堕ちていく花(かのじょ) (kazushi_)
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1 宝多六花の処女調教byArcadia
Ⅰ 六花、散る


 

「きゃあ――っ! ……ちょっと、乱暴にしないでってば。怪我でもしたらどうしてくれるのよ、もう。だいたいさ、あんたらなに考えてるのよ? 制服来た女子高生、ラブホテル(こんなところ)に連れ込んで。通報されても知らないんだけど」

 

 室内に強引に連れ込まれるなり奥のベッドに放り投げられて、黒髪の少女は加害者の男達に抗議の声を上げた。

 見事な黒髪を背中に届くくらいまで伸ばし、アイドルやモデルを思わせるような美貌を怒りに歪ませている、クール系美少女だ。身に着けているのはツツジ台高校の制服で、白のYシャツの上に同じく白地のカーディガンを着ている上半身では、首元の赤い大きなリボンがワンポイントとして目立っている。一方下半身には黒いスカートを穿いているが、カーディガンに隠れてパッと見には穿いてないように見えるくらい短いものだった。

 

「メンゴメンゴ。ちょーっと勢い余っちゃったって感じ? 悪気はなかったから許してちょーだいな」

「心配してくれてありがとだけど、オレらホテル(ここ)の常連だから顔利くんだよねー」

「だから通報されてもオールオッケー? 警察なんて怖くないって感じ?」

「そもそもはっすやなみこちゃんも制服のまま連れ込んじゃってたわけだし。もう今さらじゃないかな」

 

 そんな少女をラブホにむりやり連れ込んだ四人の男達が、外見そのままに軽薄な答えを口にする。全員が部屋に入ったところで、最後尾のメガネの男の手でドアが閉められた。――これで、逃げ場はもうない。

 

(あー、マジヤバイって。これ、このままヤられる流れだよね。……なんでこんなことになってるかなぁ?)

 

 ベッドの上で身をよじり、笑顔で接近してくる男達に危機感を覚えながら少女――宝多六花は現状に至る流れを思い起こすのだった。

 

 

 

 ――休み時間だったかにクラスメイトで友人のはっすが、同じく友人のなみことともにArcadiaとの合コンをセッティングしてきたのが、今回のそもそものきっかけだった。Arcadiaなんて知らない六花だったが、はっす――ちなみに彼女もユーチューバーをやってる。どうやらその縁での今回の誘いらしい――の説明によれば大学生男子四人組のユーチューバーで、結構人気があり再生数も稼いでるらしい。

 最初は乗り気ではなかった六花だったが、結局参加することになったのは――やはりクラスメイトの――新城アカネも参加するという流れになってしまったからで。なんだかよく解らないうちに4対4の合コンが行われる羽目になった、ということだった。

 そうして当日の土曜日になり。なぜかはっすから「親にはわたし(はっす)の家に泊まるって言っといて」とか事前に言われていたので、その通りに母親に伝えてから家を出た六花。微妙に気が乗らないうちに始まってしまった合コンの一次会の会場には、繁華街のカラオケボックスが選ばれてしまう。

 異次元のノリで騒ぐクラスメイト2名と大学生4名についていけず、六花は同じくついていけない様子のアカネとともに、大人しく適当に飲み食いをしていた。ちょうどアカネと話したい思いもあったのでちょうどいい機会だと話そうと思ったのに、すぐに男達がLINEグループ作ろうだの色々と話しかけてきて、邪魔をされたことに腹が立ったのは覚えている。後、はっすやなみこからやけに飲み物を勧められて、飲んでみたらカクテルだったりしたことも。

 そんなわけで結局アカネとはろくに話せないまま一次会が終了してしまう。いつの間にかアカネがあっさり帰ってしまったので六花も帰ろうかと思っていたのだけど、他の面子から引き留められたのとなんだか変に頭がふわふわしていた――今思い返せば、間違いなくアルコールのせいだ――こともあって、ぼんやりとしたまま二次会にも参加することを承諾してしまったのだ。

 そしてそのままなにも考えず男達についていって、ラブホテルの前に来てしまったところでようやく我に返った。慌てて周りを見回しても、そこにはっすもなみこの姿はなくて、いるのは初対面の大学生ユーチューバー四人(性別:男)だけ。そこで危機感がようやく働いて咄嗟に逃げ出そうとした六花だったが、男四人相手に逃げられるわけもなく。

 結果、むりやりホテルに連れ込まれることになった――というのが現状だった。

 

 

 

(あー、そっか。つまり、私ははっすとなみこに売られたってわけですか。……あの二人、次に会ったら絶対にシメてやるから)

 

 思わず彼女を陥れた友人二名に復讐を誓ってしまう六花だったが、

 

「あー、ほらほら六花ちゃん。やまとも謝ってるからこれ以上怒んないで、そろそろ機嫌直してくれるかなー。六花ちゃんだって、はやく気持ちよくなりたいんでしょ? だからオレらについてきたのはもうバレバレなんだから、ここは早く素直になってさ」

 

 そんな彼女の肩を掴んで金髪の男――今井だったか?――が馴れ馴れしく話しかけてくる。態度もむかつくけれど、言ってるその内容も腹立たしいもので、六花は思わずその手を強引に振り払い男を睨みつけていた。

 

「いいかげんにしてください。さっきから勝手なことばっかり言って。別に私、そんなつもりじゃないんで。勘違いしないでください。――私、これで帰りますから」

 

 その勢いのままベッドから下りて、なんとかこの場から逃れようとする彼女だったが――

 

「えー、それはないよね。二次会ついてくる? ってオレら聞いたときに、頷いてそのままついてきたのは六花ちゃんでしょ? それって合意したってことなんだから、今さら帰りますっていうのはなしじゃない?」

「それは……申し訳ないかもですけど。じゃあ、どうしろっていうんですか?」

 

 やまと――茶髪のリーダー格の男――の言葉に反応してしまったのが間違いだった。少女の迂闊な対応に彼はニヤリと口元を歪ませると、いきなり彼女の体を持ち上げてくる。

 

「きゃ――っ!? え? なに?」

「ベッドの上で靴はまずいから、有井っち靴脱がしてやって。――で、六花ちゃんにどうしてもらうかだけど、それは簡単簡単。ただ、一緒に気持ちよくなってくれればいいから。ほら、こんな風に――六花ちゃんのキスいただき~っと」

 

 宙に浮いた美脚からメガネの男――有井?――が、指示通りスニーカーを手早く抜き去った。そのことに驚きの声を上げてしまった六花の隙を突いて、顔を一気に近づけてきたかと思うと盗み取るように素早くキスをしてくるやまと。重なり合う唇の柔らかい感触に、びっくりしたJKは思わず思考停止、硬直してしまう。

 

(え、なに? どう、キス?え、え、え? なに、それまっていやどういうこと、え? 普通に柔らかい……って、違う。そうじゃなくて。私、ファースト……え? ちょっと待ってやだなにこれ待って)

「あー、六花ちゃんの唇マジやわらけー。唾もめちゃくちゃ甘いし。やっぱ美少女JKサイコーだよな」

 

 彼女が止まっている間に難なく唇を割って舌を口内へ入り込ませると、大学生の舌先が遠慮なく歯の裏側や、頬内側の粘膜など咥内のあらゆるところを這い回ってくる。咄嗟に男の舌を歯で噛み切ろうと思った六花だったが、「あ……やだ。舌、絡め、ないで……」強引に舌を絡め合わされたせいでできなかった。

 そして、初めてのベロチューに衝撃を受けた六花が呆けている間に、残りの三人も近づいてきて彼女を取り囲む形になる。

 彼女の背後に立ったオレンジの髪に青のメッシュを入れた男――タカト?――が、立てた指を背筋に這わせながら、首筋をぺろぺろと舐めてきて。足下にしゃがみ込んだ残りの二人――有井と今井――は生足をべたべた触りながら、その脚のラインの美しさを興奮気味に誉め称えてきた。

 

「六花ちゃんの脚ホント綺麗だね。これなら足タレとかもできるんじゃないかな?」

「言えてる言えてる。肌触りもサイコーだし、まさに最高の美・脚ってか・ん・じ?」

(なに、言ってんのこいつら……ああ、好き放題カラダ触られまくってるし……マズイマズイマズイ……って解ってるのに、キスされるとなにも考えられなくなっちゃってる……どうしよう)

 

 男達をはねのけたい、抵抗したいと思っているのに初めてのキスの甘さに脳味噌が溶かされてしまって、危機感が働いてくれず体も動いてくれない。結果、好き放題にやられてしまう六花だった。

 あっという間にカーディガンを脱がされたかと思うと、やまとにキスされながらタカトには背後から耳朶をイヤらしく舐められて、たまらず背筋を快感で震わせてしまう。そして、むちむちの太股へ頬ずりしてくる今井に対し、有井の方はマッサージのように柔肉を揉みしだきながら舌をベロベロと這わせてくるのだ。

 

「……うぅぅんっ……やダぁ。汚い、手で……触ら、ないでって。言って、る……でしょ」

「えー、ゴメンね六花ちゃん。なに言ってるか聞こえないんだけどー?」

 

 それでも気力を振り絞って拒絶の言葉を口にする六花だったが、やまとにはあっさりとぼけられてしまう。

 そして襟元のリボンを一瞬で剥ぎ取られると、男の手は制服(ブラウス)のボタンに向かった。ゆっくりと、焦らすように上下から一つずつ外されていく。それとタイミングを合わせるように、スカートのホックが外されファスナーが下ろされる。そして舞い落ちるスカートがシーツの上に落ちるのと同時に、最後のボタンが外されブラウスまであっという間に脱がされてしまったのだ。

 ――そうしてベッドの上に現れたのは、上下ともに黒のレースを身に着けた、スタイル抜群の黒髪美少女JKの下着姿だった。その扇情的な肢体に口笛を吹いたり、メガネを直したり、指を鳴らしたりと、男達が一斉に色めき立つ。

 

「いいねー、黒下着なんて六花ちゃんも解ってるじゃん」

「そんなつもりじゃなかったなんて思わせぶりなこと言ってたけど、ホントはヤる気満々だったわけだ」

「わざとオレらを焦らしといてから勝負下着を見せつけてくるなんて、ホント男のツボ抑えてるよね~。あ・く・じ・ょって感じ?」

「んぷぅん……なに、言って――そんなつもり、なかった……ってば……」

 

 下着が黒の揃いになってしまったのは、たまたまタンスから取り出したのがそれだっただけで意図なんてものはない。だから彼女としては、男達が言うように勝負下着だとか、ヤる気満々だとかそんな意図は一切ない。ないはず、だけど――四人に弄ばれているうちに頭がぼんやりしてきたせいで、どうしてかよく解らなくなってしまった。

 

「そんなこと言ってる割に、語尾がちっちゃすぎて聞こえなかったんですけどー?」

「だいたい六花ちゃんがどんなつもりだったかって、もう関係ないよね。重要なのはたったひとつ。キミのエロ下着でオレらのチンポがギンギンになってるってことだからさ」

「…………ッ!?」

 

 やまとに右手を取られ、そのまま彼の膨らんだ股間を触らされる六花。服越しとはいえ初めて触れる男のモノはとても大きく、またとても硬く感じられた

 

(なに、これ……すごく、大きくなってる。それに、なんだか熱いんだけど……)

 

 掌に勃起中のペニスの熱さを感じ、頭の中が煮えたぎってしまう。その隙を突くように、男達の手が彼女の体に伸びてきた。

 タカトの手が背中から前に現れたかと思うと、ブラ越しに胸を鷲掴みにしてくる。一方有井の手はお尻を布越しに擦りあげてきて、今井の指が股間のスリットを下着の上からゆっくりとなぞり始めてきた。もちろん、やまとはその手で彼女の髪を優しくかき混ぜながら、その唇で彼女の唇をぴったり閉じこめてくる。

 四人の執拗な愛撫に六花の全身はすっかり火照ってしまい、体の奥から熱い塊が吹き出してしまいそうな、そんな錯覚を覚えてしまうほどだ。その興奮を証明するように、今井の指が動くたびに股間から粘るような水音が響き始めていた。

 

「さーて、そろそろ六花ちゃんのおっぱい見せてもらおうかな。じゃーん……って、いい感じじゃーん。アカネちゃんにはさすがに負けてるけど、パイズリできそうなくらい大きいし」

「ちょっと、やだぁ。見ないで、見ないでよ。あぁん♪ やだ、揉まないでよ、バカぁ……」

 

 タカトが簡単にホックを外すと、素早くブラを剥ぎ取り生のおっぱいを晒させる。程よい大きさの白い球体が上下左右に揺れ動き、その真ん中ではピンクの突起がぷっくりと尖ってその存在を主張していた。

 そのまま鷲掴みにして胸を揉み始めるタカトの下では、今井がゆっくりとショーツを――股間から細い糸を引きながら――足下に下ろしていく。そうして露わになった股間には申しわけ程度に薄い陰毛が生えていて、一本の縦筋でしかないスリットを取り囲んでいた。

 

「へぇ、てっきり使い込んでるのかと思ったけど、案外大人しいオマンコなんだね。これは調教のしがいがあるなぁ」

「今はまだ子供マンコの六花マンコだけど、オレ達がちゃーんと大人マンコに変えてあげるから楽しみにしてなよ」

「誰が、変えていいってんんんん――っ! ……らめぇ、指、入れないで、ズボズボ、するなぁ……っ!」

 

 人の体に好き勝手なことを言い出した今井に文句を言おうとした六花だが、当の本人に無防備な膣内(なか)へと指を差し込まれては、どうすることもできない。ただ、初めての指マンの衝撃と快楽に悶えるだけだった。

 そして――気がつけば、いつの間にか手首のシュシュと足下のソックス以外は全部脱がされてしまっている。男の前に全裸を晒してしまっている事実――しかも、彼らに好きなように体中を弄ばれているのだ――に、彼女も頭の中が沸騰してなにも考えられない。ただ彼らに触られてる唇やおっぱい、そしてお尻にオマンコなどから与えられる快感に痺れ、溺れることしかできなかった。

 

(なんで、こんなに気持ちいいの――? 自分でする時よりスゴいんだけどどうして……?)

 

 最近覚え始めたオナニーよりも気持ちよくさせられてしまっている。その事実に驚きを覚えながら、六花は途切れ途切れに喘ぎを漏らしては時折快感に体を震わせるだけの機械となっていた。

 だから、後は頂点まで一直線に進むしかなくて――

 

「あ、ダメ。それダメだってば。やだやだ、やだぁ。あ゛、あ゛、あ゛ぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっ!!!」

 

 今井の指チンポで膣奥を抉られた瞬間に今までにない強烈な快感が襲いかかり、少女はあっけなく――はしたない声を張り上げながら――達してしまうのだった。

 

「はい、六花ちゃん初イキおめっと~♪」「ホント、気持ちよさそうにイッちゃったね」「イク瞬間、オマンコヤバイくらいに締まってたぜ。これ、チンポハメたらちょー気持ちいいの間違いなしだわ」

「……勝手なことばかり、言わないでってば――っ。ちょっと、声が大きくなっただけで、イッてないんだから。絶対に、あなたたちのなんか、ハメさせたり、しないわよ」

「はいはい、あくまでそういう振りだよね。解ってるからさ。それがどこまで持つか楽しみだよ♪ あ、それと。イク時はちゃんとオマンコイクって言ってね。そっちの方が興奮できるからさ」

 

 口々に囃し立ててくる連中に――弱々しくも――文句を言う六花だったが、やはりやまとを始めとした男達は気にした様子も見せず、勝手なことだけを口にする。そして、そんな彼女にお仕置きを与えるようにイヤらしい愛撫を続けてくるのだった。

 

(ダメだ……これ、マジヤバイよ。なんで、こんなに気持ちいいんだろ。このままだと、ハメて欲しいって思わされちゃう、言わされちゃうよ。ああでも、それでもいいかなって思っちゃってる私がいるんだけど。ホント、ヤバイよぉ)

 

 火照らされた全身が熱くて熱くてたまらない。ちゅぷちゅぷと淫らな音を立てて指を抜き差しされてる股間が、さっきからじんじんと疼いてしまうせいで腰が勝手に動いてしまっている。明らかに体が発情していることを示すその事実に絶望を覚えながらも、六花の口からは気持ちよさそうなよがり声が搾り出されてしまうのだった。

 気がつけば、周りを取り囲む四人も――ほとんど――裸になっている。全員身に着けているのはボクサーパンツだけになっていて、その股間のテントの張り具合からみんな勃起しているのが六花にもよく解った。

 今からあのペニスを全部オマンコにぶち込まれるのだ――そう思うと、恐怖と興奮とが入り混じったよく解らない気分になってしまう。ただ解るのは、そのために四人が息を合わせて彼女の体を弄んでいる、ということだけだった。

 だらしなく開いた口の中に舌をねじ込まれながら、白い双丘をピンクの先端ごと押し潰すようにこねくり回される。下半身では有井の舌が引き締まった大きなお尻を縦横無尽に舐め回しているかと思うと、指を引き抜く代わりに膣口からスリットの奥深くまで残すところなく、膣内(なか)のすべてをゆっくりじっくり舐り続ける今井の姿があった。

 

「あぁ、もぅ――っ。……らめ、らったらぁ。そこ、ダメって、言ってるのにぃ……」

「ははっ、いい反応してるね六花ちゃん。気持ちいいんでしょ、感じまくってるんでしょ。だったらもっと声出していいから、喘ぎ声バンバン出しまくってよ」

「そんなのっ、気持ちよくなんか、ない~~~~~っっっ!!!」

 

 快感を否定しようとした美少女だったが、クリトリスをいきなりしゃぶられる衝撃に負けて、はしたない声を絞り出してしまう。

 

「ヤダ、そこ、ダメ。舐めないでよぉ。――気持ちいいです、とっても気持ちいいから、お願いもうやめて。これ以上されたら、我慢できないってば。あぁぁぁん、ヤダぁぁぁ」

「だーかーらー、なに遠慮してんのさ六花ちゃんは。我慢しないで気持ちよくなればいいじゃん。つーわけで有井っち、今井っち、もうトドメ刺しちゃって」

「あっ、ヤダ、ヤダヤダヤダ――っ。そんな、舐めないで、ダメなの、ダメだって、言ってるのにぃ――っ。あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~~っっっ。こんなの、ぜったいイッちゃうから――っ! イク、イク、イク~~っ。オマンコ、イク~~~~~っっっっ!!!!」

 

 そのままクリトリス、オマンコ、乳首の三点攻撃に追い詰められ、とうとう卑語まで言わされながら大きなアクメを極めてしまう六花。あまりの昂ぶりに腰をぶるりと激しく震わせてしまうと、彼女はそのまま腰砕けになってベッドの上に座り込んでしまうのだった。

 

「はは、六花ちゃんだいじょーぶ? 立てなくなってんじゃん。マジイキしちゃったね」

 

 そんなみっともない姿を笑いながら、やまとが手を差し伸べ起き上がらせる――と思うと、いきなり突き飛ばしてベッドの上に六花の体を転がせた。そして唇の端をイヤらしく吊り上げながら――

 

「いやー、六花ちゃんのイキっぷりがエロすぎだから、オレのチンポギンギンになっちゃってるわ。もう我慢も限界なんで、そろそろ本番いこっか」

 

 宣言とともに、他の三人がベッドから下りていく。「あー、一番取られたのは悔しいなー」なんて愚痴めいたものをこぼしつつ。

 その三人に手を合わせて「悪いねー」と頭を下げると、やまとは口元をにやつかせながら最後の一枚を脱いで全裸になった。その股間では、だらしなくなりかけてる腹と平行になるくらいに完全に勃起した逸物が、はち切れんばかりに膨らんで仁王勃ちしている。

 

(うあ……マジでアレちょー勃起してるし。私のこと、本気で犯すつもりってことだよね。あーもー、最悪。こんな形でロストバージンかぁ……)

 

 初めて見る大人チンポに目を奪われながら、彼女は半ば捨て鉢な気分でただベッドに横たわっていた。

 友人に誘われ気乗りしないまま合コンに出てみたら、その友人達にお酒をガンガン飲まされて。ちょっといい気分になってふと我に返れば――制服のまま――ホテルに連れ込まれてしまう始末。そして体のあちこちを男達に弄ばれている間に、制服も下着もあれよあれよと全部脱がされてしまう。おっぱいもお腹も背中もオマンコも太股もお尻も好き放題に弄ばれて、息も絶え絶えになるほど感じさせられ、イカされ続けてしまったところに、トドメとして男の一人――やまと、だったか――がいよいよペニスをオマンコにハメようとしている。

 巫山戯た現実だと――笑い飛ばせそうもないのが一番巫山戯ていた。

 けれどそれで流して――簡単に処女を奪われて――しまうのも悔しくて仕方がないから、最後まで抵抗くらいしてみようと。黒髪ロング美少女はそう思って、今にも挿入を始めようという男に制止の声を掛ける。

 

「ちょっと……っ。お願い、ちょっと待ってよ……」

「うん? どうしたのさ六花ちゃん。こっちはチンポすっげーギンギンだし、六花ちゃんのオマンコも濡れ濡れで準備OKなんだから、今さら待ったはないんじゃない?」

 

 ラブホテルのベッドの上。乱れたシーツに全裸で横たわっている彼女の両手を押さえつけ、こちらも全裸でのしかかって準備万端のペニスを少女のぬかるみに押し込んだまま、やまとが不思議そうに首を傾げる。だがそれも当然だ。後は腰を前に進めるだけでセックス開始の状態になっているのに、今さら少女(えもの)の言葉を気に留める必要はないのだから。

 そうしてだらしなく弛んだ表情がむかつく茶髪の男が少し腰を進めるだけで、股間からくちゅりと卑猥な水音が鳴った。それはギンギンに勃起しまくりの肉棒が亀頭からカウパーをだらだらと垂れ流しているから、に加えて。受け入れ状態の整った割れ目から溢れ出ている愛液によって、六花の股間がとても滑りやすくなっているからだろう。……実に悔しいことだけど、四人の愛撫によって体の準備はばっちり整えられているのだ。

 その卑猥な現実に歯噛みし、絶望的な思いに満たされながらも六花は、必死の思いで最後の切り札になるかも知れない言葉を口から出していた。

 

「私――処女なのっ! 初めてだから、こんな形はイヤなんだってば。だからお願い、挿れるのは待ってよ。……お願いだから」

 

 けれど――

 

「え? 六花ちゃん処女だったの? いっがーい。てっきり遊びまくりかと思ったわ。んー、でもゴメンねー。それって逆効果だわ。むしろ六花ちゃんの処女マンゲットできるってんで、チンポさらにギンギンになっちゃってもう止められんねーもん」

「だよなー。わかるわかる」「あ~残念、処女だって知ってたら絶対に一番譲らなかったのに。やまと、めちゃくちゃラッキーじゃん」「悪いけど六花ちゃん。それ、オレらに対するごほーびだから。つーか、むしろ誘ってんでしょ。早く犯してー、私の処女奪って欲しいの~って」「あーでも、これならカメラ持ってきとくべきだったな、くやしーっ。折角美少女JKの処女喪失シーンをハメ撮りできるところだったのに。……今井っち、後で買い出しついでにビデオ取りに行ってもらってもいーい? あ、OK? じゃ、よろしくね」

 

 結果は、無惨の一言だった。

 大学生達は処女の一言に遠慮を覚えるどころかむしろヤる気を増したようで、やんややんやと囃し立てる周囲に乗せられるように、やまとは陰茎をさらに硬くさせてくる。その硬いブツが未開拓の秘所へ徐々に推し入ってくる感触に背筋を――恐怖と快感で――震わせながら、六花はすべてを受け入れるように目を閉じて、力なくベッドに横たわった。

 

(……響くん、ゴメン。私の初めて、守れそうにないみたい……)

 

 クラスメイトの、そのなんだか困ったような微妙な表情を思い浮かべながら、心の中で謝罪する。――もしかしたら、とても大切だったはずのモノを、諦めながら。

 急に抵抗をやめた処女JKに一瞬戸惑いを見せたヤリチンDDだったが、すぐに自分の勝利を理解すると御褒美代わりにキスや乳房への愛撫を振る舞って、ハメる寸前のオンナを悶え啼かせる。それから太股の上に持ち上げた彼女の脚を開いてオマンコを広げさせると、大きくなったメス穴をいきり立った肉棒でゆっくりとこじ開けに掛かってきたのだった。

 

「つーわけで、六花ちゃんの処女、今からゴチになりまーす。だいじょーぶ、オレら今まで処女何人も喰ってるから、なるたけ優しくパコっちゃうから安心してね♪ それじゃ、い・た・だ・き・ま・す。ほーら、オチンチンずぶずぶ挿入ってくよー。きもちいいっしょ?」

「やだ、ダメ。動か、ないで――。ヤダ、ヤダ、あ、あ、嘘、ホントに、挿入(はい)ってく……っ!? ダメ、ダメ、ダメだったらぁ。あ、あ、あ、やだぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっ!!!???」

 

 ずぶずぶと音を立てて熱い塊が処女肉を貫いていく。抵抗を感じることもなく、いとも簡単に奥深くへと。そして、途中でなにかが切れるような音がしたのと同時に、結合部から強烈な痛みが飛び込んできた。

 

「い――――た。いたい、痛いってば! お願い、痛いって言ってるんだから動かないで。腰、動かさないでよ、お願いだから。あそ――オマンコ、痛くてたまらないから、お、オチンチン動かすの、ちょっと待ってください。ねぇ、お願い、よ――」

「あっれー? いやぁ、ゴメンゴメン。めちゃくちゃ簡単にチンポが入ってズコバコ動けちゃったから、処女マンコだったってことうっかり忘れちゃってたんだよね。あー、でも確かに血も出てるみたいだし処女ってのはホントだったみたいね。やべー、超ラッキーって感じ? ま、でも。この濡れ濡れドスケベマンコならじきにチンポにも馴染んでくっから、それまで我慢してちょうだい」

 

 少女が上げる悲鳴を気にした様子もなく、男は腰を打ち付けながらちらりと結合部へ視線を向ける。すると、確かにぐちゅぐちゅと愛液をかき混ぜながらペニスを抜き差ししている女陰から、赤い液体が少しずつ滴り落ちるのが見て取れた。――目の前の少女の処女を奪ったのが自分なのだという証拠を見て、勝ち誇ったような笑みを浮かべるやまと。同時に彼女の膣内(なか)で往復運動している肉棒が、また大きく膨らんだのが解った。

 

「冗談、でしょ――っ? 痛いのは私だってのに、勝手なこと言わないでよ!? んなこと言って、またオチンチン大きく、なってるし。あぁもう、腰動かさないで、奥、突かないでよぉ」

 

 自分の内側を抉る兇器が大きくなったことに抗議の声を上げ、股間から痛みに交じって伝わってくる奇妙な感覚に身悶えしてしまう六花。だが甘いキスとねっとりとした愛撫で軽くあしらわれるだけで、その痛みだけがどこかに吹き飛んでしまう。

 

「や――――っべぇな、こりゃ。突くたびにきゅうきゅう締めつけてきやがる、このマンコ。処女マンコだからってだけじゃないよな、この名器っぷりは。数の子天井ってヤツ? ひだひだがチンポ擦るのめちゃくちゃたまんねぇわ。あー、やべぇ。めっちゃ出るわこれ、間違いねぇな」

「――ひ……っ。お願い、やめてよ……膣内(なか)になんか射精()さないで。お願い、お願いだから……」

 

 膣内射精される恐怖に怯え、顔を引き攣らせてしまう美少女を気にした様子もなく。ただ自分の快楽を満たすためだけに、やまとは腰を振り続け硬いままのペニスで膣道を拡げてくる。自分の身体の内側をそんな風に異物で蹂躙されていることを改めて確認し、六花は自分がやまとに処女を奪われ犯されてしまったのだということをようやく実感した。

 

(あーあ。こんな、むりやりじゃなくてさ。もっと大切に、したかったな……私のバージン)

 

 悔しさのあまりこぼれ落ちた雫が頬を伝っていく。それを男は舌でぺろりと舐め取ると、そのまま顔中に舌を這わせ始めてきた。

 

「ちょ、やだ。舐めないでって。気持ち悪いから、やめて、ください――っ。あぁっ、ちょ、待っ、あぁぁん。そんな、深くまで、突かれたらぁぁぁっっ!?」

 

 暴れかける少女の身体をむりやり押さえつけると、自分の快楽を満たすためだけにピストンを送り込み続ける大学生。悔しいのはその抽送で感じるのがもう痛みではなく、快感を思わせる疼きのようなものになってしまっていることだった。

 だから、六花はせめて少しでもなにかを感じないようにするために――膣内(なか)を擦られる感触を遠ざけるために、できるかぎり膣肉を固めるように力を込めてみる。

 

「うわ、急に締めつけ強くなったんだけど――六花ちゃん、なにかした?」

「……知らないです」

 

 理屈はよく解らないが、ペニスに対する締めつけが強くなったらしい。少し切羽詰まったような声を出すと、やまとの腰の動きが一層激しくなる。何度も打ち付けてくるモノに反応しないように歯を食い縛り耐えていると、苦しげな声を漏らしながら大学生がもどかしそうに腰を震わせた。

 

「あー、くそ。ヤバイヤバイヤバイ。まだイカせてないってのに、こっちがイキそうだよ。あー、もうダメ。処女マンコ気持ちよすぎ。オレのチンポ限界だっつーの」

 

 言いながらペニスをオマンコから引き抜いたかと思うと、

 

「……ホントなら膣内(なか)にぶちまけてーとこだけど、まだNGだからな。仕方ねーから今回は外出しだけど、次回は膣内射精(なかだし)できっちりイカせてやっから。ちゃんと覚えといてくれよな」

 

 そんな言葉とともにチンポから吐き出した白濁液を、六花のお腹の上に勢いよく放ってくる。いきなり熱い液体をぶっかけられ、女子高生は小さく悲鳴を上げながら腰を震わせてしまっていた。……そこに快楽の色が少し交じってしまっていることは、ぶっかけられたザーメンと同じくらい熱い透明の雫が、股間の花弁からこぼれ落ちてしまったことからも明らかだった。

 

(なにこれ、すっごく熱い。これが男の人の……精液なんだ。勝手に身体に掛けるなんてふざけちゃってくれてるわよね。――でも、もしかしたら膣内(なか)射精()されないでよかった、のかな?)

 

 腹の上にある精液のどろりとした感触に顔を歪めながら、膣内射精されなかったことに胸を撫で下ろす六花。その間に、やまとと位置をさりげなく入れ替わった今井が、無防備なオマンコにチンポを埋め込んできた。

 

「二番目、も~らいっと。――うーわ、確かにこのオマンコめっちゃヤバイよね。きゅうきゅうに締めつけてくんのたまんないんだけど、なにこれスゲー。こんなオマンコ味わったら、チンポビンビンに勃っちゃうってーの。ほらほら六花ちゃんも余計な我慢しないで、生セックス一緒に愉しんじゃおうよ。こんなふーにさ、チンポでゴシゴシ擦られるの気持ちいいっしょ?」

「やだぁ――っ。そんな風に、あん、ガンガン、動かさないで。人の身体で、んんっ、勝手に気持ちよくなろうとしないでよ。あぁ――ダメだって。くっそ、声出ちゃう。あぁぁぁぁっっ、んんんん~~~っっっ!!!」

 

 簡単に挿入(はい)ってきたペニスが、濡れ濡れのオマンコに好き放題に抜き差しされるのが堪らない。大きさそのものはやまとより少し小さいが、その分今までやまとが切り開いたルートを縦横無尽に行き来できる分、膣の粘膜から伝わる快感は強いものになってしまっている。

 

「おっ、いいね。色っぽい声出てきたじゃない。気持ちいいセックスできるようになってきたの、丸わかりだよね。に、しても。ホント、このマンコの締まり具合なんなの。オレも、そう持ちそうもないんだけど……」

「だから――さっきから言ってるでしょ。セックスが、気持ちいいだなんて、思ってないから。早いところ終わらせてよ、お願いだから。余計な我慢しないで、さっさと射精()すもの射精()せばいいじゃない」

「あー、はいはい。まだ強がれるんだね。そんなうるさい口は、ちゃーんと塞いでおかないとね」

 

 甘い声が漏れないよう必死で我慢しながら、悪態を突き返してみる六花。すると今井は気持ちよさそうに腰を振りながら、彼女に顔を近づけて強引にキスをしてきた。

 

「んんん――っ! ダメ、唇、離してよぉ。じゅる……ちゅぱ……。ダメだって、言ってるのに……どうして、気持ちよくなっちゃうのよ……んふぅん、」

 

 最初こそ抵抗しようとしたものの、唇をぴったり重ねられ熱い吐息とともに舌を咥内へねじ込まれるともうダメだった。一気に抵抗する気力が弱まり、男の行為をすべて受け入れてしまいたくなる。

 事実、舌を絡めることに積極的なのはむしろ六花の方になっていたし、男の動きに合わせるように――無意識の内に――腰が淫らに跳ね動いているのだから、もうどうしようもない。そしてそんな反応に嬉しそうににやつきながら、今井はたわわな膨らみをその手に収め好き放題に弄ぶのだった。

 舌を絡め合い貪り合う大人のキスをしながら胸を激しく揉みほぐされ、リズミカルなピストン運動をなすがまま受け止めている。レイプではなく合意のセックスとしか見えない光景が、ラブホテルのベッドの上で繰り広げられていた。

 

(ああ……本当のセックスになっちゃってる。正直ヤバ過ぎでしょ。ん――でも、もうこれ止めらんないや……)

 

 喘ぎ声を出さないようにするだけで限界の少女には、もうどうしようもない。もちろんヤリ目の男が自分から止まるわけもなく。ただ快楽を貪るためだけに膣奥に叩きつけられる陰茎の感触に悶えながら、六花はよがり声だけは出さないよう――絶頂だけはしないようにと、ただ必死に耐えていた。……たとえ上気した頬が色っぽくピンクに染まり、浮かんでいる表情がメスそのものになっていたとしても。

 そんな態度が功を奏したのか。イカせる気満々だった動きが徐々に余裕を失っていき、最後にはもどかしげなものになっていくのは、先程のやまとの場合とまったく同じだった。

 

「ああもう、あと五分持ってくれたら絶対イカせられるのに。くっそ、こっちが先に限界来るなんてマジかよ――っ。超悔しいけど、しゃーねーな。中出しはまだNGだし。六花ちゃんの一番奥にザーメンぶちまけるのは、次のチャンスを待つってことで」

 

 やまとと同じ捨て台詞を口にしながら同じ動きで逸物を蜜壺から引き抜くと、今井はそのまま少女の顔の方に素早く近づいてくる。そして、限界まで膨らんだペニスの先っぽから噴き出た白い液体を、彼女の口元に向けて一気に迸らせた。

 

「んんんん~~~~っっっ!!!?」

(やだ、なによこれ。顔にぶっかけるなんて、なに考えてるのよこのバカは。うわぁ、すっごい臭い。もう、最悪なんだけど……)

 

 幸い目には掛からなかったけれど、それでも鼻の下から口周りにかけて被害は甚大だ。ぬめぬめした感触が気持ち悪ければ、鼻を突く強烈な臭いも勘弁して欲しいと表情をねじ曲げてしまう六花。

 本当なら臭いを嗅がなくて済むよう口呼吸したいところだけど、そうしたらぶっかけられた精液が口に入ってくるから、それを避けるには口を閉じておくしかないわけで。すると、必然的にイカ臭い性臭をそのまま嗅がされることになってしまうのだから、情けなさ過ぎて泣きたくなる。

 そして。

 

「うーわ、顔射はやめて欲しかったなぁ今井っち。これだと、オレが六花ちゃんとキスできないじゃん」

「うお、言われてみたら確かに。わりーわりー、つい勢いでぶっかけちゃったわ。有井っちゴメンねー。しかたねーから、頑張ってキスしてちょーだいな。だいじょーぶ、有井っちならできる」

「いやいや、無理だって。自分のならまだしも、他人のなんて絶対に舐めたくないから。今井っちだって無理でしょ。……仕方ないから二発目のお楽しみにして、今はとりあえずオマンコだけ楽しむとするよ。はぁ、これで処女ゲットできるなら良かったのに、もうやまとクンにパコられちゃってるからなぁ」

 

 六花がそんなことをやっている間に、若干左曲がりの陰茎を勃起させてすっかり準備万端の有井が配置についていた。好き勝手言ってる内容のほとんどはむかつくだけだけど、他人のなんて絶対に舐めたくないことだけには賛同を示したい、と思いながら。彼女はゆっくりと押し広げられた膣内(なか)に、硬いモノがずぶずぶと挿入され(はいっ)てくるのを感じてしまう。

 

「んっ……硬いの……挿入し(はいっ)てこないでよぉ……」

 

 思わず呻き声を上げてしまうが、途端に顔射された分の精液が口内にこぼれ落ちてきたので、黒髪の少女は慌てて口を噤んでしまうのだった。その様子をメガネの男はせせら笑いながら眺めると、再び口を開かせようとゆったりしたストロークを送り込んでくる。

 熱く逞しい肉塊が甘い蜜の滴る花弁をかきわけ、柔らかい肉ビラに包まれた蜜壺の中をズブズブと埋めてくる切ない感触に六花は、腰を震わせながら甘い疼きに反応しそうな身体をどうにか抑えつけていた。

 少女の官能を追い詰めているペニスは大きさこそやまとと同じくらいだが、曲がり方が違うせいで入り込む角度も違っているから――前の二人に作られた膣道をなぞるだけでなく、チンポの通路をまた新たに増やそうとしているらしい。そして、その作業で肉棒に媚肉が掘り起こされる度に、新しい悦楽の火種が彼女の身体に植えつけられてしまう。

 

(感じちゃダメ……だってのに。ダメだこれ、どんどん気持ちよくなってる。犯されてオチンチンで突かれるたびに、身体(オマンコ)ができあがっちゃってるよ……っ)

 

 もう感じてしまっているのを否定することはできない。生チンポで蕩けかけの秘肉を突きほぐされるたびに、電流にも似た痺れを受け取って頭の中を真っ白にしてしまっているのだから。今の六花にできることと言えば、それを男達に気づかれないよう耐えることだけ。

 もちろん、それは犯している方も解っているのだろう。腰使いを巧みに駆使して、彼女を追い詰めに掛かってくる。それでもぎりぎりのところで耐えていると――

 

「なかなか頑張るね、六花ちゃん。けど、これは耐えられるかな?」

 

 ビンビンに尖りきっていた乳首を軽く甘噛みされた。だけじゃなく、もう片方のおっぱいを片手でろくろみたいにこねくり回され平たく押し潰される。そして、結合部に伸びたもう片方の手が――肉棒に掻き回されている――秘所の片隅で勃起しかけていたクリトリスに届き、「――っ!」指先で素早く擦り合わされたのだ。

 瞬間、脳裏に火花が散った。

 

「~~~~~~~~~!!」

 

 辛うじて声はこぼれなかったけれど、腰をビクンと跳ね上げてしまうのは止められない。その反応にチャンスと見たのか、有井がクリトリスへの攻勢を強めてくる。もちろん、打ち付ける腰の動きや乳首苛めも継続したままで。

 それは当然六花の身体に与えられる快感が、そのまま持続されるのを意味することになった。

 だから今の彼女にはバストとクリトリスとオマンコ、男の責めを受けている三カ所が痛いぐらいにじんじんと痺れるとともに、甘い疼きが重なりあって全身に広がっていくのを止められない。そうして与えられ続けた快楽に火照り始めたオンナの身体が、灼けるような熱さを訴えてくるのだ。ギリギリまで追い詰められていた理性が、その激しい衝動に叶うはずもなかった。

 

「――やだぁ、もう。解ったから、ゴメンなさい嘘ついてましたって謝るからぁ。気持ちいいの。思い切り感じちゃってるの。オマンコ、擦られて、おっぱいもクリトリスも弄られて、頭おかしくなりそうなの。こんなの、イクの止められなくなっちゃうからぁ……っ。だから、お願い。せめて激しくしないで、動くのゆっくりにしてよぉ。お願いだからぁ」

 

 六花にもう、口の中にこぼれ落ちてくるザーメンを気にする余裕なんてない。弱々しく、まるで媚びるような声を出して、思わずそう懇願してしまう。このままでは間違いなくイカされて無様なアクメを極めてしまうと解ってしまったから。

 けれど、彼女をイカせたい男にとってその懇願はむしろ福音でしかない。有井はメガネの向こうで目尻をにや下げると、審判を待つ少女へ無慈悲に告げる。

 

「やれやれ、六花ちゃんもようやく素直になってくれたね。ハメる前に愛撫でマジイキしてるんだから、セックスで感じないわけないのは解りきってたけど。素直にイキそうだって言ってくれた御褒美に、きっちり最後までイカせてあげるよ」

「嘘、あ、ちょっと待って、嘘、あ、ヤダヤダ、待って待って待ってってば――」

 

 今までと少しずれた場所をチンポで勢いよくノックされた。瞬間、全身を貫いたこれまでにない法悦に、その場所がGスポットと呼ばれる性感帯のひとつだと理解させられる六花。それが、トドメだった。

 

「こんなの、ダメ、ダメ、ダメ、ダメ。もう無理、無理だって、やめて、やめて。あ゛、あ゛、あ゛、イッちゃう、イッちゃうの。ヤダ、ダメ、あぁっ、イクっ、イクぅっ、オマンコイっちゃうぅぅぅぅ~~~~っっっっ!!!!」

 

 勢いよく跳ね上がった腰を――痙攣でも起こしたみたいに――何度も震わせてしまいながら、はしたなくよがり声を張り上げることで六花は自らの絶頂(アクメ)を告げてしまう。そして、彼女がイッた瞬間に蜜壺がきゅうきゅうに締まって、咥え込んでいたペニスを思い切り絞り上げた。

 おそらく、それでイキかけたのだろう。恍惚と苦悶が入り混じった表情で歯を食い縛る有井。その我慢力が勝ったのか、暴発して膣内射精(なかだし)してしまうことは辛うじてなかったようだ。

 

「うわ、すっごい締めつけ。やばいやばい、こっちも危うくイッちゃうところだったよ。……本当ならイキたかったけど、中出しはまだNGだからなぁ。ま、種付けは次でたっぷりさせてもらうとして。せっかくだし、オレの限界まで六花ちゃんにはイキまくってもらおうか」

 

 言いながら、見つけた弱点(Gスポット)を狙って男が再び腰を打ち付けてくる。理性を一度崩されてしまった少女が、それに耐えられるはずもなかった。すぐにあられもない嬌声が、その可憐な口から飛び出してしまう。

 

「あぁ、あぁん、あぁぁぁ~~~ん♪ 奥、そんなに突かないでよぉ。だめぇ、そんなにされたら感じちゃうから。我慢、出来なくなっちゃう。おかしくなっちゃうの。あぁもう、おっぱいもオマンコも気持ちよすぎだってば。オチンポ、スゴ過ぎ……」

 

 快感にすすり泣き、悶え悦んでしまっていることを自覚できないまま、六花の口からは勝手に卑猥な言葉が漏れてしまっていた。そんな彼女を自らのペニスで何度か軽くイカせたところで、限界が来たのだろう。

 ゆっくりとオマンコの中から逸物を引き抜くと、有井は急ぎ足でベッドの上を横断して少女の横に向かったところで、いきり立ったモノを彼女の顔に押しつけてくる。そして鼻をつまんで強引に口を開かせると、無防備に開いた空間(口内)に射精寸前の陰茎を強引に突っ込んできた。いきなりの暴挙に驚き慌てる女子高生を尻目に、大学生はそのまま白濁液を最後の一滴まで口内にむりやり呑み込ませてくる。

 

「んんんっ!? ぅううんん~~~~~~~~~っ!? んぐんぐ……ゴクリ。……うぅん、けほっ、けほっ……うぅ……」

(スゴイ、臭い。喉に絡んで、めちゃくちゃ気持ち悪いし。さいってー、なんなのよもう。ひどすぎでしょ)

 

 口いっぱいに広がる強烈な性臭と苦みの強い液体の量の多さに目を白黒させながら、吐き出すこともできないため仕方なく、喉にゆっくり流し込んで処理を図る六花。味のまずさとどろどろしすぎているせいで少しずつしか飲み込めないことに苦労しながら、どうにか最後まで飲みきることができたことに、思わずほっとしてしまう。

 そうして口の中が空っぽになったのを確認してからペニスを口から引き抜くと、有井は彼女の頭を――子供を褒めるように――撫でながら、満足そうな笑みを浮かべた。

 

「よーしよしよし。これで六花ちゃんの初めてのゴックンをオレがゲット、と。ありがとね六花ちゃん。キツキツオマンコ、ホントにサイコーだったよ」

 

 そう言って離れていく有井を心の中で罵りながら、六花はシーツに横たわったまま少し身をよじる。気持ちよくイカされたせいで全身が気怠い上に、口から鼻に通り抜けるつんとした精液の臭いに思考回路を麻痺させられたせいで、どうも動こうという気になれない。

 だから火照る体を静めるために休ませるつもりでベッドに横たわっていると、有井の代わりに誰かが近づいてくる気配がした。

 

(……そういえば、四人いたんだっけ。またハメられちゃうのか……あー、きっと好き放題にヤられちゃうんだろうな。ほんっと、最悪)

 

 既に三人に犯された現状を呪い、現実に悪態をつきながら六花は近寄ってきた四人目を見上げ――そして、絶句する。

 最後の彼女の相手は――オレンジの髪に青のメッシュを入れた男――タカトだった。他の三人と同じように全裸になっているが、他の三人に比べると少し筋肉質でスタイルもすらっとしている。

 ――だが、六花の目を奪ったのはそこではない。彼女の目を一瞬で捕らえ、なによりも他の三人と一番違うのは、その股間でそびえ立つモノの大きさだった。

 

(嘘……なに、あれ。オチンポって、あんなに大きくなるものなの? あんなのもしハメられたら、もしかして私、壊されちゃうんじゃないの……?)

 

 そう思ってしまうくらい太さも長さも桁違いだ。三人の倍くらいあっても不思議じゃないくらい大きく見えてしまう。正直、初めての相手がタカトじゃなくて良かったと、胸を撫で下ろしてしまうレベルだった。

 

「……あは、冗談……よね?」

 

 知らないうちに顔を恐怖に引き攣らせてしまいながら、六花の口からそんな弱々しい呟きが漏れる。けれど、それと同時に。期待にも似た甘い疼きを感じるとともに、彼女の股間からは透明な雫がこぼれ落ちてしまうのだった。

 



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Ⅱ 六花、堕ちる(上)

「さーて、そろそろオレも六花マンコを味合わせてもらおっかなー。三人ともスゲースゲー言い過ぎだから、愉しみで仕方ないんだよね、オレ。六花ちゃんもようやく身体に火が点いたくらいだから、まだまだセックス愉しみたいっしょ?」

「やだ、来ないで。これ以上セックスはダメ……ダメ、なんだから……」

 

 自分を犯そうと近づいてくるタカトから逃げるために、ベッドの上から体を動かそうとする六花だったが――三人に立て続けに犯された上に最後には思い切りイカされてしまったためか、気だけが焦ってどうにも力が入らず立ち上がることもできない。

 そんな彼女の足下に立つと、男は余裕の態度でぴっちりとした太股に手を這わせる。それから覆い被さるような姿勢を取りながら枕元に手を伸ばし、抜き取ったティッシュで少女の口元とお腹の精液を丁寧に拭い取った。

 

「…………ぁ……」

 

 こぼれ落ちる吐息(ことば)を閉じこめるように、優しく唇を重ねられる。そして、薄い粘膜の表面をなぞるように舌先でひととおり撫でられてから、ゆっくりと扉をこじ開けられた。口内に差し込まれる柔らかい――他の二人よりも少し長い――舌の感触に、こちらからも自発的に舌を絡ませてしまいながら、体をぞくりと震わせてしまう六花。

 

「ん……ちゅぱ……むふぅん……やらぁ……唾、飲ませないで……ぢゅる……ちゅぱ……ぷはぁっ」

 

 むりやり犯されてるはずが、まるで恋人のように情熱的な激しいキスを交わしてしまっていることに、どうしようもなく興奮させられてしまう。カラダが勝手に熱くなってしまっていた。

 そんな甘いキスに少女が夢中になってしまっている間に、タカトの大きな手がゆっくりと乳房と下半身に伸びてくる。繊細なタッチで乳首とクリトリスを触られ、昂ぶる官能でカラダを炙られる六花の蜜壺に、ゆっくりと二本の指が差し込まれた。

 

「オマンコすっごいビショビショだよ六花ちゃん、そんなにチンポ欲しいんだ。もう少しだけ待ってくれたら、オレのデカチンぶちこんであげるから我慢してね。……しっかし、指が食い千切られそうなくらいぎゅうぎゅうに締めつけてくるし。めちゃくちゃきもちよ~く搾り取ってくれそうだよね、これは」

「……やらぁ。ダメ、だってばぁ。オマンコ弄りながら、そんなこと言わないでよぉ。本当に、硬いのが、欲しくなっちゃうから。気持ちよくなんて、しないでぇ……っ」

 

 オンナのカラダに快感を与えながら、そのオマンコの具合を確かめるようなオトコの指の動きに、無意識に腰を動かしてしまいながら彼女は必死に挿入を拒絶しようとする。けれど、少なくともカラダが求めてしまっていることは、指が掻き回される度に鳴り響く淫らな水音が証明してしまっていた。

 そして、引き抜いた――たっぷりと愛液に濡れた――指をペロリと舐めると、タカトは六花の股を押し開いて勃起した巨根を膣口に据え当てる。それから、一気に腰を前に進めてきた。

 

「あっ……すご……これ、太い。太すぎだって。……あ、ダメ、こんなの、ダメになっちゃうよ……私、おかしくなっちゃう……あぁ、あぁぁん♪」

 

 めりめりっと堅い扉をこじ開けるようにして、太い塊が少女の膣内(なか)侵入し(はいっ)てくる。有井のモノを受け入れた時にはあっさり入ったのに今回はそれができないのは、タカトの逸物がそれだけ大きいということだろう。ただし、やまとに処女を奪われた時に感じた痛みはどこにもなく、代わりに発情した身体を狂おしく痺れさせるような感覚だけが、麻痺しかけの脳髄へと届けられていた。

 

「なんだよ、ちょーびっくりだな。3本もチンポ咥え込んだくせに、入口全然狭いじゃん。膣内(なか)もキツキツでなかなか挿入(はい)らねーし。さっすが処女マン。調教しがいがあるね、こいつは」

「あ゛ぁ――――、…………っ。やぁだぁ、ダメだってばぁぁ。これ以上、オマンコ拡げないで。チンポのカタチなんて、覚えさせないでよ。お願い、もう抜いてよぉ」

 

 悶えながら訴えかけるが、極太チンポの侵入が止まることはない。三人が作り出した膣道を通り抜けながら、桁外れの太さを駆使してその周囲の媚肉を巻き込むと、まるで畑を耕すみたいにたやすく六花の膣内(なか)を掘り拡げていく。

 

「うはー、確かにこいつはヤベぇ。ガンガン締めつけてくるだけじゃなくて、膣内(なか)のざらつきもたまんないわー。ホント病みつきになりそうなマンコしてるよね、六花ちゃんは。サイコーのセックスになりそうだね、こいつは。六花ちゃんもそう思うっしょ?」

 

 歓喜の声を上げオマンコの感触(あじ)をじっくり愉しみながら、大学生がゆっくりとペニスの侵入を押し進め――JKマンコはDDチンポをついにその根元まで咥え込んでしまった。誰にも侵入を許したことのない、一番深くまでみっちりと。

 すっかりタカトのチンポの形に変えられてしまった発情マンコは、硬くそそり立ったオスチンポをただ貪るだけのメス穴と化している。その事実を教え込むように、総身をメスの泉に沈み込ませたオスのシンボルは、ヴァギナの中でその動きを止めて鎮座することでその存在を、ここぞとばかりにオンナのカラダへと教え込んでいた。

 オンナの一番大切な場所を、オトコの一番獰猛な器官がみっちりと隙間なく埋め尽くしている。赤の他人に己の空白を満たされてしまっているその未知の感覚に、六花はたまらない心地よさを感じてしまっていた。

 

(なにこれ……。ホント、スゴいんだけど。チンポでオマンコ埋められるのが、こんなに気持ちいいなんて知らなかった――っ)

 

 突かれてもいないのに硬いペニスが自分の膣内(なか)にただあるだけで、オトコに支配されているという背徳的なオンナの悦びに満たされてしまう。その悦楽に酔わされている脳味噌は、初めてをやまとに奪われる際に謝罪したはずの誰かの存在さえ、あっさりと忘却してしまっているのだった。

 そうして、男のシンボルに串刺しにされた少女のカラダは、トドメを待ち構えるようにベッドの上で無防備に横たわる。うっすらと上気した頬、ピンク色に染まった肌、硬く尖った乳首、力なく無防備に広げられた両脚、なによりもだらしなく蕩けきった表情から、少女がセックスに溺れかけていることは誰の目にも明らかだった。――もちろん、彼女を犯している男の目にも。

 それから、少しばかりの間を置いて。一休みさせていた怒張を思い切り最奥に叩きつける一撃で、タカトが本格的な律動を開始する。そのたった一突きで、六花はあっさりとイカされてしまっていた。

 

「あ゛っ、あ゛あ゛あ゛~~~~っっっっ!!!! オマンコ、イクぅぅぅ~~~っっっ!!!」

(――ヤバ、いよこれ、ヤバいってマジで。完璧に堕とす気だもん……こんなの、大きすぎるのハメられたら、どうやって耐えればいいの? ヤバイヤバイヤバイヤバイよ――っ)

 

 突かれるその都度、頭の中が真っ白になる。媚肉を捲り上げられ快楽の在処を抉られ続ける悦びに、カラダが激しく燃え上がっているようだ。

 たとえばこれが初めての行為(セックス)だったなら、或いは大きすぎる男性器を受け入れた衝撃による苦痛で、女性器(こころ)を壊されていたかもしれない。けれど、既に三人の――普通サイズの――ペニスを受け入れてしまった後では、その枠外の大きさはただ少女を狂わせるためのものでしかなかった。

 そんな極悪な兇器による本格的なピストン攻勢を受けて、ウナギ昇りの快感が全身に押し寄せてくる。津波のように襲いかかってくるその快楽の渦に呑み込まれ、六花は我知らず悲鳴のような声を上げていた。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~っっっっっっ!!!!!! ダメ、これダメ。こんなの、おかしくなっちゃう。動かさないで、突かないで、お願いじっとしててよぉ。深いのぉ。深、すぎる、ってばぁ。こんな、奥まで、届かせられたら、私、狂っちゃう、戻れなく、なっちゃうから。ダメダメダメダメダメダメェェェェ――っっっっ!!!!?」

「お、よーやくオレのチンポに馴染んでくれたかな? みんな最初はそうやって怖がるけど、最後にはそれが癖になってたまんないって言ってくれるんだよね。だから六花ちゃんも安心して気持ちよくなっちゃおうよ。いくらでもイキまくってくれていいからさ。好きでしょ、気持ちいいの」

 

 余裕の表情で間断なくストロークを繰り出してくるタカトの周囲では、野次馬と化している三人が愉しそうににやにやと、悶えよがりまくる六花の姿を見守っている。

 

「ははっ、いつものヤツが来ちゃったねー。六花ちゃんしゅーりょーのお知らせってか」「この切羽詰まった声出しちゃうともうダメだよね。後はトドメ刺されるの待つばかりだもん」「ここまで来たら、タカトのチンポに耐えられた女の子一人もいねーもんな。ま、だからタカトを最後にしてもらったんだけどよ」

 

 なにやら口々に言ってるが、なにを言ってるかまでは解らない。理解する余裕がない。ただあられもなくよがり泣きながら、無意識に目の前の男のカラダを抱きしめてしまう女子高生だけがいた。なんの妨げもなく直接触れ合う肌と肌、そこから伝わる温もりに――他人の体温に安堵めいた思いを抱きながら、彼女はすがるように自分を犯している相手へ――まるで、恋人同士のように――唇を求めてしまう。

 それに応えて上の口で荒々しく粘膜を重ね合わせながら、下の口の粘膜を激しく擦りあげてくるタカト。瞬間、びりびりと電流にも似た刺激が全身を走り抜けた。背をのけぞらせて絶頂を迎える六花の口から、熱に浮かされたようなよがり声がこぼれ落ちてしまう。

 

「あ、ダメっ! イク、イク、イクぅ。オマンコイッちゃう――――っっっ!!!」

 

 全身をビクンビクン震わせると、躊躇いなく卑語を発しながら――だらしなく蕩けきった表情で涎まで垂らしてしまいながら――絶頂を告げる美少女JKの反応に、「おっ、締まった締まった」と膣内(なか)の締まりの変化を嬉々として報告するユーチューバー。それからぐりんと膣肉の中を一回転させると、彼はなぜかあっさりペニスを抜いてしまった。

 

「…………?」

 

 行動への不審と――ぽっかりと穴が開いたカラダの――物足りなさに表情を歪めた六花の身体を掴み、一気に引っ繰り返してうつ伏せの姿勢にさせる。それから、タカトは四つん這いにさせた少女の無防備なオマンコへ、デカチンを一気にぶち込んできたのだった。

 

「~~~~~~~~~っっっ!!!」

「正常位もいいんだけど。こんだけ立派なお尻してるんだからさ、やっぱバックからも味わっておかないとね。六花ちゃんだって、いろんな格好で犯されたいっしょ? あー、いいねこのお尻。ちょー柔らけー。なんなのこのマシュマロみたいな弾力、おっぱいと変わんねーじゃん」

 

 バックの体勢で肉槍を蜜壺に突き刺しながら、大きく立派に育って引き締まったお尻に手を伸ばすと、男はイヤらしい手つきで撫で回し始める。秘かに自慢していたヒップをねっとり愛撫される悦びと、挿入の角度が変わったために違ったポイントを突かれることで得られる新鮮な快感に、彼女は体を何度も震わせ甘い吐息をその口から漏らしていた。

 

(これ、スゴイ――っ。後ろからガンガン突かれるの、すごくいいよ。なんで、こんなに感じちゃうんだろ……? もっと突いて、いっぱい突いて。頭おかしくなるくらい、ガンガン突きまくって欲しいの――っ)

 

 目眩く快感に溺れながら、頭の中で更なる抽送を求めて腰を――無意識の内に――卑猥に振ってしまう。そんな彼女の膣奥を後ろから好き放題に貫いていたタカトの手が空中に上がったかと思うと、「ほらっ」声とともにお尻に勢いよく叩きつけられた。

 

「きゃあっ!? な、なに――!?」

 

 いきなりの行為に思わず悲鳴を上げてしまう六花だったが、相手は構わずに尻ビンタを続けてくる。連続する殴打で白い肌が赤く腫れ上がってしまうが、構わずビンタは続けられた。

 叩かれたところからひりひりとした痛みが響いてくる。ピストン運動は止まっていないから、下半身で痛みと甘い快感が混じり合うのが不思議な感覚だった。

 ――けれど、そんな風に思うのも少しの間だけ。

 

(あ、なに、これ……? 痛い、はずなのに。なんか、カラダが疼いてきちゃってる。オマンコが蕩けかけてるよ。ヤダ、どうして? こんなの、私変態みたいじゃない……っ)

 

 どうしてだろうか。叩かれて痛いはずのお尻が、時間が経つにつれて甘い疼きのようなものを感じるようになっているのは。理由は解らないが、そうなってしまうとただでさえバックからの挿入で感じまくっているのだから、カラダの昂ぶりは一段と高まってしまう。その熱に浮かされるように、彼女は更なる刺激を求めて淫らに腰を振ってしまっていた。

 自分が犯している女子高生のそんな思いがけない淫らさに当てられたのか、

 

「チンポハメられながらお尻叩かれて、それでめちゃめちゃ感じてるどころかもっと叩いて欲しくて腰振りまくってるとか、どう考えても六花ちゃんってマゾだよね。だったら、こんなことされても平気で感じちゃうのかなー。試してみよっか。ほら、ほら、ほら」

 

 ピストンと尻ビンタを続けながら、ヤリチン大学生は彼女の長い黒髪を空いてる方の手で掴むと、容赦なく強引に引っ張ってくる。むりやりカラダを仰け反らせられながら、激しく犯され続ける六花。まるでレイプのような構図だと――想像した瞬間カラダが急に熱くなった。

 後背位(バック)でハメられてるのも、お尻を嬲られるづけているのも、髪をむりやり引っ張られているのも全部、獣みたいに乱暴に犯されているのがたまらないと――そんな思いが過ぎってしまう。

 そう考えてしまえば、こんなに興奮してしまっているのも説明がつく。タカトが言うように宝多六花はマゾだから、むりやり犯されるのが気持ちいいのだと。デカチンポでオマンコを隅々まで蹂躙された上で、精液を容赦なく子宮まで注ぎ込んで欲しくなっているのだと。一匹のイヤらしいメスとして逞しいオスに支配された証が欲しいのだと。そう自覚した瞬間、子宮がきゅんきゅんと疼き始めたところで全身に電流が走り抜け、これまでにないほど強烈な絶頂が襲いかかってきた。

 

「あっ、イク、イク、イク~~~~っっ!! ダメ、イッちゃう――っ! あっあっ、あ゛あ゛あ゛っっ!! ダメ、止まら、ないよ――っ! イク、イク、イク、オマンコイっちゃう、ヤダ、すごい、こんなの、初めて――っ!! あっ、ああっ、あぁぁん、んん――っ!」

 

 二度、三度、四度、それ以上と。絶え間ない絶頂が連続で六花の身体に襲いかかり、はしたない――イク時のやまとからの命令を忘れてしまうほどの――よがり声を上げさせ続ける。絶頂が次の絶頂を呼びまた次の絶頂に続いていく循環(サイクル)が止まらない止められない。もし止まるとしたらそれは膣奥を突かれなくなった時だろうが、両手で少女のマゾ性を引き出しながら気持ちよさそうにピストンを続ける男がそうするとしたら、溜まりに溜まった精液をぶちまける時以外ないに決まっていて――その事実に、背徳的な悦びで満たされた彼女は思わず、膣内(なか)を満たすペニスを思い切り締め上げてしまっていた。

 そんな膣襞の収縮に呼応するように、身体の奥を叩き続けている怒張がビクンと膨れあがる。その微妙な動きを感じただけで、六花の頭の中は射精を求めて煮えたぎってしまうのだった。

 

「はは、すっげーイキまくりじゃん。いい反応、さっすがドスケベJKだよねー。もうオレのチンポに夢中じゃねーの。あー、六花マンコたまんないわー。搾られすぎてそろそろ限界近いんだけど、とーぜんこのまま膣内(なか)射精()していいよね? いや、絶対に射精()すつもりなんだけど、一応訊いておかないとねー。ほら、なんだっけ。コンプライアンス? ってヤツ」

 

 気楽にせせら笑いながら、膣内射精(なかだし)を示唆してくるヤリチンDD。そのたまらなく刺激的(ステキ)な宣言に、ドスケベJKは下腹部(子宮)の辺りにとくんと淫らな高鳴りを覚えてしまいながら、それでもわずかに残った理性が否定の言葉を紡がせてしまう。

 

「ヤダ、やめてよ……。膣内(なか)はダメだってばぁ。私、今日、危ない日なの。生で射精()されちゃったら、本当に、妊娠しちゃう。子供、できちゃうから。そんなの、ダメなんだから。だから、お願い。膣内(なか)に、射精()さないで。射精()しちゃダメ、だってばぁぁぁ。やら、らめぇ、またイッちゃうよぉぉぉ~~~っっっ!!!」

 

 だけど――

 

「えー、なに言ってんのさ六花ちゃん。ここまでお膳立てしといて膣内射精(なかだし)しないなんてありえないっしょ。六花ちゃんのオマンコだって、濃厚チンポミルクたっぷり注いで貰わないともう満足できないよね? 三人生ハメしといて一回も中出しされてないなんて物足りないって、精液欲しいって子宮が我慢できずに泣いちゃってるもん。だったら、ここは素直に中出し一択でしょ。ほらほら、余計な我慢なんかしないでさ、自分に正直になろーよ。一番奥にアツいラブジュースた~っぷり射精()してもらって、とっておきのアクメ極めちゃおうぜ」

 

 懸命に中出しを拒否しようとする六花に対して、タカトは余裕に満ちたピストンで彼女を追い詰めながら平然と、膣内射精の快楽(みりょく)を脳内に刻み込むような言葉を口にしてくる。それに追い打ちを掛けるように、他の三人も口々に囃し立ててくるのだった。

 

「だいじょーぶだって六花ちゃん。オレらこれでもう何十人もJK、JD――実はこっそりJCもだけどさ――喰ってきたけど、誰一人今まで妊娠した()いないからさ」

「そーそー、オレたちの精子激弱? だから大丈夫だよ。いくら種付けしてもだれ一人孕んでくれないから、さ。だから六花ちゃんも、安心して中出しされればいいよ」

「ま、ほとんどみーんなヤリ捨てちゃってるからオレらが知らないだけで、ホントはデキちゃった()もいたかもだけど。そんなの気持ちよかったらどーでもいいよね?」

「それでももしデキちゃったら――そん時はそん時ってことで。オレら責任取る気なんて1パーもないんで、六花ちゃんが頑張って一人で育ててちょーだいな」

「うわー、やまと鬼畜。そこに痺れる憧れるー。……あ、でも安心してよ六花ちゃん。六花ちゃんみたいなハイパービッチ黒髪美少女JKなら、そこら辺のオッサン相手に円光しまくれば堕ろす金くらいすぐに集められるってば」

「妊娠中ならどれだけ中出ししても子供できないから、いくらでも中出しさせ放題だしね。一人五万で計算したら、二十人も円光すれば百万貯まるワケだから、それだけあれば堕ろすのも産むのも問題ないでしょ。おまけにその分生ハメセックスも愉しめるワケだし、こりゃいっそ孕んじゃうのもアリじゃないかな?」

 

 黒髪美少女JKがバックで激しく犯されて喘ぎまくってる光景をオカズに、三人ともそれぞれ勃起チンポを自分で軽く扱きながら、好き放題な発言を繰り返してくる。

 リズムよく膣奥に極太の肉杭を打たれて何度も頭の中を真っ白にされながら、少女の耳はそれらの言葉をひとつひとつ拾ってしまっていた。その巫山戯た内容に呼び起こされた怒りの感情が、欲情を上回り一瞬の理性を甦らせてしまう。それに導かれるように、頭の中で彼らに対する悪態をつきかけてしまう六花だったが――

 

(なに、好き勝手なこと、言ってるのよ、こいつら。あんた達は、そうやって、適当なこと言って、それですむかも、しれないけど、私は、そんな気軽に、すませられる、わけじゃ、ないんだから! オッサン相手に、円光!? ふざけない、でよ、冗談じゃ、ないって――ばぁぁぁっっ!?)

 

 髪を強く引っ張られると同時に膣奥――ボルチオを思い切り突かれてイカされると、抵抗する気力はあっさりと吹き飛んでしまっていた。妊娠の危険とか貞操を守るとか余計なことを考える理性はどこかに消え失せてしまい、ただセックスの快楽だけを求めてしまうための本能に全身を支配されてしまう。

 その証拠に、発情しきったオマンコはチンポミルクを搾り取ろうと、ぎゅっと膣内(なか)の締めつけを強めるのだった。

 

「……ヤベーヤベー、マジ限界きそうなんだけど。どうよ六花ちゃん。膣内射精(なかだし)してもOK? NG? あ、もしNGならしゃーないからセックスはここで打ち止め、ソッコー家まで帰ってもらうってことになるけど、どうする? どっちがいい?」

 

 もう限界が近いのだろう。ぶるぶる震えているチンポで膣内(なか)をひたすら抉りながら、タカトが軽い調子で二択を迫ってくる。問い掛けた本人にも解りきったことだったに違いないが、セックスに溺れきってしまった六花のカラダとココロには、それはもう二択ではなくただの一択でしかなかった。

 だから、答えを口にすることになんの躊躇いもなく――

 

「…………ダメ、なの」

「ん? なにがダメなのかなー?」

「セックス、やめるの、ダメなの。もっと、たっぷり気持ちよくして欲しいから。おっきなチンポで思い切りイカせて欲しいから、お願い、セックス終わりにしないで。そうしてくれるなら、膣内射精(なかだし)してもいいから。……ううん、違う。膣内射精(なかだし)して欲しいの。溜め込んだ熱い精液、私の奥にたっぷり注ぎ込んで欲しいの。チンポミルクでオマンコも子宮もいっぱいにして。みんなのチンポタンクが空っぽになるまで、好き放題膣内(なか)射精()していいから。それで赤ちゃんできたって構わないから。――だから、お願い。セックス、やめないでぇ……っ♪」

 

 媚びるような声で甘えながら、六花は膣内射精(なかだし)の解禁を許してしまっていた。

 

「いいねー。いいお返事来たねー。それじゃ、ちゃんと許可ももらったことだし、たっぷり膣内射精(なかだし)させてもらっちゃおうかな。出すまでピストンやめないから、六花ちゃんもそれまでいっぱい感じてくれていいからさ。生ハメセックス、思い切り愉しもうよ」

 

 そう言ってニヤリと唇を吊り上げると、タカトは髪を掴んでいた手で今度は両腕を掴み、少女を背後から吊り上げる姿勢を取ってくる。完全に自由を奪われた状態で背後から犯され、後は中出しされるだけの状況に――シーツに顔を埋めたまま――悦びの声を上げながら、六花は淫らに腰を揺らし続けていた。

 そうして、ただ欲望の塊をぶちまけることだけを考えてオトコが腰を振りまくり、それを受け止め果ててしまうことだけを求めてオンナが尻を振り回す。そこにあるのは、両者合意の末に行われ情欲と肉欲をぶつけ合うだけの、生ハメセックスそのものだった。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁん♪ き゛も゛ち゛い゛い゛のぉ♪ セックス好きぃぃ、デカチンポ大好きぃぃぃ。もう私、我慢できないの。射精()して♪ 早く射精()して♪いっぱい射精()してぇ♪」

「いいよ、そろそろ中出しタイムいっちゃおうか。孕むくらいたっぷり射精()しちゃうから、子供欲しくなかったらちゃんと自分でガードしといてね。イクよイクよ、イクよ~♪ ほら、孕んじゃえ――っ!」

「あぁぁん、熱いの出てるよ。いっぱい出てるぅ。セックスさいっこぉぉ――っっ、中出しさいっこぅ~~~っっ!! オマンコイク、イク、イク、イっっっっクぅぅぅぅぅ~~~~~~~~っっっっ!!!!」

 

 ドロドロに溶けた蜜壺の中で破裂寸前の剛直がビクンビクンと膨れあがり、溜め込んでいたモノが一気に放出される。メス穴の一番奥に灼熱の体液を浴びせられて、凄まじいまでの快感が全身を通り抜けていった。頭の中が真っ白に染め尽くされ、情欲を滾らせぐだぐだにとろけかけた子宮を、白く濁った生殖液(ザーメン)に満たされる悦びに溺れる黒髪美少女。

 初めての膣内射精(なかだし)をしてもらった歓喜に、オトコと繋がった腰をビクビク震わせながら、彼女は満足の深い吐息とともに譫言のような言葉をこぼしてしまう。

 

「……あは、本当に子宮の中、ザーメンでいっぱいにされちゃった。トプントプンって膣内(なか)で波打ってるの感じちゃうよ。こんなに気持ちよくされたら、私もうセックスやめられなくなっちゃう。バンバン膣内射精(なかだし)して欲しくてたまらないんですけど、どうしてもらおっかなぁ。……みんなには責任、ちゃんと取ってもらわないと、ね」

 

 舌なめずりしてしまいながら呟くその表情は、すっかり情欲に溺れた淫蕩なオンナそのものの顔になっていた。実際、今の六花の頭の中はセックス一色に染められてしまっている。こうなってしまっては、部屋に連れ込まれたときにどうしてあんなに抵抗していたのかさえ思い出せない。

 彼女がそこまで――セックス大好きの淫乱ビッチに――変えられてしまった理由(わけ)はきっと、タカトの極太チンポでオマンコをすべて気持ちよく抉られてしまったことで、新しい扉を開かされてしまったことにあるのだろう。或いは膣内射精(なかだし)されて身体の一番深くに精液をぶちまけられたことで、体中すべての細胞をひとつひとつ新しいものに作り替えられてしまったからかもしれない、と。

 そんな感慨(かくしん)を抱いてしまった六花は、

 

(あは、まだ余韻残ってる。中出しってすっごい、天国みたいに気持ちよかったぁぁぁ。こんなの、はじめて……。生ハメセックスってほんとサイッコー……)

 

 初めての極上アクメに酔いしれながら、生セックス(オンナ)の悦びに打ち震えてしまうのだった。



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Ⅲ 六花、堕ちる(下)

「うぅん……ぢゅる……ちゅぱ。むふぅん……れろ、れろ」

「そうそう、イッた直後のチンポってかなり敏感になってるから、舐めるときは優しくね。それから、カリ首の辺りはザーメン溜まりやすいから、特に重点的にお掃除してくれるかな?」

「ふわぁい。んむぅん……れぇろ、んん……ちゅぱ……こんな感じでいい?」

 

 上目遣いで媚びるように尋ねる六花に、タカトは満足そうに頷きながら優しく髪を撫でてくる。黒髪の少女はその手の感触に目を細めると、目の前にそびえ立つペニスにこびりついた――精液と愛液が混じり合った――白濁液を、伸ばした舌で美味しそうに舐め取っていた。

 仁王立ちしている男の前へ(かしず)くように跪き、うっとりとした顔で男性器に夢中で淫らな奉仕をしながら、美しい黒髪を時折揺らして。情欲と火照りに赤く染まった身体を晒し、股間からは白く濁った雫をシーツの上へと垂れ流しながら。

 ――そんな風になっているのは、六花が初めての膣内射精(なかだし)による快感の余韻に浸っているところに――秘所から抜いたばかりの――ペニスを目の前に突きつけ、タカトがお掃除フェラによる奉仕を命じてきたからだ。すると彼女は黙って指示を受け入れるなり、躊躇いもなく勃起したままの怒張に舌を伸ばして、ザーメンの処理を始めてしまう。丁寧にゆっくりと、とても嬉しそうに――淫蕩に――微笑みながら。

 もしも処女を奪ってもらう前の彼女なら、そんなことはしようとも思わなかっただろう。嫌悪を剥き出しにして、拒絶していたに違いない。

 けれど、四人に犯されて何度もイカされた挙げ句に自分から求めて膣内射精(なかだし)を受け入れ、セックスの悦びを知ってしまった今の彼女にとっては、目の前のペニスは大切な象徴(シンボル)と言ってよく。ましてやタカトの極太チンポは、彼女にオンナの悦びを教えてくれた頼もしくも貴重な宝物なのだから、精一杯奉仕するのはあたりまえのことだった。

 

(不思議……こんなに苦い上に喉に絡みついて飲みにくいのに、どうしてこんなに美味しく感じちゃうんだろ。もっともっと舐めていたい、味わいたいって感じちゃうの。さっきみたいに、口いっぱいに飲ませて欲しくなっちゃうよ)

 

 ドロドロの精液を舌で掬い取り、口の中でじっくりとその苦さを味わいながら少女はそう思ってしまう。

 有井にむりやり飲まされたときと違って、今回のお掃除は子宮に注ぎ込んだ後の残り滓を頂いているわけだから、どうしても量的に物足りなくなってしまうのだ。だからタカトに気持ちよくなってもらって、有井のように思い切り口内にぶちまけて欲しいのだけど――タカトに命じられたのはお掃除フェラだから、勝手にイカせようと暴走するわけにもいかない。

 だから仕方なく、六花は腰を無意識に揺らしてしまいながら、お掃除フェラに励むのだった。

 

「ん――ちゅる……ちゅぱ――っ。んふぅん……んっ、んっ、んっ」

 

 亀頭周辺のお掃除を終え、次にカリ首まで口の中に咥えて溝の周辺を丁寧に舐め尽くす。射精への誘惑に駆られてしまいそうだから、気持ちよさそうな顔は見なかった振りをして一旦口を離すと、最後に竿の根元部分に舌を差し出して最後の仕上げを行った。

 綺麗になったペニスを少し誇らしげに見つめると、そのまま首を傾げ男を見上げる六花。

 

「……こんな感じでいいかな?」

「オッケー、いい感じだよ。初めてのお掃除フェラなのに一発でコツを掴めるなんて、さっすがドスケベJK宝多六花だよね。じゃあ、次は搾り取る方のフェラを勉強しよっか」

「……うん、解った♪ ちゃんとすればお口の中、いっぱい射精()してもらえるよね?」

 

 完璧に仕事を終えた淫乱黒髪美少女を――呼び捨てにして支配感をアピールしながら――素直に誉め称えると、ヤリチン男はつづいてフェラチオ指導の開始を示唆してくる。新鮮でたっぷりの精液を上の口で堪能できる期待と、疼く下の口をほったらかしにされる不満を同時に感じながら、六花は報酬の有無を確かめるように精飲のおねだりを口にしていた。

 

「もちろん――って言ってあげたいけど、それは六花の頑張り次第かなー。……にしても、自分からごっくんしたいって言い出すなんて、ちょーいい傾向だよね。肉便器としての自覚もたっぷりあるみたいで。それじゃ、始め――」

「ちょい待った。タカトばっかりずりーって。初中出しキメたばっかなんだから、そこは他の誰かに譲るのがスジってもんじゃね?」

 

 目の前で勃起をちらつかせてフェラチオ調教を開始しようとしたタカトに、今井が待ったをかける。するとタカトは三人に向かって舌をペロッと出すと、「悪ィ悪ィ。じゃ、任せるからよろ」その場を誰かに譲るように六花から離れていった。

 

(……タカトクンのザーメン、上の口でも味わいたかったから少し残念だけど。でも、他の人のも欲しかったから、すぐに飲ませてくれるならそれでもいっか)

「おっし、オレの勝――ち! てことで六花は、今からオレのチンポで奉仕の勉強しようか」

 

 じゃんけんで勝ったのは、喜びようから有井らしい。一度飲んでるから他のメンバーのモノ(ザーメン)がいいとも一瞬思ったけれど、その時はちゃんと味わうことができなかったし――初めてチンポでイカせてもらったお礼ができるという意味ではまぁ良かったのかも、と思う六花だった。

 だからそのまま、目の前に突き出された有井の左曲がりチンポに手を伸ばしかけたところで、

 

「くっそー、せっかく初フェラからのごっくんコンボ味わえると思ったのになー。やまとは処女ゲットできたし、タカトは初中出しだろ。これで有井っちに初フェラまで奪われたらオレだけ仲間外れじゃん。それって寂しくね? 折角お口で気持ちよくしてもらおうとチンポもビンビンだったのに、おあずけされて勃ち損だしさー」

「えっと……でも、私初めて他人にイカされたのって今井クンだったよーな。それで、私もオマンコが空っぽなのが寂しくて切ないから、ね。もしも今井クンのチンポが空いてるなら、私がフェラしてる間にハメてもらってもいい……よ。みんなの肉便器なんだから、遠慮なんてしないでいいから、さ……」

 

 金髪ユーチューバーが漏らした不満の言葉に、淫乱JKは四つん這になって突き出した――巨大な白桃を思わせるむっちりとした――お尻をふりふりと揺り動かすことで、愛液を垂れ流しているオマンコをあからさまにアピールしてみせる。もちろん、そうしながらも目の前のペニスにイヤらしく指を絡めつつ、鈴口の辺りに舌を這わせていくのを忘れてはいない。

 

「え? マジで!? さっすが六花だよね。自分からチンポハメて欲しいって言ってくれるなんて、ホントドスケベすぎて興奮してくるわー。……つーわけで、悪いね有井っち。先に中出しゴチになりまーす♪」

「あっはは、これが試合に勝って勝負に負けたってやつ? 有井っちドンマイ」「いいね、イケてるよ六花。ナイスフェイント! 見事に騙されたわー」「……いいけどね。どうせオレも後でハメるんだから順番が前後するだけでしょ。それよりも今井っち、先に言っておくけど。メインはフェラチオ調教なんだからハメるのはいいけど、こっちの邪魔だけはしないようにしてくれよ。……それじゃあ六花、まずは手コキから覚えてもらおうかな」

 

 囃し立てる周囲にふて腐れた声を出しながら、六花の頭を撫でて指示を発してくる有井。その指示に従い勃起チンポを本格的に扱き始める彼女の腰を掴むと、今井が大きくなったモノを膣口に押し当ててきた。

 挿入の期待に腰を震わせながら、メガネ男の指導に合わせて力の込め方を調整しつつ――淫液に濡れたままの熱い肉竿を擦り続ける六花。白く柔らかな手で愛撫する度に、指の輪の中で赤黒い陰茎ががびくびくと蠢くのがなかなかに面白い、と。そう思ったところに、背後からペニスで一気に串刺しにされて、彼女は悩ましい(悦びの)声を吐き出した。

 

「あぁぁぁ――っっ❤ ずぶずぶって入ってきてる♪ オチンチン、とっても気持ちいいよ❤ オマンコすっごく悦んでるの、今井クンも解るよね? あ~、セックス最高――っ❤」

「そりゃ、さっきよりも強烈にチンポに絡みついてくるんだから。めちゃくちゃ解るっつーの。ホント、こんなドスケベなカラダして。サイッコーのオンナだよね、六花は」

 

 気持ちよさそうな声を上げると、今井がピストンの速度を若干速めてくる。それに合わせて腰を振りながらも、六花は――有井のじっとりとした視線を受けて――手コキテクニックの習熟に意識を集中させるのだった。

 そして。

 

「手コキはだいたいそんなもんかな。じゃ、そろそろ咥えてもらおっか。まずは先っぽから、ソフトクリーム食べる時みたいに舐めてくれる? ちろちろって感じで」

 

 ある程度のコツを掴んだところで、有井の指示はフェラチオへと移行する。待ってましたと舐める前に、彼女はこれから口淫奉仕する対象(チンポ)をまじまじと観察してみた。

 まさに肉棒と呼べるような太く立派なカタチをした――使い込まれたために赤黒く変色しつつある――肌色の肉竿の上に、キノコのような肉傘が覆うように被さっている。発達した立派な亀頭がその存在を強く主張していて、そこから飛び出したカリ首もその深く鋭い角度が、貫かれた際に柔肉を抉る感触の気持ちよさを保証してくれるようだった。

 そんな風に、初めて間近で見る男性器はとてもグロテスクではあるが、同時になんとなく頼もしく感じられて――いつでも気持ちよくイカせてくれると――安心できる気がする。有井のソレはタカトのものに比べれば遥かに小さいが、その分根元まで咥え込むことができると考えれば悪くはないだろう。

 

「それじゃ、いただきまーす。あむ……うむぅん……ちゅぱっ、ちゅぷっ……ぇろ、れぇろ」

 

 だからイカせてくれ()ことへの感謝と期待を示すため、愛情を込めてキスをするように――淫液に濡れたままの――亀頭へと口を付ける六花。漂ってきた強烈な栗の花の臭いに頭を蕩けさせながら、舌の表と裏の両方を使ってざらつく表皮をイヤらしく舐め回す。言われるままに鈴口の辺りにチロチロと舌先を這わせ、新たに滲み出てきた我慢汁を掬い取った。

 

(これがカウパーってヤツ? 精液とはちょっと感じが違うかな。これが出てきたってことは、感じてくれてるってことだよね。嗚呼、早く飲ませてくれないかなぁ。熱いのをたっぷりと)

 

 絞り滓と出来たてと。新旧両方の体液を同時に味わいながら、美少女はこの後の口内射精(ごっくん)を期待して熱心に舌を動かし続ける。その間もずっと、背後から腰を掴まれたまま今井のペニスに秘所を貫かれ続けているから、時折そちらに意識が行ってしまいそうになるのをどうにか堪えている六花だった。

 

「ああ、いいよ、その調子その調子。裏筋とカリ首の辺りは重点的によろしくね。だいたいのヤツの弱点だからさ」

「ふん、わはっら。ろーお、きもひふぃーひ?」

 

 男の様子を窺いながら言われるままに裏筋とカリ首を舐めまくると、とても気持ちよさそうな顔で腰を前後に揺すってくれる。その迅速な反応に満足を覚えながらも、彼女は我慢できずに竿を思い切って咥えてみた。

 

「おっと、こっちが指示出す前にチンポ咥え込んじゃったね。そんなに我慢できなかったんだ? 別にいいけど、歯だけは絶対立てないように気をつけてくれるかな? それじゃ、舌使いながら顔をゆっくり前後に動かして。そうそういい感じいい感じ。その調子で続けてー」

「んんんっ。むふぅん……ぢゅぱぢゅぱ……じゅるっ……ぷはぁっ……あむ、うふぅん……」

 

 熱い吐息を漏らしながら、朱唇をオマンコ代わりにしてペニスを搾り立てる。口マンコを好き放題に蹂躙してくるその硬さが、たまらなくステキでならない。たまらず六花は怒張を根本まで呑み込んでしまった。

 喉の奥に先端が届いてしまい、思わず嘔吐(えず)きそうになるくらい苦しい。けれど――その苦しさが支配される悦びを連れてきて、彼女の身体を激しく燃え上がらせてしまう。更にはそこにバックで生ハメされる快楽が加わるのだ。六花の頭の中は色欲と情欲に染め上げられ、とっくにドロドロに溶けてしまっていた。

 

(――ああ、どうしよう。こんなに気持ちよすぎたら、チンポから離れられなくなっちゃうって。絶対に病みつきになっちゃうよ。ホント、どうしてもっと早く犯されて(セックスして)みなかったのかなぁ。セックスがこんなにスゴイんだってとっくに知ってたんだから、はっすもなみこもすぐに教えてくれたら良かったのに……)

 

 この場をセッティングした友人に頭の中で不満を漏らしながら、黒髪淫乱JKは夢中になって咥え込んだチンポを口マンコで搾り立てる。男も興奮しているのだろう、どんどん溢れ出てくるカウパーを呑み込む間にも、鼻孔の奥までツーンと強烈なホルモン臭が押し寄せてきた。それを嗅いでしまった少女の切れ長の目はトロンとだらしなく潤んでしまい、強気な表情が似合う凜とした顔もいつの間にか真っ赤に染まって、すっかり上気してしまっている。

 

「あー、やっぱビッチJK宝多六花マンコ、ちょー気持ちいいなー。ねぇねぇ有井っち。いいかげんフェラの指導も一段落ついたっしょ。もうそろそろオレも本気出してもいいよねー?」

 

 鼻の下をだらしなく伸ばしながら、細く引き締まった腰を抱え腰振り機械(マシン)と化している今井が、同じく鼻の下を伸ばしてフェラの快感に夢中な有井に声を掛けていた。その声に反応したメガネと金髪の男の間で、無言のアイコンタクトが行われる。

 そんなことにはまったく気づかないままの六花は、ただ股間から伝わってくる快楽に酔いしれつつ、目の前のペニスに対してディープスロートしながら睾丸を手で優しく揉みしだくなど、夢中になって口唇奉仕に励んでいた。

 

「今井っちが六花マンコを思い切り突きまくりたいのは解るけど、本気出すのはこっちの調教が終わってからにして欲しいんだよね。今はフェラ調教の時間なんだから、こっちの方優先させてよ」

 

 従順に指示に従ってくれる御褒美代わりにか、黒髪を優しく撫でながらJKの濃厚フェラを満喫する有井の――わざと素っ気なくされた――返答に、少女を背後からのんびりと犯していた今井がニヤリと悪い笑みを見せながら――不意にピストンの速度を速め、腰のぶつけ方を激しくしてくる。――伸ばした手で、揺れるおっぱいを揉みしだきながら。

 

「んんんん――っ!? ん、ん、ん、ん、んんん~~~っっっ!!!?」

 

 突然の攻勢に泡を食って驚きの声を上げてしまう六花。危うくペニスに歯を立ててしまうところだったが、惨劇はどうにかぎりぎりで回避することができた。けれど、なおも止まない今井の攻勢に、彼女の牙城は簡単に崩されてしまうと、結果としてフェラチオに集中する余裕はなくなって、ただ喘ぐことしかできなくなってしまう。

 最初はタカトに比べればモノが小さいからどうかと思っていたけれど、今井のチンポでも六花のオマンコは充分気持ちよくなれるようだ。少なくとも、本気で攻められたら感じ過ぎてしまい、フェラチオに集中することができなくなってしまうのだから。

 

(あっ、あっ、あっ――ダメ、だよ。こんな、本気出して突かれちゃったら、フェラに集中、できなくなっちゃうよぉ――っ!)

「今井っちー、本気出すのは調教終わってからって言ったのに、なに勝手に好き放題やってるのさぁ。危うくチンポ噛まれるかと思ったっしょ。――ほら、六花ももっとフェラに集中してくれないとダメじゃないか。そんな程度で奉仕できなくなるなら、とてもフェラチオ調教合格だなんて言えないからさ。もう少し頑張ってハメながらでもちゃんとフェラできるようにならないと、罰としてセックスおあずけしちゃうことになるけど――六花はそれでいいのかな?」

 

 ミニマム――他の三人と比較してだが――サイズの陰茎が開ききった膣道を自由自在に、容赦なく擦り続ける。それがもたらす快感に溺れてしまいそうになる彼女だったが、有井の言葉を聞かされて、辛うじて理性を取り戻す。

 

「ごめんなさい、ちゃんとフェラ――んん~~っ!――、続けるから。頑張って、チンポ、気持ちよく――あぁん♪――、させるから。だから、セックスは、おあずけに、しないで。お願い~~っ!」

 

 止まらないピストン運動に――息絶え絶えになって――喘ぎ声を漏らしてしまいながらも、頑張ってフェラチオを続ける意思を必死に示す六花。

 このままチンポで犯される方にだけ集中して、思い切り気持ちよくイキたいというのが本音ではあるけれど、自分だけ気持ちよくなることばかり求めてはいけないのも理解している。そして彼らにも気持ちよくなってもらうには、有井の言うようにハメられながらでもフェラチオできるようになった方がいいことも解っていた。どうせセックスで気持ちよくなるのなら、お互いができるだけ最大限にイケるようになるのが最も望ましい在り方なのだから――

 

「うむぅん……じゅぷ、ちゅぱ……んんっ。あぁん――ちゅぷ、れぇろ……」

「六花も頑張るねー。チュパ音もエロくていいんだけど、ふつーに喘ぎ声の方が好きなんだよね、オレってば。だから、もっと喘いでもらうためにオレも全力で頑張るから、六花も頑張ってフェラ続けてね♪」

 

 フェラチオを再開した六花に、にんまりと唇を意地悪そうに吊り上げると今井は腰の動きに円運動を付け加えながら、片方の手をクリトリスに伸ばして軽く摘み上げてくる。

 

「んんん――っ! おみゃんこも、クリも、ろっれも、ひもひいーよ……ぢゅる、ちゅぱ、ちゅぷっ……れも、まえなひから。んんん、むぅん……ろうせにゃら、みんなで、ひもいょく、にゃろぅ――っ❤」

 

 その瞬間、背筋を走り抜けた電流の衝撃を必死で堪えて口淫奉仕を続けながら、不敵に笑ってみせるJK。喋る間にもペニスに対して舌を這わせ、口全体で扱き立てることを忘れずに。

 じゅぽじゅぽとイヤらしい音が少女のカラダの上と下、両方で鳴り響く。上と下の口両方にチンポを咥え込んで責められまくってる女子高生に、彼女の秘所に自分のモノを突っ込んで腰を振りたくっている金髪の大学生、そして熱心な口淫奉仕を受けているメガネユーチューバー。

 三人全員とても気持ちよさそうで、目の前の快楽を貪ることにだた夢中のようだった。

 そして――程なくして限界がやってくる。

 

「いいよ、六花。しゃぶる時は、そんな風に緩急つけるの忘れないように。……あー、そろそろ出そうかな。ザーメンいっぱい射精()してあげるから、ちゃんと全部飲んでくれるよね?」

「ひーよ。ちんふぉみうくじぇんぶのんであげりゅから、ちょうらい、いっぴゃひちょうらい❤」

「二人でなんかいい感じになってっけど、オレもいるの忘れてない? 六花がそんなにチンポミルク大好きなら、オレのを子宮にたっぷりご馳走してあげるから、射精()してあげるまで少しだけ我慢して待っててよ。あー、にしても六花マンコちょー気持ちいいな。こりゃ濃いのがたっぷり出そうだよ」

 

 口内で有井のペニスがぶるぶる震え始めたのと同じタイミングで、彼女の膣内(なか)で蠢いていた今井の逸物が膨張しかかっているのに気づかされる。その射精間近の剛直に子宮口を延々と突かれ続けて、頭の中が真っ白になりかけている六花だったが――それでも意地を張り理性は保ったままで、口の中の肉棒を追い詰めるように激しく吸いたてていた。

 六花と有井と今井と。三人の誰が先に限界が来るかのチキンレースは、もつれるようにヒートアップしたままエンディングを迎える。

 

「――ああもう、らめぇぇっ! イッちゃう、オマンコイッちゃうよ――っ! あぁぁぁんんんん~~~~っっっ!!!」

 

 最初に限界を迎えた(イッた)のは六花だった。全身をビクビク震わせ頭を仰け反らせながらも、どうにか咥えてるモノに歯を立てることだけは防ぎきる。その微妙な動きが有井チンポに最後の一撃を与えることになり。アクメを極めたことで膣内(なか)が急激に締まったことが、限界ギリギリだった今井チンポにトドメを刺した。

 

「オッケー。きっちりオレをイカせられた御褒美だから、ちゃんと全部受け止めるんだよ。うおぉぉぉ――っっ!!」

「ビッチJKマンコに膣内射精(なかだし)イクよ。ほら出てる、出てる、いっぱい出てる――っ! ……はは、こりゃ間違いなく子宮まで届いちゃったね。タカトとオレの、どっちが先に受精するか競争だね、コレは」

「んんんんん~~~~~~~~~~っっっ!!! んんっ、んんっ……んうん……ゴクッ……はぁはぁ……」

 

 下の口に放たれた精液の噴射を子宮で受け止めながら、再び軽く絶頂してしまう六花。頭をくらくらさせてしまいながらも、上の口に注ぎ込まれる白濁液を一滴残さず――こぼさないように――口内に受け止める。

 

「あ、チンポミルクはすぐに飲まないでね。口マンコに入れたままにしといて、それからゆっくり口開けて口の中に溜まってるところ見せてもらえる?」

 

 そんな有井のリクエストに応えて、口の中にザーメンを溜めたままゆっくりと口を開いてみた。形の良い薄く赤い唇に囲まれた狭く暗い空間の中、真っ赤な舌の上にドロリとした白く濁った塊が蠢いているのは、見るからにとても淫靡な光景だった。

 

「そうそう、フェラの時にはごっくんする前に口の中にザーメンが溜まってるところを、ちゃんと見せるのを忘れないようにね。それじゃ、オレの特製チンポミルクじっくり味わってもらおうかな」

「ふぁい、いららきましゅ❤」

 

 男に言われるままに口を閉じると、六花は有井が出してくれた特濃ザーメンをゆっくり飲み干していく。最初に飲まされたときはただ苦くて気持ち悪いだけだったけれど、今はその苦さがむしろ心地良くていつまでも味わっていたくなる。ドロリとした感触も飲み込みにくさも、今の彼女にはむしろ味わう時間が長くなるから好都合でしかなかった。

 だから、ゆっくりと子種汁を――美味しそうに――嚥下していく女子高生の表情はとても淫らで、見る者の劣情を誘うものだった。

 

(ああ――やっぱりすっごく美味しいや。いくらだって飲めちゃうよ。タカトクンのに比べたら、有井クンのはちょっと酸っぱいかな。不思議……人によって結構違うんだ。他の二人は、どんな味がするのかな……?)

 

 二人の味を比べて違いを愉しみながら、最後の一滴まで飲み干すと少女は艶然と微笑み、目の前の男を見上げる。その媚びるような視線に満足の笑みを浮かべると、有井が美麗な黒髪を褒めるように撫でてから、一度口から引き抜いた――体液塗れの――ペニスを突きつけてきた。

 

「さてと、それじゃ俺たちのもお掃除してもらおうかな」

「ザーメン大好き肉便器六花なら、喜んで綺麗にしてくれるよね? お願いお願い~って?」

「あは……まだご馳走してくれるんだ。いいよ、あれだけ気持ちよくしてくれたんだもん。たっぷり御奉仕させてもらうね♪」

 

 さらに今井まで目の前に移動してきて汚れたチンポを突きつけてくると、お掃除フェラを命じてきたのに六花は娼婦の笑みを浮かべ、股間から精液を逆流させながら二本の肉棒に欲望のまま貪りつく。

 そんな風に、三匹の獣による淫らな宴は、もう少しだけ続くのだった――

 

 

 

 

 バスルームの扉が静かに開き、そこから一人の少女が姿を現した。

 まっすぐに肩まで伸ばした見事な黒髪は、わずかに水に濡れて艶やかに煌めいている。その黒に囲まれた――アイドル級の美貌を湛えた――真っ白な顔は、本来の気の強さが影を潜め今は情欲にたっぷり蕩けてしまっていた。うっすらと紅潮している円錐型の豊満なバストが――存在を主張するように――立派に張り出しているのがとても悩ましく、中心でツンと尖った真っ赤な乳首も相まって、見る男達へ官能的な刺激を大いに与えてくれるはずだ。

 だがなによりも彼女のカラダで魅力的なのは、そのむちむちの下半身だろう。

 たわわに実った巨大な白桃を連想させる安産型のお尻は、ベッドへと一歩歩みを進める度にゆらゆら揺れ動いて、見る者を激しく興奮させてくれる――もしも目の前でその動きを見せられたなら、普通の男なら即座に襲いかかっていきり立ったペニスをメス穴に突っ込むことだろう。そしてむっちりと引き締まった太股はまさに健康美そのもので、性癖によってはその間に――色々なモノを――挟まれたいと望む者が出てきても不思議ではないほどだ。

 そんな蠱惑的な裸体を湯上がりに赤く火照らせて、タオルで軽く拭いただけで一糸も纏わない全裸の状態のまま、六花はベッドへと向かう。

 堂々とした態度は既にベッドの上の男達にはなにもかも見られてしまっているからで、むしろ彼らに見せつけているような素振りすらあるが、何故か時折下半身――具体的にはお尻――の辺りを気にしているような仕草を見せていた。

 ――事実、今の六花はお尻が気になって仕方がない状態である。

 そうなっている理由は、さっき男達から受けた指示(めいれい)にあった。調教の一環としてフェラチオ奉仕の次に彼女に与えられた指示は――

 

「おかえり六花。――準備はOKかな?」

「……うん、大丈夫だと思う。ちゃんと全部出して、綺麗にしてきたから」

 

 ベッドに腰掛けてペットボトルに口をつけながら問い掛けてくるやまとに、お尻の穴に指を伸ばしながら頷き返す六花。いかにも落ち着かなげな様子に、やまとの隣で同じように水分補給していたタカトがからかうように声を掛ける。

 

「なーんかちょっと落ち着かないって感じだけど大丈夫? それとも実は、チンポを早くハメて欲しくて疼いてたりしてんのかな?」

「あはは、お腹がからっぽになってるのがちょっと変な感じだし、お尻の方もすーすーしててなんだか気落ち悪いかなーって。でも、チンポが今すぐ欲しいのもホント……かな」

 

 おへそが剥き出しのお腹を手で押さえながら、少女は苦笑混じりに答えてみた。言葉通りに、空っぽになったお腹の中に違和感を覚えながら。

 ――フェラチオ調教が一通り終わってから。有井と今井の二人が食事の買い出し――ついでにビデオカメラの回収――に出て行くと、ニヤニヤと笑みを張りつかせながらやまとが発表してきた次の調教内容が、アナルセックスだった。

 特に抵抗を感じることもなく当然のものとして指示を受け入れると、六花はやまとから受け取った下剤を飲んでお腹のモノをひとまず全部出して、それからお尻の穴をシャワーで綺麗にしてきたところだ。

 

「それじゃ、六花も待ちきれないみたいだからさっさと開始しよっか。はじめてのアナルセックス。とりあえず四つん這いになって、ケツマンコこっちに向けてくれる?」

「はいはーい。んー、こんな感じでいいかな? ……あのさー、そんな食い入るようにイヤらしいところ見られたら、興奮してお汁垂れて来ちゃうんだけどぉ……っ❤」

 

 やまとの指示に従ってベッドの上で四つん這いになると、黒髪の女子高生は獣の体勢を取って綺麗にしてきたばかりの尻穴を見せつける。

 シャワーを浴びて綺麗にしたはずなのに、早くもだらだらと透明な蜜を吐き出している――男のモノを迎え入れるために、ぱくりと口を開ききった――サーモンピンクのビラビラの真上で。むちむちと張りのある、真っ白なお尻の真ん中にある小さな黒い穴が、ひくひくと妖しく蠢いていた。

 

「これで六花のキスとオマンコとアナル、三つの初めてはみーんなオレのモノってワケだ。なんかいいよね、特別なオトコって感じで。で、その特別なオトコからお願いだけど。処女喰ったときには知らなかったからできなかったんで、どうせだったらおねだりとかしてくれねーかな。イヤらしく、さ」

「相っ変わらず、おねだりさせるの好きだよねやまとって。確かはっすの初めてパコっちゃったときもさせてなかったっけ? ――ま、オレも好きだからわかりみブラジルだけどさー」

 

 勃起チンポを六花の尻に擦りつけながら、やまとが嬉しげにおねだりをリクエストしてくる。同じように勃起デカチンポを六花の鼻先にちらつかせながら、タカトがその態度を軽く笑い飛ばした。

 

「……私のはじめて、(キス)もオマンコもみーんなやまとクンにあげちゃったから、お尻のはじめてもやまとクンにあげちゃうね。ちゃんと言われたとおり準備万端にしてきたから、やまとクンの素敵なチンポで宝多六花のお尻を躾けてください❤」

 

 どうしてそんなもの(おねだり)が好きなのかは理解できないけれど、求められているのは肉便器(オンナ)としてもとても嬉しいから、断る理由はない。だから六花は四つん這いのままお尻に腕を伸ばして、やまとの前で尻穴を指先で広げてアピールしながら、甘えた声でおねだりしてみせる。

 

「いいねー、テンション上がるわー。彼氏いたら、ぜひとも彼氏に聞かせてやりたいね。六花って彼氏いないんだっけ? 好きな男子はいたりしない?」

「彼氏なんていないよ。好きな男子……うぅん……いたかも知れないけど、みんなのチンポ味わっちゃたらどこかに吹っ飛んじゃったみたい。れぇろ……だから、もう好きな人なんていないの。ゴメンね、んちゅ……やまとクン」

 

 目の前で彼女をメスマンコに変えてくれた極太チンポをちらつかせられると、正直我慢しきれやしないと――そう言いたげにタカトのモノに舌を伸ばして一舐めしながら、あっさりと答えてしまう六花。その頭の中に、処女を奪われる際に面影を過ぎらせていたクラスメイトの姿は、もう欠片さえ残っていなかった。

 

「そりゃいいや。要は好きかもって気持ちが、オレらのチンポに負けちゃったってことだよね。はは、六花ってばマジでビッチじゃん。これはもうオレらが責任取って飼ってあげるしかないってことかな」

「そんなのあたりまえだって。みんなの――特にタカトくんのチンポハメられちゃったら、オンナなら降参するしかないんだから、さ。……うわぁ、みんなの雌犬になるってのも、それもいいかも❤」

 

 ビッチ呼ばわりされたことに興奮して声を上擦らせながら、少女がオトコの劣情を誘うようにゆらゆらと腰を振る。その誘いに応じるように片手を添えて進路を定めると、男は小さく窄まった穴にペニスをゆっくりと埋め込んできた。

 ずぶずぶと、肉の隘路を押し退けて大きなモノが入り込んでくる感触に、悶えてしまう六花。

 

「あっ、スゴ、きつい。おっきいのが、挿入(はい)ってくるの、わかっちゃうよ」

「うはっ、このきつさまさに初めてって感じ。どうよ、六花。ケツマンコ犯されてる気分は。マゾでビッチな六花だから、めちゃくちゃ興奮してるんじゃないの?」

「うん――すっごく興奮してる。チンポが入ってくるとめりめりってお尻が痛くなるのが、処女奪われた時のこと思い出して――ね♪ だからさ、やまとクンも遠慮なんてしないで、もっと痛くしてくれてもいいよ❤ 私のケツマンコ、早くやまとクンのモノにして欲しいから――っ❤」

 

 やまとのチンポが入り込むに連れてひりひりとした痛みが菊蕾に広がっていくが、今の六花には快楽を呼び起こすためのただの心地良い刺激にしかなっていない。すっかり開発されて――簡単にチンポが奥まで入るようになって――しまったオマンコでなく、まったく手のつけられていないケツマンコを犯されている事実もまた、彼女の興奮を誘っていた。

 

「うわーお。素直にチンポおねだりしただけじゃ足りなくて、自分でピストンをもっと激しくしてって求めてくるなんて。六花ってばとんでもないビッチになっちゃったね」

「……タカトくんは、こんなビッチな女の子は嫌い?」

 

 舌が届くか届かないくらいの距離を保っているメッシュ髪の男に向けて、懸命に伸ばした舌をチンポの味を確かめるように這わせながら、黒髪の美少女はわざと伺うような弱々しい視線を向けてみる。もちろん、そんなわけがないと彼女自身確信していながら。

 そして。彼の答えは予想通りのもので――

 

「やだなー。そんなわけないじゃん。セックス大好き、イヤらしい女の子ってチョー好みなんだし。こんなオレら好みの美少女JKゲットできてラッキーだよなーって、そう思った喜びが出てきただけだから、心配なんて必要ないってことでオーケー?」

「うん、わかった、ありがとね。私もArcadia(みんな)とのセックス大好きだよ」

 

 彼女のビッチぶりを認める下心丸出しの発言に、ドスケベ感丸出しの恍惚の表情で答えると、六花は改めて肛門を徐々に埋めていくペニスの感触に酔いしれていた。

 

「オーケー、全員セックス大好きってことで一件落着ってワケだ。で、一気に行きたいのはオレも山々だけど、はじめてのアナルはちょっと慎重にしないとヤバイから。ここは我慢して、じっくり愉しもうよ」

「……うー、わかった。残念だけど、やまとクンは私のご主人様のひとりだから。言うことはちゃんと聞かないといけないもんね」

 

 本当ならガンガン突きまくってイキ狂わせて欲しいところだったが、経験者であるタカトにそう言われたら従うしかない。ここは仕方なく我慢することにして、処女を征服したペニスにアナルを開発されていくのを、少女はじっくり愉しむことにしたのだった。

 そうして、たっぷりの時間をかけて、とうとう亀頭が尻穴の一番奥まで辿り着く。

 

「はい、ご到着~っと♪ これで六花のアナルもオレのチンポが完全支配ってワケだ。どうよ、六花。アナル処女を失った感想は?」

「オマンコよりもアナルの方が、ハメられてるチンポの形がはっきり感じられるのが、なんか変な、感じ。でも、すごく気持ちいいよ……んっ。ケツ穴にみっちりやまとクンのチンポが詰まってるのが……ちゅぱ、あぁ犯されてるんだなって感じで……れろ、とっても興奮しちゃうし……うぅんっ……♪」

 

 肉棒を埋め込まれたお尻を振りその持ち主に媚びた答えを返しながら、ようやく目の前に近づいてきたタカトの巨根を咥え始める女子高生。有井に対するフェラチオ奉仕もよかったけれど、さすがにタカトのモノは次元が違いすぎだ。こんな大きくて硬い逸物を舐め回せると思うだけで、興奮して下の口からだらしない涎が垂れ落ちてしまう。

 

(あぁもう、タカトくんのチンポ大きすぎだよぉ❤ 思いっきり口を開いても喉の奥まで咥えられないんだから、ホントありえないよね。このおっきいので口マンコ思いっきり犯してくれないかなぁ。オナホ代わりにして、ガンガン突きまくって欲しいよ❤ もちろん、私のお口で気持ちよくなってほしいって気持ちもあるんだけど……)

 

 男の腰の後ろに腕を回して体勢を維持しながら、ペニスの輪郭をなぞるように裏筋を舌先で撫で上げ、カリ首の辺りを裏側を使ってなぞり上げる。彼女がこんな風に丁寧に奉仕作業できるのも、やまとのピストンがゆっくりなおかげだった。

 処女を奪ったときのような速さと激しさを競う類の抽送ではなく、丁寧でゆったりとした優しさに溢れたピストンになっている理由は解らない。初めてのアナルセックスということで――内襞を傷つけないよう――慎重になっているのか、それともタカトの極太チンポをフェラチオしやすいよう極力動かないことにしたのか。幾つか理由は考えられるけど、一番重要なのはそのゆっくりとした動きでも、ケツマンコが充分気持ちよくなれているということだ――

 

「いいねぇ。六花のケツマンコも、いーい感じにきつきつじゃん。オマンコよりも搾り取ってくれそうなくらい締めつけてくれるみてーだし。オマンコとどっちがいいかちょー悩むんですけどこれは。六花的にはどうよ? オマンコとアナルと、どっちが好きなワケ?」

「んー、ふぉんなこと訊かれふぇもわぁんなひってば。ろっちも好きじゃらめ? ろっちも気持ひいーし、比べるものりゃないって言うか……結局はフィンポ次第なんりゃし」

 

 括約筋の強烈な締め付けを堪能するように、緩やかな出し入れを行いながらのやまとの問いかけに、鈴口の付近を夢中で舐め回しながら六花は素直な気持ちを答える。結局のところオマンコもケツマンコもどっちも入れられたら気持ちいいのは同じだし、最終的にはどのチンポをハメられるかでしかないのだから、どっちが好きなのかわざわざ考える必要は感じられなかった。

 それでもあえて違いを探れば、オマンコでのセックスはチンポを奥に叩きつけられるのが一番気持ちいいのに対して、アナルセックスだと一番奥からペニスがずぶずぶっと引き抜かれていく時に一番快感を覚えてしまう、ということだろうか。おそらくは本来チンポを入れるための器官とウンチを出すための器官という、その役割の違いから来ているのだろうが――少女にはその違いが少し、面白かった。

 

(ああ、でも。オマンコが気持ちいいのは解ってたけど、お尻――アナルでこんなに気持ちよく感じられるなんて、セックスってほんとにスゴイんだぁ♪ もっといっぱい、色々教えて欲しいな……)

 

 オマンコの気持ちよさはオナニーでなんとなく解っていたけれど、排泄器官のはずのお尻でもこんなに感じることができるなんて思わなかった。そんなセックスの奥深さに圧倒されながらも、淫乱女子高生は下半身に響いてくる未知の快楽に溺れてしまう。

 その事実を証明するように、六花は蕩けきった顔でタカトのペニスを口いっぱいに飲み込み奉仕しながら、やまとの動きに同調(シンクロ)するように腰を淫らに揺すり貪っていた。白い肌はすっかり紅潮してライトの光を照り返し、豊かに実った双丘はカラダが前後に揺さぶられる度にゆらゆらと風船のように揺れ動く。そしてその中心に男性器を咥え込んでいる――満月のように――円いお尻は、男の腰がぶつかる度にパンパンとイヤらしい音を立てていた。

 

「うぅぅぅぅんん♪ お尻すっごく気持ちいいよ、アナルセックスもサイコーだよ。初めてでもこんなに感じることができて、私とっても嬉しいな♪ これもみんなのチンポのおかげだから、これからももっと気持ちいいこといっぱい教えてくれる?」

 

 怒張から一度口を離すと彼女は、下半身から来る悦楽に酔いしれながら更なる愉悦を求めてしまう。その言葉に前後のメス穴にペニスを突っ込んでいた男達が顔を見合わせ、示し合わせるようにほくそ笑んだ。

 そして――

 

「エロエロ六花が知りたいんなら、オレらのやり方でいいならいっくらでも教えてあげるよ。そーだな、フェラチオは充分理解したみたいだから、次はイラマチオのやり方覚えてみよっか」

「六花の方から激しくしてーってリクエストもあったし、オレもそろそろ本気出してケツマンコにガンガンチンポぶちこんでみるかねー。そろそろチンポにも馴染んできた頃だろうし。ハイパービッチJKのオマンコと口マンコの次は、ケツマンコもオレのモノにしてやんないと、ね」

「ぇ? ……んんっ――、んむぅんんんん――っっ!!」

 

 タカトがいきなり頭を掴んできたかと思うと、フェラチオ中のチンポを強引に喉の奥まで突っ込んでくる。それに合わせるように、背後のやまとも突然ピストンを激しく変えてきた。

 それまでのゆったりした交合から、まるでレイプのような激しすぎる交尾への転換に驚き、戸惑ってしまう六花だったが――しばらくして落ち着きを取り戻すと、それ以上は慌てることなく二人の行為を黙って受け入れていく。

 

「んんっ、んんん~~~。んんんん、んんんんんん、んんんんんんん~~~~っっ!!」

 

 じゅぽじゅぽと卑猥な音を立てて、容赦なく咥内に突き立てられるペニスに歯を立てないように気を配りながら、少女は言葉にならないくぐもった声を上げ続けている。けれど、それは悲鳴などではなく――むしろ、その真逆。彼女が上げているのは、随喜の声そのものだった。

 そうなる理由はたったひとつ。

 男の為に奉仕するのも確かに悪くはないけれど、それよりもオナホ代わりとして乱暴に扱われ、容赦なく犯されている方がよりメスとしての本能を刺激されてたまらなく感じてしまうのが、紛れもない六花のオンナとしての本性だったからだ。

 

(苦しい――けど、それで興奮してきちゃう……っ。乱暴に犯されるのを本気で求めちゃってる。そんなのただの変態(ビッチ)だよね。でも、ホントにただの変態(ビッチ)なんだから仕方ないじゃん。いいよもう、余計なことなんて考えなくて。気持ちよくなれたら、私、もうそれでいいんだから――)

 

 鼻先をくすぐる濃厚なオスの臭いと咥内を蹂躙する肉棒の感触。そして拡張された尻穴をデカチンポで串刺しにされて、容赦なく抉られ続ける快感にだらしなく表情を崩しながら、淫乱女子高生は垂れ下がった乳房を揺り回しつつ腰を――ピストンに合わせて――振り続ける。

 そのカラダが発情しきってるのは、ドロドロに蕩けてしまっている秘所から滴り落ちる愛液が、ぴちゃぴちゃと音を立てて真下のシーツを濡らし続けているだけではなく。ペニスを抜き差しされている菊門が、ただの排泄器官でしかないのに溢れ出てきた腸液が潤滑油となって、オマンコと同じように卑猥な音を立てまくっていることからも窺えた。

 そんな風に完全にできあがってしまったビッチJKのカラダを貪り尽くそうと、サンドイッチ状態で犯しながら二人のユーチューバーが我を忘れたように腰を振り続ける。卑猥な水音とくぐもった嬌声を室内に響かせながら、六花たち三匹の淫獣は快楽の頂点に上りつめることだけを考えて、その発情中のカラダを官能の炎で灼き焦がしていくのだった。

 

「あっ、あっあっあっ、あぁぁん❤ おひり、しゅごく、感ひりゃっれるよ❤ 気持ひひぃ、気持ひひぃの――っ❤」

「うーわ、ケツマンコヤバイくらい締まってるねー。なに、オレのチンポ引き千切って自分のモノにでもしたいワケ? いやいや、そこまでいったらマジヤバイって六花。マジエロ過ぎでしょ」

「ははっ、でもドスケベ六花ならそれもアリかもね。けっこーヤバイ感じでイラマってるのに、平然と口マンコで気持ちよくチンポ扱いてくれてるもん。このエロマンコぶりヤバ過ぎっしょ。もうセックス以外どうでもいいって感じ、サイコーだよね」

「うん、うん。せっくしゅ、サイコーらの❤ らから、もふひひかりゃ。みーんあひりゃなひの。ちんふぉとせっくしゅらけあれら、わらひ、それでひーかりゃ❤」

 

 カラダが熱くて熱くて堪らない。口とアナルを犯されて火照りきった女体は、終着点を求めて快感のボルテージを上げ続けている。括約筋をめくり上げる勢いで肛門を貫いているペニスに、咥内を蹂躙中の陰茎もそろそろ限界が近そうだ。

 

「……来れぇ❤ お願ひ、来れ❤ しょろしょろミルク欲しひの❤ 熱ひのいっらい射精()ひてちょうらい❤ 射精()ひて、射精()ひてぇ❤」

 

 ふたつの穴を埋める陰茎の震えに敏感に反応して、はしたないおねだりを口にする六花。その願望を急いで満たそうと、口をひょっとこのように思い切りすぼめたり括約筋を思い切り締めてみるなど、射精を促すためにペニスを苛めてみたりした。

 

「そうそう。おねだりするときはイヤらし~く頼むよ。今のは我慢できないって感じがちょーエロかったから、オレももう我慢しきれねーや。……つーわけで、ミルクタイムと行こうか。たっぷり射精()してあげるから、全部残さず飲み干してちょーだい♪」

「ははっ、ケツマンコもいやらしく催促してきてるじゃん。そんなにチンポミルク飲みたいなら今すぐ射精()してやんよ。一番奥まで注いでやっから、じっくり味わってケツマンコにもチンポミルクの味覚えさせておいてくれな」

 

 その、彼女の努力が功を奏したのか。はしゃぐような声を上げるとタカトは六花の頭を、やまとは六花の腰を掴んでそれぞれに穴の位置を固定してから、最後の一撃を粘膜の奥に叩きつけてきた。

 そして、直後に最奥で解放される熱い迸りを二カ所同時に受けて、あっという間に頭の中が真っ白になった少女のカラダは、あっけなく達してしまう。

 

「んんんん――っ! うぅんんん~~~~~~~~~っっっっ!!!!」

「やっべ、まだ出てるわ。チンポミルク、ぜんぜん止まんねぇだけど。おっ、おっ、おっ。……ふぅ、なーんか出し切ったって感じ?」

「……うはぁ、こっちもめちゃくちゃ出たわ。あんがとね、六花。ちょー気持ちよかったよ」

 

 射精を終え満足した男の手が、少女の(お尻)を優しく撫でてきた。その感触に目を細めながら六花は――調教通りに――口を開いて溜まった白濁液をご主人様に見せつけると、有井との味の違いを愉しみながらゆっくりと飲み干していく。やまとのザーメンが直腸の中を逆流している奇妙な感覚に、腰の辺りを甘く切なげに痺れさせてしまいながら。

 

「んっんっんっ……ごきゅっ。――私も、ありがとね。どっちのチンポも、とっても気持ちよかった❤ 口マンコとケツマンコ――もちろんオマンコもだけど、二人が欲しくなったらまたいつでも言ってね❤ 自由に使ってくれて構わないから❤」

 

 そうして快楽の余韻をたっぷりと味わいながら、精液臭い口を開いてオンナがオトコ達に媚びを売る。そんな風に頭の中を真っ白(情欲)に染め上げられたまま六花は、唇の端から白い液体をひとすじ垂らしながら自然と笑みを浮かべていた。淫らで、イヤらしい、娼婦の笑みを――



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Ⅳ 六花、溺れる(上)

 

「いい感じの反応キタねー。だったら、後はこの辺りもいいんじゃない?」

「あぁぁっっ! うん、そこもすっごく気持ちいいみたい。だから、もっとチンポで擦ってくれたら嬉しいな❤」

 

 勃起チンポに濡れ濡れオマンコの敏感なところを擦られると、六花は甘い声を出しながら思わず、そこへの集中攻撃をリクエストしてしまっていた。対面座位の体位で彼女と繋がってる状態の今井が、リクエスト通りに膣襞をかちこちの剛直で何度か擦ってくると、そのまま汗まみれの身体を抱きしめて熱烈なキスを与えてくる。

 

「ん……ちゅぷ、んふぅん……ぷはぁっ。んふ……今井クンがしたいならいいよ。もっとラブラブしてもさ。……それこそ、恋人になった感じでヤるのも悪くないかもだし❤」

「お、六花もその気になってくれたんだ。いいねー。じゃあさ、試しにやってみよっか。ラブラブ恋人セックスってヤツを」

 

 恋人同士がするような甘いキスを交わしながら、男の手はイヤらしく剥き出しのおっぱいを這い回る。どれだけ形が変わるかを試すようにこねくり回し、尖りきった乳首を指で挟んで擦りあげていく。そんな一連の愛撫に鼻を鳴らしながら、気持ちよさそうに腰を揺り動かし続ける黒髪の女子高生。そんな風に身体を密着させ、唇を重ねながら下半身で繋がり合うオトコとオンナの姿は、確かに一見ラブラブ恋人セックスのように見えなくもなかった。

 と、彼女たちが二人だけの世界に入ってしまうのを邪魔するように、今の今までソファの上で仮眠を取っていたタカトが――起き抜けに――口を挟んでくる。

 

「あー、人が寝てる間に今井っちってばなーんか抜け駆けってない? ひとりだけいー雰囲気愉しもうだなんてちょっとズルくないかなー」

「えー、いいじゃん。どうせチンポはタカトが一番になるのは解りきってんだからさ。それ以外のところでオレらがいい目見たって問題ないっしょ。どうせただの振りなんだし」

「うわ、振りって言い切ったよこのオトコ。六花ってばそれでいいわけ? めちゃくちゃ気持ちこもってるラブラブセックスだと思ってたら、ホントはただの演技だって言い切られてんだぜ。オンナとして文句はないわけ?」

「んー、私は別に文句はないかなー。ちゃんと気持ちよくイカしてくれたら、それでオーケーだし。ラブって言われてもよくわかんないし、正直どうでもいいかなーって。カラダが気持ちよくなれるなら、別にココロなんて必要ないじゃん?」

 

 マジ引きめいた調子で尋ねてくるタカトに、腰を上下させて女芯の奥から伝わってくる快感に身もだえながらも、身も蓋もない答えを返す六花。ホテルに連れ込まれる前なら兎も角、肉欲にすっかり溺れきった今の彼女にとって、それは紛れもない本音だった。

 

「だよねー。身体で気持ちよくなるためのラブラブ恋人セックスなんだから、心の気持ちなんて必要ないってーの。さっすが六花、わかってるー。ってこれはホントにラブラブじゃね?」

「――さっきからぎゃあぎゃあうるさいんですけどー。六花の可愛い喘ぎ声で起こされるならアリだけど、野郎の言い合ってる声で起こされるとか正直ナシだよね。折角六花とアカネちゃんにダブルパイズリしてもらってたのに、そんなことで現実に引き戻されるオレの身にもなってくれよな」

 

 タカトの向こうで同じように仮眠を取っていたやまとが起き上がるなり、うんざりしたようなしかめ面で文句を言ってくる。対する今井たちは平然とした面で、「夢でもアカネちゃんと愉しめてたんだから、プラマイゼロってことでいいんじゃね?」「あの子は惜しかったよね。できたら六花と並べて犯したかったんだけどな。逃げられたのは残念だよね。くー、勿体ない」あっさりと文句を聞き流していた。

 ――ちなみに口を挟んでこない有井がなにをしているとかというと、回収してきたビデオカメラの試運転を兼ねて今井と六花のラブラブセックス(?)を撮影中だったりする。

 

「……って、もう一時過ぎてんのか。寝たの九時回ってたから当然だけど、そろそろ限界かねー」

 

 ぐだぐだと文句を言い合ってる最中に、思い出したように枕元の時計を見てやまとがそう呟く。それを聞いてしまった六花は、思わず表情を落胆の色に染めていた。

 

(もう限界かぁ……ま、仕方ないよね。本当はまだまだ物足りないんだけど、ずっとヤリ続けるってわけにも行かないもんね)

 

 ホテルに連れ込まれたのが土曜日(きのう)の九時頃のはずだから、そこから十六時間が経過している。最初の頃に結構抵抗もしたし、途中で休憩も兼ねて有井と今井が買ってきたコンビニ弁当を食べたりしたから、実質は十二、三時間ほどだろうか。それだけの時間、たっぷりとセックスを愉しんだことになる。

 四人全員と中出しセックスを最低一回はやって。それに加えて、3Pもそれぞれが口とオマンコ一回ずつは味わえるように組み合わせを変えてみたり、更にはアナルセックスも試してみたりと一通りのことはやれるだけやった感はあった。

 けれど、それでもまだ物足りないと思う自分がいるのを、六花は感じている。

 もっともっと感じてみたい。気持ちよくなりたい。思い切りイキまくりたい。セックスしたい。中出しされたい。精液が飲みたい。チンポで子宮を突きまくられたい。まだまだ全然足りない、と。一晩中犯されまくって尚、そんな風に思ってしまうのだ。

 もちろん、現実はそう簡単にいかないことも理解している。十二時が過ぎればシンデレラは舞踏会から去らなければならないのだと。

 だから彼女は至福の時間が終わりを迎えてしまうことに、思わず落胆のため息をこぼしてしまうのだった。せめて少しでもカラダを満足させられるようにと、腰を前後に揺らして膣内(なか)を抉るチンポを貪りながら。

 そんな淫乱女子高生になんでもない調子で、

 

「とゆーわけでさ、六花。ウチに連絡つけといてくれる? 今晩もはっすのところに泊まるからって」

「…………え?」

 

 やまとがよくわからないことを言ってきた。

 

「え? ダメ? もう一晩六花のカラダ愉しみたいから一泊追加にしたいんだけど、さすがに家の方に連絡はしといた方がいいかなーって思ったんだよね。もしかして六花、今日中に帰らないとヤバイとか?」

「あーっと、そんなことないよ。ないから安心して。……それよりもう一泊追加ってマジ言ってんの? みんなが本気なら、私も大歓迎だしちょー嬉しいんだけど」

「マジもマジよ。だって六花もこれで解散だと正直物足りないっしょ? あと一日、明日の朝までヤリっぱなしでイキたいよね? オッケー、意見が一致してるならやらない手はないっコトで、六花ママに外泊許可よ・ろ・し・く♪」

「あは、だよね。みんなまだまだヤリ足りないよね。私もそう思ってたところだったから、みんな一緒でよかった。うん、わかった。じゃ、今から掛けてみるね」

 

 ベッド脇に放置された制服のポケットから取り出してきたのだろう。やまとから自分のスマホを受け取ると、下半身を今井と繋がったまま六花はフリック操作して母親に電話を掛ける。数回の呼び出し音が鳴ってから、いつものように気楽な声が耳に飛びこんできた。

 

「はいはーい、こちら絢 JUNK SHOPでーす。ご注文はなんでしょう」

「あ、ママ。六花だけど」

 

 母親の定番のネタにいつもなら付き合ってあげるところだけど、さすがに今は状況が状況――生セックスの真っ最中――なのでさっさと話を進めることにする。

 

「なーによ、六花。今日ノリ悪いじゃん。どしたの?」

「ごっめーん。スマホ充電切れそうなんだ。だから用件だけさっさと言わせて」

 

 形だけの言い訳を口にしてごまかし、伝えたいことだけ伝えようとする六花。

 

「ちょっと盛り上がりすぎちゃって、今日もはっすのところに泊まることになったから。その報告電話だから。よろし、く~~~~っ!」

(ちょ、話してる最中にオマンコ突いてくるとか。なに考えてんのよ今井クン。サイコーに感じすぎて、喘ぎ声思わず出しかけちゃったじゃないの――っ!?)

 

 それを邪魔するようなタイミングで腰を打ちつけてきた男を、彼女は思わず――恨めしげに――睨みつけていた。

 

「ん? どしたー? なんか妙な声聞こえなかった?」

「ゴメ、はっすがちょっと悪戯してきちゃって、思わず妙な声出しかけちゃった。――もう、電話中なんだから余計なことはしないでっての」

「……ゴメンゴメン。オマンコが突いて欲しそうにヒクヒクしてたから、思わず動いちゃったのよ。ホント、ゴメンねー」

 

 が、当の本人は悪びれた様子もなく、小声でそんなことを言ってくる。そして、彼の言葉通りにオマンコは刺激を求めて蠢いてしまっているのだから、それ以上なにか言えるはずもなかった。

 だから――

 

「ま、友達と仲がいいのは結構だけど、あんまりハメは外しすぎないようにしなさいよ。それと、ちゃんと学校は行くように。サボったら……わかってるよね?」

「あはは、大丈夫だって。ちゃんと……んんっ! 学校は――ぁぁん♪、イク――っからっ!」

「……もしもーし、六花?」

「心配――っ、しないでよ~~~~、私――んっ❤、イク、から、ちゃんとイクイクイク~~~~~っっ!! から――っっ。…………だから、安心して❤ それじゃ……切る、ね」

 

 子宮口の辺りをチンポで連続ノックされても、よがり声を出さないよう必死に我慢することしか六花にはできなくて。それでもどうにか取り繕うとする娘に、訝しそうな声を出しながら――それ以上追及してくることもなく――母親も会話を終わらせようとしてくれる。

 そう思って通話ボタンを押そうとした瞬間に、

 

「はいはい。わかったから――ちゃんと避妊はしておきなさいよ。それじゃーね」

「――っ!? あぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん~~~~っっっ!!!」

 

 精液を膣奥に吐き出されるタイミングで意味深なことを言われてしまった六花は、そのままあられもなく深いアクメに達してしまうしかなかった。浮遊感にも似た絶頂感へ一度上りつめてしまった余韻を受けて、男に抱きかかえられたままスマホ片手に、しばらく呆けてしまう黒髪の少女。

 そんな彼女の耳元に顔を近づけ、やまとが小さく耳打ちしてくる。

 

「『ちゃんと避妊しておきなさいよ』だって。いいお母さんじゃん。だったら、ちゃんと避妊した方がいーのかな? 六花はどう思う?」

「……へへっ、いーでしょー? 私の自慢のママだよ。……避妊ならちゃんとしてるでしょ? 今まで誰も妊娠させたことないんだからいくら中出ししてもだいじょーぶ。それが私たちの避妊方法(やりかた)なんだからさ」

 

 スマホに目をやって、嬌声が届く前に通話が終了していたのを確認してから、少女は表情をだらりと弛めてなんの根拠もない方法を口にする。片手をお腹の上に載せて、皮一枚を挟んで子宮がとくんとくんと脈打っているのを感じながら、恍惚とした艶めかしい笑みを浮かべて。

 既に四人全員から最低一度の膣内射精(なかだし)をされていた。さっき今井に射精()された分も含めて、もう一晩ヤりまくるなら射精回数は楽に二桁に届くことだろう。それでも彼らの適当な言葉だけをよりどころにして膣内射精(なかだし)を求めてしまうのは、妊娠への危機感よりも膣奥へ精液を叩きつけられる快楽の方が勝ってしまったからに違いなかった。

 

(だいじょーぶだいじょーぶ。要は当たらなければいいだけの話なんだし。もし当たったら……その時はおじさんチンポの相手をすればいいだけなんだから、楽勝でしょ)

「そーそー、快楽目当てのセックスにゴムなんて邪道だよね。だから生セックスするのがあたりまえ、避妊なんてする必要ないってコト。さすが六花、わかってるー。……じゃ、その流れではっすにも連絡してくれる? 一応口裏合わせないとヤバイっしょ?」

「はいはい、わかりましたー。……って、有井クンどしたの? え? 今井クンと場所変わるの? いいけど――って、もしかしてタカトくんと二本差しするワケ? 今からはっすに電話掛けるのに、マジですかー……」

 

 スマホを構え直したところに、なぜか民族大移動が起こってしまう。種付けを終えた今井がベッドから下りて、代わりにシーツの上に横たわる――カメラを抱えたままの――有井。その勃起チンポをメス穴に咥え込んだところで、背後に忍び寄ってきたタカトがその巨根を――ぱっくり開いたままの――菊座に挿入してきたのだった。

 

「そうそう、二本差しで愉しもうかなって思ってさ。六花は普通にはっすと話してくれたらいいから。その間、オレらはオレらで勝手に姦ってるから、気にしないで~♪」

「あはっ……タカトくんのチンポでアナルいっぱいになっちゃってる。ヤバイよ、コレ。ヤバイってば」

 

 前後の粘膜をみっちりと埋め尽くされた六花は、特に後ろの穴を埋めるモノの大きさに悶えながら、それでもやまとの指示に従ってはっすと連絡を取ろうとスマホを操作する。どうにかはっすの番号を画面に呼び出すと震える手で発信マークを押した。

 しばらく呼び出し音が続いてから――その間に男たちの腰はとっくに動き始めている――、

 

「はいはい、こちらはっすだけど。六花さんどしたの? LINEじゃなくて電話だなんて珍しいよね」

 

 はっすのいつものふんわりした声が耳に届いてくる。

 

「あ、はっす? んん……今、だいじょーぶ? あは……く――っ……なんとなく、声、聞きたくなっちゃった系……あぁぁん♪……かな?」

「今? ウチは別に問題ないけど、そっちは微妙に苦しそうなのなんかあった? ……って、あー、そういうこと?」

 

 途中でなにかに察しがついたような発言をしてくるはっすを遮るように、六花は急いで口を挟み込んだ。

 

「あのね、とりあえず――はぁん♪――今晩もそっちに……んんんんっ!……泊まることに、なったから、そういうことでよろし――くあぁぁぁんんっっ❤」

(あ、やだ、またイッちゃったぁ❤ もう、二本もハメられたら我慢するの、絶対無理だってばぁ❤)

「はいはい、どうせそんなことだろうと思ってましたわ。別にウチに問題はないから、一泊でも二泊でもしてたことにすればいいけど。とりあえず、六花さんはそーゆーことね。わかっちゃったぁ。……じゃあ聞いちゃおっか。六花さんてば、今どこでなにしてんの?」

 

 含みを帯びた友人の問い掛けに、一度イッてしまったせいで歯止めが利かなくなったビッチJKは、セックスの真っ最中であることをあっさり白状してしまうのだった。

 

「ラブホで、arcadiaのみんなと、セックスしてるよ――っ❤ オマンコに、チンポ入れられるの、とっても、気持ちいいから――っ! だから、ありがとね、はっす❤ 合コン、誘ってくれて。おかげで、セックスが、こんなに、気持ちいいものだって、知ること、できたから――っっっ!!! あぁもう、セックス、さいっこう~~~~~~~っっっ!!!」

 

 気持ちよく二穴を肉棒で擦られ続け、快楽に溺れるまま歓喜の雄叫びを上げてしまう六花。

 クール系で売り出していたクラスメイトの変わり果てた様子に、電話の向こうの少女はどこか呆れたような声を投げかけてくる。

 

「うっわぁ、かんっぺきにキマっちゃてるじゃん六花さんってば。今の声とか、クラスの男子に聞かせてあげたいなー……響くんとかどうよ?」

「だって、みんなのチンポ、気持ちよすぎだから――っ! はっすだって、そうでしょ? セックス、ハマってなかったら、私まで連れて、来ないでしょ――っ!?  って、え? 響、クン……? いいよ、別に聞かせてあげたって。それで興奮して、私とセックスしてくれるなら、誰だって聞かせてあげるよ――っ!」

「うっわ、ダメだねこいつは。もう頭のネジぶっ飛んじゃってるけど、それも仕方ないかー。だって、六花さんの質問、ウチもイエスって答えるしかないもんね。今の六花さんなら解るっしょ。タカトくんのあの反則チンポで膣内(なか)に一回でも射精()されちゃったら、もう子宮が勝手に精液欲しがっちゃうから。どうしようもないよね、チンポ優先になっちゃうのは。ウチら、どうしようもなくオンナだもん」

 

 言葉を続ける内にはっすの声が情欲に濡れてきているのが、六花にも手に取るように解った。おそらく今の彼女のように、だらしなく弛みきった表情をしていることだろう。友人と意見の一致を見たことで、セックスにハマったばかりの淫乱JKは腰を男の上で淫らに揺り動かしながら、何度も頷いてしまう。

 

「うん、うん、オンナだもん。オンナだから――こんなステキなチンポにハマっちゃっても、なにも悪くないよね❤ ザーメン子宮に注いでくれるなら、なんでも言うこと聞いちゃうのも、あたりまえなんだから❤ あ、いい、イイよ。スゴく感じちゃうから――あぁん、もっと突いてぇ、突きまくってぇ❤」

「――でもってオレらオトコは、可愛いJKのオマンコに中出ししまくれてウルトラハッピーでーっす、と。ハローはっす、一日ぶり~♪ 改めて、六花紹介してくれてあんがとね。ちなみに、今こんな様子で犯されちゃってま~す。見てやって見てやって」

 

 喘ぎまくっている少女からスマホを奪い取ると、はっすと会話を始めるやまと。なにやらスマホを操作しているようだが、話の流れからするとビデオ通話にして、今の――六花が二本差しされて喘いでいる――光景をはっすに見せるつもりらしい。

 

(そっか、全部見られちゃうんだ。裸になって犯されてるところも。チンポをハメられて気持ちよくなってるところも。なんだよそれ、ヤバイじゃん。そんなの――興奮するしかないでしょ❤)

 

 想像するだけで身体が熱くなってしまった。一番深いところがどうしようもなく疼いてしまった六花は、自分を気持ちよくしてくれる二本の肉棒の方へと意識を向けると――それまではっすとの会話に向けていたリソースも注ぎ込むように――、夢中になって快楽を貪っていく。

 そして、そんな姿を目の当たりにしてしまったクラスメイトは――

 

「ぎゃー、めっちゃエロ。なんだよ六花さん、やらしい声出しすぎだろ。濡れまくりのオマンコで、チンコ二本ともイヤらしく咥え込んじゃってるし。そんなスゴイの見せられたら、こっちも我慢できなくなるのにぃ。もう、どうしてくれんのさ。――ああ、もういいよ。そっちがその気なら、ウチだって本気見せてやっから覚悟しとけや」

 

 なにか思うところがあったのか、自分の方もビデオ通話に変えてきた。

 とは言っても、画面にはベッドが映っているだけで、はっすの姿はどこにも見当たらない。ただ画面の外で、なにやらドタバタ動いてる気配がするだけ――そう思っていると、いきなり画面の中にはっすが姿を見せる。……ただし、その身体になにひとつ衣服をまとっていない素っ裸の状態、でだが。

 狭く暗いスマホの画面の中でも、雪を思わせる真っ白な肌はよく映える。六花と同じくらいの体格だが、下半身は六花の方が充実している分上半身ははっすの方が勝っていた。さすがにアカネほどではないが、その豊かな胸の膨らみは六花よりも立派だというのが見て取れるくらい抜群だ。股間の方では薄く広い黒い繁みの中で、紅い花びらがをぱっくりと開き掛けている。他には――手に持ったバイブ以外は――なにひとつ身に着けていないのに、いつものマスクを外さないのだけは、さすがと言うべきだろうか。

 

「――ホントはチンコが欲しいところだけど、手の届くところにないんだもんね。仕方ないから、バイブでオナニーするだけで我慢してあげるよ。……だからさ、六花さん。今日はちゃんとウチに泊まったことにしてあげるから、そのお礼として今度は六花さんの方からウチにセッティングしてもらいたいんだけどね。その辺はどうなんだよ」

「なんだよはっすもエロいじゃん。……いいよ、今度は私だけじゃなくてみんなで愉しもうよ。私も今日で終わりじゃなくて、まだまだ何回でもセックスしたいしさ。やまとクンたちだって、それでいいでしょ?」

 

 ベッドの上で大股広げて、発情オマンコにバイブを押し当てる姿を見せつけてくるはっす。初めて見る友人の扇情的な姿に興奮を覚えながら、こちらはオマンコとケツマンコのチンポ二本差しを堪能していた六花が、リーダーのやまとにセッティングをお願いしてみた。

 

「いいねー、二人とも。そうやってチンポにハマってるとこ見せつけられると、オレらもヤる気が出てくっからどんどんお願いね~♪ とりあえず、来週の金曜の夜でどうよ。なんなら、次こそアカネちゃんも加えて4対4で行きたいかなー」

「アカネちんかぁ。オッケイ、それが条件なら考えとくよ。……って、ヤバ。これ、絶対いつもより感じちゃうヤツだ……あぁでも、もうそれでいっか。気持ちよくなった方が勝ち、だもんね――っ!」

 

 約束(アポ)を取り付けて安心したのか、マスクの少女のバイブを動かす勢いが激しくなり始め、それとともに嬌声も大きくなっていく。それに対抗するように――というつもりはないはずだけど、黒髪ロングの少女の声もすぐに抑えられなくなってしまう。

 

「あぁぁんん❤ 二人とも、チンポとっても気持ちいいよ❤ 一番奥を両方から同時にノックされて、子宮がきゅんきゅん言っちゃってるの❤ はっすに見られながらオマンコとケツマンコ両方犯されるの、すごく興奮しちゃう――っ!」

「あぁくっそ。だからウチの目の前でチンコ二本も咥え込んで、そんな気持ちよさそうにするなってば。人がバイブで我慢してるってのに。……ああもう、チンコ欲しいチンコ欲しいチンコ欲しいチンコ欲しい――っ。偽物(バイブ)じゃなくて本物(チンコ)をオマンコにぶっ刺してもらって、膣内(なか)に熱いザーメンたっぷり注いで欲しいよ。ああもう、仕方ないからウチの分まであげるから、六花さんはいっぱい射精()してもらえばいいよーーーっっっ!!!」

 

 たわわなおっぱいを自分で激しく揉みしだいて、女芯を貫くバイブの振動以上に卑猥な腰の動きを見せながら、はっすが軽い絶頂を迎える。その姿を快楽に蕩けた瞳で見届けつつ前後から男たちの律動を受け止めると、六花は長い黒髪を振り乱した恍惚の表情で涎まで口からこぼしながら、艶めかしい啼泣を部屋中に響かせるのだった。

 

「ダメだよぉはっす。そんなの言われちゃったら、それだけで私イッちゃうよ~~っっ!! はっすの分までたっぷり射精()してほしくなっちゃって、オマンコ勝手に締まっちゃうからぁ❤ あ、あ、あぁぁん❤ オマンコイク、イク、イク――っっ!!」

 

 絶頂とともに体をビクンビクン震わせ、後ろに倒れかける六花の身体を支えるように腕で抱き留め、その流れでアナルを犯しながら美乳を可愛がり始めるタカト。その様子をベッドに横たわったまま見上げていた今井は、一度昇天したカラダを下から断続的に突き上げて、少女をさらなる官能の高みへと導いていく。

 

「ああ、ヤバイよ、スゴ過ぎだよ。ぶっとくて硬いので膣奥(おく)を両側から擦られるのたまんないよぉ❤ どうしてお尻でこんなに感じちゃうの? このままだと、オマンコだけじゃなくてケツマンコもタカトくんのチンポの形に変えられちゃうってば。あぁでも、こんなに感じさせてくれるなら、私のカラダ全部タカトくんたちのものにしちゃっていいよ❤」

「ダメ――だよ。六花さんだけで独り占めしないで、ウチにもチンコ分けてくんないとさ。不公平じゃん。ウチらのオマンコはみんなのモノだし。みんなのチンコはウチらのモノなんだから、さ」

 

 ゴリゴリと硬くて太いモノで内側の粘膜と一緒に理性を削られまくり、媚びた声で四人のチンポに忠誠を宣言する六花に対して、バイブオナニーで悶えながらもはっすが自分の存在をアピールしてくる。

 友人の切実な訴えを受けた女子高生は、画面の向こうに向けてうっすらと微笑むと、

 

「うん、うん、うん❤ ゴメンね、はっす。みんなのチンポ、独り占めしちゃってさ。次はみんなで愉しめるようにするから、今だけ許してよ。だからさ、二人ともお願い。はっすの分もいっぱい射精()して❤ そしたらみんなで一緒にイケるから、私のイヤらしいメス穴、ふたつとも精液でいっぱいにしてよ――っ! あ、や、やぁぁん。出てる、出てる、出てる。いっぱい射精()されてるよぉ――っ❤ あ゛あ゛あ゛~~~~~~~っっっっ!!!!」

「いいよ六花さん。ウチと一緒にイこう? イク、イク、イッちゃう? いいよ、ほら、一緒にイクよ。あぁぁぁぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん~~~~~~っっっ!!!」

 

 前と後ろのふたつの性器へ同時射精を受けて、幸福感に満ちた――四人同時の――オーガズムを迎えるのだった。そうして絶頂の余韻に浸る彼女の目の前では、ベッドの上に――バイブがまだ揺れている股間から愛液を垂れ流したまま――力なく横たわっている友人の姿が、狭い画面の中に映っている。

 そして――

 

膣内射精(なかだし)されて気持ちよさそうなとこ悪いけど、こっちのお世話もよろしく頼むよ」「そうそう。はっすの分も必要なら、まだ足りないよね」

 

 ビデオカメラとスマホをそれぞれ持ったままの二人が、いきり勃った状態のペニスを黒髪ロングJKの目の前に突きつけてきた。それまで蚊帳の外にいた残り二人のリクエストに、六花は艶然と微笑みながらやまとの逸物にそのまま舌を這わせ、有井の怒張にはその細い指を絡め扱き始める。

 

「んふ♪ はむ……ちゅぱ……んんん……ぷはぁっ。二人とも我慢しないでいいから、はっすの分までたっぷり射精()してよね❤」

 

 教えられたばかりの手コキとフェラを織り交ぜて、熱心に二人に奉仕する六花。二人の淫乱JKの媚態に当てられでもしたのか、男たちの限界は割とすぐに来て――五分後には口内と顔に白濁液がぶちまけられることになる。

 そして口内の精液を美味しそうに飲み干してしまうと、黒髪の美少女はその整った顔を汚すザーメンパックを指先で掬い取り、そのまま口元に運んで味わうように舐め取りながら、淫らな笑みをカメラに向けるのだった。



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Ⅴ 六花、溺れる(中)

 ――六花ママとはっすへの連絡が無事終わったことで、月曜の朝まではヤリまくる時間が――十六時間ほど?――確保できたことになる。

 そこで、ヤリチンユーチューバー四名が本日の獲物(ターゲット)である黒髪ロング美処女――改めハイパービッチJKに求めたのは、1対1での60分ハメ撮り生セックス4連発だった。

 

 

 

「そうそう、カメラの方にちゃんと笑顔向けてねー。いい感じいい感じ。じゃ、そろそろオナニー始めよっか。普段六花がやってるのと同じやり方、オレらにも教えてくれる?」

「……うん、解った。じゃ、始めるよ……ちゃんと撮ってね」

 

 ベッドの上に下着姿で横たわった六花は、今井の指示通りにカメラに向けてうっすらと笑顔を見せると、股間と胸元へとゆっくりその手を伸ばしていく。

 

(うっわぁ。まさかオナニーまで見せることになるなんて、正直思わなかったんですけど。うう、なんだかセックスするより緊張しちゃうよ……)

 

 じゃんけんで一番手をゲットした今井が六花に求めてきたのは、カメラの前でのオナニー披露――もちろん、その後に本番が待ち構えているのは暗黙の了解だろう――だった。

 だから、言われるままに普段通りの自慰を始めようとする女子高生だったが、普段と違うことが――撮影されていること以外に――ひとつだけある。それは、全裸になるのではなく下着を身に着けたままでの自慰行為を指示されたことだった。

 

(フェチってヤツなのかな……? よく解らないけど、性癖なんてそんなものなんだよね、きっと。ショーツ汚れちゃうけど……ま、いいか。マン汁と精液でぐちょぐちょになったヤツを一日中穿くって言うのも、それはそれで興奮しそうだから悪くないしね)

 

 埒もなくそんなことを頭の片隅で考えながら、カメラにはっきりと映るよう大股でM字の形に脚を広げるとショーツの下に指を忍ばせてびしょ濡れの股間を弄り始める。もう片方の手で、いつものように――ただし、今はブラの隙間からだが――胸を愛撫しながら。

 そんな風にスタイル抜群の美少女が、黒下着を身に着けたままオナニーに耽ってる扇情的な光景に興奮してくれているのだろう。素っ裸でカメラを構えている大学生の股間では、ビンビンに勃起したペニスがそびえ立っている。

 その反応に自分も興奮度を高めた彼女は、お礼代わりにオナニーの激しさを強めるのだった。

 

「ここで質問ターイム。六花は週何回オナニーやってますか? 後、おかずは普段なに使ってんの?」

「えー、それって答えなきゃダメ? ……仕方ないなぁ、オナニーは週3のペースでやってまーす。おかずは……んっ、普段はアイドルとか好きな俳優とか、時々クラスの男子とヤってるの想像してたかな。でも今は、今井クンのチンポ早くハメて……んんぅん❤……欲しいなって思いながら……はぁんっ♪……オナってるよ♪」

「あっれー、毎日じゃないんだ。六花みたいなビッチちゃんなら、てっきりカラダ持て余して毎日オナってると思ってたんだけどなー。お、クラスの男子もおかずになってたんだ。そいつも惜しかったねー。頑張ってアタックかけてたら、六花のバージンゲットできたかもなのに。彼氏は残念だけど、オレらにはラッキーだからそれでいっか」

 

 フリーな方の手で存在を示すように勃起ペニスを軽く扱きながら、今井がクスリと笑みを漏らす。

 

「でもって、そんなにオレのチンポハメて欲しいんだ? だったら、ちゃんとオナニーでイッたらハメてあげるから、チンポのために頑張って早イキしてね♪」

「うん、チンポおっきくして待っててよ。すぐにイケるように頑張ってオナっちゃうから、さ♪」

 

 カメラのレンズ越しに男へ淫らな笑みを見せつけると、六花は割れ目を弄っていた指の内、人差し指をクリトリスに当てて擦り始めた。胸を揉んでいた手も乳首を強く抓ってみたりと、本格的にイクための行為を開始する。

 

「あっ、スゴい。なにこれ……いつもより、感じちゃう。これならすぐにイケそうだよ……っ」

 

 やってることはいつもとそう変わらない。胸と股間を重点的に攻めて、メインにクリトリスを苛める、それがお馴染みのやり方だった。なのに、いつもに比べて感じ方が早く、強いのはなぜだろうか。

 違うのは、カメラで撮影されていることか。さっき見たはっすのように、自分もあんな風に画面に映されて男たちの――もしかしたら四人だけじゃなく、そのままネットにアップされて名前も知らない人たちからも――夜のおかずにされるのかもと思うと、興奮しすぎてカラダがどうしようもなく火照ってしまうのだ。

 そして、さらにもう一つ加えるなら、下着を身に着けていることか。指で性感を刺激する際に、下着の布地が擦れる感触にいつもと違った感覚を覚えてしまうことで、強くも新しい官能を感じてしまっているのだろう。

 そうした影響のおかげか、彼女が予想したよりも早く、絶頂が訪れてくれた。

 

「あぁぁん、これキてるよ。もうダメ、イク、イクよ、カメラで撮られながら、オナニーでオマンコイっちゃうよ❤ あぁっ、はぁぁぁんんん――っっっ!!!」

 

 ベッドの上で腰をゴム鞠のように跳ね上げながら、本気のアクメを迎える少女。

 その扇情的な姿に我慢できなかったのか。六花がマジイキの余韻に浸る間もなく、彼女の上に覆い被さった今井がそのまま肉棒を蜜壺にぶち込んでくる。

 

「くはぁぁぁぁ――っ! チンポきた~~~っっ!! あぁ、すぐにぶち込んでくれるなんて、とっても嬉しいよ❤ いいよ、今井クン。イッたばかりの敏感オマンコ、好き放題に愉しんでいいから❤ 私も、好きなだけ、気持ちよくさせてもらうね――っ❤」

 

 そのレイプまがいの強引な挿入を、しかし歓喜とともに受け入れると、黒髪JKはそのビッチぶりを発揮し始める。

 勃起チンポを根元まで簡単に膣内(なか)へ呑み込み、たった一日弱で身につけた娼婦の腰使いを見せつけ、その可愛らしい唇から艶めかしい喘ぎ声を吐き出し続ける姿は、ただひたすらに圧巻の一言だった。

 その淫乱ぶりに当てられたのか、ハメ撮りをしているはずなのにカメラの取り扱いもおろそかになっている様子の今井は、ただメス穴を味わうために夢中で腰を振りまくるだけの装置と化してしまっている。その女体へのハマりっぷりは、ずらし挿入だからピストンのたびにペニスがショーツに擦れて痛いはずが、気にした様子も見せずに激しいストロークを繰り返していることからも見て取れた。

 

(でも、この繋がってるところが下着で擦れてるの、むりやりされてる感じでなんか興奮しちゃうんだよね❤)

 

 そんな風に、ビデオ撮影と着衣セックスとで異なるふたつの要素が加えられた交わりは、少女に対してすばらしい興奮を与えてくれる。そうして煮えたぎったアタマと火照りきったカラダに誘われるまま、六花はただ肉欲に溺れきりながら絶頂の高みだけを目指し、秘所を貫き続ける怒張から与えられる悦楽を貪っていくのだった。

 

「あぁもう、めっちゃくちゃ絡みついてくるし。良すぎでしょ、このビッチマンコ。どれだけチンポミルク搾り取るつもりつもりなのさ」

「気持ち、いいよぉ❤ 奥までガンガン突かれまくるの、たまんないよぉ❤ どれだけ搾り取るつもりかって――あぁん♪ そんなの、もう一滴も出なくなるくらいに決まってるってば❤」

「うわ、六花ってばマジでビッチじゃん。――そっちがそのつもりならこっちも限界まで射精()しまくってあげるからさ、責任取ってちゃんと最後まで付き合ってよ。好きなだけイっちゃっていいから」

「うん、イクよ❤ もう何回だってイッちゃうから、今井クンも何度だって射精()しちゃっていいよ❤ ビッチマンコ、たっぷり満足させてよ。ねぇ、おねがぁい❤」

 

 すっかりできあがった女子高生が、甘く蕩けきった声で膣内射精(なかだし)をねだる。

 その淫蕩な表情を思い出したようにビデオに撮りながら、射精のためだけの杭打ち(ピストン)を繰り返す大学生。

 肉と肉をぶつけ合う生々しい音に混じって、イヤらしい水音とよがり声が部屋中に響き渡る。そんな激しい本気のセックスに夢中になっていた二人だったが、あまりに激しくなりすぎた――特に今井の方が――せいか、あっけなく最初の限界が訪れることになった。

 

「おっ、おっ、そろそろキタかな。出すよ、出すよ。ほら、ほら、出る、出る、出たぁぁぁ♪」

「あはっ、チンポビクンビクンっていってるよ❤ いいよ、射精()して、いっぱい射精()して❤ あ~~~っっ! アツいのキてるよぉぉぉ❤ ザーメン、いっぱいオマンコに注がれてるの、とっても気持ちいいよ❤ ほら、子宮がとくんとくんって悦んでるみたい❤」

 

 六花の膣内(なか)で陰茎が膨れあがり、直後精液が子宮粘膜へ叩きつけられるように注がれる。その勢いと子宮を焦がす熱さに酔いしれながら、うっとりと目を細める少女。

 この一日でもう何度目になるかも解らないほど膣内射精(なかだし)をされたが、やはりこの瞬間がセックスで一番心地良い瞬間だ。

 それはヤリチンチューバーも同じようで、膣奥に押しつけたチンポを膣内(なか)でぶるぶると震わせながら、満足そうな吐息をこぼしてしまっている。そして、中のミルクを出し切ったはずだというのに、オマンコに挿入(はい)ったままのチンポが硬さをあっさりと取り戻していることに気づき、ビッチJKは思わず喜びに唇を綻ばせていた。

 

「……はは、相当射精()したはずなのに、まだ大きくなれるみたいだ。時間もまだ半分残ってるし、おかわりいっとこうか」

「あは、そんなに私のオマンコが気に入ってくれたのかな? いいよ、いくらでも受け止めてあげるから、何度でも好きなだけおかわりよろしくね❤」

 

 六花の嬉々とした言葉を合図に、ピストンが――今度はゆっくりと――再開される。今井の方もさすがにゆとりができたのか、ビデオ撮影の方もしっかりと行われているようだった。

 そうして、残り時間一杯に使ったハメ撮りセックスは前半に比べれば大人しいモノになったが、その分ねっとりとした濃厚な交わりになる。その中で撮影終了までに膣内射精(なかだし)されたのは二回で、オマンコから溢れ出したものでショーツのクロッチ部分がドロドロになるくらい、大量のザーメンが膣内(なか)に注ぎ込まれたのだった。

 

 

 

 ――今井の次にじゃんけんで勝ったのは有井のようだった。

 

「さて、まずは名前と年齢から教えてくれるかな?」

「名前はりっか、です。年は15、高1です」

 

 制服姿になった――ただし、下着は脱がされている――六花は、ベッドに座ったままインタビューを受けている。もちろん、その一部始終をビデオに撮られながら。

 ……まるで、ではなくて円光モノAVでのインタビューそのままに。

 

(実際は違うんだけど、見てる人には絶対円光やってるって思われるよね。お金のためにセックスして、その姿をビデオに撮らせても平気な変態だって。そう、みんなに思われちゃう。ああ、そんなのヤバイよ。そんなの想像するだけでゾクゾクしちゃうよぉ。子宮もオマンコも感じ過ぎちゃって、どうにかなっちゃうってば。ヤバ過ぎだよぉ)

 

 AVは何度か見たことはあるけど、円光モノを見たことはない。けれど、今の自分の姿がビデオの中の円光少女そのものだというのは理解できる。その事実が、彼女のカラダとココロを興奮させてしまうくらいには。

 

「りっかちゃんの経験人数を教えてくれるかな? もちろん、処女じゃないよね?」

「えっと……4人かな。処女じゃなくなったのは、昨日なんだけど……」

 

 素直に答えてしまう六花に勃起ペニスを――手も使わずに――ビクンビクンと跳ねさせることで、有井が興奮を伝えてきた。キラリとメガネの奥の目を妖しく光らせながら、

 

「昨日が初体験だったのに、もう4本もチンポ咥え込んじゃったわけだ。つまりりっかちゃんは、どうしようもないビッチってコトでいいのかな?」

「……うん、りっかはセックス大好きのビッチです。今も早くチンポをハメて欲しくて、オマンコが濡れ濡れになってるの❤」

「それじゃ、りっかちゃんも我慢できないみたいだし、さっそく円光セックス始めようか。まずはフェラからやってもらおうかな。さ、チンポ咥えてみてよ。あ、ついでに胸も使ってもらおうかな」

「いいよ。お口とおっぱいで有井クンのおっきいチンポに、御奉仕させてもらうね」

 

 男の手が制服のボタンをひとつひとつ外していくと、脱がさないまま前だけはだけさせたところで形の良い張りのある乳房が姿を見せる。そうして露わになったおっぱいで目の前に突き出された――左曲がりの――ペニスを挟み込みながら、亀頭に舌先を伸ばして舐め始めていく六花。

 AVを真似て頭上のカメラに向けて淫蕩な笑みを見せると、見られることを意識しながら胸と舌を使って目の前のチンポに奉仕していくのだった。

 

「んんっ……ぢゅる……ちゅぷ、れぇろ……むふぅんっ。……んふ、気持ちいーい?」

「ああ、気持ちいいよ。昨日が初セックスだったなんて、到底思えないくらいにね」

「あはっ、嬉しいな❤ いっぱい気持ちよくしてあげるから、白くて苦いのいっぱい射精()してくれる? いっぱい飲みたいから、お願いね❤」

 

 円く柔らかい肉の塊で硬い肉棒を挟み込み、根元の部分に何度も柔肌を擦らせる。それと同時に、先っぽを咥えて舌で亀頭全体を舐め尽くしてから口いっぱいに半分ほど呑み込むと、竿の部分まで口全体で上下に扱いていく。

 そんな奉仕活動が五分ほど続いただろうか。

 イヤらしく舌を蠢かせていた美少女の口の中で、逸物が何度か震えたのを感じた。それからわずかな間を置き、弾けたペニスが喉の奥にザーメンシャワーを浴びせかけてくる。

 

「んんんっっ!! んんんんん~~~~~~っ!!」

 

 ドクドクと注ぎ込まれる灼熱の粘液を全部喉で受け止めると、六花は指導(ちょうきょう)内容をちゃんと守って、そのすべてを口内に溜め込んだ。

 それから顔を上げてカメラを正面から見据えるとおもむろに口を開け、有井に――或いは、画面の向こうの誰かにも――よく見えるように口を広げて、中に溜まっている大量の白濁液を見せつけてみた。

 それから、意識して妖艶に微笑むと、喉を鳴らしながらゆっくり飲み干していく。――とても、美味しそうに。

 

「うふ、ごちそうさま❤ 有井クンのザーメン、とっても美味しかったよ❤」

「こっちもりっかちゃんのパイズリフェラ、とっても気持ちよかったよ。……じゃ、本番セックスいきますか。りっかちゃんも、いいかげん待ちくたびれてるだろうし、ね」

 

 そう言う大学生の股間では、精液塗れのペニスがまだ充分な大きさと硬さを保っている。

 その事実に悦びと頼もしさを感じながら、円光女子高生は指示に応じてベッドに横たわった。

 その上にのし掛かるような形で、男のカメラが少女の淫らな姿を映し撮る。

 半脱ぎの制服が左右にはだけられ、無防備に乳房を露わにしたままの上半身と。スカートをたくし上げた下半身では股を大きくM字に広げると、太腿に流れ落ちるくらいに大量の愛液で溢れかえった秘所を指先でくぱぁとばかりに開けて、男を欲しがり淫らに蠢いているメス穴の奥の奥まで見せつけている、はしたないその姿を。

 瑞々しい肢体に制服の残滓を絡ませているその姿は、とても処女を失ったばかりとは思えないほどの色香に包まれていた。或いはそれは、普段なら少女の立場と肢体を守る役割を果たすはずの制服が、今は男の欲望を煽るだけのただのエロ衣装と化してしまっているからかもしれなかった。

 

「ね、解るでしょ。りっかのオマンコ、ずっとオチンポハメて欲しくてドロドロになってるの❤ もう我慢できないから、今すぐ有井クンのオチンポぶっこんでちょうだい❤ イヤらしい欲しがりオマンコ、その太くて硬いので満足させてよ――お・ね・が・い❤」

 

 そのイヤらしいおねだりも、半分以上はカメラの向こうに向けてのモノだ。数時間前にはっすの痴態を六花が見てカラダを熱くしていたように、この映像を見ている男が自分の痴態で興奮できるように、期待を込めて少女は有井を淫らに誘う。

 

「自分からチンポおねだりしちゃうなんて、りっかちゃんは本当ビッチの鑑だね。いいよ、オレももう正直我慢の限界だったから、さ。今すぐハメてあげるよ、欲しがりマンコにオレのオチンポをね」

 

 薄笑いを浮かべながら身体を前に進め、勃起した逸物を少女が広げた入口に押し当ててくるメガネの男。期待を込めて待ち構える彼女の膣口へ、ズブズブと音を立てながら押し広げるようにして、有井チンポがゆっくりと入り込んでくる。

 

「あぁ、入ってきたぁ❤ すっごい、おっきくて、硬くて、気持ちいいよぉ❤ こんなの生で挿れられたら、私どうにかなっちゃいそう♪」

 

 ペニスがオマンコを貫く切ない感触を味わいながら、六花は甘い声を意識して――ビデオの視聴者向けに――張り上げてみた。そんな彼女の反応にカメラを構えながら有井が余裕を持って腰を振り続ける。

 ――タカトに比べれば物足りない大きさ、太さの有井チンポだけど、それでも発情中の六花マンコが感じるには充分すぎる代物だった。たとえば、淫乱女子高生には大きいのでガンガン膣奥を突かれる方が好みだけれど、ゆったりとしたストロークでも気持ちよくなれるのと同じくらいには。

 なによりもそれが普通のセックスではなくて、ハメ撮りセックスだということが彼女に一層の興奮と官能を与えてくれるのは、間違いないところだろう。

 だから――

 

「あぁん、スゴイ、スゴイよぉ❤ こんな気持ちいいの、私はじめて❤ もう、私、おかしくなっちゃうよ――っ!」

 

 ユーチューバーのピストンを受け止めながら、体を震わせて激しくよがり啼く黒髪JK。

 ――だから、彼女がこんな風にカメラの前で悶えてしまうのもオマンコを突かれるのが気持ちいいから、で間違いはなかった。そう――半分くらいは。

 もう半分は、ただの演技でしかないけれど。

 

「やらぁ、らめだってばぁ❤ 生オチンポ、気持ち、よすぎるからぁ――っ❤ オマンコ、ズンズンって突かれるの、たまんなくなっちゃうよぉ❤ 奥、奥、感じちゃうの❤ らめぇ、こんなの、もうイッちゃうからぁ❤」

 

 表情をだらしなく蕩けさせると、六花は激しく淫らに喘ぎまくる。けれど、その実態はただ、見たことのあるAV女優の艶技を思い出して、その真似をしているだけだった。

 

(オマンコにチンポ突っ込まれてるところ、全部ビデオに撮られちゃって。それで、気持ちよさそうな演技して――もちろん、本当に気持ちいいんだけど――、男の人を愉しませるためにセックスを見せてる。……そんなの、AVに出てるのと全然変わんないじゃん。ううん、円光ハメ撮りなんてそのものだよね。ヤバイって、そんなの。興奮しすぎて、カラダすっごく敏感になっちゃってる❤ もっと見て、イヤらしいところ見て欲しいって、私のカラダで興奮して欲しいって疼いちゃうから、艶技も声も止められなくなっちゃうよ❤ ホント、ヤバイって。カラダが疼いちゃうの止められなくなってるから――こんなの、ハメ撮り円光セックスに溺れちゃうよぉ❤)

 

 半分はただの艶技だったはずなのに、見られることによる興奮でカラダの火照りが止められなくて。全身を貫く快感がどんどんと膨れあがってしまうのを、少女は感じてしまっている。

 四人以外にも見てもらって興奮して欲しいと、犯したいと思って欲しいと――そんな風に願ってしまうのだ。今、こうやって四人に好き放題犯してもらってるのはとても幸せなことだけど、他にもいろんな男の人に抱いてもらえたらもっと幸せになれるはずだと、ちっぽけな理性を押し退けてオンナの本能がそう教えてくれるから。

 

「いいの、いいの、いいのぉ❤ すっごく、気持ち、イイよぉぉぉ❤ かったいチンポでズンズン突かれて、オマンコバカになっちゃうよ❤ やらぁ、こんなの、ヤバ過ぎだってばぁ❤ らめらってば、そんなに掻き回されたら、アタマおかしくなっちゃうぅ❤」

 

 その感覚を証明するように、Gスポットを集中的に攻めてくるペニスが膣粘膜を擦り続ける快感が、少女を甘く狂おしい官能の淵へと連れ去っていく。膣内(なか)を突かれるたびにはしたない嬌声を絞り出しながら六花は、それが艶技なのか本気なのか自分でも解らなくなってしまっていた。

 そんな風にセックスの目眩く快楽に溺れながら、狂ったように悶えまくる姿を撮影されている少女に、蜜壺の具合を堪能しまくっていた男がカメラ片手に声を掛けてくる。

 

「あー、りっかちゃんのオマンコサイコーに気持ちいいよ。もう気持ちよすぎて、オレのチンポそろそろミルク射精()したくなってきてるんだけど、どうしよっか? カメラの前で膣内射精(なかだし)キメちゃう? それとも、ぶっかけられて精液塗れになったところをしっかり映してもらう? りっかちゃんはどっちがいいのかな?」

「そんなの、膣内(なか)射精()して欲しいに、決まってるよぉ❤ 子宮が欲しがっちゃっれるんらから、たっぷり熱いの注ぎこんでぇ❤ 膣内射精(なかだし)されてイッちゃうところ、ビデオに撮られちゃってもいいからぁ❤ 有井クンのチンポミルク、私のオマンコにご馳走してちょうだい❤ おねが、い~~~っっ!!」

 

 躊躇うことなく、カメラに向けて膣内射精(なかだし)をおねだりする黒髪のビッチJK。それに応えてメガネのヤリチンDDは腰の動きを速め、やがて怒張を蜜肉の奥に深々と押し込んできたかと思うと、堰を切ったような勢いで大量の白濁液を注ぎ込んできた。

 

「あっ、あっ、あっ、イク、イク、いっっっっくぅぅぅぅぅ~~~~~~~っっっ!!!」

 

 灼熱の塊を最奥に叩きつけられた衝撃で全身を震わせながら、六花は甘いよがり声でアクメに達したことを告げてしまう。有井に、他の三人に、自分自身に、なによりも画面の向こうの見知らぬ誰かに。

 一瞬頭が真っ白になるくらい強烈な絶頂に、二人ともそのままの姿勢でしばらく余韻に浸っていたが、ややあって有井が陰茎を――ドロドロに濡れそぼった――秘所からゆっくりと引き抜いた。ベッドの上にしどけなく横たわったまま、彼の股間にぶら下がった淫液塗れの中出しチンポを陶然と見つめる淫乱女子高生。

 そして、そんな彼女のぱっくりと開いたメス穴から白濁液がだらだらと垂れ落ちる様を、有井が逃さずビデオに映し撮っている。

 

(あー、ヤバイよこの気持ちよさ。撮られながらのセックスって、すっごい刺激的だよね。こんなの下手したら癖になっちゃうってば。ああヤバイヤバイ、ヤバイよ……)

 

 はじめてのハメ撮りセックスの刺激に、六花の頭の中は酔っぱらったみたいにクラクラしていた。そのためにぼんやりと撮影されるがままにしていた彼女の前に、いきなり――体液でドロドロになった――ペニスが突き出される。

 

「? ……お掃除すればいいのかな? いいよ、たっぷりミルクご馳走してくれたお礼に、綺麗にしてあげるね」

 

 にっこりと笑うと、そのまま肉棒に手を伸ばして起き上がらせてから舌を伸ばし、亀頭から綺麗に掃除を始める美少女。その様子を頭上からずっと撮影しているカメラを見上げると、彼女はイヤらしく舌を蠢かしながら淫蕩な笑みを見せつけるのだった。カメラを持った有井に、そして画面の向こうの誰かに向けて。

 

 

 

 ――そして、タカトの場合は。

 

「――よっと、こんなもんかな。どうかな、六花。痛くない? 大丈夫?」

「えっと、へーき……だと思う」

 

 作業を終えて尋ねかけてくるタカトに、六花は状態を一度確かめてから、少し躊躇いがちに頷いてみた。その態度に満足そうな笑みを浮かべると、彼は少女の背後から前方に立ち位置を動かしてくる。

 その流れで視界に入ってきた臨戦状態の極太チンポの頼もしい姿に、きれいに洗ったばかりの股間をあっさり濡らしてしまう六花だった。

 

「さて、と。いきなり本番もアリだけど、まずは咥えてもらおっか。今の六花なら、口だけでもちゃんとできるっしょ?」

「……うん、できると思うよ。それじゃ、いただきますっと」

 

 男の指示にだらしなく表情を崩しながら、言われたとおり口だけで器用にペニスを扱い、巧みに先端を咥え込むとそのままフェラチオ奉仕を始めるビッチJK。

 そんな風に彼女が口だけで肉棒を扱おうとするのも、見れば当然のこと。

 なぜなら今の彼女は、全裸のまま両手を後ろ手の形にロープで縛られていて、自由に手を動かすことができないのだから。

 

(うはぁ、円光ハメ撮りの次はまさかのSM撮影なんてヤバイよねぇ。でも、本当にロープ持ってるなんてビックリなんだけど。縛り方も結構上手いし、明らかにやり慣れてる感じじゃん)

 

 タカトがリクエストした撮影衣装は全裸で、だったが。それに追加されたのが縄での緊縛だった。ビデオを取ってきたついでに回収してもらったらしいが、メッシュ髪のヤリチンDDは慣れた手つきでロープを六花の身体に掛けて、あっさり両手の自由を奪ってしまったのだ(ちなみに同じロープを前に回して、胸のまわりを一周させる形で縛り上げている)。

 そうしてベッドの上に現れたのは、全裸で仁王立ちするイケメンのチンポを――後ろ手に両手を拘束された上に、おっぱいを強調する形で縛られている――黒髪の美少女が素っ裸で熱心に口淫奉仕している、とても扇情的な光景だった。

 

「んん~ん❤ ふむぅん……れろれろ、ちゅぱ……じゅる……んっんっんっ、ぷはぁっ……」

 

 唇と舌、そして喉を巧みに使って新米牝奴隷は、ご主人様の剛直に夢中で奉仕し続けている。情欲に蕩けきった顔を無様に晒し、無意識の内に腰を揺らしてしまっているその浅ましい媚態を、すべてビデオに撮られ続けながら。

 それでも彼女は撮られる興奮にカラダを火照らせ、身を焦がす劣情に心ごと溺れてしまいながらも、朱唇に咥え込んだ巨根へとねちっこく舌を絡みつかせるのだった。

 そんな激しいディープスロートに気持ちよさそうに腰を震わせていたタカトだったが、しばらくその奉仕を受け身で愉しんでからニヤリと唇を歪めるなり、空いてる方の手で六花の頭を強引に掴んで、フェラチオからイラマチオへと行為を変換させてしまう。

 

「ほらほら、チンポに歯を立てないように気をつけながら、喉マンコでちゃんとしゃぶらないとダメだよ。六花はもうオレらの性奴隷なんだからさ、全身を使って奉仕するだけがお仕事なんだってことくらいしっかり弁えて、ちゃんとオレのこと気持ちよくしてくれないと、ね」

「んむうっ。んんんん――っっ!? んんん、むふぅんん。むぐぅ――っ! うぅん、んんぅん。ん、んん、んぅん……っ」

 

 淫乱女子高生の口と喉をオマンコどころかオナホ代わりにするように、喉の奥までペニスを何度も何度も突き立ててくるヤリチンユーチューバー。

 両手に加えて頭の自由も奪われて、上の口を勝手に性欲処理の道具に使われてしまっているのにどうしてか、今の六花が感じているのは人間扱いされないことへの怒りや絶望ではなくて、オトコが快感を得るために自分のカラダを使ってもらえることへの悦びだった。

 その事実を証明するように、縛り上げられた真っ白な乳房の真ん中では赤い乳首がぷっくりと勃ち上がっていて、悶え動く股間(かはんしん)からは蜜液がだらだらと垂れ流されてしまっている。

 

(あぁ、マジでヤバイってば。好き放題に玩具にされてるってのに、どうして気持ちよくなっちゃってるんだろ? 喉も腕も痛くて苦しくてたまらないのに、こんなのただの変態じゃん。マゾでビッチでセックス狂い(ニンフォマニア)の変態――ああでも、それが私ってことなのかな? なら、もうそれでいいや。だって、もうセックスの気持ちよさには逆らえないんだもん。だから――それでいいよね?)

 

 だから彼女は嫌がることもなく、恍惚とした表情で鬼ピストンを受け入れてしまっていた。

 そして、意識が朦朧となりかけるまで少女の口は玩具にされ続け、ようやく限界が訪れる。

 

「そろそろ射精()してあげるけど、六花は飲みたがってるみたいだから今度はぶっかけてあげようかな。ずっとワンパターンってのも芸がないし、その方が画面映えもするからいいでしょ? ほらほら、ちゃんと準備して。表情作ってほら、イクよ。ほら、ほら――っ」

 

 それまで口内を蹂躙していた怒張を一気に引き抜くと、指示通りに――画面映えする――表情を作って待ち構える六花の顔に向けて、ザーメンシャワーが浴びせかけられた。

 

「――――っっ!!」

 

 顔中に熱い粘液がぶっかけられる感触に息を呑み、それだけで軽い絶頂を覚えてしまう六花。目に入らないよう瞼の上の部分だけ精液を除けて――もちろん、その部分は指でしっかりご馳走してもらった。美味しかった――もらってから、ゆっくり目を開けて状態を確かめてみる。

 さすがに目で見て確かめることはできないが、あちこちがぬめる感触から顔中がすごいことになっているのはわかった。ビデオには間違いなく、顔中に白濁液が塗りたくられた女子高生の、だらしないトロ顔が映っていることだろう。

 そのまま絶頂の余韻に浸りながら、舌が届く範囲のザーメンをしっかり味わっている彼女だったが、不意にタカトに突き飛ばされるようにしてベッドの上に転がされてしまう。

 

「きゃあ――っ!」

 

 受け身も取れず、無様にシーツに横たわるビッチJKの上にのし掛かる形になると、ヤリチンDDが片手で器用に六花の股を開いて、できた隙間に下半身をそっとねじ込ませてきた。

 柔肌に触れる硬い感触に、期待を込めてオトコを見つめるオンナの心に応えるように――右足の踵を男の左肩に上げる形の測位の体位のまま、発情マンコに勃起チンポが吸い込まれてしまう。

 

「ああっ、ズブズブって挿入(はい)ってくるよ。おっきくて硬いの挿入(はい)ってきてる❤ ダメぇ、こんな格好はじめてなの❤ タカトくんの反則チンポが、入ったことのないところまで入り込んで来ちゃうってば❤ やだやだ、こんなの深、すぎだよぉ――っ❤」

 

 大きく開いた股の間に身体を入れられて、そのままチンポをぶち込まれているせいか正常位や後背位のときと比べて、より深く逸物の侵入を許している感覚を覚えさせられている六花だった。

 ずんずん、と突き入れられる度に柔肉の奥まで、女芯の一番深くにオスの兇器を叩きつけられる衝撃に性感を打ち抜かれ、よがり狂わされる少女。腕も脚も自由を奪われ身動きが取れない中で、自由に動く口と腰だけが淫らに動いて快楽(チンポ)の虜になってしまっていることを、男が持つカメラの前で証明してしまっている。

 

「あぁっ、あぁん、こんなの、らめらってばぁ❤ タカトくんの反則チンポで、そんな深くまで、ガンガンって、突かれちゃったら、頭おかしくなっちゃうよぉ❤ らめ、らめぇ、こんらの、気持ちよすぎだよぉ❤ あっ、あっ、あっあっあっ❤ オマンコいいよぉ、最高に感じちゃってる❤ もうらめ、イクの、止まらないよぉ――っ❤ イク、イク、オマンコイクぅぅぅ――っっっ!!!」

 

 あっさり連続でアクメを極めてしまう六花だったが、それでタカトの責めが弛むことはない。快感に震え悶えまくってる女子高生の肢体に向けて、容赦なく腰を打ち込み続けてくる。その度に目の前に火花が散り、頭の中が真っ白にはじけ飛んでしまうのだ。

 そのおかげで、彼女の顔は涎と涙と汗とザーメンとが混じり合って、すっかりぐしゃぐしゃになってしまっていた。

 

「ははっ、すっげぇよがりっぷり。もしかして、撮影中ってコト忘れてんじゃねーの? そんな淫乱六花にそろそろ御褒美かな。た~~~っぷり種付けしてあげっから、気持ちよくトンじゃうとイイよ♪」

「お願い、言わないでよぉ❤ こんなトコロ撮られてるって、見られてるって思ったら、もっと感じちゃうからぁ❤ ――いいの? ホントに御褒美くれるの? いっぱい膣内(なか)射精()してくれるの? ああ、おねがい❤ いっぱい射精()して❤ おもいきり種付けしてぇ❤ あぁでも、本当に今膣内射精(なかだし)されちゃったら、本当にアタマ飛んじゃうよ❤ そんなの私、壊れちゃうってば❤ ヤバ過ぎだって、解ってるのに、もうらめなのぉ❤ 膣内射精(なかだし)して欲しくて、たまらなくなってるの❤ だから、おねがい、おもいきり、きてぇ❤ いっぱい、射精()してよぉ❤」

 

 タカトの極太ペニスでオマンコの一番奥を容赦なく突かれ続ける。それだけで快楽の渦に呑み込まれた六花は、浅ましいよがり声をどうしても止められないまま、はしたなく膣内射精(なかだし)をおねだりしてしまうのだった。

 さらには無意識の内に――縄で縛り上げられたせいで、微妙にむず痒く感じる――おっぱいの先端をシーツに擦りつけてしまい、快楽のおかわりまで求めてしまう。

 美少女のそんな淫靡な姿にこちらも興奮が増してきたのか、抽送の速度をさらに速め荒い息をつきながら――それでもカメラは構え続けたまま――、射精(フィニッシュ)に向かうタカト。

 そして、六花が何度目かの絶頂に達した瞬間、ドロドロに溶けた蜜壺の中で肉柱が爆発するように一気に膨らみ――次の瞬間、津波のような勢いで子宮に向けて大量の濁液を浴びせかけてきた。

 

「あぁぁぁ――――っっっっ!!!! 出てる、出てるよぉ❤ いっぱい出てるよぉぉぉ❤ あぁぁ、スゴイ、スゴイって。なんなの、これ。こんなに出されちゃったら、子宮もオマンコもタカトくんのザーメンの臭いに染められちゃうよ❤ ただでさえ、オチンポ大好きなビッチマンコなんだから、これ以上イヤらしいこと覚えさせないでってばぁ❤」

「あーあ、すっげぇビクビクしてる。オマンコめちゃめちゃ締めつけてきてるじゃん。いくらなんでもイキ過ぎっしょ。どれだけビッチなんだってーの。……おーい、六花。まだ起きてる? 時間余ってるんでもう1R延長するから、ちゃんと準備してくれるかな。オーケイ?」

 

 新米奴隷の度の外れたイキっぷりに呆れ声を出しながら、タカトがハメ撮りSMセックスタイムの延長を告げてくる。

 

「あは……まだ可愛がってくれるんだ。うん、いーよ。私も時間ぎりぎりまで愉しみたいし、さ。タカトくんがその気なら、私に断る理由なんてないよ。それで、次はどーするワケ?」

「口マンコにオマンコと来たら、次はここを使うしかないよね。そーゆーことで、六花。ちょっと体勢変えよーか」

「え? きゃ――っ!?」

 

 結合部から一旦男性器を引き抜くと、男は肩に掛けていた脚を掴んで彼女の身体を引っ繰り返す。半身のまま大股を広げた状態でチンポに貫かれていたのが、いきなり杭を抜かれてうつ伏せの状態にされた少女が思わず悲鳴を上げた。

 もちろん、腕は後ろ手に拘束されたままだから、起き上がろうとする――その必要はないから、最初からするつもりもないが――こともできない。

 だから、ベッドの上に寝転がった状態になる六花の上にのし掛かると、タカトは脚だけで器用に彼女の股を開いて、そのまま立派なお尻だけを高く掲げさせ――今度は菊門にその大きすぎるモノを突き入れてくる。

 

「あぁぁぁ――――っっっ!?」

 

 さすがにびしょびしょに濡れていたオマンコとは違い、手つかずのアヌスはすぐにペニスを――それも元々規格外に大きいタカトのモノは――受け入れられない。とは言っても、もう何度もオトコを受け入れた場所でもあるのだから、ゆっくりとほぐせばじきに根元まで咥え込めるのは保証済みだ。

 事実、既に亀頭の部分はずぶずぶと排泄器官の内側に入り込んでいて、少女に切ない――オマンコとは違った感じの――刺激を与えてくれる。

 挿れる場所が少しずれただけでメス穴であることは変わらないのに、どうして与えられる刺激が違ったものになってしまうのか。そんな疑問を覚えながらも、アナルセックスの快感に精液塗れの顔をうっとりと蕩けさせてしまう六花だった。

 

「あぁぁ……っ❤ お尻の穴にタカトくんのすっごいのがズブズブって入ってきてるよ❤ これでカメラの前で私のイヤらしい穴、三つともチンポハメられちゃったよ❤ ダメだって、こんなのヤバ過ぎだよね❤ このままじゃ見てる人みんなに、私のカラダがタカトくんのモノだってバレちゃうよぉ❤ あぁでも、それもいいかもって思っちゃうの――っ❤」

 

 縛られた手をもどかしげに背中に掲げたままで、アナルをとうとう完璧に串刺しにされた少女が甲高い声であらぬことを叫びまくっている。自分でもなにを言ってるか解らないほど理性が消えかかってるのを証明するように、シーツに尖った乳首を擦りつけ快感を得ているだけじゃなく、弛みきった顔を犬のように押し当てて――顔にこびりついた精液を、そのまま肌に染みこませようとしてるみたいに――シーツをこねくり回しながら。

 そんな少女の狂態をカメラで映し撮りながら、メッシュ髪の男が余裕綽々の表情でピストンを繰り返していた。その一突き一突きごとに直腸粘膜が解きほぐされ、うねりを上げるように男性生殖器官を呑み込んでいく。その度に六花の下半身には、痺れるような快感が走り抜けるのだ。

 

(タカトくんのデカチンでアナル抉られるの、めちゃくちゃたまんないよぉ❤ ヤバイってこんなの。ただでさえみんなのチンポの虜になっちゃってるのに、これ以上堕ちちゃったら私、どうなっちゃうんだろ――? ああ、ヤバイ、ヤバイよ――)

 

 体中を渦巻く喜悦に悶えながら、さらなる堕落への怯えを感じてしまう六花。そんな彼女をさらに追い詰めるようにタカトは、ニヤリと笑うとそれまで少女の腰を支えていた左手を一度宙に掲げ、それからきゅっと引き締まったお尻目がけて勢いよく叩きつけてきたのだった。

 

「あぁぁんん――っっ❤ ダメだって、ケツマンコ、ズボズボってされながらお尻、バンバン叩かれたら、感じちゃうよぉ❤ ピリピリって痛いのが、たまらないの❤ イッちゃうよ、お尻乱暴にされて、マゾの変態みたいに、イッちゃうってば❤ もうらめぇ、イッちゃう~~~っっっ!!!」

 

 真っ白な大玉のスイカみたいなプリプリのお尻に、赤い手形が張りついてしまう勢いで男の手が何度も何度も叩きつけられる。アナルを巨根で抉られ続けているところに与えられる鮮烈な痛みに、はじめてタカトのチンポを受け入れたときのことが思い出されて、六花はあの時のような強烈なアクメを極めてしまうのだった。

 

「ははっ、すっげーイキっぷりだよね。ホント、六花はマゾでビッチのどうしようもない変態JKだって、自分から証明しちゃってるじゃん。そんなに痛いのが好きなら、こういうのもアリってことかな?」

 

 腰の動きは止めないままケツビンタの手だけを止めると、タカトが赤く染まった柔肌をそっと優しく撫で上げてくる。痛みに気持ちよく悶えていたところに急に優しくされ、思わず腰を震わせてしまう六花。その背中に回された――拘束された――両腕をぎゅっと掴むと、ヤリチンDDはそのまま勢いよく引っ張り上げてきた。

 

「きゃぁぁ――っ!?」

 

 むりやり腕を引きずられ、肩が外れるかと思うくらいの痛みに思わず悲鳴が上がる。痛みが走るのは肩だけではなく、腕にかけられた縄と繋がって縛られた胸にも同じように、鈍い痛みが走り抜けた。

 だがその痛みも臀部に与えられたものと同じように、少女の官能を高める役目しか果たすことはない。

 

「ダメ――だってばぁ❤ そんな風に言われちゃったら、興奮して感じ過ぎちゃうんだからぁ❤ マゾの変態に、御褒美あげないでよぉ❤ たまらなくなっちゃうから、腰も声も止まらなくなっちゃうよ❤ どうしてくれるのよ、タカトくん❤ 責任取ってイキまくらせてもらわないと、どうなっても知らないんだから❤」

「オーケー、オーケー。ちゃーんと責任取って、めいっぱいイカせてあげるよ。

 ほら、ケツマンコでオレのチンポ喰らいまくって、いくらでもガンガンイッちまえよこのクソビッチが――っ!」

 

 昂ぶる官能に促されるまま、媚びた声でさらなるおねだりを求めながら腰を揺らしてしまう黒髪ビッチJKに、メッシュ髪のユーチューバーは嗜虐的(サディスティック)な罵りを口にしながら、激しく腰を叩きつけるとともに掴んだ腕を引く力を強めて、乳房周りの縄の縛りをさらにきつくさせてくる。

 高く掲げたお尻の穴に逞しい男根を根元まで咥え込まされ、関節が外れそうなくらいに強く腕を引っ張られている上に、乳房をきつく――根元が縄で潰され、形が奇妙に歪むくらいに――絞り上げられているのだ。

 その甘く切ない痛みは強烈で――だからこそ全身に広がる官能の響きもまた、狂おしいほどに強烈だった。

 

「あぁ、イクよ、イク、イク、イッちゃうの――っっ!! セックス大好き、チンポ大好きなビッチだから、ケツマンコにチンポハメられちゃって、縛られたオッパイいたぶられて、思い切り罵られちゃったら、イッちゃうの止められないよ――っっ!!」

 

 その可憐な唇から甘い啼き声を紡ぎ出させ、秘所からは――いっぱいに満たされていた白濁液(ザーメン)を押し退けるように吐き出された――甘い蜜液を、潮吹きとしてシーツにまで勢いよく飛び散らせてしまうほどに。

 そんな淫乱女子高生の痴態を、熟練の手管で追い込みながら余すことなく録画し続けているヤリチンユーチューバー。そのためカメラを持つ右手が塞がっているのがもどかしそうではあるが、それでも組み敷いたメスJKを好き放題イキ狂わせてしまえるのは、さすがだと言えるかもしれない。

 

「好きぃ❤ ケツマンコチンポで擦られるのも、お尻叩かれるのも、おっぱい締めつけられるのもみんな大好きぃぃぃ❤ 気持ちいいのも痛いのも、全部たまんないのぉ❤ スゴイよぉ、気持ちよすぎだよぉ❤ あっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁ~~~~っっ!! イクの、止まんないんだってばぁ❤ もう私、どうにかなっちゃうよ❤ 壊れちゃう、狂っちゃうよぉ❤」

 

 そんな漁色家の執拗な責めに晒されて、もう六花はなにもかも限界だった。

 後ろ手に縛られ自由を奪われている両腕も、縄でぎりぎりと絞り上げられているおっぱいも、タカトの極太チンポで貫かれているケツマンコも。快楽に溺れてドロドロに溶けきった脳味噌の中に至るまで、カラダ全体がイヤらしく発情してしまい、狂おしいほど火照りきってしまっている。

 セックスの悦びはとっくに教え込まれたものと思っていたけれど。どうやらこのハメ撮りSM撮影で、六花はさらにセックス奴隷としてチンポに従うことの悦びを、カラダにもココロにもはっきり刻みこまれてしまったらしい。

 

(……もう、ダメだね。もうチンポなしじゃダメになっちゃうように、すっかり仕込まれちゃったみたい。でも、それが一番幸せだって感じちゃうんだから、もうそれでいっか……)

 

 それをビデオに残せないことが残念なくらい、情欲に溺れきっただらしない表情を晒した女子高生が、トドメを待ち構えて高く掲げたままの腰をイヤらしく踊らせる。艶のある立派な黒髪が白いシーツの上に放射状に広がって、痴態をカメラ越しに見守るヤリチン大学生の目を楽しませた。

 

「チンポ、イイの❤ チンポ好き、大好きぃ❤ もうらめぇ、こんなの、離れられなっちゃうよぉ❤ もっと、もっとって、どんどん欲しくなっちゃう❤ ねぇお願い、タカトくぅん❤

 ケツマンコもオマンコも切なすぎてもう我慢できないから、トドメ刺して欲しいの❤ ビッチなケツマンコに思い切りお仕置きしてよぉ❤」

 

「あ~あ、六花ってば。我慢できずにカメラの前でトドメをおねだりって、AV女優みたいでエロ過ぎじゃないの。ま、そろそろ時間切れみたいだし、いいよ。ケツが使い物にならなくなるくらいに注ぎ込んであげるから、好きなだけアクメ極めちゃいなよ――っ!」

「うん、うん❤ タカトくんの最高オチンポでケツマンコバカにされちゃって、最高のアクメ極めちゃうから❤ あぁっ、キてる、キてるよ❤ あっ、あっ、あっ、あぁぁぁんんん❤ あぁぁぁぁ~~~~~~っっっ!!!」

 

 アナルの奥の奥まで深々と杭を刺されて、宣言どおり最高のアクメを極めてしまう六花。その余波で蠕動する括約筋にきつく締めつけられ、限界に達したペニスが直腸内に精液を吐き出してくる。

 灼熱の濁流を排泄器官に受け止めた瞬間、もう一度深い絶頂を覚えてしまう六花。再び獣のようなよがり声を吐き出しながら、彼女は全身を震わせ秘所から再び透明の雫をシーツへ飛び散らせていた。

 淫乱女子高生のそんな怒濤のイキっぷりを最後までビデオに収めると、ヤリチンユーチューバーは肛門からチンポを引き抜いて、精液の絞り滓をお尻に振り掛ける。それから掴んでいた腕を手放し、彼女のカラダを解放した。楔から解き放たれた少女の身体は、そのままシーツの上に横たわる形になる。

 

(あはっ、これで私のメス穴三つとも、ぜーんぶタカトくんのチンポミルクでいっぱいにされちゃったわけだ。……ヤバいよ、すっごく幸せなんだけど。ここまで満たされた感じになれるって、ホントセックスってヤバ過ぎだよね……)

 

 絶頂直後の陶酔感(エクスタシー)に満たされながら、悩ましい吐息を吐き出す六花。

 股間のふたつの穴からは白濁液がこぼれ落ち、臀部には未だに赤い手形が残り、両腕は後ろ手に縛られたまま。激しい情事(セックス)の跡をそんな風に身体に残したままで、少女はただ全身を包み込む倦怠感に身を任せ――うっすらと微笑みながら、少しの間微睡んでしまうのだった。



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Ⅵ 六花、溺れる(下)

 

 

 ――そして。最後に、やまとの場合は。

 

 

 

「えーと、さ。六花。……ちょっと、緊張しない?」

「うん、なんだかドキドキするね、やまとクン」

 

 ベッドに隣り合って座りながら、どこかぎこちない会話をしているのはやまとと六花の二人だった。

 服装は二人ともちゃんとしていて、やまとの方はオフ会の時と同じ、ワンポイントの入った白地のシャツに半ズボン姿。六花の方もカーディガンこそ脱いでいるが、ちゃんと制服を――下着も含めて――身に着けている。

 そんな二人が並んでベッドに腰掛け寄り添う姿は、まるで初体験寸前の恋人同士といった雰囲気(シチュエーション)だった。

 ――事実、やまとが指定してきたのが制服と下着を着てもらってのラブラブセックスだったのだから、それも当然だろう。

 ただし、そんな恋人同士(偽)の周囲ではにやにやと裸のままの三人が見守っているどころか、有井がビデオカメラを構えて二人を撮影しているのだ。むしろ状況としては、AV撮影の方が近いと言えるのかもしれない、が。

 

(ホントにドキドキしてるんだけど……AV撮影みたいな状況にドキドキしてるのか、それともやまとクンとの会話にドキドキしてるのか、よくわかんないや)

 

 微妙に意味不明な状況に彼女が苦笑していると、彼の方から肩を抱いてくるなり懐に抱き寄せられ、そっとキスされてしまう。

 いきなりというシチュは兎も角、ただ優しいだけの子供のキスに不満を覚えてしまう少女に、

 

「あのさ、六花。いいよな? 恋人同士、になったんだし。その、最後まで、イっても……」

 

 隣の青年が――まるで童貞少年な感じで――不器用にセックスを求めてきた。

 そのあざとい演技に、心ならずもトキメキを覚えてしまう六花。それがただの演技で恋人同士になった覚えなんてない、はずなのに――愛を囁かれカラダを求められた事実に、ココロが浮き立ってしまうのを止められない。

 だから。

 

「……うん、いいよ。私も、やまとクンと、最後までしたいから……セックスを」

 

 目の前の彼を含めた四人にセックス大好きビッチに変えられてしまったくせに、まるで純情少女のように――最後の言葉に擬態を隠し切れてはいないが――頬を赤らめながら、恋人(偽)の求めを受け容れるのだった。

 

「――ありがとう。愛してるよ、六花。……それじゃ、はじめるよ」

「うん、優しくお願いね。……私も、愛してるよやまとクン」

 

 二人で愛の言葉を交わしあい、そうして、初めてのセックス――の振りをしたハメ撮りセックス――が始まっていく。

 再び唇を重ねながら、やまとの手が制服の上から胸を揉みはじめる。次第に荒くなる吐息に合わせるように、ひとつひとつブラウスのボタンが外されていき――じきに黒いブラが制服の下から姿を見せてきた。

 下着(ブラ)越しの優しい愛撫に自然と少女の足が開き、その動きに誘われるように男の手が股間に忍び込んだ。短いスカートの奥、黒のショーツに隠された女性器は――事前にすべての淫液を洗い清めたはずなのに――、指を入れると淫らな水音が立ってしまうほどに濡れそぼってしまっている。

 それは事前のハメ撮り3連発でカラダができあがってるのに加えて、真正面から愛を囁かれ求められる舞台設定(シチュエーション)にココロが蕩けてしまったための、敏感すぎる反応の早さだった。

 

(なんか不思議……。もう一日中セックスしかしてなくて、やまとクンのチンポの気持ちよさもたっぷり知ってるのに。好きだって口に出して言われてるだけで、カラダがすっごく反応してるんだけど。なんだかもう、よくわかんないや……)

 

 カラダさえ気持ちよくなれば、ココロなんて必要ないと言ったのは六花自身だけど。その必要ないはずのココロを刺激されたことで、カラダがさらに気持ちよくなってしまうのには驚かされてしまう。

 問題は、このままショーツがイヤらしい汁でぐしょ濡れになってしまうと、学校で授業中ずっと――布地が肌に張りついて――悩まされる羽目になるということだ。もしそれを避けたいなら一日中ノーパンで過ごすしかなくなるが、そのどちらを選ぶべきか――究極の二択を迫られることになる。

 

(あ、でもノーパンがもし男子の誰かにバレたら、その時は脅されて犯されちゃったりするのかな。うわ、ヤバイじゃんそれ。そんなの愉しみすぎて、やりたくなってくるんだけど。あぁでも、精液とかでぐちょぐちょの下着を張りつけたままなのを、授業中ずっと我慢するのも悪くないよね。どうなんだろ、どっちがいいのかな……?)

 

 と、そんな風にあらぬ妄想に耽っていた淫乱JKがふっと我に返ると、いつの間にか――ブラウスどころかブラも脱がされ――上半身を素っ裸にされていた。

 そして唇を少女の――薄くルージュを引いた――唇からピンクの乳首に移して舐め上げながら、男の太い指はまだ幼いスリットを弄り倒している。ドロドロに溶けかかった女陰を抜き差しされる快感を味わいつつ、六花はやまとのシャツに手を掛けて脱がせにかかった。

 

「……私だけ裸になるの恥ずかしいじゃん。だからやまとクンも、一緒に裸になろうよ」

「メンゴメンゴ。ちょっと気持ちが先走ったみたいだね。これも六花のおっぱいがすっげー綺麗だから……ってことで許してよ♪」

 

 舌を出して謝るやまとのシャツを、彼の指から一旦逃れて強引に脱がせる六花。四人の中では比較的――タカトに比べれば少し負けるが――引き締まった上半身が現れるが、それには目もくれずに、女子高生は一気に半ズボンとボクサーパンツにも手を掛ける。

 

「うわ――ぁ。……すっごい、おっきくなってるね。やまとクンのオチンチン」

 

 下着を足首まで引きずり下ろしたところで、目の前でゆらゆら揺れる勃起チンポに六花の声が上擦った。そのままふらふらと上の口で咥えてしまいそうだったが、そうなる前にやまとがおっぱいを鷲掴みにしてくると、片手で愛撫しながらもう片方の手で器用にスカートを脱がしてくる。

 そうしてあっと思う間もなく、瞬く間にショーツまで脱がされてしまう彼女だった。

 上も下も服は全部脱がされて全裸になり、残っているのは右手首のシュシュとソックスだけと。気がづけば、このベッドの上でやまとに処女を奪われたときと同じ格好にされてしまっている。

 その無防備な姿をカメラの前に晒すように、二人並ぶ形でベッド脇に座らせると、偽彼氏が大人のキスをしながら胸と股間に手を伸ばして、性感帯を思い切り弄ってくる。

 

(うわぁ、なんなのこれ。カメラの前で、おっぱいとオマンコ弄られてるなんて、ホントAVみたいだよ……ヤバイって、めちゃくちゃ興奮するよぉ)

 

 うっとりと舌の侵入を受け入れながら、二カ所愛撫に気持ちよさそうなトロ顔を見せる六花。気づけばその細い指では、隣のやまとのペニスを扱いていたのだった。

 

「なにも言わなくても手コキしてくれるなんて、六花も興奮してるみたいだね。どう、気持ちいい?」

「うん、気持ちいいよ。おっぱいもオマンコも気持ちよすぎて、すっごく興奮してるの♪ やまとクンはどうかな? オチンチン気持ちいい? 白いの出しちゃいそう?」

「ああ、気持ちいいよ。気持ちいいけど、白いのはまだ出すわけにはいかないから――先にオレが六花をイカせてあげるね」

 

 初めての設定を興奮で忘れてしまい、思わずビッチの本性を出してしまう。そんな偽彼女の身体を腰から抱きかかえると、男はそのまま押し倒すようにシーツの上に横たわらせた。

 そして、そのままの流れで少女の下半身に顔を押しつけると、舌を使ってぐしょ濡れの割れ目を舐め始めてくる。

 

「うわー、六花のオマンコぐっちょぐちょ。めちゃくちゃ濡れてるじゃん。そんなに指チンポ気持ちよかったんだ。もっと気持ちよくしてあげるから、愉しみにしてていいよ――っ」

「あぁん、ダメだってばぁ。オマンコ舐められるの、すっごく気持ちいいよ~~~っ。舌が動いてるの、感じちゃってる。ダメぇ、気持ち、良すぎるってばぁ♪」

 

 発情中のオマンコの状態を論評しながら、クンニを振る舞ってくるやまとの頭にすがりつくように手を伸ばし、大きく開いた脚をビクンビクンと震えさせる六花。

 これまでのやり方だとシックスナインになりそうなものだったけど、やまとが責めるだけの状況になっているのは、初セックスのハメ撮りという設定から来ているのだろう、と。頭ではそう理解しつつも、逞しい逸物を咥えられないことに物足りなさを感じてしまう淫乱JKだった。

 そして、そんな少女の胸中は無視したまま、ヤリチン大学生の丁寧な愛撫は続けられるのだ。

 ぴちゃぴちゃと、イヤらしい水音を響かせながら、舌が縦横無尽に膣内(なか)を這い回っていく。引き締まったお尻を両手で執拗に撫で回されながら、時折クリトリスに甘く歯を立てられるだけでもう堪らない。さらに意表を突くタイミングでオマンコを吸われてしまうと、快感がうなぎのぼりに高まっていくのを止めることはできなかった。

 

「あぁぁぁん、気持ちいいのぉ。あぁ、いい、いいよぉ。やまとクンの舌、とっても気持ちいいよ♪ もっと、もっといっぱいお願い。もっと舐めまくって、いっぱい気持ちよくしてよぉ。

 あぁダメダメぇ。こんなの、イッちゃうよ。イク、イク、イク。ヤダ、もうダメぇ。オマンコ、イッちゃうよ、やまとクンの舌でイカされちゃうの。あっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁんんん~~~~っっっ!!!」

 

 全身を震わせ、甘い声を吐き出しながら絶頂に達してしまう少女。

 目眩く快感の余韻に浸りきっていた彼女が、ふと視線を横に向けてみる。そこで、クンニされてる間もずっと、彼女の痴態を記録に収め続けていたカメラのレンズと――その向こうでニマニマとこちらを見つめている有井と――目があった。

 その視線を意識した瞬間、オーガズムを迎えたばかりの女子高生の身体に戦慄が走り抜ける。

 

(イッちゃったの、全部()られてたんだよね。今からやまとクンのチンポハメられて、イカされまくるのも()られちゃうんだ。中出しされるところも、みんな()られちゃう。ヤバイよね、そんなの見られながらオナられるってことは、みんなの頭の中で犯されてるってことだもん。そんなの、みんなとセックスするのと同じじゃん。ヤバイよ、ヤバ過ぎだよ……)

 

 妄想に興奮した黒髪の少女の火照ったカラダは、無意識の舌舐めずりの間にも、透明な蜜を股間のメス穴から垂らしてしまっていた。

 その蜜を塗り込むようにチンポを割れ目に押しつけると、茶髪のオトコが――素股のように――スリットの上を擦らせながら、彼女に語りかけてくる。

 

「あー、そろそろ挿れたいなと思ってるんだけどさ、六花。このまま生でハメちゃってもオッケーかな? うっかりゴム用意するの忘れちゃったから、ホントは我慢するべきなんだけど。でも、正直ここまで来たら我慢なんてできないし、さ。できればこのままハメたいんだけど……どうかな?」

 

 少し自信なさげなその懇願に、六花は危うく吹き出してしまうところだった。

 なにせ彼女にとっては、セックス=生ハメという図式が完成してしまっていたのだから、ゴムなしだなんて当然のことを今さら確認される理由がなく。それはやまとにとっても同じなのは、母親との電話の一件で証明されているのだから。

 なのにわざわざそれを口に出してきたのは、要するに恋人同士のはじめてという設定から来る小芝居ということだ。頼んでくるやまとの口元がわずかに綻んでいるのも、それを仄めかしているように思えた。

 だから、その言葉のほとんどが嘘だと解っていたけれど――

 本来我慢すべきところなのに、我慢できずに生セックスを求められているという状況に、六花のカラダ(ココロ)はどうしようもなく疼いてしまう。オンナとしての誇り(プライド)をくすぐられることに、全身が歓喜の声を上げてしまっているのだ。

 だから、六花はすっかり発情しきったメスの顔をカメラの前に晒したまま、誘うように脚を広げて――無防備な秘所を有井(視聴者)にも見せつけると――淫らな笑みを浮かべてみせる。

 

「――うん、いいよ。私も正直我慢できないし、今すぐやまとクンが欲しいってオマンコがきゅんきゅん鳴いちゃってるから。だから生でいいよ。ううん、生がいいかな。だって――はじめてだもん。ありのままのやまとクン、感じさせてほしいもの。だから、お願いやまとクン。今すぐ、あなたのオチンチン、私のオマンコにハメてください。私のはじめて、奪ってちょうだい♡」

「ああもう――六花ってば、そんなの卑怯だって。そんな風におねだりされたら、ホントに我慢できなくなるってーの」

 

 偽彼女のそんなイヤらしいおねだりに、挿入寸前のペニスをビクビク震わせると偽彼氏は、

 

「いいよ、六花。ありのままのオレを感じさせてあげる代わりに、生の六花をたっぷり味わせてもらうから。そろそろ、六花のはじめていただいちゃうね――っ」

 

 撮影中の有井に向けて――合図のように――にんまりと唇を吊り上げて。それから、一旦引いた腰を一気に前に突き出してきた。

 狙いを定めて突き出された陰茎を、しっとり潤いきっていた蜜壺があっさりと呑み込んでしまう。一気に膣奥まで貫かれてしまい、首を仰け反らせながら歓喜の呻き声を上げてしまう六花だった。

 そんな少女にのし掛かるように覆い被さると、ユーチューバーはおっぱいを掬いあげるように揉みほぐしながら、心底気持ちよさそうに腰を振り動かし続ける。その度に結合部に走る甘美な痺れがたまらなくて、だらしなく表情を蕩けさせながら、腰の動きをオトコに合わせてしまう六花。

 

「あぁ――いいな。六花のオマンコ濡れまくってて、めっちゃくちゃ気持ちいーよ。チンポにすっごい絡みついてくるのがたまんないね。愛してるよ、六花。愛してる、愛してるから。だから一緒に、思いっきり気持ちよくなろうよ」

 

 童貞とは思えない――ヤリチンだからあたりまえだが――巧みな腰の動きに官能を高められ、気持ちよく喘ぎ声を吐き出すのに夢中になっていた偽彼女に、女性器の快感を訴えながら偽彼氏が愛を囁いてくる。

 その甘い声が耳に届いた瞬間、六花の身体の中を官能的な疼きが走り抜けていった。

 

「……うん、うん、そーしよぉ。やまとクンと一緒なら、どこまでも気持ちよくなれるもの。だって、私もやまとクンがだーいすきだから。好き好き大好き、ちょー愛してるよ♡ 顔が好き、声が好き、身体が好き、キスが好き、チンポが好き、セックス大好き、みーんな愛してるから。だからいっぱいセックスして、いっぱい気持ちよくなろうね♡」

 

 ――やまととのハメ撮りセックスを始める前から、カラダはとっくに堕ちきってしまっていたけれど。まさかココロまで、こんな風に簡単に堕とされてしまうなんて思わなかった。

 カラダだけで充分と思ってしまったのに。カラダだけでどこまでも気持ちよくなれるから、そう思っていたのだけど。ただ『愛してる』と言われるだけで、求められるだけでココロが満たされてしまい、それだけでカラダまで気持ちよくなってしまうなんて。自分のことなのに、六花はそんなことさえ知らなかったのだ。

 だから、六花はやまとの求愛(ことば)に応え、自分からも愛を囁く。愛を語る。愛を紡ぐ。

 そうすれば――たとえそれが本物の気持ちでなくても――、これまでよりももっと素晴らしい悦楽が得られるのだと、知ってしまったのだから。

 

「ううんんっ……んむぅ……ん……んんん……むふぅ……うぅんっ……」

 

 その姿勢は、それ以上の言葉を打ち消すように、やまとに口で口を塞が(キスをさ)れても変わらない。

 言葉の代わりに舌を動かして、彼の舌に熱烈に絡みつかせることで愛を伝える。やまともその情熱に応えて舌を蠢かすことで、恋人同士のキスからまるで飢えた獣のように、互いを貪り尽くす性獣同士のキスへと深化していた。

 そうして夢中で舌を絡め合っていると、歯の隙間から唾液を大量に流し込まれる。粘りを帯びたドロドロの液体を、愛おしそうにすべて飲み干してしまう六花。お返しに自分からも唾液を送りたかったが、上から抑え込まれてる状態では物理的に無理なので、諦めるしかなかった。

 だから、その代わりに長い脚をやまとの腰に絡みつけ、もっと深くまでペニスが入り込めるようにすると。やまとの動き(ピストン)に合わせて腰を振り、きつく彼の身体を抱き寄せて肌の密着度を高め、絡み合う舌を懸命に動かし続ける。そうすることで、少しでもお互いの快感を高められるように、と。

 そんな獣の交わりを、ベッド脇から――股間のモノをギンギンに勃起させた有井に――ビデオで撮られ続けているのだけど。身体を絡め合うことに夢中になっている今の二人は、そんな部外者の姿を気に留める様子はかけらもなく、ただケダモノじみた欲望をお互いの身体へぶつけることだけを考えているのだった。

 そして――

 

「あぁっ、いいの。それ、すっごいいいよ♡ おっきくて硬いのでグリグリされるの、たまんないのぉ♡ めちゃくちゃ、感じちゃうよぉ♡」

「すっげーな。オマンコちょーうねってチンポ吸い込まれそうなんだけど。六花は奥が弱いみたいだから、もっといっぱいグリグリしてあげるね。こっちもめちゃくちゃ気持ちよくて、チンポたまんないんだけど。六花のオマンコ、サイコーだわマジで。六花と恋人になれてホントよかったよ。こんなサイコーのセックスできるんだからさ」

「私も、やまとクンの彼女になれて、こんなステキなオチンポとセックスできて、ホントにサイコーだよ♡ とっても気持ちいいこと教えてくれて、ありがとね♡ あっ、やだぁ。そこ弱いのぉ♡ 突きまくられたら、何度でもイカされちゃうよぉ♡ らめ、らってばぁ♡」

 

 どこかのクラスメイトには絶対に見せられないような、とんでもなく蕩けきった表情を晒してド派手に乱れまくりながらも、六花はさらなる快楽の高みを求めて極太ペニスを膣内(なか)へと貪欲に咥え込む。

 一方で、こちらは時折円や「の」の字を描いたりしながら、犯している少女を天国へ連れて行くために――もちろん、自身の情欲を満たすためにも――と、蜜壺に陰茎を叩き込んでいるやまとの腰も絶えず動き続けていた。

 二人の激しい交わりによって、部屋中に肉と肉がぶつかり合う音と湿った水音とが卑猥に鳴り響く。それは六花の口からこぼれ出る大きなよがり声とともに、彼女たちのいるこの一室を、淫靡な空間へと塗り替えてしまっていた。

 自由になったやまとの口が、六花の白い顔や首筋、鎖骨の辺りを好き放題に蹂躙している。

 そして気がつけば、双丘を揉みほぐしていた男の手と広い背中を抱きしめていた少女の手がいつの間にか重なり合い、恋人繋ぎの形に絡み合ってしまっていた。

 そんな風に深く深く繋がり合っている姿を見れば、十人中十人が愛し合う恋人同士のセックスだと思うことだろう。

 そして、その見解を証明するように――

 

「やまとクン、やまとクン、やまとクン大好きだよ♡ あぁ、とっても気持ちいいの。サイコーだよ♡ だからお願い、もっと愛して♡ もっと激しくオマンコ突きまくってぇ♡」

「オレも愛してるよ、六花。好きだ、好きだ、大好きだって何度でも言ってやるから、いくらでも気持ちよくなりなよ。そうやって感じまくってたら、オマンコだって締まりまくって、オレのチンポも気持ちよくしてくれるだろ――っ!?」

「あぁ、スゴいよ♡ こんなの、はじめてだよぉ♡ 気持ちいい、気持ちいいよ♡ こんなのもうだめ、もうイッちゃうからぁ♡ お願い、やまとクン。一緒にイッてよ。一緒にイッてくれたら、中に出してもイイからぁ♡ らから、おねがぁい♡ 一緒にイこう♡ あぁん、あぁぁんん♡」

「いいよ、六花。一緒にイこうか。せっかくのはじめて、気持ちよく中にたっぷり出して終わりたいもんな。遠慮なく、一番奥までオレのミルクぶっかけてあげるから、最高のアクメ極めさせてあげるよ。ほらっ、ほらっ、ほらっ。もうすぐ、あとちょっと。これで――終わり。イケっ、イクっ、イケっ――イクよぉぉぉぉぉ――――っっっ!!!」

「うん、うんっ。一緒にイこうね、やまとクン♡ あはっ、膣内(なか)にいっぱいやまとクンのミルクぶっかけてくれるんだ♡ ちょー嬉しいよぉ♡ 絶対、最高のアクメ極めちゃうからぁ♡ あ゛、あ゛、あ゛、あ゛♡ もうらめ、イッちゃう、イッちゃうからぁ♡ いっぱい射精()して、射精()して、射精()してぇ♡ あはぁぁん、あ、あ、あ、あぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁぁ~~~~~~っっっっ!!!!」

 

 絶え間なく紡がれる律動に、快感のリズムを合わせて。約束通りに同時に限界(アクメ)に達して。激流のような白濁液の噴射を一番奥に浴びせられながら、六花はこれまでで一番の絶頂を迎えるのだった。

 完璧に放心したように、だらしないトロ顔を晒したまま――時折、腰をビクンビクンと震わせながら――シーツに横たわる偽彼女に、最後の一滴までラブミルクを注ぎ切ろうと、深く押しつけてきた腰を何度も震わせてくる偽彼氏。

 その間でも、あたりまえのようにふたりの手はしっかりと繋がれたままだった。

 

(あ~~~~、なんだろこれ。ヤバ過ぎなんですけど。ラブラブセックス、ちょー気持ちよすぎだよ。本当に、天国に連れて行かれちゃった……)

 

 悦楽の頂に昇りつめたまま、まだ地上に戻って来られない状態の六花の身体(オマンコ)から、肉棒がゆっくりと引き抜かれる。そうして亀頭が膣口を通り抜けた瞬間、きゅぽんっという間の抜けた音がしたかと思うと、栓を抜かれたミルク樽のように白い粘液の塊がだらだらとこぼれ落ちていった。

 

「はじめてのセックス、ちょー気持ちよかったよ六花。ホント、六花と突き合えてサイッコーだわ。愛してるよ、六花♪ ……で、さ。六花がよかったらもう一発ヤってみない? まだチンポギンギンに勃っちゃってるし、正直収まりつかないんだよねオレ。時間も充分にあるしさ、六花だってもっと気持ちよくなりたいでしょ?」

 

 しどけなく横たわる少女の枕元に立ち、勃起したままの逸物を見せつけながら男が二回戦を誘いかけてくる。

 その声にぼんやりと顔を上げた彼女は、自分をオンナにしてくれた頼もしいペニスをうっとりと見上げながら、

 

「……わたしもはじめてのセックス、すっご~く気持ちよかったよ♡ やまとクンのチンポもだーいすきになっちゃった♡ 好き好き大好きちょー愛してるよ♡ そんなやまとクンとのセックスなんだから、もちろん答えはイエスだよ♡ 時間ぎりぎり、限界が来るまで愛し合いたいな♡ いいでしょ?」

「オッケー、第二ラウンド追加決定、と。ホント、オレたち息ぴったりだよな。これも愛のおかげってやつかな。……そいじゃあ、っと。さっきはオレの方から挿れたワケだから、今度は六花の方から挿れてもらおっかな。ほら、オレはベッドに寝てるから、六花が自分から跨ってくれればいいからさ」

 

 そんなことを言いながら、やまとはベッドに横たわる六花の、すぐ横に寝そべってしまう。

 仕方ないな、と苦笑いを浮かべてしまいながら立ち上がる六花だったが、心はとても浮き立っていた。

 これまではずっと挿れてもらうばかりだったけど、今度は自分から挿れるコトができるのだと思うとすごくドキドキする。その興奮を証明するように、股間から――二人のモノが混じった――白い淫液をこぼしながら立ち上がると、偽彼女は偽彼氏の上に跨って元気なペニスを手に取り、割れ目の上に何度か擦らせた。

 

「んっ……あ、これ、感じちゃう♪」

 

 何度も少女を快楽の極みに運んでくれた逞しさを――まずはカラダの外側で――愉しんでから、おもむろにオマンコの中に咥え込もうとしたところで――ふと、その動きが止まる。

 それは、さっきまで完全にその存在を忘れてしまっていた有井が、いつの間にかすぐ側までにじり寄ってきているのに気づいたからだ。

 おそらくは、恋人同士(偽)の結合の瞬間をビデオに撮るつもりなのだろう。股間をおっ勃てながらビデオを構えるその姿に、六花は淫蕩な笑みをその可憐な唇に刻むと。やまとのペニスから一度指を離すなり、その指で自らの秘所をくぱぁっと――カメラの向こうの誰かにもよく見えるように――広げてみせた。

 それから、そのままゆっくりと腰を下ろして、いきり立った男根を易々と咥え込む。

 

「ああ~~~~っ♡ やまとクンの、すっごい、かったいよぉ♡ 深いところまで、ずぶずぶって、入り込んできちゃってる♡ こんなの、サイコー過ぎるってばぁぁぁ♡」

 

 思いがけず簡単に奥まで入り込んでしまった巨根で、膣内(なか)をいっぱいに押し広げられたことに切ない涕泣を振りまき、派手に悶えてしまう六花。もちろん、その浅ましい姿を撮られてしまっていることを、どうしようもなく意識してしまいながら。

 

(……ホント、ヤバイって。後背位が一番感じちゃうかなーって思ってたけど、騎乗位もめちゃくちゃ気持ちいいんですけど。男の人に翻弄されるのが一番たまんないけど、たまにはこうやって自分で制御できるのも悪くないって思わされちゃうよ♪ 新しい愉しみをどんどん覚えさせられちゃうの、マジヤバ過ぎだよぉ。もっと知りたい、もっともっと知りたいって思わされちゃうんだからぁ)

 

 挿入で高まった官能の波が落ち着くのを待ってから、ゆっくりと動き始めてみる。最初は上下に。慣れ始めてからは円運動も付け加えて。そうやって腰を動かすたびに、オマンコから痺れるような疼きが響いてくるのだ。情欲に溺れきった今の六花には、それはこの上もないご馳走だった。

 なによりも、真下からカラダを強く突き上げてくる刺激が心地良い。体を持ち上げるたびに、膣襞を逆向きに擦られるのがこそばゆく。そして一気に腰を引き下ろし、根元まで肉槍を咥え込むことで花芯を貫く肉槍の破壊力が高まり、とめどない快感に彼女を酔いしれさせるのだった。

 

「そうそう、そうやって腰を動かしてみてよ。いいね、こっちが教えなくても、上下だけじゃなくて円運動までやっちゃえるなんて、さっすが六花。ドスケベなのが自慢の、オレの彼女(オンナ)だよ」

「だって、やまとクンのチンポがヤバ過ぎるからぁ、勝手にカラダが動いちゃうの♡ 気持ちいい動き方見つけたら、すぐに覚えちゃうみたい♡ やまとクンが満足してくれるなら、私、いくらでもエッチになれちゃうみたいだよ♡ だって、私、やまとクンの彼女(オンナ)だもんね♡ 好き、あぁ好きぃ、やまとクン大好きだよ♡」

 

 悩ましい淫声とともに、ヤリチンユーチューバの体の上で淫乱JKが腰を振り続けている。

 長く艶やかな黒髪を振り乱し、形よく整った乳房を小さく揺らし、むっちりとした――肉付きの良い安産型の――巨尻をぷるぷると震わせながら。

 そんな風に激しいオトナのダンスが繰り広げられる中、いつの間にか二人の指が再び、しっかりと絡み合っていた。指と指を一本ずつ離れないように絡ませ、ぴったりと間接を重ね合わせる。隙間のないように、ふたつのカラダをひとつに繋げてしまおうとするみたいに。

 

(もういいよぉ。このままオマンコごと溶けちゃって、ドロドロになりたいの。やまとクンのチンポと、ひとつになりたいよぉ♡)

 

 ドロドロに溶けきったオマンコでチンポを咥え込み、膣粘膜から伝わる快感に溺れきった六花は、ふとそんなことまで思ってしまう。それくらい恋人セックスに、やまとチンポにハマってしまっている彼女だったが、やまとの方はどこまで六花のカラダにハマっているのか。

 全身が、特に下半身が灼けるように熱い。

 その熱に浮かされ少女は全身を真っ赤にしているのに、その下で優雅に寝そべっている男は気持ちよさそうにはしているけれど、そこまで夢中になってる様子は見えない――どころか、むしろ余裕そうだ。

 それが悔しくて、六花はできるだけ膣内(なか)のペニスを追い詰めようと、意識して膣の締めつけを強めたり腰の回転を早めてみた。

 

「――どう、かな? やまとクン、気持ちいい? 私のオマンコで感じてくれてる?」

「もちろん、めちゃくちゃ気持ちいいって。六花のオマンコ締めつけもサイコーだし、吸い付きも超サイコーだもん。感じすぎてヤバイってくらいだよ。正直、チンポたまんないっての。本音言えば、今すぐ奥にザーメン全部ぶちまけたいって思ってるから、そこは安心してくれてオッケーだよ六花」

「あぁ~~~~やまとクンが私のオマンコで気持ちよくなってくれてるの、とっても嬉しいよ♡ 射精()したくなったら、いつでも射精()していいからね♡ 全部ちゃんと受け止めてあげるからぁ――っっ♡」

 

 自分のカラダで気持ちよくなってると。そう言ってくれたことに悦びを感じ、思わず子宮をキュンキュンと鳴らしながら、更なる快感をペニスに送り込もうと腰を揺らす六花。

 だがその動きは同時に、彼女のカラダにも新たな快感を送り込んでしまう。

 

「はぁぁん♡ オマンコ、熱いよぉ♡ 火照り過ぎちゃって、どうにかなっちゃいそうだよ♡ チンポ、チンポ、チンポいいのぉ♡ 硬くて、熱くて、ぶっといのがたまんないよ♡」

「こっちもハメたチンポから、オマンコ熱くなってるのよく解るよ。六花がこんなに感じまくってくれるのも、みーんなオレのことが好きだからでいいのかな? それとも、もしかして誰のチンポでもよかったりするのかな?」

「やぁらぁ♡ なんでそんなこと言っちゃうの、やまとくぅん♡ そんなの、やまとクンが大好きだからに決まってるでしょ♡ ……あぁぁぁぁんん――っ!」

「もちろん恋人なんだから、六花を信じたいのは山々なんだけどさ。六花の乱れ方見てたら、ホントかなぁって思っちゃうんだよね。オレのチンポじゃなくても、同じくらい感じちゃうんじゃないかってね。じゃ、訊くけど。オレとチンポ、どっちが好き?」

 

 六花の言葉の途中で、やまとがいきなり下から突き上げてくる。突然の衝撃に仰け反って悶えながらも、彼女はなんとか口を開いて――

 

「そんなの、やまとクンに、決まって――あ、だめ、だめぇ。深いの、たまんないよぉ♡ チンポいいの♡ チンポ、すごい♡ あぁぁぁ、気持ちよすぎるよぉぉぉ――っ♡」

「で、オレとチンポどっちがいいの?」

「チンポ、チンポがいいの♡ チンポ大好きなの♡ やまとクン、ごめ、ゴメンね。私、やまとクン、好きだけど、でも、チンポ、の方が、もっと、好きみ、たい――っ♡ でも、やまとクンの、チンポ、が一番好、きだから、おねがい、それだけ、信じて――あぁぁぁぁぁ~~~~~っっっ!!! チンポ、イッちゃうよぉぉぉ~~~~っっっっ!!!!」

 

 子宮口をずんずんと突き上げてくるチンポに負けて、自分が愛情よりも快楽を選ぶビッチであることを白状してしまうと、六花は耐え切れずに激しいアクメを迎えてしまうのだった。

 

「あ~あ、六花はチンポ大好きなビッチだったか。やっぱりね。でも、安心していいよ。そんな六花だからオレも好きになったワケで、な~んにも問題ないから。オレも六花一筋ってワケじゃないから、おあいこみたいなもんだしね。ま、だから六花がちゃんと白状してくれた御褒美に、たっぷり気持ちよくさせてあげるよ。――六花が一番好きなオレのチンポで、ね」

 

 イキまくった末に脱力し、もたれかかってきた女子高生の体を起き上がった上半身で支えると、にやりと笑みを漏らすやまと。それから六花の体を両腕で優しく抱きかかえるなり、騎乗位から対面座位へと体位を変えた上で、再び蜜壺を突きまくりに掛かる。

 

「ほら、ほら、大好きなチンポに突かれまくって、オマンコ感じるだろ?」

「んん~~~っ♡ あぁ、やまとクンのぶっといチンポでゴリゴリって擦られて、オマンコ感じまくってるよぉ♡ 切なくて、たまんないの♡ 好き好きぃ、チンポ大好きぃ♡ もう止まんないよぉ、やまとクンとのセックスサイコーだよぉ♡ すっごい、幸せぇぇぇ♡」

 

 男の太股の上で桃尻を振り乱しながら、少女は切ない声を張り上げ顔を涙や涎でくしゃくしゃにしていた。そんな偽彼女の揺れる胸の谷間に偽彼氏が顔を埋め、分厚い舌が柔肌の上を這い回り唾液のラインを描いていく。

 同時に、背中を滑り降りた両手がむっちりとしたお尻を鷲掴みにして、乱暴に揉み回していく感触がどうにもたまらない。

 

(ああ、乱暴にお尻掴まれてるの感じちゃうの♡ 硬いので奥をガンガン突かれまくるの、ホントたまんないよぉ♡ もっともっとって、欲しがりになっちゃうってばぁ♡)

 

 ガツンガツンと、逞しい肉棒に抉られ続ける媚肉はとっくに蕩けきっていて、じんじんと狂おしい痺れを訴えている。胸元をなぞっていた舌はいつの間にか乳首に辿り着き、尖りきった突起を好き放題に弄んでいた。さらに尻肉を撫でさする両手が時に優しく、時に乱暴に柔肌を愛撫してくるのだ。

 チンポに全面降伏してしまっている今の六花に、感じまくるのを止めることができるわけもなく。まるで揺り籠に揺られる赤子のように、男の体に乗せられて串刺しにされたまま、上下に揺れ動く少女。

 こうして、六花とやまとの偽装ラブラブハメ撮りセックス第2ラウンドは、攻守の流れも体位も変えながら後半戦に突入していくのだった。

 

 

 

 ――そして、約十分後。

 

 

 

「あぁもうらめ、らめだってばぁ♡ やまとクンのチンポ、セックス凄すぎらよぉ♡ もう私、おかしくなっちゃうってば。気持ち、よすぎるのぉ♡ らめ、らめ、らめぇ♡ イッちゃう、またイッちゃうよぉぉぉ――っ!」

「ははっ、なんだよまたイッちゃったわけ? これで――っと、もう五回目? かな。後半戦(2ラウンド目)始めてからオレはまだ一回もイッてないってのに、六花ってば正直イキ過ぎでしょ。そんなにオレのチンポって気持ちいいんだ?」

「うん、うん、うん――っ♡ やまとクンのチンポ、ちょー気持ちいいよ♡ らって、わぁしのはじめて、ぜーんぶ奪ってくれたチンポだもん♡ そんらの、好きになる、気持ちよくなるに決まってるよぉ♡ いいの、いいの、気持ちいいの♡」

 

 絡み合う二人の動きに合わせて、ベッドのスプリングが激しく揺れる。

 ぴったりと繋がった下半身では、やまとの突き上げる腰の動きに合わせて六花も淫らに腰を上下させていて。同じように密着した上半身では、六花が腕をやまとの首に回して抱きついているのに対して、やまとの方は――やや窮屈そうに――彼女の胸を両手でまさぐりながら首筋を軽く甘噛みしていた。

 そんな激しく情熱的なセックスに息も絶え絶えになりながら、喘ぎ声の合間に甘い吐息をこぼしてしまう六花。

 昂ぶりきったカラダは熱く燃え上がり、貯まりきった官能を吐き出す場所を探し求めている。

 その衝動に促されるように、抱きついていた男のカラダを一旦――むりやりに――引き剥がすと、六花はやまとの唇を強引に奪っていた。

 

「んんううん……んむむぅぅ~~っ。好き、好き、好きぃ――っ」

「んぐんぐぐ……ぷはぁ――っ。……ずいぶんと情熱的なキスしてくれちゃって。なんだよ、六花ってば。まだラブが必要ってワケ? ずいぶんとワガママ言ってくれるじゃん。――いいよ、そっちがその気ならオレも付き合ってラブラブしてあげるから、仲良くしよっか」

 

 一度唇が離れたところでにんまりと笑うと、今度はやまとの方から貪るようなキスをしてくる。思わぬ反撃に一瞬怯んでしまう六花だったが、すぐに気を取り直すと黙って男の舌を受け入れていた。

 唇を深く深く重ねて舌先を濃厚に絡め合い、どちらからともなく唾液の交換を行う。そんな恋人同士のディープキスをしながら、二人の腕は自然と互いの首や背中に強く絡みつき、抱きしめ合う距離を限界まで縮めていた。――互いの肌を流れる汗を擦り合わせ、溶け合わせることでひとつにさせようとするくらいに。

 そんな二人が対面座位で繋がっている下半身では、いきり立ったオトコの剛直が開ききったオンナの花弁を串刺しにして、その都度甘く切なげな声を響かせながら上下運動を繰り返し続けている。

 下腹部を中心に押し寄せてくる強烈な快感の波に、逃げ場を求める唇も同じ唇で塞がれて息さえできなくなり。次第に霞がかってくる意識の中で、何度も散った火花が六花に限界の訪れが近いことを告げていた。

 そして、彼女の体奥で蠢く肉槍の脈動のはじまりが、同じようにやまとの限界がもうすぐだと教えてくれる。

 

「――っと、六花。オレもそろそろイキそうなんだけど、もう一回膣内射精(なかだし)しちゃってるから、正直今さらだしさ。このまま六花の膣内(なか)射精()しちゃってもいいよね?」

「うん、いいよ♡ やまとクンなら何度でも大丈夫だから♡ だからお願い、やまとクンのザーメンで私のオマンコも子宮も、みーんないっぱいにしてくれる?」

「いいよ、六花の子宮もオマンコもぜーんぶ、オレのチンポミルクで満たしてあげるから♪ だから遠慮せずにいくらでもイッちゃっていいよ。オレと一緒に、仲良くね♪ ああ、いいよ、いいよ。オマンコぎゅって締まってきた。もうすぐイッちゃうから、一緒にイクよ。ほら、ほら。もう出る、出ちゃうよ。一番奥に射精()してあげるから、しっかり受け止めるんだよ。イクよ、イクよ、ほら、イッちゃいな――っっ!!」

 

 そうしてとうとう限界を迎えたやまとのペニスが、六花の一番深いところに突き刺さったまま、愛の証(ザーメン)膣内(なか)いっぱいに注ぎ込んだ。

 

「あ、あ、あ、らめぇ♡ もうイク、イク、イクよぉ♡ あぁぁぁんんん――っっっ!!!

 ……あは、すっごい♡ オマンコも子宮もみんな、やまとクンのアツいのでいっぱいになっちゃってるよ♡ こんなにスゴイの膣内(なか)にたっぷり射精()されちゃったら、絶対忘れられなくなっちゃうってば♡ 幸せすぎて、やまとクンのチンポの虜になっちゃうよぉ♡」

 

 愛情たっぷりに膣内射精(なかだし)される多幸感に満たされながら、夢現に惑うように呟きを漏らす偽彼女に向けて。偽彼氏は優しく――顔中から髪や首筋に至るまで――唇を這わせると、あたりまえのことのように言ってくる。

 

「いいじゃん。オレのチンポの虜になっちゃえよ。もう六花の全部――唇もおっぱいもオマンコも子宮もみーんなオレのモノなんだから、今さら気にする必要なんてないんだし、さ。自分でオレの肉便器(オンナ)だって認められたら、そん時はこのチンポでいつでも気持ちよくイカせてやれるしな」

「うん――それでいいよ。私、やまとクンの肉便器(オンナ)になるから♡ だからこれからもいっぱい気持ちよくしてね♡ やまとクンのこと、チンポもそれ以外もみーんな大好きだから、ね♡」

 

 幸せそうに目も口元も、なにもかもトロンと弛めてしまいながら、カメラの前でやまとの肉便器(オンナ)になる宣言をしてしまう六花。

 彼女の理性がそんな風に溶けてしまったのは、最前までのラブラブセックスの余韻のせいなのは間違いないけれど。よくよく考えてみるまでもなく、少女に対してやまとが果たして本当に愛情を持っているのかについては、甚だ怪しいと――少なくとも、六花自身だって一度ならず否定している――言えるだろう。

 だけど、そんなことはどうでもよかった。

 例えそこに本物の愛情なんて欠片もなかったとしても、セックスによる快感だけはどうしようもなく存在してくれるのだから――

 だから、宝多六花は目の前のヤリチンユーチューバー――のチンポ――に対して、いとも簡単に服従を誓ってしまうのだった。イヤらしい媚肉の悦びに導かれるままに。

 

 

 

 ――そろそろ夜明けが近づいて来てるくらいの時間だが、件のラブホテルの一室の中は煌々と明かりが灯され、まるで真っ昼間のような雰囲気を醸し出していた。

 二夜にわたり激戦が繰り広げられたベッドの脇では、据え付けられた三脚に設置されたビデオカメラが、ベッド上の光景を逃さず撮り続けている。五匹の淫獣がイヤらしくカラダを絡ませ合う、そのふしだらな姿を。

 

「あーっと、六花。もう少し体を前目に倒してくれる?」

「んっと。こんな感じ、かな?」

「そうそう、そんな感じでオッケー。これで前後の穴は無事ハマったから、後は有井っちと今井っちのチンポを口か手で処理してくれたらいいよ」

 

 リーダーのやまとの指示に合わせて、体勢を少し入れ替えてみる六花たち。

 そうして一応の完成系がベッドの上にできあがる――

 それはまず、シーツに横たわるやまとの上に六花が跨り、そのペニスをオマンコに受け入れて。その彼女の背後で膝立ちになったタカトが、淫乱JKのケツ穴にチンポをねじ込んでいる。そして、濃厚に絡み合ってる三人の隣で、残りの二人――有井と今井――が突き出している肉棒を六花が口や手で奉仕しようとしている、という淫靡な構図だった。

 こうして、カメラの前での五人の乱交セックス(5P)の準備が完全に整ったところで、

 

「さて、と。それじゃ、六花。カメラに向かって挨拶よろしく♪」

「はいはーい。よろしくされちゃったから、思い切ってやっちゃうね」

 

 やまとの指示出しに応じて――肢体は二人と繋がったまま――、六花が笑顔でカメラに顔を向けて、口を開き挨拶をはじめる。

 

「みんな、初めまして。宝多六花15才、ツツジ台高校1年E組です。3サイズは上から85のDカップ、57、91の安産型だよ。実は昨日まで処女だったんだけど、Arcadiaのみんなにオチンポハメてもらって、無事バージン卒業しちゃいました❤ それで、みんなの生オチンポが気持ちよすぎて中出ししまくってもらってたら、多分画面の向こうのみんなもとっくに解ってると思うんだけど、すっかり生ハメセックス大好きなハイパービッチ黒髪JKになっちゃったの❤」

 

 やまとの話によれば、今撮ってる動画はパスワード付きでArcadiaの秘密ページに上げるつもりらしい。それが本当なら不特定多数に見られてしまうわけだが、六花はなんの躊躇もなく個人情報――氏名だけでなく、学校名や3サイズ、さらには最新のセックス事情まで――を、あっさりと晒してしまっていた。

 このままなら、いつ見知らぬ誰かに貞操――そんなものが残っていれば、の話ではあるが――を狙われてもおかしくないはずだけど、今の六花にそんなことを気にする理由はない。

 事実――

 

「それで、本当なら毎日Arcadiaのみんなと生ハメセックスして、気持ちよくイキまくりたいんだけど。他にもArcadia(みんな)とヤリたいって女の子たちがいっぱいいるみたいだから、私だけやまとくんやタカトくんのチンポを独占するのも無理みたいなのよね――残念だけど」

 

 なにも気にした様子も見せず、彼女は前と後ろの穴を犯してもらってるチンポの持ち主の名前だけを口にしながら、それらを独占できない現実にただ心底残念だと、表情を曇らせるのみ。

 さらにその表情もすぐに打ち消すと、カメラの向こうの動画視聴者に向けて娼婦の笑みを見せつけながら、

 

「だから――この動画を見てるみんなにお願いがあるの。私みたいなビッチでよかったらだけど、一緒にセックスしようよ❤ もちろん生ハメが基本だし中出しも大歓迎、アナルセックスだって大丈夫なんだから安心してね❤ あ、お友達と一緒に複数でっていうのもアリだよ。同時に四人相手の5Pまでなら問題ないはずだから、よかったらみんなで気持ちよくセックスを愉しんじゃおうよ❤ ケータイ番号は090-××▲×-○□△×、LINEアドレスは¥※$#@※;$%だから、いつでも連絡してちょうだい。あ、LINEだったらついでにチンポの写メも送って欲しいな❤ 好みの形や大きさだったら、最優先で連絡しちゃうかもしれないし。ね? じゃ、そーゆーことでみんなの連絡待ってるよ。

 ――以上、生ハメセックス大好き、ハイパービッチ黒髪美少女JK宝多六花でした❤」

 

 プライベートアドレスまで公表して、セックス相手を募集するということさえやってみせるのだった。

 そして。呆れるほどのビッチ振りを見せつけた形の淫乱JKが、視聴者への挨拶を終えたその次に求めてくるのは、当然――

 

「うん、こんなもんかな。というわけで、お待たせ。それじゃ、最後にみんなで愉しもっか❤」

「オッケー、みんなで六花のこと可愛がってあげるから、いっくらでも愉しんでいいよ。あ、でも、いくら気持ちいいからってイキすぎて死んだりしないようにね」

「あはは、それは私的にもなしだから、うん、ちゃんと気をつけるね。でも、そんなこと言ってくるってことは、それくらい気持ちよくしてくれるって期待してもいいってコトだよね?

 ……んんぅぅん――っ! やぁぁぁんん❤」

 

 期待を込めて尋ねる六花へのやまとの返答は、下から突き上げてくる強烈な一撃だった。さらに追い打ちを掛けるように、タカトも容赦なく尻穴に極太チンポを叩きつけてくる。

 二人の息のあったコンビネーションに、たまらず甘い悲鳴を上げてしまう六花。

 二本差し自体は母親との電話中に一度体験済みだけど、それでもやはりカラダに伝わる衝撃や快感は凄まじいものがある。ましてや、その時は片方が有井だったけれど、今はやまととタカトというトップ2による二本差しだ。その分チンポの破壊力は明らかに増してしまっているだろう。

 

(ああでも、それってもっと気持ちよくなれるってコトだよね❤ ヤバイよ、本当に死んじゃうかも。ううん、本当に死んじゃうくらいイカせて欲しいな❤ ――みんなで)

「あのさ、六花。気持ちよくよがってるのもいいけどさ。こっちにもチンポがあるから、忘れないで奉仕してもらえるかな?」

「そーそー、オレたち四人でArcadiaだから。四人全員のチンポを平等にお世話してくれないと困っちゃうよね」

「うん、ごめんね二人とも。ちゃんと肉便器として、みんなのチンポを平等にお世話させてもらうから❤ だから私のことも、みんなでいっぱい気持ちよくしてね❤」

 

 さらに脇から残りの二人が奉仕を求めてくるが、六花はむしろ嬉しそうに受け応えると今井のペニスに手を伸ばし、ゆっくりと擦りはじめ。有井の陰茎には彼の立ち位置を上手く作った上で、胸に挟み込むパイズリフェラを始めるのだった。

 そして――

 

「チンポスッゴぉいの❤ オマンコもケツマンコも、どっちも気持ちいいよぉ❤ 二本いっぺんに突かれちゃったら、全身ゾクゾクきちゃうの❤ んぢゅる……れぇろ、んん……っ❤ おまけに口マンコも、おっぱいも犯してもらえてるの、サイッコーだよね❤」

 

 前と後ろの穴を間断なく男性器で抉られ続け、下半身を震わせながら口だけで今井の逸物をしゃぶりまくっている六花。それだけでも一仕事だが、彼女はさらに揺れるおっぱいを先っぽで突いてくる有井のペニスを、片手で器用に扱き続けている。

 上の口、下の口(前と後ろ)の三つのメス穴にとどまらず、胸や手も使って四人の男に奉仕を試みている少女に対して。男たちは気持ちよさそうにその奉仕を受け入れながら、女子高生の瑞々しい肢体を好き放題に貪っていた。

 彼らのその激しい動きはまさに蹂躙と呼ぶのに相応しいものだったが、少女本人が悦んでその行為を積極的に受け入れているのだから、誰が見てもそれは強姦(レイプ)ではなくただの和姦でしかない。

 事実、この五人の中で交わりを一番悦んでいるのは、間違いなく少女自身なのだから――

 

「ぢゅる……ちゅぷ、ちゅぱっ……ぷはぁぁっ。んん、んっ、んっ……れぇろ……うぅん❤」

 

 蕩けきったメス顔を晒しながら、六花は口に咥え込んだ肉棒に舌を這わせ続ける。溢れ出るカウパーの臭いと味に脳髄が溶けかけるが、それでも掌の中に捕まえた逸物を優しく扱くことを忘れはしない。

 丁寧な手つきでカリ首を擦りあげ、鈴口から溢れ出る我慢汁をまぶした指先で亀頭をゆっくり撫でさする。その度にビクビクと震えるペニスが可愛らしく、できればこのまま手コキに集中していたい六花だったが。そんな彼女の邪魔をするように、下半身のふたつの亀裂から押し寄せてくる甘い痺れに、たまらず彼女は切ない吐息をこぼしてしまっていた。

 

(こんなの、めちゃくちゃヤバイよ。チンポ四本に囲まれて、可愛がってもらってるなんて。興奮しすぎで、頭の中ヤバい汁出ちゃってそうだよね。ああでも、悔しいなぁ。さすがに二本で突かれちゃうと、フェラや手コキに全然集中できないや。一緒に気持ちよくなって欲しいのに、私ばっかり気持ちよくさせられちゃうのってどうなのさ。気持ちよくて頭がバカになるのはいいけど、それで肝心の奉仕が出来なくなっちゃダメだってのに。ホント、悔しいな……)

 

 折角四人全員で愉しませてくれているのだから、できればお返しの意味で彼らも全員気持ちよくさせてあげたいのだけど。どうしても自分のカラダの方に引っ張られてしまい、奉仕がおろそかになってしまうのが本当に申し訳ないと思ってしまう。

 それなのに――イヤらしいこのカラダは自分の快楽だけを追い求めて、咥え込んだチンポをただ貪り食ってしまうのだ。

 そして、

 

「あぁもう、ダメらよぉ❤ オマンコも、ケツマンコも、チンポ気持ちよすぎて、なにもできなくなっちゃうの❤ だぁら、有井クンも、今井クンも、ゴメンね。チンポ、ほったらかしに、なっちゃって。こんなんじゃ、私、みんなの肉便器、失格だよね。ホント、ゴメン、ねぇ――っ」

 

 勢いを増すピストン攻撃×2でついにフェラもできなくなった六花は、剛直を口から吐き出してしまうと思わず謝罪を口にしていた。

 性奴隷のそんなしおらしい態度にご主人様――今井と有井の二人――は顔を見合わせると、

 

「あーあ。あれだけ四人平等にって言ったのに、できないなんて肉便器? 失格だよね」

「ホント、情けない肉便器だね。ちゃんとした肉便器になってもらうためにも、ひとつおしおきをしてやらないといけないかな?」

 

 鏡に写したみたいにそっくりな薄嗤いを浮かべるなり、今井は六花の頭を掴んでオナホ代わりに口マンコを犯(イラマチオ)してきて、有井は六花の手を自分のチンポごと握りしめてそのまま――オナニーのように――前後に擦らせ始める。

 そこへさらに、仲間二人の責めの変化を見て取った残りの二人も、女子高生の二穴を犯す動きをひときわ激しいものに変えてきた。

 

「んんん~~~~、んんっ、んぅん……んん、んむぅ……っ!?」

 

 三つの淫口に加えて手まで蹂躙(おか)される形になって、呻き声を上げるしかできなくなる六花。けれど、その顔に浮かぶのは苦痛ではなく悦びの表情だった。

 この二日で明らかになった事実のひとつとして、宝多六花はまぎれもなくドMの変態だというのがある。やまととの騎乗位セックスで攻めの快感も覚えはしたけれど、やはり受け身で犯される方が彼女の性に合っているようだった。

 それが、今は四人に蹂躙(おか)されているのだ。六花の全身が悦びに打ち震えてしまっても、そこになんの不思議もない。

 

(これ、ヤバイや。すごい、苦しい、よ……このままだと、死んじゃう、かも……。嗚呼――でも、メチャクチャ、気持ちいいよ❤ イヤらしい穴、全部チンポで埋められてるの、たまんないや❤ 体中が、疼いて疼いて、仕方ないの❤ この疼き、消してくれるなら、なにしてもいいから❤ みんなのチンポで、私のカラダ、めちゃくちゃにしてぇ――っ❤)

 

 前と後ろ、下半身のふたつの穴を塞ぐ極太チンポの動きに合わせて、少女の腰が自然と揺れてしまう。その度に結合部分から、ずちゅりずちゅりとイヤらしい水音が鳴り響くのが、淫乱女子高生の耳にも届いてきた。

 そうやって敏感な粘膜を熱く硬い肉柱で、それも三カ所を同時に擦られ続けるのは甘美な拷問にも似て、六花のカラダとココロを簡単に官能の炎で燃え上がらせてくれる。

 おかげで――全身が、火で炙られたように熱くてたまらない。

 細胞ひとつひとつが燃え上がっているみたいだ。バクンバクンと、心臓の鼓動が暴れまくっている。あまりに鼓動が激しすぎて、このまま死んでしまうんじゃないかと思うくらいだけど――死んでしまう恐怖よりも、めちゃくちゃにイキ狂ってしまえる期待の方が上回ってしまうのが、自分でも始末に負えないと思ってしまう六花だった。

 そんな風に理性が吹き飛んだまま、彼女は自分を犯してくれる四つのチンポを体中で堪能しまくると、同時にその全身を使って懸命に奉仕し尽くす。

 すると、新米性奴隷のそんな献身ぶりに応えるように、ご主人様は全員御褒美代わりのチンポを味わわせてくれるのだ。彼女のことなんてなにひとつ考えることなく、ただ己の欲望だけを満たすために、激しく腰を使いストロークを重ねることによって。

 

「んんぅぅん、んん~~~ん。き゛も゛ち゛、い゛い゛よ゛ぉ❤ ヒンフォ❤ ヒンフォひひよ❤ もぅ、どうなっへも、ひひかりゃ、壊してぇ❤ オマンコも、ケツマンコも、みんな、壊してひひよ❤ 壊してひひから、ヒンフォ、もっろちょうらひ❤ もっろ、ガンガン、突きみゃくっれぇ――っっ!!」

 

 おかげですっかり頭のネジが飛んでしまった六花は、カラダよりも先にココロが壊れてしまったような喚き声を上げてしまっていた。――もちろん、今の彼女に理性なんて残ってはいないから、それは本能の言葉ということになる。

 

「あーあ。六花も、すっかりチンポ狂いになっちゃって。ママが知ったら、ショックで倒れちゃうかもよ」

「いやー、でもあの状況で娘に避妊しろって言えるような親だからなぁ。案外平気な顔で見てるだけだったりして」

「なんとなくありそうでヤベーって、それ。やだよ、オレ。親子丼には興味ねーから」

「でも六花の親だから美人なのは間違いないだろうし、声も若い感じだったからオレ的にはアリかな。てか、一度くらいはやってみたいけどな、親子丼」

 

 だから、男たちが口々に失礼なことを言っていることさえ気づくこともなく、

 

「ふぁぁぁんん――っ! むむぅぅん、んっんっんっ……あ゛、あ、゛あ゛、あ゛~~~~っ」

 

 再び口マンコにチンポを突っ込まれたことで、言葉にならない声を上げながらひたすらよがり狂う六花。

 その整った顔も真っ白な肌も深紅に染めあげて、鼻を鳴らしながら乱暴に口を犯すペニスを口全体で可愛がる。その小さな掌は、それを包み込むさらに大きな掌と太く逞しい剛直に、ただ蹂躙されるがままで。凹凸のはっきりした早熟な肢体を激しく揺らして、メス穴を貫く二本のペニスによるピストンを――飢えた獣のように――貪り尽くしていた。

 そんな風に、四人に犯されて乱れまくる六花の姿はとても蠱惑的としか言いようがなく。動画でこの光景を見る男たちがいたら、間違いなくほぼ全員がシコりはじめるだろう、と。疑いなくそう思わせるほど、その光景は――見る者を性的な興奮へと誘う――淫靡で妖艶な雰囲気に満ちていた。

 その興奮を、犯されている六花や架空の視聴者だけでなく、犯している側のArcadiaの面々も感じているのだということが。彼らの腰の動きや言動の激しさ、媚肉を抉る陰茎の膨張の度合いや震え具合から、六花にも伝わってきていた。

 

(ああっ、クる、キちゃうの!? キちゃう、キちゃうよ❤ あぁ、キて、キて、キて――っ!)

 

 身体の芯を灼き焦がす熱の塊が、奥からせり上がってくる。目眩く絶頂の予兆に期待を膨らませながら、六花は表情をうっとりと蕩かせじっとその時を待ち構え――

 

「イクよ、六花! ほら、いくらでもぶっかけてあげるから――っ!」

 

 まず、掌の中の有井チンポが弾け飛び、噴き出したザーメンが掌や脇腹の辺りに撒き散らされる。次いで今井の手が六花の頭を鷲掴みにしたかと思うと、喉の奥までチンポを突っ込んできて、鈴口から溢れ出た精液を一気に流し込んできた。

 

「んむむ~~~~、んぁぁっ……、げほっ、げほっ……」

 

 注がれる白濁液の勢いに思わずむせ返る少女だったが、それでもすべてをしっかり受け止めると、そのまま一滴も残さずあっという間に飲み干していく。ドロドロとした粘っこい喉ごしに、子宮を熱く灼き焦がしながら。

 そして、最後に六花のふたつの急所を侵し続けていた二本の極太チンポが、同時に彼女のナカにたっぷりと熱いミルクを注ぎ込んだ。

 

「あぁ、やまとクン、タカトくん、有井クン、今井クン、チンポ、セックス、みんな、大好き❤ イク、イク、イっクぅぅぅ❤ あぁぁんん❤ あぁあぁぁぁあぁぁあぁぁぁ~~~~~~~っっっっ!!!!」

 

 悪魔の液体を容赦なく粘膜に叩き込まれ、腰を跳ね上げ背筋を大きく仰け反らせながら、たまらないとばかりに絶頂を迎えてしまう六花。

 結合部から背筋を伝った電流が全身を走り抜け、目の前に無数の火花が飛び散る。たっぷりと種付けしてもらった子宮が悦びに何度も打ち震え、獣のようなよがり声を吐き出してしまった口からは――精液の残滓に混じって――涎がこぼれ落ちていた。

 

(……あー……はは、めちゃくちゃ、イッちゃったぁ❤ ホント、スゴかったぁ……あー、ヤバい、ヤバい……あー、ダメだ。なんにもかんがえられないやー……)

 

 激しすぎた絶頂がもたらす心地良い疲労感に、ぐったりと脱力してしまった女子高生はそのままふらふらと、やまとの身体の上にもたれかかってしまう。射精した余韻に浸って満足そうにベッドに横たわっていた男は、胸の上に顔を埋めてきた少女の髪を適当に掻き回すと、唇の端を小さく吊り上げていた。

 

「あー、射精()した射精()した。もう十発以上も射精()しちゃってるもんな。さすがに打ち止めだわ、これは」

「だよねー。新記録間違いなしってか。ま、それもこれも六花がエロ過ぎたせいだけどね」

「ホント、ホント。ここまでオレら全員が盛り上がったのも、正直はじめてじゃないかな。それより六花、大丈夫? マジで死んでないよね?」

「んー、大丈夫じゃないの。オマンコ、まだピクピクしてるし。――ほらほら六花、そろそろ準備しないと学校遅れるんじゃない?」

 

 やまとの胸に顔を埋めたまま、半分眠りながらぼんやりと四人の会話を聞き流していた六花に声が掛かる。それと同時に、繋がったままの秘所を下からペニスでつつかれて、反射的にビクンと腰を震わせながら顔を上げてしまうビッチJKだった。

 

「あー、うん、そうかも。……ありがとね、やまとクン」

 

 ご主人様の言葉に頷き返し、新米牝奴隷は――ふたつの穴からペニスを引き抜いて――ふらふらとベッドから立ち上がる。それから、彼女はそのまま股間から白濁液をだらだらと垂れ流したまま、まっすぐシャワールームに向かっていった。

 そこで体液まみれの身体をシャワーで綺麗に洗い流し、身支度を調える――ただし、一緒に入った男たちと色々悪戯し合ったせいで、普通よりも時間が掛かってしまったが。

 四人の愛撫で再び火照りかけた身体を、どうにかシャワーの冷水で冷まして。ベッドルームに戻ってきた六花は、いつもの朝のように制服に着替えていく。いつもと違うのは――場所を除けば――、着替えるところを男たちに見られていること、そして下着も制服も着続けで洗濯済みの新しいものではないということだった。

 さらに言えば、ショーツは精液と愛液でクロッチ部分がドロドロになっており。穿いてみると敏感なところに濡れている部分が当たって、快感を覚えてしまうほどに擦れてしまうのが悩みどころだった。

 つまりは、一日中股間を刺激された状態で過ごすのか、いっそノーパンで授業を受けるのか、という点において(最終的に六花は、ノーパンよりも刺激を感じる方を選んだわけだが)。

 そして――

 

「みんなとのセックス、すっごく気持ちよかったよ❤ 教えてくれて、ホントにありがとね。 それじゃ、今日はこんなところで。私とヤりたくなったら、いつでも連絡してきてよね❤」

 

 着替えも終わり、無事登校準備も整ったところで六花は四人のご主人様に向き直ると、最後の挨拶代わりに三十秒ほどのキスを贈ってみる。――ズボンの上から股間を揉みほぐしてみるという、オプションめいた行為をつけ加えて。

 

「オレらもちょー気持ちよかったから、こっちからもサンキューな。サイッコーのオフ会だったよ。別に六花の方から連絡してくれるのもアリだから、ヤりたくなったら遠慮なくヨ・ロ・シ・ク。六花ならいつでも、ちゃんと気持ちよくしてあげるからさ」

「あ、そうそう。とりまアカネちゃんとの件だけど、ちゃんとセッティングしてくれるよう六花からはっすに伝えといてくれる?」

「あーはいはい、金曜の夜だっけ。オッケー、ちゃんとはっすに伝えとくね。じゃ、次に会うのはその時ってことで。……アカネも含めてウチら全員満足できるよう、みんなしっかりザーメン溜めといてよね❤ それじゃ、みんな愛してるよ❤ またね、バイバーイ」

 

 はっすとのビデオ通話から派生した次のアポイントメントを確認すると、制服を纏った女子高生は満面の笑顔で男たちに一時の別れを告げた。

 少しドキドキしながら誰もいないラブホテルの通路を歩いていく。結局エレベーターに乗るまで誰ともすれ違うことはなく、ひとり乗った籠の中で彼女はなんとなく苦笑を浮かべていた。

 土曜の夜、初めてこのエレベーターに乗った時は彼らに連れ込まれる形だったのが、帰る今は一人きりで乗っている。誰かとのセックスなんてただの妄想でしかなかったはずの、処女だったこの身体も今ではすっかりセックスの虜になり、ただのビッチになっているという変化も加えて。その前後の対比が、なんとなくおかしかったのだ。

 

「……ホント、まさかこんなことになるなんて。はっすとなみこに誘われたときは、想像もしてなかったんですけど」

 

 人生はわからないものだと、この年にして実感させられてしまう六花だった。

 それでも、不思議と悪い気持ちではない。正直、親友(ふたり)に騙された悔しさは残っているけれど。それをはるかに上回る悦びを知ってしまったのだから、ある意味それも当然だと言えるのだろう。――おそらくは。

 一階についてエレベーターを出たところで、六花は小さく欠伸を噛み殺す。途中で休憩は何度か挟んだとは言え、さすがに十時間以上ぶっ続けでヤりまくったのだ。疲労を感じないわけがなかった。

 それでも母親との約束だからと、律儀に学校に向かう六花。とは言え、今日はほとんど睡眠学習になってしまうのは、見逃して欲しいところではある(バレなければ、問題はないはずだが)。

 なにはともあれ――

 

「ああ、早く次のセックスしたいなぁ」

 

 そんなことを呟きながらホテルを出た彼女は、やけに黄色く見える太陽を見上げてからゆっくりと、新しい一歩を踏み出したのだった。



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2 宝多六花の校外セックス学習by担任教師
Ⅰ 六花、誘う(上)


 

 空を見上げると、初夏に相応しい澄んだ青空に白い雲が幾つか浮かんでいる。そこから視線を下ろすと、目に入ってくるのは海――もとい、川の青色と波飛沫の白色だった。

 

「わぁぁぁ~~~っっ!!」

「ひゃっほ~~~っっっ!!!」

 

 そんな自然力に満ち溢れた光景の中、何組かの少年少女たちが乗り込んだラフトから賑やかな歓声が聞こえてくる。色とりどりの水着を着た高校生たちは、互いに水を掛け合ったりしながら、実に楽しそうにはしゃいでいた。

 

「おーい、おまえらーっ。はしゃぐのはいいけど、調子に乗りすぎて落っこちるなよー」

 

 川縁で生徒の様子を見守っていた彼は、川下り(ラフティング)の真っ最中の面子の中にやや調子に乗りかけてる男子グループを見つけるなり、注意の声を掛ける。

 その声が届いたのか、勢いよく手を振り返してくる男子。その勢いのままバランスを崩して、危うく川に落ちかけたところを同乗の指導員に助けられ、無事事なきを得た。もう少しで川の藻屑となりかけた当の本人が周囲に一斉に囃し立てられる光景を見ながら、彼はそっと安堵の息を吐く。

 

(……まぁ、こんな程度のはしゃぎっぷりなら可愛いもんかな。この分なら、そこまで気を配らなくても良さそうなのは、ホント助かるよ……)

 

 少しだらしなくなりかけた腹を隠すように、ハーフパンツ型の水着を身に着けた三十代半ばの男。そんな男が高校生たちを見守っているのは、彼――土屋(つちや)孝幸(たかゆき)がツツジ台高校1年E組の担任教師であるからだ。

 今日は校外実習ということで、クラス全員電車で数駅離れた川まで行ってラフティングを体験する、というスケジュールになっていた。

 正直実習系の活動は面倒なので普段なら気は進まないが、今回は複数の指導員が生徒を見てくれるので楽ができて良い。なんなら、この初夏のくせに容赦ない暑さを水遊びで吹っ飛ばせるのも、充分な歓迎ポイントだろう。

 だが、今回の校外実習で土屋が一番愉しみにしているものは、それ以外にある。

 

「…………」

 

 それは、彼が無言で巡らせるその視線の先――それぞれに個性溢れるデザインや色合いで、男子や担任教師の目を楽しませている女子の水着姿が、その答えだった。

 

(さすが高校生。もう七割くらいはオトナのオンナって言ってもいいくらいだな。制服姿もいいけど、水着は身体の凹凸が正直に出るから教師としては目に毒、オトコとしては眼福なんだよな)

 

 そんな風に鼻の下を少し伸ばしニヤニヤしているところに、背中になにか柔らかいものが押しつけられる感触がしたと思うと、

 

「ねぇねぇ、ツッチーはウチらと一緒に遊ばないの?」

 

 背後から少しくぐもった声を掛かられる。

 背中に押しつけられたその――ふわふわと弾む――ゴム鞠のような感触を惜しみながらも、彼はむりやりそれから身体を引き剥がして、持ち主である少女をメガネ越しに睨みつけた。

 

蓮沼(はすぬま)~。ツッチーじゃなくて、土屋センセイと呼ぶようにって言ってるだろ。おまえたちがどう思ってるかは知らないが、これでも教師だからな。おまえたち全員を見とく必要があるから、一緒に遊ぶのはなし。わかったら、さっさと離れなさい」

「はいはい、土屋センセイ。わかりましたよー。……いいじゃんね、ツッチー。呼びやすくて」

「は・す・ぬ・ま?」

「あはは、はいはーい。ゴメンなさい、土屋センセーイ。これから気をつけま~す♪」

 

 ペロリと舌でも出してそうな口調だったが、マスクをしているのでその確認はできない。

 おかっぱにした黒髪に囲まれた顔はなかなか整っていそうだと、秘かにそう踏んでいる土屋だったが――救命胴衣まで付けてラフティングしているというのに――ずっとマスクを付けているため詳細ははっきりとは解らない。ただ、マスク越しに届く声は透き通っていて、なかなかに美しいのは事実だ。

 だが、なによりも特筆すべきなのは、グリーンのビキニに包まれたその豊満なボディだろう。

 クラス一の巨乳である新城(しんじょう)アカネ――残念ながら、今日は体調不良で欠席だ。もったいない――の陰に隠れて目立たないが、なかなかの巨乳の持ち主なのはその水着姿を見ただけでも明らかだ。水着越しだったとは言え背中に感じた感触もとても柔らかくて、生乳を揉みしだけたらきっと手に吸い付くような感じなんだろうと思わせてくれる。

 その破壊力は、生徒相手だからと理性を総動員中の土屋でさえ、危うく勃起しかけたほどだ。

 

(あー、念のためにと、大きめの水着を用意しておいて良かったな。これがぴったりのビキニパンツとかだったら、間違いなく勃起しかけたのがバレていたはずだ。ふぅ、桑原桑原)

「あーあ、バカじゃんはっす。センセーに怒られてやんの。……でもって、感触はどう?」

「うっさいなあなみこは。そんなこと言ってると、次の定例会はなみこだけはぶってやっから覚悟しときな。……うん、ばっちり反応アリ。後は本命さん次第ってとこだね」

 

 そんなマスク女子である蓮沼(はすぬま)(らぶ)――親しい者の間では「はっす」とよく呼ばれているようだ――は、土屋の叱責から逃げるようにその場を離れていく。そんな彼女に話しかけているのは、いつもよくつるんでいる友人の古橋(ふるはし)奈美子(なみこ)だった。

 トランジスタグラマーな蓮沼の隣に並ぶと貧相に思えてしまうが、古橋もスタイル自体は悪くない。赤いセパレート型のワンピース水着に包まれた瑞々しいスレンダーボディは、それはそれで少女らしい魅力に溢れている。

 そんな二人を並べて犯してみるのも悪くなさそうだと――邪な妄想が浮かんでしまい、土屋は慌てて首をぶるぶる振ってその妄想を打ち消した。

 

(っと、ヤバいヤバい。女子の水着姿が目に保養すぎて、思わず色々と妄想したくなるけど、バレないよう程々にしとかないとな。本命の新城がいないのが残念だけど、まぁウチのクラスはレベルが高いの多いし、対抗の宝多はちゃんと来てるから問題はないんだが……)

 

 折角の上玉JKの水着姿だ。本当なら存分に愉しみたいところだが、淫行教師と噂されるのはさすがに避けたい。だから土屋は周囲にバレないようにこっそりと、少女たちの水着姿を目だけで愉しんでいるのだった。

 そして、次の目標(ターゲット)を見つけようと視線をあちこちに巡らせていたところへ、黒いポニーテールを目の端に捉えた瞬間に視線を固定させる。

 

「おーい、はっすってばーっ。結局どうするわけ? もう一回乗せてもらうの? それとも、もうやめとくの? どっちだよーっ」

 

 そこには、少し離れた位置から蓮沼に声を掛ける少女がいた。

 普段はまっすぐ流している長い黒髪を、今はポニーで後ろにまとめて。黒と青白の縞柄とを組み合わせたタイプのビキニに包まれた、その見事な身体(スタイル)を表現するとしたらさしずめ、ポムッキュッボンと言ったところか。

 胸こそ蓮沼に若干大きさでは劣っているが、その分下半身の肉付きが極上で。そのスタイルの良さは制服の時から窺えたが、こうして水着になるとひときわ際立っている。

 そんな高校生離れした肢体の持ち主こそが、クラスで男子人気を新城アカネと二分しているクール系美少女、宝多(たからだ)六花(りっか)だった。

 

(……蓮沼のおっぱいもいいけど、やっぱり全体的には間違いなく宝多の方が上だよな。あーあ、男子たちもめちゃくちゃ食いついてるな。気づかれてないつもりでも、傍から見ればバレバレだぞー)

 

 ちらちらと六花の胸やお尻を横目で見ている男子たちに微笑ましさを感じ、思わず上から目線で生温かく見守ってしまう土屋。もっとも、そんな彼も同じように六花の水着姿を視姦してしまっているわけだが。

 そんな風に野獣(おとこ)の視線が彼女に集まってしまうのも、無理のないことではある。――なにせ、最近の六花はそれこそ全身から、匂い立つような色香を発しているのだから。

 元々大人びた雰囲気を持っていた少女だったが、最近になってその傾向が顕著になったように思える。蛹から脱皮して蝶になったように、一気に少女から大人の女に生まれ変わったような、そんな変化を感じるのだ。

 そう、まるでよからぬ男たちの手で貞操(しょじょ)を奪われて、大人のカラダに造り変えられたみたいに――

 

「――センセイ、大丈夫? さっきからぼーっとしちゃってるみたいだけど、熱中症とかじゃないですよね?」

「――――っ!? お、おぉ……?」

 

 頭の中に浮かび上がった淫らな映像に引き込まれていたところに、不意に声を掛けられた土屋はそこでようやく現実に戻ってきた。

 平静を装いつつメガネを弄くって動揺を押し殺すと、担任教師は声を掛けてきた生徒――さっきまで脳内で痴態を繰り広げさせていた――六花に向き直る。

 

「ああ、いや大丈夫。ちょっと考え事してただけだから、先生の体調はなんの問題もないぞ。心配してくれてありがとな、宝多」

 

 軽く笑いながらごまかすと、彼はそれ以上余計な追及をされないために矛先を変えることにした。

 

「そう言う宝多の方はどうだ。体調は問題ないか? 気をつけてるつもりでも、この暑さだからな。なにかの拍子で急に体調を崩すこともあるから、少しでもおかしいと思ったらすぐ先生に言うようにしてくれよ」

「はいはい、そうしますねー。あ、私の方も特に問題はないですよ。――今のところは、ですけど」

 

 最後の部分を意味ありげに区切るように軽い調子で言いながら、なぜか六花がぴったりと身体を寄せてくる。視線を下に向ければ、すぐそばに深い胸の谷間が見えるくらい、すぐ近くに。ゼロ距離からもたらされる女子高生の甘い匂いと、柔らかい肌の感触に股間が反応するのを必死に我慢して堪えながら、彼はただ続きの言葉を待った。

 そして。

 

「でも、もう少ししたら体調崩しちゃうかもしれないから――」

 

 土屋の腕に――まるで恋人同士がするように――自分の腕を絡めると、彼の裸の胸板にわざと水着に包まれた胸を押しつけながら、耳元に唇を近づけそっと囁いてくる六花。

 

「昼休憩の時ですけど。食事が終わったら、救護室に一人で来てもらえますか? 私も、一人で待ってますから」

 

 耳をくすぐる、その蠱惑的な囁き声に、とうとう水着の中で完全勃起させてしまう土屋だった。



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Ⅱ 六花、誘う(中)

 

 

 川岸に設置された簡易式の救護室は、小さな山小屋程度の大きさだった。

 室内の片隅に小さなベッドと椅子が置かれ、その脇に救急箱や医療キットの類が置かれた棚が並んでいる。がらんとした印象なのは――簡易式であるために――置いてある物が少ないのと、常駐の係員がいないためだろう。

 そんな無人の救護室を訪れた土屋は、落ち着きもないまま一通り周囲を見回してみてから、手持ち無沙汰げに壁にもたれかかった。

 ――六花に言われたように、昼食を文字通り腹にむりやり詰め込んですぐさま救護室を訪れた土屋だったが、肝心の本人の姿が見えない。どうやら慌てすぎたようだと――反省しながら頭を掻いたところで、入口のドアが開く。

 

「あれ、先生もう来てたんだ。うわぁ、ゴメンなさい。これでも急いで食べてきたんだけど――遅かったみたいですね。……ふふっ、先生がそんなに楽しみにしてくれてたのは、ちょっと嬉しいかな?」

 

 既に先客(つちや)がいたことに目を丸くしながら、水着のままの六花が入室してくるなり、クスリと笑みを漏らした。

 水に濡れ光沢を放っている黒髪(ポニーテール)。Dカップの――高一にしては――立派な膨らみが、少し大人っぽいビキニに包まれている。見事にくびれた腰の真ん中では、形の良いおへそが堂々とその存在をアピールしていた。そして最大のチャームポイントである安産型のたわわなヒップからは、引き締まった太股がすらりと伸びている。そんな魅力的な少女と密室に二人きりになった状況を改めて自覚すると、途端に妙な気分が湧いてきてしまう土屋だった。

 その感覚を少しでも遠ざけようと、土屋はわざとらしく渋面を作りながら、まずはじめにと彼女に尋ねてみる。

 

「それで、だ。人をわざわざこんな所に呼び出しておいて、いったいなんの用事なんだ? 別に体調不良、なんてわけじゃないようだが」

 

 体調を崩したわけでもないのに、救護室へ担任教師を呼び出す。それもわざわざ『一人で』、なんて注釈まで付けて。その裏にある彼女の意図に――ある種の邪な――期待をしてしまいながらの問い掛けに、六花は唇を笑みの形に刻んだまま土屋の傍にすり寄ってくると――

 

「先生に一人でここに来てもらったのは、もちろん――」

 

 水着をずらして露わになった――陰毛がわずかに生えているだけの――股間を見せつけてきながら、

 

「私とセックスしてもらうために決まってるでしょ」

 

 そんな衝撃的な発言をしてくるのだった。

 

「――は!? いや、ちょっと、待て。おい宝多、おまえ、なに言ってる――?」

「センセーイ、そんな慌てた振りしたって無駄ですよー。しっかり期待してたのバレバレなんだから、素直になった方がいいってば。だって、もうこんなに準備万端なんだから。ね?」

 

 淫靡に囁きながら土屋に密着してくると、六花が水着越しに股間を弄り回してくる。いつの間にか――水着が突き破られそうなくらいに――大きくなってしまったペニスを、まるであやすようにねっとりと、イヤらしい手つきで。

 

「さっきだって。私だけじゃなく、はっすやなみこのこともエロい目つきで見てたじゃないですか。それこそ、犯すみたいに。ああいうの、女の子はすぐに気づけちゃうから気をつけた方がいいですよー。……私たちなら大歓迎だから、別に構わないんですけどね♪」

「くぉっ、宝、多。おま、手つき、エロ過ぎ、だろ。絶対、はじめて、じゃないな」

 

 女子高生の巧みすぎる指技に翻弄され、思わず喘ぎながら指摘する担任教師。しかし六花はその的確な指摘を聞き流す(スルーする)と、そのまま水着をずり下げてペニスを露出させた上で、熱い肉塊に細い指を這わせて丁寧に扱きはじめてきたのだった。

 

「わっ、なにこれ。すっごぉい❤ 先生のチンポこんなにおっきいんですね。ああもう、これは期待できちゃうよ♪」

「ああくそっ、マジでドスケベじゃないか宝多は。……つまり、あの動画、マジで本物だったってことか?」

 

 間近に迫る胸の谷間やうなじの色っぽさ、そして漂ってくる女子高生独特のフローラルな香りに理性を酔わされながら、土屋が思わずこぼした呟きに六花の動きが止まる。そして、にたぁりという言葉が似合いそうな表情で、彼を見上げてきた。

 

「あっれぇ、先生。もしかして、私の例の動画見ちゃいました? ふふっ、めちゃくちゃエロかったでしょ? もしかしなくても抜いてくれたら嬉しかったりするんだけど、どうかなぁ? ……でも、あれって隠しページに置いてあるから普通の人は見えないはずなんだけど、もしかして先生ってヤバイ人だったりして。質問でーす。今まで何人のJKとヤっちゃってます?」

「ば、バカを言うなよ宝多。そんなものゼロに決まってるじゃないか。これでも教師なんだから、女子高生に手を出すわけなんてないだろ。……動画を見たのは、教育指導の一環として生徒の非行の有無を監視するためだ。宝多みたいに不純異性交遊をやっていないかどうかをな」

(……なんて、もちろんそんなわけないけどな。教育実習時代からだから、今までで……さすがに三桁はいってないだろうけど、六〇人くらいは喰ってるよな。たぶん)

 

 教師という職業上周囲には明かせないが、JKJCが性癖ど真ん中な土屋にとって円光喰いはもはや生き甲斐と言える。さすがにツツジ台生には手を出していないが――ただし、JC時代に喰った女子が入学してきたことはある。お互いのためにスルーで処理しているが――、それでも毎年手頃なJKJCを見繕っては喰い漁っているのだ。

 そんな彼が、喰い終わったJKたちを放流しているArcadiaの隠しページをチェックしているのは、あたりまえのことだった。そのページに流れていた、宝多六花の5P動画を見つけたことも。

 最初は他人の空似か見間違いかとも思ったが、本人が自己紹介している以上それはありえない。教師として動くかオトコとして動くか、それとも見なかった振りを貫くか。とりあえず夜のおかずとして一発抜きながらも迷っていた土屋だったが、どうやら決断の時間が来たらしい。

 

「うっわ、真面目ちゃんだー。生徒に手コキされてるのにそんな態度取れるなんてかっこいー。……でも、そんな真面目ちゃんだから堕とし甲斐があるんですよね。ふふっ、せーんせ。早く私とセックスしたいって、素直に言っちゃいましょうよー♪」

「くぅおっ。たから、だ。いいかげ、手を動かすの、やめてくれ。――だいたい、ここでセックスなんてして、指導員(だれか)に見つかったら、どうするんだ? 大騒ぎになっても、知らないぞ」

「それならだいじょーぶですよ。指導員さんたちには、はっすとなみこと私の三人が後日セックスしてあげるって約束する代わりに、こっちには顔を出さないよう頼んでありますから。それに、私が体調を崩したから先生が付きっきりで様子を見てるってことにしてくれるように。指導員さんやはっすたちにちゃんと言ってあるから、ここにずっと二人きりでいても怪しまれないはずなので、安心ですよ。だから、先生のオチンポ、はやく味わわせて欲しいな♪」

 

 この場でのセックスの危険性を必死に主張する土屋だったが、六花は平気な顔で自らの用意周到さをアピールして安全性を保証してきた。そして、そのままメス顔を晒してチンポをおねだりしながら、背伸びをしてそっと唇を重ねてくる。

 舌を差し込みも絡めもしない、おままごとのような軽いキス。数秒だけの子供のキスだったが、その瞬間脳内で理性が溶け崩れてしまう音が聞こえた気がした。

 さらに膨張した勃起ペニスに指を絡め擦りあげてくると、胸を押しつけながら躊躇いもなく男の乳首に舌を這わせて、イヤらしく舐め上げはじめる六花。その巧みすぎる快楽奉仕に、土屋の快感の度合いがどんどん天頂(てっぺん)に近づいていく。

 

「くそっ、宝多。おま、本気で、セックスする、つもり、か……っ」

 

 教え子の見事な性技に本気で悶え、情けなくも喘いでしまう土屋。そんな彼を追い詰めようとカリ首を女性器で締めつけるみたいに指でシコらせながら、六花はもう片方の手で担任教師の腕を掴むと、そのまま水着(ボトムス)の中へと引きずり込んできた。

 水着で隠された女子高生のオマンコは、どうしようもないほどぐしょぐしょに濡れそぼっている。忍び込んだ土屋の指をすぐさまドロドロの愛液が包み込み、肉壺の奥へと引きずり込むような吸引力が感じられた。事実、少し指を動かすだけで膣内(なか)が怪しく蠢き、獲物(ゆび)を貪欲に呑み込んでいくのだ。

 

「解るでしょ。先生のオチンポが欲しくて、オマンコこんなにドロドロになってるの。もう我慢できなくてたまらないんだよ♪ ――だから、教え子のイヤらしい欲しがりオマンコに先生のぶっとい大人チンポで、みっちりと教育的指導お願いしますね❤」

 

 担任性徒のイヤらしい囁き(おねだり)に、教師としての最後の砦を守ってきた理性の糸が、ブツンとちぎれたのがはっきりとわかった。

 

(あぁくそっ、宝多みたいな上玉JKにここまでエロエロに求められて、我慢できるわけないだろうが――っ!)

 

 内心でそう吠え猛りまくると、土屋は膣内(なか)の指を引き抜きながら水着を一気に太股まで引き下ろす。そうして手コキで準備を完全に整えられたペニスから少女の手を強引に引き剥がし、自由になったその極太の逸物でほぐれきったメス穴を、思い切り貫いたのだった。

 

「んあぁぁぁぁ――――っっっっ!!!!?」

「ははっ、簡単に奥まで呑み込みやがった。どうだ、先生のチンポは? これが欲しかったんだろ、宝多。お望み通り、この先生チンポでおまえのだらしない教え子オマンコを教育してやるから、しっかり全身で受け止めろよ――っ」

 

 自分のチンポが六花のオマンコにあっさり呑み込まれていったことに驚きながらも、土屋は一緒に湧き出してきた悦びに突き動かされるように腰を前に突き出して、さらに彼女の膣奥深くへと肉棒を送り込む。

 

「あはぁぁん、オチンポ(はい)ってきたぁぁぁ♪ ありがとね、先生。先生のおっきいチンポ、私のオマンコでしっかり受け止めるからぁ。いっぱい教育し(気持ちよくなっ)て、たっぷり躾け(中出しし)てちょうだいね❤ ――でも、ゴメンね、先生。先生のチンポ、気持ち、良すぎるからぁ。教育なんて、どうでも、よくなっちゃいそうなの❤」

 

 一気の挿入にそのクールな表情をだらしなく蕩かせると、六花は気持ちよさそうな声を漏らしながら、土屋の動きに合わせて腰を淫らに揺らしていた。彼女が本気で感じているのは、ペニスを強烈に締めつけてくるオマンコの具合からも読み取れる。

 そして、本気で感じているのは、土屋の方も同じだった。

 

(なんだこれは。この、締めつけ具合。おまけにギュンギュンうねって吸い込みまくってくるし。間違いなく名器ってヤツじゃないか。Arcadiaの連中も気に入るはずだな。こんな最高のオンナ、オトコならハメまくりたくなって当然なんだから――)

 

 間違いなく今まで抱いてきたJKJCの中でもトップクラスだと。十回に満たないピストンでそう確信できるほどに、六花の膣内(なか)は極上の快楽を与えてくれる。正直このままこのカラダに溺れてしまいそうで、これから先が心配になるくらいだ。

 

「まったく、宝多は本当に困った生徒だな。いくら先生のチンポが気持ちいいからって、それにかまけて学習をおろそかにしてたらイケないぞ。まともな生徒(にくべんき)になれるよう、先生がちゃんと指導(おか)してやるからな。しっかりチンポの扱い方を学習して、立派な奉仕ができるよう努めておけよ。いいな?」

「はぁい♪ わかりましたぁ、せんせぇい❤ チンポにしっかり奉仕できるよう学んでみるから、いっぱい教えてくださいね。……あっ、ヤダぁ。この格好、深くまで入ってくるのすっごくイイよぉ♪」

 

 媚びた笑みを浮かべる六花の身体を腰から持ち上げて、駅弁の格好で下半身が繋がった状態の彼女を壁際へと運んでいく土屋。そのまま壁に押しつける形で――立位のまま――姿勢を安定させると、本格的に抽送をはじめることにした。

 

「宝多のオマンコ、めちゃくちゃほぐれまくってるじゃないか。先生のチンポが欲しくてたまらないってのは、嘘じゃなかったみたいだな。――こんなビッチマンコで、いったい何本のチンポを咥え込んできたんだ、宝多? どうせArcadiaの連中以外ともヤリまくってるんだろう?」

 

 すっかりヤリ慣れてしまっているのだろう。黒髪JKの膣内(なか)はペニスを突き立てる度にぐにょぐにょにうねって、絡みついてくる無数の肉襞がいくらでも甘美な快楽を土屋に与えてくれる。例の5P動画を見てからの一月の間にたくさんセックスをこなさなければ、これほどオマンコがこなれてはいないはずだった。

 

「あは、さすが先生。バレバレみたいだね。――うん、Arcadiaのみんなともヤってるけど、それ以外の人たちともいっぱいセックスしまくりだよ❤ ほら、動画でLINEアドレス教えちゃったから、いっぱいメッセージ来ちゃって。その中から選んでホテルとか車の中とかでヤリまくって……何本くらいかな? たぶん、十本イクかイカないかだと思うよ」

 

 明け透けに淫らすぎる性遍歴を明かすと、六花が前後に腰を動かしながら両脚をもどかしげにばたつかせる。どうやら両脚を持ち上げて土屋の腰に絡ませようとしているのだが、太股の間に引っ掛かった水着が邪魔になって、どうしてもできないようだ。

 しばらくの試行錯誤の末、諦めて両脚を大人しくさせた彼女に、

 

「ゴメンね、先生。このままだと水着が邪魔で脚を回せないみたいだから、一度チンポを抜いてもらっていい?」

「ああ、別に構わないが。――ほら、これでいいか?」

 

 上目遣いで可愛らしく頼まれたとおり、土屋は一度秘所からペニスを引き抜いてみた。小さく卑猥な音を立てて抜け出た陰茎はすぐに天井へ向けて勃ちあがり、その形に広げられたワレメからは無色透明な蜜がとろとろと滴り落ちている。

 結合が解けて下半身が自由になると、六花は太股の中間辺りで止まったままのボトムスに手を掛け――少し考えた末に二枚とも片脚だけ引き抜いて、もう片方の脚に引っ掛かったままの状態にした。

 引き締まった美脚に水色と黒と、ふたつの脱ぎたて水着が絡みついた様はどこかしら扇情的で、それを間近に見る土屋にもある種の興奮を与えてくれる。

 

「脱いでもいいんだけど、もしも誰か来ちゃったらこっちの方がごまかしやすいし、それに脱ぎかけの状態ってエロいから、先生もこっちのが興奮してくれるでしょ?」

「ああ、そうだな。めちゃくちゃ興奮して我慢できないから、もうオマンコにハメさせてもらうぞ。いいな、宝多――っ!」

 

 そうやって(しな)を作る教え子の腰を引き寄せると、先程と同じようにいきり勃ったモノを満開の花弁へ一気にぶちこむ担任教師。その激しさに思い切りのけぞりながら、六花が歓喜の声を上げる。

 

「やだぁぁ――っっ! 大きいのハメられちゃったぁぁぁ♪ こんなのヤバイってばぁ。教育的指導ってヤツ、めちゃくちゃ叩き込まれてるよぉ❤ せんせぇい、もっと、もっと、もっといっぱい指導してぇ。おねがぁい❤」

 

 二回目の挿入を果たすと、土屋は前回と同じように六花の身体を壁に押しつけ、小刻みに腰を動かしはじめた。その律動を正面から受け止めながら、黒髪の少女はふくらはぎに引っ掛かった二組の水着を揺らすように、メガネ教師の腰へと脚を絡ませていく。――まるで、獲物を逃がさないために糸で縛りつけてくる女郎蜘蛛のように。

 そんな風に――男の腰にしがみつくために――脚の姿勢を変えたためか、陰茎を呑み込んでいる膣内(なか)の感触が少し変わったように感じられた。具体的には、より深くまで引きずり込まれるような、そんな快感に。

 

「深い――よぉ。奥まで、みっしりって埋められちゃってるの、ヤバ過ぎだって。先生チンポ、根元までぎゅうぎゅうって詰め込まれて、私のオマンコ悦びまくってるみたいだよ❤」

 

 泣き声のような声でよがりながら、六花が気持ちよさそうに身体にしがみついてくる。その甘い重みをたっぷりと堪能してから、土屋は水着のトップスをずらして露出させた乳房に手を伸ばし、ゆっくりと揉みはじめた。

 自称Dカップの六花のおっぱいは、まさに美乳と呼ぶのにふさわしい美しさだ。

 大きさは掌にすっぽりと収まるくらいで――アカネやはっすに比べれば――慎ましいものだが、逆にジャストフィットしていると思えば悪くはないだろう。なによりも、円錐型にみごとに整った形を保っている張りのある真っ白な乳房と、ツンと尖ったピンク色の乳首のコントラストが美しく、それだけでも土屋の目を楽しませてくれる。

 加えて、揉みほぐしている掌に伝わる感触が絶品だった。触れると()きたてのお餅のようにふっくらとしていて、とてつもなく柔らかい上に捏ねるたびに形を変えて、掌に吸いついてくるのだ。さらにトドメとして尖りきった乳首をつつき、引っ張り、爪を立ててみれば、そのたびにイイ声で啼いてくれるのがたまらない。

 気がつけば土屋は夢中で、六花の胸を弄り続けてしまっていた。

 

「うぅん、やだぁ。おっぱいも、乳首もそんなにイジめないでよぉ♪ オマンコと一緒にそこまで責められたら、ヤバイくらいに感じちゃうからぁ。先生の意地悪ぅ」

 

 秘所を硬くなった肉棒で突かれる上に執拗な胸への愛撫を重ねられ、悩ましい声を漏らしてしまう六花。その開いた唇に吸い寄せられるように、土屋は顔を寄せ唇を重ねていた。

 

「んっ……あふっ……んんうぅん。ちゅるっ……むぅん……」

 

 先程の子供じみた軽いキスと違い、二度目のキスは濃厚な大人の(ディープ)キスだ。唇を割り咥内へ侵入させた舌を彼女の舌と激しく絡ませながら、唇をおもいきり吸い上げて――互いに我先にと――唾液の交換を済ませる。六花が積極的に送り込んできた唾は、まさしく甘露のように芳醇な味わいだった。

 

(オマンコやおっぱいどころか唾まで極上とか、とんでもない淫乱女子高生だな。このままいったら、魔性のオンナ間違いなしってところか。……だが、それも悪くないと思わされるんだから、早くもこいつに溺れかけてるらしい。まったく――最高の教え子だよ)

 

 気づけば、いつの間にか少女の腕が彼の首に回されている。腕と脚で完璧にロックされながら、上の口と下の口の両方で深く繋がって(キスして)いる状態だ。一見恋人同士にも見えそうな深い繋がり方に、土屋もすっかり教え子との生セックスに入り込んでしまっていた。

 

「いいぞ、宝多。そのオマンコの使い方はちゃんと覚えておけよ。そうやっておまえからきゅうきゅうに締めつけてやれば、大抵の男はそれだけであっさり搾り取られるだろうからな。まったく、先生が教えてもないのにこんなことまでできるようになるなんて、宝多はセックスの優等生だな。そんなにセックスが――チンポが好きなのか?」

「ゴメンなさい、先生。先生に教えてもらう前に、イヤらしいこと自分で勝手に覚えちゃって、ホントにゴメンね。うん、うん、うん――そうだよ、セックスもチンポもだいすきなの❤ だって、こんなに気持ちよくイカせてくれるんだから、好きになっちゃうのも当然でしょ。あっあっあっ、そこ気持ちいいの、あっ、ダメ、キちゃうよ。イク、イクよ、イッちゃう。あぁ、イク、イック~~~~~っっっ!!!!」

 

 ぶるっと全身を震わせ、六花がとうとう絶頂に達した。

 同時にペニスを包み込む膣内(なか)の粘膜がきゅっと収縮して、一気に締めつけてくる。下半身を襲う強烈な快感に暴発しそうになる土屋だったが、なんとかぎりぎりで耐えきることができたのは、これまでの経験が物を言ってくれたのだろう。

 

(まぁでも、さすがにこっちも限界は近いか。先にイカせたんだから、無理に我慢する必要もないだろうし、そろそろこっちも射精()すとするか)

 

 室内に入っていても、夏の暑さは土屋の体にのしかかり全身を火照らせていた。その上に体ごと密着するほど抱きしめ合い、互いの肌を流れる汗が溶け合うほどくっつき合っているのだ。体の芯から灼熱の塊が生み出されていると――そう錯覚するほど体中が熱くなってしまっているのも、あたりまえのことだろう。

 ただ、ひとつ。

 今この瞬間、土屋の体を火照らせているのは夏の暑さそのものよりも、教え子との生ハメ(セックス)の快感がもたらす性的興奮からの方がより大きいのも、また間違いのないことだった。

 悩ましい声を上げて感じまくり、気持ちよくイキまくってる六花と同じように。土屋も半端ない気持ちよさを感じながら、教え子とのセックスをすっかり愉しんでしまっている。正直言えば、もう我慢もせず思い切り射精したいのが本音だ。

 ただ、教師という立場がこのまま膣内射精(なかだし)してしまっていいのかと、ブレーキを掛けてしまう。そんな迷いを引き摺ったまま、土屋は自分の限界を少女に知らせるために、口を開いた。

 

「そろそろいいかな。お待ちかねのご褒美(ザーメン)をたっぷり射精()してやるから、どこに射精()せばいいか宝多が選んでくれ。腹か、胸か、顔か、それとも――」

「……膣内(なか)がいいよ。先生の精液、私の膣内(なか)にいっぱい射精()してちょうだい♪」

 

 絶頂を迎えた名残で、顔をだらしなく蕩けさせたまま六花が口にしたのは、そのままオマンコに射精()してほしいという率直な――肉欲にまみれた――回答だった。思わぬ展開に――本来なら、予想できても良かったわけだが――戸惑ってしまう担任教師に、淫乱女子高生は魔性の笑みを浮かべてみせると、

 

「ねぇ、土屋先生。もう教え子とのセックスやっちゃったんだから、今更なにも怖くないって思わないかな? 教え子のオマンコに一度でもいいから、おもいきり種付けしてみたいでしょ? 無責任にいっぱいザーメンぶちまけられたら、きっと先生だってとっても気持ちいいんじゃないかなぁ。それから私にも、一番奥に熱くて濃い塊を射精()してもらう気持ちよさ、教えてもらってもいいですよね――つ・ち・や・セ・ン・セ・イ?」

 

 そんな悪魔の誘惑を土屋に与えてくる。その魅力的なお誘いに、土屋の鼓動と股間が一度大きく跳ねた。

 

(いい、のか……? 教師として、生徒のお願いには極力応えるべきだし、な。我慢できず手を出した以上、もう今更なのも確かだし。なら――いいのか。生徒に中出ししても……)

 

 ゴクリと、唾を飲み込む音がやけに耳に響く。

 そんなことを思いながら決意を込め、六花の瞳を覗き込む土屋。期待を込めて見つめてくる彼女の視線と視線を交わらせると、言葉にする代わりにニヤリと口角を上げてやることでその答えとした。

 一瞬の間を置いて、理解した六花の顔が花のようにほころぶ。その瞬間を狙って、土屋は思いきり腰を突き出していた。――教え子へトドメを刺すように。

 

「あぁぁぁぁ――――っっっっっ!!!!」

 

 たまらず嬌声(こえ)を張り上げる六花の身体に、容赦なく腰を打ちつける土屋。もう射精を我慢する必要もなくなったので、好き放題に膣内(なか)を――まるでオナホのように――ペニスで貪り続けるのだ。

 その激しいピストンを、少女のヴァギナはたやすく受け止めてしまう。ドロドロに溶けた膣粘膜が複雑に絡み合って、優しく包み込んだ海綿体を懐に呑み込みながら、さらに奥深くへと引きずり込もうとするように。

 教え子のオマンコがもたらすその極上の快楽に、土屋の腰はもう止まらなかった。

 激しく腰を打ちつけるたびに、結合部からイヤらしい音が鳴り響く。その淫音をBGM代わりにしながら、土屋は無我夢中で腰を振り続ける一匹の性獣と化していた。

 

「どうだ、宝多。先生のチンポが膨らんでいるのが、おまえにもよく解るだろ? 今からこのチンポで、おまえの子宮に熱いザーメンを好きなだけ注ぎ込んでやるからな。ちゃんと全部受け止められるよう、しっかり踏ん張っておけよ」

「やぁだぁ、先生チンポ私の膣内(なか)でビクビクしてるの、とっても嬉しいよ❤ 今すぐ先生のチンポミルクが欲しくて、子宮がキュンキュン鳴いちゃってるんだから。だから、おねがぁい。早く、早く、早く味わわせてぇ❤」

 

 こちらもまるで飢えた獣のように、セックスの快楽に骨抜きにされたオンナの顔で――だらしなく涎を垂らしながら――、膣内射精(なかだし)をおねだりする六花。

 いつもはクールに冷たく光る瞳が、今は情欲に負けて妖しく濡れ光っているのを見た土屋は薄く笑うと、セックスにすっかり溺れきった教え子へ御褒美(白濁液)を与えるための、最後の抽送に全力を注ぐのだった。

 早熟な少女の肢体を壁に押しつけると、小刻みに腰を回転させる。すると、子宮口へ連続で欲棒を叩きつけられた蜜部がうねりを上げて、チンポを思い切り締めつけてきた。

 その瞬間、土屋はペニスの付け根に甘い痺れが走ったのを感じ取ると、一番奥まで陰茎を押し込みながら六花に限界を告げる。

 

「イクぞ、宝多。いっぱい射精()してやるからな。オマンコで全部残さず飲み干すんだぞ――っ!」

「お願い先生、いっぱい射精()して、全部射精()してぇ。オマンコも子宮もいっぱいにしてよぉ❤ ああっ、キタ! キタよう――っ! 熱いのがたくさん、奥まで流れ込んできてるよぉ――っ! こんなの、ヤバ過ぎだよ、気持ちよすぎだってばぁぁ――っっ!!」

 

 膣内射精(なかだし)を宣言した途端に、六花の膣内(なか)がきゅっと引き締まった。その膣肉の蠕動が最後の一押しとなり、土屋は全てを解放する――目の前が一瞬、真っ白になってしまうほどの――気持ちよさを感じながら、六花の膣奥へと溜め込んでいた精液を一息に解き放つ。

 ビュルッビュルッという音とともに、尿道から吐き出された大量の白濁液が教え子の膣内(なか)を、子宮の中まで満た(よご)していくのを感じ取り――得も言われぬ背徳的な興奮を覚えてしまう土屋。

 正式に教師になってからも、円光少女たちを喰い漁ることはやめられなかった。そんな彼でも、自分の教え子に手を出す勇気は持つことはできなかったのだ。……たとえ、心の底ではやりたいと望んでいたとしても。だから良識という名の石で欲望に蓋をして、必死に目を逸らしていたわけだが――

 

(嗚呼――まさか、教え子に膣内射精(なかだし)するのがこんなに気持ちいいなんてな。まったく、これなら思い切ってもっと早くやっておくんだったな。石毛とか蔵田とか、チャンスはいくらでもあったはずなのに見逃してきたとか、なんてもったいないことをしたんだオレは)

 

 今の土屋は初めての背徳的行為がもたらした快楽を反芻し、堪能するどころか、過去にあったはずのチャンスを棒に振ったことを後悔までしてしまうほどに、ハマってしまっているのだ。ただ一度の行為だけで、これからの人生が台なしになる可能性を簡単に無視できるほどに。

 ……そうなった理由の一つには、六花との生セックスがたまらなく気持ちよかったという事実があることだろう。

 精巣に溜まっていた淫液をたっぷりと吐き出して、満足の吐息をこぼす土屋の姿はその証拠と言えた。

 そして全身で土屋の体にしがみつき、脚を腰に絡ませたまま大量の吐精を体の奥に受けた六花もまた、極上の快楽に満足しているのだろう。びくびくと体を絶頂の余韻に震わせたまま、陶酔の表情を浮かべているその姿はどこか無様で、そしてなによりも妖艶だった――

 

 

 

「んん――ん。れぇろれろ……んふぅ……じゅる、ちゅぱ……あむぅ。んぅん……むぅ、あふぅん……ちゅるっ、ちゅぷ、ちゅぽ……ぷはぁ――っ」

 

 淫らな水音をまき散らしながら、少女の口が男のいきり立ったままの逸物を慰めている。その舌の動きは絶妙に繊細で、お掃除フェラだというのに男の欲望を鎮めるどころか、さらに煽り立ててくるほどだった。

 

「まったく、やれやれだな。女子高生のくせに大人のキスのやり方にオマンコの締めつけ方どころか、お掃除フェラまで完璧にこなせるんだからな、まいったもんだ。これもArcadiaの連中に仕込まれたというワケか、宝多?」

「あはっ。ゴメンナサイ、先生。イヤらしいことはぜ~んぶ、みんなに仕込まれちゃったんだ。先生よりも先に色々教えられちゃったのはアレだけど、その分先生も気持ちよくしてあげられるから問題なしってことにしてもいいでしょ? それとね、センセイ? 私はもうセンセイの性奴隷(オンナ)になっちゃったんだから、宝多じゃなくて六花って呼んで欲しいかな?」

 

 教え子のあまりにもの性技の巧みさに、思わず嫉妬混じりの揶揄を投げかけてしまう土屋。

 そんな担任教師の大人げない態度に対して、六花は声と態度で媚びながら彼の嫉妬を煽るような言葉を返してくる。――が、同時に自分の呼び方を変えてもらう提案をすることで、彼女が彼の支配下に堕ちたことを示して、男の征服欲を満足させてくるのだった。

 

「成程、な。確かにわざわざこちらが教えなくてもちゃんと先生のことを気持ちよくしてくれるなら、なんの問題はないか。それにどうやら先生のチンポも気に入ってくれたみたいで、こっちも嬉しいよ。なにせ宝多――六花のオマンコは絶品だからな。何度でも味わいたいと思っていたところだ。ところで、六花。先生のチンポとArcadia(みんな)のチンポと、どっちが良かったか。できれば教えてもらえるか?」

 

 熱心にお掃除フェラを続けてくれる少女の頭を撫でながら、土屋は――ある意味男の沽券が掛かった――問いを投げかけてみる。

 

「えー、それ訊いちゃいますか、センセイー。んー、大きさとか硬さとか総合的に考えたら、有井クンと今井クンには勝ってるかな。やまとクンとは互角。タカトくんにはさすがに勝てないかなーって。今のところはそんな感じの評価になるんじゃないかと。でもでも、みんな私を気持ちよくしてくれたんだから、みんなとってもステキなチンポだよー❤」

 

 彼らに抱かれていたときのことを思い出しているのか。どこかうっとりとした顔で六花が口にしたのは、おそらく彼女なりの正直な評価だったのだろう。

 土屋が何十人もJC、JKをハメまくっていた事実は否定したのだから、当然六花が知る由もないが。実のところ、彼ら(Arcadia)のおこぼれを何人か頂戴していたことのある土屋は、その際彼女たちから――自分と彼らを比較した――セックス評価を何度か聞き出していたことがあったのだった。

 

(あー、まぁ妥当な評価ってところか。好きなときにヤれたらそれでいいんだから、別に一番になる必要なんてないわけだし、な。連中全員に負けてなきゃ問題はないない、ないよな)

 

 複雑な気分がないわけでもないが。なによりも六花が余計なごまかしをせず、正確な評価をしたというところに満足すべきだろう。それに向こうは既に何度も彼女の身体を貪っているが、こちらはまだ一度だけしか交わっていないのだ。評価を覆す機会なら、これから先いくらでもあるだろう。

 その他に、気になることと言えば――

 

「……そう言えば、今回の件は蓮沼と古橋も一枚噛んでいるみたいだが。あの二人もおまえと同じ扱いでいいのか? 確か、六花も加えた三人で、後日指導員たちとヤリまくるつもりだったよな?」

 

 背中に押しつけられた蓮沼の胸の感触を思い出しながら、そう問い掛けてみる土屋だった。

 ……実は六花の動画を見つける少し前に。Arcadiaの隠しページから落とした動画の中に、蓮沼と古橋らしき姿を見かけたことがあったことも思い出しながら。六花と違い自己紹介はしていなかったから、最後までそれが教え子(ふたり)だと確信を持つことはできなかったが。

 

「そうですよー。はっすとなみこと私、それにアカネも加えた四人で『セックスヤリまくり隊』なんて作ってるんで♪ だから今日は私一人だけど、明日以降は先生がヤリたいときに言ってくれたら、四人の内の誰かがいつでもお相手しちゃうんで。……あ、ちなみに今日アカネがお休みなのは、昨夜Arcadia番やっててみんなに一晩中犯られまくったせいで、こっちに来ることができなかったからだったりー」

 

 もしかしたら、今もまだホテルでみんなとハメまくってたりするかも、なんて。

 楽しそうな六花の明け透けな言葉に、土屋の逸物はむくむくと臨戦状態になってしまうのだった。

 

(蓮沼と古橋だけじゃなく、新城までだと……? つまり、これからあのおっぱいを自由にできるってコトか? ははっ、最高の展開じゃないか、これは……)

 

 クラスの中でもトップクラスの四人をこれから好き放題に抱きまくれる。降って湧いたそのありえない幸運に、土屋の顔はとても生徒には見せられないくらいに弛んでしまうのだ。

 

「……それで、先生。これからどうします? れろれろ……息子さんはまだまだ元気で、ヤリたがってる……ちゅぷ、ちゅぱ……みたいだけど。先生本人は……むふぅん……どうなのかなぁ?」

 

 同じようにクラスメイトには見せられない――発情しきったメスそのものの――表情を晒しつつ、六花が上目遣いでそう尋ねかけてくる。……もちろん、咥えこんだペニスを舌でお掃除し続けながらだ。

 

「そうだな。そろそろ昼休憩も終わるから、本来はここで終わりにしてもいいんだが。それだと、わざわざお膳立てをしてくれた六花に申し訳ない気もするしな。……どうだ、六花。もっとご褒美(チンポ)が欲しいか?」

 

 わざと腕時計を確認しながら、土屋は一度軽くはぐらかしてみた。本音は隠したままで。

 すると、腰を前に突き出して――精液を垂れ流している――股間を上からよく見えるようにしたり、水着がずらされたまま剥き出しのおっぱいを揺らして、スタイル抜群の女子高生の裸体を男に見せつけ(アピールし)ながら。六花は熱に浮かされたような様子で、はっきりと自らの欲望を口にするのだった。

 

「もちろん、もっともっと欲しいです❤ こんなステキな大人チンポ、一回味わうだけじゃ物足りないってば。後のことはちゃんと指導員さんに頼んでるから、できれば時間ギリギリまで繋がっていたいな❤ 先生だって、その方がいいでしょ?」

 

 教え子の貪欲なおねだりに、担任教師は陰茎を包む舌のざらつきを堪能しながら、薄い笑みを浮かべる。

 時間のなさを引き合いに出した土屋だが、六花たちの計らいにより彼がこの後の教務から一時解放されたことは、よく理解していた。体調不良の六花の世話――勿論、実際に行うのはただの性処理(セックス)だが――を名目にすれば、他の生徒のことは指導員たちに任せられるからだ。

 だから、校外学習の終了予定時刻までは、土屋は実質的には自由(フリー)ということになる。

 そしてなによりも重要なことだが、土屋の下半身は六花と同じように、一度のセックスだけでは満足していない。チンポはまだギンギンに漲っていて、この後の数回の射精は楽に耐えられるだろう。

 さらには教え子との生セックスという禁断の快楽を味わった脳味噌も、瑞々しい極上の女体をまだまだ貪り足りないと訴えているのだ。これで打ち止めなんて選択肢は、はじめからあるはずもなかった(さっき渋ったのは、六花から求める言葉を欲しかっただけのことだ)。

 だから――

 

「そうだな。蓮沼や古橋のおかげで時間にも余裕ができたみたいだし。教師の端くれとしては、頑張った生徒はちゃんと評価する必要があるからな。蓮沼や古橋の分は後の楽しみに置いておくとして、まずは六花にご褒美をあげてやるとしようか」

 

 六花の半裸体を視姦することでまずは眼を満足させながら、担任教師が教育的指導(ちょうきょう)の継続を教え子に告げる。その言葉に、土屋の新しい肉便器(オンナ)は満足そうに微笑むのだった。

 その娼婦の笑みに土屋は得意げな笑みを口元に浮かべると、お掃除フェラの終わった六花の口から逸物を引き抜く。精液も愛液もすっかり拭い取られた代わりに、六花の唾液まみれになったペニスは天井を向いて、完全な勃起状態になっていた。

 戦闘態勢がすっかり整った状態の息子を頼もしそうに指であやすと、土屋は目の前に跪いたままの六花をじっと見据える。――どうやって目の前のメスを指導(おか)してやろうかと、考えながら。

 

「……先生、もう待ちきれないよぉ♪ 早く、ご指導お願いします❤」

 

 ふたつの新鮮な果実を両腕で絞り込み、土屋の目の前に突き出してくる。少女のそんな積極的なおねだりに、まずはその胸の柔らかさを味わってみるかと一歩踏み出しかけた、その時。

 コンコン、コン――

 不意に響いたノックの音に、二人の動きが一瞬で止まってしまう。

 そして。

 

「……えぇと、響だけど。六花、大丈夫?」

 

 ドアの向こうから届いてきた――少し間の抜けた――クラスメイトの声が、動きを止めた二人の耳に入ってきたのだった。



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Ⅲ 六花、誘う(下)

「……えぇと、響だけど。六花、大丈夫?」

 

 六花たちの予定なら誰も訪れるはずのない救護室。その入口のドアの向こうから教え子の声が届いてきた事実に、土屋の思考が一瞬完全停止(フリーズ)してしまう。

 反応するべきか無視するべきか。いずれにしろ、剥き出しにしたペニスを半裸状態の六花の目の前に突き出している今の状況は、他の誰か(生徒たち)に見せるわけにはいかないはずだ。だとすれば、どう動くのが正解か――

 すぐには答えを出せず、動くことのできない土屋を尻目に、

 

「えっと、六花だけど……どうしたの、響クン?」

 

 あっさり頭を切り換えた六花がドア越しに返事をしながら、ひとまず跪いた状態から立ち上がった。

 それから、少し考え込むように動きを止め。残念そうにため息をつきながら、胸元からずれたり片足に引っ掛かった状態の水着をまともな状態に戻す。

 

「いや、六花が体調崩して倒れて、救護室に運ばれたって聞かされちゃって。それで、大丈夫かなって、その、様子を見に来たんだけど……」

 

 そうして外にいる響裕太――六花とは最近親しくなっていたような小柄な男子だ――が、なにやら心配そうに話している間に入口のドアに近づくと、ほんの少しだけドアを開けてその隙間から顔だけを覗かせる六花。

 

「そっか、心配してくれたんだ響くん。わざわざ、ありがとね。多分はっす辺りが大げさに言ったんだろうけど、ちょっと気分が悪くなったってだけだから。倒れたってわけじゃないから、そんなに心配しないでも大丈夫だって」

「あ、うん。それならいいんだけど」

 

 寸前まで中出しセックスでイキまくった挙げ句、お掃除フェラに夢中になっていたとは思えないほどに淀みない六花の対応に、ほっとしたのだろう――響の声に安堵の色が混じる。

 

(そうそう、六花はなんの問題もないから気にせず、おまえは戻っていいぞ響)

 

 その弛んだ気配に邪魔者は即退場しろと祈りを込める土屋だったが、男の勘か第六感でも働いているのか響はその場にとどまり続けると、しつこく六花に話しかけるのだった。

 

「――――、――――」

「――~~~~……」

 

 益体もない会話を続ける二人――六花はさっさと打ち切りたがっているが、響が食い下がっているようだ――の声を聞きながら、土屋はどうしたものかとペニスを剥き出しのまま考え込む。さっさと続きをしたいのが山々だから、いちいちしまい込むのも面倒だが。かと言って話の流れがあらぬ方へ転がった場合、響が救護室に入ってきてしまう危険性もある。

 そう考えると、そのままでいるべきかしまい込むべきか、判断がどうにもつけられない。

 だから、土屋はどうすることもできずにその場で立ち尽くしたまま、ただ六花の姿を見つめるほかなかった。その、艶めいた色気を振りまいている、男心をそそらせる魅力的な後ろ姿を。

 そして、教え子を見つめ続けていた土屋は、ふと気づいた――六花の体勢の不自然さに。具体的には、響とドア越しに相対している彼女が、変に中腰の姿勢になっていることに。

 

(……ああ、成程。股間の精液が気になって、まっすぐ立ち辛いのか)

 

 おそらくまっすぐに立っていると、溜め込んだままの精液が股間から垂れてきて水着を濡らしてしまい、肌と水着が触れ合う際のそのべとつく感触が彼女の理性を蝕んでしまうから。響との会話をまともにできなくさせてしまい、怪しませてしまうことになるから。そうなることを避けるために、中腰のままで精液が垂れ落ちないようにしているのだろう。

 問題はその姿勢がとんでもなく刺激的で、まるで男を誘っているようにしか見えないことだ。

 たっぷりの媚肉でできあがった、イヤらしく男を誘うように円く膨らんだヒップ。水着に包まれたそんな桃尻が、どうぞお触りくださいと差し出されるような感じで、土屋の目の前に突き出されている。

 そんなドスケベな局部(パーツ)が目の前にあるだけでもたまらないのに、おまけにそれが彼を誘惑でもするかのように、ふりふりと左右に揺れているのだ。たまらず土屋は、穿いていた水着を背後に脱ぎ捨て全裸になると、無言のまま六花との距離を詰めていた。

 そんな彼の動きに気づくことなく、ドアの向こうのクラスメイトとの会話に集中していた六花だったが――

 

「でも、本当に大丈夫? 体調崩したのは確かなんだから、一人はまずいんじゃないかな。なんなら六花が落ち着くまで、オレが一緒に付いていてもいいんだけど――」

「あー、そこは全然問題ないから。先生がちゃんと付いててくれるから。ね、せんせ――っ」

 

 呼びかけながら振り返ったところで息を呑む。いつの間にかすぐ側まで近寄っていた全裸の土屋が、股間の肉槍をいきり勃たせたまま少女のカラダを、物欲しそうに見つめているのに気づいて。

 

「そうだな、響。クラスメイトのことを心配できるのはいいことだが、今の六花にはちゃんと先生が付いてるから安心していいぞ」

 

 ドア越しに響に声を掛けながら、土屋は六花の尻に手を伸ばして水着に指を引っかけた。そして、そのまま一気に引きずり下ろしてしまう。

 

「――――っ!?」

 

 体をビクンと一瞬震わせながらも、驚きの声を辛うじて噛み殺す六花。響に怪しまれないようにとの意図があるのだろうが、教え子が無抵抗のままなのをいいことに土屋は(くるぶし)まで一気に引きずり下ろすと、最後は片足ずつ上にあげさせて水着を二枚とも完全に脱がし切った。

 そうして脱ぎたてほかほかの水着を鼻先まで持ってくると、一度だけ深々と息を吸い込み女子高生のオマンコの匂い――愛液と精液つき――を堪能してから、そのままベッドの方向へ投げ捨ててしまうのだ。

 

「そ、そうそう。ちゃんと先生が付いててくれるから、安心してよ響くん」

「だいたい、そろそろ昼休憩も終わりの時間だぞ。体調不良で休んでる六花なら兎も角、響は元気なんだからちゃんと午後の点呼に間に合うように戻った方がいいんじゃないのか?

 ああ、それとも――」

 

 それから土屋は六花の無防備なお尻に手を掛けると、開ききったままのスリットに勃起チンポの先を宛がう。何度か擦らせて愛液で先端を濡らしてから、肉棒をゆっくりとぬかるみへ押し込んでいった。

 ずぶずぶと勢いよく入り込んでいくペニスの感触に、六花は体を震わせながらくぐもった呻き声を漏らしてしまう。

 

「んんん――っ!」

「もしかして、先生と六花が二人きりになるから、響がいなくなった後にイケないことでもするんじゃないか――なんて考えてるんじゃないだろうな? そういう年頃だから妄想逞しくなるのは仕方ないが、TPOは弁えるようにしておいた方がいいぞ。

 ……あぁ、大丈夫か六花? 落ち着いたとは言っても、まだ体調が戻ったわけじゃないんだからな。無理はしないように。な?」

「はぁい、せんせぇい❤ ありがとう、ございます――っ❤」

 

 ドアに隠れて教え子を犯している真っ最中だというのに、クラスメイト(男子)にはそのことを妄想という形で想像させながら、行為そのものはいけしゃあしゃあと否定する担任教師。そして犯されている当の女子生徒と言えば、ゆったりしたピストンにオマンコをびしょびしょに濡らしながら――犯している相手に対して――、感謝の言葉を口にするだけだった。

 ……正直、この体位だと六花の表情が見えないのが残念だと、そう思ってしまう土屋である。

 いつものクールな表情を保てているのか、それともさっきまでのように快楽に蕩けてしまっているのか。そして、そのオンナの表情を見ている響は、果たしてなにを感じているのかを知りたいと――そんな風に、思ってしまうのだ。

 

「え、い、いや、そんなことなんて、全然、これっぽっちも、思ってないですから――っ! 先生と六花が、その、エッチしてるだなんて……思って、ない、から……ない、よね?」

 

 童貞少年らしく、響の対応は慌てふためいた感じのものになってしまっている。語尾が疑問系になってしまうのは、単に妄想してしまったのが恥ずかしかったからか、それとも六花の表情や雰囲気から色事の気配(におい)を感じ取ってしまったのか。

 いずれにしろ、疑惑はあっても確信に至る材料はないはずだと。

 そんな確信が持てるから、土屋は最後のトドメとばかりに余計な言葉まで付け足してしまう。

 

「そうそう、響。六花とは最後まで突き合うことになると思うから、多分先生はそっちに戻れないと思っておいてくれ。だから、指導員さんたちには迷惑掛けないように、くれぐれもよろしく頼むぞ。そして、これは他の連中にも、ちゃんと言っておいておくように。解ったな、響」

「え? あ、はい、解りました。ちゃんと言っておきますね。そ、それじゃ先生の言うとおり時間もないから、オレはこれで行くね。体調悪いはずなのに、長々と引き留めちゃってゴメン、六花。無理はしないで、ゆっくり休んでね。六花のことよろしくお願いします、先生。それじゃ――六花、お大事に。また、後で」

 

 その自分勝手な予測通り、それ以上粘ることもなく最後に二人へそれぞれ声だけ掛けると、響は慌ただしくその場を立ち去っていった。

 しばらく、足音が遠ざかっていく気配に耳を澄まして。やがてそれが聞こえなくなった頃を見計らい、六花がドアを閉める。救護室が外界から遮断された、その瞬間を狙って――

 土屋は自慢の肉槍で教え子の蜜壺を深々と刺し貫いた。

 

「あぁぁぁぁ~~~~~~~~っっっっっ!!!!!」

 

 それだけで断末魔じみた絶叫とともに、極めつきの絶頂を迎えてしまう六花。

 その余波できゅきゅっと無数の肉襞がペニスを締めつけてくる。その甘美な感触を愉しみながら、土屋はさらなるストロークを繰り出すのだった。

 

「……ひどいよぉ、先生ってば。チンポハメるつもりなら、ちゃんとハメるって言ってくれないと、心の準備ができないじゃん。もう少しで響クンの前で感じまくるところだったんだよ、ヤバ過ぎだってば。響クンに、バレちゃったら、どうするつもり、だったの――っ?」

「いや、うまくごまかしてたけど、明らかに感じまくってただろ。そんなのはオマンコの感触で丸わかりだし、声にも艶が混じりまくってたぞ。六花だって、バレるかバレないかのスリルが堪らなかったんじゃないのか? 少なくとも、先生はめちゃくちゃ興奮したしな」

 

 少女の非難の言葉自体は正当性の塊と言っていいものだが。肝心の彼女の態度(カラダ)がそれを裏切ってしまっている。その事実を指摘すると、六花はピストンに合わせて腰を淫らに揺らしつつ、恥ずかしそうに首を縮こませてしまった。

 

「……うぅ、そりゃ、私だって、すっごく興奮、したし、とっても気持ち、よかったよ。バレたら、駄目、だから、これ以上感じない、ようにって、思ったら、逆に、それだけで、めちゃくちゃ、感じて、きちゃって。もっと、突きまくって、欲しいって、思っちゃった、のも、ホント、だけど、さ」

 

 ふてくされたような口調で、土屋の言葉を肯定する淫乱女子高生。けれど、それで追求を諦めてくれるような甘い根性の持ち主でもなかったから。

 

「でも、セックスしてるの、バレたら困るのは、先生の方だよ。私は、まぁどうとでもなるけど、先生はバレちゃったら、クビになるじゃん。そうなったら、もう、先生のチンポも、愉しめなくなるワケだし、先生だって、困る、でしょ?」

 

 土屋のことを心配しているのか、自分のことを心配してるのかよく解らない内容だったが、六花の追求はさらに続いていた。

 

「もちろん先生もクビになるのは勘弁して欲しいところだけどな。だったら、六花。もしさっき響にバレてたら、おまえはどうするつもりだったんだ?」

 

 それを受けて土屋が――一度腰の動きを止めて、代わりにお腹周りを愛撫しながら――逆質問をしてみると、

 

「えー、先生とのセックスが響クンにバレたら? そんなの、即座に響クンもこっちに引きずり込んで3Pやっちゃうかな。どうせ童貞君だろうし、私のオマンコに一回でもハメさせちゃえばきっと私の言いなりになってくれるでしょ? もし言いなりにならなくても、共犯ってことにしちゃえば響クンだって誰かに言いふらすなんてできなくなるから、先生がクビになることもなくなるはずだし。――ね、いいアイデアでしょ、センセイ?」

「あー、確かにいいアイデアかもな。でもそれって、要は六花が響とヤリたいってだけじゃないのか? 確か響と六花って一時期仲良かったはずだったから、響のチンポを味わってみたいって思うのも不思議じゃないよな」

 

 ビッチ丸出しの回答をよこしてくる六花に、呆れながらも突っ込んでしまう土屋だった。

 

「えー、確かに響クンと話してた時期はあったけど、別にそこまで特別だったってワケでもないんだけど。それに響クンのチンポなんてどうせちっちゃいだろうから、センセイのおっきなチンポを味わった後だと、そこまで欲しがるものでもないよねーって思いますから。こういう状況じゃないなら、響クンなんてどうでもいいですよ、正直な話」

(おいおい、そこまで言うか六花は。ホント、女子はこういうときにいくらでも残酷になれるから怖いもんだよ。まったく、可哀想にな響。もし好きな子にこんなこと言われてるのを聞かされた日には、絶対立ち直れなくなるだろうな)

 

 同級生に辛辣な評価をもらった年下の少年に、土屋は同情を禁じ得ない。思わず強く生きろよ、と心で呼びかけてしまうのだ。

 

「――ま、その響クンもラフティングに戻っていっちゃったし。邪魔者がとりあえずいなくなったワケだから、早く続きをしようよ先生♪」

「そうだな。まだまだ六花には指導が必要みたいだからな。今から、さらにたっぷり躾けてやらないとな」

 

 ピストンを止めていても、妙なる快感は温かな膣穴に突っ込んだままのペニスからじわじわと、とめどなく伝わってくる。その快感をもっとたっぷりと、もっともっと思い切り味わいたいと、土屋の心も体も貪欲に訴えていた。――それはおそらく、立ったままこちらに身体を預けている六花も。

 だから、六花のおねだりに応えない理由なんて、今の土屋に存在するはずもない。

 

「ビッチな六花の大好きな、先生のこのおっきなチンポでたっぷりと――な」

 

 入り口のドアがちゃんと閉まっているのを確かめると、下半身が繋がったまま二人は体の向きを室内の方に変える。

 これから大きな声を何度も響かせることになるのだ。誰かが来る可能性も低いだろうが、少しでも外に喘ぎ声が響かないように交わる場所を奥に移すのは、当然の配慮だった。……見物人の存在が少女をさらに興奮させてくれるのは既知だが、自分からその危険を招く愚を犯すつもりはさすがの淫行教師にもない。

 ただし、淫行セックスをさらに愉しむためにと土屋は、下半身に続いて六花の上の水着も取り払い、そのままベッドの方に投げ捨ててしまう。互いのカラダ以外の余計なものはすべて脱ぎ去ってしまえと言わんばかりに。

 元々、水着を着けたままだったのは、誰かに見られた時にごまかすための備えだ。午後のラフティングが始まった以上、誰かがここを訪れる可能性はとても低く。その程度の危険性よりも、折角の六花とのはじめての生セックスを存分に愉しむために、彼女のすべてを見ておきたいという欲望の方が上回ったからの行為だった。

 

「――とうとう、全部脱がされちゃった。どうかな、先生。私のカラダ、おかしくない?」

「ああ、おかしくないどころかめちゃくちゃ綺麗だぞ。サイコーのカラダだな」

「そ、ありがと。褒めてくれてとっても嬉しいから、そのサイコーのカラダを先生の好きにしてもイイよ♪ 思う存分、隅々まで味わってね❤ センセイのサイコーのオチンポで❤」

 

 悦びと媚びの入り混じった甘い声が土屋の耳を叩く。その媚声に応えるように、六花の体を抱えて部屋の奥へと足を進めてみた。――もちろん、立ちバックの体位で繋がったまま。

 

「やぁぁぁん。ふっ――かいよぉぉ。オマンコ、先生のチンポで串刺しにされちゃってる――っ! 歩くたびに、ずんずんって奥に響いてくるよ。こんなの、ヤバ過ぎだってばぁ。気持ち、良すぎるよぉ♪」

「おう、こっちも歩くだけでオマンコ締まりまくって、すっごく気持ちいいぞ六花。子宮もすっかり下りてきてるみたいだけど、精子を欲しがるのはまだまだ早過ぎだな。いくらなんでも、もう少し我慢を覚えた方がいいんじゃないか?」

 

 すっかり蕩けきった様子の膣肉の感触に手応えを覚えながら、土屋は上半身も責めようと――腰だけで六花の身体を支えながら――振動で揺れている乳房へ両手を伸ばしてみる。

 

「あ――は。オマンコだけじゃなくて、おっぱいも可愛がってくれるんだ。ありがとね、先生。アカネやはっすみたいに大きくはないけど、柔らかさには自信あるから先生のオモチャにして、好き放題揉みまくってくれていいよ❤」

「六花のおっぱいがめちゃくちゃ柔らかいのも、敏感なのもとっくに知ってるからな。たっぷりと苛めまくってやるよ。――ほら、これがいいんだろ」

 

 掌にすっぽりと収まる美乳を、押し潰すくらいに力を込めて握りしめる土屋。そのたびに手の中で好きなだけ形を変える双乳の柔らかさを堪能しながら、同時にビンビンに尖りまくっている乳首にも指を伸ばしてみた。撫で、擦り、弾き、引っ張り、扱いてと。時に優しく、時に乱暴に敏感な突起を存分に可愛がる。……当然、下半身では大きく膨れあがった海綿体(ペニス)膣粘膜(オマンコ)を好き放題に擦りあわせながら。

 その容赦ない土屋の責めに六花はすぐさま息を弾ませると、男の体に身を任せたままブルブルと体を震わせ――

 

「やらぁぁ、乳首、弄られるの、たまんないよぉ。オマンコズコバコされながらってヤバ過ぎだよぉ。めちゃくちゃ感じ過ぎて、おっぱいもオマンコもビリビリって痺れちゃうってばぁ❤ こんなの、すぐにダメになっちゃうよ。ダメ、ダメ、ダメぇ❤ あはぁぁぁん♪ ――――やぁぁぁぁぁぁぁぁん~~~~っっっっ!!!!」

 

 はしたないメスの啼き声とともに、盛大なアクメを極めた少女の体から力が一気に抜け落ち――JK一人分の重みが土屋の腕と下半身に押しつけられた。

 

「あ――――、ゴメン、先生。ちょっと体に力が入んないや。しばらく休憩してもいーい?」

「こっちはまだ全然イキ切ってないのに、自分勝手にイキまくった挙げ句体力が限界になったから休憩、か。それはさすがに虫が良すぎるんじゃないか、六花。休憩するにしても、一度先生をイカせてからだ。それが肉便器の嗜みだってことくらいは、ちゃんと覚えておいた方がいいぞ。――なんなら、先生が今から指導してやるか」

 

 力なくもたれかかってくる六花の上半身を――下半身は繋がったままだ――冷たく突き放すと、土屋は彼女の両腕をそのまま両手で掴んでだらしなく床に倒れかけた体を支える。

 そして、その姿勢――後背位の体位のまま後ろ手に六花の腕を吊り上げた状態――を保ったまま土屋は、一歩、二歩と体を前へ進ませた。当然下半身が繋がったままの六花の体も――むりやり足を運ばされる形で――同時に動き、その流れで彼女の中心をペニスが思い切り貫いてしまう。

 

「あぁぁぁ――っっ!! ダメぇ、先生のチンポおっきすぎるよぉ。ズンズンって、オマンコ突きまくられるの、ヤバいくらい気持ち良すぎだってばぁぁ。休憩なしでこれって、私壊れちゃうかも……っ! でも、先生の肉便器(オンナ)なんだから、これくらい我慢しないとイケないんだよね。だからイイよ、先生。先生がイッちゃうまで、私のカラダ、好き放題にして、ください――――っっっ!!!」

 

 再びの絶頂とともに、盛大によがり啼きながら己の体の使用権を明け渡してくる六花。

 けれど、そんなもの今更与えられる必要なんてない。少女の体を好き放題にできるなんて、そんなことその蜜壺に精を注ぎ込んだ瞬間から、彼にとってはあたりまえのものなのだから。

 だから、六花の体をかさばる荷物のようにゆっくりと持ち歩き(はこび)ながら、土屋はその瑞々しい肢体を好き放題に弄び、時折足を止めては膣内(なか)を突きまくる。その度に教え子は気持ちよさそうに喘ぎ、悶えまくるのだ。

 

「あはぁっ、はぁぁん――っ。この、先生の硬いのが、深くまで突き刺さってくるの、たまらないってばぁぁぁ♪ 腕、掴まれたままズコバコされるのって、犯されてるって感じで、すっごく興奮しちゃうよぉ❤ ……あのね、この間、教えてもらったんだけど。この格好って、ロールスロイスって、言うらしいんだけど。先生、知ってた?」

「いや、そんなの初耳だな。寝バックとか大好きホールドなんてのは、聞いたことはあるけど……そんな妙な名前まで付けるようになったんだな、最近のヤツは。で、そいつに教えてもらってから、これが六花のお気に入りの体位になったってワケか? どうなんだ、六花?」

 

 別の男に教え込まれた知識を披露してくる少女を、罰代わりに――なっているかは知らないが――ねちねちと言葉でいたぶりながら、粘っこく腰を使ってぬかるんだ膣道を掘り進める。すると六花はたまらなさそうな吐息を振りまくと、濡れた唇から悩ましげな声を漏らすのだ。

 

「うん――そうだよ♪ こうやって両手を掴まれたまま、獣みたいな格好で後ろから犯されるの大好きなんだ❤ ただオマンコにオチンポ突っ込まれるだけの、セックスするだけの道具にされちゃってるみたいで、すっごく興奮しちゃうから~~~っ! ――ホント、たまんないよぉ。ヤバイ、くらい、感じ過ぎだから。もう、我慢、できないよ❤ イク、イク、イクよぉ❤ オマンコ、イっっっっくぅぅぅぅ~~~~~~っっっっ!!!!」

 

 ビクッ、ビクッと腰を震わせてイキまくる六花。すると膣襞が生き物のように蠢き、土屋の生ハメチンポを思い切り締めつけてくる。その強烈な快感に思わず顔をだらしなく弛めてしまう教師だったが、それでもまだ射精を我慢できる余裕は充分にあった。……もちろん、それは既に一度射精済みだったからの話で、そうでなければ我慢できずにあっさりと、大量のザーメンをぶちまけてしまっていただろうが。

 

(……まさか、六花がここまでマゾなビッチだったとはな。クールな顔して、裏ではとんでもないドスケベじゃないか。本当に、男心をそそりまくりのサイコーのオンナだよ、まったく)

 

 男の獣性を刺激する女体に煽られるように、土屋はイッたばかりの女芯をなおも突きまくる。そうして逸物が奥を突くたびに、狂ったように首を振りながら六花が獣じみた啼き声を張り上げるのだった。

 そんな風に教え子をよがり狂わせながら、繋がったまま入口からの距離を離していく土屋だったが。少女を抱えずっとピストンしながらの前進に、さすがに体が疲れを覚えはじめてくる。

 激しい絶頂(アクメ)の影響で体に力が入らない状態になったからの今の状況だが、そろそろ六花の休憩タイムも終了してもらってもいい頃だろう。

 そう思った土屋は、六花の両腕を掴んでいた手を離してみた。支えをなくした体が前に沈み、そのまま力なく床に倒れ込む。辛うじて手を突くのが間に合った六花が、半分体をねじ曲げて振り仰ぎながら、不安そうに尋ねかけてきた。

 

「先生? どう、したの――?」

「大分時間も経ったからな、そろそろいいだろう? 今度は先生が休憩する番てことだ。とりあえず先生は腰を振りながらついていくだけにするから、このまま六花は頑張って自分一人でベッドまで向かうように。そうだな――先生が射精する(イク)までにベッドに辿り着けたら御褒美を、間に合わなかったらお仕置きをあげるってことでどうだ?」

 

 そんなふざけた提案をしながら、腰を振って軽く膣内(なか)を突いてみる。呻き声を漏らして気持ちよさそうに顔を歪めた六花は、

 

「えー、私一人でベッドまでって、マジで――? 繋がったままってことは、先生を引きずっててコトだよね。そんなの、先生がイクまでにイケるわけないじゃん。だって、先生そろそろ限界きてるはずでしょ――?」

 

 射精を誘うようにオマンコをきつく締めてきた。

 心地良い快感が土屋の下半身を走り抜けるが、それでもうっかり精液を迸らせる失態は犯さない。――六花の言葉通り、限界が近づいてきていたとしても。

 

「そんなの、絶対にお仕置きを喰らうに決まってるじゃん……」

「どうした、六花。そんなに自信がないなら辞めておくか?」

「――ううん、いいよ。やるよ。だって、御褒美かお仕置きか。結果がどうなっても、どっちかはもらえるんでしょ? だったら、ヤるしかないってば」

 

 淫靡な雰囲気を醸し出しながら、クスリと笑う六花。そうして顔を背け、前を――ベッド(ゴール)の方を――向く彼女のやる気を確認すると、土屋がその脚を抱え上げて手押し車の姿勢を作ってやる。

 

「それじゃ、始めるぞ。ヨーイ、ドン!」

 

 まるで運動会のような合図を出すと、担任教師はゆっくりと腰を振り始めた。それを受けて、教え子は――チンポをハメられた状態の――不安定な姿勢のまま、手だけでゆっくりと進み始める。――ベッド(ゴール)に向かって。

 そして。

 

「そら、どうした六花。全然進まないじゃないか。そんなのんびりだと、先生がイクのに間に合わないぞ。おまけにチンポをグイグイって締めつけてくるんだからな。もしかして、そんなにお仕置きされたいのか、六花は?」

「だってぇ、先生のおっきいチンポでずっとオマンコ、ゴリゴリって削られてるんだもん。気持ちよすぎて、ゆっくりとしか進めないに、決まってるじゃん。それに、先生とはチンポでしか繋がってないんだよ。オマンコちゃんと締めとかないと、先生を一緒に連れていけないんだから、仕方ないでしょ――っ!?」

 

 変則レースが開始されて数分が過ぎたが、六花の進んだ距離はゴールまでの半分にも届いていない。遅々とした歩みに余裕綽々で尋ねかける土屋に、六花は快楽に蕩けきった甘い声で文句を返してきた。

 追い詰められた小動物を思わせる、その切迫感に満ちた響きの声に嗜虐心を満たされた土屋は、口元を吊り上げながら少女の腰を支えていた手を胸の方に伸ばしていく。

 

「あっ、やだよぉ。おっぱいまで虐められたら、余計に動けなくなっちゃうってば。ひどいよ、せんせぇい。そんなに私にお仕置きしたいんだ? ――って、ダメだってばぁ。どんなお仕置きかって、期待させないでよぉ。私がいくらマゾだからって、わざとお仕置きされるために自分から負けようとするなんて、やらないんだからぁ❤」

 

 新たに加わった胸への愛撫に甘い吐息を振りまきながら、困ったように喚き散らす六花。教え子の痴態に眼鏡の奥の眼を細めながら、担任教師はふと周囲を見渡してみた。

 がらんとした室内には、夏の匂いとともに性臭が充満している。脱ぎ散らされた水着が作り出した道の続く先には、一度も使われていないベッドがあった。

 体を絡めあった時間はほどほどに長く、すでに土屋も一度精を放って二度目の射精も間近だというのに、本来一番性交に使われるはずのベッドが手つかずのままというおかしな状況に、土屋はおかしみとともにある種の興奮を覚えてしまう。

 

「教師と生徒がこうしてハメまくってるだけでもヤバいのに、ベッドも使わずに立ったままとか繋がったまま床の上を這いずり回ってるんだからな。クラスの連中が見たら、六花のドスケベ振りにきっと驚きまくるぞ。チンポのためならどんな格好になっても構わない変態だってな」

「やだよぉ、センセイぃ♪ ベッドも使わずに、私のことケダモノみたいに犯してきたの先生でしょ? そりゃ、私がチンポ狂いの変態なのは間違いないけど、それは先生だって同じだよね。だって、そうじゃなかったら、生徒のカラダをこんな好き勝手に、扱っ(犯し)たりしないでしょ?」

「そうだな。先生も教え子を好き勝手に犯して興奮しまくってる、ロリコンセックス大好きな変態だよ。六花と同じだな。だってベッドがあっても使わないで、こうして動物みたいにカラダを貪り合う方が興奮するもんな――っ!」

 

 興奮のあまり乳首を乱暴に押し潰しながら、女体を貪るように腰を振りまくってしまう土屋。いきなり激しくなったピストンに悶えまくると、耐えきれなかった六花は何度目かのオーガズムを迎えていた。

 

「あぁ、ダメぇ――っ! イク、イっっクぅぅ――っっっ! ……あぁ、またオマンコイッちゃったぁ❤ ダメ、なのに。先生がイッちゃう前に、ベッドまでイカないとダメ、なのに。ヤバいよぉ。こんなだと、お仕置きされちゃうってばぁ❤」

 

 絶頂の余韻にビクビクと全身を震わせて。よろよろとその場に力尽きかける六花だったが、それでも少しでも距離を稼ごうと必死に床を這いずっていく。

 そんな少女の体に引き摺られていく形の土屋は、目で必死に頑張る六花の健気な姿を、手で乳肉の心地よい柔らかなまろみを、ペニスで蠕動する膣肉の温もりを味わいながら本格的なピストンを続けるのだった。

 そして――

 

「ダメ、ダメ、ダメだよ。先生に長持ちしてもらうために、オマンコ動かさないようにしないとイケないのに。だから気持ちよくなっちゃダメ、なのに。ヤバいくらい、気持ちいいよぉ❤」

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛――っ! オマンコ、感じちゃうの❤ 先生の、チンポおっきすぎ、反則だってばぁ❤」

「アァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ❤❤❤」

 

 容赦なく責め立ててくる土屋のペニスに抉られ続けて、ひたすら悩ましくよがりまくって――最後の方は言葉にすらならない啼き声を吐き出すしかできないで――いた六花だったが。それでも前に進む動きは止めないまま、とうとうもう少しでベッドの手すりに指が届きかけるところまで辿り着く。

 けれど――六花の頑張りも、そこまでだった。

 

「――おう、またオマンコ締めつけてきたな。ははっ、悪いな六花。先生ももう限界だから、そろそろ射精()させてもらうぞ。今まで散々我慢してきたからな、その分たっぷりのザーメンをご馳走してやるから、悦んで全部受け止めてくれよ六花――っ!」

 

 ブルブル震えだしたペニスを膣奥に押しつけると、土屋が溜め込んでいた精液を一気に吐き出していく。魂が抜けそうな快感が土屋の下半身を一気に走り抜け、熱く真っ白な塊が深いところに叩きつけられる衝撃が、六花の下半身に襲いかかった。

 

「~~~~~~~~~~~~~~~~っっっ!!!」

 

 言葉にならない絶叫とともに上半身を仰け反らせると、手摺に指を引っかけながらの激しい絶頂に脱力したのか、ガクンとその場に上半身から(くずお)れる六花。そんな教え子の――彼のチンポにイキ狂った末の――はしたない姿に満足を覚えながら、土屋は溢れ出る精液を彼女の膣内(なか)に注ぎ続ける。

 二度目の射精だったが、我慢し続けたせいなのか。一度目のものよりも遥かに大量になった。

 

「……なんだ、我ながらずいぶんと出たな。新記録、と言っていいくらいじゃないか。ま、それだけ六花のオマンコが気持ちよかったってコトだろうな。けど、これなら六花の子宮も一杯になったんじゃないか? 赤ちゃんよりも先取りして悪いが、先生のザーメンなら六花だって文句はないよな?」

 

 射精を終えた土屋は――まだ横たわったままの――六花に上から声を掛けると、そのまま陰茎を彼女の膣内(なか)から引き抜いてしまう。とたんに、食べ頃の赤貝を連想させるほどに開ききったピンク色の割れ目から、白く濁った粘液がだらだらとこぼれ落ちてきた。

 

「……うん、なんの文句もないよ。だって、先生のチンポミルクたっぷり子宮に注がれて、と――っても気持ちよかったもん❤ オンナとしての幸せ、ヤバいくらい感じちゃった❤」

 

 少し間を置き、ようやく上半身を起き上がらせてこちらを振り仰いだ六花はうっとりと、とても幸せそうにそう言ってくる。全裸のまましどけなく床に座り込み、股間から注がれたばかりの精液を垂れ流しながら。

 そんな教え子の淫靡すぎる艶姿に、二度目の射精を終えたばかりの逸物をあっさり復活(勃起)させてしまうと、

 

「六花もしっかりオンナ(肉便器)としての振る舞いを身に着けてるみたいで、先生もなによりだよ。だけど、残念だな。そんな六花にも、先生との勝負に負けたお仕置きはちゃんと受けてもらわないとな」

 

 淫行教師は淫乱女子高生にそう告げてから彼女の脇を通り過ぎ、全裸のままベッドの上に横たわった。

 そして、すぐ側に――ご主人様に(かしず)く奴隷のように――(ひざまず)く六花へ元気な肉槍を見せつけながら、命じる。

 

「さっきから腰を使いすぎて、先生もちょっときつくなってきたからな。ひとまず先生の方は休憩にさせてくれるか? だから、その代わりに今度は六花が動くように。先生の上に跨ってチンポを咥え込んで、淫らに腰を動かして先生を気持ちよくイカせてくれ。――それが、六花へのお仕置きだ。解ったか?」

「……えっと。先生、さっきまでベッドを使わない方が興奮するとか言ってなかったっけ? ケダモノみたいに求め合うのがいいとか。なのに、今さらベッド使っちゃうんだ」

「いいか、六花。それはそれ、これはこれだ。確かにさっきみたいな野蛮なセックスが興奮するのは事実だが、だからって別にベッドの上でのセックスがダメってコトにはならないだろ? ――それに、だ。体調崩して休んでるはずなのに、ベッドを一回も使ってなかったら後でおかしく思われるからな。一度は使う必要があるってコトだ。それが理解できたら、六花が次にやるべきコトは解るな?」

「……うん、解ったよ。次は私が先生を犯して、しっかり御奉仕すればいいってコトでしょ?」

 

 それまで食い入るように勃起チンポを凝視していた六花が、不意に口元を小さく綻ばせた。

 

「あぁ――よかった。てっきり先生がイクまでフェラとかパイズリ奉仕だけで、その間ずっとオマンコをほったらかしにされるのかなって思ってたんだけど。お仕置きだからそんな感じを覚悟してたけど、そうじゃなくてホントによかったぁぁ♪ チンポをハメさせてもらえるなら、私はなんの問題もないじゃん。――先生、お仕置きって本当にそれでいいんですよね? 変更はナシですよ?」

「ああ、それでいいから。解ったなら、六花。さっさと始めてくれ。オチンポ様が待ちくたびれてるぞ」

 

 むしろ嬉々として彼のお仕置きを受け入れる六花に、思わず苦笑を滲ませながらお仕置き(奉仕)の開始を促す土屋。それを受けてよろよろと立ち上がると、黒髪の少女は眼鏡教師の体を跨ぐようにベッドの上へ移動してくる。

 そして、だらだらと精液を垂れ流したままの女陰を指でくぱぁとばかりに開くと、そのまま腰を下ろして――まっすぐに屹立したままの――肉棒をメス穴に咥え込んだ。

 

「それじゃ、お仕置き(ご奉仕)はじめちゃうね❤ ――あぁぁん、先生のオチンポ様まだすっごく硬いよぉ♪ もう二回も射精()しまくってるのに、ヤバ過ぎだってばこんなの」

 

 ズブズブッとイヤらしい音を立てて土屋のモノを簡単に奥まで呑み込み、六花が心底気持ちよさそうな嬌声(こえ)を張り上げる。淫液のたっぷり詰まった少女の可憐な柔肉は、彼の硬くなった醜悪な肉塊を優しく包み込んでくれた。

 その甘美な感触に思わず腰を突き上げたくなるのを、土屋はどうにか自重する。

 

(……お仕置き、だからな。六花が我慢できなくなるまで、こっちから動くのはなしだ。……こっちの方がお仕置きされる気分になりそうなのが、正直アレだけどな)

 

 自分から動けないことに――自分から言い出したくせに――少しもどかしさを感じる土屋に対し、六花は水を得た魚のようにいきいきと腰を動かしはじめてきた。

 始めはゆっくりと、ただ上下に。それから次第にスピードを速め、横運動に始まり円運動まで加えてくる。緩急の使い分けも巧みで、これが童貞君ならひとたまりもないだろうと思わせるほどの熟練の技だった。――連中(Arcadia)に散々仕込まれたことがたやすく確信できるほどに。

 

「んんぅん……っ♪ よっ――と。こんな感じ、かな? あぁ、オマンコの内側、擦られるのたまんないよぉ♪ どうかな、先生? ちゃんと気持ちよくなってくれてる?」

「ああ、ちゃんと気持ちいいよ六花。調教(べんきょう)の成果だろうな、チンポの扱い方が様になってるのがよく解る、ドスケベな腰使いだ。その調子でもっともっと先生を気持ちよくしてくれるか、六花?」

「うん、先生に言われなくたって頑張るよ♪ もっともっともっと先生に気持ちよくなってもらって、あっついミルクをたっぷり注ぎ込んでもらうんだから❤」

 

 土屋に腰使いを誉められて感極まったのか、その美貌をだらしなく蕩かして精子を欲しがる六花。すでに二回も膣内射精(なかだし)されて、オマンコどころか子宮までたっぷりと男汁で満たされてしまっているというのに、この貪欲振りは頼もしいほどだと。

 夢中になって淫肉を貪るあまり、いつもの面影が残っていないほどにくしゃくしゃに歪ませたクール系美少女の顔を見上げながら、土屋はそんな風に思ってしまう。

 美麗な長い黒髪にクールで強気なところが映える怜悧な美貌。それでいて性格には気安いところもあり、人付き合いも悪くない。そんな要素も手伝ってか、六花はクラスメイトばかりか土屋以外の若い教師たちにも人気があった(もちろん、密かにだが)。その中には、おそらく妄想の中で彼女を犯してる奴もいることだろう。

 そんな連中(同僚)の知らないところで、彼らのお気に入りの教え子を好き放題に犯しまくっている。

 ――そう、連中はなにも知らないのだ。

 見事なスタイルを誇る裸体のすべてを。或いは唇の柔らかい感触と唾の味を。ピストンをするたびに口からこぼれ落ちる喘ぎ声の艶めかしさを。セックスの快楽に蕩けきったメス丸出しの淫靡な表情を。柔肌のすべらかさと触れたときの絹のような手触りを。腰を上下に動かすたびに目の前でゆさゆさと美乳が揺れる光景も。なによりもチンポを包み込むオマンコの強烈な締めつけを。

 そのすべてを知っているのは、彼だけなのだ(当然、ツツジ台高校関係者の中だけの話だが)。

 そんな現実にたまらない優越感を覚えた土屋は、気づけば六花の蜜壺に呑み込まれていた陰茎を、さらに膨らませてしまっていた。

 

「やだぁ、すっごぉい♪ 先生のオチンポ、まだ大きくなってるよ。こんなの反則じゃん。本気を出した先生に、お仕置きされちゃうよぉ❤」

 

 大きくなったペニスが敏感なところを擦ったのだろう。新たな快感に悶えながら、六花は堪らなげに細腰を土屋の腰に擦りつけてくる。生温かい肉の感触が体に当たる場所を変えて、男性器を柔らかく包み込んだ。

 柔らかいものがこすれ合う摩擦音と、イヤらしい水音とが混じり合って土屋の耳に入ってくる。それ以外に聞こえてくるのは、六花の口からこぼれる甘い吐息とよがり声だけ。他に、誰もいない。二人を邪魔するものは、誰も。

 

「――ああ、たっぷりお仕置きしてやるよ。だから、六花も遠慮しなくていいぞ。好きなだけ乱れて、好きなだけ愉しんで、好きなだけイキ狂えばいい。先生も、好きなようにするからな」

 

 その事実を改めて認識すると、土屋は六花に向けてそう言い放った。誰にも見られていないのだから、いくらでも乱れていいのだと。遠慮する必要はないのだと、自分にも言い聞かせるように。

 

「うん、うん、うん――っ! そうだよね、遠慮なんてしなくていいんだよね。解ったよ、先生♪ 二人で好きなだけ乱れちゃって、いっぱいイキ狂っちゃおうよ❤」

 

 教師のその言葉で、教え子の腰の動きがさらに激しくなる。まるでロデオのようだ。

 卑猥なダンスを土屋の上で踊りながら、六花は昂ぶりを抑えきれなかったのか。彼の体にもたれかかってくると、猫のように柔肌を擦りつけてきた。

 乳首同士が擦れ合う感覚が微妙にくすぐったい。それでいて、それ以外のところで肌と肌が触れ合うたびに、火照りと興奮が募ってくる。汗だらけの体をぴったりと重ね合う行為に、ふたつの体がひとつに溶け合ってしまったような錯覚さえ覚えてしまって。その結果として土屋のカラダも、アタマもぐつぐつと煮え立ってしまうのだ。

 それは六花も同じだったのか。切ない吐息をふりまいている半開きの薄い唇を、熱に浮かされた風情で土屋の唇に近づけてくる。

 

「先生、切ないよぉ。下の口ばっかりじゃ、上の口が淋しくなるから。キス、しようよぉ❤」

 

 陶然とした口調で、艶っぽくキスをねだってくる六花。そのまま上から唇が重ねられるのを、土屋は自分から反応は返すことなく、ただ黙って受け入れた。

 ぴったりと重ねられるふたつの唇。粘膜同士が触れ合ったのを確かめる間も与えず、唇をこじ開けて六花の舌が土屋の咥内に入り込んでくる。その細長い性的器官に同じものを絡めると、主導権を奪い合うように濃厚なディープキスが始まった。

 お掃除フェラの影響なのか、六花の舌や口の中に少し(イカ)臭さを感じてしまう。だが、いつもなら顔をしかめて不快を感じるはずのその事実も、今の土屋には興奮と官能を高めるためのスパイスにしかならなかった。

 

「……うむぅぅん……んん、ちゅぱ……むふぅん。はぁ……せんせぇい、気持ちいいよぉ❤」

「下の口だけじゃ足りないから上の口も塞いで欲しくて、おねだりしたキスに夢中になってるみたいだな。ホント、どうしようもない欲しがりだな、六花は」

「ああ――ゴメンね、先生。でも、ダメなの。カラダが刺激を欲しがって、どうしようもないんだから。オマンコもおっぱいも唇も、体中全部イジって欲しくてたまらないの。――これも、先生のチンポもキスも愛撫もなにもかも、みんなサイコーだからだよ♪」

 

 互いの舌を貪るように絡め合う、その間にもチンポへの騎乗に夢中になって腰を揺らし続けていた六花が、土屋の指摘に恥じらうように頬を赤く染めながら、自身の淫乱ぶりをこれでもかと担任教師へ誇示(アピール)してくる。

 その淫気に当てられた土屋は、今度は彼の方から積極的に唇を求めて舌を絡めさせると、わずかに上半身を起こしてそのむっちりとした臀部に手が届くように姿勢を変えた。

 Dカップのおっぱいも肌触りからなにから最高だったが、その大きさを含めてやはり六花の体で一番魅力的なのは――男を狂わせる魔性のオマンコを別にすれば――その豊満なお尻だろう。

 なによりもまず、そのむっちり具合がいい。両手に余るくらいの立派に発達した――大ぶりの白桃を思わせる――膨らみを鷲掴むと、弾力に満ちた媚肉が思いがけず強い力で押し返してくる。そのぷりぷりした弾力を何度でも味わいたいと、手が勝手に揉み続ける機械に変わってしまうほどだ。さらには肌理(きめ)の細かい肌がとても柔らかくて、撫でさするだけでもなんとも言えない快感を味わえるのだった。

 

(オマンコと同じだな。チンポでも手でも、触れたら途端に吸い付いて離れやしない。ホント、たまらないな。間違いなく、最高の肉便器だろ――)

 

 結合部から届く極上の快感にどっぷり溺れながら、土屋は愛撫の手を止めることはない。そうして大人顔負けのデカ尻を揉みほぐすたびに、六花が重ねた唇の隙間から悩ましげな啼き声を漏らしてしまう。

 その切ない涕泣に心を昂ぶらせながら、土屋は教え子をさらに追い詰めようとこれまで手つかずだった場所――尻穴へと指を伸ばした。

 あの5P動画を見ればアナルも調教されているのは丸わかりだ。これまでは前の穴ばかり責めてきたが、ここらで後ろの方も刺激しておくのも悪くないだろう、と。

 

「あ、やだぁ。先生、そっちの穴も使っちゃうの? ダメだって、そんなの。お仕置き、なんだから。先生を、気持ちよくさせないと、いけないのに。お尻の穴まで使われたら、私の方が、気持ちよく、なっちゃうってばぁ❤」

 

 小さな窄まりを指で刺激するだけで、六花の反応がひときわ大きくなる。密着した状態で激しく悶えてしまうせいで、土屋の胸の上を潰れた乳房が縦横無尽に這いずり回る感触が何回も走り抜けた。

 

「ダメだぞ、六花。これはお仕置きなんだからな、いくらアナルが感じてようが、チンポ様への御奉仕は絶対止めないようにしておけよ。ほら、ほら、ちゃんと腰を動かせ」

「やぁだぁ。アナル、そんなにズボズボしないでよ、せんせぇ。動けなくなっちゃうから、感じさせすぎないでってばぁ。ちゃんと、オチンポ様、気持ちよくなって欲しいのにぃ❤」

 

 シーツを掴んで必死に快感を堪えているようだが、それでも二穴責めの快楽に流されてしまっているのか。六花の腰の動きが土屋に奉仕するためのものから、自分が愉しむためのものへと変わってしまっている。

 だが、下から見上げる土屋にとっては、彼女のそんな姿はむしろ好ましいものに映った。浅ましく精を貪るその浅ましい姿こそ、彼の肉便器(オンナ)にはふさわしい在り方なのだから。

 そう思った瞬間、跳ね上がった土屋の腰が六花の腰を思い切り突き上げてしまっていた。

 

「ひゃぁん――っっ!」

 

 いきなりの下からの突き上げに、思わず可愛らしい啼き声を上げてしまう六花。そんな教え子をなおも悶えさせようとするみたいに、土屋はさらに腰を小刻みに動かして六花の蜜壺を抉り続ける。

 

「ちょ、先生、いきなり、どうしたの――っ?」

「さっき言っただろ。先生も好きなようにするって。だから可愛い六花をそろそろイイ声で啼かせたくて、下から突いてやってるだけだ。おまえは気にせず、俺のチンポを気持ちよくすることを考えればいい。おまえが気持ちよくなれるよう、俺が動いてやるからな」

 

 ご主人様の、その突然の方針変更に――

 

「あ――はぁ❤ それで、いいんだ先生♪ もう、お仕置きとかご褒美とか余計なこと考えずに、ただ気持ち良くなっても♪ ……うん、解ったよ。先生がそう言ってくれるなら、私もそうするから。ありがとね、先生。二人で、サイコーに気持ち良く天国までイッちゃおうね❤」

 

 成り立ての牝奴隷はくしゃくしゃに顔を歪ませると、土屋の動きに合わせるように腰を――上下左右、好き勝手に――振りはじめる。さらに繋がった下半身だけでなく、上半身まで激しい動きを見せ始めたことで、振り乱された黒髪(ポニーテール)が獅子舞のように空中乱舞することになった。

 教え子の狂乱振りに負けないように、担任教師は尻をがっちりと抱えたまま――指先は相変わらず、器用に後ろの穴を弄っていた――円運動を交えた絶妙の腰使いを見せて、騎乗する六花のメス穴を侵略していく。

 ギシギシ、ギシギシと――そんな二人の激しすぎる交わりに、とうとう安物のベッドが軋み始め、耳障りな音が部屋中に響き渡るようになっていた。

 そして、その不快な異音をBGMにしながら、二人の絡み合いはさらに盛り上がっていき――

 

「先生、先生、気持ちいいよぉ。こんなの、初めてかも。私、もう先生のチンポなしじゃ、生きていけないよぉ❤ オマンコ、まるごと先生のモノになっていいから、残さず全部先生のザーメンで汚しまくっ(マーキングし)ちゃってよ❤」

「いいんだな、六花。Arcadia(あいつら)より俺を選ぶってことで。おまえが一番に選ぶチンポは、この俺のものってことにしていいんだな?」

「あぁ――っ!? そんなの、ダメだよ。だって私、Arcadia(みんな)のチンポからも、離れられないんだからぁ。でも、先生のチンポとも離れたくないよぉ。どうすればいいのか、もうわかんない、わかんないけど。今は、先生のザーメンで、オマンコも子宮も体中全部満たして欲しいの❤ みんなみんな私に、私だけにぶちまけてぇ――っっ!! おねがい、だからぁ~~~~~~っっ!!」

 

 無我夢中の様子で腰を高速回転させながら、土屋の体の上で六花が盛大な絶頂を迎える。それを見届けた土屋の挿入中のペニスに、全方位からの強烈な締め付けが襲いかかってきた。同時に、まるで蟻地獄に引き込まれるような力で膣奥へと吸引されてしまう。

 さすがにこれには抵抗ができるはずもなく、

 

「は――まったく、六花はわがままが過ぎるぞ。どうやら、まだまだ教育的指導が必要なようだな。しかたない、まずは俺のザーメンをありったけぶちまけて、オマンコを全部俺の色に染めてやるとするか」

 

 土屋は苦笑いを浮かべたまま、言葉通りありったけのザーメンを六花のオマンコの一番奥にぶちまけたのだった。

 魂さえ引き抜かれるような強烈な放出感の後、土屋の体がぐったりとシーツの上に沈み込む。同じように極めつきの絶頂を迎えた六花の体も、力なく土屋の体の上に倒れ込んできた。

 三回目の交わりを終えて、さすがに体力を使い切ったのか。汗まみれの体をぴったりと重ね合わせたまま――下半身も未だに繋がったままだ――、しばらくは二人とも動こうとさえしなかった。

 

「……ホント、先生のセックス凄かったぁ。水着越しにおっきいのが見えたときにちょっとは期待してたけど、全然期待以上だよ。もう、ヤバ過ぎだって。きっとはっすもなみこも、アカネもみんな夢中になってくれるんじゃない? イヤ、マジでさ……」

「こっちも、六花がここまでヤバい女だとは思わなかったぞ。オマンコもテクもドスケベぶりもなにもかも、これまで手を出してきた連中の中でも最高だったからな。これで蓮沼も古橋も新条もいるわけだから、学校に戻ってからは相当忙しくなりそうだ」

 

 彼の胸に頭を預けた状態での六花の呟きに、だらしなく頬を緩ませつつ土屋も率直な言葉を口に乗せてみる。すると、少女の体が嬉しそうに身動ぎしたのが解った。

 そのくすぐったい感触に担任教師が思わず髪を撫でてしまうと、くすくす笑いながら教え子が肌の上に指を這わしてくる。それに応じるように土屋の指が六花の肌を優しく撫で、お返しのように六花の唇が土屋の乳首を摘み上げた。

 そんな風に、後戯とも前戯ともつかないじゃれ合いがしばらく行われた末に――いつの間にかそれは互いへの愛撫へと変わって、気がつけば4ラウンド目が開始されてしまっているのだ。

 ――そうして担任教師と教え子の性交は、二人ともが夢中になって時間を忘れるように行われ。

 実習を終えた蓮沼と古橋が指導員たちを伴って迎えに来たときには、さすがに二人ともふらふらで倒れる寸前になっていたのだった――



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3 宝多六花の円光孕ませ生交尾(セックス)by円光サラリーマン
Ⅰ 六花、孕む(上)


 夕闇に包まれかけた駅前は、いつものように人波で賑わっていた。

 会社帰りのサラリーマン、これから遊びに向かうのか連れだってどこかに向かう若者たちのグループ、それぞれの縄張りに陣取って思い思いのパフォーマンスを繰り広げるストリートミュージシャンたちに加えて、食事にでも向かうのかちらほらと家族連れも見かける。

 その中に、いつもなら見かけるはずの――塾に向かったり、繁華街に遊びに行ったりしている――学生服の集団がほとんど見当たらないことに気づき、彼はようやく今が夏休みの時期だということに思い至った。

 

(……そうか、もう八月に入ったから学校は休みか。しまったな、そうと知ってたら時間はもっと早めにしておくべきだった。それなら、もっと余裕を持って遊べるはずだったのに……)

 

 いつもの癖で待ち合わせを夕方にしてしまったが、学校がないなら昼間でもなんの問題もない。そうしていれば、もっとたっぷり愉しめる時間があったはずなのに、と。迂闊な失策に思わず舌打ちしてしまう男だった。

 

「……まぁ、いいか。悔やんでみても、今さらだしな」

 

 そう呟き、気分を無理やり切りかえる。取り返しのつかないことにこだわっても、なんの役にも立ちはしない。それよりも、そろそろ待ち合わせの時間のはずだが、果たして相手(かのじょ)はどこにいるのか。

 目標を探して周囲を見渡していた彼に、斜め後ろの辺りから不意に声が掛けられる。

 

「――スミマセーン。もしかして、あなたが○○さんでいいのかな?」

 

 透き通った、どこか艶のある少女の声だ。その声が確かに彼の名前を呼んだことを認識すると、彼はすぐにそちらへ振り返った。

 

「確かに、○○は僕だけど。だったら、キミが――」

「はい、宝多六花です。はじめまして、○○さん。今日はよろしくお願いしますね」

 

 彼に声を掛けた女子高生が、思いがけず丁寧な言葉遣いで挨拶してくる。

 綺麗な少女だった。艶のあるまっすぐな黒髪を背中まで伸ばしていて、アイドル顔負けの美貌はクール系の気配を感じさせる。大きめの真っ黒な瞳が彼のことをまっすぐ、興味深げに見つめていた。背筋もスラリと伸びていて、こちらはまるでモデルのような感じだ。左手首にはめているシュシュがワンポイント的なアクセントとして、なんとなく彼の目を惹いた。

 夏休みのはずが制服姿なのは、なにか行事でもあって登校したのだろうか。ツツジ台の白地の制服がよく似合っている。腰元まで伸びたカーディガンに隠れてスカートが見えないが、さすがに穿いてないということはありえないだろう。

 

(ノーパンならまだしも、ノースカはさすがにないよな。いくらこの子が円光やりまくりのビッチだからって、さすがに街中でそこまではやらないだろ。露出狂ってワケじゃないんだろうから、さ。……たとえそれでも、めちゃくちゃ短いってことは確実だけども)

 

 カーディガンを捲れば、そこにはなにも穿いてない少女の露わになった花園が現れる。そんな過激な妄想に思わず股間を熱くしてしまいながら、彼は改めて少女――六花を見定めてみた。

 ネットで夜のおかずを漁っていたときに、ふと見つけてしまった5P動画。Arcadiaなるものはよく知らなかった彼だが、その動画の過激さと犯されている女子高生の美少女ぶりに一発で股間を撃ち抜かれてしまう。幸い少女の自己紹介と制服のデザインからすぐに近場に住んでいると身元が知れて、その日の内に彼は少女のLINEへメッセージを送っていた。動画での希望通りに、彼のチンポ画像を一緒に添えて。

 その積極的な行動が功を奏したのか、返事はすぐに来た。そして交渉の結果円光契約が成立し、こうして駅前での待ち合わせが行われた末に、対面することが無事できたわけだが。

 動画からも充分その美少女ぶりは窺えたが、現実(リアル)で見る少女はその倍増しで魅力的に映る。これから彼女の身体を思う存分貪れるのだと思うと、円光慣れしているはずの彼でさえ、湧き上がってくる興奮を止めることはできないほどだった。

 

「――制服なんだね、六花ちゃん。もしかして、今日学校の方で用事とかあったのかな?」

 

 これまでの円光の経験上、ホテルの部屋で制服を着てもらうよう持ち込んでもらうことはよくあるが、待ち合わせに制服姿というのは――警察の目が気になるから――最近では滅多にない。これが初めての円光なら兎も角、やり慣れてるはずの六花ならその危険性は知ってるはずなのにと尋ねてみると、

 

「あ、別に今日はなにもないですよ。ただ、みんな制服姿がやっぱり好きみたいだから。○○さんもきっと好きかなって思って、折角だからとサービスに着てみただけですよー。私服よりも制服で待ち合わせた方が、より円光らしくて興奮するでしょ?」

 

 六花は制服を見せびらかすようにその場で一度くるりと回りながら、あっけらかんと答えてくる。思わず渋面になってしまう彼に、現役女子高生はくすりと唇を弛めると彼の腕を取って胸元に抱き寄せながら、耳元に唇を近づけそっと囁いてきた。

 

「それにさ、こうやって堂々としてたら結構怪しまれないみたいだよ。恋人同士って感じでラブラブしてたら、周りもそっとしといてくれるから。だから、制服でも大丈夫ってこと」

「……正直、不安は残るけど。六花ちゃんがそこまで言うなら、信じるとしようか。キミみたいな可愛いJKとおおっぴらにラブラブできるのも、悪くはないしね」

「ふふ、商談成立だね。じゃ、ホテルまでラブラブしながら行っちゃおうか。ね、おじさん」

 

 説明を受け入れた彼ににっこりと笑ってみせると、六花は腕を絡めたままさらに体を押しつけてきながら、彼を引っ張っていくように先に立って歩きはじめる。その積極性に圧倒されながら、彼は黙って六花についていくのだった。

 身長差の関係で、ちょうど彼の鼻先辺りに六花の頭が来る位置関係になる。そのせいだろう、シャンプーの爽やかな匂いが風に乗って漂ってきて、彼の鼻孔をくすぐってきた。柑橘系の匂いに嗅覚を刺激されながら、触覚で制服越しに女子高生の柔らかい胸のまろみを堪能する。

 

(なるほど、確かにラブラブだな。まるで、恋人同士みたいじゃないか……)

 

 六花みたいな美人女子高生と密着して街中を練り歩くのは、おじさんと呼ばれても仕方ない年齢になった彼にはなかなかに心愉しませてくれる状況だ。普段の円光では周囲の視線は警戒すべきものだったのが、今は優越感を刺激してくれるものになったのがとても心地よかった。

 そんな風に思いがけず棚ぼたデートを楽しんでいた彼の前に、やがて何軒ものラブホテルが姿を見せてくる。きらびやかな外装を見比べるように目移りする彼を尻目に、六花は一軒のホテルにまっすぐ進路を取った。いつもそうしているかのように、迷うことなく。それがあたりまえのように、堂々と。

 

「――っと、ちょっと待ってよ六花ちゃん。さすがに制服のまま、堂々とラブホに入っちゃうのはヤバくないかな? 通報されちゃったらマズいでしょ?」

 

 制服のままラブホの入口を潜ろうとする六花に、彼は慌てて静止の声を掛けていた。街中までなら兎も角、さすがに制服で堂々とラブホに入るのは躊躇われる。てっきり適当な上着でも引っかけてごまかすのかと思ったのに、それさえもしないのはさすがに想定外だった。

 だが、そんな風に焦りを覚える彼とは対照的に落ち着きを保ったままの六花は、

 

「だいじょーぶ、心配しないでよ○○さん。ここのラブホは、私がいつも使ってるところだからもう顔パスなんだよ。何度も制服のまま入ってヤリまくりだから、今さら制服着てるくらいで通報されるわけないんだってば」

 

 だから、気にせず入ってもなんの問題もないと――真顔で、むしろ得意げに言ってくる。

 その堂々とした態度に返す言葉をなくし、彼は無言のまま無意識の内に頷いていた。常識で考えればありえないはずだが、六花の自信満々の態度はその常識を裏切っている。ありえないがありえるのだと、彼に信じさせるのには充分な力があった。……もちろん、彼が六花の言葉を素直に受け入れたのは、ラブホの前で制服姿の女子高生といつまでも一緒にいるのを見られるのはまずいという、常識的な判断もあったからではあるが。

 

「――じゃ、行こうよおじさん。私もだけど、おじさんだって早く愉しみたいでしょ?」

 

 待ちきれないと言いたげに、彼をそのままラブホの中に引きずり込む少女。恋人同士のように腕を組んだまま彼は、六花に導かれるままにラブホ内へ足を踏み入れる。

 特に、なんの変哲もないホテルのように見えた。ロビーの内装も、レイアウトも、そこら辺にある普通のラブホテルと変わらない。六花は特に考える様子も見せずに、ルームパネルの中から最上階の一室を選ぶと、そのままパネルを押した。すぐに落ちてきたルームキーを回収すると、彼女は無言で奥にあるエレベータの前に向かう。

 入口脇のフロントからはその光景が見えていたはずだが、フロントに座っている若い男はなにも気にする様子はなく、二人に話しかけてくることもなかった。

 

(……よく解らないけど、制服姿でも問題ないのは間違いないみたいだな。まずは一安心、ってところか……)

 

 理由こそ判然としないが、六花の言葉に嘘はなかったらしい。その事実にほっと胸をなで下ろすと、彼は六花についていくように着いたばかりのエレベータに足を踏み入れた。

 他に客の姿はない。二人きりのまま、扉がゆっくりと閉まる。けれど、六花は階数のボタンを押そうとはしなかった。

 

「……六花ちゃん?」

 

 誰何の声を上げる彼にいきなり抱きついてくると、六花が乱暴に唇を重ねてくる。柔らかく、甘い粘膜の感触に彼の鼓動が、少しばかり跳ねた。そのまま舌を差し込んでくる六花に、彼は若干の狼狽を見せながら――

 

「ちょ、六花ちゃん、いきなり、なにを――っ!?」

「もちろん、キスとそれ以上のことですよ♪ 誰かが上にあがろうとドアを開けるか、それとも上の誰かがエレベータを呼ぶか。邪魔が入るまでは二人きりなんだから、いっぱいエロいことしませんかってこと♪」

 

 彼の唇を貪るように蹂躙すると、円光女子高生は胸元を撫でるように滑らせた手をそのまま股間へと伸ばしてくる。スラックス越しに男性器を弄んでくるその卑猥な手つきに身悶えながら、彼の手は自然と彼女を抱きしめるように少女の背後に回されていた。

 

「ん……そう、○○さんが好きなように、いっぱい触ってほしいな。私のイヤらしい体、どこでも好きにしていいから、ね♪」

 

 その言葉に誘われるように、彼は六花のむっちりとした臀部を撫で回し続ける。カーディガンを上にずらすと、その下には薄い生地に触れる感触があった。どうやら、残念ながらスカートは穿いていたらしい。

 そんなあたりまえの事実にがっかりしながら、彼はスカート越しに尻肉の柔らかい手触りを堪能する。熱心な愛撫に対抗するように六花の陰茎を弄る手が見る間に激しさを増し、とうとうジッパーが下ろされた。

 ぽろんと、スラックスから露出した半勃ちのペニスを六花の掌が包み込む。その柔らかさに思わず表情をだらしなくさせながら、彼は愛撫の手を前方に回すとスカートをぺろりと捲り、少女の股間に右手を差し込んだ。

 そして、いきなり指に触れる薄い陰毛のしょりしょりとした奇妙な手触りと、柔らかい媚肉の生々しさとぬるりとした粘液の感触に、素の驚きで一瞬動きが止まった。

 

「りっか、ちゃん……これ、下着どうなってるのさ?」

「あ、ちゃんと驚いてくれたんだ? ありがとね、○○さん。――そうだよ、いわゆる大人の下着ってやつ、頑張って穿いてみたんだ。勝負下着……は、少し違うのかな?」

 

 秘所から指をずらすと、周囲に布があるのはちゃんと確認できる。つまり、肝心の場所に穴が開いているという、所謂エロ下着を穿いているということだ。

 

「……本当にドスケベなんだな、六花ちゃんは。こんなヤバい下着を穿いてるのに、街を平気で歩けるなんて、さ」

「うん、そうなんだよ。私、ドスケベだから――この下着も、いつでも男の人にオマンコ弄ってもらえるように穿いてるんだ♪ この間、この格好で電車に乗ってたら期待してたとおりに痴漢さんに遭っちゃって。いっぱい弄ってもらった上に、電車の中でハメてもらっちゃったんだよね。あれはすっごく興奮しちゃったなぁ♪」

 

 夢見るように目を輝かせて、淫猥すぎる性遍歴をあっけらかんと口にする六花。そのあからさまなビッチぶりに、隠そうともしないその態度に、彼の興奮はさらに増していくのだった。

 

「――そっか、すごく興奮しちゃったか。だったら、きっとその時の六花ちゃんのオマンコはいっぱい濡れまくってたんだろうね。――今、みたいにさ」

 ずぶり、という濡れた感触(おと)を残して、彼の指が蜜壺の奥に呑み込まれていく。

 淫肉を擦り上げられる快感に身をよじりながら、六花もまた肉棒への愛撫の手を止めようとはしなかった。

 

「うん、きっとそうだよ♪ オマンコ、濡れまくりだよぉ♪ このおっきなオチンポを、おもいっきりぶち込んで欲しくて、ぐしょぐしょに濡れまくってるの♪ ――今、みたいにね♪」

 

 先走り液を巧みに指にまぶして、六花の細い指が丁寧に彼の逸物を扱いている。そのたびにじゅぷじゅぷと、イヤらしい水音が耳に響いてきた。

 引き出された当初は半勃ちだったソレも、女子高生の手コキを味わって臨戦状態になりつつある。あと少しもすれば、準備が完全に整うのも間違いなかった。そうなれば、後は同じように準備が整ったメス穴にぶちこむだけだ。後は、ただ快楽に身を任せるだけでいい。

 体も頭もすっかり発情しきった彼は、六花とともにその時が来るのをじっと待ち続ける。

 そして――

 

「…………っ!?」

 

 ガクンと、エレベータが揺れる感覚がした。呼び出しのランプが点き、上へと籠が運ばれはじめる。

 

「――残念。もうちょっとだったのにね」

 

 急に熱が冷めたようにぽつりと呟くと、六花はすぐに手コキをやめてチンポをスラックスの中に戻してしまった。それからあっさりと彼の体からその身を離し、伸ばした指で最上階のボタンを押し込む。

 その切り替えの早さに内心で舌を巻きながら、彼もスラックスのジッパーを元に戻した。邪魔が入らなければ、と心中忸怩たるものを抱え込みながら、とりあえず体裁だけを整える。

 そして、どうやら邪魔者は途中の階から一階(した)に降りるつもりだったらしい。途中で止まることも――当然、扉が開くこともなく、エレベータは最上階に着いてしまった。

 

(……これなら、上に着くまではなんとか愉しめたのにな。せめてあと少し呼ばれるのが遅ければよかったのに……残念だ)

 

 中途半端な状態で行為をやめさせられたことに未練を覚え、扉が開き密室状態が解除されたことに怨めしさを感じながら、彼は六花の後を追うようにエレベータから出て行く。制服姿の女子高生は、迷う様子もなく最上階の廊下をまっすぐ進むと、奥にある扉の前で立ち止まってドアの鍵穴に手元のキーを差し込んだ。

 

「――二名様、ごあんなーい♪」

 

 まるで風俗店の呼び込みのような声を上げると、そのまま――同伴客を連れたキャバクラ嬢みたいに――彼を伴って部屋に足を踏み入れる六花。

 室内は成程、最上階だけあって彼が普段使っている部屋よりも立派なものだった。キングサイズのベッドは二人どころか四人程度は寝られそうなほどに大きく、マジックミラー越しに見えるバスルームも――ソープランドかと錯覚するくらいに――驚くような広さを持っている。

 

「いい部屋だね。六花ちゃんは、いつもここを使ってるのかい?」

「うん、そうだよ。Arcadiaのみんなとはいっつもここだし、他の人とも大抵はここを使ってるかな。アカネやはっすが先にここを使ってたらたまに他の部屋を使うこともあるけど、このホテル以外を使うのは滅多にないかなぁ。……もちろん、ホテル以外の場所でハメちゃう場合は別だけど、ね♪」

 

 学校とか誰かの家とか電車の中とか、珍しいのだと路地裏でハメたのはヤバかったよ、と。

 あたりまえのように語る女子高生の色情狂(ニンフォマニア)ぶりに、彼は驚きを通り越して頼もしささえ感じてしまうのだった。

 これまで彼が喰ってきた円光女子はまだ経験が少なく、彼が調教することではじめてその淫乱さを開花させるのがほとんどだったから。六花みたいにむしろ彼の方をリードしてくる少女を相手するのは初めてだったが、その新鮮さが逆に彼の淫気を滾らせてくれる。なによりも、彼女みたいな極上の美少女が積極的に彼のカラダ(チンポ)を――快楽を求めてくれるのだ。一人の男としてこの絶好の状況を愉しまない理由なんて、彼にあるはずもなかった。

 

(こんな子と犯れる折角の機会(チャンス)なんだから。思いっきり乱れさせて、イキ狂わせてやらないとな。ああ――どんなイヤらしい顔を見せて、よがり声を出してくれるのか。愉しみすぎで、我慢もできないなんてはじめてだよ……)

 

 サイドボードにルームキーを放り出した六花を、我慢しきれず背後から抱き寄せると彼はそのまま唇を貪るように重ね合わせる。

 

「んんん――っ!? ……そんなに我慢しきれなかったんだ、おじさん♪ 私ももう準備できてるから、いいよ。セックス、しよっか――」

 

 一度離した唇同士を繋ぐように、白い糸のような橋を架けたままで六花がそう宣言した。

 それを合図にして、二人は再び唇を重ねると激しく互いの舌や唾液を貪りながら、互いのカラダを夢中でまさぐりはじめる。胸や背中にお腹と太腿、時には股間を愛撫しながら、競い合うみたいに剥ぎ取るようにして上着を脱がせあう二人。

 

「凄いな、六花ちゃんは。こんなとんでもない下着を着けて、おじさんを淫らに誘ってしまうんだから。こんなエロい女子高生と一緒にされて、クラスメイトはきっと毎日たまらないんだろうね」

 

 上半身は服を全部脱がされ裸になり、下半身もトランクス一丁――布地を突き破りそうなくらいに大きなテントが張られている――になった状態で彼はそう呟いた。その目の前には、上下とも制服を脱がされた六花が下着姿になってベッド脇に佇んでいる。

 真っ赤な下着は上下とも隠すべき場所に大きな穴が開いていて、ぷっくりと尖ったピンクの乳首も鶏頭のように真っ赤になって開ききったオマンコも、そのすべてが露わになっていた。

 

「うん、そうなんだよね。みんなすっごく溜まっちゃうみたい。だから、時々我慢できなかった男子のオチンポ、ちゃんと抜いてあげないとイケないから大変なんだ♪」

 

 淫蕩に笑い、ヤリチンユーチューバーや円光親父だけじゃなく、クラスメイトともヤリまくっていることを告白してくる六花の淫らさに当てられ。堪らず彼は少女の体をベッドに押し倒すと、舌と指を使ってその発情した肢体を慰めはじめる。

 唇から顎に這わせた舌をそのまま下におろしていき、真っ白な首筋を涎で汚していく。そうしながら指で乳首を弾いてみて、掌でほどよい膨らみを捏ね回していった。さらに彼を受け入れるように開かれたままの股間に腰を沈め、下着越しに勃起したチンポでスリットの濡れそぼった表面を擦り続けてやる。

 

「あ……っ。そこ、いいよ。ん――はぁ……っ」

 

 一連のその刺激に、気持ちよさそうに六花が甘い吐息を漏らした。敏感な反応に気をよくして、彼は瑞々しい女体にさらに愛撫を加えていく。上半身を指と口で散々弄んで女子高生を何度も喘がせると、責める場所を徐々に下半身へと移していった。

 円光JKのオマンコは、使い込んでいる事実を証明するように真っ赤に染め上がっている。さすがに熟女AV女優みたいにビラビラが醜く黒ずんでいることはないが、それでも処女の頃のようにぴったりと閉じていることはなく、厚みを増している肉ビラは左右に大きく開いて淫らに男を誘っているのだった。

 その誘惑に導かれるままに、彼は目の前の女性器に舌を伸ばす。ぐっしょり濡れた肉襞を外側から内側へ、丁寧に舐め上げていった。溢れ出てくる蜜をじゅるじゅると音を立てて吸い上げてやる。口内を潤し喉に流れ込んでくる美少女の愛液は、苦くえぐみがあるはずなのにとても甘い味がした。

 それから露出した小さなクリトリスを軽く噛んでみると、六花の体がびくんと震えて少量の潮が勢いよく噴き出してくる。

 

「おじさんのクンニ、すごく感じちゃう。オマンコ、クリトリス、とっても気持ちいいよ。あっ、あっ、あぁぁぁ――っっ!!」

 

 軽い絶頂を迎えてしまった少女は一つ大きく息を吐き、それからむっくりと体を起き上がらせると、

 

「あーあ、なんか簡単にイカされちゃった。ちょーっと悔しいんですけど。おじさんクンニ上手すぎだってば。――ということで、選手交代。今度は、私がおじさんを気持ち良くイカせてあげるね♪」

(選手? 攻守交代、じゃなくて? それって正しいのか? 間違ってる? なんだか、よく解らなくなってきたぞ)

 

 意味不明にちょっと混乱中の彼の体を押し倒すようにベッドに横たわらせ、裸の胸から腹にかけて指先をなぞらせてから――おもむろにトランクスへ手を掛けてきた。そうして自分は下着を着けたまま、男の下着を脱がせて裸にすると、目の前に現れた大きな逸物にその目を輝かせる。

 

「う――わぁ。LINEで画像送られたときも思ったけど、ほんっとおじさんのオチンポおっきすぎだよぉ♪ タカト君や土屋センセイも凄かったけど、これはそれ以上だよね。何センチあるんだろ……もしかして、30センチ越えとかかなぁ。うわぁ……マジでヤバいよ?」

 

 うっとりとした表情と声を晒しながら、六花はペニスを前にひたすら釘付けになっていた。

 ――これはもちろん自慢だが。これまでの人生で彼は、彼よりも大きいモノを持った男に会ったことが一度もない。学生時代に付き合った女たちも、皆一様にこんな大きなチンポははじめてだと口々に褒め称えたあげく、一度ハメただけですぐにメロメロになってしまっていた。中には別れた後でも彼のセックスを忘れられないと、新しい男には内緒で彼のチンポに夢中で貪りついてしまう女まで居たほどだ。

 それはこの宝多六花という少女も同じだろう。なまじ経験がありセックスにのめり込んでいるだけに、彼女がそうなってしまう確率は高いに決まっていた。

 彼のその予想を裏付けるように、六花ははやくも極太チンポに夢中で舌を這わせて、亀頭の辺りを重点的に舐めまくっている。

 

「すっごい、太くて硬いよぉ。臭いも、なんかヤバいって。頭クラクラしちゃうよ。こんなの、反則過ぎだってば。ん……っ、ちゅる、ぷはぁっ。じゅるっ、んんうっ、れぇろれぇろ……」

 

 六花の口唇奉仕は年齢とは不釣り合いに、熱心でありながら同時に抑制の充分効いたもので、その繊細な舌使いがとても巧みだった。

 真っ赤な舌をイヤらしく蠢かして、亀頭をべっとりと舐め回し鈴口を舌先で何度もつついてくる。そのタッチが強すぎず弱すぎず絶妙なもので、舌粘膜の微妙なざらつきも手伝って海綿体に極上の快感を与えてくれるのだ。さらに六花はペニス全体を唾塗れにしたのを確認すると、おもむろに口を大きく開けて怒張を先端から丸ごと咥えにかかる。

 さすがに大きすぎるため根本までは届かないが、それでも限界まで口いっぱいに頬張るとゆっくり前後にしゃぶりはじめた。性器をすっぽりと包み込む柔らかな温もりに、彼の口から思わず蕩けるような声が漏れてしまう。それだけでも素晴らしいのに、六花はさらに口内粘膜だけでなく喉の奥まで使って彼のペニスへ奉仕してくれるのだ。

 そうした女子高生らしくない巧みすぎる口戯も素晴らしいが、六花のフェラチオの魅力はそれだけに留まらない。ぴちゃぴちゃとペニスを頬張る際のイヤらしい水音とともに、少女の口から漏れてくる切なげな吐息と淫声がとても悩ましく、彼の性的な昂ぶりを煽ってくれる。

 そして、なによりも――艶のあるみごとな黒髪を振り乱し、真っ赤なドスケベ下着を身につけた扇情的な肢体を見せつけながら、一心不乱にチンポへ吸い付いている淫らな姿がとてもたまらなかった。

 

(ああ、なんだこの気持ちよさは。まだ15歳だろ。それでフェラがこんなに上手くてどうするんだ。どうせ毎日毎日、違った男のモノを咥えてきたんだろ? そうでなきゃ、ここまで上達できるもんか――)

 

 ベッドに全裸で大の字に寝転がり、下半身全体に広がる気持ちよさに酔いしれながら彼は六花のその淫奔ぶりに、らしくもなく嫉妬じみた感情さえ浮かべてしまう。そんな彼に、ふと思い出したような調子で彼女は――少し奉仕の手を休めて――話しかけてきた。

 

「……そう言えば、おじさん。待ち合わせたときに言い忘れてたんだけど、今日はおじさんが問題ないならお泊まりオッケーだから」

「……本当にお泊まり大丈夫なのかい? もちろん、その分たっぷり愉しめるから僕は望むところだけど。親がなにか言ってきたりはしないのかな?」

「あー、ママならだいじょーぶだよ。今頃家で、最近できた若いツバメ君とよろしく姦ってるはずだから。……この間、親子丼やってみたら思い切りはまっちゃったみたいでさ。むしろ、私が帰らない方がいいみたいな感じなんだよね」

 

 少し呆れの混じった口調で、六花がそう答えを返してくる。親子丼にツバメ君とよろしく姦ってるという発言に、彼女の淫乱さは親譲りなのかと思い至りながら――彼は待ち合わせの際の懸念があっさり払拭された幸運をじっくり噛み締めていた。

 泊まりがOKなら、一晩中六花とセックスしまくれるのだと。その事実に昂ぶる心を宥めながら、そういえば――と。事前交渉の時に気になっていたことを、ついでだからと聞いてみることにする。

 

「そうそう、六花ちゃん。お泊まりは僕も問題ないからオッケーでいいけど。僕が払うのは本当にホテル代だけでいいのかな? 別にそれ以上払っても、僕の方はなんの問題もないんだけど――」

「あは、まだ気にしてるんだおじさん。――いいですよー、ホテル代だけで。他の子たちはなにか欲しくて円光するからお金が必要なんだけど、私はセックスがしたいだけだからお金なんて必要ないんだから、ね。私のカラダを満足させてくれたらそれだけでいいの。うん、たっぷり満足させてくれるなら、むしろ私の方からお金を払ってもいいくらいだもん」

 

 だからお金の代わりにオチンポで満足させて欲しいな、と。

 ギンギンに勃起したペニスにちろちろと舌を這わせながら。淫らな欲望を隠すこともなく、明け透けに言ってくる円光女子高生。ゴムを外す代わりに諭吉一枚加えるか否かの攻防に明け暮れていた彼にとって、その割り切り(淫乱)ぶりはとても小気味よいものだった。だがそうは言っても、大人としてはそこではいそうですかと納得してしまうわけにもいかないわけで。

 

「六花ちゃんの言い分は解るけど。でも、ホテル代以外にもお金は掛かってるだろ? たとえばゴム代――は生でOKだからなしにしても、ピル代くらいは必要なんじゃないのかな。あれだって、高校生からしたら安いモノじゃないはずだよね?」

「ああ、それもだいじょーぶですよ。だって私、ピルなんて飲んでませんから」

「…………は?」

 

 予想もしなかった返事に、思考も動きも一瞬止まってしまう。

 

「ピル飲んでないって……いや、六花ちゃん、それ大丈夫なの? 生でヤるってことは、当然中出しだよね。だったら、避妊薬(ピル)飲んでないと妊娠しちゃうんじゃ……」

「んー、だから別に妊娠しちゃってもいいかなーって。私的には、まずは気持ちいいセックスができることが最優先だから、そこまでする必要性を感じないんですよね」

 

 本来円光女子にとっては最重要なことを、どうでもいいことのように言ってのける六花。

 

「この二ヶ月くらいほぼ毎日生セックスしてるけど、今のところ一発も当たってないし。もしも当たっちゃったら、その時は堕ろしちゃえばいいかなーって。ま、そしたらお金が必要になるから、その時はふつーの円光みたいにお金を貰うことになっちゃうんだけど。もしそうなっちゃったら、おじさんにも協力してもらうことになるかもだから、その時にはちゃんとお金貰いますね」

「……本当に大丈夫なのかい? 実はとっくに妊娠してるなんてことは――」

「一昨日に検査計で調べたときにはオッケーだったからだいじょーぶ……のはずかな。昨日は先生のザーメン五発くらい子宮に注ぎ込まれたから、その時に孕まされちゃってたらわかんないですけど。……これでも半月に一度はちゃんと確かめてるから、だいじょーぶなんじゃないかな……たぶん、だけどね」

 

 忙しい口の代わりに手で彼の陰茎をあやしながら、六花は平然と――口元に淫らな笑みを刻みつけながら――昨日も誰かと生セックスを愉しんでいたことを告白してくる。その淫靡な風情に背筋をぞくりと震わせると、彼は渇いた口を湿らせるように一、二度唾を飲み込んでから、おずおずと口を開いた。

 

「――もしも妊娠しちゃったら、六花ちゃんは堕ろそうと思ってるみたいだけど。産むつもりはまったくないのかな?」

「え? 産むつもり、ですか? ……うーん、どうかなぁ。高校生だし、堕ろすってことしか考えてなかったけど……そうだなぁ、パパになる人がお金もちゃんと出してくれて責任を取ってくれるのなら、産んでみるのもあり……かなぁ?」

「責任を取るっていうのは、結婚するって意味でいいのかな?」

「ううん、違うよおじさん。もちろんそれもあるけど、それよりもちゃんと私を毎日満足させてくれるならってこと。私を孕ませてくれたそのオチンポで、毎日オマンコを気持ち良くしてくれるならいいかなって。だから、セックスが下手な人なら絶対ありえないけど――セックスが上手い人、オチンポの相性がいい人の赤ちゃんなら産んでもいいのかなって、今のところそう思うんだけど」

「すごいな、六花ちゃんは。子供を産むかどうかなのに、セックスの良さが一番なんだ」

「うん、そうだよ。だって、セックス以上に大事なことってないじゃないですか」

 

 常識からも倫理からも外れきったことを、少女があたりまえのように断言する。その言葉に無言で頷きながら、彼は自分の裡に潜んでいた欲望がはっきりと形を取って湧き上がってくるのを感じていた。

 その一方で、とりあえず会話が終わったと解釈したのだろう。六花がフェラチオを再開してくる。じゅぽじゅぽと激しい水音を立てながら、肉茎を丸ごと――根本までは届いていないが、それでも口いっぱいに懸命に頬張って――咥え込むように吸い立て始めてきた。

 その熱心な奉仕ぶりから、まずは上の口で精子を搾り取る気だと解る。際限なく快感が響いてくる男根も我慢はしていたが、そろそろ限界が近づいていることは彼も感じていた。このまま少女に身を任せて、欲望(白濁液)をその小さな口にたっぷりとぶちまける。それはとても魅力的な考えだし、いつもなら彼もそうしていただろう。

 だが――

 

「……おじさん、どうしたの?」

 

 不思議そうに六花が問いかけてくる。横になっていた体を起こし、彼女の口からペニスを引き抜いてしまった男に向けて。

 立ち上がった彼は股間でバキバキに硬くなったチンポを直立させたまま、ベッドに跪いたままの少女を見下ろした。

 

「もしかして、私のフェラそんなによくなかった?」

「いや、六花ちゃんのフェラは最高だったよ。そのまま上の口に全部中出ししたいくらいにはね。ただ、今日は僕のザーメンはみんなオマンコに中出しするつもりだから、もったいないって思ってやめたんだ」

 

 不安そうに聞いてきた六花を安心させようと、彼はできるだけ優しく笑って見せる。それから少女の体をベッドに押し倒すと、濡れ濡れのオマンコを指で弄り倒しながら静かに口を開いた。

 

「幸い僕は独身だから、結婚することもできるからちゃんと責任は取れるんだ。毎日のセックスもむしろ僕の方がお願いしたいくらいだから、問題はないはずだしね。……相性がいいかどうかは、これから試してもらうしかないみたいだけど」

 

 いつもの円光なら、妊娠させないように気をつけるのはあたりまえのことだ。

 欲望を優先して生セックスを行うこともあるが、半分くらいはゴム付きの避妊セックスだった。生でする場合もアフターピル代を上乗せして円光代を払っていたし、それでも万が一がないように最大限の注意を払っていたものだ。

 そんな彼にとって、孕ませても構わないと言ってくれる相手ははじめてだった。

 おまけにそう言ってくるのが、とんでもない美少女な上にどうしようもないドスケベな女子高生なのだから堪らない。この美少女を一晩中好き放題に犯し尽くし、子宮にたっぷりと子種汁を流し込んで孕ませてやれる。彼だけではなく、少女自身がそれを望んでくれるのだ。男にとって、これ以上の悦びはありえないと言い切ってもいいだろう。

 

「だから――」

 

 ――だから、彼がそうすると決めたのもあたりまえのことだった。

 

「これから六花ちゃんを孕ませようと思うんだけど。別に構わないよね――?」

 

 そして、彼はこちらを見上げてくる六花に向けて、はっきりとそう宣言する。

 少女の黒い瞳が驚きと悦びに小さく揺れるのが、はっきりと見て取れた。



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Ⅱ 六花、孕む(中)

 

 

「これから六花ちゃんを孕ませようと思うんだけど。別に構わないよね――?」

 

 下着姿の女子高生をラブホのベッドの上に押さえつけて、円光サラリーマンがそう宣言する。

 すると、少女――宝多六花は一瞬驚いたように目を見開き、それからクスリと唇を綻ばせた。

 

「私を孕ませるって……おじさん、本気で言ってるんだ?」

「ああ、もちろん本気に決まってるよ。そうじゃなきゃ、ハメる前にわざわざ言わないさ。六花ちゃんだって、たっぷりの熱いザーメンに子宮を征服されて孕まされるっていうオンナの一番の悦びを、一度は味わってみたいって思うだろ?」

 

 いきり勃ったペニスを愛液でぐしょ濡れのオマンコに擦りつけながら、彼は少女と同じように笑ってみせる。敏感なところを硬いもので刺激され、六花が気持ちよさそうに鼻を鳴らした。

 

「――うん、おじさんの言う通りかな。硬くてぶっとい最高のオチンポにオマンコも子宮もメロメロにされちゃって、丸ごと全部支配されたいって――その証拠に孕ませて欲しいって思っちゃう私がいるのはホントだから」

 

 うっとりと微笑みながら、挿入をせがむように淫らに腰を揺らしてくる六花。

 

「でも、ここ二ヶ月毎日――全部あわせたら十人以上に――中出しされても、一度も孕んでくれなかったのが私の子宮だから。そんな頑なで意地悪な子宮を征服できるなら、どうぞやってみてくださいって感じかなぁ。おじさんのチンポが桁外れなのは見れば解るけど、それだけで私のオマンコや子宮が簡単に降参するって思わない方がいいですよ?」

「もちろん、むしろ望むところだよ。簡単に鍵を明け渡す砦なんて侵略したって面白くもないからね。敵が手強いからこそ征服のしがいがあるってものさ。今まで誰にも征服されなかった六花ちゃんの子宮を、僕がはじめて征服するって考えただけで興奮してくるしね」

 

 からかうような六花の忠言に、彼は迎え撃つような強気の言葉を返す。それを証明するように、ギンギンに勃起した状態の極太チンポを割れ目の入り口に押し当てながら。下着(ショーツ)を着けたままのくせに、中心にぽっかりと穴が開いているせいで挿入の邪魔になることはまるでなく、無防備に開いたままの秘所は今にも彼の陰茎を咥え込もうと妖しく蠢いていた。

 

「うっわぁ、すっごい自信だ……。そんなに自信満々になれるってことは、おじさんは気持ちいいセックスに覚えありってことだよね。本当はまず上の口で美味しくザーメンを味わいたかったんだけど、そんな風に言われちゃったら今すぐ下の口に欲しくなっちゃうのも仕方ないから。だから――もうすっごく愉しみでもうワクワクしまくりなんだから、いっぱい気持ち良くして欲しいな♪ それで頑張って、私を孕ませてよね❤」

「ああ――六花ちゃんがなにも考えられなくなるくらい、たっぷりイカせまくってあげるよ。――気持ち良くなった子宮が子種汁(ザーメン)を欲しがって、自分から孕ませて欲しがるようになるくらいにね」

 

 手を伸ばして首を引き寄せてくる少女に身を任せ、そのまま顔を近づけると優しく唇を重ねてやる。女子高生独特の甘い匂いと柔らかい唇の感触を――少し生臭さが混じっているのが玉に瑕だったが――味わいながら、彼は欲望に身を任せてそのまま腰を前に突き出していた。

 ずぷりと、濡れた音とともに柔らかいものに包まれる生々しい感触が逸物に伝わってくる。

 クンニとフェラで準備が整えられていた蜜壺は、簡単にペニスを呑み込んでしまっていた。

 

「うっわぁ……っ。すっごい、こんなおっきいチンポ、はじめてだよぉ❤」

「ホント、六花ちゃんはドスケベだな。なんの抵抗もなく、僕のチンチンを簡単に呑み込んじゃうんだからさ。オマンコ、もうすっかりできあがってるんじゃないの?」

 

 深々と突き刺した剛直をさらに膣奥へと押し込みながら、彼はからかうような声を掛ける。

 六花のオマンコは、一言で言えば絶品だった。存外狭い入り口をこじ開ける――その媚肉を掻き分ける感触がまた堪らなかった――と、そこから先はぽっかりと大きく広がった快楽の宝箱になっている。ただ硬い肉棒で狭い肉路を押し広げていくだけで、ぷちぷちと弾けるような快感が炭酸の泡のようにいくつもいくつも押し寄せてくるのだ。

 さらに奥へ奥へとペニスを進めるにつれて、弾力を持った膣襞が執拗に絡みついてくる。まるで獲物を捕らえたイソギンチャクかなにかのように、一番深いところへと逸物を誘い込んでくるのだ。

 

(なんだっけ……ミミズ千匹ってやつだったかな。ドスケベなのは頭だけじゃなくて体の方もってか? 六花ちゃんのなにもかも全部が気持ち良くなるためにできてるなんて、まるでセックスするためだけに生まれてきたようなもんじゃないか――っ)

 

 女子高生の完璧な肉便器ぶりに内心で舌を巻きながら、彼はペニスが届く限界を確かめるように腰を前へ推し進めた。そうやって媚肉を押し開いていくたびに、悩ましい声を振りまきながらも男の欲望をたやすく受け入れてしまう少女の蜜壺。そして程なく、彼のモノは一番奥まで辿り着いた。

 

「……うわぁ、なにこれヤバ過ぎだよ。オマンコ全部、みっちり埋められちゃってるよぉ。こんなの、はじめてだってばぁ❤」

 

 六花が嬉しそうに言うように、彼のチンポは六花のオマンコをみっちりと埋め尽くしてしまっている。普段だとせいぜい三分の二くらいまでしか挿入し(はいり)きらないことが多いので、今みたいに根本まで埋められているのは久しぶりだった。

 けれど、それは六花のオマンコがガバガバだというわけではない――

 具合だけで言えば少女の膣内(なか)はむしろきつい部類で、ただハメているだけでも充分すぎる快感を与えてくれている。要は膣の広がり具合が他の円光女子に比べて深いのだ。これまでの少女よりも男のモノを受け入れられる容量が大きいから、規格外の彼の逸物さえもすべて呑み込んでしまえるのだろう。――まるで、そのために形を合わせて誂えたように。

 そして、二人の感覚がぴったりと合っているのは性器の大きさだけではなく、重ねた粘膜の――肌の感触もまた、これまで感じたことがないほどフィットしているように彼には感じられた。……おそらくは、六花も同じように。

 

「……スゴいな、こいつは。オマンコがチンチンにぴったり吸い付いてくる。相性がいいとか、そういうレベルはもう超えてるんじゃないかな、もしかしてこれは」

「なんなの、これ――っ! おじさんのオチンポヤバ過ぎだってばぁ♪ 軽く擦られるだけで、どんどん気持ち良くなってくるんだけど。こんなの、おかしいって。このままガンガン突きまくられたら、私絶対イキまくっちゃうよ――っ」

 

 軽くピストンを始めただけで、追い詰められたように声を震わせてくる六花。その怯えたような響きの中に、期待が入り混じっているのを聞き分けると彼は下卑た笑みを口元に浮かべ、そのまま腰を動かし続けた。

 肉杭を打ち込むたびに膣粘膜が生き物のように蠢き、精を搾り取ろうと巻きついてくる。

 その麻薬的な悦楽をたっぷり味わいながら、彼はオマンコを押し広げるように膣奥へと剛直を何度も何度も叩きつけていた。そうして一番奥を貫かれるたびに女性器は形を――男性器を象るように――歪に変え、それから引き戻されていくペニスを追いかけるように、再び形を元のものへと戻していく。そんな風にして、チンポの形に合わせるように女性器が柔軟に形を変えていくのが、彼にはとても面白く――優越感にも似た充足感を覚えてしまうのだった。

 六花のこの瑞々しい体が、すべて彼のためだけに用意されたもののように感じられて――

 

「ああぁぁぁん♪ スゴ、いよ、これ。ヤバイヤバイヤバイって――っ!? もう、イク、イッちゃうってば。こんな、あっさり、イカされちゃう、なんて……っ。おじさん、ヤバ過ぎ――あ゛、あ゛、あ゛、ダメ、そこダメ、あっ、あっ、あぁぁぁぁぁぁーーーーーーっっっっ!!!!」

「はは、あっさりイキまくってるね六花ちゃん。どうやら僕のチンチンと六花ちゃんのオマンコ、最高の相性みたいだね。これなら今日中に、問題なく孕ませられそうだ」

「だってぇ、おじさんのオチンポ、最高すぎだもん♪ こんな反則チンポで一晩中ハメられまくったら、オマンコも子宮も絶対負けちゃうって、おじさんのモノになっちゃうからぁ❤ そしたら、本気で孕まされちゃう。私、高校生なのにママになっちゃうよぉ❤」

 

 追い詰められたように声に怯えを滲ませているくせに、六花は全身で彼の体を捕まえて逃がさないようにしっかりと抱きついてくる。言葉と裏腹な態度だが、つまるところ理性はまだしも抵抗する部分は残っているけれど、本能ではとっくに男に屈服することを望んでいるということなのだろう。

 

「いいね、高校生ママ。同級生にも自慢してやればいいよ。きっと興奮して、これまで以上に六花ちゃんを狙ってくるんじゃないかな。先生だって、妊娠の危険性がなくなったら安心して手を出してくれるだろうし。ビッチの六花ちゃんにはいいことずくめだね」

「やだ、やだぁ♪ そんな嬉しいこと言って、興奮させないでってばぁ。そんな風に言われたら、想像しちゃって堪らなくなってきちゃうのにぃ♪ 高校生ママになりたくなっちゃうよぉ」

 

 顔をくしゃくしゃに歪め、興奮したように腰を使ってくる六花。理性をかなぐり捨てた淫獣そのものの浅ましい姿に、興奮を煽られた彼も夢中で腰を振りたくって淫肉の擦り合いをさらに激しくさせた。

 抜き差しするたびに、結合箇所からはイヤらしい水音が鳴り続ける。パンパン、パンパンと一定のリズムを保って響く淫音の大きさから、なによりもドロドロに溶けて往復するペニスを咥え込んでくる膣内(なか)の感触から、六花のカラダがすっかり蕩けきっているのは彼にもはっきりと解った。彼の精を全身で受け入れる準備が、完璧に整ってしまっているのが。

 そして、準備が整っているのは彼も同じだ。元々、絶品フェラで射精感をたっぷり煽られたところへ極上オマンコの歓迎を受けて絞られまくった上に、ドスケベ下着を着けたままのJKを犯す興奮を与えられていたのだから。むしろここまでよく耐えたと誇ってもいいぐらいだろう。

 

(――どうせ何回も射精()しまくるつもりなんだ。我慢しすぎも体に悪いし、そろそろ一発目いっておこうか。最高の淫乱女子高生に膣内射精(なかだし)か、どれだけ射精でき(だしまくれ)るか愉しみだな)

 

 このままの射精を決めた彼は、ピストンを小刻みなものに変える。男の限界の予兆を感じ取った六花が、一番奥への射精を求めて彼の腰に両脚を絡みつけてきた。動きを妨げない程度に――けれど、万一にも膣外射精されないように――しがみついてくる脚はそのままに、彼は気持ちよく射精することだけを考えて夢中で腰を振り続ける。

 程なく、股間を貫く甘い痺れとともに限界が訪れた。

 

「あぁぁ――っっ!! ダメ、ダメ、ダメだよ。おじさん、ゴメン。私、先にイッちゃう――っ! あぁぁぁぁんんん――――っっっ!!!」

「いいよ、六花ちゃん。何度でもイカせてあげるから、イキたいならいつでもイケばいいよ。それに、こっちももうイクからね。おぉ、おぉぉぉ――――っっっ!!!」

「あ、あ、熱いのがいっぱい、入ってきてるよぉ❤ ザーメン、いっぱい、来てるの、イイよぉ❤ だめぇ、またオマンコイッちゃうよぉ❤ イク、イク、イク~~~っっ!! あぁぁぁぁあ゛~~~~~~~~~~っっっっ!!!!」

 

 欲望を解放し、堪っていた精液(モノ)を全力で少女のカラダに叩きつける。精を吐き出す灼熱の快感が、彼の下半身を一気に走り抜けた。その甘い余韻を全身に漂わせながら、最初の膣内射精(なかだし)を極めた彼は満足の吐息を漏らすと、同じように甘い吐息をこぼしていた六花の唇にキスをする。

 

「どうだい、六花ちゃん。僕とのセックスは。子宮は満足してくれてるかい?」

「う――ん。おじさんのオチンポもセックスも、すーーーーごっく気持ちよかったのは間違いないかな。だけど、膣内射精(なかだし)はまだ一回だけだから、全然満足はできてないみたい。だから、もっといっぱい気持ちよくしてもらって、たっぷりと膣内射精(なかだし)して欲しいかな?」

 

 貪るように舌を絡め合ってから、六花はうっとりと表情は蕩かせたままでさらなるおねだりをしてきた。確かに気持ちよさそうではあるものの、まだ余裕がありそうな円光少女の素振りに彼は、思わず唇をへの字に歪めてしまう。

 

(いつもならもう堕とせてるところだけど、六花ちゃんはまだまだ余裕って感じだな。ドスケベなのは大歓迎だったけど、まさかこういう弊害があるとはね。今日で孕ませるつもりならもっともっと追い詰めて子宮を完璧に屈服させないと、ちゃんと受精――着床してくれないよな。……だったら、もう少し色々やってみようか)

 

 今回で確実に六花を妊娠させるためには、もっともっとイカせまくって子宮を完璧に満足(くっぷく)させる必要があると。そう認識した彼はペニスを一度引き抜き――コポリと小さな音とともに、秘裂から白濁液が垂れ流されていく――六花から体を離すと、そのまま部屋の隅に置かれている自販機コーナーに向かった。

 

「…………? おじさん、どうかしたの?」

 

 いきなりの中断に六花が訝しげに聞いてくるが、それに答えは返さず彼は無言で自販機を何度か操作する。受け取り口に落ちてきた商品を取り出して、すぐに少女が待つベッドに戻った。

 孕ませセックスを一時中断してまでなにを買ったのか。

 そんな疑問を込めた視線を送ってくる六花に肩を竦めると、彼は買ったばかりのモノを手の中で弄びつつ少女に尋ねかける。

 

「動画でもチンチンをちゃんと咥え込んでたから大丈夫だとは思うけど、一応念のため聞かせてもらうよ。六花ちゃんはオマンコだけじゃなくてアナルも使えるんだよね?」

「うん、お尻もしっかり開発済みだから、ちゃんとケツマンコとして使えるよ。オマンコよりも気持ちいいって言ってくれる人もいるくらいだけど、おじさんも試してみたくなっちゃったんだ? だったら私は、別にそっちでもいいよ。でもおじさん、今日は全部オマンコに中出しするつもりだって言ってたんじゃなかったっけ……?」

「もちろん、そのつもりだよ。今日の僕のチンチンはオマンコ専用さ。六花ちゃんのアナルに挿れてもらうのは、だからチンチンじゃなくてこっちの方ってことだよ」

 

 にんまりと笑いながらアナルセックスを平然と誘ってくるビッチマンコに、円光サラリーマンは手に持っていた大人の玩具――アナルバイブを見せつけてみた。

 男性器に酷似した形状を持つそれを、半裸の女子高生がまじまじと見つめてくる。その視線は好奇心に満ちあふれているが、もしかしたら見るのははじめてなのかもしれない。少なくとも、そう思わせるような初々しい態度だった。

 

「……珍しそうに見てるけど。もしかして六花ちゃん、バイブ見るのは初めてかな?」

「あ――うん、初めてだよ。今までみんな生オチンポばっかりで、大人の玩具って一度も使ったことないから。へー、こんなのなんだ。エグい形してるよね、なかなか」

 

 興味津々な様子で見つめてくる六花に苦笑しながら、彼は彼女の体を再びベッドへうつぶせに横たわらせると、ひとまず下着を剥ぎ取って全裸にさせた。

 下着姿のまま犯すのもレイプみたいで興奮できるが、どうせ孕ませるなら少女のすべてを――心も体もなにもかも脱がして――丸裸にさせて、余すことなく全部目に焼き付けながら種付けセックスを愉しみたいと――心の底からそう思ってしまうからだ(普段の円光セックスは制服のまま犯ることも多いが、今回は我慢して制服プレイは次回以降に持ち越しとしておく)。

 

「さて、それじゃ六花ちゃんの初めてのアナルバイブ挿入といこうか。大丈夫、最初から目盛り最大なんて真似はしないから、安心して感じまくっちゃっていいよ」

 

 小さく開いたもう一つのメス穴に性具をハメ込むと、彼は笑いながら六花のお尻を手で叩いた。悶えて軽くお尻を震わせる彼女の敏感な反応に目を細めつつ、まずはバイブの強度を中に合わせてみる。

 

「わわっ、なにこれ。お尻の中で、ブーンって震えてるんだけど。スゴく変な感じだよ……」

「初めてだと確かに最初は変な感じがするけど、馴染んだらすぐに気持ちよくなってくるから大丈夫。それまでしっかりお尻の穴で落ちないように咥え込んでてよ。そうしたら、前の穴(オマンコ)に僕のチンチンを突っ込んで、たっぷり膣内射精(なかだし)してあげるから。ほら、こんな風にさ――」

 

 はじめてのバイブの振動に、違和感を訴えてくる六花。そんな彼女に優しく――内容は卑猥そのものの――声を掛けると、彼は少女の濡れた膣口にペニスを押し当てた。入り口のねっとりとした柔肉の感触を肉棒で愉しみながら、バイブの動きに少女の菊穴が馴染んでくるのをしばし待つ。

 そして六花が漏らす声から戸惑いが消える頃を見計らい、彼はバックからずぶずぶと挿入していった。

 

「あぁん――っ♪ オチンポ挿入(はい)ってくる感触が、さっきと全然違うよぉ。二本差しされてる時とも、なんだか違ってるし。なんかスゴいよ……バイブと生オチンポって、こんなに違うんだ――」

「どうしたのさ、六花ちゃん? もしかして、バイブはお気に召さなかったかな?」

「ううん、そんなことないよ。もちろんオチンポで二本差しされるのは大好きなんだけど、こうやってバイブでケツマンコを、生オチンポでオマンコを可愛がってもらうのもいい感じだって思ってるから、安心してよおじさん♪」

 

 ベッドに四つん這いでうつぶせの姿勢のまま、高々とお尻を上げた状態で――振動するバイブに尻穴を抉られ、そのすぐ下の牝穴は円光男のペニスで貫かれた状態で、六花は媚びた声を紡いでみせる。

 玩具の振動やゆっくりなピストンに合わせて腰を揺らしているその姿は、快楽を貪欲に貪り尽くそうとしている淫獣そのものに見えた。淫乱女子高生の卑猥なその艶姿に陰茎をさらに膨らませながら、彼は勝ち誇った表情で六花の無防備な尻に腰を叩きつけ続ける。

 

「六花ちゃんておっぱいはそんなに大きくないけど、お尻は本当に立派だよね。いわゆる安産型って感じで、これなら何人でも元気な赤ちゃんを産めるんじゃないかな?」

「うん――うん♪ おっぱいは友達の方が大きいからあんまり自信はないんだけど、お尻は誰にも負けないかなって思ってるんだよね。だからかな、みんながお尻のことを誉めてくれるのは嬉しいんだけど。でも、そんな風な誉め方、しないでよぉ……おじさんってば♪ そんな風に誉められたら、何人でも産んであげたいなって思っちゃうんだからぁ❤」

 

 甘美な往復運動を繰り返しながら、彼は目の前に突き出されているたわわな肌色の果実に手を伸ばしていた。両手いっぱいに掴んで揉みしだくたびに、弾力を持って押し返してくるむっちりとした柔肉の感触が心地よすぎる。六花もまた、下半身に襲いかかる甘美な快感に酔いしれるように、淫らに下肢を動かしながら彼の戯言に甘い答えを返してくるのだった。

 

「なにを困ってるのかな、六花ちゃんは。どうせ今日はこのまま僕の子供を孕んじゃうんだろ? だったらキミはもう僕のモノってことなんだから、僕が欲しいって望み続ける限り、何人でも孕んでみればいいじゃないか」

「ダメ、だよぉ。私、まだ高校生なんだよ。一人ならともかく、そんなに何人も育てられないってばぁ♪ いくらおじさんのセックスが、最高に気持ちよくたって、それだけは許しちゃダメ、なんだからぁ❤ 生オチンポで、いっぱい種付けして欲しいけど、一回だけで我慢しないと、いけないんだよ❤ 我慢しないとイケないんだから、お願いおじさん、オチンポで私の子宮が素直になるように、たっぷり躾けてちょうだぁいぃ❤」

 

 アナルバイブを加えての二穴責めのおかげか、六花の理性はすっかり溶けきってしまっているようだ。すっかり妊娠する気満々の蕩けきった台詞(こえ)で、彼の役立たずの理性の残り滓を削りきってくれる。

 

「――ああ、いいよ。六花ちゃんが何人でも産む気になるまで、僕の本気のオチンチンでたっぷりと躾けてあげるから。何度でも種付けしまくって、キミの子宮を降参させて孕ませちゃうからね。覚悟するといいよ、六花ちゃん♪」

「やぁぁぁだぁぁぁ。おじさんの本気のオチンポで躾けられたら、絶対に負けちゃうってば。本気で孕まされちゃうよぉ。種付けされまくって、イカされまくっってママにされちゃうの、本気でヤバ過ぎるってばぁぁ❤」

 

 息も絶え絶えに、シーツにしがみつくようにしながら何度も体を震わせる六花。そんな彼女のドロドロになった膣肉の感触を味わい尽くしつつ、彼は好き放題に女子高生の発情オマンコを犯しまくっていた。

 そうやって極太チンポで蜜壺の奥を抉るたびに、六花の口から切ないよがり泣きがこぼれ落ちる。

 

「おじさん、オチンポ、気持ち、イイよぉ。オマンコ、感じ過ぎちゃってるのぉ♪ 孕ませセックス、サイコーだってばぁ❤ こんなの、本気で、ヤバいって、解っても、どうしようも、ないよぉ❤」

 

 それと同時に秘芯が生き物のようにうねりまくって、咥え込んだペニスを強烈に締めつけてくるのだ。間断なく押し寄せてくる津波のような快感に、彼の方も堪らずに表情を崩してしまいながら、海底に引きずり込まれる気分で――巨尻を抱え込みながら――規則正しいピストンを繰り返す。

 彼がここまで極上の快感を感じられるのは、できあがった六花のオマンコがその名器ぶりを発揮してくれるから、だけではなくて。少しばかりの媚肉(きょり)を隔てて、アナルバイブの振動が彼の怒張にも伝わってくるからなのだろう。直接触れているわけでもない彼をここまで気持ちよくさせてくれるのだから、直に触れている少女の体にどれほどの快感を与えているかは考えるまでもなかった。

 

「もう、ダメだよぉ。気持ちよすぎて、おじさんの、硬くてぶっといオチンポ、大好きになっちゃうからぁ❤ オチンポ、好き❤ 好き好き、大好きだよ❤ 孕ませセックス、大好きぃ❤」

「どうやら僕のチンチンもセックスも気に入ってもらえたみたいで、こっちも嬉しいよ。僕も六花ちゃんのオマンコもセックスもとっても気に入ったから、二人の相性はやっぱり最高みたいだね。これなら、ばっちり孕ませてあげられそうだよ」

 

 六花の狂乱ぶりに満足の笑みを浮かべながら、だけど――と彼は言葉を続けてみせる。

 

「正直言って、僕は女の子が下品過ぎる言葉を使うのは好きじゃなくてね。もちろんイヤらしい言葉を使うのは大歓迎だけど、限度ってものがあるからさ。『オマンコ』はそのままでいいけど、『オチンポ』は『オチンチン』に変えてもらうよ。僕のオンナになったんだから、六花ちゃんもそれでいいだろ? それから、僕のことは名前で呼ぶ必要は全くないけど、どうせなら『おじさん』じゃなくて『おじさま』って呼んでもらおうかな」

「……うん、解ったよ、おじさま。そうやってちゃんと呼んだら、おじさまの素敵なオチンチンで、もっといっぱい、可愛がってもらえるんだよね? だったら、私は、それでいいよぉ❤」

「もちろんだよ、六花ちゃん。キミみたいな素直で可愛い女の子は、ご褒美として僕のこのオチンチンで一晩中犯しまくってあげるから。悦びまくった子宮が思わず受精したくなっちゃうくらいいっぱい種付けしちゃうから、安心して孕んでくれれば僕はそれでいいよ。――六花ちゃんも、そうしたいだろ?」

「うん、うん、うん♪ 一晩中私の身体オナホ代わりに使っていいから、オチンチンでガンガンオマンコを突きまくって、気持ちよくイカせまくってよ♪ それから、子宮にいっぱいおじさまのザーメンを注ぎ込んで、確実に孕ませて欲しいな❤ おじさまの赤ちゃん、早く私に産ませてちょうだい――っ❤」

 

 ペニスで一突きするごとに、じゅぷじゅぷと派手な水音が撒き散らされる。早く種付けして欲しいと言いたげに蠢く六花のオマンコは、どうやらとっくの昔に彼のチンポへ完全降伏しているようだった。ボルチオやGスポットを軽く攻めるだけで、きゅんきゅんと子宮が鳴ってしまっているのが感じ取れてしまう。

 少女のカラダ全体が情欲の炎に炙られ、完全に燃え上がってしまっているのが解るのだ。

 

「あぁぁぁ、もうダメぇ――っっ!! オチンチンとバイブで二穴埋められちゃうの、気持ちよすぎだよぉ❤ こんなの、サイコーすぎて、狂っちゃうからぁ❤ ダメだって、もうイク、イク、イっクぅ~~~~~~~っっっっ!!!!」

 

 はしたない淫声を張り上げながらビクビクと全身を震わせ、六花が今日何度目かの絶頂を迎えた。同時に結合部から、肉棒と淫穴の合間を縫うように水飛沫が噴き出してくる。

 その生温かい体液を浴びせられることで、もともと熱く煮え滾っていた逸物はさらなる昂ぶりを覚えてしまうのだった。――いつでも、蓄えた白い塊を吐き出せるくらいに。

 

「ははっ、潮吹きまでしてるよ六花ちゃん。そんなに気持ちよくイッてくれるなんて、ホント男冥利に尽きるよね。どうだい、六花ちゃん。準備もすっかりできたみたいだから、そろそろ僕のオチンチンでママになってみようか」

「そんなの、ヤバ過ぎだよぉ。おじさまのオチンチン、気持ちよすぎるから、なにも考えられなくなっちゃうのに、そんなこと言わないでってばぁ❤ あぁぁん、ヤダヤダぁ。オマンコもアナルもとっても気持ちいいのぉ❤ お願い、おじさまぁ❤ ママに、ママになるから、その代わりに、ザーメンいっぱいちょうだい❤ 熱いミルク、オマンコに注ぎ込んでぇぇ――っっ!!」

「いいよ、六花ちゃん。ちゃんとママにしてあげるから、僕の精液たっぷりオマンコに御馳走してあげるよ。子宮を開けて、全部受け止めるんだ。いいね――っ!」

 

 感極まったように叫んで、孕ませ膣内射精(なかだし)を求めてくる六花。それに応じるように剛直を膣奥に突き刺すと、彼はそのまま一気に欲望を解き放つ。一瞬の間を置いて、二度目の射精だというのに大量の白濁液が少女の膣内(なか)へと、勢いよく叩きつけられた。

 その容赦ないほどの勢いに、噴射を受け止めた六花の体が雷に打たれたように――ビクンビクンと――震えてしまう。同時にその口からこぼれ出たのは、獣のような激しい雄叫びだった。

 

「奥、奥に、いっぱい射精()されてる――っ!? 熱い、ヤバい、熱い、イイよ、なにこれ、スゴい――っ❤ 私、膣内射精(なかだし)されて、イッちゃうよぉぉぉーーーーっっっっ!!!!」

 

 背中を思い切りのけぞらせてアクメを極めると、六花はそのまま上半身を――力尽きたように――ベッドに沈み込ませてしまう。彼はそんな少女の立派なお尻を鷲掴みしたまま、尿道にまだ少し残っている精液を最後まで絞り出そうと、下半身に力を込めて踏ん張るのだった。

 

「これで種付けセックス二発目終了――っと。どうかな、六花ちゃん。すっかり僕のオチンチンでイキまくって、子宮いっぱいに精液射精()されちゃってるみたいだけど、もう君のオマンコも子宮も僕のオチンチンに降参しちゃってるでしょ? だったらさ――もう完璧に孕んじゃってるよね、これは」

「ふぁぁい、もう降参しちゃっれるよぉ❤ わらしのオマンコも子宮も、ひんなおじさまのモノになっちゃっらみらいだよ❤ らって、おいさまのオチンチン、最高なんだもん❤ れも――ゴメンね、おびさま。これれ赤ちゃんでひちゃったかまでは、ろくわかんなひかなぁ……?」

 

 顔をシーツに埋めて涎まで垂らしながら、呂律の回らない口調で彼の肉便器(オンナ)に堕ちたことを宣言する六花だったが。どうやら受胎を断言することまではできないようだった。

 その曖昧な態度に苛立たしげな舌打ちをひとつすると、

 

「おいおい、ダメじゃないか六花ちゃん。そこはちゃんと『はい、赤ちゃんできちゃってます』って言い切ってくれないと。ここまでイカせまくって、ミルクだって大量に御馳走してあげてるのに、まだ物わかりの悪い六花ちゃんにはどうやら一度、たっぷりとお仕置きをしないとダメみたいだね。――それじゃあ、イクよ、六花」

 

 彼は一度オマンコからチンポを引き抜いてしまう。さらにケツマンコからバイブも引き抜くと、六花の体を強引にひっくり返して仰向けにさせた。

 

「うひゃぁ――っ!? にゃ、にゃに……?」

 

 驚きに目を丸くする少女を無視して、マットレスとベッド本体の隙間に手を伸ばす。アナルバイブと一緒に買っておいて、こっそりと隠しておいたピンクローターを手に取ると、彼は六花の裸の胸――ふたつの小さな蕾――にそのまま取り付けてやった。

 それから身体の向きを逆に変えると、六花の両脚を掴んででんぐり返しの格好にさせてみる。

 

「え? え? え?」

 

 戸惑いの声をあげる女子高生を放置したまま、彼は目の前にぱっくりと開いたふたつのメス穴に視線を向け――白く濁った粘液を垂れ流していない方にアナルバイブをもう一度、根本までしっかりと突き刺した。

 それからむっちりした太腿を掴んでむりやり股間を広げさせる。蜜を吐き出しながらひくひくとイヤらしく蠢く淫肉の割れ目を目の前に、彼はローターとバイブの電源を入れた。――強度はもちろん、最大に合わせて。

 

「やらぁ、なにこれ。スゴ、ヤバいよぉ❤ ビリビリって、痺れるの、気持ちいいよぉ❤」

「どうだい、玩具もなかなか悪くないだろ、六花。アナルと乳首はこのまま玩具で苛めてあげるとして、残ったオマンコはどうすればいいと思う?」

「うぁぁぁんん――っ❤ おじさまのオチンチン、そのおっきくてとっても硬い素敵なオチンチンをぶち込んでよぉ――っ❤ 私のイヤらしい最低オマンコ、逞しい最高のオチンチンで、いっぱいに満たして欲しいの❤ ひゃぁぁん――っ❤ それで、ザーメン思い切りぶちまけて、おじさまの好きなだけ、種付けしてよぉ❤」

 

 下半身を吊り上げられたような不自然な状態でも、快楽だけを貪欲に求めようとする六花の態度は変わりはしない。バイブとローターの振動で二カ所の性感帯を刺激され――下半身を淫らに震わせ続け――ながら、残りの一カ所にも同じ――あるいはもっともっと強い――刺激を欲しがって、チンポの挿入をおねだりしてくるのだから。

 その淫奔ぶりに苦笑を滲ませながら、彼は開ききった女性器に昂ぶりきった男性器を押し当てる。少女にトドメを刺すために――今度こそ完璧に孕ませるために。

 

「そうそう。それで正解だよ、六花。キミのふしだらなオマンコには、僕のオチンチンを入れて躾けてあげるのが一番よさそうだからね。――それじゃ、お仕置きと行こうか」

 

 宣言とともに上から腰を打ち付ける。逞しい肉槍が妖しく蠢く肉襞をかき分け、少女の秘芯をその奥深くまで一気に串刺しにした。

 

「――――――――っっっ!!!」

 

 それだけでイッてしまったのか、声にならない叫び(アクメ)とともに全身を震わせてしまう六花。大陰唇とペニスの隙間から、潮が飛沫になって吹き上がる。まるで、間欠泉のように。

 

「また潮吹いちゃったみたいだね。いいんだよ、そうやって感じまくってくれて。いくらでも感じまくってイキまくって、それで最後には僕の赤ちゃんを孕んでくれたら、ね」

「なに、これ、スゴ……いよぉぉ――っっ!! あ゛、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛ぁぁぁ~~~~っ!? ヤバ、いよ、コレぇ❤ こんなの、イク、しか、ない……ってばぁ❤ ダメ、ダメ、ダメ、ダ、メぇぇぇ❤ イク、イク、イク~~~~~っっっ!!!」

 

 彼の言葉が果たして耳に届いているかどうか。そう思わせるほどの調子でイキ続ける六花。

 アナルバイブと極太ペニスと――咥え込んだ二本の槍に急所を同時に貫かれ、快感に(ふる)え続けている少女の下半身を見下ろしながら、彼は表情も変えずに肉の杭を打ち続ける。イヤらしいメス穴はそのたびにぐちゅぐちゅと艶めかしい音を立てながら、男の逸物を根元まですべて呑み込んでしまうのだった。

 

「やらぁ……ダメ、ダメぇ❤ あぁぁんんん――っ❤ オチンチン、スゴ――、あ゛ぁ゛ぁ゛~~~っっ!! ふぁぁぁん、オマ、ンコ、深い、よぉ❤」

「どうだい、六花。これ以上ないくらい深くまで、オチンチンが(はい)ってるの解るだろ? ほら、先っぽが子宮まで届いちゃったみたいだよ」

「あぁぁ――っっ!? そ……なの、ヤバ過ぎ、だってばぁ❤ オチンチンで、子宮、ノックされてるのぉ❤ 気持ち、よすぎて、どうにか、なっちゃうからぁ❤」

 

 六花のオマンコ、その一番奥までチンポが届いてしまっているのが解る。そして、薄い肉襞一枚隔てたその向こうでは子宮が妖しく蠢いて、うねりをあげてしまっているのも。どうやら淫乱女子高生の欲しがりな子宮は、中に子種汁をいっぱい注がれることを求めて、下へ――体が逆さになっているから上になるが――と下りてきてしまっているようだ。

 

「ダメ、だよぉ。こんなの、気持ちよすぎて、絶対に妊娠しちゃうってばぁ。このまま膣内(なか)射精()されちゃったら、間違いなく孕んじゃうよぉ❤ 妊娠、確実だってばぁ❤ そんなの、ヤバ過ぎだよぉ❤」

 

 譫言のように『妊娠』という単語を何度も口にしながら、六花は誘惑を振り払うように首を左右に振り続けている。けれどそんな――上辺だけの――言葉とは裏腹に、少女のメス穴はすぐ隣からのアナルバイブの振動を心地よく堪能しながら、淫らにひくつかせた肉の花弁で――硬く勃起しまくった――肉棒をすっぽりと咥え込んでしまっていた。

 だから――彼は杭打ち(ピストン)を続けながら、猫なで声で尋ねかけるのだ。

 

「六花は妊娠するのはイヤなのかい? ママにはなりたくないのかな?」

「うぅん、そんなことないからぁ。おじさまが、頑張って、こんなに、気持ちよく、イカせまくって、くれてるんだから❤ 妊娠、したい、ママになりたいよぉ❤ おじさま(パパ)の赤ちゃん、産んであげたいよぉ❤」

 

 問いかけに媚びを滲ませた甘い声で自分から妊娠を求めると、繋がったままの下半身を淫らに揺すってくる六花。ほぐれきった発情オマンコでペニスを絞りたてながらくしゃくしゃに顔を歪めると、孕ませセックス真っ最中の女子高生は母親(ママ)への謝罪まで口にしてしまう。

 

「だから――ママ、ゴメンね……っ❤ 私、ママになっちゃうから❤ 高校生なのに、赤ちゃん産んじゃうよぉ❤ でも、いいよね。ママだって、ツバメ君と子作りしてるんだから、いっぱい中出しセックスしてるんだから。一緒に孕んじゃっても、許してくれるよね――っ!?」

「ああいいよ。生セックス気持ちいいから、仕方ないもんね。たっぷり好きなだけ中出ししまくったら、赤ちゃんできちゃうのも当然だしさ。この際、親子で仲良く妊娠しちゃえばいいよ」

 

 優しく言い聞かせながら、目の前でぷるぷると震えているむっちりヒップを掴んでこねくり回してやると、気持ちよさそうな反応(なきごえ)が返ってきた。その扇情的な媚肉のうねりを目でじっくり愉しみながら、彼は屈曲位の体位を保ったまま腰を振り続け、六花を極限まで追い詰めにかかる。

 ローターで刺激されっぱなしの乳首。アナルはひたすら専用バイブで抉られまくりで、その隣では極太チンポに串刺しにされているメスマンコ。本当なら口にもなにか突っ込んでやりたいところだったが、さすがにそこまでできるほどの準備はしていないのでそこは諦めるしかない。

 ――その代わりに、彼は包皮がめくれて大きく勃起しているクリトリスに手を伸ばしてみた。

 大股を開いて、彼の逸物を根元までみっちりと咥え込んでいるメス穴のすぐ側で、ぷっくりと膨らんだ肉の芽が存在をしっかり主張している。その艶めかしく鮮やかなピンクに尖る突起を擦りあげ、センズリをするように扱いてみると切なくよがり啼いた六花が、たまらずにたわわな下半身をビクンビクンと戦慄かせてしまうのだった。

 

「あっ、それダメ、ダメ、ダメぇ!? クリ、トリス、まで、弄らないで――っ! そん、なの、感じ、過ぎちゃうってばぁ❤ やら、やら、やらぁ❤ オマンコもアナルもクリトリスも乳首もみんな気持ちいいよ、気持ちよすぎるよぉ❤ あ、イク、イッちゃう❤ またイッちゃうよぉぉ――っっ❤❤」

 

 本日何十回目の絶頂とともに、密壺が強烈な締め付けをペニスに与えてくる。今日だけでも何十回と味わいまくっている刺激だが、それでも極上の快感だという事実に変わりはなく、今の彼に飽き足りる兆しはどこにも存在しない。

 これまで何十人と円光女子を喰ってきた彼にしても、これほど相性のいい相手ははじめてなのだから、一度きりの関係で終わらせるのはもったいないし――そんなつもりもなかった。だから、この先何度でも彼女のカラダを味わい続けるためにも、ここではっきりと彼のチンポの味を六花に教え込む必要があるわけだ。

 そのためにこうして孕ませセックスを教え込んできたわけだが――膣内(なか)のほぐれ方や子宮のうねり具合から、どうやら準備が整ったと彼は感じていた。

 ――トドメを刺す時が来た、と。

 

「さて、子宮もすっかりほぐれてきたみたいだし。そろそろ受精タイムといこうか。今から元気な精子を送り込んであげるから、しっかり卵子で受け止めてちゃんと結合させるようにするんだよ。わかったかい、六花」

 

 言いながら射精間近のペニスを深々と膣奥に突き込むと、オマンコを通り過ぎて――入り口がすっかり広がりきった状態の――子宮口に直接押し当てる。ぶるりと、六花のカラダ(子宮)が歓喜と期待に震えるのが解った。

 

「あぁっ、キちゃう、キちゃうんだ? 射精()してっ、いっぱい射精()しまくってぇ❤❤ パパのザーメンミルクで、子宮をいっぱいにしてよぉ❤❤ 女子高生オマンコ種付けして、妊娠させてほしいのぉ❤❤ お願い、孕ませてぇぇぇぇぇ~~~~~~っっっっっっ❤❤❤❤❤❤」

 

 瞬間、目の前を閃光が走り抜け、腰から亀頭の辺りまでを一気に電流が迸るような衝撃が通り過ぎていく。それと同時に吐き出しきった精液が子宮を満たし、容赦なく埋め尽くしていくのが感じ取れた。あまりの勢いとその量の多さに子宮に入りきれず、流し込んだ精液が逆流してきたかと思うと、結合部から溢れ出してしまうのだ。

 

「いっぱい射精()しまくったせいで子宮だけじゃ足りなくなって、中出しザーメンがオマンコにまで逆流してるみたいだね。ははっ、どんどん溢れ出してるよ。でも――さすがにこれで、確実に僕の子供を孕んじゃったよね?」

 

 結合部から白濁液が泡を立てながら漏れ出てくる光景を見て笑いながら、そう尋ねかけてみる。だが、六花から答えは返ってこない。不思議に思った彼は少女の顔を覗き込み、次いで口元を微かにほころばせた。

 

「……六花? ああ、なんだ。飛んじゃったか。どうやらヤリ過ぎちゃったみたいだね。……さすがに何度も中出しし(イカせ)まくった後で、三点責めで犯しまくるのは強烈過ぎたってところかな」

 

 強烈すぎるアクメの果てに失神してしまった六花の、その無防備な――あどけない――寝顔を見ながら、彼はぽつりと呟いてみる。

 失神までさせてしまったのはさすがに計算外だが、しぶとい六花を完璧に屈服させるにはここまでする必要があったのも事実だ。少なくとも手緩いやり方では、いつまでたっても埒が明かなかったのは間違いない。

 その甲斐もあって、六花を完全に屈服(妊娠)させることができたわけだが――

 

「……『一晩中オナホ代わりに使っていい』、だったかな?」

 

 彼は一度結合をほどくと、少女の体をベッドに横たわらせる。でんぐり返しから仰向けにと体勢が楽になったおかげか、彼女の表情も少し和らいだように思えた。

 そんな六花に軽くキスをすると、彼は邪魔になるアナルバイブを菊穴から引き抜き――なすがままの両脚を抱えて、股を大きく開かせた。

 そして――まだいきり勃ったままの逸物を、精液と愛液の入り混じった白濁液をだらだらと垂れ流しているだけの無防備な割れ目に、そのまま突っ込んでしまう。

 

「スゴいな、六花のオマンコは。意識もないってのに、ハメたすぐからオチンチンを締めつけてくるんだからな。さすがは『セックス以上に大事なことなんてない』って言い切れるビッチJKのオマンコだよ――」

 

 淫液をローション代わりに使うことで滑らかになった抽送に誘われるように、彼は意識をなくしたままの少女のメス穴を――オナホみたいに――犯し続けていた。

 気絶しているから無意識の内になのだろう、六花の膣内(なか)は先ほどまでと変わらずペニスを強かに締めつけてくれる。起きているときと変わらない名器ぶりを存分に堪能しながら、彼は無心で腰を振り続けていた。

 失神する直前の狂乱ぶりから、六花のカラダもココロもすべて彼に陥落したのは間違いない。子宮も完全に開ききった状態で大量の精液を注ぎ込まれたのだから、受精――着床させた確信も十二分にある。

 だが。

 だからといって、六花の妊娠が一〇〇%確実だと保証できるわけでもない。外れの可能性が少しでもある以上、その可能性を限りなくゼロに近づけるのもまた彼の役目だった。それになによりも――六花のこの素晴らしい女体を味わい尽くすには、一晩ヤリまくっても追いつかないくらいなのだから。失神したくらいでチンポを休める余裕があるわけもなく――

 まるで過ぎる時間を惜しむように、彼はひたすらに六花のカラダを貪り尽くしていくのだ。

 

「……んんっ。うぅん、ふぁ……ぁ、ぁ、あぁぁぁ――っ」

 

 その容赦ないピストン運動に合わせるように、六花の口から寝言みたいな調子で喘ぎ声がこぼれ落ちている。意識を取り戻したわけではないから、夢現の内に体が反応してしまっているのだろう。その淫蕩ぶりに性感をさらに煽られたおかげで、彼は一層腰の往復運動に励んでしまうのだった。

 そうして猿のように腰を振り続けながら、彼は少女の胸元に手を伸ばして鞠のように弾む乳房を好き放題に揉みしだき、首筋から胸元にかけて舌をひたすら這わせ続ける。一連の行為で秘所はぐしょぐしょに濡れそぼり、うねりまくった膣襞が陰茎を柔らかく絡め取り、包み込み、そして絞り上げていった。

 めくるめく蜜壺の収縮に肉棒の限界を感じ取ると、堪らない思いで彼は膣奥に欲望をたっぷりと吐き出していく。

 睡姦で膣内射精(なかだし)された六花は、軽い絶頂を迎えたようだった。小さく全身を震わせながら、甘い吐息ともに切なげなよがり泣きを小さな口からこぼしてしまう。

 その淫靡な光景に胸を弾ませながら、彼は体を繋げたまま少女の無防備な体を指と唇で弄び始めていった。

 円光サラリーマンの蹂躙はなおも続く。じきに六花が目を覚ますと、その激しさはすぐに増していき――ほどなくして部屋中にけたたましい嬌声が響き渡った。それからも、淫らな肉の交わりは夜が明けるまで続けられる。

 そして――朝を迎えたラブホのベッドの上には、無防備な姿を隠すこともなく、ぐったりと全裸で横たわる一人の女子高生(ママ予約済み)の姿があった。

 一晩中犯し尽くされ、最終的に二桁を越えるくらい膣内射精(なかだし)されまくった六花のオマンコからは、ドロドロに濁りきった粘液の塊が次々とこぼれ続けていて。ベッドのシーツの一部分は、少女の股間から垂れ流され続けた和合液のせいで、まるでバケツをぶちまけたみたいにびしょびしょに濡れまくっていたのだった。



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Ⅲ 六花、孕む(下)

「――お待たせ、六花。待ち合わせの十分前にすでに来てるってことは、それだけ楽しみにしてくれてたってことかな?」

「もちろん。おじさまと一月ぶりのセックスなんだもん、昨日から正直待ちきれなくてたまらなかったんだから、当然でしょ? でもそういうおじさまだって、十分前に来てるってことはそれだけ私とヤリたかったってことだよね?」

 

 彼が宝多六花と孕ませセックスをした、その一月後。前回と同じように待ち合わせをして、時間前に無事合流を果たした男と女(ふたり)の姿があった。

 一月ぶりに見る六花は相変わらずの美少女だ。夏休みはとっくに終わったが、まだ衣替えの時期ではないため、夏服姿がよく似合っている。前回と同じように極端に短いスカートで脚線美が強調されているのも、そのムチムチの太腿を見るだけで正直勃起しかけてしまうほどに魅力的だった。もちろん、いたずらっぽく笑うその顔も。

 

「なんだ、バレてるなら否定する必要はないね。――もちろん、当然じゃないか。一月も六花のオマンコを味わえなかったんだから、今日はその分の埋め合わせをしてもらわないといけないってことだよ。今日も六花の膣内(なか)にたっぷり注ぎ込んであげるから、オマンコをちゃんと濡らして準備しておくといいよ」

 

 欲望丸出しの返答とともに六花のお尻に手を当て――そのままイヤらしくまさぐると、彼は彼女をホテルの中に誘う。

 今回の六花との円光契約で、一月前と違うのは待ち合わせ時刻――今回はちゃんと昼過ぎになった――ともうひとつ。駅前ではなくて、直接ラブホの前で待ち合わせたということだった。

 

(ラブホの前で制服JKと待ち合わせとか。普通に考えれば通報モノなんだけどな……)

 

 前回制服のまま乗り込んだ事実がなければ、到底やる気にはなれなかっただろう。もっとも、ラブホ前で彼を待っている女子高生の姿には、優越感をとても刺激されてしまったわけだが。

 そして、ここも前回と同じ流れで部屋を指定して、ルームキーを受け取ると二人並んで無人のエレベータに乗り込む。それから扉が閉まるや否や、彼はボタンも押さずに六花を壁に押しつけると、スカートの中にそのまま手を突っ込んで――指を濡らす感触にニヤリと笑った。

 

「しっかりノーパンで来てるなんて、六花も準備万端ってわけだ。相変わらずドスケベビッチみたいで、僕も安心したよ」

「だって、今からセックスするだけなのに、下着なんて必要ないでしょ? こうしてればいつでもどこでもハメられるから、おじさまにも気に入ってもらえるかなって思ったんだけど、どうかな?」

 

 媚びるような声で上目遣いに聞いてくるビッチJKに、彼は口角を吊り上げたまま返事代わりに――突っ込んだ指で――濡れたオマンコをかき混ぜてやる。途端に、くちゅくちゅと庫内に響き始めるイヤらしい水音に、彼はさらに淫靡な笑みを深めていた。

 

「もちろん、気に入らないわけがないさ。実際、六花のおかげでこっちの方も今すぐハメたいってビンビンに勃っちゃってるからね。その様子だと六花もガマンできないみたいだし、どうせなら今すぐここでヤっちゃおうか」

 

 言いながらスラックスのジッパーを開けて、勃起した逸物を取り出すと――彼はそのまま有無を言わさず欲しがりのメス穴にぶち込んだ。

 

「~~~~~~~~ッッ❤」

 

 六花の息が詰まったような啼き声を合図に、ピストン(セックス)が開始される。彼が少女の体を壁に押しつけると、艶やかな生足が彼の腰にがっちり絡みついてきて、繋がったままの姿勢を維持できるようにしてきた。

 だから、彼は安心してそのまま円光JKの密壺を貪ることができる。妖しく蠢く膣襞をペニスでかき回しながら制服の中に手を忍ばせたところで、彼は再び口元をニヤリと吊り上げた。

 

「おやおや、どうしたんだい六花は。パンツどころかブラも付けていないじゃないか。下着なしで男と一緒にラブホに入るなんて、セックスのことしか頭にないのが丸わかりだよ。どうせこの一ヶ月もずっと毎日、いろんな男とセックスしまくりだったんだろう? あんなに僕の形に広げてあげたのに、オマンコがすっかり狭くなってるじゃないか」

「あぁぁん――っ❤ おじさまの言うとおりだよぉ。毎日セックスしまくりで、いろんなオチンチンに中出しされまくりだったの、ゴメンなさぁい❤ だって、毎日一回はセックスしないと――オチンチン挿れてもらわないと、オマンコが疼いて我慢できなくなっちゃうんだからぁ❤ でも、でもね、いっぱいオチンチンハメてもらったんだけど、おじさまよりも気持ちよくしてくれるオチンチンは誰もいなかったよ❤ だからお願い、おじさまのオチンチンの形、もう一度私のオマンコに覚え直させてぇ❤」

 

 ぎゅっと彼の体にしがみつき腰を悶えさせながら、どろどろに蕩けきった甘い声を出し続ける六花。彼の指摘通りそのオマンコは――先日味わったモノに比べれば――若干狭くなっているようだが、ペニスでほぐす間にまた元のぴったり合った形に戻ってくれるだろう。

 そう思いながら、彼は思う存分両手でおっぱいを揉みしだき、突き出された甘い舌を味わっていた。――もちろん、性器同士を繋ぎ、擦り合わせたままで。

 そして、何度目かの突き上げを少女の柔腰に喰らわせたところで、

 プッシュゥゥ――

 エレベータの扉が開いて、一組の男女カップルが中に入り込んでくる。

 見るからに大学生といった感じの二人だったが、エレベータに入るなり交尾中の別カップル――彼と六花――と遭遇して、驚きのあまりその動きを止めてしまっていた。

 

「何階ですか?」

「……え?」

「何階ですか?」

「さ、三階でお願いします……」

 

 そのまま三階のボタンを押すついでに最上階(ごかい)のボタンに触れる。微妙な間を置いて扉が閉まり、エレベータが動き出した時には彼はとっくにセックスに戻っていた。彼がリズミカルに腰を振り続けるたびに、女子高生の口から甘い声が絶え間なくこぼれ落ちる。

 必死に彼の体にしがみつき夢中で腰を揺らしまくっている六花は、どうやら闖入者の存在に気づいていないようだった。はしたない喘ぎ声を止めることもなく、彼との一月ぶりのセックスに溺れきってしまっている。そんな二人の激しい交わり(セックス)を、大学生カップルたちは隅っこで小さくなって――こっそり横目で――見ているしかないようだった。

 そんな拷問めいた時間は長かったのか短かったのか。エレベータが三階に着いた途端、カップルが一目散に――逃げ出すように――出て行ってしまう。

 

「あぁ――っ!? オチンチン、オチンチンとっても気持ちいいよぉ❤ もっと、もっとおじさまのオチンチンちょうだぁい❤ ガンガン突いて、突きまくってぇ❤」

 

 そんなことは知らないとばかりに、淫らな声を張り上げて快楽を貪りまくっている六花。中出しされるまで続けそうな勢いだったが、現実はそうもいかない。

 ――程なく最上階で止まり、扉が開いてしまう。

 仕方なく、六花の体を抱えた――繋がった――ままエレベータから出て行くと、彼はそのまま駅弁の体位でJKマンコを突き刺しながら廊下を歩いて行った。歩くたびに膣内(なか)を激しく抉られるのが堪らないのか、しがみついてくる腕の力が強まると同時に切ない吐息(こえ)が六花の口からこぼれ落ちてくる。

 

「これ――すっご❤ オマンコ、深く、抉られ――もぅ、たまんないよぉ❤」

 

 悩ましい啼き声を周囲に響かせたまま、無人の廊下を縦断して――この前と同じ――部屋の前に辿り着くと、彼は六花からキーを受け取ってドアを開けた。

 そのまま部屋の中になだれ込み、靴を履いたままベッドに――繋がった状態で――ダイブする。柔らかいスプリングで押し返される感触を味わいながら、彼はそのまま六花の体を押さえつけると、すぐさまピストンを開始していた。

 

「あっ、あっ、あっ……おじさまの、オチンチン、サイコーだよ❤ オマンコ、とっても気持ちいいの❤ 気持ちよすぎて、もうダメになっちゃうからぁ❤ あっあぁぁぁぁんんんん~~~~~っっっっ!!!!」

「――イクよ、六花。一ヶ月ぶりの僕のザーメン、たっぷりオマンコで味わうといいよ」

 

 激しい交わりの末に、あっさり限界が訪れた彼は我慢もせず六花の膣内(なか)に精液をぶちまける。カラダの一番奥に熱い塊を受けて、あっけなくアクメに達する少女。甘い吐息をこぼして、シーツにしどけなく横たわる六花の膣内(なか)から逸物をあっさり引き抜くと、彼は目の前の扇情的な肢体を見下ろした。

 上下とも制服がはだけられた上に下着を着けていない少女は、その裸身をほとんど晒しているも同然だ。そして、その剥き出しの股間から白濁液が垂れ流されている様は、まるでレイプされた直後のように映るかもしれない。――その表情さえ、うっとりと蕩けてさえいなければ。

 

(……相変わらず、エロいよなこのビッチJKは。二発目はじっくり愉しもうかと思ったけど、落ち着くまでガンガンいくのもありか?)

 

 一月ぶりの六花とのセックスに興奮が収まらないのか、一度射精()しても衰えない肉棒をぶらつかせながら彼が少し考え込んでいると。ゆっくりと体を起こした六花が、ふらふらと起き上がってくる。

 

「続けて第2R――の前に、ちょっとシャワー浴びさせてもらってもいいかな?」

「ああ、構わないけど。どうせなら一緒に洗いっこでもするかい?」

「あはっ、それもいいかも。でも、ちょっとやることがあるから、おじさまには私が入ってから……そうだなぁ、十分くらいしてから入ってもらおうかなぁ。それでいいでしょ?」

 

 そう言ってにっこり微笑む六花に、「ああ、いいよ。先に行っておいで」と彼もにっこり笑って頷いた。

 そうして――一度制服を脱いで全裸になって――バスルームに向かう六花を見送ると、彼はようやく靴を脱いでから、昂ぶった気持ちを鎮めるようにベッドの上で胡座(あぐら)をかく。この一月のブランクを思えば、十分や二十分程度の待機時間もどうということはない。

 ただこの後、どう彼女の体を愉しむかに思いを馳せながら、そうして時間を潰して――

 

「それじゃ、失礼するよ」

 

 一声掛けてから、彼は――当然スーツは脱いで全裸だ――ガラス戸を滑らせてバスルームに足を踏み入れる。

 だだっ広い室内の半分ほどの大きさの浴槽は軽く三人は入れそうなほどで、残り半分を占める洗い場ではちょうど六花が股間をシャワーで洗い終えたところのようだった。

 

「おっと、少し早かったかな?」

「ううん、むしろちょうどいいよ。だけど、せっかく膣内射精(なかだし)してくれたおじさまのザーメンなのに、邪魔になっちゃうからって全部洗い流しちゃったのゴメンね。でも、コレ使うためだから許してよね、おじさま❤」

 

 水を止めたシャワーヘッドを壁に掛けると、六花はシャワーヘッドと一緒に右手で握り込んでいたモノを示す。

 体温計に似た形状の細長い棒(ソレ)を股間へ持って行くと、少女は微かに体を震わせ――途端に、スリットから吹き出した細長い水流が棒に直撃した。少しの間勢いよく流れていた水流だったが、じきに勢いを失うと次第に途切れ途切れになって、最後にはあっさり止まってしまう。その一部始終を至近距離(とくとうせき)で、彼は興味深く見届けてしまっていた。――現役JKの放尿シーンを。

 

(……そうそう、わざわざ六花とのセックスを一月も間隔空けたのはこのためだったよな。さて、結果はどうなっているかな?)

 

 期待と愉悦に口元を少しニヤつかせながら、彼は一月前の孕ませセックスの結果が出るまでの一分ほどを、じっと待ち続ける。もちろん、その間も手は休めずに六花の裸体のあちこちを撫で回し、勃起したペニスを少女のふとももに擦り続けながら。そして、六花も彼の愛撫を受けて肌を紅潮させ、甘い吐息をこぼしてしまいながら同じように待っていた。

 そして――

 

「もういいかな? じゃ、おじさまも一緒に見ようよ。あ、ちなみにあれから予定日はとっくに過ぎちゃってるけど、生理なんてぜんぜん来てないからね❤」

 

 乳首を胸板に擦りつけてくる六花と一緒に検査薬に視線を向ける。体温計なら数字が出てくる位置にある二つの窓には、赤紫の(ライン)が一本ずつ現れていた。――それを見た瞬間、二人は目を合わせてニンマリと笑い合う。

 

「――妊娠おめでとう、六花。これで無事に女子高生ママになったわけだ」

「ありがとね、おじさま。それとも、パパって呼んだ方がいいのかな? あ、でも、おじさまがこの子の父親だって、決まったわけじゃないんだよね」

 

 なだらかなお腹を手の平で押さえながら悪戯っぽく笑う六花に、

 

「なにを言ってるんだい、六花。あれだけキミの子宮とオマンコを満足させた(イカせまくった)のは僕のオチンチンじゃないか。だったら、僕が父親に決まってるさ。そうだろ?」

「――んっ❤ そうだよね、おじさまのオチンチンに私の子宮降参しちゃったもんね。だったら、おじさまがパパに決まってるよね。んん――っ❤ ……あは、私のオマンコもそう言ってるみたい❤」

 

 柔肌の上を下腹部(子宮)から秘所まで指をなぞらせ、熱いぬかるみを二指で突きほぐしながら、彼はそう言い切ってしまう。それから耳たぶを甘噛みしつつ囁きかけた。

 

「でも、お金の世話は僕がするからいいけど、家や学校の方は大丈夫なのかい? さすがに現役JKが妊娠しちゃったら騒がれそうだけど」

「ん……っ❤ たぶん、だいじょーぶだよ。だって……っ、私がおじさまとの孕ませセックスサイコーだったよって教えてあげたら、ママもいきなりツバメ君と二泊三日で孕ませ旅行してきて、いっぱい種付けしてもらったって言ってたから。たぶんママも赤ちゃんできてるんじゃないかなぁ……っ❤」

「親子そろって妊娠しちゃったってわけだ。成程、それはおめでたい話だし、だったら六花が妊娠しても家の方は問題ないか。――そういえば、お母さんが孕ませ旅行してる間、六花は家に一人でナニをしてたのかな?」

 

 少女の首筋に舌を這わせ蜜壺を指でかき混ぜての彼の問いに、極太チンポをあやすように輪っかにした指で扱いていた六花が、当然みたいな答えを返してくる。

 

「そんな、の……っ❤ もちろん、家にクラスメイトを誘って、二泊三日のセックスパーティーをしたに決まってるってば♪ 寝るのと食事の時以外はみんなヤリまくりで、ホントすーっごく気持ちよかったよ❤ アカネもはっすもなみこもみーんな中出しばっかりで、そういえばみんなもそれから予定日過ぎてるのに生理来てないって言ってたから、もしかしたら全員孕んじゃってるかも♪」

「おやおや、高校生同士で妊娠はさすがにまずいんじゃないのかい?」

「んー、高校生同士だと確かに問題かも、だけど。でも、先生や円光おじさんたちとも生でヤリまくりだから、きっと大丈夫なんじゃないかな。大人なんだから、みーんな責任ちゃんと取ってくれるだろうし。だからさ、私が妊娠したって言っても今更学校でも騒がないよ、たぶん。――もしかしたら、半年くらいしたらクラスの女子みんな、大きいお腹で授業受けてたりするかもだしね」

 

 全裸でお互いの性器を弄り合いながら、現役JKはとんでもない現実を平然と言ってのけた。

 まともな常識で考えれば頭を抱えるような事態だが、そもそも校内で連日平然と、男性教師と女生徒が――授業中でさえ――セックスしまくりなのだから、彼女たちにはそんなことはあたりまえのことなのかもしれない。少なくとも今の六花にとっては、ただ興奮を加速させる材料にしかなっていないことは、彼から見ても明らかだった。

 そして、興奮を覚えてしまっているのは彼も同じなのだと、六花の手の中のペニスがさらに大きく膨らんでしまったことが証明してしまっている。当然、発情中の彼女がそれを見逃すわけもなく――

 

「あらら、さらにおっきくなっちゃった。もしかして今の話で興奮しちゃったんだ? ダメだよ~パパ、今は私だけに興奮してくれないと――なんて、パパに言ってもしょうがないよね。パパは私だけのものじゃないんだから、他の娘に興奮しちゃうのもパパの自由なんだし」

 

 嬉しそうに上目遣いで彼の顔を見上げながら、

 

「だから、パパももう我慢できないみたいだし、私がここで一回抜いてあげるね。オマンコはベッドでのお愉しみにとっておくから、今は口マンコで我慢してもらうけど。パパも、それでいいよね?」

 

 可愛らしく小首をかしげて、そうイヤらしいおねだりをしてきた。

 

「僕も別に構わないけど。でも我慢できないのは、六花も一緒だよね?」

「そんなの、当たり前だよぉ❤ こんなおっきくて硬くてぶっとい反則オチンチンがギンギンに勃起しちゃってるのに、我慢できちゃう女の子なんていないってば❤ だけど、前回は孕ませセックスだからってオマンコでしか味わえないのが残念だったから、とりあえず今日は上の口にもいっぱい飲ませてもらうってことでいいでしょ? 目一杯気持ちよくしてあげるから、パパもたーっぷり白いの射精()してよね❤」

 

 発情しきったメス顔でフェラチオを求めてくる六花に、彼は仁王立ちになって勃起ペニスを誇示するように腰を前に突き出すことで応える。孕ませ男のその反応に頬をほころばせた妊娠済みJKは、勃起チンポに視線を合わせるように濡れたタイルへそのまま跪くと、うっとりとした表情で肉棒に指を絡め、舌先を亀頭へと這わせてきた。

 

「それじゃ、いただきまーす❤ あむっ……うむぅん……れぇろぉ……、あは――お露ちゃん出てきた出てきた❤ んんっ、苦くておいしいよぉ❤ ……ホント、ヤバいっての。こんな素敵なの味あわされたら、女の子なら誰だって絶対虜になっちゃうに決まってるってばぁ❤ 病みつきになっちゃって、口マンコに全部射精()してもらわないと我慢できなくなっちゃうよぉ❤」

 

 たまらなさそうに腰を揺らしながら、逞しい怒張を口いっぱいに頬張ってくる六花。モノが大きすぎて根元まで咥えることはできていないが、それでもできる限り口内に頬張ろうと必死になっている様子は、健気ささえ感じさせてくれる。

 そして、そんな風に唇と舌先で肉棒に奉仕するだけでなく、六花はさらに竿の根元を扱きながら丁寧な手つきで玉袋を優しく揉みほぐしていた。

 その一連の口戯による快楽に酔いしれることで、彼はさらに咥内の逸物を大きくさせてしまう。さらにそれが少女の奉仕の熱をいっそう高めるという循環構造が、いつの間にかできあがってしまっているのだった。

 

「ぢゅる……ぢゅぷぢゅぱ……むふぅん……んんっ――ぷはぁっ❤ ホント、パパのオチンチンおっきくて硬くて最高だよぉ❤ こんなのいつまでだって、舐められちゃうってばぁ❤」

「……僕は別にそれでも構わないけど、六花の下の口はそれでホントに大丈夫なのかな?」

 

 チンポ弄りに夢中になっている妊娠済みJKを見下ろしながら、彼は裸の足をその股の隙間に突っ込ませる。開ききった紅い花弁から滴り落ちる雫が足の甲をしとどに濡らしていく感触に、彼はニヤリと嗤うとからかうような言葉を六花に投げかけた。

 

「あーあ、随分とびしょ濡れじゃないか。こんな様子で、ホントにこっちの方にオチンチンハメて欲しくならないのかい?」

「ヤダぁ、そんなの、らめ、らってぇ。今オマンコ、擦られたら、オチンチン欲しくなるに、決まってるってばぁ――っ❤ お願いパパぁ、意地悪、しないでよぉ❤ そんなのされたら、パパのザーメン、本気で搾り取るしかなくなっちゃうんだからぁ❤ むぅんん……んんっ――ちゅぱ、ぢゅぷ……んんぅん……むふぅんん――っ!」

 

 割れ目を前後に往復している足の甲に、自分の方から股間を擦りつけてきて身悶えさせながら――一度逸物から口を離して――そう訴えてくる六花。それから再びチンポを口マンコに咥え込むと、先ほどまでよりも――じゅぽじゅぽとイヤらしい音を立てて――激しく扱き立ててくる。

 舌先が艶めかしく亀頭を這い回り、猛烈なディープスロートが本物のオマンコにハメてるみたいにペニスを追い詰めてくる凄まじい快感に、彼はうめき声を漏らしながら一瞬こみ上げる射精感を堪えてしまう。が、すぐに――

 

(ああ、別に我慢する必要なんてないのか。今日はもうどこに射精()したって構わないからな)

 

 その事実に思い至ると、彼は我慢をやめて下半身の力を抜いてみた。

 すると、目眩(めくるめ)く快感が逸物に加速度的に襲いかかってきて、気づいた時には溜まっていたものが一気に吐き出されてしまうのだ。黒髪JKの喉奥、口マンコに向かって。

 

「ん゛っ、ん゛っ、ん゛っ、んんうぅん~~~~~っっっ!!?」

 

 苦しそうな声を漏らすのと同時にイッたのか、腰を激しく震わせながら白濁液を喉奥で受け止める六花。小さな口にドクドクと注がれる大量の粘液を、しかし彼女は恍惚の表情で一滴もこぼすことなく受け入れてしまう。

 そして、一度口を開けてザーメンタンクと化している咥内を――AV女優のように――見せつけてから、ゴクリゴクリと生々しい音を立てて飲み干してしまった。真っ赤な唇の端に白濁液の残滓をこびりつかせ、生臭い息を吐きながら満足そうに微笑む少女の蠱惑的な表情に、彼も股間の逸物をあっさりと復活させてしまうのだ。

 

「あー、ホントサイッコーだよぉ❤ パパのザーメンミルク、ヤバ過ぎだってば。こってり濃厚イカ味癖になりそうだし、ドロッとした喉ごしもめちゃくちゃたまらないんだ♪ これで一回射精()した後なんだから、今度は一番搾り試してみないとだね❤」

 

 目を輝かせて次の予定を語りかけていた六花だったが、鼻先でぶらぶら揺れる勃起チンポにくすりと淫蕩な笑みを浮かべると――

 

「口マンコにたーっぷり射精()してくれたのに、パパのオチンチンまだまだ暴れたりみたいだね? ここでお休みモードならフェラだけで終わって、そのままベッドにって思ってたんだけど。――折角だからもう一つ、お願い聞いてもらおうかな?」

 

 上目遣いに媚びるような視線を送ってきながら、さらなるおねだりを仄めかせる。

 

「お願い、か。もちろん六花のお願いなら僕にできることならなんでもきいてあげるけど、いったいナニをお願いするつもりだい?」

「それがねー、さっきのフェラでオマンコと口マンコがパパのものになっちゃったから、最後のメス穴もパパのものにして欲しいかなーって。パパのJKママ生オナホとしてはそう思っちゃったんだよね♪ だ・か・ら・ここでケツマンコ――パパ的にはアナルのがいいのかな?――にハメて欲しいんだけど、パパ的にはどうかなぁ?」

「成程、アナルセックスをお望みってワケだ六花は。そういえば、僕も今まで円光は何十回としてきたけど、まだお尻に挿れたことはなかったかな」

 

 これまでの円光履歴を参照しながら彼がアナル童貞の事実を明かすと、六花は伸ばした舌先で鈴口をつつきながら、嬉しそうに表情をほころばせた。

 

「うっわぁ、びっくりなんだけど。絶倫パパのことだから、てっきりアナルも姦りまくりだって思ってたのにちょー意外。――だったら、パパのアナル童貞欲しいなぁ。ね、いいでしょ?」

「……そうだね。六花がどうしてもハメて欲しいなら、初めてのお尻を味わってみるのも悪くはないかな。僕のアナル童貞貰ってくれるかい、六花」

 

 愚息を可愛がりながらの率直(ストレート)なおねだりに、彼は腰の動きだけで左右に揺らしまくった肉棒で美少女の顔をぺしぺしと叩いてやりつつ、少し考えた末に許可を与えてやる。

 たとえば今までの彼の円光ライフにおいて、アナルという場所は複数プレイで二穴差しする時か、せいぜい生理の時にオマンコ代わりに使用するものという認識でしかなかったものだが。初めて孕ませた六花が相手なら、三つの穴すべてを経験し(ハメ)ておくのも完全征服した性奴隷の証明として悪くないと、そう思ったからだった。

 そして――

 

「やったぁ、パパの初めてもらえるなんて超ラッキーだよねー♪ それじゃ、私のアナル、パパの好きにしてくれていいよ。たっぷり、気持ちよくなってよね❤」

 

 バスルームの壁に上半身をもたれかけると、そのまま彼の方に下半身を突き出してくる六花。相変わらず暴力的なほど肉感的なヒップラインの真ん中で、愛液を垂れ流している膣口の上にある小さな窄まりを指で押し広げ、男の視線を挑発(ゆうわく)しながら。

 その、いつも突っ込んでいる秘唇(モノ)よりは小さな入り口に勃起した逸物を宛がうと、彼は少女の腰を掴んで位置を固定してからゆっくりと硬いモノを押し込んでいく。

 本来排泄するためだけにある器官は――或いは六花の日頃の性交三昧(セックスレッスン)の成果か――陰茎を簡単に呑み込んでしまうと、そのまま大きな抵抗も見せることなく。肉棒の四分の三ほどを咥え込んだ辺りで、肛門の一番奥に突き当たるまでは挿入が止められることもなかったのだった。

 

「あぁん♪ パパのオチンチン、入ってきたよぉ♪ どうかな? 私のお尻、気持ちいい?」

「僕のモノがこんな簡単に入るなんて、日頃から使い込んでる証拠だね。前の穴だけじゃなく後ろの穴でまで犯りまくってるなんて、本当にどうしようもない淫乱JKだよね六花は。……だけど、そのおかげで初めてのアナルセックスでこんなに気持ちよくなれるんだから、感謝すべきなのかな」

「うん、そうだよ♪ 私ってば、どうしようもない淫乱JKなんだ♪ だって、まだ15歳なのにもう赤ちゃんできちゃってるもんね♪ だから、そんなビッチマンコを孕ませちゃったパパのオチンチンで、初めてのアナルを思いっきり愉しんでちょうだぁいぃぃ――っっ❤」

 

 ゆったりとしたピストンの途中でいきなり最奥に突っ込んでやると、途端に腰を震わせて甲高い鳴き声を漏らしてしまう六花。円光少女の敏感な反応に気をよくしながら、彼は改めて初めてのアナル姦の感触をじっくりと堪能していく。

 最初はどんなものかと身構えていた部分はあったが、いざハメてみると思いのほか感覚は膣内(なか)と変わらない。敢えて言えば締まりがより強烈なのと、押し込むよりも引き抜く時の方が快感が強いのが、その違いだろうか。

 

(ふぅん……正直アナルにハメたいって気持ちがまったく理解できなかったんだけど。これならハマる連中がそれなりにいるのも成程って感じだな。今まで食わず嫌いしてたのはちょっともったいなかったかもか……)

 

 これまでは関心もなくずっと無視してきたが、今後の円光ではアナルを選択肢に入れるのもいいかもしれない。加えて六花の場合だと、なんといってもそのぷりぷりに詰まった尻肉が――ピストンの度に揺れ動き――下半身にぶつかってくる柔らかさを、普通にバックで犯している時よりも余計に味わえる事実が、尚更彼の背中を押してくれる。

 もちろん、良いことばかりではなく――たとえば、根元までぴったりとサイズの合った密壺に比べると、全部が入りきらないことに不満を感じなくはないが。これもむしろ今からサイズを合わせていく、体を作り替えさせる支配的な悦びを味わえると考えれば、それさえも悪いものではなかった。

 

「こんなのらめ、らめぇ❤ とっても、きっもちいいよぉぉ❤ パパのぶっといオチンチンで、お尻の穴ズボズボかき回されるの、たまんないんだってばぁ❤」

「お尻でもオマンコと同じくらい気持ちよさそうだけど、そうなるまでにいったい何本のオチンチンを咥え込んだのかな? 六花のことだからいっぱいハメてもらったんだろう?」

「えー、そんなの、わかんないってばぁ。二桁、超えてるのは、確実だけど、ちゃんと数えてないからぁ――っっ❤ らって、みんな、前も後ろも、好き放題、挿れてくるんだもん――っ! そんなの、ぜったい数え、られないよぉ~~っっ❤」

 

 尻穴の中をゆっくりかき混ぜながら尋ねてみると、六花はだらしなくよがり悶えながら、ビッチそのものの答えを返してくる。それは完全に彼の予想通りではあったが、それでも微妙に嫉妬めいた感情が浮かんでくるのはどうしてだろう。

 それはやはり、孕ませた上にすべての穴を犯して欲しいと自分からおねだりさせたことで、彼が少女の一番槍(ごしゅじんさま)になったことが確定したものの。それでも、どうせならオンナのすべてを完全に支配下へ置いてしまいたいと思うのが、男の性だからだろうか。

 ――そう思った瞬間、彼は六花の腰をしっかりと掴み直すと、腰の動きをいったん止めてみた。

 そして。

 

「……? パパ? どうした、の~~~~っっっ!!?」

 

 こちらを窺ってくる一瞬の隙を狙って、肉棒を一気に突き入れる。最奥に容赦なく叩き込まれた一撃に、声と体を一緒に震わせてしまう六花。竿全体を包み込む肉襞と亀頭に当たる直腸壁の感触を確かめながら、彼はゆっくりと腰を前に突き出していった。……まるで、処女膜を貫く時の動きを再現するように。

 

「パぁパぁ……無理、だって……限界だよぉ。それ以上奥に来られたら、私、壊れちゃうよぉ」

「大丈夫だよ、六花。そう簡単に壊れやしないから、安心して体を楽にしてみればいい。もし壊れたって、その時はその時だしね。だいたい六花だって、僕のオチンチンがちゃんと全部入ってしまう方がいいだろう?」

 

 体の芯を襲う痛みに弱音を漏らす少女に、むしろ追い詰めるような対応をしてみせる男。けれど、その冷たい態度にも怒ることなく、六花は媚びるように甘い声を出してしまっていた。

 

「……うぅん、わかったよぉ。パパの好きにしていいよ。私のカラダ、どうしたっていいからぁ。パパが気持ちよくなって満足してくれるなら、それでいいよぉ。だからぁ、私の全部、ちゃんと、受け取って、くれるよね❤」

「ああ、いいよ――僕の初めてで、六花の全部をもらってあげるよ。こんな風に、ね――っ!」

 

 限界まで届いていたはずの更に奥へと突き進めると、みちみちと肉が押し拡げられていく感覚ととともに、少しだけ入り口と根元との距離が縮まった。あと何回か、何十回か。これを繰り返せば、根元までペニスが入りきるはずだ。

 ――その瞬間(とき)こそ、彼が宝多六花の完全征服を果たした瞬間になるだろう。

 それを目指して律動を繰り返す彼の動きに合わせるように、濡れた壁にしがみつく手をぷるぷると震わせながら、全裸の女子高生が絶え間なくか細い啼き声を漏らし続けている。

 

「うひゃあぁぁ――っっ!? ダメ、ダメ、ダメだよぉ……こ、なの、ヤバいって、ばぁ。ホントに、壊れ、ちゃう、壊れ、ちゃうよぉ……」

「いいね、この少しずつ這入っていくのがまさに侵略中、攻略中って感じでさ。僕はとっても興奮してるけど、キミは壊れちゃうのは怖いのかな、六花?」

「うう――んんん❤ そんなこと、ないっ、よぉ……っ❤ 私も、ヤバ過ぎって、興奮してる、からぁ~~っ! 壊し、ちゃっても、問題ない、ぉぉぉ――――っっっ❤❤」

 

 もう腕では支えきれなくなったのか、とうとう壁に直接体を預けてしまう六花。冷たいタイルに直接触れているのに、表情を蕩けさせながら肛門を犯されイキまくっている。

 そのおかげで一気に収縮した肉襞が、チンポを強烈に締めつけてくるのだ。思わず射精しそうになるのを耐えると、彼はもう一突きして二人の距離を更に指一本縮めた。

 

「~~~~っっっ❤❤ イク、イク、イクイクイクぅぅぅ~~~~~~❤❤❤」

「はっ、なんだいこれは。いくらなんでも、ぐいぐい締めつけすぎだよ、六花。そんなに、僕のミルクを射精()して欲しいのかい?」

 

 あまりの締めつけ具合、なによりもそのイキまくりっぷりに呆れて尋ねてみるが、訊かれた本人は絶頂に溺れるあまり声が届いていないのか、ただ「イクイクイク」と息も絶え絶えに繰り返すばかりだ。

 だが、そんな彼女が精液を注いで欲しがっているのは、ペニスを包み込む肛穴の激しいうねりぶりから容易に感じ取れてしまう。もちろん彼自身も最後には思い切り欲望をぶちまけて、肛門も白濁液(チンポミルク)で満たしてやるつもりだが――そうなる前に初めてのアナルをまだ愉しみたいと思う欲望の方が強かった。

 だから、押し寄せてくる射精感をなんとか受け流しながらも、彼はじりじりと逸物の肛門への侵入を続けていく。柔らかい肉襞を掻き分けていく極上の快感を、たっぷりと味わい尽くしながら。

 そして――長い長い激闘の末に、六花のアナルはついに彼の極太チンポのそのすべてを咥え込んでしまったのだった。

 

「ほうら、全部這入った這入った。これで六花のアナルも全部僕のモノになったってワケだ」

「あ゛っあ゛っあ゛っ、あ゛っあ゛っあ゛っ、ん゛ん゛ん゛~~~~~~~~~❤❤❤」

 

 声にならない言葉ではなく、ヒクヒクと蠢く直腸からの圧迫を少女からの返事として受け取って、彼は自分が愉しむためだけのピストン運動を開始する。じわじわと穴から引き抜き、カリ首が姿を見せたところで一度腰を止め、それからまたじわじわと剛直を押し込んでいく動きを一連のストロークとして。

 もちろんすぐに愛液でドロドロになる秘所と違って、潤滑油の足りない狭い尻穴は滑るようになめらかにとはいかないが、それでも抜き差しするのにそれほど支障はない。むしろ往復のたびに直腸粘膜がうねるように怒張へ纏わりつくのが、底抜けに気持ちよく感じられるほどだ。

 

「らめらめらめらめぇ壊れる壊れる壊れちゃうよぉ❤❤ んっんんっんっんうぅんっ❤❤」

 

 それは彼女も同じなのか、或いは彼以上なのか。

 イキすぎて意識が飛んでしまったみたいに、いつのまにか濡れたタイルにそのまま上半身を沈み込ませていた六花の腰を掴むと、彼は軽い体を少しだけ持ち上げながら右手を更に股間へ伸ばして、大きく尖った状態の突起(クリトリス)を優しくつまんでみる。

 

「~~~~~~~~~~っっっ❤❤❤」

 

 瞬間、繋がったままの少女の体がビクンと跳ね上がる。割れ目から溢れ出した愛液が彼の右手を濡らし、くぐもったイキ声が耳に入ってくるとともに、「おおぉぉ――っっ!?」最高の締めつけが彼のペニスに襲いかかってきた。

 ――それが、限界(トドメ)だった。

 

「……さあて、そろそろ射精()してあげようか。一番奥にたっぷりぶちまけるから、こぼさないようにしっかりと受け止めるんだよ、六花。ほら、イクよ。おっ、おっ、おっ。おぉぉぉ~~~~~~っ」

「あ゛っあ゛っ、あ゛っあ゛あ゛あ゛っっ❤ 出てる、出てるよ❤ 熱いので、いっぱいに、なっちゃってる、よぉぉぉ――っっ❤❤」

 

 肛門を一番深くまで貫いた肉杭の中に溜まっていたモノを、一気に解放させる。大量射精の快感を心ゆくまで味わいながら、彼は大量の精液を排泄器官の最奥に叩きつけた。

 アナルに熱いザーメンをたっぷり注ぎ込まれ、激しいアクメに達したまま放心状態の体で、再びタイルの上に寝そべってしまう六花。そんな彼女の腰を抱えたまま最後の一滴まで出し切ると、彼は一度満足げに息を吐き出してから、その逸物を広がりきった尻穴からゆっくりと引き抜いていく。

 そして――脱力して浴室に横たわる円光少女(妊娠中)の股間では、秘所からゆっくりと滴り落ちる愛液を塗りつぶすように、不浄の穴から泡立った白濁液がだらだらと流れ落ち始めていた。

 

 

 

「んっ……ちゅぱ……んふぅん……れぇろれろ……んんっ」

 

 妖しく舌を絡め合うイヤらしい水音が、部屋中(ベッドルーム)に響いている。バスルームを出た彼は裸のままベッドに腰をかけて、横に並んだ制服姿(下着なし)の六花とディープキスに耽っていた。――まるで、恋人同士かなにかのように。

 

「それじゃ、折角だから自己紹介してもらおうかな。はい、どうぞ」

「ん。名前は宝多六花。ツツジ台高校1年E組所属の15歳、現役JKです。3サイズは上から86のDに57の93。みんなに揉まれまくって、ちょっとサイズアップしちゃったんだ♪」

 

 仲睦まじく身を寄せ合って、互いの体を――制服の隙間から差し込んだ手で胸を揉んだり太腿から足の付け根辺りまで指を這わせたり、勃起チンポを手コキしてたりなど――愛撫しながら。

 

「そんなにいろいろ揉まれまくりってことは、経験人数もすごいのかな?」

「うーん、数えてないから正確なところはわからないけど、クラスメイト全員――あ、二人は除くけど――と姦りまくってるから、他の人たちと合わせると40人は越えてるんじゃないかな」

 

 ただし、交わされる会話の内容は極めて明け透けで猥雑で愛の欠片もないものであり、恋人同士と呼ぶには全く相応しくないものだった。

 

「40人はスゴいな。例の動画の自己紹介通り、六花はハイパービッチ黒髪JKってワケだ。で、そんな六花が今日はなにをしにここまで来たのかな?」

「今日は、この間のおじさまとの孕ませセックスの結果を報告に来たんだ。無事おじさま――パパの赤ちゃんができたよ、孕ませられちゃったよってね。で、ちゃんと赤ちゃんを孕ませてくれた――私をママにしてくれたお礼代わりに、私のイヤらしい穴をパパに全部使ってもらって、私のこと一生パパの生オナホにしてほしいなーってお願いに来たの♪」

「一生僕の生オナホにするってことは、これからいつでも、六花の体を好きなようにしていいってことになるかな?」

「うん、そうだよ。パパなら、なにをしてもOKだから。私のカラダを使っていっぱい気持ちよくなって欲しいんだよね。――だって、この子のたった一人のパパなんだから」

 

 制服越しにお腹の上を摩りあげ、うっとりした表情を見せつける新米妊婦(ママ)(現役JK)。その仕草を見ただけで逸物をさらに勃起させながら、彼は優しく抱き寄せた六花の体をそのままベッドに押し倒す。

 

「それじゃあ今から六花を好き放題に犯してあげるから、遠慮なくイキまくって乱れまくる姿を見せてくれるかな?」

 

 ニヤリと唇を吊り上げて楽しげに宣言すると、焦らすように時間をかけてブラウスのボタンを外していく。全部外してDカップ美乳が完全に見えるように前を開いて、同時にスカートを腰まで捲り上げ股間を露出させるが、制服を全部脱がせることはしない。

 ――その理由は単純明快。半脱ぎセックスを存分に愉しみたいから、という欲望を優先しただけのことだ。

 元々、彼が円光でJC、JKを喰い漁っていたのも、制服好き(フェチ)だからということがあった。そんな彼にとって前回の六花とのセックスは、いくら種付けを優先したとはいえ、制服エッチができなかった点で不満が残ったと言える。

 だから、その不満を解消するためにも、今日はたっぷりと制服姿の六花を犯しまくるつもりだったのだ。

 もちろんクール系美少女JKの六花のことだから、制服以外にも水着やメイド服、チアガール、チャイナドレスといった衣装も似合うだろうし、今後機会を作ってその姿でのプレイも望むところだが。コスプレではない現役JKとの制服プレイを愉しめるチャンスは限られているのだから、まずは制服でが最優先事項となるのは必然ではあった。

 ――だから彼は少女の制服を脱がすことなく、まずは前戯としてのペッティングを勤しんでいく。じっくりと、官能に燃えあがった体を焦らすように。

 

「あはっ。やぁだ、くすぐったいってば。――もしかしてパパ、ふざけてるワケぇ?」

 

 臍の辺りを中心に、ひたすらお腹をペロペロと舐め回していく彼に、くすぐったがりながらも抗議の声を投げつける六花。だが、男はあっさりそれを聞き流してしまうと、無防備なお腹に舌だけでなく指まで伸ばしてしていくのだった。

 

「いいや、ふざけてなんかいないね。僕は真剣だよ――いつだってね」

 

 軽い言葉とともに、美少女JK(ママ)肌理(きめ)細かく真っ白な柔肌の上を円光男(パパ)の太い無骨な指が、好き放題に這い回っ(蹂躙し)ていく。

 現役の女子高生らしく、若々しく瑞々しい肌に包まれたその腹周りは見事なプロポーションを見せつけていた。だがこのモデル顔負けの素晴らしいスタイルも、あと半年もすれば誰が見ても妊娠中(種付け済み)とわかってしまうくらいに、大きく膨らんで台なしになってしまうのだ。

 

(――そうなれば、さすがにいつものようなセックスはできなくなるワケだけど。アナルセックスができるのなら、何の気兼ねもなく姦りまくれるってことなんだよな)

 

 さすがに妊娠後期はフェラだけで我慢することも覚悟していたが、後ろの穴を使えるのなら我慢する必要(りゆう)はない。出産までは後ろと上の口をメインにして、たまに前の穴をお腹の中の子供に負担をかけない程度に優しく使う。その犯り方がおそらく、ボテ腹セックスにおけるベストだろう。

 そんな風に出産までの円光性活の道筋(ルート)を立てながら、彼の指も道筋(ルート)なぞるようになだらかな平原からふくよかな山肌を通り抜け、ピンクに尖った山頂に辿り着く。そして、指先で乳頭を優しく弄り回し(かわいがり)ながら、もう片方の突起に舌を伸ばし、舐め回し、甘噛みなどしてから――思い切り吸い付いてみた。まるで、赤ん坊になったように。

 

「やだ、おっぱい、吸い過ぎだってばぁ❤ 乳首、そんなに、美味しいの? ――だから、やめてよ、パパぁ❤ ちゅうちゅうって、赤ちゃんみたいに、吸わないでって、言ってるのにぃ❤ ミルク、なんて、まだ、出ないん、だからさぁ――っ!?」

「ああ、それは残念。六花のはじめてのミルク、味わいたかったんだけどね。それじゃあ、いつになったら出るようになるのかな?」

 

 切なくよがり泣く六花の嬌声をBGM代わりにして、しつこく乳首を吸いまくりながら口に出した彼の問いに、

 

「あと、半年くらい?、したら、出ると、思うけど――ぉぉっっ!! らめ、らって、パパぁ❤ ちゅうちゅうって、吸われるの、スゴく感じちゃうのぉ❤ 頭、おかしく、なっちゃう――っ❤」

 

 悶えまくり全身をくねらせつつも素直に答えてしまう新米ママJK。そんな彼女を追い詰めるために残りの乳首を甘揉みし、股間に伸ばした手で秘裂をまさぐってくちゅくちゅと淫らな音を響かせてやる。

 

「半年後、か。だったら、僕が一番に予約させてもらいたいんだけど、問題ないよね? 母乳プレイはさすがにやったことがないから、試してみたいんだよ」

「おっぱい、ミルクは、この子の、ためなのに、本気で、そんなこと、言うんだから、ひっどい、パパだよね❤ そんなの、もちろん、オッケーに、決まってるよぉ――っ! 赤ちゃんより、先に、飲んでもいいし、一緒に飲むのも、ありだからぁ❤ パパの、好きにしてぇ❤」

 

 官能を高める愛撫に感じ過ぎてか、それとも理性なき自らの言葉に酔いしれてか。無防備なお腹ごしに子宮の上から手を当てて、顔中を――母親ではなく一匹のメスとして――だらしなく蕩かせたまま、六花はあっさり授乳の許可を彼に与えてしまうのだった。

 

「ありがとう、六花。その時が来たら、たっぷり愉しませてもらうとするよ。さて、それじゃあ今から、その時の予行演習といこうか。ママだって、おっぱい吸われるの慣れておいた方がいいだろう?」

「え――きゃあっ!? らめらよ、パパぁ❤ 乳首、吸われると、力、抜けちゃうからぁ❤ らめ、らってばぁ❤ あっ、あっ、あっ、出る、出る、出ちゃう、出ちゃうよぉ❤ おっぱい、ホントに、出ちゃう――っ❤❤」

 

 尚も母親のおっぱいを貪る赤子のように、円光男(パパ)円光少女(ママ)のおっぱいをちゅうちゅうと吸い続けていると、六花がビクンビクンと体を震わせあっけなく絶頂してしまう。それと同時に、女子高生の股間から一気に吹き出した大量の飛沫が、指ピストンを繰り返していた彼の右手をたっぷりと濡らしてしまっていた。

 

「残念。出たのは母乳じゃなくて、潮の方だったみたいだね。赤ちゃんプレイで気持ちよくなるのはいいけど、いざ本番で本物の赤ちゃん相手にイカされないように気をつけないといけない、かな?」

 

 秘所から引き抜いた――潮吹きで濡れた――指をペロリと一舐めし、からかいじみた笑みとともに彼はそう独りごちる。

 それから指を元のようにオマンコに差し入れると、赤ちゃんプレイを再開させた。

 

「うあぁぁんんんん~~っ❤ オマンコ、おっぱい、きもちいいよぉ❤ ダメダメぇ、オチンチン、まだ挿れて、もらってない、のにぃぃ、このまま、イカされ、まくっちゃうよぉ❤ 赤ちゃんパパに、好き放題、されちゃうの、たまんない、のぉ❤ ヤバ過ぎ、だってばぁ❤」

 

 乳首の尖った先端を口に含み、舌先で転がしながら徐々に根元まで舌を滑らせていく。そして軽く甘噛み、舌の裏で擦りあげたのち一気に吸い上げる。吸う、吸う、吸う。そんな一連の性技(プレイ)で、狂ったようによがり泣く六花の姿に満足を覚えながら、彼は赤ん坊の真似をし続ける。

 そんな風に乳首を吸い続ける間に、突起表面のざらついた感触を愉しみ、汗と唾とそれ以外のなにかが入り混じったフレーバーを味わい尽くす。そうして彼は、子供の頃に――田舎の畦道などに咲いていた――花の蜜を吸っていた記憶を、なんとなく思い出していた。

 もちろん妊娠したばかりなのだから当たり前だが、いくらおっぱいを吸ってみたところで花の蜜も母乳も出てくるわけはなく、代わりのように女の蜜が股間の穴からドロリと溢れ出してくるだけ。だが、何よりも子供の頃と違うのは、吸っている間に彼自身の股間が痛くなるくらいに張り詰めてしまっていることだろう。

 だけど、それもあたりまえのことだ。

 

「イク、イク、イッ、あ゛ぁぁぁぁぁ~~~~~~っっっ❤❤ ……また、イッちゃったぁ❤ こんなの、絶対、癖になっちゃう、っての。ホント、パパは意地悪なんだからぁ❤」

 

 耳にはひっきりなしに甘い声が届き続け、口の中では甘い体臭とともに乳首が痛いほど尖っていく変化の様子を味わえ、黒髪ロングの超美少女が制服をはだけたまま美乳全開になり丸見えの秘部から愛液を溢れ出している姿を目で愉しむことができるというのに、彼に興奮するなというのが無理な話なのだから。

 ましてその彼女が子宮に彼との受精卵を抱えこんでいて、あと半年ほどもすれば大きなボテ腹を晒して母乳を搾り取れるようになるのだと。そんな卑猥な未来予想図を描くだけで、自然と逸物がギンギンになってしまう。

 

「……ねぇ、パパ。おっぱいに夢中になるのもいいんだけど、そろそろオマンコの方も寂しがってるみたいだよ。指チンチンも悪くないけど、本物のオチンチンもそろそろ欲しくなってきちゃったんだよね。だからお願い、パパ❤ 私のオマンコ、ぶっといオチンチンでいっぱいにして欲しいな❤」

「そうだね、ママのミルクをたっぷり御馳走になったことだし、今度はパパのミルクをママに御馳走するとしようか。――もちろん、お腹の中の赤ちゃんにも、ね」

 

 四回戦目だというのに腹に付きそうなくらい勃起して、すっかり準備万端の極太チンポに熱い視線を向けて、本番セックスをイヤらしくおねだりしてくる六花。

 彼にとっても渡りに舟なお願いだったので即座に承諾すると、重ねた体を一度離し体勢を整え直してから、改めて上から六花に覆い被さるように体を重ね直す。そして、待ち構えるように顎を上げた六花と唇を重ねると、開ききった赤貝状態のオマンコへ臨戦状態に漲りきったペニスをそのまま押し込んでいった。

 じゅぶりと、逞しい男根がメス穴の中へ簡単に呑み込まれていく艶めかしい音が部屋の中に響いて、

 

「ああ――そう、この感じがたまらないな。お尻よりも(こっち)の方がやっぱり僕の好みだね。ほら、六花。お待ちかねのオチンチンだよ。オマンコ、満足してるかい?」

「うん、オチンチン大好きだよぉ。パパのオチンチンが、一番気持ちいいんだから、もっと、もっとズボズボしてよぉ❤❤ ああ、いいよ、もっと、もっと、もっとぉ❤」

 

 さらにそれをかき消すような大きさで、快楽の奴隷と化した少女のはしたない嬌声が室内にこだましていく。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「そうかい、僕のモノをそんなに気に入ってくれて嬉しいよ。僕も六花ママのオマンコが一番気持ちよくて、一番のお気に入りだからね。つまりはカラダの相性が最高に良くて、両思いの二人だから赤ちゃんも簡単にできちゃったってことになるのかな? だったらママのお腹の中の赤ちゃんにも、パパとママがこんなに仲良しだってこと教えてあげないといけないね」

 

 性器を抜き差しするたびに肉襞が濃厚に絡みついてくる具合の良さを堪能しながら、彼は支配者の笑みを浮かべたまま六花にそう優しく語りかけた。

 エレベーター内で一戦繰り広げた際には一月前に比べ狭くなっていた膣内だが、今こうしてピストンしている密壺は彼のサイズときっちり重なり合って、しっかり根元まで呑み込んでくれた上に極上の快感をもたらしてくれている。これは浴室でのフェラ奉仕、アナルセックスの流れで彼のカラダの感触(きおく)を思い出し、女体が自然とあるべき姿――彼の生オナホとしてのカラダ――を取り戻したということだろう。

 

「そう、だよね❤ この子に、ちゃんと、教えてあげないと、だね❤ パパのオチンチンと、ママのオマンコは、とっても、仲良しで、いつも一緒、だから、キミがデキたんだよ――って❤」

 

 そうして現役JK(妊娠中)の甘い媚声とともに、媚肉同士を激しく打ちつけ合う生々しい淫音が鳴り響く中、発情中の淫乱オマンコがうねるように膣粘膜を蠢かして、精液をこれでもかと搾り取りにかかってくる。それに対抗するように、戦闘中の極太チンポでGスポットやポルチオ感帯を目敏く探し出すと、彼はうまく緩急をつけた抽送で六花の官能を頂点へと登りつめさせていた。

 

「気持ちいい、気持ちいい、気持ちいいよぉぉぉ❤ こんなの、もう何度でも、イッちゃうからぁ❤ イク、イク、イク、イっ――――くぅぅぅ~~~~~っっっ❤❤❤ ……ああもう、硬くて、ぶっとくて、逞しすぎるオチンチン、サイコー過ぎるってばぁ❤ こんな、サイコーのセックスで、私をママにしてくれたの、パパにありがとうしないと、イケないよね❤」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 はだけた制服の胸元をぎゅっと握りしめ、弓なりになったカラダを足先までピンと伸ばしきりながら、強烈な絶頂(アクメ)を迎えてしまう六花。それから――口元からだらしなく涎を垂らすような――快楽に蕩けきった表情を晒すと、上目遣いにぼんやりとこちらを見上げ、

 

「ホント、ありがとねパパ。パパの素敵なオチンチンでしっかり孕ませてもらったおかげで、女の子の一番の幸せ手に入れられたから。私、今すっごく幸せな気分なんだ❤ これも全部パパのおかげだから、とぉぉ――っても感謝してるんだよ❤ それで、そんなパパにお願いがあるんだけど。いいかな?」

「六花が僕にまたお願いだって? 今日は随分とおねだりモードになってるみたいだね。

 いいよ、言ってごらん? 今度はなにをお望みかな、お姫様(ママ)は」

 

 今日何度目かのおねだりを口にしてくる。その事実に少し呆れ、少し面白がりながら続きを促す彼だった。しかし、次に六花が口に出したお願いは彼の予想を遙かに超えて――

 

「あのね、まだ先の話なんだけど。お腹の中のこの赤ちゃんがもし男の子だったらさ、その時はこの子の童貞を私が貰っちゃってもいいかな?」

「…………は? なんだって?」

 

 そのあまりの非常識ぶりに、彼も思わず聞き返してしまう。聞き間違いか? いや、しかし……

 

「えっとね、もう一度言うよ。私とパパの赤ちゃんが生まれて、それがもし男の子だったら私で筆卸しさせてあげたいんだよね。そういうのってアリかな? それともなしかな? ってことなんだけど。……どう、かな?」

 

 どうやら聞き間違いではなかったようだ。あまりに大胆な彼女のお願いに一瞬クラっときてしまうが、「…………ははっ」すぐに乾いた笑いが彼の口からこぼれてしまう。

 

(……ああ、その手があるか。そう考えたら、いきなりで驚いたけどそれも案外悪くないかも、だな。なにより、よく考えればこっちにもメリット以外ないわけだから、アリ寄りのアリになるか)

「……そうだね。ママが本気で息子の筆卸し(それ)をしたいと願うなら、僕がそれに反対する理由はないかな。みんな六花の好きにすればいいと思うよ。……ああ、でも。その代わりひとつ――いや、ふたつばかりお願いがあるんだけど、聞いてくれるかな?」

「ちゅっ。ふふ、ありがとねパパ。それじゃあ、私の好きにさせてもらうってことでいいんだよね。……でもって、パパからもおねだりされちゃうんだ。うん、いいよ。パパのお願いなら大抵のことは叶えてあげるから、ふたつとも聞かせてよ」

 

 お礼代わりにか。下半身が繋がったままの状態で、上半身だけ起こしてキスをしてくる六花。そんな彼女を軽く一突きして小さく喘がせてから、

 

「まずひとつめだけど。六花ママがこの子の筆卸しをさせる時には、僕も一緒に参加させてもらうということでいいかな? その場合、前の穴はこの子の筆卸し用なんだから、僕は後ろの穴を使わせてもらうことになるけれど、ね」

 

 臍の辺りに開いた手を押し当てて、子宮の中で漂う存在を示しながらこちらも非常識な提案をしてみせる彼だった。

 

「えぇっと……一応訊くけど、本気で言ってるんだよね?」

「もちろん、六花と同じくらい本気だよ。ちゃんと筆卸しができるのはもちろん重要だけど、教育のためにもママはパパのものだってことはきっちり教えておいた方がいいからね。――というのがパパとしての意見だけど、ママとしてはどう思うんだい?」

 

 聞き返してくる六花に、欲望と嫉妬があからさまの答えを返してみる。すると黒髪JKママはどこか嬉しげに頬を赤く染めると、

 

「そう、だね。私としては、パパが嫉妬してくれたのがちょーっと嬉しいかな、なーんて思ったんだけど。パパがそれでいいなら、私もそれでいいかな? この子の童貞を私のモノにできるなら、私的には何の問題もないわけだし。それに――正直、そっちのが興奮するもんね♪」

 

 言葉の途中から情欲に染まりきった表情を剥き出しにしたまま、彼の提案をあっさりと――むしろ積極的に?――受け入れてきた。

 清純の証である学生服を身に着けながらあられもなくそれをはだけてしまい、本来隠すべき素肌を積極的に晒したまま男の欲棒を嬉々として咥え込み、自らの子供さえも快楽を得るための道具として扱ってしまうことを恥じることもない。

 そんな風に母親としての役割よりもオンナとしての欲求を最優先する辺り、倫理観なんて代物は壊れきって、どこかに捨てられているようだ。だが、六花がそんな淫乱ビッチだからこそ彼のオンナとして最も相応しいし、なによりも彼をひどく興奮させてくれるのだ。

 ――今も、六花の膣内(なか)に埋め込んだ肉棒が、その淫らすぎる表情と言動を受けて一回り大きくなってしまったみたいに。

 

「ああ、いい答えだね六花。なによりそっちが興奮するからOKってのがいいよ。さてと、それじゃあ――ふたつめのおねだりといこうか」

 

 自分自身も興奮していることを教えるように、彼の膨張した逸物で少女の膣肉を断続的に抉りながら、ふたつめの要求を口にする。

 

「この子がもし女の子だった場合は、処女は僕が頂けるってことでいいよね? 処女権、とは少し違う形だけど。娘の初体験(はじめて)の時にはちゃんと父親が責任を持って、なにもかも教えてあげないといけないからね、と。新米パパはそう思うんだけど、新米ママ的にはどうだろう。アリかな、なしかな?」

「……そうだね。パパが本気でそうしたいなら、私が反対する理由はないんじゃないかな。パパの好きにしていいよ。あ、でも。本当にそうなった場合には、私も一緒に参加させてもらってもいいでしょ? ほら、オチンチンの扱い方とか、腰の動かし方とか。まだ子供なんだから、お手本があった方がいいと思うんだよね」

 

 先程の焼き直しのような――違うのはお願いするか受け入れるか、その立ち位置だけ――会話に、顔を見合わせてにんまりと笑い合う二人。ならば、当然彼の受け答えも決まっていた。

 

「ああ、ママがそれでいいのなら、僕もそれで構わないよ。この子の方を先にハメちゃうのは当然だけど、ちゃんと親娘(ふたり)を並べて、気が済むまで抱いてあげるから。それならママも満足してくれるだろうし、むしろそっちの方が僕もより興奮できるからね。こういうのも親子丼になるのかなって思えるから、さ」

「あらら、有井クンもそうだったけど、パパも親子丼大好きなんだ。そっかぁ、やっぱり男の人ってみんな変態なんだね♪」

「なんだ、今頃わかったのかい? でも確かに僕は変態だけど、六花だって父子に揃って犯されることに興奮してたんだから、同じ親子丼好きの変態に決まってるだろう?」

 

 ママからの変態との指摘を、そのまま投げ返してしまうパパ。そうしてまた二人で顔を見合わせると、共犯者の笑みを浮かべ合う。

 

「そっか。私も変態だったんだ。でも、しょうがないよね。セックスはちょー気持ちいいものなんだから、我が子にそれを身をもって教えてあげるのも、親としての優しさで義務だもんね。そのついでに自分が気持ちよくなったって全然悪くないんだから。少しくらい変態になったってしょうがないんだって。――そういうことだよね、パパ?」

「ああ、そういうことだよママ。セックスは最高に気持ちよいものだから、大人が子供にヤり方を教えてあげるのは義務だと言っていいはずだよ。だから、そのご褒美としてまず自分が気持ちよくなることを求めても、何一つ悪くないってことさ。――たとえ僕たちが親子丼セックス大好きな変態であってもね」

「うんうんうん、それを聞いて私も一安心だけど。だったらさ、この子にセックスの気持ちよさを教えるためにも、私たちももっとセックスの気持ちよさを味わっておかないとだよね」

 

 互いに大人としての親の義務について確認し合ったところで、ペロリと舌をなめずりながら淫婦の笑みを見せてくる六花。淫らな誘いの言葉に応じるように彼も唇を吊り上げてみせると、

 

「もちろん、そのつもりだよ。本気の孕ませセックスでちゃんと孕ませできて、親になったとは言ってもまだまだセックスのことを学ぶ必要はあるからね。そのためにも、いっぱいセックスしておかないと、だから。まずは今から二人で一晩中ドロドロになるまでヤりまくってみるとしようか。――この子にも僕のミルクをたっぷり飲ませておきたいし、ね」

 

 途中で止まっていた腰の動きを再開させる。たっぷりと時間をかけて快楽を貪るための、大人のゆったりとしたピストンを。

 

「うん、たーっぷりと飲ませてあげてよ。もちろん、私のオマンコにもね。あっ、うん、そこいいよ。ゆっくりだと、じんわり響いてくるの、新鮮な感じ、だよ……っ」

 

 半開きの口からこぼれ落ちる切ない鳴き声を耳で受け止め、妖しく蠢く媚肉の感触を下半身で味わいながら、彼は自分が孕ませた制服姿の女子高生を犯していく背徳感を目に愉しませていた。そして、半裸で悶える少女の嬌態にまだ見ぬ己の娘の姿を重ね合わせていく。

 さらに膨らんでいくイメージはまだ見ぬ息子の姿も創り出して、娘の処女を犯す父親の隣で息子の童貞を奪う母親の情景を浮かび上がらせていた。もちろん、それは今でこそただの妄想に過ぎないが、同時に確実に訪れるはずの未来の光景になるという事実が、なによりも彼を興奮させてくれる。

 

「そういえば、さっきの話だけど。一人だけの場合しか話してなかったけど、もし男女の双子だったらどうするのかな?」

「えぇぇ? 双子だったら、どうするかって――? そんなの、もちろん、隣に並んで、一緒にセックスするに、決まってるよぉ❤ 家族みんなで、気持ちよくなるの、サイコーでしょ?」

「ああ、家族みんなでセックスなんて最高以外に言えないよ。父と娘、母と息子、父と母、息子と娘、なんて。相手(パートナー)を変えて、家族での4P乱交セックスを愉しめる日が待ち遠しいね」

 

 ――例えばこのやりとりをまともな常識を持った他人に聞かれたら、ふたりとも確かにどうしようもない変態で、救いのない奴だと思われてもおかしくはないだろう。だが、そんな悪評など彼には知ったことではないし、むしろ望むところだ。

 そんな風評が怖ければ、そもそもはじめから円光で何十人もJC、JKを喰いまくるわけがないし、ましてや現役JKを孕ませることなんてできやしない。そう考えれば近親相姦に親子丼を組み合わせるくらい、なんでもない行為だ。むしろ背徳のスパイスが効いてより刺激的なセックスが愉しめるということで、変態二人にとってはこれ以上の愉悦もないほどなのだから。

 

(ああ、でも。孕ませるなんてオンナをただ征服するだけの意味しかないと思ってたのに、まさか自分の子供を使ってさらに愉しむことができるようになるとはね。思い切って姦ってみるものだよ、まったく)

 

 最初の円光の際に孕ませることを決断した自分を内心で誇りながら、彼は改めて六花に向き直る。

 白いシーツの上にバラバラに広がった黒く長い髪は目映い光沢を放ち、普段はクールで冷たい印象を与えることもある整った顔は情欲の色に赤く染まり、だらしなく蕩けきっているようだ。そこから細い首筋を通り過ぎていくと、白い制服(ブラウス)をはだけた格好の瑞々しくスタイル抜群の裸体が出迎えてくれる。

 Dカップの乳房は美しい形を持ちながら、ひとたび揉みしだけばどんな形にも変われるくらいに柔らかく。ベルトのように黒いスカートが纏わりついている腰回りはきゅっと細く締まっていて、その深いくびれからはその内側に宿っている確かな生命の気配は到底窺えない。

 そして申し訳程度に薄い陰毛が見え隠れする股間では、流れ落ちる愛液を泡立てながら欲しがりな割れ目が彼の剛直を貪欲に呑み込んでいて。彼がピストンを緩く送り込むたびに、その安産型でふくよかな円いお尻がゆらゆらと揺れ動いていた。

 さらには、普段健康美をアピールしている引き締まった太腿も今はだらしなく左右に広げられており、そこから伸びた長くしなやかな脚が彼の腰に回されかっちりとロックしている。

 ――彼のミルクを、子宮の中に注いでもらうために。

 

「あ゛あ゛~~~~っ、パパのオチンチン、どうしてそんなにぶっとくて、おっきいの❤ 奥までガンガン突かれて、子宮が嬉し泣き、しちゃってるよぉ❤ こんなの、赤ちゃんも、気持ちいいって、泣いてるかもしれないよぉ――っっ❤ あぁ、ダメ、ダメ、気持ちよすぎだってばぁ❤❤」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 六花の媚声に合わせてオチンチンで子宮口をノックしてやると、キュンキュンと強烈な締めつけが返ってくる。そんな風に極上の女体がもたらす麻薬のような快楽を味わいながら、改めて彼は一月前の六花との出会いを感謝していた。

 これまで何十人と喰い漁ってきた円光女子の中でも、宝多六花は最高ランクの掘り出し物だ。

 それはスタイルや美しさから具合の良さに至るまで、文句の付けようのないほど完璧に近いカラダだけでなく、その恵まれた素質をそのまま素晴らしいセックスに生かしてくれる淫乱具合を組み合わせた上での、率直な評価になる。

 そんな極上のメスを自分のオンナに堕とせただけでなく、自ら望ませた上で孕ませることができたのだから、男冥利に尽きるとはこのことだ。

 さっきの会話では一人目のことしか話題にならなかったが、実際の話彼は種付けを一人分だけで済ませるつもりはない。可能ならば何人でも、それこそなにかのチームが組めるくらい孕ませてやりたいと思っている。

 実際のところ、その欲望を現実にするにはいくつも障害があるだろうことは理解しているつもりだ。だがそんな不安をどこかに(なげう)ってでも、支配し続けたい魅力が六花にはあるのだった。

 それが本当にいつまで続くものかはわからない。それでも六花が彼から離れようとしない限りは、十年だろうが二十年だろうが抱き続ける覚悟はできてしまっている。その結果として何人孕ませることになるかは運次第だが、六花のカラダを自由にできるのならその程度の運試しは至極簡単なものと言えた。

 

(まったく、一人の女にここまでハマるとは……我ながらビックリと言うしかないな)

 

 そんな己に呆れてしまいながらも、不思議と悪い気はしない。

 今はただ、初めての赤ちゃんが産まれてくるまでの間、目の前の少女とのセックスを存分に愉しむだけだと。そう思いながら、彼はそこで腰を振るスピードを速めに掛かる。

 そうして最後のトドメを刺すべく膣奥をガンガン突きまくると、腰に回した脚にギュッと力を込めながら、六花が悩ましげに声を張り上げた。

 

「ああっ、パパのオチンチン、ブルブルって震えてるよぉ❤ 私もイク、イク、イッちゃうから、お願い❤ 私の子宮(おなか)を、パパのミルクでいっぱいにしてぇ――っ❤」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 ――そして、これからも何百回、何千回と繰り返されるだろう行為の一回目として、彼は絞りたての精液をたっぷりと子宮に注ぎ込み。その奔流を子宮全体で受け止めると、六花は歓喜の嬌声をあげながら迎えた絶頂(オーガズム)に、表情をだらしなく蕩けさせてしまうのだった。

 

〈了〉




2021/05/05
ガバガバメント氏よりご寄贈いただきました画像4点、挿絵として投稿させていただきました。氏におかれましては拙作に絵を描いていただき、本当にありがとうございます。


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