ハムスペ大喜利 (京城香龍)
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ハムスペ大喜利1回目

【一問目】
同人活動などのジャンルで、「擬人化」というのがあります。これはあらゆるものや動物、植物などを何でも人間化してしまうものです。
そこでみなさんはね、あらゆるものを「擬人化」してください。私が「どうなりました?」と聞きますので、擬人化してからの行動をお答えください。

【二問目】
すこし前、あるファンドのお偉いさんが、記者会見で「お金を儲けて何が悪いんだ!」なんて言って開き直ってましたね。まぁ~なんてことでしょう…そこで今回皆さんは、様々な状況で「~して何が悪い?」と居直って下さい。で、私が「悪いよ!」と言いますから、それに答えて下さい。

【三問目】
みなさんハムスペには毎号アンケートはがきが付いてきていますよね。ハムスペ読者のみなさまは一体どんなことを考えているんでしょう。
そこで"ハムスペアンケート"。みなさん66%・33%・1%と描かれた円グラフをお持ちになって、ハムスペに関連する事柄について、読者に行ったアンケート調査の結果を発表してください。


開幕-

 

笑点のテーマ会場に響く。

 

東条らな以下出演者入場してくる。

 

会場大きな拍手。

 

出演者自分の座布団の上に座ってお辞儀を会場の客に向かってする。

 

司会のめで鯛、出演者の後ろを通って司会席に座る。

 

今一度みんなでお辞儀。

 

めで鯛、扇子を司会の机にパチンとたたいて開幕の合図。

 

めで鯛「はい皆様お待ちかね!ハムスペ大喜利の時間が参りました!司会は私、めで鯛です。どうぞよろしく」

 

会場からの拍手。

 

めで鯛「まずは、かつてBL漫画界からリストラされた者と、新人の六人からなるメンバーのご挨拶からどうぞ!」

東条らな「おいっ!人聞き悪いなぁ…リストラなんて…え~記念すべき第一回目のハムスペ大喜利!お初ですがやって見せようと思います。ここ数年BL系の仕事がなくなり、健全路線一途な東条らなでございます!」

九条友淀「え~BL系の仕事がなくなったのは私もでございます。陰陽師のアンソロもここしばらく書いておらず、エッセイ路線まっしぐら!にゃんこに手ぇ焼いております!友淀でございます!!」

橘紫夕「え~私がハムスペに「でかポメ」を連載してから四年が経とうとしております。ハムスペレギュラーの地位も確固たる物としました。大阪生まれの大阪育ち!絶対的ポメ使いの橘紫夕です!!」

かなは「え~私がデビューしてから幾つもの月日が流れたのでしょう?仕事が板についてきました。ひめちゃんもお外デビューを果たし、その一方で悲しいこともあった私ですが、なんとか毎日を生きていくしかない、大阪育ち、東京暮らしのかなはです!!」

とうやまみなえ「おーちゃんも私も元気でございます。皆様も元気が第一でございます。しかし元気すぎるのも問題で、振り回されるほうは元気が吸い取られていってしまいます。ハムスペレギュラーの座を手にした、とうやまみまえです!!」

今市子「私の場合は今もなお、BL系のお仕事は続かせていただいております。小学生向け漫画誌に載せている作家としては、つらいものがあります。何しろネタが健全ものに制限されてしまいます。表現の自由を大切にする、今市子でございます!!」

めで鯛「え~では続いてエッセイではない漫画を載せているみぐ先生どうぞ!」

森永みぐ「ははは…私がらぶにゃんこを連載を始めて五年の月日が経ちました。大変お世話になっております。今やカラーは描く機会もなくなり、ネタに迷っております、森永みぐです」

 

みぐ、自分専用の茶色い座布団を持って撤収。

 

めで鯛「はい!今回の商品のキーワードは「三顧の礼」!これを目指して頑張ってください!」

かなは「三顧の礼…」

めで鯛「まずは記念すべき第一問!」

 

【一問目】

同人活動などのジャンルで、「擬人化」というのがあります。これはあらゆるものや動物、植物などを何でも人間化してしまうものです。そこでみなさんはね、あらゆるものを「擬人化」してください。私が「どうなりました?」と聞きますので、擬人化してからの行動をお答えください。

 

めで鯛「とくにらなさんは昔ウサギの擬人化少年の漫画描いて本にしてたじゃない。だから得意ジャンルじゃん?」

東条らな「よく覚えていたね。ねこみみB○Y’Sニャンソロジー…」

めで鯛「もちろん今でも持ってるから」

東条らな「……」

めで鯛「はい。では紫夕さん!」

橘紫夕「はい!我が家の宗次郎を擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

橘紫夕「人にとにかくなつくので迷惑防止条例違反で逮捕されました…」

めで鯛「それはなんとも…一枚やんなさい」

橘紫夕+一枚

めで鯛「はいらなさん」

東条らな「うちのちゃちゃ子を擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

東条らな「(涙ながらに)体育会系の女子キックボクサーとなりました…」

めで鯛「それはぴったり!座布団1枚!」

東条らな+1枚

めで鯛「はい次。九条友淀さん」

九条友淀「うちに遊びに来る野良猫、デンスケを擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

九条友淀「うちのナナを追いかけてBL風に犯してしまいました…」

全員脱力して倒れこむ。

めで鯛「それは萌える!!2枚やんなさい!!」

九条友淀「おお~よっしゃあ!」

九条友淀+2枚

めで鯛「それじゃあ次!市子さん。」

今市子「うちのナイゾウを擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

今市子「常に自分が王様と思い込んでいるようです」

めで鯛「人間なっても変わんないね」

今市子「….」

めで鯛「はいかなはさん。」

かなは「はい!うちのなずなを擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

かなは「普段はおとなしいくせにいざきれると怖い今の子供たちのような人間です」

めで鯛「言う事はあってるね。怖いけど1枚!」

かなは+1枚

めで鯛「市子さん」

今市子「はい。らぶちゃんを擬人化しました」

めで鯛「どうなったの?」

今市子「バンバン恋を叶えるので宗教の崇拝対象に祭り上げられました!」

みぐ座布団を三枚持って市子のもとにやってくる。

今市子「おっ!くれるの?」

今市子+三枚

めで鯛「さて誰か?はいみなえさん」

とうやまみなえ「はい!めで鯛先生のしげっちを擬人化しました!」

めで鯛「ほぉ~…して、どうなったの?」

とうやまみなえ「暴行、恐喝、脅迫の罪で豚小屋行きとなりました」

めで鯛「貴様!よくも私のしげっちをーっ!!みぐさん座布団もってってー!!」

とうやまみなえ-1枚

めで鯛「全くもうっ…気を取り直して、はいかなはさん。」

かなは「はい!さいきょーきかく(Y)さんのちゃーちゃんを擬人化しました。

めで鯛「どうなりました?」

かなは「人に尽くすのが好きなので救急救命士になりました」

会場「おお~」

めで鯛「すばらしい答えだ!2枚やんなさい!」

かなは「よっし!」

かなは+2枚

めで鯛「はいらなさん」

東条らな「めで鯛先生のえんどーくんを擬人化しました。」

めで鯛「で、どうなったの?」

東条らな「いつもびくびくびくびく挙動不審で警察に何回もお世話になって本当の引きこもりになっちゃいました!」

めで鯛「またもうちのハムスターを悪く言いやがって!2枚持っていきな!」

東条らな-2枚

めで鯛「ったくぅ…はい紫夕さん」

橘紫夕「はい!司会者のペットはもっとよくいいましょう!」

めで鯛「そうだ。」

橘紫夕「ぷーちゃんを擬人化しました」

めで鯛「どうなの?」

橘紫夕「ただのデブの怠け者のニートのオタクです」

めで鯛「それ以外にないの?」

橘紫夕「今のところは…」

めで鯛「みぐさん、2枚持っていきな!紫夕さんから」

橘紫夕-2枚

東条らな「それじゃあ駄目じゃん」

かなは「それじゃあ駄目じゃん」

めで鯛「そりゃそうだよ!全く…はい次?友淀さん。」

九条友淀「はい!かなはさんちのふぇれっと、ひめちゃんを擬人化しました」

かなは「!!?」

めで鯛「どうなりました?」

九条友淀「あまりに大暴れするので精神病棟にぶち込まれました」

かなは「おいっ!よくもうちのっ…」

めで鯛「いいすぎだよそれじゃあ…3枚持っていきな!」

九条友淀-3枚

めで鯛「はい。かなはさん」

かなは「はい!仇を討ちます。友淀さんちのナナっちを擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

かなは「器物損壊、損傷、傷害の罪で終身刑となり、拘置所暮らしをしております」

九条友淀「おいっ!」

めで鯛「見事討ったね。1枚やんなさい」

かなは+1枚

めで鯛「はい、みなえさん」

とうやまみなえ「はい!たぁぽん先生の葡萄ちゃんを擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

とうやまみなえ「好きな人以外には目もくれない貞操観念の強い古きよき女性です」

めで鯛「おお~いい表現だね~。1枚やって」

とうやまみなえ+1枚。

めで鯛「えっと他に…はい市子さん」

今市子「はい!じゅりあーのさんのヒイチ君を擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

今市子「ヤンキーです。人間なっても」

めで鯛「だよね~じゅりあーのさんちは人間にしてもまんまなハムたちでいっぱいだよね本当。1枚やんなさい」

今市子+1枚

めで鯛「はいらなさん」

東条らな「はい!渋谷ちづるさんちのりっちゃんを擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

東条らな「今流行のツンデレです」

めで鯛「ああ~なるほど。でもちづるさんにはまだまだツンだよね。はい次に紫夕さん」

橘紫夕「らなさんちのちびうちゃ、まめ太を擬人化しました」

めで鯛「どうなりました?」

橘紫夕「いつまでたってもちっとも成長しないので全国のショタコンにされるがままです」

東条らな「ちょっとぉ…」

めで鯛「らなさんにらしい答え方だね。1枚やって」

橘紫夕+1枚

めで鯛「んじゃ、市子さん」

今市子「はい!我が家のスモモを擬人化しました」

めで鯛「どんなの?」

今市子「年寄りなのでされるがままの介護老人です」

めで鯛「たしかに年を取ると動物でもそうなるんだよね。長生きに免じて1枚やって」

今市子「おお!」+1枚

めで鯛「ぼちぼちこの辺にしておきましょう。では二問目!」

 

【ここまでの座布団途中経過枚数】

東条らな0枚

九条友淀0枚

橘紫夕1枚

かなは5枚

とうやまみなえ1枚

今市子6枚

 

 

【二問目】

すこし前、あるファンドのお偉いさんが、記者会見で「お金を儲けて何が悪いんだ!」なんて言って開き直ってましたね。まぁ~なんてことでしょう…そこで今回皆さんは、様々な状況で「~して何が悪い?」と居直って下さい。で、私が「悪いよ!」と言いますから、それに答えて下さい。

 

かなは「開き直る…」

めで鯛「そう、開き直って…はい、みなえさん!」

とうやまみなえ「魚って呼んで何が悪い?」

めで鯛「悪いよ!」

とうやまみなえ「腐女子!」

かなはととうやまみなえ、握手をしあう。

めで鯛「みぐさん、かなはさんとみなえさんの一枚ずつ持ってって。」

かなは-1枚

とうやまみなえ-1枚

めで鯛「はい、市子さん!」

今市子「人を幸せにする教えを広めて何が悪いの?」

めで鯛「悪いよ!」

今市子「地獄に落ちるわよ」

めで鯛「あの占い師さんか…!でももっともらしいから、1枚!」

今市子「やった!」+1枚

めで鯛「次の方…はい東条さん!」

東条らな「年増の女がハムスペ読んで何が悪い?」

めで鯛「悪いよ!」

東条らな「年齢制限無いんでしょ?」

めで鯛「そりゃそうだ!1枚やんなさい!」

東条らな+1枚

めで鯛「はい他に…じゃあかなはさん!」

かなは「腐女子を腐女子と呼んで何が悪いんだ!?」

めで鯛「悪いよ!」

かなは「るせぇっ!やるかぁっ!腐女子!!」

めで鯛、らな、友淀。憤慨して立ち上がる。かなは危険を察し、楽屋へ避難する。

めで鯛・東条・九条「自分の腹の中にあることまんま言っただけやないか!」

めで鯛「みぐさんかなはさんの全部持ってって」

かなは-4枚

めで鯛「気を取り直して次の方。はい、紫夕さん!」

橘紫夕「テレビにバニーガール出して何が悪いんだ!」

めで鯛「悪いよ!」

橘紫夕「らなさんが困るじゃねーか!」

東条らな「(笑いながら)………」

めで鯛「うまい!みぐさん、らなさんに1枚!」

東条らな+1枚

めで鯛「はい、友淀さん」

九条友淀「アニメやゲームのパロディ描いて何が悪いんだ!?」

めで鯛「悪いよ!」

九条友淀「表現の自由じゃねーか!」

めで鯛「その辺はいろいろ複雑な事情があるの!でも素晴らしい言い方だ!1枚やんなさい!」

九条友淀「やった!」+1枚

めで鯛「はい、らなさん。」

東条らな「男同士で愛し合って何が悪い?」

めで鯛「悪いよ!」

東条らな「同類がなに言ってるのよ」

めで鯛「同類なんていわれちゃおしまいだね。1枚やって」

東条らな+1枚

めで鯛「はい、かなはさん」

かなは「そっちがそれなら…。女同士で愛し合って何が悪い!」

一同笑いながらずっこける。

めで鯛「(笑いながら)悪いよ!」

かなは「愛あれば異性だって同姓だって関係ないでしょ!」

一同「おお~」会場からと一同から拍手!

めで鯛「確かにそのとおりだ!愛あればそれでよし!我々の必要とする概念だ!素晴らしい!2枚あげなさい!!」

かなは+2枚

めで鯛「はい、市子さん」

今市子「ハムスペの同人活動やって何が悪い!」

めで鯛「悪いよ!」

今市子「あ~(本誌の)作者否定した~」

めで鯛「確かに数少ないハムスペの同人誌だからね。ハムスペの知名度アップに貢献したいと思っているんでしょう。では次の方。はい、かなはさん」

かなは「人と動物が愛し合って何が悪い!?」

めで鯛「悪いよ!」

かなは「悪くないよ~。紫夕さんなんて宗次郎(紫夕の愛犬)と肉体関係までイっているんだよ!!」

橘紫夕「イって無い!!」

紫夕、かなはを思いっきり突き飛ばす。そのあとかなはより座布団掠め取る。

かなは-2枚

橘紫夕+2枚

めで鯛「そりゃ~やってないにしても愛が過ぎてるよ。それじゃあ、はいみなえさん」

とうやまみなえ「猫系の漫画雑誌創刊して何が悪いの?」

めで鯛「悪いよ!」

とうやまみなえ「九条さんが仕事なくなっちゃうじゃない」

九条友淀「(笑いながら)………」

めで鯛「今創刊している猫漫画誌には九条さんほぼ描いていないよ。描いているのは新人であり、後輩の猫原ねんずさんだよ」

九条友淀「うんうん…」

かなは「それに友淀さんには猫漫画系の仕事なくなっても、BL系の漫画とアンソロ系の仕事もあるし」

九条友淀「確かに…」

めで鯛「でも最近活躍してないじゃん」

九条友淀「ナナ(友淀の愛猫)の話で一杯一杯なの!」

めで鯛「一杯一杯?それじゃあ座布団も一杯一杯だからみぐさん、1枚友淀さんからかなはさんに持ってって」

九条友淀「そうでるの!!?」-1枚

かなは+1枚

めで鯛「それじゃあ長くなったけど次!はい東条さん」

東条らな「ウサ耳描いて何が悪いの!?」

めで鯛「悪いよ!」

東条らな「萌えないの?」

一同その場に笑って倒れこむ。

めで鯛「そう来るか……じゃあ次、市子さん」

今市子「BL描いて何が悪い?」

めで鯛「悪いよ!」

今市子「何を描こうと勝手じゃない!この国は」

らな・友淀市子を向いて苦笑いする。

めで鯛「九条さんの答えと似てるよ。ではぼちぼち次の問題行きましょう」

 

 

 

【ここまでの座布団途中経過枚数】

東条らな3枚

九条友淀0枚

橘紫夕3枚

かなは1枚

とうやまみなえ0枚

今市子7枚

【三問目】

みなさんハムスペには毎号アンケートはがきが付いてきていますよね。ハムスペ読者のみなさまは一体どんなことを考えているんでしょう。

そこで"ハムスペアンケート"。みなさん66%・33%・1%と描かれた円グラフをお持ちになって、ハムスペに関連する事柄について、読者に行ったアンケート調査の結果を発表してください。

 

めで鯛「それじゃあみぐさん皆様に礼の物をお配りしてください。」

森永みぐ「はーいかしこまりましたー!」

森永みぐと三人のアシスタント、回答者全員に66%・33%・1%と描かれた円グラフフィリップを渡す。

めで鯛「66%から発表してくださいね。はい、みなえさん」

とうやまみなえ「はい。読者の年齢層です」

めで鯛「うん」

とうやまみなえ

「66%小中学生

33%高校生とお年寄り

1%大人」

めで鯛「ああ~ハムスペの対象年齢層は大体その辺なんだよね。一枚やって」

とうやまみなえ「よし!」+1枚

めで鯛「はい。次にかなはさん。」

かなは「はい。読者がハムスペを読んで想うこと。

66%なんでめで鯛は自画像が魚で本編には何故に別人で出しているんだろう?

33%全然聞かない漫画家ばっかりなのは何故。

1%どうしてそこまで新人大賞の審査が厳しいの?」

めで鯛「…そこまで考える人はマニアだよ。私のことについては言及避けるけど、2枚やんな」

かなは「ええー?どうしてー?」

+2枚

めで鯛「無視してはい、紫夕さん」

橘紫夕「はい。ハムスペの執筆者の出身地。

66%関西

33%中部・九州

1%中国・関東・東北」

めで鯛「いわれるその通り。大半が関西在住、もしくは出身者で構成されています。2枚やって」

橘紫夕+2枚

めで鯛「はい。東条らなさん。」

東条らな「はい。ではこちらはその、ハムスペ執筆者のもといた漫画誌のジャンルです」

めで鯛「ふむふむ」

東条らな「

66%BL誌

33%ハムスペ生まれの新人

1%成年誌…」

めで鯛「みぐさん、確かに間違っていないけど1枚持っていきな」

東条らな「ええーなんでー??」

-1枚

めで鯛「はい、次は…今市子さん」

今市子「はい。カルト宗教に入った者の末路です。

66%人生破壊

33%教祖の奴隷的人生

1%脱退」

めで鯛「…寒気がしてきた…」

今市子「(笑いながら)…」

めで鯛「行っていることは間違っていないけどおぞましすぎる。1枚持ってって」

今市子「!!?」-1枚

東条らな「めで鯛さん聞いた?市子さん腹ん中で「めで鯛!地獄へ落ちろ!」って叫んでるよ」

めで鯛「みぐさん。らなさんと市子さんの一枚ずつ持ってって」

東条らな「私まで!?」

東条らな-1枚

今市子-1枚

今市子「1枚の重みが….」

めで鯛「では気を取り直しまして…みなえさん!」

とうやまみなえ「はい!らぶにゃんこを読んでいる読者が思っている事です」

めで鯛「うんうん」

とうやまみなえ「

66%つまんない!打ち切りにしろ!

33%どうしてけんじくんとゆうちゃんが出なくなったの?

1%次の連載漫画を描くのは誰かな~?」

森永みぐ「こいつめっ!!」

森永みぐ、楽屋より飛び出てきてみなえを思いっきり前方へ突き飛ばす。そしてみなえの座布団を全部没収。

とうやまみなえ-2枚

かなは「こわいよ~」

九条友淀「連載モノの恨みは怖いね~」

今市子「(笑いながら)……」

めで鯛「では血を見ないうちにはい誰か…では友淀さん。」

九条友淀「はい。ハムスペ読者がハムスペ読書中に聞く音楽ベスト3です!」

めで鯛「(苦笑いして)….どうぞ。」

九条友淀「

66%カモンレッツダンス~エブリバディ~ス~ン♪カモンレッツダンス~ウォウウォウウォウウォウ~♪

33%果てしない~星の光のように~胸いっぱい泳いで~今あなたを包みたい~♪

1%これが私たちの~生きる道~悪いわね~やるからね~これからも~よろしくね~♪もぎたての果実の~…♪」

会場から手拍子が沸く。司会のめで鯛呆れた顔をする。

めで鯛「読者の年齢層を考えればそんな古い歌ほとんど知るわけ無いじゃない!」

九条友淀「(苦笑いしながら)…..」

めで鯛「次にどなたか…はい紫夕さん。」

橘紫夕「はい。ハムスペ読者のほぼ数割がこうです」

めで鯛「どんな?」

橘紫夕「

66%マル○チ(本家のスポンサー)のベッドに猫や犬と一緒にぐうぐう

33%コムス○のデイサービスと出張ホ○トにペットの世話を任せて学校と職場へ

1%ニートですから一日中ペットとべったり」

めで鯛「そんな読者いるわけない!4枚持っていきな!」

橘紫夕「せっかく貯めたのにっ…」

-4枚

めで鯛「もぅっ…はい、らなさん。」

東条らな「はい。ハムスペの読者が憂いています!」

めで鯛「うん…」

東条らな「66%今の日本はどうして地域格差、所得の格差、そして貧富の拡大、談合問題、渦巻く本音と建前、政治不信、ゆれる倫理観、増加する不起訴事件、家庭崩壊、満杯になる刑務所、虐待される人間関係…どうしてこんな救い難い状況になったんだろう…

33%どうして日本の国際的地位における意味で日本と韓国、中国、そして北朝鮮とはどうして…」

かなは、ひそかに手を挙げる。

めで鯛「はい次!かなはさん!」

東条らな「ちっとぉー!まだだよ~」

かなは「1行が長すぎるんだよ!」

めで鯛「みぐさん。らなさんの1枚持ってって」

東条らな「ええ~またしても~…」

-1枚

めで鯛「じゃあ改めて。かなはさん」

かなは「はい!短く行きましょう!!PTAから見たハムスペです」

めで鯛「何々?」

かなは「

66%人畜無害の超優良図書!

33%親子で楽しめる一冊!

1%子供たちにとっても見やすく、大人の人も受け入れやすい地上最良の漫画誌です!!」

会場「おお~!!」

拍手が上がる。

めで鯛「(驚いた顔で)……。みぐさん!かなはさんに10枚なるようにやんなさい!!」

東条らな「ええー!!?10枚!??」

とうやまみなえ「ずるいよー!」

かなは「よっしゃあ~っ!!」

今市子「ちょっとぉ~」

かなは+7枚

森永みぐ「はーい座布団10枚おめでとうございまーす!!」

かなは「やったぁ!」

森永みぐとアシスタント、座布団を運んだ後に花吹雪を持ってきてかなはの頭上からシャワーする。

会場と解答者が拍手を送る。

めで鯛「はい座布団10枚獲得おめでとうございます!見事、座布団10枚の賞品として、三顧の礼にまつわる物をお贈りしたいと思います。ではみぐさんその賞品を」

森永みぐ「はい」

森永みぐ、楽屋よりその賞品を持ってくる。その手には千円札が1枚。

かなは「え?ちょっとこれ、千円札~??」

めで鯛「うん、三顧の礼(三個の零)、零が三つあって千円。というわけでそれが賞金ね」

かなは「初回にしちゃしょぼいよ~…」

九条友淀「駄洒落かい…」

めで鯛「では第一回目のハムスペ大喜利、今回はかなはさんの千円獲得で幕を閉じたいと思います。」

かなは「……」

めで鯛「ではまたの出会いをお楽しみに。ありがとうございました」

 

司会者、解答者、座布団運び一堂一列に並んで会場側にお辞儀。

ハムスペ大喜利閉幕―

 




【最終座布団獲得枚数】
東条らな0枚
九条友淀0枚
橘紫夕1枚
かなは10枚
とうやまみなえ0枚
今市子5枚

【賞品】
三顧の礼→千円札一枚
獲得者:かなは


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ハムスペ大喜利1.5

【一問目】
さて今回はパワーステーション初参加ということで、神奈川県は相模原市にやってきました!そこで皆さんは今お配りしました、この「さ・が・み」の書いたフリップ、まずヒントをおっしゃってください。それからこの頭文字を使ってね、あいうえお作文を作ってください。神奈川県に関する答えでも、そうでもない答えでもかまいませんよ。

【二問目】
いよいよゴールデンウィークですね。家族や友達とレジャーの計画を立てている方も多いと思います。でも、中には出かけた先で、せっかくの気分が壊れたりする事がありますね。
そこで、レジャー気分が壊れる時とは一体どんなときか考えて下さい。

【三問目】
今回はゴールデンウィークネタづくしです。いよいよゴールデンウィークを控えて、今年の連休はどこへ行こうか計画を立てているご家族も多いと思います。そこで今回皆さんはなんと、5人の子持ちのお父さん若しくはお母さん。で、指名された人はゴールデンウィークの計画を二回続けて発表して下さい。で、他の四人はその人の子供になって、『やったー!』と手を振り上げて喜んでもらいますので、親役になった人はさらに続けていただきたい。



開幕-

 

笑点のテーマ会場に響く。

 

東条らな以下出演者入場してくる。

 

会場大きな拍手。

 

出演者自分の座布団の上に座る。

 

司会のめで鯛、出演者の後ろを通って司会席に座る。

 

今一度全員でお辞儀。

 

めで鯛、扇子を司会の机にパチンとたたいて開幕の合図。

 

めで鯛「はい皆様お待ちかねでした!ハムスペ大喜利ゴールデンウィークスペシャルの時間が参りました!司会のめで鯛です。どうぞよろしく」

 

会場からの拍手。

 

めで鯛「まずは、大型連休を前にハムスペの原稿締め切りに拘束されてストレスを溜め込んでいる六人のメンバーのご挨拶をどうぞ!」

 

橘紫夕「おおいっ!」

 

東条らな「…不満と苦しみを代弁してくれてありがとう…その通りでございます(涙)!大型連休の前がハムスペの締め切りでございます。それともう一つ、我が家の三羽のうちゃぎの抜け毛、抜け毛…。マジで気が狂いそうです。連休よ早う来い!東条らなです」

 

九条友淀「抜け毛がひどいのはこちらのにゃんこ、ナナっちもそうでございます。ウサギに猫、犬といった動物の換毛期でございますね。ただ一匹だけ換毛期じゃないのが…(めで鯛をじっと見る)」

 

めで鯛「っ!な、なによ!?」

 

九条友淀「邪魔なく連休に入れそうですね!九条友淀です」

 

めで鯛「何だったのよ~?」

 

橘紫夕「換毛期でなくとも、大型連休でなくとも、宗次郎のモフモフはいつも布団のように柔らかく、グラビアアイドルのようにでかく、餅の様にはちきれそうで萌え萌えするのであります。大型連休はこれだけで過ごせても苦痛ではございません!橘紫夕です」

 

かなは「私が関東に引っ越してきまして一年近くが経過しました。ルームメイトと大型連休どこかに行こうかと話していましたら、横浜とか日光とか草津とか筑波山とか…ってみんな関東ばっかりじゃん!もっと遠くはないの!?遠くへ旅に出たいかなはです」

 

とうやまみなえ「かなはさんの言うとおり、どこか遠くへ出たいものです。しかし私にはおーちゃんが居りまして少しでも出かけにくいんでございます。そこへ友人へ預けることにしても、おーちゃんが休み明けに思い出してくれるかどうか不安で仕方ないんでございます。最善の方法を教えてください!とうやまみなえです」

 

今市子「連休家にこもったり外へ出かけたり…。私はというというまでもなくトリ様のお世話に全連休を消費されるでしょう。アシスタントの人たちに出かけるからお願いとっても、「えー私たち用事があるんです」って…あんたらの都合じゃないのよ!!知ったこっちゃない今市子です」

 

めで鯛「え~続きまして、連休が近づく前に、自家用のバイクで現実逃避されそうなも森永みぐさんのご挨拶をどうぞ」

 

森永みぐ「そんな卑怯なことしないって…え~連休中は、らぶにゃんこを仕上げましたら息子と旦那と三人で湘南の海か、箱根の山に出かけようかと思っております。私のバイクに二人を乗せて…ウフフ…」

 

かなは「法律違反じゃん…」

 

森永みぐ「そんなのいいじゃん森永みぐです」

 

とうやまみなえ「よくないよ!」

 

みぐ、自分専用の茶色い座布団を持って撤収。

 

めで鯛「はい、では今回の賞品のキーワードは「ゴールデンウィークになぞらえた贈り物」!これを目指して頑張ってください!まずはこの問題、第一問!みぐさーん、皆さんに例の物をお配りしてください」

 

森永みぐ「はーいかしこまりましたー!」

 

みぐと三人のアシスタント、

さ―――

が―――

み―――

と書かれたフリップをもって解答者に配る。

【一問目】

さて今回はパワーステーション初参加ということで、神奈川県は相模原市にやってきました!そこで皆さんは今お配りしました、この「さ・が・み」の書いたフリップ、まずヒントをおっしゃってください。それからこの頭文字を使ってね、あいうえお作文を作ってください。神奈川県に関する答えでも、そうでもない答えでもかまいませんよ。

 

東条らな「さ、が、み…」

 

めで鯛「はいかなはさん」

 

かなは「はい。社会通念です。

さげすむわ

がんばってもね

みたけどだめだった人たち」

 

めで鯛「ああ~再チャレンジとはいいながらもね、社会通念としてはなぜかがんばっても報われないようになっているという矛盾した社会なのよね~一枚やって!」

かなは+1枚

 

めで鯛「はい他に?それじゃあ紫夕さん」

 

橘紫夕「はい。宗次郎です。

さらさらの毛

がちがちじゃないボディ

みて頂戴!」

 

めで鯛「はいみなえさん」

 

橘紫夕「みて頂戴!ねえ見てってば!」

 

めで鯛「ハムスペでいつも見ているから」

 

とうやまみなえ「あの三人(めで鯛、らな、友淀)が以前描いていた漫画の評価です。

さげすみます

がリガリペンを走らせてまで書いているのは

みたくもないわホモとショタ」

 

らな・友淀「おいっ!!」

 

めで鯛「けしからん!1枚持ってって!」

とうやまみなえ-1枚

 

めで鯛「気を取り直してはい、市子さん」

 

今市子「はい。今馬鹿にされた三人(めで鯛、らな、友淀)があんなになった理由です。

さらさらの髪の毛もパサパサなのも

がりがりの体になっちゃったのも

みんなこちらの二人(かなは、みなえ)のせい」

 

かなは、みなえ「おいっ!」

 

めで鯛「見事仇討ったね!2枚やって」

 

今市子+2枚

 

東条らな「なんだか煮え切らないよ~」

 

九条友淀「超複雑~…」

 

めで鯛「はい次!かなはさん」

 

かなは「はい、政治です。

賛成多数偏重主義の議会制度

がんがん頭に響くあの言いたい放題の傲慢さ

みんなの意見を聞いてんのか?」

 

拍手会場に響く。

 

めで鯛「まさにその通りだ!1枚やんなさい!」

 

かなは+1枚

 

めで鯛「次に誰か?はい、らなさん」

 

東条らな「人生です。

最高に楽しいときもあれば

がーんと落ち込んじゃう時もある

みるみる上がったり下がったり!」

 

めで鯛「それも道理だ!1枚やんなさい!」

 

東条らな+1枚

 

めで鯛「はい次に、友淀さん」

 

九条友淀「同人作家です。

さらさら描けちゃう

がんがんネタ作れちゃう。

みるみるうちに、ハイ脱稿!」

 

めで鯛「とんとん拍子に答えたね。でも現実はそうは行かない。1枚持ってって」

 

九条友淀「え!?」-1枚

 

めで鯛「はい。みなえさん」

 

とうやまみなえ「はい。森永みぐ一家です。

殺伐とした家庭環境

頑固な父親に母親

みんなてーんでギスギスしてんの」

 

森永みぐ「こいつっ!」

 

森永みぐ、楽屋より飛び出てきてみなえを思いっきり前方へ突き飛ばす。

 

めで鯛「嘘だといいたいんでしょ?」

 

森永みぐ「うん。」

 

橘紫夕「やはり家庭を持つものの執念は恐ろしいよ~」

 

めで鯛「気分直しに誰か、いない?それじゃあらなさん」

 

東条らな「はい。バニーガールです。

さらさらとした髪の毛とスーツ

がんばっちゃうぞのサービス精神

みみが何よりトレードマーク!ああぁ…」

 

らな自分だけの世界に入り込む。

 

周りはしらける。

 

めで鯛「あんたの趣味はわかったよ…。いい気分直しになりました。あ、はい紫夕さん」

 

橘紫夕「この答えを言い忘れていました。相模原市です。

さがしていたよこの街を

眼前に広がるは相模平野

みたこともないワンダーランド」

 

会場から拍手が沸きあがる。

 

めで鯛「素晴らしい答えだ!4枚やんなさい!」

 

橘紫夕「よっしゃ!」+4枚

 

めで鯛「ではもうぼちぼち次の問題に行きましょう。」

 

【ここまでの座布団途中経過枚数】

東条らな2枚

九条友淀0枚

橘紫夕4枚

かなは3枚

とうやまみなえ0枚

今市子3枚

 

【二問目】

いよいよゴールデンウィークですね。家族や友達とレジャーの計画を立てている方も多いと思います。でも、中には出かけた先で、せっかくの気分が壊れたりする事がありますね。

そこで、レジャー気分が壊れる時とは一体どんなときか考えて下さい。

 

 

かなは「レジャー気分…」

 

めで鯛「はいレジャー気分…はいらなさん」

 

東条らな「はい。春コミに行ったらあの二人(かなは、みなえ)が一般参加でうろうろしていたとき」

 

かなは・みなえ「おいっ!」

 

めで鯛「またも仇討ったね。1枚やって」

 

東条らな+1枚

 

めで鯛「んじゃあ~次に…紫夕さん」

 

橘紫夕「はい。ペットホテルに行ったらかなはがバイトしていたとき」

 

かなは「おいっ!またしても!」

 

めで鯛「いじめすぎだよ。紫夕さんの1枚持ってって」

 

橘紫夕-1枚

 

かなは「ざまーみろ」

 

めで鯛「次に、ハイ。友淀さん」

 

九条友淀「はい。旅先で女の子をナンパして宿に連れ込もうとしたら美人局だったとき」

 

めで鯛「あんたそういう趣味だったの?」

 

九条友淀「うん…まぁすこし…」

 

めで鯛「趣味を暴走させると痛いよ。気をつけてね」

 

九条友淀「はい」

 

めで鯛「気を取り直してみなえさん」

 

とうやまみなえ「はい。温泉宿に入ったら、みぐが横浜の自宅からバイクで締め切りから逃走していた時」

 

森永みぐ「(笑いながら)……」

 

めで鯛「見つけたら連絡頂戴ね」

 

とうやまみなえ「うん。ついでにらぶにゃんこも打ち切って」

 

森永みぐ「こんにゃろ!!」

 

みぐ、みなえを小突いて楽屋に戻る。

 

めで鯛「んじゃあ他に。市子さん」

 

今市子「はい。露天風呂に入ったら細木和子が六星占術で宿泊客を滅多切りにしていたとき」

 

めで鯛「ぶる…。何だか寒気がしてきたよ…。本当に泊まっていたらありそうだね。1枚以ってって」

 

今市子「え!?」-1枚

 

めで鯛「次は,,,、かなはさん」

 

かなは「はい。旅先で自分の部屋のルームメイトに電話したら、男を連れ込んでいたことがわかったとき」

 

めで鯛「…ありうるかもしれん、あんたに限らず…1枚やって」

 

かなは+1枚

 

めで鯛「はい、らなさん」

 

東条らな「はい。連休中にめで鯛さんの家に電話をかけたら、みなえとめで鯛の旦那さんとの不倫現場を目撃したとき」

 

とうやまみなえ「(笑いながら)……」

 

めで鯛「みぐさん全部持ってけ!(らなの前に体を乗り出して高圧的に迫る)やろぉ~旦那を悪く言いやがってっ!!」

 

東条らな「(後ずさりしながら)怖いよーっ!!」-3枚

 

めで鯛「はい気分を変えるつもりで三問目行きましょう!」

 

 

【ここまでの座布団途中経過枚数】

東条らな0枚

九条友淀0枚

橘紫夕3枚

かなは4枚

とうやまみなえ0枚

今市子2枚

 

【三問目】

今回はゴールデンウィークネタづくしです。いよいよゴールデンウィークを控えて、今年の連休はどこへ行こうか計画を立てているご家族も多いと思います。そこで今回皆さんはなんと、5人の子持ちのお父さん若しくはお母さん。で、指名された人はゴールデンウィークの計画を二回続けて発表して下さい。で、他の四人はその人の子供になって、『やったー!』と手を振り上げて喜んでもらいますので、親役になった人はさらに続けていただきたい。

 

 

東条らな「五人の子供の親!?」

 

めで鯛「そうだよ?」

 

橘紫夕「未婚なのにどうしよ~?」

 

めで鯛「勝手に妄想に浸っていなさい…はい友淀さん」

 

九条友淀「よっしお前たち!ゴールデンウィークは池袋乙女ロード行くぞ!」

 

解答者「やったー!」

 

九条友淀「BL・GLカップリング本を買いまくってホクホクだ!」

 

解答者「やったー!」

 

九条友淀「お前たちを一人残らず腐女子にしてやる!」

 

東条らな「もーすでになってます!」

 

めで鯛「密かにくると思ったよ。2枚やって」

 

とうやまみなえ「ええー2枚!?」

 

九条友淀+2枚

 

めで鯛「次に…紫夕さん」

 

橘紫夕「よーしお前たち連休中は伊勢から奈良を通って、京都、大阪、神戸と関西を漫遊するぞ~!!」

 

解答者「やったー!」

 

橘紫夕「自分たちの好きな関西を見つめなおすぞー!!」

 

解答者「やったー!」

 

橘紫夕「加えてこの期間中はかなはは関西にやってこない!」

 

かなは「おいっ!」

 

めで鯛「前半はよかったんだけど最後の答えがねえ…。3枚やって」

 

かなは「結局あげるんじゃん…」

 

橘紫夕+3枚

 

めで鯛「では次に。はいかなはさん」

 

かなは「仇討っちゃる…。ようしみんな!今度のゴールデンウィークは有明に春コミだ!」

 

解答者「やったー!」

 

かなは「お小遣いやるから好きな同人誌をその範囲内で買いなさい!!」

 

解答者「やったー!」

 

かなは「ただしめで鯛、東条らな、九条友淀、橘紫夕、今市子のサークル発行の同人誌は買うな!お前たちの教育によくない!!」

 

みなえ除く解答者「おいっ!!」

 

九条友淀「言ってくれたな!?」

 

今市子「同人誌批判しているわけ?」

 

東条らな「そんなに劣悪なわけ?うちらの同人誌」

 

とうやまみなえ「いじめだ…」

 

めで鯛「みぐさん!問答無用で全部持って行きなさい!!」

 

かなは-4枚

 

めで鯛「まったくもう!口直しに、はいみなえさん」

 

とうやまみなえ「はい。よ~しみんな~!今度の休みはみんなでバイクツーリングよ!」

 

解答者「やったー!」

 

とうやまみなえ「箱根の山を越えて、三島、身延山、静岡、甲府まで行くわよ!!」

 

解答者「やったー!」

 

とうやまみなえ「(みぐを指して)みぐ!お前バイク出せ!!」

 

森永みぐ「そんなにいっぱい持ってねえよ!!」

 

めで鯛「みんなのバイクを集めるか、レンタバイクにすりゃいいじゃない。発想としては楽しそうだよ。五枚やって」

 

森永みぐ「(驚いた顔で)えー五枚!!?」

 

めで鯛「五枚だよ」

 

とうやまみなえ「やった」+5枚

 

めで鯛「さて次に?はいらなさん」

 

東条らな「はい。みんな~今度の連休に銀座と六本木のバニーパブに行くわよ~!!」

 

解答者「(みんなずっこけながら)やったー!」

 

東条らな「たくさんうちゃぎ狩りしましょうね~!!」

 

解答者「(笑いながら)やったー!」

 

東条らな「狩ったうちゃぎはおいしくいただくわよ!!」

 

めで鯛「子供をそんなところに連れて行くんじゃない!!」

 

東条らな「やっぱりか…」

 

めで鯛「まったくぅ…次に?はい市子さん」

 

今市子「みんな!今度のゴールデンウィークに細木先生に鑑定してもらうわよ!」

 

解答者「(少し控えめに)やったー!」

 

今市子「みんな覚悟はできてるわよね~?」

 

解答者「(低音に)やったー!」

 

今市子「どうせみんな地獄に落とされるんだから、しっかりこの世との別れを済ませておきなさいね!」

 

めで鯛「怖いだけじゃねーか!2枚もってって!!」

 

今市子-2枚

 

めで鯛「誰かいない?んじゃあかなはさん」

 

かなは「はい。みんなー!ゴールデンウィークにメイド喫茶行くわよー!!」

 

解答者「やったー!」

 

かなは「私達はその店の中ではご主人様、いやお嬢様よー!!」

 

解答者「やったー!」

 

かなは「あの腐女子(めで鯛、らな、友淀)がバイトしている関西のあるメイド喫茶に行くわよ!!」

 

東条らな「いやいやバイトしていないよ!」

 

九条友淀「そんな所で働けるわけではないっつーの!!」

 

めで鯛「いわれてみればそうだね…。らなさんと友淀さんに1枚づつやって」

 

東条らな「せめてものお慰みね。」+1枚

 

九条友淀+1枚

 

めで鯛「んじゃあ他に?はい紫夕さん」

 

橘紫夕「はい。いいかみんなー!?今度の連休に秋葉原行くぞーっ!!」

 

解答者「(みんな爆笑しながら)やったー!」

 

橘紫夕「メイドカフェも、ツンデレ喫茶も、オタクショップも電器店も巡って巡りまくるわよー!!」

 

解答者「(笑をこらえながら)やったー!」

 

橘紫夕「連休いっぱい萌え萌えと、萌えに浸るわよーっ!!」

 

会場大爆笑。拍手も大きい。

 

めで鯛「……。紫夕さん、あんた本気のオタク魂見せたね。今回はゴールデンウィークスペシャルだし、その魂に免じて10枚なるようにやって」

 

橘紫夕「よっしゃーっ!」

 

かなは「ええーっ10枚!?」

 

九条友淀「ええーあんな答えで?」

 

橘紫夕+4枚 10枚達成!

 

森永みぐ「はーい座布団10枚おめでとうございまーす!!」

 

橘紫夕「やっしゃあ!」

 

森永みぐとアシスタント、座布団を運んだ後に花吹雪を持ってきて紫夕の頭上からシャワーする。

 

会場と解答者が拍手を送る。

 

めで鯛「はい座布団10枚獲得おめでとうございます!見事、座布団10枚の賞品として、ゴールデンウィークになぞらえた物をお贈りしたいと思います。ではみぐさん例の物を」

 

森永みぐ「はい」

 

森永みぐ、楽屋よりその例の物をめで鯛に持ってくる。

 

橘紫夕「え、ちょ…!?私でなくて?」

 

めで鯛「ちょっとまっててね」

 

めで鯛背後に隠れてその例の物で顔に化粧を施している模様。

 

かなは「ちょっと、なにしてんのよ?」

 

九条友淀「賞品は紫夕さんじゃないんかい?」

 

めで鯛「はーいお待たせ~」

 

めで鯛化粧を終えて解答者を見る。

 

その顔は目の周りを金色のマラカスでピカピカにしてあった。

 

解答者はそれを見て顔を隠してずらして会場と共に爆笑する。

 

 

東条らな「ぶーっ!!」

 

かなは「にあわねー!!」

 

今市子「気合入れすぎ!」

 

めで鯛「紫夕さんこっち向いて」

 

橘紫夕「え!?」

 

紫夕そむけていた顔を慎重にめで鯛の方向を見る。そしてめで鯛紫夕に向かってウィンクを贈る。

 

めで鯛「パチン!」

 

橘紫夕「なんなの?」

 

めで鯛「今ので「ゴールデンウィークになぞらえた贈り物」、つまり、金色の目で金色のウィンク、そう「ゴールデンウィーク…ゴールデンウィンク!」

 

橘紫夕「わけわからん!!」

 

紫夕衝撃のあまり座布団の後ろに倒れこむ。

 

東条らな「今回も駄洒落かいっ!!」

 

とうやまみなえ「気合入ってるねー…」

 

九条友淀「お隣卒倒しちゃったよ」

 

めで鯛「はい紫夕さんが祭明菜連休の入り口を迎えた所で、ハムスペ大喜利ゴールデンウィークスペシャル今回はこの辺でお開きにしたいと思います。また連休明けにお会いいたしましょう!ありがとうございました!!」

 

橘紫夕「ちょっ、まて!!ふざけんな待たんかい!ドアホウ!!」

 

司会者、他の解答者が一斉にお辞儀する中、紫夕だけ不満とモヤモヤが爆発し、みぐとアシスタントに抑えられたまま絶叫している中で、

 

ハムスペ大喜利閉幕―

 

 




【最終座布団獲得枚数】
東条らな1枚
九条友淀3枚
橘紫夕10枚
かなは0枚
とうやまみなえ5枚
今市子0枚

【賞品】
ゴールデンウィークになぞらえた贈り物→ゴールデンウィーク…ゴールデンウィンク(金色の目で金色のウィンク)
獲得者:橘紫夕


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