こんな戦記あったかも (普通のアンへル推し)
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1話

この小説を見ていただき感謝します。
私は所詮にわか程度の知識しかございませんしキャラ崩壊する以前にキャラを知りきれてませんが暖かい目で見ていただきたいです!
ではどうぞ!


 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺は死んだ…それこそ呆気なく死んでしまった。

自分は将来最後は病気で亡くなるのだろうと、天に召されるのだろうと思っていたがまさか………

 

 

 

 

 

「【脱水症状】は無いだろぉ!!!!!!!!!!!!」

 

 

炎天下の中水分とらないで汗水を垂らしすぎたのが原因で死ぬなんて…遺族にめっちゃ笑われるよ!

 

ふあっくしょい!

 

ほら!誰かが俺の事を噂してるんだよ!

 

うわ~あいつ脱水症状で死んだのかよダッセーとか!

 

いい!?ちゃんとお水を飲まないとあんな風になっちゃうからね!

とかさぁ…

 

 

まぁ!いい!死んでしまったら仕方ない!ここは諦めて死後ライフを楽しもうじゃないか!

 

 

「あーそろそろ独り言は終わったか?」

 

うぉ!聞かれてたのか恥ずかしい~

 

「まぁ恥ずかしがるのはいいんだが少し話を聴いてくれないか?」

 

あっ…はいすいませんどうぞお話しください。

 

「聞き分けが良くて助かる。先に自己紹介をしておこう。

一応神としてやってる。よろしくな?」

 

へぇー神様なのね閻魔じゃないんだ。俺キリスト教信じてない信じてないんだけどね。

 

「そう!それ!キリスト教を信じてないってのが問題なんだ!」

 

日本人は無宗教が多いからね。

 

「そこで我々は宗教を広めてもらうべく転生をさせてるんだが」

 

はぁそれで俺やって貰いたいと‥?

 

「まぁそういうことだ。やってくれるか?」

 

その前にいくつか質問ok?

 

「いいだろう」

 

まず転生先を教えてほしい

 

「あんまり詳しいことは言えんが。戦争真っ只中と言っておこう。」

 

分かった。転生をするのは俺一人か?

 

「いや。もう一人いるそいつはまた違う神によって説明を受けてるがな」

 

ちなみに男?

 

「ああ。サラリーマンで合理主義といえばいいか。」

 

合理主義ねぇ‥分かった。ちなみに転生するのはいいがなんか武器とか無いか?流石に転生してすぐに殺されるのはまずい。

 

「それに関しては問題ない。もう付与してある。」

 

本当は自分の事が分かってないのはあまりよくないが分かった。

 

それと。そちらから俺に対して干渉できるのか?

 

「いや。よっぽどの事がないと干渉できん。」

 

そうか。分かった

こんなもんかな?

 

「ふむ。思ったより早めに終ったな。先に転生してしまうか。」

 

ちなみにここでの記憶は?

 

「心配するな残ってる。じゃあ転生を始めるぞ。」

 

ああ頼む…あとひとつ言っておくが。

 

「なんだ?もう転生が完了するぞ。」

 

俺は宗教を広めることにyesなんて一言も言ってないからな?そこんとこよろしくな?

 

「何!それはどういう…」

 

んじゃな?神様《クソッタレ》

 

 

 



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2話

今回から物語に入っていきます…が!にわか程度しか知りませんゆえに飛ばし飛ばしになります。
主人公の幼少期などあってないようなもの程度に考えておいてください。

ではどうぞ!


ん…転生は…完了した…のか?

 

うむ…手は小さいしお肌はツルツル!泣くことしかできない赤ちゃんになってるのか、

ちなみに…下のほうは…よかったぁぁぁぁ!ちゃんとある!

 

で?どういう状況だ?

 

ふーん…それなりに良いところに転生させたようだな。

一般市民…市かどうかすらあやしいがまぁ一般人だろう。

 

言葉はどうだ?日本語…だと嬉しいが。

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

 

おっ?誰か喋ってるな。

 

「とーーーうーーーーたーーーーーーか?」

 

おお?!聞こえるし分かる!これはありがたい!

 

これもクソッタレ(神)のお陰か?

 

カタンカタンカタンカタン

 

歩いてきてるのか…目を開けておくか。うっ…まだぼやけるな。

 

「起きたかい?さぁご飯の時間だよ?」

 

ご飯?この歳で物を噛むことはできないよな?…じゃあ?!

最後に見えたのは豊かな母性の象徴だったと諸君には伝えておこう

 

 

…とまああの初めての食事からはや12年が過ぎこの世界の色々な事が分かった

 

まず俺が住むのは帝国と呼ばれる場所で戦争真っ只中

ここら辺はあのクソッタレが言ってたことと同じだった

で、ここからが重要なんだがこの世界には魔法があるらしくそれも用いて戦争しているらしい。

 

そして最近分かったことなんだが俺には相手の思考が読めるらしくそれに通じて相手が使う魔法の術式も使うことが(一応)可能らしい。

魔法は頭の中で術式を描いてそれを使うらしいからな思ったとうりに使うことができた

 

ん?家庭の話?じゃあしておくと

 

まず母親のエルダ・エルレヴィ

 

まぁ美人だしモデル体型だし優しいし前世に欲しい母親ナンバー1にはいるレベルの母親だ

 

次に父親はフィル・エルレヴィ

 

キン肉マンを思い出すような筋肉と豪快な顔つきでよくやらかして母親に怒られてる

 

だが二人とも今はもう亡くなっている…理由?…簡単だ…母親は美し過ぎたんだ…それ故に男からのそういう目や女の嫉妬をかうこともあり殺そうとしてきた奴等を父が庇いって母親が俺を隠したところで母親も殺されてしまった。

 

俺?わかった

 

ディルク・エルレヴィ

 

容姿は普通で性格は少し変わった子ってのが周りの評価だろう。金には困ることは無かった。あの二人はかなり貯金していたらしく。家は仲が良かった老人の家に住まわしてもらって住み込みで働いているって感じになっている。

 

こんなもんでいいか?

 

で現在はこの世界の情報を集めながらこの帝国を歩き回っている

 

ガヤガヤ

 

いつもどうりここはうるさいな…どれ?道を外れて歩いてみるか…

 

 

 

 

 

 

 

歩くこと10分位

 

カツカツカツカツ

 

静かな道だな…ここが貧困層か…

 

ガサガサ!

 

ん?箱?この中に何かいるのか?

 

 

はこの中にいたのは金髪で容姿の整った赤ちゃんだけならいいのだが思考を読んでみると

 

「おお!いいところに来た!さぁ私を拾え!そして養うのだ!」

 

コイツッ!めっちゃ上から目線だな…どうしようか…置いてってやろうか?

 

「ん?何処へ行く!こんなに可愛い赤ちゃんがこんなところで一人いるのだぞ!?どう見ても捨て子だろ!拾うしかないだろ!お願いだから拾ってくれぇ!」

 

めっちゃ独り言激しいな…でもここまで思考できる赤ちゃんか…うーんでも転生されたのって男って聞いてるし…

 

 

「くそ!なんか起きたら幼少になってるし!信仰広めろって割りにこんな世界に送りつけるし!全て存在Xのせいだ!

次あったら殺してくれる!っととそれより今は拾ってもらわなきゃ餓死コースだ!頼む拾ってぇ!」

 

 

転生者お前かw

 

ん?なになに下になんか書いてあるぞ?

 

「ターニャ・デグレチャフ」

 

ふーんまぁお互い転生させられた仲だ拾っておくことにメリットはあるだろう…

 

よし!赤ちゃんゲットだぜ!

 

 

 

「お!拾う気になったか!ここはひとつ泣いてでもして何か口にいれなければ!そしてゆくゆくはこの容姿に任せてこいつに一生養ってもらうとしよう…クックックック!」

 

拾ったの間違えだったかも…

 

 

 




なんか中途半端な終わりかたですが許して!
次回!更新不定!


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3話

少し見ない内にUAが300を越えてました!
皆様ありがとうございます!

ではどうぞ!

追記どんどん飛びますよ~?


あの出会いから数年がたち俺は軍(と言っても後方支援のようなものだが)に入り。

我が妹?ターニャも3歳になり言葉をよく話すようになった

 

「ディルクにぃ~ごはん~」

 

なんて表では凄く可愛いのだが

 

「ちっ!なんでこの私がこんなやつを兄と呼ばなければならないのだ!早く独り立ちしてやる!そして楽々ライフを…ヒッヒッヒ」

 

とまぁ相変わらず黒い腹してるなぁと薄ら笑いをしながら暮らす日々もなれていた…はず…。

 

 

ターニャside

 

この男、ディルクに拾われてから私は3年の時を過ごしたがこの男は凄く有能だ!私のやって欲しいことを次から次へとやってくれなおかつ作るご飯が時代に合わぬ位上手かった。

 

別にこいつの元で一生暮らすのも悪くないが…これでも努力でエリートにまで上り詰めたこの私だ!いつまでも厄介になるのも私のプライドが許さない!

 

だが…こいつの手から離れるリスクも大きい故に離れるタイミングが掴めない…まぁそんなことを3歳で考えるのも違うと思うが…

 

それにしてもまったくこの世界はなんて非合理的なんだ!

戦争なんてやるだけ無駄じゃないか?!

人と人が殺しあうなんて無駄の結晶のような物だ

 

だがこれは逆にチャンスとも言える…前世ではいわゆる軍オタだった私にとっては素晴らしいシチュエーション!

 

後方で軍務に着ければ安定して生活できるし、存在Xの思惑どうりにもならない!正に一石二鳥!

 

くくく…あまりに完璧すぎて笑いがでてくる…おっとこいつ(ディルク)がこちらを見て不思議そうな顔をしている…こいつも軍にいれれば…いやそれじゃ意味がない

 

とにかく!軍にはいることが私の今の役目であることが確認できた…軍の要請なんてあればいいのだが…

 

 

ターニャsideout

 

 

なーんかこいつ物騒なこと考えてやがるなぁ?

素直に俺を褒めるあたり認めてはいるんだろうが…

こいつが軍に入るのかぁ~まぁ俺は止めねえけどよ…

ん?止めるべきじゃないのかって?

本人のやりたいようにさせるのも教育の一環だろ?

 

となるとあと4年位か?軍の学校に入れる年齢と時期的に…

となるとあの家どうするか…今俺はターニャがいるから家にいれるが…軍に戻れば寮生活まっしぐらだろう…まぁ帰るところは必要か…

 

必要な物は持ち出してあとは放置かなぁ?

 

服とかも軍服に変わるし必要なくなるな…放置するのも虫食いになるし…持ってかせるかw

あわてふためく姿が目に浮かぶなw

 

さて!今日も買うもの買ったし!

 

家にかえってこいつの好きなものでも食わせてやるかね?

 

 

「今日は何をつくるの~?」

 

お前の好きなもん作ってやるさ

 

 

「じゃああのスープ~」

 

 

じゃ…パン(自家製)と一緒にだしてやるか…

 

「うわぁーい」

 

全く媚びるような仮面つけた顔で笑いやがって…

 

 

まっ…それもターニャらしいか…

 

 

 

だがいつかぜってぇ驚かす!覚悟しとけ!

 



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4話

調子と筆がノリまくるぜ!


今回は日常回になります。


雨がふっている…

 

いつもなら仕事したりゲームしたりと雨の日でもやれることは多いし退屈なんて文字は無いだろう…

 

だがここは20世紀初頭の欧州のような世界…勿論ゲームなんて物は無く辛うじてカード「トランプ」があるようなものだ。

 

 

ズズズーーー

 

うん今日もコーヒーが旨い

 

基本この帝国は旨い飯なんて物は少なく、

なんなら自分で育てた方がまだマシの様に感じるほどだ。

 

(勿論このコーヒー豆も自分で栽培した)

 

自給自足はいいものだ…労働の対価として恵みを頂く。

 

こんなこと日本にいたらやらなかっただろう…

だが勿論帝国にも良いものがある…煙草?違う違う

酒とチョコレートだ。

 

それはどちらも兵の士気を高めるために良く作られているのだろうが…美味しければそれでいいのだ。

ここは日本では無いから未成年飲酒禁止法なんてものもないし。

 

 

 

 

ふと窓の方を見ると妹が椅子に腰を掛けながら腕で頬杖を建てて外を眺めていた…なにやら険しい顔をしている。

きっと存在Xの事でも考えているのだろう。

 

やはり美少女…いや美幼女はなに似合わせても映えるものだ。(元男という点を度外視すればだが…)

 

しばらく見ているとこちらの目線に気づいたのか険しい顔を止めてこちらにニコッと笑いかけてきた…相変わらずの仮面を被った笑顔だがそんなことは関係なしと言いたくなるような、まるで草原に咲く一輪の花のような笑顔だ。

 

 

「それなにのんでるの?」

 

コーヒーと答えると目を一瞬輝かせて

 

「ちょうだい!」

 

と言われたので淹れてあげることにした。

 

考えれば3歳でコーヒーなど飲めるわけもないのだが

同じく転生者として来ている身だと知っている為なんの躊躇もなく出してあげることにした。

 

 

コト

 

タッタッタ

 

 

こちらにかけよって飲み始めるターニャだが一口飲むとビックリした顔でこちらに顔を向けてきた

 

「おいしい!」

 

そうか…それは良かったと薄く笑いながら頭に手を乗っけて撫でてやる

 

再びビックリした顔でこちらをチラリと見たがコーヒーの礼なのだろう素直に撫でさせてくれた。

 

 

 

ターニャside

 

ザーザーザー

 

雨は嫌いだ…前世ならいざ知らず今ではこの体と時代のせいでやることもなくただ無駄になる日々に苛立ちが隠せなくなりそうになる

これも全て存在Xのせいだ!

絶対にコロシテヤル!

だがいまここで奴に悪態をついても仕方のないこと

 

それこそ無駄と結論付けると私は考えるのを止めた

 

 

この沈黙がどれだけ続いただろう?

 

ふと前世でも嗅いだことのある匂いに気がついた

 

コーヒーだ!

 

その方向に顔を向けるとあいつはこちらに向けて欲しいか?と言いたげな目で見てきたから私欲しいと答えそちらに向かった

 

コーヒーはとてもおいしかったそれこそ前世に飲んだコーヒーに劣らずいやそれ以上においしかった

 

まったく…有能すぎるのも考えものだな手放したくないと感じてしまうから

 

 




はい!おしまい!今日は日常回+ヒロイン?ではないが少し心境の変化も混ぜてみました?

では次にお会いしましょう!


アディオス!


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5話

4話目にしてお気に入り40を越えるとは思っても見ませんでした!ありがとうございます!

取り敢えず目指すは30話としてますのでこれからも頑張ります。

ではどうぞ!


日がたつのは早いものだ、

ターニャは魔導師適正があった為士官学校に行く事になった。(勿論その際に昔着ていた服をちゃっかり混ぜてたりする)

 

さて、家に一人になった俺はというとまぁとくに変わらない日々を過ごしていた…

 

朝早く起きて

  ↓

野菜などの畑を耕したり

  ↓

レルゲンの愚痴を聞いたり

  ↓

ハンスと飲みに行ったり

  ↓

シューゲルと共に開発に没頭したりと、

 

中々にこちらも多忙なのだ(特に愚痴だったり酔ったハンスの介抱だったり)

だがそのおかけでいまの軍の位的には中佐辺りの権限を貰うことに成功したからまぁ良しとしよう。

 

 

そういえば…士官学校でターニャのことは随分話題になっていた。

まぁ8歳で士官学校…さらに幼女となると騒がれて当然か、

 

ん?てか!俺明後日士官学校の視察じゃねえか…まさに学級参観だなw

いやターニャも驚くだろうな…なんであいつがここに!ってさ

 

で…当日

 

 

 

 

 

ターニャside

 

士官学校に入って少し経ったが今日は大佐クラスの奴等が視察に来るらしい…まぁどうせ将来期待の新人を見に来た、とかだろう…そんな事ならばさっさと済ませて早々ご帰宅願いたいものだ。

 

「お前ら~!整列!」

 

無能な上官の顔と名前を覚えることは今後に繋がるのでちゃんと見ておくことにしよう。

 

「御待ちしておりました!エーリッヒ・フォン・レルゲン少佐!ディルク・エルレヴィ中佐!本日はよくお越し頂きました!」

 

ん?ディルク?まさか……

 

チラッ

 

 

やっぱりアイツだぁ!まさか中佐クラスだったとは…しかしこれはチャーンス!私の後方支援エリートコースになるまでの道筋ができた!

そして上に上がり大佐になればアイツにコーヒーやら料理やら作らせる係に…いや!私の世話をする役に就かせればいいんだ!そうすればアイツを手元においておける!

 

駄目だ駄目だ…口がにやけてしまう…我慢我慢…

でもここであいつが軍をやっていたのは良い誤算だ!

フッフッフ…ならより一層努力しなければならない理由になったな…なにしろここの飯は凄く不味い!

野菜もパンも不味い!これならあの家で籠ってた方がマシと思えるレベルにな…はやくアイツのコーヒーと一緒にチョコレートを食べたいものだ…

 

 

ターニャsideout

 

あ~やっぱりここの飯は不味いのか…まぁコーヒーとかなら頼まれたら個人的な時間で作ってやるのはなにも問題ないな、うん!

誕生日プレゼントにはチョコレートでも渡すか…それで一緒にコーヒーでも飲ませてやればいくらかのストレス発散にはなるだろう。

 

しかしアイツも苦労してんのな…早く学校を終えて一緒に仕事…は出来るか分からんがやりたいものだ…

 

 

しかしレルゲンの奴中々にターニャを見ているな…?まさか幼女趣味とか?!!

ちょっと見てみるか…

 

「ふむ…アソコにいる少女…中々に頭が回りそうだな…最前線なんかに出したら才能を開花させるかもしれない…少し注意して見てみるとするか…」

 

良かった~ロリコンじゃなかったぁ~ただ普通に注意してただけだった~

これでターニャに毒牙でもかけてみろ?お前に義兄さんなんて呼ばれたくなんかねぇ!

っと危ない危ない…クールクール

 

しかし良いところに目をつけてるな…やっぱりレルゲンは人を見る目があるな…良いことだ…

 

ん?もう一人女性がいるな…ってお…おお大きいな…何処がとは言わないが…是非とも親密な関係になりたいものだ、うん。

 

 

 

 

 

その後ターニャ・デグレチャフが自室で怪しく嗤うのを見た同室のメンバーが震えたのは言うまでもあるまい




なんか最後の方の締めがきっちりしてなくて申し訳ない。
次は一気にとんで第二○三航空魔導大隊まで飛びたいと思いますが…その前に大学のところで一話挟もうと思います。


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6話

夜中に考えたから誤字注意

お気に入りは50間近、UAは1400を越えましたありがとうございます。
これからもこの小説を片手間に読んでくださると幸いです

では6話目どうぞ


俺は一応軍では中佐クラスをもっているがやってることはほとんど厨房で会議途中の料理だとかたまに隊の奴等に飯を振る舞ったりハンスに泣きつかれてお菓子を作ったりそれを見たレルゲンが是非自分の分も…とお願いされたり。

 

胃袋を掴むのは昔からよくある手ではあるが人間食べねば生きてはいけぬ…つまり食事は必須ゆえに悪魔的うまさの食事は何処の世界でも感謝されるのであろう。

 

ちなみに今回の会議の料理はカレーだったりする

 

野菜を炒め、肉をいれ、水をいれ、市販よカレールーなどあるわけもないので連邦で手にいれたスパイスを配合して作った特性カレーである。

俺が厨房に立つ前は会議の料理は栄養バランス第一で、味はひどいものだったという…

 

野菜炒めは調味料など使っておらず本当の野菜炒めだったりスープは冷めていたりと散々だったらしい。

(なんならコック雇えよ…)

なんて思ったのは俺だけじゃないだろうが。

 

そうそう!ターニャがすごい勢いで少尉…いやいまは少佐に上り詰め英雄とも呼ばれる

「白銀」を承ったという話も聞こえたが…なんというか…出来のいい妹を誉められたような感じで少し誇らしく思ってしまう。

 

 

 

さて、話は変わるがハンスがターニャの考案した

「即応部隊構想」に興味を持ったらしく試験的に運用が活用されたらしいが…

なんとも内容がエグいらしく試験に実弾を使ったとかどうとか…そこまでするかってくらいにやったらしくあまりにも合格者が少なかったため合格基準を落とした72から1ヶ月ぶっ続けで行われた訓練で残った48名で構成された「第二○三航空魔導大隊」が作られたらしく成績は上々。いまでは帝国の極秘部隊として活躍しているそうだ。

暫く会っていないため会ったときはおもいっきり隊の皆の前で抱きついてやろうそうしよう。

 

さて…ここまで自慢やら現在の報告を済ませてきたがここからが本番だ…俺はいま18歳だが帝国では結婚は早期にやって早く子供を産んで軍に入れるよう動きを入れていたりするのだが…問題は女性…やっぱり妻として迎え入れるのだからそれなりに容姿の整った女性がいいのだがなにぶん出会いがない…いやあるのだがハンスの酒癖の悪さで女性が逃げていってしまうのですべてハンスのせい…っというのはいいんだがまぁ出会いが無いのである。

 

そこで目をつけたのが隊にいる人を妻にしたらいいんじゃね?っというハンスの意見だった。

そこで俺は色々と見て回ったのだが悪い人はいなくは無いんだがいまいちターニャが脳内にちらついて見劣りしてしまうのだ。

女性たちよ申し訳ない。

 

ターニャをそういう目では見れないがもはや家族と言えるほど縁が残ってる訳でもないし…人間関係ほどめんどくさいことなどやはりないのだろう。

 

 

 

 

 

ん?レルゲンからの要請か…なになに?ターニャ・デグレチャフ少佐の独断行動で困ってるから愚痴を聞いてくれってところだろう。

 

読者の皆様にそんなめんどくさい役割に付き合わせる訳にはいかないからね。

ここらで失礼するとしよう。

 

それでは……プッ




はい6話でした…深夜テンションで書いた為、文にたいしては甘く見てもらえると嬉しいです。


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7話

皆さんにお知らせしますが…これはターニャをヒロインにしたくて書いてはおりますが…ヴィーシャも好きなので一定以上の好意を寄せたいと思います。
あとこの小説はあくまでも日常系ですので戦闘シーンはほとんど皆無といっていいです。(無いとは言ってない)

では!ここまでを踏まえた上で今回も日常です!


今俺は兵器開発に取り組んでいる。

なに?どんな化け物作るのかって?バカいうな。

ただ、前回ターニャの戦闘訓練を見ていてライフルが身長にあっていないと思って少し小さめだが威力変わらず軽量化に成功したのだ。

死ぬギリギリになったら超回復するよう術式もつけられているが本当にギリギリじゃないと回復しないのでもはや回復するレベルの傷をおった時点でもう効果はないんじゃないか怪しいが。

 

さぁ!出来立てほやほやを渡してあげよう!ターニャのところまでレッツゴー!

 

 

 

ターニャside

 

現在私たちは作戦終了後の祝杯をあげている酒場にいるが…

こいつら酒を飲みすぎてその後に影響を及ぼすようなら唯じゃおかないからな?

なんてことを考えつつ用意されたコーヒーを飲むが…

「うっ…不味い…」

酒が見た目上飲めないのでもちろん楽しい等の感情などない…雰囲気に酔うなんて器用な真似ができる人間が羨ましく思うよ。

 

「ヴィーシャ少尉、私は少し風に当たってくるよ。」

 

「あっ!しょうs…」

 

 

 

歩いて少しのベンチに私は腰をかけていた、こうしてベンチに腰をかけていると昔にアイツとこうして座って休憩したのを思い出す。

 

「会うのは…久しぶりだな?ターニャ・デグレチャフ少佐…」

 

!?

 

「ええ…お久しぶりです!ディルク・エルレヴィちゅうs…」

 

「いや、今は勤務外時間だなんなら昔みたいにディルクにいなんて呼んでもいいんだぞ?」

 

…バカか!こんな誰かが通る場所なんかでディルクにいなんて呼んだら…呼んだら?私にデメリットはあるか?

 

「分かりました…久しぶりです。ディルク兄さん」

 

「お!やっと素直になったか?可愛い奴めw」

 

そんなことを言いながら頭をわしゃわしゃと撫でてきた手にも懐かしさを感じる。

 

「にしてもどうした?ターニャお前の隊のやつらは祝杯してるだろう?隊長本人がここにいるなんて、」

 

「ディルク兄さんにも分かるでしょう。私はまだ未熟の体、酒など飲めません」

 

「ふむ…じゃあ久しぶりにコーヒーでも飲むか?」

 

「!?…いいのですか?」

 

「ああ!可愛い妹の願いだ!それくらい叶えてやろう!」

 

 

ディルクの部屋

 

「少し待っててくれコーヒーを淹れてこよう。」

 

「ええ!」

 

やった!やった!あのコーヒーが飲める!これまでの苦いだけのとてもコーヒーとは言えない飲み物もこの一杯を飲むために飲んでいたと考えれば安く済むようなものだ!

ふむ…あんまり頼りすぎは良くないがこれからは休憩時に妹として頼んでみるのもアリだな…いやいや私はいつか大佐になりアイツを召し使いのように使う計画をたてているのだ!存在X?そんなやつよりコーヒーだ!

 

コトッカチャ!

 

「ほら?出来たぞ?一緒にチョコレートでもどうだ?」

 

「おお!ありがとうございます!」

 

ゴクゴクゴク…

 

クゥーーー!これこれ!あの苦いだけの黒い水じゃなくコーヒー豆の良さが分かるこの苦味とコク!あぁこれが毎日飲めたらなぁ~

 

「そうだターニャ…お前にプレゼントがある」

 

「?…プレゼントですか?」

 

ガサゴソガサゴソ

 

ゴトン

 

「これだこれ。お前の身長に合わせて作ったライフルだ。」

 

「おお!これは!重さ!大きさ!共にパーフェクトです!ありがとうございます!」

 

「なぁに?日頃から頑張っているお祝いとでも思えばいいさ」

 

ふむ…つまらないだけの一日がここまで楽しくなるとは思わなかった…こういう日が続けば楽なのだろうがなぁ…

 

 

 




次回予告ぅ!
どこまでも孤独…永遠につづく絶望…残り続ける記録ッ!
悪魔的撮影!
   「私は白銀!ターニャ・デグレチャフれす♥️」
貴方はこの恐怖(ストレス)に耐えられるか…
2019年…2月多分投稿…


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8話

やっぱり幼女戦記っていったら撮影シーンだよねって声を発した皆さん!
安心しろ…その回だ!
だから時間軸など気にするなッ!


はいどーぞ~


はーいそのままじっとしておいて下さいね~

 

どうしてだ…

 

はい!じゃあさっき伝えた通りにお願いします!

 

どうして…

 

うわぁぁぁあ!

 

「はじめまして!わたしははくぎん!たーにゃ・でくれちゃふれす♥️」

 

どうしてこうなったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 

時は遡り前日

 

 

 

ディルクの部屋にてそれは始まった

 

「え?撮影…ですか?ディルク兄さん?」

 

そうそう!撮影撮影!白銀が誕生したことと、それが初の女性!しかもまだ幼いゆえにみんなも興味があるらしいんだよね

 

「そうですか…」(撮影か…この見た目故に写りは悪くは無いだろうが…)

 

どうする?引き受ける?

 

コトッ

 

 

「!?それは!チョコケーキ!しかも手作り!」

 

私は手を伸ばすが…

 

 

スーッ

 

ニコリ…

 

やれと言うのかこの鬼畜は…

 

「分かりました…撮影の件お引き受けします。ですから!」

 

分かってる分かってる…

 

 

 

 

 

 

 

 

そして時は進み現在…

 

ここでは蹂躙されるのみ…

 

シャーガチャガチャ!バッバッ!

 

うわぁ~

 

うむ、素晴らしい出来だ!と伝えるかのようなグーサイン…

 

そして輝くような目で見るヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ少尉

 

そして此方を隅々まで写すカメラ…

 

そう!これはどこまでも孤独で永遠と続く…絶望的状況…!

だがこれも仕事だ!自分を殺せ!…

 

 

 

 

 

 

撮影後私は一目散にあの鬼畜野郎の所に向かった…撮影とは聞いていたがあそこまでとは聞いていない!と罵詈雑言を言うために向かっていた。

 

「ディルク中佐!まさかここまでとは…?」

 

 

あっ!っと驚くような顔で此方を見る鬼畜だが…その部屋のテーブルには沢山のケーキやお菓子…はたまたコーヒーまでセットされていた…

 

 

「えーっとこれは…」

 

バレたか…っと苦笑するような形で此方を見る鬼畜だが

俺もあそこまでとは聞いていなかったこれは詫びの品だ…と私の為に用意したらしい…

さっきまで罵詈雑言を言うために来ていたのにすっかり毒気を抜かれてしまい自分がいいように丸く納められてるような気がしたがスイーツの前ではそれも仕方なかった

 

「こほん‥まぁそういうことなら頂きます。」

 

ええ‥後堪能くださいお嬢様と執事にでもなったかのようにお辞儀して部屋から出ていった。

 

ふむ‥上手いな…私は前世はあまりスイーツというスイーツは好きではなく嫌いというわけでもない正に普通…って奴だったが…ここでは別!作戦中のあの不味い食事に比べれば前世で好物じゃ無くたって美味しく感じるものらしい…!

 

あいつが中佐という立場でなければ私の隊にいれ食事を作らせたい位だ…

 

 

 

 

 

ディルクside

 

「ええ…こちらがさっきのに…わかってます。お約束のものですよ…ええ‥はい楽しみにしてますよ」

 

ガチャン

 

ふぅ‥無事ゴスロリターニャの映像は貰うことができた(痛い出費にはなったが)

あんなレア映像は保存一択に限られる。

 

そういえば一緒にいたあの少尉だったか‥可愛い上にスタイルも‥うん素晴らしい!しかも食べることが好き…胃袋を掴めと言ってるようなものではないか!

戻ったらターニャに聞いてみるか。

 

 




はい…ここでヴィーシャとのコンタクトに成功しました…これからはヴィーシャの胃袋を掴む作業にはいります!

え?ターニャは?安心してくれ!その要素も出し始めるから。


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9話

ぐんぐんと伸びるUAやお気に入りなどに驚きの隠せぬ日々を過ごしております。

ではこの話も楽しんでいってください!どうぞ!


とある酒場にて…

俺は久しぶりに一人で飲みに来ていた。

最近は忙しかったし(愚痴やらなんやらで)飲みに来れなかったのだ。

グラスを片手に空いている席をさがすとひとつのテーブルに目が止まった。

そのテーブルには皿という皿が積まれていて皿の上にある料理を美味しそうに食べている…えーっとそうそうヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ少尉だったかな?を発見した。

 

前回お会いしたときに話はしてあるのでゆっくりとそちらに向かった

 

ヴィーシャside

 

モグモグ

 

やっぱりここの料理は美味しいなぁ~

最近はこの肉まん?とかいう最近出た料理を食べてみたけれど何個でも食べられる位に美味しかった!

 

「すみません。ここの席いいかな?」

 

ふと声をかけられたので上を見るとそこにはディルク・エルレヴィ中佐がいたので思わず咳き込んでしまった。

 

ゴホッゴホッゴホッ!

 

「だ…大丈夫か?えーっとたしかヴィーシャさんだったっけ?」

 

「だ…だいじょぶれす」

 

はっ!中佐様の前で咳き込んでしまったことに今気付き謝ろうとすると。

 

「お!肉まんを食べているのか!どうだ?それ美味しかった!?」

 

っと肉まんに興味を持たれたのか質問されたので。

 

「はい!とても美味しかったです!」

 

「そうかそうか!実はそれ俺が考案したメニューなんだが口にあって良かったよ。」

 

「そうなんですか!肉まん美味しいですよね!こうなかのお肉がジュワーってしてそとの皮ももっちもちで…ってすみません!こちらばかり話していて…」

 

そうするとディルク中佐は苦笑を浮かべ

 

「いいよ。いいよ。今はプライベートだし。それに感想も言ってくれてありがとう!君は随分味覚に優れているね!」

 

「い…いえ。私なんて食べることしか脳がないので…」

 

「ううん。食べることは人間にとって一番大切なことだ!食べることが考えられる少尉はとても優秀さ!そうだそれからは俺の作った新作の味見をしてくれないかな?」

 

中佐が作った新作の味見!!?

 

「よ…よろしいのですか?」

 

「いいよいいよ!なんならディルクって呼んでくれないか?こちらもヴィーシャと呼びたい。」

 

「で…でも中佐を呼び捨てなんて…。」

 

「いいのいいの!俺は結構そこんとこ甘くてさ。なんなら敬語も止めてくれ、友人にヴィーシャとなりたいんだ。」

 

「分かりました…ではディルクさん…と。お呼びします。

私はヴィーシャでかまいません!」

 

「そうかそうか!ではヴィーシャ!今から俺の部屋で味見してくれ!」

 

「いきなりですか!」

 

 

 

とある四人side

 

 

「…な…り…ですか!」

 

 

 

「ん?ありゃ一人で飲みに来た寂しい男ですかね?」

 

「うちの少尉に絡むとはいい度胸だな…。」

 

「どうします?ヴァイス副隊長殿?」

 

「………。シメル!」

 

 

 

ガタガタ

 

ガシイッ!

 

 

ヴィーシャside

 

ん…あれはヴァイス中尉達!

 

「おい貴様…うちの大事な大事な少尉になんのようだ!」

 

「お前何処の奴よ?」

 

「ここじゃなんだ?ちょっと外で話そうか?」

 

「特別に会計はしといてやったから~。」

 

「なんだ?お前らセクハラ副隊長殿にモブに豚に長髪か?

俺はいまヴィーシャに用があんだ?男共はお呼びでない帰んな?じゃあヴィーシャ!俺の部屋で続きを…」

 

ガシイッ!

 

(゚Д゚)ノ⌒・っ!

 

ピーンポーンパーンポーン!

 

 

只今外で大乱闘スマッシュモブズ中…しばらくおまちください。

 

ピーンポーンパーンポーン!

 

 

「ふぅ‥口ほどにも無かったな‥これが本当にターニャの隊のやつらか?」

 

「あ‥あの?」

 

 

「ああ、ヴィーシャすまないな。見苦しいものを見せた、今日は取り敢えずこの四人を連れて帰るか‥このままにしたら軍の面汚しになっちまう。」

 

「あっ‥はい!」

 

ヨッコラショ!

 

 

「すまないヴィーシャ!案内頼む!」

 

「え‥あっはい!」

 

 

このあとターニャからお説教がこの四人にあったのは言うまでもない。

 




はい!ということでディルク君寂しい男扱いを受けましたw
まぁまわりからみれば一人で女性に声をかけてるのでそう間違われてもおかしくはありませんがね。

では次の話でお会いしませう。

アデュー


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10話

お待たせしてすみません。

ネタ不足につきこれで(形式上の)最終回とさせていただきます。

またネタができたら投稿していこうかと思います。

ではどうぞ!


帝国軍の後方勤務に移されたターニャ・デグレチャフとその兄ディルク・エルレヴィは豪華に彩られた部屋で窓から降り注ぐ木漏れ日に当たる場所にあるテーブルでコーヒーとチョコやケーキなどを椅子に腰掛けながら食べていた。

 

 

 

 

ふと…

 

 

 

なぁターニャ?

 

なんでしょうか?兄さん。

 

俺たちが最初に会った日覚えてるか?

 

忘れるはずが無いでしょう?…あれは私の運命が決まった日ですから。

 

フッ…そりゃそうか。

 

でもどうしてそんな質問を?

 

なぁに、ちょっと聞いてみただけさ。

 

不思議なこともあるものですね。

 

なにがだ…?

 

私たちは会うべくして会った様な気がします。

 

…ふむ、それはどういった風に?

 

兄さんは私があそこにいることが無意識に分かってたんじゃないかな?…と。

 

そう断言は出来ないがお前を見つけたのは偶然だ、もし俺が見つけなくても他の奴がお前を見つけて孤児院にでも預けただろうよ。

 

そうですか…ならわたしはラッキーですね。

 

…そうか?

 

ええ…じゃなければこんな美味しいコーヒーやチョコ、ケーキなど食べられなかったでしょうから。

 

飯の事かよ…。

 

(まぁ勿論私の事をこれ程わかってくれる人は後にも他にいないだろう。)

 

これからも私に尽くしてくださいね?

 

……やだよ。自分で生きていけるだろ?

 

そこはカッコつけて「分かった。お前を一生守ろう。」なんて言うところですよ?

 

止めてくれ…そんな言葉は気軽に出来ない。

 

そうですか。期待しましたが無理なら止めましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば軍の方は大丈夫か?

 

ええ…最前線では本当に死と隣り合わせでしたからね、いまはあのときとは考え付かないほどに平穏です。

 

そうかそうか妹に死なれちゃ目覚めが悪い。

 

そんなに心配されなくても私はそう簡単に死にませんよ。

 

そりゃ結構…。

 

 

ズズズー

 

それに後方勤務のお陰でこのコーヒーをゆっくり飲む時間も出来ましたし。

 

作らされるこっちの身にもなってほしいがな。

 

それは仕方ありません、私の兄は特別妹には甘いと考えていますから。もしかして駄目?おにいちゃん?+上目遣い

 

その二つはやめろ、分かった分かった作ってやるから。

 

フッ…チョロい

 

おい!いまなんて言った?

 

いえいえ…なんでもありませんよ?

 

そうかそうか…って騙されないぞ?

 

まぁそうですね。それより兄さんコーヒーのお代わりは?

 

…はぁ、待ってろすぐ淹れてくる…

 

 

やはり我が兄はチョロいな…。

 

キコエテルゾー?

 

我が兄はかっこいいな。

 

すり替えてもむだだぞ?

 

速かったですね。

 

話をすり替えんなって…ほら?

 

カチャ

 

ズズズー

 

兄さんは帝国が勝つと思いますか?

 

いきなりだな…まぁ負けるだろう。いつかは…な?

 

そのときどうしますか?

 

まぁ亡命が一番だろう。

 

そうですか。じゃあその時は一緒に亡命しますね。

 

まぁいいんじゃないか?兄妹共に生き残れるのはいいことだ。

 

ええ…ですが今は…

 

そうだな…今だけは

 

「「この日常に感謝しよう。」」

 

 

 

 




はい取り敢えずこの小説はここで切ります!
ネタが無いのでね。

実は次に考えてる小説はあります!


あっ…決してそっちを速く出したいからこれを切るわけじゃないよ?ホントダヨ?



後書きが長くなりましたがこれにて(一応)終了となります。

皆さんありがとうございました。

是非とも次の小説も楽しみに待っていただけると嬉しいです。


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11話

感想で幸せシーンを!
っと来たのでそれっぽいのを投入します。


あれからたくさんのことが起こったが一つ一つ話していこうと思う。

 

まず我が帝国軍だがいくらパワーがあろうとも結局は数に押され軍は壊滅。

俺たちは協商連合・共和国に敗北した。

 

だが俺やターニャ、203魔導大隊の一部の奴らは生きている。

そう…亡命したのだ。

 

ターニャは軍に忠誠を誓っていないわけでは無かったが自分の命を優先させるために一緒に亡命を選んでくれた。

 

次に軍の上層部の奴ら…ゼーテゥーアなんかの話だが。

流石にアイツらは軍の上層部故に亡命なんて出来ない。

結果アイツは戦犯ということで死刑された。

 

 

次に第203魔導大隊の奴らだがターニャが亡命を決意すると皆も揃って亡命を決意した。

それほどまでに彼女は信頼されているのだろう。

 

え?サラマンダー戦闘団?

 

そこまでは知らねぇ。

 

で、現在の話をするんだが。

 

俺らは終戦間際に潜水艦を使い脱出し逃げ切り亡命したのだが、協商連合・共和国の端の方の長閑な町でカフェを開いた。

 

なかなかに上手く回っており、支店を出さないか?とオファーが来るようになった位だ。

 

ターニャは俺の下で働いていて、尚且つ嫁となった。

 

え?ヴィーシャはどうなったって?彼女はどうしてるかは知らないが逃げる所までは一緒だった為死んではいないだろう。

幸せに生きていることを願うばかりだ。

 

え?そんなことよりターニャが嫁って?

 

いや夜這いされてこれで動かぬ証拠をゲット!っていわれてよくわからんうちに夫婦になってたorz。

まぁ昔の幼女ならいざ知らず今は普通に少女と呼べるほど成長している。子供の成長ってはやいね。え?少女ならアウトだって?

残念でした!ここは現代日本じゃないからそういうのはアウトにならないんです~!

 

…悲しくなってきた。

 

まぁもともとが美幼女だった為にかなり美しくなっていったからそれが嫁に来たと考えればいいのだろう。きっと。うん。

 

他に無いのかって?

 

うーん、そうだ!最近第203魔導大隊のやつらが来て夫婦になったことを告げたら皆「やっぱり」みたいな顔してやがったよ。

 

それくらいか?特に思い出すような事もないしなぁ?

 

でも上手く夫婦二人でやってるよ。

 

ターニャは看板娘として、俺はイケメンで寡黙のいいマスターに…って少しキャラを盛りすぎたか、

 

困ってること?最近ターニャ目当てでくる客も少なくないって事かな?

ほら一応夫の身としては?妻に対する独占欲って少しは沸くじゃん?

 

これをターニャに告げたら笑いながら

 

「アナタより作るご飯が美味しかったらかんがえるかもしれないわね?」

って意地悪な顔していうもんだから一層料理に手が抜けなくなったなw

 

「アナタ~!コーヒーとケーキ一つずつ入ったわよ~。」

 

あっ、嫁が呼んでるからいかなくちゃならんわ。

 

今日も嫁の尻に敷かれて生きていきますw

頑張れディルク!負けるなディルク!

 

 

 

 

 

「もう!そんな事しなくてもいつでも私はアナタを愛してるわよ?」

 

「お前がいうと嘘っぽく聞こえるのは何故かなぁ?」

 

「日々の愛が足りないのかしら?今日は眠れないわね。」

 

「やめてくれぇ~只でさえ寝不足なのにぃ~。」

 

「そんなこといって~。ノリ気な癖に。」

 

「そんなこという口は塞いでやる!」

 

そういってキスをしようとするが…ヒラリとかわされ。

 

「そういうことは夜…ね?」

 

ははっw嫁には勝てねえわw




はい雑な仕上がりですが許して!時間が時間なんだよ!



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