個性のマインドコントロールで女の子を好き放題する話 ( )
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1話

 

 

中国、軽慶市。

とある家庭に、光り輝く赤子が生まれた。

当時、神の子と言われたその赤子は、「特別」であれども「唯一」ではなかった。

それ以降次々と、コミックでいうところの「特殊能力」のような不思議な力、「個性」を持つ赤子が生まれ始め…

世界中に能力を持つ人間が増え始めた。発生の理由や出どころは不明。

当初は気味悪がられることもあった「個性持ち」だが、時が経つにつれ続々と人口は増加。

現在、世界人口の8割程が「個性」を持っていると言われている。

 

そんなご時世に生まれたオレの名前は心操(しんそう) マコト。

オレの個性は、「手を繋いだ人間を催眠状態にし、思い通りに洗脳できる」と言ったものだ。

例えば常識を変えたり、例えば記憶を捏造したり、例えば記憶を消したり。その程度のことならお茶の子さいさいだ。

この「個性」の名前は特につけていないが、頭の中では「催眠」や「マインドコントロール」とかと呼んでいる。

「洗脳」は弟の専売特許のため、それとは別の呼び方なら何でも良かった。

ま、その話についてはおいおいするとして。

今は、こっちへ集中しよう。

 

「じゅぽ…じゅぱっ…じゅる…」

 

ズボンをずり下ろした状態で椅子に座ったオレは、その露出された逸物を綺麗な女に舐めさせていた。

切れ長の目に、金色の長い髪が眩しいアイドル級の美人なお姉さんだ。

 

「気持ちいいぞ、雪子。」

「じゅっ…じゅるっ…ありがとうございます(あひはほうほはいまふ)ご主人様(ごひゅひんはま)…じゅるるっ…」

 

オレが褒めると、雪子はさも嬉しそうにちんこをすすり上げる。

この雪子という女は、3年前に歓楽街ですれ違い第一印象で気に入り、奴隷にしたお気に入りだ。

 

「そろそろ射精()そうだ…ケツ向けろ。」

「じゅるるるる…っ!…わかりました。ご主人様。」

 

雪子は頬張っていた肉棒を口から引き抜き、言われた通りにこちらへとお尻を突き出した。

スカートをたくし上げ、真っ白なお尻と桃色のセクシーな紐パンを露出させる。

オレは紐パンを下ろす時間も惜しいと、クロッチの部分を掴み、横にずらして勢いよくその怒張を突き刺した。

既にぐしょぐしょになっていた雪子の秘部は、ぬるりとオレを受け入れた。

 

「はぁん…っ!?」

 

挿入と同時に思わずと言った調子で上がった嬌声を聴きながら、パン、パンとリズムよく腰を打ち付ける。

 

「あっ❤︎あ゛っ❤︎あぁっ❤︎んぁあっ❤︎」

「そろそろイくぞ…っ!」

「あぁっ❤︎きてっ❤︎なかに❤︎お願いしますっ❤︎」

 

腰を打ち付ける度、雪子が悩ましい声を聞かせてくれる。

射精寸前までフェラで追い込んだ甲斐あって、1分も経たないうちに限界がきた。

 

「ゔっ、射精()る…ッ!」

 

びゅるるるるっ!

勢いよく飛び出たオレのザーメンは、度重なる調教で開いた雪子の子宮口の中へと吐き出される。

たぱぱぱっと、子宮の中に直接精液を注入され、雪子は恍惚な表情を浮かべる。

 

「ご、ご主人様の…暖かいの…私の体の中に、出てるの…わかります…❤︎」

「…」

 

心底幸せそうな雪子の姿に、しかしオレの心は冷めきっていた。

顔が思いっきり好みで長らく使ってきた肉便器だったが、そろそろ潮時か。

何年も毎日のように使い込んだ穴だ。ガバガバになってしまった、ということもあるのだが。

そろそろ、新しい女にも手を出したいしな。

 

「雪子。大事な話がある。」

「何でしょう、ご主人様?」

 

雪子は、オレの命令に応えるのが嬉しいようで、キラキラと目を輝かせている。

雪子には、もう忘れてしまいそうなほど「催眠」をかけたが、「オレのことを最重要に考える」「オレのことが世界の何よりも好きになる」「オレの命令に聞くことが生きる意味」「オレの行動は絶対」という「催眠」をかけている。

オレは、雪子の手を取り、「催眠」を使う。

 

『オレが手を叩く度、お前はオレの事をもっと好きになる。』

「…?私はご主人様の事は大好きですよ。」

 

わかっていなさそうな雪子が、キョトンと首をかしげる。

オレは雪子に向かって、10回、20回、30回と続けて拍手をした。

 

「ご、ご主人様ぁ…❤︎」

 

雪子は上下2つの口からだらしなく涎を垂らし、コミックなら目の中にハートが描かれそうなほどに発情していた。

そしてオレは、もう一度個性を発動させる。

 

『オレが手を叩くと、お前はオレの事を全て忘れ、催眠状態になる。』

「…えっ…」

 

興奮から一転、雪子は絶望の表情へと変わる。

 

『3…』

「どっ…どうしてですか、ご主人様!?私、何か至らないことでも…!?」

『2…』

「謝ります!!何かお気に触るような事をしたなら謝ります!!お願いします、捨てないでください!!!」

『1…』

「わ、わかりました!!もう会えなくていいです!!もうご主人様とは一切関わりません!!なので、記憶だけは…ご主人様との思い出だけは消さないでくださいっっ!!お願いします!おねがいじま゛ずっ!!お゛ね゛がい゛じ」

『パァン!』

「ま゛ぁっ………」

 

オレの拍手とともに、雪子は物言わぬ人形となった。

 

『今日の事は忘れて、これからはいつも通りに過ごすこと。もうこの部屋に来なくていいし、下着の報告もいらないし、1日5回のオナニーの宿題もしない。…わかったね?』

「…はい、わかりました…」

 

意識が朦朧としているのか、ぼーっとした様子の雪子が応える。

いつも通りオレの個性の「マインドコントロール」は成功したようだ。

雪子を部屋から見送り、これからは彼女とは別々の人生を送っていくんだな、と少し物悲しさを覚えた。

 

「さーて!新しい女の子探そうかな。」

 

が、数秒で気持ちを切り替える。

長らく使()()()()()お気に入りを手放した。良い女だったとはいえ、人生に別れはつきものだ。

別れがあれば出会いだってある。また雪子ほどの女を見つければ良い。

ということでオレは新しい出会いを求めて部屋を飛び出した。

 

基本的にオレはオナホールのストックはしていない。

どれだけ好みだとしても一度に抱ける数には限りがあるし、あれもこれもとキープし続けていれば制御できなくなる。

基本的に、と付けただけに例外も2人ほど存在するが、その話は追い追い。

 

ま、今はともかく新しい女の子だ。

 

 



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ヴィラン:トガヒミコ
2話


 

 

 

オレの持ち家ではないが、個性で居候させてもらっている一軒家だ。

合鍵を回し扉を開けると、ちょうど玄関に立っていた女がオレを出迎えた。

まるでオレが帰るのをずっと待ち続けていたかのようなタイミングだ。

 

「おかえりなさいませ。ご主人様。」

「おう。」

 

丸顔で外国人めいた、どこか気高さを感じるとても整った相貌。

大きく開いたパッチリとした目が幼さを残している。

肌はまるで陶器のように白く、すべすべと触り心地の良さそうだ。

胸には触れば揉み応えがありそうな素晴らしいものを持っている。

腕や足は女性らしく細いが、しっかりとしなやかな筋肉がついている。

 

頭の後ろで束ねた金の長い髪が、玄関の明かりに反射して輝いた。

オレをご主人様と呼ぶこの女は、この家で家政婦をしているメアリーさんだ。

いつだったか、オナホをストックしている、と言ったうちの1人だ。

日本に帰化した外国人にも関わらず、(元がどこの国籍かは知らないが、アメリカとかその辺りの見た目をしている)日本語は日本人と変わらないレベルで流暢だ。

 

「では、おかえりのキスをさせていただきます。」

「よろしく。」

 

オレが扉を閉め家に入るとメアリーさんはオレに唇を差し出した。

当然、彼女にもオレの個性で催眠をかけている。

主人に挨拶をするときは、ディープなキスをするのが常識と思い込ませている。

オレたちは情熱的にキスを交わして、部屋へと上がる。

彼女は当然の業務内容だと思っているため、キスをしたと言うのに淡白だ。

 

「ご主人様。ご友人の方が来られています。」

「…そうか…」

 

雪子はオレの事を忘れているはずなので、彼女と言う可能性はないだろう。

…と、なると、来ているのはきっと…

 

連れていかれるままにリビングへと入ると、そこには裸の女が立っていた。

オレは、その姿を見た瞬間、体が硬直した。

ぶわっと、嫌な汗が身体中より流れ落ちる。

やはり、友人というのはこの女だったか…

その女は、未成年故に顔と名前が公開されていないヴィラン。

 

「と、…トガ、ヒミコ…」

「えへへぇっ…いつもみたいに、被身子ちゃんって呼んでください♡」

 

オレが名前を呼ぶと、被身子ちゃんは恍惚とした表情を浮かべた。

細められた、横長の鋭い眼光。三日月のように、奇妙に不気味にツリ上がった口角。

そんな表情に、オレはぞわりと悪寒を覚える。

 

「いっぱい我慢してました。はやく、ください。」

「ああ…いっぱいくれてやる。」

 

オレはハハハ…と力なく曖昧に笑い返した。

彼女がオレに会いに来た理由には察しがついている。

被身子ちゃんは、オレとセックスしに来たのだ。

何故なら、人を切りつけたい感情を性的興奮にすり替える催眠をかけているからだ。

彼女は連続殺人鬼だった。だったのだ。

 

 

 

「死」を直感した出来事。

それは、これまで生きてきた中で一度だけしかない。

もう、あんな経験はしたくないとも思う。

それは、オレがまだ高校生で、無個性で、童貞で、処女厨で、いじめられっ子だった頃の話。

 

 

 

何年前になるかな。3年か、4年か。

その頃、オレは壮絶ないじめを受けていた。理由はわかっていた。

オレが無個性な事。そして、弟が「ヴィラン」のような個性を持っていたから。

 

改めて言うが、オレの名前は心操マコト。

無個性だった。この頃は。

 

弟の名前は人使。個性は「洗脳」。

呼びかけに応えた人間を洗脳し、好き放題操ることができる個性。

そんな悪い事し放題の凶悪な個性故に、弟もあまり友達はいなかった。

 

どう考えてもヴィラン向きなその個性に、進んで仲良くなろうとする奴は少ない。

そんな個性を持っている人間はいじめられるのが世の常。

しかし弟がいじめられることはなかった。何故か。

そのしわ寄せが、全てオレの方へと来ていたからだ。

 

本人をいじめたら、その個性で何をさせられるかわからない。

だから、無個性のオレを狙う。そういった考え方だった。

 

オレの足の小指の関節は無い。個性は持っているはずだ。

しかし、その発動条件がわからない。

そして、それはついぞ高校生になっても分からないままだった。

無個性扱いされても仕方ない。が、本人からしたらたまったものではない。

 

学校では、無個性というだけで異端者扱いされることは多い。

人間は異端を嫌う。幼ければ尚更だ。学生の殆どは個性を持っているのだから。

個性がない人間には人権がない、なんて謳っている奴もいたな。

 

オレにとっては全てが敵だった。

個性を与えてくれなかった両親も、オレのいじめを加速させた弟の個性も。

同級生も、下級生も、上級生も、果ては一部の先生さえも。全員が敵だった。

 

そんな中、オレの人生がガラリと変わった事件が起きた。

オレはいつもの通り、サンドバックにされるため人通りの少ない路地裏に呼び出されていた。

行かなければ翌日もっと酷いことになってしまうので、行かないという選択肢はない。

 

そして────

 

「アハ!見られちゃいました…」

 

彼女。渡我被身子に出会った。

路地裏で。何故か、一糸纏わぬ生まれたままの姿で。

魅了された。小汚い路地裏で、美しい美少女の全裸。

そのコントラストに。初めて見た生の女の裸体に。

 

彼女はオレを見た瞬間、にんまりと狂気的な笑みを浮かべた。

そう。オレがトラウマになってしまったあの笑みだ。

 

最初は、何が起きたのかわからなかった。

裸の少女がオレに向かって走ってきたのだ。

一瞬、痴女が襲ってきたのかと思った。

それは間違いではなかった。ただし、襲うの意味が違ったが…

 

オレはぶつかる寸前、彼女の手にギラリと光る銀色のなにかを見た。

反射的に体を捻ってそれを避けると、腕に鋭い痛みが走った。

彼女が持っていたのはナイフだった。

 

「外しちゃいました…避けないでください。」

「…ぁ…あ…ぁ…」

 

人間って、本当に怖い時って悲鳴とか出なくなるもんなんだな。

今になってそう思うが、当時は声をあげる事が頭に浮かばなかった。

なにも考えられなかった。そのくらい、恐怖して思考回路がおかしくなっていた。

そもそも、裸の女が目の前に現れた時点で情報量が多すぎて処理しきれてい。

その女がオレを刺し殺そうとして来た時点でパニックだ。

 

オレは無様にも腰を抜かしてガタガタ震えるしかなかった。

そして今更気づいたのだが、彼女の後ろには2人の人間が血溜まりに倒れていて。

1人はオレをいじめていた主犯格の女。もう1人は暴力的な事担当の女の取り巻き。

ざまあみろとかそんな事を考える余裕はなかった。ただただ怖かった。

 

何度もナイフをオレに刺そうとする裸の女と取っ組み合いになった。

腰が動かなくなってしまったため手で防いだ。

戦闘に慣れているような運動神経を見せる彼女に、オレは必死に食らいつく。

何度も刺されて、幾つも刺し傷を作った。だけど、致命傷だけは命がけで防いだ。

死にたいと思ってしまうほどに辛い日々だったが、いざ死が目の前に迫るとやっぱり死ぬのは嫌だった。

 

擦った揉んだの末、男と女の力の差に持ち込んでナイフを取り零させる。

どうしてこんな事ができたのかは今でもわからない。火事場の馬鹿力ってやなんだろうか。

女のナイフを取り返そうとする女の手を掴み、それを阻止する。

そのまま、慌てて「止まれ!」と叫んだ瞬間、オレの個性が開花した。

渡我被身子は、オレの忠実な僕となった。

 

 

 



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3話

3が多いかなあとは思ってたけど、やっぱりかあ
原作の、それも人気のキャラを勝手にビッチにしたら怒られるかなと思ってアンケートつけました。
勝手にしなくてよかった…

あと、地の文のアンケートは意外に2人称が多かったですね。
まあ、差は5%で僅差でしたけど。
好みが分かれるようなので、Side変更という形で
人称の変更はちょくちょくやっていきたいと思います。
(読みづらくなってしまったらすみません)


 

 

 

まずい…まずいまずいまずい。まずいです…

捕まりたくないです…殺されたくないです…

 

どうしても血の匂いが嗅ぎたくなって、男の子を刺した。

彼を選んだのは、人目のつかないような場所にいて、すごく都合が良かったから。

初めは味見するだけのつもりだったけど、楽しくなってどんどん「かっこよく」してあげた。

しばらくすると動かなくなってしまった。まだ死んでないはずなのに、どうして?

その場にいた女の子は、お友達になったから刺すのはやめてあげた。

後でいっぱい血を飲ませてもらおう。お友達だから、いいよね?

 

うまくいっていた。

でも、個性で変身を解いて裸になったら、そこを見られてしまって、それで…

男の子だったから、かっこよくしてあげようと思ってナイフで切ってあげた。

いつも通りいっぱい抵抗された。でも、運動は苦手そうだったから、勝てると思った。

刺して刺して刺して。取っ組み合いになって、ナイフを落として。

拾おうとした瞬間、彼が何かを叫んだ瞬間…

 

体が動かなくなってしまった。

 

私が突き止めなければならないのは、「どうして体が動かないのか」。

きっとこの男の子の個性。でも、一体どういった個性?

「体の自由を奪う」なんてずるい!ずるすぎる!きっと、何か条件があるはず…

呼吸は出来る、瞬きもできる。でも、体は動かない。

 

「これがあなたの個性ですか?」

 

喋る事も出来た。体の動きを止めるだけなのかも。

今はとにかく君の個性の情報を聞き出して、解除させないと。

捕まるのは、嫌だから…

 

「俺は…無個性だよ…」

 

そんなわけない。

でも、君もびっくりした顔をしてるね。

嘘ついてないのかも…

ならどうして私の体は動かない?

 

「ほ、ホントに、動けないの?」

「動けたら今すぐ逃げてます…」

「もしかして、オレが止まれって言ったから…?」

 

そうに決まっている。違うなら、どうして私は裸で突っ立っているのか。

 

「はは…はははは!やった!個性だ!オレにも、個性があったんだ…!」

 

私を他所に、馬鹿みたいに笑う君。

最悪です。笑っている暇があったら早くこの個性を解いてください。

 

「もうオレに攻撃するな!」

「嫌です。もっとかっこ良くしたいです。」

 

即答してしまった。

今すぐに逃げ出したいが、動けるようになったらまず君を切り裂きたい。

君はわかりやすく頭を抱えてしまった。

個性の使い方がまだわかってないみたいです。

 

「くそ…命令すれば言う通りになるんじゃないのか…?」

「…もしかしたら、1人には同時に1つしか命令できないのかもしれません。試しに、私に使ったものを解除してみませんか?」

「馬鹿か!本当に解除されたら殺す気だろ!」

「うぐ…殺しません、本当です…」

「誰が人殺しの言うこと信じるか!」

「刺すだけ…殺さないから、いいですよね…?」

「ダメだ!」

 

どうして!!!!!

 

「人使の個性が洗脳だから、オレの個性も洗脳する系で間違いない…なら、発動に何か条件があるのか?あの時、何をした?」

 

私が動けないことをいいことに、君はブツブツと考え込み始めてしまった。

うぅ、ずっと裸だからちょっと寒くなってきました…

 

『オレに攻撃するな。』

「…わかった。」

 

…今、何をされた?記憶が飛んでいる。

これは、さっき何か言われた時と同じ…

 

『オレを油断させてるって可能性もあるよな…おいお前。右手上げろ。』

 

!右手が動いた!?

でも、私の意思じゃない…!

 

『そうか、なるほどな。手を握って命令すれば個性が発動するってわけか。』

 

何を言われたの?…わからない。君が何かを言っているのはわかる。

でも、内容がわからない。どうして?これも個性の力?

 

『こんな格好で人殺して。痴女かお前は!』

「ちょっ…!」

『犯罪はまずいよな…でも、コイツも犯罪者だし…何やっても、いいよな…』

 

相変わらず、君が何を言っているのかはわからなかった。

困惑していると、君は私の胸を触ってきた。

触った、なんて生易しい触り方じゃない。

揉まれている。…なんなの、こいつ!

 

『こんなもの見せられてタダで帰るとは言わないよな。お詫びにセックスしろ。』

「わかりました。」

 

…そうだ、セックス…しなきゃ、いけないんだ。

私が裸を見せちゃったから。

 

『オレを傷つけるな。殺しに快感を覚えるな、代わりにセックスで興奮しろ。わかったか?』

「わかりました」

 

何か言われた…どうしよう、火照ってきてしまう。

まるで、かっこいい人を「作って」しまった時のようだ。

 

「はぁっ…はぁっ…体が…ゾクゾク…してます…」

 

我慢できなくなって、君に触れようとする。

動かないと思っていた体が動いた。

でも、あれ?どうして、体を動かしたかったんだっけ…?

そうだ…君と、セックスするため…

 

「しましょう…セックス!いっぱい、いっぱい…!」

『ははは…!やった!思い通りにできた!この個性があれば…』

「はぁむ…!ちゅう…ちゅう!んむぅ…はむ…あぁむ…」

 

君を地面に押し倒して、口を吸う。

まるで、切りつけた傷から血を吸っている時のように。

おいしい…君のつば、おいしいよ…

 

『がっつきすぎ…初めてのキスがこれかよ…』

「何言ってるかわかんないです!でも、いいです…セックスできれば!ほら、早く服脱いでください。」

 

私は裸なのに、君は服を着てるなんておかしいです。

私は乱暴に君の服を脱がせ始めた。すると、すごいものが出てきた。

服の下から、数えきれない数の痣。根性焼きの数々。私がつけてあげた切り傷。

 

「あはー!すごい怪我だらけ!かっこいいです!大好きです!あなたの名前は?」

『意味わかんねえ!サイコが!』

「そう言えば声が聞こえないんでした。」

 

私は名前を聞くのを諦めて、ズボンを脱がした。

中から、硬くなって反り返る長細いものがボロンと現れた。

これをいれたら、セックスになるんでしたよね?

 

「かっこいい君と!セックス!セックス!」

『こんなサイコ女が初めての相手かよ…』

 

私は、君のおちんちんを自分のところへとあてがった。

したい!せっくししたい!はやくしたい!いっぱいしたい!

 

 

 




まえがき書いてたら時間すぎてました…


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4話

 

 

 

ぎゅっと手を握って、私は君との繋がりを感じていた。

でも今から、もっと強い「繋がり」を貰うんだよ…

手を持っているから逃げないと思うけど…

私はキミの手を強く握った。

 

私は、自分の穴にちゅくちゅく押し付けていたおちんちんをついに迎え入れた。

感じたことのない場所に、なにかが挿入って来る感触。

閉じていた場所を無理矢理押し広げて挿入ってくる…

 

ヒリヒリと擦り切れたような痛みが襲う。

私は、早く痛みに慣れたくて残ったものを全て自分の穴に押し込んだ。

ぶちぅ!と妙な音が聞こえて、私のハジメテの証が引き裂かれた。

 

「あぐぅ!い、痛いです…」

『すげぇ…ナカに挿入ってる…オレ、セックスしてる…』

 

思い切り突き入れた瞬間、股が裂けたのかと思うほどの激痛が走り抜けた。

すぐに確認して見たが、私の股は裂けていなかった。

代わりに、キミの棒のようなものが私の穴に突っ込まれていた。

そしてその根元からは私の穴から流れた血が真っ赤に染めていた。

 

『クソ、キッツ…手と全然違う…』

「うぅ…痛い…もっと気持ち良いと思ってました。」

『馬ぁ鹿、今から気持ちよくなるんだよ。』

 

キミは、私が痛いのを一切気にした様子がない。

奥まで入れ終わったら、今度は上下に腰越し擦り始めた。

痛くて痛くてたまらないけど…せっくすしなきゃ…

 

「い、痛い…痛い、けど…もっと…もっとせっくす…」

『脳ミソ飛んでんのか!』

 

何度もぐちょぐちょしていると、ちょっとずつ気持ち良いのが始まった。

痛さは変わらないけど、奥をコツンとされるとどうでもよくなってしまう。

せっくすって凄い!

 

「すごい…かっこいい…すき…」

『お前にはオレみたいな男がお似合いだ、クソ犯罪者!オラ!もっとよがれ!』

「うゔぉっ!?…えっ、何…ふわぁん!?な、なんですか、これ…」

 

ごりっ!ごりっ!

キミのおちんちんが、私の奥の奥をごりごり刮いでいる。

私、今とっても可愛くなってる気がする!

 

「そうだ!こうしたらもっとかっこよくなります!」

 

私は自分のアソコに手を持って行き、ハジメテで出た血を指に掬う。

そして、それをペロリと舐めて個性を発動させる。

私が「変身」するのは、ナイフを持った「私自身」。

 

ぐさあ!

 

「あははは!あははは!カッコいいです!とーーーーってもカッコいいです!!」

「ざけんな…っ!!いってぇ!!この野郎…!」

 

肩にナイフを差し入れた私はどうしてか楽しくなってしまった。

どんどん血まみれに、どんどん私の好きな君になっていく。

 

すき…すき…すき……

すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき

すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすき

 

「傷つけるなって命令したろうが!!」

「傷つけてないです!かっこよくしてあげただけです!」

「ふざけんなサイコ!!オレにナイフを刺すな!!」

「どうして…かっこいいのに…」

『手を握らないと発動しないんだったな…くそ、面倒な制約だ。いいか犯罪者。俺をナイフで刺すな。というか、誰にもナイフを刺すな。』

「わかった!」

 

うぅ、私は何を返事したんですか…

またキミの声が聞きたいよ…声が…エッチ、もっと…

 

「はぁむ!じゅう…ちゅるう…んじゅっ!ちゅう…んぷぅ…」

 

私はキミを押さえつけて、口と口をくっつけた。

何度か歯と歯がゴチゴチ当たって痛かったけど、次第に慣れて唇だけを吸うことができるようになった。

ストローでジュースを吸い込むように。傷口から血を吸い上げるように。

口をすぼませて唾液をちゅうちゅう啜り上げる。

 

「はじゅるう…んむう…ちゅう…ぷむぅ…んはぁ…」

 

やめて!両手で顔を引き剥がそうとしないで!

離れたくない私は、もっと激しく口に吸い付く。

 

口の中で、私の舌から逃げ回るキミの舌を捕まえる。

ぐちゅぐちゅ♡って舌と舌で握手…これ気持ち良いです…

でも結局私の息も持たなくて、満足する前に口と口が離れてしまった。

 

「殺す気か!!!」

 

そんなつもりはないですよぅ…

 

 

 



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5話

 

 

キスをしたら怒られた。そしてキミに首を掴まれた。

なんでも、私にキスされると死んじゃいそうになるみたい。

私は無意識のうちにキミのことを殺そうとしていると言われた。

そんな事、ないのに。変身の時間制限も来て、ナイフも消えている。

でも、キミがそうしたいならならなんでもしてあげる。

 

「セックスできるなら、これで良いかも…♡」

「喋ってないでちゃんと腰振れ…」

「わかってますよぅ」

 

キミの顔が、とろんとしていて気持ち良さそう。

股が、死んじゃいそうなくらいに痛いけど、それ以上に幸せ…

 

「う…でる…」

 

抽送されていたキミが、大きく震えた。

そして、私の奥の方に暖かいものがぴゅーぴゅー注ぎ込まれた。

これがセックス…!私はとても嬉しくなってしまった。

 

「何か来てます…これ、もしかしてせーしですか?」

「馬鹿な犯罪女を孕ませる精子だ。こぼすなよ。」

「こぼしません!」

 

赤ちゃん!赤ちゃん、デキるかも!?

警察やヒーローから追われる身として、子持ちになるのは良くないけど…

そのリスクを含めても、キミとの子供なら欲しいかも…

 

「赤ちゃん…キミとの赤ちゃん…ふぅう…もう一回しましょう…なんだか、火照ってきました…」

「うへぇ…やっぱお前薬飲め。お前が母親とか子供がかわいそうだ。」

「いくらなんでも、それは傷つきます…」

「知らんわ。つーか終わりだ。もう離れろ。」

 

再戦を申し込むと、キミから無情な宣告をされた。

腰を引いて引き摺り出そうとしたから、私は慌てて抜けないように腰を動かした

 

「どうしてですか!もっと繋がっていたいですぅ」

「お前の近くにいると殺されそうで気が休まらないんだよ。」

「殺しません!ちゃんと加減するから…」

「早く離れろ!」

「ぐぇっ!?」

 

しつこく迫ったら、お腹を蹴られて強制的に離された。

ナイフで刺した事、まだ怒って怖がられてるみたい。もうしないのに。

 

「ひぃっ!」

 

私は蹴り飛ばされて、尻餅をついた。

それは偶然にも殺そうとしていた2人の近くだった。

悲鳴をあげたのは、私とお友達になった女の子。

私が男の子をかっこ良くしてあげてる間に気絶していたけど、目が覚めたんだね!

でも、ちょっと顔色が悪いかも。

 

「クソ女…おまえ、オレにやりたい放題やってくれてたよな…」

「ひっ…ひぃっ…あ、あぁ…」

 

それで意識が向いたのか、キミもお友達に気づいた様子。

私に怖がるのは仕方ないけど、キミにまで怖がってるように見えますね。

 

「このイカレ殺人鬼に殺ってもらうか?」

「しっ…じにたぐない…っ」

 

あーあ、私のお友達、泣いちゃいました。

かわいそうなことをしないでください。

 

「おい。コイツ、殺せるか?」

「お友達だから血を貰うだけのつもりなんです。でも、キミがどうしてもって言うなら殺しましょう!」

「おっ、お願ぃ…助けて…」

 

キミは私が持っていたナイフを取ると、こちらへ向かって来る。

お友達には、キミが鎌を持った死神に見えるだろうね。

実際は、ナイフを持ったおちんちん丸出しの全裸の男の子なんだけど。

あはっ!かっこいい…

 

「た、助けろ…ザコト…」

 

ザコト!ザコト!!!

それが、キミの名前!?

転がってる男とか、お友達になった女とか、もうどうだっていい!

ザコトくん…ザコトくんかあ…不思議な響き…

 

キミは…ううん。ザコトくんは、驚いた顔で地面に倒れてる男の子を見ていた。

うんうん。いっぱい血が出てて動かなかったら、死んでると思うよね。

 

死んでないとは思ってたけど、まだ喋れる元気があるんだ…

血が出すぎてるから、もう意識が朦朧としてるはずなのに。

今から病院に連れて行っても助からないくらいに血が出てる。

 

「お前…殺すぞ…早ぐ…助け…ろ…」

 

今にも死にそうな体で、ザコトくんを殺すって…

何言ってるんだろう、この男の子…

何だか、ヘンにムカムカしてきました。

 

「お前が…死ねよ!」

 

ドン!

 

…死んだ。

すでに虫の息だった男の子の胸に、ナイフが突き刺さった。

それをしたのは私じゃない。ザコトくんだった。

 

ドン!ドン!ドン!!

何度も、何度も何度も、ナイフを心臓へ打ち付ける。

その度、血が吹き出し、辺りを真っ赤に染め上げる。

 

「死ね!死ね!!死ね!!死に晒せ!クズが!!死んで詫びろ!!」

 

その光景は、とても…かっこよかった。

人を殺すその姿が。血飛沫を浴びて、真っ赤になるその姿が。

 

自分の好みが他の人間とは少し違うことはわかっていた。異常とは思わなかったけど。

それでも、心の底では人殺しの私を受け入れてくれる人はいないと思っていた。

私を心の底まで理解してくれるのは、同じ人殺ししかいない…って。

見つけた…ボロボロなかっこよくて、私と同じ人殺しで、新鮮な血の匂いのする大好きな…私の理想の人!

 

死体を刺すことには満足したのか、ザコトくんは狂ったように上下させていた腕を止めた。

ぐちゃぐちゃになった死体の前で、今度は女の子の方へ目を向けた。

 

「お前も…ずっと、殺してやりたいと思ってたよ。」

「ご、ごめな…さ…」

「殺す?殺すの??」

 

お友達が死んじゃうとか。泣いちゃったとか。おしっこを漏らしちゃったとか。

全部、全部。どうだっていい。

ザコトくんの、人を殺す姿が見たい。

私は、ワクワクしてザコトくんを見つめた。

 

「…オレは…何を…これ、人殺しじゃねえか…」

「お揃いですね!」

 

私が見つめると、ザコトくんは我に返ったかのように突然怯え始めた。

人を殺しておいて、正気じゃなかったとか関係ない。

殺したいから殺す。その時の感情を嘘にはできない。

私は殺したくなくても死んじゃうんです…

 

「お前、殺人鬼だよな…しかも常習の…」

 

ザコトくんは、私の肩を掴んできた。

いきなりのことに硬直してしまった私は、近づいた顔にドギマギしてしまう。

うぅ、かっこいいです…すてきです…

 

「警察に捕まらないよう誘導しろ。監視カメラに映らないように逃げ道を作れ。」

 

ザコトくんは、私を利用しているだけ。

犯罪を私になすりつけようとしているだけ。

そんな事、わかっていた。

 

「オレを助けろ…サイコ女…」

 

そんなことよりも、私が頼られることが、とても嬉しかった。

 

「トガです!トガヒミコです!そう、呼んでください!」

 

 

 



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体液塗れの被身子ちゃん
6話


 

トガヒミコは、オレといじめ主犯の女を連れて地下水路を通って見事逃亡に成功してみせた。

女は、警察に見つかった場合の囮になってもらおうと思い個性で洗脳して操り人形にしておいた。

匂いを辿ることができるという個性を持ったヒーローに見つかるというハプニングもあったが、オレを人質だと思っていたヒーローを洗脳するのは簡単だった。

オレは個性を使ってオレの死体を見たと勘違いさせて、逃亡を再開した。

怖いほどうまく行き、そのままオレはトガヒミコというヴィランに襲われ、死んだことになった。

 

あの時、オレは殺人犯になってもおかしくはなかった。

オレの恩人でもある…と、言えなくもない。

オレにとってトガヒミコとは、そんな複雑な存在なのだ。

 

「エヘ…♡いっぱい我慢してました。褒めてください。」

「おー…偉いな…」

 

オレは、多少やっつけ気味に被身子ちゃんの頭を撫でた。

彼女に近づくと、命令を無視されて刺された時の事をゾクゾクしてしまう。

恐怖半分、興奮半分ってところだ。興奮もしてるのかよ。

今まででもオレの個性の命令を無視できたのはこの女1人だけだ。

 

「だからぁ…ご褒美が欲しいです…誠くん…♡」

 

被身子ちゃんに、アイツらと同じ蔑称で呼ばれるのは我慢ならなかった。

だからと言って、ヴィランに本名を教えることも躊躇われる。

かと言って、使い慣れた名前でなければ呼ばれても気づけない。

間を取って漢字を使ってオレの事は誠と呼べ、と言い含めてある。

なかなかクズな響きがしてオレは気に入っている。最終的に痴情の縺れで殺されそうだがな。

 

「ご褒美だぁ?何が欲しい。金か?」

「もぅ、意地悪しないでくださいよぉ…」

 

ニヤニヤ笑いながら、被身子ちゃんは媚びったれた甘い口調で誘う。

オレの体に纏わり付き、既に臨戦態勢に入っている肉棒をさする。

男心を手玉にとるように、体全体を使って媚びを売る。

 

「ご主人様のご奉仕は私の仕事です。」

「はぁ?たかだか家政婦に()()()()()は渡さないから。」

「ご主人様は物ではありません。私がご主人様の物です。」

「調子に乗らないで欲しいんですけど…殺すよ?」

 

意外なことにずっと部屋の隅に立って待機していたメアリーさんが口を挟んできた。

仕事人なメアリーさんは、オレのやる事なす事に口を出す事は少ない。

が、被身子ちゃんとはソリが合わないようでたまにこうやって口喧嘩が始まる。

 

「わかったわかった。お前のことはいっぱい虐めてやるから。」

 

オレを挟んではじまりそうだった女同士の喧嘩を、被身子ちゃんをなだめながら止める。

女同士の喧嘩には弱い。キャットファイトが始まる前に止めるのがオレの流儀だ。

被身子ちゃんはどれだけ殺気立っていてもオレが撫でると矛を収める。かわいい。

 

「ふふん。言質取りました。早速ヤりたいです。」

 

オレを味方につけた被身子ちゃんは、メアリーさんにドヤ顔を見せつける。

せっかく止めたのに煽るな、馬鹿。

 

「今まで外で運動(セックス)してたから、先に風呂に入ってから…って聞け!!」

「ふぅん…んはぁ…かぷ…」

 

被身子ちゃんはオレに体を擦り付けて首筋に噛み付いた。

行動が早すぎる!一回ずつ行動をしろ。そもそも噛み付くな!

あぁあぁ…オレのズボンにマン汁が…どうするんだよ…

 

「私は誠くんが汗かいたままでもいいですよ…というか、誠くんの汗臭い匂い好きなので…エッチな気分に…」

「匂いじゃなくてベタついてるから気持ち悪いんだよ!」

「これから気持ち良くなります。プラマイ0です。」

「0じゃダメだろ。…あぁもう、わかったから。こんなに床をベタベタ濡らしやがって。」

 

被身子ちゃんは裸のせいで愛液が水たまりを作っていた。

どんだけ興奮してるんだよ…

オレはぶっきらぼうに指を突っ込み、ぐちゅぐちゅかき混ぜた。

一回イけば多少は落ち着くだろ。

 

「ひぃん!?ほ、欲しいです…はやく入れて…」

 

だから早すぎるっつーの。

 

 

 



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7話

感度上昇系226 / 32%
アナル系、106 / 15%
ふたなり、37 / 5%
SM、93 / 13%
いちゃらぶ、253 / 35%
となりました。
上位2つを採用したいと思います。


 

 

 

「んぶっ!づぼっ!ぶぼっ!」

 

部屋に響く、かなり下品な空気音。

身も蓋もなく挿入しようとしてきた被身子ちゃんを止め、とりあえずは舐めろと頭を掴んでオナホにしてから早十分。

被身子ちゃんはまるでスッポンのようにオレの股間に引っ付いて離れなくなっていた。

この位置からは見えないが、ニチニチと水音も聞こえるため下で自分を慰めているのだろう。

 

「んじゅるぅ!んぶぷっ!ぢゅるるぅ!」

 

生暖かい口の中で、舌が1つの生き物のように棒の周りを蠢き回る。

それに加え、大量の唾液とバキュームの吸引。唇での締め付け。カリ首への刺激。

正直、クソ気持ち良い。長い付き合いなだけあってオレのツボをわかっている。

 

「さすがだな、被身子ちゃん。上手いぞ。」

「んぶちゅうっ!んふっ…んぶぶっ!ぢゅうっ!」

「もしかして、どこかで練習してた?」

「んぶーっ!んふふふっ!んふーっ!」

「何言ってっかわかんねーけど怒ってるのは伝わった。」

 

被身子ちゃんは、オレの怒張を口に咥えたままもごもごと非難の声を上げる。

歯を当て、甘噛みの要領で肉棒をグリグリ刺激される。…あ、それちょっとイイかも…

 

被身子ちゃんには、『性欲が限界になるまではオレに会いに来れなくなる』催眠をかけている。

それに加え、刺殺衝動、吸血衝動を全て性的興奮に変更する催眠もかけておいた。

従順な肉便器と言えども仮にもヴィランと同棲したくはない。

オレを殺したことになった事件からは、オレの個性により人に傷をつけることが出来なくなったが。

 

「ごめんごめん。撫でてやるから許して。」

「んぶぅ!んふう…んちゅ…ちゅる!じゅるる!」

 

そういうことなので、被身子ちゃんがオレに会うためには禁欲の生活を送らなければならない。

禁欲の判定は厳しめで、一回でもオナニーをした場合は1から貯め直しとなる。

なので、被身子ちゃんが会いに来た時は部屋で既に全裸になっていた事も、挿入を急かして来た事も仕方ないことではあるのだ。

 

「そろそろ射精すからな…全部飲めよ。」

「あむちゅるぅ…じゅるる!んぢゅう!ぶぢゅるうっ!じゅるっ!ぶぷっ!」

「ちょ、激し…ゔっ…射精る…っ!!」

「んむぅっ!?…ゔぐ…お゛…んお゛…あ゛…」

 

ぶぴゅるるっ!!びゅるるるっ!!!

 

射精の瞬間、被身子ちゃんの頭を力強く掴み腰を突き入れる。

そしてそのまま、喉奥へ欲望の限りをぶちまける。

ビュルビュルと脈動を繰り返して肉棒からザーメンを送致する。

被身子ちゃんは文句も言わずゴクゴクと飲み込んでくれた。良い子だ。

 

「ん…じゅるる…んはぁ…」

 

最後の最後、尿道の中に残っていた精液を絞り出して、やっと被身子ちゃんはオレのちんこから口を離した。

肉棒と被身子ちゃんの口との間にだらりと精液の吊り橋が出来上がる。

被身子ちゃんはフェラしただけとは思えないほどに乱れていた。

心なしか顔も上気し、びくんびくんと体が震えている。

 

「被身子ちゃん。もしかして、勝手にイっちゃった?」

「喉…奥、突かれて…気持ち良くなっちゃいました…♡」

 

被身子ちゃんは、いつもの恍惚とした表情を浮かべた。

どうやら、イラマチオで絶頂に達してしまったようだ。面白い体してるな。

喉を性感帯にしたことはなかったが、今度試して見るのも面白そうだ。

被身子ちゃんの後ろでずっと行為を見ていたメアリーさんが「まだまだだな」みたいな顔で見下しているのは被身子ちゃんに見せないようにしておこう…

 

「ところで、そろそろ本当に我慢出来ないです…おちんちん、欲しいです…」

 

オレがそんな気遣いをしているとは露知らず、被身子ちゃんはオレの体にしなだれ掛かる。

被身子ちゃんの体の柔らかい部分がオレの体全体に押し付けられ、患者になろうとしていたオレを再び覚醒させる。

ギンギンになったオレを触って、被身子ちゃんは妖しい笑みを浮かべた。その表情エッロ…

 

「もう我慢出来ないです…誠くん…っ!」

『まあ待て。落ち着け。』

 

オレは興奮のあまりオレを押し倒して来た被身子ちゃんの手を握って個性を発動させる。

ペースを握られてしまってはこってり絞られて終わってしまう。

オレは犯すのは好きでも犯されるのは苦手なんだ。

 

『まあまあ。一旦ベッドに寝てくれ。フェラの礼をしないとな。』

「そ、そんなのいいからぁ…せっくすぅ…」

 

オレは若干泣きそうになっている被身子ちゃんを個性で操り人形にしてベッドへ向かわせた。

背中をベッドにつけ、足を地面に下ろしてまんこを丸見えにした体勢で寝転がす。

被身子ちゃんがフェラをしていた場所には愛液で大きな水たまりができていた。

ずっと見学していたメアリーさんに床の掃除を頼んで、オレは被身子ちゃんを苛めはじめた。

まずは2倍からだ。

 

『じゃ、今から感度が2倍になるからね。』

「やだ!それやだ!!」

 

被身子ちゃんは感度上昇の催眠がかけられたと気づくと、慌てて叫ぶ。

しかし個性で捕まっている被身子ちゃんに逃げる術はない。

初めは個性を使っている時の言葉が伝わらなかったようだが、個性を使い慣れてからは意識すれば相手の記憶に残るようになった。

勿論、その逆でしなければ相手の記憶に残ることはない。

 

「被身子ちゃんの好きなクンニしてあげるよ。」

「うぅ〜〜〜…せっくすは…」

「まだお預け。」

 

まんこはびっしょびしょに濡れていたため指はすんなり挿入った。

 

「じゅる…じゅぱっ…じゅるるっ…んじゅるっ…」

「うっ…んはぁっ!ん…ひぅん…」

 

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…

被身子ちゃんの好きな、クリトリスの裏側に舌を当ててかき回す。

当てる度にヒクヒクとたくさんの()()が蠢いて快感を感じていることを知らせる。

 

「…クリちゃんも同時に弄ってあげるよ。」

「ちょっと…まっ…ひゃぅん!?」

 

皮を被っている恥ずかしがり屋な豆を、皮の上から優しく揉む。

愛汁をジュルジュルと啜ると、奥からどんどんと溢れてくる。

これじゃいつまで経っても飲みきれないな。

 

「あっ!あっ!あっあっあっ…いっ…イ…くっ…!!」

 

性感が上がっているのと、絶頂した直後だったこともあり、クンニに弱い被身子ちゃんは、ものの数分で絶頂に達した。

絶頂したとはいえ、被身子ちゃんの感度はオレが個性で戻すまで正常にならない。

被身子ちゃんは中イキするまで絶頂すればするほど感度だけ上がっていくとても辛い状況になっている。

 

『そろそろ3倍いってみようか。もうちょっと焦らすぞ。』

「も…無理ですぅ…はやく…シたい…」

『我慢しろ。もう少し我慢すれば死ぬほど気持ち良いセックスができるぞ。』

「やだぁ…おちんちん…ほしいよぅ…」

 

被身子ちゃんは上からも下からも涎をダラダラ流し続けている。

限界まで我慢させてのセックスは気絶するほどの快感を生み出す。

被身子ちゃんにはもう少し頑張ってもらおう。

 

 

 



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8話

トガちゃんの章を完結させたら、章の順番を変更しようと思っています。
内容は変更しないので読み返す必要とかはないです。


 

 

 

「っはぁ!っふぅ!っふぁあ!」

『ほーら10倍だ。クリももっと気持ち良くなるぞ。』

 

ぐちゅぐちゅと、舌をGスポットに這わせ、更に剥き出しのクリに愛液を塗り込む。

ビンビンに勃起したクリを擦られるだけで、被身子ちゃんは狂ってしまう。

感度を上げた状態のクリトリスは死ぬほど気持ちが良いようで、触ると暴れ回るので体を動かせないようにする必要がある。

個性で体を動かせないはずなのに、ガタガタと足が震えている。

生理現象や脊髄反射を止めることはできないのだ。

 

「っひぃん!?っふぁあん!ひふぅんっ!ひゃぁあめへええ!!」

 

ガクンと体から一瞬力が抜ける。絶頂だ。

まんこから、ぶしゅう!っと盛大に潮が吹き出した。

それはクンニをしていたオレの顔にバシャバシャとかかる。

被身子ちゃんが何度も何度も潮を吹くから、オレの頭はシャワーを浴びてたのかってほどに濡れていた。

 

「ひぃ…ひぃ…も…らめぇ…力はいんにゃい…あへぇ…」

「…そうだな。そろそろ前戯は終わりにしようか。メアリーさん。水を用意してきて。」

「かしこまりました。」

 

オレは被身子ちゃんから手を離し、立ち上がる。

ゴリゴリに硬くなった自分の息子を長く待たせてしまった。

この状態で被身子ちゃんに挿入するのは不憫なので、落ち着くまではしばらく大人しくしていよう。

まあ、休憩なしはそれはそれで気持ち良いだろうが。今回は絶頂の余韻が終わるまでは待ってやる。

 

膣の左右のマン肉が、愛液とオレの唾液でてらてらと光っている。

その上には年齢的にはもう少し生えていてもおかしくはない薄い産毛が、申し訳程度に生えている。

見方によってはグロテスクにも見える真っ赤な膣内が呼吸をするかのようにパクパクと口を開いていた。

奥には愛液で濡れ濡れの深いひだが待ち構えている。

いっちょまえに何誘惑してんだ、くそが。エロすぎる…

 

「ご主人様、どうぞ。」

 

やることもないので被身子ちゃんのまんこを観察していると、メアリーさんが帰ってきた。

手にはオレが持って来させたペットボトルを持っている。

オレはメアリーさんの持ってきたペットボトルに入っていた水を口に含む。

そして、だらしなく股を開いたまま立ち上がれずにいる被身子ちゃんへと近づいた。

そして被身子ちゃんのヨダレを垂らした半開きの口に、口を付ける。

 

「ん…んむ…こくこく…」

 

すぐさま意図を理解した被身子ちゃんは、オレに体を預けて口の中に水を受け入れる。

そして小さく喉を鳴らして水を飲み込み始めた。その姿は、年相応の子供のようで可愛らしい。

潮を吹き出しまくっていたため、続けていると脱水症状が出る恐れがある。

行為の最中にも水分補給は大事だ。

 

「ん…ちゅ…ちゅう…んふぅ…じゅるる…」

 

オレの中の水が無くなったら、今度は舌を絡めて唾液を啜り始めた。

どこまで搾り取る気だよ、と内心呆れつつも好きにさせる。

被身子ちゃんの舌テクはすごい。少女とは思えないほどだ。

舌と舌で何度も絡め合い、舐め合い、引き合う。キスだけでセックスしているようだ。

 

「んじゅぅ…じゅるる…っぷはぁ!…ねえ…そろそろ、欲しいよ…」

 

エロに貪欲な被身子ちゃんは、再戦を催促する。

いままで色々な女を、それこそ3桁に上るほど抱いてきたが、被身子ちゃんほど性欲の強い女はそういない。

もしかしたら他の女も好きなものを性的興奮に変換させたら被身子ちゃんのようになってしまうのかもしれないが…

試す理由もないのでやったことはない。

 

「いいぜ。ぶち込んでやるから覚悟しろよ。」

 

オレは腕を使って被身子ちゃんに覆い被さり、肉棒の位置を整える。

被身子ちゃんの体はいい加減見なくても勝手知ったるもの。

ノーハンドで膣口へと持って行き、ヌルヌルと擦り付ける。

 

「うぅ…早く…ここまできてお預けなんてひどいですよう…」

「もうちょっとだから。ぶっ飛ぶくらい気持ち良くさせてやるから。もう少し待て。」

 

オレは左右ともに頭の横で被身子ちゃんの手を取り握る。

個性を発動させて、ついでに手を拘束させてナイフを持てないようにさせた。

被身子ちゃんとセックスする時、ナイフで刺されるのが軽いトラウマになっている。

そんなことあるはずないのだが、刺されてしまわないか不安になってしまうのだ。

 

『ほ〜ら、挿入っちゃうぞ。』

「うぅん…♡挿入ってきた…」

 

頭を突き入れ、浅い位置で何度か腰を振る。

ぐちゅぐちゅ、と少し抽送を繰り返して、ズルンと引き抜き恥丘の上を滑らせる。

 

「ひゃうんっ!ちょっと、誠くん…!」

『悪い悪い。今度はしっかり挿入れるから。』

 

ちょっとしたお遊びで被身子ちゃんを怒らせてしまった。

だが、本気で怒ってはなさそうなので問題はないだろう。

オレは今度こそ肉棒を被身子ちゃんの肉穴の膣内(ナカ)へと滑り込ませる。

 

ずぷぷ…

 

頭を突き入れ、そしてカリ、竿と、ゆっくりと時間をかけて腰をつき入れる。

挿入した瞬間、何十、何百ものひだがおれの肉棒を舐め回し、ぞわぞわと射精感を煽る。

挿入れてるだけで射精してしまいそうだ。それほどの快感。

議論しようの無い、紛れも無い名器だ。

 

「んっ…んぁあああっ…どんどん挿入ってきてるの、わかります…」

 

愛液でぐしょぐしょな被身子ちゃんのまんこは、オレのちんこを簡単に飲み込んでいった。

まるで、元々その場所に収まるべきだったかのような、異様なフィット感。

流石、長年オレ専用のちんこケースをやってきただけある。

 

「はぁんっ!誠くんの、おっ、お、大きな、おちんちんが…はぁんっ!わ、わたしの、おまんこの壁を押し広げて、挿入ってきてます…」

 

耳元で喘ぎながら卑猥な単語で実況されるのエロすぎる…

最大まで硬くなったと思っていた肉棒が、ビクビクと喜んでさらに硬度を増す。

まるで中に骨でも入っているのでは無いかと思うほどに硬化した。

 

『奥まで届いたな。突き上げるからな。』

「はっ、はい…」

 

2/3まで挿入した場所で亀頭がなにか硬いものにぶち当たった。

オレが個性を使ってクンニと同時にかなり下まで下ろしておいた子宮口だ。

 

『イくぞ。ほら、ぐりぐり…』

「ひっ!ひぃっ!奥ぅ!ゔっ!ゔぉお゛っ!?」

 

子宮口は、相手のちんこの長さによってその位置が変わると言われている。

ちょうど亀頭が当たる、気持ちよく妊娠できる位置に移動するのだ。

それを、強制的に下げてちんこで元の位置まで押し上げてやるのだ。

握った両手にぎゅっと力がこもり、オレの手を握り返す。かなり気持ち良いのだろう。

 

「ほぉおおっ!お゛ぉっ!ゔ…おぁあおっ!?」

「耳元でおほおほうるせえな…オラ!子宮アクメ決めろっ!」

「うひぃっ!?いっ、あぉおっ!?い『:<p|✳︎$※l@%お)$@ぁぁあゔゔあああぁぁあっ!!」

 

腰を突き入れ、ぐぐぐっと力を入れて子宮口を押し上げると、被身子ちゃんは今日一番の奇声をあげながら絶頂を迎えた。

おおよそ女の子が出していい声ではなかったな。

ビクビクと痙攣しているが、そのままオレは腰を根元まで突き入れてとどめを刺した。

そしてずんずん抽送を繰り返す。今度は休憩なんてさせてやらない。

 

「ゔっ!ゔぁっ!ひぁああうっ!!うひゃああおお゛っ!?」

 

獣のように本能のまま嬌声を上げる被身子ちゃん。

ポルチオ責めは今日も喜んでもらえたようだ。

感度10倍はやりすぎだったかもしれないが…

 

「んふぅっ!?ああいぃっ!んぁあっ!あぁあん!あおおあ!」

 

続けられる子宮口へのキスに、だらしなく喘ぐしか無い被身子ちゃん。

オレもオレで深く柔らかいひだがぞりぞりと、竿をまるで洗車のようにこそぐ。

きゅんきゅん緩急をつけて締まるまんこは、ちんこにこびりついた垢を全て洗い落とすかのように容赦なく責め立てる。

オレは激しく腰を振り、何度も何度もピストンを繰り返す。お互いが気持ちよくなるためだけに弱点をぶつけ合う。

何て官能的なんだ、セックスという行為は。

 

『そろそろ射精るよ、被身子ちゃん!!オレが射精した瞬間、一緒にイけ!いいな!?』

「あはぁっ!あひぃっ!あううぅ!うぅんああっ!わっ!わ、かりまひたぁああっ!」

『イくぞ、射精すぞ…!!』

「いぅあっ!き、きて!きて!きて!!ナカにきて!!ナカ!あっ!な、なかぁあっ!」

 

ぶぴゅる!ぶびゅるるっ!ぴゅるるっ!!

 

鈴口を子宮口に押し付け、子宮の中に欲望をぶちまける。

白濁した情欲を、被身子ちゃんに全て注ぎ込む。無駄のないよう、一滴残らず。

被身子ちゃんはオレの命令の通り、膣内射精されながら潮を吹き出し絶頂していた。

 

 

 



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9話

今話にてトガヒミコちゃんのお話は終了です。
すごく贔屓してしまったのがわかる話数になってしまいました。

ゴールデンウィークは実家に帰省するのでもしかしたら投稿がないかもしれません。かも、だからね。
そんなに長く続けるつもりもないので、ある程度満足したらエターという形になると思います。


 

 

 

ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!ぱんっ!

 

軽い、肉と肉がぶつかり合う音。そして、被身子ちゃんの嬌声。

部屋の中はむせ返る性臭と卑猥な音が占めていた。

 

『あーイくイく…また膣内に射精すぞ。被身子ちゃん。』

「ゔゔう!!ゔぁああっ!あぉおああ!…お、おねがいします!!いっぱい…くらはいっ!!」

 

被身子ちゃんは腰を押し付けるオレの背中に足を纏わりつかせる。

そのままぐいぐいと押し、奥へ奥へと誘惑する。

女はあまりにも気持ちよかった場合、逃げようとする奴ともっと快楽を貪ろうと逆に寄ってくる奴に分かれる。

被身子ちゃんは圧倒的後者で、どんな時にも最高の快楽を目指すセックスに妥協しない女だ。

 

『言われなくてもやってやるよ、お姫様。』

 

オレは、被身子ちゃんの大好きなポルチオにゴリゴリと擦り付ける。

被身子ちゃんは、涙をボロボロと流しながらひんひん喘ぐ。

 

「あああっ!あぁぁあ!あううああ!あひいいあああっ!?」

『いっぱい飲めよ。一緒に赤ちゃん作ろう。』

 

オレは被身子ちゃんを抱きしめながら、穴の中目掛けてびゅーびゅー吐き出した。

その瞬間、被身子ちゃんは体が強張り絶叫をあげる。

感度20倍にもなった所に、その上から強制絶頂をさせられたのだ。

被身子ちゃんの体からガックリと力が抜ける。気絶してしまったようだ。

 

「はー…はー…すっご。この女、マジで一滴残らずオレの子種搾り取る気だぜ。」

 

腰を引き抜くと、まんこの中からぬりゅんと肉棒が顔を出す。

被身子ちゃんのまんこは、長く挿入していたこともあってぽっかりと大きな穴が開いていた。

奥には光に反射しててらてら光る真っ赤な膣壁が覗いていた。

これはなかなか元には戻らないだろうな…

 

ぼたぼた…

 

奥の方から、白濁した粘液がゆっくりと流れ出る。あーくそ、エロいなあ…

賢者タイムに入っていたはずのオレの息子がムクムクと元気を取り戻す。

まったく。既に何回戦やったと思ってるんだ。

 

「メアリーさん、精力剤頼む。まだ満足しそうにないみたいだ。」

「かしこまりました。…あまり無理をなさらないでくださいね。」

「まあ、善処はするけど…被身子ちゃんから求められたら断れないからな。」

「…その女と関わるのはおやめになったほうがよろしいのではないでしょうか。教育にもよろしくないですし、お体に触ります。」

「まー、そういうわけにもいかなくてね…お、サンキュ。」

 

被身子ちゃんがオレを訪ねてくるスパンは段々と短くなってきている。

前に会った時から一週間も経っていなかったはずだ。

 

被身子ちゃんは、その端正な顔とナイスバディな体、そして何より男の全てを搾り取る犯罪的なまんこ。

それを考慮して、ヴィランだということを加味しても文句なしで100点を叩き出す。

それに毎日朝昼晩とオレの性処理させていた雪子と違いまんこの締まりがまだ正常だ。

雪子ですらたまに後悔してしまうこともあり、被身子ちゃんを簡単に手放すのは惜しいと思ってしまう。

 

オレは、メアリーさんが持ってきた精力剤を飲みながら想いを馳せる。

これは、将来が思いやられるなあ。

 

 

 

 

 

「あ゛…うぐ…うぅん…」

『大丈夫か?被身子ちゃん。』

 

オレは、抜かずそののままの状態で被身子ちゃんに問いかける。

仰向けでびくんびくん痙攣しているその姿は、心配になってしまうほどだ。

 

「あふぅ…らいじょ…ぶ…」

 

被身子ちゃんは、焦点の定まっていないどこか呆然とした様子で呟いた。

呂律もうまく回らないようで、しかし握っている手だけは離すまいと力がこもっている。

 

『一旦休憩するか?』

「ん…もいっかい、しましょう。」

『復活早いな。んじゃそろそろ、()()()()()()()()。』

「…!」

 

オレは、個性を解除させて被身子ちゃんの体を自由にする。

被身子ちゃんの目がキラリと光り、オレに飛びかかる。

攻守が反転し、今度は被身子ちゃんが責め始める。

お前さっきまで満身創痍だっただろうが…

 

「はぁむ!ちゅううう!」

 

被身子ちゃんはオレの顔をガッシリと掴み、舌を口の中に滑り込ませる。

あー…やっぱりこうなるのか…

被身子ちゃんはオレの口の中を舐め回し、舌を吸い、ツバを啜る。

 

「ちゅじゅるるるっ!じゅるるるっ!ずじゅるるるっ!!」

 

いきなりかっ!

激しすぎる接吻に、溺れそうになる。

被身子ちゃんの激しい口付けは数分にも渡る。

それはまるで食事をガツガツと貪る獣のようだ。

 

「ん〜〜〜っちゅう!っぷはぁ!…かぷっ!」

 

被身子ちゃんはやっと口を離したかと思えば、オレの肩に噛みつき甘噛みを始める。

個性で強く噛むことができないため、はむはむといった感じで少しこそばゆい。

 

「ちゅ…じゅるる…んむぅ…ちゅるるっ…」

 

歯を立て、そのまま舌をチロチロと動かして肌を吸う。

そんなことしても血を吸うことはできない。

ま、落ち着くようなので好きにやらせておく。

その間に、オレは被身子ちゃんのまんこにちんこを突き入れる。

こちらから動かなければ、何分でも何十分でもちゅうちゅうし続けるのだ。

 

挿入されたことに気がついた被身子ちゃんは、ガンガン腰を振り下ろす。

バシャバシャと愛液を撒き散らしながら、デカいケツを振って激しいピストン運動を始めた。

 

「じゅる…ちゅるるっ!はぁっ!はぁんっ!…おひんひん(おちんちん)ふほひ(すごい)おふまへ(おくまで)っ!もっほ!もっほ欲ひぃ…!」

 

ゴンゴン子宮口に当てまくり、腰を振りまくる。

このまま朝までずっとパコパコやるんだろうなあ…

オレは未だ肩に噛みつきハムハムしている被身子ちゃんの頭を撫で続けた。

 

 

 



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雑踏で連れ込んだ香織ちゃん
10話


 

 

 

すれ違った顔のいい女を追いかけ、肩を叩く。黒い長髪の綺麗な学生服の女だ。

やはり、手を出すなら第一印象で顔が良いは外せない。

 

 

「すみません、落としましたよ。」

「…私ですか?」

 

オレは片手に何かを持っている仕草をして、その手を向けた。

人間、何かを渡されると反射的に手でを出してしまうものだ。

すかさずその手をむんずと握り、「個性」を発動させる。

 

『声を出すな。』

 

まずは声を封じる。

女の子は怪訝そうな顔をして、その後驚く。

今、彼女は声が一切出せなくなっているはずだ。

 

『オレの命令は絶対だ。まずは、オレの後を追って大人しく付いて来い。』

「…」

 

何かに勘付いたのだろう。首を横に激しく振っているが、こうなってしまってはオレの命令に逆らう事はできない。

オレは女から手を離すと、何事もなかったかのようにずんずんと進んでいく。

オレと女との様子に不思議そうにしている人間はいたが、足を止めてまで訝しがる奴はいない。

オレが向かったのは、寂れた路地裏。人がいない、青姦の絶好なスポットだ。

 

人目のない場所に連れ込んだオレは、引っ掛けた女をよく観察して見る。

顔は可愛い系の美少女。まつ毛は長く、鼻は小さくツンと上を向いている。

潤う柔らかそうなリップ。大きくパッチリと開いた、涙の潤む瞳。

顔を点数でいうと、雪子が100としてこの子は85点くらい。

胸はそこそこ。ウエストも現代女子らしくキュッとしまっている。

腰回りはもう少し欲しかったかな。スレンダーなのはそれでアリだが、オレは安産型が好きなのだ。

 

「命令だ。オレの指示なしに体を動かすな。いいな?」

「…」

 

声も動きも封じているので、何も反応を見せいない女。

ただし、生理現象や無意識にやっている事は禁止していない。

そのため、頬を伝う涙や青ざめた顔色のオプションが付いてくる。

個性を発動した状態で「命令を聞け」と言えば、手を繋がなくとも言いなりにできる。

ただ、こちらは長時間持たない(詳しく検証したわけではないが二十四時間程度)のがネックだ。

 

「小さい声なら声を出してもいい。」

 

会話を成立させるため。そして、大声を出させないために加えて命令を追加する。

それでも、状況を整理できていないのか声を出す事はないその女に、オレは矢継ぎ早に命令を下す。

 

「名前と個性の説明。あと住所と電話番号、それから通っている学校と学年、クラスを教えてくれ。」

「…な、名前は花野香織です…な、なんで、口が勝手に…個性は手からフローラルな香りを出せます…住所は尾奈穂町の07−2で…電話番号は覚えていません…スマホ見ればわかります…学校は…やだ…聖所理女学院の…高等部、2年C組です…」

「そっか、香織ちゃんか。なんでこんな所に連れ込まれたかわかる?」

「ひっ…わかりません…」

「わかんないか。じゃ、教えてあげよう。香織ちゃんのおまんこの具合がどんなか確かめてあげようと思って呼んだんだよ。理解できた?」

「…い、いや…やめてください…」

 

小さく震え始めた香織ちゃんを、しかしオレは無視して会話を続ける。

 

「香織ちゃんは処女?」

「は、はい…経験ありません…な、なんでこんなこと…」

「へえ。最近は高校生でも非処女な子多いんだよ。彼氏は?」

「います。」

「どんな子?」

「サッカー部のスタメンで、髪は短くて、顔は普通くらい…」

「普通くらいなんだw」

「で、でも、優しいし気が回るタイプで、私の事を一途に思ってくれて…あの、もう許してください…言う事なんでも聞くので、お願いします…」

 

ぼろぼろと目から大粒の涙を流す香織ちゃん。

残念。ここまで来てヤらなかった女はいないんだよ。

 

「なんでも言う事聞いてくれるんだ?じゃあ、オレに処女ちょうだい?」

「わかりました…いっ、いやです…お願いします。エッチな事は、高校卒業してからって約束で…ゆうくんに取ってあるんです…」

「そ。その彼氏さんとはお幸せに。でも、オレとはそんな約束してないよね?」

「そんな…」

「じゃあ、スカート自分でめくって見せて。」

「いや、いやだ…どうして、手が勝手に…」

 

自分の思いとは裏腹に、堂々とした様子でスカートの端を持ち上げる香織ちゃん。

そんな彼女のショーツは、桃色のフレッシュな女の子らしいものだった。

見方によって、子供っぽいと言う意見と年相応と言う意見が分かれそうなデザインだ。

 

「安心して。人っ気がないとは言え全く来ないって事もないから、早く済ませるつもりだから。」

「あっ、やめて、ください…っ」

 

オレはスルスルとショーツを脱がして恥ずかしい部分をさらけ出させた。

中からは手入れされているのか、適度な長さの可愛らしい隠毛が現れた。

その奥に隠れている小さな豆やお口までバッチリと確認できた。

香織ちゃんのおまんこは、ぴったりと閉じた綺麗な筋だった。

 

「ちゅ…じゅるる…じゅるるる…」

「あっ…やだ、そんな所…やめてください…っ」

 

オレは思わずと言った調子でしゃぶりついた。

汗か尿か、少ししょっぱい。色気も何も無いくせに、妙にエロい。

 

「あっ…いやだ…うぅんっ…やめてくだ…ちょっとっ…」

 

何分か夢中で舐めていると、奥から愛液が分泌し始めたのを舌先で感じ取る。

足もヒクヒク震えている。快感は感じているようだ。少し早いが、そろそろ挿入してしまおう。

まだ香織ちゃんは痛いとは思うが、時間をかけすぎて本当に人に見つかった事があるのだ。

その時はレイプした子を味合わせた後、記憶を消して事なきを得たが、次もうまくいくとは限らない。

己の分身を、チャックを開けて最小限の露出で登場させ、スリスリと股間に擦り付ける。

香織ちゃんはスカートをたくし上げたまま動けない。

 

「ひっ…いやだ…しまってください…」

「じゃあ、そろそろ味見させてもらおうか。香織ちゃんのまんこはどんな具合かな?」

「やっ、やだっ…お願いします…お金払います、警察に行ったりもしません、だから、それだけは…」

 

───ずぶっ!

 

やけに手応えのある感触とともに、オレの怒張は香織ちゃんの穴の中に侵入した。

 

「い…っ!いた、いたい、いたいです…」

「大丈夫、すぐ慣れるから。動くね。」

「あっ、痛いです、やめてください…いたい、いた…お願いします、抜いてください…すごく痛いんです…」

 

小声とはいえ、痛い痛い言われるとこっちだって萎えてしまう。

オレは香織ちゃんの手を握り、個性を発動させる。

 

『今から痛いのが気持ちいいに変わる。ほら、気持ちいい。すごく気持ちいい。もっと気持ちいい。ずっと気持ちいい。』

「い…っ!?いや、な、なにこれ、いや…っ!あ、あ、あっ…やめ、動かないで…!」

「気持ちいいでしょ?ほら、もっと動いてあげるよ。」

「あぅんっ!?やだぁ…あっ…あ゛っ…!」

 

彼女のすすり泣く声と嬌声が、路地に響いていた。

 



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11話

 

 

「さすがに処女だけあって狭いな。キツキツだ…」

「な、なに、これ…おなかが…」

 

個性で痛みを快感に変換してから、香織ちゃんの反応は恐怖から不安へと変わっていた。

快感に戸惑っているあたり、もしかしたらオナニーすらしたことがないのかも知らない。

雪子と違い、香織ちゃんは初々しくてとても新鮮だ。

 

「これが気持ち良いって事だよ。香織ちゃん、彼氏さんとキスしたことある?答えて。」

「…あ、あります…やぁ゛…っ!喋ってる時は、とめてくだ…っ!」

「へえ、あるんだ?どのくらいの頻度でしてるの?」

「まだ一回だけです…」

「どこで、どんな感じだった?」

「放課後、デートの後に…あっ…いや…お別れする時、わたしから…そ、そんな事まで、聞かないでくだあ゛っ…!?んぁっ!」

「香織ちゃん、貞操感強いみたいだから意外だったよ。おませさんだね。」

 

穴の締め付けがきゅんと引き締まった。

もしかしたら少し気にしていたのかもしれない。

動く度、ぬっちょ、ぬちょと愛液が増えてくる。

初めは滑りにくく狭かった香織ちゃんのおまんこは、段々と男の精を搾り取るおまんこになってきている。

 

「って事は、ディープキスはまだって事か。」

「お、お願いします…っ!許してください…」

「何で?香織ちゃん、何も悪いことしてないのに許してっておかしいね。」

 

オレは香織ちゃんの頬を撫で、親指で唇を開かせる。

香織ちゃんは相変わらず青い顔でガタガタ震えていた。

 

「舌出して。オレが本当のキスを教えてあげるよ。」

「ひっ…!ひや()おへはいひまふ(お願いします)それはへは(それだけは)…」

「それだけはって、香織ちゃん、さっきからそれしか言ってないよね?」

「ごへんなs、ごめ…な、あぅっ…ひぅっ!やだぁ…」

 

ちんこで奥の方をゴリゴリつつくと、面白いように反応する。

逃げようとしても、オレの命令していない行動はできないため体を捩ることすらできない。

香織ちゃんは弱点丸出しの状態でパコパコハメられるしかないのだ。かわいそうに。

 

「わかった。じゃあ、1つだけなら許してあげる。」

 

オレは出したままの舌を指でつまみ、ぐいっと引っ張りながら問いかける。

 

「選ばせてあげるよ。膣内射精(なかだし)と、ディープキスと、おっぱい。どれが嫌?」

「なはらひ!なはらひ!!」

「え?おっぱいが嫌って?」

「ひはっ…!なはらひ!ひゃめへ、おへはい…」

「わかったわかった、膣内射精(なかだし)な。じゃあ、キスはしっかりやらないとな。」

 

オレは香織ちゃんの舌を離し、口を近づける。

嫌そうな表情ながらも、希望が見えたようだ。

ばーか。そんな約束守る訳ねぇだろ。

 

「しっかりとキスが出来なければ膣内射精(なかだし)するからね。」

「……はひ…」

 

オレは、だらしなく垂れ下がる舌にむしゃぶりついた。

 

「ちゅ…ちゅずっ…じゅるるるっ!じゅぷっ!ちゅ…ぢゅるるるっ!」

 

できるだけ大きく、できるだけ下品に。

香織ちゃんの舌を、歯茎を、内頬を。

口内の唾液をむさぼる。

 

「ちゅ…じゅる…っぷはぁ!ゔっ…!げほげほっ!う、うぇ…ゔ…」

 

香織ちゃんはもう完全に泣いていた。

口が離れた瞬間、咳き込み、えずく。

そんな姿を見てショックを受けるどころか興奮してしまったオレは、再び接吻を続ける。

 

「そういえば、おっぱいも触らないとね。そういう約束だから。」

「…っ!」

 

膣内射精(なかだし)を回避するには許容するしかない。

香織ちゃんは泣きながらも反論する事はなかった。

一旦ピストン運動を停止して、服の中にむんずと手を入れ、もぞもぞとブラジャーのホックを外す。

服の中から出てきたのは、ショーツと同じく桃色の、ひらひらとレースの付いたブラジャー。

 

「あらら。こんな可愛いブラつけちゃって。オレ以外の奴に狙われても知らないよ?」

「…」

 

香織ちゃんは目を瞑って恥辱に耐えていた。

その態度、最高にそそるよ。香織ちゃん。

オレは服を捲り上げ、香織ちゃんのまあまあはある程度の胸を乱暴に鷲掴む。

 

「乳首は綺麗なピンクだね。可愛いよ。おっぱいはまだまだ成長中かな?カップ数はどのくらい?」

「Cです…いやだ…何でこんな事…」

「Cかあ。食べごろだね。」

 

クリクリ、と乳首を摘んだり弾いたりと色々して反応をうかがう。

まだムズムズした感覚、と言った感じか。

この様子だと、乳首も触ったことがなかったのかもしれないな。

 

「じゃ、そろそろ一発射精そうかな。」

 

オレはひとりごち、香織ちゃんの手を握って個性を発動させる。

 

『これから、感度が上がってもっと気持ちよくなる。突かれる度にどんどん気持ち良さが上がっていく。ほら、どんどん気持ちよくなる、気持ちよくなる。気持ちよくて何も考えられなくなる。』

「い゛っ!ひゃあっ!?あ゛…っ!!?…えっ、何…急に、体が…」

 

香織ちゃんは状況が理解できない様子。

ま、説明してやる義理もない。

オレはこれまで抑えていた欲望をぶちまけ、ガシガシと思い切り腰をぶつけはじめる。

 

「あっ❤︎な、なに、これ゛ぇ゛っ!!?あ゛ッ❤︎…あ゛〜〜ッ!??」

「イくよ、イくよ…そろそろ射精るよ、香織ちゃん…!」

「ひぃっ、いっ、や゛ぁっ!…うっ、ぐすっ…は、はやぐっ!だして、くだざ…あ゛ぁっ!?」

「射精る、射精る…射精るぞ、膣内に…ッ!」

「えっ…いやっ!!!やら゛!!!うしょつき!!!!そとに!おね、おねが…い゛っ!」

「孕め!女ァ!」

「ゆうく…たしゅけ…」

 

──────ぶぴゅるるっ!ぶぴゅるっ!ぶぴゅっ!

 

オレは全て子宮の中に注ぎ込もうと、腰を奥まで押し込んで射精した。

 

 

 



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12話

 

 

「はッ❤︎…︎はーッ❤︎…にゃ、にゃに、これぇ…❤︎」

 

体をびくん、びくんと跳ねさせ、初めての経験に戸惑う香織ちゃん。

感度を上げ、痛みを快楽に変えられた香織ちゃんはあっけなく絶頂を迎えた。

ガクガクと膝が笑い、体が支えられなくなったようで、香織ちゃんは地面に崩れ落ちた。

 

オレの個性は、命令する事はできても、元々人間が出来ないことをさせる事はできない。

例えば、絶頂した事ない人間に絶頂しろ、と命令してもその感覚がわからず、命令は不発する。

オレは香織ちゃんに動くなと命令していたが、体に力が入らない状態で動かないのは難しい。

結果、上半身は動かないという命令を保ったまま、下半身から力が抜けて倒れてしまった。

 

「うっ…ひぐぅ…ひっく…ごめんなさい、ごめんなさい…ごめんね、ゆうくん…」

 

その香織ちゃんはというと、汚いコンクリートの上に倒れたまま、メソメソと泣いていた。

綺麗な女の子が、汚されて泣いている。なんて()()()情景だろうか。

オレは香織ちゃんの手を掴んで引っ張り、強制的に立ち上がらせる。

 

『ほら、立って。背中を壁に預けて、ガニ股で股を開くんだ。』

「い、嫌です、こんな…!ああああっ!こんな恥ずかしい格好…」

「そうそう。もっとおまんこを前に突き出して。よく出来たね。いい子だ。」

 

泣きながら謝っていた香織ちゃんは更に酷い辱めを受けることとなった。

開いた膣口からは、奥に押し込んだはずのざーめんがポタポタ流れ落ちていた。

尊厳を踏みにじるような、およそ女の子が人前でしない、あまりにも下品な体勢。

香織ちゃんの瞳からは、ボロボロと流れる涙が止まらない。

 

「…もう、やめてください…」

「もっと恥ずかしいことしてあげるから、期待しててね。」

 

オレは香織ちゃんのおまんこの中に、そっと指を差し入れる。

何をされるのかわかっていないようで、しかし嫌な予感はしている様子。

オレは中で指を折り曲げ、Gスポットをぐちゃぐちゃ引っ掻き回す。

 

「ひっ!?な、なんですか、それ…」

 

びくん!と大きく体が飛び跳ねた。

性感を上げられた体は、否が応でも反応してしまうのだ。

 

「ひぅん!ひゃぁん!やだやだ!やだ!また飛んじゃう!体が飛んでっちゃう!」

「それはイくってことだよ。切なくて切なくて、もっともっと気持ち良くなりたい時に起きるんだよ。」

「止めてください…怖いんです、死んじゃう…!」

『大丈夫。気持ち良くなるだけだから。怖いことじゃないよ。』

「怖いことじゃ…ない…」

 

個性を使って、絶頂は怖くないことと言い含め、香織ちゃんを落ち着かせる。

そのおかげか、香織ちゃんは快楽を受け入れ始めた。

再び絶頂を迎えそうだ。オレは察して、指を更に激しく動かす。

段々と精液とは別の、粘性のある液体が流れ落ちてくる。

 

「えっちな汁が出てきてるね。気持ち良い証拠だよ。」

「あぅ❤︎あっあっ…❤︎ひぅん❤︎ひゃあ❤︎」

『飛んじゃいそうになった時、イくって言ってごらん。もっと気持ち良くなるよ。』

「ひ❤︎ひぁ❤︎イっ❤︎イく❤︎イく❤︎イくイく…ひぐぅ…っ❤︎」

 

小さくびくびくっ!と震え、香織ちゃんは宣言通りイってしまった。

香織ちゃんはイくと言う度、気持ち良くなる体になってしまった。

欲望のまま、何度も何度もイくと言って自分から性感を上げてしまう。

 

「やっ❤︎やら…❤︎や、やめてくだ、さ…っ❤︎わ、私の体、何か、変なんです…っ❤︎」

「そうだね。気持ち良いことが何倍にもなってる上に休憩なしだから、頭おかしくなるくらい気持ち良いでしょ?しかも、逃げられないからされるがまま。ほら、またイってごらん。もっと気持ち良くなるよ。」

「あっ❤︎あ゛ぅっ❤︎ひやぁ❤︎も、もっと、きもちよくなっ❤︎なりゅ❤︎」

「そうそう。ゾクゾクして気持ち良いでしょ?また飛んじゃいな。」

「ああっ!まって❤︎な、何か出そうです…っ❤︎やめっ!お、おしっこ❤︎でちゃ…❤︎」

「いいよ。いっぱい出しちゃいな。」

 

ずりずりと、かき出すように指を動かす。

出来るだけ膣壁を傷つけないようにはしているが、傷つけばそれはそれで痛みが快感になっている香織ちゃんにとってはご褒美になる。

 

「あっ、出ちゃ❤︎いっ…イく…イっぐぅ…❤︎」

 

ぷしゃっ!ぷしゅっ!

 

絶頂と共におまんこから激しく潮を撒き散らし、地面を濡らす。

自分のおまんこからぴゅっぴゅと出る謎の液体に、香織ちゃんは困惑するばかりだ。

「なにこりぇ…おしっこじゃ…ない…」

「これは潮吹きっていって、気持ち良すぎると出ちゃうエッチなお汁だよ。」

「しおふき…?」

「初めてで出るなんて、香織ちゃんはエッチなんだね。」

「そ、そんなことにゃああああっ!?」

 

ずぷうっ!

本命とばかりに、オレはもう一度香織ちゃんの秘部に侵入した。

 

「おっ、いい具合だ。気持ち良いよ、香織ちゃん。」

「お゛っ…や…き、きもち…❤︎い❤︎」

 

初物の硬かったおまんこは、幾度の連続絶頂によりようやくほぐれてきた。

愛液やら潮吹きやらでぐずぐずになったおまんこは、最初の一発目とは違い、オレを優しく包み込んだ。

絶頂の余韻できゅんきゅん締め付ける緩急がなかなかに気持ち良い。

 

「やっとオレ好みの柔らかいおまんこになってきたな。」

「うぅっ❤︎もっ❤︎もう気持ち良いのいいです…❤︎やだぁ❤︎」

『何言ってるの?もっと気持ち良くなりたいでしょ?』

「も、もっと…気持ち良く…なりたい…❤︎」

 

香織ちゃんはオレの個性を使い、淫乱女に仕立て上げた。

もっと、もっとと喘ぐ香織ちゃんは扇情的でとても良い。

 

「気持ち良いの好きでしょ?」

「すき❤︎すき❤︎しゅきぃ❤︎あはぁっ❤︎はぅん❤︎」

膣内射精(なかだし)されたら、今よりもっと気持ち良くなるよ。』

「し、して…なりたい…もっと❤︎もっと欲しいよ…❤︎」

『香織ちゃんは膣内射精(なかだし)された瞬間に絶頂して、それからずっと気持ち良いのが止まらなくなる。それは香織ちゃんが満足するまでずっと続くよ。』

「あう❤︎んにゃあ❤︎しょんな…❤︎」

 

「ほら。またイく。イく。イく!言ってごらん?」

「イく…イくイく!ああああっ!イっちゃう…っ❤︎」

「オレも射精る…ッ!受け取れ!」

 

びゅ!びゅるるっ!びゅくっ!

 

「っああ゛っ!!あ゛ぁアアぁあ!!い゛ぅ…!ふくぅ…ひゃ…うぅん…あ、あぁ…」

 

射精後、倒れかかってきた香織ちゃんを受け止め、絶頂の止まらない香織ちゃんをよしよしと撫でる。

落ち着くまで、ビクビク震える香織ちゃんを撫でて慰め続けた。

 

 

 

「これ飲んで。」

 

個性でオレの言うことを聞くしかない香織ちゃんは躊躇いなくその薬を飲み込んだ。

 

「これ…なんですか…」

「赤ちゃんがデキやすくなるお薬だよ。」

 

暫く呆然としていた香織ちゃんだったが、ゆっくりとその意味を理解し始め、顔が青くなる。

 

「香織ちゃん、気持ち良い事で頭がいっぱいで、赤ちゃん作っちゃったね。」

「あっ…うそ…わ、わたし…そんな事…」

「途中から気持ち良くなりたいことしか考えてなかったよね。高校生が赤ちゃん作っちゃったらダメなのはわかるよね?」

「ごっ…ごめんなさ…やだ、ゆうくん…」

「そうだね、彼氏さんとは別れないとね。誰のかも知らない赤ちゃん作っちゃって、彼氏さんと付き合うなんて都合のいい事できないよね、お母さん?」

「うっ…うぅ…ぐずっ…わ、わたじのせいじゃ…ないのに…うっ…ひぅ…」

「あーあ、泣いちゃった。香織ちゃんは今日からお母さんだから、学校はやめて専業主婦になってよ。家はオレが建ててあげるから、そこで一緒に住もうね。」

 

オレは香織ちゃんのお腹を優しく撫でる。

まるで、中にいる赤ちゃんを慈しむように。

…ま、オレが飲ませたのは、排卵剤じゃなくてアフターピルなんですけどね。

オレは絶望して泣き叫ぶ、香織ちゃんのその姿が見たかっただけなのだ。

本当に妊娠までさせる必要は無い。そこまで面倒みきれないしな。

香織ちゃんは、オレが個性で催眠状態にするまで泣き止むことはなかった。

 

 

 




評価や感想が来れば続きを書きます…
という、露骨な乞食しておきます。


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13話

 

『じゃあ、オレのことをよく聞いて。』

「はい…」

『今日、オレに出会ってからのことは全て忘れる。オレのことについても忘れて思い出せない。香織ちゃんは野良のネコを追いかけて路地裏に入って、転んで汚れてしまっただけ。吐き気やめまいがすると思うけど、それは風邪を引いちゃったから。…良いね?』

「はい、わかりました…」

 

目の虚ろになった、催眠状態の香織ちゃんは答える。

排卵剤と偽って飲ませたピルの副作用の言い訳も考えておく。

大きな証拠が残ってしまうため、本当に妊娠させるわけにはいかない。

 

『…確か、勉強は苦手だったよね。』

「はい、少し…」

『これから勉強するときは、きちんと集中できるようになる。わかった?』

「わかりました…」

 

付き合ってくれたお礼にと、最後に催眠でささやかなプレゼントをした。

この程度のマインドコントロールなら、日常生活に支障はない。

オレは手を離し、催眠状態を解除してからその場を離れた。

顔から体の具合まで、終始85点くらいの子だったな。

 

オレは目についた子を片っ端から食っていくことにしているのだが、基本的にはどれだけ可愛い子でもワンナイトラブ(今回は夜ではなかったが)で終わらせる。

しかし後々、また会いたいと言うことがないとも限らないわけで、一度レイプした女は一方的に連絡先を登録している。

香織ちゃんに関してもそれは変わらず、もう二度と会うことはないとは思うが一応コレクションとして連絡先を残しておく。

 

 

 

 

 

香織ちゃんのレイプが終わって数時間。

オレはとある一軒家に来ていた。

遠回しに言えば、ここはオレが自分の家だと思っている家だ。

持っている合鍵を使ってドアを開けると、玄関にエプロンをした新妻風の外人が立っていた。

 

「おかえりなさいませ、ご主人様。」

「よう、ただいま。」

 

金色に輝く美しい長髪を、後ろで一纏めに括った、スラリとした外国風の麗人。

この女はメアリーさんという。日本に帰化したアメリカ人だ。

歳は25。オレよりも少し年上。今はうちで家政婦やっている。

オレは靴を脱ぐとメアリーさんに近寄り、そっと「ただいまのキス」をする。

メアリーさんもそれを受け入れ、軽く微笑んだ。

何故家政婦がこんなことをしているかと言うと、主人が帰ってきた時のお迎えとただいまのキスは家政婦としての必須事項だからだ。

────と、思い込ませている。

本人は、エロいことをされるのは常識と思わせているため何も不思議に思うことはない。

 

「お勤めご苦労様です。ご飯にしますか?お風呂にしますか?それとも、お掃除ですか?」

 

こんなセリフも、こう言って主人を労え、とオレが言わせている。

最初は新妻感に舞い上がったが、毎日言われていると新鮮味というものがない。

 

「掃除を頼む。一発抜いてくれ。」

「かしこまりました。」

 

オレはぽんぽんと服を脱ぎ捨て、上はシャツ一枚、下は何も履かずに居間へと入り、中央に鎮座しているソファーへと腰掛けた。

 

「では、失礼します。」

 

メアリーさんは、そんなオレの正面に来てから床に座り、オレの愚息を手に取る。

そして優しく撫で回し、時にはキスを落とす。家政婦の手により、愛撫が始まった。

メアリーさんの言う掃除とは、俗に言うフェラチオの事だ。

催眠により、「家政婦は主人の性器の汚れも口で掃除しなければならない」という馬鹿みたいな話を間に受けているため、これも疑問に思うことはない。

 

「すぐに元気にさせるので、しばらくお待ちください。」

「ああ。今日は1人レイプして来たよ。彼氏がいる処女だった。」

「まあ!それはお疲れ様でした。」

 

オレの仕事は女をレイプすること。それは全くおかしいことではない。

と、思わせている。

この馬鹿女はどんな事でもオレが言えばそうだと信じるから都合が良い。

 

「ふふ、硬くなってきましたね。それでは、清掃を開始させたいただきますね。」

「お〜、頼むわ。」

「ん…かぷ…ん〜…ちゅ…じゅるる…じゅるるるっ!んっ…ちゅううっ」

 

オレは、ちんこを口の中へ咥えたメアリーさんから意識を外し、リモコンを手に取りテレビをつけた。

オレは、テレビの画面に映るニュースをぼーっと眺める。その間も、嬲るようなフェラは続いている。

 

「ん…ちゅうっ!…れろれろ❤︎ご主人様、チンカスが残ってますよ…❤︎はむ❤︎ちゅるる…んはぁ…❤︎美味しいです…❤︎」

「…そうか。もう雄英高校の体育祭か。誰が優勝したんだろうな。」

「はぁむ…じゅるるっ…やだぁ、無視しないでくださいご主人様ぁ…❤︎」

 

ま、雄英高校の体育祭を知らないような人間は日本にはいないだろうから説明は省くとして。

個性の発現によりオリンピックが廃れた今、それに変わる雄英高校の体育祭は日本中で大きく報道されている。

オレはそのニュースをなんとなく見ていると、1人の生徒に目を止めた。

 

最近話題になっていたヒーロー科1年A組。その女子生徒。

トーナメントで初戦敗退をした八百万百とかいう女だ。

あの女、女子高生にしてはなかなかにスタイルがいい。

ジャージのためそこまで詳しくはわからないが、閉じたファスナーの中から激しく主張する2つの双丘。

これは逸材を発見してしまったな。

オレはニヤリと笑みを深くし、それと同時、メアリーさんの口の中にぶちまけた。

情けない…

 

 




前回のアンケートの結果(締切が早すぎましたが)、八百万さんに決定しました。
…なん、です、が。すみません、もう一度アンケートです。
次はちゃんと八百万さんとなので…


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性癖も性感も八百万
14話


 

放課後、私はどうしてかとある場所へ向けてずんずんと足を進めていく。

私の意思ではない。何故か、勝手に足が向かってしまうのだ。

 

「お嬢様…このような場所に本当にどのようなご要件が?」

「…行けばわかりますわ。」

 

本当に、行けばわかるのだろうか。私にすらわからない。

今日は授業が終わると家に帰る予定が、迎えの方に無理を言ってこんな場所へ来てしまった。

指定の場所についた後は私1人で会いにいくつもりが、どうしてもと言うので執事も連れてきてしまった。

「あの人」は、許してくださるかしら。…?「あの人」って、誰のことでしたっけ…?

 

「どうもこんにちは、八百万さん。…うわ!改めて見るとやっぱすごいな!」

 

指定された場所へ行くと、そこにいたのは今朝知り合った男性だった。

初戦で負けてしまった体育祭で、私のファンになったと言う奇特な男性。

それで、えっと…何をお話したんでしたっけ…?

 

「ポロシャツの下なのに、主張が激しいねえ。」

「へ?」

 

その男性は、私の体をしげしげと眺めて呟いた。

男性の方からじっくりと見られ、私はたじたじとしてしまう。

 

「貴様!お嬢様にその態度は何だ!?」

「ん?あなたは?」

「私は八百万お嬢様に仕える執事でございます。失礼ですが、お嬢様にどのようなご用件で?」

「あ。すみません、その前に名刺貰えますか?」

「…どうぞ。」

 

不躾な態度にムッとした様子だが、そこは態度に出さず胸ポケットから名刺を取り出した。

彼は、それを受け取ると見せかけて…

 

「なっ!?何を…」

『催眠。』

 

名刺ごと手を握り、何やら呟いた。

すると、あれだけ嫌悪感を出していた執事は一向に喋らなくなってしまった。

 

「…何をしましたの?」

「ん?ああ、催眠状態にして黙らせただけだよ。」

「そうですの。それなら良かったですわ。」

 

一瞬、この男が執事に何かをしたのかと思ったのだが、そういうわけではないらしい。

 

「じゃ、アンタは車に戻ってお嬢様が帰ってくるのを待ってろ。お嬢様は学校の友達と遊んでから帰るから。」

「…はい、わかりました…」

 

彼が命令すると、執事は言われた通り私を送ってくれた車へと戻っていった。

私は、それをぼーっとただただ眺めていた。

 

「さて、邪魔者もいなくなったしさっさと始めようか。…あ、今日ここに来たのはお前とアイツの2人だけ?」

「はい。2人ですが…」

「そうか、そりゃ良かった。」

 

会話がひと段落したところで、私はずっと疑問に思っていたことを彼に聞いた。

 

「それで、私はどうしてこのような場所へと来たのでしょうか…」

「オレが命令したからだよ。そういえば、オレがお前にした事を忘れるように命令してたね。その命令は解除だ。」

 

彼がそういった瞬間、私は思い出した。

そうだ。私は今朝彼に出会い、テレビで体育祭を見たと言われ、有名人と会えるなんてと握手を求められて。

そして、放課後この場所へ来いと言われていたんだった。

 

『それに、オレたちは恋人同士だったろ?お前がオレに告白してきたんじゃないか。』

「そうでしたわ!」

 

どうして忘れてしまっていたのだろう。

この人は私の想い人。そして、今は恋人同士の間柄。

そうと思い出した瞬間、どんどん彼のことを好きになっていく。

嗚呼、嬉しい…素敵な人と出会えて良かったですわ…

 

「さて、まずは自己紹介でもしとくか。オレの名前は…えっと、そうだな。偽名考えるの面倒くせぇからご主人様って呼べ。」

「わかりましたわ。ご主人様。私は八百万百ですわ。」

 

恋人同士なのに自己紹介、という不思議な事をする私達。

なんだかモヤモヤしますわ…

何か、おかしなことをしているような…

そんな事、あるはずないのに。

 

『そう言えば、女性はおっぱいの感触も知ってもらうために胸を触ってもらうのが八百万家の正式な自己紹介だったよな。』

「そうでしたわ!遅ればせながら申し訳ありません。ついうっかりしていましたわ。」

 

私は自らの痴態を恥じ、急いでポロシャツを脱いだ。

ご主人様は、脱いだはずみでポヨンと跳ねた私の胸に釘付けになっている。

私はそんな舐め回すような視線を感じながら、ブラジャーのホックを外した。

 

「どうぞ、私の胸を触ってください。」

「おお〜。悪いな。」

 

ブラジャーの支えをなくし、丸裸になった胸をご主人様に差し出す。

ご主人様は、私の胸を包み込むように持ち上げたり、揺らしたり、揉み込んだり。

こんな脂肪を触って何が楽しいのか、ニヤニヤしながら胸の感触を確認をしていた。

 

「お〜、さすがはお嬢様のおっぱいだ。何やら上品な形だ。乳首も上を向いていて形も綺麗。言うことなしだな。」

「あ、あの…口に出さないでください。恥ずかしいので…」

「何も恥ずかしがることないだろ、これだけ立派なものを持っているんだから。ちなみに、何カップなの?」

「Fです。」

「Fか、なるほどなるほど。」

 

楽しそうに触り続けるご主人様。そんなに触っていて、飽きないものなのだろうか。

不意にご主人様の手が動き、乳頭の方へと指が伸びる。

そして、ツンととがったその先端を遠慮のかけらもなく摘んだ。

 

「あんっ…!…す、すみませんっ!続けてください…」

 

突然の事で変な声を出してしまった。

恥ずかしくなった私は、耳まで真っ赤にして俯く。

 

「可愛い声だね。もっと聞かせてくれる?」

「あっ…ちょっと、ご主人様…あっ、あっ…そこ、何だかおかしいですわ…」

「おかしくないよ。正常な反応だ。」

 

ご主人様は、乳頭を摘んだり、弾いたり、引っ張ったりと色々な触り方をしている。

その度に私はおかしな反応をしてしまう。

 

「ねえ、味も確かめてみていい?」

「はぁ…はぁ…も、勿論ですわ…」

 

ご主人様のお願いだからと何も考えずにOKしてしまったけれど、私はそれをすぐに後悔した。

何故なら、ご主人様が私の乳頭を口の中に入れ、舌で舐め回し始めた時、先程よりも強いおかしな感覚が胸から生じたからだ。

 

「はぁん!ひゃあ…ひぅんっ!ご、ごしゅじんさま…まだ、終わりませんか…?」

 

私は感じたことのない不思議な感覚に耐えながら、ご主人様に問いかける。

するとご主人様は口にしていない方の胸を手で掴み、反対側の乳頭も触り始めた。

 

「ちゅう…じゅる…まだだよ。それに、この後はこっち側の乳首もまた味見しないとね。」

「はぁう…ひぅんっ!そ、そんな…」

 

ご主人様は再び私の乳頭を触り、舐め始めた。時に摘まれ、時に舐められ、時に甘噛みされ。

ご主人様が満足される頃、私はもう息も絶え絶えになってしまった。

真っ赤になって荒い息を繰り返す私に、ご主人様は容赦なく次のお願いを要求した。

 

「じゃ、次はパンツを脱いでおまんこ見せて?」

 

 

 



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15話

 

 

 

「い、いくら恋人だからって、この歳でいやらしい事はまだダメですわ!」

「何言ってるの?おまんこ見せるのはエッチな事じゃないよ。恋人におまんこ見せるのは普通の事だよ。」

「そ、そうでしたわね…すみません。突然の事なので、驚いてしまって…」

 

私はなんて恥ずかしい勘違いをしてしまったんだろうか。

たかだか、性器を見せることがいやらしいだなんて…

私は恥ずかしさを誤魔化すため、急いでショーツを脱いだ。

 

「お、レースだ。大人っぽいね。」

「恥ずかしいので、あまり見ないでください…」

 

性器を見られるならまだしも、ショーツまで見られてしまうのは恥ずかしい。

私はショーツから意識を逸らして貰うため、スカートをたくし上げた。

 

「どうぞ、お気の済むまでご覧くださいまし。」

「どーも。じゃ、遠慮なく。」

「ひゃ!?ちょ、ちょっと、ご主人様…!?」

 

ご主人様は、たくし上げた私のスカートの中へ顔を突き入れた。

その想定外すぎる行動に、私は驚いて2、3歩後ずさった。

しかし、ご主人様は私の太ももを掴んでそれ以上逃げられないように捕まえてしまった。

 

「おーおー、すごい。割と濃いんだね。」

 

私は首を捻ってから、しばらくして、それが私の陰毛のことを言っているのだと思いあたった。

ああ、なんて恥ずかしいのでしょう!顔が熱い…

 

「すう…ここから、ムレたメスの匂いがプンプンしてくるよ。」

「シャワーを浴びてないからですわ!もう、だから嫌でしたのに…」

「何で?エロくて最高だよ。」

「…ああ、もうっ!好きにしてくださいまし…」

 

私は、恥ずかしくなって自棄になった事を後悔した。

ご主人様は、私の股間を本当に好き放題弄り始めたのだ。

 

「ん〜、可愛いね。毛深いの好きだよ。オレは。」

「そ、そんな事、口に出さないで…」

「褒めてるんだから素直に受け取れよ。…お、膣は綺麗なサーモンピンクだな。」

 

ご主人様は私の性器を指で広げ、私の膣の様子を実況している。

これ程の恥辱がこの世にあったとは…

私の顔はもう火が出るのではないかと思うほどに火照っている。

 

「あ〜、膜があるね。なんとなくわかってたけど、百ちゃん処女か。昨日から2連続か。面倒くせえなあ…」

「すみません…ですが、淑女たるもの、そう簡単に貞操を破る事は許されませんわ。」

「はぁ?お前はオレ専用の肉便器だろ。淑女じゃなくて雌豚だろうが。何勘違いしてんだ。」

「そうでしたわ!」

 

ご主人様と恋人になってから、私は淑女から雌豚へと変わった。

私はご主人様の女になったのだ。

こんな簡単な間違いをしてしまうなんて。

自分が恥ずかしくなってしまう。

 

「すみません、何度もお恥ずかしいことを…」

「ククク…今のお前の格好が一番恥ずかしいよ。」

「?私、どこかおかしな所があるんでしょうか…」

「いいや、バッチリだぜ。」

 

今の格好?どこか恥ずかしい所があるだろうか。

今は、胸を露出させてショーツを脱いだままスカートをたくし上げて性器を突き出しているだけ…

いくら悩んでも答えは出なかった。

 

「すーはー、すーはー…」

「に、匂いを嗅がないでください!」

「ごめんごめん。焦らさないでほしいんだね。わかったよ。」

「え?それはどういう…ひやぁんっ!?!?な、何をしてますの!?」

「ん?クンニして欲しかったんでしょ?」

 

ご主人様は、私の膣口に舌を押し当て、ペロリと舐め上げた。

その瞬間、何やら不思議な感覚が私の腰を駆け抜けた。

な、なんですの、この感覚は…

乳頭を触られていた時とはまるで違う、でも、同じ種類の感覚…

 

「くん…?何ですの?」

「クンニリングス。舌でまんこを舐めることだよ。」

「舌で…!?それに何の意味がありますの…?」

「何の意味って言われてもなあ…メインの理由としては、挿入する時痛くないように濡らすためかな?お前処女だし。」

 

そう言うと、ご主人様は私の膣口に舌を這わせ、ぺろぺろと舐め始めた。

連続で生み出される、訳のわからない感覚に、私は意識を持っていかれてしまいそうになる。

しかし、私は大変なことに勘付いてしまい、聞きようになってはいやらしくも聞こえる悲鳴をあげながらも、必死に問いかけた。

 

「ひやぁん!…そ、挿入…?あっ…あぁっ…はぁん♡…あ、あの、まさか…ひぅん♡性行為を、する気…ひゃんっ!では、ありません…よ、ね…っ?」

「そのつもりだけど?」

「い、いけませんっ!責任が取れないような歳で性の事に手を出しては…ひゃあんっ!?」

「うるせえなあ…やるって言ったらやるんだよ。オレとするセックスはいいんだよ。わかったか性奴隷。」

「ですが…はぁんっ♡き、今日はお稽古があるので…ふぁん♡せ、性行為をするほどの長い時間は…あひぃっ!?…あ、ありません…わぁっ!」

 

私が言い終わると、ご主人様は真剣な顔をして私の性器から口を離した。

私はその「クンニ」なるものに飲まれてしまいそうで恐ろしかったためにありがたいことではあった。

だが、ご主人様が不機嫌になっていることを何となく察してしまい、それどころではない。

早く謝らなくては…

 

「…お稽古?オレ初耳なんだけど?」

「すみません、それほど長い時間の要件とは思わず…」

「それ、サボったらマズい?」

「はい…今までお休みした事は一度もありませんわ。」

「そりゃフケるのはマズいな。」

 

ご主人様は暫く悩んでいるそぶりを見せていた。

私は、ふと思いついた提案をしてみる。

 

「それでしたら、私の家に遊びに来られるのはどうでしょう?性交渉はお稽古の後にすれば問題ありませんし。」

「…そうだな。んじゃ、お前の家行くか。その稽古の教師とやらも引っ掛けて授業の代わりに保健体育と洒落込もう。」

「それでは、一緒に私のお家へ参りましょう!私、ずっとお付き合いしている男性をお父様やお母様に紹介してみたいと思っていましたの。」

「ゔっ…両親に挨拶か。荷が重いが…セフレにするなら、早いうちから親を洗脳できれば色々と簡単だな。」

 

ご主人様はボソボソと何かをつぶやき、私の提案を受け入れることにしたようだった。

人を家に呼ぶのは初めてでワクワクしてしまっている私は、口元が緩むのを抑えきれなかった。

 

 

 



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16話

 

 

 

「んゃあっ♡んぁあっ♡あ゛ぅんっ♡んひぃっ♡♡お゛ぅっ!?」

 

ぱんぱんぱんぱん!

 

高いソプラノの嬌声と共に、肉と肉がぶつかり合う小気味良い音が鳴り響く。

気持ちが良いのは音だけではない。

現在、オレの息子は限りなく気持ちの良いことになっている。

何故なら、オレのちんこはメイド服を着崩した侍女のまんこの中にズッポリハマっているからだ。

 

「…それにしても、叫びすぎではありませんの…?いくら性交渉中でも、さすがにちょっと下品すぎますわ。」

「お前、馬ぁ鹿かぁ?セックスしてるんだから、出来るだけ下品にするのが作法に決まってんだろうが。」

「そ、そうでしたわ。口を挟んでしまってすみません…」

「ああ、いいの、いいの。分からないことがあれば遠慮なく聞いてくれよ。何たって、今は()()()()()()()()をしてるんだからな。」

「はい。」

 

と、こういう事になっている。

オレは百ちゃんに案内されるがままに八百万邸(家ではない、断じて。)に招待された。

屋敷と城の中間のようなこの建築物には、メイドや執事が幾人も雇われていた。

そこでオレは百ちゃんに全ての従業員を呼び出してもらい、百ちゃんの恋人という自己紹介がてら握手をしてオレの術中にハメた。

稽古の先生とやらは男だったため、早々に退室して貰い時間になるまで待機していろと命令しておいた。

 

そして今ちんこを突っ込んでいる娘は、その中から顔だけで適当に選んだ「練習相手」だ。

名前は多田野明子。個性は暗闇の中でも太陽の下のようにはっきり見ることのできる「夜目」。

最近あった嬉しかった事は給料で回らないお寿司を食べにいった事。

逆に嫌な事は、お腹周りが少し増えた気がする、とのこと。

彼氏はこちらに就職してからは自分から別れを告げ、今はフリー。

22歳という食べごろの年齢、そして非処女であったためたいへんヤりやすい相手でもあった。

 

「明子ちゃん。お嬢様に今どんな感じか教えてあげて。」

「い、いまぁ…♡いまは…ふわふわして…でも、ずんずん突かれる度に頭の中に電流が走って…頭の中、まっしろになって…」

 

稽古らしいこともしてやろうと、明子ちゃんに今の気持ちを言葉に出してもらうことにした。

一旦休憩とばかりに、オレは腰を振りまくっていた明子ちゃんを解放した。

明子ちゃんは床に崩れ落ち、天蓋の付いている如何にもなベッドの脇へ上半身を乗せた。

こちらにお尻と背中を見せる形となっているその格好は大変扇情的だ。

秘壺から透明な液体が太ももへと伝っているのがまた情欲を誘う。

 

「おちんちんが、奥の方ごりごり〜♡って…子宮を押し上げられて…他に何も考えられなくて…ずっと、おちんちんのことばっかり考えてました…」

 

はあ、はあ、と息を整えながら必至に実況する明子ちゃんに、オレは辛抱たまらんといった感じで再び襲いかかる。

 

「んひぃぁあっ!?♡♡」

 

気を抜いていた休憩中に突然快感に襲われたのだ。

明子ちゃんは大きく嬌声を上げ、体をふるふると震わせる。

 

「オレのちんこはどんな感じ?」

「すっごくぅ♡かたくて、おおきい…ですぅ♡」

「元カレのとどっちが好き?」

「こっち!断然こっちですぅ♡こんな立派なおちんちん初めて…♡」

 

明子ちゃんのあまりの勢いに、ついつい笑いを抑えきれなくなってしまう。

別にオレのちんこが特別立派というわけではない。

明子ちゃんには感度5倍の催眠をかけているため、そう感じているだけだ。

 

「おいおい、そんなに即答したら、粗チンの元カレが可哀想だろ。ほら、粗チンに謝って。」

「ご、ごめんにゃさぁ♡粗ちんのだいちゃん…♡ごめんなさ…んひゃぁぁああ♡♡♡」

 

そこからはもう酷いものだった。百ちゃんのことも忘れ、オレたちは2人で愛を囁き合った。

百ちゃんも百ちゃんで、オレたちの暴走を黙って見ているのも悪い。

百ちゃんにとってはとても興味深いものだったようで、恥ずかしがりながらも興味津々といった様子で俺たちのプレイを見学していた。

 

「りょっろぉ、きゅうけひ…んゃぁあん♡♡」

「お前は教材なんだから黙って腰振ってればいんだよ。」

「しょん…にゃぁ…♡わらひ…も、おかひく…♡」

「いいぞ〜?壊れても。お前の他にも教材はたくさんいるから。」

「ゆるひ…♡て♡くりゃ…ひゃぁあぅ♡あ゛あぁあ♡いく♡いく♡いくいく♡い゛っ…ぐぅ…♡…ひぅうん♡」

 

また一段と大きく体を跳ねさせ、大声で明子ちゃんは盛大に絶頂を迎えた。

明子ちゃんはどうやら喘ぎ声が大きいタイプらしい。

ここが普通の民家であれば、隣の家にでもこの声は伝わっていただろう。

 

壊れるといっても、日常生活がおくれるくらいには加減してやる。

最初のうちは何度か失敗して、服を着たり歩いたりするだけで絶頂してしまうような体になってしまった奴もいたが…

…ああ、安心してほしい。

そいつらはオレが責任を持って調教し直して、普通に生きられるようにしてある。

触れれば絶頂してしまう感度を、セックスで感じすぎるという程度にまで落とし、しっかりと社会復帰させた。

 

「あ、あの…凄かったですわ。その、色々と…」

 

オレが過去に想いを馳せていると、顔を火照らせた百ちゃんが話しかけて来た。

何やらモジモジしていて、自分の番を今か今かと待っているかのように見える。

そんな百ちゃんの視線は、未だそそり勃つオレの肉棒へ釘付けになっていた。

淑女がどうとか、貞操がどうとかいっていたが…

やはり少女。年相応に、そういうことには興味があったようだ。

 

「ごめんごめん。つい夢中になってたよ。次は百ちゃんが実際に体験してみようか。」

「はい…よ、よろしくお願いします…」

 

オレが近づくと、百ちゃんは少し慌てて聞いてきた。

すぐに挿入すると思っているのか、心配していたのは避妊のことだった。

セックスは挿入するだけでは無いと明子ちゃんへの愛撫を見せたはずなのに。

 

「あ、あの…ゴムの方はしないんですか?侍女の方は、練習でしたから妊娠させてしまっても問題ありませんが…」

 

そうだ、そういう事にしているんだった。

さて、どうやって丸め込んでやろうかな…

 

「これをお使いください。何個でも作れますので…」

 

オレが適当な言い訳を考えていると、百ちゃんは何やらもぞもぞと自分の体を捩らせた。

そして、体の中から何かが出て来たかと思うと、それを引っ張り出す。

百ちゃんが手に持っていたのは、正真正銘、コンドームだった。

 

「びっくり人間?」

「私の個性ですわ。生物以外のものであれば、分子構成、内部構造を熟知している物をなんでも作り出すことができますわ。」

「えっ、何その強個性!最強かよ…」

 

百ちゃんの個性を聞いてオレが考えたのは、この個性をどう悪用するかだった

まずは何をする?宝石でも作らせるか?金を増産させて金持ちに…

いや、百ちゃんはもうお金持ちだ。いざとなればそこを頼ればいい。

それに、お札には番号が振られているという。迂闊に手を出すのは危険だ。

使い道は多岐に渡る。多すぎて、オレの足りない頭じゃ思いつかないほど多い。

 

「…体育祭で、私の事を見てくださったのでは…?」

「あーごめん、そのエロい体しか見てなくて、他は全然。」

「そ、そうでしたの…悲しいようなホッとしたような、微妙な気持ちですわ…」

 

ま、その事は後で考えるとしよう。今はセックスだ。

オレは、百ちゃんのスカートをたくし上げる。

パンツは脱がしたまま没収していたので、真っ黒の隠毛がすぐに露わになる。

その奥の秘部から、ねっとりとした液体が垂れているのを発見した。

 

「お、濡れてるね。明子ちゃんとのセックス見て興奮した?」

「そ、そんなこと…!」

 

ありそうだな。

濡れているとはいえ、処女の百ちゃんはもっと濡らさないと窮屈だろう。

女が痛いのはどうとでもなるが、オレまで痛いと目も当てられない。

オレは顔を赤く染めた百ちゃんの、皮を被った可愛らしい豆をそろりと撫でた。

瞬間、電撃が走ったかのようにびくん!と思い切り体を震えさせる百ちゃん。

 

「ひぃっ!?な、何ですの…ビリビリ痺れましたわ…」

「クリトリスだよ。女の子はここが弱点なんだよ。」

 

続けて、オレは皮の上からクリクリと刺激を与える。

この様子だと触ったこともなさそうだな。

オレは百ちゃんの股間に顔を埋め、中途半端なタイミングで中断していたクンニを再開した。

勿論、クリトリスを触って刺激してやるのも忘れない。

 

 

 



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17話

 

 

 

「ぴちゃ…ぴちゃ…じゅる…じゅるるっ!」

「ひっ…ひゃあ♡ふぅん…♡あっ!…ひゃあん…♡」

 

相手が処女なら、濡らし過ぎるという事はない。

…え?香織ちゃん?

あの時は青姦だったからそんな余裕はなかったんだ。

第一、香織ちゃんは自社調べで点数85点のそこそこ可愛い系。

それなりの名器でなければ、手元に置いておく事はないと思っての判断だ。

処女の締まりの良さを加点しても、やはりそこそこだったのだが。

 

対して百ちゃんは、92点のかなり高得点な女だ。

顔が良いのもあるのだが、体が少女とは思えないほどに発育が良い。

豊満な上にハリがある、人の目を引きつけて離さないおっぱい。

思わず撫でてしまいたくなるような、大きく弧を描いた腰。

最早揉みしだいてあげないと失礼にあたるほどにむっちりとした太もも。

一目見て、その体に魅了された。それは今でも変わっていない。

 

「奥からエッチなお汁が出てきてるぞ。気持ち良いんだな?」

「ちょっと、ま、待ってくださ…!ひぅんっ!?」

 

ガクガクと膝が笑い、立って位いるのも難しくなった百ちゃんはベッドへと倒れ込んだ。

ベッドが軋んだ音で、絶頂の余韻で意識が朦朧としていた明子ちゃんが正気に戻った。

…そうだ。折角2人も女がいるんだ。彼女にも手伝ってもらおうか。

 

「明子ちゃん。オナニーする時、胸触ったりする?」

「はっ、はい、します…」

 

恥ずかしがりながら答えた。

あ、そうだ。ちなみに明子ちゃんに点数をつけるなら、60点くらいが妥当かな。

顔はかなり良いんだが、全体的にスレンダーなタイプで、ウエストは細い代わりに胸もお尻も細い。

そして、これが一番の理由なのだが。何よりまんこが緩い。その証拠に、オレは明子ちゃんには射精していない。

膣壁を広げた彼女の元カレのちんこは、本当は立派なものだったのかもしれない。

 

「じゃあ、その時の感じで、百ちゃんのおっぱい触ってあげて。自分でした事ないみたいだから、優しくね。」

「はい、わかりました…」

 

明子ちゃんは従順だ。

オレの指示通り、ベッドの上に上がって百ちゃんのおっぱいを苛め始めた。

最初は外側から温めるように。慣れてきたら、今度は全体を優しく揉み込む。

時々乳首をコリコリ刺激して快感を送り込む。まさにプロの手つきだ。

 

「ひゃう♡ひぃ♡ひぅん♡ち、ちょっと!お2人同時は…あひぃ♡ず、ズルいですわ…!」

「気持ち良いのには慣れてきたみたいだな。じゃ、そろそろイってみようか。」

「イって…?オーガズムの事ですの?」

「そうだ。まだ経験した事はないよな?」

「そういう事には疎くて…未だ未経験ですわ。」

 

やっぱりな。

想像していた通り、絶頂の経験は無いらしい。

 

「ちょっと激しくするよ。イきそうになったら、イきます、って言うんだ。わかったか?」

「わ、わかりましたわ…その、イくという感覚がわからないんですけど…」

「明子ちゃん。どんな感じか教えてやれ。」

「そうですね…身体中がゾクゾクして、これ以上されたら何かおかしな事になってしまう、みたいなことを感じます。イった後は、ふわふわして、どこかに飛んで行ってしまいそうな浮遊感がありますね。」

「そ、そうなの…ちょっと怖いですわ…」

「安心してください、お嬢様。誰もが経験をする事です。それに、イった後は幸福感と快楽に包まれて、とても良い気持ちになります。怖いことでは無いですよ。」

 

おっぱいを揉みながら、お嬢様を諭すメイド。とても百合百合しくて良い。

オレは明子ちゃんの話が一段落したのを見計らい、止めていたクリトリスの愛撫を再開させる。

 

「ひぃっ!?ひっ、ひぁ♡んひゃぁ♡あぅん♡ひぁう♡」

 

最初はゆっくり。そして、段々早く。

最初は柔らかかったのが、今ではビンビンに勃起してしまったクリトリスをしごき上げる。

 

「なっ♡何か、きそう…っ♡ですわ…♡」

「お嬢様。それがオーガズムです。お客様に身を任せてください。」

「はぁん…っ♡ソコも同時…♡ダメですわ…っ♡」

 

クリトリス、膣、乳首。

ラストスパートとばかりに同時に刺激を強める。

 

「いっ♡いっ♡イきますっ♡イきますっ♡イきますわ…っ♡イ゛ッ♡〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!♡♡♡」

 

百ちゃんは、オレの指示通りイくと宣言しながら絶頂に達した。

肩が飛び跳ね、明子ちゃんの方へと体を預け、びくんびくんと痙攣を繰り返す。

初めての絶頂に、百ちゃんは満身創痍といった感じでぐったりしていた。

膣口がヒクヒクと開閉を繰り返し、まるで誘っているようだ。

長くお預けされたオレは、そんな光景を見せつけられて我慢できるような忍耐力は無い。

ずっと主張を続けていた我が息子の頭を膣の入り口へくっつけ、穴を確認し。

惚けている間に、ゆっくりと、まずは先っぽだけ差し入れた。

 

「い…痛い…!ご、ご主人様、コンドームは…!?」

「大丈夫だって。後でピル飲めばいいだろ。」

「そう…ですが…」

「あ、そうだ。お前自分で作り出してから飲めよ。安上がりで良いな。」

「わかりましたわ…」

 

アフターピルはどうしても高額になってしまうため悩んでいたのだが、これは意図せず良い拾い物をしたな。

百ちゃんを奴隷にすれば、これからはピルの出費を気にする必要もなくなるわけだ。

 

ず、ず、ず、ず…

 

大量に分泌した愛液が、オレの肉棒を奥へ奥へと誘う。

ふと、亀頭に引っ掛かりを覚える。処女膜だな。

あまり時間をかけるのも可哀想だと思ったオレは、その膜を思いっきり突き破った。

 

「うぅっ!ぐぅ…!い、痛い…痛いですわ…」

『おっと、悪い悪い。痛みが快感に変わる。ほら、痛くないでしょ?気持ち良いでしょ?』

「い、いた…く…な、い…?本当ですわね。なんだか、ポカポカして、気持ち良いですわ…」

 

おっと。オレが想像していた気持ち良さとは違うものを想像しているな、これ。

弱点と言うほどでも無いが、オレの個性は受け取った人間の解釈が違うと、思っていた通りの催眠がかからない時がある。

今回のように、若干ニュアンスが違うものになってしまうことも稀にだがある。

きっと百ちゃんは、ポカポカとか言っていたところから、気持ち良いといえばお風呂、みたいな事を想像したんだろうな。

 

『百ちゃん。今から感度が5倍になるよ。さっき味わった絶頂みたいな気持ち良さがじんわり来るからね。』

 

今度は百ちゃんが勘違いしないように詳しく催眠をかける。

すると百ちゃんは体をヒクヒク動かして驚いていた。

感度5倍というのはやりすぎたかもな。

 

「じゃ、そろそろ動くからね。」

「め、待ってください。私、体が…ひぅん♡♡♡」

 

ずぷ!と奥まで腰を差し込むと、百ちゃんは大きな嬌声を上げた。

というか、百ちゃんの膣ヤバいな…!ザラザラして、膣壁がうねりまくる…これは間違い無く名器!

明子ちゃんで焦らしたせいもあってか、オレは持っていかれそうになる意識を必死に保つ。

手放せない理由がまた1つできてしまったな。

 

「ゔぁっ♡ひゅ♡ひへぁっ♡んぁあ゛っ♡んへ♡んほぉっ♡」

「馬鹿みたいな喘ぎ声だな!オレは好きだぞ。…くそ!やっぱり狭いな…明子ちゃんがユルかったおかげか、また一段とキツい…」

「そんなぁ…!」

 

明子ちゃんがもう泣きそうだが、そんなこと気にしてられない。

ただでさえ名器なまんこが、さらに締め付けが強いのだ。

気を抜けばすぐに射精してしまいそうだ。さすがはお貴族様のまんこだ。

 

「ちょっと持たないな。まず一発だ!下の口でしっかりと飲めよ!」

「んぇ゛っ♡んあ゛っ♡にゃっ、にゃんです…のぉっ…♡」

「射精る…ッ!!」

 

ぶぴゅるるっ!!ぶぴゅるっ!

 

オレは抜かずのそのままの勢いで、百ちゃんの膣の中に思いっきり射精した。

 

 

 



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18話

評価感想お気に入りアンケート投票など、毎度ありがとうございます。

前回のアンケートの結果なんですが、他の原作キャラを狙うになりました。
しかし、八百万さんの選択肢にも90票ずつという無視できない数の票が入っていたので
間を取って1話だけ駆け足で書いた後日談を投稿させていただきました。
次回から新しい章に入りたいと思います。
なお、どの原作キャラなのかは作者の勝手な都合により決めさせていただきました。
諸々勝手に判断してしまい、申し訳ありません…!


 

 

 

何日もの時間をかけて調教した結果。

一週間ほどした頃には、百ちゃんは母親共々オレに完全屈服していた。

オレも最初は経産婦はいかがなものかと思っていたが、高校生の子供がいるとは思えない色気に我慢ができなかった。私ってほんと馬鹿。

…結果、なかなかどうして良い体をしていることがわかった。

百ちゃんに「若さ」という点で劣っているものの、それを埋めて余りある大人の色香。

何度か経験はあるが、性欲を持て余した人妻を寝取るのは興奮する。

女は年と共に性欲が増して行くと言われている。

これまで経験したのは事務的なセックスのみだという百ちゃんの母親をオトすのは簡単だった。

ま、簡単とは言え、個性がなければ不可能なことではあったが。

 

最近は時間の空いた時に八百万親子を連れて「散歩」をしている。

当然の如く、普通の散歩というわけではない。

オレは服を着ているが、2人は全裸で、首には首輪が付けてあり、それにはオレの手に繋がるリードが繋がれている。

それだけでは飽き足らず、乳首にはクリップを、膣にはローターとディルドを、ケツにはパールを刺している。

その状態で、八百万邸の至る所を歩き回るのだ。

 

「歩くスピードが落ちてるぞ。さっさと進め。」

「す、すみません…」

 

フラフラと千鳥足で歩く2人を叱咤する。

2人がこれほど慎重に歩くのには理由がある。

挿入しているディルドかアナルビーズを落としてしまうと、後にお仕置きが待っているのだ。

 

「お嬢様。奥様。おはようございます。」

「あっ…おはよう…ございます…」

「え、えぇ…おはよう…」

 

対面からメイドが歩いてくると、オレはローターのスイッチを回し、振動を強く変化させた。

ちなみに、この屋敷で働く者は全員洗脳済みで、オレたちのプレイを怪しむ事はない。

 

「ひぅんっ!」

「ひゃあっ!?」

 

弱い振動でヒクヒク反応していた2人は、いきなり強くなった振動に艶やかな嬌声を上げる。

そして、おもむろに自らの股間に手を伸ばし、快楽を貪る。

今は人前で快感を与えられることに慣れさせている。

「散歩」の最中に人に出会うと、絶頂しなければならないという命令を出している。

出来なければ、お尻を叩いて叱咤しなければならない。

 

「ひぅん♡ひゃあ♡うぅん♡」

「ふぅん♡いやぁ♡んぁぁあっ♡」

 

2人はそれぞれ自分の好きな場所を弄くり回し、自ら絶頂へと向かう。

床に愛液がポタポタと垂れ落ち、水たまりを作る。

しかし、メイドが立ち去るまでに絶頂できたのは百ちゃんだけだった。

 

「あれ〜?ママさん、イけなかったみたいだね?」

「ごっ♡ごめんなさぃ♡」

「お仕置きだ。お尻を突き出して?」

 

オレがそう言うと、百ちゃんの母はおずおずと腰をかがめ、お尻を突き出す。

いつ見てもデカいな、コイツのケツは。

オレは、激しくてを振り下ろし、思い切り平手を打ち付ける。

パン!パン!パン!と、何度も音は続く。

その刺激に快感を覚えたママさんは、壁に寄りかかって耐えていた。

 

「ホラ!ホラ!ホラ!!反省しろマゾ女が!」

「うひぃ♡ふぁあん♡ひぃん♡ごめんなさ♡許して…♡」

 

オレは、母親にも痛みが快感に変わる催眠をかけている。

お仕置きと言いつつもご褒美になってしまうのはいつもの事だ。

何度か叩き、そろそろこっちの手が痛くなってきたところで止める。

綺麗で真っ白なお尻は、赤く腫れ上がってしまっていた。

と言っても、痛々しいと言う感じはしない。むしろよりエロくなったような気さえする。

 

「明子ちゃん。掃除よろしく。」

「わかりました。」

 

オレが命令すると、俺たちの散歩について来ていた明子ちゃんは膝をついて床を舐め始めた。

2人が零した愛液を舐め取っているのだ。

今の彼女は自らの体を掃除用具だと本気で思っているため嫌な顔1つすることなく掃除を遂行する。

 

この屋敷はメイドや執事により、清掃が行き届いている。

ホコリやゴミなどが落ちていることはない。

まあ、床を舐めて病気を貰ったりお腹を壊したりしても、どうでもいいけどな。

 

無事にディルドもアナルパールも落とす事なく散歩を終わらせたオレたちは寝室へと歩みを進めた。

これからご褒美と称して激しいセックス をおっぱじめるつもりなのだ。

 

「今日はどっちも落とさずに終われたね。えらいぞ、ふたりとも。」

「ありがとうございます、ご主人様ぁ♡」

「光栄です、ご主人様♡」

 

オレが褒めると、まるで娼婦のように媚と腰を振りまくる2人。

2人とも、なかなか良い具合に仕上がったな。

 

「って事で、お預けは無しなんだが…どっちから挿入れて欲しい?」

「私!私にお願いしますわ!ずっと疼いていて…もう我慢の限界ですわ…」

「お待ちになって、ご主人様。今日こそは(わたくし)に譲ってもらいますわ、百。」

 

経産婦と言うこともあり、バイブを落とすのはママさんの方が多い。

いつも百ちゃんが終わるのを待っているママさんは、ここぞとばかりに主張する。

 

「ん〜…でも、ママさんはメイドと会った時イけなかったよね?」

「で、でも…そのお仕置きはもう受けましたわ!」

「ダメ。追加でお仕置き。今日もまた、オレと百ちゃんのセックスを見てるんだよ。」

「そんな…」

 

そんな絶望の表情をオカズに、オレは百ちゃんの膣穴に怒張を突き刺した。

オレの形に押し広げられた膣壁は、ずぶずぶと抵抗なく迎入れた。

 

「ひぅん♡♡や、やっと来ましたわ…♡」

「どんな感じだ?お母さんに説明してあげて。」

「い、陰茎が…私の陰道をこすって…」

「失格だ。もっとエロい言葉で言い直せ。」

「あぁあんっ♡す、すみません…ええっと、その…お、おちんぽ…が、私のおまんこの中…ゴリゴリ♡って♡硬くて大きいの…♡抉られて…♡んはぁんっ♡」

 

抜いたディルドを、パールの代わりにアナルへゆっくりと挿入してやる。

開発された尻穴は、ゆっくりと、だが確実に百ちゃんの体内に収納されていった。

 

「あぁ…♡おしりまでぇ…♡前と後ろで擦れて…しゅごいぃ…♡」

「ケツ向けろ!お前もお仕置きだ。」

「どっ♡どうして…♡私悪いことしてませんわ…♡」

「馬ぁ鹿。母親がケツ叩かれてる時羨ましそうに見てたのバレバレだからな。」

 

オレは物欲しげに突き出された百ちゃんのプリケツを遠慮のかけらもなく叩き上げる。

叩く度、締め付けがぎゅっと強くなり、上がる矯声。

 

「安産型で叩き甲斐のあるケツだな。一目見た時からケツがデカいと思ってたんだよ。」

「んあ゛ぁあっ♡そ、そうなん…ですの゛ぉっ…?き、き…気にした事は…ありませんでしたけどぉっ♡…う、嬉しいですわ…っ!」

「DNAくれたママに感謝しろよ!お礼にプラグをプレゼントしてやれ。」

「あ゛ぅ…♡お、お母様…だめ、集中できな…いびぃっ♡」

 

静かだと思っていたら、百ちゃんのママは挿入していたディルドを使って一人でおっぱじめていた。

それだけでは寂しいと思い、百ちゃんに個性で尿道プラグを作らせる。

セックスの最中に個性を発動させるのは難しいらしく、多少苦戦しながらも完成した。

 

「ほら、尿道もちゃんと苛めろ。出そうになったら明子ちゃんに飲んでもらえよ。」

「わ、わかりましたわぁ…♡」

 

オレは尿道プラグを百ちゃんの母に投げて渡し、命令を下す。

それを見たママさんは、ディルドのピストン運動を止めてプラグを挿入し始めた。

途端に上がった声は嬉しそうなもので、尿道の開発も出来上がっていることをまざまざと見せつけられた。

ここまで色狂いになるとは、元々素質もあったのだろう。

数日で見違えるほどのドスケベ親子に成長したもんだ。

 

 

 



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ハッキング・ファッキング・ロッキン・ガール
19話


※予告通り章の順番を変更しました。混乱させてしまって申し訳ありません。

結局習慣的に執筆しました…
アンケート結果の、圧倒的な耳郎さん票に戦慄しました。

耳郎さん 262 / 39%
━━━━━━━━━━
葉隠さん 117 / 17%
━━━━
梅雨ちゃん 86 / 13%
━━━
麗日さん 122 / 18%
━━━━
トガちゃん 90 / 13%
━━━

ご参加ありがとうございました。


 

 

 

世間では、娯楽の1つとして楽しまれている体育祭だが。

オレは体育祭なんかはっきりと見ていなかった。

個性を使って全力で競い合う戦いは面白いといえば嘘になるが…

オレにとってはセックスの方が楽しいし、レイプの方が手に汗握る。

だから、今の今まで気づけなかった。

 

オレは百ちゃんを使って雄英の目ぼしい女を引っ掛けようと、百ちゃんにじゅぽじゅぽフェラをさせながら、録画していたらしい体育祭のテレビ放送を見ていた。

ぼんやりと可愛い子を探していると、騎馬戦になりそれぞれの騎手が紹介されるその瞬間。

オレと、あまりにも馴染みの深い人物を見つけた。

 

「人使…」

 

まさか、アイツが雄英に入学していたとはな…

まさか、あの個性でヒーロを目指すつもりなのか。オレを不幸にさせた、あの個性で。

オレが生きていることに勘付かても困るためこれまで関わらないようにしていたが、その代償が今になってやってきた。

 

「んじゅっ!んぷっ!…ご主人様。どうかされましたか?」

 

百ちゃんが、テレビ画面を見ながら難しい顔をしているオレに気がついた。

なんでもないと言って、頭を撫でて顔を肉棒の根元まで押し込み、続きを促した。

人使は実況のプレゼントマイクが言うには、普通科ということだが。

 

「チッ…縁を切ってからもザワつかせてくれるじゃねぇか…人使…」

 

オレがレイプ魔のヴィランになった反面、お前は全国屈指のエリート校に入学したのか。

肉親とはいえ、人使はオレにとって恨みがましい人物でもある。

お前を再び見ることになるとはな。しかも、全国中継のテレビの中で。

人生楽しそうで良いなあ、お前は。…ったく。イラつくな、オイ。

 

なんかトゲトゲしてる女、具合良さそうだな。…あー、でもこの子B組か…

とりあえず誘うなら、最初はA組の子がいいよな。百ちゃんも話しかけやすいだろうし。

カエルちゃん可愛いな。…お、このほんわかした子もいいなあ…イかせまくって鳴かせたい。

とりあえず全員見てから、一番ヤりたい女を見繕う。

 

「百ちゃん。この子A組って言ってたよね、確か。オレ、この子に会いたいわ。仲良かったりしない?」

「んぶっ!ん…耳郎さんですわね。悪い事はないですわ。ただ、『クラスメイト』以上の関係はありませんけど…」

「ふーん…んじゃ、何か適当に理由をつけてココに呼んでよ。」

「適当に…ですか?難しいですわね…あまり話したこともないですし…」

「じゃあ、前々から仲良くしたかったみたいなこと言って家に呼べよ。そのくらいならできんだろ?」

「わかりましたわ。明日、そのようにお話ししてみます。」

 

ククク…

頑張ってるクール系パンクガール…

まだ味わったことないんだよな。

さて、どんな子なんだろうか。ワクワクが止まらないぜ。

 

 

 

 

 

そして翌日。

百ちゃんは上手いこと響香ちゃんを連れてきたようだ。

そのまま、百ちゃんの屋敷に作ってもらったオレ専用の部屋に呼び込んだ。

百ちゃんの屋敷の部屋だけあり、出来るだけ小さい部屋を選んだのだが一般家庭のリビング程度の広さはある。

この部屋には、オレが買い込んだゲームや漫画、お菓子などの私物がたくさん収納されている。

ちなみに、大きなベッドもあるためオレと百ちゃんのヤり部屋となっている。

 

「この方は私の専属執事ですわ。何かと一緒にいることが多いと思いますわ。」

「はじめまして、百様の専属執事の室寺です。よろしくお願いします。」

「あ、どうも…耳郎です。よろしくお願いします…」

 

響香ちゃんは連れてこられた部屋に人がいるとは思わなかったようでびっくりしていた。

オレは響香ちゃんに手を差し出し、自然に握手を求める。

 

『はいどーも。催眠状態になってね。』

「…」

 

警戒されてないうちにサクッとヤるのがオレの流儀だ。

…じゃないと、オレの方がヤられて終わるだけだからな。

響香ちゃんは目から光を無くした人形となった。

こうなってしまえばこっちのものだ。

 

『響香ちゃん。お前はオレの顔を覚えることができない。オレの個性を考察すること、覚えることができない。オレのことを人に話すことができない。オレに危害を加えることができない。オレが命令したらそれを守ること。…いいね?』

「…はい…」

『そんでもって、響香ちゃんはオレの恋人ね。オレのことが大好きなんだよね。』

「…あ…そうだっけ…」

「そうそう。あ、そうだ。恋人は今までいたことあんの?」

「ないよ…趣味合う奴と告白された事はあったけど…」

「ふーん。…じゃあ処女か。まーこの年だし仕方ないけど、面倒だな…」

 

昔は処女だけを食っていたが、何人も、それこそ何十人も相手にしていれば、毎回痛がられるのも毎回血が出るのにも辟易してしまう。

そこそこセックスの経験がある女の方がヤりやすい。まんこがほぐれていると最初から気持ち良い。セックスの味を知っている女の方がオトしやすい。

と、中古女のメリットはいくらでも出てくる。

あと、彼氏のより好き!なんて言わせるのも興奮するしな。

…まあ、処女も処女で「オレ専用肉便器」に出来る。

 

「あ、あの…ご主人様は私と恋人ですわよね…?」

「あー、そういう設定にしてるんだったっけ…?覚えてねーや。んじゃ、今からフるから。オレと恋人とかもう言うなよ。」

「そ、そんな…!考え直してください…お願いですから…」

「もーめんどくせーな!別れるったら別れるんだよ!!」

 

百ちゃんに飽きたわけではない。

むしろ、今までの女の中でもかなり上位にくるほど気に入っている。

ただ、新しい女に手を出すには邪魔な存在だった。

本気で泣き喚いている百ちゃんを引き剥がすのに大変苦労した。

…ったく。オレは最初から付き合ってる意識なんかしてなかったっつーの。

 

 

 



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20話

 

 

 

安全運転をしていたオレのバイクに、後方から赤い甲羅が追尾してくる。

バナナの皮を犠牲にしたおかげで相殺できたが、第2第3の甲羅が迫ってきていた。

オレの操作していたバイクはダメージを受け、引っ繰り返ってしまう。

これは大幅なロスタイムだ。

 

「…ッ!ブフッ!お、おちてる…っ!」

「クッソお前!!赤甲羅お前か!!」

「お先に!1位もらったよ。」

「フザケンな!おい待て待て!オレを抜かすな!」

「ごめんね〜」

 

響香ちゃんはくくく、と肩で笑いを押し殺している。

体が震えてるの見えてんだよ!

 

「アイテムの力だろうが!運だぞ運!」

「運も実力のうちだからね。」

「青甲羅出せ!青甲羅!!下位供役に立て!」

 

カチャカチャと激しくゲームのコントローラーを操作する。

オレは、気合が入るとつい指に力が入ってしまう性なのだ。

 

オレたちは今、何故かカートのレースゲームをやっていた。

ゲーム自体はあるものの、百ちゃんがゲームが苦手だったために対戦プレイをすることができなかった。

ネットでの対人戦もできるが、やはり対戦相手と一緒にするのとは臨場感というか、楽しさが段違いだ。

同じコースの繰り返しにそろそろ飽きてきて、何度かやった後に放置していたのだが。

 

催眠状態を解くと、オレを彼氏だと思い込んでいる響香ちゃんが最新ゲームハードに興味を示していたため少し始めてしまったのが最後。

もう一戦、もう一戦、と終わらない戦いが続いていた。

 

「あれ〜?アンタまだゴールしてないの?さっきまで一位じゃなかったっけ?」

「くっそ…今アバンチュールゆみこって奴と争ってるから…」

「誰ww」

 

既にゴールを決め、余裕綽々とお茶を飲んでいた響香ちゃんがオレを煽る。

最終局面で響香ちゃんに出し抜かれ、オレの順位は9位という微妙な順位で決着がついた。

響香ちゃんはそのまま順位を守りきったようで、一位ゴールとなっていた。

 

「あーーーーーレートが溶ける…」

「あってないようなモンでしょ。」

「まあそうだけれども。」

 

ネット対戦をあまりプレイしていなかったため、ポイントもそう高くはない。

が、自分評価が下がっていくのを見るのは気分がいいものではない。

 

「どうする?もう一回やってあげても良いけど?」

 

響香ちゃんは調子に乗って小さくドヤ顔を晒す。

勝ち越されたとはいえ、実力はほぼ五分五分。

あるのはゲットできたアイテムの良し悪しで決まる運の差。

 

「な、なに…?」

 

オレの隣に座りなおし、再戦する気満々の響香ちゃん。

そんな勝ち誇った様子が癪に触り、ずいっと距離を詰める。

顔が近くに寄ると、顔をぽっと赤らめた。その初心な反応が大変よろしい。

 

「えっ、ちょっと…げ、ゲームは…?」

 

響香ちゃんの顔からはムカつくドヤ顔が消え去り、代わりに間抜けな惚けた顔になってしまう。

異性との恋愛には疎いのか、あわあわしてしまう姿が可愛くて仕方がない。

 

「まだしたい?」

「ウチはどっちでも…勝ち逃げできるし。」

「じゃ、何か賭けようよ。次勝った方が好きな事命令できる、みたいなさ。」

「…言ったな?負けないかんね。」

 

暑くなった顔を冷ますかのように、オレの側からパッと離れて乗ってきた。

そして、頬を染めたままニヤッと悪い笑みを浮かべる。

 

「ウチが勝ったら、エッグいこと命令したげるから。」

「へえ。そいつは楽しみだな。」

 

 

 

ゲームが始まって、オレはグイグイと響香ちゃんへ近づく。

そして、セクハラと言ってもいいような激し目のスキンシップを始める。

運転に集中している響香ちゃんはたじたじだ。

 

「ちょ!やめろ…!マジ!」

「妨害は無しって言ってないからな〜」

「ズルっ!」

 

ついに手段を選ばなくなったオレに向かって悪態を吐く。

が、やはり調子が出ていないようでコースアウトや操作ミスが続く。

オレがゴールする頃には、後ろから抱きつく形となっていた。

響香ちゃんは、オレの腕の中でカチンコチンに固まっていた。

 

「あれ、響香ちゃん最下位じゃねーか。」

「く、くっつきすぎ…」

 

響香ちゃんは、もう沸騰してしまうんじゃないかと思うほど顔を赤らめている。

こういう反応は新鮮でいいな。百ちゃんは早々照れないし、トガヒミコはベッタベタにくっついてくる。

響香ちゃんがオレの事が好きな設定はこのままにしておくとしよう。

 

「じゃあ、響香ちゃん罰ゲーム決定だ。」

「…こんなことして勝って嬉しいの?」

 

順位が決定したので終了します、というメッセージが現れた画面から目を外し、じっとりとした目線でオレを見据える響香ちゃん。

響香ちゃんは不正を許さないっていうか、正義感強そうだよな。

 

「勝負は勝負だからな〜。響香ちゃんは今日一日オレの言いなりね?」

「命令権1回だけだったじゃん!」

「え?そんなこと言ってないよ?オレは好きな事を命令できるって言っただけで、一回だけとは言ってない。」

「ズルじゃん!全部ズルじゃん!詐欺!詐欺師!」

「響香ちゃんが訂正しなかったのが悪いでしょ。」

 

響香ちゃんは余程オレに1日ペットになるのが嫌だったのか、ぎゃーぎゃー言い合った。

水掛け論なので、仕方ないがオレが折れてやることにした。

まあ確かに大人気なかったしな。流石にやりすぎた。

 

「わかったわかった、ごめんって。じゃ、命令は1つだけにするから。」

「…ったく。で、なに命令すんの?」

 

呆れた様子で聞く響香ちゃん。

オレの命令は勿論もう決まっている。

 

「響香ちゃん、エッチしよう。」

 

 

 



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21話

前回アンケート結果です。

耳郎さんはどんなイメージ?
押しに弱く、押し倒されそのまま… 285 / 51%
─────────
彼氏に嫌われたくないから渋々同意 68 / 12%
──
意外とエッチで嫌がる素振りだがノリノリ 150 / 27%
──────
子供や学校など、将来のことを考えて不安に 32 / 6%

エッチなことは絶対嫌!と完全拒否 19 / 3%


皆さん好きですね…
投票ありがとうございました。


 

 

 

「響香ちゃん、エッチしようよ。」

 

響香ちゃんはオレの言っている事を理解できないのか、数秒固まってしまう。

そしてどんどん顔が赤くなり、プンスコ怒り出した。

 

「最低っ!言うに事欠いてそれ!?」

 

オレに抱きつかれた状態のままの響香ちゃんは、ジタバタ暴れて逃げ出そうともがき始めた。

嫌がってはいるがオレに怪我をさせてまで逃げようとは思っていないらしく、本気で暴れることも個性を使ってくることもなかった。

 

「恋人なんだから、普通のことだろ?」

「だからって…!」

「ちゃんと子供ができないように配慮はするからさ。」

「そういう事じゃない!っていうかソレ当たり前だから!」

 

オレは響香ちゃんをベッドに押し倒した。

腕の中で、もぞもぞと抵抗を続ける響香ちゃん。

 

「響香ちゃんはオレの事嫌い?」

「嫌い…じゃ、ない、ケド…強引なあんたは嫌い。」

「強引すぎたか。じゃ、段階を踏んでからにするか。」

「段階…?」

 

オレは腕の中の響香ちゃんを解放する。

響香ちゃんは跳ねるようにオレの手の中から逃げていった。

そんなに嫌だったのか、ちょっとショック。

 

「まずはハグから。…おいで。」

 

オレは再び響香ちゃんを腕の中へと呼び込む。

しかし、警戒されているのか素直に近づいて来てくれない。

 

「ハグならさっきしたでしょ?」

「響香ちゃんから抱きついて欲しいんだよ。ハグくらいならいいでしょ?ほら、早く。」

「…またヘンな事しようとしたら、イヤホンジャック突っ込むから…」

「そりゃおっかねえな。」

 

響香ちゃんはブーブー言いながらも、ハグはしっかりと受け入れてくれた。

響香ちゃんは純情で、顔が真っ赤になりながらもオレへと体を預けてくれた。

正面から抱きつくと、ストン!と落ちる平面のようなバストだと思っていたが、意外と柔らかい。

百ちゃんのようなバインバインも勿論好きなのだが、響香ちゃんのような残念な胸囲も大好物だ。

オレはそれが女性のものであるならなんでも好きな博愛主義者なのだ。

 

「そ、そろそろ離れて…」

「早くないか?オレはもう少しこのままでいたいんだけど。」

「う、うぅ…何かハズいんだって、これ…」

 

何せ、響香ちゃんはコンパクトで大変に抱き心地が良い。

うちに持って帰って専用の抱き枕にしたいくらいだ。

オレは手を伸ばしてオレの肩に体重を預けている響香ちゃんの頭を撫でる。

 

「ちょっ!そんなことするとは聞いてない!や、ちょっ…」

 

やんわりとオレの胸板を押して離れようとするが、その程度の力では離れることはできない。

響香ちゃんは大人しくオレの胸の中で撫でられてもらう。

しばらくして観念したのか、響香ちゃんはオレの胸に顔を埋めてしまった。

照れてる顔を見られるのが恥ずかしいのかな?クールな顔してかわいいなあ。

 

「そろそろ段階をあげてみようか。」

「も、もうここが限界だから…これ以上ハズい事できないって…」

「抱きつくだけで無理とか言ってたら何にもできないぞ。外国だったらハグはただの挨拶だからな?」

「ここは外国じゃない!って言うか、外国でも挨拶で頭は撫でないから!」

「響香ちゃんは固いなあ…じゃ、次は挨拶つながりでキスいってみようか。」

「きっ、きききっ!キス!?」

 

響香ちゃんは抵抗の意思を見せながらも、オレに説き伏せられて渋々唇の接触を許した。

このまま、いけるところまで行ってしまおう。

もし今日セックスできなくても、また今度呼べばいいと思っていた。

あとは百ちゃんに処理して貰えばいいし、響香ちゃんとのゲームがかなり楽しめた。

どうせまた今度相手してもらおうと思っているため、今日中に最後まで終わらせなくても次がある。

オレは百ちゃんと同じく響香ちゃんを割と気に入っていた。

 

 

 

 

 

服の下に手を差し入れ、優しく膨らみかけの状態で止まっている慎ましやかなおっぱいを撫でながら、首筋に舌を這わせる。

響香ちゃんは再びオレに押し倒され、ベッドの上で大人しくなっていた。

そんな状態になりながら、響香ちゃんは顔を真っ赤にさせてゾクゾクと湧き上がる快感に戸惑っている。

 

「や、やめろってぇ…♡」

 

どこか抵抗の声も弱々しい。

個性の強制無しでどこまでいけるかと試していたら、響香ちゃんは押しに弱いようで結局ブラを外して胸を揉むところまで行ってしまった。

しかも、首を舐めながらのオプション付きでだ。

 

「あれ?もしかして乳首硬くなってきた?」

「ち、ちちちがう!ちがっ!違うっ!ちが、ちがっ!」

 

慌てすぎて、壊れたレコードみたいになってしまう響香ちゃん。

顔がもう爆発してしまうのではないかと思ってしまうほどに赤くなってしまっている。

漫画なら蒸気がプシューと出ている演出が入るくらいだ。

 

「でも、ほら。さっきとは絶対違うよ。」

「ひぃん!?…突然触るなっ!」

 

優しく乳首に指で触れると、反射的に嬌声を上げてしまった響香ちゃん。その後すぐに肘鉄が飛んできた。

個性でオレに危害を加えることができないことになっているため、ぽすんと可愛らしい音がなっただけだが。

恥ずかしいからって謀略に訴えるのは良くないよ。

 

「別に大きくないし、触ってても楽しいことなんかないでしょ…」

「馬ぁ鹿。響香ちゃんのってだけで愛おしいんだよ。」

「へ、変なこと言うなぁ…!」

 

響香ちゃんの乳首はまだ性感帯にはなっていないようで、気持ち良いとまではいかないようだ。

ただ、ヘンな感覚がするということなので開発すれば立派な性感帯へ成長することだろう。

オレは響香ちゃんの胸をモミモミと揉みしだきながら先のことに思いを馳せた。

 

「じゃ、次はそろそろメインのココだ。」

「ま、まっててんまだ心の準備が…」

 

オレは胸を揉みながら、スカートの中へと手を伸ばした。

まだ捲る事は控えて、中にあるショーツのクロッチ部分をコスコスと擦ってみる。

少ないが愛液も出ているようで、しっとりとした感触を感じた。

 

「っ!…ふぅ…ふぅ…こらぁ…」

 

響香ちゃんは抵抗もせず、体をひくんひくんと痙攣させる。

この反応…自分でまんこを触った事はあるようだな。

自慰をしたことがあるのかもしれない。

直接ではないとはいえ、意外とすんなりまんこを触ることができた。

 

「ヘンな事するなって言ったぁ…♡」

「変な事じゃないよ。いつかは全員やるんだから。」

「でも、ウチらの年でそんな事…」

「この年ならみんなやってるって。中学でもヤってる奴いたくらいだよ。」

 

指で感じる愛液が、ゆっくりと、だが確実に増えてきていた。

 

 



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22話

耳郎さんには過保護になってしまう…


 

 

 

指がしっとりとしてきた。じんわり湿ってきたな。

そろそろクリトリスにも手を出してみるか。

 

「い、いい加減にしないと…マジで怒るから…っ♡」

「へえ…響香ちゃんの怒ってるトコ、見てみたいかも。」

「…っぁ!?」

 

クリトリスを皮とショーツの布越しに摘んでみる。

響香ちゃんの体がガックン!と大きく跳ねた。

 

「ちょっ…ホント…タンマ…っ!!」

 

ビクビク震える響香ちゃんに、オレは追撃を仕掛ける。

響香ちゃんのまんこを、円を描くようにグリグリと刺激する。

パンツ越しだが、まん肉のプニプニした感触が伝わってくる。

やはり、女の子は良いねえ。

 

「はぁんっ!?」

 

たまに、思い出したかのようにクリトリスへカリカリと爪を立てる。

パンツ越しだからこそできる芸当だな。

 

「響香ちゃん。こっち。」

「はぇ…?」

 

オレは未だにいじっていた響香ちゃんの乳首から手を離す。

乳首の責めがなくなり少し落ち着いた響香ちゃんの顎を掴み、こちらへ向かせて唇を落とす。

 

「んぶっ!?」

 

強制的に口を塞いだことにより、響香ちゃんの鼻息がフンフン荒い。

ちゅっちゅと可愛いキスはここまでにして、舌を侵入させる。

響香ちゃんは口内に侵入してきた舌に驚いて目を白黒させている。

 

「んんっ!?んっ!ん!んむ…」

 

口の中で舌を捕まえて、唾液をズルズルと舐め取る。

響香ちゃんはキスでもびくんびくんと体を震わせていた。

初めは手でやんわりと拒否していたが、しばらく続けているとそれもなくなった。

 

「ん…ちゅむ…ちゅ…んぷ…れる…んれる…ちゅる…」

 

響香ちゃんはもうされるがままの状態になっていた。

キスが気持ちが良いようで、目が少しとろんとしてきた様子。

キスをすると、最初は緊張して真っ赤になってガチガチだった響香ちゃん。

もう快感に身を委ねられるとは。成長したなあ。

 

「んぶっ…んぶぶっ…ちゅ…ちゅぱ…んちゅ…」

 

慣れてきた響香ちゃんに合わせて、段々と激しくしていく。

響香ちゃんが驚かないように、ゆっくり、ねっとり。

響香ちゃんは舌を嬲られるのが好きなようだ。

 

「ん…じゅるっ…ちゅ…ちゅず…んじゅるる…」

 

舌を咥えて、啜ったり吸い付いたり。

激しくしすぎたせいか、響香ちゃんは直上を向いて苦しそうだ。

オレは顔を下に向けて、響香ちゃんの口の中を貪っている。

響香ちゃんの喉を唾液の筋が跡をつけながら流れ落ちている。

 

「ん…んむむ…んっ…ぷぁ!」

 

長く長く続いていた接吻を突然終わらせる。

口と口の間に細い銀の橋が架かった。キスしていた証だな。

響香ちゃんが拒否しないせいで、ずっと続けてしまっていた。

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

半開きの口から、だらしなく垂れた舌が見える。

響香ちゃんは口の中を侵されてヘロヘロのようだ。

響香ちゃんのぼーっとした目がこちらを見つめている。

オレには、何やら期待しているように見えた。

響香ちゃんは押されたら弱々になるタイプだな。

 

「もっと触ってあげるから、もうすこし足開いて?」

 

オレが命令すると、頬を染めて俯いてしまった。

しかし、きっちりと股を広げる響香ちゃん。かわいい。

スイッチみたいなものが入っちゃったのかな?

 

オレは宣言通り、響香ちゃんの股の中をまさぐる。

指でクロッチへ触る度に、にち、にち…

と音が出てしまっている。さっきよりもかなり濡れているようだ。

 

「濡れてるの気持ち悪いでしょ?脱いじゃいなよ。」

「や…でも…」

「ほら。早く?」

 

頬を撫でて急かすと、響香ちゃんはゆっくりと動き始めた。

腰を上げて、ショーツをずらし、太ももまでずり下ろす。

視覚的にエロいため、そのままの位置に置いておかせた。

 

「あー、やっぱり。まんこの部分だけすごい濡れちゃってるね。」

「も、もうヤメテ…ホント、ハズいって…」

「ごめんごめん。響香ちゃん可愛いからいじめ甲斐があるんだよ。」

「それもヤメテ…」

 

響香ちゃんは両手で顔を覆って真っ赤な頬を隠してしまった。

まさに頭隠して尻隠さずだな。

オレはパンツをずらすために膝を立てたせいで丸見えになっていた。

響香ちゃんは意外と毛が薄いんだな。可愛らしい産毛が恥丘の上に鎮座している。

オレはそんな景色を鑑賞しながら、その下腹部へ手を伸ばす。

 

「はぁふぅっ!?」

 

はぁふうって何だよ。

皮の上からクリを摘むと、面白い叫び声をあげた。

いい感じに濡れてきた。そろそろ指を入れて本格的にほぐしていこう。

 

「ぅ…ぁ痛い…!いた…」

 

気遣って慎重にゆっくりと入れていたはずが、それでも痛いようだ。

まだ第一関節しか入ってないぞ。これだから処女は面倒なんだ…

処女にも初期状態で拡張されているような広さを持つ子もいるが、響香ちゃんのように指一本入れるのにも激痛が付いて来る場合もある。

毎回毎回気遣ってやるのも大変なんだ。

 

「んー…そうだな。」

 

オレは不意に立ち上がり、机の引き出しを開けてゴソゴソと探る。

そこには、バイブにディルドにローターに、色々なアダルトグッズが詰め込まれている。

あ、もちろん使った後は全て洗浄させているからな。どれも清潔だ。

その中から、細長い半透明なプラスチック製の棒を取り出す。

ちょうど、削っていない鉛筆のような細さと長さくらいだ。

 

「それなに?怖いんだけど…」

「お茶とかコーヒーとかに使うかき混ぜ棒だよ。」

 

元々は八百万邸の調理場(台所ではない)から拝借したものだ。

それがどうしてこんな場所に保管されているのか。

それは、調教当初百ちゃんのアナルにぶっ刺してぐりぐりいじったものでもあるからだ。

それを響香ちゃんの前で言う必要もないが。

 

「これなら細くて痛くないだろ?」

「でも…長いし。冷たそう…」

「そんくらい我慢しろ。」

 

冷たいのが嫌らしいので、オレは棒の先を咥えて潤滑液をつけると同時に温める。

つう、と挿入していくと、少しヒクヒクしていたがしっかりと飲み込んだ。

響香ちゃんは痛くはないようだが、まんこの中の異物感になれない様子だ。

それが段々と「気持ち良い」にかわっていくんだよ、響香ちゃん。

 

 

 



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23話

 

 

「あっ…あぅ…あひ…ひぁっ…」

 

オレがかき混ぜ棒をぐちゅぐちゅと動かすたび、胸の中で響香ちゃんがビクビクと震える。

反応がいちいち可愛いな。

 

「あーあ。もうぐじゅぐじゅになっちゃったね、響香ちゃん。」

 

響香ちゃんのまんこからは、もうずっと前からダラダラとよだれが垂れ流されていた。

これだけ膣壁がほぐれて愛液出てしまったら、もう痛みもかなり緩和されるだろう。

そろそろ挿入してしまいたいが、棒を気に入った響香ちゃんが可愛くていつまでも弄ってしまう。

 

「ねえ、響香ちゃん。気持ち良いでしょ?」

「き…きもちい…い…」

 

ひくんひくんとまんこを開閉させながら、可愛く答えてくれる。

恋人設定のオレにすらツンケンしていたあの態度が、随分素直になったものだな。

オレは見つけていた弱点に向かって、かき混ぜ棒を激しく突き動かす。

 

「はぁっ!ひい!ひい…っ!」

「ほら、またイっちゃうよ。」

「あぅっ!や、やだ…また…」

 

弱点を見つけてからは、オレは自由自在に響香ちゃんを絶頂させられるようになってしまった。

こうなってしまえばどんな女もオモチャも同然だ。

 

「イク時はなんて言うんだっけ?」

「あっ…!い、イきます、イきます…っ!」

 

響香ちゃんはよだれを垂らしながら、絶頂を宣言する。

この短時間で、よくここまで調教できたものだ。

もしかしたら響香ちゃんはMの才能があるのかもしれないな。

そんなだと、悪いヤリチンに調教されて使い捨てオナホにされちゃうぞ〜?

 

「私のイくとこ、みてて…っ!…あ゛っ!!イっっ!イッッッ!ク…っ!」

 

大きく体を震わせて、ビクンビクン!と体を痙攣させる。

力が抜けた体をオレに預け、余韻に浸っている。

どうやらしっかりと絶頂に達したようだ。

 

「そろそろ、ちんちん欲しい?」

「…ちんちん…?」

 

響香ちゃんは、快感に蕩けきった顔で復唱した。

オレは、響香ちゃんの手を掴んで「個性」を発動させる。

 

「そう。棒の代わりにおちんちんを挿入れると、も〜っときもちよくなるよ。」

「…今よりも?」

「今よりも。もっともっと。」

 

響香ちゃんは、ゴクリと生唾を飲み込んだ。

やっぱり、気持ち良いことに興味はあるみたいだな。

 

「欲しいの?欲しくないの?」

「…欲しい…」

「わかった。」

 

響香ちゃんはオレにおねだりをしてきた。

その姿が最初の頃とのギャップに萌えて、オレは勃起しているちんこを取り出す。

 

「ほら、これがちんちんだよ。」

「…おちんちん、大きい…?」

 

オレのちんこは至って平均サイズのはずだが…

もしかして、勃起した時のちんこを見たのは初めてだったりするのか?

 

「ほら、これが今から響香ちゃんのナカに挿入るちんちんだよ。」

 

響香響香ちゃんは、目の前に差し出されたちんこをじっと見つめる。

催眠をかけると、意外と女の子も男の体に興味があったりする。

お年頃だなあ。

 

「舐めてみてごらん。」

「えっ…でも…」

「大丈夫だから。ほら。」

 

オレはちんこを手に持ち、ぐいっと響香ちゃんの顔へと近づける。

響香ちゃんは逡巡したものの、覚悟を決めてパクッと咥え込んだ。

 

「いい子だね。そのまま、口の中でもごもご動かしてみて。」

「んっ…ん…んむ…うぅん…」

 

可愛い女の子が、ちんこを口に入れている。

その光景は何度見ても飽きない。

ちんこのせいで、頬が膨らんでいるその顔。

最高だ、響香ちゃん。

 

「次は吸ってみて。ちゅーって。」

「ん…んちゅ…ちゅる…んちゅう…」

「すごいすごい。まいよ、響香ちゃん。」

 

響香ちゃんは、オレの指示通りちゅうちゅうちんこに吸い付き始めた。

オレは撫でやすい位置にある響香ちゃんの髪を撫でる。

手入れを欠かしていないのだろう。

髪質がかなり良い状態でサラッサラだ。

この髪にぶっかけるのも良さそうだな、と想像してみたりする。

 

「先っぽのところ、舌で舐めてみて。」

「んむぅ…んちゅるる…じゅずっ…ちゅう…」

「そうそう…響香ちゃん飲み込み早いね。」

 

初めてにしてはなかなか気持ちの良いフェラに、オレは感心する。

したことがない奴にさせると気持ちよくない奴、それに歯を立てる奴もいる。

それでもフェラはよくやらせてしまう。絶景が拝めるからな。

 

「射精るよ…しっかり受け止めてね。」

「んんっ!ちゅ…ちゅう…んちゅる…んっ…」

「お、すご…イク…っ!」

 

腰の根元からゾゾゾっと射精感がこみ上げ、絶頂を果たす。

 

びゅーっ!びゅびゅびゅーっ!

 

響香ちゃんの口の中に、無遠慮に精を吐き出す。

びゅくびゅくと口の中で暴れまわるちんこに、響香ちゃんは驚いていた。

 

「飲んだり吐いたりしないでね。」

 

オレは腰をひくつかせながら、響香ちゃんに命令を下す。

しっかり言い含めておかないと、びっくりして飲んでしまったり吐く奴がいるのだ。

それではつまらない。飲ませるのは、しっかりと口の中にあるのを確認してからだ。

 

「響香ちゃん、口開けてみて。」

「ん…んはぁ…」

 

響香ちゃんが口を開けた瞬間、香る青臭い性臭。

オレの吐き出した精液はしっかりと響香ちゃんの舌の上に残っていた。

 

「えらいね。じゃ、口をゆすぐ時みたいにグチュグチュしてみて。」

「ん…ぐちゅっぐちゅ…ぐちゅ…」

 

オレは口の中で精子を弄ぶのが大好きなのだ。

 

 

 




ねこです。さん、ラブコールありがとね。


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24話

 

 

 

ぐちゅちゅ…ぐちゅ…

 

響香ちゃんは、オレの命令通り健気に口の中を精子でゆすぐ。

何度も何度も口の中で遊ばせて、ようやくオレは満足した。

 

「じゃ、そろそろごっくんして。」

「ん…っ!んくっ…んん…」

 

響香ちゃんは、飲みづらそうに精子を嚥下した。

その、頑張って飲む姿にも興奮する。

 

「飲み終わったら口開けて。残ってないか確認してあげるから。」

「んはぁ…」

 

舌を突き出し、残りがない事を主張する響香ちゃん。

もうここまでくるとノリノリだな。

最初嫌がってたのが嘘みたいだ。

 

「じゃ、準備もできた事だし…」

「…へっ?」

 

オレは響香ちゃんの華奢な体を掴んで引き寄せる。

そして向かい合う形でオレの膝の上に乗せる。

対面座位。挿入し易い体位だ。

 

ずずんっ!

 

あまり時間をかけすぎるのは良くない。

オレは、響香ちゃんのまんこへ思いっきり突き上げた。

 

「っずゔっ!?ゔ、ぁあ痛ぁっ!」

 

突然与えられた破瓜の痛みに、響香ちゃんは涙を浮かべていた。

こちらを少し睨んでいるような気もする。

…流石にいきなりすぎたか?

オレは侘びの意味合いも込めて、響香ちゃんの手を握り個性を発動させる。

 

「今から響香ちゃんは、処女の痛みが気持ち良い事に変わるよ。」

「な、なに…?」

 

響香ちゃんは突然意味不明な事を言い始めたオレに戸惑う。

そして、次の瞬間自分の体に起きた変化にさらに戸惑う。

オレは響香ちゃんへと何度も語りかけ、催眠を強固なものにする。

こうする事で、もっと気持ちよく感じることになるのだ。

 

「痛いのがどんどん気持ちよくなる〜。ほら、どんどん気持ちよくなってきた。」

「っ!っはぁっ!…、な、なにこれ…」

 

数秒前まではとても痛かったのに、今は気持ち良い。

それどころか、気持ち良すぎて癖になってしまいそうだ。

 

「こんなの、ウチ、知らない…っ」

 

ごん、ごん!

 

奥を突かれるたび、響香ちゃんの体がビクンビクンと震える。

顔がもうとろとろのメス顔になっているので、気持ち良すぎての反応のはずだ。

まあ、今は痛みが快感になっているはずだからそれだけ痛いってことだろう。

 

「ね?気持ち良いでしょ?」

「き、きもちいっていうかぁあっ!な、なんか、ヤバい…かもぉっ!」

「ヤバいって何が?」

「なんか、あたま、おかしく、なりそ…」

 

響香ちゃんにはいきなりすぎたようで、はあはあ荒い息をしながらも今の状況を説明してくれる。

処女らしく締め付けの強すぎるまんこを味わいながら、オレはそれでも腰を振るのを止めない。

というか、奥から奥から愛液がしたたり落ちてきていて、もっと欲しがっているので止めようにも止められない。

 

「おかしくなってもいいよ。オレが後始末しといてあげるから。」

「ひ、ひぅっ!ひぁっ!ほぉおっ!ちょっ…こわい、かも…!」

「何で?」

「きもひよすひてぇっ!」

 

ぐぐぐっとポルチオへちんこを押し込んだら、ビクビクっと震えて絶頂に達した。

クールっ子が気持ち良さに戸惑いながらアヘるの、マジ可愛いな。

クールな子に甘えられるのとかもされてみたいな。

あとで覚えてたらやってみよう。

 

「セックスって、こんなに気持ち良いんだよ。」

「セックス…」

 

オレに洗脳されている響香ちゃんは、ぼんやりとした表情で隠語を呟いた。

初めてで少しハードだったか、と反省して、響香ちゃんを少し休憩させてあげることにした。

とりあえず一旦ちんこは抜いておこう。

にゅぽっ…と隠微な音とともに、とろとろ奥の方でかき回された愛液が引っ切りなしに溢れ落ちてくる。

どんだけ出てくるんだよ…

 

オレは絶頂の余韻でビクンビクン跳ねる響香ちゃんをベッドに寝かせる。

気絶してはないが、寸前ってところだな。ホントやりすぎたな…

そして響香ちゃんの復活を待つまでの暇な時間を、響香ちゃんの慎ましやかな胸で遊ぶことで潰した。

あまり大きくはないが、オレの手によってモニュモニュと形を変える小さな丘。

いやー。小さいは小さいで全然アリだな。っていうか可愛くて好きだ。

 

「触っても楽しくないでしょ?ウチ、そんなに大きくないし…」

 

少し落ち着いてきた響香ちゃんが、胸を触るオレに話しかけてきた。

胸に触ってる事にツッコミはないんだ…

 

「馬鹿か?小さくても楽しいしオレは好きだ。」

「そ、そうなんだ…」

「それに、小さい方が可愛いしな。」

 

乳首をくにくにいじりながら言うと、響香ちゃんは少し赤くなってそっぽを向いた。

照れんなよ、可愛いからさ。

 

 

 



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メアリーズルーティン
25話


 

 

ご主人様に仕える家政婦である私は、ご主人様よりも早く起き、遅くに寝なければなければなりません。

と言っても、代わりに昼頃に仮眠をとらせてもらっているため、睡眠不足にはなりません。

本日も、鳥の囀りと共に目を覚ましました。

 

朝起きた私がまず行うことは、下着を履き替えること。

起きると下着がいつもグチュグチュになってしまっているため、下着を下ろした後に快感を感じない程度に軽く拭って、新しい下着を身につけます。

ドロワーズを下ろすと、ネバッとしたものが糸を引きました。

それはいつものことですが、今日はいつもより多いみたいです。

その証拠に、下着やドロワーズだけでなく、シーツにもシミができてしまっています。

私は上下の全てを脱ぎ去り、生まれたままの姿になりました。

そして、べったりと濡れそぼっている秘部を、用意していたタオルケットで拭き取ります。

 

「っ!?」

 

布が触れた瞬間、ビリビリ!と激しい電流が流れたかのような快感が走り抜けました。

瞬間、心の底から秘部を掻き毟り、絶頂へと登り詰めたい欲望が溢れます。

しかし、私には自分の秘部を触り絶頂へ達することは許されていません。

その権利があるのは、ご主人様だけなのです。

私は出来る限り快感を感じないよう、秘部から溢れ出すお汁を拭き取ります。

快感を感じてしまうと、またお汁が出てきてしまい、いつまでたっても拭ききれないからです。

洗い流さないと少し気持ち悪いですが、流してもすぐに濡れてしまうため、そして何より、お風呂は未だ入るわけにはいかないため、ここでは我慢しています。

 

綺麗な体になった私は、ショーツを履き、新しいドロワーズを身に付け。

寝巻き姿からメイド服に早変わりです。

ここから、私の家政婦としての仕事が始まります。

 

今日は運悪くシーツまで濡れてしまっていたため、後で選択するように剥いでおきます。

そして、引き出しから新しいシーツを取り出し、ベッドへセッティングします。

とある事情でよく汚れてしまうので、この家にはシーツが何枚か常備されているのです。

シーツを取り替え、一仕事終えた私はカーテンを開け、朝の日差しを部屋に入れました。

 

「ふう。今日もいい天気。」

 

清々しい程の晴天。良い洗濯日和です。

私は机に出していた、チャームポイントのホワイトブリムを頭につけると、部屋を後にしました。

 

早朝と言っても、この家にはすでに働いている人たちがいらっしゃいます。

ご主人様がお世話になっている八百万家では無数の使用人がおり、昼夜問わず働いています。

私は一直線に厨房へ向かい、この家お抱えのコックへと挨拶をして調理台の一角へ立ちます。

ご主人様は、プロの料理人が働いている家でも、私の料理を食べられます。

私の料理がその道のプロの方に勝てるとは思えないのですが、ご主人様は私の食事を気に入ってくださっています。

そのことが何より心よりより嬉しく、ご主人様専用の家政婦冥利につきます。

そんな事を考えて、どうしても口端があがりニヤニヤしてしまいます。

ご主人様に頼りにして頂く事こそ、私たち家政婦にとって至高の喜びなのですから。

 

ご主人様の好まれるのは、高級で大仰なものではなく、家庭的な料理です。

私は昨日より煮付けておいた肉じゃがを火にかけて温めます。

ご主人様は、一晩寝かせて味を染み込ませた煮物が大好物なんです。

ここの料理人の方々は、肉じゃがなんて作りません。ましてや、昨日の残り、なんてものは使いません。

肉じゃがを温めている間、小さなサラダを作ったりお湯を沸かしてコーンスープとホットココアを作ります。

ご主人様はどちらのお飲み物も好きなので、両方作っておきます。

両方飲んでくださる時もありますが、ご主人様がお口をつけなかった方は、私が責任を持って飲み干します。

朝食なので、お米や肉じゃがは少なめに盛り付けます。

 

…肉じゃがを見ると、雪子さんを思い出してしまいます。

雪子さんというのは、私がご主人様と運命的な出会いをする前からご主人様に支えていた方です。

コロコロと女性をアクセサリーのように取り替えるご主人様ですが、気に入った女性はこうして「キープ」なされます。

「初めて」だった私のことを妹のように可愛がってくださり、日本の料理を教えてくださった、私にとっての先輩。

雪子さんは私のように元々家政婦をしていたという訳ではなく、オフィスで働く役持ちキャリアウーマンでした。

ご主人様がお仕事中に街中で目を掛け(レイプし)たご縁でご主人様に懸想なされたと聞いています。

あまりにもご主人様が他の「おなほ」の方々と比べて雪子さんを贔屓するので、恥ずかしいことですが私も少なからず嫉妬していました。

ですが、接する度に、話す毎に。私は美しく朗らかな彼女にどんどん惹かれていきました。

初めは見た目とお金目当てだったはずのご主人様も、雪子さんの内面にも惹かれていったのだと思います。

 

私と同じく綺麗な金の長髪をされていて、そこから親近感を持ったと記憶しています。

瞳は、私が丸っこくて子どもっぽいのと反対に、雪子さんは切れ長で大人な印象を受けます。

雪子さんは私の目が可愛くて羨ましいと言ってくださいましたが、私は雪子さんの目の方が素敵に見えていました。

 

そんな彼女は、ご主人様が「解雇」なされてから今では会うどころか連絡を取ることもできません。

一番の古株だった彼女が抜けたことで、今は私がご主人様と最も長く連れ添っていることになっていまいました。

 

「あちっ」

 

考え事をしていたら、温めていた肉じゃがの鍋で指を火傷してしまいました。

こんなことでは、ご主人様だけではなく雪子さんにも怒られてしまいます。

 

出来上がったお料理は、冷めないうちにご主人様のお部屋まで運びます。

ご主人様のお部屋の前には、2人のメイドさんが立っていました。

この方たちは、ご主人様が選ばれ、傍付きになされたこの家で働くメイドさん。

使い走りに、性処理に、給仕に、警護に、掃除に。仕事は沢山あります。

部屋に呼ばれてお情けを受けることが出来る日もありますが、今日はどうやらそうではなく。

ご主人様を起こさないよう、部屋の外で私を待っていたようです。

ご主人様は、朝の()()()を私に命じられています。それまでは、例え傍付きメイド出会っても不用意にご主人様のお部屋に入ることは許されません。

 

メイドの2人は、私が扉の前へと辿り着くと一礼をし、両手のふさがっている私の代わりに扉を開けました。

ご主人様の部屋に、ノック無しで入ることが出来るご主人様の傍付きは私だけです。

 

「ご主人様。朝食のご用意が出来ましたよ。」

 

私は無遠慮に部屋へと入り、部屋の内情を確認します。

カーテンが締め切られ、ムワッとした性臭が鼻につきます。

私はあまりの馨しさにぞぞぞ、と肩を震わせてしまいました。

どうしても、この臭いを嗅いでしまうと、ご主人様とのことを考えてしまい、ショーツにシミを作ってしまいます。

 

ベッドの上では、裸のご主人様と、同じく裸のお客様。

そのお2人が体を重ねるように絡み合って熟睡されています。

裸の男女が2人ベッドの上。ご主人様が昨日の夜に何をしていたのか伺い知れます。

それを意識すると、きゅう、と心臓が掴まれたように苦しくなります。

この方は、確か昨日ご主人様がこの家へと招かれた雄英生徒だったと記憶しています。

少し鋭い印象を受けますが、全体的に可憐でご主人様が気に入られたのもわかります。

ですが、私が気になっているのはご主人様の方。

就寝なされている今、あどけない表情に庇護欲をそそられます。

いつもの表情も勿論好きなのですが、こういう隙だらけなご主人様も素敵です。

私の事を信頼しているご主人様が、とても愛おしいです。

今からご主人様に出来る栄誉の事を考えると、その悦びだけで達してしまいそうです。

 

「ご主人様、失礼します。」

 

私は朝のご挨拶をするため、料理を机の上に並べ。

ご主人様の麗しい唇へと迫った。

 

 

 



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