ポケットモンスター μ's/Aqours (百鬼神・サバト)
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第1章
0話「冒険の始まり」
※小説ではありますがセリフ式に書いてくので読みづらかったり、普通に書いて欲しいなどあればご指摘下さい。
─とある日の朝
父「タクトー、支度は出来たかー?」
母「忘れ物ないように確認した?」
─タッタッタ
よし!準備OK、忘れ物は無し。モンスターボールも持ったし、必要な道具もあるな。あ、いっけね自己紹介してなかった!俺の名前はタクト。
で、隣にいるのが俺の友達で今日から
─リオッ!
これから俺たちは旅に出るんだ!夢はサトシさんみたいなポケモントレーナーになること!一緒に強くなろうなリオル!
─リオリオッ!
おっと、早く下に降りなきゃ!どんな冒険が待ってるかな〜!
─父さん、母さんお待たせ!準備OKだよ!
父「そうか。お前が旅か...とうとうその時が来たか」
母「本当に大丈夫?まだ16歳なのに1人冒険なんて行ける?」
─母さん心配しすぎだよ〜もう16なんだから自分のやりたい事は自分で決めさせてよ。
母「それはそうだけど...でもね〜」
父「そうだぞ母さん。タクトがそう言ってるんだからそう心配するな。それにタクトには俺のルカリオが直々に修行したリオルがついてるから安心しなさい。
何より元リーグチャンピオンの息子なんだから血は受け継がれてるからな!」
─そう。俺の父さんはここ、〈ウィルダム地方〉の元リーグチャンピオン。とても強かった俺の自慢の父さんなんだ!
でも俺は父さんみたいじゃなくて、サトシさんみたいなトレーナーになりたいって言ったら、父さんのルカリオがリオルを修行してくれたんだ!
母「そうね。ルカリオちゃんがリオルちゃんを修行してくれたから大丈夫よね。でももし何か困ったら直ぐにこのスマホロトムで連絡するのよ。」
─スマホロトム?何それ初めて聞いたんだけど。
父「なに、知らないのか。こうやって電源を入れると...」
─ビビッビビ
─ピコンッ電源ONロト!ボクハスマホロトムロト、よロトしく!
─うわぁぁ!!スマホが喋った?!どうなってんの?
母「ロトム居るでしょ?ロトムがスマホの中にいるのよ。」
父「ロトム図鑑の実用的ver.みたいなもんさ。」
─ビビッポケモン図鑑モ実用的ロト!ポケモンノ事ナラオ任セロト!ソノ前ニマズアナタタチノ事ヲデータニ保存スルロト!
データダウンロード中…データダウンロード中…ダウンロード完了ロト!
オ父サマノリヒト、オ母サマノエシェルソシテ、コレカラ冒険ヲ共ニスルタクト。よロトしく!
父「スマホロトム、タクトの事をよろしく頼むよ。」
母「タクトを支えてあげてね。」
─パパサン、ママサン任セルロト!タクトヲシッカリサポートスルロト!パパサントママサンノ連絡先ヲ登録済ミナノデゴ心配ナクロト!
─じゃあそろそろ本当に行くね。たまには帰ってくるね。それから毎回メール送るし電話もするよ。
父「ああ分かった。一番は体に気をつけてそれから、危ない事は絶対するなよいいな。」
─分かった約束するよ。
母「寂しくなったらいつでも帰ってきて来ていいのよ。」
─うん。でも直ぐには帰ってこないけど、ちゃんと帰るようにはするよ
─じゃあ、行ってきます!
父母「いってらっしゃい!」
こうして、俺とリオル、スマホロトムの新たな冒険が始まった。でもまさかこの旅が俺の人生を大きく変えるなんてこの時の俺は知る由もなかった……
スマホロトムがいるってことはガラル地方も絡んで来るのか?って思ったそこのあなた!まぁそうですね〜時間軸とかの話をしたらそうなりますね。ただ、地方や途中出てくるキャラは基本オリジナル設定でやっていこうと思ってます。
あと、スマホロトムの時とても読みづらいと思いますが一応機械だって言うことを考慮して漢字意外は基本カタカナにしてます。ですが、読みづらいって声が多ければやめますw
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1話 「ヒトカゲとの出会い タクトの覚悟」
〈ウィルダム地方 283道路〉
「さてと、いざ旅に出たのはいいものの、何しようかな〜。あ、そうだ!ポケモン捕まえよう!」
─リオリオッ!
「リオルにも新しい仲間出来るぞ!良かったな!」
─リォ!
「まず捕まえるポケモンは御三家だ!サトシさんは、御三家をパートナーにしてない代わりに手持ちとして御三家をゲットしてたから俺もやりたいんだよな〜。」
─リォリオリォ?
「えっ?どのタイプのどのポケモンが良いかって?タイプは
─リォルォル。
「な?良いだろ!水はエンペルトかダイケンキかゲッコウガかな〜?」
─リォリオ?
「あとはって?くさタイプはジュカインかブリガロンかジュナイパーだな。」
─リォリオ〜。
「えっ?全然決まって無いじゃんって?しょうがないだろみんな
ガサガサッ
「ん、なんだ?草むらが揺れてる!ポケモンか!?」
─カ、カゲェ…
「この鳴き声は?!スマホロトム、頼む。」
パシャ
─了解ロト!『ヒトカゲ、とかげポケモン。ほのおタイプ。しっぽの炎は生まれつき灯っており、炎が自分の生命力と言われている。』
「なるほど〜。なぁロトム、ヒトカゲのしっぽの炎って生まれた時は小さいとかあるのか?」
─ソンナコト無いロト。生マレツキ大キイロト!
「このヒトカゲ炎すごく小さいんだけど、なんでだろう?ここ最近雨は降ってないし、ましてや今は夏だぞ?可哀想だな...」
─ピピッ、オヨソ西ニ1キロ行クト、ポケモンセンターガアルロト!
「よし、この子を連れていこう。道案内頼む、スマホロトム。」
─オ任セロト!
〈ウィルダム地方 ポケモンセンター〉
「すいません!ジョーイさん!」
ジョ「どうしたの?タクトくん?」
「さっき歩いていたらこの弱ってるヒトカゲを見つけたんです!」
ジョ「あら!しっぽの火が消えそうね。急いで診察してみるわ。」
「お願いします!」
─リォ…
「大丈夫だよリオル絶対治るって!心配してるのか?偉いなお前は。」
─リォ...リオ!
「よし、しばらく待ってよう。まだそんなに旅っぽいことしてないのにこれか〜。先が思いやられるなー...」
〜数十分後〜
ウィン
「あ、ジョーイさん!どうですかヒトカゲは?」
ジョ「大丈夫、今は少し元気になったわ。あの子は珍しいタイプの子ね。」
「珍しい?何がですか?」
ジョ「ヒトカゲっていうのはね、生まれつき炎をしっぽに灯して居るんだけど、それは知っているわよね?」
「はい、それは知ってます。」
ジョ「でもね、ごく稀に生まれても炎がちょっとしか無い希少なケースもあるのよ。それがあの子なの。」
「そうなんですね...。」
ジョ「そういえば、なんであのヒトカゲを助けてあげたの?」
「なんでって、困ってるポケモンは絶対助けるんです!俺はそれをやっていたサトシさんみたいになりたいんです!」
ジョ「あら!サトシ君みたいになりたいのね。頑張ってね。それで、あのヒトカゲなんだけどどうする?」
「どうするっていうのは?」
ジョ「あなたが見つけてあなたが助けたのよ?決定権はあなたにあるわ。あのヒトカゲをどうしたい?」
「俺は...捕まえたいです!最初はすぐにでもサトシさんに追いつきたくて、どんなポケモンでも良いから捕まえて強くなろうと思ってました。でも、そんな事サトシさんはしてなかったなって今思い出しました。大切なのは、ポケモンを思いやる気持ち。」
ジョ「そうね、人がポケモンと共存するには大事なことね。」
「あのヒトカゲは俺が立派なリザードンにしてみせます!だから俺が貰い受けます!」
ジョ「分かったわ。でも、まだ休んでるから明日まで待ってて貰える?ここは部屋があるから1つ貸すわね」
「良いんですか?!ありがとうございます!」
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─こうして波乱の展開で幕を開けたタクトの旅。ヒトカゲを仲間にすることを決意したタクトは今後どんなポケモンを捕まえるのか。次回もポケモンゲットじゃぞ!
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