僕のヒーローアカデミア Thunder Story (時空 雄護)
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プロローグ&上鳴 電気・オリジン

またあらたな小説を書き始めました。
今回はエターナルドーパントさんとコラボしながら進みますので、

よろしくお願いいたします!


上鳴 電気(かみなり でんき)・・・彼は個性「帯電」というものであるが、ある事件をきっかけにワン・フォー・オールを受け継ぐことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

ある公園において・・・

 

「行くよ・・・上鳴!」

「はぁぁぁぁぁぁぁ!!」

威勢のいい声と共に少女が少年「上鳴 電気」に向かって突撃する。

それを軽くいなしながら上鳴が瞬間的に足に雷を纏い(・・・・・・)、後ろへ回り雷の剣を作り(・・・・・・)、首に当てる。

「はぁ・・・また負けた。」

「いや、軽くいなしてたけど十分だからな?これも使っちまったし。」

そう言いながら腕に雷を纏わせる(・・・・・・・・)上鳴。

「それってHUNTER×HUNTERのキアラの技でしょ?」

「ん?何言ってんだ?響香?」

「ん?・・・変な電波受信してたみたい。」

「はい?まぁ気にしなくていいか。」

なぜか世界を超えた電波を受信したようだが、些細なことである。

 

プレゼント・マイク「ここで説明しよう!上鳴電気の個性、『帯電』は本来周りに散らしたり相手に直に流すのみだったが、彼の努力により身体に纏わせ攻撃、防御、移動にと使用することが出来るようになったのだ!もう『ライジン』で良いと思うよ!俺は!」

 

「ん?今説明されたような・・・。」

「まぁ、気にしないで置くか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

上鳴電気とは一体どんな少年なのか。

 

父「息子はなぁ、簡単に言えば器用貧乏といった所か。多方面に手を出していながら恋人にも気を使っているのが良い例だな。早く紹介してほしいよ。」

 

 

 

響香「うちにとっては、幼馴染だけど守ってくれるボディガード兼恋人・・・かな?///最近胸も大きくなってきてるし・・・。

 

 

 

友達「上鳴は周りを見ながら手を差し出すやつだな。成績も優秀だし運動も抜群。あぁいうのが才能マンって事だよ。」

 

 

 

 

 

そんな彼のオリジンとはなんなのか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

彼は生まれついての天才であった。

彼の個性である『帯電』はそこまで強力なものではなかったが、個性を把握するのに時間はかからなかった。

 

 

「イメージだイメージ・・・体に流れる血液のように・・・!」

バチッ!

「駄目だ!もっとイメージを強くするんだ・・・!」

 

 

 

 

「電気、お隣さんの耳朗さんだ。あいさつしろよ?」

「耳朗響徳です。この娘は響香。」

「よ、よろしくお願いします。」

「よろしく。俺は電気だ。」

 

 

 

 

 

「オールマイト・・・!」

『何故かって?私が来たぁ!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は数年で成長し、強くなった。

 

彼ら(・・)にあってからがさらに成長を加速させたのだった・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???『どうする・・・このままでは私は消えてしまい、宇宙にまた危険が起きる・・・。』

 

???『仕方がない。地球に行き、誰かに憑依させてもらおう。』

 

 

 

 

 

彼の目覚めは、まだ遠い・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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二つの大きな運命

隣町まで買い物兼デートをしていた上鳴と響香。

そんな彼に、二つの運命が起きるのであった。

 

 

 

 

三人称視点

「ふぃ〜、隣町まで出掛けた甲斐あったな。」

「うん、楽しかった♪」ムギュ(胸の谷間に右腕を入れる。)

((({砂糖吐きそう)))

自然の内にイチャイチャして周りを砂糖まみれにする二人だが、

ドガァァァァァァァン!!

「「!?」」

突然の爆発音に周りも含めて驚くが、

「行くぞ!嫌な予感がする!」

「うん!」

「ちょ、君たち!」

嫌な予感がした二人が爆発音がした方へ行くのを観た一人の男性が、止めるが聞いていないのか二人はそのまま行ってしまった。

 

 

『・・・!』

何者かは何かに気づき、驚く。

『まさか・・・こんなところまで彼らがいるとは・・・。』

何者かが見る先には、耳たぶにプラグがある少女と共に走る金髪の少年がいた。

『デュナミスト・・・私はまた、共にいられるのか・・・。』

 

 

 

爆発音が聞こえて来た方向へ向かっていると、また爆発音が聞こえる。

「また!」

「まさか強個性のやつが操られてるのか!?」

走りながら話していると、現場に着いたのか周りに野次馬がいた。

「おいおい、あの子供どんな個性だよ?周りが燃えてるぞ!」

「消火だ!消火機持って来い!」

周りがうるさくなる中、紫色の敵が叫ぶ。

「最高だ!君は俺のヒーローだ!」

「くっ・・・くそがぁ・・・!?」

「「・・・!」」

敵を見て何かを考える二人だが、

「・・・!危ねぇ!」

爆破の影響で飛んできた破片から小学二年らしき子供を助ける上鳴。

「あ、ありがとうお兄ちゃん!」

「どういたしまして。ヒーローの方に行っとけ。」

「うん!」

子供を逃して、一泊。

「行くか!」

そう言ってヘドロ男(勝手に命名)に向かう上鳴。

勿論プロヒーローに止められそうになるが

「君!何をして「邪魔!」ちょ、嘘ーん・・・。」ガックシ

響香に邪魔と言われ、言われながらもどいてあげるが何故か一瞬顔が某自称天才物理学者の顔になったのはご愛嬌と言うべきか。

「どうするの!?」

「ヘドロの動きを止めて堅気顔のやつ助ける!OK!?」

「OK!」

出来るだけ簡潔に説明してわかる二人。

そのままヘドロ男に向かって進む二人を、一人の男が見つける。

(情けない・・・彼らが危険を晒す必要はないはずだ!)

そう嘆きながらも疑問を持つ。

(何故か彼からワン・フォー・オールと似た光を感じる・・・何だこれは?)

 

 

 

 

 

数分前・・・

『すまない、少年・・・君に憑依させてもらう。』

実は少し前、ある者が上鳴へ憑依していたのだ。

その者を正体とは、

宇宙を守る光の巨人、その中でも随一の力を持ち、別次元の地球を守った巨人

ウルトラマンの神と言われた『ウルトラマンノア』であった。

 

 

 

 

 

 

そんなことには気づかず、右手に雷を集めると、おもむろにヘドロ男に向けて発射。

それにヘドロ男は気づいたが遅く、攻撃を受けさらにその際に堅気顔の少年、「爆豪 勝己」が脱出する。

「何で助けた!俺だけでm「いいからさっさと動く!」!?くそが・・・っ!」

爆豪が叫ぶが響香に怒られ渋々動くが何故か上鳴が気になるようだ。ちらちらと見ている。

(あいつから変な感じしたな・・・何だありゃあ・・・?)

どうやら爆豪も感じ取れるようだ。

「情けないな!少年に助けられるとは!」

その瞬間、オールマイトが現れた。

「オールマイト・・・!」

静かに、だが嬉しく驚く上鳴。ついでに爆豪も驚いていた。

「オールマイト・・・!?」

「TEXS SMASH!」

その攻撃はヴィランを吹き飛ばすだけでなく、上昇気流を起こし火を全て消し去った。

「帰るか・・・。」

そう呟き、帰ろうとする上鳴と耳朗。だがプロヒーローがそれを遮る。

「君達!何故あんな危険なk「あんたらがそれを言うなよ。」・・・!」

注意をしようとヒーローが声をかけるが、あっさり遮られる。

「ヒーローは自己犠牲、そして人をたすけてこそだろ。俺達はそれをしただけだ。」

そう言って二人が去った後、オールマイトは二人を追いかけようとする。

その後ろに少年がいたことを知らず、その少年も追いかけたことを・・・。

 

 

 

 

 

 

 



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真実と継承する二つの光

主「おーしデップー、今回の最後にあややん出久合わせてだすつもりだから準備しとけ!」
デップー「よっしゃぁぁぁぁ!!ありがと狩くん!愛しt」
主「子安voで愛してるとか言わないで気持ち悪い。」
デップー「あふん!?」
出久「デップーが吐血だと・・・なんてやつだ。」


主「さてさてどうなる第三話!」


出久「おいデップー、生きてるか?」
デップー「なんとか・・・。」




ヘドロ事件の現場から数分の通りにて・・・

「もう・・・いきなりヘドロに向かうからびっくりしたよ。」

「ごめんごめん、やっぱりヒーローは人助けだから。」

「うん、上鳴はやっぱろ優しいね♪」ムニュ

(こ、こいつ・・・あざとくなってる!?)←自分のせい

コント?をしていた二人の元に一人の男が来る。

金髪であり、とてもだが食事を取っているのかと思うほど痩せ細くなっている。

「すまない。君達に話があるのだが・・・。」

「?いいですけど。」

そう答えると早速切り出す。

「先ほどの事件、実はその前にオールマイトがヘドロ男を捕まえようとしたら取り逃がしてしまってね・・・おっと、私はこういう者でして・・・。」

そういうと名刺を取り出し二人に差し出す

「えっと・・・八木 俊典さん?」

「所属は・・・マイツプロ!?」

オールマイトが所属している事務所だったのか、二人ともびっくりしている。

「続き、いいかね?」

「「どうぞ。」」

「んん、だが一人の少年が捕まり、君達が助けたから事件はすぐに静まった。・・・君達に聞きたい。」

「君達にとって、ヒーローとは何だ?」

その問いに二人は一瞬悩むが・・・

「ヒーローってのは自己犠牲を元に生まれてきました。」

「上鳴・・・?」

「ほう・・・?」

上鳴の答えに感心する俊典。

「ヒーローにとって金利、名誉は必要ない。」

「たとえそれが目的であるならヒーローじゃない。」

「ヒーローは自己犠牲であり、且つ自分の意思で決めるべきだ。」

「・・・・・・。」

「「??」」

なにやら俊典が悩んでいたが・・・

「まさかここまでとはな・・・。正直すごいよ、君は!」ムキムキ・・・!

「ま、マジかよ・・・!」

「う、嘘・・・!」

「「オールマイトォ!?」」

「ハッハッハッハッハッハ!驚いたかね!少年少女たち!」

まさかのオールマイトに二人とも驚くが、

カラン・・・

「「「!?」」」

静かな通りに缶の音がなり、鳴った方向を抜き三人とも臨戦態勢をとるが、そこから出てきたのは・・・

「やべぇ、まさか今のがオールマイトだって・・・!?」

「あれ?お前さっきヘドロ男に捕まってた・・・」

「爆豪。爆豪 勝己だ。」

先ほどのときに上鳴が助けた少年がいた。

「ま、まさか今のを・・・」

「見ちまったよオールマイト・・・どういうことなんだ・・・!?」

質問する爆豪だが・・・

「すまない、そのことは明日言わせて貰う。明日ここに来てほしい。」

そう言うとオールマイトは携帯を開き、ある場所を指定する。

「ここって・・・。」

「たしか海岸だけど・・・?」

「そこって確かぁゴミだらけだったような・・・。」

「その通りだ。さて諸君、君達には選択肢がある。

 一つはこのことを忘れてそのままの毎日を過ごす。

 一つはここに来て私の秘密を知ることだ。

       君達はどれを選ぶ?       」

 

 

 

 

次の日・・・

 

 

 

「来ましたよオールマイト・・・。」

「どういうことかさっさと話しやがれぇ・・・!」ボンボンボン・・・!

「あんたは落ち着きなよ。手から爆発音鳴ってる。」ミミフサギ

「ハッハッハッハッハ!やはり来たか!」

三人が揃うとこんな話をした。

話を要約すると

・以前にあるヴィランと戦った際に大きな怪我をあい、活動期間が3時間までになってしまった。

・そうなってしまい、ある事情により後継者を探していたこと。

「私の個性はただの個性ではない。」

「聖火のごとく受け継がれた個性!」

「その名もワン・フォー・オール(一人は皆のために)!」

「数々のヒーローがこの個性を受け継いで来た!」

そしてオールマイトは上鳴を指差す。

 

 

 

 

「次は・・・君だ!!上鳴少年!」

 

 

 

 

 

 

「そういや一つ思ってたんだがよ・・・。上鳴。」

突然爆豪が言い出す。

「ん?どうした?」

何も覚えがない上鳴だが

「む、私も上鳴少年に聞きたいことがあるんだ・・・。」

「え?二人も?私も聞きたいことある。」

「み、皆揃いも揃って何聞きたいんだよ?」

代表してかオールマイトが言う。

「君の中からワン・フォー・オールに似た光を感じるんだ。それは一体何だい?」

「・・・え?」

覚えがないのか、少し困惑する上鳴。すると

(すまない少年、勝手にだがその体に憑依していた。)

「「「「!!??」」」」

4人の頭の中にテレパシーのように声が響く。

「おいおいマジかよ・・・。」

「うそーん・・・予感が当たっちゃったよ~。」

「何で頭ん中に声が聞こえるんだよ!?」

「えっとどちら様ですか?」

四人それぞれの反応をしてしまう。

 

 

そりゃそうだよね!いきなり頭の中に声が聞こえるなんて!(うp主)

 

 

(ん、とにかく私の話をさせてもらおう。少年、目の前にあるエボルトラスターを空に翳してくれ。)

「え、エボルトラスターってこれのことか。」

突然翳してくれと言われてもと思ったようだが目と鼻の先にそれらしきものがあったので空に翳す。

するとエボルトラスターから銀色の光が溢れ、4人をどこかに転移させるようだ。

「「「「う、うぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」」」」

そのまま四人は光と共に一度消えた。

 

 

 

 

 

光の空間

四人が目を覚ますとそこは金色の空が見える場所だった。

すると目線で2m先に光が集まり、光が消えた後には・・・

 

 

 

 

銀色の巨人がいた。

 

 

 

 

「で、でけぇ・・・。」

「これが、光の正体・・・。」

「なんか、神々しい。」

「なんだろう・・・昔夢で見たことあるような・・・。」

『夢でこの姿を見たのだな?』

四人ともそれぞれの反応をしていると、巨人が上鳴に語りかける。

「あ、あぁうん。まぁうろ覚えではっきりしてないけど・・・。」

『そうであるならば、やはり君はデュナミストなのだな。』

「「「「デュナミスト??」」」」

唐突に出てきた単語に四人とも疑問をもつ。

『簡単に言えば、私の力を、む。』

「?どうしたんだよ?」

『そう言えば名前をまだ言ってなかったな。』

『私の名は・・・

 

 

 

ウルトラマンノアだ。』

 

 

 

 

「ウルトラマン・・・ノア?」

『そうだ。』

もう一度繰り返す上鳴に肯定する。

「しかし何故上鳴少年を選んだ?その。デュナミストとやらも気になる。」

オールマイトがそう疑問をもつと、

『うむ、デュナミストは簡単に言えば私の力を使うことが出来る人間のことをそう呼ぶ。』

『しかしデュナミストはそう簡単にはいないのだ。』

『デュナミストのなる条件もわからない。』

『しかし私はデュナミストを感知できる。この地球で感知したのは上鳴少年だけだったが。』

そう締めくくると、思い出したかのように何かを言う。

『それと、本来ならデュナミストは戦い続けると細胞にアポトーシスという現象が起き、死んでしまう。』

「「「「!?」」」」

それを聞き一瞬にして緊迫した空気になったが

『心配するな、すでにその異常はなくしてある。』

「「「「ほっ・・・。」」」」

ほっとする四人。

「しっかしよぉ・・・。」チラ

「ん??」

こちらを見てきた爆豪。

「あんた、一体どこから来たんだよ?」

『・・・・・・。』

一瞬だけだが言いたくないようか雰囲気を醸し出したノアだが、

『うむ、正直に言えばだが・・・・私は別次元の宇宙から来たのだ。』

さらっと言ったがとんでもないことである。

「「「「・・・・・・はいぃぃぃ!!??」」」」

 

うん、そりゃびっくりするよね!(うp主)

 

「は?は?は?はぁぁぁぁぁぁ!?」

「ん~~、頭が痛いよ・・・。キュン」バタン

「耳朗少女が気絶したぁ!?いや、今触れるとこはそこではない!?」

「おおおお落ち着け俺ぇぇ!素数を数えるんだ!えーと、1357111317192329313741434749・・・・・・。」

『こ、これは予想以上に悲惨だな・・・。』

 

 

 

 

数分後・・・

「「「「落ち着いた。」」」」

『そ、そうか。いきなりすまなかったな、急に別世界から来たなど、信じてはくれないだろうと括っていたのだが・・・。』

「んまぁ常識外なことは把握した。でも別世界って本当にあったのか・・・。」

「実際研究では平行世界が多々あるとは聞いていたとはいえ、まさか本当にあったとはな・・・。」

「「・・・・・・。」」

上鳴とオールマイトが正常になっていたが、響香と爆豪はまだ完全に処理できてないようだ。

「しかし、どうやってここまで来たのだ?」

当然の質問にノアは

『うむ、実はな・・・。』

話を要約すればこうなる。

・様々な世界を回り、スペースビースト(ノアの専門らしい)や他の怪獣(こちらは他のウルトラマンも対応しているらしい)を退治していた。

・ある時に敵と戦った際に力を使いすぎてしまい、満足に動けなくなってしまった。

・その際に偶然にもこの世界の地球に辿り着きに、さらにデュナミストである上鳴を見つけ、そのまま憑依した。

このようなことで上鳴に憑依したようだ。

『む、流石に時間が立ち過ぎている。現実世界で言えばそろそろ学校へ行く時間だ。』

「「「あ、今日土曜だから休み」」」

「土曜日はあまり活動していないのでな・・・気にしなくていいぞ。」

『それでもなのだがな・・・上鳴、もう一度エボルt「ちょっと待ってくれ。」・・・ん?誰だ?』

突然女性の声が聞こえ、その方向へ向くと、八人の人がいた。

二人ははっきり視認できるが、残りが影のよう真っ黒で誰か性別すらわからない。

しかも見える二人のうち一人は女性であり一人は男で痩せ細っている、さらにオールマイトがその人を見て驚いている。

「あ、あ、あなたは・・・・・・!?」

「久しぶりだね。俊典。」

「オールマイト、そのアマは知り合いかぁ?」

「あ、勝己復活したか。」

「今更だがなぁ・・・つーか響香も起きてんぞ。」

「へ?・・・あ、ほんとだ。ごめん無視してて。」

「・・・まぁ構ってくれるだけマシー♪」ムニュ

「「「グボバァ!?」」」

「何故三人とも吐血しているんだ?」

『そこは気にしないでやれ。』

「そうだね。」

オールマイトが驚く中、女性がオールマイトの本名を言い、勝己が復活した。さらに勝己が上鳴に響香が起きてるのを確認し、二人がイチャイチャしているのを女性含め三人が吐血した。それに疑問視する痩せ細った男だがノアに諭され何も言わないでおいた。

「んん!とにかく、紹介しようか・・・俊典、頼んだよ?」

「わ、わかってますから師匠・・・。」

「「「師匠だってぇぇぇ!?」」」

おのオールマイトに師匠がいたなんて!、と思っていたのか三人ともびっくりしている。

「ええと、彼女の名は志村 菜奈(しむら なな)。私の師匠であり、七代目ワン・フォー・オール継承者だ。」

「「「あ、なるほど!それなら納得する。」」」

「あっさり納得したぁ!?」

紹介したあとに三人が納得したのをびっくりするオールマイト。

「まぁいいんじゃないの?俊典?後継者も見つかったみたいだし。」

「えぇまあ、そうなんですけど・・・というより師匠!どうしてここにいるのですか!?死んだはずでは!?」

当然の質問になるが、

「そのことなんだけどね・・・ここはいわゆる精神世界って所で、全員の意識がここに集まってるからその人に根付いてるものが見える事がある。私たちはそれに習ってるだけさ。」

「そ、そうですか・・・。」

なんとか納得したようだが・・・。

「んでよ、そこの痩せ細ってるあんたは誰だ?オールマイトに関係あるのか?」

そこはともかくとなのか、次に痩せ細っている男に話しかける上鳴。

「うん、そう言われればそうなる。間接的にだけどね。」

「「「「????」」」」

謎の言葉に四人が不思議と思うが・・・

「あぁ、簡単に言えば私が初代のワン・フォー・オール継承者なんだ。」

「「「「はいぃぃぃぃ!初代ぃぃぃ!?細っ!!」」」」

「君達ひどいね!?」

あまりの発言に初代がひどいと嘆くが、そうも言わないといけないと思うほど細いのだ。

「ん!さて、新たな継承者とその仲間には事実を話すべきだ。」

「えぇ、そうね初代。あのことを。」

「「「??」」」

話すこと?という雰囲気になる三人だが、オールマイトが真剣な顔でいるので三人も緊張感が出る。

「さて、どこから話したものか・・・まずは何故ワン・フォー・オールが生まれたのか、というところからかな?」

「「「誕生??」」」

『それに、私の本来の力も言わなければならないな・・・。』

「本来の力・・・?」

 

 

彼はまだ知らなかった。

彼に対して、数奇な運命、そして、闇の正体を・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???Side

「おい仁、ここはどこだ?しかも俺たちの街に凄く似ているが・・・。」

「あぁ、まさかの展開だぜこりゃあ・・・。別世界のヒロアカの世界かよ。」

「お?てことはここにも出久がいるのか!ここの出久はどんなやつなのかなー?」

「もう、デップーさんったら。落ち着いてよ?」ムニュ

「ぐぼぉ!?か、可愛いなぁ!」

「こいつらここまで来てイチャつくか!」

「ほっとけ、しばらくはこっちの世界にお邪魔するんだから先ずはオールマイトに会いに行くぞ。生憎、どうやらあの海岸にいるようだ。さっさと行くぞ。」

「「「了解!(あいよー。)(分かりました!)」」」

 

 

 

彼らに出会うのはすぐである・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 




主「うp主と!」
デップー「デップーの!」

二人「「小説設定紹介~!!」」


主「ではさっそくノアの説明だ!」
デップー「よし頼んだ!」

ウルトラマンノア
平成ウルトラマンの中でもかなり憂鬱な展開が多く、主人公が最終話しか変身していない特殊な作品。その前に四人の変身者がいる。(最初は別作品だが、カウントの対象である)
本編終了後、様々な宇宙・次元を放浪し、スペースビーストや怪獣を倒し続けていた。
だがある戦いにおいて大きく消耗し、暫く動けなくなっていた。
偶然にも地球に辿り着き、さにデュナミストである上鳴を見つけ憑依した。
普段は体の中で静かにしているが、たまに上鳴にアドバイスをするなど普通に優しい。
よく歴代のOFOの継承者と話しているようで、上鳴とオールマイト、爆豪に耳朗にそのことを言っている。
その後オールマイトはぶっ倒れたとか。


デップー「おいまじかよ歴代継承者と話せるのかよ!」
主「ゴジータのヒロアカ読んでてこの案いいなと思って入れてみた。」
デップー「それで本編あんなことになってたのか・・・。」
主「それと、精神世界の場面はゼロの映画でゼロがノアからイージス授かった場面から。」




二人「「次回もよろしく!!」」


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異世界からの来人、そして・・・

主「よし、今回から師匠と兄のもキャラが出るぞ視聴者の皆!」
デップー「バンザァァァァァァァァァァァァァァイ!!」
主「それに伴い、さらにネタが必要である!よって、視聴者の皆さんに意見を求めます!後書きで話すぜ!」


二人「「よろしく!!」」



主「あと、粘着及び利敵行為した人はゆ”る”ざ”ん”!”!”の勢いでブロックするのであしからず。」


時は遡ることある世界・・・

「おい仁、俺やデップーだけでなくあややんも連れて行くのか?」

「え?だって彼女も行きたいっていったし。どうせなら連れてってもいいでしょ。」

「でもいいんですか?ウェイドさんが一緒とはいえ。」

「あややんは俺が守る!」

「こうなってるわけだし。」

「・・・ま、しゃあないか。嘘も吐いてないし・・・」

「「バンザーーーーイ!!」」パァン!!

許可されて喜んでる二人を横に、出久と仁はあることを話す。

「しかしお前がいった神性がある宇宙人ってのはどういうことだ?誰かはわからんが宇宙人から出るのかそれ?」

「あぁ、うん。それノアだわ。」

「・・・・・・・・・・・・。はい?」

「いやね?ネットで宇宙人と神で調べて《ウルトラマンノア》て出てきてな?しかもキングさんと何故か話せてな?話しててそのままのノリで気配を感じてくれたらノアさんなわけよ。」

「・・・そうか。ウルトラマンか。前にお前の世界に来たときもデップーがオーブの真似したしな。」

「狂火を燃やして、光となる!ちゅーか俺ちゃんオーブ意外に好きだし。」

謎の暴露だがそこまで気にしない二人であった。

「んじゃまぁ、いっちょ行きますか!」

ヴォン・・・・・・

そういい、手をかざすとそこに大きなワームゲートが見える。

「ほら、文さんも準備はいいか?」

「はい!」

「文さん、しっかりデップーに捕まってろよ?」

そう注意しながら、彼らはワームゲートに入る。

 

 

 

移動中・・・

「そういえば仁さん。あなたはこの力を使って様々な世界に行き来してるのですか?」

「そうだぜ。それがどうした?」

「いやーですねぇ・・・どうしても他の世界の事を知りたくてですね・・・大丈夫です。記事にはしないので。」

「お、そうかい。なら話すかねぇ・・・。」

 

 

 

 

 

「・・・ってことになったのよ。いやぁアレにはそこまで苦戦しなかったけどあ。」

「改めてお前の強さが再確認できたわ。」

「そ、想像以上の凄さですよ・・・。」

別の世界の破壊神との戦いを聞き、神とも対等所か圧勝する仁に呆れる出久と驚く文。

その話がちょうど終わった所で

「お、着いたみたいだな。」

「よっしゃ!あややんしっかり捕まってろ。意外に衝撃あるから。」

「はい!」

 

 

 

 

 

上鳴の世界に到着後・・・

「んじゃまぁ、さっさとこの世界のオールマイトに会おうか。」

「オールマイトの気配はあの海岸から感じる。しかもこの世界の上鳴に耳朗、かっちゃんまでいるな。何故かっちゃんまでいるのか・・・?」

何故勝己までいるのか出久は疑問に感じたが、その前に仁に聞くことがあるのか、仁に問いかける。

「そういえば、仁。さっき来る前にいったノアの気配は?」

仁「あぁそれね、どうやらオールマイトの所に一緒にいるみたいだ。というか特殊空間の中に入ってる。」

「ほぉ・・・つまり外部からの干渉を無くしてるのか。」

「正解!それはいいとして、先に行ってるぜ~。」シュー・・・

そういうと高速移動で海岸へ向かうようだ。

出久

 

「さて、俺達も向かうとしようか。」【ボーダー マキシマムドライブ!】

ボーダーメモリをマキシマムスロットにセットし、スキマゲートを開く。

「出て来い、エターナルボイルダー!」

ブゥン・・・!

スキマゲートから出久の愛車、【エターナルボイルダー】がサイドカーをつけて現れた。

(師匠、勝手ながらサイドカーつけさせて貰いました。すいません!)

「二人は一緒に乗りたいだろ?サイドカーに乗りな。」

「サンキュー出久!」

「で、ではありがたく・・・うわっ。」

予想以上に座り心地がいいのか、びっくりする。

「お、喜んでくれたみたいだな。実は座席は品質がいい物を使用しているんだ。心地いいだろう?」

「はい!」

「フゥゥゥゥゥゥゥ!!何だか気持ちが高まるぅぅぅぅぅぅぅ!!」

「落ち着け。行くぞ。」

ブゥゥンブゥゥゥン!!

バイクの音が大きく響き、出久達は海岸へと向かった。

 

 

 

 

数分後・・・

 

 

 

 

「着いたぞ。既に仁も着いてるな。」

「遅かったじゃないか・・・。」

「流石に反応できないわそれ。」

「なんでだよ・・・。」

ゲイヴンのには流石に反応出来ないのである。(ノンケじゃないしね!)

ブゥン・・・・・

と、どうやら精神世界から出てきたようで、上鳴達が出てきた。

・・・何故かオールマイトが妙にげっそりしているのは気のせいなのか。

オールマイト「うぅ・・・真面目な話のあとにあんなことをされるとは・・・。」

「プッククククククク・・・!」

「響香、笑いこらえろよ。」

「響香、いくらなんでも笑いすぎじゃね?笑っちまうのはわかるけど。」

どうやら何かしらの話を話していたようだ。

と、目の前に出久達がいるのに気がつき、

「はっ!?しまった、他の人がいる前でがっかりしていては!むん!」

出久「いや見栄え張らなくてもいいですよ。それにあんたの本当の姿も知ってるからな(・・・・・・・・・・・・・・・・)。」

「「「「!?」」」」

出久がオールマイトの秘密を知っていることに驚く四人。

臨戦態勢をとる四人だが、

「やめとけ。オールマイトならともかく、そこの学生三人は勝てねぇぞ。」

「「「・・・・・・。」」」

仁が事実を言うと、少し迷うそぶりを見せた三人だがそのままで話をする。

「君達は一体何者なのだ・・・?(ヴィラン)ではないように見えるが。」

オールマイトが極基本なことを問いかける。

「残念だが(ヴィラン)ではない。まぁ呈に言う旅行者だ。」

「そんな物騒なナイフ腰に挿してる時点で旅行者じゃないだろ?個性ならまだしも。」

上鳴に反論され、身をすくめる出久。

「まぁそうだよな・・・ならこう言おうか。」

そういうとUSBメモリ(・・・・・・)を取り出し、出久は言う。

「俺達は別の次元・・・別世界から来た者だ。」

「どうだ、びっくりしただろう?」

仁が驚くだろうと思っていたようだが、

「「「「なんでやねん。また(か)(なの?)。」

「・・・あるえぇ?」

驚くどころかまたかと呟いているのに困惑する仁。

デップー「なんかついさっき聞いたとかなん?君達。」

「そうだと言ったら?」

「ご愁傷様としか言えないな。」

何故だか知らないが不思議な空気になっている・・・

「んんっ!とりあえず自己紹介しようか。」

仁が空気を止め、自己紹介を始める。

「俺は石動 仁(いするぎ じん)。感じてると思うが人外だ。よろしく♪」

最初に仁が自分の紹介をした。

「次は俺かな・・・俺は緑谷 出久(みどりや いずく)だ。」

「俺ちゃんはウェイド。またの名を・・・地獄からのsh「やめろ!」アフン!?」

某地獄からの使者の真似をしようとしたため、彼は出久に吹き飛ばされたのだ。

「と、とりあえずもう一度・・・デッドプールだ。よろしく!」カタメパチリ

響香「きもっ!」

「ぐはぁ!?」バタッ

「う、ウェイドさん!?」

「こいつのことは任せてくれあややん。とりあえず自己紹介してきれ。」

「あ、はい。射命丸 文(しゃめいまる あや)です!記者なのでばしばし写真撮りたいと思います!」

「む!記者か!堂々としなければ!」

記者がいるのにどんよりしてはいけないのか、オールマイトが胸を張る。

「とりあえず、そっちも自己紹介してくれ。」

そう出久が言うと、まず最初に上鳴が始める。

「どうも、俺は上鳴 電気(かみなり でんき)。個性は「電気」、この世界での9代目のワン・フォー・オールの継承者だ。」

(出久は除く)「「!?」」「へぇ・・・。」

「やっぱりか。」

出久はそこまで驚かなかったがデップーと文は驚き、仁は感嘆している。

「次は私?」

そうだな。」

「私は耳朗 響香(じろう きょうか)。見ての通り音関連の個性だよ。」

「それはもう知ってるけどな・・・爆豪 勝己と八木 俊典だな?オールマイトといったほうが言いか。」

「「!?」」

自分の名前を知られていることに驚く二人。

「一応言っておくが、上鳴と耳朗のことも分かってる。」

「へ?」

「嘘!?」

出久の世界にも同一人物がいるのだからわかるであろう。

「それはともかく、上鳴。」

「ん?」

突然話を振られ、少しびっくりする上鳴。

「多分だがオールマイトにでも指南を頼もうとしてるだろ?やめとけ。天才過ぎる故に説明が無理なタイプだぞ。」

「なんで私の性格わかってるの?緑谷少年!?」

なんか知られてる!と嘆くオールマイトを背に、話を進める出久。

「俺もワン・フォー・オールの継承者だからな。教えることはできる。」

「「「「え??」」」」

唐突に放たれた暴露に困惑する四人。

「「あ、ほんとだ。OFAの光感じる。」」

「「わかるの!?」」

OFAが放つ光を感じ取ったのか、二人は継承してるのだと認識する。

「で?教えてくれるってこになるけど、最初になにするの?」

「まずは今自分の体がどこまでOFAに耐えられるか調べる。体全体に広げるイメージをするんだ。」

「了解・・・こうか?」

上鳴は体の中にあった力を体の全体に均等に分けるようにやっていると・・・。

「・・・!ここまでか。」

「おぉ!ここまでとは!」

「かなりの肉体の強度だな・・・言って20%の出力か。」

今上鳴の全身には赤い稲妻が走っている。これこそワン・フォー・オールの力の一つである。

「それで、この状態で何かするのか?」

「そうだな・・・。オールマイト、ここに来た理由は?」

「そうだな・・・・・・。

 

 

 

 

この海岸のゴミ全てを除去しながら彼の肉体を鍛えるためだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




デップー「これ長くなってるの?中途半端な感じだけど。」
主「うん。ほんとはノアとオール・フォー・ワンのことも書こうとしたけどそれだと尺が多くなるからカットした。それぞれの説明は自分で調べてくれ視聴者の皆さん!」
デップー「んで、次は出久とオールマイトが上鳴に本格的に修行をさせると・・・これも尺かかりそうだなぁ・・・。」
主「まぁそうなんだよね・・・そこも少し走り気味で書こうかなよ思ってる。」
デップー「ちゃんと俺ちゃんとあややんのイチャイチャは書くんだろうな!?」
主「勿論。」
デップー「よし!」



二人「「次回も、楽しみにして下さい!」」


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特訓開始 ~引き出しがありすぎる出久~

少し書くのに時間かかったなぁ・・・
デップー「遅かったじゃないか・・・。」
とっつき発射!
デップー「ちょ、ま!?アッーーーーー!?」ピチューン
・・・今日はデップーなしでいきます。
前回は上鳴達サンスト組と出久達E暗号組が出会い、オールマイトが上鳴に課題を出したところで終わってます。
今回は特訓風景に加え、Eの暗号でデップーが望んでいたイチャイチャシーンも織り交ぜ、特訓&甘甘空間であります。



デップー主「「よろしく!!」」
ホ!?いつの間に!?


「この海岸を綺麗に・・・?」

上鳴がそう言うと、

「その通り!」ムキムキムキムキ・・・!

そう言うとオールマイトはトゥルーフォームからマッスルフォームへ変身する。

「今の時代、派手な活動が必要みたいに言われてるけど本来ヒーローってのは自己犠牲で行動することさ!ということでこの海岸にあるゴミを全て片付けるぞ!」

「合理的だ。だがそれだけだと物足りないと思うから俺も助言とスパーリングの相手にはなってやる。」

そういうと白色のUSBメモリを取り出し、腰に赤いベルトを装着する出久。

「それがもう一つの個性かい?緑谷少年。」

「そうだ。詳しいことは省くが、このベルト【ロストドライバー】にこのUSBメモリ、【エターナルメモリ】を挿して変身することが出来る。」

「ほう、変身か!興味深いね!」

「お気に召したようだな。」【エターナル!】

出久はそう言うと、メモリを起動し、スロットに差し込む。

すると待機音が鳴り、その間に出久は左手を顔の右側に翳し、右手はスロットに添えるポーズをとる。

「変身」

そう言うとスロットを右に傾ける。

すると、Eのロゴが回転しながら浮かび上がる。

【エターナル!~♪~♪】

メモリから音楽が流れ、出久の周りに粒子が舞い彼の体を包む。

そうすると、彼のもう一つの姿が見える。

複眼は∞の形を現し、頭のアンテナもEを横にしたように見える。

手足には蒼いファイヤーパターンがあり、胴体には黒いスロットが何十にも繋がっているようだ。

黒いマントを付けており、腰には先ほど見た特徴的なナイフが収納されていた。

その姿はまるで死神のように見え、正義の戦士のようにも見えた。

「それが・・・。」

「仮面ライダーエターナル。通り名は蒼炎の死神だ。」

「死神か・・・似合うな。その姿なら。」

勝己がそんなことを言えば、

「出久、俺とあややんのこと忘れてない?」

「・・・あ、すまん。デップーも変身すりゃいいじゃねぇか。」

「お、そうか。強烈だけどな、俺の姿。」

「「「「??」」」」

「では早速行きましょか!」キュピーン!【デンジャラスゾンビィ・・・】

白いゲームカセットのようなもの(デンジャラスゾンビガシャット)のスタートアップスイッチを押し、起動する。

【ガッチョーン・・・】

禍々しい声とともに、腰に紫色のパッドが装着される。

禍々しい待機音が鳴り響き、ガシャットをパッドに差し込む。

【ガッシャットォ!】

ピロン・・・【バァグルゥアップゥ・・・】

濁っているような音と共にデップーの目の前に白枠で黒いパネルが出現する。それをデップーは砕く。

「ブゥン、ブゥン!!」

なんかネタに走ってるけど気にしないのが吉だ!

【Danger!Danger!】【Genocide!】

【Death the Crisis!デンジャラスゾンビィ・・・!】【Wooooooooo!!】

パネルを砕き現れたデップーの姿は禍々しい存在だった。

 

 

白と黒の骨のような鎧にオッドアイの赤と青の目、ひび割れたゴーグルに胸にある中身が無いゲージ。

それこそ自称神と名乗った男が変身した恐怖の仮面ライダー。

 

 

「仮面ライダーゲンム、ゾンビゲーマーレベルXだぁ!!」

「うっわ、正にゾンビって感じすんな。」

上鳴がそう言えば、

「まぁこの姿ってゾンビゲームがモチーフだからね。」

「つーことは《バイオハザード》!?」

「え、そこに反応するん?」

勝己がゾンビゲームからバイオハザードに話を発展させたのが意外だったようだ。

「どうせならハンターとかも連れてきたら面白くなったな。」

出久がそんなことを言うが、

「んんっ!特訓開始してもいいかね?」

「「「「「「あ、はい」」」」」」

 

 

 

~最初に~

「とりあえず捨てられてる冷蔵庫だとかを潰したりして上にあるトラックの荷台に・・・って早いね!」

「仕事速いな・・・それにもうOFAに順応してる。」

「えっさ、ほいっさ。っと、伊達に体鍛えてないですから!」シュッ!

 

 

 

~特訓中に~

「ちょ、技のレパートリー多くないか出久!?」

「こっちはガイアメモリが大量にあるんだ。レパートリーは嫌でも多くなる。そら行くぞ!」

【アクセル マキシマムドライブ!】【ジョーカー マキシマムドライブ!】

「うぉぉぉぉぉ!?追いつけるか!」

「追いついてみせろ!」

「なんでや!」

 

 

 

~特訓の外では~

「・・・それであんなにくっついてたんですね、響香さん?♪」

「!?///あんまり大きな声で言わないで下さい!」

<コッチニヒビイテルゾーキョウカ

<・・・アリガト、キョウカ

「!!!//////」

「なんかこっちまで甘くなってきたんだけど、どう思う勝己君?」

「ブラックコーヒー買って来るわ。いる?」

「頼んだ。」

「ウェイドさーんん!」ムギュ

「グハァ!や、やっぱ可愛いなぁもう」アタマクシャクシャ

「にへへへ・・・。」

 

 

 

 

~二週間立って~

「ふぅ・・・なんとかなってきたな。」

「既に4分の一を終わらすとは・・・やはり天賊の才能があったようだな。」

「更に言えばOFAの出力も25%とだが着実に成長している。」

「あ、そうだ。二人とも一つ質問が。」

「「ん?ないだい(なんだ)?」」

「昨日の夜、夢の中で歴代継承者の一人かな?ファンキーな男と会って個性増えたんだけど・・・。」

「・・・はい!?」

「なに・・・?」

 

 

~新たな個性について~

「黒い鞭の個性・・・私も知らないことが起きるとは・・・!」

「どうやらOFAの歴代継承者の個性が使えるようだな・・・まだ一人だけだが。」

「しかもこれ、かなり使いやすいですね。こんな感じで。」ヒョイヒョイ・・・ズドン

「・・・これも継承者によって変わるのだろうか・・・?」

「それであんまりゴミ片つげないでね!」

 

 

 

~一ヵ月後~

「おぉ・・・!一ヶ月で半分か!」

「早いな・・・。」

「あらよっと!」ドスン!

「さて、あっちは・・・あっちもテンポよく進んでるな。」

 

 

 

~勝己達の様子~

「ほらほら!俺ちゃんはそう簡単にはしなないぜぇ?」

「ち!超再生の個性かよ。めんどくせぇなおい!」BOOM!

「うおっ!ちょいと火力強くなった?」

「あ?・・・確かに、ここ一ヶ月でなんか爆発力強くなったな。」

「少しは・・・成長しんじゃ、ないっ?」

「いい調子ですね、ここまで行けば出久さんが言ってた以上に強くなるんじゃないですか?」

「ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~そして二ヵ月後~

「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「まさか二ヶ月で、しかも指定範囲以外の所も片付けるとは・・・!」

「予想以上だな・・・。」

「うわぁお・・・こいつは綺麗になったなぁ・・・。」

「お、終わったみたいだな。」

暫く消えていた仁が出てきた!

 無視する

▼とりあえずどこにいってたか聞く

 何をしていたか聞かないでおく

 

「おい仁、お前いつの間にか消えてたが何してた?まさかオール・フォー・ワンと会ってたとか言うんじゃないぞ?」

「いやいや、流石に会わないぜあんなやつとは。まぁ簡単に言えばこの世界のことを詳しく調べてたんだよ。」

どうやらこの世界のことについて調べていたらしい。

「それで?何か気になることでも見つけたか?」

「おう、まず一つは・・・

 

 

お前どころか緑谷家族の戸籍がなかったぞ。

 

 

 

 

「む・・・。そうか。」

なんとなくだが納得してしまった出久。

「まぁ簡単に言えば、この世界には【緑谷 出久】がいない、IFの(もしもの)世界ってことだ。」

「あ、そゆことね。ならわかるわ。これまで何度か見たことあるわ。」

「そうなのかデップー?」

「あぁ、俺ちゃんは平行世界のことを認識することが出来るんだ。上鳴には言ってなかったな。」

「それ響香から聞いてた。」

どうやらある程度は知っているようだ。

「ならいいわ。まぁ簡単に言えば俺と出久、それに仁は平行世界があることを知っているし、仁にいたっては友達の家に行く感覚で世界巡ってるぞ。」

「・・・仁、お前・・・。」

「いやいや!?何でそんな哀れな目で見るんだよ!?」

「「「いや、なんか寂しそうな感じしたから。」」」

「What!?」

何故か英語で返している仁。

「とにかく、そろそろ俺達も帰ろうと思う。」

「お、そうだな。ということで土産を適当に見繕ってきたぜ。」

異空間から紙袋を出し、それを高らかにあげる仁。

「ナイスだ仁!そんじゃささっと帰ろうぜ!」

「おっと、ちょっと待つんだデップー。」

「ん?どうした仁。なんか渡す物でもあるのか?」

そう言うと、仁は完全聖遺物のガイアメモリ(ギャラルホルンメモリ)を上鳴に渡した。

「ほい、上鳴。これ持ってろ。」ヒョイ

カシャ「うおっ!・・・これってガイアメモリ?」

「そうだ。だけどただのガイアメモリじゃあない。」

「お前・・・またギャラルホルン作ってたのか。」

そう出久が言うと、彼もまたガイアメモリを取り出した。

それはまだ何も書かれていないメモリであった。

「さて、響香。お前にプレゼントだ。ありがたく受け取れ。」

そう言うと、そのメモリをカタツムリのような双眼鏡にセットした。

 

【サーチ・・・アナライズ・・・コンプリート・フェイルノート】

 

機械音でそう聞こえると、メモリの色が変わり、Fの文字が書かれているメモリへ変化する。

そのメモリを響香へ渡す出久。

「これはシンフォニックメモリ。ある世界で聖遺物と呼ばれるものをアームド化して纏うのをガイアメモリにしたものだ。」

「お、新しいのを作ったのか。」

そう仁が言うと、そうだと出久が言う。

「響香にはシンフォギアは似合うしな。個性しかり趣味しかり。」

そう言うと、出久は自分が持っているシンフォニックメモリを懐から出す。

「ちなみに、俺も仁から何個かは貰っている。これは俺が作ったやつだが。」カチッ【アメノハバキリ!】

メモリのスタートアップスイッチを押し、自分の体に挿そうとするする出久。

「どうせなら試運転ぐらいは付き合ってやる。メモリの下にあるスイッチを押すんだ。」

「う、うん。わかった。」【フェイルノート!】

既にエターナルへ変身している出久は胸に、響香は腕にメモリを挿す。

 

 

「「詠装!!」」

 

 

《Determination edge Amenohabakiri tron~♪》

 

《Seoul Shoot out FAILNAUGHT~ zezzl~♪》

 

 

 

(因みに出久の姿はエターナルドーパントさんの作品、《僕のヒーローアカデミア ~Eの暗号~ PHASE1》第49話にて描かれています。そちらで妄想おなしゃす。ByうP主)

 

 

二人の姿一度輝き、その光が薄くなっていき二人が見え始めると、響香の変わりようがわかる。

 

 

──耳が出るように出来てある頭のヘッドギア──

 

 

 

──全身に装着されている軽装タイプで赤色のアーマー──

 

 

 

──腰に提げられている一対の双剣──

 

 

 

──そしてその手に持つ、見たものをを必ず貫きし神話の弓──

 

 

 

「うわ・・・!なにこれ?」

自分の姿の変わりように驚いている響香。

「ふぅん・・・名前も付けるべきだな。」

「お、そうだな。」

出久と仁が名前を決めるようだ。

「弓に加え腰に一対の双剣か・・・しかも双剣は干将・莫耶じゃねぇか。」

「うーん、これなんか見たことあるなぁ。」

「ん?どういうことだ?」

出久が仁にどういうことか説明させる。

「俺は色んな世界巡ってるって言ったろ?その時にな、伝説とか伝承の英雄達がサーヴァントって呼ばれる存在になって聖杯を巡る戦いをしてた世界にいったことが会ってな。その時にこの双剣の持って戦ってた英霊がいたんだよ。」

「なるほど。そっから出すのか?」

「いや、その世界の名前を引っ張るわ。」

「そうか。なら言ってくれ。」

「おk。じゃあそのシンフォギアの名前は・・・

 

 

 

Fate(フェイト)フェイルアーチャー】ってのはどうだ?

 

 

 

。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




主「ふぃ~、なんとか書き終えたわ。」
デップー「お疲れさん。まぁそれより出久とオールマイトかなり厳しい課題出してるのに平気にこなしてる上鳴は一体何者なんだよ・・・。」
主「ここの上鳴は主人公補正があるからな。そう簡単にはくたばらん。」
デップー「そうなのね・・・頑張れよ。俺はあややんとイチャイチャしてるから!」
主「流石に野外でやるなよ?」
デップー「流石にしないわ!」



二人「「次回もよろしく!!」」


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雄・英・入・試/hになるために

主「うし、今回からやっと雄英のほうに入れる!」
デップー「そこまで時間かかってないけどな。」
「というかタイトルがダブルとフォーゼみたいになってるぞ。」
主「暫くというか、ずっとこれだと思う。」
デップー「まじか・・・ネタ切れにはなるなよ?」
主「もちろん、たまにお前も出そうかなと思ってるし。」
デップー「フォォォォォォォォォォ!!」
主「叫ぶな!またあいつらに叱られても「うるさいぞデップー。」・・・ほらやっぱり。」
デップー「え、ちょ、待ってブロリー!?」
ブロリー「待てぬぅ!(ドパピー)スローイングブラスター!(ポピー)」
デップー「ノォォォォォォォォォ!?」



デ  デ  -  -  ン  ☆



ブロリー「すっきりーです・・・今回もよろしく。」
主「台詞盗られた・・・。(ショボーン)」




異世界から来た緑谷 出久や仁、さらにウルトラマンノアとの話し合いと特訓から早10ヶ月が過ぎた・・・。

電気・響香・勝己はトレーニングなどをしながら連絡をとりあったり、たまに二つの町で近い公園で組み合いをしたりなど、雄英高校受験に向けて日々明け暮れていた・・・。

 

 

 

 

 

そして遂に受験当日・・・。

 

 

「ごめん、少し遅くなったわ。」

「気にしねぇよ。早く起きてお前ら置いてった俺がわりぃしな。」

「はぁ、まったく朝起きていきなりLINEの通知があったから見たら先に出たって来てたから早くない?って思ったよ。」

「すまんって!おら、さっさと行くぞ。これで遅れたらヒーロー失格だしな。」

「「よし、いこう」」

三人は試験会場の前でこんなことを言いながら、会場へ入っていった。

 

 

 

 

~試験会場内~

「「「筆記のほう楽勝だったな。」」」

((((((こいつら・・・平気でそういうこと言うのか!?))))))

周りのことに気づかなく、素でそう言ってしまうほど彼らにとっては簡単であった。

(この三人は普通に頭がいいです。三人とも英才教育をいつの間にかしていました!)

《今日は俺のライヴにようこそー!!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ?》

今はプロヒーロー【プレゼント・マイク】の説明を受けながら少し話をしている。

「んで、とりあえず響香。これ。」ヒョイ

カシャ「おわっとっとと。シンフォニックメモリ?」

電気は響香にシンフォニックメモリを渡し、自分はいつでもネクサスアーマー(・・・・・・・・)を装着できるようにエボルトラスターを呼び出す。

「・・・おい、いきなりそれ使うのか?」

勝己が少し躊躇するような言葉を出すが、

「いや、ここで見せ付けるんだよ。」

「・・・そういうことか。OK、把握した。」

彼の秘密を知っている勝己は意図を把握した。そして少しだけだが獰猛な笑いを小さくした。

 

 

 

 

 

 

~実戦会場A~

プレゼント・マイクが説明してる時に、生真面目ですと言いそうな青年が質問をしていたが、そこはスルーして。

「勝己とは別か・・・運がいいのか悪いのか。」

「まぁいいんじゃない?こっちもこっちで遠慮なく受けれるし。」【フェイルノート!】

そう言いながらメモリを起動する響香。それと共にエボルトラスターを鞘から取り出す電気。

「む!そこのカップル、少し静かに「「取り込み中です!」」・・・。」

注意しようと思ったら逆に注意された生真面目な青年。

(ドンマイ飯田!Byうp主)

「詠装。」《Seoul Shoot out FA~IL・NAUGHT ze~zzl♪》

「ネクサス」

二人が一度光に包まれ、光が消えるとそこには、アーマーを纏う二人がいた。

(上鳴のネクサスアーマーについては、後書きで書いてあります!Byうp主)

《はいスタートォ!!》

「しっ!!」ヒュン!

「ネクサスダッシュ!」ビュン!

いきなりの開始宣言にも反応し、ゲートから二人が飛び出す。

《ほらほらすぐに動けぇ!もう賽は投げられてんぞ!カップルももう10Pづつ入ってるぞ!》

「「「「「「「げっ!?あのカップル早ぇし強くねぇ!?」」」」」」」

戦場仕込みの男とのスパーリングにNo1のプロヒーローに教えられていたのだ。

この程度、造作もない。

 

 

 

 

 

~試験会場B~

「さてと、あいつら絶対派手にぶちかますだろぉなぁ・・・。」

勝己は既に電気と響香が派手に戦うのを予想していた。すると

《スタァトォ・・・》

気の抜けた声と共に開始の合図を聞くと、

「おら行くぞゴラァ!」BOOM!

少し規模を小さくし、加速重視の爆破を起こしゲートから飛び出す。

《試験生諸君、もう実戦試験は始まっている。既に一人飛び出しているぞ。動け動け。》

スピーカーから気の抜けた声がまた聞こえると一斉に試験生が我先にとゲートから飛び出す。

 

 

 

 

 

~試験会場A~

「そらぁ!」ズガン!

「ブチコr」ガァン!

 

 

―――風よ風 煽れ この胸燃える~♪―――

 

 

「穿て!」ビュン!

「シネx」ズバン!

電気、響香は二人で共闘しながらポイントを稼いでいた。

すると、近くで金髪の青年が周りを敵ロボット6体に囲まれていた。

「うっ!腹が痛く・・・!」

一瞬腹を押さえるような仕草を見せてしまい、ロボットに殴られそうになったが、

「おりゃ!」ギュィィィィィン!

バガァァァン!×3

電気が放った光線(出力1割)によって三機が爆発し、その間を通り一度包囲網から脱出する青年。

そのまま腰のベルトからビームを放ち、残りの三体を破壊した。

「あ、ありがとそこのカップル!」

「「カップル公認されてる!?まぁいいけど!」」ギュン!×2

カップルということに対して少し驚いたが気にせず別の場所に移動する二人。

 

 

 

 

 

 

~試験会場B~

「おらぁ!」BOOM!×2

「「ブチコロs」」ドカン!×2

勝己もまた、爆破で器用に避けたり爆破をロボットに浴びせ的確に壊している。

すると、近くで戦っていた女の子がロボット4体に囲まれていたが、

「邪魔だ!」BBBOOOOOM!!

勝己によって二体が倒され、残りの二体を大きくした手で破壊する。

「おいそこの女!大丈夫か?」

「大丈夫!ありがと!」

ニコニコしながらこっちに手を振る少女に、少しキョどる勝己だが、すぐに移動を開始する。

「なんかあの子、どっかで見たことあるような・・・。」

 

 

 

 

 

~試験会場先生室~

「今年は豊作みたいだね!」

「あぁ、特に会場Aのカップルと会場Bの爆破の青年がいいね!」

先生らによって髄しチェックされている全ての会場で、一際目立っている電気と響香、勝己。

(頑張っているようだね・・・三人とも!)

オールマイトも嬉しくなる。

「だが、こっからが本番なんだよね!」ポチッ

そう言うと、あるスイッチを押す。

 

 

 

 

 

~試験会場A~

「ほいっと。」グシャ!

「はっ!」ビュン、ドガン!

順調にポイントを稼いでいく電気と響香。すると

ドガァァァァァァァァァァァン!!!

突然何かが落ちたような音が遠くから聞こえてきた。

どうやら説明されていたお邪魔虫が出てきたようだ。

二人は向かい合い、頷いて音が鳴った方へ移動する。

 

 

 

 

~一方会場Bでは~

「おぉぉぉらぁぁ!!」BBBBOOOOMMM!!!

「ギャアァァァァァァァァァ!?」

勝己は近くに0Pの敵が現れたため、先にそれを潰していた。

ロボットの状態は既に半壊していて、もう少しで再起不能(リタイヤ)できるようだ。

「ガァァァァァァ!!」ブゥゥゥゥン!!

満身創痍の状態でも拳を当てに来るロボットだが・・・

「へ!好都合だ、まとめて吹き飛べぇ!」BBBBBBOOOOOOOOM!!!!

さっきやった爆破より更に強い爆破を行い、ロボットを大破させた。

 

 

 

 

~会場Aでは~

「うわぁお・・・でかいな。」

「でかいね。」

近づいて見て、かなり大きいことを確認した二人。

「逃げるんだぁ・・・勝てるわけNAIYO☆」

「ひ、避難だぁ!」

「わりぃけど急ぎの用事が出来ちまったんで・・・じゃ!」ピシュン!

「カカロットォォォォォォ!!」ギュピギュピギュピギュピ・・・ギャン!

「んぎゃぁぁぁぁぁ!?」

・・・なんかMADが入ってる気がするけど気にしない!

「よし、あれ(・・)でも使うか。」

《使うのか・・・いいぞ、だが出力は控えめにな。》

「あぁ。」

二話ぶりに登場!ノアさん!

「あ・・・ロボットどこまで飛びそう?」

「うーん、そこまで飛ばさないようにはするが・・・宇宙までは飛ばさないようにしよう。隕石の落下みたいにはさせない。」バチバチバチバチ・・・・・・!

そう言いながら両腕に白いエネルギーを纏わせる電気。

「・・・!?おいそこの君!あれに立ち向かわなくてもいいんだぞ!?」

先程二人に注意した生真面目の青年が電気にそう言うが

「立ち向かうのがヒーロー、だろ?」バリバリバリバリ・・・!

更に光が増し、溢れそうになる。

「よーし、充填完了!行くぜ!?」

いざ撃とうとした時、近くの瓦礫で埋もれている少女を発見する。

「すまん響香、行ってくれるか!?」

「OK!任せて!」

歌いながら反応し、疾走してその場に駆けつける響香。

 

 

――突き進め 掲げた旗の下で~♪~――

 

 

「うぅ・・・って助けてくれるの!?」

「困った人は助けるのが、ヒーローだからね!」

そう言いながら瓦礫をどかし、少女をその場から退避される響香。

そして一度アームドギアを解除する響香。

「さ、流石に歌いながらはきつい・・・!」

そして周りに誰もいないことを電気に教える響香。

「OK!誰もいないよ!」

「よし、行くぜ!」バチャバチャバチャバチャ・・・!!

 

 

 

 

 

 

《color:#c5c4c4》クロスレイ・シュトローム!!!《/color》」

 

 

 

 

ギュィィィィィィィィィィィィィ・・・!

 

 

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ・・・ドガァァァァァァァァァァァン!!

 

 

 

電気が放った必殺光線、「クロスレイ・シュトローム」が0Pのロボットに当たり、数秒ほど光が止まっていたがすぐにロボットを押し出し、

そして爆発した。

 

 

《試験しゅうりょぉぉぉぉぉぉ!!》

 

 

 

その声が会場全体に聞こえると、ロボット達が次々と止まる。

「終わったか。」

そう言うと、上鳴はアーマーとOFA・フルカウルを解除する。

「ふぅ、そこまで負担も掛からないな。これだと。」

(一応はネクサスの力が負担を抑制しているからな。)

そう言うと、ノアが手伝っていたことも分かる。

「お疲れ様。さ、帰ろう?」

「そうだな。そこの二人も大丈夫か?」

そう上鳴が言うと、近くに避難していた二人は頷く。

「大丈夫みたいだな。じゃあ帰るか。」

「うん。」ギュ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




主「さて、一応カップリングはこのようになっております。」


・電気×響香
・勝己×お茶子
・焦凍×百


デップー「全部ピクシブのイラストからじゃねぇか!」
主「当たりめ前なんだよねぇ・・・てか師匠のおかげで勝己×お茶子に目覚めたのも俺的にGJ。」
デップー「あいつ・・・変なところで影響あるなぁ・・・。」
主「あと、ネクサスアーマーのことです。見た目は・・・。」
・頭には耳あてと頭頂部に三つのツノ
・胸にはエナジーコアとプレート
・腕には玩具の「ネクサスアームド」と膝にプロテクター
・足はブーツと膝、隙間がありながら全身を守る装甲がある
主「こんなもんか。」
デップー「もし想像出来なそうだったらうp主が絵を描くみたいだぜ!」


二人「「次回もお楽しみに!」」
アンマリフザケナイナ、デップー。
イチオウタニンノトコロダシ?チャントスルサ。


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結果と報告と共有と

ふぅ・・・結果だけで一話かけるのもいいな。
デップー「お、そうだな。」
デップー、生きていたのか!?
デップー「デコイとすり替えておいたのさ!」
ブロリー「ほぉ、死にたいようだな・・・?」
デップー「うげ!?逃っげろーい!」ドタタタタタタタタ・・・
ブロリー「逃がさん!」ギュィィィィィン・・・
・・・なんでこうなる?
焔「しゃあないぜうp主。まぁとりあえず締めよう。」
おk。




「「さてさてどうなる第七話!!」」



雄英高校の試験から三日後、上鳴達試験者には合格安否の届け物が来ると話を聞いていたので、上鳴は気長に待っていた。

すると、

「電気ー!雄英から届け物来たわよー!」

「!すぐ取りに行く!」

自分の部屋にいた電気は、母がいるリビングへ行き、雄英から来た届け物を自分の部屋で持っていく。

 

 

~上鳴の部屋~

「さて、どうなったか・・・。」ソワソワ・・・

早速包みを開け、中身を確認する。

開いてそこにあったのは、投影型の機械であった。すると

《私が投影されたぁ!!》

「うわぁお!?」ガタガタゴットン!(ズッタンズッタン!)

突然投影されたオールマイトに驚き、椅子から転げ落ちる電気。

《ハッハッハッハ!椅子から転げ落ちているのが見えているよ!》

「エスパーか何かなん!?」

転げ落ちたことを予知しているオールマイトにまさか中継でもしているのか!?と詮索する電気。

《え?時間が無いから巻いてくれ?いや彼には言いたいことが・・・わかった巻こう!》

「メタイなおい!!」

メタイ発現にツッこむ電気。そんなこともお構いなしに進むオールマイトの結果発表。

《まずは筆記試験!これは簡単だったようで見事満点だ!》

「お、満点か。」

思ったよりいい点数だったのか、嬉しくなる電気。

《そして実技試験!これは敵をただ倒すだけじゃないのがネックだ!》

《人助け、すなわち救助ポイント!レスキューP!これは審査制だが君は最高だ!》

「ほう?」

自分が特別なことをしていたのかと思いふける電気。

《中盤で一人少年を助け、終盤には0Pの敵を倒し被害を最小限に抑えた。これだけでも十分だ!》

「まじか・・・俺そんなに稼いでたんだ。」

予想以上に稼いでいたのを感じていなかったのか、驚く電気。

《総合ポイント 159ポイント!首席で合格だ上鳴少年!こいよ少年!ここが君のヒーローの始まりの場所だ!》

「・・・・・・!いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

嬉しさあまりに叫んでしまう電気だが、防音性が高い部屋になっていたため外には聞こえなかった。

プルルル、プルルル・・・

すると、電気の携帯に電話がかかる。相手は響香のようだ。

「もしもし?響香か?」

〈もしもし!?受かった!?〉

「勿論!響香は!?」

〈受かった!〉

「いよっしゃ!今夜はカラオケだ!親にちょっと出かけるって言ってくる!」

〈その前に勝己からライン来てるよ!〉

「何!?あ、ほんとだ。ちょっと電話するよ。準備してて。」

〈りょうかーい!〉ピッ!

一度響香と通話を切ると、勝己に電話する。

プルルル、プルルル・・・・・・ピッ!

「もしもし、勝己か?」

〈おうそうだ。お前ちゃっかり首席取ってンじゃねぇよ!〉

「・・・なんかすまん。てことは勿論?」

〈合格だ!〉

「よし!今からカラオケにいかね?受かった記念に!」

〈カラオケ?最近行ってねぇしなぁ・・・行くか!〉

「勿論割り勘だぞ!」

〈OK!〉ブツッ!

「勝己もテンション上がってたな・・・普段とのギャップg「ピロン!」ん?」

勝己が電話を切ったあと、グループラインに勝己が投稿したらしい。それを見ると

 

 

爆豪勝己:普段とのギャップ差がありすぎると思ったろ電気?

 

すぐさま返事する電気。

 

ライジング(上鳴 電気):何故ばれた

 

爆豪勝己:気づくわ!

 

ライジング:なんでや!

 

イヤホンウーマン(耳朗 響香):準備完了!

 

二人:早!

 

爆豪勝己:許可貰うの早すぎんだろ

 

イヤホンウーマン:まぁ電気と勝己と遊びに行くっていったら即答でOK貰ったし

 

ライジング:今俺もリビングに降りて聞いたけどOK来た

 

爆豪勝己:お前もか。今聞いたら早めに帰ってこいって言われただけでOK貰ったんだが

 

ライジング:よし、集合場所はいつもの公園な!

 

二人:OK!(わかった!)

 

 

 

 

 

~カラオケ店内~

 

「~星屑のように誰かの!願い事を背負い生きてやれ!」

「お~、お前もうめえな電気。」

「さっきのシャウトかましといて何言ってるの?勝己。」

「お前も大概だがな。響香。」

「ふふっ♪♪」

なんやかんやで親も歌いたいといい、それぞれ親と子供で別れ歌う彼ら。

ピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロンピロン!

「あ、もう時間か。」

「3時間って早いな。」

「そうだね、最後どうする?」

響香が二人に声をかけると二人はう~ん・・・と唸る。

「俺と響香でデュエットもいいけど・・・。」

電気がデュエットを提案してくるが

「最後ぐれぇ三人で歌わねぇか?」

「「それだ!!」」

勝己が提案した三人で歌うので決定したようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

~午後の5時、公園のベンチにて~

「ふぅ~・・・楽しかったなぁ・・・!」

電気がそう言うと

「だな。久々に楽しんだぜ。」

勝己がそう言えば

「うん!」

響香が嬉しいようで答える。

・・・電気の肩に寄りながらだが

「もう今日はもう解散すっか?」

「そうだな。響香も眠たそうだし。てか可愛い。」

「溺愛してんなぁあいからはず。」

「zzzzzz・・・・・・」ムニュ

「ガファ!?」

「おい大丈夫か!?吐血したけど!」

響香の胸が電気の腕に当たり、その感触に電気が吐血してしまい、勝己が心配する。

「だ、大丈夫。ちょっと悶えてただけだから。」

「ちょっと可愛いからって吐血すんのってどうなんだ・・・?」

「そこは気にしないのがいいぞ。」

「あっはい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、上鳴たちは無事、雄英高校に入学することが出来るようになった・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いつになったら追いかけっこ終わるんだよ
<イイカゲンニツカマレェェェェェェェェェ!!
<イヤダネ!オレハシニタクナインダ!!
焔「もうどうにでもなれ!」ガタガタゴットンズタンズッタン!!
馬鹿、やめろ!?
《Ready GO!ハザード フィニッシュ!》《ドラゴニック フィニッシュ!》
<オイチョットマテ!ホムラガコッチニツッコンデクルゾ!
<ナニィ・・・ヘア!?
焔「吹き飛べぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
<ギャァァァァァァァァァァァァァァ!!??
<バァァァァァカァァァァァナァァァァァァァァ!?
・・・もうやだぁ(泣)
美月「うp主が泣いたぁ!?」
のほほんさん「うp主~、元気出してよ~。」ムニュ
おっしゃ元気出てきたァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
伸太郎「変態な紳士だった!?」



七人「「「「「「「次回もお楽しみに!!」」」」」」」
<チャッカリハイッテルジャナイカオマエラ。
<<<<モチロン。



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なぜ俺達はヒーローになりたいのか

デップー「なぜにこんなタイトルにしたし。」
いつの間にかこうなってた。
だが私は謝らない
デップー「ナニイッテンダ!フジャケルナ!」
まぁともかく、8話目にして雄英高校に電気達が入学するよー!
デップー「俺のことはどうなる?」
それは師匠しだいだな。
デップー「何故に!?」
だってこっちに来るのかどうかすらわかんねぇし。仁ならいつでも来るだろうけど。
デップー「まぁ仁はエボルトやし。」
あ、戦記絶唱エボリューション最終章には主自身のキャラが出ますのでそっちもよろしく!
デップー「宣伝してて草」
ミーティアフルバースト!
デップー「あ、ちょっと待て!?ギャァァァァァァァァァァァァ!?」ピチューン
ふ、悪は去った。
焔「とりあえず始めようか。」
おk。



三人「「「さてさてどうなる第八話!!」」」
主焔「「お前生き返るの早えなおい!」」
デップー「一応言っとくけど俺ちゃん不死身だからね!?」


7話の話から数日後・・・。

電気達三人は駅で集合してから雄英高校へ向かった。

 

~電車内で~

「しっかしお前首席取るとかマジかよ。俺も筆記は満点だったのに。」

電車に乗ってすぐに試験結果について言及する。

「いやー、あれについては俺も知らんかった。実技試験でどうやら勝己を離してたっぽいから。」

「レスキューポイントのことか・・・俺の個性って救助向きじゃねぇんだわ。」

電気の首席の理由を把握している勝己は、自分の個性が救助向きではないと言うが

「いやいや、瓦礫とか退かせられるんなら十分だろ。」

「そうだよ。それに場合によってなら個性を生かせれる場面もあるよ。」

電気と響香に励まされ、いつも通りになる勝己。

 

〈まもなく、○○駅に着きます。ご降車の方は右の扉からご降り下さい。〉

 

 

どうやら目的の駅に到着したようだ。

 

 

 

 

 

~雄英高校前~

「「「でっけぇ・・・。」」」

どこから見ても「H」という字に見え、更にでかい雄英高校に感嘆する三人。

「よっしゃ、んじゃ早速入ろうじゃなぇ!?」コツン

「「勝己!?」」

入ろうとした瞬間、躓いた勝己。このままでは顔面がコンクリートの地面に叩きつけられるが

フワァ…

「「「え?」」」

倒れる前に勝己が浮かび、なんとか倒れるのを防がれた。

「お?おぉぉぉ?なんかこれクセになりそうだわ。」

「重力が無くなって、宇宙にいるみたいになってるのか?」

「そそ、そんな感じだ。」

「だ、大丈夫?」

すると、茶髪の女の子が現れた。

「あん?お前が助けてくれたのか?あんがとな。」

「!?う、うん。私、麗日 お茶子(うららか おちゃこ)って言うんだ。」

(あ〜、あれはドキドキしてるな。)

(勝己も恋人出来そうだな〜。私は電気一筋だけど。)

二人が心の中でお茶子の恋を感じると

「そ、そうだ!解除しないとね!」ブニッ

お茶子が両手の指を合わせると、勝己が地面に着地する。

「んんっ!とりあえずA組いこうや。」

「あ!私もA組だから一緒に行こうよ!」

 

 

 

 

〜A組教室前〜

教室前のドアに辿り着くと一つ言葉。

「「「「デカッ!!」」」」

異形系の個性に対応してか、大きめのドアになっているのに反応!

「ま、まぁ取り敢えず入ろうか?」

「何故そこで疑問形なんだよ電気。」

「・・・なんかすまん。」

ガラガラッ!!

勢いよくドアを開ければ・・・

「お、もしかしてあの時のカップルかい!?」

目の前に金髪の少年が!

「あ、あの時お腹押さえてた!」

「なんかキラキラしてたやつか!」

「あれ!?なんか覚え方がおかしい!?」

どうやら覚え方に不服のようだ。

「僕は青山 優雅(あおやま ゆうが)、よろしくね☆」

「「「「うわぁ、キザな奴だ(だな)(だねぇ)」」」」

「ひどくないかい!?」

早速色々ひどいことを言われる青山。

 

 

仕方ないね♪(Byビリーヘリントン氏)

 

 

「む、君たちは実技試験で活躍していたカップルじゃないか!」

次に声を掛けてきたのは如何にも優等生ですと言わんばかりの見た目の青年であった。

「俺は飯田 天哉(いいだ てんや)。私立聡明中学出身だ!」

「俺は上鳴電気。よろしく。」

「私は耳郎響香。電気と同じ学校だよ。」

「俺ぁ爆豪勝己。多分分かってんだろぉがよろしく。」

「私、麗日お茶子、よろしくね!」

 

 

「お友達ごっこしたいなら他所でやれ。ここはヒーロー科だ。」

 

 

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「誰!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

よく見れば、教卓に寝袋らしき物の中に人がいた。

「はい、静かになるまで8秒かかりましたね。君達は合理性が欠くね。」

そういうと、男「相澤 消太(あいざわ しょうた)」はゼリー飲料を飲み一言。

「担任の相澤消太だ。よろしくね。」

 

 

 

 

 




デップー
「おい作者!随分投稿するの遅かったじゃねぇか!」
しゃあないだろ?中々ネタが思い浮かばなかったからだし。
デップー
「だからといって他の人の小説ばっか読んでるんじゃない!サボるんじゃない!」バシン!
あ痛!?どっから鞭なんか持ってきたんだよ!
デップー
「そんなこと!俺が知るか!」
ストロンガー
「セリフパクられた気が!」
二人「「来てんじゃないよ理不尽ライダー!!」」
ストロンガー?
「Oh No・・・」
か、帰ったようだな。
デップー
「ほら、ちゃっちゃとする!」
はいはい!



「「次回もよろしく!!」」


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個性把握テスト/Aの思惑

「相澤先生ェ・・・。タチが悪いこと。」
『まぁ合理主義だし・・・あと、遅れてすんません。お願いしますからKARASAWAを向けないで下さいおなしゃす!?』ドゲザ
「ビビッてないでちゃっちゃと書く!いいね?」
『あ、はい。』


『「さてさてどうなる第9話!!」』


「いきなりだが、これ着て運動場にこい。」

そういうと、麻袋から全員分の体育着が出てきた。

(いや、どうみたってそっから出したら汚いだろ。)

心の中で上鳴が言うが、そんなことはお構いなしに話を進める相澤。

「これ着たらグラウンドに来い。直ぐにな。」

『は、はい!』

 

 

~少年少女移動中~

 

 

グラウンド中央へ集合する上鳴達。

「さっそくだが個性把握テストするぞ。」

突然の一言に

「いきなりですか!?」

「入学式は!?ガイダンスは!?」

二人ほど不満を叫ぶものがいたが相澤は軽くあしらう。

「ここ、『雄英高校』は自由な校風が売りだ。教師側もしかり。そういうことだ。」

と、言いながらテストの説明を進める。

「首席合格の上鳴、中学時代のソフトボール投げの最高記録は?」

「59mほどですが。」

「お前結構飛んでんじゃねぇか。」

上鳴の記録に反応する爆豪。

「じゃ、個性使って投げてみろ。円から出なければいい。思いっきりいけ。」

そう言われると、上鳴は30%の出力でOFAを使いボールを殴り飛ばす。

一瞬にしてボールが消え、彼方まで飛んでいくのがなんとなく分かる。

「記録は・・・・・・1145.14mか。」

「「「「「「「「「「い、一千越え!?」」」」」」」」」」

ボールの耐久力もさることながら距離に驚く。

「やるじゃねぇか。」

「一千超えか・・・流石0Pロボットを破壊した一人だ。」

「!?そういえば、あの巨大ロボットを破壊していたな上鳴君は!」

試験時にその場にいたことを忘れかけていた飯田が反応する。

「は?あの巨大ロボットぶっ壊したのかよ!?めちゃくちゃ過ぎる!」

頭に葡萄らしき物体がついている少年、「峰田 実」が驚いているが上鳴は反応せずにスルーする。

「ソフトボール投げ・立ち幅とび・50m走・持久走・握力・反復横とび・上体起こし・長座体前屈。中学のころからやっているだろ?”個性”を使わずやっているはずだ。国は平均記録ばかりとりたいらしいな。

文部科学省の怠慢だよ。」

そう言うと、他の生徒から声が上がり始める。

「なんだこれ!すんげー面白そう(・・・・)じゃん!」

「個性が使えるなんて、流石ヒーロー科!」

それぞれが反応をする中、その言葉が届いたのか相澤が一言。

「・・・・・・面白そう、か。ならこうしよう、今回のテストで最下位だったやつは除籍にする。」

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

そう言うと、生徒達から批判が上がる。

「初日から除籍だなんていくら何でも理不尽すぎる!」

生徒の一人がそう言ったが

「自然災害、大事故、身勝手な敵。いつどこから来るか分からない厄災。日本は理不尽に塗れている。そんなピンチを覆して行くのがヒーロー。放課後マックで談笑したかったのならお生憎。これから三年間、お前達には絶えず試練が与えられていく。プルスウルトラ、全力で乗り越えて来い。デモンストレーションはこれで終わりだ。」

その言葉にほとんどの生徒が絶句していたが、上鳴・耳朗・爆豪・八百万・轟などの優秀な生徒は落ち着いていた。更に言えば爆豪だけは狂気的な笑みを浮かべていたので爆豪の周りにいた生徒はドン引きしていた。

「さ、テストを始めよう。俺は時間を無駄にしたくないからな。さっさと準備しろ。」

その言葉を合図に、上鳴達はテストを開始する。

 

 

〜50m走〜

「ワン・フォー・オール・フルカウル…30%&ライジンレッグ!」

ギウゥゥゥゥゥゥゥン!!

ピッ!「…上鳴、2.69秒。」

「は、速い…!追い越されてしまった…!」

「ちっ、火力が足んねぇな。また鍛え直さねぇとな。」

最高記録を簡単に更新されて悔しさが出る飯田ともっと速く出来たと思い更に鍛えることを決める爆豪。

 

 

〜握力測定〜

「ふん!(バキッ!)あっ…先生、壊してしまいました。」

「…測定不能。」

電撃で測定器を壊すわけにもいかず、ライジンアーマーを使わずOFAのみでやったが寧ろそっちの方が壊れやすかったようだ。

それを万力や複数の腕で測定器を使用している生徒は驚きで目を丸くして上鳴を見ていた。

「あいからはず、電気は規格外だなぁ…」メキメキ...!

「いや、君も他の人に比べたら規格外だからね!」

飯田にツッコまれる響香であった。

 

 

〜立ち幅跳び〜

「ネクサス!」

フルカウルの代わりにネクサスアーマーを使い、空を飛ぶ上鳴。

「上鳴、いつまで飛んでられる?」

「その気になれば一日、途中空中でご飯とか食べれば2日3日飛べます。」

「…無限。」

 

 

〜反復横跳び〜

「フルカウル・ライジンレッグ!」

50m走と同じ構成で記録を出そうとする上鳴。

ピッ!「…測定不能。」

「また!?」

「…普通じゃ出ないぞ、あんな記録。」

測定不能がまた出たことに唖然とする瀬呂と轟。

その近くでは、反復横跳びに自信があったのか、峰田 実がうな垂れていた。

 

 

〜ボール投げ〜

「えい!」

ピッ!「…無限。」

「すげぇ!また無限でた!」

無限を出した麗日の次に上鳴が円の中に入る。

「上鳴…まだ全力出してないはずだ。これで出せ。」

「「「「「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」」」」」

その言葉に全力を知っている麗日・響香・爆豪・飯田以外の全員が驚く。

「嘘だろ…まだ全力出してないのかよ!」

「今まで抑えてたって言うのかよ…!」

「そんな…。」

「……!」

推薦入学者である八百万と轟も驚いている中、上鳴はある方向を向く。

すると向いた方向には、トゥルーフォームのオールマイトがいた。

「…グッ!」

オールマイト一瞬マッスルフォームになりサムズアップをすると、上鳴は三つの力を同時に発動する。

ギュァァァァァァァァァァンンンン!!

そんな音と共に全身から赤と金色の光をバチバチと言わせながらネクサスアーマーを装着した上鳴。

ボールを浮遊させた後、右手をL字にし、左手を右手に翳す。すると右手に光が灯る。

その状態のままその場で2回転し、遠心力をつけて目の前にあるボールをアッパーカットの要領で吹っ飛ばす。

ぶつかった衝撃とその後に腕のアーマーからバシュン!と空気が放出され、更に勢いが増した衝撃、二回受けたボールははるか彼方へと飛んだ。

ピピッ!!

「……無限…か。」

まぁそうなるだろうと、相澤はそう言うかのように結果を言う。

 

 

 

 

 




『……誠に更新を遅くしてしまい、申し訳ございませんでした。』土下座
『次からは最悪月に一回ほどは更新する予定です。』
『どうか、これからもよろしくお願いします。』
「はい!うな垂れてるのも終わらせる!」
『はいはい、頑張るしかないな。』
「お、そうだ。(唐突)また新しい小説書こうとしてるなぁ?しかもPSO2とは!恐れ入るぜ!」
『ダメか?ストーリー見てた時にふと思ったんだよ。』
(あれ?これ主人公ガチでニュータイプどころかイノベイターも入ってる?しかもこれ最強じゃん、書いてみるか?)
『…ってさ。仕方ないだろ。他にもハイスクールD×Dに平成ライダーぶっこもうとしたり、一夏マジ最強のISも書きたいし、何個書きたいのあるかこの場て言ってみようか?』
「おう言ってみろよ。」
『同じ可能性を持つユニコーンとブラックグリントをハイスクールD×Dに入れる作品、さっき言った平成ライダーぶっこむ作品、ISに特撮・アニメ全部ぶっこむ作品に出久がオーマジオウとギルガメッシュの力受け継ぐ作品だったりモンハンの個性持った奴がヒロアカの世界に転生する作品だったり、更にありふれたでハジメが特撮・アニメの英雄全員の力を受け継ぐやつとかな。その気になればまだまだあるぞ。ジオウ最終回で死んじゃったゲイツがマジェスティの力も持ってヒロアカの世界に転生したり、モンハンの世界で自キャラとフレンドのキャラの生活とかな。』
「多すぎぃ!いくらなんでも多すぎぃ!」
『だろ?ロボと剣をこな良く愛するダチ曰く、』
【いくら何でも俺TUEEEE系が多すぎだ!いい加減にしろ!あとSAOとかも作れ!】
『…とのこと。』
「ダチさんの言うこと間違いなし。でもSAOのは書かないのか?」
『書かないと言うより、書きたくない、だな。理由としてはもう大量に二次創作あるし、フロム系はにわかだからフロム系の二次創作は書けないし、原作は図書館にもあるけど読む気がなかったりする。』
「あ、ふ〜ん。まぁいいや、とりあえず締めるぞ!
『はいはい。』

『「次回を!待て!」』


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個性のIntroduction

「『新年、あけましておめでとうございます!!』」
「『今年も精進して執筆活動させて頂きますので、どうかよろしくお願いします!』」
「そしてまーた仮面ライダーの…ネタが尽きないのか?」
『日々色んな動画や小説を読んでいる私に不可能はなぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!』
「全く…しかも爆豪と轟を仮面ライダーにしようとするらしいな…それはどうするんだ?」
『ロギアの兄者に頼んで仁に頼む予定だ。』
「ふ〜ん。」
『無関心かい。』

「『さてさてどうなる第九話!!』」


その後も、トリプルアーマーのままで残りの二種目をやった上鳴。

「さて、結果を表示するが…一人だけおかしい奴がいたがそこは置いとく。一人一人発表するのも非合理的だから一気に表示するぞ。」

そう言うと、空中に投影される結果。一位には当然と言うべきなのか、上鳴が表示されている。続いて八百万だがその次が爆豪である。

その次であった轟は、爆豪と上鳴を睨みつけるが二人はスルーする。

しかし、最下位に載っている峰田 実は口を開けて茫然としていた。当たり前だろう、やっとの事で雄英高校に入れたのにすぐに放り出されるのだから。あまりに酷い。

「あ、因みに除籍は嘘だ。」

『はい?』

突然の相澤からの言葉に困惑する生徒。

「最大限を引き出して限界値を知る為の合理的虚偽だよ。」

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

ほとんどの生徒が叫ぶ中、推薦で入った八百万が

「あんなの嘘ですわ、少し考えればわかりますわよ?」

しかし上鳴は、

(違うな…最初から除籍する気が満々だった…酷かったら全員除籍する目だった…。)

と考え、八百万の考えを否定する。

 

 

こうして波乱を起こした個性把握テストは幕を落とした……

 

 

その後、放課後の教室にて…

 

 

「…どうしたんだよお前ら、そんな顔して。」

上鳴が戻るのを待っていたのか、轟以外の皆が上鳴を囲う。

「上鳴君!君の個性は一体何なんだ!?」

「教えてよ!」

実技試験で一度見たとはいえ、それでも聞きたかったのか飯田と麗日や…

「パワーもそうだけど何なんだよあれ!」

「一体どんな個性なんですの!?」

他の生徒にも質問される…。

「さっさと言った方がいいぞ上鳴ぃ、かまってる暇はあるかもしれねぇがよぉ。」

「…そうだな、とにかく教えるからみんな落ち着け。」

そう言われればと、全員が落ち着くと上鳴は話し出す。

「まず、俺の個性は【電撃】だ。」

「【電撃】?まぁわかるには分かるけど赤い光とあのアーマーはなんなんだ?」

「待て待て、それも言うから落ち着け…えっと…」

切島 鋭児郎(きりしま えいじろう)だ。よろしくな上鳴!」

元気に自分の名前を言う切島である。

「とにかく、俺の個性の【電撃】は身体に纏ったり手に集中させて剣とかにしたりも出来る。50m走とかでもやった一部に収束して身体能力上げたりも出来るぞ。」

「…俺のダークシャドウももしかしたら…」

「個性を鍛えれば…常闇だっけ?お前も出来るようになるだろ。」

「!!ホントか!?」

「あぁホントだ。」

常闇の疑問に瞬時に答える上鳴。

「そうだ、俺と麗日さんは見たことあるが、赤い光と銀色のアーマーは結局何なんだ?」

改めて、飯田が質問すると、

「そうだな…まず赤い光はフルカウルっていうもう一つの強化形態だ。」

そう言いながら、フルカウルを発動させる。

「それで、銀色のアーマーについては簡単に言おう、あれはネクサスっていう力だ。」

『ネクサス??』

当たり前だが、誰も知らないのだから頭に?を浮かばす。

上鳴がフルカウルを解除して、皆に見えるようにエボルトラスターを顕現させる。

「この【エボルトラスター】を鞘から取り出して、掲げると銀色のアーマー、つまりネクサスアーマーが装着されるんだ。」

そう言いながらアーマーを装着する上鳴。

「で、この状態で電撃…もうめんどくさいからライジンでいいか…ライジンとフルカウルを発動させたのがあのトリプルアーマー、基【トリニティアーマー】だ。」

最後にそう説明しながらアーマーを解除する。

「でもすげぇよな、其れを簡単に使いこなすなんて!」

「結構体に馴染ませるのに時間かかったけどな…一度は体がボドボドになるかと思ったし。」

そう言うと、耳郎と爆豪も頷く。どうやらその場面に直面したようだ。

「でもこれで、A組最強は上鳴君だね!」

「そうやね!だって試験でも活躍してたし!」

「あぁ、あれは凄まじかった!」

飯田と麗日の言葉で雰囲気が温かくなる。

「……。」

そんな中、上鳴を見つめ続けていた轟を爆豪は見つける。

(あの目…憎悪か?あいつの親は…エンデヴァーだったか。)

ふとそう思い、轟に近づこうとするが、

「…帰る。」ガラガラ

「おい、待てや轟…行っちまったか。」

引き止めようとしたが、直ぐに帰ってしまったからか、その場で少し立ちすくむ。

 

 

こうして、高校生活一日目は終わったのである…。

 

 

 

 

 

 

 




「んで狩人、書く小説は決まってるのか?」
『一応は絞れた。以下のを書く予定。』
・ハイスクールD×D Twenty Rider(平成ライダー全員ぶっこむ)
・あらゆる英雄と歩む世界最強 (ありふれた原作、特撮・アニメ)
・戸山香澄と万丈龍我の恋物語 (小倉香澄が戸山香澄に転生、その後万丈【本編世界から漂流、更に同い年】の恋)
・仮面ライダーW (ライダー関係者全員生存ルート【霧(尻)彦も】)
・PSO2 主人公ガチで最強説
・モンスターハンターXX 自キャラとフレキャラの生活
・SAO オリキャラ×リズベット 大剣でぶっぱ
『まぁこんなもんかな?』
「それでも多いんだよなぁ…。」
『これでも少なくなった方だ。ありがたく思え。』
「因みにボツになったのは?」
『IS系と転生系。両方とも処女作でやったから暫くはいらん。』
『あと、爆豪と轟の仮面ライダー化は辞めます。』

「『次回を、待て!!』」


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開始!戦闘訓練【前編】

「結局2月更新してねぇじゃねぇか!」カチャ
『モチベが上がらなかったんだよ!仕方ねぇだろ!?そして拳銃を向けるな!』
「うっせぇさっさと書けやこの(ピ------!)」
『ギャー!?おそらく規制しなきゃいけない言葉を出すなぁ!?』
「とにかく話はあと!締めるぞ!」


「『さてさてどうなる第十話!!』」


高校生活が始まって2日目…

昼休み

「まぁ普通に授業があるのは分かるが、プレゼントマイクの英語の授業は驚きだぞ…。」

「意外にもまともだったしね。」

「それは言わないお約束だ。」

「はーい。」

そう言いながら二人仲良くご飯を食べる。

ここは食堂、雄英高校生徒全員が集まり昼食を食べる場所である。

因みにこのカップルの昼食はと言うと…

上鳴…和風ハンバーグ+卵かけご飯+あさりの味噌汁

響香…たらこスパゲッティ+コーンポタージュ

「少食…つーか基本あんま食べねぇのかお前ら」ガツガツガツガツ

「いや、君はその辛そうにしか見えない麻婆豆腐を軽く食べてるのか!?」

「嘘だろ…ある神父でさえ汗をかきながら食べきる超激辛麻婆豆腐をヒィヒィ言わずに食べてるだと…!?」

説明しよう、今爆豪が食べている麻婆豆腐は某英霊がドンパチするアニメに出てくる外道愉悦神父でさえ汗をかきながら食べる麻婆豆腐なのである。(Vo中田譲治)

 

 

 

 

昼休みが終わり、5時間目が始まる。

「わーたーしーがー!」

独特な声が廊下から聞こえると

「普通にドアから来たぁぁぁぁぁぁ!!」

ドアがバンッ!と開き、ヒーロースーツを着たオールマイトが教室に入ってくる。

『オールマイトだぁぁぁぁぁぁ!!!』

「すげー!マジで教師やってるんだ!」

「しかも銀時代(シルバーエイジ)のコスチュームだ!」

「画風が違いすぎて、ちょっと目が…。」

何か目に異常をきたしてる生徒もいるが、それは置いておこう。

クラスメート達からの憧れの眼差しを受けながら、教壇に立ったオールマイトは高らかに宣言する。

「この時間はヒーロー基礎学!その名の通り、ヒーローになる為の学習だ!」

「そして今日はこれ!戦闘訓練だ!」

その言葉に

「戦闘…。」

「訓練…!」

上鳴と爆豪が呟く中、

「それに伴ってこちら!」

その言葉によって、壁の一角が突き出て出席番号が振られている棚が現れる。

「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチューム!着替えたら順次グラウンドβに集まる様に!格好から入る事も大事だぜ、少年少女!自覚するんだ、今日から君達はヒーローだと!」

「おぉ…これ刀匠が鍛えたやつなのか。何かとんでもないの使ってるのかな…素材オリハルコン?」

「電気〜。」

電気が自分が持ってる()にちょっと躊躇いを持った時、響香が声をかける。

響香のヒーロースーツは白いアンダースーツの上に、脚には個性強化の為かスピーカーが付いている。服は黒い上着を羽織っている。勿論耐熱性や防御性もバッチリである。

かくいう上鳴のコスチュームはと言えば

「…何かすごいメカメカしいね。パワードスーツ?これ。」

腕と脚には黒い装甲があり、外側には排気口が見える。手の甲と足の甲には白い石がはめられた装甲があり、ここで電圧を変える。

胴体は少し盛り上がっており、胸部のパーツが展開するような形に見える。

そして背中にはマットブラックの鞘があり、既に刀身は上鳴が持っている。

視聴者に分かるように言えばメ○ルギアラ○ジ○グの雷○である。

「ん?あぁうん、そうだぞ。というかこの刀凄い気になる。なんだろう、電気流せって言われたような…。」

試しに個性を用いて刀に流した瞬間、刀身が光り出す。

「わぁ…何か綺麗。」

「まぁ分かるけど…これあんま使わないようにしよう。何かヤバイ気がする。」

「同感。あとでオールマイト先生に渡しておけばいいよ。」

すると、

「お前ら、ここにいたのかって上鳴お前それなんだ?」

「「あ、爆豪。」」

(爆豪のコスチュームは原作通りです。)

「んだよちったぁ変えろよ主。」

(こっちに話しかけんなアンチにすっぞ)

「勘弁してくれ最近ヴィラン化が多いんだよ畜生が!」

「「……」」ジ-ッ

「…うるさくて済まねぇ。」

「「いや別に、俺(私)も同じ感じするから」」

「うんうん、良いじゃないか!全員カッコいいぜ!さあ始めようか、有精卵ども!戦闘訓練の時間だ!」

オールマイトが生徒のコスチュームを褒めながら、さっさと授業を始めようとする。

「先生!」

早速というのか、ロボットに見えるコスチュームの飯田が挙手する。

「ここは入試の演習場のようですが、今回も市街地での訓練をするのでしょうか?」

飯田がそう言うと、オールマイトは首を横に振り

「いいや、今回はその二歩先に踏み込むぞ。ヴィラン退治は主に屋外で見られるが、合計で言うと出現率は屋内が多い。監禁、軟禁、裏商売。真の賢しいヴィランは闇に潜むんだ。君達にはこれからヴィラン組、ヒーロー組に分かれて二対二の戦闘訓練を行ってもらう。」

「基礎訓練も無しに…?」

見るからに蛙に見えるコスチュームを着ている蛙吹が不安そうに呟くが

「その基礎を知るための訓練なのだよ。ただし、今回はぶっ壊せばOKなロボ相手ではないぞ。」

そう言い締めると、

「勝敗のシステムはどうなっているのでしょうか?」

「ぶっ飛ばしても良いんすか?」

「また相澤先生みたいな除籍とかは…」

「別れ方とはどのように決めるのでしょうか?」

「このマントやばくない?」

生徒達から次々と質問が飛んでくる。

「んんんんんん聖徳太子ぃぃぃぃ!」

さりげなくカンペを出そうとしたが、以前会った出久に言われた

「あんたは先生としては初級だからカンペとかを見ないとダメだ。だが戦闘訓練ぐらいは即興で設定は出来るはずだ。」

この言葉を思い出して手を引っ込めた。

「うぉっほん!状況設定はヴィランがアジトのどこかに核兵器を隠していてヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーローは制限時間内にヴィランを捕まえるか、核兵器を回収するか、ヴィランはヒーローを捕まえるか時間一杯まで核兵器を守り切れば勝利となる。チームは、厳正なるくじで決める!」

今回行う訓練の設定を言い終えると

「そんな適当な!」

と飯田が少し不満そうに言うが

「落ち着け飯田。他の事務所とも連携も考えるんだからそこも考慮してるんだろ。」

「なるほど!確かにそうだ!失礼いたしました!」

「構わないよ!ではくじを引きたまえ!」

 

〜少年少女達くじ引き中〜

 

 

「くじの結果はこうだ!」

 

A 上鳴電気・麗日お茶子

 

B 障子目蔵・轟焦凍

 

C 峰田実・八百万百

 

D 爆豪勝己・飯田天哉

 

E 芦戸三奈・青山優雅

 

F 口田甲司・砂藤力道

 

G 藤宮切刃・耳郎響香

 

H 蛙吹梅雨・常闇踏影

 

I 尾白猿夫・葉隠透

 

J瀬呂範太・切島鋭児郎

 

 

「ちょっと縁があるかもね!よろしく!」

「よろしくな。」

麗日が上鳴に声をかけると

「む〜……」

「頼むから睨まないでくれ。」

響香が切刃を睨むという謎の構図が出来上がってしまった。

「では早速最初の対戦カードはこれだ!」

電子ボードに出てきたのは

「ヒーローチーム Aチームvsヴィランチーム Dチーム」だった。

「さっそく爆豪とか…運がいいのか悪いのか…。」

「だ、だだだだ大丈夫かなぁ…?」

 

「早速あいつか。おいメガn…飯田、上鳴は俺がやる。お前は核んとこで守ってろ。」

「あ、あぁ…君昔から変な渾名つけてるのかい?今俺のことメガネっt」

「言うな!…中学ん時ぁ自尊心の塊だったんだよ…」

「あぁ…なるほど…」シミジミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「そういや聞きたいんだけど、結局仮面ライダー化をやめた理由言ってないぞ。早く言うんだよあくしろよ。」
『語録を入れるなって。』
「ドンドン入れるゾーイクイk」
『兄者、やって。』
【あいよ。】《ブラックホールフィニッシュ!》
「え、ちょ!?」
ウワァァァァァァァァァァァァァァァ!!??
『さて、デップーがブラックホールに呑まれたので、続き言います。』
『簡単に言えば、以前書いたISのやつで出せなかったライダーもあったり、基本的にビルドとジオウにオリライダーが偏ったりと、ちょっと今の状態でライダー系出すと出番があるかどうか不安になったからです。』
『詳しく知りたい人は、「転生先がISだけどガンダム使えるからいいね」を読んでください。』
【宣伝乙。】
『あ、ロギアの兄者とエターナル師匠のSSも読んでね!お二方の方がちゃんとした構成してるから!』
【宣伝乙。】(二回目)


『【次回を、待て!!】』

『あと、上鳴のコスチュームの元ネタはMSRの雷電と仮面ライダーファイズを混ぜた感じで!』


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皆さんに報告したいことがあります

・・・今回私が言うことは、この「僕のヒーローアカデミア Thunder Story」の更新の停止及び凍結するということです。

理由は少ないですが、元々ヒロアカを見てなかったこと、PSO2やAPEXなどのゲームにハマっていたこと、ウルトラマンの扱いが雑ではないかという思い、これらも含めていくつかの思念が交錯しこのような結論に達しました。

この小説は他の投稿者ともコラボしていたので辞めるにも辞めるべきではないと思っていましたが、本人方々にはまだ確認はとっていませんがそこまで何かしらの思いは無いのではと思ってしまいこのような決断をしました。

何かを書いてみたいと思って始めたのにも関わらず既に処女作も消した自分です、このような馬鹿ですみませんでした。

どうか、私のことを嫌いにならないで下さい。まだネタはあります。必ずちゃんとした長編の小説を書きます。

それまで、どうかお待ちください。

 

 

 

 

↓のタイトルは今後書くかもしれない小説のタイトル名です。

 

 

 

 

 

 

・仮面絶唱シンフォギアCG(クローズとゲイツ)

・六人の魔王とその仲間たちの旅録

・Fate/Grand closs Order

・High school D×D Guardian of phantacy star online

・ハイスクールD×D 可能性の持ちし一角獣と黒き鳥

・High school D×D 21st Riders

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、文字稼ぎです

0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000



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