ある意味リアルなインフィニット・ストラトスの転生物 (ロリコンの人)
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プロローグ。ニートはエロゲでシコる
俺は転生した。
いわゆる神様転生って奴だ。
生前はオタクでニート。コミュ障という訳ではなく、容姿は恐らく普通…。
そんなつまらない人間だった。
だが、転生してからは違う。神様からチートマシマシで貰ったから。
まるでアニメやゲームの主人公のようなイケメンフェイスに、世界中の天才が集まっても叶わないような天才的な頭脳とアクション映画に出てくる主人公の様な肉体スペックなど人間としてのスペックが極限まで極められているのだ。
そんなチートを得た俺は小学生の頃からテストは100点で将来を渇望されていた。
中学卒業までは。
「アンタ!今日こそハローワーク行くって行ったでしょ!!」
下の階から響く母親の大声。我が家では既に日常となってる物。そして、俺にとっては前世から続く変わらぬ日常の1つ。
そう。俺、
あ、ちなみに年齢は21歳です。
「…んっ、んっ♥お兄ちゃんの指気持ちいぃ…」
突然だが!
俺には妹がいる!
名前は
可愛くて!
思いっきしのブラコンで!
エッチな!
画面の中から出てこない。
妹が!
数々の困難を乗り越えた先にある
鍵は掛けた。親は入れない。
ティッシュも用意した。
準備は完了。
さぁ、笑が愛妹と次元を超えた性交を…と、下着に手を伸ばした時だ。
ウウゥゥゥーと言う特徴的な重く感じる様な音が机の上のスマホから大音量で流れる。
「うぉっ!なんなんだよ…。ん?スマホからか?」
驚きながら、スマホの画面を確認するとそこにはーー全国瞬時警報システムーー通称、Jアラートが発令されていた。
「はぁ!?Jアラートってなんだよ!」
急いでPCの画面を切り替え、2ちゃんねるを開く。
緊急事態だが仕方ない。
彼は良識のないオタクなのだから。
お祭り騒ぎだった。2ちゃんねるだけでなく他のネット掲示板でも。
立ち上がり部屋のカーテンを開け外を見ると、慌てふためく人々の姿。
ネットで話題になっていたおよそ2341発のミサイルが日本に向けて発射された、ということはどうやら本当のようだ。
下の階に降り、親が居るか確認する。
「おーい!かーさん!?」
大きな声を出して呼んでみるが返事はない。
「……」
どうやら、置いていかれたようだ。
仕方ないの事だとは分かってる、だってスネかじりのクソニートだもん☆。
……だが、母親はどうやって逃げるのだろうか。
ミサイルの範囲は日本全土を覆っているのに。
「ねぇ♥お兄ちゃん、ほら、触って?」
カチ
「凄くドキドキしてるの。分かる?」
カチ
「ねぇ、ギュッて抱き締めて?」
カチ
「少し、怖いから……」
カチ
「安心させて♥」
「舞ちゃーん!!」
勤は逃げなかった。到底逃げられると思わなかったからだ。
普通なら家族や大切な人と最後の時間を過ごそうとする物なのだろうが、彼は違う。
逃げる事よりも、生物としての本能が。子孫を残そうと彼を突き動かしたのだ。
ま、ぶっちゃけると、途中で止めらて少しムラムラしてるので、どうせ死ぬのならシコって死のうと考えだのだ。
……そして、主砲から12発目が放たれた時。彼は異変を感じた。
テキストを読み進めて行っているため、時間はかなり経っている。もうミサイルが落ちてきてもおかしくは無いはずだ。だが、待てども待てども、一向にミサイルが落ちてくる気配がない。
PCの画面をふたたび切り替え、調べる。
「は?なにこれ?まさか、インフィニット・ストラトス?」
インターネットに上がっていた関連する動画の1つ。
どうやって撮ったのかは知らないが…。
その動画は見覚えのある白い人型が、ミサイル相手に無双してる動画だった。
感想、評価、アドバイスとか、良かったらよろしくね。
全裸で喜び跳ね回ります。
作者が。
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世間はISで騒いでるけど、ニートにはあまり関係ない。原作知ってるし。
原作前は基本短いです。
だってさ、ニートの生活なんてそんな書くことないもん、
ぶっちゃけ見る価値ないです。
日本に向かった2000発以上のミサイルが、謎の白い人型に全て落とされた事件、通称「白騎士事件」が起きてから世界は変わった。
人型ーー天才篠ノ之束によって制作されたパワードスーツ、インフィニット・ストラトスは既存の兵器を圧倒する力を持ちながら女性にしか扱えず、世界は一気に女尊男卑へと変わっていったのだ。
だが、そんな風潮は勤にはあまり関係がない。
何故なら、あれから1ヶ月。
まだ働かずにハローワークにすら行っていないからだ。
さて、暇だしゲームセンターを荒らしにでも行こうかと財布を確認すると。
「…金がない」
「あぁぁ!お金ェ!」
財布の中身増えてないかなと、試しに再び覗いてみるもそんな事はなく、1枚の1000円札が無情な現実と言うのを表していた。
夏コミまでにはまとまった金が入るため心配は無いが、新作ゲームや漫画だって出る訳で…。
きっとお財布はこう言いたいのだろう。
「働けニート」と
だが!この程度で働いていたら今までニートで居られるわけが無い。
金が無い時の乗り切り方、それはニートには必須な物。勿論ニートである彼もその方法を心得ている。
2ちゃんねる
アダルトビデオ
ようつべ
ニコニコ
ネトゲ
etc.....
インターネット回線と養ってくれる親さえ生きていれば、ニートは生きていける。
ニートって低コストなのよ。
さて、暇だしDVD借りるお金もないから…
「よし、AniTubeみよ」
「んぁー、つっかれた」
アニメを見ながらお小遣いサイトでの小金稼ぎという長時間の視聴と作業で凝り固まった身体を伸ばしてほぐす。
時間をスマホで確認するとソシャゲの通知が来ているとに気づく。スタミナが回復した様だ。
よし、とスマホを片手に立ちがあり食事を取るために下の階に降りる。
スマホのアプリを立ち上げながらポットからカップ麺にお湯を入れる。料理は面倒で作らないので基本インスタントやコンビニ弁当。
親は…。居ない。どこかにお出かけしたようだ。
カップ麺を食べながらクエストを自動周回。最近のスマホゲーはオート機能があって便利だ。ゲームをしてるという感覚は薄いく、素材などのドロップ率も低い気がするが。
限定キャラが排出される事を思い出し、指がふとガチャの方へと向くが、石も金も無いことに気づく。無償石じゃ無理だろう。今回のガチャは諦めるしか無いようだ。
スタミナもないのですることは無い。
ネトゲと言う気分でもない。
時計をみる。
夕方だ。
「はぁ…、風呂はいって寝よ」
入浴シーンはカット。
いらなくね?
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