神「転生先感度3000倍だから」主人公「マジで?(太子感」 (ダイスケGDA)
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プロローグ

主人公の年齢を変更しました


「というわけでお主を感度3000倍の世界へと転生させる。拒否権は,ないです。」

 

「マジで?(太子感 俺暇つぶして殺された上あの対魔忍世界に転生なの?」

冗談じゃねぇぞ。なんで対魔忍なんだよ!?もっと別の転生先あったろ!?

 

「わがままじゃなぁお主。最初なんぞはTSさせて一時的に記憶を消してからオーク捕まったか後戻そうと思っとったのに部下の天使に止められてしまったんじゃぞ。」

 

部下さんマジでよくやった。対魔忍世界のオークなんぞに捕まったらマジでいろんな意味で乙るので絶対に嫌だ。

 

「しかもな〜。ギルガメッシュが神と人の世を分けたせいで現世に干渉するの超厳しいからの〜。かなり無理してお主殺したせいでこれから始末書の山が待っとるからお主が転生した後を観察する暇もなし。いいことなしじゃ。」

 

この爺さん一発ぶん殴りてぇ。いや殴ろう(決意。

 

「おお?ええんか?転生特典とかチートとかやらんぞ?身1つで感度3000倍じゃぞwww。ほれほれ、殴ってみぃ〜ろわかぞグベェ!」

 

え?俺が殴る前にこの老害が突然現れた姉ちゃんに殴られて吹っ飛んでいきよった。

 

「すまぬな人間。この老害の道楽に付き合わせてしまって。だがこれでも神だ。笑って受け入れるが良い。元より神とは理不尽なものなのでな。」

 

笑って受け入れるのはキツイっす。というか転生特典とかあるんすね。

 

「勿論だ人間。神とは常に理不尽なものであるが試練を乗り越えし者にはそれ相応の褒美も与えるのも神だ。」

 

試練ですか?自分受けた覚えないんですが。

 

「貴様死ぬときに初め雷が直撃したであろう。本来ならそこで死ぬ予定だったのだがお主は決められた運命から抜け出し生き残った。更に耐えたお主にもう二発雷を落としてもそれでもまだ息があったそうではないか。なのでお主には褒美をくれてやろうと思ったのだがいらんのか?まぁ、そもそもその運命もあの老害が運命を変えたからなんだがな。」

 

転生先変えたりとかできますか?

 

「転生先はお主が死ぬ時に老害が決定してしまったのでな。悪いが変えることができぬ。ちなみにお主が転生するのは対魔忍の一族だ。要望があればちーと?だったか?そう呼ばれるレベルの能力でも構わんぞ。」

 

mjsk。じゃ、忍術でガンダムシリーズの∀ガンダムの月光蝶。邪眼に型月作品の空の境界の直死の魔眼。後とあるシリーズの木原数多みたいに何かを殺すのを雑草を抜く感覚でできる精神にしてください。

 

「ふむ、よかろう。では行くがよい。」

 

そう言われた直後俺の意識は...

 

 

 

 

「ふむ。行ったか。さて、あの老害が好き勝手したせいで増やされた仕事でも片付けに行くか。」




とりあえずお気に入りが10以上来たら続き書きます


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第1話

いってしまった


転生してから数年が経った。

俺は山奥のそこそのでかさの家で家族と共に暮らしている。

新たな両親がくれた名は数多。

苗字は木原でフルネームは木原数多。

どんな偶然だよと思う。

ちなみに対魔忍世界についてはまだ全然わかっていない。

今対魔忍世界でどのくらいなのかもどの世界線なのかも今だよくわかってない。

俺が転生したのはふうまの分家のそのまた分家の分家。

ほとんど対魔忍と関わりなどなく魔族の存在や対魔忍などについて多少知ってる程度の一般家庭に近い感じだったので馴染むのに時間はいらなかった。

俺はこの間忍術が覚醒しそれを両親に報告したが両親にそれを絶対に両親以外に話さないよう約束をさせられた。

流石に俺の体の精神年齢であの剣幕で詰め寄られたら普通泣くので怪しく思って両親の会話を盗み聞きしてみると以下のような会話が聞こえた。

 

「数多がまさか忍術の才能があったなんて。しかもこの時期に。とりあえず本人に他人に言わないように言ったけど大丈夫かな。」

 

「大丈夫よ。数多は賢い子だもの。」

 

「そうか、、、うん、そうだよな。あの子は賢い子だ。後はどう宗家を誤魔化すかだけど、下手に行動したらバレるかもしれない。数多に忍術の才能があることは僕たち二人以外には話していないらしいから一先ず安心できる。」

 

「そうね、、、。でも本当なの?ふうま本家が伊賀と甲賀が手を組んでふうま一門と戦おうとしてるって話。」

 

「信頼できる筋の情報だから間違いないよ。なんでも現当主のふうま弾正様の勝手な行動に対して警告を出したにも関わらずその一切を弾正様が無視しているらしくてね。」

 

「それくらいで戦争になんてなるかしら。勝手な行動はともかくとしてふうまは対魔忍最大勢力なのよ。それ相手に勝手な行動を咎めてそれを無視された程度で戦争なんて信じられないわ。」

 

「、、、ここだけの話弾正様は魔の者達や米連、闇組織とも様々なつながりを持っているらしくてね。その証拠を手に入れてふうまに戦争を仕掛けるのも遠くないって話さ。」

 

「そんな⁉︎本来なら魔に対抗する為の組織の最大勢力のトップが魔の者と繋がってるてこと⁉︎」

 

「しっ!数多が起きてしまう!どうやら宗家は伊賀と甲賀をどちらも迎え撃つ為に戦力を欲してるらしい。最大勢力と言っても質で言えば伊賀と甲賀相手に勝てるないからね。昼間に見ただけでよくわからなかったけどあの子の忍術なら宗家のお眼鏡にかかってしまうだろう。だけど僕は数多が将来人を助ける為対魔忍として悪を殺すのなら仕方ないことだと思うけどくだらない権力争いのためにあの子が利用されて人を殺させられるのは嫌なんだ。」

 

「わかってるわ。私も同じ気持ちよ。あの子を絶対に権力争いの為の武器になんてさせるもんですか!」

 

「うん。二人であの子の事を守ろう!ところで最近数多が弟が欲しいって言ってたんだ。」

 

「やだ〜♡もう、貴方ったら♡数多が寝てるから静かにね♡」

 

「ふふふ。それは君が我慢してくれよ。」

 

 

まぁ、最後のなきゃ完璧だったんだけどな。

これは近いうちに弟でも産まれそうだ。

それにしてもふうま弾正がこんな自分勝手なのってアリーナだったけか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年半後俺の両親は生後半年の弟と共にふうまの忍者に殺された。

小学校から帰ってきたおれの目に映ったのは炎に包まれ上下真っ二つになり、玄関のドアが吹っ飛んだ家だった。

急いで家の中に入ると父さんが俺に向かって逃げろと叫んだが横にいた下衆な顔をした男が父さんの首をなんの躊躇もなく跳ね飛ばした。

 

「む?なんだ生き残りがまだいたのか。」

 

そのまま下衆は笑いながら俺のことも殺そうと突っ込んで来た。

 

「死ね」

 

自分でもどうやって出したかわからないレベルの冷たい声が出た。

 

「月光蝶!!!」

 

俺の背中から青色を基調とした七色に光る蝶の羽が現れる。

そこから放出された竜巻によって男の腕が千切られた後男の胸から上を消しとばした。

 

 

 

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side名も無きふうまの忍び

なんだ!?なんなんだ!?あの怪物どもは!?何が我らの方が優勢だ!大ボラ吐きやがって!聞いてない!伊賀や甲賀の忍び共があんな強いなんて聞いてないぞ!

 

「俺はこんなところで死んでいい人間じゃない!!」

 

俺は若くしてふうまの上忍になった男だぞ!

あの希少な空遁の使い手だぞ!

部下の下忍や中忍に俺が殿を務めるから先に行けといって囮にしてきたがあの無能共めろくに囮も果たせないのか!

なんとか追撃をかわしてふうまのどこかの家の名義で持っている山へ撤退した。

 

「確かこの辺りに忍術に目覚めず落ちぶれた家が一軒あったな。、、、、あれか!」

 

クソが!この俺がこんな状態になっているのに悠々と楽しそうな声が聞こえてきやがる!

 

「気に入らん!死ね!空遁・鎌鼬!」

 

フハハハハ!!!どうだ!!あんな家真っ二つだろう!俺の空遁はやはり最強だ!もっと鍛えていずれは伊賀も甲賀も俺が支配してやる!その為にまずはこの家の食料を確保し一旦身を潜めなくてわな!

ドアを蹴破って入るとなぜか生きている男と美女の死体、赤ん坊の死体が転がっている。

男がなぜ生きているかなどどうでもいい。

それよりも惜しい事をした。

どうせ田舎の女だからいも臭いブスだと思っていたが弾正様の側室たちにも劣らぬ良い女だ。

こいつだけ生かして俺の相手をさせればよかった。

とりあえず男が何か騒いでいるがうるさいので殺しておくか。

さあ、死「父さん!母さん!文華!」ね!

む?まだ生き残りがいたのか?さっき切り飛ばした男の首を見て固まっている。

まあ良いどうやらガキ、それも男のようだしさっさと殺すか!

上段から刀を振り下ろし一刀両断だにしてやろう!

 

「死ね。」

 

奴から実戦経験のある自分ですら底冷えする声が出る。

なんだか奴の目が蒼色に輝いてるように見える。

それにガキの後ろにはでかい蝶の羽みたいなのが見える。

次の瞬間ガキの腕が舞った。

なんだ!虚仮威しじゃねえか!ビビらせやがって!ジワジワと嬲り殺してやる!

待て?腕が舞った?おかしい俺は上段から振り下ろしたはずだぞ?

じゃあこの腕は誰のだ?

 

それが名も無きふうまの忍の最後の思考だった。




主人公の使った竜巻攻撃は月光蝶の副作用で発生する竜巻を小さくして操ってるみたいな感じの設定です。


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