじゃあ行こうか?」

 

「分かりました。

それで、その。」

 

「うん?どうした?」

 

あ、あの!

 

「うぉっと、ビックリした〜

急に大きな声を出して、どうした?」

 

「わ、私は松原花音といいます。

あ、貴方のお名前を

教えてもらえませんか...?」

 

「俺?俺は響。

紅 響(くれないひびき)だ。よろしく!」シュッ!

 

そうして俺達は商店街へと向かうのであった

 

 

 




作者は去年の年末に
BanG Dream!に出逢ったばかりの
まだまだなビギナーですが
宜しくお願い致します。


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トリオ/吹きあがる若き羽

タイトルで誰が出てくるか予想はつくと思います。

ここにあったプロフィールは
第1話、プレリュードの前に
お引っ越ししました。


あの後、彼女が何度か迷子になりかけるも

俺達は何とか商店街へと辿り着いた。

 

 

「ここが商店街か...。

昔ながらの下町って感じがして凄く良いな。」

 

「ふふっ。」

 

「何か嬉しそうだな?」

「はい!やっぱり自分の生まれ育った町が

良いところだと言われると少し嬉しくなります。」

 

「そっか。それで友達の家は何処にある?」

 

そう言うと彼女は辺りを見回し

子供達にバルーンを配っている

ピンクのクマを見た瞬間に視線を止めた。

 

「あっ!美咲ちゃん...。

そっか、今日はバイトの日だったんだ。」

 

「誰か知り合いが居たのか?」

 

「あ、はい!あのクマさんが

私のお友達の1人なんです。」

 

「分かった。それじゃあここでお別れだな。」

 

そう言うと彼女は顔を少し俯かせた。

 

「あ、はい...。そうですね......。」

 

.........しょうがねぇな。

 

「なぁ、俺とこの街での

初めてのFriendになってくれないか?」

 

「ふぇっ!お、お友達ですか?」

 

「あぁ。駄目か?」

 

「う、うぅん。ダメじゃ、ないです...。

その、少し驚いちゃっただけで...。」

 

「良かった...。それじゃあ手を出して。」

 

「えっとこう、ですか?」

 

そして俺は()()と握手をして

次に親指を軸に回して握り直し

手を一度離した後グーを作って

花音の手に真っ直ぐポンとして

次に上下からポンッとして

最後にもう一度上下からポンッとした。

 

「えっと。今のは...?」

 

「今のはな。俺が尊敬している人の中で最も

友情に篤い人から教えてもらった友情の証だ。」

 

「友情の証、ですか...。」

 

「あぁ。これから宜しくな!()()!」

 

「は、はい!宜しくお願いします!」

 

それから俺達は連絡先を交換し

この辺りでお勧めの店を教えて貰った後

別れたのだった。

 

__________________________________

そうして花音と別れた俺は昼食を買いに

ここのパンは笑顔になれるんです。

と花音に教えてもらった

山吹ベーカリーという店に

やって来たのだった。

 

「いらっしゃいませー!

あれ?お兄さん見ない顔だね?」

 

「あぁ。今日羽丘の方に

引っ越して来たところでな

この店にきたのもこの街で

初めて出来たFriendに教えてもらったんだ。」

 

「へ〜。この街には初めて来たんだ?

それなのにもう友達がいるなんて

私の友達に少し似てるかも。」

 

「そうなのか、という事は

君にも友達作りが上手い友達がいるんだ。

っと先にお会計をお願いします。」

 

「はーい。え〜とカレーパンに

カツサンドと野菜ジュースですね。

お会計は740円になります。

そうそう、大好きだった事を辞めて

燻っていた私に大好きだった事を

もう一度やろうと誘ってくれた

大切な親友だよ。」

 

「そっか。それにしても

ここのパンはどれも美味そうだし

こんなにcuteな店員もいるし

是非ご贔屓にさせてもらおうかな?」

 

「あはは。ありがとうございます。

っと最後にもう一度だけ聞きたいのですが

そのケース...お兄さんって

何か楽器をしてますか?」

 

「あぁ。ヴァイオリンをやっているよ。」

 

「そうなんですか。

ずっとその楽器ケースが気になっていたので

やっとスッキリしました。」

 

「モヤモヤが無くなった様で何よりだ。」

 

「それではまたのお越しをお待ちしてます!」

 

そうして俺は山吹ベーカリーの

店員と知り合いになって

山吹ベーカリーを後にするのであった。

 

__________________________________

 

そうして山吹ベーカリーを出た俺は

少し離れたところでパンを全て平らげ

羽沢珈琲店という所に向かっていた。

花音から聞いたところ

そこのコーヒーとケーキがサイコー!

なんだそうだ。

 

「ここが羽沢珈琲店か...。

う〜ん珈琲豆のいい香り、これは期待出来そうだ。」

 

カランコローーーン♪

 

「へいラッシェーイ‼︎なに握りやしょーか!」

 

「イヴちゃん!また間違えちゃってるよ!」

(うわ〜巴ちゃんより背が高い...)

 

「それじゃあegg、いやmunaを頼む。」

 

「ハーイ!タマゴですね!」

 

「ってお客様も乗らないで!

ハッ!し、失礼しました...。

え〜と、羽沢珈琲店へようこそ!

空いているお席へとどうぞ。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして俺は空いていた

テーブル席へと座りお水とおしぼりをもらい

メニューを開いていたのだが

何やらさっきの2人の美少女店員がこっちを

見ているのを感じる。

 

「それにしても、ねぇイヴちゃん。」

 

「はい?何でしょうかツグミさん?」

 

「さっきのお客様が言っていた事なんだけど

munaってどういう意味なのかな?

eggは分かったんだだけど...。」

 

「あぁ!munaというのは

フィンランドの言葉で

タマゴという意味なんです!」

 

「という事はイヴちゃんが

どの国の人か分かって言ったのかな?

見た目から日本人じゃないのは分かるけど。」

 

「そうですね...。あ!

お客様がお呼びです!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「お待たせしました!ご注文をどうぞ!

それと私日本語を喋れるので日本語で構いませんよ!」

 

「何だ、日本語を喋れるのか。

それじゃあこの期間限定の季節のケーキセットを

ドリンクはコーヒーでお願い。」

 

「季節のケーキセットで

ドリンクはコーヒーですね!

かしこまりました!」

 

そうして俺はコーヒーとケーキを待っていたのだが

銀髪の女の子が話し掛けてきたのだった。

 

「失礼します!お聞きしたいのですが

よろしいでしょうか!」

 

(えぇー!イヴちゃん

いきなり突撃しちゃうのー⁉︎)

 

「構わないけど、接客とか大丈夫?」

 

「ハイッ!今はお客様も少ないですし

落ち着いていますから!大丈夫です!」

 

「そっか。で何が聞きたいのかな?」

 

(良かった〜。優しい人で...)

 

「それって楽器のケースですよね!

何が入っているんですか?気になります!」

 

「この中にはヴァイオリンが入っているよ

俺はviolinistなんだ。」

 

「ヴァイオリン、ですか。

凄いです!とってもブシドーです!」

 

「ぶ、武士道?」

 

(イヴちゃん!それだと伝わらないよ!)

 

「まぁ褒めているって事は

分かるから別に良いか。」

 

(伝わっていたーーーー!)

 

「それと私がフィンランド人だと

よく分かりましたね!凄いです!」

 

「あぁ、その綺麗な銀髪はフィンランド等の

北欧諸国に見られる特徴だからな。

まずはフィンランド語で話してみて

伝わらなかったら

別の言語で話すつもりだったよ。」

 

「オォ〜!という事は色んな言葉を

話せるんですね!凄いです!ブシドーです!」

 

(少しだけ年上なんだろうけど

日本語以外を話せるなんて凄いなぁ。)

 

「お褒めに預かり光栄だ。

それにしてもここに来る途中の

本屋か何処かで見た気がするんだけど...。

駄目だ、分からない。」

 

「あ!私、モデルをやっているので

表紙か何かで私を見たのではないですか?」

 

(えぇ!芸能関係者だって言っちゃうの⁉︎)

 

「モデルか...。道理で綺麗過ぎると思った。」

 

(しかも全く動じていないし⁉︎)

 

「ありがとうございます!

それと私、pastel*palettesという

アイドルバンドもやっているんです。」

 

「バンド?という事は君も楽器を弾けるんだ?」

 

「はい!キーボード担当の若宮イヴです!

イヴって呼んでください!

よろしくお願いしますね!」

 

(そこで名乗っちゃうんだ!しかも名前呼び!

ファンなのかもしれないのに...。

あ!ケーキとコーヒーが出来上がったみたい。)

 

「しかもアイドルか...。

っとケーキとコーヒーが来たみたいだ。」

 

「お待たせいたしました!

こちら季節のケーキセットと

コーヒーでございます。」

 

「う〜ん。ケーキも美味そうだけど

コーヒーも良い香りだし良い豆を

使っているんだろうな。」

 

「分かりますか!お父さんが

仕入れる豆にも拘っているんですよ!」

 

「お父さん...?」

 

「はっ!えっと、私は羽沢つぐみといって

ここ、私の両親が営んでいるんです。」

 

「ここの娘さんか。こんなに可愛い看板娘がいて

ケーキとコーヒーが美味いなら商店街の人達も

新規のお客様ももう一度

来たいという気持ちも分かるな。」

 

「えっ!か、可愛いですか?」

 

「ハイッ!ツグミさんは可愛いです!」

 

「そうだな、可愛いと思うよ。」

 

「あ、ありがとうございます......。///」

 

「っと、俺は響。紅 響だ宜しくな。」

 

「ハイッ!よろしくお願いします!」

 

「よ、宜しくお願いしますね...。

あれ?イヴちゃんの事知らないんですか?」

 

「あぁ。2日前まで父さん達に付いて

7年ほど外国を転々としていたからな。

今の日本の芸能界の事は殆ど知らないよ。」

 

「外国を数年渡り歩く、ですか。 凄いです...。」

 

「そんな大仰な事じゃないよ

慣れればどうって事はなかったし。

この店へもこの街で出来たFriendに

教えてもらえたから来られたんだよ。

生きるって事は無くす事ばかりじゃないからさ。」

 

「おぉ〜!まさにブシは食わねど高笑いですね!」

 

「イヴちゃん...。間違っているし

使い方もズレているよ...。」

 

「えっ!そうですか...。気をつけます......。

あっ!そうです!ヒビキさん!

私とお友達になりませんか!

私も最近この街に来たばかりで

まだまだ分からない事だらけなんです。

なので一緒に学びませんか?

1人より2人なら学べる事も2倍です!」

 

「ハハッ!良いよ。それじゃあっと

え〜とつぐみちゃんで良いかな?」

 

「え?い、良いですけど。」

 

「え〜コホンっ!イヴ、つぐみちゃん

俺とFriendになってくれませんか?」

 

「ハイッ!よろしくお願いします!

 

「わ、私もですか!

そ、その宜しくお願いします?」

 

「良しっ!それじゃあ手を出して。」

 

そうして俺は彼女達と友情の証を

交わしたのだった。

 

「え〜と、今のは?」

 

「今のは友情の証だよ。

これで俺達はFriendsという事だ。」

 

「今の、すっごくブシドーでした!

今度パスパレの仲間達ともやってみますね!」

 

「あ!私も幼馴染達とやってみますね!」

 

そうして俺は新しい友達を増やし

ケーキとコーヒーを堪能したのだった

因みに味は絶品でした。

__________________________________

 

「「ありがとうございましたー‼︎」」

 

えーと今の時間は17時半前か

そろそろ駅へと戻るらないとマズイかも

そう思った俺は駅へと戻っていったのであった




因みに作者がお気に入りなのは
ポピパ→B.O.F
Roselia→ロードナイト
After grow→Jamboree!
pastel*palettes→ゆらゆらring
ハロハピ→わちゃもちゃぺったん
です。
皆さんはどの曲が
お気に入りでしょうか?


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アリア/歌姫と陽だまり

因みに時系列的には5月の末辺りです。
各バンドの一章が終わって
ガールズバンドパーティが始まる直前
最初の顔合わせが終わった後を
イメージしております。

それと今回は若干
文字数が少なめです...。

すみませんでした!
(ポテトが)何でもしますから‼︎




「今日の歌も最高でしたよ!友希那さん!」

 

「そうですね。先程の練習も

全体的に高い水準で出来たと思います。」

 

「お疲れ様...です。友希那さん......。」

 

「ありがとう。でも私達は

まだまだ上を目指すわよ。」

 

「さっすが友希那!でも。

そろそろ時間じゃない?

ほら、おじさんから頼まれていたでしよ。」

 

「もう、そんな時間なのね。

皆、今日の練習はここまでよ。」

 

「えー⁉︎何かあったんですか!友希那さん。」

 

「えぇ、実は父から知り合いが

引っ越してくるから迎えに行って欲しいと

頼まれているの。だからこの後は

自己練習という事でお願いするわ。」

 

「分かりました。気を付けてくださいね。」

 

「あの...お世話になった人...というのは

どのように...お世話になったのでしょうか?」

 

「それがねー。何でも友希那のお父さんが

バンド時代に楽器のメンテナンスを

頼んでいた人なんだって。」

 

「リサ。なんであなたが答えるの。」

 

「えー!凄い!凄ーい!

友希那さんのお父さんって昔

有名なバンドだったんですよね!

そんなバンドの楽器のメンテナンスなんて

すっごく腕が良いんだろうなぁ。」

 

「確かに、そう言われると気になりますね。」

 

「ごめんなさい。何しろ昨日その人の事を

聞いたばかりだから私もよく分からないの。」

 

「よく分からない、ですか。」

 

「えぇ。もうこんな時間。

今から出ないと遅れてしまうわ。

ごめんなさい、リサ、行くわよ。」

 

「はいはーい。それじゃ皆、待たねー!」

 

「は、はい...。お疲れ様です...。」

 

「お疲れ様です。」

 

「またお話聞かせてくださいねー!」

__________________________________

【駅前】

 

「それにしても昨日おじさんから

聞いた時はビックリしたよね。

《急に迎えに行ってほしい人がいる》なんて。」

 

「えぇ。それに別れてから

連絡は取りあっていても

18年も会ったことはないのに

すぐに助けようと思えるなんて。」

 

「すっごく深い絆で結ばれているんだね。

おじさんとそのお世話になった人って。

あっ!それと友希那。

その迎えに行く人の特徴や服装って分かる?」

 

「えぇ。確かお父さんから特徴等が

書かれたメッセージが届いていたはずよ。」

 

「え〜と、何々?

紅という名前の

暗めの軽いパーマが掛かった茶髪に

身長が少し高めの男で

服装は狼のワッペンが付いた焦げ茶色の

モッズコートに黒の長ズボンと黒のブーツ

それとヴァイオリンのケースを持っている、か。

結構、特徴あるね。」

 

「そうね。それに...。」

 

「それに?」

 

「その人のヴァイオリン

どんな音を奏でるのか、興味があるわ。」

 

「アハハ〜。さっすが友希那、ぶれないねぇ。」

 

「ぶれないってどういう事かしら。

私はただ気になる事を言っただけよ。」

 

「気にしな〜い、気にしな〜い。

そのままの友希那でいてね。

あっ!あの人じゃない?」

 

「どこ?」

 

「ほら!あのロータリー付近のベンチに座って

イヤホンを付けている人。」

 

「そうね。確かめるためにも

一度声を掛けてみましょう。」

 

「それだったらアタシがいくね。」

 

「えぇ、リサ、頼めるかしら。」

 

「まっかせといて!」

 

__________________________________

う〜ん、この世界の音楽って

凄く良いと思うんだけど。

何故だろう?心が踊らねぇ。

やっぱり自分で曲を入れたプレイヤーを

忘れたのは痛いなぁ。

まぁ母さんが後で送ると言ってくれているから

数日の間の我慢だな。

うん?誰か近づいてきているな。

そして眼を開けた俺の前には

2人の女の子が立っていたのであった。

 

「あ。眼を開けた。

えーと、紅さんって名前で合っているかな?」

 

「私の父からあなたを迎えに

行ってほしいと聞いていたのだけれど...。」

 

どうやら彼女達が待ち人みたいだな。

 

「あぁ合っているよ。

という事は君達が迎えの人か。

こいつはluckyだな。」

 

「ラッキー?どういう事かしら。」

 

「そりゃ美人2人とお知り合いになれるんだ。

luckyとしか言いようがないよ。」

 

「そう。」

 

「ちょっと友希那ってば!

えぇと、美人だなんてありがとうございます。」

 

「いやいや。それじゃあ早速で悪いけど

ご案内をお願いしても良いかな?

勿論、その間の護衛はさせてもらうよ。」

 

「分かったわ。」

 

「分かりました!そ・れ・と

しっかりとボディガード、して下さいね。

頼りにしてますよ。」

 

「allright!っとその前に

俺は紅 響。君達の名前は?」

 

危ない危ない、忘れるところだった。

 

「あぁ。そういえばまだ

自己紹介してませんでしたね

アタシは今井リサ、で隣にいるのが

湊友希那といいます。

宜しくお願いしますね。響さん。」

 

「よろしく。」

 

「あぁ。宜しく!」シュッ!

 

そうして俺達は父さんがお世話に

なったという湊家へと

向かう事になったのであった。

 




実はこれ以外にもネタは
あったんですが自身の文才が
絶望的な為に泣く泣く断念しました
例を挙げると
プリンシパル×緋弾のアリア(HSSのみ)
俺ツイ×ネオディケイド
グリモア×ビルド
リリカルなのはGOD×ジオウ
ですね。


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インテルメッツォ/語らい

初めに謝罪を。
もう少ししたら仕事が
始まるのでこれまでより投稿ペースが
落ちてしまうと思われる事と
友希那さんの両親の口調を作者が完全に
理解出来ないでいるのと
母親の見た目や名前の情報が無いために
その辺りは妄想、もといオリジナルに
なっております。そしてバンドリメンバーで
公開されていない両親達が出る場合
そちらもオリジナルになると思われます。
予め、ご了承ください。m(_ _)m


【湊家前】

駅前から移動した俺達は道中

会話、といっても主に()()と話しながら

漸く湊の家の前に辿り着いたのであった。

あ、ちゃんとリサには名前呼びの

許可はもらったからな!

俺、誰に言っているんだ...。

 

「ここが私の家よ。」

 

「へえ〜。ここが湊の家か。

あれ?それじゃあリサの家は?」

 

「あぁ〜、アタシは友希那の

お隣さんに住んでいて

昔からの幼馴染なんだよ。」

 

「あぁ、なるほど。

だからお互いに距離感というか

一緒にいるとリラックスしている様に

()()()()いや、感じるんだな。」

 

(ん?聴こえる?何のことかしら。)

 

「あ〜、やっぱり分かっちゃう?

友希那はね、アタシの大切な親友なんだ...。」

 

「リサ......。」

 

「うんうん。やっぱり心を開ける

大切な友達がいるって凄く大事な事だよな。

っと、すまん2人ともちょっと確認したい

事があるから少しだけ待ってくれないか。」

 

「別に構わないけど。

何を確認するのかしら?」

 

「いや、ここに湊家の住所とは別に

住む場所のメモがあってだな

それによるとすぐ近くにあるらしいから

先に確認だけでもしようかな〜と。」

 

「う〜ん...。」

 

「どうかしたかリサ?」

 

「多分だけど...。向かいの家の

住所をみてもらって良いかな?」

 

「向かいの家?

え〜と、あ!ここだな。

表札も紅だし。」

 

「やっぱり!昔からおじさんとおばさんにね

友希那と一緒に偶にでいいから

掃除をしておいてほしいと

頼まれていたんだよねー。

まさか響さんが昔住んでいた家だったなんて。」

 

「そっか...。ここが父さんと母さんが

住んでいた家、か......。」

 

「え?ちょっと待って、父さんと母さん?

ごめん、響さんって何歳ですか?」

 

「え?俺は今年18歳だけど。

それがどうかしたか?

言っとくけど俺は1月30日*1生まれの

所謂早生まれってやつで学年は

高校2年生になるからな。」

 

「あーそういう事。

初めて会った時からずっと

おじさんがお世話になっていたという割には

結構若いなぁって不思議だったんですけど

やっと腑に落ちました。」

 

「えっ?俺の年齢とか聞いてなかったの?」

 

「はい。おじさんからは服装や特徴などは

聞いていたんですけど恩人が

来るとしか聞いていなかったんです。」

 

「成る程、だから俺に対して

年上に接するような態度だったのか。

だったらこれからはもっと

砕けた接し方で良いからな。」

 

「あはは、分かったよ。

言っとくけどアタシ達も2年生だから。

これからよろしくね、響。」

 

「それより、お父さ...父が

待っているから早く入るわよ。」

 

「あー、悪かったよ。

それじゃあ入るとしますか。」

 

「あ、ごめん2人とも

着替えてくるから先に行っといてくれる?

終わったらすぐにいくから。」

 

「分かったわ。」

 

「了解。」

 

そうして自分が住む事になる家を見た後

俺は湊に連れられて

家の中へと入ったのである。

__________________________________

 

「ただいま。」

 

「お邪魔します。」

 

「私も着替えてくるから

先にリビングへ行ってくれるかしら?

そこで父が待っているわ。」

 

「分かった。」

 

そうして俺は湊と別れ

リビングへ行くことになったのだが。

中に入った俺を迎えてくれたのは

黒髪のナイスミドルと

湊によく似た美女の2人だった。

 

「よく来たね、私は湊 友里(みなとゆうり)

隣にいるのが私の妻の湊 友香里(みなとゆかり)という

君が渡君の息子の..。.」

 

「はい!俺、いや自分は

父さん...紅渡(くれないわたる)の息子の

紅 響といいます。

あっ!それとこれを

父さん達から預かっています。」

 

そう言って俺は父さん達からの手紙を

湊の父さんへ渡したのだった。

 

「ありがとう。この手紙は後で

妻と見ることにするよ。

それにしても随分、大きくなったね...。」

 

「えっ?俺と会った事があるんですか!

あ!すみません、つい俺と言ってしまいました。」

 

「構わないよ。それと私達の事は

名字だと被るだろうから名前で

呼んでもらっても良いかな?」

 

「わ、分かりました。

ゆ、友里さん、友香里さん。

それで...。」

 

「そうそう。君と会った事があるか、だよね。

私達はね、君が産まれたばかりの頃に

一度だけ会っているんだよ。そうだろ?」

 

「えぇ、とても可愛らしかったわね。」

 

「それに渡君の奥さん

君のお母さんなんだけどね

私の昔の仲間の妹さんなんだ。

だから、君のお母さんである

紅 深央(くれないみお)さんの事も知っているよ。」

 

「そう、だったんだ...。」

 

「あぁ。それで君は()()()()()()()

渡君や、君のお爺さんの様に。」

 

「その事も知っているんですね。

結論を言えば、聴こえます。

それでも父さん達の様にハッキリと聴こえず

何となくのイメージしか分からないです。」

 

「そうか...。ということは

君も感じているんだね、心の音楽を。」

 

「はい。血の繋がりというのも

あると思いますが

人は、生命(いのち)あるものは

皆、心で音楽を奏でている。

というのが家の家訓ですから。」

 

「心が奏でる音、か...。

すまない。

つい感傷に浸ってしまった。

1つ、君に頼みたい事が

あるのだが構わないかい?」

 

「あ、はい。何でしょうか?」

 

「君がどんな音を奏でるのか興味が湧いてね。

是非、私達に一曲弾いてみてくれないかい?」

 

「分かりました。」

 

「ありがとう。宜しく頼むよ。」

 

そこで俺は今まで持っていた

楽器のケースを漸く開けたのであった。

そこに入っていたのは

女性のスクロールが印象的な

本体に薄っすらと赤みがかった

誰がみても名器だと分かる

ヴァイオリンであった。

 

「それは確か...君のお爺さんが作り上げたという

ヴァイオリンで合っているかね?」

 

「はい。合っていますよ。

これは俺のジイさんとおばあさんが

2人の手で作り上げたという至高の名器

()()()()()()()()です。」

 

「やはりそうか...。

1つ聞きたいのだが、それは確か渡君が

父親の形見として厳重に

保管していたのではなかったのかね?」

 

「そうだったんですけど。

俺がperformer(演奏者)になると伝えた時に

父さんが『僕の父さんなら

響、君に弾き続けても良いと言うだろうな』

と言ってこれを受け継ぐ事になったんです。」

 

「そういう事だったんだね......。」

 

「はい。それでも受け継ぐ際に

父さんと約束した事があるんです。」

 

『僕は演奏者ではなく職人になった。

だから弾く事は出来ても毎日は弾けない。

それにずっとケースの中に入れていては

音が錆びついてしまう。

だから音楽を愛し、心から弾きたいと

祈る人に受け継いで欲しいと願っていたんだ。

でもそんな人は現れなかった。

そして、これを受け継ぐのなら

約束をして欲しい。

それは音楽を愛し続ける事と

自分の音楽で誰かを

幸せにしたいと祈り続ける事。

だから、忘れないで...

このヴァイオリンは祈りを込める事で

初めて完成する事を。』

 

「音楽で誰かを幸せにしたいと祈り続ける...か。」

 

「はい。それでは、いきますよ。」

 

そうして俺は湊の両親へ

一曲弾く事になったのであった。

 

__________________________________

 

「おっじゃましまーす!」

 

そう言ってアタシ、今井リサは

何度も遊びに来た友希那の家へと

入ってきたんだけど......

何やらリビング前で友希那が

聞き耳をたてているみたい。

何があったんだろ?

 

「友っ希那ー!どうしたの?」

 

「しっ!リサ、少し静かにして。」

 

「わ、分かった...。」

 

大きい声で話し掛けたら

友希那に怒られちゃった。

そう思って見ていると友希那が

耳に手を当てる様にジェスチャーを

してきたから、アタシも耳を澄ましてみたんだけど

リビングから聴こえてきたのは

言葉で表現できないと

感じるほどの美しい旋律だった...。

 

___________________________________

 

紅のテーマ・響ver

 

♪〜〜〜♪♪〜〜〜〜〜〜♬〜〜♩

 

この曲は

父さんが言うには

代々、といっても父さんがジイさんから

受け継いだ曲であり、俺のおばあさん曰く

この音はジイさんが自己表現の為だけに作った曲で

一種の自己紹介の様な意味を持つ曲なんだと。

それで俺も音楽を習う際

まずこの曲を完成させなきゃならないという事で

俺はジイさんと父さんの曲を聴きながらも

完成させたのが今弾いているこの曲なんだ。

因みに父さん曰くジイさんの曲は

俺のばあさんがまだ生きていた頃に

教えてもらったそうだ。

 

♬〜〜〜〜〜♩〜〜〜♪〜〜〜〜♫

 

__________________________________

「どうでしたか?」

 

「あぁ...。

とても、とても良い音だったよ。

渡君ともまた違うメロディーで

すっかり聴き惚れてしまったよ。」

 

「えぇ。私も同じですわ。」

 

「ふぅ...。喜んで貰えた様で何よりです。

それで、いつまでEavesdrop(盗み聞き)してるんだ?」

 

俺がそう言った時

ガチャっと音をたててリビングの扉から

入ってきたのは湊と薄っすらと

涙を滲ませたリサの2人だった。

 

「あら、友希那。お帰りなさい。

それとリサちゃんもいらっしゃい。」

 

「は、はい...。おじゃま...してます...。」

 

「さっきから気配を感じていたんだけどさ。

聴きたいのならちゃんとリビングの中で

聴けば良かったのに、なんで態々

外で盗み聞きしていたんだ?」

 

「そ、それはその...。

集中している時に入るのは

失礼だと思ったからよ。」

 

「俺は気にしないけどな。

それで、リサはなんで泣いているんだ?」

 

「そ、それは...自分でも分からないよ。

さっきの曲を聴いていたらさ...なんか、こう

感動で胸の中がね...キューっと切なくなって

言葉で表せない気持ちがさ...溢れてきて

気付いたら...涙が、出てきたんだよ。」

 

「私は、聴いた感想としては

素晴らしい音としか言い様がないわ。

最初は軽い人としか認識していなかったけど

見直した...というのかしらね。」

 

「そいつはhonor(光栄)だ。」

 

「それと私の事は名前でいいわ。

湊、だと父と母に被るでしょ。」

 

「了解、宜しくな。友希那。」

 

「えぇ、よろしく、響。」

 

そう言うと彼女はよく見ないと

分からないぐらいに薄っすらと

微笑んだのであった。

それに少し見惚れていると

 

「どうかした?」

 

「いや、気にしないでくれ。

ちょっとばかし綺麗だなって

思っただけだから。」

 

「き、綺麗だなんて...。///

急にそんな事を言わないで......。」

 

「っと悪い。これも家系かね。

何ていうかさ、感じた事を

偶にそのまま口に出してしまうんだ。」

 

「そ、そう...。

それなら仕方ないわね。

それでお父さん、お母さん

何で笑っているの。」

 

「いや、気にしないでくれ。

若いなぁ、と感じただけさ。

そうだ!響君。今日の夕食は

どうするつもりだったんだね。」

 

「それは、今から夕食を作るのは疲れるから

コンビニかお店で出来合いのお弁当か何かを

買って帰るつもりでした。」

 

「それなら家で食べていかない?

もちろんリサちゃんも一緒にね。」

 

リサも涙が治まったみたいだな。

 

「ありがとうございます...。

それでしたらお言葉に

甘えさせて頂きます。」

 

「決まりね!そうと決まれば

友希那、リサちゃん。

しっかり手伝ってね。」

 

「分かりました!おばさん!」

 

「わ、分かったわ。」

 

そうして俺は湊家の夕食に

舌鼓をうった後

寝る場所の確保の為に

最低限の片付けをしようと

家に帰ろうとしていた。

といっても目の前なんだけどな。

 

「今日はありがとうな

夕食をご馳走になっちまって。

改めて友香里さんと友里さんに

お礼をしといてくれ。」

 

「あ!アタシもお礼を伝えといて!

 

「分かったわ。」

 

「それじゃ!友希那、響、お休み〜!」

 

「あぁ!お休み!」

 

「お休みなさい。」

 

そうしてリサは先に

家へと帰っていったのだが

友希那が何かを言いたそうにしている

 

「どうかしたか?友希那?

何か言いたそうだけど。」

 

「えぇ。響、あなたに

お願いしたい事があるの。」

 

「お願いしたい事?」

 

「えぇ、私とリサは

バンドを組んでいるのだけど

今日の様な素晴らしい演奏が

出来るなら何かアドバイスも出来るん

じゃないかと思ったのだけれど。」

 

「アドバイス、ねえ。」

 

「えぇ。だから明日か明後日でいいから

練習をみてもらってもいいかしら?」

 

「ま、時間があればな。」

 

「ありがとう。」

 

「それじゃあお休み、友希那。」

 

「えぇ、お休み、響。」

 

そうして俺は友希那と約束を交わし

家に入った後、寝室を優先的に

掃除して今日が終わるのであった。

 

あ!一応友希那とリサとは

連絡先を交換してるからな。

*1
平成ライダー第1号仮面ライダークウガの放映日




この世界の友希那さんですが
原作の様に家事全般が出来ないのではく
家事ガチ勢には負けるけども
一応出来るという設定です
定期的に紅家を掃除をしていたのも
プラスに働いています。
考えてみてください
家に帰った時にですね
ポニテ姿の友希那さんがですね
苦手ながらも家事を頑張ってくれていて
ご飯にする?お風呂にする?って
聞いてくれる姿を!
控えめにいって最高じゃないですか?

そしてリサ姉は定期的に
家へと遊びに来る、そんな関係。
因みに友希那さんの両親の名前には
元ネタがあります。是非考えてみて下さい。


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イントロダクション/RoseliaとCircleとの出会い

最初に言っておく!
ここ(前書き)でのネタが切れてきた!

バンドリ中
あこ「時は満ちた!」

ノムリッシュ辞典読後
時満ちた系女子だ...(戦慄)

そういえばもうすぐ新作出ますね。



チュンチュン!ちゅんちゅん♡

 

「ほ......なっ.........ご飯......。」

 

う、う〜ん。

小鳥の囀りと誰かの声が聞こえる...。

それに何か揺さぶられている?

そういえば俺って日本に

帰ってきたんだっけ?

それに昨日、俺って家の鍵を閉めたよな?

 

「ほら......って......ご飯....よ。」

 

それが気になって目を覚ました俺の視界に

入ってきたのは身体を揺さぶるリサだった。

 

「あー、やっと起きたね〜。

朝ご飯出来てるから、早く降りてきなよ。」

 

「あぁ、分かった。

っていつの間に入ってきたんだ?

昨日、俺はちゃんと鍵をclosszしたはずだけど。」

 

「えっへへ〜、実は友希那の

おじさんとおばさんがこの家の鍵の

スペアを持っていてね〜。

それで入ってきたんだよ。

それとは別に友希那も持っているからね。

自堕落な生活はさせないよ〜。」

 

「あ〜そういことね。大体分かった。

それに朝ご飯って事は材料を

持ち込んでくれたってことでOK?」

 

「その問いには、イエスってところかな。

それにアタシが好きにやった事

だから気にしないでね。」

 

「好きにやった事だから気にしないでって

そういう訳にはいかないさ

後でレシートを見せてくれ。

その分のお金はしっかり払うさ。」

 

「ふふっ。ホントに気にしないでってば

だってアタシの家から持ってきたやつだしね。」

 

「家から?」

 

「そっ。所謂引っ越し祝いってやつ?

だから気にせずにしっかり食べてね。」

 

「ふぅ、分かったよ...。

そこまで言うならお言葉に甘えるよ。

その代わり、たっぷりと

期待させてもらうからな。」

 

「どうぞどうぞ。

アタシ、家事には自信あるからね〜。」

 

「取り敢えず先に着替えたいから

先に行っといてくれないか?」

 

「りょうか〜い。」

 

「あ、それと友希那はどうした?」

 

「友希那なら、アタシ達も朝ご飯を

一緒に食べるから先に起こして家で準備してるよ?

だからもうすぐ来るんじゃないかな?」

 

「あ〜、分かった。

なるべく早く降りる事にするよ。」

 

「はいは〜い、それじゃあ先に下で待ってるよ。」

 

そうして俺達は友希那も交えて朝から

一緒に朝ご飯を食べる事になったのであった。

 

__________________________________

 

「いや〜、想像以上に

美味かったなリサの料理。

これなら知り合いのシェフに

即戦力として紹介出来そうだ。」

 

「あはは。大袈裟だって。

これぐらいなら経験を積めば

誰でも出来るって。」

 

「謙虚することは無いわ。

リサ、あなたが作るものは

なんだって美味しいもの。

だからもっと自信を持ちなさい。」

 

「友希那まで。ていうか

響ってシェフが知り合いにいるんだ。

そっちの方が驚きなんだけど。」

 

「あぁ、俺がまだ日本にいた頃に

何度も通っていたレストランの

オーナーシェフでさ

俺の父さんと仲が良かったんだ。

知らない?アギトってレストランなんだけど。」

 

「レストランアギト⁉︎」

 

「知っているのリサ?」

 

「うんうん!郊外にあるレストランで

知る人ぞ知る隠れた名店って噂なんだ!

それでアタシも一度行ってみたいなぁって

思っているんだよ!」

 

「そ、そうなのね...。」

 

「そうしたら今日の朝ご飯のお礼って事で

今度席が空いていないかどうか

さっきの知り合いに聞いとこうか?」

 

「マジ?それじゃあお願いします!」

 

「分かった。

席が空いていたらまた連絡するよ。」

 

「やった!ありがとう響!」

 

「いやいや気にするなよ。

それよりも、今から掃除を

するから少しの間家から

出といてくれないか?」

 

「水くさいことは言いっこなし!

もちろんアタシ達も手伝うよ!

そうでしょ、友希那。」

 

「えぇ。それに今日の17時頃から

私達の練習を見てもらわなきゃ

行けないから、急いでやるわよ。2人とも。」

 

「はーい!」

 

「分かった、分かった。

それと、手伝ってくれてthank youな。」

 

そして俺達は3人で掃除を始めて

なんとか16時頃に

終わらせる事が出来たのであった。

因みに昼食はリサが作ってくれた

引っ越し蕎麦だった。

後、意外だったのは友希那が

わりと掃除が上手かったってことかな。

 

__________________________________

そうして俺達は16時30分ぐらいまで

少し休憩をした後、現在メインで

活動しているという

Circleというスタジオへと移動し

16時45分頃に到着したのだった。

それと俺の事は他のメンバーには

昨日の父の知り合いが練習を見てくれる事に

なったと伝えているらしい。

 

「ここがCircle...。

家から結構近いんだな。」

 

「そうだねー。それに加え

設備もしっかりしているし

値段も結構お手頃なんだー。」

 

「それじゃあ入るわよ。」

 

そうして中に入った俺達を

出迎えてくれたのは

肩まで掛かる程度に切り揃えられた黒髪に

薄い赤色の瞳を持つ美人だった。

 

「あ、友希那ちゃんにリサちゃん

いらっしゃーい!もう皆来ているよ。

Roseliaの予約は17時からだったよね。

いやーいつも通り早いねー。」

 

「いいえ。高みを目指す私達にとって

時間より早く来て自己練習をするのは当然です。」

 

「そっか。いつもみたいにストイックだねー。

使っているのは6番スタジオだよ。

少し時間より早いけど今は空いているのと

いつも練習を頑張っているからね。

他の人には内緒だよ?」

 

「ありがとうございます!まりなさん!」

 

「それで後ろの男の人は誰?、彼氏かな?」

 

「そんなんじゃないですよ。

友希那のおじさんの知り合いで

今日はアドバイザーとして

来てもらったんです。」

 

「へぇー、Roseliaにアドバイザーかー。

あ、私はここCircleで働いています

月島まりなっていいます。

まりな、もしくはまりなさんって

呼んでほしいな。」

 

「分かりました、まりなさん。

俺は響、紅 響です。

宜しくお願いします。」

 

「うんうん、礼儀正しい男の子はモテるよー。」

 

「ははっ、ありがとうございます。

っと悪い2人とも、ちょっとお手洗いに

行きたいから先に行っといてくれないか?」

 

「分かったわ。」

 

「はーい、それじゃ先に行ってるよ。」

 

「ふぅ、それでまりなさん。

聞きたいことがあるんですが良いですか?」

 

「なーに?あ!お手洗いの場所なら

あの通路を真っ直ぐ行った所にあるよ。」

 

「いえ、そうではなくて実は________」

 

そうして2人を先に行かせた俺は

まりなさんにとある質問をするのであった。

 

__________________________________

「2人共遅いですね。」

そう言って私、氷川紗夜は

私達のバンドであるRoseliaの

リーダーであるボーカルの湊さんと

その幼馴染であるベーシストの今井さんを

他のメンバーであるドラムの宇田川さん

そしてキーボードの白金さんの

3人で待っているのだった。

 

「アドバイザーってどんな人なんだろ!

楽しみー!そうだよね、りんりん!」

 

「浮かれている場合ではないですよ宇田川さん。」

 

「はーい!分かってまーす!」

 

「うぅ...よく知らない人が...来る...。」

 

「大丈夫だよ!りんりん!

あこが傍にいるからね!」

 

「あ...ありがとう...あこちゃん。」

 

ガチャッ

 

「皆、遅れてごめんなさい。」

 

「遅れちゃってごめんね。

はい、これ差し入れのクッキー。」

 

「わー!リサ姉のクッキーだ!」

 

「はいはい、あこー。

皆の分も残しときなよー。

 

「はーい!」

 

「遅かったですね。湊さん。」

 

「ごめんなさい。紗夜。

今日呼んでいるアドバイザーの人が

引っ越してきたばかりで

その掃除をリサと一緒にしていたの。」

 

「掃除...ですか...?」

 

「そうそう。引っ越した先が

友希那の家の丁度向かいだったんだ。

それで練習を見てもらう為に

朝から掃除していたってわけ。」

 

「成る程、事情は分かりました。

それでそのアドバイザーという人は

どこにいるのですか?」

 

「彼ならお手洗いへ行くと

言っていたからもうすぐ来るはずよ。」

 

「え...彼って...事は男の...人?」

 

私達ガールズバンドに男の人?

湊さん、あなたは何を考えているの?

 

「男の人ー⁉︎ねぇねぇリサ姉!

どんな人なの?カッコイイ?」

 

「まぁ。カッコイイと思うよ。」

 

「カッコイイんだ!あこ、ワクワクしてきた!

りんりんもそう思うでしょ!」

 

「うぅ...。緊張...します......。」

 

「燐子、安心しなさい。

言動や見た目は軽く見えるけど

音楽を愛する心は本物よ。」

 

音楽を愛する心は本物、ですか。

これは風紀委員である

私がしっかりと見張らなければ

いけませんね。

そんな事を考えていると

スタジオの扉が開く音がしたと思ったら

そこには小さめの楽器のケースを

持った男性が立っていたのであった。

 

「sorry。

初めて来た所だから

少し道に迷っちまった。」_

_________________________________

 

「sorry。

初めて来た所だから

少し道に迷っちまった。」

 

()()()()()()との会話を終えた俺は

トイレに行った後

友希那達が使っているという

6番スタジオの扉をそう言って開けると

そこには友希那とリサ以外の3人の女の子がいて

それが、俺とRoseliaの出会いであった。

 




実は初期案では
渡君と深央さんは交通事故で
亡くなる予定だったのですが
バンドリ世界は優しい世界だという事を
思い出してですね。
急遽生存√へと世界線が変わりました。
(ガルパピコのミッシェルランド回
雪山回、コロネ回、蔵迷宮を観つつ)

これが運命石の扉の選択だ‼︎


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輪舞曲/足りないメロディ

説明しよう!
輪舞曲とは、別名ロンド
または回旋曲(かいせんきょく)ともいい
古典的な音楽の形式の一つで
ABACABA のように
反復主題部( A )と挿入部( B ・ C )の
交替からなる曲の事であり
発展段階によって個々の相違はあるんだが
やがてそれは歌詞や音楽にみられる
同一のパターンが異種のものを挟みながら
回帰する、という形式特徴を
持つに至ったんだぜ。
要するに魔法使いの
シャバドゥビタッチヘンシーン!○○!プリーズ!
の様に同じ音を繰り返しつつも
その間に挟む音が変わる曲の事だ!
そして足りないメロディーとは
つまり、そういう事さ!



最初に謝罪しておきます。
ごめんなさい!
それと作者は音楽に関しての知識は
まだまだ勉強不足でございまして
もし例えが間違っている様でしたら
どんどんご指摘下さい。
(金太郎が)泣いて喜びます。
泣けるで‼︎


〈6番スタジオ〉

スタジオ内へと足を踏み入れた

俺を待っていたのは

友希那、リサ、そして

3人の少女達であった。

 

「遅かったわね。」

 

「悪い。っていうか最初に

言っただろう、少し道に迷ったって。」

 

「確かに、初めて来たからねー。

しょうがないよ、友希那。」

 

「ふぅ、仕方ないわね。

次から気をつけなさい。」

 

「thank you!()()()()()()()

 

「既に下の名前で呼ぶなんて

随分と親しげですね。」

 

「もう紗夜ってば固いこといわずにさぁ。

ちゃんと理由はあるってば。」

 

「それは?」

 

「まず友希那は両親と名字が被るからで

アタシは単純に友達になったからだよ。」

 

「それにしては早過ぎませんか?。」

 

「いやー、しょうがないじゃん。

昨日は引っ越し祝いとして

友希那のおじさん、おばさんも一緒に

夜ご飯を食べてたんだからさー。

名字で呼んだら2人と被るじゃん?」

 

「釈然としませんが、まぁ良いでしょう。」

 

(うわー!確かにカッコイイー!

身長もお姉ちゃんより大きいし!

ね!りんりん、どう思う?)

 

(わ...私は...少し...恐いかも......。)

 

(えぇ〜!)

 

「それじゃあ、練習を見てもらう前に

自己紹介しとこっか?」

 

「それでは私からいきますね。」

 

そう言って真っ先に手を挙げたのは

緑というよりも翡翠色に近い長髪で

少し垂れ目をした女の子であった。

 

「私は氷川紗夜、花咲川女子学園の2年生で

このRoseliaでギターを担当しています。

よろしくお願いします。」

 

「あぁ、よろしく。」

 

「最初に言っておきますが。

私は風紀委員でもあるので

もしあなたが不埒な真似をしようものなら

即刻退室してもらいます。」

 

「おぉ〜怖。」

 

「もう紗夜ってば頭固過ぎ〜。

ごめんね、響。ちょっぴり融通が

効かないけど優しい子だから

気にしないで仲良くしてね。」

 

「別に気にしないよ。

それにこれくらいの

噛みつきなら可愛いものさ。」

 

「なっ!だ、誰が可愛いですか!

もういいです!次は

白金さん、お願いします!」

 

彼女がそう言うと

紫の髪をツインテールに結んだ

少し幼げな女の子と手を繋いでいる

少し俯きがちな顔に

綺麗な黒い長髪をした女の子が

声をあげた。

 

「は...はい...!わ...私は...

白金...燐子......と...いいます...。

Roselia...では...キーボードを

担当...しています...。

よ...よろしくお願いします...。」

 

「こちらこそ、よろしく。」

 

「う...うぅ...。」

 

「ごめんねー。響

彼女、燐子ってば少し人見知りでね。

慣れると普通に話せる様になるからさ

長い目で見てもらえると嬉しいかなー。

因みに、学校と学年は紗夜と同じだよ。」

 

「あぁ、それぐらい全然気にしないさ。」

 

「う....あこちゃん...次お願い...。」

 

「はーい!」

 

そう言って元気よく手を挙げたのは

彼女、白金と手を繋いでいる女の子だった。

 

「こほん! 我は超大魔姫・あこなるぞ。

我より発せられる闇の鼓動で

おぬしなぞ、こう、なんか……。

うー...りんりーん!」

 

「えっと...み...魅力...かな...?」

 

「それだ!我が魅力を

こう...あつめて!ドカーンとぶつける!」

 

「お〜怖い、怖い。けれど...」

 

そう言うと俺はゆっくりと彼女に

近づき、少ししゃがんで

目線を合わせゆっくりと言葉を紡いだ。

 

「俺を魅了したいなら

もっと自分を磨くんだな。

それで、君の名前は?」

 

「は、はい!あこは

宇田川あこっていいます!

Roseliaでドラムを担当していて

羽丘女子学園に通う中学3年生です!

よろしくお願いします!」

 

「うんうん。いい子だ。」

 

「うわー、あっという間に手懐けちゃった。」

 

「ちょっと。距離が近すぎませんか?」

 

「響、そろそろ燐子が限界よ。」

 

「うん?」

 

(近い...近いです...。うぅ〜...。)

 

「っと悪い悪い。それじゃあ

今度は俺の自己紹介だな。」

 

そう言うと俺は

足を合わせ、背筋を伸ばし

右手の人差し指を天へと指差し

 

「俺は天の道を行き総てを司る男」*1

 

「って全然違うでしょ!ってか誰!」

 

「冗談だって、リサ。

では改めて俺は響、

紅 響だ、よろしく。」

 

「おぉ〜!今の自己紹介

すごくカッコイイ〜!あのあの

ヒビ兄って呼んでも良いですか?」

 

「ヒビ兄?」

 

「はい!あの、ダメですか?」

 

「いいや、好きに呼ぶといいさ。」

 

「うわぁ、ありがとう!ヒビ兄!」

 

「何ですか。今の自己紹介は。

名乗るならちゃんと名乗りなさい。」

 

「まぁまぁ、気にすんなって

距離を縮める為の軽いジョークだよ。」

 

「そこまでよ。2人とも

時間も押しているから

早く練習を始めるわ。」

 

「りょうかーい。」

 

「わ...分かりました...。」

 

「はーい!」

 

「仕方ないですね。

紅さん、後でまだまだ

言う事がありますからね。」

 

「はいはい。」

 

「それじゃあ響。

今から私達の演奏を聴いて

どういう風に感じたのかを

言ってちょうだい。」

 

「分かった。」

 

「それじゃあ

何曲か続けていくわ。

曲は『BLACK SHOUT』

『ONENESS』

『LOUDER』よ。

さぁ行くわよ。華麗に激しく!」

 

そうして俺は用意された椅子に座って

彼女達の演奏を聴くことになったのであった。

__________________________________

 

〈♪〜〜〜〜♪〜〜♩〜〜〜♫〜〉

 

そして彼女達の演奏が終わると

友希那が近付いて話し掛けてきたので

俺は閉じていた目を開いた。

 

「ふぅ。どうだったかしら、響?」

 

「それじゃあまずは友希那からいこうか。

思った事を言えば良いんだろう?」

 

「えぇ。」

 

「そうだなぁ、聴いた感想としては

まだまだ雛鳥って感じかな?

 

「私が、雛鳥...?」

 

「歌う技術とかは申し分ないけれど...。

高みを目指すのなら

お前自身が忘れたものを思い出せれば

きっと、小さい小鳥だった時よりも

もっと大きい翼を持つ鳥になれるさ。」

 

「忘れてしまったもの...。」

 

「それとは別にお前の歌声は

心地良い、何時間でも

聴きたいくらいだ。」

 

そう言って俺は友希那の瞳を

まっすぐに見つめた。

 

「か、からかわないで。」

 

「友希那さん...顔......紅いです。」

 

「それじゃあ次はリサだな。」

 

「はーい。もう気になったところが

あったらバンバン言っちゃって。」

 

「1つ確認なんだが

ベースを始めてどれぐらいだ?」

 

「そうだねー。以前やっていた

時期があったんだけど色々あって

辞めちゃったんだよね。

それでRoseliaに入るために

もう一度始めたから、一応経験者だけど

ブランクがあるってとこかな。」

 

「分かった。

じゃあ言っていくぞ。

まず技術とかが聴く限り

独学の様に感じたけど合っているか?」

 

「あー。やっぱり分かっちゃう?」

 

「そうだな。長年やり込んでいる人や

プロなら分かってしまうと思う。

だからちゃんとした教本を買って

もっと基礎練習をする事。

特にリズムトレーニングは

初心者からプロの人達まで必ず

やっている重要な練習だ。

それとは別にタイム感やリズム感を

鍛えるだけでも随分化けるぞ。」

 

「分かった。今度教本を

買っておく事にするよ。」

 

「それとは別にお前の音だけど。」

 

「ゴクリ...。」

 

そこで俺はリサに対して

一歩近づいた。

 

「暖かい、陽だまりみたいな音に感じた。」

 

「ひ、陽だまり⁉︎」

 

「あぁ、自分だけの為じゃなく

純粋に誰かの為に弾いている音は

暖かい感じがして、俺は好きだよ。」

 

「うわー!リサ姉、顔紅ーい!」

 

「あはは...。ちょっと恥ずかしいね...。」

 

「それじゃあ次はあこだな。」

 

「よろしくお願いしまーす!」

 

「取り敢えず、要所、要所で

リズムが先走っている様な感じが

あったからその先走るクセは

すぐに直した方が良いぞ。

音楽と言うのは「時間」上に

成り立っていて、全員が暗黙の拠り所と

しているリズムが乱れたりすると

その瞬間に音楽と呼べるものじゃ

なくなっちまう。」

 

「う、はーい...。」

 

「だから、ドラムというのは

曲の基本リズムを打ち続けるという

重要な使命がある事を忘れずに。

特に演奏中はリズムを

コントロールする主役だからな。」

 

「主役...。わ、分かりました!」

 

「まぁ、演奏自体は良かったよ。

なんて言うか、心が踊った。」

 

そう言って俺はあこの頭を

ポンポンと撫でてやった。

いや、あこって何というか頭が

丁度良い位置にあるんだよね。

 

「あ...。ありがとうございます!」

 

「次にえ〜白金?」

 

「は...はい......。」

 

「お前に関しては

ドラム隊、特にドラムに

引っ張られてミスタッチが

目立つくらいで特に

言うことはないかな。」

 

「えっ...?それって...。」

 

「キーボードやピアノというのはな

本物の楽器には敵わないが

多彩な音色を出せる楽器だ。

けれどその多彩な音色を出す為に

別の楽器の知識も必要だったりして

人によっては器用貧乏と

呼ばれがちな楽器でもあるんだ。」

 

そこで俺は()()()()()()()()()()()()()()

()()()()()で彼女の手を取った。

 

「ふぇっ...?えぇ...!」

 

「けれど、このたおやかな指先から

生み出された他の楽器にも

負けない音の数々、見事だった。」

 

「あ...あう〜.....。」

 

「何より、迷いが無かった。」

 

「えっ......?」

 

「自分は変わりたいって

強い意思を感じたんだ。」

 

「変わり...たい...意思......。」

 

「だから、お前にする

アドバイスは1つだけだ。」

 

「なんですか...?」

 

「人と出会い、そして話す事。

俺の父さんもお前よりも

少し前ぐらいの歳の時に引き篭もりを

拗らせすぎてこの世アレルギーなんて言って

家に篭っていた時期があったらしい。」

 

「この世...アレルギー...。」

 

「そんな父さんも

人との出会い、そして別れを繰り返して

母さんと出会い、いつの間にか

俺という子供を持った強い人になった。

だから断言してやるよ。

人は変われる、変わっていけるって。」

 

「あ...は、はい...!

ありがとう...ございます。」

 

「響ー。アドバイスは1つだけって

言ったのに2つ言ってるよ。」

 

「あれ?そうだっけ?まあいいや。」

 

「それで最後に氷川だが。」

 

「はい。」

 

「そうだな。ここまで弾けるのは

中々いない、そう思わせる程の

見事な演奏だった。」

 

「当然です。

私は頂点を目指す、ただそれだけです。」

 

「確かに技術はほぼ完璧だ。

でも、"それだけだな"。」

 

「なっ...!」

 

俺がそう言った時

氷川の目が大きく開かれ

周りの空気が停まった気がした。

 

「それだけ...ですって...!」

 

「確かに、お前ぐらいの年齢なら

演奏技術でほぼ負ける事は無いかもな。

けれど、お前には足りないものがある。

それはなーんだ?」

 

「足りないもの...。」

 

「そうだ。お前には

遊び心が足りない。

 

「遊び心...?

そんなものが何になるんですか...!」

 

「まぁ聞け。

楽器とは奏者の心を映す鏡だ。

その音色は時に自分自身の中に

仕舞い込んでいたものが

奏でられる事もある。」

 

「仕舞い込んで、いたもの...。」

(日菜...!)

 

「演奏中、お前から

聴こえていたのは無機質な音色だった。

それはお前が完璧に弾く事に拘るあまり、

他の事を考えられていなかったという事だ。

つまり、心に余裕が無い。

張り詰めた(いと)はすぐ切れる。

そういうことさ。」

 

そうして俺は言うべき事は

言ったとばかりに立ち上がり

出口の方へと歩き出した。

 

(あわわ...。どうしようりんりーん!)

 

(うぅ...あこちゃん...。)

 

(どうしよう...⁉︎友希那ぁ...。)

 

(リサ、今はまだ見守りましょう。)

 

「どこへ行くんですか!」

 

「うん?あぁ、実は俺。

ここでLiveをしようと考えていてさ。」

 

「ライブ、ですか...?」

 

「そう。俺の持論だが

"奏者なら音で語れ"ってな。

だから、どうせなら聴かせてやるよ。

俺の音をな。」

 

(またあれを聴けるんだ...!)

 

(今井さん...嬉しそう...。)

 

(彼の演奏で

リサ、泣いていたもの。)

 

(えぇ!それ、詳しく教えて下さい!)

 

「一応Liveの日は今日から

1週間後を予定している。

お前に足りないと言った遊び心が

知りたいのなら来い、俺のLiveにな。

それじゃ、adieu(アデュー)。」キュピーン☆

 

 

そうして俺は

スタジオを出て()()()()()()

ここでバイトをしたい旨を告げ。

面接の際に必要な物等を

聞いた後帰宅するのであった。

 

 

*1
説明不要の自己紹介




ポテトが好き過ぎる貴女が、好きだ
思わずRoseliaの機材は
経費で落ちないと言ってしまう貴女が好きだ
コーヒーとカレーを同時に食べて
思わずゲロマズ‼︎と叫んでしまう貴女が好きだ
友達と行った某夢の国でジェットコースターに
乗った際、隣の友達の悲鳴につられて
自分も\ヒイイイイイイイイイイイイイ‼︎/と
叫んでしまった貴女が好きだ
あたしも彼氏欲しいなぁ⤴︎と言う貴女が好きだ
妹に対して辛く当たりながらも
自分も傷ついてしまう貴女が好きだ
劇の途中でプールはいている
と言ってしまった貴女が好きだ
なぁくどはる〜って言われながら
冷静に分析する貴女が好きだ
困っている人がいたらつい声を
掛けてしまう。
そんな、優しい貴女が好きだ。

神(運営)に誓います。
この作品はアンチ、ヘイトでは無い事を
ここに誓います。

それと時系列に少し変更が
あるのでまた修正しておきます。
すみません。


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アダージョ/3人で

皆さん。ドリフェスはどうてしたか?
え、私ですか?私は限定リサと
限定蘭(何故か2枚)が来てくれました。
リサ姉と蘭ちゃんが来てくれた事に
『感・謝』ですが
私には心残りがあります
そう。着物姿の香澄と彩です。

私の...心の叫びを聞けぇッ‼︎

『出てくれ…出てくれェッ!!
香澄さん!彩さん!!!出てくれェッ!!

かすみん!あやや‼︎かすみん!!あやや!
出てくれっ!出てくれよぉっ‼
出てくれ…出てくれよ!
私は2人の笑顔を
見なくちゃいけないんだ‼︎

いやだ…嫌だぁ! 出てくれ! 出て!

なぁ…なんでこうなるんだよ…私は…私は…

(香澄と彩を手に入れて)幸せに
なりたかっただけなのに・・・』(全身発火)

私は...僕は...笑顔に...なれなかった...よ...。
ドサッ(雪原へと沈み
そのままフェードアウト)







はじまるよ♪


〈自宅〉

 

Circleを出た俺は

今日の夕食とこれからの食事の

食料の調達の為にスーパーへ寄った後

家に帰ってきたのであった。

 

「ふぅ〜、疲れた。

豆腐バトルに思いの外

時間が掛かっちまったな。」

 

因みに疲れた原因である

豆腐バトルだが

俺がスーパーで素晴らしい!豆腐を見つけ

それを買おうとしたところ

同時に手を伸ばした人がいて

そのまま豆腐を賭けて

バトルする事になったのだ。

それにしてもあの何処と無く

やさぐれたお兄さんは強敵だった。

なんかヤケクソでバースデーソングを

歌いそうな弟さんも応援していたが

あの時、閃かなければ負けたのは

俺だったかもしれない。その後、彼等は

『やはり、俺達に太陽は眩しすぎる...』

と言ってカップラーメンを

買って帰っていったんだが

まだ売っていたんだな〜、兄貴塩と弟味噌。

ボソッ俺も好きだけど

そんな事を考えながら

今日の夕食である

カレーの準備をしていると

ピンポーン♪と

チャイムが鳴る音がしたので

確認してみるとそこには

リサと友希那が立っていたのだった。

 

『あ、響〜?アタシだよ。

スタジオでの事を聞きたいのと

今日の夜ご飯はどうするのか

心配になって寄ってみたんだけど

中に入ってもいい?』

 

「分かった、鍵を持って

いるだろうからそのまま

上がってくれ。」

 

『はーい。』

 

そうしてリビングで

待っていると扉が開き

2人が入ってきたのだった

 

「お疲れー、響。」

 

「お疲れ様。」

 

「なんだ。てっきり

さっきの事は何だー!って

勢いよく入ってくると思った。」

 

「そんな事はしないわ。

さっきの事だって

いつかは彼女自身が気付かなければ

いけない事だったもの。

それが少し早まっただけよ。」

 

「アタシもさ、最初は

何を言ってるんだー!って

なったんだけど。

よく考えたら、響はちゃんと

紗夜に足りないモノを教えてやるって

言っていたなーって。

そう考えたらさ、少し分かりにくいけど

教えようって気持ちが有るって

分かったから、友希那と話して

一旦様子を見ようって事になったの。」

 

「へぇ〜、やっぱり

お前ら良い女だよ。

後、好きなところに座りな

お茶を用意してやる。」

 

「ありがと。

でも、そんなに褒めても

出るのはご飯かクッキーくらいだよ。」

 

そう言って彼女達は近くにある

ソファーに座った。

 

「ご飯にクッキーも出るのか、最高だな。」

 

「何が最高なのかしら?」

 

「そりゃ、世の男の大体は

美人の手料理というモノに

強く惹かれるのさ。」

 

「そう、変なのね。」

 

「まぁまぁ友希那。

それよりもさっきからしている

この匂い、カレーかな?」

 

「That's Right!

俺の好物なんだよ。

保存もアレンジも簡単だしな。

どうせなら食っていくか?」

 

「響の手料理⁉︎食べる食べる!

友希那も食べていくでしょ?」

 

「えぇ。」

(いい匂い...。)

 

「なら、サラダに豆腐も

人数分用意しないとな。」

 

「それぐらいならアタシ達が作るよ。

ほら行くよ、友希那。」

 

「分かったわ。」

 

そうして俺達は

一緒に夕食を準備して

食事を始めたのだった。

 

_______________

それは俺達が夕食であるカレーを

食べている時にリサが放った一言だった

 

「そういえば、響に

聞きたい事があったんだけど。」

 

「何だ?」

 

「ライブをするって言っていたけど

1人だよね?ギターもだけどまりなさんや

スタッフの人達って何か言わなかったの?」

 

「確かに気になるわね。

ソロで立つにしても相応の実力を

認められないといけないもの。」

 

「あぁ、その事なら問題無い。

()()()()()()は俺の演奏を

よく知っているし、ギターも

オーバーホールしている物が

来週中には届くことになっている。」

 

「へぇ〜って姉さん⁉︎

まりなさんの知り合いなの⁉︎」

 

「ああ、俺の父さんと

まりな姉さんの父親が知り合いでな。

過去に何度か会った事があるんだよ。

つっても年に一回会えるかどうかって

関係だっただけどな。」

 

「まりなさんのお父さん、か。

一体どんな人なのかしら?」

 

「そうだな...。

短気だけど、怒らせなければ

クールに見える人だな。

あ、後凄え強面だった。」

 

「へぇ、ていうことは

まりなさんってお父さんと

全然似てないんだ〜。」

 

「それで?私達が先に行った後

まりなさんと何を話していたのかしら?」

 

「そう急ぐなよ、ちゃんと話すからさ。」

 

そうして俺はCircleで

まりな姉さんと話していた事を

2人に話すのであった。

 

________________

 

「いえ、そうではなくて

実はさ分かっているでしょ

()()()()()()。」

 

「ん〜?、なんのことかな〜?」

 

「それはもういいから。

何はともあれ、久しぶり。

最後に会ったのが

俺と父さん達が外国へ行く前にした

見送りパーティだから...。

7年前ぐらいだな。」

 

「やっぱり分かっちゃうかー。

うん、久しぶりだね響くん。

大きくなったね。」

 

「まぁ育ち盛りだったからな。」

 

「うんうん、やっぱり

背が高い男の子は女の子的には

ポイント高いよ。」

 

「thank you。(女の子...?)

それより、次狼*1さんは元気か?」

 

「お父さん?

うんうん、元気にしているよ。

この前も美味しいコーヒーが

あると聞いて熊本県まで

行っていたからね。」

 

「流石、コーヒー狂いは健在って事か。」

 

「ハハハ...。まだまだ長生きすると思うよ。

それで何の話だったっけ?」

 

「あぁ、ここでLiveを

したいんだが大丈夫か?」

 

「う〜ん、ライブかぁ...。」

 

「何か出来ない理由があるのか?」

 

「ううん、そうじゃないんだけど...。

実はこのCicreの存亡を賭けた

大きな合同ライブが近々あってね。

その準備の為に少しバタバタしてるんだよ。」

 

「そこをどうにか出来ないか?」

 

「う〜ん、そうだなぁ。

あ!そうだ!ねぇ響くん!

ここでライブをしても良いよ。

た・だ・し、条件があります。」

 

「条件?」

 

「そう!ここで開催される

大きな合同ライブ..,

ガールズバンドパーティって

言うんだけど、それに参加する

バンドの子達に自分で招待する事。

それが条件です。」

 

「成る程な。察するに

それに参加するバンドに大きな刺激を

与えたいってところかな。」

 

「その通り!

で、参加するバンドは全部で5組!

顔と名前は教えてあげるから頑張ってね!」

 

「alright!任せな。」

 

「それと、招待の方法は任せるからね。」

 

そしてRoseliaの練習が終わった後

家に帰った俺は5枚の招待状を

作成したのであった。

________________

俺が話し終えると

2人はそういう事だったのかと

納得した様子だった。

 

「それでさ響。

招待するってどんな風にするの?」

 

「決まってる。こいつだよ。」

 

そう言って俺は

宙を掴むように

モルフォ蝶と青薔薇が

描かれた招待状を

取り出したのであった。

 

「手紙?」

 

「っていうか今の手品?

どうやったの、ねぇねぇ?」

 

リサはそう言って

テーブルから身を乗り出してきたので

俺は()()()()()()()()黙らせた。

 

「quiet。lady(レディ)はお静かに、な。」

 

するとリサは顔を真っ赤にして

コクコクと頷いた後

椅子に戻るのであった。

 

「いい子だ。」

 

「ふぅ...。響。

あなた、いつか刺されるわよ。」

 

「Don'tworry、No problem。

俺の愛は太陽より熱く海のよ〜うに広い。

そんな女が現れても

その愛憎すらも抱き締めてやるよ。」

 

そう返すと友希那は

深いため息をつくのであった。

するとまだ顔が赤いリサが

取り出した招待状の事を聞いてきた。

 

「それって招待状、だよね?」

 

「That'sRight。

それで改めてRoseliaにお願いしたい。

俺のLiveに来てくれますか?」

 

「えぇ。

招待状、確かに受け取ったわ。」

 

Roseliaの本能が加速する!

________________

そうして彼女達は夕食を終えた後

凄く美味しかった。と言って

帰っていったので俺は

洗い物をしていたのだが

扉を開ける音がしたので

やっと来たかと思いつつ

待っていると友希那だけが

リビングへと入ってきたのであった。

 

「何の用だ?友希那。」

 

「招待状を渡す際

私のポケットに頼みたい事があると

書かれたメモをすり込ませたのは

あなたでしょう。」

 

「そうだったな。」

 

「それで頼みたい事は何なのかしら?」

 

「あぁ。お前に___________

 

そこで俺は友希那へと

ある頼み事と()()()()

渡して別れたのであった。

 

 

*1
仮面ライダーキバに

出てくるウルフェン族最後の生き残りの事

決して特撮界にこの人有りと謳われた

岡元次郎さんの事では無い。




前書きで壮絶な最期を遂げた
私ですが無事にコンテニュー出来ました。
こんなどうしようもない自分にも
神が降りてきてくれたのです。

復活した経緯を要約で説明すると

「ワタシ、イヴちゃんを見ると
死んでしまいまーす。」

イヴ「イェイ、です!」

「あっ」(尊死)

コンテニュー土管より復活

「ワタシ、イヴちゃんを見る
と死んでしまいまーす。」

ポニーテールイヴ「イェイ、です!」

「あっ」(尊死)

コンテニュー土管より復活

「ワタシ、イヴちゃんを
見ると死んでしまいまーす。」

髪下ろしイヴ「イェイ、です‼︎」

「あっ」(昇天)

GameOver

「神は言っている
ここで果てる運命ではないと」

TIME VENT

全てが無かった事になった

こんな感じです


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Presto/回歴の7日間

回すぜ‼︎ガチャ‼︎(イヴ狙い)

虹色のサイリウム

キタコレ‼︎byシノビスター

ダダンダンダダダン♪〜〜
(In the dark♪)

ジブン、このままで良いんだろうか?

マヤチャン‼︎

招待状に描かれた絵の意味は
作者の、あ〜こいつと
合うな〜と思うイメージです。



「う...ふぁ〜〜...。」

 

朝、俺が気持ち良く目覚め

意識が覚醒すると

真っ先に携帯の画面を確認した。

するとそこには日曜日の表示があり

もう、日曜日か...。と

今日までに至る7日間を回想するのであった。

 

_______________

《月曜日》(cv六花ママ)

 

夕方17時頃、羽沢珈琲店にて

 

『いらっしゃいませ!

あ!響さん。今日も

来てくれたんですね。

空いているお席へどうぞ。』

 

『ああ、ありがとう。』

 

『こちらお水とおしぼりです。

それで、本日は何になさいますか?』

 

今日はコーヒーじゃなく

つぐみ、君に用があってだな

 

『え?私に用、ですか?』

 

『あぁ。Aftergrowって

バンドを知っているか?

結構有名らしいんだけど。』

 

『Aftergrow、ですか?

えっと、その、私がキーボードを

しているんですけど...。

何か用があるんでしょうか?』

 

『あぁ。実はCircleってライブハウスで

Liveをする事になったんだが

その条件が、近々そこで行われる

合同Live、ガールズバンドパーティに

参加するバンドを全員

招待しなきゃいけないんだ。』

 

『えっ!響さんがライブ⁉︎』

 

『そっ。というわけで

俺からの招待状(ラブコール)受け取ってくれ。』

 

そう言って俺は

夕日色に染まる町に

レールの様な物で作られた

大きなAの文字が描かれた招待状を

取り出し、渡したのだった。

 

『ラ、ラブコールって...。///

えっと、取り敢えず

皆に渡して話してみますね!』

 

その後コーヒーとケーキを

楽しみ、家に帰った後

つぐみから『Aftergrowの皆で行きますね!』

とメッセージがあったから

Aftergrowはこれで良いだろう。

 

Aftergrow、参加‼︎

 

__________________

《火曜日の霊圧が、消えた...。》

 

16時半頃、山吹ベーカリーにて

 

『いらっしゃいませー。

あ、お兄さん!久しぶりだね。』

 

『おう。久しぶり。』

 

『また来てくれて

ありがとうございます。

今日のお勧めはクリームパンと

メロンパンですよ。』

 

『うーん、それも魅力的なんだが

なぁ、とあるバンドを探しているんだが

Poppin'Partyって知っているか?』

 

『あー。そのバンドなら

私がドラムをしているバンドですけど

何か用ですか?。』

 

『なら話が早い。』

 

説明中......

 

『という訳で

ガールズバンドパーティに

参加するPoppin'Partyにも

俺のLiveに来てもらいたいんだ。』

 

『う〜ん。そうですねぇ。

あの、私、山吹沙綾っていいます。

お兄さんのお名前は?』

 

『あ、そうだった。

大事な事を忘れていたな。

俺は響、紅 響だ。宜しく。』

 

『分かりました!響さん。

じゃあ皆に一度話してみますね。』

 

『thank you。

っとその前にこれを渡しておくよ。』

 

そう言って俺は

カラフルな音符に

ハンバーガー、ポテト

シェイク、ホットドッグ

ソフトクリームにナゲットが

プリントされた招待状を渡し

連絡先を交換した後

お勧めされたパンを買って

帰宅するのであった。

後、その日の晩に沙綾から

『皆、ライブへ行きたい!だそうです。』

とメッセージがあったから

Poppin'Partyも参加だな。

 

Poppin'Party、キター‼︎

 

_________________

《水曜日はどうでしょう》

 

今日は持っている国際ライセンスを

日本用に切り替えるため

1番近い運転免許試験場へと

行っていたのと

修理されたギターと

持ってくるのを忘れてしまっていた

パソコンと音楽プレイヤー

そして海外で使っていた

バイクが届いた。

パソコンと音楽プレイヤーには

俺の作った歌が全て

詰まっているからな

これが無いと始まらない。

そしてその日の夜にまりな姉さんに

とある頼み事をして水曜日は終わった。

 

_________________

『Thursday』(ウェイクアップ、ダン!)

 

夕方、花咲川の河川敷を

俺が歩いていると近くの樹木の

辺りから何やら声が聞こえてきたから

気になって確認してみると

そこには、イヴが木刀を構え

桜の木に向かって振っていたのだった。

 

『たぁッ!えぃッ!えぇいっ‼︎』

 

『おーい、イヴ!』

 

『あ!ヒビキさん!お久しぶりです!』

 

『声が聞こえたから

来てみたんだが、木刀なんか

振り回して何してたんだ?』

 

『これですか?これは修行です!』

 

『修行?』

 

『はい!私、数年前に

フィンランドから日本に

移住してきたのですが

その前より日本人のパパからこの国の

お話をたくさん聞いていました!』

 

『日本人の?という事はハーフなのか。』

 

『はい!私のママが

フィンランド人なんです。

それでフィンランドにいた頃から

日本の事は知っていたんです。』

 

『そうだったのか。』

 

『それで聞いていた話の中で

特にブシドーについて

私は知りたいって強く思ったんです!』

 

『あぁ、武士道の事か。』

 

『はい!それでさっきしていた修行も

私だけのブシドーを見つけるために

やっていたんです!」

 

『成る程、それで木刀を

振っていたのか。』

 

『はい!』

 

『そうだイヴ。

お前に頼みたい事があるんだ』

 

『私にですか?何でしょう?』

 

『確かイヴはさ

Pastel*Palettesってバンドを

していたよな。』

 

『はい!それがどうしましたか?』

 

『実はな_________

 

説明中.......

 

『という訳でこいつを

Pastel*Palettesの他のメンバーに

渡して欲しいんだ。』

 

そう言って俺は

5色のパステルカラーの花に

イチゴ、バナナ、ブドウ

メロンにキウイの5つの

フルーツが描かれた招待状を

渡すのであった。

 

『わぁー!カラフルな

お手紙ですね!分かりました!

皆さんにお渡ししておきますね!』

 

『ありがとう、助かる。

にしても武士道、ね。』

 

『ヒビキさんもブシドーに

興味があるんですか!』

 

『いや、昔まだ日本に

住んでいた頃なんだけど

その時の友達の1人がさ

昔から続く侍の家系だって

事を思い出してさ。

名前はチアキっていうんだけど。』

 

『お侍さんですか!

とっても興味深いです!』

 

『それで一時期

そいつの家の道場に

通い詰めていてさ。

どうだ?良かったら

俺が少しばかり鍛えてやろうか?』

 

『本当ですか!よろしくお願いします‼︎』

 

『決まりだな。

まぁ、今はLiveもあるし

それが終わってからに

なるが大丈夫か?』

 

『分かりました!押忍!』

 

そこで俺はイヴと別れて

家に帰ったのだが

その後イヴから

『Pastel*Palettes全員で

観に行きますね!師匠!』

とメッセージが送られてきたから

これでPastel*Palettesは確保、と。

 

Pastel*Palettesに魅せるぜ!俺のステージ‼︎

 

_________________

《金曜日もしくは花金》

 

『ハイパーエージェントやってます!』

 

『アクセース・フラーッシュ!』

 

『これが生命在る者の力だァァァッ!!!!』

 

という夢を見た。

 

________________

《もう土曜日か、だらしないな。》

[お昼頃、デパート付近]

 

『ふぇぇ...。ここ、どこ〜?』

『と、取り敢えず。

進んだ、方が良いよね...。あっちかな?』

 

『っとそこでwaitだ、花音。』

 

『あ!響さん!

知り合いに会えて良かったぁ...。』

 

『どうしたんだ?こんな所で。』

 

『実はこの近くにある

デパートで待ち合わせをしていて

そこへ向かおうとしていたんですけど...。

また迷子になっちゃったんです...。

響さんはどうしてここに?』

 

『あぁ、実は___________

 

説明中......

 

『という訳で

ハローハッピーワールドという

バンドを探して歩いていたんだ。』

 

ハロハピ...。

あ、あの!実は私がその

ハローハッピーワールドのドラムを

しているんです。』

 

『よっしゃlucky!

それなら話は早い。

このinvitationを

花音、君からハローハッピーワールドの

メンバーに渡してくれないか?』

 

そう言って俺は

青空に笑顔の太陽が

描かれた招待状を取り出した。

 

『わ、分かりました!』

 

『代わりといってはなんだが

デパートまで送っていくよ。』

 

『あ、ありがとうございます!』

 

そうして花音を

デパートまで送った後

俺達は別れたのであった。

その後、夜に花音から連絡があり

『あ、あの...皆、凄く聴きたいって

言って楽しみにしていました。』だそうだ。

そこで俺はまりな姉さんに

全員が参加すると連絡を入れて

明日に備え早めに寝るのであった。

 

ハロハピ!笑顔にします!

 

________________

この1週間、色々あったなと

思いつつ今の時間へと

思考を戻した俺はLiveに備え

準備をしてから会場であるCircleへと

向かうのであった。

 

 




作中で一気に1週間もの時間が経ったのは
観測する為のゼロライナーの調子が
良くなかったせいです。
だが私は謝らない。by作者

作者は本当は自分が悪いと
皆に迷惑を掛けたと思っている。
byオカン

おい!そんな事思ってねぇ‼︎
(コブラツイスト‼︎)

アァー!作者を、作者を宜しくぅ‼︎
ギリギリギリギリ

P.S非常に申し訳ないのですが
前話を加筆修正させていただきました
こんな事はなるべく無いように
しますが0に出来るとは言い切れません。
こんな作品ですが宜しくお願いします。


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ララバイ/ステージは準備中

前回の招待状の絵についてですが
とあるライダーをイメージしており
それぞれ
Poppin'Party
→白い型破り絆ロケット
Roselia
→夢を失い、夢を求めた夢の守り人
Afterglow
→思い出という繋がりを守る電車の王様
Pastel*Palettes
→泣きながら進むと決めた鎧武者
ハローハッピーワールド
→青空と笑顔、後は分かるな。
となっています。

あ〜あ、誰も前回の
真剣緑について言ってくれない...
え〜んえ〜ん、かなしいよ〜(棒)
なぁ俺ってそういう顔、してるだろ。


[Circre・ライブ会場前]

\ワイワイ、ガヤガヤ/

 

「ねぇねぇ有咲!皆!

ライブ、楽しみだね!

私、昨日は良く眠れなかったよー!」

 

「うるせーぞ!香澄!

周りに他の人もいるんだからな!

少しは静かにしとけっ!」

 

「でもでも、沙綾ちゃんが自分から

聞いてみたいって言った時は

驚いちゃった…。」

 

「うん。私も。」

 

「あはは。でも事情を聞いて

ソロでここに立つって

話だったからさ、それを認められた

演奏がどんなものなのか気になったんだ。」

 

「それで、沙綾!

招待状をくれた人って

男の人だったんだよね。

どんな人だったの?」

 

「響さん?う〜ん、そうだなぁ。

まぁ、世間一般でいうイケメンなのは

間違いないね。」

 

「「「おぉ〜‼︎」」」

 

「だから!お前ら、静かにしろ〜〜〜‼︎」

__________________________

 

「1人で立つ、か。」

 

「どうしたの〜ら〜ん〜?

そんなあんにゅいな顔して〜?」

 

「別に、何でもない。」

 

「ま、大方自分がステージに

1人で立つって想像をしてたんだろ?

気にすんなって!」

 

「そうだよ!蘭!

私達がいつも一緒だよ!」

 

「それより〜、ねぇねぇつぐ〜

今回この招待状を渡した

人って〜どんな人〜?」

※読みやすい様に

時折漢字に変換しております

 

「えっ⁉︎」

 

『可愛いと思うよ』

 

「と、とっても優しい

お兄さんって感じの人だったよ…。///」

 

「あれ?つぐ?顔赤くない?」

 

「き、気のせいだよ!」

 

__________________________

 

「師匠の演奏、楽しみです!」

 

「イヴちゃん。師匠って

今回の招待状をくれた人だよね?」

 

「はい!それに以前

みなさんにさせてもらった

友達の証を教えてくれた人でもあります!」

 

「へぇ〜。

あれ、すっごくるんってきたんだよね。

その人に興味出てきたよ♪」

 

「もう、日菜ちゃんったら。」

 

「ジブンもどんな楽器と

機材を使うのか気になります。」

 

「えっとですね、ヴァイオリンの

ケースを持ち歩いていたので

多分、それじゃないかと思います。」

 

「わぁ〜!男の人で

ヴァイオリンを弾けるのって

とってもカッコイイね!」

 

「はい!師匠はとってもカッコいいです!」

 

「その人…気になるわね。」

 

「千聖ちゃん?」

 

「ううん、何でもないわ。彩ちゃん。」

_______________________________________

 

「ライブ楽しみだね!皆!」

 

「そ…そうだね、はぐみちゃん。」

 

「あぁ、かの

シェイクスピアも言っていた。

"暗闇は無く、無知があるのみ"とね。

つまり、そういうことさ。」

 

「えぇ、そうね。」

 

「それよりさ、こころ。

何かあったの?」

 

「な、何のことかしら?美咲?」

 

「確かに!いつもより

こころん、オシャレしてる!

でも、少しだけ元気無さそう...。」

 

「確かに。

こころ、私達の夢は何だったかな?」

 

「世界を、笑顔に...。」

 

「その通り。私達が笑顔でなければ

誰かを笑顔には出来ない。

つまり、そういうことさ。」

 

「そう、そうよね!

さぁ!このライブを全力で

楽しみましょう‼︎」

(やっと、会えるわね。())

 

__________________________

 

「大丈夫、紗夜?」

 

「何がですか?」

 

「本当に引き受けて良かったの?」

 

「問題ありません。

ただ練習と同じようにする。

それだけです。」

 

「分かったわ。」

 

「2人ともー、何の話をしてるの?」

 

「今井さんには関係ない事です。」

 

「うーん、冷たいねぇー。」

 

「ライブ、楽しみだね!りんりん!」

 

「そうだね、あこちゃん。」

 

__________________________________

 

「皆ー、もうすぐ時間だけど

お手洗いに行き忘れた人はいないー?」

 

『『『大丈夫でーす!』』』

 

「それじゃあ開けるよー‼︎」

 

そうして中に入った

彼女達が目にしたのは

ステージの真ん中にポツンと置かれた

ギターケースであった。

 




ここまで真•序章のような物です。
アレは皆のトラウマ(〇〇引っこ抜き)

このままだとダークネビュラ行きに
なってしまう!どうか、どうか‼︎
無評価、無感想だけは
ご勘弁を〜〜〜!!!!!!(_○/|_)

予告する‼︎
次回こそLiveだ!

※次話ですが思うところがあり
大幅な改稿をして再投稿致します。
誠に申し訳ありませんでした。


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Re:WAKE UP‼︎心の音を解き放て‼︎

カチッ!
バン!バン!シューティング‼︎

蘭「変身!」

ガシャット‼︎

「第弐戦術」

ガッチャーーーン‼︎レベルアーーップ‼︎

ババンバン!バンババン!(イェア!)
バンバンシューティング!!
ライダー少女、スナイプ‼︎

「あたしらでミッション、開始。」chan♪

_______________________________
???「共通するキーワードは
メッシュ、ツンデレ、お化け嫌い、だ。
因みに作者もグロい物やホラーは苦手らしい。」



ライブステージへと入ってきた

彼女達、しかしそこには

無人のステージにギターケースが

ポツンと置かれていたのだった。

 

「あれ?ギターだけ?

今日のライブに招待したっていう

響さんという人は?沙綾ー知ってる?」

 

「ううん、何も聞いていないけど?」

 

「響ってばどこにいったんだろ?ね、友希那。」

 

「そうね。」

 

その時、何処からか声が聞こえてきた!

 

Welcome to my stage‼︎(俺のステージへようこそ)

 

その声と共にステージの

全ての照明が一斉に消えたのだった!

 

カッ‼︎

 

「キャッ⁈」

 

「な、何事⁉︎」

 

「急に真っ暗に⁉︎」

 

「皆〜どこ〜⁉︎」

 

「出してェェェェ‼︎」

 

「今の誰だよ⁉︎」

 

「パンくださ〜い。」

 

「だから誰だよ⁉︎」

 

カッ!

 

「あ、戻った。」

 

「ねぇ薫くん?キャッ!て言ってなかった?」

 

「フフフ、気のせいさ。」

 

「う〜、ホラーは苦手なんだって。」

 

「大丈夫?リサ?」

 

「あー、ビックリしたー‼︎」

 

「ひまり、大丈夫か?」

 

「あ!皆、ステージの上を見て!」

 

そして彼女達がステージの

上を見てみるとそこには

マントの様な物を羽織った

黒ずくめの人物が

()()()()()()()()()()()()のだった。

 

「あれどうなっているんだろ‼︎

ね!日菜ちゃん!」

 

「うんうん、すっごくるん♪ってくる!」

 

「お〜。」

 

「うわ〜、ねぇりんりん!

あれどうなっているんだろ⁉︎」

 

「ワイヤー、かな…?」

 

彼女達が困惑する中

その人物は宙を蹴るように

空中で一回転してギターケースの

後ろ側に着地したのだった。

 

「うわ〜、カッコいい!」

 

「また身体能力がおかしい人が出たよ...。」

 

「おぉー、ニンジャですね!」

 

そして彼女達が見ている中

その人物はゆっくりと立ち上がると

外嚢をバサリと翻し、ポーズを

決める共にこう言い放ったのだ。

 

俺、参上‼︎*1

 

「おぉー‼︎カッコイイ‼︎ね!りんりん!」

 

「う、うん。そうだね。」

 

「今のすっごくるるるんっ♪て感じたよ!」

 

「りみりん?おーい。」

 

「ふわ〜カッコええ。

ね!ひまりちゃん!」

 

「うんうん!」

 

「今日は俺のLiveへと

来てくれてthank you‼︎

さぁ、楽しい時間を始めようぜ!」

 

「はーい‼︎」

 

「すっごくキラキラドキドキしてきたよ!」

 

(やっぱり、微かだけれど見覚えがある。)

 

「っとその前に

自己紹介をしていなかったな。

俺の名は紅 響。

いつか世界中に俺の音が

響く事になるだろう。」

※服装はキング*2の衣装をイメージして下さい

 

_________________________________

やっぱり誰かの驚く顔や

笑顔を見るのは楽しいな。

どんどん心を躍らせたくなっちまう。

そう考えながら俺は今日来てくれた

オーディエンス達を改めて見回してみた。

(この一週間で見慣れた顔に昔の知り合い

後は...どこか見覚えがある顔だな。

さぁて飛ばして、いきますか!)

 

そうして俺は置いていたケースから

斬り裂く鬼から轟く鬼へと受け継がれた

黒と赤を基調にしたギター*3

そっくりな物を取り出したのだった。

_________________________________

 

「うわ〜!あのギターすっごくカッコいい‼︎」

 

「うん、あんなギター見たことない。」

 

「おぉ〜、なかなかに

イカしたデザインですな〜」

 

「あのギター、触ってみたいです!」フヘヘ

 

そんな彼女達の視線の中彼は

ギターを持ったままクルリと

その場でターンをした後

()()()()()()()を光らせつつ

こう言い放った。

 

「さぁ、show timeだ‼︎」

 

\Life is SHOW TIME‼︎/

 

※事前にまりなさんに渡している

USBメモリにギター以外の

楽器音が入っています

________________________________

《♩〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜〜♬ー》

 

その時に聴いた音は

まるで、太陽と月が重なるという

滅多に起こらない日食の様な衝撃だった。

そんな中、必要不可欠なエナジーを

奇跡を待ち続ける者達の

夢や理想を良い意味でルラギル力に変え

記憶を辿りながらも、理想はいつも高く

目の前で届かないけれど...

絶対にその誰かに希望を届けて

全てを宝石(jewel)へと変える

勇気(brave)をくれるそんな...魔法使いの歌。

響、あなたの音を聴けば聴くほど

私は...あなたの事がもっと知りたいわ。

それにしても...弦巻さん。

あなた、()()()()()()()()()()()()()()()()

合いの手を入れていたわね。

____________________________

 

 

「素晴らしい、演奏だ...。」

 

「えぇ、ジブンもそう思います。」

 

「ねぇ彩ちゃん、気付いてる?」

 

「え?なにが?」

 

「あの人、ビッキーが最初

手に持っていたピックって

最初は何色だったっけ?」

 

「え〜と、確か黒だったような...」

 

「ビッキーの手をよく見て。」

 

「え?わ、分かったよ。

う〜んと、あれ?()()()()()?」

 

「そう!あたしもさっき

気づいたんだけどね。

まさか演奏中にピックを

取り替えるなんてますます

るるるん♪って感じがするよ!」

 

「続いて2曲目!

どこまでも行こうぜ‼︎」

 

\Anything Goes‼︎/

___________________________________

《〜〜♪〜〜〜〜♩〜〜〜♫〜〜〜》

 

「うわ〜...!凄い!凄い!」

 

「ギターの演奏も歌もジブン達

パスパレとは比べ物にならない程上手です...!」

 

「最初にイヴちゃんから招待状と

一緒に『師匠の演奏を聴きたいです‼︎』

何て聞いた時は師匠って何?って

なったけどすっごくるるるるん♪って感じ♪」

 

「それに聴いていると

いらない、持たないからこその

夢も見ないフリーな状態でも明日は白紙(blanc)!」

 

「だからこそ結局は進むしかないんだって。

そうして自分自身の心に正直になって

足し算を飛ばして掛け算で昇って

負ける気なんてしないから

どこまでも進んで行こう。って

何だかすっごく元気になる曲だなって感じたよ。」

 

「そうだ!今度の新曲の参考にしてもらおう♪」

 

「えぇ〜!日菜さん、いいんですか⁉︎」

 

「大丈夫♪大丈夫♫」

 

「さすが師匠!とってもカッコいいです‼︎」

 

「いつか、未来で...か。」

 

「あれ?千聖ちゃんどうしたの?

握りしめているそれって...

お守りだって言っていた()()()()()()だよね?」

 

「え?あ...!な、何でもないわ。

さぁ演奏の続きを聴きましょう。」

 

「う〜ん...でもね千聖ちゃん。

私は千聖ちゃんの力になりたいの。

だから何か悩んでいるのなら言ってね。」

 

「...!ありがとう、彩ちゃん。」

(今が...その未来、という事ね。)

___________________________________

 

「続いてturning pointの3曲目‼︎

まだまだ、俺のステージはここからだ‼︎」

 

\JUST LIVEMORE/

___________________

つぐみから話を聞いた時は

どんな奴かと思っていたけれど。

 

《〜〜♪〜♩〜〜〜〜♫〜〜〜》

 

これは...圧倒される。

明日が...夢が見えなくても

今という風が伝える何かが

問い掛ける、精一杯生きているのか?と

それでも俯かずに真っ赤に燃える空の(もと)

ビビらず、止まらずに誰もいない世界の果て

自分が選んだ道がどんな道だったとしても

自分が信じた道を突き進め!って

だから、あたし達のバンドを...

繋がりを...歩みを...止めたくない!

絶対に!夢物語なんかで終わらせない‼︎

だって...最後まで残った奴が勝者...なんだから。

__________________

 

「さぁ4曲目!皆の絆で

宇宙を掴むぜ‼︎青春、スイッチオン‼︎」

 

\Switch On!/

__________________

《〜〜♫〜〜♪〜〜〜〜♩〜〜〜〜〜♬》

 

 

「うーん♪やっぱり響ってばまだまだ

アタシの知らない、笑顔になれる曲を

いっぱい知っているのね♪」

 

「こころちゃん。さっきから

思っていたんだけど響さんを知っているの?」

 

「あ!それ!はぐみも思ってたよ‼︎」

 

「知り合いなの?こころ?」

 

「えぇ!響は...

アタシのヒーローなんだから‼︎」

 

「ほぅ、あの華麗な王子様がヒーローとは。

あぁ、なんて儚いんだ。」

 

「そうだわ!ねぇ美咲!はぐみ!

今度アタシ達も学校の曲を作ってみたいわ‼︎」

 

「ふぇぇぇ...。い、いきなりだねこころちゃん。

 

「でも学校の歌かぁ。

それってこの歌みたいな感じかな?」

 

「えぇ!この歌を聴いていると

ワクワクドキドキしてこない⁉︎

イメージは...こんな感じよ!」

《♪〜〜〜〜♫〜〜〜〜〜〜〜♩》

 

「おぉ〜!はぐみ、ワクワクしてきたよ‼︎」

 

「かの、シェイクスピアも言っていた。

"光る物全て金ならず"と

つまり、そういう事さ。」

 

「ふぇぇ〜...ど、どうしよう美咲ちゃん。」

 

「しょうがないですよ、花音さん...。

ああなったこころは誰も止められませんからね。

諦めて作曲しましょう。」ヤレヤレ

 

「う、うん。が、頑張るね。」

ワイワイガヤガヤ

 

(また...あの歌を聴きたいわ...響。)

 

(こころ......?)

 

________________

 

「ふぅ...。楽しい時間はあっという間だな。

だけど、まだまだclimaxは続くぜどこまでもってな!

5曲目!いってみようか‼︎」

 

\Climax Jump‼︎/

___________________

 

《〜〜♪〜〜〜〜〜♫〜》

 

「約束の場所...」

(あの時見た、満天の星空...)

 

「想いが導く...」

(夏希達...CHISPA...)

 

「望む未来...」

(みんなが居てくれる今...)

 

「始まりは突然...」

(かくほーーー‼︎)

 

「変わる事を恐れないで...」

(素直になれねぇ自分...)

 

(((((誰よりも、昨日よりも高い空へとjump。)))))

 

「ねぇみんな、私たちも

あんな風になれるなかな?」

 

「なれるよ。きっと。」

 

「うん、がんばろう。」

 

「う、ウチも頑張るから...!」

 

「けど、また無茶して倒れんじゃねぇぞ。」

 

「わ、分かってるよ〜。」(^^;)

 

「って図星かよ‼︎」

*1
皆の合言葉

*2
チェックメイトフォーの王が着る衣装の事で本編中でも主人公が着た事があるがオーダーメイドなのか代々受け継がれる物なのかは不明、受け継がれる物だとしたらキング臭が凄そう

*3
本編との違いは鬼石と鋸状のパーツの有無に本体に描かれているのが三つ巴ではなく蝙蝠が翼を広げた様なクレストになっている




以前のお話を削除し
大幅な改稿をした理由ですが
投稿した後に見直してみると
自分で満足出来ていないと
感じてしまったからです。
これからは週一更新はあくまでも目標にし
身体を壊さない程度に自分が
満足出来るものを書こうと思います。


以下これからのプロット的な何か

「フフフフフフ...フハハハハハハ!!!!!!
閃いた...閃いてしまった!!!!!!
これぞ正に悪魔、悪魔的発想!!!!
やはり!!私の敵は、私自身だァァァァ!!!
〇〇に◇◇させるため!!!
△△を□□させるゥ!!!!!
『カタカタカタカタカタカタ!!』
イイ!イイぞ!!もっと来い!!!!!!
私は...私は此処にいるぞォ!!!!!!
ヴェハハハハ!!ヴェハハハハッ!!!!あ...。」
〈ピチューン〉GAMEOVER...

☆×999→☆×998







待て、しかして希望せよ‼︎


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encore/時の雨を超えて

Q.前話で使われたライダーソングですが
それぞれ各バンドの1曲にリンクしています。
そのリンクしていた曲をお答えください!
シンキングタイムは後書きまで!
解答は感想にてお答えください。

???
「ふむ、バンドリーマー検定
『3‼︎』級か...面白い。」


「さて、last song!と...言いたいところだが

ここでguestの登場だ!Come on!氷川!」

 

「はーい‼︎」

 

「あ!待ちなさい!日菜ちゃん!」

 

俺が言った瞬間1人の少女が

ステージへと上がってきた。

 

「うん?お前は?」

 

そう言って俺は

ステージへと上がってきた

紗夜にそっくりな誰かに問いかけた。

 

「あたし?あたしは()()日菜だよ!

よろしくね!ビッキー!」

 

「ふーん、という事は

双子か?いや、三つ子か?」

トリックベント!!

 

(いや、いきなりあだ名呼びはスルーかよ‼︎)

 

「ぶっぶー!正解は双子でした!」

 

「そうか、ならお前じゃないな。

俺は、()()をguestとして

呼んでいるんだよ。」

 

すると今度は目の前の少女と

そっくりな少女がステージへと上がって来た。

 

「そういう事です。日菜。

早くステージから降りなさい。」

 

そう言って今度は彼女...氷川紗夜が

ステージに上がってきたのだった。

 

「えー‼︎紗夜さんがゲスト!?あこ!聞いてないよ!!」

 

「あ...。」

 

「早く降りなさいと言っているんです。」

 

「うん...分かったよ。お姉ちゃん...。」

 

そう言うと彼女...日菜は

まるで逃げるようにステージから

降りていったのだった。

 

「あいつと、何か有ったのか?」

 

「あなたには関係無い事です。」

 

「確かに関係は無いかもな。

だからこそ言える事もある。」

 

「...」

 

「声が届くなら。

まだ手が伸ばせるのなら

伸ばした方が良いと思うぜ。

後になってから

きっと死ぬ程後悔すると思うから。」

 

そう言いながら俺は

あの日、友希那に頼み事を

した時の事を思い出すのであった。

 

_________________________________

「それで頼みたい事って何なのかしら?」

 

「あぁ。お前に

してもらい事ってのは...こいつだ。」

 

俺はそう言うと一枚のCDを取り出した。

 

「それは?」

 

「あの後、色々考えたんだよ

遊び心を教えるにしても

どう教えてやろうか?ってな。

で、考えた結果、俺と一緒に演奏...

つまりsessionしようって事になった。」

 

「そう、それで?」

 

「で、このCDにはLiveで

弾く予定の曲が一曲入っていてな

これを氷川の奴に渡しておいて欲しいんだ。」

 

「分かったわ。

...?どうしたの?

何か可笑しな事を言ったかしら?」

 

「いや、結構あっさりと承諾したなと。」

 

「あぁ...大した事じゃないわ。

ただ...。あなたの音をもっと知りたい。

そう思っただけよ。」

 

「ハハッ。やっぱりお前、良い女だな。」

 

「あんまり、揶揄わないでちょうだい。」///

 

「悪い悪い。」

 

「話はもう終わりよね。それじゃあ。」

 

「友希那。」

 

「何かしら?」

 

「またな。」

 

「えぇ、また。」

 

___________________________

「っ⁉︎、時間も押しています。

早く始めましょう!」

 

「はいはいっと。

最後にちょいとに確認したいんだが

友希那から受け取ったCD

ちゃんと練習してくれたんだよな?」

 

「当然です!」

 

「ククク...。そうか。」

 

「な!何が可笑しいのですか⁉︎」

 

「この曲はな俺が日本に

帰ってくる直前に完成した新曲なんだよ。」

 

「な...‼︎」

 

「だから...俺という

高速のvision見逃すなよ。

着いてこれるならな‼︎」

 

「...っ!どうして私に演奏させるのか

後で説明してもらいますからね⁉︎」

 

「そいつは着いてこれてから

聞いてやるよ!さぁて...行こうか!」

 

明日を変えて!未来を超える‼︎

 

\Over “Quartzer”/

 

__________________

それは過去を統べし新たな王の誕生を告げる歌。

 

笑顔の為に伝説を乗り越えた青空(新しい歴史)

 

人の未来という無限の可能性を秘めた魂(BELIEVE YOURSELF)

 

願いを叶える為に果てなき希望を燃やす騎士(掲げる)

 

居場所を求め飛び続ける名も無き鳥()

 

運命に抗い友を救う為に覚醒する切り札(掴み取る)

 

明日なる夢へと鼓動を輝かせる鬼(響かせて)

 

1つの世界の為に進化をし続ける天の道を行く者(加速)

 

砂時計の様に止められない掛け替えの無い記憶()

 

何も無い暗闇から聴こえてくる鎖を砕く様な旋律(闇夜)

 

自分自身を求め様々な世界を通りすがる瞳(Breaker)

 

風を纏いながら街の涙を拭う2色のハンカチ(正解)

 

どこまでも届く腕を求める空虚な王器(明日)

 

仲間達の為に大きな一歩を踏み出せる白いロケット()

 

涙を変えた宝石で絶望を希望に変える魔法使い(飛び込んで)

 

何度倒れても譲れない願いの為に乱れ舞う鎧武者(問い掛ける)

 

最高の相棒達と自らの正義を貫いた廻り続ける車輪(過去の意思)

 

皆でまた一緒にご飯を食べたいと思う幽霊(擦り抜けて)

 

美しい命と笑顔を守る為、究極の医療を目指す水晶(導く)

 

果てなき空の下、夜明けへと歩き続ける正義の味方(Are you ready?)

 

そして王の誕生するまでの間

世界を守る為に駆け抜け続けた

戦士達の歌であった。




次回!仮面ライダージオウは!!

キバット
『こっからが(更新されるまで)長いんだよ。』
グリッドマン
『(小説の投稿間隔が)長い!』
キバット
『首だけじゃなくて尺もね。』
グリッドマン
『延びるねぇ。』

〈TV画面〉

(<::V::>)ケンジャキ...!

(OWO)オシメ...!

醒剣ブレイラウザーと
醒鎌カリスアローで
剣戟を交わす2人

キバット
『鎧武の第1話が
あんな感じだったでしょ。』
グリッドマン
『(ジオウの)顔の所にプロデューサーの
名前とか出せば良いのにね。』
キバット
『オンエアでテロップ
重ねるんじゃないかな。』
グリッドマン
『重ねんのかな?』
キバット
『それとも別の何かかな?』

〈再びTV画面〉

(カン)2人の力...借りるね...‼︎

『トリニティフュージョン!!!
ジオウトリニティ!!!!』

(カン)お前に...レインボー‼︎


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幕間/OOOなコイツらがやって来る

ドグボググゴブセデギラギグリラゲンゼギダァ!!

遅れた理由

4月の初旬
終わらないデスマーチ(精神魔術)をくらう

メンタルがリキッド!プリ-ズ!され
オデノカラダハボドボドになる

からの絶望の仕様変更(精神魔術)の
ライダーダブルパンチ!で寝込んでおりました。

次回の更新もなるべく早めに致しますので
これからも宜しくおねがいします。



オッス、『俺』は紅 響。20XX年 東京。

腹を減らした奴らばかりのこの街で、

どうやら『俺』はVR世界で5人の『こいつら』に

夢中になっているらしい。

 

タジャドル純情派(変身者:美竹蘭)

「べ!別に嬉しくなんてないし!!」

 

キャッチコピーは

アイス!ツンデレ!可憐なウォリアー!

 

 

誕生日:4月10日

身長:157センチ

星座:アリエスゾディアーツ

趣味:なし

 

そのクールに見えながらも

熱いシャウトや寂しがりやな人間性から

仲間達からは放っておけないと

言われながらも信望は厚い。

花道の家元の生まれで

盆栽好きな友達の家の蔵が

異世界(蔵迷宮)の入り口に

なっているとかいないとか。

 

Q.特殊能力は?

 

A.本当のリーダーよりも優遇される事かな?

 

後輩シャウタ(変身者:上原ひまり)

「えい、えい、おーーー!!」

 

キャッチコピーは

噂話を聞くだけじゃ痺れない!と今日も元気に空回り

 

誕生日:10月23日

身長:155センチ

星座:リブラゾディアーツ

趣味:コンビニスイーツ食べ歩き

 

自然な上目遣い、腕組みで強調されるπ

高い女子力という三種の萌え神器を授けられた

忘れられがちなAfterglowのリーダー。

あざとくちょっぴりうざいが逃げられない。

無自覚なその仕草が男性のハートを

無差別に撃ち抜くことに気付かず

今日もお色気の嵐を吹き散らす。

 

Q.特殊能力はなんですか?

 

A.水の様に気付かれずに先輩の後ろに立つ事です。

 

奔放サゴーゾ(変身者:宇田川巴)

「ソイヤッ!ソイヤッ!ソイヤッ!」

 

キャッチコピーは

年上や男扱いされる事に複雑な感情を抱くお祭り娘

 

誕生日:4月15日

身長:168センチ

星座:アリエスゾディアーツ

趣味:ファッション、和太鼓

 

未開のコンクリートジャングル(商店街)で

暮らすAfterglowの纏め役。

見た目は姉御だが細かい事を気にしない

サバサバした性格からか女子に憧れの目を

向けられる事に慣れていない。

仲間が好き、ラーメンが好き、妹が好き。

女子が告白してくる意味がわからない。

撥を握るとその本能が覚醒し

周り全てをソイヤッ!ワールドに引きずり込む。

 

Q.特殊能力はなんですか?

 

A.アタシが太鼓を叩くと皆がソイヤッ!する事かな?

 

マシーンラトラーター(変身者:青葉モカ)

「昨日コタツで寝ちゃったんだよね〜。」

 

キャッチコピーは

そのマイペースさ、正に銀河(アンドロメダ)級

誕生日:9月3日

身長:158センチ

星座:ヴァルゴゾディアーツ

趣味:睡眠、ポイントカード集め

 

銀河中心区で生まれたパンの美少女神(自称)

機械でありながらもそれらを

全く感じさせないマイペースさを持つ。

様々なジャンルのマンガを愛読しており

細身な見た目と違いかなりの健啖家。

食べた物は全てひーちゃんにとは彼女談。

時空を超えて毎年、世界各地へ

パンを買いに行くパン旅行をする程の

パン好きで今年の夏はドイツに行く予定。

 

Q.特殊能力はなんですか?

 

A.光の速さでパンを買いに行ける事かな〜?

 

王道ガタキリバ(変身者:羽沢つぐみ)

「バンドやろうよ!!」

 

キャッチコピーは

無個性?イヤイヤ、努力に思いやりも個性です!

 

誕生日:1月7日

身長:156センチ

星座:カプリコーンゾディアーツ

趣味:入浴剤集め

 

Afterglowの中で最も普通な女の子で

突出した個性が無いと悩んだ結果

パンクロッカーやアイドルに

なったりする真似っこの使い手。

すなわち現代を生きる文化遺産。

隙が多いもののいつでも前向きで

多少の困難にもめげないところがチャームポイント。

 

Q.特殊能力はなんですか?

 

A.1人で複数の事が出来ます!

だけどその分おサイフに大打撃を与えます...。

 

荒廃しちまった現実と、ぐいぐい来る

仮想現実が混じり合って、

『俺』は、『ラーメン』を求めてバイクを走らせる。

空腹は、歓喜へ。ラーメンは、真理へ。

『こいつらOOO』は、なんかすごい展開へ。

ラーメンの新たな神話が

ここにはじまる! らしいよ。

 

________________________________

 

「という新しいマンガの設定を

昨日考えたんだけど〜?」

 

「ダメだと思う。」

「アタシ、そんなにソイヤッて言ってるか?」

「セクシータイフーンって何!?」

「無個性...。」

「俺もボツかなぁ。」

 




個人的、切ない変身ベスト3

仮面ライダーゼロノス
〈想い出アップデート〉

「ごめん。俺は忘れないから」

「桜井くん?」

「変身」

仮面ライダーダークキバ
〈終止符・さらば音也〉

「コウモリ擬き!!俺に力を貸せェ!!」

「父さん!駄目だ!!」

「変身...」

仮面ライダーダブル
〈残されたU/永遠の相棒〉

「いくよ翔太郎、最後の!/あぁ…、最後の!」
\サイクロン!/ \ジョーカー!/

「「変身!!」」
______________________________
ここだけの話
実は自分が演じるキャラを含めた
1人22役をこなした猛者(声優)がいるらしい


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