東方最高神[零ZERO]【小人操戦機(ダンボール戦機)編】(完結) (神森リョウカ)
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イノベーター事件編:第1章 小さな戦士…そして…禁忌のリョウカの過去へ…
第1話 最高神達と小さき小人の兵器【LBX】


注意書き!

これは、【東方最高神】シリーズの派生作品です。注意書きは、主に【幻想卿編とNARUTO編】を見て下さい。

そして、タグについてだが、容量の関係で書けれなかったので、幾らか表記する。【アンチ・ヘイトは念のため・ガバガバの文章及び編集・更新不定期及び投稿不定期・原作破綻注意!・時折ギャグ及びシリアル崩壊・時折変わるタグ・R-17.9(表現)注意!・百合・途中別世界入り・オリジナルヒロイン・敵超強化】の以上です。尚、増えたり、変わったりしたりもする場合があるので注意です。


【 東方最高神[零ZERO]【小人操戦機(ダンボール戦機)編】

 

 

 

 

 

 

 

 

よお…俺だリュウカだ…………幾らか言いたい事がある。どうやら他の世界線でとんでもない事をしてくれたな!それがよぉ、地球が俺達の星と融合しやがった。そのおかげで、良い出発が台無しになったじゃないか!まあ…その代償としてな、新しい家族と仲間が来たぜ!それが、【俺達の本当の両親の森リョクヨウ(緑葉)と森アヤカ(文花)だ。】んで、【俺達の姉妹達の真理的な存在が、代表であげると、森シンカ(真華)だ。】更に、【リョウカの過去の存在から来たもう一人のリョウカの森キハナ(希華)だ。】更に更に、【この作品のいや、他の世界線での作品を作った作者のもう一人のリョウカの森サクカ(作華)だ。】そして、新たに、ゴットZERO部隊が新生して、【ゴットインフィニティZERO部隊が結成された。勿論人数も増えた。】後な、その世界線でよぉ、色々と力や能力が異常に増えたんだなぁ。後な…その世界線で…リョウカが…俺と…【付き合い始めたぜ!!】そして、他の姉妹達もそんな感じだった。でだ、その結果、この世界線でも…【リョウカと付き合ってるぜ!】ああ…幸せだ!ありがとう…!……まあ、引き継いだのは、そんな感じだが、この世界線で早々に、新しく仲間に入った者がいるぜ。それが、別の世界線から来た【殺戮の天使の世界の殺人鬼部隊】と、【ibの世界の作品部隊】と、【魔女の家の世界の魔女部隊】と、【ルパンの世界の怪盗部隊】の今の所以上が、全員仲間になった。勿論、特殊部隊枠だから、俺達の力と能力を上げた為、不老不死にもなった。で、この世界で改変されたのが…【これから仲間になる奴全員の記憶を前世持ちにして…更にLBXも、前世に持ってた奴全部を所有している状態だ。ただし、記憶に関しては、俺達が直接合うか、間接的に合わない限りは記憶が戻らないシステムだが、LBXだけの事は覚えている。後、この世界の主人公達の記憶は、初めから戻している。】そんなもんか。でだ、俺達の現状はだな…

 

リョウカ「お姉ちゃん!そっちに行ったよ!」

 

今、俺達は、戦闘中だ…LBXの集団がよぉ、俺達に喧嘩吹っかけてきたからな、さっき言ったように、新人さんを歓迎会を込みで、その集団を、撃退している所だ。(場所は、俺達の家の前だ。)

 

リョウカ「お姉ちゃん!」

 

リュウカ「っく!分かってるだっつーの!!」

 

こっからは、天の声が変わりに説明しよう。今、リョウカ達が戦っているのは、この世界線の特有の兵器で、名は【LBX】だ。見た目は、小さい小人みたいだが、その戦闘力は、普通に人を殺害するのは容易い事だ。で、そのLBXの骨組みが、【コアスケルトン】と、呼ばれている。そこに、装甲や武器やら装備させる事により、LBXが完成する。だがな、LBXの他に、【キラードロイド】と【ラージドロイド】と、呼ばれる、LBX界の超兵器枠だ。コイツらは、対LBXを壊滅させる目的で作られた存在で、敵だろうが味方だろうが容赦せずに破壊する姿から、そう呼ばれた。そしてだ、リョウカ達の操る物は、【ゴットLBX】と【ゴットキラードロイド】と【ゴットラージドロイド】を複数所有していて、それを操る。勿論、自動で戦う事も可能だし、自分で操作する事も可能だ、そしてだ、このキラードロイドとラージドロイドは、通常のと完全に違い、敵だけを完全に狙い、味方との連携をこなす、ある意味でキラードロイドとラージドロイド界の頂点に君臨する。で、リョウカ達の今戦っているLBXは、【デグー系の大群だ。】

 

リュウカ「おらぁぁ!!」

 

リュウカは、ジ・アーク(ラージドロイドサイズ)を操りながら次々と撃破している。

 

?「キャハハハハ!俺達も負けてられないなぁ?【レイ】?」

 

?「うん…そうだね…頑張ろう【ザック】!」

 

この二人は、新たにリョウカ達の仲間になった、殺戮の天使の殺人鬼神部隊のリーダーの二人で、主役の【レイチェル】と【ザック】だ。ん?何故居るのかって?簡単な事だ、ただ、保護しただけだ、それだけの事だ。まあ、この星では、リョウカ達には絶対に敵わないし、ここの住民の強さがキチガイじみた強さを誇るからなぁ、まあ、優しいからいいか。とりあえず、保護して、匿い、特殊部隊を結成した。以上。ん?今度は何で、その二人が主役だぁ?結論から言えば、LBX=人形で、人形=レイチェルと言う感じになっちまうからな。で、ザックは、そのレイチェルの相棒で、恋人だ。ああ…羨ましい。で、二人の機体は、【レイチェルの機体:【ジ・エゼルディア(レイチェルカラー)&ディ・エゼルディ(8機)】の9機を【同時に操り、自身の能力でCCM無しで操る。】次に【ザックの機体:【グルゼオン(ザックカラー及びパーカーアーマ装備)】の一機だけを操る。だがその戦闘力は、レイチェルよりも強く、この特殊部隊の中で一番上だが、知能が非常に残念。だから、レイチェルが必要。ザックが力なら、レイチェルは、その知能と支援が頼りだ。(因みに、レイチェルは、結局ザックの言葉とリョウカの説得により、ザックの為に生きることを決意した。幸せになれよ…ザックとレイチェル。)

 

リョウカ「頑張って!みなさん!あと少しです!」

 

そして、その大群が攻めて来て、僅か【1分以内】に壊滅された。

 

リュウカ「何だったんだ?」

 

リョウカ「分かりません…まさか!」

 

ザック「あ?何か分かったんか?」

 

リョウカ「ええ、このデグー達を操るのは、【イノベーター】と言う組織だけです。

 

ザック「何だ?そこ?」

 

リョウカ「簡単に言えば、敵ですよ。」

 

リュウカ「敵と言っても、この世界のトップの奴の一人がボスを務めているがな。迂闊には、手を出せれないし、手を出したら出したで、結局は、今みたいな状況になるのが関の山だ。」

 

ザック「っち!イライラする!一体俺達が何をしたって言うんだ!ああ!?」

 

リュウカ「それが分かったら苦労はしない。」

 

ザック「そうかよ…。」

 

リョウカ「まあまあ…とりあえずは、戻りましょう。」

 

リョウカ達は、自分の家に戻った。

 

そして、1か月後…

 

リョウカ達は、何と、【拠点をミソラタウンに引っ越した。】そう、この作品の主人公である…【山野バン】元へ…。

 

リョウカ「ふぅ…何とか設置出来ましたね。」

 

リュウカ「ああ…そうだな。」

 

リョウカ達の家(大きさは【NARUTO編を見てね】)の位置は、ミソラタウンの一番端の所の巨大な綺麗な湖の中央に建っている。だが、屋敷の周りは、砲台や、大量の超兵器の警備と、大量の兵士の警備も有る。そう簡単に近づく事が出来ない所だ。だが、この巨大な湖に建っている屋敷だが、どこか聞き覚えがあるんじゃないかな?そう…実は…【あのNARUTO編の少年期の最終回で言っていた別荘と同じ所だ。】そして、この場所が、【ウォーズ編】にて、戦場の一つとして…君臨する。まあいい、昼は、美しい所だが、夜の場合は、正に湖に建つ要塞みたいに物々しい雰囲気に包まれている。だが、それでも、何も環境を汚染する事は一切無い。これも彼女達の能力だ。

 

リョウカ「さてと…どうしましょうかな?」

 

リュウカ「ばーか…お前なぁ、お前いつもなら、この世界の主役の所に向かうのが鉄則だろうがよ。」

 

リョウカ「あ…そうでした。」

 

リュウカ「んじゃ、早速向かうか。」

 

リョウカ「どこにですか?」

 

リュウカ「はぁ…お前、馬鹿なったか?【山野バン】の所だろうが。」

 

リョウカ「うぅ…すみません。」

 

リュウカ「まぁ…可愛いからいいや…。ほら、行くぞ。後、【ゴットキラードロイドのリーダーの[ゴットブラックワイバーンペガサス]】と、【ゴットキラードロイドの[ゴットブラックワイバーン]】と、【ゴットラージドロイドのリーダーの[ゴットブラックサイロンガーター]】と、【ゴットラージドロイドの[ゴットブラックワイバーンガイア]】の4機を、【ジ・アーク】に乗せて向かうぞ。実質5機だ。」

 

リョウカ「分かった。あ…そうだ、あの人達も連れていきましょう。」

 

リュウカ「あの人達って?」

 

リョウカ「来て!【レイチェルさん!】【ザックさん!】」

 

ザック「おー何だ?」

 

レイチェル「何?」

 

リョウカ「これから、ある人物の家まで行きますから、一緒に行きますよ。」

 

ザック「へいへい…分かったよ…。」

 

レイチェル「うん…分かった。」

 

リョウカ「ジョイさん!」

 

ジョイ「何でしょうか?」

 

リョウカ「ジョイさん、これからある人物の家に向かいます。その為にザックさんとレイチェルさんを連れていきますから、ジョイさんには、ザックさんとレイチェルさんのサポートお願いしますね。ある程度の修羅場や死を隣合わせにしていた子達でも、何が起きるか分かりませんから、この子達を支えてあげて下さい。」

 

ジョイ「分かったわ。」

 

ザック「おいおい…まだ俺達の事を信用出来ねぇのかよ?」

 

リョウカ「いいえ…むしろ信頼しているからこそ貴方達の事が心配なんです。それにです…もし貴方達に何か有った場合はのサポートが必要です。だから、全特殊部隊を纏めるジョイさんが適任です。貴方達も、仮にも特殊部隊の一つの二人で一人のリーダーです。後、私達の間で、不用意の殺害は禁止です。ただし、私達の中で生かすつもりが無い奴の場合は良いです。後、この世界線での戦闘方法は、理解出来てますか?」

 

レイチェル「私なら…分かるけど…。」

 

ザック「まあ…要するにだ、お前は、俺達の事が心配だからわざわざ、ジョイを呼んだ訳か?後な、今の俺達はなぁ、不用意に殺害する訳ねぇだろ。【お前に、誓ってなぁ!】」

 

レイチェル「うん!私も…貴方に…【誓う!】」

 

リョウカ「そうですか…では、ジョイさん!どうやら心配は、無用です。下がってもいいですよ。ゆっくり休んでて下さい。」

 

ジョイ「は!有り難く休ませて頂きます。」

 

ジョイは、戻って行った。

 

リョウカ「では、みなさん!行きますよ!」

 

リュウカ「おう!」

 

ザック「キャハハハハ!人が駄目なら、えるびーえっくすとやらを、破壊すりゃいいだけだ!!」

 

レイチェル「私も…ザックの為に…役に立つ!」

 

そして、リョウカ達は、ジ・アーク(ラージドロイド(キラードロイド)の3倍サイズ)に乗って、バンの所に向かった。

 

で、到着する頃には、既に夜になっていた。

 

リョウカ「さてと…行きますか。」

 

リュウカ「そうだな…行くぞ!」

 

リョウカ達は、地上に降り立ち、山野家に入ろうとした…が、

 

ドーン!!

 

山野家の中から、爆発音が聞こえた。

 

リョウカ「…もう来たのね!仕方ありません!ジ・アーク!ラージドロイドサイズに変更!及び、全キラードロイド及び全ラージドロイド発進!」

 

ジ・アーク(AI)「了解!」

 

そして、ジ・アークのサイズが縮小し、ラージドロイドサイズになって、ペガサス・ワイバーン・サイロンガーター・ガイアを出した。

 

リョウカ「良し!では、バンさんの所に全機テレポートして、救援に向かって!」

 

リョウカがそう命令すると、ジ・アークを含む全5機がテレポートした。

 

リョウカ「じゃあ、私達も玄関から入りますよ!」

 

リュウカ「おう!」

 

 

サイドチェンジ:山野バン

 

時間は、リョウカ達が突入する1分前位?

 

バン「…やっぱり来たな!【デグー】!」

 

だが、バンの予想していたのと違い、

 

バン「…!【デグーエース】!と、【デグー改】!の3機か!」

 

そう、リョウカ達が色々と変えたお陰で、登場する敵も少し変化した。

 

バン「く!いっけー!【オーディンMk-2】!」

 

バンは、何と、オーディンMk-2を、始めから所有していたので、それで応戦しようとしたその時、バンとデグーエース達の間に何かが突然現れた。

 

バン「な…なんだ!?」

 

そして、その姿を見た時に驚愕した。

 

バン「な…何で!キラードロイドがいるんだ!?それに沢山いる!?」

 

だが、そのキラードロイド集団は、真っ直ぐと、デグーエース達を睨んでる。

 

そして、その中の一機(ジ・アーク)がバンの方を見た。すると、

 

バン「え?何かメッセージが送られてきた!?えーと、【「後は任せて下さい、山野バンさん!」】!?」

 

そして、その機体は再び、デグーエースの方を向いて…

 

?「グォォォォォォォ!!!」

 

その機体は、けたましい咆哮を上げた。そして、それが合図となり、他の機体が動き始めたようだ。どうやら、あの機体がリーダー機だと予想した。で、その機体達は、圧倒的に強く、瞬く間に敵を全滅させた。そして、その機体達は、再び、バンの方を向いて、静止した。

 

バン「一体…お前達は…何者なんだ?」

 

?「それは、私達が説明しますよ。」

 

バン「誰だ!?」

 

バンは、玄関に続くドアを見てみると、そこに…自分以上に幼すぎる女の子達と包帯を巻いた大男と金髪の女の子が現れた。そして、さっきの機体のリーダー機が、その女の子の一人の前に行った。

 

バン「君達が、このキラードロイド達を送ったのか?」

 

?「ええ、そうです。でも、少し違います。」

 

バン「え?」

 

?「この子達は、【ゴットキラードロイド】と、【ゴットラージドロイド】と、呼ばれています。」

 

バン「ゴットキラードロイドにゴットラージドロイド?」

 

?「はい、そうです。これらは、私達が作った物です。そして、この機体達は、無差別に攻撃はせず、ちゃんと味方と連携もしますよ。だから、貴方の方には襲って来なかったですよね?」

 

バン「そういえば、襲って来なかったな。」

 

?「ええ、結構いい存在ですよね。」

 

バン「そうだな…そう言えば、君達は何者だ?」

 

?「私達ですか?別に話してもいいですよ。ただし、これから話す事は、貴方達の親友とこれから出会う仲間達以外には、絶対に口外はしないと、誓いますか?」

 

バン「ああ、分かった。話してくれ。」

 

?「はい、それでは、話しますね。」

 

サイドチェンジ:リョウカ

 

最高神説明中…。

 

バン「えー!!?君達が!!?」

 

リョウカ「しー!声がデカイです。」

 

バン「あ、ああ…ごめん。しかし驚いたなぁ、まさか、本物の神様に会えちゃう何てね。」

 

リョウカ「確かに驚く事ですけど、そう言えばですけど、何か変な事は感じませんか?」

 

バン「変な事って?」

 

リョウカ「例えば、さっき襲って来た敵については?」

 

バン「そう言えば、本来なら、ここで、デグーが襲って来たけど、今回来たのは、デグーエースとデグー改の3機だった。」

 

リョウカ「そう…やっぱりそうですか。」

 

バン「何か分かったのか?」

 

リョウカ「恐らくですけど、前に一度、私の【本体】が、この世界線に来て…この世界を色々と弄ったお陰で、敵も強くなってしまったのだと思う。ただ、記憶だけは、今のままですけどね。」

 

バン「そんな事が…いや待って!今君は、【私の[本体]】っと言ったよね?」

 

リョウカ「はい、そうですけど?」

 

バン「じゃあ、君達は、まさかだと思うけど、その本体の分身だったりする?」

 

リョウカ「あらら…よく分かったね。そうですよ、私は、本体の分身です。でも、正確には、分身して、本体になったから、分身でありながら、本体で有ります。勿論死んだら、そのまま残ってしまいますし、痛みだって感じます。」

 

バン「そうなのか…。」

 

リョウカ「まあ、せっかくの出会いです。まずは、この現状を直さないとね…。」

 

バン「この現状って…あ。」

 

そう…この部屋の現状は、無残にもしかも前世以上に荒れていた。

 

バン「ああ…何て事だ。」

 

リョウカ「私に任せて。」

 

パチン!

 

バン「あ!部屋が直ってる!すごいな!」

 

リョウカ「ええ、部屋の状態は、襲ってくる前まで時を戻しただけです。でも安心して、あくまでも、部屋だけですから。」

 

バン「ああ!ありがとう!」

 

リョウカ「さてと、私達は帰りますね、また会いましょう。」

 

バン「え!行っちゃうのかい?」

 

リョウカ「私達は、あまり目立つ行動は控えたいですし…それにです…私達の所にも…デグーの大群が攻めて来られたのでね、また来られては困るし…あまり迷惑を掛けたくありませんからね、でも、また直ぐに会えるよ。」

 

バン「そうなのか…。」

 

リョウカ「…どうやら帰って来そうですから、失礼しますね。」

 

バン「ああ!また会おうな!」

 

リョウカ「ええ!それでは、失礼します。 ………【テレポート】!!」

 

リョウカ達は、全ての機体と仲間達を連れて、テレポートして、自宅に帰って来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー第零話

リョウカ「どうもです!リョウカです!」

リュウカ「よう!俺だ!リュウカだ!」

レイチェル「どうも…殺人鬼神部隊のリーダーの二人の一人の…レイチェル・ガードナー…。」

ザック「キャハハハハ!俺は!殺人鬼神部隊のリーダーの二人の一人の、アイザック・フォスターだ!」

リョウカ「てな訳で、新しいシリーズが始まりました!」

リュウカ「確か、【ダンボール戦機編】だったな。」

リョウカ「はい、そうです。」

リュウカ「んで、何で、ザックとレイチェルが居るんだ?」

リョウカ「はい、このシリーズから、初参戦で、いきなりレギュラー入りです!おめでとう!」

ザック「おー!いいな!」

レイチェル「私も…ザックと一緒で…嬉しい…。」

ザック「…相変わらず…レイの目が死んでるな…。だが、なかなか良い顔じゃねぇか。」

レイチェル「本当?じゃあ…」

ザック「あ?駄目に決まってるだろ?お前は、俺が死ぬまで生きる事だ!そして、俺が死んだら、お前も一緒だ!分かってるだろ?」

レイチェル「うん…そうだね。でもザック…残念だけど…私達は…死ぬ事が出来ないの。」

ザック「あ?どう言う事だ?」

リョウカ「あの〜ザックさん…もう忘れていると思うけど、私達も含めて、貴方達もみなさん全員は、不老不死ですよ。」

ザック「あ…そういやそうだったな。そんじゃレイ、お前は、一生俺と一緒に居ろ!そして、一生俺の恋人として、生きろ!」

レイチェル「………うん!!」

ザック「へ!さっきよりも、いや最高の笑った顔になったじゃないか。それを、俺だけに見せろよ、良いな?」

レイチェル「うん!」

リョウカ「あの〜ザックさんにレイチェルさん…話を戻しても良いですか?」

ザック「おっと悪りぃ。」

レイチェル「すみません…。」

リョウカ「いえ、気にしないで下さいね。では、続けますよ。」

リュウカ「で、第零話で、何を説明する?」

リョウカ「今回は、レイチェルさんとザックさんの機体を簡単に説明しますね。」

ザック「おー、俺達のが紹介されるんだってよ!良かったなぁ、レイ!」

レイチェル「うん。」

リョウカ「まず、レイチェルさんの機体ですけど名前が、【ディ・エゼルディア(レイチェルカラー)】と呼ばれていますが、短く言えば、【レイチェル・エゼルディア】と呼んだ方がしっくり来ます。そして、その護衛機として、【ディ・エゼルディ】が、8機居ます。リーダー機のを含めると、9機も持っています。そして、実際に9機同時に操ります。勿論ですが、ピットを主体で使います。護衛も含めてだけど。何で、レイチェルさんのは、ディ・エゼルディ系なのかって言うと、レイチェルさんの攻撃方法が、【裁縫で縫い合わす攻撃=ピットを操る】と言う発想で、あげました。そして、レイチェルさんの機体のリーダー機は、特別で、何とレイチェルさんが持っていた銃とザックさんから貰ったナイフを、モデルにした物が【ガードナーバレット】と、【アイザックガードナーナイフ】を装備させています。つまり、レイチェルさんの戦闘スタイルは、アタッカーとディフェンスとサポートをこなす、全対応型のスタイルです。でも、基本的には、ザックさんのサポートが主体です。」

レイチェル「そうなんだ…。」

ザック「お前…分かってなかったのか?」

リョウカ「後、何故か分かりませんが、レイチェルさんは、何と、渡して直ぐにゴットピットを完全に操れるなんてすごいです!。」

レイチェル「あ…ありがとう。」

リョウカ「それで、そのリーダー機だけ、そのゴットピットを装備させています。でも、護衛機として付けたディ・エゼルディは、どうやって動かしているの?」

レイチェル「分からない。でも、何故か考えたら…勝手に動いた。私の専用機も…同じです。」

リョウカ「まさか…!貴方は、すごい能力を持っていますね。私達と同様に、思うか考えるだけで、操作出来る能力ですか。凄い!」

ザック「おー、何だか分からんが、レイはすげー奴なんだな?」

リョウカ「まあ、そう言う事です。次にザックさんの機体です。」

ザック「お!ようやく俺の出番か!」

リョウカ「はい!そして、ザックさんの機体の名前は、【グルゼオン(ザックカラー及びパーカーアーマ装備)】です。そして、言い換えれば、【アイザック・グルゼオン】です。この機体は、全ての能力を異常に上げていますから、ただ殴っただけで、【私達の全兵器以外は、意図も簡単に破壊出来ます】。しかも、防御力も凄まじく、何と、ザックさんらしく、【私のそこそこ強い攻撃を当てても、ピンピンしています。】ただし、レイチェルさんと違って、たった1機だけです。でも、その戦闘力は、この特殊部隊の中で最強です。ただし、流石にレイチェルさんには敵わないです。」

ザック「そんなに強えぇのか?だがよぉ、何故レイに勝てねぇんだ?」

リョウカ「簡単に言えば、確かに単純の強さではザックさんが強いです。でも、レイチェルさんは、まだ何か有るみたいな感じですし、ザックさんも何か有るみたいですけど、それでも、頭脳戦を仕掛けてきたら、幾らザックさんでも負けてしまいます。それに、ゴットピットも有るのです。アレを使われたら、まず勝てません。でも、ザックさんがもしゴットピットを操れるようになったら、互角です。」

ザック「なるほどなぁ。」

リョウカ「では、話を戻します。グルゼオンの武器は、ザックさんの鎌とナイフをモデルにした物で、それが、【アイザックサイス】と、【アイザックガードナーナイフ】です。そして、パーカーアーマの中に一応ゴットピットが入っています。もしもの時に備えて装備させています。因みにザックさんは、どうやって操作しているの?」

ザック「あ?んな事知るかよ。いや…まてよ…多分レイと同じじゃねーか?」

リョウカ「なるほどね…分かりました。」

リュウカ「とりあえずは、一通り紹介したな?」

リョウカ「はいそうです。」

リュウカ「んじゃ、そろそろ締めるか。」

リョウカ「分かりました。それではみなさん、」

全員『また、見て下さい。(見てくれよな!!)』







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第2話 最高神達と地獄の破壊神……そして、禁忌のリョウカの過去の真の記憶の世界へ…

どうも…私は…レイチェル。前回のあらすじ…前回…私達は…小人型の兵器を操って戦う世界に来て…いきなりその兵器の大群に襲われたから…全て破壊した。次に…リョウカ達が…バンと言う人の所に行って…その人の救援をして…自らの自己紹介と正体を話して…帰った。今回も…見てね…。


山野家に敵が襲来して、撃退した日から翌日。

 

リョウカ「………暇です。」

 

リュウカ「そうだな…。」

 

この二人は、今絶賛暇である。因みに、二人の位置は館の外に出ていて、草原に寝転がって日向ぼっこしている。そして、二人の服装は、二人共に【ワンピース姿で、麦わら帽子を被っている。(リョウカは、白のカラーのワンピースで、リュウカは、黒のカラーのワンピースを着ている。)】

 

リュウカ「そういや、リョウカに聞きたい事が有るんだがいいか?」

 

リョウカ「どうぞ。」

 

リュウカ「確かお前は、前にもこの世界に来たと言ったな?」

 

リョウカ「はい、そうですけど?」

 

リュウカ「その時、どんな事をした?」

 

リョウカ「う〜ん…かなり昔の話ですから…微かに覚えているのは、【この世界で、暴れ過ぎた】位だったかな?」

 

リュウカ「……え?」

 

リョウカ「何か不味い事を言いましたか?」

 

リュウカ「お前、暴れたって…何で?」

 

リョウカ「ん〜あまり…覚えていないです。ただ、暴れ過ぎたと言う事実だけは…覚えています…。」

 

リョウカは、少し暗い顔になった。

 

リュウカ「……悪りぃ…変な事を聞いたな…。」

 

リョウカ「え?気にしないで下さいよ…別に昔の話ですからね…過ぎてしまった事は仕方ないですよ。」

 

リュウカ「そうか…お前が言うならそうだろうな。」

 

リョウカ「ええ…そうですね。」

 

リュウカ「それにしても…平和だな〜。(フラグ)」

 

リョウカ「……お姉ちゃん…幾ら…暇だからって…フラグを建てないで…。」

 

リュウカ「へ?俺、フラグ建てたのか?」

 

リョウカ「………………はい。」

 

リュウカ「何…今の間?しかも俺!フラグ建てやがった!しまった!」

 

リョウカ「とにかく今は…落ち着いて下さい。別に今起きる事では…ありませんよ。」

 

リュウカ「それもそうか…じゃあいいか。」

 

リョウカ「うん。」

 

リュウカ「そういや、アイツらどうしてるかな?」

 

リョウカ「ん〜、分からない。行ってみますか?」

 

リュウカ「そうだな、丁度良い暇潰しになるだろうし、行くか。」

 

リョウカ「うん。」

 

そして、リョウカ達は、着替えてバン達の所に向かった。因みに、メンバーは、【リョウカ・リュウカ・シンカ・レイチェル・ザック・ジョイ】の以上だ。勿論だが、いつでも戦闘が有っても良いように、機体を持ち出している。

 

で、なぜかバン達の通う学校に着いた。(全員透明化している。)そして、一直線に体育館裏を目指した。

 

リョウカ「恐らく、もうそろそろ合流すると思いますよ。」

 

リュウカ「アイツらと?」

 

リョウカ「ええ、そうです。」

 

そして、リョウカ達は、バン達を見つけた。で、そのバン達は、何かの三人組に絡ませている。恐らく、【郷田三人衆】だと思う。

 

リョウカ「あらら…お困りのようですね…バンさん。」

 

バン「……!その声は!?」

 

【アミ】「誰なの…!?」

 

バン達と、例の三人衆が声をした方を見ると、先程まで居なかった人達がいた。そして、バンにとっては久々な再会だ。

 

バン「リョウカ!また会ったな!」

 

リョウカ「ええ、何やら困っているようなので、来てみました。」

 

アミ「バン?この子達は、知り合いなの?」

 

バン「……話しても大丈夫なのか?」

 

リョウカ「はい、大丈夫ですよ。ただし、あっちの人達には聞こえない声で説明して下さいね。」

 

バン「分かった。アミ、これから言う事は、絶対に驚かないで聞いてくれよ。」

 

アミ「……分かったわ。」

 

少年説明中…。

 

バン「と言う事なんだ。」

 

アミ「…そう言う事なのね。」

 

バン「以外だな、あまり驚かないなんて。」

 

アミ「バン…貴方言ったよね、驚かないで聞いて欲しいって。だから、驚けないのよ。」

 

バン「あ…ごめん。」

 

?「おいおい!何コソコソ話している!通りたかったら、アタイ達を倒していきな!」

 

リョウカ「どうやら、あっちの方はイライラしているようですね。」

 

バン「だって、リョウカ達がいきなり現れて、長時間放置されていたからイライラしているに決まってるだろう?」

 

リョウカ「すみません…。」

 

?「おい!通りたいのか!?それとも回れ右して帰るか!?」

 

バン「ああ!その勝負!受けて立ってやる!」

 

リョウカ「待ってバンさん!」

 

バン「何?」

 

リョウカ「ここは、私達に任せてくれませんか?バンさん達は、見ていて下さい。」

 

バン「良いのか?」

 

リョウカ「ええ、だってバンさんには、大将である、【郷田さん】とは、いずれ戦う事になりますから。ここで温存しといて下さい。」

 

バン「…分かった。」

 

リョウカ「じゃあ、見ていて下さい。……そう言う事なので、私達が相手になりますよ、【リコさんに、ギンジさんに、テツオさん。】」

 

リコ「……!?何で、アタイ達の名前を知っている!?」

 

リョウカ「それは、私達に勝つか、私達が郷田さんに勝ったら教えてあげますよ。」

 

リコ「良いだろう!郷田三人衆の実力を思い知るが良い!」

 

リョウカ「私達も先を急いでいますので、手加減はしませんよ………ザックさん!レイチェルさん!」

 

ザック「お!よーやく出番かよ!」

 

リョウカ「はい、そうです。」

 

レイチェル「私…ザックの約に立つ!」

 

バン「リョウカ、その人達は?」

 

リョウカ「私達の仲間で、家族です。」

 

バン「そうか…分かった。」

 

ザック「俺は、ザックだ!」

 

レイチェル「私は、レイチェル…レイチェル・ガードナー…。」

 

バン「ザックとレイチェルだな、分かった。俺は山野バン!こっちが、川村アミ!よろしく!」

 

ザック「おー!よろしくな!バン!」

 

レイチェル「よろしく…バン。」

 

リョウカ「さてと…やりますか。」

 

ザック「ヒャハハハ!!!さあ!殺戮ショーの、はじまりだ!」

 

レイチェル「頑張る…。」

 

リコ「ふん!調子にのるなよ!郷田三人衆の実力を思い知るが良い!!」

 

そして、【Dキューブ(強化ダンボール)】が展開されて、【地形:ジャングル】

 

リコ「いっけー!【クイーン!】」

 

ギンジ「ウヘヘ!恐怖を教えてやれ!【マッドドッグ】!」

 

テツオ「行くでゴワス!【ナズー】!」

 

郷田三人衆のLBXが出陣した。

 

リョウカ「来て!【メタルギア・ジ・アーク】!!」

 

リョウカの声に反応して、LBXサイズまで縮小したジ・アークが現れた。だが、LBXサイズと言っても、そのサイズは、【全合体LBXの4倍サイズ】だ。尚、武装らしき物は見当たらない。

 

リコ「で、デカイ!?」

 

ザック「ヒャハハハ!!さあ、暴れるぜ!【アイザック・グルゼオン】!!」

 

ザックは、ザックカラーにザックのパーカーの見た目のアーマを着ている、グルゼオンを繰り出した。武装は、ザックらしく【アイザックサイス】と、懐に【アイザックガードナーナイフ】を装備させている。

 

レイチェル「……行って来て、【レイチェル・エゼルディア】…。」

 

レイチェルは、レイチェルカラーのジ・エゼルディアを繰り出した。それと同時に、地面から【ディ・エゼルディ】が9機出現した。リーダー機の武装は、レイチェルらしく、【ガードナーバレット】と、【アイザックガードナーナイフ】を両手で装備している。そして、背中にゴットピットを格納している。護衛機の武装は、背中に格納したピットのみ。

 

リコ「な…何て数だ!卑怯だぞ!」

 

リョウカ「卑怯ですか?言っておきますが、私達は、【出した時点で3機出しました。】そして、ルール上では、【バトル中に機体が増えた場合でも続行します。】と、書かれていますが?」

 

この子、勝負事になるとものすごく怖いのは気のせいだろうか。っと思う全員だった。

 

リコ「ま…まあ、数が増えた程度で驚く訳にはいかんねぇ、所詮は勝てばいいだけだ!」

 

リョウカ「勝たせるとでも、思いますか?さあ、時間がありませんので始めようか。」

 

リコ「掛かって来い!」

 

リョウカ「では、お望みどおりに行きますよ!!ザックさん!レイチェルさん!しっかり私に着いて来てください!」

 

ザック「け!当たり前だ!おめーこそ!遅れるなよ!」

 

レイチェル「うん!」

 

【バトルスタート!】

 

………………キングクリムゾン!

 

試合時間……【10秒以内】で、決着。

 

リコ「ば…馬鹿な!?アタイ達が、秒殺だと!?」

 

郷田三人衆は、意図も簡単に惨敗した。尚、誰が、それぞれやったかと言うと、【リコ[レイチェルの猛攻と知能戦で開始2秒で退場。]・テツオ[ザックの圧倒的な戦闘力と耐久力により、開始3秒で退場。]・ギンジ[リョウカの能力と力で、LBXの能力を完全に論破された挙句に必殺ファンクションを封じられてしまい、さらに、秒殺を決めたレイチェルとザックが加勢してきて…開始9秒後…無残に破壊された。]】

 

リョウカ「さあ、勝ったんですから……そこを…通してもらえますか?」

 

リョウカは、少し殺気を出して、三人衆を退かせる。

 

リョウカ「じゃ、行きますか、みなさん。」

 

バン「あ…ああ、分かった。」

 

バン達は、改めてリョウカ達の強さと怖さを思い知った。因みに、途中で、【青島カズヤ】と、合流した。勿論全て話した。

 

そして、リョウカ達はとうとう、ハンゾウの所に到着した。

 

ハンゾウ「お前らが、俺の部下を倒したらしいな。」

 

リョウカ「ええ、そうです。」

 

ハンゾウ「で、ここに来たと言う事は、俺に何か用があるのだな?」

 

バン「ああ!郷田が持って行った、【オーレギオン】を渡して貰おうか?」

 

ハンゾウ「ふ!そう言うと、思ったぜ!バン!」

 

バン「え?まさか…郷田もか!?」

 

ハンゾウ「ああ!そうだ!俺も前世の記憶があるぞ!だが、俺とは戦って貰うぞ!お前が、勝てばコイツはくれてやる!ただし!お前が負ければ、お前が持っている、オーレギオンの専用のコアスケルトンを渡して貰うぞ!」

 

バン「ああ!その勝負!買った!」

 

ハンゾウ「ああ、それとだが、戦うのは、お前じゃない。」

 

バン「……どう言う事だ?」

 

ハンゾウ「俺は、バンの強さは良く分かっている。勿論、本気で戦えばお前が勝つのは分かっている。」

 

バン「じゃあ、まさか!?」

 

ハンゾウ「そうだ!俺の部下を秒殺した、コイツらと戦いたい!良いだろ?バン!」

 

バン「どうする?」

 

リョウカ「私達は別に良いですけど…もし負けてしまったら…どうしますか?」

 

バン「その時は、その時だ。」

 

リョウカ「そうですか、分かりました。後、郷田さん?」

 

ハンゾウ「何だ?」

 

リョウカ「もし、私達が勝ったら、私達の事を全て話しますが、まあ、別に負けても全て話しますがね…。その時に…【レックスさんについて知りたいです。】」

 

ハンゾウ「良いだろう、お前が勝てば、オーレギオンとレックスについて教えてやるし、くれてやる。」

 

リョウカ「ありがとうございます、郷田さん。」

 

ザック「で、俺達はまた出るのか?」

 

リョウカ「……出てください。」

 

ザック「はあー面倒くせーが、まあ良い、コイツもアイツらと同様に殺りゃいいや。」

 

レイチェル「ザック…殺るじゃなくて…破壊するのよ…。」

 

ザック「あ?細けぇ事は良く分からねぇよ。どっちにしろ、結果的に同じになっちまうだろうが。」

 

レイチェル「………そう。」

 

ザック「レイ…またつまらない顔してるな?もっと気楽に来いよ。」

 

レイチェル「…うん。」

 

リョウカ「とりあえず、確認ですが、まさか、【一機だけで来るのですか?】」

 

ハンゾウ「そうだ!俺は、たったの一機だけでも充分だ!」

 

リョウカ「……そうですか。」

 

ハンゾウ「んじゃ、始めようか!俺の【破壊のショー】を!」

 

リョウカ「……行きますよ、郷田さん!」

 

ハンゾウ「来い!」

 

そして、Dキューブが展開された。【地形:地中海遺跡】

 

ハンゾウ「行け!【ハカイオー・ドグマ】!」

 

郷田は、ハカイオー・ドグマを繰り出した。

 

リョウカ「…来て!メタルギア・ジ・アーク!」

 

リョウカは、再びジ・アーク(LBXサイズ)を呼び出した。が、

 

リョウカ「【融合搭乗】!」

 

リョウカは、ジ・アークのコアに取り込まれるように搭乗した。

 

バン「そんなのあり?」

 

リュウカ「気にするな、俺達の前じゃあ、どんなルールも通用しない。ただし、絶対ルールは守る。(変える事も出来るが。)」

 

バン「そうなんだ…。」

 

ザック「ヒャハハハハハ!!!殺戮ショーの始まりだ!行け!アイザック・グルゼオン!」

 

ザックは、アイザック・グルゼオンを繰り出した。

 

レイチェル「………行って来て、レイチェル・エゼルディア…。」

 

問題のレイチェルは、レイチェル・エゼルディアを繰り出した。そして、

 

ハンゾウ「おいおい!最後に出て来た奴の足元から、似た機体が複数出てきたぞ!有りなんか?」

 

そして、安定と信頼のレイチェルの機体の能力で自動召喚された、9機のディ・エゼルディ。

 

リュウカ「文句を言いたいのは良く分かるが、残念ながら、これはあいつの機体とあいつ自身能力で自動で紹介される物だ、諦めろ。」

 

ハンゾウ「マジかよ!……まあいい!とにかく全部破壊しちまえばいい!」

 

ジ・アーク(リョウカ)「果たして、そう上手く行きますか?」

 

ハンゾウ「しゃ…喋った!?」

 

ジ・アーク(リョウカ)「酷いですね、私はこれに乗ってますから喋れますよ?」

 

ハンゾウ「乗ってるだと?」

 

ジ・アーク(リョウカ)「でも、安心して下さい、例のウィルスの融合した人よりはマシ…かな?」

 

ハンゾウ「分かんねーのかよ!?しかも、何で奴(多分ミゼル?)を知ってるんだよ!?」

 

ジ・アーク(リョウカ)「知りたかったら、まず私達と戦って下さい。話しはそれからです。」

 

ハンゾウ「ああ!分かったよ!やってやるぞ!」

 

ジ・アーク(リョウカ)「来なさい!地獄の破壊神!郷田ハンゾウさん!」

 

ハンゾウ「上等だ!行くぞー!!」

 

 

 

【真・全皇天帝覇極征王神及びゴットインフィニティZERO部隊:No.0及び通り名:永遠に幼き終焉殺戮破壊神&幼き狂青月の殺戮鬼神【森リョウカ(リョウカ・???)】(使用機体【メタルギア・ジ・ゴットアーク・セラフ】)殺人鬼神部隊リーダー及び【ゴットインフィニティZERO部隊:No.3】及び通り名:狂青月の殺戮死体人形師神【レイチェル・ガードナー】(使用機体【レイチェル・エゼルディア&ディ・エゼルディ[護衛機仕様](9機)】&殺人鬼神部隊リーダー及び【ゴットインフィニティZERO部隊:No.3】及び通り名:至高の感情殺戮鬼神【アイザック・フォスター】(使用機体【アイザック・グルゼオン】)】

 

 

V. S

 

 

【通り名:地獄の破壊神:【郷田ハンゾウ】(使用機体【ハカイオー・ドグマ(郷田仕様)】

 

 

【バトルスタート!】

 

 

戦闘推奨BGM:作品名【寄生ジョーカー】使用場面【ボス戦】

 

 

先に先制攻撃を仕掛けたのは、レイチェルだ。レイチェルは、ゴットピットを飛ばして、郷田の機体の動きを制限させた。

 

ザック「よーし!いいぞ!俺が切り壊してやるよ!」

 

ドグマの動きが制限されたのを好機に、グルゼオンが仕掛け来た。

 

ハンゾウ「く!」

 

ドグマは、間一髪グルゼオンの攻撃を回避したが、

 

ジ・アーク「グォォォ!!」

 

ジ・アークが、ドグマが回避される事が予測されていたので、回避の所を狙って攻撃してきた。

 

ハンゾウ「マジかよ!」

 

ドグマは、ジ・アークから放たれた内蔵ガドリング砲を持っていた武器で何とか弾いたが、その反動で武器の耐久力がごっそり持って行かれた。

 

ハンゾウ「なんちゅう、破壊力だ!食らったら終わりじゃねーか!

 

リュウカ「あーそうそう言い忘れたが、俺達の攻撃を一発でもまともに貰ったら…【死ぬよ?(破壊されるよ?)】」

 

ハンゾウ「マジかよ!それを先に言え!」

 

ジ・アーク(リョウカ)「まあ、今更知ったとしても…貴方には【勝てませんよ?】」

 

ハンゾウ「ふ!ほざけ!これでも喰らえ!【必殺ファンクション】!!」

 

CCM(郷田)「アタックファンクション!【超我王砲】!」

 

そう宣言されると、ドグマの胸の部分から、超極太ビーム砲が放たれた。狙いは、リョウカだ。

 

ジ・アーク(リョウカ)「………………………。」

 

そして、そのまま直撃した。

 

ハンゾウ「やったか!?(フラグ)」

 

リュウカ「おいバカやめろ!」

 

そして、盛大にフラグが回収されてしまった。

 

ジ・アーク(リョウカ)「…………。」

 

ジ・アークは、あの攻撃を受けて、ダメージも入って無い。

 

ハンゾウ「嘘だろ…!?」

 

ジ・アーク(リョウカ)「…………【装甲解除(アーマーパージ)】」

 

リョウカが、静かにそう言うと、ジ・アークのコアが開き、周囲を包み混む程発光した、しばらくすると光が収まり、先程まで戦っていた場所と違う場所に変わっていた。そこは、廃墟ばかりの所の都市で、周囲は暗く、空も暗く曇っている所だ。(地形:崩壊都市)

 

ハンゾウ「な…!何だここは!?さっきまで戦っていた場所と違うじゃないか!」

 

ザック「おいおい…俺達も巻き添えかよ…。」

 

レイチェル「仕方ないよ…。」

 

そして、

 

ジ・アーク「グルルルルル……!」

 

そこに居たのは、キラードロイドサイズのジ・アークみたいな何かが居た。そう、リョウカは文字通り全ての装甲を解除した。そして、これがジ・アークの本当の姿だ。名前は、【グラン・ジ・アークミラボリオン】と言う名前だ。何故、その名前かと言うと、ジ・アークは、アークとグランが融合した姿で、更に、リョウカ達の真の力が混ざりあって、ジ・アークが誕生した。んで、前までは、武装面で、レールガン系が使えなかったが、今は進化して強くなった為か、ジ・アークの武装全てと、グランの攻撃全て使える。でも、

 

ジ・アーク「ガァァァァァ!!!」

 

ハンゾウ「なあ!これってやばいだろ!?」

 

リュウカ「……ああ!かなりやばいな。」

 

何故やばいかと言うと、実際には、これは拘束具を全て脱ぎ去ってしまった…つまり、【暴走する。】(リョウカ以外は制御出来る。)

 

ジ・アーク「ギャァァァァァァ!!!!」

 

ジ・アークがドグマに真っ直ぐに襲い掛かって来た。

 

ハンゾウ「マズイ…!おい!コイツに弱点は無いか!?」

 

リュウカ「ん?それは、胸の所の赤い球体状のコアが埋め込まれているのが見えるだろ?そこが弱点だ。」

 

ハンゾウ「あっさり言ってどうする!!まあ良いあんがとな!」

 

リュウカ「まあ、今は、【暴走状態】だからな、止めるには全力だ。」

 

ジ・アーク「ガァァァァァ!!!」

 

ジ・アークは、大量の大型ミサイルをドグマを狙って発射した。

 

ハンゾウ「……無理だわ。」

 

ドグマは、ミサイルを避けようとしたが、超追尾且つ無限に分離する大型ミサイルで、結構な速度により……退場した。(ブレイクオーバー)

 

そして、

 

ジ・アーク「グルルルルル……!」

 

今度は、レイチェル達をジ・アークが睨んで来た。

 

レイチェル「……!」

 

ザック「おいおいおい!マジかよ!!」

 

レイチェル達は、ジ・アークが今度は自分達が狙われていると思ったが、

 

ジ・アーク「…………………。」

 

レイチェル「……?」

 

何故か、ジ・アークがレイチェルの方を見ている。そして、

 

ジ・アーク「……!ギャァァァァァァ……!!」

 

ジ・アークは何故かその場でもがき苦しみ始めた。

 

リュウカ「一体どうした!?」

 

ザック「あ?なんか、レイの方をリョウカ(ジ・アーク)が見たら突然もがき苦しみ始めたぞ。」

 

ジ・アーク「ギ…ギヤァァァァァァ…!!」

 

そして、ジ・アークは、コア(コックピット)を射出して…完全に沈黙した。で、射出されたコアは、無事に外に出て来て、中には気を失ったリョウカがいた。しかもそのリョウカの服装が、【黒く全て染まっていて、微量に禍々しい何かが溢れている。】

 

リュウカ「おい!しっかりしろ!大丈夫か!?」

 

リョウカ「…………………。」

 

リョウカからは、何も反応が無い。

 

リュウカ「ザック…もう一度だけ聞く…リョウカは、何見てもがき苦しみ始めた?」

 

ザック「………レイを見たらもがき苦しみ始めた。」

 

リュウカ「なるほどな…………これは少し聞き出さないといけないな。」

 

バン「何の話しだ?」

 

リュウカ「いや、気にするな…こっちの話だ。悪いが郷田…レックスについてはまた今度聞かせて貰う。ああ、バン達にも話しとけよ。最後に約束通り、渡してやれよ。」

 

ハンゾウ「ああ、分かったよ。……おい待て!お前らの事は!?」

 

リュウカ「ああ、そうだったな。だが、勿論俺達とお前らが最も信頼出来る奴以外には絶対に言うなよ?話したら………そいつの存在が、【消えるぞ?】」

 

リュウカは、少しドスの効いた声と少し殺気を出して確認を取った。

 

ハンゾウ「………ああ、分かったぜ。」

 

リュウカ「お前らも、一応聞いたと思うがもう一度だけ言うぞ。」

 

 

最高神説明中…。

 

 

リュウカ「分かったな?」

 

ハンゾウ「なるほどな…それならあの強さも頷けるな…。」

 

リュウカ「言っとくが、アレでも【1%】も出してないからな?」

 

ハンゾウ「は!?マジかよ?」

 

リュウカ「仕方ないだろ?下手に力を出せば…強化ダンボールもただの燃えないゴミ…それどころか、全宇宙消滅及び全次元削減及び全空間消滅も容易い事だぞ?……やってやろうか?」

 

全員『頼むから…やめて!!』

 

何故か全員が即答且つシンクロして言った。

 

リュウカ「そうか…まあ、それだとリョウカが悲しむからやらんがな。」

 

ハンゾウ「そうか…。」

 

リュウカ「じゃあ、俺達の用も済んだし帰るぞ。後お前ら、俺達はまたしばらく会えないと思うからその辺は宜しく。まあ、無事にリョウカの事が早く済めば考えてやらん事もないがな。」

 

バン「そっか、じゃあまたな!」

 

リュウカ「おう!また会おう!」

 

リュウカ達は、テレポートして帰った。(因みに、破損したリョウカのジ・アークとその他仲間達全員も一緒。)

 

リュウカ「おーい、リョクヨウとアヤカいるかー?」

 

リョクヨウ「どうしたのリュウカちゃん?」

 

アヤカ「どうした?」

 

リュウカ「いやな、リョウカについて聞きたい事が有るんだがいいか?」

 

リョクヨウ「……ええ、どうぞ。」

 

リュウカ「じゃあ、聞く……【リョウカの過去についてまだ何か隠しているな?】」

 

リョクヨウ&アヤカ『……!』

 

リュウカ「図星だな、つまり何か有るのだな?」

 

リョクヨウ「私達は…確かに全て話した筈ですよ?」

 

リュウカ「本当にそうか?だがな、今のリョウカを見て確信を得た。」

 

リョクヨウ「一体、何をですか?」

 

リュウカ「リョウカがな、今回も暴走をしてしまった。だが、それは良くある事だが、今回は違う。リョウカは、何かに苦しんで今の状態になっている。そして、それに関連している人が居る。」

 

リョクヨウ「それは、一体誰ですか?」

 

リュウカ「………【レイチェル・ガードナー】と【アイザック・フォスター】だ。だが、リョウカは、レイチェルの方を見てもがき苦しんでこうなった。」

 

リョクヨウ&アヤカ『……!』

 

リュウカ「やっぱり何か知っているな?俺達のルールは知っているな?【①隠し事はせず、全て明かす事。②出来る限り、嘘は言わない事。】確か、そんなルールだったな?……言ってもらおうか?」

 

リョクヨウ「……分かりました。ですが、全員に集まって頂いて欲しいです。」

 

リュウカ「分かった。」

 

30分後…リュウカ達姉妹全員(リョウカは除く)と全特殊部隊と全兵士(隊長クラス〜最高クラス)全兵器(隊長クラス〜最高クラス及び超兵器軍)と全ペット(隊長クラス〜最高クラス)が、超大会議室に集まった。

 

リュウカ「おい、全員集まったぞ、さあ言ってもらおうか?」

 

リョクヨウ「分かりました。前に、リョウカちゃんの過去を言ったのは覚えていますか?」

 

その場に居る全員は頷いた。

 

リョクヨウ「実はね…リョウカちゃんは…過去にとんでもない事件に巻き込まれてしまい、リョウカちゃんと一緒に【三人で】逃亡生活を送りました。」

 

リュウカ「ほぅ…それで?」

 

リョクヨウ「そのとんでもない事件が、【廃墟ビルの事件】です。」

 

リュウカ「……!」

 

ザック「…………!」

 

レイチェル「……!」

 

リョクヨウ「そして、その三人の名前が、【レイチェル・ガードナー】さんと【アイザック・フォスター】さんと…そして……【リョウカ・ガードナー】です。」

 

全員『………!!?』

 

リュウカ「ちょ…ちょっと待て!確かにレイチェルとザックは、分かるが、リョウカ【・ガードナー】ってどう言う事だ!?」

 

リョクヨウ「それは……私達が【一番最初にリョウカちゃんを見守った家の所です。】そこの家が…【レイチェルさん…貴方の家】です。」

 

全員『……!!?』

 

リョクヨウ「そこの家の人達はとんでもなくて…とても残酷な親だったです…でも、レイチェルさんは…最後までリョウカちゃんの事をしっかりと見ていて一緒に遊んでくれたり、仲の良い姉妹のような感じでした……が…さっきも言いましたが、その親がとてもとても残酷な人達だったので…レイチェルさんとリョウカちゃんも変わってしまい…あの事件のキッカケになってしまい…その事件がリョウカちゃんにとってトラウマになってしまいました。だから、記憶を【自分で封じた】のです。でも、今は暴走して、その封印が解かれてしまい…今の状態になってしまったのでしょう。」

 

リュウカ「…っ!」

 

リョクヨウ「恐らく今は…リョウカちゃんは…精神が彷徨っています。そのトラウマをどうにかしない限りは、目覚めないでしょうね。」

 

リュウカ「……それを、どうにかすれば良いのだな?」

 

リョクヨウ「はい、そうですが?」

 

リュウカ「なら、今度はこっちがリョウカを助ける番だろ?俺達は家族でありながら、何もリョウカに借りを返してないし、いつも助けてばっかだ。ならば、今度は、俺達がリョウカ助けに行く!」

 

リョクヨウ「どうやってですか?」

 

リュウカ「簡単だ、俺達全員が、リョウカの精神世界に入って、記憶を改ざんしに行く…それだけだ。勿論、死ぬ危険性だってあるだろう。

だがな、リョウカは俺達に死ぬ以上の貸しを作った。だからどんな所だろうが、俺達はリョウカを助けに行く。例外は認めないぞ。そして、こんな事が有ろうと思ったからな…【記憶神の施設】を作った。そこに、全軍でリョウカの記憶の中に入り…リョウカの記憶を変えに行く。」

 

リョクヨウ「分かりました。」

 

リュウカ「よし!じゃあ、全軍をその施設に集めてくれ!」

 

リュウカの号令により、全軍は行動を開始した。

 

 

30分後…

 

リュウカ達は、記憶神の施設に来た。そこは色々な装置が有り、一番奥に巨大なベットが有り、そこにも装置が有る。そして、その周りには、多数のベットが有る。無論、全軍分有る。勿論だが、一番奥のと同じ装置が有る。んで、そのベットについている装置のコードは、一番奥のベットの方に続いている。

 

リュウカ「よし!集まったな!じゃあ説明するぞ!今から俺達は、リョウカの記憶の世界に入るのだが、まず、【①その対象を[一番奥のベット]に寝かせて、頭に装置をはめる。②その次に、俺達も同様に多数のベットがあるから、頭に装置をはめると眠りにつく。ただし、兵器系の場合は、兵器にコードを刺す必要が有る。ペット達には、頭に装置をはめるだけで良い。】と言う手順を踏まえてリョウカの記憶の世界に入る。分かったな?」

 

そして、全軍は了解の意を唱えた。

 

リュウカ「よし!行くぞお前ら!必ず!リョウカを幸せにしてあげるぞ!!」

 

全軍『おぉぉぉ!!!』

 

リュウカ「よし!全軍!行動開始だ!」

 

リュウカ達は、早速言われた通りの事を実行して、装置を起動して、

 

リュウカ「(待っていろ…よ…リョウカ…必ず…お前を…幸せにして…やる…からな………。)」

 

そして、全軍が深い眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー 第1話


リュウカ「よう!リュウカだ!」

シンカ「どうも!シンカです!」

ナルト「よう!何故か分らねぇが、ここに呼ばれたから来た、ナルトだってばよ!」

サスケ「同じく、呼ばれて来たサスケだ。」

ザック「お!お前らも来たんだな?」

レイチェル「どうやら…私達だけじゃないみたいだね…。」

リュウカ「まあ、多い方がいいしよ…で、ナルトとサスケは、何でこの世界に居ると思うかな?」

ナルト「え?そりゃ…何だっけ?」

リュウカ「忘れたか?お前らはもう、俺達の仲間で、家族だからな、一緒に来る事は当然の事だぜ。ああ、安心しろお前らの住んでいた世界ではちゃんと本物が居るからな?……いや待てよ…あ!違った、確か、俺達の本物の方の居る世界に本物が居るんだった。」

ナルト「え?マジ?」

リュウカ「ああ、マジだ。気ずいて無いと思うが、お前らの分身はちゃんと用意して送ってある。勿論、全て本物だからな、ちゃんと痛みもあるし、死ぬ時は普通に死んでしまうからな?」

ナルト「そ…そうか。」

リュウカ「じゃあ、話しを戻すぞ、今回紹介するのは、」

シンカ「はい、【メタルギア・ジ・アーク】です。」

リュウカ「前にも、似た機体の説明をほぼしたが、これも似たような物だが…コイツはその機体の完全上位互換で、真の姿だ。」

ザック「おー。」

リュウカ「経緯を言えば、俺とリョウカが深い絆と信頼と…愛に目覚めた事により真の姿を取り戻した機体だ。」

レイチェル「…………。」

ザック「な…何だレイ?俺の方を見てなんか有るんか?」

レイチェル「私達も…そうしたら…強くなれるのかな?」

リュウカ「……人にもよるが、強くなれるのは確かだ。」

ザック「マジかよ!?なあ、レイ!俺達は、強くなれるよな!?」

レイチェル「……うん!」

リュウカ「……あー話しを戻すがいいか?」

ザック「あ…悪りぃ。」

レイチェル「ごめんなさい…。」

リュウカ「あー、あまり気にするな。じゃあ続きだ、ジ・アークになってから確かに強くなったが、その代わり、搭乗者の負担が異常に大きくなった。……初めはな、今では完全に負担を無くしたが、まだ問題と言えば、装甲解除だ。」

ザック「おー確か、そうしてリョウカの野郎がおかしくなったな。」

リュウカ「確かにそうだな、装甲解除は、ジ・アークの装甲を破棄するのだが、それにも段階が有って、まず、今の状態が、装甲が付いた状態のフルアーマー状態。次に、装甲を半分捨てた状態が、半アーマー状態。そして、完全に装甲を解除した姿が、アーマーパージ状態。と言う段階だ。んで、装甲、装甲っと言ってるが実はな…あれは【拘束具】だ。」

レイチェル「………拘束具?」

リュウカ「ああ、アーク系は全部、その力が強大過ぎるからな、それを抑える為の物だが、俺達はそれを完全に制御出来るが…何故か分からんが、リョウカのだけが制御が出来ん。他の姉妹全員が出来て、何故かリョウカだけが出来なかった。」

シンカ「……多分だけどね、リョウカさんのだけ、ジ・アークの力が他の姉妹全員のより、異常に強大だからじゃないかな?」

リュウカ「そうなのか?」

シンカ「多分そうじゃないかな?だって、リョウカさんって、他の姉妹全員よりも圧倒的に強いじゃないですか?まあ、お姉ちゃんも強いですけど。」

リュウカ「そうだよな…って!妹が姉に勝るってのはどう言う事だ?」

シンカ「さぁ?本人に聞いてみたらどうですか?」

リュウカ「だからな、その本人は今動けないぞ!」

シンカ「……まだ、その設定を引きずるんだ。」

リュウカ「ああ?悪いか?」

シンカ「別に、どうでも良い事だし。」

リュウカ「…それで良いのかよ。」

シンカ「所で、ナルトさんとサスケさんは、どんな機体を使ってるの?」

ナルト「ああ、俺のは、【イフリート】だってばよ?」

シンカ「…あれ?いきなりラスボス機を使って…しかも何故か風ではなく、火を操る何て。」

ナルト「多分さ、恐らく九喇嘛似たんじゃないか?」

シンカ「……確かにカラーリングも装飾品も似てる感じもしますね…。」

サスケ「じゃあ次は、俺のは、【ディ・レギウディア】だ。」

シンカ「………何でだろう、ナルトさん達の扱う物がラスボス機しか居ないのは何でだろう。」

サスケ「……気にしたら負けだろう。」

シンカ「そうですね…。所で、それはサスケさんと何の関係が有りますか?」

サスケ「ああ、俺の能力と剣を扱う事がこの機体と良く馴染むからな。だから扱っている。」

シンカ「なるほど…分かりました。けど、殆ど接近戦しか出来ないですね。」

ナルト「そうだな、でもどうにかなるってばよ。」

サスケ「同感だ、こっちもこっちでどうにかしてやる。」

シンカ「分かった。」

リュウカ「そんじゃあ、そろそろ締めようか。」

シンカ「そうですね。それではみなさん、」

リュウカ「次回も、」

全員『見て下さい!(見てくれよな!!』







【続く】


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第3話 リョウカの禁忌の過去の記憶の呪縛を解け!【序章:前編】

やあ、僕かい?僕は、リョウカの特殊部隊の一人で、【ダニー】だよ。…え?僕の事が嫌い?ははは…仕方ないよね…だって僕は、眼が好き過ぎて殺人鬼になったからね、そして、僕はレイチェルの瞳が一番綺麗だったから欲しかったけど…ある存在で、僕は変わったんだ。僕はね、あの子達のお陰で目が覚めた。だから、もうあまり瞳や眼の事を関わらないし、至って普通の先生になりたい。後ね、目に関しては、あの子達からプレゼントを貰ったんだ、それもとても美しかったし、その眼には能力があるみたいだから付けた。確か名前が…【完全永遠万華鏡転生輪廻写輪眼】だったかな?まあいいよ、とにかく前回のあらすじだね。前回僕達は、バン君達と共に(自身は居ない。)郷田君の所に行ってね、バトルをしたんだ。それで、勝ったのは良いのだけどね、僕達のボスのリョウカが突然寝込んでしまったんだ。原因は、過去の事を思い出してしまい、精神が壊れてしまった、と言う感じです。そして、僕達は、リョウカさんを救いに、リョウカさんの記憶の世界に行く事になった感じですよ。じゃあ、今回もみてくれ。


ある幼い女の子が、部屋の一室で目が覚めた。

 

その姿は、余りにも幼く、幼稚園児か、小学1年生サイズしかない。(約110cm)姿は、瀬笈葉のキャラソックリだが、髪と瞳の色は、青空の色で、瞳は透き通っているように美しい。髪はものすごく長く、地面までとはいかないが、腰まであるぐらいには長く美しい。…当たり前だが、胸は…(ドコォ…)失礼。服装は、この作品の主人公の【森リョウカ】と同じ服装をしている。ただし、帽子は無いし、装飾品も無いし、感じ的にもどこかのお嬢様位しか感じない。

 

?「ここは…?確か私は…カウンセリングを受けに来た筈…。」

 

その女の子は、周囲を見渡してみたが、二つの椅子と監視カメラしかない。

 

?「とりあえず…ここを出てみよう。」

 

その子は、扉を開けると廊下に出た。

 

?「おかしい…こんな所に来た覚えがない…。早く…外に出て、お母さんとお父さんとお姉ちゃんに会いたい。」

 

その子は、廊下を歩いていると同じように扉が有り、そこを入ると、カードの入った機械とパソコンが机にポツンと置いて有った。

 

その子は、パソコンに近づくと勝手に起動した。

 

パソコンは、その子について質問してきた。

 

パソコン(AI)「貴方の名前は?」

 

?「……【リョウカ】…【リョウカ・ガードナー】」

 

そう…この子は後に、【森リョウカ】になる人、本人だ。

 

パソコン(AI)「年齢は?」

 

リョウカ「……【5】」

 

パソコン(AI)「ここに来た目的は?」

 

リョウカ「…病院で、カウンセリングを受けていて…気ずいたら…ここにいた。」

 

パソコン(AI)「何故?…何故?………何故…病院に?」

 

リョウカ「…人が殺される所見たから。そして…それを見て…病院にカウンセリングを受けに行った。」

 

パソコン(AI)「今後、どうしたいですか?」

 

リョウカ「ここから出たい…。早く、お父さんとお母さんとお姉ちゃんに会いたい…。」

 

パソコン(AI)「データ入力完了。そちらの機械から、プレイエリアに入る為のカードを渡します。」

 

そして、パソコンは自動で切れて、同時にその機械からカードが出てきた。リョウカは、そのカードを受け取り、そのカードを使う扉の前まで来て、そのカードをはめた。すると扉が開き、通れるようになった。

 

で、リョウカはエレベーターの扉の前に来た。

 

リョウカ「おかしい…こんな地下に来た覚えが無い…。」

 

リョウカがそう呟いていると、

 

アナウンス「最下層に居る彼女【達】は、生贄になりました。皆さま、各フロアにてご準備を。」

 

リョウカ「…?私だけじゃないの?……まあ良い。」

 

リョウカが、エレベーターのドアを開けると……

 

リョウカ「……!?」

 

そこに、大量の先客が居た。どうやら、少し揉めているようだ。

 

?「何だよ!このエレベーター!動かねぇじゃないか!?」

 

?「仕方ないですよ、だって、まだあの人が来ていないから。」

 

?「ああ!?こっちはキツいんだよ!」

 

?「だったら能力で広くすれば良いんじゃね?」

 

?「あ…そうだそうすれば良いや。」

 

そして、一瞬の内にエレベーターが広くなった。

 

?「ふーサッパリした……あ?」

 

リョウカ「…………?」

 

?「あー!居たぞ!リョウカだ!」

 

?「何だと!?」

 

?「……!リョウカ?」

 

リョウカ「……あの…貴方達は、一体…【誰ですか?】」

 

全員(リョウカ除く)『……は?』

 

どうやらこの子は、記憶がないらしい。(そりゃ、過去だからな、記憶なんて無いだろう。)

 

 

少し時間を遡る。

 

リュウカ達は、無事に記憶の世界に来たんだが…来たんだが…よりによって、エレベーターの中に全部入って来ているから、瞬間にエレベーターを広くした。そして、兵器達やペット達は、一応しまった。(空間内に)それでもキツイ。しかも、全く動く気配が無い。

 

リュウカ「だー!キツイ!ふざけんなよ!このエレベーター!しかも何だよ!このエレベーター!動かねぇじゃねぇか!」

 

(この時点でエレベーターが起動し、ドアが開いた。だが気ずかない。)

 

シンカ「仕方ないですよ、まだあの人が来てないですから。」

 

リュウカ「ああ!?こっちはキツイんだよ!」

 

ザック「だったら、能力で広くすれば良いんじゃね?」

 

リュウカ「あ…そうだそうすれば良いや。」

 

パチン!

 

エレベーターの中が更に広くなってかなり快適になった。(実際には、この建物の広さがデカくなった。)

 

リュウカ「ふー、さっぱりした……あ?」

 

?「………?」

 

リュウカ「あー!居たぞ!【リョウカ】だ!」

 

ザック「何だと!?」

 

レイチェル「……!リョウカ?」

 

リョウカ「………あの…貴方達は、一体…【誰ですか?】」

 

全員(リョウカ除く)『……は?』

 

 

と言う経緯である。

 

 

そして、リョウカは、レイチェルの方を見ると、

 

リョウカ「あ!【お姉ちゃん!】ここに居たの?」

 

全員(リョウカとレイチェル除く)『……は?』

 

そして、リョウカは、レイチェルに抱き付いてきた。

 

リョウカ「お姉ちゃん…ここ怖いです。」

 

リュウカ「……レイチェル…まさかだが、リョウカは、昔はお前の妹だったのか?(震えながら聞く)」

 

レイチェル「……うん…そうだよ…私とリョウカは…最初から最後まで一緒に生活をしていて…いつの間にか…自分の妹に思えてしまったの…。そして…守ってあげたいと…思ったの。」

 

リョウカ「ねぇ、お姉ちゃん?この人達誰ですか?」

 

レイチェル「えっと…どう説明しますか?」

 

リュウカ「……………。」

 

レイチェル「…リュウカ?」

 

リュウカは、ショックのあまり、放心状態になっていた。

 

シンカ「はぁ…レイチェルさん、私が代わりに説明しますよ。」

 

レイチェル「うん…お願い。」

 

シンカ「えーコホン…。私達は、貴方達と同じように気が付いたらここに居たんだ。で、エレベーターが動かないから貴方が来るまで待っていたんだ。」

 

リョウカ「…そうなんだ。」

 

シンカ「あー、私達の事だけど…今は言えないんだ。」

 

リョウカ「え?何で?」

 

シンカ「んー、時が来たら本当の事を教えるよ。私達の事と、【貴方の事】もね…。」

 

リョウカ「…わかった。」

 

シンカ「とりあえず、自己紹介しよっか。」

 

リョウカ「分かった。」

 

少女と最高神達自己紹介中…。

 

シンカ「覚えた?」

 

リョウカ「うん…覚えた。」

 

リュウカ「しっかしリョウカとレイチェルは【今は】、姉妹なんだな。」

 

シンカ「そうですね。……【リョウカ・ガードナー】ですか…。さて、どう行動しようかな。」

 

そして、リョウカ一行は、エレベーターで上を登って行った。

 

 

【フロア:B6】

 

 

リョウカ「エレベーター…止まっちゃた。」

 

リュウカ「あーくそ、しかも何も反応もしないな。」

 

シンカ「そういえばザックさんは、ここのフロア担当だよね?」

 

ザック「あ?そうだけどなんだ?」

 

シンカ「まさかだけど、確かに私達は、過去の世界に来たんだけど、今は全員フロア担当の人を仲間にしてるよね?」

 

ザック「だから、何が言いたいんだよ?」

 

シンカ「んーもしかしたら、もう一人の自分自身が現れるかもしれないっと言う事だよ。」

 

ザック「え?マジかよ!?」

 

シンカ「あくまでも、もしかしたらの話ですよ。出来れば現れて欲しくないですね。」

 

ザック「は!同感だ、俺の似た奴が現れて喜ぶ奴なんて…居たわ。」

 

レイチェル「………どうしたのザック?」

 

ザック「何でもねぇよ!」

 

シンカ「相変わらずですね…クスクス。」

 

ザック「あ!?テメェ、ぶちのめされたいのか!?」

 

シンカ「いいえ、相変わらず仲が良いなぁなんて思っただけです。」

 

ザック「け、そうかよ…。」

 

リョウカ達一行は、廃墟と化したエリアを探索していると、

 

ピヨピヨ…

 

リョウカ「あ…あんな所に小鳥が居る…。」

 

レイチェル「…あれって…確か……。」

 

レイチェルは何故かザックの方を見た。

 

ザック「……何だよ?」

 

レイチェル「…別に…だけど…あの小鳥が最終的に…ザックに殺されたんだなって思ったの…。」

 

ザック「……あー、アレは仕方なかったんだよ、出る為に振るったらたまたまぶち当たったんだよ。」

 

レイチェル「……そう。」

 

リョウカ「ねぇ、お姉ちゃん。あの小鳥、助けてあげようよ。」

 

レイチェル「そうだね…どこかにお菓子があるはずだから探そう…。」

 

リョウカ「…うん。」

 

リュウカ「お菓子か…何処にあるんだ?」

 

リョウカ達一行は、再び探索を再開して、その途中に鍵を拾ったので、

 

リョウカ「ここなら…使える。」

 

リョウカは、その建物の鍵を開けた。

 

リュウカ「よーしお前ら、この建物に菓子があるはずだ、探し出すぞ。」

 

リョウカ達は、その建物の中でお菓子を探していると…

 

リョウカ「……有った。」

 

リュウカ「おー?スナッグ菓子か?」

 

レイチェル「それを使えば…小鳥さんも降りて来る筈。」

 

リュウカ「よし!さっきの所に戻るぞ!」

 

2分後…

 

リョウカは、そのスナッグ菓子を小鳥の前で開けた。

 

ピヨピヨ…!

 

小鳥がほぼ落下と同じように降りて来た。

 

リョウカ「……良い子だね…全部食べても良いよ…。」

 

小鳥はある程度食べた。だが、飛べない。よく見ると、片方の翼だけ血で染まっている。怪我をしているだろう。

 

リョウカ「……怪我をしているの?……大丈夫…私が治してあげる…。」

 

リョウカは、おもむろに、【ゴットピット】を呼び出して、

 

リュウカ「……!何で、この時にリョウカがゴットピットが使える!?」

 

シンカ「恐らく、この時…いや…もっと前から、自身の能力を開花させたんだと思う。又は、あくまでも、記憶だけで、実際には肉体と力と能力は現実の世界のを引き継いでいるのだと思う。」

 

リュウカ「曖昧だな…だが、そのどっちかと言うのは確かだな?」

 

シンカ「うん…多分そうだよ。」

 

リョウカ「大丈夫…痛くないよ…。」

 

少女?小鳥治療中…

 

リョウカ「はい…出来たよ…でもまだ飛べないのね…連れて行ってあげる。」

 

リョウカは、傷ついた小鳥を抱き抱えた。

 

リョウカ達一行は、小鳥の居た通路から出ると、その通路が閉ざされてしまった。それと同時に小鳥が怯えて、逃げてしまった。

 

リョウカ「あ!待って…!」

 

リョウカは、小鳥を追いかけて行った。

 

リュウカ「待て!リョウカ!あまり先走るんじゃない!」

 

リュウカ達もリョウカを追いかけて…リョウカと小鳥は、ドアを木の板で釘で固定されている建物に居た。

 

リュウカ「全く…先走ると危ないだろ?」

 

リョウカ「だって…小鳥が…逃げたから。一緒に外に出してあげないと。」

 

リュウカ「はぁ…相変わらずだな…リョウカは。」

 

リョウカ「…え?」

 

リュウカ「何でもねぇよ。ほらさっさと小鳥を捕まえるぞ。」

 

リョウカ「うん…。」

 

ピヨピヨ…

 

リョウカ「大丈夫…怖くないよ…ほら…一緒に行こう…。」

 

リョウカが小鳥に触れようとしたら…

 

そのドアが突然引き裂かれるように破壊されて、小鳥はそれに巻き込まれて…絶命した。

 

全員『…!!?』

 

?「ヒャハハハハハハハハ!!!」

 

そのドアの向こうから現れたのは…【ザック…の服装を着たリュウカだ】しかも、武器は【アイザックゴットサイス(ザックの鎌)】を持っている。そして、後に【森リュウカ】として君臨する。

 

リュウカ「おい!何で俺が現れるんだよ!しかも何でザックの服装なんだよ!?」

 

?「今…満ちた顔をしたな?だが今は絶望だ!!さあ、3秒数えてやる!逃げてみろよ!!足掻け!!喚け!!命乞いをしろ!!もっと見せろよ!!絶望の顔をぉぉ!!!」

 

リュウカ「おい!!全員!!逃げろぉぉぉ!!!」

 

リョウカ「あ……あぁ…!!」

 

リュウカ「リョウカ!!!立て!!走れぇぇ!!!」

 

リョウカ「……!!」

 

リョウカ達一行は、リュウカに似た何かから必至に逃走をした。で、何とかさっきの建物の中に入り、お菓子の有った部屋に逃げ込み、全員透明化を発動した。(リョウカとレイチェルとザックは、箱の中で隠れた)

 

?「ああ?アイツら何処に行きやがった?………こっちの部屋か?…っち!鍵が掛かってやがる。開けちまうか。」

 

そいつは、リョウカ達一行が隠れている部屋から出て行った。

 

ザック「ああーキチーな!クソが!何だよあれは!?」

 

レイチェル「分からない…けど今なら大丈夫そう…。」

 

リュウカ「じゃあ、探索を再開するぞ。」

 

リョウカ「………。」

 

レイチェル「大丈夫?」

 

リョウカ「小鳥さん……。」

 

レイチェル「………小鳥の所に行ってあげようよ…。」

 

リュウカ「……ああ、分かった。」

 

リョウカ達一行は、さっきの所に来た。

 

リョウカ「………ごめんね…小鳥さん……せめて埋めてあげるね…。」

 

リョウカは、真っ二つに引き裂かれた小鳥を抱いて、土のある所に向かった。

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「どうした?」

 

リョウカ「………違う。」

 

リュウカ「は?」

 

リョウカ「……この小鳥は…違う…こんな姿じゃない…こんな可哀想な姿じゃない。」

 

ザック「お…おい、リョウカの奴…何言ってるんだ?」

 

レイチェル「………。」

 

レイチェルは、無言でリョウカの隣に座り込み…

 

リョウカ「大丈夫…私達が…。』

 

レイチェル&リョウカ『【私達の】小鳥に…【直して】あげる。」

 

全員(リョウカ&レイチェルは除く。)『…!!?!』

 

その場に居る全員は凄まじい恐怖と悪感を感じた。リョウカとレイチェルの目を見たら、二人の目は死んでいるし、瞳が血で赤く染まっている感じで怖い。

 

少女小鳥【修復中】…。

 

リョウカ「ほら…」

 

レイチェル「くっ付いたね。」

 

ザック「怖えーよ!!何だよ!レイまで参加して…大丈夫か!?」

 

レイチェル「あ…ごめんなさい。」

 

ザック「頼むから、最後に最後でお前が敵に回るのだけはやめろよ!またお前を説得するのは大変なんだぞ!!」

 

レイチェル「ごめん。」

 

ザック「はぁ…まあ良い。」

 

リョウカ「ねぇ…。」

 

レイチェル「どうしたの?」

 

リョウカ「うん…さっき小鳥の腹の中から、鍵が出てきたの。これでさっき開かなかったあのドアの開閉施設の通路を開けられる。」

 

リュウカ「分かった、そこに行ってみよう。」

 

リョウカ「うん。」

 

リョウカ達は、再びさっきの建物に行き、開かなかった所を開けて、リョウカとレイチェルが入り、エレベーターのある通路のドアを開けた。

 

リョウカ「開けてきたよ…。」

 

ザック「お!じゃあ、さっさと行くぞ!」

 

レイチェル「うん…ザック。」

 

リョウカ達は、エレベーター向けて移動しようとして、建物から出た…が、

 

?「ヒャハハハハハハハハ!!!やぁぁっと見つけたぞぉぉ!!」

 

そいつは、完全待ち伏せていたようだ。で、奴は飛び降りて来て、その建物の鍵を閉めてしまった。

 

?「初めからこうしときゃ良かったぜ!!今度は1秒も待ってやらねぇよ!!ヒャハハハハハハハハ!!!」

 

リュウカ「逃げるぞ!!」

 

リョウカ「え…あ…うん!」

 

リュウカは、リョウカの手を引き、リョウカ達は全速力でエレベーターに向かって逃げた。

 

?「待ちやがれぇぇぇ!!!」

 

リョウカ達は、間一髪、エレベーターに全員が乗り込み、奴から撒くことに成功し、上へ向かった。

 

 

【フロア:B5】

 

 

リョウカ「何とか…逃げ切った。」

 

リュウカ「ああ…そうだな。全く、自分自身に追いかけられるのはたまったもんじゃないぜ!畜生が!」

 

ザック「全くどうなってやがるんだ?俺が出て来ると思ったら、お前が出て来るなんてな。」

 

リュウカ「俺は………あれ?俺っていつからリョウカの姉になったんだっけ?」

 

リョクヨウ「………リュウカちゃん…実はね、貴方は、さっき追いかけて来たリュウカちゃんそっくりは…【貴方】なの。」

 

リュウカ「はぁ!?マジかよ!?どう言う事だ!?」

 

リョクヨウ「リュウカちゃん、実はね、あの時に三人一緒に逃亡生活をしたっと言ったけどね、実は4人だったの。」

 

リュウカ「それってまさか……?」

 

リョクヨウ「うん…リュウカちゃんです。そして名前が…【リュウカ・フォスター】です…。」

 

全員『……は?』

 

全員が固まった。特に、リュウカとザックが特に驚きが激しい。

 

ザック「おいおいおい!俺が、リュウカの兄だって言うんか!?」

 

リョクヨウ「そうなります…。」

 

ザック「マジかよ…。」

 

リュウカ「リョウカ・ガードナーに俺、リュウカフォスターか…。まさかだが、レイチェルとザックと関係とほぼ同じ、っと思えば良いんだな?」

 

リョクヨウ「最終的にそうですね。でも、結局は、全員が生きる道を選びましたが。」

 

リュウカ「じゃあ、良いんじゃね?」

 

リョクヨウ「確かにそうですけど……確かに生きる道になったのですけど…リョウカちゃんとリュウカちゃんは、離ればなれになってしまいました。」

 

リュウカ「そんな…!?何故だ!?」

 

リョクヨウ「リョウカちゃんが、逃亡生活の内に……リュウカちゃん達の目の前で【死亡したの。】」

 

リュウカ「そ…そんな…嘘だって言ってくれよ!?」

 

リョクヨウ「………。」

 

リュウカ「嘘だ…!嘘だぁぁぁ!!」

 

リュウカは、その場でうずくまってしまい、リョウカの最期の事を思い出し…絶望した。

 

シンカ「でも、おかしいじゃないですか?前に話した時は、捨てられて死んだと言う話だった筈では?」

 

リョクヨウ「あれは…【嘘だったの】…。」

 

シンカ「どうしてですか?確か、ルール上では…。」

 

リョクヨウ「分かっていましたよ…。でもこれだけは、絶対にリョウカちゃんやリュウカちゃんの前では言えない事なの。分かって下さい…!」

 

シンカ「……分かりましたよ。でも、時が来たら、何が何でも話してもらいますよ?」

 

リョクヨウ「ええ…分かっていますよ。」

 

リュウカ「………。」

 

リョウカ「ねぇ…リュウカ…大丈夫?」

 

リュウカ「あ…ああ。大丈夫だ。」

 

リョウカ「でも…目から涙が出ているよ?」

 

リュウカ「え…?あ…本当だ。」

 

リョウカ「泣きたい時は…泣いても良いんだよ…リュウカ…。」

 

リュウカ「………っ!あぁ…あぁぁぁぁぁ!!!」

 

リョウカ「大丈夫…大丈夫だよ…。思いっきり泣いても良いよ…私が…貴方の役に立ってあげますからね…。」

 

リュウカ「…うぅ…あああぁぁぁ…!!」

 

リュウカは、リョウカに泣き付いて、めい一杯泣いた…リョウカが…死んでしまった事をとても悔んでしまい…自身を恨んだ。だけど、今は、リョウカの記憶の世界…ならば…これから変えて行けば良い…リョウカを除く全員が、そう思った。

 

5分後…

 

リョウカ「もう…大丈夫?」

 

リュウカ「ん?ああ…お陰でスッキリしたぜ。」

 

リョウカ「良かった…じゃあ…行こっか。」

 

リュウカ「ああ!」

 

リョウカ達は再び、行動を再開した。

 

リュウカ「そういや、ザック。」

 

ザック「何だ?」

 

リュウカ「ここって…あの変態ロリコン目玉野郎(ダニー)のフロアだよな?」

 

ザック「……まあそうだな。確かにダニーの野郎が居たフロアだな。」

 

ダニー(味方)「酷いな…僕はそんなんじゃ…。」

 

ザック&リュウカ『あ!?テメェじゃねぇよ!!敵の方の奴だよ!!』

 

見事に、100%リュウカとザックの言葉が、シンクロした瞬間だ。

 

ダニー(味方)「(ほぉ…良かった…。)」

 

リュウカ「あー、でもな…幾ら味方とはいえ…仲間や家族に手をだしてみろよ………【殺すぞ…!?】」

 

リュウカは、一応念には念を入れて、殺気を出しながら、味方のダニーを脅迫した。

 

ダニー(味方)「はい!!勿論です!!ぜぇぇったいに!君達に変な事はしません!!貴方様に誓って!!だから頼む!殺さないでくれ!!」

 

リュウカ「あーはいはい…分かりゃ良いんだよ。」

 

ダニー(味方)「ありがとうございます!!」

 

リュウカ「さてさて…何だ?」

 

リョウカ達は、不意に足をとめた。

 

リュウカ「……来るな。」

 

全員(リョウカはレイチェルの後ろに隠れた。)が武器を構えた。

 

リュウカ「そこに居るのは誰だ!?大人しく出て来い!」

 

?「ま…待ってくれ!!」

 

扉から飛び出るように出て来たのは、変態ロリコン目玉野郎の敵側の【ダニー】だ。

 

リョウカ「……!先生?」

 

ダニー(敵)「あぁ…!リョウカ!無事だったんだね!」

 

リョウカ「………?」

 

ダニー(敵)「分からないかい?僕は病院でリョウカと【レイチェル】のカウンセリングをしたダニー先生だよ?」

 

リョウカ「ダニー…先生?」

 

ダニー(敵)「そうだよ。」

 

リョウカ「でも…何でここに居るの…?」

 

ダニー(敵)「実は僕も気が付いたらここに居たんだ。で、君達の声で飛び出してきたんだ。」

 

リュウカ「(じらじらしい嘘を…コイツが!コイツのせいで…!)」

 

ザック「(あー、うぜぇし…苛つく!コイツ…どうしてやろうか…!?)」

 

リュウカとザックは、敵の方のダニーをどうするか考えているようだ。

 

リョウカ「あの…先生…さっき謎の子に追いかけられたの…あれは何?」

 

ダニー(敵)「…君はもしかして…あの子に追いかけられたのかい?」

 

リョウカ「…うん。」

 

ダニー(敵)「あれは…殺人鬼だよ…。人を殺すのが好きで…何人も犠牲になったんだ。よく無事だったね…もう大丈夫だよ。」

 

リョウカ「……うん。」

 

ダニー(敵)「それじゃ、僕も一緒に外に出よう。」

 

リョウカ「うん…。」

 

 

【ダニー(敵)】が一時的に仲間になった。

 

 

リョウカ達は、このフロアを探索して、ある一室の前まで来た。

 

ダニー(敵)「あーここだよ!ここに僕の探している物が有る筈だよ。」

 

リョウカ「そうなの…?」

 

ダニー(敵)「うんそうだよ。だから、リョウカも一緒に探して欲しい。ああ、君達は外で待っていてくれ、直ぐに見つけて戻るからね。」

 

リュウカ「本当だな…?」

 

ダニー(敵)「もちろんだよ!別に変な事はしないよ。だから安心してくれ。」

 

リュウカ「………リョウカ…大丈夫か?」

 

リョウカ「うん…大丈夫だよ。」

 

ダニー(敵)「それじゃ…行こうかリョウカ…。」

 

リョウカとダニー(敵)は、部屋の中に入って行った。……側から見たら、完全に誘拐だがな…否定はしないし…弁護もしない。

 

リョウカ「ここは…?」

 

ダニー(敵)「うん、手術室だよ。ここに、僕の探している物が有るんだ。」

 

リョウカ「……分かった…探してみる。」

 

ダニー(敵)「ああ、探して来て欲しい物については、【僕の義眼】だよ。後、これがその義眼の有る場所を開ける鍵だ…それを使って探して来てくれ。」

 

リョウカ「うん…分かった。」

 

ダニー(敵)「後、その義眼についてのヒントだ…【僕の瞳は、アレキサンドライト】だよ。」

 

リョウカ「……?分かった。」

 

ダニー(敵)「…………。」

 

ダニー(敵)は、ニヤリとして、入り口のドアの鍵を閉めてしまった。

 

リョウカは、奥の部屋の方を探しに行った。

 

一方その頃リュウカ達は、

 

リュウカ「(イライライライラ…)」

 

リュウカは、そのドアの前でイライラしながらウロウロしている。

 

シンカ「あのーリュウカさん?」

 

リュウカ「ああ!?何だ!?」

 

シンカ「あのーそんなにイライラしなくても…大丈夫だと思うよ。」

 

リュウカ「ああ!?こっちはな、妹があの変態ロリコン目玉野郎に襲われるんじゃないか、スッゲェ心配してるんだぞ!分かるか!?」

 

シンカ「あ…うん。ごめん。」

 

リュウカ「っち!……あ!?」

 

リュウカは、確かに聞いた。何とそのドアの鍵が無情に【閉められる音が聞こえた。】

 

リュウカ「くっそがぁぁぁ!!あいつめ!閉めやがったな!?」

 

シンカ「何ですって!?」

 

リュウカ「クソ!開かねぇ!」

 

シンカ「一体…どうすれば…。」

 

そして、先程の乗って来たエレベーターの方から音が聞こえて来た。

 

リュウカ「……くそ!こんな時に!隠れるぞ!」

 

リュウカ達は、再び透明化した。

 

再び、リョウカの視点に戻す。

 

リョウカ「……有った…ここで使うのかな?」

 

リョウカは、ダニーから貰った鍵を使い、棚の鍵を開けた。

 

リョウカ「………ダニー先生が言っていたのは…これかな?」

 

リョウカは、瞳が二つ付いた義眼を手に入れた。その瞳は、緑と赤の瞳が入った物だ。

 

ダニー(敵)「リョウカ…。」

 

リョウカ「………!ダニー…先生?」

 

ダニー(敵)「ああ、リョウカ見つけてくれたんだね…さあ、それを僕に…。」

 

リョウカ「…………はい。」

 

リョウカは、その義眼を渋々渡した。

 

ダニー(敵)「ああ…間違いなくこれだ!ありがとう…。僕はこれから、これを付けるから、向こうの部屋で待っててくれ…。」

 

リョウカ「うん…。」

 

ダニー(敵)「ああ、それと…【逃げないでくれよ。】」

 

リョウカ「…………。」

 

リョウカは、さっきの部屋に戻った。

 

リョウカ「……怖い。そうだ…早くみんなと…。」

 

リョウカは、その部屋から出ようとしたが…無情にも扉に鍵が掛かっている。

 

リョウカ「……!鍵が閉められている…!どうやって…そうだ!」

 

リョウカは、ゴットピットを呼び出して…無理矢理ドアをこじ開けようとした。

 

リョウカ「(固い…!でも…!)」

 

リョウカは、無事にドアをこじ開ける事に成功した……が。

 

ダニー(敵)「リョウカ……何処に行くつもりなのかい?」

 

リョウカ「………!先…生!」

 

ダニー(敵)「僕はね…逃げないでくれって言った筈だよね?そんな君に…【お仕置きが必要だ…。】」

 

ダニー(敵)は、リョウカを羽交い締めにして手術台に固定させた。

 

リョウカ「…離して!…離して!!」

 

ダニー(敵)「あぁ…何て君の瞳が美しんだ…。」

 

リョウカ「先生…!これを外して!!」

 

ダニー(敵)「駄目だ…。さあ、君の瞳を…【僕に頂戴…。】」

 

リョウカは、恐怖に陥っていた。しかもリョウカは、ダニー(敵)の瞳を見て更に恐怖が加速した。リョウカは、必死にもがいているが、何故か力が出せない。

 

リョウカ「嫌だ…嫌だ…お父さんとお母さんに合わせて…!」

 

ダニー(敵)「ああ…君達のお父さんとお母さんに…すぐに会えるよ。」

 

リョウカ「……え?」

 

ダニー(敵)「君達のお父さんとお母さんはね……君を…【地獄で待ってるよ。】」

 

この目玉野郎…言いやがった!そして、リョウカは、その言葉を聞いて全てを悟ってしまい…完全に絶望し…生きる希望を【捨てた。】

 

リョウカ「……………。」

 

ダニー(敵)「リョウカ…?あぁ…やっぱり今の君の瞳が一番美しい!今…外してあげるよ。」

 

目玉野郎は、リョウカの拘束を解いた。

 

ダニー(敵)「さあ…行こう。」

 

目玉野郎がリョウカを連れて行こうとした時に…

 

?「ヒャハハハハハハハハ!!!」

 

ダニー(敵)「………お前は!?」

 

目玉野郎は、その言葉を最後に……さっき襲って来た奴に腹を鎌で斬られてしまった。

 

?「おいおい!ダニーさんよぉ!テメェが幸せそうな声をあげるからよぉ?テメェを先にやっちまったじゃねぇか!?…なぁ?お嬢さんよぉ?テメェらを追いかけて来たらとんでもない事になっちまいやがったな。さぁ、逃げろ!希望を抱いてなぁ!そこをぶっ刺してやるよぉ!!」

 

リョウカ「………………。」

 

?「あ?…っち!なんだぁ?つまらねぇ顔だなぁ?俺はなテメェみたいなお人形さんを切り裂く趣味はねぇんだよ。お前、生きる希望もねぇのか?」

 

リョウカ「…………。」

 

アナウンス「………裏切り者の出現。フロアB6の者が…フロアB5に攻撃した。これは、ルールに反する事…。以下彼女達に続き…裏切り者も生け贄になりました。」

 

突如流れてきたアナウンスの言葉は、無情に襲って来た奴を裏切り者に認定して生け贄にした。

 

 

?「あーあ…。冗談じゃねぇ…クッソ逃げるか。」

 

奴は、その場から引いた。そして、少しして、リュウカ達が入って来た。

 

リュウカ「リョウカ…!!無事…!?」

 

リュウカは、そこに倒れている目玉野郎の死体を見た。

 

リュウカ「これは…さっきの奴がやったんだな。」

 

シンカ「ええ…さっきアナウンスも聞こえたから確実にそうだよ。」

 

リュウカ「そうか…とにかく今は、リョウカだ!おい!リョウカ!奴に何をされた!?」

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「リョウカ!?」

 

リョウカ「……そうだ…私は…生きてちゃ…。」

 

リュウカ「お…おい!何言ってんだ…!?早まるな!」

 

だが、リョウカには、聞こえているのかわからない。もう…リョウカの目には…光が無い。

 

リュウカ「……クソが!このクズ野郎……!」

 

リュウカは、目玉野郎を少し蹴り飛ばした。すると、

 

リュウカ「あ?何だこれ?鍵か?」

 

リュウカは、目玉野郎から鍵を取った。

 

リュウカ「……仕方ない…行くか。ほら…行くぞ…リョウカ…。」

 

リョウカ「………。」

 

リョウカは、無言のまま行動を再開した。そして、後に続くリュウカ達一行。

 

しばらく進むと、先程まで通れなかったガラスが破壊されていたので、通った。更に進むと、エレベーターとさっきの奴がいた。

 

?「ああ…クソ!開いてないじゃねぇか!仕方ない…仕掛けを解きに行かねぇとな…。ん?」

 

リョウカ「………。」

 

?「何だテメェら……あ?」

 

奴は、ザックの姿を捉えると。

 

?「お!【兄貴】じゃねぇか!コイツらは一体何だ!?」

 

ザック「あ?あー、おい…言った方が良いのか?」

 

シンカ「ええ…この子には全て話しても良いですよ。」

 

ザック「そうかよ…いや…ここは…おいリュウカ、お前自身から言ってやれ。」

 

リュウカ「俺がか?まあいいけどよ…。」

 

?「おい、兄貴…さっきから何の話をしている?」

 

リュウカ「あーおい、もう一人の俺。」

 

?「何だ…って!俺が居るぞ!?」

 

リュウカ「落ち着け!全て話してやるから落ち着け。」

 

?「っち!分かったよ…さっさと言え。」

 

リュウカ「ああ…落ち着いて聞けよ。」

 

最高神説明中…。

 

リュウカ「と言う訳だ…。理解出来たか?」

 

?「ああ…全て理解したぜ。俺の事と、お前らの事もな。」

 

リュウカ「一応確認だが、名前は?」

 

?「俺は、【リュウカ・フォスター】だ。まあ、後にお前らの言う【森リュウカ】として生きるがな。」

 

リュウカ「やっぱりそうか…。」

 

リュウカ・F「で、俺はどうしたら良い?」

 

リュウカ「…なあ、俺と【一つになってみないか?】」

 

リュウカ・F「……理由は?」

 

リュウカ「俺はな、俺の過去についてあまり知らないし、俺の…」

 

リョウカ「……………。」

 

リュウカ「俺の…大事な妹が…昔に救えなかったからな…だから今度こそ!絶対に幸せにしてやる事を誓ったんだ!俺に…誓ってな!」

 

リュウカ・F「良いだろう…だがな…忘れるなよ!絶対にリョウカを幸せにしてやれよ!そして、俺の兄貴の事を頼んだぞ!良いな!?」

 

リュウカ「ああ!もちろんだ!……行くぞ!」

 

リュウカ・F「おう!…じゃあな…兄貴…そして…レイとリョウカ…。」

 

リュウカとリュウカ・Fは光に包まれて…一つになった。光が収まると、そこには、リュウカの姿が有った。見た目は変わり、簡単に言えば、いつものリュウカの服装にザックカラーが混じった物だ。そして、新しい武器種を姉妹分全員手に入れた。[【神鎌【ゴットサイス】・神剣鎌【ゴットスラッシュサイス】・神槍鎌【ゴットハルバードサイス】]

 

リュウカ「……。」

 

ザック「おい…大丈夫か?」

 

リュウカ「ああ、大丈夫だ。【ザック兄貴】」

 

ザック「よせ、いつものようにザックでいい。お前らしくもないしよ…気持ち悪い。」

 

リュウカ「ふ!そうかよ。」

 

リョウカ「……ねぇ。」

 

リュウカ「どうした?リョウカ?」

 

リョウカ「…お願いがあるの……。」

 

リュウカ「……………言ってみろ。」

 

リョウカは、手を祈るようにして…

 

リョウカ「お願い…………私を……【殺して。】」

 

リョウカは、死んだ目でリュウカに自分を殺して欲しいと頼んだ。

 

全員(リョウカは除く)『……!!!?』

 

リュウカ「……ふざけるな…。」

 

リョウカ「……え?」

 

リュウカ「ふざけるなよ!!お前!!死にたいだぁ!?冗談じゃない!!俺は…いや俺達はな…お前が必要なんだぞ!!大体!あのクソクズ目玉野郎に何言われたか知らんが…アイツは死んだんだ!だから、早まるんじゃない!!」

 

リョウカ「………。」

 

リュウカ「はぁ…お前…それでも本当に死にたいんか?」

 

リョウカ「…………うん。」

 

リュウカ「…………そうか…なら…リョウカ!!俺達と一緒に外に出るぞ!!そしたら…お前も少しはいい顔になるだろう…そしたら…」

 

リュウカは、神鎌を出して、リョウカの背中に鎌を突き付けた。

 

リュウカ「お前を……【殺してやるよ。】」

 

リョウカ「………!本当…?」

 

リュウカ「ああ…お前と俺達と一緒にここを脱出したらな。」

 

リョウカ「……分かった。」

 

シンカ「ねぇ!本当に殺してしまうの?」

 

リュウカ「………リョウカがああなってしまったのは…さっき殺した奴…いやアイツの事だからまだ生きているだろうが…アイツが余計な事を言ったから、ああなったんだよ…。」

 

シンカ「そんな!?」

 

リュウカ「安心しろ…リョウカは殺して欲しいっと言ってるが…俺達はな…確かに嘘や隠し事は嫌いだ。普通なら約束どおりに殺してしまうが……俺達はな…どんな手でもリョウカを幸せに生きていて欲しい。」

 

リョクヨウ「それじゃあ…まさか!?」

 

リュウカ「そうだ!今回は、特例中の特例で…【全ての俺達のルールを一時的に無効にする。】」

 

リョクヨウ「そうですか、これなら嘘を言っても大丈夫なのね?」

 

リュウカ「そういう事だ。だがな、あまり嘘は言わないでくれよ。一々嘘かどうかを判別するのは面倒だからな。」

 

リョクヨウ「ええ…分かってますよ。」

 

リョウカ「どうしたの…?」

 

リュウカ「ん?何でもねぇよ。じゃあ、さっさとこのエレベーターを起動しに行くぞ。」

 

リョウカ「………うん。」

 

5分後……

 

 

リュウカ「よーし!じゃあ行くぞ!さっさとエレベーターに乗れ!」

 

リョウカ「…うん。」

 

リュウカ「ああ…そうだ。言い忘れたけどな、【変な事はするなよ?そして、あまりはしゃぐなよ?まあ…俺は普通に殺る時は殺るぞ…んで、相手がよぉ、幸せそうなクズな奴や喜んでるクズな奴を見ると…殺したくて殺したくて堪らないからな?】」

 

リュウコ「ヒャハハハハハハハハ!!!イッツパァァァァァリイィィィ!!!」

 

リュウカが折角リョウカに警告を飛ばしたのに、空気を読まない奴が一名居たため…。

 

リュウカ「…………。」

 

リュウコ「ヒャハハハハハハハハ!!!……あ?」

 

リュウカ「………。」

 

リュウコ「ぶべらぁぁ!?」

 

リュウカは、空気を読まないリュウコに対して、無言で、強烈な右フックを決めて…

 

リュウコ「だからよぉ…空気を読むんだぞ…。」

 

リュウコが殺戮のオ◯ガっぽいセリフを言いながら希望の華を咲かせやがった。(おい、完全にパクリじゃねぇか?リュウコ?流石ネタ担当、平気でネタ持ってくる、そこに痺れる憧れるぅぅぅぅぅ!!)

 

リュウコ「んじゃ、気をとりなおして行くぞ。」

 

リョウカ「うん。」

 

リョウカ達は、エレベーターに乗り…更に上の階に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の雑談コーナー 第零話


リョウカ「どうもです…リョウカです。」

リュウカ「よう!俺だ!リュウカだ!」

シンカ「どうもです!シンカです!」

レイチェル「私も…呼ばれたから来た…レイチェルだよ。」

ザック「ヒャハハハハハハハハ!!!俺も来たぜ!ザックだ!」

リョウカ「今回から、急遽開設したコーナーです。その名の通り私達が雑談するコーナーです…。」

リュウカ「……なあ、リョウカ。」

リョウカ「…何ですか?」

リュウカ「俺達って、ダンボール戦機の世界に来てるよな?」

リョウカ「……うん。」

リュウカ「何で、序盤早々に一応記憶の世界とは言え…全く関係無さそうな【殺戮の天使の世界線】に来てるんだよ!」

リョウカ「仕方ないよ…だってどっちにしても…行かないといけないから…それに…これは早く済むから。」

リュウカ「そうかよ…んで、さっきから思ったんだが。」

リョウカ「何ですか…?」

リュウカ「お前…何でそんなに元気無い?しかも目が死んでるしよ…どうしたお前?」

リョウカ「だって……。」

リュウカ「あーはいはい、あの目玉野郎だなよーし分かった。おい…ザック。」

ザック「あ?何だ?」

リュウカ「これから、あの変態ロリコン目玉野郎をブチのめしに行くけど行くか?ストレス発散になるぞ?」

ザック「そうだなぁ…。クックックヒャハハハハハハハハ!!!そりゃいいな!じゃあさっさと行くぞ!」

リュウカ「おー。」

リョウカ「行っちゃたね…。」

レイチェル「うん…そうだね。」

リョウカ「先生…貴方の事は忘れないです…。」

レイチェル「……ダニー先生…ご愁傷様…。」


ダニー(敵)「全く酷いじゃないか……僕は…ただリョウカの瞳と、レイチェルの瞳が欲しかったのに酷いじゃないか…。ん?何だ?」

リュウカ&ザック『ヒャハハハハハハハハ!!!おい!目玉野郎!!打ち殺しに来たぜ!!』

ダニー(敵)「あ…オワタ。」


そして……目玉野郎の姿を見た者は居なかった…











【続く】


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第4話 リョウカの禁忌の過去の記憶の呪縛を解け!【序章:後編】

よう!俺だ!リュウカだ!……何だが、俺は、森リュウカとリュウカ・フォスターと言う二つの名前を持つ。俺もどうやらリョウカと同じように、ザックの元妹だとよ。んでリョウカは、レイチェルの元妹だと。…つくづく不思議な感覚だな…。ザックもレイチェルは、レイチェルはザックに殺して欲しいと願い…今…リョウカは、俺に殺して欲しいっと頼んだ…。……ガードナーとフォスターって、何でガードナー家は死にたがりたいのか分からないな。んで、フォスター家つまり俺の所は何故か殺戮を好む。まあ、俺も人の事を言えないけどよ…。まあ、こんな話は良しとするか…。前回のあらすじだ。前回俺達は、フロアB6とフロアB5をクリアした。フロアB5の時にな、目玉野郎のせいでリョウカが死にたがりになっちまいやがった!ちきしょうが!…おっと失礼。んで、更に、フロアB6の担当である、もう一人の俺がB5まで追いかけて来て、その担当の奴を殺害した。…奴はあの程度では死なないがな…。後、もう一人の俺に接触して、全ての事を話して、もう一人の俺と融合した。その時にもう一人の俺から、色々と託された。だから、絶対にリョウカを幸せにしてやる!それじゃ、今回も見てくれよな!!


リョウカ達は、上に上がるエレベーターに乗って上に向かった。

 

 

【フロアB4】

 

 

リョウカ「肌寒い所…。」

 

リュウカ「ああ、全くだ。んで、恐らくこのフロアの担当は…。」

 

レイチェル「うん…【エディ】だよ…。」

 

ザック「ったく!またあの墓掘り野郎と戦わないといけないのか?めんどくせぇ。」

 

レイチェル「そういえば…リュウカ…思った事があるの。」

 

リュウカ「何だ?」

 

レイチェル「初めから、テレポートして…外に脱出すれば良いのでは良かったのでは…?」

 

リュウカ「ああ…それについてだが……何かの干渉の所為で【外に対してテレポートで脱出は出来ないんだよ。】」

 

ザック「ああ!?マジかよ!?」

 

リュウカ「だが【外に出る事とフロア移動以外】ならテレポート可能だが。」

 

ザック「っち!たく…地道に探索するしかねぇな。」

 

リュウカ「後、厄介な事があるぞ。」

 

ザック「今度は何だ!?」

 

リュウカ「おい、リョウカ。」

 

リョウカ「…何?」

 

リュウカ「俺に少し攻撃してみろ。」

 

リョウカ「……うん。でも…」

 

リュウカ「大丈夫だ、俺は死なねぇよ。」

 

リョウカ「分かった。」

 

リョウカは、リュウカにほっぺを抓ってみた。

 

リュウカ「痛てててて!!地味に痛えよ!まあ良いけど。」

 

ザック「どういう事だ?」

 

リュウカ「今さっきやったように、どうやら俺達は、夢の中のように見えるが…実際には【精神世界】だ。だから、痛みも感じるし、もし…死んでしまえば…現実の世界でも【心臓麻痺で死ぬ。】いわゆる、【猿夢状態】だ。」

 

ザック「はぁ!?マジかよ!?」

 

リュウカ「それだけではない!どうやら、俺達は、ここでの目的を果たさない限りは…【目覚める事は無い。】つまり、閉じ込められた…。」

 

ザック「おいおい!冗談じゃねぇよ!?」

 

リュウカ「トドメに、確かに俺達は、不老不死で死ぬ事は無い、だがリョウカだけは違う!【不老不死ではない!】もしリョウカが死んでしまえば全てが終わりだと思え!」

 

シンカ「何だって!?」

 

リュウカ「しかもだ、【防護効果は無い】し、【結界も発動しない】し、【全ステータスも低く、姉妹の中で最も低い。】と言う、超弱体化している。更にトドメにこの時代のリョウカは、戦えるかどうかが怪しい。だから守るぞ。だが、もし、リョウカに記憶が戻れば…リョウカの弱体化状態も治る筈だ…あくまで筈だがな…。」

 

ザック「……とりあえず訳がわからないが、リョウカを必ず守り…みんなで外に出ればいいんだな?」

 

レイチェル「多分…そうよ…。」

 

ザック「け!なら、絶対に外に出ようぜ!」

 

リュウカ「ああ!当然だ!」

 

リョウカ「……??あの…さっきから何の話をしているの…?」

 

リュウカ「ん?ああ…絶対に外に出ようと言う話をしていただけだ。」

 

リョウカ「……そう。…ん?」

 

リュウカ「どうした?」

 

リョウカ「あそこ…何か有る…。」

 

リョウカが指をさした方を見ると、水の中で何かブクブク言っている。

 

リュウカ「……確かめてみるか?」

 

リョウカ「………うん。」

 

リュウカ「よし!分かった!」

 

リュウカは、どこからともなくゴットアイザックサイスを取り出して…

 

リュウカ「そーれ!」

 

リュウカは、鎌ををブクブク言っているところに放り投げた。

 

 

ブスッ!

 

その鎌は何かに刺さって、

 

?「ギャァァァァァァ!!!」

 

リュウカ「あ?何だ…【エディ】か…。」

 

エディ「酷いじゃないか!?死んだらどうしてくれるの!?」

 

リュウカ「知らん。お前がそこに居るのが悪い。」

 

エディ「ムキィィィ!!覚えていろよ!!」

 

そして、突然、照明が切れて暗くなり…明るくなったらエディは居なくなっていた。

 

リョウカ「……何だったの…?」

 

リュウカ「気にするな…行くぞ。」

 

リョウカ「………うん。」

 

リョウカ達は、移動を再開して少し移動した先に、

 

リョウカ「……土臭い所…それにここは…墓場?」

 

リュウカ「相変わらず…趣味の悪い所だな…。」

 

リョウカ「………あ。」

 

リュウカ「おい!急に行くなよ!」

 

リョウカは、リュウカ達を置いて、一番奥にある一つの墓の所に行った。それに続いて、リュウカ達も続く。

 

リュウカ「おい、急に走り出して何が有った?」

 

リョウカ「この墓…出来たばっかりだ…それに名前も有る。」

 

リュウカ「……んで、それだけか?」

 

リョウカ「……違う…この墓の名前を見てみて…。」

 

リョウカに言われて、全員が見てみると。

 

 

【リュウカ・ガードナー】&【レイチェル・ガードナー】

 

っと、無情に書かれている。

 

リュウカ「……ふざけんじゃねぇよ!!あの墓掘り野郎め…!リョウカは殺させないぞ…!」

 

ザック「ああ…!俺だってよぉ、レイは俺の女だ!絶対に渡してやるかよ!」

 

レイチェル「ザック…!」

 

ザック「お…おい!いきなり抱きつくんじゃねぇよ!こっちが恥ずかしい!」

 

レイチェル「あ…ごめん。」

 

ザック「はあ…まあ良いけどよ。」

 

リュウカ「…なあ、まさかだがな…この作りかけのやつはまさか…?」

 

ザック「っち!ああ…そうだよ!俺とお前の墓らしいぞ…ああ!クソが!無性にイライラする!」

 

リョウカ「……あそこ…あそこから風が吹いている…。でも、狭いから…大人の人は通れない…。」

 

リュウカ「ん〜どうするか……よし!二手に分かれるぞ!俺とザックのチームとリョウカとレイチェルのチームに分かれる。リョウカ達が奥を調べて来い。んで、俺達は、ここのエリアを調べるぞ。」

 

リョウカ「うん…分かった。」

 

リョウカ達のチームとリュウカ達のチームは分かれて行動を開始した。

 

【リュウカチーム】

 

リュウカ「さて…どこを調べるか?」

 

ザック「まあ、その前に……この墓壊して良いか?」

 

リュウカ「そうだな…俺も壊したいと思った所だ。お!そうだ!」

 

ザック「何だ?」

 

リュウカ「なあ、ザックお前、【アイザック・グルゼオン】を今持ってるか?」

 

ザック「ああ、有るがそれをどうするつもりだ?」

 

リュウカ「ちょっとジッとしてくれ。……【装甲装着】!」

 

ザック「うお!何だ!?」

 

リュウカは、ザックに対して何かを発動した。

 

ザック「何だったんだ……あ?なんじゃこりゃぁ!?」

 

リュウカ「うまく行ったようだ。安心しろ、アイザック・グルゼオンの装甲と武器をお前に装着しただけだ。だが、異常に戦闘力が上がった筈だ。」

 

ザック「マジかよ!じゃあ早速コイツをぶっ壊してやるぜ!!」

 

リュウカ「どうせだし、俺もなるか。」

 

リュウカもアイザック・グルゼオンの装甲を装着した。

 

リュウカ&ザック『このフロアの墓ぜーんぶ…【ぶっ壊してやる…!】』

 

そして…リュウカとザックによる、大規模の墓荒らしが始まった。

 

【リョウカチーム】

 

リョウカ「……?」

 

レイチェル「どうしたの…?」

 

リョウカ「ここ…鍵が掛かってる。」

 

レイチェル「うん…恐らくだけど…あっちの方の人達のと関係している。」

 

リョウカ「そう…分かったお姉ちゃん。」

 

ヒャハハハハハハハハ!!!

 

ギャハハハハハハハ!!!

 

ガシャーン…!ドカーン…!

 

リョウカ「………今の笑い声と音は何…?」

 

レイチェル「……あっちの人達が…墓を破壊していると思う…。」

 

リョウカ「…そう。出来れば…私とお姉ちゃんの墓を壊さないで欲しいな…。」

 

レイチェル「………うん。」

 

それぞれの状況を見るに、リュウカチームが仕掛けを解かなければ、リョウカチームは先に進めないらしい。だが、リュウカチームは、興奮のあまり、言った事を忘れて墓を破壊しまくる馬鹿達。んで、リョウカチームは、探索らしい探索をしているが、詰んでいるし、場の空気がものすごく重い感じだ。

 

1分後……

 

【リョウカチーム】

 

カチッ…

 

リョウカ「…ん?ドアの鍵が開いた…。あの人達が開けたの…?」

 

レイチェル「うん…そうだよ…行こう。」

 

リョウカ「うん…お姉ちゃん。」

 

リョウカチームは、先に進んだ。

 

リョウカ「暗い…そうだ…明かりを…。」

 

リョウカは、ゴットピットを呼び出して部屋全体を明るくした。

 

レイチェル「便利だね…。」

 

リョウカ「うん…いつのまにか有って…いつの間にか自由に扱えるようになったの…でも何処か懐かしい感じがする…。」

 

レイチェル「そう…だね…。」

 

リョウカ「………?」

 

リョウカは、何かの資料を見つけた。

 

リョウカ「これは…履歴書?こっちが私ので…こっちがお姉ちゃんので…こっちが…ザックので…こっちが…リュウカのだ…。持って行こう。」

 

レイチェル「何か見つけた…?」

 

リョウカ「うん…履歴書を見つけたの…。」

 

レイチェル「分かった…それじゃあ…もっと奥の方を探してみようか?」

 

リョウカ「うん…。」

 

リョウカとレイチェルは、奥の通路をしばらく進むと…また扉が有った。しかも鍵が掛かっていて、鍵穴も無い。ただ、床にくぼみが有って、そこに乗るとスイッチが鳴る音がするが、何も起きない。

 

リョウカ「どうしよう…。」

 

レイチェル「…仕方ないです…戻ろう。」

 

リョウカ「うん…。」

 

リョウカチームは、リュウカチームの所に戻った。だが…戻ってみたら酷い有り様だった。ほぼ全ての墓は無惨に破壊されている。だが、リョウカとレイチェルの墓だけは無傷だ。しかもだ、リュウカとザックの姿が変わっていて、レイチェルには分かるが、リョウカには分からない様子だ。

 

リョウカ&レイチェル『何これ…?』

 

リュウカ「おお!お前ら!どうだった?」

 

リョウカ「うん…奥の部屋は資料室だった…そこに…私達の履歴書が有った…。」

 

リョウカは、そう言いリュウカとザックに履歴書を見せた。

 

ザック「なあ?これ、何て書いてあるんだ?」

 

リュウカ「…相変わらずだなザック…俺が代わりに読んでやる。」

 

ザック「おう…頼むわ…。」

 

リュウカは、全員に分かるように履歴書の内容を言った。

 

リュウカ「と言う訳だ、分かったな?」

 

ザック「…大体分かったぜ。」

 

リュウカ「本当に理解出来ているんか?」

 

ザック「ああ?言ったろ、俺は嘘を言うのと嘘を言われるのを嫌いだっての分かるだろ?だから言ったんだよ。」

 

リュウカ「…はぁ。分かったよ…ほい、返す。」

 

リョウカ「…うん。後、資料室の奥に更に扉が有ったのだけれど…それも閉まっていて…鍵穴が無い…でも…扉の前に仕掛けのスイッチが有ったから、恐らくこっちの方にも有るかもしれないから一緒に探そう…。」

 

リュウカ「あいよ。あ…そうだ…。」

 

リョウカ「え…?あ…!待って…!」

 

リュウカは、リョウカとレイチェルの墓を…

 

リュウカ「ふん!」

 

ガシャーン…!

 

その墓は、無惨に破壊された。

 

リョウカ「………。」

 

リュウカ「ばーか。お前の入る所はここじゃねぇよ…お前と俺達が外に出たらな。だからよぉ、そんな墓にすがるんじゃねぇよ。」

 

リョウカ「……うん。」

 

リュウカ「ほら、さっさと行くぞ。」

 

で、リョウカ達は、奥の部屋の扉を開けるスイッチを探しに行った。(因みに、リュウカとザックは、元の姿に戻った。)

 

2分後……

 

リョウカ達は、さっき登って来たエレベーターの所に居た。

 

リョウカ「あそこ…何か沈んでいる…。多分あそこがスイッチだと思う…。」

 

リョウカが言う所を全員が見てみると、確かに何か沈んでいて、ブクブク言っている。だが、さっきの奴のでは無い。

 

リョウカ「あそこに…誰か立っててもらえるかな…?」

 

リュウカ「じゃあ…俺が入ろう…。」

 

リョウカ「…え?大丈夫なの…?ここって…水が…。」

 

リュウカ「へ!安心しろ…来い!【ジ・アーク】!」

 

リュウカは、何処からともなくジ・アークを呼び出し…

 

リュウカ「【装甲装着】!」

 

リュウカは、ジ・アークの装甲を纏った。

 

リュウカ「これなら水の中も自由に行動出来るぜ。」

 

リョウカ「……分かった。」

 

ザック「……じゃあ、俺も残るわ…。仮にも一応元俺の妹だしよ…一人には出来ん。」

 

リュウカ「な…!?」

 

リョウカ「……そう…分かった…。」

 

リュウカ「お…おい!」

 

リョウカ「………どうしたの?」

 

リュウカ「なあ、一応確認だがお前今、笑う事出来るか?」

 

リョウカ「……笑う?」

 

リュウカ「そうだ…ちょっと見せてくれ。」

 

リョウカ「分かった…。」

 

リョウカは、笑顔の顔を作った。でも、やはり先程のショックのせいで、表情筋もほぼ機能してないし、目も死んでる。でも、今出来るだけの最高の笑顔を無理矢理作ってみた。

 

リュウカ「………はぁ…目が死んでるぞ…。」

 

リョウカ「そう…まだまだね…。」

 

リュウカ「ほら、さっさと行って来てくれ。」

 

リョウカ「分かった。」

 

シンカ「それじゃ、さっきの場所までテレポートさせるね。」

 

リョウカ「分かった…。」

 

【リョウカチーム】

 

リョウカチームは、テレポートして先程の開かなった扉に来た。そして、さっきと同じようにスイッチを踏んだら…

 

カチッ…

 

リョウカ「開いた…。」

 

レイチェル「行こっか。」

 

リョウカ「うん…。」

 

【リュウカチーム】

 

リョウカチームが、扉を潜ると同時の時、

 

リュウカ「んじゃ、もう大丈夫だろう。」

 

ザック「お、もういいのか?」

 

リュウカ「忘れたか?テレポートを使えば行った所に戻る事が出来るからな、まあ、流石に外に出る事や別フロアに移動や、行った事の無い所は不可能だがな。」

 

ザック「便利だな、それ。」

 

リュウカ「全くだな…。」

 

ザック「で、どうする?」

 

リュウカ「恐らく、奴がもうそろそろ出て来るんじゃないか?」

 

ザック「……あの墓掘り野郎か?」

 

リュウカ「そうだ、だから、さっきの墓の所に行くぞ!」

 

ザック「おう!」

 

リュウカ「後、さっきの装甲を装着しとけよ!」

 

ザック「おー。」

 

ザックは、さっきの状態、つまりアイザック・グルゼオンの装甲を纏って、武器も装備した。因みにリュウカはそのままだ。

 

リュウカ「………来るぞ!」

 

リュウカがそう言い、リュウカチームの軍全体が武器を構えて、周囲を警戒した。

 

?「また会ったね、墓荒らし。」

 

何処からともなく、声が聞こえてきて、声が聞こえてきた所を見るとそこに、再び【エディ】が現れた。

 

リュウカ「おやおや…これはこれは…先程事故に遭った、エディ君ではありませんか?」

 

リュウカは、エディを完全に挑発している。

 

エディ「あの時は、よくもやってくれたね…でも今は君達に構ってる余裕は無いよ。」

 

リュウカ「…何?」

 

エディ「今はね、あの【二人の墓を作る事】で忙しいんだよ、ああ、あの二人を早く墓の中に入れてあげたいなぁ…。」

 

ザック「っち!相変わらずの、墓掘り野郎だな!だが、」

 

リュウカ「俺達が…そうさせるとでも?」

 

ザック&リュウカ『思っているのかなぁぁぁ!!!?』

 

リュウカとザックは、同時にエディに鎌で振り下ろしたが、回避された。だが、回避されるのは分かっていたので、

 

兵士隊長1「撃て!撃て!撃ちまくれぇぇ!!あの小僧を逃がすなぁぁ!!」

 

全兵士からの銃撃が開始されたが、エディはひょいひょいっと回避している。しかも当たりそうになれば、スコップで弾くと言う芸当をこなした。

 

リュウカ「っち!ちょこまかと…!」

 

エディ「ふん!今は構ってる余裕は無いっと言った筈だけど?」

 

ザック「逃すかよ!!」

 

エディ「甘いね、じゃあ失礼。」

 

そして、再び停電が起きて、停電が収まると、エディの姿が消えた。

 

リュウカ「クソ!逃した!」

 

ザック「次はどうするよ!?」

 

リュウカ「……不味い!!リョウカ達の所に向かうぞ!!」

 

ザック「ああ!」

 

リュウカ「【テレポート!!】」

 

リュウカ達は、テレポートを発動して、リョウカ達の所に急行した。

 

【リョウカチーム】

 

同時刻、リョウカ達は、部屋の奥を探索していた。(因みに、ちゃんとゴットピットで部屋全体を明るくしている。)

 

リョウカ「…これは…?」

 

リョウカが何か見つけて触れようとしたら…

 

?「それに触らないで!」

 

不意に背後から声がかけられて振り返ったら、エディが居た。

 

リョウカ「…誰?」

 

レイチェル「……エディ。」

 

エディ「やぁ、また会ったね。」

 

リョウカ「あ…鎌に刺された人…?」

 

全員『ズゴォォォ…!!』

 

何故か全員がずっこけた。

 

リョウカ「……??どうしたの…大丈夫?」

 

エディ「君…間違って無いけど、ちゃんと名前有るからね!僕の名前は、エディ。僕は、君と、君のお姉さんの望みと全てを知っている。」

 

リョウカ「……!」

 

エディ「さぁ、君の望みは?言ってごらん?」

 

リョウカ「………【死にたい。】」

 

エディ「ほら!やっぱり!なら僕が、【殺してあげるよ!】だからさぁ、『Yes』って言ってよ!」

 

リョウカ「…………。」

 

リョウカが、エディに危機的な状況に追い込まれていると…

 

?「おい!リョウカ!勝手に死のうとしてるんじゃねぇぇ!!!」

 

突然、部屋全体に響く怒号が聞こえて、それと同時にエディに対して銃弾が飛んで来た。だが、エディは回避された。そこに居たのは、リュウカ達だ。

 

エディ「あーあ…うるさい奴が来ちゃった。」

 

リュウカ「け!テメェみたいな奴にリョウカとレイチェルを殺させる訳にはいかねぇよ!リョウカは、俺の物だ!勝手に殺そうとするんじゃねぇよ!!」

 

ザック「ああ!俺もレイは俺の物だ!だから、渡さねぇよ!」

 

エディ「ふーん。リョウカは、そんな奴らに殺されたいの?きっと無残な殺され方になっちゃうよ?だからさ、僕に殺されてよ。ね?」

 

リョウカ「………。」

 

リュウカ「おい!リョウカ!」

 

リョウカ「私…?」

 

リュウカ「そうだよ!お前だよ!お前!」

 

リョウカ「…?」

 

リュウカ「いいか!?勝手に殺されようとするな!お前は、俺が殺す(幸せに)んだ!………【神に…誓ってな!!】」

 

リョウカ「……!」

 

リョウカは頭の中に、何かが感じた…それは不思議にとても懐かしい感じだった。そして、リョウカに一部の力が戻った。(【ステータス微量上昇】)

 

エディ「リョウカ…?」

 

リョウカ「…分かった。」

 

エディ「リョウカ!?」

 

リュウカ「へ!そう言う事だ!とっとと…俺達にやられろ!墓掘り野郎!」

 

リュウカ達は、再びエディに攻撃を再開した、しかもさっきの時と違い攻撃の密度と精度も上がっているので、ギリギリ回避するしかなくなった。でも、それでもエディには、当たらない。

 

エディ「どうしてなの?リョウカ?僕の方が楽に殺してあげるのに…。」

 

リュウカ「へ!言った筈だ!リョウカはなお前じゃなく、この俺に殺される事を誓ったんだ!」

 

エディ「……リョウカ…僕が絶対に殺してあげるよ…待ってるよ。」

 

そして、ゴットピットで照らした筈なのに突然停電を起こしてしまい、停電が収まると、再びエディが姿を消した。それと同時にどこかの扉が開く音が聞こえた。

 

リュウカ「また逃げられた。」

 

ザック「たく!ちょこまかと逃げ回る奴だ!これだから奴の相手は面倒くさいんだよ!だが、そこまで強くはないからいいがよぉ。」

 

リュウカ「あ!そうだ、ザック!この武器を渡すぞ!受け取れ!」

 

リュウカは、ザックに新しい武器を投げ渡した。

 

ザック「この武器は何だ?」

 

リュウカ「そいつは、お前の武器の鎌を更に強化して、更に変形が出来る。んで、形態は、【アイザックサイスモード・アイザックライフルモード・】の二種類だ。後、殆どが、エネルギー系で攻撃するが、サイスモードは、エネルギーのオンとオフの切り替えが可能だ。ライフルモードは、ザックにとって有り難い遠距離系の攻撃だ。弾薬は無限で、実弾とエネルギー弾の切り替えも可能だ。そして、その武器の名前は、【アイザック・グルゼオンゴットサイス】だ。」

 

ザック「……よく分からんが、有り難く使うぜ!後、どうやって変形とオンとオフが出来る?」

 

リュウカ「そんなの簡単だ、【ボタン操作か声の認証システム】のどちらかで可能だぞ。後ボタンの位置は、持ち手の部分に有る。」

 

ザック「分かったぜ、サンキューな!」

 

リュウカ「さてと、こっちも装備を変えるか…。」

 

リュウカは、ジ・アーク装甲から、アイザック・グルゼオン装甲に変わった。そして、武器は、先程ザックに渡した、アイザック・グルゼオンゴットサイスを装備した。

 

リュウカ「所で、エディはどこに向かった?」

 

リョウカ「多分…さっき奥の開かなかった扉の開く音が聞こえた…多分そこにいる。エディって子も…「待っている」って言ってたから。」

 

リュウカ「分かった、ありがとなリョウカ。」

 

リョウカ「…うん。」

 

リョウカ達は、エディの待つ…このフロア最後の部屋、電源室に来た。

 

エディ「やぁ、待ってたよ。」

 

リュウカ「あ!?テメェに待ってもらえるなんてよぉ、反吐が出るぜ!」

 

エディ「ふん!言った筈だよ、今は君達よりも、リョウカ…君に用があるんだ…。さあ、リョウカ…僕に殺されるか…こいつらに殺されるか、どっちなの?」

 

リョウカ「………私を殺すのは…エディ…【貴方じゃない。】」

 

エディ「………!?」

 

リュウカ「ぶ!あっはっはっは!!ざまぁみろ!テメェ、振られてやんの!ヒャハハハハハハハハ!!」

 

リュウカは、盛大に吹いて、エディに挑発をしたが、無視された。

 

エディ「どうして…なの?」

 

リョウカ「リュウカは、神に誓ったの…リュウカが…私を殺してくれる事を…神に誓ってくれたから。だから、私は貴方に殺されたくない…。」

 

エディ「神?アッハッハ!僕はその神にそんな話は聞いてないよ?でも、その神に言われたのは、君達の生殺権限だ!だから、君達に権限なんて無いよ。」

 

リュウカ「…どうかな?果たして俺達にそう言えるかな?」

 

エディ「…さぁ、お喋りはそこまでだ、さぁ、リョウカ…僕が絶対に君を殺して…綺麗な墓に入れて蓋をしてあげるよ!!」

 

 

 

 

 

 

【真・全皇天帝覇極征王神軍&記憶喪失現人神:総大将【森リュウカ(リュウカ・フォスター)&リョウカ・ガードナー(森リョウカ)&アイザック・フォスター&レイチェル・ガードナー】

 

V. S

 

【B4フロア担当:幼き殺戮の墓地管理職人:エドワード・メイソン[Eddie]】

 

 

【地形:B4フロア:電源室(第三墓場)】

 

【戦闘推奨BGM:作品名[ダンボール戦機シリーズ(ゲーム)]使用場面[VSヒドラ戦]】

 

新システム解放!【戦闘方式及び戦闘ルール及び戦闘レギュレーション】(簡単に言えば、勝負の方法やルールとレギュレーションを確認及び設定する。)

 

【戦闘方式:[アンリミデットレギュレーション](アンリミデットレギュレーションとは、簡単に言えば一切のルールが無く、相手を完全に戦闘不能にするか、相手が降参するまで続く、しかも全てのリミッター制限が解除されるし、どんな事をしても問題無い。正しく正真正銘の殺し合いに特化したレギュレーション。因みに、リョウカ達が参加した場合は基本的にこのレギュレーションが強制発動する。最後に、この今の世界では絶対にこのレギュレーションで固定されるので注意。)】

 

【勝利条件:エディの討伐及びリョウカ&レイチェルが電源を点けるまで二人を守る。】【敗北条件:味方の全滅及びリョウカ&リュウカ&ザック&レイチェルのいずれか一人が死亡。特殊敗北条件:エディがリョウカ&レイチェルの所に辿り着いてしまい殺害される事。】

 

【バトルスタート!】

 

エディは、早々に、全ての照明の電源を切った。

 

リュウカ「っち!暗闇に紛れたか!おい!リョウカ!照明を点けてくる事は出来るか!?」

 

リョウカ「…分からない、でもやってみる…。」

 

リュウカ「よし!俺達が、奴を引きつける!お前とレイチェルで照明を点けて来い!」

 

リョウカ「分かった…。」

 

レイチェル「うん、行ってくる!」

 

エディ「あ!待ってよ!リョウカ!」

 

リュウカ「行かせるかよ!ザック!」(暗視対策済み)

 

ザック「ああ!喰らえ!!」(暗視対策済み)

 

リュウカとザックは、早速新しい武器で、エディにライフルを連射した。

 

エディ「(さっきよりも早いし、制度が上がってる!?しかも全く隙が無いし、避ける事と防ぐ事しか出来ないじゃない!これじゃ、さっきまで遊ばれていたとしか思わないじゃないか!?)」

 

リュウカ「今、お前、「遊ばれている!?」っと思っただろう?」

 

エディ「……!?」

 

リュウカ「そうさ…俺達は今までは、【…お遊びだ…だからわざとお前に逃がす機会を与えてやったし、防ぐ暇も避ける暇も与えてやった。】だが、まだ、俺の【妹】を殺そうとしたんだからな…だから…【少し本気で行こうかな…?】」

 

エディ「……!?!」

 

リュウカは、少し本気を出して、エディに殺気を放った。暗闇の中でも正確にエディの位置を捉えていて真っ直ぐにエディの所に攻撃が飛んでくるし、何よりも今までが完全にお遊びでやった事らしいので、今から本気を出させたエディは、少しパニックになっていた。だが直ぐに正気戻った。

 

エディ「…邪魔しないで!」

 

エディが、リョウカの元へ向かおうとしたが…突然、部屋全体が明るくなってしまった。

 

リョウカ「照明を点けたよ…!」

 

リュウカ「ナイスだ!リョウカとレイチェル!!さぁて…エディ…。」

 

エディ「…ひ…ひ!来るなぁ!こっちに来るなぁ…!」

 

リュウカ「そんなに墓が好きなら…。」

 

ザック「お望みどおりに…。」

 

リュウカ&ザック『墓に先に入れてやるよ!!ヒャハハハハハハハハハハハハハ!!!!』

 

エディ「ギャアアアアアァァァァ…!!!」

 

リュウカとザックは、凄まじい勢いで近づき、エディに【連携必殺技:ジェノサイドゴットフォースクロス】を放ち、エディは無惨に切り裂かれ死亡した。

 

ザック「お!丁度いい墓穴もあるし、そこにぶち込んでやるよ!」

 

ザックは、エディの死体を墓穴に豪快に放り込み…

 

リュウカ「お前の言う通りに、墓に蓋をしてやるよ!」

 

リュウカは、墓を蹴って、エディの死体が入った墓穴を墓石で蓋をした。

 

そして、リョウカとレイチェルが戻って来た。

 

リュウカ「おー戻ったか、ちゃんと全部終わったぞ。」

 

リョウカ「うん…。私達…リュウカ達の役に立てた…?」

 

リュウカ「ああ…お陰でこの通りだ、よくやったなぁ…リョウカとレイチェル。」

 

リョウカ「うん。」

 

レイチェル「ありがとう…。」

 

リュウカ「で、エレベーターは?」

 

リョウカ「うん、さっき電源を点けた所に有った。でも起動してない…。」

 

リュウカ「そっか…ん?」

 

リュウカは、エディの入った墓石の裏に何かの装置を見つけた。

 

リュウカ「これは…エレベーターの起動スイッチだ!」

 

ザック「おー、早速起動させてくれ。」

 

リュウカは、エレベーターの起動スイッチを押した。すると、エレベーターが起動した。

 

リュウカ「起動したな。」

 

ザック「じゃあ…さっさと行くぞ!」

 

リュウカ「そうだな、あ…そうだ。」

 

ザック「何だ?」

 

リュウカ「なあ、確か俺達って外に出たとしても…追われてる身だよな?」

 

ザック「そうだが、どうした?」

 

リュウカ「俺に良い考えが有るぞ…上手く行けば、俺達は追われる心配は無くなるぞ!」

 

ザック「おお!どんな方法だ!?」

 

リュウカ「それはな…【俺達の能力で、情報操作をする。んで、最重要指名手配犯の目標を[俺達から]、[ダニー先生(敵)]に変える。]】と言う方法だ。ああ、勿論あの目玉野郎が本当の黒幕で、今までの謎の連続殺人も全て奴がやった事にして、奴に色々な設定を付けておけば…俺達は、【無罪】になる…と言う事だ。しかもだ、俺達は【警察の中で特殊部隊の中で最強の特殊部隊で、俺と他の姉妹全員(リョウカは別)は、警察の中でトップ中のトップと言う設定だ。】だから、問題無い。」

 

ザック「すっげー作戦だな!じゃあ、早速やってくれ!」

 

リュウカ「ああ!容易い事だ!」

 

リュウカは、能力を発動し、情報を操作した。

 

リュウカ「よし!これで大丈夫だ!後、俺達は今はこの廃ビルに密かに潜入して【リョウカ・ガードナーを救出】する事と言う設定も付けているからな?」

 

ザック「流石、用意周到だな…。」

 

リュウカ「だてに、最高神をやってないぜ…それぐらいはするぞ。」

 

ザック「そういやそうだな…。」

 

リョウカ「どうしたの…?早く行こ…。」

 

リュウカ「ん?ああ、分かった。」

 

リョウカ達は、エレベーターに乗り込み更に上へ目指した。そして、登っている最中に、

 

リョウカ「…ねぇ、リュウカ。」

 

リュウカ「何だ?」

 

リョウカが話し掛けて来た。

 

リョウカ「私達…リュウカ達の役に立った?」

 

リュウカ「へ!当たり前だ!充分に役立ってるよ…この調子で地上を目指すぞ!」

 

リョウカ「…うん。」

 

リョウカは、この時…一瞬だけ今一番出来るの笑顔を作った。

 

リュウカ「…!」

 

リョウカ「………??」

 

リュウカ「(気のせいか…一瞬だけ…リョウカが一番の笑顔を作ったのが見えたような…。)」

 

リュウカがそんな考えに浸っていると、エレベーターが止まった。

 

リュウカ「よし!行くぞ!」

 

リョウカ達は、気を引き締めて、新たなフロアに降り立った。

 

 

 

 

 

【続く】

 

おまけ:新システム解放【派用推奨BGM】[派用推奨BGMとは、簡単に言えば、それぞれの場面の時に流れる曲だ。勿論だが、通常戦闘やボス戦やラスボス戦や名場面シーン等それぞれの場面でも流れる。尚、どんなBGMが流れるかは不明…だが、その場に合った曲が流れるのは間違いない。そして以降は、【戦闘推奨BGM】から、これに差し変わります。以上。

 

 

 




最高神達の雑談コーナー 第1話

リョウカ「あの…リュウカ…。」

リュウカ「何だ?」

リョウカ「【にらめっこ】しよう。」

リュウカ「……何故?」

リョウカ「……今の私は…多分強いかな…っと思ってその実験です…。」

リュウカ「何の実験だよ…まあ良い…だが表情筋を諦めるなよ?」

リョウカ「分かった…。」

リョウカとリュウカがにらめっこを始めようとしたら、

ザック「お!何だ?にらめっこか?」

レイチェル「多分…そうだと思う。」

レイチェルとザックが来たようだ。そして、

リュウコ「WRYIIIIIIIIII!!!!」

一番空気の読めない及び問題児でヤラレキャラのリュウコが来た。今回も何をやらかすつもりだ?

リョウカ「どうしたの…?一緒ににらめっこしますか…?」

ザック「そうだな…まあ良いだろ。レイはどうだ?」

レイチェル「うん…ザックがやるなら私もやる…。」

リュウコ「俺は見学だ!さあ!盛大に俺を楽しませてくれ!」

全員(リュウコは除く)『……………。』

リュウコ除く全員は、一斉にリュウコに睨んで…無言で、武器を構えて…

リュウコ「お…おい…何をする気だ…?」

全員(リュウコは除く)『………【いっぺん…死んでくれる?】」

リュウコ「……ゑ?ギャアアアアアァァァァ!!!」

リュウコは、また希望の華を咲かせた。因みに、空気を読まずに死亡したのは、2回目だ。(まあ、普通にすぐに蘇るがな…。)

リュウカ「じゃあ、気をとり直してやるか。」

リョウカ「うん…。」

ザック「じゃあ、俺達が先にやっても構わんか?」

リュウカ「ん?ああ、良いぜ。」

ザック「そうか、おい、レイやるぞ。」

レイチェル「分かった…。」

ザック「レイ、表情筋を諦めるなよ?」

レイチェル「うん…。」

ザック「じゃあ、レイ…言ってくれ。」

レイチェル「分かった…。……【にらめっこしましょ、笑うと負けよ…あっぷっ…】」

ザック「(ニヤリ…)」

この時ザックは、レイチェルに…

レイチェル「ぷぇ…。(ザックに顔を摘まれた。)」

この行動で、この場のレイチェルとリョウカを除き全員が盛大に吹いた。だが…

ガチャリ…

レイチェルから…一番聞きたくない音が聞こえた。

レイチェル「…………。」

レイチェルは、ポジェットから、【拳銃】を取り出して…

ザック「『ぷぇー』だとよ!ヒャハハハハハハハハハハハハハ!!!」

ザックは、盛大に吹きながら、レイチェルから逃げた。それと同時にザックと同じスピードで無言で拳銃で発砲しながらザックを追いかけた。(因みに、リュウコはレイチェルの流れ弾に当たり、再び希望の華を咲かせた)

リュウカ「ま…まあ、次は俺達番だな…。」

リョウカ「うん…。」

リュウカ「じゃあ、言ってくれ。」

リョウカ「分かった。……【にらめっこしましょ、笑うと負けよ…あっぷっぷ…。】」

リュウカ「…………!」

リュウカは何故驚いているかっと言うと…リョウカの顔は…【真顔だ…しかも目が死んでいるし…青い瞳に赤い光が有り…怖い。更に、瞳の所が影に隠れてしまい…更に怖さが増している。】

リュウカ「………………。」

リョウカ「………どう?」

リュウカ「お前…その顔は卑怯だぞ…ぷ!怖えぇよ…ヒャハハ!アッハッハ!ああ!怖くて面白いな!」

リョウカ「……本当?」

リュウカ「ああ、最高だ!ある意味で最高だな!」

リョウカ「………そう、もっと頑張らないと…。」

リュウカ「(あれ?これ…ちょっとヤバくね?)」

リュウカは、ある意味でリョウカに敵わないっと思ったのであった。

一方その頃…

レイチェル「………。」

ザック「なぁ、レイ…いい加減…拗ねんなよ…俺が悪かったて。」

レイチェル「………。」

案の定であるが、レイチェルは拗ねていた。主にザックのせいで…。

ザック「はぁ…じゃあ、レイ…もし…落ち着いたら…今日、俺の隣で寝ても良いぞ…。」

レイチェル「……!」

レイチェルは、反応した。そして、レイチェルはそのままザックに…

レイチェル「………。(ザックに抱きついた)」

ザック「おりこーさん…。まあ、約束は守ってやるよ…。」

レイチェル「………うん。」


うん。相変わらずのイチャイチャぶりのザクレイコンビ…ああ…羨ましい…。ん?(ブス…)ギャアアアアアァァァァ!!!(天の声は、ザックの攻撃で希望の華を咲かせた。)


ザック「うっせーよ…。」

レイチェル「……どうしたのザック?」

ザック「あ?何でもねぇよ。」

レイチェル「……そう。」


ザクレイよ、幸せになれよ…。






【続く】


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第5話 リョウカの禁忌の過去の記憶の呪縛を解け!【中章】

どうも…リョウカです。前回のあらすじ…前回私達は、B4フロアを探索をした…。そこに、このフロアの殺人鬼のエディと会った。そして…私達は、色々と仕掛けを解きながら、このフロアの最後の部屋に行って…エディと戦った。私達は、何とかエディを倒す事が出来た。後、このフロアで、リュウカ達が、何かの相談や話をしていた。何の話かな?……とりあえず、このフロアを攻略に成功した。では、今回も見てね…。


【B3フロア】

 

リョウカ達は、B3フロアに到達した。だが、出た直後に鉄格子が有って進めない。

 

リョウカ「どうやって開けよう…。」

 

リュウカ「なあ、ザック。」

 

ザック「何だ?」

 

リュウカ「前は、この鉄格子は破壊出来なかったよな?」

 

ザック「ああ、だが最終的に脱出の時に鉄格子が有ったが叩き切ってやった。」

 

リュウカ「なるほど…だが、今なら簡単にスパッと切れますよ。」

 

ザック「お!マジか?」

 

リュウカ「ああ!さっき渡した武器は俺達が作った物だ、こんな程度…容易い事だ。それどころか、やろうと思えば【全宇宙最強の硬さを誇る鋼鉄を意図も簡単にスパッと切れるぞ。】」

 

ザック「……何だか良く分からんが何でも破壊出来るっと言う事だな?」

 

リュウカ「まあ、そう言う事だ。やってみろ。」

 

ザック「ああ!早速!」

 

ザックは、鎌で、鉄格子を切ってみた。するとあら不思議、スパッと切れてるではありませんか。

 

リョウカ「……すごい。」

 

ザック「ヒャハハハハハハハハ!あー清々しい気分だ!すげぇな!この武器!最高だぜ!」

 

リュウカ「へ!当然だ!」

 

ザック「うーし、じゃあさっさと行くぞ!」

 

リュウカ「おう!」

 

リョウカ達が先に進もうとしたら、

 

?「ちょっとちょっとちょっと!待ちなさいよ!」

 

突然、スピーカーから声が聞こえてきた。

 

リュウカ「ああ?別に良いだろ?壊しても?」

 

?「良くないわよ!どうしてくれるの!この扉!すっごく高いのよ!」

 

リュウカ「ああ?知るか!この【一人SMクソババア】が!」

 

リュウカは、完全に謎の声に対して好戦的且つ挑発をした。更に更に地雷を踏み抜いた。

 

?「ああああ!!!?誰がババアだとぉぉ!?まだ私はビチビチの女だよ!!」

 

リュウカ「は!(自称)の、間違いだろ?」

 

?「ムキィィィ!!!もお、頭に来たわ!!今ここで断罪してやるぅぅぅぅぅ!!!」

 

リュウカ「は!やってみろよ…雑魚が!」

 

?「喰らいなさーい!!このクソガキが!!」

 

突然、部屋からガドリング砲が多数出てきて、リュウカに一斉砲火をした。が…

 

リュウカ「おいおい…そんな物か?これじゃ、まだまだ緩いぜ!」

 

リュウカは、大量の銃撃から意図も簡単に回避と防御をしていて一切被弾も掠りもしてない。

 

リュウカ「はぁ…つまらん…お前にはガッカリだよ…【キャシー】お前を相手にする価値も無い事が良く分かった。」

 

?「何ですって…!?それに…何故私の名を!?」

 

リュウカ「ふん!お前みたいな奴に教えるつもりは無い。それに…お前…まずったな。」

 

キャシー「どう言う事…?」

 

リュウカ「残念ながら、もうお前には…【このフロア全設備を操作出来ねぇよ。】」

 

キャシー「う…嘘だわ…嘘に決まってるわ…!」

 

リュウカ「じゃあ、やってみろよ…。」

 

キャシー「ほざいてなさい!これで………!?何で何で!?動かないのよ!?」

 

リュウカ「だから言った、お前にこのフロアを担当する権限はもう無い!貴様は…今を持って…【死ね。】」

 

リュウカがそう言うと…

 

キャシー「……!?このガキ!一体何をしやがった!?何故私に、銃口が向いているの!?」

 

実際に最深部の方では、全てのガドリング砲が、全てキャシーに向いていた。

 

リュウカ「じゃあ、冥土の土産に教えてやるよ…俺達がこのフロアに来た時点で…【俺の能力でこのフロア全ての操作権限を奪った。】」

 

キャシー「どう言う…事なの?」

 

リュウカ「はい、時間切れ…【さようなら。】」

 

キャシー「え…キャァァァァ!!!」

 

リュウカの死刑宣告と共に…スピーカーから銃声とキャシーの断末魔が聞こえた。

 

リュウカ「はぁ…つまんね…さっさと行くぞ。」

 

ザック「……お、おう。」

 

リョウカ達は、何が起きたか分からないまま先に進んだ。

 

リュウカ「あ、そうだ。ネームプレートが必要だった。」

 

レイチェル「うん…エレベーターに乗る際に必要。」

 

ザック「はぁ…面倒くせぇ…。まあ良いさっさと取りに行くぞ。」

 

リョウカ「……うん。」

 

リョウカ達は、このフロアの写真を取る部屋に来た。

 

リュウカ「おー有った有った、ほら4人分有るぞ。」

 

リョウカ達は、【リョウカ&リュウカ&ザック&レイチェル】のネームプレートを手に入れた。

 

リュウカ「良し!じゃあ、エレベーターに向かうぞ!エレベーターの所の通路はもう既に開けておいたぞ。」

 

ザック「お!流石だな!とっとと行くぞ!」

 

リョウカ「…うん!」

 

リョウカ達は、エレベーターに向かった。

 

2分後…

 

リョウカ達は、エレベーターに到着した。

 

ザック「なあ、聞くけどよ、あのサドマゾ女の制御をどうやって奪った?」

 

リュウカ「ん?ああ、あの時か…さっきも言ったように俺達の能力で制御を奪っただけだ。しかも相手に悟られる事も無く、ハッキングして奪っただけだ。まあ、このフロアがあの最深部の装置で全て操作していたのが災いしたがな。その結果が今の状況だ。」

 

ザック「何だ…そうかよ。」

 

リュウカ「あ、そうだ、おいリョウカ。」

 

リョウカ「何?」

 

リュウカ「ちょっと渡したい物があるから来い。」

 

リョウカ「分かった…。」

 

リュウカ「ほら、これと、これだ。」

 

リョウカ「……【ナイフとゴットピット】?」

 

リュウカ「そうだ、これを絶対に離すなよ?俺がお前を殺す(幸せにする)まで持っていろよ。後、ゴットピットは、お前のと融合させといて良いぞ。」

 

リョウカ「分かった…。」

 

リョウカは、ナイフをカバンにしまい、リュウカのゴットピットコアは、リョウカのゴットピットコアに取り込まれた。【リョウカの全ステータス上昇及び、リョウカ戦闘可能及び、全防護効果及び、階級が元に戻った。(真・全皇天帝覇極征王神)】

 

リュウカ「良し、じゃあこのプレートを…リョウカ、入れてくれ。お前の望む名前の奴を入れてくれ。」

 

リョウカ「……分かった。」

 

リョウカは、少し考えて…リョウカは、リュウカの名前が入ったプレートを枠にはめた。するとエレベーターが稼働した。そして何を思ったか、他の人の名前の入ったプレートを棄てた。が、他の人は気にしてない。

 

リュウカ「俺を選んだか…まあ実際にそうだがな…まあいっか。行くぞ。」

 

リョウカ「うん…。(私にとって…神様は…リュウカ…貴方よ…。いつか私を殺してくれる、【私の神様】…。)」

 

リョウカ達は、エレベーターに乗り込み、更に上の階を目指した。そして登ってる最中に…

 

リュウカ「なあ、リョウカ。」

 

リョウカ「何?」

 

リュウカ「前々から、思ったんだが、お前のカバンの中に何が入っている?さっき渡した奴を除いて。」

 

リョウカは、カバンの中を手探りで確認した。

 

リョウカ「………【裁縫セットと…】」

 

リュウカ「……と?」

 

リョウカは少し間を空けて重々しく口が開いた。

 

リョウカ「…………【拳銃等の銃火器と刀等の武器】」

 

全員(レイチェルとリョウカは除く)『………!!?!?』

 

全員が驚くのは無理が無い…だってこの時点で【リュウカ達と同じ銃火器と近接武器を持ち歩いている。しかも最高神でない時にである。】だがもっと驚いたのは、どうやってそのカバンの中にそんなに詰まっているのか不思議だった

 

リュウカ「おいおい!一体それらをどこで!?」

 

リョウカ「……分からない。気がついたら…いつの間にか入っていたの。でも…【拳銃】だけは元々持っていたのは覚えているの…。」

 

リュウカ「そうか…って、拳銃!?」

 

リョウカ「うん…あまり覚えていないけど…確かにずっと前から持っていたのは覚えているの。」

 

リュウカ「そうか…っで、何故裁縫セットが入っている?」

 

リョウカ「これは…お姉ちゃんからのプレゼントなの…とても大事に使ってるの…。」

 

リュウカ「そうなのか…。分かった色々とあんがとな。」

 

リョウカ「…うん。」

 

リョウカ達が会話を終えると、エレベーターが止まった。

 

リュウカ「良し!行くぞ!」

 

リョウカ達は、新たなフロアに降りた。

 

 

【フロアB2】

 

 

リュウカ「さてと…どうするかな?」

 

ザック「何がだよ?」

 

リュウカ「いやな、本来なら出口はこのフロアに有るんだが…ちょっとB1の方にもちょっと行っても大丈夫かな?」

 

ザック「寄り道か?」

 

リュウカ「まあ、そんなもんだ…どっちにしてもB1の所にもケジメをつけないといけない時が絶対に来るからな。」

 

ザック「そうかよ…。」

 

レイチェル「………。」

 

レイチェルは、少し悩んでるようだ。

 

ザック「どうしたレイ?」

 

レイチェル「B1のフロアに行きたいの?」

 

リュウカ「ん?ああ、そうだが?」

 

レイチェル「……実は…B1についてだけど…その担当は…本来は…【私なの…】。」

 

リュウカ「……で?何か問題が有るのか?別に良いだろ、もうここに居る全員…いやリョウカは知らんか…まあ、レイチェルの事はほぼ知っているから問題ないだろ?それともまだ不満があるんか?まあ、俺達は最高神だが、側から見れば超ヤバイ存在且つ犯罪者のテロ組織みたいな物だ。まあ、実際そうだったかな?まあ、お前が罪を犯したとしても、まだこっちの方がお前より罪が重いだろう。」

 

レイチェル「……いえ…大丈夫…でも良いの?敵になるかもしれない私を入れて…?」

 

リュウカ「はぁ…お前まだ分かってないな?もし、そうだとしても…お前は…まだ生きている…分かるな?」

 

レイチェル「うん…。」

 

リュウカ「それが俺達の答えだ…もし完全に敵になり…裏切ったり…俺達に悪意をぶつけたら…初めからお前は居なかったぞ?」

 

レイチェル「……!?」

 

リュウカ「理解出来たな?だったらそんなに悩む必要無いだろ?お前が望みたい事をやれば良いだけだ…もし誤った道に入れば俺達が連れ戻してやるから安心しろ。」

 

レイチェル「………うん!」

 

リュウカ「さてと…行くか。確か、大聖堂の所に行きゃいいんだな?」

 

レイチェル「…うん。」

 

リュウカ「良し!行くぞ!」

 

リョウカ達は、移動を開始した。

 

1分後…

 

リョウカ「ここが…大聖堂…。」

 

リュウカ「どうやらそうらしいな。で、本来なら出口はここに有るんだな?」

 

レイチェル「うん…【中央の大きなステンドグラスの所に出口が有る。】」

 

リュウカ「分かった。だが今はまだ駄目だ…先にB1の事を済ませる。」

 

レイチェル「うん。」

 

リュウカ「で…そのB1に行くためのエレベーターはどこだ?」

 

?「それなら…私が知っておるぞ。」

 

リュウカ「……やっぱり出たか…。」

 

リョウカ達の前に現れたのは…このフロアの担当の神父【グレイ】だ。そして…有る意味でこのビルのボスである。

 

グレイ「お待ちになられました、【お嬢様方達】よくここまで来られました。」

 

リュウカ「…グレイ…まさか俺達の正体が分かっているのか?」

 

グレイ「ええ…勿論ですとも…貴方様方は、伝説中の伝説の最高神達であろう?」

 

リュウカ「………ご名答だ。で、何故俺達の前に現れた?」

 

グレイ「決まってるであろう…貴方様方達のこれから向かおうとしているB1フロアのエレベーターの所に案内してやろう。私もそこに用事が有るのだが……正確には、【リョウカ・ガードナー】の事を知る必要があるがな…。」

 

リュウカ「……何?お前、リョウカの事を知っているのか?」

 

グレイ「……幾ら貴方様方達でも今は答えられない…だがいずれは知る事になるだろう…リョウカ・ガードナーの全てがな…。」

 

リュウカ「……まあ良い、とりあえず案内しろ。」

 

グレイ「分かった。来なさい。」

 

グレイは、リョウカ達を連れて、大聖堂の奥の本棚に着き…グレイがある本の一冊を引いたら…本棚が動き、通路が現れた。どうやら隠し扉のようだ。

 

リュウカ「あ…そうだ、おいグレイ。」

 

グレイ「何かね?」

 

リュウカ「このフロアに出口が有るのは間違いないのだな?」

 

グレイ「………そうだ。でも何故知っている?」

 

リュウカ「俺達の仲間の中に優雅な人が居ただけだ、言っとくが手を出すなよ?出したら……この地球が消滅するかもしれんぞ?」

 

グレイ「………分かった。」

 

リュウカ「分かれば良い…そうだ、お前…俺達と共に外に出るつもりはないか?」

 

グレイ「どう言う事だ?」

 

リュウカ「……俺達はな…このビルの最期を知っている。」

 

グレイ「……それで?どうなった?」

 

リュウカ「このビルの最期は…俺達が外に脱出しようとした時にある人物の手でこのビルの自爆装置を作動させて…自爆させたのだ。」

 

グレイ「………そうか…で、そのある人物とは?」

 

リュウカ「……【B5フロア担当の[ダニエル・ディケンズ]】と言う男だ。奴には気をつけろよ…まだ奴は…【生きているぞ。】」

 

グレイ「成る程…そうか。」

 

リュウカ「で、お前の答えは?」

 

グレイ「そうだな…どちらかと言えば外の世界ももっと観察するのも悪くない…だが例の件を聞いたからな…結論を言えばどちらでも構わん。」

 

リュウカ「分かった…じゃあ、これを持っていろ。」

 

リュウカは、グレイにゴットピットコアを渡した。

 

グレイ「これは?」

 

リュウカ「これを持っていれば少なくとも…俺達が無事に外に出ればお前も一緒に生きて出られるぞ。今だけ貸してやる…必ず返せよ。」

 

グレイ「……分かった、感謝するぞ。」

 

リュウカ「後…どうしようか…そうだ…だったらこうしちゃおうか。」

 

リュウカは突然能力を発動した。

 

グレイ「何をするつもりだ?」

 

リュウカ「ん?ああ、厄介な【自爆装置を完全に無力化し…俺達の操作以外には絶対に作動しないようにする。】そうすれば、少しは楽に脱出可能だろう。」

 

グレイ「そうか…。」

 

リュウカ「だが、少し厄介だな…どうやら、このビル全体をハッキングするしかねぇな。たく…面倒な装置だな…。」

 

リュウカは、何とかこのビル全体の全ての装置をハッキングに成功した。

 

リュウカ「全く…面倒な仕掛けだな…だが、これで終わりだ。」

 

リュウカは、自爆装置を完全に無力化し、リョウカ達の制御下に入った。

 

リュウカ「はい、終わったぞ。」

 

グレイ「おお…何から何まですまんな…。」

 

リュウカ「これで、厄介な装置は使えない。だから、脱出もかなり楽になったぞ。」

 

グレイ「そうか。」

 

リュウカ「よーし、じゃあ行くぞ。」

 

グレイ「うむ…。」

 

リョウカ達は、通路を抜けて、エレベーターに到達した。そして…これが最後のフロアである、【B1フロア】に向かうエレベーターである。

 

リュウカ「いよいよだな…。お前ら…覚悟は出来てるな?」

 

ザック「ああ、勿論だ。」

 

レイチェル「うん…大丈夫。」

 

リョウカ「…………。」

 

そして…リュウカ達は、エレベーターに乗り込んだ。

 

エレベーター道中…

 

リュウカ「とうとう、B1フロアか、何が有るんだか…。」

 

リョウカ「あの…リュウカ…。」

 

リュウカ「ん?どうした?」

 

リョウカ「あの…実は…………ごめん…何を言おうとしたか、忘れちゃった…。」

 

リュウカ「はぁ?間際らしいぞリョウカ?」

 

リョウカ「ごめんなさい…。」

 

リュウカ「まあ良いけどよ…。」

 

リョウカ「……。(もう…駄目なのね…もう…隠す事は出来ない…もう…貴方達と一緒に行けれない……本当にごめんなさい…。)」

 

リョウカは、完全に暗い顔になっていた…しかもとても悲しい顔でもあった…。それを見逃すリュウカ達ではなく…完全にリョウカの事を悟ってしまった。リュウカ達は、思った…「一体…B1フロアにリョウカとどう関係あるのか?」と言う事を思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の雑談コーナー 第2話

この時リョウカは、ソファーに座って寝ていた。

リョウカ「…………。」

リュウカ「どうした?」

リョウカ「…………。」

リュウカ「おーい、リョウカ?」

リョウカ「………。」

リュウカ「無視かよ…どうなってやがる?」

リュウカは、リョウカの前に回り込みリョウカを見てみると、

リュウカ「……寝ているのか?ちょっと近くで見てみるか…。」

リュウカは、リョウカに触れるか触れないかぐらいに近づいてみた。

リュウカ「………。」

リョウカ「…………(すぅ…すぅ…。)」

リュウカ「寝ているな…。しかし…。」

リョウカ「…………。」

リュウカ「改めてリョウカを見ると…相変わらず可愛いな…しかも…帽子も無い…あぁ、可愛いなぁ………って!俺はあのロリコン変態目玉野郎と一緒じゃねぇよ!ああ!クソ…!だが………。」

リュウカは、そっとリョウカに顔を近づかせて……唇と唇を合わせた。

リュウカ「へ!絶対にお前を幸せにしてやるよ…。絶対にな。」

リョウカ「……………。(起きるタイミングを逃した。&何が起きたか理解出来てない。)」


リュリョウカ(リュウカ&リョウカ=リュリョウカ)よ…幸せになれ。



【続く】


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第6話 リョウカの禁忌の過去の記憶の呪縛を解け!【終章:前編】

よお!リュウカだ!前回のあらすじだ!前回俺達は、B3フロアとB2フロアを攻略した。B3の方は…ザ・出オチで、そこの担当を意図も簡単に、【入口からほぼ何もせずに始末した。】まあ、強いて言えば、ハッキングして、操作権限を奪って殺害した。まあ、結構スカっとしたぜ!で、B2の方は…只の会話だけだ。うん。後、そこで色々と気ずいて、このビル全体の設備と装置を全てハッキングして主導権を握ったぜ。これで自爆も出来んだろう。さてと…後を残すは…問題のB1フロアだけだ…そこに一体何が有り…リョウカにとって何なのか?と言う感じだ、今回も見てくれよな!


【フロアB1(ラストフロア)】

 

リョウカ達は、エレベーターを降りた。

 

レイチェル「……やっぱり…。」

 

リュウカ「何か有るんか?」

 

レイチェル「うん…この感じ…【私達の家と同じ】だよ…。」

 

リュウカ「…私達の家?…ガードナー家の事か?」

 

レイチェル「うん…。」

 

リュウカ「そうか…恐らくここに何かあるんじゃないかな?」

 

【リュウカ】達は、廊下を警戒しながら進んだ。リョウカを除いて…。リョウカは、一番最後尾からリュウカ達をゆっくりと追った。

 

リュウカ「………ここは?リビングか?」

 

リュウカ達は、リビングに到達した。だが…

 

リュウカ「…………。」

 

リュウカ達は、部屋の状態を見て察してしまったようだ。ソファーには、【仲良くピッタリくっついた人形………ではなく[死体人形]だ。それは、激しく損傷していて、所々に縫った跡が有り、男の方は、片腕がぬいぐるみに変わっている。】そして、あたり一面が血で染まっている。

 

レイチェル「………。」

 

ザック「おい、レイ、大丈夫か?」

 

レイチェル「……うん。久々に見てみたら…少し懐かしい感じがしたの。」

 

ザック「そうかよ…あんましジロジロと、死体を見て大丈夫か?」

 

レイチェル「大丈夫…だと思う。」

 

ザック「……あっそ…。」

 

リュウカ達がしばらく部屋を探索していると、

 

リョウカ「…………。」

 

リョウカがようやくリビングに入って来た。でも少し様子がおかしい。

 

リュウカ「リョウカ…遅かったな、どうした?」

 

リョウカ「お願い…!今すぐ…!【私を殺して!】」

 

リュウカ「お…おい!いきなりどうした!?」

 

リョウカ「早く…!私を殺して…!【私の神様】なら…私を…!」

 

リュウカ「おい!落ち着け!何が有った!?」

 

リュウカはリョウカを落ち着かせようとしたが…リョウカが一番見てはならない物を見て、更に悪化した。

 

リョウカ「………!!」

 

リュウカ「リョウカ…!」

 

リョウカ「今のままの私を殺して…!!何も知らないままでもいい…!早く…私を…殺して……!」

 

リョウカは、そのまま…倒れてしまった。

 

リュウカ「おい!リョウカ!しっかりしろ!」

 

リョウカ「……………。」

 

リョウカはどうやら完全に気を失ったようだ。リュウカは止む得ず、ソファーに座ってある、例の死体人形を退かして…リョウカをそこに寝かせた。

 

リュウカ「クソ…!一体なんなんだ?このフロアは、リョウカにとってなんなんだ?それに、リョウカのあの変わり様と顔…尋常ではないな。後、【私の神様】?はぁ…俺は確かに神だが…リョウカの神ではねぇよ…ん?気を失う前に何かを見て更に悪化したな…。」

 

リュウカは、リョウカがさっき一瞬別方向を見ていたのを気ずき、その目線の先を見ると…一冊の本が置いて有った。

 

リュウカ「これは…。」

 

レイチェル「………【聖書】だね。」

 

リュウカ「リョウカは、これを見て気を失ったのか…。何が書いてあるんだ?」

 

リュウカは、その聖書の中を見てみた。どうやら色々と書いてあるみたいだ。

 

5分後…

 

リュウカ「成る程…そう言う事か…。だから…リョウカはあんなに必死に殺して欲しいと迫った訳か。…どうやら、俺達は最終的に…【リョウカと戦わないといけなくなるだろうな。】」

 

全員(リュウカとレイチェルは除く)『………!!?!?』

 

やはり、全員が驚いたようだ。だってそうであろう…今までずっと味方であったリョウカが敵になってしまう事が…殆どの奴らが認めたくなかった。

 

リュウカ「だがな…俺達の目的は…リョウカを幸せにする事とリョウカを助け出す事だ、後、絶対に一人も欠ける事も無く全員で目的を達成させる事も忘れてないな?」

 

リュウカのその言葉で、ようやく現実を受け止めたようだ。

 

リュウカ「だからな…もしリョウカが敵になってしまったら、俺に任せろ。俺がリョウカを必ず説得する。確かザックもレイチェルが敵にまわった時にもそんな感じだったか?」

 

ザック「ああ…結構大変だったぞ…レイがトラップを巧みに扱うわ…人の話を聞かないわ…勝手に喋って何処かに行くわで…説得が大変だったぞ!」

 

レイチェル「……ごめんなさい。」

 

ザック「はぁ…もう過ぎた事だ仕方ないだろう。」

 

リュウカ「そうか…だったら、レイチェルとザック…お前らも俺と一緒に説得するのを手伝ってくれるか?」

 

ザック「何でだ?」

 

リュウカ「お前らは、このフロアについて詳しいだろうし…レイチェルは今はリョウカの姉だからな今のリョウカについて詳しいかもしれないし…ザックは、そのレイチェルを守る事だ。まあ、どうにかする。」

 

ザック「そうか、なら手伝ってやるよ…。」

 

レイチェル「私も…手伝ってあげるね。」

 

リュウカ「あんがとな、お前ら。」

 

ザック「け!俺達を舐めるなよ?仮にも、お前らの特殊部隊だったか?まあお前らの仲間で家族だろう?そんぐらい出来なくて、特殊部隊をやってられるかってんだ!お前は、俺よりも頭が良いんだ、それぐらい理解しろよ。」

 

レイチェル「……ザックがまともな事を言ってる…!?」

 

ザック「…おいコラ…レイ…!俺を何だと思ってる…?」

 

レイチェル「……やっぱりザックは、ザックだなぁ…っと思っただけ…。」

 

ザック「……お前…褒めてるのか…貶してるのかどっちなんだ?」

 

レイチェル「…勿論…褒めてるよ。」

 

ザック「……そうかよ。」

 

リュウカ「さてと、どうするか?」

 

ザック「そういや、お前、さっき「ダニーは生きている。」っと言ったな?」

 

リュウカ「ああ…そうだ。更にだ…奴の居たフロアには…もう既に反応が無くなってる。つまり…【行方をくらました。】」

 

ザック「マジかよ…相変わらずの化け物だな…。お前の攻撃を受けてまだ動ける力があるのかよ…。」

 

リュウカ「やれやれ…あん時に完全に死亡確認をすれば良かったな。」

 

ザック「ホントそれだな…。」

 

リュウカ「さてと……どうやら噂をすれば…お客が来たみたいだな…。」

 

リュウカがそう言うと、来た方の扉に武器を構えた。それに釣られる様に全員が武器を構えた。

 

リュウカ「……お前ら、それぞれのドアを警戒し、一斉に同時に開けろ。」

 

リュウカは、そう言い、全員はそれぞれのドアに配置に着いた。(玄関を除く)因みに、リュウカとレイチェルとザックは、来た方の扉に着いた。他の特殊部隊と姉妹達は、他のドアに着いた。(兵士達や兵器達やペット達については、場所の関係で結局は外に転送した。)

 

リュウカ「じゃあ、【3、2、1】で開けるぞ!」

 

全員『了解!!』

 

リュウカ「【3!2!1!】突撃!」

 

リュウカの号令で一斉にドアを開けた。リュウカの方は、どうやらオモチャがドアにぶつかった為か音を立てていた様だ。そして…リビングにリョウカ一人が残ったタイミングで…

 

全員『…!!?!』

 

リビングへ続くドアが全て閉ざされてしまった。

 

?「ああ…ようやく追い出せた!」

 

リュウカ「しまった!!クソ!あの目玉野郎!初めからリビングに潜んでいやがったか!おい!開けやがれ!!」

 

リュウカは、必死にドアを引いてみたが無情にも開かない。

 

ダニー「相変わらず君達は、乱暴だね、でも残念!その扉はこう見えて頑丈なんだ!そう簡単に開かないよ!」

 

リュウカ「クソが!おい!!リョウカに何をするつもりだ!!」

 

ダニー「何もしないよ、だって宝石は奥にしまってあるからね。それに僕にはカードが有る!」

 

リュウカ「何?」

 

ダニー「それは、リョウカの身の安全と…そして、この建物の出口の在り方だ!」

 

リュウカ「ふん!残念ながら、出口の在り方はもう知っているぞ!それにだ…リョウカは渡すつもりは無い!だからさっさとここを開けやがれ!!」

 

ダニー「はぁ…ならば、リョウカの事を知ってごらん。そしたらここを開けてやるよ。」

 

リュウカ「リョウカの事を知るだと…!?」

 

ダニー「そうだよ…ここはリョウカそのものだからね…だから君達にリョウカの全てを知らなければならない…。全てを知ったらここを開けてあげよう。」

 

そして、何も反応をしなくなった。

 

ザック「おい!どうする?」

 

リュウカ「クソ!仕方ない!一体全員をここに転送させる!」

 

リュウカは、能力を発動し、リョウカを除く全員をリュウカの元に転送させた。

 

リュウカ「お前らも…聞いたと思うが、奴の言った様にどうやらリョウカの全てを知らない限りはこの中に入れないし、テレポートで入る事も出来ない…手伝ってくれるな?」

 

リュウカは、全員にある程度の事情を話して…全員の答えがYESっと答えた。

 

リュウカ「良し、じゃあ行くぞ……ん?」

 

リュウカ達は、探索を開始しようとしたら、何かのスイッチの音が聞こえた。

 

リュウカ「……レイチェル。」

 

レイチェル「何?」

 

リュウカ「まさかだと思うけど…この音ってまさか?」

 

レイチェル「うん…多分…【トラップの作動した音】だと思う。」

 

レイチェルがそう言い終えると…

 

ヒュン…!

 

リュウカ「うお!危ねぇな!弓矢か!」

 

どうやら弓矢のトラップだ。

 

リュウカ「おい!レイチェル!弓矢はどこから発射されてる!」

 

レイチェル「…あそこから。」

 

レイチェルは、弓矢の発射位置を教えた。すると…

 

リュウカ「あそこだな…!喰らえ!」

 

リュウカは、弓矢を発射する装置に【アイザック・グルゼオンゴットサイス(ライフルモード)】銃撃を加えて全て無力化した。

 

リュウカ「全く!殺す気か?あれ?」

 

レイチェル「…あれは、そもそもこのフロアに侵入して来た人達に対して攻撃してくる装置なの…。」

 

リュウカ「ハタ迷惑な装置だな!俺達やザックじゃなかったら死ぬぞ?」

 

レイチェル「うん…死ぬようにしてあるの。」

 

リュウカ「はぁ…じゃあさっさと行くぞ。」

 

リュウカ達は気をとりなおして、探索を再開した。そして、上の階に登り…

 

リュウカ「ん?これは…プレートか?しかも名前が有るな。」

 

上に登ってすぐにネームプレートを拾った。

 

リュウカ「これが有るっと言う事は…まあ良い、目の前に階段が有るな…恐らくキッチンの方か…行くぞ。」

 

リュウカ達は目の前の階段を降り…キッチンに出た。

 

リュウカ「さてさて…何が有るんだか…ん?」

 

リュウカは、キッチンにある机の上に何かを発見した。

 

リュウカ「これは…ピザか?」

 

レイチェル「あ…それは…食べない方が…。」

 

リュウカ「ああ…ここの事が有るんだ…どうせこのピザにも罠が有るんだろ?」

 

レイチェル「……確かにそうだけど…実はそのピザ…【賞味期限切れで…激辛ソースを掛けてるの。】」

 

リュウカ「おっふ…今度はさっきのトラップと違い…精神的に殺す為のトラップかよ…。ある意味で一番嫌なトラップだな。」

 

レイチェル「……何かごめん…。」

 

リュウカ「まあ良いだろ…誰も食べてない…あ?」

 

リュウカがレイチェルを安心させようとしたら…

 

リュウコ「ギャァァァァァァ!!!辛ェェェェェェ!!しかも腐ってやがったぁぁぁ!!ギャァァァァァァ…!!」

 

この馬鹿…あれほどレイチェルが食べない方が良いっと言ったのに…この問題児…食べやがった。そのお陰で…リュウコは精神的に来て、希望の華を咲かせた。(死因:賞味期限切れの激辛ピザを食って…激辛&腹痛でショック死…。)

 

リュウカ&レイチェル『何やってるの…?』

 

リュウカとレイチェルが同時にそう言ったのであった。

 

リュウカ「はぁ…レイチェルここに他に何が有る?」

 

レイチェル「…机の下に…地下室に行く為の扉が有る。」

 

リュウカ「分かった。おい、ザック、手伝ってくれ。」

 

ザック「へいへい…。」

 

リュウカとザックは、机を移動させた。

 

リュウカ「ふぅ…。で、これがそうなのか?」

 

レイチェル「うん…そうだよ。でも鍵が掛かってるよ?」

 

リュウカ「となると…鍵を探さないといけんな。」

 

レイチェル「うん。」

 

リュウカ「恐らく、まだ行ってない部屋は…あそこか?」

 

リュウカ達は、キッチンの隣の部屋のバスルームに来た。

 

リュウカ「さてと、恐らくここに地下室に行く為の鍵が有るはず何だが……ん?」

 

リュウカは、トイレの方に何か輝いてるのを見つけた。

 

リュウカ「トイレの中に…鍵があるぞ…って…マジかよ…。」

 

リュウカは一番触れたくない所に鍵が有る事に…拒絶している。

 

リュウカ「なぁ、誰か取ってくれないか?」

 

ザック「言っとくが、俺はもう触りたくねぇからな!」

 

リュウカ「ザック、お前まさかだが…やったのか?」

 

ザック「ああ!そうだよ!最悪の気分だったぜ!クソが!もうあんな事をしたくねぇよ!」

 

リュウカ「そうか…ならば……(リュウコの方を見てニヤついた。)」

 

リュウコ「ゑ…?おい…何をさせるつもりだ…?なあ、頼むからこっちによるな!俺の側に近寄るなァァァ!!」

 

そして…リュウコは…リュウカの手により…無理矢理トイレに手を突っ込ませて鍵を取らせた。勿論だが…リュウコは精神的に壊れて希望の華を咲かせた。(死因:トイレに無理矢理、手を突っ込ませて鍵を取らされて…精神的に壊れて…ショック死した。」

 

ザック「お前…ある意味で俺以上に狂ってないか?」

 

リュウカ「何を言うかねザック君。俺はマトモだぞ。」

 

ザック「おい…字が危ねぇし、ネタを挟むな。それにだ…平気に自分の家族を利用するのは紛れもなく外道だな…。」

 

リュウカ「…………気にするな!」

 

ザック「おい…コラ…はぁ…まあ良い。でその鍵洗わねぇのか?」

 

リュウカ「ん?もう洗ったぞ?」

 

ザック「早ぇよ!どのタイミングで洗った!」

 

リュウカ「…ザックが会話を始めた時点でやった。」

 

ザック「そうかよ…じゃあ行くぞ。」

 

リュウカ達は、再びキッチンに戻り…地下室の扉の鍵を使った。

 

リュウカ「開いたな…さて…俺とレイチェルとザックが行こう。後の残った奴らは、俺達が戻るまでここを警戒してくれ。」

 

リュウカは、そう言い、レイチェルとザックを連れて降りていった。

 

リュウカ「……ここが…地下室か…。」

 

地下室には…大量の人形とオモチャが置いてあり…その中央には、台の上にオルゴールが置いてあった。まるで、子供が遊んでいたオモチャの保管庫みたいなところだ。そしてそこに…

 

グレイ「おや…来たのだな。」

 

グレイがいつの間にかそこに居た。

 

リュウカ「グレイ…何でここに居る?」

 

グレイ「いやな…君達を待っていたのだよ。君達にアドバイスと聞きたい事があってね。だから待っていたのだよ。」

 

リュウカ「………その前に聞きたい事が有るんだがいいか?」

 

グレイ「何かね?」

 

リュウカ「お前…どうやってここに入って来られた?入口は完全に閉まっていたが?」

 

グレイ「……お主よ…世の中には気にしてはいけない事も有るのだよ…。」

 

リュウカ「はぁ…まあ良いだろう。で、何が聞きたい?」

 

グレイ「ああ、リョウカ・ガードナーが、お主の事を【私の神様】っと仰っていたようだが…どうなんだね?」

 

リュウカ「……確かに、俺は神だけどよ…残念ながら、リョウカの神様ではねぇよ。それにだ、リョウカだって神だろうし…私の神様っと言われてもな…どちらかと言えば…困るがな。」

 

グレイ「そうか…。では次だが…お主にとって…リョウカ・ガードナーとは何だ?」

 

リュウカ「………はぁ…お前にだけは全て教えてやる。リョウカはな…今じゃあ、レイチェルの妹だが…現実の世界ではな…リョウカは…俺の妹なんだよ。」

 

グレイ「どう言う事かね?」

 

リュウカ「結論を言えば…俺達はな…未来からリョウカの記憶の辿り…精神体を送ったんだよ…リョウカを助けにな。それに…お前は、さっきから、リョウカ・ガードナーとばかり言うが、未来ではな…【森リョウカ】として生きているぞ。俺も、昔は…リュウカ・フォスターとして生きていたが…今では【森リュウカ】として生きている。そしてだ、俺達はな…リョウカの残酷な過去の記憶を捻変えに来て…リョウカに幸せにしてあげる為に来たんだよ。リョウカにはな…数え切れない程の恩と命の恩もあるんだよ!ここに来た奴らは全員、リョウカに恩が有るから、来たんだよ!それにだ、今だろうが昔だろうが…リョウカはもう…俺達の家族なんだよ!助けない奴が何処にいる!俺達の掟は、【仲間や家族や困った奴を絶対に助ける事と、仲間や家族や困った奴を幸せにしてあげる事】が有る。そんな事が出来なくて…最高神は務まらないぞ。分かったな!」

 

グレイ「………そうか…理解したぞ。」

 

リュウカ「で、他に何が聞きたい?」

 

グレイ「では最後の質問だ…お主に聞く…お前は、【森リョウカ】の事をどうしたい?」

 

リュウカ「ふ!そんな当たり前の事だ!俺達が…リョウカを助け出し…無事に全ての記憶を取り戻し…元の世界に帰る!リョウカと、みんな一緒にな!誰一人欠ける事も無く!全員が絶対に目的を果たして、元の現実の世界に帰るぞ!」

 

グレイ「…お主達の思い…確かに伝わった。では、少し待て…。」

 

グレイは、おもむろに鍵を取り出して、オルゴールの鍵を外した。

 

グレイ「この中に…リョウカ・ガードナーとしての全てを知るための鍵が入っている。」

 

リュウカ「分かった…有り難く受け取る。」

 

リュウカは、オルゴールの中を探ると…

 

リュウカ「……!名前入りのプレートか…さっき拾った奴よりも小さく…名前も短い…だが、二人分書いてあるな。」

 

グレイ「それを…さっきプレートを拾った所に二つの部屋が有る、それらにそれぞれ対応したプレートを掛けてみなさい…正しければ…反応が返ってくる筈だ。」

 

リュウカ「そうか…ありがとよ…じゃあ、また会おう。」

 

リュウカ達は、グレイと別れて上に戻った。

 

リュウカ「よし、お前らまた上の階に行くぞ。」

 

リュウカ達は、階段を上がり…さっきの通路に出た。

 

リュウカ「部屋が二つあるな…レイチェル。」

 

レイチェル「うん…一番奥の部屋が私達のお父さんとお母さんの部屋。」

 

リュウカ「じゃあ、まずそこに行ってみるか。」

 

レイチェル「うん…。」

 

リュウカ達は、通路を歩き…両親の部屋の扉の前に来た。

 

リュウカ「えーと…確か…さっき拾ったのが…お!これだ!」

 

リュウカは、さっき拾った方のプレートを扉に掛けてみた。

 

ガチャ…

 

リュウカ「よし!開いたな。」

 

レイチェル「あ…入る前に言っておきたい事が有るの…。」

 

リュウカ「どうした?」

 

レイチェル「実は…その部屋は…トラップで…【天井が落ちてくるの。】」

 

リュウカ「おいおい!ガチで殺す気か!しかも、両親に何か恨みでもあるんか!……はぁ、分かったもういい…とりあえずお前ら待っていろ…何か有るかもしれんし、それに入口を絶対に開けといてくれよ?」

 

レイチェル「うん…気をつけてね…。」

 

リュウカ「ああ。」

 

リュウカは、ガードナー夫婦の部屋に入り…部屋を探索した。

 

リュウカ「ん?」

 

リュウカは、ある箱を見つけた。

 

リュウカ「中に…何か入ってるな。これは…【拳銃】!?まあ、持って行くか…。」

 

リュウカは、拳銃を入手した。それと同時に…

 

リュウカ「…!?」

 

レイチェルの言った通りに天井が落ちて来た。

 

ザック「おい!リュウカ!早く戻って来い!潰されるぞ!!」

 

リュウカ「ああ!今急ぐ!」

 

リュウカは、急ぎ…部屋から出た。それと同時に…天井が完全に落ちて…部屋に入れなくなってしまった。

 

リュウカ「ふぅ…危ねぇな!あ…そうだ、おい…レイチェル…お土産だ。」

 

レイチェル「これは…拳銃?」

 

リュウカ「ああ、部屋の中に有った。それを取ったら天井が落ちて来た。だが、その拳銃…どうやら弾が入ってるみたいだな。」

 

レイチェル「これを…私が貰っても良い?」

 

リュウカ「ん?ああ、良いぜ。」

 

レイチェル「ありがとう…。」

 

レイチェルは、拳銃を【もう一つ】受け取った。

 

レイチェル「これで、私も充分に役に立てる筈…。」

 

リュウカ「さてと……一番手前が…。」

 

レイチェル「うん…私と【妹】の部屋…。」

 

リュウカ「妹…リョウカの事か…。」

 

リュウカ達は、その問題の部屋の扉の前に来た。

 

リュウカ「後は…このプレートだけだな…。」

 

リュウカは、そのプレートを扉に掛けた。

 

ガチャ…

 

リュウカ「開いたな………。」

 

レイチェル「どうしたの…?」

 

リュウカ「……………。」

 

リュウカは、そのプレートをジッと見ていた。

 

リュウカ「仕方ない…リョウカの事を知らなければならないし…入るか。」

 

リュウカ達は、部屋に入った、

 

リュウカ「………ここが、レイチェルとリョウカの部屋か…。」

 

その部屋は、床に、血の跡が有り…ベットはダブルベッドで…窓から…青白い満月がこの部屋を照らしている。ただし、偽物だが。んで、部屋には、なぜかテレビとビデオが置いて有った。どうやら、ビデオは既に入ってるようだ。

 

リュウカ「もしかしたら…このビデオに…リョウカの全てがはいってるのか?………お前ら…覚悟は…出来てるな…?」

 

リュウカは再度全員に確認を取り…全員は覚悟が出来てるのか…無言で頷いた。

 

リュウカ「良し…付けるぞ。」

 

リュウカは、テレビを起動させた。

 

そこから写し出されたのは、レイチェル・ガードナーの事と…そしてリョウカ・ガードナーの事が全て写し出された。その内容は、想像を絶する残酷な内容で…【両親からの虐待・家庭崩壊・両親の……殺害・小動物の……殺害・リョウカとレイチェルの望む…【理想の家族】・リョウカとレイチェルの精神の崩壊…。】等が全て映された。無論…その場に居た全員は…暗い顔になっていた。その中で…レイチェルは既に泣いていた。そして…全てを映し終えたのか砂嵐が発生したので……リュウカは……無言で鎌でテレビとビデオを破壊した。

 

 

リュウカ「…………クソが…!リョウカがあんな狂った事になったのは…結局はあのクソ両親のせいじゃねぇか…!何だよ!お前のせいだ!とか、貴方のせいだ!だとぉ!?それはクソ両親、テメェらのせいだよ!責任の押し付け合いで…俺の大事な妹が…あんな風に堕ちてしまったんだよ!クソが!リョウカもリョウカだ!何で全部自分一人で背負って行こうとしてんだよ!頼むから…俺の前でも構わないから…全部責任を背負わず…みんなで背負って行けば良いだろ…!…クソ…クソ…クソがぁぁ…!」

 

リュウカは、本心ぶちまけた…それと同時に涙まで溢れ出していた…。よっぽどリュウカにとっては屈辱で残酷なリョウカの過去を知った。

 

2分後…

 

リュウカ「………。」

 

ザック「もう…動けるな?」

 

リュウカ「ああ…そして分かったのが…【このフロアの殺人鬼が………【リョウカ】だって事が分かった。】」

 

シンカ「やっぱり……そうなっちゃいますか……本当に戦うの?」

 

リュウカ「出来れば…戦いたくはねぇよ…。だがな…恐らくあの目玉野郎が居るだろうし…戦闘は避けられない。」

 

シンカ「そんな…!」

 

リュウカ「だがな…例えそうなったとしてもだ…俺達がリョウカを正気に戻してやればいい…それだけの事だ。後…あの目玉野郎…許さねぇ…!やっぱりロリコン変態目玉野郎じゃねぇか!あぁ!リョウカが心配だ!行くぞ!お前ら!」

 

全員『…了解!!』

 

全員は、部屋を飛び出して…急ぎリョウカの居る…リビングへ戻った。

 

リュウカ「開いてるな…。」

 

リュウカ達は、扉を開けて…リビングに入った。

 

リョウカは、まだ眠った状態のようだ。

 

リュウカ「おい!リョウカ!起きろ!」

 

リョウカ「………。」

 

リュウカ「充分に休んだろ!もう起きろ!」

 

リョウカ「……ん…リュウカ?」

 

リョウカがようやく目覚めたようだ。

 

リョウカ「ごめんなさい…私…リュウカ達の足を引っ張りたくないのに…。」

 

リュウカ「はぁ…今はそんな事はどうでもいい…。」

 

リョウカ「……え?」

 

リュウカ「いいなリョウカ?正直に答えろ…【このフロアに来た奴は……【リョウカ…お前が殺すのか?】】」

 

リョウカ「……!!」

 

リョウカは、また顔を暗くしてしまったようだ。どうやらそうらしい感じだ…

 

リュウカ「リョウカ…。」

 

リュウカがリョウカに近付こうとした時…

 

バンッ!

 

リュウカ「……!!」

 

リュウカに向けて、誰かが銃で撃って来た。

 

?「リョウカに乱暴は止してくれないか?君達?」

 

リュウカ「やはり…現れたな…!ダニー!」

 

ダニー「さて…やっぱり君達は、本当に短らく的で…みにくいね。」

 

リョウカ「…ダニー…先生?」

 

ダニー「やあ、おはようリョウカ。君の事は…僕が全部…リュウカ達に教えてあげたよ。」

 

リョウカ「……!!………あぁ…。」

 

ダニー「あぁ…そんなに暗い目をして…今にも溺れそうだよ。」

 

リュウカ「クソが…!ここに来て…俺達は、結局はリョウカと戦わないといけないのかよ…。」

 

リョウカ「……違う…違うの!…私は…リュウカとは…。」

 

ダニー「ねぇ、リョウカ…もう嘘はいけないよ?分かってくれよ?僕は…」

 

ダニーは拳銃を取り出して、リュウカに銃口を向けた。それと同時にリュウカ達も武器を構えた

 

ダニー「君の頭を撃ち抜きたくは無いのだよ。」

 

リュウカ「おい!テメェ!いい加減にしやがれ!」

 

ダニー「うるさいよ!君達!!言っただろう、僕だって必死なんだと!!さあ、ここで、彼女の事を分からせてあげないと!」

 

リュウカ「……!」

 

ダニー「君達だって知りたいだろう?君達みたいなキチガイ風場が…。」

 

リュウカ「………。」

 

ダニー「リョウカはね…自分達の【理想の家族】を求めて、自分の親を殺した女の子だ。僕はそんな彼女達のカウンセラーをした。そして、僕が頼んで、彼女達をこのフロアの住民にしたんだ。そして、僕は彼女達の永遠の孤独の瞳を守ってあげたかった…。だが、彼女達の心は壊れてしまった。知らない間に部屋に置かれた聖書の一冊とある存在によって…ね。ねぇ、リョウカ、いつも冷静な君がどうしてそんなに心を乱してしまったの…?」

 

リョウカ「……私は、【私達の理想の物が欲しかった…】でないと【許せなかった…】でも聖書に書いてあった…。【本当に……許されないのは…私達だったの…。】」

 

ダニー「あはは…だから!【普通の、清らかの、穢れの無い、普通の人間のフリをして死のうとしたんだね!】それが、リュウカ達、君達ならリョウカは出来ると思ったんだ!馬鹿の癖に!神に誓って、あまつさえ、リョウカの神様になったお前なら!………でも、リョウカ、君だってもう気ずいているだろう?幾ら聖書を読んで…己の間違いに気ずいても………【本心は変わらないという事を!!】」

 

リョウカ「…………。」

 

ダニー「心のどこかで、【リュウカを自分の物にしたい】っと思っているだろう!?あぁ!!最低で!!最高だねぇ!!」

 

バンッ!

 

ダニーは、リュウカに再度発砲した。だが、足元に着弾した。

 

リュウカ「………っ!!」

 

ダニー「さぁ!リュウカ!!道を選ぶ時だ!!……【ここで殺されるか…リョウカの[神様]を降りて、君達だけで出て行くか!】さぁ、どうする?……もう真実は覆らない!リョウカは戻れないし、もう何処にも行けない!!結果的に彼女は君達を騙したんだ!」

 

リュウカ「………おい、リョウカ、ダニーの言っている事は本当か…?」

 

リョウカ「……ええ……そうだよ…リュウカ。」

 

リュウカ「俺達に…嘘をついたのか…?」

 

リョウカ「うん…リュウカ……ねぇ…リュウカ…まだ私の神様で居てくれる?」

 

リュウカ「…………お前は、自分の事を俺頼みにする気かよ…リョウカ………はぁ…俺は【お前の神様じゃない。】」

 

リョウカ「………!」

 

ダニー「素晴らしい!その通り!御名答!!さぁ!これでリョウカはいつもの君だ!望みは僕に言うんだ!何でも用意してあげるよ!!……そして、リュウカ達、君達はもう行ってもいい。」

 

リュウカ「おい、お前ら何か勘違いしてないか?」

 

ダニー「……ん?」

 

リュウカ「確かに俺はリョウカの神様なんかじゃねぇ!だが、残念だったな!この際だから教えてやるよ!俺達の本当の正体をな!」

 

ザック「お前…!まさか!言うつもりか!」

 

リュウカ「ああそうだ!もう我慢の限界だ!」

 

リョウカ「………?」

 

リュウカ「俺達の正体はな…お前らの望む神様より…その更に上の神の存在だ…そして全ての神を統べる存在だ!そして、俺達は…【最高神】だ!!」

 

ダニー&リョウカ『………!!』

 

リュウカ「真実が覆らないだぁ?そんなの俺達の前では、一切の無意味だ!それにだ、ダニー、お前のその豆鉄砲程度で俺達に勝てるとでも思っているのか!?後なぁ、リョウカ、お前相変わらず嘘が下手くそだな、俺達はな最初から分かっていたぞ。このフロアに入った時点でお前がこのフロアの殺人鬼だって事もな。だが、お前の過去を知りたかっただけだ。まあ、お前の辛さはよーく分かった。だがな…お前は相変わらず一人で全て責任を背負うし、お前は優しい過ぎる。」

 

リョウカ「………っ!!」

 

ダニー「何を戯れごとを!」

 

ダニーは、リュウカに拳銃を構えた。

 

リュウカ「やってみろよ…変態ロリコン目玉野郎!」

 

パンッ!

 

ダニーは、リュウカの頭部に向けて発砲した。勿論当たった。だが…一切効果が無い…。

 

リュウカ「はぁ…やはりその程度か…。」

 

ダニー「……!?」

 

リュウカ「おいおい…どうした?さっきまでの威勢は何処に行ったかな?時間の無駄だ。それにだ…確かに俺はリョウカの神様を降りたが…俺はこのまま出て行くつもりはねぇよ!俺達は、リョウカを無理矢理でも外に連れ出してやる!そして、ダニーは、リョウカより罪を犯し過ぎた。だから俺達は警察としても動く…ダニー・ディケンズ!貴様を取っ捕まえてやるよ!お前は、最重要指名手配犯だからな、丁度良い、俺達はな、今はすっごくブチ切れそうなんだよ…!テメェのそのクズっぷりがな!だからお前を別に殺しても良いし、警察に突き出してやろうかな?」

 

ダニー「……!!?」

 

リュウカ「そうだな…このままお前を殺してしまえばリョウカだって悲しんでしまうからな…だったら動けないようにして…警察に突き出してやるよ!」

 

リュウカはそう言い終えると、ゴットピットを展開して…ダニーを拘束した。

 

リュウカ「おい、お前ら…今ならダニーは無抵抗だ…さぁ、【フルボッコの時間だ…。】」

 

リュウカがそう言うと全員(リョウカを除く)は武器を構えて…ダニーにジリジリと迫った。

 

ダニー「ひ…!来るな!良いのか?僕を殺してしまっても?それだと出口の在り方が分からなくなるぞ!?」

 

リュウカ「言った筈だ…俺達の中に優秀な仲間がいてな…もう出口の在り方も分かっているんだよ!さぁ!歯ぁ食い縛りやがれ!!このクズ野郎がぁぁぁ!!!!」

 

ダニー「ギャァァァァァァ…!!!」

 

リュウカ達は、ダニーに一方的にリンチをした。最早どっちが悪者か分からん。

 

ダニー「あ……が……。」

 

ダニーは、虫の息ぐらいまでフルボッコにされて…ようやく解放された。

 

リュウカ「ふん!これが結末だ!自業自得だ!クソ野郎…!」

 

そしてダニーは、ピクリとも動かなくなった。

 

リュウカ「さてと…後はお前だ…リョウカ。」

 

リョウカ「……!!」

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使(ゲーム)】使用曲【夜空の花】】

 

リュウカは、リョウカを捕まえて…床に押し倒した…そして、武器を出せれないようにゴットピットでカバンを没収して、リュウカの能力で戦闘能力を奪った。そしてリュウカは、鎌を構えた。

 

リョウカ「いやだ…いやだ!」

 

リュウカ「俺が今のお前に殺される訳なぇだろ!そんなに終わりたければ…俺が終わらしてやるよ!!これでお前の望みも叶うんだ!!」

 

リョウカ「やめて…!!殺さないで…今のままの私を…殺さないで…。」

 

リュウカ「あぁ!?」

 

リョウカ「だって…リュウカは…もう私の神様なんかじゃない…私の神様は…私なんて要らない…私の神様は死んじゃったんだ…!!」

 

リュウカ「………ああ、そうだ…お前の神様は殺してやった…俺が!殺してやった!!」

 

リョウカ「………!」

 

リュウカ「だがな…俺は生きている…分かるだろ!?お前を殺してやるって言ったのは誰だ!」

 

リョウカ「…私の…神様…!」

 

リュウカ「違う!!!」

 

ガンッ…!!

 

リュウカは、思いっきり全力で鎌をリョウカの頭のほんの少し横に振り下ろした。(その際の衝撃や風圧は、気にしたらアウト…。)

 

リュウカ「俺だ…!俺なんだよ!!他の誰でも無い!お前の神様なんかじゃねぇ!!俺がお前を殺すんだ!!」

 

リョウカ「でも…私は…おかしい…穢れている。」

 

リュウカ「はぁ…そんなの…誰に向かって言っている?」

 

リョウカ「………え?」

 

リュウカ「俺は……【昔は、最高神の中で正反対の邪神の最高神だ!】好きなように世界を征服し、数々の多くの生命を葬り、恐怖のどん底に陥れた!だがな、お前やダニーみたいにグダグダ悩んで逃げ回ったりしねぇ!親だか…お前の神だろうが知らんが、そんな事で動かされるなんて冗談じゃねぇ!!俺が俺なら…【お前もお前だろ!!】違うのかよ!」

 

リョウカ「私は…私?」

 

リュウカ「そうだ!お前がお前なら!自分の事は自分で決めろ!!」

 

リョウカ「………あ…あぁ…!」

 

ビキ…ビキ…

 

リョウカは、自分の中に何かを縛る鎖にヒビが入り始めた。そして、自分から何かが溢れて出てくるのを感じた。

 

リュウカ「なぁ、リョウカ…目の前の俺は…【誰だ?】」

 

リョウカ「……………っ!」

 

ビキ…!

 

ビキ…ビキ!!

 

リョウカの何かを縛る鎖がヒビが広がり…そして…

 

ビキ…ビキ…バリーン…!!

 

リョウカの何かを縛る鎖が全て砕け散って…頭の中に懐かしい記憶が入り込み…全てを思い出した…。【全ての能力及び全ステータスが元に戻った。(まだ不老不死ではない。)新能力及び新武器及び新技及び新兵器(超兵器)及び新形態をそれぞれ解放した。及び昔の魂と現実の世界の魂が融合して…今まで以上に強くなった。(どれぐらいかは、不明)服装を自由自在に変更可能及び名前が変化した。【(真)・森リョウカ・ガードナー】】

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【incoherent】

 

リョウカ「……リュウカ…【お姉ちゃん】…。」

 

リュウカ「……お前…!記憶が…!」

 

リョウカ「うん…。」

 

リュウカ「…馬鹿野郎…遅いんだよ…だがな、お前の神なんかじゃなかっただろう?」

 

リョウカ「うん…お姉ちゃんは…初めからお姉ちゃんだった…。」

 

リュウカ「なあ、リョウカ、お前は狂ったように全て責任を自分で背負いこむ…それにお前は優し過ぎるし真面目過ぎるんだよ。」

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「おい、リョウカ、目の前に居るのは確かにお前の姉の俺だ、それが分かるんだったら…リョウカ!【俺を望め!】そして、お前は、俺と一緒に…幸せの生活する事を誓え!お前自身に…!そして…この【俺に誓え!!!】」

 

リョウカ「……………うん………うん!…………誓う!………お姉ちゃんに誓う…!…あ…うぅ!あぁぁぁぁ…!!」

 

リュウカ「………ああ…俺もお前に誓って…絶対にお前を幸せにしてやるよ…!」

 

そして、リュウカは、そのままリョウカに抱いてあげてリョウカが泣き止むまで、ずっと抱いてあげた。因みに…周りの奴らは、感動していて号泣していた。そして…抱いてあげているリュウカも同じく涙を流していた。(後、妙に静かなリュウコは、何と希望の華を咲かせていやがった。まあ理由は、感動の所を邪魔をされたくないから…ダニーと共にフルボッコにされた。哀れなり…リュウコ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の雑談コーナー 第3話

レイチェル「………。」

リョウカ「…………。」

レイチェル「ねぇ…リョウカ。」

リョウカ「ん?どうしたの?レイチェルお姉ちゃん?」

レイチェル「いや…あの…私って…あまり…リョウカの元姉として…あまり何もしてあげられてないの…どうしたらいいのかな…?」

リョウカ「う〜ん…あ!でしたら…私と今日、思い出を作ってみたら良いんじゃないですか?それに…レイチェルお姉ちゃんは、今でも私のお姉ちゃんですから大丈夫ですよ。まあ、私は、次女辺りかな…。」

レイチェル「ふふ…ありがとう…リョウカ。じゃあ…一緒に手伝ってくれますか?」

リョウカ「ええ、良いですよ。レイチェルお姉ちゃん!」

リョウカとレイチェルは、姉妹としての思い出を作る為に、色々な場所にお出かけした。いっぱい遊んで…色々体験したり…料理まで作ったりなどした。

リョウカ「今日は良い一日中でしたね。」

レイチェル「……うん。」

リョウカ「じゃあ…後…一緒に寝てくれますか…?」

レイチェル「……ふふ…良いよ。」

そして、リョウカとレイチェルの姉妹は、幸せそうに…深い眠りについた。



【続く】


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第7話 リョウカの禁忌の過去の記憶の呪縛を解け!【終章:後編】

どうも…私は…レイチェル…。前回のあらすじ…前回私達は、最後のフロア…B1に来て、色々探索した。でも…そのフロアの担当が…私の妹のリョウカだったの…。流石に私もショックだったよ…。そして、私達は、リョウカの全てを知って…リョウカと恐らく戦う事に……なる筈だったの…今回は、戦闘になる前に先に先生をやって…その後にリョウカを説得に成功したの…。そして…ようやく…リョウカに記憶が戻ったの…。本当に長かった…。じゃあ…今回も見てね。


2分後…

 

リョウカ「…えぐ…ぐす…。」

 

リュウカ「少し…落ち着いたか?」

 

リョウカ「……うん。」

 

リュウカ「じゃあ…これからこの建物から脱出するぞ。確認だが…リョウカ…この建物について全て知っているのか?」

 

リョウカ「うん…全部覚えている。後、このフロアには…確かにリュウカお姉ちゃんの言う通り…ここには出口も無いです。ただし玄関はあるけど…行き止まりです。そして…この階の一つ下…B2に出口があります。」

 

リュウカ「そうか…あ…そうだ。」

 

リョウカ「どうしたの?」

 

リュウカ「リョウカ…少しジッとしていろ。」

 

パチン!

 

リュウカは指を鳴らすと…リョウカの服装が変わり、現実の世界と同じいつもの服装になった。(帽子も有るぞ)

 

リョウカ「あ…いつもの服装になった…。」

 

リュウカ「ああ…リョウカにはこれが一番お前らしい服装だ。やっぱりいつものじゃないと俺がおかしくなる。(性的な意味で襲う)」

 

リョウカ「そう…ありがとう、リュウカお姉ちゃん!」

 

リュウカ「け!後、ほれ返すぞ。」

 

リュウカは、リョウカにさっき没収したカバンを返した。

 

リョウカ「あ…私のカバン。…本当にごめんなさい…!私はリュウカお姉ちゃん達の事を本気で殺そうとした…本当にごめんなさい…!」

 

リュウカ「はぁ…もう済んだ事だろ?だったらもうそんな事でウジウジするなよ…それにだ…もしあの時に戦闘になったとしても…お前には俺達を攻撃何て出来ねぇよ。」

 

リョウカ「……え?」

 

リュウカ「言ったろ?お前は優し過ぎる。特に仲間や家族にはとても優しい。例え自身が裏切ったとしても…さっきのお前は絶対に俺達には敵わないし…攻撃する勇気も無い。まぁ、やる時はやると思うが…俺達は、それに掛けてみた…それだけの事だ。」

 

リョウカ「そう…ですか。」

 

リュウカ「……行く前に最後の確認だ…【今の…お前の名前は?】」

 

リョウカ「ふふ…そんなの分かっていますよ…私は…最高神の一人の…【森リョウカです。そして…もう一つの名前がリョウカ・ガードナーです。】私は…今と過去の魂を完全に融合しました。だから…私の名は…【(真)森リョウカ・ガードナー】です!」

 

リュウカ「ふ!あっはははは!!そう来たか!名前も融合して、森として…ガードナーとして両方生きる!だからその名前か!なら俺は、【(真)森リュウカ・フォスター】だな!!何故なら、俺もあのB5の階でもう一人の俺と融合したからな、俺は、森として…フォスターとしてリョウカと同じ両方で生きる!それだけの事だ。」

 

リョウカ「そうですね…。」

 

リュウカ「じゃあ、元に戻った事だし…リョウカ、お前が指揮をとってみろ。」

 

リョウカ「私ですか…?」

 

リュウカ「そうだ、俺は臨時だからな…本来はお前の役目だ。さぁ、ビシッと行こうぜ!」

 

リョウカ「うん…!……みなさん…本当に長く待たせてすみませんでした!そして…ただいまです!今を持って…私がみなさんを無事に絶対に生きてここから脱出させます!誰一人欠ける事も無く!絶対にです!みなさん!私について来てくれますか?」

 

リョウカがそう全員に聞くと…全員は大きく頷いた。

 

リョウカ「じゃあ、行きますよ!みなさん!」

 

全員『おおおおぉぉぉぉ!!』

 

リョウカの号令で全員の士気がものすごく高まった。

 

リョウカ「さてと…一応この本を持って行きますか…ある意味で…私とレイチェルお姉ちゃんの旅の始まりの物だし…。」

 

リョウカは、聖書を手に入れた。

 

リョウカ「……………。」

 

リョウカは、ダニーを見ていた。

 

リュウカ「あ、そうだ。」

 

リョウカ「どうしたの?」

 

リュウカ「ふん!」

 

リュウカは、ダニーを蹴ってみた。

 

リュウカ「よし!大丈夫だな!……いや待て…まあいっか。」

 

リョウカ「………バイバイ…先生。」

 

リョウカ達は、再びキッチンに来ていた。地下室にエレベーターの起動スイッチがあるからだ。

 

リョウカ「じゃあ、レイチェルお姉ちゃん…一緒に来てくれますか?」

 

レイチェル「うん…良いよ。」

 

リュウカ「じゃあ、俺達は外で見張ってるからな。」

 

リョウカ「うん。出来るだけ早く戻ってきますね。」

 

リョウカとレイチェルは地下室に降りて行った。

 

リョウカとレイチェルは、オルゴールのある所に来た。

 

リョウカ「ここは…とても懐かしいです…。この大量の人形…昔はよくこれで遊びました…。」

 

レイチェル「うん…そうだね。」

 

?「来たな…リョウカ・ガードナー…いや今は…森リョウカだったかな?」

 

リョウカ「グレイさんですか…。」

 

グレイ「そうだ。どうやらその様子だと…記憶が戻ったな。」

 

リョウカ「うん…。お姉ちゃん達のお陰です。」

 

グレイ「そうか…良かったな。」

 

リョウカ「ところで…グレイさんは何で私達の前に現れたの?」

 

グレイ「そうだったな…ではリョウカに聞きたい事が有っての…良いか?」

 

リョウカ「うん…答えられる範囲ならば良いよ…。」

 

グレイ「では聞こう…森リョウカよ…お前にとって…【森リュウカ】とは何だ?

 

リョウカ「お姉ちゃんは…私にとって全てです。私はお姉ちゃんのお陰で今が有りますし…生きる希望をくれました…お姉ちゃんになら…私の全てを捧げても良いくらいの大切な存在です。でも、幾ら最高神と言えども…私達は生きています…同じ生物です。お姉ちゃん達が不老不死と言えども…今の私は【不老不死ではありません。】でも、死ぬつもりはありませんよ。私は、お姉ちゃん達の為に…そして…みなさんの為に生きます。」

 

グレイ「そうか…お主らしい答えだな。」

 

リョウカ「…他に何が聞きたいの?」

 

グレイ「では、最後の質問だ。森リョウカよ…お前自身…幸せになりたいか?」

 

リョウカ「………そんな事…もう決まってますよ。」

 

グレイ「うむ?」

 

リョウカ「私にとっての幸せは…みなさんと一緒に居て…生活する事が一番の幸せですよ…私はみなさんが居てこその私です…そして、私が居てこそのみなさんです。私とみなさん…そのどちらかが欠ける事は決して有ってはなりません。私とみなさんが一緒に居てこその…最高神です…それ以上もそれ以下でもありません。そして…今でも私は…幸せ者ですよ。」

 

グレイ「ふ、そうか。」

 

リョウカ「もういいですか…?」

 

グレイ「ああ…もう良いぞ。さぁ、エレベーターの起動スイッチを押しても良いぞ。」

 

リョウカ「分かった…。」

 

リョウカは、エレベーターの起動スイッチを押した。そして、エレベーターの方から音が聞こえた。

 

リョウカ「…………。」

 

リョウカは、オルゴールの方を見ていた。

 

グレイ「別に持って行っても良いぞ、どうせここにはもう戻れんからな。」

 

リョウカ「そう…だね。じゃあ…持っていこうかな。」

 

リョウカは、オルゴールを手に入れた。

 

グレイ「では、我も付いて行こう…あの子達からも約束だからな。外の世界もどうなっているかも知りたい。」

 

リョウカ「分かりました。」

 

レイチェル「じゃあ…行こっか。」

 

リョウカ「少し待って下さい…ここにお別れを言わせて下さい。」

 

レイチェル「じゃあ…私も言おっかな。」

 

リョウカ&レイチェル『今まで…お世話になりました…ありがとう……さようなら…。』

 

リョウカとレイチェルは、この場所に別れを告げて上へ戻った。

 

リュウカ「お…戻ったか…て、グレイも来たか。」

 

リョウカ「うん…一緒に外に出さしてあげるの。」

 

リュウカ「そうだな…じゃあ行くか。」

 

リョウカ「うん…。」

 

リョウカは、エレベーターに向かう為、リビングに入った…だが…

 

全員『…!!!?!』

 

全員が驚いたのは…ダニーが居なくなっていた事だった。

 

リュウカ「おいおい…!まじでふざけんなよ!どんな生命力なんだよ!アイツこそ化け物じゃねぇか!」

 

リョウカ「まあまあ…リュウカお姉ちゃん…落ち着いて…。」

 

リュウカ「はぁ…まあ良い…あの傷だ、そう遠くには行けないし…もう長くはないだろう。いや…奴の事だからな…そう簡単にはくたばらないだろうな…クソ…!」

 

リョウカ「まあ…とりあえず…エレベーターに行こっか。」

 

リュウカ「ん?ああ…。」

 

リョウカ達は、エレベーターに向かった。そして、エレベーターに到着し…リョウカ達はエレベーターに乗り込んだ。

 

エレベーターの中の会話…

 

リュウカ「なぁ、リョウカ…。」

 

リョウカ「何ですか?」

 

リュウカ「あの場所に別れをちゃんと言ったか?」

 

リョウカ「……うん…言ったよ。後…現実の世界に持って来れるか分からないけど…両親から最後に買って貰った…オルゴールを持って来たの。」

 

リュウカ「そうか…まあ、お前にとってそれは思い出に残る物か…リョウカ…他に持って来ている物は?」

 

リョウカ「後は…さっき拾った聖書だけです…。これは私とレイチェルお姉ちゃんがこのビルでの旅の始まりのキッカケになった物だから…持って来た。」

 

リュウカ「そうか…で、それらを現実世界に持って行きたいのだな?」

 

リョウカ「…出来れば持って行きたい。」

 

リュウカ「そんなの簡単の事だぜ…その拾った物をゴットピットに預けとけば良い。現実の世界に戻ってきたら、ゴットピットに言えば…預けていた物を返してもらえるぞ。」

 

リョウカ「ありがとう…リュウカお姉ちゃん…じゃあ早速やってみますね。」

 

リョウカは、ゴットピットを呼び出して…リョウカの持つ全て荷物をゴットピットに預けた。(カバンも含む)

 

そして、預け終わったのと同時にエレベーターが止まった。

 

リュウカ「さあ、出口が近い…行くぞ!」

 

リョウカ「……うん!」

 

リョウカ達は、エレベーターを降りた。

 

 

【B2フロア】

 

 

リョウカ達は、エレベーターを降りて…大聖堂に向かった。そして、到着した。

 

リョウカ「確か…【中央のステンドグラスに出口が有った筈です…。】」

 

リュウカ「えーと…あれだな…だが、このピアノが邪魔だ…どかすから手伝ってくれ。」

 

リョウカ「うん…分かった。レイチェルお姉ちゃんも手伝ってくれる?」

 

レイチェル「うん…良いよ。ザック…貴方も手伝って。」

 

ザック「へいへい…分かったよ…。」

 

リョウカ達は、大型のピアノを動かして…何とかどかす事が出来た。

 

リュウカ「ふぅ…何とかどかしたな…えーとどうやって開ける?」

 

リョウカ「あの…実は…。」

 

リュウカ「何だ?開け方を知っているのか?」

 

リョウカ「…うん…そして…」

 

リョウカは、ポケットの中から…鍵を取り出した。

 

リュウカ「これは…?」

 

リョウカ「うん…【出口の鍵】です。」

 

リュウカ「なぁ、リョウカ。」

 

リョウカ「何ですか…?」

 

リュウカ「その鍵…初めから持っていたのか?」

 

リョウカ「うーん…これは流石に覚えていないの…あの時に記憶が戻った時にポケットに出口の鍵を持っている事に気ずいたの。でも…いつ…どこで手に入れたかは…分からないの。」

 

グレイ「なるほど…そう言う事か…。」

 

リュウカ「何か知っているのか?」

 

グレイ「ああ…妙に違和感が有ったのでな…これで全て分かったぞ…と言うよりも思い出したのだ。」

 

リュウカ「どう言う事だ?」

 

グレイ「実はな…その出口の鍵を持つ事が許されるのは…【この殺人鬼のボスにしか持たされることは許されないのだ。】」

 

リュウカ「じゃあ…まさか…!」

 

グレイ「そうだ…この殺人鬼のボス…つまり殺人鬼を率いていたのは…【森リョウカ】お主の事だよ…。」

 

リョウカ「……え?」

 

グレイ「まあ…お主が覚えていないのは無理がないのだからな…お主に鍵を託した後…お主の記憶を消したのだからな。それと…他の殺人鬼達も同様に彼女に関する全ての記憶を排除させた。お主にとって…辛い事をあまりさせたくはないのでな…やむ得ない事だった。」

 

リョウカ「そう…ですか……でも、ありがとうございます…グレイさん。」

 

グレイ「何故、礼を言う?私は、お主をこんな殺人鬼の居るビルのボスに任命させたのだぞ?そして、お主に辛い事をさせてしまった者の一人だぞ?」

 

リョウカ「それでも…ありがとうございます。グレイさんが居なかったら、恐らくは、みなさんには出会わなかったし…ずっとあの場所でただただ…人を殺す事しか出来ない…殺人鬼に成り下がっていたと思います。そして…みなさんにも牙を向けていたと思います。グレイさんが居たから…私も変われた一人です。そして、命の恩人の一人ですよ…。」

 

グレイ「そうか…こうして…お礼を言われるのは久々だなぁ。」

 

リョウカ「喜ぶ時は…喜んでいた方がいいですよ。」

 

グレイ「ふ、そうだな。」

 

リョウカ「じゃあ…この鍵を使わせてもらいますよ。」

 

グレイ「ああ、使ってくれ。」

 

リョウカは、ステンドグラスの横にある鍵穴に出口の鍵を使った。すると…ステンドグラスが扉のように開いた。

 

リョウカ「開いた…!」

 

リュウカ「これで…この建物とおさらばだな。」

 

リョウカ「うん…!」

 

リュウカ「ああ、そうだ一応言っておくが、もう外には俺達の全ての軍が待機しているぞ。この建物には収まりきれないからな、外に転送させた。だが、この建物の中では、外に無線も届かないし…俺達は外に転送が出来ないからな…だが俺達の軍は外に出す事が出来た。それだけでも充分だった。さて…今出口が開いたから…無線が届くかな?」

 

リュウカは、無線機を取り出した。

 

リュウカ『あー、あー、こちらリュウカ、こちらリュウカ、応答願うどうぞ。』

 

ザー…ザー…

 

兵士隊長1(無線)『ボス!ようやく繋がりましたか!繋がったと言う事は!?』

 

リュウカ『ああ!ようやくここの目的が達成したから…出口を開けた。んで無線が通じるんじゃないかと言う訳で、確認の為に繋いだ。』

 

兵士隊長1(無線)『そうでありましたか…では我々は?』

 

リュウカ『ああ、俺達はこれから地上に向かう…お前らも突入の準備をしろ。お前らのほうでももう…レーダーが使える筈だ…俺が地上に出て、合図を出したら突入せよ。それと…警察とも連携をとれ。恐らく、俺達の脱出を最後まで邪魔をする…最重要指名手配犯が俺達を狙っている筈だ…お前ら、警察に連絡し…すぐに向かわせて、出入り口にて待機させよ。もちろん事情は話しておいてくれよ。』

 

兵士隊長1(無線)『は!了解であります!!』

 

リュウカ『では以上、通信終了。』

 

リュウカは、無線を閉じて、無線機を仕舞った。

 

リュウカ「良し!行くぞ!」

 

リョウカ「……うん!」

 

リョウカ達は、長い階段を登り始めた。だが…途中で異変が発生した。

 

 

ドーン!!

 

全員『……!!!!』

 

突然、爆発の音が聴こえて、この建物が揺れ始めた。そして…

 

アナウンス「自爆装置が起動しました。地下フロアより、爆発します…地下フロア完全消滅まで…【残り…5分…。】」

 

リュウカ「何だと!?確かに俺が全ての操作権限を奪った筈だぞ!自爆装置が作動する筈が無い筈だ!!」

 

グレイ「まさか…ダニーめ、自爆装置が使えないのなら…【別の自爆装置を作れば良いと言う考えに至ったか…!】」

 

リュウカ「そうか…!くそ!あの目玉野郎…!とんでもない事をしてくれたな…!」

 

リョウカ「…こうなったら…!」

 

リュウカ「おい…リョウカ…?何をするつもりだ!」

 

リョウカ「今の私に出来るかどうか分かりませんが、一か八かやってみます!今度は私がみなさんを無事に脱出させます!……来て!【ジ・アーク】!!」

 

リョウカは、自分のジ・アークを呼び出してみた。すると…

 

ジ・アーク「グォォォォォォォ!!!」

 

ジ・アークが目の前に現れた。だが、かなり損傷が激しいようだ。リョウカ自身が無理をし過ぎているのが目に見えていた。サイズは、この階段の天井と横の壁とは、当たってはいないがかなり窮屈のようだが何とかREX形態なら出口まで行けるようだ。

 

リョウカ「さぁ!みなさん乗って下さい!」

 

リョウカに言われて、全員がジ・アークに乗り込んだ。もちろん、パイロットはリョウカとリュウカだ。

 

リョウカ「お願い!ジ・アーク!私達を地上まで連れて行って…!ジ・アーク…起動!」

 

ジ・アーク「グォォォォォォォ!!!」

 

ジ・アークは、けたましい咆哮をあげて…出口に向けて…鋼鉄の最強の全能神が動き始めた。

 

 

【第1章 最終ミッション】

 

 

【勝利条件:制限時間5分以内に地上に到達する。敗北条件:ジ・アークの破壊又は制限時間内に地上に到達する事が出来なかった。】

 

 

【推奨BGM:作品名【MGS4】使用場面【REX格納庫脱出戦】】

 

 

ジ・アーク「ギャァァァァァァ!!!」

 

バコン!ドカーン!

 

ジ・アークは、崩壊する建物の障害物を蹴散らしながら上へ…上へ…目指した。

 

アナウンス「制限時間…残り…【4分】」

 

リュウカ「リョウカ!急げ!」

 

リョウカ「うん!」

 

リョウカ達は、急ぎ地上を目指していた、だが…

 

ジ・アーク「……!!?」

 

目の前に自身より巨大な瓦礫で完全に塞がれてしまった。

 

リョウカ「どうしよう…!」

 

アナウンス「制限時間…残り…【2分】」

 

リュウカ「リョウカ!俺にただ一言言え!!「お姉ちゃんなら壊せる!!」って言え!!」

 

リョウカ「うん!…リュウカお姉ちゃん!!お姉ちゃんなら絶対に壊せます!!」

 

リュウカ「ヒャハハハハハハハハ!!!!任せろ!!喰らいやがれぇぇ!!」

 

ジ・アーク「ガアァァァァァァ!!!」

 

ジ・アークから大量のミサイルを瓦礫を斉射し…瓦礫を破壊した。

 

リョウカ「すごいです!お姉ちゃん!!」

 

リュウカ「へ!まあな!急ぐぞ!!」

 

ジ・アークは、階段を登り…登り続けて…

 

リョウカ「見て!出口です!」

 

リュウカ「急げ!!」

 

アナウンス「5…4…3…2…1」

 

リョウカ達を乗せたジ・アークは、建物が自爆と同時に地上に到達した。だが…

 

リョウカ「はぁ…あぁ…。」

 

リュウカ「おい…リョウカ?大丈夫か?」

 

リョウカ「ええ…大丈夫です…う!」

 

リュウカ「おい!リョウカ?」

 

リョウカ「すみません…どうやら限界のようです…。」

 

リョウカがそう言うと…ジ・アークが消えてしまった。

 

リュウカ「よく頑張ったな…ほら…出口だぞ…歩けるか?」

 

リョウカ「うん…何とか。」

 

リュウカ「そうか…じゃあ行こうか。」

 

リョウカ「うん…。」

 

リョウカ達が、出口のドアに向かおうとして、少し進むと…

 

ガチャリ…パンッ!

 

どこからか…無情にも1発の銃弾が放たれた。そしてそれが……

 

リョウカ「……お…姉ちゃん…。」

 

リョウカが…その凶弾に撃たれてしまった。リョウカは…その凶弾で致命傷を受けてしまい…酷い…大量の出血をしてしまった…。

 

リュウカ「リョウカ…!?おい…!何だよこれ…!」

 

?「クックックアッハッハ!!!あぁ!!もうひどいなぁ!!めちゃくちゃだよ!」

 

リュウカ「…………!!!!」

 

そこに現れたのは、ダニーだ。

 

ダニー「このビルを爆発をさせたのは僕だ!!君達が厄介な事をしてくれたお陰でもう一つ作る羽目になったけど…結局は爆破には成功だ!!」

 

リュウカ「この…クソ野郎がぁぁぁぁ!!!!」

 

リュウカが鎌を構えてダニーに突撃したが、

 

パンッ!

 

ガキン!!

 

リュウカ「…チッ!!」

 

リュウカの鎌がダニーによって弾かれてしまった。

 

ダニー「あははは!効かないなら、武器だけでも弾けば良いだけだよ!!」

 

リュウカ「クソが…!!」

 

ダニー「残念だねぇ!君達の約束は叶わないんだよ!?」

 

リョウカ「………リュウカ…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「……!」

 

リョウカ「リュウカ…お姉ちゃん…ごめんなさい…。」

 

リュウカ「何がだよ!!頼むからしっかりしてくれよ…!!」

 

リョウカ「お姉ちゃんに…絶対に…幸せにしてもらえるって約束したのに…ごめんね…。」

 

リュウカ「…ふさけるな!!俺は!俺は!!嘘が嫌いなんだって言っただろうが…!」

 

リョウカ「………っ!がは…!」

 

リュウカ「おい、待て…!ここで死なすかよ…!!」

 

パンッ!

 

ダニーから再び銃弾が撃たれたが…

 

ガキンッ!!

 

リュウカの結界に阻まれてしまい届かない…

 

ダニー「逃がさない!助けさせない!何にもさせないよ!!ねぇ!二人とも!夢を消え去った気分はどうだい!!僕に教えてくれよ!!それともここでみんな心中でもしようか!?」

 

リュウカ「……この…クソクズ野郎が……!!」

 

リュウカは、力を解放しようとしたら…

 

リョウカ「…がは…お…姉ちゃん…。」

 

リュウカ「やめろ…。」

 

リョウカ「……ごめんね…。」

 

リュウカ「俺を…嘘つきにするんじゃねぇ!!俺は…!お前を死なす訳にはいかねんだよ…!!」

 

リョウカ「あぁ……お姉ちゃん…もう…いいんだよ…いつだって…お姉ちゃんは…私を助けてくれた…でも、それは、いつもじゃなくてもいいの…。」

 

リュウカ「おい…!何を言っているんだ…!?」

 

リョウカ「先生…私はね…あんな生き方をしたくはなかった…。本当は、一瞬でも望まれて…生きて…望まれて…死にたかったの…。」

 

ダニー「……!!」

 

リョウカ「でも…お姉ちゃんと誓いを立てて…一緒に上を目指して行き…考えが変わって…お姉ちゃんと一緒に生きて行こうと言う誓いに…変えたの…でも…私の中では…もう充分だよ…。」

 

ダニー「……なら…もっと絶望してくれよ!だって、今僕が!その誓いを奪ってやったのだぞ!!」

 

リュウカ「………黙れ…!」

 

ダニー「うるさい!言わせてくれよ!!」

 

リョウカ「……先生…奪われて…なんかいないよ…?」

 

ダニー「………!?」

 

リョウカ「これは…私とお姉ちゃんがした誓い…誓いは…誰かに奪われるものじゃない…!」

 

ダニー「……あ…あぁ…。」

 

リョウカ「……たとえ…叶わない事が…有ったとしても…いいの…だってそれは…二人の事だから…分かっているから…!」

 

リュウカ「待てよ…俺はそんな事を…認めねぇぞ…!頼む…から…死なないでくれ…!!」

 

リョウカ「お姉ちゃん……この誓い…私が…背負って…持って行くから…自分の事を…嘘つきだなんて…思わないで…?」

 

リュウカ「……!!」

 

リョウカ「お姉ちゃん…約束は…叶わなくても…良いんだよ……!お姉ちゃん…私が…居なく…ても…幸せに…なって…私は……お姉ちゃん…の事が……大好き…だよ…そして……いつも…優し…く…して…くれ…て……あ…り…が……と……う…お…姉…ちゃ…ん…そして…ごめん…ね……さよう…な…ら……お姉…ちゃん……。」

 

そして…リョウカがその言葉を最後に…ゆっくりと瞳を閉じ…手の力も完全に抜けてしまい…【ピクリとも動かなくなった。】だが…その顔は…幸せそうに…満ちている顔だった…。

 

リュウカ「おい…リョウカ…?…リョウカ…!」

 

リョウカ「…………………。」

 

リュウカ「……リョウカァァァァァァ…!!!!!!」

 

ダニー「……あは…あははははは…!!!リョウカ!君の望みもリュウカの望みも…全部…全部…!僕の望みと共に!全部終わらせてあげるよ!あはははははは!!」

 

ダニーが、リュウカ達を殺すために近づこうとしたら…

 

ビキ…ビキ…バリーン…!!

 

リュウカの、中で…何かが…砕け散った…

 

リュウカ「……殺してやる…殺してやる…ころしてやる…ころしてやる…コロシテヤル…コロシテヤル……!KOROSITEYARU……!!KO…RO…SI…TE…YA…RU……!!!【殺してやるぅぅぅぅぅ!!!!!!!】ウガァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

リュウカは、リョウカの死を原因により…憎悪と憤怒と悲しみが膨れ上がり…それが爆発して…全ての力を解放し…禍々しい力も全て解放し…禍々しい咆哮を放ち…周囲は全てを死に至らしめる程の禍々しい殺気を放った。そして…リュウカの姿が禍々しい龍形態の姿になった。そして、その矛先は、リュウカから全てを奪った…ダニーに向けられた。

 

【(真)森リュウカ・フォスター【暴走[終焉暴走:【最終段階:最大レベル】&全暴走形態発動&リミッター解除(100%フルパワーモード)】

 

【推奨BGM:作品名【エヴァンゲリオンシリーズ】曲名【THE BEAST II】】

 

【第1章:真・最終ミッション】

 

【勝利条件:ダニー・ディケンズ(敵)を【完全に跡形も無く…処刑しろ。】敗北条件:【無し】】

 

リュウカ「グォォォォォォォ!!!!!」

 

リュウカは、ダニーを捕獲して…異空間に引きずり込んだ。

 

ダニー「……!!?」

 

リュウカ「グォォォォォォォ!!!!」

 

リュウカは、口元に何かをため始めた、その光は徐々に巨大になっていき…さらに禍々しい赤黒い稲妻が発生し…満足に溜まったら…

 

リュウカ「ギャァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

ピキン…!ビギャァァァァァァァァ………!!!

 

リュウカはけたましい禍々しい咆哮と共に…一瞬の閃光の後…超極太の赤黒いレーザーが発射された。この技は、リョウカ達の中で禁忌の大技の一つ…そして、切り札の一つでもある。そして、この技の名前は…【最大出力ラスト・エンデ・インフィニティットジェノサイドゴットファイナルマスタースパーク】と言う名前。(長ければ、【ジェノサイドゴットファイナルマスタースパーク】でも結構。)

 

ダニー「う…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!」

 

ピキン…!チュドーン…!!!!

 

赤黒い極太のレーザーに直撃したダニーは…断末魔をあげて…超規模の爆発に巻き込まれて…跡形も無くなった。【ダニー・ディケンス[完全死亡]】

 

リュウカ「グォォォォォォォ…!!!!!」

 

リュウカは、復讐を遂げたのか…悲壮と憎悪に包まれた咆哮を放った…。そして、リュウカは元に戻り…元の空間に戻った。

 

リュウカ「……………。」

 

リュウカは…リョウカ無しでは生きる希望も無く…ただただ…リョウカの死体を見て…絶望していた…が

 

レイチェル「……リュウカ…!リョウカの事だけど…【まだ死んでないです…!】」

 

何と、レイチェルがリョウカを確認してみたら…まだ僅かではあるが生きている事が判明した。

 

リュウカ「……!!」

 

ザック「早くしろ…!急がないと本当にリョウカが死ぬぞ!!」

 

リュウカ「リョウカ…!!」

 

リュウカは、リョウカをお姫様抱っこ(横抱き)の要領で、持ち上げて…リュウカ達は、外に出た。

 

兵士隊長1「……!ボス!ご無事で良かったであります!

 

リュウカ「今は…それどころじゃない!!早くリョウカを…助けてくれ…!!」

 

兵士隊長1「ボス…!……!?ただ今救急隊を呼びます!!」

 

そして、リュウカ達は、リョウカを救急隊の人に任せて、この事件の後始末に入った。

 

 

 

数ヶ月後……

 

 

 

リョウカは、更生保育施設に居た。服装は、最後にレイチェルが着ていたあの白い服装(帽子無し)だ。どうやら、あの時本当にギリギリのようだったらしく…後もう少し遅ければ…完全に死んでいた…との事らしい。リョウカは、カウンセリングを受けながら…不安の夜を過ごしていた…そんなある日の…【満月の青白い月の夜】…

 

リョウカ「本当は…夜は…眠れなかった…心も落ち着かなくて、今夜も寝らねない筈だった…。」

 

リョウカは、ゆっくりと自分のベットの方に行き、

 

リョウカ「でも、もう、目を閉じる事しか、なくなったんだ。」

 

リョウカは、ベットに入り、そのまま目を閉じて眠ろうとしたが……

 

ドン!

 

ドン!

 

窓から音が聞こえて、飛び起きた。

 

リョウカ「この音…窓から?」

 

ドン!

 

ドン!

 

ドン!

 

リョウカ「…………。」

 

施設の人「何の音なの!?リョウカ!!」

 

リョウカ「施設の人じゃない…?だったら…っ!」

 

リョウカは、急いで、机の中から、リュウカから貰ったナイフを取り…部屋に置かれている荷物を入り口に移動させて…入れないようにした。さらにおまけに、ゴットピットで扉を完全に固定して…能力でこの施設の外部との連絡手段を完全に遮断した。(電源設備使用不可能。)

 

施設の人「リョウカ!?開けなさい!!」

 

リョウカ「……………。」

 

リョウカは、窓に向かい…カーテンを開けた。

 

ドン!

 

ドン!

 

ドン!

 

施設の人「リ、リョウカ!?何が起きているの!?」

 

ドン!

 

ドン!

 

施設の人「…大変!け、警察を呼ばないと!!」

 

施設の人は警察を呼ぼうとしたが…それは叶わず…リョウカの能力で施設の中に居る人を全員睡眠状態にさせた。(外には何も起きない。)

 

リョウカ「…………。」

 

リョウカは、さらに窓に近づくと…

 

「避けろ!」

 

窓から声が聞こえて、リョウカはすぐに避けた…そして…

 

ドン!

 

バリーン…!!

 

窓は破壊されて…青白い満月の光の中から現れたのは…

 

?「…………よぉ。」

 

リョウカ「…………【リュウカ…お姉ちゃん…?】」

 

そう…現れたのは…リュウカだ…だが…リョウカと同様に帽子は被ってない。そして…その外には…リョウカ達の軍…全員(レイチェルとザックも含む。)がリョウカとリュウカを待っていた…

 

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【彼岸】】

 

 

リュウカ「あーあ…リョウカ…お前またつまんねぇ顔していやがるなぁ?」

 

リョウカ「お姉ちゃん…どうして…?」

 

リュウカ「あ?何がだよ?」

 

リョウカ「だって…私の位置なんて…分かる筈がないんじゃ…?」

 

リュウカ「あ?リョウカ…お前ってバカだなぁ、忘れたか?お前に、ナイフとゴットピットを渡しただろ?それでお前の位置が分かった…それに…それが無くとも…俺が…お前を見つけれなかった事はなかっただろうが…俺とお前は…姉妹だろ…?」

 

リョウカ「………っ…でも…私…あの時…誓いを、背負って、持って行くって…。」

 

リュウカ「……それがどうしたんだよ…つーか!勝手に持って行こうとしてんじゃねぇよ!」

 

リョウカ「……お姉ちゃん…じゃあ…まだ…私の事を…幸せにしたいって思ってくれている…?」

 

リュウカ「…俺だぞ…?俺が…俺の欲しいもん…逃す訳ねぇだろ!?」

 

リョウカ「…………っ!」

 

リュウカ「………早くしろよ…もう、あんまり時間なんてねぇからな…それともお前は、忘れちまったか?」

 

リョウカ「……ううん…お姉ちゃん…忘れてない…忘れてなんかいない…!だって…誓ったもの…お姉ちゃんと私二人で誓ったもの…!」

 

リョウカ「……おう」

 

リョウカは、本心で…涙を流しながら告白した…そして…

 

 

 

 

「リョウカ!」

 

「リョウカさん!」

 

「戻って来て下さい!お嬢様!!」

 

「我々には、貴女様達が必要です!」

 

「ボス…!!」

 

 

みんなの声が…リョウカを…待っている…

 

 

リュウカ「さぁ…来い!リョウカ…!!」

 

リョウカ「うん…っ……うん!………ねぇ、リュウカお姉ちゃん。」

 

リョウカは、リュウカに抱き付いて……

 

リョウカ「【私を…殺して(幸せにして)。】」

 

リュウカ「ふ…だったら…泣いてないで、笑えよ…。」

 

リョウカ「……うん!」

 

リュウカ「じゃあ…元の世界に…帰ろう…リョウカ…。」

 

リョウカ「……うん。」

 

リョウカとリュウカは、全軍を引き連れて…青白い満月に向かって…夜空を飛んでいき…

 

ゴゴゴゴゴゴゴ……

 

リョウカ達の前に…青白い満月を背景にしながら…門が現れて…リョウカ達はその門の光に飲み込まれるようにして入って行った…。

 

 

 

 

 

 

リョウカ「ん…ここは…?」

 

リョウカが気がついて周りを見てみると…沢山のベットが有り、更に大量の装置が置かれていて…大量のコードが繋がっていて、そのコードは、最終的に今リョウカが居るこのベットにまで続いていた。そしてよく見てみると…ベットには大量の兵士や兵器やペット達も居て…特殊部隊も居て…他の姉妹も居て……そして…横に違和感を感じて見てみたら…愛しく…大切な存在のリュウカが居た。

 

リュウカ「ん…あ〜ここは?…どうやら戻って来たようだな…。」

 

リョウカ「…………お姉ちゃん……!」

 

リュウカ「おわっぶ…!いきなり何だ!ってリョウカか…。」

 

リュウカは、思わずリュウカに抱き付いた。

 

リョウカ「お姉ちゃん…!お姉ちゃん……!!うぅ…ぐす…うわぁぁぁぁぁん…!!」

 

リュウカ「ちょ!おま!いきなり泣いてどうした…!」

 

リョウカは、突然大泣きし始めた。

 

リュウカ「何で、そんなに泣いている?」

 

リョウカ「えぐ…ぐす…だって…だって…!ようやく…ようやく…!戻って来たのだから…!私達の…家に…!そして…私達の…世界に…!!帰ってこられたからぁ…!うぁぁぁん…!!」

 

リュウカ「はぁ…そうか…そうだよな…もう…あんな辛い事はもうさせない…俺が絶対にお前を幸せにしてやるよ…。だから…今は泣けるだけ泣いとけ…俺が全てを受け止めてやるからな…!」

 

リョウカ「あ…あぁ…あああぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!!お姉ちゃぁぁぁぁぁん…!!!うわぁぁぁぁぁぁん……!!!」

 

リュウカ「よしよし…思いっきり泣いとけ…お前は…俺のもんだからな…。」

 

で、そのリョウカの大泣きの影響で、寝ていた奴らが全員目覚めた。まあ、当然と言うか…何と言うか…リョウカとリュウカは、抱き合ったまま、何故かリュウカまで涙を流していた。

 

 

5分後……

 

リョウカ「………えぐ……ぐす…うぅ…。」

 

リュウカ「もう充分に泣いたか…?」

 

リョウカ「………うん。」

 

リュウカ「はぁ…なぁ、リョウカ。」

 

リョウカ「………うん?」

 

リュウカ「………【おかえり…リョウカ。】」

 

リョウカ「……うん…!……ただいまです…!」

 

 

そして…リョウカとリュウカは…みんなが見ている中で…お熱い口付けを交わした…。

 

 

 

 

 

【第1章:完結】

 

 

 

 

【続く】




最高神達の雑談コーナー 第4話

リュウカ「なぁ、リョウカ?」

リョウカ「何ですか…?お姉ちゃん…?」

リュウカ「さっきから思ったのだが…お前、まだその口調と表情は治ってないな…。」

リョウカ「うん…ごめん…昔と今の魂が合わさったとしても…少し昔の方がショックが、大きかったのですね…。」

リュウカ「そうか…でもこうして生きている。それだけでも大勝利だろ…?」

リョウカ「そうだね…。そう言えば…私を助けに行った時に、どうやって…私の居る世界に入ってこられたの?」

リュウカ「ああ、それか…お前も気ずいていたと思うが、あの大量のベットと装置…そして、リョウカが寝ていたあのベット…実はあの部屋は、もしかしたらこう言う事態に陥ってしまった時の為に即席で作った施設だ。確か名前が…【記憶神の施設】だったかな…。取り敢えず、その施設を使い…全軍が、お前の記憶の世界に入り…お前を見つけて、ようやく今みたいに救出成功したと言う訳だ。…まあ、少しショックを和らげる事ぐらいしか出来なかったがな…。」

リョウカ「ううん…充分だよ…お姉ちゃん。私は…お姉ちゃん達が一緒にいるだけでも…一番幸せだから…。」

リュウカ「そうか…まあ、取り敢えずだ…お前を完全に元に戻るまでにまだまだ時間が掛かると思うが…その時は、お前の最高の笑顔を…俺に見せてくれよ。」

リョウカ「……うん。」

リュウカ「よーし、そうと決まれば早速…!」

リョウカ「あ…!お姉ちゃん待って…!そこは…!」

リュウカ「へ…?何だ?」

リョウカ「……そこ…対侵入者用のトラップの…起動スイッチです…。」

リュウカ「……は?」

アナウンス「…侵入者発見!…侵入者発見!セキリュティシステム起動…対侵入者迎撃装置作動します。各員は…侵入者の対処をして下さい…。」

リュウカ「おい…!マジかよ…!リョウカ!逃げるぞ…!」

リョウカ「え…あ!」

リュウカは、リョウカをお姫様抱っこ(横抱き)して逃げ出した。

リュウカ「よっと…こうした方が早いな、やっぱりお前は軽いな…。」

リョウカ「あ…ありがとうございます…お姉ちゃん。」

リュウカ「へ…そんな事を言ってる場合か?この状況どうにかならんか?」

リョウカ「少し待って…こうしちゃおっか。」

リョウカは能力を発動し…迎撃システムが作動する前の状態に家の時を戻した。

リュウカ「なんだ…初めからこうすれば良かったんかい…。」

リョウカ「あ…なんか…ごめんなさい。」

リュウカ「まあ、いいけどよ。」

リョウカ「少し…楽しかったです…。」

リュウカ「………そうかよ。」


リュウリョウカ(リュウカ&リョウカ)の絆と信頼が更に深まったのであった…。





【続く】


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イノベーター事件編:第1章【EX】 リョウカの過去に終止符を…
第8話 エンジェルスター攻略戦!そして…リョウカの過去の真相…


はい…どうもです、リョウカです。前回のあらすじです…前回、私達は、ようやくB1フロアの事を終えて、出口のある、B2フロアに戻り…教会(大聖堂)の出口を開けて、脱出しようとしたら…先生が緊急装置を作動させて、私達を完全にこの建物と共に、殺そうとしましたが、私達は無事に地上に出る事に成功しましたが……その時に…私は先生に銃撃を貰ってしまい…瀕死の重傷を負ってしまいました。その時にお姉ちゃんを悲しませてしまった事を…本当に自身が無力だった事を後悔しましたが…数ヶ月後、私が保護施設に居て…青白い満月の夜に…お姉ちゃんが私を連れ出してくれました。その時に…もう私にあの時の後悔は…消えたような気がしました。……そして、私達は、その夜空を飛んで、多分…元の世界に帰るであろう…門を潜りました………そして、気がついたら、私達はベットに寝ていました。そこでようやく、私達は…長い長い…悪夢の呪縛から解かれた気がしました。………と言う訳でした、では今回も見て下さい。


リョウカ「ねぇ、リュウカお姉ちゃん。」

 

リュウカ「何だ?」

 

リョウカ「私達って…ある意味で、夢の世界なのか、精神世界なのかわからないけど…数ヶ月は居ましたよね?現実の世界では、どれぐらいですか…?」

 

リュウカ「確か…あっちの世界で数ヶ月間過ごしたとしても…こっちの世界では…【1週間】しか経過してないぞ。」

 

リョウカ「そうですか…。」

 

リュウカ「さて、どうするか…。」

 

リョウカ「そう言えば…バンさん達は?」

 

リュウカ「ちょい待て……あ〜あ…アイツら…【エンジェルスター】に向かってるぞ…。」

 

リョウカ「え…!?」

 

リュウカ「しかもだ…バンとアミとカズの三人だけだ。」

 

リョウカ「………では、私達も行きますか…。」

 

リュウカ「行くってまさか…?」

 

リョウカ「ええ、エンジェルスターに向かいますよ。それと…。」

 

リュウカ「ん?何だ?」

 

リョウカは、突然ゴットピットのコアを出して…

 

リョウカ「【ゴットピットコア・LBXモード】!」

 

リョウカは、ゴットピットコアに形態変化を指示をしたら…ゴットピットコアの姿が変わり、見た目は、何と…【リョウカだった。】ただし…サイズはLBXサイズだが…。

 

リュウカ「なぁ…それって…?」

 

リョウカ「うん…私自身だよ、触ってみますか?」

 

リュウカ「良いのか?」

 

リョウカ「うん…良いよ。」

 

リョウカは、ゴットピットコア(LBX形態)を渡した…が…

 

リュウカ「これは…実に…良い感触だ…。」

 

リュウカは、安定と信頼のシスコンを発揮して…妹そっくりのゴットピットコアを触りまくっていた…が…

 

リョウカ「お…お姉ちゃん…あんまり…変に触らない…で…ん…。」

 

何故か、本人の方も感じている…。

 

リュウカ「…ほーう…。(ニヤリ)」

 

リュウカは、まさかと思い…

 

リョウカ&ピットコア(リョウカ)「〜〜〜っ!!?!?!」

 

リュウカは、妹そっくりのゴットピットコアに…(ドコォ…。無言の腹パン)

 

数十分後…

 

リュウカ「ふう…いや〜ご馳走…いや…すまんかった…。」

 

リュウカは、リョウカのゴットピットコアを返した。(綺麗にして…)

 

リョウカ「うぅ…幾ら確認の為だったとはいえ…酷いです…ぐす…。」

 

リュウカ「ご…ごめん!すまんかった…!まさか…ガチで【本人と感覚が連動してしまうなんて…】知らんかったぞ。」

 

リョウカ「私だって…実際にLBXのバトルを…生身で味わってみたいから…それでやってみたの…ぐす…。」

 

リュウカ「そうか…まさかだと思うが、これってリョウカ自身だから…形態変化も…武器も…ほぼ何でも出来るんだな?」

 

リョウカ「うん…出来ます…もちろん生身ですから…表情も変えれますし…喋る事も…服を変える事も…細かい動作も…何でも出来ますよ。」

 

リュウカ「そうか…。」

 

リョウカ「あの…お姉ちゃんもやろうと思えば作れますよ…?」

 

リュウカ「マジか!なら早速!」

 

リュウカも同様にゴットピットコアを呼び出して…LBX形態に移行させた。もちろん姿は、リュウカ自身だが…LBXサイズだ。

 

リュウカ「お!出来たぞ!おぉ…マジで俺だな…!」

 

ピットコア(リュウカ)「そうだ、俺じゃなかったら誰なんだよ…。」

 

リュウカ「喋るんかい…!」

 

ピットコア(リュウカ)「当たり前だろ?生身だぞ?喋るに決まってるだろ?後なぁ…さっきのは流石に…なぁ。」

 

リュウカ「おいコラ…。」

 

ピットコア(リュウカ)「あぁ、因みにだが…もちろんこの状態でも撃破されれば…本人も甚大なダメージを受けるぞ?まぁ、あくまでも撃破される程のダメージか、部位破壊されるぐらいのダメージの場合は、流石に痛覚のフィードバックダメージは軽減されるが…痛いものは痛いぞ。だが…本人とこのコアとの思い…簡単に言えばシンクロ率が高くなると…そのフィードバックダメージの軽減率も下がってしまい…最終的に撃破された場合…死ぬぞ。」

 

リュウカ「マジかよ…。」

 

ピットコア(リュウカ)「まあ、流石にそんな事が易々起きる事はまず無いだろうし、そもそもダメージを受けてしまう程の相手は早々に居ないだろう…。(フラグ)」

 

リョウカ「あの…申し難いのだけれども…それって…フラグじゃないですか…?」

 

ピットコア(リュウカ)「………は…はは…ま…まさか…そんな事な…なんて…ある訳ないじゃありませんか…?ははははは…。」

 

ピットコア(リョウカ)「あの…完全に…図星な感じがするのですが…?」

 

ピットコア(リュウカ)「いやいや…そんな訳ないじゃないか…。って、お前も喋るんかい…!」

 

リュウカ「おいコラ…!それは俺のセリフだぞ…!」

 

ピットコア(リュウカ)「知らんな。」

 

リュウカ「ほーうそうか…お前がその気なら…確か、感覚は連動しているんだったな?」

 

リョウカ「え…?うん…そうだよ?」

 

リュウカ「そうか…ならば…!」

 

リュウカは、突然、自分自身に針を尻にブッ刺した。

 

リュウカ&ピットコア(リュウカ)『ギヤァァァァァァ!!!!!』

 

リュウカとリュウカそっくりのピットコアは、例の叫びと共に…天井を突き破って行ってしまった。

 

リョウカ&ピットコア(リョウカ)『何しているの…?』

 

リョウカとピットコア(リョウカ)は、同時にそう言った…。

 

数分後…

 

リュウカとピットコア(リュウカ)は、リョウカとピットコア(リョウカ)に正座させられていた。

 

リョウカ「……とりあえず…気が済みましたか?」

 

リュウカ「ハイ…調子に乗りすぎました…。」

 

ピットコア(リュウカ)「同じく…調子に乗りすぎましたスミマセン…。」

 

リョウカ「頼みますから…あまり変な事をしないで下さい。それでお姉ちゃんに何かあったら……ぐす。」

 

リュウカ「お、おい!俺が悪かった!だから泣くなって!な!」

 

リョウカ「………うん。」

 

リュウカ「ふぅ…なぁ、もういいか?」

 

リョウカ「え…あ、うん…もう良いよ。」

 

リュウカとピットコア(リュウカ)は、ようやく正座から解放された。

 

リョウカ「さてと…ではみなさん!出撃の準備をして下さい!」

 

リョウカの号令で、屋敷全体が騒がしくなり、えっさほっさと、出撃の準備を進めた。そして、リョウカ達は、超要塞装甲列車艦隊を連れて行く事にした。尚、リョウカ達はもちろん1番列車の超大和に乗っている。

 

リョウカ「では、全軍出撃です!!」

 

全員『おおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!』

 

リョウカの号令で、リョウカ達が率いる軍が、全軍…バン達の向かう…エンジェルスターに向かった。

 

一時間後…

 

リョウカ「すっかり暗くなりましたが…到着です。」

 

リョウカ達は、無事にエンジェルスターに到着した。(もちろん隠れているし、透明化を発動している。)

 

リュウカ「で、どうする?」

 

リョウカ「一応、陽動作戦をして…私達はバンさん達の所に向かい…私達の軍が、真正面から戦闘を始めます。それで、殆どの敵が正面に集まる筈ですから…その隙に入ります。もちろん…バンさん達が入って行った所からです。」

 

リュウカ「分かった…その手で行こう。」

 

リョウカ「一応…念には念を、他の惑星の軍と、私達の本館(本当のリョウカ達の家)にも応援を呼びました…とりあえずは、こっちが負ける事も一人もやられる事はありません。」

 

リュウカ「相変わらず…用心深いな。」

 

リョウカ「……うん…そうだね…。じゃあ…始めようか…!」

 

リュウカ「ああ…!」

 

リョウカは、無線を起動し…

 

リョウカ「これより、エンジェルスター攻略戦を実行します!全軍は、配置について下さい!」

 

兵士隊長1(無線)『了解!』

 

全軍は、一斉に移動を開始して、エンジェルスターをほぼ包囲した。

 

リョウカ「では、全軍、これより作戦を言います!一回しか言いませんからよく聞いて下さい。」

 

リョウカは、全軍に作戦を言い渡した。

 

リョウカ「では…【作戦開始】!」

 

リョウカは、号令をかけたと同時に…リョウカ達の軍がエンジェルスターに対して、攻撃を実施…制圧を開始した。

 

リョウカ「じゃあ…私達も行きますよ!今バンさん達は……不味いです!もう最下層に到着しそうです!」

 

リュウカ「はぁ!マジかよ!」

 

リョウカ「こうなったら…テレポートです!」

 

リュウカ「おい…だったら最初から使えばいいだろ?」

 

リョウカ「…すみませんでした…。」

 

リュウカ「はぁ…まあ良い、早くしろ。」

 

リョウカ「うん…!………【テレポート】!」

 

リョウカ達は、テレポートを使い…バン達の所に向かった。

 

 

同じく一方その頃バン達は、

 

バン「……いよいよだな!」

 

アミ「うん…!この先に博士がいる筈よ…!」

 

カズ「長い道のりだったが…後は…。」

 

バン「ああ…恐らく待ち構えているだろうな。だけど…ここで引き返す訳には行かない!」

 

カズ「ああ!そうだな!」

 

バン「良し!行くぞ!」

 

バン達は、巨大なシャッターを潜って…広い場所に出た…が、潜ったと同時にシャッターが閉まってしまった。

 

バン「く!やはり来るか!」

 

アミ「うん!そのようね!」

 

カズ「だが、やるしかねぇだろ!」

 

バン達が構えると…真正面のシャッターが、徐々に破壊されていき…最終的に、完全に破壊されて…中から、巨大兵器【イジテウス】が現れた。

 

バン「やるぞ!」

 

アミ「ええ!」

 

カズ「ああ!」

 

バン達が、LBXを出そうとしたら…

 

ドーン…!!

 

ドーン…!!

 

全員『……!?』

 

バン達の背後のシャッターから、ものすごい音と衝撃が発生し、シャッターが徐々に変形していき…

 

ドカーン…!!!

 

そのシャッターが豪快に破壊されて…煙の中から…

 

?「グルルルルルル…!!」

 

バン「…あれは…!?」

 

アミ「まさか…!?」

 

?「ギャァァァァァァァァァ!!!!」

 

バン&アミ&カズ『【ジ・アーク】!!!』

 

そう…ジ・アークが現れたのだ!しかもそのサイズは…あの目の前の巨大兵器とほぼ同じサイズで…フルアーマで装備しているようだ。

 

バン「ジ・アークがここに居るって事は…!」

 

バンがそう確信したと同時に、バン達のCCMにメールが届いた。

 

バン「これは…『大変長く待たしてすみません…!でも…今ここに私は、再び…戻って来ました!!』と書かれている!差出人は、【森リョウカ・ガードナー】…!」

 

アミ「これは、どう言う事なの…!」

 

バン「分からない…でも今は分かる!リョウカが復活した!それだけだ!行け!【オーレギオン】!」

 

バンは、オーレギオンを出撃させた。

 

アミ「行け!【パンドラ】!」

 

アミは、パンドラを出撃。

 

カズ「行け!【アキレス・ディード】!」

 

カズは、アキレス・ディードを繰り出した。

 

レイチェル「私も…行って…【レイチェル・エゼルディア】…。」

 

レイチェルは、レイチェル・エゼルディアを繰り出した。(護衛機有り。)因みに…凄い強化を受けて…一気に100機のディ・エゼルディ(護衛機)を操れるようになった。しかも、本機の性能が尋常じゃない位に上がり…リョウカ達の攻撃以外では、絶対にダメージが入らない。さらにリョウカ達のゴットピットも超強化された為…ほぼ敵無し+何でも出来るが合わさって、相方のザックのグルゼオンとほぼ同じように突撃可能だし…いつものように支援も可能になった。まあ、流石にザックのグルゼオンには1対1での勝負には負けてしまうが…。(まあ、後述するグルゼオンも超強化されているからなぁ…。)因みに…なんと…ゴットインフィニティZERO部隊で…【リョウカ達と同じ、No.0に任命された。】理由は簡単、リョウカの【姉】だからだ。だが、それだけでなく、リョウカの過去に潜り込み、無事にリョウカを救出に成功した事と実力を持つ。

 

ザック「行って来い!【アイザック・グルゼオン】!」

 

ザックもアイザック・グルゼオンを繰り出した。こちらもレイチェルと同様に超強化されて…何とゴットピットを普通に扱えれるようになった。しかも、元々の性能が高かったにも関わらず、さらに異常に強化されて…何と…【リョウカの本気の状態】でないと破壊出来ない位に強くなった。もちろんだが、元々得意な近接戦闘では、さらに異常に強化されて…何と【ただのパンチでどんなLBXだろうと、キラードロイド(ラージドロイド)も一発で撃破可能】と言う超強化された。(流石にリョウカ達の前では、一発では無理だし…武器を使ってようやくダメージを与えられる程。)まあ、一応…遠距離攻撃も強化されたが、一応LBXであれば一発撃破は可能には可能だが…流石にボスクラスのLBXや、キラードロイド(ラージドロイド)は、数発当ててようやく破壊可能らしい。(普通に見たら、一発又は数発食らっただけで完全に爆発四散すると言う超チート性能+殆どの攻撃は効かないと言う恐ろしい超戦闘力。)因みに、なんと…レイチェルと同じく…ゴットインフィニティZERO部隊で…【リュウカ達と同じ、No.0】に任命された。理由は、レイチェルと同じく、リュウカの【兄】だからだ。勿論、それだけでなくリョウカの過去に潜り込み、リョウカの救出に成功した事と実力を持つ。

 

これで…こっちが6(護衛機100機)対1と言う構図になった。(内、両者共に超兵器有り。)

 

バン「で、どうしたらいい?」

 

バンがそう言うと、またメールが届いた。

 

バン「またメールだ…何々【私が動きを止めますから…バンさん達は、あの兵器を確実に無力化する方法を考えて下さい!】だって!」

 

アミ「それなら…!あのコンテナを使うのよ!」

 

アミが指を指した方向を見ると、クレーンに挟まれた、コンテナが有った。

 

アミ「あれを、あの赤い方の兵器の頭上に落とすのよ!」

 

バン「分かった!カズ!頼めるか!」

 

カズ「任せろ!奴をそこまで引き連れてくれ!」

 

バン「ああ!分かった!だが、絶対にリョウカの方に落とすなよ!」

 

カズ「分かってるって!」

 

アキレス・ディードは、クレーンの方に飛んで行った。

 

そして、リョウカ達の方は…

 

リョウカ「どうやら、バンさん達の作戦は、あの兵器の頭上にコンテナを落とす作戦ですか。なら私は、確実にその場所に連れて行き、動きを封じますよ!行くよ!お姉ちゃん!」

 

リュウカ「ああ!やってやろうぜ!」

 

レイチェル「私達も手伝う…!」

 

ザック「ヒャハハハハハハハハ!!!デカイだろが小さいだろうが関係ねぇ!ぶっ壊してやるよ!!」

 

 

 

【真・全皇天帝覇極王神軍(殺戮殺人鬼神部隊)&山野チーム:総大将【(真)森リョウカ・ガードナー[通り名:青白月の狂いし始焉創造殺戮神]&(真)森リュウカ・フォスター[通り名:紅黒月の狂至高終焉破壊殺戮神]・山野バン[通り名:元アルテミスチャンピオン]】

 

 

V. S

 

【戦闘用改造超重機:イジテウス】

 

 

【勝利条件:イジテウスの撃破。・敗北条件:味方の内、一人が撃破される。又は、ジ・アークの撃破。特殊敗北条件:アキレス・ディードの居るコンテナ入りのクレーンが破壊される。(尚、この条件はコンテナ落とし失敗又は成功に問わず…コンテナ落としが実施した時点でこの条件は消滅する。)】

 

【戦闘地形:エンジェルスター最下層重機格納庫】

 

【推奨BGM:作品名【ゼルダの伝説:大地の汽笛】使用場面【第1・第3・第5のボス戦】】

 

 

ジ・アーク「ギャアアアアアァァァァ!!!」

 

ジ・アークは、イジテウスに突進して行き、

 

ガツン!!!

 

ジ・アークの突進を直撃してイジテウスは大きく後退し…

 

リョウカ「まだです…!」

 

ジ・アークは、攻撃を受けて身動きが取れないイジテウスを…

 

ジ・アーク「ピシャァァァァァァァァァ!!!」

 

ジ・アークは、イジテウスの片腕に噛み付いて、そのままコンテナ入りのクレーンの真下に投げ飛ばした。

 

イジテウス「……!?!」

 

リョウカ「さてと、ジ・アーク!【直立二足歩行形態】に移行!」

 

リョウカは、そう指示すると、ジ・アークが変形し…人型の形態になった…これがジ・アークの本来の姿だ。サイズは、REX形態より、2倍デカイ。

 

ジ・アーク「ギョァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

ジ・アークは天を仰ぐ動作をして、咆哮を放った。

 

バン「あれが…!」

 

アミ「リョウカ達のジ・アークの…、」

 

カズ「本当の姿…!!」

 

リョウカ「良し!そして、そのままイジテウスを拘束して!」

 

リョウカは、指示を出すと、ジ・アークは、イジテウスの両アームを掴んで、そのままクレーンの下に拘束した。そして、それを見たのか、

 

バン「……!今だ!カズ!」

 

カズ「オッケー!喰らえ!」

 

カズは、クレーンのロックにアキレス・Dで攻撃を行い、クレーンのロックを解除して…コンテナが落下した。

 

ジ・アーク「………。」

 

ジ・アークは、落下と同時にイジテウスから急速に離れて回避した…そして、そのまま当たる…と思ったが…

 

イジテウス「……!!!」

 

何と、イジテウスは、解放されたと同時に、咄嗟に両アームを使い、落下してくるコンテナをキャッチした。

 

バン「何!?受け止めた!?」

 

そして、イジテウスは、そのコンテナをジ・アークに投げつけたが…

 

ジ・アーク「ピシャァァァァァァァァァ!!」

 

ジ・アークは、腕部内蔵レーザーブレードを展開し、そのままコンテナを切り裂いた。

 

カズ「すっげー!アイツこんな事も出来るんか!」

 

バン「ああ!だが…どうやって倒す?」

 

バン達は、再び困っていると…再びメールが届いた。

 

バン「えーと、またメールだ…【後は…私達に任せて。】と書いてある。」

 

アミ「と言う事は…!」

 

バン「ああ!勝つだろうな。」

 

カズ「だが、どうなるかは分からないぜ?」

 

バン「……だろうな。だが…賭けてみようか。」

 

アミ「うん!」

 

バン達は、リョウカ達が勝てる事を祈った。

 

リョウカ「さてと、困まりました。」

 

リュウカ「おいおい、どうするんだ?」

 

リョウカ「う〜ん…恐らくあの機体の中に人が乗っていますから…どうやって…。」

 

リュウカ「だったら、引きずり下ろせばいいだろ?」

 

リョウカ「……引きずり下ろす……は!」

 

リュウカ「なんか…良い手が見つかったんだな?」

 

リョウカ「ええ!でも、あっちのパイロットにも少しばかりか、負担を与えますがね…。」

 

リュウカ「だが、パイロットを殺さずにあの兵器を無力化するにはもうこれしかないんだろ?」

 

リョウカ「ええ…やってみますか。」

 

ジ・アークは、もう一度イジテウスに最接近して…今度は真正面から拘束を実行した。

 

リョウカ「良し!お姉ちゃん!行きますよ!」

 

リュウカ「ああ!」

 

リョウカ「ジ・アーク!そのまま、拘束を続けて下さい!」

 

リョウカとリュウカは、ジ・アークのコアから出てきて、イジテウスに飛び移り…

 

リョウカ「あそこですか…!」

 

リョウカとリュウカは、急いでイジテウスのコックピットに到着して…

 

?「……何だと!?」

 

リョウカ「すみませんが、無理矢理降ろさせていただきますよ…!」

 

リョウカは、ゴットピットを呼び出して、コックピットの窓を破壊して…

 

リョウカ「ほら!一緒に来てもらいますよ!【テレポート】!」

 

リョウカとリュウカは、パイロットと共にバン達の元にテレポートした。

 

リョウカ「ふぅ…バンさん…この人をお願いしますね。」

 

バン「あ…ああ分かった。」

 

リョウカ「お姉ちゃん…最後の仕上げと行きますよ!」

 

リュウカ「ああ!」

 

リョウカ「行って!【ゴットピットコア】!」

 

リュウカ「行って来い!【ゴットピットコア】!」

 

リョウカとリュウカは、ゴットピットコア(リョウカ&リュウカ)を繰り出した。

 

バン「…それは…?」

 

リョウカ「すみませんが、その話は後です!ジ・アーク!!もう良いですよ!後は、私達で片ずけてます!!」

 

リョウカがそう言うとジ・アークはその場から消えた。

 

バン「消えた…!?」

 

リョウカ「さてさて…あらら…どうやらあの機体は、パイロットが居なくても動くみたいですね…テレポートをする瞬間に自動操縦を起動させましたね…。」

 

リュウカ「あ?マジかよ?てか、アレに自動操縦付いてんのか!?」

 

リョウカ「え…?だってアレを見てそう言えますか…?」

 

確かにリョウカの言う通り、イジテウスはもう既に、周りも関係無しにアームを振り回して攻撃したり、目の部分のレーザー砲をあちらこちらに乱射している。……あれ?これって暴走してね?

 

リュウカ「なあ…リョウカ。」

 

リュウカ「はい…何ですか?」

 

リュウカ「アレってどっからどう見ても暴走してねぇか?」

 

リョウカ「うん…そうだね。」

 

リュウカ「………とっとと止めようぜ!あのただの重機にちょっと武装を付けただけのマシーンに負けてたまるかよ!」

 

リョウカ「ええ!行きましょう!」

 

イジテウス「……………!!!!」

 

ピットコア(リョウカ&リュウカ)は、イジテウスに突撃していった。そして、それを迎え撃つ為に…イジテウスは、鋼鉄の咆哮を放った。

 

 

【勝利条件:イジテウス[暴走]の撃破。・敗北条件:ピットコア(リョウカ&リュウカ)のいずれかの撃破。】

 

 

ピットコアリョウカ「でやあぁぁぁ!!!」

 

まず、リョウカ(ピットコア)は、イジテウスの片方のアームを掴んで…

 

ピットコアリョウカ「そりゃぁぁぁ!!!」

 

なんと…その小さな体で、あの超兵器クラス(ダン戦世界)のサイズを普通に軽々しく投げ飛ばした。

 

バン「す…すごいぞ!」

 

アミ「なんて…パワーなの!あの機体…いえ…小さな体?どっちか分からないけど…すごいわ!」

 

ピットコアリュウカ「さーて!そのアーム…切り刻んでやるよ…!!」

 

リュウカ(ピットコア)は、投げ飛ばされていて、飛んでいる最中のイジテウスに飛び乗り…片方のアーム(掴む用のアーム)に…

 

ピットコアリュウカ「ヒャハハハハハハハハ!!!!」

 

リュウカ(ピットコア)は、狂気的な笑い声をあげながら、そのアームをいつの間に出した刀剣を両手に持ち…切り刻んで行った。そして、イジテウスは、そのまま墜落した。(リュウカ(ピットコア)は脱出した。)

 

イジテウス「………!!!!!」

 

イジテウスは、片方のアームを失った事に更に暴れ狂い始めた。

 

ピットコアリュウカ「あーあ…どうしよっかなぁ。」

 

ピットコアリョウカ「…………。」

 

ピットコアリュウカ「どうした?リョウカ?」

 

ドクン!

 

ピットコアリョウカ&リョウカ『……!!』

 

リュウカ「おい…どうした?」

 

ピットコアリュウカ「おーい…?ぼーっと突っ立って?」

 

リョウカとリョウカ(ピットコア)が、突然体に変化が発生した。

 

リョウカ「……(ニヤリ)」

 

リュウカ「……!?お…おい!どうした、リョウカ?」

 

リョウカ「………ねぇ…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「な…なんだ?」

 

リョウカ&ピットコアリョウカ『…………アレを……私達の……【理想のイジテウスにしたい…。】』

 

リュウカ&ピットコアリュウカ『……!!?』

 

リョウカが言ったのは、明らかに狂った言動だ…しかもだ…リョウカとリョウカ(ピットコア)の顔を見てみると…顔は笑顔だが…【目は死んだいるし…僅かに赤い光が見えている】

 

リョウカ&ピットコアリョウカ「ふふふふふふふ…あはははは………ヒャハハハハハハハハハハハハハ!!!ねぇ…!!【私達の物】になって…!!」

 

リュウカ「……っく!不味い…!」

 

バン「な…なぁ…アレってどんな状態だ?」

 

リュウカ「実はな…リョウカは…昔は俺と同じ…【殺人鬼】だ。」

 

バン「……!?」

 

リュウカ「でだ…リョウカは俺達のお陰でさっきまでは本当に良いんだよ?だが…リョウカが戦闘に出て…リョウカ自身に負の感情が芽生えるか…リョウカ自身か、俺達か、仲間や家族がやられるか…のいずれかで、今みたいに…と言うよりも正確には、いずれかの暴走形態が発動する。」

 

バン「じゃあ…まさか!」

 

リュウカ「ああ…!暴走している!しかもあれは…【昔のリョウカの状態だ!】」

 

そして、リョウカとリョウカ(ピットコア)を見ると姿が変わっていて、服の色がレイチェルと同じカラーリングになり…いつの間にか帽子が無くなっていて…更に、髪の色がレイチェルと同じになった。

 

リョウカ&ピットコアリョウカ「ふふふ…アハハハハハハハハ…!!ネェ…私達ノ…物ニナッテ…。」

 

リョウカ&リョウカ(ピットコア)【終焉の殺戮の死体人形師神形態(通称:【ガードナー形態】)】

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】・曲名【上弦の月】】

 

イジテウス「…………!?!!」

 

イジテウスは、恐怖を感じた…そう、何も感情も無いし心も無い…だが、何故か分からないが恐怖を感じた…「今すぐここから逃げろ!」と言うのを感じたのだ…絶対にあの子には勝てない…そして…無残に破壊されてしまう事も感じてしまったのだ。

 

イジテウス「………!!」

 

イジテウスは、逃げようとしたが…

 

ピットコアリョウカ「ネェ…ドコニイクノ?」

 

リョウカ(ピットコア)が、いつの間にかイジテウスの胴体に乗り込んでいた。

 

イジテウス「………!?!」

 

イジテウスは、必死に振り落そうとアームやレーザーを使ったが…

 

ピットコアリョウカ「アハハハハハハハハ!!!」

 

リョウカ(ピットコア)は、華麗に全て余裕に回避している。そして、懐のカバンから、拳銃を取り出した。

 

ピットコアリョウカ「……………【バン】。」

 

 

バーン…!!

 

 

 

リョウカ(ピットコア)は、イジテウスに一発の弾丸を放った…そしてそれが…

 

イジテウス「……!!?!?!」

 

無情にも…イジテウスは…一発の弾丸に急所を貫かれて…完全に沈黙した。

 

バン「何て…子だ!たった一発の弾丸でアレを無力化した!」

 

リュウカ「そりゃ、そうだろう。」

 

リョウカ「…………大丈夫。」

 

リュウカ「……は?」

 

ピットコアリョウカ「………私達が…、」

 

ピットコアリュウカ「お…おい!何をするつもりだ!」

 

リョウカ&ピットコアリョウカ『…………【直してあげる】……。』

 

全員『……!?!』

 

そこからのリョウカとリョウカ(ピットコア)の行動が明らかに狂っていた…何とイジテウスを…【縫って直していたのだ…。】バラバラにされたアームも縫い合わせられて綺麗に復元されたが…悪い腕(もう片方のアームのドリルアーム)は…【切断…いつの間にか用意されたぬいぐるみの腕と変えられた…。】更に…アイカメラの所も…【切断…いつの間にか用意されたぬいぐるみの頭に変えられた…。】その行動で、全員が絶句していた…そして、その生々しい現場を見て…リョウカ達の事をあまり慣れてない人達は、気持ち悪くなっていた。

 

数分後…

 

リョウカ「良い子…良い子だね…。」

 

ピットコアリョウカ「とっても可愛いよ…。」

 

リョウカとリョウカ(ピットコア)は、無残な姿になったイジテウスと遊んでいた。

 

リュウカ&ピットコアリュウカ『……は!そうだった!おい!さっさと目を覚ませ!!』

 

リュウカとリュウカ(ピットコア)は、リョウカとリョウカ(ピットコア)に強めのチョップをかました。すると…

 

リョウカ&ピットコアリョウカ「いったーい…!!あれ…?私は…一体何をしていたの?」

 

リョウカとリョウカ(ピットコア)は、元に戻り、元の姿に戻った。

 

リョウカ「ねぇ、お姉ちゃん?あの兵器は?」

 

リュウカ「お前、覚えてないのかよ…、あそこに無残な姿になっているぞ。」

 

リョウカ「……え……あれが…さっきまで戦っていたイジテウスなの?」

 

リュウカ「そうだ…お前がやったんだよ。」

 

リョウカ「私が…ね……あぁ…またやってしまった…。」

 

リョウカは、イジテウスをあんな無残な姿にさせてしまった事を落ち込んでしまった。

 

リュウカ「まあまあ…誰だって失敗する事だってあるだろ?俺達だって生きている…失敗する事なんていくらでもある。」

 

リョウカ「………うん…そうだね…。」

 

リュウカ「はぁ…落ち込んでないで…笑えよ…一応は勝ったんだし…喜んでおけ。」

 

リョウカ「……うん。」

 

バン「……あ!そうだ!先に進まないと!父さんが!」

 

リョウカ「そう言えばそうでした…ん?」

 

リョウカ達が先に進もうとしたら…

 

?「君の父さんはもうここには居ない。知りたければ…【アングラビシダス】で、優勝しろ。」

 

謎の声が聴こえて、バンの父さんがもうここには居ない事を告げられて、知りたくば、アングラビシダスで優勝しなければいけないらしい。

 

バン「アングラビシダス…か…。」

 

リョウカ「……………。」

 

バン「どうした?」

 

リョウカ「ううん…何でもない。」

 

バン「………?まっ良いか、さてどう出る?」

 

リョウカ「そうですね…。」

 

?「おい!お前ら!こんな所に居たのか!」

 

バン「………あ!【レックス】!」

 

どうやら、バン達の言う…レックスがバン達を迎えに来たようだ。

 

レックス「お前ら…!今外は…大変な事になっているぞ!」

 

バン「え?どう言う事だ?」

 

レックス「ああ…外では、【謎の軍隊がここに攻撃を行なっていてだな…ここを制圧するつもりだぞ!】」

 

バン&アミ&カズ『……!?』

 

リョウカ「あの…すみませんが…貴方がレックスさんですか…?」

 

レックス「ん?ああ、そうだ。お前ら、この子達は?」

 

バン「ああ…前に言っていた子達だよ。」

 

レックス「ほぅ…お前らがそうか………あの重機を無残な姿にしたのは…お前らか?」

 

リョウカ「……………はい…そうです。」

 

レックス「お前ら……凄えな!バンが言っていたのは本当らしいな!はっはっは!気に入った!お前ら、何者だ?」

 

リョウカ「ああ〜別に言っても良いですけど…その前に約束して下さいね…。」

 

レックス「ん?何だ?」

 

リョウカ「これから言う事は、絶対に本当に信頼出来る人以外には絶対に口外しない事と…そして…【貴方がやろうとしている事は…私達に任せて下さいね。】」

 

レックス「………!!………どう言う事だ…?」

 

リョウカ「……知りたいのでしたら、約束を飲みますか?」

 

レックス「………ああ…分かったよ…。」

 

リョウカ「では、話しますね…私達の事と…貴方の…【最期を…。】」

 

最高神説明中…

 

リョウカ「と言う訳です…理解しましたか…?」

 

レックス「……………ああ…理解したぞ。」

 

リョウカ「……レックスさん…私達はね…この世には…貴方以上に罪を犯した人達は幾らでもいます…。もちろん…私達だって…大昔には、貴方以上に罪を犯し過ぎたし…何度も…何度も…破壊と…殺戮を…繰り返していました…。でもね…それは、ある存在によって、私も変われました…。私は、その存在のおかげで今も生きています…もし…居なかったら…私は…ただ…ただ…破壊と殺戮を繰り返すだけの純粋な終焉破壊殺戮神に成り下がっていました。」

 

レックス&バン&アミ&カズ『…………………。』

 

リョウカ「だから…私にとって…その存在は…私にとって…全てです。でも…それだけでは…私達…最高神は務まりませんし…ただの傲慢です…でも…でもね…私達には夢が有りますよ…それは…【私達の望む…本当の平和と…本当の幸せを…そして…みんなの望む…本当の平和を作りたいです。】だから…私達は存在しますし…最高神の仕事を辞める訳にはいきません……あぁ…でもね…私は、本音を言ってしまえば…私はね…【何も縛られる事も無くて…本当の自由が欲しかったの…。】」

 

リュウカ「………リョウカ…。」

 

リョウカ「………私達にとって…本当は最高神と言う立場ってあまり関係無いですし…幾ら…自由が欲しいと言っても…私達は、今でも自由気ままに生きていますし…縛られると言う事はあまり無いかもしれない…だから…私にとっての本当の幸せは………【みなさんと一緒に…居たいし…生活もしたい事です。】それだけでも…充分に私は幸せです…。」

 

リュウカ「…………。」

 

リョウカ「さて…少し暗い感じになってしまいましたね…ごめんなさい…。」

 

レックス「…………いや…良い…お前の話を聞いて…もう復讐なんて…なんの為にしたのだろうと思った所だ…。」

 

リョウカ「そうですか…。」

 

レックス「………なぁ、思った事があるんだが良いか?」

 

リョウカ「はい、何ですか?」

 

レックス「………まさかだと思うが…あの軍隊は……【お前達がやったのか?】」

 

リョウカ「………………………はい…そうですよ。」

 

レックス&バン&アミ&カズ『………!!?』

 

リョウカ「まあ…安心して下さい…あの軍隊は…私達の物ですし…滅多な事では殺しはしませんよ…ただし…【かなり過激で…数で攻めて…圧倒的な力で…圧倒的な戦略で…あっという間に制圧及び戦いに勝ちます…勿論…一人も犠牲を出さずに…ね。】」

 

レックス「……凄えな…お前ら…。」

 

リョウカ「………恐らく…もうそろそろ…。」

 

レックス「……何の話だ?」

 

リョウカ達が話していると……

 

『突入!!!』

 

謎の軍隊がこの空間にやって来たようだ。

 

バン「な…何だ!?」

 

リョウカ「あ…どうやら制圧が完了したみたいだね。」

 

レックス「………なるほどそう言う事か…リョウカ…お前ここを制圧してどうするつもりだ?」

 

リョウカ「……そうですね…イノベーターの主戦力を潰す為に…わざわざここを乗っ取りましたが…どうしましょうかな…?」

 

全員『ズコォォ…!!!』

 

何故か全員がズッコケてしまった。

 

リョウカ「……へ?どうしました?私…変な事言いましたか?」

 

レックス「お前…!ただ、敵の戦力を削るしか考えてないのかよ…!」

 

リョウカ「……あ…ごめん…あまり考えてなかったですし…ここの事はあまり知らないです…名前は分かっていたけど…どんな事をするのか分からなかったです…。」

 

全員『ズコォォ…!!』

 

また全員がズッコケた。

 

リョウカ「あの…大丈夫ですか?」

 

リュウカ「はぁ…お前は相変わらず…!天才なのか…馬鹿なのか…さっぱり分からねぇな…!」

 

リョウカ「う…!」

 

リュウカ「それによ…お前は、だんだんと…俺に似てきていないか?主に…真正面から…特に相手がこっちに喧嘩を吹っ掛けてないのに…こっちから喧嘩を吹っかけるわ…。」

 

リョウカ「…うぐ…!」

 

リュウカ「後先考えないで…勝手に前に突っ込んで…毎回…毎回…お前になりかしら大怪我負うわ…瀕死の重傷を負うわ…死に掛けたりするわ…暴走したりするわで…お前が戦闘に出たらお前自身に毎回碌な事にならんわで…こっちが心配なんだよ…!」

 

リュウカは、リョウカの頭にちょっと強めのチョップをかました

 

リョウカ「…あう…!」

 

リュウカ「はぁ…だがな…お前はそれでも、優し過ぎるし…真面目過ぎるし…あまり殺しはしたくはしたがらないし…さっきはあれほど言ったが…お前は、デメリット以上の事をやってのける程のお前だ…俺達はな…お前のお陰で今があるんだよ…そしてだ…俺にとっての光の存在だ。」

 

リョウカ「リュウカ…お姉ちゃん…!」

 

リョウカは、リュウカに抱きついた。

 

リュウカ「へ…相変わらず…何年経とうが…お前はお前だし…俺も俺だな…はは…全く…おりこーさん…リョウカ…。」

 

リュウカ「えへへ…。」

 

レックス「…………なんか…俺達って…置いて行かれてないか?」

 

バン「ああ…そうだね…レックス。」

 

アミ「うん…完全に二人だけの空間に入っているわね…。」

 

カズ「はぁ…結局は…あの子達に全部持って行かれたなぁ。」

 

レックス「……そう言えば…おい、リョウカ。」

 

リョウカ「え…何ですか?レックスさん?」

 

レックス「お前は、確か…俺達がこれからどうなるかも全て話した…それは分かる。だが…幾ら最高神様と言えども…これじゃあまるで…【それを体験してしまったように聞こえるんだが?】」

 

リョウカ「…………………ええ…そうです……確かに…私は…昔にこの世界に来ました…そして…この世界を一回は救いました…勿論…【バンさん達と共に…。】」

 

バン「………それは…どう言う事だ?じゃあ…救ったんなら…何で俺達に…君達の記憶が無いんだ?」

 

リョウカ「……それは……!………っ!」

 

リョウカは…何故かその理由を言わない…いや言いたくないのだ…そして…リョウカの顔を見れば…とても暗く…絶望した顔であった。」

 

レックス「どうした…?何か言えない理由でも有るんか?」

 

リョウカ「………………。」

 

リョウカ「………リョウカ…大丈夫だ……お前が…どんな事をしたとしても…きっと受け入れてくれる…それにだ…いずれは話さないといけない時が来る…ならば…もう話してしまおうか。」

 

リョウカ「………うん。」

 

レックス「…………別に…無理に話さなくても良いぞ…。」

 

リョウカ「………いえ…話します…どっちにしても…もう…いずれは…話さないといけないです。」

 

バン「……………分かった…だが…話せるだけで良い…。」

 

リョウカ「………うん…実はね…何で…バンさん達の記憶に私の記憶が無いのかと言うと…………【私が………この世界線を全て消滅させてしまったからです……。】」

 

全員(リョウカ除く)『……!!?!?』

 

リョウカ「何故…私が消滅させてしまったかと言うと……さっき…リュウカお姉ちゃんが言ったように…私は……【暴走してしまう時が有ります。】」

 

バン「じゃあ…!まさか…!!」

 

リョウカ「…………私は…昔は…この世界線で…大量破壊…大量殺戮…大量虐殺…大量抹殺等の…行動を繰り返していたの…誰も…止めてくれる存在が居なくて…誰も…私を認めてはくれなくて…誰も……私を……見てくれなくて…誰も…私を………【必要されなくなった。】私は…私は…ただ…ただ…もう…そうする事しか……出来なかった…そして…私が必死になって平和にして…幸せな世界にしたのに…私は……私は……!自分で…!!自分の手で…!!!【この世界を…この地球を…この宇宙を…全宇宙を…全て…私の手で滅ぼしてしまったんだ…!!!!!】うぅ…!あぁ……!あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!!」

 

リョウカは…壮絶な結末を全て話して…大泣きしてしまった。

 

リュウカ「……そうだったのか…本当に…辛かったんだな…リョウカ…よしよし…思う存分泣け…。」

 

リョウカ「うわぁぁぁぁぁぁぁ…!!!ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!!!」

 

バン「………っ!何で…何で…!どうして…そうなってしまったんだ…!?幾ら…最高神と言っても…まだこんなにも幼いし…精神的にも見た目とほぼ同じだ…!」

 

アミ「うん…これは…あまりにも可哀想よ…!」

 

カズ「全くだぜ…!こんなにも胸糞悪い話は…初めてだぞ…。」

 

バン「レックス…ある意味で…レックスがやろうとしていたのは…少し同情出来るな…。」

 

レックス「………よせ……何度も言うが…もう復讐しても仕方ない事だ。だがな…前世でのあの事件…どっちにしろ…世界を変えようとしたのは本当だ…。」

 

バン「……レックス…。」

 

ドクン…!

 

リョウカ「……うぐ…!?」

 

リュウカ「…どうした…!リョウカ…!?」

 

ドクン…!

 

リョウカ「あ…が…!」

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

リョウカ「うぐ…あ…!はぁ…!はぁ…!」

 

リュウカ「おい…!リョウカ!しっかりしろ…!」

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

ドクン…!

 

リョウカ「あ…あ…!あああぁぁぁぁ…!!」

 

リョウカは、突然姿が変わって…さっきの姿になって……

 

リョウカ「…………。」

 

リョウカは…倒れてしまった…。

 

リュウカ「おい!しっかりしろリョウカ!……駄目だ…気を失ってるな…。」

 

バン「一体…リョウカに何が起きた…?」

 

リュウカ「………多分な…さっきの話がよほどショックが大き過ぎて…こんな姿になって倒れてしまったんだよ…。」

 

レックス「………すまん…!俺達が…無理に話を聞こうとしたからこうなったんだ…すまなかった…。」

 

リュウカ「はぁ…別にもういい…とりあえずもう帰る…リョウカの精神世界に行かないといけないし…ああ…そうだ…。」

 

バン「ん?何だ?」

 

リュウカ「これは、リョウカからのプレゼントだ…お前ら全員分有るぞ。」

 

レックス「………!これは…【LBX】か!」

 

リュウカ「そうだ…だが正確には、LBXではなく…【ゴットLBX】と呼ばれる物だ。」

 

バン「ゴット…LBX?」

 

リュウカ「簡単に言えば…俺達が作った物で、対ゴットLBX戦では絶対にその種類が必要だ…そして、唯一俺達に対抗出来る力を持つ物だ。」

 

バン「へ〜凄いなぁ!」

 

リュウカ「まあ、殆ど普通のLBXと同じ感覚で扱えれるが……この種類は…俺達の力が入っている…下手に使えば…あっという間に全ての町や国や全てを支配出来るし…消滅させる事も可能だ。そしてその関係上…その種類が…【一機だけでも存在するだけで、レギュレーションが強制的に…【アンリミテッドレギュレーション又はゼネラルレギュレーション】に固定される…しかも問答無用だぞ。」

 

バン「………成る程…。」

 

リュウカ「だから、その種類には絶対に…俺達にいつも付いているゴットピットを搭載している…そして、力を使って…ゴットLBXモードにするか…ノーマルLBXモードにするかを設定するようにしてくれよ?まぁ、ゴットピットも…基本的にゴットLBXと同じ…いやそれ以上の存在だ…しかもだ…そのピットは、いつも俺達の側に居るからか…その戦闘力や万能性も仲間の中で最強だ。そこんところ気をつけて使えよ?」

 

バン「分かった。」

 

リュウカ「因みに…俺達の仲間…いや家族のレイチェルやザックの機体は…ゴットLBXだ…。そして、お前らに渡した機体も確かにゴットLBXだが…何の機体が入っているかは知らん…だが、お前らに似合った機体が入ってるのは確かだ。有効に使えよ…。」

 

レックス「ああ…分かった。」

 

リュウカ「そんじゃあな…またいずれ会おう。」

 

そして、リュウカ達は、リョウカとリョウカ(ピットコア)を回収してテレポートして帰って行った。

 

戦闘結果:【真・全皇天帝覇極王神軍の完全勝利…エンジェルスター陥落及び超兵器、イジテウスの破壊成功…】

 

 

リュウカ達は、無事に家に戻ってきた。

 

リュウカ「………やれやれ…またあの施設に行かないとな…そうだな…今回は…」

 

リュウカ達は、再びあの記憶神の施設に来た…今度は、【全特殊部隊と姉妹全員のみ】だが…一応全軍の10%程度は連れて行くとの事だ。

 

リュウカ「………リョウカ…待っていろよ…絶対にお前を連れ戻してやる…。」

 

リュウカ達は、前にもやったように準備をして、再び…リョウカと共に…深い眠りについた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー 第2話

リュウカ「よう…久々な兵器紹介コーナーだ。」

ザック「ああ…そうだな。」

リュウカ「で…今回は俺達だけか?」

ザック「ああそうだよ…。」

リュウカ「……まあ良い…とりあえず今回紹介するのは…【ゴットピットコア】だ。」

ザック「……?」

リュウカ「まあ、そう言う反応するだろうな、簡単に言えば、ゴットピットの心臓(コア)だ。そして、ゴットピットのコアであるからか、その能力と戦闘力は…ゴットピットが無限機襲ってきても、全て無傷で破壊可能だ。それぐらいの実力を持つ。」

ザック「おー!すげーな!」

リュウカ「しかも、欠点らしい欠点も存在しない。だが…強いて言えばゴットピットのコアだから、そこを壊された場合は、ゴットピットの量産が出来なくなる…が、一機でもゴットピットが存在しているか、俺達が存在していた場合はコアを修復又は召喚されるぞ。」

ザック「マジかよ…!じゃあ、ほぼ無敵じゃねえか。」

リュウカ「確かにそうだが、その性能と能力と戦闘力は、持ち主と同じだ。つまり…俺達と全く同じ戦闘力と能力を持つし…俺達が強くなる…又はコアが強くなれば、共有されて強くなるし…そしてその逆も有る。」

ザック「………よく分からんが、とりあえずほぼ無敵と捉えて良いんだな?」

リュウカ「はぁ…もうそれで良い…。」

ザック「おーやっぱスゲーな!」

リュウカ「………まあ、一通り紹介はしたから締めるぞ。」

ザック「へいへい…そんじゃ、次回も…、」

リュウカ&ザック『見てくれよ!ヒャハハハハハハハハ!!!』






【続く】


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第9話 過去の呪縛に終止符を…そして…受け継がれる意思

よー俺だ!ザックだ!前回のあらすじだ…よく聞けよ…前回俺達はな、どっかの組織の戦力の一部に喧嘩を吹っかけたぜ…んでもってその工場の地下深くにガキ供がなんか知らん巨大な機械に喧嘩を吹っかけられていたんでな助けてやった。そしてだ、そいつらにプレゼントをあげたんだよ…だがな、喧嘩の最中にま〜たリョウカがなぶっ倒れたんだよ…でな訳でまーた俺達はリョウカの精神世界に入る羽目になったんだよ!畜生が!無事に帰ってきたらスナッグ菓子を大量に寄越してもらおうか!じゃあ、今回も見てくれよな!


リョウカ「………。」

 

リョウカは…深い…深い…暗く…闇の底に沈んでいた…そして…リョウカの体に大量の鎖が十字にリョウカを縛りあげていた…リョウカの姿は、過去のリョウカの姿…つまり、ガードナー家に居た時の姿…つまり…リョウカ・ガードナー時代の姿だ。

 

リョウカ「もう…私は…要らないんだ…私は…もう生きてちゃ…いけないんだ…私は…わたしは…ワタシハ…何の為に…産まれたの…何の為に…神になったの…何の為に…最高神になったの…何の為に…生きているの…ああ…もう…駄目なのね…私が…せっかく…死に物狂いで平和と幸せを作ったのに…何故…何故…ナゼ…NAZE…こんな…事に…なったの…私はただ…平和と幸せな世界で生きて行きたいのに…何で…私の…【邪魔をするの…?何で…私を否定するの…?何で……私は……存在しちゃいけないの……?何で…何で…私を…裏切るの…?】…………あぁ…ああぁぁ…嫌だ…嫌だ…いやだ…いやだ…イヤダ…イヤダ…!私は…!私は…!!まだ…存在したい…!!!まだ……生きたい…!!!!まだみんなから…必要されたい…!!!!!でも…何で…!私を…一人にするの…?………そっか……仕方ない…よね……だったら……もういいよ……私が……【こんな世界………、】」

 

リョウカは…完全に闇に染まろうとした時…

 

リョウカ「…………何……?」

 

リョウカの前に、突然…光が現れて…それがリョウカに近づいてくるのが見えた。

 

リョウカ「…………何なの…?今更……私には…もう光なんて…」

 

?「存在しない…とでも言いたいのか?この大馬鹿野郎…!」

 

リョウカ「…………!そこに誰か居るの…?」

 

?「は!馬鹿か…お前…俺は今までずっと一緒だったぞ?まさか…忘れたのか…リョウカ?」

 

リョウカ「…………!!?【リュウカ……お姉ちゃん……】どうして……?」

 

そう…目の前に居たのはリュウカだ…姿は、過去のリュウカの姿…つまり…リュウカ・フォスター時代の服装で、大鎌を装備している。

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【夜空の花】】

 

リュウカ「決まってるだろ?お前がまーたどうしようもない事になったからな…また連れ戻しに来ただけだ。」

 

リョウカ「……………お姉ちゃん……やっぱり…私は……生きてちゃあ…」

 

リョウカはこれ以上言えなかった…何故なら…

 

ゴチン…!!

 

リョウカ「〜〜!!!?」

 

リョウカの頭にリュウカの鉄拳が飛んで来たからだ。

 

リュウカ「生きてちゃいけないだぁ?………お前…いい加減にしやがれ!!!何度言ったら分かる!?お前は、どんな奴だろうと…お前はお前でしかない!!!それにだ!さっきから何だ!何世界やら…地球やら…宇宙やら…全部消滅させようとしてるんだよ!!?お前…!そんなどうしようもない理由で勝手に…!消そうと…闇に染まろうとしてるんじゃない!!必要ない?は!俺達には必要な存在だ!!裏切るだぁ?俺達はな、お前を絶対に裏切ったりなんかしない!!何度も言うが…俺達は嘘は嫌いだし…裏切るの事も嫌いだ!!」

 

リョウカ「………………。」

 

リュウカ「おい…まだそんな顔をするのか?」

 

リョウカ「……………だって……私は……お姉ちゃん以上に……罪を犯したの……私は…許されない……もう私は…要らないんだ…!!」

 

リュウカ「………お前…何度も言わせるな…。」

 

リョウカ「……………え…?」

 

リュウカ「……罪を犯し過ぎた?は!そんなの…こうしてやるよ…!!!」

 

リュウカは突然、大鎌を構えて……リョウカを縛りあげている鎖を…

 

リュウカ「……どりゃぁぁ!!!!」

 

ガシャァァン!!!

 

リョウカを縛りあげてあった鎖は全て無残に破壊された…そして、落ちて来るリョウカをキャッチした。

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【incoherent】】

 

リョウカ「…………何故……そこまでするの……?私は……」

 

リュウカ「ばーか…何度も言ったろ?お前は家族だ…そして…俺の愛する存在だ…お前がどんな存在だろうと関係ない…俺はお前が苦しんでいるのは…見過ごす訳にはいかねぇんだよ…それにだ…お前…何で、死のうと思った?」

 

リョウカ「………私は…罪を犯し過ぎたから…そして…私は…穢れた存在だから…。」

 

リュウカ「……そうか…じゃあ言ってやるよ…お前は…【死んだんだよ】。」

 

リョウカ「………え…?でも……私は……生きていますよ…?」

 

リュウカ「だからなぁ…俺は…【お前の罪とお前の穢れ】を殺したんだよ…。それとな…お前を苦しめている呪縛を殺した。まぁ、どうしても肉体の方を殺して欲しいっと願っても俺達にはお前を殺せねぇけどな…これでお前は…もう苦しまなくてもいい…もう…お前は充分に…頑張って耐えたんだ…だから…な?……戻って来い…!リョウカ!」

 

リョウカ「………お姉ちゃん…!私は…もう…許されても良いのね…?私は…まだ必要とされているのね…?私は…私は……まだ……お姉ちゃん達と一緒に居てもいいよね…?私は……私……は………まだ生きていても良い…よね……?」

 

リュウカ「ああ…!そうだぜ…!」

 

リョウカ「………お…お姉ちゃん…!……お姉ちゃん…!!…………お姉ちゃぁぁぁぁぁぁん……!!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん……!!!あああぁぁぁぁぁぁ……!!!」

 

リョウカは、また大泣きし始めた…そして…それと同時に…この空間の闇が消えていき…最終的に…見晴らしの良い…草原に居て…青白い満月の夜の空間に居た…。

 

リュウカ「……お前、相変わらず…泣き虫だな…お陰でこっちまで涙が出ちまったじゃねぇか…。だが…これで良いんだ…。」

 

リョウカ「お姉ちゃん…!うぅ…!あああぁぁ…!!」

 

リュウカ「よーしよし…おりこーさん…お前の気が済むまで泣け…思う存分に泣け…泣き枯れるまで泣けばいい…。」

 

リュウカは、優しくリョウカを抱いて…リョウカが泣き止むまで抱いてあげた…。

 

リョウカ「……………。」

 

リュウカ「おい、いつまで鼻水すすってんじゃないぞ、お前には笑った顔がお似合いだ。」

 

リョウカ「………うん。」

 

リュウカ「さて…どうやってこの空間から出ようか?」

 

リョウカ「………分からない…でも必ず出口があるはず…。」

 

リュウカ「……そうかよ…じゃあ探してみんなで出るぞ!」

 

リョウカ「……うん!……え?」

 

リュウカ「どうした?」

 

リョウカ「あの…お姉ちゃん…今さっき「みんな」と言いましたけど…見た所…私とお姉ちゃんしか居ないじゃないですか?」

 

リュウカ「あー、そういえば…お前を説得する為にわざわざ、別の空間で待機させていたんだったな…少し待て。」

 

 

リュウカは、空間の入り口を開き、その中に居た奴らを全部出した。

 

ザック「あー、どうやら何とかいったみたいだな。」

 

リュウカ「ああ…色々と大変だったがな…後一歩遅ければ…完全に闇堕ちして全てを破壊尽くすつもりだったぞ…。」

 

リョウカ「……ごめんなさい…。」

 

リュウカ「はぁ…もう済んだ事だ、気にするな。」

 

リョウカ「………うん。」

 

レイチェル「……そういえば…この風景…綺麗だね。」

 

リュウカ「そうだな…リョウカの説得に成功したと同時に、この空間になったんだよ…恐らくこれが本来の姿だったのかもしれんな。」

 

レイチェル「……あ!」

 

ザック「どうした、レイ?」

 

レイチェル「あそこの奥に…大きな門が有る…きっとそこが出口だと思う。」

 

レイチェルが指を指した方を見ると…広く広がる草原の奥に巨大な門がはっきりと確認出来た。

 

リュウカ「確かに、そうだな…よし!行くぞ!」

 

リョウカ「うん…!」

 

リョウカ達は、その門の所に向かっていった…が…

 

リュウカ「あ…?おい…ふざけんじゃねーよ!何で開かねんだよ!」

 

リョウカ達は確かに門の所に到着したが…その門は開かない…。

 

レイチェル「……?門に何か書いてある。」

 

リュウカ「あ?…本当だ…えーと…【過去の呪縛に終止符を付けろ…さすればこの門は開かれる…。】と書いてあるな…。」

 

リョウカ「…………。」

 

リュウカ「……過去の呪縛に終止符を付ける……か…たく…どうやら…そのリョウカの過去の呪縛そのものが来たようだぜ…!!」

 

リュウカはそう言い、武器を構えて…背後を見た…それに釣られるように全員も武器を構えて背後を向いた…そこに居たのは…

 

リョウカ「……!?!」

 

リュウカ「……【もう一人の…リョウカ…だと…!?】」

 

そこに居たのは…リョウカだった…だが…そのリョウカから…全ての負の感情のエネルギーと邪神の力等の邪悪その物に染まった姿だ…恐らくあの姿がリョウカの破壊と殺戮と終焉を惨劇を巻き起こす姿で…先程リョウカがあの姿に成りかけていたのと酷似していた。

 

リョウカ「貴女は…?」

 

?「私は…貴女…私は…貴女の本来の姿…そして…私は…貴女の負の存在…私は…貴女の邪悪な力の存在…私の名は…【森リョウカ・ガードナー】…私は……私は……貴女を……【私の物にしたいの……。】」

 

リョウカ「……!?!!?」

 

闇リョウカからリョウカに向けて強大な殺気を放った…しかもそれに…邪悪で…負の感情が混ざり…禍々しい力も混ざった、正真正銘の邪神の放つものだ。

 

リュウカ「ふ〜ん…で?言いたい事は…それだけか?」

 

そして…リュウカも自分の妹が狙われている事が分かったので…闇リョウカに同じように殺気を放った…が闇リョウカにはあまり効果は無い…。

 

闇リョウカ「………流石ですね…リュウカお姉ちゃん…でも…私には効きませんよ…だって…同じ存在だから……でも……欲しいな……お姉ちゃんも…ねぇ…リュウカお姉ちゃん……駄目?私の…物じゃないの?……でも欲しいの……【私の…お姉ちゃんと…私自身が……。】」

 

闇リョウカは、カバンから拳銃とナイフ取り出して…リョウカとリュウカに襲いかかって来た…。

 

リョウカ「…お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「ああ…俺達がフォローしてやる…!絶対にあいつを…【正気に戻すぞ!】」

 

リョウカ「………!!………うん!…待ってて…私達が…貴女の闇と呪縛を…解放してあげる…!」

 

そして…リョウカ達も…全員が武器を構えて…両者が紅く染まった紅い満月の夜の草原で…闇リョウカの鎮圧作戦が始まった…。

 

 

 

【第1章エクストラ:最終ボス】

 

 

 

 

【真・全皇天帝覇極征王神軍:総大将【森リョウカ・ガードナー:通り名[青狂満月の始焉創造殺戮死体人形師神]】&【森リュウカ・フォスター:通り名[紅狂満月の終焉破壊殺戮狂喜神]】&【レイチェル・ガードナー】&【アイザック・フォスター】】

 

 

 

V. S

 

 

【[ファイナルフロア(B1フロア)殺人鬼神部隊ボス]真・全皇天帝覇極征王邪神【森リョウカ・ガードナー[Ryoka]【終焉暴走形態[終焉最終段階:深度最大]及び終焉破壊殺戮神形態及び真・邪神化形態:最終覚醒形態[真天覇極]】】

 

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】曲名【上弦の月】】

 

 

【エクストラ目標:勝利条件:闇リョウカを倒さず鎮圧せよ…。敗北条件:闇リョウカの撃破・リョウカ又はリュウカ又はレイチェル又はザックのいずれかの撃破及び味方の全滅】

 

 

【戦闘方式:アンリミテッドレギュレーション】

 

 

【地形:リョウカの精神世界[大草原地帯【紅い満月の夜】]】

 

 

【バトルスタート!】

 

 

戦闘が開始されたと同時にリョウカがリュウカに話し掛けて来た。

 

リョウカ「……お姉ちゃん…。」

 

リュウカ「こんな時に何だ!」

 

リョウカ「私はね…お姉ちゃんのお陰で…ようやく分かった事があるの…。」

 

リュウカ「さっさと言ってくれ!」

 

リョウカ「…私は…いつもどうしよもない時に…暴走形態になって…自分の意思では制限出来ない時がよく有ったの……でも…私は今になって…ようやく分かったの…暴走の正体が…暴走の本当の姿は…【覚醒形態の一つで…その闇の覚醒形態だった…。】勿論…本当はそれらも制御可能なのですが…何故か私だけはそれらが制限出来なかった…いえ…【制御しようとしなかったの…。】」

 

リュウカ「…………。」

 

リョウカ「…その理由は…今の目の前の存在みたいに…なってしまって…破壊や…殺戮や…虐殺等をしてしまうんじゃないかって思ってしまったの…それがいつしか…私が私でなくなってしまい…暴走と言う扱いになってしまったの…。」

 

リュウカ「………。」

 

リョウカ「……そして…私は…長い…長い…とても長い時を過ごして尚…私はいつも最後の一歩を踏み切る事が出来なかった…本当に私は…弱くて…卑怯だった…でも…それは…前までの私…だから私は……!」

 

リョウカは、突然力を貯め始めた…

 

リュウカ「……!」

 

リョウカ「…私は…自分の為に…!みなさんを助ける為…みなさんの役に立つ為…みなさんの平和の為に…みなさんの幸せの為に…そして…私の夢の為に…!!私は…この力を使います…!そして…!私は…今…!」

 

そして…リョウカから、神々しい力と禍々しい力が【同時に溢れてきて…混ざり合った…】それが…リョウカを包み込んで…リョウカは姿が変わった。

 

リョウカ「…その…最後の一歩を…踏み出すんだぁぁぁぁ!!!!」

 

そして…更に…リョウカから、先程までよりも先に強大な力を放出し…眩い光と共にリョウカを包み込んだ…

 

闇リョウカ「な…何ですか…!!?」

 

リュウカ「これは…!!」

 

光が収まると、リョウカの姿がまた変わっていて…なんと、闇リョウカの姿に…神化形態時の服装が半分混ざった姿に変化した。リョウカの瞳を見てみると…青く透き通ったサファイアだが…うっすら紅い光が有って…神々しくも禍々しい感じで…その紅い光は動く都度に残光を残している。髪の色も変化して、白銀に染まっていた。その形態の名は…【真・終焉破壊創造生命神化形態・最終覚醒形態【終焉創造覚醒:深度最大】[真天覇極]】と言う名前で…今まで出来なかった…覚醒と暴走形態の両立が…ようやく出来たのだ…そして今をもって…暴走形態は……【[闇]覚醒形態として扱われる…。】

 

闇リョウカ「あ…あり得ないです…!なんで…なんで…!【覚醒形態と暴走形態が同時に発動出来ているの…!?】」

 

リョウカ「私は…もう過去に捕らわれたくないのです…だから…今を生きる…みなさんと一緒にです…!そして…貴女も…!」

 

リョウカから、神々しい力が溢れて…闇リョウカに襲って来た。

 

闇リョウカ「……!!?!」

 

リョウカ「私が…!貴女を助けます!!」

 

闇リョウカ「…………!?」

 

リョウカは、闇リョウカにさえ捉えきれない程のスピードで…懐に接近して…

 

リョウカ「…【最初は…グー…!】」

 

リョウカは、懐に入って直ぐに…【ジャジャン神拳】を発動した。

 

闇リョウカ「……!?!」

 

リョウカ「…【じゃん…けん…!】」

 

闇リョウカ「(あぁ…私も…これでやっと…死ぬ事が…。)」

 

闇リョウカは、もう完全に防御を破棄していて…目を瞑った…だが…いつまで経っても攻撃が飛んでこなかった…。

 

闇リョウカ「(…あれ…?何かに…抱き付かれて…いるの…?)」

 

闇リョウカは…違和感を感じて恐る恐る目を開けると…

 

 

【推奨BGM:作品名【エヴァンゲリオンシリーズ】曲名【翼を下さい(綾波Ver)】】

 

リョウカが闇リョウカに抱き付いていて…いつの間にか元の姿に戻っていた。

 

リョウカ「……………。(ぎゅーっと抱き締めている。)」

 

闇リョウカ「……何故…私を…殺さない?」

 

リョウカ「……貴女も…分かってる筈です…私の性格を…私には…貴女を殺す事は出来ませんし…貴女も…私達を殺す事は…出来ませんよ…。」

 

闇リョウカ「………あぁ……そっか……そう…だったね…。」

 

リョウカ「それに…もう良いんだよ…もう…楽になっても良いんだよ…貴女の苦しみや哀しい事を…私達が全部…背負って持って行くから…もう…休んで良いんだよ…。」

 

闇リョウカ「……あぁ…うぅ……あったかい……これが…生きていると言う…証…これは…涙なの…あ…あぁ…私は…望まれていたかったのね…私は…生きたかったのね…私は…幸せになりたかったのね…私は…みなさんの役に立ちたかったのね………あぁ…これが…私なのね…これが…私の望まれたかった姿だったのね………はは…完全に……負けました……やっぱり…貴女は…すごく強いです…今の貴女は…すごく強いです…。」

 

リョウカ「ううん…私は…強くないです…私は…一人だけだと…強くないですし…みなさんの足を引っ張ってばかりいますよ…今だって…私はみなさんの迷惑を掛けてしまって…今の状態です…。」

 

リュウカ「ほんっと…!お前は、いつもそうだ…だがな…何度も言うが、お前は俺達にいくつも恩を残した…それも返しても返し切れない程にな…俺達がお前に恩を返しても…お前がその倍以上の恩を俺達に残す…全く…良い意味で迷惑だな…お前は…。」

 

リョウカ「リュウカお姉ちゃん…。」

 

レイチェル「……後…私達以上に強いよ…だからそんなに…自分を責めないで…リョウカは…充分に強いよ…昔も…今でも…強いよ。」

 

リョウカ「レイチェルお姉ちゃん…。」

 

リュウカ「だからさ…もう一人でウジウジ悩むな…もっと俺達を信用しろ…俺達もそれ相応の事をしてやるぜ!」

 

リョウカ「………うん!」

 

闇リョウカ「あぁ…貴女の本当の強さは…これだったんだ…貴女は…今は幸せですか?」

 

リョウカ「………それは…まだ分からない…でも…いつになるか分からないけど…必ず幸せにもなりますし…私達の夢を叶えます…勿論…私達の夢の中にも、貴女を助ける事も有りますけどね…。」

 

闇リョウカ「はは…やっぱり…敵いませんね…本当に…強くなったね…私自身でも驚きますよ…本当に…貴女こそが………光だよ……リョウカさん……………。」

 

闇リョウカは、突然…力が抜けるように倒れてしまった。

 

リョウカ「…!!大丈夫ですか!?」

 

闇リョウカ「はは…忘れたのかな…?私は…貴女の闇そのもの…だから…お別れの時…。」

 

リョウカ「そ…そんな…!?」

 

闇リョウカ「でも…安心して下さい…私は…再び貴女と一つになるだけだから…貴女が望めば再び会えるから…だから…ね…泣かないで…。」

 

リョウカ「でも…!でも…!!」

 

闇リョウカ「じゃあ……私からの……プレゼントだよ……あの開かない扉の向こうに有るから……その奥に…私の残した物全てを…みなさんに…託します………。」

 

闇リョウカから…少しずつ…光が溢れてきて…その光は徐々に…リョウカに包まれていき…徐々に…闇リョウカが消えていってしまう…。

 

闇リョウカ「後……私からの……お礼です……。」

 

闇リョウカは…リョウカに…口付けをした…。

 

リョウカ「……え?」

 

闇リョウカ「……【ありがとう…私を…救ってくれて………幸せになってね………リョウカ………………。】」

 

そして…闇リョウカは…光と共に…リョウカと融合した……。

 

リョウカ「……………っ!!!」

 

リョウカは…おもむろにリュウカに抱きついて…すすり泣き始めた…

 

リュウカ「………リョウカ……。」

 

リュウカも…リョウカを目一杯抱いてあげた…流石のリュウカも号泣していて…周りの全員も泣いていた…闇の存在に堕ちた森リョウカ・ガードナー…その子は最終的に…自分自身の存在の説得によって…本当の意味で…救われて…呪縛から解き放れて…リョウカと一つになる事を決意して…リョウカ達に…自分が最後に残した物全てをリョウカ達に託して…リョウカと一つになった…。

 

 

【森リョウカ・ガードナー(闇)…リョウカと一つになったため……【完全浄化】】

 

 

数十分後…

 

リョウカ達は…闇リョウカの墓を作ってあげて…しばらく黙祷して…

 

リュウカ「………行こっか…リョウカ……。」

 

リョウカ「…………うん…ばいばい……もう一人の…私……また必ず会いに行くから…。」

 

リョウカ達は、再び開かなかった門の所に来た…すると門が開き始めて…奥に続く通路が現れた。

 

リョウカ「この先に…私達に…残された物が……。」

 

リュウカ「ああ…行くぞ…。」

 

リョウカ達は…その門を潜り…奥に進んで行った…。

 

 

約10分後…

 

 

リョウカ達は、しばらく歩いて…かなり開けた所に到着した。そこには、中央に高い台座が有って、その頂上に行くためにの階段が有った…他に見渡して見ると…その奥にまた門が有って…固く閉ざされている…更に見渡すと…周りには、リョウカ達が使っているゴットピットコアの宝玉がその中央の台座を囲うように周りのくぼみにはまっている…そして…その門の所には一番大きな宝玉が有って…リョウカ達の使っているゴットピット(コア)の宝玉の正反対の色で…禍々しく…邪悪に染まっていた。

 

リョウカ「…………。」

 

リョウカは、まずその中央の台座を登っていった、リュウカ達も後に続いて台座を登り…

 

リョウカ「……これは…?」

 

リョウカ達は、台座を登ってみるとそこにあるのは…そこに何かをはめる台座が一つだけ有った…そして…周りをもう一度確認して見ると…囲っていた例の宝玉達は、その台座を囲うようにしていたのを見えたので…

 

 

リョウカ「……【ゴットピットコア】…。」

 

リョウカは、ゴットピットコアを召喚して…その台座にはめてみた…すると…リョウカのゴットピットコアと周りの宝玉が共鳴して輝き出して…

 

リュウカ「……!!」

 

リョウカ「……反応している…!」

 

リョウカのゴットピットコアと周りの宝玉が…なんと突然浮き始めて…周りの宝玉が徐々にリョウカのゴットピットコアに近づいて…最終的に…眩い光を放った。

 

全員「……!!」

 

 

光が収まると…リョウカのゴットピット(コア)の宝玉の見た目がまた変わり…眼球の所は、リョウカと同じ瞳の色に変わっていて…それを囲う宝玉と鍵爪は鍵爪の所は白銀色で…先の所は、紅く血で染まっている…。宝玉の所は、透き通った黄金色だが…時折…透き通ったダークサファイア色に染まる。尚…鍵爪についている目は、リョウカと同じ瞳の色に染まっている。因みに…他の姉妹達のゴットピット(コア)にも変化が有り…リョウカのと同じであるが瞳の色がそれぞれ違う。

 

そして…固く閉ざされていた門が開いた。

 

リョウカ「……行ってみよう……。」

 

リョウカ達は、開いた門の先に進んでみた…しばらく進むとさっきよりもかなり開けた所に到着した。周りを見てみると、また台座があるが、低い位置にある為か階段は無いし…その台座の上には大きな箱が置いてあった。他に見渡しても、奥に続くような門は無く…ここが最深部と言うのが分かった。

 

リョウカ「…………あの箱の中に…何がが入っているの…?」

 

リョウカは、台座に向かい…その箱の蓋を開けた…その中には…

 

リョウカ「これは……。」

 

その箱の中身はなんと…リョウカ達の使っている武器装備全てが入っていて…何故か分からないが…リョウカにしか装備不可能と言う感じになっていた…で…実際に装備してみると…今まで使っていた武器装備より異常に性能が強化されていて…有ろう事かその武器装備は、リョウカの今まで使っていた武器装備と融合してしまったのだ…それにより、更にリョウカの武器装備が強化された。

 

リョウカがその箱から離れると…箱が消えて…周りに複数の台座とリョウカと同様に箱が現れた…数は…姉妹全員分(リョウカ除く)と特殊部隊全員分(レイチェルとザックも含む)が丁度ピッタリ現れて…それぞれ名前が入っていた…なので…

 

 

2分後…

 

 

リョウカ達は、全ての箱の中身を回収を終えると…中央の台座が変形し始めて…地下に続くエレベーターが現れた。

 

リョウカ「まだ…続くの…?」

 

リョウカ達は、エレベーターに乗り込み、下へ…下へ降りて行った。

 

5分後…

 

リョウカ達は、ようやく地下に到着した…そこはとても神々しい世界に来たような空間で…今まで以上に広々とした空間で…周りには、また例の宝玉が多数はめ込まれていて…中央に台座が有るが、やっぱり高くは無く…そこにまたゴットピットコアをはめる所が有ったので、リョウカは、ゴットピットコアを出して…はめてみた。すると、またリョウカのゴットピットコアと周りの宝玉が浮かび上がり…融合した。姿は、さっきのより更に透き通っていて…今度は常に何かのオーラが放出されている…その何かと言うのは、神々しいオーラや、禍々しいオーラ等が色々と吹き出していて、それが混ざってピットを包み込んでいる。(他の姉妹全員と特殊部隊全員も同じくピットが進化した。)

 

リョウカ達は、ピットを回収すると、今度は箱が現れて…周りにも同じように台座が現れて、同じように箱が置かれていた。

 

リョウカ「………。」

 

リョウカ達は、箱を開けると、またリョウカ達の持つ武器装備全てが入っていたので…回収して融合した。

 

リュウカ「一体…どんだけ有るんだ?」

 

リョウカ達は、装備品を全て回収し終えると、今度は…中央の台座が変形して…その中から…【小さな箱が出てきた。】

 

リョウカ「………………。」

 

リョウカは、その箱の所に行き…箱を開けてみると…

 

リョウカ「………!?」

 

リュウカ「今度は何が入っていた?」

 

リョウカ「………【もう一人の私が使っていた武器と装備が入っていた…。】」

 

そう…中に入っていたのは…闇リョウカが使っていた武器装備品だった…。

 

リョウカ「……………貴女の残した物……確かに全て…受け継ぎました………だから…ゆっくりおやすみなさい…もう一人の私…リョウカさん…。」

 

リョウカは、そう呟いて…リュウカ達の元に戻った。

 

リュウカ「………さてと…これで全部か?」

 

リョウカ「うん…多分…これで全部だと思うよ。」

 

リュウカ「そうか…じゃあどうやってここから出る?」

 

リョウカ達は、この部屋の周りを見てみると…

 

リョウカ「……!あそこ…あそこに門がいつの間にか出て来てます。」

 

リョウカがこの部屋の奥に指をさして、リュウカ達もその方向を見てみると、確かに門が有った。

 

リュウカ「行ってみるぞ…。」

 

リョウカ「……うん。」

 

リョウカ達は、その門の前に来てみたすると、門が開き…中から真っ白な光が漏れ出して…リョウカ達を包み込もうとしていた…

 

リュウカ「………この世界と…お別れだな…。」

 

リョウカ「……うん…そうだね………さようなら……私の過去……さようなら……私の罪……さようなら………私の呪縛………そして………またね……もう一人の……私……リョウカさん………。」

 

そして……リョウカ達は、その光に飲み込まれた…………

 

 

 

 

 

リュウカ「ん…あ〜あ…あー…ここは…?」

 

リュウカは、気が付いたようだ

 

リュウカ「………どうやら元の世界のよう……ん?」

 

リュウカは、横に何かの違和感を感じたので…見てみると……

 

リョウカ「…すぅ……すぅ……。」

 

リョウカが…寝ていた…しかもリュウカにとって破壊力抜群の寝顔+寝息によって…

 

リュウカ「…………………。」

 

リュウカは、この時点で本能がものすごくリョウカを襲いたくて堪らないぐらいの状態になっていた、(性的な意味で)だが流石の姉…そう簡単には…行かないと思っていたが…

 

リョウカ「ん〜…お姉ちゃん……(ぎゅー…と甘く抱き付いて来た。)」

 

更にトドメにリョウカは…寝言でお姉ちゃん呼び+抱き付いて来たので…

 

リュウカ「………モウ…我慢シナクテモイイヨネ…ダッテオ前ガ…悪イカラナ…。」

 

とうとうリュウカもリョウカの行動にタガが外れてしまい…リョウカを…【性的な意味で…襲おうとした】……が周りをよく見ると、まだ全員が揃っている状態だったのを間一髪気付き、何とか自分の意思で堪え切った。

 

数分後…

 

リョウカ「う〜ん……あれ…?ここは?」

 

リュウカ「ようやく起きたか…。」

 

リョウカが目を覚ましたようだ。

 

リョウカ「……はは…どうやらまたこの施設に世話になっちゃいましたか…。」

 

リュウカ「そうだ…精神関連では、本当に役立つ所だな。」

 

リョウカ「そう…だね……。」

 

リョウカは今…複雑な感情を抱いていた…確かに救ってくれたのは嬉しい…でもこんな自分を命を賭けてまで助ける意味なんてあるの?と言う感じに浸っていた…が…

 

リョウカ「………へ?」

 

リョウカは突然の何が起きたか理解出来なかった…だがすぐに理解出来た、何故なら…

 

リョウカ「お姉ちゃん…?」

 

【推奨BGM:【殺戮の天使】曲名【彼岸】】

 

リュウカがリョウカを優しく抱いていたのだ…。

 

リュウカ「お前…まーたつまらん顔してるな…あのさぁ…お前何度言ったら分かるんだ?お前は、俺達の家族で俺の妹だ、んでお前は最高神だからな…まあ俺達もそうだが…俺は…お前が苦しむ姿や痛め付けられる姿や…そして…お前が死んで行く姿を見るのはもう嫌なんだよ…もう…俺達を残してどっかに行くんじゃねえよ…分かったな…?この馬鹿リョウカ…。」

 

リュウカはそう言うとリュウカから涙が流れているのが見えて…何故かリョウカも…涙が流れ始めた…。

 

リョウカ「……うん……お姉ちゃん……私はもう…お姉ちゃん達を残して行かないから…お姉ちゃんも……私を……私を……うぅ…置いて…行かないで…!私はもう…お姉ちゃん達と離れたくないの…!私を…もう……独りぼっちに…しないで……!!あぁ……!ああぁぁ…!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁん……!!!」

 

リュウカ「ああ…俺も…今度こそ絶対に…お前を一人にはしねぇよ…!俺に誓ってな…!!」

 

リョウカは、リュウカに自分の本心を全て言い切って…リュウカの胸に顔をうずくまって…泣き続けた……とにかく泣き続けた……そして……寝ていた人達は…リョウカが起きた時点で起きてたので…またもらい号泣していた…。

 

 

リュウカ「(今度こそ……絶対にリョウカを幸せにしてやる…!俺が…リョウカを幸せにしてやるんだ!)」

 

リュウカも…心の中でリョウカを絶対に幸せにしてやる事を誓った…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【第1章EX 完結】

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー 第3話



リョウカ「どうもです…リョウカです。」

レイチェル「……レイチェルです…。」

リョウカ「今回は…私達だけです。」

レイチェル「そうだね……。」

リョウカ「今回紹介するのは…私達の武器についてです。」

レイチェル「………武器…。」

リョウカ「うん…私達には色々な武器を持っています…勿論、近接武器や射撃武器を持ち合わせています。なので、今回紹介するのは…私達がよく使う武器を簡単に紹介します。」

レイチェル「分かった…まず…私から…私が扱うのは…【拳銃とナイフと針と糸】だよ…。」

リョウカ「拳銃とナイフは…戦闘用で…針と糸は…サポート専用で治す(直す)事だけの物で良いのかな…?」

レイチェル「……うん…有ってるよ。」

リョウカ「そっか…じゃあ次は私ね…私の得意な武器は…【拳銃系武器とナイフと刀剣とゴットハルバードと神槍と狙撃銃全般と連射銃全般】です…。」

レイチェル「…多いね…。」

リョウカ「うん…実際に良く扱っているから。」

レイチェル「そう…じゃあ次は…ザックの武器は…【大鎌とナイフ】だけ…。」

リョウカ「……完全に至近距離戦闘しか出来ないね…。」

レイチェル「うん…ザックもたまには射撃系の武器を使って欲しいな…。」

リョウカ「そっか…ザック【お兄ちゃん】は…射撃武器…苦手なんだよね…。」

レイチェル「………ザック…お兄ちゃん?」

リョウカ「うん…だって、リュウカお姉ちゃんは…ザックお兄ちゃんの妹で…私は…レイチェルお姉ちゃんとリュウカお姉ちゃんの妹だから…事実上では…お兄ちゃんになっちゃいます…。」

レイチェル「そっか…確かにそうだね…でもザックの前でそれを言っちゃうと…多分…ザックが吐いちゃいますよ?」

リョウカ「……多分…大丈夫だと思いますよ…だって、お兄ちゃんだから…。」

(ザック「おぇぇ…!!誰かが…俺の噂をしやがったな…!」)

レイチェル「今…何か聞こえたような気が…気のせいか…。」

リョウカ「じゃあ…最後に…リュウカお姉ちゃんの武器です…お姉ちゃんの武器は…【大鎌とナイフと刀剣と拳銃系武器と連射系射撃武器と狙撃銃系武器とランチャー系射撃武器】が得意です。」

レイチェル「…意外に…射撃系を好んでいるね…でも見た所…使っているのは、近接武器しか使ってないような気がするね。」

リョウカ「多分…お兄ちゃんと似たんだと思いますよ…?でも普通に射撃武器を扱えれますし…基本は近接武器でやって…届かない所は、射撃武器に頼るんじゃないのかな…?」

レイチェル「……一応…何年も一緒にいるんでしょ?何故…あまりリュウカの事が分かってないの…?」

リョウカ「……確かに、何年も一緒に居ますけど…私達は基本的に戦闘はしたくはないの…だから戦闘回数が少なくて…お姉ちゃんの戦闘スタイルにあまり理解出来ていないの…。」

レイチェル「………そうなのか…じゃあ仕方ないね…。」

リョウカ「そうだね…じゃあ…今回はここまでにして、締めましょうか。」

レイチェル「うん…分かった。」

リョウカ「では…、」

レイチェル「次回も…、」

レイチェル&リョウカ『見てください…。』






【続く】


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イノベーター事件編:第2章 最高神達とアングラビシダス!
第10話 最高神達の学校入学…そして…作戦会議…


よう!俺だ!リュウカだ!前回のあらすじ…っと言いたい所だが…まず言いたい事がある…実はな…第9話の後に…俺達に…突然本体から呼び出しを受けてな…来てみたら…「モンハン組が大ピンチだから助けに行きましょう!」って事になってな…助けに向かった…まあ結果は何とかなったが…あっちの世界線の艦隊の旗艦が轟沈する羽目になったがな…まあ強くなって蘇らせたがな…そんでその後…全ての世界線の俺達が対策会議を行なって……結果についてだが…まあ見た方が早いか…面倒だし…まあこんな所だ…そんじゃあ気を取直して…前回のあらすじだ…前回俺達は…再びリョウカの夢の世界に入り込み…闇に染まろうとしていたリョウカを助け出して…その後に…そのもう一人のリョウカ…そうだな闇リョウカ…ん?いや…確かあの闇リョウカは…アンカだったかな…?…ああ…確かに口癖的にはアンカだな……失礼…アンカと戦い…正気に戻して…俺達はアンカの意思を受け継ぐ事になり…その意思を全て貰って…元の世界に戻って来た…そんな所か…とりあえず今回も見てくれよな!


あのモンハン組の事件(詳しくは…モンスターハンター編を見てね。)に巻き込まれて…無事に解決し…翌日が経過した…

 

 

リュウカ「あー!疲れた…!」

 

リョウカ「そうですね…でもあれだけ時間が経過したのに…こちらの世界では…1秒も進んでいないのね…。」

 

リュウカ「全くだ…まあ御都合主義って奴だろう…。」

 

?「そうですね…。」

 

?「ああ…御都合主義って言えば…他の世界線もそうだがな…。」

 

リョウカ「そうですか……え!?」

 

リュウカ「おいおい…!何でお前らがここに居るんだよ…!?」

 

?「え?いけなかったですか?」

 

リュウカ「いや…そう言う訳じゃないが…何で…【本体組や…他の世界線の組がこっちの世界にやって来ているんだ?】」

 

 

どうやら…他の世界線の【神森一家全員と全軍】がこの世界線にやって来たようだ…

 

 

リュウカ(幻想)「ん?だってさぁ…メタい事を言えばさぁ…今現在(リアル時間では11月位)では…今度はこっちに移ったそうだ…だから他の世界線の奴らが完全に暇だから来た。」

 

リュウカ(ダン戦)「マジかよ…。」

 

リョウカ(ダン戦)「あ…じゃあ聞きますけど…この世界線での戦い方は知ってますか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、知ってますよ…確か…LBXって言う物を使って戦うのでしたよね?」

 

リュウカ(ダン戦)「ああ、合っているぞ。」

 

リョウカ(ダン戦)「じゃあ…貴方達のLBXってどんな物ですか?」

 

リュウカ(幻想)「…確かにLBXで戦う事は分かっているが…生憎…使えそうなのが…ジ・アークだけだ…。」

 

リョウカ(幻想)「私もそうです。」

 

リョウカ(ダン戦)「…そうですか…まあ私達もそうですけど…じゃあ…キラードロイドかラージドロイドは持っていますか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、持っていますよ。」

 

リュウカ(幻想)「おう!持っているぜ!」

 

リョウカ(ダン戦)「なら良かったです…あ…そうだ…LBXに関してですけどいい案が有ります。」

 

リュウカ&リョウカ(幻想)『…?』

 

 

ダン戦のリョウカが思いついた案とは…

 

 

リョウカ(幻想)「ジ・アーク!出陣!」

 

リュウカ(幻想)「行ってこい!ジ・アーク…!」

 

リョウカ(ダン戦)「練習試合だからっと言って…手加減しないでね?」

 

リュウカ(ダン戦)「当たり前だ!手加減すればこっちがやられるだろーが…!」

 

リョウカ(幻想)「成る程ね…この世界線のリョウカさん達に…アーマーを装着させて出撃させるか…そのまま出撃させれば良いって言う作戦ね…確かにこれならLBXって呼ばれる可能性が高いね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…だが…生身で戦う為か…被弾しようものなら…タダでは済まないな…。」

 

リョウカ(ダン戦)『ええ…だから貴方達が頼りです。」

 

リュウカ(ダン戦)「そう言う事だ…下手な指示を出せば…俺達が危険な目に遭うがな…まああの事件もそうだったがな…。」

 

リョウカ(ダン戦)「さて…そろそろ始めましょうよ、お姉ちゃん。」

 

リュウカ(ダン戦)「そうだな…来い!リョウカ!姉としての実力を…今度こそ…思い知らせてくれるぜ!」

 

 

 

そして…5分後…

 

 

リョウカ(ダン戦)「やりましたよ!」

 

リュウカ(ダン戦)「クッソー…!また負けた…!」

 

リョウカ(幻想)「あはは…運が良かっただけですよ…。」

 

リュウカ(幻想)「おいおい……おーい怪我はないか?」

 

リョウカ(ダン戦)「大丈夫です!」

 

リュウカ(ダン戦)「ああ、何とも無いぜ。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…でもあまり無理はしないでね…生身だからね…。」

 

リョウカ(ダン戦)「はい。」

 

リュウカ(ダン戦)「おう…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…そう言えばだけれど…バンさん達って…今も学校に通っているよね?」

 

リョウカ(ダン戦)「ええ…そうですけど?」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ…今度は…私からの提案だけれど…良いかな?」

 

リョウカ(ダン戦)「良いですよ。」

 

リュウカ(ダン戦)「ああ、良いぜ。」

 

 

 

そして…翌日…

 

 

サイドチェンジ:バン

 

 

ここは…バン達の通う学校…

 

どうやら…今日、先生から…新たに、【5人】の転校生がここに来る事になっているとの事…

 

 

バン「転校生か…一人は【ジン】なのは分かるけど…。」

 

カズ「…もう四人か…一体どんな奴だ?」

 

 

そして…5分後…

 

 

カズ「おい!あれを見ろよ!」

 

バン「ん?あれは…!?」

 

アミ「戦闘機よ!」

 

バン「ジン…!」

 

 

その戦闘機は…バン達の居る教室の窓の前に止まって…唐突にキャノピーが開くと…

 

 

バン「やっぱりジンじゃないか…!」

 

カズ「懐かしい登場の仕方だな…。」

 

ジン「久しぶりだな…バン君!」

 

バン「ジン…まさか…覚えているのか!?」

 

ジン「ああ…!覚えているさ!前世の事もな!」

 

 

 

 

 

どうやら…ジンらしいようだ…そして何故か記憶は覚えているらしい…それでジンは…そのまま教室に入り込み…ある程度自己紹介を済ませて…席に着いた…その戦闘機は…任務を終えたのか…帰って行った…

 

 

バン「ところで、ジン…聞くけどさ…もう四人がここに入って来る事は知っているか?」

 

ジン「いや…初耳だ…どう言う事だ?」

 

カズ「…ジンも知らないのか…じゃあ一体…どんな奴だ?」

 

 

そして…更に1分後…

 

 

バン「ん?……!?おい…窓を…!!」

 

カズ「あ?…おいおい…!!何だありゃ…!?」

 

アミ「…【船が…飛んでいる…!いえ…列車や…潜水艦も…!大艦隊よ…!!】」

 

カズ「…おい…あそこから何かが…飛び出して行ったぞ!…おい…あれって…!」

 

バン「ああ…見えた…!間違いない…!!【ジ・アーク】だ…!!しかも…凄くデカイ!!」

 

 

突如として現れた大艦隊は…バン達の学校の上空に待機して…そこからジ・アークが飛び立ち…真っ直ぐ、バン達の学校に直進してきて…

 

 

キィィィィィン…ズゥゥゥン…!!

 

ジ・アーク「グォォォォォォォン…!!!」

 

 

ジ・アークは…学校のグランドに堂々と着陸し…直立二足歩行形態になって…咆哮をあげた…(因みに被害は無い…)

 

 

ジン「何だ…!あの機体は…!?」

 

バン「あの機体は…ジ・アーク…あの子達の扱う一応…LBXらしい…。」

 

ジン「あの子達…?それに…あのデカイ機体が…一応とは言え…LBXなのか!?」

 

バン「ああ…そうだ…。」

 

 

そして…その機体は…片方の手を…真っ直ぐバン達の教室の窓に近づかせて…その手が開かれると…

 

 

バン「……!!?君達は…!」

 

アミ「…【リョウカちゃんに…リュウカちゃん…!?それに…そっくりのリョウカちゃんと…リュウカちゃんも居る!】」

 

ジン「…バン君…まさか君が言っていたあの子達って言うのは…!?」

 

バン「…ああ…間違いない…あの子達がそうだ…!だが…もう二人は一体…何なんだ…?」

 

リョウカ(?)「やあ、また会いましたね…バンさん。」

 

リュウカ(?)「よう…また会ったな?お前ら?」

 

リョウカ(?)「えーっと…始めまして…貴方がバンさんで合っているのですか?」

 

リュウカ(?)「よう…お前らが…例のバンチームで合っているな…?」

 

 

そしてその四人は…ジ・アークの手からバン達の居る窓の中に飛び込んで行き…

 

 

ジ・アーク「グォォォォォォォ…!!!」

 

 

キィィィィィン…!ゴォォォォォ…!!

 

 

ジ・アークは…目的を果たしたのか…一瞬の内に…学校のグラウンドから飛び立ち…艦隊の方に帰って行った…そしてその艦隊は…何故か不明だが…バン達の学校の上空を堂々と巡航飛行をし始めた…

 

無論だが…他の生徒達や…先生達も…さっきから驚愕の顔をしていた…

 

 

更に2分後…

 

 

リョウカ(?)「えーっと…さっきは驚かせてすみませんでした…私達はやめた方がいいって言ったのだけれど…結局こうなっちゃいました…あ…安心して下さいね…みなさんに害は無いです…私達に何か害をなす様な事をしない限りは絶対に何もしてこないですよ?…後…別に怖がる必要は無いです…私達はただ仲良く平和に生活したいだけですから…大丈夫だよ?」

 

リュウカ(?)「そう言う訳だ…まあ宜しくな…さて…自己紹介するが…注意事項だけ言っておくが…さっきの機体と艦隊と軍は…この学校の奴らにしか見えないようにしてある…そして…俺達の存在とあの機体と艦隊や軍も…完全な秘匿の存在だ…だが敵対するつもりは微塵も無い…ただ…敵対するなら…さっき俺の妹が言っていた事に完全に否定すると同義…、」

 

リョウカ(?)「お姉ちゃん…それ以上はいけないですよ?逆に敵を増やしてしまいますよ?」

 

リュウカ(?)「あ〜…すまん…まあ取り敢えず…俺達との敵対ダメ絶対…OK?」

 

 

 

リュウカ(?)の先程の言葉に圧倒されたのか…先生も含めて「ア、ハイ…。」としか言えなかった…

 

 

リュウカ(?)「さて…本題だ…俺の名は…神森リュウカ・フォスターだ…リョウカの姉だ…そして…あの艦隊の副総大将で…あの機体を扱う者の一人だ…言っとくが…俺は分身だ…訳は後の奴が説明する。」

 

リョウカ(?)「えーっと始めまして…神森リョウカ・ガードナーです…リュウカお姉ちゃんの妹です…私もあの艦隊に居ますが…総大将ですし…あの機体を扱う者の一人です…そして私も分身です…。」

 

リュウカ(?)「よう!俺だ!神森リュウカ・フォスターだ!まあ…この世界に来るのは初めてだからな、分身に色々と叩き込まれている始末の本体だ。」

 

リョウカ(?)「始めまして!私は、神森リョウカ・ガードナーです!あ…因みに、私が本体です。」

 

 

そして何故か普通に自己紹介を始めるこの子達…無論注意や警告は伝えたが…

 

 

サイドチェンジ:リョウカ

 

 

リョウカ(幻想)「じゃあ、質問がある人は手を挙げて下さい。」

 

?「はい。」

 

リョウカ(幻想)「…バンさんですか?…どうぞ。」

 

バン「はい、何故…君達はこの学校まで来たのか?」

 

リョウカ(幻想)「うーん…流石にみなさんの前では言えれませんね…そうですね…この教室に…【バンさん・カズさん・アミさん・ジンさん】の以上四人だけになったのなら良いですよ…今は我慢して下さい。」

 

バン「…分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「…それじゃあ…次の方は?」

 

?「はい!」

 

リョウカ(幻想)「えーっと…アミさんね?どうぞ。」

 

アミ「はい…一応再度確認ですけど…今話しているのは本体のリョウカちゃん…それで合っているのよね?」

 

リョウカ(幻想)「……ええ…流石ですね…流石洞察力や感の鋭さはバンさん達の仲間の中で1番に輝いてますね…それで…どうしましたか?」

 

アミ「はい…一応ですけど…同じ名前だと…識別がしにくいの…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…じゃあ…分身の事は普通に呼んでも大丈夫です…私達本体は…そうですね…貴方達で決めてみて下さい…少し時間をあげますから。」

 

アミ「…分かりました…。」

 

 

約2分後…

 

 

アミ「決まったわ…言うわね…まずリョウカちゃんの方は…【ゼロリョウカ】で…リュウカちゃんの方は…【ゼロリュウカ】でいいかしら?」

 

リョウカ(幻想)「一応…その名前の由来は何でしょうか?」

 

アミ「ええ、貴方達が全ての始まりで…全ての祖に当たる者で…やっている事は全てを零(ゼロ)に帰したり…ゼロから再生や作り出したりするから…その名前…て言うよりもコードネームね…。」

 

リョウカ(幻想)「…確かにそうですね…気に入りました!ありがとうございます!」

 

アミ「ええ!これからも宜しくね!ゼロリョウカちゃん!」

 

リョウカ(幻想)「はい!」

 

リュウカ(幻想)「さてと…時間的だが…最後の質問にさせて頂くぞ…誰か質問有るか?」

 

バン「はい。」

 

リョウカ(幻想)「またバンさんですか、どうぞ。」

 

バン「はい、一応最後の確認だけれど…君達の実力…いや正確には…君達の率いている軍の…実力が知りたい。」

 

リョウカ(幻想)「…分かりました…じゃあ…言いますけど…はっきりと言いますと…【貴方達の世界のありったけのプロのLBXプレイヤーや…全兵器が束に掛かって来ても…申し訳ないですけど…私達に到達する以前に…家にも攻め入る事が出来ず…門前払いでそこで終わってしまいます…】とても残念だけど…。」

 

バン達クラス全員『……!?』

 

リョウカ(幻想)「だから私達の課題って言うのは…幾ら私達が一番強いって言っても…何度も何度も挑戦しに来る人や…私達の存在を良しとしない者達が現れたらたまりませんから…勝つのではなく…如何にして…【負けるかが大事になって来るのです…。】」

 

リュウカ(幻想)「まあ、勝ち続けたらかえって全てを敵に回し兼ねないからな…時には負ける必要が有る、無論だが…わざと負けるのは俺達の流儀に反するからな…俺達の納得するような負け方をして…尚且つ…【負ける相手も考える必要があるんだよ。】」

 

リョウカ(幻想)「ええ、最近では物騒な組織が居るって言う噂も有りますしね…流石にそこで負けてしまうと…色々不味いのです…私達的にも…みなさんにも…そして…世界にもね…。」

 

リュウカ(幻想)「さて…こんなものだ…あー…そうそう…一応後で今までの…尚且つ他の世界線の分身達の含めた戦闘データを…バン…アミ…カズ…ジン…お前らに託す。」

 

バン「…良いのか…!?こんな重要な機密そうなデータを俺達にあげて?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ…そもそも…敵ならこんな事は絶対に言わないし…そもそもこの学校に来る必要は無い…。」

 

リュウカ(ダン戦)「そう言う訳だ…って言っても…俺達のやる戦闘データは…まあある意味でハンデみたいなもんだ…役立つと思えんが…。」

 

バン「…ありがとな!」

 

リョウカ(幻想)「さてと…じゃあ質問はこれぐらいにしといて…そろそろ席に就かせてもらいますよ。」

 

 

そしてそんなこんなで…何事も無く…授業は進み…下校の時…

 

リョウカ(幻想)「…さてと…みなさん…揃いましたね?」

 

バン「ああ…。」

 

アミ「うん。」

 

カズ「おう…。」

 

ジン「揃ったな…。」

 

リュウカ(ダン戦)「さてだが…一応確認だが…バン…【シーカー本部は有るか?】」

 

バン「え?ああ…存在するけど…そこがどうした?」

 

リョウカ(ダン戦)「明日は…この学校は休みでしたっけ?」

 

バン「ああ…そうだが…。」

 

リョウカ(ダン戦)「じゃあ、明日…バンさん…主要のメンバーを全てシーカー本部に連れて来て下さい…後…ジンさんと…【仙道さん】と…【拓也さん】と…檜山さんもね…。」

 

バン「分かった…。」

 

ジン「…?一体どう言う事だ?それに…君達は一体…?」

 

リョウカ(幻想)「それは今は言えないです…明日…全員が揃った時に話しましょう…。」

 

リュウカ(幻想)「さて…最後にだが…約束通り…俺達の今までのそれぞれの世界線も含めた戦闘データを送る映像及びお前らにも分かり易く…安易的に加工はさせている……無論だが…こいつは超機密事項だ…一応俺達なりのセキリュティを仕込ませておく…その内容だが…これはその送られて受信したCCMの…【本人で…尚且つ完全に正常な状態で…薬や何かしらの脅迫等で緊張状態じゃあ解除は不可…リラックスでなければいけなく…更には…盗聴及び盗撮及びデータのコピー対策も兼ねていて…今から送るデータは一つだが…纏めて入っている…だが…一つのデータにつき…【一回しか見れない…見終えたら…自動的にそのデータは完全にこの世から消える…】無論だが…如何なる手段をもちいても…そのデータの復旧は不可能だ…【オタクロスだろうが…ハッカー軍団だろうがな…。】」

 

バン「え…何で…オタクロスの名を知っているの?」

 

リョウカ(幻想)「あ〜…言い忘れてましたけど…オタクロスさん…実はね…この世界に来た時に…オタクロスに色々と仕込んだのは…【私】なの…。」

 

バンチーム全員『……え!?』

 

リュウカ(ダン戦)「まあ…そう言う訳だ…言っとくが…確かにハッカーの事を教えたのは確かだが…一々戦闘中に変な技名を叫べって教えてはいないぞ。」

 

バン「…でも結局は…ゼロリョウカは…オタクロスの師匠である事には間違いないのだな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうなりますね…まあ…オタクロスさんや…オタレンジャーでしたっけ?その人達が…時々変な技の名前を叫ぶ癖が付いたのは…確かに教えてはいないけど…多分…間接的になると思いますけど…私達が戦闘している所を何度か見て…、」

 

カズ「…成る程なぁ…だからあの癖が付いた訳か…まあお前らの事をみて…それを真似をしようとしたのか…実際には出来ないがよ…。」

 

リョウカ(幻想)「あはは…さて…一応補足ですけど…もしデータをまた見たいなら…私達の所に来て下さいね…また渡しますから、因みに…念には念をで…明日…全員が揃った時に…紹介を兼ねて…私達の戦闘データの上映会もやる予定です。」

 

バン「分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「さて、そろそろ帰りますよ。」

 

リュウカ(幻想)「それじゃあな!また明日会おう!」

 

リョウカ(ダン戦)「それじゃあねー!」

 

リュウカ(ダン戦)「さらばだ!」

 

バン「ああ!また明日会おう!」

 

 

リョウカ達は…バン達に別れの挨拶を済ませて…来た時と同様に窓に向かい…そのまま飛び立って行った…そして、その後に続くかの様に…軍はその後を追って行った…

 

 

バン「…飛んで行った…。」

 

ジン「ああ…しかもあの艦隊を…いや軍も率いている…嘘じゃないな…しかも全て飛行可能…一体何者なんだ…?」

 

バン「それは明日分かるよジン。」

 

カズ「ああ…きっと驚くぜ!」

 

アミ「それじゃあ、私達も帰りましょうか。」

 

バン「そうだな。」

 

 

そして…バン達も帰って行った…

 

 

そして…予定通り…次の日…

 

 

ここは…トキオシアデパート…の地下駐車場のとある場所…そう…シーカー本部…そこに…バンチームが勢揃いした…

 

 

リョウカ(幻想)「さて…みなさん揃いましたね?それじゃあ改めて自己紹介させて頂きます、私は…神森リョウカ・ガードナー…【真・神森軍】の…総大将で…真・神森艦隊…総大将艦…【超駆逐空母戦艦:神天・超カミモリハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極]】の艦長で…総大将で…私は最高神です。…因みに私は、本体ですから、区別する為に、ゼロリョウカって呼ばれています。」

 

リュウカ(幻想)「よう!俺は、神森リュウカ・フォスターだ!リョウカの姉だ…だが…全てにおいて…妹のリョウカが上なんだよな〜これが……まあ良い…同じく真・神森軍の副総大将で…真・神森艦隊の総大将艦の副艦長と副総大将を務めている…そして同じく最高神だ…因みに俺も本体だからな…ゼロリュウカで呼ばれている…。」

 

リョウカ(ダン戦)「じゃあ、私は…さっき本体の方と同じく…神森リョウカ・ガードナーです。本体と全く同じですが…呼ばれ方は…普通にリョウカって呼ばれています…分身ですけどね…。」

 

リュウカ(ダン戦)「よう!俺も本体と同じく…神森リュウカ・フォスターだ…無論本体と同じだ…呼ばれ方は普通にリュウカで呼ばれている…。」

 

リョクヨウ(幻想)「私は、【神森リョクヨウ】です…娘達の母です…宜しくお願いします!あ…一応私は…リョウカちゃんや…リュウカちゃんが動けない状態の場合の…臨時総大将です。」

 

アヤカ(幻想)「やあやあ、どうも…【神森アヤカ】だよ…娘達の父です…父の癖に女性だけどね…まあ良いや…同じくリョウカちゃんやリュウカちゃんが動けない場合には…副総大将として動くよ。」

 

バンチーム全員『………。』

 

 

やはりと言うか…当然の反応だった…特に新顔のジンや仙道や拓也や檜山や仰天していた…

 

 

リョウカ(幻想)「あ〜…すみませんね…でもね…私達は嘘は嫌いですし…嘘を突くのも嫌いです…。」

 

郷田「確かにな…確か、神様は…嘘を言ったらダメージを受けるって言ってたな…。」

 

リュウカ(幻想)「誰だ?そんなデタラメなデマを流した輩は…?…郷田…言っちゃあ悪いが…俺達は確かに嘘は嫌いだし…嘘を言うのも嫌いだ…ただそれだけだ…別に嘘を言ってもダメージは喰らわん…全く何処のどいつが…そんなデマを流したのやら…。」

 

郷田「マジかよ…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…本題に入りますけど…まず…みなさんに聞きますが…【イノベーターは知ってますか?】」

 

バン「ああ…て言うよりも…えーっと…リョウカ達も普通に知っていて…俺達と一緒に戦った…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…じゃあ今の進展はどのような感じですか?」

 

カズ「ああ…確か…俺達とリョウカ達が…エンジェルスターを攻め落としたって所で…アングラビシダスに優勝しろ…って奴らに言われた所だ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…アングラビシダスに出て…優勝しろ…ですか…。」

 

バン「何か有るのか?」

 

リョウカ(幻想)「…はっきりと言うと…アングラビシダスに出た方がいいです…一応…イノベーターの本拠地さえ分かれば攻め落とすのは容易いですが…相手が複数の本拠地を持っていたら…流石に不味いですね…。」

 

バン「え?何で?」

 

リョウカ(幻想)「分からないですか?相手は…人質を取っているのと同然です…しかも…相手はほぼ生身の人間と…ただのLBX…私達の力を下手に振るえば…大量の死者が出るのは必然…私達はね…死者は出したくない…まあやろうと思えば出来なくはないですが…今度はそれはそれで…戦闘能力が落ちた所を一気に叩かれて終わってしまうのが目に見えてしまいますし…最悪な場合…人質が殺されてしまう可能性だって有ります…。」

 

バン「そんな…。」

 

リョウカ(幻想)「…もう一つ確認ですけど…人質と思えるのは…何人ですか?」

 

バン「…ごめん…分からない…父さんぐらいにしか思い浮かばない…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…ごめんね…変な事を聞いて…。」

 

バン「ううん…気にしてはいないよゼロリョウカ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…さて…私達の今後の方針は…予定通りにアングラビシダスに出場し…それに優勝…アルテミスに出場する権限を貰います…それと…本拠地の一つ…【海堂邸】にも向かう予定です…理由は…調査及び…山野博士…バンさんのお父さんの救出作戦一回目を実施します!」

 

バン「え!?父さんの場所…知っているの?」

 

リュウカ(幻想)「俺達だからな…場所の特定ぐらい…朝飯前だし…それにだ…確か海堂邸は…ジン…お前の家だよな?」

 

ジン「…ああ…。」

 

リュウカ(幻想)「…悪いがジン…恐らくそこがメチャクチャになる可能性が有るがいいか?」

 

ジン「…?どう言う事だ?」

 

リュウカ(幻想)「…まず…アングラビシダスに優勝する事が前提だが…その後から別行動する…バンチーム全員…今居る全員で…山野博士の救出をする…そしてその間に俺達は…【真正面から堂々とイノベーターの本拠地の一つである…海堂邸に対して戦争を吹っかける…俺達が戦闘を行なっている間に…山野博士を救出…脱出する事が目的だ…。】」

 

バン「え…!?でも…!」

 

リュウカ(幻想)「…安心しろ…恐らく…確かに作戦の一つは失敗する可能性が高い…そう救出がな…何故なら…奴が居るからな。」

 

カズ「奴ってまさか…!」

 

リュウカ(幻想)「ああ…表向きではこの国のお偉いさんの一人だが…裏では…イノベーターのボスを務めている…ジンの父…【海堂義光】だ…俺達の突撃作戦の最終目標は…総大将…奴の無力化だ…手段は問わない…。」

 

拓也「…!?しかし…!」

 

リュウカ(幻想)「ああ、国のトップの一人が殺害されたとなると…警察沙汰になるのは間違いない…最悪…俺達は国に対しても戦争を吹っ掛け兼ねない状況下に陥る…そこでだ!バン…俺達は昨日言っていた…如何にして負けるか?そう言ったな?」

 

バン「ああ、確かに言っていたな…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…だが相手はイノベーター…負ける事は許さない相手だ…だが、かと言って…勝つ事も出来ん…ならばどうするか…簡単な事だ…勝つのでも無く…負けるのでは無く…引き分ければ良いだけの事だ…ただし…こちらの損失は絶対にゼロが条件だがな…尚且つ引き分けにする…。」

 

拓也「出来そうなのか?」

 

リュウカ(幻想)「結論を言えば厳しいな…まあせめて…奴の家を無傷で頂戴出来たなら万々歳だがな…俺達にとっては拠点が欲しいからな…だったら…引き分ける条件…それが課題なのだ。」

 

リョウカ(幻想)「あの〜お姉ちゃん…だったら…空から…それなら相手が怖がるんじゃないでしょうか?」

 

ジン「空か…確かにそうだな…相手が対空能力を奪う事が出来れば…!」

 

リョウカ(幻想)「私達にとって…非常に有利になりますね…。」

 

リュウカ(幻想)「ああ…そうだな…ん?…それだぜ!ならば…海堂邸の全ての対空能力を奪う…それだけやって…後はずっと空で巡航飛行を続ければ…!」

 

アヤカ(幻想)「相手を…恐怖のあまりに…追い出す事が出来るそう言う訳だね?」

 

リュウカ(幻想)「多分な…だが相手にこちらの狙いがバレれば…一気に立て籠もろうとするだろう…そうなったら…撤退だ…。」

 

バン「…そうか…と言う事は?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、お前らも逃げた方が良い…何がなんでも絶対に逃げろ!そして…俺達の作戦の第2段階は…お前らに合流し…お前らが撤退するまで…俺達が追っ手とお遊びと言う名の防衛戦をする。」

 

アミ「それじゃあ…貴方達は…!?」

 

リュウカ(幻想)「おいおい?忘れたか?俺達には…テレポートが有る…お前らが完全に逃げ切ったのを確認したら…テレポートで脱出…と言う手筈で行く。」

 

アヤカ(幻想)「…そう言う訳ね…バンチームは影で…リョウカちゃん達が…光…それで動くと言う事で良いね?」

 

リュウカ(幻想)「そうなるな…つまりだ…結果的に…バンチーム…お前らに掛かってもいる…成功か又は失敗しても構わん…必ず生きて戻って来る事だ…そして…最低でも…義光の事や…博士の事を調べて来る事だ…いいな?」

 

バン「分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「では、次に…アングラビシダスについてですけど…私達も出場しますよ。」

 

バン「え!?君達も!?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、残念ですけど…私達は必ず出ないといけないです…理由については…檜山さん…いえ…レックスさん言って下さい。」

 

檜山「な!?…まあ良い…確かにアングラビシダスの主催は俺だ…だがチャンピオンは俺じゃない…。」

 

バン「え?じゃあ誰なの?」

 

檜山「…【ゼロリョウカ達だ…】コイツらは毎回の様に優勝しまくるからな…俺も完膚無きまで叩き潰されたぞ。」

 

バン「ええぇぇ…!?」

 

カズ「おいおい…!レックスが意図も簡単に…!?」

 

檜山「ああ…まるで赤子を捻るかの様にな…しかも完全に動きは読まれているし…しかも…一撃喰らっただけでブレイクオーバーだった…通常の攻撃でな…。」

 

拓也「馬鹿な…檜山があっさりと…。」

 

檜山「ああ…無様なもんだ…見た目で判断するなとはこの事だな…。」

 

リョウカ(幻想)「…なんか…ごめんなさい…えーっと…別に貴方のメンタルを壊すつもりは無いから…本当だよ?」

 

檜山「…分かっているさ…だがまあ…時代は変わって行くものだ…そうなっても不思議じゃない…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…さて…これからみなさんに…私達の今までのそれぞれの世界線の戦闘の映像と記録を見てもらいます…みなさんにも分かりやすく加工して有りますから…これで何かしらの私達の対策をしてみて下さいね。」

 

バン「分かった…だけど…それって君達自身にとって不利じゃないか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、不利ですね…でもこうしないと…私達が勝ってしまうじゃないですか?」

 

バン「ぐ…確かにそうだけど…。」

 

リョウカ(幻想)「それに…一応はアングラビシダスに優勝しろって言われたのは…貴方達ですから…もしもの時に備えてはいます。」

 

バン「…分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、早速見せますね…。」

 

 

リョウカ達は…バン達にリョウカ達の今までの戦闘記録を映像付きで見せる事にした…

 

 

【神森系戦闘記録】

 

 

[忍者世界編]

 

 

1:【ナルトチームVS森リョウカ(名前は自身が変化前の為)】戦闘需要[テスト目的及び…終焉破壊零神に対抗する為の試験]結果【ナルトチームの勝利(後にリョウカ瀕死の重傷を負った)】

 

2:【森リョウカVS再不斬】戦闘需要[任務により、襲って来た為戦闘…]結果【森リョウカの勝利…だが…戦闘中に暴走…最終的にエネルギー解放による自爆攻撃を実施し…再び重傷を負った】

 

3:【第七零神班VS再不斬(リベンジ)&白】戦闘需要[先程と同様に、任務中に再度強襲…戦闘に入った…]結果【第七零神班の圧勝】

 

4:【第七零神班&木の葉大連合軍VS終焉破壊零神:エンデ=フィーネ=ゼロ(敵仕様)】戦闘需要[とうとう降臨して来た終焉破壊零神がリョウカを殺す為にそれに立ち向かう事及びに終焉破壊零神を救う為に戦闘を行った…]結果【第七零神班&木の葉大連合軍の勝利…後に終焉破壊零神の鎮圧に成功…仲間として扱っている…】

 

5:【第七零神班&木の葉大連合軍VS夢幻皇帝魔神王:ベラドー】戦闘需要[本当の意味で黒幕…終焉破壊零神を操っていた張本人であり…依り代を失って尚も…執念深くリョウカを殺そうと目論み戦闘…]結果【第七零神班&木の葉大連合軍の勝利…尚…リョウカが、トドメを刺した際の大技の反動で…再び瀕死の重傷を負った】

 

6:【メタルギア・ジ・アークVS核搭載超要塞戦車:ゴットシャゴホッド(ヴォルギン専用機)】戦闘需要[中忍試験の第二試験の死神の森攻略戦で配置された試験官との戦闘]結果【メタルギア・ジ・アークの圧勝】

 

7:【ゴットシャゴホッド(ヴォルギン専用機)VSゴットAI兵器4番機:ゴットピューパ(改造機)】戦闘需要[先程と同然…試験官として配置…戦闘を行った…]結果【ゴットシャゴホッドの圧勝】

 

8:【メタルギア・ジ・アークVSゴットAI兵器1番機:メタルギア・ゴットピースウォーカー(改造機)】戦闘需要[同様…試験官として配置…戦闘を行った]結果【メタルギア・ジ・アークの圧勝】

 

9:【森リョウカVS核搭載二足歩行人工知能搭載兵器(有人改造型):メタルギアZEKE】戦闘需要[試験の障害…イレギュラーとして現れて…こちらに戦闘を仕掛けた為…排撃を実施]結果【森リョウカの勝利…だが…戦闘時にゴットオーバードウェポンを使用し…案の定瀕死の重傷を負った…】

 

10:【ナルトチーム&ネジチーム&我愛羅チーム&キバチーム&シカマルチームVS森リョウカ&森リュウカ】戦闘需要[中忍試験の最終試験の試験官として…リョウカ&リュウカが相手にする…]結果【5チーム全員の判定勝利…だが…リョウカがナルトチームの大技に直撃した為…後に死亡…なのだがリュウカの能力により…リョウカに対してタイムリープを使い生き返った…[リョウカ死亡数:1]】

 

 

 

[大海賊編]

 

 

1:【超要塞艦隊(名前は変化前の状態)VS超大型生物兵器[サメ型]:ティアマト】戦闘需要[リョウカ達と麦わらの一味と海軍が、とある島に向けて移動中に…その島を守る門番として現れた為交戦]結果【超要塞艦隊の圧勝】

 

2:【超要塞装甲列車艦隊VS超大型生物兵器[イカ型]:クラーケン】戦闘需要[リョウカ達一行がその島を攻略中に襲撃…交戦を実施…]結果【超要塞装甲列車艦隊の勝利…だが…戦闘中にリョウカが暴走…それに釣られるかのようにリュウカも暴走…クラーケンを仕留めた…後に二人は無事に元に戻った…】

 

3:【超要塞装甲列車艦隊VS大型生物兵器[クラゲ型]:クイーンメドューサ】戦闘需要[クラーケンを討伐してすぐ後に襲撃に逢い…交戦…]結果【超要塞装甲列車艦隊の勝利…なのだが…戦闘中にリョウカがメドューサに捕獲され…窒息したに思えたが…直後にリョウカ自身が強制的にエネルギーを急上昇させ…エネルギー解放による自爆を実施…脱出及びメドューサの討伐に成功…怪我は無いとの事…】

 

4:【森リョウカ・ガードナー&超要塞装甲列車艦隊VS超大型生物兵器[陸亀型&サソリ型]:ボルガノン&アビス】戦闘需要[メドューサを討伐し…先に進んだ所で遭遇し…襲撃された為交戦…]結果【森リョウカ・ガードナー&超要塞装甲列車艦隊の圧勝】

 

5:【最高神軍&麦わら海賊団&海軍VS森リュウカ・フォスター(暴走)】戦闘需要[島の探索中に…とある研究施設を発見、探索中に目標を発見したが…目標の指示に従わざる得ない状況の為…リュウカが指示された注射を打った結果…興奮…非常に交戦的になり…尚且つ狂気に染まり暴走…逃走に図った…]結果【引き分け…だが…最終的に、リョウカが捨て身の作戦で重傷を負いながら…何とか暴走の鎮圧に成功…】

 

6:【森リュウカ・フォスター(激昂&リミッター解除:フルパワー)VS大型生物兵器:ヒュドラー×4&トライデント】戦闘需要[先程のリュウカの暴走鎮圧後に…重傷を負ったリョウカを奇襲…襲撃し…瀕死に持ち込み…リョウカにトドメを刺そうとした時リュウカが激昂…覚醒し…蹂躙する…]結果【森リュウカ・フォスターの圧勝…尚戦闘時間は…今まで以上に早く…秒殺の皇帝を超える速さの事…後に…瀕死の重傷を負ったリョウカを治療…尚且つ目標の排除に成功…】

 

7:【最高神軍&麦わら海賊団&海軍VS究極融合寄生生物兵器:マザージョーカー】戦闘需要[リュウカ達一行はもう一つの目標…とある人物の救出の為…その対象を発見したが…既に融合状態の為…強制分離させる為に戦闘…]結果【味方の勝利…無事に強制分離に成功…】

 

8:【最高神軍&麦わら海賊団&海軍(海軍リョウカ軍)VS真・究極寄生生物兵器[リョウカ型]:ゴットマスター・マザーコア】戦闘需要[救出対処の救助後…突如として突然変異…覚醒し…全てを滅ぼそうとした為…最終決戦に持ち込んだ…]結果【味方の勝利…尚…戦闘時にリョウカが傷付いた身体にも関わらず無理矢理覚醒し…最後の切り札を発動し、見事に討伐に成功したが…その反動をもろに受けた上に…傷付いた身体であるが故に…その後…リョウカが死亡した…[リョウカ死亡数:2](無論蘇った…)】

 

 

 

[ダンボール戦機編(この世界)]

 

 

1:【リョウカチームVS郷田三人衆】戦闘需要[バン達が郷田三人衆の足止めを喰らってしまい…その代役として戦闘]結果【リョウカチームの圧勝】

 

2:【リョウカチームVS郷田ハンゾウ】戦闘需要[郷田の元に辿り着き…バンチームが戦闘をするのかと思いきや…郷田の指名はリョウカチームだった為戦闘…]結果【リョウカチームの圧勝…なのだが…戦闘中にリョウカの操るジ・アークが暴走を引き起こしたが…原因不明の異常が発生し…郷田撃破後…コアを射出し…沈黙した…】

 

3:【最高神軍&現人神:リョウカ・ガードナーVS floorB4:エドワード・メイソン[Eddie]】戦闘需要[リョウカの夢の中に突入し…救出目標…リョウカと共に廃墟ビルのフロアB4にて…そのフロア担当の殺人鬼のエディと戦闘…]結果【最高神軍&リョウカの圧勝…尚…対人戦の関係上…エディは死亡】

 

4:【最高神軍VS floorB5:ダニエル・ディケンス[Danny]&final floorB1:リョウカ・ガードナー[Ryouka]】戦闘需要[同様…廃墟ビルを脱出を目指す一行が寄り道で最後のフロアに立ち寄り…探索中に…リュウカ一行がリョウカと逸れていた事が災いし…そのフロアに隠れていた、ダニーの手によって…リョウカが敵対してしまい戦闘…]結果【最高神軍の圧勝?……曖昧なのは…そもそも戦闘に発展する前に、元凶であるダニーを無力化に成功し…臨戦態勢に移行してたリョウカも拘束に成功…説得に成功した…更に今まで失っていた記憶が蘇り…何時ものリョウカに戻った…(この時点で名前が一回変わり…森リョウカから…森リョウカ・ガードナーに変更…因みにリュウカも一回名前が変わり…森リュウカから…森リュウカ・フォスターに変更)】

 

5:【森リュウカ・フォスター(激昂&リミッター解除:フルパワー)VS floorB5:ダニエル・ディケンス】戦闘需要[リョウカ達がようやく廃墟ビルの出口に辿り着き…脱出しようとした矢先に…脱出させないとばかりに…最後の足掻きで…ビルを自爆させた挙句…生かそうとしたリョウカを…所有していた拳銃で致死級の瀕死の重傷を負わせて…リュウカの逆鱗に触れ…ダニーを完全に滅却する…]結果【森リュウカ・フォスターの圧勝…後に…無事にビルを脱出…瀕死で危篤状態のリョウカを病院に緊急搬送し…数ヶ月後…更生保育施設にて…青白い満月夜の時間帯に…リュウカと…最高神軍がリョウカを誘拐に近い感じで連れ出し…無事に猿夢の世界から脱出…救出に成功した…】

 

6:【最高神軍&バンチームVSエンジェルスター(イジテウス)】戦闘需要[バン達がエンジェルスターに居る事を察知して軍を率いてエンジェルスターと戦争…制圧軍とバンチームの救援とそれぞれ分かれて戦闘…]結果【最高神軍&バンチームの圧勝…尚戦闘終了後に…リョウカが失神し…撤退…】

 

7:【リョウカチームVS森リョウカ・ガードナー[闇個体(後に森アンカとして呼ばれる存在)]】戦闘需要[再びリョウカの夢に入り込み…リョウカを救出後…突如として闇個体のリョウカが現れ…襲撃…戦闘になった…]結果【リョウカチームの圧勝…なのだが…鎮圧し…正気に戻す事に成功したが…その子はリョウカ達に何かを託し…消滅した…】

 

 

 

 

[モンスターハンター編]

 

 

 

1:【森リュウカ・フォスターVS火竜:リオレウス&雌火竜:リオレイア】戦闘需要[その世界線に入った時にたまたま運悪く縄張りに入ってしまったリョウカ達の前に追い払おうと襲って来た為…リュウカが戦闘…]結果【森リュウカ・フォスターの勝利…だが…後にリョウカがその二体を治療し…リョウカ達はその縄張りから撤退した…】

 

2:【超要塞艦隊VS豪山龍:ダレン・モーラン】戦闘需要[リョウカ達一行がとある所に向かう途中に超大型古龍種…ダレン・モーランに襲撃され…迎撃する為に戦闘]結果【超要塞艦隊の圧勝…なのだが…正確にはリョウカの呼び寄せたペットによって撃退に成功した…】

 

3:【最高神軍&ハンター軍VS縁結山神:エンノヤマガミ】戦闘需要[リョウカ達の前に突如として襲って来た存在…そいつは元々この世界線の存在でもないイレギュラーの存在で…この世界を滅ぼそうとした為戦闘…]結果【最高神軍&ハンター軍の勝利…しかし…戦闘後…リョウカが傷付いた身体で残った最後の力でリュウカを守った為か…死亡した…無論リュウカの手で蘇った…[リョウカ死亡数:3]】

 

4:【神森軍(名前は変更後の状態…変更前は【最高神軍】)&ハンターチームVS floorB5:ダニエル・ガロア】戦闘需要[リョウカが何者かに誘拐された為…神森軍とハンター四人のハンターチームによる…リョウカ救出作戦…【殺戮の天使作戦(エンジェル・オブ・デス作戦)】を実行…急激に弱体化したリョウカを庇いながら建物を登っていた時に遭遇…黒幕と言う事が判明し…戦闘…]結果【味方の圧勝…なのだが…目標に逃走を許してしまった…】

 

5:【神森リョウカ・ガードナー(強制リミッター解除)VS floor B4:エドワード・メイソン&バトラス・メイソン(オディバトラス)】戦闘需要[同様に…上を目指していた所…フロアB4担当のエディとバトラスと対決する事になったが…その直前に…突如としてリョウカが強制的にリミッターを解除し…暴走と似たような動きをして…襲い掛かった…]結果【神森リョウカ・ガードナーの圧勝…一撃で二体同時に撃破…後に…リョウカと…新たに仲間にしたペットの手により…バトラスは捕食された…】

 

6:【神森軍&ハンターチームVS神森リョウカ・ガードナー(暴走)】戦闘需要[同様…フロアB3にて…キャシーによる断罪トラップをクリアして行き…薬物エリアにて…リョウカがリュウカの代わりに注射を打った結果…大暴走…リュウカ達一行は止む得ず逃走を図った…]結果【味方の勝利…何とかリュウカ達一行は最後のエリアに到達し…ついでにリュウカ達を乗せていた装甲列車は…怨敵…キャシーを轢き殺した…】

 

7:【神森リョウカ・ガードナー(暴走)VSハルド・ワード(ハルドメルグ[辿異種])】戦闘需要[先程の続きで…突如として…今までリュウカ達を襲っていたリョウカだが…目標をハルドに変更し…襲い掛かって行った…]結果【神森リョウカ・ガードナーの…【惨敗】…理由は…途中まではリョウカが圧倒していたものの…ハルドは何と…リョウカの弱点を理解して…大事な存在である…姉のリュウカに対して不意打ち攻撃を実行…リョウカは暴走していたが…恐らく最後に残っていた意思に駆られ…リュウカを身を挺して守った…そして…ハルドの策略によってリョウカは瀕死の重傷を負い…初めて敵に敗北…しかも策略に嵌り…逆転…惨敗したのだった…】

 

8:【神森リュウカ・フォスター(激昂&リミッター解除:フルパワー)&ギネア・フォスター(滅斬龍:ネル・マギア)(激昂&覚醒形態)VSハルド・ワード】戦闘需要[先程…リョウカが惨敗した直後に…リュウカが自身の情け無さや…リョウカを瀕死の重傷に追い込んだ事に…憤怒の怒りと怨念に駆られ激昂…覚醒し…リュウカのペットのギネアも同様に激昂及び覚醒し…リョウカの仇を討つ為に戦闘…]結果【味方の圧勝…尚…戦闘中に…リュウカのペットのギネアがハルドの角をへし折り…その角を食べた事により…新たな能力を開花し…それが勝利に貢献した…】

 

9:【神森軍&ハンターチームVSモンスター軍(敵)】戦闘需要[ハルドとの戦闘に勝利し…エレベーターに乗り込もうとしたが起動せず…起動完了まで待っている間に…キャシーの残していた最後の断罪トラップにより…大量のモンスターが解き放たれ…エレベーター起動完了まで防衛戦を行う事になった…]結果【味方の勝利…尚…エレベーターに乗り込む時にモンスター軍を壊滅させる為に放った攻撃によって…モンスター軍諸共…そのフロアは消滅した…】

 

10:※後に説明…

 

 

 

[幻想卿編(本体)]

 

 

1:【超要塞艦隊VS神影の艦隊】戦闘需要[リョウカ達が古代都市に居る時に…留守を狙われ…空間内に侵入…リョウカ達は、その艦隊を壊滅させるべく…戦闘]結果【超要塞艦隊の圧勝…尚…神影の艦隊はリョウカ達にダメージを与える事が出来ず…それに観念したか…降伏】

 

2:【最高神軍VS妖怪軍】戦闘需要[古代都市にとうとう大量の妖怪が攻めて来て…リョウカ達は、全市民と味方防衛軍を月へ行く為のロケットを守り…時間稼ぎの為戦闘…]結果【最高神軍の圧勝…何とか都市の全市民と全防衛軍がロケットに入り込み…無事に脱出に成功したが…直ぐ後に敵総大将の…鬼神母子の美鬼と戦闘し…圧勝した…】

 

3:【最高神軍&博麗チームVS紅魔軍(紅い霧の異変)】戦闘需要[幻想卿にて突如として発生した紅い霧…それを晴らす為に動き出し…元凶の元に向かい…戦闘]結果【味方の圧勝…尚…最後の戦闘にて…リョウカが激昂し…龍形態に移行して…本当の意味での黒幕を…紅魔館と諸ども消滅させた…(後にだが…ちゃんと地形や建物は元に戻した…)】

 

4:【無限零神艦隊(名前は変更後の状態…変更前の名前は…【超要塞艦隊】)VS影の大艦隊】戦闘需要[リョウカ達が新たに護衛艦隊を作り…ようやく艦隊らしいのが完成して…その記念に…演習相手として…影の大艦隊を相手にする事になった…]結果【無限零神艦隊の圧勝】

 

5:【無限零神艦隊VS無限零神艦隊総大将艦:超空母戦艦:超ヤマト(暴走)】戦闘需要[先程…演習を終えて、帰港しようと矢先に…突如として…リョウカの乗る…超ヤマトが暴走…リュウカ達はその暴走する超ヤマトを鎮圧するべく戦闘]結果【無限零神艦隊の勝利…後に…超ヤマトが暴走した原因が…【ラット(RAT)ウイルス】と判明した…】

 

6:【無限零神艦隊&航洋駆逐艦:晴風VS教員艦:改インディペンデンス型:猿島(RATウイルス)】戦闘需要[リョウカ達が…空間内に現れた国が…あの超ヤマトの暴走事件の原因が有ると見て調査をし…その潜入調査の為か…晴風を一時的に旗艦とし…海洋実習をする事になったが…たまたま運悪く(運良く)遅刻した為か…突然…猿島から、【実弾】による砲撃に逢い…リョウカ達はこれを遅刻しただけで実弾による砲撃は有り得ないと判断し…しかも…猿島の状態が…あの暴走事件と全く同じである事が判明し…応戦する事になった…]結果【味方の勝利…なのだが…猿島による攻撃により…リョウカ達の率いていた艦隊や軍の一部に被害や負傷者が出た…しかも…訓練用魚雷にも関わらず…猿島は轟沈した…挙句には…轟沈寸前に…モールス信号によって…リョウカ達は反乱扱いにされてしまった為…戦闘には勝利したが…戦略や戦術的に敗北したのだった…】

 

7:【無限零神艦隊&晴風VSドイツ留学生艦小型直接教育艦:アドミラル・グラフ・シュペー(RATウイルス)】戦闘需要[リョウカ達一行は…反乱扱いにされながらも…第二の集合場所に向けて逃亡中に…シュペーを捕捉…シュペーも猿島と同様に…突然砲塔を向けて来て砲撃して来た為…交戦]結果【味方の勝利…尚…戦闘中に、シュペーから小型ボートで脱出を図る少女が居て…シュペーはそのボートに砲撃を加えて転覆させ…リョウカ達は作戦を変更し…晴風が救援を行い…無限零神艦隊がシュペーと交戦し…何とか救助に成功し…尚且つ…シュペーの移動能力を完全に喪失させた…後に…リョウカ達の提案で…晴風を無限零神艦隊の総大将艦に収容する事にした…】

 

8:【無限零神艦隊VS潜水直接教育艦:伊201(RATウイルス)】戦闘需要[同様…逃亡中に…夜に海中に異音を検知し…潜水艦と判明し…しかも接敵して早々に…魚雷を発射して来たので…交戦…]結果【無限零神艦隊の圧勝…無限零神艦隊の特有の戦法…空中からの砲撃により…撃退に成功し…逃亡…】

 

9:【真・無限零神天艦隊(名前は変更後の状態…変更前は【無限零神艦隊】)&超大型直接教育艦:超駆逐戦艦:ハレカゼ(ハレカゼ)[神天覇極]VS影の大艦隊】戦闘需要[リョウカ達は…一旦家に立ち寄り…総大将艦を修理し…更に…晴風を大改造して…リョウカ達の予想していたに日に…影の大艦隊がリョウカ達の家に襲撃…迎撃をする…]結果【味方の圧勝】

 

10:【真・無限零神天艦隊&ハレカゼ&連合艦隊VS超大型直接教育艦:武蔵(RATウイルス)】戦闘需要[先程…影の大艦隊を壊滅させ…そのままの勢いで…武蔵の元に向かい…その道中に…RATウイルスに侵されていた…シュペーと比叡と戦闘を行い…勝利し…ウイルスから解放し…共に武蔵の元に向かい…とうとう武蔵に到達して…そこに…てんじん…浜風…舞風の以上3隻と合流し…即席連合艦隊を結成し…武蔵との決戦に挑んだ…]結果【味方の勝利…無事に、ウイルスから解放させる事に成功した…無論…例のネズミも排除に成功した…】

 

11:【超駆逐空母戦艦:最終決戦形態:真・超ハレカゼ大和タケル・改[神天覇極](臨時融合&神化&アルス・ノヴァ)&真・無限零神天艦隊VS超空母戦艦:真・超ムサシタケル・改[神天覇極](邪神化&アルス・ノヴァ&神影化?)】戦闘需要[先程…武蔵を解放後に…突如として武蔵が上空に浮上し…眩い光を放ち…その姿が変わり…その姿になった…無論…姿が変わっただけでなく…能力や戦闘能力も殆どこちらの扱う総大将艦と変わらない…リョウカ達は最後の手段に出て…総大将艦…真・超大和タケルとハレカゼと臨時融合し…更に覚醒形態に移行して…ムサシとの最終決戦に挑んだ…そして…リュウカ達は…リョウカ達が無事に帰って来る事が無いと独断で判断し…独断でリョウカ達の援護に向かった…]結果【味方の勝利…後に…今までに溜まったダメージと艦に搭載されていた最終兵器…波動神砲を使用した為…強制分離し…超大和タケルは…分離したと同時に大爆発…炎上し…海上に墜落し…リュウカ達は必死に救助作業するも…時すでに遅し…艦は…瀕死の重傷を負った艦長…リョウカと共に…海の底に沈んだ…のだが…数分後…轟沈した筈の…超大和タケルと…あの…ムサシ…超ムサシタケルが…新品当然の状態で海上に現れた…無論リュウカは…リョウカの元に向かい…ようやく救助に成功した…[総大将艦轟沈数:1]】

 

 

 

[集結編]【モンスターハンター編にて…】

 

第1形態:【真・極零無神天艦隊VS神影の大艦隊】形態需要[殺戮の天使作戦の最終盤にて…最後のフロア…B1の最後の敵…神影の大艦隊が立ちはだかった…リョウカ達は…その神影の大艦隊の総大将艦と…その影の艦隊と神影の艦隊を生み出している元凶の所に目指す…]結果【真・極零無神天艦隊の【敗北】…理由は…制空権を取られた挙句…今までの影の艦隊や神影の艦隊と大違いで…物凄く強く…しかも無限に出て来る為か…最後の手段で強行突破を試みるが失敗し…完全に包囲され…一家壊滅の危機に陥ってしまう…】

 

第2形態:【神森大連合軍VS神影の大艦隊&神影の大艦隊総大将艦:超駆逐空母戦艦:真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極]】形態需要[一家全滅の危機に突如として現れた大量の味方勢力…その正体は何と…別の世界線のリョウカ達だった…しかも本体の組みもやって来て…救援してくれた…そして…即席で連合が出来て…神森大連合軍による…大反撃に出る事になった…]結果【神森大連合軍の勝利…無事にモンハン組のリョウカ達が…敵総大将艦の所に辿り着く事に成功した…】

 

最終形態:【神森リョウカ・ガードナー(真・神化)&神森リュウカ・フォスター(真・邪神化)&真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極](真・神化&アルス・ノヴァ)VS final floorB1:神森リョウカ・ガードナー(後にクロカと呼ばれる存在)(邪神化&暴走)&真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改(邪神化&アルス・ノヴァ&神影化)】形態需要[とうとうモンハン組のリョウカ達が…暴走しているクロカと…そのクロカの操る艦と…最終決戦に挑む…]結果【味方の勝利…後に…クロカは元に戻って…クロカの能力によって…今まで敵対していた…影の艦隊と神影の艦隊が…味方になった…が…モンハン組の総大将艦がとうとう限界を迎えてしまい…行動不能…更に完全に戦闘能力を失った…そして追い討ちを掛けるかの様に建物が今までの戦いによって限界を迎えて崩壊し始めた…リョウカは必死の叫びで総大将艦に呼び掛けてみると…何と艦が行動可能の状態まで回復し…全軍を引き連れて…無事に建物を脱出に成功…すぐさまテレポートし…家に帰港した…だが…モンハン組のリョウカ達が全員退艦したと同時に…艦が沈み始めて…爆発炎上し…最後に艦から声が聴こえて…言い終えると更に火災の勢いが増して行き…最終的に…全軍に見守る中…モンハン組の総大将艦は…母港にて…轟沈した…[総大将艦轟沈数:2]後にだが…あれ以来モンハン組のrは…総大将艦を…いや家族が目の前で一人亡くなった事によって鬱状態に陥り…急激に弱体化して行った…他の世界線のリョウカ達はその状態を打破すべく…モンハン組の総大将艦をサルベージし…修理及び大改造して…更に全艦隊も大改造を行った…そして出来上がったのが…【超駆逐空母戦艦:神天・超カミモリハレカゼ大和ムサシタケル・改[神天覇極】を総大将艦に…新しい艦隊…【真・神森艦隊】と…【真神森軍】が出来上がり…モンハン組のリョウカは…無事に回復したのだった…】

 

 

 

 

リョウカ(幻想)「…以上です…これが私達の今までの戦いです。」

 

バン「…想像以上に…修羅場を潜って来たのだな…。」

 

檜山「まさか…こんなにも戦っていたのか…!これは勝てない筈だ…。」

 

拓也「…しかし…幾ら最高神だからっと言って…まだこんなにも幼い…!しかも…見るとこによれば…重傷を負ったり…瀕死にもなったり…最悪死んでたりもするじゃないか…!何でそこまでする!?」

 

アミ「ええ…確かにそうよ…私も知りたいわ!」

 

リョウカ(幻想)「…決まってる事ですよ…それは…平和の為です…平和の為なら…この身が死んでしまっても構わない…今までの私ならそう言いましたけど…私には…待っている人や…私を必要としてくれる人や…色々な人が居ます…私は…本当の真の平和を目指して戦っています…。」

 

郷田「だとしてもよぉ…仮にもお前は最高神なんだろ?何で最前線で…しかも特攻じみた行動ばかりするんだ?」

 

リョウカ(幻想)「えーっと…それは…、」

 

リュウカ(幻想)「仕方ない事だろ、だってさぁ…こいつは昔は死にたがり屋だったからな…今ではそうじゃないが…身体では死にたがりである故か知らんが…よく前へ…前へ出たがる…て言うよりも…俺達が戦闘する=確実にリョウカが出て来て…前へ突っ込む…逆にリョウカが戦闘する=俺達が出て来る…これが一番厄介なんだよ…どう足掻いても…俺達が戦闘で関われば…確実にリョウカが出て来る上に…タダでは済まない…。」

 

郷田「…なるほどな…確かにそうだな…。」

 

リュウカ(幻想)「結局はただ戦闘が起きてもただ見ているだけならまだ良いが…戦闘が起きる=リョウカが出張る…って事が当たり前になって来るからなぁ…。」

 

リョウカ(幻想&ダン戦)『うぐ…!』

 

リュウカ(幻想)「しかも…リョウカが出張る=俺達も出張る事…って事が当たり前だからなぁこれが…。」

 

リョウカ(幻想&ダン戦)『…ごめんなさい…。』

 

バン「じゃあ…戦闘そのものが起きなければ問題ないのでは?」

 

リュウカ(幻想)「…そう…普通ならそう思うだろ?だが…答えは否だ…何故なら…どう言う理由か不明だが…リョウカには超が付く程の不幸体質で…俺は認めたくはないが…超特級フラグ建築士となってやがるからな…それらが合わさって…どんなに頑張っても戦闘毎に巻き込まれる…今…この状況もそうだがな…。」

 

バン「あ…そうなんだ…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、リョウカの場合の不幸や不運の体質はあくまでも戦闘系だけに傾くが…それ以外では普通に超が付く程幸運で…くじ等では…普通に1等や特賞を取るのが当たり前みたいな感じで運が良い…。」

 

仙道「…はぁ…まぁそれが戦闘に役立てば良いがね…。」

 

リュウカ(幻想)「…だろうな…。」

 

リョウカ(幻想)「…じゃあ、みなさんに聞きますけど…さっき見てもらった戦闘のデータと映像…一番印象的に残る事は何か有りますか?」

 

バン「そうだな…この世界じゃあ見れない戦いで言うなら…やっぱり超戦艦同士の戦いだな…。」

 

郷田「そうだな!あれは何度見てもカッコいいな!」

 

リョウカ(幻想)「そうですか?…まあ確かにそう思うかもしれないですね…。」

 

バン「…そう言えば幾らか、思ったのだけれど良いか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、良いですよ。」

 

バン「まず…君達の率いている艦隊についてだけれど…総大将艦って…他の艦隊で言う…旗艦なのか?」

 

リョウカ(幻想)「…確かに半分は正解です…でも半分不正解です…理由に関しては…私達の艦隊にも…一応階級は有ります…その中で一番階級が上なのが…【総大将艦…又は総大将旗艦です。】次に…総旗艦…最後に旗艦…って言う感じです…。」

 

バン「そうなのか…じゃあ…今の総大将艦って…何代目に当たるのかな?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…じゃあ説明しますね…私は一人で旅をしている時に最初に仲間にしたのが…ヤマトさんです…そのヤマトさんは…とある世界線の所から突然現れたのですけど…訳の分からないまま轟沈されてしまい…そこの所を私が直して…大改造をして…仲間にしました…その時の艦名は…【超戦艦:ヤマト】で…実質初代総大将艦です…一隻だけですけど…そして旅を続けて行き…徐々に仲間を増やして行き…改造もして行き…お馴染みの…【超空母戦艦:超ヤマト】が…二代目総大将艦です…正確には…あのヤマトを大改造した物で…大改造して乗り換えを省いたのなら…まだ初代総大将艦ですね…そして最近になって…また大改造を行なって…【超空母戦艦:超大和タケル・改】が三代目総大将艦になって…そのまたすぐ後に大改造を行なって…【超空母戦艦:真・超大和タケル・改】が四代目総大将艦になって…その四代目…正確にはまだ初代総大将艦が…一回轟沈した事実を受けて…また大改造を行ったが…今度は…【超駆逐戦艦:ハレカゼ(晴風)と超空母戦艦:真・超ムサシタケル・改】の二隻と融合し…【超駆逐空母戦艦:真・超ハレカゼ大和ムサシタケル・改】が五代目総大将艦に任命されました…そしてある意味で…初代総大将艦の座はここで降りました…本当の意味で二代目総大将艦って事ですね…そして最後に…数日前に…別の世界線の事件を手伝った際に…また総大将艦が轟沈した為…大改造を行いました…今度は…全ての世界線の私達が丸々全部使用していますが…安心して下さい…死んでませんよ?…それで出来上がったのが…【超駆逐空母戦艦:神天・超カミモリハレカゼ大和ムサシタケル・改】です…六代目総大将艦に当たる存在ですが…まだ二代目の座に居ます…取り敢えずは以上ですね。」

 

カズ「想像以上に…総大将艦が改造されまくっているんだな…。」

 

バン「そうだな…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…因みにだけれど…私達の軍や艦隊は今も…ここの周りで警戒を続けていますよ。」

 

拓也「用意周到だな…。」

 

リョウカ(幻想)「あはは…私は良いって言いましたけどね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、それほど大切な存在なんだよ…お前はな…俺もそうだが…。」

 

郷田「そりゃあ…最高神様なんだろうし…守りもそれぐらい固いって訳になるか…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ結果的にそうなるな…だが…お前らは分かってないが…これでもまだ序の口に入ってもいないんだぜ?これが…。」

 

檜山「どう言う事だ?」

 

リュウカ(ダン戦)「多分お前らは一回経験した事が有るだろ?エンジェルスター攻略戦…。」

 

バン「ああ、有ったな…確かその時…君達は俺達の救援に来た事は覚えている…。」

 

リュウカ(ダン戦)「そうだろうな…実際には制圧軍と救援軍とそれぞれ分かれて行動していたからな…制圧自体は簡単に出来たぜ。」

 

カズ「そうだったな…あれは凄かったなぁ…。」

 

リュウカ(ダン戦)「因みにだが…まだあれでも序の口にも満たないんだよ…まだまだ大量に居る…恐らく…本来の地球一個分ぐらいで序の口の4分の1辺りかな?」

 

檜山「最早突っ込む事が出来ん…。」

 

リョウカ(幻想)「あはは…でもこんなにも居ても…あの集結編の時は…普通に危なかったです…下手すれば惨敗して…全滅でしたからね…。」

 

リュウカ(幻想)「だろうな…油断も隙も無いな…。」

 

バン「そんなに苦戦していたのか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ…だってあの戦いは…正真正銘の…家族同士の本気の死闘だからな…下手すれば惨敗…全滅は当たり前だった…まあ運良く死傷者や犠牲者は出なかったがな…。」

 

バン「…そうなのか…あ…じゃあ聞くけど…アンカとクロカって誰だ?」

 

リョウカ(幻想)「アンカさんに…クロカさんですか…直接見た方が早いです…アンカさん!クロカさん!出て来て下さい。」

 

?「はいはい。」

 

?「え…えーっと今出るね。」

 

 

本体のリョウカがアンカとクロカを呼ぶと…本体のリョウカとリュウカの影から…二人出て来た…

 

 

バンチーム全員『……!?』

 

リョウカ(幻想)「すみません、アンカさんに…クロカさん…今回はちょっとした自己紹介の為に呼びました。」

 

バン「…君達が…?」

 

アンカ(幻想)「ん?ああ、君がバンさん達ね?私は…クロカ…まあ正確には…リョウカさんの正真正銘の邪神化した姿だけどね…今はリュウカお姉ちゃんの守護霊…みたいな感じかな?まあどっちでも良いや…とにかく私はリョウカさん達と違って…完全に邪神だから…そこの所宜しく…後…クロカさんの姉だから。」

 

クロカ(幻想)「え…えーっと…初めまして…私は…クロカです…私も…アンカお姉ちゃんと同じで…邪神をしています…よ…宜しくね?」

 

バン「ああ、宜しくな!って…邪神!?」

 

郷田「おいおい…普通に神と邪神が一緒に生活して大丈夫なのか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?普通の神と邪神が一緒に生活したらいけないってルールや掟は存在しないし…家族だからな…問題無いだろう。」

 

アンカ(幻想)「そうそう…気にしたら負けだよ、まあ…邪神だからっと言って…世界を征服しようと言う事はしないから安心してね…。」

 

バン「そうなのか…じゃあ安心だな!」

 

リュウカ(幻想)「おい…それはフラグだぞ?一応お前…俺には及ばんが…二級フラグ建築士は普通に持っているぞ?」

 

バン「え!?そうなの!?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、「やったか!?」を言って…確実に当たる訳じゃないが…高確率でフラグ回収はするな。」

 

バン「…………。」

 

リュウカ(幻想)「まあ安心しろ…何度も言うが俺には及ばん…確実じゃない位有り難いと思った方が良い…。」

 

バン「あ…ああ…そうだな…。」

 

カズ「そういやだけどよ…お前らって…この世界じゃあ…どれぐらい強いんだ?」

 

バン「そうだな…具体的にどんな戦績を持っているんだ?」

 

リョウカ(ダン戦)「そうですね…確か…【公式のLBX大会で…全て優勝していて…アルテミスやアキハバラキングダム等のチャンピオンが存在する大会の場合は…今でもチャンピオンになってます…一応…非公式のLBXでも全て優勝しています…。】」

 

リュウカ(ダン戦)「因みに俺の場合は…全て準優勝だ…原因はリョウカが強いからな…勝てなかったぜ…。」

 

バンチーム全員『………。』

 

 

最早…バンチーム全員は絶句するしかなかった…それ程までにリョウカ達が強いって事が知らしめられた…

 

 

リョウカ(幻想)「…だからその関係上…アングラビシダスには絶対に出ないといけないです…でも…ある程度まで私達は手加減はしますよ。」

 

バン「……なあ…頼みが有る…。」

 

リョウカ(幻想)「何ですか?言ってみて下さい。」

 

バン「…俺達を…弟子にしてくれ!」

 

リョウカ(幻想)「…え?」

 

リュウカ(幻想)「おいおい…そう来たか…。」

 

リョウカ(幻想)「どうしてですか?バンさん?」

 

バン「…恐らくこのまま行っても…君達には敵わない…だったらせめて…その君達から何か得る事が出来たなら…!君達に…いずれ勝つ事が出来るかもしれない…!」

 

リュウカ(幻想)「なるほどなぁ…まさか…いずれ倒す敵の元の弟子になるか…どっかの世界線の奴もそうして強くなったからなぁ…その手か…。」

 

リョウカ(幻想)「…みなさん…一応確認ですけど…貴方達も強くなりたいのですね?」

 

カズ「…ああ!どんと来やがれ!」

 

アミ「ええ!頑張ってみせるわ!」

 

郷田「上等だ!まあ、お前らにやられたリベンジも果たしたいしな…。」

 

檜山「まさか…俺がお前らの弟子になる日が来るとはな…だったら強くなってやるぜ…!」

 

リョウカ(幻想)「…みなさんの気持ちは理解しました……私達の修行は厳しいですよ…本当に良いですね?」

 

バン「ああ!やってやる!」

 

カズ「やってやるぜ!」

 

アミ「もちろんよ!」

 

ジン「僕も頑張ってみせる!」

 

リョウカ(幻想)「…分かりました……じゃあ今を持って…私…最高神の名を持って…貴方達を弟子として…迎え入れます…ようこそ…【神森軍へ…。】」

 

バン「ああ!宜しくな!」

 

 

 

そして…本体のリョウカとバンが…互いに握手を交わして…バンチーム全員が…リョウカ達の元で修行を行う事になったのだった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー 第4話


リョウカ「どうもです!リョウカです!」

リュウカ「よう!最早お馴染みのリュウカだぜ!」

バン「やあ!俺はゲストで呼ばれた山野バンだ!宜しくな!」

リョウカ「今回はこの三人でやって行きます。」

バン「ところで…君達は本体なのか?それとも分身なのか?」

リョウカ「え?本体ですよ?…ああ…呼び方に関してですけど…こう言うコーナーで分身が居ない時は…普通に名前で呼んでも大丈夫です。」

バン「そ…そうか…。」

リュウカ「んで…かなり久々の紹介コーナーだが…何の兵器を紹介するつもりだ?」

リョウカ「はい…今回紹介するのは…【超駆逐空母戦艦:神天・超カミモリハレカゼ大和ムサシタケル・改】です。」

バン「確か…総大将艦って言ってたな…。」

リョウカ「ええ、そうです…ベースは…【大和(日本じゃない)武尊型と…ハレカゼ型を混ぜた物です。】」

リュウカ「んでだ…それが…【ハレカゼ大和型…それに更に武蔵武尊型を融合して…ハレカゼ大和武蔵武尊型の完成だ…】

リョウカ「そして最後に…私達を混ぜれば…あ〜安心してね?何度も言いますけど…ちゃんと生きてますし…生身ですから安心してね?」

バン「あ…ああ…分かってる。」

リョウカ「…じゃあ続けますけど…それで出来たのが…【カミモリハレカゼ大和ムサシタケル】です…でもベースは…【ハレカゼ大和ムサシタケル型】のままです…何故かと言うと…今までは艦船を融合して…一つの船になりますが…現最終形は違います…船と人です…それが混ざったとしても…形状は変化しないです…。」

バン「なるほど…。」

リョウカ「さて…あ…因みにだけれど…同型艦は有ります…それが…【超駆逐空母戦艦:超カミモリハレカゼ日本ムサシタケル・改】です…総大将艦の二番艦です…。」

バン「ん?大和に…日本…これって読みは一緒なのか?」

リョウカ「ええ、読みは大和と日本でも…同じ【ヤマト】です…まあ…艦の違いは…まず二番艦の日本さんについてですけど…この艦は…大和さんと違い…【影】の存在で…秘匿性に長けていて…隠密行動や支援行動等の奇想天外の行動を得意分野とする…主に大和さんの支援と護衛です…次に大和さんは…日本さんが影なら…大和さんは…【光】の存在です…大和さんは、とにかく前へ出ますから…戦闘行動や防御行動や回避行動等を得意分野としていて…日本さんより強いです…。」

バン「そうなんだ…。」

リョウカ「肝心の武装については…まず目に付く主砲は…超大和型や改大和型や大和型と同様に…【三門三機】ずつで…口径に関しては…【本来の大きさ】なら…【最小サイズで…92兆km】ですcmではなく…正しくkmです…しかも兆kmですから…凄まじく大きいです…。」

バン「………。」

リョウカ「因みに…現実的なサイズにした場合でも…【920cm】ぐらいの口径は普通に持っています…。」

バン「…そうなのか…ん?じゃあ…副砲は…?」

リョウカ「実は副砲の場合は…主砲の数の少なさを補う為に…一機の所に…二機配備して…二機の所は1機配備していて…左右には…三機ずつ…計六機配備していて…肝心の口径は…本来の大きさの場合は…【46兆km】で…現実的のサイズの場合は…【460cm】の大きさです…砲門の数は…1機につき…三門です。」

バン「えぇ…!?副砲の口径って…主砲クラスぐらいなのか…!?」

リョウカ「ええ…そうなりますね…じゃあ…他の武装に目を向けて見れば…最低でも…【50cm以上】の口径は持っています…。」

バン「……。」

リュウカ「あ〜…因みにだが…ミサイル系は尋常じゃないデカさだ…最小サイズでも…【核ミサイル級のサイズだ…。】」

バン「ひぇ〜…怖いな…。」

リュウカ「だろうな…だがもっと恐ろしいのは…武装もそうだが…能力も厄介だ…。」

バン「能力?」

リュウカ「そうだ…まあ殆ど俺達頼みだがな…あんだけ強力な武装をしていて…弾数やリロードが欠点になる事が多いが…何とな…全ての兵器及び超兵器は…弾数及び残弾数は…【無限だ…。】」

バン「無限って…じゃあ…再装填や発射間隔は…!?」

リュウカ「多分…お前の想像通りだと思うぞ?まあ…流石に0秒にしたら…こっちが一方的に蹂躙するからな…長くても…主力系は【5秒】でリロード及び再発射が可能だ…まあ他の武装は…0秒だがな…。」

バン「…それでも早いな…。」

リュウカ「そうか?だがな…こっちの5秒は凄まじく長いんだよな…これが…。」

バン「どう言う事だ?」

リョウカ「えーっと説明するとね…確かに側から見たら早いと思うけど…私達の中では…とにかく遅過ぎるのです…何故かと言うと…私達の戦いでは…基本的に時間は掛ける事が出来ないです…普通に0秒が基本です…もし…ほんの一瞬でも隙を見せれば…即座にやられます…そう言う戦いなのです…もちろん…弾数が無限なのは…こう言う理由です…後…寿命も無限です…だから幾ら使っても大丈夫です。」

バン「そうなのか…。」

リョウカ「後ね…幾ら兵器って言っても…一つの存在で…家族です…絶対に壊させたりさせたくないですし…守りたいです……だって…家族ですし…もう一つの…帰る家だから…。」

バン「………。」

リュウカ「…まあ…そう言う事だ…バン、リョウカはお前らと違って…如何なる存在だろうが…一つの存在として見ているし…面倒も見るし…命有る物と同等の扱いをする…これがリョウカの強さの一つだ…まあLBXで会話をしたり…繋げたりも…リョウカにも出来る…。」

バン「やっぱり…リョウカはすごいな…。」

リュウカ「ああ…ある意味で…俺がリョウカに一生勝てない理由でもある…リョウカは優し過ぎる…しかも如何なる存在だろうと家族当然に扱う…手を掛けようものなら…容赦なくリョウカにやられる、言っとくが…そのリョウカに手を出そうものなら…俺が容赦しないがな…。」

バン「ああ、分かっているさ…ところで…さっき…もう一つの家って言っていたけど…あれは?」

リョウカ「え?そのままの意味です…この艦は…総大将艦であると同時に…要塞でもあり…家にもなります…色々と設備は整っていますし…農園等も有りますし…挙句…色々な店も有りますから…自給自足も可能です…最悪…そこで一生過ごしても問題ないです。」

バン「すごいな!」

リョウカ「ええ、だって…伊達にヤマトやムサシの名は使ってないですからね…。」

リュウカ「後…この艦の最後の切り札についてだが…この艦の…艦首に…【超重力波動神砲】が搭載されている…言っとくが…どこぞの某宇宙戦艦や某霧の艦隊の奴らのと比べたら…断然こっちが全てにおいて上である…だが…その分…デメリットもデカイがな…因みに…搭載されている位置は確かに艦首は艦首だが…方式は…霧の艦隊と同様だ…だから発動時に変形する…。」

バン「そうなんだ…。」

リョウカ「そしてデメリットに関してですけど…まず…【発動してからチャージ完了及び発射まで…一切移動不可能及び攻撃不能です。】」

リュウカ「理由に関してだが…まあ当然の事だが…本艦の全エネルギーをその兵器に注ぐからな…攻撃おろか…移動も不可能だ…。」

リョウカ「次に…さっきのデメリットの関係で…【全ての防御能力が喪失します。】」

リュウカ「だから…本艦の防御方法は…ご自慢の装甲で耐えるしかないって事だ…。」

リョウカ「最後にだけれど…これが一番大弱点なのが…【その砲自体がチャージ中及び発射直前に攻撃を受けたら…暴発…最悪轟沈します…しかも…無事に発射し終えても…約10分間…全行動が停止状態が続きます…。】」

リュウカ「まあ…そう言う事だ…こいつは言わば…最終兵器らしい性能って所だな…究極の博打を掛けて…確実の勝利を得るか…轟沈するかのどっちかだ…。」

バン「なるほど…。」

リョウカ「因みにだけれど…デメリットに関しては…とても申し訳ないけど…実はやろうと思えば…デメリットそのものを無かった事に出来たりもしますよ。」

バン「…え?」

リュウカ「あ〜…まあ…かなりメタい事を言うとな…確かにデメリットは付いている…だが…これは…【意図的に付けた物だ。】」

バン「意図的にだと…!?じゃあまさか…!」

リュウカ「ああ、本来はデメリット無しでバンバン連射可能だ…しかも何回でも使えるし…チャージ時間も不用だ…。」

リョウカ「ええ…だからデメリットを付けたのです…一回の戦闘につき…一回きりの最後の切り札らしい兵器として成り立つ為にね…。」

バン「あ〜…そうなんだ…確かにその方が有り難いな…。」

リョウカ「あ…一応全てのデメリットを直ぐに外す事は出来ますけど?」

バン「お願いだからそれだけは辞めてくれ…。」

リュウカ「まあ当然の反応だな…あんな全宇宙を簡単に消滅させる究極兵器をバンバン撃たれたら堪ったもんじゃねぇからな…だが…残念ながらそうは問屋が落とねぇんだよな…これが…。」

バン「……え?」

リョウカ「それは…この艦…いえ…全艦隊は…最大の特徴である…形態変化を持っています…その中で…覚醒形態と闇覚醒形態と暴走形態の共通点は…【一部例外を除き…全てのデメリットを無効化…更に…全状態異常無効及び掛かっていたら回復と…ステータス低下効果無効化…全武装及び全兵器と全超兵器の使用制限解除及び…リロード時間又は再使用可能時間0秒と…新武装解放…】等…色々と付いて来ます…勿論だけど…今挙げた中で一部を言っただけで…もっと色々と有りますから…気をつけてね?」

リュウカ「気を付けるも何も…どうしろと言うんだ?まあ…勝たせないがな…勝ったら勝ったで…色々と不味いんだよな…。」

バン「え?どうなるの?」

リョウカ「…かなりメタい事を言うとね…この際はっきりと言うと…絶対に負けてはならない所で負けた場合…この作品は即座に【完】です…ゲームに例えるなら…【ゲームオーバー(バットエンド)】です。」

バン「そうなんだ…。」

リュウカ「更にメタいし…ネタバレを言えば…全作品共通では…最終的に俺達を…【倒さないといけないぜ?】」

リョウカ「ああ…でも安心して下さい…私達は死にませんから。」

バン「でも結局は…君達を倒さないといけないんだよな?」

リュウカ「そうだ…まあゲームに例えるなら…【ラスボス…又は…裏ラスボスだからな…。】」

バン「…避けては通れないな…。」

リョウカ「ええ…だから、強くなってね?そして…私達を超えてみて下さい!」

バン「ああ!望む所だ!」

リュウカ「さて…そろそろ締めるぞ。」

リョウカ「分かりました…それでは、」

リュウカ&バン『次回も…、』

全員『見て下さい!(見てくれよな!)』









【続く】


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第11話 最高神達と戦士達の修行!そして…アングラビシダス開幕!

よう!本体のリュウカだ!前回のあらすじだ、前回…俺達は、この世界線の学校に入学して…そこでバン達と会い…色々と会話をして…んで翌日に…今度はバンチームと全員が集結して…色々と作戦会議をしたんだよな…後…俺達がアングラビシダスに出る関係上…バンチームの奴らに…俺達の事をもっと知ってもらい…勝てる可能性を見せてやった…んで最終的に…バンチームの奴らが…俺達の弟子入りした…そんな所だ、そんじゃあ今回も、見てくれよな!


リョウカ達は…バンチーム全員を弟子にして…翌日…場所は何と…バンチーム全員は…リョウカ達の家に来ていた…

 

 

バン「すごい所だな…!」

 

カズ「ここがお前らの家かよ!?デカイし…セキュリティも厳重だな…。」

 

ジン「…僕の家よりもデカイ…!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、この家は…私達の家でもあり…絶対の難攻不落の超要塞でもある所です。」

 

リュウカ「しかも…これでも別荘なんだよな…これが。」

 

檜山「何だと…?別荘だと?」

 

拓也「…成る程…じゃあまさか…実家はもっと大きいのか?」

 

リュウカ(幻想)「そうなるな、しかも…別荘と違って…更に警備は厳重…防衛軍の主力も全力で警備に当たっている…そこに侵入や攻め込む馬鹿な輩は門前払いが関の山だ。」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん…流石に馬鹿はどうかと思いますよ?数ヶ月前にデグーの大群に攻めて来られた報告を受けた事を忘れた訳じゃないですよね?」

 

リュウカ(幻想)「ぐ…確かにそうだな…だがよぉ…何とかなっただろ?」

 

リョウカ(ダン戦)「確かにそうだけれど…攻めて来られた以上…更に戦力の増強や…警備を更に強化しないといけないと思うの。」

 

リュウカ(ダン戦)「だろうな…。」

 

バン「そう言えば…実家ってどこなの?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…流石に本陣を下界に設置したら色々と不味いので…別の空間に置いてあります…無論…行くためには…私達に頼るか…私達の別荘を見付けて…尚且つその空間に通じるゲートを潜らないといけないです。」

 

カズ「成る程なぁ…でもよ…何でデグーの大群に攻め込まれたんだ?」

 

リョウカ(幻想)「恐らくだけど…最初にこの世界線に分身を送り込んだ影響で…その空間と下界との境界線の結界が緩んでしまい…結果的に攻めて来られたのです。」

 

リュウカ(幻想)「まあ…あれだ…事の発端は俺達だ…すまん。」

 

リョウカ(幻想)「ごめんね…もっと慎重に送るべきだったです。」

 

リョウカ(ダン戦)「ううん…大丈夫ですよ、もう済んだ事ですし…。」

 

リュウカ(ダン戦)「まあ、相手がたかがデグー如きの雑魚だったからな…大量に攻めて来ようが俺達には敵わなかったぜ。」

 

バン「あはは…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…じゃあ早速やっていきましょうか、こっちです。」

 

バン「ああ、分かった。」

 

 

 

 

 

リョウカ達は、バンチーム全員を連れてある所に連れて行った…

 

 

 

リョウカ(幻想)「こちらです。」

 

バン「ここは?」

 

リュウカ(幻想)「ここは、急遽作った…LBX対戦やキラードロイド又はラージドロイド系等の色々な奴との対戦が可能の部屋だ…まあ名付けるなら…【バトルルーム】だ。」

 

バン「そうなんだ…じゃあここに来たって事は?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、先ずは…【みなさんの実力を私達に見せてもらいます。】」

 

カズ「え!?お前らと戦うのか!?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうですよ?他に誰が居ますか?」

 

カズ「い…いや…何でもねぇよ…。」

 

バン「因みに聞くけど…君達は何を出すんだ?」

 

リョウカ(ダン戦)「それは、【私自ら出ます。】」

 

リュウカ(幻想)「んで操作…いや指示を出すのは俺だ。」

 

檜山「おいおい…冗談か?どうやってLBXとして出るんだ?」

 

リョウカ(ダン戦)「こうするのです。」

 

 

ダン戦組のリョウカはそう言うと…徐々に身体が小さくなり…LBXサイズになった…

 

 

リョウカ(ダン戦)『こう言う事です…分かりましたか?』

 

バン「ち…小さくなった…!?」

 

檜山「成る程…そう来たか…確かにサイズ的には問題無いが…、」

 

リュウカ(幻想)「生身だからな…まあ普通なら被弾しよう物ならタダでは済まないのが関の山だ…だが仮にも俺達は最強でチート最高神だ…何らかの対策はしてあるし…これでも戦闘力や能力に一切変化は無い…ただ小さくなっただけだ…。」

 

檜山「そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあルールを言いますね…先ず…どう考えても今のみなさんで私達には絶対に敵わないのは目に見えています…だから私達は…せめて最終的に貴方達に…私達を撃破出来る位の実力を身に付けてもらいます…そうですね…私達はLBXバトルの際に…【戦闘レベル】って言うシステムを使って…ある程度加減はしています…最大で…【レベル:10】です…そして…普通の対戦又は公式又は非公式の大会では…【レベル:5】までです…貴方達の目指す所はそのレベル5の私の撃破が目標になります…因みに…レベル5でも私達は覚醒し…最終形態に移行します…レベル6以降は…【リミッター解除を実行し…6で20%…7で40%…8で60%…9で80%…そして最大の10は…100%…フルパワーで行きます…】ただ形態変化は変化はありませんから安心して下さい…そしてですけど……その10は最終的に真のチャンピオンを取るつもりなら避けて通れない壁です……さて今回は…実力を図るのですけど…貴方達は全力でぶつけて来て下さい…その時に…貴方達の勝利条件は…【1撃でも…確実なダメージを与える事です…】私達の勝利条件は…【貴方達を全滅させる事です…。】」

 

バン「…成る程…分かった…。」

 

リョウカ(幻想)「そしてです…いきなりで申し訳ないけど…私達の実力も見てもらう為に…【レベル:10】で行かせてもらいます…でも安心して下さい…破壊はしませんからご安心ください。」

 

檜山「いきなりフルパワーか…!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうです…貴方達の実力を見込んで…最初は特別に全力で行きますよ…簡単にはやられないで下さいね?」

 

バン「ああ!」

 

リョウカ(幻想)「それでは始めます…ステージ用意完了!両チーム!戦闘用意!」

 

リュウカ(幻想)「行って来い!リョウカ!」

 

リョウカ(ダン戦)「はい!」

 

バン「行け!【ゴットオーレギオン】!」

 

カズ「GO!【ゴットアキレス・ディード!】」

 

アミ「行って!【ゴットパンドラ!】」

 

檜山「行って来い!【ゴットイフリート改!】」

 

ジン「行け!【ゴットゼノン!】」

 

仙道「悪夢を見せてやれ!【ゴットナイトメア・フィアー!】」

 

郷田「負けてやるか!行って来い!【ハカイオー・ドグマ!】」

 

リョウカ(ダン戦)『7対1ですか…面白いです…!』

 

リュウカ(幻想)「油断はするなよ?今回はお前の自由にやれ。」

 

リョウカ(ダン戦)「了解です!」

 

リョウカ(幻想)「それでは…バトルスタート!!」

 

 

 

VS【バンチーム】

 

 

【勝利条件:敵の全滅・敗北条件:敵から1ダメージを受けてしまう事】

 

 

【戦闘方式:ゼネラルレギュレーション】

 

 

【地形:楽園の楽園:最深部[水面有り]】

 

 

【バトルスタート!】

 

 

 

 

リョウカ(ダン戦)「さてと、このままでは不利なので……来て!【ヤマト!】」

 

バン「何!?」

 

 

リョウカは、ヤマトの名を呼ぶと…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!

 

 

ジン「これは…!」

 

檜山「…来るぞ…!」

 

 

ゴゴゴゴゴ…!ザッパァァァン…!!

 

 

地面から…いや水面下から…その巨体が姿を表した…

 

 

【推奨BGM:作品名【宇宙戦艦ヤマトシリーズ】使用場面【宇宙戦艦ヤマト:浮上編(2199ver)】

 

 

バン「あれは…【大和…!?】」

 

リョウカ(ダン戦)「今回は特別に…初代…真・神森艦隊の総大将艦…ヤマトを呼びました…だけどただのヤマトさんと思ったら大間違いですよ!…ヤマトさん…!【神化形態!プラス!アルス・ノヴァ形態!そして…装着合体です…!】」

 

ヤマト(AI)『了解。』

 

 

リョウカはヤマトに指示を出して…一人と一隻が浮上し…リョウカは神化形態を発動…ヤマトは神化形態とアルス・ノヴァ形態を同時に発動し…その直後に…何とヤマトは小さくなり…分解…その分解されたヤマトは…リョウカの身体に装着されて行き…

 

 

リョウカ(ダン戦)「待てせましたね…さあ…始めましょうか…!行きますよ!ヤマトさん!」

 

 

リョウカは、ヤマトをアーマーとして装着した…その見た目は…艦これの大和を…リョウカに置き換えて…その大和をアルス・ノヴァ形態の様に…船体部は…上下に分かれていて…無論…例の艦首の砲も装備されている…リョウカの周りには…多数のミラーリングシステムと…ゴットピットが浮遊していた…その姿を見れば神々しさが目立つ…

 

 

バン「そう来たか…!来るぞ!」

 

リョウカ(ダン戦)「挨拶代わりです!ショックキャノン一斉斉射!!」

 

 

カァオ…!カァオ…!カァオ…!

 

リョウカに装着されたヤマトの主砲がバン達に迫る…

 

 

バン「避けろ!!」

 

 

バンチーム全員は何とか回避…

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

リョウカの放った主砲ははるか彼方に着弾したが…超規模の大爆発が…攻撃の強大差を思い知らされる…

 

 

カズ「なんちゅう威力だ…!あんなの食らったら一撃でブレイクオーバーじゃねーか…!」

 

リョウカ(ダン戦)「あ…言い忘れてましたけど…私のどんな攻撃を食らっても…一撃でブレイクオーバーになりますので…全力で回避しながら一撃…有効なダメージを与えてみて下さいね?」

 

カズ「マジかよ!?どんな攻撃も一撃でアウトか!?」

 

バン「だが…やるしかないぞ!行け!オーレギオン!」

 

 

バンのオーレギオンが果敢にリョウカに挑み掛かる…

 

 

リョウカ(ダン戦)「流石前世では世界チャンピョンと言われるだけ有ります…でも…これはどうかな?…対空戦闘実行!!」

 

 

バババババババババ…!!バシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

リョウカから…多数のエネルギー状の弾幕と誘導ミサイルがバンのオーレギオンに迫る…

 

 

バン「…っく!」

 

 

バンのオーレギオンは多数の弾幕やミサイルを掻い潜りながら…何とかリョウカの元に徐々に近付こうとしている…だが…バンがその弾幕地獄を抜け出した時…

 

 

バン「貰ったぁぁ!!」

 

リョウカ(ダン戦)「すごいですね、あの弾幕を掻い潜るなんてね…でもそう来る事は想定していました…テレポート!」

 

 

ピシュン…!

 

バンが迫って来た事を知ってリョウカは即座にテレポートで姿を消した…

 

 

バン「な…!?何処に行った…!?」

 

檜山「まさか…!バン…!!上だぁぁ…!!」

 

バン「…え?」

 

リョウカ(ダン戦)「今更遅い…!でも…ここまでは出来て立派です…ならばせめて…この一撃で終わらせてあげましょう…!超重力波動神砲…!発射用意…!」

 

 

ピピピピピピピピピピ…!

 

リョウカ(ダン戦)「エネルギー充填完了…!!【超重力波動神砲…!発射ぁぁぁ…!!!】」

 

 

ピキィィン…!ビギャァァァァァァァァ…!!!ドギャァァァァァァァン…!!!!

 

 

バン「し…しまった…!!うわぁぁぁぁ…!!!」

 

 

ピキィィン…!ズドォォォォォォン…!!!!!

 

 

檜山「不味い…!ぐおぉ…!?」

 

 

ドォォォォン…!!

 

 

 

リョウカは…バンの直上にテレポートをして…バンチームの奮闘に敬意をを払い…ヤマトの最大の切り札…超重力波動神砲によって…バンと…そのチーム全員を巻き込んで…

 

 

リョウカ(幻想)「試合終了です…!勝者…ゼロリュウカ!!」

 

リュウカ(幻想)「当然だ…だがよぉリョウカ…少しやり過ぎじゃないか?」

 

リョウカ(ダン戦)『…確かにそうですね…あのー…みなさん?大丈夫ですか?」

 

バン「あ…ああ…大丈夫だ…。」

 

リョウカ(幻想)「LBXの方は大丈夫そう?」

 

バン「…大丈夫だ…無事のようだ。」

 

リョウカ(ダン戦)「よいしょっと…しかしすごいですね…流石ゴットLBX…流石に最大限までに加減はしたとはいえ…あの切り札をブレイクオーバーで済ませたのは驚きました…後…やっぱりみなさん…強くなれますよ、あの弾幕地獄を乗り越えただけでも凄い偉業です!」

 

リュウカ(幻想)「確かにそうだな…普通の輩は…あの弾幕地獄によって即座にご退場だからな。」

 

リュウカ(ダン戦)「それにだ…それ以前に…戦闘開始直後の挨拶代わりの主砲を避けるのも凄い事だ。」

 

リョウカ(幻想)「更に言うと…あの最後の切り札を使わせた事も…余程みなさんを認めているって事です。」

 

バン「成る程…じゃあ次はどうするんだ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…じゃあ今度は…戦闘レベル5の状態のリョウカさんともう一回戦ってもらいます。」

 

バン「え!?また!?」

 

リョウカ(ダン戦)「はいそうです、でも今度は実力を図るのではなく…ちゃんとした修行です…さ、準備をして下さい。」

 

バン「分かった。」

 

 

そして…再びバンチームはリョウカと戦う事になった…

 

 

1分後…

 

 

リョウカ(幻想)「準備は出来ましたね?」

 

バン「ああ!大丈夫だ!」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあ、ルールを言うぞ…おい、リョウカ…あの形態を発動しろ。」

 

リョウカ(ダン戦)『分かりました!…【制御機構形態!起動!】』

 

 

ダン戦組のリョウカは先程のと違った形態変化をした…

 

 

バン「その形態は…?」

 

リュウカ(幻想)「そんじゃあ、いいな?よく聞け…これからお前らがやる事は…リョウカが発動した形態…制御機構形態と戦闘を行うのだが…お前らの勝利条件は…第一形態の突破だ。」

 

檜山「第一形態?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、この制御機構形態はね…二つの形態を持っていますけど…第一形態は…本体は結界で守られていますから…それをある方法で破る事が第一形態の目的です…第二形態は結界を破壊されて…本格的に本体と戦闘を行う最終形態です…今回のルールではその第一形態をクリアすれば貴方達の勝利です。」

 

バン「そうか…分かった!」

 

リョウカ(幻想)「ただし…破る方法は自分達で見つけて…自分達の力で突破して下さい…それに…第一形態でも…普通に攻撃はして来ますので…攻撃を掻い潜りながら戦闘をして下さい。」

 

カズ「分かったぜ!」

 

リョウカ(幻想)「それでは…試合開始!!」

 

 

VS【真・神森軍総大将:最高神:神森リョウカ・ガードナー[制御機構形態:第一形態]】

 

 

【戦闘方式:トレーニングレギュレーション(通称…訓練モード…その名の通り訓練を行う…レギュレーション的には、スタンダードレギュレーションとゼネラルレギュレーションが混ざった物だが…スタンダードに限りなく近いゼネラルレギュレーションって所だ…リミッターは解除されるが…破壊は不可能…自身の実力を確かめるのには最適なレギュレーション…)】

 

 

【勝利条件:結界を破壊する・敗北条件:味方の全滅】

 

 

【地形:楽園の楽園:最深部】

 

 

【推奨BGM:作品名【東方シリーズ】曲名【doll(自然癒)】

 

 

【バトルスタート!】

 

 

バン「さて、どうする…!?」

 

カズ「さっきから気になってたんだがよぉ…結界の外に回っている…あの三つのデカイ宝石みたいな装置は何だ?」

 

アミ「ちょっと調べてみるわ…!…これは…!」

 

檜山「なんか分かったのか!?」

 

アミ「ええ…!あの三つの宝石は…あの結界を発生させる為の装置よ!三つ全て壊せば…!私達の勝ちよ!」

 

バン「そうか!流石だな!」

 

リョウカ(ダン戦)「よく気づいたね…でも…それだけじゃ駄目ですよ?」

 

バン「どう言う事だ?」

 

リョウカ(ダン戦)「それを易々と教えませんよ?それに…よそ見をしていて大丈夫ですか?…ほら。」

 

バン「…え?…!?」

 

 

バンチーム全員は、何かが飛んで来る事を察知して回避をした…どうやら回避と同時にレーザーが通過して行った…

 

 

バン「危なかった…!」

 

リョウカ(ダン戦)「それだけじゃありませんよ?…ゴットピット!」

 

ピット(AI)『了解…迎撃します。』

 

バン「…!来た!」

 

 

リョウカは、ゴットピットを8機出して…バンチームにけしかけた…

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!ポーピー…!ポーピー…!ポポポポポポポポポポ…!!ヒュン…!ヒュン…!ヒュン…!

 

 

カズ「危ねぇ…!」

 

ジン「これは…!性質的に…あのLBXの放つピットと似ている…!だが…こいつはあのLBXよりも更に強い…!!」

 

リョウカ(ダン戦)「因みに、そのゴットピットは…私より弱いですが…私の1割程度の強さは持っていますから…どんな攻撃も被弾すれば即座にブレイクオーバーです。」

 

カズ「はぁ!?これもかよ…!?」

 

リョウカ(ダン戦)「頑張って下さいね?」

 

郷田「おいおい!お前は高みの見物かよ…!?」

 

リョウカ(ダン戦)「え?私も加わった方が良いですか?」

 

カズ「バカ野郎!挑発してどうする!?今でも厳しいって言うのに…!本人自ら出て来られたら…!」

 

郷田「…は!そうだった…!」

 

バン「クソ!どうすれば…!」

 

アミ「…ここよ…!はぁ…!!」

 

 

シュ…!ガキィィン…!!

 

 

アミは…一瞬の隙を突いて…赤い方の装置に攻撃したが…

 

 

アミ「……!?効いてない…!?」

 

リョウカ(ダン戦)「(さて…どう気付きますかね?)」

 

檜山「どけ…!俺がやる…!うぉぉ…!!」

 

 

ガン…!!ビキ…!

 

 

今度はレックスの駆るイフリート改の【鉄拳】が…赤い装置にぶち当たった…

 

 

檜山「…!効いている…!」

 

バン「……そうか…!そう言う事か…!!」

 

アミ「何か分かったのバン!?」

 

バン「いいか…よく聞け!さっきアミとレックスの攻撃を見て分かった…恐らく…あの装置は…【その色に対応した属性じゃないと一切効かないと思う…!】」

 

アミ「…確かに…そうだわ…やってみるわ…!はぁぁ…!!」

 

 

ガキィィン…!!ビキ…!

 

 

アミは、今度はバンの助言で…青い方の装置に蒼く光輝くクナイを斬り付けた…

 

 

アミ「やっぱり効いてる…!」

 

リョウカ(ダン戦)「(やっと気付きましたね?さて…どうしますか?)」

 

バン「【必殺ファンクション…!!】」

 

CCM『アタックファンクション【超プラズマバースト】』

 

 

ビリビリビリビリ…!ピキィィン…!!ビギャァァァァァァァァ…!!!

 

ズドォォォォォォン…!!!ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!!

 

 

バンの放った必殺ファンクションによって…黄色の方の装置が破壊された…【残り:2】

 

 

アミ「【必殺ファンクション…!!】」

 

CCM『アタックファンクション【蒼拳乱撃】』

 

 

ポポポポポポポポポ…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!!

 

 

そして次に…アミの放った技で青い装置が破壊されて…【残り:1】

 

 

檜山「これで終わりだ…!【必殺ファンクション!!】」

 

CCM『アタックファンクション【プロミネンススレイド】』

 

 

ビリビリ…!ガツン…!ジリジリ…!ピキィィン…!!ボォォォォォォ…!!!!

 

 

ズドォォォォォォン…!!!ビキビキ…!!ガッシャァァン…!!!

 

 

トドメに…レックスの技により…最後の赤い装置が破壊された…それと同時に…リョウカを守っていた結界は消滅した…

 

 

リョウカ(ダン戦)「お見事です…みなさん。」

 

リョウカ(幻想)「勝負あり!!勝者…バンチームの勝利…!!」

 

バン「やったぞ!!」

 

カズ「す…すげぇ…!!あのリョウカに…勝ったんだよな…!?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、訓練とはいえ…無事に結界を破壊した…紛れも無い…お前らの勝利だ…しかも一機も犠牲者も出さなかった…完全勝利だな。」

 

リョウカ(ダン戦)「よいしょっと…ふぅ…みなさんお疲れ様です、本当に結界を破るなんて…やっぱりみなさん凄いですよ!」

 

バン「いや、そんな事はないさ…俺達は君達に翻弄されながら何とかやってみせただけだ。」

 

リョウカ(ダン戦)「それでも凄い事です、ルールは違えど…私に勝ったのは事実です…素直に喜んだ方が……あれ?」

 

 

ぐら…ドサ…

 

 

バン「ど…どうしたんだ…!?」

 

アミ「ちょっとちょっと…!大丈夫!?」

 

リョウカ(幻想)「あらら…どうやら連戦と…最初の方で飛ばし過ぎたようですね?しかも…あの切り札を…最大限まで抑えたとは言え…凄まじい反動が貴方に襲い掛かいます…それを…分かっていましたか?」

 

リョウカ(ダン戦)「うぐ…すみません…。」

 

リョウカ(幻想)「…さてと…仕方ないですから…丁度良い時間帯です…そろそろ昼にしましょう、私が昼食を作って来ますから…食堂で待っていて下さいね?後…そちら側のリョウカさん、貴方は昼食が出来るまでの間…自分の部屋で寝ていて下さいね?」

 

リョウカ(ダン戦)「はい…分かりました…。」

 

リョウカ(幻想)「じゃあ…そちら側のお姉ちゃん…多分そっち側のリョウカさんはとてもじゃないけど歩けない位弱ってますから…連れて行ってあげて…それと一緒にいてあげて下さいね?」

 

リュウカ(ダン戦)「あいよ…ほら…行くぞリョウカ。」

 

リョウカ(ダン戦)「うん…。」

 

 

そしてそのまま、ダン戦組のリョウカとリュウカは退室して行った…

 

 

バン「大丈夫なのかな?」

 

リョウカ(幻想)「多分大丈夫です、それじゃあ私は失礼しますね。」

 

 

本体のリョウカも昼食を作りに退室して行った…

 

 

リュウカ(幻想)「さて、実は言い忘れていた事が有る。」

 

バン「何だ?」

 

リュウカ(幻想)「まず一つ目だが…さっきのあの分身のリョウカを見て分かると思うが…実は…俺達の切り札級の大技は基本的に、確実に勝てるが…同時に自爆技でもある…だがその自爆技の理由がリョウカに有る…何度も言うが…俺達は人間だ…だが同時に最高神でもある…そしてリョウカは…俺達の中で…いや家族の中で群を抜いて圧倒的に強く…最強だ…だが…その代わりに…全ての大技に何故か分からんが…尋常じゃない位の反動が襲い掛かる…しかもそのタイミングが…全ての力を使い果して…見た目相応位に弱った状態で襲い掛かる…何故か不明だが俺達でもリョウカに襲い掛かる反動は止める事は不可能…しかも確実に死ぬから堪ったもんじゃない……。」

 

カズ「おいおい…そんな大事な事を俺達に言って良いのか?」

 

リュウカ(幻想)「別に良いだろ?仲間だしな…俺達のルールではな…【仲間や家族には隠し事は絶対にするな】って言うルールが有る…お前らは弟子だが…同時に仲間だ…だから言った。」

 

バン「そうなんだ…。」

 

リュウカ(幻想)「さて……あ…待てよ……。」

 

バン「どうした?」

 

リュウカ(幻想)「…確か…最後の切り札級の大技に尋常じゃない位の反動がリョウカに襲い掛かる…確かにそう言ったな……そしてそのタイミングがリョウカが完全に弱った時…………まさか…!!」

 

 

リュウカはブツブツと独り言を言って何かを思い出し急ぎ無線機を取り出して…

 

 

リュウカ(幻想)「……お!繋がった!おい!聞こえるか?モンハン組の俺!」

 

リュウカ(モンハン)『どうした?なんか有ったのか?』

 

リュウカ(幻想)「一応確認するが…あの戦闘の時に…お前とリョウカの合体連携スペルを使ったんだよな?」

 

リュウカ(モンハン)『おお、そうだが…どうした?』

 

リュウカ(幻想)「あの連携スペルは一応最後の切り札級だったんだよな?」

 

リュウカ(モンハン)『ああ、勿論そうだぜ…その技に何か問題有るんか?』

 

リュウカ(幻想)「じゃあ聞くが…今のお前の所のリョウカはどうしている?」

 

リュウカ(モンハン)『ん?ああ…ピンピンしているが?』

 

リュウカ(幻想)「そうか…なら良かった…。」

 

リュウカ(モンハン)『さっきからどうしたお前?』

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、あん時の戦闘で放った大技でお前の所のリョウカが死んでしまってないか心配で掛けてみた。」

 

リュウカ(モンハン)『そうか、あん時は一応は死なれては困るからな…最大限まで手加減させた上で…しかも念には念を…9割俺の力でやって…残り1割がリョウカでやった…だから反動は来ないから安心しろ。』

 

リュウカ(幻想)「そうか、それなら安心だ…そんじゃあ切るぞ。」

 

リュウカ(モンハン)『おー…またな。』

 

 

ツー…ツー…

 

 

バン「…大丈夫そうなのか?」

 

リュウカ(幻想)「おう、大丈夫だったそうだ。」

 

アミ「…それで…あの時の戦闘って一体なんなの?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、あん時に見た…集結編の奴の家族同士との壮絶な死闘の戦闘だ。」

 

アミ「そうなの…。」

 

リュウカ(幻想)「因みにさっき俺が【スペル】って言ってたが…簡単に言えば…お前らの所で言う…必殺ファンクション又はアタックファンクションみたいな感じだ…無論…中には合体必殺ファンクションみたく…連携して放つ合体スペル又は連携スペルが有る…。」

 

バン「そうなのか…。」

 

リュウカ(幻想)「因みにだが…この世界線でのスペルは放つ事は無論…可能だ…て言うよりも…自ら出る場合は必殺技は全てスペルに置き換わる。」

 

檜山「それはルール的に大丈夫なんか?」

 

リュウカ(幻想)「安心しろ…分類としては…スペル=必殺ファンクションで…ラストスペル=超必殺ファンクションだからな…威力の加減はちゃんとするから問題無い。」

 

檜山「そうか…。」

 

リュウカ(幻想)「さて…次だが…あの海堂邸襲撃作戦の補足だが…まず…確認だ…アングラビシダスの開催まで何日だ?」

 

檜山「後、【一週間だ。】」

 

リュウカ(幻想)「じゃあ、レックス…お前はその開催2日前に一旦俺達の修行から離脱し…開催の準備しろ。」

 

檜山「分かった。」

 

リュウカ(幻想)「それとジン…お前に確認だが…海堂との関係はどうする?」

 

ジン「…どう言う意味だ?」

 

リュウカ(幻想)「じゃあハッキリ言うぞ…お前は…人類&俺達に着くか…人類の的…イノベーターに着くか…どっちがいい?」

 

ジン「……。」

 

リュウカ(幻想)「…すぐに決めなくても構わない…ただこれだけは言っておく…例の襲撃作戦の決行日は…【アングラビシダスが終了して…その次の日の夜だ…。】」

 

ジン「分かった…。」

 

リュウカ(幻想)「…期限はアングラビシダス開催の1日前…お前自身で決めろ…もし俺達に着くなら…お前にとって大切な物を全て持って…海堂邸と別れろ…無論…誰にもバレずにな…後【協力者】も連れて来るのは有りだ…。」

 

ジン「……!…分かった…。」

 

リュウカ(幻想)「…そして…もし敵対する道を選ぶなら…一応はお前は弟子だし…前世の記憶が有るとは言え…まあ人の事を言えたもんじゃないが子供だ…殺しはしない…ただし…お前を【表向きには】捕虜として扱う…。」

 

バン「…どう言う事だ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ聞け…どっちを選んでもジンは助かる…ただ未来は変わるがな…まあジンがこっちの味方に着いた場合は…イノベーターから見たら…坊っちゃまが裏切った…だから息の根を止めに掛かりに来るだろう…又は俺達に洗脳されたから無理矢理でも連れ戻そうとするだろう…んで敵対した場合だが…その場合俺達の作戦は…救出対象が博士から…ジンに変わり…んでイノベーター宛に…【イノベーター諸君…これは俺達の宣戦布告だ…お前の所の大事な存在の命は俺達が握っている…返して欲しければ…計画を中止し…イノベーターを解体されたし…要求に飲めないならば…その命を貰い…イノベーターを徹底的に壊滅させる…誰も生かしては返さない】とな。」

 

拓也「成る程…その手を使うのか…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、俺的にはさっさと邪魔なイノベーターを蹴散らして平和な生活を満喫したいのが本音だがな。」

 

バン「あはは…。」

 

リュウカ(幻想)「さてと、そろそろ移動するぞ。」

 

バン「ああ。」

 

 

そして、本体のリュウカはバンチーム全員を連れて食堂に着いた…そこにはやはりと言うか大人数の兵士や特殊部隊の面々や…色々な世界線からやって来た…神森一家もそこに居た…本体のリュウカはバンチーム全員をそれぞれの席に誘導して座らせた…

 

 

約3分後…

 

 

(※注意!ここからメタ発言が連続発生します!)

 

 

リョウカ(幻想)「はい!みなさん!お待たせしました!」

 

リュウカ(幻想)「おお、来たか!」

 

 

本体のリョウカはそれぞれの所に料理を置いて行った…そして…

 

 

全員『いただきます!!』

 

 

バン「……。」

 

カズ「……。」

 

アミ「……。」

 

リョウカ(幻想)「ムグムグ…ん?どうしました?みなさん?」

 

バン「いや…あの〜…何て言うべきか…その量…食べれるのか?」

 

リョウカ(幻想)「あ…これですか?ええ…食べれますよ?それよりも早く食べないと…冷めちゃいますよ?」

 

バン「あ…ああ…。」

 

 

バンチーム全員はもう一つの神森一家の特徴を理解した…見た目に反して…もの凄く大喰らいだと言う事が理解した…しかもその大喰らいの恐ろしさは…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…さてと…もっと食べないと…。」

 

カズ「は…早いだと…!?」

 

アミ「いただきますって挨拶してから…【5分も経ってない!?】」

 

リョウカ(幻想)「〜♪〜♪」

 

 

そして本体のリョウカは…先程よりも更に多く…デカイ料理を持って来て食べ始めた…

 

 

バン「なぁ…ゼロリュウカ…あれだけ食べてよく太らないんだな?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、それは能力によって…尋常じゃない位にエネルギーを消耗するんだよ…まあ無限だが…エネルギーって言っても体力が奪われるがな…それを補う為にこんなに大量に食べる必要が有る…まあ最低でも…3週間に1回取れば問題ないがな…まあ太らないのは…食べた奴は胃袋で直ぐにありとあらゆるエネルギーに転換されて…俺達の原動力になる…その関係上…排泄物は少ない…まあ普通の人間レベルまで弱っていたら話は別だがな。」

 

バン「そうなんだ…。」

 

リュウカ(幻想)「あ…そうだ…その話をして思い出した…確か俺達は最強でもあるが無敵じゃないって前に言った事あるよな?」

 

バン「そうだっけ?」

 

リュウカ(幻想)「あれ…言ってなかったか…じゃあ言っとくが確かに俺達は最強ではあるが無敵じゃない…つまりは場合によってだが…倒す事は出来るって事だ…だがな…表向きではそうだが…実際に言えば…やろうと思えば完全な無敵状態に…更には完全な最強の存在になる事だって可能だ…意図も簡単にな…。」

 

檜山「ほぅ…そうか…。」

 

リュウカ(幻想)「んでだ…無論リョウカもそうだ…やろうと思えば絶対に重傷を負ったり…死ぬ事だってなかった筈なんだ…だが何故かそれが出来ん…理由が分からんがリョウカは無敵じゃない…。」

 

サクカ(幻想)「あの〜…多分その原因…分かったと思う…。」

 

リュウカ(幻想)「ん?サクカか…どうした言ってみろ。」

 

サクカ(幻想)「うん…私には一応作者であって…作者の権限は持っていますけど…完全じゃないのです。」

 

バン「作者?どう言う事だ?」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…じゃあ超メタい事を言えば…確かに俺達は最高神だが…中には…その最高神と同等の階級が存在すると言う…それが作者(うp主)だ…まあ本当の意味で俺達を作った張本人だし…ありとあらゆる世界線を作り上げ…シナリオ通りに事を進ませる事や…その登場人物の設定までこなす…ありとあらゆる設定が可能なチートな人物だ…まあ俺達もその能力は使えるが…。」

 

バン「……そうなんだ……。」

 

カズ「んで…そのチート野郎…本当の意味で元凶って訳か?」

 

リュウカ(幻想)「そうなるな、まあどっちにしろ…このままほっとけば…ま〜たリョウカが死んじまう事は確実だな…ん…?おいサクカ…その作者…リョウカの事をどう扱うって言ってた?」

 

サクカ(幻想)「え?えーっと…確か…【最強だけど…すぐに重傷を負うか…死んじまう様なキャラにして…戦い…何度も重傷を負い死ぬヒロインを作ろう!】って言ってたような気がします…。」

 

 

ブチ…!

 

 

本体のリュウカは…その事実を知り…頭の中で何かが切れる音が食堂にいる全員に響き渡った…

 

 

サクカ(幻想)「あの〜…お姉ちゃん?」

 

リュウカ(幻想)「……取り敢えず飯を喰ったら俺は出掛ける…サクカお前も来い。」

 

サクカ(幻想)「え?あ…うん…分かった…。」

 

カズ「…(多分…作者って奴死んだな…。)」

 

バン「…(すまない助けられそうにない…。)」

 

檜山「(南無…。)」

 

 

 

そしてバンチーム全員は心の内で静かに作者に合掌し…その後昼食を終えた本体のリュウカとサクカはひっそりとで掛けて…帰って来た時に…リュウカは何故か知らないが…服全体が血が全体に塗れていた為…全員が作者を静かに合掌したのだった…

 

 

(リアル作者:死亡)

 

 

リュウカ(幻想)「ふう…スッキリしたぜ…全く度し難い野郎だ…まあサクカに完全な作者の権限を挙げたし俺達も完全な作者の権限を持って来た…これで俺達は本当の意味で最強に帰り咲いたと言う訳だ…そして…これでリョウカも苦しまなくて済む…。」

 

リュウコ(幻想)「ヒャッハァァァァ!!!虫ケラ共め!今に…」

 

 

ポーピー…!!

 

 

リュウコ(幻想)「ギャァァァァァァ…!!!!」

 

 

デデーン…!!

 

 

リュウカ(幻想)「馬鹿かお前!そんな力を振るえばどうなるか分かっているだろうが!!全く…!お前少し頭を冷やせ。」

 

リュウコ(幻想)「へ…へい…ぐふ…。」

 

バン「あ…あはは…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ気にするな…何時もの事だ…こう見えてアイツは頑丈だ…まあ俺から見たらその頑丈さをリョウカに欲しい位だったがな…まあもう今となったら…その必要は無くなる…後は幸せな平和な世界を目指して作ればそれで良い…。」

 

カズ「お…おう。」

 

リュウカ(幻想)「さてと…さっそく俺達を元の最強の存在に戻すか…無論…リョウカもな…。」

 

 

 

そして…本体のリュウカのチート能力によって…神森一家(全ての世界線も含む)と神森軍全て(全ての世界線も含む)が…真の最強の存在に戻った…

 

 

リュウカ(幻想)「ふう…こんなもんか。」

 

バン「見た感じじゃあ…そんなに変わってないな…。」

 

リュウカ(幻想)「だろうな、見た感じはな…だが戦闘になればどんな相手だろうが確実に俺達は無傷で…一切の抵抗も無意味な程に圧勝する位にまで元に戻った。」

 

檜山「おいおい…元に戻った?じゃあまさかだと思うが…お前らまさか?」

 

リュウカ(幻想)「おう、このままでも無傷で勝てるが…このままだとやはり被害出るんじゃないかって思ってな…更に強くなるし…更に軍の規模をデカくして…絶対強者を維持する…まあ時には負けるが…だが今の状態で負ける条件が俺達がわざと負ける必要があるがな…。」

 

バン「…じゃあ待てよ…それじゃあ例の襲撃作戦に影響は?」

 

リュウカ(幻想)「残念ながら確実に出るだろうな…無論だが…俺達の仲間の中で最弱の奴の最弱で…最大限まで手加減のみで縛っても…イノベーターを全て余裕で全滅可能だ…そもそもだ…今の俺達には完全体となった作者の権限が有る…戦う以前に…イノベーターそのものを消滅させる事は容易い事だ…。」

 

カズ「じゃあ、何で今そうしないんだ?」

 

リュウカ(幻想)「何度も言うが…俺達はもう出来るだけ生命を殺める事はしたくはない…特にリョウカにそんな事はさせん…汚れ仕事は俺達…姉や親がやる事だ…可愛い妹にそんな事をさせるのはもっての他だ…家族の恥晒しだ…だが…最悪の場合は殺める事は辞さない…やる時はせめて痛みを感じさせずに一撃で息の根を止める…まあブチ切れるか…どうしようもない屑野郎の場合には…もっと惨虐な方法で甚振り…じわじわと絶望させた上で…壮絶な痛みと共に…嬲り殺しにして…しかも敵の目の前で堂々とやり…次はお前だ…って感じにやり…敵全体を絶望させて…一人も逃さずに…息の根を止める……これで分かるだろ?だから俺達は妹達の前で殺害は出来るだけしない…過去を捨てる為にな…それにだ…そんな能力でパッパと消滅させたら…誰が悪役になるんだ?」

 

バン「…そうか…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、一気に悪役消滅チートを使うのは禁止だ…て言うよりも永久に封印だな…だが他のチートは遠慮無く使うがな…反省もしないし…後悔もしない。」

 

バン「あはは…。」

 

リュウカ(幻想)「さて…イノベーターは徐々に壊滅させるか…一気に本拠地を攻め落とすかのいずれかに絞って行動するぞ。」

 

拓也「分かった。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃまあ…修行の続きと行こうか。」

 

バン「ああ!」

 

 

 

そして…リョウカ達による…バンチームの育成計画も順調に進み…アングラビシダス開催まで前日となった…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん…よくここまで強くなれましたね…これならば殆んどの相手でも戦って行けます。」

 

バン「色々とありがとうございます…!」

 

リョウカ(幻想)「でも、まだ卒業する訳ではありません…今回のアングラビシダスは…その修行した成果の途中経過みたいな物です…だけど遠慮無しに全力でぶつかって来て下さいね?」

 

バン「ああ!当然だ!」

 

リョウカ(幻想)「さて…それと同時に…例の襲撃作戦もいよいよ迫って参りました…ジンさん…最終確認です…貴方は…どっちに着きたいのですか?私は、どっちを選んでも貴方を責めるつもりは一切無いです…好きな方を選んで下さい。」

 

ジン「……僕は……やっぱりバン君と共に…イノベーターの野望を止める!僕は前世の記憶で知っていた…おじいさまがやって来た事もな…。」

 

リョウカ(幻想)「…貴方の決断と勇気…感謝します…。」

 

ジン「ああ…こちらこそ宜しく頼む…どうか…共におじいさまの野望を止めてくれ!」

 

リョウカ(幻想)「ええ!勿論ですよ!でも…その前にやるべき事を済ませたらね…。」

 

バン「ああ、アングラビシダスで優勝しないといけないからな…。」

 

郷田「だがよぉ…結果的には…俺達の中で誰か一人でも優勝すれば良いだろ?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうなるね…でも…そうはいきません…まだイノベーターには…ジンさんはイノベーターの仲間として捉えているみたいだから…それに…私達は一応はチャンピオンです…つまりです…ジンさんと私達を倒さないと話は進みません。」

 

バン「そうか…でも手加減はしない!」

 

リョウカ(幻想)「ええ!って言っても…実際に戦うのは…私ではなく…。」

 

リュウカ(幻想)「俺と…、」

 

リョウカ(ダン戦)「私と言う訳です、因みに…お姉ちゃんが指示を出す方で…私が実際に戦闘をします。」

 

バン「あ〜…そうだった…取り敢えず頑張ろうな!」

 

リュウカ(幻想)「おう!だが…しくじって俺達の所に到達する前に脱落するようなヘマはするなよ?まあ…したらしたで…時間を巻き戻せば良いだけの事だ。」

 

バン「分かっているさ…って時間を巻き戻す?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、もしお前らが脱落した対策としてな…記憶をそのままに…それぞれ第1回戦…又は予選まで巻き戻す予定だ…出来れば使いたくはないがな…優勝するまで何度でも巻き戻しを実行する…。」

 

アミ「大体の理由は分かるけど…時間を巻き戻すって…、」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、これも能力の一部だ…文字通り時間を巻き戻す…言わば逆行だ…巻き戻し能力は二つ有ってな?一つは逆行能力…これの能力は…【全体の時間を巻き戻す能力…無論その時に何かしらの設定を行う事が出来る…】んで二つ目は…タイムリープ能力…だが二つ目の能力は…俺達は別名でこう呼ぶ…【蘇生逆行能力】…とな…その能力は…【その対象の時間を巻き戻す能力…単体のみに効く…だが発動条件として…その対象が死亡している事が条件だ…死亡していれば…例え肉体が無かろうが…その対象の時間を巻き戻し…完全な状態で復活する…】まあこんなもんだ。」

 

アミ「へ〜…便利な能力なのね…。」

 

リュウカ(幻想)「いんや…そんなに便利じゃない…二つともだが、単体か全体のいずれかだからな…無論周りの全てを巻き込む…だからあまり使いたくはないし…使わせない方が良い…本当にどうしようもない時にしか使えない能力みたいな物だと思った方が良い…。」

 

バン「分かった。」

 

リュウカ(幻想)「さて、話は以上だ…お前ら、明日のアングラビシダスに備えて…英気を養い…明日の大会に備えろ!」

 

全員『おお!』

 

リュウカ(幻想)「よし!全員…解散!明日…【ミソラ商店街の、ブルーキャッツにて全員集結せよ!!】」

 

 

 

本体のリュウカの号令と共に、その場で全員は解散した…

 

 

 

そして…とうとうアングラビシダス当日…リョウカ達とバン達一行は…大会地…ブルーキャッツの…地下に集結した…これから巻き起こるであろう戦いは誰にも予想は不可能…そして…バン達は絶対にこの大会に優勝しなければならない…その為に…一時的に敵となった…秒殺の皇帝…海堂ジン…そして…この大会の絶対のチャンピオンのリョウカ達を打ち破るべく…バン達一行は戦闘に臨んだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー 第5話


リョウカ「どうもです!えーっと…分身のリョウカです!」

リュウカ「よう!毎度お馴染みのリュウカだ!あ〜、因みに俺は分身だ。」

檜山「よう、俺はレックスだ。」

拓也「俺は拓也だ。」

リョウカ「今回紹介するのは…前回に紹介したあの総大将艦に所属している…【真・神森艦隊】についてです。」

リュウカ「そういや、前に間接的だが…天の声みたいな奴が紹介したような気がするが?」

リョウカ「確かにそうかもしれないけど…あれから大分時間は経ってますから…編成内容も変わってます。」

リュウカ「そうだな。」

檜山「さっきから思ったんだが…神森艦隊って何だ?」

リョウカ「そうでしたね、じゃあ説明しますよ…まず、神森艦隊になる前についてですけど…最初は名前は無くて…【超要塞艦隊】って呼んでました、その名前の由来は文字通り…超要塞級の巨大差と強大差を合わせ持つ…勿論だけど…【アームズフォート級(AF級)】をこの時点でそれ以上は持っています…次に…私達は今まで護衛艦隊が存在しなかった事に気付いて急遽作製し完成させて…編成しました…その時に付いた名前が…【(真・)無限零神(天)艦隊】です、名前の由来は…無限の勢力を持って全てを零に帰す…って意味合いを持って着きました…その次に…【真・極零無神天艦隊】です、意味は…無限と零の対極の力を持って…敵を圧倒するって意味だったかな?まあ…良いかな…そして最後に…【真・神森艦隊】…意味はそのままの意味で…私達を指してます。」

リュウカ「んでだ…俺達にとっては戦う為の軍の一部だが…リョウカ…お前も知っておいた方が良い…。」

リョウカ「え?私にも知らない事なのですか?」

リュウカ「ああ、そうだ…実はな…俺達の軍の本来の目的は…お前を守る事だ。」

リョウカ「……?私だけをですか?」

リュウカ「そうだ、お前だけを守る…本来ならそうだ…。」

檜山「ん?待てよ、それだとお前らはどうなるんだ?」

リュウカ「安心しろ、少なくとも…俺達はリョウカよりも弱いが…それでも絶対的な最強の座に君臨しているし…リョウカみたく重傷や怪我をする程ヘマはしないし…ましてや…死ぬ事や捕まる事等のヘマは絶対にない…だから基本的に軍の行動はリョウカ…いや…妹達を守る為に行動する…昔まではな…今では何故か知らんが俺達まで守りが入る様になった…何故だ?」

拓也「多分だが…君達のご身分を考えれば当然な事だと思うが?」

リュウカ「ん?まあ、普通に考えればそうなるだろうな…はぁ…別に良いが。」

リョウカ「あはは…えーっと…お姉ちゃん?大体の理由が分かりましたから、話しを戻しても良いですか?」

リュウカ「ああ、良いぞ。」

リョウカ「じゃあ…えーっと…私達の艦隊は、それぞれいくつかの艦隊に分かれています…まず…【護衛艦隊】についてですけど…これは、【前衛艦隊…中衛艦隊…後衛艦隊…そして…護衛司令直衛艦隊と護衛総大将艦隊】の5つ有ります、それぞれの艦隊の旗艦は…【前衛艦隊旗艦は…神天・超カミモリムサシタケル・改で…中衛艦隊旗艦は…神天・超カミモリ大和タケル・改で…後衛艦隊旗艦は…神天・カミモリヤマトで…司令直衛艦隊と総大将艦隊の旗艦は…神天・超カミモリムサシと神天・超カミモリヤマト】…の以上が旗艦を務めています。」

檜山「ふむ…だが構成から見るに…名前から見れば…全部が戦艦が旗艦のように聞こえるが?」

リョウカ「ええ、確かに名前から見ればそうなりますね…でもね…実際には戦艦ではなくて…超空母戦艦です。」

檜山「超空母戦艦?…ああ…そう言う事か…超空母戦艦って言うのは…お前が思うに…超空母と超戦艦が混ざった物がそうなんだろ?」

リュウカ「まあ大雑把に言えばそうなるな…んでだ、何故超【航空】戦艦ではなく…超【空母】戦艦と言うとな…確かに運用的にはどちらも変わらんが…その規模が違う…航空戦艦の場合はどちらかと言えば…確かに対空戦闘や空襲を行う事は可能だが…それは必要最低限しか艦載機は積まれていない…どちらかと言えば戦艦による戦闘が得意だ…だが空母戦艦の場合は、航空戦艦の欠点を改善して空母の様な艦載機の量を積まれていて…尚且つ戦艦の戦闘能力も完璧に整えている…だから俺達は空母戦艦を選んだ訳だ。」

檜山「なるほど…そう言う事か…。」

リュウカ「さて、次が大本命の神森艦隊については…【前衛艦隊…中衛艦隊…後衛艦隊…最終護衛艦隊…司令直衛総大将艦隊】の以上5つの艦隊で編成されている…んじゃあ紹介する、【前衛艦隊旗艦は…神天・超カミモリムサシ…中衛艦隊旗艦は…神天・超カミモリヤマト…後衛艦隊旗艦は…神天・超カミモリ大和ムサシ…最終護衛艦隊旗艦は…神天・超カミモリ大和ムサシタケル・改…んで最後が…司令直衛総大将艦隊…総大将(旗)艦は…神天・超カミモリハレカゼ大和ムサシタケル・改】の以上が旗艦を務めている…だが…これはあくまでも…艦船だ…神森艦隊の特徴は艦船艦隊だけでなく…【装甲列車艦隊…潜水艦隊】も有る…まあ編成内容は艦船と変わらん…まあ強いて言うなら名前が違うし…そもそも装甲列車と潜水艦だからな…が…装甲列車や潜水艦も艦船と同様に…【◯◯型】と有る…その◯の中に入るのは…そうだな…例えば…【超空母型】や…【超戦艦型】等が入る…無論だがその別名通り…武装も装甲も設備もその型に対応した物になる…んでだ、それぞれの得意分野だが…艦船や潜水艦は、海上戦が得意で…装甲列車は、地上…陸戦が得意だ…だが…全艦隊の特徴は…空が飛べる事だ…後、形態変化も持っている事や…結界やバリアー等を搭載していたり…ゴットピットやゴットピットコア系を搭載している事だな。」

リョウカ「後、装甲列車と潜水艦は…何処にでも潜航可能です、勿論普通に水の中に潜航可能ですし…地面の中まで潜る事が可能です…挙げ句の果てには…マグマの中や太陽の中にだって突っ込む事も可能です。」

拓也「中々凄い規模と力だな…これは…。」

リュウカ「だろうな、だが恐ろしい所はそこにも有る。」

拓也「どう言う事だ?」

リュウカ「さっき艦隊の名前について言っただろ?その中で…何で無限…と言う名が付いたのか?それを言った筈だが?」

檜山「…まさか…そう言う事か…!」

リュウカ「どうやら伊達に元伝説のLBXプレイヤーと言われるだけ有るな?レックス?…確かにお前の察しの通り…その数は無限だ…途方も無い位にな…だがそれでいてそれぞれの艦隊に分かれていて…更には完全な連携も取れてしまい…挙句の果てには…豊富な武装や艦載機や艦載兵器又は超兵器…それらも含めて無限に仕込まれているからな…更にトドメを言うと…それらを…【一人に付きでこれだ…。】」

檜山「なん…だと…!?」

拓也「まさか…冗談は…、」

リョウカ「私達は嘘は嫌いです…嘘を付くのも突かれるのも嫌いです…だからこれは事実ですよ、でも…基本的には…それぞれ扱うよりも…一緒に乗って扱った方が良いと思うけどね…。」

リュウカ「だろうな、だがたまには別々の艦隊に乗って指揮を取るのもしないといけないがな。」

リョウカ「そうですね…最近では新しく…【影の艦隊】も仲間にしたばかりですからね…。」

拓也「影の艦隊?」

リュウカ「あ〜…言ってなかったけ?影の艦隊とは…簡単に言えば…元々は人類の敵だったんだよ…形的には旧型の艦隊を使われているが…その性能はオリジナルよりも上…しかもオリジナルには無い機能や装備まで合ったりもする…んで…挙げ句には俺達とまで行かないが…超兵器を所有している…更にトドメを言えば…コイツらは無尽蔵に存在し…戦った艦船や艦隊をコピーして作り出したりもする…そしてだが…影の艦隊と呼ばれる理由だが…その船体の色と行動だ…まず色は…全体が禍々しく真っ黒に染まり…所々に赤い蛍光ラインが常に発光している…これが基本色だ…そして行動面だが…こいつらは神出鬼没で、何処から現れるか一切不明…んで無人の癖に…戦略や戦術も長けていて…頭脳戦も得意とする…更に俺達とまで行かないが…圧倒的な数で攻める思考の持ち主だ…。」

拓也「そんな恐ろしい奴らなのか…?」

リュウカ「ああ、人類が束で掛かっての…悪いが…超兵器クラスの奴には絶対に敵わないだろう…普通の艦船ならどうにかなる…がだ…実はな…その影の艦隊を上回る影の艦隊が存在する…それが…【神影の艦隊】だ…。」

拓也「神影の艦隊だと…?」

リュウカ「そうだ…そいつらは影の艦隊の完全な上位互換だ…名前に神と付く位の性能や装備は充実している…無論だが…そんな奴に人類が敵う相手では無い…まあせいぜい全力で頑張れば艦船一隻を轟沈させる事は可能だがな…だがそこまでだ…何せ影の艦隊の上位互換だ…数でも完全に上回る…結局は人類が海上から駆逐されるのが関の山だ…しかもだ…それでいて普通に超兵器クラスを大量に所有している……ここまで言えばもう分かるだろ?幾らこの世界でも…俺達以外では絶対に敵わないと思った方が良い…完全に奴らは…人類の天敵だ…。」

檜山「ぐ…!…だが…そんな奴らを仲間にしたって言ったな?あれはどう言う事だ?」

リュウカ「ああ、実はな…その影の艦隊や神影の艦隊を作り出している本当の意味での原因を掴み…その心臓部を手に入れた…かなり苦労したがな…。」

拓也「本当か!?じゃあその原因は何だ?」

リョウカ「……私ですよ…。」

檜山「……。」

拓也「……。」

リュウカ「まあ普通に考えればそんな反応だ…まさかその黒幕がずっと側に居たって言うのは…にわかに信じがたい事だろうよ…だが事実は事実だ…だが正確に言えば…本体のリョウカと…その闇の存在である…クロカが原因だがな…だが責めるなよ?あれは仕方ない事だ…何せずっと今まで暴走状態だった事と…いつの間にかその影の艦隊を生成する能力が付いてしまった事に気付かなかった事と…その今まで暴走していたクロカの事を気付かずにずっと放置状態だった…。」

拓也「……そうか…まあ悪気は無い事は良く分かった…だが聞かせてくれ…あの影の艦隊は今どうしている?」

リョウカ「今は…完全にアンカさん達の制御下に入っていて…事実上…影の艦隊は解体されて…新たに…【真・神影神森艦隊】となっています。」

檜山「…なるほど…分かった。」

リュウカ「因みにだが…神影の方は、こっちが光で…あっちが闇だ…残念ながら情報を言う事は出来ん…完全な秘匿な存在だからな…だが強いて言うなら…俺達を【影】から護衛する艦隊…とだけ言っておく。」

拓也「……分かった…。」

リュウカ「ついでに言えば…あの潜水艦もだが実の所だが…完全に秘匿な存在だ…あの時(学校入学の時)はわざわざ敵にバレる可能性の危険性が有って姿を現した…てか…俺達も含めてだがあの艦隊と軍は完全な秘匿…絶対に詳細なデータが漏れてはならない…。」

拓也「なるほど、そう言う事か…だから君達のデータが一切無い訳か…。」

リョウカ「ええ、そうなりますね…まあやろうと思えば…貴方達の世界の全ての機械や兵器をハッキングして私達の物にするぐらいは容易い事です…勿論…例の衛星も…例のAIも含めてね…。」

拓也「…全くつくづく君達には脅かされるばかりだな…見た目は子供だが…その中身は桁違いに異常だったって事がな…。」

リョウカ「あはは…さてと…そろそろ切りがいいので締めましょうか。」

リュウカ「そうだな。」

リョウカ&リュウカ『それじゃあ、』

拓也&檜山『次回も…』

全員『見てくれよな!(見て下さい!)』









【続く】


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第12話 最高神達とアングラビシダス!

どうも、私はレイチェル…前回のあらすじ…前回私達は、バン達を弟子に入れて…そのバン達を鍛え上げる為に修行をしたり…後に計画してある…海堂邸に襲撃計画を考えたり…準備を進めた…そんな所かな?それじゃあ今回も見てね。


リョウカ達一行は…とうとうアングラビシダスの大会に出場し…その対決を臨んでいた…

 

 

檜山「さぁ!まずは予選からだ!第1試合は…【恒例のアングラビシダスの準優勝者の…神森リュウカ・フォスターVS首刈りの…ガトー】…!!」

 

リュウカ(幻想)「お!どうやら今回はバンに当たるかと思っていたガトーが相手か?」

 

バン「そうみたいだな。」

 

リョウカ(ダン戦)「それじゃあ、行って来るね!」

 

カズ「頑張って来いよ!後、勢いつけ過ぎて…へばるなよ!」

 

リョウカ(ダン戦)「え、ええ…善処しますね!」

 

 

 

そしてリュウカは、小さくなったリョウカを連れてステージに上がった…それと同時に例の対戦相手がやって来た…

 

ガトー「ふん!お前がそうか?」

 

リュウカ「ん?ああ、そうだが?」

 

ガトー「へ!何だ!ただのガキじゃねーか!こんな奴が準優勝だと!?笑わせるな!この俺が…テメェの機体をぶっ壊して…その機体の首を頂くぜ!」

 

 

ブチ…!

 

 

バン「(あ…終わったな…。)」

 

カズ「(おいおい…!あのバカ…!死ぬぞ!)」

 

アミ「(可愛そう…でも自業自得だよね?)」

 

郷田「(おいおい…壊されるのはテメェだろうが…。)」

 

檜山「(ん?これはちょっと不味いんじゃないか?)」

 

 

 

ガトーの放った発言によって…リュウカの中で何かが切れる音が何故かバンチーム全員にも聞こえてしまい…心の中でガトーに合掌した…

 

そして案の定…

 

 

リュウカ(幻想)「………主催者…さっさと始めさせろ。」

 

檜山「あ…ああ……両者!構え!」

 

ガトー「打ち壊せ!ブルド改!」

 

リュウカ(幻想)「行って来い!リョウカ!遠慮は要らん!一撃で仕留めろ!」

 

リョウカ(ダン戦)『え?あ…うん分かった!行って来ます!』

 

 

そして両者は、戦場に降り立った…

 

 

ガトー「あぁ…?ふざけてんのか?何だ?その機体は?生身なのか?…まあ良い…打ち壊せば分かる!」

 

檜山「それでは…試合開始…!!」

 

 

【アングラビシダス:予選】

 

 

VS【首刈りガトー:使用LBX・ブルド改】

 

 

【戦闘方式:アンリミテッドレギュレーション】

 

 

【勝利条件:敵の撃破・敗北条件:リョウカ(ダン戦)の撃破】

 

 

【推奨BGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】・使用場面【サイロンガーター戦(ゲーム)】】

 

 

【バトルスタート!】

 

 

リョウカ(ダン戦)「…貴方に申し訳ないですけど…お姉ちゃんが怒っていますし…私の戦いたいのは貴方じゃないです…だから…【さようなら。】」

 

 

リョウカは戦闘開始直後に、独り言のようにぶつぶつ言って…その直後に…リョウカを中心に、最早目視不可能な速度で…何かが広がり…その何かの中に入ったブルド改は…瞬時に…

 

 

ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!

 

 

……爆散してしまった…そして…戦闘開始から今に至るまでの時間…僅か【5秒以内】

 

 

【戦闘終了】

 

 

ガトー「な…何が起きた…!?」

 

檜山「試合終了だ!勝者!リュウカ!」

 

リュウカ「ふん!無様なもんだ…俺に喧嘩を売る愚かな人間…次寝惚けた事を言えば…お前もあのブルド改の元に送ってやるぞ?」

 

ガトー「は…はぃぃぃ…!!!!」

 

バン「ガトーが…あの態度を取るなんて…。」

 

アミ「仕方ないわよ、何せ何も出来ないまま…戦闘開始と同時に何かを仕掛けられて…一撃で爆散だもの。」

 

バン「そうだな…でも…あの攻撃は何だ?」

 

リョウカ(幻想)「その攻撃については私が説明しますね。」

 

カズ「何か知っているのか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、って言うよりも…あれは私達の基本中の基本ですね…あれは…あの攻撃や技って言うよりも…能力による影響ですね。」

 

バン「あれも能力なのか?」

 

リョウカ(幻想)「そうです、あの能力は…【強制絶対即死能力】です。」

 

カズ「うわ…名前を聞いただけで何となく想像しちまうぜ…!」

 

リョウカ(幻想)「そうでしょうね…一応効果についてですけど…まず、当たり前ですけど…【[例外は除き]どんな相手でも必ず即死します…相手の状態に関係や効果も一切無視して…強制的に即死にします。】」

 

カズ「やっぱりじゃねーか!ってかどんなチートだよ…!」

 

リョウカ(幻想)「うん、自覚はしてはいますけど…自動発動ですから…止める手段はないです…でもさっき言った例外は除いての意味ですけど…効かない相手は居るには居ます…。」

 

バン「へー…どんな?」

 

リョウカ(幻想)「ます…当たり前ですけど…私達には絶対に効きません…そればかりか…私達の軍全ても効かないです…それと…貴方達に渡してある…ゴットLBXも効きません。」

 

バン「え!?そうなの?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうですよ?だから渡したのですよ、私達に対抗出来る様にね…まあ正確には…その即死を受けないのは…私達か…私達の効果が入った道具や兵器を所有している事か…私達の意思で受けるか受けないかを決定するかのいずれかですね。」

 

アミ「なるほどね…。」

 

リョウカ(幻想)「因みにですけど…さっきの場合は…あの効果を付けて…【完全消滅結界&完全吸収結界】の二つの結界を同時にステージ全体に貼ったコンボ技ですね。」

 

カズ「中々エゲツない事するなぁ…。」

 

リョウカ「一応ですけど…あれは仕方がなかったですよ?だって…ガトーさんのせいでお姉ちゃんが怒りましたから、その腹いせにやってしまいました。」

 

カズ「ああ…確かに今回ばかりはお前に分があるな…ってかあれを言われて怒らない奴がおるんか?」

 

バン「居ないだろうな…そう言えば…さっき消滅結界や吸収結界って言ってたけど…?」

 

リョウカ(幻想)「あれですか?確か、消滅結界の方は…その名の通り…触れた物や兵器や生物全てを完全に消滅させる結界で…防御って言うよりも…カウンターや攻撃に使われる結界ですね…吸収結界は…触れた物や兵器や生物も含めた全てありとあらゆるエネルギーや攻撃エネルギーや防御エネルギー等…色々な物を吸収して…自身を強化したり…回復や状態異常回復等をしてしまう効果ですね…こちらも防御って言うよりも…回復や強化に特化した結界ですね。」

 

リュウカ(ダン戦)「しかもだ…時間経過と共に全能力が上昇する効果も有って…その結界の展開速度が最早お前らでは目視不可能なレベル位まで早い…だが…幸いにも…【戦闘形態ではない事が良かったがな…。】」

 

バン「え…!?」

 

カズ「マジか…!?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうでもしないと…あの時間経過と共によって全能力上昇効果が始まってしまいますからね…でも…結局は戦闘形態に入った瞬間に…【今まで非戦闘形態でいた分が一気に加算してしまいますけどね…。】」

 

バン「…一応無駄かもしれないけど…上昇倍率は?」

 

リョウカ(幻想)「【∞×神%で0秒毎に上がります。】」

 

バン「……そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「さて…どうしたものでしょうね…このままだとバンさん達が私達に勝てなくなってしまいます…かと言って…手加減すればバンさん達にとって屈辱を味あわせるだけですし…私達は完全に詰みました。」

 

カズ「じゃあ、どうするんだよ?」

 

リュウカ(ダン戦)「さあな、結局は俺達がわざと負ける様にしなければ話が進まないのは現状だ…無論だが…ガチの戦闘でお前らが勝てる確率は完全に0だ…俺達の目的はお前らが優勝させる事だ…でなければ奴等の要求を決裂した事になるだけだ…。」

 

バン「…困ったな…。」

 

リュウカ(幻想)「よう、お前ら。」

 

リョウカ(ダン戦)「戻りました!」

 

リョウカ(幻想)「お疲れ様です、今ちょっと不味い状況になっています…。」

 

リュウカ(幻想)「…言わなくても分かった…こうだろう?【このままだと…バンさん達が勝てなくなってしまう】…そうだろ?」

 

リョウカ(幻想)「……はい…そうです…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…あのさぁ…忘れたか?俺達には完全な作者の権限が有るだろ?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、有りますね…。」

 

リュウカ(幻想)「だったらやる事は一つ…そうだろ?」

 

リョウカ(ダン戦)「あ…なるほど、そう言う事ですか…作者の権限を使えば…例えどんなに私達が強いだろうが…一時的に…バンさん達と全く同じの戦闘能力まで抑える事は可能ですね…流石にリミッター解除したら作者の権限による全能力抑制効果も強制解除されますけどね…。」

 

カズ「お!あったまいい…!!そうしようぜ!」

 

リョウカ(ダン戦)「それで…誰がそれをやって…いつまで持ちますの?」

 

リョウカ(幻想)「それなら私と分身のお姉ちゃんと一緒にやりますよ?…ただし…バンさん達との戦いだけですけどね…それ以外は抑えません…そうでもしないと私達でも持ちませんからね…せいぜい頑張っても…【合計30分】が限界です…それが過ぎてもまだ決着が着かない場合には…私達が回復までに更に【5分掛かります。】」

 

バン「つまり…俺達が戦闘が出来るのは実質25分から…30分位って所か…。」

 

リョウカ(幻想)「そう言う事です…でも忘れないで…この時間は…【形態変化や覚醒形態等の時間を除いています…それだけは忘れないで下さい…。】」

 

アミ「…なるほどね…それをすると抑えられる時間が短くなる可能性が有るって訳ね…。」

 

リュウカ(ダン戦)「そうだ…だがもしそれを考えた場合は…たった【5分が限界だ。】」

 

カズ「はぁ…!?5分だと!?」

 

リュウカ(ダン戦)「仕方ないだろう?何せ抑える相手が俺達の家族の中で最強のリョウカだからな…むしろ5分以上抑えられる事が凄い偉業だと思った方が良い…。」

 

リョウカ(幻想)「だから、もし全力を出す場合には…必ず何らかの手段を使って私に報告して下さいね?」

 

リョウカ(ダン戦)「分かりました。」

 

リュウカ(幻想)「おう!任せとけ!」

 

リョウカ(幻想)「それともしもの時の為に…自動ブレイクオーバーシステムを一応付けておきますね…。」

 

バン「それは一体何だ?」

 

リョウカ(幻想)「簡単に言えば、自動的に自身がブレイクオーバーになります、今回の場合には…その制限時間が過ぎた場合に自動的に貴方は強制的に敗北する様にしてあります。」

 

リョウカ(ダン戦)「そうですか…。」

 

リョウカ(幻想)「あ…大丈夫ですよ?痛くはないですし…死ぬ事は無いですから安心して下さい…ただ強制的に敗北判定にする為だけのシステムです…。」

 

バン「そ…そうか…良かった。」

 

檜山「えー…それでは!予選第2を始める!第2試合の組み合わせは…【山野バンVS仙道ダイキ】!」

 

バン「どうやら出番のようだな!」

 

仙道「そうらしいな、だが手加減はしないぞ!」

 

バン「こっちこそ!」

 

檜山「それでは…両者!構え!」

 

バン「行け!【オーディンMk2】!!」

 

仙道「悪夢を見せてやれ!【ナイトメアフィアー】!!」

 

檜山「それでは…試合開始!!」

 

 

そして…リョウカ達の弟子同士との試合が開始された…

 

その一歩…

 

リョウカ(幻想)「…アンカさん…クロカさん。」

 

アンカ(幻想)「はいはい、何ですか?」

 

クロカ(幻想)「はい?何ですか?」

 

リョウカ(幻想)「はい…実は貴方達にある兵器を作ってもらいたいです…大至急です。」

 

リュウカ(幻想)「…今度は何を作る気だ?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、こちらです。」

 

 

本体のリョウカはそう言いながら大量の設計図を見せた…

 

 

リュウカ(幻想)「…こいつは…!まさか…!!」

 

リョウカ(幻想)「ええ、これを作ってもらいます…ただ完成する為にはどうしても私達全員が必要ですから…一歩手前までやってもらえないでしょうか?」

 

アンカ(幻想)「分かったよ、任せて!」

 

クロカ(幻想)「私も…頑張る!」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、私達の家で作って下さいね…それと数に関しては…私達の分身の分まで作って下さい…後…自分達の分もね。」

 

アンカ(幻想)「ええ、それじゃあまた後でね。」

 

クロカ(幻想)「それじゃあまた…。」

 

 

アンカとクロカはその場からテレポートでリョウカ達の家に向かった…

 

 

リュウカ(幻想)「それで、目的は?」

 

リョウカ(幻想)「戦力の増加と…例の作戦のもしもの時の最後の手段です。」

 

リュウカ(幻想)「ほう…そうか…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと…バンさんと仙道さんの戦闘はどうなりましたかな?」

 

リュウカ(幻想)「お!どうやら…バンの奴が勝つぞ…!」

 

 

 

そして…リュウカの言葉通りにバンの放った必殺ファンクションによりナイトメアフィアーを撃破した…

 

 

 

檜山「試合終了だ!勝者!山野バン!」

 

バン「やったぞ!」

 

仙道「相変わらずお前は強いな。」

 

バン「そんな事はないさ、お前も強いよ!」

 

リョウカ(ダン戦)「お疲れ様です!バンさん!仙道さん!」

 

リュウカ(ダン戦)「中々良い試合だった、良く頑張った。」

 

バン「あはは…。」

 

檜山「それでは予選第3試合の組み合わせは…【海堂ジンVSアングラビシダスチャンピオンの…神森リョウカ・ガードナー】…!!」

 

リョウカ(幻想)「え!?確か、私は出ない筈……あ…しまった…!そもそも私はチャンピオンの身だった…!!」

 

バン「……なんか…ごめん。」

 

リョウカ(幻想)「いえ、気にする必要は無いです…さて…ジンさん。」

 

ジン「ああ!」

 

リョウカ(幻想)「…こうなったら仕方ないですけど…ジンさん…貴方の覚悟を…私に見せてみなさい…!!お姉ちゃん!頼みました!!」

 

リュウカ(ダン戦)『あいよ!任せろよ!』

 

ジン「僕も…!覚悟は決めている…!行け!【トリトーン…!!】」

 

檜山「それでは…試合開始…!!」

 

 

【アングラビシダス予選第3試合】

 

 

VS【秒殺の皇帝:海堂ジン】

 

 

【戦闘方式:ゼネラルレギュレーション】

 

 

【勝利条件:リュウカ又はトリトーンのいずれかの撃破・敗北条件:無し(厳密には、どちらか一方が撃破された時点で終了)】

 

 

【推奨BGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】使用場面【ディ・エゼルディ戦】】

 

 

【バトルスタート!】

 

 

リュウカ(ダン戦)「【強制絶対即死結界】。」

 

 

ピキィィン…!!

 

リュウカは戦闘開始と同時に…リョウカがやったあの結界をやったが…

 

 

ジン「…どうやら大丈夫みたいだな…。」

 

リョウカ(幻想)「流石ですね…一筋縄では行きませんか…!」

 

リュウカ(ダン戦)『どうする?』

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん、一時的に力を抑えてもらえますか?」

 

リュウカ(幻想)「おう、任せろ!だが、さっさと決着を付けろよ!おい!やるぞ!」

 

リョウカ(ダン戦)「はい!」

 

 

そして…本体のリュウカとこの世界のリョウカが能力を使い…一時的にこの世界のリュウカの力が抑えられた…

 

 

リュウカ(幻想)「タイムリミットは、【5分だ!それまでに決着を付けろ!】」

 

リョウカ(幻想)「はい!行くよ!お姉ちゃん!」

 

リュウカ(ダン戦)「おう!力が抑えられていようが関係ない!行くぜ!」

 

ジン「すまない…!だが…全力で行くぞ!」

 

 

【特殊ルール追加:制限時間:5分(制限時間超過すると、リュウカは強制敗北する)】

 

 

リュウカ(ダン戦)「…来い!【ジ・アーク!!】」

 

 

リュウカは、小さめのジ・アークを呼び寄せて…

 

 

リュウカ(幻想)「【装着…!!】」

 

 

リュウカはジ・アークと共に浮上しジ・アークはバラバラに分離して…それがリュウカの身体に装着されて…完全に装着し終えたリュウカは…更に…

 

 

リュウカ(ダン戦)「【半人半龍形態!!】」

 

 

何とあろう事か、そのまま半人半龍形態に移行したのだった…

 

 

リュウカ(ダン戦)「待たせたな!さっさと始めようぜ!」

 

ジン「ああ!行け!トリトーン!」

 

リュウカ(ダン戦)「はぁ…!!」

 

 

ブォン…!!

 

シュ…!!

 

ガキィィン…!!!ドォォォォン…!!

 

 

リュウカの攻撃とトリトーンの攻撃によって凄まじい衝撃が広がった…

 

リュウカ(幻想)「ぐぬぬ…!!どぉぉりゃぁぁ…!!!」

 

ジン「何…!?」

 

 

ガチ…!ブォン…!!キィィン…!!

 

ドォォォォン…!!!

 

 

リュウカは咄嗟の判断で、トリトーンの武器を掴み…トリトーン毎…背負い投げの要領で投げ飛ばした…無論もの凄い勢いで投げ飛ばされたトリトーンは壁に激突し…一気にLIFEが半分以下まで削られた…

 

 

ジン「重い…!流石最高神だけの事がある…!!」

 

リョウカ(幻想)「さてと、恐らくジンさん…貴方の特性上…半壊状態から一気に強くなるのでしたね?ならば…お姉ちゃん…一気にケリを付けますよ!」

 

リュウカ(ダン戦)「おう!…終わりだ!スペル!【電爆神符[超プラズマゴットバースト]】!!」

 

ジン「何!?」

 

バン「まさか…!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!ビリビリ…!!カァァァン…!!!

 

リュウカ(ダン戦)「喰らえぇ…!!!」

 

ジン「マズイ…!避けれない…!!」

 

 

 

ズドォォォォォォン…!!!!

 

ピキィィン…!パァァン…!

 

 

リュウカ(幻想)「…ジン…お前は強い…だが俺には勝てない…だがその覚悟…しかと受け止めたぜ!」

 

檜山「試合終了だ!勝者!リョウカ!」

 

リョウカ(幻想)「やりましたよ!…ジンさん、ありがとうございました。」

 

ジン「ああ、良い試合だった…。」

 

バン「おーい!」

 

リョウカ(幻想)「あ、バンさん!」

 

バン「さっきのトドメに使った技は一体?」

 

リュウカ(ダン戦)「ん?あれか?あれは、お前とレックスの必殺ファンクションの…超プラズマバーストを改良し放つバージョンで…更にスペル化した物だ…それが【電爆神符[超プラズマゴットバースト]】だ…内容は本家と変わらんが…槍は必要無い、ただ槍系であれば何でも良い…それらを装備中に放つと…その性能は10倍に膨れ上がる…言っとくが…間違ってもリミッター解除して…更にフルパワーで…覚醒形態と最終形態で…槍系を装備して放とうと思うなよ?ただでさえ、本家の超プラズマバーストは尋常じゃない威力で…超プラズマゴットバーストはその倍以上の性能だからな…無論、下手に放てば…この宇宙は終わりだ。」

 

カズ「うわ…えげつねぇ威力だな…それは!」

 

リュウカ(ダン戦)「まあ実際に放たない様に祈るしかないだろう…だがな…その超プラズマゴットバーストの完全上位互換の技も存在している事も忘れるなよ?確か…あの技は…【神聖道[親愛なるファイナルマスターゴットバースト]】系で…その最終強化した奴が…【終始神符[親愛なるファイナルマスターアルティメットゴットバースト]】だ…勿論これは俺達の【近接系のスペル】で、ラストスペルだ…んで俺達にとってこの技は禁忌中の禁忌で…確かにどんな相手でも当たれば必ず勝てるが…その代わりに…発動者は甚大な反動ダメージを受けてしまう…下手すれば死ぬ位のダメージを受ける…まあ他にも色々とデメリットは有るが…超リスクを覚悟の上で確実の勝利を得る事が可能の究極の最終奥義…まあこの世界風の…ファイナルブレイクファンクションって所だな。」

 

バン「へー、そうなんだ。」

 

リュウカ(ダン戦)「ま、実際に使うとするなら…俺達と同等かそれ以上の奴か以下の奴しか使えないがな…。」

 

リョウカ(幻想)「そうなりますね…。」

 

檜山「それでは、予選最後の試合だ!最終試合の組み合わせは…【レイチェル・ガードナーVSアイザック・フォスター】だ!!」

 

リョウカ(幻想)「え!?レイお姉ちゃんとザックお兄ちゃんも出るの?」

 

レイチェル「うん、そうだよ?だって、姉に勝る妹だからね…そのお姉ちゃんの私が出ないのはどうかなって思ったから出た。」

 

ザック「俺は、レイに誘われて出た…だが手加減はしねーぞ!」

 

レイチェル「うん、分かっているよ…ザック。」

 

檜山「それでは両者…用意しろ!」

 

ザック「ヒャハハハハハハハハハ…!!殺戮のショーの開幕だ!【アイザック・グルゼオン】!!」

 

レイチェル「行って…【レイチェル・エゼルディア】。」

 

檜山「それでは、試合開始だ!!」

 

バン「そう言えば…リョウカって…いつからレイチェルとザックを…お姉ちゃんやお兄ちゃんって呼ぶ様になったんだ?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ…お前も聞いただろ?俺達の名前を…。」

 

バン「ああ、言ってたな…確か…リョウカの方は…【神森リョウカ・ガードナー】で…リュウカの方は…【神森リュウカ・フォスター】だったな…それがどうしたんだ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ…詳しくは言えねぇが…昔の経緯で、俺はザックの妹で…リョウカは、レイチェルの妹…んで今は、レイチェルもザックも家族入りを果たした結果…リョウカは、普通にレイお姉ちゃんやザックお兄ちゃんって呼ぶ様になった…まあ俺もリョウカの姉だから普通にお姉ちゃんって呼ばれるが…レイチェルと俺が一緒に居る時は、普通に名前で区別して呼んでいるがな…。」

 

バン「そうなんだ…それで…実力的にはどっちが勝ちそうだ?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…全ての性能ではザックお兄ちゃんの方が上ですけど…知能戦では圧倒的にレイお姉ちゃんの方が上で…更に数で攻めますから…圧倒的な戦闘力が勝つか…知能&数の暴力が勝つかどうかは分かりません…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、最終的にレイチェルが勝っているがな…何せ…ザックはどちらかと言えば真正面から正々堂々と突撃して行く脳筋スタイル…んで機体の圧倒的な戦闘能力の前に叩き潰される…だが欠点なのが…ゴットピット系を扱っていない事だ…いや正確には積んではいるが…使ってないのが実情だ…対してレイチェルは、完全に機体の性能を理解していて…しかもゴットピット系を平然と使い慣らしていて…挙句には護衛機体も大量に存在している…トドメには…ザックの事を完全に熟知している…後は、分かるな?」

 

 

 

そして、リョウカ達がレイチェルとザックがどっちが勝つのかについて話している内に…

 

 

檜山「試合終了だ!勝者…レイチェル!!」

 

ザック「だぁぁぁ…!!畜生が…!!また負けたじゃねーか!!」

 

レイチェル「ザック…何度やっても行動が単調だよ?」

 

ザック「っち!!うっせ…!」

 

リュウカ(幻想)「ほらな…このザマだ…。」

 

バン「あ…ああ…。」

 

ザック「んだと…!?」

 

リュウカ(幻想)「ザック、お前は少しは考えた方が良いぞ?お前はレイチェルの事を良く知っている筈だ…が…実情では幾ら機体の性能やお前の能力でも限度が有る…それをレイチェルは数や知能で攻めて来た…分かるな?」

 

ザック「ああ…そうだがよ…。」

 

リュウカ(幻想)「んでだ、もし俺が…レイチェルと戦う事になれば…こっちも知能戦で攻めて…時に攻めて…時には逃げる…時には防御…それらを全うしながらやれば問題ない…むしろ本体だけ落とせばいいだけの事だ…本体やれば子機は停止する…。」

 

ザック「おお!そうか!」

 

リュウカ(幻想)「で?それを何度も言った筈だが?それを見事に突撃=強行突破の一点張りした結果が非公式の場とは言え…数秒足らずで撃破されると言う最高記録更新した訳だが?」

 

バン「え?どう言う事?」

 

リュウカ(幻想)「知りたいか?なら教えてやるよ、実際に…ザックとレイチェルがLBXバトルしたのは…これを除いて約【10回以上】んでどれも家族絡みの修行みたいな感じだが…最初はザックがまだ良かった方だ…だが戦闘を重ねて行く内に…とうとうザックをあっさりと撃破する事態までにレイチェルが強くなってしまい…挙句…たったの数機のゴットピットのみでザックの機体を撃破をやり遂げる程になって…そうだな…俺達の中では…ザックとレイチェルの戦いが起こるたびに…【どれぐらいでザックがやられるか?】って感じになっちまったと言う訳だ…因みに…前までの掛かった時間は…【30秒】で撃破された…んでだザック…今ので懲りただろ?」

 

ザック「おぅ…。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…今度俺とレイチェルが一緒にお前に知識を叩き込む…良いな?」

 

ザック「おー。」

 

リュウカ(幻想)「…んでだ…ザック…これでもお前は良く頑張った…。」

 

ザック「そうか。」

 

リュウカ(幻想)「さて…問題なのはレイチェル…流石にいささか数で攻める戦術は非公式な大会や公式の大会でやるのは辞めてくれ…最大でも3機までだ…んでだ…あの時は家族同士だから良かった物の…恐らくだが…お前の次の対戦相手はバン…お前だ。」

 

バン「え!?俺!?」

 

リュウカ(幻想)「あくまでも、俺の感だ…だが…前にも言ったろ?俺はフラグ建築士特級中の特級だ…ほぼ確実に当たると思った方が良い…んでだレイチェル…話しを戻すが…言っとくが…間違っても数で攻める戦法や…あまりにも度が過ぎた知能戦をするのは辞めろ、幾ら俺達より弱くても…バン達にとっては十分過ぎる位の脅威でしかない…忘れたか?俺達が大会の出た目的を?」

 

レイチェル「うん、バン達の誰かが優勝する事。」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、いいな?バン達が相手の時は…単機のみでやれ…それだけでも充分だろ?」

 

レイチェル「分かった、やってみるね。」

 

リュウカ(幻想)「良いな?手加減はしろよ?もしヘマして「あ…やっちゃった。」って言う最悪な無様な事態になるのは絶対にやめてくれよ?時間を正確に巻き戻すのは結構体力使うんだからな?」

 

レイチェル「分かった。」

 

檜山「それでは、次に…本選に移るぞ!本選では、予選で勝ち抜いた四人が…1対1での戦いを…2回戦行い…残った二人が決勝戦に移る!それでは、本選第一試合の組み合わせは…【山野バンVSレイチェル・ガードナー】だ!」

 

バン「本当に当たった…。」

 

リュウカ(幻想)「だな、んじゃ頑張れよ。」

 

レイチェル「それじゃあ、バン…始めましょう。」

 

バン「ああ!」

 

レイチェル「行って、【レイチェル・エゼルディア】。」

 

バン「行け!【オーレギオン】!!」

 

檜山「それでは、試合開始だ!!」

 

 

【アングラビシダス:本選(準決勝)第一試合】

 

 

VS【レイチェル・ガードナー:使用機体・レイチェル・エゼルディア】

 

 

【戦闘方式:ゼネラルレギュレーション】

 

 

【勝利条件:レイチェルの撃破・敗北条件:バンの撃破】

 

 

【推奨BGM:作品名【殺戮の天使】・曲名【上弦の月】】

 

 

【バトルスタート】

 

 

 

レイチェル「貴方の実力…私に見せて。」

 

バン「ああ!望む所だ!」

 

 

最初に行動したのはバンだ…バンは先制攻撃を行ったが…

 

 

ガキィン…!!

 

 

バン「な…!?バリアー…!?」

 

レイチェル「…攻撃開始。」

 

 

シュ…!シュ…!ビィィィ…!!ビィィィ…!!

 

 

バン「っく!」

 

 

レイチェルは反撃でゴットピットによる攻撃でバンを引き剥がした…

 

バン「なら…!必殺ファンクション!!」

 

CCM『アタックファンクション【スティンガーミサイル】。』

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

バンの必殺ファンクションのスティンガーミサイルがレイチェルに向かって飛来して行った…だが…

 

 

レイチェル「…邪魔…。」

 

レイチェルは、ただ一言…そう言った…それと同時に、ゴットピットがあろう事か…

 

 

シュシュシュシュシュ…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

バン「な…!?」

 

カズ「おいおい…!マジかよ…!スティンガーミサイルを…【ピットで叩き切ったぞ…!!】」

 

アミ「しかも…ピットは完全にミサイルの方を迎撃してしまったわ…。」

 

レイチェル「…で?次は何で来る?」

 

バン「なら…!【エクストリームモード…!!】」

 

CCM『【エクストリームモード】』

 

 

バンは、流石に本気を出し…早期決着をするつもりで、エクストリームモードを発動した…

 

 

レイチェル「そうこなくっちゃ…じゃあ……私も本格的に行こうかな?」

 

バン「!?」

 

ジン「あの目は…!?まさか…!」

 

レイチェル「…【オーバーロード…。】」

 

何と、レイチェルはオーバーロードを発動した…これでほぼ互角になってしまった…因みにだが…目の色は元々青く暗い感じなのに…そこにうっすらと赤く光ってるので不気味な感じが湧き出る…

 

 

リョウカ(幻想)「オーバーロードですか…いつの間に覚えたのかな?」

 

リュウカ(幻想)「知らん、だが…レイチェルが特殊モードを使うって事はそれほど強いって事だろうよ…ザックにさえ特殊モードを使わずして勝利しやがったからな。」

 

リョウカ(ダン戦)「そう言えばですけど…今何分経過しましたか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、確か…【2分位だが…?】」

 

リョウカ(ダン戦)「…後、3分ですか…。」

 

リョウカ(幻想)「……まさか…!」

 

リュウカ(ダン戦)「ああ、こんな事もあろうかと思って…こっそりとレイチェルに悪いが…俺達と同様に戦闘開始から5分後に…自動的に強制的にブレイクオーバーするシステムを搭載した。」

 

リュウカ(幻想)「はぁ…まあ今のバンにレイチェルの動きを付いて来れるかどうかも不安だからな…やむえん…このまま続行だ…。」

 

 

 

【特殊ルール追加:制限時間:3分(制限時間が過ぎると、自動的にレイチェルは撃破される)】

 

 

バン「うぉぉ…!!」

 

 

シュ…!

 

ガキィィン…!ビキ…!

 

 

レイチェル「ふふ…少し良くなったね…。」

 

 

シュシュシュシュシュ…!!ビィィィ…!ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

バン「おっと…!っく…!ならこれならどうだ…!」

 

CCM『アタックファンクション【ライトニングランス】』

 

 

シャキィン…!ゴォォォ…!ピキィィン…!!カァァァン…!!!

 

 

レイチェル「何のつもり…?」

 

 

ガキィィン…!ビキビキ…!

 

バン「ここだぁぁ…!!」

 

 

シュ…!ガキィィン…!!

 

ビキビキ…!!

 

 

バンの秘策で放ったフルパワーライトニングランスで…ヒビを入れ…更にそのライトニングランスの威力を持った一撃の槍をそのヒビに向けて一閃…最後に…

 

 

レイチェル「…!!?」

 

バン「必殺ファンクション…!」

 

CCM『アタックファンクション【超プラズマバースト】』

 

 

キュィィィィィィン…!!カァァァン…!ビリビリ…!!キィィィィィン…!!ゴォォォ…!!

 

ガキィィン…!!!ビキビキ…!ガッシャァァン…!!!

 

 

レイチェル「……!?!」

 

 

ピキィィン…!ズドォォォォォォン…!!!!

 

ピキィィン…!カァァァン!

 

 

バンの放った、必殺ファンクションによって…バリアーを撃ち破り…そのまま攻撃が直撃して…レイチェルを撃破した…

 

 

檜山「試合終了だ!勝者…【山野バン!!】」

 

バン「やったぞ…!!!」

 

レイチェル「…久々に負けた…でも…清々しい気持ち…バン…。」

 

バン「ん?どうした?」

 

レイチェル「…本当に貴方は強い…だから、私達の妹達とも仲良くしてやってね…。」

 

バン「ああ!勿論だ!」

 

檜山「さぁ!本選の最終試合はの組み合わせは…【神森リョウカ・ガードナーVS神森リュウカ・フォスター】だ!!」

 

リョウカ(幻想)「やっぱりこうなっちゃいますか…。」

 

リュウカ(幻想)「だろうな。」

 

リョウカ(ダン戦)「それじゃあ、今回私は…リョウカさんの方に付きますね。」

 

リュウカ(ダン戦)「んじゃ、俺はこっちだな。」

 

バン「とうとう姉妹同士との対決か…。」

 

アミ「どんな戦いになるんだろう?」

 

リョウカ(幻想)「…あの、すみませんですけど…訪ねても良いですか?」

 

檜山「ん?何だ?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、もし…【同時に両者ブレイクオーバー…又は引き分けになった場合…どうしますか?】」

 

檜山「…そうだな…無論だが両者共に【失格だ…】例外は認めない。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか、それなら丁度良かったです。」

 

リュウカ(幻想)「どうしてそんな事聞いたんだ?」

 

リョウカ(幻想)「…お姉ちゃん、一応確認ですけど…フルパワーになる事は出来ますか?」

 

リュウカ(幻想)「ん?ああ、可能だが?」

 

リョウカ(幻想)「…やるならこの試合に賭けましょう…その方がバンさん達を楽にさせやすいですし…それに…バンさんはレイお姉ちゃんを倒した…それだけでも立派です。」

 

リュウカ(幻想)「お前…まさか!」

 

リョウカ(幻想)「お姉ちゃん、ここが正念場です…そして最後の関門です…この試合で全てが掛かっています…だから全力で行きますよ?遠慮して力を出し惜しみしたら全てが水の泡です…。」

 

リュウカ(幻想)「……良いんだな?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、大丈夫です…けど、例の計画は少し延期になりますけどね…。」

 

リュウカ(幻想)「分かった…おい、今の話しを聞こえたな?大丈夫そうか?」

 

リュウカ(ダン戦)「おう!問題なしだ!」

 

リョウカ(ダン戦)「大丈夫です、私達に掛かっているのでしょ?だったら出し惜しみなしで全力で行きます!」

 

リョウカ(幻想)「…さてと、あの申し訳ないのですけど、みなさん少し離れていて下さいね?」

 

檜山「俺もか?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、それとも巻き込まれたいか?」

 

檜山「分かった、離れよう…。」

 

 

そしてそうこうしている内にリョウカ達の居るステージを除き全ての人が退避した…

 

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ…結界を張ります。」

 

 

リョウカはそう言い…リョウカ達の居るステージの周りを囲むように透明に近い感じの結界が張られた…これで外に影響は出ない…

 

 

バン「…いよいよか…だからこのバリアーか…。」

 

カズ「だがよぉ…どうやって見るんだ?」

 

リュウカ(幻想)「あ、そうだ…外に居る連中にも一応見える様にしとかなきゃな…。」

 

 

リュウカは、そう言い…複数のゴットピットを出して…それを結界の外に出し…そのゴットピットから映像が出て来た…どうやらリョウカ達の様子や…ステージの状況も交互に映し出しているようだ…

 

 

バン「これなら見えるぞ。」

 

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ、始めましょう。」

 

リュウカ(幻想)「おう!行って来い!リュウカ!」

 

リュウカ(ダン戦)『あいよ!行って来るぜ!』

 

リョウカ(幻想)「行ってらっしゃい!リョウカさん!」

 

リョウカ(ダン戦)『はい!行って来ます!!』

 

檜山「それでは、本選最終試合…試合開始だ…!」

 

 

 

 

【第2章:最終ボス:アングラビシダス本選最終試合(決勝戦)・第一ラウンド】

 

 

【最高神:神森リョウカ・ガードナー:使用機体:神森リョウカ・ガードナー(敵仕様)】VS【最高神:神森リュウカ・フォスター:使用機体:神森リュウカ・フォスター(敵仕様)】

 

 

【戦闘方式:特殊】

 

 

【勝利条件:リョウカ又はリュウカの同時撃破(厳密には引き分けになれば若干タイミングがずれても問題無し)・敗北条件:同時撃破失敗(引き分け判定が失効され…片方の勝ちになったら敗北)】

 

 

【地形:楽園の楽園:最深部[水面ステージ]】

 

 

【推奨BGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】・使用場合【イフリート戦(ゲーム:最終形態)】

 

 

【バトルスタート】

 

 

シュ…!

 

バキィン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!!

 

 

リョウカとリュウカは試合開始と同時に瞬時に拳がぶつかり合った…しかも…

 

 

バン「は…早い…!!」

 

カズ「ほぼ見えねぇ…!!」

 

 

そう、異常に早いせいで…ほぼ消えて見えてしまう事だった…だがこれはいつもの事だ…

 

 

ドコン…!バキィン…!!ズゴォン…!!

 

ドォォォォン…!!

 

 

リョウカとリュウカは、浮きながら超高速で格闘戦を繰り広げている…だが両者共に一切ダメージを受けていない…

 

 

そして約1分後…

 

 

リュウカ(ダン戦)「さて、ウォーミングアップはこれぐらいでいいだろう。」

 

リョウカ(ダン戦)「そうですね…それじゃあ…【リミッター解除…!更にファイナルマスターリミッター解除…!!フルパワー…!!】」

 

リュウカ(ダン戦)「行くぜ!【リミッター解除!更にファイナルマスターリミッター解除!!フルパワーだ…!!】」

 

ゴットピット(両AI)『了解。』

 

 

リョウカとリュウカはとうとう本気を出し始めたようだ…その影響で…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ピシャァァン…!!ピシャァァン…!!!ゴォォォ…!!!

 

 

その2人の影響によって…ステージは天変地異の影響を受けてしまっていて…非常にカオスな状況だった…無論…外から見れば…

 

 

バン「あれが…二人の本当の力か…!」

 

アミ「凄いわ…!あれだけでも…周りに甚大な影響を与えているのね…しかも隕石まで…。」

 

カズ「なるほどなぁ…確かに本気を出したくない訳か…。」

 

バン「だろうな…あれを見て分かったよ…ある意味で外に居て正解だった…多分あの中に入れば俺達の命は保証されないって事だろう。」

 

 

そして、間も無くして…天変地異は収まり…

 

 

リョウカ(ダン戦)「…来て!【ハレカゼ!】」

 

リュウカ(ダン戦)「ほう、そう来るか…だったら…来い!【超ムサシタケル】!」

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!ザッバァァァン…!!!

 

リョウカとリュウカは、今度は艦船を呼び出して戦うようだ…

 

 

【リョウカ:超駆逐戦艦:神天・カミモリハレカゼ】

 

【リュウカ:超空母戦艦:神天・超カミモリムサシタケル・改(神化形態&アルス・ノヴァ形態)】

 

 

カズ「おいおい…あれって大丈夫なのか?」

 

檜山「大丈夫だ、ルール的には問題無い…いや…寧ろあの子らの前では全てのルールはあの子らに委ねられてしまう…。」

 

カズ「マジかよ…本当に何もんなんだ?」

 

バン「それよりも…あれって…どう考えてもリョウカの方が不利じゃないか?」

 

アミ「ええ…確かハレカゼって…元は晴風がモデルらしいって前に聞いてたけど…確か…駆逐艦で航洋艦だから…幾ら超駆逐戦艦になったからと言って…はっきりと言って無理があるわ…相手はムサシタケル…元は武蔵らしいけど…それとヤマトタケルとムサシが合わさって出来た艦らしいわ…しかも…装甲は元の比べて異常に強化されてるし…火力面でも凄く強化されてるわ…もし…ハレカゼに主砲弾が直撃すれば…一発で轟沈よ!」

 

ジン「だが…リョウカはあえてそうしたっと言う事は…何かある事は間違いないだろう…。」

 

リュウカ(ダン戦)「リョウカ、一体何のつもりだ?それで俺に敵うとでも?」

 

リョウカ(ダン戦)「どうでしょうね…!やってみなければ分かりませんよ…!雷撃用意!てぇ…!!」

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

リョウカは、先制で…ムサシに向けて侵食魚雷の一斉全弾射撃をした…

 

 

リュウカ(ダン戦)「ほう、そう来るか…だが無意味だ…。」

 

リュウカは、そう言いながら…ムサシに回避行動をさせてみたが…

 

 

リュウカ(ダン戦)「…な!?こいつ…誘導魚雷か…!だったら…浮上しろ!」

 

 

キュィィィィィィン…!ゴォォォ…!ザッパァァン…!!

 

 

リョウカ(ダン戦)「そう来ると思いましたよ…!今です…!VLS解放!!【超極大大型無限分離ミサイル!!】全弾発射…!!」

 

 

バシュバシュバシュバシュバシュバシュ…!!!

 

 

リュウカ(ダン戦)「っち!!コイツ…!!だが…それが俺に効くとでも?」

 

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

今度はリュウカは回避行動は取らず…そのままミサイルにぶち当たった…無論全弾である…だが…効かなかった…

 

 

リュウカ(ダン戦)「ほらな、効かないって……!?何処に行きやがった…!?」

 

リョウカ(ダン戦)「…ここですよ…!!今です…!主砲!一斉斉射…!!」

 

リュウカ(ダン戦)「んな…!?」

 

今度は、リョウカは…ミサイルの爆煙を利用し…ワープを利用し…一気にムサシの真上まで移動…そのまま…

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!!

 

ズドォォォォォォン…!!

 

 

リョウカは、主砲で…ムサシに…ではなく…リュウカに向けて放った…無論だが…本人はムサシと違って主砲弾に直撃しようものなら…ただでは済まない…普通ならばな…

 

 

リュウカ(ダン戦)「クックック…!アッハッハッハ…!!妹ながらよくやってくれたな!!…だが…あと一歩…足りなかったな…今回ばかりは俺が勝たせてもらうぞ…主砲…!一斉斉射…!!」

 

リョウカ(ダン戦)「しま…!?」

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

ズドォォォォォォン…!!!ゴォォォ…!!ザッパァァン…!!

 

 

リュウカは、リョウカの奇襲攻撃を難なく無力化し…リョウカのハレカゼに向けて主砲を斉射…無論防御手段をしていないハレカゼは…直撃してしまい…そのまま甲板から大炎上し…そのまま海へ墜落していき…海中に没した…

 

 

バン「そんな…。」

 

アミ「リョウカちゃん…!」

 

カズ「クソ!後一歩だったのによ…!」

 

バン「ん?あれ…?」

 

カズ「何だよ?」

 

バン「モニターを見てよ。」

 

カズ「ん?…!コイツは…!」

 

アミ「……どうなっているの…!?」

 

 

外に居た連中は驚愕していた…どうやらモニターを見て驚いていた…何故なら…リョウカとハレカゼの表記はまだ…【ブレイクオーバーになってなかった…】それどころかHPの表記は…まだ少し残って耐えていた…

 

 

リョウカ(ダン戦)「(あはは…やっぱり痛いや…でも…このままやられっぱなしは嫌です…だから…私と…ハレカゼに力を貸して…【ヤマトさん…。】)」

 

 

リョウカは瀕死の身体で…更にもう戦闘能力が剥奪されてもなお生きているハレカゼ…それをリョウカは、心の中でヤマトを呼んだ…すると…

 

 

ゴットピット(AI)『緊急システム起動…臨時融合システム作動…ハレカゼ及び…【超大和タケル】と融合します…。』

 

 

【推奨BGM:作品名【エヴァンゲリオンシリーズ】曲名【魂のルフラン】】

 

 

ゴットピットから無機質の声と同時に…リョウカの身体とハレカゼは回復して行き…ハレカゼとリョウカはそのまま浮遊して…リョウカは、その周りに何かの粒子状の光が纏わりつき…ハレカゼは…何故かいつ間にか、超大和タケルが召喚されていて…それが分離し…徐々に…ハレカゼと合体していき…

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!!ザッパァァン…!!!

 

リュウカ(ダン戦)「…!!!?」

 

バン「リョウカ…!?」

 

アミ「見て…!あの艦船…!」

 

カズ「…すげぇよ…!!」

 

ジン「どうやら…艦船だけでなく…リョウカの姿も違う…!」

 

 

今のリョウカ側の状態を説明すれば…まず…艦船はあの時…(幻想卿編にて…)見せた、あの臨時融合した状態のハレカゼ大和タケルと全く同じで…しかも神化形態且つアルス・ノヴァ形態(アルス・ノヴァ形態はいわゆる霧の艦隊化みたいな物だ…今後からは【霧化形態】と呼ぶ)になっていた…リョウカの姿は…やはり神化形態になっているが…やはり服装が違っていた…服装は、霧のヤマトが来ていた物と全く同じ…無論帽子は無い…それ以外は神化形態のリョウカと同じだ…

 

 

【リョウカ:超駆逐空母戦艦:神天・超カミモリハレカゼ大和タケル・改(神化形態&霧化形態&臨時融合形態)】

 

 

リュウカ(ダン戦)「っく!【超重力波動神砲!!】発射ぁぁ…!!」

 

 

ピキィィン…!!ビギャァァァァァァァァ…!!!!

 

 

リュウカは、半分物凄く動揺していたか故に超重力波動神砲を撃ち放った…無論直撃コースだ…だが…避けない…いや避ける必要がなかった…何故なら…

 

 

リュウカ(ダン戦)「…!!」

 

 

何と、ハレカゼ大和の複数のミラーリングシステムが稼働し…そこから異次元空間につながる入り口を複数作り…リュウカの攻撃がそっちに逸れて行った…更に…

 

 

ビギャァァァァァァァァ…!!!!

 

そのリュウカの攻撃が…ハレカゼ大和の前に出来た異次元空間の穴から…そのままムサシに返って来た…が…

 

 

ガッキィィン…!!!

 

やはり結界に防がれたようだ…

 

 

リュウカ(幻想)「やはり…お前との勝負は面白い…!これだぞ!これ!最初は俺が圧倒されていて…最終的にお前が圧倒していく逆転現象!!だが…今回はそうはいかない!行くぞリョウカ!!これが最終ラウンドだ!!」

 

リョウカ(幻想)「ええ!勿論ですよ…!!」

 

 

【第2章最終ボス:アングラビシダス本選最終試合(決勝戦)・最終ラウンド】

 

 

【最高神:神森リョウカ・ガードナー:使用機体:神森リョウカ・ガードナー(神化形態)&超駆逐空母戦艦:神天・超カミモリハレカゼ大和タケル・改(神化形態&霧化形態&臨時融合形態)】VS【最高神:神森リュウカ・フォスター:使用機体:神森リュウカ・フォスター(神化形態)&超空母戦艦:超カミモリムサシタケル・改(神化形態&霧化形態)】

 

 

【勝利条件:10分以内にリョウカ又はリュウカの同時撃破・敗北条件:同時撃破失敗又は制限時間経過・特殊ルール追加:制限時間:10分制限時間経過後、強制的にハレカゼ大和及びリョウカはブレイクオーバーする】

 

 

【推奨BGM:作品名【ハイスクール・フリート】・曲名【High Free spirits[武蔵戦ver]】】

 

 

【制空権均等】

 

 

【バトルスタート】

 

 

 

 

リョウカ(ダン戦)「前進一杯!!ムサシの真正面に!!」

 

リュウカ(ダン戦)「俺も前進一杯だ!!ハレカゼ大和との格闘戦だ!!」

 

 

そして…ハレカゼ大和とムサシは接近して…

 

 

リョウカ&リュウカ(ダン戦)『全武装!!攻撃開始…!!』

 

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!ドォォォォン…!カァオ…!カァオ…!カァオ…!バシュバシュバシュバシュバシュ…!!!バババババババババ…!!!

 

 

リョウカ(ダン戦)「はぁぁ…!!!」

 

リュウカ(ダン戦)「うぉぉ…!!!!」

 

 

バキィン…!!ドカ…!!ズガァン…!!

 

 

バン「凄い…!!」

 

カズ「ああ…!すげぇ戦いだ…!!」

 

アミ「艦船同士との戦いと…リョウカちゃんとリュウカちゃんとの一騎打ち…一体どうなるの…?」

 

バン「…!?」

 

アミ「どうしたのバン?」

 

バン「…リョウカとリョウカの艦船のHPが…!」

 

カズ「ん?なんだ…っておいおい…!マジかよ…!」

 

アミ「どうなっているの…何で…【HPが減って行っているの…!?】」

 

 

そう…先程のルール説明に何故制限時間が10分なのかと言うと…一度はリョウカとハレカゼは本来ならブレイクオーバーしていた…だが能力によってギリギリ耐えた…それで瀕死の状態で覚醒した…無論フルパワー状態は継続…そんな身体でずっと維持するのは最早不可能…つまり…その10分は……【リョウカとハレカゼ大和のHPが尽きるまでの時間だ…】因みに…そんな無茶をしているリョウカの事を知らないリュウカ…果たして…

 

 

リョウカ(ダン戦)「はぁぁ!!」

 

リュウカ(ダン戦)「うぉぉ…!!」

 

 

ドコォ…!!

 

 

リョウカ(ダン戦)「う…ぐ…!!」

 

リュウカ(ダン戦)「ごは…!!」

 

 

キィィン…!ズガァァァン…!!

 

 

リョウカとリュウカの放った強烈なストレートは…見事に両者の腹に命中し…それぞれの艦船に叩き落された…

 

 

リョウカ(ダン戦)「げほ…!ぐぅぅ…!痛い…でも諦める訳には行きません…!!これで一気に終わらせる…!!ヤマトさん!【超重力波動神砲】!!」

 

リュウカ(ダン戦)「俺も一気に終わらせてやるぜ…!ムサシ…!【超重力波動神砲】だ…!!」

 

 

超ヤマト&超ムサシ(AI)『了解。』

 

 

キュィィィィィィン…!!!

 

 

リョウカ(ダン戦)「私も…最後の力を…!ラストスペル…!【終始神符【親愛なるファイナルアルティメットマスターゴットスパーク】】…!!!」

 

リュウカ(ダン戦)「これで終わりだ…!ラストスペル!【終始神符【親愛なるファイナルアルティメットマスターゴットスパーク】】!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!

 

 

互いに最後の力で…最後の切り札を発動し…発射体制に移行した…艦船の方も徐々にチャージして行き…リョウカとリュウカも再度上空にてラストスペルを発動し…徐々に溜めて行き…

 

 

リョウカ&リュウカ『…発射ぁぁぁ…!!!!』

 

 

キュィィィィィィン…!!ビギャァァァァァァァァ…!!!!!!ズギャァァァァァァ…!!!!

 

 

リョウカとリュウカのそれぞれの合図と共に…フルチャージされた二人の攻撃と…同じくフルチャージされた2隻の攻撃がぶつかり合い…

 

 

リョウカ(ダン戦)「はぁぁぁ…!!!」

 

リュウカ(ダン戦)「うぉぉぉ…!!!」

 

 

ビリビリビリビリ…!!ピキィィン…!!!ズドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

そして互いに膠着状態していたが…それは長く続かず…一瞬の閃光の後…全ての音が消え…色も消え…更に直ぐ後に…リョウカとリュウカの想像を絶する規模の大爆発が起きて…

 

 

ビキビキ…!!

 

バン「結界が…!!」

 

カズ「おいおい…!!やべぇよ…!!」

 

 

リョウカの張った結界も徐々にヒビが入って行ったが…それ以上ヒビが広がる事は無かった…その後…

 

 

ヒュー…ガツン…!ドサ…!

 

 

ステージから…二つの何かが飛んで来て…それが結界と直撃…その二つの物体は地に落ちて…

 

 

ピキィィン…!カァァァン…!

 

 

その二体は…ブレイクオーバーした…

 

 

リョウカ(幻想)「リョウカさん…!」

 

リュウカ(幻想)「おい…!大丈夫か…!?」

 

 

どうやらその直ぐ後に、本体のリョウカとリュウカが駆け寄って…その二体はリョウカとリュウカと判明した…因みに結界は解いた…

 

リュウカ(ダン戦)「ごふ…!あ〜…クッソ…久々に本格的に大怪我負ったな…動けねぇ…それよりリョウカは…?」

 

リョウカ(ダン戦)「………。」

 

リョウカ(幻想)「ねぇ…!しっかりして…!」

 

リュウカ(ダン戦)「リョウカ…?おい…リョウカ…!?大丈夫なのか…っ…!!クソ…身体中痛む…!だが…リョウカに比べたら屁でもねぇ…!おい…リョウカ…しっかりしろよ…!」

 

リョウカ(ダン戦)「……っっ…!!ごっほ…!!はぁ…!はぁ…!…み…な…さん…?」

 

リョウカ(幻想)「…良かった…!生きていてくれて…!」

 

リュウカ(幻想)「全く…つくづく無茶ばかりしやがって…たく完全な作者の権限も…今回ばかりは無理そうだ…おいレックス…判定は引き分けで負けでいいんだな?」

 

檜山「あ…ああ…試合終了だ…!引き分けにより…両者共に失格…!なので…残った山野バンが…今回の大会の優勝者だ…!!」

 

バン「…あ…ああ…やったぞ…!!」

 

リョウカ(ダン戦)「よ…かった…です…これで…アルテミスに…行ける…ね…。」

 

バン「分かっている…!でもそんな事よりも…早く二人を…!」

 

リョウカ(幻想)「うん!…それじゃあみなさんに申し訳無いですけど…!私達はこれで失礼しますね…!お姉ちゃん!手伝って…!」

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

レイチェル「それじゃあ、また会おうね。」

 

ザック「ヒャハハ…!じゃあな!」

 

リョウカ(幻想)「よいしょっと…それじゃあ…テレポート…!!」

 

 

ピシュン…!!

 

 

リョウカ達は、負傷した分身のリョウカとリュウカを担いでテレポートで自宅に戻った…

 

 

その次の日…

 

リョウカ(幻想)「体調はどうですか?」

 

リョウカ(ダン戦)「はい、かなり良くなって来た…でも…あと1週間ぐらい必要かな…。」

 

リュウカ(ダン戦)「俺は今日中に退院出来そうだぜ。」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…良かった…でもね…やっぱり例の作戦は延期しますよ、だってここまで無茶をされたからね…。」

 

リョウカ(ダン戦)「うぐ…ごめんなさい…。」

 

リュウカ(ダン戦)「すまん…。」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ…もうみなさんには連絡しています…あ、作戦の結構日は…今日から2週間後です。」

 

リュウカ(ダン戦)「ん?2週間?」

 

リョウカ(幻想)「説明しますと…1週間は治療に専念して…残り1週間で更に特訓して…作戦に臨もうって算段です。」

 

リュウカ(ダン戦)「なるほど…分かった。」

 

リョウカ(幻想)「後、例の兵器が完成しましたから…後は私達の力を注ぎこめば完成です。」

 

リョウカ(ダン戦)「分かりました、それじゃあ…。」

 

リョウカ(幻想)「駄目ですよ?まだ治っていないですし…その身体で行けばどうなるか分かっていますか?だから今は寝ていて下さい…一週間後に完成作業に入りますよ。」

 

リョウカ(ダン戦)「……はい。」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…それじゃあゆっくり休んでいてね…。」

 

 

そして…更に1週間後…

 

 

リョウカ(ダン戦)「回復です!」

 

リュウカ(ダン戦)「やれやれ…全く世話の掛かる妹だな。」

 

リョウカ(幻想)「まあまあ…お姉ちゃんも一応は人の事は言えないと思いますよ?」

 

リュウカ(ダン戦)「ぐ…確かに…そうだが…。」

 

リョウカ(幻想)「さて…無事退院が済んだ事だし…例の兵器を完成させに行きますよ。」

 

リョウカ(ダン戦)「はい。」

 

リュウカ(ダン戦)「おう!」

 

 

そして…リョウカ達は、再び全ての分身組と共同作業して…ある兵器の開発に掛かった…

 

 

1時間後…

 

 

リョウカ(幻想)「出来ました…!」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…んで…こいつらは?」

 

リョウカ(幻想)「はい…作ったのは…【超要塞装甲列車[超戦艦型(超空母戦艦型)]紀伊系・紀伊武尊系・大和武蔵紀系・大和武蔵紀武尊系・日本武蔵紀武尊系・晴風大和武蔵紀系・晴風大和武蔵紀武尊系・晴風日本武蔵紀武尊系】で次が…【艦船(正式には…超要塞艦船…忘れている方もいるので再度説明…)[超戦艦(超空母戦艦)]キイ系・キイタケル系・大和ムサシキ系・大和ムサシキタケル系・日本ムサシキタケル系・ハレカゼ大和ムサシキ系・ハレカゼ大和ムサシキタケル系・ハレカゼ日本ムサシキタケル系】で…(以下略…超要塞潜水艦艦隊「解せぬ」)の以上です…そして…こちらが…。」

 

?「どうもです!!私の名は…【超キイ】です…!!私は、ヤマトお姉ちゃんの1番下の妹です!」

 

リュウカ(幻想)「おう!宜しくな!キイ!えーっと、つまりお前は…【超ヤマト(大和)型3番艦で合っているんだな?】」

 

超キイ「はい!そうです!」

 

リョウカ(幻想)「これで…ヤマトさんの姉妹全員が揃いましたね。」

 

リュウカ(幻想)「まさか、本音はそっちか?」

 

リョウカ(幻想)「確かに姉妹全員揃えるのも計画の一つですけど…もう一つの計画は…さっきの…【超空母戦艦…超カミモリハレカゼ大和ムサシキタケル・改】の次期総大将艦としての試験をやろうかと考えています…ただし…敵に悟られては不味いので…二手に分かれて…バン達の所に…本艦のみで向かわせて…先程判明したイノベーターのもう一つの本拠地に…ほぼ全軍を送り込み…陽動又は壊滅させます。」

 

リュウカ(幻想)「なるほどな…分かった…だが単艦のみじゃあ危険じゃないか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、危険ですね…でも…上手く行けばイノベーターを壊滅させる事が可能です…ただ失敗すれば…私達の命は無いですけどね。」

 

リュウカ(幻想)「だが…そんな状況でも…俺達は成功している…無論…絶対不可能な確率も俺達はやってのけた…だから今回の…、」

 

リョウカ(幻想)「【勝つ!】…そう言いたいのよね?」

 

リュウカ(幻想)「な!?それは俺の台詞だぞ!」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…じゃあ作戦の成功を確実にする為に…特訓しましょう!」

 

リュウカ(幻想)「おう!」

 

 

 

そして…リョウカ達は…近い内に行うイノベーター壊滅作戦を成功させるべく…猛修行する事になり…来たるべき時に備えての準備を行なった…イノベーターとの最終決戦も近い…リョウカ達とイノベーターとの最後の戦いが…目前…果たして…どちらに勝利の女神が舞い降りるかは不明…リョウカ達の戦いはまだまだ続く…

 

 

 

 

【第2章:完】

 

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー 第6話



リョウカ「どうもです!リョウカです!あ…本体です。」

リュウカ「よう!俺だ!リュウカだ!因みに俺も本体だ。」

超ヤマト「どうも、私はヤマトです。」

超ムサシ「どうも私は、ムサシだよ。」

リョウカ「今回はこのメンバーで行きます。」

リュウカ「んで、今回紹介するのは?」

リョウカ「はい、今回紹介するのは…【超駆逐イージス戦艦:ハレカゼ】です!」

リュウカ「今回も艦船系か…。」

リョウカ「ええ、でも一応は主役艦で…主人公艦でもあります…あちら側のね…。」

リュウカ「そうか…。」

リョウカ「それでハレカゼに関しては…勿論モデルはあの航洋駆逐艦の晴風です、それを超要塞戦艦級のサイズまで巨大化させて…更に主砲は、あの超空母戦艦の超ヤマトの主砲を改造して…2門の物を…晴風の主砲と取り替えて…更に新しく…副砲を設置…副砲は、超ムサシから貰っています…それぞれ前後に配備して…新たに対空砲と対空機銃を追加して…更に特徴的なのは…【CIWSとVLSとイージスシステム】です。」

超ヤマト「そうですか…色々と強くなりましたね…。」

リョウカ「ええ、まあ理由に関しては…元々はあの影の艦隊対策と対武蔵戦においての勝利率を上げる為に改造したのですけど…今では影の艦隊はもう敵じゃないですし…霧の艦隊はもっての他です…今の所…艦船に関しては敵は存在しない状態ですね…。」

超ムサシ「成る程ねぇ…。」

リュウカ「そんで…そんな状態だが…話を戻すが…イージスシステムを搭載しているって言っているが…どうなんだ?」

リョウカ「それは格納式で…いつも外部に晒していたら攻撃が当たり…イージスシステムが使えなくなってしまいます…しかも…霧化形態している限定ですけど…全艦船は潜航可能です、だから本艦は格納式に変更したのです…因みに性能は、普通のイージスシステムと違い…私達の特製のオリジナルのイージスシステムですよ!他のイージスシステムと比べた場合は、全てにおいてこっちが上…その代わりに…耐久性に難有りって感じです。」

リュウカ「成る程なぁ…。」

リョウカ「後、因みにだけれど…霧化形態している限定で潜航可能って言ってましたけど…昔まではそうでした…もっと言えば…そもそも潜航不可能だったです…でも今では、普通の形態でも潜航可能にしました…。」

リュウカ「マジか?それはいつやったんだ?」

リョウカ「え?あのキイさんが完成した後に私の独断でやりましたが?」

リュウカ「…相変わらずお前は行動が早いな…だが良い収穫だ…。」

リョウカ「そうですね…後、余談ですけど…ムサシさん…確か貴方は元々は何処の世界でしたっけ?」

超ムサシ「うーん…確か…あ!思い出したわ…確か…何故か知らないけど…とある事件の後に…【突然大和が行方不明になった】って聞いて…確か…【ブルーマーメイド】だっけ?が乗り込んで来て…その大和を探索する事になって…しばらく探していると…急に目の前が真っ暗になって…気付いたら…変な所に出ていて…中に乗っていた人達が一人も居なくなっていて…そして…何故か分からないけど…私は艦隊を率いていて…その時に…【目の前の艦を撃沈せしめよ…】って…記憶に入り込み…気が付いたら…私はその目の前の艦船を撃沈していた…だけど…その艦船は…形や色が違っていたけど…何処か懐かしい感じがしていたから…分からない…ただ分からなかった…それだけしか思えなくなってしまい…私は…力の限りを振り回して…周りは全て敵だって思って…最終的に私は…いえ…あの私は貴方達によって撃沈されて…今の私に戻ったって訳よ。」

リュウカ「…おい…まさか…お前…!!」

リョウカ「…成る程ね…本当に…巡り会うべくして成し遂げた奇跡ですね…確かヤマトさんも…気が付いたら、変な所に出ていましたって言っていたよね?」

超ヤマト「はい…そうです。」

リョウカ「そして…訳の分からないまま撃沈された…その訳の分からない所に関してですけど…それは…大艦隊の真ん中に出ていたのですか?」

超ヤマト「はい…そうです…。」

リョウカ「…そうですか…あのムサシさん…とても言い難いのですけど…恐らく…貴方の最初に撃沈した艦は…ヤマトさん…いえ…大和です…。」

超ムサシ「……!!」

リョウカ「そしてですけど…ヤマトさん…貴方を撃沈したのは…紛れもなく…貴方を助ける筈だったムサシさんです…ただ、その時は姿はまるっきり違っていましたし…当時の状況からムサシさんは洗脳状態…しかもヤマトさんとムサシさんの姿が全く違っていました…でも…最終的には、そのムサシは…私達とヤマトさんと協力して…何とか撃沈…これでおあいこです…だからもう争わず…仲良く生きて行きましょうね?更に下の妹の…キイさんもいます…。」

超ムサシ「うん!」

超ヤマト「ありがとうございます…!」

リョウカ「さて…あ…そうそう…因みにだけれど…実はハレカゼとヤマトさんとムサシさんとキイさんには専用曲が有ります。」

リュウカ「ん?どんなだ?」

リョウカ「はい、まず…ハレカゼとムサシは…【ハイスクール・フリート】からの曲で…曲名は…【High Free spirits】って曲名です、流れる条件は勿論あります…それは…【最終ラウンド且つハレカゼ又はムサシが覚醒形態又は最終形態に移行している】の以上が達成されると流れて来ます…因みにハレカゼとムサシは特殊で…例え…ハレカゼが臨時融合で…ハレカゼ大和になっても…ハレカゼ大和ムサシになっても…ハレカゼ大和ムサシキになっても…後者の方が達成されればその曲が流れて来ます…ちなみヤマトとキイも同様にそのハレカゼとムサシが条件を満たした状態なら、問題なくその曲が流れて来ます…まあ私達には聞こえないけどね…。」

リュウカ「ほう、そうか…だが最後の言葉が無きゃ良い話しだがな…まあ事実だからしょうがない…。」

リョウカ「次にヤマトとキイは…【宇宙戦艦ヤマトシリーズ】で…詳しい曲名は分からないけど…確か…【宇宙戦艦ヤマトのテーマ】だったかな…?それが基本的に流れて来ます、流れる条件は基本的にありません…ただ…その場にヤマト又はキイが居れば流れて来ますが…先程のハレカゼとムサシが先程の条件を満たした場合…強制的にそっちの曲に変更されます…勿論…私達を差し置いてね…。」

リュウカ「そうか…意外にも何故かムサシやハレカゼの方が優遇されているな…。」

リョウカ「そうかもしれないですね…だってそもそもその曲は最終決戦に相応しそうで…形勢逆転のテーマになってもいますからね…私達の中でこの曲は実に良いですよ?」

リュウカ「成る程な…ある意味で姉に勝る妹って所だな…。」

リョウカ「でも逆に言えば…条件を満たさない限りはヤマトさんとキイさんが優先されて流れて来ます…ただし…一度でも条件を満たせば問答無用で変更されて…以後決着が付くまではこの曲が流れ続けます…ポジションで言うと…モンハンの英雄の証って言う曲ですね…。」

リュウカ「分かった…。」

リョウカ「それじゃあ最後ですけど…【艦船ドリフト】って知ってますか?」

リュウカ「何だそりゃ?」

リョウカ「簡単に言えば…ほら、車でドリフトするのが有るじゃないですか?あれを…艦船でやってみる感じの行動です。」

リュウカ「おぅ…てかそれって車と艦船って根本的に違うだろ?そもそも、艦船ドリフトをやってのける奴何て居るとでも…」

リョウカ「居ますよ?実際にやったのは…【宇宙戦艦ヤマトと…超戦艦日本武尊…戦艦ミズーリ…航洋駆逐艦晴風…】その他色々…の以上が艦船ドリフトをやりました。」

リュウカ「マジかよ…てか殆ど戦艦じゃねーか!」

リョウカ「ええ、そうですね…まあ1番有名なのが…戦艦ミズーリによるドリフトですね…とある地球外生命体の軍団との最終局面において攻撃を避けて…カウンター攻撃をする為にやった行為です…これがキッカケに…【戦艦ドリフト】って新しく呼ばれるようになりました。」

リュウカ「成る程な…。」

リョウカ「でも…戦艦ドリフトの初代は、宇宙戦艦ヤマトですけどね…2番目が超戦艦日本武尊です。」

リュウカ「…だろうな…だが戦艦ドリフトって呼ばれるようになったのは…あのミズーリなんだよな?」

リョウカ「ええ、そうですね。」

リュウカ「じゃあ、何故最初に戦艦ドリフトをやってのけたヤマトが有名じゃないんだ?」

リョウカ「さぁ…そこまでは分からないです…何せ昔の話ですから…ドリフトって言う概念自体なかったかもしれないですね…。」

リュウカ「うーむ…なら仕方ないな…で、思ったんだが…何故艦船ドリフトって言うワードが出て来た?」

リョウカ「ええ、実は確認ですけど…今までの話で…私達の艦隊で…艦船ドリフトってやっている艦は居ましたっけ?」

リュウカ「そうだな…いや…居ないな…。」

リョウカ「そうですか…ちょっと残念ですね…。」

リュウカ「まさかだと思うが…超要塞級の誇る艦船ドリフトをやろうと思ってないだろうな?」

リョウカ「え?ええ、やろうと思っていますよ?」

リュウカ「はぁ…言っとくけどな、ヘマして撃沈やら死ぬ様な無様な失敗はするなよ?」

リョウカ「ええ、分かっていますよ?あ…因みにだけれど…確か原作では晴風も一応ドリフトをして武蔵にラムアタックを仕掛けました、勿論武蔵は止まったけど…それが原因かどうか不明ですけど…港に着いて全員が退艦したと同時に沈没しました。」

リュウカ「おっふ…やっぱりドリフトって危険じゃねーか?」

リョウカ「うん、確かに艦船ドリフトは有名だけれど…見ている側は楽しそうに見えるけど…実際には生死が掛かっている土壇場な場面で掛けた行動みたいな物です…おいそれと簡単に出来る事じゃありませんよ。」

リュウカ「そうか…。」

リョウカ「さてと…そろそろ締めましょうかな。」

リュウカ「そうだな。」

リョウカ&超ヤマト『それじゃあ…』

リュウカ&超ムサシ『次回も…』

全員『見て下さい!(見てくれよな!)』









【続く】


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イノベーター事件編:第2章【EX】決戦!イノベーター!
第13話 最終決戦!!神森大連盟国VSイノベーター…!!【前編】


ふむ?これがあらすじっと言う物かの?…まあ良い、我はマザーリョウカだ…リョウカからこの世界線の前回についての事は聞かされている…だから簡単に纏めれば…この世界線のバンとやらがアングラビシダスに優勝させるべく奴らが頑張って何とか優勝させたって所だな…まあ取り敢えず見るが良い。


(…えーっとリョウカです、一応補足です…時間は一応このすばの世界線から戻って来た…って言う所です…まあ時間は戻しましたけど…あ…もう一つ、遅くなってごめんなさい…それじゃあ今回も見て下さいね!)


リョウカ達が長い年月を掛けて…ようやくこの世界線に戻って来て…そうそう時間を戻して…色々と準備を進めた…そう…例の襲撃作戦に備えて…及びに戦争に備えてもいる…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…色々と疲れますね…でも頑張らないと…。」

 

リュウカ(幻想)「リョウカ…何度も言うが絶対に無理はするな…まあ今回の作戦は最悪お前抜きでも普通にどうにか出来る事だ…別に休んでも良いぞ?」

 

リョウカ(幻想)「ううん…大丈夫ですよ…私だって、みなさんを守りたいですから…。」

 

零月「リョウカちゃん…。」

 

めぐみん(着いて来た…尚服装は変えてある…)「お師匠様…。」

 

リョウカ(幻想)「みなさん…そんなに心配しなくても大丈夫ですから…気にしないで下さい。」

 

リュウカ(幻想)「だが…此処に戻って来ていきなり作戦変更で…イノベーターとの総力戦を仕掛ける…本当に大丈夫なんか?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫です…だからこそ、今までたっぷりと時間を掛けてまで力や規模を広げましたから…。」

 

カズマ「そうか…。」

 

 

そして、リョウカ達が準備してると…

 

 

バン「お〜い!来たよ!」

 

カズ「よ!来たぜ!」

 

アミ「来たわよ。」

 

 

どうやらバン達がやって来た様だ…

 

 

リョウカ(幻想)「みなさん、来ましたか…。」

 

バン「ああ…いよいよ…。」

 

リョウカ(幻想)「明日です…ただ、本当に申し訳無いって思っています…作戦は変更です。」

 

バン「え!?作戦決行の前日に変更!?」

 

カズ「おいおい…大丈夫なんか?」

 

リョウカ(幻想)「本当に申し訳無いって思っています…ただ、私達の動きの変更だけの報告ですよ…貴方達の作戦そのものには変更は無いです。」

 

アミ「……ねえまさかだと思うけど……貴女達……【イノベーターと戦争をする気なの?】」

 

リョウカ(幻想)「……やっぱり貴女には見破られますか……そうですよ…私達は、完全にイノベーターを壊滅させる気でイノベーターに対して完全に戦争を起こします…その方が後々バンさん達も楽になれる筈です…。」

 

バン「え…!?そ…そんなの危険過ぎるよ!!幾ら君達だからって!」

 

リョウカ(幻想)「だからこそ…私達は、長い年月を掛けて再び此処に戻って来ました…今度の私達は今までよりもっと強いですよ…それに私達に…強力な仲間や家族も増えましたからね…。」

 

カズ「でもよ…やっぱり真正面から攻めるのは不味くねぇか?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、分かっていますよ…だから、私達本体組とこの世界の分身組は貴方達について行き…作戦のサポート及び主力戦力として動きます。」

 

リュウカ(幻想)「ただし、イノベーターとの決戦の地はどうしても海堂邸になるがな…なんせ総大将の海堂の爺さんも居るしな…。」

 

バン「あ…そっか…ん?と言う事は…まさか?」

 

 

 

ギチギチ…!シャキン…!

 

 

バン達全員『……!!』

 

リュウカ(幻想)「……そうだ…確実に仕留める気で攻める…イノベーターの奴らに総大将がやられたって知れ渡れば…少なくとも少しの間はイノベーターは大混乱になり…指揮系統が可笑しくなる…その時の間だけお前らは狙われなくなるだろう…。」

 

アミ「ちょっとそれって…法的に大丈夫なの?」

 

リュウカ(幻想)「安心しろ…能力で何とかして…更にはカバーストーリーも用意してある…ストーリーの内容は…『海堂に対して酷く恨んでいる者による大量暗殺事件が起きた。』……って事にしておくか…『原因不明の事故によって大量の死傷者が出た。』…ってなりに世間に流すさ…って、このくだり…前にもした様な気がするな。」

 

アミ「………。」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが…もう止める事は出来ん…もう既に俺達の軍は動き出している…作戦決行その時まで現場にて待機する事になっている…後は俺達待ちだ…。」

 

バン「……そう……。」

 

リョウカ(幻想)「……みなさん……私達だって本当はそんな事はしたくないって事くらい充分に理解してます…でも…本当に申し訳ないって思っていますし…イノベーターの中には大切な家族が待っている者や…良い人だっています…そう言う人達は殺さずに…逃がしたり保護したりもします…。」

 

リュウカ(幻想)「ただし、とことん性根が腐ってる奴や相当なクズには容赦はしない………まあそう言う感じだ……だが、お前らは絶対に俺達見たいにはなるな…良いな?」

 

バン「…ああ…分かった。」

 

リュウカ(幻想)「さて…準備が出来るまでもう少し掛かる…そうだな…おーい!オウカ!」

 

オウカ(幻想)「なーにお父さん?」

 

バン達全員『え!?』

 

リュウカ(幻想)「どうしたお前ら?そんなに驚いて?」

 

カズ「そりゃあ驚くだろ!いつからお前らは親になったんだ!?」

 

リョウカ(幻想)「そうですね…まあ数年前に別の世界線で子供を産んで…立派な親になりましたよ?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、実際に産んだのは3人だが…オウカはまあ特殊だな…詳しい事は言えんが…。」

 

アミ「ちょ…ちょっと待って!産んだって…まさか…リョウカちゃんが…産んだの?その身体で?」

 

リョウカ(幻想)「あ…うん…確かにそうだけど…実際に見た方が早いですね。」

 

 

リョウカは、そう言うと…大人リョウカになった…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…こんな感じですね…二人目と三人目はね…一人目は、さっきの状態でやりましたから…凄く痛かったですよ…まあ、この身体でも痛いものは痛いです…。」

 

バン「へぇ…そんな事が出来るのか…。」

 

 

そしてリョウカは再び元の大きさに戻った…

 

 

リョウカ(幻想)「まあ、あの姿は一時的な物ですよ…能力で強制的に成長させてるだけなのでね……結構疲れますよ。」

 

アミ「そ…そうなの…なんか…ごめんね。」

 

リョウカ(幻想)「まあ、あまり気にしないで下さいね…さてオウカちゃん、私達はもうちょっと掛かりそうだから…みなさんと一緒に修行を手伝ってあげてもらえないかな?」

 

オウカ(幻想)「うん!良いよお母さん!」

 

リョウカ(幻想)「ふふふ…良い子ですね…後で行きますね。」

 

オウカ(幻想)「はい!それじゃあ行こう!みなさん!」

 

バン「あ…ああ!」

 

 

バン達はオウカに連れられて修行に向かった…

 

 

……そして…とうとう作戦決行日…リョウカ達とバン達は、リョウカ達の家の会議室にて最終確認を行なっている…

 

 

リュウカ(幻想)「集まったな?それじゃあ今日行う…【海堂邸襲撃作戦及びイノベーター殲滅作戦】の最終確認を行う。」

 

拓也「…先日連絡を受けたが…本当に真っ向からイノベーターとやり合う気か?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、だがやり合う目的は勿論陽動にも関係あるが…さっきも言ったが俺達の行動は完全にイノベーターを叩き潰す目的で行動を行う…無論、最悪の場合は敵の生死は問わない…そしてだが、この国の首相とは既に連絡は入れて許可は入れてある…この作戦中は一般市民の安全は保証はされる筈だし…余計な邪魔が入る事は無い筈だ。」

 

バン「え!?首相と連絡した!?どうやって!?」

 

リュウカ(幻想)「ん?言わなかったか?俺達はそもそも立場的には首相よりは遥かに上だって説明した筈だが?無論だが、連絡先ぐらいは容易に知っている…まあやろうと思えば今此処で全国のトップの奴らに電話会談を行う事だって容易い事だぞ?」

 

拓也「つくづく君達の凄さが伝わるな…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、だからこそ俺達の正体を知る事は最重要機密事項だからな…幾ら世界のトップの者でも俺達の正体を知るのは片手で数えれる程しか知り得ない事だ…無論…俺達の情報漏洩は国家反逆罪物だぞ?無論世界のトップの奴らも容易に逮捕が出来る。」

 

カズ「怖え…。」

 

リュウカ(幻想)「言っとくが…あの海堂の爺さんも俺達の正体は知らない…がだ…俺達の正体を探ろうとするわ…俺達に喧嘩吹っ掛ける大馬鹿者だ…まあ良ければ逮捕して刑務所に打ち込む方が最善の策だが…最後まで抵抗するなら始末する予定だ…。」

 

檜山「なるほど…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、俺達の大規模な攻撃を行う所は二箇所…先程言った【海堂邸…んでダム湖に偽装してあるイノベーター研究基地】その二箇所を俺達は総力戦を掛ける…無論、この超要塞となっている…この家と…超要塞国家となっている俺達の国の防衛設備…それらを用いて支援攻撃を行う。」

 

カズ「え!?どうやって支援攻撃するんだよ!?場所関係的には…かなり離れてる筈だぜ!」

 

アミ「ええ…確かにそうだわ…どうするの?」

 

リュウカ(幻想)「ふ…俺達を舐めたら困るぞ?何せ、俺達が手によりを掛けた国だぞ?精度や性能…その他色々と有るが…俺達が言うから問題無い…つい最近に大改造やら魔改造済ませてある…だから…この本国に何処に居ようとも…どっかの国や惑星に逃げようとも…迎撃距離外に逃れる事が出来ないぞ?まあ流石に木星まで逃げられたら無理だが…最低射程距離はな…。」

 

カズマ「つくづく凄まじく強化されたなぁ…。」

 

めぐみん「ええ…そうですね。」

 

バン「そう言えば前々から思ったのだけれど…この人達は?」

 

リョウカ(幻想)「はい、つい最近まで別の世界線で…そこで仲間にしました…まあ弟子ですし、家族でもあって…特殊部隊の一員です…今回の作戦に必要な人達なのでね。」

 

カズマ「まあ、そう言う訳だ宜しくな!」

 

めぐみん「こちらこそ宜しくお願いしますね。」

 

バン「ああ!宜しくな!」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが…この二人はLBXは使わず…携行武器による戦闘を行う…まあカズマの場合はな…めぐみん、一応言っておくが…今回は室内戦闘がメインだと思った方がいい…だからミニエクスプロージョンで我慢しろ…ああ、ただ許可は出しておく…最終的に爆破しないといけない所も出てくるからな。」

 

めぐみん「分かりました…あ、そう言えばダクネスやアクアは?」

 

リュウカ(幻想)「いや、不参加だ…って言うよりも作戦に参加が出来ないんだよ…アクアの場合はそもそも相手が生物であればの話で…相手が機械となると相性が悪過ぎるし…ダクネスの場合は肉壁と言っても…同じく機械だが、相手は化け物性能で…必殺ファンクションの攻撃一発もらえば大怪我負うから駄目だ…んでお前ら二人が選ばれたのは、単純にどの敵に対して有効な攻撃方法を持っているし…足もそこそこ早い…だからこそのお前らだ。」

 

カズマ「そうか…。」

 

めぐみん「そうですか…残念です。」

 

バン「そう言えば、さっきミニエクスプロージョンって聞いたけど…何の事?」

 

リュウカ(幻想)「ああ、お前らは魔法は知っているな?」

 

アミ「うん、なんかファンタジーっぽい様な感じの物かな?」

 

リュウカ(幻想)「まあ、ファンタジーなのは間違いないが…根本的に違う…まあ極端に大雑把に簡単に言えば…こいつらの世界線の専用で放てれる必殺ファンクションって所だな…無論、その世界線で何もチャージ無しで必殺ファンクションを連発出来る物も有れば詠唱が必要な奴も有る…って所だな…まあお前ら風で言うなら…その世界線の魔法=必殺ファンクションって奴だ…さっきめぐみんに言ったミニエクスプロージョンも魔法の一種で…爆裂魔法の一種…簡単に言えば、エクスプロージョンを室内用に放つ為に攻撃範囲や爆破範囲を縮小させた物だ。」

 

バン「そうなんだ…。」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが、めぐみんは爆裂魔法系しか使えない…無論、誤射で味方に打ち当たる事も有るから気を付けろよ?」

 

カズ「分かったぜ。」

 

リュウカ(幻想)「カズマ、あのレールガンがちゃんと持っているな?」

 

カズマ「おう、バッチリだぜ。」

 

バン「…レールガン?どう言う事だい?」

 

リョウカ(幻想)「はい、カズマさんに量産型ですけど…私達が扱う銃火器の中で普通に扱えれる方の最終兵器のレールガン…量産型携行用ゴットアースレールガンをあげました…あげた理由は、軍師並みの頭脳を持っていれリーダーシップを持っています…だから持たせています。」

 

リュウカ(幻想)「んで、お前のスキルの狙撃能力で…超超遠距離からの支援攻撃をしてもらう。」

 

カズマ「分かったぜ。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、言い忘れたが、フルチャージで撃つなよ?俺達も居るからな…それに下手に殺害はしない事になっている。」

 

カズマ「おう。」

 

リョウカ(幻想)「さて、大体の紹介は済んだ所で、そろそろ本題に戻りますよ?」

 

リュウカ(幻想)「分かった。」

 

リョウカ(幻想)「さて、貴方達には前世と同様に同じ所から海堂邸に侵入して…山野博士を救出して脱出する事です…そして、私達は…いえ、正確には…私達本体組とこの世界線対応の分身組は、海堂邸真正面から大規模な軍を率いて突撃し……一気に制圧攻撃を実行します…そして他の分身組はもう先に向かってはいますけど…例のダム湖に扮したイノベーター研究施設を強襲し、制圧する事です…後…恐らくどちらかに【灰原ユウヤ】って言う人が実験体にされている筈だから必ず救出する予定です…まああくまでも予定です…居なかったら本当に何処に居るのか探さないといけないです…でも、私達には探す時間が無いです…。」

 

バン「そう…。」

 

リョウカ(幻想)「……言っておきますけど、恐らくこの作戦の成否が掛かる要点は…貴方達…勿論私達もだけど…と…作戦開始時の突入タイミングです…。」

 

拓也「どう言う事だ?」

 

リョウカ(幻想)「はい、実はだけどこの作戦はある意味で即興です…だから一発勝負って所で…練習も一切してないです…それに敵の情報も皆無に等しいです…ただ、分かっている事は…総大将である…海堂義光さんの使用LBXの情報だけです。」

 

リュウカ(幻想)「ああ、お前らも経験した事があるだろうが…奴の扱う…【月光丸】と言うLBX…今回は前世と違って確実に生身の状態の方の海堂の爺さんの操る月光丸を確実に勝利する事が目的となるだろう…無論、奴の操作技術はまあ今のお前らが束になって掛かれば普通に勝てると思うが…単独となると…幾ら今のバンと言えども苦戦は確実…しかも幾らゴットLBXだからと言って、奴の放つ必殺ファンクションを喰らえばタダでは済まないぞ?」

 

バン「ああ、分かっている…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、俺達もその時は参加するだろう…最悪は俺達がそこまで到達するまで耐久しとくのも有りだ…ただ、一応はお前らは俺達の弟子だ…修行の一環として…まあ俺達が到達する前月光丸を撃破出来たなら凄い事だと思うぞ?」

 

バン「…確かにそうだな…良し!やってみよう!」

 

リュウカ(幻想)「さて、問題なのは…俺達がどのタイミングで攻撃開始するかだ…無論だが、失敗条件として…海堂の爺さんを逃したら駄目だ…必ず撃破する事だ…だとしても…海堂邸から先に攻撃すれば…研究施設から増援がわんさか来るだろうし…逆に研究施設からやれば…海堂の爺さんも堪らず確認の為にそっちに行ってしまう可能性が高く…んで最悪更に強化される可能性がある…んで考え付いたのが同時に攻撃だが…そうしてしまえば今度は逃亡の可能性が出て来てしまう………だったら戦争起こさなければ良くね?って思うだろうがそうはいかん…俺達の最大目標は…海堂の爺さん…そう海堂義光の完全無力化する事…そうすればイノベーターの奴らの頭を喪う…これで奴らの士気をガクンと唯下がりにさせて…体制が整う…又は士気が回復し切る前に…一気に壊滅させる…これが…イノベーター殲滅作戦の内容だ。」

 

拓也「なるほど…確かに義光はイノベーターのトップに居る奴だ…もしやられた事を知れば一気に士気が下がり大混乱となるな!」

 

檜山「そこを一気に制圧する…なるほどな。」

 

リョウカ(幻想)「逆に…もし、しくじれば一気にこっちが不利になります…あちらの戦力が強化された挙句…こちらの行動がバレて…迂闊に行動出来なくなり…そこを一気に叩かれて壊滅させられてしまいます…だからこの作戦は私達にとって存亡がかかった大作戦です…失敗は許されないですよ…。」

 

カズ「そう言われると物凄くプレッシャーが掛かるな…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ最悪の場合…海堂邸の場合にはめぐみんの攻撃で一気に海堂邸を消滅させる…イノベーター研究施設は…流石に核は使わんが…それと同等の兵器を使って一気に消滅させる…無論敵は全て死ぬ。」

 

バン「あくまでも失敗しそうだって思ったら?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ…だが最終手段だ…出来れば使いたく無い。」

 

拓也「なるほど…いや待て、俺達はどうなる?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ…その時は私達がなんとしてでも貴方達を生きて無事に脱出させますから安心して下さいね。」

 

アンクロ(幻想)「所で僕達はどう行動するんだい?」

 

リョウカ(幻想)「…最悪の事態に備えて、私達の拠点をマザー一家と共に守って下さい。」

 

アンカ(幻想)「……ええ、分かったわ…勿論、貴女達の娘達もこの身が死んでも守ってあげるわ。」

 

リョウカ(幻想)「ありがとうございます…。」

 

リュウカ(幻想)「後は、そうだな…もしもの時の最終手段の攻撃準備をしてくれ。」

 

アンクロ(幻想)「分かったよ…それで、核と同等の兵器って言ったら…【N2兵器かい?】」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、本当は使いたくなかったが仕方ない…本作戦において…全兵器の使用制限は解除する…無論最終兵器も禁断兵器も使ってくれても構わん…ただし、それらを使うのは俺達が失敗しそうだって事が判明し連絡が行った時に限る。」

 

アンクロ(幻想)「了解だよ…ま…成功を祈るよ。」

 

リョウカ(幻想)「はい…あ、一応だけど…マザー一家の方で本体組を私達本体組の方に向かわせてもらいましょうか…防衛の方は分身組でもどうにかなります。」

 

マザーリョウカ(幻想)「む?我の出番か?」

 

リョウカ(幻想)「うん、私達の力を最大限に発揮する為に手伝ってくれませんか?」

 

マザーリョウカ(幻想)「う〜む…良し分かった、我々の恐ろしさをイノベーターとやらの愚か者に…絶望とやらを叩き付けて…捻り潰してくれるわ!!フッハッハッハッハッハ…!!ハーッハッハッハッハッハ…!!!」

 

マザーリュウカ(幻想)「おいおい、付け加えるなら…血祭りに上げてやる…も追加した方がいいんじゃないのか?まあどっちでも構わんが…どっちにしろ奴らには消えてもらうだけだ!!ヒッヒッヒ…!!ヒャハハハハハハハハハ…!!!」

 

カズ「…なあ…コイツら大丈夫なんか?ってか誰?」

 

リョウカ(幻想)「大丈夫ですよ…多分…それとマザー一家…は、元々は私達が今まで敵対していたマザーコアって言う能力で私達同様の存在を誕生させて…それがマザー一家って言う事になりました…あ…勿論闇マザー一家も有りますよ?ただ…どれも超が付く程の好戦的で…敵であれば真っ先に食らい付きますね…。」

 

バン「そ…そうなんだ…。」

 

リュウカ(幻想)「まあ、流石にラージャンよりはかなりマシな方だ…が超攻撃的な家族って感じだ…流石に邪神と言うだけあるな…因みにだが…俺達の神森一家の場合は…超バランス重視で…闇神森一家は超バランス重視及びに超サポート重視型…マザー一家及び闇マザー一家は…超攻撃型と超防御型と超スピード型…って言う感じだな……。」

 

拓也「そうなのか…。」

 

リョウカ(幻想)「……お姉ちゃん。」

 

リュウカ(幻想)「何だ?」

 

リョウカ(幻想)「今の時間は?」

 

リュウカ(幻想)「え?ああ…えーっと…【16:50】だ。」

 

リョウカ(幻想)「…作戦決行開始時刻まで…後少しですね…さて、そろそろ行動に移しましょうか。」

 

バン「…いよいよか…。」

 

カズ「本当に緊張して来たぜ…。」

 

アミ「大丈夫…なんだよね…。」

 

リョウカ(幻想)「…さて、作戦会議は終わりです…みなさん!出撃準備ですよ!」

 

全員『おう!(はい!)』

 

 

 

リョウカ達は、いよいよ作戦決行の時がやって来て…出撃準備を進めた…そして出発の直前…

 

 

リョウカ(幻想)「…オウカちゃん…ハナカちゃん…レイカちゃん…ユウカちゃん…。」

 

オウカ(幻想)「どうしたの?」

 

ハナカ「どーしたの?」

 

レイカ「お母さん?」

 

ユウカ「大丈夫?」

 

リョウカ(幻想)「…お母さん達…ちょっと大変な仕事に行って来るからね…だから、少しだけ抱いても良いかな?」

 

オウカ(幻想)「うん、良いよ。」

 

 

リョウカは、娘達四人を抱いて…

 

 

リョウカ(幻想)「…それじゃあ…行って来るね…良いね?絶対に家に居るのよ?」

 

娘達全員『はーい!』

 

リョウカ(幻想)「……ふふふ…本当に良い子ですね…それじゃあね……。」

 

 

リョウカは、娘達にはバレぬ様に涙を流しながら娘達と別れた……最愛の娘達を守る為に…本当の平和を守る為に…リョウカ達は戦争に向かって行った…そして…リョウカ達とイノベーターと壮絶な戦いが始まろうとしていた…果たして勝つのはリョウカ達か?果たしてイノベーターか?それは誰にも解らない…リョウカ達に勝利の祝福を…

 

 

 

 

 

 

【続く】




※注意今回は何時もの後書きコーナーはやりません…皆様のご期待に答えれず申し訳ありません…


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第14話 最終決戦!!神森大連盟国VSイノベーター…!!【後編】

どうも…私は、零月…前回のあらすじを簡単にまとめると、あの襲撃作戦の最終確認の会議をしたくらいかな?それじゃあ今回もみてね。


……夜…町の方は完全に静まりかえっていた…何故なら首相の発令した緊急非常事態宣言によって…一般市民は家内に待機する様になっていた…そんな中で、海堂邸に向かう…超要塞級を誇る装甲列車の大艦隊と飛行する艦船の大艦隊が…堂々と道路を進軍していた…(因みにバン達は、予定通りに動き出している…)

 

 

ゴゴゴゴゴ…!!

 

 

【装甲列車艦隊:総旗艦:ヤマト:ブリッジ】

 

 

リョウカ(幻想)「目標地点までは?」

 

兵士隊長1「は!このペースだと、後30分後には到達します。」

 

リョウカ(幻想)「分かりました…それじゃあ別動で動いている方に無線を。」

 

兵士隊長2「は!」

 

 

ザーッ…ザーッ…

 

 

リョウカ(幻想)「聞こえますか?」

 

バン『あ!リョウカか?』

 

リョウカ(幻想)「ええ、そうです…そっちの方は?」

 

拓也『ああ、予定通りに地下道に潜入した。』

 

リョウカ(幻想)「早いですね…ただ海堂邸に潜入はもう少し待って下さいね?私達が突撃して少し経ったら侵入して下さいね…私達の方は後30分後に海堂邸に到着します。」

 

バン『分かった。』

 

 

ブツ…ザーッ…ザーッ…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、次はイノベーター研究施設側の方に。」

 

兵士隊長2「は!」

 

 

ザーッ…!ザーッ…!

 

 

リョウカ(幻想)「聞こえますか?」

 

リュウカ(忍者)『お!その声はリョウカか!』

 

リョウカ(幻想)「そうですよ、お姉ちゃん…そっちの方では何か動きは?」

 

リュウカ(忍者)『いや、今の所は何も動きは無い…。』

 

リョウカ(幻想)「そうですか…そっちの方ではもう襲撃の準備は?」

 

リュウカ(忍者)『おう!バッチリだぜ!後はお前らの指示待ちだ。』

 

リョウカ(幻想)「そうですか、分かりました…こっちはもう少ししたら海堂邸に到着します…そうですね…後約30分後に到着ですから…その5分前になったら再び連絡を入れます…そして、その通信後は通信回線を開いたまま待機して下さい。」

 

リュウカ(忍者)『分かった、とりあえず連絡を待つ。』

 

リョウカ(幻想)「はい、もし何かあったら直ぐに連絡を入れて下さいね。」

 

 

ブツ…ザーッ…ザーッ…

 

 

リョウカ(幻想)「……さて、連絡は入れた事ですし…全艦の無線を全て開いて。」

 

リュウカ(幻想)「あいよ。」

 

リョウカ(幻想)「……みなさん、聞こえますか?全軍に通達します!本作戦の成否は私達に掛かっています!!勿論失敗すれば私達は一気に壊滅します…そうならない為にも!私達は死力を尽くして本作戦に当たろうと思います!!みなさん!!私達の大和魂を見せてあげましょう!!」

 

全軍『おおおおおおぉぉぉ…!!!!』

 

リョウカ(幻想)「全艦!!旭日旗と不動明王旗と絶対神の旗を全て掲げよ!!本作戦に私達の存亡が掛かっていると思って下さい!!」

 

全軍『は!!』

 

 

そして、リョウカの激励のお陰で全軍の士気が最高に高まり…全艦に旭日旗と不動明王旗と絶対神旗が掲げられた…

 

 

25分後…

 

 

ザーッ…ザーッ

 

 

リョウカ(幻想)「聞こえますか?」

 

リュウカ(忍者)『おう、聞こえるぜ!』

 

リョウカ(幻想)「予定の時間です…さて、私達の方も間もなく到着します…だから私達と同時に攻め込みますよ。」

 

リュウカ(忍者)『了解!んじゃあ無線はそのまま開いとくぞ。』

 

リョウカ(幻想)「ええ…あ!見えて来ましたよ…海堂邸が…。」

 

 

リョウカ達の攻め込む所の海堂邸が見えて来た様だ…やはり夜のお陰か物々しく物騒な要塞っぽく見える…いや要塞だが…

 

 

キィィィィ…!!

 

 

リョウカ達を乗せたヤマトは、一旦海堂邸前に止まり…

 

 

リョウカ(幻想)「さて、到着ですよ…さて此処からです…バンさん達の方は?」

 

兵士隊長2「は!どうやらまだ待機中の様です!」

 

リョウカ(幻想)「そうですか…それじゃあ…そっちのみなさん!突撃の準備は出来てますか!」

 

リュウカ(忍者)『おう!バッチリだぜ!』

 

リョウカ(幻想)「それなら良かったです…じゃあこれより作戦決行のカウントダウンを開始します!0になったら全軍突撃しますよ!!」

 

全軍『了解!』

 

リョウカ(幻想)「…5!4!3!2!1!……【0!!作戦開始!!全軍!!一斉攻撃開始せよ!!】」

 

全軍『了解!!』

 

リュウカ(幻想)「全航空機!!発艦しろ!!それと、キラードロイド軍を出撃させろ!!」

 

兵士隊長3「は!!」

 

リョウカ(幻想)「先ずは先制攻撃です!!ヤマトさん!!急速発進!!そのまま入り口をぶち破って突撃です!!」

 

ヤマト「了解です!!ヤマト!!急速発進!!ブースター点火!!」

 

 

キュィィィィィィン…!!!ゴォォォ…!!!ゴゴゴゴゴ…!!!ボォォォォォォ…!!!

 

 

いよいよ、襲撃作戦と殲滅作戦が開始された…

 

 

敵サイドでは…

 

 

ビィィィ…!ビィィィ…!

 

 

?「何事だ!?」

 

?『しゅ…襲撃です!!本館に…大量の襲撃者です!!』

 

?『ほ…報告です!!研究施設に…!!未確認勢力が攻めて来ました…!!』

 

?「何だと…!?状況はどうなっている!」

 

?『は!こちらも対処はしているものの…!相手が圧倒的に強すぎで…しかも圧倒的な数で攻めて…!!な!?て…敵が!!うわぁぁぁぁ…!!!』

 

 

ザーッ…!!

 

 

?『研究施設側の連絡が途絶!!』

 

?「一体…何者だ…?目的は判明しているのか?」

 

?『は!…!!先生!本館の方の敵の動きは…貴方様の所に向かっております!!』

 

?「…まさか、狙いは儂か…!……良いだろう…この館に攻め入る愚か者供に…儂自ら出る!」

 

?『…!!それでは…!!…!!て…敵せ…(バババババババババ…!!)』

 

 

ザーッ…!!

 

 

どうやら、敵の方は一応パニックになってはいた…

 

 

リュウコ(幻想)「ショータイムだ!!ハッハッハッハッハ…!!!」

 

 

バババババババババ…!!!

 

 

敵1「ぐわぁ…!!」

 

敵2「ぐぉ…!!」

 

敵3「な…何て奴だ…!!」

 

 

シュゥゥゥ…!!!ドォォォォン…!!!

 

 

零月「行って!レイチェル・エゼルディア!!」

 

 

ダッ…!!シュシュシュシュシュ…!!ビィィィ…!ビィィィ…!

 

ピキィィン…!!ドォォォォン…!!

 

 

斬駆「ヒャハハハハハハハハハ…!!!暴れろ!暴れろ!ハッハッハッハッハ…!!!」

 

 

キィィィィ…!!ザシュ…!!ザシュ…!!

 

 

ドォォォォン…!!

 

 

マザーリョウカ(幻想)「ハッハッハッハッハ…!!!見ろ!!敵がゴミの様だ!!」

 

マザーリュウカ(幻想)「おい、それはよくに言う何処ぞの大佐の台詞ではないのか?…ま…どうでも良いか!ウリィィィィィィ…!!!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ…!!!貴様ら程度は足元に及ばん!!」

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

海堂邸の方はリョウカ達が圧倒的に有利な状況を作っており…悉く敵を圧倒して行っている…

 

 

一方バン達の方は…

 

 

ジリリリ…!!

 

 

バン「どうやらやっているみたいだ!!急ごう!!」

 

カズ「ああ!」

 

アミ「ええ!」

 

ジン「ああ、こっちだ!!」

 

 

バン達の方も順調に先に進んでる様だ…

 

 

更に一方で研究施設側は…

 

 

ドォォォォン…!!ドォォォォン…!!

 

 

?「た…助けて…!!ぐわぁ…!!」

 

?「ひ…ひぃぃ…!!ぎゃぁぁ…!!」

 

 

バババババババババ…!!!

 

 

ワイバーン『ギシャァァァァァァ…!!!』

 

ミノタウロス『オオオオォォォォォォォォ…!!!』

 

 

ブォォン…!!ズガァァァァァン…!!!

 

ドォォォォン…!ドォォォォン…!

 

 

リョウカ(このすば)「順調です!!一気に攻め込みますよ!!」

 

リュウカ(ハンター)「やってやるぜ!!おらぁ…!!」

 

 

ブォォン…!!ピキィィン…!!ズガァァァァァン…!!

 

 

敵供『うわぁ…!!!』

 

 

イノベーター研究施設の方も圧倒的な勢力で制圧を続けている…

 

 

さて…一気に数十分後…バン達の方は、とうとう例の所に辿り着き…それと同時に…

 

 

ドォォォォン…!!!

 

 

リョウカ(幻想)「あら?みなさん?」

 

バン「あ!君達もやってきたのかい!」

 

リュウカ(幻想)「おう、意外と弱かったぞ?まあ…数だけは立派だがな…。」

 

リョウカ(幻想)「…まあ修行に関しては結局は同時だけど挑んでもいない…まあ仕方ないけど…まあ今回は相手が相手です…私達も戦いたいですね…義光さんとね…。」

 

カズ「結局やるのかい…。」

 

リュウカ(幻想)「んで?どっからどう見ても奴は此の先にいるな…。」

 

ジン「ああ…お爺様はこの先に居る筈だ…ただ、僕の出番はここまでだ…後は任せるぞ。」

 

バン「ああ…ありがとう、ジン。」

 

 

そしてジンは作戦から撤退して行った…

 

 

 

リュウカ(幻想)「…やれやれ、どうやら空気だけは読む様だな…この門は…。」

 

バン「え?…!!いつの間に!!」

 

カズ「何だ?この門は?」

 

リュウカ(幻想)「お前らはゲームは知っているだろう?んでゲームの中では必然的にボスが居るって事は分かるだろう?」

 

アミ「確かに居るわね…まさかこの門は?」

 

リョウカ(幻想)「ええ、この先に確実にそのボスがいます…この門は強敵の門…まあこれはグレートが高い方ですけど…最後の門には及ばないね…。」

 

リュウカ(幻想)「まあとりあえず開けるぞ。」

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

リョウカ達は、その開いた門を潜って行った…

 

 

ギィィィ…!!ズズゥゥゥン…!!

 

 

バン「……!!閉じ込められた!」

 

リュウカ(幻想)「そう言う設計だ…確実に勝利するか、負けない限りは絶対に永遠に出れない様になっている…無論、他の所からは出られない…門の力で結界又はバリアーを貼られていて…絶対に出られない様になってる…さて…来てやったぞ…海堂の爺さん?」

 

?「ふむ…お前達が例の侵入者か…ほう…面白い…山野バンに…お嬢様達か…なるほど、勝てない訳か…。」

 

リュウカ(幻想)「ほう…知っている様だな…まあ俺達もお前の正体は完全に分かっているがなぁ…イノベーターから総帥みたいな扱い受けてる海堂義光?いや…イノベーターの総大将か?」

 

義光「ほう…。」

 

リュウカ(幻想)「さて、お前のやっている事は国家反逆罪と国家転覆罪だ…今大人しく捕まってくれたら軽くしてやっても良いが…お前も武士だろう?そう簡単に降伏はしないって事くらいは想定済みだぞ?」

 

義光「ふむ…良く分かっておるな…。」

 

リョウカ(幻想)「さて、もう誰の邪魔は入りませんよ?勿論…貴方の護衛の人達もね…今この部屋は完全に閉鎖されました…。」

 

義光「ふむ…そうか…。」

 

リュウカ(幻想)「さてと、同じこの戦争の総大将同士…一騎打ち…って言いたい所だが…お前が相手をするのは俺達のじゃない…俺達の弟子三人と同時に戦ってもらおうか。」

 

バン「……。」

 

リョウカ(幻想)「…バンさん、カズさん、アミさん…出番ですよ…リベンジを果たしてみて下さい。」

 

バン「…!!ああ!分かった!」

 

義光「ほう…これは都合が良い…まさかお主が出て来るか…。」

 

リュウカ(幻想)「言っておくが…もしもの時の為だ…俺達も直々にこいつらのサポートとして出陣させてもらおう…ただし、俺達が動くのは…弟子達を敗れたらな…それに…あまり俺達の弟子を舐めるなよ?こちとらお前を打倒する為に様々な修行はさせてあるし…対月光丸専用の対策はしてある…。」

 

義光「ふむ…良かろう…来るが良い。」

 

 

そして、安定と信頼のDキューブが設置された…【地形:崩壊都市】(何故に崩壊都市?)

 

 

バン「行け!ゴットオーレギオン!」

 

カズ「GO!ゴットアキレスディード!」

 

アミ「行け!ゴットパンドラ!」

 

リョウカ(幻想)「それじゃあ行きますよ!指示は頼みますね!」

 

リョウカ(ダン戦)「はい!任せてください!」

 

リュウカ(幻想)「うっしゃ!行って来るぜ!」

 

リュウカ(ダン戦)「ふ!しくじるなよ!」

 

義光「行くが良い!月光丸!」

 

 

そして、それぞれ準備が出来て…いよいよ決戦の時が始まった…

 

 

【第2章[EX]最終ボス:最終ラウンド】

 

 

VS【海堂義光:使用機体[月光丸]通り名:イノベーター総帥(総大将)】

 

 

戦闘方式【アンリミテッドレギュレーション】

 

 

勝利条件【月光丸の撃破】敗北条件【味方の全滅】

 

 

推奨BGM:作品名【イースシリーズ】曲名【Termination(クロニクルver)】

 

 

地形【崩壊都市】

 

 

【FINAL ROUND】

 

 

【バトルスタート!】

 

 

 

ダッ…!!

 

 

戦闘開始と同時にバン達は一斉に動き出した…

 

 

義光「ほう、早いな…。」

 

バン「はぁぁ…!」

 

 

シュ…!!ガキィィン…!!

 

 

義光「ふむ…中々の威力…一回でも直撃を受けたら不味いな…だがそこが面白い所だ…。」

 

 

バキィン…!!ズサァァァ…!!

 

 

バン「っく!」

 

カズ「バン!っく!当たれ!!」

 

 

ピュゥン…!ピュゥン…!ピュゥン…!

 

 

義光「ふむ、中々の狙いだな…だが…、」

 

 

シュ…!ガキィィン…!!

 

 

カズ「な!!叩き切った!?」

 

アミ「なら!!これならどう!!」

 

 

ダッ…!!キィィン…!!

 

 

義光「ふむ…!中々早いな…!…が…、」

 

アミ「…!!ここよ!!はぁぁ…!!」

 

 

シュ…!!ガキィィン…!!

 

 

アミ「嘘…!?」

 

バン「普通に防がれた!!」

 

義光「ふ…所詮はまだまだ若造…甘いな…。」

 

リョウカ(ダン戦)「なるほどね…確かにまだまだ未熟かもしれません…でも…私達の弟子を…甘く見ないでって言いましたよね?…さて、みなさん!そろそろウォーミングアップはこれくらいで良いでしょう!そろそろ決着を着けてみて下さい!」

 

バン「…そうだな!行くぞ!みんな!俺達の力を見せてやる!」

 

カズ「おう!行くぜ!」

 

アミ「ええ!」

 

義光「ほう?今度はどう攻めて来るかな?」

 

バン「…リミッター解除!行け!オーレギオン!」

 

 

ピキィィン…!!ゴォォォ…!!

 

キィィン…!!

 

 

義光「何…!?」

 

 

ガキィィン…!!ズサァァァ…!!

 

 

義光「っく!!なるほど…!!そう来たか…!!」

 

カズ「おっと!俺達も忘れるなよ!!リミッター解除!行け!アキレスディード!」

 

 

ピキィィン…!ゴォォォ…!!

 

ピュゥン…!ピュゥン…!ピュゥン…!

 

 

義光「む…!!」

 

 

ガン…!ゴン…!

 

 

義光「むぅ…!やはり凄まじい威力じゃな…!」

 

アミ「まだよ!!リミッター解除!!行け!パンドラ!」

 

 

ピキィィン…!!ゴォォォ…!!

 

ッダ…!!キィィン…!!

 

 

義光「な!?早い…!!」

 

 

ザシュザシュザシュザシュ…!!

 

ジリジリ…!!

 

 

義光「く…!中々やるな…!!ならば儂の恐ろしさを見せてやろう!必殺ファンクション!」

 

CCM『アタックファンクション:【月花乱舞】』

 

リョウカ(ダン戦)「さて、来ましたよ!みなさん!ここが正念場ですよ!避けてみなさい!」

 

 

シャキン…!!ザシュゥゥ…!!ザシュゥゥ…!!ザシュゥゥ…!!

 

 

月光丸から放たれた正に死を呼ぶ桜みたく…桃色の斬撃の光波が飛ばされて来た…

 

 

バン「はぁぁ…!!」

 

カズ「うぉぉ…!!」

 

アミ「はぁぁ…!!」

 

義光「……!!何…!?」

 

リュウカ(幻想)「…ふ…流石だな…お前ら…トドメだ!!お前ら!!」

 

リョウカ(幻想)「制限解除!!みなさん!【ファイナルアタックファンクション】を使って下さい!!」

 

バン「ああ!行くぞ!みんな!」

 

カズ「おう!」

 

アミ「ええ!」

 

バン&カズ&アミ『ファイナル必殺ファンクション!!』

 

CCM『リミッター解除:ファイナルアタックファンクション:【三位一体】』

 

 

ピキィィン…!!ゴォォォ…!!ッダ…!!キィィン…!

 

 

義光「……!!?」

 

 

シュ…!!ズガァァァァァン…!!

 

キィィン…!!ザシュザシュザシュザシュ…!!

 

ゴォォォ…!!ピュゥンピュゥンピュゥンピュゥン…!!

 

 

バン達の放ったファイナルアタックファンクション…三位一体とはよくに言う、フォーメーションアタック系のファンクションだ…三人と三機の息の合った連携攻撃によって敵を撃滅する…無論だが、このフォーメーションアタックは…完全に息が合ってなければまず成功しないし…失敗=誤射で味方殺し…に成り得る…だからこそ完全に息が合う程の連携と絆が必要な技だ…そして、その技が義光に操る月光丸に完全な形の三位一体が炸裂し…

 

 

ピキィィン…!!!ドォォォォン…!!!

 

 

……義光の月光丸が完全に破壊された…

 

そして、バン達とリョウカ達は、義光を追い詰めた…

 

 

義光「馬鹿な…儂が…負けたのか…?」

 

リュウカ(幻想)「そうだ、お前は完封無きまでに敗北した…ただそれだけの事だ…お前も男で武士だろう…もう大人しく負けを認めろ…もう世代交代だ…確かにお前は強い…だが、今となればお前以上に強い奴はゴロゴロわんさか居る…お前はただ強いって思い自身が最強だって思っていて天狗鼻を伸ばしていただけだ…。」

 

義光「……そうか…どうやら儂は、その天狗鼻を折られたって言う訳じゃな……。」

 

リュウカ(幻想)「………そうだ…もう世代は次世代に動き出している…そしてお前の犯した罪もいずれはバレる事だった……もうこれだけ言えば分かるだろう?」

 

義光「…………そうか……そうだったか……ふ…久々に感じたわい…この感覚を……これほどまでに充実した戦いをさせてくれて感謝するぞ……。」

 

バン「…ああ、良い戦いだったよ…。」

 

義光「………分かった……儂の……いや…儂らの…【敗北だ…。】」

 

リョウカ(幻想)「…分かりました……それでは義光さん…貴方を国家反逆罪及びに国家転覆罪で逮捕します…。」

 

 

ガチャリ…

 

そして…義光は敗北を認めて…その手に、手錠がはめられた…

 

 

その後、海堂邸及びにイノベーター研究施設は完全に陥落し…更に海堂義光が敗れ去り…逮捕されたと言う情報が流れて…一気にイノベーターの残党がパニックに陥り…計画通りにその残党狩りは行われて…作戦開始から、約一週間…イノベーターは壊滅した…勿論だが、灰原ユウヤや山野博士は無事に頬されて、病院に運ばれた…因みに世間に流した事と言うと…【謎の集団イノベーターが海堂邸とダム湖を襲撃した後消息不明になり…後にその謎の集団は軍によって壊滅された】…と言う情報を流したらしい…(因みにだが、例の最新医療技術であるオプティマと言うのはちゃんとどうにかしたらしい…)

 

 

【海堂邸襲撃作戦及びイノベーター殲滅作戦:結果報告】

 

 

・本作戦の内容は…山野博士と灰原ユウヤを救出して…イノベーターの総大将…海堂義光を倒す事と海堂邸及びにイノベーター研究施設を襲い…完全制圧し…イノベーターを殲滅する事…そう言う内容を行い…無事に成功した…無論情報操作はちゃんとしてあるとの事…更には、義光に関する真実を公開し…世間復帰が出来ない程に大打撃を与えた上で…刑務所送りにしてもらっている…

 

 

【最終被害報告】

 

 

敵:死傷者:【多数】

 

 

味方:【被害無し】

 

 

【重要報告】

 

 

・尚陥落した海堂邸及びに研究施設は何とリョウカ達の手により買収され…新規一転し…新たなリョウカ達の拠点として立ち上げた…

 

 

…以上が報告内容だ…

 

 

作戦完了から…更に1週間後…リョウカ達とバン達は何時も通りの修行を…していたのだが…

 

 

バン「ん?」

 

リョウカ(幻想)「どうしましたか?私を見て?」

 

バン「…いや…ちょっと言いにくいのだけれど…お腹…出てないか?」

 

リョウカ(幻想)「え?……あ…本当ですね…。」

 

カズマ「ん?待てよ…この流れってまさか!」

 

リュウカ(幻想)「ああ……なあリョウカ、苦しくはないのか?」

 

リョウカ(幻想)「え?あ…そうですね…最近ちょっと身体の様子が可笑しいな…って感じてますね…。」

 

カズマ「って!それってどっからどう見ても【妊娠してるだろ!!これ!!】」

 

バン達全員『…えええええぇぇぇぇ…!!!?』

 

めぐみん「お…お師匠様が…妊娠…!!あ…ど…どうしましょう!!」

 

アミ「ねぇ!それよりも…リョウカちゃんのお腹…さっきから少しずつだけど…大きくなって来てるわ!大丈夫なの!?」

 

リョウカ(幻想)「……不味いですね、ここまで大きくなると…強制成長能力は使えないです…って言うよりも…使えないです。」

 

カズマ「は?どうしてだ?」

 

リョウカ(幻想)「実は、最近だけど…定期的に私の能力は生存に最低限必要な物以外はオフにしてあって…尚且つメンテナンスを行なっています…だから使えないです…。」

 

カズマ「あ…そうなのか…。」

 

リョウカ(幻想)「みなさん、今日の修行は中止です…アルテミスまでは…後どれくらいですか?」

 

バン「えーっと…後3カ月位だよ。」

 

リョウカ(幻想)「…じゃあ2カ月の間…修行は各自個人で自由にやって下さいね…それまでは休止です…。」

 

アミ「分かったわ…。」

 

めぐみん「…お師匠様…あの更に大きくなってませんか…!?大丈夫ですか!?」

 

リョウカ(幻想)「……っ!!……すみません…私はこれで失礼しますね…。」

 

バン「あ…ああ…お大事にな!」

 

アミ「立派な子を…無事に産んでね…。」

 

リョウカ(幻想)「うん…。」

 

リュウカ(幻想)「んじゃあな…ほら、行くぞ…。」

 

 

そして、リョウカはリュウカに抱き抱えられて…そのまま部屋に連れて行き…

 

案の定だが…その日の夕方に…新たに一気に四人の命に恵まれた…

 

 

神森リョウカが【四人の子を出産!】

 

 

1:【神森天華(アマカ)】

 

2:【神森地華(チカ)】

 

3:【神森無華(ムバナ)】

 

4:【神森零華(レバナ)】

 

 

…以上が四人の名前だ…これで計8人もリョウカとリュウカの子供となったのだ…(いや、幾らなんでも産みすぎじゃね?って思ったら負けなのはお約束…)

 

 

そして、一カ月経過…

 

 

リョウカ(幻想)「ふぅ…復帰ですね。」

 

リュウカ(幻想)「…まあ…その…今回は俺が悪かったな…。」

 

リョウカ(幻想)「何言ってるんですか?こうして4人もの命に恵まれたじゃないですか?良い事ですよ?」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…さて、こっからが大変だぞ…。」

 

リョウカ(幻想)「そうですね、まあ余計に負けられないですね…私達は既に夫婦なのですから、娘達の為にも頑張らないとね。」

 

リュウカ(幻想)「そうだな…。」

 

アマカ「あぅ…。」

 

チカ「ぶぅぅ…。」

 

ムバナ「えへへ…。」

 

レバナ「すぅ…すぅ…。」

 

リョウカ(幻想)「…癒されますねぇ…。」

 

リュウカ(幻想)「そうだなぁ…。」

 

リョウカ(幻想)「さてと、それじゃあ私は用意して来ますからね…何時もの様に見ててね。」

 

リュウカ(幻想)「あいよ。」

 

 

…そう言う感じで、今リョウカ達は平和を堪能していた…無論だが、まだ後2カ月後に控えてるアルテミスと言う大会には参加しないといけない…さて、そのアルテミスで勝つのは誰かはまだ誰にも分からない…リョウカ達の旅はまだまだ続く…

 

 

 

 

 

 

【第2章[EX]:完】

 

 

 

【続く】




最高神達の兵器紹介コーナー 第7話


リョウカ「どうもです!リョウカです!あ、本体です。」

リュウカ「お馴染みのリュウカだぜ!言っとくが同じく本体だ。」

マザーリョウカ「フハハハハ!我はマザーリョウカ!って痛い痛い!こら!我のほっぺを引っ張るな!」

マザーリュウカ「ぶ!ハハハハハ!いい気味だぞ!む?我はマザーリュウカだ!って!こらこら!そこにしゃぶりつくな…!」

リョウカ「すみませんね…あ…今私達は、赤ちゃん抱えていますけど…気にしないでいつも通りに紹介して行きたいと思います。」

リュウカ「冷静だな。」

マザーリョウカ「はぁ…!はぁ…!むぅ…酷い目に逢った…。」

リュウカ「で、今回紹介するのは?」

リョウカ「はい、今回紹介するのは【月光丸】です。」

リュウカ「あ〜…確か海堂の爺さんが操っていたLBXか?」

リョウカ「はい、義光さんのLBXで…見た目は純白の武者っぽい感じで…そのLBX専用の刀型のブレードを装備しています…勿論得意の必殺ファンクションは、【月花乱舞】です…内容は、月下の中で…桜花が舞う様な感じで三連続の斬撃を飛ばすと言う内容です…尚、メタい事を言うと…どんな地形だろうと…この技が発動すると強制的に演出上の関係で、月下の中に桜花が舞う様な演出が発生します…例え水中の中だろうが…挙句…砂漠の地帯だろうが…トドメに火山地帯だろうがこの演出です。」

リュウカ「確かにな…それにかなりメタいな…まあそれを言うなら他の奴もそうなんだがな。」

リョウカ「そうですね…後、忠実を言うと…この義光さんが扱う月光丸と戦うのは…アニメ版とゲーム版でも共通で2回です…ただし、生きている状態の義光さんと戦えるのは最初の一回だけです…最後の一回はアンドロイドです。」

リュウカ「そうか…。」

マザーリョウカ「…?アンドロイドって何だ?ロボットの一種か?」

リョウカ(幻想)「ええ、間違いじゃないですけど…厳密にはサイボーグの一種ですね…サイボーグで代表って言えばみなさんのお馴染みの…ター◯ネー◯ーが代表ですね…アンドロイドはその市販…なのかどうか分からないけど…サイボーグを更に精密に…人間っぽくを強調した感じですね…。」

マザーリュウカ「ほう…面白い存在だな…。」

リョウカ「あ…因みにだけど、義光さんが扱う方の月光丸で…世間では…その義光さんが扱う方の月光丸が先程の必殺ファンクション…月花乱舞を当てた際に…何故かみなさん揃って…【9999】…って言います。」

リュウカ「9999…?何の数値だ?」

リョウカ「はい、それの正体についてですけど…実は…ゲーム版の方で、先程言った生きている方の義光さん…つまり第1戦の時…一定以上月光丸にダメージを与えると強制的にこの月花乱舞が発動し…必ず全滅します…その時のダメージが…【9999】…です。」

リュウカ「はぁ!?9999って言うのはこう言う事なのか!?」

リョウカ「はい、勿論…この戦闘は強制敗北イベントです…だから、義光さんの扱う方の月光丸が月花乱舞を放って直撃すると…この9999って言うのが多く出て来ます…ある意味で敬意を込めて言っていると思いますね…因みに、強制敗北イベントで…ダメージ数値が出て来るのはこの戦闘だけです…もしかしたら…ゲーム版の最強の敵キャラって言ったら…この生きている方の義光さんの月光丸だって崇められていると思いますね…だって生きている間の義光さんに誰も勝ってもいないのですからね。」

リュウカ「なるほどな…確かにある意味で最強って呼ばれても可笑しくないな…。」

リョウカ「ええ…そうですね…さてと、キリが良いのでそろそろ締めましょうか…娘達の事も有りますしね。」

リュウカ「だな。」

リョウカ&リュウカ『それじゃあ…』

マザーリョウカ&マザーリュウカ『次回も…』

全員『見て下さい!(見てくれよな!)』





【続く】


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最終決戦編:最終章 神威島決戦!オペレーション:ワールドエンド!
第15話 淵森母神一家の帰還!神威島へ…そして淵森母神ワールド建国!


どうもです、お馴染みのリュウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば…私達はいよいよ海道邸に攻め入る準備を整えて海道邸に襲撃……敵を蹴散らしながら海道の元へ辿り着き最終決戦に挑んで無事に勝利しました……その後はイノベーターを燻り出して次々と逮捕に成功……海道邸襲撃作戦は成功に終わった……って感じですね……それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【ダン戦シリーズ】曲名【三位一体(OPver)】

 

 

 

………あれから更に5年が経過した………

 

 

【淵森母神一家】

 

 

リョウカ(本体)「さてとどうしたものかな………。」

 

リュウカ(本体)「どうしたの?」

 

リョウカ(本体)「依頼の件ですよ……もう残った依頼がもうダン戦の世界線だけとなってしまった訳です……他は別の時間軸の私達のお陰で解決したりとか……私の暴走でその世界線の消滅……とかでもう残る所は此処だけです……まあ唯一生き残った所ですね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……行ってみます?」

 

リョウカ(本体)「行きますか………久々かどうかは分からないけどね行ってみましょうか。」

 

 

と言う訳で全員が集い……話し合いの末に数週間の準備期間末にその世界線へと向かった……

 

更に到着して一行は彼等と久々に再開した………

 

 

 

バン「やあ!久々だな!」

 

カズ「ほんと久々に会う気がするぜ…。」

 

アミ「ええ、そうね。」

 

リョウカ(本体)「まあね……とは言っても私はみなさんの知る私じゃなくて……みなさんの知る方の私は…、」

 

母核リョウカ(本体)「私ですよ。」

 

バン「え?また分身なのかい?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?分身じゃなくてね…詳しく言うと長くなるけど……直球に言えば私は別の世界線での最後の宇宙戦争にて寿命が来て……それで最後の手段を用いて転生の儀式を行った訳で……それに伴い前世の私は事実上死亡し……代わりに私とお母さんと別々で産まれた訳です……っが私の方は大部分の昔の記憶が失ったのですがお母さんの方がその失った全ての記憶持ってる訳です……。」

 

バン「……そう…なんだ……。」

 

檜山「複雑だな………。」

 

拓也「しかし結果的に言えば一応は助かった訳か?」

 

リョウカ(本体)「そうなる訳ですね……さてです、とりあえず再開出来たのは良しとして……今回来たのは…もう残る依頼と言うよりかは……生き残った世界線がこの世界線だけなので本格的に動こうと思ってます……他の世界線は別の時間軸の私達が大いに暴れに暴れて無理矢理解決したりつい最近私の暴走によって世界線が消滅すると言う緊急事態が起きて……その結果が現在残る依頼で生き残った世界線は此処だけと言う訳です。」

 

アミ「あ……そうなんだ……。」

 

リョウカ(本体)「とは言え私はさっきも言った様にもう此処で起きた事はもう何も覚えていない……だから聞きたい、今どれ位経った?」

 

バン「ああ、実はな君達が去ってもう何年も経過してるんだ…。」

 

母核リョウカ(本体)「じゃあ、と言うとアルテミスとかは?」

 

アミ「ええ、史実通りバンが優勝したわ。」

 

母核リョウカ(本体)「じゃあ、ブレインジャックとかの事件や衛星の件は?

 

バン「それも全て解決した……後ミゼルの一件もな……。」

 

母核リョウカ(本体)「そっか………貴方達は本当に強くなった訳ですね……。」

 

バン「ああ。」

 

リョウカ(本体)「じゃあ…ひょっとすると……もう神威島の事件が起きるのでしょうか?」

 

母核リョウカ(本体)「だと思うよ?」

 

檜山「確か神威島の事はバンから聞いたが……ワールドセイバーが関わってるんだったな……。」

 

母核リョウカ(本体)「その通りです、その内の1人…セレディ・クライスラーがやって来る筈……とは言え……私達は平和が良いのでね…ならばいっそ、ワールドセイバーの全幹部が一挙に集まる程の事をしでかして誘き寄せますか……私達と言う存在をチラつかせば如何に奴らとは言え簡単に食い付く……そして一気に叩きのめすのですよ。」

 

拓也「なるほど……確かに君達の実力は理解出来るが奴等の戦力は未知数だぞ?しかも場合によっては……そこの住民や生徒にも被害が出るのでは?」

 

母核リョウカ(本体)「でしょうね……そこで………バンさんにみなさん……あの人達って呼べれますか?あのブレインジャック事件以来の仲間達のみなさんですよ……。」

 

バン「あ…ああ、分かった…けど少し時間をくれないか?」

 

母核リョウカ(本体)「良いですよ。」

 

 

……数日後……

 

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、集まって頂いてありがとうございます……改めてですが、知らない方々も居るので……私は神森リョウカです……一応本国の大統領みたいな立場です。」

 

ヒロ「貴方がリョウカさんにみなさんですね!初めまして!僕は大空ヒロです!」

 

ラン「私は花咲ランよ、押忍!」

 

ジェシカ「私はジェシカ・カイオスよ、ジェシカで良いわ。」

 

アスカ「ウチは古城アスカだ、宜しくな!」

 

リョウカ(本体)「はい、ありがとう……さてですみなさん……早速で申し訳無いけどみなさんにはこれを授けます……今後戦う為には必須なのでね。」

 

バン「あ〜…ゴットLBXだね?」

 

リョウカ(本体)「ええまあ、とは言え私達相手には物凄く力不足かもしれないけどね……。」

 

バン「あっはは……。」

 

 

 

と言う訳でヒロ達にゴットLBXを支給した……

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、みなさんの実力は戦わなくとも充分に理解してます……とは言えまだみなさんには私の実力はまだ理解出来てはいない……そこで……私VS大量の全種類のゴットLBXをそれぞれ数千京機の大群及びゴットキラードロイド&ゴットラージドロイドの全種類それぞれ数千兆機ずつ……とガチで遣り合います……。」

 

バン達一行『……え!?』

 

 

リョウカとゴットLBXとゴットキラードロイドとゴットラージドロイドとの超の付く大群とガチの戦いを行うと言う事にバン達一行は驚きが隠せなかった……

 

 

バン「ちょ…ちょっと待ってくれ!幾ら君が強いって分かるけど…!そんな大群とタイマンするのか!?」

 

ヒロ「そんな…無茶ですよ!」

 

リョウカ(本体)「まあ見てれば分かりますよ……とは言え準備が必要ですので少し時間を下さい。」

 

カズ「あ…あぁ…。」

 

 

と言う訳で、更に1時間後………

 

 

リョウカ(本体)「さてみなさん、準備が出来たのでこちらに。」

 

バン「分かった。」

 

 

そうしてリョウカはバン達一行を特設戦闘フィールドに連れて行った……

 

 

リョウカ(本体)「此処は急遽用意した、対LBX及び巨大及び超巨大殲滅兵器の超大編隊との戦いに備えて用意した……今回はある意味で試験運用を兼ねてますから……理論上はそれぞれ全種類を数千垓機ブチ込んでも問題無く稼働します。」

 

バン「へ〜…って…!!?あ……あれ…!!」

 

ラン「うげっ…!!?うじゃうじゃ居る…!!?」

 

カズ「アレをお前1人で!?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、ではお母さん。」

 

リュウカ(本体)「うん…怪我はしないでね?」

 

リョウカ(本体)「無論です……さてと始めましょう……トリガー…オン!」

 

 

ピカァァァン……シュゥゥゥゥ…!!

 

 

リョウカはトリオン体になった上でLBXサイズになった……

 

 

リョウカ(本体)『よいしょっと……。』

 

リュウカ(本体)「行けますね?」

 

リョウカ(本体)『勿論ですよ。』

 

ラン「ねぇ?まさか?」

 

バン「ああ、自ら出るのがあの子達の戦い方なんだ…だからある意味でミゼルとは対極の感じだ……ミゼルがLBXと同化してダイレクトに戦うなら…あの子達なら自ら出た上でLBXのパーツを装着して戦うスタイル……まあパワードスーツみたいな感じで戦う感じさ。」

 

アスカ「へ〜…。」

 

リュウカ(本体)「行け!リョウカ!」

 

リョウカ(本体)『っは!』

 

 

シュワッ…!

 

スタッ…!

 

 

リュウカはリョウカを繰り出した……

 

 

 

全敵『………!!!!』

 

リョウカ(本体)「さてと……蹴散らしますよ!エンドノア!!」

 

 

ピカァァァン…ジリジリジリジリ…!!!!

 

 

バン達一行『……!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!

 

ギチギチギチギチ……!!!!

 

パァァァン…!!!!!

 

ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

リョウカはエンドノア形態に移行した……イース事件以来の大規模な戦闘なのか張り切ってるご様子で…解放形態からスタートの様だ…ただしハンデかどうかは知らないが脚の存在が確認出来てない……更に大部分の武装が制限されてるのか…武装の大半や触腕が格納されてる様で…無論両腕も格納されてる様だ…

 

 

バン「んな!?」

 

カズ「で……でけぇ…!!!」

 

アミ「……空間の半分以上も使ってるわね……!」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!』

 

 

ブワァァァァァ…!!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「審判は私が……勝利条件は至って単純…リョウカちゃん側は全ての敵の全滅…そしてそっち側はリョウカちゃんの撃破です……まあ出来ればですがね……それではバトルスタート…!!!」

 

 

審判の合図と供に……リョウカに圧倒的な惨虐な殺戮ショーの開幕したのだった……

 

 

VS【神の機械化大師団軍】

 

 

戦闘方式【アンリミテッドレギュレーション:対大群戦】

 

 

勝利条件【敵の全滅】敗北条件【リョウカ又はエンドノアの何れかの撃破】

 

 

戦闘BGM:作品名【ダン戦シリーズ】曲名【圧倒する敵意】

 

 

地形【対大群戦用:大訓練空間】

 

 

【バトルスタート】

 

 

リョウカ(本体:コア)「先手必勝!薙ぎ払え!」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『オオオオォォォォォォォ…!!!!!!!!』

 

 

キュィィィィン……ドッキュゥゥゥゥゥン…!!!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

バン達一行『……!!!?』

 

 

エンドノアからの先制攻撃のコアから放たれた大出力コアレーザーの薙ぎ払いが群れの中心を薙ぎ払い超規模の爆発を引き起こして…何と初手でLBX軍団を9割壊滅……キラードロイド及びラージドロイドの大群を8割壊滅させた…

 

 

カズ「す……すげぇ…!!たった一撃で……!!」

 

檜山「アレだけ居た大群が壊滅的被害を!」

 

リュウカ(本体)「これでもまだ生温い方ですよ?本当の恐怖はこれからです。」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!

 

ズブズブズブズブ…!!!

 

 

バン「な…!!?急速潜航…!!?」

 

リュウカ(本体)「いいえ、厳密には一体化したのよ……しかも恐ろしい事にね…もし身体の一部が地形の何処かに触れていればそこに瞬時に移動可能な上にそこから現れるのです……しかも真に恐ろしいのは常に存在する触手の大群と内蔵する様々な武装……そして最大級なのが捕食能力ですよ……。」

 

バン「捕食?まさか……?」

 

リュウカ(本体)「ええ、見てれば分かりますよ……。」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ミチミチミチミチ…!!!!

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!』

 

 

ブシャァァァァ……!!!

 

ギュィィィィィィ……!!!!

 

パシパシパシパシパシ…!!!!

 

 

全敵『……!!!?』

 

 

グイッ…ヒュー…!!!

 

ガバァッ…!!!!

 

 

バン達一行『………!?』

 

 

ガッシャァァァン…!!!!!

 

 

……そして最後は背後から現れたエンドノアによるの無数の触手による奇襲で……全ての敵が捕食されると言う呆気ない最後を迎えた……

 

 

【戦闘終了】

 

 

ビィィィィィ…!!!

 

 

母核リョウカ(本体)「戦闘終了!勝者!神森リュウカ!」

 

リュウカ(本体)「まあこんな物ですね……全部リョウカちゃんがやった事ですがね。」

 

 

ピシュン…!

 

 

リョウカ(本体)「まあ、ザッとこんな物ですよ……とは言えかなり手加減はしたのですが……脚や腕や触腕等様々な制限してもコレですか……それで戦闘開始からどれ位経ちました?」

 

母核リョウカ(本体)「えーっと…コレは凄いですね…僅か35秒ですよ。」

 

リョウカ(本体)「う〜ん……やはり様々なハンデをしたらここまで遅くなりますか……まだまだ昇進しないとね。」

 

カズ「おいおい…!アレでハンデ付けた上で遅いって!?マジか!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、マジです…もしお母さんと今と同じハンデを抱えた状態でやれば滅茶苦茶遅いレベルですよ…せめて最低でも1秒以内でやれたらなって思いました……はぁ……相当休んでた分鈍ってしましましたか……。」

 

カズ「いやその理屈おかしいって…!ってかさっきハンデ付けたって言ったな?んじゃあアレが本来じゃねぇのか?」

 

リョウカ(本体)「ええ?見ます?」

 

バン「ああ、見せてくれないか?」

 

リョウカ(本体)「良いですよ……エンドノア。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『…………!!!』

 

 

ピキィィィィン……!!

 

フワァァァァ…ジリジリジリジリ…!!

 

パァァァン…ズズゥゥゥン…!!!!

 

 

バン達全員『………!!!』

 

リョウカ(本体)「あれが通常形態ですよ…さっきのは…弱化形態又は捕食形態…まあついでに張り切って解放形態もなってましたが…これが通常形態ですよ。」

 

バン「さっきよりも巨大…!それに脚や腕…触腕も有るのか…!」

 

リョウカ(本体)「ええ、他にも様々なのも有りますが……とは言え……一応言ってしまえば……直球に言ってしまうと……みなさんじゃあ到底勝てる相手じゃ無い上…寧ろ絶対に勝つ事が不可能な相手ですよ…もし戦う事になったらね……。」

 

ラン「え!?それはどう言う意味なの!?」

 

リョウカ(本体)「ええ、まあ先ず…戦う際の戦闘形式はアンリミテッドレギュレーションは確定尚且つ特殊形式でね?キラードロイド及びラージドロイドとはまた違う特殊形式……所謂レイドボスに該当するのですが……レベルボス系の中では事実上及び間接的にも全てを含めて絶対に勝てない程のヤバい相手……っと少しズレたね……まあ本筋はこう言う事です……先ず確かに今のみなさんなら攻撃は通るでしょうしダメージは与えれる……。」

 

カズ「へ?じゃあ勝てるんじゃあ?」

 

リョウカ(本体)「いいえ?……そう確かに攻撃やダメージは与えれる……それだけです……とある存在以外の攻撃じゃあ攻撃及びダメージも全て事実上完全無効化及び吸収や回復される上に反射されます……更に受けた傷は即座に完全回復されるので絶対に勝てない……何せ……絶対なる終焉と破壊を尽くす始祖の全能の絶対神だからね……そんな相手にその程度の攻撃は最早蚊に刺される何処の話じゃ無いですよ……更に防御だけで無く攻撃面でもイカれてね?先ず全ての攻撃が即死が当たり前……良くて形が残ってのブレイクオーバーか最悪塵も残さずこの世から完全抹消される位悲惨な最期になるロスト以外何者でも無い………。」

 

アスカ「こんなのインチキじゃねぇか…!!じゃあどうすれば勝てるんだ…!」

 

リョウカ(本体)「勿論有りますよ?……破壊と殺戮を司る終焉神なら……その対となる存在も有るのですよ……エンドノアに対抗するにはその対となる存在……ジェネシスをぶつけるしか方法は一切無い……。」

 

拓也「ジェネシス?」

 

リョウカ(本体)「ええ、私とエンドノアが終焉神なら……ジェネシスは始焉神ですよ……始まりの存在と終わりの存在は同じ天敵同士だからね……とは言え……同じ化け物に化け物をぶつける論理とはかなり違うよ……確かにぶつければ勝てるかも知れない……っがジェネシスが勝てるのかと言うのもこれもまた別問題……実力が足りなければ負けますし…実力有っても何も知らなければ当然負けます……完全に運次第ですよ……。」

 

バン「………。」

 

リョウカ(本体)「勿論その逆も有り得ます……もしジェネシスが敵になれば当然私かエンドノアをぶつけなければ当然勝てない……そう言う存在ですよ……寧ろ真の恐怖はもし……ダッグを組まれたらどうなるか………想像してみたらどうです?一方的な蹂躙しか無いですよ。」

 

カズ「わ〜お……そりゃあ怖えな……。」

 

バン「じゃあ……そのジェネシスは一体?」

 

リュウカ(本体)「それは私ですよ?みなさん?」

 

バン達全員『え…!?』

 

リュウカ(本体)「ええ、そうですよ?私です……それに私はつい最近とある事件にてね、私と暴走したリョウカちゃんとの殺し合いもし合いました……結果的に言えば私が勝ったけど私の方も代償で丸1年間昏睡状態でした……そして私とリョウカちゃんにそれぞれ本来のエンドノアとジェネシスが再度宿った訳ですよ……最初はリョウカちゃん側に全く逆の能力が付いたジェネシスと私には同じく逆の能力のエンドノアが宿ってましたからね……とは言えこう言う訳ですよ。」

 

檜山「そんな事が有ったのか……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、みなさん……そろそろ本題と行きましょう……っとその前に…エンドノア…もう大丈夫です…また呼びます。」

 

リョウカ(本体:エンドノア)『………………。』

 

 

ピキィィィィン…パァァァン…!

 

 

エンドノアはそのまま消えて行った……

 

 

バン「消える時は一瞬だな…。」

 

拓也「…それで本題とは…?」

 

リョウカ(本体)「ええ、…と言うのももうこの時期です……恐らくもう間もなくあの神威島の事件が起こる筈です……だからこそ行くのですよ……みなさんでね?因み事前に向こう側の…学園長には私達が来る事や神威島に上陸する許可も得てます……それと事前にその時関わる味方の主要人物の記憶及びLBXも逆行させておきました……ただしLBXに関しては向こう側で支給及び私達特製の物にですがね……。」

 

アミ「へ〜…。」

 

リョウカ(本体)「ただし、私達の扱いは生徒でもなく教師って言う訳でもない…まあ特別教師枠ですね……更にはセカンドワールドにも出撃出来る様に計らってます………ただし、向こう側には伝えてはいますが生徒のみなさんや教師には私達はセカンドワールドに出撃出来る事は一切通知しない様に伝えてます…ただしみなさんは通常通り出撃出来る事は伝えてはいます……だからこそもう既に事前にセカンドワールドに干渉する為の専用のワールドを開発に成功……名前は…【淵森母神ワールド】その名の通りこの私達が済む淵森母神の世界線を忠実に再現したセカンドワールドと同じ代物で尚且つ…向こう側にも一方的に干渉可能な上に行き帰りも簡単……と言う感じのを作りました……。」

 

カズ「それすっげ〜な!良いじゃねぇか!」

 

リョウカ(本体)「ただし、干渉が出来るのは向こう側がセカンドワールドを起動してる間だけです…時間が過ぎれば強制送還されます……それと……向こう側の生徒達及び教師のみなさんにはこの淵森母神ワールドやその伝説等様々な記憶を植え付けてます……設定は……『セカンドワールドにて数週間毎に淵森母神ワールドと言う異空間世界から尋常じゃ無い存在が現れる事が有り…神出鬼没の存在で…無差別に攻撃し……一方的な破壊と殺戮の限りを尽くして行く…しかも向こう側に行く方法は限られた上で片道切符の可能性が高く……生きて帰って来た機体は今まで存在しない。』……と言う恐ろしい設定です。」

 

拓也「確かにそれならピッタリそうな感じだが……。」

 

リョウカ(本体)「まあ伝説ですがね……信じる存在も居れば居ない人も居るでしょうがね……まあ記憶に関しての事も学園長にも伝えているので問題は無いですがやはり……確かに記憶を逆行はさせたけどまだ島に来てないあの人達は対象外だからね……。」

 

バン「もしかして…瀬名アラタ…?」

 

リョウカ(本体)「その通りです、因み事件解決の為にはどうしても彼等を含めて全員が必要ですからね……だから今回は伝説よりも頻度を高めにした上で確実に彼等の元へ行く様にしましょうか……とは言え……多少の恐怖は知ってはもらいましょうか……そう言えばジンさんはもう向こう側で教師をやってましたね?」

 

バン「ああ、そうだが?」

 

リョウカ(本体)「なら……ほんの少し失礼しますね…直ぐに済みます。」

 

拓也「ああ…。」

 

 

そしてリョウカは一度退室して…数分後に戻って来た…

 

 

 

リョウカ(本体)「済みませんね、少々出るまで時間が掛かった様で……とりあえずジンさんにも私達が来る事や及びに出撃出来る事に関しても伝えたけど当然口止めはしてもらいました…。」

 

バン「そっか……。」

 

リョウカ(本体)「出発は1週間後です……それまでは此処でのんびりとして下さい……因みご家族には一応事前に連絡はしましたから問題無いですよ。」

 

拓也「やる事が早いな…。」

 

リョウカ(本体)「まあね……さてと分かってるとは思いますが今回の相手はワールドセイバーです…これまでの相手とは一線を超えた相手……生半可な覚悟では簡単に殺される相手……それに相手の幹部が何人居るのかも一切不明……あ……分からないなら聞いた方が早いですね……お母さんなら知ってますか?」

 

母核リョウカ(本体)「知ってますよ?まあついでです、彼も呼びましょうか。」

 

バン「彼?」

 

 

パチン…!

 

ピシュン…!!

 

 

バン達全員『あ…!!』

 

?「ぬぉ〜…此処は何処だデヨ?」

 

バン「オタクロス!?」

 

オタクロス「ぬお?御主達か!?久しぶりデヨ……しかし此処は何処デヨ?」

 

母核リョウカ(本体)「これはこれはお久しぶりですね?今じゃあ伝説のハッカーとなっているオタクロスさん……いえ……こう呼んだ方が良いですか……【ブレイクハッカージャックのクロスさん?】」

 

バン達全員(オタクロス除く)『……!!』

 

オタクロス「そ…その声は…!し…師匠いや…ボス…!?」

 

バン達全員(オタクロス除く)『え…!?』

 

母核リョウカ(本体)「よして下さいよ…私は貴方に教えれる事を教えたまでですよ……それに貴方も頑張って来たじゃないですか?凄い事じゃ無いですか?今も昔もね……」」

 

オタクロス「いやいや、とんでもないデヨ…ボスが居なかったらワシは存在しなかったデヨ。」

 

バン「え……?どう言う事なの…?」

 

母核リョウカ(本体)「こう言う事ですよ……オタクロスさん…いえクロスさんは元々ワールドセイバーの幹部でね?そして……私が元ワールドセイバーの大ボス…いえ総会長を務めていたのですよ……。」

 

拓也「んな…!?」

 

カズ「お……おい……!」

 

母核リョウカ(本体)「まあ話は最後まで聞きなさい……元々ワールドセイバーの役目は……世界中に存在する暗部の中の暗部でね?表や裏を含めて大統領クラスしか私達の存在を知らない超国家機密の塊の最強の暗部だった……無論その中にはあの海道のおじいちゃんやセレディーさんも居ました……しかし……しかしLBXが正規に広がり始めた時から狂い始めてね?穏便派と中立派と過激派と完全に分断……私やオタクロスさん…もうクロスさんで良いです……クロスさんと海道さんのおじいちゃんやジンさんの以前の夫婦は穏便派でね?平和的に行きたかったですが……過激派であったセレディーさんを筆頭に…中立派であったガーダインさんやあの檜山さんの父さんも中立派から一気に過激派に……そして…………海道のおじいちゃんも過激派にね………そして私達穏便派と過激派と争う事になり……最終的にワールドセイバーは完全に過激派が乗っ取り……私が追い出され……ワールドセイバーが暴走し始めて完全なテロ組織に成り下がった訳で……穏便派の残存勢力を殲滅するべく……あの橋の崩落事故が起きた訳です……。」

 

拓也「……そんな事が……!」

 

母核リョウカ(本体)「………そして私達は命からがら逃げ果せる事に成功した……っが昔の私達には到底乗っ取られたワールドセイバーに勝てる手段が無く別れる事になりました………と言う訳ですよ………。」

 

オタクロス「そう言う事デヨ……最早ワールドセイバーは独裁国家並みの戦力デヨ……。」

 

バン「そうなのか……。」

 

母核リョウカ(本体)「だから今回の事件を利用して一気にワールドセイバーに対する反攻作戦を決行……神威島を決戦の地にして一気に叩く訳ですよ……通称ネズミ取りです……今の私達なら必ず勝てる筈と思います……ワールドセイバーを暴走させた原因の1人がこんな情け無くてごめんなさい……でもお願いです……どうかお願いします……。」

 

バン達全員『……………。』

 

リュウカ(本体)「私の方からもお願いします……。」

 

リョウカ(本体)「お願いです……どうかお母さんの無念を晴らす為に力を貸して下さい……。」

 

バン「……ああ!喜んでやる!」

 

カズ「はぁ、まあこうなっちまった物はしょうがないか……良いぜ。」

 

アミ「良いわよ、それに私達はこのまま引き下がる訳には行かないわ…。」

 

ヒロ「ええ!困ってる人を助けるのがヒーローの役目!やりましょう!」

 

檜山「そうだな、俺も丁度ワールドセイバーに借りが有るからな…キッチリとケジメ取らせる……。」

 

母核リョウカ(本体)「……!ありがとう…ございます…!!」

 

バン「…所で今のワールドセイバーの幹部が誰か分かるのか?オタクロス?」

 

オタクロス「うむ、まあ任せろデヨ…ワシもこうなればとことんやってやるデヨ!」

 

母核リョウカ(本体)「頼みますクロスさん…。」

 

アミ「そう言えば何でクロスからオタクロスって言う名前に変えたの?」

 

オタクロス「うむ、良い質問デヨ…単に名前通りオタクだからデヨ!だからクロスに因んでオタクロス!デヨ!」

 

バン「あ…はは……。」

 

アミ「はぁ…。」

 

リョウカ(本体)「あはは……まあ名前を変えれば多少は誤魔化せるとは思うからね……あ、因みに言い忘れましたが……この本事件を最後に私達は完全にこの世界を発つのでこの拠点は破棄…本来の世界線に帰投させます……。」

 

バン「やっぱりそうか……。」

 

ヒロ「やっぱりって…?」

 

バン「ああ、元々この子達の役目はそう言う事だかな……だから事件を解決したら基本的にもう干渉はしないんだ。」

 

ヒロ「え!?」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です……あくまでも私達は依頼で来ただけ……まあ私達は平和好きだからね……基本的にはやる事済ませたらとっとと帰るのが流儀ですのでね……とは言えお母さんの無念を晴らすのが最優先です……暴走したワールドセイバーに今度こそ終止符を討つのです……。」

 

バン「ああ…。」

 

リョウカ(本体)「………作戦名は……【ワールドエンド作戦】……ワールドセイバー討伐作戦名です。」

 

カズマ「ワールドエンドって必殺ファンクションか何かか?」

 

リョウカ(本体)「まあネーミングセンスはアレですが、無いよりはマシです……それでは予定通り…1週間後神威島に出撃します……各々は此処で自由に過ごすなり出撃準備をして下さい……私達は直ちに出撃準備をして尚且つ作戦準備を進めますよ。」

 

全員『了解。』

 

 

そして1週間後…………一行は神威島へ向けて出撃したのだった……目指す場所は決戦の地…神威島……ワールドセイバー撃滅の為に一行達は覚悟を決めて出撃した……果たして一行の運命は如何に…?

 

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【メタルギアシリーズ】曲名【恋の抑止力(龍華姉妹ver)】



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第16話 淵森母神一家とセカンドワールド!破壊と終焉の司る神よ蹂躙せよ!

どうもです、お馴染みのリョウカです…それじゃあ前回のあらすじを簡単に言えば私達は久々かどうか不明ながらもこの世界線に再び来ました……その時にみなさんと再会しました……そして私達は神威島にてワールドセイバーと決戦を挑む作戦を立案し……その準備や色々としたりしました……後衝撃的なのは元々ワールドセイバーは暗部だった事や総会長だったりオタクロスさんもワールドセイバー側の人間だったのが衝撃的でしたね……こんな感じですね…それじゃあ今回も見て下さい。


OPBGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【三位一体(OPver)】

 

 

 

 

ザザァァン…ザッパァァァン…!!!

 

 

バン「やっぱり君達って改めて凄いって思うよ。」

 

拓也「ああ…まさかこんな大艦隊を所有してたなんてな。」

 

リョウカ(本体)「まあね、元々私達を守る為の存在でしたけど…いつの間にかこうなりました……因みに……やろうと思えば対LBXとの戦闘も出来たりはしますが…小さ過ぎるので通常の近接信管が作動しなかったりもするので専用の信管を用意せざるを得ないがね……。」

 

檜山「それでも充分過ぎる程の戦力だとは思うが…。」

 

リョウカ(本体)「まあそんな事言ってもね…この世界の史実では現在A国が最大級の海軍戦力を保有してたのにLBX1機に呆気なく壊滅させられたと言う話を聞きましたからね……まあ相手は究極のLBXだから分が悪過ぎたがね……究極超兵器級のLBX対A国の誇る最強の大艦隊をぶつけた程度じゃあ天と地の差が有るのですよ……だからさっき言った様に一応は想定はしてます……っが……相手がそんな相手を投入して来たら話は変わりますがね……流石に無様に負けると言う事も無く轟沈するって言う事は無いですが……逆にこっちも相手を撃破出来ない感じになるので引き分け程度でしょうね……。」

 

バン「確かにそうだな……。」

 

郷田「だけどさぁ?コイツに積んでるデッカい主砲なら効きそうだが?」

 

リョウカ(本体)「ええ、確かに効くし破壊は出来るでしょう……っが最早当たり前ですが当たらなければ意味が無い……直撃弾なら希望が有るのですが……それを狙って当てる技術はかなり難しいですよ?小さい上に良く動き回る上こっちは遠距離から撃破したいので……最早超々遠距離から動き回る針の穴を通してみろ…って言うな芸当をしろって言うのと全く同じです直球に言えば能力無しで当てれる確率は限りなく0に近い0ですよ……基本的に爆風でやるのが基本になるでしょうがね……。」

 

カズ「だよな〜……。」

 

リョウカ(本体)「まあ私達の能力込み且つ本艦の持つ全ての能力を解放すればようやく95%以上になります……ほぼ確実に当たるでしょうが残りの5%の引く確率が微妙に高いのが実情なのでね……しかも相当負担が掛かるのでそこまでやる位ならとっとと逃げに限りますよ…それか同じLBX同士をぶつける方がマシレベルです……。」

 

ユウヤ「確かにそうだね……。」

 

アミ「極論を言えばそうなるね。」

 

リョウカ(本体)「ええ、それに下手すれば本艦は超巨大な超豪華な鉄の棺桶とそう変わらないですよ……そうならない様に祈るしか無いですが……とは言え向こうに着いたら神威島付近にて厳戒態勢の状態で待機……専用のレーダーを使って敵が近付いたら私達の元へ即座に連絡……私達の許可が降りて初めて戦闘態勢に入る様に指示を送ってます……。」

 

カズ「戦うって大丈夫なんか?」

 

リョウカ(本体)「まあ出来れば戦いたくは無いですがね……とは言え……敵も強大な戦力……生半可な覚悟で挑む相手じゃない……敵にも究極超兵器クラスの代物が一つや二つ持っても不思議じゃないでしょうに……そんな相手に艦隊で挑めって言うのは艦隊総特攻して死んで来いって言うのも同じなので基本的に私達でやる事になります……。」

 

バン「なるほど……だから俺たちって訳か…。」

 

リョウカ(本体)「そう言う訳です……もう一度確認ですが、みなさんは特別教師の立場で期間として数年は滞在する事になっていて尚且つウォータイムの際には必ずみなさんのうち誰か1人〜6人まで出撃します……ただし私達は出撃に関しては秘匿なのでね…出撃の際には淵森母神ワールドから干渉して出撃……彼等の元へ向かいます……だからもしみなさんの内誰かと鉢合わせても初めて会う未知の存在として演技をして下さい…無論攻略法も一切知らないふりもして下さい……敵を騙すのに先ず味方からと言う感じで行きます。」

 

バン「分かった…あ、でも出撃の際は分かるけど普段は?」

 

リョウカ(本体)「私達は特別教師でも無く特別生徒でもなく……教師でも戦闘でも無い……しかし、私達は淵森母神大連合国の最高権限者としての立場えお利用してみなさんと供に来た国家大統領自ら査察と言う名目で長期間の滞在をする事になったと言う設定ですよ……一応本来の目的を知ってるのは学園長とジンさんだけです…だから他の教師及び生徒には国家大統領が査察目的で此処に来た事にはなってますよ……無論査察目的は本国にも最先端技術の発展の為に是非協力を……って言う内容で学園長から全校生徒及び教員に説明してます……まあこれを良しとする者やしない者も居るとは思いますし……当然私達の正体や行動を探ろうとしてる者も居るでしょうから……だからこそバレない様に普段は分身や別の時間軸の私達で誤魔化して…基本的に私達本体は拠点にて待機……ウォータイムが始まったら行動を開始します……その際に誰が行くかの編成はそちらで決めて下さい……その際のそうですね……指揮官は拓也さん…そして副指揮官はレックスさん…貴方がして下さい……。」

 

拓也「分かった。」

 

檜山「良いだろう。」

 

リョウカ(本体)「そしてバンさんが隊長の立場を務めて下さい…ヒロさんは副隊長です。」

 

バン「分かった!」

 

ヒロ「はい!」

 

リョウカ(本体)「さて言い忘れましたが次の私達の拠点は神威島のお隣に設置しました……とは言えかなり距離は離してます……まあ国を小さくして召喚って言う感じですが……1時間に数本と言うペースの定期便の専用の港を神威島に設置…そこから私達の居る国へ直接来れる様にしました……勿論料金はタダですし何も要らないです……もし何か有ったら来てみて下さい……。」

 

拓也「分かった…それじゃあ衣食住もそこか?」

 

リョウカ(本体)「そうなります、もう既に向こうには説明しました……まあ少し色々と有りましたがね……何とかなりました。」

 

拓也「………済まん。」

 

リョウカ(本体)「気にしないで下さい、貴方と私じゃあ立場の差があり過ぎるからね…こう言う対応も私達にしか出来ないのでね…そこまで気にする事じゃ無いですよ……それに本作戦は全国の首相や大統領も公認させた物ですからね…使える手段はとことん使わせてもらうだけですよ。」

 

ヒロ「やっぱり凄い人達ですね〜…首相や大統領にも簡単にお話しが出来るなんて。」

 

リョウカ(本体)「まあ立場的には私達が一番上だからね…だから私達の言う事が絶対だから今回は止む得ず私達の特有の最高権限者として公認させたと言う感じですがね……今回で終わらせる為にね。」

 

ジェシカ「なるほどね…だからパパも絶対に従う様に指示を出した訳ね……。」

 

リョウカ(本体)「そう言う事ですね……とは言えこの世界じゃあ最初で最後の全国の最高権限者に対する絶対命令でしたがね……それに本事件を最後に私達は完全にこの世界との関わりを断ち切る事も伝えてます……基本的にはもう会う事は無いでしょう。」

 

ラン「そっか〜……残念だね……。」

 

リョウカ(本体)「まあね………とは言え、もしまた依頼が有ればまた来る可能性は有り得ますがね……あくまでも私達は何でも屋……基本的には依頼を受けたら実行するのがポリシーです……やらなくて何でも屋は務まりませんよ……。」

 

バン「………そうだな……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、後どれ位で着きます?」

 

タツハナ「えーっと、このままの速度で行けば明日の朝には到着します。」

 

リョウカ(本体)「そうですか…そのまま進路と速度を維持して。」

 

タツハナ「はい。」

 

兵士総元帥1「あの〜姫様?そろそろお休みになられた方が良いのでは…?此処に来てから碌に休んでいらっしゃらない様ですが…?」

 

リョウカ(本体)「そうですね…此処に来てから忙しかったからね…確かに休むなら今の内ですね…向こうに着けば余り休む暇が無いですからね…私達はね……何せさっきも言った様に公認された作戦だからね……もしかしたら内容が漏れてる可能性も有り得ます……そうなればいつ何処で襲って来るかは一切不明なのでね……常に私達の誰かが見張ってなければいけなくなります……。」

 

バン「そっか………。」

 

兵士総元帥1「姫様…警戒は我々が代わりにやっておきます…今の内に。」

 

リョウカ(本体)「そうですね、それじゃあ後は頼みますね。」

 

リュウカ(本体)「それじゃあ私も。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、ゆっくりお休みなさい…。」

 

兵士総元帥3「……!!姫様!本艦隊に向けて接近する所属不明機を確認!機数1!」

 

リョウカ(本体)「……変ですね、味方は私達と向こう側の人達以外は要請してないですが……。」

 

拓也「と言う事は…まさか…!!」

 

母核リョウカ(本体)「そのまさか…敵ですよ!対空戦闘!!!」

 

全艦『了解!』

 

 

【淵森母神大連合艦隊:戦闘態勢に移行】

 

 

リョウカ(本体)「一応完全に敵かどうかは不明なので…直掩機を直ちに発艦!所属不明機に接触して確認して!」

 

兵士総元帥1「は!」

 

 

リョウカの指示で直ちに直掩機が発艦…所属不明機に向かって行った……

 

 

兵士総元帥3「直掩隊と所属不明機との接触まで残り30分!」

 

バン「……何で俺達の動きがバレたの?」

 

リョウカ(本体)「分からないです……何せ全艦にステルスを起動する様に指示を出した上で欺瞞航路をしてますからね……更に敵味方の識別がし易い様に全国から事件解決後の犯人輸送以外は一切味方を寄越さない様にしてます……もし近付く物は問答無用で敵対勢力として認定した上で撃滅する事になってます。」

 

檜山「問答無用で敵対勢力として認定するって外交問題にならないんじゃないのか?」

 

リョウカ(本体)「そうかもしれないですが、全国供に目的はワールドセイバーの排除ですからね…その為なら手段は問わないから私達は最善の手段を提示して今の状況下になってますよ……だからもしかしたら今近付いて来る所属不明機はワールドセイバーの可能性だって有り得ます……開幕早々に私達の存在がバレる訳にはいかないです……そうなれば作戦が破綻してしまう可能性が極めて大です……だから証拠隠滅の為に連絡される前に直ちに撃滅するのです……。」

 

ヒロ「……そう…ですか……。」

 

リョウカ(本体)「ヒロさん、気持ちは理解します……っが今回は以前に起きた事件以上にヤバいと思いなさい……何せ今回は人も命が何人…何十人……何百人……それ以上の人命の尊い犠牲を払う可能性が有り得るのですよ?以前みたいな人1人や2人等数人程度で済む話じゃ無いです……だから半端な覚悟で挑もう物なら真っ先に殺されますよ?」

 

ヒロ「……!!……はい!」

 

 

そして接触予定時刻になった……

 

 

兵士総元帥4「姫様!直掩隊より入電!『我、所属不明機ト接触…機種巨大ステルス爆撃機型……応答ニ答エナカッタ為撃墜ワールドセイバーノ無人機ト思ワレル……現在帰投中。』…以上です!」

 

母核リョウカ(本体)「無人の巨大ステルス爆撃機……恐らくエクリプス型の派生機ですか……奴らも考えましたか……。」

 

拓也「どうする?」

 

母核リョウカ(本体)「仕方ないですね……直掩隊収容後!全艦急速潜航でこのまま真っ直ぐ神威島へ向かいます!」

 

全艦『了解!』

 

ヒロ「え!?潜るのですか!?」

 

リョウカ(本体)「潜れますよ?それどころか本艦隊はそもそも全地形対応だからね…空だって飛べますし宇宙にだって余裕で行きます…今更水中に潜れる程度は造作も無い事です……。」

 

拓也「それは凄いな…。」

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜……はぁ……やはり少々応えますね……ここまで忙しいとね……。」

 

兵士総元帥3「ひ…姫様!レーダー上に多数の敵機を確認…!形状からして爆撃機と思われます…!数は400!」

 

 

 

ブッツン…!!!

 

 

全員(リョウカ以外)『………あ…。』

 

リョウカ(本体)「く……くくく…!!!そうかそうか……そんなに死にたいか?良いでしょう………お望み通りにしてやろう……タツハナ……VLS解放………弾種…超大型大陸間弾道エネルギーニュークリアエクスプロージョンミサイル…合計1万発……敵機の大編隊及び発進基地に向けて連続斉射!皆殺しにしなさい。」

 

タツハナ「は……はい…!VLS解放!超大型大陸間弾道エネルギーニュークリアエクスプロージョンミサイル!一斉発射…!!」

 

 

ビィィィィィ…!!

 

ウィィィン…ガシャン…!!!

 

ゴォォォォ…バシュゥゥ…バシュゥゥ…バシュゥゥ…!!!!!

 

シュゥゥゥゥ…!!!!!

 

 

敵対勢力が再度現れた事によってリョウカの眠りを妨げた事で完全にリョウカがブチ切れて何とエネルギー核ミサイルを1万発も敵機や敵の基地に向けて発射した……尚事前に直掩隊は大急ぎで帰投に成功した……

 

 

拓也「な……何を撃った…?」

 

リョウカ(本体)「死にたがりに対しての私からのプレゼントですよ……エネルギー核ミサイルの雨でも喰らっときなさい…。」

 

バン達全員『か…核ミサイル…!!!?』

 

 

 

シュゥゥゥゥ…!!!!!!!

 

 

兵士総元帥3「間も無く敵機と核ミサイルがインターセプト!5秒前!4……3……2……1………0…!今……!!!!」

 

 

 

ピキィィィィン…!!!!!

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

先ずミサイルの第1波が敵機の大編隊に命中し消滅させた……

 

 

 

シュゥゥゥゥ…!!!!!

 

 

兵士総元帥3「間も無くワールドセイバーの航空基地と思われる所に到達!5秒前!4………3……2……1………0………ミサイルインターセプト!!!」

 

 

 

ズッドォォォォォォン…!!!!!!!

 

 

兵士総元帥3「………目標…全て消滅しました……。」

 

カズマ「あっちゃ〜……完全にやりやがったな………。」

 

リョウカ(本体)「ふぁ〜……それじゃあ急速潜航してとっとと当海域を離脱して神威島に行きますよ……もう面倒な輩に絡まれるのは御免ですよ。」

 

カズ「……もう怒らせない方が良いな………。」

 

アミ「ええ………怒らせたら躊躇無しで核ミサイルをポンって撃っちゃう様な感じだからね……。」

 

千冬「ああ…怒らせない方が良い……前に眠りを妨げた馬鹿が居てな?そいつに問答無用でデコピンかまして凄まじい勢いで頭から壁に減り込ませる程の事やったからな……まあ滅茶苦茶優しい方だがな……。」

 

アスカ「うわ〜………ヤバいな……。」

 

 

 

その後全艦は急速潜航した上で完全ステルスを起動……神威島を目指した……尚速度を遅めにしたそうだ……何せ先のお陰で余計に長めにリョウカを寝かせる必要が有るのだ……下手に起こしてしまえば大惨事になりかねない故に取った選択だった……

 

 

……そして予定よりも1日遅れで何とか神威島へとやって来た……

 

 

【神威島:神威大門:学園長室】

 

 

母核リョウカ(本体)「大門さん、直接会うのはお久しぶりですね。」

 

大門「ええ、お久しぶりですね……来た目的は分かってるわよ…時期に現れるであろうワールドセイバーと戦う為だね?」

 

母核リョウカ(本体)「はい、みなさんには迷惑や命の危険を晒される事になってしまい申し訳ないです……。」

 

大門「いいえ、大丈夫ですわよ…しかし大丈夫なのですか?此処にワールドセイバーの幹部を誘き出すのは?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、かなり博打です…と言うのも私達と言う存在は表の世界でも裏の世界でも秘匿の存在…強大過ぎる軍事力と戦闘力と資金力と資源…全てに於いて全国が相手になっても返り討ちにする程の存在故に秘匿にしなければならなかった……しかもワールドセイバーは未だに特に元総会長であった私の命を狙ってるでしょうし……此処で暴れてればその力に惹かれてホイホイやって来るか…それか全軍総特攻して来るかのどれかですね……何せ此処に来る最中に未遂でしたがワールドセイバーらしき存在に感知された上に大編隊まで送って来たのでね……。」

 

大門「なるほど、だからあの爆発ですか……貴女様達も中々派手にやるわね。」

 

母核リョウカ(本体)「それは褒め言葉として受け取ります……それでさっき…『貴女様達も』……って言いましたね?と言うと貴方達の方も準備は出来てるって言う感じですか?」

 

大門「ええ、バッチリよ…いつでも行けるわ。」

 

母核リョウカ(本体)「分かりました……さて確か入学式は明日だったね……分かってるとは思うけど出来る限りは史実通りにして欲しいですが……やはり少々手は加えたいので……ロシウスの【法条ムラクさん達】をジェノックに異動命令を出してはくれませんか?それとハーネスとジェノックと最初から同盟を結ばせて下さい。」

 

大門「……!!……一応理由を聞こうかしら?」

 

母核リョウカ(本体)「先ず第1に…これから入学して来る…彼等……そう……アラタさん達には始めから強くなってもらい…尚且つ対ワールドセイバー戦に於いての主力メンバーが欲しいですが………ムラクさん達だけじゃあ到底足りないのでハーネスもジェノックと同盟を結ばせるのです……と言うのもハーネスの司令官は私達と友人なのでね…………っと失礼……最後に……もしワールドセイバーと戦う事になった場合の恐ろしさ……それをみなさんに目の前で味わって貰いたいので……彼等の初出撃の際に…リョウカちゃんが自ら出撃し…彼等の元で大暴れさせます……とは言え出来る限り派手に尚且つ恐怖や絶望感を与えて…目の前で派手に散って逝く様を見せてコレがワールドセイバーの恐ろしさを体感させてもらいます……っが流石に入学式から数日しか経ってないのにロストを早々出すのは忍び無いのでブレイクオーバー程度でやらせますのでご安心を……ただ、パイロットがその後やって行けるかどうかは知らないけどね……ある意味で今回の出撃は煎餅も兼ねてますからね……半端な覚悟でワールドセイバーに挑む馬鹿には呆気なく死ぬ恐ろしさを味わってもらわないとこの先やって行けれないのが実情です……まあ史実の様にロストしたら毒ガスの刑等の処刑は一切しないからどね……特に何もしないから安心して。」

 

大門「う〜ん……分かったわ…そう言う事ならやっておくわ。」

 

母核リョウカ(本体)「ありがとうございます……それと勿論、一応私達から本当の事を言うまでは私達の正体は黙って下さいね?勿論この事はもう既に私達の連れて来たメンバーには伝えてます……だから私達が出撃する事も一切知らない事にしておいて下さい……。」

 

大門「ええ、黙っておくわ…そっちもくれぐれも気をつけてね。」

 

母核リョウカ(本体)「無論ですよ……さてとこれからが忙しくなりますね……一応此処では名目上は大統領自ら長期間の視察と言う事にはなってますからね……はぁ……。」

 

大門「まあ…うん、頑張って。」

 

母核リョウカ(本体)「………あ、そうそう…私達の作ったあの淵森母神ワールドの猛威は生徒のみなさんにはどう思ってますか?」

 

大門「ええ、中々エゲツない事になってるわ…。」

 

母核リョウカ(本体)「そっか、まあ何処はこの淵森母神ワールドはジェノックやハーネスと同盟を結ぶ事になるけどね…ただし今じゃない……今は中立を維持して……時が来たら私達の内誰かがジェノック又はハーネスのいずれかの司令官に接触しに行きますよ………さてと供に頑張りましょう。」

 

大門「ええ。」

 

 

 

母核組のリョウカと学園長である大門と固い握手を交わして…密会が終わった……勿論その後は一行達と再度合流して報告をして……翌日に入学式を実施された……無論彼等も来ていた……更に頼んでた通りに入学式の直後…ムラク達一行が大門による最高権限者による命令によりジェノックに異動……更にハーネスもジェノックと同盟を結んだ……その上彼等含めて前世の記憶も有って尚且つ最終時の機体も所持してるので強くてニューゲームの状態になった………

 

数日後………ジェノックの第1小隊が初出撃した……そうあの一行が動き出した………

 

 

リョウカ(本体)「いよいよ動きましたか……では行って来ますね。」

 

リュウカ(本体)「ええ、気をつけてね…。」

 

 

そしてリョウカは出撃……エンドノア形態になり……淵森母神ワールドを経由して……セカンドワールドに向かった………

 

 

一方で……ジェノック第1小隊と言うと……ギガントの壁の攻略戦をしていた……

 

 

アラタ「何か久々に此処に来たな〜!」

 

ヒカル『ああ…何故僕達含めて何もかもが逆行したのか分からない。』

 

ハルキ『しかしそれに意味が有るとすれば一体何を…?』

 

アラタ「あ〜…!分かんね〜…!まあけど今こうしてみんなとこうして一緒に行動出来るだけで嬉しいぜ!」

 

ヒカル『はぁ…まあ確かにそうだな。」

 

ハルキ『ふ…そうだな……良し!行くぞ!第1小隊!突撃!』

 

アラタ「おう!」

 

 

そして第1小隊はギガントの壁に突撃…次々と機体性能とその腕を活かして敵機を撃破して行った……しかし……

 

 

 

ビィィィィィ……ビィィィィィ…!!!!

 

 

アラタ「な…何だ!?」

 

ヒカル『何だ!?この警報は!?」』

 

ハルキ『……!!まさか…!気を付けろ!奴が来るぞ!!』

 

アラタ「奴?」

 

ヒカル『奴って……?」

 

 

キィィィィィィィン…!!!!!!!

 

 

アラタ「ん?何だこの音は…?」

 

 

キィィィィィィィン…!!!!!!

 

 

ヒカル『……!?上だ…!!来るぞ…!!』

 

 

キィィィィィィィン…!!!!!

 

ズガァァァン…!!!!!!

 

 

全員(敵味方含む)『……!!!』

 

 

突如として敵味方問わずコントロールポット内にて警報が鳴り響き……その直後に甲高い飛行音が聞こえ……その数秒後に尋常じゃない速度で戦場に猛襲して来た……

 

 

 

戦闘BGM:作品名【モンハンシリーズ】曲名【舞い降りる伝説(MHWIver)】

 

 

 

?『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

ピシャァァン…ピシャァァン…!!!!

 

ヒュゥゥゥゥゥ…チュドォォォォン…!!!

 

 

全員(敵味方問わず)『………!!!?』

 

 

……その存在は頭を擡げながら天をも震わせる程の悍ましくも禍々しい咆哮を解き放ち……この世の終わりを告げる正に世紀末の状況下の天変地異を発生させた……

 

 

アラタ「な………なんだよ……アレ……!!?まさか……ラージドロイド……!!?」

 

ハルキ『ラージドロイドならどれほど良かったか…!コイツはラージドロイドじゃない…!コイツは…あの伝説と言われた神出鬼没の淵森母神ワールドの絶対神と言われる存在の片割れだ…!!しかし…何故こんな所に…!!!』

 

アラタ「絶対神の片割れ…!?どう言う事だよ!?」

 

ハルキ『説明は後だ!作戦は中止!直ちに撤退……」

 

 

キュィィィィン…!!!

 

ヂュィィィィィィン…!!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!

 

 

全員(敵味方問わず)『………!?』

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

メキメキメキメキ…ズガァァァン…!!!!!

 

 

絶対神の片割れと思われる存在は躊躇無しに胸部から露出したコアから大出力のレーザー砲をギガントの壁にブッ放し……何とたった一撃で建造中とは言え…ギガントの壁が崩れ去った……

 

 

?『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

 

ブォォォン…ブォォォン…ブォォォン…!!!!

 

ズガァァァン…ズガァァァン…ズガァァァン…!!!

 

ヂュィィィィィィン……ヂュィィィィィィン…!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!!

 

 

ギガントの壁だけに留まらず…今度は咆哮を上げながら暴れ狂い始め…周囲に向けてブレード付きの触腕を叩き付けたり…触腕からレーザー砲を周囲に乱射し始めた……無論第1小隊除く全ての機体はパニック状態に陥って…逃げ惑ったり勇敢に挑んだりもしたが……

 

 

バキィィィン…!!!

 

ピキィィィン…パァァァン…!!!

 

 

挑んだ者は呆気なく一撃でブレイクオーバーして散って行った……

 

 

ヒカル『滅茶苦茶だ…!!』

 

アラタ「クソ…!この野郎…!!!必殺ファンクション…!!!」

 

ハルキ『よせ!アラタ…!!!』

 

アラタCCM『アタックファンクション【グングニル】。』

 

 

 

シュワッ…!!!

 

キュィィィィン…!!!!

 

ブォン…ギュィィィィィィ…!!!!!

 

チュドォォォォン…!!!!!!

 

 

?『グギャアアアアアアアアアアアアアア…!!!!?!』

 

 

絶対神の片割れに対して怒りに任せてアラタが必殺ファンクションをぶつけて…偶然コアに命中…絶対神の片割れが悲鳴上げた……

 

 

アラタ「当たった…!!どうだ…!!!ざまぁ見ろ…!!!」

 

ハルキ『当たった……!?何時もは避けられるか無効化される筈なのに…!』

 

ヒカル『攻撃が通じるなら…!!』

 

?『グォアァァァァァァァァ…!!!!!!!!!』

 

第1小隊全員『………!!?』

 

 

ガコン…!!!

 

グパァ…!!

 

ギロリ……!!!

 

 

第1小隊全員『……!!?』

 

 

攻撃を受けた絶対神の片割れは急速にアラタ達一行に向き…バイザーを解放して…全ての眼球を解放して攻撃したアラタ達一行を鋭く睨んだ……

 

 

ピキィィィン…!!!

 

ピシィィ…!

 

 

アラタ「な…!?何だよこれ…!!?機体が動かない…!!!」

 

ヒカル『っく…!こっちも…!!』

 

ハルキ『動かん…!』

 

?『……………………。』

 

 

フワァァァァ…!!!

 

 

アラタ「うわっ…!!?」

 

 

突如超巨大な眼球が怪しく光り……機体が動かなくなって突然機体が浮き始めた………

 

 

ハルキ『っく…!俺達をどうする気だ…!?』

 

アラタ「下ろせ…!!下ろしてくれよ…!!!」

 

ヒカル『っく…!この…!!』

 

 

アラタ達は必死に足掻くもやはり謎の力の所為で全く動かない……そしてある程度の高度に達した時………

 

 

?『ふふふふ………中々良い一撃でしたよ……まさか攻撃をまともに受けるのは想定外でしたよ……。』

 

アラタ「誰だ!?」

 

ハルキ「っく…!お前は…何者だ!?」

 

?『私は貴方達の言う淵森母神ワールドの絶対神の片割れの存在………。」

 

ヒカル『……何…?』

 

?『そして私は…その淵森母神ワールドの絶対的な存在……この子は私そのもの……この子の名はエンドノア……名の通り全ての存在に終焉を与えし存在……全てを破壊……絶対の虐殺と殺戮を司る破壊神………。」

 

アラタ「……エンドノア…?」

 

?『……私は全てを統べる絶対神………この世の全ての頂点に君臨する神をも超え……神々をも超え……絶対神をも超える絶対なる絶対神……名はリョウカ………全てを知りたいならこの地に訪れた一国の大統領に聞きなさい………。」

 

ハルキ『………え…?それってどう言う…!』

 

 

 

ギチギチギチギチ…グシャァ…!!

 

 

エンドノアと呼ばれる存在の頭部から人の身体の上半身が出て来た……

 

 

全員(敵味方問わず)『……!!!』

 

?「………さて、気に入ったよ瀬名アラタさんに星原ヒカルさんに第1小隊の小隊長の出雲ハルキさん…そしてどうせそこから見ているメカニックの細野サクヤさん……。」

 

アラタ「何で俺達の名前を…!?」

 

?「ふふふふ……私だからこそですよ……ではさらばです。」

 

 

シュゥゥゥゥ…

 

ヒュゥゥゥゥゥ…!

 

 

謎の力が解かれて地面に落下し始めたアラタ達一行……

 

 

アラタ「っへ…?うわぁぁ…!!!」

 

 

ギチギチギチギチ…!!!

 

 

?『それではみなさんご機嫌様…アラタさん?また近い内に会いましょう……。』

 

 

ピカァァァン…!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!

 

ズシン…ズシン……ズシン……!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…ズズゥゥゥン…!!!

 

ピカァァァン…ピシュン…!!!!

 

 

そして……エンドノアと謎の人物は突如としてエンドノアの背後から現れた超巨大な門に入って行って……消えて行った………

 

 

ウォォォォォォ…!!!!

 

 

『ウォータイムが終了しました、本日のウォータイムは終了です。』

 

 

そしてその直後にウォータイムの終了のアナウンスが流れて作戦は中止……一行は撤退して行ったのだった……

 

 

 

【続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【メタルギアシリーズ】曲名【恋の抑止力(龍華姉妹ver)】



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第17話[最終回]ワールドセイバー壊滅!?別れの時!

やあ、まあお馴染みと言えばお馴染みのアンクロだよ…それじゃあ前回のあらすじを説明すると…僕達は神威島を目指していて、道中にてワールドセイバーらしき敵に襲われ掛けたけどコレを撃退…及びに基地を殲滅させた…そして僕達は何とか神威島に到着して予定通りに行動を開始した……ウォータイム初日にてリョウカちゃんが暴れに暴れ狂って中々良い感じだった様だ……まあこんな感じかな?それじゃあ今回も見ると良いよ。


OPBGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【三位一体(OPver)】

 

 

 

 

 

ウォータイム初日を終えたアラタ達一行はあの存在について聞こうと……視察に来ていたタツハナに聞きに行った……

 

 

【神威島:ジェノック司令室】

 

 

……さてだが、もう分かってるとは思うが先のウォータイムの一件は完全にリョウカで…そして聞かれているタツハナと言うのは母核組のリョウカだ……

 

 

ハルキ「失礼を承知で聞きたいです、あの存在を知っているのですか?」

 

母核リョウカ(本体)「……何故そう思いますか?」

 

ハルキ「はい、あの存在から全てを知りたいなら貴女に聞いてみる様に…っと…。」

 

母核リョウカ(本体)「……………はぁ……やれやれまさか初日でやってくれるとはね……かなり予定外でしたがね……。」

 

ヒカル「一体どう言う事ですか…?」

 

母核リョウカ(本体)「……まあ待ちなさい……確か美都さんでしたね?」

 

美都「は…何ですか……?」

 

母核リョウカ(本体)「明日にハーネスも含めた全員を合同で私達の島に来る様に出来ますか?」

 

美都「え?」

 

母核リョウカ(本体)「出来ますね?」

 

美都「え……ええ……分かったわ。」

 

母核リョウカ(本体)「……と言う訳です、明日は別の場所にて特別授業です…無論ウォータイムも含めてです……全ての真実が眠る私達の島にね……。」

 

アラタ「……………。」

 

 

そして明日になり……ジェノック及びハーネスの全生徒及びジェノックとハーネスの全教育及び教官と大門学園長と供に淵森母神大連合島にやって来た……

 

 

アラタ「うわ〜…すっげぇ〜…!!」

 

母核リョウカ(本体)「ようこそ我が国家に……とりあえず案内しましょう、こちらに。」

 

 

案内役を買って出た母核組のリョウカは一行達を案内した……

 

 

【淵森母神大連合島:淵森母神一家:大会議室】

 

 

母核リョウカ(本体)「さてみなさん、揃ってますね?先ずはお疲れ様です、みなさんを此処に呼んだのはまあ何と無く想像してる方はいらっしゃるとは思うが……昨日のウォータイムにてあの淵森母神ワールドの最強の存在の片割れに史上初めて一撃を加えた事でその存在から認められた事で…真実を知る権利を得た訳ですよ……いや〜……流石っと言った所ですよ……史実に於いて……ワールドセイバーの最強戦力の一角のセレディー・クライスラーさんを撃破しただけの実力は有ります……。」

 

アラタ「……え!?あの…何でそれを…!?」

 

母核リョウカ(本体)「もうこの時点で理解してるでしょう?みなさん……逆行してる事にね……。」

 

生徒全員『……!?』

 

美都「逆行……そんなファンタジーみたいな事が……。」

 

母核リョウカ(本体)「実際に起きたじゃないですか?いや……起こさせた……と言う表現が良いですか……。」

 

ムラク「起こさせた……?」

 

母核リョウカ(本体)「っそ……逆行させたのは……私達なんだよみなさん?」

 

美都「……!?」

 

全生徒『……!?』

 

母核リョウカ(本体)「まあ目的は単純明白ですが……私達は破壊無き平和が好きなのでね?とは言え私達はワールドセイバーと違い平和的な解決が良いのですが……事態は予想以上に深刻なのでね……だからみなさんの手を借りる事にした……。」

 

ハルキ「ちょっと待って下さい…!俺達の手を借りるとは…?まさか…!?」

 

母核リョウカ(本体)「その通りです……私達淵森母神大連合軍の目的は……ワールドセイバーの殲滅です……そして何故私達が此処に現れたのかと言うと……ワールドセイバーの幹部を誘き出す為ですよ……何せセカンドワールドと言う存在はワールドセイバーにとっては世界をも動かす程の代物……尚且つ私達と言う存在……それらが揃うこの神威島を狙わない連中じゃないのは理解してます……だから餌として非常に申し訳無いけど利用させてもらってます……。」

 

アラタ「誘き出す為の餌って……!それじゃあ俺達は…!?」

 

母核リョウカ(本体)「そこはご安心ください…最悪の場合にはせめてみなさんだけでも必ず全員逃す為の手段は用意は出来てます……っとそうじゃないですね……貴方が言いたいのは……『そんな事の為に俺達を利用する気か?』…ですよね?」

 

アラタ「……!!」

 

母核リョウカ(本体)「……ええ、非常に悲しい物ですよ……でもねアラタさん……ワールドセイバーの恐ろしさはこんな生易しい程度じゃあ済まないですよ?あの事件でさえも生易しい物です……今のワールドセイバーは惨虐非道の破壊と殺戮の間違った平和を求める偽善者に成り下がってます……平気で人を利用した挙句に最終的に殺して証拠隠滅……捕まえた捕虜を奴隷にするなり拷問なりして死ぬまでコキ使ったり……っと他に挙げたらキリが無いですが……ワールドセイバーに半端な覚悟で挑む馬鹿は簡単に殺されます………………だからこの淵森母神ワールドが産まれた上に……あの子を送り出した訳ですよ………。」

 

ヒカル「………淵森母神ワールドにあの子……?」

 

母核リョウカ(本体)「っそ……淵森母神ワールドの存在意義はある意味で対ワールドセイバー戦に特化したセカンドワールドで……こっちから貴方達の所のセカンドワールドに簡単に干渉可能です……無論行き帰りも自由自在……基本的にウォータイムの時間のみ干渉可能ですがあの事件の事も有り…毎日24時間も干渉が可能です……基本的に無いですが……さて話がズレたけど……この淵森母神ワールドが対ワールドセイバー戦に特化してる理由が……まあその前に先ず何故そっちに干渉する必要が有るのかっと言う理由が知りたいでしょう?先ず干渉する理由は……もしワールドセイバーが攻めて来た時に対する訓練と……そして……選別です。」

 

ムラク「訓練は理解出来ます……しかし選別とは?」

 

母核リョウカ(本体)「そのままの意味です……ワールドセイバーと戦う為の戦力が欲しい…だから決して挫けない心に……英雄級の腕を持つそう言う人物達が欲しい………そう………人間の可能性が存在するそう言う希望の力を持つ奴を私達は望んでいます……しかし生半可な覚悟や実力が無い連中が束になった程度で勝てる相手じゃない……あの事件の黒幕が正にそうですよ……数の差を質の暴力で呆気なく覆される物ですよ……向こうは正にそう言う連中の集まりです。」

 

アラタ「あ……確かにそうだ……。」

 

母核リョウカ(本体)「そうです、だからわざわざ今回は完全に選別の意味を込めてジェノックの第1小隊の所へ襲撃する様にさせたのですよ…セレディを撃破した…貴方達の実力を図る為に……人間の可能性を試した訳ですよ……そして見事に一撃を加えて撃退に成功した……本当に見事ですよ……。」

 

アラタ「いや〜……それほどでも……。」

 

ハルキ「と言うと…それでは俺達は?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、勿論合格レベルですよ……充分に戦えるレベルです……っがもし私達と戦う場合には話は別です……力不足過ぎて話にならないレベルだけど………腕や機体性能の云々何処のレベルじゃ無いレベルの実力及び機体を要求される訳です……っがしかし……ワールドセイバー相手なら今の実力が有れば充分でしょう。」

 

ハルキ「なるほど………所で……あの襲わせたあの機体…いえ、あの生物は一体?」

 

 

?『私をお呼びですか?』

 

 

全生徒及び美都『……!!』

 

 

ピシュン…!

 

 

アラタ「あ!?お前は!」

 

母核リョウカ(本体)「遅かったですねリョウカちゃん?」

 

リョウカ(本体)「ええ、やっぱりあの子が欲求不満だったからね……あの子と一緒に散歩に行って来たのですよ。」

 

ハルキ「あ…貴女は!」

 

リョウカ(本体)「これはこれは昨日ぶりですね?第1小隊のみなさん?いや〜…アレは…実に微妙に蚊が刺さったレベルだったですが見事…っとだけ言っておきましょう……。」

 

アラタ「お前が…あのエンドノアの…?」

 

リョウカ(本体)「そう言う事ですよ、私自ら出撃して暴れに暴れてる訳ですよ…。」

 

母核リョウカ(本体)「まあ…やってる事自体はエゲツないかもしれないけど……ある意味でワールドセイバーと戦う恐怖や絶望感は多少なりとも味わった訳ですよね?」

 

ハルキ「ああ……多少はな……。」

 

リョウカ(本体)「それは結構……っと…しかし本来ならもっと時間が稼げれた筈だったけどね……被弾する事自体も想定外だった故に貴方達の初出撃で今に至る訳です……予定通りに行ってればもう少し時間を稼いで暴れに暴れて誘き出す計画でしたが………被弾して計画は破綻しかけてる訳ですよ……本当にやってくれましたね……。」

 

アラタ「は……ははは……。」

 

ハルキ「全く……アラタ……。」

 

リョウカ(本体)「まあだから私の独断でですが……ねぇ?」

 

母核リョウカ(本体)「……?リョウカちゃん?まさかだとは思いますが……まさかただで散歩した訳じゃあ……?」

 

リョウカ(本体)「っさ…どうでしょうね?」

 

 

バタン…!

 

 

兵士総元帥1「姫様!緊急連絡です!」

 

母核リョウカ(本体)「何!?…みなさん少し私は席を外します、リョウカちゃんは代わりにやってくれませんか?」

 

リョウカ(本体)「良いですよ。」

 

 

母核組のリョウカは緊急連絡を受けて会議室から出て行った……

 

 

アラタ「一体何が?」

 

美都「分からないわ…。」

 

大門「貴女…一体何をしたのよ?」

 

リョウカ(本体)「さてね?まあ確実に言えるのは多分今の緊急連絡と関係が有るとだけ……でしょうがね。」

 

ヒカル「本当に何をしたのですか……。」

 

 

そして数分後……

 

 

バタン……

 

 

母核リョウカ(本体)「みなさん、どうやら私達の計画は完全に瓦解してしまいました……いや、私達がもう此処に居る意味がもう無くなってしまったっと言うべきかな?」

 

全生徒及び全教員『……え!?』

 

リョウカ(本体)「あらら………。」

 

大門「一体どう言う事?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、さっきの連絡は……あのワールドセイバーが突然まるで何も存在しなかったの様に消されていたのです。」

 

ムラク「消された……!?」

 

アラタ「あ〜…!全く分かんね〜…!!」

 

母核リョウカ(本体)「リョウカちゃん……本当に何をしたの?」

 

リョウカ(本体)「ええ、さっきも言った様に昨日の被弾で相当欲求不満っと言うかは…かなりお怒りだった様でね…まあそれを鎮める為に……ちょっと散歩ついでに……あの子の能力で敵対する全ワールドセイバーが一気に全滅……と言う訳ですよ……悪気が有った訳じゃないですよ?勿論あの子もね……。」

 

母核リョウカ(本体)「………はぁ……全く……私達の苦労が……。」

 

ハルキ「……心中お察しします………。」

 

母核リョウカ(本体)「いや結構ですよ……元々ワールドセイバーを殲滅させる事が私達の目的だったからね…まあ方法がアレでしたが…………。」

 

アラタ「…え?あ……コレって…俺…やっちゃった…?」

 

リョウカ(本体)「……まあ…うん…結果的に言えば…アラタさんのあの一撃が前々からこの世界に来てから大規模な戦闘が無かった故に相当欲求不満で苛々していたので……それが引き金になって……壊滅……っと言う感じですね……そして極論を言えばそのお陰で世界が救われた訳ですよ…良かったですねアラタさん?また英雄になれた訳ですよ?」

 

アラタ「お……おう…?」

 

母核リョウカ(本体)「さてです、このままじゃあかなり不味いのでね……何せワールドセイバーが居なくなった……つまりは本来ならこの神威島に来るであろうセレディさんも来ない事を意味します……。」

 

ハルキ「何が不味いのですか?」

 

母核リョウカ(本体)「ええ、と言うのも……もう既にリョウカちゃんがあの戦いでバラしたとは思いますが私達の正体はまあ神様って言えば神様ですが……その中で一番階級が高いのですが……それ故に全ての世界の管理もしないといけないのは当たり前ですが…それと同時に依頼が来ればその世界での依頼を遂行する何でも屋をやってるのですが…………世界に介入する事で様々なイレギュラーが起きるのは覚悟しなければならないのですよ……特に私達の立場上どうしても他の神々から狙われる事が多いのでね?私達を抹消しようと躍起になってイレギュラーを送り込む事が多い訳ですよ……それ以外にも私達が余計な事して史実と異なる事ばかりして滅茶苦茶にしちゃう場合も有り得ます……まあ滅茶苦茶にするパターンはそのイレギュラーやら転生者やらが関わって滅茶苦茶にするパターンも有る訳ですが……今回はこの自分達の手でやってしまったので色々とかなりヤバい状況下です……。」

 

ジン「ではどう言う意味です?」

 

母核リョウカ(本体)「このままでは……そうですね、最後の敵…まあゲームで言うならラスボスと言う存在が不正な方法で居なくなってしまったので……このまま後1年以内にこの世界線でのラスボスが決まらなければ……。」

 

大門「……決まらなければ…?」

 

母核リョウカ(本体)「全ての世界線に存在する如何に私達とは言え……絶対に勝てない未だに解明されてない謎の力…私達はシステムって呼んでますが……システムに設定された命令により……その世界線の存在意義が無いっと判断され……自動的に完全に消滅します。」

 

全生徒及び全教員『………!?』

 

母核リョウカ(本体)「しかもです……余りにも史実と異なる事を繰り返して来た事で……全ての世界線に存在する謂わば心臓部とも言える……世界の修正力が徐々に自壊し始めてます……。」

 

美都「世界の修正力がもし壊れたらどうなるの?」

 

母核リョウカ(本体)「……先ず結果を言う前に……世界の修正力と言う事を説明します…先ず世界の修正力とは……もし史実と異なる事が起きた時に元の史実に戻そうと修正する為の修正力です……勿論世界線毎にその修正力の耐久力はそれぞれ異なりますが……その修正力は基本的には小規模程度ならそこまで負担は掛からず……そこまで耐久力は減らないのですが……もし大規模な史実改変をすれば無理矢理史実通りに修正しようと尋常じゃない負担が掛かって……更には耐久力も大きく削ります……それを繰り返してしまうと呆気なく世界の修正力が自壊します…………そして世界の修正力が失った世界線は…………心臓部を失うのと同じ原理で……即座に強制的に完全消滅します……。」

 

アラタ「んな!?」

 

美都「そんな事って…!」

 

母核リョウカ(本体)「それが事実ですよ……現に…私達が旅して来た中で修正力を失って消滅した世界線は非常に多いですよ……。」

 

ハルキ「では助かる方法は無いのですか?」

 

リョウカ(本体)「有るには有るのですよ、とは言えおススメは出来ませんが……前者の場合には誰かが代わりに生贄として代理のラスボスになる事……そして後者の場合には世界丸ごと私達の世界へ退避と言う名の引っ越しをするしかないですよ……それか共通の最後の手段としてタイムリープを使って一から全てやり直すか……の何れかです……後者の方は確実性が有りますがこの世界線そのものを完全に破棄する事前提になります……前者は文字通り誰かがラスボスとなって散ってくれって言う様な物ですよ……最後の手段は私達が最初に来た時の時間に完全に時を戻す……初期化と言う手段ですね……。」

 

大門「困ったわね………。」

 

リョウカ(本体)「私としてはやはりもう…引っ越しの方がみなさんを安全な場所を提供出来るのですがね……。」

 

ムラク「では…この世界線を見捨てるしか無いのか……。」

 

リョウカ(本体)「どっちにしろもうこの世界線がこのままだと助かる事は無い……ラスボス決めようっと思ってもいかんせん…世界線には優先度と言うのも存在する訳です……一応現在他の組の私達が集めようとはしてますが……やはり残存するであろう敵対する神々の所為で決めようにも決める事が出来ないのが実情です……。」

 

アラタ「そんな…………。」

 

リョウカ(本体)「だからね、私個人としてはある意味で原因の一端になってしまった私が言うのもアレですがどれも消えて欲しくは無いのでね……とは言え今更タイムリープする様な余力はもう無いのですよ……しかも私達の立場の関係上私達がラスボスになる事は事実上不可能……だから引っ越しによる避難が最有力なのです実際に……そうなってしまった際にはそうやって来ましたからね……。」

 

アラタ「……………。」

 

リョウカ(本体)「……お母さん、みなさんを呼んで来て下さい。」

 

母核リョウカ(本体)「ええ。」

 

 

リョウカは母核組のリョウカに神威島に居るメンバー及び拠点内に居るメンバーからを呼び寄せた……勿論呼び寄せたメンバーも事の経緯を説明して呼んだ全生徒及び全教員は待機…更に神威島の全校生徒及び全教員と全住民を本島に収容した……

 

 

 

リョウカ(本体)「と言う訳ですよ、作戦は即刻中止…現時刻を持って本世界線からの撤退準備及び本世界線の輸送準備を実施します。」

 

拓也「結局はこうなるか……。」

 

ヒロ「………残念です……。」

 

バン「…世界が滅びるのか………。」

 

リョウカ(本体)「はい……しかしあくまでも世界線がです……世界そのものを輸送させれば問題は無いですが……私達の世界線が更に負担を掛ける事になりますがね……。」

 

リュウカ(本体)「仕方ないですよね……。」

 

リョウカ(本体)「さてと、とりあえず準備には少し時間が掛かるので……せめてです、残された時間で少々私と付き合ってもらいましょうか。」

 

アラタ「付き合うって……?」

 

リョウカ(本体)「なに、大した事じゃ無いです……私と最後の戦いをしましょうか…最後の記念です……もうこの世界じゃあもう戦う事は無いのでね……最後の一戦位はしてあげますよ……みなさんもどうですか?」

 

ハルキ「そうだな…俺達ももうする事は無いからな……。」

 

ヒロ「ではやらせてもらいます!」

 

バン「なら俺もやる…!」

 

リョウカ(本体)「それでこそみなさんですよ、では専用の場所に案内しましょう……。」

 

 

そしてリョウカは一行達を最後の戦いの為の戦場に連れて来た……

 

 

リョウカ(本体)「さてです、お母さん頼みますよ?」

 

リュウカ(本体)「うん。」

 

バン「やっぱり君自身が出るのか…。」

 

リョウカ(本体)「安心しなさい、今回はみなさんでも一応頑張れば勝てるハンデを自分自身に付与しますよ…ジェネシス無しでもダメージが通る様になる上に撃破も可能になります……しかも全性能及びステータスもみなさんと合わせます…連合軍対私との戦いでは丁度良いハンデでしょう……さて時間が惜しいのでやりましょう……みなさん……全力で来ないとロストさせますよ?」

 

アラタ「ああ!やってやる!」

 

 

そしてそれぞれ一行は機体を出撃させ…リュウカはリョウカを繰り出し即座にエンドノア形態になった……

 

 

リョウカ(本体)「さぁ!来い!人間の可能性を私に見せ…この私を超えてみろ!」

 

 

ギチギチギチギチ…!!

 

ガコン…!

 

グバァ…ピキィィィン…!!!

 

 

リョウカ(本体:エンドノア)『ギィアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!』

 

母核リョウカ(本体)「それでは世界連合国対淵森母神大連合軍:最高皇帝王妃神:神森リュウカ…!バトルスタート!」

 

 

審判の合図と同時に最後の戦いが始まった……

 

 

【最終章:最終ボス】

 

 

VS【淵森母神大連合国所属:最高皇帝王妃神:神森リュウカ・使用機体[神森リョウカ:エンドノア形態(ラスボスモード)]】

 

 

戦闘方式【アンリミテッドレギュレーション】

 

 

勝利条件【リョウカの撃破】敗北条件【味方の全滅】

 

 

戦闘BGM:作品名【このすば】曲名【tomorrow(決戦ver)】

 

 

地形【淵森母神大連合島:淵森母神一家:専用戦闘空間[最深部]】

 

 

【バトルスタート】

 

 

 

……戦いをダイジェストに流そう……

 

 

先ず先手を打ったのはアラタの駆るドットブラスライザー…初手からの必殺ファンクションのグングニルを放ったが不意打ち攻撃になれたのか軽く横に飛んで回避して…反撃の触腕レーザーをぶっ放したが…コレも簡単に回避…尚この間……僅か5秒の間……しかしこの攻防で熾烈な戦いが始まり……リョウカからの手厚い攻撃で徐々に連合軍の数が減らされて行けば連合軍側の反撃で徐々にダメージが蓄積して行くと言うイタチごっこが展開され………最終的に残ったのはジェノック第1小隊全機とムラクのマグナオルタス…そしてバンのオーディンMk2とヒロのアキレスD9のみが残されて………リョウカ側も追い込まれて大破……そして……リョウカと連合軍のそれぞれ最終攻撃により、相打ち……同時にリョウカ含めてブレイクオーバーとなり……熾烈な戦いに終止符が打たれた………

 

 

【戦闘終了】

 

 

 

 

リョウカ(本体)「いや〜……みなさん本当に成長しましたね、まさか相打ちとは言え……とうとう私を倒すとはね……。」

 

カズ「本当にすげぇぜ!お前ら!」

 

バン「ありがとう!」

 

アラタ「やったぜ!」

 

リョウカ(本体)「本当に見事で最高な戦いでした……ありがとう。」

 

ジン「ふ……そうか…。」

 

リョウカ(本体)「さてと、いよいよ時が来ました………この世界ともお別れですね……短い間でしたが…ありがとうございました…またいつか作ってあげますから……ゆっくり休んで下さい………。」

 

 

そして……一行達は世界諸共淵森母神の世界線へと撤退と同時にダン戦の世界諸共輸送した………その直後に元々もう限界だったのかその世界線は修正力を失い……消滅したのだった……

 

 

………数ヶ月後……淵森母神の世界線にて新たな流行な遊びにてLBXを使ったバトルが普及し始めた……

 

 

 

めぐみん「カズマ!もう一戦です!」

 

カズマ「またかよ…今日でもう50戦だぞ!?」

 

めぐみん「でしょうね!ですがカズマに勝つまでやるのです!」

 

零月「必殺ファンクション。」

 

零月CCM『アタックファンクション【グロリアスレイ】。』

 

 

チュドォォォォン…!!

 

ピキィィィン…パァァァン…!!

 

 

斬駆「だぁぁぁ…!!またか…!!」

 

 

 

っとこんな感じである……

 

 

リョウカ(本体)「此処でもLBXが普及し始めましたね……。」

 

リュウカ(本体)「そうですね……それも良い事ですよ。」

 

リョウカ(本体)「だね……さてと、私達も忙しいですよ……。」

 

リュウカ(本体)「うん……今日も頑張らないとね。」

 

 

リョウカ達側は事件の後始末に取り掛かった……まだまだ一行達の旅は続く……

 

 

【最終章:完】

 

 

【小人戦機編(ダンボール戦機編):完】

 

 

【完結編へ…続く】

 

 

 

EDBGM:作品名【ダンボール戦機シリーズ】曲名【三位一体(フルver)】




現在の達成率:[100%](最終章解放)




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