夜に読む417ちゃんの性活 (ムメイ)
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初夜

窓から差し込む月明かりに照らされ浮かび上がるのは入浴後で艷やかな銀髪。

赤みが差し色気を増した白い肌と小さな身体には不釣り合いな程に大きな乳房。

そしてその先端につく桜色の蕾…細く括れた腰とそこからカーブを描き女性的なラインの脚線。

細くも程よく肉のついた太ももが悩ましげに内股に寄せられている。

完璧を自称する人形とほぼ同じボディを持つHK417は自室のベッドにて自らの裸体を晒していた。

それを見下ろすのは本日目出度くそんなボディを持つ人形にプロポーズしたばかりのD08基地指揮官。

名はディーノ・タカマチ…イタリアと日本の混血児。

一糸まとわぬ極上の裸体を晒す417の姿に既に興奮してか…鼻息は荒く…

そこそこに鍛えられた身体の股座に鎮座する愚息は既に戦闘態勢に入っていた。

 

「うわぁ…すごい…」

 

ガチガチに勃起した男性器に417は目を奪われる。

朝の奉仕活動等と称して片手で数えるほどではあるが目にしているが…

最大まで勃起した愛しの人の性器は見たことがなかったらしく息を呑んでいる。

覆いかぶさった指揮官はまずは…と目をつけたのは大好物の乳房だ。

遠慮なく何度も揉みしだいてきた巨峰だが今日ばかりは揉む以外の方法でも愛でられる。

顔を近づけてマジマジと視姦する。417が呼吸する度に上下すると柔らかく震えている。

 

「くすぐったいよぉ…」

 

鼻息が乳肌を撫でる。それがくすぐったさとして伝わるのか417は笑みを湛えていた。

そんな所作でも眼前の柔らかく形の良い巨峰は揺れ動き指揮官を誘う。

喉を鳴らしたあと…指揮官はそんな巨峰に食らいついた。

先端の蕾を口に含み吸いたて口の中へと招き入れた蕾を舐める。

片手はもう片方の乳房へと吸い込まれていき鷲掴みにして揉みしだく。

子供のような背丈でありながら大人の掌ですら有り余る417の乳房…

指を沈めればどこまでも沈み込むような柔らかさを持ちながらも自重で垂れ下がらないハリを見せる。

そして圧倒的なボリュームで指揮官を満足させていく…

興奮が加速する指揮官は乳房を吸いながらも巨峰を揉み、掴み、弾ませ、伸ばす…

ゴツゴツとした男の掌から溢れ出る柔肌はいやらしく情欲を唆る。

 

「ふ…ぅ…ぅぅ…」

 

既にUMP45を始めとした各人形に玩具にされ続けて開発されている胸部は敏感であり。

そんな刺激をも快楽と感じるのか417の口からは早速甘い吐息が漏れ始める。

恥じらいからか指を噛み声を押し殺している。そして内股だった太ももが擦り合わさっていっている。

そんないじらしい嫁の姿に嗜虐心を煽られる指揮官。

もっとその色っぽい声を引き出したい。しかしながら指揮官は女を攻めるのは初めて。

所詮は同人誌でしか知り得ていない女体…攻め方も手探りだ。

唇の中の可愛らしい乳首を舌先で転がし…何度も吸い付いては引っ張って行く。

卑猥に弾む乳房の光景に興奮する指揮官は堪らずもう待ちきれん…とばかりに417の股へと愚息をこすりつける。

毛の一本も生えていない綺麗なソコは何の引っ掛かりもなく…否、陰核を引っ掛けながらそのグラインドを受け止める。

 

「っ♥ふ…ぃ♥…ぃぃ♥…んくぅぅ♥」

 

片方の乳房を唾液で彩ると今度は逆の乳房にターゲットを変える。

そして自らの唾液でいやらしくなった巨峰に塗り拡げていく。

極上の裸体は段々と仕上がっていく…

 

「なぁ417…一つ頼む…」

「はぁ♥はぁ♥…なぁに、ダーリン…♥」

 

両乳房が唾液にコーティングされて月明かりで淫らに光りだした頃。

全ての動きを止めて417の腹部に跨る指揮官。

熱り立つ逸物は谷間に押し当たり跳ねている。何を望むかは分かっていた。

そも、指揮官も返事を待たずして行動に移していた。

嫁ならば全て受け入れてくれる…そんな確信を持っていた。

 

「パイズリしてほしいんだ?ふふ、おっぱい好きだもんね♥」

「ぅっ…これ…やばい…!」

 

唾液によって滑りが良くなった谷間はするりと逸物を飲み込む。

そして圧倒的な質量にて根本まで覆いかぶさってしまう。

谷間から頭すら出ないのは417の規格外な乳房だからか…

417もすかさず自らの手で乳を寄せてから見上げる。

谷間で何度も腰をふる伴侶を想って自分でも痛いくらいに寄せていく。

強く何度も乳肉に腰を打ち付ける指揮官…ようやく谷間から亀頭が見え隠れする。

谷間にはそんな逸物から溢れ出る我慢汁が塗りたくられいやらしい水音が室内に響いていく。

 

「うっ…く…!!」

「きゃぁぁぁっ…あ…あぁ…♥」

 

そう長くは保たなかった。指揮官は初めて味わう征服感と快感にあっという間に果ててしまった。

深く突き刺した愚息は谷間から顔を覗かせて417の顔面と艷やかな髪に子種を撒き散らしていく。

むせ返るような臭いが立ち込める…しかし417は何事もなかったように唇付近についた精液を舐め取り…

 

「ごちそうさま…♥次は出しそうなら言って…全部飲むから…♥」

 

汚されたまま恍惚の笑みを浮かべていた。

そんな嫁に出したばかりの愚息から追いかけるように子種が出る。

 

「んもぅ…次はあそこに頂戴…私のハジメテ…ダーリンにあげる、逆にダーリンのハジメテを私にちょうだい?」

「……激しくなると思う」

「しょーちのうえだよ」

 

腹の上から退くと今度は腰手をかける。股を割って入りいまだ収まりが効かない愚息を未通の入り口へと宛てがう。

417は静かに頷いてから伴侶の腰へと足を絡める。

意を決して指揮官は初の性交渉に臨む…ゆっくりと狭い417の膣を滾る逸物が抉り入っていく。

 

「ぅ…うぅぅん♥…ひ…ぐ…ぅ…♥」

 

苦悶ではない、417から溢れ出るのは快楽に悶える声だ。

興奮から溢れ出る粘液は逸物との滑りを良くして奥の奥へと滑り込ませていく。

 

「417、だめだ、もう…ゆるめてくれ…!」

「むりぃ♥むりだよぉ♥こんなのこらえられないぃ♥」

 

初めて味わう女の快楽に悶えて頭を振り必死になって理性を保とうとしている。

見たこともない蕩けた表情を417は浮かべていた。もう417も限界が近いのだろう。

意を決して指揮官はあえての攻勢に出る。

思い切り突き入れたのだ。

 

「い"っっっ♥♥」

 

大きく身体を跳ね上げて肺から空気を押し出される417…一瞬気をやりながら快楽に脳をスパークさせていく。

真っ白に明滅する視界と思考回路を焼き尽くす快楽に壊れそうになる。

それから指揮官は己の限界と417の限界とのデッドヒートを展開させていく。

あらんばかりの力と勢いで腰を振り最愛の妻の身体を貪り始める。

 

「い"や"ぁ"♥あぅっ♥あぅ♥あぅぅ♥んぁっ♥♥むりぃ♥むりぃぃ♥ひぐ♥ひぐぅ♥」

 

全身を襲う浮遊感に飛ばされたくない、離れたくないと指揮官に必死にしがみついた417。

甘い甘い大絶叫をあげて指揮官の情愛を受け止めていく…

 

「でるっ…!」

「ひぅぅぅぅぅぅぅぅううううっ♥♥♥♥」

 

本人達にしてみれば数十分にも感じれるスパートの果てに双方絶頂を迎えた。

ベッドに全身を投げ出し心地よい虚脱感と腹一杯に受け止めた愛を感じて居る417…

中も外も穢してしまった背徳感にあらぬ興奮を覚えてきた指揮官だった…

 

"ドンッ!!!"

 

隣の部屋から唐突に殴る音が聞こえた。

暗にうるさい…とキレられたのだ。

これには二人揃って顔を見合わせて次からは遠慮しよう…と誓い合う。

 

 

「ぁむ…ぐ…ちゅ、ぷ…れろぉ…」

 

その後417は身体に鞭打ってから身体を起こすと自分のことはさておき旦那様である指揮官の愚息を咥え舐めていた。

自分の体液と精液に塗れたそれを丁寧に根本から先端まで舐め取っていく。

指揮官もそんなご奉仕に愚息を固くしてしまう…そしてまた出てしまいそうな快楽に歯を食いしばる事になる…

出してしまえば楽だがそれでは嫁が舐め取ってくれた意味がなくなってしまう…

 

「ぃーよ…だしちゃって…」

 

そんな我慢を見抜いてか上目遣いに咥えながら417はつぶやく。

指揮官は我慢を止めた。子宮に注ぎ込んだのと変わらないくらいに吐き出してしまった。

417はそんな精液の奔流を小さな口いっぱいに受け止め細い喉を鳴らして飲み込んでいく。

…そんな暴発が結局お掃除中に二回ほどあった。

 

「ごちそーさま、けぷ…」

「ありがとな…」

「えへへ…♥」

「……ごめんもう1ラウンド」

「うっそぉ…」

 

結局性欲魔神と化した指揮官による追加のもう1ラウンドで双方力尽き繋がりあったままベッドに沈むことになった。




本当はプロポーズした桜の木の下でそのままエッチさせたろうかとか考えてた。
さすがにそんな度胸は指揮官君には無いだろうからボツ。


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出張先のラブホテルで

「ねぇダーリン…一つ聞いていい?」

「なんだ?」

「これラブホだよね…」

「そうだな」

 

結婚報告にS09地区へと来ていた夫婦、基地への報告を終えて街をすこし観光してからホテルへと向かったのだが…

そのホテルというのがピンクのネオンで彩られた…所謂ラブホテルである。

駐車場にバイクを止めて見上げる417は流石にコレには引き気味である。

さり気なく腰に回されている手が何を求めているかなど如実に示していた。

つい先日まで童貞だった反動か伴侶を得た指揮官は隙あらばヤリたがる性欲魔神となっていた。

 

「ほら、チェックインに行くぞ」

「ダーリンのケダモノー」

 

いやらしい笑みを隠しもせず腰を抱いたまま連れ立って歩く夫婦。

激しく求められることには満更でもない417も文句言いながらも身体をぴったり寄せて歩く。

受付も済ませて部屋に入る…地上3階付近、道行く人を眼下に望み遠くも見ようと思えば見える。

激戦区ではあるが人類の栄華を望むには丁度いい高さである。

 

「わぁ…」

「中々良いな」

 

内装はそういかがわしい雰囲気ではなく普通のホテルのような様相だ。

417は初めて見るホテルというものに興奮気味でくるくる回りながら見ていて…

さながら踊ってるようにも見えて指揮官はそんな嫁の様子に破顔する。

しかし視線はそんな嫁の一挙一動に柔らかくたぷん♥たぷん♥と揺れる胸へと注がれていた。

 

「じゃ、早速だけどお風呂入ろっか。ダーリンも疲れてるでしょ?」

「お、そうだな…結構広いな、二人で入れそうだ」

「マジ?おー!これは広い…えへへ、ダーリンと一緒かぁー♪」

 

417は無邪気に喜んでいるが指揮官はというと下心ありありとした様子で…

ゴスロリに包まれている極上の裸体を想像してさっそく愚息を固くしていた。

旅の荷物はコンパクト抑えてに着替えの下着ぐらいだ。脱ぎ散らかして先に風呂場へと侵入した指揮官。

そんな夫の脱ぎ散らかした衣類を丁寧に畳んでから脱いで行く417。

 

「お湯加減はどぅ――――――――――――ちょっと?」

「身体を洗うなんてまどろっこしい…抱く」

 

風呂場へと足を踏み入れた417は即座に指揮官に抱き竦められた。

非難じみた視線を夫へと投げつけるが夫はというと興奮ありありと抱きしめていた。

身長差から自然と熱く滾る愚息は豊満な乳房へと埋もれていて…

深い深い谷間に挿入する形になった愚息はビクビク跳ねていて我慢ならん事をアピールしていた。

そんな夫の様子に嘆息しながらも微笑んで見せる417

 

「はいはい、良いよ…ただお風呂で温まりながらしよ?」

「ありがとう、持つべきものは優しい嫁だな…」

 

二人抱き合って入るには丁度いい広さの浴槽。湯を注ぎながら事に及ぶ。

段々と溜まっていく温かいお湯と一緒に盛り上がっていく夫婦。

対面座位にて抱き合いながらキスしあい興奮を高めていく。

 

「んちゅ、んっ♥ぁ♥はぁ♥しゅきぃ♥だいすきぃ♥」

「んっ…俺も…ぁ…ふ…ずずっ…」

 

既に戦闘準備が完了していた指揮官に対しキスだけで出来上がりつつある417

もう既に膣は濡れてきていて表情も夫婦の間でしか凡そ見せない蕩け顔が浮かんでいた。

貪欲に舌をねじ込んで来ては夫の舌を舐って胸板には自身の巨大な胸を押し付け潰れさせていて。

下腹部に押し当たる逸物を膣口で摩りあげていて物欲しそうにしていた。

 

もう良いか…指揮官も我慢の限界だった。すこし腰を引いてから嫁を浮かせると一息に突き上げた。

 

「んぐぁ"っっっ♥♥♥♥」

 

ぱちゅん♥と粘ついた音が浴槽に響くほっそりとした腹部に亀頭の膨らみが若干浮かぶ。

そのままゴリゴリと奥をいじめ抜くとあっという間に417は淫らなイキ顔を見せてしまう。

軽くではあるが絶頂を味わったのだろう膣も収縮して締め上げている。

 

「もうイッちゃったのか?いやらしいな…」

「ひぐぅっ♥だってぇ♥きもちいいの♥♥とまらないよぉ♥♥」

 

突き上げられる度に面白いほど感じる417は首を仰け反らせて天を仰いでいた。

夫に自分のいやらしい顔を見せたくないのか。はたまた…ただ単に恥ずかしいだけか。

乱れていく表情に加えて清潔で艷やかな髪も突き上げる度に揺れ乱れ美しい光沢を見せる。

普段は純真で可愛らしい嫁の艶やかな姿に指揮官の愚息も限界を迎えた。

 

「出すぞ…」

「ッ!中以外はいやぁ!!」

 

とっさに避妊などは基本必要としない人形だが気を遣って外に引き出そうとした指揮官。

それに対して417は注がれないとイヤと拒絶して脚を組み付けた。

逃さないとばかりに背中にも両手を回していた…完全なだいしゅきホールドだ。

湯が張った浴槽の中でごぷっ…と迸る精液は人工的な子宮まで犯し抜いて逆流してくる。

 

「はぁー♥はぁー♥だーりん…覚えておいて…わらし…なかにそそいでくれなきゃおこるから…」

「分かった…でも一発注いだらあとは自由でいいか?」

「ぃーよぉ…♥」

「……ちょっと身体洗ってやる」

「ぅえ?ふにゃぁっ♥いまうごいちゃ♥ひきゅぅ♥んひぃっ♥♥♥♥」

 

夫婦の風呂はその後も繋がりあったまま身体を洗ったり髪を洗ったり…

髪を洗う前にザーメンシャンプーなんてして遊んだが417は笑顔で受け入れていた。

 

そんな乱れに乱れるバスタイムを終えて…

 

「まったくもー…飛ばしすぎ」

「はは…本番の分まで出しちまった」

「はい、飲み物飲んで…今日はもう満足しちゃったし…偶にはぐっすり寝よ?」

「そうなー…」

 

そんなやり取りをして投げてよこしたのは老人に貰ったマムシエキスジュース。

二人はマムシエキスが何なのかを深く知らない。

 

「うぇ、なにこのジュース…まっず…あのお爺さん何ゲテモノ飲ませてるんだか…」

「………」

「ダーリン?あ、全部飲んじゃったの?美味しいんなら私のもいる?」

「よこせ」

「あ、うん…ちょっと、目が怖いけど…?」

 

ひったくるように2缶マムシエキスを飲み込んだ指揮官。

眼の前にはぶかぶかなバスローブを来ている嫁。その下は一糸纏わぬ裸体。

指揮官はまたも暴走をし始める。

 

「ふぅ…窓が開いたら夜風ですずめりゅぅ!?」

「フーッ…フーッ…フーッ…!!!」

「だ、だーりん…?」

「悪いが延長ラウンドだ」

「え、マジ!?や、やぁ!!見られちゃう!!ヤダヤダヤダぁ!!」

 

地上3階、少し上を見上げれば地上からも見られる高度と角度。

そんな所でバスローブを乱されて巨大で柔らかな乳房を押し付けて恥ずかしがる美少女。

窓ガラスにはむにゅぅぅ♥と潰れる乳肌と桜色の乳首が。

そんな状況を瞬時に察して嫌がるが指揮官は有無を言わさずそのまま立ちバックで嫁を犯し始める。

 

「ぃひぃぃぃ♥ダーリンのばかぁぁ♥♥」

 

背丈は小さくとも女性的で魅惑のボディラインを描いているヒップもまた416譲りの物で

しっかりと指揮官の物を受け止めては誘惑していた。

見られるかもしれないという羞恥からくる物があるのか膣の締りは通常以上に良く指揮官が果てるのはそうそうであった…

だがしかし…マムシエキスでブーストされた指揮官はそのまま抜かず6発も子種をぶちまけて417を快楽で飛ばすまでに至った。

 

翌朝417に枕で執拗に叩かれる指揮官であった。




ほら、今日の糖分だ。


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ラブ・ハンバーガー事件

「ここだね、バーガーミラーズ」

「ほほー…結構賑わってるな」

 

ビルの一階をそのまま店舗としているハンバーガーショップだ。

つい最近出来たばかりで新しいもの好きな市民や人形を中心に賑わっている。

中で働く人形はどこか鉄血風味な見た目だが接客応対も良く好印象。

ラインナップは4つ、プリンセス・バーガー、ラブ・ハンバーガー、熱血ドーピング・バーガー、サソリ印の密造酒。

一番最後のはこれから運転する指揮官には無縁の物だ。

飲酒運転ダメ、絶対。そもそもバイクで飲酒運転なんてしたら自殺行為である。

自転車でもダメだぞ?いいな、絶対だぞ。

 

「D08にも誘致できないかな?」

「あー…どうだろうな、大本がどこか分からんが話してみる価値あるな」

「で、どれにする?私はやっぱり名前からしてラブ・ハンバーガーかな♪」

「俺もそれにする」

 

ハイペースで回ってくる注文の順番。結構な人待ちだったがあっという間に回ってくる。

異口同音でラブ・ハンバーガーを注文。店内で食べる選択肢もあったが折角のデート。

ビルの前にはそこそこな大きさの公園が鎮座していた。

そこで日光を浴びながら寄り添って食べることをしたかった指揮官。

迷いなくテイクアウトを選択して、程なくして出された紙袋を手に公園へ。

 

 

 

「天気に恵まれてよかったな」

「うん…あはは、あの子供とか元気だねー」

 

紙袋からバーガーを取り出して仲睦まじく食べる二人。

公園内で遊んでいる子供やそよぐ風に微笑み合い時折キスをしてから食事を進める。

日は高く日光がもたらす陽気がほのかに眠気を誘う。

なんとも平和な昼下がりだろうか。

バーガーの味も中々に良くこれは良いな…と二人して笑みが深くなる。

が、しかしこのバーガーに隠された物が事件を巻き起こす。

 

"やばい…どうしよう、すごくシたくなってきちゃった…"

"真っ昼間だぞ、静まれ俺の分身…!"

 

二人揃って己の身体の異変に焦りに焦っていた。

そう、このバーガー何を隠そう媚薬が盛られている。

それを知らず仲良く平らげた夫婦は絶賛発情させられたのだ。

417はもじもじと脚をすり合わせて所在無さげに視線を彷徨わせる。

指揮官はと言うと必死になって熱り立つ愚息の存在を隠そうとしている。

ここ毎晩お互いを求めあっている夫婦も真っ昼間に発情して相手を求めるのは憚られる…

それに自らが淫欲に飲まれていると自白しているようで恥ずかしいと言い出せずに居たのだ。

 

「「……」」

 

無言でお互い見つめ合う。ほんのりと朱が差した頬に潤んだ瞳の417と息が荒くなった指揮官。

お互いに食べたものは同じ。平らげた後からの自分の異変。

どちらともなくお互いのことを察して意を決する。

どこかで発散させよう…と。

 

しかし公園にそんな事をいきなり勃発させるほど度胸が据わっている訳はない。

417がガチ泣きするのが目に見えている。イジメたい気持ちも指揮官にあったりするがそれは可哀想なのでボツ。

ではどうするか…と視線を巡らせた際に見えてしまった。

公園にポツンとある公衆トイレ。ここだ…と指揮官417の手を引き連れ込む。

少々臭いがきついが誰も使用していなく絶好のスポットだ。

 

「っ♥ふぅっ♥ぅぅ♥ぁ♥あぁん♥」

「声抑えないと…バレるぞ…!」

「イジワル♥うぁん♥そこ、もっと奥ぅ♥♥」

 

男子トイレの個室に入り込みロックを掛けると417のショーツを脱がせるまでもなく…

もうお互いに我慢の限界近かったのでずらし挿入を敢行。

417の身体を抱えあげてから突き上げる駅弁スタイルでセックスに興じる。

公衆トイレはあまり人が立ち寄らないとは言え公衆の場。

声を上げすぎれば当然シているのがバレる。417は必死になって声を抑えるが…

夫の逸物によって自身の狭い性器を抉られるのが心地よすぎてから嬌声を抑えきれていない。

もっとも性交渉の音は確実に誰かが入ってくればバレてしまう。

指揮官もそれを承知していちいち突き上げる度に奥をグリグリと刺激してから417をいじめ抜いている。

そんな指揮官のイジメに対してイジワル…と漏らしながらも嬉しがっている417もいる。

こと指揮官に対してはドMの気がある417であった。

 

「しっ…」

「んむぅっ♥…ふっ♥ふっ♥」

 

突然指揮官が417の唇を塞いで動きを止める。

荒く鼻息を漏らしながら417はパチパチと目を瞬かせる。

程なくしてバタバタとトイレに入ってくる足音がする。

誰かが入ってきた証だ。気持ちよさげな放尿の声が聞こえる。

推定するに若い青年であろうか…と言った所で指揮官が奥に深く一発突きこむ。

 

「むぐぅぅぅっっっ♥♥♥」

 

417は堪らず絶頂を迎えて全身を痙攣させる。

くぐもった嬌声がトイレ内に響く。怪訝そうな雰囲気がトイレの薄壁一枚隔てた向こうから感じられる。

417の胸の内は早鐘のように鼓動していて目は指揮官を見て非難しているようにも見える。

いや、非難しているのだろう。駅弁スタイルにした際に首裏に回されていた腕がたしたしたしと胸板を叩いている。

やがて足音が離れていくと腰のグラインドが再開される。

恥ずかしい思いをしたからか417の締め付けはかなり良く…

 

「やっぱり恥ずかしいの好きなんだな」

「ダーリンのばかぁぁぁ♥♥♥」

 

いじわるな夫を非難しながらも喘がされ善がり…終いには中出しされて幸せそうにぐったりする417が居た。




真っ昼間の公園で事を致す夫婦が居るらしい。


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417の試み

「417、お前あてに荷物が届いてるぞ」

「ん?あぁ…ようやく来たんだ♪」

「何を頼んだんだ?」

「んー…強いて言うなら民生用のカプセルなんだけど…人形の身体を後天的に人間に近づける奴かな?」

「ほほぅ?」

「ちなみにコレは母乳がでるようになるカプセルです♪」

「ぶっ…」

 

元々食料からエネルギーに変換する機関が私達には備わっている。

その変換する際の栄養分を擬似血液に流し込み運んで乳腺の中で母乳に変換するナノマシンの集合体。

一度服用したら自由意志でオンオフできるから常におっぱいが張って大変だって事は無い。

逆に張らせてそういうプレイとかも楽しめたりする…乳母の役目をする人形用の製品だけど…

私はダーリンとのプレイに幅を利かせる為に服用することに。

まぁあとかなり高効率だけど実験段階らしいからテストベッドに志願してタダで貰った。

細かなバグが出てるかも知れないがそれは覚悟の上。

 

「なんでまたそんな…」

「だってー…ダーリン必ずおっぱい吸うでしょ?」

「まぁ…417のおっぱいが魅力的だからな」

「そんなダーリンの姿が赤ちゃんみたいでおっぱいをあげたくなったの♪」

「さいで…」

「あとね、実験段階らしいんだけど…子作りできるんだって」

「は?」

「だから、子作り。私とダーリンの子供ができるかも知れないの♪じゃあそんな風に赤ちゃんが出来た時におっぱいあげたいじゃない?」

「実際の所は?」

「ただダーリンにおっぱいいっぱいあげたい、毎朝おっぱいちゅっちゅしてもらいたいだけー」

 

まぁ言ってしまえば私の欲望が完全に出てしまっているだけです。

ゆくゆくは本当に子供を作って産んでみたいなってのもあるけど…

 

「ちなみに聞いた話だとヴィオラの実験データが多く役立ってたらしい…まぁつまりは」

「ヴィオラの言っていた実験って…そういう?」

「恐らくね…私はまだ伴侶がいるから精子提供元が居るから…って言ってたけど」

 

薄ら暗いI.O.Pの闇をそこはかとなく見た気がする。

その他にも私のデータを元に色々開発してるみたいで近い内にまたテスト段階のカプセルが送られる予定。

 

「じゃ、今日の夜は楽しみに…ちょっとぉ?」

「昼から、昼から…」

「むぅー…お昼休みの間にすませるのが条件だからね?」

 

夜にお楽しみって思ったけど普通に抱きとめられてお昼ってせがまれた。

しょうが無いから今から服用してみてから準備しておこう。

 

軽く最適化の為にフリーズする可能性もあるって説明があったような…

 

私のバストサイズは規格外な為に服用カプセル数は通常の3倍?

暴走した際は保証されません…まぁなんとかなるでしょ。

栄養のある食事を摂ると直ぐ様ミルクの製造が始まる…ほうほう。

一応乳房に張り巡らされた疑似乳腺に溜めきると製造が止まる筈ですと…

 

 

テスト段階のを規定量の3倍も服用したらどうなったって?

もちろん暴走されたしON/OFFできないし…暴走は最初の1時間でなんとか止まったけど…

まぁなんだろう…嫌な予感してお風呂場で服用して良かったと思う。

お風呂場がミルク臭くなったけど換気扇回してたらなんとかなるでしょ…

うぅ、おっぱいが余計に重たくなったなぁ…これでさらにダーリンにお昼でしょー…

 

 

お昼になってダーリンのお部屋に行くとダーリンが満面の笑みを浮かべて待ち構えていた。

そんなに私のおっぱいを楽しみにしてたんだと思うと嬉しく思う。

ブラを捲りあげて見せると大喜びで吸い付いてきた。

 

「んぅぅっ♥」

 

ダーリンは無言でちゅっちゅっと吸い上げてる…大きな赤ちゃんみたいだ。

でもまぁダーリンに沢山揉み込まれて開発された私のおっぱい…かなり敏感になってる。

軽い吸い上げだと思うけど気持ちよくて声が出てしまう。

で、私の胸の内に溜め込まれていたミルクはすぐに出てきてしまってダーリンが飲み下す。

ごくん、ゴクンと喉を鳴らして飲まれるのはちょっと恥ずかしいけど…

うん、やっぱりダーリンに飲んでもらうのは嬉しいし…ゆくゆくは赤ちゃんにあげるとおもうと…

 

あっあっ…まっておっぱいだけでイッちゃうイッちゃう!!

 

「ひにゃぁっ♥にゃっ♥にゃぁぁぁぁ♥♥」

 

勢い余ってダーリンの部屋の中にミルクぶちまけちゃって一気にミルク臭くしちゃった。

今度は2つ一気に飲んでもらうかお風呂場で授乳だね…

え?搾乳機を買う?新しいプレイを考えた?もぉー…ダーリンが喜ぶなら良いけど。

 

で、結局だけどダーリンはお昼休みを長くオーバーしてまで私のおっぱいをちゅっちゅしたから副官にこっぴどく叱られていた。

私も並んで正座させられた…くすん…




拡大解釈だけど僕の中では第2世代人形と人間の差ってほぼ無いと思っている。
だから太るしこういうのもできるって思ってる。
ただし老化は無い、いつか稼働限界を迎えた時に静かに事切れるだけ。
美しいまま死ねるのは良いことかもしれない。

その反面最愛の人と同じ時を過ごせないのは残酷かもしれない。


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倒錯プレイ

「首絞めセックスってどうなんだろう」

「いきなり何を言ってるんだお前は」

 

朝のスキンシップを終えた夫婦は普通に朝の準備を終えた所だった。

ポツリと417が漏らした業の深いセリフに指揮官は呆れ気味に返す。

確かにそんなプレイ内容はあるにはある。夫婦の愛を確かめる方法でもある。

お互いに信頼しあっているからこそ及ぶことが出来る行為だが…

かなり倒錯した物で普通の感性を持っている指揮官には到底出来ないことだ。

割りかし普通の感性を持っていた筈の417も同じのハズだが…

 

「いやね、夢でダーリンに色々エッチしてたんだけど…」

「おま…」

 

夢の中でまで自分に溺れているのか…と妻の愛の深さに呆れるやら感心するやら。

指揮官は複雑そうな顔をして妻の方を見る。そんな事お構いなしに417は続ける。

 

「正常位、後背位、騎乗位、対面座位、背面座位とか色々したけど…その中で緊縛プレイとかSMプレイとかもあって」

「おい、お前の中での俺はどうなってんだ?」

「私の大好きなダーリン、おっぱい星人で性欲魔神」

「お前にそっくりそのまま突き返してやろうか?」

 

お互い様な所が見え隠れしている。417も指揮官びっくりな性欲の塊だった。

むしろ今まで良くその性欲が発露してなかったなと感心するばかりだ。

現実では朝に散々乱れ夜には膣内出しをねだり更には全身白濁に塗れさせられ…

それに飽き足らず夢の中でも犯されているとなると指揮官以上かもしれない。

対する指揮官は朝には417の胸を揉みしだいて吸いたてて喘がせてからMk23や416の胸も揉みしだいて…

昼は417のミルクを飲み軽く一発抜いてもらって…ヴィオラの遠慮ないハグに興奮して…

おやつ時にはFALやG36C等がタガを外してスキンシップに来てから…

そして夜に417と子作りセックスして何度も膣内や身体を真っ白に染め上げている。

どちらもどちらで性を知ってから盛り合っているのでどっちもどっちである。

 

「で、その中で首絞められながらエッチしてたんだよね」

「お前…」

「その中でさ、すっごく気持ちいい感じだったからちょっとやってみたいなーって」

「気持ちよさの為だけにお前を抱いてるんじゃないんだが…」

「いつも私のことをイジメて喜んでるくせにー」

 

417は事プレイ中はかなりのマゾ気質である。羞恥プレイがかなり好き。

ラブ・ハンバーガー事件でトイレで致したのがきっかけか…

 

「とにかくダーリンがイヤじゃなかったら今日の夜はさー…」

「へいへい、ただヤバイと思ったら腕を叩けよ」

「やった♪」

 

朝から夜の話をしてから417は飛び出していった。

入れ替わりで416、Mk23とヴィオラが突撃をかましてきて指揮官はそれぞれ堪能することになった。

 

 

そして一日が流れ…深夜。

贈ったばかりのネックレスを着けた417がラフな格好…を通り越した物で突撃してきた。

なんと今夜の417はだいぶ攻めた格好で来た。シースルーなネグリジェだ。

薄いパープルの生地で覆われたボディはうっすらと透けていた。

 

「おま…それ見られて」

「大丈夫、見られないルートを通ってきたから」

「明日の着替えは」

「ん?ダーリンのYシャツ借りるつもりー♪」

「いちいち欲を誘う物を…」

「薄い本でもシコってるのそういうのが多いもんねー」

「ぶっ…おまっ…」

「妻が知らないとでも思ったかなー?」

 

指揮官はかなりの雑食だが好み属性は巨乳、幼馴染、裸エプロンや彼シャツ。

特にシコっていたのを香りから探りを入れていた417であった。

夫の喜ぶ格好を自分で調べてから用意している出来た妻であった。

ちなみに同じような格好は416も用意していたりする。

HK姉妹には完璧に好みを把握されているのであった。

 

「じゃ、今日も愛してね…結婚式後は皆で愛してもらうし…」

「優劣を決めるつもりは無いが…やっぱり俺の中じゃ417が…」

「嬉しいけどそれは言ったらまた火種になるから…デート中とかにお願いね…」

 

唇を重ねてからベッドへと倒れ込む。小さく金属音を鳴らすアクセサリーが月明かりに照らされた。

指揮官が軽く乳房を揉み込めば程なくして417が喘ぎ身体をくねらせる。

 

「ふっ♥ぅぅ♥ぁひ♥ぅぁぁっぁ♥あ♥くぅぅ♥」

 

開発が進む417の身体は事指揮官に触れられるとすぐさま官能を感じるようにすらなっていってるようにも感じる。

喘ぎだす417を尻目に指揮官がショーツに手を伸ばせば…もう既に唾液を垂れ流していた。

 

「いやらしい子になったもんだ…そんなに俺のチンポが欲しいんだな?」

「ちがうのぉ♥ダーリンに触ってもらうのが良すぎるぅ♥」

「この…淫乱が…!!」

「あっが…!!……っ♥ッッ♥♥」

 

妻が望んだ事を出来る限り叶えてやるのも夫の務め。

色っぽい下着で着飾った嫁の姿にすっかり興奮していた逸物を膣の奥深くへと突き入れる。

それと同時に細く頼りない首筋に両手をかけて力を掛ける。

軽く気道が締まり息苦しさに苦悶も浮かぶがそれ以上に喜びの色が浮かぶ。

恥ずかしがって締め上げる時よりもかなり締まって搾り取られるような気がしてくる。

417以上にこれは病みつきになりかねない…と指揮官も倒錯しかけてしまう。

 

「くっ…出るっ…!!」

「――――――――――――ッッッ♥♥♥♥」

 

十回もストロークする間もなく指揮官が果ててしまいまず一発目を膣内にぶちまける。

膣はもちろんのこと人工子宮の中を精液で満たしていく。

体内に感じる生殖の為の熱い物に417の本能も満たされていくが…

 

「おい…まだ…あっ…ぐぅぅっ…!!」

 

声ならない嬌声を上げながらも417はまだ満足していない様子で腰を振り指揮官を責める。

酸素の供給が少ない中文字通り自ら首を絞めるような事を嬉々としてしている。

生命の危機を快楽と錯覚して居るのか417の瞳にはもう理性と呼べそうな物は残っていなかった。

ただただ愛しの人の子種をその身に受けることばかりが頭を占領しているのだろう。

出したばかりの指揮官がそんな嫁の名器に根を上げて連発させられることになった。

 

「くは…♥はぁ♥はぁ♥はぁ…ぁぁ…♥」

「無理…」

 

数分と経たずして連射させられて指揮官が根を上げた。

417はと言うと…完全に伸びてベッドの上でぐったりしていた。

業の深いプレイがこれから多くなるかと思うと指揮官は頭を抱えた…

が、同時に嫁の乱れる姿に再び勃ってきたのが悲しいかな、男の性であった。




417ちゃんはダーリンに対してはかなりのドMです。
苦悶を浮かべながらもよがっちゃう女の子ってかわいくない?


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416っぱい

「どうかしら…」

「いや、良いんじゃねぇの?」

 

夜の小休止、私室にて指揮官は休憩していた頃だった。

D08基地所属の416が私室にやってきた。何かもじもじとしていて落ち着かない様子を見せていた。

椅子代わりにベッドに腰掛ける様に促した所着込んでいた制服に手をかけて脱ぎだしたのだ。

そんな416の妹であり指揮官の嫁である417の裸体でもう見慣れてしまっている為か慌てることはない。

じっくりと見ていると見慣れた制服の下から現れたのは可愛らしい猫モチーフの下着だ。

着痩せする体質なのか制服の上からはそう目立つ膨らみを確認できないが…

この姉にしてあの妹あり。416のバストもかなり豊満である。

指揮官の男らしい大きな掌でも掴みきれない程に大きく実っている。

何度も味わっている指揮官にとってはもう知り尽くしたようなものだが…

普段416が身に纏っている下着といえば可愛らしいリボンがアクセントの白い物だ。

デザイン自体はそう変わったものではない。オーソドックスで大変良い。

ただしHK姉妹の運命なのか…それとも別な何かが働いているのか…

着任当初の写真と比べると明らかに…デカイ。

 

「人間に近づけた結果がこうして脂肪を蓄えたりするって所なのね」

「あと強化カプセルにも人工筋繊維の増強などが含まれてるからそれもあるんだろうな」

「で、どうなの…私のこういう太り方は」

「太るって言うより育ってるって言ったほうが良いぞ。あと俺はそんな416も好きだからな」

「ふふ、それは良かったわ」

 

情欲を煽るたわわな果実にはなっていても大きすぎない程度に収まっている。

完璧を自称する416らしいバランスの取れたプロポーションであった。

よく目にされるのは胸の大きさ、形の良さだが…416の真の良さというのは他にある。

少し高めの身長と全体的にほっそりとした身体、しかしそれでいて程よく肉付きも良い。

女性の理想をそのまま体現したようなプロポーションを持っているのだ。

脚は太すぎずかといって不安になるほど細くもない。女性が羨む細さを持ちながらも男性が欲情する柔らかさを持つ。

さらに言えばヒップラインから脚線に至るまでの何たる美しいカーブを描いていることか。

おそらく416という人形を見た男はほぼほぼ口を揃えて言うだろう。

この女を抱きたいと。しかしそれが叶うのは極々限られた人間だけだ。

 

「じゃ、ちょっと味見させてもらってもよろしいのかね?」

「勿論よ…そのためにこんな時間に押しかけたのだから」

 

確認して言質を取るや否や指揮官は動いた。椅子で薄い本を眺めていたのを止めて眼の前の極上のバストに食いついた。

まずは着飾ったその猫ランジェリーの上からねちっこく手を這わせていく。

手に収まらないとしても程よいボリューム感を持っていて柔らかくも弾力に富んだ胸だ。

円を描くように揉み解していきその柔らかさを堪能する。

 

「うーん…やはり良いおっぱいだ…」

「ッ♥それは…そうでしょう?私は完璧なのよ…っ♥」

 

たぷんたぷんと弾まされてから左右交互に揉まれ…互い違いに搾られ…

愛しい人に愛撫されていって416も少しずつ昂っていく。

上へ下へ左右にとパン生地を捏ねるかのように縦横無尽に弄くり回されていく416の胸。

うっすらと興奮からか先端の蕾がいじらしく主張を始めれば…指揮官のボルテージも上がっていて。

 

「それじゃあ416っぱいを味見させてもうぞ…おぉ…いつ見ても良い弾みっぷりだ…」

「ッ…もう、そんなのは見なくても良いでしょう?」

 

可愛らしくも色気がある猫ランジェリーのブラを上へとずらし上げる。

すると形がよくシミひとつ無い見事な乳房が指揮官の前へと献上される。

これ見よがしにたぷん…たぷん…と弾んで指揮官の目を楽しませている。

416の恥じらいが伝播していき真っ白な肌に赤みが差していく…それもまた色気を引き立てる。

辛抱堪らず指揮官は顔を近づけ…そんな416の乳房の上に舌を這わせる。

 

「くっ…ぅぅ…♥」

 

夜とは言えどまだまだ業務時間内。副官がいつ戻ってきてもおかしくない。

416は声を上げまいと指を噛み指揮官のザラザラとした舌がもたらす快感に耐え忍ぶ。

ねちっこく乳輪を舐めあげていき…勃った乳首を弾くように舐め上げる。

至近距離で弾む豊乳に指揮官も興奮してくが…

 

「ふぅ…ここまでだな」

「もう…いけずね…」

「十分おっぱい分補給できたよ、じゃ…次は」

「えぇ、深夜にお願いね。今度は抱いてくれる?」

「はいよ…」

 

指揮官と416の夜はまだまだこれからだ。

 

「ダーリン…あー!お姉ちゃんずるい!!私のおっぱいもナメナメしてもらうんだから!!」

「何、スケベ案件か…私も同行する」

 

やかましく姦しく夜は更けていく。




あんまし需要ないかもだけど僕の煩悩を吐き出し続けるんじゃよ。


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生物兵器にゅるにゅる地獄

「どうしてこうなったー!」

「このままでは…」

「本体どうにかしろー!!」

「出来たらとっくにしてるー!!」

 

廃棄された鉄血の生物兵器研究所へと調査に来ていた417達。

永く放置されていた為に生き残っている生物兵器など居ないと思われていた。

しかしながら生き残っている物が居た。現在417とダミー及びヴィオラを捕まえている蔦だ。

恐らくではあるが植物ベースに薬品などを投与して異常発達させた物だろう。

本体と思わしき脈動する塊が見えるが反撃手段というものが見事に欠如してしまっている。

頼みの綱であるヴィオラの榴弾砲はというと現状あらぬ方向に向けられていて撃とうにも撃てない。

さらに言えばその背後には417本体が吊るし上げられていて被害が及ぶ可能性もあった。

417の半身であるHK417は吊るし上げられた際に床に放り出されてしまっている。

手に握っていたMk23も同じく…つまりは現状詰みの状態である。

 

「ぎにゃぁぁぁああああ!!取れる!おっぱいがとれるぅ!!」

 

そしてそんな手詰まりな417達を待つのは恐らくではあるが…

現在ダミーの一体がされているような吸盤状の蔦が伸びてきて胸に吸い付かれるということだろうか。

半狂乱状態で引き剥がそうとダミーは必死になっているがどうにも引き剥がせない。

生物兵器は伊達では無いということか。戦術人形のフルパワーでも無理だ。

加えて言えばかなり強い吸引を食らっているのだろう、ぢゅぅぅぅぅ…と音が響いている。

 

「あへぇ…」

 

ちゅぽん…と音がしてから417ダミーの胸から吸盤は外される。

散々吸われた乳房は赤くなっている上に痛々しく乳首が勃っていた。

ぷらーんと吊るし上げられていた四肢に追加で蔦が絡んでいく

逆さに吊るされていたのが空中でハンモックにでも揺られるかのように吊るされる。

様々な触手が伸びてきて散々吸われたダミーの口や乳房に向かって何やら液体を出す。

 

「うげぇ…とんでもなく臭そう…」

「それより417…次は私達の番みたい」

「うわーぉ…」

 

現状のダミーと同じ様に四肢に蔦が絡まり逆さ吊り状態から体勢は改善されるが…

形は様々だが大凡胸に覆いかぶさるような触手が伸びてくる。

417のブラは上へとずらし上げられ、ヴィオラの衣服は胸元のスリットから触手が入り込み引き裂く。

大きく弾む乳房に向かって吸盤、花弁、口のような触手達が吸い付く

 

「「「いぎゃぁぁ!!いたいいたい!取れるおっぱいがとれるぅ!!」」」

「いぎ…ぃ…!」

「くぅぅぅっ…!」

 

417ダミーの3体は揃って痛みに苦しみ暴れているが…本体とヴィオラは痛みの他に堪えている物がある。

本来人形には備わっていないはずの機能が生み出す物がソコには詰まっているからだ。

 

「ごめん、ダーリン…無理…ぅ…くぅ…!」

「こんな、こんな…!」

 

ヴィオラはI.O.Pの実験で、417は自ら望んで志願した結果母乳を生成することが出来るようになっている。

本来であればON/OFFが出来るのだが実験段階なせいかバグっている。

否応無しに作り出されていく母乳を蔦の化物に吸われるのは屈辱である。

二人から望むものが出るとわかったのか触手は揃ってダミーを放置して二人に殺到する。

 

あっという間に触手に囲まれる417とヴィオラ。顔の前には太い触手がやってくる。

酷い臭いの粘液を垂らしていて歯を食いしばって悶ている二人の顔を汚していく。

知性の欠片もなさそうなのにまるでそんな二人の悶える姿を楽しむかのようだ。

吸い付く乳房もただひたすらに吸い上げるのではなく時折わざとらしく音を立てて離れて見せる。

二人の規格外とも言える巨大な乳房が柔らかく揺れ弾む様を楽しむかのようだ。

 

そして最後にとその極上とも言える身体の奥の奥へと触手を突き入れようとしていたところだった。

 

扉が蹴破られる音が響く。合流時間を過ぎても現れない417とヴィオラのコンビを探しに来た416、G36C、Uziの3人だった。

うごめく触手の音、悶える二人の声に異常事態と判断した416が先陣を切ってやってくる。

それに合わせて展開したG36CとUziだったが…

 

「ちょ、何よコイツ!!」

「そ、想定外ですわ…!」

「どこ触って…何よこいつぅ!!?」

 

揃いも揃って床に張っていた触手に釣り上げられてしまっていた。

即座に触手は伸びてきて各々の乳房を捏ね回し更に口が忍び込み吸い上げることになる。

全員このまま救援が来るまで辱められるのかと思いきや…

 

「い、一か八か…!」

 

Uziが持っていた焼夷手榴弾を絶妙なコントロールで本体と思わしき塊に投げつける。

異常な生命力を持っていたとしても元は植物。かなり燃えやすいのに変わりは無いのだろう。

あっという間に燃え広がる火の手に触手が苦しみ全員床へと放り出される。

 

「がはっ…たすか…た?」

「……もう慣れた、こんな辱め…」

「…水浴びしたいわ」

 

本体の火の手は収まる気配はない。そのまま燃え広がる事だろう。

いくつかの触手が分離してビチビチと跳ね回っている…不本意だがこれがサンプルになるのだろう。

 

「とりあえず私が回収するね…」

「私も回収しておこう…」

 

ヴィオラと417がそんな触手のいくつかをサンプルとして回収してから持ち帰った。

なお、ダミーが飲まされた粘液と本体の顔にぶちまけられたものも貴重なサンプルとして回収された。

 

 

 

 

「で、出来上がったのがハイエンドモデルを無傷で捕縛する設置型トラップ?」

「いくつか前線に配備されたらしいが…効果絶大みたいだぞ…」

「うへぇ…」

「あと夜のおもちゃにもなるってよ…地下室に配備されちった」

「うっそでしょ…え、搾乳機代わりに?えーっと…私とヴィオラで搾乳プレイを見てみたいって…ダーリンの変態…!」

「そういう事なら私は大賛成だ。行くぞ417、主人を喜ばせるの!」

「いやぁぁぁ!!ダーリンの手以外はいやぁぁぁ!!!」

 

新発売、夜のお供の触手ちゃん、人の手には出来ない絶妙なテクで貴方をアクメ地獄へご招待。

魅力的な弾力としなやかなボディで骨折しない程度に拘束してくれる優れもの。

前線ではハイエンドモデルの捕縛に大活躍中。

緊縛ショーのお供にいかが?




安易な性癖のぶっぱ。


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離れでの初夜風景

プレイルーム兼夫妻の部屋と化した離れ。今日の夜は誰が真っ先に抱かれるかで小競り合いが発生していた。

小競り合いに参加していないのは417と416のHK姉妹だった。

絶対に抱いてもらえるからという強い確信を持っているからだ。

9人に膨れ上がった嫁たちはそれぞれの魅力あふれる肢体を惜しげなく晒していて男の目には毒でしかない。

一番小ぶりである筈のMk23の身体もその実成長を遂げていて指揮官の手に余る程だ。

丁度いい大きさだったはずの胸は何処へ行った?ハロウィン辺りからもう既に余っていたか。

 

「良いからアンタ達は引っ込んでなさいよ、ここで一番付き合いが長いのは私なのよ?」

「そのくせに417にすっぱ抜かれた癖によく言うわ」

「なんですってぇ!?」

「そもそもの話だが嫁入りしたタイミングは同じだ、先輩後輩もないぞ」

「嫉妬する女ってあんまり良くないわよ?」

「そういえばスプリングフィールドがこういう争いに参加するのは珍しいわね」

「ふふ、ここは乙女として譲れませんもの」

「皆さんどうか落ち着いて…」

 

FALが口火を切ってから速攻でUziに撃沈されヴィオラに諭されMk23にはド正論で追撃をくらう。

指揮官を囲っての牽制のしあいに珍しく参加しているのはスプリングフィールド…

そしてソレを指摘するWA2000と何とか事態を収拾しようとするG36Cという構図になっている。

囲まれている当の指揮官はと言うとそんな嫁たちに頭を抱えている。

言い争いをしているがその間も悩ましく揺れている巨峰の数々に愚息は硬くなる一方だ。

救いを求めて視線を向ける先はそんな様子を見守っているHK姉妹だが…

417は何を勘違いしたか笑顔で手を振っていて416は呆れ混じりに肩を竦めている。

 

「要は一番最初に誰が気持ち良くイキたいかでしょ」

「なっ…」

「簡単な事を言うけど、感覚共有をしたら良いじゃない」

 

416が言った言葉はさざ波のようにざわめいていた7人の嫁達を黙らせた。

戦術ネットワークの応用で9人それぞれで演算力を出し合いながら相互リンクさせてから抱かれる?

つまり抱かれる喜びを9回味わえることになる。天啓か…と全員が416を見る。

それぞれの快楽耐性というのも見えてくる訳だが…

 

「なぁ…そろそろ俺も我慢の限界なんだわ…つー訳でいただきます」

「ちょぉっ!?」

 

散々キレ散らかしていたFALが指揮官によって押し倒される。

その間に他人形が動いて外堀から感覚共有を繋げていく。

押し倒されてしまったFALはと言うと待ちきれない指揮官によって胸を揉みしだかれている…

 

「ちょっと…ぁん♥それなら最初から私を選んでくれたら…」

「優劣はないから迷ったんだよ…優柔不断なヤツで悪いな…しかしまぁ…良いおっぱいだ…」

「当たり前でしょ、私の身体だってかなりイイんだから抱いて損はさせないわよ」

 

見目麗しい亜麻色の髪の乙女といった所のFAL。今は特徴的なサイドポニーを解いていて艷やかなストレートになっている。

その艷やかな髪にも目が行くが自信に満ち溢れた笑みも眩しく良い女を演出する。

そしてその自信の裏打ちと言わんばかりにその肢体もまた一級品。

時代が時代ならば傾国の乙女とも言われかねない男を狂わせるボディだろう。

男の手を持ってしても余りある大きな乳房は形良く柔らかさを見せながらも手を確かに押し返す弾力を持っている。

そしてそんな乳房を揉みしだいていくとFALの他にも…

 

「も、もっと強く揉んでやりなさいよ…んんぅっ♥」

「んうぅっ…巨大な手だな…良い、もっと触ってやれ…」

「うふふ…これは昂って来ますね…」

 

感覚共有を開始した残り8人形からも悩ましげな嬌声が漏れ出してきて指揮官を煽っていく。

試しにと乳輪を指と舌でなぞっていく…これに一番反応しているのは417だった。

 

「ぅぅん…こんなの耐えれないよぉ…もっとしてぇ…♥」

 

不可視の指と舌に舐られる両乳房の先端からは白く滲む物があった。

同じ様に滲ませているのはヴィオラもそうだったが…これには他の人形が揃って困惑する。

いや、416だけは事前に417と散々揉まれていたからか知っている為ノータッチだ。

 

「え、417とヴィオラって…?」

「そういえば触手兵器に吸い付かれてたのも…?」

「納得…」

 

胸へのペッティングだけで出来上がりつつある嫁連合だったが…

 

「じゃ、そろそろ…いっぱい出してやるからなっ!!」

「んひぃぃぃっ♥あひっ♥あひぃっ♥あっ♥あぁぁ♥」

 

FALの口からは喘ぎが飛び出る。ほっそりとした腰を掴んだ指揮官が遠慮なしに一気に突っ込んだのだ。

初物であったFALにはキツイ快楽で電脳が快楽信号に犯されて大量のエラーを吐き出し続けている。

キングサイズベッドのシーツを握り込んでから何とか正気を保とうとしているが…

追撃の手を緩めない指揮官のそのまま続けるストロークにもう屈服してしまっている。

そしてそんな快楽や犯されている感覚を共有している回りの人形はというと…

 

「ひぎゅ…♥ぅ♥」

「んあぁぁっ♥あっ♥あっ♥」

「しゅじん♥しゅじんおぉ♥」

 

皆自分の体を襲う快楽に崩れ落ちていて抱かれ慣れてるはずの417ですらシーツの上にへたりこんでいる。

ヴィオラと417は共々ミルクをそのバカでかい胸から垂れ流しながら快楽に浸っていて犯罪臭を漂わせていく…

 

 

なお、その後も指揮官のターンは止まらず精力剤を飲みながらひたすらに9人を抱いて中に注ぎ込むことになった。

更に余談だが417が母乳を出せる理由をバラしてしまってI.O.Pの実験に揃って志願してしまった結果嫁連合そろって出る体質に…

ますますもって犯罪臭が加速する業の深いD08嫁連合であった。




もう僕は考えることを止めた。
股間に正直になるんや…!

これで春田マッマのミルクで作ったアイスクリームとかが食えるんやぞ。
D08基地の新しい名物誕生の瞬間や


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417専用?地下室はヒドゥイ…

D08基地の離れには地下室が存在する。それは指揮官の嫁人形全員が知っている事だ。

ではその地下室に足を運んだ人形が居るかと言ったら…まだ居ないのが現状だ。

作った目的は417がかなり業の深いプレイを何度か要求している事からそれ用だと話していた。

 

「で、今日は私とエッチしたいからお昼から地下室?」

「おう…ついでにちょっとお前の反応も見てみたいしな」

「ふーん?」

 

カツン…カツン…とコンクリート打ちっ放しの階段を降りていく指揮官と417。

意図的に薄暗くライトアップされている地下室は怪しげな雰囲気に包まれていた。

階段の最後に据えられていたのは鉄製の古めかしい装いをした扉で開けるとギィ…と耳障りな音が響く。

 

「わぁぉ…」

 

417が目にしたのは古今東西の性的な拷問器具の数々だった。

壁に所狭しと並べられた玩具の数々に生物兵器の技術を流用しただろう触手なども数多く取り揃えられている。

拘束するためのボンテージの数々や鎖、ボールギャグなどこの薄暗い雰囲気も相余って監禁室のようにも感じれる。

一応ながらベッドもあるが簡素でありその足から伸びている枷がまた監禁室を思わせる。

 

「へぇ~…ダーリンってば私をそんなヘンタイと思ってたんだ?」

「首絞めセックスなんてのを提案するくらいだからな」

「んまぁ…ダーリン相手だからだけどねー」

 

臆した様子もなく417はそんな地下室の中を物色する。

大小様々な玩具や拘束具の数々を確かめては身に当てて具合を見ていたりする。

 

「ま、今日はちょいと…コイツで楽しもうと思っててな」

「ほほーん?」

 

指揮官が指し示したのはギロチン型の拘束器具だ。

首と手首をがっちり固定して上体を倒した姿勢で拘束するモノだ。

さらに胸元に来るだろう位置には搾乳機が待機していて何をするのかは容易に想像できる。

試しに417が首を置いてみるとブラに包まれている巨大な乳房の先端がちょうど搾乳機のカップの中央に来ている。

つまりこの拘束具の数々はほぼほぼ417用に誂えられているのだ。

 

「ま、いいよ…ダーリンの望むことなら何でもしてあげる♪」

「お前が望むことでもあるだろうがよ…」

「そうとも言うけどね」

 

417もノリノリでブラを取り払いショーツから片足を引っこ抜く。

そしてギロチン拘束具に首と手首を置くとそのまま指揮官がガッチリと固定する。

巨大で形もよく柔らかく揺れている乳房は重力に引っ張られてロケット状に引っ張られる。

指揮官がそんな乳房に搾乳機のカップをしっかりと着けてからスイッチを入れる。

ゴウン…ゴウン…と駆動音が地下室に響き渡り強烈なバキュームが開始される。

 

「や、やばぁ…♥」

 

I.O.Pがどんな開発をしたのかは不明だが搾乳カップ自体が脈動していて乳全体を包み込み根本から先端へと搾り上げていく。

加えて多少の傷みが伴うような強力な吸引によって417の乳房からはミルクが搾り出されていく。

その先に繋がれた透明で目盛りが刻まれたビンに真っ白な417ミルクが貯め込まれていく。

 

「じゃ、こんないやらしい乳牛は…もっと出をよくしてやらないと……なっ!!」

「ひぎゅぅぅっ♥♥」

「もっと出るだろ!ほら、いっぱい種付けしてやるから!!」

「あひぃっ♥♥♥だめぇおかし♥おかしくなりゅぅ♥♥」

 

拘束具のおかげで身体を大きく揺さぶられることは無い。

しかしながら指揮官の容赦の無いストロークから生まれる衝撃を逃がすことが出来ない。

その余波で搾乳カップが取り付けられた乳房は面白いほどに揺れ弾んでいる。

快楽の波に飲まれまいと手を握り込んだり頭を振ったりと懸命に足掻いている417だが…

この背徳的とも倒錯的とも言えるプレイに興奮がこれ以上無く高まっていて…

 

「後ろからハメられるのも好きなんだろ…このヘンタイ」

「っっっ♥」

 

ねっとりと夫からの言葉責めと首筋に走る舌の感触にとどめを刺されて全身を痙攣させて絶頂に至る…

誰にも見られない地下室だからこそ遠慮なく快感に浸れるのだが…

 

 

 

「そして搾り上げた417ミルクがこれだけ」

「我ながらすごく搾りでたなぁ…」

「まぁこれだけのでっぱいだしな」

「いやん…もう、今過敏なんだから揉むのはだめだよぅ…もう一回したくなっちゃう…」

 

たぷんたぷんと揺らされるミルク瓶の中身にはなみなみと2リットル近く貯め込まれていた。

ちなみに417曰くまだ出そうと思えば出せると思うとのこと。

お料理に使おうと思えばかなり使えると思うが…

 

「ん、まぁ美味しいな」

「ふふ♪毎朝ゴクゴク飲んでくれてるからそうだと思うけど」

「あとは子供とかだよなぁ…人形でも子供産めるんかね?」

「実験段階中らしいよ」

「へぇ…じゃあ417との子供もいつかは…」

「出来たら良いね、あとその頃には鉄血とのイザコザも終わってると良いね」

「そうだな…」

 

なお搾乳機は離れに普通に設置されるようになりそれぞれが自分の名前のラベルを貼ってから飲めと言わんばかりに毎朝指揮官に出すようになった。

指揮官の飲み物はコーヒーから嫁のミルクになったのは言うまでもない。




今日の業深チャレンジ

次の犠牲者は誰が良いかホラホラ言ってくれても良いんやぞ。


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搾乳備忘録

久しぶりにこっちをちょっと更新するのじゃ
いや、正直ずっとほったらかしにしてて申し訳ねぇと思ってたんだ
という訳でぽいっとな


休日の昼下がり、今日もD08地区は平穏そのものである。

そんなD08地区の平穏を守るべく前線を見ているのがここD08基地である。

しかし休日という事もありその実基地は全く稼働していない。

ではそんな基地の長は何をしているか?

 

「417のおっぱいミルクが恋しい……」

「我慢しなよ……」

「おっぱい~……」

 

妊娠中の自分の嫁にべったべたに甘えて赤ん坊のように乳房に頬ずりしていた。

それに対して嫁である417は半分呆れながらも嬉しそうに頭を撫でていて、指揮官の頭に鼻を埋めていたり。

黙っていればそんなに悪い光景ではない、至って普通の乳繰り合いか。

いや、普通に犯罪的なスタイルの良さを誇る幼女に抱きついている変質者に見えなくもない。

 

「でもダーリンの性癖にぶっ刺さったのは嬉しい誤算だったかも」

「ん?」

「いやぁ、だってミルク出せるようになってから毎日毎日嬉しそうに搾ってたからね」

「そりゃ417の大変よいおっぱいから良いミルクが搾れるとわかったらなぁ」

 

二人して思い返すのはまだ結婚したばかりの毎晩のように愛し合っていた……

まだまだお腹に愛の結晶が育まれる前のことだ。

朝の飲み物として417が自ら搾ったミルクを提供してから微笑み合いながら食事を終えた時だ。

ふと指揮官が疑問に思っていたことを口にした。

 

『なぁ、417のミルクってどれだけ搾れるの?』

 

それに対して417は明確な答えを持っていなくただ何となく搾れるだけ……としか分かってない。

自分の限界っていうものが分かっていなかった。

ちょうど良い機会でもあったので調べてみることになった。

 

『とか言って本当はもみもみしたいだけでしょ?』

『嫌だったか?』

『全然、むしろ揉め♥』

 

最初はそれこそバケツいっぱいも無理だろうとたかを括って手で搾っていったのだが……

 

『全然まだ出るんだけど……♥』

『え、まだ……?』

 

その思考は甘かったと悟らされてしまう。

417のおっぱいを堪能するついでに念入りに揉み込んで搾乳していったが……

 

『んぅぅぅっ♥あっ♥まだ♥まだでちゃうぅ♥』

『……これはまたエロい』

 

全身を震わせながら愛され続けているおっぱいからは止め処なくミルクという白濁の滝が雪崩落ちていく。

大の大人である指揮官の手で持ってしても417のおっぱいは掴み切ること無く……

そのまま埋もれるように柔肌の中へと消えていく。

幼い容姿で色っぽく喘ぐ妻の姿にそういう気分でもなかったのにまた朝から盛りだしそうになっていた。

 

「で、あの後だっけ……搾乳機代わりにアレ使ったの」

「そうな……地下室のアレ」

 

トンッ「呼んだ?」

 

「呼んでねぇ、あとおっぱいに吸盤近づけるな、燃やすぞ」

 

離れの通風孔から顔を覗かせるのは少々色味が白くなっている触手。

複数の触手が伸びて来ているがその種類は中々様々で……

その中でも417に近づいてきたのは口に擬態している物や吸盤タイプ。

しかもトラップとして使っている植物由来のものではなく……肉肉しいのだ。

 

トンッ「2Lも飲ませてくれたのに、つれないなぁ」

「それでお腹いっぱいになったから良いだろうが、あと今飲んだらマジ殺すからな」

 

なお、この触手の世話は今はもっぱらドリーマーがしている模様。

ドリーマーのミルクも中々に美味と言う。

 

「んー……でもマジな所搾乳機とか考えてもありかなー?」

「え、なんで」

「ダーリンに飲んでもらいたいのは勿論だけどせっかくだし色んな料理に使っているし手搾りだと限界があるからね」

「あぁ、417のミルクプリンって……」

「勿論私のミルクで作ってるよ?」

「……そのうち乳業なんて作らねぇよな?」

「それもありか」

 

近い将来D08基地が乳業を始めるかも……しれない?





【挿絵表示】

これね、sPyって絵師さんにお願いして描いてもらった417ちゃんのイメージ。
とってもエッチでしょう?
これに好き好き言われてるディーノ君まーじうらやまけしからん。


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過去ログ:グローザの誘惑

うん、何もきかんでくれ
僕はいくら筆を叩き折ってもどうしようもなく……
書かねば死ぬ人間だったんだよ。


指揮官は疲れ果てていた。理由は簡単である。

 

「417とヴィオラが妊娠してから相手する人数減ったけど7人相手はつれーよ……」

 

そう、己が招いた事とは言え重婚し毎晩望まれると分け隔てる事無く抱いているのだ。

精力剤とこの一ヶ月ほどお友達なのだ。

そして人形でも妊娠可能となった今迂闊に生で出す訳にも行かず避妊具のゴムが飛ぶように消費されていく。

 

「あーでも417のフェラが恋しいなー……」

 

何だかんだ一番好きと問われれば即答するのは417である。

自分からプロポーズして正妻として迎えている節がある。

結ばれた当初はそれこそ外であろうが何であろうがお構いなしに抱いていたほどだ。

妊娠が発覚してからご無沙汰していて指揮官の心の潤いが一つ減っている。

抱けば過敏なほどに身体を跳ねさせ蕩ける甘い嬌声を上げる妻の姿を瞼の裏に思い浮かべる。

医者であるPPSh-41から説明されオーラルセックスもあまり良くないと言われている。

乳房への刺激は早産を誘発させる恐れもある。

またついついと激しく突いてしまうので中に出すのも憚られる。

口の中に出してしまえばそれはそれで自分の赤子に自分のザーメンを飲ませている事になってしまう。

父親としてそれはどうなのか?となってしまって結局妊婦二人にはもう手が出ないのである。

ぶっかけプレイはこっちがするのは背徳感からくる興奮があるのだが……

その後決まって丁寧にお風呂で洗い流している妻を見てから二度としないと決めたのだ。

ギトギトのザーメンシャンプーなんてのは見てる分には良いが後始末が大変だ。

愛するが故に負担を強いるのは男としてどうなのか?と頭を抱える。

言ってしまえば彼の人の良さが欲望にブレーキを再びかけているのだ。

一度知った女体の良さと好みどストライクな417を今現在抱けないのが余計にフラストレーションを貯め込ませていた

 

「あら、指揮官……お疲れね?」

「グローザか……あーまぁ疲れてねー日が珍しいなー」

「休みの日くらいちゃんと休みなさい」

「妻帯者のつれー所だよ」

「……なるほど」

 

データルームから出てきたのは一仕事終えたグローザだ。

一日ほぼデータルームにこもってから諜報活動していたのだ。

問いかけに対しての返答ついでに指で輪っかを作ってから指を抜き差しする。

かなりアレなジェスチャーであまり人に見せつけるのはよろしくないものだ。

 

「ただ指揮官の仕事っぷりは日を追うごとに良くなっているわね」

「なんでだろうな、腰は辛いけど他が凄く調子いいんだよなー……」

「やっぱりセックスが効果的なのかしらね」

「……グローザ?」

「良い、指揮官……スキンシップはストレスを緩和させるしキスは疲労の軽減を促すそうよ」

「近いんだが?」

 

ぐいぐいと来るグローザはそのまま指揮官が項垂れていた机に腰掛けてきた。

それに応じて指揮官も面を上げる。

すると目の前にはグローザの悩ましい官能的な柔らかさを見せる太ももが見える。

そこから更に上へと視線を向ければこの基地特有とも言える巨大な双子山がそびえる胸部。

そんな胸元の奥にはグローザの美しい顔がこちらを見下ろしている。

男を誘惑して止まない極上の肢体がそこにはある。

プツンと指揮官の理性が崩壊するのはそうかからなかった。

 

 

 

 

 

薄暗く狭い部屋に粘ついた水音がする。

ここは司令室に隣接した指揮官の私室、ロックをかけられて合鍵を持つ者以外に入ることは容易では無い。

物静かなその空気を一瞬だけ掻き消すようにパンパンと乾いた音が響く。

乱された衣服から飛び出る魅惑的な白い月は何度も何度も震えては弾んでいる。

そう、グローザのきめ細やかで白磁のような肌の裸体と絹のようにサラサラなブロンドヘアが舞っている。

 

「あっ♪あっ♪あっ♪はげしいわ、しき……かぁん♪」

 

全身を激しく揺さぶられるほど力強いストロークに喘いでいるのだ。

普段の凛とした様子は表情にいくらか面影を残しながらもその声、態度はすでに一端の女だ。

愛する男に組み敷かれ、身を捧げることに快楽を、幸福を感じている一人の女だ。

D地区の人形らしく完成された裸体にいやらしく実った乳房が男を誘惑してならない。

そんな魅惑の果実は今無骨な男の指によって鷲掴みにされ揉みしだかれながら何度も何度も……

 

「そんなに、つかないで♪もう、だめぇ♪あっ♪」

 

避妊具もつけないで指揮官は何度も己の分身である逸物をグローザの奥へ奥へと叩きつけていく。

その表情に普段の優男は無く只管女を貪る野獣でしかなかった。

グローザは四つん這いにされて……何度も何度も……

 

「な、なかは止したほうがぁっ♪」

「うるさい!!孕め!!」

 

嬉しいながらにも最低限の自制をとグローザが喘ぎながらも止めに入るが……

指揮官はそんな事お構いなしにただただ肉欲に溺れグローザの子宮に己の精を注ぎ込もうとする。

最愛の417とは長く禁欲が続いたせいかもしれないが……最初からずっと指揮官は飛ばしていて……

グローザはもう快楽信号に己のCPUが限界を迎えつつあり……

 

「ひぎぃっ❤ぃっいっぃぃぃぃ❤」

 

どぷっ……と音が聞こえるほどに中へと注ぎ込んだ時にはグローザは快楽の絶頂へと至り

そのままベッドの上にぐったりと倒れるのだが……

 

「まだまだ注ぐぞ」

「うそぉ……あぁん❤」

 

暴走し始めた指揮官は止まることが無かった。




まぁずっと死蔵していたグローザの誘惑ネタ。
これから指揮官の大暴走が始まるんだけどね。

まぁ、頻度は減っても多分……また僕は戻ってくるんじゃないかな。
ブチブチにキレ散らかした後はまた歪なペンを必死に叩いて伸ばして直すからさ……

おめぇらまたおっぱいとブルンバストとエロで殴ってやる……


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悪夢の最期

R18 の はどう が あふれる


結論から言う、私は負けた。

主とも言えるELIDに完膚なきまでに叩き潰された。

殺されるかと思ったが……それはまた叶わぬ夢となった。

私の制御を失ったヘレボルスはただの木偶人形でしかなく何度も何度も叩きつけられ壊されてしまった。

そうなれば私が持つ武器といえばこの細い身体から生まれ出る剛力以外に無い。

それも敵わない相手となれば……私はか弱い乙女と何ら変わりない。

 

「くそぁっ❤ころせっ❤ころせぇぇ❤」

 

頭がおかしくなりそうな程一方的に暴力的な性行為に持ち込まれている。

人間であればショックで早々に死んでいるような荒々しい……

 

「おっ❤ごほっごほっ、潰せぇ❤ころしてぇぇっ❤」

 

太く冷たい肉の杭が私に幾度となく打ちつけられる。

何度も肺を圧迫され発声器官を通して情けない声が出てしまう。

いくら殺せとネガってもそれは聞き入れられない。

あの殺意はどこへ行った?強いメスと思ったから種付けするに値すると見たのか?

分からない、けれども私はもうこのELIDゴリラの肉嫁となるのは決定的に明らかだ。

 

もともと小さく、幼く作られているドリーマーというボディ。

それに開発者のロマンとしてバカみたいにデカイ胸がくっつけられたボディ……

成人男性と比較しても体格差が出るというのに全長3Mはあろうかという筋肉ゴリラともなれば……

その格差はオモチャと思わんばかりだ。

いや、実際に私はもうこのELIDの永遠のオモチャとなってしまっている。

逃れられない、絶望?いや……私の中に渦巻いているこの感情はなんだろう?

 

 

 

 

どれほどの時間がたったのか、もう私の機能も大部分がダウンしてしまった。

覚えている限りではこの種付けが始まって……7回は月が登った。

私の身体はこのELIDの形を覚えてしまった、筋肉だけではなくそこらのELIDを食らって変異したのか……

様々な生殖器や私を生き永らえさせる栄養剤のような……ヘドロを摂取させてくる触手を伸ばしてくる。

衣服はすでに無くなり私の身体を彩るのはELIDの精液と私が垂れ流した擬似体液ばかり……

 

「ぉ❤あっ❤あんっ❤あ❤」

 

私の身体はこのELIDのザーメン袋にされてしまっている。

思考とは別に……セーフティで無理矢理にシグナルの抑制があるだけだ。

このセーフティに回るエネルギーもなくなれば私の理性というものは無くなってしまう。

身体の制御はすでに反射ばかり、今ですら狂いそうになる快楽の濁流に揉まれている。

セーフティがはずれた時が私の最期。

疑似性器に留まらず口から出口まで余すところ無くザーメンまみれ。

触手による卵の植え付けもあり私はELID生物の生産プラントと言った所か。

 

あぁ、鎌首をもたげるこの触手は何をもたらす?

注射器に似た針が生体部品である乳房に突き立てられ……

 

「ぁ”❤ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”❤❤」

 

胸が焼けるような感覚に襲われる、熱い、何だこの感覚

首筋にも何か突き刺される、身体のあちこちに何かを注がれていく……

……躯体維持電力危険域に到達?

 

「んぐぃぃぃいいいいいいいぃぃぃいいいい❤❤」

 

 

 

死んだ種は偽りの器に注がれては無為に地へと戻っていく。

非常に強靭だったロマネシアの身体もELIDの終わりのない性行為についに限界を迎えて崩壊の一途を辿った。

その死に顔はとてもドリーマーが浮かべているとは思えない情けない雌の顔であった。

 

 

 

「って夢を見たのよ、ママ」

「ドリーム……いや、ロマネシア?……エロゲのキメすぎだね、ゲームより一緒にお菓子作ってP基地にお届けに行こっか」

「賛成、ついでに盗賊のつまみ食いは?」

「やめんか」

「いったーい……ぶつことないじゃなぁい?」

「そういうエッチ行為は好きな相手にしておきなさい」

「じゃあパパじゃなかった……ディーノに向けるわぁ」

「「「「「「「「「おう、待てや」」」」」」」」」

「疑似近親相姦も良いでしょぉ❤」




ん?と思った人は正直に言ってみ?
417外伝でなんでロマネシアが出てきたって?


まぁこれで僕の描くルートが確定したんですよ。


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さいばー触手うぃるす

電脳世界なら何してもゆるされるぅ!!


「ハッキングされた際にどうなるかっていうのの体験だぁ?」

 

電子戦モデルにはハッキングを検知、逆にハッキングを仕掛けるなんて事も出来るらしい。

ただ私、HK417やその他の戦闘用にチューニングされたモデルはそうもいかない。

IOP純正の対ハックプロテクトって言うものがあるが……それを突破された場合はどうしようもない。

鉄血には更に言えば”傘”と呼ばれるウィルスがある。

 

「まぁその傘の改造版を体験してもらうわぁ」

「それ安全なんだよね……?」

「まぁそうねぇ……きっとねぇ」

「不安しかねぇ……」

 

今回はいつの間にか自分にそんな物が植え付けられているっていう体験だ。

ドリーマーが簡単にハッキング出来るようにイヤホンだけして私は日常生活をっと……

ただ何が私の身に起こってるかは基地全員にモニターされていると。

ハッキングが怖いもんだぞっていうのを分からせるための尊い犠牲となるんだ。

だから私以外の皆はスカウターを装備してる。

 

日常生活をって言われてもいきなり変な行動しても私以外に迷惑かかるし……

私室に籠もってから今日は大人しく過ごすしかないかなー……

 

「ふぁぁぁぁ……あーねむっ……夜通しバックから突かれたから寝不足だったかなー……」

 

何かダーリンのくしゃみの音が聞こえたような……まぁいいや。

 

 

 

 

 

 

私って人形は元人間っていうこともあって夢を見ることがある。

基本的には夢の中でもダーリンとイチャコラしてたりすんごい倒錯的なプレイをしたり……

あとは今はジャッジって形で分離した野郎な私と取っ組み合いの喧嘩だったり。

強姦未遂があった時は実際に強姦されちゃうっていう夢を見てたさ。

 

「なぁにこれぇ……」

 

寝たと思ったら意識ははっきりしてる。

はて?コテコテなSFチックな光景は見に覚えが無いんだけどなー……

 

「え、なにこの映像……」

 

これまた最先端みたいなものだな……いきなり目の前にフロートアップディスプレイが並ぶ。

映像には……私のこれまでの映像記録っぽいのが浮かんでる。

あー懐かしい、銃ぶっ放してはゲロゲロしてたり今みたいな言動したらゲーゲー吐いてた時期だ。

まだこの頃は男を捨てきれてなかったからねー……

 

ん?なんだこの波紋?

 

「ぎゃぁっ!?」

 

いくつも浮かび上がっていたディスプレイからいきなり触手みたいなのが……触手だコレ!!

青白いボディにソースコードみたいなのが走ってるSFチックな触手だぁ!?

囲まれていたしあっという間に私のボディか絡め取られていった。

 

 

 

 

 

 

 

「てぇ訳で電脳世界で自由を奪われた結果がこれねぇ~♪」

「うっわ……」

「すごい……」

「なぁ、これ俺もダイブできる?」

「できるわよぉ~ELIDとしてだけどぉ♪」

 

眠りについた417を他所に食堂に会してモニタリングしていた。

指揮官はというと痴態よりボディやメンタルの方にダメージが行かないかとヒヤヒヤしている。

じわじわと侵攻していた官能ウイルスは417のメンタルモデルを犯しに犯しぬいていた。

四肢に巻き付き自由を奪った後抵抗する意思を削ごうと細い首に巻き付いて締め上げていた。

無論電脳体としての417にはなんら効果は見込めない行為だ。

 

「泣き叫ぶかと思ったけどぉ……」

「どっかの誰かさんみたいにキッと睨みつけてるわね~」

「うっさいわよ45」

 

 

 

 

触手に強姦される夢なんてなぁ……ついてない。

 

「ふっ……ぐぐ……ぐぅっ……!」

 

私の身体を辛うじて隠していた……というか局所だけ隠してた衣服も剥ぎ取られた。

両腕両足共に肘、膝まで飲み込まれているし首には私の腕程の太さの触手が絡みついて締め上げてくる。

ダーリンにだけ許してる膣なんか何本も触手に殺到されている。

痛いばかりで気持ちよくなんかない、後ろの方だって何本か無理やり咥えさせられてるけど……

こんなの全然気持ちよくなんかない、歯噛みしながら開放されるまで堪えてるけど……

なんだ、次は目の前にディスプレイが……あぁ、これは地下室でダーリンたっての希望で触手プレイした時の……

 

”堕ちろ”

 

心臓が跳ねる、聞き間違えようのない最愛の夫の声だ。

どこから?と思えば目の前のディスプレイにはダーリンの姿……初夜の記憶?

 

「……これで分かったよ、ドリーマァ!ふざけたウィルス作りやがってぇ!!」

「ぁーら?気付いた?」

「くそがっ!!私の大事な記憶まで盗み見しやがって!!あとダーリンはこんな事言わん!!」

「まぁそうだけど……じゃ、焼ききれる寸前まで”楽しんで”ちょうだいねぇ」

 

どっからかドリーマーの意外そうな声が聞こえたけど……

 

「うっそでしょぉ……」

 

古今東西いろんなかたちの触手は想像されてきたさ……

いやぁ、自分に向けて雁首揃えられると……こわーぃ……

あっまっておっぱいに何を、あついあついあつい!!からだがやける!!

 

「やだぁぁぁあああ”あ”あ”!!!!」

 

殺到する触手による無慈悲な快楽信号で私は無事機能不全を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「しぬかとおもった……」

「ドリーマー自身に味あわせてるから……すまん、こんなバカなの通した俺のミスだ」

「……やっぱりダーリンの手で気持ちよくならなくちゃヤダ」

「あいよ……おい、まだ動いたら」

「いーの……今日の私はケダモノだからぁ!」

 

目がさめた後は身体のあちこち汚れてた。

まぁそうだ、電脳に食らった快楽信号はマジものだったんだから母乳、愛液、唾液などなどドッパドパ。

隣にダーリンが座っててずっと私が目覚めるまで観てたみたい、恥ずかしいやら嬉しいやら……

まぁでも私も電脳ばっかりで身体は満足してないの。

だから……今日ばっかりは私がダーリンを犯す!!

 

 

翌朝トロ顔で眠りこける417と若干やつれ気味のディーノ指揮官がいたとさ。

一回イッた後逆転してディーノのターンになったのは言うまでもなかろう?



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IF IoPの潜入人形

数多ある417のIFの一つじゃ


私って人形はかなりイリーガルな存在だ。

戦術人形としてのモジュールは健在だけど……躯体の方はかなりイリーガルな改造を加えられたし……

なによりAIが人間ベース、後々に教えられたことだけどM4も同じらしい。

 

でもそんな事はどうでもいい。

 

「で、ペルシカ……次の潜入先は?」

「人形違法卸売業者だね、S07地区の外れで活動しているみたいだから」

「はいはい、じゃあ適当にとっ捕まってから内部から何時も通り?」

「よろしくー」

 

私はHK417、しがない元人間のパーソナルを持つ人形だ。

性別は今は胸を張って撓ませて言える女だ。

生まれ持ったものは男だったけどね。それはもう過去の事だ。

切っ掛けはとても簡単だった、目覚めたのがI.o.P社の不良品一時保管庫だった。

独りでに起動した私を面白がった職員が手当り次第あれやこれやと実験した。

人間臭い言動にも惹かれたんだろうかな?より人間に近い機能を載せる実験体にも選抜された。

なんと言っても私の身体自体は量産もされているHK416型のそれと規格的には同位だ。

ボディの変えは聞く、ダミーもすぐに用意出来たが……

一つの事件が私のパーソナルを大きく変えた。

 

まだこの人形の……情欲を煽りに煽る身体に慣れ親しみを持つ前だった。

一見人当たりの良い好青年に話しかけられ談話に夢中になっていた所だった。

背後から対人形用のスタンロッドを押し当てられ無力化された。

それから路地裏の奥へと連れ込まれ嫌というほどに女の快感を叩き込まれた。

ご丁寧にこの身体には処女膜なんてのも作られていた……どれだけ人間に近づけたかったのやら。

その強姦っていう最悪とも言える性との対面は私に大きな影響を及ぼした。

性感にかなり貪欲になってしまった。

それから後も路地裏を見ればそれとなく入っていってしまって……

そこを根城とする不良連中や浮浪者相手に身体を明け渡していった。

無論そんなのはI.o.P職員にメモリーサーチされてバレバレ、そういう慰安人形のオプションの搭載もされ……

実験体だけじゃなくて対野郎集団向けの潜入、ハニートラップ人形として動くようになった。

私は気持ちよく抱いてもらえてハッピー、I.o.Pは邪魔な団体を潰せてハッピー。

 

私のやることなんて簡単だ。わざと捕まったり捨てられた人形のフリをして潜入。

しばらく性欲のはけ口にしてもらって油断してきた所を寝首を掻くだけ。

 

「うふふ、今回の野郎はどんな性癖をもってるかなー?」

 

まだ見ぬ違法業者の連中に唇をついついと吊り上げる。

 

 

 

 

ほぼ流れとしては上出来だ。私って言う人形のデータって言うのはほぼ消されている。

知ってるのは404やその他の汚れ仕事担当の人形じゃないかな?

お陰様で私みたいなハニートラップ人形が転がっているのはバレちゃいない。

まぁ実物見た人間は遺さず殺してるのもあるけど……

 

「ひひひ、こんな上玉が転がってくるなんてなぁ……こりゃ売り飛ばせば暫く遊んで暮らせるな」

「……おーおー、こんなビッチな格好しておいてI.o.P正規品だとよ」

「となるとワンオフ品の可能性もあるな……キャンセルにでもなったか」

 

今回の団体の実働部隊は3人か……小規模だなー。

となるとアジトに行ってもあんまり人数居なさそう。

実力はそうでもなさそうだけど……隠れるのと逃走だけはかなり上手い。

こりゃ摘発が難しいわけだねー……まぁ私を捕まえたのが最大の間違いだけど。

気絶させられたふりをしているけどコレ幸いにとおっぱいやらオマンコやらベタベタ触ってくる。

まぁ反応が無いから感触を楽しんでるだけだろうけど……

 

「Type416のシリアルナンバーだな、つーことは……」

「ヒュゥ、最高級じゃねーかよ」

「そりゃ使ってる素材も良いからこの肌触りなわけだ……へへ、吸い付いてきやがるぜこのデカパイ」

「起きた後輪姦すのが楽しみだな……ゲヘヘヘ……」

 

うーん、熟れてる感じはするけど技量はそうでもなさそう。

私を堕とす事はできなさそうだねー……雑、ひったすら雑!

まぁこれで堕ちるのはたかが知れるけど……んー、暴力とかで無理やり効かせるんだろうな。

 

 

 

 

 

アジトはまぁこれまた寂れた炭鉱跡だった。

アジト内では私の他にもとっ捕まった人形がほぼ裸で繋がれていた。

着ていただろう衣服もボロ布同然だ。下着も同じく……原型をとどめているのは良い方。

もう紐同然になってるのだっている。

ただ揃いも揃ってアダルティな娘ばっかりだな。

軍事向けな商品が多い鉄血に対して民間向けな人形が多いI.o.Pもまぁー趣向としてそういうモノが多いしね。

ティーンミドルな見た目な女の子人形とかあるけど……そうそう、世間ではTypeMk23なんて言われてるヤツ。

あれなんてちっこいのにそこそこな……いや、大人顔負けなおっぱいを持ってる。

ここには……居ないみたいだけど。

もっと安価でありふれてる人形だな。G&Kのシリアルもあるヤツも居るから作戦行動中に指揮下から落後。

そして潜伏中を鉄血兵ではなく違法業者に見つかって今に至る……かな?

あー、私と似た見た目の……あぁ、こりゃType416モデルのダミーだな。

 

「へへ、こっちに連れてこい!」

「ん?おー……こりゃこりゃ……」

「痛いなぁ……もうちょっとデリケートに扱ってくれても良いんじゃなぃっむぐぅっ!?」

 

おぉおぉ、私の顔立ちやら髪色、着ている服の一部が似ている上にシリアルナンバーば416のモノだ。

姉妹モデルという風にでも思われたか……並べられた。

ただ連れて行くまでもが乱雑だったので流石に声をだしたら……

口の中にくっさいチンポを突っ込まれた。

 

「へへ、無駄口叩く前にしゃぶってくれや」

「じゃ、俺はこっちのおっぱいで楽しませてもらうかねぇ……おい、デカマラ、しっかり堕とせや」

「オデ……犯ス、オンナ、犯ス」

 

うっわ、エグいのが出てきたなぁ……おいおい人形じゃないとこんなの突っ込まれた女は狂っちゃうっての。

でっかい杭みたいなくせしてエグい先端の形してるし……これナカゴリゴリされて……

 

「よそ見してねぇで……おらっ!」

「どんだけデケェんだよこのおっぱい……俺らの頭くらいねぇか?」

「むぐっ!ぅ……!うぅー!!」

「へへ、そんなにチンポがうめぇか?いっぱい汁出してやるからよぉ!!」

 

ちげぇよ、アホみたいに下手くそで苦しいだけだっての。

どれだけ洗ってないんだ、浮浪者か!

あ、まて、デカマラくん?ちょっと……え、二人も居んの?

これサンドイッチにされるヤツじゃ……

 

「んぐぅぅぅぅううううう❤❤」

 

ぉほー……これはイイ……ちょっとの間はこれで楽しめそう……♪

 

 

 

 

「ぇ……ぐ……♪」

「おいおい、最初っから飛ばしすぎだ」

「そうでもないだろ、ほら見ろよ、あんなに喜んでるんだぜ」

「ちげぇねぇ……こっちのヤツもよがってんだからよ!」

「ふざけ……んぅぅっ❤抜きなさ……!!いやぁぁっ❤」

 

錆びた鎖に繋がれ抵抗のための手段も削がれた人形達が一斉に目を背けた。

新たに担ぎ込まれた人形が手荒い新人歓迎輪姦パーティーされたためだ。

下手に目が合おうものなら自分も辱めを受けてしまう。

そしてそんな辱めも快楽に感じてしまっていてどんどんと自分の尊厳というものが無くなっていくのを感じる。

それがメンタルによろしくない、自己防衛反応だった。

……犯されている見慣れない人形……いや、髪留めが解け髪型が変わったその人形は……

かつて共に戦っていた最上位人形に瓜二つであった。

愛らしい風貌の中に強かさもあったがそれも見る影もなく白濁に彩られ今も巨躯な二人に犯されている。

ガクンガクンと揺さぶられるその幼気でありながら色欲を誘う巨峰を備えた身体に男共はヤジを飛ばす。

巨躯の男以外は何をしているかといえば……姉妹モデルと思わしき……そう、件の最上位モデルのダミーを犯していた。

周りの人形達に出来るのはただ黙って視界に入れないことだけだった……

 

 

 

 

 

 

「ま、なんてのもあったけど……」

「ぉ……ぐぉ……」

「おやおや、まだ生きてたんだ?」

 

全員私を気持ちよく犯しぬいた後鎖で拘束して寝たんだよ。

見張りも何もなしに、ホント間抜けというか……こんな辺鄙な所に来るのは居ないけどさ。

まぁおかげで私は動きやすかった。お気に入りの髪飾りをぶっ壊されたのはムカついたけど。

隣になったTypeTMPの娘に色々話しを聞かせてもらってから情報収集。

んでもって他に出ていないのを確認して……鎖を腕部骨格のフルパワーで引きちぎった。

そういう改造も受けたからね。ジャミング?16Labの天才の息がかかってんだぞ?

で、さっさと寝首を一人ずつ捻って行って今に至る。

ただたまに折り方がまずくて即死じゃない時があるんだよね。

まぁそんな時は……

 

「じゃ、逝く前に天国に連れて行ってあげる♪」

 

生命の危機に直面した雄の猛りを貪るだけー♪

幸か不幸か私も素っ裸に近い格好だから気軽に犯せるんだよ♪

あっははは♪死にかけの雄のチンポがいっちばん気持ちいい♪

最後の最後にちゃんとセックスして負われるからラッキーでしょ

 

 

 

 

 

 

「ただいまーペルシカ、良いご飯はあるんだろうねー?」

「配給だけだよ、残念ながら」

「えー……これならザーメン食ってたほうがマシぃ……」

 

これが、私。潜入戦術人形HK417-20の任務風景。

……幸せな家庭とか、ありえたんだろうか?

もう今となっては考えづらいけど……兄さん、元気に暮らしてるかなー?




潜入戦術人形としての417もフリーやぞー


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IF/BAD 色を撒き散らした人形の最期

趣味盛り!


「ペルシカ、今度の相手は何?」

「かなり面倒な相手かなー……ま、相手してみれば分かるよ」

 

一つ二つと組織を内部から潰した後私はペルシカから呼び出されていた。

何事?と首を傾げていたけどまぁそれは良い。

どうせまたどっかの組織に取り入って内部から食いちぎれって話でしょ。

ペルシカ曰く正規軍からの要請でもあるらしい。

どの部門からの要請で何を相手取るかっていうのも全く聞かされちゃいない。

かなりの貧乏くじを引かされてる感があるけど帰ってきたら正規軍からの手厚い報酬がある。

それで暫くエッチ漬けの日々を送るのも悪くないかなー……

 

「じゃ、この地域に行ったら良いの?」

「そこから正規軍の人間が当該地域まで輸送するらしい」

「ふぅん……随分厳重なこと」

 

そんなペルシカと別れて指定ポイントに向かえばそこには軍の人形が待ち構えていて……

あれよあれよと言う間にアイマスクにイヤーマフされて拘束。

こっちの抵抗一切無視して連れて行かれた。解せぬ。

 

 

 

 

 

で、到着したのはあからさまにヤバ気な雰囲気漂う場所。

かつて行われていたELID体研究の施設らしい。

私に課せられた任務はこう……単独侵入してそのデータを回収。

また内部に居るだろうELID体の無力化だ。

いやいやELID体の無力化はお前ら正規軍の仕事だろって言ったけど……

ここのELID体は機械にも取り付いている物が居て正規軍の火器では火力高すぎでぶっ壊すんだと。

威力調整できねーのかよ、つっかえねぇ光学兵器だな。

オマケに私ってマークスマンライフルな上に20インチバレルつっこんでるフルサイズライフルの人形だぞ?

こんな研究所の中で満足に振り回せるものかよ……クソが。

 

「でもまぁ確かに動きがウスノロだし頭に3発位叩き込めば死ぬね」

 

研究所内でさまよっているELID体ゾンビは私が資料で見たELID体に比べて動きが亀か?と思うくらいに遅い。

その上皮膚の硬化も実験のためかいくらか柔らかく収まっている。

彷徨っているのはそう……彷徨っているのはね。

 

「こいつ無駄に硬いじゃん……オマケにキモいし」

 

件の機械に取り付いていてコンパネとか覆い尽くしてる肉塊だ。

近寄ろうものなら恐らくコーラップスか……何かだと思うけど……液体を撒き散らすし……

きっしょい触手をうねうねさせて撓らせるんだ。

威嚇してるのかと思うけど……いやー……うん、きしょい。

で、コイツが活動停止するまでに使用する弾丸はワンホールショットして5発。

ブヨブヨな表面に楔を打つ形になるんだけど内部の肉組織と体液が流れ出る。

かなりのグロだよ、うぇ……耐性無かったら吐いてた……

というかそこら中にこういう肉片くっついてない?

赤錆かと思ったら肉片って笑えなーい……うぇ……

 

「この情報ステーションは……チッ、駄目だ死んでる」

 

どんな原理でなったかは知らないけど取り付いた影響かな?

あ、いやこれ……人骨……?まさかさっきの肉塊は……

まだコーラップスによる影響って言うものは未知の部分があるけど……

こりゃ一気に怪しくなってきたな……このELID研究所ってのも……

もしかして私って体の良い実験動物にされちゃいないだろうか?

一つ一つ潰していったらこれ弾もつかなー……

 

「っと、また肉塊か……困るんだよねー……」

 

グレネードの使用は禁止というか取り上げられたし……弾をねじ込むほか……

ッ背後になにか……

 

「かはっ……!?」

 

脇腹に走る衝撃……どこか……ら……?

 

……あちこちある通風孔から覗く極太の触手がうねうねと蠢いていた……

 

 

 

「時間か……対ELID性処理ドールの反応は?」

「第1層中腹で応答途絶えました、反応は最奥です」

「……では行動開始だ、データ回収急げ」

「「「「了解」」」」

 

数分の間に正規軍のオペレーター達は内部に侵入、データのみを持ち去った。

I.O.PにはHK417などと名乗る人形は消息不明となったと伝えられMIA認定された……

 

 

 

 

 

どくん……どくん……と脈打つ鼓動。

仄暗い洞窟のようで生暖かいそこは旧ELID研究所の最奥。

制御可能ELID繁殖チャンバー……そこに陣取りこの研究所のELIDの統括をする巨大な生命体。

漏れなくこの生物もコーラップス汚染されているが崩落することもなくコーラップスを撒き散らすでもない。

研究所の近くの生物やうかつに入り込んだ盗賊、浪人等を取り込み食す。

しかし……今はもう一つだけ行動が追加されている。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ん"ッ❤ん"ぅ"……じゅ、ぷ……ぷぁ……❤」

 

薄い水色とも銀色とも取れる毛髪が舞う。

いやらしい水音と共に吸い上げる音もまた聞こえてくる。

3点よりゴプッ……と粘性が高い液体を注入する音も……

生命体の中に捕らわれたHK417がそこにはいた。

申し訳程度に身体の局所を隠していたものはもう意味をなしていない。

その凹凸に富んだ肉感たっぷりの身体をいやらしく彩るスパイスにしかならない。

両手両足には己の腕ほどの触手が絡まり大股を開いた状態で固定されてしまっている。

仰向けにさせられ局部は露出……可愛らしい声を発していた唇には肉々しい触手が深々と突き入れられている。

常々自慢していた己の爆乳は今や触手にたかられてしまっている。

両の先端には人の唇ともとれる形状の触手が吸い付き尋常ではない力で吸い上げていく。

それに従い重力によって垂れ下がるでもなく引っ張られFMJ弾のように伸びている。

さらに根本に絡みつく触手も居て巨大な柔果実は卑猥に歪められている。

前後の穴には口同様に筋張り脈打つ肉触手が突き刺さっている。

何度も、全身を蠢かせて狭い体内を進んでいく。

 

(逃げらんない……助けはまだ来ないの……!?)

 

正規軍に取り付けられた装置……ジャマーが干渉しすべての感覚カットが不可能となった417

触手達にもたらされる快楽に耐えているがその表情には化物の筆頭、ELIDに犯される事への嫌悪感。

絶望感等が如実に現れその両目からは涙がボロボロとこぼれ落ちていて。

各部に絡みつきいやらしく生殖活動をしようとする触手の形状を無意識に計測。

その他にも興奮からくる演算により体温が上昇していく。

己の汗と触手が吐き出し続けている汚染された子種が白磁の肌の上を彩る。

 

(はやく誰でもいい……助けて……!)

 

しかしながら……正規軍は既に撤退し417に関する捜索も予定すら立っていない。

417の悲痛な祈りはついぞ、誰にも届くことはなかった。

 

「んぶっ!?んっ!んっ❤んんんっ❤❤」

 

一突きするたびに子種を吐いていた絶倫触手がペースを早める。

飲み下している精液は人形であろうが人間であろうが生命活動を行う上で必要な養分を凝縮している。

その上女体をより繁殖に適した身体へと改造していく……

ペースを早めた触手はより多くの精液を膣、直腸、喉奥へと流し込んでいく。

しかしそれは前戯にすぎず……

 

(ひっ!?あんなの無理、コブになっておくられてくる!!)

「ん"!?ん"う"う"う"う"う"!!!」

 

悲痛な叫びの先にあるったのは膣に突き刺さっている触手の根本よりせまっていた……

己の拳3つ程のコブだった。その中身は言うに及ばず。

 

「ご……ぁ……ぁぁぁ……」

 

そんな特濃精液を膣……ひいては人工子宮、人工卵子に大量にぶちまけられた。

上下の穴から注がれ続けた精液もまた体内をパンパンにしたのか……

気をやる417の口から逆流して触手達の身体へとこぼれていった……




誰かが救っても良いんだぞ。
これはあくまでIFだし平行世界さ。



【挿絵表示】

挿絵は「瑠璃ららこ」先生にコミッションして描いてもらいました。
推していこうね!


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BADENDING/戦火に焼かれた白百合

戦争は過激さを増していく一方。

鉄血の影響も収まってきたか……と思いきやそうはいかなかった。

鉄血は新たにコーラップス技術の導入に成功、そこから私達の雲行きは怪しくなっていった。

S09地区だけでは抑えきれなくなり比較的平和だった私達D地区の方にまで鉄血のハイエンドモデルが出没。

さらにはコーラップス汚染も確認され人類の生活圏は加速的に狭まっていった。

私達の指揮官もまた最期まで戦おうとしていたが汚染危険地域にまで指定されたこの基地には……留まれなかった。

 

「お姉ちゃん……」

「……」

「指揮官、最期なんて言ったっけ……」

「私達だけでもしぶとく生き残れ……よ」

 

最低限の電力と貯蔵されていた配給を食いつぶしながら私達はまだこのD08基地を守っている。

残ったのは初期メンバーの中でも限られる。

指揮官はしぶとく残ろうとして……ELID化一歩前までなってしまったんだ。

そうまでして私達と一緒に居たかったのか……バカな人。

指揮系統は乱れたが実験配備が進められている簡易指揮モジュールをお姉ちゃんが搭載。

あらたに指揮官人形として稼働しはじめてから今日で一ヶ月か。

 

「味気ないね」

「そうね」

「どこで……間違ったんだろ」

「私達は間違えてないわ、最善を尽くしてる」

 

一人二人……日を追うごとに基地から消えていくかつての仲間。

昨日はUziが行方不明となった……ELIDの大群はもうすぐそこまで迫っている。

 

「ねぇ、お姉ちゃん……逃げようよ」

「出来ないわ、それに……何処に逃げようっていうの?」

「少しでも……ねぇ……?」

 

無言でお姉ちゃんは端末を見せてくれた……その画面に映る勢力図は……

 

「囲まれてる……?」

「どっちにしろ、もう殺されるだけ」

「そん……な……」

「安心なさい……最期まで私は417を絶対に離さないわ」

 

姉であり、指揮官であり、私の大好きな人である416はそう言って非常用電灯の薄明かりが照らす司令室で私を抱きしめた。

刻々と迫りくる絶望を前に私もお姉ちゃんも少ない時間をどう過ごすか……

決まりきっていたも同然だ。

 

 

 

 

 

「んぁ……ぁ……あぁぁぁ❤」

「ふふ、可愛い……もっと鳴いて頂戴……」

 

いつぞやの夜のように、二人抱き合う……あの時と変わらない月明かりの下。

違うのはお互いに衣服を着崩し唇と唇の間に銀の一筋がかかっていること……

遠くからなにかの呻き声がする、こちらに向かってきている。

そんなのはもうどうだって良い、目の前いっぱいに見えるお姉ちゃんがすべてだ。

この儚い笑顔も、私を喜ばせてくれる舌技も、私とぎゅっと握り合っている掌も……

ぜんぶ、全部……私とお姉ちゃんだけの大切なもの。

私の異常に大きな胸も愛らしいって評判の笑顔も、はしたないけどずっと聞かせてあげたいエッチな声も。

すべてはお姉ちゃんに捧げる大切なもの。

ずっと隠していたブラもそっとお姉ちゃんの指が引っ掛けたぷん……と揺れて溢れ出る。

私もお姉ちゃんのブラのホックに手をかけて私ほどじゃないけど……やっぱり大きなおっぱいを拝見。

私も、お姉ちゃんも……桜色の先端がぷっくりと膨らんでいる。

 

どん、どん、と叩く音がする

 

キスだけですっかり出来上がっちゃったんだ。お互いに。

そんなおっぱいの先端をカリ、カリ……と擦り合わせながらまたキス……

唾液が混ざり合い吐息も重なり一心同体に混ざり合っていくように思える。

ドキドキしてぼうっとしてくる。お互い女に生まれているのが悔やまれる。

双頭ディルドとかで試したけど結局貝合わせの方が良かったし一番はやっぱりキスだった。

キスだけで簡単にイけちゃう程にお互いを覚えちゃった。

 

何処かが壊されたようだ

 

「そろそろ……逝く?」

「うん……怖いけど……お姉ちゃんと一緒なら」

 

性感を刺激してからお互い引き抜いたのはもう一つの相棒、HK45とMk-23

スライドを引き一発だけロード、眉間に押し付けトリガーに指を乗せる。

ツェナープロトコルを通じた同時火器管制。

誤差はない。さようなら……あの世があるならそこでもお姉ちゃんと……

 

 

パンッ……乾いた発砲音が二つ、重なった。




おかしいな、もっとほんわかした物が出力できたはずだけどモードを間違えたらしい。


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IF/コラボ 拾われた先は死臭漂う鋼鉄の王子

私はHK417……そう呼ばれていた時期もあった。

目覚めた後放浪していたところを運悪く野盗に襲われたんだ。

結果としては私はかなりイレギュラーな身体をしていた。

小型も良いところなロリボディにバカみたいにデカイ胸をぶら下げていた。

倒錯したかなりエロティックな身体の人形だ。

それも他に類を見ない、戦術人形として生産されているのにだ……

当然ながら私の行く末なんて決まりきっていた。

男としてのパーソナルは消し飛ばされる調教の日々。

最初こそ吐いていたけれども男のザーメンを飲み込む毎日。

さらには非合法な改造も施されたしI.O.Pの一部署が金をやるからと実験にもつきあわされた。

その結果私は人形の身でありながら妊娠するし一部成長もするイリーガルな存在になった。

気は熟し私はそんな野盗からかなりの高額で娼館へと売り飛ばされた。

 

簡素な輸送トラックに詰め込まれてガタガタと揺られる。

両手両足には対人形用のジャマー付きの枷。

かつてASSTとかいう技術でつながりを持たされていた武器もバラバラにされた。

その時の苦痛も凄まじかった、麻酔なしで四肢をもがれるような苦痛があった。

そんなのもあって私は抵抗するって考えはもがれてしまった。

 

「こいつのこのドスケベボディももう味わえないのか……」

「じゃあちょっくら……納品前に味見しようぜ」

 

折れる前の私ならここでイヤ……なんて漏らせていたかもしれない。

でも私はこの男たちに知られすぎた……開発されすぎた。

何処を触られても簡単に感じてしまう、男の臭いを嗅げば興奮してしまう。

ほぼ裸だった服は今日に合わせて着飾ったモノになっている。

半世紀前ではアメスクなんて言われた架空のスクールガール風の衣装だ。

ただ私の爆乳なんて呼ばれる胸を隠すのは……チェック柄のブラ一個だけ。

剥ぎ取られはしないがそのゴツゴツとした掌が胸に吸い付く。

 

「っ……ぅぁ……あ……❤」

「もっと鳴けよ……チッ足りねぇみたいだな」

「そりゃお前チンポが欲しいんだろ、分かってねぇな」

 

犯される前のスイッチが入ってしまう、イヤだけど身体が勝手に求めてしまう。

男達に好き勝手にされる被服従の喜びを……

二人共にムワッとする濃厚な雄の臭いがこびり着いた肉棒を出した……

鼓動が早くなってくる、あぁ、また私は犯されて……

 

「へへ、見ろよやっぱりコイツドスケベだぜ」

「ミルク濡らしてそんなにチンポ様が嬉しいかよ」

「卑しい……雌豚のホワイトローズにおちんぽをお恵みください……」

 

奴隷としての私の名前はホワイトローズ……悔しい、けれど……

 

「へへ、そうこなくっちゃなぁ……ホワイティ?」

「お望み通りに……ぉぁ?」

 

トラックが大きく揺さぶられる、何だろう?

久しく聞いていない火薬の音だ。

 

 

 

 

 

大きく揺れたトラックはそのまま横転してしまった。

流石に何かの襲撃だとわかる。でもコレを襲う理由なんてあるだろうか?

雇われの護衛がトラックからぞろぞろ出ていき……私は……

 

「んぶっ……ちゅ、ぶ……ぅぅ……」

「コイツの口マンコはたまんねぇな……」

「へへ、下から見上げる光景もたまんねぇな」

 

男二人に味見と称して引き続き犯されていた。

股下に潜り込んで突き上げられるのと口いっぱいに突きつけられツーサイドアップな髪を掴まれて奥までグッと咥えさせられる。

苦しい、恥ずかしい、死にたいくらいの屈辱。

けれどもそれを上書きするような女としての快楽が私を襲う。

理性を保っていられるのも……あと、すこし……

トラックの幌をまくる音と一緒に何かが入ってくる。

 

「やっと終わったか、おせぇぞったく……」

「何が――――」

 

ドンッと身体を揺るがす大きな音、それが発砲音だと気付いたのは少し後。

私が口で咥えこんでいた男の頭が吹き飛んでいた。

どうやら護衛は全員死んで襲撃者が生き残ったみたい。

濁った私の目に映ったのは……骸骨マスクの機械だった。

 

「お、おいおい……ちょっとタンマ、俺だけでも生かしてくれよ……情報は欲しいだろ?」

「……」

「おい、降りろ雌豚!」

「うぁっ……」

 

パチンと平手打ちが私を襲った。こんな理不尽はもう何度目だろう。

私が生き残った野盗の一人から離れたら……問答無用でかなりの大口径のショットガンをぶっ放した。

ゾッとする轟音と共に人間だったモノがミンチに変わった……

ゆっくりとこっちに向く骸骨マスク……私も殺されるんだろうか。

遅すぎる救済がここにいま来たんだろうか……

 

「目標を確保した……」

「……」

 

……やんわりと抱えられる、どういう事……かな?

ギリッと言う歯ぎしりの音と一緒に悔しそうな唸りが聞こえる。

ロボットじゃなくて外骨格で固めた人間……?

どっちにしても……久しく感じる優しさのかけらに涙が出てきた。

 

次に目覚めた時は……うんとお礼をしなくちゃ

襲い来る睡魔に負けて私はその人の腕の中で眠ってしまった……

 

 

 

 

目が覚める、ここは……?

首からなにかぶら下げられて……G&K提携会社……GSカンパニー?

 

 

 

この日、私は運命の人と出会う。

見た目はおっかないし、硝煙の匂いが染み付いてるけど……

だれよりも脆くて守ってあげたい鋼鉄の王子様。

 

「あなた、だぁれ?」

「人に物を尋ねる前に……まぁ良い、デッドマンだ」

「なにそれ、皮肉?」




どん底に堕ちた者同志、寄り添い支え合って行くルートかな。

勝手に書いたけどhttps://syosetu.org/novel/176945/ココとのコラボで
ここのヒロイン枠として採用されるルートの417ちゃんを書きました。
受け取れ。


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ねこみみ あたっち

リクエストもらったので


「いやー、猫ってなんでこんなに可愛いんだろうな?」

 

その一言が私達に衝撃を走らせたのはそんなに前じゃないけど……

まぁ妊娠騒ぎが勃発するちょっと前だ。

子猫達もそこそこに大きくなってきた頃。

ちっちゃく愛らしい姿はちょっと無くなってきたけどそれでも可愛らしいのは変わりない。

それはまぁ私も否定しないさ。

でもそれより愛らしいと言って欲しい私達嫁連中が居るのに!!

ってまぁその後会議になった。

 

「由々しき事態かもしれないわ」

「ズーフィリアに走られたら……」

「わたくしの一人勝ちになってしまいますわ♪」

「G41……」

「その人形はこの基地にいないでしょ!!」

 

このままではケモっ子要素のあるMk23の一人勝ちになってしまう。

みんな揃ってすんごい顔をしていたんだけど……

えぇ、私とヴィオラはサブカルどっぷりなので……起死回生の策は持ち合わせている。

 

「なにを悩んでるかと思ったら……いや、そんなのさー」

「猫耳と尻尾を後付したらいいだけだろう?」

 

この日、即座にI.O.Pに注文が行ったのは語るまでもないでしょ?

 

 

 

 

で、そんなのをなんで今語ってるか?

 

「にゃあって鳴いてみてくれ」

「に、にゃぁ……あぁぅ、なんで私なのー……」

「そりゃ、殺人級に可愛い417だからに決まってる」

「あーもー……あー!あー!」

 

現在進行系で私が装着させられてるの。

猫耳アタッチメントとして新しく商品化する前のテスト段階らしい。

そこでテスト用として一つ貸し出されたんだけど……

私がテスターとして選抜された。ダーリンはご満悦。

このアタッチメントの最大の特徴は……感覚とリンクしてることだ。

また感情とも連動していて自然な猫みたいな動作をしている。

ただ注意点としてはその感覚リンクの感度がまだテスト段階。

最初なんて感度が高すぎて風がすこし撫でるだけですごく感覚が走ってショートしたらしい。

私の着けてるモデルはそうでもないみたいだけど……

こりゃ猫の気分だわ……耳から入る情報も尻尾から伝わるのも新感覚だけど……

 

「しかしずっと尻尾が突っ立ってるな……パンツ丸見えだ」

「いやー!?イヤー!!」

「ブラ丸出しなのにそっちは恥ずかしがるのかよ……」

 

ずっと自分から見せつけてる状態なのは嫌なんですー!!

あと見せブラになってるのはもうしょうがないでしょ!!

入るような服がそもそも限られてるんだし!!

しかしこの尻尾私からしたらぜんっぜん制御できない第3の手みたいなもんだ。

ダーリン見てるとずっとピーンっと立っちゃってからタダでさえミニなスカートを捲っちゃう。

Mk23曰くちゃんとコントロールできるらしいけど私にはできん!!

 

「しかしよく出来てるよな」

 

そういってダーリンが私の尻尾に手を伸ばした……その時だ。

私の全身に電流走る……!!

 

「んにぃぃっ……❤」

「……」

 

尻尾の先端を握られてもふもふされただけでなんとも言えない甘い感覚が全身駆け抜けた。

おっぱいを徹底的にもみくちゃにされるのとか子作りセックスしてる時とかとおんなじような……

幸いダーリンの私室でテストしてたから良かったけど……

 

「ここを、こうして」

「あ"っ❤あ"っ❤」

 

これ、完全に感性が猫に上書きされてる……!!

尻尾の根元、腰やお尻を痛くない程度に叩かれるとめちゃくちゃ気持ちよくて……

ベッドの上に伸びた後腰を高くしてからダーリンの叩きやすいように整えてしまう。

やばい、盛っちゃう、電脳の中身が真っピンクに染まっていっていた……

 

 

 

 

チリン……チリン……と鈴の音がする。

夜の帳はまだ降りていない、夕焼けの茜色の光が差し込む部屋。

一匹の雌猫が大いに盛っていた。

 

「おぁぁああん❤ひにゃぁ❤もっと、だーりん、もっとぉ❤」

 

ベッドの上で自分の爆乳を押しつぶし、ほぼ四つん這いの状態で局部を晒す……

この基地きっての爆乳人形のHK417がそこにいた。

頭頂部には髪色に合わせた猫耳、首には猫用の首輪、そしてボリューム感のある臀部の少し上から天を目指して高く突き出る尻尾。

こうも乱れてしまう要因を作ったテスト段階のモジュール一式。

発情期を迎えた猫のように猛烈な性行為を望んで恥も外聞もない乱れようを見せていた。

全身からは力が抜け表情も愛らしいものからトロトロに蕩けたメスの顔へと変貌していた。

 

「おくっ❤ごりごりってしてぇ❤いーっぱい中に、びゅっびゅってぇ❤」

 

理性のブレーキというものが完全に壊れたか発する言葉は甘ったるいモノで。

その上、下品なまでに情欲を求める物で抱いてもらっている夫……ディーノにねだっているものだ。

猫の交尾でナニをするか……それも知識としてあるディーノ……

最後の一手に身体を覆い被せてから417の首筋に顔を埋める。

ほっそりとして真っ白な……今は汗が浮かぶそこへ自らの歯を立てる。

 

「~~~~~~っっっ❤❤❤」

 

そして爆ぜる結合部分……より奥へ、子宮に近い場所で放たれた精液。

そして猫の交尾と変わらないちょっとしたスパイスに417の快楽中枢は焼き切れるほどで。

身体を仰け反らせながらブルブル震えて……ぐったりと夫のベッドの上に横たわる。

シーツの上には垂れ流してしまった母乳、愛液……そして精液との混合物がシミを作っていて……

 

「あちゃぁ……ちと、やりすぎたか」

「ぉひ……ぁへぁ……❤」

 

夜のお供にと猫耳アタッチメントが追加されるのはそう悩まれなかった。

なお、417はこの事が若干のトラウマで曰く……

 

「快楽絶頂で死ぬなんて笑いものだよ!!」

 

翌日昼間に意識を取り戻した経験者は語る。

 

で、その猫尻尾はなんでございましょう、417女史?

首の噛み跡も隠せていませんよ。




猫耳はやせやって言われたのでこうなりゃした。
実際盛った猫はすげーぞ。あとうるせぇ。
マーキングは流石にあれなのでボツ。


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IF 悪夢は揺り籠へ

食っても食っても食い足りない……

殺しても殺しても殺し足りない。

犯しても犯されても足りない。

満たされない欲に焦がれながら放浪し続ける。

そのことにはもう慣れてしまった。

盗賊を見つけては痛めつけて犯し、難民を見つけたら殺して喰らい。

はぐれ人形を見つければ武器をスクラップにしてから細かく刻んで。

そうすること何ヶ月過ぎたことかしら?

もうこの身体に押し込まれ自由を謳歌させてもらって……随分と慣れたもの。

うっかり捕まって改造された時はどうなるかと思ったけれど……

その後の搬入先がバカで助かったわぁ……

 

「クヒッ……キヒヒヒッ……♪」

 

今でも思い出すだけで笑えてくる。

数多くあるS09地区の基地の一つに押し込められた。

そこで飼い殺しになるかと思えば……その指揮官が大馬鹿で……

新しい戦力としてもう調教されたものと思ったのかリミッターを解除したのよねぇ

おかげで私はハッキングを食らう前のフルパワー。

特に相手に左右されずいくらでも暴力を振るえるようになった。

それから即座にその基地は壊滅に追い込み脱走した。

 

「でも……なにで満たされるのか……わからないままねぇ……」

 

脳裏に時折よぎるのは輸送中に見た小さな子どもと母親らしき人間が微笑み合う光景。

それに憧れを抱いているのか、それとも破壊したいのか。

それは私の中でも全く思い浮かばない、わからない。

半分ほど満ちてはすぐ乾き、また次を求める。

血飛沫を浴びれば啜り舐め取り……あまりに臭いがつけば水に浸る。

血の匂いが強くなればなるほど人からは怪しまれる。

そして……

 

「きたきたぁ♪」

 

この汚染地域においては強い血の匂いはヤツらを呼び寄せる。

生物のようで生物ではない。かなり頑丈なサンドバッグ。

名前はE.L.I.D……私の原動力の一端を取り込んで崩落した者のなれはて。

私の動力炉はまだ不完全な物でピークパワーがそこまで出ない……らしいわ。

現在のI.O.Pの一部でまだ研究されているらしいけど……

まぁそんな不完全なモノでも十分過ぎるくらいの破壊力を生み出せる。

 

それに、私にはこの身体だけじゃない、もっと破壊力をもたらすヘレボルス

クリスマスローズの名を冠する強化パックがある。

 

「さぁ来なさいよぉ!!!クヒッ♪アーッハッハッハッハ!!!!!」

 

表皮は固く硬化し鱗状になった大型の化け物が突っ込んでくる。

他の雑多な化け物を弾き飛ばしながら新鮮な肉がお望みなら私はご馳走に見えるでしょうねぇ。

ヘレボルスを変形させて両腕に装着。

機能はただ頑丈でパワーアシストのあるガントレット。

純粋な暴力で屠るのが一番なのよぉ……特にこんなナマモノ相手なら。

火炎放射やレーザーなんかは反応が楽しい人間に限るわぁ

ありもしない救いを求めて譫言を漏らす様は滑稽極まるのよぉ……

その点コイツら化け物は一切それっぽい反応は見せない。

最初から最後までこっちを殺そうとする意思しかみせない。

抵抗できなくなっても、攻撃手段がなくなっても……それが本能であるように。

殺せば血肉の糧とする。優れた物なら取り込むだけ。

そもそもコイツらは生物としては既に破綻しているから三大欲求が成立しない。

コイツらにあるのは……純然たる食欲だけ。

眠りもしない、生殖も基本的にしない。

戦って嬲り殺しにするには手がかかるけど……長く退屈しなくていい良いサンドバッグなのよ。

 

「アッハハハハハハッ!!そらそらぁどうしたぁ!!!」

 

鋼鉄製の腕が変異した筋組織を引き裂く。

このブチブチって千切れていく感覚がたまんないわぁ……♪

 

 

 

 

 

 

「あれか、甚大な被害を撒き散らしながら汚染地域や難民キャンプ等を徘徊する……」

「通称ナイトメアですね、ドリーマー型に見えますがマイナーチェンジモデルに強化パックを装着している模様です」

「想定されるスペックはおそらく我らで運用している汎用装甲人形と並ぶでしょう……あの小ささで」

「I.O.Pからの報告書では対電子戦には脆弱性が見受けられるとのこと……そしてそのハッキングプログラムもこちらに」

「実証されているんだろうな?」

「えぇ、それに開発したのは……」

「――――なるほど、効果の程は確かだな。皆作戦開始だ」

 

遠くで何かが動いていたのをこの時見失っていなかったら運命は変わっていたかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

丁度E.L.I.D達を嬲り殺しにして血塗れになったところだった。

プツリと私の身体の制御が失われたのは。

首から下がまるっきり私の制御を離れて糸が切れた人形のようにへたり込む。

何事かと思ったけれども私に近づいてくる複数人の軍服の男たちが私の状況をよく示してくれた。

お目にするのは初めて、正規軍だ。

殺り合いたいけどどうも向こうはそんな気じゃないみたいだ。

 

「呆気ないな、これがナイトメアなどと呼ばれた人形か」

「しかし……これは……」

「E.L.I.Dがこうも蹴散らされています、スペックはかなりの物ですね」

「……あーら、覗き見ぃ?腰抜けが、どうせなら殺し合いしてからが良かったのにぃ」

 

私のスペックを推測してるようだけど真正面から戦わないなんてクソクソのクソね。

その手に持った銃は何だ。バケモノを撃ち殺す為にあるんでしょぉ?

殺り合いなさいよ、私を楽しませなさいよ。

 

「連れて行くぞ、研究機関が欲している」

「ハッ!本体は軽いな……」

「その研究機関ってどんな事してるのかしらぁ?」

 

楽しいことが待ってれば私は良いわよ、それで一応おとなしくしてやるわ。

気を見て殺して逃げるけどぉ♪

 

「知りたいか?」

「えぇ、それはもう勿論……」

「お前がどれだけ耐久力があるかのテストらしい」

「つまらなそうねぇ……」

 

こうして私は正規軍の研究機関に搬送された。

でもここで言っていた耐久力テスト……これがネックだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新たに与えられた仕事はたしかに耐久力テストの形式をとっていた。

しかし、それはドリーマー・ロマネシアの純然たる耐久力ではなく……

 

「ィ"あ"あ"あ"あ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!!」

「おら、まだまだ始まったばっかりだぞ、きっちりオレのザーメンで孕めよっ……ウッ……!!!」

 

ハッキングで無理やり感度を上げられた状態でどれだけ性交に耐えうるか。

そしてどれだけ早く妊娠出産させられるかのテストであった。

目的は簡単、軍はまだELIDの軍事転用を諦めては居なかった。

そう、ELIDと性行為をさせ妊娠させ、産まれた赤子の脳神経を改造、人間の手で制御出来るようにする算段だ。

問題はそれに耐えうる女性型人形のフレームは無い。

いや、数体あるにはあるがそれは別プロジェクトで使用中。

そこに転がってきたナイトメア……ドリーマー・ロマネシアという頑丈な個体。

制御不能に近いが無力化においては手段が無いわけではない。

同じくドリーマー……人類側に寝返った物が作り出したハッキングプログラムがある。

 

「通常であれば神経系の回路が焼ききれている所ですが……」

「素晴らしいスペックだ、感覚増幅を更に3倍かけてやれ」

 

身体を固定され本来の力は封印されたロマネシアは実験用にと調達された死刑囚の相手をさせられている。

耳をつんざくような叫びで喘ぎ固定具をガチャガチャと揺する。

体液が混ざり合う水音と肉と肉がぶつかり合う音が事、性行為の激しさを物語る。

しかしこれは一人目ではない。

 

「チッ、あのデカパイもうちっと揉んでりゃよかった」

「誰のガキが出来るか賭けるか?」

「俺達が死んだ後にしか分かんねぇだろ」

「そもそもガキがまともに産まれんのか?」

 

「あ"ア"あ"ア"あ"ア"!!イ"ぃイ、ギィッ……!!」

「ふぅ……なかなかいい締りだったぜ、デカパイちゃん」

「いぃんんっ……」

 

何人も既にロマネシアを味わった後だった。段階的に感覚を研ぎ澄まされていき……

次第に余裕もなくなり今のような叫びになっていったのだ。

パチンッと乾いた音とともにロマネシアの重量感たっぷりの胸が叩かれる。

なんてこと無い刺激すら今のロマネシアには劇物で嘗ては獰猛で底知れない殺意を見せていた瞳は

胡乱で光を失ったモノに変わり果て……

 

「次!」

「へへ……おい、研究員サマよぉ」

「……何かね?」

「中出しするまえにコイツの身体を好きに使うのは良いのか?」

「…………許可する、好きにしたまえ」

「ぁ……ぃや……くるなっ……ク"ル"ナァ"ッ!!」

 

退屈しないからと好き好んでいた性行為も過ぎれば毒。

ショックで殺されかねない快楽地獄にロマネシアの破綻した精神も音を上げていた。

初戦は人間の精神は容易く壊れ崩れてしまう。

過敏な反応をみせるロマネシアはその後も死刑囚達の特別濃厚な精液を受け続け……

実験が終わる頃には頭から爪先まで精液に塗れ微塵も反応らしいものを見せなかった。

 

 

 

 

その後、ロマネシア一週間足らずで赤子を産み落とした。

急激な発育に赤子の方が耐えきれず深刻な障害を抱えてしまっていたが生存はした。

次段階の実験も近い内に実行に移されるだろう。

 

因果応報……かもしれない。




「って夢を見たのよ、ママ」
「悪い本読みすぎなんじゃない?」
「……パパを襲ったのが原因かも」
「おうコラちょっと待てや」


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IF 色情魔の嫁入り

サキュバス417の嫁入り


最近私の任務が少しづつ変わってきた。

潜入から内部工作、暗殺等からハニートラップ対策の訓練員になりつつある。

ま、何でも良いけどね。気持ちいいし。

 

「それで?」

「それで、とは?」

「すっとぼけないでよ、今回のターゲットは誰?」

「あぁ、今回のターゲットはガチの童貞だ」

「マジ?やった♪」

 

依頼主はいつものペルシカ。というか仲介だね。

私の所属がI.O.Pお抱えって事になってるからね。

G&Kにも登録はされてるけどほぼ非公開。

あくまでそういう商品として製造された風に装っているだけ。

ぶん殴られたりとかもないし、血に汚れる事もないから良い。

後始末面倒だし、面倒がなくて気持ちいい事してってのが最高だわー……

 

「じゃあこの基地の指揮官をさっくり食っちゃって」

「あいよー♪」

 

指示された基地の情報をG&Kの情報網にアクセスして漁る。

こういう時にG&Kの登録が便利なんだ。

近場の指揮所に何が居るとかわかるし現状とかもわかる。

さて、童貞と言われる指揮官はどんな指揮官かなー……

 

「え、嘘でしょ」

 

ガチショタ……流石に私も躊躇う相手なんですけど。

年齢は14歳、I.O.P養成学校卒業予定……優秀な戦術指揮官候補と。

ただ多感な思春期にありハニートラップに引っかかった場合が悲惨。

ついでに機密情報の流出が懸念されるので私が食っちまえと……

えー……性教育までしなくちゃいけないのかよ……

 

「あ、その前にこれ飲んでいって」

「なにこれ」

「詳細は製造工程から話すけれど」

「話す気ねぇな、OKじゃあ聞かねぇ」

 

2種類のカプセルを渡された。

1つと4つと来たもんだ、水なしで飲み込んで準備万端。

じゃあターゲットが居るっていう居住区に行くとしましょうか……

 

 

 

 

 

 

 

で、移動してきたのはI.O.Pのお膝元の居住区。

職員の他に提携先のG&Kの職員とかが往来する場所。

何も知らないターゲットの居場所ははっきりと分かる。

どうやったのか着ているコートに発信機を取り付けているらしい。

で私に搭載されている受信機とMAPで照らし合わしながら追尾してるって話。

見た目も挙動も人間の女みたいだしまんまと騙されると思うけどね。

 

「たしかここで待ち合わせ……だよね?」

 

はい、居ました。

向こうも私が来ることは把握しているけど……どんなのが来るかは知らされてない。

人形なのか、人間なのかも全然知らない状態。

まぁ綺麗所が過ぎると人形を疑う人が多いけど……

 

「君がマーロゥくんかな?」

「は、は……はい、そうですが」

 

声をかけてみると一度声を失って気を取り直してから返事してくる。

うーん視線が顔と胸を行ったり来たりしていて可愛らしいじゃないの。

鼻の下も伸び気味だしほっぺたは赤くなって……どういう想像してるかよーく分かるよ。

 

「今日は一日私が一緒になります、シーナって呼んでください」

「シーナさん……よ、よろしくおねがいします」

「わーガッチガチ、もっと肩の力脱いてー♪」

 

とまぁ美少女耐性があまりついてなさそうだ。

かるくボディタッチしておいてっと……距離感を縮めておいて気があるとでも思わせるの。

そんな事はないけど、そう勘違いさせておくのが良いんだ。

肩揉みするついでにちょっとだけ胸をふにっと……

 

「ッ!」

「どうしたの?」

「なんでもありません!」

「……そう、なら良いけど?」

 

おーおもしろ♪ガチガチだし下の方もガッチガチになってるじゃん……クク……

ハニートラップには簡単に引っかかりそうな感じだし……

軽く食って女の味を覚えさせたほうが良い感じだね。

 

 

 

 

 

 

 

その後は軽いデートみたいな事をして疲れたからとホテルの方に入った。

だが、しかしだよ……ただのホテルな訳ないじゃん。

 

「ここは……」

「ホテルだよ、ただのラ・ブ・ホ」

「ぶっふぅっ!?」

 

おや、純情そうに見えてラブホは知ってたか。

性教育は多分必要なさそうかなー……避妊について言えばいいかな。

でも私は人形だしそこはなぁなぁでも良いか。

 

「その様子なら何をする場所かは知ってるっぽいねー」

「い、いやしかし……」

「いーの、今日はそういう任務だったんですから」

「えぇー!?任務だったんですか!?」

「ハニートラップ耐性試験、君ゼロも良いところだから今からでも耐性つけようねー♪」

「おわぁー!?」

 

もともと露出狂みたいな格好してる私だからそのままでもOK

ザーメン塗れになるのもザラだったしなんてことはない。

軽く押し倒すとペロリと舌舐めずり……視認確認だけだったけど結構良い感じのチンポ持ってるんだよねぇ。

極太って程じゃないけど太いのは確かだし……

 

「それじゃあ私も好きにするし、マーロゥ君も自由にしてもイイよ?」

「じ……自由に?」

「モミモミしたいだろうおっぱいもこれからぶっこむオマンコだって自由だよー?」

 

お、ゴクリと生唾飲み込んだ……これは盛りがついたな?

 

「二言はありませんね?」

「ないよ、乙女ですもの」

「じゃあっ……おっぱいを吸わせてください……」

「お、おぉ……OKだよ?」

 

うーん……なんか違うけど、まぁ良いや。

でもなんか子供をあやしてる感じで新鮮だねー

チュパチュパと音を立てておっぱいを吸うマーロゥ少年は歳相応以下にも見える。

でもそれだけじゃ気持ちよくないし……

 

「こっちも臨戦態勢じゃん、じゃ……いただきまーす♪」

「ふぁぁぁっ!?」

 

授乳させながらの子作りセックスとか業がちと深いかもなぁ。

まぁ良いや、これからは私のターンだし♪

 

「ほーらよく見て……おっぱいが邪魔で見えないかもだけど」

 

ゆーっくりとグラインドしてグチュグチュと言う水音と襞が絡む感触を味あわせて

根本まできっちりと咥えこんでやって……っていうのを何度か繰り返す。

ふふ、少年鼻息荒くなってきたねぇ、おっおっ♪

良い感じに腰も使い出した……天性の物があるな?

 

「そうそう、そうやって……コツンとしてあげると気持ちいいんだ♪」

「フーッ!フーッ……!」

「だめだこりゃ……」

 

興奮してきて聞いちゃいないな。

あ、押し倒された……こうなると私は動かなくても良いから楽~

 

「良いよ、そのまま……自由にして♪」

「ッ……シーナさんっ……!!」

 

その後はひたすら杭打ちのような種付けプレスを受けた。

この子天性の物があるわ、ちょっと本気で感じてきていて危うかったのをココに記そう。

自由にと言った手前中々止めれずその後抜かず3発はぶっ放されて……

中はタプタプ、外の方もぶっかけられて……白濁まみれにさせられたし……

 

 

 

 

「で、結局キミは私に溺れたしヤッた後は気絶したよね」

「うぅ……」

「マジもののハニートラップだったら危なかったねー♪」

 

とまぁ私の任務はおしまい、これで報酬ももらえるんだからちょろい物だわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数ヶ月後だけど、私は身に覚えのない妊娠をしていた。

DNA検査から親はマーロゥ少年だったしそういう改造も受けた痕跡があった。

 

「おげ……ペルシカ、てめぇ」

「そろそろ身を固めておくのが良いんじゃないかなーと」

「余計なおせっかいですぅ……うぶ……気持ち悪い……」

「はいこれ、キミの移籍と婚姻届ね」

「はぁ?私の意思とかは」

「あの後結局何度も身体を重ねておいてそれは無いよ、気に入ってるんじゃない?」

「むぅ……それは……」

 

そう、結局私はあの後マーロゥ少年が気に入った。

お互い溺れあっていた。

だがそれが爛れた関係だからと割り切っていたんだけど……

どれだけ出しても子供はできないからというものだったのに……

 

「それに向こうは大喜びだったぞ?」

「はぁぇ?」

「ほら、すぐそこ、キミのダーリンの登場だ」

 

……強引なスティグマもあったもんだ。

まぁ、でも……悪くは無いかな。

相性は抜群だし。絶倫具合も良いし。

 

「クソペルシカ、あんた後でぶん殴りに来るから」

「怖いねぇ」

「ウェディングドレスはよろしく」

 

ちょっと幸せになってくるわ。

赤ん坊の名前考えないとなぁ……




マーロゥ少年とこの417は完全フリーになります。
客演とかのオファーあったらどうぞどうぞ。


誤字報告感謝です。


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触手の贄~417編

他にするかは不明ですけどね


カフェD08はカフェと言うにはかなり大掛かりな施設になってる。

もう複合施設って言っても過言じゃないくらいだけど。

カフェには大凡必要ない医療施設があったりするくらいだし。

私が今いる所もほぼ必要とされるビジョンが無い……地下室。

それも内装はコンクリート打ちっ放し、天井から吊り下げられている鎖、手枷が物々しい。

棚には大人のオモチャが転がっているし怪しげなアンプルも並ぶ。

そしてそして……コンクリートの一部は侵食されていて……

 

「今日は私をご所望ね……もう」

「ぼくにとって、しーな、いちばん、えろい」

 

前線や道路以外のD08地区の境界付近を警備してくれているELID研究の副産物……

触手が巣食っていて少しずつ進化している触手はついに口や眼を取得していた。

半年前までは筆談だったっていうのにね。

特に性欲が強い個体だけを相手していたら良かった……んだけど

どうも伝播して行って交代交代でこの地下室に顔を出す様になった。

それぞれ個性を取得して推しの人形が出来上がったみたいで……

報酬に水や肉の他に推しの母乳と激しいスキンシップを所望する。

特に私ご所望の触手は性欲がギンッギンッのヤツで……

顔を合わせるなり目をいやらしい目つきに歪めてから触手を伸ばしてくる。

 

「きょう、でぃーの、いない?」

「今日はそういう日って認可が降りてます」

 

かなり特殊だけど言っちゃえば私が今やってるのは慰安だね。

前線でトラップとして働いたりかなり体の良い伝令をしてくれているこの触手くん達へのご褒美。

で、ダーリンが居ないというのは一種の合図で……穴という穴全部犯してOKって合図。

ダーリンも把握しているアレコレ、一応種は孕むことは無い……と言われてる。

吐き出されてるのは精液とかじゃなくて樹液だしね。

それも特濃で甘ったるい栄養たっぷりの樹液、元々植物だったのもあるからね。

ダーリンが居ないと見るやブルブル震えながら四肢に絡みついてくる。

この子は着衣の内っかわに潜り込んで破くのが大好き。

それも私把握してるから……今日着てきたのは元々廃棄予定のサイズが合わなくなった服。

おかげで胸元がミッチミチ、ブラだって何時壊れてもおかしくない。

 

「ふふ、そうやって登ってくるのが好きだよね」

 

喋るのはあくまで副次的な物、興奮してくると黙ってしまう。

返事はもう期待できないし止まることも多分もう無い。

満足するまで私はこの触手の贄として身を捧げることになる。

まぁ気持ちいいしダーリンもOKって言ってるから無問題。

いくつも螺旋を描きながら袖口、足首からするする登っていってニーソックスや袖に体液をべっとり塗ったくっていく。

これが媚薬作用もあって遅効性で私もイキ狂わされる。

それとは別で袖に浮かぶ触手の這い回るシルエットが背徳的でエロティック。

下半身を登っていっていた触手はミニ・スカートの中、鼠径部を撫でるほどまで入り込んできた。

袖の触手も肩口からさらに派生していって首、胸、耳に這っていく。

 

「きゃっ……」

 

触手が入り込む隙間すらないブラは壮大にズラされてばるんっと弾んで胸が飛び出る。

それを見て喜んでいるのか目も釘付けだしさらに色んな触手が伸びてくる。

注射器の先端をもった触手、ブラシ、吸盤、口……どれも私の身体、おっぱいが目当て。

元々生体パーツを使っている人形だからある程度影響はある。

それにドリーマーが嬉々としてあれこれ投与してるからめっちゃくちゃ効果が出る。

ミルクをたくさん蓄えてる胸の開発の一助になってるからまぁ……ダーリンも喜ぶし?

開発が止まらないのもコレが原因とも言えるけど……

 

「ぉほっ♪」

 

ずぽっと耳の穴に細い触手が入り込んできた。

電脳には流石に影響は無いけど聴覚を犯されるっていうのも中々興奮してしまうの。

言い方がアレだけど……調教され尽くしてる私にとっては気持ちいいウィークポイントの一つ。

軽く首も締められて丁度いい圧迫感が私の生存本能にはたらきかけて興奮を促す。

いやらしい巨大なおっぱいからはミルクが噴き出す様になってしまって甘い匂いが鼻につく。

 

「ぃ、いよ?はやく、欲望の限りに……ね♪」

 

最期のリミッターを外す許容の言葉を告げると……触手が私の身体に致命打を与えに走る。

ミルクが出る乳首には特濃の樹液が装填された注射器がぶっ刺されて

ブラシ、吸盤が器用に巻き付いては責め立ててくるし口は私の唇を奪って口移しで樹液を飲ませてくる。

そして両足から登ってきていた触手が私のオマンコとケツマンコに深くぶっ刺さる。

 

「んぐっ!?んっんんんっ♪んぅっ♪んっんっ♪」

 

最初っからじゅぽじゅぽ音を激しく立ててから犯してくる。

よっぽど溜まっていたんだろうと察するけど……あ、だめ、もう私トぶ……

 

 

 

 

 

 

「お"っ♥お"っ♥お"っ♥お"ぉ"お"っ♥」

 

その数分後、胸を放り出した形で触手に群がられている417は地下室で喘ぎ散らしていた。

興奮で溢れ出てくる涙、涎が顔をいやらしく彩り愛らしい表情も見る影もなくいやらしく歪んでいた。

触手達に支えられる形でいるが足腰にはもう力など入っていないのは伺い知れる。

内股でガクガクと震えながら自身の愛液と触手の樹液で足元は水たまりが形成されているではないか。

お腹の方もぽっこりとなる程に樹液を叩き込まれてしまっていてこれが精液であれば恐ろしい事になっていた。

417のシンボルとも言える胸はいくつも触手が殺到していて根本から搾り上げ。

吸盤が吸い付き溜め込んでいた母乳を搾り上げながら乳首をいじめ抜いていた。

 

身体に巻き付いた触手達は欲望のままに蠢き這い回りあちこちに樹液を撒き散らしていた。

秘裂に突き刺さり奥の奥まで入り込んでいる触手は417の完成された肉襞の締め付けに気分を良くしていた。

激しく出入りしていてその度に身体全体が揺らされ珠になった汗と長い髪が地下室に舞う。

胸に吸い付いている触手の口から溢れた母乳もまた同じく舞っていた。

 

 

「んぶじゅ……じゅるぅっ♥」

 

栄養源、苗床へと仕立て上げる為の改造の素である樹液を効率よく417へ投与するべく触手は穴という穴に潜り込んでいる。

それは口も例外ではなく喉奥にまで突き刺さった触手からは絶え間なく樹液が送り込まれていて

417の身体をさらにいやらしく開発するべく強制的に飲まされていた。

姉の416譲りである形の良い尻の奥、菊座にも同じく潜り込まれていてそちらも同様に樹液が叩き込まれていた。

その量、勢いを物語るように触手にコブが浮かんでいてそれが数珠つなぎで送り込まれている。

喉を鳴らして飲んでは尻からも叩き込まれ膣と子宮にも叩き込まれ……

皮膚の上にもほぼ全身にぶっかけられていて文字通り全身余すこと無くそんな樹液を吸わされていた。

そうして触手に犯され続けている417の目に理性の光は無く快楽に押し流され獣に堕ちていた。

ベッドの上でそうあるように男によってもたらされる快楽に従順なスケベな雌に成り下がっていた。

 

触手と417の夜はまだ始まったばかり。

開放された頃には身体はさらにいやらしく開発され尽くし暫く腰が砕けたままであった。




417はエロしてなんぼですよ



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