ハイスクールDxD 神の意志 (マッキーガイア)
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PROLOGUE(多分英語はここだけ)

白黒の世界、そこにふわりと浮かんでいた。

 

「申し訳ありませんでしたぁぁぁぁ!!!」

 

眼が覚めるといきなり美少年が地にひれ伏して土下座している光景が目に入ってきた。そのおかげでさっきまでぼんやりとした意識を覚醒させた。しかし…

 

…………うん、何というかシュールな光景に驚きすら感じない。

 

「えっーと、どうしたんですか?」

 

なんとなく聞いてみる。何やら大変そうだ。

 

「…実は昨晩、うちの社員が貴方に関しての時間軸だけを潰してしまい、貴方を殺してしまいました。」

 

そうか、だからこんな……いや大丈夫なのに

 

「だから貴方様には身勝手ながら転生をしていただくこととなりました。」

 

「転生ですか…、でもなんでそんな?」

 

俺がそういうと美少年はうなだれる。

 

「すいません。こんな身なりでも私、神をやっているのですが。こんな風な事故初めてで、私自身どう対応すれば良いのか分からないんですよ…だからとりあえずの応急処置としてこうした事しか出来ないんです。」

 

「へぇ…そうなんですか」

 

俺は頭を振る。

しかし、なんとも皮肉よの。人間を生み出した神が人を殺すとは…まぁ、事故なんだけど

すると神さまは頭をあげて俺を見た。やっぱイケメンは酷いと思う。

 

「それで転生するにあたってサービスで3つ何でも特典として渡したたいと思います。」

 

彼がそういうと俺の手元に3つの光が出てきた。

 

「…特典ですか?」

 

「はい、ただ無粋な所でなんでも作れる能力とかなしですらね」

 

ッチ、ばれてたか。

 

「いま、絶対思ってた顔ですね。わかります。」

 

神は呆れた目で僕を見る。結果。イケメンに罵られる経験なんて今までないから変な扉が開きそうになりました。

はぁ、とりあえずそれは諦めて頭に浮かんだ物を言う事にした。

 

「分かりました。じゃあウルトラマンティガになれる力をください」

 

「ティガですか……またなんで、」

 

「まぁ、昔からウルトラマンとか仮面ライダーが好きなんですよ。あれです、ロマンってやつですね。」

 

「分かりました…はい、与えました。」

 

早いな、そう思う。あんなに欲しかった物がこんなに簡単に手に入ると逆に虚しくなる。

手元に光っていた3つの内1つが身体に入っていった。

 

「あと2つですが…」

 

「じゃあ、仮面ライダーブレイドで、」

 

「はい、ブレイド、ブレイド……あぁ…」

 

神は顔をしかめる。

 

「すみません。在庫切れです。キングフォームくらいならあるんですが。」

 

むしろどうやったら、キングフォームしか無いとかいう事態になるんだろう……

 

「まぁ。いいやじゃ、それで」

 

そういうと神は笑顔で「ありがとうございます」とかえしてきた。まぁ、何というか…イケメン死ね。

また一つ光は身体に入っていった。

 

 

「じゃあ、最後ですが……うん、、そうさなぁ〜、じゃあ、向こうでの生活の安全を保障してくれれば…」

 

「あ、無理です」

 

 

直ぐに帰ってきた否定に驚いた。

 

「な、なんでですか?」

 

「そういえば言ってなかったですね…あなたが行く世界なんですが。あなたは<ハイスクールDxD>を真似て作られた世界に行ってもらいます。無論その再現度は全創作世界、屈指の出来です。が、その分パワーインフレが激しいのです。いつ何処で襲われても不思議じゃありません。」

 

なんて所にいくんだ、俺は…やばいの一言に尽きる。

今まで戦った事がない僕に対して最も不向きの世界じゃないですかーやだー

 

「まぁ、チートがあればある程度どうにかなるんですけどね」

 

神はそう言った、

不味い、それならもっと強いチートを手に入れなければ。いや、今も十分チートだけど!

俺は言った。

 

 

「じゃあ、神様と同等にしてください!」

 

 

 

「……………………は?」

 

 

神は口を開けて惚けた様子で呟いた

あ、不味い配慮が足らなかった。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

神side

 

 

――――――驚いた。

 

欲深いと言えばいいのか、戯けと言えばいいのか。神の前で神と同様になりたいというとは本当に何を考えているかわからないなこの人は…

私は彼の手元を見る。特典はあと一つ、そんなもので神と同様の存在になれるわけがない。せめて、あと一つくらいあれば可能だが...

 

でもまぁそれが可能なら…面白い事になるな、

 

たしか以前別の転生の時に特典が要らないとか言った者が居たな、その時の特典があったはずだ。それをくれてやろう

 

 

「……分かりました。良いでしょう」

 

私は彼に向かって言った。そうすると彼は安心した様子で私を見る。

なんだ、自分が言った言葉の異常さには気付いていたか…

 

「それじゃあ!!「ただし、」」

 

私は話を止める

 

「貴方にはこのハイスクールDxDの世界の神となっていただきます。丁度その世界の神が死ぬ頃なので、」

 

「……後継者という訳ですか…」

 

「ええ、でも天界にあなたの存在を伝えません。いわば不詳の神ですね。貴方は基本的にバレてはいけませんよ?」

 

「?……何でですか?」

 

彼は不思議そうに聞く。なにを当たり前の事を…

 

 

 

「そりゃあもちろん…面白いからですよ。」

 

 

 

「おもっ!?……………へ?」

 

彼がそう言った瞬間、いきなり地面に穴を開け魂を循環させた。

そして私は目の前にあったパソコンを手に取る

 

「う~ん、時代設定は…神が死ぬ寸前で良いか…そぉ~れっ」

 

はるか向こうの方に流れ星が飛んでいった。あぁ…愉悦。

 

 

 

 

「では、〝剣立 大吾〝さん、せめ我々に面白い物を魅せてくださいませ…ではしばらくの間さようなら。」

 




下げて上がる神様って貴重じゃない?


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1話:二天龍

「ーーーふわぁ、……………?」

 

土の上で目が覚める。

 

なぜこんな場所で寝てたのだろうか…さっきまでなんかよくわかんないけど神さまと話しをしていた気がする。転生特典とか神の後継者だとかそんな話しをした気が…まぁ、そんな事有るわけないか。

ふと、時間が気になって。腕にあるだろう腕時計を見ようと手を見る。

 

 

「………あれ?」

 

 

……手が絵になってる?

 

 

意味がわからないだろうが、いわば手がアニメ調になってる。一つ一つの線がはっきりしていて、振ると時折作画崩壊を起こして形が歪になってしまう。そういえば他世界で最も再現度が高い世界って言ってた気がする様な…

 

……え?こういう再現度の話!?

 

 

心の中で叫びたくなる、てか叫んだ。

いくらなんでも自分がアニメ化するとは思ってなかった。てか、今の状況ってアニメオタクからしたら羨ましい状況じゃね?

 

ふと、どーでもいい事考えたがあることを考えたら一気に冷める。

逆に考えたらアニメ調だから何が起こっても大丈夫なんだ、今ここで俺が殺されたとしてもある程度の規制を守るために血を黒くしたり内臓系の物を一部省略されたりされるんだ。そう思うと悲しくなった。

 

「ふぅ…マイナスな考えはやめよう。なんだか悲しくなる一方だよ………あ、そうだ転生特典。」

 

神さまから貰った転生特典があった筈だ。どこかに落ちてたりとかはして無いかな?そう思い周りをみるが何も無い。そういえばポケットに違和感を感じていた。

ポケットに手を突っ込み違和感の正体を探る。

 

「……なんだ?……この布切れ……」

 

見つけたのは半月型の謎の布切れ…なんか、ドラ○もんの四次○ポケットみたいだな。

ドラえ○んみたいに中に何かしら入ってたり……

 

 

 

「…うん、入ってたよね。」

 

 

 

手紙と一緒に入っていたブレイバックルとスパークレンスを取り出す。何というか作画のせいでクオリティーが低くなってる…

なんか、落ち込んだ。

落ち込む心を胸にとりあえず手紙を読んだ。

 

 

『拝啓、剣立大吾様

 

この手紙を読んでいる頃、貴方はもう異世界に飛んでるんでしょう。貴方にはその世界の神になっていただきます。前回絶対自分が神だという事を察されてはいけないと言いましたが貴方の判断で言っていい事にします。良く良く考えたらバレるところがないと面白くないのでなるべくならエクスカリバー後くらいでお願いしまーす。なおこの手紙は読み終わって2秒で爆発します。

以上、神でした。』

 

「……………………」

 

 

 

 

 

ーーー原作知らない僕にどうしろと?

エクスカリバーとか聞いてないよ、むしろなんで知ってる前提で話進めてるんだよ。

しかも自爆って2秒って早スギィ!!

 

 

 

 

ドカッーーーーン

 

 

 

 

 

 

爆。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

???side

 

そこは地獄だった。森は焼け、人も焼け、敵も味方もなかった。

三つ巴の戦争の最中、ニ天龍が戦いを始めたのである。

辺りは炎に包まれ、仲間達は次々に燃え、朽ちていく。天使も堕天使も悪魔も多大なダメージを受けその中で魔王さまおも亡くなった。

 

『貴様ら如きが我らの神聖な戦いを邪魔するなど!!』

 

赤龍帝は怒り心頭でそう言う。

本当に不味い、このままでは戦争どころか全員揃って全滅だ。私は走る。

 

「キャッ!!??」

 

後ろの方から聞き覚えがある声が聞こえた。

まさか!

 

「セラフォルー!!」

 

叫んだ時にはもう遅い、白龍帝が業火を吐こうとしていた。

 

 

不味い、不味い、不味い、不味い、不味い!!

 

 

手を伸ばした、この手はきっと届かない。だけど、それでも手を伸ばす。

 

 

届け、届け、届け、届け、届け、届け!!

 

 

 

 

ゴッ!!!!

 

 

 

 

 

鈍い音が聞こえる。

 

 

その瞬間、白龍帝は地に落ちた

 

 

 

 

「痛ぁぁぁぁぁ!!!!頭打った、頭打った、絶対骨折したよ!!おまっ!!神様ぁぁぁ!!??何!あんな危険物持たせたんすかぁぁぁ!!??」

 

 

 

赤龍帝の背中には真っ黒な何かが叫んでいた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

剣立side

 

 

「っ痛うーーーーーーーー」

 

俺は爆発地から数百メートル離れた地で頭を抱える。何かがクッションになってくれたお陰でいくらか痛みは引けていたが、いや、あの距離あの高さを頭から落ちて死なないってかなりやばいと思うんだけど俺の体。人間辞めたのかな?

 

「あのー、すみません。」

 

あれ?どうしよう、いきなり黒髪美少女が俺に話しかけてきてるという事態になってるんだけど!!生前は母親以外女の子と話しすらしたことないんだよ!!レヴェル高くない?無理だから。

すると彼女は俺の下を指した。そして言う。

 

「そ、そのドラゴンなんですが……」

 

おっと、ドラゴン?なんでドラゴン?

あ、このクッション、ドラゴン型だ。すげぇ…こんなリアルなの初めて見た。いや、冗談、よく見たら息してらぁ…まっずい、ペットだったのかな?あ〜やばい金無いよ。損害賠償を求められたら終わりだよ。異世界一日目にして逮捕とか良くやるわ…

 

「そ、その…助けて下さり本当にありがとうございました!!」

 

助ける?

 

あ〜あれか、しつけが出来てなくて、こいつ暴れ回ってたんだな?周りが燃えてるのはこのせいか。ドラゴン飼ってるんだもんな、そりゃ大変だな。

 

「ど、どど、どういたしまして!ではお、俺はこれで…」

 

キョドリながらそう言う。女性経験がない俺からしてみればこれも許容範囲内だ。俺は来た道を帰ろうとする。

 

「待ってください!!」

 

ビクッ!!

少女が驚かす。何さ!

 

「貴方が何者か存じ上げませんが。その腕を見込んでお願いがあります。」

 

「お願いですか?」

 

なんだろうか……よくあるイベントかな?

 

「あの竜、赤龍帝を倒すのを手伝って欲しいのです!」

 

なんだそんなことか…

 

「いいですよ。」

 

「そうですよね、ダメでs………って!ええ!!良いんですか!?」

 

「ちょっと、試したい事がありましたし…なんか俺の体も普通じゃないみたいですしね。なんなんだろ…この自信」

 

自暴自棄になってるのかもしれないな。

とりあえず俺は四次○ポケット擬きからスパークレンスを取り出す。

 

「では、さっさと殺ちゃってさっさと帰りますか」

 

すると、少女や周りの男達(あれ?なんだあの赤髪のイケメンかっこよすぎない?世の中理不尽だわ)がスパークレンスに注目する。まぁ、これが武器とは思えないだろうしな。

そんな目を向けながら俺はスパークレンスを上に上げて叫んだ。

 

 

「ーーーーティガ!!」

 

 

 

俺は光になった。




テンションがおかしい主人公。
ちなみにティガって言いながらの変身って2回だったかくらいしかなかったらしい。


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2話:光よ。

???side

 

 

「光の……巨人?」

 

 

私は今困惑していた。戦場に現れた一筋の光、その巨大すぎる力に、

 

「なんなんだ!?あれは?」

 

幼馴染の男の子が叫ぶ。

それは私も同じ、口をあんぐり開けてきっとみっともない姿なんだろう。だけどそんな事はどうでも良くなるくらいその存在感は凄まじかった。

 

拳を天高く上げ、胸を張って、堂々と、二天龍に向かい合っている。その姿はまるで子供の頃に見たおとぎ話の様な、

 

「神は先ほど死んだはずじゃ…」

 

赤髪の友は呟く、その声でやっと自我を戻した。

 

「彼はあの姿になる前()()()言ったわ、多分それが名前」

 

「ティガ?」

 

そう言うと彼はまた巨人に向き直す。

 

悪魔があまりこう言うことを言ってはいけないのだろうけれど、彼のあの光はあまりにも神々しくそしてとても…穏やかだった。

 

光は悪魔の天敵、な、筈なのに彼の光だけは私たちをも包み込む。

 

そんな風景に圧倒されながらも、赤龍帝は叫んだ。

 

 

「き、貴様!!何者か知らないが!!邪魔をすると言うのなら燃やしてやる!!」

 

 

まるで小物、死亡プラグを吐きまくっている、

 

「死ねぇぇぇぇ!!」

 

そう言って赤龍帝が叫び突っ込んで行った時、巨人はファインディングポーズを取り合間を取りスキを狙っていた。つまり、

 

ドゴッ!!

 

クビに一発。

 

「グハァ!!」

 

完璧なカウンター、クビに当たった拳は脳を揺らしたのだろう。赤龍帝は倒れ込んだ。25メートルは有るであろう体を地面に叩き落としたのだ。

 

「………ぐ、き……さま」

 

流石というかまだ意識がある。朦朧とはしているが巨人の目を見据えていた。

 

「…………ジュワッ」

 

ファインディングポーズをまた取る

 

「っ…………!!!」

 

その瞬間、気力、いや、魔力だろうか、多分違う何かが大量に彼に注がれている。

 

 

 

「伏せろーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーゼペリオン光線

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いっ…………!!??」

 

吹き飛ばされる、必死に地面に張り付く、彼は腕でエルを作りビームを放っている、ふざけたようなポーズだが破壊力は計り知れない。

 

「あんな……あんな攻撃の矛先が私達に向いたら…」

 

「………………全滅は免れない」

 

恐怖、見ると赤龍帝は咄嗟に避けたのか右翼だけが消え去って地面には赤龍帝白龍帝二匹合わせても足りないくらい大きなクレータが出来ていた。穴は深さ30メートルは超えていると思う。

 

もうどちらの龍も気力を失い気絶している。

 

 

 

 

「……シュワ!!」

 

 

 

 

次の瞬間、巨人は手を高く上げ。空の彼方に消えていった。

 

 

 

☆☆☆

 

 

剣立SIDE

 

あのドラゴンを倒した後、俺はもう一匹の方のドラゴンの賠償金が怖くて逃げだした。(締まらないっすね、知ってます)

だってあれだよ?右のほうの翼ぶっとんでいったんだもん…まさかゼペリオン光線で翼ぶっ飛ぶと思わないじゃん!絶対体の方にあたってたら死んでたよ……

 

項垂れながら周りに誰も居ないことを全神経を使って確認してから元の姿にもどる。

戻った時に手元にはスパークレンスが現れたが。いやあれだ、これマジもんなんだな…半信半疑で使ってみたらあれだもんびっくりしちゃったよ…まぁ変身できなかったら気まずかったから助かったけど…

 

「う~ん、しばらく封印かなぁ…?」

 

スパークレンスを四次元〇ケットもどきにしまことにする。体積的にやばいヤツはなるべく使わないのが良い。うんそうしよう。

多分そうそう使わないだろうし、そもそも特典のもう片方のキングフォームも強いんだからさ、使う必要性がほぼほぼ無いんだよね。まぁ、僕自体も神様らしいからさ…それなりに強化されてんだろうけどね。

 

「はぁ~、しっかし、原作知らないとわっかんないなぁ~あの娘もしかして敵だったりとか?むしろあのドラゴンの方が味方だったって落ちがあるんじゃね?じゃあかなりヤバいことしたんじゃね?俺さ」

 

 

その答えはある方面では合っている事を後々、ってかあと1000年ちょっとたってから知ることになる。

 

SIDEout

 

 

 

 

 

 

 

しばらく天使も堕天使も悪魔でさえ呆然としていた。

 

颯爽と現れ、颯爽と巨大すぎる敵をも倒してしまった。

あの巨人に敬愛も恐怖も神聖さまでもが感じられた。天使軍営は先ほど神を失っていた。次第に彼らは巨人を神が依り代とした使いだと考えるようになった。

しかし二人の悪魔は知っていた。あの巨人は人間だったことを…知っていて言わなかった。あまりの天使たちの滑稽さに、そして彼らに対して非情になり切れなかったんだろう。拠り所が無くなってしまったのだかわいそうと言ってやる方が非情ともとれる。

 

彼は…否、彼らは決してその事を誰にも言わなかった。

 

 

 

 

 

後にあの巨人は悪魔たちに敬愛の意も込めて彼が自身で名乗った″ティガ″として、天使陣営には″光の使者″として、堕天使陣営には光の巨人として、彼らに延々と呼ばれ続けることになる。

 

 

 

 

ーーーーおまけーーーーー

 

 

 

因みにティガが作ったクレーターは後々レジャー施設になって。今や老若男女問わず人気スポットとして活躍している。

そこだけが天使も堕天使も悪魔でさえも仲良くできる所だという悲しさよ。泣こうか?いやもう泣いてるわ。

               

 



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