デート・ア・ライブ 常勝の騎士王 (ミートソースカブトムシ)
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オリキャラ紹介 リメイク

初投稿です
ネタバレがあります


剣龍 王騎(けんりゅう おうき)

識別名〈キング〉

好きなもの ゲーム、カレー、

嫌いなもの トマト、グロゲー、ホラゲー

基本的にはダラシないがエンジンがかかると動けるタイプでありやる時はやると言う性格。過去に地震で家族を亡くした事が原因で小学生くらいの頃の記憶を失っており養子として剣龍勇騎に引き取られたが引き取られたばかりの頃はトラウマで悪夢を毎晩見てうなされていた。

基本的に勇騎は海外に行っており、アルトリアに力を貰う前は基本的に一人暮らしだった。

天敵 アルトリア 善百合 狂三

ステータス

筋力A

耐久B

敏捷B

魔力A

幸運A+

宝具A++

対魔力A

騎乗B

直感A

魔力放出A

カリスマB

 

戦闘時ではない時は黒髪に剣を鞘に納めたような模様をした右目、と普通の左目が特徴のオッドアイ

戦闘時は髪は金、左目は緑、右目は鞘だけになり約束された勝利の剣(エクスカリバー)が顕現する。

 

宝具

 

風王結界(インビジブルエア)

ランクC

種別 対人宝具

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー)

ランクA++

種別 対城宝具

右目に宿る聖剣、戦闘時は右目から出て実体化する

 

全て遠き理想郷(アヴァロン)

種別 結界宝具

ランクEX

右目に宿る約束された勝利の剣(エクスカリバー)の鞘

 

黒化時

 

ステータス

筋力A

耐久A

敏捷D

魔力A++

幸運C

宝具A++

対魔力B

直感B

魔力放出A

カリスマE

 

剣龍王騎の黒化した姿、その容姿は黒いコートに黒い鎧にバイザーを付けているそして白い髪に左目は金、右目は金の目に剣の模様がある、直感、カリスマ、俊敏、対魔力、幸運が下がってるが魔力、耐久、特に魔力が上がっており宝具を連続して放てる。全て遠き理想郷(アヴァロン)風王結界(インビジブル・エア)が使えなくなっている

 

宝具

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)

種別 対城宝具

ランク A++

右目に宿る聖剣、戦闘時は右目から出て実体化する

 

剣龍 勇騎(けんりゅう ゆうき)

好きな物 特になし

嫌いな物 理不尽

聖杯戦争の生き残り(勇騎が参加した聖杯戦争は終わった)聖杯を手にしたがアルトリアと共に聖杯を破壊した。料理の腕前は絶望的で王騎からの評判はゼル○の伝説ブレスオ○ザワイ○ドに出てくる微妙な料理のモザイクを無くしたやつ

 

剣龍 善百合(けんりゅう さゆり)

好きな物 料理

嫌いな物 虫

剣龍勇騎の義理の娘、元の名前は黒器善百合(くろき さゆり)とある事情で虫にトラウマを持っている。天才肌で一度見たものはだいたい真似できるという特技を持っている。

 

※ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

バーサーカー

真名 オウキ

好きな物 なし

嫌いな物 なし

剣龍王騎が辿るかもしれない一つの可能性。

狂化により理性や記憶をほぼ失っている。しかしその戦闘技術などは完全には失われておらず、狂化によって宝具のほとんどを使えないとは言え、使える宝具の殆どが強力であるためあまり意味が無い

バーサーカーとして呼ぶよりセイバーやキャスターで呼んだ方が戦闘技術などが失われず強力な状態で呼べる

しかし無名であるため知名度補正の恩恵を得られない

ステータス

筋力A++

敏捷A+

耐久A

魔力A+

幸運E

宝具EX

狂化B

 

 




読みにくく下手くそな文章だと思いますが気にせず行っていただけると嬉しいです。誤字脱字は伝えていただけたら嬉しいです


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十香デッドエンド 王騎キング
第1話 黄金の光と英霊と騎士王


遅くなってすみませんですようやく1話です!小説って作るの大変ですね…でも楽しい!


………………………痛い…………その感覚しかなかった。周りは崩れたコンクリートで囲まれて動こうと思っても力が入らず足の感覚もほぼないそして死を実感した。そして周りに人もいない…こんなに痛いならもう良いかなぁ?未練がない訳じゃ無いもっと生きたかった。そう思うと自然と涙がこみ上げて来た

「父さんと母さん…俺が逝ったらびっくりするだろうなぁ…まさか俺もこんな歳で死ぬなんて思いもしなかった」

目が霞んできた……そう思考してる頃には何も見えなくなったが暗闇で見えないのではなく何故か黄金の光で視界が潰された。

 

 

 

〜回想〜

 

 

…………部屋に鳴り響くのは目覚まし時計の音その音を止めて男は自分の置かれた状況に気づく

「やらかした…」

遅刻だ…

持っていく物は特に無いからだらしないのない俺でも大丈夫だが俺のの足で走っても間に合うかどうか…

「…歩いて遅刻よりかはマシか」

 

学校にて

 

「ギリギリセーフ!」

危なかったほんと危なかった走ってなかったら余裕で遅刻だった席に座って数秒したらチャイム鳴りやがったほんと危なかった。

士道からメールも来てたのになんで気づかなかったんだ俺!と思っていたら教室の扉が開いた

たまちゃんだー、など少しざわつく

「どうもおはようございます。これから一年皆さんの担任を務める。丘峰 珠慧です。」

パチパチパチーと拍手が起こる、士道の方を見ると士道がめっちゃ鳶一の方を見ていた。鳶一折紙、頭、運動神経共に良く見た目も良いので男子から人気だ。俺は少し苦手だが…もう少し感情表現が豊かだったらな〜

 

正午

ピーンポーンパーンポーン

「五河、一緒に帰ろうか」

爽やかに言う殿町

「悪い、今日は先約がある」

「琴里か?」

「あぁ」

「やっぱりか…俺の調査によれば、お前と昼飯の約束をする程好感度の高い女子はいない」

「お前…一言多いな」

「気にすんなよ士道…ぷっ」

「王騎もかよ…」

そんなバカ話をしていたが次の瞬間

ウウウウウウウウウ!

「空間震警報!?」

「来るのか?」

「とりあえず避難しよう!学校の地下シェルターなら安全なはず」

〜地下シェルター〜

 

「お、落ち着いて!おかしを忘れずにです!押さない!かけない!しゃれこうべ!」

先生が落ち着いてください…あ、殿町が落ち着かせた、そういえば親に連絡しとかないと…スマホの電源が切れた…あー充電しとけばよかった…

誰かが走る様な音がしたので振り返ると…

士道が外の方に走って行った

「士道!?殿町!俺、士道連れ戻してくる!」

「分かった!」

士道の走って行った方に行ったが

「見失った…」

……………直感に任せるか…

直感に任せて当たった事無いけどな!

なんだ!?いきなり強い風が…………!?建物が崩れt(

〜回想終了〜

 

 

走馬灯かよ…くそ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視界が晴れる俺の目が見てるのは湖?

「ここは?」

なんか不思議なところだ…口では言い表せない様なそんな…

「ここは英霊の座、あなたに頼みたい事があるのでここに魂を連れてきました」

振り返ると金髪に緑の目の少女が立っていた




皆さんならもう分かった人もいると思いますがあの人です。誤字脱字良ければ教えてください!


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第2話 聖剣と鞘と親の想い

シリアスにしたかった!では本編スタート!お楽しみください!


「英霊の座?」

「英霊の座は英雄の履歴、記憶を保存したりするものだと考えれば分かりやすいです」

「解説ありがとう…それと、俺に頼みたい事って?あと魂連れてきたって話はどういう事だ?」

魂を連れてきたというなら俺の足が潰れてないのも頷ける…あとは頼みたい事…か

「それぞれ順に説明します…魂を連れてきたというのは頼みがあるので英霊の座にあなたの魂を連れてきました。そして頼み事というのは

 

 

 

 

 

 

 

 

私の力をあなたに受け取ってほしいのです。」

力を受けとる?

「力を受けとるっていうのは?」

「あなたには私の聖剣、約束された勝利の剣(エクスカリバー)を受けとってほしいのです。そしてあなたにはその鞘、すべて遠き理想郷(アヴァロン)を体に埋め込まれてあるのです」

「………………………え?」

鞘が埋め込まれてある…どこに?俺いつのまにかなんか埋め込まれてんの?俺の記憶にはそんな記憶はない…小さい頃の俺はいったい何をやられたんだよ…

「まあ色々ツッコミたいが…鞘どこに埋め込まれてんの!?俺の体どうなっちゃうの!?」

「目です」

今この人はなんて言った?

「はい?」

「すべて遠き理想郷があなたに埋め込まれてから10年程経っていますその10年のうちにすべて遠き理想郷とあなたは融合しそのアヴァロンはあなたの右目に集まりそこにとどまっています」

「融合したとかは置いとくけどまずそのすべて遠き理想郷とか言うのはなんで俺の体に埋め込まれてんだよ俺は埋め込んだ記憶なんてないぞ」

「記憶が無いのも仕方ありません。あなたは記憶を失っているのですから地震で家が潰れた時に自分の家族の死に際を見てしまい7歳の頃に記憶を封印するかの様に失いました」

は?

「確かに小学生の頃の記憶が一部ないけどだとしてもなんでそれがすべて遠き理想郷と関係があるんだよ」

「家が潰されたあとまだ息があったのがあなただけだったからです。その息も虫の息あなたの義理の父親の勇騎はあなたを助けるためにすべて遠き理想郷を分解してあなたの体に埋め込みました。」

「なんで鞘を埋め込んだら助かるんだよ」

「すべて遠き理想郷は現存する私の宝具すべて遠き理想郷は私の魔力を流し込む事で対象の傷を癒します。その時私の魔力も微量ながら残っており他の人物が使用しても微弱ながら対象を癒す。彼は回復魔術が苦手でしたので魔術を行使するよりすべて遠き理想郷を使う方があなたの生存率が上がると考えたのでしょう。」

「けど…だからってなんで力を受けとってほしいなんて…」

「彼は…私が消える間際に「もし僕に子供ができたなら…その子が危ない時助けてあげてくれないか?セイバー…」と言いました私はそれを了承しました。そして今彼の子供が生と死の境目にいる…だから私はあなたに力を受けとってほしいのです」

「それでアンタの力はどうなるんだ?」

「そのままです。言ったでしょうここは英霊の座、英雄の履歴、記憶を保存したりするものだと…バックアップなど山程あります。ただこの力を受けとってもらう前に確認をします」

俺の目の前にいる少女が哀しそうな顔を一瞬した

「なんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この力を手に入れた瞬間あなたは人間ではなくなります。私は怖いのですあなたが…人間じゃ無くなって壊れてしまうのではないかと…すみませんあなたにリスクのある方法しか用意できなくて」

……そんなの決まってる…

「親父の頼みなんだろ?それを了承して俺を助けてくれたってだけで大丈夫だよ。俺は壊れやしない人間でなくなったとしても俺は俺だ…だから気にするなって………………………………最後に聞いていいか?君の名前を」

 

 

「はい…私の名前はアルトリア・ペンドラゴンです」

「アルトリア…か、忘れないよありがとう俺の命の恩人」

絶対忘れない…今の君が消えて履歴の君しか残らないとしても…

君のくれた聖剣と鞘とこの命に誓って




はいシリアスのつもりで書いたのですが…どうでしょう力を授けるのと共に英霊の座から勇騎のサーヴァントだったアルトリアは消えてしまいます。ですが主人公の記憶からはたとえ記憶が磨耗しきっても赤い弓兵の様に彼女だけは残りますというか残します。


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第3話 初戦闘と剣ビームと同級生

戦闘描写難しい


目を開けるとそこは小さなクレーターの中心でした

「………何これ?」

待て待て俺はあのあとアルトリアと別れたあと眠って目を開けるとクレーター…コンクリートが周りにあってーみたいなのと思ったらクレーター?クレーターと言ってもそこまで大きいわけじゃないから歩いてたら俺の知ってるところにつくと思うが…

「………………………!」

何か来る?何故かそう思い振り返ると

「いたぞ!精霊だ!総員攻撃開始!」

となんかメカメカしい格好した露出狂の人たちが襲いかかってきました

「ちょっとタンマ!タンマ!僕悪い精霊じゃないよ!というか精霊ってなんだよ英霊は知ってるけど!」

逃げ回ってる時変にかちゃかちゃ音がなっているのに気づいた自分の

服装を見下ろすと青コートに鎧をつけた様な服になっていた。

「え!?何この格好!?俺制服だったんですけど!?」

銃の弾が飛んでくる……………が、その弾を避ける

「だあしつこいなぁ!」

風が流れると同時に聖剣を握るしかしその剣は持ち手から刀身の先にかけて見えず風を纏った不可視の剣と化していた

「剣を振るのは初めてだけど…今は剣の能力とかに頼る事にする!」

敵の一人が斬りかかってくるしかし英霊の力を得て身体能力の上がった王騎は剣を避け反撃する。

 

「〈風王鉄槌〉(ストライク・エア)!!」

 

風は荒れ狂い敵を吹き飛ばす。

 

次に敵は総員同時にかかってくる。それぞれ四方八方から斬撃は飛んでくる技術の無い王騎にとってこれは不利な状況だと思われた…

 

しかし風は晴れ聖剣を構えるその黄金の刀身は光輝き周りには光の粒子が浮かび上がるその状況の中、王騎はその聖剣の名を叫ぶ

 

「〈約束された…勝利の剣〉エクス…カリバーァァァァァ!」

 

聖剣から放たれた黄金の光は敵を飲み込む威力は抑えたがしばらくは動けないだろう。

「クソ!化け物め!撤退だ!撤退!」

まだ動けるものは撤退し王騎はその場に座り込む

「剣の能力だけに頼ると疲れるな…これ」

青いコートと鎧は光の粒子となり消えるそのかわりに出てきたのは制服だ

「よかったちゃんと解除はできるんだ…」

王騎は何故格好が変わったのかを考える。アルトリアから力をもらった以外に心当たりが無い

(力をもらったから服が変わって聖剣も使えたんだろうけどなんでクレーターの中心にいた?あとなんであいつらは斬りかってきたんだ?)

王騎士は周りを見渡すよく見れば崩れた建物が無い以外少し壊れてるが同じだ…

「もしかしてこのクレーター…俺がやったのか?…」

まずは家に帰って情報を整理しようと思い、立つと前に

「お、王騎!?」

士道がいた

 

 

 

 

 

 

〜士道視点〜

 

王騎と連絡が取れなくてなってから何時間だろうかスマホのバッテリーも切れていったん家に帰ろうかと思った時…空間震警報が鳴った

「クソ!シェルターに行かないと!」

しかし俺がシェルターに行く前に向こうで空間震が発生した

そして数秒後ASTが来て空間震の中心にいたであろう精霊を見つけたのか攻撃を開始する。しかしASTの一人は吹き飛ばされ、四方八方から攻めたAST達は全員黄金の光に飲まれ恐らく撤退していった

俺はまたあの娘かもしれない!と思いその空間震の跡に向かったそこには精霊でも他の物でも無い

 

 

 

 

 

親友の王騎がいた

「お、王騎!?」

 

 

 

〜王騎視点〜

「士道!お前空間震が起こるってのにどこ行ってたんだよ!」

「お前こそ!連絡いきなり取れなくなってこんな空間震の跡にいるってどういう事だよ!……ってお前どうしたんだよその目…」

目?なんの事だろうか俺はスマホで顔を確認した。俺の右目は剣を鞘に収めたような模様が浮かび上がっていた。

「あらやだどうしちゃったの俺の右目!」

「ふざけてる場合じゃねぇってこういう場合どこの病院行けばいいんだ!?眼科か!?目だもんな」

俺は右目という言葉で思い出す。俺の右目に全て遠き理想郷(アヴァロンが宿っている事を…

「いや病院には行かなくていいよ…理由は分かるし害あるどころか有益な事ばかりだしな」

士道は困惑しながら問う

「は?どういう事だよ害あるどころか有益な事ばかりって」

「まあまあそれはお前の家で飯でも食いながら話そうではないか」

「俺の家で食うのかよ!」

「まあ士道さんの作るやつの方がうまいですし?」

「で、本音は?」

「作るのめんどい」

「そうだと思ったよ!いいけどさぁ!」

士道さんさすが!太っ腹ぁ!

「やったぜ!まあ手伝える事あったらなんでも言ってくれ!出来る事だったら手伝うからな!」

「分かったよ」

 

 

 

 

 

 

士道の家に着いた

「ただいまー」

「ちょっと士道!?空間震だってのに連絡よこさないし電話しても出ないってどういう事よ!」

「おじゃましまーす」

「あら?王騎じゃない…目どうしたの?」

「気にしなくていいよありがとうな心配してくれて」

「あー…厨二病ね?」

あれ?この娘こんな娘だったっけ?

晩御飯を作り食べ終わった後

「それでその目どうしたんだ?オッドアイの俺かっこいいって思うやつか?」

「ちげーよ!俺の目の中には剣とその鞘が入ってんだよ!そして俺はその剣と鞘を使える!」

「何言ってんのよ…そういうのは中学生のうちに卒業するものでしょ?」

「お前…その年齢でそれはちょっと…」

なんだろう…元厨二病の士道に言われると無性にイラつく…まあ信じないのも仕方ないんだけどさ…

「嘘じゃないよなんなら証拠でも見せるか?」

「おうやってみろ」

「じゃあやるぞ」

俺は手に力を込める何か力を送るように…すると聖剣が出現するそれと同時にさっきの青コートと鎧の姿になる

「どうだ!驚いたか!剣だって出たぞ」

「お前…精霊だったのか?」

「はい?」

琴里の方は何故か俺を睨んでくる

「ちょっとどういう事か説明してくれないかしら?王騎」

わお!?怖い顔しちゃってるし…

 

 




士道さんは訓練する前です。後空間震が起きた理由はコンクリートに足も潰されて死にかけていた王騎がアルトリアから力を貰った時にその力を王騎の肉体に持っていく時空間震が起きました。第4話もお楽しみに!


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第4話 精霊と訓練と黒歴史

やべぇ言動とかそういうのがちゃんと再現できてるのか分からん


家に着いてベッドに入る今日はだいぶ疲れた戦闘することになるなんて思わなかったし…

フラクシナスとか言うのに連れてかれて色々検査とかされた…にしても精霊…か。俺がいた場所のクレーターも俺が空間震を起こしたからみたいだし…………みんなごめんね!精霊の対処法のうちの一つが殺す事二つ目が士道が精霊にキスをする。

「俺に手伝える事ってないもんかね」

そう呟くとさらに眠気が強くなりいつのまにか寝てしまった

 

 

〜夢の中〜

 

 

今…俺は剣を床に刺し膝をついているなぜなら

「まったく…これではいずれ誰かに負けますよ!あの時の戦闘みたいに〈約束された勝利の剣〉を使えるほど魔力がいつでもあるわけでではないんです。〈風王鉄槌〉だって使うと魔力を消費するんです!琴里の言っていた事が本当なら精霊だって強いでしょうあなたの剣の技量では不安ですのでこのまま訓練を続けますよ!」

 

そう…アルトリアだなんでこいつがいるのかと言うと力を与えるついでにアルトリアの魂も持ってきたんだとか…それで俺の夢に現れ剣の稽古を見てくれるらしい…嬉しいけどこれ剣と鞘と命に誓って忘れないとか思ってた俺恥ずかし!記憶も共有しちゃったみたいだしさ…

 

「あぁ分かってるよ今の俺だといつ負けるか分からない身体能力とかが上がってても動きが素人じゃやられるからな。」

 

「む、やっと分かりましたかそれでは行きますよ!」

 

構えたアルトリアはこちらに斬りかかってくるそれを受け止め次の動きに移る横に一線しかし読まれ弾かれる剣を弾かれ体が剣に引っ張られるその隙を見逃さずアルトリアは斬り上げるこれで10敗目だ

 

「動きに無駄があります剣を振る時に剣に引っ張られないように。」

 

「まだまだぁ!」

 

これで終わったら精霊と戦うことになっても負けるそう確信した俺とアルトリアは稽古を続けた

 

 

学校にて

学校では俺はカラーコンタクトというのをつけて登校したカラコン最初は怖かったけど以外と痛くもなかったけどこれ戦闘時危ないよな…どうしたものか

「えーっとぉ新学期二日目ですけどもこのクラスに副担任の先生がついてくれる事になりましたぁ」

 

この先生雰囲気柔らかいよなー

 

「村雨 令音です…担当は物理…よろしく」バタッ!

 

倒れた…というかこの人フラクシナスにいなかった?

 

 

 

士道と俺が物理準備室に呼び出された

 

「なーんでいきなり先生になってんですか?どういう事です?村雨解析官」

 

「令音で構わんよしんたろう」

しんたろうって誰やねん!

「いや俺士道です…」

 

「あぁそっか…すまないシン」

直さないのかよ!

「直す気0か!じゃなくてーそういうことじゃなくて!」

 

「教員として君たちのそばにいた方がなにかと都合が良いのでね」

まあ確かに管理とかはしやすそうだな

「そんなこと少し考えたら分かるでしょ?このミイデラゴミムシ!」

兄に向かってひどいな同情するよ士道

「そもそもお前だってなんでここにいるんだよ…中学どうした」

 

「ちゃんと手続きしてきたわよ」

と言いながら来客用スリッパを見せる琴里

「で?俺たちに何させるかちゃんと説明してくれるんだろうな?」

俺も気になる

「それはこの訓練ソフトをやればすぐに分かるわ…令音」

 

「なんの訓練ソフト?グロとかやめてくれよ」

 

「そういうのはではないから安心してくれ」

やったぜこれで勝つる!

士道と俺はモニターを見るすると現れたのは

士道のはマイ・リトル・シドー

俺のはマイ・リトル・オーキ

という

「「ギャルゲー?」」

俺はギャルゲーとかやったことないぞアクションとアドベンチャーしかやったことないぞやべぇこれ負けたわ

「これ殿町がやってた…」

殿町こういうのやるのか…

「違うわよよーく見なさい」

士道はまたモニターを確認する

「マイ…リトル…シドー!?」

その後士道は選択肢をミスって黒歴史を晒されたとさ

 

 

後日

士道の家

「うぉっしゃー!やった!勝った!は、ははは…」

 

「お!やっと終わったのか」

俺はアルトリア譲りの直感があるからすぐクリアできたのでゼ○ダの伝○やってたちなみに俺はなぜかあんまり寝なくても問題ない体質なのか知らないが三日くらいは寝なくても眠くならない

「お前…ヒントくれてもいいじゃねぇかよ…ずっとゼ○ダやってんじゃねぇよ」

 

「おいおい…ゼ○ダやってただけじゃないぞお前が失敗して焦ってる様子を見て愉☆悦を感じてたんだよ」

 

「ちくしょう…お前なぁ…」

その表情もまた…

「愉☆悦」

 

「ちくしょう…いつか泣かす…」

 

「はいはい…俺先に学校行ってるからなーそれじゃ」

 

 

〜学校〜

 

「シン…」

 

「れ…令音さん?」

そして令音は士道の耳に何かをつけて椅子に座る

「んーーー…えっ……え?…」

 

「なにやってんだよ…」

 

「ほんとよ…とにかく訓練の第2段階実戦行くわよー」

 

「「え?」」

訓練の第2段階?聞いてないよそんなのー!と某軍曹みたいに言いたかったが…いきなり頭を砕くような激痛に襲われて俺は意識をなくした

 

〜夢の中〜

あーやばいこの人やばいよ怒ってるしアホ毛抜きそうだよ

「それで昨日なぜ来なかったのか教えて貰いましょうか?王騎?」

やばい死ぬ夢の中では死なないけど死ぬ

「やーその勉強してたんだよーすごい難しくてさーイヤー徹夜しちゃ(ブオン!

と俺の目の前を通り過ぎる斬撃

「嘘…ですね」

この人直感すごすぎてやばいんですけど正直に言ったら殺されるでしょ!というか記憶共有してたろうが絶対わかってるでしょあなた!

「…………士道の家でギャルゲーした後ゼ○ダやってました」

 

「ほう…そうですか…今回は許しましょうですが次は絶対に来ることと後で私を現界させて何か奢ってください」

 

「え?お前現界できるのか?」

 

「はい王騎の魂についてきてるだけなので王騎の体の外に出る時に王騎が魔力を回してくれれば現界できます」

へー知らなかった

「分かった次は絶対来るし今日何か奢ってやる」

 

目覚めた後

 

 

「お前なんでいきなり倒れたんだよ」

 

「あーすまん分からん…俺が倒れて何秒経った?」

どのくらい時間が経っているのか気になるから聞いてみた

「?1分くらいだけど?どうしたんだ?」

そのくらいしか経ってないのか…

「分かったけど今回の訓練は休ませてくれないか?次倒れたら余計な騒ぎが起きる」

 

「ええ…分かったわ、見学してなさい」

 

「ありがとう」

実戦ってことは…あー…後でアルトリアにお礼言っとこ

 

(………実戦ってこれかよー)

とか士道思ってるんだろうな、実戦とは口説くことだったらしい実際今士道は丘峰先生を口説こうとしてる

「あのー五河君何かご用ですか?」

 

『いえっ…そのー…』

まあ…そうなるよな

「なにやってんの?士道いつまでもオドオドしてないではやく先生を口説きなさい」

 

『なんでそんなことを…』

 

「精霊と対話するための訓練って言ってるでしょ?人間一人口説けないで精霊をデレさせられると思う?」

 

『納得したわけじゃないからな』

 

「まずは無難に相手を褒めてみなさいいざとなったらこちらから指示を出すわ」

まあそうだよな褒められて嫌な気分になることはないしな

『な、なんですか?』

 

『せ、先生、すごくかわいいですね!』

 

『そうですか?なんだか照れますねー』

お、良さそうでは?

『はいとっても似合ってます!その髪型あとそのメガネも!靴もストッキングも出席簿も!それと』

 

『あのー五河君?』

 

「「やりすぎ(よ)」」

そんな褒めたら不審に思うだろーが…こらハゲは言い過ぎだ

『私ーもう戻っていいですか?」

 

『あーえっとー』

 

「仕方ない…」

 

『え?』

 

『ではこれから私の言う通りに言ってみたまえ」

 

『実は俺二年になって学校に来るのがすごく楽しいんです』

 

『そうですかそれは良いことです』

令音さんちょっと今俺は嫌な予感がしてるぞ…

『先生が担任になってくれたから…だって俺前から先生の事が』

『な、何言ってるんですかダメですよー気持ちは嬉しいですけどー』

 

『俺本気なんです本気で先生と結婚したいんです!』

おーかっこいいけどご愁傷様

『本気…ですか?本当ですが!?五河君が結婚できるようになったら私もう30超えちゃうんです(ry…

あーやっぱりかーもう熟し始めるくらいだもんなー

「29歳独身女性への切り札を使ったが少し効きすぎたか…」

少しじゃない気もしますけどね

「必要以上に絡まれても面倒ね…士道目的は達成したし適当に謝って逃げなさい」

 

『すいません先生!やっぱりそこまでは覚悟はありませんでした!』

士道は士道でめっちゃ逃げてるし先生は先生でめっちゃ語ってるし…俺は実戦出なくていいようになって良かったーにしても…

「いやー中々個性的な先生ね」

 

『ざけんなー!何呑気な事をドカァ!

あ、ぶつかった

『すまん!怪我は大丈夫か…』

あーワーオって言う効果音聞こえてきそうだな童貞の俺にはこれはちょっと過激だわーちょっと顔熱いもん

士道がぶつかったのは鳶一折紙天才美少女…ん?どっかで見た気が…

『平気…』

琴里が何か閃いたようだ

「ちょうどいいわ士道彼女とも訓練しておきましょう」

 

『は?』

 

「同年代のデータも欲しいじゃないそれに精霊とは言わずともAST要員よ言いふらすタイプでもなさそうだし」

 

「ちょっとかわいそうな気もするけどな」

 

『お前だからって』

 

「いいから彼女を褒めなさい」

士道は不満そうな顔をしたが渋々

『あー…鳶一えーとその服かわいいな!」

 

『制服』

 

「いや選択ミスってんじゃねーか!」

 

「なんでわざわざ制服なんて褒めるのよこのウスバカゲロウ」

ウスバカゲロウってなんだよ

『だってつい』

 

『シン、手伝おう』

まあそうなるよな

『鳶一、実は俺前から鳶一の事知ってたんだ』

 

『私も』

 

『そうなんだ。で、俺二年で同じクラスになれて嬉しくてさ授業中ずっとお前の事見てるんだ』

いや授業に『私も』ん?

『俺、それだけじゃなくて放課後に鳶一の体操着の匂いを嗅いだりしてるんだ』

変態じゃ『私も』変態じゃねぇか!

『そっかなんか気があうな』

 

『うん』

 

『じゃあよかったら俺と付き合ってくれないか………て!いくらなんでも急展開過ぎんだろ!』

 

『構わない』

 

『え!?』

 

『付き合ってもかまわない』

 

『あーどこかに出かけるのに付き合ってくれるって事だよな』

 

『そういう意味?』

 

『え?』

 

『男女交際の事かと思っていた』

鳶一さん士道の事好きなんだなかわいそうに

『え』

 

『違うの?』

 

『いいいいや!違わないけど』

 

「そう』

 

『ん?なんだ?』

 

『制服…好きなら』

 

『へ?』

 

ウゥゥゥゥゥゥゥ!

空間震警報!?

 

「士道!空間震よ一旦フラクシナスに移動するわ」

 

『やっぱり精霊なのか?』

 

「ええ…〈プリンセス〉よ出現場所はここ来禅高校よ」

 

「マジかよ…」

 

 

 




アルトリアを現界させれるようにしたのは気分です失踪まっしぐらですありがとうございました


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第5話 名前と誘いとデート

デアラのヒロインってみんなかわいいですよね


俺は今フラクシナスにいる

士道が精霊をデートに誘うためだとか

今回は俺の出番は無しかな?体調さっきまで悪かったから…か

「なあ琴里なんで俺は呼ばれたんだ?戦闘員くらいにしかならないだろその戦闘も今は待機命令出されてるのに」

「万が一っていうのがあるでしょ?それにあなたあのゲームをノーミスでクリアしたようじゃないだから精霊を口説く時に何を言えばいいのか選択肢が出るからそれを選んでもらうわ」

「了解したよ司令官」

たしかに万が一があるその万が一が起きた場合俺がどうにかしろって事か

「士道あなたかなりラッキーねCR-ユニットはもともと屋内での戦闘を目的としていないわ〈プリンセス〉が校舎に入ったおかげで簡単に突入できなくなってるの」

なにそれ聞いてないぞまぁ確かに飛行するんだから屋内戦闘は目的してないよな

『だからって…』

「士道にしか出来ない事よこの一週間あなたは文句を言いながらも訓練から逃げようとしなかった…助けたいんでしょ?精霊を」

『…琴里、俺にならできるんだな?』

「えぇ自信を持ちなさい、殲滅とは違う精霊へのもう一つの対処法すなわち」

『話をして、デートして、恋をさせる!』

その言葉を放った士道は学校へと足を進める

「安心して士道私たちラタトスクの誇るフラクシナスのクルーが全力であなたをサポートするわ!結婚五回!離婚も五回!まさに恋愛マスター!〈早すぎた倦怠期〉川越

夜の女性に絶大なる人気を誇る〈社長〉幹本!

恋のライバルに次々と不幸が!午前2時の女〈藁人形〉椎崎!

100人の嫁を持つ男〈次元を超える者〉中津川!

愛の深さ故法律で愛する人に近づかなくなった女〈保護観察処分〉箕輪!」

「まともなのいないな!?」

バツゴと金に者言わせてる人と人呪う人と二次元にしか興味ない人とストーカーとかホントに大丈夫か?

『急に帰りたくなってきた…』

俺も士道の立場だったら絶対そう思ってた

「大丈夫皆腕は確かだ…」

「他にも見えない精鋭がついてるわ大丈夫士道なら一回くらい死んでもすぐにニューゲームできるから」

『気楽に言ってくれるじゃないか』

「妹を信じなさい彼女を頼むわよ」

士道が教室の開いてるドアから教室を見るそこには琴里たちが言っていたおそらく〈プリンセス〉と呼ばれていた少女だろうその少女は振り返り士道に攻撃をした

『待ってくれ!俺は敵じゃない!とりあえず落ち着いて』

士道が少女に近づこうとする

『止まれお前は何者だ?』

『俺は…「待ちなさい!士道!」

「精霊の精神状態に変化があります!」

「解析用AIが反応」

「選択肢が表示されます」

1 俺は五河 士道!君を救いに来た!

2 通りすがりの一般人です!やめて殺さないで!

3 人に名を尋ねる時はまず自分から名乗れ!

うっわー一番ダメそうな3に何故か俺の直感が働いてやがる!絶対ダメなのにこれにしろって俺の直感が言ってくる!

「出たわね各自選択!」

3が一番多い…か

「あーなるほど私と同意見ね」

「1は一見王道ですがこの状況では胡散臭いでしょそれに少々鼻に着く」

「2は論外ですね、この場を逃れられたとしても、それで終わりです」

皆すごいなぁ俺はただ直感で選んだのにみんなちゃんとした理由がある

「そうね3は理にかなっているし会話の主導権も握ることができる。士道?聞こえるわね?答えなさい」

『もう一度聞く…お前は何者だ?』

『人に名を尋ねる時はまず自分から名乗れ!』

すると士道は攻撃されてやっぱりー!?と言いながら吹き飛ばされる

「「あっれー?おかしいなー」」

ちょうど琴里とハモったアルトリア譲りの直感が外れるとは珍しいこともあるもんだな

『おかしいなーじゃねぇよ!殺す気か!?』

『これが最後だ答える気がないなら敵と判断する』

ワーオ手がバチバチしてるー静電気すごそー

『お、俺は五河 士道ここの生徒だ敵対する意思はない』

と慌てて答えるまあ俺もあの状況だったら答えるするとその精霊は何かに気づいたようだ

『お前も、前に一度会った事があるな』

「あ、あー今月の十日、町で」

『おー思い出したぞ何やらおかしなことを言っていた奴だ』

すると少女は士道の髪を掴み壁に抑え込む

『私を殺す気がないと言っていたな見えすいた手を、何が狙いだ』

『なんで、そんな顔するだよ』

『!』

『何も狙ってなんかない、人間はお前を殺そうとする奴ばかりじゃないんだ!」

『嘘だ!私の会った人間は皆私は死なねばならないと言っていたぞ』

『そんなわけないだろ!』

『なら聞くが、私を殺すつもりがないのならお前はいったい何をしに現れたのだ』

1 もちろん君会うためにさ

2 なんでもいいだろ、そんなの

3 偶然だろ、偶然

「さっきの反応を見る限りこれは1しかなさそうね士道」

『君に会うためだ』

『私に?何のために』

1 君に興味があるんだ

2 君と愛し合う為に

3 君に訊きたいことがある

これは…わたしには分からん

「はーどうしたもんかしらねー」

「ここはーストレートに行きましょう」

「はっきり言わないとこの手の娘は分からないですって

「まあそうね1や3だとまた質問を返されるだけだし」

『そ、その君と愛し合うために』

少女は壁を斬って斬られた壁は斜めにずり落ちる

『冗談はいらない』

『また…その顔…………………俺はお前と話をするためにここに来た内容なんかどうだっていい!気に入らないなら無視してくれたって構わない!でも!一つだけ分かってくれ!

 

 

 

 

 

 

俺は「士道落ち着きなさい!」

 

 

 

 

 

 

俺はお前を否定しない!』

『!………士道と言ったな?本当にお前は私を否定しないのか?」

『本当だ』

『本当の本当か?』

『本当の本当だ』

『本当の本当の本当か?』

『本当の本当の本当だ』

少し頭をかいてから

『ふん!誰がそんな言葉に騙されるか、バーカバーカ!』

『だから俺は…』

『だが、まああれだ…どんな腹があるかは知らんがまともに会話をしようとする人間は初めてだからなこの世界の情報を得るために利用してやる!うん、大事、情報超大事』

『あ、ありがとうその、君は?』

『名か?そんなものはない…だが会話を交わす相手がいるなら必要だなシドーお前は私をなんと呼びたい?』

「こりゃまたヘビーなの来たわねー…総員すぐに名前を考えなさい」

名前って言ってもなぁ…〈紫〉これでいいや

 

「これだけではパターンが少なすぎる、世界の精鋭に頼るしかあるまい」

「そのようね」

名前つけるのに精鋭ってなんだよ

名前が集まったのかモニターに集まった名前が表示される

「川越!美佐子って別れた奥さんの名前でしょ!?幹本!これなんて読むの!?」

ホントだ読めない

「麗鐘(くららべる)です」

「却下!もっと古風でちゃんとした名前ないの!?」

「例えば…トメとか!」

『トメ!君の名前はトメだ!」

それを言った瞬間モニターに映る機嫌を表すメーターがご機嫌から斜めになり士道は攻撃されるが士道には当たらなかったらしい

「あ、あれー?おかしいなー』

『何故かは分からないが無性にバカにされた気がした』

『すまん!ちょっと待ってくれ!』

まあ確かに全国のトメさんに悪いが今時の子につける人は少ないよなさあどうする士道

『十香…どうかな?』

『まあいいトメよりマシだ』

名前の書き方を聞かれた士道は黒板に十香と書いたそしてその横に真似をするように十香は自分の名前を書いた

『士道』

『なんだ?』

『十香…私の名だ素敵だろ?シドー』

『と、十香…』

照れくさそうな表情をする士道そして十香は笑みを浮かべている

「伏せなさい士道!」

すると士道と十香に銃弾の雨が降るASTだ

『十香…』

『士道はやく逃げろ私と一緒にいてわ同胞に撃たれる事になるぞ』

しかし士道は逃げずに十香を見つめる

『何をしているはやく逃げねば…』

『知った事か!』

そう言い士道はそこに座る

『今はお前と俺のお話タイムだろこの世界の事知りたいんだろ?だったらあんなもん気にすんな!』

『士道…』

そういうと少女は士道の目の前に座る

銃弾の雨が降り注いでも二人は会話する

『なあ十香、お前って結局どういう存在なんだ?』

『知らんどのくらい前だったか私は急にそこに芽生えたそれだけだ、記憶は歪で曖昧自分がどういう存在なのか知りはしない…』

『そういうものか?』

『そういうものだ突然この世に生まれ気づいたら上にメカメカ団がいた』

『メカメカ団?』

『あのうるさい連中の事だ』

『あぁなるほど』

『チャンスよ士道!機嫌メーターが70を超えたわ一歩踏み込むなら今よ!』

『何すりゃいいんだよ』

「とりあえずデートに誘っちゃえば?』

『はぁ!?』

「おい!そんなに声を大きくしたら!」

『どうしたシドー…』

『あぁいや、なんでもない』

『さっきから何をぶつぶつとやはり殺す算段を!』

『ち、違う違う!誤解だ!』

『だったら何を言っていた』

『それは…』

「ほらー観念しなさいよデート!デート!デート!」

小悪魔的な笑みを見せたあと急かす周りも便乗し急かすまあ恋させるわけですし?仕方ないよね

『あぁぁ!もう分かったよ!あのだな十香そ、その今度俺とで、デートしないか!?』

『デェトとはなんだ?』

『そ、それはだな』

「士道!ASTが!」

十香に斬りかかってきた…鳶一!?あいつ…ASTだったのか十香に斬りかかるも十香はバリアーのようなものを作り防ぐすげー赤い弓兵みたいだ

『鳶一!』

『よかった…』

『また貴様か』

『盾に取るなんて許せない!』

『そ、そういうわけじゃ…』

「琴里」

「なによ」

「行った方がいいか?」

「まだ様子を見て」

様子を見てる暇なんてあるのかと思えるほどに読めない状況になってきた

『…〈鏖殺公〉(サンダルフォン)!』

「士道離脱しなさい!フラクシナスで回収するわ」

『離脱って言ったって』

十香は剣を握り剣からビームの様な物を出すそして鳶一と士道は吹き飛ばされた

 

 

 




デートダァ!凛々しい十香じゃなく子犬みたいな十香に会えるぞーリボンピクピクだぜー!今回もよんでいただきありがとうございました!


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第6話 剣と銃とお嬢様

アルトリアって食べ放題とか言ったら出禁にされそうだよね


俺はあの後アルトリアを現界させたのだが少し困った事になっているそう…服が無いのだそれで困ってたら普通に魔力で作れるとか言い出して着替えてたんだが魔力を消費するのは俺だし戦闘にも支障が出るかもしれないので後で買いに行こう

「そういえばアルトリアは何を食べたいんだ?」

「大雑把なものでなければ」

大雑把じゃないものか金は高級な店にポンと行ける程ではない好きな料理を食べれる食べ放題にでも行くか

「よしどこに行くか決めたぞアルトリア」

食べ放題に行ってからは周りの視線がすごかった

山の様に食材根こそぎ持ってきてそれ食べきるんだもんなそりゃね

「次は服買いに行くぞアルトリア」

「はい…その、ありがとうございます」

「いいよ稽古サボったのは俺だしそれに助けて貰ったしなアルトリアには感謝してもしきれないよ」

そう言うと何故かアルトリアは顔赤くした後俯いた何故?

服を何着か買って帰路に着いた時どこかから猫の鳴き声が聞こえたその鳴き声を頼りにその方向を見てると大学生くらいだろうかその大学生がエアガンで弾をぶつける

「先に帰っててアルトリア」

「何故です?帰る必要はないでしょう私も彼を止めます」

「次は令呪使うよアルトリアはやく帰ってて」

「私には対魔力があります令呪とは言っても私は抵抗することが出来ますよ」

「そうか…令呪を持って命ずる帰れアルトリア」

「王…騎この魔力量は…」

「ごめんなアルトリア」

彼女はひたすら抵抗しようとするも体が勝手の動くそして見えなくなった

「おい…何してるんだ」

「ん?見て分かんないのか?ストレス発散だよこいつすげーうるさいんだよなやっと捕まえたんだよ邪魔すんな」

「うるさいからってそんな事していいわけないだろ!」

「うるっせーな…ならお前がストレス発散用のサンドバッグやれよそしたらこの猫に手は出さないよほらそこに立って」

「分かった」

俺は了承しただがいきなり頭を砕く様な頭痛に襲われた

(なんだよ…だれだ)

(貴様のやり方では気に入らなかったのでね俺が相手をしよう)

「あ?どうした?いきなりこっち睨んできて、調子乗んなよ」

そう言い王騎?に向かって拳を飛ばすしかしその拳は空を飛んだだけのものになる避けた王騎?は拳を避けて手にはいつの間に持っていたのであろう黒い刃のついた銃で大学生くらいの男を撃ち王騎は言う

 

「〈無⬛︎の剣製〉」

そう言った瞬間男の内側からさまざまな剣が男を引き裂く

剣が男を引き裂き終わった頃だろうかそれと同時に王騎?は王騎に戻り

「なんだよ…これ」

分からない…アイツはどうやって殺した何をしたらこの様に出来た?俺は普通に相手が飽きるまで殴られて猫を保護しようと思ったのに何故?

「あらあら面白い物を持っていますわね」

「!」

後ろから突然声をかけられて振り返るとそこには赤いゴスロリだろうか?この手の服はあまり詳しくないから分からない

「いつからいた?」

「最初からですわ特別な能力を持ってるのはあの人だけかと思いましたが…いえ、この話は今はいいですわ」

「何が目的だ?まさか話をしにきたわけじゃないだろ」

「えぇもちろんまずはその死体をを戻そうと思いましてねはっきり言って戻したくない気の方が強いんのですが仕方ないですわ今あなたに自首されたら計画に支障が出ますしね」

「〈刻々帝〉(ザフキエル)」

「[四の弾]」

それを男だった物に撃つすると剣は体の内側に戻り肉も繋がっていくそして男は完全に戻る

「あれ…俺…なんでここに?」

時間が戻っている間に家の屋根に飛び移っていたので見つからなかった

「なあ君は精霊なのか?」

「えぇそうですわよ」

意外と素直に答えてくれたな…

「今回はありがとうえーっと」

「時崎 狂三と申します」

「今回はありがとう狂三」

「どういたしまして」

「じゃあな狂三」

「はいさようならですわ」

そう言って立ち去ろうとするが

「ああ、そうそう、今日の事は秘密でお願いしますわ。王騎さん」

 

 

 

夢の中

 

ただいまめちゃくちゃ怒られております

「あんな事に令呪を二面使うなんて何を考えているのですか!あれは話し合いでどうにかできたでしょう!それにどれだけ心配したと思っているのですかバカですか!」

と言われながらめっちゃ剣で叩かれてます痛いです

 




主人公は鈍感だよ書いてる俺も真っ赤だYO狂三を登場させちゃいました我慢できませんでしたごめんなさい
セイバーは王騎がものすごい魔力で令呪を使ったとか思ってますが実は違うんですよね八話くらいで判明させるかなと思ってます


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第7話 士道と十香と封印

んっふ〜デート書けるぅ!


直感て便利だよねー今日は学校休みになると思ったからフラクシナスの人に呼ばれて僕は今ですねちょっとお高めなレストランにいるんですよどうやらここに十香と士道が来るんだとか俺は何をすれば良いのか聞いたら料理だとさ、料理なんて久しぶりだな……ガチャッとドアが開く音がした士道たちが来たらしい俺はとりあえず注文が来るまで待つのみ皿は全て洗ってるし食材もすでに用意してあるさて少し時間に余裕ができたな………昨日の夜狂三と会ったのだがあの精霊の能力は多分時間だろうな男だった物が巻き戻しみたいに戻っていったし…やばいちょっと気持ち悪くなってきた…もし戦闘になったらどうしようか時間を操れるんだったら何かの時間も止める事も出来るだろうそれ以前にあの剣が体内から男を引き裂いた現象も俺は何をしたんだそこの一部だけ記憶がない

「スペシャルこれでもかコースの注文が来たわよ」

「分かった」

俺たちはその注文が入った瞬間急いで用意するスペシャルこれでもかコースはホントにこれでもかという感じのコースなので急がないと待たせてしまう

 

作り終わり厨房から士道達を見ると十香がパスタを全てフォークに巻きつけそれを一気に口に運ぶ…あれアルトリアにも負けてないんじゃないか?

 

十香が食べ終わったらしい

 

よし駅の南に行くか

「お、もう屋台もゲートも用意出来てんじゃん」

俺は回すやつだな早く行かないと…

「おいシドー!あれは見た事ないぞ!」

「あ!おい!」

あの子前あんな感じだった?なんか…すごい雰囲気柔らかくなってる

「見ろ士道あれ美味そうだぞ!あっちも!あ〜あっちも!すごいぞ!ほら!」

「分かったから好きなだけ食べろよどうせタダなんだから…たくっ…なんでこんな事に…」

「シドー…楽しく…ないか?」

「え?」

「何がさっきから私ばかり喜んでいて…士道は機嫌が悪くなっている様な気がして…」

「そんな事ないって」

「本当か?」

「本当だ…その、ごめんつい余裕がなくなって」

「お前も楽しいか?」

「楽しいよ」

「本当に本当か?」

「本当だ、本当に楽しい」

「フフ」

「!」

「ならば一緒に食べようデートしつくそうではないか」

「「「ヒューヒュー」」」

「あ、ああ」

「さあ!シドー!」

「ああ!どこでも行ってやる!

場面は変わってくじ引き屋方法はガラガラ回すやつだ士道達はそれを回し出たのは黄色の玉特賞のやつそういえば景品はなんだったっけ

「おめでとうございまーす!なんと特賞!ドリームパークご招待券が大当たりでーす!」

「なんだ?それは凄いのか?」

「ものすごく凄いです!」

「今すぐ行ってください!ささこのすぐ裏ですので!」

「ドリームパーク?」

そんなのあったか?このすぐ裏に…あっ…

「何渡してんだあんたらぁ!」

 

ドリームパーク前

 

「シドー!何か面白そうなところだな!ここは何をするところだ?」

「え、何って言われても」

士道が急かしている二人に目を向けるどうやら止める気は無いようだ

「なあ十香ここはやめよう!な?」

「どうしてださっきどこでも行くと言ったではないか…まさかここにデートの真髄があるのでは!」

「いろんな意味で否定しずらい…でもダメだ!ここだけはダメだ!未成年だし!」

うぅデェトぉと言いながら引っ張られる十香、士道が紳士じゃなかったら危なかったぞあれ

 

フラクシナスにて

 

「いやぁ信じられん!どうしてあそこで思い切って連れ込まないかなぁ…」

「川越、あんた何度もそれで失敗してるでしょ」

「既成事実…大事ですよ」

「まあいいじゃないちゃんと段階を踏むのも士道らしくて…あら?雨」

「妙だね付近に雨雲はなかった」

「たしかにさっきは晴れてたよな」

「ま、好都合かもしれないわね」

ゲームセンターに入っていったな

『な、なんだここは!メカメカ団の秘密基地ではあるまいな!?」

「違う違う安心しろ」

ゲーセンのUFOキャッチャーって取りにくいんだよなわざと弱めに設定されてるし…今きな粉パンのクッションの目をつけた十香何回かプレイした後

「う〜なぜ取れぬこの根性無し!シドーも何か言ってやれ!」

「だから言っただろそれは難易度高いって何も考えずにやっても取れないぞ」

「ではどうすればいい!」

「こっちなら多分簡単に行けるぞ」

そうして指をさしたのは猫のぬいぐるみの様な物が景品のUFOキャッチャーしかし十香は

「そんなのはダメだこれがいい」

と聞かない

「そっか他に同じ景品は…」

と辺りを見回すと中津川さんがアームをしている台を見つけ士道はその台から目をそらすそして何か少し考えてから

「十香、二人で取ろう俺はこっちのボタンを担当する合図したらそっちのボタンを離すんだ。チャンスは一回だけだぞ」

「分かった」

100円が入れられて操作が可能になるまずは士道が押しアームを移動させる士道が離し次に十香がボタンを押すそして進ませてると

「今だ!離せ十香!」

「!」

ボタンを離しきな粉パンクッションを掴んだアームはクッションを穴に運ぶまだ油断はできないそんな緊張が場の空気を縛り付けるそしてアームはそのクッションを離したが落ちた時の方向が悪かったのか引っかかるこれで終わりだと誰もが思った

「……落ちろ!落ちろなぜ落ちない!私とシドーが頑張ったのだぞ!落ちろ!落ちてくれ!」

「十香…」

「頼む落ちてくれ!頼むからぁ!」

すると祈りが届いたのかきな粉パンクッションは穴に滑り落ちた

「「落ちたぁ!」」

 

場所は変わって公園

 

「なあ!シドーあれはどうやって変形するのだ?」

「残念ながら電車は変形しない」

「なに!?合体タイプか?」

「まあ、連結くらいはするな」

「おお!」

「シドー、今日は楽しかったな」

「ああ、そう言ってもらえると助かる」

「ドリームパークに入れなかったのは少々残念ではあるが…」

「そ、そのことは忘れろ」

「シドーがそう言うなら忘れるようにしよう…で、シドーいったいデェトとは何のことだったのだ?結局分からなかった」

「それは、男と女が一緒に出かけたりその、遊んだりすることだ」

「なんだそんなことか、だったら今日の私とシドーは立派にデェトだ!」

「ま、まあな」

「良いものだな、デェトは」

「人間は皆優しかったな」

「ああ、お前を殺そうとする奴なんてどこにもいなかっただろ?」

「うん、世界がこんなに優しいだなんてこんなに楽しいだなんてこんなに綺麗だなんて思いもしなかった……だから、メカメカ団が私を狙う気持ちも分かった私はこの世界に現れるたびに…こんな美しい物を壊していた…」

「十香…」

「シドーやはり私はいない方が良いな…」

「そんなことない!だって今日は空間震が起きてないじゃねぇか!何も壊してないだろ!」

「ダメだ…次に現れる時は同じようになるとは限らない…帰って寝付けば私の意思ではどうにもできなくな「だったら帰らなきゃ良いじゃねぇか!」

「え」

「試したのか?一度でも、こっちにずっといるってことを」

「でもあれだぞ…私は知らない事が多すぎるぞ」

「そんなもん俺が教えてやる!」

「寝床や食べ物も必要になるぞ…予想外の事態が起こるかもしれん」

「俺がなんとかする!予想外の事は起きた時考えりゃいい!」

「本当に…生きていてもいいのか?…この世界にいてもいいのか?」

「ああ、そうだ!」

「そんなこと言ってくれるのはきっと士道だけだぞ…メカメカ団や他の人間だってこんな危険な存在が近くにいたら嫌がるにきまって「そんなの関係ねぇ!他の奴がお前を否定するなら俺はそれより強くずっと強く

 

お前を肯定する!」

士道は手を差し伸べて言う

「握れ、今はそれだけでいい」

十香も手を取ろうとする…しかし士道は何かに気づいたのか十香を突き飛ばす、きな粉パンクッションに風穴が開くそして

「何をする!」

十香が見たのはクッションの綿と共に飛び散る赤い液体そして次に視認したのは士道の風穴だったそして士道は…倒れた赤い血溜まりを作りながら…十香は士道に歩み寄る

「シドー……」

十香は自分の着ていた制服の上着を脱ぎ士道に被せる

「シドーがいてくれたらもしかしたら…すごく大変で難しくとも、出来るかもしれないと思った…でもダメだった…やはりダメだった、世界は私を否定した!」

十香に黒い雷のような物が落ちる

「〈神威霊装・十番〉」

すると十香は最初に見た時の鎧のような姿になった

「〈鏖殺公〉〉!」

そして十香は鏖殺公を持ち鏖殺公が刺してあった台座を斬るするとその斬った台座が結晶のように集まり

「〈最後の剣〉!」

その剣は十香よりも長く大きかった

「…も…くも…よくもよくもよくもよくもぉ!」

十香は剣を振り衝撃波のような物を生み山を斬るそして士道を撃ち抜いた者…鳶一折紙を、十香は目にとらえて見下ろしていた

「貴様だな?我が友を…我が親友を…シドーを殺したのは貴様だな?」

その時の十香の表情は怒りに塗りつぶされ鳶一の表情は驚愕に染まっている

「殺して殺して殺して殺しつくす…死んで死んで、殺し尽くせ…」

「おい!琴里!もう出ていいだろう!?最悪あのASTが死ぬぞ!」

「えぇいいわ!時間を稼いだちょうだい!」

よし!了承を得た

「ありがとよ!司令官!」

俺は外に出て青いコートと鎧を纏うそして剣を持つ

十香は鳶一に斬撃を放っているその斬撃を止めたのは王騎だった…

「おい!貴様!そこを退け!さもなくばお前も斬る!」

「〈キング〉…」

「お前は早く逃げろ!」

「待て!」

十香は鳶一を追おうとするが王騎がそれを止める

「今のお前の相手は俺だ!」

「邪魔をするなぁ!」

斬撃を受け止め巨大な剣を弾く

「俺の知り合いの様子を見てると士道は生きてると思うがな!」

「嘘だ!士道は死んだ!お前が逃がした奴のせいでな!」

容赦無く攻撃は飛んでくるそのすべてを捌き

「そうかい!なら上を見てみな!」

そう言い上を指差す

「とぉぉぉぉぉぉぉぉかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

士道が降ってきた結構荒っぽいことするなぁ…(苦笑)

「シドー!?」

降ってきた士道を受け止めるために十香は士道の場所に向かうそして受け止め

「シドー、本物か?」

「あぁ、だと思う」

「あぁ、シドー!シドー!」

そう言い十香は士道に抱きつく士道も照れくさそうにするが剣の異変に気付く

「十香、これは!?」

「〈最後の剣〉の制御を誤った!どこかに放出するしかない!」

「ダメだ!ダメだ絶対!」

「じゃあどうしろと言うのだ!?もう臨海状態なのだぞ!」

『ほら士道さっき教えたお姫様を助けるたった一つよ方法実行しちゃいなさい」

今はそれしかないからな

「十香、俺と、キスしよう!」

「え?」

「いや、やっぱ忘れてくれ!何か別の方法を「キスとはなんだ!?教えろ!」

士道は言い渋る

「教えろ!」

「えっと、唇と唇を合わせて」

そう言った瞬間十香は士道の唇に自分の唇を合わせる

「すると〈最後の剣〉は砕けちり十香の霊装も粒子となり消える

「す、すまん!これしか方法がないって言われてそれで!」

離れようと士道がするが十香は士道を抑える

「離れるな…見えてしまうではないか…」

あーこれは童貞の俺には辛い状況ですわーまじ辛いっす…顔熱い

「士道…またデェトに連れて行ってくれるか?」

「あぁ、いつだってな」

そういうと十香は満面の笑みを浮かべた

 

後日学校にて

 

「はーい転校生を紹介します」

そしてその転校生は…

「夜刀神 十香だ!皆よろしく頼む!」

まあだいたい察してたけどさ




デート描写難しい!きな粉パンの奴書けばよかった!小説持ってないの痛いよー!お金ないYO!次は四糸乃ですねあの時の士道さんには男の僕でも惚れたくらいですからねうまく書けるか分からないけどね!


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第8話 剣と地獄と抑止力

今回の話に追加されるヒロインのヒントが隠されておりますぞ!


夢を見た…今日はアルトリアとの稽古はないけどその夢は異様だった右を向けば剣の刺さった丘が広がり、左を見ると炎の地獄が広がって

後ろを向くと俺の住んでる家の前になり正面を見ると黒い剣と黄金の剣を構え、その構えてる奴に少女たちが攻撃を仕掛けてそこで止まっている…そして俺は何故かは分からない黒い剣と黄金の剣をどこかで見たような気がする、そして夢の中の筈なのに頭痛がした

「なん…だ!?」

何故か俺の脳裏に少女が浮かぶ見たことも声も聞いた事がないノイズが混じったような声が聞こえる

お…ー…………た…け……

そして男の声が聞こえてきた

も……ん、い………をた………るのが…に…………だか…な

それが聞こえた後背景が変わり学校の屋上となり黒い剣を持った男がいた、その男は何か大砲のような物から放たれる炎に黒い剣から放たれる光をぶつけている。

また背景は変わり…双子だろうかその双子が胸に何か歪なナイフを刺されている背景

「なんなんだよ!これ」

『やっとここまで辿り着いたか…失敗した俺の様にはなるなよ、そうは言っても貴様と俺では決定的に違う部分がある…貴様がそうはならんと思うが油断はするなよ剣龍王騎』

「お前は……誰だ?」

『今は知らなくてもいいさ…だが覚えておけ手の届く場所に助けを求める声があるなら手を伸ばせ、でなければ死ぬほど後悔するぞ』

そいつがそう言った瞬間地面がなくなりその瞬間目覚めた

 

 

 

「おはようございます、だいぶうなされてましたが何かあったのですか?」

「いや、なんでもないとりあえず居間にいてくれ、飯は作るから」

あの夢であいつが言ってたのはどういうことなんだ?ただの夢ならただの夢で良いのだが…

「なんか、ただの夢じゃない気がするんだよなー」

あと気になるのはあの女の子とノイズのようなのが混じった声だろうか?いや、今回の夢は色々と変すぎる剣の丘と炎の地獄に俺の家に少女達が襲いかかられている二つの剣を構えている男、学校の屋上の大砲と黒い光の風景、双子に歪な形をしたナイフを刺している風景、考えれば考えるほど分からなくなってくる。

そんなことを考えながら朝ごはんを作り終える、今日は焼き魚とご飯に味噌汁だ。作り終えた料理を居間に持っていきテーブルの上に料理を並べるそして手を合わせ

「「いただきます」」

 

 

 

 

 

食べ終えてすこし外に出たくなったので出るそしてすこし散歩をしていると異変に気付く

(昼にしては人が少ないな…)

ここら辺は通ればだいたい人を見かけるのだが…珍しい事もあるものだと思っていたがそこで何か言葉で言い表せないような嫌な予感がする。霊装を纏い聖剣を持って構えるするといきなり剣が飛んでくる

「!?」

咄嗟に避け剣が飛んできた方向に目を向ける、そこには浅黒い肌に白い髪に赤い外套それは周りの風景からしたらあまりに異質で見慣れない、

「すこしはやるようだな弓で射抜こうと思ったがそこは人が多かったのでな人の居ないところに来るのを待ち伏せていたよ…まあこれから死ぬ奴にこんな事を言っても意味は無いがな…」

「そんな簡単に死んでたまるか!」

最初に仕掛けたのは王騎、赤い外套の男はいつの間に取り出したのか黒と白の剣を両手に持ち王騎の一撃を受け流す。

「その程度か…」

そう言い男は斬る、俺は反応が遅れて腕を斬られる

「かのアーサー王の力を受け継いだと聞いてどれ程の者かと思ったがこの程度か…もう見るものも無い、死ぬがいい」

男は俺を斬ろうとするが俺はその斬撃を剣で弾く男は一瞬剣に引っ張られ俺は見逃さずその隙を斬るギリギリ反応した男だが横腹に傷を作る

「なんでいきなり剣投げつけてくんだふざけんな!」

「ほう…剣の持ち主の技術を吸収し始めている…か一気にケリをつけよう」

男は詠唱を始めた

「i am the bone of my sword.

体は剣で出来ている。

 

Steel is my body,and fire is my blood.

血潮は鉄で、心は硝子。

 

I have created over a thousand blades.

幾たびの戦場を超えて不敗。

 

Unknown to Death.

ただの一度も敗走も無く、

 

Nor known to Life.

ただの一度も理解されない。

 

Have withstood pain to create many weapons.

彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う。

 

Yet,those hands will never hold anything.

故に、生涯に意味は無く。

 

So as I pray.unlimited blade works.

その体は、きっと剣で出来ていた。」

 

その詠唱が終わり辺りは剣の丘に変化していた空には歯車が空回りし続けて、見覚えがある場所だった

(そうだここは…)

王騎の体が固まるそして王騎に向けられた剣が放たれるその剣は王騎を貫く軌道だったがそれが王騎の体を貫く頃には王騎はそこにはいなかった

「!?」

「狂…三…」

「油断しないでくださいまし!」

「あ、あぁありがとう」

「貴様に用は無い早急に失せるがいい」

「残念ながら今彼に死なれたら困るのですわ。」

「そうか、止むをえん」

そう言い男は俺に斬りかかる前までの俺なら斬られて死んでいただろう…しかし俺は男の剣を砕き男にも刃を当てる

「〈七の弾〉」

それを撃たれた男の時は止まるその数秒を見逃さず宝具を放つ

「〈約束された勝利の剣〉!」

「くっ!」

男の時間は動き出すが既に剣の丘は崩れて公園に戻る

「倒…せた?」

赤い外套の男は倒れて消えかける

「それでは私はこれで失礼しますわ」

そして狂三は立ち去ろうとするしかし男の悪あがきか剣が四方八方に放たれる

「狂三!」

狂三を庇い背中に剣が刺さる

「王騎さん!?」

「は、一応は殺せたか…」

親が振り返ると男は既に消えていた…意識が遠のく…早く…〈全て遠き理想郷〉を…そして俺は〈全て遠き理想郷〉を使う…傷がまるで糸に縫われてるかなように再生する、そして傷が完治する狂三が目を見開くそりゃそうだ目の前で傷がいきなり治ったらな

「狂三、大丈夫か?」

「王騎さんこそ…傷は大丈夫ですの?」

「大丈夫だよ、俺は完全に死んでなければ傷が治るからな」

「今回は助けていただきありがとうございますわ王騎さん」

「いや、俺も助けてもらったありがとう、狂三」

そして立ち上がろうとするがバランスを崩す先ほどの戦闘での反動が今になって来たようだそれで狂三の方に倒れこんでしまう

「王騎さん?」

「ごめん…反動が今になって来たみたいすこしこのままで」

「えっあ、はい分かりましたわ」

すこし経って俺が立てるようになったとき

「じゃあな狂三」

「えぇ失礼します王騎さん」

狂三は影に帰るかのように入っていくたった数回で慣れてしまうとは

「……………買い物は明日でいいや」

散歩ついでに買い物しようと思ったけど今日は疲れた

 

 

 

 




なんか深夜テンションと気分で書いたから変な事になってるかも
それと赤い外套の男はほとんどの人が分かってると思いますがエミヤです。抑止力として来たのですがステータス的にエミヤが勝てる訳ないだろいい加減にしろと思ってる人が多数だと思いますので説明します。
エミヤと会った時の王騎のステータスはアルトリアが士郎(Fateの主人公)と契約した時のステータス以下なんですよねこれは王騎の体が力を吸収しきれてないため、エミヤと戦ってる内にアルトリアの力を完全に吸収しきった
そして第6話にてアルトリアが対魔力があるのに令呪に逆らえなかったのは第6話の時点ではステータスは非常に低かったがステータスの対魔力Aを吸収したからです。そのためアルトリアは対魔力が無くなった結果アルトリアは令呪に逆らえなかったんですね
それでは次回もお楽しみに!


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四糸乃パペット 王騎ソード
第9話 少女と雨とパペット


四糸乃編です四糸乃今回出番少ないけど許して


ここはとある病院そこに一人の聖杯戦争の生き残りが立ち寄ったその男はある病室に入るとそこには一人の少女がいた、黒い髪に青い色の目の少女はドアの開いた音に驚いたのかこちらに振り向く男は用意されていた椅子に座り問う

「さて、突然だけど君は今日いきなりあったおじさんのところに来るか、孤児院に行くかどっちがいい?」

その問いに少女は少し考えてから答える

「おじさんのところに…行きます」

「そっか、ありがとうあと言い忘れてたんだけど」

少女は首を傾げる

「おじさんはね…魔法使いなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺達は今神社かなんかの木の下で雨宿りをしている

「今日は降水確率10%じゃなかったのかよ」

と士道は文句を言う

「仕方ないだろ…天気予報は外れる時は外れる」

そう話していたら目の前に少女が現れてすてんと転んだ

「大丈夫か?」

士道が少女に近づいて怪我がないか確認するが少女はものすごい速さで後ずさる

「来ないで………ください………痛く…しないでください…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日学校

 

「シドー!」

教室の戸がガラガラと開かれそこにいたのは力を封印された精霊の十香だった

「くっきーというのを作ったぞ!調理実習で皆に教えてもらいながら私がこねたのだ!食べてみてくれ!」

「あ、あぁ…いただくよ」

うわぁめっちゃ士道の方を鳶一さんが見てるよ…モテる男は違うねぇ

すると鳶一は士道の方に行き…

「鳶一…」

「貴様!なぜここに、おのれまだやるつもりか!気をつけろシドー!」

十香は鳶一に関してめっちゃ警戒するじゃん仕方ないけど

「ごめんなさい…」

あ、十香が固まった

「謝って済む問題では無いけれど」

あれかライフルで撃ち抜いたやつか

「復帰早々なんで五河君に超天才が謝ってんの?」

「なんか弱み握られてんじゃない?」

「マジ引くわー」

この人たち士道に当たり強くないですかね?

「も、もう良いからいい加減顔上げろよ、お互い無事だったんだから、な?」

すると鳶一は士道のネクタイを掴み

「でも…浮気はダメ」

あーそっか訓練の時付き合ってもいいとか言ってたっけあの人

「こら!シドーに触れるな!」

「報告は受けていたけど、あなたこそなんでここにいるの?」

「貴様には関係ない!さあシドー、気にせず私のくっきーを食べてくれ」

すると鳶一も同じように箱を出し

「クッキーなら私も焼いてきた」

「ま、真似をするな!」

「焼いた時刻は私の方が早い」

「うるさい!貴様のくっきーなど、美味いはずがあるか」

と言いながら十香は鳶一の焼いたクッキーを食べるすると一気に顔がほぉ…緩んだ説得力無いな

「は!た、大したことは無いな…し、シドー早く私のクッキーを食べるがいい!」

「私のを食べるべき」

すると士道は鳶一と十香のクッキーを同時に食べて

「う、うん!どっちも美味いぞ」

「私の方がちょびっと早かった」

「私の方が0.02秒早かった」

どうしてこう争うかなというかどっちも誤差だろ誤差

すると殿町がやってきて

「そこで、見知らぬ人にクッキーを貰ったんだが…一つどうだい?彼女は食べられないのでね」

と言いながらスマホを片手にギャルゲーのヒロインを見せる…悲しいなぁ

 

下校時

 

「今日こそ降らないって言ってたのに」

「まあ天気予報最近調子悪いよな」

すると士道はこの前通りかかった神社を見るが今回はすぐ帰るらしい

「それじゃーなー士道」

「あぁ、またな王騎」

そして俺は家に入るとりあえず濡れたから風呂入るか…そう思い服を脱ぎ風呂の戸に手を掛けようとしたその時ピリッと体に何かが走る…

なんだろう開けたらラッキーだとしてもほっぺたに紅葉が出来るようなそんな気がするそう考えて動けないでいるといきなり戸が開く戸を開けたのはご察しの通りアルトリアさんです

「や、やあ」

その後アッパーをされて飛鳥文化アタックをさせられたのは言うまでもない…紅葉ができるどころじゃなかったです

「あ、顎が痛い…」

「自業自得です」

「ところで今日のご飯どうするよ鍋?」

「お任せします」

お任せしますが困るんだよアルトリア…まさかここで主婦の気持ちを味わうとは思わなかった

「よし、しゃぶしゃぶとかでいいか」

さっそく鍋を用意して食材を用意するアルトリアに説教をされてるうちに時間が結構経ってた

 

食後

 

聞いてみたい事があった

「なあアルトリア」

「なんでしょう?」

「親父はどんな魔術師だった?」

「サーヴァントと殴り合いしてる魔術師でした」

「魔術師の癖に拳かよ!」

なんか聞いておいてあれなんだが魔術師とかのイメージを破壊された気がする

「殴り合いと言っても身体の強化と投影と物の強化を使えました治癒はダメでしたね」

「治癒がダメって事は〈全て遠き理想郷〉でごり押ししてたとか?」

流石にありえないかアルトリアの魔力も必要になるし

「実際そんな感じにごり押ししてましたよ」

「…………そんな戦い方で大丈夫だったのか?」

「はい、私は彼に背中を任せて彼は私に背中を任せるような感じでしたからね」

そんな関係だったのか…この話はもうやめにしよう俺の魔術師のイメージが崩れる

「もう寝るのですか?」

「あぁ今日は疲れた」

といいベットに倒れこみ俺は眠りについた

 




平日嫌ダァ!


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第10話 ウサギと四糸乃とヤキモチ

更新が遅れて申し訳ないです最近リアルが忙しく調子が良くて一週間に1話程度しか投稿できなくなりましたので気長に待って貰えると嬉しいです


学校にて

「シドー!昼餉だ!」

そう言いながら十香は士道の机と自分の机くっつける、すると折紙がやってきて折紙も士道の机に自分の机をくっつける

「なんだ貴様、邪魔だぞ」

「それはこっちのセリフ」

「3人で食べればいいだろ…」

そして折紙と十香はそれに従う

士道と十香が弁当の箱を開けると折紙が反応し士道と十香の弁当を見つめる

「あ」

「ん?なんだそんな目で見てもやらんぞ」

「どう言う事?」

「そ、その、今朝同じ弁当屋で買ったんだ偶然十香もいて」

「嘘、この容器は154日前あなたが駅前のディスカウントショップにて1580円で購入した後使用し続けている物弁当屋の物ではない」

細か!もう折紙さん士道のストーカーじゃん!怖!俺がそう思っていると声をかけられる

「なあ剣龍彼女にコーディネート頼まれたんだがナースと、巫女と、メイド、お前が選んでくれないか?」

「メイドで良いんじゃね?というかお前の選んだ物を彼女に着せてやれよ」

「そーかメイドか!了解!」

と言いながら殿町は士道の方に行き士道にメイドでもなんでも好きにしろと言われ走っていく、その瞬間

ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!

という不快な警報がなった

「空間震警報か」

すると教室のドアが開き

「みなさぁーん!空間震警報です!すぐに避難してください!」

そして廊下に出て令音さんと士道が話す

「十香を置いて行く?」

「ああ、力を封印された十香は普通の人間と変わらないからね、それに精霊とASTの戦闘をストレス値が上がっても困る」

そういえば逆流するんだっけ?この前琴里に聞いたけど…

「いや…でも」

「ほら五河君に剣龍君に夜刀神さん、村雨先生まで!早く避難しないと機嫌が危ないですよ!」

士道はたまちゃん先生の手を掴み十香のと手を繋がせる

「先生、十香を頼みます!」

「あ、はいそれはもちろん…」

「シドー…」

士道十香の方を向く

「十香、俺は大事な用がある先生と一緒に先にシェルターまで避難しててくれ」

「し、しかし」

「大丈夫だ、じゃあな!」

そう言いながら士道と俺と令音さんは走る

「あぁ!五河君!剣龍君!村雨先生まで!ど、どこに行くんですかぁ!」

 

フラクシナスにて

 

「来たわね、ちょうど空間震が発生したところよ」

モニターを見てみると空間震で出来たであろうクレーターが写っている

「今回はだいぶ小規模ね」

「ハーミットならばこんな物でしょう」

「「ハーミット?」」

俺と士道の声が重なる

「今回現れた精霊の名よ気性のおとなしいタイプとして認識されているわ」

そしてモニターに映るハーミットがズームされるそこにはどこかで見たような少女がいた

「あ…俺、この子知ってる」

「なんですって?」

「一昨日の夕方、神社で」

「あーいたなこんな子」

「当該時刻に主だった霊波数値は見当たりませんね」

「十香のケースと同じか…」

「AST到着!攻撃、開始されます」

するとモニターにASTが現れハーミットを攻撃するハーミットは攻撃をせず逃げ回る

「なにもあんなに小さい子に!」

「姿形はASTには関係ないわ」

「あの子、逃げ回ってるだけじゃないか!」

「情けを求めるなら無駄よ彼女が精霊である限り」

「………………琴里!俺は、この子を助けたい!」

「それでこそ私のお兄ちゃんよ、総員!第一種攻略準備!」

「「「「「「はっ!」」」」」」

 

場所は変わってハーミットの隠れたデパート

 

『本当にハーミットはここに来るんだな?』

「ええ解析から間違いないわ、ASTもしばらくは手を出せないはずよ」

あたりは電気がついておらずマネキンが置いてありどこか不気味だ

『君もよしのんをいじめに来たのかなー?』

『うわっ!』

『おやぁ?誰かと思えばラッキースケベのお兄さんじゃない!』

士道は何か言い返そうとするが

「士道、待ちなさい」

モニターに選択肢が表示される

1「ああ、久しぶり。元気だったかい?」

2「ラッキースケベってなんだ、ラッキースケベって!」

3「知らないね。私は通りすがりの風来坊さ」

「総員選択」

その選択肢は123共にほぼ同じくらいの投票数だった

「えぇ?2でしょ!このギャルゲー主人公的なツッコミ、これですって」

「相手の性格が分からない以上危険では?ここは1が妥当かと」

「ハーミットは人間にはほとんど攻撃してこない!勝負に出るべきだ!」

少し言い合いが起きている中琴里がそれを遮るかのように

「士道、3よ」

『…それやるのか?』

『当然よ、良いモデルがいるじゃない」

(殿町か)

『ふっ知らないね私は通りすがりの風来坊さ』

『アハハハハ!お兄さん意外とひょうきん者?今時それはないわー』

『は、お気に召して何よりだ…俺は五河士道、君は?』

『おう!ミステイク、よしのんとしたことが自己紹介を忘れるなんて、よしのんの名前はよしのん!かわいいっしょ?かわいいっょ?』

『おう、かわいいけど、その名前ってこのパペットの名前かい?それとも君の?』

おおモニターにdangerって表示されて機嫌数値がすごい勢いで下がってる

「士道!精霊の機嫌数値がすごい勢いで下がってるわ!あなた何を言ったの!?」

『え?俺はただなんで腹話術でしか喋らないのかなって」

『士道くんの言ってること分からないなー腹話術って何のこと?』

雰囲気が怒った時のアルトリアみたいな事になってる怖ーい

「士道、原因は後で探りましょう今はとにかく機嫌を直すのよ」

『そ、そうだよなよしのんはよしのんだよな、あはは」

すると一気に雰囲気が柔らかくなる

『もう士道くんったらお茶目さんなんだから!で、何の用?』

『その、いきなりなんだけど…俺とデートしてくれないか?』

『デート?』

 

場所は少し変わって遊具に乗るよしのん

 

『どお?士道くん、カッコいい?よしのんカッコいい?』

『お、おい危ないぞ』

『もう、カッコイイかどうか聞いてるのにー』

そして遊具に乗ってたよしのんはバランスを崩したのか遊具から落ちる

『うお!?』

『あ!』

士道は落ちてきたよしのんをキャッチしようとよしのんの落ちる方向に走る士道はよしのんの下敷きになり二人の唇が重なる

『あ、ああ今のは、その』

『いったたたた、ごめんね、士道くん不注意だったよー』

「士道、緊急事態よ」

『な、何が?』

士道が別の方向を向くするとそこにはシェルターにいるはずの十香が恐ろしいオーラを出して立っていた

『十香?…』

『シドー…今、何をしていた?』

『何って…』

『あれだけ心配させておいて、女とイチャコラしているとは何事か!!』

すると十香が踏んだ床がへこみヒビが入る

『あっちゃーだいぶ精神状態が不安定になってるわねー、精霊の力が逆流しちゃってるわよ」

『そんな、どうすれば…』

「シドー!お前が言っていた大事な用事とはこの娘と会う事だったのか!?』

『いや、それはー』

そう言いながら十香はよしのんを指差す

『おねーさんはえーっと…』

『十香だ』

『十香ちゃん悪いんだけどー士道くんは君に飽きちゃったみたいなんだよねー』

『『え?』』

『話を聞いてるとどうやら十香ちゃんとの約束すっぽかしてよしのんのところに来ちゃったみたいじゃない?これってもう決定的じゃない?』

まずい展開になってきたな

『お前何言って『士道は少し黙っていろ』

そう言い士道の口を抑える十香

『いやーごめんねーこれもよしのんが魅力的すぎるのがいけないのよねー、別に十香ちゃんが悪いって言ってるわけじゃないのよー?たーだぁ十香ちゃんを捨ててよしのんの元に走っちゃった士道くんを責める事も出来ないって言うかぁ』

『ムガーーー!うるさーい!黙れ黙れ黙れ!ダメなのだー!そんなのはダメなのだー!』

『ダメって言われてもねー、ほらほら士道くんも言ってあげなよ「十香ちゃんはもういらない子だ」って』

そう言い終わる頃には十香はパペットを少女から奪う

『私はいらない子ではない!シドーが、私にそこにいてもいいと言ってくれたのだ!それ以上の愚弄は許さんぞ!何とか言ったらどうだ!』

パペットは少女から離れた瞬間静かになる

『返…して…ください』

「何してるの士道、よしのんの精神状態まで揺らぎまくりよ早く止めなさい!」

『あの、なあ十香?それ、返してやってくれないか?』

『シドー…やはり私よりもこの娘の方が…』

『いやそういう事じゃなく』

『〈氷結傀儡(ザドキエル)〉!』

するとよしのんの後ろから数メートルくらいのウサギ、とは言ってもかわいいとは言えずどっちかというとモン○ターハ○ターに出てくるウル○ススのような感じの天使が現れた

少女は氷結傀儡に乗り両腕を差し込むするとあたりは凍り始めた

「このタイミングで天使を顕現!?まずいわ逃げなさい士道!」

『天使?』

「十香の〈鏖殺公〉を忘れたの!?」

デパートの窓が割れて氷柱がドスドスと矢のように降ってくる

『十香!』

そういい十香を抱えて倒れていない商品棚に隠れる氷結傀儡は割れた窓を更に破壊して脱出するそしてASTの砲撃に当たるが怯まず逃げるそして弾に当たりながらも消失した

 

残された士道たち

 

『大丈夫か?十香』

『いいから早く離れんか』

『と、十香?』

『触るな』

と言い右手で士道を突っぱねようとする

『痛!』

『どうせシドーは私よりもあの娘の方が大事なのであろう?』

『は、は?』

「やれやれ大変なイベント発生ね」

「だな、十香の機嫌を直すのも大変だろこれ」

 

 

 

 




リアルの方でほんとに忙しいので良くて週一になってしまいます(多分)


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第11話 悪夢

ラノベ買う金がありませんのです!時間も無いのです!


ああまたこれだ周りは瓦礫ばかりで家は潰されて親も死んだ兄弟がいたのかも覚えていない…いや違う覚えてないんじゃなくてその記憶に蓋をしたんだ。そんなもの思い出す事は許されないと俺のナニカが言う、けどそれは建前なのだろう本当は単純に本当の家族を思い出して孤独感に襲われたくないとかそんな理由だと思う

地面が揺れる、家が潰れる、家族が死ぬそれだけをまるで俺の意識に刻むかのように見せてくる

「やめろ、やめてくれ…やめろ…やめろ…もうこんな物見たくないだからやめてくれ」

そう願っても悪夢は続くこんな物見たくないずっと家族の死んだ時の映像そして 家族だった物 をいつまでも見せつけてまた繰り返す何度も何度もなんどもなんどもなんどもナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモナンドモ

夢は俺を逃がさない最初は楽しい夢、悲しい夢、怖い夢、変な夢、そのどれかでもいつのまにかこの夢になっている………………………けれど、最近はその夢に変化が出てきた、その変化は何度も繰り返されるトラウマのうちに何回か別の映像が入る

黄金の光から武器が射出され、俺が貫かれる映像、そして黒い影がアルトリアを飲み込み俺の左腕が真っ黒になっている夢

これがなんなのかは分からない心当たりがないこの間見た剣の丘、そして炎の地獄と同じくらい印象に残っている

そのくらい生々しかった

そしていつのまにか映像が切り替わっていたそこは荒野で剣が刺さっているけれどあの剣の丘とは違うそして何かの声が聞こえてくる

 

体は◼️で出来ている

 

血◼️は鉄で心◼️硝子

 

幾たびの戦◼️を超えて不敗

 

ただ◼️度の敗走もなく、

 

ただ一度の絶◼️もなし

 

彼の王は◼️に敗◼️ず剣の丘で勝利に酔う

 

故にその生◼️に意味など無く

 

その体は無◼️の剣で出来ていた

 

それが聞こえなくなる頃に気づくこの前に見た剣の丘はさらに歯車が空回りしていたけどこの剣の丘は何かの景色が見える例えると映画ポケ○ンのギラテ○ナのいる世界のような感じだ

「珍しいな、いつもはトラウマを見せつけられていると言うのに」

突然後ろから声をかけられる驚いて振り向くとそこには髪は白くなり目が金になっている 俺 がいた

「まあ元は私の記憶なんだがな…」

「どういうことだ?」

「そうだな…今のお前と家族が死んだ時のお前とで違うとだけ言っておこう」

なんだ、今の俺とあの時の俺が違うってどういう事だ

するとあいつはつまらなさそうにくるりと俺に背を向けて去ろうとする

「おい待て、まだ聞きたい事はあるぞ!」

「今のお前にはここまでしか説明はしない………あと忠告だ、目が時計の女には気をつけろよ」

目が時計の女、おそらく狂三だろう。

俺が狂三がどうしたんだと聞こうとした瞬間、目が覚めた

 




はて髪が白くて目が金、多分察している人の方が多いでしょう
感想や誤字報告などどしどしください


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第12話 魔術

遅くなって申し訳ありません


変な夢を見てから少し経っただろうか

鍵が開きガチャッとドアが開く音がしたので玄関に向かうするとそこには親父がいた

「やあ、ただいま王騎」

「おかえ…その子は?」

俺が指を指した先には黒い髪に青い目の女の子がいた

「あぁ、この子は今日からうちの子になる」

「黒器 善百合(くろき さゆり)ですこれからよろしくお願いします」

「まあ正確にはうちの子になるから剣龍 善百合なんだけどね」

「え?」

俺が少し驚くとアルトリアが何事かと思ったのか玄関に顔を出す

「せ、セイバー!?王騎これはどういう事だ?聖杯戦争は終わったはずなんだが」

あーややこしくなった

 

かくかくしかじかと説明を終え

 

「なるほど…ありがとうセイバー、王騎を助けてくれて」

「いえ私はただ一つの約束を守り通しただけです」

「親父、いきなり帰ってくるなんてどうしたんだ?善百合の事だけじゃないだろ?その雰囲気じゃ」

俺は質問をぶつける

「ああ、たしかに善百合の事だけじゃない今回の本題は…王騎、君に魔術を教えようと思う」

「魔術?何故に?」

今の俺にはアルトリアの力があるから魔術は必要無いと思うのだが

「セイバーの力だけでは油断をしたらその力が無くなるかもしれない、僕はそんな宝具を持つ英霊を見たことがあるサーヴァントとマスターの契約の証、令呪ですら奪う宝具を」

親父は静かに俺を見つめる、その目はまるで剣のように鋭く感じた

「分かった、それで魔術って言うのはどういう事をすれば良いんだ?」

「まずは魔術回路を開くところから始めようと思ったんだが全て遠き理想郷を埋め込んだ時に魔術回路が開いちゃったみたいでね、その時に魔術回路の本数も数えてみたんだが…」

「本数がどうしたんだ?」

「その数が一般人にしては多くてねその本数が39本なんだ」

「それは魔術師としては多いのか?少ないのか?」

「多いさ僕でも31本しかないからね僕より魔術は使えると思うよ」

親父より多いのか

「そういえば親父が出来る魔術ってどういうのがあるんだ?」

「そうだな…強化と投影と固有結界が出来る」

強化と投影はまだイメージつくけど…

「固有結界?」

「自分の心理風景を具現化する魔術だよとは言っても僕のは戦闘に使えるような物ではないけどね。主に戦闘で使うのは強化だけだよ投影は特に役に立たないしね」

「あんたそれでよく聖杯戦争で勝てたな…」

「僕もよく勝ち残れたなと思ってるよ」

自分でもそう思うくらい聖杯戦争って激しいのか…

少し腹が減り時計が気になり見てみると正午だった

「そろそろ飯作るか」

俺がそう言い立つと

「いや久しぶりに帰って来たんだ僕が作るよ」

と親父が言うがはっきり言って作らせたくない俺がこの家に来た頃に親父が料理を作ったのだが鍋の中に何を入れたのか分からないが青かったのだ具材が見えないくらい、食べられないほどではなかったが微妙だったあれはゼル○の伝説ブレスオ○ザワイ○ドに出てくる微妙な料理のモザイクを無くした物だと思う

「いや、いいよ俺の上達したところを見せたいしさそこに座っててくれ」

即席で考えた言い訳にしてはだいぶいいと思うそしたら納得したのかその場に座る

「何にしようかねー」

そう言いながら冷蔵庫を開ける…………卵焼きでいいや

「あの…」

声がした方を向くと善百合がいた

「どうしたんだ?」

「何か、手伝える事はありませんか?」

手伝える事か、

「じゃあ卵を割ってくれないか?」

俺がそう言うと卵を持つがその場で固まる

「…………何かあったか?」

「卵の割り方が…分かりません」

この後めちゃくちゃ卵の割り方や溶き方、卵焼きの作り方を教えた

 

食後

 

「前までは卵焼きなんて炭になってたのにな…上達したね」

「作ったのはほとんど善百合だけどな」

教えながら作ってくれた善百合なのだが教えてて思ったのが吸収が早い卵を割る、卵を溶く、ここまでは俺も一発で出来たのだが卵を巻いたりだとかで形が崩れたのだが善百合はこれを見本を見せたとはいえ一発でやってのけた、なんか負けた気がする…

「王騎さんが教えてくれたから出来ました。ありがとうございます」

「どういたしまして」

 

 

 

この時はまだ想像もできなかったここから壊れていく日常を

 

 

 

 




妹登場です


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第13話 聖杯戦争

執筆途中の状態で投稿してた事を深くお詫び申し上げます


殺してしまった

愛していたのに

なぜ少女を優先しなかった

俺はなぜあの選択をした

冷たくなった少女を抱きしめる

俺は英雄になった。世界を救った。世界を殺す厄災を殺したのだ。

けれどこんなの認めない、認めてやるものか

 

体は剣でできている

 

血潮は泥で心は陽炎

 

幾度の戦場を超えて常勝

 

ただ一度の敗走も無く

 

ただ一片の心も無し

 

王は故に独り

 

その生涯は何も遺らず意味も無く

 

この体はそれでも果てず

 

剣の丘は顕現する

 

来たれ無限の剣製よ

 

 

 

 

 

七騎のサーヴァントが用意された。

セイバー、ランサー、アーチャー、アサシン、キャスター、ライダー、バーサーカー

 

セイバー

アーサー王に救われた者

ランサー

クランの猛犬

アーチャー

人類最古の英雄王

アサシン

呪腕を持つ暗殺者

キャスター

裏切りの魔女

ライダー

魔眼を持つ反英雄

バーサーカー

不明

 

夜中に突然目が覚める

変な夢を見た

内容は覚えてないが気持ちが悪い

涼みに行こうと外へ出た

 

家から離れた公園

ただっ広い公園にポツンと誰かが立ってるのが見える

(……子供?)

赤い目に銀の髪をした少女が立っている

「お兄さん、マスターなのにサーヴァントを連れてないんだね」

マスター……サーヴァント……

「お前、魔術師か」

「ピンポーン、せいかーい!正解したご褒美に私の名前を教えるね!私はヒヨリ、まあ私の元になった人の名前なんだけど私はヒヨリって呼ばれてるわ」

ヒヨ…リ…何か引っかかる

「こんなところで魔術師がなにをしてるんだ」

「あなたを殺しに来たの」

少女は即答する

俺は鎧を纏い約束された勝利の剣を握るが何かに吹き飛ばされる

「_____っ」

俺が立っていた場所に目をやる

そこには黒い鎧に金の装飾がされた甲冑を纏った騎士が立っていた

「殺しなさいバーサーカー」

「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎!!!!!!」

バーサーカーと呼ばれた騎士は赤い槍を持ちまたこちらに向かってくる

剣で槍を受けたが騎士の怪力によりまた吹き飛ばされる

空中で回転し着地する。

跳ぶ

「はぁ!」

回転しながら斬る、遠心力を乗せた斬撃を放つが騎士はそれを槍で何事も無かったかのように受け止める。

騎士は槍で剣を弾き、常人の目では捉えれない速度で槍を振り回す

振り回された槍を剣で弾き騎士に振りかざす

音速を超えた攻防

しかしその攻防の末にバーサーカーの槍は  折れた

(今だ!)

槍が折れて一瞬怯んだバーサーカー

一瞬の隙を突き、剣でバーサーカーをなぎ払う

バーサーカーは飛び退いたが浅い傷が付いた

あれではダメだ

浅すぎる

もっと深く傷を付けなければ致命傷にはならない

「バーサーカー、そいつ再生するから再生できないくらいぐちゃぐちゃにして殺しなさい」

バーサーカーの手にはいつのまにか剣と弓が握られている

バーサーカーは剣を矢のようにして構える

剣は魔力を帯びていく

_____あれはまずい

あんな物が直撃したらぐちゃぐちゃどころか蒸発するだろう

ならば避けるのみ、動かないよりは避けて腕をダメにした方がマシだ。そっちだったらまだ全て遠き理想郷で治せる

タイミングを合わせろ

剣が放たれる瞬間を見極めろ

3

足に力を込める

2

剣を構える

1

地面を蹴る

バーサーカーは叫ぶ

「(偽・滅殺公(シェキナーⅡ)〉!!」

バーサーカーの弓から剣が放たれる。

目で捉えるどころか認識するのに数秒必要な速度で放たれた剣を避ける

バーサーカーへと跳ぶ。

剣を心臓に突きつけようとするが左手で止められる

「はああああああああああ!!!!!」

風王結界(インビジブル・エア)により纏わせた風を解き放つ

風王鉄槌(ストライク・エア)!!!!」

解き放った風は暴風となりバーサーカーの胴体に風穴を開ける

バーサーカーは絶命した……………が

バーサーカーの胴体の傷は修復される

「こんなことでバーサーカーが負けるわけないでしょう」

それは自己再生などではなくもはや時間の巻き戻しに近いだろう

「不死身なのか!?」

俺が剣を構えようとした時

召使を滅ぼせ(Gevurah)

赤い宝石が後ろから飛んでくる。それはバーサーカーへと飛んでいく

「〈偽・灼爛殲鬼(カマエルⅡ)〉」

バーサーカーは燃える赤い斧のような物を手に持ち宝石全てを砕いた

「うっそ!長年暖めておいた宝石なのに!」

宝石を投げたらしき少女はひどく驚いているようだ

「あ〜もう!」

すると彼女は俺より前に出て

「いい?そこの人、今から壁を作るから逃げなさい。今あなたに死なれるとこっちが困るの。あ、私のことは気にしないで?こっちはこっちで逃げる方法があるから」

「わ、分かった」

彼女は水晶をを取り出す

「それじゃあ作るわよ。王国の壁よ、現出せよ(Malkuth)!」

そう言い水晶を投げると水晶が空中で増殖し、ものの数秒で壁が作られた

壁ができた瞬間に少女は消えた、おそらく何らかの魔術を使いこちらに来ていたのだろう

「…………いいわ、お行きなさいなお兄さん」

「追って来ないのか」

今の俺は逃げないのではなく逃げれない(・・・・・)

下半身を水晶の壁に飲まれたバーサーカーは瞬きもせずに俺を睨む

おそらく魔眼か何かだろう

「ええ、バーサーカーにこれ以上宝具を使われるとバーサーカーが持たないもの」

少女がそう言うとバーサーカーは消え、くるりと反対側を向き、歩いて遠ざかっていく

それと同時に体の重さが無くなった

マスターにサーヴァント、日常ではまず聞かない言葉だ

親父に相談しようにも今はロンドンの時計塔にいるので無理だ

どうしたものか…

 

 

 




執筆途中の話を見て困惑した人もいる事でしょう。誠に申し訳ありませんでした
次回はちゃんと四糸乃の話なので安心してください!
執筆途中の話との変更点は冒頭と夢幻召喚のくだりですかね?
よろしければ次回もよろしくお願いします!


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第14話 友達

アルトリアさんがカルデアに来てくれない!プロトセイバーさんは来てくれたのに!


「なぜこの様な事をするのだ。⬛︎⬛︎!」

少女は問う

「……世界を救う為に戦ってるつもりだった。けれど今ではそんな物忘れてしまっている。俺にももう分からない」

よく考えたら世界を救うなんて楽じゃないか

目の前に数匹いる世界を殺す厄災を消してしまえばいいのだから

あの時の様に

そうした後は他の世界を滅ぼす原因をすべて消せばいい

「俺を止めたければ俺を殺すがいい。お前ら諸共消し去ってやる」

少女達は何も言わない。そしてその目に宿っている物は意外にも殺気などではなくどこか慈悲深さを感じる物が宿っていた

最初に攻撃を仕掛けてきたのは水晶の様に美しい目をした少女だ

少女の持つ剣の軌道は俺の体を完全に捉えそのまま進めば俺の体は一刀両断されるだろう

「!?」

しかしそんなことは王である俺が許さない。少女の振るっていた剣はまるでその部分だけ時間を止めたかのように空中で動かなくなる。

槍を持つ、この槍は本来であれば十三の拘束が付いておりその半数を解除する必要があるが今の俺には関係無い

最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)

槍からは最果てにて輝ける光の一端が放たれ少女の姿は消えた

紫眼の髪をした少女が鍵盤を弾く。奏でられたのは勇ましい曲、おそらく仲間の能力を底上げしたのだろう

しかしそんな物は王の前では無力に等しい

能力を底上げされた双子の少女が自身の翼を変化させた弓を構える

「〈偽・刻々帝(ザフキエルⅡ)〉【八の弾(ヘット)】」

王が分裂する。新たに現れた過去の自分は弓を構えた少女の前に立つ

「〈颶風騎士(ラファエル)〉____【天を駆ける者(エル・カナフ)】」

光の矢が放たれ、王の分身を貫き本体の命を消し飛ばそうと向かってくる

熾天覆う七つの円環(ローアイアス)

しかし突如現れた七枚の光の盾が花弁の様に展開し光の矢を防ぐ

「頼んだぞ。俺」

分身が立ち上がる。もはや立っていることすら困難だろうがそれで充分、むしろそうでなければ困る

偽り写し記す万象(ヴェルグアヴェスター)

分身がそう唱えた瞬間、分身の体は機能を停止した

双子の少女達は倒れる。

この呪いは自分の受けた傷を相手と共有する呪い

全身が機能停止した瞬間に発動したから双子の少女達の体も機能を停止させたのだろう

「__っ!」

宝具や天使を使った反動だろうか

何かが音を立てて砕けた

思い出せない

何が砕けたのかも思い出せない

あぁ…俺は何のために戦っていたのだろう

こんナモのいラない

やめろ、来るな、こっちに来るな

紅玉(ルビー)の様に美しい瞳をした少女が斧を振りかざす

「な!?」

エクスカリバーと斧が衝突し、斧は砕け散り、斧を砕き進むエクスカリバーの刃は少女を一刀両断した

「貴様の再生力があろうとここまでされては再生できまい」

少女の再生力は異常だが完全に体が切断されては再生できないだろう

「っ!」

また何かが砕けた

忘れてはいけない物が砕けた

ナラゼ⬛︎ブケシ⬛︎シ⬛︎⬛︎

 

 

「!!」

目が覚めた。体が汗で濡れて気持ち悪い。

「今のは、バーサーカーの…」

記憶、サーヴァントとマスターは互いの過去を見ることがある

ちなみにこんな事が起こるのはサーヴァントとマスターがパスで繋がっていてお互いの情報が流れ出てしまうからである。

「流石私のサーヴァントね」

きっと今回の聖杯戦争で一番強いサーヴァントだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電話の着信音が部屋に鳴り響く

『もしもし王騎?〈ハーミット〉が見つかったわ。フラクシナスで回収するから外に出なさい』

琴里からの電話だった

「分かった」

 

〜フラクシナス〜

 

俺が準備を終えてフラクシナスで回収されると士道が四糸乃に質問をしていた

『なあ四糸乃、あのパペット……よしのんってお前にとってどんな存在なんだ?』

四糸乃の口がたとたどしく開く

『よしのんは……友だち……です。そして……ヒーロー、です』

『ヒーロー?』

士道が問うと四糸乃が頷いた

『よしのんは……私の、理想……憧れの、自分です。私、みたいに……弱くなくて、私……みたいに、うじうじしない……強くて、格好いい……」

『理想の自分、ねぇ…』

士道が頬をかき、呟く

『俺は今の四糸乃の方が好きだけどなぁ…』

士道がそう言った瞬間、四糸乃の顔がボッと赤くなりフードをたぐって顔を覆い隠した

『よ、四糸乃?……どうした?』

『…そ、そんなこと、言われた……初め……った、から』

『そ、そうなのか…?」

人と話す機会が多いとは言えない精霊だ、そういう物なのだろう

「士道、今の計算?」

琴里が士道に問いかける

『は?け、計算ってなんだ?』

どうやら士道は素であれを言ったようだ

「いえ、違うならいいわ…気にしないで。今のところ問題はないわ。存外落ち着いてるじゃない。一応は同居関連の成果が出てるのかしら?」

『さあてね』

「同居訓練?」

「気にしなくていいわよ。こっちの話」

少し気になるが今は諦めるとしよう

士道が四糸乃に別の問いを発した。

『それで___ええと、四糸乃、お前はASTに襲われても、ほとんど反撃をしないらしいじゃないか。何か理由はあるのか?』

『わ、たしは…いたいのな、きらいです、こわいのも…きっと、あの人たちも…いたいのが、こわいのは、嫌だと思います。だから、私、は』

危うく聞き流しそうになるくらい、掠れるような声で説明する四糸乃。

優しすぎる。だってそれでは四糸乃が救われない。

『でも……私は…弱くて、こわがり…だから。一人だと…だめ、です、いたくて…こわくて、どうしようも、なくなると…頭の中がぐちゃぐちゃに…なって…きっと、みんなに…ひどいことを、しちゃい、ます』

いや、弱くなど無い。人に優しくする、ましてや自分の命を狙う者達にすら慈悲をかけるのだ。そんな事ができる四糸乃は弱くなどない

四糸乃の声が涙声になる。

『だ、から…よしのんは…私の、ヒーロー…なんです、よしのんは…私が、こわく、なっても…大丈夫って、言って…くれます。…そした、ら……本当に、大丈夫に……なるんめす。だから…だ、から』

士道は唇を噛んでいた。そりゃそうだ。他人の負の感情に敏感な士道はそうでもしないと耐えられない。

士道が席を立ち、テーブルを迂回し、四糸乃の隣に腰を下ろして四糸乃の頭を撫でた

『…あ…っ、あの」

『俺が、俺がおまえを救ってやる。絶対によしのんを見つけだす。そして、おまえに渡してやる。それだけじゃない。、もうよしのんに守ってもらう必要だってなくしてやる。もうおまえに「いたいの」や「こわいの」なんて近づけたりしない。俺がお前のヒーローになる』

四糸乃はすこしの間目を白黒させていたが、数十秒ののち、小さく唇を開いてきた。

『……あ、ありがとう、ございま…す』

『……おう』

士道がなにを思ったのか気まずそうに視線を逸らす

『士道、さん……?』

『や、その、なんだ。この前は悪かったな』

『え……?』

『いや…なんというか……キス、しちまって』

士道がデパートであった事故の話をする

『…キスって、なんですか?』

『え?ああ、それは…こう、唇を触れさせることで…』

士道が説明するが、四糸乃はよくわからないといった表情をすると士道の目の前に顔を突き出す

『こう、いうの…です、か?』

すこし顔を前に出せば唇が触れてしまいそうな距離である。

『あ、ああ…そう、そんな感じ』

『え?』

そんな返答を聞いて、士道は眉をひそめた。

が、その瞬間

『シドー!すまなかった、私は____』

突然扉が開いたかと思うと十香が肩で息をしながらリビングに入ってきた

そして今にもキスしてしまいそうな距離で向かい合う士道と四糸乃の姿を見るなり、身体を固まらせる。

『え……?』

一瞬士道はポカンとした顔を作った後に

『と、と、ととととと十香!?』

四糸乃が異常に気づき、すこし後退った後に消失(ロスト)した

そして十香が物凄い穏やかな笑顔を作った後にキッチン向かいら冷蔵庫の棚からありったけの食料と飲み物を持ち出し。そのまま廊下に出て行った

扉の先からダダダダダダ!っという足音が聞こえ、それが二階に到達するとバァン!とドアを閉める音がした

『え、ええと…』

「厄介だな…」

『ど、どうすりゃいいんだ……?』

「とりあえず、今は放っておくしかないわ。今士道が声をかけても、多分逆効果にしかならないでしょうし」

『そ、そうか………なあ琴里。一つ気になることがあるんだが、調べて貰えるか?』

「何?」

士道が簡潔に疑問を伝えた

「ふうん、いいわ、令音が戻ってきたら調べてもらいましょ」

『おう、頼む』

「琴里、あれは伝えなくていいのか?」

「……ああ、そうそう。十香の乱入で言いそびれてたんだけど、一つ朗報があるわ」

『あ?』

「映像を洗ってみたところ、パペットの所在が判明したの」

『本当か!?どこにあるんだ?』

「それはね____」

琴里が発した言葉に、士道は頬を痙攣させた

 




いやー大変ですね
何が大変かって主人公がフラクシナスに乗ってる時にどんなセリフねじ込むべきか分からなくてどうしても無口になってしまうのとか…
それでは次回もお楽しみに!


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第15話 可能性

ゲーム!ゲームが楽しすぎるのが悪いんです!こんなに遅れるのはゲームが悪いんでs(殴り
それでは是非楽しんでください〜



少女を守ると誓った少年は言う

『俺はどんな事があったってお前の味方だ!お前に怖いのや痛いのなんて近づけさせない!』

少女達を幸せにすると誓った少年は言う

『ふざけるなよ。どちらかが幸せになるなんて無理だ。二人一緒じゃないと幸せにはなれない。お前達だけで無理でも俺がどうにかしてやる!』

少女の本当を好きになると誓った少年は言う

『俺はそっちのお前の方が好きだ。何も飾らない本来の姿の方が魅力的に感じる』

少女に愛を捧げると誓った少年は言う

『俺がお前の居場所になる。お前をもう一人になんてしない』

 

「……これは、なんだ」

 

(これはあらゆる世界線のとある少年の放った言葉、少女達がその少年に心を開くきっかけになった言葉だ)

 

「そんな物を俺に見せて何になる」

 

(何にもならないかもしれないし、何かのきっかけになるかもしれない、だがこれだけは言える。今の貴様ではいずれかの結末に辿り着けたとしてもそれ以上にはなれない、むしろこのままでは最悪の結末を辿るだろうよ)

 

「最悪の結末?」

 

(言葉通りだ。今の貴様には何も救えない、救おうとしてる物を殺すしか無くなる。その結末を認めたくなければ足掻くと良い、もしかしたら結末が変わるかもしれないからな)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バーサーカー、ですか」

と黄金の鎧を着込んだ金髪の男が声を発する。クラスはアーチャーだろうか

しかしアレは普通のアーチャーではないだろう。セイバーと似たような雰囲気だ

「あなた、他のサーヴァントと違うでしょう?マスターとサーヴァントが同一になった。…英霊の霊基を直接取り込んだわけでは無さそうね。それに英霊の霊基を直接取り入れて無事な人間なんて少なくともこの聖杯戦争に一人しかいないもの、一体どんな魔術を使ったの?」

男は驚いたように言う

「あなたがこれを知らないのは驚きました…どうやら記憶は無いようですね。"遡月(さかつき)"を奪った小娘」

そう言い終えると男は心底残念そうな声を発した

「ええ、このアイテムを作ったあなたが知らないのは気の毒です。冥土の土産に持って行ってください」

「私が作った?」

男が懐からカードを数枚取り出す

「このカード、サーヴァントカードは"自身の肉体を媒介とし、その本質を座に居る英霊と置換する"一言で言えば『英霊になる』夢幻召喚(インストール)を行うアイテムです」

夢幻召喚(インストール)?サーヴァントカード?聞いた事も無い

「へえ、面白いわねそれ、けど私はそんな物知らないわ」

「それで質問は終わりですか?」

「えぇ、もうあなたへの興味は無いわ」

そう、こいつにはもう興味は無い

「私はそのカードに興味が湧いたわ。そのカードをこっちに渡せば、命だけは助けてあげるけど?」

「調子に乗るなよ小娘が…あなたはここで死ぬのです。それは覆らない事実。さあ、あなたはどのような悲鳴をあげてくれるのですか」

男の後ろ側が黄金に輝き、そこから剣の先が飛び出る

「バーサーカー!」

バーサーカーが地を蹴りアーチャーへと跳び距離を詰める。しかし弾丸の如く跳んだバーサーカーをなにかが弾いた

それは黄金の光から放たれた剣。バーサーカーの方に目をやるとバーサーカーの胴体には巨大な穴が空き、関節はめちゃくちゃな方向に折れ曲がっていた

「おやおやこの程度ですか?期待外れです」

アーチャーがこちらに歩み寄ってくる。が、アーチャーは何者かに蹴りとばされ吹き飛んだ

「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎!!!!!!」

「あれ?言ってなかった?バーサーカーは1回死んだ程度じゃ負けてないって」

アーチャーは血を吐きながら立ち上がる。

「……ッ!小娘が、今回は見逃してやる!」

アーチャーは黄金の光から布の様な物を取り出し、それを帽子状にし、被ると姿が消えた

「⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎!!!!」

「別にいいわ、バーサーカー」

そう言うとバーサーカーは大人しくなり霊体となった

どの道あのまま戦ってもバーサーカーでは倒しきれなかっただろう

それに

「収穫もあったわ」

アーチャーがバーサーカーに蹴り飛ばされた時に落とした剣を持った騎士が描かれたサーヴァントカード

「さて、これにはどんな細工がしてるのかしら」

 




こんなに待たせたのに短いって?ごめんなさい許してください


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