カードファイト!! ヴァンガード エクストゥビクトリー~ヴァンガード部プロジェクト~ (橘ゆうゆう)
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登場人物


どうも、BCF大阪2019からバミューダ△専門で復帰するバミューダのおっさんことゆうゆうです。

今回のテーマはカードショップ閉店と少女たちの戦いを描いてみたいと思います。

小説を投稿するのはど素人ですが、何卒お願いします。

ちなみにメインキャラクターは3ds版で活躍した女主人公10人です。

フェイバリットユニットはヴァンガードエクスのカードプールが決まり次第掲載予定です。


佐倉ユイ

 

容姿:ストライドトゥビクトリー通り

 

服装:楓梅高校制服に白のニーソックス

 

使用クラン:バミューダ△

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:O型

 

イメージカラー:黄色

 

好きなもの:可愛いもの、日下部の卵焼き

 

苦手なもの:料理

 

本作の主人公の一人。楓梅高校2年生および生徒会長。

常に明るく、行動派で、ショップ大会やオフ会ではほぼ欠かさず参加しているファイターである。文武両道でカリスマ性溢れるので憧れる生徒も非常に多い。

ところが、カードショップ「カードフォレスト」が経営難に陥ってしまい、閉店危機に瀕していた。どうしようか悩んだが、テレビのニュースをみてヴァンガード部の特集を見て、「そうだ。部を作ればいい」と思い、自らヴァンガード部を発足し、メグミと楓梅高校そしてOGの仲間たちと一緒に活動を始める。

 

花咲メグミ

 

容姿:ロックオンビクトリー通りだがシュシュの色がオレンジ色に設定

 

服装:ライドトゥビクトリー通り、仕事中は透明オレンジのビニールサロペットワンピース姿。

 

使用クラン:かげろう

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:A型

 

イメージカラー:橙色

 

好きなもの:ドラゴン、コーラ、日下部のお鍋

 

苦手なもの:空気を読まない人、車の運転

 

もう一人の主人公。元気で明るく熱血的な女性。

楓梅高校卒業後、九嬢HDの小売業に就職。現在はカードフォレストの店舗主任として働いているが毎日深夜残業をさせられる日々。状況によっては店舗に泊まること事も。ユイとはオフ会の友達である。また、車の免許は持っているもののかなり運転が雑でサヤカ曰く「マリ○カートに乗っているみたい」とのこと。運転に関してはサヤカやルナに任せっきり。

 

水城ユキノ

 

容姿:ストライドトゥビクトリー通り

 

服装:楓梅高校制服に黒のニーソックス

 

使用クラン:エンジェルフェザー

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:B型

 

イメージカラー:水色

 

好きなもの:スポーツ、掃除

 

苦手なもの:ホラー、虫、いじめ

 

楓梅高校2年生で学級委員長。ユイとは幼稚園からの幼馴染。勝ち気で気が強く不正やいじめが許さない性格。スポーツとヴァンガードが大好きで、球技、陸上、武道、マリンスポーツとスポーツ万能。ところが、ホラーや虫が大の苦手で出たら急にヘタレになってしまうのがたまにキズ。特にゴキブリが出たら号泣してしまうほど。また、母親が兵庫出身なので母と話すときは関西弁になるが、気が抜けるとうっかり出てしまうこともある。

 

天音アリス

 

容姿:ストライドトゥビクトリー通り

 

服装:楓梅高校制服・冬は黒のカーディガンと黒タイツ。夏は白のカーディガンに黒靴下。

 

使用クラン:ペイルムーン

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:B型

 

イメージカラー:白色

 

好きなもの:日下部の海鮮丼、YouTube

 

苦手なもの:矛盾している奴

 

楓梅高校の2年生のマイペースで小柄の少女。カードフォレストのアルバイト店員。実はかなりミーハーな性格でYouTubeの動画毎日3時間ぐらいはしている。かつて嫌味、暴言を吐かされてしまいヴァンガードを引退してしまったが、ユイやメグミの活気のあるファイトに情熱を感じ、アルバイト通じてヴァンガードに復帰する。ヴァンガードに関しては小中学生で全国大会出場経験ありの強者。メグミ曰く「結構ブランク空いているのに全く強さが衰えていない」とのこと。また、徹夜続きで残業をしているメグミに気にかけている。

 

日下部アン

 

容姿:ストライドトゥビクトリー通り

 

服装:楓梅高校制服に黒靴下。

 

使用クラン:むらくも

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:A型

 

イメージカラー:桃色

 

好きなもの:姉、、キララ、読書

 

苦手なもの:秩序の乱れ

 

楓梅高校2年生で日下部リンの実妹。キララとは大の仲良し。控えめで礼儀正しい性格。勉学に関しては全教科トップクラスの持ち主。ヴァンガードのファイトも非常に丁寧でシャッフルで相手に渡すときは2分割で相手に渡すのがモットー。アン曰く「分けたほうがシャッフルしやすい」とのこと。実家は和食処「日下部」でとても料理上手。得意料理は肉じゃが。

 

花島キララ

 

容姿:ストライドトゥビクトリー通り

 

服装:楓梅高校制服に白靴下。

 

使用クラン:ネオネクタール

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:O型

 

イメージカラー:緑色

 

好きなもの:アン、独唱、イラスト、

 

苦手なもの:辛いもの

 

楓梅高校2年生の副生徒会長。ユイの相棒でありアンとは中学校からの付き合い。そしてメグミのいとこである。ゆるふわで優しい性格で、困っている人を見捨てない性格である。また歌と絵を描くのが上手で学校の広報誌にイラスト掲載されたことがある。そんな彼女もヴァンガード大好きで生徒会の仕事の間にもファイトし、カードフォレストでもよくファイトしている。

 

二宮サヤカ

 

容姿:ライドトゥビクトリー通り

 

服装:ライドトゥビクトリー通り

 

使用クラン:ロイヤルパラディン

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:O型

 

イメージカラー:青色

 

好きなもの:温泉、ドライブ

 

苦手なもの:酒

 

カードフォレストの常連客。メグミとは幼稚園と小学校そして、楓梅高校時代の盟友である。中学校時代は父親の転勤でオーストラリアに住んでいたので帰国子女で英語が堪能である。高校卒業後は大学に入学したが半年で中退して今は綺場ソフトウェア開発のOLとして勤務している。クールでさばさばした性格だが、ヴァンガードファイトでは冷静沈着で丁寧なファイトが特徴。また、仲間がいなければヴァンガードが出来ないことをモットーに常にファイト仲間を大切にしている。

 

月城ルナ

 

容姿:ライドトゥビクトリー及びロックオンビクトリー通り

 

服装:黒のゴスロリワンピース姿

 

使用クラン:リンクジョーカー

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:AB型

 

イメージカラー:黒色

 

好きなもの:ブラックコーヒー

 

苦手なもの:遅延行為

 

FIVAのスターゲート支部のスタッフで楓梅高校のOG。どこか不思議な雰囲気を持つ女性ファイター。FIVAでは主に内勤とショップ視察の仕事をしている。そんな多忙の彼女だが、時間さえあれば、カードフォレストに足を運ぶ。また、プライベートではカードフォレスト以外のカードショップはいったことがない。本人曰く、荒れているファイターとはファイトする気はないとのこと。そして、カードフォレストは秩序のあるファイターしかいないとのこと。また、遅延行為が非常に厳しく、犯した者は一切口にしないとのこと。

 

日下部リン

 

容姿:オフの時はロックオンビクトリー通りだが、オンの時はアップスタイルになっている。

 

服装:オフは赤の和ロリ衣装、オンは黒のスカートスタイルのスーツ姿。

 

使用クラン:ぬばたま

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:A型

 

イメージカラー:赤色

 

好きなもの:妹、茶道、和ロリ

 

苦手なもの:怠慢、バラエティ番組

 

日下部アンの実姉。元楓梅高校学級委員長。現在は都内の公務員として働きつつ、実家の手伝いもしている。アンと同じく礼儀が正しく、料理上手で真面目でかなり固い印象を持つが、自分に厳しく人にやさしい心の持ち主。得意料理は主に魚料理でさばきは勿論、大根のかつら剥きもできる。エリカとは高校時代の戦友かつ茶道同士の仲間である。ルナと同じでロリィタファッション好きでこちらは和ロリ派である。また、車の免許は持っていないが、単車の免許は持っている

 

九嬢エリカ

 

容姿:ロックオンビクトリー通り

 

服装:赤のスパンコールのワンピースドレススタイル

 

使用クラン:ジェネシス

 

フェイバリットユニット:???

 

血液型:A型

 

イメージカラー:紫色

 

好きなもの:いちごのショートケーキ、茶道

 

苦手なもの:実兄、タバコ

 

九嬢HDの社長令嬢。女性服専門店「パステルミルキィ」の店長及びプロデューサー。元楓梅高校の生徒会長。お嬢様言葉を使い上品でプライドが高い性格だが、実は非常に涙もろく、根は優しい性格である。また実兄とは犬猿の仲であり、アリス曰く「なぜ実兄を店長にした」とのこと。リンとは趣味の茶道で愚痴を漏らすこともしばしば。今日も実兄との喧嘩を売買する日が続く。

 

九嬢カズノブ

 

容姿:茶髪のベリーショートにそばかす

 

服装:グレーのスウェット

 

使用クラン:なし

 

フェイバリットユニット:なし

 

血液型:O型

 

イメージCV:ローゼンメイデンの山口店長

 

好きなもの:侮蔑、タバコ、スマホ、にんにく

 

苦手なもの:高所、実妹

 

エリカの実兄。社長令嬢で「カードフォレスト」の雇われ店長だが、本人は、ヴァンガードに全く興味ない。仕事に関してはメグミとアリスに丸投げしている。また常に喫煙しながらスマホをいじっている。おまけに店長のとしてのプライドが高いらしいがユキノ曰く「全く、仕事していない」とのこと。おっさんって呼ばわりが嫌われており呼ぶと(主にユキノ)店舗から追放される。エリカから咎められても、罵倒して、エリカは泣いてしまう日々。実母が来ると猫かぶりになってしまう。

 

佐倉タケシ

 

容姿:アホ毛がある青髪

 

服装:白いワイシャツで黒いズボンスタイル。

 

血液型:B型

 

イメージCV:探偵オペラミルキィホームズ 小林オペラ

 

好きなもの:ユイ、サヤカ

 

嫌いなもの:特になし

 

ユイの実兄で現在は綺場ソフトウェア開発の営業部長であり、サヤカの先輩である。両親は現在、タッグファイターとして世界を旅しているため、ユイの保護者でもある。穏やかな性格だが実は熱いハートの持ち主の青年である。



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世界観

ちなみに世界観は、乙女ロードでおなじみの東京・池袋です。

なおここに登場する施設や場所は勿論フィクションです。

小説の投稿は遅くて今年の9月の末から始まる予定です。


都立楓梅(ふうばい)高校

 

東京池袋にある。男女共学の公立高校。生徒数は約1800人というマンモス学校でもあり、周辺の施設が充実しているのが魅力。また、制服は女子の冬服は黒のセーラー服に同色のプリーツキュロットで瑠璃色のネクタイで襟や、首元、袖に同色の装飾が入っている。夏服は白の半袖または長袖セーラー服に同色のプリーツキュロット。冬服同様、瑠璃色のネクタイで襟や、首元、袖に同色の装飾が入っている。男子の冬服はスリーピースの黒のブレザージャケットに真紅のネクタイ。夏服は白の半袖もしくは長袖ポロシャツで灰色のチェックズボンスタイル。また女子制服はスカートではなくキュロットを採用しているのは防犯対策と躍動感を出すためである。またヴァンガード好きな生徒も多いので休み時間にファイトするのはもちろん、生徒と先生のファイトも実施することある。

 

九嬢ホールディングス

 

観光事業・建設事業・小売事業・喫茶事業など多数展開する複合企業。メグミの勤務先でもあり、エリカとカズノブは社長令嬢と御曹司である。服装は制服が定められてないところは基本的に私服でもOK。但し本社はビジネススーツが基本。ただいろんなことに手を出し過ぎているため、メグミ曰く「何をやっているかはよく分かんない会社」だという。

 

エルドラルード

 

楓梅高校から西へ徒歩3分にある、九嬢HDが経営するマンション。1階はカードショップ、女性服専門店を営業している。最上階にはには温泉施設がある。女性と子育て世代にに非常に人気が高いマンションである。

 

カードフォレスト

 

エルドラルード内にある、カードショップ。近年の楓梅高校生は秋葉原のカードショップに行くことが多く(特に男子)現在3年連続赤字経営で、本年度末の決算で閉店する見込みであり、喫茶事業に譲渡する予定である。

 

パルテルミルキィ

 

エルドラルード内にある、ロリィタファッションショップでエリカがプロデュースする店である。ロリィタ衣装やドレス、コスプレは勿論、最近はカジュアルウェアにも力を入れている。また、ルナとリンはいつもこの店で服を買っている。

 

和食処「日下部」

 

池袋にある、江戸時代から続く和食の老舗。日下部姉妹の実家である。ユイとメグミ、アリスはこの店のファンでもあり、ユイ曰く「出汁が美味しい」とのこと。また多くの有名ファイターが集まる人気の和食店である。

 

綺場ソフトウェア開発

 

綺場財閥グループのIT会社で、サヤカとタケシの勤務先であり、本社は東京と和歌山県の白浜にあり、福利厚生が充実しているのはもちろん、定時退社が厳格化している、会社である。サヤカは東京と白浜を行き来している。



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本編
いま、できること


どうも、まもなくBCF2019大阪でヴァンガードを復活をするゆうゆうです。

そして、ヴァンガードエクスも非常に楽しみにしております。

今回の小説のテーマは閉店撤回です。

ファイトシーンは少なめもしくは簡易型になると思いますのでご了承下さい。

9月に開始予定でしたが、楽しみ抑えられないので前倒ししちゃいました。

それでは参ります。スタンドアップ・ヴァンガード!!


時は令和時代・・・この物語は今年の決算で閉店するカードショップと10人の先導女子の物語である。

 

プロジェクト1『いま、できること』

 

「よっしゃ、生徒会の仕事が終わった!沢山ファイトするぞー!」

 

「ユイちゃん相変わらず、ヴァンガード好きだね。」

 

生徒会の仕事が終えた二人がいた。元気で明るくピンクのポニーテールが印象的な少女は佐倉ユイ、楓梅高校の生徒会長だ。もう一人はベージュの天然パーマでゆるふわで心優しい少女は花島キララ、副生徒会長でユイの相棒だ。普段は生徒会の仕事をしながらヴァンガードファイトするのが彼女たちの日常である。

 

「いらっしゃい!」

 

「あ、メグミさんこんにちは!」

 

「お、きたな。君たち。」

 

「あら、ユイ今日は早かったわね。」

 

「キララちゃん待っていましたよ。」

 

そこにはファイト仲間たちが待っていた。まずはピンクのサイドポニーの女性は花咲メグミでキララの従姉妹でもあり、カードフォレストのショップチーフだ。白髪のロングヘアの少女はアルバイト店員の天音アリス。水色髪で羽の髪飾りが特徴の水城ユキノ、ユイの幼稚園からの幼馴染だ。最後に黒髪のおかっぱ少女は日下部アン、キララとは中学生からの友達だ。と、突然ユイはアリスに問いかけた。

 

「アリス、また店長は?」

 

「ああ、ユイ。もういつも通りだよ。」

 

「店長はまた裏でスマホいじりながらタバコ吸っているよ。」

 

どうやら店長は普段はメグミとアリスに仕事に任せっきりでスマートフォンをいじりながら喫煙しているようだ。

 

「あたしは、動いてくれないのはもう知っているよ。」

 

「メグミちゃん・・・」

 

メグミは諦めていて、キララはメグミを心配している。

 

「ふぁあ、またお前らかよ。本年度の決算で、カードフォレストは閉店することになった。」

 

「「「「「「え、なんだって!?」」」」」」」

 

突然店長が現れて、単刀直入の発言で6人は驚いた。

 

「店長、アタシ聞いてませんよ!」

 

「ボクもびっくりだよ。なんで黙っていたんだい?」

 

「実はカードショップは3年連続赤字経営で来年度にはこの施設は喫茶事業に譲渡するんだ。」

 

どうやら、カードショップは経営難で現在ある施設は喫茶事業に譲渡するようだ。と突然、ユキノが店長に物申してきた。

 

「店長!アンタが真面目に働かないでスマホいじって、タバコばっか吸って、売り上げとか赤字経営なってんじゃないの!」

 

「じゃ、オマエ店長やれよ!」

 

「店長、落ち着いて!」

 

「ユキノさん落ち着いて下さい!」

 

と、メグミとアンが喧嘩を止めに入る。

 

「ごめん、ちょっと今日は帰る・・・」

 

「ユイちゃん?」

 

どうやら、ユイはカードフォレストの閉店を聞いてショックを受けたようだ。

 

「キララ、アン、アタシたちは撤収するわよ!ファイトする気が失せたわ!」

 

「「・・・ユキノちゃん」」

 

ユキノは激怒しながら帰って行った。キララとアンは落ち込みながら帰って行った。

 

「チーフ、どうするよ?僕は上がるよ」

 

「アリスちゃんありがとう、ちょっと今日は店を閉めよう。」

 

「あ、花咲!天音!お前!」

 

「店長、ちょっと話したいことがあります。」

 

アリスは勤務を終え、メグミは店長と閉店について話すこととなった。

 

 

そして、ユイは自宅についた。

 

「・・・ただいま」

 

「おかえり、ユイ。元気がないけどどうしたんだい?」

 

ユイはしょんぼりしながら実兄の佐倉タケシにカードショップが閉店することについて話した。

 

「そうか・・・カードフォレストか僕もできたときは遊んだな・・・」

 

「兄ちゃんは悲しくないの・・・」

 

「もちろん悲しいさ。遊びに行きたいけど、仕事と家事の両立は大変だからね。親父と母さんは今、タッグファイトの世界大会に出ているからね。」

 

「・・・・・・・」

 

「ショックを受けるのは分かるさ。それよりご飯食べようか。今日は、カレーだぞ!」

 

「そうだよね。落ち込んでても、結局はマイナスになるだけだよね。」

 

ユイは実兄の助言と食事で少しは元気を取り戻したようだ。

 

「ところで兄ちゃん。」

 

「なんだい?」

 

「会社の彼女との調子はどうなの?」

 

「おいおい、恥ずかしいぞ。ユイも彼氏は欲しいのか?」

 

「べ、別に欲しくはないけどさ。ちょっと気になっただけだよ。」

 

どうやら、タケシには彼女がいて上手いこと付き合っているようだ。そして、ユイは風呂に入り終え、深夜のニュースを番組みていた。

 

「相変わらず、年寄りの交通事故が多いなぁ。毎回同じニュースでつまんないなぁ。」

 

『本日の特集は、大阪でヴァンガード部が発足して巷で話題を呼んでいる。カードショップに密着しました!』

 

「ん?なにこれ?」

 

と、ユイは興味津々にテレビ画面を見た。

 

『現在、部員数は何人いるんですか?ファントムブラスター徳山さん?』

 

『せやなぁ、今は200人超おるわ。やっぱ、ヴァンガードっていうのは強いカードを使うだけやったらアカンねん。みんなが好きなカードを使ってコミュニケーションをとるのが、俺たちの目的やねん。』

 

「これだ!」

 

ユイはテレビのニュースでヴァンガード部を発足させるみたいだ。

 

 

翌日、ユイはヴァンガード仲間といっしょにカードフォレストへ。

 

「ヴァンガード部を発足してみたらどうかなぁと思ってさ。」

 

「あたし見たわ!昨日のニュースライナーでしょ!」

 

「私も見ました!ヴァンガードは強いだけじゃないんですよ。」

 

「私も見たよ!みんなと交流したいな。」

 

「僕も見たけどな・・・うーん」

 

4人は賛成だが、アリスだけは躊躇していた。

 

「アリス、どうしたの?」

 

「僕・・・ヴァンガード途中でやめっちゃってブランクが空いているんだよな。」

 

「アーリスちゃん!」

 

「わ、チーフ!?」

 

突然、メグミがアリスの方をポンと叩き現れた。

 

「あたしも乗るよ!最近、仕事続きでファイトが出来なくてね。みんなとやれば行けそうな気がする!そして、キララ!アンタとも久しぶりにいとこ同士ファイトしたいしさ!」

 

「メグミちゃん・・・」

 

「チーフがいうんだったら、僕も全力でやる。」

 

どうやら、メグミの熱い性格に乗ってしまったようだ。

 

「店長!ヴァンガード部発足してもいいですよね。」

 

「好きにすれば?どうせ来年の決算で閉店するからよ。」

 

「コラッ!店長、鼻ほじりながら仕事するのはやめなさい!」

 

「うっせーなぁ。水色ババア!」

 

「なんですってー!?」

 

「あーあ、また始まっちゃったよ。」

 

「「ハハハハハ・・・」」

 

どうやら、ヴァンガード部の発足は認められたが、相変わらず店長とユキノは喧嘩はしている。そばにいるアリスは呆れていて、アンとキララは苦笑いをしていた。そして、彼女たちの閉店撤回の戦いは今、始まったばかりである。続すく!

 

to be continued…

 

ネクストプロジェクト『幼馴染』




いかがでしたでしょうか?

文章下手で申し訳ないですが、ネタも考えるのも難しいですね。

さぁ、次はユイちゃんとユキノちゃんのエピソード回です。

コメントは勿論歓迎、誤字・脱字の報告もお願いします。

お楽しみに!


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