仮面ライダー 平成ジェネレーションズ FOREVER with ORIS (himagin ss)
しおりを挟む

episode 1

タイム・マジーン!

 

時空転移システムのタイムトンネルの中……

 

「待てッ!!!」

 

黒いタイムマジーンとそれを追う水色のタイムマジーンがいた

黒いタイムマジーンは既に外装がボロボロですぐにでも墜落してしまうほどのダメージを受けていた、しかし水色のタイムマジーンに向けてミサイルを放つ、それを軽々と避ける水色のタイムマジーン

しかし、ミサイルを避けるために意識を割いていたその瞬間に黒いタイムマジーンは遥か先へと向かってしまう

 

「……クソッ!!」

 

タイムマジーンに搭乗している()()()()は彼らしからぬ、怒りの表情を浮かべ、タイムトンネルの中で静止していた

 

 

そもそも何故レイが列車を追うことになったのか……そこまで時間を巻き戻す

 

 

常磐ソウゴ(仮面ライダージオウ)魔王(オーマジオウ)にすべく現れたウォズ、魔王にさせたくないゲイツとツクヨミ、そしてオーマジオウに代わる新たなる王を擁立させるべくアナザーライダーを生み出すタイムジャッカー

ソウゴの意志を尊重し、最高最善の魔王にする為に尽力するレイ

……どこにも所属しないツァイト

 

そうして仮面ライダージオウ達の話は進んでいく………はずだった

 

 

順一郎からの頼みで買い物をしていたソウゴとゲイツ、その帰り、突如アナザーライダーが現れる

 

SKULL……!

 

骨で構成されたボディ、二の腕は装甲がなく裂けた皮膚を縫いつけるように生物的な皮が縫われている、胸には蜘蛛の巣のようなものが刻まれており、ベルトはロストドライバーではなくミュージアムのガイアドライバーを模しており、ベルト中心には頭蓋骨が埋まっている

頭部はヒビが入り割れてしまったクリスタルの頭蓋骨があり、頭蓋骨を繋げる為なのか白いソフト帽からビスが打ち付けられており、黒い複眼や口は真顔でありからはどの感情か読み取る事が出来ない

手には【S】と描かれている銃があり、右肩には『SKULL』、左肩には『2009』とある

 

「さァ、お前の罪を数えろ……!」

 

現れたアナザーライダー─アナザースカルは2人に向けて銃を撃つ

 

「ッ!?」

 

間一髪回避した2人はジクウドライバーを装着し、ライドウォッチを起動する

そして変身しようとした時

 

「「変身──

 

変身中にも関わらず時間が停止する

停止した時間の中、黒い服を来た男が現れ、アナザースカルに指示を出す

 

「──スカル、やれ」

 

アナザースカルは動けない2人に銃撃をする

 

「ガハッ!?」

「なっ!?」

 

時間停止が解けると同時に肩に命中し、鮮血を散らす2人、地面を転がる2人にトドメを刺そうとした瞬間

 

KAMEN RIDER ORIS!

 

「その2人から離れろアナザーライダーッ!!!」

 

仮面ライダーオリスが駆けつける、ジカンクラッシャーを振りかざし、アナザースカルを殴り付ける

しかしアナザースカルは吹っ飛ぶことも無く立っている

 

「ッ!?」

 

動揺したオリス向け、銃を撃つ

装甲に火花が走り仰け反る

 

「く、ぅ……」

「仮面ライダーオリス、お前を倒す(殺す)のは()()()()でかの力を手に入れてからだ…」

 

そう言うと黒いタイムマジーンが男の前に降りる

 

「逃がすと思うか……!」

「さあなァ、知らねぇよ……俺は()()()()()()()()()()()()()()()()、お前らを消す者だ…」

 

そう言うとアナザースカルと共にタイムマジーンに乗り、時空転移システムを起動、タイムトンネルに入る

 

「逃がすか!」

 

水色のタイムマジーンに乗り込み追跡するオリス

 

 

 

 

……これが物語の発端である

 

「……とりあえず2018年に戻ろう」

 

皆に逃がしてしまったことを説明する為に2018年へと戻るレイ

 

 

 

 

……しかし、彼が戻ったつもりでいたそこは、()()()()()()()2018年では無い、それを知るのは後の話である

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

episode 2

()()が初登場する回です





常磐ソウゴ、光ヶ森高校3年、友に恵まれ、成績優秀な学生の彼は帰宅途中いきなり赤いロボットに追われる羽目になった

 

「おわぁぁっ!?」

 

どっからどう見ても現代に存在するわけのない巨大ロボットを相手に逃走するも、ついにロボットに先回りされ、逃げ場が消える

 

「ど、どうしよ……」

 

何をすればいいのかわからないソウゴはただただ困惑していると、ロボットからけたたましく警戒音がなり、ロボット警戒をした様子を見せ辺りを見渡せる場所に移動する

その直後六角形のトンネルのようなものが上空に出現、そこからあのロボットと同じ形をした水色のロボットが降りる

ロボットはビークルのような姿になると地面に着陸、そこから1人の水色の服を着た少年が降りた

 

「ふぅ……なんとか帰れた……。あっ!」

 

少年はソウゴを見つけると満面の笑みになった、かと思うと驚愕の表情を浮かべる

 

「ソウゴ君、怪我は大丈夫なの!?」

 

ソウゴは怪我などしていないし目の前の少年も知らない、故にこう言った

 

「えっと…だれ?」

「は?」

 

少年は訳が分からないと言いたげにソウゴに向けて困惑の表情を浮かべた、その直後空間が揺らぎ空中に線路が現れる

 

「えぇっ!?」

「ッ!?」

 

ソウゴと少年は同時に驚きの声をだすが表情は全く違っていた

ソウゴは文字通り驚愕の表情を、少年は警戒した表情を

そしてその線路を奇妙な列車が通り、ロボットに衝突した、墜落するロボットと列車、特に列車は破損が酷く、横転した列車は至る所に火花が散っている

 

「ソウゴ君離れて!」

 

少年はソウゴに向かってそう叫ぶがソウゴは腰が抜けて立ち上がれない

その時、列車から怪人と呼ばれるであろう存在がこちらに来た

怪物は黒をベースとした色で、パスを握っていた

そしてパスを胸のベルトに翳し、言う

 

───変身、と

 

SWORD FORM……!

 

怪人の周りを黒い炎で出来た線路が通り、装甲のようなものが出てくる

そしてその装甲が装着され、ようやく全貌が明らかになった

山羊の角のような複眼、胸から垂れ下がった布や腰の鎧、膝の金属パーツなどがあり、胸の線路状のパーツは上へ行く程に割れて行き、不吉さを感じさせる

スカート状のアーマーの尻部分に2007、DEN-Oの文字が刻まれている

 

「お前、常磐ソウゴか……お前を殺す」

 

そう言った怪人はソウゴを殴り付けようとするが少年が片手で怪人の拳を止めていた

 

「残念……()()()()()()()()、彼を殺したいなら僕を殺らなきゃ、ね?」

 

そう言うとその華奢な見た目からは引き出せないであろう力の蹴りで怪人を引き剥がす

 

「ソウゴ、大丈夫!?」

 

ロボットから降りた白いワンピースにマントの様なストールを来た黒髪長髪の女性とハーネスを付けた短髪の男性が、ソウゴに駆け寄って来る

 

「アナザーライダーか……!」

 

男性は怪人を少年と同じくアナザーライダーと呼び、戦闘態勢になる

ソウゴは2つの疑問を男性達に聞く

 

「あの怪物なに!?というか君たち誰!?」

「「は?」」

 

既に同じ質問をされた少年はやはり訳の分からないという表情を浮かべていて

女性達は『おまえは何を言っているんだ』と言いたそうな表情を浮かべており、その瞬間にアナザーライダーと呼ばれた怪物は少年を投げ飛ばし、女性達を突き飛ばしてソウゴの胸倉を掴み、投げ付ける

 

「ぐぇっ!……え?」

 

投げ飛ばされたソウゴ、その制服から『2018』と『カメン』の文字の着いた時計が出てくる

それを掴んだソウゴは記憶がフラッシュバックする

男性は明光院ゲイツ、女性はツクヨミ、相変わらず少年は()()()()()が、とりあえず味方である事はわかる

 

「俺は……ジオウだった、なんで忘れてたんだよ…」

 

忘れるはずのない事、なのに何故か忘れてしまっていたのかも不明だが、目の前にいる怪人…アナザー電王を倒すべく少年を手招きし、こちら側に呼び、ゲイツと少年と並び、ジクウドライバーを装着しライドウォッチを3人同時に起動し、D'9スロットに装填し、ジクウドライバーのロックを解除し変身する

 

ZI-O!

GEIZ!

ORIS!

 

「「「変身!」」」

 

RIDER TIME!

 

KAMEN RIDER ZI-O!

KAMEN RIDER GEIZ!

KAMEN RIDER ORIS!

 

アンダースーツが纏われ、《ライダー》《らいだー》《RIDER》の文字が複眼として刻まれる

 

構える3人に対し、アナザー電王は気だるげに、しかし武器を構えつつ言う

 

「俺、参上……」

 

 

 

 


 

 

 

ほぼ同時刻、桐生戦兎(てぇんさい物理学者(仮面ライダービルド))万丈龍我(筋肉バカ(仮面ライダークローズ))が自分達のアジトとも言える場所に帰っていく

2人は何気ない会話をしながら歩いていると龍我の方へ人の少年が突っ込んでくる、少年を止めることの出来なかった龍我は腹から少年を受け止めた為後ろへと倒れる

 

「ぐふっ!」

 

龍我からすれば正面から走って突っ込んでくる少年は想定外な為モロにくらってしまう

 

「大袈裟だぞ万丈、その年齢の子供の平均体重や平均移動速度を掛け合わせて威力を想定しても充分耐え切れる筈だ。……あぁ筋力が落ちたか?」

「ンなわけねえだろこっちだって鍛え……」

「俺から離れて!」

「え?」

 

少年はすぐに龍我から離れると、怯えた様子で叫ぶ

 

「アイツが来る!」

 

少年はその場からすぐに離れてしまう

なんなんだ、そう考えていた2人の近くに紫の骸骨のようなエネルギーが着弾……着地するする

エネルギーが消えるとそこにはアナザースカルがいた

 

「……スカル?…2009?」

 

アナザースカルを観察した戦兎はそう呟く

目の前の怪物についてわからないということ以前に()()()()()()()()()()という不可解な現象に困惑する

この世界はA世界とB世界を融合させた言わばC世界とも言える場所、エボルトが暗躍していたが故に起きた仮面ライダービルドの物語が存在しないはずのこの世界に何故怪人が居るのか…素早く思考していたが、龍我はそれよりもこの怪人について察した

 

「アイツってのは……コイツのことか」

「だろうな……あの子の保護者で迎えに来た……なんて事も無さそうだ」

 

2人はビルドドライバーを装着、戦兎はラビットフルボトルとタンクフルボトルを、龍我はクローズドラゴンとドラゴンフルボトルを取り出し、戦兎はフルボトルの蓋を合わせ、龍我はクローズドラゴンにドラゴンボトルをいれ、畳んだ状態でベルトに装填する

 

RABBIT!

TANK!

ベストマッチ!

 

WAKE UP!

CROSS-Z DRAGON!

 

2人がレバーを回すと同時にスラップライドビルダーが生成され、パイプを通して成分が流れハーフボディが出来る

 

Are you Ready?

 

「「変身!」」

 

鋼のムーンサルト!

RABBIT TANK!

YEAH!

 

WAKE UP BURNING!

GET CROSS-Z DRAGON!

YEAH!

 

仮面ライダービルド、仮面ライダークローズ、2人の仮面ライダーが揃った

アナザースカルは2人を見ても特に動じた様子は見せず、拳銃を構えて言う

 

「さァ、お前の罪を数えろ……」

 

 

 


 

 

 

 

 

タイム・マジーン!

 

歪んだこの世界に量産型のタイムマジーンが着地する

有り得るはずがない、何故ならその世界に仮面ライダーの歴史など存在するはずもないのだから

しかしそのタイムマジーンは現にこの世界に到達し、搭乗者は降りる

白に近い桃色の髪をしたツクヨミと同年代であろう女性はタイムマジーンを降りると今頃常磐ソウゴ達が戦っている場所に目を向け、微笑む

 

「待っててねレイ、()()()が助けるよ♪」

 

そういうなり手首に着いている雪の結晶を繋げたような腕輪を触り、アナザー電王と仮面ライダージオウ達が戦っている場所へ飛んだ

 

 

 

 




次回はジオウsideを


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

episode 3

ジカンギレードを持ったジオウがアナザー電王に切りかかるもアナザー電王は短剣を使い受け止め、腹に蹴りを入れる

 

「くっ!」

 

後退したジオウの背後からジカンザックス ゆみモードを構えるゲイツとジカンクラッシャー LAUNCHERモードを構えたオリスが立っており、同時に矢とミサイル弾を放つ

 

「フンッ!」

 

しかしアナザー電王は短剣から赤黒いエネルギーを放ち、それを操作することで切り落とした

 

「どうするジオウ!」

「こうするしかないでしょ!」

 

ジオウはゴーストウォッチを取り出し、ゲイツはそれを見て納得したようにドライブウォッチを取り出す

 

 

GHOST!

 

「なるほどな!」

 

DRIVE!

 

同時にジクウドライバーに装着、ベルトを回転させる

 

ARMOR TIME!

 

カイガン!GHOST!

ドライブ!DRIVE!

 

2人がアーマーを装着するとオリスはジオウに声を掛ける

 

「ビルドウォッチ貸して〜!」

「え?あ、わかった!」

 

ビルドライドウォッチを投げ渡し、オリスはそれを使う

 

BUILD!

 

ARMOR TIME!

 

ベストマッチ!BUILD!

 

ビルドアーマーが分解され装着、複眼が《BUILD》になり、ドリルクラッシャークラッシャーは左手に握られる

 

「勝利の法則は決まった♪」

 

アナザー電王の短剣攻撃を受け止め左手のドリルクラッシャークラッシャーによる斬りあげを加える、仰け反ったアナザー電王に追撃をすべく左足にホップスプリンガー型のエネルギーが現れ、それを使い高く跳躍する

アナザー電王は跳躍するオリスを叩き落とすべく短剣にエネルギーを貯め、放とうとするが

 

「させないよ!」

「なにっ!?」

 

アナザー電王に向けてシフトスピードスピードとパーカーゴーストが攻撃をして妨害する

 

FINISH TIME!

BUILD!

GHOST!

DRIVE!

 

その数瞬の隙のうちにオリス達は即座にライドウォッチを押してベルトを回転させる

 

VOLTECH!TIME RUSH!

 

先ずオリスがドリルクラッシャークラッシャーを左足に装着し、大量の方程式が流れる

その状態で方程式*1がアナザー電王を拘束、そしてライダーキックを叩き込み打ち上げる

 

OMEGA!TIME BREAK!

 

15のパーカーゴーストが現れ、パーカーゴーストはアナザー電王に向けてライダーキックの形をしたジオウを蹴りつける

15回、英雄の力を纏ったアナザー電王で蹴り、16回目、パーカーゴーストを右足にエネルギーとして収縮させ、放つ

15人分の英雄の力を纏ったその蹴りにより地面にクレーターが出来るほどのダメージを受けるアナザー電王

ふらふらと立ち上がるとアナザー電王の顔にゲイツの踵落としが炸裂する

 

ヒッサーツ!TIME BURST!

 

アナザー電王の顔面が下に向けられ、ゲイツの両肩からマックスフレア、ファンキースパイク、ミッドナイトシャドー等のタイヤがアナザー電王を吹き飛ばす

そして宙に浮いたアナザー電王にシフトフォーミュラ型エネルギーを右足に纏ったゲイツのライダーキックを喰らう

それで仮とは言えども撃破された、そう3人が思っていると

 

GUN FORM……!

 

アナザー電王は姿を変えて立っていた

顔は西洋の龍を模したような紫の複眼、笑みを浮かべた口

胴体の装甲は弾け飛んだかと思うと背中に装着され、鱗のようなものが見え、胸には宝玉のようなものもある

《DEN-O》とあった部分には《DEN-O GUN FORM》とあり、武器は2丁の拳銃になっていた

 

「姿が変わった!?」

「そんなアナザーライダーもいるのか……!」

「え?」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、とオリスは困惑し、そして何故そんな発言をしたのかの理由を察した

しかしその隙をアナザー電王が見逃すはずもなく

 

FULL CHARGE…

 

宝玉から紫電が現れ、拳銃にエネルギーとして溜まる

 

「危ない!」

 

FINISH TIME!

ZI-O!SURE SURE SHOOTING!

 

ジカンギレードから『ジュウ』の弾丸をアナザー電王に向けて放つ

しかしアナザー電王は口から紫の煙を発する

それに『ジュウ』の弾丸が放たれるとエネルギーで出来ている筈の弾丸が腐ってしまう

 

「なにそれ!?」

 

腐敗ガスでも吐いているのかと驚愕したジオウ、その瞬間必殺の弾丸が放たれた

 

「危ないッ!」

「あっ──」

 

オリスは迫り来る弾丸を避けられない、とダメージを受ける覚悟をした

しかし、その弾丸はオリスに届くことはなく──

 

「……え?」

 

目の前に現れた仮面ライダーによって防がれた

白いアンダースーツの上に銀と水色の特殊合金で出来た装甲、腕には氷型のアイテムが付いている

顔には六角形の雪の結晶、その下に下二等辺三角形のオレンジの複眼がある

ベルトの右側には先程の氷型アイテムを入れるパーツがあり、左側にはアイテムの力を発動するためのプッシュボタンがあり、中央の液晶には《氷》と映されている

その仮面ライダーは弾丸を完全に凍りつかせ、指を鳴らすと弾丸ごと氷が砕ける

 

「ッ!?」

 

アナザー電王も驚愕するも短剣で攻撃しようとしたが

 

ICE BLAST!

FLARE!

 

クリアブルーの銃に《炎》と書いてある氷型アイテムを銃に装填し、アナザー電王に標準を定める

 

FLARE!BULLET STRIKE!

 

「ッ!」

 

そのままアナザー電王に半透明の紅い弾丸を放つ、アナザー電王は腕をクロスして防ぐも一瞬凍りついたかと思うと内側から爆発し、霧のようなものが周囲に流れる

 

「た、倒した……?」

 

呆然とジオウがそう言うが新たな仮面ライダーは首を振る

アナザー電王の変身者もアナザーウォッチもここには無い、つまり撃破は出来なかった

 

「え、えっと……君達は?」

 

ジオウはオリスと新たな仮面ライダーに質問する

 

「仮面ライダーオリス、白羽レイ」

 

変身解除したレイは同じように変身を解除したソウゴとゲイツにそう自己紹介する

そしてレイは変身解除したであろう新たな仮面ライダーの方を向き、絶句した

 

「ッ!……ッ!?」

「や、久しいね、レイ」

「な、なんでここに!?」

「そちら2人にも自己紹介しなきゃいけないな…()()()()()()()()()()() ()()、レイの婚約者だよ♪」

 

朗らかに笑う女性はそう自己紹介をした

ソウゴ達が婚約者という単語に驚愕していると……

 

「常磐君!明光院君!学校始まるよ!」

 

ツクヨミがそんな事を言って2人の腕を引っ張り、学校に連れていった

 

「わぁ……すげぇ、本当に仮面ライダーだ!……でもオリスとアイスっていう仮面ライダーはわからないな……まあいいか!」

 

そしてその様子を1人の少年が興奮した様子で見ていることは、誰も気が付かなかった

 

 

*1二次方程式である



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

episode 4

実は今話、とんでもないネタバレがあるかもしれないし無いかもしれない

と言うよりかはこの作品自体がネタバレの塊かな?(映画的な意味でもオリス本編的な意味でも)


アナザー電王との戦闘後、レイはツクヨミに連れていかれたソウゴとゲイツに『ツクヨミの監視を任せる』とアイコンタクトをとる、ソウゴが『わかった』と返し、2人はツクヨミに連れていかれるがままに光ヶ森高校へと向かう

2人を見送ったレイは涼香に話しかける

 

「ねぇ、涼香」

「レイ、どうしたの?気になるのは私が仮面ライダーアイスだったこと?この時間軸にいること?……それともこの世界について?」

「全部だよ!?」

 

そう叫ぶレイに思わず苦笑する涼香、返答が余りにも予想通り過ぎたからだ

 

「そうね……仮面ライダーアイスなのは真実、歴史改変の影響を受けなかった()()()だからかな?変身能力が無くならなかったの」

「なるほどね……」

「特異点じゃないけど特異点に近いナニカであるレイと例外君は影響が少なめ」

「例外君?」

「……まあ後々、それで2つ目、この世界に来たのはレイがここに来たから、かな?」

「……どういうこと?」

「レイは少し特殊だからね。万が一の時のためのアイテムをプレゼントしに来たの♪」

「?」

「はい、あげる♪」

 

涼香は特殊な形状をしたライドウォッチをレイに渡した

 

「これ、アイスの()ライドウォッチだよね?僕に渡していいの?」

「寧ろレイに渡さなきゃ意味が無いんだよ?」

「そして3つ目……これは何となく僕もわかるよ」

「「僕/レイが存在しない世界」」

「……なんでだろうね」

「わかんないな……とりあえずアナザー電王を追いかけなきゃね。私も手伝うよ」

「ありがと♪」

 

レイは涼香と共にアナザー電王を追いかけ始める

 

「付き合ってるんだ、仮面ライダーでも珍しくない?」

『というか婚約者とか初めてなんじゃねえの?というかツクヨミって奴が光ヶ森高校に着いたぞ』

「え、マジで!?」

『でもその前にもうひとつ見なきゃな』

「もう1つ?」

『仮面ライダービルドだ』

 

 


 

アナザースカルは拳銃をビルド向けて放つもドリルクラッシャーによって弾かれる

しかしその威力にドリルクラッシャーを持つ手が痺れてしまい、その隙を突くかのようにガイアメモリを起動させベルトに差し込む

 

ELECTRICE!MAXIMUM DRIVE!

 

拳銃に電撃を纏った頭蓋骨の弾丸を放つ

 

「ぐぁっ!?」

「戦兎!」

 

クローズが駆け寄ろうとするがアナザースカルは紫のエネルギーを纏った拳でクローズを殴り、怯んだ所に拳銃で弾丸を打ち込み背後から攻撃を仕掛けるビルドに向け、グリップ部分で殴りつける

 

「がはっ!」

「つ、つぇぇっ!」

 

このフォームではアナザースカル相手には不利と判断したビルドは即座にボトルを変える

 

NINJA!

COMIC!

ベストマッチ!

Are you Ready?

 

「ビルドアップ!」

 

忍びのエンターテイナー!

NIN NIN COMIC!

YEAH!

 

「戦兎、なんでニンニンコミックなんだよ!ホークガトリングにしろよ!」

「こっちの方が良いんだよ!」

 

ビルドは四コマ忍法刀を出しボタンを1度押し走る

 

分身の術!

 

4人に分身したビルドはドリルクラッシャーを装備し各々フルボトルを装填する

 

RABBIT!

NINJA!

KAIZOKU!

UNICORN!

 

Ready Go!

VOLTECH BREAK!

 

赤い高速回転する刃、分裂する刃、水の刃、ユニコーンの角を模したエネルギーを纏った槍がアナザーアイスを切り裂き、貫く

 

「おぉ!すげぇ!」

「こういうことも出来るんだぞ!」

 

自慢気にドリルクラッシャーを掲げるビルド、その背後から骸骨を模したエネルギー弾がビルドとクローズを攻撃、分身にも本体にも大ダメージを与え、ビルドはラビットタンクに戻ってしまった

 

「ぐぁっ!?」

「な、なんだと!?あの連続攻撃を耐え切るのかよ!」

 

アナザーアイスは立ち上がり拳銃を構える

 

「私は常に死んでいるもの(HP 0)……それ以上にダメージなんて与えられない」

 

そう言いベルトに既に刺さっているメモリを腰のスロットに嵌める

 

SKILL MAXIMUM DRIVE!

 

アナザースカルの胸部の蜘蛛の巣のようなものから紫のエネルギーが流れ、アナザースカルの頭部に似た頭蓋骨を生成され、アナザースカルは空中に浮かぶ

 

「おいおいおいやべぇぞ!」

「どうする……!」

 

ビルドが対策を考えている間にもアナザースカルは到着し、頭蓋骨のエネルギーを蹴り飛ばそうとした

その時

 

「ハァッ!」

「フンッ!」

 

金色の仮面ライダーと紫の仮面ライダーがアナザースカルに攻撃をして地面に落下させた

アナザースカルは2人を見ると忌まわしげに叫ぶ

 

「仮面ライダーグリスゥゥ!!!仮面ライダーロォォォグゥゥゥゥ!!!」

「カズミン!?」

「ゲンさんも!?」

 

アナザースカルにとって最悪の障害とも言える仮面ライダーが一気に4人に増えた、この事実に対し、禁じ手であるメモリを使おうとした……が

 

「ウ……?」

 

アナザースカルはそのメモリを見た瞬間、頭痛を引き起こし、メモリを地面に落としてしまう

しかしそんなことは気にならない、なにせこの一時期にのみ、変身者である()()は本来の人格を取り戻したのだから

 

「ぐ、ぅぅぅぅ……!!!ァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!

 

彼女が魂からの咆哮すると同時に登場した際のエネルギーが纏われ、どこかへと飛んでしまった

 

 

そしてアナザー電王との戦闘を見ていた光ヶ森高校の制服を着たその青年は興奮した様子で彼にしか認識出来ない人物(?)に話しかける

 

「すごい!仮面ライダーグリスにローグまで!!」

『ホント、呑気なやつだな。俺も大人数を維持するのは大変なんだから少しは要望を減らしてくれよ…』

 

その人物(?)は青年に対してそうボヤくが青年は次は《nascita》に向かう!と宣言して向かおうとする

 

『おいおい光ヶ森高校に行くんだろ?』

「そうだった、ツクヨミやソウゴ達に会わないと!」

 

そう言って青年はその場を立ち去る

 

 

 

──その様子を見ていた涼香は何となく全てを察した

 

「アレが……今回の黒幕か…てことはコレも…その際の」

 

涼香の手にはライドウォッチが握られていた

そのライドウォッチはブランクウォッチのような絵柄が描かれておらず、かと言って仮面ライダーの顔の絵柄がある訳でもない

その不思議なウォッチの出自を理解した彼女はアナザーライダーの捜索を再開する

 

「これが、()()()()の結末なんだね……」

 

その頬に一筋の涙を流しながら



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

episode 5&another side

「はぁ…はぁ……!」

 

アナザースカルが覚束無い足取りでティードのアジトとしている場所に着いた

ティードはアナザースカルに気付き、同時にアナザースカルが連れてくる筈だった()()()を連れてきてないことにも気付く

 

「……おーい、なんでアイツを連れてきてないんだ?」

「だ、ま…れ!ティードオォォォォォォ!!!」

 

怒号と共にアナザースカルは拳銃を構えて撃つ

ティードは一瞬驚いたがすぐに手を翳しアナザースカルと銃弾の時を止める

 

「──もう目が覚めたか、流石はこの()()を創っただけはある……だが」

「俺は倒せない、か……?」

「チィッ!」

 

時間停止が解除され銃弾はティードの元へと飛んでくる

しかしティードは指で弾くことで銃弾は真上へと飛び、見た目に反して強大な力を持つ銃弾により天井に大穴が開いた

 

「クソッ!」

 

アナザースカルはそう叫ぶと共に変身を解除する

 

「時間停止は無力化か……流石だよ、()()()()

「どうも……!」

 

アナザースカル──その変身者であったツァイトはティードを睨み付ける

ティードはそれを笑いながらツァイトを見る

 

「組織を抜けるって聞いた時点で嫌な予感はしてたよ、でもまさか私をアナザースカルにするなんてね……随分ふざけたことをしてくれた」

「ま〜な、アナザースカルの能力をフルで使えるのはお前しかいないからなァ、だから契約した。俺の為にな……!」

 

ティードが指を鳴らすとツァイトが苦しみ始める

 

「なっ…お、前ェェェ……!」

 

SKULL……!

 

ツァイトはアナザースカルに強制的に変身させられ、物言わぬ操り人形になってしまう

 

「さぁて……シンゴを探せ」

 

ティードの言葉にアナザースカルは無言で頷き、シンゴを探しに向かった

 

 


 

 

レイと涼香と別れ、光ヶ森高校で突如人格が変わったツクヨミを監視していたソウゴとゲイツ、彼等の心配を他所にツクヨミは皆と馴染んでおり、最初からこの時代にいたようにさえ感じさせた─余談だがこの時ツクヨミは「テストで3点をとっちゃった」と言っており、ツクヨミの学友であろう人物は疎かソウゴやゲイツをも不安にさせた─

そしてツクヨミが廊下を歩いていると1人の学生がツクヨミに話しかけた

 

「ツクヨミ、だよね?」

「え?えぇ、そうだけど」

「握手してもらってもいい!?」

「まあいいわよ?」

「よっしゃ!」

 

その様子を見ていたゲイツが(いつもの雰囲気に反して)暴走しファイズフォンXを学生にぶっぱなそうとしていたのでソウゴは慌てて止め、1つの疑問に行き着く

 

「ねえゲイツ、なんであの人本来のツクヨミの事知ってるんだろ」

「どういう事だ?」

「だって明らかに他の人達と違ってツクヨミのことを別の人物(俺たちの知るツクヨミ)として見てるじゃん」

「そう言われれば……」

「だから少し調べてみた方がいい気がする」

「そうだな。俺はツクヨミを監視しているからジオウはアイツの事を調べてくれ」

「わかった」

 

ゲイツはツクヨミの監視を続行、ソウゴはあの学生を尾行する

しかしあっさりとバレてしまい、ソウゴは警戒される!と内心思っていたが以外にも歓迎され、更に自身の正体が仮面ライダージオウである事をも知っている事をも明かす

そして自分が仮面ライダーを知っている根拠にと学生はとある店へと連れていく

学生──久永アタルは道中に自身のことを語る

1月29日生まれの18歳、1年留年しているためソウゴと同い年であること、自分には仮面ライダーを引き寄せる力があること、そしてソウゴと共にラーメン屋《風麺》に行き着く

 

「なんでラーメン?」

「ちょっと待ってて……お、来たきた!」

「え?……え!?デッカ!」

 

ソウゴとアタルの前に置かれたのは異様なまでに大きいナルトが中央にデン!と乗っているラーメンだった

そして2人が実食しようとした時……

 

「うわぁぁぁあぁぁ!」

 

子供の叫び声が辺りに響く

 

「おっ、来た!」

 

アタルのテンションは最高潮であり、来るであろう仮面ライダーを待っている

しかし……

 

「……」

 

現れたのはアナザースカルであった

 

「アナザーライダー!?」

「え、なんでアナザーライダー?しかも主役じゃなくてサブライダーだし、レアっちゃレアだけど……これじゃないだろ…」

 

ブツブツと1人文句を言うアタルを守るべくジクウドライバーを装着、ライドウォッチを掲げる

 

「仮面ライダー……排除する…!」

 

機械的にアナザースカルはそう言い

スカル同様のポーズをとる

 

「さぁ、お前の罪を数えろ……」

「ッ……!」

 

「アナザースカル!!」

「ッ……」

 

怒声とともにどこからともなくレイが現れ、アナザースカルの顔面に飛び蹴りを与える

 

「……お前も、仮面ライダー…」

「あぁそうさ……仮面ライダーオリスだ!」

 

既にジクウドライバーを装着しているレイはオリスライドウォッチとゲートライドウォッチを構える

 

「「え、何そのウォッチ」」

 

完璧にシンクロしたソウゴとアタルのセリフ、しかし気を取り直し、ソウゴはジオウライドウォッチを構える

 

ZI-O!

ORIS!

GATE!

 

「「変身!」」

 

2人が同時に言うと同時にジクウドライバーを回転させる

 

RIDER TIME!

 

KAMEN RIDER ZI-O!

 

KAMEN RIDER ORIS!

ARMOR TIME!

WORLD GATE KEEPER!ゲート!

 

「よし、1発いいものかましちゃいますか!」

 

BRAVE!

 

RIDE CROSS TIME!

TYPE BRAVE!

 

ブレイブウォッチをゲートライドウォッチに嵌め、ブレイブアーマーを装着すると上空からレガシーゲーマに酷似したレガシーゲーマゲーマが召喚されて装着され、仮面ライダーオリス ゲートアーマー タイプレガシーゲーマー レベル 100+O(オリス)へとなる

 

ガシャコンソード!

 

さらにジカンクラッシャーではなくガシャコンソードを装備する

 

ジカンギレード!ケン!

 

負けじとジオウもジカンギレードを装備し構え、アナザースカルが銃を撃つと同時に戦闘が始まった



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

episode 6

遅れて申し訳ない……


アナザースカルの弾丸をガシャコンソードを斬り、そのままアナザースカルの胴にも袈裟斬りをする

仰け反ったアナザースカルに対しオリスはガシャコンソードを地面に刺し、両手を肩のところまで上げ、仮面ライダーブレイブの口上を言う

 

「これより、アナザースカルと変身者の切除手術を開始する」

「え、なにそれ?」

「仮面ライダーブレイブの口上……かな?」

 

その会話をしながらもアナザースカルの銃弾を炎の剣で斬りつつ接近する

 

「ッ!」

 

アナザースカルはメモリを起動し腰のスロットに差し込む

 

CROCODILE MAXIMUM DRIVE!

 

そのまま腰を低くし、右足に紫のエネルギーが溜まる

 

「ハァァッ!」

 

アナザースカルは右足で鰐型のエネルギーになったソレを使い蹴りを放つ

 

「ッ!」

 

ギャリギャリギャリィィッ!

 

ガシャコンソードをブレーキ代わりにし、命中するかしないかの辺りで間一髪ストップした

しかしそのエネルギーが装甲を掠り、その部分が削れていて、止まらなかったらレイごと逝っていたと思わせる

 

「それやばすぎでしょ!」

 

蹴りの際に生まれた隙を突き、蹴りで右側の腰に掛かっていた拳銃を弾き飛ばし、アナザースカルに連撃を叩き込む

上下左右から降り注ぐ斬撃によりアナザースカルに着実にダメージは溜まっていると思い、オリスは左拳でアナザースカルの顔面を殴り飛ばす

 

HIT!HIT!HIT!GREAT!PERFECT!

 

ダメージエフェクトと大きくのけ反ったアナザースカルを見て1度トドメを刺すべくゲートウォッチのボタンを押す

 

GATE!BRAVE!CRITICAL WORLD FINISH!

 

聖なる炎を思わせる真紅の炎を纏ったガシャコンソードで袈裟斬りするオリス、しかし

 

MISS

 

「あれ?」

 

一撃で撃破出来るはずの必殺技が通用せず、アナザースカルがガシャコンソードを跳ね除け、再度腰のスロットにメモリを差し込む

 

CROCODILE MAXIMUM DRIVE!

 

大きく口を開けた鰐のようなエネルギーで殴る

1度目はオリスも防御したが2度目のアッパーで防御が崩れ、3度目の拳はがら空きの胴に入り大きく吹っ飛び、ゲートアーマーに戻る

 

「ぐっ……」

 

アナザースカルは地面に落ちていた拳銃を握りオリスに向け構える

 

「危ないっ!」

 

オリスの未知なるアーマーや想像を遥かに超えた攻撃の事もあり呆然としていたジオウはようやく我に返りファイズライドウォッチを起動する

 

FAIZ!

 

アナザースカルを蹴りをいれ、注意をこちら側に向けジクウドライバーにファイズライドウォッチを差し込み回転させる

 

ARMOR TIME!

COMPLETE!ファイズ!

 

そして蹴りを叩き込むジオウと背後でシンクロした動きをするファイズアーマー、ジオウの拳がアナザースカルの顔面に叩き込まれると共にファイズアーマーは分解されジオウに装着され、ファイズを思わせる円形にアレンジされた【ファイズ】の文字がインジケーションアイとして装着され、仮面ライダージオウ ファイズアーマーになる

 

「これで!」

 

ジオウはウォズから借りているファイズフォンXを取り出しコマンドを打ち込む

 

5・5・5

Ready SHOT MODE!

 

ショット555を召喚したジオウは空高く跳躍しながらジクウドライバーに装着された2つのライドウォッチのボタンを押す

 

FINISH TIME!FAIZ!

EXCEED!TIME BREAK!

 

落下エネルギーにより威力を増大したイクシードタイムブレークをモロに喰らうもやはりそれ以上のダメージは与えられず、アナザースカルは立ち上がる

 

「なんで効かないんだ!?」

 

2人の必殺技は確実に命中していたにも関わらずアナザースカルは倒れず、紫のエネルギーを纏い2人の仮面ライダーを攻撃しようとした

……その直後

 

SKULL MAXIMUM DRIVE!

 

アナザースカルに紫のエネルギー弾が撃ち込まれ、アナザースカルに明確なダメージが与えられる

 

「グァッ!?」

「え!?」

「なんでアナザースカルに……まさか…!」

 

アナザースカル、ジオウ、オリスの前に帽子をかぶった黒の仮面ライダーが現れる

アナザースカルを正しくしたような仮面ライダー……つまり彼は…

 

()()()()()()……()()()…!」

 

アナザースカルは驚愕の声を漏らすと同時にスカルは左手の人差し指で相手を指差しながら

 

「さぁ、お前の罪を数えろ」

 

と言った



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

episode 7

鳴海荘吉のキャラガガガガガ……崩壊してるかも知れません、すみません





「仮面ライダースカル!()()だから来ないと思ってたけどアナザースカルが居るってことはやっぱりスカルも出てきた!」

『仮面ライダースカルを呼ぶってことはだいぶ()()を使ったって事理解しろよ!』

「わかってるって!」

 

仮面ライダースカルの登場にこの場に現れたどのライダーよりも興奮しているアタルに対してスカルは告げる

 

「おい坊主、ここは危険だ。余計な怪我をしたくなきゃ少し離れてろ」

「わ、わかった!」

 

スカルは静かにアナザースカルへと近付く

 

「ッ!」

 

アナザースカルが拳を繰り出すもスカルは片手で受け止め、カウンターとして顔面にストレートを叩き込む、更に怯んだアナザースカルに対し腹に蹴りを入れ、側頭部に後ろ回し蹴りを喰らわせる

 

「フッ!」

「グァァッ!?」

 

歴戦の戦士、まさにその一言がふさわしい印象を与えるスカルはアナザースカルに一歩づつ近付く、本能的な危険を察知したアナザースカルは拳銃を撃ち、動きを止めようとする

しかしアナザースカルの銃撃はスカルの装甲に火花を散らす程度で動きを止めることなど無く、アナザースカルの目の前にまで辿り着き、スカルの拳がアナザースカルに命中し、吹っ飛ぶ

 

「お前、俺の力を使っているな。……いや、少し違う、半熟卵(ハーフボイルド)…まだ帽子が似合わない奴が使っているって所か」

「なっ!」

 

数回攻防をしあっただけ、それだけでアナザーライダーの力の本質を見破られた事に驚愕するアナザースカル

 

「くっ!」

 

目的の人物が見当たらなかった事でここに長居する必要が無くなったと今更理解したアナザースカルが紫のエネルギーを纏い上空へと飛ぶ

 

「す、凄い……」

 

ジオウはスカルの戦いぶりに素直に感服し、2人は変身を解除する

そこに風麺の店主がテンション高めに来てソウゴの手にライドウォッチを握らせる

 

「イヤーアナタタチスゴイヨー!助カッタヨー!コノ街マモッテクレタ!ショウサンガ言ッテタコト正カッタヨ!ア、コレ預カッテタヨ!アゲルネ!」

「お、あ、ありがとう」

 

スカルはそれを見ていたが少し離れ、3人の視界から外れる

そしてその数秒後、白いスーツを来た男がそこから現れる。すると店主は物凄く驚き、男の元へと来る

 

「ナルミチャン帰ッテキテタノ!?」

「あぁ、野暮用で少し海外にな。翔太郎は事務所のこと、大丈夫か?」

「大丈夫ダヨ!来人クント難事件ヲビシバシ解決シテルヨー!」

「ふっ…そうか、ここは危ない。少し離れた場所に避難した方がいいぞ」

「ワカッタヨ!」

 

店主が風麺の屋台ごと避難しているのを見送り、鳴海と呼ばれた男は3人、特にソウゴとレイに目を向ける

 

「俺は鳴海荘吉、探偵をしている」

「あ、はい。俺は常磐ソウゴ、です」

「僕は白羽レイです」

 

「1つ聞きたいことがある」

 

鳴海荘吉は一息置き、尋ねた

 

「俺が生き返ったのはあの怪物の影響か?」

「えっ……!?生き返った…って事は」

「確か、鳴海荘吉は園咲来人…フィリップを助ける依頼で死んだ」

「そうだ。だが何故か俺は生きている。それを俺は知りたい」

 

レイには心当たりがあるのか少し考えている

 

「ひょっとして…」

「レイ、わかったの?」

「多分だけど、ソウゴ君やツクヨミちゃんの仮面ライダーとしての記憶が消えた事と関係しているんじゃないかな、その影響でその事件そのものがなかった事になっているのか…」

「その事件がなかったら鳴海さんは生きてたって事か……」

「……なるほどな」

 

アタルはその様子を見ていて、中にいる何者かに尋ねた

 

「(な、なぁ、ひょっとして相当やばいことになってるんじゃ…)」

『かもなぁ…』

 

アタルの中にいる何者かはそれ以上の答えを出さず、黙りを決め込んでいた



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

episode 8

アナザースカル以外にもオリジナルアナザーライダー居た方がいいかなってぶっ込んでみました




桐生戦兎はアナザースカルの撃退後、龍我と仮面ライダーグリス──猿渡一海と仮面ライダーローグ──氷室幻徳と共にこの世界に怪人がいる原因についてスカイウォールが関係しているのではないかと考え、とあるビルの屋上へと向かう

しかしそこにはスカルウォールは無く、追いかけて来た龍我は

 

「スカイウォールはエボルトとの戦いの後に消えただろ」

 

と突っ込んだ

戦兎は改めてこの世界は再編された新世界であると理解し

 

「そうなんだよな…」

 

と呟く

その時ハッとしたように龍我が尋ねる

 

「おい戦兎、あの子どうすんだよ」

「……最っ悪だ!」

 

慌てて階段を下る戦兎、その際龍我が一海と幻徳と衝突し、3人は倒れ、幻徳の記憶が消えてしまった

 

 

 


 

 

戦兎は少年を見つけ、ある程度の情報を得る

少年はシンゴという名前であること、何故怪物に襲われているのか心当たりのないこと

そして──クウガなる仮面ライダーを知っていること

 

「クウガ……?」

「え、クウガ知らないの!?」

 

クウガの情報を引き出すべく戦兎は自身の知る仮面ライダーの情報を明かす

 

「あぁ、俺は仮面ライダービルドだ。仲間にクローズ、グリス、ローグが居る」

「へぇ…!」

 

全く知らない名の仮面ライダー、シンゴの好奇心が擽られ、キラキラした笑みで尋ねる

 

「まずは俺の変身するビルドって仮面ライダーは「ダメじゃないかシンゴ…俺の元を離れたら」ッ!?」

 

いきなりシンゴと戦兎の元へと現れたティードを見た瞬間、シンゴは戦兎の後ろに隠れ、戦兎はティードがシンゴにとって危険な存在だと理解する

 

「保護者じゃ…無さそうだな。あの怪物を生み出した存在か?」

 

警戒をしながらティードに向かってそう聞く戦兎、しかしティードは何も答えず、張り付け様な笑みで戦兎とシンゴに近寄る

 

「シンゴ、逃げろ」

 

戦闘能力はあの怪物(アナザースカル)よりも強い、そう仮定している戦兎は戦闘になればシンゴを守りきれるか保証出来ない、だから逃げろと促す

しかしシンゴは逃げない

 

「…早く逃げろ」

「わ、わかった!」

 

もう一度戦兎は言う、シンゴは全力で逃げる

ティードはシンゴを追おうとしようとするので戦兎は肩を掴む……が、一瞬で叩き落とされる

 

「ッ!」

 

ならばと殴ろうとするがティードは一瞬で別の場所へと移動する

 

「なっ!?」

 

ティードのそれは嘗ての敵である仮面ライダーエボル・ブラックホールの瞬間移動のそれを上回っている

2度、3度と繰り返すが通用せず、背後を取られ、片方の腕を捻られる

 

「くっ!」

 

反撃をすべく動かしたもう片方も簡単に捻られ、その痛みに耐えながら何者かを問う

 

「スーパータイムジャッカーのティードだ」

 

どちらも聞いたことの無く、一瞬困惑する戦兎

 

「しかし今この世界に存在しない筈のライダーが何故存在する……?お前たちはどうやってこの世界に来た?」

「存在しない…?やっぱり俺たちじゃなく世界がおかしくなっているのか!?」

「……シンゴが逃げたせいか」

「シンゴが?どういう意味だ!」

「まあいい。精々利用させてもらおう」

「くっ!」

 

力ずくで高速を振りほどき、ビルドドライバーを装着した戦兎はラビットタンクスパーリングボトルを取り出し、プルタブを外しビルドドライバーに装填する

 

RABBIT TANK SPARKING!

 

Are you Ready?

 

即座にビルドドライバーのレバーを回転させスナップライドビルダーを展開、戦兎は迷わず変身と言う

 

シュワっと弾ける!

RABBIT TANK SPARKING!

YEAH YEAH!

 

「……ラビットタンクスパーリングか」

 

ドリルクラッシャーとホークガトリンガーを構えたビルドに対し、ティードは少し考えアナザーウォッチを取り出す

 

「…ならこれだな」

 

そのアナザーウォッチにはUの時の赤い複眼とその奥にある緩んだ口の様な絵柄があり、そのウォッチを起動する

 

BIRTH……!

 

「仮面ライダービルド、お手並み拝見だ」

 

アナザーウォッチを放るとアナザーウォッチがひとりでに浮き、紫のエネルギーに包まれ肉体を造り出す

そのエネルギーはビルトよりも一回り、2回りと大きくなり……遂には4m近い大きさになる

蠍を模したデザインの()()は、胴の両端にちぎれた履帯の付いたキャタピラ、右のハサミに当たる部分はチェーンソー、左のハサミに当たる部分はショベルカーのショベルの様なものが着いており、顔にはアナザーウォッチの絵柄があったが口はなくなっている、尾に当たる部分はドリルになっており常時回転している。

チェーンソー部分には【BIRTH・CLAWs・サソリ】の文字がありショベルの部分には【2010】の文字がある

 

「嘘だろ……」

 

新世界に現れた怪物、ティード(謎の男)の瞬間移動紛いの力、と信じられない物を見てきたが、この敵と戦うなど想像出来る筈もない……ビルドは巨大な怪物と戦うべく武器を構えた




アナザースカルに絡めたアナザーライダーでもなく、アナザー電王に絡めた訳でもないアナザーライダーにしちまいました\(^o^)/

先駆者様と被らないようにと注意しました、割とマジで
タダのアナザーバースでは被るかと思いアナザーバース・CLAWs・サソリにしました(※ CLAWs・サソリはアナザーバースの形態ではなくCLAWsの合体したものです)


余談(メタい話)

アナザーバース(CLAWs・サソリ)にした理由としてはサブライダーで多彩な武器(CLAWs)を持ち(ラビットタンクスパーリングの全武器使用に対抗)、かつ私のアナザーサブライダーとして出てないからです
先駆者との差別化の為にアナザーバース・プロトタイプにしようかとも考えましたがそれでは(クレーンアームとブレストキャノンしか持ってない為)手数や経験で勝っているラビットタンクスパーリングに対抗出来ない、という理由と『ティードが態々プロトタイプなんて出すか?』と言う理由からです


余談2

ビルドは気合と根性で全フォーム(スパーリング、ハザード、ラビットラビット、タンクタンク、ジーニアス)を出します




目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

episode 9

ビルドはその巨体ともはや人型ですらないその異形を目の当たりにし一瞬呆然としてしまう

 

──グルァァァァ!!!

 

その隙を突き、アナザーバース CLAWsサソリは右鋏に装着されたチェーンソーでビルドを肉塊に変えるべく突き出す

 

「くっ!」

 

意識が戻り、こちらへと繰り出されるチェーンソーを横に跳び回避するがアナザーバースのショベルがビルドを圧殺する為に振り下ろされビルドは咄嗟に左拳でショベルを殴りつける

【BLDインパクトグローブ】による戦車砲に等しい衝撃波によりアナザーバースのショベルは跳ね上がり、上空から装甲の脆い部分を攻撃する為クイックフロッセイレッグで生み出した泡を足場にホーグトリンガーを召喚し銃撃、それにより相手の座標を特定したアナザーバースはドリルによる突きでビルドを攻撃し地面にたたき落とす

 

「ぐっ……!」

 

ビルドは立ち上がりアナザーバースにドリルクラッシャーを投げつけ一瞬注意をそちらへと向け、レバーを回す

 

Ready Go!

 

SPARKING FINISH! YEAH!

 

ワームホールの様な図形を出現させてその中にアナザーバースを拘束し、無数の泡と共にライダーキックを叩き込む……筈が

 

「なっ!?」

 

アナザーバースの顔があった部分が砲口に変化しておりライダーキックに対抗するが如くビーム砲を放つ

 

「ッ……ハァァァァァァッ!!!」

 

足裏から伝わる超高熱の痛みに耐え、更にレバーを何度も回転させる

 

Ready Go!

SPARKING FINISH! SPARKING FINISH! SPARKING FINISH! SPARKING FINISH! SPARKING FINISH! YEAH!

 

連続して鳴るスパークリングフィニッシュの音声と同時にビルドドライバーから全てのベストマッチウェポンを召喚、更にビルドドライバーからの余剰なエネルギーにより大型になり、それ等全てがアナザーバースに猛撃を振るう

 

─グルギャァァァァァァァッッッッッ!?!?!?!?!?─

「そんな荒業を……!」

 

想定外の攻撃、その攻撃を喰らっているアナザーバースは勿論のことティード自身も驚愕し、その隙を突きドリルクラッシャーがアナザーバースの砲身に突き刺さりビーム砲が放てなくなったばかりかビームエネルギーが砲身に溜まり爆発、アナザーバースが更に悲鳴を上げる

 

「ハァァァァァァァァッ!!!!」

 

ビルドは砲口がなくなり、剥き出しになったアナザーバースの顔にライダーキックを叩き込む

その蹴りはアナザーバースの顔面にヒビを入れ…貫通、胴が消滅すると同時に両鋏や尾も消滅、更にアナザーウォッチが排出される

 

「はぁ……はぁ…ッ!?」

 

ラビットタンクに戻ったビルドはラビットタンクスパークリングボトルを見て驚愕する

本来想定していない使い方故、ボトルへの負荷も大きくスパークリングボトルのパッケージ部分は焼け焦げ、プルタブ部分は溶け、ボトル自体からも尋常ではない熱を発していた

 

「あーぁー……せっかく用意したコレも使い物にならなくなっちっまったなぁ…」

 

ティードはアナザーバースウォッチを握り呟く

 

「……んじゃ次は俺だ。いいもんを見せてやるよ」

 

張り付けたような笑みを浮かべたティードはアナザーウォッチを起動し、自身に埋め込む

 

「……変身」

 

CROSS-Z MAGMA

 

アナザーウォッチを埋め込み、変身したティードは一瞬だけクローズマグマの姿へとなる

……そしてその全てが歪み、右拳には自身の肘まである大きな篭手を装着した異形へと変貌する

 

「なっ……!?」

()()()()()()()()()()()……少し試したかったんだよ。仮面ライダービルド…そしてクローズ、本気の殺し合いを始めたらどっちが強えのかってなぁ!!!」

 

アナザークローズマグマはそう叫び、ビルドへと殴りかかった



目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。