僕のHIPHOPアカデミア (MASKED RIDER)
しおりを挟む

設定&prologue

ヒロアカのssをバンバン出していきます。
主に緑谷出久主人公で。


設定

 

緑谷出久/ラビット

無個性の少年。元々ヒーローに憧れており、

ヒーローになる事が夢だったが、4歳の頃に無個性と診断され、

幼馴染にヒーローになる事を諦めるよういわれ、

ヒーローになる道を断念した。

ある時、父親の仕事の都合でアメリカに行くが、そこでも、

無個性という理由でいじめられた。

一時期、鬱になりかけたが、ラジオから流れた、

EMINEMの曲を聴き、勇気をもらい、自分もラップで、

人々に勇気と希望を与えるようなヒーローになりたいと思う

ようになる。

そこから出久は、アメリカのラッパーの曲を聴きまくり、

EMINEM主演の「8Mile」を観まくり、ラップの才能を

開花させる。元々頭の回転が良く、ブツブツ独り言を言う

癖は、今では、ラップでマシンガンのように、流れるように、

韻を踏むという神業に進化した。

出久は、自分の事をもっと知ってもらいたいと思い、

世界で有名なアーティスト達が所属する、音楽事務所に

オーディションを受け、見事に合格。

事務所に所属して早々デビューを果たし、デビュー曲の

「Origin」は動画サイトで億単位で再生され、大ヒットした。

出久はラッパーヒーロー「ラビット」として、活躍する。

コスチュームは、EMINEMに憧れて、ズボンはジーパンを

ダボダボに履き、赤いハイカットスニーカーを履き、

帽子を被り、その上に、オールマイトの髪を意識した、二本の

触覚のついた緑のパーカーを被り、オールマイトの歯を意識した

マスクを顔の下半分に装着する。

又、出久にはもう一つの「BAD GUY」という名の人格が

存在し、ラップのリリック(歌詞)を書くのを手伝っている。

本人と違って、非常に口が悪い。英語は、長年アメリカに

住んでいたため、ペラペラと喋れる。

メリッサとは、アメリカでの幼馴染。彼女も又無個性で、

出久が近所の人達とラップバトルをしている所を見て、

一目惚れをする。そして、彼が無個性と聞いて、仲が

深まる。出久がラビットとして活動する時に、

彼女は、ラビットのマネージャーとなった。

 

 

 

prologue

 

人類の約8割が個性という超人的な能力を持つ超人社会。

この世界にヒーローは存在し、皆の憧れだった。

僕、緑谷出久もその一人だ。

「やっぱ、オールマイトはカッコイイな〜僕もなれるかな?」

僕も個性を持って、オールマイトみたいな最高のヒーローに

なろうと夢見たけど、その夢は、叶わなかった。

僕は無個性だった。それを聞いた母さんは泣いて僕に

謝ってきたけど、母さんのせいじゃないから気にしてない。

今まで、僕と仲が良かった幼馴染は、僕が無個性だと

聞いた瞬間、態度を一変した。僕をいじめ、無個性だから、

バカにされた。でも、僕は諦めなかった。個性が出ると

信じて、それでも出なかった。

小学校四年生の時に、幼馴染のかっちゃんから、

「ムコセーで何も出来ないデクはヒーローになんかゼッテー

なれねー!諦めろ、クソナード。」

と言われた。

僕の中で何かが割れるような音がした。胸が苦しかった。

悲しかった。僕、何に憧れてたんだっけ?

ヒーロー?知らないなぁ。僕ってそんなのに憧れてたっけ。

その日以来僕はヒーローになる事を諦めた。

その時、僕の頬を伝う涙に僕は気づかなかった。

家に帰ると、母さんが、真剣な顔で、

「お父さんの仕事の都合でアメリカに行かないといけないの。」

と言った。いきなりだなぁ......

それを聞いた僕は、一瞬名残惜しさがあったが、

「うん。大丈夫だよ。」

承諾した。

 

〜時が経ち、アメリカで生活〜

 

僕は、アメリカでの生活に慣れ、英語も完璧に話せるようになった。

けど僕には、慣れないものがあった。それが、

 

「おい、モジャモジャ。無個性の癖に調子に乗るなよ!」

「この役立たずが!」

「また明日遊んでやるよ、じゃあな」

 

いじめである。僕がアメリカに引っ越した時に、近所の子に

目をつけられていた。さらに、僕が、無個性とわかってから、

日に日に酷くなっていく。痛い、助けて、痛い、助けて、

僕は疲労が溜まり、何も考えられなくなる。

いっそ死んだ方がいいと思ってしまった。

僕は首吊り台を用意し、死ぬ用意をした。僕は首吊り台に手を

かけた時、たまたま、流していたラジオに曲が流れる。

最初はピアノの伴奏が入り、悲しい雰囲気になっていく、

その後、ギターの演奏が入り、そこにラップが入った。

その曲は悲しいイントロから一変。力強いものとなった。

そのリリックには、僕の人生と似てるような感じだった。

僕はその曲を聞いた後、自殺することをやめた。

その時、ある事を思い出した。

 

「僕はオールマイトみたいな最高のヒーローになる!」

 

思い出した。そうだった。僕はオールマイトみたいなヒーローに

なりたかったんだ。僕は泣いた。忘れていたものを、

思い出させてくれた。自殺なんてバカな真似はやめよう。

 

僕はその曲を聴き終わった後、僕は決意する。

この曲は僕の絶望の淵から助けてくれた。今度は僕が、

ラップで、困っている人達の手を差し伸べられるようにしよう。

「決めた!僕はラップでヒーローになってやる!」

 

これは僕が最高のラッパーになるまでの物語だ。

 




出久が聞いてたラップは、
EMINEMの「Lose Yourself」です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

BAD GUY

8Mileをラップバトルは最高。


Lose Yourself

 

この物語の主人公、緑谷出久は無個性と診断され、

日本でもアメリカでもいじめられ、居場所を失った。

そんな時、ラジオに流れたEMINEMの曲に感銘を受け、

人々を救うヒーローのようなラッパーになる事を決意した。

決意はしたものの、どうすればいいのかわからないなぁ。

そうだ、レコードショップに行き、アメリカのラッパーの

CDを買いまくって、聴きまくり、研究しよう。

そういい、近くのレコードショップに行きアメリカのラッパーの

CDを購入。早速、家で聞いた。

「どのラッパーもいいけど、やっぱりEMINEMだなぁ。」

そういい、全部の曲を聴き終えた。

今度は、ノートに、聴き終えたラップの特徴や種類などを、

書き記した。それだけで終わるはずも無く、

DVDショップでEMINEM主演の映画「8Mile」を購入し、

何回も観まくった。僕にはまだ早いシーンもあったけど、

それを除いたら、神映画だった。拳を使わずに、ラップで

バトルする所がかっこよかった。それと、主人公の葛藤が

いい味を出していて良かった。ヒーローを題材にした映画も

悪くはないけど、この映画は別だ、何もかも素晴らしい。

僕が映画を見終わった後、お母さんから、夕飯の知らせが

入る。

 

場面が変わり、夕飯を食べる出久と引子

 

僕は、夕飯をお母さんと一緒に食べている。父さんは、

仕事でまだ帰ってきていない。僕は、お母さんに伝えなきゃ、

ラッパーになって、色々な人を救うヒーローになる事を。

「ねぇ、お母さん。」

「何?出久?」

「僕、ずっと無個性だったでしょ?それで、お母さん謝って

たよね。」

「......」

「僕、オールマイトみたいなヒーローにはなれないけど、

音楽で人々を救うヒーローになりたい。」

「...出久。」

「これが、僕の答えだよ。」

「出久、そんな事言ってくれてありがとう。母ちゃん、

めっちゃ、嬉しいよ。」

「母ちゃん、出久の夢、応援するし、何か出来る事があったら

行ってね。」

「うん!」

僕はお母さんと一緒に泣いてしまった。けど、嫌な気分

じゃなかった。お母さんに伝えたからには、頑張らなきゃ。

僕は、早速ラップの練習をした。日常生活にあった事を

リリックに書き留め、繋げてラップを歌う。

ラップの出来は、EMINEMよりは下だけど、様になっていた。

『いいラップじゃねぇか。出久。』

「ありがとう。それ程上手くないよ。」

『そうか?俺的には、中々の出来だけどな。」

「僕はまだまだだよって、えぇぇぇぇぇぇぇ!」

「誰だ!」

僕は部屋を見渡した。

「誰もいないな。僕、疲れてるのかなぁ。」

『いや、至って正常だぜ。」

「また、喋ってたぁ〜!」

『うるさいぞ、出久。』

「ご、ごめん。で、でもなんで喋ってるの?」

『いい質問だな。俺は、お前のラップをしたいという、

決意で生まれた人格だ、名前はそうだなぁ...

“BAD GUY”とでも呼んでくれ。』

「う、うん。よろしくね、BAD GUY。」

僕は、ラッパーになる上で、相棒ができた。

よし、色々大変だと思うけど、頑張るぞ!僕。

 




オリキャラを出す予定です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。