まさか二度も転生する事に成るなんて (静かなるモアイ)
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まさか二度も転生する事に成るなんて

連載すれば、エースも出てきます。


ああ…全く不思議な事も有るものだ。まさか、人生で二度も転生する事に成るなんてな。

 

最初の転生は覚えていない。そう言うのも、大型バイクの免許を取りに行った帰りの事だった。中型バイクに乗っているときに、疲れが溜まっていたのか立ちゴケ…簡単に言えばバイクを動かしていないのに倒れてしまう事をしてしまった。

ヘルメットを被っていた筈なんだが…教習所の駐車場で倒れたから死ぬことは無い筈だが、僕は大人気の漫画 One pieceの世界に転生してしまった。

 

あの大人気の漫画…僕もエースが死んじゃう所までは読んでいた。だが、エースが死んでからは読むのを辞めたんだ。ファンなら最後まで読むのが筋だけど、僕はショックで読むのを辞めてしまった。お陰でサボっていうもう一人の兄弟の存在を知ったのはOne pieceの世界で育ての祖父だったガープ爺ちゃんに山賊の元に連れられて会ったのが初めてだった。

 

エースやルフィと違って僕は海軍に入った。因みに僕はエースの二卵性の弟だ、双子の弟だけど普通の兄弟と変わらない。確かに僕とエースは似ているが、そっくりではない。僕の髪形はロジャーそっくりだったし雀斑はないしね。

 

僕の名前はポートガス・D・アイン。海軍本部所属の中将でリュウリュウの実…幻獣種のモデル バハムートを食べたドラゴン人間だ。因みにバハムートのモデルはFF10のごっついドラゴンだ。

 

死んだのは頂上決戦の最中。エースが死んだ後に、僕は黒ひげに殺られた。無理も無いか、僕は白ひげにドキツイのを何発も喰らい…白ひげからグラグラの能力を奪った黒ひげにヤミヤミの力で能力を消されて零距離で地震パンチを受けた。

 

その後の事は分からないけど…まあ、ルフィは無事に生き延びたと信じたい。因みに僕はアインとして二回目の異世界転生を経験した。

 

 

 

**********

 

ポートガス・D・アインは冒険者であり、職種は海軍だ。

 

彼は生前の世界で良く着ていた白い海軍の制服、正義の2文字が書かれたマントを羽織り…草原の上に立っていた。

 

「アインさーーん!助けてくれ!」

 

助けを呼ぶ声が聞こえ、アインは大きな溜め息を吐き出して声の方を見る。そこには大きなカエルに追い掛けられるジャージ姿の日本人 サトウ カズマが居たのだ。カズマは日本人であり、現代社会から転生してきた転生者だが特典は持っていない。まあ、アインも色々有って特典は持っていないに等しいのだが。

 

彼はこの世界で仲間と成ったカズマとアクアという、カズマが特典に選んでしまった少女の女神と共にクエストにやって来ていた。

クエストの内容はカズマが現在進行形で追いかけられている大きなカエル、ジャイアントトードの討伐だ。このジャイアントトードを3日で5体討伐するクエストなのだが、このジャイアントトードは人を丸飲みにする事が可能なのだ。事実、女神であるアクアはジャイアントトードに丸飲みにされてしまい、ピンクのカエルの口から脚だけを出していた。

 

「仕方無いか」

 

アインはポリポリと後頭部をかき、右手を青い龍の手に部分的だが変化させる。そして、指を武装色の覇気で強化して黒く染める。

 

アインは目にも止まらぬ速さで、カズマを食べようとしていたカエルの後ろに移動すると、右手の手刀でカエルを真っ二つに切り裂く。

 

「アインさん!」

「次はアクアちゃんか…てか、彼女も学習した方が良いよ。コイツ等に打撃は効かない。効くとしたら、皮の薄い頭頂部だけだ」

 

アインはアクアを食べていたカエルを睨み、覇王色の覇気を発動させる。すると、アクアを加えていたカエルは勿論、周囲に潜んでいたカエル達…20体は泡を吹いて気絶してしまった。

 

「カエルが失神した!?」

「覇王色の覇気。簡単に言えば…雑魚が百万匹居ても無意味な覇気さ。カズマ君にも教えたでしょ?」

「あの…スキル無しで覚えるの大変なんです」

 

覇気は訓練さえ積めば誰でも習得できる可能性が高いのだ。覇王色は生れつきの素質が肝心であり、カズマは覚える事が出来ないが。

 

「さてと…雑魚の止めは君が殺るんだ。後は脳天に剣を刺すだけ、簡単でしょ?(拝啓、生きている爺ちゃんとルフィ、そしてクザンさん。僕は異世界でも元気です)」

 

悪魔の実の能力者のニューライフとカズマの胃痛は始まったばかりだ。




因みに獣人形態の時に放つメガフレアは…かめはめ波です(笑)


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海軍の黒龍

カズマ君は無事にカエルを20匹倒すことが出来た。主に、カエルを覇王色の覇気で気絶させたアイン中将のお陰である。

日も暮れだし、アイン達は戦場と成り…多くのカエル達の血で濡れてしまった草原を見詰めている。多くのカエルは死んだことに気付いておらず、覇王色で意識を飛ばされた時にカズマに脳天を剣で刺されて死んだのだ。呆気ない幕切れであったが、それとは少し離れた所のカエル達は刃物ではなく、鋭利な鉤爪や手刀や足刀で倒されており、そちらはアインが倒したカエル達だ。

合計40匹のカエルを討伐したアインのパーティーだが…未だクエストは終らない。クエストの内容は3日でジャイアントトード5体の討伐であり、明日に報酬が手渡されるのだ。

 

「グスン…生臭いよ…」

 

ギルドの職員に回収されていくカエルの亡骸を眺め、アイン達は草原に座っていた。しかし、カエルに頭から飲み込まれたアクアはカエルの唾液や胃液でネチョネチョとしており、ヌメヌメとしている上に生臭い。

 

「だいたい…お前がカエル相手に殴り掛かるからだろ?アインさんだって言ってたじゃないか。カエルは頭頂部以外、打撃が効かないってさ」

「そんな事言ったって…てか!アインもパンチやキックでカエルを粉砕してたじゃない!アレは何なの!」

 

アクアはそう言うと、明らかに拳や蹴りで粉砕されて破裂しているカエルを指差す。そのカエルはアインが変身能力を使わずに倒したカエルであり、彼は武装色の覇気を用いて攻撃したのだ。これにより、本来は打撃が効かないカエルも見事に粉砕できるのである。

 

「アレだろ…アインさんが初日に教えてくれた武装色の覇気って奴だろ?お前のゴッドブローとか言う必殺技でカエルを倒したかったら、覇気を覚えろって事だ。

アインさんのお兄さん…えーと、エースさんか。エースさんも覇気が使えるじゃないか。アインさん程じゃないけど」

 

そう、この世界にはアインの兄であるエースも来ているのだ。兄弟は転生の特典として、生前に持っていた悪魔の実の能力を指定した。故に…実質だが転生特典は無しと言えるだろう。

 

「嫌よ!修行なんてめんどくさい!」

「スキルで覇気が覚えれたら楽だったんだけどな…アインさん?」

 

カズマは先程から、一言も喋っていないアインを見る。アインは見事に涎を滴、鼻からは鼻水の風船を作って見事に寝ていたのだ。

 

「寝てる!?」

「ふぁ!?あぁ~眠った。アレ、カズマ君、どうしたんだい?」

「アンタ色んな所で寝過ぎだろ!話してる最中や、食事中も寝るし!」

「ドハッハハ!アレは昔からの癖でさ。治ることは無いね」

 

アインはそう言うと、立ち上がる。そして、アインの身体がボコボコと筋肉が盛り上がっていき…みるみる内に大きな二足歩行のドラゴンへと変化した。

ゾオン系悪魔の実 リュウリュウの実モデル バハムートのドラゴン形態である。腕などは太く逞しく、背中には大きな輪が浮かんでいる。色は濃い紺色で、翼は大きく色は鮮やかだ。全長は数メートルは軽く有り、アインは四つん這いの体勢に成った。

 

「さあ…乗ってくれ。アクセルに帰ろうか」

「デケェェェ!?ドラゴンに成っても喋れるんですか!取り合えず、お言葉に甘えて…あの何処から乗れば?」

「ジャンプで背中に乗って」

「出来るか!!俺達の身体能力を考えて下さいよ!」

 

海軍時代は超人達が回りに多かった為か、彼等は普通にジャンプで背中に乗ってくれた。しかし、カズマは元ニートの少年、ジャンプで背中に乗ることは出来ないのだ。

 

「それは仕方無い。取り合えず、腕からよじ登って背中に掴まってくれ」

 

アインに言われ、カズマとアクアは腕から背中によじ登る。鱗が部厚いお陰か…カズマ達は滑らずによじ登る。待つこと3分で、カズマとアクアは無事にアインの背中に辿り着いた。

 

「それじゃあ…行くよ」

 

アインことバハムートは強靭な翼を羽ばたかせ、強風を巻き起こして飛び上がる。その力は凄まじく、何故か一緒に大きくなった海軍の外装に掴まらなければ、カズマ達は吹き飛んでしまうだろう。

アインは高度を上げると、もうスピードで加速していき…彼等が拠点としている町に向かって行く。やがて、30秒程で彼等が拠点としている町…アクセルが見えてきた。アクセルは城壁で囲まれた町であり、駆け出し冒険者の町として有名だ。

 

アインは高度をゆっくりと下げていく。急降下しても良いのだが、そうするとカズマ達が落ちてしまう可能性が有るからだ。事実、過去にコビー君とその相方は落下した。

 

アインはアクセルの城壁前に着地すると、カズマ達を背中から下ろす。そして、アインは元の人間の姿に戻った。

 

「いやあー。この世界に来てから初めてドラゴン形態で飛んだな!

ギルドの職員には能力を話してるけど、ドラゴンに成ると驚いちゃうからね!」

 

アインはそう言うと、アクセルの城壁の門を潜り中に入っていく。カズマとアクアも後に続いて城壁の中に入った。

 

その後、カエルの粘液ネチョネチョに成ったアクアは公共の銭湯に向かい、カズマとアインは先に冒険者ギルドに到着した。

冒険者ギルドは冒険者へのクエストの斡旋、冒険者の為の銀行や食堂等が有る。此処で出来るのは報酬の受け取りや倒したモンスターの換金、食堂での食事も食べることが出来るのだ。

 

今日討伐したカエルは食料として重宝されており、1匹5000エリスという金額で取引される。エリスとはこの国の国教の神様であり、通貨の単位でも有るのだ。

 

「はい。此方がジャイアントトードの売却金額です。お確かめ下さい」

 

ギルドの職員から、150000エリスという大金を受け取ったアインとカズマ。勿論、カズマに取っては今までの人生で最も高額なお小遣いだろう。因みに売却不可まで粉砕されたカエルも居るためか、貰える金額は少な目だ。

 

「殆ど…アインさんのお陰ですけどね」

「いやいや。20匹はカズマ君だよ」

「倒せたのはアンタが覇王色を使ったお陰なんですけど…」

 

何はともあれ、大金を手に入れた二人。カズマとアインは食堂のテーブル席に座り、飲み物を飲みながらアクアを待つことにした。飲み物はカズマがオレンジジュース、アインが大ジョッキのビールである。

 

「そういや…アインさんの世界って海賊とか居る漫画のような世界なんですよな?」

「まあね…僕は海軍、エースは海賊。向こうで生きている筈の弟は海賊、祖父は海軍だ。家族で所属がバラバラでね。前に話した悪魔の実を食べることで、変わった力を手に入れた人が多かったな」

「そうなんですか…」

「うん。僕の食べたゾオン系の幻獣種やエースの食べたロギア系は希少らしくてね、珍しいんだ。あと…僕と同じ名前の女の子も結構、チートな実を食べてたな…」

 

アインはそう言って…ビールをゴクゴクと飲む。飲むスピードは早く、瞬く間に大ジョッキのビールは空に成ってしまった。

 

「ふー、おかわり」

「飲むの早!?」

 

アイン中将…速やかに店員にお代わりをねだる。

 

「そういや…アインさんって向こうでどのぐらい強かったんですか?」

「階級は中将。大将の一個前だね、爺ちゃん曰く…大将の一歩手前程度の強さで…近々に最年少の大将に任命されるかもって言われたな」

「ウルトラエリート!?」

 

それに比べてカズマ君はニートである。

 

「そういや…カズマ君、君は魔王を倒したいんだね?だったら、仲間は誘うべきだ。僕は勿論、手伝うし…エースも協力してくれるかも知れない。

だけど、他にも仲間は必要だ。先ずは掲示板に仲間を募集するチラシを貼ろう……Zzzz」

「寝ちゃったよ!この人!」

 

だが…カズマは知らない。集まってくるメンバーは何れもが個性的で愉快な仲間達で有ることを。




次回!めぐみん、降臨!?

めぐみん…悪魔の実に惚れる!?


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爆裂魔法の中二少女

めぐみん…遂に登場!


翌日の昼過ぎ…アインはギルドの食堂で誰かがやって来るのを待っているカズマとアクアを見付けた。だが…二人の表情は暗く、元気がない。

 

「あれ…どうしたの?」

「実は…アクアが冒険者パーティーメンバー募集のチラシを作ってくれたんですけど…」

 

カズマはそう言うと、アクアが製作したパーティーメンバー募集のチラシを机の上に置く。

そこにはアクアの書いた字で、こう書かれていた。『偉大なるアークプリースト アクア様と共にクエストに向かうパーティーを募集中。現在、アクア様は二人の冒険者と海軍を仲間に加え、クエストを行っていますが人手が欲しいのです。

採用条件は上級職に限る。それと、共にアクア様と共にクエストに向かうと…人生の運気が上がったり、楽しいことが一杯です!』

 

そのチラシを読み終えたアインは深く溜め息を吐き出して、カズマの隣に座った。

 

「いや…これじゃ来ないよ?」

「ですよね。俺だってアクアにアドバイスして、これでもマシに成った方ですよ」

 

なんという事でしょう。このチラシは改良を加えた物であり、最初はもっと酷い物だったのだ。

 

「第一…ここは駆け出し冒険者の町だ。僕やエースは兎も角、殆どの冒険者はルーキーと言って良い。上級職なんて数える程しか居ないよ?」

 

アクセルは駆け出し冒険者の町であり、殆どの冒険者は新人だ。それでも初めから上級職に成れる素質が有る冒険者も存在するが、彼等も実力は低い。例外として、何らかの特典を持った転生者、アインやエースの用に前世から普通に強かった者達は強いが…そんな冒険者は基本的に早々にアクセルから旅だって行くだろう。

 

「ほれ見ろ…アインさんの言う通りじゃないか」

「でも!私達には強い仲間が必要よ!」

「まあ…3ヶ月有れば、贅肉たっぷりな泣き虫少年も立派なマリーンに鍛えた僕の教えが有れば、戦力には成るね」

 

アインは思い出す。祖父ガープに託され、ひよっこだったコビーとへ…何とか君をいっぱしの海兵に鍛え上げた経験と実績が有るのだ。

 

「あの…もしかすれば、俺もその修行を?」

「カズマ君が望めばね?具体的には…僕が砲弾を手で投げるから、気合いで避けてくれ。1000発位なら投げられるから。能力を使わずにね」

「絶対やだ!死ぬ!マジで死ぬ!!」

「これを僕は10歳の時に受けたけどね」

「それ…もう虐待の領域だから!!」

 

カズマの脳裏に筋肉モリモリマッチョなmuscleが浮かび上がる。勿論、これはアインの祖父のイメージなのだが、大体合っているのだ。

 

「どんな…お爺ちゃんよ!?本当に老人?」

「うん。70は超えてたな。最盛期は山をサンドバック代わりにして幾つも粉砕してたっけ?」

 

ガープ中将。完全にカズマとアクアの脳内で人外に認定される。

 

「まあ…僕も部下に似たような事をしてたな」

 

アインは思い返す。これは彼の生前の話だが…

 

『逃げるな!コビー!』

『待ってください!中将!僕死んじゃいます!!』

『気合いで避けろ!!』

 

野球ボールのように高速で投げられる大砲の砲弾。この砲弾の重さは20㎏以上は有り、一般の海兵は重そうに両手で運ぶ物だ。しかし、アインはそれをドッチボールの球を投げるように扱い、目の前の少年 コビーに向けて投げ付ける。しかも、大砲から砲弾を放つよりも、早い速度で砲弾を投げたのだ。

 

『あの…アインさん。何だか、そういう所がガープ中将にそっくりですね』

『麦わらよりも似てそうだな。二人揃って自由だしな』

 

扱き、扱かれるコビーを見て…アインの部下であるスモーカー大佐とたしぎ少尉はそう言った。

 

『よし!次は龍人に成って投げるから!』

『それ死んじゃう奴!スモーカー大佐も死んじゃう奴!』

 

 

 

「良く…コビーは耐えれたな」

 

回想を終わり、アインは向こうで頑張っている筈の部下達を思い、そう言った。

 

「アンタも鬼畜じゃないか!!」

「いや…コビーが海軍将校に早く成りたいって言うからさ。最短ルートで鍛えた。

因みにもう一人の直属の部下である、たしぎちゃんは普通に鍛えた」

「コビー君が可哀想何ですけど!!」

 

コビー君、地獄の修行を耐え抜き…2年後には立派な海軍大佐と成っている。

 

「ちょっと待って!誰かが私の書いたチラシを見て、此方に近付いてくるわ!」

 

突如、アクアがそう言ってカズマとアインは掲示板の方を見る。掲示板の方からは明らかに魔女っ子と言える服装をした少女が杖を持って此方にやって来た。彼女の目には眼帯が着いており、少し中二心を刺激する。

 

少女の年齢は間違いなく、カズマよりも幼く…13歳位だろう。

 

「我が名はめぐみん!紅魔族随一の天才にして、最強の攻撃魔法 爆裂魔法を操る者!」

 

めぐみんと名乗った少女は魔法使いのローブをバサッと広げてポーズを取る。しかし、余程お腹が空いていたんだろう、腹の虫が彼女のお腹から鳴いた。

 

「お腹が空いたのかい?これでも食べるか?僕の非常食だ」

 

アインはそう言うと、ポーチから非常食の菓子パンを取り出した。クエスト中に腹が減ったときの為に買っていた代物だ。

 

「ありがとうございます!」

「序にご飯も食べたら良いよ。パーティーメンバーに入りたくて来たんだろ?僕はアイン、ポートガス・D・アインだ。宜しくね」

「はい!」

 

菓子パンを物凄い勢いで食べ終えためぐみん。彼女は続いて食堂のご飯も注文し、そのメニューも食べていく。

 

「職業はアークウィザードか」

 

めぐみんが食べている間、アイン達はめぐみんの冒険者カードを確認する。そこには間違いなく、アークウィザードと書かれており、彼女の職業はアークウィザードだ。

アークウィザードはウィザードの上位職であり、簡単に言えば全ての攻撃魔法を扱える魔法使いだ。その魔法から織り成す威力は凄まじく、モンスターを消炭に変えることだって出来るのだ。

 

「しかし…めぐみんって名前か。良い名前じゃないか」

「本当ですか!」

「うん。僕の周りはユニークな名前が多かったからね」

(ちょっと待て!?明らかにめぐみんって名前は変だろ!)

 

カズマは色々と思うことが有るが、取り合えずめぐみんの面接は完了した。

 

「取り合えず…君の力を見たいから、今からカエルを倒しに行こうか」

「はい!」

 

しかし、カズマは思わなかった。めぐみんは1日に1度しか魔法が使えず、アインも結構…中二病が入っていた事を。




次回!レッツ爆裂!

滅びのバーストストリーム!雷切!

それ…パクりじゃねぇぇか!?


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人類最強の攻撃魔法 爆裂魔法

カズマ「このパーティー…全員が問題児だ」


めぐみんの食事を終えて、アイン中将と愉快な仲間達は草原にやって来ていた。もう、カエルは倒さなくて良いのだが、めぐみんの強さを確かめる為とお金の為にもたおした方が良いだろう。

 

「私が使う爆裂魔法には詠唱が必要です。詠唱が終わるまで、カエルを引き付けて下さい」

 

めぐみんが用いる爆裂魔法は強力な魔法。その分、詠唱の時間や消費する魔力が大きいのだ。確実に爆裂魔法をカエルに当てるためにも、アイン達は詠唱が終るまでめぐみんを守る必要が有るのだ。

 

「分かった。それじゃあ、僕らは近くのカエルを倒しながら、時間を稼ごう。

めぐみんちゃん。あの遠くに見えるカエルは標的に出来るかな?」

 

アインは遠くに見えるカエルを指差す。強力な魔法は近くの冒険者も巻添えを喰らう、アインは大丈夫だがカズマは巻添えを喰らえば大ケガを負いかねないのだ。

 

「出来ますよ。では、お願いします」

 

めぐみんはそう言うと、杖を両手で掲げて詠唱を唱え始めた。

 

「さてと、僕達は近くのカエルを倒すよ。アクアちゃん、今日は武器である杖を持ってきてるし、プリーストらしく後衛を「このカエル!私の裁きの一撃を喰らいなさい!!」あらまー」

 

だが…アクアはアインの忠告も虚しく、杖を槍のように構えてカエルに向かって突っ込んでいく。

 

「喰らえ!!必殺!ゴッドレクイエム」

 

説明しよう!ゴッドレクイエムとは、女神の愛の鎮魂歌であり、アクア様が杖で打突を与える必殺技だ。相手は死ぬ!!

 

だが…カエルは頭頂部以外の部位に打撃は通じず、打撃を与えたければ武装色の覇気を使うしかない。しかし、アクア様は覇気を覚えめおらず、カエルの柔軟な皮膚と豊かな志望はゴッドレクイエムの衝撃を分散して吸収した。

 

「カエルって…結構可愛いと思うの」

 

そしてアクア様はカエルに頭からしゃぶられてしまい、見事に唾液でベロベロに成るのだった。

 

「アクアー!?」

「あーあ、やっぱりだ」

 

取り合えず…アクアを食べようとしていたカエルはアインが覇王色の覇気で意識を飛ばされ、見事に倒れる。しかし、アクア様は助かったが…カエルの筋肉も硬直してしまい、口から抜け出すことが出来ない。

 

「ちょっと!?助けなさいよ!」

「アインさん。どうします?」

「後で良いよ」

 

アクア様、仲間に見捨てられる。消化される心配は無くなった為に、命に別状は無いだろう。

やがて、めぐみんの詠唱が完了したのか…めぐみんは必殺技を放つ。

 

「エクスプロージョン!!」

 

放たれた爆裂魔法はめぐみんが標的としていたカエルに直撃し、カエルを木端微塵に粉砕する。煙と爆発が消えた跡には大きなクレーターが出来ており、カエルは木端微塵に遺体が残らなかった。しかし、めぐみんは力を使い果たしたのか…俯せに倒れてしまった。

 

「えっ?」

「爆裂魔法は最強の一撃。故に…放つと魔力を根刮ぎ持っていかれます。要するに…魔力が枯渇して動けないです」

 

そう…爆裂魔法は放つのに使う魔力が尋常でなく、めぐみんは放つと身体の全魔力を消費して動けなく成ってしまうのだ。

 

そして、近くの地面から無数のカエルが出てきた。間違いなく、めぐみんが爆裂魔法で起こしてしまったカエル達だろう。勿論、このままでは元気なカズマと倒れためぐみんはカエルの餌に成ってしまうだろう。

 

「ぎゃああ!?アインさん!!カエルが!!」

「良し…久し振りに暴れてみるか?」

 

迫り来るカエル達。だが…海軍トップクラスの力を持ち『自由の正義』を掲げる海兵の若きエースは人間とバハムートの中間体 龍人形態へと変身する。言うならば、今の彼はドラゴン人間だろう。

蟀谷からは角が生え、犬歯が鋭くなる。だが…変化は未々続いていく。両腕両足は逞しいバハムートの物に変化して、臀部からは強靭な尻尾が生える。背中から空を舞うための強靭な一対の翼が生えて、背中に輪が出現する…そこ、メガフレアを放つ際の風車とか言わない。

 

「ドラゴン人間に成っちゃった!?」

「これが、リュウリュウの実 モデル バハムートの龍人だよ。まあ…獣人形態とも言うけどね」

 

龍人へと変化したアインは迫り来るカエル達を見て、両手の掌に白い波動を圧縮してエネルギーの弾として放つ。

 

「インパルス!!」

 

放たれた白い波動はインパルスと言う技名のようで、着弾と共に大きな爆発を引き起こして多くのカエルを消し飛ばした。

 

「やべー…巻添え喰らったら、絶対に死ぬわ。てっ!此方にもカエルが!!」

 

しかし、カエルは未々存在しており…アインは左腕にバチバチと電撃の魔力を纏う。

古き時代より、ドラゴンは魔法を使うことが出来る。その為に、アインは魔法を使うことが出来るのだ(FF限定)。

 

「剃」

 

剃…六式と呼ばれる特別な体術の一つで、地面を10回以上、目にも見えない速度で蹴ることにより神速で移動する技だ。

 

「雷切!!」

 

神速でカエルの前に現れたアインは…カ○シ先生の必殺技である雷切を再現し、カエルを粉砕した。

 

「ちょっとまてぇぇぇ!!それってパクりじゃねぇぇか!?」

 

カズマの突っこみは響くが、アイン中将のカエル虐めは続く。

 

『お前!楽しんでるだろ!!(カエル)殺しをよぉ!』

 

何やら、マッチョなオカマのような声が聞こえたが、アイン中将は左腕を掲げて魔法を使う。

 

「ブリザガ!!」

 

アイン中将の周辺にいたカエル達は凍結され、砕け散る。

 

カエル達はアイン中将の強さに怯え、逃げ出したが…アイン中将はバハムートに変化して大きな口を広げ、口にエネルギーを溜めて放出した。しかし、輪は回転して無かった為に、メガフレアでは無いだろう。

 

「滅びのバーストストリーム!!」

 

某青い眼の白い龍の必殺技を放ち、逃げるカエルを吹き飛ばしてしまった。

 

「…アレだ…やっぱり、アインさんは頼りに成るけど…アクアやめぐみんと同じく、ダメな人だ」

 

アイン中将…ダメな人認定をされる。しかし、カズマはアークウィザードのめぐみんを仲間に加えたのだった。

 

 

 

その日の夜、アインは裏路地の店に来ていた。何故なら彼は素手でも戦えるが、海軍時代は刀を使っても戦っていたのだ。

 

「ほう…良い眼をしているな。私の店では一定以上の実力が無いと、武器は手渡さないが…良いだろう。青年、お前なら武器を作ってやろう」

 

この店は変わった店であり、一定以上の実力が無いと武具を買うことが出来ないのだ。店主は髭が立派な老人であったが、腕は確かそうだ。

 

「刀はないか?」

「刀?作り方は知っているし、何本か作った事は有る。大昔に…刀という物を見せてもらったからな。

リョーマという男は実に良い刀を使っていた。お前さん…前に使ってた刀はどんな刀だ?」

「刀身が黒い刀何ですけど…長さは120㎝程かな?名は確か…」

 

アインは生前の思い出を思い返す。

 

ある日の事だった。たしぎが海兵学校を卒業し、アインの部下に成った頃の話だ。二人は歳が近い事も有ってか仲は良かった。

 

『中将って何時から能力者だったんですか?』

『特例で海軍に入った時が14歳で、僕が大佐に昇格した頃だから…17歳の時か。それまでは爺ちゃんに教えて貰った覇気と刀で戦っていたんだ。流石に閉鎖空間では刀で戦うよりも、素手で戦った方が良いから六式も覚えたけどね』

 

17歳で覇気と六式をマスターしたアイン。やはり、Dの血筋であり海賊王の息子の片割れの才能は底知れなかったのだろう。

悪魔の実を食べたのは…腹が減ったから。

 

『刀って…その腰に提げてる刀ですよね?刀身の長さは太刀のようですが…見せてくれませんか!?』

『たしぎは刀剣が好きだね…はい』

 

たしぎに愛刀を手渡すアイン。

 

『こっ…この刀身…もしかして!上業物の!』

『これ、そんなに凄かったの?クザンさんに付き添って敵を倒した時の戦利品だったんだけどね』

『この刀の名前はですね…』

 

「黒刀 皇龍」

「すまんが…黒刀は作れそうに無い。だが…気に入る刀は作ろう」

 

アインは愛刀の代わりを見付けれるのか!?

 

(まあ…覇気を使えば、全部が黒刀に成るからね。何とか成るか)

 

問題はアインの馬鹿力+龍人形態のパワーアップの筋力で折れないかだ。

 

一方、カズマ君は新たな問題児と出会っていたのだった。




次回!エースとダクネスが降臨!?そして、カズマが力に目覚める!?

アインが訪れた店はゲームで言えば、全クリしてからの隠し要素で行ける店です。故に…カズマ君はご利用出来ません(笑)


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その技の名前はスティール!!

クズマさん、誕生の瞬間であった。


翌日。アインは例の武具屋の店主を訪れていた。理由は簡単、刀が出来た為に受け取りに来たのだ。

 

店の中では店主が何やら整備をしており、アインがやって来るのを待っていた。

 

「来たか…青年。これが、君の刀だ。とは言え、君が過去に使っていた刀と比べれば強度は落ちる。だが…切れ味は保証しよう」

 

店主はそう言うと、刀をアインに手渡した。正確には一般的に刀として伝わる打刀ではなく、太刀の種類の為に腰に紐を通して提げるのだ。その為か、アインは鞘に付けられた付け紐を腰のベルトを通す穴に括り付ける。生前もこうして、黒刀 皇龍を装備していたのだ。

太刀は打刀と違い、刃の部分が上ではなく峰が上の状態で提げる。その為に、抜刀の速度を利用して抜打ちとして相手を直ぐに切ることも出来るのだ。因みに部下のたしぎは打刀の為に、提げた時にベルトを通している感じだ。

 

「様に成ったな…君は両利きかね?自棄に筋肉のバランスが良いな?」

「右利きですよ。狭い空間…洞窟や屋内では素手で戦う時が多いですからね。洞窟とかでは、無闇に太刀や長剣を振るうと壁や天井に引っ掛かる。引っ掛り、剣を抜くまでに敵の反撃を受ける可能性だって有りますからね」

「剣士としては…邪道だが、冒険者や戦士としては正解だな。御代は初回サービス込みで30万エリス頂こうか」

 

料金は昨日の段階で言われており、アインは30万エリスの硬貨が入った袋を店主に手渡した。

 

「うむ。代金は貰った。では、君の冒険に幸アレ」

 

店主にそう言われて、アインは笑みを浮かべて店を出る。とは言え、刀をぶっ壊せば来ることにも成るだろうし整備も必要だ。その時に…店主とは出会う事に成るだろう。

 

太刀を受け取り、ギルドの食堂に向かうとカズマがめぐみんとアクアと共に何かを話していた。

 

「あっ!アインさん!!良いところに来てくれた!」

「どうしか…したのかい?」

「昨日の事なんですけど…新たなパーティー希望者が来ました」

 

そう…昨晩の事、カズマの元にパーティー希望者が訪れたのだ。

その人物の名前はダクネス。歳はカズマよりも年上の少女であり、職業はナイトの上位職であるクルセイダーを生業としている。しかし、条件は合っているのだが…カズマの問題児発見センサーに見事に反応してしまったのだ。

 

「何か…問題でも?今のところ、前衛で戦えるのは僕だけだ。カズマ君は未だ自分の戦い方を見付けていない素人であり、アクアちゃんとめぐみんちゃんは後衛。これからの事を考えると前衛はもう一人、欲しいんだ」

 

そう…このパーティーで前衛が出来るのは現在、アインただ一人。めぐみんとアクアは言わずもがなであり、カズマは自分の戦い方を見付けていない。その結果、もう一人の前衛が欲しいのだ。

 

「まあ…そりゃあ…そうですけど」

「なんだよ!ダクネスが言っていた入りたいパーティーって、アインとカズマの所だったのか!」

 

ふと、聞き覚えの有る声が聞こえて、アインとカズマは声の方を見る。そこにはアインと良く似た海賊の男 エース、そしてアインの見知らぬ金髪の少女と、顔に傷が有る銀髪の少女がいたのだ。

 

「エース!」

「よっ!アインは知らなかったな。此方はダクネスとクリス。俺の知り合いで、聞いていると思うがダクネスはお前んとこに入りたいそうだ」

 

エースはアインの双子の兄だが、彼も能力者だ。食べた実はメラメラの実。炎を操り、炎その物にも成ることが出来るのだ。物理攻撃をすり抜ける事が出来るために、ダメージを与えるには覇気を使うか、属性ダメージを与えるしか無いだろう。

 

エースはアインの隣に座り、ダクネス達も近くの席に座る。

 

「成る程ね。どうも、ポートガス・D・アインです。兄が何時もお世話に成ってます」

「私はダクネス。クルセイダーを生業としてるんだ」

「私はクリス。職業は盗賊だよ。君の事はエースから聞いたよ、何でも近接戦ならエースよりも強いんだって?」

 

そう…近接戦や覇気の使い方ならエースよりもアインの方が分は有る。何故なら、アインは海軍に入ってからガープや青キジ(本名 クザン)から覇気の英才教育を受けたためである。

 

「いや、エースの方が強いかも」

「覇気なら間違いなく、アインだな。俺は覇王色と武装色しか未だ使えないし、俺はアインと違って能力で戦ってきたからな…覇気は未だ未熟なんだよな」

 

能力を駆使した中から遠距離が得意な兄のエース、ゾオン系幻獣種のフルパワー+覇気で近接戦が得意な弟のアイン。調度仲良く戦い方が別れている。

 

「あの…俺、冒険者何ですけど…スキルの習得の欄を見ても、覇気が無いんですよ」

「そりゃあ…覇気は剣術や魔法と違って、自力で覚えるしか無いからね」

 

職業 冒険者は一度見たスキルならどんな物でも修得できる。その為に、カズマは一度見たスキルならどんな物でも習得する事が出来るのだ。更に、この世界では罠解除のスキルや魔法スキル、剣術スキル等が存在しており、それらのスキルを覚えるだけで技能を手に入れる事が出来るのだ。

スキルポイントを使うことでスキルを覚えることができ、スキルポイントはレベルが上がる毎に増えていく。冒険者の強さや才能が高ければ高いほどに、貰えるスキルポイントは多くなる。つまり、元ニートで一切の修行をしておらず才能も無いカズマ君はレベルが上がってもスキルポイントを1しか貰えないのだ(修行して肉体レベルが上がれば貰えるスキルポイントも増えるが)

 

「カズマ。スキルに困ってるなら、俺が盗賊関係のスキルを教えてやろうか?俺の職業は海賊、レアな職業だが盗賊の上位亜種だ。3つほど、この場で教える事が出来るが…どうする?ダンジョン攻略も楽に成るぞ」

「エースさん!!マジっすか!」

「ああ、マジだ。よし、アインにクリス…手伝ってくれ」

 

こうして、カズマ君は二番隊隊長 エース隊長の好意に甘えてスキル習得を目指すのだった。

 

エース隊長、アイン中将、盗賊のクリス…そしてスキルを習得したいカズマ君はギルドの側に有る広場にやって来た。

 

「さてと…それじゃあ始めるか。俺がカズマに教えるスキルは3つ。1つは気配遮断、2つが気配探知、3つがスティールだ」

「スティール?」

「そうだな…見せた方が早いか。スティール!!」

 

エースはアインに右手を向けて、スティールと言う。すると、エースの手には青いハンカチが握られていた。

 

「あっ僕のハンカチ」

「これがスティールだ。相手の物を盗むスキルだ、盗賊らしいだろ?」

 

エースはそう言うと、ハンカチをアインに返す。

 

「次は気配遮断と気配探知だ。気配探知はアインが使う見聞色の覇気の下位互換だが…冒険者なら教えて貰えれば誰でも修得できるが、見聞色のように物の動きは分からない。

気配遮断は自分の気配を消して、動くことが出来るんだ。ダンジョンに入り、モンスターに気付かれずに進むことが出来るぞ。よし、俺は今から隠れるから…十秒たったら探してくれ」

 

エースはそう言うと、隠れる。エースが隠れてから十秒後、カズマはエースを探すが…エースは気配を隠しているために見付からない。

 

「あっ…アレ!?」

「エースなら此処だよ」

 

アインは見聞色の覇気でエースを見つけ、木箱の裏手にエースを見付ける。

 

「えっ!?其所に居たんですか!?」

「これが気配遮断だ。まあ、気配探知でカズマの動きも見てたし、冒険者カードを見てみろよ。スキルが覚えれる筈だ」

 

エースに言われ、カズマは冒険者カードを確かめる。そこには先程エースが教えてくれた3つの盗賊スキルが書かれていた。

気配探知、気配遮断、スティールは何れもスキルポイント1で覚えることができ、直ぐに習得する事が出来たのだ。

 

「よし!スティール!!」

 

カズマは覚えたてのスティールをアインとエースに放つが…何も起こらなかった。

 

「ありゃ?」

「たぶん…僕やエースがカズマ君よりも強過ぎるのが原因じゃないかな?」

「成る程…それじゃあ、クリスに使うぞ!スティール!!」

 

カズマはスティールをクリスに放つ。しかし、クリスの持物は見た感じでは取られていない。しかし、カズマの手には確かに何かが握られており、間違いなくスティールは成功した。

 

カズマは恐る恐る、手の中を確認する。その中には白くて立派なパンティーが握られていたのだ。

 

「当たりだ当たり!大当たりだ!!」

「いやぁぁぁあ!パンツ返して!!」

 

カズマ容疑者、クリス被害者からパンティーをスティールする。未だ昼前の光景でありながら、彼は笑顔でパンティーを振り回すのだった。

 

そして…

 

「Zzzz」

「寝ちゃったよ!?コイツ!?」

 

アイン中将…兄であるエース隊長の隣で立ったまま寝る。




次回!キャベツ終了のお知らせ。


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