暗殺教室の軌跡 (犬大好き)
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プロローグ

前回のあらすじ
ペルソナ5の世界に転生し、怪盗団に入り、女の子になって、鴨志田を倒した


「新たな世界へ」

 朝起きると変なことになっていた

 

優斗「どこだここ」

 

 なんか面倒なことになった

 

優斗「俺の部屋じゃねぇ」

悠『おい』

優斗「なんだ?」

悠『お前気づいてないのか?自分の体を見てみろよ」

優斗「体がd・・・ハァ!?」

 

 それは明らかに俺自身の体ではなく

 

優斗「これってパレスの時の・・」

悠『とりあえず部屋からでよう』

優斗「ああ」

 

 部屋から出た

 そこは普通のマンションの家の様な構造だった

 

優斗「どういうことだ?」

悠『訳が分からん』

優斗「書き置きがあるな」

 

文面

 

 ずっと同じことしてたら息が詰まるでしょうし、たまにはほかの世界で息抜きしてみてはどうかと、眠ったときに行きたいと考えれば世界を行き来できるようにしました。お楽しみください。ちなみにここは暗殺教室の世界です。あなたは優菜という名前で転校してます。まあ高校生だし大丈夫だよね!神様より

 

優菜「息抜きで異世界行くやつがどこにいるんだよ!!」

悠『まだ続きがあるぞ』

優菜「ん?」

 

 PS作り方が簡単にわかる料理本を置いておきますこれで自炊してください

 

優菜「これか」

 

 本を開くと、和風から洋風や中華まで様々な料理の作り方が事細かく書かれていた

 

優菜「わーお、分かりやすい。じゃねぇよ!!一番大事なものが抜けてるよ!!保護者は!?」

悠『とりあえずここはどこなのかスマホで調べたらどうだ?』

優菜「・・・それもそうだな」

 

 スマホも元の世界のものと同じようだ。パソコンで調べているとあるものが見つかった。これは・・・

 

優菜「学校の真ん前!?」

悠『遅刻せずに済みそうだな!』

優菜「それに関してはいびらないでくれないか?」

悠『今日何曜日?』

優菜「今日は・・・月曜日すね」

悠『今は何時?』

優菜「今は7時ですね」

悠『少し時間あるな。話しを聞きながら準備しろ』

優菜「?分かった」

 

 準備中

 

優菜「話って何だよ」

悠『約束覚えてるか?』

優菜「何の?」

悠『ほら、お前がパレスで初めて女になった日。杏が覚醒した日の夜だよ』

優菜「・・・!おいおいまさかお前・・・」

優斗『優斗の名前は頂いた!!』

優菜『約束するんじゃなかった・・・』

優斗『これからもよろしくな。ゆ・う・な』

優菜「その言い方ムカつく」

 

理事長室

 

浅野理事長「どうも、君が転校してきた中村優菜さんですね」

優菜「はいそうです」

浅野理事長「君の学力ではA組かな?」

優菜「私、E組がいいんですけど」

浅野理事長「・・・理由を聞こうか」

優菜「理由なんて関係なくE組がいいです」

浅野理事長「私としては、君のような子をE組なんぞに落としたくはないんだが」

優菜「じゃあこれでどうです?」

悠「イフリート、奥の窓ガラス割って破片は取っておいて」ボソッ

イフリート「全部は無理かもしれんからな」

 

 浅野理事長の後ろの窓が全て割れた

 

浅野理事長「!!これは君がやったのかい?」

優菜「これなら行けますよね?E組に」

浅野理事長「何故そこまで固執するのかわからないが、仕方ない。君はE組いきだ」

優菜「それじゃあ」

 

 理事長室を出た

 

優斗『あの山の上だろ?』

優菜「ああイフリートかクロノスに連れて行ってもらおう」

イフリート「俺だけじゃ無理かもしれんから呼んでくれ」

 

 学校の裏に行き、周りに人がいないのを確認しクロノスも呼んだ

 

優菜「よし、クロノス」

クロノス「ああ、次はどこにいるんだ」(呆)

優菜「それはあとで説明する」

イフリート「俺こっち持つからお前そっち持ってくれ」

クロノス「わかった」

優菜「あの山まで頼むわ」

 

 E組の校舎前

 

優菜「よし、いいぞ」

??「あれ誰?」

??「知ってる人いる?」

??「私知らない」

??「てか飛んでなかった?」

優菜「さて、行きますか」




次回予告
何の前触れも無しにきっちゃたZ!
次は職員室に行ったら変な人がいたZ!
ともかくやりたい事は青春謳歌だZ!!

次回「転校してきました!」


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第一話

前回のあらすじ
突然暗殺教室の世界に連れて来られた!
しかも体は女になっちまってる!名前は優菜だ!
これだけ言わせて欲しい!作者は狂ってる!!


「転校してきました!」

 

職員室

 

優菜「すみませーん」

??「お前は隠れてろ!!」

??「隠れるスペース無いですって!」

??「どうにかしろ、タコ!」

??「誰がタコですかっー!」

 

 にぎやかだな~

 

優菜「失礼しまーs」

 

ガラガラ

 

烏間「向こうで話そう。一旦」ハアハア

優菜「は、はい」

烏間「君は一体誰なんだ?」

優菜「えっと、転校してきたんですけど理事長室にあいさつに行って戻るときにコード引っ掛けて転んでコードが抜けて、書いてた資料が全部消えちゃったぽくて。つまりE組行きになりました」

烏間「そお、そうか。では、君は転校生としてここに来たんだな。じゃあ話がある来てくれ」

防衛省の人「君が転校生だね」 

優菜「そうです」

防衛省の人「では説明させていただきます。(全略)事情は今話した通りです地球の危機ゆえ秘密の口外は絶対禁止。もし漏らせば記憶消去の治療を受けていただくことになります」

優菜「怖いですねー。俺は絶対言いませんから大丈夫です」

防衛省の人「・・・俺?」

優菜「俺中身男ですし」

防衛省の人「本気で言ってますか?」

優菜「嘘を言って利益があるのか?」

防衛省の人「ちょっと烏間呼んできて」

 

 ですよねー

 

烏間「君が男って本当かい?」

優菜「はい」

烏間「女装ではないのかい?」

優菜「体は女です」

防衛省の人「訳がわからない」

烏間「君は、性同一性障害なのかい?」

優菜「まあそんなとこです」

防衛省の人「私休んでこようかしら」

優菜「ついでに言うと二重人格です」

烏間「・・・ゑ?」

悠「ほら」

烏間「目が変わったようにしか見えないんだが」

優菜「じゃあ、あいつら呼ぼう。イフリート、アリエル、クロノス」

イフリート「なんだ?」

アリエル「何でしょう」

クロノス「次は何の用事だ?」

烏間「・・・・」( ゚д゚)

 

 烏間先生のあんな顔初めて見た

 

防衛省の人「私、やっぱり頭がイカレタのよ。休暇取って病院行こうかしら」

優菜「あ、幻覚じゃないんで、行かなくていいですよ」

烏間「俺たちの頭は大丈夫なんだな」

優菜「はい、ところで俺って二重人格だよな?」

アリエル「そうですよね?」

クロノス「違ったのか?」

イフリート「優菜と悠だろ?」

優菜「ほら」

烏間「・・・話をもどして武器のことだが」

 

 あ、考えるのやめたな

 

烏間「今予備で置いていた武器を渡す。この武器は、人間には無害だがあのタコには。よく効く」

優菜「あ、了解です」

烏間「それじゃあ俺が連れて行こう」

優菜「はーい。あ、さっき出した人たちのこと言わないでくださいね?」

烏間「?わかった」

 

教室前

 

??「HRを始めます。日直の人は号令を」

??「起立、気をつけ、礼」

 

パパパパパパ

 

 BB弾が発射されている音がする

 

??「出欠を取ります。磯貝君」

磯貝「はい」

??「すみません、銃声の中なのでもうすこし大きく返事してください」

磯貝「はい!」

??「岡野さん」

岡野「はい!」

??「片岡さん」

片岡「はい!」

 

 めっちゃワクワクしてきた

 

烏間「怖くないのか?」

優菜「怖いっていうより、楽しみです!」

烏間「肝が据わってるな」

優菜「よく言われます」

 

パパパパ・・・

 

烏間「終わったみたいだな」

??「皆さん欠席者無しですね。先生ものすごくうれしいです!」

??「皆で撃って当たらないの?」

??「皆さんに言わなきゃいけないことがあるんですが言っていいでしょうか?」

??「言っていいでしょ」

??「実はさっき転校生が来たらしいんですが」

??「転校生!?何も聞いてないぞ!?」

??「私だって聞いてないですよ!さっき会おうとしたら烏間さんに止められちゃったし」

烏間「たく」

 

コンコン

 

??「皆さん!来たみたいです!早く弾を片付けて!!」

??「ええ!?」

 

 しばらくして

 

??「どうぞ!!」

烏間「行くぞ」

 

 入った

 

烏間「彼は転校生なんだが事情があってE組に来た。まあ仲良くしてくれ」

前原「すいません」

烏間「なんだ?」

前原「さっき彼って言ってましたけど。どう見ても女子ですよね?」

烏間「中身が男らしい」

前原「ゑ?男なの?」

優菜「うん」

前原「まじで?」

優菜「もちろん」

みんな「えええええええええ」

烏間「性同一性障害らしい」

優菜「ついでに言うと二重人格」

杉野「お前はネタから生まれたのか!?」

優菜「そんなわけないじゃん」

殺せんせー「ともかく、どんな人であろうと彼女いや彼は今日からこのクラスの仲間入りです」

優菜「まあよろしく」

 

昼休み

 

殺せんせー「昼休みですね先生ちょっと中国行って麻婆豆腐食べてきます暗殺希望者がいれば携帯で呼んでください」

優菜「疲れた~」

渚「君さっきの話本当なの?」

優菜「うん」

渚「本当なんだ・・・」

岡島「お前、あれはしたのか?」

優菜「アレ?アレか、するわけねぇだろ」

岡島「え?でもお前男だろ?」

優菜「元男じゃなくて心が男だ」

岡島「そ、そうか」

中村「残念だったね~岡島」

岡島「うるせぇ!」

 

 あ、トイレ行きたい

 

優菜「トイレ行こ」

 

トイレ

 

優菜「はあ~」

悠『どうした?』

優菜「いやな?一回習ったやつを、もう一回習うって」

悠『それもそうだな』

岡野「優菜君?」

優菜「そうだけど」

岡野「誰と喋ってるの?」

優菜「あ~出てから説明する」

 

教室

 

優菜「えーとな?二重人格ってのは言ったよな?」

岡野「うん」

優菜「とりあえず変わるな?」

悠「よう、初めてだな」

岡野「え?」

悠「俺は悠って言うんだ。よろしく」

岡野「よ、よろしく」

渚「もしかしてもう一つの人格って」

悠「そ。俺のこと」

渚「もう一つが女の子なのかなって思ったりしたんだけど」

悠「俺たち以外はもういないぜ」

中村「ところでさ、悠たちは、どこから来たの?」

悠「俺たち?俺たちは、別のs」シュン

優斗「ごめんちょっともう一回トイレ」

中村「え?ちょっと」

悠『なんだよ一体』

優菜『バカなのか?』

悠『別にいいだろ言っても』

優菜『ダメ、まあいいもう言うなよ』

悠『了解』

 

 また教室へ

 

悠「さっきはごめんな?」

中村「さっきなんて言おうとしたの?」

悠「そのことは優菜に口止めされてんだ」

中村「そっか、それなら仕方ないよ言いたくないことは聞かない」

悠「そういや、あいつらは出していいのか?」

 

 まあいいだろうクロノス以外は

 

悠「何でアイツだけダメなんだ?」

渚「誰と喋ってんの?」

悠「ん?優菜」

中村「そ、そうなんだ」

 

 ともかくクロノス以外は良いぞ

 

悠「よし、イフリート、アリエル」

イフリート「呼んだk」

アリエル「呼びましたk」

皆+α「誰!?」

 

優菜『あ』

 

α=殺せんせー「誰ですかその人たち!!」ミサイル持ち

皆「何でミサイル!?」

 

少女説明中

 

渚「なるほど納得したわけじゃないけど大体わかった」

殺せんせー「そんな能力があるなんて、キャラが立ちすぎている!」

前原「やっぱ、お前ネタから生まれたんじゃないのか?」

優菜「だから違うって」

寺坂「おい渚ちょっとこい」

渚「うん」

 

 渚たちが出て行った

 

中村「何かする気だよアイツら」

優菜「殺せるに越したことはないんじゃないのか?」

 

六時間目

 

殺せんせー「お題に沿って短歌を作ってみましょう。ラスト七文字を触手なりけりで絞めてください」

優菜「全く思いつかん、悠分かるか?」

悠『全く』

優菜「だよな」

殺せんせー「おや、渚君もうできたのですか?」

優菜「嘘・・」

悠『あれができるなんて化け物だぞ』

優菜『いや、後ろにナイフがある。殺る気だ』

 

 もちろんナイフは当たらなかったが、問題は爆弾だ

 渚がせんせーの懐に入ったところで爆弾が爆発した

 

寺坂「っしゃあやったぜ!!百億いただきぃ!!」

茅野「ちょっと寺坂!渚に何持たせ」

優菜「イフリート」

イフリート「殴るのか?」

優菜「泣くぐらいで」

イフリート「OK」

寺坂「な!お前それは」

殺せんせー「待ちなさい!」

イフリート「なんだよ」

殺せんせー「私に任せてください。これでも先生です」

優菜「・・・わかった。戻れ」

イフリート「分かったとよ」シュン

殺せんせー「じつは先生、月に一度脱皮します。脱いだ皮を爆弾に被せて威力を殺した、つまり月一で使える奥の手です」

優菜「真っ黒だねぇこれがド怒りかぁ・・・」

殺せんせー「寺坂吉田村松首謀者は君らだな」

寺坂「いや、渚が勝手に」

 

 そのとき先生が消えたかと思うとまた現れた

 

殺せんせー「政府との契約ですから先生は決して君たちに危害は加えないが次また今の方法で暗殺にきたら君たち以外にはなにするかわかりませんよ。家族や友人・・いや君たち以外地球ごと消しますかねぇ。さて問題です渚君。先生は殺される気は全くありません皆さんとエンジョイしてから地球を爆破です。それが嫌なら君たちはどうしますか?」

渚「その前に先生を殺します」

殺せんせー「ならば今やってみなさい。殺せたものから今日は帰ってよし!!」

茅野「殺せない、先生・・あ、名前殺せんせーは?」

優菜「せめて触手にしてよ殺せんせー」

殺せんせー「そうですね。私としても殺されるよりいい。しかしどちらにしようとできるとは思ってませんけどね。いいでしょう触手一本でも取れたら帰ってよしとします」

優菜「言ったね」

殺せんせー「あなたのその能力ではわたしの触手は取れませんよ」

優菜「いや、皆に見せてない奴が一人だけいるんだ」

中村「え、何それ」

優菜「クロノス、ザ・ワールド」

 

 時間が止まった。今のうちに触手を切る

 荷物をまとめて、時間を動かした

 

優菜「そして時は動き出す」

殺せんせー「!!な」

渚「切れてる!?」

優菜「これで帰っていいの?」

殺せんせー「今、一体何を・・・?」

優菜「殺せんせーより早く動いたんじゃなくて時間を止めたんだよ。こいつ。クロノスの能力」

クロノス「こいつとはなんだ。こいつとは」

岡島「お前その能力があれば女湯に」

優菜「一回死ぬか?」

岡島「今のは聞かなかったことに」

優菜「じゃあ、また明日」

 

 教室を出た

 

烏間「君は一体何者なんだ?本当にただの転校生なのか。それとも」

優菜「そんなんじゃないよ、防衛省から送られた人とかじゃないから」

烏間「・・・わかった、また明日」

優菜「はい、また明日」

 

 俺はそのまま帰って。寝ようと思ったが

 

優菜「なんだこれ」

 

文面

言い忘れてたけど食材は勝手に補充されるから

 

優菜「ふ~ん・・・まあいいや」

 

寝た




次回予告
次回は杉野が暗殺を試みた!そして優菜は気づいてしまった、自分の体がおかしい事に

次回「身体能力化け物で草」


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第二話

前回のあらすじ
ただ帰りたいがために先生の触手を犠牲にした
怪しまれ度UP


「身体能力化け物で草」

 

次の日・山前

 

優菜「行きますか」

 

 昨日は帰りたかったから、あんなことやったんだけど

 

渚「あれ?優菜君?」

杉野「よ!」

優菜「おお渚に杉野いっつもこれ上ってるのか?」

渚「そうなんだけどね」

杉野「俺らエンドのE組だからな」

優菜「エンドのE組?」

杉野「ああ、頭の悪いやつや素行不良の生徒が来るんだ」

優菜「俺の場合は素行不良かな?杉野たちは?」

杉野「俺は勉強」

渚「僕もなんだ」

優菜「それは・・・すまん。代わりと言ってはなんだが上まで連れて行こうか?」

渚「え?どうやって?」

優菜「こう。イフリート、アリエル、クロノス」

イフリート「ん?」

アリエル「何でしょう?」

クロノス「最近よく呼ばれるんだが」

優菜「アリエルは俺、イフリートは渚、クロノスは杉野持って山の上まで連れて行ってくれないか」

イフリート「別にいいが」

アリエル「わかりました」

クロノス「いいだろう」

杉野「え、もしかして空飛ぶ?」

優菜「そ」

渚「そうなんだ」

 

 上空

 

優菜「どうだ」

渚「こんなことはじめてだから落ちないか心配だよ」

イフリート「落ちかけても、すぐ拾ってやるよ」

杉野「めっちゃ気持ちいな」

優菜「だろ!いっつもこれで来ようと思ってんだけど、どう思う」

イフリート&クロノス「歩けよ!」

優菜「たまには歩くつもりだよ」

渚「それにしても・・・いいの?優菜君はスカートで。この人たちはほかの人には見えないから・・・」

優菜「つまり?」

渚「いや、その・・・パンツ・・・とか大丈夫なのかなって」

杉野「そうだよ、お前大丈夫なのか?」

優菜「いや、減るもんじゃないし」

杉野&渚「そういう問題じゃない!!」

優菜「もう着くぞ」

 

校舎前

 

杉野「めっちゃ楽に来れたな」

渚「そうだね」

優菜「じゃあ俺先行っとくわ」

杉野「今から俺ら暗殺しようと思ってんだけどどうだ?」

優菜「う~ん俺は良いや」

杉野「そっかじゃあまたあとで」

優菜「じゃ」

 

 その後杉野たちは無事失敗

 

昼休み

 

 あ、杉野が殺せんせーといる。ということはアレか。行こ

 

渚「思ったより絡まれてる!!??」

優菜「わーお、すっごい絡まれてる」

渚「何してんの殺せんせー」

殺せんせー「杉野君今朝見せた癖のある投球ホーム、メジャーに行った有田投手をまねてますね。でも触手は正直です。彼と比べて君は肩の筋肉の配列が悪い、マネしても彼のような剛速球は投げられませんねぇ」

 

渚「!・・・何でそんなことが先生に断言できるんだよ」

殺せんせー「本人に確かめてきましたから」

杉野&渚「確かめたんならしょうがない!!」

杉野「・・・そっか、やっぱり才能が違うんだな」

殺せんせー「一方で、肘や手首の柔らかさは、君のほうが素晴らしい。鍛えれば彼を大きく上回るでしょう」

優菜「やっぱすげよこの先生・・・じゃ俺は行くよ」

 

 後ついでにちょっとやりたいこと。今日の夜にもどるから身体能力はどれくらいか、いろいろやった結果

 

50メートル7秒台

握力45Kg

脚力は分からんが

走り幅跳び15m

 

 なにこれ、パレスの時と同じだ・・・・さてと、そろそろ戻ろう。チャイムがn

 

キーンコーンカーンコーン

 

悠『バカだねぇ』

優菜「・・・ちゃんと謝ろう」

 

そうして一日が終わった




次回予告
身体能力がこの世界では化け物だと分かった優菜、殺せんせーの動きについていけるのは優菜ぐらいだろう。身体能力だけ、は。
アイツが・・・来る

次回「業登場」


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第三話

前回のあらすじ
杉野の暗殺が失敗、だがやっぱり殺せんせーはいいせんせーだ
ここまでケアしてくれる人はまずいない



「業登場」

 

優菜「おはよーでござんす。学校に行くでやんす」

悠『言動が変わってるでやんす』

優菜「お前もだ」

 

昼休み

 

 殺せんせーが北極の氷でかき氷出そうです。もらってきマッスル

 

殺せんせー「ヌルフフフ」

優菜「先生、俺にもくれよ」

殺せんせー「あれ一人ですか?」

優菜「かき氷くれって、暗殺抜きに食いたい」

殺せんせー「ほら、どうぞ」

優菜「うまいな」

殺せんせー「そうでしょう、そうでしょう」

優菜「お前らも来いよ、そんなとこいないで。磯貝に岡野に片岡に不破に矢田に前原」

みんな「え」

殺せんせー「すごいですねー名前もう覚えたんですか」

優菜「やだなー先生もじゃないですか~」

殺せんせー&優菜「HAHAHAHAHAHAHA」

磯貝「何してんだ?優菜は暗殺に来たんじゃ?」

優菜「俺はかき氷食いに来た」

前原「それだけかよ!」

殺せんせー「貴方たちもさっきから殺気が駄々洩れですよ。それにこんな危ない対先生ナイフなんて持たないで、花でも愛でて良い笑顔から学んでください」

 

 一瞬で持っていた対先生ナイフがナイフから花に変わった・・・しかし

 

片岡「ん?ていうか殺せんせー!!この花クラスのみんなで育てた花じゃないですか!!」

殺せんせー「にゃやっそうなんですか!?」

矢田「ひどい殺せんせー大切に育ててやっと咲いたのに」

殺せんせー「す、すいません今新しい球根を」

 

 殺せんせーが一秒居なくなったかと思うと、球根を大量に抱えて現れた

 

殺せんせー「買ってきました!!」

岡野「マッハで植えちゃだめだかんね!!」

殺せんせー「承知しました!!」

片岡「一個一個いたわって!!」

殺せんせー「はい!!」

前原「なーアイツ地球滅ぼすって聞いてっけど」

磯貝「お、おう・・その割にチューリップ植えてんな」

優菜「うめぇ~」

寺坂「・・・チッモンスターがいい子ぶりやがって」

 

その後

 

 烏間が先生になったと報告があった。あとハンディキャップ暗殺大会が開かれたが逃げられた

 

その午後

 

皆「い~ちに~いさ~んしご~ろっくしっちはっち」

殺せんせー「ひどいですよ、烏間先生。私の体育は生徒に人気だったのに」

菅谷「嘘つけよ、殺せんせー。身体能力が違いすぎるんだよ、この前もさぁ」

 

少し前

 

殺せんせー「反復横跳びをやってみましょう。まず先生が見本を見せます」

 

 殺せんせーがマッハで反復横跳びをすると、残像ができて三人になった

 

殺せんせー「まず基本の視覚分身から、慣れてきたらあやとりも混ぜましょう」

皆「できるか!!」

優菜「こうか?」

殺せんせー「そうそう、慣れてきたらあやとりも混ぜてくださいね」

皆「嘘!?」

 

 できるわけないだろって?ギャグに正論は混ぜるな危険だぜ

 

現在

 

中村「ホントあんたら二人異次元すぎ」

烏間「やっとターゲットを追っ払えた。授業を続けるぞ」

前原「でも烏間先生こんな訓練意味あんスか?しかも当のターゲットがいる前でさ」

烏間「勉強も暗殺も同じことだ基礎は身に着けるほど役に立つ」

優菜「サッカーのトップ選手のヒールリフト見て簡単そうに見えるのも基礎ができてるからだからな」

烏間「例えがわかりにくいが、言ってることは同じだ」

 

 それから体育の時間は過ぎていき終わった、教室に戻ろうと校舎を向くと停学処分を受けていた業がいた

 

渚「業君・・帰ってきたんだ」

業「よー渚君久しぶり。わーあれが例の殺せんせー?すっげほんとにタコみたい」

殺せんせー「貴方が業君ですね。今日から停学明けと聞いていました。初日から遅刻とはいけませんねぇ」

業「あはは、生活リズム戻らなくて。下の名前で呼んでよ、とりあえずよろしく先生!!」

殺せんせー「こちらこそ、楽しい一年にしていきましょう」

 

 握手をしたら先生の触手が豆腐みたいに崩れていった。そして業君は左腕に忍ばせてた対先生ナイフで刺そうとしたが、当然のごとく殺せんせーはよけた

 

業「・・へーほんとに速いしほんとに効くんだこのナイフ細かく切って手に貼っつけてみたんだけど」

優菜「ずる賢いねぇ。アイツは強えぞ」

業「けどさぁ先生こんな単純な手に引っかかるとか・・しかもそんなところまで飛びのくなんてビビりすぎじゃね?殺せないから殺せんせーって聞いてたけど」

殺せんせー「!」

業「あッれェ?せんせーひょっとしてチョロいひと?」

優菜『おーっと、せんせーキレましたねー』

悠『これはいけません、生徒に手を出してはいけませんからねえ。どうにかして抑えてもらわないと』

茅野「渚、私E組来てから日が浅いから知らないんだけど、彼どんな人なの?」

渚「・・・うん一年二年が同じクラスだったんだけど。二年の時続けざまに暴力沙汰で停学食らって・・・このE組にはそういう生徒も落とされるんだ」

優菜「今じゃここ最強だね。ああいうの一番暗殺に向いてるから」

茅野「あれ?優菜ちゃんたちの能力のほうが強いんじゃ?」

優菜「俺のやつは口で言わなきゃ出てこないんだよ。俺自身のスピードより殺せんせーのほうが早いし言い終わる前に口ふさがれたら出せないよ」

茅野「あぁ、そういうことね」

 

 というわけで次回に持ち越し




次回予告
一言だけ言おう
殺せんせーうるさい

次回「テスト中なんですが先生」


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第四話

前回のあらすじ
業君が停学明けて登校し始めたよ!
早速殺せんせーがダメージくらってクラスの皆がどよめいたよ!


「テスト中なんですが先生」

 

教室・小テスト中

 

ブニョン ブニョン

 

 ・・・無駄にうるさいパンチだ

 

優菜「うるさいよ先生!!」

 

 そういい、俺がナイフを投げたら殺せんせーは避けてこう言った

 

殺せんせー「にゅやっ!!授業中に暗殺はやめろとあれほど」

優菜「じゃあ壁殴んな!!ブニュンブニュンうるさいから!!」

殺せんせー「こ、これは失礼」

 

 実は席が業の左隣なんだけど、寺坂との会話が聞こえるんだよね

 

寺坂「よぉ、業ぁ。あのバケモン怒らせてどーなっても知らねーぞー」

村松「またお家にこもってた方が良いんじゃなーい」

業「殺されかけたら怒るのは当たり前回のあらすじ

業君が停学明けて登校し始めたよ!

早速殺せんせーがダメージくらってクラスの皆がどよめいたよ!前じゃん寺坂。しくじってちびっちゃた誰かの時と違ってさ」

優菜「え、あの時ちびってたの?」

寺坂「そんな訳ねーだろ!!」

業「ところでさぁさっき校庭で聞こえたんだけど」

優菜「えっなにが?」

業「君変な能力持ってるって?喋ってるの聞こえちゃった」

優菜「そのことは、授業終わってからにして」

業「え、だって君も俺もテスト終わってんじゃん」

殺せんせー「コラァー!君たち何話してるんですか!!」

業「ごめんごめん殺せんせー、俺もう終わったからさ、ジェラート食って静かにしてるわ」

優菜「まだ食ってないなら俺にもくれよ」

業「いいよー。職員室に冷やしてたやつだし」

殺せんせー「そ、それは昨日先生がイタリアに行って買ったやつ!!」

みんなの心の声『お前のかよ!!』

優菜「ごめん、少し食べちゃった」

業「俺、今絶賛食べてる。で、どーすんの?殴る?」

殺せんせー「殴りません!!残りを全部先生が食べるだけです!!」

優菜「あ、先生。下気をつk」

 

 優菜が言い終える前に、業が転がしておいた対先生BB弾をせんせーが踏んでしまった

 

優菜「あ、ごめん言うの遅かった」

殺せんせー「対先生BB弾!!いつの間に!!」

業「あっはー!まぁーた引っかかった」

 

 業が殺せんせーに銃を撃つが、もちろん避けた

 

業「何度でもこう言う手使うよ?授業の邪魔とか関係ないし。それが嫌なら・・・俺でも俺の親でも殺せばいい。でも、その瞬間からもう誰もあんたを先生とは見てくれない。ただの人殺しのモンスターさ。あんたという先生は・・・俺に殺されたことになる」

 

 業はそう言いながらジェラートを

 

優菜「ジェラート食えなくするぐらいならくれよ!!」

業「ホントぶれないね」

殺せんせー「それに、先生のジェラートです!!」

みんなの心の声『なにこれ(遊戯風)』

業「まあいいや。はいテスト多分全問正解」

殺せんせー「!」

業「じゃね先生、明日も遊ぼうね!」

 

 業は先に帰った

 

殺せんせー「ヌウ・・・」

 

放課後・みんな帰って職員室

 

優菜「殺せんせー」

殺せんせー「何ですか?」

優菜「明日、手入れするんでしょ?」

殺せんせー「もちろんですよ。ヌルフフフ」

優菜「だよね。あとさ、後でジェラート買うんでしょ?」

殺せんせー「行くつもりですが」

優菜「金あるの?」

殺せんせー「!?」

 

 殺せんーが財布見ると、顔が青くなっていった

 

殺せんせー「なかったです(´;ω;`)」

優菜「だと思った。金貸すよ」

殺せんせー「いや、ダメですって!教師が生徒におごってもらうなんて・・」

優菜「大丈夫、金あるし。それに俺の分も買ってきてほしいから」

殺せんせー「いや、ダメですって」

優菜「もらうまで帰らないしもらわないと今すぐ殺す」

殺せんせー「ヌウゥ・・わかりました。帰らないと困りますからね」

優菜「何円?」

殺せんせー「日本円では五百円前後でしょう」

優菜「じゃあ千五百円渡しとくから。味は今日と同じで」

殺せんせー「わかりました。ではまた明日」

優菜「ありがと。じゃあまた明日」

 

 つぐの日 じゃなくて次の日

 

優菜「一番だな」

悠『七時ってバカなのか?』

優菜「別にいいだろ」

 

 職員室

 

殺せんせー「おお、優菜君おはようございます。来るの早いですねぇ」

優菜&悠「こっちのセリフだ!!」

殺せんせー「これが昨日君に頼まれたジェラートとお釣りです」

優菜「ああ、ありがと」

殺せんせー「にしても今日はどうやって手入れしてやりましょうか」

優菜「業のこと?」

殺せんせー「はい」

優菜「実はさ、業がタコ買って教卓の上で殺してるの夢で見てさ」

殺せんせー「?夢でしょう?」

優菜「正夢って言うのか予知夢って言うのかわからんけど、夢で見たリアルなことはよく現実で起こるんだ。それにあの業だからやりかねん」

殺せんせー「ならその時はタコ焼きでも作りましょうかねぇ」

優菜「そんときには俺もくれよな」

殺せんせー「一個だけならいいでしょう」

 

 そんな感じで時間をつぶした

 

八時前

 

優菜「そろそろ教室に戻りますねー」

殺せんせー「はい、それではまた教室で」

 

 職員室を出ようとしたら

 

烏間「おっと」

優菜「あ、烏間先生おはようございます!」

烏間「元気だね・・・」

優菜「先生全然元気なさそうですね」

烏間「最近忙しくて眠れなくてな」

優菜「どのぐらいですか?」

烏間「軽く一週間だ」

優菜「死ぬ前に寝てください。冗談抜きで」

烏間「今日は寝るさ」

優菜「はい、それじゃ」

 

教室

 

 教卓にはタコが刺さっていた。そして業が笑っている

 

優菜「お前だろ?」

業「そうだけど、なに?むかついた?」

優菜「いや、衛生的にも悪いし教卓汚いし」

業「あ、そういうこと」

 

 それからみんなが来るたびに顔を歪ませて席に座っていた

 そして殺せんせー

 

業「あっごめーん!殺せんせーと間違って殺したちゃったぁ捨てとくから持ってきてよ」

殺せんせー「・・・優菜君!?あなたの夢ってホントに当たるんですか!?それとも目で見てから来たんですか!?」

業「え?」

優菜「当たるって言ったじゃん」

殺せんせー「そういえば、タコ焼き作る約束でしたね」

 

 殺せんせーの指がドリル状になり一瞬でロケットを持ってきてタコ焼きを作った

 

殺せんせー「はいこれ」

優菜「あんがと」

殺せんせー「あと業君も」

 

 業の口にタコ焼きが押し込まれた

 

業「あッつ!!」

殺せんせー「あとは先生の」

みんなの心の声『ついていけん!!』

殺せんせー「先生はね業君、手入れをするのです。錆びて鈍った暗殺者の刃を。今日一日本気で殺しに来るがいい。その度に先生は君を手入れする」

業「!!」

殺せんせー「放課後までに君の心と体をピカピカに磨いてあげましょう」




次回予告
業にくっそ煽られ火が付いた殺せんせー
何もできない業が考え付いた作戦とは?

次回「えっ?この状況からでも入れる保険があるんですか?」


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第五話

一時間目数学

 

殺せんせー「どうしてもこの数字が余ってしまう!そんな割り切れないお悩みを持つあなた!!でも大丈夫ぴったりの方法を用意しました!!黒板に書くのでみんなで一緒に解いてみましょう」

 

業が銃を抜こうとしたけど瞬間触手が抑える

 

殺せんせー「・・・となります。ああ業君銃を抜いて撃つまでが遅すぎますよ。暇だったのでネイルアートを入れときました」

 

それからは無謀に等しかった

 

四時間目家庭科

 

今度はナイフで切ろうとしたが

 

ハートのエプロンを着せられていた

 

五時間目国語

 

この時間は武器を出させてさえくれなかった

 

放課後

 

学校近くの崖

 

渚「業君焦らないでみんなと一緒にやってこうよ。殺せんせーに個人マークされちゃったらどんな手を使っても一人じゃ殺せない普通の先生とはちがうんだから」

 

業「やだね。俺が殺したいんだ。変なとこで死なれんのが一番ムカつく」

 

優菜「変なところってほかの殺し屋か?そこまで阿保だったらもう殺してる」

 

イフリート、クロノス下で受け止める準備して

 

イフリート「何をだ?」

 

いいから

 

優菜「イフリート、クロノス」

 

皆に見えないようにして下に行かせた

 

念には念をね

 

殺せんせー「さて業君今日はたくさん先生に手入れをされましたね。まだまだ殺しに来てもいいですよ?もっとピカピカに磨いてあげます」

 

業「確認したいんだけど殺せんせーって先生だよね?」

 

殺せんせー「?はい」

 

業「先生ってさ命を懸けて生徒を守ってくれる人?」

 

殺せんせー「もちろん、先生ですから」

 

業「そっかよかった。なら殺せるよ」

 

すると業は後ろから崖を飛び降りた

 

業「確実に」

 

まぁやばかったら

 

イフリート達に助けらせるし

 

先生が触手をねばねばにして蜘蛛の巣状に張った

 

もちろん業は助かったためイフリートたちは戻した

 

業たちが戻ってきた

 

渚「・・・業君、平然と無茶したね」

 

業「別にぃ・・・今のが考えた限りじゃ一番殺せると思ったんだけど。しばらくは大人しくして計画の練り直しかな」

 

殺せんせー「おやぁ?もうネタ切れですか?報復用の手入れ道具はまだ沢山ありますよ?君も案外チョロいですねぇ」

 

業「殺すよ明日にでも」

 

優菜「あ、そうだ殺せんせーに渡すものがあるんだけど」

 

殺せんせー「?なんですか?」

 

優菜「これ」

 

そういい

 

俺は一万円を渡した

 

殺せんせー「こッ!こんなもの受け取れるわけないでしょ!!」

 

優菜「理由は二つある。俺ら以外の誰からも殺されるなって賄賂と先生・・今金ゼロだから」

 

殺せんせー「?どういうことですか?」

 

業「帰ろうぜ渚君、帰りめし食ってこーよ」

 

業は財布を握っている

 

殺せんせー「ちょッそれ先生の財布!?」

 

業「だからさぁ職員室に無防備で置いとくなって」

 

殺せんせー「返しなさい!!」

 

業「いいよー」

 

殺せんせー「な、中身抜かれてますけど!?」

 

業「はした金だったから募金しちゃった」

 

殺せんせー「にゅやーッ不良偽善者!!」

 

優菜「な?もらっとけって」

 

殺せんせー「お世話になりますー」(´;ω;`)

 

優菜「利子は一日イチゴね」

 

殺せんせー「ゑ」

 

優菜「意味わかんなかった?一日五割ね」

 

殺せんせー「にゅやッ!!そんなの返せませんよ!?」

 

優菜「嘘、嘘。利子は無しでいいよ」

 

そうして一日が終わった



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第六話

起きたよ

 

うん、起きた

 

ただねいつもと圧倒的に違うとこがあるんだ

 

蓮がいるんだけど

 

優菜「ゑゑゑゑゑゑゑゑ」

 

蓮「何だ!?何が起こった!?」

 

目と目があう~瞬間

 

優菜&蓮「ゑゑゑゑゑゑゑ」

 

落ち着いた後

 

リビング

 

蓮「誰君どこここ」

 

優菜「俺はな、優斗だよ」

 

蓮「なんとなく想像できてた。それってパレスの時の格好だよな?じゃあここはパレスなのか?」

 

優菜「ここは異世界だよ。割と疲れる」

 

蓮「そうなのか?」

 

優菜「とりあえずご丁寧に制服たたまれてあるから着替えたらどうだ?」

 

蓮「それもそうだな」

 

さっき紙が増えてた

 

文面

 

一人じゃかわいそうかなって思って友達呼んであげたよ!!名前そのままで入学してるから友達君は君と同じように二日に一度こっちに来るようにしたからあとは頑張って

追伸

友達の分の鍵も作ったよ!!

 

あったことないのにめちゃくちゃフレンドリーなの腹立つ

 

登校中

 

ここの俺の設定を教えた

 

蓮「えっと、姿が変わっただけどいいかな?」

 

優菜「ああ、それに家真ん前だから遅刻は絶対ないと思う。今から理事長室行くから、壺かなんかぶっ壊してE組はいれ」

 

蓮「E組がいいのか?」

 

優菜「死にたいならⅮ以上に行ってもいいぞ」

 

蓮「E組行きます」

 

渚「あれ?優菜君その人だれ?」

 

優菜「隣に引っ越してきたんだけどどうすればいいかわからないから教えてくれだと」

 

渚「自分の説明した?」

 

優菜「した」

 

渚「なら大丈夫だね」

 

蓮「理事長室まで連れて行ってくれないか?」

 

優菜「わかった、渚は先行ってくれ」

 

渚「じゃあ教室で」

 

理事長室

 

蓮「行ってくる」

 

優菜「がんばれよ」

 

終わった後

 

蓮が死にそうな顔で出てきた

 

優菜「大丈夫・・じゃないな」

 

蓮「さっきヤバすぎるだろ」

 

優菜「E組だよな?」

 

蓮「もちろん」

 

優菜「じゃあ、あの山の山頂まで頑張るぞ」

 

蓮「・・・マジで?」

 

優菜「無理そうだったらアイツらに連れて行ってもらうが」

 

蓮「呼んでくれ」

 

優菜「わかった」

 

 

優菜「クロノス、イフリート」

 

クロノス「次は何だ?」

 

イフリート「何でも任せろ!」

 

優菜「クロノスは蓮を持ってあげてイフリートは俺」

 

そうして山頂

 

岡島「お前いっつも飛んできてずりぃぞ!!」

 

優菜「ごめんて」

 

蓮「職員室に行けばいいのか?」

 

優菜「ああ」

 

岡島「そいつ誰だ?」

 

優菜「新しい仲間だ」

 

岡島「まさか・・殺し屋!?」

 

優菜「俺と同じでただの転校生だ!!」

 

職員室

 

蓮は烏間先生に連れてかれた

 

殺せんせー「ヌルフフフ、クラスメイトが増えるのは良いことですねぇ」

 

優菜「アイツ大丈夫かなぁ」

 

殺せんせー「殺されたりはしませんよ」

 

優菜「いや、なんか面倒になりそうなこと喋らないか」

 

殺せんせー「?」

 

優菜「じゃあ、教室で」

 

殺せんせー「はい~」

 

教室

 

渚「あの人結局E組にきたんだ」

 

優菜「そうなんだよ。なんでも理事長室の壺に肘が当たっちゃって落として割れちゃったんだと」

 

中村「つまり、あんたと同じでドジやったと」

 

優菜「まあ、そうなるな」

 

倉橋「まあ、殺す手が増えるのは良いことだけどねぇ」

 

ガラガラ

 

殺せんせー「皆さん、席についてください」

 

みんな席に着いた

 

殺せんせー「今日は皆さんに知らせたい人がいます。しってる方もいるでしょうが自己紹介してもらいましょう。どうぞ入ってください」

 

蓮「えっと、雨宮蓮ですこれからよろしく」

 

殺せんせー「席はどこにしましょうか」

 

蓮「決めてもいいですか?」

 

殺せんせー「ああ、はい。いいですよ」

 

蓮は俺の左隣に来た

 

蓮「頼むぞ」

 

優菜「ああ」

 

殺せんせー「では、出席を取りましょう」



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第七話

理科の授業後

 

殺せんせー「お菓子から着色料を取り出す実験はこれで終了!!余ったお菓子は先生が回収しておきます」

 

前原「給料日前だから授業でおやつを調達してやがる」

 

中村「地球を滅ぼす奴がなんで給料で暮らしてんのよ」

 

その時奥田が教室に歩いてきた

 

奥田「あ・・あのっ先生・・・毒です!!飲んでください!!」

 

殺せんせー「・・奥田さん、これはまた正直な暗殺ですねぇ」

 

蓮「正直すぎるわ!!」

 

奥田「あっ・・・あのあの、わ、私皆みたいに不意打ちとかうまくできなくて・・・でもっ化学なら得意なんで真心こめて作ったんです!!」

 

菅谷「これで飲むほどそいつは馬鹿じゃ」

 

殺せんせー「それはそれはではいただきます」

 

みんなの心の声「飲んだ!!」

 

殺せんせー「!!こ、これは・・・」

 

にゅ

 

角が生えた

 

みんなの心の声「なんか角生えたぞ」

 

殺せんせー「この味は水酸化ナトリウムですね人間が飲めば有害ですが先生には聞きませんねぇ」

 

奥田「・・・そうですか」

 

殺せんせー「あと二本あるんですね」

 

奥田「は、はい!」

 

殺せんせー「それでは、うっうぐぁっぐぐぐ」

 

バサッ

 

羽生えたぞ

 

なにこれ

 

みんなの心の声「今度は羽生えた!!無駄に豪華な顔になってきたぞ」

 

殺せんせー「酢酸タリウムの味ですねでは最後の一本」

 

みんなの心の声「どうなる!?最後はどうなるんだ!?」

 

スン

 

白!

 

みんなの心の声「真顔になった・・・変化の法則性が読めねーよ!!」

 

殺せんせー「王水ですねぇどれも先生の表情を変える程度です」

 

奥田「・・・はい・・・」

 

杉野「てか先生真顔薄っ!!」

 

前原「顔文字みてーだな!!」

 

殺せんせー「先生のことは嫌いでも暗殺の事は嫌いにならないでください」

 

岡島「いきなりどうした!?」

 

殺せんせー「それとね奥田さん生徒一人で毒を作るのは安全管理上見過ごせませんよ」

 

奥田「・・はいすみませんでした・・・」

 

殺せんせー「このあと時間あるのなら一緒に先生を殺す毒薬を研究しましょう」

 

奥田「・・・は、はいっ!!」

 

放課後

 

 

優菜「どうしようか」

 

蓮「どうした?」

 

優菜「どこで寝るかだよ」

 

蓮「別に同じでいいだろ」

 

優菜「お前結構大胆だったんだな」

 

蓮「なにが?」

 

優菜「まあいいわ。変な気起こしたらどうなるかわかってるよな?」

 

蓮「そうなったらベッドから出るわ」

 

優菜「それでいいわ。言うのめんどいから」

 

SNS

 

優菜「どうだった?」

 

奥田「先生から宿題を出されて・・今作ってるとこです」

 

優菜「紙とかに書いてるってことか?」

 

奥田「はい」

 

優菜「写真撮って送ってくれないか?ちょっと見てみたい」

 

奥田「いいですよ」

 

送られてきた

 

優菜「ありがと、また明日」

 

奥田「はい、また明日」

 

SNS終わり

 

蓮「なんだそれ」

 

優菜「殺せんせーを殺さないようにする薬。先生は知らないんだろうけど」

 

蓮「最強じゃないか」

 

優菜「でも1%までしか下がらないから0%にしたいんだ」

 

蓮「どうやって?」

 

優菜「アリエル」

 

アリエル「はい?」

 

優菜「これ改良できると思うか?」

 

アリエル「方向性によりますね。何に使うかわかれば」

 

優菜「化け物に使うんだけど」

 

アリエル「では化け物のDNAなどを見てからですかね」

 

蓮「アリエルでできるのか?」

 

優菜「アリエルをなめたら痛い目見るぞ」

 

アリエル「任せてください」

 

蓮「今日帰るのか?」

 

優菜「いや今日は帰れないから明日までいるぞ」

 

蓮「寝ようか」

 

優菜「だな」



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第八話

茅野「で、その毒薬を作って来いって言われたんだ」

 

奥田「はい!!理論上はこれが一番効果あるって!!」

 

蓮「いっつも殺されないように逃げるのに自分を殺す毒を自分で作らせるってだませれてるとしか思えないんだが

 

優菜「まあ、見とけって」

 

渚「あ、来たよ。渡して来れば?」

 

奥田「はい!!」

 

殺せんせーに駆け寄った

 

奥田「先生これ・・・」

 

殺せんせー「さすがです・・・では早速いただきます」

 

毒を飲んだ

 

殺せんせー「・・・ヌルフフフフフフありがとう奥田さん君のおかげで・・・先生は新たなステージへ進めそうです」

 

奥田「・・・えっそれってどういう・・・」

 

殺せんせー「グオオオオオオオオオオオオオ」

 

その瞬間殺せんせーがまばゆいぐらいに光そして

 

殺せんせー「ヌフゥ」

 

ドラクエにいそうなはぐれ◯◯◯

 

みんなの心の声「溶けた!!」

 

殺せんせー「君に作ってもらったのはね先生の細胞を活性化させて流動性を増す薬なのです」

 

そういい片岡の机にスポッと入った

 

殺せんせー「液状ゆえにどんな隙間にも入り込むことが可能に!!しかもスピードはそのままに!!さぁ殺ってみなさい」

 

殺せんせーは天井や床の隙間に入り込みながら飛び回った

 

前原「ちょっ・・・無理無理これ無理!!床とか天井に潜り込まれちゃ狙いようないって!!」

 

木村「なんだこのはぐれ先生!!」

 

茅野「奥田さん・・・先生あの薬毒って言ったんだよね」

 

奥田「だっ・・だましたんですか殺せんせー!?」

 

蓮「あまりにも素直すぎるだろ奥田」

 

優菜「全くだ」

 

殺せんせー「奥田さん、暗殺には人をだます国語力も必要ですよ」

 

奥田「えっ・・・」

 

殺せんせー「どんなに優れた毒作れても・・・今回のように馬鹿正直に渡したのではターゲットに利用されて終わりです。渚君君が先生に毒を盛るならどうしますか?」

 

渚「え・・・うーん、先生の好きな甘いジュースで毒を割って・・・特製手作りジュースだと言って渡す・・・とかかな」

 

殺せんせー「そう、人をだますには相手の気持ちを知る必要がある。言葉に工夫をする必要がある。上手な毒の盛り方それに必要なのが国語力です。君の理科の才能は将来みんなの役に立てます。それを多くの人に分かりやすく伝えるために・・・毒を渡す国語力も鍛えてください」

 

奥田「は・・・はい!!」

 

業「あっはは、やっぱり暗殺以前の問題だね~」

 

放課後

 

職員室

 

優菜「あ、先生はさ、自分が爆発しなくなる薬があるとしてそれは飲む?」

 

殺せんせー「・・・・わかりません・・・・。皆さんともっと一緒にいたいと思えば飲むかもしれませんねぇ」

 

優菜「ふ~ん。まあいいやまた明日」

 

殺せんせー「はい、また明日」

 

優菜が行った後

 

烏間「みんな帰ったみたいだな」

 

殺せんせー「烏間先生」

 

烏間「どうした?」

 

殺せんせー「さっき優菜君に爆発しなくなる薬があれば飲むかと聞かれたんですが」

 

烏間「?それがどうした」

 

殺せんせー「わからないですか?優菜君は転校してきた身ですが烏間先生たちからは私が破壊するといっているはずです他の生徒も同様に」

 

烏間「!!ということは」

 

殺せんせー「ええ、私も生徒を疑いたくはないですが、優菜君は素性が知れない危険人物かもしれないということです。蓮君も同様に」

 

烏間「蓮は、優菜が連れてきたからか」

 

殺せんせー「ええ、烏間先生が負けるとは思ってはいませんが、あの能力・・・十分気をつけてほしいということです」

 

烏間「・・・・わかった。警戒はしておく」

 

その頃の優菜

 

 

優菜「ハックション!!!」

 

蓮「風邪か?」

 

優菜「いや、分からん」



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第九話

普通に勉強してたね毒のやつから

ペルソナ?やることなかったからカットしたよ

ちなみに退学前日だから戻ったら鴨志田謝るね


今日はビッチ先生だ

 

蓮「行くか」

 

優菜「今日ぐらい歩くか」

 

蓮「・・・あれをか?」

 

優菜「・・・トレーニングと思え」

 

旧校舎前

 

蓮「みんな・・・いっつも・・・これ歩いてるのか」ゼーゼー

 

優菜「たまには・・・いいだろ」ゼーゼー

 

殺せんせー「ヌルフフフ、今日は歩いてきたんですねぇ」

 

優菜「きっついすよ。これ上るの」

 

殺せんせー「あ、そうそう烏間先生が優菜君と蓮君を探してましたよ」

 

優菜「俺らを?」

 

殺せんせー「ええ、職員室にいると思うので行ったらどうでしょう。先生は今からコンビニでお菓子かって来ます」

 

蓮「わかった」

 

職員室

 

優菜「失礼しまーす」

 

烏間「おお、ちょうど探していたんだ」

 

蓮「用って何ですか?」

 

烏間「ちょっと聞きたいことがあってね」

 

優菜「聞きたいこと?」

 

烏間「この前アイツに聞いたが爆発しなくなる薬があれば飲むかどうかと聞いたのか?」

 

優菜「?はい」

 

烏間「俺からはアイツが破壊するといっているはずだが」

 

優菜「!!」

 

烏間「単刀直入に聞こう」

 

蓮の心の声「何を言ってるんだ?」

 

烏間「君たちは一体何者なんだ?」

 

優菜「フフフ」

 

烏間「何を笑ってる?」

 

優菜「いや、やらかしたなぁと思って」

 

烏間「どういう意味だ?」

 

優菜「言うつもりなかったんすけどね」

 

蓮の心の声「話についていけん」

 

優菜「俺らはこの世界の人間じゃないっす」

 

烏間「なに!?」

 

優菜「どこから来たとかは話が長くなるんで、省きますけど俺はこの世界が三個目の世界です」

 

烏間「その力はどの世界のものだ?」

 

優菜「二個目っす」

 

烏間「そうかじゃあ蓮はこの世界の友達か?」

 

優菜「いや、蓮は二個目からこっち来るときに巻き込まれただけです」

 

蓮が察した

 

蓮「はい、そうです」

 

烏間「そうだったのか。だが一番聞きたいのは爆発するとどうしてしっていたのかということだ」

 

優菜「それはですね。想像で言ったんですよ」

 

烏間「想像?」

 

優菜「ええ、ゲームでは大体スピードに振りすぎると力がないんですよ。だったら地球なんか壊せるのか?って思ってだったら故意で壊せないんじゃないかと思ってですねだったら相当の爆発ぐらいかなと。それで少しカマかけたらここまでなっちゃんたんですよ」

 

烏間「それでつい言ってしまったと」

 

優菜「はぁい」

 

烏間「さっき少しスルーしたが別の世界から来たといったなそれもそれでヤバいんだが。皆には行ったのか?」

 

優菜「言ってないです。この世界で最初に言ったのは烏間先生が最初です」

 

優菜「聞きたいこと終わりですか?」

 

烏間「ああ」

 

優菜「じゃあ行きますね」

 

職員室を出た



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第十話

優菜「蓮すまん巻き込んで」

 

蓮「合わせてよかったんだよな?」

 

優菜「ありがてぇ」

 

教室

 

渚「あ、優菜君おはよ~」そー

 

優菜「なぜ目をそらす」

 

渚「いやその、さっき職員室通ったときに聞いちゃったんだけど」

 

優菜「!!」

 

茅野「何の話?」

 

優菜「蓮、渚連行するぞ」

 

蓮「わかった」

 

渚「え!?ちょ」

 

茅野「なにしてんの!?」

 

優菜「ちょっと話すだけだから」

 

裏山

 

優菜「どこから聞いた?」

 

渚「烏間先生の聞きたいことがあるのとこから」

 

優菜「全部じゃないか」

 

渚「それで、優菜たちってこの世界の人じゃないのか?」

 

優菜「ああ、そうだよ」

 

渚「ホントなんだ」

 

蓮「話したらいいじゃないかみんなに」

 

優菜「理由があるんだよ」

 

渚「理由?」

 

優菜「話すのが面倒だからだ」

 

渚「へ?」

 

優菜「特に莉桜とかが、ものすごく聞いてきそうだったから話したくなかった」

 

ガサッ

 

優菜「誰だ?」殺気満々

 

ザッザッザッ

 

逃げた!!

 

優菜「逃がすかよ!!」

 

それから追いかけたが結果逃げられてしまった

 

優菜「もうだめだおしまいだぁ(ベジータ風)」

 

渚「あれがE組の誰かだったらもう話してると思うよ。だからE組じゃないことを祈ろう」

 

優菜「そのようなことがあろうはずがございません(パラガス風)E組以外この時間にいるわけがない」

 

蓮「・・・とりあえずいてもしょうがないから戻ろう」

 

渚「あれ?よく考えたら時間止めればよかったんじゃ」

 

優菜「あ・・・」

 

蓮「・・戻ろう」

 

教室

 

中村「おーい優菜く~ん?」

 

ゾクゾクゾク

 

優菜「な、何かな?中村さん」

 

中村「さっき茅野さんから聞いたんだけどさ渚と何してたのかなぁ?」

 

優菜「いやちょっと聞きたいことがあってね。だろ蓮」

 

蓮「え!?う、うん」

 

中村「へ~そうなんだ~てっきりみんなに言えないことかと思った~」

 

優菜「そ、そんな訳ねぇだろ」

 

中村「だよね~まさか異世界から来たなんて言えないよねぇ」

 

優菜「・・・は?」

 

中村「さっき裏山で話してたでしょ」

 

優菜「どこから?」

 

中村「全部」

 

優菜「逃げていい?」

 

中村「逃がすと思う?」

 

優菜「思わない」

 

その瞬間俺は全力でターンし逃げようとしたが

 

中村「押さえろ!!」

 

皆につかまった

 

優菜「ギャス」

 

椅子に座られロープで縛られた

 

優菜「ここまでやることねーだろ」

 

中村「逃げるでしょ」

 

業「こんな面白そうなの逃がすわけないじゃん」

 

寺坂「さっさと吐け」

 

優菜「何で珍しく寺坂いんだよ!!」

 

寺坂「業に呼ばれたんだよ!!最初は面倒だったが今となっちゃ面白れぇから協力してんだよ!!」

 

優菜「なんで、そういうとこ律儀なんだよ!!」

 

中村「で、異世界から来たって本当?」

 

優菜「ああ、そうだよ!!俺は異世界から来たよ!!だろ蓮」

 

蓮「?なんのことだ?」

 

優菜「!?裏切るのか蓮!?」

 

蓮「俺はただお前の隣に引っ越してきた。ただの中学三年生だ」

 

優菜「おい!片手が出るくらいでいい縄をほどいてくれ!!」

 

中村「面白そうだからいいぞよ」

 

片手が出た

 

優菜「ようし、寺坂!蓮をこっちにやれ!!」

 

寺坂「よし、任せろ!!」

 

蓮「おい!ちょっと放せって、おい!やめ」

 

目の前まできた

 

優菜「ようし手を出せよ蓮」

 

手を手前までやったが

 

優菜「おい!全力で握るんじゃぁない!!業!開かせろ!」

 

業「OK」

 

業が開かせた

 

優菜「よし」

 

俺は蓮の手を握ったそして

 

優菜「出ろ、アルセーヌ!!」

 

アルセーヌ「ん?なんだ?ここはどこだ?」

 

皆の心の声「なんか出た!!」

 

優菜「これが証拠だ!俺のイフリート、アリエル、クロノスと同じ能力だ!!」

 

イフリート「呼んだか?ん?お前確か」

 

アリエル「呼びましたか?あれ?あなたは確か」

 

クロノス「また呼んだのか?ん?お前は蓮の」

 

アルセーヌ「お前らは優斗のペルソナだったな確か」

 

皆の心の声「優斗って誰!?」

 

蓮「ああ認めるよ!俺も異世界の人間だよ」

 

中村「説明を頼めるかな?」

 

優菜「全部話すから縄ほどいてくれ」

 

中村「よ~し寺坂ほどいてやれ」

 

寺坂「いいのか?」

 

中村「さすがに逃げんでしょ」

 

ほどいてもらった

 

優菜「えっとな最初から話すと(全略)ってことなんだ」

 

この世界が漫画ってことは言ってないけど

 

中村「ほぉ大変だな勉強とか宿題とか」

 

優菜「いまなんつった?」

 

中村「宿題とか大変だなって、てまさか気づいてなかったの?」

 

優菜「気づきたくなかった・・・」

 

蓮「夏休みの宿題が二倍・・・・」

 

業「言っちゃたねーきつーい現実」

 

殺せんせー「それで、話は終わりですか?」

 

皆の心の声「いつからいた!!」

 

優菜「いつからいたの殺せんせー」

 

殺せんせー「説明の最初の時に入ったんですけど誰も気づかないで先生ちょっとさびしかったです」

 

優菜「今の全部聞いてたんだろ?地味に手にノート持ってるし」

 

殺せんせー「全部メモっておきました」

 

優菜「だろうね」

 

殺せんせー「ですが、どの世界に行ってもあなたは貴方です、ほかの何物でもありません。それぞれの世界で自分がいいと思ったことをすればいい。何をしていいか何をしたらいけないか。あなたならわかるでしょう」

 

優菜「わかってますって」

 

殺せんせー「じゃあ皆さんは席に座りましょう。少し遅れましたがホームルームを始めます」



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第十一話

殺せんせー「さて、では新しい先生を紹介します。入ってください」

 

グラビアモデルみたいな体系の金髪外国人が入ってきた

 

烏間「今日から来た外国語の臨時講師を紹介する」

 

イリーナ「イリーナ・イェラビッチと申します皆さんよろしく!!」

 

烏間「本格的な外国語に触れさせたいとの学校の意向だ英語の半分は彼女の受け持ちで文句はないな?」

 

殺せんせー「・・・仕方ありませんねぇ」

 

蓮「すっげぇ先生だな」

 

優菜「でもこの時期のE組に来るってことは」

 

業「普通の人じゃあないだろうね」

 

外で暗殺抜きのサッカー中

 

優菜「先生!パス」

 

殺せんせー「はい!優菜君!」

 

パスが通る

 

ディフェンダーが三人一人ずつ向かってくる

 

岡島「通さんぞ!!優菜!!お前が男でも関係ねぇ!!俺はお前の女体に触りたい!!」

 

優菜「欲全開だなおい!」

 

岡島「うおお!」

 

俺はシザーズをしながら左にカラダを寄せ岡島が寄ったら右に切り返す

 

岡島「なに!?」

 

次は磯貝

 

磯貝「そう簡単には通さないぞ!」

 

優菜「止められるかな?」

 

ちょっと左にボールを出す

 

磯貝が足を出す

 

そして俺は右足でボールを右に引っ張り右足で着地しながら左足で前にだす

 

優菜「マルセイユルーレット」

 

磯貝「そんな!」

 

次は・・・杉野か

 

杉野「俺は野球派だがやるときは全力だぞ!!」

 

優菜「あれ見てまだやる気があるのか」

 

俺はチクレからのルーレットで交わした

 

優菜「そしてこれがアルゼンチン版ルーレット」

 

杉野「な!?」

 

ゴールキーパーは寺坂か

 

優菜「寺坂お前カラダ強いんだから向かって来いよ」

 

寺坂「へっ挑発には乗らねぇぜ」

 

優菜「そっか~お前馬鹿だから守ることしか考えられないんだね~バカだから」

 

寺坂「なんだとぉー!!」

 

寺坂がキレて走ってくる

 

もう少しで届く距離まで来て

 

優菜「そしてこれがヒールリフト」

 

寺坂「なに!?」

 

寺坂が手を伸ばすがボールは手の少し上を行きそのままゴールに入った

 

渚「はい・・った」

 

前原「入ったぞ、おい!」

 

殺せんせー「うまい!!」

 

木村「強すぎんだろ」

 

優菜「あ、そうそう寺坂」

 

寺坂「ああん?なんだよ」

 

優菜「サッカーはゴールキーパーが一体一の時はゴールコースふさぐために向かってくるんだよ」

 

寺坂「へ、知るかよ」

 

優菜「PKしようぜPk」

 

寺坂「誰がやるかよ」

 

優菜「俺に勝ったら一万円やる」

 

寺坂「早く準備しろ。さっさとやるぞ」

 

優菜「そういうとこ嫌いじゃないぞ」

 

イリーナ「殺せんせー!烏間先生から聞きましたわすっごく足がお速いんですって?」

 

殺せんせー「いやぁそれほどでもないですねぇ」

 

イリーナ「お願いがあるの一度本場のベトナムコーヒーを飲んでみたくて私が英語を教えてる間に勝ってきてくださらない?」

 

殺せんせー「お安い御用ですベトナムに言い店知ってますから」

 

殺せんせーは飛んで行った

 

磯貝「・・・・で、えーとイリーナ・・・先生?授業始まるし教室戻ります?」

 

イリーナ「授業?・・・ああ各自適当に自習でもしてなさい。それとファーストネームできやすく呼ぶのやめてくれる?あのタコの前以外では先生を演じるつもりもないし「イェラビッチお姉さま」と呼びなさい」

 

業「・・・でどーすんの?ビッチ姉さん」

 

イリーナ「略すな!!」

 

業「あんた殺し屋なんでしょ?クラス総がかりで殺せないモンスタービッチ姉さん一人でやれんの?」

 

イリーナ「・・・ガキが大人にはね大人の殺り方があるのよ」

 

渚に近寄る

 

スマホ用意

 

イリーナ「潮田渚ってあんたよね?」

 

カメラの動画起動

 

その瞬間渚はキスされた

 

録画中

 

渚・・・ファーストキスをあんなビッチに

 

渚が脱力した

 

お前の勇士はしっかり収めたぞ

 

録画終了

 

イリーナ「あとで職員室にいらっしゃいあんたが調べた奴の情報聞いてみたいわま・・・強制的に話させる方法なんていくらでもあるけどね。その他も!!有力な情報持ってる子は話に来なさい!良いことしてあげるわよ。女子にはオトコだって貸してあげるし、技術も人脈も全てあるのがプロの仕事よガキは外野で大人しく拝んでなさい。あと、少しでも私の暗殺の邪魔をしたら殺すわよ」

 

優菜「言いたいこと言いきった?」

 

イリーナ「何ですって?」

 

優菜「殺すヒントあげるから職員室行こうよ」

 

イリーナ「・・わかったわ、行きましょう」

 

優菜「あ、そうそう寺坂これキャンセル代」

 

そういい俺は一万円渡した

 

寺坂「お、おう」

 

職員室

 

イリーナ「で、ヒントって何?」

 

優菜「鉛の玉は使わないほうが良いですよビッチ先生」

 

イリーナ「それだけ?」

 

優菜「あとはききたいことぐらいかな。さっきのサッカー見てた?」

 

イリーナ「見てたわ」

 

優菜「どう思いました?」

 

イリーナ「ハッキリ言って中学生じゃ強いんじゃない?」

 

優菜「そうですか。じゃあ俺は男でしょう女でしょう」

 

イリーナ「・・自分で何言ってるか分かってるの?女でしょ」

 

優菜「残念正解は男」

 

イリーナ「何ですって!?」」

 

優菜「先生、殺せんせーなめてたら痛い目見るよ、今の俺みたいに思いもよらないとこから足元盗られたりするから気をつけてよ」



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第十二話

英語の自習中

 

ビッチ先生ってこれからずっと言われるから

 

せめて心と名前表記はイリーナにしてあげよう

 

イリーナ先生はずっとタブレットいじってる

 

ハッキリ言うとこんなのするぐらいならサッカーしたい

 

よし

 

優菜「先生、トイレ行っていいですか?」

 

イリーナ「行っていいわよ。他のガキも行きたかったら言わなくていいから」

 

よし

 

トイレは行くとして

 

烏間に講義ついでにサッカーしよ

 

職員室

 

烏間「どうした?何かあったのか?」

 

優菜「あったちゃあったのかな?あの先生何もしないからサボろうかと」

 

烏間「職員室にサボりに来たのか?」

 

優菜「そんなわけないじゃないですか。体育倉庫の鍵取りに来た」

 

烏間「倉庫でサボるのか?」

 

優菜「いや、ボールだして校庭でサッカーしてます」

 

烏間「はぁ俺としては授業に出てほしいんだが」

 

優菜「教室ヤバいですよいつ爆発してもおかしくないもん。みんな、特に茅野」

 

烏間「茅野が?」

 

優菜「あいつ巨乳に憎悪抱いてるから」

 

烏間「そうなのか」

 

優菜「爆発したら任せます」

 

体育倉庫

 

一番固いのはこれか

 

校庭

 

リフティングでもするか

 

・・95・96・97・98・99・100

 

とりあえず終わるか

 

パス相手居たらいいんだけどな

 

蓮「おい」

 

優菜「ん?なんだ蓮か」

 

蓮「勉強しないのか?」

 

優菜「こちとら高3まで勉強してんだここらで躓いたりはしねぇよ」

 

蓮「サボるってことか?」

 

優菜「そ、お前向こうに行ってパス受けてくんね?」

 

蓮「別にいいが」

 

優菜「あ、ちょっと待て足痛めたくなかったらストレッチしとけよ」

 

蓮「わからないんだが」

 

優菜「あ~教えてやる」

 

蓮は少し離れて

 

優菜「よし行くぞ」

 

蓮「ああ」

 

ドン

 

重みがある音だ

 

蓮「うわ!!」

 

バチィィィン

 

優菜「トラップしかっり」

 

蓮「無理だって」

 

優菜「そっかじゃあパスとトラップ教えてやる」

 

自習の時間をほとんど削り

 

蓮「よっと」

 

優菜「おお、だいぶうまくなったな。呑み込みが早い」

 

蓮「そうなのか?」

 

優菜「じゃあ、とりあえずリフティング100めざそっか」

 

蓮「マジで?」

 

優菜「今日中じゃなくていいぞ」

 

蓮「どこにあてるんだ?」

 

優菜「えっとな?インステップとつま先なんだがインステップは足の甲つま先はそのままの意味だ」

 

蓮「どっちですればいいんだ?」

 

優菜「初心者はつま先のほうがやりやすいだろ。えっと上にあげるみたいにやるんだ足の同じ場所でずっと」

 

蓮「すごい集中力だなそれ」

 

優菜「ああ、でも俺は別のこと考えてたらいつの間にか終わってたけど」

 

蓮「そろそろ終わるな」

 

優菜「じゃあこっから奥のゴールにロングシュートやろうぜ」

 

蓮「よし、オラァ」

 

しかしボールはそれて枠内には入らなかった

 

蓮「あ~くそぉ」

 

優菜「見とけこれがドライブシュートだ!!」

 

どっかのサッカー選手の技だ

 

キャ◯◯◯翼の主人公

 

シュートはゴール前まで飛びゴール前で一気に落ちた

 

蓮「おお、すげぇな!」

 

優菜「じゃあ、片付けて戻るか」

 

職員室

 

優菜「失礼しまーす」

 

烏間「終わったのか?」

 

優菜「はい、恐れ入ります」

 

烏間「今ならまだ間に合う早く教室に戻りなさい」

 

優菜「は~い」

 

教室

 

業「サッカー楽しかった?」

 

優菜「動かないよりまし」

 

業「さっきのシュートはすごかったねぇ」

 

優菜「あれ撃ちたかったら頑張らないとな」

 

業「そんな気はないけど」

 

優菜「だろうな」

 

キーンコーンカーンコーン

 

イリーナ「ガキども、もう一回いうけど邪魔したら殺すからね」

 

これからイリーナ先生の暗殺が始まる



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第十三話

五時間目

 

校庭

 

体育倉庫に殺せんせーとイリーナ先生が入ってった

 

三村「・・・おいおいマジか二人で倉庫に入っていくぞ」

 

前原「・・・なーんかガッカリだな殺せんせーあんな見え見えの女に引っかかって」

 

片岡「・・・烏間先生私達・・・あの人の事好きになれません」

 

烏間「・・・すまない。プロの彼女に一任しろとの国の指示でな。だが、わずか一日で全ての準備を整える手際。殺し屋として一流なのは確かだろう」

 

優菜「あ、先生ちょっと来て」

 

烏間「なんだ」

 

校庭の隅

 

優菜「えっとすね。あの先生に殺せると本気で思ってますか?」

 

烏間「思ってはいないな」

 

優菜「じゃあ、失敗したらどうなるんですか?」

 

烏間「失敗したら成功するまで残るだろうね」

 

ドドドドドドドドド

 

優菜「あ、撃ち始めましたね。あと終わった後大変ですよみんな爆発するから」

 

烏間「ホントか?」

 

優菜「はい」

 

イリーナ「いやああああ!!」

 

優菜「あ、手入れされてますね」

 

イリーナ「いやああああ」

 

何してんだ?

 

イリーナ「いや・・・・あ・・・」

 

あれ?これ大丈夫か?出していいやつか?」

 

体育倉庫まで行こう

 

優菜「見てきます」

 

ちょうど出てきた

 

渚「殺せんせー!!おっぱいは?」

 

殺せんせー「いやぁ・・・もう少し楽しみたかったですが、皆さんとの授業のほうが楽しみですから、六時間目の小テストは手ごわいですよぉ」

 

渚「・・・アハハまあ頑張るよ」

 

イリーナ先生も出てきた

 

皆の心の声「健康的でレトロな服にされている!!」

 

イリーナ「まさか・・わずか一分であんなことされるなんて・・・肩と腰のこりをほぐされてオイルと小顔とリンパのマッサージされて・・早着替えさせられて・・・その上まさか・・・触手とヌルヌルであんなことを・・・」

 

皆の心の声「どんな事だ!!?」

 

渚「殺せんせー何したの?」

 

殺せんせー「さぁねぇ大人には大人の手入れがありますから」

 

渚「悪い大人の顔だ!!」

 

殺せんせー「さ、教室に戻りますよ」

 

俺はイリーナ先生に近寄る

 

優菜「大丈夫ですか?ビッチ先生」

 

イリーナ「たくっ!うるさいわね!」

 

優菜「どうせ、実弾使ったんでしょ忠告聞かずに先生プライド高そうだから」

 

イリーナ「・・・」

 

優菜「じゃ、先行ってますね」

 

教室

 

イリーナ先生はずっとタブレットとにらめっこ中

 

業「あはぁ必死だねビッチねぇさんあんな事されちゃプライドズタズタだろうね~」

 

磯貝「先生」

 

イリーナ「・・・何よ」

 

磯貝「授業してくれないなら殺せんせーと交代してくれます?一応俺ら今年受験なんで・・・」

 

イリーナ「はん!あの凶悪生物に教わりたいの?地球の危機と受験を比べられるなんて・・・ガキは平和でいいわね~」

 

優菜「殺したあとのことも考えないといけないだろ」

 

イリーナ「それに聞けばあんた達E組って・・・この学校の落ちこぼれだそうじゃない。勉強なんて今さらしても意味ないでしょ」

 

あちゃ~地雷ふんじゃった

 

イリーナ「そうだ!!じゃあこうしましょ私が暗殺に成功したら一人五百万分けてあげる!!あんた達がこれから一生目にすることない大金よ!!無駄な勉強するよりずっと有益でしょ。だから黙って私に従い・・」

 

消しゴムが投げられ黒板に当たる

 

寺坂「出てけよ」

 

優菜「蓮、耳を塞ぐことをお勧めする」

 

蓮「え?」

 

村松「出てけ、くそビッチ!!」

 

倉橋「殺せんせーと変わってよ!!」

 

イリーナ「なっ・・なによあんた達その態度っ殺すわよ!?」

 

前原「上等だよ殺ってみろコラァ!!」

 

茅野「そーだそーだ!!巨乳なんていらない!!」

 

そこ!?

 

烏間「おい!!お前ら落ち着け!イリーナは職員室に来い」

 

イリーナ先生が出て行った

 

烏間「皆は外で暗殺バドミントンをしててくれ」



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第十四話

そのあとの休み時間

 

イリーナ先生が教室に入り

 

チョークをもって英文を書いた

 

イリーナ「ユアインクレディブルインベッド、リピート」

 

ポカーン( ゚д゚)

 

イリーナ「ホラ!!」

 

優菜「・・・ユ、ユーアーインクレディブルインベッド」

 

イリーナ「アメリカでとあるVIPを暗殺したとき、まずそいつのボディーガードに色仕掛けで接近したわ。その時彼が私に言った言葉よ。意味は「ベッドでの君はすごいよ・・」」

 

皆の心の声「中学生になんて文章読ませんだよ!!」

 

イリーナ「外国語を短い時間で習得するにはその国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ。相手の気持ちをよく知りたいから必死で言葉を理解しようとするのよね。私は仕事上必要な時・・そのやり方で新たな言語を身に着けてきた。だから私の授業では・・外人の口説き方を教えてあげる。プロ直伝の仲良くなる会話のコツ、身に着ければ実際に外人とあたときに必ず役立つわ。受験に必要な勉強なんてあのタコに教わりなさい。私が教えられるのは、あくまで実践的な会話術だけ。もし・・それでもあんた達が私を先生と思えなかったらその時は暗殺を諦めて出ていくわ・・・ま、それなら文句ないでしょ・・・あと悪かったわよいろいろ」

 

皆「あははははは」

 

業「何ビクビクしてんだよ。さっきまで殺すとか言ってたくせに」

 

前原「なんか普通に先生になっちゃったな」

 

岡野「もう、ビッチ姉さん何て呼べないね」

 

イリーナ「あんた達・・わかってくれたのね・・・」

 

めっちゃ泣くやん

 

矢田「考えてみりゃ先生に向かって失礼な呼び方だったよね」

 

倉橋「うん、呼び方変えないとね」

 

前原「じゃあビッチ先生で」

 

イリーナ「えっと・・ねぇキミ達せっかくだからビッチから離れてみない?ホラ、気安くファーストネームで呼んでくれて構わないのよ」

 

前原「でもなぁもうすっかりビッチで固定されちまったし」

 

岡野「うん。イリーナ先生よりビッチ先生のほうがしっくりくるよ。そんなわけでよろしくビッチ先生!!」

 

杉野「授業始めようぜビッチ先生!!」

 

イリーナ「キーッ!!やっぱり嫌いよあんた達!!」

 

やっぱこうでないと

 

ビッチもといイリーナ先生はこういうキャラじゃないと

 

一日が終わり

 

次の日

 

全校集会

 

昼休み

 

ありゃ?みんないないや

 

もう行っちゃたのか?

 

イリーナ先生はいるのか?

 

職員室

 

優菜「イリーナ先生~」

 

イリーナ「ん?どうしたの?」

 

優菜「やっぱりいた」

 

イリーナ「?どういうことよ」

 

優菜「みんな本校舎行ってますよ」

 

イリーナ「ゑ」

 

優菜「一緒に行きませんか?」

 

イリーナ「今から行って間に合うの?」

 

優菜「飛んでいきますから」

 

イリーナ「は?」

 

優菜「殺せんせーは?」

 

殺せんせー「私は烏間先生に来るなと言われたので」

 

優菜「そっか、じゃ行ってくる」

 

外に出て

 

イフリートとクロノスを呼んだ

 

優菜「じゃあ頼んだぞクロノス先行ってるから」

 

クロノス「まかせろ」

 

イリーナ「ちょ、ちょっと!ホントに大丈夫なの!?」

 

優菜「大丈夫ですって、じゃ行きますね」

 

上から行ってると

 

?「岡島ぁー!!」

 

これはアニメで見たぞ

 

岡島がヤバいやつだ

 

・・・あとで回復してやろう

 

裏門

 

優菜「岡島お前大丈夫か?」

 

岡島「大丈夫に見えるならお前の目は腐ってるぞ」

 

優菜「わかった、アリエル」

 

アリエル「はい?」

 

優菜「岡島にカデンツァしてからディアしてやってくれ」

 

岡島「は?どういうことだ?」

 

優菜「あーえっとな?簡単に言うと楽になるから」

 

アリエル「終わりましたよ」

 

岡島「え?嘘、疲れも取れてる!」

 

優菜「じゃ行くぞ」

 

渚「さっきのやつって何回もできるの?」

 

優菜「やってほしいならダメだぞ。岡島が一番ひどかったじゃねぇか。川に流されて、蛇に噛まれて、石に追われて、ハチにもやられかけたのに、回復しないほうがおかしいだろ」

 

渚「それもそうだね、てかそんなひどかったんだ」

 



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第十五話

みんな、並んだ

 

よく出るモブ1「渚く~ん」

 

よく出るモブ2「おつかれ~」

 

よく出るモブ1「わざわざ山の上からこっちに来るの大変でしょ~」

 

渚「・・・」

 

優菜「大変だね~ホント、ここに集会の度罵倒されに来るんだろ?」

 

渚「慣れたくても慣れないよ」

 

優菜「はぁ、これが、この学校の現状か、ひでぇな」

 

菅谷「渚、そーいや業は?」

 

渚「サボリ、集会フケて罰くらっても痛くもかゆくもないってさ成績良くて素行不良ってこういう時うらやましいよ」

 

面倒な校長はカットして

 

アナウンス「続いて生徒会からの発表です。生徒会は準備してください」

 

ガララ

 

烏間先生が入ってきた

 

モブ「・・誰だあの先生?」

 

モブ「シュッとしててカッコいい~」

 

烏間「E組の担任の烏間です別校舎なのでこの場を借りてご挨拶をと」

 

モブ先生「あ・・ハイよろしく」

 

倉橋「烏間先生~ナイフケースデコってみたよ」

 

中村「かわいーっしょ」

 

烏間「かわいいのは良いがここで出すな!!他のクラスには秘密なんだぞ暗殺の事は!!」小声

 

中村&倉橋「はーい」

 

モブ「・・なんか仲良さそー」

 

モブ「いいなぁーうちのクラス先生も男子もブサメンしかいないのに」

 

ガララ

 

次はイリーナ先生が入ってきた

 

モブ「ちょっ・・なんだあのものすごい体の外人は!?」

 

モブ「あいつもE組の先生なの?」

 

烏間「何しに来たイリーナ!?」

 

イリーナ「うるさいわね次の計画への情報収集よ。渚、あのタコの弱点全部手帳に記してたらしいじゃないその手帳おねーさんに貸しなさいよ」

 

渚「えっ・・いや、役立つ弱点はもう全部話したよ話」

 

イリーナ「そんなこと言って肝心なとこ隠すきでしょ」

 

渚「いやだから・・」

 

イリーナ「いーから出せってばこのガキ、窒息させるわよ!!」

 

渚が顔を胸にうずくまられた

 

渚「苦しっ・・胸はやめてよビッチ先生!!」

 

優菜「はぁ、クロノスザ・ワールド」

 

烏間「ん?」

 

優菜「俺と先生以外の時間を止めました。烏間先生すまないんですけど、ビッチ先生どうにかしてください」

 

烏間「わかった」

 

優菜「捕まえてくださいね」

 

烏間「わかっている」

 

優菜「時は動き出す」

 

烏間「イリーナいい加減にしろ」

 

イリーナ「えっでも」

 

烏間「でももへったくれもない、こい」

 

連れてかれた

 

優菜「烏間先生呼んどいたぞ」

 

渚「ありがとう」

 

荒木「・・はいっ今皆さんに配ったプリントが生徒会行事の詳細です」

 

杉野「え?」

 

岡島「え・・・何?俺らの分は?」

 

磯貝「・・すいませんE組の分まだなんですが」

 

荒木「え、無い?おかしーな・・・ごめんなさーい3のEの分忘れたみたい。すいませんけど全部記憶して帰ってくださーい」

 

モブ達「ははははははははははははは」

 

優菜「こういうやつは絶対に上司にしたくない」

 

その瞬間右側を超スピードで殺せんせーが通り手書きのコピーを置いていった



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第十六話

殺せんせー「磯貝君、問題無いようですねぇ手書きのコピーが全員分あるようですし」

 

殺せんせーが変装?して烏間先生たちと立っている

 

磯貝「・・・はい、あプリント続けてくださーい」

 

荒木「え?あ・・うそ、何で!?誰だよ笑いどころつぶした奴!!あ・・ゴホン、では続けます」

 

殺せんせー・・バカなのか?

 

明らかに変装になってないよ!!

 

ん?イリーナ先生・・

 

刺すな!!ここで刺すな!!

 

めっちゃ見てる!めっちゃ見てるからみんな!!

 

烏間先生・・・

 

連れてった

 

危ねぇなおい

 

みんな「あははははははは」

 

前原「はは、しょーがねーなビッチ先生は」

 

集会後

 

杉野「先行ってるぞ渚!」

 

渚「うん、ジュース買ったらすぐ行くよ」

 

よく出るモブ「お前らさー・・ちょっと調子乗ってない?」

 

渚「えっ・・・」

 

よく出るモブ「集会中に笑ったりして周りの迷惑考えろよ」

 

よく出るモブ「E組はE組らしく下向いてろよ」

 

よく出るモブ「どうせもう人生詰んでんだからよ」

 

よく出るモブ「何とか言えよE組!!殺すぞ!!」

 

その時渚は笑い

 

渚「殺そうとした事なんて無いくせに」

 

モブ達は驚き立ち退いた

 

よく出るモブ「なんだ今の・・・さ、殺気?」

 

渚は歩いて行った

 

優菜「ギャーギャーやかましんだよ。発情期ですかこの野郎」

 

よく出るモブ「な、なんだお前」

 

優菜「今のも殺気だけど、本物の殺気ってやつを見せてやるよ」

 

俺は向こうの世界・・・パレスのシャドウたちが出すような殺気を浴びせた

 

よく出るモブ「が・・あ・・あぁ」

 

優菜「喋れもしないのか。まあいいか、帰ろう」

 

俺たちは校舎に帰った

 

五時間目残りテスト勉強

 

殺せんせー「さて、始めましょうか」

 

みんな「・・・何を?」

 

殺せんせー「学校の中間テストが迫ってきました。そんなわけでこの時間は高速強化勉強を行います。先生の分身が一人ずつマンツーマンでそれぞれの苦手科目を徹底して復習します」

 

寺坂「何で俺だけNARUTOなんだよ!!」

 

乙、寺坂

 

殺せんせー「さて優菜君は苦手科目がなさそうですから、まんべんなく引き上げましょうか」

 

優菜「でも高3まで勉強終わってるからとんとん拍子で大丈夫と思うよ」

 

殺せんせー「では、問題を出しますのでどんどん答えていきましょう間違ったものだけ復習しましょう」

 

優菜「はーい」

 

解く、復習を繰り返しながら五時間目が終わって

 

殺せんせーは教室を出た

 

渚「ちょっとトイレ行ってこよ」

 

渚も出て行った

 

しばらくすると二人とも戻ってきた

 

来たんだが

 

六時間目

 

殺せんせー「さらに、頑張って増えてみました」

 

増えすぎだ

 

優菜「殺せんせー、多くても二人でよかったんじゃない?」

 

殺せんせー「そのぐらいじゃダメです本気でやりますよ」

 

優菜「やりますって、ってこれで百点じゃなかったらヤバいな俺」

 

六時間目終わり

 

殺せんせーは、肩で息をしている

 

前原「・・さすがに相当疲れたみたいだな」

 

岡島「何でここまで一生懸命先生をすんのかね~」

 

殺せんせー「すべては君たちのテストの点を上げるためです」

 

三村「・・・いや、勉強はそれなりでいいよな」

 

矢田「・・・うん、なんたって暗殺すれば百億だし」

 

前原「百億あれば成績悪くてもその後の人生バラ色だしさ」

 

殺せんせー「にゅやっ!そ、そういう考えをしてきますか!!」

 

岡島「俺たちエンドのE組だぜ殺せんせー」

 

三村「テストなんかより・・・暗殺のほうがよほど身近なチャンスなんだよ」

 

殺せんせー「なるほど、よくわかりました」

 

木村「?何が?」

 

殺せんせー「今の君たちには・・・暗殺者の資格がありませんねぇ全員校庭へ出なさい。烏間先生とイリーナ先生も呼んでください」」

 

殺せんせーは出て行った

 

蓮「・・・?急にどうしたんだ殺せんせー」

 

中村「さぁ・・・いきなり不機嫌になったよね」

 

優菜「お前ら、バカだな~」

 

渚「え?」

 

優菜「まあいいや、先行ってるぞ」

 

校庭にみんな揃った

 

殺せんせー「イリーナ先生、プロの殺し屋として伺いますかが」

 

イリーナ「・・・何よいきなり」

 

殺せんせー「貴方はいつも仕事をするとき・・用意するプランは一つですか?」

 

イリーナ「・・・?・・いいえ本命のプランなんて思った通り行くことのほうが少ないわ。不足の事態に備えて・・予備のプランをより綿密に作っておくのが暗殺の基本よ。ま、あんたの場合規格外すぎて予備プランが全部狂ったけど、見てらっしゃい。次こそ必ずk」

 

殺せんせー「無理ですねぇ、では次に烏間先生。ナイフ術を生徒に教える時・・重要なのは第一撃だけですか?」

 

烏間「・・・第一撃はもちろん最重要だが、次の動きも大切だ。強敵相手では第一撃は高確率でかわされる。その後の第二撃、第三撃を・・・いかに高精度で繰り出すかが勝敗を分ける」

 

前原「結局何が言いたいんd」

 

殺せんせー「先生方のおっしゃるように自信を持てる次の手があるからこそ自信に満ちた暗殺者になれる対して君たちはどうでしょう「俺らには暗殺があるからそれでいいや」・・・と考えて勉強の目標を低くしている。それは・・・劣等感の原因から目を背けているだけです。もし先生が高尾の教室から逃げ去ったら?もし他の殺し屋が先に先生を殺したら?暗殺という拠り所を失った君たちにはE組の劣等感しか残らない。そんな危うい君たちに・・・先生からのアドバイスです」

 

そう先生は回りながら言った

 

そして、それが巨大な竜巻に程になった

 

殺せんせー「第二の刃を持たざる者は・・暗殺者を名乗る資格なし!!」

 

そして雑草や土が落ちてきた

 

殺せんせー「・・・校庭に雑草や凸凹が多かったのでね少し手入れしておきました」

 

なんということでしょう

 

あんなに雑草や凸凹があった校庭が

 

本校舎にある校庭のように

 

凹凸のない普通の校庭に

 

殺せんせー「先生は地球を消せる超生物、この一帯を平らにするなど容易いことです。もしも君たちが自信を持てる第二の刃を示さなければ相手に値する暗殺者はこの教室にはいないとみなし校舎ごと平らにして先生は去ります」

 

渚「第二の刃・・・いつまでに?」

 

殺せんせー「決まっています明日です。明日の中間テストクラス全員以内を取りなさい」

 

みんな「!!?」

 

殺せんせー「君たちの第二の刃は先生がすでに育てています。本校舎の教師たちに劣るほど・・先生はトロイ教え方をしていません。自信を持ってその刃を振るって来なさいミッションを成功させ恥じることなく笑顔で胸を張るのです。自分達がアサシンであり・・・E組であることに!!」

 

優菜「俺は殺すという結果だけを求めてはいない。結果だけを求めていると、人は近道をしたくなるものだ・・近道をしたとき、真実を見失うかもしれない。やる気も次第に失せていく。大切なのは、真実に向かおうとする意志だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、たとえ今回は出来なくて殺せんせーが逃げたとしても、俺は先生を死ぬまで追いかける。いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな。違うか?」

 

殺せんせー「そういえば、貴方は満点を取るといっていましたね。自信はありますか?」

 

優菜「俺は、この世界が三個目だって言ったろ?こんだけ勉強して取れんほうが恥ずかしいわ」

 

そうして二日目が終わった



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第十七話

試験中

 

あ~簡単すぎる

 

何回やったかわからんわ

 

見直し中

 

あ、ここミスってるわ直しとこ

 

あぶねぇ、あぶねぇ

 

皆止まってらっしゃる

 

まあ百点だろ

 

次の日

 

なんてこったい

 

社会だけ99点て

 

おっしいなおい

 

烏間「・・・・・・・これは一体どういうことでしょうか公正さを著しく欠くと感じましたが」

 

電話相手「・・・おっかしいですねぇ~~ちゃんと通達したはずですよ。あなた方の伝達ミスじゃないですか?なんせおたくら本校舎に来ないからハハハハ」

 

烏間「伝達ミスなど覚えはないしそもそもどう考えても普通じゃない。テスト二日前に・・出題範囲を全教科で大幅に変えるなんて」

 

電話相手「・・・わかってませんねぇえーと・・・烏間先生?うちは進学校ですよ直前の詰め込みにもついていけるか試すのも方針の一つ。本校舎のクラスでは、なんと理事長自らが教壇に立たれ見事な授業で変更部分を教え挙げてしまいました」

 

烏間「・・・・・・!!」

 

ホントに面倒なことしてくれたよおかげで余計に勉強しないといけなかったからな

 

ま、これで逃げたら追いかけるし。逃げるとも思わないけど

 

殺せんせー「・・・先生の責任です。この学校の仕組みを甘く見すぎていたようです・・・君たちに顔向けできません」

 

その時業が立ち

 

ナイフを投げた

 

殺せんせーは寸前で避けた

 

殺せんせー「にゅやッ!?」

 

業「いいの~?顔向けできなかったら俺が殺しにくんのも見えないよ」

 

殺せんせー「業君!!今先生は落ち込んで・・・」

 

その時業はテスト用紙をばらまき

 

殺せんせーがすべて取った

 

国語98点

 

数学100点

 

社会99点

 

理科99点

 

英語98点

 

業「俺、問題変わっても関係ないし」

 

木村「うお・・・すげぇ」

 

業「俺の成績に合わせてさ。あんたが余計な範囲まで教えたからだよ」

 

優菜「俺もいいかな?」

 

俺も出した

 

優菜「ごめん、殺せんせー。満点にできんかったわ」

 

蓮「俺も出す」

 

蓮も出した

 

国語87点

 

数学92点

 

社会85点

 

理科96点

 

英語89点

 

蓮「俺だって一回習ってる。二人と同じレベルとまではいかなかったけど」

 

優菜「でも、俺たちは本校舎に行く気はないよ。俺たちはともかく、業もだろ?」

 

業「ああ、前のクラス戻るより暗殺のほうが全然楽しいし・・・で、どーすんのそっちは?全員50位に入んなかったって言い訳つけてここからシッポ巻いて逃げちゃうの?それって結局さ殺されんのが怖いだけなんじゃないの?」

 

前原「なーんだ殺せんせー怖かったのかぁ」

 

片岡「それなら、正直に言えばよかったのに」

 

中村「ねー怖いから逃げたいって」

 

殺せんせー「にゅやーーッ!!逃げるわけありません!!期末テストでアイツらに倍返しでリベンジです!!」

 

そうしてみんなで笑って一日が終わった



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第十八話

学校に行くと

 

片岡に聞かれた

 

片岡「優菜、班なんか入った?」

 

優菜「班?なんの」

 

片岡「忘れてんの?来週の修学旅行だよ」

 

来たーーーー!!

 

体育

 

烏間「知っての通り来週から京都二泊三日の修学旅行だ。君等の楽しみを極力邪魔はしたくないが。これも任務だ」

 

岡野「・・てことはあっちでも暗殺?」

 

烏間「その通り。京都の町は学校内とは段違いに広く複雑。しかも・・君達は回るコースを班ごと決め、奴はそれに付き合う予定だ。スナイパーを配置するには絶好の場所既に国は狙撃のプロたちを手配したそうだ。成功した場合貢献度に応じて百億円の中から分配される。暗殺向けのコース選びをよろしく頼む」

 

教室

 

どこ行こうか

 

渚「業君!同じ班なんない?」

 

業「ん、オッケ~~」

 

杉野「ええー大丈夫かよ業、旅先で喧嘩売って問題になったりしないよな?」

 

業「へーきへーき、旅先の喧嘩はちゃんと目撃者の口も封じるし、表沙汰にはならないよ」

 

杉野「おい・・やっぱやめようぜアイツ誘うの」

 

渚「うーん・・でもまあ気心知れてるし」

 

業「でメンツは?渚君と杉野と茅野ちゃんと?」

 

茅野「あ、奥田さんも誘った」

 

業「7人班だからあと二人要るんじゃね?」

 

杉野「へっへ~俺をなめんなよ。この時のためにだいぶ前から誘っていたのだ。クラスのマドンナ神崎さんでどうでしょう?」

 

茅野「おお~異議なし!」

 

優菜「俺もいいか?業がなんかしようとしたら止めるから」

 

杉野「確かにいざとなったらあの力だったら止められるな」

 

業「そこまでしなくてもいいと思うけど」

 

渚「まあ念には念をだよ」

 

ということで入れてもらった

 

当日

 

辞書レベルのしおりを持っていざ出発

 

 

菅谷「うわ・・A組からD組まではグリーン車だぜ」

 

中村「うちらだけ普通車いつもの感じね」

 

大野「うちの学校はそういう校則だからな、入学時にh」

 

優菜「聞いてる暇あったら乗れよ」

 

そのときイリーナ先生が凄い格好してきた

 

イリーナ「ごきげんよう生徒たち」

 

木村「ビッチ先生、なんだよそのハリウッドセレブみたいなカッコはよ」

 

イリーナ「フッフッフッ女を駆使する暗殺者としては当然の心得よ」

 

優菜「ビッチ先生、着替えたほうが身のためだぞ」

 

イリーナ「なんでよ」

 

優菜「烏間先生がキレかかってる」

 

烏間先生から殺気が!

 

イリーナ先生結果着替えた

 

そういや殺せんせーがいないな

 

渚「何で窓に張り付いてんだよ殺せんせー!!」

 

殺せんせーが次の駅で入ってきた

 

殺せんせー「いやぁ疲れました目立たないように旅するのも大変ですねぇ」

 

優菜「先生、いいこと教えてあげる」

 

殺せんせー「?なんですか?」

 

優菜「先生、枕忘れてない?」

 

殺せんせー「!」

 

探したららしいが

 

殺せんせー「忘れたみたいです・・」

 

皆「それだけ、あって忘れ物かよ!」

 

優菜「先生、もしかしてこれか?」

 

殺せんせー「!それですどこにあったんですか?」

 

優菜「職員室」

 

殺せんせー「ありがとうございます!!」

 

そして電車はカット!



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第十九話

宿

 

殺せんせーが死にかけてる

 

片岡「・・一日目ですでに瀕死なんだけど」

 

三村「新幹線とバスでよってグロッキーとは・・」

 

岡野「大丈夫?寝室で休んだら?」

 

殺せんせー「いえ・・ご心配なく」

 

茅野「どう神崎さん?日程表見つかった?」

 

神崎「・・ううん」

 

殺せんせー「神崎さんは真面目ですからねぇ独自に日程をまとめてたとは感心ですねぇ。でも安心を先生手作りのしおりを持てば全て安心」

 

岡島「それ持ち歩きたくないからまとめてんだよ!!」

 

修学旅行二日目

 

杉野「でもさぁ京都に来た時ぐらい暗殺の事忘れたかったよなーいい景色じゃん、暗殺なんて縁のないばしょでさぁ」

 

渚「そうでもないよ杉野、ちょっと寄りたいコースあったんだすぐそこのコンビニだよ」

 

移動

 

奥田「坂本龍馬・・ってあの?」

 

業「あ~1867年、竜馬暗殺。近江屋の跡地ね」

 

渚「さらに、歩いてすぐの距離に本能寺もあるよ。当時と場所は少しずれてるけど」

 

茅野「・・そっか1582年の織田信長も暗殺の一種かぁ」

 

渚「このわずか1㎞ぐらいの範囲の中でも、ものすごいビッグネームが暗殺されてる。知名度が低い暗殺も含めればまさに数知らず。ずっと日本の中心だったこの町は・・暗殺の聖地でもあるんだ」

 

杉野「なるほどな~いわれてみれば。こりゃ立派な暗殺旅行だ」

 

路地裏

 

茅野「へー祇園って奥に入るとこんなに人気無いんだ」

 

神崎「うん、一見さんお断りの店ばっかりだから目的もなくフラっと来る人もいないし見通しが良い必要もない。だから希望コースにピッタリなんじゃないかって」

 

そうしていたらいきなり高校生が道を塞いできた

 

高校生A「ホントうってつけだなんでこんな拉致りやすい場所歩くかねぇ」

 

茅野「!!・・え?」

 

業「・・・何お兄さんら?観光が目的っぽくないんだけど」

 

高校生B「男に用はねー女置いてお家帰んな」

 

その瞬間業は

 

高校生の一人を

 

下あごを下から上に掌で突き上げて

 

顔面をつかみ

 

電柱にたたきつけた

 

優菜「やりすぎ、業」

 

業「目撃者居ないとこなら喧嘩しても問題ないっしょ」

 

優菜「そういう問題じゃな」

 

ゴッ

 

業が後ろから鉄パイプで殴られた

 

高校生C「ほんと隠れやすいなココ、おい、女さらえ」

 

優菜「イフ」

 

口をふさがれてしまった

 

茅野「ちょ何・・ムググ」

 

杉野「おい、何すんだ・・」

 

杉野は腹をけられ

 

渚は顔面を殴られた

 

俺たちは拉致られた

 

高校生A「うひゃひゃひゃ!!チョロすぎんぞこいつら」

 

高校生C「言ったべ?普段計算ばっかしてるガキはよこういう力業にはまるっきり無力なのよ」

 

茅野「・・ッ犯罪ですよねコレ男子たちあんな目に遭わせといて」

 

高校生D[人聞きわりぃな~修学旅行なんてお互い退屈だろ?楽しくやろうって心遣いじゃん」

 

優菜「お前今つまらないって言ったか?」

 

高校生D「?いったぜ」

 

優菜「お前たった二回で飽きてんじゃねーぞテメェ!こちとらこれが七回目だぞ!!」

 

高校生達「何回行ってんだよ!!」

 

高校生A「な、まずはカラオケいこーぜカラオケ」

 

茅野「何で京都まで来てカラオケなのよ!!旅行の時間台無しじゃん」

 

高校生C「わかってねーな。その台無し感が良いんじゃねぇか。そっちの彼女ならわかるだろ?」

 

ケータイの画像を見せてきた

 

高校生C「去年の夏ごろの東京のゲーセン、これお前だろ?」

 

優菜「そんなん三回も生きてりゃ一回ぐらいあるわ」

 

高校生B「お前は一体何があったんだよ」

 

高校生C「攫おうと計画してたら逃がしちまった。ずいぶん入り浸ってたんだってなぁ。まさかあの椚ヶ丘の生徒とはね~でも俺にはわかるぜ毛並みの良いやつらほどよ。どこかで台無しになりたがってんだ恥ずかしがるこたぁねーよ楽しいぜ台無しは、落ち方なら俺等全部知ってる。これから夜まで台無しの先生が何から何まで教えてやるよ」

 

優菜「じゃあ、俺と取引しないか?」

 

高校生C「取引?」

 

優菜「俺と腕相撲で勝負して一回でも勝ったら俺と(ピー)してもいいぜ複数人同時にやるのは無し複数人で一緒もなし道具も禁止一対一のガチンコ勝負だ」

 

高校生C「ほう?いいぜ乗った」

 

よかった寺坂みたいなやつで

 

茅野「それって、大丈夫なの?」

 

優菜「少しは信じろ」

 

近くのハイビルに着いた



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第二十話

高校生C「ここなら騒いでも誰も来ねぇな。台持ってくるから、待っとけ」

 

神崎「大丈夫なの?」

 

優菜「大丈夫、イフリートとクロノスに支えてもらうから」

 

茅野「あ、そういうこと」

 

高校生C「できたぞ、こい」

 

台を挟んで腕相撲をするが

 

高校生C「何だこりゃあ!!全く動かねぇ!!」

 

優菜「もう終わりか?」

 

そういい俺は腕を相手側に倒した

 

高校生C「負けちまった・・」

 

高校生A「なんだ、てめぇ負けちまったのかよ。てことは最初にやるのは俺ってことだな?」

 

優菜「御託言ってる暇あったら来いよ」

 

軽くいなした

 

後の二人も簡単に倒した

 

優菜「っじゃお互い休みにするか」

 

俺は戻った

 

高校生達は動揺してるらしいな

 

電話してるから誰か呼んだんだろう

 

茅野「神崎さん、そういえばちょっと意外。さっきの写真、真面目な神崎さんもああいう時期があったんだね」

 

神崎「・・・うん。うちは父親が厳しくてねいい学歴いい職業良い肩書ばかり求めて来るの。そんな肩書生活から離れたくて、名門の制服も脱ぎたくて、知ってる人がいない場所で格好も変えて遊んでたの・・・バカだよね。遊んだ結果。得た肩書はエンドのE組。もう自分の居場所がわからないよ」

 

優菜「・・・とりあえず俺は助けが来るまで持ちこたえるよ」

 

第二ラウンド

 

優菜「何か作戦は立てたのか?」

 

高校生C「これとかな」

 

俺は横から腕をフルスイングでバットのような長いもので骨を折られた

 

優菜「ガ・・ア・・アァ」

 

高校生C「これはルール違反じゃないよな?邪魔は禁止されてないからな」

 

優菜「無駄に頭使いやがって」

 

高校生C「もう片方も折っとけ」

 

もう一つの腕も折られてしまった

 

優菜「グ・・ア・・アァ」

 

高校生C「もう気力もゼロか?よしやっちまうぞ」

 

ギィィ

 

高校生C「お、来た来た。うちの撮影スタッフがご到着だぜ」

 

だがそこにいたのはタコ殴りにされた

 

高校生だった

 

高校生C「!?」

 

渚「修学旅行のしおり、1243ページ。班員が何者かに拉致られた時の対処法。犯人の手がかりがない場合、まず会話の内容や訛りなどから、地元の者かそうでないか判断しましょう。地元民ではなくさらに学生服を着ていた場合➞1244ページ。考えられるのは、開いても修学旅行生で旅先でオイタをする輩です」

 

茅野「皆!!」

 

高校生C「なっ・・てめぇら」

 

渚「大丈夫?」

 

優菜「両腕が折られたぐらいだから大丈夫」

 

渚「大丈夫じゃないよそれ!!!」

 

高校生C「何でココが分かった・・!?」

 

渚「土地勘のないその手の輩は拉致した後遠くへは逃げない、近場で人目につかない場所を探すでしょう。その場合は➞付録134へ。先生がマッハ20で下見した・・拉致実行犯潜伏対策マップが役立つでしょう」

 

神崎「・・!!」

 

杉野「すごいな。この修学旅行のしおり!カンペキな拉致対策だ!!」

 

業「いやーやっぱ修学旅行のしおりは持っとくべきだわ」

 

高校生達「ねーよそんなしおり!!」

 

業「・・で、どーすんの?お兄さんら。これだけの事してくれたんだ、あんたらの修学旅行はこの後全部入院だよ」

 

高校生C「・・・フン、チューボーがイキがんな」

 

ドカドカドカ

 

高校生C「呼んどいたツレ共だ。これでこっちは10人。お前らみたいな良い子ちゃんはな見たこともない不良共だ」

 

入ってきたのは殺せんせーと

 

殺せんせーに手入れされ気絶した高校生だった

 

殺せんせー「不良などいませんねぇ先生が全員手入れしてしまったので」

 

渚「殺せんせー!!」

 

殺せんせー「優菜君!?その腕どうしたんですか!?」

 

優菜「折れた」

 

殺せんせー「折れたぁ!!?」

 

優菜「いいよ、治してもらうから」

 

高校生C「・・・ケ、エリート共は先公まで特別製かよ。テメーも肩書で見下してんだろ?バカ高校と思ってなめやがって」

 

殺せんせー「エリートではありませんよ。確かに彼等は名門校の生徒ですが、学校内では落ちこぼれ呼ばわりされ、クラスの名前は差別の対象になっています。ですが彼らはそこで様々なことに実に前向きに取り組んでいます君たちのように他人を水の底に引っ張るようなマネはしません。学校や肩書など関係ない。清流に棲もうがドブ川に棲もうが前に泳げば魚は美しく育つのです」

 

神崎「・・・!」

 

殺せんせー「さて私の生徒たちよ。彼らを手入れしてあげましょう。修学旅行の基礎知識を体に教えてあげるのです」

 

ゴッ

 

やったわ

 

しおりで頭にゴンだぜ?

 

気絶しちまってるよ

 

アリエル「これで大丈夫ですよ」

 

優菜「ありがと。こいつらどうすんだ?」

 

業「ほっとけばいいじゃん」

 

優菜「動けるようには、してやろう」

 

回復した

 

その夜



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第二十一話

優菜「どうしようか」

 

渚「どうしたの?」

 

優菜「いやな?俺体は女だろ?でも中身男だから女子のみんなとは寝にくいんだよ。かといって男で寝たらお前ら寝れんと思うし」

 

蓮「俺は良いが」

 

優菜「お前は、そうだろうな」

 

渚「う~んちょっとわかんないね」

 

優菜「だろ?マジでどうしよ」

 

蓮「俺たちは、襲ったりするやつはいないと思うが」

 

渚「いや岡島君ならやりかねないよ」

 

優菜「よし、お前らのとこ行くか」

 

大部屋

 

優菜「よ~」

 

杉野「おう、どした?」

 

優菜「こっちで寝ようと思って」

 

杉野「ゑ」

 

磯貝「本気か?お前体は女子だろ?」

 

優菜「女子の中で寝るのはきついわ」

 

岡島「俺が襲っても構わないってことか?」

 

優菜「そん時はお前の股間を百発殴る」

 

岡島「ヒィ」

 

優菜「ところで何してたんだ?」

 

磯貝「ああ、気になる女子ランキングってのをやってたんだ」

 

優菜「どうなってんだ?」

 

俺の名前が書いてあった

 

一票入ってやがる

 

優菜「俺に入れてるやつだ誰だよ。マジで」

 

蓮「俺」

 

優菜「まさかのお前!?」

 

前原「俺らもどうなんだ?って思ったんだが」

 

優菜「お前ホモか」

 

蓮「それは違う」

 

優菜「てか、よく言えたな」

 

杉野「俺だったら絶対言えねぇわ」

 

優菜「だよな?それが普通だよな?・・・まてよ、ならこれってプロポーズなのか?」

 

前原「まさか~そんなことないだろ。だろ蓮」

 

蓮「・・・」

 

前原「蓮?・・・まさか」

 

蓮が腕をつかみ大部屋からでようとする

 

優菜「な、おい!みんな助けて・・マジで力じゃ勝てないって!男としてこれはダメだ!尊厳にかかわる!」

 

業「行ってきたら?」

 

優菜「マジで殺すよ?」

 

蓮「話だけだから」

 

引っ張る力が強くなる

 

優菜「やめろー!死にたくない!死にたくなーい!死にたくなーーい!」

 

連れてかれた

 

男子トイレ

 

優菜「一回落ち着け、な?そういうことはダメだ。ましてやルームメイトだぞ?マジでこれ以上はダメだ」

 

蓮「何の話だ?」

 

優菜「は?」

 

蓮「俺は杏たちの話なんだが」

 

優菜「あの流れで!?」

 

蓮「?ああ」

 

優菜「お前天然か?天然だろ」

 

蓮「?まあいいが、杏達がお前と寝たらこっちに来るんじゃないのか?」

 

優菜「おお、そういやそうだったな」

 

蓮「大丈夫なのか?」

 

優菜「何か知らんけど来た人の分の制服出るしこっちに来れるなら、来たほうがおもしろいじゃん」

 

蓮「そういう問題か」

 

渚「なにか、してるの?」

 

優菜「してないぞ」

 

渚「そ、そうなの?」

 

優菜「どうした?まさかアレしてると思ったか?」

 

渚「いや、何かするのかなって」

 

蓮「ホントに話だけだ」

 

渚「何の話?」

 

優菜「そのうち人数が増えるかもって話、後岡島をどうするか」

 

渚「もしかして、また二人みたいな人が来るってこと?」

 

優菜「人だけじゃないけどな」

 

渚「だけじゃない?」

 

優菜「まあいい、戻るぞ」

 

大部屋

 

磯貝「大丈夫か?」

 

優菜「貞操は守った」

 

蓮「人聞きが悪いこと言うな」

 

渚「話してただけだったよ」

 

前原「そっか」

 

優菜「あと俺一番端っこで寝ていいか?岡島は俺と真反対の場所で頼む」

 

磯貝「わかった」

 

優菜「蓮と渚は俺の横で頼む」

 

蓮「理由は?」

 

優菜「蓮は前の世界からの仲だし、渚は力ないから」

 

渚「そういうことね」

 

磯貝「じゃあみんな、この投票は男子の秘密な。知られたくない奴が大半だろーし。女子や先生に絶対に・・」

 

殺せんせーが壁に張り付いてやがった

 

しかもメモして

 

逃げやがった

 

前原「メモって逃げやがった!!殺せ!!」

 

みんな追いかけて行った

 

蓮「行かないのか?」

 

優菜「どっちかって言ったらお前のほうが行くべきだろ」

 

蓮「知られて減るものじゃない」

 

優菜「そっか、さっきの投票はどういう意味で入れたんだ?」

 

蓮「友達」

 

優菜「俺が勘違いしただけってことか」

 

蓮「寝るか」

 

優菜「だな」

 

寝た



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第二十二話

起きる横見る

 

皆いる

 

しかも蓮以外起きてるパ二くってる

 

優菜「えっと、大丈夫か?」

 

竜司「誰だよ!」

 

優菜「優斗だよ!」

 

竜司「嘘言ってんじゃねぇ!」

 

優菜「嘘じゃねえよ!」

 

とりあえず落ち着かせて蓮を起こした

 

優菜「よくあれで寝れたな」

 

蓮「別によくね?」

 

杏「ここどこ?」

 

少女説明中

 

双葉「がっ・・こう」

 

優菜「大丈夫か?」

 

双葉「行かないといけないか?」

 

優菜「リハビリと思えば何とか」

 

双葉「・・・わかった、何かあったら助けてくれよ?」

 

杏「とりあえずこれ着ればいいの?」

 

優菜「ああ、戸締りは任せてみんな登校するぞ」

 

理事長室前

 

杏と竜司は終わった

 

竜司「プレッシャーヤバくね?」

 

杏「何あの人」

 

双葉「大丈夫なのか?」

 

優菜「ついて行ってやる」

 

理事長室

 

浅野理事長「君は何で入ってきたんだい?優菜さん」

 

優菜「この子が人見知りだから、付き添いです」

 

浅野理事長「君だけ出ることはできないのかい?」

 

優菜「すいません、離してくれなくて」

 

浅野理事長「一人で何もできないような子は、本校舎にいる資格はない。悪いけどE組行きだよ」

 

優菜「そっすか、行こう。双葉」

 

双葉「う、うん」

 

出た

 

優菜「行くか」

 

杏「どこに?」

 

優菜「あの山」

 

竜司「嘘だろ?」

 

蓮「いや、マジ」

 

優菜「ペルソナ呼んで送ってもらう?」

 

双葉「頼む」

 

連れてってもらった

 

杉野「・・・また連れてきたのか?」

 

優菜「そう」

 

渚「あと何人来るの?」

 

優菜「それは分からん」

 

双葉「どこに行けばいいんだ?」

 

優菜「ああ、連れてくから。杏と竜司も来て」

 

職員室

 

烏間「あと何人連れて来るんだ?」

 

杏「ここで授業するの?衛生的に大丈夫?」

 

竜司「どういうとこなんだ?」

 

烏間「今日別の転校生が来るんだが」

 

優菜「それは、すいません」

 

烏間「ハァ、よし来てくれ」

 

連れてかれたので教室へ

 

教室

 

岡島「まさか、こう来るとはな」

 

あれ?律の場所がおかしいし

 

なんか席増えてね?

 

渚「何で席増えてるの?しかも気づくか気づかないかぐらい広くなってるよ教室が」

 

優菜「どう、やったんだ?」

 

殺せんせー「秘密です」

 

優菜「教えてくれるぐらい」

 

殺せんせー「秘密です」

 

HR

 

烏間「皆、知ってると思うが転校生を紹介する。まず優菜が連れてきた。竜司と杏と双葉だ」

 

竜司「よろしく」

 

杏「よろしくお願いします」

 

双葉「よ、よろしく」

 

烏間「そして、ノルウェーから来た自律思考固定砲台さんだ」

 

律「よろしくおねがいします」

 

烏間「言っておくが、彼女はAIと顔を持ちれっきとした生徒として登録されている。あの場所からずっとお前に銃口を向けるが、お前は彼女に反撃できない。生徒に危害を加えることは許されない。それがお前の教師としての契約だからな」

 

モルガナ「何話してんだ?」

 

菅谷「?今にゃーって聞こえなかったか?」

 

奥田「聞こえたような」

 

蓮「何でいる?」

 

モルガナ「あそこにいるより、来たほうが良いだろ?だからかばんに入ってきた」

 

菅谷「やっぱ聞こえる、どこだ?」

 

優菜「一回黙れモルガナ」

 

モルガナ「ここどこなんだ?出ていいか?」

 

菅谷「蓮の机から聞こえるぞ」

 

優菜「出んなモルガナ」

 

皆連のほうを見る

 

モルガナが出てきた

 

優菜「!バカ!!」

 

渚「猫?」

 

中村「何でいんの?」

 

モルガナ「?どうした」

 

烏間「お前の家の猫か?」

 

優菜「蓮と同じ系の猫です」

 

烏間「何でいるんだ?」

 

優菜「蓮、向こうじゃ、いっつも入ってるよな?机に」

 

蓮「ああ」

 

烏間「・・とりあえず、職員室に連れて行くぞ」

 

烏間先生がモルガナを連れて行こうとするが

 

モルガナ「なっ!何をする!放せ!」

 

めっちゃ摑まってる机に

 

優菜「何をする、放せって言ってますよ」

 

烏間「わかるのか?」

 

優菜「俺らは全員わかります」

 

モルガナ「放せよ!」

 

蓮「放せって言ってるんですけど」

 

竜司「どうせだったら連れてってもらえばどうだ?」

 

モルガナ「おい、ひっかかれたいのか?」

 

優菜「とりあえず、放してやってくれませんか?」

 

烏間「・・・わかった」

 

放されたモルガナは蓮の机に入った

 

殺せんせー「では、一時間目を始めましょうか」

 

あ、スルーなのね

 

一時間目

 

授業中

 

ガシャ!ガシャ!ガキィン!

 

優菜「皆、伏せることおすすめする」

 

蓮「え?」

 

ダダダダダダダダダダ

 

高速で弾が発射されるが

 

当然殺せんせーは避ける

 

殺せんせー「ショットガン四門、機関銃二門濃密な弾幕ですが、ここの生徒は当たり前にやってますよ。それと、授業中の発砲は禁止ですよ」

 

銃が全部直された

 

律「気をつけます。続いて攻撃に移ります」

 

うん、話聞いてないね

 

そのあと先生の触手一本を破壊し、どんどん改良されていく

 

そして、片付けは俺らがやるという悲劇

 

授業中?自習してたよ

 

次の日

 

寺坂がガムテープで縛り

 

普通に授業を受ける

 

やばいって言ったら竜司の学力ぐらい

 

 

殺せんせーが改造するころだろうと思って

 

学校行ったらビンゴでした

 

改造する寸前だったから双葉に手伝わせた

 

体積増えた

 

次の日

 

律「おはようございます!!優菜さん!!」

 

殺せんせー「親近感を出すための全身表示液晶と体・制服のモデリングソフト、すべて自作で八万円!!」

 

律「今日は素晴らしい天気ですね!!こんな日を皆さんと過ごせて嬉しいです!!」

 

殺せんせー「豊かな表情と明るい会話術。それらを操る膨大なソフトと追加メモリ同じく十二万円!!」

 

双葉「私も手伝ったんだよ」

 

渚「双葉さんも!?」

 

優菜「こいつナメたら痛い目見るぞ。メジエドっていうネットの義賊やってたんだけど、それがすげぇのどんなセキュリティーも突破すんだ」

 

渚「ゑ」

 

殺せんせー「先生の財布の残高・・・五円!!」

 

優菜「殺せんせー・・・もう一回貨そっか?一万円」

 

殺せんせー「・・・お願いします」

 

優菜「これで貸し二万だな」

 

殺せんせー「絶対返します」

 

まあ次の日戻されたけど

 

翌日

 

律「おはようございます。みなさん」

 

双葉「戻ってる・・」

 

烏間「生徒に危害を加えないという契約だが今後は改良行為も危害とみなすと言ってきた。君等もだ彼女を縛って壊れでもしたら賠償を請求するそうだ。持ち主の意向だ。従うしかない」

 

殺せんせー「持ち主とはこれまた厄介で・・親より生徒の気持ちを尊重したいんですがねぇ」

 

律「攻撃準備を始めます。どうぞ授業に入ってください殺せんせー」

 

銃が出てきたと思ったら

 

銃ではなく

 

たくさんの花が出てきた

 

律「花を作る約束をしていました。殺せんせーは私のボディーに・・計985点の改良を施しました。そのほとんどは・・マスターが暗殺に不要と判断し、削除・撤去・初期化してしまいましたが学習したE組の状況から私個人は強調能力が暗殺に不可欠な要素と判断し消される前に関連ソフトをメモリーの隅に隠しました」

 

殺せんせー「・・素晴らしい、つまり律さんあなたは」

 

律「はい!私の意志でマスターに逆らいました。殺せんせー、こういった行動を反抗期というのですよね?律は悪い子でしょうか?」

 

殺せんせー「とんでもない、中学三年生らしくて大いに結構です」

 

双葉「あ、そういや、あの時バックアップしてなかったけ?」

 

双葉がメモリーカードを出す

 

双葉「これに入ってるんだが」

 

優菜「消したやつ全部入ってるってことか!?」

 

殺せんせー「・・・双葉さん入れてください」

 

優菜「殺せんせーは世界スウィーツ店ナビ機能が使いたいんじゃないのか?」

 

殺せんせー「にゅやッ!そ、そんなわけないでしょうが!」

 

優菜「目が泳いでるぞ」

 

律「私からも、戻るのならば、戻してほしいです」

 

双葉「インストールするのに時間がかかると思うぞ。てかどこに刺すんだ?」

 

律「あ、横のどこかにあると思います」

 

双葉「ここか」

 

ブスッ

 

律「あ、来ました。時間短縮のためスリープモードに移行します」

 

ヒュン

 

消えた

 

優菜「なんか、トントン拍子に進んでったな」

 

殺せんせー「ですが、あの膨大な量のデータをどうやってあんな小さなメモリーに」

 

双葉「企業秘密」

 

殺せんせー「先生にぐらい教えてm」

 

双葉「企業秘密」

 

殺せんせー「少しg」

 

双葉「しつこい」

 

渚「なんか、今僕たち空気じゃなかった?」

 

業「ホントに空気だったね今」

 

茅野「とりあえず、いいんじゃないの?」

 

杉野「丸く収まったしな」

 

そうして一日が過ぎていった



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第二十三話

梅雨です

 

教室にいるんだが・・

 

なんかでけぇよ殺せんせー

 

律「殺せんせー33%ほど巨大化した頭部についてご説明を」

 

殺せんせー「ああ、水分を吸ってふやけました。湿度が高いので」

 

前原「生米みてーだな!!」

 

優菜「先生の帽子浮いてね?」

 

竜司「浮いてるな・・」

 

双葉「・・・何で?」

 

倉橋「先生、帽子どしたの?ちょっと浮いてるよ」

 

殺せんせー「よくぞ聞いてくれました、先生ついに生えてきたんですよ」

 

帽子を取る

 

殺せんせー「髪が」

 

皆「キノコだよ!!」

 

ホントににぎやかだことで

 

てか食べてんじゃねえよ!

 

殺せんせー「湿気にも恩恵があるもんですねぇ、暗くならずに明るくジメジメ過ごしましょう」

 

放課後

 

ペルソナ組は先に帰りました

 

皆で下校中

 

杉野「なー上にのってるイチゴくれよ」

 

茅野「ダメ!!美味しいものは一番最後に食べる派なの!!」

 

岡野「!ねぇあれ」

 

岡野はカップル?を指さす

 

杉野「あ、前原じゃんか」

 

岡野「一緒にいんのは確か・・・C組の土屋果穂」

 

杉野「はっはー相変わらずお盛んだね彼は」

 

殺せんせー「ほうほう、前原君駅前で相合傘・・・と」

 

杉野「相変わらず生徒のゴシップに目がねーな殺せんせー」

 

殺せんせー「ヌルフフフこれも先生の務めです。3学期までに生徒玄関の恋話をノンフィクション小説で出す予定です。第一章は杉野君の神崎さんへの届かぬ思い」

 

杉野「・・ぬー・・出版前に何としても殺さねば」

 

殺せんせー「それはともかく優菜君!」

 

優菜「え?なに?」

 

殺せんせー「なんで貴方ゴシップ少ないんですか!」

 

優菜「いやいや、、見せるもんじゃないし」

 

殺せんせー「じゃあ、蓮君と脈ありと」

 

優菜「バッ!アイツとはなんもねーよ!」

 

殺せんせー「そうなんですか?修学旅行の時となりで寝たそうじゃないですか」

 

優菜「それは、アイツを信じてたからだよ」

 

殺せんせー「好きということではないんですか?」

 

優菜「そんなわけないだろ!あいつに俺夜トイレに連れ込まれたんだぞ!股間蹴る覚悟した瞬間、普通に話しただけだったんだよ。あんとき殺せんせーがメモして逃げた奴書いたあとにだぞ!あいつ多分天然だよ」

 

殺せんせー「脈ありと」サラサラ

 

優菜「何で!?」

 

殺せんせー「明らかに口数が増えましたよ、これを脈ありと呼ばなくて、なんと呼ぶんですか」

 

優菜「イフリート、アギラオ」

 

ボッ

 

殺せんせー「あのー・・・優菜君?その火は何でしょう」

 

優菜「そのメモ帳を燃やす☆」

 

殺せんせー「ギャアアアア私も燃やされるゥゥゥゥ!」スザー

 

優菜「待ちやがれーッ!」

 

渚「あんなとこ初めて見たかも」

 

杉野「確かにな」

 

瀬尾「あれェ?果穂じゃん何してんだよ」

 

果穂は前原を押し、瀬尾に駆け寄る

 

果穂「あっ!!瀬尾君!!生徒会の居残りじゃ・・・」

 

瀬尾「あー意外と早く終わってさ、ん?そいつ確か・・」

 

果穂「ち、違うの瀬尾君そーゆーんじゃなくて・・」

 

泥沼!

 

昼ドラかよ!

 

前原「あーそゆことね、最近あんま電話しても出なかったのも急にチャリ通学から電車通学に変えたのも、で。新彼が忙しいから、俺もキープしとこうと?」

 

瀬尾「果穂おまえ・・」

 

果穂「ち、違うって。そんなんじゃない!!そんなんじゃ・・・」

 

その瞬間一瞬ひどくにやけた面になった

 

ちょっとヤバそうだから

 

行こう

 

渚「行くの?」

 

優菜「俺だけで十分」

 

近づく

 

優菜「なにして」

 

蹴ろうとしていたので

 

一瞬で入り込み

 

あれ?身体能力上がってね?とか考えながら

 

コオオオオ

 

方向を少しずらして波紋を流しておいた

 

瀬尾「おわっ!」

 

スッテーン

 

果穂「瀬尾君!?」

 

前原「え?」

 

優菜「無茶するなぁ、おい」

 

果穂「誰よあなた!」

 

優菜「前原のクラスメイト・・っていえばわかるよなぁ?頭いいんだから」

 

果穂「・・!」

 

優菜「行くぞ」

 

瀬尾「ちょっと待ちやが」

 

ビリッ

 

瀬尾「うわっ!」

 

ビシャーン

 

果穂「瀬尾君!?どうしたの!?」

 

瀬尾「足が・・痺れて立てねぇ・・」

 

前原「何したんだ?」

 

優菜「あとで話す」

 

腕をつかむと

 

ビリッ

 

前原「うわっ!静電気か?でもこの季節に・・」

 

皆のところに戻る

 

渚「あれって何したの?」

 

優菜「手、出してみて」

 

渚「手?」

 

手を触る

 

ビリッ

 

渚「わあ!」

 

優菜「これやっただけ」

 

岡野「これって何よ?」

 

優菜「波紋って言うんだが・・前に俺は異世界から来たって言ったよな?」

 

渚「うん」

 

優菜「あれからまた三個行かされたんだよ」

 

杉野「三個!?」

 

優菜「で、これを習得、からのカオスとヘルもゲット」

 

カオス「ゲットはないだろう」

 

ヘル「首切ってあげてもいいのよ?」

 

渚「えええ!?」

 

殺せんせー「あの人たちにもまたバリエーションが!?」

 

ヘル「あんたの触手も切ってあげようか?」

 

優菜「やったら・・どうなるか分かってるよな?」

 

ヘル「わかってるわよ!たくもう」

 

渚「えっと説明してくれない?」

 

説明中

 

優菜「というわけで・・質問は?」

 

シーン

 

優菜「無いね・・・てかいつの間に殺せんせー頭でかくなったの?」

 

殺せんせー「あの人たち・・・少し皆さんで手入れしてあげましょう。ああいう人たちには、少し常識というのを教えなければなりませねぇ」

 

優菜「・・・本音は?」

 

殺せんせー「二股なんてけしからん!」

 

殺せんせーらしい・・・のか?

 

次の日

 

アイツらはカフェにいる

 

今回はペルソナ組は休み

 

菅谷の変装マスクで渚と茅野が近づき

 

皆は向かいの部屋を矢田と倉橋がビッチ先生直伝の接待テクで上がらせてもらってる

 

茅野が近くのコンビニにトイレがあるといい、行くようにを促し

 

トイレに

 

そして渚がわざと食器を落とし

 

目をそらせ

 

その間に奥田さんが作った強力下剤BB弾を

 

千葉と速水がコーヒーに撃つ

 

そしてそれを飲むと・・トイレに行きたくなるよなぁ?

 

しかしトイレにいは今茅野が入っている

 

そして、さっきの言葉でコンビニを思い出すよなぁ?

 

そしたら走っていくよなぁ?

 

プライド高いから近くの民家でトイレ借りようとも思わねぇしよ

 

そして前原、磯貝、岡野が家の木を伐り上から落とす(許可済み)

 

上からくるぞ!気をつけろー!

 

そして俺の出番

 

水たまりでわざとこける

 

ビシャ

 

そして波紋を流しておく

 

優菜「イタタ」

 

瀬尾「かかっちまったじゃねえ」

 

優菜「すいません」

 

グギュルルル

 

瀬尾「そんなことよりもトイレェ!」

 

果穂「ちょっと待ちなさいよォ!」

 

優菜「そこは通らないことをオススメするよ」

 

瀬尾「え?」

 

ビリリリリリリ

 

瀬尾「ギャアアアア!!」

 

果穂「キャアアア!!」

 

戻ると話は終わって

 

前原はこのあと他校の子とメシ食いにいくからと走っていった

 

アイツそのうち何又かするんじゃねえかと思ったのは俺だけじゃないはず



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第二十四話

授業中

 

イリーナ「わかったでしょ?サマンサとキャリーのエロトークの中に難しい単語は一個もないわ、日常会話なんてどこの国でもそんなもんよ。周りに一人はいるでしょう?「マジすげぇ」とか「マジやべぇ」だけで会話を成立させる奴、その「マジで」に当たるのがご存知「really」木村、言ってみなさい」

 

木村「・・・リ、リアリー」

 

イリーナ「はいダメーLとRがゴチャゴチャよLとRは発音の区別つくようになっときなさい、私としては通じはするけど違和感あるわ。言語同士で相性の悪い発音は必ずあるの韓流スターは「イツマデモ」が「イチュマデモ」になりがちでしょ?日本人のLとRは私にとってそんな感じよ、相性が悪いものは逃げずに克服する!!これから先、発音は常にチェックしてるから。LとRを間違えたら・・公開ディープキスの刑よ」

 

マジでビッチだな

 

放課後

 

杏「あの先生ホントヤバくない?」

 

竜司「あれって大丈夫なのか?」

 

優菜「国公認だからなぁ」

 

蓮「それよりも・・・まだ班目の個展本当に行くのか?」

 

杏「行くつもりだけど・・」

 

竜司「俺たちも行くんだよな?」

 

優菜「暇つぶしと思え、てかお前は勉強頑張れ」

 

竜司「それ言ったら双葉もじゃねぇか?」

 

双葉「私はちゃんと向こうでもしている」

 

優菜「それに、双葉は頭いいから理解できれば基本出来るからな」

 

竜司「じゃあ、マジにヤバいの俺だけ?」

 

優菜「最悪、また律先生に頼むか」

 

次の日

 

体育の時間

 

なんか・・いる

 

イリーナ先生となんか怖い人と泥棒の格好した殺せんせーが・・・

 

蓮「どういう状況?」

 

倉橋「先生、あれ・・」

 

烏間「気にするな、続けてくれ」

 

その後説明してもらった

 

優菜「なんか・・・大変ですね色々と」

 

烏間「迷惑な話だが君等の授業に影響は与えない普段通り過ごしてくれ。今日の体育はこれまで解散!!」

 

終わった~

 

イリーナ「烏間先生~お疲れさまでしたぁ~喉乾いたでしょハイ冷たい飲み物」

 

怪しすぎん?

 

イリーナ「ホラグッといってグッと!!美味しいわよ~」

 

皆の心の声「なんか入ってる、絶対なんか入ってるな」

 

烏間「おおかた筋弛緩剤だな、動けなくしてナイフを当てる・・・言っておくがそもそも受け取る間合いまで近寄らせないぞ」

 

イリーナ「あ、ちょっ待ってじゃここに置くから・・あっ」

 

足を滑らせてこけた・・・多分わざと

 

イリーナ「いったーい!!おぶって烏間おんぶ~~~!!」

 

磯貝「・・・・・ビッチ先生・・」

 

三村「さすがにそれじゃ俺等だってだませねーよ」

 

イリーナ「仕方ないでしょ!!顔見知りに色仕掛けとかどうやったって不自然になるわ!!キャバ嬢だって客が偶然父親だったらぎこちなくなるでしょ!?」

 

皆の心の声「知らねーよ!!」

 

その後昼休みにトイレから出てきたら

 

優菜「あ、殺せんせー・・・何で怪我してるのその人!?」

 

ロヴロ「いや、気にしないでくれ」

 

優菜「あなたがロヴロですか?治しますよその怪我」

 

ロヴロ「治す?君に・・・?」

 

殺せんせー「まあまあ、騙されたと思って」

 

優菜「じゃあ、治しますね。アリエル、ディア」

 

ロヴロ「!?痛みが・・なくなった・・?腫れもひいている・・」

 

優菜「それじゃ」

 

教室に戻った

 

業「お、見てみ渚君あそこ」

 

外を見ると木に寄りかかって昼飯を食べている烏間先生がいた

 

茅野「・・ああ烏間先生いつもあそこでご飯食べてるよね」

 

業「その烏間先生に近づいていく女が一人・・殺る気だぜビッチ先生」

 

イリーナ先生が烏間先生に近づき

 

烏間先生が飯を置く

 

イリーナ先生が近づく

 

イリーナ先生が糸を引き

 

ワイナートラップで烏間先生が体制を崩す

 

そしてイリーナ先生が上をとった!

 

前原「うおお烏間先生の上をとった!!」

 

三村「やるじゃんビッチ先生!!」

 

突き刺すが・・・寸止めで止められた

 

しかし少しすると烏間先生が諦め、当たった

 

杉野「当たった!!」

 

岡島「すげぇ!!ビッチ先生残留決定だ!!」

 

そうしてイリーナ先生が残留確定

 

ロヴロさんは帰った

 

そして一日が終わった



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第二十五話

転校生が来るらしい

 

ハッキリ言うと面倒だ

 

いや、烏間先生が一番の被害者か

 

なんてことを考えていると

 

ガララッ

 

白装束の人が入ってきた

 

手を出してきた

 

ポン

 

・・・鳩が出てきた

 

シロ「ごめんごめん驚かせたね転校生は私じゃないよ私は保護者・・まぁ白いしシロとでも呼んでくれ」

 

茅野「いきなり白装束で来て手品やったらビビるよね」

 

渚「うん、殺せんせーでもなきゃ誰だって・・」

 

はぐメタ先生が教室の隅に・・

 

杉野「ビビってんじゃねーよ殺せんせー!!」

 

前原「奥の手の液状化まで使ってよ!!」

 

殺せんせー「い、いや・・律さんがおっかない話するもので」

 

服に潜りこみ戻る

 

殺せんせー「はじめましてシロさんそれで肝心の転校生は?」

 

シロ「初めまして殺せんせーちょっと性格とかが色々と特殊な子でね私が直で紹介させてもらおうと思いまして」

 

あれ?そういえばイトナの入り方って・・・・

 

シロ「では紹介します。おーいイトナ!!入っておいで!!」

 

後ろの黒板が崩れながら人が入ってきた

 

皆の心の声「ドアから入れ!!!」

 

蓮「なんというか・・・うんすごいのが来たな」

 

優菜「外雨なのに壁ぶっ壊しやがった」

 

竜司「そっちいうか?」

 

イトナ「俺は・・勝ったこの教室のカベよりも強いことが証明された、それだけでいい・・・それだけでいい・・」

 

皆の心の声「なんかまた面倒くさいの来やがった!!殺せんせーもリアクションに困ってる!!笑顔でもなく・・真顔でもなく・・なんだその中途半端な顔は!!」

 

説明・・・できんわ、文じゃとてもじゃないがあれを表現するのは無理

 

シロ「堀部イトナだ、名前で呼んであげて下さい。ああそれと私も少々過保護でね。しばらくの間彼のことを見守らせてもらうよ」

 

業「ねえイトナ君ちょっと気になったんだけど、今外から手ぶらで入って来たよね。外土砂降りの雨なのに・・なんでイトナ君は一滴たりとも濡れてないの?」

 

イトナが周りを見回す

 

イトナ「・・・おまえは、多分このクラスで一番強い・・けど安心しろ俺より弱いから・・・俺はお前を殺さない」

 

業「・・・それは違うよ、イトナ君」

 

イトナ「何がだ?」

 

業「このクラスで一番強いのは・・・俺はじゃなくてそこの優菜君だよ・・」

 

・・・・

 

優菜「あ!俺!?」

 

近づいてくる

 

あれ?業?何その笑み・・・!まさかわざと・・!!

 

イトナ「お前が一番強いのか?」

 

優菜「やだなぁ~そんなわけないじゃないk」

 

蓮「いや、一番だろう」

 

竜司「リーダーは蓮だが、一番強いのは間違いなくお前だろう」

 

双葉「間違いない」

 

お前らぁぁ!

 

イトナ「そうか、じゃあ今すぐ外に出て来い」

 

優菜「・・・ハァ?外は土砂降りだぞ?」

 

イトナ「関係ない」

 

優菜「あるわぁ!!」

 

蓮「行ってこいよ」

 

後押しすな

 

優菜「あーもーわかった、行けばいいんだな?」

 

イトナ「ああ」

 

渚「え?本当にやるの?」

 

 

優菜「ルールは?」

 

イトナ「お前は殺したらダメだ・・だからどっちかが気絶するまでだ」

 

優菜「・・・本気でやるのか?」

 

イトナ「本気でやらないと、死ぬぞ」

 

ギュン

 

一気に詰めてきやがった!

 

ガード!!

 

グッ

 

あっヤバいかも

 

ギューン・・・ドガァ

 

俺は校庭の隅の木にぶつかった

 

だがみんなが見ていたのは、吹っ飛ばされた俺ではなく

 

イトナの触手だった

 

殺せんせー「まさか・・・触手!?」

 

何で俺に使う!?

 

優菜「ちょっとヤバいかも」

 

俺の状況も、イトナの頭も

 

殺せんせー「どこでソレを手に入れたッ!!その触手を!!」

 

優菜「先生・・・ちょっと本気でやるから」

 

飛ばされたときに落とした対先生用ナイフをとった

 

コオオオオ

 

優菜「波紋」

 

これで剣並みの切れ味になったはず

 

イトナ「それをどうするつもりだ?」

 

優菜「お前の触手を・・・」

 

シュン

 

優菜「切る」

 

触手が向かってきたが・・・避けて横から切った

 

イトナ「な!?」

 

優菜「こんなもんか」

 

イトナ「クソッ!!」

 

全部向かってきた

 

優菜「ハァ、もう終わりか」

 

全部切った

 

イトナ「そんな・・・」

 

優菜「いうことはあるか?」

 

イトナ「・・・」

 

優菜「・・・あのなぁ、お前みたいなやつは負けるって相場が決まってんの。四天王最初のやつが「アイツは四天王の中でも最弱!!」てか言われるのと同じだよ」

 

グサッ

 

優菜「・・・は?」

 

腹に触手が刺さっている

 

イトナ「お前は強いが・・・頭は馬鹿だ」

 

シロ「・・!!イトナ!!」

 

イトナ「お前は殺す」

 

優菜「へえ、殺せると思ってんだ・・」

 

殺せんせー「優菜君!!あとは先生に・・」

 

優菜「じゃあ、本気出してもいいよね?」

 

イトナ「なに!?」

 

優菜「イフリート、こいつふっとばして」

 

イフリート「オラァ」

 

ズガァァァ

 

触手でガードされたか

 

イトナ「・・・今のをどうやったか知らないが・・お前の怪我は致命傷だ動けるはずがない」

 

優菜「アリエル、ディア」

 

回復

 

イトナ「!!治っただと!?」

 

優菜「本気の俺を見せてやろうか」

 

本気で踏み込み一瞬で距離を詰める

 

イトナ「な!?」

 

腹パンを本気で決めた

 

イトナ「ガアァァ・・」

 

優菜「もう気絶何て言わないよな?」

 

イトナ「まだ・・・だあ」

 

優菜「さすがだな」

 

足で腕をける

 

イトナ「グアア・・」

 

優菜「折れてはいないだろ」

 

流石にこれ以上やるのは、視線が厳しくなるからそろそろ終わらせよう

 

優菜「これで終わりにしようか」

 

イトナ「お前・・何者だ・・?こんなことが中学生に・・・・できるとは思えない・・」

 

優菜「・・・超能力の力を手に入れて吸血鬼にあったり宇宙人にもあった魔法の世界にも行ったゾンビにもあったな。まあゾンビは全員殺したが・・・」

 

イトナ「・・・!!お前・・」

 

優菜「まあこれで終わりにしようや、お互いそれが一番だ」

 

デコピンを額に本気でやった

 

ドサッ

 

担いで教室に戻った

 

皆にひかれてますね

 

ハッキリ言うとここから逃げ出したい

 

シロ「・・・まさかあなたが倒してしまうとは・・」

 

優菜「連れて帰ってやってよ」

 

シロ「では、転校初日でなんですがしばらく休学とさせていただきます」

 

殺せんせー「待ちなさい!担任としてその生徒は放っておけません。地土ここに入ったからには卒業するまで面倒を見ます。それにシロさんあなたにも聞きたいことが山ほどある」

 

シロ「いやだね帰るよ、力ずくで止めてみるかい?」

 

優菜「殺せんせー、ソレ。対先生繊維でできてるよ」

 

シロ「・・・よくわかったね」

 

優菜「さっき、イトナの触手当たったけど溶けてたから」

 

シロ「・・・そうかい、さっき言い損ねていたが、君とイトナは兄弟だよ」

 

皆の心の声「兄弟!?」

 

その後イトナは連れて帰られ

 

俺たちは烏間先生にもっと強くなりたいと言ったら・・・すごくしごかれた



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第二十六話

注意

主は黒子のバスケをよく知りません


殺せんせー「クラス対抗球技大会・・・ですか。健康な心身をスポーツで養う大いに結構!・・ただトーナメント表にE組がないのはどうしてです?」

 

三村「E組は本線にはエントリーされないんだ1チーム余るって素敵な理由で、そのかわり・・大会のシメのエキシビジョンに出なきゃなんない」

 

殺せんせー「エキシビジョン?」

 

三村「要するに見世物さ全校生徒が見てる前で男子は野球部の女子は女子バスケ部の選抜メンバーにやらされたんだ。一般の生徒のための大会だから部の連中も本線には出れないだからここで・・みんなに力を示す場を設けたわけ。トーナメントで負けたクラスもE組がぼこぼこに負けるの見てスッキリ終われるしE組に落ちたらこんな恥かきますよって警告にもなる」

 

殺せんせー「なるほどいつものやつですか」

 

片岡「そ、でも心配しないで殺せんせー暗殺で基礎体力ついてるしいい試合して全校生徒を盛り下げるよ。ねー皆」

 

優菜「俺はバスケか・・あんまりやったことねーや」

 

杏「私も」

 

双葉「最後まで動けるかどうか・・・」

 

優菜「・・・それぞれあってるとこに行くか」

 

片岡「そうね、それじゃあこれはどう?」

 

優菜「・・・確かに双葉は体力ないから下から入れる練習でいいだろう、俺は一人で二人分できる」

 

杏「私は普通にやればいいのね」

 

優菜「ああ、俺はとりあえずコントロールだな」

 

練習して当日

 

優菜「勝てるかどうかは関係ねー、やれることをやるだけだ」

 

双葉「勝つ気はあるってことでいいか?」

 

片岡「殺す気で行くよ!!」

 

皆「オオオーッ!」

 

選抜

 

片岡・優菜・茅野・狭間・原

 

優菜「狭間さんは、パス優先で」

 

狭間「オーケーよ」

 

相手は横一列になっている

 

行ける!

 

パスが来た後ろには原さんがいる

 

片手で上からバックパスした

 

原「え?」

 

バスケ部員A「しまった!」

 

優菜「決めろ!!」

 

バスッ

 

入った!!

 

優菜「よし!ディフェンス行くぞ!」

 

しかしそのあと30点を入れられた

 

優菜「さすがに厳しいか」

 

片岡「任せて!」

 

入ったが

 

ピッピー!!

 

審判「第1ピリオド終了」

 

ベンチに戻った

 

優菜「さあどうする?」

 

狭間「ハッキリ言うと厳しいと思うわよ」

 

優菜「そろそろ本気出すか」

 

片岡「まさかイトナの時みたいにならないよね?」

 

優菜「ならんならん、大丈夫。ちょっと足速くするだけだから」

 

審判「まもなく第二ピリオドが始まります、選手は戻ってください」

 

交代

 

片岡➞清水 狭間➞不破 原➞奥田

 

現在4-28

 

今俺がボールを持っている今自陣を向いてるんだが、後ろに相手がいる

 

バスケ部員B「もうあきらめたら?あなたたちエンドのE組に勝ち目何て一切ないわ」

 

優菜「可能性がゼロになるとすれば、それは諦めた時だ・・どんなに無意味と思われても自分からゼロにするのだけは絶対に嫌だね。すべてに勝つ俺はすべて正しい・・頭が高いぞ」

 

相手の又にボールを通しながらターンしてかわした

 

バスケ部員B「あ!」

 

本気でジャンプし、ダンク

 

ダアアアアン

 

優菜「よし!逆転するぞーッ!!」

 

茅野がボールをもっているんだが

 

ありゃダメだな殺意が凄い

 

横入りする

 

優菜「茅野、もらうぞ」

 

茅野「え?」

 

倒れこみながらシュート

 

バスケ部員C「入るわけ・・」

 

バスッ

 

スリーポイント!

 

9-28

 

優菜「取ったら俺に回して!」

 

清水さんパスカット!

 

清水「はい」

 

優菜「よし」

 

ジャンプしてシュート

 

優菜「ディフェンス戻るぞ」

 

茅野「え!?いいの?」

 

優菜「俺は運命に従っている。そして人事は尽くした・・だから俺のシュートは落ちん!!」

 

バスッ

 

次に相手ボールだが奥田が抜かれて点を入れられた

 

審判「第二ピリオド終了」

 

12-30

 

奥田「すいません・・・私が足手まといなせいで・・・」

 

優菜「・・・このチームで足手まといなど・・俺は知らない」

 

奥田「!」

 

優菜「勝てるかどうか関係ねーといったが勘違いするなよ?負けるつもりも毛頭ない!!」

 

交代

 

不破➞岡野 茅野➞矢田 清水➞中村 奥田➞神崎

 

中村さん取った!?

 

中村「はいよ、あんな大口叩いたんだ。入らなかったら許さんぞ?」

 

優菜「大丈夫、はいるさ」

 

バスッ

 

今俺のとこにボールあるんだけど・・・何で相手五人俺に?

 

バスケ部員D「あんたさえ抑えれば、点は入らないわ!」

 

優菜「へぇ~そう思ってんだ」

 

シュートする

 

バスケ部員E「ブロック・・」

 

シュン

 

バスケ部員E「な!消え・・」

 

バスッ

 

スリーポイント連発!

 

岡野がボールをとった!

 

岡野「はい」

 

優菜「よし」

 

神崎と矢田とのワンツーでゴール前

 

決めようとしたが上から塞がれた

 

優菜「ここからダメなら」

 

ゴールの裏に投げる

 

優菜「裏からでいいよな?」

 

バスッ

 

交代

 

神崎➞倉橋 岡野➞双葉 矢田➞杏 中村➞片岡

 

ドリブルで進む

 

バスケ部員A「行かせない!」

 

優菜「自分で行くって誰が言った?」

 

バスケ部員A「なに!?」

 

掌でボールを本気で押す

 

グーン

 

パシッ

 

ゴール前の片岡に!

 

バスケ部員A「な!?」

 

バスッ

 

その後

 

29ー30

 

優菜「あと一回決めたら勝てるぞ!!」

 

あと5秒!!

 

バスケ部員C「点差なんて考えるな!!ここを守れば私たちの勝ち!!醜態をさらさせるな!!」

 

ボールが来た

 

バスケ部員A「あと5秒、もうあきらめなさいよ。あなただって最初からいて、もうタイムリミットも近いんでしょ?」

 

優菜「タイムリミットなんて俺だってとっくにきてた・・・それでもまだ戦えてるのは・・・支えがあるからだ・・・一人分の力じゃねぇんだよ!みんなのために絶対勝つ!」

 

ジャンプして相手ゴールに投げた

 

バスケ部員D「嘘でしょ!間に合わない!!」

 

バスケ部員E「大丈夫よ!あれは入らないわ!!」

 

バスケ部員B「違う!!あそこに誰かいる!!」

 

優菜「(時間的に)これが最後のパスだ!!決めろーッ!双葉ーッ!!」

 

双葉「何回練習したと思っている」

 

バスッ

 

ピーーッ

 

31-30

 

杏「かっ・・・た?」

 

片岡「勝ったー!!!」

 

皆「やったー!!」

 

バスケ部員A「そ、そんな・・・私たちが」

 

ドサッ

 

座り込んだ

 

優菜「ハァァァァ、終わった~」

 

杏「ちょっと大丈夫?」

 

優菜「なんとか」

 

双葉「帰るぞ~」

 

 肩を貸してもらって戻った。男子たちは理事長が出てきたが、なんとか勝った



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