初代夜天の書の主が転生をして現代へ (桐野 ユウ)
しおりを挟む

転生をした男性。

はい、リリカルなのはシリーズ第・・・・何回目になるかわかりませんが、今回は初代夜天の書の男のお話。


「主!!主いいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

あぁ・・・彼女が俺を見て涙を流している、泣かないでくれ・・・リリア・・・お前たちさえ無事なら・・・俺は満足だ。

 

「・・・カートリッジ装填・・・・」

 

俺は最後に奴らを道ずれにするために魔力を暴走をさせている、あいつらが無事で過ごせることを祈って・・・

 

「だあああああああああああああああああああああああ!!」

 

そして俺はこれを後に意識を無くした。それが俺の最後だと思いながらな。

 

「みて・・・あなた・・・かわいい息子が産まれましたよ?」

 

「よくやった!!おおかわいい息子なことだ。」

 

ん?声が聞こえてきたが・・・かわいい息子?俺は目を開ける。

 

「おぎゃ!?(なに!?)」

 

どうやら俺は赤ちゃんになっていた、やはりあれは夢じゃなかったみたいだな・・・あれは死んだあとに俺は神様とかいうやつに転生をしてもらったの思い出す。

 

だがまさか赤ちゃんからやり直すことになるとは思ってもなかった。俺はカラレス・ランズという名前から、加藤 雷児という名前になっていた。

 

赤ちゃんからのやり直しとは思ってもなかったので・・・・

 

「おぎゃああああああああああああああ!!(嘘だああああああああああああああああああああああ!!)」

 

こうして赤ちゃんからやり直すことになった俺は、まさか再び母乳を飲むことになるとは思ってもなかった・・・

 

さて数年後・・・俺は五歳になったときに神さまの手紙が来た、俺はその手紙の内容を見る。

 

『えーカラレス殿、これを見ているということはあなたに届いたっということですね?その中を見たらあなたの懐かしいものが入っております、それはあなたにとって相棒でもありますよ?」

 

俺は手紙を見た後に中身を見ると、そこには見たことがあるものが入ってきた。

 

「こ・・・これは!!」

 

そこには俺にとって懐かしいものというのは事実だな・・・俺はそれを手に取り起動させる。

 

『・・・・!!マスター!!』

 

「あぁ・・・久しぶりだな・・・ララ」

 

『はい・・私もマスターと共に・・・いましたから・・・』

 

俺は愛用デバイスララを鎌モードにしている、これが俺の戦い方だ。カートリッジをすることで鎌を斧に変えたり槍に変えたりすることができる。

 

それから数年がたち、俺は9歳へとなった。最初はこの世界は魔法と言うものがないということを知り、ひそかに練習をしていた。

 

「はあああああああああああああ!!」

 

俺は結界を張り鎌モードから斧モードへと変えて、ブーメランを投げつけるようにしてたくさんの斧へと分裂させてターゲットを撃破する。

 

そこからランサーモードへと変えて構えている、俺はやはり若返ってしまい体力や筋力などが落ちていた。

 

『やはり落ちていますね、今の状態でカートリッジを使えば・・・・』

 

「わかっているさ、仕方があるまい・・・」

 

俺は結界を解除をして家の方へと帰って明日は学校がある日でもある。

 

次の日

 

俺は学校へ行くためにバス停へとやってきた、もちろんララはブレスレットにしている。

 

学校に行くのはいいが、正直言えば俺は前世・・つまり言えば夜天の書を作った際の記憶がそのままあるからな。だから学校の授業は簡単すぎて一番困っている。

 

(ララの形態を増やすべきだろうか、シグナムは剣と弓を持っていたし、ヴィータはハンマーって・・俺が与えたもんじゃんあれ・・・)

 

「らーいくん!!」

 

俺は考えていると後ろから声をかけてきた人物がいた、いつもの茶髪にちょこっと結んでいる髪をした女の子。

 

「なのはか。」

 

俺のことを雷君と呼ぶ女の子は高町 なのは、この子とは小さいときから一緒にいるが、流石に魔法のことは話していない。

 

それからバスが来る間に話をしていると、ほかの友達もやってきた。

 

「おはよう雷になのは。」

 

「おはようなのはちゃんにライ君。」

 

「おはようアリサちゃんにすずかちゃん!!」

 

俺たちに声をかけてきたのはアリサとすずかだ、二人ともお金持ちの家のお嬢さんといえばいいだろう。バニングス家の経済力は強いってのも俺は知っている。

 

すずかの方は俺の勘だが人間なのに別の力を感じている、だが俺はそれほど気にしてないため普通に接している。

 

バスが来て、俺たちは乗りこむ。俺はバスや車というのを始めてみたときは驚くことばかりだ。

 

なにせ鉄が走っているのだからな・・・それに今はスマホ?というものが電話をしたりすることができると聞いたときは驚いたさ、魔力を使わないで相手と話をすることができるからな。

 

「変な夢をみた?」

 

なのはがいきなり夢で変な夢を見たというのを今俺たちは聞いている、そこでは男の子が化け物相手に戦っている姿をみたそうだ。

 

(ララ、もしかして魔法じゃないかな?)

 

(『おそらくそうかと思われます、ですがこの世界に魔法を使える人物がいるとは思えません・・・ベルカ式ではないかと思われます。』)

 

(・・・・・・・・・・・・・・)

 

いずれにしても学校で俺は話を聞いているふりをしてずっと考え事をしている。なのはが話をしていたことや化け物・・・それがこの世界にいるとなると・・・強大な力が動いているってことになるのかな?

 

時間が過ぎて放課後となり俺たちは帰る時に何かが聞こえてきた。

 

(・・・・・・・・・・・・・・)

 

俺は走りだして声をした方に走る、これは念話だ・・・だが誰がいったい。

 

「ライ君!!待ってよ!!」

 

なのはたちが追いかけてきているが、声的に弱っている感じだ。急がないとな・・・俺は草をかき分けていくと傷ついているイタチ?みたいなのが倒れていた。

 

「イタチ?フェレット?」

 

「わからないが、傷ついているからな・・・急いで動物病院の方へと運ぼう。」

 

こうして俺たちはフェレットを動物病院の方へと運ぶことになった。




次回 雷児「フェレットを病院の方へと運んだあとに解散をして俺は家の方へと戻り母さんや父さんと話をする、そこからご飯を食べて部屋へ戻った俺はライを起動させる。」

ライ『夜になりますと、念話が声が聞こえてきました。その声は昼間に助けたフェレットさんの声と一緒でした、ご主人は向かうことになりました。』

雷児「行ったのはいいが、結界が張られていた。俺が使うベルカ式とは違い別の魔法陣だとわかる。だが俺は騎士甲冑を装備して中へ突入をする。」

二人「「次回 雷児初めての戦い、そして新たな魔導士誕生!!」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児初めての戦い、新たな魔導士誕生!!

はい、連続投稿となります。

博士お許しください!!(いや誰だお前!!)

ではどうぞ。


雷児side

 

フェレットを動物病院の方へと運んだあと、なのはたちと別れた俺は家の方へと歩いていく。

 

「しかし・・あのフェレット・・・なんで魔力があったのだろうか?」

 

『わかりません、いずれにしても魔力があるってことはあのフェレットは普通のフェレットとは違うということですね?』

 

「そうだな・・・確実にフェレットというのを考え直した方がいいな・・・いったい彼は?」

 

俺は家へと戻り、父さんたちにただいまと声をかけてリビングにカバンなどを置いて、リビングの机に宿題を広げて今日の課題を終わらせるために始める。

 

といっても簡単なのがつらいのだが・・・とりあえず簡単なのですぐに終わらせてからご飯ができるまでテレビを見ることにした。

 

最初この箱みたいから人がいるので驚いてしまったが、流石に慣れてきたので今は驚いたりしない。

 

あの時は始めてみるものばかりだったな、電気などあの時代にあったらどれくらい便利なんだろうかと考えるほどだ。

 

さらに考えていることがあった、夜天の書だ。俺が死んでしまってからどれくらいたったのだろうかと思うほどだ・・・いずれにしてもいつかはあいつらと笑えることを信じて今を過ごしていくとしよう。

 

「雷ちゃんご飯よーーーーー」

 

「はーーーい。」

 

俺はご飯と聞いて食卓の方へと行き手を洗ってから母さんの手伝いをして皿を並べたりして父さんがリビングへとはいってきて全員が座ったのを確認をしてご飯を食べる。

 

「おいしいいい!!」

 

母さんのご飯を食べてから自分の部屋へと戻った俺はララに新たな形態を加えることにした。

 

「・・・・ふふーん。」

 

俺のララは格闘専用武器、あら俺がいれた武器は?それは銃型形態を入れた。まぁ俺はラグナロクとか使う際に鎌モードで使ったりしているからな。

 

なら砲撃などを考えて銃モードを入れたというわけだ。

 

「悪くないな・・・・」

 

俺は手入れなどをして、ララを机の上において布団へダイブしようとしたとき。

 

『誰か!!僕の声が聞こえていたら助けてください!!』

 

「・・・・・ララ!!」

 

『了解です!!』

 

俺は窓を開けて辺りに誰もいないことを確認をしてから、浮遊能力を使用をして着地をしてから走りだす。

 

「強化魔法・・・ブースト」

 

俺は強化魔法を使い、一気に現場の方へと行く。確かこの場所は・・・フェレットを預けた病院の近くだな?

 

「結界が張られているな、とりあえず中へ入るか・・・・(だがこの魔法式・・・見たことがないな・・・・)」

 

結界の中へ入り、俺は走っている人物を見つける。あれはなのはだ。だがなぜ彼女が?

 

「ライ君!?」

 

「あ・・あなたも・・・・」

 

「フェレット、話は後だ。どうやらあれを倒すしかないな?」

 

俺は後ろから追いかけてきた怪物を見ている、あれが今回の暴れている原因ってわけか・・・なら。

 

「ララ、セットアップ。」

 

『セットアップ』

 

ララを起動させて、俺に騎士甲冑が装備される、俺の甲冑は鎧に黒いマントを装備をした姿へと変わり、俺はララが変身をしたカートリッジ式の斧を構える。

 

「ええええええええええええ!!」

 

「君は?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は振り返らずにララが変形をした斧を構えて走りだす、化け物は俺に触手などで攻撃をしてきたが交わして斧をふるい触手を切り倒す。

 

「ちぃ・・・くらうがいい!!」

 

俺は斧を掲げると、斧型のエネルギーがたくさん発生をさせる。

 

「トマホークダンス!!」

 

前に掲げると、たくさんの斧型のエネルギーが化け物を切りつけていきダメージを与えていくが・・・

 

「回復をした?」

 

先ほど切りつけた攻撃が相手はすぐに回復をしているのが不思議だった、俺は鎌モードへと変えて構え直す。

 

「・・・・・ソニックカリバー!!」

 

鎌にエネルギーの刃を発生させてそれを投げつけて命中させて爆発させるがやはりこの技も効き目ゼロか・・・いったい何が原因なんだ?

 

なんだ?魔力が急に増大をした・・・俺は後ろを振り返るとなのはがフェレット共に何かをしていた、おそらくデバイスの起動プログラムを発動をさせていたのか・・・なら俺がすることは決まった。

 

俺は地面に鎌を刺して魔方陣を展開させる、そのまま先ほど刺したのを抜いて魔法陣を発生させて技を放つ。

 

「いきな!!サンダーエボルグ!!」

 

雷魔法を唱えて雷撃の雨が化け物を襲う、俺はそのままなのはが変身をした姿を見る。だが相手は再生をしておりどうしたらいいのか。

 

「封印を・・・・」

 

「封印?」

 

「あれはジュエルシードというものが暴走をしているのです・・・それさえ封印をすれば・・・・」

 

「なるほどな・・・・」

 

俺はランサーモードにしたララを構える、一気に相手を貫かせるこの技しかない・・・本当は使わない予定だったが・・・・あの技を使うにはカートリッジを装填するしかない。

 

「ララ・・・カートリッジ装填。」

 

『了解。』

 

ガシャンといいう音が聞こえたのを確認をして、俺は雷エネルギーを纏わせていく。

 

「決める!!ライトニングファング!!」

 

体を纏うかのように電撃の槍を化け物に突き刺す、宝石みたいなのに刺さったのを確認をして俺は一気にそれを引き抜いてなのはの方へと投げつける。

 

「なのは!!」

 

「レイジングハートお願い!!ジュエルシード封印!!」

 

なのはが構えた杖から俺が先ほど投げつけた宝石から力がなくなっていきレイジングハートの中へと入っていく。

 

俺はランサーモードのララを構えながら、彼女の方へと歩いていき声をかける。

 

「ライ君・・・・・」

 

「大丈夫そうだな?そこのフェレットもな?」

 

「は・・い・・・ありがとう・・・ございまし・・た・・・」

 

フェレットは気絶をした、まぁあの戦いでボロボロだったみたいだ。

 

さてとりあえずまずは・・・・パトカーの音が聞こえてきたので俺たちは走って逃げることにした。

 

公園の方へと走っていき、大丈夫だろうと思い俺はバリアージャケットを解除をした、なのはの方も俺を習ったのかバリアージャケットが解除された。

 

「ライ君、魔法使えたの?」

 

「あぁ小さいときからな・・・・まぁいずればれると思っていたが・・・しかしあの宝石にこのフェレット・・・何者だろうか?」

 

俺は考えても仕方がないと思ったが・・・問題が発生をした。

 

「なぁなのは・・・お前家を黙って出てきたんだよな?恭也さんとか外で仁王立ちしてないか?」

 

高町 恭也・・・その実力は剣ならシグナムには劣るが・・・俺がいた時代なら強い方だ。

 

とりあえず俺はなのはを連れて帰るとやはり恭也さんが家の前で仁王立ちをしていたので、まぁ色々と説明を省いてから俺も家の方へと帰る時に窓から侵入をして布団の中へと眠ることにした。

 

次の日 俺は学校の授業中にフェレットことユーノから説明を受けていた、今回のジュエルシードは彼がある遺跡から回収をしたものがこの海鳴市に散らばってしまったことから始まったようだ。

 

その数はなのはが持っている1個以外に20個もあるようだ。

 

(大変なことになったな・・・・だがジュエルシードの力は強大だからな・・・いずれにしても回収などをしないと大変なことになるな。)

 

なのはの方は頭をクエッションとなっているが、俺はすぐに解析をしたのでまぁいいかな?

 

とりあえず放課後となり、俺はジュエルシードを集めるためになのはにはユーノを付けて俺は単身でジュエルシードを見つけるために歩いている。

 

だが問題は見つけても俺は封印魔法というのが使えないじゃん・・・俺は歩きながらジュエルシードを探すために歩いている。

 

ん?

 

『マスターあれを!!』

 

ララが反応をした方を見て、光っているのを発見をした。これがジュエルシードなのか?

 

俺はそれを拾おうとしたとき・・・・

 

「それを渡してくれませんか?」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

後ろを振り返ると金髪の女の子がいた、なのはみたいなバリアジャケットを装備をしている。

 

もっているララのモードの一つ鎌モードと同じようになっていた。

 

???side

 

私は母さんのためにジュエルシードを集めるためにやってきた、そこでジュエルシードを持っている男の子がいた、私は彼に渡してもらうためにバルディッシュを起動させて構えていた。

 

「それを・・・渡してください。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は無言でジュエルシードを持っている、けど私はバルディッシュを構えていたが・・・彼の姿が突然消えた。

 

「どこ!!」

 

「上だ。」

 

「上!!」

 

私は上の方を見ると、彼が浮いていた。魔力!?彼は浮いていたことに驚いているが・・・なぜ!?

 

「なるほどな・・・・魔力としては悪くないが・・・ララ・・セットアップだ。」

 

『セットアップ。』

 

「ぐ!!」

 

強力な魔力!?なんて魔力をしているの・・・・

 

「おっと忘れていた、結界だ。」

 

彼はデバイスを使わずに結界を張った・・・アルフと連絡がとれない!?

 

???side終了

 

雷児はララをセットアップをして斧モードを構えているが、今回は長くせずに短くしてトマホーク状態にしてかまえている。

 

「はあああああああああああああ!!」

 

雷児は接近をして彼女に攻撃をするが、彼女は持っているサイズで雷児の攻撃をガードをするが・・・・

 

(つ・・・強い!?)

 

『コピー!!』

 

もっている斧が二つになり構えている。

 

「トマホークブーメラン!!」

 

コピーをした斧を投げつけて、彼女はサイズではじかせていくが・・・・一気に接近をして蹴りを入れる。

 

「ぐ!!フォトンランサー!!」

 

『フォトンランサー、ファイア』

 

彼女は魔法の一つフォトンランサーを放つ。雷児は左手を前に出して防御魔法を発動させてガードをした。

 

そのまま銃モードへと変えて弾丸を放ち丸い球体が三つ出された。

 

「さーてどうするかな?フォトンシュート!!」

 

先ほどの弾が一気に彼女に向けて放たれる。

 

「!!」

 

放たれた弾を回避をしているが・・・そこに一つの光弾が彼女に命中をした。

 

「が!!」

 

彼女は吹き飛ばされてストレートショットを放ち雷児は鎌モードにして彼女に突き付けていた。

 

「さて・・・俺に戦いを挑んできたのだかな・・・覚悟はできているだろうな?」

 

彼は持っている鎌を彼女の首元に突き付けていた。

 

「ひぃ・・・(こ・・殺される!?)」

 

「フェイトおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「プロテクトシールド。」

 

防御魔法を発動させて、彼を殴ろうとした彼女の拳をガードをした。

 

「なんて硬さをしてやがる!!」

 

(ザフィーラと同じ獣みたいな女だな・・・威力的にはザフィーラよりは低いか・・・だが!!)

 

彼は鎌をくるくる回して構え直す。

 

「我が魔法よ・・・我が力となり今現れよ!!切り裂く鎌!!デスサイズブレイザー!!」

 

『デスサイズブレイザー』

 

彼が持っている刃にエネルギーがためられてそれを一気に横払いをして衝撃刃を放ち彼女たちを吹き飛ばした。

 

「が!!」

 

「アルフ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児はそのまま立ち去るために後ろを向く。

 

「言っておく、これは警告だ・・・もし俺の敵となるならば覚悟を決めるといい少女よ。」

 

「え?」

 

「今のお前は迷いがあった、こちらにも理由があってジュエルシードと呼ばれるものを集めている。」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「ほらよ。」

 

彼はもっているジュエルシードを彼女の方へと投げつけた。

 

「え?」

 

「それをやる、やり過ぎてしまったからな・・・」

 

「でも・・・・」

 

「気にするな、また探せばいいだけだ。じゃあな。」

 

雷児は手を振り去っていく。

 

雷児side

 

少しやり過ぎてしまったな、だがあんな子をジュエルシードを集めさせるために一体何をする気なんだ・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『マスターどうしたのですか?』

 

「いや・・・なんでもないさララ。(だがいずれにしても使い魔が必要だな・・・・どこかにいい使い魔いないかなっと・・・)」

 

俺は使い魔を使用をするためにどうするかなと考えていると、わずかな魔力を感じた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はあたりを見て結界を張りわずかな魔力を探す。そしてその場所へつくと猫がいた・・・だが契約をしている感じな猫だった。

 

「・・・・契約が解除をされてしまい消滅寸前だな・・・・」

 

俺は猫の手をつかみ、猫を消滅させないために魔力を注いでいるが・・・・予想以上の魔力消費に結界の維持ができなくなってきた。

 

(まじかよ・・・かなりの魔力を吸われている・・・)

 

「あれ・・・・私は・・・・・」

 

猫が人型に変身をした、なんていう使い魔なんだろうか・・・・

 

「まさか・・・・あなたが?」

 

「・・・あ・・あぁ・・・うぐ・・・・」

 

俺は膝をついていた、魔力がここまで取られるとは思ってもなかったので魔力消耗を抑えるためにララに結界を解除をしてもらい。

 

現在は猫から変身をしたリニスさんに家まで運んでもらうことにした。




次回 リニス「雷児さんの魔力を提供をしてもらった私はフェイトの魔力を感じたので聞くことにした。」

雷児「答える俺にリニスさんはどうしてあの場所にいたのか聞く。」

ララ『次回「リニスの過去」お楽しみにくださいませ。』


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リニスの過去

雷児side

 

俺たちはリニスを連れかえって、彼女の事情を嘘を交えて話をすると、両親も許可をしてくれた。

 

現在リニスを連れて俺の部屋へとやってきた、すぐに結界を張り両親には聞こえないほどの結界を張っている。

 

「これは・・・見たことがないものですね・・・・」

 

彼女は驚いているが、俺は気にせずに話をすることにした。

 

「さてあなたは?山猫だったのがいきなり人の姿になって時は驚きましたが・・・使い魔ですね?」

 

「・・・はい、改めて私の命を救っていただきありがとうございます・・・私の名前はリニスといいます。」

 

(リニスか・・・リリアと名前が似ているが気のせいだろうな・・・)「俺は加藤 雷児・・これは今の名前だな・・・なぁリニスさん・・あんたはカラレス・ランズという名前を聞いたことがあるかい?」

 

「!!」

 

どうやらこの反応を知っているみたいだな?

 

「どうして・・その人の名前は・・・ある魔導書を作りだしたというミッドチルダでは伝説となっている名前です・・・ですが作りだした魔導書のことはかかれてなかったので・・・」

 

「・・・なるほどな、俺には秘密があるんですよ・・・俺は前世の記憶がある・・そうカラレス・ランズとしてのな。」

 

「ま・・まさか!?」

 

「そう・・・初代夜天の書を作りし、カラレス・ランズ・・・それが俺だ。」

 

「・・・・・そんな方が、私の前で・・・も・・もももも申し訳ございません!!」

 

突然リニスさんが土下座をしている、あーその大きな胸はシャマルみたいな大きさのが地面に・・ってやめさせないといけないな。

 

「あーリニスさんそういうのはいらないからね?俺たちは家族だ。」

 

「で・・ですが・・・私はそんなことを知らずに・・・ん?」

 

リニスさんが、俺の方を見て何かが付着をしているかのように俺に近づいてきて、俺のほほを・・ぺろっとなめてきた。

 

「ふぇ?」

 

「・・・この魔力はフェイトの・・・雷児さま・・・あなたはフェイトと戦ったのですか?」

 

「フェイト?」

 

俺は聞いたことがない名前だなと思い。確かに金髪をした女の子とザフィーラみたいな狼みたいな大きな女性と戦った気がするな。俺はリニスにその特徴のことを言うと彼女はやっぱりという言葉を漏らしていた。

 

「・・・雷児さま、お話しますね?彼女のこと・・・そしてなぜあの子がこの世界にいるのかを・・・」

 

雷児side終了

 

リニスside

 

今回の首謀者ともいえるのは、プレシア・テスタロッサという名前です。

 

「プレシア・テスタロッサ?」

 

フェイトの母親とも言えます、ですが・・彼女がもっとも娘と思っているのがアリシア・テスタロッサ・・・

 

「ちょっと待ってくれ・・・まさかフェイトは・・・・」

 

雷児さまの言う通りです、彼女はアリシアとベースに作られたクローンです。

 

(まさかクローン技術まで発展をしていたのかミッドチルダは・・・・)

 

雷児さまは顔を俯かせているが、私は話を続けることにした。元々私はアリシアに飼われていた山猫なんです。

 

ですが・・・ある次元エネルギーが暴走をして巻き込まれてしまったのです。私はその時にプレシアによって使い魔としてよみがえりフェイトの魔術の教育をしたのです。

 

でもそれは短く、バルディッシュを作った後に私は契約解除をされてあとは消滅をするまで・・・ヤマネコの姿でセーブをしていたのです。

 

「なるほどな、そこに俺が魔力を提供をしたことでリニスさんは今の姿になったっというわけですね?」

 

そうです、もしあの時雷児さまが通ってこれなかったら私は消滅をしていました。

 

「ならリニスさん、なんというか・・その・・雷児さまってのはやめてくれないかな?普通に雷児かライって呼んでほしいんだ。なんというか他人って感じがして嫌な気分になるからな。」

 

ふふふ、わかりました。ならライと呼びますね?

 

「それとリニスさん、お願いがあるんだ。」

 

私にですか?一体何でしょうか?

 

「あぁある一人の魔導士を鍛えてほしいんだ、あなたがそのフェイトって子を鍛えてくれたんなら、俺の友達を育ててほしい。」

 

わかりました、ですがこの世界にライみたいな魔導士がいるとは・・・思いませんでした。

 

「まぁね、俺も夜天の書がどこにいるのかわからないからな・・・いずれは探すだけだ。」

 

リニスside終了

 

リニスは母親が用意をした部屋へ戻った後、雷児はララをとりだしてモードを設定を行っている。

 

「ララ。ブレードモードとハンマーモードを解除。」

 

『・・マスターそれは・・・』

 

「わかっている、だがこれからの戦いにおそらく必要だと思ったな、シグナムとヴィータが使えるようになってからは封印をしていたからな・・・あとアローモードとシュランゲフォルムも解除。」

 

『了解。』

 

かつて彼は仲間であるシグナムとヴィータに現在封印をしていたソードモードとアローモードをシグナム、ハンマーモードをヴィータに使えるようになった以降は封印をして鎌と斧、槍状態で戦ってきた。

 

けれど今度からはそうはいかないなと思い、夜天の書はないが・・・彼が使っていた今までの魔法は使用が可能となっている。

 

「これでよしっと、さーて明日はなのはにリニスさんを紹介をして特訓開始だな。」

 

雷児は眠りについた。

 

次の日 なのはとユーノを呼びだした雷児は結界を張りリニスを紹介をする。

 

「紹介をするよ、彼女はリニス。なのは。彼女は山猫の使い魔なんだ、現在は俺の使い魔として契約をしている。」

 

「使い魔なの?」

 

「あぁそして彼女は魔導士として君を鍛えることが可能だ、ユーノと一緒に鍛えてもらうといいよ?」

 

「ではなのはちゃん、お願いね?」

 

「えっと高町 なのはです!!よろしくお願いします!!」

 

彼女はリニスに魔導士として教えてもらうことになった、ユーノは彼の肩に乗っていた。

 

「ねぇ雷児、君は一体・・・あのミッド式じゃ見れないものだよ・・・・」

 

「ミッド式?(そうか・・・もう一つの魔道があったのが聞いていたが・・それがミッド式というものか・・・ってことは俺が使っているベルカ式はなくなっているのか・・・当たり前か・・・あれは主に戦闘用だからな・・・俺のようになんでもできるわけじゃなかったからな・・・)」

 

彼は苦笑いをしながら昔のことを思い出していた。

 

(懐かしいな・・・・シグナムたちを教えていたことを・・・・)

 

回想

 

『というわけで、お前たちにも武器を与えるさ、なーにお前たちなら使いこなせるさ。』

 

彼はシグナムには剣、ヴィータにはハンマーなどを与えていたがシャマルには何もなくザフィーラはナックルガードをもらった。

 

『あのーライズ君、私は?』

 

『あーシャマルは基本的には補助などをしてもらううよ、そのための設計にしているからね?』

 

『そういうことなのね?』

 

それから彼らは特訓などをして彼の騎士としての戦いが始まったのであった。

 

回想終わり

 

(・・・やはり彼女たちが気になるが・・・今は・・・な。)

 

彼はリニスとなのはの訓練を見ながらララを構えており剣モードに変えている。かつてはこれでシグナムと模擬戦をして敵とも戦ったことがあったなと思い、再び始まるかなと思いながら見る。

 

ジュエルシードを反応を見つけたので彼らは出撃をしてなのはが封印をするので、まず雷児は接近をして変形をした化け物を相手に攻撃をする。

 

現在彼のデバイスララはハンマーモードへとなっており化け物の頭に攻撃をする。

 

「はああああああああああ!!」

 

雷児は化け物たちの攻撃を回避をしていると光弾が後ろから放たれて化け物に命中をした。

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「その調子ですなのはちゃん。」

 

「は・・はい!!」

 

彼は気にせずにララにカートリッジ装填をしてララのハンマー部分が大きくなった。

 

「一気に決める!!クラッシュインパクト!!」

 

彼が放った一撃が化け物の頭を吹き飛ばしてジュエルシードが出てきた、なのはがレイジングハートを使いジュエルシードを封印をして彼らは結界を解除をして撤退をする。

 

「これで三つ目なの・・・・・」

 

「あれ?いつのまに一つ回収をしたんだ?」

 

「えぇ実は・・・・・」

 

ユーノが説明をする、神社にて化け物の犬が現れてそれがジュエルシードで変貌をしたとわかり封印をして三個となった。

 

「やれやれ・・・ジュエルシードを集めるのに後18個あるってわけか・・・」

 

彼は呆れているが、街を壊さないためにもやるしかないと決意をする。




次回 雷児「すずかに誘われた俺たちは彼女の家へとつく、俺はリニスさんを山猫状態で連れていく。」

リニス「そこでユーノ君が移動をしたのを見て私は追いかけることにした、そこにいたのはフェイトだった。」

雷児「すでになのはが交戦をしており俺とリニスさんも参戦をする!!」

二人「「次回「ほかの魔導士!?フェイト現る。」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ほかの魔導士!?フェイト現る。

はい連続投稿となりませんが、思いついたのでどうぞ!!


雷児side

 

さてあれから三つ目のジュエルシードを手に入れてから、俺たちはさらに2つ手に入れた、その一つはフットサルの試合の後にゴールキーパーの子が持っていたのをリニスさんを使って猫が奪ったことにして回収をしてもらった。

 

俺は隠れていたのでその様子を見ていた、なのはは気づいていたので良かったといい、ユーノに本当の意味で協力をするという思いが強くなったのだろうな・・・あの時見逃していたら街は大惨事になっていた。

 

それからなのはの修行などは続いて新たな技ディバインバスターというのを覚えたらしい。俺も自身でも訓練を続けている。もちろん学校の勉強などもおろそかにせずにね?

 

さてある日のこと、俺はアリサにすずかの家へ来るようにといわれて山猫状態にしたリニスさんを連れてすずかの家へとついた。

 

(ここがすずかさんの家ですか?)

 

(あぁそのとおりだ、さて俺以外だとなのはも誘われているはずだ・・・まぁとりあえずインターホンを押してっと。)

 

俺はすずかの家のインターホンを押して中から人が出てくるのを待つことにした、扉が開いて一人のメイドさんが出てきた。

 

「雷児さまですね?中で鈴かお嬢様たちがお待ちしております。」

 

「お久しぶりですノエルさん、中ですね?」

 

俺はノエルさんの案内をしてもらい中庭の方へ行くと、アリサとすずか・・そしてなのはとユーノがいた。

 

「遅いじゃない。」

 

「すまんな、なにせ準備などをしてきてな。」

 

俺はリニスさんを降ろして猫たちのほうへと向かわせる。

 

「あれ?ライ君猫なんて買っていたの?」

 

「あぁ名前はリニスって言うんだ。」

 

そこからファリンさんがやってきてこけそうだったので、俺はすぐに椅子から立ちあがりファリンさんをお姫様抱っこをしてしまう。

 

「大丈夫ですか?」

 

「ふぇ!?あ・・・えっとその・・・だ・・大丈夫です・・・・」

 

「?」

 

ファリンさんが顔を真っ赤にしているけど、いったいどうしたのだろうか?

 

「ライ君・・・・・」

 

「ん?」

 

俺は声をしたので見ると、なのはたちが睨んでいるが・・・なんで?とまぁ俺はファリンさんを降ろして自分の椅子に座り入れて紅茶をいただく。

 

(・・・この感じは・・・ジュエルシードみたいだな?ユーノが動いたな・・・さーてリニスさん。)

 

リニスさんは俺が念話をしてきたのをで移動をする、俺はアリサとすずかに言いリニスさんの後を追いかける。

 

俺はバリアジャケットを纏い現場へと向かう、そこには大きな猫がいた。

 

「ライ君あれ・・・・」

 

「おそらくジュエルシードが原因だろうな・・・さて・・・リニスさん!!」

 

俺が声を出すと山猫のリニスさんが現れて変身をする。

 

「ふぇええええええええええええ!!」

 

「あら?言ってませんでしたね、私は山猫の使い魔ですから。この魔力は間違いないですね・・・・」

 

「来たな・・・・・プロテクトシールド!!」

 

プロテクトシールドを発生させて魔法をガードをする、どうやら金髪の子が現れた・・・間違いないなリニスさんが言っていたフェイトというのは・・・

 

「え!?」

 

「バルディッシュと同じインテリジェントデバイス・・・・」

 

「やはりフェイトでしたか・・・・」

 

「え!?リニス・・なんで・・・・」

 

「今の私はライの使い魔ですから・・・さてなのはちゃん、あなたは今のうちにジュエルシードを封印をしてください、彼女は私が食い止めますから。」

 

「わ・・わかりました!!」

 

なのははジュエルシードを封印をするためにレイジングハートを使い封印をしている、一方でフェイトの方はリニスが参戦をしているので苦戦をしていた。

 

「リニス・・・・・」

 

「フェイト。あなたがプレシアのために動いているのは知っています・・ですけど邪魔をさせてもらいます。」

 

「どうして!!どうして邪魔をするのリニス!!」

 

「・・・いずれはわかってしまうことです・・・だからこそあなたに話すわけにはいかないのです!!」

 

(なるほどな・・・さーて俺は・・・・)

 

ララを鎌モードにして構えている。

 

「そこの狼さんは俺の相手をしてくれるみたいだな?ソニックサイズ!!」

 

刃を分裂させて狼が現れる、俺が戦ったやつで間違いないな・・・

 

「く!!まさかリニスがいるなんて思ってもなかったよ・・・どうしてあたしがそこに隠れているってわかった。」

 

「んーーーーー勘かな?」

 

実際は嘘だ、魔力などを探知させてそこに攻撃をしたからな・・・わずかに隠しきれてなかったからな・・・さーて俺はサイズモードで構えて狼の女と戦うことにした。

 

「いくぜ?」

 

雷児side終了

 

雷児は鎌モードにしたララを構えて突撃をしてアルフに切りかかる、アルフは回避をしてそのまま拳で彼を殴ろうとしたが・・・彼は鎌でガードをして後ろへ後退をする。

 

さらにララをモードチェンジをしてアローモードへと変えて構えている。

 

「は!!」

 

光の矢がアルフめがけて放たれて行きアルフはプロテクションを使いガードをする。

 

(ぐ!!なんて力の矢だ!!)

 

アルフは受けながらも接近をして彼に殴りかかるが、彼はアルフの手をつかんで柔道の背負い投げをして彼女を地面にたたきつけた。

 

「が!!」

 

「・・・・終わりだな?」

 

彼は剣を彼女の首元に突き付けていた。

 

(ありえない・・・ただの子どもじゃないのか・・・こいつは・・・・)

 

「アルフ!!」

 

『ハーケンセイバー』

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は飛んできた刃をソードモードにしたララを使いはじかせるが、そこには二人の姿がいなかった。彼は辺りを確認をして魔力探知などをしているが・・・

 

(2人の反応がないのを見ると、逃げてしまったみたいだな・・だがあの子はリニスが教えていたからな・・・おそらくなのはが戦ったら負けるだろうな・・・)

 

彼はなのはの様子とフェイトの様子を見て戦闘したら負けるのはなのはだと確信を得ていた。

 

次の日

 

彼は図書館へと来ていた。

 

「ふーむ・・・いろんな本があるな・・・」

 

本を見ているが、魔法に関してのものは一個もなかった。

 

「・・・やはりこの世界に魔法というのはないのかな?」

 

「うーーーん・・・・・」

 

「ん?」

 

声をした方をみると、車いすで本をとろうとしている子がいたので彼は近づいて目的の本をとってあげる。

 

「ほれ。」

 

「あ・・ありがとうな。ふぅ・・・・」

 

「車いすなのか?」

 

「うん・・うち足が不自由やから・・・」

 

「そうか、俺は加藤 雷児 9歳だ。」

 

「同い年なん!!うちは八神 はやてって言うんや!!よろしゅーな!!」

 

(八神・・はやてか・・・・)

 

そこから彼ははやてと友達となり連絡先の交換もしたのであった。




次回 アリサが温泉旅行へ行こうといい、雷児も温泉という言葉に反応をしてリニスも連れていくことにした。

彼女は耳や尻尾は魔法で隠すことが可能ですということを言い、全員で行くことになった。

次回「温泉旅行へ。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

温泉旅行へ

雷児side

 

『主・・・・』

 

『なんだ?リリア・・・・』

 

この夢は・・・まだ俺がカラレス・ランズの時の記憶だ・・・見えるのはリリア・・・俺が作りだした夜天の書の管理者だ。

 

だがなぜこんな夢をいきなり見るとは思ってもなかったな・・・

 

『私はあなたと一緒に過ごせて幸せです。」

 

『俺もだ、お前やシグナムたちと共に過ごせるということに感謝をするべきだな・・ありがとうな。』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は目を覚ました、時間はまだ朝の4時・・・あの夢で起きるとはな。確か今日はアリサたちと一緒に温泉へ行くことになっていたな。

 

「温泉か・・・・・」

 

俺はこの世界へ転生をしてから温泉というキーワードを調べていた、天然の湯でできたお風呂と俺は認識をしている。

 

とりあえず時間まで寝るとしよう・・・とりあえず布団の中へと戻り再び目を閉じることにした。

 

雷児side終了

 

朝6時となり、雷児は目をさまして準備をしていたお泊りセットのカバンを持ち両親が待つリビングへと行き高町家たちが乗ってくる車を待つことにした。

 

数分後車が二台到着をして中から高町 士郎が降りてきた、父親と士郎は挨拶をして雷児はなのはたちがいる車の方へと乗り挨拶をした。

 

「おはようなの!!」

 

「おはよう三人とも。」

 

雷児は椅子に座り、リニスも今回は人間形態となり一緒についてきている。

 

そして車で数時間移動をして目的のある宿へと到着をすると、彼らは一緒の部屋にされていた。

 

(え?普通って男の子は女の子と一緒っていけない気が・・ってよーく考えたら昔シグナムやシャマルたちと一緒にお風呂に入っていたのを思い出した。)

 

彼は少しの間考えてお風呂の方へと連行をされていた。

 

「あれ?」

 

「ほらライ君もはやく服を脱ごうよ!!」

 

彼はいつの間にか女湯の方へと連れて行かれて現在女性たちの間で脱いでいるが、桃子やリニスの胸が大きいことに目を伏せていた。

 

それから体を洗ってもらったりして一緒にお風呂を入っており彼は苦笑いをしながら一緒に過ごすのであった。

 

彼は上がりなのはたちと一緒に浴衣に着替えて外へ行くと、見たことがある人物がいた。

 

(ほーうあの時の狼の奴か・・・・)

 

彼は近づいてきた女に念話で伝える。

 

(貴様が彼女たちに手を出すというならこちらも容赦ないと思え。)

 

「ぐ!!」

 

彼女はそのまま温泉の方へと去っていき、彼はララを構えようとしたが・・・解除をした。

 

アルフside

 

くそ・・・まさかあいつがいるなんて思ってもなかった・・・だがもう一人の奴は大したことないな・・・さて

 

(フェイト・・・奴がいた。前にあたしたち二人を倒した男だ。)

 

(え!?大丈夫なのアルフ!!)

 

(あぁもう一人は大したことないけど。あいつがいるとなるととりあえずフェイト、ジュエルシードの方は?)

 

(そっちは平気だよ、すでに場所はわかったから。)

 

さすがあたしのご主人様だ、さてあたしは温泉に入って気分よくするかな?だがあいつに勝てないのは事実だ、いったい奴は何者なんだ・・・・

 

アルフside終了

 

その夜、なのはとユーノがごそごそしているのをみて雷児も動くためにララを構えてテレポートをする。

 

そこから歩きだして、なのはが向かった場所へと向かいバリアージャケットを纏いララのモードを槍モードにして突入をする。

 

中ではなのはとフェイトがぶつかっておりユーノとアルフの姿が見えないので、彼はランサーにエネルギーをためていた。

 

「ランサースパーク」

 

刀身が光りだしてそのままエネルギーの槍が放たれて二人は回避をした。

 

「く!!」

 

「ライ君・・・・・・・」

 

「もういいじゃねーか?勝負はお前の勝ちだ。みろ。」

 

「レイジングハート・・・・・・・・・」

 

レイジングハートからジュエルシードが発生をしていた、おそらく負けたのを認めるためにライは槍モードを構えているが・・・彼自身は戦うつもりはないようだ。

 

なのはが成長をしないと思い、あえて戦わないために見ているのであった。彼女はフェイトに名前などを聞こうとしたが・・・フェイトは名前を名乗りなのはは名乗ろうとしたが姿を消した。

 

雷児はララを解除をしてなのはへと近づいていく、ユーノの方もボロボロになっておりどうやらこちらも負けてしまったようだ。

 

「大丈夫かなのは?」

 

「うん・・・ごめんねユーノ君・・・負けちゃった・・・」

 

「僕もあっちの使い魔に負けてしまったよ、雷児はすごいね・・・彼女たちに勝ったのだろ?」

 

「・・・色々とあるんだよ、だが今回は間に合わなかったからな・・・」

 

彼は急いで戻らないまずいだろと言い、テレポートを使用をして部屋の方へ戻るのであった。




次回 なのはとフェイトのジュエルシードの争奪戦はお互いにジュエルシードの数を着々に増やしていた。

だがある日の決闘で二人が戦おうとしたとき一人の男のが乱入をしてきた。

「時空管理局だ!!お互いにデバイスを収めろ!!」

次回「現れし時空管理局。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

時空管理局現る。

雷児side

 

温泉での戦いの後、なのははリニスさんに教わることが多くなった。やはりフェイトとの戦いで悔しい思いをしたのだろうな。

 

俺はその様子を見ながらララを剣モードにして振っている、俺がこの形態で振るうのは本当に久しぶりだ・・・

 

『懐かしいですね、まだあの時は・・・』

 

「ララ・・・それは今は言うことじゃないよ。」

 

『申し訳ございません。』

 

さてそれからジュエルシードについてお話をしよう、あれからもなのはとフェイトの激突は続いておりジュエルシードの取り合い合戦は俺も参戦をしてないこともありフェイトの方が有利になっている。

 

だがそれでもなのはだって頑張っているが、どうも最近は疲れが出てきているようだな・・・当たり前だけどな。

 

さてそんなある日学校で起きた事件をお話をしよう。

 

「なのはなんて知らない!!」

 

「ん?どあ!!」

 

俺にアリサがぶつかってしまい俺は後ろに倒れてしまう。

 

「いててて・・・・・」

 

「あ・・・ライ・・・ごめん・・・・」

 

「いや気にしてないさ、どうした?お前らしくないな・・・・」

 

「ちょっと来て。」

 

アリサは俺の手を引っ張ってどこかに連れていく、どこかの空き教室のようだな・・・彼女に座ってといわれて俺は話をすることにした。

 

「どうした?お前が涙を流すなんて一体何があった。」

 

まぁおそらくなのはだろうな、さっきの声聞こえていたし。

 

「ねぇライ・・・あなたはなのはが最近疲れているのを知っている?」

 

「なのはが・・・・悪いな俺もわからないな、俺だって知らないことはあるさ。」

 

「・・・ごめん、でも私・・・・」

 

俺はアリサの頭を撫でていた、え?っとアリサはなっているが気にせずに話を続ける。

 

「お前となのはは親友だろ?だったらいつか話してくれるまで待てばいいじゃないかな?なのはだっていつかは話をしてくれると俺は思っている。(すまないアリサ、魔法に関してはお前やすずかを巻き込むわけにはいかないからな・・・だがいつかは必ず話す・・・それに俺だって隠していることはある。)」

 

俺はアリサの頭を撫で終えて家へと戻るために学校を出ると念話が聞こえてきた、ユーのからだ。

 

『ライさん!!来てくれませんか?今現在なのはとあの子がぶつかっているんです!!』

 

『わかった、すぐに向かう。』

 

ユーノからの念話を切って、俺はララを起動させてバリアージャケットを纏い透明になるマントをつけている。

 

これはかつてカラレス・ランズの時につけていたものを神さまが転生時につけてくれたものだ。

 

俺は急いで向かっており、結界があったが突破をしてその中へ入る。その中ではなのはとフェイトがお互いのデバイスをぶつけており衝撃波が走り二人は吹き飛ばされる。

 

だが俺は嫌な予感がしていた、その理由はジュエルシードがまだ封印をしていない状態だ。

 

「このままじゃ・・・だが俺は封印魔法を使うことはできない・・・だが力を抑えることはできるはずだ!!」

 

俺は決意を固めて二人の間を飛びジュエルシードをつかんでいる。

 

「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!(なんて力をしてやがる!!この野郎!!大人しくしやがれってんだ!!)」

 

膨大なる力が俺の両手からは血が出てしまうなどボロボロになっているが、俺はそれでもジュエルシードの力が収まっているのを感じる。

 

「よ・・・し・・・後を・・任せる・・・・・・」

 

俺はジュエルシードを食い止めるために・・・力を使い過ぎてしまう・・・・

 

雷児side終了

 

血だらけになってしまい、雷児の手にはジュエルシードを持っていた、リニスはすぐに治療魔法を使い彼の手を治してる。

 

ジュエルシードはなのはが手にして、フェイトは撤退をした。雷児は目を覚ますと家で目を覚ます。

 

「・・・・・・リニスさん、俺は・・・・・」

 

「あなたは暴走をしようとしたジュエルシードを自ら手でつかんで力を抑え込もうとしました、なんとか治療魔法でけがなどは治しておきましたが・・・あとでなのはさんにも謝っておいてくださいね?もちろんフェイトにもですが・・・・」

 

「・・・反省しております。」

 

雷児はさすがに今回はやり過ぎたなと思い反省をする、次の日になのはが涙目になって自身に抱き付いてきたときは驚くのであった。

 

雷児side

 

さてなのはに抱きしめられてから、数時間後俺たちは再びジュエルシードを集めようとしたとき、フェイトとばったり出会ってしまいお互いに構えている、俺もバリアージャケットを纏い構えていると、誰かが俺の結界を壊して入ろうとしているので、俺は夜天の書に登録をしていた自身の魔法を使うことにした。

 

「氷つけ、氷結の息吹!!」

 

「そこまでだ時空管理きょぐああああああああああああああ!!」

 

「決まったな・・・(`・ω・´)」

 

そこには氷漬けされている男のがいた、なにせ俺の結界を壊すほどだからな・・・ミッド式だとは思うけど・・・とりあえず。

 

「おーいそこの二人は逃げたほうがいいぞ?めんどくさいことになるからな。」

 

「えっとありがとう?」

 

「フェイトとりあえず逃げようか。」

 

「う、うん・・・・・・」

 

二人が逃げたのを確認をして。俺はマントを使いドリル形態にして穴を開けていく。

 

「ライ君、それ大丈夫なの?」

 

「大丈夫だもんだいな「ぐあああああああああ!!頭にいいいいいいいいいいいいいい!!」・・・・・・・・・」

 

俺はとりあえず氷の中から無理やり引っ張りだして震えている男の子の服を乾かすことにした。

 

「せい」

 

銃モードにしたララのトリガーから火を出して彼の服を乾かしている・・・が・・・

 

「へ・・へへへくしゅん!!」

 

「服があああああああああああああああ!!」

 

『えっとあのー何をしているのかしら?』

 

「・・美人だ・・・・」

 

『え!?あらあら美人だなんて・・・』

 

『艦長、そんなことを言っている場合じゃないような・・・えっとすみませんあなたたちを私たちの船に招待をしたいのですが・・・」

 

「構いませんよ、とりあえず。」

 

俺は燃えている男のにターゲットロックをして構えている。

 

「ブリューナク」

 

連続した光弾を放ち男の子を海に落として気絶させてから一緒に転送される。

 

「えっとクロノ君がごめん。」

 

「いやなんかこちらこそすみません、案内はどうするのですか?」

 

「えっとこっちに来てほしいな。」

 

三人で移動をして俺たちは船長室があると思われる場所へ到着をする、中へ入るとなんでかサクラなどが生えており・・・ちょっと待ってくれ。

 

「ここは戦艦の中じゃないのか!?」

 

俺は頭が混乱をしている、いくら夜天の書を作りだした天才的な頭脳でもこの場所に関しては理解不能な状態になっている。

 

とりあえず俺たちは艦長と思われる美人な人の前に座る。

 

「先ほどは息子がすみませんでした。」

 

「息子さん?」

 

なのはが言うが、俺は息子って言う人に会っていない気が・・って・・あ・・・

 

「もしかして先ほどの・・・・」

 

「その通りです、では改めまして私はリンディ・ハラオウンといいます。」

 

「高町 なのはです。」

 

「ユーノ・スクライアといいます。」

 

「始めまして私は加藤 雷児と申します、以後お見知りおきを。」

 

「あ・・これはご丁寧に。」

 

「・・・なるほどだいたいわかりました、リンディさんあなたは私たちが管理局にほしいほどってことですか?」

 

「ふぇ?」

 

「!!」

 

動揺をしているな、見た感じ数人でも動かせるような感じがしていたが、魔導士としては先ほどの俺の結界を壊した奴ぐらいしか動ける奴がいないと考えている。

 

「例えば動ける魔導士が彼ぐらいしかいないと思われますね。」

 

「どうしてそう思ったのかしら?」

 

「さきほどからあなたは俺に対して何かを飛ばしてきましたが、それを俺はキャッチをしてました。」

 

「・・・・あなたは何者なのかしら?ミッド式とは違うものだわ・・まるで・・・「ベルカ式とでも言いたいみたいですね?」!!」

 

リンディさんは動揺を隠しきれてないな・・・すると何かが飛んできたが俺は冷静にサイズモードにしたララを構えてはじかせる。

 

「おっと青年、光弾を飛ばすほどは驚いたよ。」

 

「お前は一体何者なんだ、あの結界は僕たちが知らない結界だ。何よりも君のそのデバイスもだ。」

 

「ララのことか?これはおれ自身が作ったもの・・・俺以外で動かすことは不可能ってわけ。」

 

「ぐ・・・・・・」

 

「ライ君・・・・・・」

 

おっとなのはが目を見開いているな、普段見せている態度と違うからな・・・まだ正体を明かすわけにはいかないんだよね。俺はバリアージャケットを解除をしてリンディさんの方を向いている。

 

「リンディさん、ジュエルシード事件についてあなたは何を知っていますか?私たちはあなた方に協力をしてもいいってことですよ。」

 

「・・・・わかりました。」

 

「母さん!!」

 

「クロノ・・こちらとしては助かる方です・・・・・」

 

こうして俺たちはリンディさんやクロノンという新たな仲間を得るのであった。

 

 




次回 なのは「次回予告!!私たちはリンディさんたちが協力をしてくれているおかげでジュエルシードを集めることが簡単になったの!!」

ユーノ「けれどフェイトは自身の魔力で残りの六つのジュエルシードを起動させる。だけどそれをリンディさんたちは彼女が疲労をしたところを狙うという。」

次回「最後の六つのジュエルシード!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最後の六つのジュエルシード!!

リンディ達と協力をすることとなり、雷児たちはジュエルシードを集めることが簡単になっていた。

 

雷児は封印ができないので、その様子を次元艦アースラの中で見ていた、だが彼はただ見ているだけじゃない。

 

この船はミッドチルダからやってきている船だ、なにかミッドチルダの歴史があると思い資料室へとやってきていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼はミッドチルダの歴史の中で闇の書という単語を見つける。その中でヴォルケンリッターという名前などがあり、この闇の書が自身が作りだした夜天の書であろうと感じていた。

 

(俺の後の奴らは・・・彼女たちを兵器として従わせていたのか・・・ふざけるな!!あいつらは・・・俺の大事な家族・・・兵器なんかじゃない・・・)

 

彼は資料を戻してから、資料室を出てアースラの食堂へとやってきた。

 

「ライ君!!」

 

なのはが彼を呼んでいた、手を振りなのはの近くへと行く。

 

「二人ともお疲れだな、だがジュエルシードは確実に集まっているからな・・・ふぅ・・・・」

 

「どうしたのですかライさん、ため息なんかついて。」

 

「少しだけ・・・な。」

 

彼は少し外に行ってくるといい、アースラの外へ転移魔法を使い海辺へとやってきた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は海鳴の海を見ながらシグナムたちのこと探そうと決意を固めていると、強大な魔力を探知した。

 

「この魔力は・・・・(リニスさん!!大至急来てもらえませんか!!)」

 

(わかりました、あなたの場所は特定をしたので転移魔法で来ますね?)

 

数分後、リニスが到着をして雷児も甲冑を装備をする。

 

「この魔力は・・・フェイト!?まさか魔力を放出させているのかしら!!」

 

「・・・・ララ!!」

 

『了解です!!』

 

彼は一気にフェイトがいる場所へと行くために背中のマントを翼へと変えて一気に飛びたつ。

 

一方でアースラでもフェイトがジュエルシードを暴走をさせるために魔力を放出をしているようだ。

 

「行かないと!!」

 

「駄目だ・・・・彼女の魔力がなくなってから攻めさせてもらう。」

 

「そんな・・・・・」

 

「残念だけどこれは命令よ・・・いいわね?」

 

すると一人の魔力が接近をしようとしていた、ジュエルシードが六つ現れて暴走をしている中、フェイトはフラフラの状態で構えているため魔力が整っていない。

 

彼女はバルディッシュを構えているが、フラフラの状態のため暴走をしたジュエルシードたちがフェイトに襲い掛かってきた。

 

その時!!

 

『ソニックカリバー』

 

エネルギーの刃が暴走をしたジュエルシードの龍の首を切断をする、彼女の隣にマントを翼に変えた男性がたっていた。

 

彼は加藤 雷児・・・かつて夜天の書を生み出したものが転生をした姿だ。彼は無言でフェイトの隣に立ち斧モードへと変えていた。

 

彼は素早く攻撃を回避をして次々に切断をしていく、そこに光弾が飛んできて彼は振り返るとなのはがいた、彼女はフェイトに自身の魔力を渡しておりフェイトの魔力は回復をした。

 

「おれが奴らを相手をする、お前らはジュエルシードを封印を頼むぜ?」

 

彼は空中に静止をして、魔法陣が現れる。

 

「雷よ・・・相手を貫く閃光をはなて!!サンダーボルトブレイカー!!」

 

斧に雷が吸収されてそれを電撃の如く放たれて竜の姿をしたジュエルシードたちに命中をしてジュエルシードが現れてなのはとフェイトが次々に封印をしていく。

 

彼はそのまま槍モードにして炎が纏っていく。

 

「炎・・・一突き!!」

 

炎の槍でジュエルシードの龍に突撃をして次々に貫通をしていき封印される。なのははフェイトと話をするために向かおうとしたとき、クロノが現れる。

 

「そこまでだ!!君たちを捕獲させてもらう!!」

 

クロノはフェイトに攻撃をして彼女からジュエルシードがこぼれてしまう、雷児はため息をつきながらその様子を見ていた。

 

だがそこにアルフが現れてクロノから六つのうち三つを奪い消えた、雷児は目を閉じる。

 

フェイトの魔力を感じてなのはに後は任せるといい彼はすぐに転移をして消えた。

 

「ちょライ君!?」

 

「あいつは・・・またか!!」

 

フェイトside

 

私はアルフによってジュエルシードは三つを手に入れることができた、それにしてもあの男の子はどうして・・あそこに・・・

 

「こんなところに住んでいたのか。」

 

「え!?」

 

私は驚いている、そこには先ほどの男の子が私のちかくにいたからだ、アルフは彼に飛びかかろうとしたが・・・

 

「無駄だ。」

 

「アルフ!!」

 

アルフの体にバインド魔法をかけていた、でもいつのまに・・・・

 

「悪いな、俺はそういうのが得意な方でね・・・さてフェイトだっけ?悪いが俺とリニスをお前の母親のところへと連れていってくれないか?」

 

「え?」

 

私は突然彼からの提案に驚いている、彼とリニスをつれていけという言葉にだ。すると彼は懐から何かを出していた。

 

「ジュエルシード・・・なぜ・・・・」

 

「あの時、クロノが持っていたのは偽物・・・本物はすでに俺が確保をしていたってわけだ。これでお前の母親のところへとつれていけいいな?」

 

「・・・わかった。」

 

「フェイト!!」

 

「アルフ、ライには考えがあるからこういっているのよ・・・・」

 

「リニスまで・・・・あいつはいったい何者なんだい・・・・」

 

「それはいずれ彼から話をするわ・・・今は何も聞かないであげて。」

 

「リニス・・・・・・・・・」

 

こうして彼はフェイト共に転移魔法で彼女の母親のところへと行くことができたのであった。

 

雷児side

 

さーてフェイトには悪いが・・・あのバカを一回は叩きのめさないと俺の気分がすぐれないからな・・・この子の母親を思う心を踏みにじろうとしている輩を・・俺は許すわけにはいかないのでな。

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ここが私の家・・・さぁ案内をするから・・・」

 

彼女の案内を受けて扉の前についた俺はセットアップをしていた。

 

「え?」

 

そしてその扉を蹴り飛ばして鎌を構えていた。

 

「何者かしら?」

 

「プレシア・テスタロッサ・・・・」

 

俺は斧を構えている、彼女は冷静に杖を構えている、フェイトはオロオロしていたが・・リニスが前に現れる。

 

「リニス!?」

 

「お久しぶりです、プレシア・・まだあんなことをしていたのですね・・・あの子を・・・・アリシアを蘇らせるために・・・・」

 

「そうよ・・・そんな人形じゃなくて・・・私のかわいいアリシアを復活をさせるために・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は黙っていたが、ララを握りしめて一気に接近をして振り下ろした。だが彼女は持っている杖で俺がふるっている攻撃をプロテクションで塞いでいた。

 

だがそんな防御など・・・

 

「ララ・・・カートリッジ」

 

『カートリッジ装填。』

 

「カートリッジ!?」

 

「はあああああああああああ!!トマホーククラッシュ!!」

 

威力が上がったトマホーククラッシュがプレシアが張ったプロテクションを破壊した、そのまま追撃をしようとしたが・・彼女が突然咳をしたが血を出したのだ。

 

「まさか・・・お前は・・・・」

 

「そうよ・・・私は病魔に襲われた・・・だからこそ・・・」

 

「・・・あんたの真意を調べさせてもらった。」

 

俺はララをしまいバリアージャケットの姿のまま話をする。

 

「フェイトもよく聞け。俺はかつて・・・家族を逃がすために自らの命を散らせている。」

 

「え?」

 

「・・・どういうことかしら?」

 

プレシアはその言葉に俺は一旦目を閉じてから言葉を言う。

 

「カラレス・ランズ・・・・この名前を聞いたことはあるか?」

 

「その名前は・・・・・・」

 

「俺は・・・カラレス・ランズ・・・かつての名前だ。」

 

「カラレス・・・ランズ・・・・」

 

フェイトは俺の名前に目を見開いていたが・・・さて俺はまずやることができたな。

 

「今からすることは本来だったら禁止をされていることをする、プレシア・テスタロッサ・・・貴様はそれでもフェイトを娘として見るか?まぁそれは怒るっているのはあの子だってそうだ。」

 

「「「あの子?」」」

 

三人が首をかしげているが、俺が見えているのは彼女がいるのだ。アリシア・テスタロッサで間違いないだろうな・・・

 

さてっと俺はアリシアが眠っている部屋へと到着をする。

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は彼女の状態を見ている、プレシアが死んだ状態から彼女の体を保存をしているというのを聞いており彼女の体は完全な状態だ、それに魂もそこにいる。

 

俺は両手に魔力を込めておりそれをアリシアのカプセルに向けて放つ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

強大な魔力をこの技は使うため、本来だったら禁止をされている魔法だ。右側にアリシアの魂、そして左の方にはアリシアの入っているカプセル。

 

俺はそれを一つにするために両手をクロスするために魔力を込めて。

 

「固定!!」

 

彼女の体が光っていき後は魂と体が融合をすれば蘇生は完了をするってわけだ、俺は膝をついて彼女の体が光が収まっていく。

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

全員がアリシアのカプセルを見ていた、俺は彼女のカプセルをオープンをしてお姫様抱っこをして彼女を地面に降ろしてあげた。

 

心臓は動いている、呼吸などをしているのを見て生き返ったのだなと思った。

 

「・・・・ん・・・・・・」

 

「アリシア?」

 

「・・・お母さん・・・正座。」

 

「え?」

 

「正座して今すぐに!!」

 

「は、はい・・・・・・・」

 

アリシアはすぐにプレシアに対して正座をさせた、本人曰くずっと見ていたこととなぜフェイトを自分の娘として見てくれなかったのかとかなどを怒っている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はその様子を見ながら、次にやることを決まった。まだプレシアのことがあるけど・・・俺はどうしようかな?

 

「さてジュエルシードを使う必要がなくなったはずだなプレシア・テスタロッサ。」

 

「えぇ・・・あなたのおかげでね。」

 

プレシアからジュエルシードをもらった俺は転移魔法を使いフェイト共にアースラの方へと帰ってきた。

 

「「え!?」」

 

俺がいきなり現れたので驚いているが、フェイトを連れてきたことに驚いていた。

 

「ほら。」

 

俺はフェイトが持っていたジュエルシードを渡す。これによりジュエルシードの事件が終わった。

 

俺はアリシアのことも紹介をすることを決意をしてなのはにはプレシアさんなどを紹介をすることにした。

 

なおリニスに関してだが、俺はついでにプレシアの体の病をシャマルが使う医療魔術を使い彼女の体の病を治したのはいいのだが・・・

 

「・・・どうしてこうなったのかしら?」

 

彼女の体が光りだしたら若返ってしまったようだ・・・現在俺が右手に持っているのはプレシアから取りだした病原体だ、とりあえずこれを浄化をすることにした。

 

こうしてジュエルシードをめぐる戦いは俺が終わらせてしまったという。だが・・その影で・・・動いていたみたいだ。




次回 雷児「ジュエルシード事件を解決をした俺は久々に図書館の方へと向かいはやてと再会をしたが・・・そこにいたのは・・・・」

雷児「次回「再会。」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再会。

雷児side

 

ジュエルシード事件は終わり数週間がたった、アースラメンバーたちはアースラをミッドチルダの方へと戻さないといけないことと報告がありミッドチルダの方へと向かったのであった。

 

俺は現在隣の家に引っ越してきたテスタロッサ一家の手伝いをしていた、もちろんなのはなども手伝ってくれている。

 

「・・・よいしょっと。」

 

俺は現在力魔法を使い重いものなどを軽々に運んでいる、あとは脚力にスピード魔法をかけており素早く移動をする。

 

「速いの・・・・・」

 

「うんライ・・すごい・・・」

 

「すごいねーーーーーー」

 

なのは、フェイト、アリシアが俺の行動に驚いているが、てか魔法を使えば楽じゃないか?

 

で現在俺ははやてと会うために図書館の方へと行く。

 

「お、いたいたおーいはやて。」

 

「ライ君やないか!!会えんかったから寂しかったで!!」

 

「すまんな、しばらくは暇になりそうだからこうして会いに来たってわけだ。」

 

俺たちは話などをしてると、見たことがある人物がこちらに向かっているな・・・あれ?ピンクの髪の毛をした人物がって・・・え!?

 

「主じゃなかった・・・はやて迎えに・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼女は俺の顔を見て一瞬だけ目を見開いた気がしたが・・・俺は気にせずに迎えが来たみたいだから帰ろうとしたが・・・・

 

「そうや!!ライ君今日はうちでご飯を食べていってくれないん?」

 

「ご飯を?・・・ちょっと待ってくれ。」

 

俺は電話で母さんに連絡をして今日は泊まっていくことを報告をすると許可を得たのではやてに言う。

 

「母さんから許可を得たからはやて家に案内を頼むよ。」

 

「わかったでシグナム。うちの車いすを押してな。」

 

「わかりました・・・・・」

 

(やはりシグナムだったか・・・だが彼女たちにしては何かがおかしい気が・・・まさか!!彼女が俺の夜天の書の主!?確かに彼女からは魔力を感じるが・・・)

 

俺ははやてについていき、彼女の家に到着をする。中から金髪の女性が出てきた。

 

(シャマル。)

 

「おかえりなさいはやてちゃんに・・・え!?」

 

「・・・どうも加藤 雷児です。はやてとは友達です。」

 

「えっと八神 シャマルです。」

 

それから俺はお邪魔しますといい中へ入ると、幼女の少女と狼の姿をした人物を見つける。

 

(ヴィータに・・・ザフィーラ・・・)

 

鉄槌の騎士ヴィータに盾の守護獣ザフィーラ・・・

 

「「!!」」

 

なんか二人も俺の姿を見て目を見開いている気がするが・・・まぁ気にしないでご飯を頂くことにした。

 

「それじゃあみんな手を合わせてな!!」

 

「「「「「いただきます!!」」」」」」

 

俺ははやてが作ってくれたご飯を食べておいしいと思った、シグナムやヴィータの様子を見て彼女たちが幸せそうに過ごしているなと感じた。

 

俺は魔法を使いパジャマなどを転移させてお風呂に入った後リビングで過ごしている、はやては眠くなってしまい部屋の方へとシャマルが連れていってくれた。

 

するとザフィーラが俺のところに来た。

 

「・・・すこしお話をしたいことがある。あとで家の屋根へと来てほしい。」

 

「・・・・・・わかった。」

 

おそらく俺が魔導士ということがばれている証拠だな、まぁ仕方がないだろうな、こいつらには魔力を探知をする力を持っている。

 

数分後俺は彼女たちが待っている屋根の上に行く、そこにはシグナムたちが待っていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

すると彼女たちは俺に膝をついていた。

 

「あの?」

 

「カラレスさま・・・会いたかったです。」

 

シグナムの放った一言に俺は驚いている、今彼女たちは何と言った?

 

「シグナム、今お前は俺のことを何て言った?」

 

「カラレスさまといいましたが?」

 

「なぁ・・・」

 

「ヴィータ・・・・・」

 

「お前は・・・本当にあのカラレスなんだな?あたしたちを生み出してくれた・・・カラレス・ランズなんだな?」

 

彼女は涙目になっており、俺は頭を撫でている。

 

「・・・あぁそうだよ、俺はカラレス・ランズ・・かつてお前たちを生み出した主で会っているさ。」

 

俺はそういうとヴィータが俺に抱き付いて泣いている、俺は彼女の頭を撫でる。

 

「しかしよく俺だと気づいたな、どこでわかった?」

 

「・・・あの時図書館で見たときにあなたが纏う魔力が私たちに似ていること・・・そして私の顔を見たときに見開いたことです。ザフィーラはにおいでわかってみたいですが・・・・」

 

彼女たちの方を見ると、涙を流していた・・・まずは俺は謝らないといけないことがあるな・・・

 

「すまなかった。」

 

「「「「え?」」」」

 

「お前たちを逃がすためとはいえ、俺はお前たちをあんなことにしてしまった・・・許されるわけはないだろうが・・・本当にすまなかった・・・・」

 

「・・・・主顔をあげてください、あなたは我々が利用されないためにあんなことをしたのは承知をしております・・・・」

 

「ザフィ・・・・・・」

 

「・・・それに謝らないといけないのは私たちです・・・・」

 

「シャマル・・・・・・」

 

「そうです、私たちはあなたの騎士なのに・・・先に逃げてしまったのは私たちです・・・」

 

「・・・・あたしたちはずっと後悔をしているんだぜ・・・あの日から・・・でもよ・・あたしたちはそれからずっとつらかった・・・ほかの奴らはあたしたちのことを兵器として扱って・・・誰も優しくしてくれなかった・・・・」

 

「つらかったわ・・・とても・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は目を閉じていた、彼女たちの苦労がわかるように・・・だがはやてという新たな主を得て彼女たちは笑顔を取り戻していた。

 

「なぁシグナム。」

 

「は!!」

 

「俺はもうお前たちの主じゃないのに、それでもお前たちは俺のことも主と認めているのか?」

 

「・・・確かに今は主はやてが闇の書・・・いいえ夜天の書の主です・・・ですが・・・」

 

「我々はあなたも主と認めております。あなたは初代主でもありますから・・・」

 

「ありがとうな、ザフィー・・・」

 

俺はそのあとなぜはやての足が不自由なのか調べるためにかつて作った夜天の書を調べるために見ていた。

 

「・・・なんだこれは・・・改造をされているだと!?」

 

おそらくはやてが足が不自由なのは夜天の書がきちんと機能をしてないことが原因だ・・・

 

「よし・・・やってみるか・・・シグナムにザフィーラ・・・俺はこの中に入る・・その間は無防備になるからはやてと一緒によろしく頼むよ?」

 

「わかりました。」

 

俺は目を閉じて夜天の書に集中をする。

 

雷児side終了

 

彼は夜天の書の中へと入ることに成功をして彼は進んでいた。バリアージャケットを纏い彼は黒い物体が何かが気になっていたが・・・彼女がいる場所へ向かうことにした。

 

そこには十字架があり、目を閉じている銀色の髪をした女性がいた。彼はその近くに着地をして彼女を見ている。

 

「・・・誰だ・・・こんなところまでやってきたの・・・は・・・・」

 

「・・・久しぶりだな・・・リリア。」

 

「・・・主・・・主なのですか!!」

 

彼女は彼の姿を見て涙を流している、彼は何かが彼女を覆うようにしている。

 

「なんだこれは・・・」

 

「ぬ・・主・・・これは・・・ナハトヴァールの仕業です・・・お願いです・・・私を殺して下さい!!」

 

「馬鹿を言うな!!くそ時間切れか!!リリア!!お前は・・・死なせない!!絶対にだ!!」

 

彼は黒いものに追い出されてしまい、リリアを救うことができなかった。

 

「・・・ランズさま・・・・私は・・・・・」

 

彼女は再び目を閉じる、まさかあえるとは思ってもなかった。

 

「は!!」

 

彼は目を開けた、、シャマルが近くにおり彼はすぐに立ちあがる。

 

「・・・・どうでした?」

 

「ひどいものだ、改造をされていたよ・・・お前たちのプログラム自体にもバグが発生をしているほどだ・・・」

 

彼は持っていた夜天の書を閉じる、だが問題は蒐集をしていないことに気づいていた。

 

(そうか・・・はやて自身が望んでいないからな・・・だからこそ彼女たちは・・・)

 

彼はそう思い、お邪魔しましたと家を出るのであった。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は誰かがこちらについてきているのを感じている、すぐに立ち止まりララをセットアップをして鎌モードにして彼は構えている。

 

「何者だ?」

 

「・・・八神 はやてに近づくな・・・・」

 

仮面の男は彼を睨んでおり、彼は一体何者なんだと思い構えていると、仮面の男は蹴りを入れてきた。

 

「プロテクトシールド」

 

発生させたプロテクトシールドで仮面の男が放つ蹴りをガードをしてモードを剣モードへと変えて接近をする。

 

「でああああああああああああああ!!」

 

斬撃刃を飛ばして仮面の男が放ち吹き飛ばす、威力は抑えているためダメージを与えるぐらいに攻撃をした。

 

「ん・・・・・・!!」

 

上空から光弾が飛んできて彼はカートリッジを装填してシュランゲフォルムへと変えて蛇腹剣となったソードモードで光弾をはじかせる。

 

「はなて!!剣の乱舞!!」

 

辺りを振り回すようにして剣に魔力を込めて相手を包囲をして刃が次々に襲い掛かる。

 

「なんだこの技は!!どあああああああああああ!!」

 

仮面の男を吹き飛ばした後に、その場所へと向かうが・・・すでに敵は撤退をしていた。

 

『あたりに魔力反応はありません、マスター奴らは一体・・・』

 

「八神 はやてには近づくなってことは・・奴らが見張っていたのははやてってことか・・・まさか・・・奴らの目的は夜天の書を破壊するのが目的なのか!!それとも・・・一体何を・・・・・」

 

彼は考えているが・・・今は何も考えが浮かんでこない。

 

そして季節は冬へと向かうのであった。




次回 雷児「ヴォルケンリッターたちと再会をして三か月がたち、時期は冬となった。ある日はやてが倒れてしまう、その理由がまさか夜天の書が原因だとはな・・・・」

シグナム「私たちは主はやてを失いたくないために蒐集をする決意を固めるが・・・そこに現れたのはカラレスさまだった・・・」

ヴィータ「あたしたちはカラレスと戦うのはできない・・・あたしたちにとってもう一人の大事なやつを・・・」

ザフィーラ「だが彼が言った言葉に我々は目を見開いてしまう。」

シャマル「次回「雷児の決断。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児の決断!!

雷児side

 

シグナムたちと再会をして三か月ぐらいたち冬になった、俺は結界を張り様子を見ているのはなのはとフェイトの戦いだ。

 

さらにはアリシアも参戦をしており三人が模擬戦をしている、俺はララを鎌モードにして彼女たちの動きなどを見ている。

 

なのはの動きも最初に比べたら動けるようになり、俺と模擬戦をするようにもなっている、フェイトは元々リニスから教わっていたこともあり動きなどがさらに上がっており俺も模擬戦をする時はカートリッジは使わないがランサーモードなどにして相手をしている。

 

アリシアはまだまだ動きなどがほかの2人に比べたら甘いのでリニスやプレシアなどが教えている状態だ。

 

で現在はなのはとフェイトが模擬戦をしており、フェイトのフォトンランサーファランクスをなのはがプロテクションを使いガードをしてスターライトブレイカーを放っている。

 

お互いに激突をしており、俺は彼女たちの様子を見ながら自身の魔力を光弾にして缶をにぶつけており高速でカンカンカンとぶつけており何百回となっていたのか缶がヘニャッとなっており缶が使えなくなってしまったな・・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『マスターやり過ぎです。』

 

「ですな。」

 

俺は結界を解除をして四人と別れてはやての家へと行く、インターホンを押してはいるとシャマルが出てきた。

 

「いらっしゃい、ランくん!!」

 

「シャマル、今の俺は雷児という名前があるのだが・・・・」

 

「ふふふ私にとってはランくんと呼んでいた時が懐かしいのよ。」

 

シャマルの案内を受けて中へ入るとはやてが迎えてくれた。

 

「いらっしゃいライ君!!ゆっくりしていってな!!」

 

俺は中へ入り木刀を振っているシグナムの様子を見る、そういえば昔からあいつは木刀などでレヴァンテインを使って振っていたのを思い出すよ。

 

「カラレスーーー」

 

ヴィータは俺の姿を見つけると抱き付いてきた、この前からそうだったが・・・こいつが一番俺に甘えてきているじゃないかな?次はリリアだし。

 

ザフィーは狼姿のままだし、俺的には男友達がほしくてザフィーを作ったんだけどなんかごめんなザフィー・・・

 

(いいえ主、私は気にしておりませんので・・・・)

 

な、こいつ直接頭の中から・・・ん?

 

「はやてちゃん!!しっかりして!!」

 

シャマルの声が聞こえてきた、はやてが倒れたみたいだな・・・俺は急いで119番を呼び救急車で彼女が運ばれていくのを一緒に行くことになった。

 

彼女の担当医師石田先生と出会う。原因はわかっている・・・こいつだな。俺は改造された夜天の書を見ている、そういえば書いてあったなページがそろったとき現れる管理人格と・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

シグナムたちの様子を見ている、彼女たちのあの目は何かを決意をした目だな・・・なら俺がすることは一つだ。

 

雷児side終了

 

シグナムside

 

主はやてが倒れてしまった、原因は夜天の書を蒐集を行っていないからだ。主はやては力がいらずに私たちがいてくれればいいと言ってくださった。

 

本当に彼女はカラレスさまに似ている・・・だがこのままじゃ・・ほかの三人も私と同じようだ・・・ならやるなら夜だ!!

 

夜となり、私たちは転移をしようとしたとき・・・

 

「待ちな。」

 

「「「「!!」」」」

 

私たちは構えているが・・・その姿に武器を収める。

 

「か・・カラレス・・・なんでここが・・・」

 

そういたのは私たちを生み出してくださった方、カラレス・ランズその人が私たちの前にいた。

 

「お前たちのことだ、はやてが倒れたときに何かを決意をした目をしていたのを俺は見逃してなかったからな・・・はやての約束とやらを破ってしまうのかお前たちは・・・」

 

「・・・・・・カラレス・・・あんたでもあたしたちをとめるというなら!!」

 

「ヴィータちゃん!!」

 

「あたしは・・・はやてを失いたくない!!あたしは・・・カラレスが死んだときに何もできなかった・・・だから・・・あたしは!!」

 

「俺を収集しろ。」

 

「な!!」

 

「え!?」

 

「!!」

 

「・・・・・・・・」

 

私たちは驚いている、カラレスさまは自身のリンカ―コアを出していた。

 

「ランくん!!あなた・・その意味がどういうことかわかっているの!!」

 

「しばらくは魔法が使えないのは承知の上だ・・・お前たちがはやてを失いたくないように俺も・・彼女を失いたくないからだ。」

 

「主・・・・・・・」

 

「シャマル・・・・」

 

「・・・わかったわ、もし何かあったら言ってちょうだい?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は振り返り、シャマルは旅の鏡を使用をしてカラレスさまのリンカ―コアの蒐集を始める。

 

夜天の書が光りだしていき、彼の魔力が収集されていくようだ。

 

「・・・・・・・・・・・もう無理・・・私にはこれ以上・・・ランくんからとるのは嫌よ・・・・」

 

シャマルは涙を流している、私たちも涙を流していた。カラレスさまは膝をついていた。

 

「ぜぇ・・・ぜぇ・・・・しゃ・・シャマル・・・ページはどれくらいとれた?」

 

「・・・・200ページは行きました。」

 

「・・・そうか、俺の魔力だけで200ページか・・・だがシャマルなぜ全部取らなかった?お前だったらできるはずだろ?」

 

「・・・・できません、私にはランくんが苦しむ姿を見たくありません・・・」

 

「そうだよ!!カラレスが苦しむなんてごめんだ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

それは私も一緒だ、だがこれ以上に集まる方法があるのか考えないといけないな・・・・

 

「いずれにしてもはやてを助けるには蒐集をする必要があるな・・・異世界なら問題なくそういうのがあるはずだ・・・お前たちは異世界で集めたほうがいいぞ?それと俺と約束をするんだ。はやてが心配させることだけはするな・・・いいな?」

 

「「「「御意!!」」」」

 

私たちはその思いにこたえるために異世界へ飛ぶ。

 

雷児side

 

やはり魔力を蒐集されているからか魔力が少ない感じだな・・・だがシャマルが残しておいてくれたのか・・・俺は自然の力を借りて魔力を回復させていく。

 

(やはり自然回復能力が起動をしているとはな・・・神さまありがとうな・・・)

 

俺はその場所を後にして家の方へと戻っていく、自然回復させた俺はゆっくりと家の方へと歩いていく。

 

だが数日後・・・なのはたちが戦うことになるなんて俺はおもってもなかった。




次回 なのは「私は突然結界に覆われてしまい、そこに現れた謎の女の子に襲われてしまうの・・・その子の力に私もレイジングハートもボロボロになってしまったとき、フェイトちゃんたちが駆けつける。」

雷児「一方で俺は結界が張られておりユーノからの連絡を受けて急いで向かう。」

フェイト「次回「襲われたなのは」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

捕らわれたなのは

現在雷児は布団で寝転がっていた、昨日蒐集されてから自然回復能力を発動させて魔力を回復させているが、念のために眠っていたのを先ほど目を覚ました。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

学校へと行き、フェイトとアリシアが転校をしてきたこともあり、質問攻めされていた、アリシアは恥ずかしがらずに答えているが、フェイトは逆におどおどしながら困っていた。

 

(クローンとはいえ、やはりアリシアとフェイトは違う性格になるんだな・・・)

 

雷児はそう思いながらフェイトとアリシアの様子を見ながらアリサが取り締まっていた。

 

(そういえば、すずかからたまーに感じるこの妙な力はなんだろうか・・・彼女から別の力を感じることがある・・・俺たちが感じる魔力とは別の力を・・・・)

 

「ライ君?」

 

「何でもないさ・・・・(気のせいだと思いたいが・・・・)」

 

学校が終わり、雷児はいつも通りに家の方へと戻り魔力を集中をしている。

 

『マスター限界です、そろそろ終了しましょう。』

 

「わかった・・・・・ふぅ・・・やはり若返っているせいで昔は楽にできた魔力集中がこんなに難しくなっているとはな・・・・」

 

彼がやっているのはかつて自身がやっていた魔力集中をさせることでより強い魔法などを使うことが可能な状態だ。

 

だがこの状態は自身の体にダメージを受けてしまうが、より強力な魔法などがチャージせずに放つことが可能となっている。

 

「なれても数分が限界か・・・・」

 

雷児はララを持ちながら、何かを力を感じた。

 

「この力は・・・ヴィータ?だが相手は・・・なのはだと!?」

 

彼は急いでセットアップをして彼女の元へと急ぐのであった。

 

なのはside

 

「ぐ!!」

 

私は突然結界が張られて襲い掛かってきた女の子と戦っていた、いきなり襲われたので彼女が放つ攻撃をかわしている。

 

彼女が持っている武器・・・どこかで見たことがあるような・・・私はディバインシュートを放ち彼女を吹き飛ばす。

 

「・・・てめぇ!!よくも帽子を!!アイゼン!!」

 

彼女が持っている武器が大きくなり私はプロテクションで彼女が放つ攻撃を受け止めようとした。

 

「そんなバリアーなんざ!!あたしのアイゼンで塞げると思うかああああああああああああああ!!」

 

「きゃああああああああああああああああああ!!」

 

私は吹き飛ばされてしまい、レイジングハートなどがボロボロになっている。

 

「れ・・・レイジングハート・・・・・」

 

「これで・・・終わりだああああああああああああああ!!」

 

私は攻撃が来ると思い、目を閉じてしまう。がきん!!

 

「!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ライ・・・くん?」

 

私の目の前で素手で・・・素手!?なんでライ君素手で受け止めているの!?

 

「無事か・・・なのは・・・・」

 

「え・・あ・・うん・・・・」

 

「ここは俺にまかせろ・・・いいな?」

 

なんかいつもと雰囲気が違う気がする・・・彼は目をいったん閉じている。

 

なのはside終了

 

「ぐ!!」

 

ヴィータはアイゼンを彼から離すと、彼はヴィータの方を睨んでいた。彼女はびくっとなっている。

 

彼がこの状態は切れている状態だからだ、彼にとってもなぜヴィータがここにいることや、なのはを襲ったことが気になるが・・彼女たちと知り合いであることは今はばれるわけにはいかないため、彼はララを斧モードにして彼女に突撃をする。

 

「速い!!」

 

雷児は背中のマントを翼のようにして飛び、ヴィータが放つアイゼンを回避をしている。

 

彼は斧をコピー魔法で増やして構える。

 

「ダブルトマホークブーメラン!!」

 

放たれたトマホークが投げられるがヴィータはアイゼンでコピーをしたトマホークをはじかせるが、彼は接近をして背中のマントを切り刻むようにしてヴィータに攻撃をする。

 

「が!!」

 

ヴィータは吹き飛ばされて、彼は一気に接近をしようとしたが・・・何かが飛んできて彼は回避を選択をする。

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は上の方を見るとシグナムとザフィーラがいた、二人はまずいという顔をしているが彼は気にせずにヴィータを見ている。

 

(おそらく原因はヴィータかな、焦ってなのはを襲ったのか・・・ん?この魔力はフェイトにアルフ、アリシアにユーノか・・・・)

 

「ライ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は振り返らずになのはのほうへと手をやり、ユーノが向かうことになった。彼は斧モードを伸ばしてロングモードへと変えて接近をしていく。

 

シグナムは迎撃をするために彼にレヴァンテインを振るが、彼はマントを使い彼女が放った斬撃を受け止めると、彼女を拘束してそのまま投げ飛ばす。

 

ザフィーラがシグナムを受け止めて、ヴィータがアイゼンを巨大化させて一気に彼に振り下ろす。

 

(あのアイゼンをわざとくらって吹き飛ばされたふりをするか・・・・)

 

彼はグラーフアイゼンをくらいそのまま地面の方へと叩きこまれて落ちていく。

 

「え?」

 

ヴィータは雷児が地面に叩き疲れるのを見て目を見開いている中、シグナムはフェイトと交戦をしており、カートリッジを使い紫電一閃を放ちフェイトのバルディッシュを真っ二つにした。

 

「きゃあああああああああああ!!」

 

「フェイトちゃん!!」

 

『ま・・・マスター・・・・すたー・・・ライトブレイカーを・・・・」

 

「でも!!レイジングハート・・・あなたが!!」

 

『このまま・・・では・・・・ほかの・・・みなさんが・・・・』

 

「・・・レイジングハート・・・わかった!!」

 

なのはは決意をしてスターライトブレイカーを放とうとする。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児はその様子を見ている、おそらくシャマルがどこかで見ているなら彼女があの技を使うだろう・・・・

 

「あが!!」

 

「なのはあああああああああああああああ!!」

 

彼女のリンカ―コアに手が発生をして蒐集をしている、彼女はそのままでレイジングハートを構えている。

 

「すたー・・らいとーブレイカーーーーー!!」

 

『スターライトブレイカー』

 

なのはが放った一撃は結界を破壊をして、彼女たちは撤退をした。雷児は動いてなのはのところへと行き、彼女をキャッチをする。

 

「ライ・・・・・」

 

「・・・・・大丈夫だ、なのはは気絶をしているだけだ・・・」

 

雷児は彼女の頭を撫でながら、エイミィの通信を得る。

 

『皆!!今転送をするからね!!』

 

「あぁ頼む、フェイトもなのはたちもボロボロになっている・・・・」

 

雷児たちはアースラに転送されてなのはは急いで病室へと運ばれていく、雷児は手を組んでヴィータたちがなぜなのはを襲ったのかを考えている。

 

(まさか・・・はやての病状が悪化をしているのか?それでヴィータは焦ってしまいなのはを襲ったことになる。いずれにしても管理局が動いている以上・・・俺も彼女たちとの接触は控えたほうがいいな・・・あいつらをまるで見張っているかのようにサーチャーなどがあったからな・・・そして襲ってきた謎の仮面の男たち・・・)

 

雷児は考えているとフェイトが声をかけてきた。

 

「ライ大丈夫?」

 

「・・・あぁ、俺はな・・・だがお前やアリシアのデバイスがな・・・・」

 

「・・・うん、バルディッシュやフォーチュンドロップ・・・レイジングハートはダメージを受けちゃって・・・」

 

(おそらくバルディッシュとレイジングハートはカートリッジ装填したアイゼンとレヴァンテインの一撃でやられたのだろう・・・あれは通常のデバイスでは歯が立たないからな・・・作ったのは俺だけどな・・・・)

 

雷児は苦笑いをして、ヴィータたちの協力にしたことを後悔をしている、いずれにしても現在なのはのリンカ―コアは弱まっており魔法などはしばらく使用不可能となっている。

 

それはアリシアやフェイトも同じだろうなと彼は思う、やがてクロノも合流をしてアルフが気になっていたことを言う。

 

「そういえば、あいつらが使っていたの雷児がいつも使っているのと似てないか?」

 

「確かに・・・あの魔法陣は雷児が使っているのと一緒だ。」

 

「・・・あれはベルカ式と呼ばれるものだ。」

 

「「「ベルカ式?」」」

 

「そう、ベルカ式は主に対人戦闘向けの魔法などが使用可能だ。俺の魔法はどっちかというとベルカ式だな。」

 

雷児は説明をして、クロノが今回なのはたちを襲ってきたのがヴォルケンリッターと呼ばれるものだということの説明をしている。

 

数時間後 なのはが目を覚ましたと連絡が来てフェイトとアリシアは向かっていく中雷児はこれからのことを考えながら彼女たちのところへと向かうのであった。




次回 雷児は外で突然として仮面の男たちに襲撃を受ける、その理由は!!

次回「雷児に襲撃!!仮面の男たちの行動。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児に襲撃!!仮面の男たちの理由。

雷児side

 

ヴィータたちがなのはを襲撃をしてから数日がたち、なのははリンカ―コアが蒐集されてしまい魔法の使用ができなくなってしまう。

 

俺は歩きながら考えている、ヴィータたちははやてのことを考えて襲撃をしたのだろうな、俺からページは200ページぐらいあったな。

 

おそらくなのはを襲ったことでページは増えているはずだ、しばらくは別世界で集めると思うが・・・・ん?

 

「これは・・・結界?」

 

『ですね・・・だがどうして?』

 

俺はバリアージャケットを纏いララを銃モードに構えて辺りを見ている。

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

突然光弾が放たれて俺は回避をしてララを構えて放つが・・当たらない。

 

「当たっていない?」

 

俺は銃モードにしたララを構えて突撃をする、モードを剣モードにして現れた仮面の男に攻撃をする。

 

「悪いが・・・・貴様を倒させてもらうぞ。」

 

仮面の男は彼に突撃をして蹴りを入れてくる、雷児はプロテクトシールドを出して仮面の男が放つ攻撃をガードをする。

 

「仕方がない、ブラッディダガー!!」

 

彼は左手を前に出すとナイフが連続して放たれて攻撃をする。

 

「貴様・・・なぜ闇の書の魔法を使える!?」

 

「お前たちがはやてを見張っていることはわかっていた、目的は闇の書を何かをするつもりだな。」

 

「!!」

 

「それと・・・・・ララ!!カートリッジ!!」

 

『了解!!』

 

俺は剣モードにして鞭剣状態にしたララを放ちもう一人を捕まえる。

 

「なに!!」

 

「もうちょっと気配を消した方がよかったぜ?」

 

「おのれ!!」

 

もう一人の仮面の男はこちらに光弾を飛ばしてきた、俺はかつてシグナムに教えた技を使うことを決意をする。

 

「やむを得まい・・・・ララ!!」

 

『カートリッジ』

 

がしゃんと音が鳴ったので、俺はかまえる。

 

「陣風!!」

 

俺は刀身から衝撃波を出して敵が放った光弾を衝撃波で塞いで、そのまま同じく接近をする。

 

「電撃よ・・・相手を切り裂く剣となれ!!雷光一閃!!はあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

「「な!!」」

 

俺が放った雷光一閃が二人に命中をして電撃が彼らを襲う、仮面の男たちの姿が変わり出てきたのは女性だった。それも美人な二人が・・・・

 

「女の人?いや・・・この感じは使い魔!?」

 

俺が感じたのはリニスさんと同じような使い魔と感じた、だが彼女たちはいったい・・・

 

「く・・・あんたは一体何者なんだい!!」

 

「何ものって・・・ただの魔導士ですが?」

 

「何言っているのよ!!私たち二人相手に余裕で勝った人物が何を言っているのよ!!」

 

そりゃーこれでも前世で戦ったりしていましたからね。コンビーネーション的にはいいと思いましたけどね?

 

さて俺はどうするかな?この二人には効きたいことがあるしね。さーて・・・俺は久々にこの技を使うとしようかな?

 

「な・・何をする気だ!!」

 

「いやなんもしませんよ?催眠。」

 

「「あ・・・・・・・・」」

 

さて二人の様子をうかがっている。成功をしたみたいだな。

 

「さてお前たちが八神 はやてを見張っている理由を聞かせてもらおうか?」

 

「・・・すべては闇の書を封印をするため・・・・・」

 

「お父様が望んだことを・・・私たちが果たすために・・・・」

 

お父様?つまりこいつらのご主人ってことか・・・果たす?一体何をだ・・・・

 

「何を果たす気だ。お前たちの父親は。」

 

「・・・闇の書を封印をするため・・・」

 

「11年前に救えなかった友の敵・・・・」

 

11年前・・・こいつらのお父様というやつは、その時に夜天の書が覚醒をした際に友人である友を撃ったことになる。

 

その原因がわからない以上は彼女たちから取るのは難しいな・・・それにしても闇の書を封印か・・・まさか・・・

 

「はやてを闇の書ごと封印をするってことなのか・・・・とりあえず・・・・」

 

俺は彼女たちを縄でグルグル巻きにして催眠を解くために手を叩いた。

 

「「は!!」」

 

「ちょ!!アリア!!」

 

「動かないでロッテ!!」

 

二人は動けないのでどうするかなと思いながらも俺は歩きだして去るのであった。さて一方で学校での俺は普通に授業を受けているが、新たな魔法の技を考えていた。

 

なのはのあのスターライトブレイカーを見ていたが、ラグナロクと同じように感じているためディバインシューターを銃モードで放つようにしようと、魔法式を考えている。

 

だがその考えは一つの音で終わる。

 

「うが!!」

 

突然頭に痛みが走り前を見ると、アリサがハリセンをもって俺の頭を叩いたみたいだ。

 

「さ・・さすがツッコミのアリサだな。褒めてやろう。」

 

「なにがツッコミのアリサよ!!あんたぼーっとしてなのはみたいに何が考えているのよ!!」

 

「いや別に何も考えてないけどな、俺がボーっとするのはたまにじゃないか、なのはみたいにいっつもしているわけじゃない。」

 

「ええええええええええ!!ライ君なんで私なの!!」

 

なのはが何かを叫んでいたが、俺はスルーをしてこれからのことを考えている。奴らの目的が闇の書こと夜天の書ということは・・・嫌な予感しかしないな・・・

 

そういえばリンディさんが言っていたな、レイジングハートたちにカートリッジを装着をさせると。

 

(ララは問題ないように俺が作ったものだ・・・だがレイジングハートたちはいいとしてそれを使うなのはたちが心配だな・・・カートリッジシステムは強力な分自身の体にダメージを負ってしまうほどだ。)

 

俺の心配はそこだ、クロノからの連絡で一週間に完成をするという連絡だ。だが問題はあの使い魔の二人だ。

 

二人は俺のことを見張っているとみた。クロノたちに闇の書のことを言ったのもな・・・

 

いずれにしてもなんとかしないといけないな、たとえ俺の正体がばれたとしてもだ。




次回 レイジングハートたちが治り。なのはたちは喜んでいる中。クロノたちはヴィータたちを囲んでいる。

「・・・・・・・・・・・・」

その様子を雷児は見ていた。そして

「レイジングハート・エクセリオン!!」

「バルディッシュ・アサルト!!」

「フォーチュンドロップ・ゼロクレム!!」

「「「セットアップ!!」」」

新たにパワーアップをしたデバイスと共に彼女たちは再び空を舞う。

次回「復活の新たなバリアージャケット」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのはたちの新たな姿!!パワーアップ!!

雷児side

 

「ねぇライ。」

 

「どうしたアリシア。」

 

突然アリシアが俺の前に来て、疑問を思ったことを確認をしようとしている顔をしている。

 

いったい俺がアリシアに何をしたって言うんだ。

 

「あの時。私を生き返らせるときに使ったあの魔法は?」

 

「・・・ふーむ。」

 

現在 なのは、フェイト、アリシアは俺の家へと遊びに来ている、アリサとすずかは用事があるってことなので家には来ていない。

 

「そういえば私もそのことで気になっていたんだ。ライ教えて。」

 

「私も知りたいの!!」

 

ふーむ、まぁ彼女たちなら話さないからいいかもしれないか。

 

「じゃあ説明をするよ、あれは俺独自の魔法さ。今回は体と魂があったからできる魔法でね、本来だったらできない魔法だ。まず体は全部無事だったからね・・・魂さえあればよかったのさ、それを固定させて今のアリシアがいるってわけよ。合成魔法と思えばいいよ。」

 

「「「なるほど・・・・・」」」

 

俺は説明をすると、ララに連絡が入ってきた。

 

「はいこちら雷児です。」

 

『雷児君、エイミィです・・・実はクロノ君たちがヴォルケンリッターたちを結界に閉じ込めたけど・・・・なのはちゃんたちは急いでアースラにデバイスたちを取りに来て!!』

 

「了解した、俺は現場の方へ急行をします。」

 

なのはたちは転移魔法が用意されてその場所へと行き、俺は現場の方へと騎士甲冑を纏っている。

 

「バトルウイング!!」

 

俺は展開をしてマントを翼上に変えて飛行をする、結界が見えてきたので俺は突入をする。

 

その中ではヴィータとザフィーラたちにやられたのか倒れている人たちがいる、どうやら手加減をしているみたいだな。

 

「クロノン!!」

 

「誰がクロノンじゃ!!まぁいいか、なのはたちは取りに行ったことだな?」

 

「そういうことだ、クロノン。お前さんはおそらく別の仲間がいることはわかっているんだろ?ここは俺が引きうける。」

 

「雷児・・・すまん!!」

 

彼は結界の外へ出たのを確認をして、俺は転移魔法を使い倒れている人物たちをアースラへ転送をする。誰もいなくなったことを確認をするとザフィーラたちの方を向いている。

 

「さて・・・ヴィータにザフィーラ・・・かかってこい!!」

 

「「!!」」

 

二人は構えているが、攻撃をしてこない・・・やはり俺に対して攻撃はできない感じだな・・・・俺は念話で話をする。

 

(今は攻撃をしろ、彼らに俺とお前たちが繋がっていると思われるわけにはいかないってことだ。だから今は攻撃をしろ?いいな。)

 

俺は念話を切ると、ヴィータは戸惑っているがザフィーラはわかってくれたのか攻撃をしてきた。

 

『プロテクトシールド』

 

俺はプロテクトシールドを発動させるが・・・ザフィーラの重い一撃はアルフが放った一撃よりも強い・・・

 

俺はいったん下がり武器を変える、ハンマーモードにしてザフィーラの拳とぶつかることにした。

 

「「でああああああああああああああ!!」」

 

お互いの一撃が武器と拳に命中をするが・・・俺はやはり子どもの姿のため力ではザフィーラに負けてしまうがスピードなら!!

 

「ララ!!モードチェンジ スピードタイプ!!」

 

『了解です!!』

 

「はあああああああああああああああああ!!」

 

俺はザフィーラが放ってきた拳を素早さで回避をする。

 

「!!」

 

「はあああああああああああああ!!」

 

俺は騎士甲冑のモードをスピードタイプへと変化をしている、この姿は防御を捨てているがその代わりにスピードが上がっており一気に攻める際に使っていた形態だ。俺はソードモードへと変えた斬撃でザフィーラへ攻撃をするが横から攻撃が来たので俺は停止をして回避をする。

 

「シグナムか・・・・・・・・」

 

俺はソードモードにしたララを構えていると上空から光が見えてきた。

 

「レイジングハート エクセリオン!!」

 

「バルディッシュ アサルト!!」

 

「フォーチュンドロップ ゼロクレム!!」

 

「「「セットアップ!!」」」

 

3人が到着をしたみたいだな、新たなバリアージャケットとなっており、俺はクロノンを追いかけることにした。

 

「3人ともここは任せる。」

 

「ライ君は?」

 

「クロノンを追いかける!!」

 

俺は結界の外を出てシャマルがいる場所を探知をする、どうやら別の反応でクロノンがいるが、苦戦をしているみたいだな。

 

よーし俺は新たな必殺技を考えていたので実行をしようそうしよう。

 

雷児side終了

 

そのクロノは仮面の男に蹴りを入れられて吹き飛ばされており、シャマルは闇の書を使えといわれていたところだ。

 

「でもそんなことに使えばページが!!」

 

「ページなどすぐに集まる、急がないと仲間が危ないぞ?」

 

(確かに彼の言う通りだわ・・・でも使ったら・・・・)

 

「ヒッサツ!!」

 

「え?」

 

「なに!?」

 

「流星きいいいいいいいいいいいいっく!!」

 

「どあ!!」

 

突然蹴りが繰り出されて仮面の男が吹き飛ばされる、着地をしたのは雷児だった。

 

「いやーまさか流星キックが命中をするとはおもってもなかったわ、クロノン大丈夫かい?」

 

「・・・大丈夫に見えるかい?」

 

彼は壁にめり込んでおり、シャマルには念話で応答をする。

 

(シャマル、結界は俺が解除をしている。シグナムたちに連絡をしてすぐに撤退をしろ、いいな?)

 

(わ・・わかったわラン君!!)

 

シャマルは彼の意見を聞いて、彼がひそかに結界解除の魔法を使っているため結界が消されてシグナムたちも撤退をする。

 

「クロノン大丈夫か?」

 

「あ・・あぁ・・・いたたたた・・・・」

 

「おいおい仮面の男にやられたみたいだな、不意打ちのように。」

 

彼はクロノが受けた傷を治療魔法を使い彼の傷を治していく、なのはたちは新たなバリアージャケットを纏い合流をする。

 

「ほーう、それが新たな姿なわけね。」

 

彼は感心をしている、カートリッジシステムが搭載されているのを久々に見たからだ、雷児自身も作ったことがあり、彼が現在使っているのは自身が前に使っていたのを改良をしたものを使用をしている。

 

なのはたちが新たなレイジングハートたちを受け取ってから数日後、フェイトとアリシアのリンカ―コアがとられた。

 

砂漠での任務中シグナムと戦っている時に仮面の男たちが現れて二人を襲撃、駆けつけたなのはがそう言ったそうだ。

 

そのころ雷児は?

 

「・・・・・・・・・・・」

 

現在 闇の書のなかにはいっておりそこでプログラムの調整を急いでいた。

 

「・・・主・・・・・」

 

「気にするなって、さて今日はここまでだな。悪いなリリア・・・お前のことも必ず救ってやるさ・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

彼が本から戻ってきたのを確認をしてシグナムたちはお茶などを渡してくれた。

 

「ありがとうシャマル、ん・・・変わった味をするな・・・」

 

彼は飲みながらそう思い、夜天の書を机の上に置いた。

 

「どうでしたか?」

 

「あぁページがだいぶ集まっているからな、なんとか修復を急がしているが・・・なにせ改竄されているプログラムをもう一度作り直しているからな・・・いずれ・・・にして・・も・・・・・」

 

突然雷児がばたんと倒れてしまう。

 

「ライ君!!どうしたんや!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

シャマルは無言で彼の頭に手を乗せる。

 

「熱が高い!?」

 

「「「!!」」」

 

そう雷児は最近無理をしていたのだ、はやてを救うためにひっそりと彼女たちのところへとやってきて夜天の書を治すために必死になっていたのだ。

 

そのため彼自身体の疲れを忘れており、今回ので完全にノックダウンをしてしまった。

 

担当医師である石田先生も驚くほどであり入院をすることとなった。

 

「ごめんな・・・ライ君、うちのために。」

 

「・・・・気にするなって・・・・元の原因は俺だからな・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「シグナム。はやてのことを頼む・・・・」

 

「わかりました。」

 

彼女たちは家の方へと戻っていき雷児もベッドに眠ることにした。




次回 雷児「入院をしてしまった俺を見舞うためにやってきたはやてたち、だがそこにバットタイミングでなのはたちが来てしまい、はやてが夜天の書の主だと知られてしまう。俺はある決意を固める。」

雷児「次回「雷児の秘密、そして・・・」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児の決断 そして・・・・

雷児side

 

俺は現在病室にて入院をしていた、夜天の書を治すために無理をしてしまい体を壊してしまったようだ。そのため現在は病室で大人しくしている。

 

「・・・・・退屈だな・・・・」

 

俺は病室で暇になっており、昔のように夜天の書でも作ろうかと考えていると、病室に誰かがこんこんと叩いている。

 

「この魔力は・・・シグナムたちだな?入ってきてくれ。」

 

俺が言うと、扉が開いてシグナムたちが入ってきた。はやても一緒のようだ。

 

「ライ君大丈夫かいな?」

 

「あぁ問題ないさ、とりあえずサンキューな。」

 

俺はお見舞い品としてもらったものを飾ってもらっており、いろんな話をしている。

 

なのはside

 

ライ君が入院をしたと聞いた私たちは今現在ライ君が入院をしている病室のところへとやってきている。

 

「ここにあいつが入院をしているのね?」

 

アリサちゃんとすずかちゃんも一緒なの・・まぁ魔法とか使っていないから大丈夫だと思うなの。フェイトちゃんとアリシアちゃんもコアをとられているけど、なんとか魔法が使えるぐらいには回復をしている。

 

私たちは扉のドアを叩く。

 

『誰だい?』

 

「ライ君、お見舞いに来たの!!」

 

私たちはドアを開けると、そこにいたのは・・・車いすに乗っている女の子とヴィータちゃん達がいたからだ。

 

「え?」

 

「!!」

 

「・・・まてヴィータ!!」

 

ライ君がヴィータちゃんを止めている、でもどうしてライ君が・・・・・私たちは思っているとライ君から念話が届いた。

 

(訳は後で話す、今ははやてとアリサたちには知られたくないからな・・・あとで病院の屋上に来てくれ。)

 

ライ君から念話を受け取った私たちは、アリサちゃんたちが帰るといったので、私たちはあともう少し話をするといい先に帰らせる。

 

ライ君ははやてちゃんをシャマルさんに頼むと、ヴィータちゃんとシグナムさんを引き連れて屋上の方へと私たちは歩いている。

 

なのはside終了

 

屋上へ到着をした雷児は結界が張られる、彼は振り返り言葉を話している。

 

「さて三人とも何が聞きたい?」

 

「・・・ライ君、どうしてシグナムさん達と一緒にいるの?」

 

「・・・それは・・・・」

 

雷児はどういう風に言おうか考えているとシグナムが言葉を発している。

 

「それは彼が私たちを生み出してくださった方だからだ。高町」

 

「もしかして、前にライが話してくれたことって・・・・」

 

「そうだフェイト、前に話した通りさ、俺がまだカラレス・ランズという名前の時に作りだした魔導書があった。その名前は夜天の書・・・なのは達からしたら闇の書と行った方が速いな。」

 

「「「!!」」」

 

「もしかして、はやてちゃんが・・・・」

 

「・・・・察しがいいな、そのとおりだ。はやては・・・あの子が今回の主ということになる。」

 

雷児はそういっていると、ヴィータがアイゼンを構えてなのはに攻撃をしようとしている。

 

「ヴィータ!!」

 

セットアップをして雷児がヴィータの攻撃を止める。

 

「カラレス!!なんで止めるんだよ!!後もう少しなんだ!!あともう少しで!!」

 

「ライ!!闇の書を完成させてはいけない!!もし完成をしたら・・・・・」

 

「わかっている、そのため俺は体を無理に動かして修理に努めていたんだ。まぁその結果、入院してしまったけどな。」

 

彼は苦笑いをしていると、誰かがこちらを覗いている気がした。彼はララを構えている。

 

なのは達もセットアップをしており武器を構えていると、雷児はブレードモードにして一気に接近をして切りかかると仮面の男が現れる。

 

「やはり現れたな、使い魔・・・・闇の書はお前たちのおもう通りになると思ったら大間違いだ。」

 

「貴様・・・やはり奴らと・・・・」

 

「違うな、彼女たちは俺の大事な家族なんでね・・・二度と失いたくないほどね。」

 

「貴様は何者なんだ!!」

 

「教えてやるよ!!俺はカラレス・ランズ!!お前たちが闇の書と呼んでいるものの作りだした人物さ!!」

 

「な!!カラレス・ランズだと!!」

 

仮面の男は彼の名前を聞いて驚いているが、もう一人が現れてその手には夜天の書を持っていた。

 

「まさか!!シャマルを襲ったのか!!」

 

「その通りだ、そして・・・計画は今決行をする!!」

 

すると魔方陣が現れて中からはやてが現れる。

 

「ここどこ?」

 

「まさか!!」

 

雷児は何をしようとしているのかわかった、後のページをどうするのかを・・・それは・・・

 

「させるかああああああああああああ!!」

 

雷児はララをランサーモードにして構えており止めるために攻撃をするが・・・光弾が彼の肩に命中をして彼はララを落としてしまい、さらには仮面の男に蹴られて叩き落とされてしまう。

 

「主!!」

 

「ライ・・・くん?」

 

なのはたちは仮面の男が用意をしたバインドで動けなくなっており、なんとかほどこうと動かしている。

 

「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

突然としてはやての叫び声が聞こえてきた、闇の書は光りだして彼女を包んでいく。すると彼女の容姿が変わっていき銀色の髪に背中には黒い翼を六問はやしている。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

シグナムたちの姿が見えない、仮面の男たちによって彼女たちのリンカ―コアで闇の書のページを埋めてしまったからだ。

 

「復活をしたか・・・・ならば私たちがやることは!!」

 

「・・・お前たちが・・・」

 

すると銀色の髪をした人物は目を開けていた、その目は悲しみなどではなく怒りだった、彼女は右手に力を込めていた。

 

「お前たちが・・・主を・・・私が愛した人を!!」

 

彼女は接近をして一人の仮面の男のおなかを思いっきり殴り吹き飛ばした。

 

「な!!」

 

もう一人が驚いているが、彼女はその前に動いてそのまま回し蹴りをして吹き飛ばした。

 

なのはたちもバインドが解かれて進むと銀色の髪をした人物が立っている。

 

「・・・主・・・・・私が愛している人・・・・」

 

「それってライのこと・・・・」

 

「私は・・・・闇の書のいやもういいだろう・・・この世界を壊すのみ・・・・」

 

彼女は膨大な魔力を放出をするかのようにして攻撃をする、なのはたちは回避をしたりしてどうするか考えている。

 

「なんて威力なの!!」

 

「やばくない!?」

 

一方で雷児は。

 

「・・・・・あれ?」

 

「主・・・・無事でしたか・・・・」

 

「ザフィーラ・・・無事だったのか・・・いたたた・・・・」

 

雷児はザフィーラに救われていた、狼姿から戻った彼はララがないことに気づいた。

 

「あちゃー上に置いてしまったか・・・あれは・・・・」

 

彼は遠くにいる人物を見つける、銀色の髪をした女性がいた。彼は懐かしそうに見ている。

 

「リリア・・・・・・」

 

彼はザフィーラにまたがり屋上の方へ行くと、ララが置いてあった。

 

『マスター!!』

 

「わかっている!!ザフィーラ・・・力を貸してくれるな?」

 

「もちろんです。」

 

雷児はリリアの方へと飛びなのはたちと合流をする。

 

「無事か!!」

 

「ライ君!!」

 

「ライ!!無事だったんだ!!」

 

「あぁ・・・状況はわかっているつもりだ、リリアを止める!!」

 

「・・・ライ、あれが・・・」

 

「あぁ間違いない、気を付けろ?彼女は今膨大な魔力とお前たちのリンカ―コアから取られている魔法が備わっている。」

 

「まさか!!」

 

すると彼女に魔方陣が発生をする、彼はあれが何が来るのかわかってしまう。

 

「スターライトブレイカー・・・・なら!!」

 

彼は銃モードにして構えている。彼も言葉を発している。

 

「スターライトブレイカー。」

 

「ラグナロク!!」

 

リリアが放ったスターライトブレイカーを雷児はラグナロクで相殺をしようとしたが・・・

 

(やはり、威力的にユニゾンをしてないと威力が落ちるか・・・・だが!!)

 

彼はランサーモードにしてカートリッジを装填する。

 

「ライトニングホーン!!」

 

ユニコーンの角のようにしたランサーでスターライトブレイカーの中を突撃をしていく、なのは達は援護をするためにリリアに攻撃をする。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼女はブラッディダガーを発動させてアリシアたちを落とそうとするが、彼女たちは回避をする。

 

「リリア・・・今助けてやる!!」

 

彼は光りだしてリリアの中に突入をする。

 

「ライ君・・・その間は私たちが止めて見せるの!!」




次回 リリアの中に入った雷児、その中は彼女の記憶の中だった。

次回「リリアの記憶。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リリアの記憶

雷児は目を開ける、彼はリリアに吸収されたときに体全体にバリアーを張って中に入った。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

彼は辺りを見ながら先に進んでいく、バリアージャケットを纏いながら進んでいくとメモリーがあった。

 

「これは・・・・・・」

 

雷児はそのメモリーを見ている、彼は見覚えがあった。それは・・・

 

「リリアのメモリーだ・・・彼女の記憶媒体がどうしてここに?」

 

彼はそれを拾い、解析をしている。彼は目を閉じると声が聞こえてきた。

 

『・・・何のために私は生まれてきた・・・』

 

「リリア?」

 

『・・・カラレス殿を守れなくて・・・なにが騎士なんだ・・・』

 

「シグナム?あれは!!」

 

彼は上の方を見ると、シグナムたちがいた。だが彼女たちは十字架に捕らわれていた。シグナム、ヴィータ、シャマルが捕らわれている。格好は・・・・言わないで起きたい。

 

彼自身も彼女たちに近づいていると声が再び聞こえてきた。彼はその声に聴き覚えがあった。

 

『・・・私は、守れなかった・・・・主を・・・愛している人を・・・・』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は声の方へ行くとはやてがいた、彼女は眠っているがその近くで見守っている人物がいた。

 

「リリア。」

 

「・・・カラレス・・・さま・・・・」

 

彼女は彼の姿を見て涙を流していた、姿は小さいがそれでも自身を作りだした人物だ。リリアは彼に抱き付いた。

 

「カラレスさま・・・カラレスさま!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は彼女の頭を撫でている、彼女と別れてから数百年は立っている。

 

「リリア・・・・・・・」

 

「カラレスさま・・・私は・・・・」

 

「すまなかった・・・俺のせいでお前やシグナムたちには迷惑をかけてしまった、すまない。」

 

「カラレスさま・・・謝らないでください・・・あなたは私たちを逃がすためにあの行為をしました。ですが・・・私たちはそれが嫌でした。」

 

リリアは涙を流しながら彼女は言葉を話す。

 

「私たちはあなたを守るために生まれてきたもの・・・ですが・・あなたは私たちの逃がすためにしました。でも・・・私たちはつらかったのです・・・あの時、あなたが最後の爆発を私たちは夜天の書の中で見てました。あなたは命を散らしたことを知り・・・私たちは涙を流していました。そのあともつらかったです・・・主のように優しい人物がいれば・・兵器として私たちを扱う者たちも・・・そしてこの書を改造をしてしまった人物がいました。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児はリリアの言葉を黙って聞いていた、自分が死んでから後のことも夜天の書を改造して現在のようなバグを発生をさせていたりなど・・・彼が死んだあとにこんなことがあったのかということがたくさん発生をしていた。

 

「・・・ですが主はやては違いました、彼女は優しく・・・シグナムたちは嬉しそうに過ごしていましたが・・・やはりあなたのことを忘れることはできませんでした。」

 

「だが彼女はこんなことは望んでいないはずだ。とりあえず・・・・・」

 

彼は疾風に近づいて、持っているララをモードを変えていた。ツッコミ用のハリセンモードだ。

 

「おきんかい!!」

 

ばしーんという音がはやての頭に命中をする。

 

「いったああああああああああああい!!なんでや!!」

 

「あ、おきた。」

 

「ってあれ?ここどこやって思い出したわ!!ライ君無事やったんやな!!」

 

彼女は彼の両肩をつかんで揺らしている。

 

「ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「主はやて・・・落ち着いてください、カラレスさまが困っております。」

 

「・・・・・・・・・」

 

「えっと?」

 

「ぬおおおおおおおお!!めっちゃ美人やん!!」

 

「えっとあの?」

 

はやては彼女に近づいているが、手をわしゃわしゃとしていた。

 

「ふふふふ、シグナムやシャマルも大きいけど・・・なんやそれ以上の大きさは・・・うちはこんな胸を見るのは初めてやで?どーれわしが触ってチェックをしたるで!!」

 

「おいエロたぬき!!何をしているねん!!」

 

「・・は!!そうやった!!」

 

「とりあえずはやてが目を覚ましたことによってリリア、管理者の使用は?」

 

「・・・駄目ですね、外から一撃をくらった方がよろしいかと・・・・」

 

「了解した、(なのは、フェイト、アリシア・・状況を説明をしてくれ。)」

 

『ライ君!!それがアリサちゃんとすずかちゃんにばれてしまったの!!』

 

「まじか・・・仕方がないな、それで三人には悪いがリリアに一撃与えてほしい、こちらから制御ができないからな。一撃を与えてくれればこちらでも制御ができるというわけだ、頼む!!」

 

『『『わかった!!』』』

 

念話が切れて、彼らは中で待機をすることにした。すると中で揺れた。

 

「どうやら成功をしたようだな・・・はやて、脱出をするぞ!!」

 

「わかったで、そうやな・・・名前は決まったで!!祝福の風・・・リインフォースや!!」

 

「リインフォース・・・・」

 

「ほーういい名前を付けたな、はやて・・・・・悪いが二人とも先にいってくれ。俺は後で追いつく!!」

 

彼はそのまま闇の書の最深部の方へ向かっていく。

 

なのはside

 

私たちはなんとか一撃を与えて動きを止めて見せたの・・・ライ君が言っていた通りにしたけど・・・一体何があったのかな。

 

「見て!!何かが光りだしている!!」

 

アリシアちゃんの言葉に反応をして私たちは見ると光が発生をして中からはやてちゃんが出てきた。

 

「はやてちゃん!!」

 

「さーて、目を覚ましてなうちの騎士たち!!」

 

すると魔方陣が発生をしてザフィーラさんは合流をしていく。あの攻撃を私たちを守ってくれたのはザフィーラさんだ。

 

「主、ご無事でしたか・・・・」

 

「ザフィーラごめんな、それとみんなも・・・うちのために蒐集をしてくれたんやな。」

 

「はやてちゃん・・・・私たち・・・・」

 

「ごめんよはや・・ってちょっと待ってくれカラレスはどうしたんだ!?」

 

ヴィータちゃんの言葉に私たちはあたりを見る、そこにはライ君の姿が見えない。

 

「ライ君は・・・まだ中におるねん。やることがあるって言って・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

先ほどの女性の人もはやてちゃんのそばにいる、けどあの中にはライ君がいる・・どうしたらいいの?

 

雷児side

 

はやてとリリアを脱出させた俺は闇の書こと夜天の書の奥へとやってきた、そこには黒いものがたくさん浮いていた。

 

「・・・これがリリアが言っていたナハトヴァールの本体・・・・」

 

そこにはリリアと似ているじゃない・・リリアと同じ姿をしている人物がいた。何かが攻撃をしてきたので俺は回避をした。

 

「ちぃ・・・防衛機能が起動をしているか。トマホークダンス!!」

 

俺は斧モードの状態を魔法陣から発生させて攻撃をしてきた黒い蔦をたくさんのトマホークたちで切っていく、さらにモードを鎌モードへと変えて攻撃をしてくるのを次々に切り裂いていく。

 

「ララ!!カートリッジ!!」

 

『了解!!』

 

「はああああああああああああああああ!!ソニックカリバー!!」

 

エネルギーの刃で次々と切っていき、俺は彼女に触れる。彼女は目を開ける。

 

「・・・お前は・・・・誰だ?」

 

「俺はカラレス・ランズ・・・この夜天の書を作りだしものだ。お前は自分が何者かわかるか?」

 

「・・・わからない、私は奴らによって生み出されたもの・・・それだけ・・・何もわからない。」

 

「なら・・俺がお前に名前を与えてやる、名前は・・・ナハト・・・我が騎士となれ・・・ナハト!!」

 

「・・・ナハト・・・それが私の名前・・・カラレス・・・さま。」

 

彼女は私の手をつかみ、俺はある言葉を言う。

 

「「ユニゾン イン!!」」

 

はやてside

 

ライ君が出てこなくて数十分が立っている、クロノ君とかも合流をして様子を見てると、闇の書の動きがおかしいことになっている。どうしたんや?

 

『この感じは・・・・・』

 

リインフォースが感じる力・・・あの光は間違いないで!!

 

「待たせたな・・・・」

 

ライ君やけど、なんか違う気がする・・・なんやろうか・・・別の力も感じているで。

 

「奴が動くぞ!!」

 

ライ君の言葉に全員が構えると、闇の書の闇が暴走をしている!?ライ君は冷静に判断をしている。

 

「クロノン、あれを倒すにはなにか巨大な威力が必要だが・・・なにかあるかい?」

 

「あぁアースラに新たに搭載されたアルカンシェルなら・・・」

 

「けどその威力地上で使ったら危なくない?」

 

フェイトちゃんの言葉に全員が黙っているが、ライ君が言葉を言う。

 

「なら宇宙空間ならいいだろう、シャマルとアルフ、ユーノの三人で宇宙へ転送をする。俺たちはすることは決まった!!」

 

ライ君はデバイスを構えているけど、なにか姿が変わっている。

 

「・・・新たなモードか、名付けるなら・・・バスターランチャーモード!!さぁ行こうか!!」




次回 「闇の書との決戦。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

闇の書との決戦

雷児は脱出をして新たな形態バスターランチャーモードを構えていた、彼らは闇が暴走をしたところを見ていると、姿を変えて彼らに襲い掛かってきた。

 

全員は回避をしてデバイスを構えている。雷児は新たなモードになったララを構えて砲撃をする。

 

暴走をしている闇は触手を発生させて襲い掛かってきた・・・・

 

「はあああああああああああああ!!」

 

「させない!!」

 

シグナムとフェイトが変形させたザンパ―モードなどで触手たちを切り裂いていく。

 

「はやて!!」

 

「わかっているで!!」

 

「「ダブルミストルティン!!」」

 

彼らのダブルミストルティンが放たれて闇の暴走態に命中をする、すると体が石化されていく・・・しかし。

 

「やっぱり闇の暴走には効きずらいな・・・・」

 

すぐに石化が解けてしまい彼らは回避をする。

 

「アクセルシューター!!」

 

「いくよ!!プラズマボルト!!」

 

なのはとアリシアの魔法が発動をして闇の暴走態に命中をする、すぐに雷児はバスターランチャーモードのララを構えている。

 

「くらいな!!バスターキャノン!!」

 

放たれた砲撃魔法が命中をするが・・・闇はすぐに攻撃をしてきた。

 

「させん!!」

 

ザフィーラの盾の魔法が発動をして放たれた攻撃をガードをする。雷児はすぐにララのモードを変えて斧モードにしている。

 

「トマホークダンス!!」

 

たくさんの斧が発生をしてヴィータがその斧たちを連続して叩いていた。

 

「おら!!スピードアップだ!!」

 

スピードが上がったトマホークダンスたちが闇の暴走態を次々に切り裂いていく、クロノは持っているデュランダルを構えている。

 

「いくぞ!!エターナルコフィン!!」

 

クロノが放ったエターナルコフィンが闇の書の闇に命中をする、すると先ほどまで再生をしていた闇がとまっている。

 

雷児たちは上空でチャージを完了をしていた。

 

「皆!!」

 

「うん!!」

 

「いけるよ!!」

 

「こっちもだよ!!」

 

「いくで!!」

 

五人はチャージを完了をしたデバイスを向けている。

 

「スターライト」

 

「ジェットザンパー」

 

「プラズマスマッシャー」

 

「ごめんな・・・ラグナロク。」

 

「・・・すまない、これで眠ってくれ・・・バスターメガキャノン」

 

「「「「「ブレイカー!!」」」」」

 

五人がはなたれた砲撃魔法が闇の書の闇のコアをえぐるかのようにして現れる、そこをシャマル、ユーノ、アルフの三人が捕獲をして転移魔法を使い宇宙へ転送される。

 

宇宙ではアースラがアルカンシェルを構えていた。

 

「艦長!!」

 

「・・・これで終わりにしましょう!!アルカンシェル発射!!」

 

アースラから放たれた一撃が闇の書の闇に命中をする。彼らはそれを地上で見ていた。

 

「・・・・本当にきれいだな・・・ナハト・・どうだ?」

 

『はい、きれいです・・・・』

 

彼はナハトに声をかけてから、はやてたちのところへとすいーっと到着をする。

 

「ライ君!!」

 

「雷児!!」

 

「ライ!!」

 

三人は彼のところへ駆け寄っていく、彼は手を振ろうとしたが・・・突然体が落下をしだした。

 

「・・・・もしかして魔力切れ?」

 

『はい・・・・・・』

 

彼は落下をしていく中でマジかよと思いながらなのはたちが助けようとしたとき、彼を支える人物がいた。

 

「・・・・・・リリア。」

 

「・・・はい。」

 

リインフォースことリリアが彼を支えている、はやてもシャマルが支えており彼らはアースラへと戻る。

 

はやては初めて魔法を使ったこともあり疲れがたまっているようだ。雷児のほうは異常がないってことで現在は夜天の書を見ていた。

 

彼はクロノたちにも自身がカラレス・ランズだと言うことを話しをした。

 

「まさか君が・・・ミッドチルダの伝説のカラレス・ランズだとは思ってもなかった。」

 

「まぁ気にすることはないよっと。」

 

彼は現在は夜天の書をバグなどの排除をしておりパラパラと本をめくっていた。彼は安心をしたのかアースラ内を歩いていると、シグナムたちの姿を見つける。

 

「よう。」

 

「カラレスさま・・・・」

 

「リリア・・・正直に話せ。」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

「お前は最初消えようとしたな?バグが治らなかったらはやてのことを思って。」

 

「・・・その通りです。」

 

「「「「!!」」」」

 

「最初はバグがあり、もしこのままいたら主はやては足を再び動かすことができなくなってしまうところです・・・・」

 

「だが!!」

 

「・・・はい、カラレスさまが夜天の書を治していただいたのでバグなどは消滅をしました・・・・」

 

「カラレス君・・・・」

 

「カラレス・・・・・」

 

「主・・・・・・・・」

 

すると五人は彼の前で膝をついていた。

 

「おいおい。」

 

「今度こそ・・・今度こそあなたを守って見せます!!」

 

「あぁ・・・今度はあたしたちは逃げない!!絶対にだ!!」

 

「我が忠義は主はやてとあなた様にあります・・・・」

 

「カラレス君、今度は私たちを逃がすことはしないでね?二度と離れるのはごめんよ?」

 

「その通りです、カラレスさま・・・・我らの忠義を受け取ってください。」

 

「・・・・・・・・・・全くお前たちは昔から変わらんな・・いや変わってないと言っておくよ。だがこれははやての物になっている。俺はすることは・・・・」

 

彼は夜天の書を光包んでいく、何をするのかというと?

 

「コピー」

 

彼の魔法の一つコピーが発動をして夜天の書が二つに増えている。彼はコピーをした方をキャッチをしてもう一つをはやてのところへ転送をした。

 

「これでよしっと・・・さーて」

 

彼はページをめくっている、その中にはなのはやフェイトやアリシアが使っている魔法が色々と書かれていた。

 

「ふむふむ、ふふふふふ。」

 

彼は笑いながら新たな魔法を覚えたので笑うしかなかったのであった。

 

雷児side

 

さて夜天の書を完全に回復させて新たな魔導書として復活をさせた、コピーをしたとはいえやはりこの本を持っていると落ち着くな・・・・

 

「さてナハトを管理人格にしておいてあいつらともリンクをしておくっと。」

 

次の日

 

俺は騎士甲冑を纏っており対戦相手を待っていた、俺の手には夜天の書のコピーとララを構えている、モードは相手に合わせておりブレードモードを構えている。

 

どうやら来たみたいだな?

 

「待たせてすまない。」

 

「気にしてないよクロノン、まさか君から俺と戦いたいなんて言うなんてと思ってな。」

 

「お前の力が最初は疑っていたが・・・カラレス・ランズなら納得をしたところだよ、それであなたと戦いと思ってね。」

 

なるほどね、今の俺は加藤 雷児として世を受けた身なんだけどな・・・まぁいいか。

 

お互いに構えているのを確認をして俺たちはスタートの合図を待っている。

 

『それじゃあスタート!!』

 

俺とクロノンの模擬戦が始まった。

 

雷児side終了

 

まず動いたのはクロノだ。

 

「スティンガースナイプ!!」

 

彼は速射型の魔法を放つが、彼は魔法陣を出してプロテクトシールドを発生させてガードをする。

 

「ほーうなら・・・・サンダーブレーク!!」

 

彼はブレードモードを上空へ上げると雷が降ってきてソードモードのララを前に向けて雷をクロノに向けて放った。

 

彼は回避をするとすぐに光弾を連続して放ち彼は背中のマントではじかせていく。鎌モードへと変えて接近をする。

 

「はああああああああああああああ!!」

 

彼が放つ斬撃をクロノは回避をする、すぐに雷児は夜天の書を開いて魔法を繰り出す。

 

「放てブリューナク!!」

 

連射した光弾を放ちクロノに追撃をする。だが彼は何かの動作をすると。雷児の両手足にバインドが発生をする。

 

(見えなかった?)

 

雷児はクロノが放とうとしている技を見てララにあることを命じている。

 

「スティンガーブレード・エクスキューションシフト!!」

 

たくさんのスティンガーブレードが雷児めがけて放たれて彼に命中をする。クロノ自身も勝ったのかというぐらいに思うぐらいだ。

 

「いやまだか!!」

 

「やるじゃん、さすがクロノン・・・まさか俺にこの形態を使わせるなんてな。」

 

煙がはれると鎧などが装着されている人物がいた、雷児だ。

 

素早さなどが落ちてしまうが、防御などが上がる甲冑へと姿を変えておりランサーモードを構えている。

 

「光りの剣よ・・・相手を切る剣となれ!!ソードオブライン!!」

 

魔法陣から光の剣が発生をしてクロノに襲い掛かる、彼は回避をする・・・

 

「ターン!!」

 

剣がターンをしてきて彼のバリアージャケットを切り裂いていく、背中のマントが翼へと変わり彼はランサーモードのララで追撃をする。彼は持っている杖を使い彼の攻撃を回避をする。

 

「ブレイズキャノン!!」

 

「!!」

 

接近をしているうちにブレイズキャノンを放ち彼を吹き飛ばす。

 

なのはside

 

「す・・・すごいの・・・・」

 

私たちはクロノ君とライ君の戦いを見ていた、ライ君が夜天の書を作りだした人だってことは聞かされた時は驚いたけど、フェイトちゃんやアリシアちゃんが驚いてなかったのはびっくりをした。

 

「ごめんなのは・・・本人から話を聞かされているの。」

 

「えええええええええええええええええ!!」

 

知らなかった、あ!!ライ君がブレイズキャノンで吹き飛ばされたの!!どうなるのかな・・・

 

『やるじゃん!!クロノン!!』

 

『そちらこそ!!』

 

『なら見せてあげるよ、どうして夜天の書が魔導書と呼ばれているかをね・・・』

 

「ライ君の夜天の書がペラペラとページが勝手にめくられている?」

 

ライ君は一体何をしようとしているのかな・・・

 

『輝け星の輝き!!』

 

「あれって・・・なのはのスターライトブレイカー!?」

 

『まさかそれを使えるのか!!』

 

『蒐集をしているからね・・・決めるぜ!!スターライトエクキューションブレイカー!!』

 

私が使っているスターライトブレイカーだけど、クロノ君は回避をする。確かにスターライトブレイカーは強力だけど、直線しか・・・

 

『ふ・・甘いなクロノン・・・拡散!!』

 

『な!!』

 

するとスターライトブレイカーが突然として増えてクロノ君を追いかけている。追撃t型のスターライトブレイカーなの!?

 

『ブリューナクをベースにさすがにスターライトブレイカーを連射はできなかったから、拡散をする方法で新たな魔法を作ったわけさ。もう一つおまけを見せてあげるよ。バルディッシュ。』

 

「え!?」

 

フェイトちゃんはバルディッシュを見ている。

 

『私はここにいますよ?』

 

じゃあどうして・・・あれ!?ライ君の手に持っているのはフェイトちゃんが使っているバルディッシュ!?

 

『といってもコピーだけどね、さーて・・・雷よ・・・雷鳴を起こせ・・・』

 

『な!!まだくるのか!!くそ!!』

 

クロノ君はスターライトエクスキューションブレイカーを回避をしながら言っているの・・・ライ君はその間に魔法を唱えていた。

 

『相手を切り裂く雷撃の如く!!ヒッサツ!!サンダーボルトブレイカー!!』

 

バルディッシュから雷が放たれてクロノ君に命中をした。あの技はライ君が使っている雷魔法の一つだよね。

 

彼は着地をしていたが夜天の書をペラペラとめくっていた。いったい・・・・

 

なのはside終了

 

雷児side

 

俺は夜天の書のページを見ていた、本当は新たな魔法を使いたいが・・・クロノンは気絶をしていたからな。

 

とりあえず回復する魔法を使うとするか。

 

「えっとこの魔法でいいかな?なにせ回復魔法は色々とありすぎて俺も困惑をしているぐらいだからな・・・・・」

 

俺は夜天の書のページをめくりながら回復魔法を探していた。おっとこのページだっけ?

 

「えっと詠唱・・・そのものを眠りにつかせ、スリープ・・・ってあれ?」

 

「( ˘ω˘)スヤァ」

 

クロノンは眠ってしまい、傷は治っていない状態だけどな・・・

 

(しまった・・・間違って眠りの魔法を使ってしまった・・・とりあえず叩き起こすか。)

 

俺は右手にエネルギーを込めてクロノンのおなかに殴っている。

 

「ふご!!」

 

彼が起きたので本を閉じてシュミレーション室から出る。




次回 闇の書事件も解決をした、雷児たちはミッドチルダの方へと来ていた。彼はリリアと共に移動をしている。

そこに銀行強盗という言葉に彼は急いで現場へと向かう。

次回「雷児たちミッドチルダへ。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

設定

はいはいどうも桐野 ユウです、今回は加藤君ことカラレス・ランズの設定集です。


加藤 雷児

 

海鳴市出身の魔導士男の子、その正体は夜天の書を作りだした、カラレス・ランズその人である。

 

夜天の書を別の世界へ託して自身は魔力暴走を起こして自分たちを追い詰めたやつらを道ずれにして自身は死亡をする。

 

神様によって第二の人生を歩むことになり、夜天の書を作りだした天才的な頭脳はそのままのため小学生の授業などは簡単なため、成績はアリサと並ぶほどである。

 

スポーツは士郎のフットサルのチームに入っているが色んなスポーツなどが得意である。

 

相棒はインテリジェントデバイスであるララ。彼女にはカートリッジシステムが搭載されている。

 

彼が最初にカートリッジシステムを作りだしたが、時空管理局も彼が作りだした設計書などを見つけたが解析ができてない状態だ。

 

封印魔法などは使えないため、ジュエルシード戦では主にサポートかえぐるとるなどのジュエルシードをとる方な戦い方をしている。

 

バリアージャケットは騎士甲冑であり、かつて自身が装着をしていたのをベースに現代風にアレンジを加えられて。神さまによって復活をしたマントを背中に装備している。

 

性格は優しいが、かつてのこともあり友を傷つけたものや家族を攻撃をしようとしたものには容赦をしないという。だがそれでも彼自身は命をとる行為まではしない。

 

シグナムたちと再会をしてからは新たな夜天の書のコピーを作りだして新たな仲間、ナハトヴァールを管理人格にして新たな魔法を作りだそうとしているのであった。

 

魔法は炎 雷 氷 水などを使うことができる

 

透明マント 背中に装着されているマントでこれをかぶることで透明になることが可能、大きさは自由に変わるため人数が多数でも姿や気配を消すことが可能。

 

バトルウイングやマントとなり防御をすることが可能となっているマントであり彼がカラレス・ランズ時代から愛用をしているマントだ。

 

最初はついてなかったが、神さまが思い出したのでのちに追加として送られた。

 

ララ

 

雷児ことカラレス・ランズが作りだしたインテリジェントデバイス。カートリッジシステムが最初から搭載されており、モードも最初からかなり搭載されている。

 

最初・・つまりカラレス・ランズの時はまだ機械的な部分があり。感情などを理解することが難しくなっていたが・・・徐々に慣れていき現在の性格へと移行するが。自爆魔法を使った後は彼に対して過保護的な感じになっている。

 

それでも戦おうとする彼をサポートをするために彼女は負担を軽くしようと奮闘をする。

 

そして現代に転生をした彼は、色んなものを目を光らせてみていた。例えばテレビや洗濯機などを驚いているし、車や電車なども見て驚くばかりであったが、数年で慣れていくのであった。

 

ララのモード

 

ブレスレット 雷児の左手に装備されている普段の形態。彼がセットアップという言葉に反応をして彼のバリアージャケットなどを展開させていき彼女自身もそれぞれの形態へと移行をする。

 

ブレードモード 加藤 雷児の時には封印をされていたモードの一つ、シグナムが使用をするレヴァンテインの元でもある。彼女同様に剣が連結刀へと変わることができる。

 

アローモード こちらも同じく封印をしていた形態、シグナムのファントムフェニックスを放つ同様な武器である。

 

ハンマーモード こちらも封印をしていた形態、ヴィータが使うクラークアイゼンはこちらがベースに作られている。

 

この三つは最初は封印をしていたが、のちの戦いで必要と判断をして雷児がララに頼み封印を解除をした形態。

 

斧モード 長さは真・ゲッターロボが使うゲッタートマホークみたいな長さを誇っている、現在は彼の身長に合わせている。短くして二丁形態などで戦うことがある。

 

鎌モード こちらも同じく真・ゲッターロボが使うゲッターサイトみたいな感じである。

 

槍モード 同じく真・ゲッターロボが使うゲッターランサーの姿をしている。

 

こちらがソードモードたちが封印をしてから彼が使用していた形態で、状況によってモードを切り替えて戦っていた。

 

ここからは増えていったモード紹介

 

銃モード 加藤 雷児の時に作りだした新たな形態で射撃武装がないことに気づいた彼が付け加えた形態。銃のような形をしておりそこから魔法の光弾を連射などをすることが可能である。

 

バスターモード 闇の書事夜天の書から脱出をしてナハトとユニゾンをした際に生まれた新たな形態。

 

右手を覆うかのように装着をされている形態で二門の砲塔がありそこから強力な一撃を放つことができる。

 

彼が使用をする魔法

 

ここでは彼が普段使用をする魔法を紹介をする。

 

デアボリック・エミッション これはリインフォースが使用をしていた魔法であり、彼自身が作りだした魔法でもある。術者本人の周りを球形のすべてを破壊する魔法でもあるが・・

 

彼自身はこれを連続して作りだして自身に近づいてくるものを倒したりする。

 

破壊の雷 これも彼が作りだした黒き雷、威力的にはスターライトブレイカーと同等のため彼自身はこの技をサンダーブレークと名付けたりする。

 

サンダーボルトブレイカー 上空で発生をした雷雲から雷鳴がララに吸収されてそれを相手に放つ破壊の雷ことサンダーブレークよりも強力な雷魔法。武器によって名前が変わったりするが基本的この名前である。

 

ミストルティン これも彼が作りだした魔法で七つの光の槍を放ち攻撃をする魔法で石化をする魔法でもある。

 

はやてが使用をするのは威力などがないが、彼自身のは槍自身に攻撃力がある。使用をしたのは暴走をした闇に対してはやてと共に放つが相手はすぐに石化が解けてしまうほどである。

 

もちろん石化能力を使用せずに使うことが可能な武器である。

 

ラグナロク 彼自身が使用をする魔法では強い部類に入る魔法、はやてが使用をするのと同じくスターライトブレイカーみたいな直線型の砲撃魔法。

 

彼が使用をしたのはリインフォースことリリアが放ったスターライトブレイカーを相殺をするために使用をしたが、ユニゾンをしていないため相手の魔力のこともあり相殺をするだけの威力しかない。

 

ブラッディダガー 彼が使用をする牽制魔法でもある。鋼の短剣が実態されて相手を追撃をする魔法。

 

たくさんの短剣を出して相手に攻撃をする魔法でもあり、ターンという言葉を使用をすることで回避された短剣がUターンをして相手に追撃をする。

 

氷結の息吹 氷魔法であり、対象を凍らせる能力を持つ魔法で使用をしたのは侵入をしてきたクロノに使ってしまい、彼はマントをドリル形態にして氷を壊す作業をする。

 

ブリューナク 連射で放つ光弾。こちらも間違ってお尻の方が燃えてしまったクロノに対して放ち海へ落とす。

 

バトルウイング 背中のマントを翼上に変えて空を飛ぶ際に使用をする形態

 

コピー ララを増やしたり、自身を分身をする際に使用をする魔法

 

ブースト 強化魔法身体能力をあげる魔法である。

 

プロテクトシールド 魔法陣から盾が発生をして相手の攻撃をふさぐ魔法、数はたくさんありプロテクトシールドといえば出てくる盾。不意打ちなども瞬時にふさぐことができる万能盾である。

 

斧モードで発動をさせる魔法

 

トマホークダンス 魔法陣からたくさんの斧を出して相手を切り刻む攻撃

 

トマホークブーメラン 持っているララを投げつける技だが、主にコピーをした方を投げつける。

 

トマホーククラッシュ カートリッジをしてエネルギーの刃となった斧を相手に全力でたたきつける技。

 

鎌モード

 

ソニックカリバー 鎌にエネルギーの刃を作りそれを相手に投げつけて爆発させる魔法。フェイトが使用をするハーケンセイバーみたいな感じだが。こちらは刀身にエネルギーをためて放つため刀身が消えることはない。

 

デスサイズブレイザー カートリッジを装填してエネルギーの刃をためてそれを横払いをする技で衝撃刃を放つバージョンと相手を直接命中させて一気に横払いをするタイプがある。

 

ソニックサイズ トマホークダンスの鎌モードのバージョンでソニックカリバーが分裂をして相手に攻撃をする技。なおこれを使用する際はカートリッジを装填する。

 

槍モード

 

ライトニングファング カートリッジを使い雷を纏わせて相手に対して雷の獅子の放つ攻撃か相手に一気に接近をして貫かせる技。

 

ランサースパーク 刀身にエネルギーが纏っていきそれを相手に攻撃をする魔法。

 

ライトニングホーン ユニコーンの角のエネルギーを纏い突進をする技

 

炎一突き 炎を纏ったララを相手に攻撃をする技。回転させて炎を飛ばして攻撃をすることが可能。

 

ソードモード

 

陣風 シグナムが使用をする技と同じで彼が彼女に教えた技でもある。彼女が使用をする魔法は使用可能である。

 

雷光一閃 電撃を纏ったソードモードを相手を切りつける技。

 

もちろん紫電一閃や飛竜一閃も使用可能。

 

剣の乱舞 相手を包囲をする剣を発生させて相手に攻撃をする技。実剣である。

 

ハンマーモード

 

クラッシュインパクト カートリッジで大きくしたララのハンマー部分で相手に攻撃をする技。地面に叩きつけて地震を起こして相手を動けなくさせることが可能。

 

こちらもヴィータが使用をする技は全部使える。

 

銃モード

 

フォトンシュート 三つの光弾を放ち上空で待機をした三つの弾からたくさんの弾が放たれる魔法。

 

アローモード

 

ファントムフェニックス 炎の不死鳥の如く放つ技。元はアンジュルグの技である。シグナムも同様な技を使用する。

 

バスターモード

 

バスターメガキャノン ラグナロク以上に威力が高い砲撃魔法。闇の書の闇に対してなのはたちと共に放った砲撃だ。最後にブレイカーとつけているのはなのはのスターライトブレイカーと同じようにブレイカーを最後につけた。

 

ほかの魔法

 

スターライトエクキューションブレイカー 新たな夜天の書を作りだした際に新たに作った魔法、なのはのスターライトブレイカーが分裂をして相手を追いかける追撃砲撃魔法となった技。最初は普通にスターライトブレイカーとして放つが、雷児の分裂か拡散という言葉に反応をして相手を追いかけるスターライトブレイカーである。

 

 

補助魔法

 

スリープ 相手を眠らせる魔法、本来はリカバリーをしようとしたが間違って発動させてしまった魔法。

 

リカバリー 本来使用をするはずだった回復魔法、対象の傷を治す魔法。

 

バインド 相手を魔法の鎖で捕まえる魔法、シャマルが使用をするのと同じである。

 

催眠 相手に催眠をかける魔法。劇中ではリーゼロッテたちに使用をした魔法。

 

蘇生魔法 アリシアの魂と体を使い復活をさせた魔法、彼曰くこれには魂と体がないと復活させることができない魔法といわれている。そのため今回使った魔法は成功をしたが本来は禁止されている魔法のため彼自身も使わない魔法だ。

 

騎士甲冑のモード

 

スピードタイプ 防御などを捨ててスピードを高めた形態、素早くザフィーラとかの格闘などが得意なやつに対して使用をしたり相手を捕まえるために使用をする。姿は青い色の鎧となっており背中の翼は素早く動ける状態になっている。

 

パワー形態 こちらは逆にスピードなどが落ちてしまうが、防御やパワーがあがる形態

赤い色の鎧となっている。




設定などはこうなっております。追加をする時は


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児たちミッドチルダへ

雷児side

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

皆さんこんにちは、加藤 雷児ことカラレス・ランズです。さて問題です・・・今私はどこにいるのでしょう・・・・はい正解は。

 

「兄貴お金がこんなにありますぜ!!」

 

「はっはっはっはっは!!当たり前だ、ここはミッドチルダの中でも大きな銀行だ!!だからこそここを狙ったわけよ。」

 

そうです、私現在銀行強盗がいる銀行の中にいます。いやーまさか銀行強盗に巻き込まれてしまうとは思ってもなかったですよ。どうしてこうなったのかといいますと。

 

あれはもう数十分前のことじゃった。クロノンに呼ばれて俺たちはミッドチルダの方へとやってきたのじゃ・・・

 

俺はリリアと一緒にミッドチルダの街を探索をして、俺はトイレに行きたくなり近くの銀行の方へと入りトイレを使わせてもらった。

 

「ふぃーすっきりした・・・」

 

「動くな!!てめぇもあっちへいけ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

そして現在に至る、まさかここで銀行強盗に合っちまうなんてついてないな・・・おや?青い子たちが泣いているな・・・さてどうするか・・・

 

雷児side終了

 

リリアことリインフォースside

 

「主がトイレから戻ってこられない、ん?」

 

私は主が戻ってこないので心配になっていると銀行の方から声が聞こえてきた、そこにいたのは管理局員だ・・・まさか銀行強盗があったのか!!

 

私はすぐに主はやて達に連絡をして、カラレス様に念話をすることにした。

 

『カラレス様、カラレス様!!』

 

『リリアか・・・・心配をかけてすまない。」

 

「それはいいのですが・・今どこにおられるですか!!」

 

『・・・あぁ・・えっとな銀行の中だ。』

 

「え?」

 

主は今、銀行の中と言っていたな・・・まさかと思ったが嫌な予感しかしない・・・確信を得るために聞くことにした。

 

「主、まさかと思いますが・・銀行強盗が中にいるってことはないですか?」

 

『ピンポーン』

 

「ふぁ!?」

 

なんてこった、カラレス様が中にいるってことは大丈夫かな・・・また死ぬってことはないですよね・・・主はやて達早く来てください!!カラレス様が中におられるので!!

 

リリアことリインフォースside終了

 

雷児side

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は辺りを見て犯人がどれくらいいるのか探している、1,2,3,4,5人・・・おそらく真ん中にいる奴がリーダーだな。

 

さて問題はいつ動くかだな・・・敵は質量兵器を持っている・・つまり人を殺せる。一気にけりをつけるためにはスピードタイプになるしかない。チャンスは一瞬・・・相手が後ろを振り返っている時に変身をする。

 

相手が振り返ったのを確認して俺は立ちあがりララをセットアップしてスピードタイプに変身する。

 

「一人。」

 

右手に電撃を浴びせさせて相手を気絶させる。

 

「な!!」

 

「遅い。」

 

銃モードにしたララを構えてエレキシュートを放ち二人気絶。さらに振り返ろうとした一人を男のあそこに蹴りを入れて気絶させる。

 

後二人は銃を放ち武器を叩き落としてソードモードにして連結刀にして全員を捕まえる。

 

「てめぇ!!子供がなぜデバイスを!!」

 

「いや俺のだから、とりあえず眠っておいてね?」

 

俺は電撃を放ち全員を気絶させる。銀行の扉が開いてクロノン達が突入してきた。青い髪をした女の子達も助かったみたいだから俺は一安心する。

 

「まさかお前がつかまっているとは思ってもなかったぞ。」

 

「トイレに行ったら偶然巻き込まれてしまった。」

 

俺は苦笑いをしていると、青い髪をした女の子達が俺のところへ来た。

 

「あ・・・あの!!」

 

「ん?」

 

俺は振り返る。

 

「助けてくださってありがとうございます。わ・・私ギンガ・・・ギンガ・ナカジマといいます!!」

 

「ギンガ・ナカジマか、いい名前だね。俺は加藤 雷児だ。よろしくね?」

 

「えっと・・その・・・はい!!」

 

彼女は顔を真っ赤にしているけど、いったいどうしたのだろうか?とりあえず俺はクロノン達と一緒にミッドチルダへ案内する。

 

ギンガside

 

加藤・・・雷児さんか・・・かっこよかったな・・・

 

「あら、ギンガどうしたのかしら?」

 

「ふぇ!?」

 

私がボーっとしているとお母さんが私に話しかけてきた、いきなりだったから私は驚てしまい変な声が出てしまう。

 

「にゃんでもにゃいよ!!」

 

「あらあら、ギンガったら顔を真っ赤にしてふふふふふ。」

 

「ううううううう・・・・・・・」

 

「お姉ちゃんどうしたの?」

 

スバルが来るけど、彼女に赤い顔を見られるわけにはいかない。あの人のことを思っちゃうと顔を真っ赤になってしまう。

 

「ははーんギンガ、それは恋って奴ね。」

 

「恋?」

 

私はお母さんが言った単語が気になっている。

 

「あの時、あなたを助けたえっと。」

 

「加藤・・・加藤 雷児さん。」

 

「そう雷児君の姿をあなたは見たって言ったわね。その時の彼の姿はどうだったかしら?」

 

「えっとその・・・かっこよかった。」

 

私は感想を言うと、お母さんは何かを考えている。そして何かわかったのか私につぶやいた。

 

「おそらくだけどギンガ、あなたは恋をしたわね。彼に。」

 

「・・・うん。私は雷児さんのことが好き・・あの時助けてくれた姿が目に焼き付いているの・・・」

 

「まさかギンガが恋をするなんてね・・・加藤 雷児君か・・ちょっと調べてみようかな?」

 

お母さんが何か言っているけど、また会えないかな・・雷児さん。

 

ギンガside終了

 

ギンガが雷児に恋に落ちてしまっていることを知らない雷児はというと?

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

管理局の嘱託魔導士試験を受けていた、彼の知識などで簡単なため現在は模擬戦を行うための相手を待っていた。

 

「なぁララ、一体相手は誰かな?」

 

『わかりません、ですがマスター相手に戦える人物がこの管理局にいるのでしょうか?』

 

「わからんな、おやそろそろ来たみたいだから構えておくか。」

 

彼らが待っていると、扉が開いておじさんが入ってきた。

 

(なんて魔力をしている、あの人・・・)

 

雷児はすぐに彼が強い人物だと判断する。

 

「君が、加藤 雷児君か・・・」

 

「あなたが俺の相手をしてくださる人ですか?」

 

「そうだ、俺の名前はゼスト・グランガイツ・・地上本部の魔導士だ。」

 

(この人・・・俺以上の戦闘のプロだ・・・だが!!)

 

彼はララを構える。ランサーモードだ。

 

「ほう君も槍を使うみたいだな・・・面白い。」

 

ゼストは愛用デバイスを構えており、お互いに構えたのを確認をして合図が出された。

 

「攻める!!」

 

先に動いたのは雷児だ、彼は持っているララを構えてゼストに攻撃をする。ゼストの方は彼の放つ槍裁きをはじかせていく。

 

(く!!俺の槍裁きをはじかすなんて・・・あの時以来だ・・・)

 

彼はそう思いながらも離れてエネルギーを込めている。

 

「ランサースパーク!!」

 

エネルギーの刃がゼストに放たれるが・・彼は冷静にその場を立っており槍を構えて・・・

 

「であああああああああああああああああああああああ!!」

 

雷児が放ったランサースパークを横にはじかせる。すぐにモードをチェンジをして斧モードを構えている。

 

「バトルウイング!!」

 

彼は背中のマントをバトルウイングへ変えて持っている斧モードで振り下ろす。ゼストは冷静に回避をして彼はすぐにコピーをしてダブルトマホークを投げつける。

 

「ダブルトマホークブーメラン!!」

 

雷児が投げ飛ばしたダブルトマホークがゼストに向かって放たれるが。彼は槍を振り回して彼が放ったダブルトマホークを落としていくが。彼の姿を見失う。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は目を閉じて槍を構える。そして・・・

 

「そこだ!!」

 

彼は槍をつきだすと、そこには雷児が立っていた・・・だが彼だって負けていなかった。

 

「二刀流・・・・・・・」

 

そうゼストは彼の首元に槍を突き付けているが、彼は左手にソードモードのララを持っており突き付けていた。

 

「・・・・引き分けですね?」

 

「あぁ・・・」

 

彼らはお互いに武器を収めると左手に持っていたソードモードが消えていく。

 

「・・・コピーだったのか。」

 

「はい、先ほど攻撃をした際にコピーしてあなたの隙を得るために攻撃をしようとしましたが・・・あなたに破られました。忍び切り・・・・素早く移動して相手を攻撃する戦法だったのですが・・・」

 

雷児は苦笑いをしている。

 

ゼストside

 

彼が立ち去った後、俺はクイントに連絡をする。

 

『隊長じゃないですか、どうしたのですか?』

 

「お休みところすまないクイント、今日確かお前の娘さん達が銀行強盗事件と遭遇したと言っていたな。」

 

『はい。』

 

「その時助けてくれた少年というのは彼のことか?」

 

俺は彼の写真を出すとクイントは目を見開いている。

 

『はい間違いありません、彼です。ですがどうして隊長が?』

 

「あぁ実は先ほど彼と戦ったんだよ。」

 

『!!』

 

クイントは驚いているな、なにせ相手は9歳なのに俺を戦わせるほどだからな。

 

『隊長?』

 

「く・・・クイント?」

 

『まさか・・・9歳の男の子に本気で戦ったとか言わないですよね?』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は無言になってしまう、確かに最初は手加減をしてきたが・・・彼のあの突きなどをはじかせるには本気で戦うしかなかった。

 

「あれは9歳の腕じゃない・・・・」

 

『隊長?』

 

「すまない、だがいずれにしても彼はほしいと俺は思っている。」

 

『まさか!!』

 

「・・・レジアスに頼んでみる。彼をこっちに引き取れないかどうか。」

 

俺は通信を切り家の方へと戻るのであった。




次回 なのはたちはアリサたちや士郎たちに魔法のことを話しをしている。一方で雷児はというと。

ミッドチルダの方へいた。ユーノがいる無限車庫から帰る時にクイント・ナカジマと出会い彼女の家に。

次回「ナカジマ家にお邪魔します。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ナカジマ家にお邪魔します!!

海鳴市のすずかの家にて、現在なのは達はあの時の戦いのことや魔法についての説明をしていた。

 

「なるほどね、あの時あたしたちが見たのは魔法ってわけね。それはいいのよ・・・なんであのバカはここにいないのよ!!」

 

アリサがいうあのバカとは雷児のことだ、現在ほかの人物達やヴォルケンリッター達はいるのに雷児だけはその姿を見せていない状態だ。

 

なのはたちも彼のことは知らないのであった。だから全員が首をかしげていったいどうしたのだろうと思った。

 

「雷児君どこにいったのかな?」

 

「わからない・・・ライにも説明などをお願いしようと思っていたのに・・・」

 

「いったいどうしたんやろうか・・・リインフォースはわかるん?」

 

「いいえ、カラレス様は何も言っておられませんでしたので・・・私達もわかりません。」

 

全員が彼は一体何をしているだろうかと考える中、その雷児は?ミッドチルダの方へいた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は無限車庫で歴史の本を読んでいた。

 

「・・・あった。俺が載っている・・・」

 

カラレス・ランズという名前を見つけてからその後の時代を見ていた。数十分後、彼は本を閉じて元の場所へ戻した。

 

「ユーノありがとうな、おかげで歴史がわかったよ。」

 

「君の力になれてよかったよ、でもあれでよかったのかい?」

 

「あぁかまわないよ、俺が死んだ後の歴史が知りかったから、さて俺はそろそろ戻るとしよう。じゃあなユーノ。」

 

雷児は無限車庫を後にして海鳴の方へ帰ろうとしたが、声をかけられた。

 

「待ってもらえるかしら?」

 

彼は振り返ると、青い髪をした女性と小さい女の子二人が雷児の方を見ていた、だが雷児は二人に見覚えがあった。

 

「・・・あの時の女の子達か、それとあなたは?」

 

「始めましてね、私はクイント・ナカジマ。お礼を言わせてちょうだい・・・娘たちを守ってくれてありがとう・・・・」

 

「気にしないでください、こちらとしては巻き込まれてしまったものですから・・・では俺はこれで。」

 

彼は帰ろうとしたが、ギンガが彼の右手をつかんでいた。

 

「あの・・・その・・・ちゃんとお礼を言えてなかったので・・・その・・・えっと・・・」

 

彼女は顔を赤くしており、きちんと言葉を言えない状態であった。雷児はいったいなぜ顔を真っ赤にしているんだと思いながらクイントさんの方を見る。彼女は苦笑いをしているので彼は首を傾げるしかなかった。

 

「とりあえずうちにいらっしゃい、お礼を兼ねてね?」

 

「わかりました。」

 

彼も観念したのか一緒にナカジマ家の方へ帰ることになったが、ギンガは彼の右手にくっついたまま歩いているため彼は歩きずらいなと思うも女の子には優しくしないといけませんと、前世で母親に言われていたのを思い出した。

 

ナカジマ家の方へ到着して彼は中に入っていく。

 

「ただいまーーー」

 

「お・・お邪魔します。」

 

彼はほかの家にたまにしか行かないので緊張している中、おじさんが出てきた。

 

「おうおかえりクイント・・・そこの坊主は?」

 

「忘れたのあなた、ギンガとスバルを助けてくれた魔導士の子供がいたって話しなかったかしら?」

 

「していたが・・・そうかギンガとスバルを助けてくれてありがとうよ。俺はゲンヤ・ナカジマだ。」

 

「加藤 雷児です。」

 

彼はそのままクイントからご飯を作るから待っていてといわれてギンガとスバルと共に一緒に遊ぶことにした。

 

彼は魔法を使って魔法の弾を使ってお手玉をしたりして彼女達を楽しませていた。そして食事の用意ができたわよという声を聞いて三人が降りてきた。

 

「え!?」

 

だが彼は驚いていた、彼女達がどれだけ食うんだろうかという感想であった。ゲンヤさんは苦笑いをしている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼はギンガとスバルの方を見た、彼女達は自分よりも小さいのにどれくらいその体の中に入るのだろうかと・・・とりあえず椅子に吸わり手を合わせる。

 

「では。」

 

「「「「「いただきます。」」」」」

 

雷児はどれもこれもおいしいなと食いながらも彼女達の様子を見ていた、クイントは食べているのはわかる、ギンガとスバルも同じようにして食っているのを見て唖然とするしかなかった。

 

だが彼も男の子、女の子に負けるわけにはいかないため彼は必死になって食べていた。

 

「「「おかわり!!」」」

 

彼らはごはんをおかわりにして食べている。だが数分後。

 

「・・・もう・・・・無理だ。」

 

雷児はそのまま後ろに倒れてしまい、クイントも苦笑いをするしかなかった。

 

「あちゃー、ギンガ達に合わせたらだめよ・・・しょうがないわ。」

 

クイントは雷児をソファーのところへ寝かせる。

 

「あれがギンガ達を助けてくれた魔導士か・・・・クイントのところの隊長さんでもあるゼストさんが模擬戦で戦った人物か・・・・」

 

ゲンヤはお酒を飲みながらクイントと話をしている、クイントも頷いていた。ゼストから通信をもらい彼の写真を見たときは驚いたぐらいだ。

 

「えぇゼスト隊長も本気で戦わないと自分がやられていたと言っていたわ。しかも決着は引き分けで終わったみたいだし。」

 

「おいおいまじかよ、ゼストさんは魔導士ランクSだろ?その相手に引き分けって・・いったい何者なんだよあいつは・・・・」

 

「えぇただの9歳とは思えないと隊長は言っていたわ。確かに彼・・・9歳にしては大人の対応をしているわね・・・」

 

二人はそんな話をしているが、雷児は眠っておりギンガは彼の手にひっついて眠っているのであった。

 

次の日 彼はナカジマ家を出て海鳴の方へ戻っていった。ギンガは寂しい顔をしていたがまた何かあったらやってくるよと約束をして帰っていく。

 

海鳴の方へ戻ってから彼は家の方へと戻り両親と話をしてから翠屋の方へと向かいなのはたちに挨拶をする。

 

「よう。」

 

「ライ君!?」

 

「あんたどこにいたのよ!!」

 

「すまんすまん、なのは達から話は聞いたのだろ?」

 

「まぁね、でもライ君がミッドチルダの方だっけ?そっちで有名な人だったんだね。」

 

「別に気にする必要はない、俺にとってカラレス・ランズという名前は前世だし、今の俺は加藤 雷児で間違いないさ。」

 

彼はそう言って欠伸をして桃子が入れてくれたものを飲むのであった。




次回 闇の書事件から二年がたち、彼らは11歳になった。雷児もミッドチルダの方で事件を解決をする地上本部の魔導士として活動をしていた。

ある日の雪の中、なのはとヴィータと共に任務についていたが、突然として襲い掛かってきた機械たちに襲われてしまう。

次回「雪の日。」

「が・・・・・・・・・」

「あ・・ああああああ・・・・」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雪の日

雷児side

 

闇の書事件、まぁあえて言えば闇の暴走の事件から二年がたった、俺たちは時空管理局に入っている中、俺は陸部隊で魔導士をしている。

 

二年前に戦ったゼストさんが率いる部隊の新人隊員として入隊をしている、母さんたちには魔法のことは話しているため、学校に通いながらミッドチルダへやってきて事件を解決をしている。

 

ある日のこと、俺は学校に行きなのは達と話をしていたが・・なのはの様子がおかしいなと思った。フラフラしている感じだ、彼女の中にある魔力が安定をしていないってのも気になっている。俺はヴィータに次の任務の時には俺も一緒に行くこと伝えてその日がやってきた。

 

「カラレスと任務なんて久々だ!!」

 

「そうだな・・・・」

 

ヴィータは嬉しそうに話している中、なのははチェックをしている今回の任務は普通の任務だから簡単に終わらせることができるな。準備ができて俺達は出撃する。

 

俺はマントを翼に変えてなのは達のスピードに合わせて飛んでいる、ララはアローモードにして構えている。一応念のために射撃で対応ができるためにしている形態だ。

 

「今のところ異常はないな・・・なのはとヴィータ念のために警戒をしておいてくれ。」

 

「おう。」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「なのは?」

 

「うぇ!?あぁごめんライ君。」

 

「・・・あんまり無茶をするなとは言わないが、気を付けろ。お前最近魔力が不安定状態になっているぞ?」

 

「え・・・大丈夫だよ大丈夫・・・・」

 

「・・・だといいが。」

 

俺はこの状態を知っている、無理をしているのは間違いない。かつて俺もカートリッジシステムを使い過ぎて同じ状態になったことがあった。なのははその状態に近いだからこそ油断をすることがある。

 

俺達は何かが接近してくるのを感じて構えている。地面から謎の機械が現れてこちらに襲い掛かってきた。

 

「散開!!」

 

俺達は散開をして機械の攻撃をかわした。俺はアローモードにしたララを構えて光の矢を放ち命中させる。

 

「なんだこいつは・・・・」

 

俺は見たことがないマシンを見てヴィータと同じくハンマーモードにして一気にけりをつけるためにカートリッジを装填する。

 

「くらいな!!ラケーテンハンマー!!」

 

彼女の技と同じため俺は勢いよく機械を殴り飛ばして地面に叩きつけて爆発させてから夜天の書を開いてどの魔法を使おうか決めていた。

 

「いくぜ?ミストルティン!!」

 

俺の周りに発生した光の槍が放たれて機械類に命中して爆発する。なのは達が心配だ俺はあたりを見てなのはを見つけた。やはり彼女は苦戦をしていた。

 

「あれは!!いかん!!」

 

俺はなのはを助けるためにブーストをかけて彼女のところへと向かった。

 

雷児side終了

 

なのははヴィータと離れ離れになっていた。彼女はアクセルシューターを放ちマシンに攻撃をするが・・気づいてなかった。後ろから彼女にめがけて攻撃をしようとしているマシンがいることに。

 

「なのは!!」

 

「え?」

 

彼女は振り返ったが、すでにマシンが刃を構えて彼女に向けて放とうとしていた。今のなのはにかわせるほどの力は残っていないほどに彼女の体はボロボロになっていた。

 

本来の歴史では、高町なのははこの冬の任務で重傷を負ってしまい半年のリハビリを送ることになってしまうが・・・・彼女にその刃が届くことはなかった。

 

「あ・・あああああ・・・・・・」

 

なのはは目を見開いている、それはヴィータも一緒だ。

 

「うぐ・・・・・・・」

 

「ライ・・・君・・・・・」

 

雷児が彼女をかばい体に刃を受けていたからだ、彼は血を出しながらも持っているライカを構えている。

 

「捕まえたぜ・・・・・この機械が・・・モードランサーモード・・・カートリッジを装填」

 

がしゃんと言う音が聞こえて、ランサーモードの刀身に光が纏っていく。

 

「ランサー・・・スパーク!!」

 

彼は刺さったまま、光の槍ランサースパークを放ちドローンを撃破したが・・・彼のお腹からは刺されている状態のため血がたくさん出ている。

 

彼はそのまま倒れてしまい、なのは達が駆け寄る。

 

「ライ君・・ライ君!!ライ君!!」

 

「カラレス!!おいしっかりしてくれ!!カラレス!!」

 

二人は声をかけている、彼は無意識だが目を開けていた。彼は右手をあげてなのはの頬を触っていた。

 

「わり・・・どじっちまった・・・な・・・」

 

「違う・・ライ君のせいじゃない!!私が・・・私が悪いんだ!!」

 

「カラレス!!カラレス!!」

 

ヴィータは涙を流しながら彼の名前を呼んでいる、彼女達は急いでミッドチルダの病院へと急行をした。

 

雷児が入院した、となのはから緊急のメールを受けたメンバー達は彼がいる病院へと急いでいた。

 

先に到着をしたのはフェイトとアリシアだった、彼女たちは今日は任務がなかったので家で待機をしていた。

 

彼女達はなのは達がいる場所へ行く。そこにはなのはとヴィータが一緒にいた。

 

「なのは!!」

 

「ヴィータ、ライが入院したのは本当!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

アリシアが言うが、なのはは何も答えようとしない。医者の人達が出てきて彼女達は病室の方へと入っていく。

 

「ういっす。」

 

そこには包帯をグルグル巻きされていた雷児の姿があった。彼は元気そうに声を出していたが・・・なのはは涙を流していた。

 

「ライ君・・・ごめんなさい・・・私のせいで・・・」

 

「・・・気にするなって、あれはお前のせいじゃない。それにお前が必死になって魔法の訓練をしていたのを止めなかった俺達の責任でもある。あの症状は俺も一回なったことがあったからな。」

 

『全くそう言えばそうでしたね、以前もマスターはなのはさんみたいになってしまいリリアさん達に怒られてしまったんでしたね。』

 

「・・・待ってくれ、ヴィータ・・あいつらに連絡はしているんだっけ?」

 

「・・あぁ連絡をしてすぐに飛んでくると言っていたな。「主!!」きた・・・・」

 

ヴィータは振り返ると、そこにはリリアが立っていた。彼女は彼の姿を見て目を見開いていた。

 

「カラ・・レス様・・・」

 

「お、おう・・・リリア・・・」

 

彼は包帯を巻かれた状態のまま苦笑いをしていた、リリアの顔が必死だったので怖いと思っているからだ。

 

「・・・・カラレス様、一体誰があなたをこんな目に合わせたのか教えてもらってもよろしいですか?その者達を血祭りに上げて来ますので。」

 

彼女は笑顔で答えているが、雷児はさすがにいけないと思い彼女を止める。

 

「あーリリア気持ちは嬉しいが、相手はわからない・・・機械達が襲ってきたからな。あいつらの目的がなのはを狙ったのか・・それとも俺を狙ったのか・・・いずれにしても要注意をしておかないとな。」

 

彼はそう言ってそろそろ時間だから帰らないとまずいだろ?といいなのは達を退室させる。

 

「・・・・といったが、ララ・・・医者が言っていたことをもう一度言ってくれないか?」

 

『わかりました・・・おそらく歩けないかもしれないほどのダメージを受けていると言っておりました。』

 

「・・・そうか。」

 

がた!!

 

「『!!』」

 

二人は驚いていた、突然音が鳴ったので何事かと思ったが次の瞬間扉が開いた、そこに立っていたのはなのはだからだ。

 

「ライ君・・・それ・・・本当なの・・・・」

 

「・・・あぁ・・・医者からそう言われた。リンカ―コアはなんとか無事だったけど人体の方はダメージが大きいといわれてね。もしかしたら歩けないかもしれないってな。」

 

「あ・・・あああああああ・・・私のせいだ!!私がああああああああああ!!」

 

「なのは!!」

 

彼女は走ってしまうが、彼は追いかけることができない。

 

「・・くそ!!(シグナム!!しーちゃん!!しぐちゃーん!!)」

 

(なんですかカラレス様、てか私の名前で遊ばないでください。)

 

(悪い悪いじゃない、悪いがなのはを追いかけてくれないか?事情があってな。)

 

(わかりました。)

 

彼は念話を切り、ため息をついていた。

 

「彼女の心・・傷つけてしまったな。」

 

『マスター・・・・・・・・・・・・』

 

彼はミッドチルダの夜空を見上げていた。

 

なのはside

 

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・」

 

私は走っていた、どこに走っているのかわからない・・・頭が真っ白になった。私のせいで・・・私のせいで・・・ライ君が歩けなくなるかもしれないといわれた。

 

「はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・ううううううううううううううう。」

 

私はどこかに座って涙を流していた。ライ君が歩けなくなったら私・・・私・・・

 

「ここにいたか、高町・・・・・」

 

私は声をした方を見る、そこに立っていたのはピンクの髪をした女性、知っている人物が私の目の前にいた。

 

「シグナムさん・・・どうしてここが?」

 

『申し訳ありませんマスター・・・私が連絡をいたしました。』

 

「レイジングハート・・・・・・」

 

「お前を追ってくれと言ったのはカラレス様だ。」

 

「ライ君が?」

 

「あぁ、お前を傷つけてしまったと言っていた。」

 

「ライ君が悪いじゃない!!私が・・・私が!!」

 

「落ち着け!!高町!!カラレス様が歩けなくなるというのは聞いた・・・だがあの人はあきらめたりしない。」

 

「え?」

 

シグナムさんはあきらめたりしない・・その言葉を言っているが・・・私は何ができるのかな・・・魔法しか取り柄がない私に・・・

 

「私は手伝ってもいいのかな・・・ライ君の・・・・」

 

「大丈夫だ、主は言っていた。お前は笑顔が似合っていると・・・・」

 

「ふぇ!?」

 

私は顔を真っ赤にしてしまう、けれどいつまでも逃げるわけにはいかない!!

 

「シグナムさん!!私行きます!!」

 

「あぁ行って来い!!」

 

私はシグナムさんにお礼を言ってから病院の方へと走っていった。




次回 雷児は体を治すためにリハビリを行うことになった、そばにいたのはなのはたちが一緒にいた。

次回「雷児のリハビリ。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児リハビリ

加藤 雷児、現在ミッドチルダにある病院にて入院をしている。その理由は高町 なのはをかばって重傷を負ってしまう。そのために彼は病室にて夜天の書を開いていた。

 

彼は元々魔法を研究などをする仕事をしていたため、新たな魔法を作りだそうとしていた。

 

「フェイトが使うプラズマランサーをつかめるために使用をできないかな、プラズマランサー(物理)ってか、それかアクセルシューターなどを銃モードから放てるようにしようか。」

 

彼は夜天の書を開きながら、リニスのことを思いながらも顔をあげてかつて自分が作りだしたのを思いだした。

 

「・・・・そういえばあいつとも別れてしまったんだよな・・・・契約を解除をしてあいつを自由にさせてやったんだっけな、戦いに巻き込まないために・・・・」

 

彼は目を閉じて夜天の書を閉じると扉が開いてシャマルが入ってきた。彼女は彼のところへと来ていた。

 

「ラン君、今日からあなたのお世話をすることになったわ。よろしくね?」

 

「あぁ頼むよシャマル、とりあえずリハビリか?」

 

「えぇあなたの重傷と聞いたときは驚いたけど、元気そうね。」

 

「といっても体はボロボロだけどな、医者からは歩けないかもしれないっと言われたぐらいだ。いずれにしてもリンカ―コアば無事ならリンカ―コアなどを調べる方に行ってもいいかな?といったがリハビリを頑張るしかないな。」

 

彼は立ち上がろうとしたが体のバランスを崩してしまう。シャマルは急いで彼のところへ来て彼を車椅子に座らせてリハビリをする場所へと移動する。

彼は車椅子に座りながらこれ案外便利だなと思いつつ、リハビリ室へと到着をする。そこにはなのはやフェイト達がいた。

 

「なのはにフェイトにアリシアじゃん、どうした?」

 

「・・・・ライ君、私手伝うの!!ライ君のリハビリを!!」

 

「なのは・・・・・」

 

「私も手伝わせて、ライには助けてもらっているばかりだから・・・」

 

「私も!!」

 

「二人とも・・・・・・・」

 

そこから雷児のリハビリ生活が始まった。フェイトとアリシアに肩をつかんでもらい彼は立ち上がるところから始まった。

 

「どあ!!」

 

彼は何度も何度もバランスを崩している、それでも挫けずに彼は立ちあがろうと奮闘する。

 

リハビリを開始して数週間が立ったその夜。なのはが一緒にいてくれることになり。彼女は彼の手を握っていた。

 

「・・・ごめんねライ君・・・・」

 

「なのは・・・・・・・・・・・」

 

「ライ君と出会う前ね、私のお父さん入院していたの・・・その時お母さんもお兄ちゃんもお姉ちゃんも忙しく働いていたの・・・私は何もできなかったからずっと笑顔でいるようにしていたの・・・・」

 

彼は黙ってなのはの話を聞くことにした。普段なら言わないことを彼女は話し続けている。

 

「魔法を取得をして私にもようやく皆の役に立てると思っていた・・・・」

 

「それであんな無茶な特訓や仕事を受けていたわけか・・・」

 

「私って魔法が取り柄だから・・・それがなくなったら・・・」

 

「そんなことはないさ・・・・なのはにだって得意なことあるはずだよ?笑顔だ・・・」

 

「え?」

 

彼は彼女の頭を撫でている。

 

「お前の笑顔は皆を笑顔にする、フェイトやアリシア、アリサやすずか・・・はやてを笑顔にする。それはもちろん俺にも元気をくれている。」

 

「でも・・・今回のライ君のリハビリも・・・私が・・・私が・・・」

 

彼女の声が涙目になっている、彼は魔法でハンカチを出して彼女の流している涙を拭いている。

 

「昔の話をしてあげるよ・・・」

 

「え?」

 

「俺がまだカラレス・ランズだった時のことだ・・・俺は昔から魔法などが得意だった・・・けどな、おれでも救えなかった命はあった。家族だよ・・・・」

 

「!!」

 

「俺には強い父、優しい母・・・姉が二人に妹が一人いたんだ・・・それはとても楽しい生活だったよ。けどな・・それもある事件で終わっちまった・・・・突然として襲い掛かる爆発。父や母、姉達・・・そして妹はその爆発で亡くなってしまった・・・俺はその時は魔法の研究をしていた・・・けど今のようにすぐに魔法を使うことができていない状態だ。その時に訃報を知った。俺は悲しいかった。父達を失ってしまったんだ。一気に家族を・・・そこからかな?彼女達を作り出したのは。

 

「それって!!」

 

「リリア達だ。夜天の書を当時俺は作っていたからな・・・ベースを俺の家族の写真をベースに彼女達を作り出した。」

 

「そうだったんだ・・・・・」

 

「リリアは母をベースにシャマルとシグナムは姉さん達を・・ヴィータは妹をそしてザフィーラは父をベースに作り上げたんだ。」

 

彼は病室の窓から見える月の灯りを見ている。

 

「なぁなのは・・・・・」

 

「どうしたの?」

 

「ありがとうな。」

 

「ふぇ?」

 

なのははいきなり彼が自分にお礼を言ったのでなんでだろうと思った、自分のせいで彼はリハビリをすることになったのにとなのはは思っていた。

 

「お前やフェイトたちがいたから、俺は頑張ってこれると言うことだ。さーてそろそろ寝ないとな。」

 

彼は目を閉じてしまったので、なのはもシャマルに用意されたベットに眠るのであった。次の日はリリア達も駆けつけてリハビリの訓練を続けていた。

 

「おととと・・・・・」

 

彼はバランスを崩しているが、シグナム達がすぐに駆け寄ってバランスを戻して座る。

 

「・・・・ふぅ・・・・・」

 

彼は座りながら糸を出していた、彼は新たな魔法を考えていた。魔力で作った糸を使い相手を絡ませる魔法を考えている。

 

「よっとほ!!なんだこれ!!」

 

ヴィータが変な動きをしているので全員が笑っている、はやてやアリシアも大声で笑うほどに。

 

「あっはっはっはっはっは!!」

 

雷児もおかしくて笑ってしまう。

 

「おまえかああああああああああああああああああああああ!!」

 

だが魔力糸はそのままなので、ヴィータはクルクルと回転させられる。

 

「うわあああああああああああああああああああ!!」

 

さてっと彼は魔法の糸を解除するとヴィータは尻もちをついていた、突然自身が回転されたこともありそれが解除されたのだ。目をくらくらさせているのであった。

 

雷児がリハビリを始めてから数か月がたった。彼の治療具合は進んでおり現在はというと?

 

「雷児さん大丈夫ですか?」

 

「あぁギンガちゃんか、あぁ大丈夫だよ。」

 

彼はゆっくりだが自身の足で歩いている、現在はお見舞いに来てくれたクイントさん一家との話をするためにゆっくりと歩いて彼女達のところへと向かっている。

 

スバルも彼に慣れてきたのか、雷児のことはお兄ちゃんと呼んでいる。雷児は妹が自身のことをおにぃと呼んでいたことを思い出してしまうほどだ。

 

「どうしたのお兄ちゃん。」

 

「・・・何でもないさ、スバルちゃん・・・・」

 

彼は一瞬だけ悲しい顔をしたがすぐに戻してスバルの頭を撫でている、クイントは話しかけている。

 

「どうかしらリハビリの方は。」

 

「えぇリンカ―コアは無事なので魔力などは安定しております、まだ走るなどはできないですが・・・歩くことが可能ですね・・・・」

 

「そう隊長達もあなたが復帰するのを待っているわよ。」

 

「了解ですよ、なーに心配ありませんって。俺は不可能を可能にする男ですから。」

 

彼は笑顔でいい、振り返りながらお辞儀をして歩くのであった、彼は病室にある車椅子を見ている。

 

歩けなかった頃はこれに乗り移動していたな、その時は人によって変わっていたが・・主だったのがなのはだったなっと。

 

「言ったじゃねーか・・・お前のせいじゃないってよ・・・あれは傷つけられたくなかったからな・・・大事な仲間を・・二度と・・・・」

 

それがあの時彼がなのはを庇った理由だ。かつて自身は家族を失っている。そして逃がすためとはいえ家族がその後兵器として利用されていたことに対して怒っていた。だからこそ彼はこの現世では二度とあんなことはしないと決意をして、自身の仲間達を傷つけるものが現れたら全力で相手を叩き潰すと・・・彼は手を握りしめていた。

 

「ナハト。」

 

『はい主よ。』

 

隣にナハトが現れる、彼女は普段は彼の中におり呼ばれたら出てくるようにしている。

 

「俺の体の治療状況は?」

 

『70.6パーセント回復をしております、ですが・・・まだ不安定なところがありますので・・・』

 

「わかっている、やはりシャマルの治療魔法が必要ってわけだな?』

 

『はい・・・・』

 

ナハトの言葉に雷児は考えている、確かにシャマルの魔法を使えばすぐに体は回復をする・・・だが・・・

 

「それでは協力してくれているなのは達に申し訳ない、だからこそ俺はリハビリをしている。いつかは治ると信じて・・・・」

 

『わかりました、主がそこまで言うのでしたら私は何も言いません・・・私は中に戻り再び治療の方へ集中をしますね。』

 

そういってナハトは光となり彼の中に入る。彼は今度は歩きながらの訓練に入りそこから数か月が流れる。

 

「復活うううううううううううううううううう!!」

 

そう約数か月の治療とリハビリを受けて彼は完全復活を遂げた、彼はお世話になったお医者さん達に挨拶をした後に外へ行く。

 

「ライ君!!」

 

一番になのはが彼に抱き付いた、雷児は驚きながらも彼女に顔を合わせる。ほかにはシグナムやはやてと・・・

 

「・・・・誰?小さいリリアみたいなのが浮いているけど?」

 

彼ははやての側に飛んでいる小さい子を見つける、姿はリリアことリインフォースの姿に似ているが小さいのだ。

 

「始めましてです!!私はリインフォースお姉ちゃんの妹として生まれました、リインフォース・ツヴァイといいます!!」

 

「そうかリリアの・・・・・」

 

雷児はリインフォースツヴァイの頭を撫でているとリリアがごほんと言っている。

 

「おっと悪い悪いリリア、だがなぜこの子を?」

 

「実はですね、あの時ユニゾンをしましたけどその後はユニゾン能力を失ってしまったのです。そこで主はやては私をベースにあの子を作ったのです。だからカラレス様・・・」

 

「えっとなんだい?」

 

「どうか私をもう一度あなたと共にいることをさせてもらえないでしょうか・・・」

 

「リリア・・・・だが・・・・」

 

「いいで、リインフォース。」

 

いいと言ったのははやて本人だ。彼も驚いてしまう。

 

「だがはやて・・・いいのか?」

 

「本人が望んでいるんや。主としては寂しいけどな・・・でもリインフォースにとってライ君は大事な人やってうちにもわかる。ライ君改めてやけどリインフォースを頼みたいで。」

 

「・・・・・わかった、リリア・・・また共に一緒にいてくれるな?」

 

「はい!!」

 

彼女がいい笑顔で話をしている中、卒業してからミッドチルダの方へ過ごすと言ったが・・・

 

「家どうしようかな?」

 

「そうや!!ならライ君うちらといっしょに住めばええやん!!そうしたらリインフォースとも別れなくてすむし。」

 

「主はやて、それはいい考えですね!!」

 

「にゃ!!駄目だよはやてちゃん!!ライ君は私が一緒に住むの!!」

 

「なのは達わかってないわね、ライは私とフェイトと一緒に暮らすんだよ!!」

 

「そうだよ!!」

 

乙女達がバチバチと火花を散らしている中、彼は休んでいた分の学校のことを聞くためにアリサ達のところへとワープをするのであった。

 

「にゃ!!いないし!!」

 

「追いかけるで!!」

 

なのは達は追いかけるのであった。




次回 完全復活をした雷児は学校に復学し、学校生活を満喫をする。

中学へ進学をしてからゼスト隊がどこかに行くことが判明した、彼もついていこうとしたが今回は危険のため彼は残されたのであった。

だが彼は嫌な予感がするといいクイントさんに仕掛けていた装置を起動させて彼らの後を追いかける。

次回「ゼスト隊を救え!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ゼスト隊を救え!!

雷児side

 

リハビリを終えた俺はゼスト隊の方へと顔を出していた。皆が俺が来ると喜んでくれた。おかえりーなど言ってくれてクイントさんやメガーヌさん、そしてゼストさんも喜んでいた。

 

「おかえりなさい雷児君。」

 

「待っていたぞ雷児。」

 

「ゼストさん、皆さん・・・加藤 雷児今日より復帰させていただきます!!よろしくお願いいたします!!」

 

俺は敬礼をして皆が拍手をしてくれた、俺は喜んで訓練を再び再会をするために模擬戦をすることとなった。

 

その相手がクイントさんだ。俺はララをセットアップをする・・・久々のセットアップをしたなと思い体をかるーく動かして準備完了をした。

 

「さーてライ君、おそらく下がっているかもしれないから私が相手になるけど・・・いいわね?」

 

「えぇかまいませんよ、クイントさん。」

 

俺はララをハンマーモードにして構える、クイントさん相手だとこの形態の方があいてをしやすいからだ。相手は接近形態の武装リボルバーナックルをそうびをしているからだ。

 

「いきます!!ブースト!!」

 

俺は両足にブーストをかけてクイントさんに接近をして持っているララを振り回す。だがクイントさんはそれをかわして俺に回し蹴りをしてきた。

 

「ちぃ!!」

 

俺はすぐにララを拾い上げて彼女が放つ蹴りを受け止めるが反動がすごく後ろへ下がってしまう。

 

「なら!!シュワルベフリーゲン!!」

 

俺はヴィータが使用をする魔法を使い鉄球のような魔力弾を作りだして連続して放ちクイントさんめがけて発射させる。

 

「ウイニングロード!!」

 

彼女はウイニングロードを使い俺が放った攻撃をかわして構えている。あの技は!!

 

「ララ!!カートリッジ!!」

 

『了解です!!』

 

彼女の右手に装備されているのが回転を始めている、くるか!!なら俺もこの技で受け返す!!

 

「リボルバー・・・・」

 

「ラケーテン・・・・」

 

「ナックル!!」

 

「ハンマー!!」

 

俺が放ったラケーテンハンマーとクイントさんが放ったリボルバーナックルが激突をする。

 

「はああああああああああああああああああ!!」

 

「ぐうううううううううううううう!!どああああああああああああ!!」

 

俺は衝撃で吹き飛ばされてしまい、壁に激突をする。

 

「ごふ!!」

 

「あちゃー・・やり過ぎた。」

 

クイントさんもさすがにやってしまったなと顔をしているが、俺は起き上がり右手を上げている。

 

「?」

 

上空で雷雲が発生をしている中、雷鳴が俺に落ちてきた・・・だがこれは俺が魔法を使うのさ。

 

「ヒッサツパワー!!サンダーブレーク!!」

 

俺から放たれた雷がクイントさんに命中をする、なら俺は夜天の書を出して新たな作りだした魔法を使うとしよう。

 

「うなれ・・・閃光のごとく・・・相手を射抜く矢となれ!!」

 

俺の周りに魔法陣が発生をして光の矢が準備されている。

 

「ライトニングアロー!!」

 

ばちばちと閃光のごとく魔法陣から矢が放たれてクイントさんめがけて放たれる、これが俺が病院で作りだした魔法の一つだ。

 

ララをアローモードにしておりおれ自身も矢を放っており魔法陣と共にたくさんの矢を放つ技だからだ。

 

クイントさんはウイニングロードで回避をしている、けど俺はその隙を見逃してない。バスターモードへと変形させてララを構えて俺はトリガーをひいて砲撃をする。

 

「であああああああああああ!!」

 

クイントさんは俺が放ったバスターショットを蹴りで吹き飛ばして俺はカートリッジを装填して構えているが。

 

「そこまでだ二人とも熱くなり過ぎだ。」

 

ゼストさんの合図で俺たちはお互いに動きを止めて辺りを見る、やり過ぎたみたいだなと反省をした。

 

模擬戦などを終えて俺は海鳴の方へ戻っていた、数日がたち学校へ復学をしてなのはたちと一緒のクラスで授業を受けている。

 

ゼストさん達は今追っている戦闘機人事件を追っていることを知っているが俺は復帰をしたばかりと言うことで待機を命じられている。念のためにクイントさんにつけている発信機が役に立っている。

 

「!!」

 

家に帰る途中で発信機の反応が変わったことに気づいて俺はリリアとナハトを連れて転移魔法を使いクイントさん達がいる場所へと転移をする。

 

俺は急いでその場所へと行くためにリリアとナハトに声をかける。

 

「二人ともダブルユニゾンだ!!」

 

『『了解です!!』』

 

「『『ダブルユニゾンイン!!」』』

 

俺の姿がダブルユニゾンをした影響で甲冑などが変化をしており俺はすぐにララを構えてバスターモードにしている。

 

「くらいな!!バスターノヴァ!!」

 

俺が放った砲撃はクイントさんとゼストさん、メガーヌさんがいる場所に到達をする。

 

「「!!」」

 

相手をしていた人物たちに命中はしなかったが、三人が無事なのを確認をした。

 

「雷児!!なぜお前が!!」

 

「そうよどうして!!」

 

「話は後です!!あの人たちは・・・・」

 

「戦闘機人・・・まさかこんなところにいるとはおもってもなかったわ。」

 

三人がそう言っている中、相手の方は驚いている・・・子どもだが威力が半端じゃないと・・・そして彼が持っている本に見覚えがあるからだ。

 

「あの本は・・・」

 

「貴様何者だ!!」

 

「・・・俺?」

 

彼は彼女たちの方を向いて夜天の書を開いている。現在の俺は怒りでいっぱいだ・・・ゼストさんやクイントさん・・そしてメガーヌさん以外の人たちは死んでいるからだ。

 

入ってきたときから優しく俺に声をかけて来てくださった先輩たちが・・・だからこそ俺はこう名乗る。

 

「ならば聞いて覚えておけ、俺はカラレス・ランズ!!夜天の書を作りだした男だ!!お前たちは俺を怒らせた・・・だからこそ俺は貴様たちを倒す!!」

 

「やってみるがいい!!」

 

「まてトーレ!!」

 

銀髪の子がもう一人の子を止めようとしたが遅く彼女の足からブレードが出てきた彼女は俺に蹴りで倒そうとしたが・・・・

 

「プロテクトシールド。」

 

俺はプロテクトシールドを発動させてガードをする中、新たな武器も開発をしたその名も。

 

「いけ・・・プロテクトビット!!」

 

そこから小さいプロテクトシールドが放たれて彼女に命中をする、そう俺が開発をした魔法の一つプロテクトビット。使用はプロテクトシールドと一緒だがこちらは攻撃用に作ったもので現在は8つぐらい発射させている。

 

そこから魔力の光弾を放ったり魔力の刃を纏い相手に攻撃をするなどのする形態だが俺一人では現在は制御が難しいためダブルユニゾンをしたのだ。

 

リリアが制御をしてくれて、ナハトが魔力のコントロールをしてくれているので俺は楽にプロテクトビットを使用をすることができる。

 

しかし今は守りながらの戦いをしている、ゼストさん達はダメージが大きいのでここは撤退をするしかない。

 

仕方がない・・・ここは撤退をしますか。

 

「ゼストさんたち俺につかまってください、一気に転移をします・・・。」

 

「雷児・・・お前は・・・・」

 

「話は後でしますので、ナハト!!リリア!!」

 

『『はい!!』』

 

「ララ!!カートリッジ!!」

 

『了解です!!』

 

俺はバスターモードへと変えてはやてが使う最大の魔法を使う。

 

「くらいな!!ラグナロク!!」

 

俺は最大魔法の一つラグナロクを放ちバスターモードから砲撃が放たれる。俺はラグナロクを放った後すぐに転移魔法を発動させて撤退をした。

 

雷児side終了

 

???side

 

「まさか・・・カラレス・ランズという名前を聞くことになるなんてね・・・」

 

私は驚いていた、トーレとチンク相手に戦う少年が現れて二人を吹き飛ばしたあの魔法・・・間違いない彼は夜天の書を作った人物で間違いないな。

 

「ドクター・・・カラレス・ランズとは?」

 

ウーノが聞いてきた、確かに彼女たちには教えてなかったらね。でもよかったよ・・彼が生きていると知ったことに。

 

「彼は私にとって大事な友だったものだ・・・」

 

そう彼が転生をしたように・・・私も転生をしてこのジェイル・スカイエッティとなった。

 

あ、言っておくと私はカラレス・ランズの親友である。名前はセイル・ゴールスという名前だ。

 

私も驚いたよ、彼が魔力暴走で死んだと聞かされた時は・・・だがすぐに彼が王国の奴らを道ずれにしたと知ったときは・・・奴らを恨んださ・・・私は奴らに復讐をするために反乱を起こしたが・・・負けて死んでしまったよ。

 

「ドクター・・・・・・・」

 

「少しだけ一人にさせてくれないか?ウーノ・・・チンクとトーレの調整は後でするよ。それとクァットロにセインとディエチの起動を早めるようにと。」

 

「ドクター・・・わかりました。失礼します。」

 

ウーノが去った後、私は彼の姿を見ている、やはり君は変わらないんだな・・っと・・さて

 

「ドゥーエ聞こえるかい?」

 

『はいドクター、いきなりどうしたのですか?』

 

「あぁ君に頼みたいことがある。それは・・・・・」

 

さて親友のために私も動くとしよう・・・あとは謝るだけだ。すまない友よ。

 

ジェイルside終了

 

雷児side

 

はいどうも再び加藤 雷児です、現在私は正座をさせられていました。主にメガーヌさんやクイントさんから怒られていました。

 

なんであんな無茶をしたのかと言うことについてもゼストさんが止めようとしたが・・・

 

「「隊長は黙っててください!!」」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ゼストさんが落ち込んでしまっている、隊長弱すぎるでしょ!!もっとがんばってくだ「聞いているのライ君!!」

 

はいもちろんであります!!クイント殿!!

 

「さて説教はここまでにしておくわ・・・さてまずは私たちが思っていることを聞くは・・・ライ君・・・あなたは何者なの?」

 

「まぁいずれ聞かれることだったので答えますよ、あなたたちがカラレス・ランズという名前は聞いたことがありますか?」

 

「えぇ聞いたことがあるわ、魔法と使ったら天下一と呼ばれて魔導書を最初に作りだした人物と聞いたことあるわ。」

 

えっとそのようになったのはまぁ理由があるといえばあるけど・・あの当時のミッドで俺に勝てる奴ってあいつぐらいしか思いつかないな、セイル・ゴールス。

 

あいつは俺とは逆に戦闘技術なら俺よりも上だ、剣術などは完全にあっちが上だ。俺もあいつとは負けたり買ったりの戦いをしていたさ。

 

「待て、雷児・・まさかお前は・・・・」

 

「そうですよゼストさん、俺はカラレス・ランズです。まぁ姿は違いますけどね。さてゼストさん達とりあえずミッドチルダの方へ戻りましょう、今回の事件についてもありますから。」

 

「あぁ俺も丁度レジアスに聞こうと思っていたからな。」

 

「・・・では転移・・ってあれ?」

 

俺は膝をついている、するとダブルユニゾンが解除されてリリアとナハトが出てきた。二人とも疲れている。

 

「すまないな二人とも・・・さすがにプロテクトビットを使い過ぎたか・・・」

 

「いいえ、普段から主のことを考えますと飛ばしすぎでしたので・・大変でした。」

 

「すまん。」

 

さすがにやり過ぎたか、すまない二人とも後で何か奢ってやるから。さて俺は転移魔法を使うためにクイントさん達を先にミッドチルダの方へと転移をして自分たちも転移をするのであった。




次回 雷児は海鳴のほうへと戻りなのはたちと共に授業を受けている。クイントたちを救ってからかもしれないが、疲れ切っていた。

ある日のことミッドチルダのほうへと行き地上本部へと行くと一人の女性に出会う。

次回「女性との出会い。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

女性との出会い

中学校にて。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

この小説の主人公加藤 雷児は現在ぐでーんと机に伸ばしていた。彼はゼストさん達を救ったのだが彼は現在疲れていた。ダブルユニゾンをしたことプラスに疲れが一機に来てしまい、現在は体を伸ばさないといけないぐらいに疲れていた。

 

「あんたどうしたのよ?」

 

アリサ達が雷児のところへとやってきているが・・・彼は体を動かすこともせずに反応もゼロに近い状態だ。

 

なのは達も彼が何をしていたのかは聞いているが、まさかこんな状態の彼を見るのは初めてなので驚いている。

 

「ライ君大丈夫なの?」

 

「・・・・あぁ・・・といいたいが・・・今・・・かなり魔力・・・などが消耗しているからな・・・・」

 

「そうなの?」

 

「あぁ・・・助けたのはいいが・・・やはり無茶しすぎたわ。」

 

雷児はめんどくさいぐらいになっていたが・・・なのは達に話そうとしたが・・・

 

「おー俺の嫁達!!こんなところにいたのか!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児にとってはめんどくさい奴が来たなと思っている、おそらく自分と同じ転生者であるが・・・何とも変なやつが来たなと思った。

 

髪は金髪はいいが、目がオッドアイの時点でだめだろうと・・・雷児は目をそらそうとしたが・・・

 

「てめぇ!!モブ野郎何なのは達と話をしてやがるんだ!!」

 

「・・・・・・・・めんどくさい。」

 

雷児には本当にめんどくさいなと思いながら立ちあがり、彼の目の前に立ち手を掲げる。

 

「お!!なんだ!!この最強の俺とたたか・・・ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

突然彼は立ちながらいびきをかいている、雷児は彼に催眠の魔法を使い眠らせた、さらにこれ以上めんどくさいことにならないために彼の下の方に転移魔法を使い彼は消えた。

 

「ふぁああああああああああああああああ」

 

彼は大あくびをして自身の机に戻るとなのはが念話をしてきた。

 

『ライ君、三郎君どこにいったの?』

 

『知らん、どこか適当に転移魔法をつったそれだけだ。』

 

彼 篠山 三郎は転生者だ、だが転生したのはいいが事件は解決していたため中学からの参戦となったがまさかアリシアもいるとは思ってもいなかったらしい。

 

だがそばには雷児がいたのでいつも彼に邪魔をされるのであった。

 

「ここどこだあああああああああああああああああああああああ!!」

 

学校が終わり雷児はあくびをする、なのはとフェイトとアリシアとはやてと一緒にミッドチルダの方へと転移をしてきた。

 

「じゃあ俺は地上本部だからこっちだ。」

 

「うん・・・・」

 

「じゃあまたね?」

 

そういって四人と別れた彼は歩きながら夜天の書を開きながら新たな魔法を考えている。魔導書を持っているとやはり落ち着く彼・・・

 

地上本部に到着後ゼストさん達が待っている場所へと向かおうとしたとき。

 

「加藤 雷児君ね?」

 

「・・・あなたは?」

 

オレンジ色の髪をした女性が彼に声をかけてきた、雷児は彼女がレジアス中将といる秘書の人で間違いないと思った。だが彼は警戒をしていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「あらどうしたのかしら?」

 

「いえ、あなたからはなんでか知らないが俺がゼストさん達と戦ったやつと同じ感じをしているなと思いましてね。あなたは戦闘機人ですね?」

 

「!!」

 

彼女は驚いているが、彼はそのまま言葉をつなげる。

 

「あなたはどうやらスパイが得意な戦闘機人と見た、あの二人とは違い戦闘系じゃないってのもすぐにわかった。武器は今は隠しているが爪と見た。なぜわかったか?それは「俺は戦闘に慣れていてその人がどの武器を使うか見ればわかるさ」っと誰だ俺の言葉を言おうとしたのにとった奴は。」

 

すると彼女は転移魔法を使い雷児ごと転移をする。

 

「な!!」

 

彼自身も驚いている、いきなり転移魔法を使われて変な場所へと連れてこられたのだから。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児はセットアップをしておりララを鎌モードにして構えている。

 

「ドゥーエやめなさい、お前でも彼には勝てない。」

 

「ドクター・・・・・・」

 

ドゥーエと呼ばれた彼女は変装が解けて本来の姿へと戻っている。雷児も驚くが声をした方を見る。

 

そのそばには前に戦った二人の戦闘機人以外にもいたからだ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児は鎌モードを構えたまま警戒を解かない、雷児は男のことを知っている。

 

「ジェイル・スカリエッティ・・・・」

 

「ふふふそんなに警戒しなくてもいいさ、雷児君・・・いやカラレスよ。」

 

「!!」

 

彼は驚いている、なぜこいつが自身の前世の名前を知っているのか。彼はさらに警戒を強めてブーストをかけて一気に接近して彼にその鎌を振り下ろす。

 

「ドクター!!」

 

ドゥーエ達が声をあげたが彼は落ち着いていた、そして持っているデバイスを起動させて彼が振り下ろした鎌モードのララを剣で受け止めていた。

 

「なに?」

 

雷児は驚いていた、彼が持っているデバイスはかつて親友が使っていたのと同じだからだ。彼はマントを開いて着地をして銃モードへと変えて構えている。

 

「・・・なぜお前がそれを持っている。」

 

「まだわからんかな?カラレス。私を忘れたのかい?そうだね・・・なら話してもいいかな?」

 

「・・・・・何をだ。」

 

「君が昔告白をしよ「お前セイル・ゴールスか?」ちぃ・・・余計なところで思い出したのか。」

 

「当たり前だ、そんなことを覚えているのはお前ぐらいだ、だがなぜだ・・・なぜお前が?」

 

雷児は無限車庫で歴史書を読んでいたので彼の最後は知っていた・・・彼の最後に雷児は目を見開いたぐらいだ。

 

「なぜ・・・なぜお前が反乱を起こした・・・・」

 

「・・・・・それは。」

 

彼は突然土下座をした、雷児もウーノ達も驚いている。

 

「すまないカラレス・・・私はお前を救ってやれなかったからだ。俺はその時は別の場所にいた・・・そしてお前が死んだことを手紙で知った!!死因は魔力暴走の事故となったが・・お前がそんなミスをするとは思えなかった・・・」

 

ジェイルことセイルは涙を流していた、その姿をウーノ達は初めてみたので驚いている。

 

「だから、私は調べた・・・そして知った、王国の奴らが彼の屋敷に攻めたということを・・・私は恨んだ・・・なぜその時私はいなかったのか。私はすぐに決意を固めて仲間達を探し続けて王国に反乱を起こした。」

 

「それが王国反乱期の事実なんだな・・・セイル・・・・」

 

彼は彼のところへ行き膝をついていた。

 

「カラレス・・・・・・」

 

「・・・またこうしてお前と再会したことをうれしく思う、俺のために戦ってくれたことについてはもう聞かないよ、ありがとう我が親友よ。」

 

「カラレス・・・実は俺だけじゃないんだ・・・」

 

「え?」

 

「あの反乱部隊にはお前のことを好きって言っていたやつがいた。」

 

「待て・・・それって!!」

 

「・・・そうだ、アレイ・レーメルン・・・・」

 

「!!」

 

雷児side

 

アレイ・レーメルンだと・・・なぜ彼女まで・・・俺は彼女を巻き込まないために彼女を実家の方へ送り返した。

 

まぁ言えば彼女はその・・・お嫁さんといえばいいだろうな・・・俺がリリア達を作ったときも彼女は一緒にいてくれたな。魔導士としては主に補助系が得意だからな。

 

「あぁ実は・・・あの時彼女は俺のところへ来ていたんだ・・・その時の俺は反乱の準備をしていたからな・・・彼女はこう聞いてきたんだ。」

 

回想

 

『ねぇ・・・セイル・・・』

 

『なんだ?』

 

『カラレスを殺した奴って誰?なんで彼が殺されないといけなかったの?ねぇ・・・ねぇねぇねぇ』

 

『・・・・・・・・・・・』

 

その時の彼女の目は綺麗な目をしていなかった、まるで復讐をしたいような目をしていた。俺は本当に驚いたさ。彼女のあんな目は始めてみたからだ。

 

回想終わり

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

その話を聞いて俺は怖いと思ったのは初めてだ、アレイは優しい子のはずだったな。いやー懐かしいなじゃなくてどうしてこうなったし!!

 

「・・・待てよもしかしてお前が転生しているってことは彼女も転生している可能性が高いってことだよな。」

 

「・・・おそらくな、だが私もまだ会ったことがないのだ。彼女と・・・・・」

 

「まじか・・・・・了解したとりあえず俺は戻るとしよう。」

 

「あぁ言っておくが戦闘機人事件に関しては私は何も関与していない、時空管理局の上層部・・・いや奴らと言ったほうがいいな。」

 

「・・・奴ら?」

 

セイルの言葉を俺は聞いて転移魔法を使い元の場所へと戻る、なお奴とは連絡がいつでもできるようにお互いの通信を交換する。

 

「・・・・さてどうしようかな?」

 

俺はとりあえずゼストさん達のところへ行く、部隊の方は新たなメンバーを加えた部隊になっている。まさか俺が先輩になるとは思ってもなかったさ。前のメンバーよりは少なくなってしまったが・・・いずれにしても後輩達を立派に育てるのも悪くないと思っている。

 

その夜はクイントさんの家に泊めてもらうことになった、久々にギンガちゃんとスバルちゃんに会えるからね。

 

だがそれがまさかの展開になるとは思ってもなかったけどな・・・・・




次回 クイントさんの家に泊めてもらうことになった雷児、ギンガとスバルは出迎えてくれるが・・・ギンガの様子がおかしかった。

次回「ギンガの様子がおかしい?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ギンガの様子がおかしい?

雷児side

 

クイントさんの案内で久しぶりにナカジマ家の方へとやってきた俺。この家に来るのも久々だなと思う。

 

彼女は家のインターホンを押してから家の鍵が開いたのを確認をして家の扉を開ける。

 

「ただいまーーーー」

 

「おかえりお母さん!!」

 

「おかえりなさいお母さん。」

 

中からスバルちゃんとギンガちゃんの声が聞こえてきた、クイントさんは俺のことを話しをしているみたいだ。

 

俺は中へと入り彼女たちを見る。

 

「あーー!!雷児お兄ちゃん!!」

 

「やぁスバルちゃん。ギンガちゃんも今日はお世話になるよ。」

 

「えっと・・お兄さん・・・その・・・おかえりなさい。」

 

「・・・ただいま?でいいですかな?」

 

「ふふふいいわよ、さーて準備をしないとね。」

 

クイントさんは料理をするために台所へと行き、俺はリビングの方へとギンガちゃんとスバルちゃんと一緒に行く。

 

「ギンガちゃん?」

 

「ふぇ!?な・・なんですかお兄さん。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・いや気のせいだろうな。」

 

俺は一瞬ギンガちゃんから何かを感じたが・・気のせいだろう・・・ジェイル・・・いやセイルから彼女たちもウーノたち同様な戦闘機人と聞いている。

 

プロトゼロタイプ・・・それが彼女たちの名前だそうだ、プロトゼロファーストがギンガちゃん、プロトゼロセカンドがスバルちゃんということになる。

 

おそらくクイントさんがジェイルいやセイルの事件を追っている際に彼女たちを保護をして娘として育ててきたんだろうな。

 

(まるで俺がリリアたちを作ったようにな。)

 

俺はリビングで夜天の書を開いて魔法を見ていた、現在使える魔法は俺がかつて使用をしていたのにプラス、なのは、フェイト、アリシアが使っているミッド式の魔法やシグナムやヴィータ、シャマルにザフィーラが使う魔法などが収められている。

 

「お兄さん、その本は?」

 

「あぁこの本は俺が使う魔導書さ・・・・・」

 

「そ・・そうですか。」

 

なんかギンガちゃん風邪でも引いたのかな?

 

「ギンガちゃん。」

 

「はい?ふぇ!?」

 

「ふーむ、熱はないみたいだから大丈夫みたいだね?」

 

「ふぁあああああああああああああああああああああああああ!!」

 

ギンガちゃんは顔を真っ赤にしているが、いったいどうしたものか・・・

 

『マスター・・・はぁ・・・・』

 

なんでララにため息をつかれたのか俺にはわからないが、ごはんができたわよという声を聞こえて俺たちは座る、やはりすごい量だな。

 

「「「「「いただきます!!」」」」」

 

相変わらずスバルちゃんとクイントさんはご飯を食べているな、ギンガちゃんは・・・ってあれ?

 

ギンガちゃんは普通にご飯を食べている、けど次の時には一緒に食べていたと書いておく。

 

その夜、俺はクイントさんが用意をしてくれた部屋の布団の横になっていた。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

俺は夜天の書を魔法で浮かせて俺の手元に置いた。やはりこいつがいると落ち着くな、これがないと俺は色んな魔法を使うことができないからな。もちろん今まで使っていたのは俺が覚えている魔法だからつかってきたが・・・新たな魔法などはこちらに書いてあるからね。

 

こんこん。

 

「ん?」

 

こんな時間に誰だろうか。

 

「誰?」

 

『あの・・・ギンガです。入ってもよろしいですか?』

 

「いいよ。」

 

がちゃっとドアが開いてギンガちゃんが入ってきた、俺は彼女にいらっしゃいという。

 

「どうしたのだい?こんな時間に俺のところに来て・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・た。」

 

「ん?」

 

「会いたかった!!」

 

彼女はいきなり俺に抱き付いてきた、会いたかった?おかしい確かにギンガちゃんとはリハビリ以来だけど泣くほどじゃない気がするが・・・

 

「どうしたんだいギンガちゃん、泣くほど俺に会いたかったってことかい?それは俺もうれしいが・・・・」

 

「違う・・・違うの!!わからないかな?まぁ本来の体とは違うからあれだけど、カラレス。」

 

「!!」

 

ギンガちゃん今何て言った?カラレスと言ったよな、クイントさんが家族に?いやそのようなことはあの人はしない。だがなぜ?

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼女の目は金色に光っていた、これは戦闘機人としてのモードだ。いや待てよ・・・・・・まさか!!

 

「まだわからない?私だよ・・・・」

 

「まさか、アレイ・・・アレイ・レーメルンなのか?」

 

「わかってくれた・・・・カラレス!!」

 

彼女は俺に抱き付いた、涙を流しながら、アレイ・レーメルン、確かにあいつが言っていた通りだったな。転生をしたのは事実だったってわけか。

 

「アレイ、聞きたいことがある。」

 

「・・・私も聞きたいことがあったの。ねぇどうしてあの時私を実家に帰したの?私は、あなたの妻だったのよ!!不満でも!!」

 

「そんなことはない、お前は優しい妻だったよ、不満なんてなかった。」

 

「ならどうして!!」

 

「・・お前を巻き込むわけにはいかなかった、あいつらは俺が作りだした数々の魔導書たちを悪用をしようとしていた、断り続けた俺に軍隊を向けてくると俺は思い、君を突き放す態度をしたんだ。そして実家の方に連絡をして君を引き取ってもらい・・・あいつらが攻めてきたときに俺は夜天の書に実験の数々を入れたり自身の脳に覚えたりと細工をしておいたのさ・・・そして奴らを道ずれに魔力暴走を起こして・・・と至るわけだ。」

 

「・・・・か・・・馬鹿!!馬鹿馬鹿馬鹿!!」

 

彼女はぽかぽかと俺の胸を叩いた。

 

「私は悲しかった!!あなたが死んだと聞かされた時に誰があなたを殺したのかって思った!!セレスからすべて聞かされ時、私の心は壊れてしまった・・・なぜあの人が死なないといけないのか・・・あの時の平和を返してってどれだけ思ったか・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は彼女の言葉を聞くしかなかった、理由も話さずに彼女を突き放してしまった結果が彼女の心を壊してしまったことに・・・あの時はそれしか方法がないと思ったからだ。彼女も俺のことをいずれ忘れて別の男と一緒に暮らすと思っていたが・・・そんなことはなかった。

 

彼女も反乱軍に加わり戦死をしている。

 

「・・・気づいたらこの子・・・ギンガ・ナカジマとして転生をしていた。この家に保護されていた時から・・そしてあなたが助けてくれた時にすべて思いだしたの。カラレスと一緒に過ごしてきた記憶が全部・・・・・」

 

「なるほどね、あの時か・・・・・」

 

「そこから私は母さんからシューティングアーツというのを学んだり、私が使っていた魔法が使えるか試したりした。結果は使えたけどね。空を飛べたりしてウイニングロードって奴も試してみたわ。これ便利なのです。」

 

っと話をしているが、やはりまだ子どもの姿だな・・・だがクイントさんがあんな美人ならギンガやスバルも美人になるんだろうな。

 

「そういえば、カラレスは今も魔導士として?」

 

「あぁクイントさんの部隊に配属されているよ。」

 

「・・・ねぇどうしてあの時病院でリハビリをしていたの?」

 

あの時のことか、俺は理由を話した。なのはをかばい重傷をおったことを。

 

「・・・・・・・・・・・・・そうですか。あなたも1回はなったことがるあれですね?」

 

「そういうことだ、あの子は色々と過去にあったんでね。俺もなのはと出会ったのがそのあとだから・・・本人からそれを聞いたんだ。だからこそ彼女は魔法しか取り柄がないと言っていたが・・・それは違うと俺は思っているよ。」

 

(・・・はぁ本当彼は変わらないわ、私もあなたに救ってもらった一人だからわかるわ・・・彼に惚れてしまうほどに・・・・)

 

ギンガside

 

本当に彼は昔から優しい・・・あれは忘れもしないパーティー会場での思い出だ。昔・・・アレイ・レーメルンの時の記憶・・・・

 

私は幼い友達がいなかった、パーティー会場でも暇だった。けどある日私に話しかけてきた子がいた、カラレスだった。

 

彼がランズ家の子どもってことは知っていたが始めてみた。

 

「始めましてレーメルン家のご令嬢様、私はカラレス・ランズと申します。」

 

「アレイ・・・アレイ・レーメルンです。」

 

「お互いになれないパーティーでお疲れですね。」

 

「あなたもですか?」

 

「えぇこういうのは苦手といいますか・・・ははは・・・」

 

彼も一緒なんだと思い、そこからずっと話をしていた。パーティーが終わり彼と別れてからもずっと彼のことを思っていた。

 

また会いたいなと思うぐらいに。

 

おっと過去話はここまでにしておきますかな?色々とあって彼と結婚をして幸せだった。優しい彼は私を気遣ってくれたし家のことも手伝ってくれた。

 

本当に頼れる旦那さんだった。リリアたちが産まれてからも私はヴィータたちに戦い方を教えている姿を見ていた。

 

私も補助魔法を使える、攻撃魔法は使えるは使える・・・でも主にサポートとして戦う方が得意だ。

 

でもある日彼に私は家から出てくれないかといわれた。なんで・・・私なにかしたのか?というけど彼は黙っていて転移魔法を使って私の荷物と一緒に実家の方へと転移をしたとき、私は見た。

 

「ご・め・ん・な」

 

「カラレス!!」

 

私は手を伸ばした後に実家の方へ転移された。家族はどうやら彼から事実を聞いていた・・・そして・・・彼の死亡お手紙が届いた・・・

 

「ア・・ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

私は泣けさけんだ、大事な夫がなくなったことを・・・そして私は反乱軍に入りそして死んで転生をした。

 

新たな姿と名前でギンガ・ナカジマとして。そして彼と再会をした。

 

ギンガside終了

 

「ねぇカラレス・・・」

 

「なんだ?」

 

「リリアたちとは会えたの?」

 

「・・・・あぁ会えたよ、だが大変だった・・・あの時の事件は・・・」

 

「事件?もしかして闇の書ってやつ?」

 

「あぁ・・・・改造をされていたよ、俺は必死にバグを取り除いて今に至るってわけだ。」

 

「もしかして八神 はやてって子かな?」

 

「どうして?」

 

「実はお父さんに弟子入りをしたって聞いたことがあって・・・・」

 

「そうか・・たまーに地上部隊ではやてを見るのはそういう理由か。」

 

「うん、今私ねお母さんからシューティングアーツを学んでいるの。それで管理局に入ってあなたのサポートをするの!!」

 

「ぶふ!!」

 

彼はいきなりそんなことを言われるとは思ってもなかったので驚くばかりであった。彼は苦笑いをしながら彼女の頭を撫でるのであった。




次回 ギンガことアレイと再会をした彼は中学卒業後ミッドチルダの方へと完全に移動をする。

家の方は基本的にはやての家だがなのはやフェイト。そしてナカジマ家を転々としている。

ある日のことなのはたちと一緒にミッドチルダで観光をしていると空港大火災が発生をした、雷児はセットアップをしてはやてたちにそとをまかせて中へ突入をする。

次回「空港火災発生。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

空港火災

雷児side

 

「げほげほ!!」

 

やぁどうも皆さん、カラレス・ランズこと加藤 雷児です。はい今私はどこにいるのかというと?燃え盛る空港の中を走っています。なぜこうなったのかというと話をいたしますね?

 

アレイと再会をした俺は海鳴の方へ戻り、中学校生活を満喫をしてみごとに卒業。卒業後俺はなのはたちと共にミッドチルダの方へと引っ越しをするが家の問題だった、なのはたちがうちにうちにというがさすがになと思っていたら、クイントさんがうちに来ればいいじゃないといい結果が四つの家を転々とすることになった。

 

現在ははやての家におり、彼女の家から部隊の方へと移動をする。現在クイントさんは管理局を引退をしており装備をしていたリボルバーナックルはギンガとスバルに渡されており108部隊の補助に入っている。

 

俺はたまにセイルのところへ行きララに新たな武装が装備された。名前はブラスタービットと呼ばれるものだ。

 

ちなみに奴が住んでいるところはミッドチルダにある研究所だ、名前はジェイルの名前は使えないためヒカリ・ゲイルという名前でナンバーズと共に過ごしている。

 

ちなみにナンバーズのうちノ―ヴェ、ウェンディ、ディエチ、セッテ、セイン、オットー、ティードは俺の部下として着任をしている。

 

ドゥーエは変装をして管理局の本体を探したりしてるらしい、トーレとチンクにクアットロにウーノはセイルのところで護衛などをしているが応援として来てくれることもある。

 

で現在空港火災になぜ俺たちがいるかというと、本来は休暇扱いになっている俺は中へ突撃をして要救助者を確保をするためにバリアージャケットを纏い突入をしている。

 

「ララ、反応は?」

 

『この先に一名確認できます!!』

 

「了解した、急ぐぞ!!」

 

俺はブーストをかけてその場所へと向かうと、青い髪をした女の子が泣いていた。

 

「スバルちゃん・・・・危ない!!」

 

スバルちゃんに倒れようとしている石像に対して俺は右手に炎を纏い一気に殴る。

 

「くらえ!!スマブラで見て覚えた技・・・ファルコンパンチ!!」

 

不死鳥の如くパンチを放ちスバルちゃんに迫ろうとしていた石像を破壊した。

 

「き・・・きれい・・・・雷児・・・お兄ちゃん?」

 

「無事みたいだねスバルちゃん。」

 

「ライ君!!」

 

後ろからなのはが駆けつけてくれた、俺はスバルちゃんを彼女に託して次の救助者のところへと向かうために急ぐのであった。

 

雷児side終了

 

一方で別の場所

 

「スバルーーーーーーー!!」

 

ギンガ・ナカジマは妹であるスバルを探していた、彼女は13歳にて管理局に入り現在は雷児と同じ部隊にいる。

 

彼女は左手に装備されているリボルバーナックルで邪魔な瓦礫を壊しながら移動をするが・・・燃え盛る炎が彼女に襲い掛かる。

 

「く!!」

 

「うなれ疾風!!ウイングストーム!!」

 

強力な風がギンガに襲い掛かろうとしていた炎を消し飛ばした、背中の翼を閉じて彼は着地をする。

 

「カラレス!!」

 

「・・・あのね、ここでは加藤 雷児だからカラレスって名前を呼ぶんじゃないの。」

 

「あ・・ごめんなさい。つい・・・・では雷児さん!!スバルは!!」

 

「安心をしな、スバルは無事だ・・・さてはやて要救助者二人確保、あぁすぐに脱出をする。」

 

そういって通信を切り俺はライカを銃モードにして窓に向けて放った。

 

「ディバインバスター!!」

 

放たれた砲撃ディバインバスターで壁を破壊して彼はギンガを抱きしめる。

 

「しっかりつかまっていろよ?」

 

「う、うん・・・・・」

 

ギンガことアレイは顔を真っ赤にして彼に抱き付いている。一方のカラレス事雷児も彼女の胸が当たっているが気にせずに集中をする。

 

「バトルウイング!!」

 

背中のマントが翼に変わり彼は壊した壁から脱出をして着地をしてギンガを降ろしてはやてのところへ向かう。

 

「はやて、いいか?あの魔法を使うぞ。」

 

「了解や!!リイン!!」

 

『はいです!!」

 

「「氷結の息吹!!」」

 

二人が放った氷の魔法氷結の息吹が燃え盛る炎を凍らせていき空港の火災は鎮火をする。雷児はなぜ空港で火災が起きたのか調べるためにあるものを出した。

 

「なんやライ君それ。」

 

「あぁ俺が作ったサーチャーみたいなもん、蛇型ロボットヘビロイドとクワガタ型のロボットクワガホーンだ。」

 

彼はそれを飛ばして原因となった火災を調べているとゲンヤさん達が近づいてきた。

 

「はやてに雷児、すまない・・・ギンガとスバルを助けてくれて。」

 

「きにしないでくださいゲンヤさん。それに助けに入ったのは俺だけじゃありませんから、なのはたちそっちは?」

 

「こっちは終わったよーーーー」

 

「疲れたーーーーーーーーーーー」

 

「もう姉さんったら。」

 

フェイトはクスクスと笑っている、雷児は調査をヘビロイドとクワガホーンに任せてスバルとギンガのところへ行く。

 

「二人とも大丈夫みたいだな?」

 

「「雷児お兄ちゃん!!」」

 

「スバルちゃんはよく我慢で来たなえらいぞ!!」

 

雷児はスバルの頭を撫でていた、彼女はえへへといいながら彼に決意をしたことを話す。

 

「あのね、雷児お兄ちゃん。」

 

「どうした?」

 

「私ね管理局に入る!!お兄ちゃんやあの人のようになりたい!!」

 

「あの人?・・・・なのはのことか。」

 

「だから・・・その・・お母さんとお姉ちゃん・・それに雷児お兄ちゃんに鍛えてもらいたいんだ。いいかな?」

 

「なるほどな、入るために鍛えておきたいわけか・・・わかった。どうせ今日終わったら明日からはそっちにお邪魔をするからその時にならいいぜ?」

 

「わーい!!ありがとう!!」

 

スバルは喜んでいるとギンガことアレイがやってきた。

 

「よかったの?」

 

「あぁかまわんさ、あの子が選んだ道なら俺たちが止める理由がないさ。」

 

「・・・・そう。」

 

「不安なのか?あの子が管理局に入ることが・・・・」

 

「そういうわけじゃないわ、ただ・・・・」

 

「いずれはこうなる運命かもしれないな・・・俺のことはなのはたちも知っているからな・・・」

 

「そうなのね・・・・・・」

 

彼らはスバルを見ながらそう思うのであった。さて家に戻った雷児は調整を行っていた。

 

「・・・・よし、ヴィータもういいぞ?」

 

「ううーん」

 

彼女は目を開けて手や足などを動かしていた、ヴォルケンリッターたちは人間に近い感じになっておりたまに彼がこうして調整をしたりすることがある。

 

「出力的には前よりも上がっているからな、体は慣れておけよ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ヴィータ?」

 

「あ、何でもねーよ・・・・・」

 

「そうか?」

 

彼は夜天の書を閉じて部屋の方へと戻っていく、彼を見ながらヴィータはため息をついている。

 

「・・・・・・・・はぁ・・・・・」

 

「どうしたヴィータ。」

 

「ザフィーラか・・・・・・」

 

やってきた男性はザフィーラだ、彼はヴィータがいつもと違い落ち込んでいるのを見て声をかけたのだ。

 

「・・・・もしや主が重傷をおったときのことか?」

 

「!!」

 

ヴィータの反応を見てザフィーラは確信を得た、ヴィータはずっと抱えていたのだと・・・

 

「あぁそうだよ、あたしは情けない鉄槌の騎士だよ。あの時あたしが敵に苦戦をしているからカラレスが・・・あいつが落ちたのをあたしは見てしまった。あたしが・・・あたしがすぐにあの機械たちを倒せていたら!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

涙を流すヴィータ、彼にとってカラレスは大事な主だ。はやてと同じく優しい人物であり自身に技などを教えてくれた人物でもあるからだ。だからこそあの時彼が血を流しながら倒れるのを見て二度とカラレスを落としたりしないと決意をした。

 

リハビリの際もなのは同様に彼女も彼を支えていたからだ。

 

「だがそれでもあの方はお前のせいにはしないだろう。」

 

「リリア・・・・・・・・」

 

そこに入ってきたのは夜天の書の管理人格者リリアだった、彼女は持ってきた洗濯を畳むためにこの部屋へと持ってきたのだ。

 

「ヴィータ、カラレスさまはお前を恨んだりはしないと思うぞ?」

 

「けど!!」

 

「前に聞いたんだ、なぜあの時高町をかばったのか・・・それはお前や高町が傷つくのを見たくないと言っていた。」

 

「あたしや・・・なのはを?」

 

「・・・・そうだ、あの人はずっと抱えていたんだ。家族などを傷つけるものを許せなかったと。私もその時知ったよ・・・あの人はずっと変わってなかったと・・・それにアレイ殿のことも・・・・」

 

「奥方様か・・・・・・」

 

「ちょっと待ちな!!」

 

「「「!!」」」

 

突然の声に三人は驚いていた、はやての登場であった。

 

「ライ君って結婚をしていたん!?」

 

「え・・・えぇといってもカラレス・ランズの時ですよ?主はやて。」

 

「なーんや今結婚をしているかと思ったで・・・焦ったわ。」

 

はやてはほっとすると、そのまま自分の部屋の方へと戻っていくとシグナムがお風呂から上がったので楽な格好をしていた。

 

「主はやてはどうしたのだ?」

 

「あぁ実は・・・・・・・・」

 

リリア説明中。

 

「なるほどな、奥方様ことか・・・主が逃がすためとはいえ・・・あんな厳しい言葉をぶつけていたのだからな・・・つらかったのだろうな・・・主も・・・・」

 

四人は暗くなっていた、そこにシャマルが帰ってきた。

 

「ふぅ・・・あれ?どうしたのかしら・・・皆?」

 

「あぁシャマルか・・・先ほどまで奥方様のお話をしていたのだ。」

 

「アレイさんね?もちろん覚えているわ・・・懐かしいわね・・・・」

 

五人はそう思い話しているとリインフォース・ツヴァイが入ってきた。彼女の現在は大きさはヴィータと変わらない大きさになっていた。

 

「皆さん何の話をしているのですか?」

 

「あぁツヴァイか・・・なーに昔のことだよ。」

 

全員が話をしているがリインにとっては頬を膨らませていた。

 

「もう話してくださいよ!!お姉ちゃんたちばかりずるいです!!」

 

「はっはっはっはすまんすまん、からかい過ぎたな。おっと洗濯を中干ししないとな。」

 

リリアは洗濯を持っていたことに気づいて中干しをする、ヴィータもその手伝いをするために移動をする。

 

シグナムたちも自分たちの部屋の方へと戻りザフィーラは狼に変身をして眠りにつくのであった。

 

「むーなんか話をそらされた気分です。」

 

ツヴァイも小さくなりはやてのほうへと向かうのであった。一方で部屋の方へと戻っていた雷児は夜天の書を開いていた。

 

「ふむ・・・こんな魔法もありって感じかな?」

 

彼は新しい魔法を考えている、それは新たなアーマーを考えているところだった。

 

「ララ、新たなモードのチェックをしたい。」

 

『了解です。』

 

彼はララをブレスレットから変えて新しく入れたモードをチェックをする。

 

「ウィップモード。」

 

『READY』

 

ララは光りだしてソードモードが変わりウィップモードつまり鞭形態へと変わった。シュランゲフォルムとは違い相手を絡ませるために使ったり、不安定な場所へつかまるために使う形態だ。

 

もちろんこの状態でも武器として使うことができるという、ララを解除をしてブレスレットへ戻して彼の左手に装着される。

 

「・・・・寝るとしよう。」

 

彼はそういって部屋の電気を落として眠りにつくのであった。




次回 次の日雷児は休暇が続いていた、彼はナカジマ家に到着後スバルを鍛えるために彼女の相手をすることにした。

次回「現在のスバルの実力。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

現在のスバルの実力

雷児side

 

空港火災から次の日に俺は中島家のほうへとやってきていた、今日からナカジマ家が俺の家になるからだ。てか荷物に関しては各家に準備されておりびっくりをするな。

 

さて俺は結界を張り待っているが・・・なかなか来ないのだが・・・

 

「遅いな・・・・ギンガちゃんとスバルちゃん。」

 

そう俺はスバルちゃんの現在の実力を知るために先に行って待っているが・・・なかなか来ないので待ち続けていた。

 

『しかし、アレイ様までも遅刻をするなんて思いませんでしたね?』

 

「ララ、それをスバルちゃんの前で言うなよ?ナハトもな。」

 

「わかっております主。」

 

『わかりました。』

 

やがて数分後、ギンガちゃんとスバルちゃんがやってきた。

 

「すみません!!スバルが二度寝しちゃって。」

 

「うう・・・ごめんなさい。」

 

「・・・まぁ初日にだから許すさ、さてとりあえず今日はスバルちゃん・・・君の現在の実力を知りたいから俺が相手をするよ?」

 

「え!?雷児にぃが!!」

 

「あぁ、さぁかかってこい。」

 

俺は構えている、スバルちゃんが攻撃をしてきた。

 

「はああああああああああああああああああああ!!」

 

スバルちゃんは攻撃をしてきているが、やはり基本的な動作から始めないとだめだな・・・俺は彼女のこぶしを受け止めたりして足払いをして彼女をこけさせる。

 

「ふーむ・・・そこからか・・・・」

 

俺は両手を組んでスバルちゃんの基本的なことを考える、おそらく彼女はウイニングロード系を使えるのは事実だが・・・おそらく空を飛ぶことは不可能・・・技もおそらく収束魔法は使えないな・・・ギンガちゃんと同じくらいだな。

 

俺はスバルちゃんのどうやって特訓をするかしばらくはギンガちゃんやクイントさんにシューティングアーツを覚えさせる必要があるな・・・あとは必殺技・・・か・・・俺はギンガちゃんが教えているのを見ながらナハトと戦うことにした。

 

「では主・・・まいります!!」

 

ナハトが左手が装甲がまとわり、彼女のパイルバンカーが完成をする。俺はSWORDモードにしたララを持ち構える。

 

お互いに突撃をして俺はソードモードのララを振るうが、ナハトは俺の攻撃を読んでいるのかプロテクトシールドで俺が放った攻撃をガードをする。

 

「ぐ!!」

 

やはりプロテクトシールドは固いな。俺は斧モードへと変えてナハトに切りかかるが、彼女は武器を発生させて俺が放った攻撃をバルディッシュで受け止める。

 

(やはりコピーをしているから、なのはたちが使っているデバイスもコピーされているか・・・・)

 

「トマホークダンス!!」

 

魔法陣からトマホークがたくさん現れてナハトめがけて放たれる。ナハトは背中の羽を開いて俺が放ったトマホークダンスを交わすが、俺はすぐに鎌モードへと変えて答申にエネルギーをためる。

 

「ソニックカリバー!!」

 

放たれたカリバーがナハトに飛ぶが、彼女はすぐに回避をすると思い俺は仕掛けておいたのさ。

 

「こ・・これは!!バインド!!」

 

俺は上空に指を掲げて雷を誘導をするために力をためていた。

 

「必殺パワー!!サンダーブレーク!!」

 

黒い雷改めてサンダーブレークを放ちナハトを吹き飛ばすが、さすがだナハト・・・俺のサンダーブレークを受けてもぴんぴんしてやがる。俺はいったん着地をしてここまでといいギンガちゃんたちのところへ着地をする。

 

そして俺たちはナカジマ家のほうへと戻り、訓練のことを話をする。

 

「そうね、わかったわスバル。あなたを鍛えてあげるわ、シューティングアーツも教えてあげるわ。学校に行く前まできっちりと鍛えてあげる!!」

 

「ありがとうお母さん!!」

 

スバルちゃんがお礼を言っており俺も笑顔で笑う、俺は部屋のほうへと戻るとギンガちゃんことアレイが入ってきた。

 

「お邪魔しまーす。」

 

「君は少しは遠慮という言葉を送るよ、ギンガちゃん。」

 

「むー今はアレイだもーん。」

 

彼女はほほを膨らませながら彼に抱き着いている、胸も大きくなってきており彼も苦笑いをしているところだ。

 

「まだ13歳の子が何を言っているんだか・・・・」

 

「カラレスも変わらないよ、まだ15歳でしょ?」

 

「まぁそうだが・・・登録がベルカ式だが騎士じゃないようにするとはね・・・

 

「さてギンガちゃ・・・「むーーーーーーー」・・・・アレイ」

 

「なに?」

 

今はギンガちゃんなのに、俺と二人きりの時はアレイと呼んでくれっていずれにしても夜天の書にある技をインプットしておくとしよう。ふっふっふっふっふ、ついでにララのモードも付け加えておこう。

 

「カラレス・・・あなた・・・悪い顔をしているわよ?」

 

「まじか・・・・・」

 

アレイに気づかれるとはな、まぁそれはいいとして明日からは仕事だから早めに寝るぞ。

 

「なら今日もいっしょがいいなーーーー」

 

「だーめ。いいから戻る!!」

 

「はーい・・・・・」

 

彼女は寂しそうな声をしているが、あんた仕事場一緒だろうが・・・と思い次の日となった。

 

仕事場へ到着をする。

 

「おはようございますゼストさん、メガーヌさん。」

 

「おはようライ。」

 

「おはようライ君。」

 

現在俺の呼び名は雷児からライになっている、クイントさんがゲンヤさんの部隊のほうに引退をしたからだ。

 

「おはようございますっす!!」

 

「おはようございます。」

 

「二人ともおはよう・・・ほかのメンバーは?」

 

「もうすぐ来ると思います。」

 

最初に入ってきたのはオットにディードの二人だ。セイル曰く、彼女たちは双子に近い性質を持っているそうだ。

 

「そーなのかー。」

 

「「???」」

 

「あ、すみません・・・・」

 

「オッス隊長」

 

「おはようございますっす!!」

 

「おはようございます。」

 

っと次々にナンバーズたちが入ってきているが、まぁゼストさんたちにはにがわらいをするしかないだろうな。トーレとチンクの二人が来ているとまぁ・・・俺もそうだが・・・

 

「とりあえず今日の仕事はなんですか?」

 

ギンガちゃんがいうとゼストさんはある研究施設を出している。

 

「これは・・・研究施設ですね?」

 

「あぁ・・・そこではユニゾンシステムが研究されているそうだ。」

 

「まさかっす!!隊長さん・・・ここにあたしたちが攻めるってことっすね?」

 

「攻めるとは違うが・・・同じだろうな・・・とりあえずこれからその場所へと向かうぞ。」

 

「「「「「了解!!」」」」」

 

「・・・・・・・ユニゾンデバイスか・・・・・」

 

俺たちは準備をしてその研究所の場所へ到着をする、俺はセインとともに研究施設の地下へとやってきた。

 

「さっすがセイル・・・俺たちが実現できなかったことをしたみたいだな。」

 

「そういえばライって博士と仲が良かったもんね、私たちもカラレス・ランズって聞いた時は驚いたよ?」

 

「はっはっはっは悪かったな、さてセインそろそろ浮上を頼むよ。」

 

「りょうかーい!!」

 

俺は既にセットアップをしておりララは新たな形態に変身をしている。ドリルナックルモードだ。これは両手にドリルとして装備されており地上へ出てきたのを確認をして俺はセインから離れて潜入をする。

 

「あとは任せろよ。」

 

俺は背中のマントを使い透明化となり気配などを完全に消した。彼の任務は先に侵入をしていろんなのを確認をしていた。

 

「・・・あれがユニゾンデバイスか・・・・」

 

一人は炎のような小さい妖精が・・・そしてもう一人は青い髪に氷のような妖精がいたが・・・

 

「な!!」

 

彼が驚いたのは事実、もう一つのユニゾンデバイスがここにいたからだ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はすぐに部屋を出て通信をする。

 

「ゼストさん雷児です、ヤツラは黒でした。」

 

『了解した、おまえはすぐに確保をするんだ!!』

 

「了解。」

 

先ほどの部屋へと戻りマントを解除をして構える。

 

「時空管理局だ!!」

 

「な!!管理局だと!?」

 

「どこから潜入をしてきた!?」

 

彼らは驚いているが、俺は接近をしてドリルモードからリボルバーナックルモードへと変わっており相手のおなかを殴り気絶させていく。

 

「おのれ!!」

 

一人の研究員がスイッチを押すとガジェットが出てきた・・・あのタイプは量産型か・・・ガジェットはこちらに攻撃をしてきた、俺は回避をして技を放つ。

 

「放て!!ブリューナク!!」

 

俺が放った光弾が命中をして爆発をする、だが俺は横から来たガジェットに体当たりされて彼女たちがいるほうへ飛んでしまう。

 

「いたたたた・・・・・」

 

俺は頭を振っていると上から何かが落ちてきた、やばい!!

 

「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

俺は走り出してマントを使い彼女たちが入っている容器をつかんでこちらに引き寄せる。

 

「しまった!!ユニゾンデバイスたちが!!」

 

二人が目を覚ました。

 

「ここは・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

赤い髪をしたほうはあたりを見ているが、青い髪をしたほうは俺のほうを見ている。彼女はじーっとみている・・・

 

「・・・・ます・・たー?」

 

「え?」

 

「マスター!!」

 

彼女は小さいけど俺に抱き着いている、わかったのかな?

 

「もしかしてわかった?」

 

「はい!!間違いありません!!私のマスター・・・・カラレス・ランズさまです!!」

 

「へぇ・・あんたがカラレス・・・・・」

 

「アギト・・・まさか!!」

 

「よっと!!」

 

アギトと呼ばれたユニゾンデバイスは俺の中に入ってきた。

 

「させません!!」

 

「な!!」

 

アオナも俺の中へ入っていきダブルユニゾンが発動をしてしまう、右側が赤い髪に左側が青い髪へと変わり俺の目は赤と青のオッドアイみたいな感じになっていた。

 

「まさか・・・ダブルユニゾンをするとはな・・・・よっと!!」

 

俺は回避をして右手に炎の剣を作り、左手には氷の剣を作り二刀流で切りかかる。

 

『あんた最高だ!!あたしを使いこなしてやがる!!』

 

『当たり前です!!私のマスターですから!!』

 

はいはい二人とも中で喧嘩をしないでくれ・・・まだいるからよ。

 

「一気にけりをつける!!うなれ灼熱!!凍える吹雪!!」

 

俺は右手に炎を集めて、左手には冷気を集めていた。これを一つにまとめている。

 

「バーニングブリザード!!」

 

俺が放った魔法が放たれてガジェットは凍り付いた後に燃え尽きていく。敵がいなくなったのを確認をして俺は膝をついている。やはりダブルユニゾンは俺の体自身の魔力を消耗をしてしまうほどに疲れ切ってしまう。

 

「大丈夫か?」

 

「マスター!!」

 

「大丈夫だ、すこし・・・魔力を使いすぎた・・・・」

 

あたりを見るとゼストさんたちが敵を確保をしたみたいだな、チンクたちが駆けつける。

 

「大丈夫か雷児。」

 

「大丈夫だ、こちらがユニゾンデバイスの二つです。」

 

「彼女たちが・・・・・・・」

 

「「・・・・・・・・・・」」

 

「ライ、この子たちはお前に任せるぞ。」

 

「うぇ?」

 

ゼストさんに言われて俺は二人のユニゾンデバイスを手に入れたというか帰ってきた?といえばいいのかな。

 

家へと戻り、俺はアオナとアギトをゲンヤさんたちに紹介をしてから部屋へと戻りギンガちゃんが部屋へとやってきた。

 

「・・・・え!?」

 

アオナはギンガちゃんを見て目を見開いている、もしかしてこっちにも気づいてる感じかな?

 

「・・・もしかしてその反応は私がだれかわかるって感じかな?」

 

「・・・アレイ様ですか?」

 

「・・・ふふ正解よ、アオナ。」

 

それから俺はアオナに俺がそのあとどうなったのか話をしていた。彼女は涙を流しながら聞いていた。

 

「ふええええええええん!!そんなことがあったなんて・・・悲しいですよ!!」

 

「アオナ、明日はリリア達にも合わせてやるよ。」

 

「え!?ちょっと待ってください!!カラレスさま!!心の準備がいりますよ!!」

 

「すでに連絡はしてしまったから明日くるぜ?」

 

「ふえええええええええええええええ!!」

 

アオナは叫んでいるが、気にせずに俺は眠ることにした。次の日にリリアたちがくるからだ。

 

さてあっという間に次の日になり、なのはとフェイトたちは仕事で忙しいみたいでこれなくてはやても何か準備をしているということで、来たのはヴォルケンリッターたちだ。

 

だが彼女たちだけでもいいかなと思う、クイントさんたちは買い物に出かけているため現在いるのは俺、ギンガちゃん、シグナム、シャマル、ナハトにヴィータ、ザフィーラにリリアだ。

 

「なぁカラレス、その浮いているのはなんだ?」

 

「あぁこいつはアギト、昨日話したユニゾンデバイスの一体だ。ツヴァイちゃんと思えばいいよ。」

 

「確かにリインと同じような感じがするな。」

 

シグナムたちはアギトをじーっと見ているが、本命はここからだ。さて

 

(アオナいい加減に出てこい。全員がいるんだからさ。)

 

(無理ですよ!!緊張をして!!)

 

はぁ・・・アオナへ・・・・

 

「それでカラレス様、私たちを集めた理由は?アギトを見せるためですか?」

 

「違うな、アギトもそうだが・・・ふふふーん強制排出。」

 

俺は夜天の書にいるアオナを強制に出させる、光が収まりアオナが現れる。

 

「な!!」

 

「え!?」

 

「む!!」

 

「えええ!!」

 

「お前は!!」

 

「「「「「アオナ!!(ちゃん!!)」」」」」

 

「えっと・・・みなさん、お久しぶりです!!アオナただいま帰還いたしました!!」

 

「アオナ!!お前も無事だったんだな!!」

 

「あははは、まぁ実験などをさせられていましたけど。大丈夫ですよ。」

 

彼女たちもアオナとの再会を喜んでいる、ギンガちゃんは俺の右手に抱き着いていることを除けば。

 

「・・・・ギンガ、お前は先ほどから主に抱き着いているが・・・いったい?」

 

「やはりみんなは私のこと忘れちゃったかな?」

 

「どういうことだよギンガ、あたしたちが忘れているってどういう意味だ。」

 

「・・・・・ギンガちゃん。」

 

「あらカラレス、いいじゃないの?」

 

「「「「「「!!」」」」」」

 

六人は驚いている、ギンガちゃんが俺のことをカラレスといったから驚いているだろうな。俺も最初はお前たちと同じ反応を示したからな・・・

 

「待てよ・・・なんでお前がカラレスの名前を知っているんだよ!!」

 

「・・・そのとおりだ、お前は年下なのになぜ・・・・」

 

「・・・・・そうね、あなたたちが生まれたときから知っていると言ったら?」

 

「「「「!!」」」」

 

「まさか・・・・・・・」

 

もういいだろうな俺はギンガちゃんがいう前に答えを言うことにした。

 

「こいつはアレイ・・・アレイ・レーメルンだ。」

 

「な!!」

 

「アレイ!?」

 

「えええええええええええええ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「まさか・・・カラレス様だけじゃなくアレイ殿まで転生をしているとは・・・・」

 

「ほえええええ・・・・・・・」

 

五人が驚いている、まぁ当たり前だわな・・・俺も転生をしているわアレイも転生をしているとは思ってもいなかったからな、とりあえず俺は現在ギンガちゃんがアレイということは内緒に頼むぜといい。リリア達はお昼ご飯を食べてから家のほうへと戻っていく。

 

そして物語は4年後へと進むのであった。




次回 雷児がいつも通りに部隊で働いていると、ゼストさんからある部隊に出向せよと言われていわれたメンバーでその場所へ行く。

そこにいたのははやてだった。彼女が指揮をする部隊だということが判明をする。

次回「はやての部隊。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

設定その2

はいどうも今回はほかのキャラクターたちの紹介になります、カラレス以外の人たちの原作登場人物やオリジナル登場人物たちを紹介です。


セイル・ゴールス

 

かつては魔道剣士として有名な人物であり、カラレスとは親友でもある。カラレスが戦っても3割しか勝てないほど剣技などが強かった人物。

 

カラレスが親友と呼べる人物の一人で、彼が夜天の書を作るってことは聞かされておりぜひできたら見せてくれと約束をしていたが・・・その約束は果たせずにカラレスが死亡をしたという手紙を受け取り涙を流した。

 

そこから王国に対抗をするために反乱軍を作り彼らを翻弄をしていったが最後は死亡をしてしまうが転生をしてジェイル・スカリエッティという新たな姿になり原作のような非道な行為はしておらず、ナンバーズたちを本当の娘のように誕生させた。

 

彼と再会をしたときはカラレスこと雷児も最初はわからなかったが、彼女のことを言おうとしたときに彼だと発覚をして涙を流して土下座をした。

 

彼からはありがとう我が親友といわれてそこから彼のデバイス、ララの改良を受けもったりナンバーズを貸したりしている。

 

現在はヒカリ・ゲイルという名前でミッドチルダで研究をしながら、何かを探っている感じで管理局を調べるのであった。

 

愛用のデバイスは剣型のスチュールスという名前で、こちらも彼が昔から使っていたデバイスを神さまが送り彼が愛用をしている。

 

セットアップした姿はまだ見せてないが、剣型はシグナムとは違いツインブレードである。

 

アレイ・レーメルン

 

本来の姿は金色の髪で伸ばした女性で優しい性格の女の人だ、彼女はレーメルン家の令嬢だが、あるパーティでカラレスと出会い彼に恋に落ちた。

 

彼とはそのまま会って付き合ったりしてから結婚をしてアレイ・ランズという名前に変えている。

 

彼女は補助系の魔法が得意でシャマルが使う旅の鏡は彼女が使うミラーハーレションという鏡を使った魔法をベースに開発をされたものだ。

 

カラレス本人も使うことができるが、アレイのように上手く使いずらいってのがある。夜天の書を作っているところは見ているので、リリアたちが誕生をした瞬間は二人で喜ぶほどラブラブな夫婦であったが。ある日からカラレスが家から出るようにと距離をとるようになった。

 

彼女はどうしてなどいうが・・・ある日に転移魔法を使われて実家の方へ転移されるが彼の顔を見たときにごめんねという言葉を知り彼の名前を呼ぶが実家で彼の死亡したことが知らされた。

 

両親から彼の本当の死を知り、復讐をするためにセイルの反乱軍に加わり魔法で攻撃をしていたが最後は死亡をする。

 

だが彼女は転生をして新たな姿、ギンガ・ナカジマとして新たな生活を得るが、当時は前世の記憶はなかったが、加藤 雷児ことカラレスに助けてもらったときにすべての記憶を取り戻した。

 

そこからは彼に積極的に甘えたり抱きついたりしている、最近の悩みは胸が大きくなってきたことである。

 

原作同様にクイントが使うリボルバーナックルとウイニングロードを使うためのローラーを使用をするが、原作とは違いなのはたち同様に空を飛ぶことができる。さらには長距離魔法が使用可能なため、オールラウンダーな戦い方をすることが可能。

 

皆の前では雷児さんや雷児お兄ちゃんと呼んでいるが、二人や知っている人がいればカラレスと呼んでいる。

 

アオナ

 

彼が作りだしたリリア同様にユニゾンデバイスであり、彼女は氷を使うことができるユニゾンデバイスで、彼とユニゾンをすることで氷魔法がさらにパワーアップをすることが可能。

 

姿は青い髪をした女の子で雷児の魔力を使うことで大きさを変えることができ、大人のモードになることでナイスバディへと変わるが、普段はリインフォースツヴァイのように子どもの姿をとっている。

 

ある実験研究所でアギト共にいたが、そこに助けに来た雷児の姿を見て彼がかつて自身を作りだしてくれた、カラレスと再会をする。

 

その時にアギトが彼の中に入ったので、彼女も追いかけるように彼の中へと入りダブルユニゾンへと発展をしてしまう。

 

そのあとはリリアたちと再会をしたので涙を流している。現在はカラレス事雷児と一緒に過ごしている。

 

篠山 三郎

 

髪は金髪で目はオッドアイという転生者である、なのはたちは俺の嫁という最強というが、雷児には一度も勝ったことがない。なお原作は神様の転生ミスで中学からという状態で管理局には入っているが、なのはたちと同じ部隊になれないという残念な転生者である。




本編はSTS編となります?まぁこんな作品を見てくださりありがとうございます。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

はやての部隊へ

雷児side

 

あれから四年がたった、スバルちゃんは首席で卒業をしたと連絡が来たのを俺は喜んださ、彼女は相棒と呼ばれるパートナーと組んでいることも聞かされている。俺はいつも通りにゼストさんとメガーヌさんの部隊で頑張っているが最近はメガーヌさんは娘であるルーテシアちゃんのことがあり部隊にはきていない。

 

ギンガちゃんことアレイとの仕事も一緒にこなしておりナンバーズも一緒に過ごしているがある日ゼストさんに呼ばれて俺とギンガちゃんは隊長室へと来ていた。

 

「来たかライにギンガ、二人にはある部隊に出向をしてもらうことになった。

 

「出向ですか?」

 

「私たちがいったいどこにですか?」

 

「あぁそれは・・・八神 はやてが作った部隊・・・機動六課というところだ。」

 

「「機動六課・・・・・」」

 

俺は前にはやてが自身の部隊を作ったると言っていたが・・・まさか実現をすることになるとはな・・・

 

「了解しました、加藤 雷児 機動六課に出向いたします。」

 

「同じくギンガ・ナカジマも同じく出向をいたします!!」

 

俺たちは敬礼をしてから準備に入り、彼女たちがいる基地の方へと移動をするが・・・どうやって移動をしようかな。

 

「カラレス。」

 

「どうした?」

 

「抱っこ。お姫様抱っこで向かおう。」

 

「・・・・・・・・・空を飛べってことか?」

 

「お願い。」

 

「・・・はぁわがままなお姫さまなことで・・・バトルウイング!!」

 

俺は背中のマントをバトルウイングにして空を飛び機動六課の基地へと向かうのであった、数十分時間がかかりその場所へ到着をするとでかい建物があり、俺は着地をしてバリアージャケットを解除をする。

 

「でかいな。」

 

「えぇ・・・でかいわ。」

 

俺たちは機動六課基地を見て驚くばかりだ、とりあえず俺たちは中へと入り隊長室があるであろう場所へと向かう。途中でヴィータと出会い案内をしてもらう。

 

「まさかカラレスたちが来るとは思ってもなかったぜ。」

 

「ヴィータわかっていると思うが・・・」

 

「わかっているぜ、カラレスとアレイと呼ばない方がいいってことだろ?」

 

「そういうことよ、私はまだ家族にも本当のことを言っていないのよ・・・・」

 

「おいおいそれ大丈夫かよ。」

 

ヴィータが言うが、アレイことギンガちゃんはしょうがないわよという。さすがに信じてもらえるとは思えないからだ、自分はアレイ・レーメルンだってことを。だから知っているのは俺以外だとヴォルケンリッターたちだけだ。

 

「さてついたぜ、はやてならこの中で待っているぜ?」

 

「ありがとうなヴィータ。」

 

「気にするなって。カラレス。」

 

ヴィータが去った後に俺とギンガちゃんは中へと入り敬礼をする。

 

「失礼する。加藤 雷児及びギンガ・ナカジマ、今日より機動六課へと着任をいたしました。よろしくお願いいたします。」

 

「ふふふいらっしゃい二人とも、元気そうでよかったで?」

 

はやてが笑っているが、お前とはゲンヤさん繋がりで会ったりしている気がするが・・・まぁいいか。

 

「俺たち以外にはヴォルケンリッターたち以外に誰がいるのか?」

 

「そうやな、まだフォワードメンバーは決まっていないけど、隊長のほうは決まっているで?一人はなのはちゃんが隊長のスターズ、フェイトちゃんが隊長の部隊ライトニング、そしてうちが率いるロングアーチにライ君が指揮をするユニコーンや。」

 

「ユニコーンか・・・それで副隊長は?」

 

「スターズはヴィータが、ライトニングはアリシアちゃん。そしてユニコーンはシグナムやで?」

 

「ほうシグナムか、リリアはもしかしなくてもはやての副隊長ってことだな?」

 

「そういうことや、あとはフォワードメンバーやけど、ユニコーンはギンガに決定やけどもう一人ほしいぐらいやな・・・」

 

「いや一人いる、今回行われる陸士ランク試験である三人が受けることになっていてな、その一人は男性だ。スターズにはおすすめって感じの二人にユニコーンならこの男をだな。」

 

俺はあるデータをはやてにみせる、まさか俺の弟子がこの世界に転生をしていたとは思ってもなかったぜ。さーて見せてくれよ?お前の力をな。

 

???side

 

始めましての人はどうも、俺の名前はアキラ・サカカベといいます。現在俺たちは陸士昇格試験を受けるために会場へとやってきた。スバル曰くここで師匠に助けてもらったと言っていた。

 

師匠って誰のこと?と言っているがえっとこちらの世界で言えば加藤 雷児さんが俺の師匠となる。

 

といっても前世で教わったといえばいいのだろう、隠しているが俺も実は前世の記憶を持っており、カラレス・ランズ師匠から魔法を教わっていた一人である。

 

名前はレイル・サーバストという記憶がある。俺は師匠が新たことを知らされてからは師匠から学んだことを生かしていた。反乱軍などもあったが・・・俺は師匠が教えてくれたことを途絶えないために色々と教えてきたが、年で死んでしまい転生をしたら・・・まさか若がっていると思わなかった。

 

そして現在は学校時代からのパートナーたちであるスバルとティアナと一緒に武器を構えている。

 

スバルはリボルバーナックルとローラーを、ティアナは自作のアンカーガンを持っており俺は?

 

俺はかつて使用をしていたデバイスことカナを持っており、カナは俺が前世から使っているデバイスで最後は俺が死んだあとに機能を停止をしたときかされて驚いた。

 

再会をしたときに俺はどうしてかと聞いた。

 

『私はマスター以外に使われるのは嫌でしたから、マスターと共に逝こうと思いました。私にとってマスターは大事な大事な私の相棒ですから。』

 

「カナ・・・・・・・・」

 

ちなみにカナのモードは師匠が使っていたモードの形態剣モードと俺が独自で組み込んだロングライフル形態を使用をする。

 

もちろんカートリッジは装填しているタイプだよ?

 

さて俺たちは準備をしてモニターが出てきて俺は驚いた、モニターに映っていたのは師匠が作った管理人格リリアさんの姿だからだ。

 

『これより陸士ランク二級だったな、今回試験管をするのは私リインフォースアインスと。』

 

『同じくリインフォースツヴァイが行います。』

 

そっくりな二人を見て新たに作ったのか師匠と思ったが、俺は気にせずに今は試験に集中をすることにした。

 

俺が師匠と再会をしたのはある現場にて俺は不覚にも敵に襲われてしまった、カナを落としてしまいやられると思ったときに。

 

「サンダースマッシャー発射!!」

 

雷の魔法が放たれて俺に襲い掛かってきた敵を撃破した後に着地をした人物がいた、それが俺が師匠と再会をしたときだった。

 

「大丈夫か?・・・このデバイスは・・・まさかな・・・」

 

「えっとありがとうございます。」

 

「待て。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は振り返り師匠はまるで何かを睨んでいるかのように見ていた、俺なんかしたっけ?

 

「お前・・・なぜそれを持っている。そのデバイスはある弟子にやったのに似ていたな・・・」

 

「え?」

 

その言葉に俺はまさかと思い名前を言う。

 

「カラレス・・・師匠?」

 

「まさか・・・お前は・・・・レイル・サーバストか?」

 

「師匠!!」

 

俺は師匠に抱き付いてしまう。師匠も俺の頭を撫でている。これが俺と師匠の再会の話だ。

 

「ちょっと聞いているの!!アキラ!!」

 

「どあ!!びっくりをしたぜティアナ、いったいどうした?」

 

「話を聞いてなかったみたいね、いいわとにかくスタートよ!!」

 

俺はカナをスバルたちの後を追いかけるために走っていくとりあえず俺は走りながらティアナから聞いたでターゲットが現れて切っていく。

 

「よっと。次!!」

 

俺はロングライフルモードへと変えてターゲットをロックをしてトリガーを引き撃破する。

 

「ふぃ・・・・・・」

 

「やったね!!」

 

「当然よ!!」

 

「・・・油断をするな二人とも。」

 

俺はロングライフルを構えて二人を狙っていたドローンを撃破した。

 

「「おう。」」

 

「さーて行くぞ。」

 

俺たちは走りだしてターゲットを撃破していく。

 

雷児side

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はモニターをリリアたちの近くで見ていた、さすが俺の弟子だなと思いながら、俺はニヤリと笑っている。

 

「・・・・カラレスさま、私は嫌な予感がするのですが?」

 

「気にするな、さーてリリア行ってくるさ。」

 

「えっとどちらに?」

 

「彼らの相手をしてくるさ、ララセットアップアンドあの仮面を!!」

 

『了解ですセットアップアンドマスク!!』

 

俺はいつもの騎士甲冑にマスクが装備されてマントを広げて彼らのところへと飛び立つのであった。

 

雷児side終了

 

順調に敵を撃破していき、はやてたちも見ていると三人に突然攻撃が放たれて三人は回避をする。

 

「誰!!」

 

三人は武器を構えてると、マスクをかぶった人物がティアナたちの前に着地をして彼は構えているデバイスを向けていた。

 

アキラたちも相手が何者とはいえいきなり襲われたのだ、敵は持っているデバイスを剣にして襲い掛かってきた。

 

「させるか!!」

 

アキラはカナをソードモードにして相手が放った攻撃を受け止める、ティアナは持っているアンカーガンを構えてクロスファイアーを放ちアキラはその隙を見て相手から離れる。

 

光弾が命中をしてスバルたちはほっとしているが・・・煙がはれて立っている人物は無傷で立っていた。

 

周りに浮いているシールドがティアナが放ったクロスファイアーシュートをガードをしたからだ。

 

「あのシールドは!!」

 

スバルはその盾に見覚えがあった、自身が兄と慕っている人物が使っているのと一緒の盾だからだ。

 

「まさか!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

プロテクトシールドが消えて、持っているデバイスが銃へと変わりこちらに向けて光弾が放たれる。

 

三人は散開をして念話で話をしていた。

 

『どうする・・・あれってもしかしなくても・・・・』

 

『あぁ・・・加藤 雷児さんだろうな・・・いったいなぜ・・・・』

 

『ライにぃ・・・ねぇ二人とも囮になってくれないかな・・・私ある技を試したいの・・・・』

 

『わかった、ただし隙を作れるのは一瞬だ・・・その一瞬に力を込めてくれ、ティアナ。』

 

『わかっているわ。幻影で翻弄をするわ。』

 

ティアナは幻影を出して雷児に向けていた、彼は持っている武器を槍モードへと変えて炎を纏わせて振り回して幻影たちを消していたが・・・アラキはその隙をロングライフル形態に変えた相棒で放ち彼に命中させる。

 

その間にスバルは構えていた。

 

「私にはティアみたいに遠距離武器やアラキみたいに剣術などは使えない・・・けれどライにぃが見せてくれたあの技なら!!いくよ!!ウイニングロード!!」

 

スバルの足元にラインが発生をして雷児めがけて発生をさせている。彼はまさかと思いそのレールを見てスバルがこちらに接近をして来ているのがわかり、彼は追撃をしようとしたが・・・幻影や狙撃などが邪魔をしてスバルが来ているが彼は構えることができない。

 

「いくよライにぃ!!カートリッジ!!」

 

彼女は右手のリボルバーナックルにカートリッジを装填をして右手にエネルギーが纏っていく。

 

「ファルコン・・・・パー―――ンチ!!」

 

雷児が放つ炎の不死鳥ではないが、彼女のエネルギーが反映されて青い不死鳥が雷児のボディに命中をして彼は吹き飛ばされる。

 

「スバル!!」

 

「うん!!」

 

「急ごう!!」

 

三人は走りだしてゴールの方へと走っていく中雷児のところへ一人の女性がやってきた。

 

手には杖を持っており彼女は倒れている彼のところへとやってきた。

 

「ライ君大丈夫?」

 

高町 なのはである、彼女はライが会場に敵として現れたときにセットアップをして彼のところへと向かい壁の中にいる彼の手をつかんでいた。

 

「助かった・・・・」

 

「手加減していたでしょ?」

 

「わかったか・・・・だがあいつらの連携に翻弄をされたのは事実だ。なのは・・・あいつらを育てるなら今ぐらいだぞ?」

 

彼は立ちあがりマスクを外して彼女たちのことを言い、なのはも苦笑いをしている。

 

「にゃはははは・・・プレッシャーがかかるよ・・・ライ君が言うと。」

 

「まぁな、さてそろそろゴールの方へと向かうとしようか。」

 

彼は背中のバトルウイングを展開をしてなのはも一緒に向かいゴールの方へと行き彼女たちが立っているところに着地をする。

 

「師匠!?」

 

「あれが・・・加藤 雷児さん・・・そして高町 なのはさん。」

 

「ライにぃ・・えっとその・・・・・・」

 

「久しぶりだな、スバル・・・始めましてだなティアナ・ランスター・・・そしてアラキ・サカカベ君。見せてもらったぞ・・・お前たちの連携を・・・あれは見事だな・・・スバル・・・・」

 

雷児はスバルに近づいて彼女の頭を撫でていた。

 

「見せてもらったぞ・・・ファルコンパンチを・・・成長をしたな・・・スバル!!」

 

「う・・・うううううううううう」

 

ヘリコプターが着地をして中からはやてとフェイトも降りてきた、彼女たちはスバルたちに話をするために連れて帰っていく。

 

彼は両手を組んでふふと笑っていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「どうしたのライ君?」

 

「なーに新たなフォワードメンバーが誕生だなと思っただけだ。」

 

彼はそういい彼女たちを見ながら両手を組んで笑っていた、彼は彼女たちは必ず成長をしてくれると思い基地の方へと帰還をした。

 

部屋に戻ったらギンガ事アレイが抱き付いてきた。彼女は頬を膨らませて拗ねていた、彼女は一体なぜ膨らませているんだ?と思いつつ聞いてみた。

 

「・・・スバルだけ撫でていた、私見てないと思った?ミラーハレーションで見ていた。」

 

「・・・・はぁ・・・・・・」

 

彼はため息をしながらもアレイの頭を撫でていた。彼女もえへへへといいながら彼に抱き付いて胸板をすりすりしていた。

 

(・・・そうだったな、俺は理由を言わずに彼女を実家の方へ帰した、そして俺が死んだことで彼女は心を・・俺のせいだな・・・・)

 

なぜギンガことアレイが自分にこんなに甘えてくるのかを彼は自身のせいだなと思い改めて彼女に謝らないといけないなと思った。

 

「アレイ・・・・・」

 

「・・・なに?」

 

「すまなかった、お前を傷つけてしまったな・・・・心を。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼女はすりすりしていたのをやめて彼を見ていた。

 

「・・・・あの時はショックだったわ、本当の意味で・・・いきなり実家の方へ転移されて、そこからあなたがなぜ私を実家へ帰したのか・・私だってあの子たちが誕生をするところは見ていたのよ?私だって魔法は使えたしあなたと一緒なら死んでもよかった!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「でも・・・・今はこうしてあなたに再び会えただけでもうれしい・・・・」

 

「・・・・アレイ・・・・・・」

 

「カラレス・・・これだけは約束をして・・・・あなたのことを好きって思っている人は私がわかっているだけでもね、あの子たちにも愛情を分けてあげて・・・・」

 

「アレイ・・・しかし・・・・・・」

 

「気にしないで、でもこれだけは言えることがある。私はあなたの一番でいたいのよ。だから。」

 

アレイことギンガは彼に近づいていき彼の唇にキスをする。そして数分キスをしてから彼女は離れる。

 

「ふふふ、一番はもらーい。」

 

彼女は金色の目になりふふと笑っていた、戦闘機人モードになったら金色になると前にジェイルことセイルが言っていたのを思いだした。

 

「アレイ、戦闘機人モードを使って俺を力で抑えたな?」

 

「あらばれちゃった。」

 

でもいいでしょ?といいながら彼女は笑顔で彼に向けている。

 

(全くその笑顔が俺を励ましてくれていたのだな。ありがとうなアレイ・・・お前と再び会えたことに俺は天に感謝をしているよ。)

 

彼はこの日常がいつまでも続けばいいなと思い、新たな部隊機動六課が完成をするのを待つことにしたのであった。




次回 スバルとティアナ、アラキが機動六課の方へとやってきた、空港ではフェイトとアリシアがある二人を迎えに向かっていた。

雷児はなのはと共に訓練場を見ていた。新たなシュミレーションなどが発生をしており彼はシュミレーターが完全に作動をしたのを確認をしてなのはに模擬戦をしてくれないかといい彼女と戦うことにした。

次回「まさかの対決!?雷児対なのは。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

まさかの対決 雷児対なのは。

ミッドチルダにある空港といってもターミナルとも言えばいいだろうか、現在フェイトとアリシアはある二人を待っていた。

 

「まだかなまだかなーーーーー」

 

「お姉ちゃん落ち着いて。」

 

「ふふーんだって待ち遠しいんだもーん!!」

 

アリシアは見ていると一人の男の子が走ってきた。

 

「フェイトさん、アリシアさーーーん!!」

 

「あ、来たよ。」

 

「エリオおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「はや!!」

 

アリシアの行動にフェイトは苦笑いをしているが、エリオに抱き付いた彼女はすりすりとしていた。

 

「元気にしていたーーーエリオーーーー」

 

「えっとその・・・はい元気にしていましたよ。」

 

アリシアはそうかそうかといい彼から離れると一人の女の子がこちらを見つけては知ろうとしたが・・・こけかけてしまう。

 

「危ない!!」

 

エリオは走って彼女が落ちないようにしようとしたとき、鞭が彼女の体に巻き付いていきひょいっと引っ張られる。

 

「どえええええええええええええええええええええええ!!」

 

エリオはすざーと滑っていき、犯人はアリシアがフォーチュンドロップを鞭モードにして彼女を体を巻き付けて引き寄せたのだ。

 

「姉さん・・・・エリオが睨んでいるよ?」

 

「・・・・あははははははごめんね、エリオ。キャロ大丈夫?」

 

「えっとはい、ありがとうございます。アリシアさん。」

 

彼女たちと合流をしている中、雷児となのははシャーリーが作っているシュミレーターシステムの確認をしていた。

 

「どうですか?」

 

シャーリーはこちらに向いて起動をさせて雷児は立っていた、あたりを見て街などができており彼は騎士甲冑を纏っていた。

 

「問題ないな、流石のシュミレーターだな。」

 

彼は動いて確認をしてからなのはに通信をする。

 

「せっかくだからなのは・・・俺と模擬戦をしないか?」

 

「え?」

 

なのはは驚いているが、彼は笑っていた。

 

「なーに久々にお前と戦ってみたいと思ってな、成長をしたお前の力を見せてもらうよ。」

 

なのははセットアップをしてレイジングハートを持ち彼がいる場所へと着地をする。

 

「あれ?」

 

スバルとティアナとアラキは移動をしていると訓練場にてなのはと雷児がバリアージャケットを纏っているのが見えた。

 

「どうしたのスバル。」

 

「いやあそこ。」

 

三人は雷児となのはの戦いが見えるとは思ってもなかったのでみたいと思い行くことにした。

 

さて一方でお互いにバリアージャケット及び騎士甲冑を纏っているなのはと雷児・・・お互いに武器を構えている、雷児は今回は斧モードを構えておりお互いに構えている。

 

それを三人は見ていた。

 

「いくぞ・・・・・なのは!!」

 

「来る!!」

 

雷児は斧モードのララを構えて振り下ろした、なのはは後ろにバックをとり彼が放った斧モードを回避した。彼はすぐに追撃をするために技を使う。

 

「はなてトマホークダンス!!」

 

魔法陣から斧がたくさん発生をしてなのはを追いかけている、彼女は回避をしてラウンドシールドを使い彼が放ったトマホークダンスをふさいでいる。

 

「ならば!!夜天の書よ!!」

 

彼の手に本が現れて彼はページをめくっている、決めたのか魔方陣が発生をする。

 

「プラズマランサーシュート!!」

 

フェイトが得意なプラズマランサーが発生をしてなのはに襲い掛かるが、彼女も負けじと技を放つ。

 

「アクセルシューター!!」

 

二人の魔法が激突をして爆発をする中、雷児はダッシュをしてブレードモードにしてカートリッジを装填する。

 

「はああああああああああああああああ!!」

 

「!!」

 

「雷神炎斬!!」

 

炎と雷が混ざった斬撃がなのはに襲い掛かるが、彼女は冷静にプロテクションを起動させて彼が放った斬撃を受け止めている。

 

「く!!」」

 

「はあああああああああああああああああ!!」

 

(まずい・・・力ではライ君に勝てない!!なら!!)

 

彼女は少し動かして彼の斬撃を受け流して後ろへ下がり構えている。

 

「ディバインバスター!!」

 

「プロテクトシールド!!」

 

なのはが放ったディバインバスターを雷児はプロテクトシールドを発生させてガードをして彼はララを構えている。

 

「サンダーブレーク!!」

 

彼が放ったサンダーブレークをなのははギリギリのところで回避をしてアクセルシューターを再び放ち彼に追撃をする。

 

「いけ!!プロテクトビット!!」

 

彼はプロテクトビットを出してなのはが放ったアクセルシューターを相殺をしたがなのはの姿が見えないと思ったとき、彼の体をバインドが絡ませていく。

 

「このバインドは・・・ユーノが使っているチェーンバインド!?」

 

彼は動けない状態になり上の方を見る、彼女のレイジングハートにエネルギーがためられている。

 

(あれは・・・スターライトブレイカーか!!)

 

「ライ君・・・今日は私の勝ちなの!!スターライトブレイカあああああああああああああああ!!」

 

「ふ・・・なのは・・・これで勝ったつもりなら笑止!!バトルウイング!!」

 

背中の翼が刃となりチェーンバインドを破壊をして彼は何かをしている。

 

「旅の鏡!!ミラーハレーション!!」

 

大きな鏡が発生をしてなのはが放ったスターライトブレイカーが吸収されていく、なのはは自身が放ったスターライトブレイカーが吸収されているのを見て驚いている。

 

「そしてこれを変換!!」

 

スターライトブレイカーの魔力が彼の力となり彼はバスターメガモードへと変えている。

 

「うそ・・・・・・・」

 

「さらに!!」

 

なのはが気づいたときには遅くて彼女の手足をバインドが絡ませていく、見ると鏡があった。

 

「シャマルが使っているのを俺用に改良をしたものさ、ミラーバインドさ。さてどうする?」

 

彼は接近をして銃口を向けていた。

 

「にゃはははは・・・私の負けだよライ君。」

 

バインドが解かれてお互いに着地をして、彼は後ろを振り返る。

 

「さてそこで見ている三人、どうだったかな?」

 

「「「え!?」」」

 

「ばれてないと思っていたのか?本当はあんなことはしないようにしていたが・・・お前たちにやる気を見せてもらおうと思ってねあんな派手なことをしたわけさ。」

 

雷児は三人を見てそう言ったので、スバルたちは苦笑いをしていた。

 

「まぁ訓練に関しては2日後に行われる予定だ、その間に自分たちのデバイスなどの調整などはしておけよ?なおお前たちの訓練は俺となのはが指導をすることになる。」

 

「「え!?」」

 

「?」

 

スバルとアキラは同時にえっといってしまう、そして訓練を終えて雷児はお風呂場にやってきて一番風呂を入っていた。

 

「ふぅ・・・・・・・・」

 

彼は落ち着いて体や頭などを洗い、温泉へと入っていた。誰もいないので体を伸ばして疲れをとっていた。なのはとの模擬戦では実はアレイが使っている技を彼なりで使用をした。

 

「ぶっつけ本番だったから失敗をするかと思ったが・・・成功をしてよかったぜ・・・魔力返還などを瞬時に行ったからな・・・よく無事だったなと思ったよ・・あのスターライトブレイカーの威力は俺が想像をしていたのよりも倍以上にレベルが上がっていたな・・・」

 

『えぇなのはさんは前よりも上がっていますよ・・・マスターが落ちてからかもしれませんが・・・・』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は温泉から上がり自分の部屋へと戻る。

 

「おかえりカラレス。」

 

部屋にはギンガことアレイがすでにおり、彼は苦笑いをしていた。

 

「だからカラレスと呼ぶなよ、雷児というなまえがあるんだからさ。」

 

「いいじゃない、あなたは過去を話しているんだから。」

 

「それでもだ、わかった?」

 

「はーーい。」

 

雷児は本当にわかっているのかな?と思いながらもアレイを信じることにしたが・・・

 

「まずなぜ部屋にいるんだ?お前には自分の部屋があるだろうが?」

 

「いけないかしら?あなたと一緒にいたいのよ。」

 

彼女は雷児に抱き付いた。

 

「察しなさいよ・・・馬鹿・・・・」

 

「・・・すまない。」




次回 ついに機動六課はスタートをした、早速フォワードメンバーたちの前になのはと雷児が指導をすることになった。

次回「機動六課スタート。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機動六課スタート

雷児side

 

なのはと久々に模擬戦をした後、俺はアレイが一緒に寝てしまい、朝起きてあぁいつも通りだなと思い服などを着替えている、アレイの制服などはなんでか知らないが俺の部屋にあり、彼女を起こす。

 

「ギンガ起きろ。」

 

「ううーん、もうちょっと寝かせてよ。」

 

「駄目だ、今日は六課始動の日でもあるからな、遅れるわけにはいかないんだよ。」

 

「・・・・ぷくー。」

 

ギンガ事アレイは頬を膨らませながら着替えようとしているので彼は止めた。

 

「まてまてまて脱ぐな脱ぐな!!」

 

「脱がないと制服に着替えられないよ?」

 

ギンガは首をかしげているが、わざとだなこの野郎・・・

 

「とにかく!!部屋を出るから後は着替えてちゃんとこい。」

 

「・・・・・はーい。」

 

俺はそういって部屋を出て食堂の方へ行く、そこにはスバルやティアナ、アラキ達の姿もあり隊長達の姿もあった。

 

「おはようございます雷児隊長。」

 

「ふああああああああああああああ・・・・・」

 

俺は大きなあくびをしてしまい、ティアナ達は不思議そうに見ていた。

 

「どうしたのですか?」

 

「なーに昨日は夜遅くまで訓練をしていたんだ、ふあああああ・・・・・・」

 

「主、そんなことをしていたのですか?」

 

「リリア、仕方がないだろ?特訓も戦いにおいて必要なことだからな・・・ううーーーん!!」

 

俺はご飯を食べようとしたがすぐに眠気がきてしまいのび―をしている、ギンガも遅れてご飯を食べていた。

 

「ギンネェどうしたの?」

 

「スバル・・・なんでもないわ。(カラレスなんでおいていったのよ!!)」

 

(しょうがないだろ!!こっちは隊長だからこれからさらに準備をするんだ、お前を待っていたら遅刻してしまう。)

 

俺は念話で来たのでそう返してすぐに準備をするために向かうのであった。

 

「・・・・カラレスのバカ。」

 

雷児side終了

 

そしてついに桜が咲く季節、機動六課は始動したが、雷児は今どこにいるかというと?

 

「そうか・・・まだつかめてないんだな?」

 

誰かと通信をしていた、その相手はジェイル・スカリエッティことセイルだ。

 

『あぁ、ドゥーエも調べているが・・やはり奴らは隠しているみたいだな・・僕は引き続き調査を続けてみるよ。』

 

「わかった、頼むぞセイル。」

 

彼は通信を切りフォワードメンバー達がいる場所へと向かうことにした、そこではなのはが指導を行おうとしているところだった、ヴィータは離れた場所にいたので彼は彼女のところに行く。

 

「ヴィータ、お前は入らないのか?」

 

「カラレスか、あぁあたしは最初は入らずに見るだけだ、まだまだひよっこの奴らだからな・・・あ、アレイとかは別だけどよ。」

 

「なるほどな・・・なら俺も指導の方へと行くとしよう・・・・」

 

「げ・・・・カラレスの指導かよ・・・あれ厳しいじゃねーか?」

 

「問題ないだろうな・・・多分。」

 

彼はそう言いながらフォワードメンバー達がいる場所へ到着する。

 

「よーう始める前かな?」

 

「ライ君。」

 

「よし・・・まずはフォワードメンバーにはこれを付けてもらうぞ?あ、ついでに言っておくけどなのは達にもこれを付けてもらうぜ?」

 

彼はあるものを渡して彼女達は装着すると突然体に重みがかかってきた。

 

「にゃああああああああああああああ!?」

 

「なんですかこれ!!」

 

「お・・重い・・・・・」

 

一方で、はやてやフェイトやアリシアにも同じことが起こっていた。

 

「ぐおおおおおおお!!なんやこれええええええええええええ!!」

 

「主はやて!!」

 

「はやてちゃん!?」

 

リリアはすぐにはやてがつけているのを見て、納得していた。

 

「懐かしいものを出してきたのですねカラレス様、大丈夫ですよ主・・それは体を鍛えるためにカラレス様が開発したものです。まぁ最初はきついですけど慣れてきたら平気ですよ?」

 

「今がきついねん!!なんでやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

はやてが叫んでいる頃、フェイトとアリシアも同じようになっていた。

 

「・・・ねぇフェイト・・・・」

 

「なにお姉ちゃん・・・・・・」

 

「執務官になって最近鍛えていた?」

 

「・・・ううん、たまに鍛えているぐらいだよ・・・」

 

「・・・私、なめていたかも・・・今の自分がどれだけなまっているかが・・・ライのこれを付けたときに今全然動けないからさ・・・・」

 

「奇遇だね私も同じことを考えていたよ・・・」

 

「「・・・・とりあえず頑張ろう。」」

 

二人はとりあえずなんとか起き上がろうと奮闘するのであった、一方でなのは達のほうもなんとか立ちあがった、最初に立ちあがったのはギンガとアラキだった。雷児もさすがだなと思い次に立ちあがったのがなのは、それに続いてスバルとティアナ・・・最後はエリオとキャロが立ちあがる。

 

「見事、おれが渡したものは自身の体に重力がかかる装置だ、最初は少ない数字だが慣れてきたら大きくしていくからな?ちなみに俺はお前達の20倍の重力を自身にかけているぞ?」

 

「「「「えええええええええええええええええええええええ!!」」」」

 

((あ、やっぱりか))

 

ギンガとアラキは雷児の言葉に納得しており、彼らの指導が始まる。ギンガとアラキは雷児自ら指導することになり、なのはには他の四人を任せている。

 

「まぁお前ら二人には今の体に慣れてもらうために俺と模擬戦をしてもらうぞ?ギンガとアラキはチームを組み俺は・・・・アオナ!!」

 

「はいです!!」

 

アオナが現れるとアギトも一緒に現れた。

 

「なぁなぁあたしもいいだろ?」

 

「・・・・仕方がないな。二人とも準備はいいな?」

 

「「はい!!」」

 

「「「ダブルユニゾンイン!!」」」

 

雷児にアギトとアオナがユニゾンをして背中の羽の色などが変わっていき髪の色も半分ずつ変わっている。

 

彼は両目を開けると右側が赤い目に、左目が青い目となっている。

 

「アラキ君・・・・・」

 

「わかっているっす!!」

 

ギンガはリボルバーナックルを構えており、アラキはカナをロングライフルモードに変えて構えている。

 

「それじゃあ・・・始めるぞ。」

 

彼が両手にララを構えずに炎の剣と氷の剣を構えている。動いたのはギンガだ、彼女は左手のリボルバーナックルで彼に攻撃をするが雷児はすぐに回避して右手の炎の剣で弾かせると光弾が飛んできた。

 

「アラキ・・・いやレイルだな・・・・」

 

彼は持っている剣を連結させてツインブレードモードにしてアラキがいる場所へと突撃する。彼はすぐに移動してその場を離れる。

 

「いないか・・・む!!」

 

鏡が辺りにあり、そこから光弾が放たれる、彼はプロテクトシールドを三枚発生させてガードしている。

 

外ではギンガ事アレイがミラーハレーションを使い鏡を生成してアラキことレイルがロングライフルモードの弾を放ち雷児に攻撃をしていたが・・・彼はそれをプロテクトシールドで塞いでいる。

 

「さすが師匠です、アレイさんと考えた攻撃も簡単にふさいでいるし。」

 

「ふふそれがあの人の得意なことだからね、全く・・・羨ましいわよ。」

 

彼は出てきて構えている武器はライフルだった、それらが連続して二人に襲い掛かるが彼女達は回避する。ギンガはウイニングロードを使いアラキも素早く移動して構える。

 

「はあああああ!!バレルショット!!」

 

ロングライフルから放たれた連続した弾が彼に襲い掛かるが、彼はすぐに氷の壁を張りアキラが放った攻撃をガードするが横からギンガが接近して放つ。

 

「リボルバーナックル!!」

 

「ファルコンパンチ!!」

 

ギンガがカートリッジで放つリボルバーナックル、そしてアギトとの融合で放たれるファルコンパンチが激突する。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

その様子をなのは達は見ていたが、目を見開いている。ギンガもそうだがアキラが雷児対手に奮闘していることに。

 

「ギンネェ・・・・あんな戦法使ったっけ?」

 

スバルもギンガのあの戦いをしているのを始めてみたので驚いている。そして雷児が使った技はかつて自身を助けてくれた技を見て懐かしそうに見ている。

 

(あれが・・・ライ君の力・・・カラレス・ランズという・・・彼の力なの?)

 

その様子を見ているなのはであったが、ヴィータや見学にきていたシグナムやザフィーラも一緒に見ていた。

 

「・・・見事だな・・・・」

 

「あぁさすが主・・・それと奥方様だ・・・」

 

「確かアラキって奴はカラレスの弟子だったやつだろ?全くカラレス関連に関してはすごいとしか言えないぜ?」

 

二人は確かになと、言っているとはやてとリリア達がやってきた。

 

「ほえー・・・・ギンガとアラキ君すごいな・・・ライ君相手に奮闘しているで?」

 

「えっとそうですね。(すみません主はやて・・・彼女達の正体を知っている私達からしたらいつも通りと感じております。)」

 

リインフォースことリリアは心の中で彼女に謝りながら、雷児の方を見ていた。

 

「・・・・・・やるじゃん、ならナハト!!」

 

「は!!」

 

隣にナハトまで現れて彼はあることをする。

 

「「トリプルユニゾンイン!!」」

 

「え!?」

 

「にゃ!?」

 

「え!?」

 

「トリプルユニゾン!?」

 

スバル達も今の声に驚いている、彼の翼はさらに増えており髪の色は元の黒に戻っているが、騎士甲冑の色が今度は赤と青になっておりナハトがユニゾンが混ざった感じになっている。

 

「・・・やはりリミッターがされている以上、これ以上魔力を上げることができないか・・・」

 

そう雷児たち隊長陣たちはリミッターがかけられており彼自身も魔力がAへと下がっている。

 

ギンガ達はどうする気かと考えていると彼は右手を上げていた。

 

「放て・・・その大きな砲撃・・・輝け雷のように・・・・」

 

すると上空で雷雲が発生した、フェイトが使うサンダーフォールのように・・だが彼は違う。

 

「その閃光の裁き・・・サンダーブレーク!!」

 

彼が放つとサンダーブレークが発動して彼は右手を前に出して二人はガードしたがサンダーブレークの電撃などで彼らの体は痺れてしまう。

 

(この魔法は・・・破壊の雷とは違うもの!?相手にダメージを与えると同時に体を痺れさせる魔法ってわけ!?)

 

アレイも雷児がそんな魔法を使えるとは思ってもなかったので油断していた、彼は着地してバリアージャケットなどを解除している。

 

「さてここまでにしておこう、どうだったかな?スターズにライトニングのメンバー達。」

 

「え・・・っとその・・・・」

 

「なんといいますか、すごいといいますか・・・・」

 

「うん・・・・」

 

「これも魔法の一つと思ってくれていいさ、さてなのは後は任せるよ。」

 

「えっとわかったなの。」

 

雷児はそう言ってある場所へと転移魔法を使い行くのであった。

 

ヒカリ研究所。

 

「どあ!!」

 

「よう。」

 

ジェイル事セイルはいきなり彼が現れたので驚いている、こうやって彼はいつも勝手にやってくるところは昔と変わらないなと思い彼は話をする。

 

「どうしたんだい?」

 

「戦闘機人について話してくれないか?」

 

「・・・・どうしていきなり?」

 

「頼む・・・・・・・」

 

「わかった、まず戦闘機人とはサイボーグというのと一緒だね、人体に機械を埋め込むことを言う、私はそういったのを知っているからね・・・それがナンバーズ達さ・・・もう一つ私以外が作りだした戦闘機人がいるんだ。」

 

「・・・プロトゼロか?」

 

「そのとおりだよ、初期に作られたプロトゼロをベースにプロトゼロファースト及びプロトゼロセカンドが完成されたと聞かされている。」

 

「そのプロトゼロはどうなったんだ?」

 

「プロトゼロファーストとプロトゼロセカンドに関しては君が知っているはずだよカラレス。」

 

「・・・まさかギンガちゃんとスバルちゃんのことか?」

 

「そのとおりだよ、彼女達はプロトゼロシリーズのファーストとセカンドさ。確かクイントさんのクローンだと聞かされている。」

 

「そういうことか・・・・・」

 

彼は納得している、ノ―ヴェ達も同じ戦闘機人タイプだからわかっていたが・・・そういう理由だったかと納得する。

 

「それで元となったプロトゼロは?」

 

「・・・・わからない、それ以外のことは私にもわからないことがあるってわけさ・・・ウーノ達も彼のデータをベースに作られているからね。彼一人で彼女達の能力をすべて使用することが可能となっている。」

 

「プロトゼロか・・・・・・・・・」

 

雷児はそう思いながら再び転移魔法を使い戻るのであった。彼にとって成果は得ていると思った。

 

「戦闘機人・・・か・・・・・」

 

『マスター・・・・・・・・・』

 

「心配するなってララ、俺はもう無茶はしないよ・・・あいつらを悲しませることは二度としないためにね。」

 

彼は愛用デバイスを持ちジュウモードにして夜の訓練場にいた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ターゲットが出てきて彼に襲い掛かる、動いて回避して一つのターゲットを撃破した後、技を使うために構えている。

 

「リボルバーシュート!!」

 

直線型の光弾が飛びターゲットを撃破して彼はいなくなったのを確認してララをまわしている。

 

「・・・・やはりまだあの時の力に比べたらな・・・・・」

 

カラレス・ランズとしての力に比べたらまだまだだと、思ったとき音が聞こえたので彼は銃を向けていた。

 

「・・・・・・誰だ?出て来い。」

 

普段の声よりも低く話しているのでその人物はおどおどしながら出てきた。

 

「あ・・あの・・・・わ・・・私・・・・」

 

ティアナだった、彼女はいつも夜ここで訓練をしているがそこに先客がいてみたのが雷児だったからだ。

 

「なるほどな、最近ターゲットが減っているのはお前のせいだったわけか・・・だがこんな夜遅くに練習とは女の子にとっては肌は大事だと思うが?」

 

「・・・でも私は!!凡人なんです!!」

 

「・・・凡人ね・・・・俺にはそうは見えないぞティアナ・ランスター・・・・」

 

「え?」

 

彼は彼女のアンカーガンを見ている、それをすぐに返すと何かの技をインプットさせる。

 

「お前の幻影魔法に俺は翻弄されたのは事実、そして何よりも射撃だ。お前の弾丸がとてつもない強い意思を感じている、だからこそあの時俺のダメージを与えたのはお前自身だ。」

 

「・・・・・・私がですか?」

 

「・・・明日、時間的に15時に俺はここでいつも通り銃の練習をする気だがおまえはどうだ?」

 

「え?」

 

「俺が教えてやるってことだ、お前の戦い方を鍛えてやる。言えば俺の生徒だ。どうだティアナ?」

 

「・・・・お願いします!!」

 

「よろしい。だが今日は遅い・・・そしてその技は俺からのプレゼントだ。」

 

後で見ろよといい彼は部屋の方へと戻っていった。

 

ティアナside

 

「・・・・・・・・」

 

私は自作で作ったアンカーガンにインプットされた技を見ている、そこには三個銃を使った魔法が書かれていた。

 

一つはスティンガーシュート、連続した光弾を飛ばす技と書かれている、もう二つはエクスキューションバスターとバレットシュート。

 

エクスキューションバスターは私が使う技の中でも強いと思われる魔法だ、この技はアンカーガンにエネルギーをためてそれを一気に発動させる魔法だ。おそらく今の私ではすぐにガス欠になるから本当の意味での技だ。

 

そしてバレットシュートはこちらは先ほどのスティンガーシュートとは違い光弾を作りそれを放ち相手にさらに光弾の雨を降らせるという技だ。

 

私はこの三つを使いこなせるようにしないといけないなと思う雷児さん・・・いや師匠の期待に応えるために。




次回 機動六課がスタートをしてから数週間が立ちスバルたちも雷児が施した重力システムに勝っている、そしてティアナも雷児から学んでいたがアンカーガンやローラーから火花が散らしていた。

そして彼女たちは新たなデバイスを手に入れるのであったがそこに警報が鳴りだした。

次回「機動六課初出動!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機動六課出撃

雷児side

 

俺はティアナという生徒を得て彼女に射撃などを教えていたが・・・ある日の訓練の時スバルとティアナの自作のローラーとアンカーガンが火花を散らすほどであった。

 

「これひどいな。なのは例の物を用意をするしかないな。」

 

「そうだね、ギンガも必要みたいだし、全員私についてきて?」

 

なのはに連れられてフォワードメンバーたちはついていく。残された俺はどうするか考えていると警報が鳴る。

 

「警報?」

 

俺は司令室の方へと向かい、はやてたちがいるのを見て事件が発生をしたと考えた。中でははやてを中心に話が続けていた、俺はその話を聞きながら今回起こった事件を考えていた。

 

突然として暴走をしたモノレールを止めるためにスターズ、ライトニング、ユニコーンが出撃をすることになった。

 

ヘリコプターに乗りこみヴァイスが操縦をしている。俺は今回出撃をするのはなのは、フェイト、アリシア、俺、フォワードメンバーたちだ。

 

今回ガジェットが出ているのが確認をされており、俺たち隊長たちが外のガジェットたちを相手に戦うことになり、アリシアはフォワードメンバーたちと共に中へと突撃となる。

 

俺となのは、フェイトはヘリコプターから落下をしてセットアップを完了させる。俺はララをバスターキャノンモードにして彼女たちが楽に行けるためにガジェットに対して砲撃を行う。命中をしたガジェットは爆発を起こして俺はすぐに次のガジェットを撃破するために連続した光弾を放っている。

 

なのはもアクセルシューターを使いガジェットを撃破している、フェイトは相棒のバルディッシュをザンパ―モードにして攻撃をして撃破している。

 

そういえばバルディッシュも改良されたと聞いているな・・・ちなみに俺のララに対してはセイルが新たな形態を加えたとか言っていたな・・・なら試すかな?

 

「ララ・・・・モードリリーフ。」

 

『セットレディ!!』

 

俺の右手にセットされたのはソードと盾が合体をした形態だ、ソードシールドモードというやつかな?この形態は俺が普段使っているソードモードとは違いシュランゲフォルムなどには慣れないが・・・刀身などはパワーアップをしており背中の翼を開いてガジェットに切りかかる。

 

「カートリッジ!!」

 

『了解です!!』

 

がしゃんと音が鳴り、刀身が回転をして俺は前に突き付ける。

 

「放て!!ブレードストーム!!」

 

刀身から風が舞い上がりガジェットたちが空中に吹き飛ばされて爆発をする、俺はそのまま刀身を回転させたまま、電撃を刀身に集めている。

 

「ライトニングスラッシュ!!」

 

電撃の斬撃をお見舞いさせてガジェットたちは次々に撃破していく、おっと敵の攻撃を俺はシールド部分を大きくして敵の攻撃をガードをしてから新たな武器を使うことにした。

 

「シャーリーが作ってくれた、新たな武器!!シールドブロックシュート!!」

 

シャーリー特製!!シールドブロックを投げつけて撃破する、シャーリー曰く俺用のためほかの人物たちには使えないぐらいの操作だそうだ。もちろん俺の盾として使うことができる。盾を戻した俺はすぐにララのモードを切り替える。

 

ララをアローモードへと変えた俺はカートリッジを装填する。エネルギーの矢を構える。

 

「くらいな!!スナイプアロー!!」

 

エネルギーの矢が放たれてガジェットに命中をして爆発させていき、次々に炎の矢や氷の矢、電撃の矢などを作り放っていく。

 

相手を撃破してフォワードメンバーたちがモノレールが停止をしたという連絡を受ける。

 

「ほーう、キャロがな・・・」

 

キャロが恐怖に打ち勝ち、フリードリヒを制御をしたとフェイトに言っていたのを聞いている。ちなみに現在は帰りのに搭乗をしている。

 

俺は少し魔力を回復をする必要があるため目を閉じて集中をしていた。だがすぐに目的の基地へ到着をしたので目を開けて地面に降りたった。

 

「ご苦労だったな皆、今日の任務はお前たちがいたからこそ成功をしたものだ。キャロ話は聞いている。頑張ったみたいだな?」

 

俺はキャロの頭を撫でている。

 

「えへへへありがとうございます!!」

 

「その意気だ・・・明日からはお前たちにも教えることにしよう。今のお前たちなら俺が出す訓練にも耐えれると思うからだ。」

 

さてその日の夕方、俺は現在ティアナと共に訓練をしている、彼女が放つ弾などが俺に狙っているが・・・俺は銃モードで相殺をしており彼女はバレットシュートを放ってきた。

 

「ほーう。」

 

俺の技の一つバレットシュートの弾が俺にめがけて飛んできた、俺は相殺をするために銃モードのララをコピーをして双銃にして構える。

 

「「クロスファイアーシュート!!」」

 

お互いのクロスファイアーシュートが相殺をして俺はその中に突撃をして間合いを詰めた、彼女はニヤリと笑っている。

 

「幻影?」

 

俺が放った弾が彼女の姿がぶれていき、姿がないのだ。

 

「後ろです!!」

 

「!!」

 

「いい作戦だな・・・だが!!」

 

俺はすぐに後ろを振り返りクイックショットを放ち彼女に命中させた。

 

「まさか・・・そんな技があるなんて・・・・」

 

「クイックショット・・・・相手よりも早く打つことが可能な技だ。まさかこの技を使うことになるとはな・・・エクキューションバスターよりもこちらを教えたほうがよかったかな?」

 

俺はとりあえず彼女にクイックショットの技をインプットさせたのを渡して明日の訓練を頑張れよと励まして部屋の方へと戻る。

 

「あれは・・・フェイトとアリシアか・・・」

 

俺は訓練場にいるアリシアとフェイトの姿が見えた、彼女たちは相棒であるフォーチュンドロップやバルディッシュアサルトで訓練をしていた。

 

「よう。」

 

「ライ!!」

 

「ライ。」

 

やはり二人は似ているな・・・当たり前だけど・・・

 

「二人は模擬戦をしているかな?」

 

「うん、やっぱり体を動かさないとなまるからね、そうだ!!ねぇライ!!」

 

「なんだ?」

 

「私と戦ってくれないかな?」

 

「フェイトと?」

 

「うん・・・私もあの時から一応成長をしているつもりだけど・・・どうかな?」

 

フェイトとか・・・確かあの時戦ったのはジュエルシード時以来だな・・・確かにフェイトとは戦っていなかったな。

 

「いいぜ?俺もお前が成長をした力を見せてもらいたいと思っていたところだ。」

 

お互いにセットアップをしていたので俺はララのモードを鎌モードにして構えている、さぁみせてもらうぞフェイト・・・・カラレス・ランズとして・・・そして加藤 雷児として・・・

 

雷児side終了

 

フェイトside

 

ライと再び戦うなんて叶うことなんてないと思った、でも今はライが目の前に立っている。私とライが戦うのは本当にジュエルシードの最初の時だけだ。

 

それが私とライとの最初の出会いでもある・・・

 

「ねぇバルディッシュ・・・」

 

『何でしょう。』

 

「私ね今楽しみにしているんだ・・・なんでかわかるかな?」

 

『奇遇ですね、私もです・・・あの時よりも成長をしたの姿を彼に見せてあげましょう。』

 

「ありがとうバルディッシュ。」

 

私は相棒であるバルディッシュを構える。ライもララを鎌モードにしている。

 

「いくよ・・・・ライ!!」

 

「かかってこいフェイト!!」

 

フェイトside終了

 

フェイトはダッシュをしてバルディッシュをハーケンモードにして切りかかる、ライはふるってきたフェイトの攻撃を鎌モードで受け止めている。

 

「であ!!」

 

彼はすぐに鎌モードで追撃をしようとしたが・・・・先にフェイトがプラズマランサーを放ってきた。

 

「ソニックサイズ!!」

 

彼は刀身にエネルギーの刃をためてそれを投げつけてフォトンランサーにぶつけて爆発させる。

 

フェイトはその爆発を利用をして彼に一気に接近をしていた。

 

「はあああああああああああああああああああ!!」

 

モードをライオットザンパーモードへと切り替えて双剣となり切りかかる。

 

「新しい形態か!!」

 

「そうだよ!!名前はライオットザンパー!!」

 

彼女は切りかかり、彼は回避をしてウィップモードへと変えて彼女に攻撃をする。

 

「甘いよ!!ライ!!」

 

彼女は回避をしてライオットブレードにして切りかかる。

 

「エレキウィップ!!」

 

電撃の鞭に変えて彼はフェイトの剣に絡ませる。

 

「!!」

 

「サンダー!!」

 

フェイトに対して電撃をお見舞いさせるが・・・・・

 

「忘れているねライ・・・私はね・・・電気の魔法は得意なんだよ!!」

 

(しまった・・・すっかり忘れていた・・・・)

 

彼らしくないミスをしてしまい。サンダーウィップを解除をして彼はソードモードにして構えて彼女がふるうライオットブレードをはじかせていく。

 

「もらった!!」

 

「甘い!!パワーモード!!」

 

彼のバリアージャケットが防御とパワー使用に変わり彼女が放つライオットブレードをバリアージャケットの騎士甲冑で受け止めた。

 

「ぐ!!」

 

彼はパワー形態のためソードモードでフェイトに攻撃をする、すぐに戻して彼女に対してふるっていた。

 

「なぁフェイト、お互いに一撃で決めないか?」

 

「奇遇だね・・・私もそう思っていた。」

 

お互いに離れる、フェイトはライオットザンパーカラミティを構えて、雷児はソードモードを構えていた。

 

お互いにガシャンと音が出されてフェイトの方は電撃を・・・雷児の方も電撃を纏っている。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

お互いに相手が動きだすのを待ち・・・

 

「へくしゅん。」

 

アリシアのくしゃみが合図のように二人は一気に走りだす。

 

「雷光」

 

「プラズマ」

 

「一閃!!」

 

「ザンパー!!」

 

お互いの武器がぶつかり合い力がぶつかる、雷児はブーストを使い力を入れている。フェイトの方も力を入れているが。

 

「はああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

「ぐうううううううう!!」

 

フェイトを力ではじかせてライオットザンパーカラミティが空中に浮きそのまま地面に突き刺さった。

 

「負けてしまったかな?」

 

「いや・・・よく成長をしたなと思う、あの時に比べて本当に成長をしたなフェイト。」

 

「ありがとうライ・・・・・」

 

彼はフェイトを起こしてバルディッシュを持つ。

 

「ごめんねバルディッシュ・・・・」

 

『いいえ、私も力及ばずでした・・・・』

 

お互いに反省をしているのを見てララと雷児は笑顔になっていた。

 

『本当に羨ましいですね・・・・』

 

「何言っているんだ、お前も俺にとっては大切な相棒だぞ?ララ。」

 

『ありがとうございます。マスター。』

 

お互いに握手をした後にシャワーを浴びて彼は部屋の方へと戻る。

 

「おかえりカラレス。」

 

そこにいたのはギンガ事アレイであった、彼はまたいるのねと思いながらいつもの椅子に座っている。

 

「またきたのか?ギンガちゃん。」

 

「アレイって呼んでよーーーカラレスーーー」

 

「駄目に決まっているだろうが、普通に考えて・・・まだ俺のことはなのはたちしか知らせてないんだからさ。」

 

「私はまだヴォルケンリッターたちしか知らないもん、アラキことレイルは?」

 

「知っているのは俺とお前だけだ、いずれ話さないといけないことだがな・・・・」

 

そういって彼は座っている椅子からシャワールームへと移動をするが・・・

 

「お前はいなさい。」

 

「えーいいじゃん。」

 

「駄目に決まっているだろうが。」

 

っとアレイが一緒に入ろうとしたので阻止をしてシャワーを浴びて部屋へ戻る。

 

「ほら次はお前だぞ。」

 

「わかった。」

 

っとギンガことアレイは彼の前で脱ごうとしていた。

 

「ってこら!!ここで脱ごうとするな!!」

 

「いいじゃない。」

 

「駄目だから!!」

 

彼はそういって彼女をシャワールームへと移動をさせて扉を閉める。

 

「全く、アレイの奴・・・・」

 

『まぁまぁマスター・・・あの人だって寂しいかもしれません・・・だから・・・』

 

「わかっているが・・・体は違うんだぞ?アレイの体じゃないんだ・・・まぁアレイほどに大きいものがって何を言わせるんだ!!」

 

『マスターが勝手に言ったじゃないですか・・・・』

 

ララは呆れながらツッコミをして彼はヤレやれといいながら眠りにつくのであった。




次回 機動六課の次の任務はある世界にてロストロギアの情報が集まった、そこでその場所に全員で行くことになった。

その場所は地球と呼ばれる場所つまり言えば雷児たちにとっては故郷でもある。

次回「地球へ」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

地球へ

雷児side

 

俺ははやてに呼ばれて隊長室へとやってきた、彼女のそばにはリリアとリインちゃんが隣に立っている。しかし突然呼びだされるとは思ってもなかったな。

 

「それで狸、何か用があるのか?」

 

「・・・・・・いきなり悪口を言われるとは思ってもなかったで?」

 

「で改めて何のようだはやて部隊長。」

 

「まぁええわ、ライ君実はな機動六課はあるところへ行くことになったで?」

 

行く?ロストロギアが見つかったってことなのか?機動六課で全員で出動か・・・・・・だがいったいどの世界に行くんだ?

 

「一体どこに行くんだ?」

 

「地球やで!!うちらの故郷や!!」

 

地球か、懐かしいな・・・・・・父さんや母さんとか元気にしているかな?とりあえず俺は部屋に戻りやっぱりお前はいたのかい。

 

「ギンガちゃん・・・・・・」

 

「アレイ!!」

 

俺の妻であった、アレイ・レーメルン・・・・・・現在はギンガ・ナカジマである彼女は二人きりの時はアレイと呼ばないと膨れるんだよな。

 

「アレイって呼んでよ!!」

 

「いや泣きそうになるなよアレイ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・だって、またカラレスがいなくなるのは嫌なの・・・・・・もう・・・あんな思いはしたくない。」

 

「アレイ・・・・・・」

 

アレイの涙を見て、あの時の選択は間違っていたか。俺はアレイの前に立ち抱きしめる。

 

「あ。」

 

「アレイ、俺は生きているよ・・・・・・お前をおいて行かない。」

 

「カラレス・・・・・・カラレス!!」

 

彼女は俺を抱きしめる、力加減ができてないが俺は苦しいなと思うが我慢をするさ、アレイが受けた心の傷に比べたらな。

 

次の日俺たちは転移装置の前にいた、スバルたちは地球には初めて行くから楽しみにしているみたいだ。

 

「なぁカラ」

 

「ヴィータ?」

 

「雷児・・・・・・」

 

ヴィータは慣れないみたいだな、シグナムやシャマルは慣れてきたのにヴィータだけは俺のことをカラレスと言いそうになる。まぁヴィータは俺の妹のデータなどを使っているからな・・・・・・甘えたくなるみたいだな。

 

俺たちは転移装置に乗り地球へとやってきた。俺たちのとっては懐かしい場所でもある。

 

「ここが地球なんですか?」

 

「そうだキャロ、ここが俺やなのはたちの故郷の地球だ。」

 

「魔法などがないのに、雷児さんやなのはさんやはやて部隊長が生まれるのですか?」

 

すまないティアナ、俺はカラレス・ランズという転生だからな魔法に関してはなのはやはやてとは違うんだよな。といったらギンガとアキラも俺と同じ転生者なんだよな。

 

「えっと雷児隊長、これからどうするのですか?」

 

「あぁ、スターズ、ライトニング、ユニコーンに別れてサーチャーを取りつける作業だ。」

 

俺たちはユニコーン、スターズ、ライトニングに別れたので俺、シグナム、アオナ、ギンガ、アキラの五人でサーチャーをつけるために移動をする。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「どうしたのですか主?」

 

シグナムは今は知っているメンバーがいるため俺のことを主と呼んでいる。

 

「いやこのメンバーだと懐かしいなと思ってな。」

 

「あぁそういうことっすか!!」

 

「確かにそうね、うふふふふふ。」

 

「本当です!!」

 

俺たちは笑顔で笑っていると昔の景色が思いだす。

 

回想

 

『おーいシグナム、それをとってくれよ!!」

 

『しょうがないな、ほら。』

 

『サンキュー!!』

 

『アレイさんお代わりっす!!』

 

『はいはい、レイル君は食べるわね。はい』

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

『カラレスさま?』

 

『いや、食卓も元気になったなと思ってな。本当にアレイが嫁に来てくれて、レイルが弟子になってくれたことが嬉しいさ。』

 

回想終わり

 

「懐かしいわね・・・・・・」

 

「えぇ。あの時が一番楽しかったっす・・・・・・」

 

シグナムたちはサーチャーを取りつけながら昔の話をして笑っている、俺はいつかはこうして全員で食卓を食べたいなと思うさ。

 

「マスター大丈夫ですよ!!絶対に叶います!!」

 

「アオナ、だな・・・・・・」

 

俺もサーチャーを取りつけてなのはたちに合流をするために翠屋の方へと移動をする。

 

「カラレス、この店は?」

 

「あぁここはなのはのお父さんとお母さんが働いているお店なんだ、ここでスターズとライトニングのメンバーと合流をすることになっているが。二人ともわかっていると思うが俺のことはカラレスと呼ぶなよ?」

 

「わかっているっす!!」

 

「わかっているわ。」

 

「アレイ、お前が一番心配だ。」

 

俺たちは中に入り休憩をしているメンバーを見てから桃子さん達に挨拶をする。

 

「桃子さん、士郎さんお久しぶりです。」

 

「いらっしゃい雷児君。」

 

「やぁ雷児君元気そうだね。」

 

「ははははありがとうございます。」

 

俺は挨拶をした後に席に座り頼んだケーキを食べる、桃子さんが作ったケーキはおいしいぜ。俺たちは休憩をした後にはやてがいる場所へと向かう。

 

「来たわね!!」

 

「久しぶり。」

 

「アリサにすずか、久しぶりだな。」

 

「えぇそうね。」

 

「うん、雷児君も元気そうでよかったよ。」

 

二人とも大学に通っていると聞いたな、だが元気そうでよかった。俺はその間にララを調整をしていた。

 

新たなモードにウィップモードとドリルナックルモードを入れているためモードを確認をしている。

 

「えっとソード、アロー、ガン、バスターメガランチャー、トマホーク、ランサー、シックル、ウィップ。ナックルプラスドリルにハンマー、ソード&シールドと多いな。」

 

俺は苦笑いをしてララを元のブレスレットに戻して左手に装着をする。レリックがいつ発動をしてもいいように座っている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

海鳴の空はとてもきれいだ、ミッドチルダの夜も綺麗だが・・・やはり地球から見る星は綺麗だな。

 

「カラレス。」

 

「ん?」

 

俺は後ろの方を振り返るとギンガが立っていた、彼女はお風呂に入ったためパジャマ姿になっていた。

 

「どうした?」

 

「・・・・・・・ちょっとね。」

 

「?」

 

俺は彼女が元気ないように見えた、彼女は俺の隣に座る。

 

「「・・・・・・・・」」

 

お互いに無言になってしまいどう話をしていいのかわからなくなってしまう。

 

「空がきれいだな。」

 

「うん・・・あの時見たミッドチルダの夜と一緒。」

 

「・・・・そうか。」

 

空を見ながら話をするが、どうも話が続かないな・・・・一体どうしたらいいのだろうか?

 

「・・・よし」

 

アレイ?

 

「カラレス。」

 

彼女は俺の顔をつかんで、近づいてきた。

 

「え?」

 

そして・・・・・

 

「ん。」

 

「んぐ。」

 

俺はこの体でのファーストキスをアレイことギンガとしたことになる。彼女の方も俺とキスをしてから離れる。

 

「私のファーストキス、あなたにあげちゃった。」

 

「・・・・・・・・」

 

アレイとキスをしたのはいつぶりだ?彼女にきつい言葉を言う前になるとかなりのたっているな。あの時は彼女を逃がすために必死だったからな。

 

だがその行為が逆に彼女の心を傷つけてしまったことに死んでからわかってしまったのが悔しかった。セイルからその話を聞いたときは驚いたさ、彼女が反乱軍に入り死んだことを聞かされた時にはな。

 

だからこそ、今度こそ守って見せるさ。絶対にな!!




次回 地球での任務を終えて雷児たちはミッドチルダの方へ戻ってきた、今度の任務はホテル・アグスタの護衛任務だ。

フォワードメンバーたちは外で守り隊長たちは中に入る。だがそこに襲い掛かってきたガジェットたち。フォワードメンバーたちは守り切れるのか!!

次回「ホテル・アグスタの防衛」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ホテルアグスタの防衛

雷児side

 

アレイが自分が用意された部屋へ帰っていったあと、俺は自分の唇を触っていた。先ほど彼女とキスをした、加藤雷児としてのファーストキスをギンガことアレイとしたことになる。

 

「なぁララ。」

 

『何でしょうか?』

 

「俺はアレイとキスをしたことになるんだよな?」

 

『はい、ファーストキスですね。なのはさん達ではなくて奥方様でしたね(笑)』

 

おいこら、笑い事じゃねーよ。まさかアレイとキスをされるとは思ってもなかったなしかもあいつ、目を光らせていたな戦闘機人モードを使ってくるとはな油断をした。

 

俺達は海鳴に3日ほど滞在をしてミッドチルダの方へ戻ってきた、六課の次の任務がホテルアグスタで行われるオークションを守ることだ。

 

だが・・・・・・・

 

「お似合いですよ主。」

 

「ふふふでしょ!!」

 

俺はなんでか知らないがタキシードを着せられていた、なんでや!!なのはたちと一緒に中で守ることになった。

 

シグナムたちもかっこいいですよといい俺はため息が出てしまう。なのはたちの方も着替えが終わり俺は驚いている。

 

「綺麗だな・・・・・」

 

「ふぇ!?」

 

「き・・綺麗だなんて。」

 

「えへへへへへ。」

 

「ふふふーん。」

 

俺は感想を言っていると背中に痛みが。

 

「うぐ!!」

 

なぜ!?と思いちらっと見るとギンガが頬を膨らませて涙目になっていた、お前な・・・・

 

(レイル、アレイを頼む。)

 

(りょ、了解っす!!)

 

俺は念話でアキラことレイルにアレイことギンガを頼みオークション会場へ行く。

 

ティアナside

 

「異常なしっとスバルーそっちはどうかしら?」

 

『こっちも今のところ異常ないよ、ティアは雷児にぃから色々と学んでいるんだよねいいなーーーー。』

 

「ふふーん私の師匠だからね、クロスミラージュロングライフルセット」

 

『了解です。』

 

私はロングライフルモードにして専用バイザーをセットをして構えている、副隊長たちも出撃をしておりシグナム副隊長やリインフォース副隊長、ヴィータ副隊長である。

 

ザフィーラさんははやて総隊長の護衛だけど今は私たちのところへ来ている。センサー!!

 

「ヴィータ副隊長!!」

 

『あぁわかっている!!ギンガとスバル、エリオは突撃、ティアナは援護を頼む!!キャロは補助魔法だ!!』

 

「了解、さてクロスミラージュ私たちは狙うわよ。」

 

『了解。』

 

「ティアさん!!」

 

「アキラ、来てくれたの?」

 

「うっす!!俺も突撃をするので援護をお願いするっス!!」

 

「えぇわかっているわ。雷児さんが言っていたこと私はわかっている一人で戦っているじゃない私たちはチームで戦っているってね。私が援護射撃をするからアキラは。」

 

「わかっているっスブーストを使い切りかかるっす!!」

 

「OK、行くわよ!!エクスキューションバスター!!」

 

私はエクスキューションバスターを放ちガジェットたちを撃破していく、アキラがブーストをしてブレードモードで切っていく、さて次はってスバル!?あんた後ろ!!

 

「スバル後ろ後ろ!!」

 

「後ろ?ってうわ!!」

 

って今気づいたのかい!!って私は構えるけど駄目・・・・・・距離が遠すぎて私じゃ無理。

 

「は!!」

 

「ギンネェ!!」

 

「スバルボーっとしない!!」

 

「えっとギンネェ・・・・なんか今日は怖いんだけど!?」

 

うん、私もわかる・・・ギンガさんはいつもと違い不機嫌オーラがマックスだ・・・一体何が!?

 

ティアナside終了

 

リリアside

 

「・・・奥方様とても不機嫌だな。」

 

「あぁおそらくカラレスさまと何かあったのだろうか?」

 

「てかまだ付き合ってないだろあいつら、アレイもアレイだけどカラレスも今は誰も付き合ってないからよ。」

 

「・・・・・・・主はもしかしたら恐れているのじゃないか?」

 

「・・・・そういうことか。」

 

ザフィーラやシグナムはわかったようだな。ヴィータは何のこと首をかしげているな。

 

「どういうことだ?」

 

「アレイ様を逃がすためにカラレス様はきつい言葉をぶつけていた、そんなことは言いたくないだが巻き込むだけはしたくないと・・・・・カラレスさまはそう考えていた。」

 

「そういうことかよ!!あたしたちも行こうぜ!!」

 

「あぁ!!リリア!!」

 

「あぁここは任せろ!!」

 

シグナムやザフィーラ。ヴィータが動いて私はここで魔法を使うことにした。かつて主から教えてもらった技。

 

「くらえ!!我が言葉に放て電光!!サンダーエボルグ!!」

 

私はカラレスさまから使う魔法サンダーエボルグを放ち雷がガジェットたちを撃破していく、しかし奴らの目的は。

 

雷児side

 

一方で俺はセットアップをして地下の方へとやってきた、何かが動いていた。

 

「ホールドアップ!!動くな!!」

 

「ちぃ!!管理局!?」

 

「誰!?」

 

俺は思わず言ってしまうがバインド魔法をすぐにかけて動けなくさせる。

 

 

「あ、兄貴------」

 

「またかよってお前はあの時の小僧!!」

 

「・・・あ!!お前たちが銀行強盗をした奴ら!!なんでいるし!!」

 

俺が見つけたのはギンガとスバルと共につかまっていたときに倒した銀行強盗をした奴らだ、だがなぜ外にいるし。

 

「てかお前らまだこんなことをしているとは思ってもなかったぞ!!」

 

「うるせーーー野郎どもやっておしまい!!」

 

「「「「あらほらさっさーーー!!」」」」」

 

「・・・仕方がない、ララ、モードソードシールドモードへ」

 

『了解です。』

 

俺の右手にララが変形をしたソードシールドモードが現れて犯人たちは俺に襲い掛かってきた、俺は攻撃を受けないようにエネルギーシールドを発生させて奴らが放ってきた光弾をガードをする。

 

「仕方がない、ライトニングスラッシュ!!」

 

俺は走りだして電撃を纏った刃で犯人たちを切っていくがもちろんみねうちで痺れさせる。

 

「な!!圧倒的だと!?」

 

俺はボスに剣を突き付けている、こいつらを脱走させた奴を聞かなければならないからな。

 

「さてはいてもらうぞ、お前たちを脱走させた犯人をな!!」

 

「お、俺達は黒いコートを着たやつに出ろといわれたんだ、そしたらこのレリックを奪えば自由にしてやると・・・・・・」

 

「黒いコートを着たやつ。いったい・・・」

 

「ぐああああああああああ!!」

 

「ぎゃあああああああああ!!」

 

「!!」

 

俺は声をした方を見るとボスが溶けていく、さらには部下たちも溶けていく。まるで処分をするように・・・俺はガンモードに変えてトリガーを引いて弾を放つ。

 

「ちぃ!!」

 

黒いコートを着たやつが現れる、なるほどこいつが犯人ってわけか。

 

「お前だな?こいつらを脱走させた犯人は。」

 

「まさか貴様がここにいるとはおもってもなかったわ、カラレス・ランズ!!だが覚えておくがいい!!夜天の書は必ずもらう!!」

 

「なに!!」

 

夜天の書をだと!!俺は顔を俯かせる黒いコートを着たやつは俺のことを知っていた、さらには夜天の書を狙うと・・・・・・

 

「まさか・・・・・・奴が?」

 

俺が考えているとなのはたちが駆けつける、声をしたので振り返る。

 

「ライ君!!」

 

「ライ大丈夫!!」

 

「あぁ大丈夫だ、外の方は?」

 

「うん、シグナムたちから連絡が来て撃破したって。」

 

「そうか・・・・俺達も戻るとしよう。」

 

俺達は基地の方へ帰還をしてなのはたちはフォワードメンバーたちに声をかけているが、俺はスルーをして部屋の方へ戻る。

 

「カラレス?」

 

部屋へ戻った俺は夜天の書を開いていた、こいつを狙う敵か・・・・・・あいつが?俺が道ずれに使った魔法で倒した奴。そう夜天の書をしつこく狙っていた。

 

「アグルス・・・・・・あいつか?」

 

アグルスは奴は昔から戦争を求めて俺の夜天の書を奪おうと何度も仕掛けてきたが俺が交わしてついには軍隊を俺に差し向けるほどだ。

 

「また俺は・・・あの戦法を使わないといけないのか?」

 

『マスター、それには賛成できません・・・・・・アレイ様やリリアたちをまた悲しませるつもりですか?』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ララの言葉を聞いて俺はその戦法を消し去る、だよなまたあいつらを傷つけてしまうことだけはやめておいた方がいいな。

 

こんこん

 

『師匠自分っす!!入ってもよろしいですか?』

 

「レイルかいいぞ。」

 

珍しいなレイルから来るとは彼が入ってきて俺のところへとやってきた。

 

「師匠先ほどからどうしたっすか?」

 

「何がだ?」

 

「ごまかしても無駄っすよ、俺だけじゃないっすよアレイさんやリリアさん達も師匠が何かを隠しているのはバレバレっす!!」

 

「・・・あちゃーばれているのか。」

 

俺は頭を抑えながらアレイたちはこういうのに敏感だってことを忘れていた。

 

「実は・・・・・・・・」

 

俺はレイルにレリックを狙った犯人たちのことを話す、彼は驚きながらも腕を組んでいた。

 

「まさか奴がっすか?それはあり得ないっす!!師匠が道ずれにして倒したのに!!」

 

「あぁだが俺はこうして転生をしている、奴もしている可能性が高いと思う。だからこそ俺は・・・」

 

「させないっす!!師匠一人で戦うのは反対っす!!」

 

「レイル・・・・・・」

 

「師匠はいつもそうっす!!俺は頼れない弟子なんですか!!」

 

「それはないぞ、お前は俺が唯一弟子にしたからな、だがお前は若い・・・俺みたいにならないでくれ。」

 

「師匠・・・・・・・・」

 

「・・・決めた、レイル。俺は彼女達に本当のことを話そうと思う。」

 

「え!?まさか!!」

 

「カラレス・ランズとしてなぜ死んだこともついでだ。」

 

俺は決意を固める。




次回 雷児はある決意を固めてメンバーたちを集める、それは自身のことについてだ。

「雷児の決断、話される本当の話。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

話される正体、カラレス・ランズ。

自身の正体などを明かす決意を固めた彼ははやてがいる部隊長室へと入っていく、彼女は彼が入ってきたのを見て首をかしげていた。

 

「どうしたんライ君。」

 

「はやて、全員を集めてくれないか?」

 

「ふぇ?」

 

雷児の言葉にはやてはいきなり全員を集めてどうするんだろうと考えていた、リリアは彼の目があの時の目をしていたのに気づいた。

 

「主、おそらくですがカラレスさまは何かをお考えかと思われます、全員を集めてみてはいかがですか?」

 

「リインフォースがそこまで言うなら・・わかったですぐに集めさせるわ。」

 

「感謝をするはやて。」

 

はやてから指示を受けてスターズ、ライトニング、ロングアーチ、ユニコーンのメンバーが集まってきた、彼は冷静に考えて言葉を話す。

 

「皆、突然として集まってもらってすまない。」

 

「あの・・・雷児さん、いったいどうしたのですか?」

 

エリオが手をあげたので許可をして彼は質問に答える。

 

「それは・・・・・・俺のことを話しをしようと思ってな。」

 

「ライにぃの?」

 

「そうだ、皆はカラレス・ランズという言葉を聞いたことがあるか?」

 

雷児が言った言葉に全員が驚いている、カラレス・ランズはミッドチルダにおいて魔道の書を作りだした伝説と呼ばれている人物だ。なぜ彼の口からカラレス・ランズという言葉が出てくるのか。

 

「待ってください!!」

 

「シャーリー?」

 

「カラレス・ランズといえばミッドチルダの歴史の本に乗っている人物です、魔導書を作ったのはいいけど、確か魔道の実験で死亡をしたっと。」

 

シャーリーの言葉にグリファスやティアナ、スバルなどミッドチルダの歴史の本を見ているものにとってはそれが事実だと知っている。だが彼は首を横に振った。

 

「それは違うぞシャーリー、魔道の実験で死亡をしたというのは嘘だ。」

 

「え?」

 

全員が驚いている、事情を知っているとはいえなのはたちもなんで死亡をしたのか知らない。

 

シグナムたちはあの時のことを思いだして顔を俯いている、ギンガとアキラも同じだ。

 

「カラレス・ランズは実験を失敗をしたことはない、本当は兵隊たちを道ずれに魔力暴走をさせて自爆をしたんだ。」

 

「「「!!」」」

 

「ちょ!!どういうことや!!」

 

はやてが大声で彼に言う、死んだ理由は話してなかったので彼女だけじゃない最初に知っているフェイトやアリシアも目を見開いている。

 

「・・・・・・俺は兵隊たちが襲い掛かってきたとき作っていた魔導書を別の世界に送り、魔力を暴走を起こさせて自爆をすることで道ずれにした。それがカラレス・ランズの死の意味だ。」

 

「ちょ・・ちょっと待ってください。雷児さんがどうしてそこまで知っているのですか!?」

 

ティアナが目を見開いている。スバルやエリオにキャロも同じだ。

 

「・・・・・・俺がカラレス・ランズだからだよ、それを知っている本人だからだ。」

 

「「「「!!」」」」

 

六課のメンバーたちは衝撃が走った、かつて魔導書のを作りだしたカラレス・ランズがここにいることに驚いている。

 

「なのはさんたちは知っていたのですか?」

 

「知っていたで・・・けどうちらも彼がなんで死んでしまったのかは初めてしったんや・・・・リインたちは知っていたんやろ?」

 

「・・・はい、その場に私たちもいましたから。」

 

「もしかしてシグナムさん達は・・・・・・」

 

「そうだ、カラレスさまに作られたのだ。あの時主は私たちを逃がすために自ら囮となり逃がして自爆をした。」

 

雷児はララをセットをして映像が流れる、そこに映し出されたのは彼と綺麗な女性が一緒にいる姿だ。

 

「なぁライ君、その人は?」

 

「・・・・・・俺の奥さん、アレイ・レーメルンだ。」

 

「ほほーういい乳をしてますなーーーー」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

雷児はそこに本人居るんだけどなと思いながら映像が流れているとヴォルケンリッターたちが起動をしたところが映し出された。

 

「本当に雷にぃが作ったんだね。あれ?ライにぃその人は?」

 

「こいつは俺が唯一弟子をとったレイル・サーガストってのは知っているだろ?」

 

「はい、確かカラレス・ランズの意思を引き継いだ人物です、彼が作ってきた魔法の書を書き込んで今のミッド式が完成をしたと言われています。」

 

「へーーーーーー」

 

(師匠お許しください!!)

 

アキラは冷汗をかきながら彼に謝る、雷児はため息を出しながら仕方がない弟子だなと思いながら話しを続ける。映像が流れていき生活などが流れていく。ヴォルケンリッターたちも映像を見ながら懐かしがっていた。

 

「懐かしいな、カラレスとの模擬戦や生活は楽しかったぜ。」

 

「そうだな。」

 

「えぇ。」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

ギンガだけはあの映像を黙ってみていた、そしてあの日がやってきたのだ。彼はアレイを転移魔法をした直後爆発が起こる。

 

すると兵士たちが襲い掛かってきた、彼はララを構えて次々にやってきた兵士たちを斧モードにしたララで切っていく、部屋を出て次々に兵士たちが剣を構えてきたが彼は魔法を使い次々に倒していく。

 

ヴォルケンリッターたちと合流をして彼らは戦ってきたがカートリッジなどが消耗をしていき彼らは追い詰められていく。

 

カラレスは夜天の書を出してリリアたちを始めを中に収納をすると何かをブツブツ言うと後ろに穴が発生をして彼は夜天の書をその中に投げてからララを構えていると彼自身が光りだしていきそして・・・・・・

 

映像は途切れて映像が止まる。

 

「・・・・・・これがカラレス・ランズとして戦ってきた俺の最後の時だ。」

 

するとギンガが走りだして彼に抱き付いた。

 

「どわ!!」

 

「ギンガ!?」

 

「ギンネェ!?」

 

突然ギンガが彼に抱き付いたことに全員が驚いていた。

 

「馬鹿!!馬鹿馬鹿馬鹿!!カラレスの馬鹿!!」

 

彼女は涙を流しながら彼の胸を叩いていた、彼の最後のところを見てしまった彼女の心はさらに傷ついていた。

 

「なんで・・・なんであなたが攻められないといけないの?どうして私たちの平和な生活を壊されないといけないの?どうして・・どうしてよ!!」

 

「ぎ・・・ギンネェ?」

 

スバルもギンガの号泣をしている姿を見るのははじめてだ、それはほかのメンバーも同じだ。

 

「なぁギンガ、どうしてライ君のことをカラレスと呼んでいるんや?」

 

はやてはギンガが雷児のことをカラレスと呼んでいたことに驚いていた、なのはとフェイト、アリシアも同じだ。

 

「・・・・・・・・・そうね、私のことも話すべきね。」

 

彼女はいつもと雰囲気が違うことにスバルも驚いていた。

 

「それは私も彼と同じだからよ。あの時映像に出ていた金髪の女性がいましたよね?」

 

「うん、ライの隣で嬉しそうに笑っていた女性がいたよ。」

 

「・・・・・・それは私なんです。」

 

「「え!?」」

 

「私はアレイ・レーメルン、カラレス・ランズの奥さんです。」

 

「「「「えええええええええええええええええええええ!!」」」」

 

雷児side

 

あちゃーアレイの奴正体を言っちまったか、見てみろシグナムたちも苦笑いをしているぞ。

 

「はぁ・・・・・・・」

 

「そ・・・そんな・・・ギンガがライ君の奥さん!?」

 

「嘘や・・・嘘や!!」

 

「あははははははは」

 

あれー?なのはたちの様子がおかしいことになったぞ。

 

「師匠俺も言ったほうがいいでしょうか?」

 

「あぁ言っていいぞ、レイル君。」

 

「レイル!?レイル・サーベストなんですか!?」

 

「えっとそうっす、自分はレイル・サーベストだったっす。」

 

アキラも自分の正体を明かして全員が驚いているが、てかギンガ抱き付くな。

 

「ギンガ抱き付くなー、今は大事な話をしないといけないからな?」

 

「アレイでいいじゃん、もうばれたんだし。」

 

「だーめ!!」

 

俺はきりがないので今回の犯人だと思われる敵を話すことにした。

 

「実はな、俺はこの間のホテル・アグスタの時敵と遭遇をしたんだ。」

 

「「「「!?」」」」

 

「カラレスそれは本当かよ!!」

 

「ヴィータ、まぁいいか。そのとおりだ、奴は俺の名前と夜天の書のことを知っていた。俺はある人物を思い浮かべた。」

 

「ある人物って?」

 

「・・・・・・・・・・・・アグルス。」

 

「「!!」」

 

アキラとギンガはすぐにわかったみたいだな、ヴォルケンリッターたちも怒りの顔になっていた。

 

「奴が・・・ですか。」

 

「リインたちどうしたんや?」

 

「・・・・・・主はやて、アグルスという奴はしつこい男なのです。夜天の書を軍事に使おうと何度も訪問をしてきた人物です。」

 

「主は何度も追い払ってきましたが、ある日から兵たちが一緒に来るようになりました。」

 

「・・・カラレス、それで私を?」

 

「そうだ、お前を巻き込むわけにはいかないと判断をした俺はお前を避難させるために実家の方へ転移魔法を使う決意をしたんだ。それが本当の事実だ。」

 

「ねぇライ君、そのアグルスって人は?」

 

「そいつは俺達の家に襲撃をしたときも指揮をしていた、俺は奴らを道ずれに自爆魔法を使い奴ごと消滅をしたのが事実。おそらく奴も・・・・・・」

 

俺は冷静に考えていた、まさかこの世界でもやつらが敵として立ちはだかるというわけか。

 

(いずれにしても奴は絶対に何かを仕掛けてくるはずだ。こちらも対策をしておかないとな。)




次回 彼が招待を明かしてから数日後フォワードメンバーたちは休暇が出たのでミッドチルダの街へ、ギンガことアレイは彼の隣に座っていた。

雷児はこのままだといけないなと思い、考えていた。

次回「雷児の思い。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児の思い。

雷児side

 

俺達が正体を明かしてからも普通に接しているが・・・・・・約一名だけは変わっていた。

 

「さーて今日も始めるとしよう。」

 

「・・・・・・ライ君、どうしてギンガが右手に抱き付いているのかな?」

 

「・・・・・・・・・」

 

なのはの光のない目で俺を睨んでいるが、右手にはギンガことアレイが抱き付いていた。訓練場にも関わらずだ。ティアナたちも苦笑いをしながら見ているが俺もどうして彼女が右手に抱き付いているんだろうか?正体を明かしてからこの状態だ。

 

歩く時も食事をする時も俺の手に抱き付いているし部屋では。

 

「おやすみカラレス。」

 

俺に抱き付いて一緒に寝ていることがある、現在訓練場でも俺の右手に抱き付いたままいた。

 

「アレイ、離れてくれないとやれないのだが?」

 

「え?こんなところでなんて・・・・・・カラレスは大胆。」

 

彼女は顔を真っ赤にしているが待て待てお前はいったい何を期待しているだ!?

 

「どあ!!」

 

俺に砲撃が来て俺は回避をする、なのはがバリアージャケットを纏いレイジングハートをこちらに向けていた。

 

「ライ君・・・・・・少し頭を冷やそうか?」

 

『ま、マスター!?』

 

レイジングハートが困っているけど!!ってなのはなんで涙目になっているんだ!?

 

「アクセルシューター!!」

 

「どあ!!」

 

俺はアクセルシューターをかわしてブレードシールドモードを起動させてシールドブロックを発動させてガードをした。だが次の瞬間砲撃が飛んできた。

 

「あぶな!!」

 

俺は次々に放たれるディバインバスターをかわして上空へ飛ぶ。

 

「ライ君のばかああああああああああああ!!」

 

「どあああああああああああああ!!」

 

俺は次々に放っていく攻撃をかわしながらライトニングスラッシュを発動させてディバインバスターを切り裂く。

 

彼女は泣きながら俺に近づいてきた、持っているレイジングハートで殴ろうとしてきた。って

 

「『えええええええええええええ!?』」

 

俺とララは驚いているがレイジングハートが点滅をしながら言っている。

 

『マスター!!私は殴るものじゃないですよ!?落ち着いてください!!』

 

俺はララをランサーモードで受け止めている、彼女はレイジングハートでララに攻撃をしている。ほかのメンバーたちはほえーといいながら空を見ていた。

 

「やりすぎちゃったてへ(´▽`*)」

 

アレイ・・・・・・おまえな!!そのせいでなのはと戦っているだろうが!!

 

「うわああああああああああああああああああ!!」

 

「どえええええええええええええええええええ!!」

 

俺は回避を続けておりヴィータたちが入ってきた。

 

「って何やっているんだ?」

 

「高町が主に攻撃をしている気がするのだが?」

 

二人は首をかしげているが、俺も余裕がない・・・・・・ララをウィップモードにして彼女の右足に絡ませる。

 

「!!」

 

「悪いな、エレキシュート!!」

 

彼女に電撃を浴びせて落下をしていくのを見て俺は急いで彼女をキャッチをして地面に着地をしたが、俺の首をがしっとつかんで彼女は起き上がり・・・・・

 

「ん。」

 

「んぐ!?」

 

突然としてなのはが俺にキスをしてきた、ふぇ!?

 

『ふぁ!?』

 

「え!?」

 

「な、なのはさん!?」

 

「へーーーーーやるじゃん小娘が。」

 

「ほええええええ。」

 

「な、なのはああああああああああああああ!!」

 

「なにやってるんやあああああああああああ!!」

 

俺はなのはとキスをしていると声がなんか増えている気がするが?彼女とキスをやめるとなのはが涙目になっているが顔をのぞかせるとフェイトとはやてがいた。あれ?

 

「なんか知らんが嫌な予感をしたと思ったら。なのはちゃん何しているねん!!」

 

「何って・・・・・・キスをしただけだよ?」

 

「なんでキス!?ひどいよ!!」

 

「ひどくないの!!」

 

なんか知らないが三人で喧嘩始めているし、俺はとりあえず今日は解散といいフォワードメンバーたちを解散させて自分の部屋の方へと戻っていく。

 

「・・・・・・あの子たちの思い・・・・・・か。」

 

俺は彼女たちの思いに気づいてないわけじゃない、あの子たちが俺のことを好きって思いはわかっている。

 

だが俺はそれに答える勇気がないからだ、その理由は一度俺は結婚をしているが彼女を逃がすためにわざときつい言葉をぶつけてしまった。

 

本心ではないのにそれを言う自分がいたことにな、だからアレイの気持ちなども今だに答えていないからだ。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

『マスター・・・・・・』

 

「わかっているよララ、だがな俺にはその資格がないんだよ。」

 

『ですがそれは・・・・・・』

 

「あいつらのせいにはできないさ・・・・・・悪いなララ、俺は眠るよ。」

 

俺はララを置いて眠りについた。

 

ララside

 

『マスター・・・・・・・・・』

 

やはりマスターはあの時のことをずっと後悔をしていたのですね?私はずっとますたーのそばにいました。

 

あなたはアレイさんにきつい言葉をぶつけた後はすぐに泣いていましたね?

 

『すまないアレイ・・・・・・すまない。』

 

私は決意をしてレイジングハートたちを呼びだすことにした。

 

『レイジングハートにバルディッシュにフォーチュンドロップ集合はできますか?』

 

『ララですか?えぇマスターが寝ていますので。』

 

『こちらも同じく。』

 

『私も行けますよ。』

 

『わかりました、ではすぐにいつもの場所へ集合です。』

 

私はふわーと浮いてレイジングハートたちと合流をするために向かうことにしました。

 

ララside終了

 

ここは深夜の六課食堂。

 

デバイスであるレイジングハートを始めバルディッシュ、フォーチュンドロップ、そしてララの四台が集まっていた。

 

『皆さん集まっていただいてありがとうございます。』

 

『いいえ、マスターがご迷惑をおかけしました。』

 

『しかし雷児殿はどうしてマスターたちの思いにこたえないのだろうか?』

 

『そうそうアリシアなんてどうしてかな、私ってお色気ないのかなって涙目になっていたわよ?』

 

『・・・・・・それはですね。マスターは彼女たちの思いには気づいていますよ?』

 

『え?』

 

『本当か?』

 

「えぇ、ただ自分にはその資格がないといっておりました。』

 

『資格がない?』

 

ララは彼の以前の話をした、アレイに対しての言葉・・・・・・さらに無理やりの転移魔法などを彼女にしてしまい彼は心の中で傷ついていたことを。

 

『なるほど、それで雷児さんは・・・・・・』

 

『だがそれは・・・・・・』

 

『わかっております、けどそれはマスター自身が決めることです。』

 

『ララ・・・・・・』

 

『私もそばにずっといた身ですから・・・・・・わかりますよ。マスターもつらかったですから。』

 

だがその様子を聞いていた人物がいた。

 

「カラレス・・・・・・」

 

アレイことギンガだ、彼女は喉が渇いたので食堂の方へ来たがデバイスたちが話をしているのを聞いていた。

 

「やっぱりあなたが言った言葉は嘘だったのね・・・・・・馬鹿・・・・・自分だけ傷ついて・・・・・・普段言わないきつい言葉を言ってきたときは驚いたけど・・・・・・あれは私を守るために・・・・・・カラレス・・・・・・」

 

彼女は振り返り彼の部屋へと走っていく。

 

雷児side

 

「・・・・・・・・・」

 

俺は目を覚ましていた、ララがいないのでいったいどこに行ったのかなと考えていると扉が開いた。

 

「ギンガ?」

 

「はぁ・・・はぁ・・・・」

 

ギンガことアレイが入ってきた、彼女は走ってきたのか疲れていた。すると彼女は俺に抱き付いてきた。

 

「アレイ?」

 

「もういいよカラレス。あなたは幸せになっていいんだよ?」

 

「なにをいって「ごまかさないで!!あなたが私に言ったことをずっと後悔をしているって。」!!」

 

どうしてそのことを、まさかララが?いやあいつがしゃべるとは思っていないが・・・・・・

 

「ごめん、ララたちが話をしているのを聞いていたの・・・・・・カラレス・・・・・・」

 

「アレイ・・・・・・だが俺は・・・・・・」

 

「カラレス、あなたが私に言った言葉はつらい言葉だった、でもそれは私を巻き込まないために言ったことなんでしょ?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「でもねカラレス、私はねあなたと一緒にいたかった。何よりも愛しているあなたと一緒なら死んでもよかった!!」

 

「俺はお前に死んでほしくなかった、だから・・・・・・なぁアレイ。」

 

「なに?」

 

「・・・・・・俺はいいのだろうか?お前と再会をしてからずっと思っていた。お前の隣に一緒に立ってもいいのかなって。」

 

「いいに決まってるじゃない!!あなたは私の最高の旦那様よ!!」

 

彼女は俺に抱き付いてキスをしてきた、俺はそれを受け入れて舌を入れていた。

 

「あむ・・・むちゅ。」

 

「カラレス・・・しゅき。」

 

俺は彼女を押し倒して何をするのかわかったのか彼女は服を脱ぎだした。

 

「カラレス・・・・・・いいよきて?」

 

R18シーンデース。

 

次の日俺は目を覚ます。隣には裸で寝ているアレイがいた。

 

「すー・・・・・・すー・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はアレイの頭を撫でていた、ギンガの姿とはいえ彼女は彼女だ。俺は彼女が好きだ。今度は絶対に離したりしない。

 

「守って見せるよアレイ。今度こそな。」




次回 彼は決意を固めて今度こそは守って見せると決意を固めた。一方である組織では夜天の書を狙って動いていて一人の戦士を動かす!!

一方で雷児はフォワードメンバーたちと模擬戦をするために二対一の戦いをすることになった。

次回「フォワードメンバー対雷児。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フォワードメンバー対雷児

雷児side

 

ギンガことアレイとして次の日となっていた、今日はなのはの変わりにフォワードメンバーたちと模擬戦をすることになったがどうも最近体の調子が悪い気がしてきた。

 

「カラレスどうしたの?」

 

「いや何でもない、お前もあいつと一緒に先に待っていてくれ。」

 

「えっとうん・・・・・・」

 

アレイが出たのを確認をして俺はララを装着をして部屋を出る、

 

「・・・・・・・・・」

 

俺は彼女たちがいる模擬戦をする場所へとやってきた、すでに中では彼女たちが準備体操をしていたところだ。

 

「よう皆。」

 

「「「「おはようございます!!」」」」

 

「あぁ・・・今日はよろしく頼む。それじゃあ今日は模擬戦をすることになる。最初はスターズから始めるとしよう。準備が整えたら開始だいいな?」

 

「「はい!!」」

 

俺は空中に飛び彼女たちが準備を完了をするのを待つ。地上ではティアナが魔法陣を出して技を構えていた。

 

「始め!!」

 

「クロスファイアーシュート!!」

 

俺はティアナが放ってきたクロスファイアーシュートを回避をしているとウイニングロードが見えてきた。

 

「これはスバル?」

 

俺はすぐに彼女に向かってガンモードにしたララを構えてトリガーを引いた彼女はガンナックルでガードをした。

 

「本物か!?ちぃ!!」

 

俺はランサーモードにして彼女が放つ攻撃をガードをしたが・・・・・・

 

「うぐ!?」

 

「ライにぃ!?」

 

俺は突然痛みが体に走ってきて彼女を蹴り飛ばして後ろの方へ下がる。

 

(なんだ今の痛みは・・・・・・)

 

「えっとライにぃ?」

 

「すまん続けよう。」

 

俺は構えていると光弾が飛んできたティアナが俺に対して放ってきたのか。ランサーモードを振り回して彼女が放っている攻撃をガードをする。煙が発生をして俺は背中のバトルウイングを使い風を起こして煙を払った。

 

スバルが接近をしてたので俺はハンマーモードにして彼女のリボルバーナックルを相殺をするためにぶつける。

 

「ぐうううううううううう!!」

 

(そういえばティアナはどこに行った・・・ん?ウイニングロードが多いな・・・・・・まさか!!)

 

俺は上の方を向いているとティアナがエッジを出して飛んできた、俺はスバルを蹴り空中のティアナのエッジをはじかせる、ティアナはスバルにキャッチされてそのままもう一つのクロスミラージュを構えていた。

 

(そういうことか、一つは囮に使ったわけか・・・・・・策士というよりは無謀だな・・だが相手の不意打ちをつけるにはいい考えだ。だが!!)

 

「ブリューナク!!」

 

二人にそのままブリューナクを放ち命中をして二人は倒れる。

 

「いい攻撃だ、だがあの技は不意打ちに近いし場所は限定されてしまうのが欠点だな・・・うぐ!!」

 

俺は体に痛みが走ってきて膝をついてしまう。二人も突然俺が膝をついてしまったことに驚いている。

 

「ライ君!!」

 

なのはやフェイトが駆け寄ってきた、なんだこの痛みは・・・・・・普段以上の痛みが俺に襲い掛かってきた。駄目だ意識が・・・・・・

 

雷児side終了

 

「カラレスしっかりしろ!!」

 

「ライ君!!ライ君!!」

 

「カラレス!!」

 

全員が彼のところにやってきて急いで医務室の方へ運ばれる、スバルとティアナもいったい何があったのかわからない状態だ。

 

訓練は中止となり雷児は医務室の方へ運ばれて行く、シャマルも突然扉が開いたことに驚いているが、運ばれた人物を見て目を見開いている。

 

「ラン君!!一体どうしたの!!」

 

「それがわからないんだよ!!スバルとティアナと模擬戦をしている時に動きが鈍くなってきてよ、終わったら突然膝をついたんだよ!!」

 

ヴィータが涙目で説明をしてシャマルは彼を治療をするためにチェックをする。その間は全員に外で待つように指示をして彼女は調べた。

 

「これは・・・・・・まさかライ君の体は治ってなかったの?それはないはずよ痛みもなかったのにどうして・・・・・・」

 

シャマルはどうして彼の体がボロボロになっているのか不思議に思った、すると。

 

「うぐぐぐ・・・・・・ここは?」

 

「ラン君!!」

 

「シャマル・・・・・・そういうことか、俺は運ばれたのか・・・・・・」

 

「ラン君どうしてあなたの体はボロボロになっているの?」

 

「それは・・・・・・今俺はあの魔法を使っているからだ。」

 

「あの魔法・・・・まさか!!」

 

「そう、俺自身の体にも負担がかかってしまうあの魔法「デュークス」を使っていた。」

 

「それで体がボロボロになっていたのね、とりあえず治療魔法を使うわね?」

 

「あぁ頼む。」

 

シャマルは彼に回復魔法をかけると彼は痛みなどがなくなっていた。

 

「・・・・・・やはり前世に比べて短くなっているなこの形態も・・・・・・スバルたちとの戦いでは数十分持つと思ったが・・・・・・」

 

『仕方がないですよ、ですがしばらくは・・・・・・』

 

「わかっている、当分は使用をしないようにするさ。また心配をかけないためにね?」




次回 フォワードメンバーは街の方へと遊びに行っていたが隊長である雷児たちは基地に残っていた。

だがエリオたちからレリックを見つけたと連絡を受けて出撃をする

次回「新たなレリックと少女」

雷児が今回使用をした魔法「デュークス」彼が前世。カラレスランズで使用をしてた自身を強化する技、だがそれは彼の体に負担が大きい状態になる。元ネタは界王拳


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新たなレリックと少女

雷児side

 

俺がデューナスを使った模擬戦をして数日が立ち、フォワードメンバーたちは休暇となり街へと遊びに行ったりしている、俺たち隊長陣は念のために基地へ待機をしているが・・・・・・

 

「ギンガよなぜお前は俺のそばにいるのだ?」

 

「いいじゃないカラレス、私はあなたといたいのよ。」

 

「てかアラキお前もよかったのか?」

 

「ははは、流石に師匠が残っているのに自分だけ休暇をしましてもね?」

 

苦笑いをしているレイル、アレイも妹と一緒に行けばいいだろうに。俺はそう思いながらパソコンをかまっている。

 

「ねぇカラレス。」

 

「なんだ?」

 

「あなたは聖王のゆりかごを知っているわね?」

 

「・・・・・・あの兵器のことか、あれは俺が作っていたが未完成のまま放置していた。だが王国軍がそれを見つけたとなると厄介だな・・・・・・まぁ俺もそのあとの歴史を見ているからわかっていたが・・・・・・オリヴィエという人物が最後に使ってから封印されたと書いてあったな。」

 

「えぇその通りよ、彼女に子孫はいないからあの兵器が動くことはないけど・・・・・・もしあなたが言っていた敵がそれを利用をするために使うと考えたら・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

アレイが言うことにレイルも考えている、いやそれをしたら大変なことだ。可能性があるとしたら彼女の細胞があるのは聖王教会の地下にあるといわれている。オリヴィエのクローンを作るとしたらそう考えるしかない。俺も彼女と出会ったのは小さいとき・・・言ったら彼女が4歳の時で会ったとき以来だ。それ以降は会っていないしな。

 

俺はララを出しているとなのはたちが慌てているのを見た。

 

「どうしたんだ?」

 

「ライ君!!出撃なの!!」

 

「出撃?」

 

俺は首を傾げてしまうが、エリオたちが街でレリックと女の子を保護したという連絡を受けて出撃することになった。

 

俺とギンガとアキラも準備してなのはたちについていく、数十分後俺達は現場に到着するとスバルたちも合流しておりエリオたちが見つけたというレリックと女の子を見つけた。

 

(オリヴィエ!?)

 

倒れている女の子を見て俺は驚いてしまう、彼女の容姿がオリヴィエに似ているからだ。アレイとレイルも彼女を見て驚いている。

 

「ライ君どうしたの?」

 

「・・・・・・何でもない、フォワードメンバーたちは地下水道に降りて調査を開始、おそらくもう一つのレリックがあるはずだ。それを保護を頼む。」

 

「「「「「了解!!」」」」」

 

「了解っす!!」

 

まさかオリヴィエそっくりでいいのか、わからないが・・・・・・保護をしないといけないのは事実だな。

 

雷児side終了

 

スバルside

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

私はギンねぇと一緒に行動をしているけど、ギンネェがまさかライにぃの奥さんだった人だなんて知らなかった。

 

「スバル?」

 

「え?」

 

ギンネェが私の方を振り返る、突然声をこけられたので驚いてしまう。

 

「・・・・・・そのギンネェはライにぃの奥さんだったんだよね?」

 

「・・・・・・そうね。」

 

「そのライにぃって普段どういう人だったの?」

 

「カラレスは・・・・・・あの人はとても優しい人だった、当時アレイ・レーメルンだった私に声をかけてきたのがあの人だったわ。ふふふ懐かしいわ。」

 

ギンネェは本当にライにぃのことを話していると嬉しそうに顔を緩んでいる。ライにぃに見せてもらった映像で嬉しそうにライにぃに抱き付いていた。

 

「・・・・・・でもあの時カラレスは私を実家に帰したのをあなたは見たわね?」

 

「うん・・・・・・」

 

「あの時彼は私を巻き込まないために家に帰したと言っていたわね?当時はどうして実家に帰したのかわからなかった、何か私が不満なことをしたのかなと思ったぐらいだわ。」

 

「ギンネェ・・・・・・」

 

「私はねスバル、あの人のことは好きよ?記憶が戻った後もずっと・・・・・・ね。ごめんなさいずっと隠していて・・・・・・」

 

「ううんギンネェだって言えないことがあったんだから私もそこまで気にしてもなかったから。」

 

「スバル・・・・・・ありがとう。あぶない!!」

 

ギンネェに押されて私は回避をする。

 

「ミラーハレーション!!」

 

鏡が発生をしてギンネェを狙っていた砲撃が吸収される、一体誰が・・・・・・

 

「まさかここで戦闘機人と遭遇をすることになるなんて思わなかったな。」

 

私たちは声をした方を見る、一人の女性がめんどくさそうに立っていた。

 

「あなたは何者!!」

 

「あんたたちはわかっているじゃないのか?あたしの音を聞いてよ。」

 

音?確かに彼女からは機械みたいな音が流れているが、まさか!!

 

「そうだよあたしはゼロシリーズの一人名前はアリウス。まさかレリックを回収しに来たけどプロトゼロファーストとセカンドに会うなんてラッキーだよ、あんた達を捕獲させてもらうよ!!」

 

「スバルはすぐにティアナさん達と合流をしなさい!!」

 

「でも!!」

 

「いいから行きなさい!!」

 

「ごめんすぐに応援を呼んでくるから!!」

 

私は後ろを振り返り応援を呼ぶために走っていく。

 

ギンガことアレイside

 

私はスバルを逃がした後にリボルバーナックルを構えている、相手も武器を構えていた。

 

「あんた一人であたしに勝てるとでも思っているのかい?なめられたものだね!!」

 

「来る!!」

 

相手は槍に変えて私に攻撃をしてきた、だがそんな動きで私に攻撃をするなんて甘いわ!!

 

「であ!!」

 

私は足で彼女の槍を蹴り飛ばして右手にエネルギーをためてから彼女を殴り飛ばした。戦闘機人モードにはなっていないけど威力は高めにしておいたわ。

 

「ちぃ!!プロトゼロファーストは格闘タイプのはずだ!!データと違うじゃないか!!」

 

なるほど、確かに前の私なら格闘を使っているわね・・・・・・でも今の私はアレイ・レーメルンとしての記憶があるのよ?私は左手のリボルバーナックルにエネルギーの砲撃をためていく。

 

「な!!」

 

「くらいなさい!!ラグナロク!!」

 

私なりのラグナロクを再現させてもらった技よ?カラレスが放つものよりは弱いけどね?

 

「くそったれ!!撤退する!!」

 

彼女が撤退したのを見て私はほかのメンバー達がレリックを回収したのを受けてその場所へ向かう。

 

「ゼロシリーズか・・・・・・」

 

私と同じようなプロトゼロシリーズとは別の科学者が作った素体ってわけね・・・・・・彼女は私達といっていたわ。ということはほかにも彼らの仲間がいるってことなの?

 

一方で雷児はセイルがいる研究所に来ていた。

 

「ゼロシリーズか・・・・・・それは聞いたことがあるよ、プロトゼロシリーズよりも戦闘に徹している素体のことだよ。私のナンバーズ達よりも強いと思っているさ。」

 

雷児はその話を聞いて、彼らの本来の素体であるゼロも敵の組織にいるってことなのか?と思い研究所を後にするのであった。




次回 雷児は突然として謎の敵に襲われた、その敵はなんとゼロシリーズの元でもあるプロトゼロ本人だ。

次回「雷児対プロトゼロ。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷治対プロトゼロ

雷児side

 

保護をした女の子は病院へと運ばれる、俺はアレイ事ギンガからゼロシリーズとよばれる戦闘機人に襲われたことを報告を受けた。

 

「戦闘機人・・・・・・アレイたちとは別の種類ってわけか・・・・・・」

 

「そうね、向こうは完全に戦うためのモードだったわ。もし私がギンガ・ナカジマだけだったら負けていたわ。」

 

「はやてたちには報告をしておこう。」

 

「そうね。」

 

隊長室に到着をして俺達は中に入りギンガは何があったのかを報告をしている。

 

「まさか戦闘機人が現れるとはな・・・・・・とりあえずライ君たちも気を付けて。」

 

「了解した。」

 

俺とギンガは隊長室を後にして彼女と別れて俺はなのはが病院に向かったと聞いてバイクを乗り向かった。

 

『マスター!!』

 

走らせているとララが警告の音を出して俺は急ブレーキをかけると道路の前にミサイルが当たり俺は回避をする。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「なんだあれは。」

 

両目が金色に光って手にはブレードを持った戦士が立っていた。

 

「まさかあれはプロトゼロ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はバリアージャケットを纏い奴が放ってきたブレードを受け止める。だが奴の力は俺が想像をしていた以上に強い。

 

(なんて力をしている!!戦闘特化にしているだけはあるのか!!)

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『マスター!!奴の手の装甲が展開されています!!』

 

「スピードタイプ!!」

 

俺は素早く後ろに下がると奴の両手の装甲が展開されてガトリングが放たれる、危なかった。もし後ろに下がらなかったらハチの巣にされていたのか。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ん?」

 

奴は左手を前につきだすと左手がドリルになり飛んできた。ロケットパンチ!?俺はランサーモードへと変えて奴が放つドリルパンチをはじかせる。

 

『前!!』

 

「パワーモード!!」

 

パワーモードへと変えて奴が放つ斬撃を受け止める。奴の右手の力が一気に上がってる気がする。パワーモードが押されている!?

 

「があああああああああああああああ!!」

 

パワーモードでまけた俺は吹き飛ばされて壁に激突をする。奴は追撃をするためにエネルギー刃を出してきた。そのまま脚部が変形をしてローラーとなり俺にとどめを刺すために奴は向かってきた。

 

俺はバスターモードへと変えて一か八かで奴が放つ斬撃をパワーモードの鎧で受け止める。

 

「ぐ!!」

 

そしてバスターモードの突き付けて・・・・・・ゼロ距離射撃を放つ。

 

「ゼロ距離バスターファイア!!」

 

「!!」

 

ゼロ距離バスターが命中をして奴は吹き飛ばしたが、ダメージはこちらの方が上だな・・・・・・体を動かすことが難しい。

 

『マスター!!奴はまだ動いています!!』

 

「!!」

 

嘘だろ。ゼロ距離バスターをまともに受けたのに動くのかよ・・・・・・俺は無理やり奴が吹き飛ばした方角を見る。瓦礫の中から装甲などがばちばちと火花を散らせながら立ちあがっていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

奴は持っている剣を変えて銃に変えてきた。まずいダメージで体が動けない・・・・・・

 

「撤退をする。」

 

奴は撤退命令を受けたのは撤退をする。助かったでいいのか・・・・・・だがパワータイプにスピードタイプ今のままじゃ勝てない・・・・・・プロトゼロの強さは俺以上だ。それがたくさんいるってことになる。

 

俺は体が動かないのでフェイトかアリシアに連絡をしてくるまで迎えに来てもらうことにした。

 

「ライ!!」

 

連絡を受けてフェイトが迎えに来てくれた、どうやらはやてに頼んだみたいだ、車はシグナムが運転をしてなのはが使っているそうで空を飛ぶ許可を得てきたそうだ。

 

「助かったフェイト・・・・・・」

 

「大丈夫?ボロボロだけど。」

 

「あぁ戦闘機人に襲われたんだ。」

 

「戦闘機人に!?」

 

新たなものを作ろうそうしよう。




次回 雷児は機動六課の倉庫で新たなロボットを作ることにした。自身のアーマーパーツとしてそして仲間としての。

次回「雷児倉庫にとどまる。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児倉庫に引きこもる

はやてside

 

「えっとライ君はどうしたんや?」

 

私はアインスに聞いた、最近ライ君の姿を見ないから心配になってきたんや、なのはちゃんやフェイトちゃんもライ君を探しているけどどこにいるのかわからへん、連絡をしたくてもデバイスの方が拒否をしているのか通じない。だから私は知っていそうなアインスに聞くことにした。

 

「はやて、残念ながら私もカラレスさまが何をしているのかは把握をしておりません・・・・・・」

 

「そうなんか?」

 

「えぇおそらくシグナムたちも知らないでしょう。

 

アインスの言葉に私はじゃあライ君はいったいどこにいるんやろうな?と思いながらも仕事をするのであった。

 

はやてside終了

 

さて今みんなから絶賛探されているカラレス・ランズこと加藤雷児はどこにいるのか?機動六課にある旧倉庫、そこは今は誰にも使われてない場所に彼はいた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は集中をしており機械などをいじっていた、そこには二体のロボットが作られていた、赤い機体と青い機体が立っており外装などは取りつけられているところだ。

 

「あと少しだ・・・・・・あともう少しで完成をする・・・・・・俺のサポートロボットたちが・・・・・・」

 

彼は前の戦いでプロトゼロとの戦いでパワーモード及びスピードモードを破られている。そのパワーアップをするためにサポートロボットを作っていたのだ。

旧倉庫付近には誰にもわからないための結界が張られており、なのはたちが探してもこの場所が判明をするのは難しいのだ。

 

一方でギンガ事アレイは不機嫌になっていた、愛するカラレスがそばにいないこともあるが・・・・・・彼がどこにいるのかわからないからだ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ひぃ!!」

 

彼女の不機嫌オーラはかなり立っており、スバルはそのオーラに怯えてしまいほかのメンバーも彼女のオーラに怯えている。

 

なのはたちは苦笑いをしながら話をしていた。

 

「でもライ・・・・・・本当どこにいったんだろう?」

 

「うん、確かプロトゼロとの戦いの後からだよね?」

 

「せっかくヴィヴィオを連れてきたのに・・・・・・ライ君どこにいったんだろう?」

 

なのははヴィヴィオを紹介をしたいのにその雷児が現在どこにいるのかわからないため彼女たちは困っていた。

 

ヴォルケンリッターたちもギンガことアレイの不機嫌がすごいのを見て苦笑いをしている。

 

「やっぱりアレイちゃんの不機嫌オーラがすごいわね・・・・・・」

 

「あたし、特訓をしている時もアレイの不機嫌オーラの中やっているんだぞ?」

 

「そうだな、アレイ殿があんなに不機嫌になったのは初めてみたかもしれないな・・・・・・」

 

「うむ・・・・・・」

 

ザフィーラは人型の姿に変身をしておりその様子を見ていた、普段は狼の姿になっているがカラレス事雷児に。

 

「人の姿になっておけばいいじゃないか?行動をとる時に狼姿では不利な時があるだろ?」

 

という言葉を受けて現在は人型と狼型を状況において変えている。

 

「・・・・・・・・・さて。」

 

「アレイ殿どこに行くっすか?」

 

セイルことアキラはおそるおそる聞いてみた、彼女はふふふふと笑いながらあきらの方を向いていた。

 

「どこに?カラレスのところへ行くのよ。彼がいそうなところをとことん探してあげるわよ。カ・ラ・レ・スうふふふふふふふふふふふふふふ。」

 

彼女は目に光がなくて笑いながら歩いていく、なのはたちもカラレスこと雷児を探す為に向かうのであった。

 

「カラレスーーーどこにいるのかしら?いい加減出てきなさーいうふふふふふふふふ。」

 

「らいにぃ!!早く出てきてええええええええええええええええ!!」

 

スバルは雷児にはやく出てきてギンガの機嫌を治してほしいと思っていた、一方でその探されているカラレス事雷児は?備えていた倉庫のシャワーを浴びていた。彼はそろそろ結界を解除をしてもいいと思い、雷児は結界を解除をすると突然扉が破壊された。

 

「何事!?」

 

雷児は突然ドアが破壊されたのをみて驚いている、煙がはれるとギンガがバリアージャケットを纏い左手のリボルバーナックルを回転させてドアを破壊をした。

 

「ふふふふふふふふふふみーつけたーーーカーラーレース。」

 

「あ、アレイ?」

 

雷児は彼女の目に光がないのを見て嫌な予感がしていた、彼女はリボルバーナックルをまわしながら歩いている。光がない金色の目になりながらごきごきと手を鳴らしていた。

 

「この三週間何をしていたのかしら?私ずーーっと寂しかったんだけど?ねぇねぇカラレス本当に何をしていたのかしらね?」

 

彼女はどんどん近づいていく、雷児はさすがに恐怖を感じたのか後ろの方へ下がってしまう。今の彼女の不機嫌はかなりのものだとわかり、さすがに連絡を入れるのを忘れていたなんて言えなかった。

 

「なんやこれ!!ロボットがいるやん!!」

 

「はやてたちか?まぁ俺が魔力を解き放ったからさて皆注目!!」

 

彼は光の魔法を使いあたりを照らしていくと二体のロボットが立っていた。

 

「ロボット!?」

 

「うそなにあれ・・・・・・・・・」

 

「でかーーーーい!!」

 

「なんやこれは!!」

 

「紹介をするぜ!!俺が六課で作りあげていたロボットたち、名前はギガライノスとギガフェニックスだ!!とりあえずスイッチオン!!」

 

彼がスイッチを入れると二体の目が光りだした。

 

『ふああああああああああああ』

 

『おはようございます。』

 

ギガライノスたちはあたりを見ていた。

 

『なーるほどな俺達は無事に起動が完了をしているみたいだな?』

 

『あぁそのようだな。』

 

「ほえーーロボットさんがしゃべった!!」

 

「すごいの!!」

 

「カラレス?」

 

ギンガは彼の肩を握っていた、彼は冷汗をかきながら痛いのを我慢をしていた。

 

「アレイとても肩が痛いのだけど?離してもらえたらうれしいのですけど?」

 

「却下。少し反省をしましょうか?そうね寂しい思いをしたからふふふふふふふ。」

 

「アアアアアアアアアア・・・・・・・・・」

 

かつては魔導士の天才と呼ばれたカラレス・ランズ・・・・・・奥さんには勝てなかったのであった。

 

『『俺達の出番は?』』

 

今日は終了です。

 

『『はああああああああああああああああああ!?』』




次回 次の日雷児は死んでいた、ギンガはツヤツヤしながら部屋から出てきたのであった。そしてギガライノスたちを改めて紹介をして雷児は新たな姿へと変わる!!

「『アーマーイン!!』」

次回「パワーアップをした雷児。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

パワーアップをした雷児

雷児side

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「うふふふふふふふふふふ」

 

やぁ加藤 雷児だ・・・・・・なんで俺は机に伏せているのかというと隣に座っているギンガ事アレイが俺を捕獲をした後俺達の部屋へと連行されて朝まで搾り取られていたのだ。まぁ三週間も旧倉庫に入ってギガライノスとギガフェニックスを作っていたからな・・・・・・彼らを作りだしていたのはここに配属された時にこの場所を見つけていた。パワーモードとスピードモードの形態がいつかは破られると思っていたが・・・・・・奴に敗れてからここに入りこんで彼らの完成を急がした。もちろん協力をしてくれた人物たちには感謝をしているさ。

 

「・・・・・・アレイ・・・・・・」

 

「なーに?」

 

彼女は裸のままのため俺にダイレクトに肌が当たっており彼女の大きな胸が当たっている。まさかここまで美人になるとは思ってもなかったさ・・・・・・

 

「どれだけ俺から搾り取る気だよ・・・・・・お前に連れられてから朝までずっとやっていたのだが?」

 

「うふふふ激しかったわねカラレス(笑)」

 

「お前随分変わったな・・・・・・」

 

「・・・・・・そうかもね、あなたを失ったときからかしら?あの時どうして気づいてあげれなかったのかってどれだけ思ったか・・・・・・」

 

「そうか・・・・・・」

 

俺は起き上がりギンガも着替える、もう気にしないで俺達は着替えていた。

 

「カラレス。」

 

「ん?」

 

俺が振り返ると彼女は俺に抱き付いてキスをしてきた。

 

「えへへへおはよう。」

 

「あぁ・・・・・・おはよう。」

 

てかこのやり取りは昔を思いだすな、まだ俺がカラレス・・・・・・ギンガがアレイの時にもこうして俺達は夫婦としてやっていたな。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「どうしたの?」

 

「何でもないよ、さて今頃あいつらはギガライノスたちのところにいるな?」

 

俺達は着替えて訓練ルームにいくと二体はそこに立っていた。なのはたちは彼らを見あげていた。

 

「おはよう皆。」

 

「ライ君改めて聞くで、この二体はなんや?」

 

「昨日の答えのようにこいつらは赤い機体がパワーの戦士ギガライノス。青い機体がスピードの戦士ギガフェニックスだ。」

 

『改めておいらはギガライノス!!力など使うときはおいらにお任せ!!』

 

『私はギガフェニックス、ライノスが力なら私はスピード戦が得意で相手を翻弄させるぐらいのスピードを出したり飛んだりできます。よろしくお願いします。』

 

「それにしてもでかいね。」

 

「師匠でかすぎるきが・・・・・・」

 

「レイル大丈夫だ問題ないぞ?」

 

「え?」

 

「ライノス、フェニックス小さくなれ。」

 

『『おう(はい)』』

 

二体は俺の指示で小さくなり俺たちと同じ大きさへと変わり、なのはたちは驚いているが俺は次に段階を見せるためにバリアージャケットを纏う。

 

「カラレス一体何をする気だ?」

 

「ヴィータいい質問だ、彼らを作りだしたもう一つの意味だ。まずは見せるのはライノス!!アーマーインだ!!」

 

『おうよ!!』

 

俺の隣にライノスが立った。

 

「『アーマーイン!!』」

 

ライノスが光りだしてパーツとなり俺のバリアージャケットの上に合体をしていく。バリアージャケットが赤色へと変わっていきギガライノス形態へと姿を変える。

 

「完了!!ギガライノスアーマー!!」

 

「ほえええええええええ!!」

 

「ライにギガライノスが分離をして一つになった!?」

 

「にゃああああああああああああああ!!」

 

「すごい・・・・・・」

 

皆がすごいなどを言っているが、俺は両手を動かしていた。脚部はローラーとなっており地上スピードが上がっている。言ってしまえばスバルやギンガが使っているマッハギャリバーやブリッツギャリバーみたいにすることが可能だ。武器はギガンティスバスターを構えている。

 

分離をして次はギラフェニックスが隣に立つ。

 

『ではいきますよ?』

 

「あぁ!!」

 

「『アーマーイン!!』」

 

ライノスと同様にフェニックスも光りだして俺のバリアージャケットに合体をしていき青い機体のギガフェニックス形態へと変わり空を飛ぶ。

 

「完了、フェニックスアーマー。」

 

「今度は空を飛んでいるで?」

 

「てか私たちも飛べるけどはやて?」

 

「そうやったな。ライ君!!浮遊魔法とか使っているん?」

 

「いや使っていないぞ?フェニックス形態では浮遊魔法を使わないで飛ぶことができるんだ。」

 

「まじかいな!!」

 

そうフェニックスは魔法を使わずに空を飛ぶことができるため魔力を消耗をせずに飛ぶことができるのだ。武器はギガニックブーメランが武器だ。俺は着地をして解除をするとフェニックスが現れる。

 

「なぁなぁそれってうちらにもできるんか!!」

 

はやては目をキラキラさせているが、うーむ・・・・・・

 

「すまないはやて、ライノスたちは俺と合体を前提に作っているからはやてたちが合体をするってのは考えてないからできてないな。」

 

「がああああああああああああああああん。」

 

はやてはショックを受けて膝をついていた。いやそこまでかよ・・・・・・さてギンガよ終わったからって抱き付かないでくれ・・・・・・

 

「いーやー!!」

 

「あ!!忘れていたの!!ライ君!!あの子が目を覚ましたの!!」

 

「あの子?もしかして病院に運ばれていた子か?」

 

俺はなのはがさした方角を見ると金髪の女の子がこちらに歩いているのが見えた、だがその姿を見て俺はあの子と重なってしまう・・・・・・

 

「オリヴィエ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

なんかこの子俺の方を見ているが・・・・・・いったいどうしたんだ?

 

「・・・・・・カラレスおじさん?」

 

「え!?」

 

今この子は何て言った?カラレスおじさんだって・・・・・・そんなはずはない・・・・・・だがなぜ?

 

「ヴィヴィオ?」

 

「・・・・・・なのはママ・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「カラレス?」

 

「あぁ何でもないさ・・・・・・そういえば今度地上本部で会議があったな・・・・・・悪い少しだけある場所へ行ってくるよ。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

俺はセイルがいる研究所へと向かっていくために転移魔法を使おうとしたときにアレイが乗ってきた。

 

「アレイ!?」

 

「どこに行くのかしら?カラレス。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は観念をして一緒に行くことにした。研究所へついた俺はあいつのところへと向かっていく。

 

「ジェイル・スカリエッティ!?」

 

「・・・・・・おやおやカラレス、まさかプロトゼロファーストを連れてくるとは思ってもなかったよ?」

 

「セイル・・・・・・こいつはアレイだ。」

 

「な!!アレイだって!!」

 

「え!?セイルなの!!」

 

お互いに転生をした姿をしているため俺にとってはすごい苦笑いをするしかないのだが?いずれにしても再びこっちでも再会をしたことを喜んでいた。

 

「よかった、君も転生をしていたとは思ってもなかったよ。」

 

「私だってそうよ、まさかあなたがジェイルだとは思ってもなかったわ・・・・・・なるほどカラレスがいなくなっていたのはあなたのところへと行っていたのね?」

 

「そういうことだ。俺はセイルのところへと行きララのパワーアップさせていたんだ。そしてセイル・・・・・・」

 

「聞いているよプロトゼロシリーズが動いているみたいだね?今こっちもナンバーズたちを使って調査をしているところだよ。」

 

「けどいったい誰がプロトゼロシリーズを?」

 

「・・・・・・あいつしかいないだろうな。」

 

「「あいつ?」」

 

「アグルス・・・・・・俺達の幸せを壊した奴だ。」

 

「・・・・・・・・・あいつか。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アレイは左手を握りしめていた。奴が自分たちの平和な生活を壊したと・・・・・・




次回 雷児たちはセイルのところから戻ったとき、ヴィヴィオが彼に抱き付いてきた。彼女とお話をするために雷児は・・・・・・

次回「雷児とヴィヴィオ。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児とヴィヴィオ

雷児side

 

俺とアレイはセイルの研究所から戻ってきた、アレイもまさかセイルがジェイル・スカイエッティになっているとは思ってもなかったみたいだ。

 

「カラレスは知っていたの?」

 

「あぁあいつに呼ばれて正体を知ったからな、確かあれはお前がアレイと正体を明かす前に知り合ったな。歴史の書を見てセイルがなぜ反乱を起こしたのかずっと不思議に思っていてな。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ごめんなアレイ・・・・・・あの時の俺はお前を逃がしたかった。巻き込むわけにはいかないと思ってな。」

 

「わかっている・・・・・・わかっている・・・・・・でも!!悲しかった・・・・・・あなたの死亡の知らせを受けたときを。」

 

アレイは涙目になっていた、あの時のことを思いだしてしまったみたいだな。あの映像を見てからアレイは俺に抱き付いてくるようになった。もう二度と離したくないように。

 

俺達は戻ってきたときにヴィヴィオと呼ばれる少女が俺に抱き付いてきた、そういえばこの子と会うのは二度目だったな。

 

「えっとヴィヴィオちゃんだっけ?初めまして俺は加藤 雷児だ。」

 

「・・・・・・カラレスおじちゃん、それはいいから。」

 

カラレスおじちゃんか・・・・・・確かその呼び方をしていたのはオリヴィエのはずだが?アレイには悪いがこの子と二人きりで話す必要があるな。

 

俺はヴィヴィオちゃんを連れて二人きりになっていた、場所は六課の庭だ。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「さてヴィヴィオちゃんだっけ?俺のことをカラレスおじちゃんと呼んでいたが?」

 

「おじちゃんはおじちゃんだもん・・・・・・小さいときに私のところに遊びに来ていた。」

 

「・・・・・・一応確認させてくれ、君はオリヴィエ・ゼーゲブレヒトなのかい?」

 

「・・・・・・半分は正解かな?」

 

「ということはクローンなのかい?」

 

俺の問いに彼女は首を縦に振る、彼女の記憶が覚醒したのは目を覚ました時だった。自分は確か聖王のゆりかごで死んだはずなのに目を覚ましたら少女の体になっていたことに驚いていた。そこから研究所から脱走をしたことを話してくれた。

 

「そうだったのか・・・・・・そしてお腹などがすいてしまいエリオたちが見つけたのかレリックと共に・・・・・・」

 

「ねぇカラレスおじちゃん、どうして私の城に遊びに来なくなったのですか?私はおじさんがいつ来るのかなと楽しみにしていたのに・・・・・・」

 

「・・・・・・オリヴィエ、俺はお前の城に行けなくなったのは死んでしまったからなんだよ・・・・・・」

 

「え?」

 

「おじさんの家に悪い奴らがやってきて、大事なものをとろうとしたんだ。おじさんは必死に戦ったけど多勢に無勢で道ずれにするために魔力を暴走をさせたんだ。だから君のところへ行けなくなってしまったのはそれが理由なんだよ。」

 

「・・・・・・そんな・・・・・・」

 

ヴィヴィオちゃんことオリヴィエちゃんは落ち込んでいた、まぁ仕方がないよ死んでいたんですから。

 

「・・・・・・・・・私のせいですか?」

 

「え?」

 

「聖王のゆりかごを使うために城の人たちが攻めていったのでしょう?」

 

「・・・・・・それは違うと思うが・・・・・・奴らの狙いは俺の夜天の書を狙っていた。そして今も一緒だ。」

 

しかしまたこうしてオリヴィエと話すことができるとは思ってもなかったな。とりあえず俺は彼女と話をしたのでなのはたちのところへと戻るのであった。




次回 アガレスは雷児が持っている夜天の書を狙うために地上本部を狙う決意を固める。そしてプロトゼロシリーズを使い集まっている。

地上本部にはレジアス中将を始めほとんどの人物たちが集まっていた、その中には機動六課のメンバーたちも集まっており雷児もその中にいた。

念のためにセイルはナンバーズたちを派遣させた。

次回「地上本部の会議。」

今作のヴィヴィオの設定。

この作品ではオリヴィエの記憶などの人格は覚醒をしておりヴィヴィオはオリヴィエとしての落ち着きさを持っており、カラレスのことはカラレスおじちゃんと呼ぶ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

地上本部護衛

雷児side

 

なんか知らないがもう一つの話の方が進んでいるからどっちなのかわからないけどなんか疲れたな・・・・・・

 

「おじさん?」

 

「何でもないよオリヴィエ。」

 

俺はヴィヴィオ事オリヴィエと話をしてる中誰か覗いている気がした。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

後ろを振り返るとギンガことアレイやなのはたちが俺の方を見ているが、なんでか目の光が仕事をしていない気がするのですが?

 

さて今日は地上本部の護衛に周っている。その理由はレジアス中将の命令で機動六課の主要人物たち・・・・・・俺やはやてが呼ばれたからだ。まぁ会議などははやてたちに任せることにして俺は地上本部をうろちょろすることにした。

 

雷児side終了

 

一方でジェイル事セイルはナンバーズを地上本部の護衛につかせることにした。

 

(なんだろうかとても嫌な予感がする。クアットロやウーノ以外を出撃をさせたが・・・・・・カラレス無事だといいが・・・・・・)

 

セイルはとても嫌な感じをしていた。

 

一方で地上本部外ではプロトゼロシリーズが集まっていた。

 

「ゼロ。あそこが?」

 

「・・・・・・そうだ、今回の目的はわかっているか?」

 

「もちろん。地上本部の壊滅目的・・・・・・&逃げだしたヴィヴィオという少女の捕獲。あとは加藤雷児が持っているといわれる夜天の書を奪うことだ。」

 

「任務開始だ。アプター」

 

地上本部地下ルーム

 

「何だお前は!!」

 

「な!!戦闘機人!?こんなところに配置されていたか・・・・・・だがおいらの任務はこれだ!!」

 

左手からビームガンが放たれてチンクとセインは回避をしたが・・・・・・

 

「まずくない!!」

 

「くそ退避だ!!」

 

地上本部の電気系統を破壊されてプロトゼロシリーズは突撃をしてきた。雷児も爆発を確認をしてララを纏いギガライノスとギガフェニックスを出して一緒に行動をする。

 

一方でフォワードメンバーも連絡を受けて地上本部の方へと移動をしていた。ギンガとアキラは共に行動をして移動をする。

 

「カラレス・・・・・・無事でいて!!」

 

一方でカラレス事雷児はララを構えて敵と交戦をしていた。

 

「くそ・・・・・・なんだこいつら!!夜天の書!!」

 

彼はコピーをした夜天の書を開いて魔法を使う。

 

「プラズマシューター!!」

 

雷を纏ったアクセルシューターが放たれてガジェットたちを撃破していくと突然砲撃が飛んできた。

 

「プロテクトシールド!!」

 

発生させたプロテクトシールドでガードをすると二体の敵が現れた。

 

「へーあたしの砲撃をガードをするなんてな。」

 

「・・・・・・データに問題ないと思った・・・・・・」

 

「戦闘機人か・・・・・・」

 

ララを構えている。プロテクトビットをだして二人の戦闘機人に攻撃を開始する。

 

「ちぃ!!」

 

「防御シールド。」

 

一体の戦闘機人が発生させた防御シールドがプロテクトビットの攻撃をふさいでいる。雷児もこの相手をするのに一苦労をするなと思い構えていると砲撃が放たれた。

 

「「!!」」

 

二人の戦闘機人が立っている場所に命中をして二人の人物が彼のところへやってきた。

 

「カラレス!!」

 

「ギンガにアキラか。」

 

「大丈夫っすか!!」

 

三人は構えている中煙がはれると二人の戦闘機人は驚いている。

 

「おかしいな?プロトゼロファーストは接近タイプじゃなかったかい?」

 

「データにはプロトゼロセカンドと同じく接近タイプとデータと認識をしていますがデータと少し違う気がするのですが?」

 

「だとしても砲撃なんて聞いてないぜ!!」

 

「ここは撤退を進言します。」

 

「だな。第一目的は達したみたいだしよ?」

 

「なに?」

 

『マスター!!シャマルさんから連絡です!!』

 

「こんな時に?」

 

彼はララの言葉を聞いて通信を開いた。

 

『ごめん・・・・・・ラン君・・・・・・彼女が・・・・・・ヴィヴィオちゃんがさらわれたの・・・・・・」

 

ボロボロのシャマルとザフィーラが映っていたので彼は雅かなと思ったが・・・・・・見ると戦闘機人の二人も撤退をしており雷児たちは急いで機動六課の方へと戻ってきた。

 

「シャマル!!ザフィーラ!!」

 

雷児は急いで二人のところへと駆けつけると二人はボロボロの状態で倒れていた。

 

「申し訳ございません主・・・・・・」

 

「気にするな、今回復させてやる・・・・・」

 

雷児が回復魔法を使っているとなのはたちが戻ってきた。彼女たちも壊滅をした基地の姿を見て驚いている。

 

「これって・・・・・・」

 

「おそらく戦闘機人によって壊滅された・・・・・・それとヴィヴィオがさらわれた・・・・・・」

 

「ヴィヴィオが!?」

 

「あぁ・・・・・・シャマルとザフィーラがここまで痛めつけられているのと見てな・・・・・・おそらく敵の戦闘力はこちらが予想をしていた以上だ・・・・・・」

 

雷児は壊滅をした基地の姿を見て戦闘機人の数は前に出会ったのよりも多いってことが判明をした。今回の敵はヴィヴィオをさらったってことは聖王のゆりかごを使うのが目的だってことがわかっている。

 

(・・・・・・これは俺の責任だな・・・・・・)

 

雷児は心の中で思うのであった。




次回 雷児たちは壊滅をした基地でこれからのことを考えていた。ヴィヴィオをさらった敵のことなどを調べる必要がある。

雷児はセイルと話をしている。

次回「さらった敵のことを詳しく。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

さらった敵のことについて詳しく。

雷児side

 

やられた。やつの目的はオリヴィエが狙いだった。地上本部はただのおとりにすぎなかった。奴らの襲撃でザフィーラとシャマルがやられた。基地の方も壊滅状態になっていた。

 

「・・・・・・・・・」

 

崩れた基地を見て俺は情けないと思った。今回の敵は俺自身の関わりだ・・・・・・そばにアレイことギンガがそばにてくれた。

 

「カラレス、あなたのせいじゃないわよ。」

 

「だがそれでもヴィヴィオがさらわれたのは俺の責任だ。あいつが・・・・・・アイゼルが関わっているとなると余計にな。どうだったレイル?」

 

レイルことアキラがこちらにやってきた。おそらく報告をするためにやってきたのだろう。

 

「基地の方は襲撃で使用不能っすね、6課のメンバーも戦闘不能になってしまっている人達も多くいるっす。」

 

「そうか・・・・・・いずれにしても奴らのことを話すことにしよう。はやて聞こえるか?」

 

『ライくんどうしたん?』

 

「あぁ至急メンバーを集めて欲しい。今回の敵についてはなしたいことがあるからだ。」

 

『分かったで。』

 

はやての通信を切り俺たちはみんなが集合をしている場所へと向かう。ドアを開けると全員が座っており俺はモニター前に立つ。

 

「みんな集まってくれてありがとう。今回の敵についてみんなにも知ってもらいたい。」

 

ララをセットをしてモニターが現れる。

 

「今回襲撃をしたと思われる犯人、名前はアイゼル・・・・・・という男だ。」

 

「ライ、こいつはいったい何者なの?」

 

「テスタロッサ妹、やつは我々の平和な生活を壊した犯人だ。」

 

シグナムの言葉に全員が目を見開いている中俺は話を続ける。アレイは左手を握りしめながら話を聞いている。

 

「やつの目的は俺が作った夜天の書が目的だ。やつは戦力として俺が作った魔導書を戦争に使おうとしていた。だが俺はそのために魔導書を作った訳では無いからな。だがやつはしつこく俺の所へとやってきていた。俺たちは何度も何度も来ていたので追い払ったりしていたがある日から兵士たちを連れてくるようになってきた。」

 

「カラレスそれって・・・・・・」

 

「そう奴らはアレイを狙っているってことが判明をした。だから俺はアレイを実家の方へと転移させたんだ。そしてあの爆発を起こして奴らを道ずれにしたということだ。」

 

全員が暗い顔になっているアレイも涙を流していた。ヴィータは大泣きをしていた。まぁ彼女はあの中で後悔をしてるからな。

 

いずれにしても奴が現れたとなると狙いは聖王のゆりかごが目的か!!だからオリヴィエの記憶を持つ彼女を狙ったとなるとやつが次に現われるのは・・・・・・ゆりかごが起動をした時だ。

 

話が終わったその夜俺は夜空を見ていた。ミッドチルダから見る夜空も綺麗でヴィヴィオを助けるための作戦を考えているところだ。俺たちが戦うプロトゼロタイプが俺たちの敵になる。

 

だがそれでもヴィヴィオを助けるためには俺は・・・・・・

 

「ライくん」

 

俺は声がした方を振り返るとなのはが立っていた。彼女は髪を解いておりロングのストレートにしていた

 

「どうした?」

 

「ううん、ただ來くんが心配だなって。」

 

「・・・・・・そうか。なぁなのは。」

 

「なに?」

 

「ヴィヴィオを必ず助けような?」

 

「うん!!」

 

待っていろよヴィヴィオ必ず助けてやる!!




次回 雷児たちはヴィヴィオを救うために作戦を考えていると聖王のゆりかごが出現をしたという連絡を受ける。

6課はヴィヴィオを助けるために最後の出撃をする。

次回「機動六課出撃!!」

「待っていろよヴィヴィオ必ず助ける。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機動六課出動

雷児は奴らが動きだすのを待っていた。聖王のゆりかごが動いたってことは奴らが活動を開始をしたということと同じだからだ。

六課の方は移動戦艦としてかつて活躍をしていたアースラを引っ張りだしてきた。現在はその改良をしており雷児は空を見ていた。

 

「カラレス・・・・・・」

 

「アレイか?」

 

彼は振り返ると立っていたのはギンガことアレイ・レーメルンだ。彼女は雷児の隣に座り空を見ていた。

 

「懐かしいわね。こうして一緒に空を見ていると・・・・・・昔のことを思いだすね?」

 

「あぁ、こうやって二人で夜空を見ていたっけ?」

 

「えぇその通りよ。ねぇカラレス大丈夫?」

 

「大丈夫だ。ヴィヴィオを助けるさ・・・・・・絶対にな・・・・・・」

 

雷児は一度彼女の方を見てから空を見上げていた。かつて戦った敵ともう一度戦うために決意を新たに固める。

 

次の日 雷児ははやてのところに来ていた。

 

「はやて頼みがある。」

 

「なんや?」

 

「ヴィヴィオ奪還の時にリリアを貸してほしい。」

 

「リインを?」

 

「そうだ。あいつを助けるにはリリアの力が必要と判断をしたからだ。」

 

「わかったで、でもなライ君これだけは言わせてほしいねん・・・・・・」

 

「なんだ?」

 

「絶対にうちらのところへ帰ってくること・・・・・・それが隊長としての命令や。」

 

「・・・・・・わかった。」

 

彼は振り返り隊長室を出ていく、彼は出た後につぶやいた。

 

「すまないはやて・・・・・・その約束・・・・・・守れないかもしれない。」

 

彼は呟いてから部屋を後にしてララを見ていた。

 

「ララ、俺が何をするかわかっているか?」

 

【・・・・・・あまり考えたくありません。ですが私はマスターと共にいつまでも一緒です。それが私があなたを守れなかった私の使命でもあります。】

 

「ありがとう。」

 

雷児は左手に装着をして警報が鳴ったの気づいて隊長室へと行くと全員がそろっていた。

 

「皆聖王のゆりかごが動いたで、しかも厄介なことにプロトゼロシリーズまで導入をしてきた。作戦はライ君となのはちゃん、ヴィータは聖王のゆりかごに突入をしてもらうで?」

 

「いや待てはやて・・・・・・突入をするのは俺とヴィータとシグナムだ。」

 

「え!?」

 

「・・・・・・なのは、お前はフェイトと共に街を守ってほしい。おそらく奴は中にいると俺は考えている。」

 

「奴ってアグレスって奴が?」

 

「そうだ。だからこそ俺は行かないといけない。」

 

「なら私も!!」

 

「駄目だアレイ、お前はスバルたちと共に地上を頼む。」

 

「カラレス・・・・・・」

 

機動六課は聖王のゆりかごを止めるべくアースラに搭乗をして今飛び立っていく。そして発進ゲートでカラレス事雷児はバリアージャケットを纏っていた。

 

彼はいつでも飛びだせるように構えている、すでにアオナたちは彼の中に入っておりリリアも雷児の中に待機をしていた。

 

『カラレスさま・・・・・・』

 

「これが最後の戦いでもある。ヴィヴィオを・・・・・・いやオリヴィエを救うためにな。」

 

地上の方ではアレイやアキラたちがプロトゼロシリーズと激突をしていた。

 

「おりゃあああああああああああああ!!」

 

スバルはリボルバーナックルを回転させてプロトゼロシリーズの一人ナックラーと交戦をしていた。

 

お互いに接近戦タイプためスバルの攻撃を受け止められていた。

 

「甘いぞゼロセカンド!!」

 

「その名前で呼ぶな!!私はスバル・ナカジマだ!!」

 

一方でティアナの方もプロトゼロシリーズの一体シノビと交戦をしている。彼女はクロスミラージュを使い光弾を放つがシノビは手裏剣で攻撃を相殺をして刀を抜いて彼女に切りかかる。

 

「ぐ!!」

 

「死ね・・・・・・」

 

「死んでたまるかあああああああああああ!!」

 

そしてエリオとキャロはエイリンとケイラのコンビと交戦をしていた。

 

「敵ターゲットロックミサイル発射。」

 

「フリード!!」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおおお!!』

 

ケイラの放ったミサイルをフリードを使って相殺をしてエリオはストラーダを使ってエイリンと交戦をしていた。

 

「ちぃ厄介だぜお前!!」

 

「それほどでも!!でああああああああああああ!!」

 

エリオが振るう雷撃の槍がエイリンのボディにダメージを与えていく中ギンガとアキラは自身が戦ったアリウスと交戦をしていた。

 

「この野郎!!」

 

「あまいっす!!」

 

アリウスがふるった槍をカナをソードモードに変えたアキラが受け止めてそこにギンガが接近をして彼女のお腹を殴り飛ばした。

 

「ぐふ!!なんていい威力をしてやがる・・・・・・ゼロファースト・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

なのはとフェイトは彼女たちの成長を見ながらも戦闘機人と交戦をしていた。二人が戦っているのはプロトゼロその人だ。

 

彼は両手の装甲を展開してガトリングを掃射二人は回避をしてアクセルシューターとプラズマランサーを放つ。

 

「さすがエースオブエースと金色の執務官と呼ばれるだけある。」

 

「あなたたちの目的は何?ヴィヴィオはどうしているの!!」

 

「ヴィヴィオ・・・・・・その子ならあの聖王のゆりかごの中にいる。といっても俺達は自由になれないがな・・・・・・」

 

「どういうこと?」

 

「アグルス・・・・・・奴によって俺達は自分の意思でこうやってしゃべったりしているが体の方は奴がコントロールをしているからな。またか!!」

 

彼は両手を前に出すと拳が飛んで行きロケットパンチが放たれる。一方で聖王のゆりかごの中に入った雷児、ヴィータ、シグナムの三人。

 

「二人とも気を付けろよ?」

 

「あぁカラレスお前もな?」

 

「主ご無事で!!」

 

「おう!!」

 

お互いに任務を果たす為に三人は向かっていく、シグナムとヴィータはエンジンを破壊するためにカラレス事雷児はヴィヴィオ事オリヴィエを救うために・・・・・・そして雷児は次々に襲い掛かってきたガジェットたちをブレードモードにしたララを構えて切り裂いていく。

 

「・・・・・邪魔をするな!!」

 

彼は走りそのまま扉を蹴飛ばした。

 

「ほーうよく来たな加藤 雷児・・・・・・いやカラレス・ランズ!!」

 

「・・・・・・その声は二度と聞きたくなかったな・・・・・・アグルス!!」

 

ララを構えながら雷児は見ていた人物こそ、自分たちの生活の平和を壊した張本人だからだ。

 

「また会えてうれしいよカラレス!!さぁ貴様の持っている夜天の書を俺に渡せ!!」

 

「ふざけるな!!戦いを広げようとしたお前なんかにこの本を渡すつもりはない!!悪いがお前を止めてヴィヴィオを連れて帰るだけだ!!」

 

「ふん貴様にしては悪い判断をしたな?見るがいい・・・・・・私が新たに手に入れた力をな!!」

 

するとアグルスの姿が一瞬で消えた。

 

「何?」

 

彼はあたりを見ていると

 

「後ろだ。」

 

「なに!?ぐあ!!」

 

突然として後ろに現れたアグルスの蹴りを受けて雷児は吹き飛ばされる。彼は頭を振りながら夜天の書を開いて魔法を出す。

 

「プラズマシューター!!」

 

放たれる電撃の弾がアグルスに向かって放たれる。

 

「バリアー!!」

 

だがその攻撃も彼が張ったバリアーにふさがれた。雷児は驚いているがもしやと思いスピード形態へと姿を変えて彼に接近をする。すると彼のスピードが上がり雷児は確認をした。

 

「お前・・・・・・戦闘機人だな?」

 

「流石だなカラレス・ランズ、スピード形態になったのは私が貴様のスピードについてこれると思ったからだろう?その通り!!素晴らしいよプロトゼロシリーズを復活させてから私自らも改造をしてね。最高だよカラレス・ランズ!!これで貴様を殺して私は世界の王となる!!」

 

「ふざけるな・・・・・・何が王様だ笑わせる!!」

 

「まぁいいさ、貴様の相手は彼女がしてくれるさ。」

 

「彼女だと?」

 

雷児は玉座の方を見るとヴィヴィオがいた。

 

「ヴィヴィオ!!」

 

「来ないでおじさま!!体が勝手に!!」

 

ヴィヴィオ事オリヴィエは大人形態へと姿が変わり拳を雷児のおなかを殴った。

 

「が!!」

 

彼は突然の攻撃を受けて吹き飛ばされて壁にめり込んだ。その様子をアグレスは笑っていた。

 

「あっはっはっは!!驚いたかねカラレス・ランズ。今の彼女は私の制御化にある。彼女の体の自由を奪い貴様を殺させる為にな!!」

 

「・・・・・・・・・やはり貴様は変わっていないな・・・・・・アグルス。」

 

「何?」

 

彼はボロボロの体のまま立ちあがり、ギガライノスとギガフェニックス、さらにはアギトにアオナ、ナハトにリリアが現れる。

 

「お前は昔からそうだ、他人を蹴り飛ばし自らの地位を脅かすものがいたら殺してさらには俺達の生活を壊した。そして何よりもアレイを狙っただけは許せないな・・・・・・アギト、アオナ、ナハト、リリア!!」

 

「はい!!」

 

「あたしも許せねぇ!!」

 

「貴様だけは絶対に許さん!!」

 

「主!!」

 

「あぁ!!いくぞ!!」

 

「「「「「ユニゾンイン!!」」」」」

 

彼らの体が光りだして彼のバリアージャケットの色なども変わり背中に黒い翼が生えてそこから赤と青の色の翼に変わっていく。

 

髪の色は白色に変わり、さらにはギガライノスたちも光りだす。

 

「『『アーマーイン!!』』」

 

ギガライノスとギガフェニックスもパーツに分離をして装着されて行き雷児は目を開ける。

 

「な、なんだその姿は!!」

 

「教えてやるよ。てめぇは・・・・・・俺を怒らせた!!」




次回「最後の決戦!!雷治対アグルス」

「これで終わらせるアグルス!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

最後の決戦。雷児対アグルス。

「なんだその姿は!!」

 

アグスルは雷児がやった行動に体を後退させていた。彼は四人のユニゾンプラスギガライノスたちをアーマーインをしている姿をとっていた。

 

「覚悟はできているか?てめぇだけは絶対に許さない!!」

 

「おのれ!!くらえ!!」

 

アグルスは両手を展開をしてミサイルを発射させる。彼は素早く動いて回避をした。そのまま接近をしてアグルスのボディを殴った。

 

「なに!?馬鹿な・・・・・・データにそんな姿はない!!」

 

「当たりまえだ!!てめぇのような奴に調べられてたまるかってんだ。」

 

彼はギガニックブーメランを出してアグルスのボディを切りつける。彼は腕を剣に変えて彼の放つ攻撃を受け止めるが左手にギガンティスバスターを持ちトリガーを引く。

 

「ぐうううううう・・・・・・カラレス・ランズ!!」

 

「今のでお前が戦闘機人たちを操る装置を破壊させてもらったぞ。」

 

「まさか貴様!!」

 

「簡単だったよ。お前が単純なところにセットをしてくれたおかげでな。」

 

すると突然として聖王のゆりかごが揺れだした。

 

「なんだ!?」

 

「どうやら彼女達がやってくれたみたいだ。聖王のゆりかごのエンジンルームを破壊をしたのさ。俺のヴォルケンリッターたちがな・・・・・・」

 

一方で外では戦闘機人たちが降参をしていく中、なのははヴィヴィオを救うために彼の援護をするために向かっていく。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ギンネェ。」

 

「スバル・・・・・・」

 

ギンガは自身がつけているリボルバーナックルを外してスバルに渡す。

 

「え?」

 

「ごめんねスバル・・・・・・私行かなくちゃ。」

 

彼女は振り返り聖王のゆりかごの方へと飛んで行く。

 

「ギンネェ!!」

 

スバルは叫ぶが彼女は振り返らずに向かっていく。一方で聖王のゆりかごの中では?

 

「でああああああああああああああ!!」

 

雷児が放った斬撃がアグルスのボディにダメージを与えて彼は火花を散らしていた。

 

「ありえない・・・・・・なぜだ私は戦闘機人という力を得たのに・・・・・・なぜ貴様に勝てないのだ!!」

 

「答えは簡単だ。俺は絆の力で戦っているからだ・・・・・・なのははフェイト、アリシアにはやて・・・・・・そしてあいつらの絆が俺をここまでの力を与えてくれた。これで終わらせる!!」

 

彼は夜天の書を開いてページをめくっていくそのままページが止まり彼は言う。

 

「うなれ!!ラグナロク!!」

 

放たれたラグナロクは今まで以上の威力を誇っておりアグルスはガードをしていたがダメージを受けてしまい倒れる。

 

「が・・・・・・あ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

アグルスはダメージで機能停止をしてヴィヴィオの方も魔法が解けて元の姿に戻った。彼は倒れかけたヴィヴィオをキャッチをして着地をした。

 

「ライ君!!」

 

彼は振り返るとなのはが入ってきた。さらに奥からボロボロの状態になっているヴィータとシグナムが入ってきたのを見て彼は安堵をした。

 

「・・・・・・悪いなのは、はやてとの約束守れないわ。」

 

「え?」

 

彼はヴィヴィオをなのはに託すと魔法陣を発生させる。

 

「主!!」

 

「悪いな・・・・・・元々この聖王のゆりかごは俺が作っちまったものだ。だから俺がけりをつけないといけないんだ。」

 

「ライく・・・・・・」

 

なのはは手を伸ばしたが転移魔法が発動をして彼女達は転移をした。彼はこれでいいんだと振り返りコントロールルームへと行く。

 

「・・・・・・アオナ、アギト、ナハト、リリア・・・・・・悪いなお前たちを巻き込んでしまって・・・・・・さらにギガライノスたちもすまない。」

 

『気にするなってカラレス。』

 

『そうですよ!!』

 

『私は主と共にならどこまでも。』

 

『主・・・・・・今度は置いていかれるのだけは嫌ですよ?』

 

『俺たちは気にしないぜ!!』

 

『えぇその通りです。』

 

「ありがとう・・・・・・」

 

彼は転移準備を完了をしてスイッチを押そうとしたとき扉が開いた。

 

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

「・・・・・・アレイ・・・・・・」

 

そこに立っていたのはギンガ・ナカジマことアレイ・レーメルンだ。彼女はそのまま彼のところへと行く。

 

「アレイ!!なんで来た!!」

 

「あなたを一人で行かせない!!私も一緒に行くわ!!」

 

「何?」

 

「私はもう離れたくないわ・・・・・・あんな悲しみをおうのはもうごめんよ・・・・・・言ったでしょ?あなたと一緒なら死んだってもいいって・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・馬鹿。こんな男についていくなんてお前は本当の馬鹿だよ。」

 

「ふふふ、だったらあなたも馬鹿じゃないの?普通だったら追い返すのにね?」

 

「だな・・・・・・アレイ。」

 

「何?」

 

「愛している。」

 

「私もよ・・・・・・カラレス。」

 

二人はお互いに近づいてキスをして聖王のゆりかごは次元移動をする。外ではその様子を見ていた機動六課メンバーたち。

 

「ライくんんんんんんんんんんんんんんんんん!!」

 

「ライいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

なのはとフェイトたちは叫ぶ。この事件は聖王のゆりかご事件と呼ばれた。その犯人である人物たちは逮捕をすることができたが・・・・・・加藤雷児及びギンガ・ナカジマはMIA扱いとなった。




次回 アグルスが起こした聖王のゆりかご事件は雷児たちの活躍で終わった。だが雷児とギンガは聖王のゆりかごと共に行方がわからなくなる中、機動六課は解散をした後も彼らを探し続けたが見つからなかった。

そして四年が立った。ザフィーラは狼姿で彼らを探していると罠に引っかかってしまう。

次回「罠にかかったザフィーラ。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

罠にかかったザフィーラ

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

どうも皆、ここでは初めてだな。俺の名前はザフィーラ・・・・・・盾の守護獣と呼ばれるヴォルケンリッターの一人だ。

 

さて今の俺は逆さまにぶら下がっている。その理由は罠にかかってしまったからだ・・・・・・ではなぜ俺が罠にかかってしまったのかそれは我が主を探しに来たからだ。

 

我が主とは今の主はやてではなく、我らを作りだしてくださった方カラレス・ランズ殿とアレイ殿を探しに来たのだ。

 

今から四年前、聖王のゆりかご事件というのが発生をした。我が主たち機動六課は出撃をして見事ヴィヴィオを救いだした。

 

我も傷ついた体だったがそれでも主たちを守るために奮闘をしてプロトゼロシリーズたちと戦っていた。

 

やがて彼女達は命令回路を破壊されたのか降伏をしたので俺達は空を見ていると魔法陣が発生をして高町とヴィヴィオ、そしてヴィータとシグナムが現れた。

 

ヴィータはすぐに飛び立とうとしたが俺は止めた。

 

「離せザフィーラ!!」

 

「落ち着けお前は傷だらけだ。シャマルに頼んで・・・・・・」

 

「そんなことしている場合じゃねーんだよ!!カラレスが!!」

 

「主がどうした!!」

 

その方角が聖王のゆりかごが飛んでいる場所だ、すると次元移動が開始されて聖王のゆりかごが消えた。

 

「ライくうううううううううううううううん!!」

 

「ライいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

高町とテスタロッサが叫ぶ、さらにシグナムとヴィータは涙を流していた。まさかあの聖王のゆりかごにカラレス殿が乗っていたのか!!

 

近くを見るとスバルがリボルバーナックルを持ちながら涙を流していた、俺はティアナに事情を聞くために彼女たちのところへ行く。

 

「ティアナ・・・・・・」

 

「ザフィーラさん・・・・・・」

 

「スバルが持っているのは・・・・・・まさかアレイ殿か?」

 

ティアナは首を縦に振りスバルが泣いている理由がわかった。それからかもしれない・・・・・・皆から笑顔ってのが消えたのは・・・・・・俺は時空管理局に入っているわけじゃないから忙しい主はやての変わりに次元を飛びカラレス殿を探している。

 

ほかのみんなも仕事がない日などはカラレス殿たちを探していたが見つかっていない、そしてあっという間に四年が立ち、俺は現在に至るわけだ。

 

「まさかこんなところに罠があるとは・・・・・・ザフィーラ一生の不覚だ。」

 

俺は罠にかかってしまいあきらめていた、ならばその相手に拳をぶつけようと覚悟を決めていた。

 

「どうやら罠が作動をしているってことはひっかかっているな?」

 

声が聞こえてきた、俺は覚悟をして構えている。

 

「ザフィー?」

 

「え?」

 

俺はそのザフィーという呼び名を聞いて驚いた、なにせ現れたのは・・・・・・

 

「カラレス殿!!」

 

我々が必死になって探し続けていた人物が今目の前に現れたからだ。

 

ザフィーラside終了

 

雷児side

 

罠が作動をして俺はその場所へ行くとなんでかザフィーが引っかかっていたからとりあえず彼を降ろすために罠を解除をすると彼は膝をついた。

 

「カラレス殿よくぞ・・・・・・よくぞご無事で!!」

 

「あはははは、久しぶりだなザフィー・・・・・・あれからどれくらいたっている?」

 

「は!!主カラレス殿たちが行方不明になってから四年が立っております・・・・・・」

 

「四年もか・・・・・・そうか、まぁいいかとりあえずザフィー家に案内をするよ。」

 

そういって俺は家の方へと戻っていく、あれから四年が立っていたのか・・・・・・俺達は聖王のゆりかごで次元移動をしてこの場所に着地をして改造をして家にしたのであった。

 

とまぁなんで帰れないのか・・・・・・まぁ家についたらわかるさ。

 

「主あれって・・・・・・」

 

「あれは聖王のゆりかごを改造をして家にしておいたのさ。」

 

すると二人の子どもが走ってきた。

 

「「パパーーーーーー」」

 

「え?」

 

ザフィーが驚いているが、俺は二人の子どもが抱きしめる。

 

「アヤとエナ、ただいまーーーー」

 

「ぬ、主!?その子たちは・・・・・・」

 

「あー彼女達は・・・・・・」

 

「あらカラレスおかえり。」

 

前から歩いてきたのはアレイだ。

 

「アレイ殿!!」

 

「あらザフィーラじゃない。」

 

「「ママ!!」」

 

「アレイ殿、カラレス殿・・・・・・まさかその子たちは!!」

 

「ふふふ、私とカラレスの子どもよ。」

 

アレイはにっこり笑いながらアヤとエナを抱きしめている。双子は今3歳になるな・・・・・・まぁ今現在ギガライノスたちも外に出ておりそろそろ戻ってくるだろうな?とりあえずザフィーを中にいれて話を聞いていた。

 

どうやらセイルのところのナンバーズもそれぞれの道に行くことになり、ウーノからクアットロとセッテはジェイル事セイルのところに残り、チンク、ノ―ヴェ、ウェンディ、ディエチはナカジマ家の養子にセインとオットー、ティードは教会の方に入った。

 

なおプロトゼロシリーズたちも彼に操られたってことでそれぞれの道に行ったそうだ。だがなのはたちは違ったみたいだ。

 

解散後なのははヴィヴィオを引き取ったそうだ。仕事も前線にはいかないで教官として・・・・・・フェイトとアリシアは執務官としてそれぞれの方に入る。

 

はやてはもう一度隊長として見直す為に捜査官に戻ったりとそれぞれの道に行ったが・・・・・・やはり俺がいなくなったのが大きいようだ。

 

「・・・・・・そうかありがとうなザフィー・・・・・・帰りたいといいたいがな・・・・・・」

 

「そうね・・・・・・何せ私たち4年間も行方不明になっていたからどんな顔をして帰ったらいいのかしら?」

 

「そうですね・・・・・・」

 

全員で考えることにしたがどうやってまずはミッドチルダに帰るかな?一応聖王のゆりかごこと俺たちの家は聖王のゆりかごってわからないように変えているが・・・・・・エンジンルームなどの修理は一応終えている。

 

「とりあえず帰るならそろそろがいいかもしれないな・・・・・・それとザフィー悪いがあいつらに連絡はするなよ?」

 

「はぁ・・・・・・」

 

「さてサプライズショータイムさ(笑)」

 

こうして俺達はこっそりとミッドチルダへと戻ることにした。




次回 雷児たちは聖王のゆりかごを改造をした移動戦艦ハウス号でミッドチルダへと帰ってきた。彼らはこっそりと着地をしてまずははやての家に行くことにした。

次回「再会。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

再会

雷児たちは聖王のゆりかごを改造をした家型戦艦に乗りこんでザフィーラの案内で向かっている。

 

アヤとエナはギンガと話をしていた。

 

「ねぇママ、今からどこに行くの?」

 

「ふふふふそれはね、ママの故郷に行くんだよ?」

 

「ママの故郷?」

 

「そう、パパの故郷とは違うけどあなたたちのおばあさまやおじいさまが住んでいる場所なのよ?」

 

「「じいじいとばあばあに会えるの!!」」

 

二人は目をキラキラさせながらゲンヤとクイントに会えると喜んでいる中、雷児はうーんと両手を組んでいた。

 

「どうしたのですか主?」

 

「いや、俺クイントさんとゲンヤさんに何て報告をしたらいいんだってな・・・・・・」

 

「・・・・・・そういうことですか。」

 

ザフィーラは察してくれたが、ギンガとの子どもができたってことは報告をしないと行けなかったがあの場所はミッドチルダと連絡が届かない場所だったためそれでどう言えばいいのか雷児は考えるのであった。

 

やがて船は次元を超えてミッドチルダに到着をして着地をする。

 

「「ついたああああああああああああ!!」」

 

『おいおい二人とも落ち着けって。』

 

『しょうがないさライノス、彼女達にとっては新しい場所にやってきたものだからな。』

 

『まぁしょうがないか。』

 

「さて・・・・・・とりあえずまずははやてのところにと言いたいが、やはりクイントさんのところへ行くとしよう。リリア悪いが船をボックス状態に格納をしてくれ。」

 

「わかりました。収縮」

 

リリアの言葉で船が収縮されて行き小さくなった。

 

「主・・・・・・いったいどういう原理をしたのですか?」

 

「・・・・・・チート?」

 

「チート?」

 

「気にするな。」

 

「あ、はい。」

 

雷児の言葉にザフィーラはこれ以上聞かないようにした。そして彼女たちを連れてナカジマ家の方へと歩いていく。

 

アヤとエナはギンガの両手をつないで歩いており雷児はアギトとアオナが両肩に乗って一緒に歩いている。

 

ザフィーラは人の姿になりリインフォースやナハトと話している。

 

「しかしまぁ双子のこいつらも大きくなったよな?」

 

「まぁな・・・・・・」

 

彼らは歩いていきナカジマ家が見えてきた。雷児が前に立ちインターホンを押す。

 

【ピーンポーン】

 

そこからドアが開いてクイントが現れた。

 

「え!?」

 

クイントは雷児の姿とギンガの姿を見て目を見開いている。彼女はそのまま走りだして二人を抱きしめた。

 

「雷君!!ギンガ!!」

 

「「うわ!!」」

 

二人は勢いがすごかったので踏ん張った、二人はクイントの顔を見ると涙を流していた。

 

「二人とも良かった・・・・・・よかったわ・・・・・・無事で何よりよ・・・・・・」

 

「お母さん・・・・・・」

 

「クイントさん・・・・・・」

 

「ママ、この人は誰?」

 

「ママ?」

 

クイントは二人を抱きしめているのをやめてアヤとエナを見ていた、じーっと見てから雷児の肩をつかんでいた。

 

「ライ君?少しだけお話をしましょうか?」

 

「・・・・・・はい。」

 

彼女が家に上げてから雷児はこれまでのことを話した。クイントは手を頭に乗せて苦笑いをしていた。

 

「まぁ色々とツッコみたいことがあるけど、つまりその子はライ君とギンガの子どもってことで間違いないのね?」

 

「「はい。」」

 

「・・・・・・・・・ライ君。」

 

「はい。」

 

「ギンガを悲しませたら許さないからね?」

 

「お母さん。」

 

「この子たちのためにもそしてギンガのためにも・・・・・・あなたは生きていないといけないの。だからこれからは無茶なことはしないでほしいわ。それは私の願いでもあり・・・・・・義息子となったあなたに贈る言葉よ?」

 

「クイントさん・・・・・・」

 

「まぁこれはあの人や娘たちにも報告ね・・・・・・とりあえずスバルには連絡をしておかないといけないわね。」

 

「お母さんスバルは今住んでいないの?」

 

「えぇあの子レスキュー部隊に配属となって一人暮らしをしているのよ。とりあえずっと・・・・・・えっとスバルスバルっと。」

 

クイントはスバルに通信を開いた。

 

『ふああああ、あれ?お母さんどうしたの?』

 

そこには眠そうなスバルの姿を二人は苦笑いをしてみていた。

 

「あらスバル、もしかしてレスキューが終えて休みな感じかしら?」

 

『そうだよ、それで通信があったから起きた感じかな・・・・・・それでどうしたの?』

 

「ふふあなたにも見せてあげるわよ。」

 

クイントはデバイスをギンガや雷児の方へ向ける。するとスバルは目を見開いていた。

 

『ライ・・・・・・にぃにギン・・・ねぇ?』

 

「ようスバル。」

 

「元気そうでよかったわ。」

 

『嘘!!本物だよね!!』

 

「おいおいだったら俺達誰だよ(笑)」

 

「そうね(笑)」

 

「「パパーこのおばさん誰?」」

 

ピシ!!

 

『お・・・おば・・・さん・・・・・・私まだ・・・・・・三十路じゃないのに・・・・・・』

 

「だが実際はおばさんになるぞスバル。なにせこの子は俺とギンガの子どもだからな。」

 

『え!?子どもおおおおおおおおおおおおお今すぐ行くからまっていて!!』

 

通信が切れてザフィーも苦笑いをしている。

 

「すまないなザフィー。ここでも俺はお世話になっているからな。」

 

「いいえ気になさらないでください。主も色々と挨拶をしないといけないってのもありますからね。」

 

雷児は改めてアヤとエナを見る。二人の髪はギンガの髪の色を引き継いでいるためお互いの目の色は赤色とどっちがどっちかは彼はわかっている。

 

だがほかの人がわかるように髪型などを変えているアヤはストレートの髪でエナはツインテールにしている。

 

雷児はどうしてわかるかというと、双子でそれぞれの魔力などが違うためそれで察しているが実際には普通に特徴などがあるためわかってしまうのが雷児君であった。

 

雷児side

 

さてスバルが帰ってくるのを待ちながらいると音が聞こえてきた。

 

「「「ただいま。」」」

 

入ってきたのはノ―ヴェとディエチとウェンディだっけ?彼女達は俺の方を見て驚いている。

 

「え!?」

 

「うそ・・・・・・」

 

「ライライっす!!」

 

「おっす三人とも久しぶり。」

 

「お前・・・・・・今まで何をしていやがったんだ!!」

 

「ノ―ヴェやめなさい!!」

 

「ゼロファーストじゃなかった、ギンガ・・・・・・あんたも無事だったんだな?」

 

「えぇ色々とあってね。あなたたちがナカジマ家の養子になったことも聞いているわ。ザフィーラから。」

 

「あ、ザフィーっス」

 

「ザフィーラさんこんにちわ。」

 

「すまないなんか・・・・・・」

 

「いやまぁそのすまねぇあたしも悪かった。」

 

「・・・・・・その様子だとお前はヴィヴィオたちを鍛えている様子だな?」

 

「なんでわかった。」

 

「クイントさんからだいたいは聞かせてもらっている。あいつらが今もショックを受けていることもな・・・・・・といってもな・・・・・・」

 

「そういえば気になったけど・・・・・・その子たちは?」

 

ディエチが俺に抱き付いているアヤとエナを見てノ―ヴェたちもじーっと見ている、俺は二人を紹介をすることにした。

 

「紹介をするよ。アヤ・カトウとエナ・カトウだ。」

 

「始めましてアヤ・カトウです。」

 

「始めましてエナ・カトウです。」

 

「カトウ?もしかして・・・・・・ライライの子どもっす!?」

 

「「「えええええええええええええええええ!!」」」

 

ってなんか増えていない?ってみると小さい子供がいたな。

 

「ようチビ助。」

 

「チンクだ!!いい加減それをやめろ!!」

 

「いっておくけど俺とギンガの子どもだからな・・・・・・ってなんか魔力が近づいているな?」

 

「スバルっすね?」

 

「ただいまあああああああああああああああ!!ってかわいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

スバルはアヤとエナを見るとぎゅーっと抱きしめていた。

 

「「う、うにゅーーーーー」」

 

「こらスバル!!」

 

ばしんとハリセンを持ったギンガがスバルの頭をばしんと叩いた。

 

「痛いよギンネェ・・・・・・てか久しぶり。」

 

「そうね・・・・・・とりあえずアヤとエナを離しなさい。」

 

「「うにゅーーーー」」

 

「えーーーかわいいのにーーーー離したくないよ!!」

 

「スバル?」

 

「ひぃ!!ごめんなさいすぐに離します!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

アレイの気迫にスバルはアヤとエナをすぐに離した。二人もうにゅにゅと自分たちの頬を触っていたので俺はほっこりとしてしまう。

 

二人はじーっとお互いを見てアヤが右手をあげるとエナは左手をあげる。さらに二人はばばばばと手を動かしていた。

 

「「「ほえええ・・・・・・・・・」」」

 

「さすが双子っすね・・・・・・」

 

「ちなみにアヤは炎と雷、エナは氷と風を使うことができる。」

 

俺が使う四つの属性が見事二人に別れた感じだな・・・・・・そして二人はこちらを向いて。

 

「「(`・ω・´)」」

 

二人はどや顔をしているのだがなぜに・・・・・・

 

「なんか主がいたずらをして成功をさせたときの顔をしていますよ。」

 

リリアよ、俺あんな顔をしていたのか?さすが俺の娘たちだな・・・・・・褒めておこう。tりあえず明日ははやてのところに行かないとな・・・・・・シグナムやヴィータ、シャマルたちにも合わないといけないしな。




次回 ナカジマ家で一晩とまった雷児たち、雷児とギンガとザフィーにリインフォースはアヤとエナを連れて八神家に

次回「八神家に。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

八神家へ

雷児side

 

次の日 俺とギンガ、アヤとエナにザフィーとリインたちと共に俺達ははやてが住んでいる八神家へと向かっていた。

 

彼女は今はミッドチルダの方に住んでおりザフィーラ曰くツヴァイに連絡を取り今日が休みってことを知っているので今向かっているのだ。

 

「四年ぶりにあるんだな・・・・・・はやてに。」

 

「そうですね。私もはやてに申し訳ないことをしてしまいました。」

 

「リリア、それは俺のせいだ。お前まで巻き込んでしまったからな・・・・・・」

 

「いえカラレスさまについていくと言ったのは私です。つきましたよ。」

 

話をしていると俺はかつて住んでいたはやての家に到着をした。さて俺は緊張をしながらもインターホンを押す。

 

『はーい。』

 

「シャマル。」

 

『え!?』

 

するとどたどたとなんかクイントさんがしたような感じがしてドアが開くとシャマルが出てきた。

 

「ラン君!!」

 

「おっす。」

 

俺の姿を見た彼女は涙を流していると後ろからどどどどと音が聞こえてヴィータが出てきた。

 

「カラレスうううううううううううううううう!!」

 

彼女は俺に走ってきて抱き付いてきた。

 

「馬鹿野郎!!なんであんなことをしたんだよ!!あたし・・・・・・あたし!!」

 

「すまなかったヴィータ、だがあれを作ったのは俺だ・・・・・・だから俺自身で決着をつけたかった。」

 

「だからってよ・・・・・・あんなことをしないでくれよ・・・あたしまたカラレスを失った気分になったじゃねーか!!」

 

俺はヴィータを慰めていると二人の人物がこちらにやってきた。

 

「カラレスさま・・・・・・」

 

「ライ君・・・・・・なんやな?」

 

髪が伸ばしているので一瞬誰かなと思ったがすぐにわかった。

 

「あぁ四年ぶりだなはやて。」

 

「ライ君!!」

 

はやては走ってきて俺に抱き付いてきた。彼女の胸が当たっているのだが・・・・・・

 

「あーライ君ライ君、良かった・・・・・・良かったで・・・・・・」

 

「すまないはやて・・・・・・心配をかけてしまったな。」

 

「本当やでってあれ?」

 

はやてはアヤとエナの姿を見て目を見開いている。そしてそのまま俺の方を再び首をぎぎぎと動かしていたが正直いって怖いのだが・・・・・・

 

「な、なぁライ君・・・・・・聞きたいことがあるんやけどあの子たちはどちら様ですか?」

 

「・・・はやて落ち着いてよーく聞いてくれあの子は俺とギンガの子どもだ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼女はそのまま後ろに倒れてしまったので俺は慌てて彼女を家に運んで寝かせた。シグナムたちはアヤとエナを見て驚いている。

 

「本当にアレイとの子どもなんだな?」

 

「うふふその通りよ・・・・・・でも正直言って私不安だったかな?」

 

「不安ですか?」

 

「前の時は子どもなど作っていなかったから私は母親として立派にやれるのかなって・・・・・・」

 

そうだったなアレイは俺との子どもを作っていなかったな・・・・・・まぁ理由としては色々とあったが・・・・・・シグナムたちはアヤとエナの二人が同じ動きをしているので見ていた。

 

「やはり双子だけあるな・・・・・・」

 

「そういえばカラレス、なのはたちには会ったのか?」

 

「いや昨日戻ってきてクイントさんのところ、そして今に至る。」

 

「そういうことか、ならなのはたちにも会っておいてくれよ。あいつらはやてと同じで立ちなおれていないからな。」

 

「わかったよヴィータ。」

 

俺ははやてが起きるまでそっとしておくことにした。数分後はやてが起きて俺の顔を見ていた。

 

「まさか四年で子供を作って帰ってくるなんて思ってもなかったで?」

 

「悪いな、こちらも色々とあったからな・・・・・・本当に四年間であの子達が生まれて来て俺達もやっと幸せな時間ができたんだなと思ったよ。」

 

(そうやったライ君はギンガとは結婚をしていたけど戦いで別れたんやったな・・・・・・)

 

俺が呟いているのを聞いていったいどうしたのだろうか?なのはたちの家のことを聞くことにした。

 

「あーなのはちゃんたちなら確か今は一緒の家に住んでいるやないかな?アリシアちゃんも一緒だし。」

 

「そうか・・・・・・」

 

「なぁライ君。」

 

「なんだ?」

 

「大丈夫?」

 

「大したことはない、ただララの調子が悪いだけだ。」

 

俺はブレスレットになっているララを出している。彼女は現在は眠っている状態だ・・・・・・まぁあれだけ無茶をしていたからな一回デバイス室に行かないといけないな。

 

「とりあえずララは起動させることはできるが・・・・・・とりあえず起動っと」

 

『ふあああああおはようございましたマスター。』

 

「「「「なんか変だ!!」」」」

 

『あれ?皆さまどうしたりしちゃいませいですわ?』

 

「いやララお前の方がおかしいのだが?」

 

『そうでやんすかね?』

 

「なんか言葉などが変だぞ?」

 

『あっしのどこが変でございますでしょうでやんす?』

 

「「「「やっぱり変だ。」」」」

 

うーむ回路機能が異常を起こしているのか?

 

「ララなんかすまない。」

 

『いいえきにしないでごんす!!私はマスターの役に立てて光栄であります!!だからきにしないでぐださいます?』

 

「お、おう・・・・・・」

 

やっぱりデバイス室へ持っていこう絶対に・・・・・・俺は決意を固めるのであった。




次回 ララの回路機能を調べるために雷児はデバイス室へ行くと

「ライ?」

「フェイト・・・・・・」

そこには金髪の女性 フェイト・テスタロッサがいた。彼女はバルディッシュがメンテナンスを受けているためやってきたのだ。

次回「フェイトとの再会。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フェイトとの再会

はやてと再会を果たした雷児はレジアス中将とゼスト隊長と再会していた。

 

「雷児君よくぞ無事だった。」

 

「雷児・・・・・・」

 

「レジアス中将・・・・・・ゼスト隊長、加藤 雷児ただいま戻りました。」

 

「お前の部隊復帰は嬉しいぞ。ギンガはどうした?」

 

「実はギンガのことでお話がありまして・・・・・・」

 

雷児説明中。

 

「「子供ができたのかそれはめでたいな。」」

 

二人から言われて雷児はお礼をもらってからデバイス室へと歩いていく。ララの回路機能が異常を起こしているためデバイス室へと向かうことにした。彼はララを見ており前を見てなかったので女性とぶつかってしまう。

 

「「うわ!!」」

 

「す、すみません。」

 

「こちらこそ・・・・・・ライ?」

 

「え?」

 

雷児はライと呼ばれたので前を向くと金髪の髪を降ろして先の方で黒いリボンで結んでおり胸の大きさはギンガぐらい・・・・・・と美人の人物が雷児を見て目を潤ませていた。

 

「・・・・・・フェイト・・・・・・」

 

「ライ・・・・・・ライ!!」

 

彼女は雷児に抱き付いた。彼は涙を流すフェイトの頭をなでなでして落ち着かせる。

 

「今まで・・・・・・今まで何をしていたの!!私・・・・・・どれだけ心配をしたと思っているの?」

 

「すまないフェイト・・・・・・あの時はあれしか方法がなかった。聖王のゆりかごを次元移動させることが俺の使命でもあったからな。だがそれでお前たちを悲しませてしまったのは事実だ・・・・・・すまなかった。」

 

「・・・・・・・・・許さないから絶対に・・・・・私たちはどれだけライを探したと思っているの?四年間も連絡がつかなくって必死に探して・・・・・・それで・・・・・・それで・・・・・・」

 

「・・・・・・話はザフィーやはやてから詳しく聞いていた。」

 

「はやてともう会っていたの?」

 

「あぁザフィーの案内でな、とりあえずまずはデバイス室へと行かないとな・・・・・・」

 

「なら私も行く。丁度バルディッシュを預けていたから。」

 

「わかったよ。」

 

フェイトと共にデバイス室へと向かっていく雷児とフェイト、だがその間も二人は無言で歩いていたがララが話した。

 

『フェイト殿、マスターを許してございませんかでます。』

 

「え?てかララのしゃべり方変だけど・・・・・・」

 

「あぁ会話機能が異常を起こしてしまってな、あの時の戦いで無茶させ過ぎてしまったからな・・・・・・」

 

『マスターは連絡をしようと一生懸命修理をしていたでザンス。ですけど場所がミッドチルダにも繋がらないほどでゴンス。そこであっしたちはザフィーラ殿が見つけてもらえたので帰ってこれたのであります!!』

 

「もういいララ、これ以上しゃべるな・・・・・・」

 

『・・・・・・任務了解。』

 

ララが黙ったのでフェイトは顔を俯いてた。

 

「ライ・・・・・・ごめん私・・・・・・」

 

「いやフェイトのせいじゃない、悪いのは俺さ・・・・・・お前達のことを考えたらあんな行動をしなくてもよかった。だが聖王のゆりかごは俺自身が作りだしたといってもおかしくない。だからこそ決着をつけたかったかもしれないな。」

 

「ライ・・・・・・」

 

「だがそれも終わった。これからは平和に暮らしていくさ・・・・・・」

 

デバイス室へ到着した彼らはララを早速預けてみてもらうとどうやら何本かが切れておりそれが会話機能に異常を起こしていると判明。これぐらいならすぐに終わるといわれたので彼は座って待つことにした。

 

「あれってレイジングハート?」

 

「そういえばなのはも預けていたっけ?」

 

『雷児さん!?』

 

レイジングハートが起動をしていた状態だったのか彼に気づいて声をかけてきた。

 

「ようレイジングハート四年ぶりだな。」

 

『そうですね。まさかマスターよりも私が先に再会してしまうとは思ってもいなかったですけどね?』

 

「お前がいるってことはなのはは取りに来るのか?」

 

『はいバルディッシュと同じように預けられたのでそうですね。』

 

「雷児くんララの回線交換終わったよ。」

 

「了解です。」

 

彼はララを受け取ってから起動させる。

 

『ううーーーんふあああああああああ・・・・・・おはようございますマスター。』

 

「うん治ったみたいだねララ。」

 

『はい気分最高です。あーあんなしゃべり方など私には似合いませんからね(笑)』

 

「全くだ。ゴンスやザマスなどおかしいことばかり言っていたからな。」

 

『「あっはっはっはっは」』

 

彼らは笑っていると扉が開いた。

 

「え?」

 

彼女は雷児の姿を見て涙を浮かべていた。雷児は振り返るとそこには茶色の長い髪を左側にサイドテールにしている女性が立っていた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「ライ・・・・・・君?」

 

「・・・・・・・・・」

 

雷児は無言で彼女に近づいて抱きしめる。

 

「あ・・・・・・」

 

「ごめんななのは、それと四年ぶり・・・・・・」

 

「あ・・・あああああああああああ・・・・・・あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

彼女は雷児の胸で泣いた。彼は彼女の頭を撫でながらフェイトと同じように落ち着かせるために背中をさすったりしている。

 

「ライ君・・・・・・ライ君!!良かったよ・・・・・・無事で何よりだよ!!」

 

「すまないなのは、特にお前には二度もやってしまったな。」

 

「ううんもういいの・・・・・・こうしてライ君と会えたから・・・・・・」

 

「あははは、ん?ギンガからか・・・・・・」

 

雷児はギンガと通信を開いた。

 

『カラレスどこにいるの?』

 

「あぁ悪いララの回線が何本か切れていてそれで交換をして治ったところだ。』

 

『パパーいつ帰ってくるの?』

 

『パパーはやくーーーー』

 

ぴしぴし。

 

「ライ君。」

 

「ライ・・・・・・」

 

「「聞きたいことがあるんだけどパパってどういうこと?」」

 

雷児は彼女達の方を見ると目からハイライトがOFFになっている二人が立っていた。

 

「あ、えっとそのだな・・・・・・」

 

『あら、お二人さんどうしたのかしら?もしかして私とカラレスの子供をみて嫉妬したのですか?』

 

「アレイいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

「「へぇやっぱり二人の子供だったんだ。」」

 

「あの・・・・・・ちょっと落ち着いてくれ、これには色々とわけがあってだな・・・・・・」

 

「私たちが四年間ずっと探していたのにライは子供を作っていたんだ・・・・・・」

 

「ふーんライ君の浮気者!!」

 

「えええええええええええええええ!!」

 

っと再会を喜ぶのだったが修羅場になる雷児であった。




次回 雷児は家を出して住むことにした。仕事などもかつてゼスト隊から体調を引き継いで雷児隊として活動をすることになった。

ギンガはアヤとエナを育てるってことで管理局に籍は置いているがほとんどでない感じである。

仕事を終えて雷児は帰ろうとしたときに銀髪の女性が彼の前に現れた。

「カラレス・ランズ・・・・・・」

「その雰囲気お前は!!」

次回「襲われる雷児。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

襲われる雷児。

新年あけましておめでとうございます!!今年も桐野 ユウをよろしくお願いいたします!!

では新年一発目はこちらになりますどうぞ!!


フェイトとなのはと再会した雷児は聖王のゆりかごを改造した家を出して住むこととなりこの世界で過ごすことにした。

 

そして彼は部隊に復帰してゼストから隊長を引き継ぎをして雷児隊と名を変えた部隊で頑張ることとなった。

 

「・・・・・・・・・ふぅ・・・・・・」

 

雷児はやることがほとんどしていることが変わらないため苦労をせずに仕事をこなしていた。

 

「ううーーーん。」

 

「隊長お疲れ様です。」

 

「ありがとうなっと・・・・・・ん?」

 

彼はミッドチルダの新聞を見ていた、そこに書かれたいたのはミッドチルダで起こっている事件だ。

 

「あぁこれですね。最近ですが・・・・・・強いアスリートなどが襲われているそうです。」

 

「強いアスリートね・・・・・・だがなぜアスリートなんだろうか?」

 

「それはわかりません。なにせ相手の犯行は夜に行われるそうです。今のところ被害届などは出されていないみたいですが・・・・・・」

 

「被害届が出されていないのにも不思議だな。まぁいいや・・・・・・」

 

「おそらくですが隊長も気を付けて下さいね?なにせ隊長はお強いですから。」

 

「ははは気を付けるよ。さて今日は上がるとしようか?」

 

「わかりました。」

 

お互いに帰る準備をして雷児はアヤやエナ、そして愛する妻であるギンガが待っている家へと帰る道を歩いていた。

 

彼は歩いて家の方へと向かっていると誰かが自身の後をついてきているのを感じた。雷児は怪しいなと思い少し歩みを速めてみると相手も気づいたのか歩みを速めてきた。このままではらちが明かないなと思い雷児は裏路地の方へと入っていきバリアージャケットを纏う。

 

「先ほどから俺の後をついてきている人物よ気づいていないと思ったか?いい加減出てきてもらえないだろうか?」

 

雷児はララをバスターモードで構えて相手が出てくるのを待っていた。すると月の光が当たって自身の後をついてきた人物の姿が見えてきた。銀色の髪をツインテールにした女性が現れた。

 

「女の子・・・・・・まさか君が最近ミッドチルダで起こっている事件の犯人だというのか?」

 

「・・・・・・・・カラレス・ランズですね。」

 

「・・・・・・なぜその名前を知っているのかは不思議だが仮面を付けたままじゃな。」

 

「・・・・・・そうですね。」

 

彼女はそういって自身がつけていた仮面を外して雷児は驚いている。

 

「オッドアイ・・・・・・まさに君はオリヴィエみたいな感じだ。まさか・・・・・・お前は!!」

 

「どうやらわかったみたいですね。カラレス・ランズ殿・・・・・・」

 

「クラウス・・・・・クラウス・G・S・イングヴァルト・・・・・・」

 

雷児は驚いていた。ヴィヴィオ事オリヴィエがいるように女性はクラウスだということを知って驚いている。

 

「カラレス殿・・・・・・あなたの実力をためさせてもらいます!!はああああああああああああああ!!」

 

彼女は雷児に襲い掛かってきた。彼はプロテクトシールドを発動させて彼女が放った拳を受け止めていた。

 

「ぐううううううう!!(なんて重い一撃だ・・・・・・)」

 

彼女の攻撃をプロテクトシールドで受け止めていたが彼女の重たい一撃で吹き飛ばされて吹き飛んでしまう。

 

彼は次の態勢をとろうとしたがその前に彼女が接近をして蹴りを加えようとしていた。彼は左手で彼女の蹴りを受け止めて投げ飛ばそうとしたが彼女はそのまま着地をして彼は構え直す。

 

「プラズマシュート!!」

 

電撃を帯びた弾が彼女めがけて放たれる。だが彼女はその間をすり抜けていき雷児に接近をしていたが彼はララをウィップモードにして彼女の足に絡ませて転ばせる。

 

「ぐ!!」

 

彼女はなんとかして抜け出そうとしていたが雷児はそうはさせまいと絡ませていく。だが彼女はそれを逆手にとりなんと絡ませた足のまま彼に接近をして彼のおなかに一撃を与える。

 

「が!!」

 

彼は吹き飛ばされて瓦礫の中へとツッコんでしまうが足にはララを絡ませていたので・・・・・・

 

「エレキショック!!」

 

「が!!」

 

ララから電撃が発生をして彼女の足から電撃を浴びさせてララは鞭を解除をして彼のところへと戻っていく。彼女はこれは不利だと考えて撤退をすることにした。

 

雷児は彼女に発信機を張ったがそのまま後ろに倒れてしまう。彼は通信機を出して誰かに通信をとる。

 

『カラレスどうしたの?』

 

「アレイか・・・・・・悪い迎えに来てもらえないか?」

 

『いいけどどうしたの?ってなんでボロボロなの!?』

 

「場所はブリッツギャリバーに送っておいた・・・・・・それと悪いがフェイトに連絡をしてもらえないか?」

 

『わかったわ。すぐに行くからまっていて!!』

 

通信が切れて彼はよいしょと体を起こして壁に座る。一方でアレイはリリアに娘たちを任せてブリッツギャリバーを纏って彼のところへと向かっていた。

 

「カラレス・・・・・・無事でいて!!」

 

彼女は急いで彼のところへと到着をして探している。するとボロボロになっていた彼を見て涙目になる。

 

「カラレス!!」

 

「よう・・・・・・速かったなアレイ・・・・・・」

 

「いったい・・・誰があなたを・・・・・・」

 

「クラウス。」

 

「え!?」

 

「相手はクラウス本人と思いたいぐらいに俺のことを覚えていやがった・・・・・・まさかあいつの中では終わっていないのか?」

 

雷児は歴史の本を読んでいたのでオリヴィエ達の聖王のゆりかごを使った戦いのことは知っていた。クラウスも最後は短い人生を終えたことも・・・・・・だからこそ彼はあの時襲ってきた彼女を見て確信を得た。

 

「とりあえずフェイトさんには連絡をしておいたわ・・・・・・あなたがつけた発信機を頼りに彼女を探していると思うわ?」

 

「あぁありがとうな・・・・・・いてててて。」

 

「ほら無茶をしないの。」

 

そういってアレイは雷児を支えながら家の方へと向かう。




次回 フェイトから倒れていた彼女を保護をしたと連絡を受けた雷治は次の日に彼女達の家に行くことにした。

次回「雷児と少女。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児と少女

ミッドチルダにある加藤家

 

「いてててて・・・・・・」

 

「カラレス無理をしない。」

 

カラレス・ランズこと加藤 雷児はアレイ・レーメルンことギンガ・ナカジマに運ばれて家に到着をした。

 

雷児は傷だらけでリリアがこちらに走ってきた。

 

「主!!」

 

「大丈夫だっていててて・・・・・・」

 

雷児は受けたダメージが大きいのでギンガは彼に回復魔法を施していた。それから彼らはリビングに行きソファーに座る。

 

「カラレス改めて最近起きている襲撃事件なの?」

 

「あぁそのとおりだ。相手はクラウスで間違いない・・・・・・かつてのヴィヴィオ・・・・・・いやオリヴィエのようになぜ女性になっていたのかはしらないけどな・・・・・・いてててて・・・・・・」

 

彼は受けた場所を抑えながら話をしているとララが鳴っていた。

 

【マスター連絡が来ておりますフェイト殿です。】

 

「そうか・・・・・・」

 

彼はララを取りフェイトの通話に出る。

 

『ライ大丈夫?』

 

「大丈夫に見えるかバカ。」

 

『ごめんごめん、それでライが言った通りにいたよ。ヴィヴィオみたいな子が倒れていたの・・・・・・それで学生証に書いてあったのはアインハルト・ストラトスって書いてあったのしかもヴィヴィオが通っている学校の先輩だね。』

 

「そうか・・・・・・フェイト悪いが明日そちらに伺う。そいつのことが気になるからな。」

 

『わかった。とりあえず場所を転送をしておくね?』

 

「悪いな・・・・・・」

 

『ううん大丈夫だよ。それじゃあ。』

 

そういって通信が切れて雷児は次の日になのはたちが住んでいる家に行くことになった。次の日雷児はギンガとアヤとエナと共に高町家へとやってきた。

 

「ここだな?」

 

「そうね・・・・・・」

 

アヤは雷児が、エナはギンガが抱っこをしておりインターホンを押す。

 

『はーい。』

 

「雷児だ。フェイトに連絡をしておいたはずだけど?」

 

『待ってて今開けるね?』

 

なのはの声が聞こえてドタドタと走ってきて扉が開いた。

 

「いらっしゃいライ君。」

 

「おっすなのは。」

 

「これがライ君の子どもなんだね?」

 

「ほらお前たち挨拶をしなさい。」

 

「始めましてアヤ・カトウです。」

 

「エナ・カトウです。」

 

「にゃははは・・・・・・確かに双子だね?魔力で判断をしないとわからないかも(笑)」

 

「いや案外わかるかもよ?髪型とかな?悪いけど中に入らせてもらうぞ?」

 

「うん。さぁどうぞどうぞ。」

 

「「お邪魔しまーす。」」

 

雷児とギンガは二人を降ろすと二人は中へとダッシュをする。

 

「こら!!アヤとエナ!!ここは家じゃないですよ!!」

 

ギンガは走って追いかけていく。やれやれといいながらなのはと共に入っていくとアリシアが彼の方を見て目を見開いている。

 

「ライ?」

 

「久しぶりだなアリシア。四年ぶりになるな・・・・・・」

 

「うん、フェイトからライが帰ってきたって言う連絡が来た時は嘘なのかなと思ったけどやっぱり本人を見たら嘘じゃないんだねっと無事でよかったよ。それで」

 

「「おっぱいおっぱい!!」」

 

「こら!!」

 

アリシアの大きな胸を子どもたちがもみもみと動かして遊んでいるのを見てギンガがすぐに止めようとしたが二人はひょいと回避をして今度はなのはの胸を触っていた。

 

「にゃあああああ!?」

 

「すまない、二人ともいたずらっ子でな・・・・・・こらアヤとエナ!!やるならお母さんの胸にしなさい。」

 

「え!?」

 

「「はーーーい!!」」

 

アヤとエナはギンガのところへとダッシュをして彼女の胸をモミモミさせていた。

 

「ちょカラレス!?止めてよ!!」

 

ギンガは必死で食い止めようとしていたが子どもたち相手に本気でやるわけにはいかないので苦戦をしていた。

 

「いいのあれ?」

 

「いつものことだ。とりあえず今はあの子のところへと行かないとな。アリシア・・・・・・フェイトは?」

 

「今その子のところにいるよ、案内をするよ。」

 

アリシアの案内でフェイトがいる部屋へと到着をして中へと入る。

 

「あ、ライ。」

 

「この子か・・・・・・クラウス・・・・・・」

 

「クラウスって確か聖戦で・・・・・・」

 

「あぁ俺も彼が小さいときに会ったとき以来だ。そのあとは彼女達が大きくなる前に亡くなっているから歴史でどうなったのか知ったからな・・・・・・その間に起きた反乱の戦い。俺の友達のセイルとアレイが関わった戦いでもある。」

 

「ギンガが?」

 

「・・・・・・俺の友曰く当時の彼女は復讐心でいっぱいだと聞かされた。」

 

「そうだったんだ・・・・・・でもわかるかなその気持ち・・・・・・ライだってそのギンガのこと好きだったんでしょ?」

 

「あぁあいつらはアレイを狙っているとわかったからな、それで俺は・・・・・・あいつは俺のことを忘れて別の奴と結婚をして幸せに過ごしてほしかった・・・・・」

 

「ライ・・・・・・」

 

「だがあいつはそれを選ばずに戦いという道を選んだ・・・・・・」

 

「「・・・・・・・・・・・・」」

 

「さて・・・・・・悪いがこの子と二人きりにさせてくれないか?おそらくなのはとギンガが苦戦をしていると思うからさ。」

 

「わかったよ。」

 

「ってそんなにいたずらっ子なの?」

 

「ちょっとな。」

 

二人が出ていったのを見てから俺はクラウスじゃないアインハルトを見ていた。彼女は目を開けて辺りを見ている。

 

「よう目を覚ましたようだなクラウス。」

 

「・・・・・・・・・カラレス殿お久しぶりですね。」

 

「あぁお前もな、まさか子孫にとりつくとはな・・・・・・」

 

「とりつくというのか何といいますか・・・・・・起きたらこの子・・・・・・女性になっていたので驚いています。」

 

「だからといってあんな襲撃みたいな事件を起こすな。まぁ今のところ被害者は被害届などを出していないからな・・・・・・全く。」

 

「すみません・・・・・・」

 

「さて・・・・・・」

 

俺は扉の方に行き扉を勢いよく開けるとオレンジの髪をした女の子が前にこける。

 

「ヴィヴィオ・・・・・・何しているんだよ?」

 

「えへへへ・・・・・・久しぶりカラレスおじさん。」

 

「お前もな。」

 

「!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

アインハルトことクラウスはヴィヴィオを見て目を見開いている。ヴィヴィオの方もアインハルトを見て何かを感じていた。

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

「何やっているんだこれ?」

 

俺は苦笑いをしながら二人を見ているとギンガがぜぇぜぇといいながら部屋に入ってきた。

 

「どうした?」

 

「カラレス!!ひどいわよ!!」

 

「やぁ悪い悪い、それでアヤとエナは?」

 

「今なのはさん達がやられているところよ?」

 

「やれやれ・・・・・・」

 

俺はアヤとエナを止めるためにリビングの方へ行くとフェイトが胸をもまれていた。その隣にはなのはとアリシアが倒れていたので俺は二人の後ろに回ってつかんだ。

 

「こーらー二人ともやめなさい。」

 

「「ぶーーーーー」」

 

「た、助かった・・・・・・」

 

フェイトが涙目になっておりやれやれ二人はいたずらっ子がさらにレベルアップをしているな、さすが我が娘たちよ・・・・・・とまぁアインハルトを家に帰してから俺らも家にへと帰りギンガはなんでか疲れていた。

 

「ギンガどうした?」

 

「アレイ・・・・・・といいたいけどもうへとへとだからあまりしゃべれないわ・・・・・もういたずらっ子になって・・・・・・」

 

「そうだな・・・・・・だがこうして生まれてきたってことは嬉しいことだぞ?」

 

「そうだね。」

 

俺達はそういいながらご飯はなのはのところで食べたのでベットに入っていた。子どもたちはリリアたちと寝ているため俺達はツインベットに入っている中アレイが抱き付いてきた。

 

「ねぇカラレスもう一人作らないかしら?」

 

「おいおい誘っているのか?疲れているのにか?」

 

「ふふふそういってやる気じゃないの・・・・・・もう今日は寝かせないわよ?」

 

「それは俺の台詞だ。」




次回 カラレス事雷児はアインハルトとヴィヴィオが模擬戦をするということを聞いて仕事をほかの奴らに任せて観察をする。

次回「ヴィヴィオ対アインハルト。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヴィヴィオ対アインハルト

雷児side

 

いやー昨日は疲れたな・・・・・・アレイが久々にフルスロットルになったもんだからつい中に5発も出してしまったじゃねーか(笑)

 

全くあいつは子供ができたってのにまだ欲しがるからな・・・・・・これで双子だったら俺は笑うぞ(笑)

 

さて俺は現在仕事場にはいない、今はナカジマジムにお邪魔している。その理由はヴィヴィオとアインハルトが模擬戦をするってことで仕事を副隊長に任せてきた(笑)

 

 

さてさてどうかな?

 

雷児side終了

 

一方で仕事を任された部隊は。

 

「えっと副隊長これってどこですか?」

 

「それあっちよ。ちょっとそれは向こうだけど!!」

 

「あれ?そうでしたっけ・・・・・・」

 

「あーーーもう隊長の馬鹿あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

副隊長は叫ぶがその本人には聞こえていないので雷児は気にせずにいた。ナカジマジムの中ではヴィヴィオ事オリヴィエが話をしていた。

 

雷児はあいつも友達がいるんだなと思いながらアインハルトの方を見ていた、お互いに準備をして大人モードに変身していた。

 

「それじゃあ二人とも構えろ。ルールは簡単だどちらが気絶するか勝負ありと判断したらでいいな?」

 

「「えぇ」」

 

「それじゃあ始め!!」

 

ノ―ヴェの合図にヴィヴィオとアインハルトがぶつかり激突した。お互いの拳と拳がぶつかり合いヴィヴィオの友達のコロナとリオは驚いていた。

 

「ほえーーヴィヴィオってあんなに強かったっけ?」

 

「それよりも加藤 雷児さんですよね!!」

 

「あぁそうだが?」

 

「サインをください!!」

 

「え!?今のタイミング!?まぁいいけどさ。」

 

「わーい!!」

 

それからリオとコロナの話をしたりして雷児はなるほどなと首を縦に振っていた。一方でアインハルトとヴィヴィオは激突をしている中笑っていた。

 

「ふふふ、まさかあなたとこうしてまた拳をぶつけるようになるとは思ってもいなかったですよクラウス。」

 

「それは私もですオリヴィエ、あなたが生きているとはいやクローン技術で甦っているなんて・・・・・・」

 

「私も同じですよ、今度は女の子になっているなんて・・・・・・クラウスの変態。」

 

「ちょっと待ってください!!これには深ーい理由がありまして!!私だってまさか女の子になるとは思ってもいなかったですよ。しかも私の末裔にですよ!!」

 

お互いにぶつかり合いながらも激突して拳と拳がぶつかり合う。雷児はうわーと見ていた。

 

「流石ですね・・・・・・なら私も次で決めさせてもらいます!!」

 

「同じですね・・・・・・私も!!」

 

お互いに構えていた。雷児はこれはまずいと思い結界を張ることにした。

 

「覇王断空拳!!」

 

「ディバインバスター!!」

 

お互いの技が激突して雷児が張っている結界に罅が入っていた。

 

「嘘だろ!?どあああああああああああああ!!」

 

余りの衝撃に雷児は吹き飛ばされて壁に激突をした。

 

「ごふ!!」

 

「「あ・・・・・・」」

 

お互いに雷児の方を見てノ―ヴェは二人にゲンコツをする。

 

「あほか!!本気で戦うやつがどこにいる!!」

 

「「いやーそのついーーー。」」

 

「ついじゃねーよ・・・・・・うわーこれギンガに知られたら「私に知られたらなんだってノ―ヴェ?」え?」

 

ノ―ヴェは聞こえないはずの声が聞こえてきたので後ろを振り返ると魔王のオーラを纏っているギンガが立っていた。

 

「ねぇ私に知られたらなんだって?」

 

「いや・・・あの・・・・・・その・・・・・・」

 

ノ―ヴェは冷汗をかいていた。ギンガはカラレス事雷児のことになるとなのは以上のオーラを纏うって話を聞いていたが今目の前でされているので冷汗が全然止まらない。

 

「ってなんでギンガがここに?」

 

「なんでってカラレスがここにいるって聞いたから子供達も連れてきたらあなたが私にしられたらまずいって言ったところよ。」

 

「あーそういうことか。いやーあの・・・・・・」

 

「ところでカラレスは?」

 

「・・・・・・・・・」

 

ノ―ヴェは観念をして指をさした。そこにはコロナやリオが彼のところへ行き起こしているところだ。

 

「・・・・・・そういうことねそれでやったのはあの二人ってことかしら?」

 

「「!!」」

 

ヴィヴィオとアインハルトはお互いに抱きしめあっていた。今までよりも怖いオーラを纏ったギンガがこちらにやってくるので彼女達はお互いに震えが止まらないのだ。

 

「さてヴィヴィオちゃん、アインハルトちゃん。」

 

「は、はい・・・・・・」

 

「な、なんでしょうか・・・・・・」

 

「どうしてうちの旦那様が気絶しているのかくわーしく教えてくれるわよね?」

 

「「は、はい。」」

 

ヴィヴィオとアインハルト説明中

 

「・・・・・・なるほどね、あんた達らしいわね。でも忘れないでここはジムだってことを今回はカラレスが結界を張ってくれたから良かったものの・・・・・・まぁ今回はなしにしてあげるわよ。」

 

「「ほ・・・・・・」」

 

「でも次はないからね?(黒笑)」

 

「「はい・・・・・・」」

 

ノ―ヴェはアヤとエナの二人を見ていたがやはり二人の子供だなと見ていた。彼女達は何かをしようとしていたのでノ―ヴェは軽めのならいいかと判断をしてジムの道具を使わせることにした。

 

「二人ともありがとうね、ノ―ヴェのところへ行ってきなさい。」

 

「あなたは?」

 

「ギンガ・カトウ、ライジ・カトウの奥さんよ。」

 

「ほえー雷児さんが結婚をしているとは聞いていましたけど美人さんですね。」

 

「あらあら嬉しいわね。とりあえず彼のことは任せなさい。」

 

「「はーい。」」

 

二人はノ―ヴェのところへ行くとギンガはさてといい彼のところに行き膝をつく。

 

「大丈夫カラレス。」

 

「あぁなんとかな・・・・・・いててて・・・・・・」

 

雷児は何とか立ちあがりギンガに支えられていた。

 

「全く俺も年をとったみたいだな・・・・・・あいつらが放った攻撃さえも結界をぶち壊しやがったな・・・・・・」

 

「元々あなたは結界を作ったりするのが得意じゃないでしょ?」

 

「そうだったな・・・・・・あれぐらいならいけると思ったがやはりユニゾンをしていないとダメか・・・・・・」

 

雷児ははぁとため息をつきながらアヤとエナがノ―ヴェ達と共に遊んでいるのを見ていた。

 

「ふふふ。」

 

「どうしたアレイ?」

 

「カラレスも普通にギンガじゃなくてアレイと呼んでいるわねっとおもってね。」

 

「お前がギンガと呼ぶのが嫌だと思ったからだ。」

 

「今はどうもでいいわ。こうしてあなたともう一度夫婦としてやっていけると思ったらね。ねぇカラレス。」

 

「なんだ?」

 

「もうあんなことはしないわよね?」

 

「・・・・・・悪口を言ったりお前を家から追い出したりとかか?」

 

「それも含めてよ。あんな映像なことはしないって約束をして。」

 

「もうしないよ。二度も死にたくないからね・・・・・・それにもう俺はお前を置いて死んだりしないさ。」

 

「カラレス・・・・・・」

 

「アレイ・・・・・・」

 

「あのよ・・・・・・子供達の前だからそんなことをするなよな。」

 

「「え?」」

 

二人は前を向くとノ―ヴェが呆れた表情で立っていた。ヴィヴィオやアインハルト、コロナとリオは顔を真っ赤にしている。

 

アヤとエナはパパとママラブラブーとふーふーといっていたので二人は恥ずかしくなっていた。

 

「「すみませんでした。」」

 

「まぁいいけどさせめてあたし達がいないところでイチャイチャしてくれよな。」

 

「「はい。」」

 

ノ―ヴェに呆れながら怒られる夫妻であった。




次回 雷児は部隊を率いて現場に向かった、今回はリリアとナハト、アギトにアオナたちを連れての出撃だ。

次回「雷児隊出動!!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児隊出撃。

ここはミッドチルダから離れたある研究所、雷児率いる雷児隊はその研究所に来ていた。

 

最近この研究所に運び込まれている物資が危険物だってことが判明をして研究所の近くで待機をしていた。

 

「隊長、あれが例の研究所です。」

 

「あぁ・・・・・・ご丁寧にガジェットまで配備されているな。」

 

「いかがしましょう。」

 

「・・・・・・一発放ってみるか・・・・・・アギトユニゾンだ。」

 

「よっしゃ!!」

 

「「ユニゾンイン!!」」

 

アギトとユニゾンをしてバリアージャケットが赤くなっていき髪も赤くなる。彼は浮き上がりターゲットをロックをしていた。

 

夜天の書を開いて炎属性が手に発生をさせる。

 

「・・・・・・バーニングバスター!!」

 

放たれた炎のビームが研究所の扉に命中をして爆発をする。その間に雷児は部下たちに突撃命令を出して自身もそこに向かっていく。

ギガライノスとギガフェニックスが放たれた弾丸をガードをして彼の部下たちがバインド魔法などで相手を制圧をしていく。

 

雷児の方もララを構えてドリルナックルモードにして発射。堅い扉を破壊をして中へと入っていく。

 

「隊長。」

 

「異常は?」

 

「今のところはありません。技術班がこの研究所の中になるデータを回収をしているところです。」

 

「・・・・・・そうか。」

 

「いかがしました?」

 

「少し気になるところがあってな、今からその場所へ行くがお前も来るか?」

 

「ぜひ。」

 

雷児は副隊長であるセレナ・カナリアを連れてその場所へやってきた。堅い扉のためギガライノスとギガフェニックスに開けてもらっている。

 

『堅い扉ですね。』

 

『フェニックス俺に任せろ。ギガンティスバスター』

 

ライノスが放ったギガンティスバスターが扉を破壊をしてフェニックスはギガニックブーメランを出して破壊しきれなかった部分を攻撃をして扉を開けた。

 

「ここは?」

 

「・・・・・・さっきララに生命反応がここからわずかに一つだけ反応があったんだ。」

 

「え?」

 

「主それって・・・・・・」

 

「・・・・・・この先だ。」

 

雷児たちは先に進んでいく、辺りには倒れている子どもたちの姿があった。

 

『・・・・・・駄目です。彼らから生命反応はありません・・・・・・』

 

『くそ!!』

 

「・・・・・・・・・」

 

「うう・・・・・・」

 

雷児たちは先に進むとそこには一人の女の子がいた。手には鎖が巻かれており雷児はララをブレードモードにして彼女に巻かれていた鎖などを破壊した。

 

「だ・・・れ?」

 

「大丈夫だ。俺達は君を助けに来たんだ。」

 

「たす・・・け?」

 

「そうだ。今はゆっくり眠ってくれ・・・・・・」

 

雷児の言葉を聞いて女の子は目を閉じた、雷児はほかに生きている人物がいるのかララに聞いてみたが生命反応は彼女だけという。

 

「そうか・・・・・・セレナ、わかったことを報告をしてくれないか?」

 

「はい、ここでは子どもたちを使った実験を行っていたみたいです。子どもたちは親を失った子や捨てられた子が中心に改造実験を行われていたようです。」

 

「なんてことを・・・・・・」

 

「あぁ許されないことだ。この子は偶然にも生き延びることができたのか・・・・・・それで改造と言ったがまさか・・・・・・戦闘機人みたいな感じか?」

 

「はい、ですがそれとはもう一つ、エスパーと言った方がいいでしょうか・・・・・」

 

「超能力者と戦闘機人実験を同時進行をしていたのか・・・・・・まさかこの子たちは・・・・・・実験で失敗をしてなくなった・・・・・・」

 

「そういうことになります。」

 

雷児は手を握りしめた、捨てられた子供とはいえ幼い子たちを実験に使った彼らに対して怒り心頭になった。

 

雷児隊は撤退をしてレジアス中将に報告をすると彼らは目を見開いた。

 

「そんなことが・・・・・・」

 

「それで助けた子は?」

 

「今現在ミッドチルダの病院に入院させております。」

 

「そうか・・・・・・雷児ご苦労だったな。」

 

「では失礼します。」

 

雷児は敬礼をしてレジアス中将の部屋を後にして入院をしている病院へと向かっていく。




次回 雷児は入院をしている彼女のところへと行く。そこでは目を覚ました女の子がいた。

「あなたは・・・・・・あの時の・・・」

次回「目を覚ましたあの子。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

目を覚ましたあの子

雷児はレジアス中将の部屋を後にして病院へと向かっていた、助けた子が雷児が向かう病院に検査のため入院されることとなり彼は向かうことにした。

 

『それにしても戦闘機人に超能力者ですか・・・・・・』

 

「あぁ俺もその計画がまだしているとは思ってもいなかったよ。おそらくアレイたちのようなタイプと違い生きている捨て子を改造をしたのが彼女たちだろう。だが適合者は簡単には出ずあのように死んでいったのだろう。」

 

『・・・・・・ひどいものです。』

 

「あぁ俺達が気づいていれば・・・・・・あの暗号の意味・・・・・・か。」

 

雷児は呟きながらギンガには遅くなるという連絡をして病院に到着後ナースに案内をしてもらい部屋に入る。

 

「・・・・・・まだ眠っているみたいだな。」

 

『みたいですね。』

 

彼はしばらく様子を見ていたが起きる様子がなかったので今日は帰ることにした。家に戻ってから彼は椅子に座ってふぅとため息をついていた。

 

「どうしたのカラレス。」

 

「あぁ少しな。」

 

彼はアレイが入れてくれたコーヒーを飲みながら今日助けた子のことを話した。

 

「そう・・・・・・私と同じような戦闘機人が・・・・・・」

 

「アレイことギンガとスバルはクイントさんの遺伝子を使った感じだって言っていたなセイルが・・・・・・あ、セイルのこと忘れていた。」

 

「カラレス・・・・・・」

 

アレイは呆れていたがまぁしょうがないわねといい明日挨拶をしに行くことにした。次の日雷児はギンガとアヤとエナを連れてセイルがいる研究所へとやってきた。

 

彼らはIDを見せて中へ入りセイルがいる研究室へとやってきた。

 

「おや誰だい許可なく部屋に入ってきた・・・のは・・・・・・」

 

「ようセイル。」

 

「か、カラレス!?君なのかい!!それにアレイも!!」

 

「久しぶりねセイル。」

 

「あぁ君もってこの子たちは?」

 

「俺とアレイの子どもだ。挨拶をしなさい。」

 

「アヤ・カトウです。」

 

「エナ・カトウです。」

 

「これはこれはご丁寧に、セイル・レーベストだよ。よろしくね?さてとりあえずウーノこの子たちにジュースをあげて。」

 

「わかりました。さぁこちらにどうぞ?」

 

ウーノについていく双子、見送った後にセイルはさてといい二人は椅子に座る。

 

「さて改めてカラレス、アレイ四年ぶりだね。君達が四年前に行方不明になったと聞いたときは驚いたよ。まさか聖王のゆりかごが復活をするなんて思ってもいなかったからね。」

 

「あぁそれに関しては俺も動揺をしたよ。なにせ未完成にしたままホッといたものが完成をされていたからな・・・・・・」

 

「だが無事に戻ってきてくれて良かったよ。私はまた君を失ってしまったと思うとね・・・・・・」

 

「すまんセイル。」

 

「そういえばアレイ、君は彼女からナックルを返してもらったのかい?」

 

「あ・・・・・・」

 

そうギンガ事アレイは聖王のゆりかごに乗りこむ前に妹であるスバルに自分のリボルバーナックルを託していた。戻ってきてからスバルの頭をハリセンで叩いたままのためそのままだったのを思いだした。

 

「明日スバルに連絡をしておこうかしら?」

 

「とりあえず二人ともデバイスを調整をしておくよ。その間はここの研究所でも回っておくといいよ。」

 

「じゃあ遠慮なく回らせてもらうよ。」

 

二人は部屋を出た後、ブリッツギャリバーとララを調整システムにおいてセイルは調整を始めた。

 

カラレス事雷児とアレイ事ギンガはセイルが務めている研究所をまわっていた。

 

「それにしてもここもでかくなったな。」

 

「そうね四年前よりも大きくなったわ。」

 

二人で回っているとアヤとエナの二人がターゲットマーカーを壊していた。どうやら二人も魔法などに興味があったのかウーノが用意をしたデバイスを持ち二人はターゲットマーカーを狙っている。

 

「「・・・・・・・・・」」

 

「おや二人とも終わったのですか?」

 

「あ、あぁ、ウーノ何をしているんだ?」

 

「そ、それが・・・・・・デバイス室をまわっている時に二人がガサをかけまして・・・・・・それで見つけた銃のデバイスを持ちこのシュミレーション室に来ていたのです。」

 

「さすがカラレスの子どもだけあるわね・・・・・・もう武器を気にいるなんて・・・・・・」

 

「おいおいアレイ、それはないだろ?まだあいつらにデバイスを持たせるのは速い。こらアヤとエナ、そろそろ戻してきなさい。」

 

「「えーーーーーーー」」

 

「二人がそうだな・・・・・・7歳になったら渡してやるよ。」

 

「「7歳?」」

 

「そう後3回お誕生日を迎えたときにな。」

 

「「はーーい」」

 

二人はウーノに渡してからギンガの両手をつかんで二人はセイルがいる部屋へと戻ってきた。丁度調整が終わったのでセイルからデバイスを返してもらい彼らは家へと戻った。

 

次の日雷児は仕事が終わってから病院に到着をして部屋に入る。そこには目を覚ましていた女の子がいた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「目を覚ましたみたいだな?」

 

「ここは?」

 

「ミッドチルダの病院だ。」

 

「そう・・・・・・ですか。あの・・・・・・私以外の子は?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児は無言でいたので彼女はわかってしまう。自分以外の子たちは死んでしまっていることに・・・・・・

 

「そうですか・・・・・・私以外の子はなくなっているのですね。奴らの実験によって・・・・・・私たちは・・・・・・」

 

「君はこれからどうするんだ?」

 

「・・・・・・わかりません。私は改造をされて普通の人のように住むわけにはいきません・・・・・・」

 

「・・・・・・行くところがないならうちで過ごさないかい?」

 

「あなたの家ですか・・・・・・ですが・・・・・・」

 

「・・・・・・俺の嫁さん、お前と同じ戦闘機人なんだ。プロトゼロファーストと呼ばれる存在だけどな。」

 

「え?」

 

「けどあいつはそんなことを気にせずに普通の人として生きている。」

 

「・・・・・・いいのですか?私は超能力者でもあります。だから暴走をしてしまう可能性が・・・・・・」

 

「だったら止めて見せるさ。家族として・・・・・・」

 

「・・・・・・お願いします。」

 

「OK、とりあえず色々と準備はしているけど・・・・・・」

 

彼は養子縁組の紙などを出して彼女に色々と書いていた。そして雷児はそうだ名前を付けないとなと考える。

 

「年的にもアヤたちよりも年上だからな。名前・・・・・・名前をどうするかな・・・・・・」

 

彼は何かを思いつくかなと思っているとコスモスの花が見えた。

 

「コスモ・・・・・・お前の名前はコスモ・カトウだ。」

 

「コスモ・カトウ・・・・・・ありがとうございますお父・・・さん・・・・・・」

 

「どういたしましてっでいいのかな?」

 

彼は彼女は退院をした後に考えることにした。




次回コスモが退院をして彼の家に案内をする、家ではギンガが料理を作ってお姉ちゃんができるわよといい双子は驚いている。

次回「カトウ家の食卓。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

カトウ家の食卓

コスモが雷児の子どもとなり彼女が退院をする日が決まり、雷児はギンガに連絡をしてご飯を用意を置いてくれと連絡をする。

 

「わかったわ。子どもたちにも報告などはしておくからね?」

 

『あぁ頼むよ。』

 

ギンガは雷児からの連絡を切った後に子どもたちに声をかけていた。

 

「アヤーーエナーーーーあなたたちにお姉ちゃんができるわよーーーーー」

 

「「お姉ちゃん?」」

 

「そそ、パパがお姉ちゃんを連れてくるから今日はごちそうよ!!」

 

「「わーーーい(*´▽`*)」」

 

子どもたちはバンザイをしてギンガは買い物に行くわよと言い双子も買い物についていく。

 

スーパーに到着をしてギンガはどのくらい彼女が食べるのか知らないためどれくらいのを作ろうかしらと悩みながらも自分が食べる量などを考えてたくさん買っておくことにした。

 

「ママ―これは?」

 

「それは今日は駄目よ。」

 

「こっちは?」

 

「うーん今日はそっちじゃないわね・・・・・・」

 

双子たちは色々ともってきたがギンガはピンと来ないので鶏肉を見ていた。

 

「・・・・・・今日はから揚げにしますか。」

 

「「から揚げ!!やったああああああああああああ!!」」

 

双子はぴょんぴょんと跳ねて目を光らせていた、鶏肉を買ってからレタスや色々と買ってから家に戻っていく。

 

一方で雷児は退院をしたコスモを連れてミッドチルダの市役所に行き登録を行った。そして今雷児と共に家がある場所へと向かっていた。

 

「やれやれ仕事も大変だな。」

 

「す、すみません・・・・・・私のために。」

 

「気にするなよコスモ、お前は俺の娘でもあるからな。とりあえず帰ったら妻と子どもたちにお前を紹介をするさ。」

 

「えっとその・・・・・・」

 

「お前のお母さんと妹になるんだからな。」

 

「わ、わかっていますよ。」

 

コスモは驚きながらも彼らは家へと歩いていき。カトウとかかれた表札が見えた。雷児たちが住んでいる聖王のゆりかごを家風に改造をしており一見は普通の家に見える。

 

「さて到着だ。」

 

「・・・・・・な、なんですかこの家・・・・・・なんか外観はそこまで広そうに見えないのに・・・・・・私の透視能力では・・・・・・」

 

「まぁ気にするな。とりあえず中へ入るぞ。」

 

彼はドアを開けてただいまーと言うとどどどどどと走る音が聞こえてきた。

 

「「パパあああああああああああ!!」」

 

「アヤとエナただいまーーーー。」

 

「これが私の妹になる・・・・・・子たちですか・・・・・・」

 

「お姉ちゃんは誰?」

 

「アヤとエナ、この人が今日からお前たちのお姉さんになるコスモ・カトウだよ。」

 

「始めまして、コスモ・カトウよ。」

 

双子は雷児から離れて挨拶をする。

 

「始めまして、アヤ・カトウです!!」

 

「エナ・カトウです。」

 

「「よろしくねお姉ちゃん!!」」

 

「あらカラレスおかえり、なるほどあなたが・・・・・・」

 

「あなたは・・・・・・」

 

「あなたと同じ戦闘機人と言えばいいわね。私の名前はギンガ・カトウ・・・・・・またの名をタイプゼロファーストよ。」

 

「そうなのですか・・・・・・」

 

「そして今はこの子たちの母親をしているわ。そしてあなたも入っているのよ。」

 

「・・・・・・いいのですか?私は・・・・・・」

 

「そんなことどうでもいいのよ。あなたは私たちの子どもだってことなのは変わりないのでしょ?なら遠慮なく来て?」

 

「おかあ・・・・・・さん。」

 

「なーにコスモ。」

 

コスモは彼女に抱きついて、雷児もうんうんと首を縦に振る。そのあとは中へ入りギガライノスやギガフェニックス、ナハトにリリア、アギトにアオナも紹介されてカトウ家がそろったのでご飯にすることにした。

 

「さーて今日は豪勢よ!!」

 

『といっても俺達は。』

 

『燃料なので問題ないですね。』

 

二人は燃料を飲むのでほかの人物たちはご飯を食べることにした。

 

「それでは新たな家族コスモを迎えたということでかんぱーーい!!」

 

「「「「かんぱーーい!!」」」」

 

「「かんぱーい!!」」

 

全員が飲んだり食べたりしてコスモの歓迎パーティーを楽しんでいた。その後ギンガとコスモは皿を片づけなどをしていた。その間は雷児がアヤとエナがお風呂に一緒に入っている。

 

「・・・・・・・・・」

 

「どうしたのコスモ。」

 

「あ、いいえ・・・・・・こんなにも私を迎えてくれたのが嬉しくて・・・・・・驚いているだけです。」

 

「ふふふでも良かったじゃないの?あなたもあれだけ食べればね(笑)」

 

「し、仕方がないですよ・・・・・・それを言ったらお母さんだって・・・・・・」

 

「まぁそうね、私たち戦闘機人は食べないとエネルギーの補充ができないからね。食べればほかのみんなよりも多く動くことができるわ。それはカラレスなどもね。」

 

「カラレス・・・・・その名前はカラレス・ランズで間違いないですよね?どうしてお母さんがその人の名前を?」

 

「あら知らなかったの?雷児はカラレス・ランズのなのよ?ちなみに私は妻のアレイ・レーメルンだったわ。」

 

「・・・・・・私のお父さんとお母さんになった人たちはすごい人だった・・・・・・あはははは・・・・・・あはははははは。」

 

コスモは苦笑いをしながら雷児とギンガが伝説の人物だったのに驚いてしまうがこれからは家族として接していくので考えないとねと・・・・・・そして自分に備わっている力がどんなのかも知らないといけない。

 

「とりあえず明日は私と特訓ね?」

 

「え?」

 

「あなた自分の力がどんなのか知らなそうだしね。だから私と明日は特訓いいわね?」

 

「えっとはいお母さん。」

 

「・・・・・・見た感じだと私みたいに格闘戦なのかしら?それとも武器を使った戦いが得意かしら・・・・・・」

 

「えっと私の両手などはかつてプロトゼロタイプと同じで内蔵型武器を使うみたいです。」

 

「なるほどね・・・・・・かくし武装ってやつね?」

 

「どんなのがあるのか私自身もわかりません・・・・・・」

 

「なるほどならまずは武器の確認ね。」

 

こうしてギンガとコスモの特訓が開始となった。




次回 加藤家の地下室でギンガとコスモはバリアージャケットを纏っていた、彼女の武器は色々とあるみたいでどういう武器があるのか楽しみなギンガであった。

次回「ギンガとコスモの特訓。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ギンガとコスモの訓練。

次の日雷児は仕事があるのでギンガにコスモを任せて彼は部隊の方へと出発をした。

 

「さーて洗濯をしないとね。」

 

「手伝いますアレイ殿。」

 

「ありがとうリリア。」

 

リリアが洗濯物を干すのを手伝ってくれている中ギガライノスとフェニックス、コスモは部屋の掃除をしていた。

 

『ったくなんで俺達がこんな仕事を。』

 

『仕方があるまいやることがないのだからこれぐらいはしないとな。』

 

「そうですよライノスさん。」

 

『しょうがねーな。』

 

三人は掃除が終わったのでギンガを待っていると子どもたちがやってきた。

 

「ギガライノス!!」

 

「ギガフェニックス!!」

 

「「あそぼ!!」」

 

『おいおい嬢ちゃんたちあそぼっていったって何をするんだよ。』

 

『確かに・・・・・・私たちと遊ぶとなりますと色々と制限がかかるような・・・・・・』

 

「なら地下室ならどうかしら?」

 

『『ギンガさん』』

 

「さて皆で地下室へ行きましょ?そこで訓練をするわよ?」

 

全員で地下室の方へと降りていき、コスモは普通の家なのになんで地下室あるんだろうと考えていたがここの常識は普通じゃないってことに気づいた。

 

「さーてとりあえずアヤとエナはライノスたちと遊んでいてね?」

 

「「はーーーい。」」

 

『しょうがないなほら嬢ちゃんたちはこっちに来な。』

 

ライノスたちと共に子どもたちは移動をしてギンガとコスモはバリアージャケットを纏うコスモのバリアージャケットはプロトゼロが装着をしているバリアージャケットのように動ける服装でギンガとスバルみたいな格好といえばいいだろう。

 

「とりあえずどういう武器があるのかしら?」

 

「えっと色々と武器がありまして・・・・・・」

 

彼女が出したのは腕に装着をするタイプのガトリングだった。彼女はそれを右手に装着をする。

 

「ドラム缶?」

 

「えっとガトリングですね。」

 

ギンガはスイッチを押してターゲットマーカーが出てきた。彼女は目をサーチモードにして右手に装着されたガトリングを発射させる。

 

「わお・・・・・・」

 

ガトリングの威力を見て彼女は驚いていると突然ガトリングの雨が止まった。

 

「あれ?」

 

「・・・・・・弾切れです。」

 

彼女は右手からガトリングを外すとほかの武器も出していた。それから戦闘機タイプが分離をして彼女に装着をしたりガトリングが長くなったり剣が出たり斧が出たりと彼女は武器豊富なんだなとギンガは両手を組んでいた。現在彼女の左手にはスバルに返してもらったリボルバーナックルを装着をしていた。

 

「うーん武器豊富な戦闘機人ってことなのかしら、えっとガトリングタイプやライフルタイプ、スナイパーライフルにミサイル砲。剣に鋸・・・・・・ブーメランにレーザー砲・・・・・・戦闘機が分離をして剣や盾、シューズにジェットウイング、ガトリング・・・ロケットランチャーにレーザー砲にメリケンサックってどれだけあるのよ・・・・・・」

 

ギンガはコスモにどれだけの武器があるのか出してもらった結果たくさんあるってことが判明をした。

 

二連キャノン砲やターゲット装置、レーザー砲など強力な武装が彼女にあることが判明をしたので収納をした。

 

「・・・どうしましたお母さん。」

 

「あ、いやあなたを改造をした奴はどれだけの兵器をあなたに積んだのかなって思っただけよ。私が戦ったプロトゼロシリーズもここまで武装などはなかったわよ。」

 

「私はどうやら武器を使って組織などを壊滅させるために開発をされたと思われます。」

 

「なるほどね・・・・・・」

 

ギンガはコスモに備わっている武器などを見て納得をした。それから彼女と模擬戦をして戦うなどをしてギンガは彼女の攻撃をかわしていたが武器の豊富さに驚きながらも圧倒をした。

 

その夜雷児が帰ってきた。コスモは子どもたちと一緒の部屋で眠っている。ギンガは雷児と同じ部屋なので今日のコスモの戦い方などを話していた。

 

「武器が豊富な戦いか・・・・・・」

 

「えぇガトリングを始めバズーカや剣、ブーメランにレーザー砲。弓やライフルに戦闘機を分離をさせてそれで武装をしたりと色々とあったわ。数だけでも・・・・・・100以上はあったわよ。」

 

「まじかよ・・・・・・」

 

「あの子を開発をした研究者は破壊をするつもりだったのかしら?」

 

「それはわからない。いずれにしてもデータの解析はまだ終わっていない。アレイ・・・・・・悪いがコスモを頼む。俺も手伝うことがあればやるが・・・・・・同じ戦闘機人としてお前が鍛えたほうがいいと思ってな。」

 

「わかっているわ。あの子のためにも頑張るわ。その前にカラレス。」

 

「はいはい。」

 

そういって近づいて彼女のキスをする。

 

「えへへへカラレス成分吸収っと。」

 

「やれやれ・・・・・・なら。」

 

「ふぇ!?」

 

彼女はいきなり体を反転されて彼が上にいた。

 

「えっとカラレス?」

 

「今度は俺が楽しむ番だ。明日はお休みだから愛してやるよアレイ。」

 

「か、カラレス!?」

 

その晩アレイと一晩楽しむことにした雷児ことカラレスであった。




次回 雷児はなのはから通信が来ていた。一体何だろうと通信が来る。

次回「なのはからの連絡。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

なのはからの連絡。

雷児side

 

ギンガと一戦をした次の日、俺は仕事がお休みのため家でコスモの相手をしていた。ギンガが隣に立ってくれてメーターをチェックなどをしている。

 

「ダブルガトリング!!」

 

両手に装備されたガトリングが俺に向かって放ってきた。

 

「シールドブロック。」

 

左手の装甲が展開されてコスモが放つダブルガトリングをガードをする。シャーリー特製のシールドブロックだ。彼女はダブルガトリングを外して二連ミサイル発射装置を装着をしてミサイル放ってきた。

 

「どあ!!」

 

俺は回避をしてララを銃モードにしてミサイルを撃破をしてバインド魔法を発動させてプロテクトビットを発射させる。

 

「!!」

 

彼女は背中にジェットを装備をして空を飛び俺が放つプロテクトビットを回避をしている。未来予測が可能なのか?

 

背中のマントをバトルウイングに変えて俺はララを斧モードにして振り下ろす。

 

「でああああああああああああああ!!」

 

鋸を出して俺が振り下ろす斧を受け止めるコスモ、力はこっちが不利・・・・・・なら!!

 

『マスター連絡が来ております。』

 

「なに!?」

 

俺は模擬戦をしている途中だが降りて連絡をする。

 

「お父さんどうしたのですか?」

 

「あぁ知り合いから連絡が来ていたみたいだ。」

 

通信を開くとそこにはなのはが現れた。

 

『やっほーライ君。』

 

「やっほーじゃないよなのは、いきなり通信だから驚いたぞ?」

 

『にゃははははごめんごめん、ライ君今週の土曜日から月曜日暇?』

 

「土曜日から月曜日?」

 

俺はララに頼んでスケジュールを出してもらっている。今週の土曜日から月曜日に関しては仕事があったかな?

 

「・・・・・・調整をすれば何とかなるかな?今日はまだ火曜日だからな。」

 

『なら調整をしておくの?』

 

「あぁ一応仕事などは大丈夫だと思うが・・・・・・」

 

『実は土曜日から月曜日に別の次元に行ってヴィヴィオたちの合宿をするのそれで私たちもついていくことになってそれでライ君もどうかなと思って。』

 

「なるほどな。とりあえずまた連絡をするよ。」

 

俺はとりあえずなのはたちにまた連絡をするといいギンガ事アレイがこちらにやってきた。

 

「どうしたの?」

 

「あぁなのはから連絡がきて今週の土曜日から月曜日に合宿をするから来ないか?ってね。」

 

「それでカラレスはどうするの?」

 

「一応明日調整をしておくつもりだ。アヤたちも連れていくことにしているさ。」

 

「なるほどね。スバルたちも来るのかしら?」

 

「あぁフェイトとティアナも一緒だしエリオとキャロもいるそうだ。」

 

「そうなのね。」

 

コスモはぼーっと立っていた。剣を持ったまま待機をしていたので俺は悪い悪いといいララを構え直す。

 

「さーてみせてもらうぞお前の力。」

 

「はい!!」

 

左手にバルカン砲を装備をしてこちらに放ってきた。俺はブレードシールドモードで刀身を回転させて彼女が放ったバルカン砲の弾をガードをする。そのまま4WAYレーザーを装着をして右手からビームが俺に向かって飛んできた。

 

「どあ!!おっと!!アブね!!」

 

俺は回避をしながら彼女は左手にホーミングミサイルとガトリングが合体をしたのようなものを装備をしている。そこからホーミングミサイルがこちらに向かって飛んできた。

 

「あぶな!!プロテクトシールド!!」

 

俺はとっさにプロテクトシールドでガードをしてガトリングもついでにガードをする。いやーギンガやスバルよりも戦闘系じゃんこの子・・・・・・

 

「改めて娘でよかったってどああああああああああああああああああああ!!」

 

「カラレス!?」

 

「あ、ごめんなさい・・・・・・クラッカーを投げてしまいました。」

 

「「おいおい」」

 

俺達はバリアージャケットを解除をしてご飯を食べることにした。アヤとエナはナハトとリリアと遊んでいた。

 

「「あ、お父さん!!」」

 

さてアヤとエナには少し早いかな?だけど一応準備をしていたからね。誕生日じゃないけどこの子たちのためにも渡しておくかな?

 

「アヤとエナ、お前たちもデバイスがほしいといっていたね?」

 

「「うん!!」」

 

「だから父さんなお前たち用にデバイスを作っておいたのさ。」

 

「「本当!!」」

 

「あぁララをベースに作っておいたよ。ほら。」

 

俺が出したのはブレスレット型のデバイス。ララと同デザインのインテリジェントデバイスでカートリッジシステムを一応搭載をしているが彼女達が成長をしたら解除をするようにしているため普段は普通のインテリジェントデバイスである。

 

「お父さんこれって!!」

 

「そうだ、お前たち用のインテリジェントデバイスだ。名前などはまだ決めていないからお前たちがつけてくれ。」

 

「「うん!!」」

 

二人はデバイスを装着をしてインテリジェントデバイスの設定を行っていた。

 

「登録名アヤ・カトウ インテリジェントデバイスの名前はガイア、セットアップ!!」

 

「登録名エナ・カトウ インテリジェントデバイスの名前はアグル、セットアップ!!」

 

『『セットアップ』』

 

「ガイア?アグル?」

 

俺は何だろうなと思い見ていると二人は同じ鎧だけどアヤの方は赤い色のアーマーでエナのほうは青いアーマーを装着をしていた。お互いに銃にして構えていた。

 

「「ばーん!!」」

 

「そういえばあの子たちがセイルのところで最初に触ってもらったのが銃だったわね。」

 

そうだったわ、それで二人は嬉しいのかぴょんぴょんとジャンプをしていた。

 

「すごいすごい!!」

 

「うん、みなぎるよ!!」

 

「お父さんから一つ約束をしてほしい、いいかい?デバイスを持ったからって外ではあまり使用をしてはいけないよ?使うときは護身用だと思ってね?」

 

「「はーーーい。」」

 

『任せてください。』

 

『俺達が力になります。』

 

『頼みましたよ弟たち。』

 

『『はい姉さん。』』

 

まぁ彼らにとってはララとは同型だからな、まぁ銃などはあの子たちに合うようになっていた。アヤの方はダブルに持っているモードで、エナは逆にロングライフルを持っている。双子でもやはりこれがいいというのは別みたいだな。

 

「・・・・・・ふむふむ。」

 

コスモは専用デバイスは持たないが自分用の武器をたくさん持っている感じだからな。リリアたちは俺の魔法を使用することが可能だしコピーした夜天の書の魔法などを使用することが可能だ。




次回 雷児は次の日に仕事場に行き調整をすることが可能かと聞いていると事件が発生をしたので出撃をする。

その場所は銀行で犯人が立てこもっているという事件だった。

次回「銀行強盗」

「なんか俺銀行強盗に巡り合うな・・・・・・」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

銀行強盗

雷児side

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

どうも加藤 雷児ことカラレス・ランズだ・・・・・・って逆だな名前的にもてかなんでこうなったのだろうか?今俺達はミッドチルダに発生をした銀行強盗を鎮圧をするために出動をしているが・・・・・・なんだろうか・・・・・・俺は銀行強盗と遭遇するのが多くないか?

 

「隊長?」

 

「何でもない、さて・・・・・・とりあえず犯人からは?」

 

「はい車を用意しろと言っております。」

 

「仕方がない、ギガフェニックス!!」

 

『は!!』

 

「『アーマーイン!』」

 

俺はギガフェニックスと合体をして中に一気に入り鎮圧をすることにした。奴らが向いていない隙を得るためにダッシュをして中へと突撃をして犯人たちに対してバインド魔法をほどかす。

 

「なんだ!?」

 

「動けない!?」

 

「さーてってなんかお前あの犯人と似ている気が・・・・・・」

 

「げ!?加藤 雷児!!俺はお前に逮捕された弟だ!!」

 

「兄弟そろって何しとるんじゃゴラああああああああああああああああああああああ!!」

 

俺は怒りで相手をアッパーをしてしまい気絶させてしまった。

 

「・・・・・・はぁ・・・・・・」

 

そして俺の部下たちが犯人を逮捕をしていき、俺は人質になっている人物たちを解放させていく。

 

「隊長大丈夫ですか?」

 

「あ、あぁ・・・・・・」

 

「どうしたのですか?」

 

「いや今回起こした犯人が俺が小さい時にこの銀行で倒した兄弟ってことがわかってため息がついただけだ。」

 

「あぁあの隊長がまだ小さい時にミッドチルダに初めて遊びに来た時に巻き込まれたという事件ですね?そこで奥さまと愛の出会いだとも言われていますねーーー」

 

「・・・・・・そんなこと言われていたの?」

 

「主に奥様から。」

 

「・・・・・・あいつか・・・・・・」

 

確かにアレイと実際に再会をしたのはあの場面かもしれないが、確かあの時はアレイとしての記憶はまだなかったはず・・・・・・だがそのあとにすべてを思いだしたとあいつは言っていたな・・・・・・やれやれどうも銀行関係は俺に対して何か恨み言とは違うけど関係性があるな・・・・・・とりあえずセレナに今週の土曜日から月曜日はいないことを報告をしてから俺は家に帰ってきた。

 

「おかえりカラレス。」

 

「ただいまアレイ。」

 

俺はアレイにカバンを預けた、彼女はエプロンを付けておりご飯を作っていたみたいだ。

 

「どうしたの?今日の仕事は大変だったの?」

 

「大変というか・・・・・・銀行強盗を逮捕したぐらいだよ。」

 

「銀行強盗・・・・・・なんか懐かしいわね。私がアレイ・レーメルンとしての記憶が戻ったときでもあるわ。そしてカラレスとの再会・・・・・・」

 

「セレナにあのことを話したなお前?」

 

「ふふそうね、あ、でもカラレス・ランズという話はしてないわよ?ギンガ・ナカジマとしてあなたと出会った時のことを話しただけ。」

 

「なるほどな、確かにお前にとっては再会をしたと思っているけど俺はあの時お前がアレイと知らなかったからな・・・・・・」

 

「そうね・・・・・・ねぇカラレス。」

 

「なんだ?」

 

「ただ呼んだだけ、本当に昔みたいになったわね・・・・・・」

 

「そうだな・・・・・・」

 

俺達は昔のことを思いだしていた、シグナムたちが座ってアレイが用意をしてくれた料理を皆で食べていた景色を今でも覚えている。だがその平和な時間をアグルスによって壊された。俺はアレイを無理やり実家の方へと送り・・・・・自らの命を奴らと引き換えに死んだ。

 

するとアレイが俺に抱き付いてきた。その大きな胸が当たっている。

 

「アレイ?」

 

「・・・・・・ごめんカラレス、こうさせて・・・・・・あの時の映像を見たのを思いだして・・・・・・あなたが一人でぐす・・・戦って・・・・・・ううう・・・私は・・・・・・何もできなかった・・・・・・から・・・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

俺は立ちあがりアレイを抱きしめる。

 

「あ・・・・・・」

 

「アレイ何も言うな、俺もお前の気持ちを考えないでただお前が無事だったらそれでいいと考えていた。」

 

「けどそれは違ったわ。私は復讐をしたかった・・・・・・あなたが爆発で死んだと聞かされた私はすぐにセイルが反乱軍を作っていると聞いてそこに行き復讐をするために殺してきた。カラレスをあの人を殺した敵を・・・・・・私は殺してきた。」

 

「アレイ・・・・・・」

 

「そして死んでしまってやっとあなたのところへ行けるなと思っていた。でもその時に私はある精神世界にいた。」

 

「それがギンガ・ナカジマの中ってことか?」

 

「そう、けどそれはすぐに解放された。なんでかわかる?あなたの姿を見たからよ・・・・・・あの時あなたが私とスバルを助けてくれたときに私は目を見開いた。銀行強盗を倒すララを構えているあなたの姿を見たときに私はえっとなったわ。愛した人が持っていたデバイスを男の人が持っていた。だから私は自分の名前を名乗った。ギンガ・ナカジマと・・・・・・そしてあなたが加藤 雷児と名乗った際に見た顔がカラレス・ランズに似ていたこと・・・・・・それが私にとってうれしかった。」

 

「それであの時会いたかったと言ったのか・・・・・・最初は俺は驚いたさ・・・・・・お前がカラレスと呼んだ時クイントさんが話したのかと思うほどに。だがそれは違った・・・・・・セイルが転生をした際にお前も転生をしている可能性があると言われてな・・・・・・それがまさかギンガちゃんとは思ってもいなかったさ・・・・・・」

 

「・・・・・・カラレス。」

 

「なんうぐ!!」

 

突然アレイは俺にキスをしてきた。数分だけだったが彼女は涙目になっていた。

 

「アレイ・・・・・・」

 

「ごめんでもこうして平和に過ごしていてもまたあんなことになるかって不安になってしまうの・・・・・・またあなたを失うって思いが強くなってきて私・・・・・・私・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はアレイを傷つけた。彼女に永遠にとれないものを私は・・・・・・

 

「アレイ、もうそれはしないよ・・・・・・お前を離したりしないさ。俺もあの時お前のことを思って逃がした。でも最後はやはりお前のことを考えていた。」

 

「カラレス・・・・・・」

 

「お前と再会をした際に俺はずっと悩んでいた。お前ともう一度歩いてもいいのかと・・・・・・だがお前は俺を許してくれた。こうしてアヤとエナが産まれてきてくれて本当の意味で俺達の結婚生活が再会をしたんだなと思った。改めて言わせてくれアレイ・・・・・・」

 

「はい・・・・・・」

 

「加藤雷児としてカラレス・ランズとして俺はお前を愛している。」

 

「私もギンガ・ナカジマとしてアレイ・レーメルンとしてあなたのことを愛しています。」

 

俺はアレイとキスをしていると何か声が聞こえてきた。

 

「「ひゅーひゅー!!」」

 

「「!!」」

 

「ねぇエナさんや、パパとママラブラブですなーーー」

 

「そうですなーアヤさん、これは私たちの妹か弟ができるのでしょうかねーーー」

 

「「ふぁ!?」」

 

何を言っているんだこの5歳児たちは!?

 

「こらアヤとエナ!!」

 

「「うわーーいコスモお姉ちゃんだーーー逃げろーーーーー」」

 

「もうすみませんお父さん、お母さん・・・・・・でもいちゃいちゃをするのはいいですよ(笑)」

 

「こら!!大人をからかうな!!」

 

「「「きゃあああああああああ」」」

 

「ふふふ全くあの子たちは・・・・・・」

 

「全くだ。さてとりあえずなのはに連絡をしないとな。」

 

俺はララを出してレイジングハートにつなぐように言って画像が出る。

 

『あ、ライ君。』

 

「こっちはOKだ。その日は子どもたちを連れて行くがいいか?」

 

『うんいいけどアヤちゃんとエナちゃんだよね?』

 

「もう一人増えた・・・・・・」

 

『えええええええええええええええええ!?ライ君いつのまに子ども増やしたの!?』

 

「そういう意味じゃね―よ!!そりゃあ・・・・・・って何を言わせるんだお前はああああああああああああああ!!そうじゃねえよ!!ある実験研究所にいた子供を養子として引き取ったの!!そういうことだ!!」

 

『にゃははははごめんごめん、とりあえずわかったよーーー』

 

「おうじゃあな。」

 

俺は通信を切りアレイの方を見ていると顔を真っ赤にしていた。

 

「もうあの子たち・・・・・・恥ずかしいじゃないのてかどうしてあの言葉を覚えたのかしら・・・・・・」

 

「まぁラブラブなのは変わらないだろ?俺はお前という綺麗な嫁を離さいさ。」

 

「あらだったら私はあなたというかっこいい旦那さんを離したりしないわよ?」




次回 土曜日となり雷児たちはヴィヴィオの合宿を連れていく。

次回「合宿へ」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

合宿へ

雷児side

 

それから俺は仕事をこなして土曜日になった。昨日のうちに三日分の服などを詰めておりギンガことアレイが声をかける。

 

「アヤーーエナーーー準備はできた?」

 

「「できたーーーー」」

 

「私もいいですよお母さん。」

 

コスモも準備が完了をしておりリリアやナハト、ギガライノスやギガフェニックスたちの準備などが完了をして俺達はなのはたちと合流をするために家を出る。

 

ライノスたちはそのままの姿で俺たちの後をついていきなのはの家へと俺達は歩いている。

 

「カラレス、誰が来るのかわかっているの?」

 

「あぁなのは、フェイト、アリシア、ノ―ヴェ、ヴィヴィオにアインハルト。リオにコロナ、ティアナにスバルが来るのを知っている。」

 

「へぇースバルとティアナも来るのね?」

 

「そうだ、現地でエリオとキャロが合流をするらしいぞ?」

 

「そうエリオにキャロも・・・・・・」

 

ギンガ事アレイは顔を俯かせているがそれは俺も同じだ。なにせ当時子どもだったのあの子たちにも俺たちは謝らないといけないからだ。正体を知った後も俺達のところへとやってきては一緒に寝たりしていた。

 

それは俺とアレイも本当の子どもができた感じで嬉しかったがフェイトの二人のことを聞いた。

 

「実はあの戦いでエリオとキャロ、あなたたち二人が聖王のゆりかごに乗っていると知って涙を流していたの・・・・・・お父さんとお母さんって・・・・・・」

 

「そうだったのか・・・・・・」

 

だからこそ俺達は二人で謝ろうと決意を固めてなのはたちを見つけた。

 

「雷くーーーん。」

 

「雷児さん・・・・・・」

 

「久しぶりだな、それとティアナ元気そうでよかったぞ?」

 

「はい・・・・・・雷児さんもギンガさんも二人ともご無事で・・・・・・」

 

「ふふありがとうティアナ、とりあえず皆に紹介をしないとね?ティアナは初めてよね?私と彼の子どもよ。」

 

まずはアヤとエナを前に出す。

 

「始めましてアヤ・カトウです。」

 

「エナ・カトウです。」

 

「双子ですか?」

 

「そうよさらにもう一人コスモちゃんカモ―ン!!」

 

ギンガに呼ばれてコスモがぺこりと挨拶をする。

 

「えっとコスモ・カトウです。よろしくお願いいたします。」

 

「にゃああ・・・・・・雷くんのもう一人の子ども・・・・・・」

 

「「驚いたよ。」」

 

「まぁ色々とあったんだよ。さて行こうぜ?」

 

ノ―ヴェたちも合流をして全員でエリオとキャロが待っている場所へと向かっていく。その場所はなんとメガーヌさんと娘さんのルーテシアが経営をする場所へと向かう。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「こうしてあんたと二人で話すのははじめてだな?」

 

今俺はノ―ヴェと二人きりにされていた。まぁ理由はだいたいわかっている。

 

「わかっている、ジェイルのことだな?」

 

「まぁな・・・・・・ドクターはいつもあんたのことを言っていた。教えてくれ・・・・・・あんたとドクターはどういう関係だ。」

 

「・・・・・・あいつと俺は親友だ。あいつの本当の名前はセイル・ゴールスだ。」

 

「セイル・ゴールス・・・・・・なるほどなあんたとドクターと仲がいい理由がわかった気がする。なにせこの四年間ドクターははぁとため息が多かったからな・・・・・・まぁこれであたしの中で解決をしたよ。」

 

「ノ―ヴェ。」

 

「なんだ?」

 

「なんかそのすまん。」

 

「別に気にしていねーよ。これからはドクターとも会っているんだろ?」

 

「あぁ報告を兼ねてな。」

 

俺はそういって笑いノ―ヴェも自分の席へと行き俺は次元船の椅子に座りながら眠ることにした。

 

「・・・れす・・・カラレス!!」

 

「!!」

 

俺は目を開けるとギンガがいた。どうやら到着をしたみたいなので俺を起こしにきたみたいだ。

 

「すまんアレイ、起こしてもらって。」

 

「ううんなんか気持ちよさそうに寝ていたから、でも到着をするからおこしに来たの。」

 

そういって俺は起き上がり、アレイたちと共に船から降りて欠伸をしている。子どもたちの方は目を光らせていた。

 

「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」

 

アヤとエナは喜んでいたのを見て俺達は全員で笑顔で見ているとこちらの方へと走ってくる人物がいた。

 

「ん?」

 

俺は振り返るとふっと笑ってしまうなぜなら・・・・・・

 

「「お父さん!!」」

 

「おっと。」

 

おおきな男の子と小さい女の子がこちらに走ってきたからだ、全く大きくなっても甘えん坊だな。

 

「大きくなったエリオ。キャロは・・・・・・まぁ変わらないな(笑)」

 

「それってどう言うことですかああああああああああ!!」

 

「はっはっはっはっはっは!!」

 

「エナ。」

 

「うん!!」

 

「「セットアップ!!」」

 

「「え?」」

 

すると俺の体は一瞬でエリオとキャロからしゅっと移動されて何が起こったかと思うと双子達が頬を膨らませていた。

 

「パパの子どもは私たちだもん。」

 

「その通りだもん。」

 

あーなるほどね双子は嫉妬をしたのだな、俺がエリオとキャロをかまっているのを見て俺は双子の頭を撫でているとなのはが俺に近づいてきた。

 

「えっとライ君どうして双子の子たちはデバイスをもっているの?」

 

「あぁ念のためにな。この頃物騒なことになっているからな・・・・・・それで二人にガイアとアグルというデバイスを渡しているんだ。」

 

「そうなんだ。」

 

「確かに物騒だからね最近は・・・・・・」

 

「まぁカートリッジシステムは搭載をしているがさすがに五歳では使わせないよ・・・・・・成長をしたらデバイスが判断をして解除をするように設定をしている。」

 

と思ったがまさかここでセットアップをするとは思ってもいなかったので俺は驚いていた。俺達は目的の場所であるルーテシア達の住んでいる場所へ到着をした。

 

「雷児君お久しぶりね?」

 

「メガーヌさんご無沙汰しております。今回はお世話になりますね?」

 

「ふふ、本当に立派になったわね?最初に入ったことよりも今は隊長をしているのよね?」

 

「はいゼストさんから部隊を引き継ぎましてライジ隊となりまして・・・・・・それであの子達ガ俺とギンガの子どもになります。」

 

メガーヌさんにアヤとエナ、コスモを紹介をしてメガーヌさんはうふふと笑っていた。とりあえず案内をされた部屋へと俺達は荷物を置いていた。

 

俺はギンガと一緒の部屋だ。子どもたちの方はコスモが一緒でリリアとナハトが一緒の部屋になっている。もちろん子どもたちの部屋と俺たちの部屋は隣同士のため何があったらすぐに駆けつけれるようにとなっていた。

 

「さてギンガいいか?」

 

「むーーーーーーーーー」

 

彼女は頬を膨らませていた。その目はアレイと呼んでよと顔をしているがはぁと俺はため息をつく。

 

「あのな、確かに正体を知っている奴がいるがメガーヌさんやルーちゃんはお前の正体を知らないだろうが・・・・・・」

 

「まぁそうだけどさ・・・・・・ぷーーーー」

 

頬を膨らませているアレイをみて俺は笑ってしまう。だがこうして笑えるのもなのはやフェイト、はやてたちがいたからこそ俺は勝つことができた。

 

「カラレス?」

 

「そしてお前がいたからな・・・・・・」

 

「え?」

 

「アグルスに勝てたのもお前がそばにいてくれたからだアレイ・・・・・・こうして再び再会するなんて思ってもいなかったからな・・・・・・」

 

「私だってそうだよ?こうしてカラレスとまた夫婦になれたことアヤとエナが産まれたことなど私にとっては初めてのことばかり・・・・・・本当に大変だったわ。」

 

「だな俺自身も子育てをしたのははじめてだからな・・・・・・

 

俺達はそういいながらうーんと手を伸ばす。ギガライノスたちも外に出ており景色を見ていた。

 

『綺麗だなーーーー』

 

『そうだな・・・・・・しかもでかいし・・・・・・』

 

二人が言うが確かに普通の家にしてはでかすぎる気が・・・・・・

 

「ライ君終わった?」

 

「あぁ悪い準備などは終わったぞ?とりあえず動ける格好になればいいのだな?」

 

「うんじゃあ先に待っているね?」

 

なのはが扉を閉めてから俺達も準備をして外へと行く。

 

 




次回 雷児たちは模擬戦をすることになったがそこにギンガ事アレイが待ったをかけた。

「カラレス、私と勝負をしてくれない?」

「本気か?」

「えぇ全力で戦いたいの。」

まさかのギンガと戦うことになった雷児、彼は彼女と今まで模擬戦ぐらいしかなかったがその目を見ていいだろうと答える。

次回「雷児対ギンガ 本気の戦い」

「なら見せてやる・・・・・・俺のカラレス・ランズの本気を」

「アレイ・レーメルンの本気を」

「「見せてやる!!」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児対ギンガ 本気の戦い。

雷児side

 

動きやすい格好になった俺たちは集合場所へと行き準備体操をしていた。大人組は模擬戦をすることとなり俺は久々になのはたちと戦えると思いバリアージャケットを纏おうかと思ったときに待ったがかけられる。

 

「待って。」

 

「ギンネェ?」

 

そうギンガことアレイが待ったをかけた、突然として待ったをかけられたのでいったい何かと思うと彼女は俺の方を見ていた。

 

「カラレス・・・・・・私と戦ってほしいの・・・・・・ううん本気で私と戦って。」

 

「何?」

 

アレイから本気で戦ってほしいといわれたが・・・・・・だがどういうことだ?

 

「今まで私はあなたにずっと守られてきた。でもそれだけじゃいけないと思ったの・・・・・・だから私はあなたに全力で戦いたい。」

 

俺はアレイの目を見て本気だとわかった。俺は目を閉じていたがすぐに開けて彼女に答える。

 

「わかったいいだろう。なのは悪いがこいつとは本気で戦うことにする。」

 

「ライ君の本気・・・・・・」

 

「そういえばライって本気を出したことは?」

 

「アグルス以来出していない。しかもアレイ相手には一度も出したことがない。」

 

俺はララを構えるとギンガ事アレイは別の物を出していた。

 

「それは・・・・・・」

 

「ふふ覚えているカラレス?これは私がアレイ・レーメルンの時に使っていたデバイス。今までしまっていたけどね・・・・・・さて起動アルテミス!!」

 

彼女が持っているデバイスアルテミス・・・・・・するとアルテミスは起動をした。

 

『ここは・・・・・・そしてあなたはまさか!!マスター!!』

 

「久しぶりねアルテミス、あなたを起動させるのが遅れてごめんね?」

 

『いいえ姿が変わったとしてもん?なんだお前は?』

 

『失礼私の名前はブリッツギャリバーといいます。』

 

『私の名前はアルテミスだ。ん?あれはカラレス殿!?』

 

「久しぶりだなアルテミス。さてララセットアップ。」

 

『セットアップ。』

 

俺はセットアップをしてアレイを待つことにした。

 

雷児side終了

 

アレイはアルテミスを持ち構える。

 

「アルテミス久々だけどいける?」

 

『えぇそれはもちろん行けるよ?逆に聞きますがマスターは?』

 

「ふふ問題ないわ。アルテミスセットアップ!!」

 

『セットアップ』

 

アルテミスが光りだして彼女のジャージなどが魔法光に包まれて行き分解されて行き彼女の紫の下着が現れて彼女はブラジャーを触るとそれが分解されて彼女の豊満な胸が解放される。そして下着の方を触って彼女は一糸纏わぬ姿へと変わる。

 

彼女は目を開けるとアルテミスが変形をした槍を持ち彼女に紫のインナーが発生をしてそこから上半身と下半身に鎧などが装着されて行き足部などにも装着されていく。

 

そして最後は腕部にアーマーが装着されてかつてアレイレーメルンの姿が重なりギンガの目が開いてセットアップ完了をする。だが一部は肌が出ておりあれ?とギンガが言った。

 

「アルテミスなんか前と違う気が・・・・・・」

 

『すみません、ブリッツギャリバーから得た現在のマスターのバリアージャケットをベースにしておりますので・・・・・・そして騎士シグナムの鎧をベースにあなたに合うようにしたのですが・・・・・』

 

「まぁいいわ。さてカラレスお待たせ。」

 

「あぁまっていないぞ?」

 

彼らはお互いに前に進みカラレスは斧モードを構えてアレイはランサーモードにして構えている。

 

「さてカラレス・ランズの本気を・・・・・・」

 

「アレイ・レーメルンの本気を・・・・・・」

 

「「見せてやる!!」」

 

お互いに接近をしてギンガはアルテミスが変形をした槍を振るって雷児に攻撃をする。彼は放たれるヤリを斧ではじかせていき離れてから魔法を発動させる。

 

「トマホークダンス!!」

 

魔法陣からトマホークがたくさん発生をしてギンガに襲い掛かる。

 

「はあああああああああああああ!!」

 

彼女は槍でトマホークダンスをすべてはじかせた。雷児はそれに驚きながらも武器のモードを変えてランサーモードへと変えてお互いの槍がぶつかる。

 

ギンガは魔法陣を発生させる。

 

「放て聖なる矢よ!!ホーリーアロー!!」

 

「何!?」

 

魔法陣から光の矢がたくさん放たれて雷児に攻撃をしてきた。

 

「プロテクトシールド!!」

 

プロテクトシールドを発動させてホーリーアローをふさいで彼はハンマーモードへと切り替えて彼女に接近をして振りかざした。

 

「ハンマークラッシュ!!」

 

「ふ・・・・・・」

 

「!!」

彼は振り下ろしたが突然としてギンガが割れた。彼はこれはまさか鏡!?と見ていると辺りに鏡が発生をしていた。

 

『うふふふミラーハーレ―ションよカラレス。』

 

「・・・・・・なるほどな。」

 

『そしてさらにビームハブレクション!!』

 

どこからビームが飛んできてそれがギンガが作りだした鏡に命中をしてビームが拡散のように雷児に攻撃をする。

 

「バトルウイング!!」

 

彼はビームをガードをして彼は空を飛びギンガを探す。

 

「・・・・・・・・・あそこだな?電光石火!!」

 

彼は素早く移動をしてララをソードシールドモードへと変えてギンガの場所を特定をしていた。

 

「来た。アルテミスモードチェンジウィップモード。」

 

『Ready』

 

ウィップモードにした彼女は雷児が接近をしてきたので魔法弾を出して攻撃をする。

 

「甘い!!」

 

彼はブレードの刀身を回転させて炎を纏わせる。

 

「バーニングスラッシュ!!」

 

魔法の弾を切り裂いて彼はそのまま接近をして振り下ろすが彼女はソード&シールドの刀身にウィップを絡ませる。

 

「!!」

 

彼は着地をして絡ませているアルテミスのウィップをどうにかしようとしたがギンガはふふと笑っていた。

 

「どうしたのカラレス?」

 

「ふ、ブラッティダガー!!」

 

「!!」

 

彼女は鏡を出してブラッティダガーを収納をする。

 

「ちぃ・・・・・・ララ!!モードブレスレット!!」

 

『Ready』

 

「く!!考えたわね。」

 

そのままドリルナックルモードへと変えて彼は接近をしてドリルを回転させる。

 

「だったらブリッツギャリバーセットアップ!!」

 

『セットアップ!!』

 

さらにダブルアップをして左手にリボルバーナックルを装着をして雷児が放つドリルナックルに殴る。

 

「ぐ!!」

 

力は戦闘機人になっているギンガの方が有利みたいで彼は離れると構えている。

 

「やるじゃねーかアレイ・・・・・・」

 

「ふふカラレスこそ・・・・・・」

 

「なら次で決着をつけるか?」

 

「そうね・・・・・・私の最大の技で相手をするわ。」

 

「ならこちらもだ。」

 

お互いに空を飛びアルテミスはロッドモードへと変えて雷児は夜天の書を出していた。

 

「・・・・・・はなてギャラクシーノヴァ!!」

 

「うなれ!!エレメントラグナロク!!」

 

ギンガから放たれるギャラクシーノヴァとエレメントラグナロクがぶつかりお互いに吹き飛ばされる。

 

「「うわあああああああああああああ!!」」

 

「すごいね・・・・・・」

 

「うん・・・・・・あれがライたちの本気・・・・・・」

 

二人はお互いに踏ん張り着地をした。

 

「どうやら引き分けだな?」

 

「えぇそのようね・・・・・・」

 

お互いに膝をついていた。かなりの魔力を使っているためセットアップが解除されて動ける格好に戻っていた。

 

「まさかダブルアップをしてくるとは思ってもいなかったな。」

 

「私も初めてやったから成功するか不安だったわ。でも成功をして良かった。」

 

お互いに疲れ切っていたので先に部屋に戻ることにした二人。そのままベット印をしようとしたが・・・・・・ギンガが彼のところへやってきた。

 

「ねぇカラレス。」

 

「なんだアレイ?」

 

「キスしたい。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

彼は辺りをちらちらしてから彼女とキスをする。

 

「えへへへカラレスとキスをするのは幸せーーーー」

 

「そうか?」

 

「うん、カラレスとこうやってイチャイチャするのが私にとっての幸せかな?もちろんアヤやエナたちも一緒だけど一番はあなたとこうして一緒にいることが一番。」

 

「・・・・・・ありがとう。」

 

二人はその間もイチャイチャをしていて夜ご飯と伝えに来たヴィヴィオとアインハルトが顔を真っ赤にするほどイチャイチャしていたそうだ。




次回 二日目 雷児とギンガは子どもたちを見ていた。一日目に激突をしたので二人は休憩を兼ねて子どもたちを見ることにした。

次回「雷児とギンガ 子どもたちと過ごす。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児とギンガ 子どもたちと過ごす。

雷児side

 

二日目は俺とギンガはアヤやエナたちを見ていた。昨日に俺とギンガは模擬戦をしてぶつかったので休息を兼ねて子どもたちを見ていることにした。

 

「「パパーーーーーー」」

 

アヤとエナが手を振っているので俺も振り返す。アレイはふふと笑っているのを見て俺はなんで笑っていると聞いた。

 

「ごめんごめん、でもこうしてあなたと一緒に子どもたちを見れるのって夢じゃないかなって思ってね。あの時は子どももいなかったし・・・・・・私はあなたの最後を見ることができなかった。」

 

「・・・・・そうだな・・・・・・俺もこの世界へ転移をしたときは驚いたさ・・・・・・赤ちゃんに戻った際に俺はなんで再び生を得たのかって・・・・・・そして5歳の時にララと再会をして魔法を使っていた。気になっていたのはお前やリリアたちのことばかりだ。」

 

「カラレス・・・・・・」

 

「俺が死んだ後はどう過ごしていたのかすぐにでも知りたかったさ。ジュエルシード事件が終わった後俺は図書館に行きはやてと会うことにしたときにあいつがいた。シグナムだ・・・・・・向こうは俺にすぐに気づいたみたいだけどな・・・・・・」

 

「そうだったの?」

 

「あぁ通常闇の書時代の時はそのたびにフォーマットされて記憶がなくなるはずだった。だがリリアが機転をして俺達が過ごしてきたところだけは保存されていたんだ。だからあいつらは俺たちのことを覚えているのはそういうことをしたんだと・・・・・・」

 

リリアに聞いたからびっくりをすることばかりだったな、だがリリアには本当に感謝をしているさ、あいつらと再会をしたのは偶然だったのか・・・・・・それは俺にもわかっていない。

 

「そしてあいつらと再会をして管理局の無限車庫で歴史の本を見つけた。ミッドチルダに関してのことも書かれていたから俺は見ていた。そこにセイルの名前を見たときは俺は信じられなかった。あいつが反乱を起こしたことも・・・・・・そこにお前が関わっていることを俺は知らなかった。」

 

「どうやって知ったの?私が反乱軍に入ったことを。」

 

「セイルから教えてもらった。その時は俺はお前が反乱軍に入るなんて思ってもいなかったからな・・・・・・」

 

「・・・・・・私はあの時から復讐をするだけ考えていたわ。あなたが死んだ後私はもう何もする気が起きなかったの・・・・・・セイルが反乱軍を作っているのを聞いて私はそこに行きあなたを殺したやつらを憎むために戦い続けた。」

 

アレイの目に光はない、その時の光景を思いだしていたのか暗かった。原因は俺自身だからな・・・・・・あいつが反乱軍に入ったのも・・・・・・

 

「カラレスおじさんたちどうしたの?」

 

「ヴィヴィオたちかすまん、すこしだけな?」

 

どうやら俺達のことが気になっていたのか全員がこちらに来ていたのに気づかなかったな・・・・・・情けないな。

 

「ちょっと話しすぎたね?」

 

「そうだな・・・・・・」

 

俺は目を閉じていた。昔の光景が蘇ってくる・・・・・・アレイやレイルにリリアたちと共に楽しく過ごしていた日々を・・・・・・本当に今でも覚えている。あの時が一番幸せではなかったかと・・・・・・だがあの日アグルスによって俺達の平和な生活は壊された。レイルは俺が残しておいた書物からミッド式を作りだしたからな。

 

「カラレス?」

 

「何でもないギンガ。ただ昔のことを思いだしていただけだ。」

 

「昔?」

 

「そうだ、あの時の生活していた場所や屋敷などもな・・・・・・俺の自爆ですべて吹き飛んでしまったけどな・・・・・」

 

「・・・・・・うん、セイルと一緒にあの後あなたがいた屋敷に行ったけど何もかもなくなっていたわ・・・・・・正直言って辛かった。あの映像を見たからあなたが魔力を暴走をさせたのかわかるわ。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「私とセイルはそこで涙を流したわ。私は旦那を彼は友を失った悲しみを・・・・・・」

 

「・・・・・・すまん。」

 

「ううんいいのよ。こうして私たちはあなたと再会ができたのだから・・・・・・あの子達が産まれて本当に色々と苦労をしたわね?」

 

「あぁそうだったな、初めての子育てだったからな・・・・・・リリアやナハト、ギガライノスやギガフェニックスたちにも苦労をさせていたな。」

 

「ふふふ。」

 

「「そーーれーーー」」

 

「ちょ!!二人とも冷たい!!」

 

「「あははははははは」」

 

全員が笑っているのを見て平和になっているのを感じる。ヴィヴィオたちが水かけをしている姿を見て俺たちは笑っていた。

 

「ふふふアヤとエナったら・・・・・・」

 

「だがあれこそ子どもの本来の姿じゃないか?はしゃいで遊ぶってのがな・・・・・・コスモを見てみろよ。あんな笑顔でアヤたちと遊んでいるぞ?」

 

「本当ね。カラレスそろそろなのはたちが戻ってくるじゃない?」

 

俺はララに時間を確認をしてなのはたちが戻ってくる時間だなと子どもたちを連れて家へと戻る。なのはたちは疲れた―と言っていたがどれだけ暴れていないんだ?まぁ俺達も人のことは言えないが・・・・・・夜となりギンガたちは女湯へと向かっていき俺はエリオと共に男の湯へと入る。

 

「「ふうううううう・・・・・・」」

 

「エリオよ・・・・・・」

 

「あはははすみません。でもお父さんとこうして一緒に入るなんて思ってもいませんでした。」

 

「俺もだよ。だがエリオ・・・・・・四年前に比べてたくましくなったな。」

 

「そうですか?」

 

「あぁ俺も驚くばかりだよ。」

 

「なら雷児さん明日戦ってくれますか?」

 

「明日?帰る日なのにか?」

 

「はい。」

 

「・・・・・・わかった。一日目のように全力でやったほうがいいな?」

 

「はい。」

 

「「「「「きゃあああああああああああああああああ!!」」」」」

 

「ギンガ!!どうした!!」

 

俺とエリオは声がしたので腰にタオルをまくと突然として隣の竹の壁が壊された。そこには一人の女性が倒れていた。

 

「セイン?」

 

戦闘機人の一人セインがなんでかこちらに吹き飛ばされていた。

 

「か、カラレス!?」

 

「え?」

 

俺達は声をした方を見るとそこには楽園が広がっていた。ギンガを始め全員が纏っていなかったのだ。大きなものから小さなものなどってごふううううううううううううううう!!

 

「・・・・・・カーーラーーレ――スーーー?なーーに見ているのかしらーーー?」

 

そこには金色目になりながら俺を殴ったギンガがいたがお前はなんで何も隠さないの!?

 

「いやあなたに見られているからいいかなって」

 

「てか俺のせいじゃないだろ!!だいたいなんでセインが居てこっちに吹き飛んでくるんだよ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ギンガが顔をそらした。まさか・・・・・

 

「ギンガ・・・・・・まさかお前がやったのか?」

 

「・・・・・・えぇそうよ。」

 

回想

 

女湯では全員が楽しそうに入っていた。ギンガもアヤとエナを見ながらふぅと疲れている体を休ませているとスバルが近くにやってきた。

 

「ギンネェ胸大きいね?」

 

「そう?」

 

「子ども産んだから?」

 

「まぁそれをあるかしら?ってひゃん!!」

 

「どうしたのギンネェ?」

 

突然としてギンガは胸を抑えた。スバルはどうしたんだろうと思っていると

 

「きゃ!!」

 

「いや!!」

 

「え?」

 

なのはとフェイトが胸を抑えていたのでいったい誰がと思っているとギンガが突然として立ちあがりお湯の中に手を入れて引き上げる。

 

「みーーつーーけーーたーーーいたずらっ子ちゃーーん」

 

そこには戦闘機人ナンバー6のセインだ。彼女は特殊能力を使って透明化となりお風呂に侵入をしてギンガやなのはたちの胸やお尻などを触っていたのだ。

 

ギンガは目を戦闘機人モードにして彼女を見つけてそのままぐいっとあげてから力を込めて蹴りを入れる。

 

「ごふうううううううううううううううううううううううう!!」

 

吹き飛ばされたセインの方角は男の湯との壁になっている場所だ。

 

「あ・・・・・・」

 

そして今に至るのであった。

 

回想終わり

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

俺は頭を抑えていた、蹴ったのはいいが飛んできたのがこちらだとはな・・・・・・いずれにしても俺達は女湯にいた人たちのを見てしまったことになる。オーマイガ―・・・・・・




次回 お風呂場事件の後雷児は部屋へと戻る。ギンガも着替えてから部屋へと戻り空を見ていた。

次回「お風呂場の事件の後。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

お風呂場の事件の後

セインが女性の湯で暴れた結果、アレイ事ギンガの蹴りを受けて吹き飛ばされるがその場所は雷児とエリオがいる男の湯に命中をして雷児は全員の裸を見てしまう。

 

「・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

お風呂から上がった雷児とギンガは無言で部屋の方へと向かっていた。アレイ事ギンガはやってしまったなと思いつつ彼に声をかけようとした。

 

「えっとカラレス?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ギンガは彼を呼ぶがカラレス事雷児は無言で部屋の前まで入る。彼女も一緒に入り彼は無言でベットに座っていた。

 

「えっとカラレス怒っている?」

 

「怒っているわけじゃない、まさかいきなりお前たちの叫び声が聞こえたと思ったら壊されてお前らの裸を見ることになるとは思ってもいなかったけどな。」

 

彼は夜天の書を開きながら無言で見ていたのでギンガはやり過ぎたのかなと思い涙目になりかかったが・・・・・・彼はハンカチを出した。

 

「カラレス・・・・・・」

 

「悪い大人げないな俺も・・・・・・」

 

彼は涙を流そうとしていたギンガに渡して彼は再び開いていた夜天の書を閉じた。彼自身は何かを考えているかのようにいたのでギンガは首をかしげていた。

 

「どうしたの?」

 

「あぁエリオと明日は戦うことになった。」

 

「エリオと・・・・・・」

 

「そうだ、あいつから俺に頼んできたんだ。四年前から変わった自分を見てほしいってな。」

 

彼はそういいながら彼と戦うのを楽しみにしている感じである。あれから四年前よりも大きくなった彼を見て実力を知りたくなったのだ。

 

次の日となりエリオと雷児はバリアージャケットを纏い立っていた。エリオはストラーダを雷児はブレードモードにしたララを構えていた。

 

「シグナムからお前に教えているのは知っていた。だがあいつに技や仙術を教えたのは俺だ・・・・・・みせてもらうぞエリオ・・・・・・お前の実力を!!」

 

「はい・・・・・・行きます!!」

 

エリオは走りだして彼にストラーダを振るう。雷児はブレードモードにしたララで彼が放つ突きをかわしていく中雷児は心の中で笑っていた。

 

(攻撃力、スピードとも以前よりも強くなっている。俺がいなかった四年間でエリオや皆は成長をしていた。俺にとってうれしいことだ。)

 

彼はストラーダをはじかせて後ろへと下がる。

 

「ララカートリッジ」

 

『了解です。カートリッジ!!』

 

ガシャンという音が聞こえてエリオは来ると思い構えていると剣に風が纏い始める。

 

「くらえ!!ウインドハリケーン!!」

 

横に振ると竜巻が発生をしてエリオに襲い掛かる。雷児はエリオはどうかわすのか見ていると彼はマッハブームを発動させて彼が発生をさせた竜巻をかわして竜巻同士がぶつかり消滅をする。

 

「はああああああああああああ!!」

 

彼は右手に電撃を纏い雷児はそれを受け止めるために右手に炎を纏わせていく。

 

「紫電一閃!!」

 

「ファルコンパーンチ!!」

 

電撃と炎の拳が激突をしてお互いに後ろの方へと下がっていく、雷児は右手を見ていると反動を受けたのか右手側のバリアージャケット部分がボロボロになっていた。

 

(いい威力だなエリオ、ふ・・・・・・シグナムお前の弟子は立派になっているぞ?俺的にもお前が弟子を持ったことが嬉しいことだな。)

 

彼はララを左手で構えていた。エリオも右手側を抑えているがストラーダを持っていた。彼は次で決めるためかストラーダに電撃を纏わせていた。

 

「あの技は・・・・・・」

 

「雷児さん・・・・・・僕はこの技で決着をつけます!!」

 

「いいだろう!!ララ!!こっちはこれでけりをつける!!」

 

彼はカートリッジを発動させて四属性がララのブレードモードに集めていた。

 

『おいおいあれって』

 

『確かユニゾンをしていないと使えない技じゃないのか?』

 

「いや確かにユニゾンを使わないと主の体がもたない。使えないってわけじゃないんだ。(主・・・・・・彼に答えるために使用をするのですね?)」

 

リリアは彼が今から使う技を見ながら戦いの決着を見る。ギンガも胸に手を抑えながら彼の勝利を願っていた。

 

「行きます雷児さん!!」

 

「こいエリオ!!」

 

「ライトニングファング!!」

 

「エレメントブレイク!!」

 

お互いに走りだしてストラーダの先端とララのブレードモードの刀身がぶつかり先に吹き飛ばされたのはエリオのストラーダだった。

 

ストラーダは回転をして地面に刺さった。ララを左手で持っていた雷児はブレードモードのララを降ろして彼を見ていた。

 

「見事だったぞエリオ、俺の技・・・・・・ライトニングファングを見事自分の物にしたな。俺はそれだけでも満足だ。そして・・・・・・成長をしたな。」

 

「ありがとうございます!!お父さん!!」

 

「だがまだまだ俺を抜かすにはまだまだだぜ?はっはっはっはっはっはっはっはっはっは」

 

彼は笑いながらバリアージャケットを解除をしてララがブレスレットに戻り彼は皆のところへ歩いていく。

 

「カラレス!!」

 

ギンガは彼に抱き付いた。彼はおっとといいながら彼女の頭を撫でていた。

 

「馬鹿馬鹿馬鹿!!あの技を使うなんて・・・・・・」

 

「悪い悪い、ついエリオがライトニングファングを使ったからな・・・・・・それが嬉しくなってつい使ってしまったんだ。だが俺は満足だよ(笑)」

 

「「お父さんかっこいいいいいいいいいいいいい!!」」

 

「はっはっはっはっはっはっはっはっはっは」

 

彼は笑いながらほれーと双子を持ちあげる。彼は両手をけがをしているのにも関わらず彼女達をあげていた。

 

「ライ君・・・・・・」

 

「ライ・・・・・・・・・」

 

なのはとフェイトは雷児を見ながら彼の両手がボロボロになっているのを見逃していなかった。だからこそ彼はやせ我慢をしているじゃないかと思うぐらいに・・・・・・

 

雷児side

 

俺はアヤとエナを降ろしてから悪いが先に戻るぞといい部屋の方へと戻ろうとしたがなのはが俺の手をつかんでいた。

 

「ッ!」

 

「やっぱり・・・・・・ライ君けがをしているのに無茶をしたね?」

 

「・・・・・・ばれていたのか?」

 

「おそらく私だけじゃない、フェイトちゃんやギンガたちもだよ?」

 

「そのとおりだ。ファルコンパンチで相殺をした後と最後のエレメントブレイクを発動させた際にな?」

 

俺はふふと笑いながら成長をしたエリオがここまでだとは思ってもいなかった。するとなのはは俺を抱きしめる。

 

「なのは?」

 

「ごめんねごめんねライ君・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・?」

 

「あの時ヴィヴィオを助けるのが私だったらと思っていたの・・・・・・この四年間ずっとそれを抱えていた。」

 

「なのは・・・・・・」

 

「ギンガの気持ちがわかるかもしれないの・・・・・・あの時の映像と同じだった。」

 

「・・・・・・あの時か。」

 

なのはが言った映像とは俺がアレイを逃がすために転移魔法を発動させた時みたいにヴィータとシグナムの二人は二度してしまったな。

 

「なぁなのは教えてくれないか?」

 

「何を?」

 

「俺達が転移をした後のことを・・・・・・」

 

「わかったなの・・・・・・」

 

雷児side終了

 

なのはside

 

四年前、ライ君たちが聖王のゆりかごごと次元移動をした後私たちは涙を流しながら戻った。

 

「カラレスううううううううううううう!!カラレスうううううううううううううう!!」

 

ヴィータちゃんはずっと泣いていたのを覚えているしシグナムさんも泣いていた。

 

「なんで・・・・・・ですか主・・・・・・私たちはあなたの騎士なのですよ・・・・・・どうして・・・・・・どうして!!」

 

「シグナム・・・・・・」

 

辺りを見ても皆が暗かったのを覚えているの・・・・・・アリシアちゃんやはやてちゃん、それにスバルはずっと泣いていた。

 

「確かリボルバーナックルを持ちながらだったな?」

 

うん、ギンガも一緒にいたんだよね?

 

「あぁ次元を超えようとした時にあいつが入ってきたのは驚いたがな・・・・・・」

 

そこから基地へ帰還をしたけどやっぱり犯人たちは捕まえることはできたの・・・・・・でもそれでも私たちにとって全員で戻ってだったから。はやてちゃんなんてずっとうちのせいやと攻めていたんだよ?

 

「そうだったのか・・・・・・」

 

それから機動六課は解散となってから私はヴィータちゃんと共に指導官として前線には行かないようにしていたの、その理由はライ君を探す為でもあったの。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

でも探してもライ君を見つけることはできなかった。はやてちゃんはゲンヤさんとクイントさんに報告をして私とフェイトちゃんはライ君のお父さんとお母さんに・・・・・・

 

「・・・・・・父さんと母さんはなんて?」

 

「馬鹿野郎って言っていたよ。お母さんなんて泣いていたの・・・・・・」

 

「わかったありがとうなのは。」

 

ライ君は俯かせていた。

 

なのはside終了

 

それから彼らは船に乗りミッドチルダの方へと飛ぶが雷児はギンガと話をしていた。

 

「どうしたのカラレス?」

 

「ギンガ、このままミッドチルダの方へついたら地球の方へと行くぞ。」

 

「え?」

 

「子どもたちを連れてだ。ちょっと待っていろ。」

 

彼は通信をして副隊長であるセレナに連絡をしていた。

 

「悪いセレナ、あぁ有休があっただろ?あぁ悪いがさらに二日分使わせてもらう。悪いなじゃあ。」

 

そういって通信を切り彼はさてといい荷物などもあるから彼らはミッドチルダ到着後そのまま地球のホールへと向かうことにした。

 

「ライ君?」

 

「悪い地球へ行ってくる。」

 

こうして雷児はギンガ、アヤとエナ、リリアとナハトたちを連れて地球の方へと向かうことになった。




次回 地球へと向かい彼は家族に会う為に向かうことにした。

次回「雷児たち地球へ。」

「・・・・・・・・・・・・」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児たち地球へ、

ワームホールを使って雷児たちは地球へとやってきた。アヤとエナ及びコスモは海鳴市を見ていた。

 

「「うわーーーーきれい!!」」

 

「到着をしたな・・・・・・本当に懐かしい。」

 

「そうね。」

 

なおギガライノス及びギガフェニックスは小さくなって彼の肩に乗っていた。アオナとアギトはそれぞれ小さいコスモぐらいの大きさになっていた。

 

「へぇここがカラレスが生まれた場所でもあるんだ。」

 

「ほえええええ海です!!」

 

アオナとアギトははしゃぎながら海を見ていた。さてといい雷児は全員を連れて自分の家がある場所へと向かって歩いていく。雷児の家はなのはの家の近くに立っており翠屋の見つける。

 

「翠屋だ。」

 

「本当だカラレスあるわね?」

 

「ってことはここを超えたら俺の家があるな。」

 

彼らは加藤と書かれた表札を見つけてインターホンを押す。けれど音がしないので雷児はルスかなと思っているとドサという音が聞こえたので彼は振り向くとそこには涙目で立っている人物がいた。

 

「ら、雷児?」

 

「母さん・・・・・・」

 

「あ・・・・・ああああああああ雷児!!」

 

雷児の母は走り彼に抱きしめる。

 

「雷児・・・・・・雷児生きていたのね良かったわ・・・・・・」

 

「ごめんなさいお母さん、俺・・・・・・」

 

「魔法のことはきいていたわ。でもあの後なのはちゃんたちがあなたが行方不明になってごめんなさいとずっと言っていたわ。だからこうしてあなたを見て無事でよかったわとどれだけ思ったか。」

 

「母さん・・・・・・」

 

「とりあえず家に上がりなさい。」

 

母の言葉を聞いて雷児たちは家に上がる。彼は懐かしそうに見ており彼女はギンガたちにお茶を出した。

 

「さてだいたい察しはしていたけど、その子はあなたにとって大切な人なのね?」

 

「はい。」

 

「は、初めましてギンガ・カトウです。」

 

「ふふふ緊張をしなくてもいいわよ?加藤 文子ですよろしくね?」

 

「は、はい。」

 

「そして私たちにとって孫ね?アヤちゃんとエナちゃんね?」

 

「はいアヤ・カトウです。」

 

「エナ・カトウです。」

 

「ふふあなたたちにとってはおばあちゃんになるわね。でもライが結婚をして子どもを作っているなんて思ってもいなかったわ。ふふふそれにこんな美人さんをもらうなんて幸せ者よ(笑)」

 

文子は笑いながらギンガを見ていた。青い髪に胸が大きくとても美人な人を自身の息子は手に入れたのだなと思いつつふふと笑っていた。

 

「えっとコスモ・カトウです。」

 

「あなたも私の孫ってことになるのね?ライったら」

 

「それより母さん、父さんは?」

 

「零児さん?今日は仕事だからそろそろ帰ってくると思うわよ?そうね・・・・・・ギンガちゃん悪いけど一緒に買い物に付き合ってくれるかしら?」

 

「えっとわかりました。」

 

「雷児は子どもたちと留守番ね?リリアさんにナハトさんお願いね?」

 

「わかりました。」

 

「お任せを。」

 

「ふふそれじゃあ雷児行ってくるわね?」

 

文子はギンガを連れて買い物に出ていった。本当は出ない予定だったが雷児たちが帰ってきたのでいまの材料だけじゃ足りないのだ。

 

ギンガside

 

私はカラレスの今の親、文子さんと一緒に買い物に出ていた。正直に言えば緊張をしている。

 

「ふふギンガさんどうしたの?」

 

「あ、いえその・・・・・・」

 

「もしかして緊張をしているのかしら?」

 

「えっとはい・・・・・・」

 

「大丈夫よ私は反対をしたりしないわよ?あんな幸せそうにしているライを支えたのはあなたのでしょ?」

 

「・・・・・・それは違います。雷児お兄ちゃん、いいえ雷児さんは私をいつも支えています。」

 

「そう・・・・・・あの子はあっちでも頑張っていたのね?」

 

「はい。」

 

「ねぇギンガさん。」

 

「なんですか?」

 

「これからもうちの息子を支えてあげてね?あの子はいつも何かに一生懸命になるのはいいわ。でもそのために自分が傷つこうとも構わないと思っているかもしれないのよ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

その言葉を聞いてカラレスが昔から色々と傷だらけになっていたのを思いだした。カラレスはいつもそうだ・・・・・・一人で傷ついてあの時だって・・・・・・私を守るために・・・・・・

 

「ギンガちゃん?」

 

「あ、ごめんなさい・・・・・・」

 

「ねぇ、あなたは雷児のこと好き?」

 

「え?」

 

「雷児があなたを選んだのには何か理由があったのかなと思ってね?ギンガちゃんはライ君のことは・・・・・・」

 

もちろん私はすぐに答える。

 

「好きです。私はあの人のことが好きです・・・・・・離れたくないぐらいに・・・・・・」

 

「そう、なら安心をしてあなたに任せるわね?何か困ったりしたらすぐに言ってちょうだい?義娘の助けになれるなら私はいつでも助けてあげるからね?」

 

「はいお義母さん。」

 

私はその一言が安心をしてしまう。認めてもらえたのかな?そして私とお義母さんは買い物を終えて家に戻るとカラレスがお義父さんと話をしていたみたい。

 

「あら零児さん帰っていたのですか?」

 

「おう文子、ほーう君が雷児の・・・・・・」

 

「ギンガ・カトウです。」

 

「雷児ーーーこんな美人さんを奥さんにしていい娘さんじゃないか。」

 

「うっさい。いいだろう?俺が決めた人なんだからよ。」

 

「まぁいいさ、だが雷児・・・・・・これは夫婦として悲しませるなよ?」

 

「しないさ。」

 

ふふ本当カラレスはでもありがとう・・・・・・カラレスまた私を選んでくれてうれしいよ?こうしてまたあなたと夫婦としていれるだけで私は幸せだよ?

 

それからお義母さんと一緒にご飯の用意をして皆で食べてからお義父さんはアヤとエナと一緒にお風呂に入りに行きコスモは皿洗いを引き受けてくれてカラレスと私はテレビを見ていた。

 

「へぇーアリサがね・・・・・・」

 

「アリサさんがどうしたの?」

 

「いやあいつ社長になったなと思ってな。」

 

テレビを見ながらカラレスは変わったなと声を出していた。そうか・・・・・・カラレスはこっちの世界で最初は育っていたものね・・・・・・私はギンガ・ナカジマとしてミッドチルダの方で過ごしていたけどこの地球って星もいい景色だわ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「雷児さん?」

 

さすがにカラレスと呼ぶのはまずいので私は雷児さんと呼ぶ。

 

「何でもないよギンガ。ふぅこっちで過ごすのも悪く無いなと思っているだけだ。」

 

「確かにね魔法とかはないけど普通に過ごしたりするならこっちかしら?」

 

「だが俺は隊長としてもあるからな・・・・・・この有休も終わったらミッドチルダでの仕事が待っているか・・・・・・」

 

「そうね頑張って旦那様(笑)」

 

「あぁ頑張るさお前やあの子たちのためにもね?」

 

私は彼の手に抱き付く。やっぱりカラレスと一緒だと気持ちがいい・・・・・・今の私はアレイ・レーメルンじゃないけどこうしてあなたと共に一緒にいられるのがどれだけ幸せか・・・・・・昔みたいに彼は狙われたりしない・・・・・・

 

「・・・・・・・・・」

 

「ギンガ?」

 

「ごめん雷児さん・・・・・・」

 

「気にするなとは言わない。昔のことを思いだしてしまったんだろ?だったら俺のせいだからな・・・・・・ごめんな・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

無言で私は俯いてしまう。あの時もこんな幸せな時に起こったから不安でしかない・・・・・・お願いです神さま私とカラレスを二度と離させないでください。




次回 雷児たちは海鳴の街を歩くことにした。

次回「雷児たち探検をする」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児たち探検をする。

雷児side

 

父さんと母さんと再会をして俺は改めてギンガのことを紹介をしてから親もギンガことアレイを認めてくれたので俺はホッとしている。

 

実はアレイも母さんと話をして俺のことを頼むといわれていたそうだ。あぁ買い物するって言ったのはそういうことか。

 

「良かった・・・・・・雷児さんとの夫婦を認めてもらえて・・・・・・」

 

「あの二人はそこまで結婚に反対をしていなかったな、反応的にもお前のこと気に言っていたみたいだし主に母さんが。」

 

「あはははは・・・・・・それに何かあったら頼りなさいといわれているから安心ができるわ・・・・・・あ、そうだカラレス。」

 

「どうしたアレイ?」

 

「実は私管理局に復帰をしようと思うのよ。」

 

「それは雷児部隊の副隊長としてか?」

 

「そそ、実は母さんと相談はしていたの・・・・・・」

 

「クイントさんにか・・・・・・それでアヤとエナを預かってもらえるかどうかをってことか?」

 

「そそ、リリアやナハトだってあなたについていくことがあるからそこまであの子たちを見れるわけじゃないし、コスモも学校を通わせるから色々とね。」

 

確かにアレイの言う通りだ。彼女も学校を通わせた方がいいだろうな・・・・・・アヤとエナとの時間が少し減ってしまうがギンガの復帰は戦力が大きくなるからな・・・・・・それに俺とギンガは捜査官としても動くこともできるかな・・・・・・さーてなら復帰をするってこともあるからな。

 

明日は子どもたちを連れて海鳴市を短剣と行きますか!!

 

雷児side終了

 

次の日になり朝食を食べた後子どもたちは準備をしていた。

 

「パパとママはやくはやく!!」

 

「はいはい待ってね。」

 

「今行くからアヤとエナはコスモと一緒に外で待っていなさい。」

 

「「はーーーい」」

 

子どもたちは先に外を得て雷児とギンガも靴を履いて扉を開ける。ナハトとリリアは留守番を引き受けてくれてギガライノスたちも同じである。

 

『さすがに俺達が外へ行くのはな?』

 

『主たちだけで楽しんでください。まぁ主のララを経由をしてみることにしますよ。』

 

アギトとアオナは子どもたちと同じ大きさとなり海鳴市を歩いていく。

 

「さーてまずはどこから行くとするかな?」

 

彼らは手をつなぎながら歩いていき雷児は懐かしい場所へ到着をした。その場所は公園だがアヤとエナは走りだして遊具で遊びだす。

 

「もう二人とも・・・・・・」

 

「いいじゃないか・・・・・・ここも変わらないな。」

 

「カラレス?」

 

「この公園は俺となのはが初めて会った場所でもあるんだ。」

 

「なのはちゃんと?」

 

「今から18年前だ。俺が5歳の時に俺は公園で泣いているなのはとあった。なぜここで泣いているのか俺は知らずに話をしていたな・・・・・・当時なのはのお父さん士郎さんは仕事で大けがをして入院をしてしまってな桃子さん達も忙しくなのはと話などをすることができなかったんだ。」

 

「そうだったの・・・・・・」

 

「あぁなのはが11歳の時に無理をしたのはそれが理由みたいだ。雪の日のな・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ギンガは病院でリハビリを受けていた彼の姿を見ていた。その時はまだアレイと名乗っていなかったのでギンガとして彼に接していたがボロボロの姿を見て彼女は家に帰ってから涙を流していた。

 

(カラレスはいつも優しいわね、自分の体がボロボロになろうとも守ろうとする気持ちが大きいわ・・・・・・だからリリアたちを逃がすために自分を犠牲にして・・・・・・)

 

ギンガはそんな彼を見ながらアヤとエナを見ていた。戦闘機人の力で目を光らせながらふふと笑っていた。

 

「さておーい二人ともそろそろ行くぞ!!」

 

「「はーーーい」」

 

コスモと一緒に歩いていきギンガと雷児は移動をする。彼らが次に向かった場所は翠屋だ。

 

「さてここはなのはのお父さんたちが働いているところだからな、俺も士郎さん達と会うのは機動六課で行った以来だからな。」

 

「そうね・・・・・・」

 

雷児は先頭で入り口を開けると桃子と士郎が彼らを見る。

 

「ライ君。」

 

「ライ君久しぶりね?」

 

「はい士郎さん、桃子さんご無沙汰しております。」

 

「おや君は確かライ君の部下だった子だね?」

 

「はいギンガ・ナカジマです。」

 

「士郎さん、桃子さん実は俺・・・・・・」

 

雷児はギンガと結婚をして子どもが3人いることをいいアヤとエナ、コスモを紹介をする。

 

「まぁ可愛いわねなのはや恭也たちが生まれたときを思いだすわね?」

 

「あぁそうだな。」

 

ギンガはそういえばと思い雷児にこっそりと聞くことにした。

 

(ねぇカラレス、士郎さんと桃子さんっていったい何歳なの?確か3人の子どもを産んでいるって聞いているけど・・・・・・とてもそうには見えないけど・・・・・・)

 

(俺が知っていると思っているのか?なのはと士郎さんの年の話なんてしたことがないぞ!?)

 

二人はひそひそと話しをしているので子どもたちは気になっていた。

 

「パパとママ何を話しているの?」

 

「あー大丈夫だ問題ないことだよエナ。」

 

「そうなの?」

 

「えぇそうよ。」

 

((言えない。士郎さんと桃子さんの年が気になっているなんてことを・・・・・・本人たちの前で言えない。))

 

全員で注文をして雷児は久々に食べる桃子の料理を美味いといい彼らは翠屋で休憩をしてから再び街へ探索を開始をする。

 

「そうだパパ!!」

 

「なんだアヤ?」

 

「パパが通っていた学校に行ってみたい!!」

 

「パパが通っていた学校にか?」

 

「私も私も!!」

 

「あの・・・・・・私もです。」

 

雷児は困ったなと見ているとギンガも手をあげていた。

 

「わ、私も・・・・・・」

 

「お前もかい。」

 

まさかの妻の参戦で雷児ははぁとため息をつきながらこっちだといい皆が雷児の後をついていき数10分歩いて学校が見えた。

 

「あれがパパが通っていた学校なの?」

 

「聖祥大付属小学校だ。かなり前に卒業をして以来だなここに来たのは・・・・・・」

 

雷児は懐かしそうに学校を見ていた。当時のことを思いだしていた。なのはやアリサ、すずかにフェイトとアリシア、そしてはやてと共にこの学校へ通い卒業をしたなと思い彼は道路を見ているとその光景が蘇ってくる。

 

楽しそうに笑いながらアリサたちと歩いている自分自身を見ているかのように・・・・・・・

 

「・・・レス・・・カラレス!!」

 

「ん・・・・・・あぁ悪い」

 

「どうしたのですマスター?」

 

「カラレス、いきなりボーっとして何を考えていたんだ?」

 

「少しな、なのはたちとこうして一緒に歩いて帰ったものだ。」

 

彼らは帰り道を歩きながら昔の話をしていき雷児はふと空を見ていた。

 

「もう夕方なのか・・・・・・あっという間に時間ってのは過ぎるものだな・・・・・・」

 

雷児はギンガとアヤとエナを見ていた。もう彼女達が産まれて5年経ったんだなと雷児は歩きながら呟いた。ふふふと笑いながら彼らは加藤家にもどるのであった。

 

雷児side

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は久々に自分の部屋でアレイ事ギンガと過ごしていた。

 

「どうしたのカラレス?」

 

「何でもないさアレイ。ただ・・・・・・なんか違和感だなと思ってな?」

 

「そうなの?」

 

「そうだ、俺の部屋ってあんまり入れたことなかったんだよな・・・・・・お前だから入れたのか?」

 

「それはわからない。なんでだろうか?」

 

俺はそう思いながら夜天の書をしまい眠ることにした。明日は俺達はミッドチルダの方へと変えることにしたからだ。

 

「あっという間だな休暇が終わるのはさ。」

 

「そうね・・・・・・」

 

俺たちはベットに眠ることにした。次の日俺達はミッドチルダへ帰るために父さんたちとお別れの挨拶をした。

 

「雷児、向こうでもしっかりやれよ?」

 

「わかっているさ父さん。」

 

「ギンガちゃん、ライ君をお願いね?」

 

「はいわかっておりますお義母さん。雷児さんは支えます。」

 

「ふふふアヤちゃんとエナちゃん、それにコスモちゃんもここを第2のお家だと思ってまた遊びに来てね?」

 

「「はーーーい」」

 

「ありがとうございます。」

 

「じゃあ父さん、母さん・・・・・・行ってきます!!」

 

「「あぁいってらっしゃい!!」」

 

俺達は再びミッドチルダの方へと戻っていく、ギンガ自身も復帰をすると決意を固めて俺達雷児部隊は再び動きだす。




次回 ギンガが復帰をした。セイル自身も副隊長として荷が楽になりますーーといっていたので全員が苦笑いをしている。

「やっほーライ君。」

そこにはやてがやってきて自分と合同捜査をしてほしいといわれた。雷児はふむと考えて彼女の事件捜査に協力をする。

次回「はやてと合同捜査。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

はやてと合同捜査

雷児side

 

休暇を終えて俺達は部隊に到着をしてギンガの挨拶をさせることにした。彼女のことは全員が知っていたのですぐに納得をしていた。

 

「今日からギンガ・ナカジマが部隊に復帰をすることになった。職は以前と同じで副隊長扱いになるが皆よろしく頼む。」

 

「えっと久しぶりの子もいるのかな?ギンガ・ナカジマです。」

 

「はぁーーやっとギンガさんが復帰をしてくれましたから私の荷も落ちますよ・・・・・・」

 

「あはははなんかごめんね?レイルちゃん。」

 

ギンガが謝ると全員が苦笑いをしていた。俺ってそこまでレイルに疲れさせていたのか?なんか申し訳ない気持ちになってしまうのだが・・・・・・なんかごめん。

 

俺達は仕事にとりかかろうとした時に部屋の扉が開いた。

 

「お、おったおった。」

 

「はやて?」

 

突然の来訪者は八神 はやてだった。彼女は六課解散後はシグナムたちと共に地上本部に勤務となっているので俺達の部隊も同じである。

 

俺達同様に特別捜査官として勤務をしているはずだが・・・・・・いったいどうしたんだ?てかほかの奴らもはやてがいきなり来たので目を見開いているものが多いぞ?

 

「なんだはやて急に、お前の来訪は聞いていなかったのだが?」

 

「あーごめんごめん、実はライ君たちに協力をしてもらいたくてな。」

 

「私たちにですか?」

 

「そうやうちから雷児部隊に協力要請をお願いをするために来たんや。」

 

はやてはそういってうちのメインモニターを開いていたがなんで知っているんだ?とまぁそんなツッコミはせずに彼女は説明をしていく。

 

「ライ君は最近になってミッドに質量兵器が運ばれているのは知っているな?」

 

「あぁ俺達もその事件は追っていたところだからな・・・・・・だが現場に向かった時にはすでに遅く・・・・・・奴らは逃げたりして俺達も情報が足りていないところだ。」

 

「せやろ?そこでうちらとライ君の部隊で合同捜査をすることってことや。」

 

「いずれにしてもそいつらが見張っている場所をフェイトたちにも協力要請をしておくか・・・・・・」

 

「そうやな・・・・・・うちらでも限界があるからやな・・・・・・とりあえず今日は?」

 

「あぁ合同捜査をするってことになった、皆も忙しくなると思うが頑張るぞ!!」

 

「「「「はい!!」」」」

 

「ライ君ええ部下たちを持ったな?」

 

「ゼスト隊で俺が鍛えてきた奴らだ俺の部隊に引き継いでいるからね?」

 

「なーるほどな。」

 

いずれにしても奴らは簡単に手を見せることはないからな、こちらも隠れながら捜査を続けていくとしよう。とりあえず本格的な調査は明日から始めるとしようか・・・・・・俺達は帰る準備をしているとはやてがおーいと手を振りながらこちらに走ってきた。

 

「なぁライ君実はお願いがあるんやけど・・・・・・」

 

「なんだ?」

 

「実はうちら地上本部勤務になっているんやけど今のうちからやと遠くてな・・・・・・」

 

「確かにうちの家は地上本部のほうは近いけど・・・・・・」

 

「まさかはやてさん・・・・・・」

 

「頼むーーーうちらを住まさせてもらえない!!」

 

「「ええええええええええええええええ!?」」

 

「今なら守護騎士たちもつくからさ!!」

 

「あのなーーーだがあいつらも一緒か・・・・・・まぁ一人余計なやつがいるけどな・・・・・・」

 

俺はじーっとはやての方を見てはぁとため息をついてしまうがまぁいいだろう・・・・・・はやてはおおきにといいおそらく家にいるザフィーラに連絡をしているのだろうな・・・・・・俺はギガライノスとギガフェニックスにザフィーラの応援を頼んではやてもそれじゃあまたあとでといい家の方へと帰っていく。

 

「ふふふふふ」

 

「ギンガどうした?」

 

「何でもないわよカラレス。ただ・・・・・・はやてさんの行動が速いなーと思ってね。」

 

「確かにな・・・・・・ったくあいつらしいといえばそうだが・・・・・・それにヴィータたちも一緒に暮らせるからな・・・・・・またあの時みたいになるんだなと思うとワクワクをする自分がいる。」

 

「偶然ね私もよ?またあの子たちと過ごせるってなって嬉しいのよね(笑)」

 

「さーて帰りにナカジマ家によって帰るかな?」

 

「そうねアヤとエナを連れて帰らないと。」

 

俺達はナカジマ家に行きアヤとエナを迎えに来た。

 

「あーーーかわいいなーーーー」

 

「「うにゅううううううううう」」

 

迎えに来たがスバルがどうやら家に帰っていたらしく双子達にすりすり攻撃をしていた。ギンガははぁとため息をついてアルテミスを出していた。そしてその槍の柄をスバルの頭にごちんと命中させる。

 

「いったああああああああああああい!!」

 

「全く・・・・・・スバル、いい加減子どもたちを解放しなさい。」

 

「うう・・・・・・ギンネェ痛いよ。」

 

「そりゃああなたが子どもたちをいつまでも離そうとしないからよ。」

 

「さーてアヤとエナ、おばあちゃんの言う通りに過ごしていたか?」

 

「うん!!」

 

「おじいちゃんも帰ってきてから騒がしかったけどね?」

 

「はははそうか、ゲンヤさん、クイントさん明日もお願いをしてもいいですか?」

 

「えぇもちろんよ。」

 

「お前も大変だな雷児・・・・・・はやてから話はきいているぞ?」

 

「えぇ今俺達が追っている奴らが一緒だってことが判明をしたのですからね。いずれにしても簡単に手を出してくれないのが一番つらいですよ。」

 

「だな・・・雷児その件は俺の方にも周っているからな・・・・・・何かあったら連絡をする。」

 

「感謝をします。」

 

俺達はナカジマ家を後にして家へと到着をした。

 

「リリア、空いている部屋はまだあったな?」

 

「えぇありますけどどうしたのですか?」

 

「なーにこれからまた増えるってことだよ。」

 

「増えるとは?」

 

ピンポーンとインターホンが押されたのでリリアは確認をしてきますといい扉を開けた。

 

「主はやて!?それにヴォルケンリッターたちも・・・・・・」

 

「やっほーリインフォース、これからお世話になるで!!」

 

「お世話になる?まさかカラレスさまが言っていた増えるってのはお前たちのことだったのか!?」

 

「す、すまない・・・・・・」

 

「よう来たか。」

 

「カラレスーーーー」

 

「ふふいらっしゃい。」

 

「アレイちゃん、その・・・・・・ごめんなさい」

 

「気にすることはないわよ?ほらほらいつまで玄関にいるつもりなのよ上がって上がって」

 

アレイの言葉を聞いて全員が家に上がりギガライノスたちは彼女達の荷物をそれぞれに用意した部屋へと運んで行く。

 

そしてヴィータたちはリビングに行くとアヤとエナ、コスモにナハトがいた。アヤたちは首をかしげているが俺はこれから一緒に暮らすことになるからな仲良くな?といい四人は首を縦に振る。

 

さて机などは大きなのにしているから全員が座っていきギンガはさーてといいご飯を作ろうとした。

 

「あーギンガうちも手伝うで?」

 

「ふふふありがとうございます。」

 

「なら私も手伝うわよ。」

 

シャマルが手を洗い二人のところへと行き俺はリビングの机に座っていた。ヴィータとシグナムも落ち着かない様子だ。

 

「お前ら落ち着け。」

 

「し、しかし・・・・・・」

 

「てかこの家ってもしかしてあたしたちが最初に住んでいた場所に似ていたからよ・・・・・・」

 

「まぁベースは俺達が過ごしてきた場所であっているさそれを現代風に直しただけ。けど俺の夢はまた一つ叶ったよ。」

 

「といいますと?」

 

「お前らとこうして再び一緒に暮らせるってことだよ。」

 

「「カラレス(様)」」

 

「シグナムには言っただろ?海鳴市でレリックを探すときにサーチャーを付けながら。」

 

「えぇ覚えています。ふふそれが叶いましたね?」

 

「あぁ・・・・・・」

 

「ごはんできたでーーーーー」

 

「さーてご飯ができたみたいだぞ?」

 

俺達は台所に行き椅子に座っていく。その順番は以前と同じようにしているがギンガは子どもたちの間に座り、俺もコスモとエナの間に座るなど変わっていた。

 

「「うわーーおいしそう!!」」

 

「ふふ今日は一杯増えるってことで買い物をしておいてよかったわ。さーて食べましょ?」

 

「それじゃあ。」

 

「「「「「「いただきます!!」」」」」」」

 

ご飯を食べるが俺はヴォルケンリッターたちやリリア、ギンガたちを見ていると昔の光景を思いだしていた。

 

『アレイーーーおかわりーーー』

 

『はいはいザフィーラは?』

 

『すみませんいただきます』

 

『シグナム悪いがそれを。』

 

『わかりました。』

 

『ラン君ごめんそれをくれない?』

 

『はいよ。』

 

そうまだ俺がカラレス・ランズでギンガがアレイの時の光景だ。それが今はさらに増えてはやてにナハト、アヤとエナにアギトとコスモ、ギガライノスにギガフェニックスと俺達の家族は増えている。

 

「ふふふふふふふふふふ」

 

「どうしたんやライ君。涙流しているけど?」

 

「え?」

 

「本当だカラレス泣いている。」

 

「当たり前だ・・・・・・俺はもうこの光景は二度と見れないかと思ったからな・・・・・・」

 

「カラレスさま・・・・・・」

 

「ラン君・・・・・・」

 

「カラレス・・・・・・・・・」

 

「こうして再びお前たちに会えて、アレイにも会えて俺は・・・・・・俺はどれだけ幸せになったことか・・・・・・嬉しいことばかりだ。」

 

「ライ君・・・・・・」

 

「この平和がいつまでも続いてくれるのを俺は願っている・・・・・・いつまでもずーーっとな・・・・・・」

 

ご飯を食べてから俺はお風呂に入ってからリビングに行くと子どもたちと一緒にヴィータがマリオカートをしていた。

 

「がああああああああああああああああああ!!負けたあああああああああああああああああああああ!!」

 

「うわーいヴィータお姉ちゃん弱いーーー」

 

「弱いーーーー」

 

「むきーーーもう一回だ!!次は絶対にかーーつ!!」

 

「はーいそこまでよ。そろそろ寝る時間でしょ?」

 

「えーヴィータお姉ちゃんとまだ遊びたいよーーー」

 

「遊びたいーーーーー」

 

「あなたたちね。」

 

「まぁアレイいいじゃねーか、明日はあたしは仕事お休みだから子どもたちの面倒みてもいいぜ?」

 

「うーんいいのヴィータ?」

 

「あぁ構わなんさ。ザフィーラも一緒だから問題ないし。」

 

『それに俺達も一緒に面倒を見ますから』

 

ギガライノスたちも念のために残っているためまぁ大丈夫だろうな・・・・・・いざとなったら彼らを呼べばいいからね。

 

「いいじゃないかアレイ、ヴィータたちなら安心をして子どもたちを預けることができる。それにギガライノスたちも見てくれるから・・・・・・」

 

「カラレスが言うなら・・・・・・わかったわ。でも何かあったらすぐにお父さんかお母さんに連絡をするのよいいわね?」

 

「「はーーーい」」

 

二人が返事をしたので俺達は自分たちの部屋へと戻っていき布団に入る。

 

「カラレス・・・・・・」

 

「大丈夫だ。ゲンヤさんの部隊にフェイトたち執務官たちにも動いてもらっているからな・・・・・・俺達も情報を求めて明日から頑張ろうな?」

 

「もちろんよ。」

 

俺達は目を閉じて眠ることにした。




次回 雷児たちが家を出てヴィータとザフィーラ、ギガライノスたちは何をするのかと考えていた。

ソウイエバ地下室があるのかなとギガフェニックスたちに聞いてあるというので案内をしてもらい。双子がデバイスをもっているのを知りヴィータは試してやるといいセットアップをする。

次回「双子のセットアップ、見せろ覚悟!!」

「「セットアップ!!」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

双子のセットアップ!見せろ覚悟!

ヴィータside

 

あたしの名前は紅の鉄騎ヴィータだ、今あたしたちは加藤雷児・・・・・・まぁあたしたちからしたらカラレス・ランズの家に住んでいる。

 

帰ってきたはやてがニコニコしているからあたしたちはどうしたのかと聞くと彼女は引っ越しをするでと言ったのではぁとなってしまう。

 

「主はやて、引っ越しとはいったいどこにですか?」

 

「そうよ、はやてちゃん家なんてどこにあるの?」

 

「ふふーんそろそろ来るで?」

 

「「「来る?」」」

 

インターホンが鳴り入ってきたのはギガライノスとギガフェニックスだった。二人が来たってまさか!?

 

「そうやライ君の家に引っ越しや!!」

 

そうカラレスの家に引っ越しになるってことはカラレスとまた一緒に暮らせるって思いが強くなった。ギガライノスとギガフェニックスが迎えてきたってことはあたしたちの荷物を持つために来たそうだ。

 

そしてあたしたちは彼らの後についていきカラレス達が住んでいる家に来るけど・・・・・・なんか見たことがあるような・・・・・・

 

『あぁあれは聖王のゆりかごを改造をしたからな。』

 

『そうそう、んで今は家のように見せているからな。』

 

「「「まじかよ」」」

 

あたしも驚いてしまう。まさか次元移動させた後に家として暮らしているなんて思わないだろうふつう・・・・・・て今はあたしはザフィーラとギガライノスとギガフェニックスたちと留守番をする。

 

「じゃあヴィータ、何かあったら連絡を頼む。」

 

「おう任せてくれ!!」

 

「えぇお願いをするわ?」

 

「じゃあ行ってくるでーーーー」

 

今日はあたしは教官としての仕事はお休みでカラレスの子ども、アヤとエナと一緒に留守番をすることにしたが・・・・・・

 

「さて何をするか・・・・・・ゲームはあたしが負けるから却下。」

 

「「ぶーーーーーー」」

 

双子は頬を膨らませているが昨日あれだけやっておいてもういいだろうが・・・・・・そういえばこいつらのブレスレット・・・・・・カラレスがしているのに似ているがデバイスなのか?

 

「そうだよーー私はガイアで」

 

「私のアグルだよ」

 

二人が見せてきたのを見てギガライノスとギガフェニックスの方を見た。

 

「なぁ地下室みたいなのあるか?」

 

『あるけど何をするんだ?』

 

「まさかヴィータ?」

 

「見せてもらおうじゃねーか・・・・・・双子の力をな。」

 

あたしたちは地下室へ行き、あたしはアイゼンを構える。

 

「アイゼンセットアップだ。」

 

『後でカラレスさまたちに怒られますよ?』

 

「まぁ大丈夫だろう・・・・・・たぶん。」

 

『知りませんよ?セットアップ』

 

あたしは装着をしてアイゼンを構えると双子もふふーんと笑いデバイスを構える。

 

「ガイアアああああああああああああ!!」

 

「アグルううううううううううううう!!」

 

二人のデバイスが光りだしてアヤの方は赤い騎士の格好のような姿に、逆にエナは青い騎士のような姿へと変わる。

 

「へぇーあんたたちの姿ね。」

 

「先手必勝!!リキテイダー!!」

 

「おわ!!」

 

エナが両手に青い光弾をためて放ってきた。あたしは回避をしてアイゼンを振ろうとしたが炎の光弾が飛んできて回避をする。

 

「外れちゃった。フレイムバスターが。」

 

「ちぃ!!」

 

「はああああああああああ!!」

 

右手にエネルギー刃が発生をしてあたしに切りかかるエナにアイゼンで攻撃をふさぐ。

 

「クァンタムストリーム!!」

 

「ちぃ!!」

 

くそ!!連携力が抜群かよ!!確かまだ5歳だろ!?さすがカラレスの子どもたちだ・・・・・・双子だけあるかってなんだ!?

 

「ふふーんお父さんがよく使うバインド!!エナ!!」

 

「フォトンクラッシャー!!」

 

「甘いんだよ!!おりゃあああああああ!!」

 

「な!!」

 

「カラレスが使うバインドならその解除方法も知っている!!おら!!」

 

あたしはフォトンクラッシャーをはじかせて二人は驚いているがそのまま接近をしてラケーテンハンマーを振り下ろす。

 

「「うわ!!」」

 

まぁ本気でやっていないから安心をしろ・・・・・・・

 

「「はえええええええ」」

 

「ふーむこの年で魔力が発揮をしているとはな・・・・・・さすがカラレス様とアレイさまの子どもだな。」

 

「あぁそれに関してはあたしも思っている。こいつらは間違いなくあの二人の子どもだ。」

 

あたしはアイゼンを解除をして双子を起こしてご飯にしようとしたが・・・・・・あたし料理つくれないんだった。

 

「リリアたちも今日はいないからな・・・・・・仕方がねぇザフィーラ、外で食べに行くとするか?」

 

「そうだな・・・・・・」

 

「よし決まりだ。おーい双子食べに行くぞ。」

 

「「食べに!!」」

 

双子は目を光らさせていた。カギを持ちあたしたちは外に食べに行くことにした。まぁ妥当でファミレスでいいだろうな。

 

あたしたちはファミレスに到着をして双子が頼んだのであたしとザフィーラも食べることにした。

 

「ってあれ?ヴィータさんだーーーー」

 

「ん?」

 

あたしは声をした方を見るとヴィヴィオたちナカジマジムの面々だったのを見た。おうとあたしは挨拶をして友達のコロナとリオがカラレスの子どもを見て驚いている。

 

「あれ?雷児さんの子どもたちじゃないですか。」

 

「どうしてここに?」

 

「あぁ今日はあいつらは仕事だからな、あたしとザフィーラが面倒を見ることになったわけ。」

 

「なるほどーーーー」

 

「ヴィヴィオお姉ちゃん」

 

「アインハルトお姉ちゃん」

 

「コロナお姉ちゃん」

 

「リオお姉ちゃん」

 

「「こんにちは!!」」

 

「「「「こんにちは!!」」」」

 

「お前たちはジムの帰りか?」

 

「はい、今日は学校がお休みですから」

 

「頑張るんだなお前らも・・・・・・」

 

あたしは子どもたちを見ながらこいつらも大きくなったら管理局員として働くのかなと思いつつこいつらが大きくなった姿を想像をする。

 

『いくよエナ!!』

 

『うん!!アヤ!!』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

うーんまぁギンガに似ているから胸が大きく美人になった二人が想像ができたわ。

 

「どうしたヴィータ?」

 

「何でもねーよザフィーラ。」

 

あたしは考え事をしていたのしていたのかザフィーラが声をかけてきた。とりあえずヴィヴィオたちと別れてあたしたちは家の方へと帰ろうとした。

 

「あれ?ヴィータちゃんだ。」

 

「ん?」

 

なのはとフェイトとアリシアがいた。なんかこの3人がいるのは珍しいな。

 

「あれ?その子はライの子だよね?どうしてヴィータが一緒にいるの?」

 

「ん?」

 

「「なのはさん、フェイトさん、アリシアさんこんにちは!!」」

 

「「「こんにちは」」」

 

「で話は戻るけどライたちは確か今追いかけているんだっけ?」

 

「そうだ、はやてと合同捜査をしている。カラレスから聞いていないのか?」

 

「ううん聞いているよ。ただーーー」

 

「私たち有休しろといわれて有休をしているんだよね・・・・・・」

 

「まじかよ・・・・・・ってことはティアナが動くってことか・・・・・・」

 

カラレスたちも大変だからな・・・・・・あたしも手伝えればいいけどな・・・・・・

 

「でもヴィータちゃんがライ君の子どもたちと一緒に過ごしているなんて思ってもいなかったけどどうして?」

 

「あぁそれはカラレスたちと一緒に住んでいるからだよ。」

 

ぴしぴしぴし ん?なんだ何か音が聞こえたような気がしたが・・・・・・前を向くとなのはたちがブツブツ言っている気が・・・・・・

 

「へぇ・・・・・・はやてちゃん、ライ君と住んでいるんだ・・・・・・」

 

「ずるいなーはやて・・・・・・自分だけ。」

 

「そうだよねそうだよねーーーー」

 

「「「ふふふふふふふふふふ」」」

 

あたしもしかして爆弾を落としてしまったのか?すげーカラレスに今謝りたいわごめんカラレス。

 

ヴィータside終了

 

そのカラレス事雷児は?

 

「はっくしゅん!!」

 

「た、隊長?」

 

「何でもない・・・・・・(なんだろうか?突然として謝られた気がするのだが・・・・・・)セレナ、情報の方は?」

 

「は!!今のところはありませんね・・・・・・部下たちが怪しいであろう場所を当たっておりますが・・・・・・」

 

「ふーむ・・・・・・」

 

『雷児隊長こちらギンガです。』

 

「こちら雷児、ギンガそちらの方は?」

 

『こちらも駄目です。辺りを確認次第撤退をします。』

 

「わかった気を付けて戻ってこい。ふーむ・・・・・・こうも当たらないとはな・・・・・・」

 

「奴らがいそうな場所を当たっておりますが・・・・・・」

 

『隊長!!』

 

「どうしたガイ?」

 

『は!!怪しい奴を捕獲をしました!!』

 

「そうか・・・・・・これで見つかればいいのだが・・・・・・はやてこちらの部下が怪しい奴を捕まえたそうだ。」

 

『ほんまかいな!!』

 

「あぁ取り調べなどもやるからお前の方もきてくれ。」

 

『わかったで!!』

 

「・・・・・・そういえばヴィータはアヤとエナと何をしているのか帰ってきてから聞くとしよう。」

 

雷児はふふと笑いながら部下であるガイたちが連れてきた部下を取り調べをするために取り調べ室へと向かうのであった。

 

再びヴィータside

 

さて困ったことになった。なのはたちも引っ越しをするといっていたが・・・・・・確かカラレスの家はなんでか知らないがヴィヴィオが通う学校が近いんだよな・・・・・・地上本部からも近くてよくばれなかったな。

 

さてそろそろカラレス達が帰ってくるけどどうしよう・・・・・・

 

「ただいまーーー」

 

「シグナムたちか!!」

 

あたしは急いでシグナムとシャマル、それにリリアたちが帰ってきたのを見て4人は驚いてる。

 

「どうしたヴィータ?」

 

「頼む!!カラレスの説得を手伝ってくれ!!」

 

「カラレスさまに説得?」

 

「どういうことなのヴィータちゃん。」

 

あたし説明中

 

「なに!?高町にテスタロッサ姉妹までこの家に!?」

 

「あーもうヴィータちゃん何やっているのよ・・・・・・」

 

「すまねぇ。」

 

「カラレスさま達になんといえば・・・・・・」

 

ピンポーン

 

「え!?まさか!!」

 

あたしは急いで扉を開けるとなのはたちが荷物をもってやってきた。

 

「「「「お世話になりまーす!!」」」」

 

「「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」」

 

「「わーい家族が増えるーーーーー」」

 

「え!?え!?え!?」

 

鍛錬をしていたコスモはなんでなのはさんたちがいるのでしょう?と首をかしげていたがすまないあたしのせいでもあるんだよな・・・・・・ごめんカラレス。

 

ヴィータside終了

 

雷児side

 

「ふぅなんとか奴から聞きだせたがまさかルートがあるとはな・・・・・・」

 

「うんかなりのルートがあるから大変だね?」

 

「だがそのルートを元に攻略をすればいいってだけでも重要情報だよ。」

 

「やな。」

 

俺達は家に帰ってきたがん?なんか靴が増えている気がするぞ。

 

「一つ、二つ、三つ、四つ?どうして靴が四つもあるの?」

 

「わからない・・・・・・いずれにしてもたくさんあり過ぎるってことだけはわかるわ。」

 

「うわああああああああああん!!カラレスううううううううううう!!」

 

突然としてヴィータが涙を流して抱き付いてきたので俺は驚いている。

 

「ヴィータ?」

 

「ごめんなさいごめんなさい!!」

 

「ごめんなさい?」

 

「どういうことや?」

 

俺達はリビングの方へ行くといい匂いがしていた。ん?だが誰が作っているんだ?リビングの扉を開くと長い髪をサイドテールにまとめている女性が料理を作っていた。

 

その隣を金色の髪をした二人の女性が一緒に作っておりシャマルやリリアたちが手伝っていた。

 

「なのは、フェイト、アリシア?」

 

「あ、おかえりなのライ君!!」

 

「おかえりライ。」

 

「やっほーーー」

 

「なんで・・・・・・いるの?」

 

「「「今日からおせわになりまーーす!!」」」

 

「「まじかよ・・・・・・」」

 

さてヴィータが涙を流して抱き付いてきたのはわかったがどうしてこうなったのだろうか?結局全員集合をしているじゃねーかよ!!アリサとすずかを除いて・・・・・・はぁ・・・・・・

 

「俺の平和な日常が・・・・・・」

 

「何言っているんや?」

 

「何でもねーよ。頭が痛い・・・・・・」

 

俺は頭を抑えて次の日に備えるためにお風呂に入ることにした。

 

「とりあえず・・・・・・なんでついてきているの!?」

 

「いやーギンガからお風呂は広いって聞いたものやから全員でっとおもってな?」

 

「うちは温泉か!!って温泉みたいなものだったな・・・・・・」

 

俺は観念をして全員で入ろうとしたが・・・・・・でかい・・・・・・でかいでかいでかいのがいっぱいある。

 

「サッサと入るわ!!」

 

俺はお風呂のドアを開けて中へ入る。そして体を洗っているとギンガたちが何も纏わないで入ってきた。君達・・・・・・せめて巻いてくれ色々と見えているから。

 

「あらあらカラレスどうしたの?顔を真っ赤にしてーーーー」

 

「てめぇ・・・・・・」

 

アレイこの野郎・・・・・・わかっていて言っているのだな・・・・・・それにしてもヴォルケンリッターたちも一緒に入っているが・・・・・だが子どもたちもわーいと楽しんでいるからいいかな?

 

「なのはお母さん抱っこーーー」

 

「え?えっとはいはい」

 

「フェイトママーーーー」

 

「うふふふふ」

 

アヤとエナにお母さん呼びをしてもらい二人は笑顔になっているがアレイは頬を膨らませている。

 

「お母さんは私なのに・・・・・・」

 

「まぁまぁアレイ、お前が産んだのはわかる。だがあの子たちも色々と甘えたいんだろうな・・・・・」

 

「そうだね。」

 

「「ママーーーーー」」

 

二人はアレイに抱き付く。やはり大好きなのはママなのだろう。

 

「ふふふアヤとエナ、ママも大好きだよ?」

 

「・・・・・・」

 

「コスモお前も甘えて来い。」

 

「え?で、ですが・・・・・・」

 

「何を言っているお前も娘だ。ギンガは喜んでお前を抱きしめると思うぞ?」

 

「ママ!!」

 

「おいでコスモ」

 

「はい!!」

 

コスモも走りだしてはやては俺の隣に来た。

 

「ライ君その・・・・・・ごめんな?」

 

「何がだ?」

 

「なのはちゃんたちのことや、うちが・・・・・・」

 

「気にしていない、それに人が増えたってうちは広いからな別に構わんさ。」

 

「ライ君・・・・・・」

 

「はやて改めてお前にも礼を言わせてくれ。」

 

「?」

 

「シグナムたちを大事にしてくれてありがとう・・・・・・」

 

「ライ君・・・・・・」

 

「あいつらの笑顔を見たときにお前が本当に優しい夜天の書の持ち主だなとわかった。あの日お前の家に行き、あいつらを見てきた。そこには俺とアレイと共に過ごしていたときの顔をあいつらはしていた。だからお前は本当に優しい人だとわかったよ。」

 

「それならうちがお礼を言いたいでライ君。ライ君が作った本がなかったらうちは一人ぼっちやった。だからお礼を言うのはうちやありがとうな。」

 

「カラレスさま・・・・・・」

 

「カラレス!!今度こそあたしたちはぜーーーったいに守るぜ!!」

 

「その通りよラン君。もうあんなのはごめんよ?」

 

「すまないお前達。俺は・・・・・・お前たちにも謝らないといけないな。四年間はやてたちを支えてくれたんだろ?ありがとうな。」

 

「「「「カラレス(様)」」」」

 

「ラン君。」

 

「そういえばなんでシャマルだけラン君なん?」

 

「あーそれはいつの間にか呼んでいたな?別に俺は気にしていない。それに元は俺の家族だからな・・・・・・」

 

「「「「え?」」」」

 

「カラレスどういうこと?」

 

「・・・・・・まだお前たちには話していなかったなヴォルケンリッターたちのモデルにした人物たちのことをまぁそれはお風呂から上がった後に説明をするよ」




次回「ヴォルケンリッターたちのモデル」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ヴォルケンリッターたちのモデル

お風呂から上がったメンバーたちは雷児が言ったヴォルケンリッターたちのモデルのことを聞くことにした。

 

アレイ事ギンガもそんな話は聞いたことがなかったので気になっていた。

 

「さてまずは昔話をしよう。俺は街で魔導士として活動をしていたんだ・・・・・・当時の俺はその時にアレイとは結婚をする前になるが、俺は父と母、姉が二人に妹が一人いたんだ。ある日彼らは俺が住む街へとやってくると手紙で書かれていた・・・・・・俺はとても喜んで家族を迎えるために駅へとやってきたが・・・・・・事件が起きた。家族が載せた列車は橋に仕掛けられていた爆弾が作動をして真っ逆さまに落下をした・・・・・・」

 

「まってライ君、それってまさか・・・・・・」

 

「そうだ・・・・・・俺はその日に父や母、姉たちや妹を失った。俺は悲しかった・・・・・・家族を一気に失ってしまったのだからな。アレイと結婚をした後もヴォルケンリッターたちと管理人格者のモデルは決まっていなかったが俺はある決意をする。」

 

「カラレスそれは・・・・・・」

 

「シグナムたちのモデルを俺の家族にしようと・・・・・・まずザフィーラとリリアは父と母をベースに作った。守護獣なのは人型では通れない場所などもある。なら守護獣の姿でもあり人の姿になれるようにした。」

 

「ライ、シグナムとシャマルは・・・・・・」

 

「二人は俺の姉さんたちをベースに作ったんだ。そして最後にヴィータは俺の妹をベースに作った。それがヴォルケンリッターたちなんだ。」

 

「私たちのモデルになった人がカラレスさまの家族だったのとは・・・・・・」

 

「知らなかった・・・・・・」

 

「ねぇカラレス。もしかしてあなたが家族の話をしなかったのは・・・・・・」

 

「そうだお前と結婚をしたときには亡くなっていたんだ。すまないアレイ・・・・・・お前に何も話をしなくて・・・・・・ただ家族の話をすると思いだしてしまってな・・・・・・だから彼女達を作っている最中も涙がぽろぽろと出ていていたよ。」

 

「ライ君・・・・・・」

 

「ライ・・・・・・」

 

「だが今はこうしてカラレス・ランズとしてではなく、加藤雷児として生を得てから今の父さんたちには感謝をしながら魔導士を続けていたさ。」

 

「ライ君・・・・・・」

 

「ライ・・・・・・」

 

「そんな顔をするなってお前ら、もうあの技だけはごめんさ・・・・・・」

 

雷児はいった技とはあの自爆のことだろう・・・・・・アレイことギンガは胸を抑えていた。彼がもしまた自爆をしたら嫌だという気持ちが強くなっていた。

 

彼女は六課にいたときに雷児が見せたあの自爆を見てからあの後のことを知った。彼は自らの魔力を暴走させてアグルスを道ずれにしたのを・・・・・・その夜雷児はベランダにいた。

 

「・・・・・・・・・」

 

『マスター・・・・・・』

 

「悪いなララ、あの時はあの方法しか思いつかなかった・・・・・・奴らの多さに俺達も疲労をしていたのはお前も知っていたな。だから俺はあいつらが別世界でも暮らせるように後を託した。」

 

『ですがそれでアレイさまやセイルさまは・・・・・・』

 

「あぁ・・・・・・ん?」

 

雷児は誰かが自分の後ろから抱き付いてきたが黙っていた。その正体を知っているからこそ彼は無言で声をかける。

 

「すまないアレイ・・・・・・」

 

「・・・馬鹿・・・馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿・・・馬鹿馬鹿」

 

「馬鹿馬鹿言うなし。」

 

「馬鹿よ・・・・・・あの時私がどんな思いでいたのか・・・・・・死んだと聞かされた時に私は・・・・・・」

 

「・・・・・・もうしないさ。二度も死ぬつもりはないしお前や子どもたちを残していったりしないよ。」

 

「本当?」

 

「あぁ・・・・・・」

 

雷児はギンガにキスをして彼女もそれを受け入れる。

 

「信じるよ旦那様」

 

「ありがとう俺の奥さん」

 

彼らは寝室へと戻っていき次の日となり仕事へ行く時間となった。なお今日はフェイトとアリシアが見てくれるってことで彼らは仕事の方へと向かう。

 

「それじゃあフェイトとアリシア、アヤとエナをよろしく頼む」

 

「うん任せて?」

 

「ヴィヴィオもコスモお姉ちゃんと同じ学校だから気を付けてね?」

 

「わかっているよフェイトママ」

 

「ヴィヴィオちゃんは私が守りますのでご安心を」

 

そういって家を出ていきフェイトとアリシアはさてどうするかと考えているとアヤとエナはゲーム機を出して遊ぶことにした。

 

「フェイトママたちも一緒にやろうよ!!」

 

「やろうやろう!!」

 

「ふふならアリシアママが相手をするわ!!」

 

数分後

 

「うがあああああああああああああああああああ!!」

 

マリオカートをしていたがアリシアががくっとなったので負けたのだなとフェイトはお茶を飲みながら見ていた。

 

「やった!!」

 

「アリシアママに勝った!!」

 

「こんな5歳児に負けたああああああ!!」

 

「あはははアヤとエナは強いね?」

 

「うん!!でも・・・・・・」

 

「「でも?」」

 

「パパには勝てない。」

 

「ライ強いんだ・・・・・・てかライがゲームをするって想像ができないなー」

 

「確かにね」

 

二人は雷児を小さいときから見ていたがゲームを自分からするのは見たことがない。するとしてもアリサの家やすずかの家などで一緒に遊ぶ際しか見たことがないからだ。

 

「でもライにあんな過去があったなんて・・・・・・」

 

「姉さん・・・・・・」

 

「悲しすぎるよ・・・・・・ライだって本当だったらギンガと共に過ごしたかったんだよね・・・・・・でも彼女を巻き込みたくなくて厳しい言葉をぶつけて彼女を実家に帰してから自爆をして命を・・・・・・」

 

「・・・・・・そうだよね、ライが言っていたよ。」

 

「ライが?」

 

「あの時ライはギンガに対してあいつを傷つきたくないからギンガを実家の方へと逃がしたんだって、でもそれは逆だった・・・・・・前にねギンガと話をしたことがあるの」

 

「ギンガと?」

 

回想

 

『ねぇギンガ』

 

『なんですかフェイトさん?』

 

『ライから聞いたのだけどギンガは反乱軍に加わったって』

 

『・・・・・・その通りです。フェイトさんも知っての通り私アレイは反乱軍に加わっていました。カラレスが殺されたと知った私は復讐をしたかったんです。あの人を大事なカラレスを殺した奴らが憎かったんです』

 

『ギンガ・・・・・・』

 

ギンガの目を見ると彼女は光を失った目になっていた。フェイトは彼女はそれほど雷児のことが好きだってことがわかる。でも自分も彼に救ってもらったのだから好きなのは変わらない。

 

『ねぇフェイトさん・・・・・・』

 

『何?』

 

『雷児さん・・・・・・いいえカラレスのことが好きですか?』

 

『え・・・・・・・』

 

『・・・・・・私はカラレスに言いました。私はあの人が好きって思う人を離させるのはね?』

 

『でもいいの?ギンガだって』

 

『えぇ確かに私も好きですよ?でもだからといって彼を縛ったりするのはしませんよ?それに知っていますか?』

 

『何を?』

 

『こっちでは一夫多妻制なんですよ?』

 

『え!?そうだったの!?』

 

『はい、カラレスも当時はすごく人気がありまして、彼と結婚をしたいという人がたくさんいたんです。私は一夫多妻制OKだから仕方がないかなーと思っていましたけど、カラレスは私以外とらなかったみたいです』

 

『どうして?』

 

『それに関してはカラレスは言ってくれないんですよ。だから私も真実はわからないんです。』

 

『そう・・・・・・』

 

回想終わり

 

「ってことなの」

 

「ライがね・・・・・・・・・」

 

アリシアは両手を組んでいるとアヤとエナが彼女たちが座っているソファーにのって彼女達の膝の上に乗った。

 

「「よいしょっと」」

 

双子は気にせずに彼女たちの上に座りふぅーと座っているが、ちなみにアヤはアリシア、エナはフェイトの膝の上に座っている。

 

「ねぇフェイト気づいた?」

 

「うん姉さん」

 

「やっぱり私たちも双子みたいな感じだね(笑)」

 

「そうだね・・・・・・」

 

そうアヤは姉としてアリシアの上に、エナは妹としてフェイトの上に座っていた。彼女達はふふふと笑っていたので双子は首をかしげていた。

 

「何でもないよーーーさーてそろそろ昼ご飯だから準備をするね?」

 

『マスター材料はありますか?』

 

「ちょっと確認をするからフォーチュンドロップ悪いけどアヤたちを見ていて?」

 

『お任せを』

 

彼女は冷蔵庫を開けて中身を確認をしている。ちなみにザフィーラがいないのは八神道場といってそこで鍛えたりするものを教えたりしているのだ。

 

「さーて何があるかなーって色々とあるねーーー」

 

「姉さん何か手伝おうか?」

 

「あれ?双子は?」

 

「丁度ギガライノスとギガフェニックスが戻ってきたから交代をしてきたの。」

 

『うわああああああああああ!!』

 

『お二人とも落書きはやめてください!!』

 

「「え?」」

 

二人は振り返るとマジックを持った二人がギガライノスとギガフェニックスのボディに何かを書こうとしていたので二人は必死にくい止めていたのだ。

 

「えーーー書かせてよーーー犬」

 

「猫ーーーーーーー」

 

『だからといって油性はやめてくれ!!』

 

『落とせなくなります!!』

 

「まぁまぁ二人ともライノスとフェニックスが嫌がっているからやめてあげてね?」

 

「「はーーーい」」

 

『た、助かった・・・・・・』

 

『感謝をしますフェイト殿』

 

「気にすることはないよ。大変だね?」

 

『まぁな、だけどいたずらっ子なのは変わらないかもな』

 

『えぇその通りです』

 

二人は言ってアリシアはその間に調理をしてご飯ができたよーといい全員が座ったのを確認をしてご飯を食べる。

 

「「はぐはぐはぐ」」

 

「もう二人とも慌てなくていいからね?」

 

「「はーーーーい」」

 

一方で

 

「時空管理局だ!!」

 

「な!!なぜここが!!」

 

「お前たちを見張っていたからな全員ここで逮捕だ!!」

 

雷児たちは犯人たちを追い詰めて逮捕をしているところだった。こうして裏でミッドチルダに運ばれていた質量兵器事件は終わった。雷児は通信である場所に連絡をしていた。

 

「お前の言う通りだったぞセイル、助かったよ」

 

『気にすることはないよカラレス、私は親友を助けることができたから満足だよ?』

 

彼が連絡をしているのはジェイル・スカリエッティことセイルである。雷児はジェイルに協力要請をして彼女達ナンバーズに動いてもらっていたのだ。

 

この場所もドゥーエが変装で彼らの場所を特定をして雷児たちが突撃をして全員逮捕ができたのだ。

 

『だがまさかミッドチルダに質量兵器が運ばれていたとはな・・・・・・だが誰が・・・・・・』

 

「それはまた今度だ。奴らを調べて誰のところへと運ばしているのかな・・・・・・」

 

雷児はじゃあといい通信を切る。

 

「雷児隊長!!」

 

「セレナ、悪いが奴らを連行を頼む・・・・・・俺は少し考えることがある」

 

「わかりました。よし奴らを連行をしろ!!」

 

セレナの命令が飛び雷児部隊は彼らを連行をしている。

 

(だが誰が奴らに質量兵器などを運ばせたのだ?いずれにしてもあの大量の質量兵器・・・・・・テロでも起こすぐらいの量はあった。だが誰が・・・・・・)

 

雷児は両手を組んで考えているとアレイ事ギンガとはやてが近づいてきた。

 

「ライ君どうしたん?」

 

「あ、いやちょっとな・・・・・・あの質量兵器をだれがこのミッドチルダに運ば差せていたのだろうかと思ってな」

 

「やな・・・・・・」

 

「わからないわね・・・・・・」

 

一方で

 

「申し上げます!!奴らがやられました」

 

「そうですか・・・・・・ありがとうございます」

 

「ですがいかがいたしましょう・・・・・・質量兵器はここにあるものだけです。」

 

「まぁ各場所に武器は準備などはできていますからね・・・・・・ふふふふカラレス・ランズを殺した奴らを再び私の手で殺せるとなると嬉しいのよ・・・・・・あーーーカラレスさまーーーーまっていてください。今私コウナリア・アルベストがあなたを殺した奴らを皆殺しにしてさしあげますわ!!おほほほほほほほほ!!」

 

コウナリア・アルベスト・・・・・・それが今回質量兵器をミッドチルダの方へと運ばせた犯人だった。

 

彼女はカラレス・ランズを知っている彼女はいったい・・・・・・そして再びミッドチルダで起ころうとしている事件・・・・・・果たして




次回 雷児は色々と考え事をしていた。今回の質量兵器を運ばして着たやつらをとり調べてみたが特定の場所に置いとくだけで会っていないということが判明をした。

次回「謎が深まる」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

謎が深まる

雷児side

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は奴らの話を聞いて深まるばかりだった。奴ら自身も特定の場所に武器などを置いただけでその本人の顔などは見たことがないということだ。だがこれで質量兵器を使った輸送などを止めることができたが問題はこいつらを使ってその人物は何をする気なんだ?

 

「隊長・・・隊長・・・・・・カラレス!!」

 

「ッ!!」

 

俺はあたりを見て暗くなっておりギンガ事アレイが俺に声をかけてきた。カラレスと呼んでいたがどうやらほかのみんなは帰ったみたいでどうやら俺達だけが残っていたみたいだ。

 

「もうさっきからずっと呼んでいるのに無視?」

 

「悪いギンガ、少し考え事をしていた・・・・・・」

 

「もしかして奴らを使った張本人のこと?」

 

「そうだ・・・・・・奴ら自身も知らないというからな・・・・・・あんだけの質量兵器をしかもどこに隠しているのかわからないぐらいにな・・・・・・何事も起きなければいいが・・・・・・」

 

俺はそう思いながらコーヒーを飲みながらもしそのようなことが起きてアレイやアヤとエナ、なのはたちを失ったら俺はどうなるのか・・・・・・おそらく心が耐えきれないだろうな・・・・・・昔以上に俺は弱くなってしまっている。

 

「カラレス・・・・・・」

 

「どうしたアレイ?」

 

するとアレイは俺に抱き付いてきた。いきなりのことだったので俺は混乱をしていた。

 

「あ、アレイ?」

 

「大丈夫よカラレス、あなたを置いて死んだりしない」

 

「え?」

 

「あなたのことだから何かを考えていると思っていた。今回の事件で私を外そうとしているのも・・・・・・でも言ったでしょ?あなたと一緒なら死んでもいいって」

 

「だが・・・・・・アレイ今から言うことは独り言だと思って黙っていてくれないか?」

 

「わかった。」

 

「俺は弱くなった。以前より以上に・・・・・・先ほどまでお前やアヤとエナ、なのはたちが死んでしまったら俺はどうなってしまうかと考えていた。その結果はすぐに出てきた・・・・・・俺は復讐をするほどまでに心が弱くなってしまっていると・・・・・・それだけじゃない怖いんだ・・・・・・お前たちが俺の前から消えてしまうってのが・・・・・・何よりそれが一番に怖くなっている。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「情けないほどに、俺はお前やなのはたちに甘えていたみたいだ。自分でもかつてのほどの考え方などが思いつかないほどにな・・・・・・俺自身も何も可も変わってしまっている。今の俺はカラレス・ランズじゃない加藤 雷児として新たな生を得てからかもしれないがな。すまないなこれは忘れてくれ」

 

「カラレス・・・・・・」

 

「さーて子どもたちが待っているからな戻るとしよう」

 

俺はそういって立ちあがり帰る準備をする。部隊室の扉を閉めて色々とチェックをしてから俺達は出てカギなどをしていき家の方角へと帰る。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「どうしたの?」

 

「綺麗だな」

 

「そうね・・・・・・」

 

「昔ほどじゃないけどこうしてミッドチルダの夜空を見たのはお前と二人きりで見た以来かな?」

 

「ふふふあっちで見たじゃない海鳴市で」

 

「そうだったな」

 

夜空を見ながらも俺たちは家の方角を進みながら家が見えてきた。インターホンを押して中からなのはが出てきた。

 

「おかえりライ君にギンガ」

 

「あーそうだったお前らも一緒に今は住んでいるのをすっかり忘れていた」

 

「まぁ私たちが押しかけてきたもんだけどね?」

 

「そうだったな」

 

俺達は家へと入り中へ入るとアリシアとヴィータ、アヤとエナがゲームをしていた。どうやらスマブラをしておりリベンジマッチなのかチーム戦をしていた。

 

「ライ君随分遅かったやな?」

 

「少し考え事をしていてな、それで」

 

「なるほどな」

 

「「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」」

 

「姉さん(笑)」

 

「ヴィータ、また負けたのか?」

 

「うるせえええええええええ!!くそおおおおおお!!もう一回だ!!」

 

「そうよ今度は絶対にかーーーつ!!」

 

五歳児に負ける二人(笑)俺達は全員が笑ってしまい二人が頬を膨らませていた。

 

「くそおおおカラレス!!勝負だ!!」

 

「え?俺!?」

 

「そうよ!!ライなら勝てる!!」

 

「まぁいいけど、アヤ悪いけどコントローラを貸してくれないか?」

 

「はいパパ」

 

「ありがとうアヤ」

 

なんでか知らないがアリシア・ヴィータ対俺という戦いになってしまった。まぁゲームだから勝てるとは思えないけどなーーーーと思っていた自分を殴りたい。

 

「「嘘だあああああああああああああああああああああああああああ!!」」

 

「「パパつよーーーい!!」」

 

二人はすごく落ち込んでしまい俺はどう声をかけていいのかわからない状態になってしまった。

 

「あはははまさかライは天才って思っていたけどゲームもなのかな?」

 

「ランくんすごいわね」

 

「あぁカラレスさまってこんな才能まであるとは思ってもおりませんでした」

 

「「うわああああああん!!」」

 

「泣くほどかよ・・・・・・ってかなんかすまん」

 

「むーーーこうなったらライに抱かれるしかないじゃない!!」

 

「はあああああああああああああ!?」

 

すると横から何かが飛んできてアリシアが吹き飛ばされる。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

後ろを振り返るとアレイが目を金色に光らせていた。おそらく彼女が放った技であろう・・・・・・

 

「アリシアさん・・・・・・あまり調子に乗らない方がいいですよ?」

 

「あ、ごめんなさい・・・・・・」

 

オーラが強力だったのかなのはとフェイトはお互いに抱きしめあっているし、子どもたちも震えているし全員が震えている。

 

「アレイそこまでだ、それを収めろアヤたちが怖がっているぞ」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

アレイに言うと彼女のオーラが収まっていき全員がほっとしている。おそらく誰もが思ったのだろうな・・・・・・アレイを怒らせない方がいいと・・・・・・

 

「ママを怒らせたら駄目だねエナ」

 

「うんアヤ、ママ怖い」

 

「お母様を怒らせたら私たち命が・・・・・・」

 

うわー子どもたちなんか恐怖にトラウマになりかかっているじゃねーか、やれやれ・・・・・・




次回 カラレス事雷児は何が起こっては遅いのでパトロールの強化を部隊に指示を出す。レジアス中将たちにも報告は済ませているので彼は歩いていると何かが動いているのを見えて追いかける。

次回「雷児、謎の人物を追いかける」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児謎の人物を追いかける。

雷児side

 

俺はパトロールをしていたが謎の人物を発見をして追いかけていた。アギトたちは今はいないがそいつは今回の事件に関わっていると判断をして追いかけることにした。角を曲がり俺はララを構える。

 

「何!?」

 

だが俺が構えた場所には誰もおらず辺りを見るが・・・・・・逃げるような場所はないのに消えていたのだ。

 

「いったいどうなってやがる・・・・・・」

 

俺は歩いていき辺りを見ていると突然として体に痺れを感じた。

 

「が・・・あ・・・・・・」

 

「うふふふふふふふ」

 

「おま・・・えは・・・・・・」

 

俺は相手の女性の顔を見てそのまま気絶をしてしまう。

 

雷児side終了

 

基地司令室ではギンガが待機をしていた。彼女は雷児が連絡をしてこないのが気になっていた。

 

「カラレスどうしたのかしら?いつもなら定期連絡をするのに・・・・・・ん?」

 

彼女は電話が鳴ったのでいったい誰からだろうと彼女は電話をとる。

 

「もしもし」

 

『アレイ・レーメルンだな?』

 

「誰・・・・・・どうして私のことを知っているのかしら?」

 

『お前の旦那であるカラレス・ランズを預かった。場所は貴様のデバイスに送っておいたいいか?貴様一人で来い』

 

ブツと電話が切れてブリッツギャリバーを見ると場所が添付されていた。

 

『マスター・・・・・・』

 

「おそらく罠ね・・・・・・でもカラレスが大事な人が捕まっているのよ・・・・・・行くわよブリッツギャリバー」

 

『マスター私も忘れないでください!!』

 

「ごめんごめんアルテミス」

 

ギンガは立ちあがり指定された場所へ向かっていく。彼女はカラレスのことが心配で罠だとわかっていてもその場所へと走っていく。

 

バリアージャケットを纏っていき彼女はローラースケートで移動をして彼女は指定された場所へとやってきた。

 

「・・・・・・ここね?」

 

彼女は警戒をしながら歩いていくと光弾が放たれて彼女は回避をする。

 

「ふふふふ流石ねアレイ・・・・・・やはりカラレスさまのことになると来ますわね?」

 

「その声・・・・・・まさか!!」

 

光が発生をしてたっている女性を見て驚いている。

 

「あなたはコウナリア・アルベスト!?」

 

「お久しぶりですねアレイ・・・・・・」

 

「カラレスは無事なのよね!!」

 

「えぇ無事ですわカラレス様なら・・・・・・あそこですわ!!」

 

またライトが点灯されて彼女は目を見開いた。

 

「カラレス!!」

 

そこには十字架に縛られている雷児の姿があった。ギンガはすぐにコウナリアの方を振り返り怒りをあらわにする。

 

「あんたがどうしてここにいるの!!」

 

「ふふふふ私自身もなぜこのミッドチルダにいるのかはわかりませんわ。ただわかっているのは一つ・・・・・・カラレス様を殺した奴らを皆殺しをするためですわ!!」

 

「まさか・・・・・・この頃の最近の事件はあんたの仕業なの!!」

 

「えぇその通りですわ。まさかカラレスさまが事件解決に動いているとは思ってもいなかったので追いかけてきたのでこのスタンガンを使わせて気絶させてもらいましたわ」

 

「そうか・・・・・・なら時空管理局ギンガ・ナカジマとしてあなたを逮捕します!!」

 

ギンガはリボルバーナックルを構えてコウナリアに突撃をして彼女の方へと接近をして殴りかかろうとしたが誰かが間に入り彼女が放つ攻撃をふさいだ。

 

「な!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

間に入ったのは雷児だ。彼はララを起動させてブレードモードにしてギンガのリボルバーナックルをガードをしたのだ。

 

「カラ・・・レス?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

彼女は動揺をした。雷児がコウナリアを守る姿を見て・・・・・・ギンガはぎりとさらに怒る。

 

「カラレスに何をしたの!!」

 

「ふふふふふカラレスさまに催眠術をかけましてね・・・・・・私を守る兵隊としてさぁカラレスさま攻撃を」

 

「御意」

 

雷児はララをランサーモードへと変えて彼女に向かって突きを放ってきた。ギンガは攻撃をはじかせて声をかける。

 

「カラレス!!目を覚まして私よアレイよ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児は無言でギンガに槍を振るって攻撃をしてきた。彼女はその攻撃をはじかせていくと蹴りを受ける。

 

「ぐ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児はそのまま鎌モードへと変えてギンガに接近をしてくる。ギンガはこのままでは負けると思いアルテミスを起動させてダブルセットアップをしてアルテミスが変形をした剣で彼が放った鎌モードを攻撃をはじかせる。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ふふふふふふふ夫婦で戦い合うなんてあーなんて運命なのですかねーーーー」

 

「卑怯者!!」

 

「さぁカラレスさまやってしまいなさい!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は無言で魔法陣を出していた。

 

「ソニックダンス」

 

鎌型のエネルギーが発生をしてギンガに襲い掛かる。彼女は防御の魔法でガードをしていき彼が放つ攻撃をガードをしたがその間に彼が接近をして彼女の肩をつかんでそのまま押し込んだ。

 

「あう!!」

 

「・・・・・・アレイ」

 

「え?」

 

二人が何をしているのかコウナリアは気になっていたが二人が飛びだしてきたのを見て彼は夜天の書を出していたのをみてとどめを刺すのかしらと考えている。

 

ギンガの方もアルテミスをロッド形態へと変えて構えている。彼は魔法陣を出して攻撃態勢をとっているのを見てコウナリアは笑っていると雷児はニヤリと笑う。

 

「いでよ我が守護騎士たちよ!!」

 

魔法陣が発生をしてそこからシグナムたちが現れた。

 

「な!?」

 

「ギガライノス、ギガフェニックス!!」

 

『おうよ!!』

 

『捕まえました!!』

 

「な!!」

 

コウナリアの後ろからギガライノスとギガフェニックスがコウナリアを捕まえていた。彼は着地をして彼女の両手に手錠をかける。

 

「な!!どうして私が催眠術をかけたのに!!」

 

「あぁあれね?俺は最初から催眠術にはかかっていないのさ。お前が油断をするのを待っていてなギガライノスとギガフェニックスに転移をしてもらいお前の後ろにかくれてもらったわけさ・・・・・・まぁアレイには先ほど説明をしたからな・・・・・・」

 

「でもあなたたち本気でぶつかっていたじゃない」

 

「あぁぶつかっていたさ。そうしないとお前が油断をしないからな・・・・・・さてシグナムたちはこいつを管理局にぶちこんでおいてくれ」

 

「了解しました」

 

「あいよ!!」

 

雷児はギガライノスとギガフェニックスたちと共に守護騎士たちはコウナリアを連れていき彼は後ろを振り返りギンガの方を見た。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「すまんアレイ、あいつを油断させるとはいえお前にはつらい思いをさせてしまったな」

 

「本当よ・・・・・・馬鹿・・・・・・私がどれだけ心配をしたと思っていたの・・・・・・」

 

彼女は顔をあげると涙を流していた彼女はそのまま彼に抱き付いた。

 

「カラレス・・・・カラレス!!無事でよかった・・・・・・良かった・・・・・」

 

「ごめんアレイ・・・・・・」

 

「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

ギンガは号泣をしながら雷児に抱き付いていた。それから数分後ギンガは落ち着いていたが離そうとしないままだ。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・えっと」

 

「ねぇカラレス」

 

「なんだ?」

 

「・・・・・・仕事は解決をしたんだよね?」

 

「あぁ一応な」

 

「・・・・・・なら次の日はお休みだよね?」

 

「・・・・・・そうだな」

 

「子どもたちはなのはさんたちに任せてもいいんだよね?」

 

「アレイ?」

 

「・・・・・・・・・・・なら行きましょ?」

 

雷児の手を引っ張り二人はどこかに歩いていく、雷児は辺りを見ながらまさかと思い彼女が止まったので上の方を見た。

 

「ラブホテル・・・・・・」

 

彼女は入り二名でといいなお格好は二人とも私服のため部屋の鍵をもらい入っていく。一方でなのはたちは雷児から子どもたちを頼むといわれたので首をかしげるのであった。




次回 ラブホテルでアレイと何度もして彼は目を覚ました。隣にはアレイ事ギンガは裸で寝ておりそうだったわと思いだす。

そして彼はギンガの顔を見て撫でる。

次回「ラブホテルの部屋から」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ラブホテルの部屋にて

「・・・・・・・・・知らない天井だ」

 

雷児は目を覚まして辺りを見てここは自分の家じゃないって気づいて隣の方を見るとギンガ・ナカジマが全裸で眠っていた。彼女の大きな胸などが彼に当たっており生なので彼女の大きな胸がむにゅっと形を変えていく。

 

「・・・・・・そうだ、昨日俺達はラブホテルに泊まったんだ。

 

彼は机の上に置いてあるララとブリッツギャリバー、アルテミスを見て外してやっていたんだと思い彼は隣に眠る奥さんを起こす。

 

「アレイ、起きろ」

 

「ううーん・・・・・・」

 

彼女は目を覚ましてからそのまま寝ぼけている顔で彼を見てからそのままキスをしてきた。

 

「うぐ!!」

 

「ちゅううううう」

 

それから数十分キスをしてから彼女は離れる。

 

「えへへへおはようカラレス」

 

「あぁおはようさん、いきなり朝からキスをしてくるとはな・・・・・・」

 

「カラレスのが中にたっぷり入ったからねーーーこれ妊娠したのかな(笑)」

 

「おいおい・・・・・・どれだけ出せばいいんだよ俺は・・・・・・」

 

雷児は苦笑いをしながらギンガはお腹をさすっていた。それからはお互いにチェックアウトまでに着替えをしてから家の方へと戻ることにした。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

チェックアウトをした二人は家の方へと歩いていく、今回の事件を解決をした二人は未然にふさげたので良かったとホッとしていた。

 

「・・・・・・それにしてもまさかあいつがな・・・・・・」

 

「えぇ私も驚くばかりよ?まさかコウナリアが犯人だったなんて・・・・・・しかもカラレスを催眠術をかけようとしたなんて思ってもいなかったわ」

 

「あぁ俺も最初は催眠術にかかりかかったが、そういえば俺は催眠術系効かないのをすっかり忘れていたよ。それで奴にかかったふりをしてお前と激突をした。」

 

「あの時はショックだったわよ・・・・・・何も聞かされなかったから・・・・・・」

 

「いやスタンガンで気絶させられたからな・・・・・・正直言ってまさかあそこでスタンガンをくらわされるとは思ってもいなかった。」

 

「でもカラレスが無事でよかった。」

 

「あぁすまんなアレイ心配をかけてしまった」

 

お互いに歩いて家の方へと戻ってきた二人。

 

「「ただいまーーーー」」

 

「「パパーーーーママーーーーー!!」」

 

二人の子どもたちは雷児とギンガの姿を見て抱き付いてきたので彼らは抱き上げる。彼らはふふと笑いながら子どもたちを見ているとシャマルが玄関にやってきた。

 

「あらあらラン君にアレイちゃんじゃない。」

 

「すまんなシャマル、ほかのみんなは?」

 

「皆は仕事よ?フェイトちゃんとアリシアちゃんは執務官として出動をしたからしばらくは帰ってこないわよ。」

 

「なのはとヴィータは教導官として出た感じでシグナムは自身の部隊の場所へザフィーラは?」

 

「えっとザフィーラは八神道場に行って教えているのよ」

 

「そんなことをしていたのか・・・・・・」

 

「ザフィーらしいわ(笑)」

 

そして二人はリビングに行きセレナから報告を受けていた。

 

「そうか・・・・・・ご苦労だなったセレナ」

 

『は!!』

 

「とりあえず事件は解決をしたセレナは纏め次第休みを取れいいな?」

 

『し、しかし!?』

 

「心配することはない、ギンガもいるからお前も休んだ方がいい」

 

『わ、わかりました』

 

通信を切り雷児はアヤを抱えたままだったが目を閉じていた。ギンガは雷児が眠っているのを見て疲れているんだわと思い布団に寝かせようと思ったが。

 

「あ、あれ?」

 

彼女も突然として眠くなってきて彼の隣で眠るように倒れる。アヤとエナも眠くなってきて( ˘ω˘)スヤァと彼らのそばで眠る。

 

ギガライノスとギガフェニックスは振り返る。

 

『主たち?』

 

『寝かせてやろうぜ?』

 

『だな・・・・・・だが誰が?』

 

二人は辺りを見ているが誰が四人を寝かせたのだろうかと二人は掃除などをすることにした。それから数時間後ギンガが目を覚ました。

 

『おや目を覚ましましたか?』

 

「・・・・・・ギガフェニックス?」

 

『はいそうですが・・・・・・どうしました?』

 

「どれだけ眠ったのかしら?」

 

『そうですね、二時間ぐらいですかね子どもたちも一緒にぐっすりと眠っておりますよ?』

 

「本当だわ・・・・・・」

 

ギンガはうーんと両手を伸ばして買い物に行かないと思っていると扉が開いた。

 

「ただいまーーーー」

 

「ただいま戻ったぞ」

 

「え!?」

 

ギンガが扉の方を行くと雷児とヴィータが玄関から現れたので驚いている。

 

「カラレス!?」

 

「なんだよアレイ、びっくりしたじゃないか」

 

「いつ起きたの!?」

 

「お前よりも数時間前にな、それでアヤとエナやお前を起こさないように動いていたらヴィータが帰ってきたら一緒に買い物に出かけたんだよ」

 

「ごめんなさい・・・・・・」

 

「気にするなってお前も疲れていたからなたまには俺が買い物に出かけた方がいいだろ?」

 

ほれといい雷児たちは中へと入り机に買ってきたものを置いた。そういえばと気づいた。

 

「そういえばなのはさんとヴィヴィオちゃんは?」

 

「あぁあいつらは今は実家の方へと戻っているぜ?ヴィヴィオを海鳴市の方に連れていきたいからって帰ってこんぞ?」

 

「はやての方はそろそろ戻るはずだ。さっき連絡が来たしシグナムもだ。」

 

「そういえばリリアたちは?」

 

「リリアとナハトはザフィーラとコスモを迎えに行っている。あいつは八神道場で鍛えたいといいあいつの元で修行をしている」

 

「そうだったの・・・・・・知らないことばかりだわ」

 

それから数十分後ザフィーラとコスモ、リリアとナハトが帰還してさらに遅れてシグナムとはやても帰ってきた。

 

「ただいまやでーーーー」

 

「おかえりはやて」

 

「ライ君!!」

 

はやては雷児に抱き付いてきた。彼は顔を赤くしていると黒いオーラを纏っているギンガがじーっと見ていた。

 

「は、はやて!?悪いが離れてくれないか!?」

 

「えーーーーええやんかーーー」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ギンガはニコニコしながら黒いオーラを纏い料理を作っていた。シャマルたちはおそるおそる手伝いをしているが雷児ははやてが抱き付いてきたので離させることができなかった。

 

その間も彼女は無言で料理を作っておりはやてはすりすりしていたので力んでいた。さらに彼女の黒いオーラが強まっていたのでついに・・・・・・ぶち!!

 

「うがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

ギンガは限界が来てはやてをつかんで背負い投げをして綺麗に決まり、シグナムたちは唖然としていた。

 

そしてそのまま彼女は雷児を抱きしめた。

 

「あ、アレイ?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼女は無言で頬を膨らませて彼を抱きしめていた。彼は自分の者だとすりすりさせて自分の匂いをつけるように。

 

「いたたた・・・・・・ま、まさかギンガに背負い投げをされるなんて思ってもなかったで・・・・・・」

 

はやては背中の抑えているがギンガの目にハイライトが消えているのに気づいた。そしてボソリと呟いている。

 

「カラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノカラレスハワタシノ」

 

「あ、アレイ・・・・・・」

 

「カラレスハワタシノ誰ニモワタサナイ絶対二アルテミス・・・・・・ブリッツキャリバーセットアップ」

 

『『え?セットアップ?』』

 

「いぃ!?」

 

ギンガは彼を抱いたままセットアップをしたので彼は一瞬だけアレイの生肌に触れてしまい顔を赤くする。

 

目を開けるがギンガの目には光がない。

 

「ちょっとやばくないか!?」

 

「ってアレイ殿がブチ切れておりますね・・・・・・」

 

「リリア!!転移魔法だ!!」

 

「わ、わかりました!!」

 

「場所は・・・・・・かつて俺たちが住んでいた場所!!」

 

「わ、わかりました!!」

 

「ギガライノスとギガフェニックスは子どもたちを見ていてくれ!!」

 

リリアは転移魔法を発動させて子どもたちは心配そうに見ていた。




次回「ギンガの暴走、はやてたちよくい止めろ!!」

「どうしてこうなった?」

「「「「主のせいですよ!!」」」」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ギンガの暴走!!はやてたちくい止めろ!!

リリアの転移魔法で雷児たちは家から転移をして雷児自身もギンガから離れてセットアップをする。

 

「どうしてこうなったんや!!」

 

「「「「「はやて(主)(ちゃん)のせい!!」」」」」

 

「ったくどうするんだよ・・・・・・」

 

雷児はギンガを見ている。彼女の目に光はなく戦闘機人モードを作動させておりさらにはダブルアップをしているのでこれは厄介だなと思いどう対処をすればいいのかと考えていた。

 

「カラレスカラレスカラレスカラレス」

 

「カラレスどうするんだ?」

 

「あぁ俺も正直言えばあの状態のアレイとは戦いたくない。」

 

「ライ君でもあかんの?」

 

「一度だけ俺はアレイを怒らせたことがあってな。怒られた以降は二度と怒らせないようにしていたんだ・・・・・・だが今回アレイがブチ切れて今に至る。」

 

雷児は考えていたがどうやってアレイを止めようかと考えていると彼女はアルテミスを構えて攻撃をしてきた。

 

全員が散開をして雷児はララをブレードモードにしてギンガに切りかかる。彼女はランサーモードにして彼が振るった攻撃をガードをした。

 

「ぐ!!」

 

「うふふふふふふふ」

 

笑いながらギンガは蹴りを入れて横からシグナムとヴィータが攻撃をしようとしていた。

 

「うふうふふふふふふふふふ」

 

彼女は笑いながらシグナムが放つレヴァンテインをアルテミスでヴィータのアイゼンを左手のリボルバーナックルで受け止めていたのだ。

 

「「な!!」」

 

「そーれ!!」

 

「「があああああああああああ!!」」

 

「てかギンガ強すぎない!?」

 

「あいつは普段は力などを抑えているからな・・・・・・今はブチ切れて手加減などをしていない。だから怒らせないようにしていたのに・・・・・・お前はな」

 

「まさかこうなるなんて思わないんや!!」

 

「仕方がない・・・・・・止める方法は・・・・・・シャマル悪いけどアレイに対してバインド魔法をかけてくれ、その間に暴走を止める」

 

「止める方法あるの?」

 

「まぁね、リリアユニゾンするぞ」

 

「わかりました!!」

 

「「ユニゾンイン!!」」

 

ユニゾンをした雷児はシャマルがバインド魔法を使い彼女の体を拘束をしていた。ギンガは戦闘機人モード状態なのでこんなバインド魔法を無理やり壊そうとしたがその前に雷児が目の前に現れて・・・・・・彼は次の瞬間彼女の口に自身の口を合わせる。

 

キスをしたのだ。全員が顔を赤くする中ギンガの目に光が戻っていた。雷児はすっと離れる。

 

「カラ・・・レス?わた・・・しは・・・・・・」

 

「どうやら戻ったみたいだな?」

 

「・・・・・・ごめん私・・・・・・」

 

「気にするな」

 

二人で着地をして彼女達は辺りを見て懐かしそうに見ていた。

 

「カラレス・・・・・・ここってまさか・・・・・・」

 

「そうだ・・・・・・俺達が住んでいた場所だ。」

 

「やっぱり・・・・・・」

 

「ライ君が住んでいたってもしかしてあの映像に出ていた。」

 

「そうだ・・・・・・リリアが転移魔法で俺達が住んでいた場所に来ていたが・・・・・・やはり瓦礫の状態で放置されているな・・・・・・」

 

彼は瓦礫状態になっている家を見ながらある場所をキョロキョロしていた。

 

「カラレスさまどうしたのですか?」

 

彼は辺りを探して地面をコンコンと叩いていた。そしてがさがさとやっていると謎の扉が発見された。

 

「ビンゴ」

 

彼はよいしょっと言いながら扉を動かして階段を発見する。

 

「お前らも来い最後の奴は扉を閉めてくれよ?」

 

ザフィーラが最後だったので彼らはゆっくりと降りていく。雷児が指を鳴らすと地下の光が光りだして彼女達は唖然とする。

 

「な、なんやこれは!!」

 

「これって・・・・・・」

 

「ようこそカラレス・ランズの地下室へ」

 

はやてたちは辺りを見て色んな資料などが置いてあり見ると色んな魔導書などがかかれていたのではやては雷児に聞いた。

 

「ライ君いったい・・・・・・」

 

「もしもの備えて地下室を作っておいて資料などをここに保管をしていたんだ。ほらこれなんか昔俺が研究をしていたものを保管などをしていたものだ。懐かしいぜ・・・・・・」

 

「けどどうしてここだけこんなに綺麗なん?」

 

「あぁ念のために長く保管できるようにある呪いの魔法をかけておいたんだ。まぁこの場所を知っているのは俺だけだからな・・・・・・だから王国の奴らもここを見つけることはできなかっただろうな」

 

ギンガは涙を流していた。彼女はかつてこの場所で雷児ことカラレスと住んでいた場所であり自身も結婚をしてから過ごしていた場所であり夫の最後の場所だからだ。

 

「アレイ・・・・・・」

 

「うう・・・・・・うううううううう・・・・・・私・・・・・・私・・・・・・何も・・・・・・できなかった。カラレスが一人で戦っていたときも私は・・・・・・私は!!」

 

「ギンガ・・・・・・」

 

雷児は資料をあさりながらもこの場所とつなげる魔法をセットをしていつでも家からここへ来れるようにセットをした。

 

だがギンガは帰ってからも落ち込んでいた。その夜雷児とギンガは一緒の布団に寝ていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「なぁアレイ」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「お前は何もできてないって思っていないぞ。」

 

「でも・・・・・」

 

「・・・・・・あの日、襲撃を受けた際もお前が無事に転移で逃げられて良かったと思ったんだ。だから遠慮なくあいつらを殺せると・・・・・・お前に見てほしくなかった。俺が人を殺すところを・・・・・・だからお前を転移させたんだ。」

 

「カラレス・・・・・・」

 

「こうして再びお前やリリアたちと再会をして俺は嬉しいんだぞ?こうして再び夫婦として過ごせて俺は・・・・・・」

 

「カラレス・・・・・・」

 

「なぁアレイ」

 

「何?」

 

「愛してる」

 

「私もよカラレス。もう離れないわ。」

 

「俺もだ・・・・・・」

 

二人はベットで抱きしめあった。二度と何があっても離さないために・・・・・・




次回 それから一週間が立ちフェイトとアリシアが執務官としての仕事を終えて帰ってきた。はやてはフェイトとアリシアに声をかけてなのはにも同じように声をかける。

その理由とは?

次回「はやての企み?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

はやての企み?

はやてside

 

さて現在ライ君とギンガは外に出てもらっておりうちはゲンヤさんやクイントさん、さらになのはちゃんたちにまぁ今住んでいるライ君の家に集まってもらっている。

 

「どうしたんだはやて?お前が俺達を雷児の家に呼ぶなんてよ」

 

「そうね、スバルたちも呼んで一体何を考えているの?」

 

「えぇそれはライ君とギンガに関してですよ」

 

「ライにぃとギンネェの二人?」

 

「そうや、二人は聖王のゆりかごとの戦いの後に子どもが生まれていますってことは結婚式をしておりません。」

 

「なるほどな、それで俺達があいつらにドッキリとして結婚式をやるってことか」

 

「そういうことです。」

 

そううちらのドッキリは結婚式をあげることや、まぁ結婚式をあげるのは簡単や・・・・・・おそらくライ君とギンガは遠慮などをすると思うしすでにアリサちゃんやすずかちゃん、さらにはライ君のお父さんとお母さんにも連絡済み・・・・・・その計画はすでに進んでおるのを・・・・・・そしてそのやる日は決まっている。

 

「この日や!!」

 

その日とは雷児がカラレスとして死んだ日にすることだ。一方でその雷児とギンガはかつての自身らが住んでいた場所へと来ていた。

 

彼はバリアージャケットを纏いララを銃モードにして構える。

 

「待ってくれカラレス私だよ!!」

 

現れたのはジェイル・スカリエッティだがその正体は雷児ことカラレスの親友であるセイル・ゴードンである。

 

「セイルか・・・・・・」

 

「全く撃とうとしないでくれ」

 

「お前ならはじかせると思うが?」

 

「おいおい」

 

「「あっはっはっはっはっはっはっは」」

 

お互いに笑いながら瓦礫となっているカラレス家を見ていた。ギンガとジェイルは歩きながら懐かしそうに見ていた。

 

「本当に懐かしいわね」

 

「あぁそうだな、ここで君達は暮らして私もたまにお邪魔をしていたな」

 

「えぇ・・・・・・そしてあの日が私たちの運命を変えた。」

 

「カラレスが死んだ日だね」

 

そのカラレス事雷児はシグナムたちと辺りを見て二人の話は・・・・・・こっそりサーチャーを飛ばして聞いていた。

 

「私はあの日カラレスが死んだって言うのを聞いて実験の失敗だと知らされた。だがあいつが失敗などで死ぬなんて思ってもいない。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「だからこそ私は色々と調べて王国の奴らがカラレスを殺したと判明をして私は反乱軍を作った。」

 

「私は両親からその話を聞いたわ。カラレスがなぜ私を実家に帰したのかも・・・・・・でも私はそれで納得をするなんて無理だった。だからセイルのところへと行き反乱軍に入った。」

 

「カラレスさま・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

雷児は目を閉じて昔の光景を思いだしていた。アレイを転移させた後に襲い掛かる兵士たち。

 

「ちぃ!!」

 

ララを振るい襲い掛かる兵士たちを切り裂いた後彼らを突破をしてシグナムたちと合流をする。

 

「カラレスさま・・・・・・数的にこちらが不利です!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「くそ!!シャマルカートリッジを!!」

 

「駄目!!さっきので尽きたわ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

扉が壊されてアガルス達が入ってきた。

 

「さぁカラレス・ランズ、大人しくその本を渡してもらおうか?」

 

「断る。貴様たちに渡すぐらいなら・・・・・・」

 

彼は後ろに次元ホールを開いてリリアたちを夜天の書の中へと入れて放り投げる。

 

「な!!」

 

「「「「「カラレス(様)!!」」」」」

 

「・・・・・・すまん、リリアたちよ俺はここまでのようだ・・・・・・だからこそお前たちに新たな主を見つけろいいな!!」

 

「主いいいいいいいいいいい!!主いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

「貴様あああああああああああ!!」

 

「アガルス・・・・・・地獄まで付き合え!!ララカートリッジ!!」

 

『マスター!!』

 

彼はカートリッジを起動させて自身の魔力を暴走させて自爆をした。彼は目を開けて瓦礫となった家を見ながらため息をついた。

 

「カラレス・・・・・・あたしたち情けないぜ・・・・・・」

 

「ヴィータ、そんなことはない・・・・・・お前たちはよく戦ってくれた。」

 

「ですが!!」

 

「俺はお前たちさえ無事ならそれでよかったのさ・・・・・・だがそれはお前たちには苦労をさせてしまったな・・・・・・」

 

「ラン君」

 

「・・・・・・セイルにアレイ」

 

「「・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

「お前たち二人には本当に申し訳ないことをした。」

 

彼は謝った。二人は突然として雷児が頭を下げてきたので驚いている。

 

「アレイに関してはひどい言葉を言い、セイルに関しては何も知らせないで・・・・・・俺は一人で解決をしようとしたんだ。お前たちに迷惑をかけたくなかった。だが結果はあの通りだ・・・・・・お前たちを若く死なせてしまったのは俺のせいだ。」

 

「カラレス・・・・・・謝らないでくれ・・・・・・私は自分の意思で反乱を起こした。」

 

「そうよカラレス・・・・・・私だってあの時何もできなかった。あなたが悩んでいたのに妻なのに何もできなかった・・・・・・そしてあの日だって私は・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・二人とも・・・・・・」

 

3人は涙を流しているのを見てヴィータは大泣きシグナムたちも涙を流していた。さて一方ではやてたちは雷児たちがいない間に結婚式場やギンガのドレスなどの準備などが進められていた。

 

コスモやアヤとエナは今回は参加をしており自身のお父さんとお母さんたちが喜んでくれるのを想像をして笑顔になっていた。

 

「ねぇアヤ」

 

「何エナ?」

 

「お父さんたち喜ぶかな?」

 

「きっと喜ぶよ!!」

 

「うん!!」

 

「大丈夫よ二人とも」

 

「「コスモお姉ちゃん!!」」

 

「成功させようね?」

 

「「うん!!」」

 

そんな準備がされているなどを知らない雷児たちは家に帰ってからも普通に過ごしており、なのはたちも仕事の調整などをしてクロノやリンディ、プレシアにリニスやナンバーズたちも協力をしてもらいセイルやアキラたちも手伝いをして二人の結婚式の準備が進められていく。

 

そしていよいよ準備などが整っていきカラレス・ランズが死んだ日になった。その日雷児とギンガはある場所に呼ばれていた。

 

「部下たちを預かった。お前たち二人で来いか・・・・・・」

 

「すごく怪しいんだけどね。」

 

「あぁ気を付けていくぞアレイ」

 

「えぇ・・・・・・」

 

二人はぎぃと扉を開けると突然として二人は手刀をくらい気絶をしてしまう。

 

雷児side

 

「うぐ・・・・・・」

 

俺は目を覚ました。どこかの場所で間違いないが・・・・・・いったい?

 

「目を覚ましたかね雷児君」

 

「え?」

 

俺は振り返り見るとセイルにレイル、レジアス中将にゼストさんにクロノにユーノ、それに父さんがいた。

 

「父さん?それに皆も・・・・・・どうして?」

 

「はっはっはっは雷児、自分の格好を見たらどうだ?」

 

「自分の格好?」

 

父さんに言われて俺は自分の格好を見る。それは白いタキシードを着ていたのだがなんでだ?

 

「えっとどうして俺は白いタキシードを着ているんだ?」

 

「いやー君にばれないのがヒヤヒヤしていたよ」

 

「どういうこと?」

 

「君の結婚式をするんだよ」

 

「はぁ!?」

 

俺とアレイのか!?だからといって遠慮をしていたのに・・・・・・

 

「お前は遠慮をする気だったのだろ?だからはやてが考えてな俺達全員でお前たちにサプライズをすることにしたのさ。ほらさっさと行け」

 

ゼストさんに言われてどうやら俺は母さんを見つける。

 

「似合っているわよ雷児。」

 

「ありがとう母さん。そのギンガは?」

 

「ふふこっちよ」

 

俺は母さんに連れられてアレイがいる場所へと入る。そこには紫の髪を後ろにまとめられて白いドレスを着ていたギンガの姿があった。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「パパ、パパ!!ママどう?」

 

「・・・・・・綺麗だぞギンガ」

 

「ありがとう・・・・・・でもやられたわね」

 

「あぁ俺はゼストさんに」

 

「私はお母さんに気絶させられたみたい」

 

「そうだな・・・・・・」

 

俺はギンガの手を引っ張り立ちあがらせて結婚式場に入る。

 

雷児side終了

 

教会の間ではなのはやフェイト、アリシアにはやて、アリサにすずかたちも参加をしておりカシムが神父役を務めていた。

 

『新郎新婦のご入場です!!』

 

ギガライノスとギガフェニックスが扉を開くと白いタキシードを着た雷児と白いドレスを着たギンガが入場をして全員が拍手をする。

 

「おめでとう!!」

 

「おめでとう!!」

 

「おめでとーーーーう!!」

 

二人は神父役になっているカリムの前まで歩いて前を向いていた。

 

「ごほん・・・・・・汝ライジ・カトウはギンガ・ナカジマを妻として永遠の愛を誓いますか?」

 

「誓います」

 

「ごほん・・・・・・えー汝ギンガ・ナカジマはライジ・カトウを夫として共に支え合っていき共にしていくことを誓いますか?」

 

「誓います!!」

 

「えー誓いの言葉が終わりましたのでお互いに指輪交換をしてその・・・・・・き、キスを・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

お互いに指輪交換をした後に二人は近づいてキスをする。二人は皆に祝福されながら外へと出てギンガはブーケを投げる。

 

「そーーーれーーー!!」

 

上空に高く上がったブーケをとりあおうとしているなのはたちを見て二人は苦笑いをしていた。

 

だがそのブーケをキャッチをしたのはキャロであった。雷児は空を見ていた。

 

「カラレス?」

 

「青空だ・・・・・・この綺麗な青空の中お前と結婚式をあげることになるなんてな・・・・・・!!」

 

雷児は突然として目を見開いた。アレイは前を向くと光が発生をしてそれが人の姿になっていったのを二人は見ていた。

 

「父さん・・・・・・母さん・・・・・・姉さんたちにヴィーネス・・・・・・」

 

『おめでとうカラレス』

 

『本当に綺麗なお嫁さんね?』

 

『いいなー私もお嫁さんになりたかったな』

 

『姉さん、カラレス本当におめでとう』

 

『お兄ちゃん!!幸せになってね!!』

 

「あぁ・・・・・・」

 

『アレイさん、息子を2度も任せてしまって申し訳ないね?』

 

「いいえ・・・・・・」

 

『あなただからこそ息子を任せらせるわ。お願いね?』

 

「はい!!」

 

5人は光りだして空の方へと飛んで行くのを二人は見ていた。

 

「パパ?」

 

「ママ?」

 

「ありがとう・・・・・・父さんに母さんに姉さんたち・・・・・・俺は生きていきますアレイや娘たちと共に・・・・・・これからも・・・・・・だから見守っていてください・・・・・・」

 

彼らはこれからも生きていくことを決意をしているとはやてが大声を出す。

 

「ライくーーーん!!はやくはやく!!」

 

「あぁ今行く!!」

 

雷児たちは並んで全員で写真が撮られる。

 

雷児side

 

結婚式が終わり俺とギンガは予約されていたホテルの部屋にいた。アヤとエナ、コスモの3人は俺の父さんと母さんたちに任せているので俺達はお互いに見ていた。

 

「疲れたなアレイ」

 

「えぇそうね。まさかお母さんたちが結婚式を考えていたなんて思ってもいなかったわ」

 

「あぁ俺達は皆が忙しいからなそれで遠慮をしていたのにな・・・・・・まさか俺が死んだ日にやるとは思ってもいなかったが俺にとってはいいかもしれないな。」

 

「そうね・・・・・・この結婚式は私たちのこれからの人生の始まりだと思えばいいのよね・・・・・・」

 

「そういうことだ」

 

現在ララとアルテミス、ブリッツキャリバーは外しており二人はタキシードとドレスの格好のままいた。

 

「・・・・・・本当に綺麗だアレイ」

 

「あなたもかっこいいわよカラレス」

 

ギンガと雷児に映っている窓はかつての姿アレイとカラレスの姿を映し出されていた。お互いに近づいていきキスをした。

 

俺たちはキスをした後にアレイのドレスを脱がしていく、彼女は承諾をしてくれてアレイを見て・・・・・・

 

「アレイ」

 

「カラレス」

 

キスをして彼女の中へと・・・・・・俺達は初夜などはしたけど結婚式の後でやったのであった。

 

雷児side終了

 

次の日彼は目を覚ました。辺りを見ていると全裸で眠っているアレイ事ギンガの姿とドレスなどを見てそうかと思いだした。

 

「そうだ・・・・・・結婚式をあげてもらって・・・・・・俺たちはやったんだっけ?」

 

「おはようカラレス」

 

前を向くと全裸のままお茶を持ってきたギンガがいた。彼女からお茶をもらい彼は飲んでいた。

 

「ふふ昨日は私も張り切っちゃったわ(笑)」

 

「笑い事かよ・・・・・・だが俺達は本当にいい時代に生まれ変われたな」

 

「そうね、こうしてまた結婚式をあげてもらって・・・・・・お父さんやお母さんさらには雷児としてカラレスのお父さんにお母さん・・・・・・それにスバルや皆に祝ってもらって・・・・・・」

 

「そして俺の父さんや母さん、姉さんたちにも・・・・・・な?」

 

「そうね・・・・・・」

 

二人は着替えなどをしていきドレスなどをしまっていく。すると扉を叩く音が聞こえてきた。

 

「はーい」

 

扉を開けるとアヤとエナが走ってきた。

 

「「パパーーーーママーーーーー」」

 

「アヤとエナーーーー」

 

「「えへへへへへへ」」

 

雷児はアヤとエナを見てから外へ行き全員がいた。

 

「おはようライ君!!」

 

「ふふお前だなはやて、こういうことしそうなのは?」

 

「あらばれてもーた?」

 

「だが父さんや母さん、まさかアリサにすずかにも協力をしてもらうとはな・・・・・・だが感謝をする」

 

「ライ君がお礼を言うなんてなんか照れくさいで・・・・・・それにうちも助けてもらっているからね。」

 

そして全員でホテルの外を出ていき空を見て雷児は皆の方を向いた。

 

「皆・・・・・・これからもよろしくな!!」

 

「うん!!」

 

「うん」

 

「もちろん!!」

 

「そうやな!!」

 

「全くあんたたちは・・・・・・」

 

「でもこうしてまた再会できたからいいじゃないのアリサちゃん」

 

そして雷児はギンガの方へと歩いていき・・・・・・

 

「これからも俺の傍にいてくれるな、アレイ?」

 

「もちろんよカラレス。私はあなたの傍から離れませんよ?」

 

「なら行こうか!!ララ!!セットアップ!!」

 

カラレス・ランズ 夜天の書を作りし男性でミッド式を完成させた男は新たな生を得て今再び妻や仲間たちと再会をした。

 

初代夜天の書の主が転生をして現代へ                    完




はいというわけで今回で初代夜天の主が転生をして現代は終了とさせていただきます呼んでくださった皆さま誠にありがとうございました。ほかの小説もまぁ色々とありましすが読んでくださいかな?

ではでは


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ギンガの様子がおかしい?

雷児「あれ?」

ギンガ「私たちの小説終わったんじゃないの?」

いやーなんか思いついてねつまり!!

二人「続行ですね知っていました」

三人「ではどうぞ!!」


雷児side

 

終わったはずなのにまた出番をもらってしまった・・・・・・まぁそれだけでも俺達の出番が増えるからいいけどさ・・・・・・ちなみに時系列的には結婚式をしてから一ヶ月はたっている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は今ギンガ事アレイを見ているがどうも変だな・・・・・・あまりご飯を食べていないしよくトイレに駆け込んでいる。

 

「というわけでシャマル調べてくれないか?」

 

「えっとアレイちゃんを調べればいいんだよね?わかったわ」

 

いやーこういうときに医者であるシャマルがいてくれてありがたいな・・・・・・とりあえず何事もなければいいのだけど・・・・・・

 

雷児side終了

 

アレイ事ギンガは自分の部屋で休んでいた。彼女はお腹の方を抑えていると扉をコンコンと叩く音が聞こえたので彼女は誰だろうと思い声を出す。

 

「誰?」

 

「アレイちゃん私よ」

 

「シャマル・・・・・・いいわ入ってきて」

 

扉が開いてシャマルが入ってきて寝ているアレイ事ギンガの近くにやってくる。

 

「ねぇアレイちゃん、もしかしてだけど・・・・・・」

 

シャマルはアレイのおなかの方を見てすぐに何があったのかわかったので彼女は首を縦に振る。

 

「ふふふおめでとう、ということは・・・・・・安定期に入ってからね?」

 

「そうね・・・・・・ってまた仕事を休まないと行けなくなるわね・・・・・・」

 

「仕方がないわよ、それでラン君たちにはいつ言うの?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ギンガは少し考えてから彼女の方へと向いて声を出す。

 

「今日のご飯の時に言うわ。」

 

「とりあえず確認をするわね?」

 

彼女はすぐに魔法で確認をするとふふと笑う。

 

「やっぱり妊娠をしているわね。ってことはその前にやったときにできたみたいね?」

 

「ふふかもね・・・・・・でもどっちかな?」

 

「とりあえずご飯はリリアたちに任せたほうがいいわね?」

 

「うん・・・・・・ごめんだけどそうしてもらえたらうれしいな・・・・・・」

 

「わかったわ」

 

シャマルはそういって部屋を出ていったあとにリリアたちにアレイが調子悪いからご飯を作ってくれないかとお願いをしてリリアは承知をしてご飯を作ることにした。

 

「今日はフェイトたちも帰ってくるはずだからな・・・・・・」

 

「お父様どうしたのです?」

 

「コロナ、何でもないよアヤとエナは手を洗っているか?」

 

「「うん!!」」

 

「お、お待たせカラレス・・・・・・」

 

「大丈夫かアレイ?」

 

「うんちょっとはましになったよ・・・・・・」

 

「そうか無理をさせたら悪いな・・・・・・」

 

「気にしないで」

 

そういって話をしているとなのはやはやて、ヴィータたちも帰宅。さらにアリシアとフェイトも帰宅をしたので全員がそろった。

 

「さて皆ご飯を食べる前にアレイちゃんから報告があります。」

 

「アレイ何があったんだ?」

 

「・・・・・・あのねカラレス、実は・・・・・・子どもができたの」

 

「「「え?」」」

 

「ふぁ!?」

 

「「子ども?」」

 

アヤとエナは首をかしげて雷児自身も驚いている。

 

「子どもって俺とお前のだよな?」

 

「うん・・・・・・」

 

「えぇまだ三か月だけど妊娠をしているわ。だからラン君」

 

「わかっている。アレイには休んでもらうしかないな・・・・・・」

 

彼はギンガが妊娠をしたのであまり無茶させることはできないなと思いつつとりあえずまずやることは決まった。

 

「とりあえずクイントさんやうちの親父たちにも連絡しておかないとな・・・・・・」

 

「ライ・・・・・・大変だね?」

 

「まぁな・・・・・・俺自身も仕事が増えている感じだからな最近・・・・・・というよりはうちの部隊って言った方がいいな・・・・・・せめてあと一人か二人手伝ってくれる人がいたら楽なんだけどな・・・・・・だが贅沢は言えないさ・・・・・・」

 

『つまりどういうことだ?』

 

『ライノス、簡単に言えばアレイ殿の体にはアヤちゃんとエナちゃんの妹か弟を身ごもっているってことだ。』

 

『まじかよ!!』

 

アヤとエナはギンガに近づいてお腹の方を触っている。

 

「ママ、この中に私たちの妹か弟がいるの?」

 

「えぇその通りよ。アヤとエナはどっちがいいの?」

 

「「うーーーん」」

 

「まぁ二人ともまだ速いからな・・・・・・だが産まれてきたらお前たちはお姉さんになるんだ。」

 

「お姉ちゃん・・・・・・」

 

「そうお姉ちゃんにだ。」

 

雷児は話をしながら昔のことを思いだしながらあっちから持ってきた書物を読んでいる。

 

「ねぇライ君・・・・・・それ何?」

 

「昔俺がカラレス・ランズの時に書いていたものだ。地下室に残してあったのをこちらに持ってきたんだ・・・・・・ついでに言えばこれはまだ開発途中のデバイスなどもある。」

 

「「うわー」」

 

雷児は色々とあるのを見てカラレス・ランズの時の彼って研究科だったのかなと思うなのはたちであった。

 

雷児side

 

さて俺は現在作っているのはデバイスだが・・・・・・まぁいえばララのアタッチメントみたいな感じだな?主にブレード形態とかのな。しかしアレイが妊娠をしたのか・・・・・・前世のことを考えたら俺達は幸せになっているのか・・・・・・

 

『マスターどうしたのですか?』

 

「何でもないよララ、だがギンガが抜けるのはいたいなと思ってな」

 

『仕方がありません。子どものことを考えますとね?』

 

「ふむ・・・・・・とりあえず明日からアレイには休んでもらおうとしよう」

 

そう話をしていると扉が開いたので俺は振り返るとアレイが入ってきた。

 

「アレイどうしたんだ?」

 

「ううん何でもないよ、ごめんねカラレス・・・・・・」

 

「気にするな、お前は子どもを無事に産むことだけ考えてくれ・・・・・・」

 

「でも仕事の方だって・・・・・・」

 

「全く気にするなアレイ・・・・・・」

 

俺は彼女の頭を撫でると彼女は喜んでいるのを見て昔にもこうした気がするな・・・・・・

 

「アレイ、もしかして俺って昔もこうしたことある?」

 

「あるよ?」

 

「だよな・・・・・・」

 

そんな話をしているが次の日もあるので俺達は寝ることにした。




次回 アレイ事ギンガが妊娠をしたことがわかり部隊のみんなにも報告をする雷児、一方でギンガは家でのんびりしていた。

次回「ギンガの一日」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ギンガの一日

ギンガside

 

「それじゃあ行ってくる」

 

「えぇ気を付けてね?」

 

「何かあったら連絡をするんだいいな?」

 

「もう心配しないでカラレス、何かあったら連絡をするから」

 

カラレスは仕事に向かっていき私は家でのんびりすることにした。何気に家に一人ってのは久々かもしれない。子どもたちは幼稚園や学校にいっておりなのはさんたちも仕事で家にはギガライノスとギガフェニックス、念のためにとリリアが残ってくれている。

 

「大丈夫ですかアレイ殿?」

 

『何かあったら俺達に言ってくれよ?』

 

「ふふありがとうね?でも今のところは大丈夫よ」

 

私は気にせずにいたいけどまぁとりあえず無理をしない程度に掃除などをしようかしら?

 

「ギガフェニックス悪いけどとってもらえる?」

 

『了解です』

 

ギガフェニックスが掃除機をとってきてセットをしてくれたので私は掃除機を起動させて掃除をしていく。ライノスとリリアには洗濯の方をお願いをしている。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

『アレイ殿無理をしては・・・・・・』

 

「大丈夫よフェニックス、アヤとエナを産んだ時だから平気よ」

 

『それにしてもいったいどちらなのでしょうか?』

 

「私的には男の子がほしいわね・・・・・・」

 

『まぁ女の子でもカラレス殿は喜ぶと思いますけど?』

 

「ふふそうね・・・・・・」

 

私は掃除を終えて昔のことを思いだしている。アレイ・レーメルンとしてあの人の傍にいて何かできただろうか?私はただあの人の傍にいただけかもしれない・・・・・・私はカラレスみたいに魔法がすごかったわけじゃない・・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

『アレイ殿?』

 

「ごめん少しだけ考え事をしていたの・・・・・・」

 

『考え事ですか?』

 

「どうしてカラレスは私と結婚をしてくれたのかなって・・・・・・私はカラレスみたいに魔法が得意ってわけじゃない。だけどあの人は私を選んでくれた・・・・・・なんでだろうって・・・・・・」

 

私はずっと気になっていたことがある。本当になんでだろうか?

 

ギンガside終了

 

さて一方で雷児は歴史の本を読んでいた。カラレス・ランズについて書かれていた。

 

「カラレス・ランズはその人生の中で奥さんは一人しか持たなかった。古代ミッドチルダにおいては珍しいと・・・・・・」

 

「そういえばカラレスはどうしてアレイだけにしていたんだ?」

 

「私も気になります!!」

 

「どうしてアレイだけしかとらなかったか・・・・・・大した理由はないよ。」

 

「大した理由はない?」

 

「どういうことです?」

 

「・・・・・・俺がアレイと出会ったのはパーティー会場に出会ったんだ。俺はどうもパーティー系は苦手でな・・・・・・それで外で休んでいると一人の女性が同じようにやってきたんだ。それがアレイだった・・・・・・言ってしまえば一目ぼれだよ。なんて綺麗な人なんだって・・・・・・」

 

「ほえー・・・・・・」

 

「それがアレイとの出会いってことか?」

 

「あぁパーティーが終わった後も交流をしてお互いに思っていたからな・・・・・・まぁ結婚などもスムーズに行けたよ」

 

「へぇー案外カラレスって女たらしかと思ったけど違ったんだな・・・・・・」

 

「アギトお前・・・・・・失礼だぞ?」

 

「まぁ自覚しているじゃないですかマスター?」

 

「・・・・・・なのはたちのことか・・・・・・」

 

「「そうです!!」」

 

「はい・・・・・・」

 

ユニゾンデバイスの二人に言われて雷児はタジタジになっていた。とりあえず自身の書いてある歴史の本をしまい彼はうーんと手を伸ばしていると声をかけられる。

 

「おーーーいカラレスーーーー」

 

「ん?」

 

彼は振り返るとヴィータがおり珍しいなと思い声をかける。

 

「ヴィータどうした?」

 

「何カラレスの姿が見えたから声をかけたんだ。」

 

「だがお前は教導官をしていたはずだが?」

 

「まぁ今日はなのはの日だからな、あたしはアイゼンを取りに帰るところだ」

 

「なら俺も仕事が終わったから帰るとするか」

 

「そういえばカラレス気になることがあるんだけどよ」

 

「なんだ?」

 

「どうしてカラレスはアレイしか奥さんをとらなかったんだ?」

 

「いきなりだな・・・・・・てかお前もアオナやアギトと同じ質問をしてきたな・・・・・・答えは同じだけどな・・・・・・」

 

「なんだよ教えてくれよ」

 

「教えないよーーだーーー」

 

そういって彼らは家の方へと帰り扉を開ける。

 

「「ただいまーーー」」

 

「あらお帰りカラレス」

 

「アレイ無茶をするなって」

 

「平気よ、それにまだ動ける方だから」

 

「そうか・・・・・・」

 

彼は中へと入りヴィータも一緒に入るとアヤとエナ、コスモの姿があり料理を手伝っている。

 

「パパ!!」

 

「お帰りーーーーー」

 

「お帰りなさいませ」

 

「あぁ帰ってたよ」

 

雷児とヴィータは手を洗いに行くとほかのメンバーたちも戻ってきていた。フェイトとアリシアも休みだったので今日は買い物に行っていたみたいでご飯を食べようとしたときにはやてが一言。

 

「なぁライ君」

 

「なんだ?」

 

「どうしてライ君はアレイ事ギンガ一人しかとらなかったん?」

 

「うぐ!!」

 

突然のその質問に雷児は喉に詰まらせかけた。アレイ事ギンガもそのことが気になっていたので食べる手を止めている。

 

なのはたちもじーっと雷児の方を見ていたので彼はもしかしてこれは話さないといけないのか?と思い黙っているが・・・・・・

 

「「「じーーーーーーーーー」」」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

四人の視線を受けて雷児は観念をして話すことにした。

 

「わかったよ。なんで俺はアレイだけしかとらなかったのかを・・・・・・それは・・・・・・」

 

「「「「それは?」」」」

 

「一目ぼれだよ・・・・・・」

 

「ふぇ?」

 

「一目ぼれ?」

 

「そうだよアレイ覚えているか?俺達が初めて会ったあのパーティーのことを」

 

「えぇ覚えているわよ?」

 

「あの時俺はパーティーが苦手でな・・・・・・それで外で飲んでる時にお前を見たときになんて綺麗な人なんだろうと思ってな・・・・・・話しかけたのはそれが理由さ・・・・・・」

 

「・・・・・・そうだったの・・・・・・」

 

「あ、アレイ?」

 

突然としてギンガが涙を流したので雷児は慌ててしまう。

 

「ど、どうしたんだ!?」

 

「わ、私ずっと不安だった・・・・・・なんでカラレスは私しか奥さんとしてとらなかったのかって・・・・・・カラレスみたいに魔法が得意ってわけじゃないのに・・・・・・それで・・・それで・・・・・・」

 

「不安にさせて悪かったよ。言っておくが俺は決してそんなのことで決めたわけじゃないってだけは言っておく」

 

「カラレス・・・・・・」

 

「ほらお前らもご飯食べろ話をした俺は恥ずかしいのだからな!!」

 

そういって雷児はご飯を食べ続けている。顔を真っ赤にしながら・・・・・・




次回 雷児はなのはの教導官としての手伝いをするために彼女たちが配属されている基地へとやってきた。

次回「雷児指導へ」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児指導へ

雷児side

 

現在俺はどこにいるのか?それは・・・・・・なのはとヴィータが教えるところへとやってきていた。どうしてこうなったのかというとなのはの補助的な感じをすることになって今に至る。

 

セレナには申し訳ないが頑張ってもらうしかないなと思いつつ、てかゼストさんがいきなりこの基地へ向かってくれと辞令を受けて俺はこの場所へ来たのである。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は現在なのはが行うと思われる場所を見ている。ヴィータは俺の傍にいる。

 

「なぁカラレス」

 

「なんだ?」

 

「カラレスはなのはの指導を見ているだけなのか?」

 

「あぁそのつもりだ。俺の指導はこれを使っちまうからさ」

 

俺は重力システム装置のブレスレットを出すとヴィータは納得をしているかのように見ている。俺って人に教えたりするのが苦手なんだよな・・・・・・通常は一人一人に教えたりするのが得意な方なんだよ。だからティアナやアキラだけしか教えたりしていないのだ。

 

「お、始まったみたいだぜ?」

 

俺はなのはが教えるのを見ておりかなりの人気者だなと思いつつ見ているとなんか知らないが俺の方を見ているぞ?しかもひょいひょいとしているので俺はセットアップをして彼女のところへと行く。

 

「紹介をするね!!彼は加藤 雷児君。今回は彼にも私と一緒に指導をしてもらうよ!!」

 

「はぁ!?おいおい教えるって・・・・・・」

 

俺は驚いているとひそひそと候補生たちがひそひそと話しをしている。

 

「嘘!?加藤 雷児って言えばあの有名な魔導士!?」

 

「かつて機動六課でエースと呼ばれていた人が!?」

 

おいおい俺ってそんな風に伝わっていたのかよ!?知らなかったわ・・・・・・というわけで俺は半分ほどのメンバーを教えることになりさて何を教えればいいのか・・・・・・

 

「さて何をしようか・・・・・・君達の実力などを俺は知らない・・・・・・そうだ!!模擬戦をしようじゃないか!!」

 

「「「「「え!?模擬戦ですか!?」」」」」

 

「俺は今日始めてきたんだ。だから君達の実力を俺は知らない。だから見せてほしいなのはが教えてきたことを俺に叩きつけてこい。全員で構わない!!チームワークも魔導士として大切なことでもある!!それを俺に攻撃をしてこい!!」

 

「「「「「はい!!」」」」」

 

皆のやる気を感じて俺はワクワクをしている。ヴィータは俺の顔を見て苦笑いをしているのはなんでだ?

 

「うわーカラレス相手に候補生たちがな・・・・・・」

 

まぁ流石の俺も手加減はするさ・・・・・・

 

「さぁかかってこい!!」

 

それから数十分後

 

「うわ!!」

 

「・・・・・・あれーーーー?」

 

最後の一人を倒してしまい俺は苦笑いをしてしまう。コンビネーションで来たりしていたがなんでか倒してしまい俺は手加減が苦手だったっけ?

 

「らーーーいーーーーくーーーん!!」

 

「す、すまん・・・・・・つい久しぶりに戦えると思ってな・・・・・・つい・・・・・・」

 

「もう!!これじゃあ指導にもならないよ!!」

 

「悪かったって・・・・・・とりあえずヒーリングエアー!」

 

俺は回復魔法を使い候補生たちを回復させた後に普通に指導をしていきやがて夕方となりなのは達と共にいっしょに帰る。

 

「手加減ってのはどうも苦手だな・・・・・・」

 

「そういえばライ君って弟子をとっていたのは確か・・・・・・レイルさんとティアナだけなんだよね?」

 

「そうだな・・・・・・レイルに関しては色々と教えたりしていたからな・・・・・・俺が作った一部の資料からあいつはミッド式を作ったんだからある意味で天才かもな」

 

「そうだったの・・・・・・ねぇライ君、ライ君の過去話を聞きたいな・・・・・・」

 

「俺の過去の話か・・・・・・帰ってからな」

 

俺達は家の方へと歩いて到着をする。

 

「おかえりカラレス、ヴィータ、なのはさん」

 

「おいおいアレイ無理をするなって」

 

「大丈夫よこれぐらい」

 

俺達は中へと入りフェイトとアリシアは執務官としていないのでそれ以外いる感じだな、さてなのはが俺の過去話を聞きたいといってきたが何を話せばいいんだ?

 

「えっとなのは、何が聞きたい?」

 

「ライ君がカラレス・ランズとしての話かな?」

 

「カラレス・ランズとしての話ね・・・・・・」

 

回想

 

さて話をするとしよう。俺の家族の話は以前したな?

 

「確かお父さんにお母さん、お姉さん二人に妹さんが一人だったね?」

 

そのとおりだ。俺の家はランズ家としても有名だったからな・・・・・・俺自身も小さいときから魔法を使うことができており魔法の勉強などをして魔法学園を通った後に今の生活をしていたんだよな・・・・・・研究者として魔導書を作ろうとしていたりなど・・・・・・まぁそのあとに家族を失ったんだよな・・・・・・それであるパーティーでアレイと出会い今に至る。そしてアグルスが俺の夜天の書を狙ったってのも話したな?

 

「せやでその話を聞いて驚いているんやで・・・・・・あの爆発の瞬間も・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

そのとおりだ。そして加藤 雷児として生まれ変わり今の生活に満足をしている。あの時シグナムを見てお前らを見たときは驚いたさ・・・・・・はやてが夜天の書の持ち主になっ

て驚いたばかりだ。

 

「確かに・・・・・・私からしたら懐かしい匂いだったのでまさかと思いました。」

 

そういうことかザフィーはそれでわかったみたいだな・・・・・・やがて俺はミッドチルダの方で銀行強盗に巻き込まれてそこでギンガことアレイとスバルと出会ったんだよな・・・・・・

 

「そうね、あの時に私は記憶をすべて取り戻したの・・・・・・アレイ・レーメルンとしての記憶が・・・・・・」

 

回想終わり

 

「そうだったな・・・・・・そこからお前と再会をしたんだったな・・・・・・俺がナカジマ家にお邪魔をした時にお前が部屋に入ってきて会いたかったといわれたときは驚いたよ。」

 

「あの時ね?」

 

「そうだ、目を戦闘機人モードになって俺の名前を呼んだ時は驚いたさ・・・・・・そしてその時にすぐにお前だってわかったときは驚くことばかりだよ」

 

そうセイルからアレイも転生をしている可能性があると聞いていたがそれがギンガに転生をしているとは思ってもいなかったよ。

 

「そうだったんだねライ君」

 

「あぁ・・・・・・俺自身も正直に言えば驚くばかりだよ・・・・・・」

 

夜天の書を開きながら俺は新しい魔法を考えている。色々と魔法を考えるのもカラレス・ランズとしてやってきたんだよな。

 

「そういえばライ君はこの本に色んな魔法を入れてきたんだよね?」

 

「あぁそのとおりだ。お前も俺が使っている魔法は使えるだろ?それは俺が夜天の書に書きこんでいるからな・・・・・・色々とあるだろ?」

 

はやては夜天の書を見ており確かにといいながら見ているのでどれだけ俺は夜天の書に書きこんできたのやら・・・・・・現在はさらに色々と増えている。なのは、フェイト、アリシアが使用をするデバイスなどもコピーされているからである。俺の方は夜天の書コピーとして俺自身がさらに色々と増やしている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

その夜俺はアレイと共に一緒の部屋のベットの上にいる。

 

「どうしたのカラレス?」

 

「・・・・・・少しだけ考え事していたんだ。もしあの時俺はお前を逃がさないでいたらどうなっていたのかってな・・・・・・いやそれだけじゃないあのまま逃亡をしていたら俺達は幸せに過ごしていたのかって」

 

「・・・・・・カラレス」

 

「今はこうしてお前やヴォルケンリッター達に新たになのは達も一緒に過ごしている。だが・・・・・・この平和が本当に続くのか不安になることがあるんだ・・・・・・お前の中には新たな命もある。だから・・・・・・」

 

「・・・・・・カラレス・・・・・・大丈夫よ。あなただけに戦わせたりしない私は二度とあなたのそばから離れたくない・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は彼女を抱きしめながら眠ることにした。




次回 雷児は部隊に行き部下たちを鍛えることにした。たまにはこういうのもいいかなと思い相手をする。

次回「雷児対部下たち」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児対部下たち

雷児side

 

さて現在俺の周りを囲んでいるのは俺の部下たちだ。なぜこうなったのかというと昨日なのは達の指導に加わった際にそういえば最近あいつらと模擬戦をしていないなと思いやる決意をする。事件が解決をしたからな・・・・・・なら今ぐらいがいいだろうなと判断をして全員がバリアージャケットを纏ったのを確認をして俺はララを構える。

 

「どこからでもかかってこい。」

 

俺はララを鎌モードにして構えて辺りを見るとガイが飛びだしてきた。

 

「おらおらおらおらおら!!」

 

ガイはギンガやスバルと同じく接近型で剛腕で攻撃をしてきた。ラッシュ攻撃を鎌モードでガードをしているとガイが突然として上へと上がったので何事かと思っていると砲撃が来たので俺はプロテクトシールドを発生させてガードをする。

 

「レイだな?」

 

「正解です隊長。ですが!!」

 

「はあああああああああああああああ!!」

 

「おらああああああああああああああ!!」

 

セレナとダイチが同時に攻撃をしてきたか・・・・・・俺は上空へと上がりバトルウイングを展開をしている。

 

「はああああああああああああああああああ!!」

 

「ちぃ!!」

 

二刀流モードに変えた俺は上から落下をしてきた人物の攻撃をガードをする。

 

「流石隊長・・・・・・」

 

「お前もやるようになったわ・・・・・・セイジ!!」

 

セイジのブレードをはじかせた後俺は夜天の書を開いて魔法を使う。ララのモードをロッドモードへと変えてエネルギーをチャージをする。

 

「カートリッジ」

 

『カートリッジ』

 

ララのカートリッジをしてチャージが縮小されて俺は一機に放つ。

 

「放て!!シューティングフォール!!」

 

上空へと放たれた弾が爆発をして彼らへと降り注がれる。

 

「全員回避!!」

 

「流石に交わすか・・・・・・ならプロテクトビット!!」

 

プロテクトシールドからビットを射出させていき全員が当たっていき次々にやられていく中何人かが残っているの確認をする。セレナ、レイジ、セイジにガイとダイチか・・・・・・こいつらは俺の訓練に耐えてきた人物であり雷児部隊になってからはいってきた奴らだ。

 

「流石とだけ言っておくさ・・・・・・」

 

俺は着地をしてガイとダイチが走ってきたが俺はダッシュをしてソード&シールドモードへと変えて二人が放つ攻撃を交わしてからライトニングスラッシュを発動させて二人を気絶させる。

 

次にアローモードへと変えて構える。

 

「スナイプアロー」

 

スナイプアローを放ちレイジに当たり吹き飛ばした後セレナは短剣を投げつけて攻撃をしてきた。俺はアローモードではじかせた後に槍モードへと変えてカートリッジにして地面に突き刺す。

 

「ライトニング・・・・・・ブラスター!!」

 

「「「うわあああああああああああああ!!」」」

 

新技ライトニングブラスターを使い俺は一気にダウンさせる。頭をポリポリさせて辺りを見てついやってしまったなと思いながら俺は苦笑いをする。

 

「悪い悪い・・・・・・やり過ぎたな・・・・・・」

 

『マスター・・・・・・』

 

「やっぱり隊長はつえーぜ!!」

 

「まだまだってことですか・・・・・・」

 

「なんか悔しいわね・・・・・・」

 

「・・・・・・とりあえず今日はここまでにしておくか」

 

「「「「「「はい!!」」」」」」」

 

訓練を終わらせて俺は家の方へと歩いていく。家へと到着をして扉を開ける。

 

「おかえりカラレス」

 

「ただいまアレイ」

 

奥さんであるギンガ・カトウ事アレイ・レーメルンである。彼女が迎えてくれたので俺は家へと入る。

 

「おかえりなのライ君!!」

 

「おかえりライ」

 

「なのは、それにフェイトとアリシア帰ってきていたのか」

 

「うんやっと今日終わったのよーーーーあー疲れた!!」

 

「お疲れ様です」

 

コスモがお茶を持ってきてその後にはやて達も帰ってきたので俺はのんびりをしてるとアヤとエナが俺の上に乗ってきたので癒されています。

 

「「パパーお疲れ様ーーーーー」」

 

「あぁありがとうアヤとエナ」

 

「・・・・・・・・・」

 

「ヴィータ?」

 

「あ、いや何でもねーよ・・・・・・そのカラレス・・・・・・」

 

「なんだ?」

 

「夜少し話がしたいんだがいいか?」

 

「あぁ構わんよ」

 

いったいヴィータは何を話そうとしているのか?夜となり俺はお風呂にも入った後ヴィータがやってきた。

 

「どうしたんだヴィータ?」

 

「カラレス・・・・・・ごめんなさい!!」

 

「?」

 

「あたしさずっと後悔をしているんだよ・・・・・・雪の日・・・・・・あたしとなのはを庇った時からずっとあたしは・・・・・・」

 

(そういうことか・・・・・・ヴィータが抱えていたのは俺がなのはをかばって倒れたときのことか・・・・・・)

 

「あたしは情けない鉄槌の騎士だ・・・・・・シグナムみたいに大きく無い、ザフィーラみたいに防御が強く無い、シャマルみたいに補助ができるわけじゃない。リリアみたいにユニゾンができるわけじゃない・・・・・・あたしはさ自分でもわかる。情けないくらいに弱い・・・・・・」

 

「ヴィータ・・・・・・」

 

「悪いカラレス・・・・・・でもあたしが嫌なんだ・・・・・・はやてだけじゃない、なのは・・・・・・そしてカラレスが傷つくのを見たくないんだ!!」

 

すると夜天の書が光りだしてヴィータに命中をする。

 

「「うわ!!」」

 

突然夜天の書が光りだしたので全員が俺たちの方へ来た。

 

「ライ君何があったんや!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ライ君?」

 

「カラレスどうしたんだ?」

 

「「「「!!」」」」

 

「ヴぃ・・・ヴィータ?」

 

「どうしたんだリリア?それに皆が何か知らないけど同じくらいな感じがするんだけど・・・・・・」

 

「・・・・・・シャマル」

 

「ヴィータちゃん、今から見せるからよーく見てね?」

 

シャマルは旅の鏡を出して現在のヴィータの姿を写す。

 

「な、なんじゃこらああああああああああああああ!!」

 

そうヴィータは身長が170㎝となっており胸の大きさなども変わっておりなのはやはやてと同じぐらいに大きくなり髪の毛も腰のところまで降ろされている。

 

「ふーむ・・・・・・」

 

「ライ君なんでヴィータが成長をしているんや!?」

 

「ふーむ・・・・・・ふーむふむふむ・・・・・・わからん」

 

「「「「ずこ!!」」」」

 

「あらあらカラレスでもわからない感じかしら?」

 

「当たり前だ。俺もこんな現象は初めてなんだからな・・・・・・ヴォルゲンリッター達の体の成長はしないはずなんだが・・・・・・それが奇跡と言うしかないだろうな・・・・・・」

 

自分たちの部屋に戻った後も俺は夜天の書を見ているが・・・・・・やはりヴィータが突然の成長を示すのようなのはなかった。

 

「わからんことばかりだな・・・・・・」

 

「カラレスわかったの?」

 

「答えはNOだ・・・・・・夜天の書にそんなことは書かれていなかったしな・・・・・・いずれにしても原因不明だ。」

 

まさかヴィータが急成長をするとは思ってもなかったからな・・・・・・まだまだ調べる必要があるな・・・・・・久々にカラレス・ランズとしての血が騒ぎだしてきた。

 

「カラレス・・・・・・なんか昔の顔になっているよ?」

 

「まじで?」

 

「まじで」

 

アレイに言われるとはな・・・・・・まぁ気にせずに寝る。




次回 ヴィータが突然として成長をしてから数日がたち雷児はわからないまま仕事をしている。原因が不明のため彼自身も困惑をしている。

次回「雷児困惑中」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児困惑中

雷児side

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

現在俺は悩んでいることがある。突然としてヴィータが成長をしたことについて俺はフルに頭を回転させてどうしてこうなった原因を調べているが何も出てこなかった。なにせ今までヴォルケンリッターたちが戦闘で成長をするのはわかるが体が成長をするってことは今までなかったので何が原因でこうなったのか不明だ。

 

「あーーーーわからんわからんわからーーーーーん!!」

 

「カラレス大丈夫?」

 

「大丈夫に見えるかえぇ?」

 

「ごめん、見えない」

 

「今までこんな現象とかなかったからわかんないんだよ。」

 

現在なのはとヴィータは教導官として仕事に向かっていき、フェイトとアリシアは執務官としてはやて達もそれぞれの仕事の方へと行き俺は休みなのでアレイと一緒に子どもたちと家にいた。

 

ギガライノス達が子どもたちを見ている中、俺はヴィータの原因を調べているって感じである。夜天の書を開いているがそういう魔法は使ったこともないし作った記憶もない。

 

「不思議だ・・・・・・今までそんな現象を一度も見たことがなかったからな・・・・・・俺が死んだ後に改造をした奴が何かをしたのか・・・・・・だが俺がヴィータと再会をした時はあの姿のままだ。」

 

俺は原因を考えれば考えるほど頭を抑えている。やはり今までこんな現象が起こったことがないのでどうしたらいいのかヴィータが不調が起こらないことを信じるしかないか。

 

雷児side終了

 

一方でヴィータは自分の体が大きくなったこともあり鎧なども大きい状態に改良をされていた。

 

「どうなのヴィータちゃん?」

 

「大丈夫だ問題ないぜ?別に体が大きくなっただけみたいだ。」

 

そういってアイゼンを振り回しているが軽く感じてしまう。

 

「あれ?アイゼンお前そんなに軽かったっけ?」

 

『いいえ、おそらくマスターの体が大きくなってしまい私が軽くなってしまっている可能性があります。後でカラレスさまに改良をお願いをしましょう』

 

「まじかよ。」

 

ヴィータはまさかそこまでパワーアップをしているとは思ってもいなかったので帰ってカラレスにアイゼンを調整をしてもらうことにする。一方で雷児は家で自主練をしている。

 

ララのモードを変えながらリリアが射出させたターゲットを破壊をしていき彼は休憩をするためにバリアージャケットを解除をする。

 

「お疲れ様ですカラレスさま」

 

「この年になってかつての全盛期の力を取り戻したって感じだな・・・・・・」

 

雷児はそういいながらブレスレットになっているララを見て地下室から上へと戻るとアレイ事ギンガがソファーで寝ていたのを見て毛布をかけてからナハトとリリアに留守番をお願いをして買い物へと向かう。

 

「さーて何を買うとしようかな?」

 

「あ!!」

 

「ん?」

 

「お父さんどうしたのですか?」

 

「コスモにヴィヴィオじゃないか、二人は学校からの帰りか?」

 

「はいヴィヴィオちゃんにアイスを奢ることになりましてお父さんは?それにお母さんの姿が見えないのですが・・・・・・」

 

「ギンガは( ˘ω˘)スヤァと寝ていたから俺が買い物をしに来た。アギトとアオナも留守番させている」

 

「ならヴィヴィオたちが手伝う!!」

 

「ですね。」

 

「わかったよ。」

 

三人は買い物をして買い込むのであった。

 

「あれ?」

 

アレイ事ギンガは目を覚まして時間を見る。買い物をしないといけないのにかなり眠ってしまい慌ててしまう。だが扉が開いて雷児たちが帰ってきた。

 

「ただいまーーーー」

 

「カラレス!?」

 

「アレイ目を覚ましたのか?買い物なら俺達で済ませておいたぞ?」

 

「ありがとう、ごめんかなり眠ってしまったみたいで」

 

「気にするな、子どもたちの世話などで疲れているからな・・・・・・お前には感謝をしているよ」

 

「でもご飯は私が作るからね?」

 

「はいよ任せたよ」

 

そういってアレイ事ギンガはご飯の準備に入る。ほかのメンバーもアリシア、フェイト以外が帰ってきたので雷児たちは席へと座りご飯を食べる。

 

「なぁカラレスお願いがあるんだけど」

 

「なんだヴィータ?」

 

「アイゼンを重くしてくれないか?今あたしが振るうとさ軽く感じてしまうんだよ」

 

「まさかそこまでパワーアップをしていたってことになるな・・・・・・わかったよご飯を食べた後に調整をしよう」

 

ご飯を食べた後雷児はヴィータのアイゼンを重くする調整をして彼女は持っているがまだ軽いみたいで雷児は少しだけ重くした。ヴィータはこれならといい振るっている。

 

(やはり見かけだけではなくパワーなども上がっているってことか・・・・・・やはり原因がわからない以上俺もどう手を出していいのかわからないな・・・・・・)

 

ヴィータを見ながら雷児は夜天の書を閉じて調整を終了させるのであった。




次回 それから数か月が立ち雷児は病院にいた。アレイ事ギンガが出産をすることになった。クイント達も病院に駆けつけてくれて待っている。

次回「出産」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

出産

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ここはミッドチルダにある病院、落ち着かない様子で歩いているのは加藤 雷児である。彼はかつてはカラレス・ランズと呼ばれる天才魔導士であるが今は転生をしてかつての記憶を持ちながら加藤 雷児として生きている。

 

「雷児落ち着け」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

父に言われて雷児は落ち着かせることにしたがやはり気になるのは病室の方を見ている。彼がなぜこんなに落ち着かないのには理由があるそれは彼の奥さんである。アレイ・レーメルン事ギンガ・ナカジマが出産をすることになり現在加藤家、ナカジマ家の全員が来ている。

 

なのは達も仕事を休んで病院へと来ている。アヤとエナ、コスモも楽しみにして待っていると赤ちゃんの声が聞こえてきて雷児は立ちあがると扉が開く。

 

「先生!!」

 

「無事に生まれましたよ男の子です!!」

 

雷児は医者に言われて中へ入るとギンガと赤ちゃんがいた。

 

「雷児さん・・・・・・」

 

「よくやったギンガ、これが新しい命・・・・・・男の子か・・・・・・しかも魔力も俺のすべてを受け継いでいるな・・・・・・」

 

雷児は生まれてきた男の子を見ながらアヤとエナ、コスモも入ってくる。

 

「「これが赤ちゃん?」」

 

「あぁそうだよ、アヤとエナもコスモもこうして生まれてきたんだ・・・・・・」

 

雷児はそういいながら病室へギンガと赤ちゃんが運ばれて行ったあとゲンヤが雷児に話しかける。

 

「そういえば雷児、名前は決まっているのか?」

 

「名前ですか?もちろん決めていますよ・・・・・・」

 

「どんなのや?」

 

「加藤・・・・・・勇希だ、勇気ある希望の男の子って感じかな?」

 

雷児はそういいながらいったん帰ることにした。

 

雷児side

 

新しい生命が生まれて、ギンガはまだ入院をしているが退院をするのは4日後になる。勇希用のベビーベットなどを買いこんでいきクイントさんや母さんがしばらくはうちに来てくれるので助かるぜ。

 

『主、これはどこだ?』

 

「それはあっちに頼む」

 

「おーいカラレスーーーこれはあっちか?」

 

「あぁあっちにセットをしてくれ」

 

ドタバタをしながら準備をしていき、ギンガたちが戻ってくるまでに準備を整えないといけないな。それから数日が立ち、俺はアレイを迎えに来た。

 

「やっほーカラレス」

 

「元気そうじゃん、さーて帰るぞ?」

 

「うん」

 

俺とギンガ、勇希を乗せて俺達は家の方へと戻っていく、ギンガは数日ぶりに家に帰ってきたなと思いながら扉を開ける。

 

「「ママーーーーーーー!!」」

 

「アヤとエナ、ただいま・・・・・・ほらあなたたちの弟よ」

 

ギンガは抱いている勇希を二人に見せて双子はうわーーーといい中へと入りギンガはそーっと勇希を置いて寝かせる。

 

「可愛いわね・・・・・・」

 

「はい、ギンガちゃん大変だったわね?」

 

「三人目ですから平気ですよ」

 

三人で話ながらなのは達は勇希を見ていた。

 

「可愛いなの」

 

「うん、赤ちゃんってこんなに小さいんだね」

 

全員が勇希を見ている中、俺は夜天の書コピーを開いて赤ちゃんが喜びそうな魔法があったのかなと見ているが・・・・・・よーく考えたらそんな魔法作ったことがなかったわ。

 

「困ったものだな・・・・・・」

 

「とりあえずギンガも帰ってきたけど私と文子さんがこうしてくるから安心をして。」

 

「ですが母さんは?」

 

「あー今はクイントさんの家でお世話になっているのよ。零児さんは仕事があるから戻っちゃったけど・・・・・・」

 

だから(´・ω・`)としていたのか父さんへ・・・・・・孫が生まれたからいいけど仕事があるから戻らないとダメだからな・・・・・・それで母さんがミッドチルダの方に残っているのか納得をしたよ。

 

とりあえず母さんたちも家の方へと戻っていき残っているのは俺たちである。勇希が泣きだしたのでギンガはゆっくりと抱き上げてから胸をあげておっぱいをあげている。アヤとエナの時もあーしてギンガはおっぱいをあげていたな、しかしまぁまた大きくなってきたような気がする。

 

勇希はお腹がいっぱいになったのかげふと言ったのでギンガはゆっくりと降ろす。俺達の方もご飯を食べてから各自の部屋へと戻っていき俺達も勇希を連れて部屋へと戻りギンガは勇希を降ろしてベットに寝転がる。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

「お疲れだなアレイ」

 

「まぁね、アヤとエナを産んで今度は男の子を産んだから・・・・・・」

 

「そうだな、俺たちにとっても新しい命が生まれてくれたのは嬉しいからな。」

 

そういって俺達は寝ている勇希を見ながら眠ることにした。こんなに幸せなことはないと思いながら・・・・・・




次回 雷児は部隊の方へと出勤をして部下たちからおめでとうございますと祝い言葉をもらう。

一方でギンガは勇希を見ながら家事をするのである。

次回「ギンガの一日」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ギンガの一日その二

勇希が生まれてギンガは病院から家へと戻ってきていた。カラレス事雷児は仕事場へといっており家にいるのは彼が念のためにと置いていったギガライノス、ギガフェニックス、ナハトとリリアの四人である。

 

クイントと文子も来たりして勇希やアヤとエナの世話をしたりしているが今日は来ていないのでギンガは勇希が寝ているのを見て笑顔になっている。

 

「本当寝ているとかわいいのに・・・・・・」

 

『アヤちゃんとエナちゃんもこんな風だと思いますが?』

 

『だなあの双子大きくなっていたずらっ子になりやがったからな・・・・・・前に俺達に油性のペンで書こうとしたからな』

 

「あらあの子達ったらそんなことをしようとしたの?」

 

二体の話を聞いてあの二人はとギンガはため息をつくが彼女達は自分とカラレスの間に生まれた大事な子どもだ。彼女はアレイ・レーメルンの時にはできなかった子どもや平和な生活を送っているので時々不安になることがある。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「アレイ殿・・・・・・もしかして前のことを思いだされているのですか?」

 

「リリア、そうね・・・・・・カラレスが私を逃がすためにしたことをあの時の映像を見てしまったから・・・・・・余計に不安になっちゃった。」

 

リリアはギンガが言うあの時のことを一度たりとも忘れていない。自分たちの平和の生活をアグルスによって壊されて自分やほかの騎士たちも戦っているが多勢無勢にピンチになってしまう。それでもカラレスを守るために奮闘をしようとした時に彼は自分たちを逃がすために夜天の書などを色々と収納して自分たちを別の世界へと逃がした。彼女自身も手を強く握りしめている。

 

もっと自分に力があればカラレスを守れたのにと・・・・・・ギンガはいけないわねと暗くなってしまったのに反省をして立ちあがる。

 

「ごめんねリリア、一番つらいのはあなたたちだもんね。一緒に戦って・・・・・・」

 

「アレイ殿・・・・・・」

 

「私は何もできなかった。あの人のそばにいることも・・・・・・だからこうしてアヤとエナが生まれてコスモが新しい家族となり勇希が生まれて・・・・・・カラレスとこうしてまた夫婦になれたことも私にとっては夢じゃないかなって今でも思ってしまうのけど勇希やアヤとエナ達を見てこれは現実なんだなと嬉しくなるのよ」

 

「『『・・・・・・・・・・・・』』」

 

ギンガの言葉を聞いて三人は無言になってしまう。やがて夕方となりギンガはアヤとエナを連れて買い物へと向かって勇希はリリアたちに任せていく。

 

一方でカラレス事雷児は仕事をこなしながら両手を伸ばしていた。

 

「うーーーーーーーーん」

 

「隊長お疲れ様です」

 

「ありがとうセレナ・・・・・・」

 

「最近事件などがないですからいいことですよ」

 

「そうだな・・・・・・」

 

二人は平和が一番だなと思いつつ雷児は仕事を終えて家の方へと帰るとギンガの姿がないのでいったいどこに行ったのだろうと考えていると玄関が開いた。

 

「あらカラレスお帰り」

 

「アレイ買い物に行っていたのか?」

 

「えぇ今日はフェイトさんたちも帰ってくるから食料がね?」

 

「なるほどな」

 

雷児は納得をして中へと入り待っているとほかのメンバーも仕事などが終わっていき帰宅をする。

 

「いやー今日も疲れたで」

 

「あたしも疲れたぜーーーー」

 

はやてとヴィータはソファーで寝転がっているので雷児は苦笑いをしてなのはもうーんと伸ばしているとフェイトとアリシアが帰ってきた。

 

「もーう疲れたよーーーーーー」

 

「姉さんったら」

 

フェイトは疲れたーという姉に対して自分も同じように疲れているが口で言わないようにしているので雷児自身もこれまでの戦いなどを思いだしていた。転生をして赤ちゃんからやり直してなのはと出会いジュエルシード事件でフェイトとアルフ、アリシアたちと出会ったりシグナムたちとの再会、さらにミッドチルダで最愛の妻アレイ事ギンガとも再会をして彼自身はとても嬉しいことばかりである。

 

(こうしてまたシグナムやアレイたちと過ごすことになるとはな・・・・・・さらにはなのは達も一緒に暮らしているって・・・・・・だがここまでの道のりなどは長かったな・・・・・・)

 

雷児は考え事をしているとじーとギンガが前に現れたので驚いてしまう。

 

「うわ!」

 

「カラレスどうしたの?」

 

「いきなり現れるなよお前・・・・・・少し考え事をしていたんだよ」

 

そういって雷児はごまかしながらご飯を食べた後にお風呂に入っていた。広いお風呂場のため彼はついでかく作ってしまったなと思いながら考えていると扉が開いて誰が入ってきたのかなと見ているとギンガだ。

 

「カラレスいたのね?まぁあなたがいたのは知っていたけど」

 

彼女はそういって大きな胸などをさらしながら二人で一緒に入る。雷児はそういえば二人きりで入ったのは久々だなと思いながら話をする。

 

「そういえばこうして二人で入ったのははじめてだっけ?」

 

「そうね、アヤとエナが生まれてからは・・・・・・」

 

「そうか・・・・・・」

 

二人はお風呂に入りお互いのジーと見ているそのまま抱きしめあって裸でキスをする。

 

「上がってからだやるのはな?」

 

「うん」

 

二人でお風呂を上がりパジャマへと着替えてから自分たちの部屋へと行く勇希はすやすやと寝ているので二人は布団へと入る。

 

「アレイ・・・・・・」

 

「カラレス・・・・・・」

 

二人はそのまま抱きしめあって・・・・・・眠ってしまうのであった。




次回 それから数年が経ちアヤとエナも6歳、勇希は2歳になった。ギンガと雷児は海鳴市の方へと行くことにした。

次回「成長をした娘と息子たち」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

成長をした娘と息子

雷児side

 

あれから数年が経った。俺は雷児隊を率いれつつも後輩たちの指導を怠らずにしていた。いつかは俺というのがなくなっても大丈夫のように彼らを鍛えている。さてアヤとエナ、そしてユウキも成長をしており。

 

アヤとエナは6歳になり、弟のユウキは2歳になった。双子の娘たちも成長をしたのかいたずらをする回数は減っているがギガライノスとギガフェニックスに油性で落書きをしようとするのは変わらなかった。

 

ユウキも二歳だが話し始めてきており最初に話した言葉が「パパとママ、ぼくをうんでくれてありがとう。」俺とアレイはその言葉を聞いて涙が止まらなかったな。

 

「カラレス何をしているの?」

 

「・・・・・・いきなりノックもせずに部屋に入ってくるか普通?」

 

「夫婦なんだからいいじゃない。今日はなのはさん達は仕事が忙しいから戻ってこれないって言っていたわよ。」

 

「了解だ。」

 

なおなのは達は今も俺の家に住んでいる。まぁ許可をしたのは自分だからあまり言えないけどね・・・・・・

 

「カラレスおじちゃんはやくはやく!!」

 

「待っていなさい。」

 

ヴィヴィオは学校はお休みなので一緒に行くことになっている。おいお前は仕事どうしたかって?今日はお休みなんですよーーーだ!!隊長だって休む時は休むのじゃい!!ちなみに妻のアレイ事ギンガは復帰をしており子どもたちは普段はクイントさんの家に預けることが多い。まぁなのは達が休みの時は彼女達に任せている。

 

俺は立ちあがりララを装着をして外に行く。改めて見る。

 

リリア、夜天の書の管理をする人格者で俺が開発をした。そして隣にいるナハトは俺が死んでから色々と引き継がれた際に改造されて誕生をした人格だ。今は二人とも俺の大事な家族だ。

 

空中に浮かんでいるのはアオナとアギトの二人、ユニゾンデバイスで捕らわれていたのを助けたのだ。アオナは元々俺が作ったけどね?

 

その隣を見る。妻でアレイ・レーメルンが転生をした姿ギンガ・カトウ・・・・・・かつて前世ではできなかったことを俺たちは満喫をしている。

 

彼女には謝ることがいっぱいだ。娘のコスモはかつて実験をしていた場所から助けた子で今は俺達の子どもとしてここにいる。

 

アヤとエナは双子のため見分けがつかないが、今はアヤはポニーテールにしてエナはツインテールになっている。エナは変わらないっと・・・・・いつかは親離れをするんだなと思いつつ俺は四人を見守ろうと決意をする。

 

今日どこに行くのかというと海鳴の方にあるうちの実家である。転移魔法を使いミッドチルダの方から海鳴市のほうへと到着をした俺達は実家まで歩いていく。外に父さんと母さんが待っていた。

 

「「「おじいちゃん!!おばあちゃん!!」」」

 

「おーーーアヤ、エナ、ユウキ、コスモに皆いらっしゃい!!」

 

「お邪魔をしますお義父さん、お義母さん。」

 

「ふふふヴィヴィオちゃんもいらっしゃい。」

 

「お邪魔します!!」

 

「はっはっはっは!!元気な子がいて俺達も元気になるわい!!」

 

両親が喜んでいたので俺達は中へと入りソファーに座ると目を閉じた。昔、カラレス・ランズの頃を思いだしていた。

 

俺とアレイは結婚をして弟子としてレイル、さらもリリアやシグナムたちと普通に生活をしていた。ある日城の奴が俺のところに来た。

 

「カラレス・ランズ、君が持っている魔導書を我々に提供をしてくれないか?」

 

「断ります。これは戦争に使うものじゃない。お引き取りください。」

 

それからも何度も何度も家に来るが俺は断っている。戦闘をする気がないからだ。やがて奴らは兵を導入をすることになり俺は何度も魔法で追い返してきたがついに奴らは何かをすることが判明をして俺はアレイやレイルを守るために二人を追いだしてから家にあったものを地下室へと移動させてわずかなものだけ地上に残した。

 

そして奴らがせまり追い詰められたときに俺はリリアたちを逃がすために時空に穴を開けて夜天の書を別の場所に転移をして自らの魔力を増大にさせて自爆をした。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺は目を開けるとギガライノスとフェニックスが心配をしていたのを見る。

 

『どうしました主?』

 

『先ほどから様子がおかしかったのですが大丈夫ですか?』

 

「・・・・・・大丈夫だ。」

 

『そうかい。』

 

二人が去った後俺は頭に手を乗せてあの悪夢のことを思いだしてしまう。奴とのけりは本当の意味でつけたはずなのに・・・・・・その夜、俺は窓を見ていた。やはり眠れなくて外にいた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「お父さん?」

 

「ユウキ?どうしたんだ?」

 

「ううん、お父さんが外にいるから・・・・・・僕トイレがしたくて・・・・・・」

 

どうやら息子にまで心配をかけてしまったな。俺は息子のところまで行って抱きしめてから一緒にトイレがある場所へと行きユウキがトイレをしている間廊下で待っていた。

 

『マスター、大丈夫ですよ。』

 

「ララ?」

 

『私達はいつでもあなたの味方です。あなたは一人じゃないんですよ?』

 

「・・・・・・そうだな。」

 

ユウキが出てきて一緒に寝ている部屋へと移動をして布団の中に入る。これは今の幸せと考えながら。




次回 カラレス事雷児は雷児家で過ごしていると何かを感じて外に出る。

次回「雷児の何かの感じ。」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児何かを感じて向かう

海鳴市で過ごしている雷児一家、雷児はボーっとしていたが突然として魔力が増大をしたのを感じて立ちあがる。

 

「?」

 

ギンガは突然として立ちあがった雷児に首をかしげていた。

 

「どうしたの?」

 

「悪い、少し出てくる。」

 

「こんな夜に?」

 

「魔力を感じた。」

 

「え!?なら私も!!」

 

「いやお前はここに残って父さんや母さんたち、アヤたちを守ってくれいいな?」

 

「わかったわ。」

 

雷児は家を飛びだして感じた魔力の場所へ行く、そこはかつてなのはが初めて魔導士になった場所だったので彼は驚きながらもララをセットアップをしてブレードモードを構えながら辺りを見ている。

 

『今のところ異常はありませんね?』

 

「あぁだがこの魔力・・・・・どこかで感じたような・・・・・・」

 

雷児は歩きながら行くと倒れている人がいたので近づいた。

 

「大丈夫ですか!!」

 

「ううう・・・・・・」

 

「若い人だ、だがどこかで・・・・・・」

 

「あ・・・アレイ・・・・・・お嬢様・・・・・・」

 

「アレイ・・・・・・お嬢様?」

 

彼はアレイお嬢様という単語を聞いてアレイってアレイ・レーメルンのことだよなと思いつつ彼を背負い雷児家の方にテレポートを使用をして帰投をした。

 

「おかえりなさい・・・・・・その人は?」

 

「この人がわずかに残っていた魔力を出していた人物だ。アレイ、この人に見覚えはないか?」

 

「いいえ・・・・・・」

 

「そうか・・・・・・とりあえずベットに寝かせないといけない。」

 

「わかったわ。」

 

ギンガは言われたとおりにベットを用意をして雷児はその人を寝かせた。ギンガは急いで濡れたタオルを持ってきて彼の頭に乗せてから服装を見ていた。

 

「・・・・・・この人が着ている服、まるで執事の人が着る服だわ。」

 

「そういえばいたな、お前がまだアレイ・レーメルンの時に年をとっていて執事の人が。」

 

「えぇセバスチャンのことね。覚えているわ・・・・・・私があなたを失ったときも慰めてくれたわ。」

 

「すまん」

 

その話をされたら自分が悪いのですぐに謝ってしまう雷児であったがギンガはふふと笑いながら大丈夫よといい話をしていると男性が目を開けて辺りをキョロキョロしていた。

 

「こ、ここは・・・・・・私は確か・・・・・・」

 

「目を覚ましたかしら?」

 

「?」

 

男の人はギンガと雷児を見ていたが目を見開いた。

 

「ま、まさかあなた方は!?アレイお嬢様!!カラレス坊ちゃまなのですか!?」

 

「「!!」」

 

なぜ自分たちの名前を当てたんだこの人はと思いつつ、二人はお互いを見てから確認をする。

 

「ど、どうして私がアレイで彼がカラレスだってわかったのかしら?」

 

「やはりお嬢様なのですね、わたくしは長く執事業をしていますとそういうのが敏感となっておりまして・・・・・・二人の姿が違っていたので最初は違和感を感じましたが・・・・・・なるほど私を助けてくださったのがカラレスさまなら納得ですよ。」

 

「そうか・・・・・・ところであんたはセバスチャンでいいんだよな?」

 

「はいその通りですが・・・・・・二人ともどうしたのですか?」

 

「アレイ・・・・・・」

 

「じぃ、まずは自分の姿を確認をした方がいいわよ?」

 

ギンガは鏡を持ってきてセバスチャンに渡すと彼は目を見開いていた。なにせ彼自身若がっていたのでどうしてなんだと頭を抑えていた。

 

「ねぇじぃ、教えて頂戴・・・・・・私が死んだ後のことも・・・・・・」

 

「わかりました。」

 

セバスチャンside

 

アレイさまが家を飛びだした後、旦那様と奥方様は病気になられました・・・・・・私もアレイさまがいなくなってしまい寂しい思いをしておりました。それからでした・・・・・・やがてアレイさまの死亡した連絡が来ました。

 

そのあとに旦那様と奥方様もお亡くなりに・・・・・・」

 

「そう・・・だったの。」

 

私もレーメルン家を出た後も別の家で執事として仕えておりましたがやはりアレイさまのような人を見つけることなどありませんでした。私も年で旦那様や奥方様のところへ行きまたアレイさまのお世話をしたいと願いましたら・・・・・・

 

「気づいたら若返っておりこの世界へとやってきたと・・・・・・不思議なこともあるもんだな。」

 

私も長く生きて来ましたがこのような現象は初めてです。

 

セバスチャンside終了

 

「それでセバスチャンあなたはこれからどうするの?」

 

「お願いがあります。私をまたあなたさま達の執事として仕えさせてください。」

 

「アレイお前が決めろ。」

 

「わかったわ。ねぇセバスチャン」

 

「はは!」

 

「私はあなたに何度も迷惑をかけてきたわ。私も死んだ後ギンガ・ナカジマとして転生をしてまた彼と出会い今は子どももいるのよ。」

 

「なんと!?アレイさまとカラレスさまのお子さまがですか!?」

 

「そう、だからあなたにはまた迷惑をかけてしまうことになるけど・・・・・・もう一度私達を支えてほしいの・・・・・・お願いできるかしら?」

 

「もちろんでございます!このセバスチャン!再びアレイさま達に仕えることを幸せに感じております!」

 

「またよろしくねじぃ?」

 

「ははああああああああああ!!」

 

こうして新たな人物セバスチャンという人物を迎えた雷児一家はミッドチルダの自分たちの家の方へと帰るのであった。




次回 ミッドチルダへと戻った雷児一家、セバスチャンは雷児とギンガから自分たちの名前は今は違うことなどを全ていい魔導士として再び戦っているなどを話をする。

次回「セバスチャンと共に帰還をする」

ギンガ・ナカジマ(似てないかも)


【挿絵表示】


同じく倉庫の扉を蹴り飛ばしたギンガハイライトOFF


【挿絵表示】


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セバスチャンと共に帰投をする

セバスチャンを連れて雷児たちは今住んでいる場所へと行く。

 

「こ、これは!?ここがミッドチルダなのですか!?」

 

「えぇそうよセバスチャン、そしてここが私達が住んでいる家よ」

 

「でかいお家ですな・・・・・・」

 

セバスチャンは何度か雷児ことカラレスの屋敷に行ったことがありアレイやヴォルケンリッター達と共に過ごしたこともある。雷児はただいまーといい中へと入ると丁度なのは達がおり迎える。

 

「おかえりライ君!」

 

「おかえりライ」

 

「か、カラレス殿!?」

 

「ん?なんだこの若い兄ちゃんは」

 

「ヴィータ殿!?成長はしないと聞いておりましたが・・・・・・」

 

「あ!?なんであたしの名前を!?」

 

「シグナム殿にザフィーラ殿、シャマル殿・・・・・・そうですかカラレスさまは彼女たちとも再会をなさっていたのですね。」

 

「なんで私たちのことを?」

 

「お前らもまぁ驚くことばかりだろうな。俺達も最初は驚いてしまったさ。」

 

「では改めまして始めまして私レーメルン家で仕えておりました執事のセバスチャンと申します。以後お見知りおきを・・・・・・」

 

「レーメルン家って確か・・・・・・」

 

「ギンガの前の前世の時だっけ?」

 

「ってあのじいちゃん!?」

 

「な!?セバスチャン殿!?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「驚きです!!」

 

ヴォルケンリッター達はセバスチャンの名前を聞いて驚いているしなのは達もまさかギンガの前世の人物が現れたので驚いている。

 

「セバスチャンは私がアレイ・レーメルンの時の執事なんです。なぜか若返って海鳴市のほうで現れまして・・・・・・」

 

「そこで俺達が保護をして連れ帰ったってわけ」

 

「「「「なるほど・・・・・・」」」」

 

雷児とギンガの説明を聞いてなのは達は納得をして眠りについた。次の日雷児は目を覚ましてご飯を作ろうとしたらご飯の匂いがしたので誰が作っているのだろうと見ているとセバスチャンが作っていた。

 

「おはようございますカラレスさま」

 

「セバスチャン・・・・・・」

 

「ふああああ・・・・・・」

 

「おやおやアレイさま眠そうですね(笑)」

 

「・・・・・・そうだったセバスチャンがいたのを忘れていたわ・・・・・・」

 

ギンガはすっかり忘れてしまい、ギンガと雷児は仕事場へと向かいほかのメンバーも仕事場に行ったりして今回はフェイトとアリシアが休みのため家にいるためセバスチャンはユウキと共にいた。

 

「なるほど・・・・・・アリシアさまはカラレスさまに」

 

「そそ、ライに助けてもらったからね。ここにはいなかったかもしれないよ」

 

とセバスチャンと話をするアリシア、彼は流石カラレスさまと心の中で褒めておりフェイトもセバスチャンに雷児とギンガの昔のことを聞いており彼らの仲の良さは今と同じ以上といっていたので二人がどれだけ愛していたんだろうと思いあの時の映像を思いだしていた。

 

(そうか・・・雷児はギンガのことを本当の意味で・・・・・・)

 

フェイトはそう思いながら話しをしているのを聞いていた。一方で時間が経ち仕事を終えた雷児とギンガは家へと歩いていた。

 

2人は事件がないので後輩たちの指導をしつつ仕事をこなしていた。

 

「ふぅーあいつらもまだまだだけどいい感じになってきたな?」

 

「そうね・・・・・・本当に事件がないから暇になるわね・・・・・・」

 

「その方が俺達も子どもたちと過ごせる時間が増えるんだけどな?」

 

「だね・・・・・・」

 

やがて家に到着をしてアヤとエナが迎えてくれる。

 

「「パパーーーママーーーー」」

 

「ただいまアヤとエナ」

 

「おかえりなさいませカラレスさま、アレイさま、皆さまお帰りでございます。」

 

「そうか俺達が最後か・・・・・・」

 

2人は手を洗い全員が待っているリビングに行き椅子に座りご飯を食べる。ユウキはアレイ事ギンガの隣に座りご飯を食べさせている。

 

アヤとエナはフェイトたちと一緒にコスモははやてとなのはと一緒に話をしながら食べていた。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「カラレスさまいかがしましたか?」

 

「あ、いやちょっとな」

 

「もしやアレイさまに対して言ったことを後悔をしていたりしますか?」

 

「・・・・・・セバスチャンさんはいじめますね俺を」

 

「ふふふ申し訳ありません。なにせ黙っていてくれと頼まれましたのは私ですからね?アレイには何も言うなといわれて驚きましたよ。」

 

「え?じいどういうこと?」

 

「・・・・・・もういいか、実はアレイを実家に戻す手伝いをしたのはセバスチャンだった。俺はセバスチャンに話をしてアレイを実家に返すことを伝えていたんだ。」

 

「そう・・・だったの・・・・・・やっぱりカラレスあなたは・・・・・・」

 

「本当にすまなかった。あの時はそれしか思いつかなかった・・・・・・お前には辛い思いをさせてしまったがもうあんなことはしないさ。」

 

雷児はそういい改めて決意を固めて家族を守ろうと・・・・・・




次回 数日後雷児はギンガと共に事件に急行をした。その場所に向かって現場に急行をする。

次回「事件発生」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

事件発生

「時空管理局地上本部所属雷児部隊隊長加藤 雷児だ。現場検証をするために来た。」

 

「はいこちらになります。」

 

最近起こっている謎の殺人事件が発生をしていた。雷児の部隊も今回の事件を担当をすることとなり現場検証をするためにやってきていた。

 

ほかの管理局員の案内を受けて雷児は見ると無残に殺された遺体だった。

 

「ひどいな・・・・・・」

 

「はい・・・時間的にも数時間前に殺されている感じですね。見てください・・・・・・殺傷しているってことは相手は実体剣を持っていることになります。」

 

「しかも狙っているのは夜の時間帯の女性か・・・・・・これで何件目だ?」

 

「はい5件目ですね。」

 

「いずれにしても警戒はしているが・・・・・・なかなか犯人が出てこない、計画的な犯行と見て間違いないだろう。」

 

雷児はそういいながら今回の事件で亡くなった女性に手を合わせてから部下たちに指示を出してから事件を早く解決をすることに集中をすることにした。

 

彼は自分の部隊の場所へと戻り椅子に座り今まで殺された五人のことを調べることにした。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

今回殺された女性を含めて五人はある会社で働いている人物達だった。なら犯人はその会社で以前働いていたが何かの理由で辞めさせられたのか?と思いながら今度襲われそうと思われるリストを見てどうするか考えることにして一度パソコンを落として家で考えることにした。

 

家へと帰ってセバスチャンが迎える。

 

「おかえりなさいませカラレス殿。」

 

「あーセバスチャンさんか・・・・・・」

 

「少しお疲れようですね?」

 

「まぁね、アレイは?」

 

「アレイさまはアヤ様、エナ様、コスモ様、ユウキ様と共にお風呂へと入っております。シャマル殿も一緒に入って手伝いをしているのでご安心を。」

 

「そうか・・・・・・」

 

雷児はそういい彼女達があがるまで事件のことを調べることにした。

 

「「ふうううううううううう!」」

 

「シュワ!!」

 

「ぐあああああやーーらーーれーーたーーー」

 

「って何やっているんだ?」

 

「ウ〇〇ラマンごっこ」

 

「私が怪獣です。」

 

「これをお風呂でずっとしているのよ。」

 

ギンガが苦笑いをしながら現れてシャマルも何か疲れていたのでまさかと思い聞くことにした。

 

「もしかして?」

 

「そう私達も怪獣役だったのよ。まさかお風呂で襲われるとは思わなかったわ。」

 

「私もです。」

 

二人は椅子に座りフェイトとアリシアは執務官として仕事をしておりシグナム、ヴィータ、なのはは帰ってきておりはやてだけが戻ってきていない。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「はやてのやつ遅いな。」

 

「あぁ遅すぎるな。」

 

すると雷児は立ちあがりバリアージャケットを纏った。

 

「カラレス?」

 

「少し出てくる。」

 

彼はそういって飛びだしていく。

 

はやてside

 

ライ君たちが待っている家へと急いで帰ろうとした時に突然として襲われかけた。うちはバリアージャケットを纏い構えているが相手の姿が見えない。

 

「く!」

 

なんとか反応をしているがバリアージャケットが裂けていた。全然動きが見えないこれはいったい・・・ってしまった!!

 

うちは目を閉じるが攻撃が来ないので何事かと見ていると一つの盾・・・・・・いや打ちを囲うように盾が布陣をしていた。

 

「はやて大丈夫か?」

 

「ライ君!!」

 

「後は任せろ。ガーディアンシールドから離れないでくれよ?」

 

すまないライ君・・・・・・

 

はやてside終了

 

「さてっと・・・・・・」

 

雷児はララを構えており敵を探しているが攻撃が来るだろう咆哮にララを構えてガードをする。

 

(なるほど・・・・・・敵は見えないじゃない。高速で移動をしている。なら!!)「久しぶりに使うかな?デュークス!!」

 

すると彼の姿が消えてがきんという音が聞こえてきた。はやては雷児の姿を探しているが見えない状態だが武器と武器がぶつかっているのがわかる。

 

一方で雷児も相手と交戦をしながら姿を見ていた。彼はララを新たな形態二連銃モードへと変えて砲撃を放つ。

 

相手が吹き飛んで壁にめり込んだ。雷児は動きを止めて相手の方を見ると相手はじーっと見ていた。

 

「お前が今回の殺人事件の犯人だな?」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「悪いが捕縛させてもらうぞ?」

 

彼は構えながら近づいていくと相手は起き上がり雷児を見て武器を構える。まだ戦うつもりなのかと雷児は構えると相手の足がバチバチと火花が出ているのを見て相手は普通の人間じゃないと判断をした。

 

すると相手の方は煙幕みたいなのを張り撤退をする。雷児も逃げられたのでどうにかできないかと思ったがすでに相手は逃げだしたのではやての方へと向かう。

 

「大丈夫か?」

 

「おおきに、ライ君あれって・・・・・・」

 

「今回の事件の犯人で間違いないだろう。しかも相手は普通の人間じゃない。」

 

「まじかいな。」

 

「あぁ、あれは加速装置を使って動いている感じだ。コスモも同じのを持っている。」

 

いずれにしても相手が普通の人間じゃないのでどうすればいいのかと考えるのであった。




次回 次の日雷児は敵の犯人の特徴を部下たちにいい、雷児も警戒をするように言う。その夜彼に同じ人が現れたが違ったので驚いてしまう。

次回「雷児に襲撃!?」


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

雷児に襲撃!?

八神 はやてが襲撃をされて雷児が相手を撤退をさせてから三日が経った。あれ以降はやてに対して襲ってくることはなかったが、雷児は部下たちに指示を出して犯人の捜索をさせているが、ヒットをしないので相手はどこから襲撃をするのだろうか?と思いながらじーっと以前殺された五人の襲撃された場所を見ていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

これらの場所を繋げてみると五角形になったことに気づいた。雷児は何かに気づいてララを持ち部屋を後にした。

その中心地の場所へと到着をして雷児は辺りを見ながらバリアージャケットを纏い変形させたララを構える。

 

『マスター、この場所に何か?』

 

「少しだけ思いだしたことがあった。」

 

『思いだしたことですか?』

 

「あぁ、前にもこのようなことがあったのを思いだしたんだ。女性を五人を五角形になるように殺した手口を使った犯人・・・・・・しかもこれは古代ミッドチルダで起こった事件、そこだ!!」

 

『バスターショット!』

 

ララを銃モードへと変えて発砲をすると交わした相手が姿を現した。すぐにララをおのモードへと変えて構え直す。

 

「まさか・・・・・・この手口を見破るやつが現れるとはな・・・・・・前もこうして殺してきた時に一人の男に邪魔されたな。」

 

「やはり貴様だったのか、インベルータ!」

 

「な、なぜ我の名前を!?」

 

「そんなことはどうでもいいさ、時空管理局加藤 雷児、五人の女性に対して無差別殺人事件の犯人としてお前を逮捕する!!」

 

「ちぃ!時空管理局員だと!?だが我を捕まえるなど不可能!!」

 

インべルータの姿が消えたが、雷児はその場から動かずにいた。モードをブレードモードへと変えて立っている。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼は辺りを見ているが、インべルータは両手に装備している爪を展開をして雷児を攻撃をしようと仕掛ける。

 

(一瞬で終わらせてやる!しゃあああああああああああああああ!!)

 

インべルータは突撃をして雷児の心臓に突き刺そうとしたが、逆に彼自身が突然として吹き飛ばされたので何が当たったのだ!?と驚いている。

彼は着地をして爪を構え直す。

 

見ると雷児の周りを刀身が移動をしているのに気づいた。

 

(まさか、我の動きが見えているのか!?そんなことはありえない!我の動きを見切ることなど不可能!今のはまぐれ!!もう一度だ!!)

 

インべルータはもう一度雷児を殺そうと素早く移動をして様子をうかがう。雷児はそれを見てため息をついていた。

 

(まさか以前と同じ方法だったとはな・・・・・・だがなぜすぐに思いだせなかったのか?うーん昔のことだったから忘れていたが、だがそれを今もしているなんて許せないな・・・・・・お前に殺された人達の恨みを晴らすだけだ。)

 

雷児はモードを切り替えてインべルータはチャンスと近づいてきたが、彼がララをハンマーモードへと切り替えているのに気づけなかった。

 

「何!?」

 

「ハンマーーーークラッシュ!!」

 

「ぐほらああああああああああああああああ!!」

 

ハンマークラッシュが命中をして壁の方へと吹き飛ばした。インべルータは壁に激突をして気絶をする。

 

「ば・・・馬鹿な・・・・・・」

 

そのままインべルータは気絶をして、雷児は逃げられないように彼の体にバインド魔法を発動させて動けなくさせた。

 

「今の技は、かつてお前に対して同じように使った技だ。お前に無残に殺された人達の恨みを思いしれ!・・・・・・さて、こちら雷児、今回の無差別殺人事件の犯人を抑えた。あぁ悪いがすぐに来てくれ。」

 

通信を切り、雷児はインべルータを見ていた。おそらく自分のことは気づいていないのもあり、彼自身はこいつをどうするか悩んでいた。

今の自分はカラレス・ランズではなく、加藤 雷児という人物に転生をしている。

 

「いずれにしても部下たちがすぐに「到着ううううううううううううう!」速いな(苦笑)」

 

こうして無差別殺人事件は終了をした。その夜

 

「そう・・・・・・あの無差別殺人事件の犯人はインべルータだったんだ。」

 

「あぁ、だが事件は解決をした。だがおかしいんだ。」

 

「おかしい?」

 

「はやてを襲ったやつとは違う感じがした。インべルータは確かに高速移動を使うことができる。だがはやてに襲い掛かってきたのはインべルータではないと思うんだ。」

 

「それって!?」

 

「・・・・・・まだ、本当の意味での事件は終わっていないってことだよ。」




次回 無差別殺人事件は解決をした。だが雷児ははやてを襲った敵がインべルータではないと判断をしていた。

何か嫌な感じがしてギガライノスとギガフェニックスになのはを迎えに行くように指示を出す。
一方でなのははヴィータと共に家へと戻ろうとした時、何かに襲われる。

次回「なのはが危ない!」


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。