スーパーロボットヒロイン大戦SEX (道程ケンヂ)
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第一話 淫猥なる戦い 前編

昔のゲームをやってたら思いついて、勢いで筆を走らせただけの完全なる趣味で構成されたお話。

のんびりと投稿しますので、好きなロボットアニメヒロインが登場したりしなかったりする様をお楽しみください。

現在は、取り敢えず『コードギアス』の紅月カレンを主軸にお話を回す予定です。


 

「ん……ここ、は……?」

 

 くらくらとする頭を抑えながら、私は立ち上がる。まだぼやけたままの思考と視界で周囲の状況を確認すれば、そこがやや広めの真っ白い部屋であることがわかった。

 

 人が住むには十分な広さがある部屋だが、部屋の中には家具どころか生活に必要であろう台所やトイレといった設備すら存在していない。食料を保管してある場所も、水道すらも見つからないこの部屋の中では、残念ながら生活していくことは不可能であろう。

 

「って……私、なんで裸なんだ!?」

 

 と、そこでようやく自分が一糸纏わぬ裸体の状態であることに気が付いた私は、咄嗟に自分の体を抱き締めるようにして乳房と股間を隠す。そして、趣味の悪い何者かが今の私の姿を盗撮しているのではないかと警戒心を強めながら、状況の理解に努めた。

 

(思い出せ。私は、どうしてここにいる? ここに来る前、私は何をしてた?)

 

 私はぼやけていた意識を集中させ、懸命に記憶の糸を辿っていく。この不可解な状況に陥るまで、自分が何をしていたのかを思い出そうとした私であったが、そこで驚愕の事実に気が付いてしまった。

 

(何も……思い、出せない……?)

 

 私の名前は紅月カレン。年齢は18歳。思い出せる情報は、それだけしかない。ここに来る前は何をしていただとか、自分が何者だとか、そういった情報がまるで頭の中に出て来ないのだ。

 

 困惑と驚愕、その2つの感情が心の中で渦巻く。自分が全裸であることすらも忘れてしまいそうになるくらいのショックを受けた私が、ただ茫然とした表情を浮かべて部屋の中で立ち尽くしていると、何か壮大な音楽が鳴り始めたではないか。

 

「なっ、なに!? 何が始まるの!?」

 

 その音が何かの始まりを暗示していることに気が付いた私は、壁を背にするように後退して異変へと対抗する構えを取る。ざわざわとざわつく胸の鼓動が大きく弾け、緊張に息を飲んだ瞬間、唐突に部屋の中に人影が出現する。

 

「へ、へへ……! 来た、来たぜぇ!」

 

「お! 今回も可愛い子が相手じゃねえの!」

 

「な、なに!? あんたたち、何者!?」

 

 そう言って私ににじり寄って来るのは、脂臭い臭いがする2人の中年男性だ。どちらも私と同じく全裸の格好で、股間の汚い棒を興奮でそそり立たせている。

 

 下品な笑みと、欲望を隠そうとしていないその表情から、彼らが私を犯そうとしていることはすぐに察知出来た。じりじりと距離を詰めてくる汚いオヤジたちに対して、私は警告として鋭い視線と強気な台詞を投げかける。

 

「それ以上私に近づくな! 女だと思って舐めてたら、痛い目を見るよ!」

 

「へえ、そうかい。そんじゃ、やってみろよ!」

 

 ニタニタと不愉快な笑みを浮かべているオヤジの1人が、そう言うが早いが思いっきり床を蹴って私へと突進して来る。しかし、普段から運動していないであろう彼の動きは非常に鈍く、私の眼にはスローモーションにしか見えない。

 

 これならば、難なく撃退出来るそう考えた私は、突撃して来る男の動きに合わせ、思い切り右の拳を突き出してカウンターを繰り出そうとしたのだが……

 

『女性から男性への暴力行為は禁止されています 性的行為での反撃を行ってください』

 

「うっっ!? な、なにっ!?」

 

 その瞬間、頭の中に不思議な言葉が浮かび上がり、命令にも近しい何かが私の体へと発せられて、私の動きは完全に止められてしまった。石のように硬直し、動けなくなった私の隙を突いて背後を取った男は、そのまま両手で私の胸を鷲掴みにして揉み始める。

 

「くあぁあぁっ♡♡♡ やめっ、ろぉおっ♡♡♡」

 

「うほっ! デカいだけじゃなくてすげぇ柔らかいぞ! その上、感度も抜群だ! こいつは間違いなく、極上おっぱいだぜ!」

 

「ひうぅっ♡♡♡ んっ♡♡♡ んぅぅうっ♡♡♡」

 

 ぐにぐにと好き勝手に胸を揉まれ、乳首を抓られる。男の愛撫を受ける私は、嫌悪感よりも強い快感に悶えることしか出来ない。

 

 力強く胸を揉まれると、腰が引けて何も考えられなくなる。乳首を抓り上げられると全身に電流が走ったかのような衝撃が駆け抜ける。全く知らない、未知の快感に翻弄される私の抵抗は段々と弱まり、反抗の声も甘く蕩けたものになっていってしまう。

 

「やめ、ろぉ♡♡♡ わたしのむね、もむなぁあぁ♡♡♡」

 

「へへへ……! そんな可愛い声で言われても、全っ然怖くねえなぁ! っていうか、もっと気持ちよくしてほしそうじゃねえかよ」

 

「そんな、こと、なっ、ひぃいいぃいっ♡♡♡」

 

「クハハハッ! 正直になれよ。まんこももうとろとろになってんぞ?」

 

「やめろぉ♡♡♡ なめるなぁ♡♡♡ おしりを、もむなぁあっ♡♡♡ んあぁあぁ♡♡♡ おっぱいも、だめぇぇっ♡♡♡」

 

 もう1人のオヤジが私の尻を揉み、膣の中に舌を入れてべろべろと舐め始める。性感帯をこれでもかと責められた私は、完全にグロッキー状態になってしまい、指を動かすことすらも億劫に感じてしまうようになる。

 

 もはや、私はオヤジたちの成すがままにされていた。揉まれ、抓られ、舐められることによって与えられる、自慰行為で味わえるそれとは桁が違う快感に全てを支配され、抵抗の意思すらも奪われた私は、2人の息の合ったコンビネーションの前に陥落し、腰を跳ね上げながら嬌声を叫ぶ。

 

「だ、だめっ♡♡♡ もうっ……♡ イクうぅううぅううぅううぅううぅうぅうっっ♡♡♡」

 

 ぶしっ、という何かが爆発するような音が股間で響く。それと同時に私の体の中で快感が弾け、全身を駆け巡る快楽の信号に私の体が痙攣を始める。

 

 びくんっ、びくんと陸に揚げられた魚のように床の上でのたうち回り、股間から白く濁った本気汁を噴き出す私は、見知らぬ男たちの愛撫によって自分が人生で初めての本気絶頂(ガチアクメ)を極めてしまったことに腰をへこへこと動かしながら屈辱を感じていた。

 

 悔しい、本当に悔しい……! つい数分前に顔を合わせたばかりの、名前も知らない男たちにこんな惨めな気分を味合わされたことに怒りの感情を燃え上がらせた私は、何とかして反撃を行おうとする。しかし、暴力を振るおうとすると頭の中にPCのエラーメッセージが表示されたかのように忠告の文字が浮かび上がり、それを実行することが出来なくなっていた。

 

『女性から男性への暴力行為は禁止されています 性的行為での反撃を行ってください』

 

(くそっ! まただ! なんなのよ、このメッセージは!?)

 

 行動を制限する謎のメッセージに心の中で悪態をついた私は、次々と襲い掛かる理不尽で不可解な現象に対しても苦々しさを感じていた。しかし、それと同時に信じられないくらいの性的な快感を味わい、体がガタガタにされつつあることも事実だ。

 

 乱暴な愛撫ながらも、痛みはまるで感じない。男たちの手が紡ぐのは純粋な快楽であり、自分で体を慰めた時とは比べ物にならないくらいに甘い悦楽。拒もうと思えば思うほど、否定しようとすればするほどに、女としての快感がじわじわと体の中に染み込んでくる。

 

 このままでは、マズい……快楽に流され、男たちの手籠めにされ、何処ぞに連れ去られてしまうかもしれない。そんなのは御免だが、反撃の糸口も見つけられず、まともに体が動かなくなっている今の状況では、その最悪の想像が現実になる可能性は非常に高いだろう。

 

 どうにかして、この窮地から逃れなければ……そう、私が心を奮い立たせ、ニタニタとした笑みを浮かべる男たちへと視線を向けた時、ある事に気が付く。

 

(なに? あの表示……? す、ステータス、ですって?)

 

 男たちの頭のすぐ上の空間に、薄く伸びる長方形の板のようなものを見つけた私は、その不思議な物体へと目を凝らし、そこに書かれていた文字を読み上げる。そこには、男たちの物と思わしき能力値が、ステータスと銘打たれて表示されていた。

 

―――――

 

中年オヤジ LV1

 

精力 4000/4000

 

体力 100/100

 

気力 115

 

ちんぽサイズ M

 

特殊スキル

 

無し

 

精神コマンド

 

無し

 

所持アイテム

 

無し

 

―――――

 

(なんなの、これ? 体力に精力って、わけがわからないんだけど!?)

 

 何故、こんなものが見えるのか? どうして、体力や精力といった身体的な能力値が数値化されているのか? そもそもこれはなんなのか? あの2人には見えていないのか? 等の疑問を感じた私だが、同時にとあることに思い至る。

 

(もしかして、私にもこんな風にステータスが設定されてるってこと?)

 

 思いついたら即確認すべきだろう。私は自分の周囲を確認し、男たちのように自分のステータスが表示されているボードを探してみるが、それらしき物は見つからなかった。だが、代わりに心を集中させると、私を包む世界が完全に静止し、私の目の前に男たち同様のステータスボードが出現したではないか。

 

 驚きながらも、私はそこに記載されている自分自身の能力値を確認し……呆れたような、困ったような、馬鹿馬鹿しくて噴き出してしまいそうな感覚に襲われる。

 

―――――

 

紅月カレン LV1

 

抵抗力 2500/5000

 

体力  65/120

 

気力  98

 

性癖 ノーマル

 

特殊スキル

 

・巨乳L5

・巨尻L4

・極上の膣L2

・痛覚緩和L2

・感度強化L9

・避妊L3

 

精神コマンド

 

・ド根性

 

所持アイテム

 

無し

 

―――――

 

(な、なに? 巨乳に巨尻? 感度強化ですって? それに極上の膣って、まるきりセクハラじゃないの!)

 

 そこに書いてあったのは、いやらしい言葉や単語のオンパレードであった。その内容に憤慨したものか、呆れ果てたものかと悩む私であったが、ステータスボードの中に書いてあった、無視出来ない部分に関する考察を深めるため、その感情は一度置いておくことにする。

 

 私が最も気になった部分。それは、最大値から半分まで減らされている抵抗力の値だ。これはつまり、私の中に残っている男たちへの抵抗する心を現した数字であり、これが0になった時、私は彼らに対する抵抗が出来なくなると考えて構わないだろう。

 

 本当に少しずつだが、ようやくこの馬鹿げた戦いのやり方がわかってきた。この勝負は、武力のぶつかり合いではなく、セックスを交えた戦いなんだ。

 

 男は女にセクハラをして、快感に酔わせることで抵抗力を奪っていく。相手が完全に抵抗を諦めたら男の勝ちで、女は戦利品とされてしまうのだろう。逆に、女はセクハラに耐え、男の精力が尽きるまでセックスを続けられれば勝ちとなる。本当に馬鹿馬鹿しい戦い方だが、オヤジたちのステータスや私の能力値等から考えても、こうとしか考えられないのだ。

 

 そうとわかれば話は単純だ。このオヤジたちを相手にセックスするのは嫌だが、このままやられっぱなしというのはもっと嫌だ。それに、ここで負けてしまったら、今以上の屈辱を味合わされることになるのは目に見えている。ならば、ほんの一時だけでも我慢して、この戦いに勝利することを優先した方がいいに決まっているではないか。

 

(ここからは、私がやり返してやる! 絶対にこいつらの思うようになんてなって堪るもんか!!)

 

 心を奮い立たせ、私は止まった時の中でオヤジたちへと鋭い視線を向ける。そうすれば、頭の中で不思議なメッセージが流れ、弱っていた心が強さを取り戻していくことを感じた。

 

『紅月カレンがド根性を使用しました。抵抗力を全回復します』

 

(よし、これなら……っ!!)

 

 これで、戦いは振り出しに戻った。数の有利は向こうにあるが、こちらには情報のアドバンテージがある。何をすれば良いのか、どうすれば勝利出来るのかを知った今なら、この状況を覆せるはずだ。

 

―――――

 

勝利条件

 

・中年オヤジたちの撃破

 

敗北条件

 

・紅月カレンの撃墜

 

BP(ビッチポイント)取得条件

 

・膣内射精を受ける

 

―――――

 

(やってやる! 絶対にこいつらを倒して、ここから抜け出すんだ!)

 





スパロボSEX Tips

『SEXワールド』

この物語の舞台にして、謎多き世界。住民たちは全員、別の世界から流れ着いた放浪者たちである。

住民の大多数は男性ユニットたちで占められており、その中に極僅かな美少女ユニットたちが紛れて別世界から漂流して来る。この世界に流れ着いた全員が自分の名前と年齢以外の全ての記憶を失っている。

この世界での戦いは、同性同士ならば単純な武力で、異性同士ならばSEXバトルで行われる。女性が敗北した場合は性的なペナルティが課せられ、一定期間、勝者である男性の言いなりとなる。男性の場合は敗北すると数日間の外出とSEXバトルの禁止が言い渡され、勝者である女性の前からは即座に退去させられてしまう。(後日、再戦を挑むことは可能)


敵ユニット 『中年オヤジ』

SEXワールドで多く見かけられる脂ぎった男性たちを指す。全員が不細工で肥満体、禿げ頭の醜い中年で、元の世界ではモブキャラとして生活していた。

中年オヤジにも種類があり、特別な表記がない場合は最も一般的な存在を指している。基本的には精力は強く、精神、肉体的に鍛えられていない女性がSEXバトルを挑まれた場合、勝つことは困難であろう。

中年特有のねっとりとした性技と平均の倍近い大きさを誇るちんぽの合わせ技は、油断しているとあっという間にイキ狂わされてしまう。慣れれば大量の精液を供給してくれるレベル上げの心強い友になってくれるので、敗北覚悟でひたすらにSEXバトルを繰り返していくのも悪くないかもしれない。


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第一話 淫猥なる戦い 後編

続きです。お話しの最後にアンケートもあるので、よろしければ協力をお願いします。


「ね、ねえ、ちょっと待ってよ。……もう観念するから、優しくして。あんたたちの好きにしていいから……」

 

「おう、ようやく観念したか。最初からそうしてりゃ、怖い目にも遭わなかったんだぜ?」

 

「ま、俺たちも鬼じゃねえ。そっちが言うこと聞くなら、酷い真似はしねえよ」

 

 ゲラゲラと勝利を確信して笑う男たちへと内心で舌を出しながら、私は彼らへ服従するふりをした。

 

 もちろん、与えられた快楽によって心が折れ、敗北を認めてしまったわけではない。一度空気を仕切り直して、こちらがペースを握ることを目的とした演技だ。

 

 状況を理解出来ないままに好き勝手されたせいで、オヤジたちは勢いづいていた。幾ら抵抗力を回復し、状況の把握が出来たからといってもこのままではまたずるずると男たちの望むがままに支配されてしまうだろう。

 

 まずは、状況をリセットする……戦いでも不利な時は仕切り直すのが基本だ。強引に無謀な攻撃を繰り出しても、勝つどころか状況を更に悪化させるだけなのだから。

 

「よし、そんじゃまずは俺たちのちんぽを舐めて綺麗にしてもらおうか。愛情をこめて、しっかりとお掃除してくれよ」

 

「なにせ、この後このちんぽがお前さんのまんこの中にぶち込まれるんだからな! 自分を気持ち良くしてくれるおちんぽ様に、敬意を持ってご奉仕するんだぞ!」

 

「は、はい……」

 

 床に座り込む私の目の前に差し出される、2つの男性器。赤黒い色をした、びくびくと脈打つグロテスクなそれは、女を犯す為のものだと一目見ればわかる。

 

 はっきりとした記憶があるわけではないのだが……これは、世間一般の男性器と比べても大きい部類に入るだろう。今からこれに奉仕するのかと思うと肉棒の発する迫力に圧されてしまうが、気後れしているとまた男たちにペースを握られてしまうと考えた私は、意を決して男たちの男性器へと手を伸ばす。

 

(うわ……これ、熱い……! 凄く硬くて、デカい……!!)

 

 手で触れたそれの感触は、どう表現すればわからない独特なものだった。とにかく熱くて、硬くて、そして大きい。そういった単体の感覚が思考に直接届くような、それをすべて組み合わせるとどういう意味になるのか、それを理解した私はうわごとにように小さく呟く。

 

「凄い、立派……♡ これが、ちんぽ……♡」

 

「……へへへっ! 姉ちゃん、随分と俺たちのちんぽが気に入ったみたいだな。目が釘付けになってんぞ」

 

「あっ!? こ、これは――っ!」

 

「そう恥ずかしがるなって。このちんぽでヨがらせて、恥も外聞もないくらいに無様なアヘ顔晒すことになるんだからよ」

 

「うぅぅぅぅぅぅ……っ♡♡♡」

 

 まだ体と思考に快感の残滓があるみたいだ。私を犯そうとしている雄の象徴に対して、プラスのイメージを持ってしまったことと、オヤジたちにそれを見抜かれたことに私は頬を染める。

 

 だが、その赤らみには羞恥だけではなく、これから味わえるであろう快楽への期待も込められていた。男の言う通り、これからこの肉棒を膣に叩き込まれることで先ほどの愛撫よりも強い快感を与えられるという事実が、私の官能を刺激していたのである。

 

 さっきの愛撫は、何も考えられなくなるくらいの快感を私にもたらしてくれた。性交は、挿入は、それ以上の快楽を味合わせてくれるというのだろうか?

 

 ゴクリと、喉が鳴る。子宮がきゅんきゅんと疼き、愛液がドロリと部屋の床へと垂れていく。顔の間近にあるちんぽの豊潤な臭いに心を奪われ惚けていた私であったが、はたとこれが自分の運命を賭けた勝負であることを思い出し、強い心を取り戻した。

 

(いけない、このままじゃまたこいつらの思うがままになる……! ここは、一気に仕掛けるしかない!!)

 

 じわじわと快楽という毒に体と心が蝕まれる前に、こちらから勝負をかけるしかない。そう判断した私は、大きく口を開くと片方の男のちんぽを一息に喉の奥まで咥え込み、顔を前後に動かしてのフェラチオ奉仕を始める。

 

 頬を窄め、肉棒に舌を這わせ、思い切り吸いつきながらの奉仕は、男にも絶大な快感を与えているようであった。

 

「ぢゅぞぞっ♡♡♡ じゅるるっ♡♡♡ んぶっ♡♡♡ んじゅるっ♡♡♡ ぢゅぅううぅううぅっ♡♡♡」

 

「おぉぉぉぉっ!? こ、こいつっ、がっつき過ぎだろ!? ちんぽにむしゃぶりついて、離れねえっ!!」

 

「はははははっ! 犯されるのが楽しみでしょうがねえって感じだな! いよいよもって、頭が蕩けてきたか?」

 

 勝手に抜かせと思いながら、顔と舌を動かしてちんぽをしゃぶる。どうしてだかはわからないが、こういった淫らな奉仕の方法は体が勝手に理解しているようで、意外なまでにスムーズにフェラを行うことが出来た。

 

 口内に涎を溜め、歯を当てないようにしながら、口の中でちんぽを気持ち良くする……脳内に浮かぶのは口まんこという単語。そして、【フェラチオ奉仕】という攻撃名であった。

 

「ぐおぉぉぉっ!? もう、持たねえっ!! 射精()るっっ!!」

 

「んぐっっ♡♡♡ んごぉおおぉおおぉおっ♡♡♡」

 

 情けない悲鳴を上げ、腰を震わせた男は、その立派なちんぽから大量の白濁液を私の口の中に吐き出した。

 

 ぶびゅぶびゅと音を立てて射精される精液の量は夥しく、私は口をぱんぱんにしたハムスターのような顔になってしまう。しかし、それを吐き出すことはせずに喉を動かし、吐き出された精液を嚥下していった。

 

「んぐっ♡ んくっ♡ んごっ♡ んんっ……♡♡♡」

 

 喉に張り付くほどに濃い精液。塩辛く、苦く、芳醇な味わいのあるザーメン。飲み込んだ先にある胃に重く溜まるような、そんな重厚感を感じさせるちんぽ汁。それら全ての感覚が融合し、私にもたらした感想は、美味いの一言であった。

 

(どう、して……? こんなに汚らしくて、臭いものなのに、美味しいって思っちゃう……♡♡♡ ザーメンを飲み込む度、気持ちいいが止まらなくなる……♡♡♡)

 

 口の中に充満していた精液は、あっという間に私の胃の中に納まってしまった。それでも足らないとばかりに射精したばかりのちんぽにむしゃぶりついた私は、そこにこびりついている精液の残骸やチンカスを丁寧に丁寧に舐め取り、それも嚥下していく。

 

 数分後、私が男のちんぽを吐き出した時、それは奉仕を始める前よりも綺麗でピカピカになっていた。

 

 私の唾液でコーティングされたそれは、射精後の萎えこそあるものの直に硬さを取り戻すだろう。立派に奉仕を終えた私は、どこか誇らしさを感じながら顔を上げてみると――

 

(あれ? こいつ、精力と体力の値が減少してる? 射精して、消耗したってこと?)

 

 私のフェラチオを受けたオヤジは、4000あった精力を3000に、100あった体力を70にまで減らしていた。そのステータスを確認した私は、自分の戦い方が間違っていなかったことを確信するが、同時に自分自身の抵抗力と体力も僅かながら減少していることにも気が付く。

 

 また1つ、情報を得ることが出来た。女は体力を消費し、性技を繰り出すことで男を射精に導き、相手の精力を消耗させる。この時、女が快感を感じてしまうと、自信の抵抗力も減少してしまうのだろう。

 

 今、私はオヤジAに対してフェラチオ奉仕による攻撃を行った。その快感に負けて射精したオヤジAは精力を消費し、射精の際に体力も消費してしまった。しかし、その反撃とも取れる射精のせいで私も快感を感じてしまい、抵抗力を減らしてしまったということだ。

 

 お互い、相手に対して何かをする時には、痛み分けになる可能性がある。相手が私を犯しても、私が相手に奉仕しても、両者に攻撃と反撃を行えるだけの機会が与えられるということだ。

 

 しかして、今のやり取りの中でも私が有利になった部分がある。それは、気力と表示されているステータスの部分だ。攻撃前までは98であった私の気力は、105にまで上昇している。逆に、射精してしまった男の方はというと、115あった気力が102にまで下がっていた。

 

 これは、意を決して奉仕をした私の強い心の奮えが気力に影響し、更にちんぽや精液に対して気後れしなかったことによって心を持ち直したということだろう。男の方は射精をしてしまい、所謂賢者タイムに突入している。肉棒の萎えが気力にも影響しているのだ。

 

(わかって、きた……! つまり、このままこいつらの精液を搾り取り続ければっ!!)

 

 射精を繰り返した男は体力も精力も使い果たし、気力も減少させてしまう。オヤジたちの精液を最後の一滴まで搾り取るとまではいかないが、もうセックスは十分だと思わせるまで相手をしてやればいい。

 

 1回の射精で体力を1000消費させられるなら、単純にあと3回の射精をさせればオヤジAは倒れるはずだ。オヤジBも合わせて、こいつらにはあと7回射精させられれば勝てる。明確なゴールが見えたことで希望を感じる私は、オヤジAのちんぽが萎えている今がチャンスとばかりに、今度はオヤジBのちんぽをしゃぶり始めた。

 

「待たせちゃってごめんね♡ その分、心を込めて口まんこ奉仕するから、許してよ♡」

 

「お、おう、お嬢ちゃん、最初と比べて見違えるくらいに従順になったな……」

 

(ばーか! 演技だっての、演技!)

 

 私のあまりの変化に戸惑いつつも、興奮には抗えないのかちんぽを好き勝手させるオヤジB。そんな彼に対して心の中で毒づきながら、先ほどと同じようにフェラチオ奉仕での攻撃を行う。

 

 記憶上では2回目のフェラだが、もうすっかり慣れた様子でちんぽをしゃぶる今の私は、何処からどう見ても立派な淫乱(ビッチ)だ。記憶喪失の尻軽娘だなんて笑えないが、これも生きるためなのだからそんな恥の感情は捨ててしまった方がいいだろう。

 

「じゅっぷっ♡ じゅるるっ♡ ぢゅぞぞぞっ♡ んぢゅるぅっ♡」

 

「ぐおぉっ!? こ、この口まんこ、やべぇ……っ! そりゃあ、相棒も長くはもたねえわけだ……!」

 

 オヤジBが嬉しそうな、それでいて何処か不安げな呻きを上げる。どうやら、私のフェラチオは相当に気持ちがいいらしい。これなら、こいつらをイかせまくるのは簡単だ。

 

 こいつを射精させたらもう一度オヤジAの相手をし、それが終わったら再びオヤジB……というように交互にフェラを繰り返していけば、あと7回の射精もすぐに終わって――

 

「ひぃんっ♡♡♡」

 

 ――と、私がこれからの展望を描いている時だった。不意に、私の尻肉がむんずと強い力で掴まれたのは。

 

 その快感と衝撃にオヤジBへの奉仕を中断させてしまった私が振り返れば、そこには早くもちんぽを復活させたオヤジAの姿がある。怒髪天を衝くといった感じでちんぽをそそり立たせたオヤジAは、その立派な男性器を私の尻に擦りつけながらねっとりとした声で言葉責めをしてきた。

 

「ふぅ、すげーフェラだったぜ。こいつは、俺も本気を出して相手してやらなきゃな!」

 

「あっ♡♡♡ そんな、熱いものを擦りつけないでっ♡♡♡ ああっ♡♡♡ 待ってっ♡♡♡ おまんこの入り口ゴシゴシしちゃ、だめぇっ♡♡♡」

 

 ぬちゅぬちゅといやらしい音を響かせるようにして私の性器の入り口を肉棒で擦るオヤジAは、自身のちんぽを私の愛液でコーティングしているようだった。

 

 溢れる女の蜜で肉棒を輝かせ、滑りを良くし、着々と準備を整える彼の姿に興奮と恐怖を抱いてしまった私の腰は、がくがくと震えていた。一度掴んだペースが再び男たちの手に渡り行くことを自覚し、何とか反撃を試みようとするも、オヤジBに顔を掴まれ、先ほどまでしゃぶっていた彼のちんぽに対面させられ、全ての自由を奪われてしまう。

 

「おいおい、ちんぽぶち込まれることを期待するのもわかるが、中途半端なところで止めんなよ。もう一度おしゃぶりしてもらうぜ」

 

「はっ♡ はっ♡ はぁぁ……っ♡♡♡ ま、待って♡ お願いだから少しだけ――♡♡♡」

 

「待たねえよ! 思いっきりアヘらせてやるから覚悟しろ!」

 

「一緒に行くぞ! いっせーのっ!!」

 

 ヤバいことはわかってる。このままこいつらの好きにさせちゃいけないこともわかってる。なのに……何も抵抗出来ない。その手段がない。

 

 背後からお尻を掴まれ、正面から顔を掴まれて、まるでバイクに跨っているような前屈みの体勢にされた私は、その姿勢に不思議と親しみを感じてしまったが、いまはそれどころじゃない。

 

(あ、ああっ♡ どうしよう、どうしようぅ……っ♡♡♡)

 

 目の前でそそり立つおちんぽが、おまんこに擦りつけられているおちんぽが、これからどう動くかが手に取るようにわかる。それを拒まなきゃいけないのに、それなのに……私の口とおまんこは、ぱっくりと開いて彼らがくれる快感を待ち侘びてしまっていた。

 

 そして……その瞬間が訪れる。2本のちんぽがそれぞれ同じように動き、前へと突き出され、私の体を貫くようにして、上下の穴を深く穿った。

 

『中年オヤジA Bの合体攻撃 串刺しセックス』

 

「んごぉおおおぉおおぉぉおぉおおぉおおぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

 ちんぽの挿入と同時に私の体を凄まじい衝撃が貫く。口から喉へと伸びる快感と、おまんこから子宮へと届く快楽が一直線に突き進み、私の体の中でぶつかり合って更に強い快感へと昇華される。

 

 前屈みの体勢で前後の穴を犯される私は、自分がちんぽに串刺しにされてしまったかのような感覚に襲われていた。双方の穴からちんぽが引き抜かれ、再び奥まで叩き込まれる度に、その思いが強くなっていく。強すぎる快感が私の思考を奪い、穿られる穴から感じる快楽によって心が躾けられ、段々と意識が遠のいていってしまう。

 

「オラオラオラッ! どうだ、お嬢ちゃん!?」

 

「気持ちいいだろう? もっとヨがっていいんだぜっ!」

 

「んぐぅううぅううぅうぅううぅうっ♡♡♡ んんん~~~~~~~~~っっ♡♡♡」

 

 頭の中で電撃が弾ける。快感が体を駆け巡って、終わらない絶頂の渦に叩き込まれてしまう。

 

 私は何も出来ない。ただ感じることしか出来ずにちんぽに支配されている。雌穴を疼かせ、与えられる快感に酔って、くぐもった喘ぎ声を叫ぶことしか出来ない……!!

 

(だ、め、だ……♡♡♡ ちんぽ、強すぎる……♡♡♡ こんなの、逆らえな――♡♡♡)

 

 心が、体が、堕ちていく。諦めの感情に支配された意識が、敗北を受け入れ始める。

 

 私は負けた。このまま支配され、こいつらの物になる。さらに強く甘美な快感と引き換えに、人生全てを差し出して、誇りすらも投げ打って腰を振るだけの雌にされてしまうのだ。

 

 自分のことも何もわからぬまま、このわけのわからない世界で性奴隷として朽ちていく……それが私、紅月カレンの人生。奴隷として生きて、何も果たせずに死んでいくだけの人生が、この先に待ち受けて――

 

(……いや、だ。そんなの、いやだ……!)

 

 ――不意に、敗北を受け入れつつあった私の心が、叫びを上げた。支配されるだけの人生など送ってたまるかと、喚起の声を上げて快楽に支配されそうになっていた意識を叱咤する。

 

 そうだ、私は……何か強大な存在に抗って、自分の意志を貫くために戦ってきた。私は、決して何かに支配されることを良しとはしていなかったはずだ。

 

 負けられない、絶対に。こんなところで、終わるわけにはいかない。はっきりと、明確な、目標が出来上がる。心の強さが、私に抗う力を取り戻させてくれた。

 

(終われない! こんなところで、私はっっ!!)

 

 強い心を取り戻した私の目に光が灯る。だらりと垂れていた腕を持ち上げ、オヤジBの腰を掴んだ私は、2人のオヤジたちの腰の動きに合わせて自分も顔と尻を振って対抗し始めた。

 

(考えようによっては、これもチャンスなんだ! ここを乗り切りさえすれば、勝利がぐっと近づく!)

 

 2人を同時に相手しているということは、この2人はほぼ同じタイミングで射精を行うということを意味している。2人が同時に射精すれば、彼らが復活するまでの間は私にも休憩の時間があるということだ。何より、射精して体力、精力、そして気力を消費した彼らが相手ならば、奪い返された主導権を更に奪い返すことも可能だろう。

 

 この串刺しセックス攻撃さえ凌ぎ切れば、私の勝ちだ。絶対に耐え切ってみせると意気込んだ私は、口を窄め、まんこを締めて、男たちを満足させるために全力を尽くす。

 

「うおっ!? なんだぁ? この女、急に締め付けが強くなりやがったぞ!」

 

「イキ過ぎて頭がぶっ飛んじまったんだろうさ! 具合が良くなったんだ、こっちとしちゃあ万々歳じゃねえか!」

 

「んうぅうぅうううっっ♡♡♡ んぐぅうっ♡♡♡ じゅるぅうううぅうっ♡♡♡ んっ♡ んっ♡ んん~~~っ♡♡♡」

 

 このオヤジたちのテクニックは本物だ。気を抜けば、そこで意識を放り出して快楽に全てを支配されてしまいそうになる。

 

 それでも、私は懸命にその快楽に抗い、時に受け入れつつ、男たちを感じさせるために全力を出して尻を振り、ちんぽに吸いつき、全てを出し切る勢いでセックスに臨んだ。どれだけ無様で淫らであろうとも、その先にある勝利を信じてちんぽに媚び続けた。

 

「ぐっっ! うううっ!! このまんこ、やべぇっ!! 口もまんこも極上とか、最高のドスケベ娘じゃねえかっ!!」

 

「口だけじゃなくて喉までまんこにしてちんぽ咥えやがって……! そんなに俺のちんぽが美味いか? なら、大好物のザーメンをご馳走してやるよ!」

 

「んぶぅううぅううっ♡♡♡ んごぉおおぉおおぉおおぉおおぉっっ♡♡♡」

 

 私の尻と顔を掴む男たちの力が、叩きつけられるピストンが、今まで以上に強くなる。酸欠と快感によって頭がぼーっとして、気持ち良さに流されそうになってしまう。

 

 でも、私は負けない。これはラストスパートなんだ。ここさえ耐え切れば、私の勝ちなのだから。絶対に諦めたりなんかしない。

 

 覚悟は決めた。今から、このセックスの中で一番気持ちいい瞬間が訪れる。その快楽に耐えられたら私の勝ち、耐えられなかったら私の負け。勝敗を決めるのは、そんなシンプルな話である。

 

 ごちゅっ♡ と凄い音がして、おまんこの中にちんぽが思い切り叩き込まれた。子宮を押し潰すような強い力で奥まで挿入されたちんぽは、その入り口に亀頭を押し付けるとびくりと大きな律動をみせた。

 

 同時に、私の喉の奥までちんぽが突き入れられ……その瞬間が、訪れる。凄まじい快感と衝撃を味合わせる、絶頂の瞬間がやってきた。

 

「ぐおおおおおおおおぉっっ!! 射精()すぞっ!! 子宮と喉の奥でたっぷり俺たちのザーメン味わえっっ!!」

 

「イキ狂って、アヘって、思いっきりぶっ飛んじまいなっ!」

 

「んごぉおおおぉおおおおぉおおぉおおぉおぉおぉおぉおっっっ♡♡♡ うぉおおぉおおぉおおぉおぉおおぉおおんんっっ♡♡♡」

 

 喉の奥、胃の中にまで注ぎ込まれる濃い精液。びちびちと子宮の壁を叩き、子供を孕ませる勢いで溜まっていく熱いちんぽ汁。上と下のまんこに射精されたザーメンがもたらす快感は、私の想像を絶するほどの強さを誇っていた。

 

 体の痙攣が止まらない。びくびくと全身が跳ね、腰は勝手に動き回り続けている。表情も無様でだらしないアヘ顔になって、股からは快感のあまりに小便と潮が噴き出していて……本当に、凄い絶頂を迎えてしまった私は、その快感を表現するように全身をくねらせて快感を貪っていた。

 

 だが、それでもまだ抵抗する気力は残っている。本当にギリギリで、危ないところだったけど、まだ私は負けていない。

 

 精液を嚥下し、絶頂によって締まるまんこを震わせながら、私は暫しの休憩を得て、その間に体勢を立て直そうとした。だが、驚くことにその必要を失わせる事態が、私の背後で起きる。

 

「うっ、ううっっ! な、なんだこいつのまんこは!? イキっぱなしで震え続けて、滅茶苦茶にあったけぇ! ち、ちんぽが搾られる……っ!」

 

「おいおい、大丈夫か相棒? そんなにいい具合なのかよ、この嬢ちゃんのまんこは?」

 

「お、おうぅっ! いいっ! いいが、駄目だっ! 締りがキツ過ぎてちんぽが抜けねえっ! それよりも、気持ち良すぎてちんぽ抜きたくねえっ! このままじゃカラカラになるのはわかってるんだ! だが、だが……っ! うおぉぉぉぉっ!」

 

 オヤジAの精力がみるみる内に減っていく。3000から2000へ、2000から1000へ、凄い勢いで数値を減らしていったオヤジAは、同時に気力も萎えさせていき、そして――

 

「う、うっ……もう、勃たねえ……」

 

 ――そう言いながら、完全に萎えきってしまったちんぽを私のまんこから引き抜くと、後ろへと倒れて床に伸びてしまった。

 

 どうやら、今の射精で1人は倒せたみたいだ。私が予想外の幸運に驚いていると、オヤジBが面白い玩具でも見つけたかのような笑いを浮かべ、私へと指示を出す。

 

「マジかよ、そんなに嬢ちゃんのまんこは具合がいいのか? ちょっと試してみたいから、とっととこっちに尻向けな」

 

「う、うん……♡ あうんっっ♡♡♡」

 

 言われるがまま、回復しきっていない、快感の余韻が残るイキっぱなしまんこをオヤジBへと差し出した私は、次いで訪れた挿入の快感に甘い声を漏らした。

 

 オヤジAの射精したザーメンが残る私のまんこを己のちんぽで掻きまわすオヤジBは、余裕の無い表情を浮かべながら感想を口にする。

 

「た、確かに、このまんこはすげぇ……! 締め付けも強いが、なによりこの痙攣と熱でちんぽが溶けちまいそうになるぜ!」 

 

「あんっ♡♡♡ あんっ♡♡♡ はぁあぁんっ♡♡♡」

 

 そう言いながらぱんぱんとリズミカルに腰を打ち付けてくる男によって、私は再び快楽を味合わされていた。といっても、先ほどの串刺しセックスと比べれば十分に余裕があるため、抵抗力を奪われるといった心配はなさそうだ。

 

 オヤジBの言う通り、私のまんこは強く締まって彼のちんぽを放さないとばかりに襞を絡みつかせている。その状態で、常時甘イキ状態でびくびくと痙攣していることを活かした振動とそれによって生まれる熱によって、ちんぽを融解させんばかりの快楽を生み出していた。

 

「ぐ、おっ! どうなってやがる! 腰の動きが止まらねえ! も、もっと、犯させろっ! このスケベ痙攣まんこを味わい尽くしてやるっ!!」

 

「はぁあぁぁっっ♡♡♡ あぁあぁっ♡♡♡ 深いっ♡♡♡ 硬いぃいぃいっ♡♡♡ あっ♡♡♡ いいところ、あたってっ♡♡♡ はぁあぁあぁんっ♡♡♡」

 

 男の腰遣いが荒くなればなるほど、私の感じる快感が強くなればなるほど、まんこの熱と痙攣は強くなっていく。具合がよくなっていく肉壺の感触に夢中になってしまったのか、オヤジBは狂ったように叫びながら腰を振り続けていた。

 

「おおぉおおっ! まんこっ! あったけぇっ! びくびくが止まらねえっ!! お、犯してやるっ! 種付けして、もっともっとイキ狂わせてやるぞっ!!」

 

「はぁあぁっ♡♡♡ あぁぁっ♡♡♡ くぁあぁぁあぁぁっっ♡♡♡」

 

 まるで獣のように腰を振って私を犯すオヤジB。オヤジBに組み敷かれ、背後から肉棒をまんこに叩き込まれ続ける私。傍から見れば、私が一方的に犯され、嬲られているように見えるだろう。

 

 だが、それは違う。このセックスにて、余裕があるのは犯されている私であり、追い詰められているのはオヤジBなのだ。そして、オヤジBはそのことに全く気が付いていない。自分が負けかけていることなど、まるで理解出来ていないのだ。

 

 イキっぱなしになっている私のまんこは、その痙攣によって熱を生み出し、極上の膣のスキルと相まって最高の状態に仕上がっている。その上で強い締め付けと常時起きている振動でちんぽを刺激すれば、男はそのハメ具合に病みつきになってしまうのだ。

 

 あとは簡単な話で、男が1度でも射精した時にはもう遅い。熱によってちんぽを温め続け、断続的に続く痙攣によって射精を促し続ける。締め付けの強さも相まって、射精を続ける腑抜けた状態ではちんぽを引き抜くことも出来ない。ただただ病みつきになってしまった私のまんこへと、全ての精液を吐き出すまでちんぽをハメっぱなしにするしかない。

 

「弾、けろっ♡♡♡ 私の、まんこぉおぉっ♡♡♡」

 

「こ、このうねりっぷりっ! 堪らねぇっっ!! うおおおぉぉぉっ!?」

 

 自らの絶頂と引き換えにして、私を犯し、支配しようとする男へと引導を渡す反撃(リベンジ)の一撃。何かに抗って戦い続けてきた記憶があるせいか、もしくは振動と熱を利用するその技に何か親しみを覚えたのか、詳しい理由はわからないが、私はこの技をいたく気に入った。

 

 ぎゅっとおまんこを締め、絶大な快感を味わうと共に咥え込んだちんぽにそれ以上の快感を与える。この淫らな戦いにおいての致命傷を与えた際に噴き出すのは、白く濁った男たちの欲望の塊……精液だ。

 

 勝利の証としてそれを子宮で受け止め、徐々に萎えていくちんぽの感触をまんこで感じ、最後に短い呻きを上げて相棒と同じように床に倒れたオヤジBへと振り返った私は、乱れた息を整えてからニヤリと笑って決め台詞を口にした。

 

「屈しない! あんた達なんかに!」

 

「うぐっ、うぅ……」

 

 私の声が聞こえていたかどうかはわからないが、オヤジたちは完全に精根尽き果てた様子で倒れたまま、指一本動かせないでいる。ステータスを確認してみると、2人とも精力を0にした、撃破状態と表示されていた。

 

 セックスの最中に頭の中に浮かび上がってきた勝利条件という奴を信じるのなら、2人を撃破したことでそれを満たしたはずだ。つまり、この戦いは私の勝利ということになるのだが、ここからどうすればいいのだろうか?

 

 ……と、私がそんなことを考えた時だった。

 

『おめでとうございます 紅月カレン様 あなたは見事このステージをクリアし このSEXワールドで自由に活動する権利を得ました』

 

『これより 我々はあなたの行動をサポートさせていただきます まずは体力を回復するためのカプセルと 今後の活動拠点を提供いたしますので ご自由にお使いください』

 

 そんな報告が頭の中に響くと共に、部屋の中で倒れているオヤジたちの姿が光に包まれ、消滅してしまった。代わりに出現した人が余裕で中に入れるサイズのカプセルを目を丸くして見つめた私は、恐る恐るその内部へと入り、蓋を占める。

 

『紅月カレン の 洗浄及び体力回復を行います この作業は 60分で終了する予定です』

 

「ん……ふぅ……」

 

 脳内に直接響く声ではなく、機械音声でのアナウンスがカプセルの中に響く。と同時に猛烈な眠気に襲われた私は、重くなってきた瞼を閉じて素直にその微睡みに身を委ねた。

 

 本当に……何が何だかわからない。理解出来たことも今となってはおかしなことの連発だということがわかるし、前途多難なのは間違いないだろう。ただ1つ、今の私が言えることがあるとすれば、これからもこの馬鹿げた戦いは続くということだ。

 

 この世界のことや自分自身のこと等、調べなきゃいけないことは沢山ある。だからこそ、今は体を休めよう。たった1時間の短い休憩でも、勝利を収めた自分の体を労う必要はあるはずだ。

 

『休息回復モードに入ります おやすみなさい 紅月カレン』

 

 機械音声の優しい挨拶を耳にした私は、それを最後に意識を手放した。体に残る男たちの精液と快感の余韻の感触を感じながら……。

 

 

 

 

―――――

 

戦果報告(リザルト)

 

 

紅月カレン 経験人数+2 (合計2)

 

精液を合計1000ml入手

 

 

レベルアップ

 

紅月カレン LV2 

特殊スキル 極上の膣がL3に上昇

 

 

BP(ビッチポイント)を入手しました

2度の膣内射精を受けた紅月カレンにBPを2追加します




紅月カレン LV2

抵抗力 5500

体力  125

気力  100

性癖 ノーマル

特殊スキル

・巨乳L5
・巨尻L4
・極上の膣L3
・痛覚緩和L2
・感度強化L9
・避妊L3

精神コマンド

・ド根性

性技

・手コキ 800
・フェラチオ奉仕 1000
・セックス 2000
絶頂(アクメ)波動 2800 
必要気力110 敵防御スキル無効効果有



スパロボSEX Tips

ユニット 『紅月カレン』

【コードギアス】シリーズのキャラクター。作品内の日本を支配する神聖ブリタニア帝国に対するレジスタンス活動を行っている『黒の騎士団』のエースパイロット。

明朗かつ活発であり、強気な発言や行動を多く見せる正にレジスタンスの女といった性格をしているが、その反面、年頃の乙女らしい一面も持っている。

上記の性格が仇となり、強気かつ正直な反応を隠すことを知らないため、必要以上に敵を作りやすい。作中でも短気で短絡的な判断を下す場面がよくある(あくまで最序盤の話。物語が進むにつれて成長し、そういった部分が鳴りを潜めていく)。

プロポーションは【コードギアス】世界内でも屈指のものを誇っており、作中のお色気サービス担当としてのシーンが多い。

本来の世界での搭乗機は【紅蓮】。KLF(ナイトメアフレーム)と呼ばれるロボットの一種で、日本が単独で開発した初めてのKLFである。


※ここからエロステータス※

強気な性格と高い身体能力を反映するかのように、抵抗力と体力は序盤から高く設定されている。また、特殊スキルも胸を使った性技の威力を強化する【巨乳】と同じく尻を使った性技を強化する【巨尻】、更にはセックス時の快感を増幅させる【極上の膣】を有しており、攻撃面でもかなりの性能を誇る。

その反面、防御用のスキルが【避妊】しかなく、これはあくまで妊娠を避けるためのスキルであるために相手に一度ペースを握られるとそのまま何も出来ずに敗北してしまう可能性が高い。強制習得の【感度強化】のスキルもその弱点に拍車をかけている。精液強化によって防御スキルを習得させると安定性が増すため、そこを補助するといいだろう。

性技に関しては少ないものの、様々なものを覚えられるだけのポテンシャルは秘めている。各部位の性技威力を上昇させる特殊スキルを考えるなら、早めの習得を行って攻撃力の向上に繋げたいところ。

最序盤から使える【絶頂(アクメ)波動】はかなり優秀な性技。相手とセックスしていることが条件だが、高威力であり相手の防御スキルを無効化する特性がある。高品質の超振動まんこによって精液を搾り尽くす様は、彼女の愛機である【紅蓮】が敵を粉砕する姿に良く似ている。

余談ではあるが、絶頂波動で敵を撃破するとカレンの台詞と共に彼女の膣から搾精したザーメンが噴き出すトドメ演出が入る。凛々しい表情と台詞に反した淫らな光景は必見。あと、乳揺れはデフォルト。

BPを取得していくと、自分が認めた者に対する絶対的な服従心が強化されていき、M性を開花させていくこととなる。果たして、彼女はこのSEXワールドで、元の世界での主であるゼロのような人物に出会えるのであろうか?



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1話敗北end 究極淫乱のギアス

要望がありました敗北endを投稿します。

思いっきり無様に書くと思うので、嫌な方はブラウザバックしてね!


「あぁああぁあああああっっ♡♡♡ イクっ♡ いぐぅうぅううぅっっ♡♡♡ もうやめてぇっ♡♡♡ まんことお尻虐めないでぇぇっ♡♡♡ ちんぽもういやなのぉおおっ♡♡♡」

 

「そう言いながら雌穴締め付けてちんぽ離さないのはどこのどいつだよ、この淫乱がっ!!」

 

「両腕と両脚も俺の体にがっちり絡めやがって! 本当はもっと犯してほしいんだろ!?」

 

「ちがうぅうっ♡♡♡ か、からだが勝手に動くのおおおっ♡♡♡ もういやなのにっ♡ ちんぽが気持ちよすぎて体がいうこときかないのぉおおっ♡♡♡ ああぁああぁっ♡♡♡ だめっ♡ だめだめだめぇぇっ♡♡♡ またイっちゃううぅううぅううっっ♡♡♡」

 

「ぎゃははははっ! ほら見ろ! やっぱお前がちんぽ欲しがってんじゃねえかよ!! 淫乱も淫乱、ド変態娘だなっ!!」

 

「そんなお前にプレゼントだ! たっぷりちんぽ汁くれてやるから、二穴で飲み干せっ!!」

 

「あぁああああああああぁああああああっっ♡♡♡ 凄いっ♡ すごぃいいぃいいっっ♡♡♡ どろっどろの濃いちんぽ汁がおまんこのお尻の中にどぴゅどぴゅ注がれてるうぅううぅ♡♡♡ あぁあっ♡♡♡ もうだめっ♡♡♡ いぐぅううぅうっ♡♡♡ ちんぽすごいぃいぃいいいぃいっっ♡♡♡」

 

 ……こうなってから、どれだけの時間が過ぎただろう?

 

 ファーストキスと処女をこの男たちに奪われ、口内と膣内に当たり前のように何度も射精され、いつの間にかお尻の穴まで犯されるようになってから、どれだけの時間が過ぎたんだろうか?

 私にはもう、何もわからない。

 ここがどこなのか、どうしてこんなことになっているのか、失った記憶をどうすれば取り戻せるのか、そんな疑問ばかりで頭がいっぱいになっていたせいで、この異常な事態への対処が遅れてしまった。

 

 その結果が……これだ。

 何もかもを奪われ、快楽に躾けられた私は、男たちの為すがままに置かされ続けている。

 胸が、尻が、膣が、私の体の全てが……ちんぽに支配され、男たちのものになろうとしていることを理解しながらも、一切の抵抗が出来なくなるまでに私は追い詰められてしまっていた。

 

「んへぉぉぉ……♡ ち、ちんぽ、ちんぽつよいぃ……♡」

 

「クククっ! すげぇイキっぷりだったな。それにこの堕ち具合、そろそろ頃合いか?」

 

「だな。そんじゃ、一度ちんぽ抜いてっと……」

 

「はひぃぃぃっ♡♡♡ んおぉおっっ♡♡♡」

 

 カリがまんこの襞を弾き、壁を擦って抜けていく感覚と、肛門を広げながらアナルからちんぽを排泄する感覚が重なり合って、絶大な快感へと変化した。

 ただちんぽを引き抜かれただけなのに本気アクメしてしまって、ぽっかりとW雌穴を広げたまま、だらしなくトロ顔を浮かべていた私が、あさましくもその穴にもう一度ちんぽが欲しいと思ってしまった時だった。

 

『紅月カレン の 撃墜 を 確認』

『自軍が全滅したため 敗北と なります』

『GAME OVER GAME OVER GAME OVER』

 

「あ、あぁぁ……? ゲーム、オーバー……? なに、なにこれ? 何が起こってるの……!?」

 

 頭の中に流れ込んできたメッセージが、ただならぬ雰囲気を私に感じさせた。

 絶対に、私にとってよくないことが起こっているという確信を抱けども、私がこの状況で何かを出来るわけじゃない。

 ただただ、怯え、震え、この後に起きる何かを待ち続ける中……メッセージが、遂に決定的な情報を私たちに伝える。

 

『GAMEOVERとなった 紅月カレン の 全ての権利は 勝利者である男性たち に 譲渡されます』

『全ての権利を失った 紅月カレン は 以降 雌奴隷として この世界で扱われます あなたはもう 主 である 男性たちに 逆らうことは 許されません』

『紅月カレン の ステータスは 全て 所有者である男性に開示され その変更の権利 も 彼らに譲渡されます』

 

「あ、あ、あぁぁぁぁ……!? 待って! 止めてっ! もう、もうっ! これ以上はっ!!」

 

 絶望が私の心を満たす。恐怖に瞳からは涙が溢れ、全身の痙攣は止まらなくなり、何もかもが終わったという確信に私の心は支配されていた。

 男たちは、そんな私の様子に支配欲を刺激されたのか、ニンマリと笑うと……非情で残酷な命令を口にする。

 

「所有者として、お前に命ずる……絶頂しろ、カレン。それも甘イキなんて生温いイキ方じゃない。頭の中が真っ白になるくらいの激しい絶頂を迎えろ」

 

「あ、あぁ……あぁああああああああああああああああああぁああああああああああっっ♡♡♡ んあぁああああああああああああぁああああああああああっっ♡♡♡」

 

 男の命令を耳にした瞬間、私の体はそれに従って本気の絶頂を迎えた。

 セックスはもちろん、まんこにも尻にも胸にも触られていないのに、愛撫だってされていないのに、意識が吹き飛びそうになるくらいの本気アクメを迎えた私の体が大きく仰け反る。

 

 びちゃびちゃとイキ潮をぶちまけ、快感のあまりに尿も漏らし、気を失う寸前まで意識を追い詰められた私であったが、男たちの命令はここからが本番であった。

 

「命令だ、気を失うな、カレン。がに股の下品な格好で俺たちにケツを突き出して、そのまま3度潮噴きアクメしろ」

 

「イク時は大声で宣言しろよ? あと、顔は幸せそうに笑え。両手でVサイン作って、顔の横に置くことも忘れるな」

 

「は、はいぃ……♡ ご主人様の言いつけ通り、がに股ケツ出しアヘ顔Wピースの負け犬雌奴隷に相応しい無様なポーズになりましたぁ……♡ こ、ここから、3度潮噴きアクメさせていただきますぅ♡♡♡ い、いぐっ♡♡♡ んいぐぅうぅぅっ♡♡♡ いぐぅううぅうぅうぅうぅうぅうっっ♡♡♡」

 

 言われるがままの格好になり、何もされていないのに湧き上がってきた絶頂感に身を任せて、まんこから本気汁をびちゃびちゃと噴き出す。

 スプリンクラーの放水のような遠慮のない潮噴きアクメを決めた私は、自分自身の身に起きた絶望的な変化を理解すると共に、完全に心をへし折られた。

 

(ああ、もう……私は、こいつらに逆らえないんだ……! 私は、こいつらに負けたんだ……!!)

 

 私の手にはもう、自らの体を自由に動かす権利すらない。

 肉体反応も、生理現象すらも、細胞の1つ1つに至るまでが男たちのものであり、私にはもう何も残っていないのだ。

 

 この過酷で残酷な快楽拷問によってそれを理解させられた私の心の中にある柱が、最後の1本に至るまでへし折られ、粉々に砕かれ、完全に崩壊する。

 その瞬間……私の心の中で、子宮で、肛門で、息を潜めていた欲望が、むくむくと膨れ上がり始めた。

 

(おちんぽ、欲しい……♡ ザーメン、欲しい……っ♡♡♡)

 

 こんな命令と言の葉で与えられる偽りの絶頂なんかじゃ物足りない。

 発情した雌穴にご主人様の太く逞しいちんぽをぶち込んでいただいて、きっちり種付けアクメさせられて完全敗北屈服したい。

 

 私を堕とした雄々しく熱い肉の杭への渇望は1秒ごとに高まり、5秒も経つ頃には私の頭の中はご主人様に犯してもらうことでいっぱいになっていた。

 

「ご、ご主人、様ぁ……♡ お、おねがいですぅ……♡」

 

 命令があるから必要以上に動くことは出来ない。

 今の私に出来るのは、突き出したお尻をもっと強調するかのように突き出し、蕩けた声を出すことだけだ。

 

 生意気にもおちんぽ様を拒み続けていた処女まんこは、ご主人様のお陰で立派なドスケベまんこに成長した。

 糞をひり出すしか能のなかった肛門も今では出す穴からハメるためのけつまんこになっている。

 どっちの雌穴も今やおちんぽ様を気持ちよくして、私自身も気持ちよくなれる立派な淫乱穴だ。

 

 ひくひく、ぱくぱくとその2つの穴をひくつかせ、ぱくつかせ、スケベにアピールして……むちむちと音を立てるように無駄に肉の付いたデカケツを振りながら、人生で出したことがないであろう甘えた声で、私はご主人様へと寵愛を求めた。

 

「お願いします……♡ 負け犬雌奴隷紅月カレンのドスケベまんこに、ご主人様のぶっといおちんぽを恵んでください……♡ 命令でイかされるだけじゃ寂しいんです♡ ご主人様のおちんぽハメハメしてもらって、ザーメンどっぴゅんしていただいて負けたいからぁ……♡」

 

「ククククク……ッ! おいおい、ついさっきまでもうちんぽ嫌だって泣き喚いてたのはどこのどいつだ? お前が暴れたせいで俺たちも疲れてるんだ。もう、セックスはしたくねえなあ」

 

「あぁぁ……! そんな、そんなぁぁ……っ!?」

 

 ご主人様が口にした答えは、自分の全てが奪われた時よりも強い絶望感が私の心を満たす。

 まんこをちんぽで支配される悦びを理解出来ていなかった愚かな私の行いのせいで、ご主人様が気分を害されてしまった。

 雌奴隷として、ちんぽに屈服した哀れで淫らな負け犬として、あるまじき態度を取ってしまった自分自身の行動に怒りを覚えながら、その罪深さに涙が溢れ出す。

 

 どうして、抵抗などしてしまったのだろうか?

 ご主人様は私に雌としての最大の幸福と悦びを教えてくださったというのに、その愛情を自ら拒絶した私は本当に愚かとしか言いようがない。

 犯してほしいのに、ちんぽを恵んでほしいのに、雌穴を精液でマーキングしてほしいのに……馬鹿だった過去の自分のせいで、その願いは叶わない。

 

 涙を流し、絶望に浸り、ただただ犯されることを望んで、私は尻を震わせる。

 犯されたい。負けたい。ちんぽに負けて、敗れて、滅茶苦茶にされて、何もかもを踏み躙られ、嬲られ、堕ちるところまで堕ちて……正真正銘の、雌奴隷になりたい。

 

 ……私が、そんな願いを強く、強く、抱いた時だった。

 

『紅月カレン が 条件を満たしました』

『紅月カレン が 特殊スキル 【究極淫乱のギアス】 を 習得しました』

 

「あ、あががっ♡ ひ、ぎぐぅぅぅぅっっ♡♡♡」

 

 頭の中で、電撃が弾けた。

 ばちばち、ばちばち……と、何もかもが理解出来なくなって、自分の全てが遠くなって……ご主人様たちに突き出しているお尻が、かあっと熱くなる。

 

 それはまるで、お尻の肉に焼印を捺されているいるような熱だった。

 自分が変態で、淫乱で、どうしようもなくちんぽに勝てない雌であることを私自身に理解させるようなその熱は、お尻だけでなく私の心まで貫いていく。

 

「あ、かはっ……♡ ひ、いひひひひひっ♡♡♡」

 

 頭の天辺から爪先まで、私のすべてが作り替えられていることがわかった。

 今までの自分がどんな生き方をしてきたかなんて覚えてないし、こうなった今となっては興味すらない。

 これまでの全てを奪い取られた雌奴隷と化し、そこからさらに強い願いによって一段下の存在へと堕落した私の存在を指す言葉を無理に作るとしたら……それはきっと、()()以外の何者でもないだろう。

 

 肉棒と快楽を求め、人ならざる存在へと自ら堕ちた肉便器の魔女。

 それが今の私、紅月カレンという女が辿った道筋だ。

 

 そして、そんな私の臀部には、自分自身の淫らさを格付けしたかのようないやらしい刻印が浮かび上がっている。

 謎の光と共にむちむちのデカケツに刻み込まれたそれは、薄く桃色に発光しており、淫靡で卑猥な輝きを放っていた。

 

「へ、へへへ……! なんだよ、あのケツの印は? 今までの肉便器にはあんなマーク出てこなかったぞ?」

 

「こいつが特別ってことなのか? まあ確かに、これまでの雌奴隷とは比べ物にならないくらいに具合のいい体してたけどよ」

 

 私の体に起きた異変を探るべく、ご主人様たちが突き出されたエロ尻へと近付いてくる。

 ハート形を模した卑猥な刻印を刻まれた私のお尻をじっとりと視姦する彼らの気配を感じ取りながら、同時に私の尻が、ちんぽを欲しがる子宮が、彼らの興奮と意思を受け取っていた。

 

(エロいケツしやがって……! もう少し焦らしてやろうと思ったが、我慢が利かなくなってきたぜ……!!)

 

(くっせぇ雌汁垂れ流すまんこも、縦割れの卑猥なケツ穴も、ちんぽ欲しがってぱくついてんじゃねえか! こいつ、本当にちんぽ狂いになりやがったな!)

 

「はぁぁぁぁ……っ♡♡♡ あ、あぁぁ……っ♡♡♡」

 

 頭……いや、お尻に流れ込んで来る、ご主人様たちの意思と欲望が、私を昂らせた。

 私の体を弄んでくれる。逞しいおちんぽ様で雌穴を蹂躙し、二度と逆らえぬように徹底的に躾け、征服の証として濃厚なザーメンマーキングをしてもらえるのだと、彼らの真なる意思を読み取った私は、わずかに動く首で背後へと振り返り、ご主人様たちと見つめ合った。

 

 数秒間、ギラギラとした光を放つご主人様の目を見つめ、そこからゆっくりと視線を外した私は、その瞳にデカケツに浮かび上がった刻印を映させるように、尻を持ち上げる。

 脳天に響くくらいの鋭い視線がまんことけつまんことむちむちのエロ尻に突き刺さる中……私は、震える声で自分自身の意志を表明していく。

 

「……雌奴隷、紅月カレンが心の底よりお願い申し上げます――♡」

 

 下から、これ以下はないってくらいに最底辺の存在と化した私が、媚びた声を発する。

 その言葉が音となって紡がれる程に、私のお尻に刻まれた刻印が桃色の輝きを放ち、ご主人様たちの性欲を増大させていった。

 

「ご主人様の素敵なおちんぽ様で、この雌奴隷のスケベ穴を滅茶苦茶に犯してくださいっ♡♡♡ ご主人様たちが満足するまで、私の体を喰らい尽くしてくださいっ♡♡♡ 反逆なんて考えませんっ♡ おちんぽ様の命令は絶対遵守させていただきますぅ♡ 雌奴隷魔女の紅月カレンは、ここにおちんぽ様への永遠の服従を誓いますっ♡♡♡」

 

 お尻から放たれた光が、私自身の卑猥な宣言が、ご主人様たちの脳を灼く。

 私の犯されたいという欲望に反応した2人が、これまで以上に私を躾けるべく、おちんぽ様を巨大に勃起させていることがひしひしと感じられる……♡

 

 男たちを興奮させ、私を支配させるための力を与えるお尻の刻印は、私が彼らに敗北するために刻み込まれたものだ。

 おちんぽ様がほしくなったら、ザーメンマーキングしてほしくなったら、犯してほしくなったら……これからも進んで、デカケツと共にこの刻印を見せつけよう。

 そして、生物としての最下層に位置する存在として、丁重に、無様に、男性の皆様にお願い申し上げるのだ。

 

 私を犯してください……って、ね――♡

 

(ああ、なんて幸せで、淫靡で、恍惚としちゃう人生なんだろう……♡ 抗うのなんて馬鹿のすることだもんね♡ 強い力には従って、屈服して、可愛がってもらうのが賢い選択、だよね……♡)

 

 私の中で、何もかもが崩れた音がした。

 それが、最後まで残っていた紅月カレンとしての残滓であることを理解し、それが崩壊したことで今までの自分自身はどこにもなくなってしまったことも理解した私は、幸せでいっぱいになった胸を震わせて笑みを浮かべる。

 

『お疲れさまでした 永遠の時を 性奴隷として 雌の悦びに満たされながら お過ごしください』

 

 そして、頭に流れ込んできたそのメッセージを最後に、私の意識はブラックアウトしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『究極淫乱のギアス』

 

謎の世界でカレンが得た雌奴隷としての力

所有者の臀部に宿り、ハート形の刻印を見た男性を興奮させ、刻印が刻まれている者を犯したくなる衝動を掻き立てる能力を持つ

また、この刻印を刻まれた者は全てのちんぽに勝つことが出来なくなり、ハメられたちんぽに対して肉体が最も気持ちよくなれるように順応してしまう

 

対象人数は無限。効果時間はその人物の性欲が尽き果てるまで。

他のギアス同様、使えば使うほどにその能力は増大していく。

 

発動時には臀部の紋章が光り、所有者の懇願に応じて男性の興奮を掻き立てる度合いが変わる。

 

デメリットとして、所有者の性感が通常の数倍に跳ね上がる効果を持つが、雌奴隷として堕ちた存在にはそれすらもご褒美であろう。

無論、このデメリットもギアスの成長に合わせて倍率が上がり、時間さえあれば数千倍になってもおかしくない。

 

この世界では寿命の概念が存在せず、老化も成長もしないため、実質的に時間は無限。

つまり、カレンが雌奴隷として活動し続ける限り、このギアスは永久に成長し続け、彼女をより卑猥な存在へと堕としていくだろう。

 





カレンのその後……

最初の戦いで敗北したカレンは、主となった男たちの雌奴隷として長きに渡って彼らに奉仕し続けることとなる

『究極淫乱のギアス』の効果で日に日に具合の良くなっていくカレンを男たちが手放すことはなく、街を支配する組織にも奪われぬように上手く秘匿し続けた後、3組織の崩壊によって自由化したファースト・タウンにて、カレンは街中の男たちの雌奴隷として活動することとなった

その頃にはギアスの紋章は下腹部にも刻まれており、臀部の刻印は常に光を放ち、さながら男たちという名の蛾を誘う街灯のようだったという

数年、数十年、数百年、数千年……延々と繰り返される時間の中、ただひたすらに性交に興じ、淫らさを高め続けたカレンは、不死の存在にして肉棒に屈服する無様な雌奴隷としてファースト・タウンの人々に周知されると共に、新たな二つ名を与えられた

赤髪の淫乱魔女……不死の存在として、永久の雌奴隷として、今日もカレンはファースト・タウンで男たちに媚びを売る
その尻に刻まれた敗北と服従の証である刻印を輝かせながら……


淫乱魔女化end


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ブリーフィング

 

 

「ふあぁ……よく寝た……」

 

 カプセルに入ってからきっかり1時間後、体力の回復と体の洗浄を終えた私は大きく伸びをしながらカプセルから出た。

 

 あれだけ消耗していた体力も万全にまで復調し、大量の精液を吐き出された体もすっかり綺麗になっている。ハイテク技術が使われているであろうカプセルの効能に感心した私であったが、部屋の中で起きていた変化によってそれ以上の驚きがもたらされる。

 

 なんと、白いだけで何もなかった部屋が様変わりし、様々な機材が運び込まれていたのだ。というより、カプセルごと別の場所に移動したと言った方が正しいだろう。それくらいに大きい変化が起きていたのだ。

 

 回復カプセルから出て、真正面に見えるのは巨大なディスプレイだ。今は真っ黒だが、あそこに何かが表示されることもあるのだろう。それが有益な情報であることを祈りつつ、視線を別の場所に向ける。

 

 次に目に入ってきたのは部屋の中央にある立体型の地図だった。上から俯瞰した視線になっているであろうそれを軽く流し見しつつ、私は自分の真横にあるもう1つのカプセルへと観察の対象を変えた。

 

 そのカプセルは、全面ガラス張りの立って入るタイプの物だ。サンプルや実験体を入れるように設計されたカプセルと言えばわかるだろうか? とにかく、体を回復させるためのカプセルとは設計や見た目が明らかに違う。何より、そのカプセルの真横にはどろどろとした精液が溜められている容器が設置されており、なんというかもう、異様としか言いようのない雰囲気を発していた。

 

「な、なによ、これ? どうせ碌なもんじゃないんでしょうけど……」

 

 そう言いながらカプセルの扉を開け、閉める。内部には入りたいとは思わないが、何か大事な機械らしくも見えるこれを壊すこともしたくない。

 

 さて、どうしたものかと首を傾げていると、頭の中に直接響くあの声が、私の持つ疑問を解決するかのように説明を始めてくれた。

 

『こちらは 精液強化用のポッドです 男たちから採取した精液を用いて あなたのステータスの強化やスキルの習得を行うことが出来ます』

 

「せ、精液強化ぁ!? なによそのふざけた強化方法は……?」

 

『紅月カレン様 が このSEXワールドで生き抜くためには 間違いなくこの精液強化が必要です 習うより慣れよ まずは実際に体験してみましょう』

 

「あっ! ちょ、ちょっとまっ――きゃあっ!?」

 

 そんなアナウンスが頭の中に響くと共に、開いていたポッドの扉が私を内部へと巻き込むようにして閉まる。お陰で私は、入りたくもないポッドの中に閉じ込められる形になってしまった。

 

 こうなったら仕方がない。どうやら、このアナウンスに従わないとここから出られないようだ。

 

 観念した私がポッドの内部で溜息をつくと、顔のすぐ前にステータスボードと同じような薄い画面が表示された。そこには能力値とスキルの強化と、新スキルの習得に必要な精液の量が記されている。

 

 この馬鹿馬鹿しい世界のルールを知る為にも、ここで一応情報を集めておこう。私は、自分の習得しているスキルや性技を確認し、それがどんな風に使えるのかを確認した後で……最後のスキルの効果を見て、動きを止めた。

 

―――――

 

【避妊】スキル

 

このスキルがあると妊娠が避けられるようになる。ただし、相手が【種付け】系スキルを所持していた場合はその限りではない。

 

同じレベルの【種付け】系スキルでは判定が入るが、自分より上のスキルレベルであった場合、完全に無効にされてしまう。

 

―――――

 

「ちょっと! これ、最重要スキルじゃない! たまたま持ってたからよかったけど、そうじゃなかったらどこかで妊娠しちゃうところだったでしょうが!」

 

『その通りですね カレン様 は 非常に幸運です』

 

「ふざけんな! 妊娠って……ホント、危ないわね!」

 

 こんなSEXしまくる世界に居たら、どんだけ避妊薬があっても足りはしない。というか、この避妊スキルが無かったら、さっきのセックスで妊娠してたかもしれないじゃないか!

 

 理由はよくわからないが、このスキルを習得出来ていたことに感謝しつつ、アナウンスを行う何者かに怒りをぶつける私であったが、脳内に表示される文章からはまるで感情が感じられず、ただただ機械的な反応を見せているようにしか見えない。

 

 本当にむかつきはするが……ここは、こいつを相手にしていてもしょうがない。幸いにも最重要スキルの存在に気が付けたことで良しとして、これを強化しよう。丁度、使う精液も先ほど私が摂取した精液量で賄えるようだしね。

 

『【避妊】スキルのレベルを+1しますか?』

 

「するわよ、する。少しでも妊娠のリスクは減らさなきゃ駄目でしょうに」

 

『確認しました では 強化を実行します』

 

「……ん? ちょっと待って。精液強化って、いったいどうやってぇぇぇぇぇっっ♡♡♡」

 

 なんだか嫌な予感を感じた直後、それが現実のものとなる。足元から伸びてきたノズルが、私のおまんこに勢いよく突き刺さったのだ。

 

 痛みはまるでないが、何の心構えもしていなかっただけにクるものがある。脚をガクガクと震わせ、突然の快感に悶える私であったが、精液強化の本番はここからだった。

 

「あひぃいいぃいいっ♡♡♡ で、でてるぅっ♡♡♡ 熱いのが、私のおまんこの中にどぴゅどぴゅ注がれてぇぇっ♡♡♡」

 

 ノズルから駆けあがってきた精液が、私のおまんこの中へとぶちまけられる。まるで火山の噴火のような激しさを以て、大量の精液を吐き出された私のおまんこは、即座にそれを吸収して自身のスキルを強化したようだ。

 

「あへ、ひぃ……っ♡♡♡ んぎもち、いひっ♡♡♡ お、おおんっ♡♡♡」

 

 無様に喘ぐ今の姿を誰にも見られなくてよかった……不意打ちアクメをきめさせられた私は、ポッドの中でお漏らしをしてしまうくらいに感じてしまっている。せっかく綺麗にした体が精液とおしっこで汚れてしまうことすらも気にせず、私は暫しの間、この甘美な快感に酔いながら精液強化の作業を行い続けたのであった。

 

――――――――――

 

 

 

 

 

 

――――――――――

 

「しゃ、シャワールームがあって助かったわ。流石に何度も回復カプセルで時間を潰すわけにもいかないし……」

 

 数十分後、汚れた体を新たに出現したシャワールームで洗い流して綺麗にした私は、再びブリーフィングルームに戻ってきた。ここでわかったことではあるが、どうやら私がいるのは一軒家であり、この部屋はその中の一室ということだ。

 

 一気に利便性が増したなと思いながら、改めて設備の使い方を学ぶ私は、部屋の中央にある立体地図へと近づいてそれを観察する。

 

「ファースト・タウン……最初の街、ってこと? 随分とシンプルな名前の付け方ね」

 

 地図の端に表記してある名前を呼んだ私は、率直な感想を口にした。正方形の図面に収まるこの街の作りを確認し、何か目立ったことはないかと確認していると……

 

『この地図上には メインミッションとサブミッションの起きる場所が表示されます ハートマークがメインミッション スターマークがサブミッションです』

 

「メインミッションにサブミッション? なにそれ? もっと詳しく説明して」

 

『メインミッションとは 文字通り あなたが進めて行く主な任務になります 自分が何者であるのか? この世界で何を成せばいいのか? それを知り 探るために カレン様は 数多の強者たちとSEXバトルを行わなければなりません』

 

「……さっきみたいなことがこれから何度も起きるってわけね。了解」

 

『サブミッションとは 物語の大筋とは関係ない プレイするかどうかもカレン様次第の任務です ここでSEXバトルを行うことで自身を強化したり 特殊なアイテムや性技を入手したり ここでしか出会えない人物とも遭遇出来るかもしれません また サブミッションをこなすことで メインミッションにも影響が出ることがあります 自身を高める有意義な寄り道 それが サブミッションなのです』

 

「……でも、結局そこでもセックスするんでしょ? 基本的にやることというか、ヤるのは変わりないじゃない!」

 

 脳内に出て来る文字にツッコんでもしょうがないのだが、そうしないと気が狂いそうになる。なんだかもう、私がこの世界でやることはセックスばかりですよ~と懇切丁寧に説明されると、どうしていいのかわからなくなるのだ。

 

「うぅぅ……でも、このままここに居続けるわけにもいかないし、食料もどうにかして手に入れなきゃならないわけだし……やるしかない、のよね……」

 

 いつか、私をこんな目に遭わせた奴と対面出来たら、その顔面を思い切りぶんなぐってやろう。そう決意した私は、同時にこの世界で生きていくために恥辱に塗れる覚悟を固めた。それと同時に手元の地図が光り、色づき始め、一部分にハートのマークが表示される。

 

「えっと、ハートマークはメインミッションだから……次は、ここに行けばいいってこと?」

 

『正解です カレン様が該当の地区に行くことで メインミッションがスタートします』

 

「ふぅん、なるほどね……って、ちょっと待って? 私、全裸なんだけど? この格好のまま、外を出歩けってこと!?」

 

『それも正解です カレン様が自身の装備アイテムを購入し 装備しない限り 服装は全裸で固定されています』

 

「はぁぁぁぁ!? アイテムを買えって言われても、私、お金なんて1円も持ってないんだけど!? っていうか、それでもお店に行くために全裸で出向くことになるじゃない」

 

『またまた正解です ご安心ください このSEXワールドでは 女性の基本服装は全裸です カレン様が裸で出歩いたところで それを咎める方は1人もおりません』

 

「安心出来るかっ! ああ、もう本当に……馬鹿みたいな世界ね、ここ!」

 

 ふざけているとしか言いようがないこの世界の常識を突き付けられた私は、そう叫びながら地団太を踏んだ。正直、もう外に出たいとは思えなくなったが、それでもここで何もせずに死んでいくだなんてことだけは許せない。

 

 さっき覚悟を決めたばかりだろうと自分を叱咤して、泣きそうになる心を無理に奮い立たせた私は……地図をしっかりと確認した後、ブリーフィングルームを出てこの家の玄関に立つ。

 

「……絶対に殺す。諸悪の根源は絶対に潰す。金玉を○○して、ちんぽを××して、その後に△△からの□□で……っ!!」

 

 もう、顔を1発殴る程度の仕返しじゃ済まさない。私をこんな目に遭わせた奴には、相応の報いを受けてもらおう。私に屈辱と恥辱を味合わせている輩にたどり着くためにも、こんなところで足踏みしてる場合じゃないのだ。

 

 怒りで恥ずかしさを誤魔化し、勇気を振り絞った私は……ついに扉を開け、全裸で外の世界へと飛び出した。

 

 拠点からすぐ近くに見える、ネオン煌く繁華街の方へと歩みながら、私は自分が順調におかしくなるための道を歩んでいることを嘆き、それでもヤケクソ気味にすっ裸で街を行進するのであった。

 





スパロボSEX Tips

舞台『ファースト・タウン』

直訳で最初の街だが、決してこの世界に流れ着いた人間が必ずここから生活を始めるというわけではない。ただ単に、非常に住みやすく生活の拠点を築きやすいため、そう呼ばれるようになっただけ。

雰囲気は東京の歌舞伎町のような感じ。常に空は暗い状態で、その暗さを吹き飛ばすように繁華街のネオンが輝き続けている。

食事や衣服、果ては娯楽など、大概の物は簡単に手に入るものの、女の供給だけは少ないために風俗産業は存在していないに等しい。ただし、この街の何処かでは、SEXバトルで倒した女を調教し、客に売り物として提供するという闇の風俗店が存在しているというが……?

カレンの住む拠点は繁華街のすぐ近くにあり、1分も歩けば街の中に到達出来る。つまり、外に出れば裸を見られることは避けられないということだ。


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第二話 繁華街の決戦 前編

アンケートへのご協力、ありがとうございました。

今、自分が見ている時点でガンダムシリーズのキャラクター参戦を望む声が多いので、そちらの方を優先してストーリーを進めて行きたいと思います。

今回の話にもその伏線を仕込ませていただきました。誰が出るかは何となくわかってしまうでしょうが、登場まで期待してお待ちください。


 

 

「あぁぁ……! もう、このスケベ共めっ! いい加減にしなさいよ!」

 

 拠点である家を出てから10分もしない内に、私は非常にうんざりとした気分になっていた。その理由は単純で、私の後をついて来る沢山の男たちが原因だ。

 

 服も着れず、身を隠す物すらも見つからない状態でも、とにかく動かなければ何も始まらない。覚悟を決めて裸で外出したわけなんだけど、治安の悪そうな街をぶらつく全裸の女というのは、暗い所にある街灯みたいなもので、あっという間に私の周囲にはその明かりに惹かれた虫よろしく、男たちがぞろぞろと群がってきていた。

 

「いい加減にしなさいって言われてもなぁ。こっちからすりゃ、素っ裸の女を見ない方が失礼ってもんだろうしよ」

 

「あんたみたいな若くて可愛い女の子が裸でいるんだ。見ていたくなる気持ちもわかるだろう?」

 

「ぐぎぎぎぎぎぃぃ……っ!!」

 

 ニタニタといやらしい笑みを浮かべた男たちが、私を取り巻きながら口々に羞恥を煽る言葉を投げかけてくる。彼らの意見は至極真っ当なものなのだが、やはり見世物のように扱われることを喜ぶことは出来ない。ただただ恥ずかしいだけだ。

 

 しかも、私は裸だというのに、男たちは全員が服を着ているではないか。これじゃ完全に露出狂以外の何者でもないと思いつつ、男たちからの視姦に耐える私であったが、そこでふとあることに気が付き、彼らにその疑問をぶつけてみた。

 

「ねえ、ちょっといい? あんたたち、何で私を襲わないの?」

 

「あん? ああ、そうか。お嬢ちゃん、まだこの世界に来て間もないんだろうな。じゃあ、ルールについてもわからねえか」

 

「ルール? SEXバトルを挑むには、条件がいるってこと?」

 

「ま、そういうこった。と言うより、俺たちにはSEXバトルを挑む権利すらねえんだよ」

 

「え……? よくわからないんだけど、詳しく説明してもらえる?」

 

「う~ん、そうだなぁ……よし、実際に体験した方が早いだろ。そこを動くなよ、嬢ちゃん」

 

 そう言いながら群衆の輪から抜け出てきたのは、1人の中年男性だ。わきわきと手を動かし、いやらしいことをしますよとばかりに私に近づいてきたそいつは、遠慮なしに私の胸へと手を伸ばす。

 

 反射的にぶん殴ってやろうかと思った私だが、あの忠告メッセージを思い出してその動きをぴたりと止めた。それに、この男が何を私に見せようとしているのかも気になったから、私はあえてその愛撫を受け入れようとしたのだが――

 

「えっ!? な、なにこれ!?」

 

 なんと、私の胸へと伸びていた男の手はそこに触れることなく、私の肌ギリギリの所で空間がねじ曲がったかのように腕を消失させているではないか。

 

 後ろを振り返ってみれば、私の背中部分から男の腕が出ている。まるで私の周囲だけがこの世界から断絶されているかのような現象に目を丸くした私に向け、男はニヤリと笑って手を引っ込めると、人差し指を立てて私へとこう話を持ち掛けた。

 

「どうだい? ちょっとは自分が襲われない理由が理解出来たかな? そんじゃ、こっから先の説明が聞きたきゃ、パイタッチ1回させてもらうぜ」

 

「えっ……? わ、わかった。ただし、適当に説明するのはなしだからね!」

 

「あいよ、これで取引成立だな。そんじゃ、いただきまーすっ!」

 

「ひゃんっ♡♡♡ あっ♡♡♡ ちょっと♡♡♡ 1回って約束でしょ♡♡♡」

 

「揉んでから離すまでが1回だぜ! うひょ~! 久々の生おっぱい、堪らねえ~!」

 

「んひっ♡♡♡ 調子、のりすぎっ♡♡♡ あひっ♡♡♡」

 

 たっぷりと堪能するように私の胸を揉み続ける男を睨みつけるも、胸を愛撫される快感に蕩けた私の表情は彼を委縮させるには至らないようだ。むしろ、もっと喘がせてやりたいとばかりに多彩な技を繰り出し、私を快楽漬けにしようとしてくる始末である。

 

「んっ♡ んっっ♡♡♡ んん~~~っ♡♡♡ も、もう、わかったから、説明を続けてよ♡ あと、街の中心部に行きたいから、ここで足を止めさせないで♡」

 

「ああ、わかったよ。そんじゃ、お嬢ちゃんのおっぱいをもみもみしながら、お散歩授業といきますか!」

 

「あひぃいんっ♡♡♡」

 

 男は私の背後に回り、後ろからおっぱいを鷲掴みにしながら歩き出す。彼にせっつかれるようにして足を進ませながら、私は快楽が響く頭で男の説明を聞き続けた。

 

「わかりやすく言えばな、俺たちはゲームでいうモブキャラで、お嬢ちゃんはプレイヤーキャラクターってわけだ」

 

「んっ♡ もっと、詳しく説明してよ……♡ それだけじゃ、よくわかんないから……♡」

 

「モブキャラってのはよ、自分の住んでる街から出たり、勝手にプレイヤーに話しかけたりは出来ねえだろ? あくまで主人公たちからのアクションを待って、行動する。戦いなんてもってのほかだ。俺たちは、この世界ではそういう部類に属する存在らしい」

 

「んふっ♡ はぁっ♡ はぁ……っ♡ つ、つまり、あんたたちはモブキャラだから、私の許可がないと体を触ったりすることすらも出来ないってことなの? ひぁあっ♡」

 

「その通りさ。だが、このモブキャラ人生も悪いことばっかじゃねえ。食い物も住処も勝手に用意されるし、働かなくても金が貰えるしな。女だけが都合つかねえのが残念だが……その分、偶に食べられる美食が更に美味く感じられるってことでもあるからな!」

 

「あうぅううぅうううぅっ♡♡♡」

 

 思い切り乳首を抓り上げられた私は、びりびりとした快感に爪先立ちになって膝を震わせた。

 

 既に乳首は勃起済みで、まんこも十分に湿り気を帯びてしまっている。オヤジたちとの戦いみたいな緊張感こそないが、そのせいで自分が承諾してこの男に体を預けてるんだってことが強く実感してしまっていた。

 

(クソっ♡ ねちっこい責め方してきてぇ……っ♡ 大きくしたちんぽ、お尻に押し付けんじゃないわよ♡)

 

 私の胸を揉んで興奮した男の勃起ちんぽがズボン越しにお尻に当たる。ごわごわとしたズボンの素材と布越しでも感じられる滾った熱に意識を翻弄されながらも、私は今しがた受けた男からの説明をもう一度噛み砕いて自分自身の中で落とし込んでいた。

 

 要するにだ……この世界の男たちには、2つの種類がある。女にSEXバトルを挑める名前有りのキャラと、それが出来ないモブキャラだ。さっきのオヤジたちと今私の胸を揉むこの男との明確な差はわからないが、これだけ多くの野次馬から私に勝負を挑んで来る男が出て来ない辺り、SEXバトルを仕掛けられる男ってのは希少な存在なのかもしれない。

 

 これは私にとってありがたいルールだ。外に出る度に誰彼構わずセックスをする羽目になると面倒くさいし、目的地にも辿り着けなくなってしまうだろう。裸を見られるという部分はどうしようもないが、それ以上のセクハラは受ける心配はなさそうだ。

 

 そしてもう1つ、SEXバトルを挑むことは出来ない男たちでも、私の許可があれば性的な行為を行うことが出来る。これはつまり、彼らが情報や何か必要な資材、あるいは食材を私に提供する代わりに、性的な行為を要求する可能性があるということを示している。

 

 この世界において、女の存在はかなり貴重みたいだ。ここまで人込みを掻き分けて歩いてきたが、私以外の女性の姿は影も形も見つけられないでいる。性欲を持て余した男たちが、何とかして私の体を味わおうと取引を持ち掛けることもあるだろうし……逆に、この体を取引のカードにして、彼らから何かを得ることが出来るかもしれない。

 

 あんまりやりたくない手だが、一応は知識としてこれを有しておいても損はない。必要に応じて、私は私の取るべき手段を選択するだけだ。

 

 そんな風に考え事をしながら男たちと共に歩を進めていた私は、目的地である繁華街の中心部に辿り着いた。男から得られる物を全て得た私は、なおも私の胸を揉み続ける背後の中年男性に対して、今度は本当に鋭い視線を向けながら威嚇の言葉を吐いてみせる。

 

「あんた、いい加減にしなよ? もう十分、私の胸は堪能しただろ? 情報も全部話し終わったみたいだし、手を放さないってんなら、こっちもそろそろ怒るよ?」

 

「わかってる! わかってるって! お嬢ちゃんの意志に反した取引はペナルティ対象になっちまう。それは俺だって避けたい。だけど、あと少しだけ! あと10秒くらいはいいだろ!?」

 

 もうこれ以上は粘れないと判断したのか、男は必死に懇願しながら私の胸を激しく弄り続けた。最後まで図々しいとは思いつつも、ズボンを押し上げるちんぽの滾りから、彼が本当に女に飢えていることを察知した私は、ここまできたら後腐れなく楽しんでもらおうと思い、その申し出を承諾しようとしたのだが、それよりも早くに男の体が強引に私から引き剥がされ、その直後に鈍い音が私の耳に聞こえてきた。

 

「あぶっっ!? がっ!」

 

「ちょっ!? だ、大丈夫!?」

 

「ふ、ふがが……だ、だいじょうぶら……! おっぱい揉んでた男のことを心配してくれるなんて、嬢ちゃんは優ひいな」

 

 鼻から血を垂らし、やや舌っ足らずな喋り方でそう答えた男は、少しだけ嬉しそうな表情を浮かべて私に笑みを見せた。この調子なら大丈夫だと思った私は、即座に視線をこの暴力的な行為を取った男へと向ける。

 

「ちょっと! 助けてくれたのはありがたいけど、これはやり過ぎだよ! あんた、何の権利があってこんな真似をしたのさ!?」

 

「あん? ……うるせえな、体だけはいっちょ前のメスガキが! 人の商売道具に勝手に手を出した奴を締め上げるのは、当然のことだろうが!」

 

 そう、私に対して怒気を荒げるのは、白いスーツを着た強面の男だ。一目見ればヤクザ者だとわかるその容姿にも怯まず、私は彼へと叫び返す。

 

「誰があんたの商売道具ですって!? 私は、誰かの物になった覚えはないんだけど!」

 

「ちっ、うるせえガキだ! 赤髪の女が裸で出歩いてるって情報を聞いて来てみたが、ウチの店から逃げた女じゃあないみたいだな。だが、結局は同じことよ! お前もウチの商品として、男の相手をしてもらうぜ!」

 

 そう叫んだ男が立派なスーツを脱ぎ捨て、あっという間に裸になった。勃起したちんぽを私に見せつけるように左右に揺らしながら、ヤニで黄色く染まった歯を見せて笑う男が、私を非合法な店に連れて行こうとしていることは会話の内容でわかる。そして、その手段もこの世界でのルールを知った私には判断がついた。

 

 その予想に違わず、野次馬たちに囲われた広場の中央で、男は私の顔に指を突き付けながら大声で叫ぶ。

 

「さあ! SEXバトルの時間だぜ、メスガキ! 俺が勝ったらお前はウチの組の商品だ! そのスケベボディで男の相手して、朝から晩までちんぽにハメられっぱなしの立派な風俗嬢の仲間入りだぜ!」

 

「ふざけんな! 風俗嬢なんかになるもんか!」

 

「へへへっ! そう粋がってられるのも今の内だ。すぐにお前は俺様のちんぽでアへらされて、何でも言うこと聞きます~~っ! ってイキながら誓う羽目になるんだからよ!」

 

 男は卑猥に腰を振り、私を挑発してきた。そんな彼に腹が立った私だが、まずはこの状況からの撤退が出来ないかと周囲の様子を伺ってみる。

 

 私たちから5mほど離れたところでは、野次馬たちが輪を描いて囲うようにしながらこの喧嘩の行く末を見守っているのが見える。ここから全力で駆け出して、彼らの間を潜り抜けて、逃走を……と考えた私は、その考えを首を振って否定した。

 

 多分、無理だ。人間の囲いを上手く突破出来なかった時点で、この逃走は失敗になる。碌な助走もつけられないこの距離では強引に男たちの体の壁を抜くこともできないだろう。

 

 それに、私はこの街の構造には詳しくない。ここを突破したとしても、安全地帯と呼べる場所はあの拠点だけだ。そこに戻るまでの最短ルートも、安全なルートも、把握出来てはいない。逆に、ヤクザ風の男は、このファースト・タウンを根城にしているのだから、裏道や追跡ルートにも詳しいだろう。組織を動かして人海作戦で私を追い詰めることだって出来るはずだ。

 

 総じて、この場からの逃走は非常に困難で、出来たとしてもその次の手立てがない。体力を消耗し、相手する人数が増えてしまうだけになる可能性がかなり高いと思われる。

 

 それならば……ここは、逃げずに戦うのが吉だ。今ならば、相手するのはこの男だけで良い。あとはこの男とSEXバトルをして、私が勝てるかどうかなのだが――

 

―――――

 

兄貴分ヤクザ LV2

 

精力 6000/60000

 

体力 150/150

 

気力 100

 

ちんぽサイズ M

 

特殊スキル

 

指揮能力L1

 

精神コマンド

 

無し

 

所持アイテム

 

無し

 

―――――

 

(よし! これなら十分勝てる見込みがある!)

 

 能力値的には、オヤジたちよりかは少し上程度。人数が1人だけの分、さっきよりも戦いは楽かもしれない。種付けスキルも有していないのだから、妊娠の心配もないだろう。

 

 やや気が重いが、やるしかないのならやるだけだ。意を決した私は、ニタニタとした笑みを浮かべる男へと一歩近づくと、自分の尻を叩いて気合を注入してから、思い切り啖呵を切ってやった。

 

「わかった、やってやろうじゃん! ただし、私が勝ったら、もう二度とその汚い面を見せんじゃないよ!」

 

「へっへっへ……! 上等だ、お前みたいなガキに俺が負けるはずねえだろうがよ。お前が勝ったら、俺は二度とお前の前に姿を現さねえ、約束してやる。ただし、俺が勝ったらお前はウチの組の風俗嬢だ。アヘって会話が出来なくなる前に、しっかり約束させてもらうぜ!」

 

「言ってろ! 私は、あんたなんかに屈しない!」

 

 ニヤニヤ顔の男と険しい顔の私。それぞれが違う感情を抱きながら、淫らな勝負へと意気込みを見せる。さっき同様、負けることが許されない戦いへと身を投じようとしている私は、それでも気合を込めて絶対にこの男に勝ってみせると自分自身に誓った。

 

 ……のだが、私はここでとあることを失念していた。その失念のせいで手痛いしっぺ返しを食らうのは、この後すぐの話である。

 

―――――

 

勝利条件

 

・兄貴分ヤクザの撃破

 

敗北条件

 

・紅月カレンの撃墜

 

BP取得条件

 

絶頂(アクメ)波動で敵を撃破する

 

―――――

 




スパロボSEX Tips

コマンド『取引』

SEXワールドでは、通貨であるGや労働での対価の支払い以外にも、女性が自身の体を明け渡すことで物品や情報のやり取りが出来るようになっている。

SEXバトルを仕掛けられない男たちにとっては、これが彼女たちを抱ける唯一の方法であると言っても過言ではなく、女性ユニットたちも彼らの欲望を理解して、上手くコントロールすることで利益を得たり、そのセックスで精液を入手出来たりと、双方に得があるシステムになっている。

また、シャークトレードのような明らかに価値が釣り合っていない物同士の取引の際には、警告として脳内にメッセージが直接送られるようになっており、取引に違反があった場合も相応のペナルティを違反者へと与えられる仕組みが出来上がっているため、信頼性も高い。精液強化と合わせて、有益に使いたいシステムである。


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第二話 繁華街の決戦 後編

早くもお気に入り登録が100件を超えて驚いております。アンケートへの協力も含め、本当にありがとうございます。

この作品に登場させるキャラクターや作品の方向性などについて、皆さんのご意見を頂戴したいと思い、こんなページを作ってみました。よろしければ覗いてもらって、意見を聞かせてください。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=227055&uid=142369


 

 私の2度目のSEXバトルが始まった。相手はヤクザ者の兄貴分らしき男で、ステータス的には脅威は感じられないが油断は禁物だ。

 

 この男の口振りからして、こいつは何度かSEXバトルを経験し、そして勝利している。何人か女性がこいつに敗北して、こいつの支配下に置かれているのだろう。経験値的には、こいつの方が上だと考えた方がいい。

 

 ペースを本格的に握られたら、最後まで男の主導権のまま決着をつけられてしまうかもしれない……そうなる前に、私の方から勝負を仕掛けなければ。

 

(最初から挿入を許すのは危険だ。まずは、こいつの精力を少しでも削がなきゃ!)

 

 いきなりセックスを始めては、それこそ男の方にペースを握られてしまう可能性が高い。まずは、前戯で私に有利な空気を作ることが優先だ。

 

 そう判断した私が取った行動は、【フェラチオ奉仕】による先制攻撃だった。つかつかと男の元に歩み寄った私は、そのまま彼の前に跪くとそそり立つちんぽを掴みながら口を開く。

 

「こっちから仕掛けさせてもらうよ! はぁむっ♡♡♡」

 

「ぐッ!? いきなりちんぽ咥えるたぁ、とんだスケベ娘だな! お前なら、ウチの店でもNo1になれそうだぜ!」

 

(言ってろ! 誰がそんな店に入るもんか!)

 

 男からの嘲りの言葉に心の中で反論しながら、私は顔を前後に動かしてフェラを続けた。涎を充満させ、舌を這わせ、頬を窄めた口まんこを作り上げ、咥えるのに難儀なサイズの男のちんぽへを射精に導くべく、全力で奉仕を行う。

 

 顔を前に動かすと、巨大な男のちんぽの先が私の喉を突いた。吐き気を催しながらも顔を引き、根元から亀頭までを口で扱き上げるように口まんこで吸いついて快感を与え続ければ、男の鈴口からは透明な先走り汁が迸り、私の口の中へと塩辛い味を充満させてくる。

 

(くぅううぅっ♡♡♡ 精液ほどじゃないけど、これも美味しいじゃない♡♡♡ ちんぽおしゃぶりするのも悪い気分じゃないし、私、どんだけちんぽに慣れちゃってるのよ♡♡♡)

 

 この世界に来るまでの記憶がないため、自分がどれだけの性経験を有しているかはわからないが、難なくフェラを行えたり、精液を美味しいと感じられる以上、私は元の世界でもそれなりに淫乱(ビッチ)な女だったのかもしれない。

 

 18歳といううら若き乙女でありながらも爛れた性生活に順応出来ている自分に若干の嫌悪感を抱きながらも、今は勝負に集中すべしと私は全力を以てちんぽへの【フェラチオ奉仕】攻撃を続行した。

 

「んぞぞっ♡♡♡ ぢゅるるるっ♡♡♡ ぢゅる~~~~っっ♡♡♡」

 

「うほっ!? こいつはなかなか……!! いいテク持ってんじゃねえかよ、えぇ!?」

 

 顎が痛くなっても、首が疲れても、フェラチオを止めない。100%の力を以て行われる私の口淫に、男も嬉しそうな声を上げてちんぽを震わせている。

 

 だが……どれだけ私が頑張っても、この男が限界を迎える様子が見受けられない。どれだけ口まんこでちんぽを刺激しようとも、吸い付こうとも、射精までは導けないのだ。

 

(こいつ、耐久力が凄いっ! もう、私も疲れが限界なのに、全然イクようには見えない!)

 

 スタミナには自信があった私だが、全力のフェラを息継ぎもそこそこに行い続けるのは無理がある。顎も喉も限界に達した私は、男が射精を行う前に限界を迎え、顔の動きをストップしてしまった。

 

「ふ~~っ♡♡♡ んふ~~っ♡♡♡ ふ、うぅ……っ♡♡♡」

 

「お? もう限界か? 流石はメスガキ、粋がってみても根性が足りねえなぁ! 俺を満足させるなら、そのデカ乳を使ったパイズリでもしなきゃ無理だっつーの!」

 

「パイ、ズリ……? なによ、それ?」

 

「あぁん? お前、そんだけエロくてデカい乳持っといて、パイズリを知らねえのか! しょうがねえ、店で使うこともあるだろうから、俺が直々に仕込んでやるよ!」

 

「うっ♡♡♡ あぁっ♡♡♡」

 

 嬉しそうに笑った男が、私の胸の頂点を摘まんで刺激した。ビリビリと痺れるような快感に悶えた私の眼前へと唾液でぬらぬらとテカる己のちんぽを突き出した男は、私の乳房を見つめながら命令を下してくる。

 

「ほら、まずはその口の中に溜まってる涎でお前のエロデカおっぱいの滑りを良くしろ。本当はローションがあるといいんだが、今回はそれでも十分だろ」

 

「わ、わかった……♡ ん、んっ……♡」

 

 言われるがままに、私は口内の唾液を胸へと垂らし、ごしごしと乳房を擦るようにしてそれを満遍なく胸へと広げていく。そうしてやや光沢が掛かった私の胸を一層楽しそうな表情を浮かべて見つめる男は、そこへとちんぽを近づけながら次の命令を口にした。

 

「んじゃ、お前のデカいだけで何の役にも立たないそのドスケベ乳で、俺のちんぽを挟め。自分が産んだ赤ん坊を抱きしめるように、愛しく丁寧に奉仕するんだぞ」

 

「うっ♡♡♡ あぁ……っ♡♡♡ こ、こう……?」

 

 左右のおっぱいを手で掴み、男のちんぽを谷間で挟んだ私は、胸で感じる男の肉棒の感触に知らず知らずのうちに甘い声を漏らしてしまう。

 

「あぁ♡ 熱い……っ♡♡♡ おっぱいの中でびくびくして♡ 胸が火傷しちゃいそう……♡♡♡」

 

「がっはっはっは! 俺様のちんぽに夢中になるのはいいが、それよりもとっととそのエロ乳でちんぽを扱けよ! それがパイズリって性技の醍醐味なんだからな!」

 

「おっぱいで、ちんぽを扱く……? こ、こう……?」

 

「むおぉおおぉおッ!? こ、こいつは……! 予想以上の乳圧! 柔らかさ! 気持ち良さだ! まさにパイズリのためにあるようなスケベおっぱいだな!」

 

 両側からおっぱいでちんぽを挟み、その状態で上下に乳房を揺らす。胸の中の熱さはその動きの度に高まっていき、唾液塗れのおっぱいとちんぽが擦れることによって、ぬちゅぬちゅといやらしい音が私の胸の谷間から響いていた。

 

 自分の大きなおっぱいを、こんな風に奉仕に使うだなんて考えたこともなかった私にとって、パイズリの感触は超が付くレベルの衝撃的なものであり、その快感もまた異次元レベルのものだ。セックスとは違う、胸を犯されているという感覚が子宮を熱くして、段々と豊潤さを増していくちんぽの臭いを鼻孔が吸い上げる度に、頭の中がちんぽのことでいっぱいになってしまう。

 

 気が付けば、私は自ら舌を伸ばして、胸の谷間から飛び出している男の亀頭を舐め始めていた。舌の先っちょで先走り汁を迸らせる鈴口を掘り、カリを味わうようにして舌を這わせれば、私の胸には言い様のない幸福感と充実感が溢れ、表情はだらしなく蕩け始めてしまう。

 

「ククク……! 自分から進んでちんぽを舐め始めるとは、本当にスケベなメスガキだぜ!」

 

「はふぅ……♡♡♡ これは、ちがぅ……♡♡♡ 体が、かってにぃ……♡♡♡ んれろれろぉ……♡♡♡」

 

「キヒヒヒヒッ! 勝手にちんぽ舐めちまうくらいにお前が変態ってことだろうが! 言い訳すんじゃねえよ!」

 

「あうぅうっ♡♡♡ はぁぁ……っ♡♡♡」

 

 男からの罵声にも快感を感じ始めた私は、自分自身の異変に気が付きながらも何も言い返せずにいた。おっぱいでちんぽに奉仕し、舌で亀頭を舐め、男からの嘲笑で感じてしまう自分が本当に淫乱な娘であることを認め始めた私が、自分の情けなさに身震いした、その時……!

 

――ピピピ、パシャッ!

――カシャカシャカシャカシャ!!

 

「……え?」

 

 私の耳が、周囲からの物音を捉える。その音が何なのかを確かめるために振り返った私は、視線の先にあるものを見て、目を見開く。

 

 そこには、野次馬たちが、自分たちの携帯電話やデジカメのレンズをパイズリ奉仕をしている私に向け、動画や写真で撮影している姿があった。男に言われるがままに乳房を差し出し、我慢しきれないと自ら舌を亀頭に這わせ、男に支配されて悦ぶ私の姿が、多くの観衆たちの目に晒されていた。

 

「あっ♡ い、いやぁ……♡ みないでぇ♡ 撮らないでぇ……♡♡♡ 私のこんな姿、みないでよぉ…♡♡♡」

 

「おいおい、お前、今更自分が視姦されてることに気が付いたのか? こいつら、お前がフェラを始めた時にはとっくに撮影を始めてたぜ?」

 

「そ、そんなぁ……♡♡♡ やめなさいよっ♡♡♡ 今すぐ、記録を消して……ひゃぁあっ♡♡♡」

 

「……んなこと言ってねえで、俺様のちんぽにパイズリしろってんだよ、メスガキ! このSEXバトルはお前の宣伝も兼ねてんだ! 撮影を止めるわけがねえだろうが!!」

 

「あぁ♡♡♡ そん、な……っ♡♡♡ あぁあぁっ♡♡♡ パイズリ止まらないっ♡♡♡ 止めらんないっ♡♡♡ 見られてるのにっ♡♡♡ 恥ずかしいのにっ♡♡♡ おっぱい動かすのやめられないぃいいっ♡♡♡」

 

 数十、もしかしたら百はいっているかもしれない人数の男たちに、卑猥な行為をしている自分の姿を見られている……今まで気が付かなかった、だけど街中でこんなことを始めれば当然そうなるだろうという現象にここに至って初めて気が付いた私は、脳が沸騰しそうなくらいの羞恥と興奮に全身を支配されていた。

 

 威勢のいい啖呵を切って勝負を仕掛けた私が、男に言われるがままにパイズリをしている情けない姿を見られ、撮影され、記録される。この後、彼らは私の痴態を使って自分を慰めるのかもしれないと考えたら、それだけで子宮がきゅんきゅんとときめいてしまうのがわかった。

 

「ほら、お前らももっと近づけ! このメスガキのスケベなパイズリも、視姦されて感じてるだらしねえ顔も、全部見てやれよ!」

 

「め、メスガキじゃないっ♡♡♡ 私は、紅月カレンだっ♡♡♡ はぁあぁぁっっ♡♡♡」

 

「そうか、カレンっていうのか! お前ら、この名前をよ~く覚えておけよ! カレンは明日にはウチの店に並ぶ風俗嬢だ! たっぷり指名して、ちんぽでヨがらせてやるんだぜ!」

 

「くぅぅぅっ♡♡♡ やめろぉっ♡♡♡ 私は、風俗嬢なんかにはならにゃいぃ♡♡♡ あんたになんか、屈しな……はぁあぁあぁんっ♡♡♡」

 

 徐々に、徐々に……私は自分が追い詰められていくことを感じていた。パイズリ奉仕の快感に、男たちに見られる快感に、誰かに罵られ、嘲笑われる快感に、体が浸り始めていることを感じる。

 

 この場の空気も、セックスのペースも、完全に男の物だ。その証拠に、不意を打って繰り出された顔面への射精に対して、私は信じられないくらいに甘い声を出しながら歓喜の感情を以て、それを受け止めてしまっている。

 

「はぁ♡ はぁっ♡ い、いきなり射精()すなんて、卑怯よ……♡ あ、熱い♡ 凄い、量……♡ エグイ臭いが近くで嗅げて、頭がおかしくなる……っ♡♡♡」

 

「俺様のちんぽ汁でたっぷり白化粧してやったぜ。いい顔になったな、カレン」

 

「ひゃ、ふぅ……♡ だ、だめぇ……♡ こんな顔、みないで、撮影しないでぇ……♡」

 

「ひゃははははっ! 恥ずかしがってねえで、とっとと俺様のちんぽをお掃除するんだ。根元までずっぼり咥えて、精液もチンカスも全部舐め取るんだよ!」

 

「ひ、う……♡ はい……♡ わかり、ました……♡」

 

 顔を汚した精液の熱さと量に惚けた表情を浮かべて硬直していた私は、自分を見下す男からの一言を受けてその命令を忠実に実行し始めた。じゅるじゅると音を立て、口まんこで男のちんぽを舐める姿を撮影されるのは2度目だが、今回は男の精液で顔面を真っ白に塗られた状態での奉仕だ。味わう屈辱も、興奮も、前回の比ではない。

 

(マーキング、された……♡ こいつのちんぽ汁で、負け犬の証をぶちまけられた……♡ ちんぽに負けたメスガキとして、口でこいつのちんぽ掃除させられてる姿を、見られちゃってるんだ……♡)

 

 何処かうっとりした顔でちんぽに吸い付く私の顔も、興奮して愛液を垂れ流すおまんこも、溢れたスケベ汁で水たまりを作る股下のアスファルトの様子も、全部撮影されてるんだ。この場に居る男たちには、私がとんでもないスケベ娘だってことがバレちゃってるんだ。

 

 ああ、ヤバい……♡ 興奮が止まらなくなって、頭がおかしくなって、まんこがむずむずしてる……♡ 今すぐにでも、ちんぽが、欲しい……っ♡♡♡

 

「あっ……♡♡♡」

 

「……オラ、ケツをこっちに向けろ、カレン。ぐちょ濡れまんこにちんぽぶち込んで、ひぃひぃ言わせてやるからよ!」

 

「うっっ♡♡♡ ああっっ♡♡♡」

 

 射精後の萎えから復帰し、再び大きく勃起したちんぽを見せつけられた私は、立ち上がると共に男の手によって反転させられ、尻を突き出す格好にされた。

 

 今からちんぽをハメられちゃうんだと理解して、こんな多くの人たちの前でセックスすることに恥ずかしさを感じながらも抵抗出来ない私は、男の手で広げられたおまんこにずっぷりと奥まで勃起ちんぽをぶち込まれる快感に、体を仰け反らせて喘ぎ声をあげる。

 

「あひぃいいぃいいぃいいぃいいぃいいぃいいっ♡♡♡ んああぁあああああああぁああああああぁあっっ♡♡♡」

 

「おぉう……! いいハメ心地のまんこしてるじゃねえか。こりゃ、店のトップもあっという間だな!」

 

「いぃいいぃいいっ♡♡♡ まっ、まっへっ♡♡♡ はぁぁあぁあああぁんんっ♡♡♡ んあぁあぁあぁああっっ♡♡♡」

 

 男は、挿入と同時に私の体を両膝に腕を回すようにして持ち上げた。大開脚の体勢になり、所謂駅弁ファックの体位を取らされる私へと、野次馬たちの好機の視線が突き刺さる。

 

「み、みるにゃぁぁあっ♡♡♡ 撮影も、するなぁあぁっっ♡♡♡ 止めろっ♡♡♡ 止めてっ♡♡♡ おろしてぇえぇっっ♡♡♡」

 

「まんこぎゅうぎゅうに締め付けながら言われても説得力がねえなぁ! オラっ! 今からカレンのクソ雑魚ガキまんこ鬼ピストンしてやっから、ちんぽ咥え込んで離さないまんこもぶるんぶるん揺れるいやらしい乳もだらしねえアヘ顔も、全部こいつらに披露してやれよ!」

 

「まっっ――♡♡♡ あぁあああああああぁああああああああぁああぁっっ♡♡♡ うあぁああぁああああああああああぁあぁっっ♡♡♡」

 

 言うが早いが、男が腰を跳ね上げて私のおまんこを責め始めた。遠慮のない、激しい腰遣いに一瞬にして発情した体を快楽の高みへと押し上げられた私は、その快感に抗うことも出来ずに嬌声を上げ、いやらしい姿を観衆の前に曝け出してしまう。

 

 ちんぽを咥え込んで、愛液を噴き出しているまんこ。ピストンの動きに合わせて上下に揺れるおっぱい。そして、無様にアヘってヨガる卑猥な表情。女性として、人間として恥ずべき姿を見せつけている私に対して、野次馬たちの言葉責めが繰り出された。

 

「うぉぉ、すっげぇ……! ぴっちり閉じてた使い古してなさそうなまんこに、あんなぶっといちんぽがハメられるもんなんだな……!」

 

「嬉し泣きしてるみたいにまん汁溢れさせてよぉ! ちんぽが気持ち良くて堪らないって感じだよなぁ! カレンちゃんはとんでもないドスケベ女だぜ!」

 

「ち、がううぅっ♡♡♡ わたしは、そんなんじゃっ♡♡♡ ふあぁあああああああぁあぁあっっ♡♡♡」

 

「否定すんじゃねえよ! さっきから見られて、罵られて、まんこが締まりっぱなしじゃねえか! お前は風俗嬢にぴったりのドスケベ女なんだよ、カレンっ!!」

 

「ち、ちがっ♡♡♡ はぁああぁああんっ♡♡♡ そこだめっ♡♡♡ 気持ち良すぎてっ♡♡♡ イクぅううぅうぅううぅううぅうぅうっ♡♡♡」

 

 熱く滾る男のちんぽが、私のGスポットを擦る。快感でぱんぱんに充血し、ふっくらと膨らんだそこを激しく責められた私は、信じられないくらいに無様な潮噴きを見せながら思いっきり絶頂してしまった。

 

 ぶしゅぅぅうぅっ♡ と音を立てておまんこ汁を噴き出す私の姿に野次馬たちから歓声が沸く。同時に、私の子宮には男の精液が勢いよく発射され、私の頭の中は快感で真っ白に塗り潰されてしまった。

 

「んへぇえぇぇぇぇえぇっっ♡♡♡ あへぇえぇええええええええええぇぇえぇっっ♡♡♡」

 

 仰け反り、上を向く顔を男に抑えられ、強引に前を見させられる。男に何一つとして抗えない私の目が捉えたのは、みっともなくアクメしてイキ狂い、潮噴きしながら前進を痙攣させる無様な私の姿を撮影する、無数のカメラのレンズたちだった。

 

 パシャパシャというシャッター音が聞こえる。ピロリンという動画の撮影開始を告げる音が響く。私の淫らな姿を余すことなく記録しようとしている男たちの荒い息遣いを感じた私は、自分が性の対象として見られていることを強く自覚すると共に、おまんこをきゅんきゅんとときめかせてしまった。

 

(み、見られてる……♡♡♡ 顔面をザーメン塗れにした私の無様なイキ顔♡ アクメ姿♡ いやらしいセックス中の姿も、全部見られてるんだ……♡♡♡)

 

 ここまではっきりと現実を突きつけられると、私がどう反論しても無駄だ。もう、認めるしかない。

 

 私、紅月カレンは……男たちに淫らな姿を見られて感じる、変態なのだと。私がとんでもないドスケベ娘なのだということを、他ならぬ自分の震えるおまんこが証明してしまっているのだから。

 

「へへへへへ……! 頃合いだな。そろそろ、トドメを刺してやるとするか!」

 

「はううっっ♡♡♡ ふ、深くまでちんぽがずっぽりハメられてるぅ♡♡♡ し、子宮が、気持ち良すぎて降りてきちゃってるのぉ♡♡♡」

 

「クククッ! こいつも堕ちかけてやがるぜ。おい、お前ら! 今から大サービスでカレンが堕ちるところを見せてやるから、しっかり撮影しとけよ! 動画でも写真でも、撮影したモンを見せたら、ウチの店でカレンを初指名する時の料金を半額にしてやっからよ!」

 

 男の言葉に、野次馬たちからざわめきが上がった。私を抱えたまま壁を背にした男は、再び観客へと向き直れば、堕ちかけのイキっぱなしボディを曝け出す私に向け、男たちの視線とレンズ越しに向けられるいやらしい期待の感情が突き刺さってくる。

 

 ほんの1mかそこらの距離を、扇状に取り囲む男たち……彼らはみんな、私の痴態を期待しているんだ。私がこいつに犯されて、ちんぽに負ける姿を見たくてしょうがないんだ――♡

 

 ヤクザ者の男は、そんな野次馬たちから向けられる視線を心地良く思い、勝利を確信しながら腰を動かし始める。無様にまんこを震わせてアクメし続ける私に、最後のトドメを刺すために……。

 

『兄貴分ヤクザの必殺技 強制痴態露出セックス』

 

「オラっ! 覚悟しろよメスガキっ! ちんぽでイキ狂わせて、教育してやるぜっっ!!」

 

「おぉおぉおおぉおぉおおぉおぉおおぉおっ♡♡♡ ひぃいぃいいぃいぃいいぃいぃいぃいいぃんっ♡♡♡」

 

 激しく、強く、重いピストンが私のおまんこに叩き込まれる。亀頭が子宮を潰し、その勢いで突き上げられた私の体が浮かび上がってしまうくらいに強烈な一撃が、何度も何度も連続して私を襲う。

 

「い、イクぅぅううっ♡♡♡ イってるうぅううううっっ♡♡♡ おまんこズコズコされて、イキっぱなしになってるぅうぅうぅううぅううっ♡♡♡」

 

「オラオラッ! クソ雑魚まんこ気持ち良くしてもらってるお礼はどうしたっ!? 無様なアヘ顔見てもらってんだから、ギャラリーにもサービスしねえかっ!!」

 

「は、はいぃいいいぃいいいぃっ♡♡♡ わかりましたあぁああぁぁあっっ♡♡♡」

 

 私は、ガンガンと快楽に揺さぶられる頭で、男の命令を忠実に実行し始めた。

 

 両方の手を顔の横に持ってきてVサインを作り、イキっぱなしの顔も頑張って笑顔にする。アヘ顔Wピースという、私の人生史上最も無様であろう姿を男たちの前へと曝け出した私は、その状態で嬌声交じりの叫びを上げながらこれまた無様な言葉を口にした。

 

「わ、私っ♡ 紅月カレンはっ♡ 男の人たちに見られて感じるド変態娘ですっ♡ 屈強なおちんぽ様にクソ雑魚まんこを教育していただき、本当にありがとうございますっ♡♡♡ ちんぽ様に立派な雌奴隷に躾けていただいている姿を見てくれて、ありがとうございましゅっ♡♡♡ どうぞ、最後まで私の痴態をご覧になって、バンバンジャンジャン撮影してくださいぃっ♡♡♡」

 

「ぎゃははははっ! ちゃ~んと言えたじゃねえか! んじゃ、ご褒美をくれてやるよっ!!」

 

「んぎぃいいぃいいぃいぃいいっ♡♡♡ んおっっ♡♡♡ おおんっ♡♡♡ んおぉおおぉおおぉおおぉおぉぉおおおぉっ♡♡♡」

 

 重く強い快感が膣を貫く。子宮が叩きのめされ、雌の快楽に意識が塗り潰されていく。

 

 気持ちいいが止まらない。見られて、犯されて、嬲られることに多幸感が溢れている。無様なアヘ顔Wピースも、激しく上下に揺れるおっぱいも、ぐっぽりちんぽを咥え込んでるおまんこも、全部が観衆の前に晒されていることに興奮しっぱなしだ。

 

 突かれてイク。引き抜かれてイク。見られてイク。罵られてイク。おっぱいがぶつかり合ってイク。白目を剥きながらイク。イク、イク、イクイクイクイクイク……♡♡♡

 

 何をされても即座に快感として受け取り、絶頂してしまうようになったこの体は、完全に男たちとちんぽに媚びきってしまっている。私は今、崖の淵ギリギリに立っていた。風が吹いたり、誰かに少しでも押されたりしたら、真っ逆さまに快楽の底へと堕ちていく状況にまで追い込まれているのだ。

 

 そして……私を犯す男は、その最後のトドメを生易しい方法で刺したりはしない。きっちり、全力で、もう二度と抗う気が起きなくなるくらいに、絶対的な一撃で私を終わらせようとしていた。

 

「オラァァッ! 膣内射精(ナカダシ)の時間だぞっ! クソ雑魚まんこ教育の仕上げだっ! しっかり子宮で受け止めて、完全敗北アクメ決めろ、カレンっっ!!」

 

「はいぃいぃぃっ♡♡♡ イキますっ♡♡♡ ぶっ飛び全力アクメ決めますっ♡♡♡ 熱くてどろどろのザーメンクソ雑魚まんこにコキ捨てられてイク姿、みんなで見てぇぇぇぇぇっっ♡♡♡」

 

 ズンッ、と強い一撃で腰を突き入れられた私の体が跳ねた。私はおまんこから脳みそまでを突き抜ける快感にだらしないアヘ顔を浮かべ、身悶えをする。

 

 次いで、浮かび上がった体が沈むと同時に、2発目の本気ピストンがおまんこに叩き込まれた。脊髄を揺らす快感に吠えながらも、私は観客たちに無様な自分のアクメ面が良く見えるように真正面を向き、舌を放り出した最っ高に変態的な笑みを披露した。

 

 そして……ドクンっ、という衝撃と共に、私の子宮へと夥しい量の精液が解き放たれる。私の官能を支配し、全てを塗り潰さんばかりに吐き出された性欲を受け入れた瞬間、私が取れる行動は絶頂と咆哮の2つだけとなった。

 

「あへぇぇええええええええぇぇえぇええええええええええぇええええぇええええぇぇえっっ♡♡♡」

 

 私は、自分に許されたその2つの選択肢を全力で実行する。一際大きく体を痙攣させ、喉を大きく開いて嬌声を上げれば、野次馬たちからはそれに負けないくらいの歓声と機械的な音声が鳴り響き始めた。

 

 紅月カレンのアヘ顔Wピース絶頂シーンは、こうして多くの男たちの持つ記録媒体に撮影されることとなった。ドクドクと脈打つちんぽの感触をまんこの中に感じながら、私は満足気な笑みを浮かべて男の精液を膣で飲み干し続ける。

 

「あ~っ♡♡♡ あはっ♡♡♡ あぁあぁ~~……っ♡♡♡」

 

「ククク……終わったな。これでお前も晴れてウチの店の風俗嬢だ。安心しろ。お前の体とスケベさなら、あっという間にウチのエースになれるさ。これからは、大好きなちんぽを休む間もなく味わい続けられるぜ! ぎゃはははははっ!!」

 

 男の笑い声が頭に響く。その言葉の意味は、快楽に蕩けた今の私の頭では大半が理解出来ないでいるが、ただ1つだけ同意出来る部分としては、これでこのSEXバトルは終了を迎えるという部分であった。

 

 どぴゅどぴゅと音を立てて吐き出される精液をまんこで飲み続けながら、その快楽に頬を染めながら、私は思う。本当に……危ないところだったと。最後の瞬間、膣内射精という圧倒的な快楽の暴力に晒される寸前に、私は精神コマンドである【ド根性】を発動することが出来た。そのおかげで、殆ど尽きる寸前だった私の抵抗力は最大値までの回復を見せ……何とか、男の攻撃を耐え切ることに成功していたのだ。

 

 そしてもう1つ、悪戯な運命の神様もとい、性欲の神様は私に味方した。男に犯され続け、成すがままにされていたことで低下していた私の気力は、野次馬たちに痴態を見られているという興奮を味わうことでみるみるうちに上昇し、今や130もの数値になっていたのだ。

 

 本当に危ないところだった。何か1つでも歯車が狂っていたら、私の戦いはここで終了を迎えていたことだろう。そうならなかったのは単に私が幸運で、そして心を強く持てたおかげだ。

 

 今、私には背後にいる男のステータスを確認する術はない。だが、こいつはパイズリ奉仕も含めれば3度の射精を行っている。もう十分、精力を使っているはずだ。ならば……私の取る選択肢は、決まっているではないか。

 

「う、お……っ!? な、なんだ? まだこのまんこはうねるのか? ったく、どんだけ淫乱なまんこして――っっ!?」

 

 勝利を確信している男は、未だに震え続けている私のまんこの反応に軽く驚きを見せてから嘲りの言葉を吐こうとしたが、そこで振り返った私と目を合わせて愕然とした表情を見せた。なにせ、もう堕としたと思ったはずの私が、不敵な笑みを浮かべてこちらを見ているのだから、その驚きも納得出来るだろう。

 

 さあ、攻守交代の時間だ。ここからは、私が攻める番。そして、勝負を決めにかかる番だ。

 

「弾けろっ♡♡♡ 私の、まんこぉぉおおぉっ♡♡♡」

 

「ぐっっ!? ば、馬鹿なっ!? ま、まんこの震えが、止まらな……うおぉぉぉぉぉっ!?」

 

 気力も体力も全開にして、私は自身のまんこを最大限に痙攣させる。うねる膣の肉でちんぽを刺激し、精液を最後の一滴まで搾り尽くす私の最強攻撃。それを受けた男は、私を抱えた格好のまま、腰を痙攣させて金玉に残る精液を凄い勢いで吐き出していった。

 

「これが私の……絶頂(アクメ)波動だっ♡♡♡」

 

「く、くそっ、お前、このタイミングを狙ってやがったのか? だ、だめだ、もう、射精()ねぇ……うぐっ!」

 

 文字通り、精根尽き果てた男が情けない呻きを上げて気を失う。それと同時に萎え切ったちんぽがだらりと私のまんこから抜け落ち、ぽたぽたと僅かな量の精液をアスファルトへと垂れ流していたが、最後にぶるりと震えると、完全に内容物を排出し切ったのか1滴の水分すらも吐き出さなくなった。

 

 気を失った状態でも立ち続けている点に関しては、流石は任侠者というところだろうか? そのお陰で未だに開脚し、膣内射精されたおまんこを野次馬たちに見せつけ続けることになっている私は、今度はアヘ顔ではなく勝利の証としての笑顔とWピースを見せながら、絶対的不利な状況を覆して大逆転勝利を収めた私を撮影する彼らに向け、決め台詞を口にした。

 

「どう? いいもの見れたでしょ♡」

 

 得意気な笑みを浮かべながら、締まりに締まった膣からぶびゅっと下品な音を立てて白濁液を噴き出すという、卑猥で可愛らしい姿を見せる私の姿を無数のカメラが撮影し続けている。私は、新たに芽生えた感情のままに、恍惚とした笑みを浮かべるのであった。

 

―――――

 

 

 

 

―――――

 

「ほ、本当にいいのかい、カレンちゃん? この映像、残したまんまにしちまっても……」

 

「ええ、構わないわ。あんたたちが私のエロ動画や画像をどう使おうとも自由。オナニー用のオカズにしてもいいし、小遣い稼ぎに使ってもいいわ。ただし、こっちからも交換条件がある。さっきのヤクザ男のこととかも含めて、私はまだこの街についての情報がまるでわかってない。だから、あんたらは私にそれを懇切丁寧に教えること、いいわね?」

 

 それから数分後、SEXバトルの終了と共に出現した回復カプセルに入る寸前、私は野次馬の男たちに対して取引を持ち掛けていた。

 

 このファースト・タウンには、まだまだ私の知らない事情や闇が渦巻いているようだ。この街でどう立ち回り、何を目指すのかを決めるためにも、今は出来る限りの情報を集めたい。

 

 早速、先ほどの痴態を利用して、情報収集といこう。カプセルの周りに集まった男は、私からの取引を戸惑いながらも喜んで受け入れてくれたようだ。そんな彼らの反応に満足しながら、私はカプセルの中に入って目を閉じる。ややあって、あの機械音声が鳴り響くと共に、私は猛烈な眠気に襲われた。

 

『急速回復モードに入ります おやすみなさい 紅月カレン』

 

 ギリギリの戦いを勝利した高揚感と、無数の男たちの眼前に裸を曝け出している興奮を味わいながら、私は再び意識を手放し、心地良い微睡みの世界へと旅立つのであった。

 

 

―――――

 

戦果報告(リザルト)

 

紅月カレン 経験人数+1 (合計3)

 

精液を合計1500ml入手

 

新性技習得

 

紅月カレン パイズリ

 

新特殊スキル習得

 

紅月カレン 露出狂L1

 

BP(ビッチポイント)を入手しました

 

紅月カレンにBPを1追加します

 

 




紅月カレン LV2

抵抗力 5500

体力  125

気力  100

性癖 ややM 強気 露出の気がある

特殊スキル

・巨乳L5
・巨尻L4
・極上の膣L3
・露出狂L1
・痛覚緩和L2
・感度強化L9
・避妊L3

精神コマンド

・ド根性

性技

・手コキ 800
・フェラチオ奉仕 1000
・パイズリ 1800
・セックス 2000
絶頂(アクメ)波動 2800 『必要気力110 敵防御スキル無効効果有』



スパロボSEX Tips

特殊スキル 『露出狂』

裸や性交などの痴態を他者に見られることで興奮し、気力を上昇させるスキル。羞恥心を感じれば感じるほど、また多くの人間に見られれば見られるほどに、気力の上昇率が向上する。

このスキルでいう見られる対象というのは、SEXバトルに参加していない完全なる野次馬を限定としているため、通常のSEXバトルでは些か役に立ちにくい印象があるが、逆に言えば野次馬さえいれば何をされても気力を上昇させることが出来るため、繁華街での青姦や露出セックスとは非常に相性が良く、あるとないとでは攻略に雲泥の差が出る。

基本、女性ユニットたちは男性に優位を握られると気力が下がっていく傾向があるが、このスキルが発動さえすればそれを補えるばかりかレベルの高さによっては今回のカレンのように逆に気力を上昇させることも可能。痴態を見られ、恥ずかしがって気力を低下させ、強力な性技が使えないという事態に陥らないためにも、弱気な女性ユニットには出来る限り習得させておきたいスキルである。


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2話敗北end 成り上がりに利用されるカレン

久々の敗北endを投稿します。
最新話のアンケートは明日まで受け付けるので、まだの方は投票していってください。


 

 

「あっっ♡♡♡ んあっ♡♡♡ んん~~~っ♡♡♡ くあぁあぁあっ♡♡♡」

 

「おおおっ!? そろそろ射精()すぞっ!! しっかり子宮で受け止めてくれよっ!!」

 

「俺もっ、射精()るっっ!! ケツ穴で飲み干せっ!!」

 

「んあぁあああああああぁああああああっっ♡♡♡ はぁっ、はぁ……っ♡♡♡ あんたたちねぇ、いくらなんでもヤリ過ぎでしょ? これで何発目よ?」

 

「いや~、カレンちゃんの雌穴が最高過ぎて、何発射精しても物足りなく感じちまうんだよな~!!」

 

「つっても流石に今日は打ち止めだ。カレンちゃんの言う通り、ヤリ過ぎたよ」

 

「はいはい、馬鹿言ってないで掃除するからちんぽ出しなさいよ」

 

 二穴セックスを終えた私は、今しがた自分の雌穴から引き抜かれたばかりの2本のちんぽを交互に頬張ると、そこにこびり付いた精液や愛液、腸液を舌と頬で綺麗にしていく。

 じゅるじゅると音を立てて尿道に残った精液を吸い取り、カリの窪みに張り付いているチンカスを舐め取って男たちのちんぽを掃除していると、背後にあるドアが開いてまた別の男が姿を現した。

 

「おう。お前ら、またヤってたのか?」

 

「うっす! お疲れ様です、兄貴!! ちょうど今、終わったところです!」

 

「ついつい止まんなくなっちまって……すいません!」

 

「別に構わねえけどよ、後片付けはしっかりしとけよ? カレンもそれが終わったら体綺麗にして、俺の部屋に来い」

 

 そう命令する男の方を振り向くことなく、私は尻を上下に振って了解と告げる。

 それで男も納得したようで、彼は幹部らしく自分に与えられた1人部屋へと向かっていった。

 

「ぷふぅ……はい、終わり。後片付け、任せてもいい?」

 

「ああ、もちろんだ。カレンちゃんはとっととシャワー浴びて、兄貴のところに行ってくれ」

 

「ん、了解。それじゃ、また今度ね」

 

 部屋の後片付けは男たちに任せ、私はこの集団生活の場になっている家のシャワールームに向かい、汗やら愛液やらの汚れを落とし始めた。

 当然、男たちに射精されたザーメンもまんことけつまんこから搔き出して綺麗にした後、用意されているスポンジと石鹸で念入りに体を洗っていく。

 

「~~♪ ~~♪」

 

 上機嫌な鼻歌が狭いシャワールームに響く。

 全身の泡を落とし、鏡に映る自分の姿を確認した私は、1か月ほど前より大きくなった胸と尻を目にすると苦笑を浮かべてから浴室を出て、体を拭いていった。

 

「さて、準備完了っと。あいつのところに行かないとな……」

 

 誰に聞かせるわけでもない独り言を呟いた後、部屋に来いという男からの命令に従って彼の下へと向かう私。

 セックス直後で多少の疲れが残っているが、そうも言ってられない私は、大きくなった胸と尻を揺らしながら男の部屋へと歩いていった。

 

 

 

 

 ……私が市街地で行われたSEXバトルに敗北し、ヤクザ者の男のものになってからおよそ1か月の時が過ぎた。

 極道組織に所属している男は、手にした私を自分の組が経営している店に売り飛ばそうとしたようだが……気が変わったのか、自分の情婦として囲う事にしたようだ。

 

 その日の内に男が若頭を務める組の若衆が集まって暮らしているこの家に連れて来られた私は、そこで徹底的に男たちに犯されまくってセックス漬けの日々を送るようになった。

 はじめの頃は怒りとか悔しさが勝ってたんだけど……1週間もする頃にはその扱いに慣れて、自分が若頭である男に逆らえなくなっているなっていることを受け入れて、彼の命令に従う所有物として振る舞うことに何の疑問も抱かなくなっており、男たちもそんな私のことを代わる代わる犯しつつ、仲間として迎え入れてくれるようになった。

 

 私を倒した若頭は、基本的に私を部下に与える褒美として扱っている。

 自分を慕う者、シノギで優秀な成果を収めた者、味方として引き入れたい者……そういった男に対して私を差し向け、体で買収しているということだ。

 

 そのために必要なテクニック(さっき見せたお掃除フェラやパイズリみたいなやつだ)も仕込まれたし、使える穴を増やすためにお尻の穴も開発された。

 スキルも若頭の好みに合わせて習得し直したから巨乳と巨尻のスキルレベルが上がっていて、そのせいでお尻も胸も大きくなっているんだと思う。

 

 とまあ、そんな風にいいように若頭に使われている私であるが、この生活に不満を抱くこともなく、自分の運命をあるがままに受け入れて彼の持ち駒として日々を過ごしている。

 実際、私を利用して勢力拡大を図る若頭の目論見は上手くいっており、私は詳しくは知らないが、1か月前と比べると組の構成員も稼ぎも格段に跳ね上がっているようだ。

 

 私を店に売り飛ばして一時的に大金を稼ぐより、色んな面で利用して組織の強化に役立てた方がいいという若頭の判断は間違っていなかったということだろう。

 まあ、今の私にとってはそんなことはどうだっていいんだけどね。

 

「来たわよ。で、どうすんの? どっちの穴でする?」

 

「はっは! 話が早くて助かるぜ。ま、尻向けろや。お前の雌穴の具合見て、ハメる穴を決めさせてもらうわ」

 

「ん、了解……」

 

 若頭の部屋にやって来た私は、言われるがままに彼にお尻を向けて足を開く。

 さっきまで使われていたおまんこもお尻の穴もすぐにちんぽをハメられる状態で、じっくりとそんな私の雌穴を視姦した男は、ニタリと笑うと私の縦に割れた肛門へと己の剛直を押し込んできた。

 

「ふぉおおっ♡♡♡ ん、ほぉおおぉ……っ♡♡♡」

 

「ん~、本当に良い感じのハメ穴に仕上がったな。ま、1か月毎日ちんぽぶちこまれてりゃあ当然か」

 

「んんん~~~っっ♡♡♡ ふぅ……♡ どうかしたの? なんだか今日、機嫌がいいじゃない♡」

 

「うん? わかるのか?」

 

「1か月間毎日ちんぽぶち込まれてれば、その男の考えてることが何となく感じ取れるようになるものよ♡ 肌と肌どころか、もっと深いところで繋がり合っちゃってるんだから……ねえ♡」

 

 尻を振り、肛門を締めて、男のペニスを刺激しながら微笑んだ私が言う。

 この言葉には嘘はなく、何となくであるが私はこの若頭がどんな感情でいるかをセックスの時に感じ取れるようになっていた。

 

 荒れている時は乱暴に私を犯すし、仕事が上手くいっている時は軽快に腰を振る。

 この男がわかりやすい性格をしているということもあるが、毎日のようにセックスを続ければ、恋人くらいにはお互いに通じ合えるようになるってことなんだろう。

 

 私の指摘通り、どうやら良いことがあったらしい男は、好みのサイズと柔らかさにまで成長させた私のおっぱいを揉みながら、その喜ばしいニュースを私に自慢し始めた。

 

「実はなあ、独立して自分の組を持つことになったんだ。このところ俺を慕う若衆の数も増えてきてるし、シノギの稼ぎだって悪くねえ。親父のところから離れても、十分にやっていけるはずだ」

 

「へえ、それは良かったじゃない! これであんたも正真正銘、親分の仲間入りってことね」

 

「ああ。だが、俺はそんなことで満足するようなタマじゃねえ。俺が目指すのは極道の頂点……大親分だ!」

 

「んおっっ♡♡♡ ほおぉおぉおっ……♡♡♡」

 

 決意表明をすると共に腰を跳ね上げた男によって直腸を穿たれた私が間抜けな声を出してアナルセックスの快感に呻いた。

 際限なく奥へと突き入れられてしまいそうなアナルで味わう快感に恐怖とも期待とも判断がつかない感覚を覚えながら、本格的に始まった肛門性交の悦びに浸った私が野太く下品な嬌声を叫び始める。

 

「んお~~~っっ♡♡♡ おおぉおおぉおんっ♡♡♡ んほっっ♡♡♡ んほぉお~~~っ♡♡♡」

 

「カレン、思ってみれば俺の成り上がりはお前を手に入れてから始まったようなもんだ。ちんけな組の若頭程度のポジションでしかなかった俺が、今や部下を多く従える親分の仲間入りを果たした。だが、さっきも言った通り、俺はこんなもんじゃあ満足しねえ。男に生まれた以上、天辺を目指す生き方をしなくちゃ面白くねえからな。俺はこの組織のトップを目指す。そのためにもカレン、お前には今まで以上に働いてもらうぜ」

 

「んんっ♡♡♡ ふぅうん……っ♡♡♡ は、働くって、なにするのよ? どうせ、セックス三昧の日々を送らせるつもりなんでしょう?」

 

 アナルをペニスで穿られる快感をぐっと堪え、若頭を睨みながら私が言う。

 どうせ若衆たちに良い目を見させるために私を利用する日々に変わりはないのだろうと、構成員が増えた分、その回数や相手する人数が増えるくらいだろうと……そう、考えていた私の甘さを見通したように悪人面を歪めて笑みを浮かべた彼は、近くにあったリモコンを手に取ると部屋のTVの電源をONにする。

 

 肛門を犯されながら画面に映し出された映像を目にした私は、驚きに息を飲むと共に顔を真っ赤にして羞恥に悶える羽目になった。

 

『い、イクぅぅううっ♡♡♡ イってるうぅううううっっ♡♡♡ おまんこズコズコされて、イキっぱなしになってるぅうぅうぅううぅううっ♡♡♡』

 

「うぁ……っ!? こ、これって……!!」

 

「ああ、1か月前にやったお前と俺とのSEXバトルの映像さ。お前の痴態を撮影してた奴は山ほどいたからな。そいつを集めて、1本のエロビデオに編集し直したってわけだ。……そろそろこのビデオの見せ場が来るぞ。お前もしっかり見とけよ?」

 

「ぐっ……!?」

 

 この後、何が起きるのかを知っている私は悔しさと恥ずかしさに顔を赤く染めながら唇を噛み締めた。

 それでも、心の奥底からは興奮が湧き上がっていて、犯されているけつまんこがきゅんきゅんとときめいてはちんぽを強く締め付けてしまうくらいには、このシチュエーションに喜びを感じてしまっている。

 

 そうして、そんな私の予想通りの痴態を晒した画面の中の私は、大勢の男たちの前で若頭に犯されながらの敗北屈服宣言を口にした。

 

『わ、私っ♡ 紅月カレンはっ♡ 男の人たちに見られて感じるド変態娘ですっ♡ 屈強なおちんぽ様にクソ雑魚まんこを教育していただき、本当にありがとうございますっ♡♡♡ ちんぽ様に立派な雌奴隷に躾けていただいている姿を見てくれて、ありがとうございましゅっ♡♡♡ どうぞ、最後まで私の痴態をご覧になって、バンバンジャンジャン撮影してくださいぃっ♡♡♡ んおおぉっっ♡♡♡ 勝てないいぃいっ♡♡♡ 変態まんこ、ちんぽに穿り返されて負けちゃってるうぅうぅっ♡♡♡』

 

『オラッ! 観念して負けを認めねえか、この変態娘っ!! もうまんこイキっぱなしで、抵抗なんて出来てねえじゃねえかよ!』

 

『はいいぃっ♡♡♡ 負けっ♡ 負けましたぁあっ♡♡♡ 極道ちんぽにまんこ教育されて屈服しましたぁあっ♡♡♡ 私程度のメスガキがおちんぽ様に逆らって申し訳ありませんっっ♡♡♡ これからは身の程を弁えてぇ♡ おちんぽ様に誠心誠意尽くさせていただきますぅうぅっ♡♡♡』

 

『よ~し、いい返事だ。ご褒美にイキ狂わせてやるから、俺様に感謝しながら敗北アクメ決めちまいなっ!!』

 

「んおおぉおぉおっ♡♡♡ ありがとうございますっ♡♡♡ ちんぽっ♡ ありがとうございますぅうぅうっ♡♡♡ 変態まんこ教育してくださってありがとうございますぅっ♡♡♡ ドスケベまんこイかせてくださってありがとうございまっ♡♡♡ あぁあっ♡♡♡ いぐぅううぅううぅううっっ♡♡♡」

 

 アヘ顔Wピースをしながら壮絶なアクメを迎え、若頭への屈服を完全なものとした私の痴態が多くの男の前に晒されている。

 カメラのシャッター音や映像の撮影音が響く中、恍惚とした表情でセックスの快楽を貪っている1か月前の自分の姿を見せつけられた私が、羞恥と快楽にぷるぷると身を震わせていると――

 

「……実はな、カレン。この映像はウチの組の商品としてこのファースト・タウンに出回ってるんだよ。タイトルは【変態露出狂少女紅月カレン、敗北絶頂! 赤髪の少女は悦びと共に肉欲に堕ちる】……要はお前、自分でも知らない内にAV女優としてデビューしてたってわけだ」

 

「なっ……!?」

 

「それとな、お前の主演作品はこの1本だけじゃあないぜ。俺とのセックスも、若い衆との輪姦も、こっそり隠し撮りさせてもらっててな。その中からいい感じのもんを選んでAVとして発売してるんだ。素家部組の紅月カレンっていったら、今やトップクラスの人気商品だぜ」

 

「~~っ!!」

 

 知らなかった、自分の痴態がいつの間にかこの街中に広められていたなんて……。

 自分が敗北した時の映像も、そこから先の性奴隷生活も、全て撮影されて大勢の男たちに披露されていたということを知った私がそのショックに固まる中、若頭は私を持ち上げて立ち上がると、激しくアナルを犯しながら更に衝撃的な事実を告げた。

 

「そんでよ、実は今もこうしてお前がケツ穴犯される様は撮影されてて、しかもライブ配信中なんだよ! 今のお前の姿を見てる奴らの反応を見せてやるから、思う存分楽しめよ、露出狂の変態メスガキっ!!」

 

「んおおおぉおおぉおぉおぉおおぉおぉおぉおおっっ♡♡♡」

 

 ぶつんっ、と私の敗北アクメ記念AVの映像が途切れて、代わりにアナルセックスをしている今の私と若頭の姿が画面に映し出される。

 自分が思っている以上に無様で、下品で、とてもスケベな画面の中の自分の姿に胸を高鳴らせた私は、流れてくるコメントを見てくらくらとした眩暈を覚えてしまった。

 

『マジで感じてるじゃん! 正真正銘の露出狂なんだな!』

『ケツ穴もすっかり開発されて、もう立派なケツ穴狂いだな』

『んほぉ系のアヘ顔最高! もっとケツアクメしてるところ見せてほしい!!』

『乳も尻もむっちむちのドスケベボディしやがって……! 男に犯されるために生まれてきたとしか思えねえよ』

 

「どうだぁ? 自分の痴態が見世物として大勢の男たちに晒されてたって知った気分はよぉ!? 正直に答えてみろ、カレンっ!!」

 

「んほおぉおおぉおぉおおおおおぉおおおおおぉおっっ♡♡♡」

 

 頭が真っ白なるくらいにお尻を犯されて、肛門が捲り上がるくらいにピストンされて……アナルアクメを決めさせられながら命令された瞬間、本当の私が姿を現した。

 だらりと舌を垂らしただらしのない表情を浮かべて、びんびんに乳首と陰核を勃起させて、まんこから愛液を大量に溢れさせながら、生臭い嬌声交じりの声で私が叫ぶ。

 

「さ、最高ぅうっ♡♡♡ 見られるの、気持ちいいっっ♡♡♡ 敗北アクメも雌奴隷生活もケツアクメしてるところも♡ 沢山の人に見てもらえて嬉しいぃっ♡♡♡ んおぉおおっ♡♡♡ 開発されたケツ穴穿られてイクとこ見てぇ♡♡♡ 変態露出狂の私がお尻でイクところ見てぇえぇっ♡♡♡」

 

 そう、これが本当の私の姿。

 性の悦びにどっぷりと浸かり、敗北した際に見出した幸福感に完全に嵌って、恥ずかしい姿を見られることに快感を覚えてしまうド変態の露出狂こそが、紅月カレンという雌の本性なのだ。

 

 これが元来の性癖なのか、それとも若頭たちに調教されたからこうなったのか、それはわからないし考えても答えは出ないのだろう。

 ただ目の前にある快楽を貪り、享受し、受け入れる……それが今の私に与えられた唯一の自由なのだ。

 

「んっほっ♡ おっほっ♡ んほぉおおっ♡♡♡ いぐぅ♡♡♡ 開発されてちんぽ穴になったケツ穴で気持ちよくなってイクぅっ♡♡♡ ありがとうございますぅ♡♡♡ 変態カレンのお尻まんこ開発して、アナルでもちんぽ咥えられるようにしてくださってありがとうございますぅううぅっ♡♡♡ けつまんこセックス気持ちいいですっ♡♡♡ ケツ穴でもちんぽに奉仕出来て幸せですぅううぅうっ♡♡♡ たくさんの人にお尻でイクところ見てもらえてっ、最高の気分ですぅうっっ♡♡♡」

 

「おう、自分からお礼を言えるようになったとは、お前も雌奴隷としての自覚が出てきたじゃねえか。ご褒美だ、もっと激しくケツ穴犯してやるから、思う存分イっちまいな!!」

 

「んっほおおおぉおおおおおおおおぉおおおおおおぉおっ♡♡♡ ありがとうございますぅうぅっ♡♡♡ ありがとうございますっっ♡♡♡ いっぱいケツアクメする恥ずかしい姿、視姦してもらいますうぅうっ♡♡♡」

 

『うわ、おしっこ漏らしてるじゃん! アナル穿られて嬉ションするとか、引くレベルの変態だな!』

『潮噴きもしてるし、マジで終わってる。雌奴隷が天職なんじゃね?』

『でっかい乳もばるんばるん揺らしてさぁ、恥ずかしくないの? あ、恥ずかしいのが気持ちいいんだっけ? この変態が!!』

 

 若頭のピストンで激しく肛門を犯され、流れてくるコメントに痴態を視姦されながら嘲笑され……私は、途方もない悦びを感じていた。

 踊る胸と、ときめく子宮と、感じる肛門で快楽を貪りながら、私はその想いを言葉として叫び散らす。

 

「めすっ、どれぇ♡♡♡ わたしっ♡ へんたいろしゅつきょ~のめすどれぇだからぁっ♡♡♡ これからもセックスしまくるぅっ♡♡♡ ごくどうちんぽハメてもらうためだったらなんでもするぅっ♡♡♡ だから、だからぁっ♡♡♡ わたしのはずかしいところもっとみてっ♡♡♡ さらしてぇえっ♡♡♡ わたしのこと、もっとおかしてぇえぇっ♡♡♡」

 

「クックックックック……! 言われなくてもそうしてやるよ。これから先、お前はAV女優としての活動だけじゃなく、取引の材料や広報活動にも精を出してもらうんだからな。勿論、今まで通り俺や子分たちに奉仕もしてもらうぜ。俺が成り上がるために、お前の全てを使い潰してやるよ!!」

 

「んほぉおおぉおおおおおおおぉおぉおおぉおおおぉおおおぉおぉおおおおぉおおおおぉっっ♡♡♡ ほぉおおぉおおおおおおおおおおおぉおおおおおおおぉおおおおおっっ♡♡♡」

 

 お尻の穴に凄い快感が響く。

 大量の愛液が潮となって噴き出し、股座から飛び出したおしっこが綺麗なアーチを描き、私の全身は絶頂によって痙攣し続ける。

 

 本性を暴かれ、それを晒され、変態露出狂の雌奴隷であることを広められた私のこれからの人生は、淫靡に彩られた卑猥なものになるのだろう。

 犯され、利用され、使い潰され、大勢の男たちの慰み者になる自分自身の姿を想像した私は、それに幸せを感じて恍惚とした笑みを浮かべる。

 

 そして……訪れた最高の絶頂に身を任せ、肛門に響く快楽に屈服した私は、数万人の男たちが見守る中で壮絶なケツアクメを晒し、彼らの前で雌奴隷としての完全なる覚醒を迎えるのであった。

 

「んっっほおぉおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおぉおおおおおおっっ♡♡♡」

 






カレンのその後……

独立した若頭が立ち上げた『素家部組』の雌奴隷として彼に利用されるようになったカレンは、様々な面で組の勢力拡大に貢献した。

構成員たちの性処理。武器や土地などの取引の材料として肉体を差し出す。敗北した雌がどうなるかを知らしめるための広報役等々、他にも様々な役目を与えられた彼女は、その女体を用いてそれら全てをこなしていった。
そして、その様は映像記録として撮影され、アダルト映像作品としてファースト・タウンにて販売されたそれは『素家部組』の資金源として大いに重用された。

カレンを抱きたいがために『素家部組』に入る者もいれば、彼女を抱くために拳銃や大量の金を差し出す者もいる。
カレンの女体を利用して組の勢力を拡大していった若頭は、いつしか極道組織の中でも一目置かれる存在となっていった。

そう遠くない未来、彼は組織のトップに君臨することとなるだろう。
たった1回の勝利から得たチャンスをものにし、小さな組の若頭から組織の頂点に立った彼だが、まだ満足はしていない。
敵対する2つの勢力を潰し、その全てを奪った時にこそ、自分が正真正銘のNo.1になるということを理解しているからだ。

その野望を叶えるため、彼は今日も様々な策謀を巡らせると共に彼女を有効活用する。
未だに騒乱の時代から抜け出す気配の見えないファースト・タウンにて、尻に代紋を掘られたカレンは、今日も自分に絡む者たちにそれを見せびらかしながら威勢よく性交の啖呵を切るのだ。

「私は素家部組変態露出狂雌奴隷の紅月カレンっ♡ 口♡ 乳♡ 尻♡ まんこっ♡♡♡ ハメたい奴は、ちんぽ出してかかってきなっ♡」

素家部組雌奴隷end


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仲間を探せ!

 

 

 カプセルでの休憩を終えてからきっかり5分後、私はファースト・タウンの一角にあるカラオケルームにて、男たちからの情報提供を受けていた。

 

 ここに残ったのは10名程度の男たちで、それ以外の男たちの大半は私に教えるための情報をかき集めている最中か、もしくは自分は情報に疎いと諦め、泣く泣く私のエロ動画&画像を消去してあの場から立ち去った男ということになる。

 

 私の回復が終わるまでカプセルの周囲に残ったのは、今すぐにでも伝えられる情報があるという耳が良い奴らばかりだ。彼らの話なら、信頼が持てるだろう。

 

 そんな私の期待に応えるようにして、髭面の小太りな男が私が先ほどSEXバトルを行った男と、彼が所属している組織についての情報を話し始める。

 

「このファースト・タウンは、さっきの奴らみたいなヤクザが仕切ってる街だ。幾つかの組織がしのぎを削り合い、自分たちの組織を大きくしようと動きを見せている。さっきの奴らはカレンちゃんみたいな可愛い女の子をSEXバトルで倒しては、自分の店の風俗嬢にしちまう極道グループの構成員だな」

 

「極道グループの他には危険薬物を取り扱うマフィアグループとか、個々の戦闘能力は低いけど構成員の数なら圧倒的なギャンググループがある。それぞれがそれぞれのシノギを通して、活動資金や力を得ているんだ」

 

「にしても、マズいことになったぞ。カレンちゃんは3グループの中で、一番面子を重んじる極道グループの男を俺たちの前で倒しちまった。きっと、これから何人もの刺客が襲いに来るぜ」

 

「ふぅん、なるほどね……それは確かに、マズいかもしれないわ」

 

 まだ拠点に帰って確認していないが、恐らくは先ほどの戦いが私がこなそうとしていたメインミッションであったのだろう。無事にクリア出来たまではいいが、それによって余計な争いの火種を撒いてしまったみたいだ。

 

「カレンちゃんを狙うのは極道グループの奴らだけじゃねえ。さっきの男は、恐らくはそれなりの地位がある人間だったんだろう。そいつを倒したカレンちゃんを手籠めにすれば、カレンちゃんをコマした奴にも箔が付く。マフィアグループもギャンググループも、カレンちゃんを犯そうとするだろうぜ」

 

「げっ! 本当に面倒なことになったわね。でも、あの状況ではああするしかなかったんだし、しょうがないでしょ?」

 

「まあ、その通りなんだが……取り敢えず、俺がカレンちゃんに言えることとしては、これからはこのファースト・タウンを牛耳る3つの組織がキミを狙ってくるだろうってことさ。それに対抗したいなら、今のままじゃだめだ。まずは時間を稼いで、刺客たちを返り討ちに出来るくらいの力を付けることを優先した方がいい」

 

「そう、ね……さっきの戦いも、勝てたとはいえ、本当にギリギリの勝利だった。向こうがもう少し人数を揃えてたら、危ないところだったわ」

 

 あのヤクザ者とのSEXバトルに勝てたのは本当に運がよかったとしか言いようがない。相手が子分を引き連れていたり、油断を見せなかったりしていたら、結果はまた別の物になっていただろう。

 

 しかも、さっきの戦いは偶発的に起こったもので、ここからは各組織が本気を出して私を倒そうとしてくるみたいだ。相手は万全の状態で私を襲って来るのだから、私の方もそれなりの準備を整えておかなければならない。

 

「それで、その強化案に何かいい方法はある?」

 

「あ~……一応、俺はカレンちゃんがアイテムを装備すればいいんじゃないかって思ったんだ。それで、ひとっ走りこの街のショップに行って来て、カレンちゃん用の装備を見てきたんだが……」

 

 そう言いながら、筋肉質な男が困り顔で袋を差し出す。それを受け取った私は、何が入っているのかを確認するために近くの机の上に袋の中身をぶちまけてみた。

 

「それがカレンちゃんの装備、『紅月カレン用戦闘服』だって。試供品だから装備は出来ないけど、どんなデザインで装備するとどんな効果があるかはわかるみたいだよ」

 

「ふ~ん、なるほど……って、なによこれ!? これ作った奴、正気!?」

 

 説明を受けながら戦闘服を広げた私は、ありえないデザインをしたその服に対して怒りと困惑と呆れの感情が入り混じった叫びを上げる。服のデザインを知っている男は、そうなるだろうなとばかりに乾いた笑みを口にしていた。

 

 その戦闘服のデザインは至ってシンプルで、体にフィットするような細身のデザインをした、オリーブ色のつなぎ服といった感じだ。だが、その服には大きな問題点が幾つもある。その最たる例が、胸元を隠す生地が存在していないことだ。

 

「なによこれ!? こんなの着たら、おっぱい丸出しになるじゃないの! おあつらえ向きに胸の上下にベルト風味の飾りなんて付けちゃったりして、丸出し胸を強調しろっての!?」

 

 ツッコみがてら、気になる部分へと怒りをぶつけてみた私は、続いて下半身にも同じようなツッコみどころがあることに気が付き、頭を痛くしながらそこにも怒りの声を上げた。

 

「これ、おっぱいどころかおへそも下腹部も丸出しじゃない! ズボンの丈も短い……というより、下半身隠す気あるの!?」

 

 下半身の服装は、もうズボンというよりもビキニだ。腰骨から伸びる紐のような細い物体と申し訳程度にまんこを隠す程度にしか布がない。背部に至っては絶望的で、背中からお尻までががっつり丸見えの状態になっていた。

 

「最早この服、裸よりも恥ずかしいデザインしてるじゃない! こんな服に10000G!? 5桁も金取るの? 馬鹿じゃないの!?」

 

「あ~……ちなみに、俺たち一般男性がこの世界で1週間に配布される最低金額が、1000Gね」

 

「ばっかじゃないの!? あんたたちが10週間我慢しないと、この服買えないの!? 本当にもう、色々馬鹿じゃないの!? っていうか、それだけのお金を払っておいて、アイテム効果が『全ての性技が着衣状態で行えるようになる』と『新性技【着衣縦パイズリ】が使用可能になる』って、舐めてんの!?」

 

「どうどう、落ち着いてよカレンちゃん。確かに決して安くはない金額払って、その程度の効果しかないんじゃあ買い損って感じるのも無理もないわな」

 

「せめて体を隠せるならまだしも、こんなデザインじゃあなぁ……」

 

「言っとくが、俺が敢えてそういう服を選んだわけじゃあないぞ。その『紅月カレン用戦闘服』が一番マシな服で、しかも安かったからだ」

 

「他の服、これ以上に奇抜なデザインしてる上に高いの……? うそでしょ、もう……」

 

 わざわざ金を払ってこんな服を着るくらいなら、一生裸のままでいい。そう思えるレベルのこの服ですら、他に比べたら一番マシだと言われたことにショックを受ける。どうやら、私はこの世界で服を着ることは出来なさそうだ。少なくとも、この『紅月カレン用戦闘服』を着ることだけは決してないだろう。

 

「これはもう、アイテムでの強化は諦めた方がよさそうだな。そもそも、カレンちゃんにはまだGも配布されてないだろうから、買い物も出来ないだろ」

 

「じゃあ、どうするってんだよ? SEXバトルに備える方法、他にあるってのか?」

 

 役に立たないアイテムは放っておいて、別の強化案を探り始める男たちであったが、即座にその話も暗礁に乗り上げてしまう。確かに、即座に効果のある強化方法なんて、簡単に見つかるわけがないのだ。

 

 先の戦いで得た精液で多少は私の能力を強くは出来ても、それ以上の強化を望むならばやはりどこかでSEXバトルを行わなければならない。そうなったら3つの組織に居場所がバレるリスクがあるわけで、最悪の場合はSEXバトルの直後に刺客に見つかり、疲れ切った体で彼らの相手をしなければならなくなった場合だ。そうなったらまず、私に勝機はない。

 

(どうする? こいつらを拠点に連れて行って、ヤらせる代わりに精液を貰う? でも、こいつらに拠点の場所がバレるのもそれはそれで問題がありそうだし、そもそもモブキャラの出す精液量ってそこまで多くなさそうだし……)

 

 手頃なモブ男を捕まえるだけで簡単に強化が進んだら苦労もしない。きっと、SEXバトルを挑める男に比べて、こいつらから搾れる精液の量は遥かに少ないのだろう。つまり、モブキャラを利用しての精液&経験値稼ぎは不可能だ。

 

 もうこれで、私の取れそうな行動はほとんど消滅した。残すは拠点に帰って、あの地図に何らかのサブミッションが表示されていることを祈るくらいしかない。それでも、急速な戦力の向上はまず不可能といっていいだろう。

 

 だがしかし、私はここまでの話し合いで何かに引っかかっていた。というか、何かを忘れている気がした私は、その忘れている何かを思い出そうと必死に頭を捻り、記憶の書庫を漁り、そして――

 

「そうだ! 仲間だ! 他の女の子を見つければいいんだ!」

 

 ――人数の増加という、最も単純にして即座に戦力を向上させられる手段を思い付いたのであった。

 

 先の戦い、あのヤクザ男は私のことを自分の店から逃げ出した女だと勘違いしてあの場所にやって来た。それはつまり、このファースト・タウンの何処かに極道グループの店から逃げ出した女性が居るということだ。その女性を見つけることが出来れば、一緒に戦う仲間になってくれるかもしれない。

 

 幸いと言っていいのかはわからないが、その女性は極道グループの人間たちから追われている。私も彼らに狙われているわけだから、敵は共通だ。戦う相手が同じならば、1人より2人の方が勝率が高くなる。十分に交渉の余地もあるだろう。

 

 そんな私の考えを理解したのか、男たちの輪の中からサングラスをかけた男が携帯電話を手にしながら前に出ると、私に非常に有益な情報を提供してくれた。

 

「丁度良いタイミングだ。今、俺の仲間が赤髪の女の目撃情報を掴んだぞ。そいつは北区域にある、ジンバラ公園に身を潜めているみたいだ」

 

「ジンバラ公園っていやぁ、ホームレスたちの縄張りじゃねえか。あいつらの中にはSEXバトルの参加権を持ってる奴もいる。早くその女と合流出来なきゃ、奴らの肉便器にされちまうぞ」

 

「カレンちゃん。ジンバラ公園は3組織の奴らも手を出さない危険地帯だ。一度入ったら最後、もう二度と出られなくなる可能性もあるが、それでも赤髪の女を探しに行くのかい?」

 

「……ええ、行くわ。今の私には仲間が必要だし、何よりピンチに陥ってる人を見捨てるわけにはいかないから!」

 

 男の問いかけに対して、私は明確な肯定の意思を示す。このわけのわからない世界で味わう苦境を分かち合える同性の仲間を増やしたかったし、男の食い物にされるかもしれない彼女を救わないなんて選択は、私には取ることが出来なかった。

 

「わかった。なら、俺がジンバラ公園まで車を回そう。中に入るのはカレンちゃんだけだが、目的の彼女を見つけたら、すぐに戻って来い。まる1日経っても戻ってこなかった時は、カレンちゃんがホームレスたちの肉便器になっちまったって考えて見捨てるが、それまでは待ち続けてやるよ」

 

「ありがとう。脚になってくれるだけでも、3組織に連中に見つからなくて助かるよ」

 

「へっ! 最高のオカズ動画を提供してくれたんだ、そんくらいのことはやらせてもらうさ! ……お仲間が見つかるといいな、カレンちゃん」

 

「見つけて、一緒に戻って来るわよ! 何もわからないまま、この世界で終わって堪るもんか!!」

 

 このままじゃ終われない。その思いはきっと、ジンバラ公園に居るはずの彼女も同じはずだ。この世界に飛ばされた仲間同士、協力してピンチを乗り切らなくては私たちに明日はない。

 

 1人目の仲間、極道グループの店から逃げ出したその女性を見つけ出すため、私は男の車に乗せられて、ジンバラ公園へと向かうのであった。

 

 





スパロボSEX Tips

アイテムについて

女性ユニットが装備出来るアイテムは、大きく分けて『消費アイテム』、『コスチューム』、『アダルトグッズ』の3つにわけられる。

消費アイテムについては、使いきりの回復薬等を指す。ショップでのみ購入可能で、1ユニットにつき1つだけ装備してステージに持ち込むことが出来る。

コスチュームは、その女性ユニットに関係する服をエロ魔改造した服が販売されており、入手することで性技の威力を強化したり、新たな性技を習得したり、特定のサブミッションが解放されたりする。購入以外にもサブミッションで入手出来るコスチュームもあり、それに関しては誰が装備しても構わない物も存在している。

アダルトグッズは、入手することで性技強化用のサブミッションが解放され、それをクリアすることでそのアダルトグッズを試用した性技を習得出来るor既存の性技を強化出来る。ショップでの購入の他、サブミッションの報酬として入手可能。

ステージにて特定の条件を満たすことで入手出来るアイテムもあり、それらを見つけるのもこのスパロボSEXの楽しみの1つと言えるだろう。



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第三話 ゴミ溜めの赤き鷹 前編

 

 

「……ここが、ジンバラ公園ね。確かに無法地帯って感じ……」

 

 男たちに送られ、ジンバラ公園へとやって来た私は、内部の様子を見て取って顔を顰めた。公園と名前がついてはいるが、右を見ても、左を見ても、のんきに家族団欒を楽しむ一家や、ちょっと散歩にやって来たお爺さんお婆さんみたいな人は影も形も見えない。

 

 居るのは、薄汚れたぼろい服を着た、これまた薄汚い男たちだけ……所謂、ホームレスたちの巣ってことだ。

 

 そんなホームレスたちは裸の私を見ても表情一つ変えもしないが、彼らの双眸はギロリと鋭く光っている。まるで、肉食獣が獲物を見つけた時のような、ファースト・タウンの男たちとは違った、本気で私を仕留めにかかろうとしているその姿に、私は恐怖を感じてしまっていた。

 

(ここからどう動くべきだろうか? むやみに動き回っても時間がかかりそうだし、かといって聞き込み調査なんてもっての外よね)

 

 ジンバラ公園について、私が知っていることはほとんどない。見た感じ、そこそこ広めの公園なんだなってことくらいだ。赤髪の女性を探すならば、この公園に住んでいるホームレスに聞けばいいのかもしれないが、彼らが嘘をついて私を罠に嵌める可能性だって十分にありえる。

 

 一応、この入り口から見える範囲に居る男たちに関してはステータスを見て、全員が非戦闘要員であることは確認済みだ。だからといって安心は出来ないが、すぐにSEXバトルを仕掛けられることはないと私は安心していたのだが、そんな思いを裏切るようにして、ホームレスの一団が私の元へと近づき、声をかけてきた。

 

「……姉ちゃん、ここがどこだかわかってんのか? そんな恰好でふらふら迷い込んで来たら、襲われても文句は言えねえぜ?」

 

 むわりとした、鼻のひん曲がるような臭いが鼻孔をくすぐる。腐臭とも悪臭とも言い様がないその臭いには、何処か嗅ぎ覚えがあった。

 

 何らかの事情で体を洗えず、数日間汚れっぱなしだった人間が放つ臭い……だが、私の数少ない記憶にあるその臭いと今嗅いでいる臭いを比べると、こちらの方が数段は臭みが増している。恐らく、数日どころではなく、数週間か数か月単位で体を洗っていないのだろうと私は思った。

 

「キ、ヘヘヘヘ……! 乳も尻もデカい、いい体してるじゃねえか。しかも、かなりの別嬪さんだ」

 

「最近は女が紛れ込んで来ることが多いな。前の時は逃がしちまったが、今回はしっかり捕まえとかねえとなあ!」

 

「……へえ、私以外にも女の子がここに来てるんだ? そのことを詳しく聞かせてくれたら、ちょっとはいい目に遭わせてあげてもいいんだけどな」

 

「へへへっ! 誘惑したって無駄だぜ。俺たちにはSEXバトルは出来ねえが、ここでお前さんを足止めしてれば、仲間がやって来る。あとはそいつにお前を倒してもらえば、ジンバラ公園に肉便器が設立されるってこった!」

 

「なるほど、すごくいい展望ね。でも、実現不可能ってことを忘れてないかしら?」

 

 どうやら、ここに赤髪の女が来ていることは間違いないみたいだ。そして、彼女はまだこのホームレスたちの手には落ちていない。このジンバラ公園の何処かで身を潜め、脱出の機会を伺っている。こいつらは公園から赤髪の女が逃げ出さないようにするための見張りということだ。

 

 彼らとは交渉の余地はなく、このまま付き合っていても時間の無駄どころかホームレスたちの増援がやって来てしまうだろう。ならば、とっとと振り切った方がいい。

 

「せっかくお喋りの相手をしてくれてるところに悪いんだけど、もう行かなくちゃ。それじゃ、ごきげんようっ!!」

 

「!?!?!?」

 

 私は、右手に握り締めていた球形の物体を思い切り地面へと叩きつけた。そうすれば、破裂したその物体から黒煙がもわもわと立ち上がる。

 

 煙を吸い込んだホームレスたちが咳き込み、隙を見せた瞬間、私は全力で彼らの包囲を突破して、ジンバラ公園の林の中へと飛び込んで行った。

 

「くそっ! あの女、逃げやがった!」

 

「探せ、探せっ!! 絶対に逃がすなよ!」

 

「お前らは入り口を固めろ! 上玉2人、抱いても売り飛ばしても益がある。絶対に捕まえるぞ!」

 

 そんな、背後から響く物騒な声を耳にしながら、私はおっぱいをぶるんぶるんと揺らし、お尻を左右に激しく振りながら、振り返らずに全力で逃走を続け、公園の闇の中へと身を隠すのであった。

 

――――――――――

 

 

 

 

 

――――――――――

 

 それから十数分後、私は周囲の様子を伺いながら、ジンバラ公園を探索していた。公園の草木に肌を引っかかれたり、素足で砂利を踏みしめても痛みを感じず、むしろこそばゆい感覚を感じるだけで本当によかった。そうでなければ、全力の逃走なんて出来なかっただろうから。

 

 さて、これまでの行動で私が掴んだ情報といえば、ホームレスたちの数は私が思っているよりも多いということくらいのものだった。

 

 公園の遊具や雑木林の中には、至る所に彼らの家である段ボールハウスが建築されており、そこが彼らの詰所にもなっているのか、近づけば私を捜索するホームレスたちのけたたましい声が聞こえてくる。彼らがどこを、どれだけの人数で捜索しているのかがわかってありがたいが、そんなに必死に探られると身動きが取れないので困るというのが、私の本音であった。

 

 これは、マズい。このまま脱出も叶わず、身動きも取れないとくれば、どれだけ逃げ回っても見つかってしまうのは時間の問題だ。見つかるのが私ならばまだいいが、件の赤髪の女性がホームレスたちに発見されてしまうのは、こちらとしてはよろしくない事態になる。

 

 ジンバラ公園の内部に居る以上、安心して身を隠せる場所なんて何処にもない。仕切り直すことも出来ないのならば、いっそこちらからSEXバトルを仕掛けるのはどうだろうか? ホームレスたちを倒し、公園内を自由に探索する権利を手に入れ、そして赤髪の女性を見つけ出す……もしかしたら、これが今の私に打てる最善の策なのかもしれない。

 

 これ以上消耗し、体を疲れ果てさせた状態でSEXバトルを挑まれたら、その分だけ勝率は低くなる。ならいっそ、まだ体力が残っている内に攻勢に出るのはあながち間違った作戦ではないはずだ。

 

 ただ、相手の戦力が把握し切れていないのが問題で、これでもしも私1人で10人近くの男の相手をしなければならないとなったら、それはほぼほぼ敗北が確定した勝負となってしまう。やはり、情報が足りない内に勝負を仕掛けるのは危険だ。さりとてこのまま隠れていても体力的にも精神的にも疲弊するだけで、状況が良くなるわけでもない。

 

 それならばやはり、こちらから仕掛けた方がいいのではないか……? そう迷いながらも、いまいち踏ん切りをつけられない私が、思考に没頭していると――

 

「……むぐっ!? んん~~っ!!」

 

「しっ! 静かにして! 大丈夫、私は味方よ」

 

 不意に、背後から伸びてきた手に口を塞がれて驚いた私は、次いで聞こえてきた女性の物と思わしき囁きを耳にして更に驚く。彼女の声に反応し、ゆっくりと頷けば、口を塞いでいた手が離され、私も自由に喋れるようになった。

 

 そうして、急いで振り返った私が目にしたのは、ワインレッドカラーの髪色の女性の姿であった。その髪をショートボブの髪形に纏めた小顔の女性と見つめ合っていると、彼女の方が口を開く。

 

「あなたもこの公園に逃げ込んで来たくち? 私は、とある風俗店から逃げ出して来て、追っ手を撒くためにここに身を潜めようとしたんだけど、失敗したわ。ここもかなり危ない場所だったみたい」

 

「やっぱり……! あなた、極道グループの店から逃げ出した、赤髪の女ね! やっと見つけたわ!」

 

「え……? 私のこと、知ってるの? もしかしてあなた、あいつらの手下ってこと?」

 

「違う! 私の名前は紅月カレン。この馬鹿みたいな世界から抜け出すために一緒に戦う仲間を探してるの!」

 

「カレン……そうよね。確かにあいつらがこの場所に女を1人で行かせるわけがないわ。でも、ジンバラ公園のことを知って足を踏み入れるだなんて、相当に強気な性格してるのね」

 

 私の話を聞き、味方であることを信じてくれた赤髪の女性がくすくすと笑う。この世界で初めて出会えた同性の存在に安堵した私もまた、彼女と同じく微笑みを浮かべた。

 

 赤髪の女性は、そうして声を殺して笑った後、優し気な笑みを浮かべながら、私に対して自己紹介をしてくれた。

 

「はじめまして、カレン。私の名前はルナマリア・ホーク。歳は17歳で、妹が1人いるわ。それ以上の記憶は、今の私にはないの」

 

「あなたもそうなのね。私も自分の名前と年齢以外、覚えてることは何もないわ。元の世界のことも、自分が何をしていたのかも、まるでわからないの」

 

 やはりと言うべきかルナマリアにも元の世界の記憶がないようだ。男たちもそうであったが、この世界に転移した人間は、全員が記憶喪失になってしまうのだろうか?

 

 と、そこまで考察を深めた私であったが、ルナマリアの話の中に一点気になる部分があったので、そこを詳しく聞いてみることにした。

 

「ねえ、あなたには妹がいるって言ってたけど、その子はどうしたの? この世界には、一緒に来てないのかしら?」

 

「……いいえ、妹も一緒にこのふざけた世界にやって来たわ。そして、SEXバトルで負けて、極道グループに捕まってしまった。今では私が逃げ出した店で、風俗嬢として働かされているの」

 

 そう、自分と妹の置かれた境遇を語るルナマリアは、先ほどまでの優し気な笑みを一変させた悔しそうな表情を浮かべて歯を食いしばっている。マズいことを聞いてしまったかなと後悔した私であったが、彼女は強い決意を秘めた眼差しをこちらに向けると、私に向って一気に言葉をまくし立てた。

 

「私は何とかSEXバトルに勝つことは出来たけど、妹を人質に取られて極道グループに従うしかなかった。そうして、暫くは奴らの店で働いていたんだけど……このままじゃ、姉妹揃ってあの店で一生を終えることになる。そう考えた私は、妹に背を押されて脱走を決行したわ。こうなった以上、私は妹を助けるために極道グループとの戦いに挑むつもりよ。カレン、出来たらあなたにも協力してほしいのだけれど……」

 

「私もあなたを仲間に誘うつもりで探してたんだから、そのお誘いはもちろんOKよ。でも、まずはこの公園から脱出することが優先ね。ルナマリアは、まだ体力に余裕はある?」

 

「ルナでいいわ。ええ、こっそりあいつらから食料や水を盗んでたから、動こうと思えば動けるわ。ただ、そろそろ腐りかけの食事じゃなくて、普通の食べ物が欲しくなってきたところね」

 

 自身の体調を問いかけた私に対して、ルナマリアはそうおどけた様子で答えてくれた。それはつまり、今は万全に近い状態だが、これから先は余裕がなくなってくるという意味と判断して構わないだろう。彼女がどれだけの時間をこのジンバラ公園で過ごしているのかはわからないが、私よりも大分長いことは確かだ。これ以上ルナマリアが消耗する前に、脱出の算段をつけてしまいたい。

 

「ルナ、わかってるかもしれないけど、ここを脱出するには強行突破しかないわ。でも、私たちには暴力行為は禁止されてる。あいつらを蹴散らす方法は、もう1つしかないの」

 

「そうよねぇ……やっぱり、ヤるしかないのよね。でも、カレンが来てくれたお陰で踏ん切りがついたわ。それじゃあ、2人で大暴れといきましょうか!」

 

「ええ! やってやりましょう!!」

 

 覚悟は決まった。半ば悪乗りのような感じだが、それでも1人で勝負を挑むよりかはぐっと勝率が高くなっているはずだ。笑い合い、頷き合った私とルナマリアは、同時に隠れていた茂みから飛び出すと、私たちを捜索していたホームレスたちに向けて堂々とした態度で声をかける。

 

「私たちはここにいるわ! もう、逃げも隠れもしない!」

 

「あんたたちの親玉を呼んで来なさいよ! SEXバトルを挑むって言えば、目の色を変えてすっ飛んで来るでしょ!」

 

 威勢よく、私たちはホームレスたちに啖呵を切った。探し求めていた女たちが自分の方から姿を現したことに喜びの表情を浮かべる男たちは、無遠慮に私とルナマリアのおっぱいとお尻へと視線を向け、口々に感想を言い合っていた。

 

「ぐふふっ! どっちもイイ体してんじゃねえか……! 早く揉みまくってやりたいぜ……!」

 

「スタイル抜群の巨乳便所が一気に2つも手に入るなんて、俺たちはツイてるぜ!」

 

「あのデカくてエロいケツを思いっきり引っ叩いて、ひぃひぃ言わせてやるぜ。まんこをぐっちょぐちょにかき混ぜて、俺たちのチンカスをたぁっぷり食わせてやるよ」

 

「好き勝手言ってないで、とっととSEXバトル出来る奴を連れて来なよ。私たちを肉便器に出来るかどうかは、それからだ」

 

 どれだけ嘲られても、嗤われても、気後れなんかしない。ルナマリアは店で男の相手をさせられてたんだし、私も既にこの程度の羞恥は慣れたもんだ。

 

 時間を無駄にすることは出来ない。早くこのホームレスたちの親玉を倒さなくてはと思っていると、数名の供を連れた他の男たちと比べれば少しは身綺麗なホームレスが近づいて来るのが視界の端に見えた。

 

「おうおう、この子たちがわしらの肉便器になってくれる雌たちか? どっちも別嬪なうえ、いい体しておるわい!」

 

 髭も髪も伸ばしっぱなしの汚い老人がそう笑いながら言う。彼の傍に控える3人の男たちも含めて、私はステータスの確認をするために目を凝らした。

 

―――――

 

ボスホームレス LV3

 

精力 8000/8000

 

体力 170/170

 

気力 100

 

ちんぽサイズ M

 

特殊スキル

 

指揮能力L3

酔っ払いL1

 

精神コマンド

 

無し

 

所持アイテム

 

日本酒入りの一升瓶(消費)

 

―――――

 

ホームレス取り巻き LV1

 

精力 4000/4000

 

体力 100/100

 

気力 100

 

ちんぽサイズ M

 

特殊スキル

 

無し

 

精神コマンド

 

無し

 

所持アイテム

 

無し

 

―――――

 

「ルナ、これなら十分に勝ち目はあるよ」

 

「うん、なんとかなりそうね」

 

 男たちのステータスを確認した私たちは、目配せして頷き合った。そして、互いに示し合わせたように、ホームレスの親玉に向けて勝負を仕掛ける。

 

「私たちはあんたにSEXバトルを挑む! あんたたちが勝ったら、私たちはこのジンバラ公園の肉便器になるわ!」

 

「でも、私たちが勝ったら、この公園から出させてもらう! 条件は、それでいいわね!?」

 

「いいともさ。じゃが、お前さんたちが無事にこのジンバラ公園から出ることは叶わんて。2人仲良く、わしらの肉便器になることは決まりじゃよ」

 

 自信有り気にひっひと喉を鳴らして、ホームレスの親玉は服を脱いだ。見かけからは想像もつかない立派なちんぽが露になり、それと同じく彼の取り巻き立ちも負けず劣らずの巨根を私とルナマリアへと見せつけてくる。

 

 彼らのちんぽは大きいが、あの中年オヤジやヤクザ男も同じくらいの逸物を持っていた。しかして、彼らとこのホームレスたちとでは、大きく違う部分が1つだけある。それは、臭いだ。

 

「うっ! く、臭い……っ!! この距離でも、目に染みる……!」

 

「き、きちんと洗いなさいよ! 水道くらい、この公園にもあるでしょ!?」

 

「ひひひっ! 生憎と身形には気を遣わないもんでのぉ。悪いが、お嬢ちゃんたちの可愛いお口かまんこで綺麗にしてもらうとするわい」

 

 白いチンカスがびっしりとこびりついたその肉棒は、それなりの距離を取っていても目に染みるくらいに酷い臭いを放っている。彼らの体臭を数倍に濃縮したような、そんなすえた臭いに顔を顰めながら、自分たちが今からあのちんぽを相手にすることに身震いした私たちは、それでも負けじと心を奮い立たせ、ホームレスの一団との勝負に臨むのであった。

 

―――――

 

勝利条件

 

・敵ユニットの全滅

 

敗北条件

 

・カレン、ルナマリア両名の撃墜

 

BP取得条件

 

・ホームレス全員に【フェラチオ奉仕】を行う

 

―――――





スパロボSEX Tips

敵ユニット 『ホームレス』

世捨て人となり、路上で生活している男たちの総称。ファースト・タウンのような繁華街にはあまり数はいないが、混沌めいた街やそもそも文明を築けていない他の世界にはそれなりの数が存在している。

基本的には、健康な男性と比べて能力値は低いのだが、ファースト・タウンのホームレスたちは何もしなくても金を得られるため、それを用いて普通に暮らしていける。なんちゃってホームレス的な部分があるため、見た目に反して能力値がそこそこ高い。

集団を指揮するボスホームレスは指揮能力を有しており、これを利用した配下のホームレス軍団の能力値を上げての合体攻撃が一番の持ち味。単独での戦闘も不可能ではなく、酒類のアイテムを所持していると女性を酔わせての必殺技【酩酊セックス】を行って来るため、注意が必要。


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第三話 ゴミ溜めの赤き鷹 後編

昨日の深夜にお気に入り100件ありがとうございます! って言ったのに、今見たらもう200件越えてる……! 熱い応援、本当にありがとうございます!

皆さんから頂いた参戦キャラの希望やお勧めのロボットアニメの紹介には、ちゃんと目を通させていただいてます! 中には懐かしいって思ったり、全く知らないって驚いたりする作品やキャラもいますが、時間を見つけてアニメを見たり、漫画を読んだりして、知識を深めていこうと思います!

取り敢えず、要望に合った中ですぐにでも参戦出来そうなのは、クロスアンジュのアンジュかスパロボOGのクスハですかね? ちょっと考えつつ、頑張って書いていこうと思います!


 

「さぁて、まずはお嬢ちゃんたちの可愛いお口で、俺たちのちんぽを綺麗にしてくれよ」

 

「そ、そんな汚いものを咥えろっていうの!?」

 

「別に俺たちは良いんだぜぇ? この1か月は洗ってねえちんぽを、いきなり嬢ちゃんたちのまんこにぶち込んでもよぉ! 上と下の口、どっちでちんぽをおしゃぶりしたいんだ? んん?」

 

「くっ、下種野郎め……!」

 

 ボスホームレスの取り巻きたちの言葉に反応し、私たちのSEXバトルを観戦するホームレスたちからゲラゲラという醜い笑い声が上がった。場の空気が完全に向こうに味方していることを実感しながら、私はごくりと喉を鳴らす。

 

 このジンバラ公園は、私たちにとってアウェーだ。さっきのヤクザ男との戦いの時とは違い、観客たちも私たちの敵とみなして構わないだろう。直接手を出さないだけの、無数の敵に囲まれているこの状況は、圧倒的に男たちに有利に働いている。

 

 私やルナマリアが何かをしくじったわけではない。この公園内でSEXバトルを始めた時点で、こうなることは決まっていた。初っ端から男たちにペースを握られるという不利に晒された以上、ここからの判断にミスは許されない。1つの判断ミスがそのまま負けに直結する可能性も十分にあるのだから。

 

(……どうする、カレン? こいつらの言うことに従う?)

 

(……多分、そうした方がいいと思う。癪だけど、今は耐えるしかないわ)

 

 不利な状況から始まった勝負の、第一の選択。チンカスだらけの汚いちんぽを命令通りにしゃぶるかどうかの判断を、私はYESと選んだ。

 

 一見、ここで男たちの言われるがままにする方が彼らのペースに飲まれるように見えるが、そうではない。ここで彼らの要求を断ったところで、向こうは数が4人、私たちは2人と、倍の差がある。彼らがその気にさえなれば、強引にフェラチオ奉仕をさせられることもあり得る。

 

 最悪なのは、汚いちんぽをまんこに挿入された時に、同時に口も犯されることだ。一度拒んだ選択を否応なしに反故にされ、上も下もチンカスだらけのちんぽで犯されれば、男たちの高揚感は最大限に高まり、私たちの気力は地に落ちてしまうだろう。それを避けるためにも、ここは敢えて彼らの言うことに従った方がいい。後々の展開まで考えなければ、きっとこの勝負には勝てない。私はそう考え、ルナマリアと一緒に男たちの前に跪く。

 

「……ホント、臭いちんぽね。チンカスもびっしりで、酷いもんだわ」

 

「その酷いもんを今から咥える気分はどうだ? お嬢ちゃんよぉ?」

 

「最悪に決まってんじゃない。……いくわよ」

 

 夏場の公衆便所を超える、凄まじい腐臭とアンモニア臭が鼻を衝く。和式便所の中に落としたキャンディを口に放る以上に汚らしいと思う行為を、今から私たちは行おうとしていた。

 

 汚い、苦しい、本当はこんなことをしたくない……そんな、正直な心を押し殺し、私は覚悟を決める。目配せでルナマリアと合図をし、同時に口を大きく開いた私たちは、その中に汚れ切ったホームレスたちのちんぽを一息に咥え込んだ。

 

「はぁむっ♡♡♡ んじゅじゅじゅじゅぅ~~~っ♡♡♡」

 

「じゅろぉっ♡♡♡ ずぞっ♡♡♡ ずぞぞぞっっ♡♡♡」

 

「おほぉっ!! こいつら、本当にちんぽをしゃぶりやがった! きったね~っ!!」

 

「チンカスだらけのちんぽのお味はどうだぁ? 濃厚で、さぞや美味いだろう!?」

 

 汚れ切ったちんぽをしゃぶり始めた私たちに向けて、ホームレスたちの言葉責めが降りかかる。しかし、彼らの言葉に反応を返す余裕がなくなるくらいに、私たちが咥えているちんぽは強敵だった。

 

 鼻孔を襲う、恐ろしいくらいの臭い。視線の先に見える汚い陰毛にも嫌悪感を抱くが、何よりも舌先に触れるチンカスの味が嫌だ。

 

 生ごみを食べたら、きっとこんな味なのだろうと思うくらいに本当に酷い。それがちんぽ全体にびっしりとこびりつき、カリの窪みに至っては舌でこそがないといけないくらいの量が張り付いているのだ。その全てを涎で浮かし、舌で舐め取り、嚥下する私たちは、フェラチオ奉仕を涙目で行いながらこの屈辱に耐える。

 

(く、臭いぃぃっ♡ どんだけ洗ってないのよ、この生ごみちんぽはっ♡♡♡ チンカスびっしりで気持ち悪いにもほどがあるでしょうがぁっ♡♡♡)

 

(で、でもぉっ♡♡♡ チンカス頬張って飲み干すと、子宮がきゅんきゅん疼いちゃう……っ♡♡♡ この苦みとエグさに心が慣れていくのがわかる……♡♡♡)

 

 本当にマズい、汚い、吐き気がする。だけど、段々とチンカスの味を美味しく感じて、嚥下する度に雌の本能を揺さぶられてしまうようになっていく。これを喜ぶべきなのか、それとも悲しむべきなのかは、SEXバトルに集中する私たちには判断がつかなかった。

 

(こうなったら、ヤケよっ♡♡♡ こいつらの洗ってない激臭ちんぽ♡ ピッカピカになるまで綺麗にしてやるっ♡♡♡)

 

 感じていた不快感が消えたなら、それを利用してやるまでだ。こいつらは、私たちが自分たちの汚いちんぽをしゃぶり尽くせるわけがないと思っている。その油断を突いて、完全にちんぽを綺麗にした上で、こいつらを射精させてやろうじゃあないか。

 

 そんな反骨心からか、興奮からかわからない決意を抱いた私は、先ほどよりも強くちんぽに吸い付き、チンカスを舐め取っていく。急に積極性を出してきた私の様子に、ホームレスたちも驚いて余裕の仮面を剥がされてしまったようだった。

 

「んごっ!? ば、馬鹿なっ!? こいつ、チンカスちんぽが怖くないのか!? うぐうっ!?」

 

「んぢゅるぢゅるぢゅるっ♡♡♡ ぢゅぞぞぞぞぞ~~~~~っっ♡♡♡ んごごぉおおぉっ♡♡♡ んぶぅううぅううぅうっ♡♡♡」

 

 鼻の穴を大きく膨らませ、芳醇なチンカスの臭いを嗅ぎながらのフェラは、私の心を燃え上がらせた。より強く、激しく、気持ち良くなるようにホームレスAのちんぽをしゃぶり続ける私は、全力の奉仕を続け、そして――!!

 

「だ、駄目だぁっ!! うおぉぉぉぉぉっ!?」

 

「んぼぉおぉおおぉおぉおおぉおぉおおっっ♡♡♡」

 

 ホームレスAがついに限界を迎え、私の口の中へと大量の精液を射精する。それを余さず飲み干し、その上で彼のちんぽに吸い付いて精巣に残る全ての精液を吸い出す勢いでしゃぶり続ければ、彼の口から悲痛な呻きが漏れた。

 

「う、おっ!? や、やめてくれぇっ! こ、これ以上は、もう……ううっ!!」

 

「んぐっ♡♡♡ ぷはぁ……げぇぇっぷ♡♡♡ ひ、ひっ♡♡♡ 私を舐めるから、こうなる……♡♡♡」

 

 胃の中に落ちた重く大量の精液に下品にげっぷを出しながらも、私は地面へと伸びた男へとそう吐き捨てた。元々、精力の少なかった取り巻きホームレスは、今のバキュームフェラで全ての精液を飲み干されてしまったみたいで、もうピクリとも動く気配を見せない。ステータスも確認してみたが、見事に精力は0になっていた。

 

(これでまず1人! 残りは3人!)

 

 1回のフェラで1人の男を倒すことが出来たのは幸運だった。人数差を埋められたのは、非常に大きい。

 

 それに加えて、横のルナマリアも男のちんぽを丁寧に舐め取って、ホームレスBを射精に導いたようだ。ドロッドロのザーメンを口一杯に含み、まるでハムスターのような顔になりながらも、彼女にはまだ余裕が見受けられる。むしろ、射精を行った男の方が追い詰められているような表情をしていた。

 

 行ける、勝てる……! 勝負の空気が、こちらに傾き出した。勝負を見守っているホームレスたちの間にも同様が走り、最初のような余裕のムードがなくなってきている。先ほどのフェラチオ奉仕が男たちの勢いを完全に殺したことを見て取った私は、口元に垂れる精液を舐め取りながら挑発的な視線をボスホームレスへと向けた。

 

「ほっほ、なかなかにやり手のようじゃな。しかし、まだ若い。手練手管の技は知らんようじゃ」

 

 私の視線を受け、自分が挑発されていることを感じ取ったであろうボスホームレスには、手下たちが見せているような焦りの感情がない。むしろ、私の反撃を悦んでいるような、そんな素振りさえ感じられる。

 

 まだ、彼には何かがある。この場の空気を再び自分たちのものに出来るような、凄い切り札があるに違いない。そう感じた私が、警戒を一段と強めた、その時だった。

 

「ひひっ! その気張りこそが、お主の最大の弱点じゃて」

 

「えっ!? な、なにっ!?」

 

 突如、世界がくわんと揺れた。背中を軽く押されたような、痛みも強い衝撃も感じないような軽いその行動だけで、私は地べたに突っ伏し、お尻を高く上げるような格好にされてしまっていたのだ。

 

 いったい、今の一瞬に何が起きたというのか? 困惑し、即座に体勢を立て直せないでいる私は、自分の背後に気配を感じてはっとし、顔をそちらに向けると……片手に一升瓶を掴んだ老人が、ニタリといやらしい笑みを浮かべている姿が目に映る。

 

「先ほどの口淫は見事。わしらの仲間を1撃で沈めたその淫らさに敬意を表して……格段に美味い酒を馳走してやろうぞ!」

 

「ひんっっ♡♡♡」

 

 老人がそう言いながら私の知りを掴む。尻肉を掻き分け、彼が狙いをつけたのは軽く濡れている私のまんこ……ではなく、その後ろにある肛門だ。

 

 彼が指でそこを広げ、一升瓶の口を当てても、私は自分が何をされようとしているかがわからなかった。完全に理解を超えた何かが自分の身に起きようとしていることがわかっても、何をされるのかが本気でわからないままだった。

 

 ボスホームレスにそれを理解させられたのは、彼が手にした一升瓶の口が私の肛門へと挿入された衝撃に体が貫かれたのと、その中身がお尻の中へと注ぎ込まれる冷たい感触を感じて、腑抜けた悲鳴を上げさせられてからのことだ。どぽどぽと音を立てて腸内へと注ぎ込まれる液体の感触に、私は腰を震わせて嬌声を上げた。

 

「んおっっ♡♡♡ へ、あ……ひぃいいぃいいいぃいいぃいいぃいいっっ♡♡♡」

 

「おうおう、美味そうに酒を飲むいい尻じゃ。遠慮せず、たーんと飲むとええわ。ひひひひひっ!!」

 

「カレンっ!! あなたたち、カレンを放しな――むぐっ!?」

 

「こっちの女は我々にお任せください。長老は、そいつを徹底的に犯すことに集中を」

 

「おう、感謝するぞい。というわけじゃ、ここからはわしがお前さんの相手をする。お仲間共々、きっちり肉便器に仕上げてやるからの」

 

「う、あ……♡♡♡ あ、頭が、くらくらする……♡♡♡ 体が、熱くなってっ♡♡♡ はぁぁぁ……っ♡♡♡」 

 

 一升瓶の中身が全て私のお尻の中に注がれ、お尻がぽかぽかと温かくなってきた頃、ようやく私は自分が何を注ぎ込まれたのかを理解する。

 

 これは、酒だ。アルコール度数が高めの酒を、吸収力が高く早い腸内へと大量に注ぎ込まれたのだ。そして、そのせいで私は早くも酔っぱらいつつある。視界がぼやけ、体が火照り、思うように身動きが取れなくなってきた私は、何とかして老人に抗おうとしたが、彼は酩酊状態の私を難なく組み敷くと、口へとホームレスA同様の汚いちんぽを一気に突き込んできた。

 

「おぶっっ♡♡♡ おごっっ♡♡♡ んごごぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

「これじゃよ、この感覚! 抵抗出来ない女を嬲り、その苦し気な声を聴くのが堪らなく心地良い! 汚れたちんぽの臭いを嗅ぎ、チンカスを食べさせられて雌の悦びを感じる女の姿もまた、格別の肴となるもんじゃ!」

 

「んぶぅっ♡♡♡ んぶぅっ♡♡♡ ぶぶぅうううっ♡♡♡」

 

 喉が、舌が、頬が、チンカスだらけのジジイちんぽに犯され、汚されていく。サディスティックな趣味を全開にして、体に力の入らない私を嬲り続けるボスホームレスの横では、彼の配下によるルナマリアへの輪姦が行われていた。

 

「おっ、ほぉおっ♡♡♡ んぶえぇぇっ♡♡♡ き、汚いちんぽしゃぶらせないでっ♡♡♡ おごっっ♡♡♡ まんこにちんぽハメないでぇっ♡♡♡ せめて、どっちか片方だけにしてぇぇっっ♡♡♡」

 

 新たに乱入したホームレスCのちんぽを咥えさせられながら、先ほどまでしゃぶっていたホームレスBのちんぽに犯されるルナマリアは、串刺しセックスの快感の強さに完全に翻弄されている。私も体験したことがあるが、あれは本当に気持ちいい。しかも、ホームレスたちのちんぽにはあの快感に加えてのチンカス責め&臭い責めまであるのだ。ルナマリアが抵抗出来ないのも無理はないだろう。

 

 喉と膣を侵されるルナマリアも、かなりマズい状況だ。せっかく掴みかけた好機を奪い返されたことに悔しさを感じる私であったが、老人はキヒヒと汚い歯を見せながら笑い、私を嘲りながら徹底的に私を犯し尽くしにかかる。

 

「んごっ♡♡♡ んごぉおっ♡♡♡ ぶぐぅううぅううっ♡♡♡ ううぅううう……っ♡♡♡」

 

「キヒヒヒヒッ! そんなに羨ましそうな目でお仲間さんを見なさんな。すぐに、お前さんのまんこにもちんぽをハメてやるわい!」

 

「おごっ♡♡♡ ぷはぁ……っ♡♡♡ う、うっぷっ♡♡♡ ぜぇ、はぁ、ぜぇ、はぁ……♡♡♡」

 

 何度も何度も吐き気を込み上げさせながらも、私はこの老人にそのギリギリを見極められていた。お前のことは何だってお見通しだと言わんばかりの彼の表情に嫌悪感を抱きつつも、今の状態では何もやり返すことは出来ない。

 

 非力な老人に、成すがままにされる屈辱に体が震える。自分の口でしゃぶり続け、強引に綺麗にさせられたちんぽで頬を叩かれた私は、涙を浮かべた目で老人を睨みつけるも、彼はそんな私の抵抗を快楽のスパイス程度にしか考えていないようだった。

 

「さて、お待ちかねの時間じゃよ。お友達と一緒に、可愛いアヘ声を聴かせてもらおうかのぉ!!」

 

「ひ、卑怯者ぉ♡♡♡ こんな、相手になにも出来なくして、レイプして、恥ずかしくないのっ♡♡♡」

 

「なぁんにも、恥ずかしくないわ! 戦いというのは、どれだけ上手く相手を屈服させられるかに尽きる! 相手の抵抗を封じ、こちらの優位だけを押し付ける戦いは最上のもんじゃ! それを実行することに、わしは何の躊躇いも感じはせん! それに――」

 

 ぐいぃっ、と広げられた脚の付け根、ぐっしょりと濡れ、愛液を噴き出し、地面に水の跡を残す私のおまんこへと、ボスホームレスは自分の陰茎を近づける。それを入り口にあてがい、ニヤッと非道な笑みを浮かべた彼は、私に向けての言葉を口にしながら腰を前へと突き出した。

 

「――今から恥ずかしい目に遭うのは、お嬢ちゃんの方じゃからの!」

 

『ボスホームレスの必殺技 酩酊セックス』

 

「はおぉおぉおぉおおぉおぉおおぉおんっ♡♡♡ ほひぃいいぃっっ♡♡♡」

 

 とろとろに蕩けた、酔っ払いおまんこに叩き込まれる熱い肉の杭。普段のキツイおまんこを割って挿入されるのとは違う、緩くも強烈な快感に嬌声を上げてしまった私のお尻の穴からは、腸壁から吸収しきれなかったお酒がぶびゅっと音を立てて噴き出してしまっていた。

 

 ボスホームレスは、そんな私のふんわりとした力の入らないおまんこの感触を楽しむようにちんぽで内部をかき混ぜる。ぐちゅり、ぬちゅりと卑猥な水音が響かせた後は、思いっきり腰を振って、酔っている状態の正常な思考が出来ない頭を更に混乱させるような、強い快感を与え始めた。

 

「あふぅうんんっっ♡♡♡ ふあぁあぁあぁぁっっ♡♡♡ あぁああああああぁあああぁぁあぁっっ♡♡♡」

 

「んぶぅううぅっ♡♡♡ んごぉおおっっ♡♡♡ ほごっっ♡♡♡ んごぉおおぉおぉおっっ♡♡♡ ぶびっ♡♡♡ もう、やめへっ♡♡♡ せめておまんこだけにっ、おぶぅうううっっ♡♡♡」

 

 老人に犯される私は、甘い嬌声を叫びながらその快感に酔っていた。酒に酔い、快楽に酔い、自分よりもひ弱な老人に犯される私は、とても無様な雌へと成り下がっている。

 

 雄の精の残り香であるチンカスをこれでもかというほど味わい、子宮を疼かされていた私にとって、この快感はとても甘美なものであった。普段のキツい締まりのまんことは違う、とろとろおまんこによる快感を味わい尽くしながら、私は老人に鳴かされ続ける。

 

 そんな私のすぐ近くでは、膣と口を犯されるルナマリアの甲高い嬌声が響き渡っていた。いかにもレイプ、といったその様子は、見る者全てを興奮させる。力ずくで抵抗を封じ、懇願する女を組み敷いてのセックスは、男たちにとっても最高の快楽を味わえるプレイのようだ。

 

 ルナマリアの股間からは、快感のあまりか、それとも恐怖からか、黄金色の液体がちょろちょろと漏れ出ている。強気だった彼女が徐々に弱り、自分たちに屈し始めている様を見るホームレスたちから、私は熱狂と共に滾る獣欲を感じていた。

 

「ふあぁあぁあぁっっ♡♡♡ だ、だめぇっ♡♡♡ だめぇぇぇっっ♡♡♡ なんにもできないっ♡♡♡ 感じ過ぎちゃうのぉおおっ♡♡♡ い、イクぅ♡♡♡ イクぅううぅうぅううぅううぅうぅうっ♡♡♡」

 

「んぶぅううっ♡♡♡ た、種付けされちゃうぅっ♡♡♡ 子宮と喉に、汚いザーメンコキ捨てられちゃうっ♡♡♡ そんなのだめ、なのにっ♡♡♡ 気持ち良すぎて抵抗できにゃ、ぶひいぃいいぃいぃいいぃいいっ♡♡♡」

 

 私の口から蕩けた嬌声が溢れる。ルナマリアの口から豚のような情けない嬌声が飛び出す。まるで正反対のその叫びに共通しているのは、どちらも限界の近い雌が上げる性の雄たけびだということだ。

 

 ズプンっと、私のおまんこが老人のちんぽに深くまで貫かれた。同時に両方の乳首を引っ張られた私は、下半身で感じる甘美な快感と、上半身に走る鋭い快感の両方を同時に味わうと共に頭の中が真っ白になる。

 

 時を同じくして、ルナマリアを犯す2人のホームレスたちも彼女へと性の滾りを迸らせた。子宮と食道に夥しい量の精液を流し込まれた彼女は、快楽の高みへと押し上げられながら今までで一番無様な叫び声をあげる。

 

「あぁああああああああああああぁあああああああああぁあああああああぁっっ♡♡♡」

 

「んっごぉおおぉおぉおおっっ♡♡♡ ぶひぃいっ♡♡♡ ぶびぃいいぃいいぃいぃいいぃっっ♡♡♡」

 

 ドクン、ドクンと射精を行うちんぽの律動を感じる。それが収まるまで私の中に在り続けたちんぽからは、大量の白濁液が吐き出された。

 

 子宮を満たし、官能を支配せん勢いで射精された精液を受け止めた私の頭の中は快楽でぼーっとしており、だらしなくアヘ顔を浮かべながらひくひくと引き攣った笑みを浮かべるしかない。ルナマリアの方も似たようなもので、無様にお尻を震わせながら射精された精液を膣と口から音を立てて溢れさせるという、最低の姿をホームレスたちの前へと曝け出していた。

 

「キヒヒヒヒヒヒッ! これで、終わりじゃな。久々の性交、楽しませてもらったぞい。……ん、ふぅ。さて、と……」

 

「あ、ぁ? あぁ~~……っ♡♡♡」

 

 絶頂を迎え、公園の地面で魚のようにのたうち回る私とルナマリアの姿に笑みを見せた老人は、私の顔を掴むと大きく広げた口の近くへと亀頭を近づけた。そうして、非常に悪い顔をしながら、彼は私に更なる屈辱を与えるための責めを開始する。

 

「歳のせいか、ちと便所が近くてのぉ。トイレに行くのも面倒じゃ、ちょうどいい肉便器に出させてもらうわい!」

 

「おぼっ♡♡♡ がぼぼぼぼぼぼ……っ♡♡♡」

 

 私の口の中へと、老人が用を足す。まっ黄色の、アンモニア臭のキツいおしっこが、勢いよく口内へと注がれていく。

 

 十秒と少し経った頃、用を足した老人は自分の尿で口を一杯にした私のことを楽し気な表情で見下していた。彼が私に何を望み、何を期待しているかを理解している私は、ゆっくりと口を閉じると――

 

「ん、くっ♡♡♡ ごきゅっ♡♡♡ ごきゅ……っ♡♡♡」

 

 ――音を立て、生温い小便を飲み干し始めた。

 

 そんな私の姿にホームレスたちは湧き立ち、ルナマリアが悲し気な表情を浮かべる。新しい肉便器の誕生を喜ぶ彼らの長は、しっかりと私がおしっこを飲み干したことを確認すると、上機嫌に笑いながら仲間たちへと叫んだ。

 

「飲んだ、飲み干しおった! どうじゃ? わしの小便は美味かったか?」

 

「は、はひ……♡♡♡ ちょっと舌がぴりぴりしたけど、おいひかった、れふ……♡♡♡」

 

「ひっひっひっひっひ! それでよい! どうやら、こちらの女子は身も心も肉便器になり始めているようじゃな! あともう1人も、このように躾けてやろうぞ!」

 

「くっ、カレン……!!」

 

 抵抗せずに己の小便を飲み干した私は堕ちたと判断した老人は、残る標的であるルナマリアへと体を向けた。彼女は今、ホームレスBCにちんぽを突き付けられ、私同様におしっこを飲まされようとしている。ルナマリアがその扱いを素直に受け入れるはずもなく、堕ちた私の姿を見た彼女は、自分だけでも正気を保ち続けてやるとばかりに突き出される肉棒へと鋭い視線を向けていた。

 

 そんな気高いルナマリアの精神を汚すかのように、男たちが小便を放とうとする。しかし、その光景を見ていた私は這いずって彼らの元に近づくと、舌なめずりをしてから男たちへと甘い声でおねだりの言葉を口にした。

 

「ねえ、もっとおしっこ飲ませてよ……♡ 私の口の中に、おしっこちょうだぁい……♡♡♡」

 

「か、カレンっ! もうそれ以上、あなたの無様な姿は見たく――ああっ♡♡♡」

 

 叫ぶルナマリアを押し倒し、彼女の乳房に手を乗せ、指を動かしながら、私はミルクをねだる子犬のように男たちへと舌を垂らした無様な表情を向けた。そんな私の姿に男たちの間からは嘲笑が飛び、侮蔑の言葉が投げかけられる。

 

「ぎゃははははっ! あいつ、もう仲間を仲間とも思ってねえぜ! ションベン飲みたくて、押し倒しちまうくらいだしな!」

 

「マジでぶっざま~!! 自分から勝負挑んでおいて、あんな馬鹿みてえな姿晒すなんて、生き恥レベルの変態だろ!」

 

「これからは毎日、俺たちのションベン飲ませてやるからな! 食事は俺たちのチンカスとザーメンだ! 肉便器にはそれで十分だろ!!」

 

 騒ぐ、騒ぐ、盛り上がる……男たちの叫びを耳にしながら、私は笑みを浮かべて口を開いた。未だにちんぽを勃起させ、小便をどこに出そうか迷っているホームレスBCに向け、ここがあなたたちの便所であるとアピールするように……。

 

「シシシッ! しょうがねえ、そこまで頼まれたら肉便器を使ってやるしかねえな!」

 

「俺たちのションベン、しっかり飲み干せよ!!」

 

「がぼっ♡♡♡ んごぼぼぼぼぼぼぉぉ……っ♡♡♡」

 

 Wちんぽから発射される綺麗な黄色の温水。しょっぱくて刺激的な味をしたそれを、喉を鳴らして飲み干していく。

 

 観客たちからはやんややんやの大喝采、用を足す男たちは放尿の解放感と共に支配感を味わって満足気に笑い、彼らのリーダーであるボスホームレスは私の予想以上の堕ち具合に笑いが止まらないといった様子だ。

 

 やがて、先ほどと同じくらいの時間が経ち、2人の男たちが用を足し終わったことを口の中のおしっこを飲み干したことで悟った私は、今度は自分が仰向けに寝転がり、所謂まんぐり返しの格好になってから、この場の人間たち全員に向けて蕩けた声で宣誓をする。

 

「お腹、チンカスとかザーメンとかおしっこで、ぱんぱんになっちゃった……♡♡♡ おしっこ、もれちゃうぅ……♡♡♡ みんな、みてぇ♡♡♡ 私がいっぱいおしっこ漏らすとこ、みててぇ♡♡♡」

 

「あははははははっ! こいつ、本当に人間として終わってんな! 自分から小便するとこ見てくれだなんて、もう恥じらいなんてもん存在してねえだろ!?」

 

「いいじゃねえの! これからは人間辞めて、肉便器として生きるんだからよ! リクエスト通り、お漏らし姿をたっぷり視姦してやろうぜ!」

 

「んひっ♡♡♡ あっ♡♡♡ でるっ♡♡♡ おしっこ、でりゅぅううぅううぅうぅううぅっ♡♡♡」

 

 沢山の男たちの中心で、人間として最底辺のホームレスに見下されながら、私は勢いよく放尿した。噴き出したおしっこは綺麗なアーチを描き、公園の地面に黄色の水溜まりを作っていく。卑猥で、無様で、情けない私のお漏らし姿に、男たちは盛大な拍手を送り、下品な言葉で私を囃し立ててくる。

 

「くっせぇションベン漏らしやがって! 俺たちの縄張りにお前の雌臭いションベンマーキングすんじゃねえよ!」

 

「後でたっぷりとおしおきしてやるからな。覚悟しろよ!」

 

「なあ、早くもう1人の巨乳ちゃんも堕としてくれよ! こんなの見たら、俺たちだって女を抱きたくなってしょうがねえんだから!」

 

「ったく、しょうがねえ奴らだな……ボス、こいつは俺たちが2人がかりで堕としますので、ボスは休憩しててください。お力が必要になったら、その時に頼みます」

 

「ひっひ、わかったわい。にしても、やはり若い女はいい。気の強い女を堕とした時の快感は、正に天にも昇る甘美さじゃ……んん?」

 

 部下の男と話していた老人が、私からの視線に気付いて嬉しそうな表情を見せた。媚びに媚びた、欲望を露にした私の目を見つめる彼の下へと、私は四つん這いで尻を大きく左右に振りながら歩み寄る。

 

 荒い呼吸を繰り返し、おしっこを漏らしたばかりのまんこを左右に開くまんぐり返しの格好になり、犬が主人に媚びるような態度を取った私は、完全に堕とした女を見つめる目をしている老人に向け、甘ったるい声で懇願の言葉を口にした。

 

「ほしい、ほしいの……♡♡♡ ちんぽ、ほしいからぁ♡♡♡ お爺さんのちんぽ、ぶちこんでぇ♡♡♡ 私とまた、セックスしてよぉ……♡♡♡」

 

「キヒッ! ヒヒッ! キヒヒヒヒヒッ! なんとまあ、立派に堕ちおって! ここまで無様な雌の姿は、わしも見たことがないわい! その無様さに免じて、情けをくれてやろう!」

 

「あはっ♡♡♡ ありがとう、ございまぁす……♡♡♡」

 

 地べたに転がる私に覆い被さり、未だに硬さを残す肉棒を膣内へと挿入する老人。私は、そんな彼の腰へと脚を回し、両腕でしっかりと体を抱き寄せるだいしゅきホールドの格好を取り、満面の笑みを浮かべたまま彼の耳元へと口を近づけると――

 

「つぅかまえたぁ♡♡♡」

 

「はっ!? うおぉっ!?」

 

 ――甘く、獰猛な囁きを口にした私の様子にボスホームレスが違和感を感じた時にはもう遅い。彼と体を入れ替え、騎乗位の体位になった私は、今度は彼を見下してニンマリとほほ笑む。

 

「うぐおぉっ!? この、まんこの締め付け……! 酒に酔った蕩け具合ではない! 馬鹿な! こんなに早く酔いが覚めるなど、ありえるはずが……!?」

 

「あんたたちがくれた酔い覚ましの水のお陰だよ! ちょっとだけ、温かったけどさ!」

 

「ま、まさかっ!? わしらの小便をがぶ飲みしたのも、その後に放尿したのも、全ては酔いを醒ますためだったというのか!?」

 

「そういうこと! あんたたちが単純で助かったよ!」

 

 ざわりと、ホームレスたちの間に動揺が走る。自分たちが圧倒的に優位だと思っていた状況を文字通り逆転されたことに、相当のショックを受けているようだ。

 

「お、お前たち、わしを助けろっ! この女を引き剥がして……!?」

 

「あら? それは無理ね♡ だって、この2人は私の体に夢中だからっ♡」

 

「なっ、なにぃっ!?」

 

 大慌てでホームレスBCに助けを求める老人だけど、彼らはルナマリアのおまんこと手コキで搾精されている最中だ。腰をカクカクと震わせ、ちんぽから白濁液をしょぼしょぼと噴き出してる光景を見るに、あの2人ももう限界だろう。

 

 さっき、ルナマリアを押し倒した時に指でメッセージを伝えておいて本当によかった。ボスホームレスの逆転の手立てを潰してくれた彼女に感謝しつつ、私は体の下に敷いた小さな老人へと目線を向ける。

 

「な、なあ、お嬢ちゃん? 心優しいお嬢ちゃんは、わしのようなか弱い老人に酷いことはせんよな? もうお主らの勝ちは決まっておるんじゃから、別に必要以上のことはせんでも……」

 

「あら? こんなに早く屈服しちゃうの? それに、何にも抵抗出来ない相手を嬲るのが最高に楽しいって、あなたは言ってたわよね? それがどれだけ楽しいか、私も試してみたいと思ってたとこだったから、ちょっと協力してよ。それにね……私、戦いは徹底的に相手を叩き潰す派の人間なの。一切の容赦なく、二度と逆らう気が起きなくなるくらいにね!」

 

「ひ、ひぃっ!?」

 

 都合の良い命乞いを切って捨て、満面の笑みに隠した怒りを全てこのエロジジイに向けながら、私は息を吸う。万全の状態に戻った体調、飲尿&放尿シーンを沢山の男たちに見られることで上昇した気力、そして抜群の締まりを取り戻したおまんこと、最高のコンディションが揃った私が取る行動と言えば、もう1つしかない。

 

「弾けろぉっ♡♡♡ 私の、まんこぉおっ♡♡♡」

 

「あひぃいいぃいいぃいいっっ!? し、締まるぅっ! 震えるぅっ!! わしの全てが、搾り尽くされるぅぅぅうぅっ!!??」

 

 いつも以上に気合を入れ、今までやられたことをやり返す勢いで行う絶頂(アクメ)波動にボスホームレスが早くも値を上げる。だが、私は容赦しない。文字通り、精も根も尽き果てるまで、このお爺さんを搾り尽くすつもりだ。

 

「さて、あんたたちも……イっけぇぇぇぇぇぇっっ♡♡♡」

 

「「う、うわぁぁぁぁぁぁぁっっ!?」」

 

 ルナマリアもまた、残りのホームレスたちへとトドメの一撃を繰り出した。手コキしているおちんぽを頬張り、舌の動きと頬の吸い付きで刺激して絶頂へと導く。まんこにハメてるちんぽには、お尻をぷりぷり振っての刺激から、大きく腰をグラインドさせての締め付けでフィニッシュを飾った。

 

「カレン、こっちは片付いたわ!」

 

「了解! こっちも、終わりにするっ!!」

 

「ま、待って! 後生だから情けをっ! ひぃいいぃいいいっっ!!」

 

 懇願の言葉も気にしない。全開、全力の締め付けと痙攣でボスホームレスのちんぽを締め上げて、最後の一滴まで精液を搾り取る。終わりの瞬間、ジンバラ公園には彼の断末魔の叫びが木霊した。

 

 そうして、カラカラに干からびた4人の男たちの体を蹴飛ばし、この戦いを見守っていたホームレスたちへと視線を向けた私とルナマリアは、どうだと言わんばかりの表情を浮かべながら、勝利宣言にも近しい決め台詞を口にする。

 

「こんなもんー? まるっきり肩透かしね♡」

 

「止められないっ♡ こんなちんぽなんかじゃっ♡」

 

「ちょ、長老たちをこんなにあっさり……! ば、化物女だーっ! 助けてーっ!!」

 

 自分たちのボスを倒されたのが本当に予想外だったのか、ホームレスたちは非常に失礼な発言をしつつ、蜘蛛の子を散らすようにして逃げ去ってしまった。無事に、完全勝利を収めた私とルナマリアは、どちらからともなく手を伸ばすと、お互いをたたえ合うようにハイタッチをして、小気味良い勝利の余韻に浸るのであった。

 

―――――

 

戦果報告(リザルト)

 

紅月カレン 経験人数+2(合計5)

 

ルナマリア・ホーク 経験人数+2(合計2)

 

精液を合計3000ml入手

 

 

 

新ユニット加入

 

【ルナマリア・ホーク】

 

 

 

レベルアップ

 

紅月カレン LV3

 

ルナマリア・ホーク LV2

 

 

 

BPを入手しました

 

紅月カレンとルナマリア・ホークに、それぞれBPを2ずつ追加します。

 

 






スパロボSEX Tips

ユニット 『ルナマリア・ホーク』

『機動戦士ガンダムSEED DESTYNY』のキャラクターで、同作のメインヒロイン的立ち位置のキャラ。主人公(だと筆者は信じ続けている)であるシン・アスカと深い関係になるが、それまではいまいちヒロイン感はなく、カレン同様にエロいエースパイロット的な存在だった。

彼女は所属しているザフト軍の中でもエリートしか着用出来ない赤服を纏う兵士なのだが、その権力を行使してどう考えても軍服としての適性がないミニスカートを常用している。宇宙とかでは絶対に浮いてパンツ見えちゃうだろうし、そうじゃなくてもメインキャラが彼女の短いスカート姿に困るシーンとかもあったので、マジで最初はお色気要因だったと思う。

じゃあ、パイロットの腕としてはどうなのかと聞かれると、マジで序盤はそこまでいいところがない。というのも、彼女の前半の搭乗機体は砲戦特化の『ガナーザクウォーリア』なのだが、パイロットのルナマリアが射撃が苦手と公言するレベルで命中率が低いのである。

その射撃性能の低さはスパロボをはじめとした色んなゲームでネタにされており、機体とパイロットの得意分野がマッチしていないという事情から、射撃戦での活躍はしてないと言っても過言ではない。『ザクウォーリア』には装備を切り替えることで得意な戦闘スタイルを選択出来る換装機能が付いてるんだから、得意の格闘戦が活かせる『スラッシュザクウォーリア』に搭乗すればよかったのに……と思っているのは自分だけだろうか?(格闘戦ならば、当時の最新技術を使用して作られたガイアガンダムと、ベースは量産機であるガナーザクウォーリアで互角に立ち回っている)

最初に述べた通り、作中終盤ではなんやかんやで同期であり戦友でもあるシンと恋人的な関係になったりもするが、中盤くらいまで彼女は上司であるアスラン・ザラに好意を抱いていたため、シンとの恋愛的な絡みはそこまで多くなかった。パイロットとしての本格的な活躍もシンから『インパルスガンダム』を譲り受けてからの方が印象的なので、やっぱり前半の彼女はスタイル抜群でミニスカ履いてるお色気的マスコットだと思う。作られた薄い本の数もずば抜けて多かったって聞くし。

※ここからエロステータス※

カレン同様に強気なエースパイロットではあるが、主人公レベルの活躍をした本物のエースパイロットであるカレンと比べると、若干そのステータスには差がある。

一応、カレン同様に【巨尻】や【巨乳】といった攻撃的スキルに加え、下半身を使った性技の性能が上がる【魅惑の太腿】も取得しているのだが、如何せんそれでも火力不足が目立つ能力値となっている。

が、しかし、ルナマリアの最大の真価は、あるアイテム群を入手してから発揮されるので、焦らずに見守っていてほしい。加えて、シンのお守り役的なポジションに立っていることから、援護攻撃や援護防御などの後方支援用のスキルを自力習得するため、援護役には最適である。

他にも、「あんな短いスカート履いてるんだから絶対に露出の気があったでしょ~」という作者の根拠のない想像から【露出狂】のスキルを、射撃が苦手で命中率が低い=妊娠確立も低そうということでカレンと比べて初期から避妊のスキルレベルが高く設定されているので、精神コマンドの不屈も合わせて、盾役としての運用も可能。でもやっぱり素のままで主軸を担うのは厳しいので、メインで使うのならば精液強化は必須だろう。

BPを習得していくと、面倒見の良さが更に発揮されたバブみのあるプレイが可能になったり、露出プレイにも目覚めたりする。

カレンと合流し、妹を救うために厳しく淫らな戦いに身を投じることになったルナマリアは、無事に妹を助け出し、一緒に元の世界に戻れるのだろうか?



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標的は3つ

 

「……なるほどね。カレンの事情もわかったわ。あなたもこの街の男たちから狙われているのなら、私と同じ境遇ってことになる。ここは協力して、ピンチを乗り切る方がいい選択よね」

 

「ありがとう、ルナ。改めて、これからもよろしくね」

 

 拠点である家に帰った私たちは、何故だか1つ増えていた回復カプセルでの休憩を終えた後でお互いの持つ情報を交換し、改めて今後の活動を共にすることを誓った。

 

 これまで心細い思いをしながら1人で戦ってきた私にとって、仲間の存在は本当にありがたい。幾分かは苦労を分かち合える友達が出来たことに喜びつつ、私は拠点の使い方をルナマリアへと教え、今後の戦いへの準備を行う。

 

 ヤクザ男との戦いと、ホームレスたちとの戦いで得た精液は、全て私の【避妊】スキルのレベルアップに使わせてもらった。お陰でレベルが5に上がり、一応の安心を得ることが出来た私は、ルナマリアに感謝しつつ、その感謝の想いを行動で示すために、呼び出した男たちから情報を仕入れ、作戦会議を行う。

 

 今の私たちの目標は、ルナマリアの妹の迅速な救助だ。手掛かりは、極道グループの経営する風俗店の何処かに居るということだけだが、それだけわかっていれば十分でもある。ここから、しらみつぶしにその店を当たっていけば、最終的には出会うことが出来るだろう。

 

 だが、それまでの間に妹さんが男たちから酷い凌辱を受け続ける可能性は否めない。彼女の心にトラウマが残るまえに救出し、何とかしてルナマリアと妹さんを再会させてあげたいと思う私は、真剣に男たちからの報告に耳を傾ける。

 

「まず、1つ目の情報だ。ルナマリアちゃんが逃げ出して来た店だが、今では放棄されちまってる。マフィアグループかギャンググループが乗っ取るだろうが、そこには極道グループの資産は何も残ってねえだろうよ」

 

「……私が逃げ出したから、警備に難ありと見て手を引いたってこと?」

 

「まあ、そんなところだろうな。決して規模の大きい店じゃなかったし、無くなっても問題はないと判断したんだろうよ」

 

「じゃあ、もうそこに妹さんはいないってことね。彼女が何処の店に移籍させられたかはわかる?」

 

「正確に何処とは言い切れないが、候補は3つまで絞れた。なにせ、極道グループの奴らは風俗嬢の一斉整備中でな。各地域で一番大きい店に、ある程度の嬢を集めて、各店舗に再分配してる最中なんだよ」

 

 そう言いながら、解説中の男が地図を見せる。正方形の形をしたファースト・タウンの地図を上から覗き込みながら、私とルナマリアは彼の説明を聞き続けた。

 

「このファースト・タウンは大きく分けて5つの地域に分かれてる。最も賑わっている中央区……カレンちゃんの拠点があるのはここな。その中央区から四方に伸びる大通りで区画分けされた4つの区画には、それぞれ青龍、玄武、白虎、朱雀という地区名がつけられてるんだ」

 

「スザク……? なんだろう、ちょっと嫌な気分になった」

 

 心の中に唐突に湧いた感情を口にしてしまった私は、その呟きのせいで男の話を遮ってしまったことを詫びた。彼は気にしないと手を振ってから、話の続きを口にする。

 

「中央地区では各組織が覇権を争っているが、それ以外の地区はそれぞれの組織の縄張りと化してる。マフィアグループは朱雀地区を、ギャンググループは白虎地区を、極道グループは青龍と玄武地区を収めてて、それぞれが経営する風俗店は大体が自分たちの縄張りに設営されてるんだ」

 

「その中でも大きい店にルナの妹が囚われてる。あんたたちはそう言いたいのね?」

 

「ああ、そういうことさ。今からその候補に挙がってる3つの店を俺たちの意見も合わせて紹介するから、あとは2人で話し合った上で行動してくれ」

 

 また別の男が何枚かのチラシを取り出し、地図の上に置く。その1つ1つを指差しながら、情報提供者たちはルナマリアの妹が囚われているであろう店の説明をしていった。

 

「まずはこの中央区にある風俗店『極楽浄土』だ。他の2組織も店を出してる中央区にあるだけあって、働いてる女の子たちもレベルが高い。他組織からのカチコミに備えたり、厄介な客を追い払うためのガードも完璧だ。今の2人じゃあ、この店に乗り込んだとしても返り討ちに遭って、風俗嬢に仲間入りするだけだと思うぜ」

 

「……妹さんがいる可能性は?」

 

「ルナマリアちゃんに似てるってことは、相当な美少女なんだろうさ。だが、『極楽浄土』はサービスに慣れた優秀な風俗嬢が配属される、レベルの高い店だ。いくら美少女だからといって、経験の少ないルナちゃんの妹さんを入店させることは無いと思うぜ」

 

「じゃあ、この店は後回しにしましょう。残りの2店舗はどうなの?」

 

 『極楽浄土』はリスクも高く、妹さんがいる可能性も低い。ここを狙うのはやめることにした私たちは、次の店の情報を男たちに尋ねる。

 

「次の店は、玄武地区にある『亀の子パラダイス』だな。ここはまあ、デカい店だが『極楽浄土』よりかは質も警備も下だ。それでも、良い店だってことは変わらねえよ」

 

「だけど、ルナマリアちゃんの妹がこっちの店にいる可能性は低いと思うぜ。ルナマリアちゃんが逃げ出した店は、青龍地区にある。同じ店に妹さんが配属されてたのなら、わざわざ別地区の店に移送するよりも同じ地区のデカい店に送った方がいいだろ」

 

「じゃあ、先にそっちを紹介しなさいよ!」

 

「そう慌てなさんなって、今から説明すんだからよ」

 

 ばんっ、と音を立てて机を叩いたルナマリアを落ち着かせるように静かな口ぶりでそう言った男は、最後のチラシを指差すと、その店についての情報を話し始めた。

 

「最後の大本命、青龍地区の『どらごん・がーる』は、若くてフレッシュな女の子が多く配属される店だ。ルナちゃんの妹さんが期待の新人として見られてるなら、ここに正式採用されたとしてもおかしくねえ。現状、最も可能性が高いのはここだろうな」

 

「青龍地区の『どらごん・がーる』ね! なら、今からでも乗り込んで……!」

 

「待ちな! ……中央区の店ほどじゃあないとはいえ、『どらごん・がーる』も青龍地区を代表する大棚店舗だ。警備の数もジンバラ公園のホームレスとは比べ物にならないくらいに多いはず。行けばまず、厳しい戦いになる。それでも、行くってのか?」

 

 男の念を押すような言葉に、私はゴクリと息を飲む。これは今までのSEXバトルとは違い、明確な敵意を持って仕掛ける強襲戦だ。結果はどうであれ、極道グループとの敵対は避けられないだろうし、敵の重要拠点に乗り込むのだから戦いもこれまでの物よりも激しくなるだろう。

 

 どのくらいの強さの敵が、どれだけ待ち受けているかもわからない。その状況で乗り込むのは危険だが、このまま手をこまねいていては極道グループの風俗嬢の配備が終わってしまう。そうなったら、ルナマリアの妹の居場所を見つけ出すのは困難になってしまうだろう。

 

 リスクを承知で動くか、静観して確実なタイミングを待つか……どちらにもメリットがあり、デメリットも存在しているその決断に悩む私であったが、ルナマリアの答えはとっくに決まっていた。

 

「私は行くわ! たとえ1人でも、そこにメイリンが待ってるかもしれないっていうなら、危険を承知で乗り込む! 早く助けてあげないと、あの子がどうなるかわからないの!」

 

 妹を思うルナマリアは、決意を固めた表情でそう言い切った。1人でも戦うと言った部分には、無謀な戦いに私を付き合わせることへの罪悪感もあるのだろうが、それ以上に彼女の本気具合が感じ取れる。ルナマリアは、本気で単独でも『どらごん・がーる』に乗り込むつもりだ。

 

 私だって、そんな彼女を放って1人で安全な場所で隠れているつもりはない。ルナマリアに続いて覚悟を決めた私は、彼女の肩を掴むと無言で頷き、自分の意思を伝える。そうすれば、ルナマリアは嬉しそうに顔を綻ばせた後で、涙目になって同じく頷いてくれた。

 

「……どうやら、決意は固いようだな。なら、俺たちから2つの提案がある。2人にとっても悪い話じゃないから、聞いてくれ」

 

「なに? ここまで情報提供してくれたんだもの、あなたたちの話なら最後まで聞くわ」

 

「ありがとう。……話というのはほかでもない。俺たちと取引をしないか? こちらが提供するのは、カレンちゃんとルナちゃんが負けそうになった時、俺たちが撤退を手助けするってことと……これだ」

 

 視線で背後の男たちに合図を送った情報提供者は、部下にアタッシュケースを持って来させた。

 

 それを受け取った男は、ケースを開くと私たちへとその中身を見せつける。

 

「これは……なに? 見たところ、薬瓶みたいだけど……?」

 

 ケースの中に入っていたのは、緑色の液体が詰まっている薬瓶だった。それを取り出した男は、ルナマリアへと薬瓶を差し出しながら、アイテムがなんであるかを説明し始める。

 

「こいつの名前はバストシルエット。詳しい効能はわからないが、ルナちゃんのおっぱいに塗ることで強化が出来るって代物だ。少し前に手に入れてたんだが、使い道がわからなくて放置してたのを引っ張り出してきた。こいつの提供と撤退の手助けと引き換えに、俺たちはルナちゃんとのセックスを所望するぜ」

 

「る、ルナだけ? 私はいいの……?」

 

「カレンちゃんからはもうエロ動画や画像を貰った。だが、ルナちゃんからはまだ何も貰ってねえ。今の俺たちはいわば、ただ働き状態だ。これからもいい関係を築いていきたいって言うのなら、それなりの誠意を見せてほしいんだよ」

 

 男から性交の要求を受けたルナマリアは、やや迷ったような表情を浮かべてみせたが……小さく首を振ってその迷いを振り切ると、男の手から薬瓶を受け取り、はっきりとした口調でこの場に集まった5,6名の男たちへと自分の意思を告げる。

 

「了解よ。『どらごん・がーる』から戻ってきたら、作戦の成否はどうであれ、あんたたちとセックスする。だから、あんたたちは私たちが風俗堕ちしないように全力でサポートしてちょうだい」

 

「いい返事だ! お前ら、喜べ! 近々、久々に女が抱けるぞ! それも極上の美少女だ!!」

 

 ルナマリアからOKを貰った男たちは、とても嬉しそうに大騒ぎしている。彼らの様子に若干の微笑ましさを感じながらも、一気にこれだけの男たちを相手することになったルナマリアを心配した私は、こっそりと彼女へと声をかけてみた。

 

「ルナ、大丈夫? なんだったら、私も少し手伝うけど……?」

 

「平気よ、カレン。私と妹のためにここまでしてくれたんだもの、お礼の1つでもしなきゃ女が廃るってもんだわ。あなたにも感謝してるし、ここは私1人に任せてちょうだい」

 

 きゅぽんと音を立て、薬瓶の栓を抜いたルナマリアは、私にそう言いながら緑色の液体を自分の乳房へと振りかけた。

 

 ドボドボと流れるややサイコな感じの薬液は、ルナマリアの美しく大きいおっぱいに染み込むようにして消えていく。僅かに残った液体を自分の手で乳房へと刷り込んでいたルナマリアであったが、段々とその声が熱っぽくなると共に、身悶えしながら自分の両胸を抱き締め始めた。

 

「んんっ♡ 胸が、熱い……っ♡ 奥から、何かが湧き上がってきて……ふあぁぁっ♡♡♡」

 

 甘く蕩けるような嬌声を上げたルナマリアの体に異変が起きる。なんと、彼女の大きかった乳房が増々膨らみを増し、形の良さはそのままに一回りも二回りも巨大化してしまったのだ。

 

 巨乳を越えた爆乳、それすらも超えた超乳レベルにまで大きくなったルナマリアのおっぱいを彼女を含めた誰もが驚いたように見つめている。信じられない、といった様子で自分の乳房を掴んだルナマリアは、その瞬間にびくんっと腰を震わせて快感に喘いだ。

 

「あうんっ♡♡♡ はぁん……♡♡♡ これ、すごい……♡♡♡ 自分で言うのもなんだけど、揉んでる方も気持ち良くなれる極上おっぱいになってる……♡♡♡」

 

「そ、それはよかったけど……このサイズのおっぱいって、色々と問題があるんじゃ……?」

 

「あ、それは大丈夫みたいよ。少し念じれば……ほらっ!」

 

 あんまりにも大きくなり過ぎたルナマリアのおっぱいを心配した私だが、軽い口調で手をひらひらとさせた彼女がぶつぶつと何か呟けば、瞬き1つの間にその超乳おっぱいは元の巨乳サイズへと逆戻りしていた。

 

 その後も、巨乳サイズと超乳サイズのおっぱいを自由自在に切り替えたルナマリアは、立派になった自分の乳房を見つめながらしみじみと呟く。

 

「ちょっとわかってきたわ。これは、私の体をおっぱいに特化したものに切り替えてるのね。仕組みは不明だけど、この無茶苦茶な世界でそんなことを気にしてもしょうがないわ。使えるものは使う、それでいいでしょ」

 

「う~ん……ルナがそう言うのなら私はいいけど……ちょっと不気味、かも……」

 

「妹を助けるために、そんなことは言ってられないわ! これでSEXバトルで使える技が増えた。少しでも勝率が上がったんだから、それでよしとしましょう」

 

 いきなり胸が超成長するって結構不気味だと思うんだけど、妹を助けたいって思ってるルナマリアにはそんなことはどうでもいいみたい。自分だけでも助かってほしいって、妹さんに背を押されて店から脱走したんだから、その気持ちも納得出来るような気がした。

 

 改めて、彼女の覚悟の強さを再認識した私は、特に意味はないがストレッチをして自分も準備を整えた風の雰囲気を出した。そして、目的地である『どらごん・がーる』での戦いに備え、ルナマリアと男たちとどう動くかの確認を始める。

 

 この世界に来てから初めての攻略戦。敵の重要拠点に乗り込み、そこを制圧するための戦いに臨もうとしている私たちは、慣れない緊張感に震えを感じつつも、それを押し殺して『どらごん・がーる』へのカチコミに挑むのであった。

 

―――――

 

ルナマリア・ホーク

 

換装形態習得

 

・おっぱいシルエットモード

 

新性技習得

 

・ミルクブラスターパイズリ

 

・B120 2連装爆乳砲『ドスケルベロス』




スパロボSEX Tips

『換装システム』

一部のキャラクターは、自身用に設定された特殊アイテムを使用することによって、自分の肉体を性的に変化させる『換装システム』が使用可能になる。

ルナマリアの場合は、愛機である『インパルスガンダム』と同じく自身の体を何かに特化した形態に変化させることが可能。彼女用の換装アイテムである『シルエットアイテム』の1つ、『バストシルエット』を使用したことで、胸部を発達させた形態へと変身することが可能になった。

おっぱいシルエットモード、あるいはバストルナマリアの名称で呼ばれるこの形態では、特殊スキルの『巨乳』のレベルが+3される他、母乳が出せるようになる『ミルク生成』のスキルが付与された状態になる反面、大きくなり過ぎた胸が動きを阻害するため、素早い行動が不可能になっている。

新たに追加された性技である【ミルクブラスターパイズリ】は、遠距離から母乳を噴射して対象のちんぽをミルク塗れにしつつ、発達した乳房によるパイズリで大ダメージを与える強力な技。それを超えるのが、【(バスト)B120 2連装爆乳砲『ドスケルベロス』】。超乳の圧倒的なサイズ感と大量の母乳発射、及びその極上の乳でちんぽを刺激することによって、男性を一気に射精に導く驚異的な武装(意味深)である。

ルナマリアの援護能力と合わせれば、この形態はかなり有用。足りなかった火力を底上げする新たな力で、淫らに明日を切り開け、ルナマリア!



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第四話 ドラゴン・ガールズ 前編

 

 

 今回の私たちの攻撃作戦を説明しよう。

 

 方法は非常に単純な、陽動からの適地侵入。そして半分人質みたいなものになっている『どらごん・がーる』の従業員である女の子たちを逃がし、そこから店のガードマンたちとの戦闘に入る、というものだ。

 

 正面切っての正攻法は、あまりにもリスクが高すぎる。それに、もしもこの店の中にルナマリアの妹が囚われていた場合、私たちの抵抗を封じるための人質にだってなり得る。その危険性を排除するためにも、先に女の子たち全員を逃がした方が後々の戦いに有利な影響を出すはずだ。

 

 24時間、常に営業中の『どらごん・がーる』の近くにある路地に身を隠し、結構の合図である協力者たちの喧嘩が始まったことを確認した私たちは、それを治めるために店から出て来たガードマンたちと入れ替えに店の中に入り、スタッフ―ルームを探索する。

 

 幸いにも、裸の女の子が居てもおかしくない風俗店の中では、私とルナマリアの行動を咎める者はいなかった。あっという間に敵地の奥にまで侵入した私たちは、そこに半幽閉状態になっている女の子たちを見つけ、彼らを見張っている男たちへと声をかける。

 

「ねえ、あなたたち。店の外で喧嘩があって、それが思いのほか大きくなってるから、鎮圧に手を貸してほしいってお仲間さんが言ってたわよ」

 

「あん? そうなのか? ……お前ら、見ない顔だな。何処の店から配属された?」

 

「何日か前に潰れた、『スケベ神 ZEUTH』ってところよ。このところ、色んな女の子たちがあっちにこっちに配属されるから、顔を覚えるのも大変でしょ?」

 

「まあな……時間取らせて悪かった。外の喧嘩だな? ちょっくら行って来るぜ」

 

「気を付けてね~!」

 

 適当な作り話にルナマリアが働いていた店の名前を出して誤魔化せば、見張りの男は何の疑いもなく女の子たちを置いて部屋から出て行ってくれた。他に見張り役の人間がいないことを確認した私たちは、今の男のポケットからスっておいた鍵束を使い、捕まっている女の子たちを次々と解放し始める。

 

 同時に用意しておいた火炎瓶を使い、火事が起きた風を装えば、私たちが女の子たちと一緒に逃げ出すための方便も用意出来た。

 

「さあ、急いで逃げましょう! 火の手が回らない内に、早く!」

 

「あ、ありがとう! お陰でこの店から逃げ出せるわ!」

 

「お礼代わりに教えて頂戴。この店に、メイリン・ホークって女の子は在籍してる!?」

 

「え……? あっ! その子なら、ついこの間別の店に移送されたばかりよ。もう、この店にはいないわ」

 

「何処!? 何処の店に行ったの!?」

 

「そ、そこまではわからないわ……力になれなくて、ごめんなさい」

 

 従業員の女の子から妹さんの情報を聞いたルナマリアががっくりと項垂れる。どうやら、あと一歩遅かったみたいだ。既に彼女は何処かに移送され、居場所がわからなくなってしまっている。

 

 もう少しだけ早くここに辿り着けていれば、もしかしたら助け出せたかもしれないのに……と無念さを噛み締めているルナマリアの肩を叩いた私は、そんな彼女を励ます言葉を口にした。

 

「ルナ、今はこの子たちを無事に脱出させることを優先しよう。ここを制圧出来れば、妹さんがどこに行ったのかの手掛かりが得られるかもしれないしね」

 

「……そうね。ボヤが消火される前に、関係ない子たちを安全な場所に移動させないと……メイリンのことは、戦いが終わった後で考えましょう」

 

 本当は悔しく、辛いだろうに、その感情を押し殺して自分のやるべきことを優先したルナマリアに尊敬の念を抱きながら、私も彼女に負けぬよう、女性たちの避難を率先して行う。出来る限り派手に、火事が起きたということを触れ回りながら、その情報が恐慌を作り出すように情報を操作して、男たちの警備を上手く潜り抜けて店の外へと脱出を成功させた。

 

 あとは、協力者のみんながこの子たちを一時的に匿ってくれるだろう。そこからの彼女たちの人生には責任が持てないが、その辺のことは自分で何とかしてほしいと思う。

 

 なにせこっちには、今からやらなければならないことがあるのだ。全裸の女性集団が用意した車に乗り、急ぎ事件現場から去っていくことを私たちが確認した直後、背後にそのやるべきことに関係のある無数の人間の気配が現れた。

 

「やってくれたなあ、お前ら……! お陰で、店の女たちは空っぽだ。その分の埋め合わせ、どう取るつもりだよ?」

 

「そんなつもりはまるでないわよ。元々、強引に連れてきた女の子たちが殆どなんでしょう? 犯罪の償いをしたってことで、諦めたら?」

 

「抜かせ! こうなったら、少しでも留飲を下げるためにも、お前らを帰すわけにはいかねえ! 数十名分の女の稼ぎを、その体で返してもらおうじゃねえか!」

 

 リーダー格と思わしき男の叫びを合図として、喧嘩の仲裁や消火活動を行っていたガードマンたちがぞろぞろと集まってきた。指示を出した男の周囲に控える者と、私たちを取り囲む者に分かれた彼らの顔を見つめて、ステータスを確認する。

 

―――――

 

チンピラ LV1

 

精力 3000/3000

 

体力 80/80

 

気力 100

 

ちんぽサイズ S

 

特殊スキル

 

無し

 

精神コマンド

 

無し

 

所持アイテム

 

無し

 

―――――

 

(こいつら、滅茶苦茶弱い! でも……!!)

 

 私たちを取り囲む男たちの能力値は、今まで見た中でも最低ランクだ。股間からぶら下げてるちんぽの大きさも成人男性としては立派なのだろうが、これまでの戦いで見てきた物と比べると小さく見える。

 

 こいつらを1人ずつ倒していくのは簡単だろう。しかし、彼らの最大の強みはその数の多さだ。何と、ざっと数えただけで、このチンピラたちは20名近くもの人数を揃えていたりする。

 

 20名の男たちを私とルナマリアがそれぞれ10名ずつ担当するとして、一気に相手が出来るのはフェラチオで1人、手コキで2人、セックスで1人の合計4名程度だ。残る6名は完全なフリー状態になり、そんな彼らが私たちに何かの妨害をしてこないはずがない。加えて、一気に4人を相手するのもかなり疲労が溜まる行為だ。それを最低でも3回は繰り返さないと、こいつらの全滅には届かないのである。

 

「この人数差だ、諦めて降伏しろ! まあ、だからと言ってお前らに優しくしてやるつもりはねえ! 損失分を補填するまで、お前らは肉便器並みの重労働に就かせてやるよ!」

 

「くっ……!」

 

 単純であるが故に簡単には埋められない数の差が、私とルナマリアへとじりじりとしたプレッシャーを与えてくる。厳しい戦いは覚悟していたが、20人をたった2人で相手しなければならないという苦境に、少し心が弱気になってしまった。

 

 だが、戦う以外の選択肢など、私たちは持ち合わせていない。圧倒的な数の差も乗り越え、勝利を掴む以外に私たちには道がないのだ。

 

 覚悟を決め、息を吐き、コンディションを整え……自分たちを囲む、チンピラたちを睨む。絶対に負けてなるものかという闘志を燃やした私たちが、その勢いのままにSEXバトルに臨もうとした、その時だった。

 

「なら、こちらも助っ人参上といきましょうか!」

 

「えっ!?」

 

 突如、聞き覚えのない女性の声が響いたかと思えば、男たちと私たちの間で小さな爆発が起こった。爆竹が破裂するパンパンという音が鳴り響き、その光景と衝撃に男たちが怯んだ隙を突いて、2つの影が私たちの近くへと舞い降りる。

 

「まさか、こんなにも早くに恩返しの機会がやって来るなんてね。この店の連中には私も頭に来てたんだ、助太刀するよ!」

 

 そう、威勢のいい台詞を口にするのは、金色の髪を靡かせる美少女だ。高貴な雰囲気を纏いつつも、それを塗り潰すかのような野性味をも感じるその少女は、桃色の瞳に獰猛な光を宿し、自分たちを取り囲む男たちへと鋭い視線を向けた。

 

「沢山の女性たちを救うために戦うあなたたちの姿に感銘を受けました! 私たちも、一緒に戦います!」

 

 もう1人の少女は、戦いとは無縁そうな気弱そうな雰囲気があるものの、臆病さを乗り越える心の強さを持っている人間のようだ。私やルナマリアにも負けない美巨乳を揺らし、すこし恥ずかしそうに裸の状態で戦いの構えを見せる彼女の頬は、ほんのりと赤く染まっている。

 

「あ、あなたたちは、いったい……!?」

 

「私の名前はアンジュ。この男たちに仕事と住む場所を世話してやるって騙されて、この店で働かされてた女よ。こいつらへの仕返しも兼ねて、あなたたちに協力するわ!」

 

「クスハ・ミズハです。私も境遇はアンジュさんと同じようなもので……私たちを助けてくれたお2人のことを助けたいんです! SEXバトルの経験も多少はありますから、必ず役に立ってみせます!」

 

 まさかの援軍の登場に驚いた私であったが、協力してくれるというのならそれを拒む理由はない。むしろ、この状況で助けに入ってくれたことを感謝しつつ、私は2人と並んで戦いの構えを取った。

 

「ありがとう! 私は紅月カレン。ゆっくりお喋りもしたいけど、それにはまずこいつらを片付けないとね!」

 

「私はルナマリア・ホークよ。ちょっとピンチだったから、助けに来てくれて嬉しいわ。アンジュ、クスハ、一緒にこいつらをぶっ飛ばしちゃいましょう!」

 

 人数が倍に増え、4人になったことで強気になった私たちは、周囲を取り囲む男たちを逆に威圧するように睨みつける。そんな私たちに気圧され、アンジュとクスハの登場に面食らい、動揺しながらも、リーダー格の男はまだ人数的な優位に立っている事実は変わらないと思い直して、震える声で仲間たちへと号令をかけた。

 

「た、たかだか2人増えただけでなんだってんだ! こっちにはその5倍の戦力がある! こいつら纏めて、ウチの肉便器にしてやらぁ!」

 

―――――

 

勝利条件

 

・敵ユニットたちの全滅

 

敗北条件

 

・味方ユニットの全滅

 

BP取得条件

 

・女性ユニットが1人で5人の男を倒す

 

―――――

 

「かっ、かかれーーっ!!」

 

 リーダー格の号令を合図に、男たちがじりじりと距離を詰める。まずはこの囲いを突破することを第一にしようと考えた私であったが、その策を考えるよりも早くにアンジュが動いた。

 

「先手必勝! こっちから行くわよっ!!」

 

「ちょ、ちょっと!?」

 

 疾走、からの跳躍。男の肩を踏み台にして、信じられないくらいに高い跳躍を見せたアンジュは、その勢いを活かしてリーダー格の男たちの元へと急接近した。

 

 こんなにも早くに囲いを突破されると思わなかったのか、完全に不意を打たれる形になった男たちのうちの1人がアンジュに組み伏せられ、彼女の形のいいヒップに顔を敷かれながら、勃起したちんぽを彼女に掴まれてしまう。

 

「女性に跨られるのはお好きかしら? 嫌いだって言っても、やめないけどねっ!!」

 

「むぐぅぅっ!? ぐおぉおっ!?」

 

 自身の性器と尻を男の顔に押し付け、代わりに勃起したちんぽを口に含んでフェラを行う。やっていることはシックスナインと呼ばれる性技なのだが、それを戦いが始まってからほんの5秒程度の間に初めてしまう思い切りの良さと、敵の懐へと飛び込んでいった彼女の度胸はかなりの物だ。

 

 瞬く間に攻撃を仕掛けたアンジュの姿に男たちは呆気に取られて身動きを忘れていたが、仲間がピンチに陥っていることにはっとした男性の1人が、アンジュのシックスナインを止めようと彼女へと手を伸ばすが……

 

「させないわよっ! あんたの相手は、わ・た・しっ!」

 

「な、何だぁ!? うわぁぁあっ!?」

 

 囲みを突破したもう1人の女性、ルナマリアの巨乳にちんぽを挟まれ、その目的が果たされることはなかった。

 

 おっぱいシルエットを発動したルナマリアは、立派な超乳に成長したそのおっぱいの能力を遺憾なく発揮して男を責め立てている。ドSのようにちんぽを激しく刺激し、射精へと導くアンジュとルナマリアの姿は、淫靡ながらも凛々しく見えた。

 

「ほら、どうしたの? 女の子のお尻に敷かれて、情けなくイっちゃうの? いいわよ♡ 思いっきり射精してみましょうか♡ びゅ~っ♡ って、敗北射精決めちゃいましょうね~♡」

 

「私のおっぱいの感触はどう? これだけ大きいんだもの、気持ち良さは保障付きよ♡」

 

「む、むぐぅ~~~っ!? う、うぉぉっ!?」

 

「な、なんて柔らかいおっぱいだ!? お、俺のちんぽがずっぽり包み込まれて……ふおぉぉぉぉっ!?」

 

 2人に責められる男が堪らないとばかりに叫びを上げる。がくんっ、と腰を震わせ、歯を食いしばった男たちは、抗い切れない快楽に夢見心地になりながら、最初で最後の射精の瞬間を迎えてしまった。

 

「「うおぉぉぉぉ~~~っ!?」」

 

 アンジュの顔に、ルナマリアの胸の谷間に、大量の白濁液が降り注ぐ。それを全て何でもない様子で受け止めきった2人は、射精を終えてちんぽを萎えさせた男たちを解放すると、ペロリと舌なめずりをしてから次の獲物を探し始めた。

 

「さあ、次の相手は誰!?」

 

「こっちから誘ってあげてるんだから、度胸見せなさいよ!」

 

「ぐっ! ど、どうするんすか、リーダー!?」

 

「お、落ち着け! まずは女どもを分断するんだ! こっちの2人よりも、あっちの2人を狙って仕留めちまえ!」

 

 攻めようとしていた女たちから逆に攻められ、早くも2人の味方を撃破されたリーダー格の男は、狙いをルナマリアとアンジュから、私とクスハへと変えたようだ。

 

 確かに、その判断は間違っていない。私たちを取り囲む男たちはまだ全員が無傷で残っているし、ここで私たちを倒すことが出来たなら、余剰の戦力でルナマリアたちにも対抗出来る。だが、逆に言えば私たちがこの攻撃を凌げさえすれば、彼らの状況は増々悪化するということである。

 

「クスハ! 気合入れるよ! 2人が敵をかき回している間、私たちは耐え凌ぐんだ!」

 

「はいっ! 任せてくださいっ!!」

 

 ルナマリアたちが攻めの姿勢を見せるのなら、私たちは彼女たちを信じて守りの姿勢で攻撃を凌ごう。私たちが時間を稼ぎ、1人でも彼女たちの下へと送られるはずの戦力を削ぐことが出来たなら、その分攻撃はやりやすくなるはずだ。

 

 ここまで多い数の相手はしたことがないが、気弱そうなクスハよりも私の方がセックス慣れしているはずだ。ここは自分が率先して男たちの相手をしようと考えた私であったが、どうやらクスハへの心配は無用だったようで……。

 

「はぁぁぁぁ……っ♡ ふんっ♡ ふんっ♡ ふんっ♡」

 

「ク、クスハ? あなた、いったい何してるの……?」

 

 男たちと相対していた私は、唐突に隣のクスハがぶんぶんと激しくお尻を振り始めた姿に困惑を隠せなかった。急にどうしたのかと思って彼女を観察していると、どうやらクスハはお尻で印を刻んでいるようで、それにより段々と彼女の気のようなものが膨れ上がっていくことがわかる。

 

 傍から見る男たちからすれば、スタイル抜群の美少女が尻を振って男を誘っているようにしか見えない。しかし、これはクスハの攻撃の構えだと私が悟った瞬間、力を最大限に溜めた彼女が動きを見せた。

 

「淫乱乳尻でちんちん滅っ♡ あなたたちの滾ったちんちん棒は、私の体で鎮めてみせますっ♡」

 

「んなっ!? どうして、こんなっ!!」

 

 ひゅんっ、と音がしたかと思ったら、クスハは私の隣から一気に一番近い男の元へと移動していた。その高速移動は私の目にはテレポートしたようにしか見えなくて、先ほどの尻文字印字も含め、予想外の行動を見せ続ける彼女に驚きっぱなしになってしまっている。

 

「いきますっ♡ ブースト・パイズリっ♡♡♡」

 

「んみゃぁあぁあっっ!? いきなりそれはマズいぃぃぃいっ!!」

 

 左右の乳房を交互に動かし、胸に挟んだちんぽを洗っているかのように擦るクスハの性技を受けた男は、今まで聞いた中でも一番情けない声を出して、あっという間の絶頂してしまった。

 

 谷間から飛び出している亀頭を口に含み、吐き出される精液を全て飲み干したクスハは、羞恥に頬を染めながらもまだまだ余裕そうな表情を見せ、次の男へと挑みかかっていく。大人しい見た目をしておいて、なかなかに積極的なセックスをする彼女の姿についつい噴き出した私は、周囲で響く仲間たちの声と男たちの快感の悲鳴を聞いて更にその笑みを深めた。

 

「ほらほらっ♡ その程度なの? 私が相手してあげてるんだから、もっと頑張りなさいよっ♡♡♡」

 

 アンジュが男を手玉に取り、彼らを乗りこなすようにして顔面騎乗を続ける。腰を振り、尻と性器を押し付けては男たちを魅了する彼女の姿が非常に楽し気に見えるのは、私の勘違いではないだろう。性格的にもSっ気が強い彼女に罵られ、跨れたいとばかりに興奮している男の姿も見て取れる有様である。そして、アンジュはそんな男たちの要望に尻を振り、乳を揺らして応えていた。

 

「あんたたちの逃げ場なんかどこにもないんだからねっ♡ とっとと観念して、私のおっぱいでびゅ~びゅ~ちんぽミルクを射精しちゃいなさいよ♡♡♡」

 

 ばるんっ♡ ぷるんっ♡ と震える超乳を揺らし、アンジュのサポートを見事にこなしながら男たちを撃破していくルナマリアがエースの貫禄をたっぷりと見せつけ、立派なおっぱいにこびりついた大量の精液を舐め取って笑う。魅力的な谷間だが、あそこにちんぽを突っ込んだら無事には済まない。その証拠に、彼女の回りにはパイズリで昇天させられた男たちが生気を失って転がっているのだ。

 

「恥ずかしいけれど、私は負けませんっ♡ あなたたちのおちんぽを浄化するまで、全力を尽くしますっ♡♡♡」

 

 羞恥に染まった表情を浮かべながらも、懸命に男たちの相手を務めるクスハ。彼女の大きな胸と尻には男たちの精液や我慢汁が飛び散っており、どれだけの男を興奮させたのかが丸わかりだ。一見、おとなしそうな彼女が肉棒を求める姿は同性の私から見ても興奮するものがある。それが異性であれば尚更の話で、男たちは電灯に惹かれる蛾のように彼女の体へと群がっている。

 

「ふ、ふふ……っ♡ 私も負けてられないわ♡ さあ、私に相手して欲しいちんぽはどこ? おっぱいでもまんこでも口でも好きに使って、ザーメン射精させてあげるっ♡」

 

 心強く、頼もしい仲間に負けないよう、私も自分を取り囲む男たちの輪の中へと飛び込み、彼らのちんぽを掴む。この場の空気を女性たちに支配された男たちの急所は、私たちを屈服させようとしているというより、私たちにどんな風に気持ちよくしてもらえるかを期待しているようだ。

 

「可愛いちんぽ……♡ 大人しくしてれば、怖い目になんか遭わずに気持ち良くなれるわ。天国を見せてあげるから、全てを私たちに委ねて……ね♡♡♡」

 

 大勢は既に決している。あとは、予想外の逆転の目を潰すことだけ考えればいい。恐怖や威圧で追い詰めるのではなく、優しく甘やかすようにして男たちに快感を押し付け、彼らが喜んで敗北を受け入れるようにしてやればいいのだ。

 

「ほぉら♡ 私の愛液は甘いわよ~♡ ぺろぺろしたい甘えん坊さんは、誰かしらね~……♡♡♡」

 

「こんなにちんぽを大きくしてぇ♡ ぱんぱんに腫れあがって、辛いでしょう♡ お姉ちゃんがおっぱいでぎゅ~っ♡ ってしてあげるから、気持ち良くなってイっちゃいなさいよ♡♡♡」

 

「え、えっと……♡♡♡ お、おちんぽ、よしよししてあげますね……♡ 手でも、舌でも、おっぱいでも、お尻でも……好きなところで、よしよししてあげますから……♡♡♡」

 

「さぁ……♡♡♡ なにをして欲しいの? 立場とか勝負とかは忘れちゃって、気持ち良くなりましょうよ♡♡♡ いい子にしてたら、おまんこ使わせてア・ゲ・ル……っ♡♡♡」

 

 一方的な蹂躙、そして凌辱を続ける私たちは、男たちを次々と篭絡しては快楽の高みへと導いていく。敗北したというのに満足気な表情を見せる彼らを愛らしく思いながら、私たち4人はチンピラ共の大掃除を続け、勝利に向かって邁進するのであった。

 

 







スパロボSEX Tips

ユニット 『アンジュ』

TVアニメ『クロスアンジュ 天使と龍の輪舞』の主人公。元は『アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ』という名の皇女さまだったのだが、兄に裏切られてからなんやかんやの末に第一話で王家を追われ、身分と名前を奪われたただの『アンジュ』となって、ドラゴンと戦うパラメイル(作中のロボットの総称)部隊に一兵卒として組み込まれることとなった。

最初は皇女らしい、おしとやかな一人称(わたくし)を使っていたり、繊細で身勝手な性格を見せたりしていたが、生死をかけた戦いの中で徐々にワイルドさを覚醒させていき、長かった髪を自らの手でショートカットにしたりするなどの変化を見せ、最終的には元来の男勝りさを覚醒させた野性味溢れる女性へと変貌を遂げた。

一応、彼氏持ちなのだが、他の女性陣同様に記憶を失っているのでそのことは欠片も覚えていない。ルナマリアもシンのことを覚えてないし、仕方ないね!

なお、スパロボやってて思うのは、露出度が高い上にヘルメットすらしていない彼女たちがどうして宇宙で戦えるのかという疑問であり(武装の演出上、普通に機体外に出てライフル撃ったりしてる。宇宙服みたいなのは着てないのに)、しかも適性が高いから本当に不思議である。

愛機は『ヴィルキス』。人型と戦闘機型の2種を使い分ける可変機。パラメイルの操縦方法はバイクの操縦にも似ており、そのせいかコックピットでの体勢は『紅蓮』に乗るカレンに似てるような気がしなくもない。人型形態では普通に座ってたりもするけどね。

※ここからエロステータス※

原作である『クロスアンジュ』がかなり過激な作品であり、アンジュ自体も作中で男性キャラとヤっちゃう描写があることや、そもそもの衣装がかなり露出度が高いこともあり、積極性の高いエロ娘として設定されている。実際はワイルドな性格をしているが決して尻軽というわけではなく、乙女としての矜持は持っているので安心されたし。

エアバイクの操縦やパラメイルの捜査が上手いことから、騎乗位や顔面騎乗での快感を増幅させる【セックスライダー】のスキルを保有。スタイルもいいため【巨乳】スキルも習得するが、カレンやルナマリアと比べると一段レベルが劣る。

序盤から気力が上昇する【闘争心】のスキルも有しているため、開幕敵陣に突撃して得意の性技『シックスナイン』や『騎乗位』で速攻雑魚を倒すという戦法が有用。敵陣で孤立した彼女をルナマリアのような援護役でサポート出来ればなお良し。

ただし、防御スキルを持っていないことや抵抗力もそこまで高くないので、カレン同様に相手にペースを握られると非常に脆い。作中序盤での精神的な危うさも反映されているのか、気力が低くなると滅法撃たれ弱くなるので注意が必要。

その性格同様にピーキーな性能をしているが、上手く扱えば相手に何もさせずに完封勝利することも可能な優秀なスペックを持っているので、精液強化を重ねて主力として運用してあげてほしい。



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第四話 ドラゴン・ガールズ 後編

 

「ひぎぃぃぃっ! もうダメだぁぁっ!!」

 

「たずげで、おがあぢゃぁぁんんっ!!」

 

 私の顔へと飛び散る、ごく少ない量の精液を舐め取った後、手にしているちんぽを解放してやれば、射精を終えた男たちがそのまま背後へと倒れて動かなくなった。両手にこびりついているザーメンも綺麗に舐め取り、その味を堪能した私は、不敵な笑みを浮かべて言う。

 

「ごちそうさまっ♡ さて、残りはあと何人かしら?」

 

「ひ、ひぃ!? この淫乱ども、桁が違うレベルの変態だ! あれだけいた兵隊が、こんなにもあっさり……!!」

 

「あれ? もう終わりなの? まだ私たちは満足してないんだけど?」

 

 全身を汗でテカらせ、むんむんと雌の淫靡な臭気を漂わせる私たちは、頬笑みを浮かべながらリーダー格の男へと詰め寄った。20名いた男もその殆どが射精を終えて伸びてしまい、残るは彼1人だけだ。

 

 完全に怯え、私たちの成すがままになっている男に若干の不憫さを感じながらも、私たちが手を止めることはない。完全なる勝利を掴むため、リーダーである男を仕留めにかかろうとした時、背後から別の男の声が響く。

 

「おいおい……こりゃあ、どうなってんだ? この地区最大の店が、たった4人の女に落とされるなんて、お前らそれでも本当に極道かよ?」

 

「あ、兄貴っ!? い、いや、その、こいつら、想像を遥かに超えるスケベさで……」

 

「言い訳は聞きたくねえ! ……ったく、俺が間に合ったからよかったものの、そうじゃなかったらお前の指は全部飛んでたぞ。その幸運に感謝して、隅に引っ込んどけ!」

 

「へ、へいっ!!」

 

 そう、リーダー格の男に怒声を浴びせながら近づいて来たのは、2m近い体躯を持つ、筋肉隆々とした大男だった。スキンヘッドの彼は、今まで相対してきたどの男たちよりも強者らしい風貌をしており、その自信に溢れる態度が潜り抜けてきた修羅場の数を物語っているようだ。

 

 どうやら、このまま楽に勝たせてくれるつもりはないらしい。最後の大詰めで現れたこの男に警戒を払いつつ、私たちはスキンヘッドの男のステータスを確認した。

 

―――――

 

極道幹部 LV5

 

精力 50000/50000

 

体力300/300

 

気力 110

 

ちんぽサイズ L

 

特殊スキル

 

・指揮能力L5

・闘争心

・任侠の意地L3

・デカちんL3

・射精耐久L2

 

精神コマンド

 

・気合

 

所持アイテム

 

なし

 

―――――

 

(なに、このステータス!? 部下とは比べ物にならないじゃない!)

 

 基礎ステータスからスキルに至るまでが、今まで戦ってきた男たちと雲泥の差がある。精力は初の5桁入りしてるし、スキルの数も見たことがないくらいに多い。考えるまでもなく、強敵であることがわかった。

 

 こいつが、この『どらごん・がーる』攻略戦のボスだ。こいつを倒せば私たちの勝ち、倒せなければ負け……これから相手することになる凶悪なサイズのちんぽを目の当たりにして、一歩退いた私たちに向け、極道幹部はニタリと笑って挑発的な言葉を口にした。

 

「どうした、ビビったのか? 女の子らしいところもあるじゃねえか」

 

「はんっ! 誰がビビったって? 私は、こうするために距離を取っただけだっ!!」

 

「あ、アンジュっ! だめっ!!」

 

 男の挑発に乗り、最初と同じように勢いよく駆け出したアンジュは、その勢いのままに男を押し倒して顔面騎乗の体位を取ろうとした。が、しかし、極道幹部はそんなアンジュの全力の突撃を難なく受け止め、彼女の体を抱き上げたではないか。

 

「なんだぁ? ひ弱な体当たりだな。自分から飛び込んで来てくれたお前には、真っ先に俺のちんぽを味合わせてやるよっ!!」

 

「くそっ! 離せっ!! あんたなんかが私を抱くなんて、ゆるさな――おひぃいいぃいいぃいぃいっっ♡♡♡」

 

「アンジューーっ!!」

 

 ずぶりと、音が鳴ったような気がした。太く長い肉の棒がアンジュの股を裂き、女性の一番大事な場所へと叩き込まれる。今までのSEXバトルで濡れていたアンジュの秘部は、男の巨根をすんなりと咥え込むと、彼が与えてくれる快感を貪り始めた。

 

「おひぃいいいっ♡♡♡ ふとっ♡♡♡ ふといいぃいいっ♡♡♡ お、おまんこミチミチいってるうぅっ♡♡♡ ぶっといちんぽにおまんこ奥まで犯されちゃってるぅううっ♡♡♡ んおおぉおおおぉおおおっっ♡♡♡」

 

「ほう、なかなかいい具合のまんこじゃねえか。たっぷりずっぷり犯してやるから、いい声で喘げよっ!!」

 

「んひぃいいぃいぃいいいっ♡♡♡ だめぇっ♡♡♡ 抜けっ♡♡♡ ちんぽ抜けぇぇっっ♡♡♡ こんなちんぽでズコズコされたら、おまんこおかしくなるっ♡♡♡ 頭、バカになっちゃうううぅうっっ♡♡♡」

 

「ギャハハハハハッ! そうしてやりたくてもよ、お前のまんこが俺のちんぽを放さないから無理だな! 観念して、俺様のデカちんでイキ狂えっ!!」

 

「あひゃぁあああああああああああぁあああああぁあぁっっ♡♡♡」

 

 凄まじく、激しい、絶頂。アンジュの体が大きく仰け反り、無様なアヘ顔を浮かべた彼女の絶叫が響き渡る。

 

 性器から愛液を噴き出させ、尻をぶるぶると痙攣させて与えられた快感に喘ぐアンジュは、意識を手放す寸前にまで追い込まれているように見えた。

 

「さ、流石は兄貴! 俺たちが手こずった女を、簡単に手籠めにしちまうなんて……!」

 

「……おう、タツ。お前はそんなんだからダメなんだ。俺たち極道はなぁ、舐められたら終わりなんだよ。カタギの奴らに好き勝手されて、店の女も逃がされて、こんな失態が知られたら、この世界じゃあもう生きてけねえ。こんなふざけた真似をした奴らを、この程度のシゴキで成敗した気になってたら、何時まで経ってものし上がれねえんだよ!」

 

「ひ、ひいっ!? すんません、兄貴っ!!」

 

「……構やしねえ。まだ十分に取り返しがつく失態だ。いいか、タツ? これから俺がやることをよ~く覚えとけ。んで、肝に銘じろ。俺たち極道は、やる時は徹底的にやるってことを、この一件で学んどけや!!」

 

『極道幹部 が 精神コマンド 【気合】 を 使用しました 気力を 10 上昇させ 一定時間 攻撃力を 1.3倍 上昇させます』

 

「ひ、ひううぅっ♡♡♡ ま、また中でちんぽがおっきくなってぇ……♡♡♡ う、うそでしょ? まさか、もう――っ♡♡♡」

 

 ぱぁん、と音が響くくらいに強く、男がアンジュの尻を張る。そのまま、大きな手で彼女の臀部を掴んだ男は、ゆっくりとアンジュの体を持ち上げると――

 

「あひぃいいぃいいいぃいいいぃいいぃいいぃいいぃいいぃいっっ♡♡♡ デカちん、ふかいぃいいぃいいぃいいぃいいぃいいぃいいいぃいいっっ♡♡♡」

 

 ――再び、彼女の膣を犯し始めた。

 

 先ほどのセックスが甘く見えるくらいに激しい抽送。アンジュの膣から噴き出す愛液の量も、勢いも、今の方が格段に上だ。

 

 激しくイった後の全身が敏感になった状態の女体を責める男のセックスは、一切の手心も容赦も感じられない。ただただ、自分の肉棒を雌の膣の奥へと叩き込み、快感を与えるだけ与えて、壊そうとしているかのようだ。

 

「や、やめなさいっ! もうそれ以上はっっ!!」

 

「アンジュっ! 今、助けるわっ!!」

 

 私とルナマリアが急いで駆け出し、男からアンジュを引き剥がそうとするも、丸太のように太い男の腕は私たちの抵抗などではびくともしない。仲間である私たちの目の前でアンジュを犯し、悦に入ったような男は、懸命に縋り付いてセックスを止めようとする私たちの抵抗を楽しむかのように、笑い、そして……!

 

「おぉおおおぉおおぉおおぉおぉおぉおぉおおぉおおっっ♡♡♡ いぐぅうううぅううぅうぅうううぅううぅううぅうぅうぅうっっ♡♡♡」

 

「アンジューーーーっ!!」

 

 亀頭でアンジュの子宮へと負け犬の烙印を押し、その内部へとトドメの射精を打ち込む。男の容赦のない、激しいセックスによってグロッキー状態へと追い込まれたアンジュは、何度か尻を震わせた後、男の手から解放されると共に地面へと崩れ落ちてしまった。

 

「あ、あひぃ……♡♡♡ あちゅ、すぎぃ……♡♡♡ このちんぽ、しゅごぃぃ……♡♡♡」

 

「アンジュ……そんな……!?」

 

「ふぅ~……まず1人、ってとこか。こんな雑魚まんこ女に負けるなんて、お前ら精進が足りねえな」

 

 あっさりとアンジュを倒した男は、まだまだ余裕がある表情を見せている。しかも、今の1回の射精でもほとんど精力を減らした様子がないどころか、ようやくエンジンがかかってきたと言わんばかりに一層ちんぽを滾らせているではないか。

 

 この瞬間、私は理解した。今の私たちでは、この男に勝つことは出来ない。私たち4人がかりでも、この凶悪なちんぽを有する幹部には敵わないということが、本能的に察知出来てしまった。

 

 あのデカちんぽでまんこを穿られ、雌の本能をガンガン揺さぶられてイかされ、風俗嬢へと堕とされる……そんな未来が思い描けてしまった私は、自分たちの運命を悟ったとしても諦めず、光明を探そうとする。そんな私の願いが天に届いたのか、不意に脳裏にひらめきが走ると、新しいメッセージが頭の中に入り込んできた。

 

―――――

 

勝利条件変更

 

・一定時間、耐え抜く

 

―――――

 

(耐え抜く……あのちんぽの快感を耐える……? そんなの、本当に出来るの……?)

 

 自分たちがしている戦いが、ゲームの負けイベントのようなものだと理解した私は、それでもこの窮地から逃れる条件に絶望的な感情を抱いていた。あの男に捕まり、ちんぽをハメられれば最後、徹底的にハメ殺されてイキ狂わされることが目に見えていたからだ。

 

 それでも、私たちは諦めるわけにはいかない。少しでも時間を稼ぎ、撤退まで生き延びるために戦わなければ、私たちに明日はない。性奴隷に堕ちないためにも、あの巨大ちんぽに立ち向かわなければならないと覚悟を決めた私の耳に、同じく強い決意を秘めた声が届く。

 

「つ、次は、私がお相手しますっ! その巨大ちんちん棒は、私のおまんこで浄化してみせます!!」

 

「ク、クスハ……!」

 

 男へと尻を突き出し、挑発するように大きな音を立てて自分の尻をスパンキングしたクスハが、羞恥に顔を染めながら男を誘う。彼女の全身から放たれる気のようなものが、一層充満していることを感じ取った私は、クスハがアンジュが犯されている間に尻で印を描き、力を溜めていたことを察知する。

 

 決して性交には慣れていない彼女が、己の身を犠牲にしてでも勝利を掴もうとしている……アンジュの犠牲を無駄にせず、自分に出来ることをやろうとしている彼女の姿に勇気を貰った私は、心を奮い立たせて男へと鋭い視線を向けた。

 

「ほう、自信満々だな。だが、お嬢ちゃんに俺のちんぽの相手が務まるかな?」

 

「えっ!? なにっ!?」

 

「か、体が勝手にっ!!」

 

 男が両腕を開き、アンジュの体を跨いでクスハへと近づけば、私たちの体は意図せずに彼の思い通りに動いてしまう。

 

 私のお尻は男の右手に、ルナマリアのお尻が彼の左手に、ぴったりとくっつくようにしてまんこを差し出し、太く逞しい指での愛撫を受け入れ始めた。

 

「あうんっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ はぁあぁぁっっ♡♡♡」

 

「なん、でっ♡♡♡ こんなっ♡♡♡ あぁあっ♡♡♡ きもち、いいっ♡♡♡」

 

 四つん這いになって、お尻を高く掲げた私たちが、男の前進に合わせて、無様にお尻を振りながら前へと手足を踏み出す。ぐちゅり、ぬちゅりとおまんこをかき混ぜる音を響かせ、まるで犬の散歩でも行っているように私たちを従えてクスハの下へと近づいた男は、足を広げた前屈体勢になっている彼女のおまんこへと、アンジュの愛液に塗れた己の巨根を一気にねじ込んだ。

 

「んへぇえぇええぇぇええええぇっっ♡♡♡ おっ、おおっ♡♡♡ こ、これ、はっ♡♡♡ はひぃっ♡♡♡ こ、こんなの、予想以上、れっ♡♡♡ ほほぉっ♡♡♡」

 

「あ~あ、やっぱりハメただけで本気アクメ決めちまう程度のクソ雑魚まんこか。こりゃ、かる~く堕としてやるついでに片手間で他の2人のまんこの準備するくらいでちょうどいいな」

 

「わっ♡♡♡ 私たちをなめ、るにゃぁあぁあぁぁあああああああぁっっ♡♡♡」

 

「はひぃいぃいいぃいいっ♡♡♡ ゆ、ゆびっ♡♡♡ ぐちゅぐちゅおまんこかきまわしてっ♡♡♡ おっ♡♡♡ しゅごいっ♡♡♡ よわいとこみつけられちゃってるぅぅっ♡♡♡」

 

「あぁあぁあぁっっ♡♡♡ そこは駄目っ♡♡♡ だめですっ♡♡♡ ぶっといおちんぽで私の弱点突いちゃだめぇえぇえぇっっ♡♡♡」

 

 私とルナマリアとクスハ、3人のまんこは、たった1人の男によって完璧に躾けられていた。

 

 指での愛撫で蕩けさせられ、ちんぽをぶち込まれる時の快感をより深く味わえるように準備されている私とルナマリアの顔からは、強気な表情など既に消え去り、与えられる快感に酔わされてしまっている。

 

 ぶっといちんぽを奥まで叩き込まれ、本気の覚悟すらも容易く崩壊させられるくらいの快感を味合わされているクスハはというと、もうとっくに陥落済みだ。どれだけ頑張ってお尻を振ろうとも、デカちんぽの一突きによって事前の準備を無に帰された彼女は、自分の無力さを噛み締めると同時に、雌の快感に頭までずっぷりと浸ってしまっている。

 

「おおぉおおぉおおぉおおっ♡♡♡ お、おまんこの奥っ♡♡♡ 赤ちゃんのお部屋に、ちんちん棒が届いてるぅうっ♡♡♡ あぁあぁあぁぁぁぁあっっ♡♡♡ か、かたぃぃ♡♡♡ 頑張って念動フィールド張ったのにぃいぃっ♡♡♡ ちんちん棒に一発でぶち破られちゃいましたぁぁあっ♡♡♡」

 

「当たり前だろ! お前らのまんこは、男たちのちんぽを受け入れるように出来てるんだよ! どんな小細工施したところで、雄にちんぽ捻じ込まれりゃあ雌は堕ちるって相場が決まってんだ! オラっ! 雑魚まんこ気持ち良くしてくれてるちんぽ様に感謝して、イキ狂っちまいなっ!!」

 

「は、はいぃいいいっ♡♡♡ クスハ・ミズハはおちんぽ様に降伏しますぅぅうっ♡♡♡ 淫乱乳尻雌・ちんぽ降伏アクメを決めさせていただきますっっ♡♡♡ イキっぱなしのクスハのまんこはおちんぽ様に絶対の忠誠を誓いますからぁあっ♡♡♡ 膣内射精(ナカダシ)アクメ、味合わせてくださいぃいいぃっ♡♡♡」

 

「はっは! いっちょ上がり! ……おい、お前らもこいつみたいに無様なアヘ声聞かせろよっ! 男を舐めてた報い、そのエロい体で受けろっ!!」

 

「んおぉおおぉおおぉおっ♡♡♡ お、お尻ぶたないでぇっ♡♡♡ 今ッ♡ なにされても気持ち良くなっちゃうからっ♡♡♡ おしりぶってきもちよくさせないでぇぇっ♡♡♡」

 

「イクっ♡♡♡ お尻ぺんぺんでイクぅううぅうっ♡♡♡ いやっ♡♡♡ いやぁあぁぁああっ♡♡♡ イかせるなら手マンにしてっ♡♡♡ スパンキングアクメでドM調教しないでぇえぇっっ♡♡♡」

 

 クスハを堕とした男が、私とルナマリアのお尻を思い切り叩く。まるでお尻をボンゴにでもされているかのような、被虐的で屈辱的な目に遭いながらも、私たちの体はその痛みと悔しさを快感として受け取り、おまんこから本気汁を噴き出してしまう。

 

「タツ! お前も早くこんな風に生意気な雌どもに身の程をわからせられるようになれよ! 女なんざ、一皮剥けばこんな風に片手でイかせまくれる奴らばっかりなんだからな!」

 

「あっっ♡♡♡ あぁあああああああぁああああぁっっ♡♡♡ ぐ、ぐやじい、のにぃいっ♡♡♡ 気持ち良くって、イクぅううぅうっ♡♡♡」

 

「おっ♡♡♡ おひぃいっ♡♡♡ いぐいぐいぐっ♡♡♡ もうやめへよぉおおぉおおぉおっっ♡♡♡」

 

「お、おまんこ、降伏ッ♡♡♡ おまんこ、幸福っ♡♡♡ デカちん乱舞でクスハのおまんこに幸せ敗北アクメ教えてくださって、ありがとうございましゅぅううっ♡♡♡」

 

 まるで、男に演奏されている楽器になった気分だ。お尻を太鼓みたいに打ち据えられ、おまんこをかき混ぜられて淫らな水音を響かされ、快感によって嬌声を上げさせられて、卑猥なオーケストラとして客前に出されている気分。ついさっきまで圧倒的に有利だったのに、それを覆されて無様にアヘらされてる私たちは、極道幹部に完全に物扱いされちゃってた。

 

 尻を叩かれ、まんこに指を突き入れられ、罵声を浴びせられながらイかされて……3人同時にたった1人の男に敗北していることに、悔しさよりも快感を感じてしまう。

 

 快感と共に幸福感を感じ、ぱくぱくと発情おまんこで快楽を味わっていた私たちは、その内部に3本の指とそれよりも太いちんぽを深くまで叩き込まれ、みんなで揃ってあられもない声を上げて絶頂に達してしまう。

 

「「「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ♡♡♡ イっクぅううぅうううぅうううぅうううぅうぅううぅうぅうぅうっ♡♡♡」」」

 

 びゅるびゅると音が鳴るくらいの射精だった。アンジュを堕とした膣内射精が、今度はクスハへと襲い掛かる。

 

 大量の精液。極熱のザーメン。暴力的な快感。文字通り、体の芯に快感を叩き込まれたクスハの子宮には信じられない量のちんぽ汁が注ぎ込まれ、その代わりに彼女の膣からは射精されたザーメンの量にも負けないくらいの愛液が潮となって噴き出していた。

 

 それは彼女と同じようにイかされた私たちも同じだ。快感に負け、3人揃って敗北アクメを決めてしまった私たちの愛液で両手を手首まで濡らした男が、苛立ったように私とルナマリアのお尻を叩く。

 

「けっ! 臭いまん汁ぶっかけやがって、ふざけんじゃねえぞ! 雑魚どもがっ!!」

 

「おひんっ♡♡♡」

 

「おほんっ♡♡♡」

 

 ばしぃいぃいんっ!! と大きな音が鳴った。全力でぶたれたお尻が大きく波打ち、その衝撃が快感となって脳みそを揺らす。強すぎる絶頂の余韻で停止していた私たちの体は、その快感によって再動の時を迎え、だらしないアクメ顔を浮かべた私とルナマリアはそのまま地面へとがっくりと崩れ落ちてしまった。

 

「おめえもだ! いつまでアヘって俺のちんぽ締め付けてる気だ!? この変態雌豚がっ!!」

 

「んひぃいいいぃいいぃいいぃいっ♡♡♡」

 

 男が大きく開いた両手をクスハの尻へと叩きつけ、膣内射精でKOされていた彼女へと完全なるトドメを刺す。ぶっ♡ とクスハのお尻の穴が空気が漏れる下品な音を立てたかと思えば、彼女を包んでいた不思議な気のような物が雲散霧消して、それきりクスハはお尻を高く掲げた体勢から動かなくなってしまった。

 

「これで2人目、お次は……んん? お前、まさか……!?」

 

「あ、あうっ♡♡♡ は、離してっ♡♡♡ 離しなさいよぉ♡♡♡」

 

 アンジュ、クスハと2人の女を快楽堕ちさせた男が次に狙いをつけたのはルナマリアだった。彼女の顔を見て何かに気が付いた男は、ニタリとあくどい笑みを浮かべて口を開く。

 

「お前、妹がいるだろ? 確かメイリンとかいう名前のよ」

 

「あ、あの子を知ってるの!?」

 

「ああ、そうさ! ついこの間、俺のこのちんぽで躾けてやったからな! 妹はひぃひぃ泣き喚いて、可愛い声を聴かせてくれたぜ! ま、最後にはブッサイクなイキ顔を披露して、俺様のちんぽに完堕ちしちまったがな!」

 

「あ、あんたが、メイリンを……!! ゆ、許さないっ! 絶対に許さないっ! あんただけは、私がこの手で……おひょぉおおっっ♡♡♡」

 

 目の前の男が妹を凌辱したことを知ったルナマリアは、蕩けていた表情を怒りの感情で一杯にするも、後ろから駅弁ファックの体位でちんぽをぶち込まれた瞬間、再び無様な雌の表情へと逆戻りしてしまった。

 

「タツ! こいつが堕ちる様を撮影しとけ! んで、それ見せて、まだお姉ちゃんが助けに来るだの、お姉ちゃんはあんたたちなんかには負けないだの言ってるあの女に現実を教えてやれ! どんな女も、ちんぽには勝てねえんだってな!」

 

「や、やめろおぉおおぉおっ♡♡♡ わ、わたひは、まけないっ♡♡♡ め、メイリンのっ♡♡♡ 妹のために、ちんぽなんかには負けな――あぁあああああああぁああああぁっっ♡♡♡」

 

 最初の一回目のピストンで、勝負はついた。余裕綽々といった様子で女の弱点を犯す男と、狂ったように泣き叫んで男の武器に自らの弱点を貫かれる女、どちらが勝者かなんてのは、一目見れば明らかだ。

 

 ルナマリアももう、自分が負けていることをわかってる。だけど、自分の敗北は、大切な妹の心の陥落に繋がってしまうから、それを認めることが出来ないという思いだけで踏ん張っている……つもりになっているんだ。

 

「いぃいいぃいいぃっ♡♡♡ んひぃいいいぃいいぃいいぃいっ♡♡♡ やめっ♡♡♡ と、撮らないでぇええっ♡♡♡ メイリン、こんな私の姿をみないでぇぇえっっ♡♡♡」

 

「その無様なアヘ顔をよ~く妹に見せつけな! お前が助けに来ると信じてる妹に、強くて立派な姉が男に負ける姿を見せて、女が男に勝てねえってことを教えてやるんだよっ!!」

 

「いやぁぁあぁぁあっっ♡♡♡ ま、まけないぃいいいっっ♡♡♡ わ、わたひは、ちんぽになんかまけにゃぉおおぉおおおんんっ♡♡♡ ちんぽつよいっ♡♡♡ つよいぃいいぃいぃいぃいいっ♡♡♡ おまんこ堕ちるっ♡♡♡ きもちよすぎて負けちゃうぅううぅうぅううぅうっっ♡♡♡」

 

 ……こんなのは、もう勝負じゃない。一方的な蹂躙だ。最初から、ルナマリアと男は同じ舞台になんて立ってなかった。戦いにすらなってない、ただのレイプショーの生贄にされて、快楽と羞恥に犯されているだけじゃないか。

 

 どんなに頑張っても、どんなに心を強く持っても、逞しいちんぽによる激しいピストンで全てが打ち砕かれてしまう。女の体はそう出来ていると、子宮を攻められたらひとたまりもないのだと、今のルナマリアの姿が全てを物語っている。

 

 勝てない……私たちは、絶対に勝てない。完全に理解した。心じゃなくて、体でもなくて、本能でわからされた。あの男のちんぽには服従するしかないのだと、ルナマリアの痴態を誰よりも近くで見ている私は、彼女の乱れっぷりから何もかもを理解させられてしまった。

 

「も、もうっ♡♡♡ 勘弁してぇ♡♡♡ 撮影しないでぇっ♡♡♡ 私の負けでいいからっ♡♡♡ こんな情けない姿をあの子に見せないでぇっっ♡♡♡」

 

「んな情けをかけるわけがねえだろうが! しっかりばっちり、妹ちゃんにもお前の情けねえ敗北アクメを見てもらうから、せいぜい無様に喘いで見せろよ!!」

 

「そん、なぁああああぁっっ♡♡♡ ごべんなざいぃいっ♡♡♡ もうちんぽには逆らわないからぁっ♡♡♡ 許してっ♡♡♡ もうイかせないでっ♡♡♡ 気持ち良くしないでぇぇえぇっっ♡♡♡」

 

「ははははははっ! 見てるか、メイリン? お前の姉ちゃんもこの通り、ちんぽにぼろ負けしちまったぜ! 何日か後には躾を終えてお前と同じ店に送ってやるから、感動の再会を楽しみにしてろよな!!」

 

「いぐぅううぅううぅううぅうっ♡♡♡ デカちんセックスで私のおまんこ、負けちゃってるぅうぅうぅううぅううっっ♡♡♡ ごめんっ、メイリンっ♡♡♡ 私っ、わたしぃいっ♡♡♡ ちんぽには勝てなかったぁっっ♡♡♡ 頑張ったけど、負けちゃったぁあぁっっ♡♡♡」

 

 妹の存在も、姉としての矜持も、何も役に立たない。強烈な快感はルナマリアの中から全ての感情を奪い、彼女をただの雌にした。そして、自分よりも強大な雄に敗北を認め、その種を受け入れる準備をし始めた子宮へと、男は盛大な射精を行い、彼女を闇へと堕としきる。

 

「終わりだっ! 負けを認めて、イっちまいなっっ!!」

 

「おほおぉおおぉおおおぉおおぉおぉおおぉおぉおぉおぉっっ♡♡♡ ち、ちんぽぉおぉおおぉおおっ♡♡♡ ザーメンっ♡♡♡ でてりゅぅううぅううぅううぅうぅううっ♡♡♡ き、キクぅぅっ♡♡♡ 種付け敗北アクメ、きもひぃいいぃいいぃいいいぃいいぃいいいっっ♡♡♡」

 

 堤防が決壊したように、ルナマリアの秘部から愛液が噴き出す。黄金水もまた膀胱が壊れてしまったのではないかと思うほどに凄い勢いで彼女の股座から噴射され、意志を失った表情も相まって、今のルナマリアの姿は非常に無様で情けなく、凛々しさの欠片もないものになってしまっていた。

 

「あ、ぅ……っ♡♡♡ メイリン、ごめ……♡♡♡ お姉ちゃん、ちんぽには、かてな、ひ……っ♡♡♡ あうんっ♡♡♡」

 

 地面に崩れ落ち、妹への謝罪の言葉を口にしたルナマリアの膣から男の精液が溢れる。ごぷっ♡ と音を鳴らして逆流してきた精液の熱さに膣を焼かれたルナマリアは、蕩けた悲鳴を上げた後に、アンジュとクスハ同様に意識を失い、地面へと突っ伏した。

 

「さあ、最後はお前だぜ。覚悟は出来てるか?」

 

「あ、あぁ……あぁぁぁぁ……っ♡♡♡」

 

 ルナマリアが、クスハが、アンジュが、仲間たち全員が、この男に屈服させられた。巨大で雄々しいちんぽに、雌穴を蹂躙されて身の程を教えられてしまった。

 

 もう、他には誰も残っていない。あのちんぽが犯す標的は、私だけだ。犯される、犯されてしまう。絶対に勝てない相手に、徹底的な敗北を味合わされてしまうっ♡

 

「あ、あぁっっ♡♡♡ は、離してっ♡♡♡ やめ――おおぅっ♡♡♡」

 

「あ~……締め付けの強い、いいまんこだ。お前の膣が広げられて、俺様のちんぽに馴染んでいってるのがわかるか? んん?」

 

「お、おおっ♡♡♡ ひ、ひぃぃ……っ♡♡♡ し、しらないぃ♡♡♡ こんな、きもちいいの、しらないぃ……っ♡♡♡」

 

 体を持ち上げられた私は、そのままそそり立つ男の肉棒をまんこへと挿入された。圧倒的な硬度、熱量、そして快感を感じさせるそのちんぽは、ハメられただけで甘イキが止まらなくなる代物で、既に私の頭の中からは抵抗の二文字が消え去ってしまっている。

 

 対面立位の体勢で犯され、足が地面に付かない状況で膣を貫かれる私は、自分の尻の表面を何かが動き回っていることを感じた。キュッキュッと音が鳴るそれが、極道幹部の弟分の行う落書き行為であることに気が付いた私は、直後に数度のシャッター音を耳にする。

 

「兄貴、出来ましたぜ。どうぞ」

 

「おう、よくやった。……さて、お前が最後の1人だ。トドメを刺す前に、お前たちの無様さをじっくりと画像付きで教えてやろう。これを見な」

 

 私にそう言った男が、手にした携帯電話の画面を見せつけてくる。その言葉に逆らえず、両の目で撮影された写真を見つめた私は、そこに映る光景に心臓の鼓動を早くさせた。

 

 最初の写真は、程良く引き締まった丸い尻に黒いマジックペンで『便器』と書かれている光景が映し出されている。性器から溢れる大量の精液と尻を濡らす汗が女性の卑猥さを引き立て、彼女が快楽に敗北したことを大々的に表現しているようだ。

 

 すっ、と男が画面をスライドすれば、そこには白目を剥いてアヘ顔を晒すアンジュの顔が大写しになる。先ほどの尻が彼女の物だったのだと理解した私は、こうして無様な姿を記録として残されることに不安と恐怖と興奮を感じてしまっていた。

 

 暫し、アンジュのイキ顔やアクメ姿が映された写真が続いた後、また新たな尻が画面に映し出される。

 

 『変態』の二文字を刻まれたその尻は、アンジュのそれと比べて非常にむっちりとした肉感たっぷりのものだ。アナルもぱっくりと開き、性器から精液を滴らせるその尻は、クスハのものなのだろう。

 

 その予想に違わず、スライドされた画面に手マンを受けていた私たちと男にイキ狂わされるクスハの写真が映し出された。涙目になって、頬を赤く染めて快楽に酔って、たった1人の男に与えられる快感に敵わないと語っているような自分たちの表情と、最後に映し出されたアクメ顔に羞恥心を感じつつも、私は画面から目を離せないままだ。

 

 3つ目の落書き尻写真。ついさっき堕とされたルナマリアのお尻。『奴隷』と書かれた彼女の尻は、セックスを終えたばかりの興奮がひしひしと感じられる。

 

 まだほかほかと湯気を上げているような紅潮した尻。あまりにも大量に射精されたせいで膣内に収まり切らなかった精液の逆流。失禁で作られたおしっこの水溜まりと、卑猥なルナマリアの無様な姿をこれでもかと収めた写真の後には、彼女の妹に見せるであろう敗北アクメの映像がたっぷりと記録されている。

 

(ひ、どい……♡♡♡ こんな、女の子を人とも扱わない奴に、私たちは犯されてるんだ……♡ こんな人でなしに、私たちは負けたんだ……♡♡♡)

 

 正義は勝つ、なんて言葉がある。それは半分正しくて、半分は間違いだ。正義が勝つのではなくて、勝った方が正義になるのだから。

 

 たとえ、苦しめられている女性たちを救い、大切な妹を助けるために戦いに身を投じたって、敗北したら悪になる。

 

 たとえ、ちんぽで女の子に言うことを聞かせ、とんでもないプレイで犯しまくったとしても、勝利したら正義なのだ。

 

 そして、勝者は何をしても許され、敗者は全てを奪われる。それがこの世の常であり、私たちを取り巻く世界の常識なのだ。

 

 私たちは、負けた。今はまだその敗北の瞬間を迎えていないだけで、もう負けは確定している。私も今から他の3人同様にこの男に犯し尽くされ、無様な姿を撮影されてしまうのだろう。

 

 じわりと、恐怖で涙が浮かぶ。視界が滲んで、前が上手く見えない。覚悟はしていたはずなのに、こうして実際に敗北の瞬間を迎えようとした今、私は猛烈な恐怖感に襲われていた。

 

 そんな私の絶望的な表情を目の当たりにした極道幹部は、サディスティックな笑みを浮かべると……私に最後の写真を見せつけながら、命令を口にする。

 

「ほら、これを見ろ。何が映ってるかわかるか?」

 

「お、お尻、です……私の、お尻です……」

 

「そうだな。いいケツしてやがるよ。んで、このエロい尻には何か書いてあるな。なんて読むのか、お前みたいな低能にわかるか?」

 

「う、あ……っ♡ は、『敗者』、です……♡」

 

「……そうだ。それがお前らの末路だ。お前らは『敗者』として犯され、ちんぽ狂いの『変態』になって、性『奴隷』、肉『便器』として俺たちに飼われ続けるんだ。お前らの尻に書かれた文字は、お前らの今後の人生そのものなんだよ!」

 

「あ、ぁっ♡ いやっ♡♡♡ いやぁあぁああああああああああああぁああああっっ♡♡♡」

 

 男の叫びに、待ち受ける現実に、私の心は完全に折られた。もう、私を支えるものは何もない。普段のように強気で屈しないと宣言することも出来ずに、ただ泣きじゃくって男の裁きを待つことしか出来ない。

 

「ほ~ら! ちんぽが抜けていくぞ~! ギリギリまで引き抜いたら、一番奥までぶちこんじゃうからな~! お前は俺の本気ピストンを何回耐えられるかな~? 一緒に数えてみような~!」

 

 そんなの無意味だ。もうこの時点でわかる。私は、1発目のピストンで堕ちる。今、まんこのギリギリまで引き抜かれているちんぽが再び私の最奥に達した時が、私が壊れる時だ。

 

 嫌だ。許して。怖い。誰か助けて。もう負けでいい。これ以上気持ち良くしないで。イきたくない。まだ私は、私でありたい。ちんぽに堕とされたくない。こんなところで、こんな世界で、何も知らぬまま終わりたくなんかない。

 

 でも……無理だ。もうわかってる。抗えないことも、勝てないことも、自分が終わってしまっていることも、全部わかってた。それでも、私の心は最後の抵抗として、泣きじゃくって自分の思いを叫ぶことを選んだのだろう。無意味な行動だとしても、最後まで自分の意思を示すことだけはさせてやろうという、哀れな行動を紅月カレンに取らせることを選んだのだ。

 

「じゃあな、クソ雑魚まんこども。次に目を覚ました時は、立派な雌奴隷になるための調教を受けさせてやるぜ」

 

「いやぁあああああああああああああぁあああああああぁあっっ♡♡♡」

 

 男の手が、私のお尻を強く掴む。腰に力が込められ、ちんぽの滾りが最高潮になって……雌の本能でわかった、今から自分が犯されるんだってことが。

 

 涙が溢れる。おしっこが漏れる。恐怖に叫ぶ。快楽を拒もうと全身が強張る。だけど、全部無意味だ。このちんぽが突き入れられたら、もう全部終わっちゃうんだから。

 

 恐怖と絶望に包まれ、自らの敗北を認め、今まさに敗者としてアクメを決めさせられそうになっている私は、最後の一瞬を泣き叫んだまま迎えようとしている。誇り高い女戦士としての終わりなんて、私には無理だ。18歳のただの小娘として、この男に嬲られて泣き叫ぶ雌としての格好悪い終わりが相応しい。そう脳内で声が響き、自分の内部へと巨大なちんぽが突き進んでくる感覚に目を開き、絶大な快感に押し流されていく意識が明滅した瞬間、私はあらん限りの声で叫びながら、終了の時間を迎えた。

 

「あぁあああああああああああああああああああああああぁあああああああああああああああああああぁああああああああぁっっ♡♡♡ だれかっ♡♡♡ たすけてぇぇえええええええええぇええええええぇぇえぇっっ♡♡♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『制限時間です SEXバトル を 終了します 判定の結果 勝者 は 女性チーム です』

 

『敗者 である 男性チーム には 2週間 の SEXバトル禁止 の ペナルティ を 与えます』

 

『また 極道グループ は 再戦 で 紅月カレン ルナマリア・ホーク アンジュ クスハ・ミズハ の 4名 を 倒さない限り 彼女たち が 解放した 女性たち を 再度捕獲すること は 出来ません』

 

 激しい快感の奔流に流される私の脳内に、そんなメッセージが浮かぶ。これがどんな意味を持つのかを考える余裕すらない私は、自分の体が不意に地面へと投げ出された感覚を覚えると共に全身の自由を取り戻した。

 

 いったい、何が起こっているのか? どうして、男は私を犯すのをやめたのか? 状況を理解出来ないでいる私の耳に、男たちの話す声が聞こえてきた。

 

「ちっ! 俺としたことが、遊び過ぎて制限時間までに決着をつけられなかったとはな……!」

 

「で、でもっ! どうしてっすか!? こいつらはもう虫の息で、兄貴は全然ヨユーじゃないっすか! 判定負けする理由なんて、何処にも――!」

 

「馬鹿野郎! 俺がここに来るまでに、お前以外の舎弟は全滅させられてたろうが! 倒した数は俺たちが3に対して、こいつらは19! どっからどう考えても、俺たちの負けになるに決まってるだろ!」

 

「あっ、そっかぁ……! でも、勝負が決まる寸前のこのタイミングでタイムリミットを迎えるだなんて、運のいい奴らめ……!」

 

 彼らの会話の内容は耳に入っても、頭の中には入ってこない。それがどんな意味を持つのか、私にはまだ理解出来ないでいる。

 

 やがて、諦めたように深く息を吐いた極道幹部は、今しがた地面に放り投げた私の髪を掴み、強引に顔を引き上げさせると、うつろな瞳をしている私に向け、はっきりとした脅しの口調でこう言った。

 

「今回はお前たちに運命の女神が味方したようだが……次はこうはいかねえ。2週間後、この勝負のペナルティが終わったら、俺は今度こそお前たちを潰してやる。そん時は覚悟しろよ? 今日みたいなお遊びはなしにして、一瞬で片をつけてやるからよ……!」

 

「うぅぅ……あ、っ……」

 

 べしゃりと、私の顔が地面に伏せる。自分が漏らしたおしっこで作られた水溜まりへと顔面を沈ませた私は、他の4人同様のお尻を高く持ち上げた体勢のまま限界を迎え、指一本動かせなくなってしまった。

 

 愛液と精液を溢れさせた性器。その足元には自分たちは噴き出したおしっこで出来た水溜まり。高々と掲げられた4つの尻には、『敗者』『変態』『奴隷』『便器』の文字。無様。無様の極み。最低最悪の情けなさ。完全敗北の言葉が相応しい有様だ。

 

 だけど……男たちは、私たちをそれ以上どうこうしたりしない。他の店に連れて行ったり、このまま犯し続けたりせず、限界を迎えた私たちを放置して、どこかへ去っていく。

 

 やがて、彼らの足音が聞こえなくなり、周囲の気絶していた男たちの姿も光に包まれて消え去ったことを感じ取った私は、凄まじい疲労と精神的な疲弊によって真の限界を迎え、ルナマリアたちと同じように意識を失う。

 

 極道幹部に成すすべなくやられ、無様にも程がある姿を晒しながらも、自分たちがルール上は勝利を収めたことを私が知ったのは、協力者である男たちの手で拠点に運び込まれ、回復カプセルでの治療を終えてからだった。

 

―――――

 

戦果報告(リザルト)

 

新ユニット加入

 

【アンジュ】

 

【クスハ・ミズハ】

 

紅月カレン 経験人数+5

 

ルナマリア・ホーク 経験人数+5

 

アンジュ 経験人数+5

 

クスハ・ミズハ 経験人数+5

 

精液を合計10000ml入手

 

ルナマリア・ホーク

アンジュ

クスハ・ミズハ

 

上記のユニットたちの治療に15000mlの精液を使用しました

(残精液0ml)

 

―――――





スパロボSEX Tips

ユニット 『クスハ・ミズハ』

スパロボオリジナルキャラ。ゲーム『スーパーロボット大戦α』での主人公の1人で、内気で心優しい性格。スーパーロボット『龍虎王』のメインパイロット。

超能力の一種である念動力(たしかサイコキネシスみたいなものだった気がする)を持つ人物で、その素養もかなり高い。そのため、最初は民間人やテストパイロットだったところを抜擢され、兵士として戦いに参加するという流れがαシリーズやスパロボOGで描かれている。

上記の通り、優しく戦いを望まない性格ではあるが、心の中には強い芯があり、正義感も強い。本気で怒った時にはですます口調ではなくなり、滅茶苦茶怖かった記憶がある。

スタイルはαシリーズ主人公の中でもトップクラス。ぱつぱつのスーツと乳揺れ、更にはOGシリーズでのとある技の中で全裸を披露するというサービスカットもあり、今現在でも高い人気を誇る主人公&ヒロイン。余談だが、αシリーズにはクスハと同じくらいの人気(とスタイル)を誇るリアルロボット系女主人公が存在しているが、彼女よりもOGシリーズでの扱いが良い気がする。

※ここからエロステータス※

【巨乳】、【巨尻】のスキルはユニットでもトップクラス。初期から精神コマンド【努力】を習得しており、経験値稼ぎも出来る上、火力も十分にあるので、ボスを倒すのは彼女がおススメ。

また、同じ特殊スキルを持つカレンと比べても防御面が秀でており、【念動力】を活かした念動フィールドでの防御などで硬い防御力を確保出来ているのも魅力。機動力は低いが、それをもって余りある優秀な面が多いユニットだ。

弱点は、性格が『弱気』で、気力が上がりにくく下がりやすい点。念動フィールドを破られると素の防御力が決して高くない点も含まれる。

更に【念動力】のスキルを最大限に活かすには、彼女に尻文字で印を描いてもらい、精神力を高めてもらわなければならない(わかってると思うけど、本家スパロボシリーズではそんなことないよ! 龍虎王の技を見て作者が考えただけの独自設定だよ!)ため、手間がかかる。

総じてスロースターターであり、単独で強気に運用出来るユニットではないが、自軍の主軸を担うには十分な実力があるといえるだろう。

BPを習得していくと、段々と羞恥心が薄れて開放的になり、文字通りビッチと化していく。杉田ボイスの彼氏がいるのだが、当たり前の如く忘れているので罪悪感は皆無。ちょっとブリット君が可哀想である。



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2週間の特訓

今回もアンケートを取っております。このお話を読んだ後で、よろしければ投票をよろしくお願いいたします。


「う、うぅ……ここ、は……?」

 

「おはよう。目が覚めたんだね。体は大丈夫?」

 

「……そっか。私たち、あの男に負けて……あれ? でも、ここは私たちの拠点じゃ……?」

 

「一応、ギリギリ勝ちってことにはなったよ。でも、状況は最悪。何があったか説明するから、私の話を聞いて」

 

 回復カプセルでの休息で1時間。KOされたルナマリアたちの回復に更に4時間。極道幹部との戦いから合計5時間後、私は治療を終えた3人へと事の経緯を説明していた。

 

 時間切れでの判定勝ちという形の勝利を収めたこと。そのお陰でペナルティからは逃れられたこと。誰一人として、あの男には敵わなかったこと。彼女たちが気を失ってからのことを話す私の前で、3人はそれぞれの反応を見せている。

 

 悔しそうに拳を震わせ、近くの物にあたるアンジュ。完敗という結果に青ざめ、俯くクスハ。自分を信じてくれる妹への裏切りに涙を浮かべているルナマリアと、誰もが実質的な敗戦にショックを受けていることは確かだ。

 

 体の傷や痛み、書かれた落書きはカプセルの治療で消えても、心に受けた傷は消せない。今まで味わったことのない圧倒的な敗北感に仲間たちが屈辱を味わっていることを理解していながらも、自分が彼女たちを更に追い詰めるようなことを伝えなければならないことに心が痛む。

 

「みんな、これを見て」

 

 仲間たちの視線を大型ディスプレイへと集め、そこに映像を表示した私は、既に一度見て十分に辱められた心が再びすり減らされていく感覚に歯を食いしばる。

 

 『雌豚どもへ』というタイトルから始まったその映像には、私たちが先のSEXバトルで見せた痴態がこれでもかとばかりに詰め込まれていた。

 

 無様にイキまくった後のアヘ顔。屈辱的な文字が落書きされたお尻。膣内射精を受け、腰を震わせてアクメを決めている性器。私たち4人の醜態が次々と映し出され、屈辱的な煽り文句がそれを彩る。改めて、よくもまあここまで快楽に堕ちておきながら勝利という結果を掴めたものだと、自分たちの奇跡的な運の良さにだけは感謝しつつも、それ以外は本当に最悪だ。

 

 4分割された画面に1人ずつのアクメ面が映し出され、次いでお尻とそこに書かれている文字が流される。『敗者』『便器』『変態』『奴隷』の文字がネオンのように光り、再び映し出された私たちの無様な絶頂シーンを最後にぷつりと途切れた映像の最後は、極道グループたちからのメッセージで締めくくられていた。

 

 2週間後、改めてお前たちを潰しにいく。雌豚として一生を性処理用肉奴隷として飼い続け、自分たちに逆らったことを後悔させてやると、今後、舐めた行動を取ろうとしている奴らへの見せしめにしてやると、『どらごん・がーる』を潰されたことへの怒りに満ちたそのメッセージを受けた私たちは、全員が全員、顔を蒼白にしていた。

 

 あいつらは、やるといったらやるのだろう。ペナルティが切れたその瞬間に私たちを探し出すことを始め、見つけ出すや否やSEXバトルを仕掛けてくる。絶対的な力で蹂躙し、堕とし、辛酸を舐めさせられた心の鬱憤を晴らして、私たちを性奴隷にするのだ。

 

 この街に居る以上はあいつらから付け狙われ続ける。かといって、他の街に逃げられるような伝手もない。身を隠し続けるなんてことは不可能で、この拠点だってもうとっくに見つかっているかもしれない。

 

 このメッセージは、実質的な死刑宣告だ。2週間後、私たちを殺しに行くという極道グループからの快楽による殺人宣言。2週間というその残り僅かな期間が、私たちの終活のために許された時間だった。

 

「どう、しますか……?」

 

「リベンジするに決まってるでしょ! あんなやられ方して、負けっぱなしだなんて悔し過ぎるじゃない! 絶対、絶対……次は勝つ!」

 

 おどおどと、クスハが意見を求めれば、真っ先にアンジュが再戦への意気込みを口にした。受けた屈辱を晴らさんと鼻息を荒くするアンジュだが、その言葉には彼女の心の乱れが反映されている。

 

 震えた声と、自分に言い聞かせるような口調。先の戦いで受けたのは、屈辱だけではない。男から与えられた快楽と恐怖もまた、アンジュの心の中にしっかりと根付いてしまっている。

 

 油断したわけでも、不意を打たれたわけでもなかった。ただ全力でぶつかり、負けた。完膚なきまでに叩きのめされてしまった。

 

 次に戦ったとしても、あの男にはまず勝てない。あの快感に抗い、勝利を掴める気がしないのは、アンジュも同じなのだろう。

 

 それでも……彼女の言う通りだ。このまま負けっぱなしなんてのは悔し過ぎる。何とかして、あの男や極道グループに勝つための算段を整えるしかない。2週間というタイムリミットの中で、私たちは自分に出来ることをするしかないのだ。

 

「もっと仲間を集めて……ううん、駄目ね。さっきの戦いは数じゃなくて、質で負けた。私たち1人1人があの男と肩を並べるくらいの強さを手に入れなきゃ、勝ち目なんてないわ」

 

「強くなる……レベルを上げて、精液強化でスキルを身につけて、お金を稼いでアイテムを購入する……そうやって、出来る限り自分を育てるしかないわね」

 

「でも、たった2週間でどこまでの準備が出来るんでしょうか? 今の私には、あの男性に勝てるイメージが浮かびません……」

 

 クスハの抱える不安は、私だって同じだ。あのデカちんぽをまんこに叩き込まれた瞬間、私は雌としての敗北を認めてしまった。圧倒的な強者としての風格を備えるあのちんぽを攻略せずして、私たちの勝利はない。あのちんぽに気圧されぬくらいの心の強さがなければ、勝負にすらならないことは明々白々だ。

 

 問題は、それをどうやって身につけるかだが……そんなことを考えるよりも、とっとと行動を起こすべきだと言うように、アンジュが1人で部屋から出て行こうとする。

 

「アンジュ、何処に行くつもり!?」

 

「うじうじ悩んだって仕方がないでしょ! こうしている間にも時間は過ぎてる。今の私たちには1秒だって惜しいはず。なら、まず動かないと何も始まらないわ!」

 

「だからって、目的もなしに動き回ったって仕方がないですよ!」

 

「目的ならあるわ。レベルアップよ。残り2週間、あいつらのペナルティが解除されるまでの間、ヤって、ヤって、ヤりまくるの! 精液と経験値を稼いで、少しでも強くなる! 目標はあの男のレベルを超える、6レベルよ!」

 

 ガンっ、と激しくドアを蹴り開けたアンジュは、私たちを一瞥すると部屋から出て行った。その寸前、彼女の漏らした声が、私たちの耳に届く。

 

「私には何もない。記憶も帰る場所もお金も、なにもない……残ってるのはこの命だけ。だから、簡単にはそれを誰かに差し出すわけにはいかないの。私は、生きる。そのためなら地べたを這いずって、精液を啜って、男のちんぽを受け入れるわ。私は、生きる……男をイかせて、生きる……!」

 

 生への執着と確かな覚悟を感じさせる言葉を残して、アンジュは部屋から出て行った。彼女の背を見送り、押し黙っていた私たちであったが、次いでクスハも意を決した表情で立ち上がり、行動を開始する。

 

「あのっ! ……私も、訓練してきます。大して何かが出来るわけじゃないけど、私も負けっぱなしは悔しいですから!」

 

 ぷるん、ぷりんっと大きなお尻とおっぱいを揺らして、彼女もまた部屋を出て行った。残された私とルナマリアは、ふぅと息を吐いてからお互いに顔を見合わせる。

 

「ルナはどうするの? 2人みたいに、武者修行に出る?」

 

「ううん、今はやめとく。ほら、情報をくれた男たちに約束したでしょ? 『どらごん・がーる』から戻ったら、セックスの相手をするって。取り敢えず、その約束を果たすことを優先するわ」

 

「そう……でも、やることがセックスなら、経験値と精液も稼げるでしょ。恩返ししながら強化も出来るんだから、悪くない選択肢よね」

 

「まあ、そういうこすい考えもあるんだけどね。……カレンはどうするの? 出撃前は手伝わなくていいって言ったけど、あなたがシたいなら混じってくれても構わないわよ? カレンがいてくれた方が男の人たちも喜ぶでしょうし、そうすれば経験値と精液も稼げるかもだから」

 

「えっと……どうしよう、かな……?」

 

「別に誘われたからって、無理に参加する必要はないのよ? アンジュとクスハみたいに外でセックスするって手もあるし、私的にはあの2人に単独行動させるのは危険だから、カレンがどっちかについていってくれると安心出来るんだけどな」

 

「う~ん……」

 

 悩む、実に悩む。今の私には3つの選択肢が用意されているが、どれを選ぶべきだろうか?

 

 1つはこの拠点に残り、ルナマリアと一緒に協力者の男たちとセックスすること。比較的見知った相手と、そう不安感のないセックスが出来ることが魅力だが、これだとルナマリアと経験値を二分することになってしまうのではないだろうか? と言っても、彼女が言う通りに私が参加することで男たちがハッスルしてくれる可能性もあるし、一概には悪いこととは言いにくい。

 

 そういえばだが、さっきの戦いでルナマリアは新しい性技を使いこなせていなかった。おっぱいシルエットの扱いを学ぶ彼女を手助けしてあげられそうなこの選択肢は、着実な戦力の上昇が見込めそうだ。

 

 2つ目はアンジュと一緒に行動すること。結構直情的な性格をしてるアンジュが単独で行動しているというのは危険だ。うっかりヤバい奴らに勝負を仕掛けられて、そのまま極道グループでもない奴らに肉便器にされちゃったりしたら凄く困る。まあ、彼女ならそんな心配はなさそうだが……やっぱりちょっと不安だ。

 

 アンジュは手っ取り早く男を調達出来るような場所を探して、そこでセックスをするつもりだろう。具体的には、ジンバラ公園なんかがそうだろうか? あそこのホームレスたちは私とルナマリアに負けて丸くなっただろうし、人数もそこそこいる。女に飢えてるのも間違いないだろうし、これも大量の経験値が入手出来そうないい選択肢だ。

 

 3つ目、クスハと一緒に行く。アンジュとは真逆の人が好さそうなクスハも、1人で行動させるのは不安だ。騙されて風俗堕ちだなんて可能性も冗談とは思えないレベルでありそうで怖い。しっかりしていそうだが、まだ付き合いが浅いからそういった心配をついつい抱いてしまう。ついて行ってあげるべきかもしれない。

 

 だが、クスハには結構知的な雰囲気があった。アンジュや私みたいに直情的には動かなそうだし、そういった部分では安心出来る。しっかりと考えて行動しそうなクスハなら、確実に自分を強く出来る方法を思いつきそうだ。急げばまだ追いつけるだろうし、彼女と一緒に行動するのも悪くないと思えた。

 

(誰と一緒に行動してもセックスするのは間違いないけど、どんなプレイになるのかってのは差が出るわよね……どうしよう?)

 

 ルナマリアか? アンジュか? それともクスハか? 悩みに悩み、考え抜いた私が出した結論は――!!

 

 





スパロボSEX Tips

ルート選択について

この作品では、本家スパロボのように主人公の進むルートを選択することがあります。読者(プレイヤー)の皆様にアンケートを取り、その結果を反映して、物語は進んでいくわけです。

今回の場合は、選んだヒロイン+カレンのムフフなお話が発生し、加えて選んだルートによってプラスアルファの効果が発生します。まあ、所詮は小説であってゲームではないので、ガチ攻略なんか考えずに普通にエロが見たいヒロインに投票すればいいと思いますよ。

不評だったら止めますが、読んでくれてる人と何か楽しいことが共有してみたいなと思ってこう言った試みをしてみました。早速ですが、投票をお願いします。


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第五話 赤き肉便器たち

アンケートに投票いただき、ありがとうございます。

早速ですが、結果を作品に反映させていただきました。


 

『紅月カレン は アンジュルート を 選択しました』

 

 

―――――

 

「やっぱり、ここにいた! おーい、アンジューっ!!」

 

「え? カレン? どうしてここに?」

 

「あなたを探してたのよ。男の多そうな所に行くんじゃないかって思ってここに来たら、ドンピシャだったわ」

 

 ジンバラ公園の入り口でアンジュを見つけ出した私は、ちょっと得意気な気分で彼女へとそう言った。まあ、比較的安全で男を漁れる場所なんてここくらいしか思いつかないわけなんだから、誰だってここを探しに来るとは思うけどね。

 

「それで、ここでするの?」

 

「そのつもりよ。調べたけど、ここってホームレスの巣窟なんでしょう? 何か月も女を抱いてなさそうな人間が集まってるなら、精液もセックスの回数もたっぷり稼げそうじゃない」

 

「う~ん……そうだとは思うけど……とにかく、話を聞いてみましょう。私はここの奴らと顔見知りだから、アンジュが1人で行くよりかは話の進みが早いと思うわ」

 

「えっ? どうしてカレンがホームレスなんかと知り合いなのよ? もしかして、ここの奴らとヤったことあるの? ねぇ!?」

 

 アンジュからの質問をスルーして公園の中へ逃げ込む。話してもいいが、それをするには時間がかかるし、今は先にやるべきことがある。それはまた今度にしよう。

 

 で、裸の女が2人自分たちの縄張りへと入ってきたことを確認し、そのうちの1人が顔見知りであることを見て取ったホームレスたちはというと、少しだけ嬉しそうにしながら私たちの元へと近づき、声をかけてきた。

 

「よう、久しぶり……ってほどでもねえな。写真と映像、見たぜ。嬢ちゃんたち、極道グループに追われてるらしいじゃねえか。逃げ場所探してここに来たってんなら、あまりお勧めはしないぜ。環境は劣悪だし、奴らがその気になれば、ここだってすぐに手が入っちまう」

 

「そういうわけじゃないけど……そこまで話がわかってるなら手間が省ける。実は、あんたたちに協力してほしいことが――」

 

 どうやら、私たちの痴態が詰め込まれた映像は、もうこの街全体に広まっているようだ。ホームレスたちが知っているレベルなのだから、相当に有名になってしまったものだなと思いつつ、私はこちら側の要求を彼らに伝えようとしたのだが、それよりも早くに横のアンジュが飛び出し、男へと率直な一言を口にした。

 

「私たちとセックスして頂戴! 今、すぐに!」

 

「はぁ!?」

 

――――――――――

 

 

 

 

――――――――――

 

「なるほどな。そっちの事情はわかった。俺たちとしちゃあ、断る理由は何もないって感じだな」

 

「そりゃあ、そうでしょうよ。あんたたちみたいな人間の底辺が、私たちみたいな美少女たちとヤれる機会だなんて、そうそうあるわけないんだから!」

 

「ちょっとアンジュ、一応、私たちは協力してもらう側だってことを忘れないでよ」

 

 若干の邪魔は入ったが、なんとか男たちへの説明を無事に終えることが出来た。ふんすと鼻息も荒く、胸を張ってホームレスたちを小馬鹿にするアンジュを窘めつつ、私は彼らの反応を伺う。

 

「これはSEXバトルじゃなくて、ただのセックス。私たちは体を提供して、あなたたちから経験値を稼がせてもらう。勝ち負けの概念もないから好きに楽しめるし、堕とすとかも考えなくていい。そういう取引でどう?」

 

「構わねえよ。ただ、こっちはざっと見積もっても20から30の男たちの大所帯だ。おまけにその殆どが女を抱くなんて久しぶりの奴らばっかりだぜ。そんな俺たちの言うことを何でも聞く覚悟ってのは、もちろん出来てるんだろうな?」

 

「野暮なことは聞かないでよ! こんな馬鹿みたいな提案する時点で、もうとっくに色々準備完了してるに決まってるじゃない! あんたたちは、ただ私たちを犯せばいい! 極上美少女の体を貪って、まんこにちんぽ汁ドプドプ注ぎ込めばいいの!」

 

「かっかっか! ……いい根性してるじゃねえか。んじゃあ、契約成立だ! お嬢ちゃんたちには暫くの間、俺たちの肉便器になってもらうぜ!」

 

 元々、男たちには何の損もない取引だ。絶対に飲んでもらえるとは思っていたが、こうしてそれが確定するとやはり安心してしまう。アンジュの態度の大きさが少し気になるが、ホームレスたちが楽しそうだからまあよしとしよう。

 

 私としては、またあのチンカスだらけのちんぽを舐めさせられると思うと子宮がときめく……じゃなくて、気が重くなるが、それも仕方がないことだから諦めるとしよう。

 

 が、しかし、私が考えていたホームレスのプレイというのは、彼らにとってはまだまだ甘々な内容のもののようだ。考えてみれば、人生を投げ捨てているかのような彼らが、何をしても自由だという女を手に入れた時、そんな生半可なセックスで満足するはずがないということを、この後私とアンジュは身を以て実感することとなる。

 

「取り敢えずまんぐりな。んで、そのまま体勢キープ」

 

「おい、誰か鉄の棒と縄持って来い。嬢ちゃんたちを縛るぞ」

 

「えっ!? し、縛っ? ええっ!?」

 

「あっ! ちょ!? なにするつもり!?」

 

 いきなりホームレスたちにまんぐり返しの格好になるよう押し倒された私たちは、その状態で両手と足の裏を後頭部にくっつけるという無理な体勢を強制させられてしまった。本当、無茶苦茶にキツい体勢なんだけど、私もアンジュもスタイルが抜群な上に体が柔らかいから、結構すんなりとそのポーズが取れてしまう。

 

 そこから、私たちの首の後ろにある空間へと1本の鉄の棒が差し込まれた。丁度、私たちの足首と同じくらいの位置にあるその棒と、男たちが持つ縄の因果関係を悟った私は、引き攣った笑みを浮かべながらこの後の彼らの行動に冷や汗をかく。

 

 そこからの出来事は一瞬だ。その鉄棒に私たちの両足首が縛り付けられ、頭の後ろで組まされた手首もまたその位置で縛られ、固定させられる。手が縛られているから縄は解けないし、体勢を元に戻そうとしても頭の後ろにある鉄の棒がそれを邪魔して、まんぐり返しの格好から普通の体勢に戻ることが出来ない。ものの見事に、私たちはお尻を高く掲げた格好に強制固定させられてしまった。

 

 そこから更に、ホームレスたちは私たちのおっぱいを強調するような縄化粧を施すと……最後に、私とアンジュにそれぞれ赤と青の首輪を嵌めて、淫らな行為を行うための道具として、私たちを完成させる。

 

 厳しい体勢を強制させられるせいで苦悶の表情を浮かべ、荒い呼吸を繰り返す顔。根元を縛られていやらしく強調されるおっぱい。まんぐり返しの格好で固定され、隠すことも身を捩ることも出来ずに突き出されているお尻と、そこにある性器。身動きを完全に封じられ、自分たちだけでは何も出来なくなった私とアンジュは、男たちへと抗議の声をあげた。

 

「ちょっと! なによこれ!? まったくもってぜんっぜん動けないんだけど!」

 

「この体勢、思ってるよりキツいのよ? こんなこと、する必要ある?」

 

「ああ、あるさ。だって俺たちが楽しいもんな! 俺たちが楽しいと精液もたっぷり出る。そしたらお嬢ちゃんたちも助かる。どっちにとってもいいことずくめだろう?」

 

「つーことで、嬢ちゃんたちは今からこのジンバラ公園の肉便器な! 設置記念に仲間たちにお披露目するから、可愛く挨拶するんだぞ!」

 

「えっ!? きゃぁあっ!?」

 

「わわわっ!? あ、あんた達!?」

 

 鉄の棒の両端を担いで、男たちが私とアンジュを運び出す。作業を行っていた段ボールハウスから、沢山のホームレスが集まる中央部分へと、大笑いしながら肉便器の私たちを担いでいく。

 

 この光景はまるで、獲物を仕留めた原始人が住処へと肉を運ぶ様子に酷似していた。丸々太った猪や豚を担ぐために棒に動物の手足を縛って運ぶという、あの光景だ。

 

 いや、今の私たちはそれよりもずっと酷い。なにせおまんこもお尻の穴もおっぱいもおっぴろげの恥ずかしいことこの上ない姿なのだから。汚い身形のホームレスたちに仕留められた獲物、『肉便器』として扱われる私たちは、一切の抵抗も出来ないまま、彼らの溜まり場へと担ぎ込まれた。

 

「はい、注目! お前ら、最高にいい知らせが飛び込んできたぜ!」

 

「さ、自己紹介するんだ。んで、お前らが何しに来たのかをちゃ~んと自分の口で説明して、俺たちにおねだりしな」

 

「くぅぅぅぅ……っ♡」

 

 何十人もの男たちの視線が私たちへと向けられる。視姦の羞恥に悶え、興奮し、赤く色付き始めている頬の様子も、無様に突き出されたおっぱいやお尻も、ひくひくと見られることで快感を味わい始めたおまんこも、私の全部がホームレスたちに見られている……♡

 

 人間って、何をしてもいいと言われるとここまで増長出来るものらしい。SEXバトルも出来ない、どう頑張っても女を抱くことも出来ない男たちの癖に……いや、だからなのだろう。一度幸運を掴んだら、それを徹底的にむしゃぶりつくして、味がしなくなるまで食らい尽くすつもりみたいだ。

 

 自分たちよりも格上の女を、こんな風に無様拘束して、自由を奪って、犯されるためだけに存在しているような肉便器にして……♡ こんなのひどすぎる。ひどくて、悔しくって、情けなくって、興奮しちゃうじゃんか♡

 

「きょ、今日から暫くの間、この公園の肉便器になった紅月カレン、です……♡ 浮浪者ちんぽに犯されたくっておまんこ疼いちゃってるから、チンカスべっとりの汚ちんぽを私の便器まんこに遠慮なくぶち込んじゃってくださいっ♡」

 

「お、同じく、に、にく、肉便器になった……アンジュよ♡ 本当なら、あんたたちみたいな男が私を抱くなんて一千万年生きてても無理な話なんだから、せいぜいこの幸運を存分に噛み締めて、ザーメン漬けにしなさいよね♡」

 

 男に媚びるように、私がホームレスへとセックスを強請る。あくまで強気ながらも、恥ずかしさと興奮が隠せていない様子でアンジュが男たちを挑発する。

 

 あとはもう、簡単な話だ。腹ペコの狼たちの輪の中に、美味しい羊がぽんと放り出されたらどうなるかなんてのは想像するまでもない。彼らにとって最高で極上の獲物である私たちの体へと、ホームレスたちの汚い手が次々と伸ばされる光景が瞳に映る。

 

 お尻が、太腿が、胸が、顔が、腕が、おまんこが……彼らの手に捕まった。そのままずるりと熱狂の輪の中に飲み込まれ、地べたでまんぐり返しの格好になってホームレスたちを見上げる私の口元には、不思議と恍惚とした笑みが浮かんでくる。

 

(ああ、この臭い……♡ 吐き気がするくらい濃い、洗ってないチンカスちんぽの臭い……堪らないっ♡♡♡)

 

 一度嗅いだことのあるその臭いに私の脳が溶かされた。噎せ返るような雄の臭いに鼻をひくつかせ、涎を垂らして前に味わったその濃厚なチンカスチーズの味を思い返す。

 

 そんな私のすぐ近くでは、アンジュがチンカスの臭いに負けてビクビクと腰を震わせながら絶頂していた。初めて嗅ぐその臭い、信じられないほどの腐臭の中にある雄の野性的な部分に彼女も気が付いてしまったのだろう。私たちを犯そうとする野生剥き出しの感情を嗅覚を通してぶつけられたことで、アンジュの中の雌の本能が目を覚ましたのだ。

 

 犯される、何も抵抗出来ずに成すがままにぐちゃぐちゃにされる。それが楽しみでしょうがない。早くちんぽをぶち込んでほしいという衝動が止まらない。

 

 完全にスイッチが入った。私たちは肉便器だ。身も心も便器となって、人間以下のホームレスたちに飼われながら彼らの精液を処理するためだけの道具になる。

 

 人間以下のホームレス以下の道具となって、おちんぽを気持ち良くするために全身を使ってもらう。そんな存在になることを嬉々として受け入れてしまった私たちは、眼前に突き出されたチンカスで真っ白に染まっている亀頭へと誓いのキスを落とすと、悦びに満ちた表情で微笑む。

 

 それが私たちの肉便器生活の開始の合図となって、ジンバラ公園の男たちは次々と私たちに欲望をぶつけ始めた。

 

―――――

 

終了条件

 

・2週間の時間が過ぎる(強制終了)

 

・アンジュ、紅月カレンの両名が終了を宣言する

 

BP獲得条件

 

・3日以上、肉便器として生活する

 

―――――





スパロボSEX Tips

セックスにおける懸念点について

この世界では性病や衛生面における問題点は存在していない。例え小便を飲もうとも、数年間洗っていないチンカス塗れの男性器を舐めようとも、健康的には何の心配もいらない。

女性陣が気を付けなければならないのは『妊娠のリスク』のみである。子供を孕んでしまった場合、速攻で出産を行う『高速出産モード』を選択することで、およそ1週間での出産が可能。通常の期間を置いて出産することも出来るが、そうなると長い月日を消費することとなる。

また、出産を行うことで習得可能になる性技や特殊スキルもあり、孕んだ種によっては特別なスキルが習得出来ることもある。

子供は自分で育ててもいいし、邪魔ならばこの世界のどこかにある施設で育ててもらうことも出来る。責任なんて考えず、ただただ孕んで産み捨てるなんて外道プレイをすることも可能と言えば可能だが、そんなことをする女性はいるのだろうか……?


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第五話 赤き肉便器たち TURN1

視点を移動させて、今回はアンジュ視点からのお話です。カレンと同じ強気な女性キャラなので上手く書き分けられたような気が全くしない上にやや短いですが、許してください。


 

――肉便器生活 1日目

 

 

 体が怠い。非常に重い。お腹の中に溜まった精液がどろどろと溢れ出していくのがわかる。

 

 いったい、どれだけ膣内射精されたんだろうか? 10とか20とか、そんな生半可な数じゃないことだけは確かだ。何十人もの男たちが、代わる代わる私とカレンを犯し続けたのだから、もしかしたら1人あたり100回は射精されたかもしれない。

 

 前戯もへったくれもなしで、とても臭いチンカスがびっしりと覆うちんぽを私たちのまんこに叩き込み、それを擦りつけるように何度も腰を振られた。女として最も大事な場所をティッシュのように扱われる屈辱と共に、とんでもない快感を味わってしまった自分が今でも信じられない。

 

 今の私は肉便器だ。自分から望み、力を得る代わりに与えられたこの責務を果たす覚悟は出来ていたのだが、思っていたよりも悪い気分じゃない。大変ではあるが、それは肉体的な疲弊の問題であって、精神的には随分と気楽にこの生活の初日を乗り越えることが出来た。

 

 記憶がないからいまいちよくわからないのだが、私はホームレスの連中に何かシンパシーのようなものを感じている。人間以下の存在と世間から見なされながらも、逞しく生きている彼らを見ると、どうしてだか他人のようには思えないのだ。

 

 もしかしたら、私は元の世界では彼らと同じホームレスだったのかもしれない。もしくは、何か人に後ろ指差されるようなことをしでかした大罪人で、浮浪者のように生きていた、とか……正解はわからないが、私も彼らと同じような人間以下の存在であったような気がしてならなかった。

 

 だからだろうか? 自分と似たような人間たちが、私のすることで喜んでくれることが堪らなく嬉しくなってしまうのは。たとえそれが性欲解消の道具としての扱いだとしても、気持ち良さそうに私の膣内に精液を吐き出していく瞬間のホームレスたちの恍惚とした表情が、どこか心地良く思えてしまうのは、それが原因なのだろうか?

 

 ……こんなこと、考えていたって仕方がないのはわかっている。だが、元の世界や自分自身についてを知るためにこの世界で必死に生き抜いている私たちにとっては、軽い問題ではないことは確かだ。

 

 深く、胸に溜まる重い感情を吐き出すように溜息をつけば、そんな私のことを心配してくれたのか、カレンが声をかけてくれた。

 

「大丈夫? やっぱり、キツかったんじゃない?」

 

「え……? いいえ、意外と平気よ。全くもって問題無し! とまではいかないかもだけど、心配されるほどじゃあないわ」

 

「そう……それならいいんだけど……」

 

 私と同じ格好で、私と同じ状況の中、カレンがそう呟く。まだどこか心配してくれていそうな彼女の表情を、男子トイレの小便器を跨いで見ながら、私は微笑んだ。

 

「大丈夫よ! 案外、この肉便器生活も楽しいなって思ってたところだから。まあ、体を自由に動かせないのと、寝室がかなり臭いのは問題だけどね」

 

「ぷっ! それは、そうよね……でも、あんな輪姦を楽しめるんなら、本当に大丈夫そうね」

 

「最初からそう言ってるでしょ。こう見えて、私は結構タフなんだから!」

 

 自分たちの状況をネタにしながら笑い飛ばした私を見て、ようやくカレンは安心してくれたみたいだ。ついつい噴き出した、といった様子の彼女に笑みを返しつつ、私は冗談としか思えない今の自分の状態を改めて見やる。

 

 私たちの寝室は彼らの段ボールハウスでも、その辺の雑木林でもなく、何年も洗っていない男子トイレに決まった。3つ並んだ小便器の間にそれぞれ両手と両足を縛りつけている金属の棒を差し込まれ、軽い宙ぶらりんの状態で夜を明かすことになった私とカレンは、小便器と並ぶ肉便器として、トイレに設置されてしまったのである。

 

 全身にこびりついた精液の臭いと、腐臭を煮詰めたような便所の悪臭、そして愛液と発情した雌の臭いが充満するトイレの中、横になることも許されずに便器と一緒に並ばされるというのは、なかなかに屈辱的だ。しかし、自分がそれを心の何処かで楽しんでいることも確かで、私の中の野蛮で淫乱な部分がむくむくと表面に顔を出してこようとしている予感がしていた。

 

 なんとなくだが、この生活を続けて行けば、新しい力が身に付く気がしている。その覚醒を2週間以内に起こし、出来る限り使える代物にするためにも、やるべきことは1つだ。

 

「こんな最悪の寝室だけど……少しでも休みましょうか。明日のセックスを楽しむためにね……♡」

 

「ふ、ふふっ……! 楽しむって、本気で言ってるの? だとしたら、アンジュって私が考えてるよりもすっと大物なのね」

 

 私の本心からの言葉に笑みを浮かべながらそう言ったカレンは気が付いていないようだが……彼女も私と同じか、それ以上にこの生活を楽しんでいる。カレンも私と同じ大物で、逆境になればなるほど燃える気質の人間のようだ。

 

 もしくは、強気な仮面を被っているだけのマゾヒストなのかもしれないが……その辺のことは気にしても本当に仕方がない。この生活を続ければ、自ずと答えが出るだろう。

 

 そう考え、自分が言った通りに今は休息を取ることが最優先だと思い直した私は、瞳を閉じ、全身を騒がせる快感の残滓を感じながら、僅かな休憩時間で体を休め続けた。

 

 

――肉便器生活 2日目

 

「ほ~ら、よく味わって食べろよ、肉便器ちゃん!」

 

「しっかり食べないとハードなセックスに耐えられないからな!」

 

「んぐっ! んっ、んぐぅ……っ」

 

「はふっ、んぅ……」

 

 翌日、私たちの1日は目覚めてすぐの朝食で始まった。トイレの中で食事を取ることにならなくてよかったとは思うが、体を洗う習慣がないホームレスたちに囲まれている以上、臭いと不潔さからは逃れられないでいる。

 

 食事内容はわりとまとも……ではないわね。コッペパンの間に精液を挟み込んだザーメンサンドとでも呼ぶべき代物を食べさせられる私たちは、そのパンと飲み物代わりの小便を出すちんぽを交互に咥えながら朝の時間を過ごす。

 

「ぐふふ! どうだ、金髪ちゃん? 俺のちんぽは美味いか? 喉が渇いたら、すぐにションベンを飲ましてやるからな!」

 

「ん、ふ……っ♡ お気遣いをどうも。あなたたち、意外と紳士なところもあるじゃない」

 

「だろう? 相方の赤髪ちゃんも、大喜びでションベン啜ってるしなぁ!」

 

「んごっ♡ ふ、ふごっ♡ ごぼぼぼぼぉぉっ♡」

 

 3本のちんぽを口の頬張り、いっぺんにおしっこを流し込まれているカレンの喉からは、水詰まりを起こしたパイプが水流を逆流させているような音が鳴っている。それでも必死に嚥下して、口の中の小便を飲み干そうとしている辺り、カレンも肉便器としての振る舞いが板についてるって感じだ。

 

 食べ物の飲み物も家畜以下の物を与えられ、男たちの排泄物で腹を満たしたら、私たちの本当のお勤めが始まる。無様に、淫らに、男たちの成すがままに、自らの肢体を差し出して、彼らのちんぽを満足させる肉便器としての奉仕が始まるのだ。

 

 用意された土台に鉄棒をかけられ、洗濯物みたいに男たちの前にぶら下げられた私たちに突き刺さる無数の視線。いやらしいことを考えているホームレスたちの獣欲の滾る眼差しに子宮を刺激されると、ついつい口元がにんまりとにやけてしまう。

 

「おう、取り敢えず飯の後なんだから出すものもあるだろう? お前ら2人とも、昨日から用を足してねえじゃねえか」

 

「代わりにまん汁ならぶしゅぶしゅ出してたけどな! 交尾中に引っ掛けられても困るし、今の内に出しとけよ!」

 

「うぇっ!? こんな人前で、おしっこしろって言うの!?」

 

「お前はもう俺たちの前でお漏らししたじゃねえか! 今更なにを恥ずかしがってんだよ!?」

 

 ぎゃははは、と男たちの嘲笑を浴びたカレンが恥ずかしそうに目を細める。鋭い目つきでホームレスたちを睨んでいるつもりなのかもしれないが、傍から見るとただ恥ずかしさを誤魔化すために強がっているだけなのが丸わかりだ。

 

 私もまた変態行為の強要に羞恥を感じたものの、自分に向けられている男たちの好奇と期待の籠った視線によって生み出された興奮によって、その感情は塗り潰された。

 

 湧き上がる興奮のまま、命令を下す男に自分の発情している男へと熱を帯びた視線を向けた私は、その表情とは反した上から目線の言葉を口にする。

 

「私の放尿シーンが見たいだなんて、本当にとんでもない変態ばっかりね……♡ 女の子がお漏らしする姿で興奮するなんて、ドン引きよ♡ で・も……♡ 肉便器の私たちには選択権なんてないものねぇ? それじゃあ、仕方がないか……♡」

 

「おっ!? 金髪ちゃんは乗り気じゃねえか! 人のことを変態呼ばわりしてるが、お前もなかなかにスケベ娘だぞ! 今のお前の姿を両親や兄弟が見たら、悲しむと思うぜ~!?」

 

「んぅ……♡ どうかしらね? むしろ、嘲笑われそうな気がするわ……♡ ふあぁっ♡」

 

 男の指が私のおまんこの内部をかき回す。くちゅくちゅと音を立て、内側から膀胱を刺激しながら、放尿を促すための愛撫を続ける。

 

 ふわふわとした高揚感と嘲笑を浴びせられることで感じる背徳感。その2つの感情は私の中で入り混じって、絶大なる快感へと変化する。びくん、びくんと浮いてしまう腰を震わせながら、私は滅多に出さない甘ったるい声で喘ぎつつ、男たちへと自分の恥ずべき姿を曝け出した。

 

「ん、ぁ……♡ で、るぅ……っ♡ おしっこ、もれちゃうぅうぅぅ……♡♡♡」

 

 ぐいんっ、と腰をグラインドさせて、下腹部に思いっきり力を込めて……膀胱に溜まっていたおしっこを思い切り発射した私は、飛び切りの解放感と羞恥に頬を染めて笑みを浮かべた。

 

 尋常じゃない勢いで噴き出した私のおしっこは、放尿シーンを見守る男たちたちのすぐ近くまで届くくらいの飛距離を記録していて、お世辞抜きの美少女である私が

そんな下品で格好悪いお漏らしをしていることに興奮したホームレスたちは、やんややんやの大喝采で囃し立ててきた。

 

「あははははっ! いいぞ、金髪ちゃん!! まっ黄色の健康的なションベンじゃねえか!」

 

「肉便器になったこともそうだが、思い切りのいい嬢ちゃんだぜ! なんか、ヤらせてくれることを抜きにしても好きになってきちまったな!」

 

「ほら、赤髪ちゃんもお友達に続いた、続いた! なんだったら、潮噴きと一緒にお漏らししてくれてもいいんだぜ!?」

 

「ちょっ!? 私の方がハードル高くな――あぁあっっ♡♡♡ 待ってよっ♡♡♡ 本気でイかせながらおしっこさせようとしないでっ♡♡♡ い、いま、割と限界近いからっ♡♡♡ そんな激しくまんこ弄られたら、本気で……くぅうううぅうんんっっ♡♡♡」

 

 私のおしっこが終わったら次はカレンだ。一度、彼女のお漏らしを見たことがあるせいなのか、それとも私よりの放尿シーンよりももっと過激なことをやらせたかったのか、それともその両方か、ホームレスたちはカレンを激しく責め立て、彼女の放尿&潮噴きの無様双穴お漏らしを実現すべく、培った経験による手マン愛撫を繰り返している。

 

 強気なカレンが男たちに責め立てられて涙目になっている姿は、正直にいって同性でも燃えるものがあるのだが、男たち全員の視線が彼女に向けられているとなると若干の嫉妬もある。

 

 お漏らししたら即座に他の女に目移りするような男どもに若干の怒りを感じつつも、決して彼らを責めることはせずに、私は未だに私のおっぱいとおまんこを弄り続ける背後の男に向け、蕩ける蜜のような甘い声でそっと囁いた。

 

「ねぇ……♡ お仲間はみんな、私から興味を失っちゃったみたいね♡ でも、あなたはまだ私のことを可愛がってくれて、気持ち良くしてくれてる♡ その行いに感謝を示すと共に、あなたにとっても名誉ある役目を申し付けるわ♡」

 

「へぇ? そいつは一体何なんだよ?」

 

「決まってるでしょ……♡ お漏らししたばっかりのおしっこ臭い私のおまんこを、ちんぽとザーメンの臭いに塗り替えるっていう立派なお仕事よ♡ 昨日、あれだけ射精したのにまだガチガチで雌を犯したりないって思ってるそのおちんぽで、私のおまんこをガツガツ犯す……♡ 人間以下のあなたたちでも簡単に出来る、すっごく気持ちいいこと、しましょ……♡」

 

「キヒッ! キ、キヒヒヒヒッ!! そんなに俺のちんぽが欲しいのか? なら、お望みどおりにぶち込んでやるよっ!!」

 

「あぁああああああああぁんっっ♡♡♡ はぁっ♡♡♡ ふぅうんっっ♡♡♡」

 

 ズドンと、お腹の奥に大砲が撃ち込まれたような、重い衝撃。一気に奥まで届いた亀頭が、私の子宮口を押し潰す。

 

 硬い、熱い、大きいと三拍子そろったちんぽに容赦なくおまんこを犯される私は、自らの痴態を隠すどころか他の男たちに見せつけるようにして大声で喘ぎ、自分がどんな快感を味わっているのかを声に出して叫び始めた。

 

「いいっ♡♡♡ いいわっ♡♡♡ ホームレスちんぽにおまんこの奥まで犯されてっ♡ 子宮もゴリゴリ責められてっ♡ 気持ちいいっ♡♡♡ いっぱいお掃除してあげた汚れちんぽが、私の便所まんこに出し入れされてるぅっ♡♡♡ 響くっ♡♡♡ おまんこズンズン突かれて、頭の中までキモチイイのが響いちゃうっっ♡♡♡ んあぁあぁあああぁあっっ♡♡♡」

 

「あっ!? てめえ、抜け駆けはずりぃぞ!! なに勝手に始めてやがんだよ!?」

 

「俺はこの便器ちゃんに頼まれたから犯してるんだよ! 抜け駆けもなにもあるもんか!」

 

「そう、よっ♡ あんたたちがっ、悪いのよっ♡ こんな、犯すためにあるような金髪肉便器を放置して、赤髪便所のお漏らしを見たがって……♡ この穴にちんぽをハメたら気持ちいいことは知ってるでしょうに、なんで早くそうしないのよっ♡♡♡ あんたたちがちんぽハメてくれたら、私だって一生懸命気持ち良くしてあげたのにっ♡♡♡ 私とセックスするより他の女の放尿が見たいなら、ずっとそうしてなさいよ♡ 私は、私のおまんこにちんぽハメてくれる男と、一緒に気持ち良くなるだけだからっ♡♡♡」

 

 とろっとろに蕩けた表情も、男のちんぽを咥え込んで離さないまんこも、ぷるんぷるんとゴム毬みたいに揺れているおっぱいも、全部全部曝け出す。心の中の淫らな欲求と複雑な嫉妬心もホームレスたちに叫んで聞かせてやれば、彼らがごくりと喉を鳴らす音が聞こえるようだった。

 

 私もカレンも、どちらも理解出来ていたのに、覚悟していたのに、彼らの方が心の準備が済んでいなかったようだ。まだお行儀よく、私たちのことを人間扱いしてくれていることは嬉しいが、それじゃあ全くもって意味がない。私たちは、本気で肉便器になる心構えなのだから。

 

 こうして体の自由を奪った、何をしてもいいと言う女が2人もいる。フリーセックスの肉便器が2つもある。なら、遠慮せずに犯せばいい。望むことをすべてしてしまえばいい。私たちはそのためにある存在だと割り切って、ヤって、ヤってヤってヤってヤリまくればいいのだ。

 

 どうせ私たちは人間以下の存在で、人から嘲られる立場にある者たちなんだから、人としての在り方も捨ててしまえばいい。獣みたいに本能の向くまま、豚みたいに浅ましく、その振る舞いを心から楽しんでしまおうじゃないか。

 

 自分自身の意思の下でこの狂った饗宴を楽しむ……私たちは彼らの精を貪り、ホームレスたちは私たちの体を食らい尽くす。もう、人間なんかじゃなくっていい。本能を剥き出しにして、したいことをするのだ。

 

「お゛お゛お゛っっ♡♡♡ ぎ、っぐぅううぅううぅっ♡♡♡ ちんぽ汁が子宮の中にドバドバきたぁあぁっ♡♡♡ いいっ♡ すごくいいっ♡ 雌を確実に孕ませてやるって感情が伝わってくる、素敵な膣内射精じゃないっ♡♡♡ こんな最高の射精してもらえるなんて、肉便器冥利に尽きるわっ♡ 最後の1滴まで受け止めてあげるから、思う存分射精しちゃいなさいっ♡♡♡」

 

 打ち出された精液が私の子宮を満たす。イって、喘いで、恍惚とした笑顔で男を褒め称えて、その精をしっかりと女が授精するための場所で受け止めて……やがて、ちんぽが引き抜かれたまんこから、栓が無くなったことで音を立てて白濁液が溢れ出しす光景を見て、ホームレスたちが血相を変えた。

 

 人の心の音が聞けたのなら、ぶちんと何かが切れた音がしたことだろう。それは男たちの我慢、理性、忍耐といった、今この場の全てを楽しむのには不必要なものが振り払われた音。この場に居る全ての男が、野生を剥き出しにした獣へと成り下がったことを意味する音。彼らによる蹂躙が始まる合図……♡

 

 伝播した熱狂が男たちを狂わせる。私の穴という穴は犯され、意識と肉体は快感によってタコ殴りにされ、大切なものが1枚、また1枚と剥ぎ取られていって、心が丸裸にされてしまった。

 

 ようやく、始まったんだ。人間以下の私たちが、浅ましく快楽を貪り合うための祭りが。昨日の扱いなんて生温い、本物の肉便器生活がここから始まる。その予感に体を震わせる私が浮かべたのは、純粋混じり気無い悦びの笑みだった。

 



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第五話 赤き肉便器たち TURN2

 

――肉便器生活3日目

 

 今日も今日とて、私たちのやることは変わらない。昨日の乱交は大盛り上がりで、気が付けば翌日の朝を迎えるまで、私たちはずっと交わり合っていた。

 

 そのまま、食事の時間も惜しいとばかりに殆どの無駄を省いて性交を続ける私たちは、精液で汚れた体をバケツで汲んだ水をぶっかけるだけという非常に乱暴な便所掃除を経て、再び男たちに肢体を差し出している。

 

 ホームレスたちは、私とカレンを別々の場所に運んで行った。どうやら、今日は私たちを1人ずつ犯す趣向らしい。

 

 公園の遊具である雲梯に鉄の棒を引っ掛けられ、昨日同様に男たちの前に全てを曝け出す格好になっている私は、体の前後から愛撫を受け、甘い声を漏らしていた。

 

「あっ♡ ふぅんっ♡ んんっ♡ んうぅううぅっ♡」

 

「キッツいまんこだぜ。俺の指をぎゅうぎゅう締め付けてきやがる。あんだけちんぽを咥え込んだってのに、どうしてこうもキツいままでいられるんだ?」

 

「んふっ♡ あんたたちのメンテナンスが良いからじゃない? 水詰まりしないように奥までしっかり掃除してくれるし、外見も綺麗にしてくれたら言う事なしなんだけどね……♡」

 

「クハハッ! かもな! 赤髪ちゃんもそうだが、お前らのまんこは感度もハメ心地も極上物だぜ。こんな具合の良いまんこを便所扱い出来るなんて、俺たちはとんでもない幸せ者だな!」

 

「あら、今頃気が付いたの? こんなプレイが出来るなんて、あんたたちの一生分の幸運を使い果たすくらいのラッキーよ♡ だから遠慮なく、精液も出し尽くす勢いで私を抱きなさいよね!」

 

「ははっ! 肉便器なのに偉そうな嬢ちゃんだな! でもまあ、なんだか許せちまうのはお前が可愛いからなんだろうよ」

 

「はぅっ♡ んっ♡ ちゅぅ……っ♡」

 

 重ねられた唇を割って、ホームレスの舌が私の口の中に入ってくる。歯磨きなんかしてるわけがないから、唾液も舌も臭いけど……それがまた、私の官能を煽った。

 

 おまんこを指で愛撫されながら、ねっとりとしたキスをされる。下から響く快感と、汚い唾液を喉へと流し込まれる被虐感が堪らなく胸を高鳴らせる。並の人間以下の男たちに体を好きにされている現状が、私の心を熱く火照らせていく……♡

 

「んっ♡ ちゅぅ♡ んくっ♡ ……はぁんっ♡」

 

 うっとりとした表情を浮かべ、男に甘えるようにして唇を重ねていた私は、不意に尻を揉まれる甘い感覚に驚き、可愛い悲鳴を上げてしまった。

 

 その声に反応した男が背後から話しかけてくると共に、私の臀部をじっくりと弄り始める。

 

「丸くて、柔らかくて、形もいい。嬢ちゃんたちは尻も極上モンだな。道具さえありゃあ、この真ん中の穴にもちんぽ咥えられるようにしてやりたいんだがなぁ……」

 

「ああ、そういやお前は【肛門開発】のスキル持ってたっけな。まあ、俺たちが持ってても宝の持ち腐れにしかならんスキルだけどな」

 

「ん……♡ なに、そのスキル? そんなのもあるの?」

 

「ん? まあ、嬢ちゃんが知らねえのも無理ねえよ。開発系のスキルは基本的に男専用のモンだからな。それに加えて、このスキルを習得するには、それなりの素質ってもんが必要なんだ」

 

「俺は女のケツが大好きでな。女のケツ穴をけつまんこに変えるのが一番の喜びって言っても過言じゃなかったんだ。そのお陰か、こっちの世界に来た時から【肛門開発L3】のスキルを持っててよ、それを活かしてバンバン女のケツをまんこに変えてきたんだが……」

 

「……SEXバトルで負けて、参加権を剥奪されたってこと?」

 

「そういうこった。ある日、とんでもねえ美人と出会ってな、そいつのケツを犯すためにSEXバトルを挑んだんだが……こいつがまあ、とんだ曲者だった。既に全身開発済みで、けつまんこも開通済み。乳も尻もでっかくて柔らかくて、どの穴もハメ心地抜群。おまけにテクニックも極上ときたから堪らねえ。気が付いた時には、俺はその女のケツ穴にちんぽぶち込んで、必死こいて腰を振って……それを止められなくなってた。そいつの背中にある傷跡を見つめながら、精根尽き果てるまで犯し続けたよ」

 

「んっ……♡ 自業自得じゃない。色んな女の子の恥ずかしい穴を開発して回ったバチが当たったのね」

 

「そう言われちまえばそれでお終いだが、決して悪い点ばっかじゃあなかったと思うぜ。まず、ケツ穴の気持ち良さを知れる。あれを知って、その快感に病みつきになって、俺の所にわざわざ自分を犯すように懇願してくる女だっていた」

 

「へ、へぇ……♡ お尻の穴って、そんなに気持ちがいいんだ……♡」

 

「あと、嬢ちゃんたちにはこっちが本命だと思うが、SEXバトルで使える武器が増える。アナルセックスに尻コキが出来るようになって、顔面騎乗の威力向上の効果なんかもケツ穴開発を済ますと身につけられる。ピンチはチャンス、考えようによっちゃあ、開発された体も立派な武器になるってこったな」

 

「なるほどね……有用な意見をありがとう。で? な~んであんたは私のお尻の穴を広げてるのかしら?」

 

「いやぁ、こうして語ってたら尻好きの血が騒いじまってさぁ。金髪ちゃん、お尻の穴も可愛いねぇ!」

 

「そんな風に言って、納得するとでも思ってんの!? あっ、ちょっと! そんな汚いところ、舐めるんじゃ――ふぅうんっ♡」

 

「あ~、このかぐわしい臭いとやや苦の味、懐かしいな~! どうにか指くらいなら突っ込めるようにならんかね?」

 

「む~~っ♡ んむっ♡ んんん~~っ♡ んんっ♡ んっ……♡」

 

 無遠慮に私のアナルを舐め、内部を穿るように舌を突っ込んだりする男の愛撫を叱ろうとしたが、別の男にキスとまんこへの愛撫を再開されたら、もう何も出来なくなってしまった。口を塞がれ、愛撫による快感で懐柔されてしまった私は、お尻の穴を好きに弄る男のテクニックに尻を震わせ、脱力してしまう。

 

(あっ♡ マズいっ♡ このままじゃ、でちゃ……♡)

 

 ひくひくとひくつく肛門が、何かをしようとしている。その予感を感じ取った私が懸命にアナルを締めようとしても、既に遅すぎた。

 

 ぎゅっ、と私の意思とは関係なしに締まった肛門が、ゆっくりと開いていく。その奥から腸内に溜まっていたガスを放出し、恥ずかしい音色を奏で、この場に居る全員へとその音を披露した。

 

――ぷすっ♡ ぷぴっ♡ ぷぅぅ~~っ♡

 

「……嬢ちゃん、今、屁ぇこいたろ?」

 

「くぅ~~~っ♡♡♡ い、いちいち確認しないでよっ! あんな風にお尻の穴を広げられたら、出ちゃうに決まってんじゃない!」

 

「クヒャヒャ! 可愛い音だったぜぇ! 嬢ちゃんみたいな女の子でも、屁は臭いんだな!」

 

「か、感想を言うなぁ! こっちがどれだけ恥ずかしい思いをして――はひゅぅうっ♡♡♡」

 

 放屁音を聞かれ、臭いを嗅がれた私が顔を真っ赤にして男たちに抗議をしていると、突然臀部を強く握り締められ、大きく左右へと広げられた。その感覚に素っ頓狂な悲鳴を上げた私の背後で、低く唸るような声が響く。

 

「……決めたわ。絶対にこの便器のケツ穴にちんぽぶち込めるようにしてやる。こんなエロい尻を放置しておくとか、アナル開発師の名前が泣くわ。何日か後にG配布されたら、速攻でアナル開発グッズを揃えてやるよ」

 

「ん、なぁ……っ♡♡♡」

 

 私のお尻の真ん中の窄まり。そこに熱い視線が向けられて、欲望が叩き込まれている。

 

 縮こまってひくひくと震えるお尻の穴を性器へと変貌させることを宣言した男が、ぐっと私のお尻を鷲掴みにする手に力を込めた。その力強さに彼の本気度を感じ取った私は、愛撫を受けていた時よりも恍惚とした表情を浮かべ、お尻を震わせる。

 

 この私が、ホームレスなんかに体を好きにされて、出す場所である穴を挿れるための穴に変えられるですって? そんな被虐的で、屈辱的で、官能的なことを言われたら、興奮が止まらなくなるじゃない♡ 期待して、体が疼いちゃうじゃない♡

 

「覚悟しろよ、金髪ちゃん……! 道具が揃ったら、速攻でこの穴をけつまんこにしてやるからな……!!」

 

「ひゃう、んっ……♡♡♡」

 

 何度の何度も広げられ、指と舌で微弱な快感を与えながら、男は私にそう言った。この場の誰よりも、その言葉に興奮していたのは私だったのだろう。ごくりと息を飲み、開発行為が始まる日を夢見始めた私の表情は、何よりも淫靡で卑猥な色に染まっていた。

 

 

―――――

 

 

 

 

―――――

 

――肉便器生活5日目

 

 4日目は男たちが休息日を取った。流石に休みなしで毎日のように朝から晩まで私たちを犯すのには無理があるのだろう。無理なくこの生活を楽しむためにも、体を休めて気力と精力を蓄えるのは間違った判断ではないと私も思う。

 

 ただ、この休みというのはホームレスたちの休みなわけであって、私とカレンが彼らと同じようにいうわけではない。定位置と化した男子便所の中で放置された私たちは、その日ずっとそこを訪れる男たちの愛撫に晒され続けた。

 

 おっぱいを、おまんこを、お尻を、舌を……用を足しに訪れた男たちが軽く弄り、出て行く。絶対に私たちをイかせはせず、本当に軽いソフトタッチで官能を刺激するだけしてきて、それを満足させずに出て行ってしまう。

 

 惨く、本当に非道な仕打ちだ。身動き出来ない私たちは、自分で自分を慰めることも出来ない。絶頂のギリギリまで押し上げられた体を持て余し、だらしない表情を浮かべてイクことに恋い焦がれ、それを叶えられずに涙するしかない。

 

 便所を訪れた男たちに、何度イかせてと懇願しただろう。火照った体を抱えたままでは眠るどころか休むことすら出来ない。ただただ辛く苦しい快感責めに音を上げても、ホームレスたちは私たちに絶頂を許してくれないのだ。

 

 そうやって24時間が過ぎ、男たちの休息日が終わり、一日の始まりを告げる朝日が差し込む便所に男たちが入って来た瞬間、私とカレンは大声で彼らに媚び、懇願し、情けを請うた。

 

「イかせっ♡♡♡ イかせてぇぇっっ♡♡♡ おっぱいもおまんこも好きにしていいからっ♡♡♡ もうなんでもいいからイかせてよぉっ♡♡♡」

 

「ちんぽっ♡♡♡ ちんぽくださいっ♡♡♡ 今絶対に気持ちいいっ♡♡♡ ちんぽハメたら気持ちいいおまんこしてるからっ♡♡♡ お願いだからちんぽ恵んでくださいっっ♡♡♡」

 

 強烈な腐臭を塗り潰す、甘ったるい雌の臭い。ぷんぷんと全身から発情した女の臭いを発して、この男子便所中に肉便器臭とでも呼ぶべき強烈な雌の香りを充満させる私たちを見ても、男たちはニタニタと笑うばかりだ。

 

 普通の男なら、即座にちんぽを取り出して私たちを犯すだろう。だが、彼らが取った行動は、私たちとのセックスではなく、私たちで遊ぶというものだった。

 

 私たちを担ぎ上げ、便所の外へ出る。向かうのは公園内の砂場だ。

 

 そこに設置されていた2つの台座の上にそれぞれ私とカレンを置いたホームレスたちは、列になって私たちの横に並ぶ者と、砂場の周囲で観戦を始める者に分かれる。列の最前列に並んでいた男たちは、私とカレンの真横に並ぶと……おもむろに、激しい手付きで私たちのまんこを愛撫し始めた。

 

「ひぐうぅうううぅうううぅうううぅううっっ♡♡♡ おっっ♡♡♡ おおぉおおっっ♡♡♡」

 

「んぃいいぃいっ♡♡♡ んひっ♡♡♡ ひぎゅぅううううううぅうううぅうぅっ♡♡♡」

 

 飢え切った私たちの性器は、唐突に与えられた快感によってあっさりと絶頂を迎えた。男たちの指によってイかされた私とカレンのおまんこは激しい潮噴きを行い、飛んで行った愛液が砂場に落下して黒いシミを作る。

 

 ぎゃはぎゃはと笑う男たちの声を聞きながら、また別の男たちによって膣を愛撫され始めた私は、これが男たちによる、私たち肉便器を使った遊戯であることを感じ取ると共に再び潮を噴きながら絶頂を迎える。

 

 ぶしゅぅうっ、と激しい愛液の噴射を見せ、腰をガクガクと震わせる私とカレン。たっぷりと快感を我慢させられた私たちの体は、今や水鉄砲のようにイかされれば激しい潮を噴いてしまう状態になっている。男たちはそれを利用して、愛液の飛距離を競う遊びに興じているのだ。

 

「おぉおおぉおおおぉおおおっっ♡♡♡ イったばかりっ♡♡♡ イったばかりだからぁっ♡♡♡ やすっ、やすませっ、あぁあああああああああああああぁあああああっっ♡♡♡」

 

「ダメぇええぇえええぇええぇっっ♡♡♡ いぎすぎ、てっ♡♡♡ おまんこばかにな、りゅうぅううぅうううぅううぅうううっっ♡♡♡」

 

 快感が消え去らない。イかされた次の瞬間にはまたイかされている。指で触れるくらいの位置まで降りてきた子宮が、本気汁を凄まじい勢いで分泌し続けていた。

 

 絶頂に次ぐ絶頂。止まらない潮噴き。体は疲れ果てても快感には正直で、もう望んでいなくても手マンでイったら潮噴きするように反応が固定されているみたいだ。

 

 時折、水分補給として小便を無理矢理飲まされて、それでも全身の水分を愛液に回さないといけないくらいに潮噴きを連発させられて……そうやってイかされ続けた私とカレンは、気が付けばまったく同じ懇願をホームレスたちへと叫び続けていた。

 

「もうっ♡♡♡ ちんぽでイかせてぇえぇっっ♡♡♡ 指じゃ足りないのっ♡♡♡ セックスで、本気アクメをきめさせてよぉおおぉおぉおおぉおおぉおぉっっ♡♡♡」

 

 どんなに指でイかされても、心のどこかに物足りなさが残る。時間が経てば経つほど、指でイかされればイかされるほど、その思いは膨れ上がって私たちの子宮を支配し始めた。

 

 精液が欲しい。ちんぽが欲しい。犯して欲しい。セックスがしたい……いつしか明確な欲望となって叫び始めたその思いは、自分たちではどうしようもないもので、頬に叩きつけられたり、鼻先に突きつけられたりしてるちんぽの感触や臭いを感じる度に、私は意識が恍惚としてしまうようになっていく。

 

 早く犯して欲しい……イキながら、私はそう思った。おまんこも犯してもらうための形になって、何度も何度もアクメを繰り返しながらもちんぽ欲しさに愛液を涙として垂れ流しているようだ。たっぷり数時間、潮噴き選手権の遊び道具として扱われ続けた私たちは、最終的には「ちんぽ」の一言を延々と繰り返すだけの人形と化してしまった。

 

 男たちにとっては最高の遊戯であり、私とカレンにとっては最低の責め苦であったその催しが終わったのは、陽もとっぷりと暮れ、噴き出した私たちの愛液が何処まで飛んだかも目視出来なくなってから……朝から晩まで、1日の大半を手マンでイかされ続けていた私は、うわごとのようにぶつぶつと何事かを呟きながら、ある男の住処であるテントへと運び込まれていた。

 

 後で聞いてわかったことなのだが、先の遊びの優勝者は、それぞれ私とカレンを一晩独り占め出来るという特典があったらしい。私は見事、最も盛大な潮噴きを決めさせた男の手に渡ったというわけだ。

 

 テントの床に転がされ、いきり立つ肉棒を性器の入り口にあてがわれても、私は何も感じなかった。ただただ体中を駆け巡る快感に意識を支配されていて、他に何も考える余裕がなかったから。

 

 だが、男が自らの分身を一息に私の膣奥へと深く叩き込んだ瞬間、私の全身を巡っていた快感は一瞬でおまんこへと集中して、そこにある立派なちんぽの感触を私にこれでもかとばかりに感じさせてきた。

 

 そこでようやく自分が犯され始めたということを自覚した私は……体の中で起きた快感の爆発に全てを持っていかれ、無様な表情を浮かべながら全力のアクメ叫びを轟かせる。

 

「ちんぽぉおおぉおおぉおおっっ♡♡♡ ちんぽちんぽっ♡♡♡ ちんっぽおぉおおぉおおぉおおぉおぉおおおんんっっ♡♡♡ ちんぽきたっ♡♡♡ ちんぽぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

 言葉の、叫びの、思考の大半が、ちんぽで覆い尽くされた。ハメられた瞬間に興奮と快感と感激と感謝の感情が溢れ、ただ膣内にちんぽがあるというだけで悦びが止まらなくなり、それらすべてが幸福となって私の心を満たす。

 

 その状態から、激しい種付けプレス。雄が雌を屈服させるのに最適な、完全男性優位の体位でセックスが始まった。それは即ち、私の理性の終了を意味しており、雷に撃たれたような衝撃と快感が駆け巡る全身を抑えつけられながら、私は歓びと快感の咆哮を上げた。

 

「いぐぅうううぅううぅううぅうううっっ♡♡♡ しきゅういぐぅううぅうううぅうっっ♡♡♡ ちつイキしゅごいいいぃいいいぃっ♡♡♡ おまんこイキっぱになってりゅうぅううぅうぅうぅうぅうぅうぅぅ♡♡♡ あ、ありがと、ごじゃいますっ♡♡♡ ちんぽハメてくれて、犯してくれて、ありがとうございますっ♡♡♡ 金髪肉便器まんこに種付けして、いっぱいザーメンコキ捨ててくらしゃいぃいいぃいっ♡♡♡」

 

 例えるなら、砂漠で数日間遭難した末に救助され、渇きの限界を超えた喉に水を与えられた時のような感覚。それ程までの感動が、私の心と体を包む。

 

 媚びて、飢えて、泣いて、叫んで、犯されたいと欲していた私のまんこが、長いお預けの果てに与えられた極上の快楽に幸福を貪っている。凄い音が鳴る激しいピストンを受けて、子宮が大喜びしている。求めていた快感が、私の膣で響き渡っている。

 

 堪らない♡ 本当に堪らないっ♡ イクことがここまで幸せに感じられるなんて信じられない♡ 種付けプレスで屈服しながら迎えるアクメがここまで気持ちいいものだなんて知らなかった♡ 逞しいちんぽに犯されることに幸せしか感じられない♡ もっともっと激しく犯してほしいっ♡

 

「あぁああああああああぁああああああああああぁあああああっっ♡♡♡ んいぎゅうぅうううぅうううぅううぅううぅううっっ♡♡♡ ぶひいぃいいぃいいいぃいいぃいいぃいいぃいいっっ♡♡♡」

 

 喉も枯れろとばかりに私は叫んだ。この感動を、快感を、心の中に押し留めておくことなんて出来やしない。叫んで、喘いで、啼いて、雌としての悦びを自分を抱いてくれている男に伝えるために、私は今までの人生の中でも一番の大声を出し、嬌声を上げ続ける。

 

 私の声と、同じく男に犯されて大喜びしているカレンの声は、ジンバラ公園を飛び出してその周囲にまで響き渡り、淫らな雌が絶叫していることを、周辺住民へと知らしめつつ、熱い夜を過ごしたのであった。

 

―――――

 

 

 

―――――

 

――肉便器生活7日目

 

 6日目のセックスはスタンダードな輪姦だった。だが、本能を剥き出しにした私たちと男たちとのセックスは初日とは比べ物にならないくらいの激しさを見せ、快感もまた段違いに跳ね上がっている。

 

 私もまた肉便器として、雌としての悦びに目覚めたせいか、男たちの肉棒を喜んで迎え入れると共に淫らなアクメを何回も迎えてしまった。そのことを恥じつつも、羞恥を快楽として捉え始めた私の体は、順調に覚醒へと向かっているようだ。

 

 だが……ここで1つ、残念なニュースがある。実は、本日をもって、カレンが肉便器を卒業するというのだ。

 

 契約上、この生活はいつでも中断することが出来る。カレンがそう決めたのなら、他の誰にも止めることは出来ない。

 

 この生活に嫌気が差したのではなく、彼女なりに何か思うことがあっての行動なのだろう。単純に、1週間というきりの良いタイミングで自分の成長を確かめたり、精液強化を行いたいと考えたのかもしれないし、私も必要以上の口出しは止めることにした。

 

 それで今、カレンは数十名の男たちによる可愛がりを一身に浴びている最中だ。今日でお別れということで、心残りが無いようにホームレスたちは全員で徹底的にカレンを嬲り尽くすつもりのようである。

 

 便所で待機中の私の耳にも、快楽に翻弄されるカレンの嬌声が届いている。真昼間からこんな大声で喘いで大丈夫かなと思いつつも、私も決して余裕のある状態ではなかった。

 

 明日からは、肉便器は1つに減る。私がたった1人で、ホームレスたちの相手をしなければならない。カレンが今、味わっている輪姦を、明日から1週間近くの間、私が受け続けなければならないのだ。

 

 そのことを考えるとゾッとする。嫌悪感でも恐怖でもなく、期待で心が動いてしまうのだ。しかし、現実的にはかなり困難な行為である1対数十という数の差を埋めるべく、ホームレスたちは私のお便所穴を増設することに決めたようだ。

 

「んっ♡ はぁっ♡ んんっ……♡ お尻の穴、広がってぇ……♡♡♡」

 

 1本、また1本と挿入される綿棒に肛門を広げられていく感触に私は悶えた。明日から本格的に始まるアナル開発の下ごしらえとして、私は【肛門開発スキル】を持つあの男の躾を受けている真っ最中だ。

 

 経口補水液で割った焼酎をお尻の穴に注ぎ込まれ、ほろ酔い状態にすることで肛門を弛緩させる。そこに媚薬と筋弛緩剤に浸した綿棒を私のアナルが広がるギリギリまで差し込み、穴を緩めていく。

 

 あとはただただ、その繰り返し。酔いが覚めそうになったら再び焼酎浣腸。アナルが緩んできたら綿棒の数を増やす。男の手でお尻をマッサージされて、臀部で感じる快感に慣らされていく私は、じわじわと自分の肛門が別の物に変えられていく感触に身震いをした。

 

「んおっ♡ い、いりぐち、こねまわさないでぇ……♡ 変な声、でちゃうから……っ♡」

 

「良いんだぞ、もっと出せ。その声は、我慢しようと思って堪えられるもんじゃないんだ。思いっきり、唸ってみせろ」

 

「んほぉおっ♡ お、おぉ……っ♡ す、すごい……っ♡ お尻の穴、穿られると……頭が、真っ白になっちゃう……♡」

 

「金髪ちゃんはケツアクメの素質があるな。こりゃあ、明日からの開発が楽しみだ」

 

 入り口を穿られ、広げられ、ひり出す快感に脳が揺さぶられる。意識しても止められない生臭い声が口から飛び出して、自分が変態的な快感を貪っていることを否応なしに自覚してしまう。

 

 まだほんの序の口である肛門快感によってここまで感じてしまうのだから、本番の開発行為なんてされたらどうなってしまうのだろうか? そして、その後に待つ性行為で、私はどれだけの快感を貪ることになるのだろうか?

 

「んおぉっ♡ また、綿棒増えっ♡♡♡ おぉおぉおんっ♡」

 

 ほろ酔いアナルを可愛がられ、外から聞こえるカレンの絶叫に子宮を疼かせる私は、放屁の音を響かせながら薄汚い男子便所で尻穴を穿られ、明日から行われるアナル開発への期待と今味わっている肛門快感によって、だらしないアヘ顔を浮かべ、微笑むのであった。

 

――――――――――

 

戦果報告(リザルト)

 

紅月カレン 肉便器生活7日で終了

 

紅月カレン 経験人数+30

 

精液を合計 25000ml入手

 

レベルアップ

 

紅月カレン LV5

 

露出狂がL2に上昇

 

痛覚緩和がL3に上昇

 

新スキル習得

 

混沌耐性

 

BP獲得

 

7日間の生活で、2BPを獲得しました

 

――――――――――

 




スパロボSEX Tips

スキル 【○○開発】

主にマニアックな性癖を持つ男性が習得しているスキル。それ以外の人間でも取得することは出来るが、大量のポイントが必要である上に優先度も低いため、相当な理由がない限りは身につけることはないスキル群である。

このスキルを持つ者は、肛門、ポルチオ、乳、などの各部位への開発行為を迅速に、かつ効果を高く行えるようになる。L1でもその効能は高く、不感症の人間ですら十分な快感を味わえるようになるほど。

女性が有している【感度上昇】のスキル効果も相まって、本気で開発行為を行った場合は即日中にそれが終了することも多い。開発行為を受けた女性は、その部位やプレイに応じた新たな性技を身につけることがある。


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第五話 赤き肉便器たち TURN3

今回のお話は短いです。さらに、下品注意な内容となっております。

こういったプレイが苦手な方も多いでしょうから、この部分だけで切り取らせていただきます。

注意書きを読み、ご了承いただいた方は先にお進みください。


 

――肉便器生活8日目

 

「あ~……お前たちも知っての通り、赤髪ちゃんは昨日でこのジンバラ公園を去った。散々ヤりまくっただろうから、お前らにも悔いはないだろう。ヤり足りないって奴は……またここに来てくれることを祈れ」

 

 朝、ホームレスたちによる集会が始まる。それを聞きながら、私は非常に複雑な顔をしていた。

 

「で、だ……赤髪ちゃんの離脱は残念だが、まだ俺たちにはこの金髪便器ちゃんがいる! これからはこいつだけで俺たちの相手をすることになったわけだ。無論、今までの調子じゃあ厳しいのはわかってるから、ここはもう1つ、便器穴を追加工事することにしたぞ!」

 

 わーっ、と盛り上がる男たちの歓声。それと同時に彼らの前に引き出された私は、顔が燃え上がってしまうような羞恥の熱を感じていた。

 

 公園の遊具である、スプリング式の木馬を跨ぐ格好でそこに拘束された私は、顔ではなく尻を男たちの集まる方へと向けている。そうしたのは他ならぬこの男たちで、こいつらが手にしている巨大な浣腸器がこの後で私に何をするかを物語っていた。

 

「既に金髪ちゃんのケツ穴は軽く調教済み! こっからが本番の開発なんだが……その前に、まずはお腹を綺麗にしなくちゃな~!」

 

「ちょ、待って! 本当に、こんな人前でするの……?」

 

「当たり前だろう? 昨日の開発でどんだけ嬢ちゃんのケツ穴が緩くなったかをお披露目しなきゃなんねえし……お前は、見られた方が興奮する性分だろうがよ!」

 

「んあぁあっっ♡」

 

 ぐいっ、とお尻を左右に広げられ、その中央にある窄まりが観衆へと披露された。1日たっぷりと酒と媚薬と筋弛緩剤に漬けられ、開発行為を行われた私の肛門は、一昨日までのそれとはまるで別物のように柔らかく広がり、空気を内部へと取りこんでいる。

 

「ほらほら! お前たちもよ~く見てやれ! これが金髪ちゃんのケツの穴だ! ここから汚ねえクソがひり出されたり、下品な屁がぶっこかれたりする、最高に恥ずかしい穴なんだぜ!」

 

「くっっ♡ あぁ……っ♡♡♡ み、見ないでよ……♡ そんなとこ見ても、なにも面白くないでしょ……♡」

 

「面白いし楽しいに決まってんだろ! 超絶美少女のケツの穴なんて、そうそうお目にかかれるもんじゃねえ! 今からこの穴をけつまんこに変えて、ちんぽぶち込めるって考えると興奮が止まらねえよ!」

 

「こ、この、変態っ♡ そんな、お尻の穴なんかで、興奮する、なんて……っ♡」

 

 ギンギンと男たちのちんぽが勃起していくのがわかる。この1週間で好きになってしまった、ちんぽから発せられる雄の臭いの濃さがぐんと増したからだ。

 

 それを嗅いだら、私は堕ちてしまう。アンジュという女から、ただの肉便器へと変貌してしまう。木馬のグリップを握り、足かけ部分に力を込め、踏ん張るような格好でお尻を突き出している私の表情は、とても淫靡なものになっているであろうことを、自分でも理解していた。

 

「……ほら、見てみろよ。これ、なんて書いてあるか読めるか?」

 

「い、『一発洗浄・ボルテッ浣腸液』……♡ なによ、これぇ……♡」

 

「ククク……っ! こいつはな、原理は不明だが、浣腸してやると腹の中で体積を増やすっていう特徴を持つ液体だ。しかも炭酸入りだから、噴き出す時の勢いはとんでもないものになる。名前の通り、一発でケツの掃除が完了するぜ」

 

「そ、そんなの……っ♡ 全部、出ちゃうじゃない♡ 私のそんな姿見て、何が楽し――はううんっ♡♡♡」

 

 問答無用とばかりに浣腸器の先端が私の肛門へと突き入れられた。蕩けたアナルが異物を咥え込んだ瞬間、私の意識に鈍く重い衝撃が走り、口の端がだらしなく歪んでいく。

 

 見られている、見られてしまう……今から私は、こんな底辺中の底辺であるホームレスの男たちに、人間として最も恥ずべき姿を曝け出すことになる。何も抵抗出来ないまま、お尻の中を洗浄されて、そして、そして――♡♡♡

 

「ぐっっ♡♡♡ んぐぅっ♡♡♡ ひぃっ♡♡♡ は、いって、きたぁっ♡♡♡ んんん~~っ♡♡♡」

 

「へっへっへ……! これで、少し待つだけだ。最高のショーを見せてくれよ、金髪ちゃん!」

 

「ん、んおっっ♡♡♡ おっ♡♡♡ おなかがぁあああああああぁあっっ♡♡♡ あぁああああああああぁああああああああああぁあああああっっ♡♡♡」

 

 ボコボコとお腹の中で泡が弾ける音がする。ぎゅるぎゅると下品な音がなって、猛烈な便意が私を襲って、その量を増した浣腸液が私の中で荒れ狂い、苦しみからの解放を求める私の体が、肛門を開いて体内の異物を排泄しようと動き出す。

 

「おっ♡♡♡ おおっ♡♡♡ お、お、おぉお……っ♡♡♡」

 

 高く、高く……私のお尻が浮かんでいく。よりはっきりと見えるように、自分の無様な姿を披露するように、自ら男たちの目に届き易い姿勢へと移行する。

 

 鼻の穴を大きく膨らませて、舌をだらんと垂らして、白目を剥いて……強烈な排泄欲を感じ、全てを解き放った時の快感を予想した私の顔は、凄くだらしないものになっていた。そして、その表情と今から排泄を行おうとしているお尻を挟み込むようにカメラが設置されていることに気が付くと、自分の尊厳を投げ捨てる悦びに身を震わせて喘ぎ出す。

 

「お゛っ……♡♡♡」

 

 それは、一瞬の出来事だった。そう感じられたのは私だけで、本当はもっと長い時間だったのかもしれない。だけど、私が感じられたのは脊椎を通った快感が瞬時にお尻にまで達して、その中央にある窄まりを緩ませたという感覚だけだった。

 

 ぷす~っ……と、静かな音を立てて肛門がゆっくりと開いていくのがわかる。多くの男たちの視線を浴び、カメラのレンズを向けられ、最低で最高の痴態を期待されていることにはっきりとした幸福を感じた私は、一瞬だけ笑みを浮かべると……野太い、獣のような咆哮を上げ、全ての我慢を解き放つ。

 

「おほぉおおぉおおおぉおおぉおおぉおぉおおぉおっっ♡♡♡ んお゛お゛お゛お゛お゛お゛ほお゛お゛お゛お゛っっ♡♡♡」

 

――ぶびぶびびびびびびいいっ♡♡♡ ぶぼぉおおぉおおぉおおおぉおおおぉおおんっ♡♡♡

 

 私の嬌声。男たちの歓声。酷く下品な排泄音。興奮と悦楽を彩る音が、ジンバラ公園を包む。

 

 一発洗浄だなんてうたい文句を語っているだけあって、この浣腸液の効能は凄い。私が拘束されているスプリング式の玩具は、私の浣腸液の噴射の勢いに負けて思い切り前へと倒れていた。

 

 限界まで前倒しになった玩具が、反発の勢いで元に戻る。今度は後ろに引き寄せられる格好になった私は、再び自分の浣腸液噴射によって遊具ごと前のめりの格好になって……ずっと、その往復を繰り返し続けた。

 

 重心の移動によって遊ぶその木馬を、浣腸液の噴射によって動かしている。とても下品な乗り方、遊び方を見せる私は、それにも増してドギツく下品な嬌声を上げ続けていた。

 

「んほぉおおおぉおおぉおおぉおぉおおっっ♡♡♡ おんっっ♡♡♡ んおおぉおんんっっ♡♡♡ んぼぉおおんんんんっっ♡♡♡」

 

 脳が焼かれるかと思った。意識が持っていかれて、魂が何処かに飛んで行ってしまうような、そんな強烈な快感がアナルから伝わってくる。

 

 緩んだ肛門が大きく口を開けて、内部にあるものを全て排出していく感覚がずっと止まらない。浣腸液だけじゃない。腸内にあった汚物でさえも、私は男たちの前で全てを吐き出しているんだ。

 

 ……いや、それだけじゃない。そんな物質的なものだけじゃあないんだ。尊厳も、誇りも、羞恥心も、何もかも……私は今、お尻の穴からひり出している。もうここから出すものなんて何もないって思えるくらいに全てをひり出して、物理的にも心理的にも空っぽにして……そして、挿れるための穴にしている。男のちんぽを、精液を、快感を受け入れるための便所穴になるために、不必要なものは全てここで排泄しているんだ。

 

「おおっ♡♡♡ んおぉおおっ♡♡♡ んほ、ほぉっ♡♡♡ ほ、ひっ……♡♡♡」

 

――ぶぶすぴぃっ♡♡♡ ぶぶぶぶぶぅぅっ♡♡♡ ぷぅぅ~~~っ♡♡♡

 

 浣腸液の噴射が終わっても、おならがとまらない。恥ずかしい音がとまらない。赤っ恥かいて気持ち良くなるのが止まらない。排便シーンも放屁シーンも全部見られたけど、もっともっと見てもらいたい。私が、ホームレスたちに相応しい無様で下品な極上便所になる姿を、彼らの目に焼き付けてほしい。

 

「おほぉ……♡♡♡ おにゃら、きもひぃぃ……っ♡♡♡ もっときいて♡ ききなさいよぉ♡ いいおと、でしょぉ♡♡♡ ほらっ♡♡♡ ぷっ♡ ぷっ♡ ぷぅ~~っ♡♡♡」

 

「あはははははっ! 金髪ちゃん、ケツ穴気持ち良くってぶっ壊れちまったのか!?」

 

「いいもの見させてもらったぜ! 金髪ちゃんみたいな可愛い女の子でも、やっぱり糞はするし、臭いんだな!」

 

「んほぉぉっ♡♡♡ はじゅかちぃ♡♡♡ んぎもちぃいぃ……♡♡♡ む、むだばなしして、にゃいでぇ♡♡♡ はやくわたしのおしり、かいはつしにゃさいよぉ……♡♡♡ 1びょうでもはやく、ここにちんぽぶちこみたいでしょ♡♡♡ わたしはぶちこまれたいのぉ♡♡♡ おべんじょあなのぞうせつこうじ、はやくしましょうよぉ♡♡♡」

 

 意識がぶっ飛んで、恥も外聞もなくなって、快感だけを求める心が残った。今、私の中にあるのは、アナルによる快楽を早く味わいたいという獣欲にも等しい願望。この穴をけつまんこに開発してもらって、ちんぽを挿れてほしいという狂った欲望だけだ。

 

「おもちゃでもぉ♡♡♡ かいはつきぐでもぉ♡♡♡ な~んでもつっこんでいいのよぉ♡♡♡ わたひはあんたたちのにくべんきなんだもん♡♡♡ いっぱいちんぽをきもちよくできるように、けつまんこかいはつこうじ、おねがいね……♡♡♡」

 

「き、キヒヒヒヒヒッ! ああ、わかったぜ! 金髪ちゃんのケツの穴、極上のけつまんこに仕上げてやるよ! もうこれからはうんこするだけでイクようになっちまうから、毎回のトイレが大変だぞ~!」

 

「あはぁ♡ なにそれぇ♡ たのしみぃ……♡♡♡ お゛お゛~~っ♡♡♡ おしりのあな、ゆるむぅ♡♡♡ またおにゃらでりゅぅぅ……♡♡♡」

 

――ぶぴ~~っ♡♡♡ ぶぷ~~~っ♡♡♡

 

 嗤われて、欲望を向けられて、尊厳を奪われて……それが、気持ちいい。イキそうになる。

 

 私は全てを脱ぎ捨てた。何もかもを捨て去った。ただの肉便器になって、セックスに没頭する雌になって、快楽を貪ること以外の感情を捨てた。小娘のアンジュは今、完全なる肉便器へと覚醒を果たした。また一歩、自分の中に封じられている力の開花に近づけた。

 

 けど、まだ足りない。ここからもっとのめり込まなくちゃ、目覚めの時は訪れない。

 

 ならばもっと乱れよう、もっと壊れてみせよう。この狂った世界で生き延びるために、ここでの生活を楽しむために、私は理性を捨てて本能のままに動く。きっと、それがこの場での最適解なのだから……♡

 

「ほら、どれを突っ込まれたい? 嬢ちゃんに選ばせてやるよ」

 

「ひ、ひひひっ♡♡♡ あはははははっ♡♡♡」

 

 そう言って男が見せてきた数々のエグい形をした玩具を見る私の表情は、淫らに狂い咲く花のように美しく、淫靡に塗れていた。

 

 

 

 

―――――

 

経過報告

 

アンジュがSEX適性【肉便器】を取得しました

 

―――――





スパロボSEX Tips

セックス適性

文字通り、女性ユニットたちがどんなプレイに適性を持っているかというもの。これがなければ発生しないサブミッションもあり、様々な要素のコンプリートを目指すならば習得は必須。

また、適性を持つプレイを行うと、より多くの経験と精液が取得出来るようになるというボーナスもあり、単純に育成の役にも立つため、取っておいて無駄はないだろう。

適応したプレイを行えば行うほど、レベルが上昇していく。ボーナス量も上昇し、よりハードでマニアックなプレイが出来るようになり、時には特殊スキルも習得出来たりもする。



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第五話 赤き肉便器たち LASTTURN

今回にてアンジュ視点のお話は終わりです。次回からは少し時間を戻して、途中離脱したカレンが何をしていたかのお話を書こうと思います。

頂いたリクエストに関する返答的なものも次回の後書きで行おうと思っています。取り敢えず今回のお話をお楽しみください!


 

 浣腸をされ、腹の中の物を全て排泄してから、どれくらい経っただろうか? はっきりとした時間はわからないが、私が思っているよりも長い時間が過ぎている気がする。

 

 あれから私は、男たちの行うアナル開発によって悶え、喘ぎ、尻を震わせ、成すがままに与えられる快楽を享受していた。膣や乳首とは違う、重く鈍いその快感に心が揺さぶられていることは確かだが、それ以上に自分の肛門が徐々に作り替えられているという感覚が何よりも私を興奮させてくる。

 

 先の振動する玩具でじっくりと腸の奥を責められ、感じるように調教される。細やかなブラシが付いた器具で腸壁を擦られれば、こそばゆくもその中にある快感に穴が締まり、徐々にその快楽が増大していくことに表情は蕩けてしまった。

 

 順調に、確実に……私の排泄口は、第二の性器にされつつある。男たちの欲望と精を受ける穴に、立派なけつまんこに仕上がりつつあるのだ。

 

 男たちに体を開発され、変態行為でも感じられるようにされることに対しての忌避感は全くない。今はただ、全ての欲望が私のお尻に叩きつけられていることに心がゾクゾクしっぱなしで、この穴が完成した暁に味わえるであろう本物の肛門快楽に期待が止められないでいる。

 

 ぽこん、ぽこんと音を立て、肛門を弾いて排泄されていく球形の玩具。1つがピンポン玉くらいの大きさをしたそれが幾つも連なっている、所謂アナルビーズというものを私の尻の穴に挿入した男たちは、わざわざ私の羞恥心と興奮を煽るようにしてそれを引っ張り出していく。

 

「ほ~ら、引っこ抜くぞ~! ケツの穴が広がってるのがわかるか? えぇ?」

 

「んっ♡ んおっ♡ お、おっ……♡♡♡」

 

「一番デカいところが通ってくぞぉ! 肛門膨れ上がって、ケツの穴も大口開けて、からの~……!!」

 

「んあぁあっ♡♡♡」

 

 ぽこんっ、と音を立てて、ビーズが1つ排泄された。生物の本能が記録している排泄行為の快感に抗えずに喘いだ私は、今までよりもずっと尻の穴の感度が敏感になっていることをひしひしと感じる。

 

「ひひひ……! 残りは嬢ちゃんが自分でひり出してみろよ。きっと、すっげぇ気持ちいいぜ」

 

「ん、んん……っ♡♡♡ んんんんん~~~~っっ♡♡♡」 

 

 言われるがままに、私は肛門に力を込めて腹の中の異物を排泄にかかった。腸の蠕動によって内部に残されているビールが動いていき、私の肛門から下品な音を立てて飛び出していく。その光景も、玩具をひり出した後の開きっぱなしの肛門も全て男たちに見せつけながら、私は甘く荒い呼吸を繰り返しては目の前のカメラのレンズへと視線を向け続けた。

 

「いい顔だぜ、便器ちゃん。ケツの穴が気に入ったみたいだな。最初の凛々しくてきっちりかっちりしてた顔が、今じゃこんなトロ顔だ」

 

「あはっ♡♡♡ ふ~~っ♡♡♡ ん~~っ♡♡♡」

 

 1枚の写真が私の顔面へと張り付けられる。そこには、この公園に来たばかりの頃の私の顔が大写しになっていた。

 

 極道幹部へのリベンジに燃え、ここでの生活で屈辱に耐えてでも力を付けてやるという意気込みに溢れた精悍な表情。ともすれば、何か重大な覚悟を秘めた英雄の顔つきにも見えなくもない。

 

 それが……たった1週間かそこらで、これだ。暖簾を捲るようにその写真をどければ、今の私のだらしなく弛緩し切った表情が目に映る。アナルを穿られ、開発され、悶える私の、ホームレスたちの肉便器に成り下がったアンジュという金髪便女の変わり果てた姿がそこにはあった。

 

 決して、再戦に燃える闘志を失ったわけではない。それ以上にこの公園で行う変態行為が楽しく、気持ち良く、夢中になってしまっているだけだ。

 

 何もかもを失った者同士でただ快楽を貪り合い、獣のように本能のままに楽しむ。この日々の中で、私は今までの自分が被っていた殻を打ち砕かれたような気がしていた。壊された殻の中から出て来たただの雌が、野性味溢れるこの生活の中で徐々に大きく成長していく実感もある。今、私の中では、何かが覚醒しつつあるのだ。

 

 もっと強くなるために、もっと気持ち良くなるために、私はそれを完全に目覚めさせたい。欲に塗れた、薄汚い雌に堕ちたとしても、それを楽しめる心はもうとっくに身についている。

 

 だから、深くまで沈んでしまおう。何もかもを捨てても問題無い今の内に、自分にとって不必要なものは全てかなぐり捨てて、ただ快楽だけを求める浅ましい雌になろう。もっと楽しむ、この人間以下の男たちと共に、人間以下の肉便器である私は、性の宴を楽しむことを決めた。

 

「……よし、そろそろ仕上げにかかるか。金髪ちゃんも待ちきれなさそうだしな」

 

「ほっ♡ ほっ♡ ほっ♡ んほっっ♡♡♡」

 

 震える柔らかな尻肉を鷲掴みにされる。じっくりと快感を染み込ませるように揉まれながら左右に開かれる。ぷっくりと膨れた肛門が蕩け、ゆっくりと広がっていく様を視姦される。

 

 その挙動1つ1つに快感を味わい、無様な声を漏らしていた私は、蕩け切ったアナルに熱く張りのある何かが押しあてられたことに一層だらしない嬌声を上げた。

 

 この生活の中で十分に馴染まされたその感触が、男性器の亀頭であることはすぐにわかった。そして、男たちが遂に私の肛門を犯そうとしていることも同時に理解した私は、背筋を伝う甘美な痺れと心を騒がせる期待感に口元を歪めた淫靡な笑みを浮かべる。

 

 来る、私に新たな一歩を踏み出させるための快感が。目覚める、新しい性の悦びによる未知の興奮に。

 

 私を終わらせ、新たに始めさせてくれるであろう肛門性交の快楽に心をときめかせ、胸を弾ませた私は、全身を脱力させて男のちんぽを受け入れる姿勢を取った。男はそんな私の態度に気を良くしながら、己の逸物を開発済みのアヌスへと飲み込ませていく。

 

「お゛お゛っ♡♡♡ ん、おぉおおっ♡♡♡ ん、あぁあっっ♡♡♡」

 

 熱い肉の杭が、私の出すための穴に打ち込まれる。本来の使い方とは違う方法、快楽を貪るための変態行為のためにアナルを扱われているという背徳感に子宮を痺れさせつつ、ちんぽが穴の最奥に辿り着くまでの鈍い快感に、私は野太い嬌声を上げ続けた。

 

 改めて、こんな風に自分のお尻が使われていることが信じられない。太いちんぽを難なく飲み込めるようになってしまったことや、出すための穴に挿れられて感じてしまっていることも、それらすべてが幸せとしか考えられないことも、全部が信じられない。

 

 だが、これが今の私だ。人間以下の便器として、ホームレスに全ての穴を、この女体全てを差し出して奉仕する存在。そしてそれに悦びを見出している雌こそが、アンジュという肉便器なのだ。

 

 声にならない笑いを漏らす。快感で愛液と尿を漏らす。そうやって、肛門を侵食される悦びを甘受していた私に対して、男は残り数センチにまで挿入した自身の肉棒を一気に腸内へと叩き込み、気付け代わりの重い衝撃を私へと与える。

 

「あ゛あ゛あ゛っっ♡♡♡ くッ……んんっっ♡♡♡」

 

「おおっ、こいつは……!! 入り口はぎゅうぎゅうに締め付けつつ、中はとろっとろの腸壁がちんぽを包み込んでくる、極上のけつまんこだぜ! 開発は大成功! 金髪便器ちゃんの便所穴増設工事、これにて完了だ!!」

 

「んおぉおおっ♡♡♡ お尻ぃっ♡♡♡ ちんぽぉっ♡♡♡ んほぉおおぉおおおぉおおおぉおっっ♡♡♡」

 

 腸の奥をぐりぐりとこね回していたちんぽが、勢いよく引き抜かれていく。その瞬間、私は今まで感じたことのない猛烈な排泄感を伴う快感に本気の絶頂を迎えてしまった。

 

 長く太いちんぽを引っこ抜かれると、終わらない排便をしているみたいで心地良い。生物の意識の最奥に刻まれている『排泄の快感』が何倍にも膨れ上がったその快感が延々と続くのがアナルセックスだと、私は理解した。

 

 大きくエラを張ったカリが肛門に引っかかり、ケツ穴が捲れ上がるのが堪らない。とても卑猥でいやらしい穴を犯されているということを否が応でも自覚してしまい、それによって私の心が燃え上がるのだ。

 

 何度も何度も肉棒を抽送されることによって、腸内の空気が押し出されて放屁音を鳴らすのが無様で気持ちいい。ぶびぶび、ぶぅぶぅ、ぶほぉ、と下品な音を響かせる度にちんぽが硬く大きくなるのがわかる。私もまた、その羞恥を快楽として受け取ることで、より一層肛門性交へとのめり込んでいた。

 

 こんな快感、知らなかった。期待以上、想像以上の悦楽に沈み行く私は、アナルセックスで蕩ける表情を男たち全員へと見せびらかしている。

 

 男勝りで凛々しかった私がアナルを犯されて雌になっている姿は、男たちの興奮を大いに煽った。そんな彼らから投げかけられる言葉が、私の心をよりこの卑猥な行為へと駆り立てていく。

 

「金髪ちゃん! アナルセックスは気持ちいいかぁ!? って、聞くまでもないわな! そんなアヘ顔してる癖に、気持ち良くないなんて言うわけがねえ!」

 

「便所生活も悪くないだろ? これからはずっと、新しい便所穴も穿りまくってやるからな!」

 

「アナル開発グッズと一緒に勢力回復剤も大量に購入したんだ。ここからは、ノンストップで金髪ちゃんを輪姦(まわし)まくってやる! 覚悟しろよ!!」

 

「んほぉおおおっ♡♡♡ んおぉっ♡♡♡ んあぁあぁあっっ♡♡♡ くひっ♡♡♡ ひぃいいんっ♡♡♡ おおぉおおぉおおぉおぉおおぉおおおぉおっ♡♡♡」

 

 投げかけられる言葉が、これから先の日々への期待が、私を昂らせる。これから暫くはこの快楽に浸りっぱなしでいられることに、喜びと幸福が止まらない。セックスに夢中でいられることを肯定されて、私は狂ったような笑みを浮かべていた。

 

 肛門をねちっこくカリで責め立て、ハメる時は一気に奥までぶち込む。こんなの狡い、勝てっこない。完全に、雌をアナルで堕とすためのピストンじゃない。じっくりたっぷり開発された私のけつまんこが、こんなドスケベケツハメセックスの快感に勝てるわけがない。知らなかった肛悦(しあわせ)教えられたアナルが、ちんぽに媚びないわけないじゃない♡

 

射精()すぞぉおぉっ!! しっかり直腸で受け止めろよ、金髪便器っ!!」

 

「んぎぃいっ♡♡♡ おっ♡♡♡ おっっ♡♡♡ んおぉっ♡♡♡ あはぁああぁああああああぁあぁんっっ♡♡♡」

 

 お尻の穴の気持ちいいところを全て可愛がられて、ぽかぽかに温かくなるまでピストンされて……気が狂うくらいに、ヨガってしまう♡ 膨れ上がったちんぽが、硬くなったちんぽが、熱くなったちんぽが、激しく私のアナルを犯す♡

 

 頭の中を真っ白に塗り潰すような、絶大な快感に身を任せた私は、お腹の中に吐き出された男の精の滾りを受け止めると共に全身を硬直させて絶頂を迎える。暫くは降りて来られなさそうな絶頂へと押し上げられた私は、初めて味わう肛内射精の快感に酔いしれたまま蕩けた表情を男たちへと曝け出していた。

 

「んほぉ……♡♡♡ ぎもぢ、いひ……っ♡♡♡ おしり、あつい♡♡♡ もっと、してぇ……♡♡♡」

 

「へへへっ! ならよ、あいつらにちゃ~んとおねだりしな。金髪ちゃんの口から、どうしてほしいのかをきちんと伝えねえてやれよ」

 

「ん……♡♡♡ わかっ、はぁ……♡♡♡」

 

 とろんと蕩けた表情で、ぶびっとケツの穴から精液を吐き出しながら、私の眼がアナルセックスを見物していた男たちを捉えた。誰も彼もがちんぽを勃起させ、すぐにでも私をぶち犯してやりたいという欲望を漲らせているその姿に舌なめずりをしてから、私は口を開く。自らの欲望を、彼らに伝えるために……♡

 

「金髪便器アンジュのけつまんこ増設工事、只今を以て無事に完了したわっ♡ 開発者お墨付きの絶品けつまんこ、存分にちんぽで犯しまくってっ♡ もちろん、今まで通りにおまんこ、口まんこ、乳まんこも使用可能だから、全身便器の私のこと、たっぷり可愛がってよねっ♡」

 

 私のおねだりを耳にした男たちは、わぁっと音がするかのような勢いで木馬に括り付けられた私へと殺到してきた。

 

 滾ったちんぽを全身に擦り付け、口も舌も胸も尻も乳も髪も膣も、私の全てをちんぽを気持ち良くするための道具として扱って、好き勝手に射精する。それを終えたら精力剤で萎えたちんぽを回復させ、またこの饗宴へと舞い戻って……その繰り返し。終わることのない輪姦の宴は、山のように積み上げられた精力剤の瓶の中身が全て空になるまで続くのだろう。それが何時になるのかは、今の私には想像もつかない。

 

 ……いや、考えられないの方が正しい表現だ。肛門を穿たれ、全身を犯され、肉便器としての悦びに身を震わせる私には、そんなことを考える必要性すら感じられなかった。この宴が延々と続くのならばそれはそれで幸せだと、体中に精液を浴び、その温もりに心ときめかせる私の頭の中には、セックスを続けたいという欲望以外は残っていない。

 

 いつしか木馬から解放され、拘束も解かれた私は、当然のように膣と肛門を同時に犯されるようになり、更に口や両手、髪の毛もちんぽを扱くために使うようになった。従順な肉便器として、男たちのちんぽに奉仕し続ける私は、終わらぬ性交に身を投じてから丸1日以上の時間を費やし、そして――♡

 

 

 

 

 

――肉便器生活10日目……

 

「んちゅっ♡♡♡ んっ♡ ぷはぁっ♡ んおぉっ♡♡♡ ほぉぉ……っ♡♡♡ い、いっ♡♡♡ やっぱり、二穴セックス最高ねっ♡♡♡ おまんことけつまんこを同時に犯されるの、本当に気持ちいいわっ♡♡♡」

 

「あ~……本当に具合のいい便器だぜ。ヤってもヤっても勃起が治まらねえ」

 

「使えば使うほど穴の具合も良くなる。マジで便器やるために生まれてきた女って感じだよな」

 

「ふふっ♡ 無駄口叩いてる暇があったら、もっと腰振りなさいよ♡ おっぱいも好きに揉んでいいし、恋人同士がするようなキスだってしてあげるわ♡ こんな夢のような時間を、お喋りして潰しちゃっていいのかしら?」

 

「お、おう。そうだな、時間は無限じゃねえし、やることはやっちまうか!」

 

「そうそう、その調子っ♡♡♡ あうんっ♡♡♡」

 

 ズン、ズンッ、と下半身に響く甘く重い快楽の衝動。前後の穴を逞しい肉棒に貫かれ、穿たれる快感に嬌声を上げながら、私は目の前の男に四肢を絡ませ、だいしゅきホールドと呼ばれる体勢で抱き着く。

 

 背後の男はここ2日で使いこまれた私のアナルを犯しながら、たわわに揺れる乳房へと手を伸ばし、そこをたっぷりと揉んで感触を楽しんでいる。乳首をこねくり回し、抓り、引っ張って、腰の動きと愛撫を同期させながら、お互いに快楽を貪り合っていた。

 

「んんっ♡ はぁあっ♡ くっ……はぁあぁあんっっ♡♡♡ きもちいいっ♡♡♡ おっぱいも、おしりも、おまんこもっ♡♡♡ もっと弄ってっ♡♡♡ 可愛がってっ♡♡♡ なにしてもいいからっ♡♡♡ あんたたちのちんぽも気持ち良くするからっ♡♡♡ もっとセックス楽しみましょうっ♡♡♡」

 

「な、なんだかよぉ、金髪ちゃんが俺たちに犯されてるってより、俺たちが金髪ちゃんに奉仕してるって感じがしねえか!?」

 

「い、言われてみれば、確かに……!! ぶっ続けでヤっちまってるけど、どっちかっつーと金髪ちゃんよりも俺たちの負担の方が大きいような――っ!?」

 

 無粋な疑問を発する男の口を、自らの唇で塞ぐ。ねっとりと舌を絡ませ、愛を証明するかのようなディープキスを行えば、心を蕩けさせるような熱い快感に、男は言葉を紡ぐのを止めてしまった。

 

「……私のカラダ、気持ち良くないの? だとしたら本当にごめんなさいね。あんたたちの肉便器失格だから、その辺にポイ捨てしてくれて構わないわ。で・も……♡ そうじゃないのなら、もっともっと楽しみましょうよ♡ 私もお尻とおまんこの穴を締めて、い~っぱいおちんぽを気持ち良くするわ♡ 金髪肉便器の便所穴の中に、こってりどろどろのザーメンコキ捨てて、一緒に気持ち良くなりましょう……ねぇ♡♡♡」

 

 私が口にした言葉は、おねだりのようであり、命令のようでもあり、取引のようでもあった。甘く、蕩けたその声を耳にした男たちは、一瞬だけビクリと体を震わせ、硬直すると共に、意を決したように激しく腰を動かし始める。

 

 奥まで穴を穿ち、欲望を叩き込み、己の律動を全て捻じ込むようにして私を犯す。パンパンに勃起したちんぽが2つの穴を出入りする快感に、私はうっとりとした表情を浮かべ、喜びの感情を声にして叫ぶ。

 

「あぁあぁああああああぁあっっ♡♡♡ んんんんんんんっっ♡♡♡ すごいっ♡♡♡ すごいのぉっ♡♡♡ 両方の穴、ちんぽがズゴズゴ出入りしてるぅぅっ♡♡♡ おまんこもお尻も気持ち良くって、おかしくなっちゃうぅっ♡♡♡ もっと、奥までぇっ♡♡♡ もっとおかしてぇえっ♡♡♡ もっと、もっと、もっとぉ……♡♡♡ 気持ち良くなりましょうっ♡♡♡ 一緒にっ♡♡♡ この快感に溺れたいのぉおっっ♡♡♡」

 

「ああ、クソッ!! 止まらねえ、止まらねえぞ、こんなの!!」

 

「もう、どうなったって構うもんか! このエロ可愛い肉便器を好きに出来るってんなら、死ぬまで腰を振り続けてやるっ!!」

 

「んおぉおおっっ♡♡♡ ふぉおおおぉおおぉんっっ♡♡♡ あはっ♡♡♡ はあぁああああああぁああああああぁあん……っ♡♡♡」

 

 それは多分、異様な光景だったと思う。本来、圧倒的に不利な状態である私が男たちを手玉に取り、快楽を貪っている姿は、普通に考えて異質だとしか言い様がないだろう。

 

 肉便器である私が、男たちに奉仕するのではない。肉便器である私が男たちを操作し、自分を犯させている……この場を支配しているのは腰を振っている男たちではなく、彼らに犯されている私の方だ。成すがままに犯されているというのにも関わらず、私はこのセックスの主導権を握り続けていた。

 

「何だよこれ……っ!? 乳も尻も柔らかすぎて、弄るのがやめられねぇ! ケツの穴にちんぽぶっこむ度に、堪んねぇくらいに気持ち良くなっちまうっ!!」

 

「このとろっとろのまんこ! ぎゅうぎゅう絡みついてくる癖に、しっとりふんわり俺のちんぽを包み込んで……っ!? 子宮も降りてきやがって、ちゅうちゅう亀頭に吸い付いてやがる! どんだけ積極的なエロまんこなんだよ!?」

 

「はぁっ♡♡♡ んんっ♡♡♡ あたり、まえでしょっ♡♡♡ 私はあんたたちのちんぽを気持ち良くするための便器なんだからっ♡♡♡ 犯されまくってセックス慣れしたおまんこもっ♡ 増設されたけつまんこもっ♡ ちんぽハメたら凄く気持ちいいに決まってるじゃないっ♡♡♡ だから遠慮なんかせず、あんたたちは私を犯して気持ち良くなっちゃえばいいのよっ♡♡♡ 奥までちんぽぶち込んで、たっぷり射精して、イっちゃいなさいっっ♡♡♡」

 

「ぐっ!? うおぉぉぉおぉおおっ!?」 

 

 今までよりも大きい音。腰と腰がぶつかる音、腰がお尻に打ち付けられる音……耳に響くその音が倍くらいに大きくなって、それを掻き消すくらいの男たちの唸り声が響いて、彼らが気持ち良くなってることに上機嫌になりながら、私もお尻を振ってセックスの快感を更に増幅させる。

 

 10日間の肉便器生活の中で私は理解した。一方的に犯されるのも、悪くない……前のめりに突っ込んで、こっちから攻め立ててばっかりいた私だが、こうしてやられながらでも男たちを絶頂に導く方法はある。肉便器であっても、セックスの場を支配することは出来るのだ。

 

 例え双穴を犯されていても、何も抵抗が出来ない状態でも、嬲られているとしか思えなくっても……私がどうリアクションを取るかによって、男たちを手玉に取ることが出来る。犯されることを楽しみ、抵抗をせずに体力を温存し、嬲られているように見せかけながら彼らを摩耗させることで、逆に優位を築くことが出来るのだ。

 

 セックスは、本当に楽しい。こんな人間以下のホームレスたちとの交わりを楽しめるのだから、他の何に犯されても私は動じないだろう。柔らかく蕩けたアナルも、ちんぽに媚びることを覚えたまんこも、ハメられることを待ち望んでいる……♡ そんな、男たちの欲望を受け止めながら、逆にカウンターを食らわせるための肉体を私は手に入れたのだ。

 

「お、お……? 嬢ちゃん、目が、赤色に……うぐぅっ!?」

 

「は、あぁっ♡♡♡ 目の色、なんてっ♡♡♡ どうだっていいでしょっ♡♡♡ 私のまんこ気持ち良くないのっ♡♡♡ だったらもっと締め付けて、包み込んで、愛してあげるっ♡♡♡ くっさいザーメン吐き出すまで、気持ち良くしてあげるわっ♡♡♡」

 

「うおぉおぉぉぉぉっ!? だ、ダメだぁぁっっ!!」

 

「こ、こっちも……射精()るっ!!」

 

「んあぁあああああああああぁああああああぁぁあああっっ♡♡♡ きたぁあっ♡♡♡ あっつくて濃いのが、私の中にぃいいぃんっ♡♡♡ あはぁっ♡♡♡ きもち、いいぃいいぃいいぃいっっ♡♡♡」

 

 大きな音を立てて、快感が私の中で爆発した。どびゅるるるっ、と勢いよく吐き出されたザーメンが私の2つの穴の中を埋め尽くし、その熱と感触に頬を染めて悦楽に浸る。

 

 子宮に、腸内に、熱くどろどろとした精液が溜まっていく。双穴射精の快感に体を仰け反らせて喘いだ私は、全身を脱力させると男たちに身を委ねるようにしてもたれかかり、彼らのちんぽを2つのおまんこでゆっくりと搾り尽くしていく。

 

 腸壁と膣壁、どちらもがうねうねと蠢き、尿道に残っている精子を吸い取る動きを見せながら、びくびくと快感の余韻に浸った痙攣を繰り返している。腰を震わせ、射精の快感に硬直していた男たちは、玉袋が空っぽになるまで私の内部へと精液を注ぎ込むと、ちんぽを引き抜いて私を地面へと立たせ、その場に崩れ落ちた。

 

「あはっ♡♡♡ はぁんっ♡♡♡ もう、射精し過ぎよっ♡♡♡ 私のお腹、ぱんぱんになっちゃってるじゃない♡♡♡」

 

「おおぉ……っ、もう、立てねえ……! 射精、し過ぎた……」

 

「そんなに私の体がよかったの? 嬉しいわ……♡♡♡ それじゃあ、最後にとっておきのサービスしてあげないとね……♡♡♡」

 

 私は崩れ落ちた男たちに背を向けて、その場へと屈んでいく。つま先立ちになり、踵の上にむっちりとしたお尻を乗っけた蹲踞の体勢を取った私は、彼らへと振り向いてウインクを飛ばした後、思い切りお腹に力を込め、その内部に溜まっている精液を思い切り噴出させた。

 

「ふ、んっっ♡♡♡」

 

――ぶぴぃいっ♡♡♡ ぶぼぉおおっ♡♡♡

 

 凄く下品で、卑猥な音が響く。ゼリーのようなザーメンがお尻の穴とまんこから噴き出して、公園の地面へと飛び散る光景を見せつければ、男たちは笑うような困ったような、そんな複雑な表情を浮かべつつ、口を開いた。

 

「いや、本当に……金髪ちゃん、恥じらいとか色んな物を捨てすぎてないか? 滅茶苦茶興奮するんだが、女の子としてそれはどうなんだよ?」

 

「あら? 人のことを肉便器扱いして、お尻の穴までちんぽ穴にしといてよくそんなことが言えるわね? いいじゃない。今の私は女の子ってよりも、肉便器なんだから……♡♡♡ あんたたちを楽しませて、おちんぽ気持ち良くするための金髪便所として振舞うのは当然でしょ?」

 

「クククっ、確かにな。人間辞めて肉便器になったのは、金髪ちゃんにとっては正解かもしれねえぞ。色々と吹っ切れて、いい顔になってるぜ」

 

「ありがと♡ なんか、人間扱いされないってことに慣れたら、もう全部開き直れた気がするわ。そういう意味では、あんたたちにも感謝してるわよ。だから、期日まではたっぷりご奉仕させてもらうわ♡ 今はもうちんぽ勃たないでしょうけど……復活したら、また犯しに来てよね……♡♡♡」

 

 お腹の中を軽くした私は、ふりふりとお尻を振りながらその場を後にする。長い間、無理な体勢で拘束されていたせいか体の節々が痛むが、そんなのはセックスの快感で忘れさせればいい。

 

 このジンバラ公園には、探さずとも私を抱きたいって男が山ほどいる。こうやって雌の臭いを振りまきながら歩くだけで、あっという間に私の周囲にはちんぽを硬くした男たちの輪が出来上がって、ギラギラとした野獣のような眼差しでこちらを睨むようになるのだ。

 

「あら、皆さんお揃いで……♡♡♡ 今日はどうしたいの? お口でチンカスと精液塗れのちんぽを綺麗にしてほしい? おっぱいで挟んで扱いてあげましょうか? それとも、便器まんこにぶち込みたい? 増設されたお尻まんこもいい具合に蕩けてるわよ?」

 

 360度、全方位から注がれる欲望の籠った視線。いい、凄くいい。私の子宮が疼いて、アナルがきゅっと締まって、体がじゅくじゅくと火照ってくる。隠すこともなく向けられる性欲の衝動が、私の野性を解き放させる。

 

「……ああ、そうよね♡ 聞くまでもなかった……♡♡♡ ぜ~んぶ、ヤりたいに決まってるわよね♡ それじゃ、どうぞ♡♡♡ 私は逃げも隠れもしないわ♡ ホームレスちんぽを気持ち良くするためだけに、肉便器として、あんたたちに奉仕してあげるっ♡♡♡ さあ、楽しみましょう♡ 人間以下の存在同士、本能のままにまぐわいましょうっ♡♡♡」

 

 ぱぁんっ♡ とお尻を引っ叩いて、何でもかんでもOKの合図を出しちゃえば、もう男たちを止める手立てなんかない。犯す側と犯される側、雄と雌の楽しい楽しいセックスを中断させる権利なんて、誰にも存在していないのだから。

 

 十分、経験は積めた。新しい力も性技も身につけたし、快感に対する耐性も得られたと思う。だから、ここから先はただの遊び、趣味、私が楽しむ為だけに行う、ホームレスたちとの輪姦セックスだ。

 

 残り数日間で、私はどれだけ楽しめるだろうか? 新しく身につけた力も万全のものにしたいし、そのためには時間を無駄には出来ない。睡眠も食事も取らずに、やりたいようにやってみよう。そもそも、ホームレスたちに私を休ませるつもりがあるかどうかも疑問だしね。

 

(はぁあぁぁ……♡♡♡ この世界に来た時は色々どんよりだったけど、今は最高に楽しいっ♡♡♡ セックス、サイコーーッ♡♡♡)

 

 男たちの放つ雄汁に塗れ、ちんぽの臭いを鼻孔一杯に吸って満足気な笑みを浮かべた私は、だらりと舌を垂らしただらしない表情を浮かべ、赤色に光る瞳を輝かせながら、ジンバラ公園での肉便器生活を存分に楽しむべく、細かい事情や小難しいことは全て忘却して、ただただセックスへと没頭するのであった……♡

 

 

――――――――――

 

戦果報告(リザルト)

 

アンジュ 肉便器生活を最終日まで決行

 

アンジュ 経験人数+60(ボーナス有)

 

精液を合計50000ml入手

 

レベルアップ

 

アンジュ LV6

 

露出狂がL4に上昇

 

SEXライダーがL2に上昇

 

痛覚緩和がL2に上昇

 

新スキル習得

 

混沌耐性

 

弱者の姫

 

新性技習得

 

・尻コキ

 

・アナルセックス

 

・ミカエル・モードSEX

 

BP獲得

 

13日間の生活でBPを4獲得しました(合計5)

 

――――――――――





スパロボSEX Tips

性技 ミカエル・モードSEX

性の悦びとセックスの楽しみ、そして自らの野性を解放したアンジュが習得した性技。元ネタは彼女の乗機である【ヴィルキス】の同名の形態で、そちらでは火力重視の赤色の機体色へと変化する。

この技を発動すると、誰もがアンジュの肉体はやや肉付きの良いむっちりとしたものに変化しているような錯覚を覚える。体の柔らかさも上昇し、男たちからの抱き心地が格段に良くなる。

ミカエル・モードは風林火山の林と山を顕現させたかのような受けの戦法が特徴。絶大な火力を有しながらも相手にそれを悟られぬように振る舞い、自らの肉体を差し出して一方的に蹂躙されるふりをする。柔らかく心地良いアンジュの体に病みつきになった男は、いつしか彼女に主導権を握られ、精をすべて吐き出すまで夢中になって腰を振り続ける……という末路を迎えることになるだろう。

この技の習得により、速攻と殲滅能力は高かったが一度受けに回ると弱いというアンジュの弱点は見事にカバーされた。二穴セックスにも耐えられるようになったアンジュは快感への耐性も上昇しているため、今までよりも受け性能はかなり高まったと言えるだろう。

また、ルナマリアのおっぱいシルエットとは異なり、あくまで火力面のみを強化しているため、機動力が減退しているということはない。アンジュがこの性技に慣れ、体力を保持出来るようになれば、この状態での継続戦闘も可能である。





特殊スキル 【弱者の姫】

女性専用スキル。習得には本人の素質が必要。

このスキルを所持している者は、世の中から迫害されていたり、白い目で見られているような存在からの寵愛を得る。同時にそれらへのカリスマ性を発揮し、対象になった者は彼女について行きたくなるような衝動を覚えることとなる。

スキルの対象としては、ホームレスや奴隷、敗残兵等が挙げられる。情報収集や戦闘の際の援護、隠れ家の確保などを彼らを通じて行えるため、かなり有用なスキルの1つであることは間違いない。

習得出来る候補としては、元王族であり、ノーマという非人間的な扱いを受けるようになった人々から絶大な支持を得るようになったアンジュ。ザビ家の血を引き、敗残兵であるジオン軍人からの愛情を受けて育ったミネバ・ラオ・ザビ(オードリー・バーン)。獣人の王であるロージェノムの娘ながらも、その世の中に反発して戦った大グレン団の一員であるニア・テッペリン等、高貴な生まれに反して苦境に立ち向かった者たちからの信愛を受ける女性に限られる。

なお、このスキルを所持している者がスキル対象者とセックスをすると、通常よりも多大な快感を味わうことが出来る。スキルレベルの上昇によって、その度合いも上がっていく。


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時間を巻き戻して、カレンは……

あけましておめでとうございます。今年も自分と自分の作品たちをよろしくお願いします!


 

 

「……ダメだ。まだ、これじゃ足りない気がする……」

 

 ジンバラ公園から離れた私は、昨日受けた激しい輪姦による疲弊を全身に感じながらそう呟いた。

 この1週間の肉便器生活で、私は確実に力をつけられたとは思う。精液も大量に稼げたし、経験値も得られた。リベンジの準備は着々と整っている。

 だが、それでもまだ足りない。この程度の力ではあの男には敵わないのではないかという思いが、どうしても捨てられないでいた。

 

 ハメられた瞬間にわかった、圧倒的な力の差……あのデカちんぽをまんこにぶち込まれた時、正気を保っていられる自信がない。あれは単純に数をこなしてセックス慣れすれば耐えられるというものではなく、同じようなデカちんぽをハメられ尽くされた上でようやく勝負の土台に立てるレベルの代物だ。

 今の私に必要なのは、数ではなく質だ。ホームレスによる輪姦ではなく、あの極道幹部に匹敵するサイズのちんぽを相手して、その質量と衝撃、そして快感に慣れることが必要なのだ。

 そう思ったからこそ、私はアンジュやホームレスたちと別れ、第三の道を追求し始めた。別にアンジュの選択が間違っているとは思っていない。ここから彼女は大変な目に遭うだろうが、その分得られる経験値も増えるはず。そうすれば、あの男にも勝てるくらいの強さを得られるかもしれない。

 

 問題はここからどうするかということで、私はまだその明確な指針を見つけられないでいる。いや、目的はあるのだ。極道幹部にも負けない巨根を持つ男とセックスをするという目的はある。だが、あのサイズのちんぽを持つ男がそう易々と見つかるはずがない。

 ジンバラ公園を飛び出してきたはいいが、その根本的な問題にようやく気が付いた私が、寒空の下で頭を抱えていると……

 

「ふ、ふ……♡ そこの方、お困りのようですね。よろしければ、お力になりましょうか?」

 

「え……?」

 

 不意に女性と思わしき声に呼び止められた私は、驚くと同時にその声の主へと振り返った。

 私に声をかけてきたのは、長く美しい黒髪を湛えたスタイル抜群の美女……この世界のルールに漏れず、当然のように全裸を晒している彼女は、ゆったりとした有取りで私の元に歩み寄って来た。

 

「紅月カレンさん、ですよね? 極道グループとの戦いを1週間後に控えている、あの……」

 

「そう、だけど……あなたは?」

 

「ああ、申し遅れました。私の名はファサリナ。あなたたちと同様に、それ以外のことは詳しく覚えておりませんの。今は、この世界の殿方たちに体を売り歩いて暮らしております」

 

 そう言って、恭しく頭を下げた後、ファサリナはふわりと微笑んだ。

 柔和で人当たりの良い笑みを浮かべているものの、その表情からは何処か陰鬱さが感じられる。悪人とは思えないが、妙な雰囲気を放つ人間だなと、私は彼女をそう評価した。

 

「ファサリナ、ね……それで、私の悩みを解決してくれるって、どういうこと?」

 

「ふ、ふ……♡ わかっておりますよ、あなたの不安は……♡ これから自分が戦う殿方の、大きな大きなおちんぽのお相手が務まるかが気になっているのでしょう?」

 

 光の無い瞳を私に向け、その双眸で私の心を見透かすかのように私の不安を的中させたファサリナが、またしてもふわりと微笑む。恍惚としたその笑みは、妖艶であり、同時に不気味でもあった。

 身をくねらせ、私にしな垂れかかって、膨らんだ唇を私の耳元へと近づけた彼女は、甘い囁き声で私へとこう切り出した。

 

「私の知り合いに、あなたの不安を取り除ける逸物を持つお方がいます。その方と5日間、2人きりの水入らずの状態で、しっぽりと、SEXバトルの特訓を行うというのは如何でしょう……?」

 

「それ、本当!? 願ってもない話なんだけど!」

 

「うふふふふ……♡ そうでしょう? お節介な話ですが、お相手にはもう話を通してあります。カレンさんが首を縦に振れば、すぐにでもその方と引き合わせて差し上げましょう。ですが、その前に……」

 

 そこで一度言葉を切ったファサリナが私の前に1枚の紙切れを差し出す。全裸であった彼女がどこにそんなものを隠していたのかはわからないが、今はそんなことはどうでもいい話だ。

 よく見れば、その紙には細々とした文字が書かれている。その文字を読み進めた私は、ファサリナが持っている紙が契約書であることを理解した。

 

「この話を承諾する場合、こちらの条件に従ってください。5日間、絶対に、このルールを守り続けること……それが出来ると約束していただけなければ、私はあなたに協力することは出来ません」

 

―――――

 

1.5日間の共同生活の間、両者は常に性器同士を結合させた状態であること。(ただし、膣の洗浄等の必要な作業を行う場合に限り、最大1分間の離れても良い時間を与える)

 

2.1日最低5回は膣内射精を行うこと。

 

3.生活に必要な道具や食料等はファサリナが用意した物を使うこと。

 

4.生活の場はファサリナが用意したマンションの一室。5日間はそこから一歩も外に出てはいけない。

 

5.以上のルールを破った場合、両者は協力して10万Gの違約金を支払うこと。

 

―――――

 

「……これが、あなたの出す条件? これ、何の意味があるの?」

 

「ただの趣味のようなものですよ。あなた方の生活をじっくりと見て、楽しみたい……今回は長い間、繋がり合う男女の営みを見てみたいと思ったのです」

 

「………」

 

 どうしよう? 正直、全く信用出来ない。嘘はついていないと思うのだが、それが逆に怖いというか、不気味だ。

 私と男がずっとセックスしている姿を見たいというだけで、こんな手間のかかることをするだろうか? もし本当にただそれだけのためだけにこんなことをしているのだとしたら、ファサリナはとんでもない異常者としか言いようがない女性ということになる。

 

 ……だが、彼女の話からは何か隠された事実があるようには思えない。本当にただ、彼女は自分の掌の上で私たちがセックスをし続ける生活を見たいだけなのだという歪んだ願いが、肌を通して伝わってきた。

 

 それに、私には選択肢がない。この条件にビビってファサリナの申し出を断ったとしても、彼女が紹介してくれるような巨根の持ち主に出会える保証はない。

 ならばもう、この不気味で妖艶な美女の誘いに乗るしかない。覚悟を決めた私は、心の中に残る僅かな怯えを振り払うようにして、大きな声で叫んだ。

 

「わかった、このルールは守る。だから、その男に会わせてくれ!」

 

「ふ、ふふふふふ……♡♡♡ 契約成立、ですね♡ 早速、カレンさんを殿方の元にお連れしたいのですが……まずは、その臭う体を治療用カプセルで洗っていただきましょう。その間に、私はカレンさんを指定のマンションにお運びいたします。カレンさんがカプセルを出たその時から、5日間のセックス生活の始まりということで……♡♡♡」

 

「う……!? わかった、よ……」

 

 ファサリナが指差した先には、彼女が用意したと思わしき治療用カプセルがあった。ご丁寧に運搬が出来るように台車に乗せられているそれを見て、彼女の準備の良さに呆れ半分、驚き半分といった感じになりながらも、酷い臭いがする体を洗うべく、私は指示された通りにカプセルの中に入った。

 

「では、きっかり1時間後に……♡ 楽しみですね、カレンさん……♡♡♡ ああ、本当に……咲き乱れてしまいそぅ……♡♡♡」

 

 ガコンと音がして、治療用カプセルの扉が閉まる。意識を失う寸前、私が耳にしたのは、蕩けるような熱を孕んだファサリナの甘い囁きだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……んぅ。ふ、あぁ……」

 

 次に私が目を開けた時、周囲の光景は賑やかな街の中ではなく、ひっそりと静まり返った部屋の中へと変わっていた。

 ここがファサリナの用意した生活の場であることを悟った私は、そのままのそのそと扉の開いたカプセルから外に出る。

 すっかりと綺麗になった体を確認し、首を捻ってコリを解消していた私は、背後に人の気配を感じ、咄嗟にそちらを振り向き、そして……驚きに目を見開き、喉を震わせて声を漏らす。

 

「あ、あ、あんたは……!?」

 

「きききき、貴様はっ!?」

 

 お互いに顔を合わせて、相手が誰であるかを知って、驚いたのは私だけじゃない。ファサリナが用意した、巨根を持つ男性の方も、驚きに声を震わせている。

 私もその男も、自分たちの名前と年齢以外のことは覚えていないはずだ。だが、私たちはこうして顔を合わせた瞬間、相手に関する情報が脳内に浮かび上がってきた。彼が私に何をして、私が彼に何をしたのかが、おぼろげな記憶と共に蘇ってくる。

 

 どう見ても悪人としか思えない厳つい顔。紫色の短い髪。傲慢で不遜な性格をしておきながら、どうしようもなく臆病で小心者でもあるその男の名を、私は大声で叫ぶ。

 

「カン・ユー!?」

 

「そういう貴様は、紅月カレン!? まさか、俺が5日間相手をし続ける女っていうのは、お前のことなのか!?」

 

 彼の叫びを聞き、状況を再確認した私は、絶望と憤怒の入り混じった表情を浮かべる。これは、今までの人生の中で(覚えていないが)ワースト3に入るレベルで最悪な出来事に違いない。

 私はこれから5日間、この人間のクズとセックスし続けねばならない。常にまんこにちんぽをハメられた状態で生活し続けなければならないのだ。

 

 甘い誘惑には気を付けろ、最大の敵は味方のふりをして近づいて来る……そんな、今更思い出しても手遅れ感が半端ない忠言を頭の中に思い浮かべながら、私たちは暫くの間、茫然と全裸のままでいるお互いの顔を見つめ合うのであった。

 





スパロボSEX Tips

男性ユニット 『カン・ユー』

往年の名作『ボトムズ』シリーズに登場する悪役。作品タイトルである最低野郎(ボトムズ)の名を、ある意味では一番体現している男。

パイロットとしての技術はそこそこらしいのだが、性格が最悪であるために部下からも上司らも人望が無い。その状態ながらもそれなりの地位と悪運を持っているため
、色んな意味で厄介な存在である。

『第二次スパロボZ』にて、カレンにバニースーツを着た状態での出動を命令。彼女との因縁はここから始まり、『第三次Z』になってもカレンはこの恨みを覚え続けている。なお、彼を嫌っているのはカレンだけではなく、なんかもう色んな人たちから散々な評価を下されている。
しかして、上記のバニースーツでの出動が強制されたステージでは、カレンの衣装が変化してお色気感がかなり強くなっている。プレイヤーにとってはカン・ユーの決断は英断であり、この部分だけは間違いなく有能であった。(と筆者は思っている)

『ボトムズ』本編ではそれまでの悪行のツケを支払うかのように死亡するが、スパロボシリーズではしぶとく生き延びて終盤まで顔を出すことが多い。でも正直弱いし、脅威にはならないので愛すべきネタキャラとして見ておこう。

巨根であるという設定もない。個人的な意見だが、多分短小だと思う。でもクロスオーバー設定を活かした時、カレンとセックスさせたら誰が一番面白いかな~? と考えた結果、上記の英断も相まって相手役に抜擢された。嫌な人がいたらごめんなさい。



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サブミッション カレンとカン・ユーの共同性活 TURN1

 

「なんで! よりにもよって! あんたが相手なのよ!?」

 

「知るか! 俺だってお前が相手だと知っていたら、この話を断っていたわ! くぅぅ~っ! 金を貰えた上、美少女を好き勝手出来ると聞いてたが……やはりそううまい話が転がっているわけがないということか……!」

 

「そんなのすぐに怪しいってわかるじゃない! あんた馬鹿でしょ!? っていうか、馬鹿よ!」

 

「う、うるさいっ! 貴様だって、同じ穴の貉だろうが!」

 

「ぐぬぬぬぬぬ……っ!!」

 

 最悪だ。最低最悪だ。こいつと2人きりで、5日間も、ちんぽハメっぱなしで生活しなければならないなんて、考えただけでも鳥肌が立つ。

 この最低野郎に抱かれるというだけでもお断りしたい話なのに、それを5日も続けなければならないなんて、最低を通り越した何かとしか言いようがない。本当にもう、こんなことをするのは絶対に御免だと思っていた私の耳に、無機質な電子音声が聞こえてくる。

 

『紅月カレン の 覚醒を確認しました セックスを始めてください』

 

「うおぉっ!? ま、まさか、見張られているのか!?」

 

「でしょうね! っていうか、そんなことも知らなかったの!?」

 

「う、うるさい女だな、貴様はっ!!」

 

『セックス を 開始してください 1分以内に開始しない場合 ペナルティとして 罰金 の支払いを命じます』

 

 機械音声の忠告を聞いた私は、はっとした表情を浮かべてファサリナとの契約を思い出す。

 そういえば、ルールを破った場合は10万Gの罰金を支払わなければならないと書いてあった。1分以上、私たちがセックスしていないと、そのペナルティが実行されてしまうということなのだろう。

 

 冗談じゃない。10万Gなんて大金をすぐに支払えるはずがない。それこそ風俗堕ちしないと払えなさそうな額の罰金を思い出した私は、顔を青ざめさせると共に覚悟を決める。

 もう、やるしかない……! 元々、極道幹部に勝つためだったら何でもしてやるつもりだったんだ。カン・ユーとの5日間のセックスだって、1週間後に極道グループの奴らに負けて、一生風俗嬢として生き続けるよりかは何倍もマシな話だろう。

 そうやって覚悟を決め、カン・ユーへと向き直ってみれば、奴もまた私と同じようにセックスを行うことを決めたようだ。急いで着ている服を脱ぎ、あっという間にパンツ一丁になったかと思えば、すぐにそれをずり下し、陰茎を露出させる。

 

(う、わ……っ♡)

 

 薄汚れたトランクスの下から出て来たのは、それはもう見事な巨大ちんぽだった。極道幹部の巨根に匹敵するどころか、サイズ的には彼のものよりも大きいかもしれない。

 長く太い幹、大きくエラを張っているカリ、赤ちゃんの拳くらいはありそうな亀頭……そういった、この世界に来てから見たちんぽの中でも最上級の逸品を目にした私は、驚きに息を飲むと同時に自分の体が熱くなっていくことを感じていた。

 

(なんで……? 子宮が、きゅんきゅんしてる……♡ こんな、最低野郎のちんぽを見て、体が疼いてる……っ♡)

 

 逞しい雄の象徴を見せつけられた体が、急激に火照っていく。それを受け入れるために器官である膣と、そこから発せられる熱い迸りを受け止めるための器官である子宮が、ドクドクと脈打っているのがわかる。

 肩幅に脚を開けば、股の割れ目からはドロリとした粘度の高い愛液が涎のように滴り落ちてしまう。自分がどうしようもなく興奮していることをぼんやりとした頭で感じ取っていた私は、全裸になったカン・ユーに強引に抱き寄せられ、素っ頓狂な悲鳴を上げてしまった。

 

「ひゃんっ♡ ちょっ! 少しは優しく扱って――」

 

「そんなことを言っている場合か! ええい、貴様が美少女であることが唯一の救いだ! 挿れるぞ! 覚悟を決めろっ!」

 

「だ、だからっ! ちょっと、まっ……はあぁああああああああぁああああああんんっっ♡♡♡」

 

 了承を取るつもりも、相手への加減なんてものもない。強引で、せっかちで、自分本位な挿入。まあ、この場合はしょうがないのかもしれないが、やられる側からすると最悪以外の言葉が出て来ない。

 はず、なのに……私の口からは、大きくて甘い嬌声が、勢いよく飛び出していた。おまんこを貫かれた瞬間、全身を駆け巡る快感の強さに意識が吹っ飛んで、また快感によって覚醒させられてしまう。それくらい、気持ちの良い挿入だった。

 

「あふ、あ……♡ はぁ……っ♡」

 

「うおぉっ!? こ、このまんこは……っ!! 貴様、態度は気に食わんが、雌穴は一級品だな。そ、そこだけは、褒めて、やろう」

 

「ん、ひぃ……♡ よ、余裕、なさすぎ、でしょ……♡ あんたのちんぽ、暴発寸前じゃない♡」

 

「そういう貴様こそ、せわしなく膣を痙攣させよって……! 挿入されただけでイったんだろう? なんとまあ、淫らな女だ」

 

「急にハメられたから驚いただけだし……♡ 別に、あんたのちんぽに子宮の入り口をぐりぐりされて、気持ちいい場所全部擦られてイってるわけじゃないんだから……♡」

 

「俺だって、襞を絡ませて甘えてくる貴様のまんこのせいで、今すぐにでも射精しそうになっているというわけではないからなっ!!」

 

 正直に言って、何を強がっているのかわからない頭のおかしいやり取りを繰り広げる私たちは、自分たちが今までで一番気持ちの良いセックスをしていることに気が付いていた。性格の相性は最悪で、相手のことを心の底から嫌っているのに……体の方は、最高の相性を誇ってしまっている。私のまんこも、カン・ユーのちんぽも、相手の性器を気持ち良くするのにうってつけの形状をしているようだ。

 

 強引なセックスの連続でちんぽに慣らされた私の膣が、知らない快感を教えられてしまっている。ぶっとくて長いちんぽに奥まで耕されて、新しい気持ち良さを教えられている。

 気が付けば、私は四肢でカン・ユーの体に縋り付くように抱き着いて、だいしゅきホールドの格好を取っていた。カン・ユーもまた私のお尻を両手で掴み、がっしりと抱き締め返してくる。

 軽く腰を揺らされて、亀頭の当たる位置をずらされるだけで、体の芯に響くような快感がまんこを襲う。必死に声を我慢しても、膣の反応は正直だ。びくっと跳ねて、震えて、気持ちいいを素直に表しちゃう。

 そうすれば、締め付けの強くなった私のまんこに、カン・ユーもちんぽをびくびくと震わせて可愛い反応を見せる。お互いがお互いに、自分たちが最高の相性であることを自覚しながらのセックスは、どうにも不思議な感覚と計り知れない快感を味わわせてくれていた。

 

「……ねえ、確認なんだけどさ……これから私たち、ずっとこのままなんだよね? 食事も、トイレも、風呂も、こうしてハメっぱなしでしなきゃいけないんだよね……♡」

 

「そ、そうなる、な……く、くそっ! 乳も尻も無駄にデカくしやがって! 重いんだよ、お前! 俺が鍛え上げられた軍人であったことを感謝しろ!!」

 

「はっ♡ そう言いながら、さっきからずっと私のお尻を揉み続けてる手はどちら様のものですかね~? おっぱい押し当ててほしくって、思いっきり大嫌いな私のことを抱き締めてる癖に、白々しいんだよっ♡」

 

「貴様こそ、さっきからず~~っと声が甘ったるくなっているではないかっ! 俺の愛撫とちんぽで感じて、悦んでいるんだろう!? 強がっているのが丸わかりだぞっ!」

 

「はっ♡ あんたみたいなちんぽ以外は最低最悪の糞野郎とのセックスで感じるわけないだろっ♡ ちんぽとまんこの相性は最高みたいだけど、それだけだっ♡ このちんぽに慣れたら、甘ったるい声も出なくなるよ♡♡♡」

 

「お、俺だってなぁ! この極上まんこの具合に慣れたら、こんな醜態を晒すものか! 跳ねっ返りの強い、雌穴と巨乳と巨尻以外に取り柄のない、お前のような女に欲情するのも今の内だけだっ!!」

 

 口ではそう喧嘩しながらも、まんことちんぽはとっくに仲良しになって、お互いが気持ち良くなるように刺激し合ってる。目は口程に物を言うなんて言葉があるけど、私たちの場合はそれ以上に性器が本心を物語っちゃってて、自分たちが相手のことを憎からず思い始めちゃってることが心のどこかで分かり始めてきていた。

 

 ああ、ヤバい……♡ これから5日間、ずっとこのちんぽとくっつきっぱなしだなんて、考えただけで燃えてくる♡ 最低最悪のカン・ユーって男なのに、最高の快楽を与えてくれるこのちんぽが好きになり始めちゃってる……♡

 

「ぜ、絶対っ♡ あんたのちんぽになんか負けないからっ♡ 甘イキしっぱなしだけど、負けないんだからねっ♡♡♡」

 

「お、おうっ! 俺も負けるものかっ! カン・ユー様の恐ろしさを、貴様の女体に盛大に叩き込んでやるわっ! うっっ!!」

 

「んあぁああああああぁああああっっ♡♡♡ ぼ、暴発させてんじゃないわよっ! このソーロー!!」

 

「う、うるさいうるさいうるさーーいっ! これは、あれだ! 不意打ちのためにわざと射精したのであって、ついうっかり気を抜いたせいで射精したとかではないのだからなっ!!」

 

 完全に不意を打たれた射精を受け、私はガクガクと体を震わせてイってしまった。

 ほんの少しの気の緩みから放たれた精液の量は、普通の射精と比べてもかなり多く思える。もしもこれが、本気のセックスの後、最高の状態の射精だとしたら、私は……♡

 

(ああ、どうしよう……♡ こいつのちんぽに負けたくないのに、もっと気持ち良くなりたいって思ってる私がいる……♡ 今日1日だけならまだしも、ここから5日もこの状態のままだなんて、おかしくなるに決まってるじゃない……♡)

 

 この感情が期待なのか恐怖なのか、今の私にはわからない。ただ1つ言えることがあるとすれば、これから私は未知の快感を味わうことになるということだけだ。

 射精を行っても未だに萎えないカン・ユーの肉棒を膣内に感じながら、私はごくりと喉を鳴らし、バクバクと音を立てて鼓動を続ける心臓の音が彼に聞こえていないことを祈るのであった。






スパロボSEX Tips

『サブミッション』

今回のように、メインクエストとは関係のないミッションのことを指す。やることはSEXであり、メインミッションと基本的に変わらないが、攻略することで様々な恩恵を得ることが出来る。

具体的にいえば、経験値及び精液の獲得、アイテムの入手(サブミッションをクリアしなければ入手出来ないものもある)、性技の追加など。また、サブミッションでの選択がメインミッションに影響を及ぼしたり、エンディングの追加にも関係してくる。

更に、サブミッションをクリアすることで解放される別のサブミッションも存在しており、スパロボSEXの世界を楽しむためにはなくてはならない存在となっている。


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サブミッション カレンとカン・ユーの共同性活 TURN2

やっと続きを投稿出来た……

遅くなってすいません! 短くてすいません! あと、最後にまたアンケートあるんで良ければ答えていってね!

スナック菓子食べる感じでさっくり楽しんでください!


 

「んっ♡ んんっ……♡♡♡ あんまり、弄るんじゃないわよ……っ♡ 落ち着いて食事も出来ないじゃない……♡♡♡」

 

「ふんっ! 糞野郎の愛撫なんかで感じないとのたまっておきながら何を言うか。感じないのなら、好きにこのデカ乳を弄っても構わんだろう? んん?」

 

「くぅうっ……っ♡♡♡ やめな、さいって……♡♡♡ はぁぅ……っ♡♡♡」

 

 性器を結合させたままの共同生活を開始してから数時間、食事の際に胸を愛撫される快感に、私はびくびくと体を震えさせて悶えていた。

 お互いの体の相性がばっちりだということを理解してしまった私とカン・ユーは、初めのセックス以外は何処かよそよそしい感じで必要以上の接触を取ろうとはしていなかった。といっても、こうして体の一部が繋がり合っている時点で、これ以上の接触などありえないとは思いはしているけどね。

 

 別に、これはセックスバトルではない。こうして繋がり合って、指定された期間を過ごせばいいだけだ。だから不用意に性交まで話を持ち込んで、予想外の快感に醜態を晒す必要はない。無理にお互いを求める必要なんてないのだ。

 だが、そこは性欲を剥き出しにされた男と女の(さが)というべきか……勃起した肉棒を咥えている私も、蕩けた膣の感触を味わっているカン・ユーも、じわじわと快楽を求めて興奮を滾らせていたのである。

 このまま生殺しなんて辛い。どうせなら、少しは良い思いがしたい。体の相性が抜群の相手と繋がり合っているという状況が、その思いに拍車をかけている。そうして、その昂ぶりを我慢出来なくなったカン・ユーが、ようやくここで仕掛けてきたというわけだ。

 

 椅子に座った、両手が自由になる体勢でねっとりといやらしく私の胸を愛撫するカン・ユー。最初はソフトタッチ程度だったそれは、今やがっちりと両手で鷲掴みするくらいに強い力を込めたものになっている。

 相性抜群のちんぽをハメられたままでこんなに強く胸を弄られたら、体は素直に反応してしまうわけで……乳首もぷっくりと膨れ、乳輪も敏感さを増す中、カン・ユーの愛撫は増々調子に乗ったものになっていった。

 

「どうした、紅月カレン? 口では拒否しても、体の方は素直じゃないか。んん?」

 

「うるさい、な……っ♡♡♡ おちおち食事も取れやしな、あぁっ♡♡♡」

 

 きゅっ、と乳首を抓られると、そこから痺れるような快感が全身に伝わっていく。びりびりと脳を焦がすような電撃に意識を焼かれ、体が反射的に仰け反ってしまう。

 徐々に、徐々に……カン・ユーは、私の体を支配し始めていた。セックスのペースを握られつつあることを自覚しながらも、私は何も出来ないでいる。

 

 私ががむしゃらに腰を振って、こいつから精液を搾り取ってやってもいいだろうけど、そんなことして精力が尽きたらこの生活の目標が達成できなくなってしまう。それだけは避けなきゃいけない。だから、私がペースを握ることは出来ないんだ。

 ……などと、言い訳じみた言葉を並べてみても、本心が違うことを叫んでいるのはわかっていた。私は今、この状況に安心感を感じているんだ。

 

 大きくて逞しい、軍人の体。私を抱きすくめるカン・ユーの肉体は、鍛え上げられた男の体をしている。

 その怒張を受け入れ、胸の内に誘われ、繋がりあって密着していると、途方もない安心感が私の中に生み出されていった。自分より強く、雄々しいものに仕える安心感が心に満ちて、安堵の感情がそのまま快感へと変換されていくのである。

 

 ああ、どうしちゃったんだろう? こんな最低野郎に抱かれるのなんて真っ平御免だって思ってたのに、一度受け入れてしまったら気持ちいい以外の感覚が薄れつつある。こいつに揉まれてる胸も、ちんぽを咥え込んでる膣も、悦びっぱなしじゃないか。

 

「ひゃぁぁっっ♡♡♡」

 

 こんこん、とカン・ユーの指が私の下腹部を叩いた。その奥にある子宮を刺激された私は、可愛らしい嬌声を上げて体をびくびくと震わせる。

 私のお腹の上から肉棒を撫でるように、優しく優しくそこを擦るカン・ユーは、私の耳元で甘い言葉を囁き始めた。

 

「カレン、わかるか? お前の子宮が俺の亀頭に吸い付いているのが……もうそろそろ、お前もこんな生殺しから解放されたいんじゃないのか?」

 

「そ、んな、ことぉ……っ♡♡♡」

 

「強がるな。本心を言い当てられたお前のまんこは、正直にうねっているぞ。子宮もより強く俺様のちんぽに吸い付いてきやがる。期待してるんだろう、カレン?」

 

「うぅ、ぁ……っっ♡♡♡」

 

 心で拒もうとしても、体は完全に堕ちてる。カン・ユーの言う通り、私の体はこの肉棒に蹂躙される時を待ち望んでいた。

 そんな私の体を強く抱き寄せ、厚い胸板や割れた腹筋の感触を教え込むように抱き締めながら、カン・ユーが優し気な言葉で私の心を陥落させるための言葉を放っていった。

 

「カレン、お前は覚えていないだろうが、俺と貴様はかつて上司と部下の関係だった。俺が隊長、お前が隊員だ。上司として、俺には部下の望みに寛容に接してやる心構えがある。何かしてほしいことがあるのなら、言ってみろ」

 

「はぁ……♡♡♡ はぁ……っ♡♡♡」

 

 私の欲望を引き出すように、肉欲を刺激するように、カン・ユーが甘言を重ねる。耳元で大嫌いな男に甘い言葉を囁かれているというのに、私の体は熱くなりっぱなしだ。

 わかっている、この誘いに乗っちゃダメだってことくらい。この提案を飲んだら最後、私は完全にこの男に優位性を握られることになる。そんなの絶対にダメだってことはわかっている、なのに……。

 

(もう……我慢出来ないっっ♡♡♡)

 

 私はもう、限界だった。持て余した性欲を、快楽を求める肉体を、疼く子宮を突き上げられたいという本能を、抑えることは出来なかった。

 限界ギリギリまで押し留められたその願いは、爆発と共にある種の開き直りの瞬間を迎える。私はカン・ユーへと完全に体を預け、至近距離でその目を見つめながら、はっきりとした声で己の望みを彼へと告げた。

 

「カン・ユー隊長、お願いです♡ わ、私のまんこを、隊長の立派なちんぽで可愛がってくださいっ♡♡♡」

 

「ふっ、ようやく素直になったか! ご褒美だ、可愛い部下の望みを叶えてやろう!!」

 

「あぁっっ♡♡♡ んあぁあああぁあああああぁっっ♡♡♡」

 

 グンッ、とカン・ユーの腰が跳ねあがる。怒張した肉棒が私の子宮を押し上げ、潰しながら奥へと突き進んでいく。

 待ち望んでいた快感を与えられた私は、その1発で絶頂を迎えてしまった。しかして、まだまだ続くカン・ユーのピストンは私の官能を何度も責め上げ、満足以上の快楽を与え続けてくる。

 

「はひいぃいいっっ♡♡♡ んああぁあっっ♡♡♡ んおぉっ♡♡♡ あひぃいいいぃいいっっ♡♡♡ あぁああああああぁあああっっ♡♡♡ あぁああああああぁッッ♡♡♡」

 

「ぐはははははっ! 跳ねっかえりのまんこが、俺のちんぽに絡みついてくるわ! やはりお前の体は極上品だ! 心も俺好みに調教して、従順な雌奴隷に仕上げてやるぞっ!」

 

「んあぁっ♡♡♡ そ、そんな、のぉおっ♡♡♡ おぉおおぉおおおぉっっ♡♡♡」

 

 屈辱的な言葉に対して私の膣が強く締まったのは、抵抗の意味なのか恭順の意を示したのか、それすらも自分では判断出来ない。ただただ、気持ちいいが私の全身を支配している。

 頭の中が、全身が、子宮が、まんこが……カン・ユーがくれる快感を幸福として受け取っていた。それだけが全てだと、そう判断していた。

 

 強く奥を突かれ、子宮を押し潰されるだけの単調なセックス。だが、今はそれがいい。その圧倒的にシンプルな快感が、私の本能を満足させてくれている。

 ああ、本当にマズい。このままじゃ、私は本当にこの男のペニスに屈服して――♡

 

「あぁあああああああああああああああぁあああああああああああああっっ♡♡♡ あついいぃいいいいいいいぃいいいいいいいいいいぃいいっっ♡♡♡」

 

 ドクンッ、と私の中で火山が噴火した。雄々しい律動と猛々しい噴火、夥しい量の精液がマグマのようにぐつぐつと煮え滾り、私の子宮を満たしていく。

 愛液が、潮噴きが、アヘ顔が、絶頂が……全身が示す快感の反応が、止められなかった。子宮を精液で満たされるほどに、私の中の恍惚とした気持ちが溢れんばかりに全身へと広がっていく。悦びと幸せがとめどなく広がり、私の心を融解させていく……。

 

「ふぅ~……お互いに汚れてしまったな、カレン。いっちょ風呂に入ってさっぱりするか。お前のまんこも洗わなきゃならんしな。ああ、俺様のちんぽはお前がおしゃぶりで綺麗にするんだぞ。わかったな?」

 

 激しい絶頂によってぐったりとした体を抱え上げられた私は、そのまま風呂場へと連行されていった。

 屈辱的な命令を言い渡され、誰がそんなふざけたことをするかという思いも胸の内にはある。このままこの生活でこいつにペースを握られっぱなしになって堪るかって、そう思ってるのも確かだ。

 だけど……

 

「ふぁい……カン・ユー、隊長……♡」

 

 そんな意志を無視して、私の口からは了解の言葉が蕩けた声で飛び出した。肉体の反応に心が逆らえなくなってるんだって、自分が雌として(カン・ユー)に屈服しつつあることも自覚してしまった。

 耐えなきゃ。あと数日間、こいつのちんぽに負けないようにしなきゃ。上官と部下という形でギリギリ自分を保って、これ以上は服従しないようにしなきゃいけない、けれど――♡

 

(耐えられる、かな? こんな気持ちいいことに、耐えられるのかな……?)

 

 負けて何かが終わるわけでもない、純粋な意地の問題というだけのこのマウント合戦に、私の心は耐えられるだろうか? 完全に屈服した体のまま、カン・ユーに命じられるままにお掃除フェラをしながら、私はそんなことを思うのであった。

 



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サブミッション カレンとカン・ユーの共同性活 TURN3

アンケートの結果を反映し、カン・ユーに屈服したルートでストーリーを進めます……


「くあっ♡♡♡ あっ♡♡♡ あ~~っ♡♡♡ くひっ♡♡♡ んあぁぁっ♡♡♡」

 

「ぐははははは! 本当にだらしない胸だな。特にこの乳首はいやらしいことこの上ない。ちょっと弄られただけで完全勃起晒すなんて、恥ずかしくないのか?」

 

「んんっっ♡♡♡ んあっ♡♡♡ ん、んんんん~~~~っ♡♡♡」

 

「くはっ! 無駄なことを……! 喘ぎ声を我慢するな、カレン。どうせすぐにアンアン喘ぎ鳴くことになるんだ。だが、イクのは堪えろよ。乳首だけで絶頂してしまうような軟弱な部下など、俺には必要ないからな」

 

「か、ひこまりましたっ♡♡♡ カン・ユーたいちょ、おひっっ♡♡♡」

 

 勃起した乳首が武骨な人差し指で潰され、こね回される。

 乳輪を沿うように180度全域にぐりぐりと乳首をこねくり回された後にそれを思いっきり指で弾かれれば、私は体を仰け反らせて軽い絶頂を迎えてしまうのだ。

 

「ッッ♡♡♡ ふぅ♡♡♡ んぅッ♡♡♡ んふぅううぅっっ♡♡♡」

 

「気持ち良さそうな息遣いじゃないか。では、更に激しく弄ってやろう」

 

 カリカリ、カリカリ……と乳首の先を丹念に引っかくしつこい愛撫。乳首の中でも特に敏感なそこから、くすぐったさとこそばゆさの中間に位置する不思議な快感が流れて来る。

 弄られることを期待し、ぷりぷりに張り詰めた勃起乳首を思い切り引っ張られた私は、舌をだらりと垂らした情けない表情で喘ぎ声を叫んだ。

 

「あぁあぁっっ♡♡♡ んいぃいいぃいいっっ♡♡♡」

 

「いい声だ。だが、決してイクなよ? イクことだけは許可しない。これは上官命令だ」

 

「む、りぃ……っ♡♡♡ い、イかせてくださいっ♡♡♡ こんなの、我慢できなっっ♡♡♡ あはぁっっ♡♡♡」

 

「駄目だ、お前にも意地があるのなら、必死になって耐えてみろ」

 

「んひぃいいぃいっ♡♡♡ それダメっ♡♡♡ 乳首扱かれるのよわひぃいいぃいいっっ♡♡♡」

 

 弾力抜群の乳首を親指と人差し指でしっかりと摘まんだカン・ユーは、男が自慰の際に自らの男性器を扱くような動きでそこを責める。

 根元から先端をじっくりと責め上げるその愛撫によって一瞬にして理性を瓦解させられた私は、いやいやと首を振りながらカン・ユーへと叫んだ。

 

「おほおっ♡♡♡ ンふぅ♡♡♡ も、もうダメですっっ♡♡♡ い、いぐっ♡♡♡ 乳首で、イっちゃ、あぁああああああああああぁあああああああっっ♡♡♡」

 

 腰がカクカクと震える。意識が混濁して、視界が定まらない。

 手慰み程度のチクニー攻撃であっさりと絶頂してしまった私の股座からはねっとりとした愛液が噴き出し、私たちの住処に卑猥な臭いを充満させ始める。びくびくと震える膣は内部に収まる肉棒をきゅんきゅんと締め付け、完全に蕩けきっていた。

 

「おほおぉおっっ♡♡♡」

 

 そうして、絶頂の余韻に浸っていた私であったが、未だに勃起の治まらない乳首を思い切り抓り上げられたことで急速に意識を覚醒させた。

 強烈な快感による電撃にも似た感覚を味わい、白目を剥く私に対して、カン・ユーは低く唸るような声で言う。

 

「おい、俺の命令が聞こえなかったのか? 俺はイクなと言ったんだ。上官がそう言ったのならば、それに従うのが部下の役目だろうが!?」

 

「も、申し訳ありませんっ♡♡♡ ちょっと弄られただけでアクメするクソ雑魚乳首で申し訳ありませんっ♡♡♡」

 

「雑魚なのは乳首だけじゃないだろうが! このイキまんこも、腰をぶつけると波打つデカケツも、お前の全身はもれなくクソ雑魚エロボディだろうが! なに乳首だけが弱点みたいに言ってやがる、エロ雌がっ!!」

 

「んひぃいいぃいいぃいぃいいぃいいっっ♡♡♡ 隊長の仰る通りですぅっ♡♡♡ わ、私の体はちょっと虐められると簡単にイってしまうエロ雌ボディですっっ♡♡♡ で、ですからどうか♡ カン・ユー隊長の手で、この淫乱が少しでもまともな戦士になれるようにしてくださいっ♡♡♡」

 

「ふんっ! こんなエロい乳と尻をぶら下げて戦士など無理に決まっているだろうが! と、言いたいところだが……お前にその気があるのなら、上官としてはそのやる気に応えてやらねばなるまい。今日もたっぷりと訓練を課してやるから、せいぜい気張れよ、カレン?」

 

「はっ♡♡♡ ありがとうございますっ♡♡♡ 娼婦か肉便器になるしか能が無い私に対する愛の鞭、ありがたく受け止めさせていただきますっ♡♡♡ カン・ユー隊二等兵紅月カレン♡ 隊長のご指導の下で立派な兵士になれるよう、鋭意努力させていただきますっ♡♡♡」

 

 体位を変換して、対面座位になった私は、ちんぽをまんこで咥え込みながらそんな馬鹿真面目な言葉を口にした。

 右手を額の位置に構えた軍隊式敬礼で隊長であるカン・ユーを敬い、数日前まで憎くて堪らなかった男へと甘い吐息を吐きかけながら唇を重ね合わせ、先ほどの命令違反の仕置きであるスパンキングを受けながら、私は興奮と快楽に彩られた訓練へと没頭していく。

 

(きもちいぃぃっ♡♡♡ キスっ♡ お尻ぺんぺんっ♡ 隊長との訓練気持ちいぃぃぃっっ♡♡♡ ああぁっ♡♡♡ ダメっ♡♡♡ これは訓練なのにぃ♡ また、イっちゃうぅぅぅぅっっ♡♡♡)

 

 またしても快感を堪え切れずに潮噴きした私に対して、カン・ユーは無言でスパンキングの威力を強くした。

 びりびりとした臀部に響く痛み混じりの快感が強まったことに興奮してしまう私は、その後も絶頂を我慢出来ずにスパンキングとディープキスだけで何度も達してしまうのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……カン・ユーとの狂った共同生活が始まってから、2日が過ぎた。

 もう、結論から言ってしまおう。私は、完全に彼に躾けられてしまっている。

 

 1日最低5回の膣内射精を義務付けられている私たちは、最低でも5回のセックスをするわけだ。

 相性は抜群で、最高に気持ち良くなれるちんぽとまんこが常に繋がり合った状態での生活をしているだけでもヤバいのに、そこにセックスの快感が加わるともうどうしようもなくなってしまう。

 

 最初の頃はその快感に必死に抗おうとした。こんな男のモノで感じて、雌になって堪るかと意地を張って、憎まれ口もどれだけ叩いたかわからないくらいだ。だが、最初の1日でその思いも霧散してしまうくらい、カン・ユーは私のことを犯し続けた。

 

 食事の時に犯され、暇な時間を潰すようにして犯され、昼寝前の運動とばかりに犯され……そうして、彼の巨根による快感を徹底的に味わわされた私の体は、取り返しのつかないくらいにその虜になってしまったのである。

 

 何度もイかされ、喘がされ、快楽を刻み込まれた後、汗と精液と愛液で塗れた体を風呂場で洗った際、カン・ユーは私に自身の肉棒を口で綺麗にすることを命じた。

 言われるがままにお掃除フェラを行った私は、口の中の巨大なペニスに嫌悪感を抱くと共に、これが私に至上の悦楽を与えてくれた存在だということをはっきりと自覚してしまう。

 自分を気持ち良くしてくれたちんぽを丁寧に舐め、綺麗にし、またまんこにハメてもらう。このちんぽを受け入れるために綺麗にしたおまんこに再び挿入してもらって、たくさんの絶頂を味わわせてもらえるのだと、そう考えた私の胸の内では、カン・ユーへの尊敬と愛情のような感情が芽生えてしまっていた。

 

 この時はまだ、ほんのわずかな揺らぎだったと思う。

 就寝前に子宮と膣内をこねくり回され、甘イキを何度も繰り返した発情状態にされたとしても、私はカン・ユーへの怒りを保ち続けることが出来ていた。

 その感情が大きく膨れ上がったのは、私が彼への忠誠を誓うことになったのは……翌日の朝に起きた、ある出来事が原因だった。

 

 人間には生理現象というものがある。生きていればどうしたって我慢出来ず、必ずその時がやって来るものだ。

 分かりやすくいってしまえば、便意。昨日丸一日必死にそれを抑え続けた私であったが、流石にそれにも限度がある。むしろ、若干の腹痛を抱え、巨大な肉棒を腹の中に常に収めた状態で1日持ったのだから、十分なものだろう。

 

 問題は、それをどう処理するか……この男(カン・ユー)と繋がったまま用を足すということは絶対に避けたい。排便の瞬間も、ひり出した便も、トイレに充満するであろう酷い臭いも、全て彼に見て、嗅がれてしまうという屈辱は味わいたくなかった。

 だがしかし、今の私にはそれを避ける術は無く、限界を迎える寸前に涙目で彼へとトイレに行きたいという意思を伝える。

 トイレに行けず、漏らすということが最悪の結末であることを理解している私は、それでも個室の中で懸命に自身の尊厳を守るための努力を続けた。

 

 便座に腰掛けるというより、やや寝転がったような感じの体勢でカン・ユー覆い被さられながら、両手で彼の目を隠し、鼻を摘まんで視界と嗅覚を遮る。

 どうにかして排便の瞬間を見られないように、自分のひり出した汚物の臭いを嗅がれないようにと涙ぐましい努力を重ねた私であったが……カン・ユーは、そんな私の努力を木端微塵に打ち砕いた。

 

 腰を引き、突き出す。ただ、それだけ。たったそれだけの行為で私は全ての努力を放棄し、快感に屈服してしまったのである。

 丸一日かけて肉棒に慣らされた性器は、この快感をどう貪ればいいかを熟知してしまっていた。カン・ユーのペニスの形を覚え、彼がもたらしてくれる快感を覚え、既に堕ちていたのだ。

 

 速攻で、両手が彼の顔から離れる。腕を抑えられ、顔を間近にまで近づけられた私は、無様に喘ぎながらも自分がもうどうしようもない状態に追い詰められてしまっていることを理解した。

 もう、勝てないのだ。このちんぽには勝てない……この生活の主導権を握ったのはカン・ユーで、私は彼に成すがままにされるしかないのだと、そう心が認めてしまった。

 

 そのことを認めてしまったら後は簡単で、私はすんなりとその瞬間を迎えることが出来た。

 何度も子宮に肉棒を打ち付けられ、カン・ユーに犯されながら、膨れ上がった肛門から便をひり出す。みちみち、ぶりぶりという下品な音が腰の中に響き、前後の穴から挿れる快感と出す快感を同時に味わう私の表情が無様に歪んでいく。

 

 見られていた、人間として最も恥ずべき瞬間の素顔を。排便行為を行う私の、下品で無様な表情を全て視姦されていた。

 

 聞かれていた、排便の音と野太い嬌声を。ピストンを受けている快感だけではない。生物が抗えぬ排泄の瞬間に味わう快感も入り混じった重量の乗った嬌声をカン・ユーに聞かせてしまっていた。

 

 そして、明け渡した。私はこの瞬間、私自身の尊厳を全て、彼に明け渡したのだ。

 認めて、諦めて、素直になって……そうしたら、後は単純な話だ。このちんぽは気持ちがよく、カン・ユーとのセックスも気持ちがいい。そうやって受け入れてしまえば、もう歯止めが利かなくなってしまう。

 

 溜めに溜めたものをひり出して、セックスと排便の快感に酔い痴れて、そんな私のお尻を丁寧に丁寧に拭いてもらう喜びに胸を高鳴らせて……そうやって、10分程度の排泄行為を終えて個室の外に出た私は、自らカン・ユーの体に四肢を絡ませる体勢になっていた。

 

 この人には私の全てを見られた。人間として最も恥ずべき瞬間も見られ、雌として雄に屈服する瞬間も見られてしまった。自分はこのちんぽには勝てない。服従すべき存在であることも理解してしまった。

 

 そうやって受け入れてしまえば、今まで押し殺していた快感が一気に流れ込んでくる。

 数倍にも膨れ上がった快感に体をぷるぷると震わせて悶える私の姿を見たカン・ユーはニタリといやらしい笑みを浮かべ……私が、自分のモノに堕ちたことを悟った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ンはぁあぁっ♡♡♡ たいちょぉ♡♡♡ たいちょぉぉ……っ♡♡♡ んちゅぅ♡♡♡ ちゅぅぅっ♡♡♡ ぷはぁ……♡」

 

 そして今、私はつい数日前の自分の姿が嘘であったかのようにカン・ユーへと媚びた雌の表情を曝け出していた。

 

 硬く抱き合い、舌と舌を絡ませ合う濃厚なキスを交わす私たちの間には唾液で出来た銀色の橋が架かっている。

 はっはっと発情した犬のような息遣いで、主の命を待つ忠犬のような眼差しで、完璧に躾けられた雌犬として自身に従う私の姿に、カン・ユーが黒い笑みを浮かべながら言った。

 

「ふはは、あのじゃじゃ馬娘も女だったということか。俺のような真に素晴らしい男の前では、随分と素直で可愛い姿を見せる。今のお前の姿を少し前までの反抗的な態度のお前に見せてやりたいわ!」

 

「はぁ♡ んはぁ♡ ええ、私もよ♡ あんたと顔を合わせた時は、こんな男に抱かれるなんて死んでも御免だって思ってたけど……このデカチンポでたっぷり可愛がられて、あんたの凄さがよくわかったわ♡ もっと早く素直になってれば、沢山気持ちいいセックス出来たって考えたら勿体なくてしょうがないわよ♡」

 

「ぐははははははっ! そうだろうなぁ! 俺の自慢のマグナムで散々アヘらされ、クソをひり出す所まで見られた挙句、尻まで拭いてもらったんだものなぁ!! あの紅月カレンをメス堕ちさせられるなんて、笑いが止まらんわ!!」

 

「あんっ♡」

 

 とんっ、と胸を押されてベッドへと押し倒された私は、カン・ユーの腰に自分から腰を回してだいしゅきホールドの体勢を取った。

 両手も彼と指と指を絡めた恋人つなぎにして、愛情と信頼をたっぷりと伝えながら、期待に満ちた眼差しを自分より上位の存在となった彼へと向ける。

 

「残り3日しか時間がないのは惜しいが、その間はずっと愛してやるぞ。カン・ユー隊の性処理兵士として相応しい女に仕上げてやるからな、カレン……!」

 

「う、はぁ……っ♡♡♡ はいっ♡ 紅月カレン、カン・ユー隊長のシゴキに耐え、隊長の立派なデカチンポをクソ雑魚まんこで扱かせていただきますっ♡♡♡ この淫らな世界で生き抜けるだけの力を付けるためにも、一層厳しいご指導をよろしくお願いしますっ♡♡♡」

 

「よく言った! ではまず、軽く10回はイかせてやるっ!!」

 

「んひぃいいいっっ♡♡♡ オッッ♡♡♡ んオッ♡♡♡ おぉおぉおおぉおぉおおッッ♡♡♡」

 

 亀頭が私の子宮を叩く。カリが気持ちいい場所を全部擦る。Gスポットもポルチオもどこもかしこも全部、カン・ユーのちんぽでメロメロにされてしまっている。

 本当にもう、このちんぽには逆らえそうにない。私の心もこいつへの反抗心が萎えちゃってるし、このまま二等兵として隊長命令に従い続けるしかなさそうだ。

 

 ……でも、まあいっか。元々、私は極道幹部とのセックスバトルに勝てるだけの力を得るためにこいつと共同生活を送ることを決めたのだ。

 なら、こうして仮想敵にも負けないデカチンポでまんこを鍛えてもらっている現状は私が望んだ通りのものということになるのだから。

 

 だから、そう……こうして何度もカン・ユーにイかされて、その度にますますこいつのことが好きになって、気持ち良くなって、信頼して……そうして、味わう快感が強まっていくのはおかしなことじゃないんだ。

 まんこのビクつきも、絶頂の波も、全部全部強まっていく一方だけど、これは私の望んだ通りの結果なんだから仕方がない。大嫌いだった男のちんぽを大好きになって、いっぱいイかされて膣内射精されてもしょうがないんだ。

 

(ああ、だめ……っ♡♡♡ すごいのきちゃう♡♡♡ こんなアクメ決めたら、意識ぶっ飛んじゃう……♡)

 

 ガッツンガッツン鬼ピストンを叩きこむカン・ユーによって想像以上のアクメを連発させられる私は、これまでの人生で味わうことのなかった快感をこの数分間で何度も経験させられていた。

 そうして、カン・ユーのちんぽに最適化していく自分の膣の感触に笑みを浮かべながら……きっかり10回目の絶頂と共に子宮へと夥しい量の精液を解き放たれた私は、その強い快感に眼を見開き、大絶叫を上げた後に意識を失ったのであった。

 





ユニットの親愛度に変化がありました

紅月カレン→カン・ユー 無(嫌悪)→親愛

紅月カレン の 新武装追加ミッションが解放されました。(条件を満たしているので自動的に開始されます)


スパロボSEX Tips

友好度システム

スパロボSEXの世界には友好度という数値がある。
これは女性にのみ存在するシステムで、これが高ければ高いほどに利点が増えていく。

女性ユニット同士の友好度が高ければ、合体攻撃や援護攻撃・防御時の威力、ダメージカット性能が上昇し、またどちらかのユニットが持つ他のユニットに適用されるスキルの効果も上昇する。

男性ユニットへの友好度が高ければ、そのユニットとのセックス時により深い快感を味わうことが可能となり、更に得られる経験値や精液の量も増大する。

サブミッションや新武装、あるいは別ルートやEDの解放にも関わっているシステムであるため、かなり重要な要素だ。

なお、この世界の女性から男性への友好度はバグっていると言っても過言ではなく、実質的な最低値である『親愛』状態だとしても結婚しても構わないレベルの好感度を持つようになっている。
まあ、当たり前のようにセックスがそんじょそこらで行われている世界で友好度だのなんだの言ってる時点でおかしい話ではあるのだが……。



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サブミッション カレンとカン・ユーの共同性活 TURN4

おっさんと美少女の快楽堕ちセックスは書いてて楽しいんですけど、そろそろバトルを進めたいので終わりにしなきゃいけませんね。

次くらいでカン・ユーとカレンのお話は終わりにして、極道組織との決戦に向かわせようと思います。

それと、活動報告の方にこれから登場させるヒロインを仮ですが書いておきました。
よろしければご意見お願いします。


「性処理奉仕兵紅月カレン、本日も訓練を開始します! おまんこスクワットの向きは、どちらがよろしいでしょうか?」

 

「ああ、今日はお前のだらしないアヘ顔が見たいから、こちらを向け。そのデカ乳もしっかり揺らすんだぞ」

 

「了解しましたっ♡♡♡ では、私のスケベな姿をとくとご覧くださいっ♡♡♡」

 

 寝そべるカン・ユーの上に跨り、頭の後ろで両手を組んだ私は、そのままスクワットよろしく騎乗位でのセックスを始める。

 言われたとおりにぶるんぶるんとおっぱいを揺らし、無様なアヘ顔を浮かべながら、カン・ユーのデカちんぽにおまんこを奥まで犯される悦びを享受して、私は卑猥な文句を口にし続けた。

 

「んおぉおおおっ♡♡♡ 隊長のちんぽっ♡♡♡ 気持ちいいですっ♡♡♡ 私のおまんこの奥までずっぽり届いてっ♡♡♡ アクメがすぐきちゃいますうぅっ♡♡♡」

 

「子宮と亀頭がキスをして、スクワット1回だ。怠けてもすぐにわかるんだから、ちゃんとそのクソ雑魚まんこで俺様に奉仕しろよ、カレン!」

 

「はいいぃっ♡♡♡ 隊長のデカちんぽを奥まで咥え込まないなんてっ♡♡♡ そんな勿体ないことしませんっ♡♡♡ 隊長の立派なおちんぽを私のまんこの奥まで受け入れて♡♡♡ 子宮を潰しながら奥まで押し込んでもらって♡♡♡ 無様アクメ決めさせてもらえる幸せを味わわないなんて選択肢、私にはありませんっっ♡♡♡」

 

「うむ、良い心掛けだな! まんこの締め付けや腰の捻りなんかも工夫して、立派な奉仕兵になれるよう精進しろよ!」

 

「了解ですっ♡♡♡ エロ娘のカレンがカン・ユー隊に相応しい戦士になれるよう、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いしま、おおぉおおおぉおおおっ♡♡♡ イぐうぅうううぅううううぅうっっ♡♡♡」

 

 話ながらも腰を振っていた私は、いいところに亀頭が当たったことで早速本気アクメを迎えてしまった。

 洪水のように愛液が溢れ、びくびくと体がのたうち回る中、それでも私はとろっとろに蕩けたアヘ顔を浮かべながら、お尻をぶんぶん振り続ける。

 

「いぐっ♡♡♡ いぐっ♡♡♡ んいぐぅぅうんんっっ♡♡♡ カン・ユー、たいちょぉっ♡♡♡ たいちょおにっ♡♡♡ ぜひともうけていただきたいっ♡♡♡ ひっさつわざがありますっ♡♡♡ たいちょうのおちんぽをぜったひにきもひよくしゅるわじゃれすのれ♡♡♡ どうぞごきらいくらしゃいぃっ♡♡♡」

 

「ほほぅ? お前がそこまで言うのなら、楽しみにしてやろう。気張ってその必殺技とやらを出してみろ、カレン!」

 

「んおぉおおおぉおおおおぉおおっっ♡♡♡ い、いぐぅううううぅうううぅううぅううぅうっっ♡♡♡ くるっ♡♡♡ すごいアクメっ♡♡♡ くりゅうぅううぅううぅううっ♡♡♡」

 

 共同生活を始めて今日で3日目、もう完全に私のおまんこはカン・ユーのデカちんぽに躾けられて、弱点も全部把握されちゃってた。

 勝負をしたら10・0で私が負けること請け合い無しの状態だけど……それでも、私にだって意地ととっておきの切り札はあるのだ。

 

「い、イキますっ♡♡♡ 紅月カレンのドスケベ必殺技っ♡♡♡ 絶頂(アクメ)波動っ♡♡♡ 弾けろっっ♡♡♡ 私の、まんこぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

「ぐっ!? こ、これは……っ!!」

 

 感じている快感を一気に爆発させ、凄まじい膣の痙攣と熱でちんぽを責め上げる私の必殺技、『絶頂波動』。

 SEXバトルの時に使う必殺技だが、カン・ユーのおちんぽを相手するには私の全力を尽くすしかない。このデカちんぽを思いっきり締め付け、アクメしながら扱くのは私にも相当な負担がかかるものの、その効果は抜群のようだ。

 

「ぐっ……! なんという震えだ! 素晴らしい必殺技だぞ、カレン!」

 

「あ、ありがとうごじゃいま、ひゅぅううっ♡♡♡ んおぉおおぉおおおぉおおぉっ♡♡♡ いっぐぅうううぅううぅううううっっ♡♡♡」

 

 ぶしっ、ぶしっ♡ と愛液が噴き出す。ぎゅうぎゅうおちんぽを締め付けるまんこが、そろそろトドメを刺す頃合いだと訴えている。

 このまま、おまんこの奥までちんぽを受け入れて、子宮内に精液を注ぎ込ませて……それで、決め台詞で終わりだ。

 そう考え、思いっきり腰を落とそうとした私であったが、そこで予想外の事態が起きてしまった。

 

「……だが、まだまだだな。この程度では、俺は落ちんぞ!!」

 

「えっ!? あひぃいいいぃいいいいいいいいいんっっ♡♡♡ んそぉっ♡♡♡ お、おちんぽが、お、きゅにいぃいいぃいいぃいいいぃっ♡♡♡ あへぇええええええええっっ♡♡♡」

 

 なんと、私の絶頂波動を受けながらも腰を跳ね上げさせたカン・ユーは、超が何個も付くくらいに敏感になっている私のおまんこを奥まで穿り、子宮を叩きのめしたのだ。

 反撃を想定していなかった私は、その一撃であっさりと白目を剥いてより高い絶頂を迎えてしまった。

 そんな私の体を組み敷き、種付けプレスの体位を取ったカン・ユーは、激しく腰を振って私のイキっぱなしまんこを責め始める。

 

「おぉおおおぉおおぉおっっ♡♡♡ ら、らめぇえええええええええっっ♡♡♡ イってりゅからあぁぁあああっ♡♡♡ ガチアクメじゅっとしてりゅからぁああああっっ♡♡♡ そんなにはげひくおちんぽつっこんじゃらめぇえええええええええええええっっ♡♡♡」

 

「『絶頂波動』、敗れたりっ!! その程度の技で俺を満足させようとしても無駄なんだよ! 震えも熱もまだまだ足りん! そんな生温い技で、これから先の厳しい戦いを切り抜けられると思っているのか!?」

 

「あぁああああああああぁあああああああああっっ♡♡♡ ごめ、ごめんなじゃいぃいいぃっ♡♡♡ もう、ゆるしてくだしゃいいぃいいぃいっ♡♡♡ い、イキっぱなしでぇっ♡♡♡ しんじゃうぅうううぅううぅううぅううっっ♡♡♡ おぉおおおぉおおおぉおんんっっ♡♡♡ んぉおおおおおおおおおおぉおおおおおおおおっっ♡♡♡」

 

「敗者に選択肢などあるものか! お前は俺様に自慢の必殺技を破られ、負けた! 紅月カレンは、カン・ユー様に敗北した負け犬だっ!! その事実をよーくまんこに刻み込んで、俺様の偉大さを噛み締めるんだなっ!!」

 

「んおぉおおっぉおおぉおおぉおおっ♡♡♡ ほぎゅぅううぅううぅううぅううぅっ♡♡♡ ンへぇええええええっ♡♡♡ ち、ちんぽ、ちゅよいいぃいいいぃいっ♡♡♡ ま、まけらぁあああああっ♡♡♡ わたひ、まけちゃったぁあああああああああっっ♡♡♡」

 

 ぴんと伸びる両脚が、ピストンの度に痙攣するデカエロ尻が、カン・ユーさまのおちんぽをぶち込まれて噴水のように愛液を撒き散らしているおまんこが、全てを物語っていた。

 

 私は敗者だ。おちんぽに勝てなかった。これがSEXバトルであったなら、私は一生カン・ユーのものにされていただろう。

 おまんこに、子宮に、私の魂に……ぶっとくて立派で、私なんかじゃ敵わないおちんぽが負け犬の証を刻印(ブランディング)する。

 ピストンの一撃が、度重なる絶頂が、私自身を快楽に従順な雌奴隷へと堕としていった。

 

「んごぉおおぉおおおぉおっっ♡♡♡ おほぉおおぉおおおぉおおおおおおおぉおおおっっ♡♡♡ まだいぐぅうううぅううぅうううっ♡♡♡ カン・ユーしゃまのおちんぽにまけたカレンのくしょざこまんこ、イキっぱなしにされちゃってりゅうぅううぅううぅっ♡♡♡ こんなよわいまんこでカン・ユーしゃまのつわものおちんぽをイかせられるだなんておもいあがって、ほんとうにごべんなじゃぃいいぃいいいぃいっっ♡♡♡ ほうしへいカレン♡♡♡ みのほどをりかいしましたぁっ♡♡♡ しゅこしでもカン・ユーさまにかなうとかんちがいしていたじぶんがはじゅかしいれしゅぅうっ♡♡♡」

 

「ふはははははっ! ようやく俺様の偉大さが完璧に理解出来たようだな!? まんこの媚び方も更に上手くなって、俺様への尊敬が伝わってくるぞ! 最初からこんな風にしていれば、もっと気持ち良くしてやったものを! まあ、時間はまだ十分にある。このまんこも俺様のちんぽでなければ満足出来ないドスケベまんこに仕上げてやるから、そのつもりでいろよ!」

 

「ありがとうございますぅううぅっっ♡♡♡ まけいぬカレンのおまんこでよければ、たっぷりずっぽりしっぽりオナホールとしておちゅかいくらさいっ♡♡♡ ンお゛お゛お゛お゛ぉぉっっ♡♡♡ まだいぐぅううぅうううっっ♡♡♡ たいちょうのおちんぽにわからされてりゅぅううぅううっっ♡♡♡ んもぉおおっっ♡♡♡ んむぅううぅううぅうっっ♡♡♡」

 

 だいしゅきホールドに恋人つなぎ、舌をねっとり絡ませての濃厚ベロチュー。

 おまんこもデカちんぽに絡ませて、子宮もちゅうちゅう吸い付いて、イキっぱなしの全身で私はカン・ユーに媚び尽くす。

 

 もう逆らわない、逆らえない。絶対的な敗北感を植え付けられ、身の程を理解させられてしまった私は、カン・ユーに服従するようにただただ絶頂を繰り返し、そして――♡♡♡

 

「んほぉおおおぉおおおおおおおおおおおぉおおおおおおおおおっっ♡♡♡ おひぃいいいいいいいいいいいいぃいいいいいいいいいっっ♡♡♡ おまんこぉおおっ♡♡♡ もえりゅぅうううっぅううううぅっ♡♡♡ じゃあめんでやけどすりゅぅううううううううううううぅううっ♡♡♡ おおぉおおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおっっ♡♡♡」

 

 ドプッ、と激しい勢いで射精された特濃ザーメンで子宮の中を満たされ、完全なる敗北の瞬間を迎えてしまった。

 

 種付けプレスで一切の抵抗を許されず、必殺技を難なく破られ、わからセックスで一方的におまんこを蹂躙される悦びに打ち震える私は、舌を放り出し、瞳にハートマークを浮かべ、鼻の穴を大きく膨らませてあへあへと鳴きながらその快感に酔い痴れている。

 

 そんな私の体を抱え上げ、対面座位の体位へと変換したカン・ユーは、そのまま私のデカいお尻をむんずと掴んで、思い切り揉みしだき始めた。

 

「んああっ♡♡♡ 隊長の手ぇ♡ 凄く力強いぃ……♡♡♡ とても男らしい動きで私のエロケツ揉んでぇ……♡♡♡ おまんこがぁ、ときめいてるぅ♡♡♡」

 

「カレン、この俺様が貴様に直々に稽古をつけてやろう。今の『絶頂波動』、決して悪い技ではなかった。だが、俺のような真に強い雄をイかせるには威力不足だ。もっと激しく、深く、そして淫らにお前自身が絶頂し、まんこの具合をより高めなければ、これから先の強敵には通用しないだろう」

 

「はぁ♡ はぁ……っ♡ で、では、隊長が、私のまんこの具合を良くするのを手伝ってくれるのですか……?」

 

「ああ、そうだぞ! これからお前を徹底的にイキ狂わせ、体に超絶アクメが身に着くまで犯し尽くしてやる! お前は存分にイキまくり、『絶頂波動』を強化出来るように努力しろ! わかったな!?」

 

「は、はいっ♡ カン・ユー隊長直々のご指導、心から感謝いたしますっ♡ その恩義に報いるためにも、必ずもっと強力な『絶頂波動』を完成させてみせますっ♡」

 

「おう、その心意気だ。お前がこの俺様以外の男の奴隷になるなんぞ、許せないからな。お前がこの世界で生き抜けるよう、しっかり育ててやる」

 

「うっ♡ つぅ……っ♡」

 

 私の体を抱えたカン・ユーが、シャワー室へと歩いていく。どうやら、特訓までに体を綺麗にするつもりのようだ。

 鍛え上げられた軍人の逞しい肉体に抱かれ、自分を屈服させた大きなちんぽにおまんこを貫かれる私は、先の言葉も相まって、カン・ユーへの忠誠心をより高めるに至っていた。

 

 最初は嫌悪感を抱いていた私だが、その理由を思い出せない今、こうしてセックスをしながら色々と私の面倒を見てくれる彼には感謝の気持ちしか抱いていない。

 こんなに体の相性が抜群で、私のことを気持ち良くしてくれる上官のことを、どうしてあんなに嫌っていたのか不思議に思えてしまうくらいだ。

 

「じゅぷっ♡ んぷっ♡ んじゅっ♡ ぢゅるるぅ……♡♡♡」

 

 おまんこの洗浄を専用の装置で行う間、カン・ユーに命じられることもなく、進んで彼のちんぽをお掃除フェラしていた。

 黒々としたビッグマグナムの芳醇な味わいと、今からこれが私のおまんこを徹底的に蹂躙するのだなという思いを抱くと、子宮が熱くなって、疼いてしまう。

 

「いい子になったじゃないか、カレン。このカン・ユーの偉大さを身に染みて……いや、まんこに染みて理解したようだな!」

 

「ぢゅるるるるっ♡ むじゅるるるっ♡ んぢゅぅぅぅ……っ♡ じゅぽんっ♡♡♡」

 

 褒め言葉を投げかけられながら頭を撫でられると胸がときめく。

 恍惚とした気分が止まらなくなって、カン・ユーを見上げる眼差しには彼への尊敬の念が溢れ出るようになる。

 

 洗浄を終え、彼に差し出すに相応しいピカピカのおまんこを突き出すように尻を向けた私は、両手で性器を広げながら、おねだりの言葉を口にした。

 

「カン・ユー隊二等奉仕兵紅月カレン♡ まんこの準備、完了しました♡ 隊長の立派なおちんぽで、この雑魚まんこを鍛えてくださいっ♡♡♡」

 

「ああ、いいぞ。跳ねっかえりのじゃじゃ馬まんこを俺のちんぽの形にしてやるから、そのつもりでいろよ!」

 

「あうんっ♡♡♡ はあぁぁぁぁぁぁ……っ♡♡♡」

 

 ずぶっ、と音を立て、準備万端のおまんこに挿入されるデカちんぽ。

 それを受け入れるだけで本気の絶頂を迎え、幸せを貪ってしまう私は、自分が順調により高次元のアクメをきめられるようになっていることを実感し、性交の悦びと共に笑みを浮かべるのであった。

 





紅月カレン『絶頂(アクメ)波動』 強化ミッション発生

※達成条件
サブミッション『カン・ユーとの共同性活』の中で、カン・ユーとのセックスで連続10回の本気(ガチ)アクメを決める。

発生条件

紅月カレンのカン・ユーへの友好度が『親愛』以上

紅月カレンがカン・ユーに『絶頂波動』を破られる

紅月カレンのBPが3以上



スパロボSEX Tips

武装強化

ユニットの武装の中には、特定の条件を満たすと強化されるものもある。
その場合、元々あった武装の攻撃力が上昇するのか、もしくは新武装として新たな武装が追加される。

武装強化の条件は様々であり、特定のアイテムの入手やサブミッションの攻略、所有BPの量などが密接に絡み合っている場合もあり、周回プレイをしないと全ての達成は難しいだろう。


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サブミッション カレンとカン・ユーの共同性活 TURN5

久々の更新。
あと1話で終わらせたかったけど、無理でした……

皆さま、LastTurnでお会いしましょう。


 

 

「んおおっっ♡♡♡ いぎっっ♡♡♡ はふぅううぅうううっっ♡♡♡ あぁああああぁっっ♡♡♡ んあぁあああああああぁっっ♡♡♡」

 

「おっ!? 『絶頂(アクメ)波動』の発動が始まったみたいだな? そのまま存分にイキ狂え、カレン! まんこの痙攣を強めるんだっ!!」

 

「ふぉおおおぉおおおぉっっ♡♡♡ はほぉおおぉおおぉおおぉおおっっ♡♡♡ ほぉおおおぉおおぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

 超痙攣し、ビクつき跳ね回るおまんこの中で、カン・ユー様のデカちんぽが大暴れしている。

 子宮から膣口までを埋め尽くし、ぶっといカリで私の肉襞を削いで、ポルチオからGスポットに至るまでを完全に感じさせながらピストンする彼の逞しいセックスに限界を超える快感を味わわされるのは、これで何度目だろうか?

 

 先の言葉通り、私たちは私の『絶頂波動』を強化するための特訓(と銘打ったセックス)を行っていた。

 その内容は至極単純で、私をイかせまくること。

 『絶頂波動』の痙攣を超えるまんこのビクつきを促すため、限界を超えたアクメを迎えることで発動する『絶頂波動』のイキっぷりの状態から、更に一段上のアクメを迎えさせようというのが狙いの特訓だ。

 

 ガッツン、ガッツンとまんこを奥まで穿られ、襞を力強く抉られる。

 正常位でのセックスでカン・ユー様と深くまで繋がって、その逞しいおちんぽでアヘらされる私であったが、連続4回目の絶頂を迎えた途端、体が急速な反応を見せて彼の腰へと両脚を回し、ピストンの動きを阻害するかのように強く引き寄せて動かせなくしてしまった。

 

「むおっ!? またか……!! やい、カレン! 貴様、真面目に特訓を受けるつもりがあるのか!? さっきからずっと、いよいよここからというタイミングで俺のことを邪魔しおって!!」

 

「す、すみません……! い、一定以上イクと、体が勝手に動いてしまうんです……」

 

「ちっ! あまりにも強い快感にビビってるということか。腑抜けの貴様らしい情けない反応だな、カレン!」

 

「ふひぃっ♡♡♡ も、もうしわけありません、隊長……」

 

 これで多分、5回目。私が本気のイキっぱなし状態に入ってから、快感から逃れようとして特訓を駄目にしてしまった回数は、そろそろ片手だけでは数えられなくなろうとしている。

 カン・ユー様の我慢も限界に近付いていて、おちんぽのイライラが私のクソ雑魚まんこを通じて痛いくらいに伝わってきていた。

 

「本当に、すいません……い、イキっぱなしになると、体が反射で動いてしまって……!」

 

「ちっ! まったく、根性のない兵士だな! そんなことで立派な戦士になれると思っているのか!? 立派な奉仕兵になって俺様に尽くしたいという言葉は嘘だったのか!? うん!?」

 

「ご、ごめんなさい! ごめんなさい!! つ、次こそは絶対に逃げたりせずにカン・ユー様を――」

 

「……いや、もういい。お前に任せていたら特訓が終わるわけがない。ここからは、俺が本気で相手をしてやろう」

 

「えっ……!? あ、ああっっ♡♡♡」

 

 その言葉と共に、カン・ユー様の雰囲気が変わった。

 元々が偉大な雄としての風格が漂っていたが、そこに暴力的な野獣のようなオーラが加わり、それに伴っておちんぽがより猛々しくなる。

 

 びくり、と体を震わせて、圧を増したカン・ユー様に怖れを露わにした私であったが、彼はそんな私を強引に押し倒すと、逃げ場の無い種付けプレスの体位で犯し始めた。

 

「おっっ♡♡♡ んおぉおっ♡♡♡ んあひぃいいいぃいいぃ♡♡♡ は、はげひっ♡♡♡ おぉおおぉおおおっ♡♡♡ い、いぐぅうっ♡♡♡ こんなはげしいピストンっ♡♡♡ すぐに、イクううぅううぅうぅううぅううんっっ♡♡♡」

 

 ばちゅんっ♡ ぶちゅんっ♡ どちゅんっ♡ ずどんっ♡

 

 上から下へ、全体重を乗せたピストンが何度も何度も私のまんこへと繰り出された。

 全身をベッドに押さえつけられ、ちんぽでまんこを完全制服され、そこから更に一段上の服従を誓わせるように徹底的な種付けピストンで私を躾けるカン・ユー様は、一切の手心無しに私のことを責め立てている。

 

「おほぉおおぉおおっっ♡♡♡ んおぉおおぉおおぉおおぉおっっ♡♡♡ んあぁあっ♡♡♡ か、かでないいぃっ♡♡♡ カン・ユー様のピストンつよすぎてぇっ♡♡♡ か、からだがまともにうごかないぃいいいっっ♡♡♡ んおぉおおおっ♡♡♡ へんになるうぅうっ♡♡♡ きもちよすぎてへんになりゅぅうううっっ♡♡♡」

 

 それは、巨大なカノン砲で最弱の部位を連撃されているような、凄まじい衝撃を味わわされる行為だった。

 私の弱点を知り尽くし、私の心を完璧に躾け、雄としての強さを象徴する逞しいおちんぽで雌の最大の弱点を穿つカン・ユー様のセックスに対して、私は指1本動かすことが出来ない。

 快感のあまり、今まで耐え切れなくなると彼の腰に絡みついていた脚はぴ~んと伸ばされ、私のお尻がベッドに沈む度にがくんっ、と大きく屈伸を繰り返していた。

 

 カン・ユー様の全てが、最強で最凶の攻撃が、この世で最も強い武器を用いて、私のまんこに叩き込まれている。

 勝つとか、耐えるとか、そんなレベルの話ではなかった。

 私はこの日、この場所で、この男に犯してもらうために生まれてきたのだと。そのために胸も尻も大きく成長させて、食べ応えのある雌に育ったのだと、そう本能的に理解させられるほどに激しく、逞しいピストン。自分が主であると、お前はちんぽには勝てないのだと、深く雌の心と子宮に刻み込む為のセックス。

 

 抵抗など、反抗など、許されない。いや、出来るわけがない。

 私に許されたただ一つの反応は……ただ、彼に屈服することだけだ。

 

「んおぉおおおぉおっ♡♡♡ イイっ♡ イイですっ♡♡♡ カン・ユー様のおちんぽっ♡♡♡ 私のクソ雑魚まんこを征服してますぅううっっ♡♡♡ 凄いっ♡ すごいすごいすごいぃいいっっ♡♡♡ 私のまんこ、悦んでるぅっ♡♡♡ イキっぱなしになるのきもちぃいいいっっ♡♡♡ こんなに幸せなことから逃げるだなんて、本当に馬鹿でしたぁっ♡♡♡ 紅月カレンの最弱まんこに雌の悦びを教えていただき、ありがとうございますぅぅっ♡♡♡ カン・ユー様は、本当に偉大なお方ですっっ♡♡♡ 貴方様に屈服出来て、私は本当に幸せですぅうっ♡♡♡」

 

 ピストンの1発。子宮突きの1回。ちんぽがまんこから引き抜かれる1つの挙動。その度に、私はイっていた。

 最高に幸せで、気持ちよくて、心が満たされる……敗北と屈服。

 これが、雌が雄に服従する悦びなのだと、そう心ではなく魂で理解した私は、遂に連続10回目の本気アクメを迎え……その快感に、悶絶した。

 

「おっほおぉおおぉおおおぉおおおぉおっっ♡♡♡ ま、まんこがあぁああああっっ♡♡♡ は、はじけっ♡♡♡ 弾けりゅぅうううぅう♡♡♡ す、すごいっ♡♡♡ これが、本物の――『絶頂(アクメ)波動』っっ♡♡♡ 『完全メス堕ち・絶頂波動』っっ♡♡♡ んあああああああぁああああああっっ♡♡♡」

 

 その絶頂は、私が味わってきた快感全てを組み合わせても勝てない、本物の絶頂だった。

 まんこの痙攣は『絶頂波動』のそれを遥かに上回り、キツく締め付けながら尋常ではない痙攣とそれによる熱をちんぽへと与え続けている。

 

 その痙攣は直腸にまで伝わっているのか、下品な放屁音が爆発的な音量で鳴り響き続けていた。

 最高に無様で、ちんぽを気持ちよくするためだけの存在に成り下がった私の至急へと……カン・ユー様は、トドメの射精を繰り出す。

 

「んっほぉおおおおおおおぉおぉおおぉおっっ♡♡♡ あちゅいあちゅいあちゅいいいぃいいぃいいぃいっ♡♡♡ んいぐぅううっっ♡♡♡ いぐぅうんっっ♡♡♡ おっほっ♡♡♡ イクのとみゃらないぃいいいっっ♡♡♡ まんこの痙攣でびちびちザーメン飛び跳ねてりゅうぅうっ♡♡♡ おほっひぃいっ♡♡♡ 偉大なカン・ユー様の精液を私程度のクソ雑魚まんこ奉仕兵にお恵み下さり、ありがとうございますっ♡♡♡ ドスケベ淫乱娘の癖にイクの怖がってた紅月カレンにメス堕ちの幸せを教え込んでくださり、本当にありがとうございますうぅうっっ♡♡♡」

 

「ふ、うぅ……!! いい、まんこの具合だ。この痙攣、熱、キツい締まり! これこそ我がカン・ユー小隊の奉仕兵に相応しい!! これさえあれば、そんじょそこらの雑魚ちんぽなど相手にならん! 俺様のような雄も十分に満足させられるだろう! 素晴らしい切り札を手に入れたな、カレン!!」

 

「はいっ♡ これもすべてカン・ユー様のお陰です♡ おっほっ♡♡♡ カン・ユー様のザーメン、ションベンみたいにじょぼじょぼおまんこの中に注がれてますっ♡♡♡ はぁぁぁぁ……♡ 凄い……っ♡ お腹の中がずっしり重くて、カン・ユー様の愛を感じます……♡」

 

「ぐはははははは! そうか、そうか!! 本当に可愛い女になったな、カレン。最初の頃の跳ねっかえりが嘘みたいじゃないか!」

 

「んあっ♡♡♡ はぁぁ……♡ そんな私を指導し、立派な奉仕兵にしてくれたあなたのことを尊敬しないはずがないじゃない……♡ ああっ♡ ふぅぅ……っ♡ 全てを受け入れる度量♡ 勘違いした雌を一喝出来る威厳♡ そして、最高に逞しくて素敵なおちんぽ♡ 私にも理解出来たわ♡ これが、本当に素晴らしい男なんだってことが♡」

 

「ガハハハハハッ! 本当に従順な部下になった……カレン、俺のことが好きか? 俺のことを、どう思っている? 言ってみろ!」

 

「はいっ♡ 私、紅月カレンは、カン・ユー様のことを心の底から尊敬し、愛していますっ♡ あなたの部隊に所属し♡ あなたに抱かれ♡ あなたの立派なおちんぽ様で雌として覚醒させていただいたことを幸福に思いますっ♡ はぁ、あぁ……っ♡♡♡ 隊長♡ どうか聞いてください♡ 私の、偽らざる本心っ♡ あなたに贈る、最上級の愛の言葉を……♡」

 

 ようやく絶頂の余韻から解放されてきた私は、悦楽と幸福に満ちた恍惚とした雌の表情を浮かべながら、カン・ユー様へと言う。

 

 右手を額に当て、敬礼のポーズ。アヘアヘのだらしない表情を曝け出して、私を抱きすくめる雄へと屈服の眼差しを向ける。

 

 左手は彼の手と指と指を絡ませる恋人繋ぎで繋がり、両脚を腰に絡ませて強く繋がり、敏感イキっぱなしまんこをきゅんっ♡ とときめかせておちんぽ様への愛情を示しながら結合していることを感じ合う。

 

 その状態で、ビンビンに勃起している乳首を隠すことなく晒し、駄肉を蓄えた乳房をたぷんっ♡ と揺らして……私は、カン・ユー様へと心の底からの屈服宣言を行った。

 

「私、カン・ユー隊所属奉仕兵二等兵紅月カレンはっ♡ カン・ユー様に無条件降伏しますっ♡♡♡ カン・ユー様に永遠の服従を誓い、その命令を全て受け入れることを宣言いたしますっ♡♡♡ おまんこ♡ おっぱい♡ お尻♡ その全てをカン・ユー様に差し出し、全力でおちんぽを気持ちよくすることをここに誓いますっ♡♡♡ エロい体だけが取り柄の駄目兵士ですが……どうか、貴方様の部下……いいえっ♡ 雌奴隷として可愛がってくださいっ♡」

 

「ぐ、ぐふふふふふ……! ぐはははははははははっ!!」

 

 私がカン・ユー様へと完全屈服宣言をしてから数秒後、その言葉の意味を噛み締めて理解した彼が勝利の笑いを吼え始める。

 上官であり、主であり、私を喰らい尽くした雄である彼の喜びは、私の悦びだ。その笑い声を耳にして蕩けた笑みを浮かべる私の体を抱きかかえたカン・ユー様は、強い力で尻を揉みながら私の耳元で唸るようにして囁く。

 

「カレン……! その言葉、無かったことにはさせないぞ? お前は一生、俺の可愛い可愛い雌奴隷部下だ。その乳も、デカ尻も、ちんぽハメるためにあるエロまんこも……俺が命じたら、即座に差し出せ。わかったな?」

 

「はいっ♡ もちろんですっ♡ 私を一人前の戦士として育てて下さった上に、新技『完全メス堕ち・絶頂波動』の習得にお力添え頂いたご恩は決して忘れません♡ その感謝の意を示すためなら、私のエロい体をどうとでも扱いくださって構いません♡ 何なりとご命令ください、カン・ユー様♡♡♡」

 

「ふははははっ! なら、まずは……舌を出せ。いやらしく、愛を込めて、俺にキスをしろ、カレン」

 

「ふぁい……♡ カン・ユー様の、仰せのままに……♡ ぶじゅる♡ ぢゅるるる……っ♡」

 

 言われるがまま、私はカン・ユー様の中年臭い舌に自分の舌を絡ませ、ディープキスを交わす。

 舌どころか唇までもを強く押し寄せ、奉仕の感情とたっぷりの愛を込めてキスした私は、自らの唾液とご主人様の唾液をねっとりと循環させてから服従の意を示すためにそれを飲み干した。

 

「ぷはぁ……♡ 次は、何をすればいいでしょうか……?」

 

「グハハッ! おい、口調を今までの砕けたやつに戻せ。そっちの方が、じゃじゃ馬娘の紅月カレンを犯している気分を強く味わえる」

 

「あなたがそれを望むのなら、そうさせてもらうわ♡♡♡ それで? 次は何をすればいいのかしら?」

 

 強く彼と抱き合って、おっぱいもお尻もすべての感触を彼に味わってもらうように全てを委ねて……恍惚とした表情のまま、私は囁く。

 心が、思考が、魂が……完全にカン・ユー様の雌として作り替えられていくことを感じながら、私はその幸せに全身を震わせ、おまんこでその悦びを示すのであった……♡






紅月カレン 『絶頂(アクメ)波動』強化クエスト……成功

新武装『完全メス堕ち・絶頂波動』を習得

紅月カレンに乗り換え肉体『カン・ユー隊奉仕雌奴隷』を追加

ユニットの信愛度に変化がありました

紅月カレン→カン・ユー 親愛→完全服従
紅月カレンが『カン・ユー隊奉仕雌奴隷』に搭乗している場合、カン・ユーからの命令に逆らうことが出来なくなりました



スパロボTips

乗り換えシステム

スパロボSEXの世界に召喚された女性ユニットたちは、基本的に通常状態という肉体(機体)に搭乗している扱いとなる。
しかし、特定の条件を満たすことでそれに特化した肉体を入手することが出来、通常状態からその肉体へと状態を変化させることを乗り換えと呼ぶ。

どの肉体であってもユニットが得られる経験値(ザーメン)は共通。スキルに関しては一部を除いて基本的に共通。
乗り換えた肉体に関してはレベルアップの条件が通常とは異なり、それぞれに設定された条件をクリアすることでレベルが上昇していく。

乗り換え機体のレベルを上昇させることで得られる特殊スキルも存在しているため、多少の手間がかかっても育成するだけの価値はある。





紅月カレン乗り換え肉体 『カン・ユー隊奉仕雌奴隷』

ステータスと武装、スキルは通常状態とほぼ共通。
特殊スキルとして『カン・ユー隊専属奉仕兵』『レベル固定』を持つ。

『カン・ユー隊専属奉仕兵』は、カン・ユーをはじめとした同部隊の上官の命令に逆らえなくなるスキル。
マイナス効果が目立つように思えるが、ルルーシュが枢木スザクに用いたギアスのように扱うことで彼女の戦闘能力を爆発的に上昇させることが可能。
上官であれば誰でも使用可能で制限もないギアスのようなもので、スキルレベルが上昇すればその脅威度も加速度的に増していく。

『レベル固定』は自身のレベルをその数値に固定するスキル。
これはレベルアップ等を封じるのではなく、普通にレベルも上がるし、ステータスも上昇するが、レベルの数値だけが設定された数値に固定されるという能力である。
この肉体の設定レベルは1。どれだけレベルアップしても、ステータスが上昇しても、この肉体のレベルは1で固定されている。

『カン・ユー隊奉仕雌奴隷』のレベルアップ条件は上官であるカン・ユーに従い続けること。
『カン・ユー隊専属奉仕兵』の効果でカレンが逆らうことは不可能であるため、この肉体に乗り換えて彼らと過ごしていれば(数値上はレベル1のままであるが)自然とレベルが上がっていく。



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サブミッション カレンとカン・ユーの共同性活 LAST TURN

これで汚っさんとカレンの共同生活は(今は)終わり!

次はバトルファックしちゃうぞ~! 新キャラも出したいから、頑張って続き書いちゃうぞ~!


「ほっっ♡♡♡ おぉんっ♡♡♡ ほぉうっ♡♡♡ おほほぉおおっっ♡♡♡ イクっ♡ イキますっっ♡♡♡ あぁあああああぁああっっ♡♡♡」

 

「……あらあら、随分とお楽しみですね。あれだけ勝気だったカレンさんの姿が見る影もありませんわ」

 

「おう、ファサリナか。この通り、生意気なじゃじゃ馬娘も俺様の手にかかればちんぽ狂いの雌奴隷に早変わりだ。今ではすっかり従順な雌奴隷として、俺様に服従を誓ってる……そうだな、カレン!?」

 

「あひいぃいいいっっ♡♡♡ そ、そうですっ♡♡♡ 私は、カン・ユー隊の奉仕兵ですっ♡♡♡ 敬愛するカン・ユー様のためならば、どんなことでもやらせていただきますっ♡♡♡ おっひぃいっ♡♡♡ ちんぽっ♡ カン・ユー様のデカチンが私の雑魚まんこ抉るっっ♡♡♡ いぐっ♡♡♡ いぐぅううっ♡♡♡ んおぉおおおぉっ♡♡♡」

 

 体を仰け反らせてイった私は、びくびくと全身を痙攣させて絶頂の余韻に浸った。

 そんな私の顔を嘲笑いながら視姦されることも嬉しくって、より一層無様に蕩けた表情を浮かべる私に対して、ファサリナが言う。

 

「ふふふ……♡ カン・ユーさんは勝気な女性を存分に犯し尽くし、カレンさんは極上の快楽を味わいながら自身の強化に成功した。この場をセッティングした者として、お二人が共に利益を得られたことを嬉しく思いますわ♡ ……さて、これにて契約の期間は終了です。もうセックスを止めて、ご自由になさっても構いませんわ。私も、お暇させていただきますわね」

 

「おう、そうか。最初はどうなることかと思ったが、なかなかに楽しめたぞ。お前も感謝しないか、カレン」

 

「おうんっっ♡♡♡ ……わ、私をこの立派なおちんぽに引き合わせてくれて、あ、ありがとうございましたぁ……♡」

 

「うふふっ♡ どういたしまして……♡ ああ、報酬と頼まれていた物はここに置いておきますわね。では、私はこれで……また機会がありましたら、どこかでお会いしましょう。では……♡」

 

 おそらくはGが入っているであろうアタッシュケースと、もう1つ何かが入っているケースを置いて、ファサリナが部屋から去っていく。

 妖艶な笑みを残し、契約期間が終わっても未だにセックスを続ける私たちを一瞥した彼女が部屋の扉を閉めた後、カン・ユー様は再び私の膣を責め立てながら愉快気に言った。

 

「さあ、そろそろ俺たちもこの場を離れんとな。その前にやるべきことがある。1発抜いてすっきりしたら、シャワーを浴びろ。その後で、お前に指令を下すからな」

 

「は、はいいぃっ♡♡♡ カン・ユー様の従順なる雌奴隷、紅月カレンになんなりとご命令くださいませぇっ♡♡♡ あぁあああっっ♡♡♡」

 

 腰を跳ね上げられ、ちんぽで奥を突かれて、完全に堕ち切ってしまっている私は、カン・ユー様の命令を何の疑いもなく従うことを承諾し、彼が与えてくれる悦楽に浸り続けた……♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……よし、いいぞ。教えたとおりに動け、カレン」

 

「はいっ♡ 了解しましたっ♡」

 

 それから少し経って、取り合えずのセックスを終え、シャワーを浴びて体を綺麗にした私は、カン・ユー様の命令に従って屈辱的なポーズを取らされていた。

 

 大きなお尻に『SURRENDER』……降伏を意味する英単語をマジックペンで大きく書かれ、むちむちデカ尻の中央にある穴の中に割りばしと適当な紙で作った白旗を挿入した私は、ファサリナが持ってきた無数のビデオカメラとカン・ユー様が構えるポラロイドカメラの前でケツを振り、彼への降伏宣言を口にする。

 

「私、紅月カレンは♡ カン・ユー様に完全降伏した雌奴隷です♡ 偉大なるカン・ユー様に生意気にも逆らった無礼をお許しいただくために、こうして無様にエロケツを振って敗北者宣言させていただきますっ♡ 体がエロいだけが取り柄の淫乱娘がカン・ユー様に屈服した証を、どうか永久の記録としてお収めくださいっ♡ 改めて宣言いたしますっ♡ 私、紅月カレンは♡ カン・ユー隊奉仕雌奴隷へと成り下がり♡ カン・ユー様専属肉便器としてすべての命令に従うことを誓いますっ♡」

 

「ククク……! いいぞ、その調子でもっと無様な姿を見せて、俺を楽しませろ」

 

「かしこまりました♡ デカケツぷりっ♡ デカ乳ぶるんっ♡ まん汁だらだらのぐっちょぐちょにして♡ 変態淫乱娘の紅月カレンは♡ カン・ユー様のおちんぽを咥え込める瞬間を楽しみにしておりますっ♡ ほいっ♡ ほいっ♡ ほ~いっ♡」

 

 アヘ顔でWピースしながら、お尻やおっぱいを激しく揺らして笑いを取るようなダンスを披露する。

 お尻の穴に挿入されてる白旗とむっちむちの尻に刻まれた降伏宣言が汗でテカったお尻によってより強調されて、私の無様さとエロさが一層引き立っているように思えた。

 

 そうして、暫くの間、敗北宣言ケツ振りダンスを踊り続けていた私は、カン・ユー様の命令を受けた瞬間にぴたりと動きを止めてお尻を突き出す格好のまま静止する。

 教育が行き届いている雌奴隷の反応に嬉しそうに笑ったカン・ユー様は、フィルムがなくなるまで撮影されたポラロイドカメラの写真の中から絶好の1枚を選ぶと、それを私に見せつけながら言った。

 

「いい姿だと思うだろう、カレン……! お前の敗北を認めたデカケツも、激しく跳ねる爆乳も、本気汁を垂れ流してるスケベまんこも、全部しっかり写ってる。何よりも無様なお前のアヘ顔もこんなにしっかり写ってるんだ、お前の惨めさと卑猥さがよく表された一枚だろう?」

 

「はい、最高です……♡ 私めをこんなに立派に撮影してくださり、本当にありがとうございます……♡♡♡」

 

「ふ、ふふふふふ……! この写真は、カン・ユー隊の活動報告のために保存しておく。今のお前の情けない敗北宣言を収めたビデオもだ。これからもお前の痴態はどしどし記録していくからな。それがいっぱい溜まったら、上映会とでもしゃれ込もうじゃないか」

 

「はい……っ♡ これからもカン・ユー様に可愛がっていただけると思うと、それだけでスケベ娘のカレンはイってしまいそうです♡ 今後とも末永く……よろしくね、カン・ユー♡」

 

「ああ、こちらこそ……! これからもたっぷりと快楽を仕込んでやるさ、カレン」

 

 砕けた口調になってからの、熱烈なキス。

 5日前、ここで初めて顔を合わせた時のことが嘘であるかのような反応を見せあいながらディープキスを交わした私たちは、名残惜しそうに唇を離す。

 

「さあ、そろそろ出るぞ。お前も極道組織との決戦が迫ってる。そこに勝ってもらわなきゃ、俺としても困るわけだ。敗北は許さんぞ、カレン。貴様はこの俺の雌奴隷で、肉便器で、可愛い部下なのだからな」

 

「ええ、私は負けないわ♡ あなたとのセックスで大分鍛えられたし、仲間たちも成長したはず……今度はあの極道幹部を倒してみせる! あいつらの思い通りにはさせないわよ!!」

 

「その意気だ。……さて、そろそろ本当にここから出ないとな。ファサリナは何も言っていなかったが食料もそろそろ尽きかけてるし、長居する理由も……うん?」

 

 荷物を纏め、報酬である大金を手に部屋を出て行こうとしていたカン・ユーが何かに気が付く。

 もじもじと恥ずかしそうに体をくねらせ、顔を赤くしながら彼へと上目遣いに視線を向けていた私は、ニタリと笑う上官の姿に心臓が跳び上がりそうなくらいの興奮を覚えていた。

 

「……カレン、何か言いたいことがあるのか? 上官に頼みがあるのなら、その口で言わんか」 

 

「は、はい……っ♡」

 

 再び、上官と部下の……いいや、主と雌奴隷の関係性に戻った私たちは、お互いに欲望の炎を燃え上がらせながら向かい合う。

 そうした後、無礼にもカン・ユー様に降伏済みデカケツを向けた私は、既に開いてむわりと漂う雌の臭いを振りまいているまんこを強調しながら、大声で彼へと叫んだ。

 

「極道組織との決戦まで、あと1日あるから……♡ 今日1日だけ、私とセックスしてくださいっ♡ これはもう特訓でもなんでもなくて、あなたのデカチンにメロメロになった私が、ただただおまんこを可愛がってほしいからお願いしていますっ♡ ほかほか湯気を立ててるスケベまんこに、どうかあなたのビックチンポをぶち込んでくださいっ♡」

 

「ふはははははっ! 本当に節操のない娘になったものだな! しかし、その愛らしさに免じてお前の願いを叶えてやるぞ、カレンっ!!」

 

「あひぃいっっ♡♡♡ んあぁぁぁぁぁぁぁ……♡♡♡」

 

 激しく両手で私の尻を叩いたカン・ユーは、ズボンを下ろして勃起した陰茎を露出させた。

 逞しい両手でスパンキングされただけで瞳にハートマークを浮かべてしまうほど興奮している私は、ねっとりゆっくりと発情まんこに主である彼のちんぽをハメられていく快感に恍惚とした吐息を漏らす。

 

 私を躾けた、素敵なちんぽ♡

 それが、私の心とまんこに誰が主であるかを教え込むかのような丁寧な挿入を行いながら奥へ奥へと侵入していく♡

 

 その熱さが♡ 硬さが♡ 震えが♡ ……私の全てを支配して、心の底からの服従と媚びをカン・ユー様に誓わせるのだ。

 

「ふぅぅぅぅ……!! 俺様のちんぽに相応しい、具合の良いまんこに成長したじゃないか。さあ、始めるぞ。最初から全開でいくから、覚悟しておけよ」

 

「はい……っ♡ どうか、どうか……♡♡♡ 遠慮なんてしないでっ♡ 全力で私のまんこぶち犯してっ♡ カン・ユー様に専用オナホまんこっ♡ 存分に弄んでザーメンコキ捨ててくださいっ♡♡♡」

 

 最奥まで辿り着いたちんぽの感触と、カン・ユー様の言葉に期待を弾ませながら、私は敬語と砕けた口調が入り混じった無茶苦茶な言葉で叫ぶ。

 両手首を掴まれて、おちんぽが気持ちいい場所に当たる最高の姿勢を取らされて、完璧にカン・ユー様に喘がされるだけの雌になる状況を整えられた私は、カリで膣襞を弾きながら外に出ていくおちんぽの感触に思いっきりアヘ顔を浮かべ、そして――♡

 

「んあぁあああああああああああああぁああああああっっ♡♡♡ ほひぃいいぃいいいぃいいいぃいいぃいぃいいぃいいいっっ♡♡♡」

 

 ――宣言通り、激しく撃ち込まれた全力ピストンを子宮に受けて、本気アクメを迎えながら理性を手放すのであった。

 




戦果報告(リザルト)

紅月カレン カン・ユーとの共同生活を最終日まで決行&追加でもう1日過ごす。

紅月カレン 経験人数+1

精液を10000ml獲得

レベルアップ

紅月カレン LV7

各種スキルが成長

新技習得

・『完全メス堕ち・絶頂波動』

新機体取得

・『カン・ユー隊奉仕雌奴隷』

アイテム取得

・『紅月カレン淫乱報告書』

カレンの痴態を収めた写真、映像ファイルの総称。
カン・ユーの命令に従い、痴態を晒せば晒すほどに内容が充実し、アイテムとしての効果も上昇する。
現在は完全屈服宣言尻振りダンスの写真が納められたアルバムと映像が収録されている。


スパロボTips

アイテム

セックスバトルの際、ユニットの能力値を上昇させたり、抵抗力や体力を回復させる効果を持つ道具のこと。
使いきりのアイテムもあれば、装備することで半永久的に効果を発揮する物もあり、その効果は多岐に渡る。

男性の場合は大人の玩具を装備することでそれに見合った攻撃を習得することが大半ではあるが、稀に特殊なアイテムを有している者もいたりする。
女性の場合は様々なアイテムが存在しており、それらを駆使することでセックスバトルを優位に進めることが出来るだろう。


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女性ユニットたちの現在のステータス

完全に趣味
こういうのを考えるのが楽しくてついついやっちゃう


紅月カレン LV7(登場作品 コードギアス反逆のルルーシュ)

 

抵抗力 7400

 

体力  150

 

気力  100

 

性癖 ややM 強気 露出の気がある

 

SEX適性 マゾヒスト 肉便器 奉仕

 

特殊スキル

 

・巨乳L5

・巨尻L4

・極上の膣L3

・露出狂L2

・混沌耐性L1

・痛覚緩和L3

・感度強化L9

・避妊L5

 

精神コマンド

 

・ド根性

 

性技

 

・手コキ 800

・フェラチオ奉仕 1000

・パイズリ 1800

・セックス 2000

絶頂(アクメ)波動 2800(必要気力110 敵防御スキル無効効果有)

・完全メス堕ち・絶頂波動 3200(必要気力120 敵防御スキル無効効果有)

 

所持品

 

BP(ビッチポイント)合計値

 

・8P

 

紅月カレン『カン・ユー隊奉仕雌奴隷』 LV1(実数値は3) (スパロボSEXオリジナル)

 

抵抗力 5000

 

体力  150

 

気力  100

 

性癖 ドM 従順 露出の気がある 上官の命令にはなんでも従う

 

SEX適性 マゾヒスト 肉便器 奉仕

 

特殊スキル

 

・巨乳L5

・巨尻L4

・極上の膣L3

・露出狂L2

・混沌耐性L1

・痛覚緩和L3

・感度強化L9

・避妊L5

・カン・ユー隊専属奉仕兵

・レベル固定

 

精神コマンド

 

・ド根性

 

性技

 

・手コキ 800

・フェラチオ奉仕 1000

・パイズリ 1800

・セックス 2000

絶頂(アクメ)波動 2800(必要気力110 敵防御スキル無効効果有)

・完全メス堕ち・絶頂波動 3200(必要気力120 敵防御スキル無効効果有)

 

所持品

・紅月カレン淫乱報告書(出撃時気力+1 報告書の内容が充実すればするほど効果が上がる)

 

 

 

ルナマリア・ホーク LV5(登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTYNY)

 

抵抗力 6500

 

体力  130

 

気力  100

 

性癖 面倒見が良い 母親・姉気質

 

SEX適性 ご奉仕

 

特殊スキル

 

・巨乳L4(おっぱいシルエット時には+3)

・巨尻L4

・魅惑の太腿L3

・露出狂L1

・シルエット換装

・援護攻撃L2

・援護防御L2

・痛覚緩和L2

・感度強化L9

・避妊L5

 

精神コマンド

 

・鉄壁

 

換装形態

 

・おっぱいシルエット

 

性技

 

・手コキ 800

・フェラチオ奉仕 1000

・パイズリ 1600

・ミルクブラスターパイズリ 1900

・セックス 2000

・B120 2連装爆乳砲ドスケルベロス 2600

 

BP合計値

 

・3P

 

 

 

 

アンジュ LV6(登場作品 クロスアンジュ 天使と竜の輪舞)

 

抵抗力 5800

 

体力  130

 

気力  105

 

性癖 強気 逆境で燃える SM両方の気質有

 

SEX適性 肉便器 女王様

 

 

特殊スキル

 

・巨乳L3

・巨尻L3

・極上の膣L3

・露出狂L4

・SEXライダーL2

・闘争心L1

・底力L1

・弱者の姫

・混沌耐性L3

・痛覚緩和L3

・感度強化L9

・避妊L2

 

精神コマンド

 

・集中

 

性技

 

・手コキ 800

・フェラチオ奉仕 1000

・シックスナイン 1400

・パイズリ 1500

・尻コキ 1800

・セックス 2000

・アナルセックス 2200

・突撃&騎乗位 2600

・ミカエル・モードSEX 3000(必要気力120 反撃時攻撃力上昇効果有)

 

BP合計値

 

・5P

 

 

 

 

クスハ・ミズハ LV5(登場作品 スパロボオリジナルキャラ)

 

抵抗力 8000

 

体力  120

 

気力  100

 

性癖 M気質 大人しい

 

SEX適性 売春 奉仕

 

特殊スキル

 

・巨乳L6

・巨尻L5

・念動力L5

・奉仕の心L1

・淫売能力L1

・痛覚緩和L3

・感度強化L9

・避妊L3

 

精神コマンド

 

・努力

 

性技

 

・尻文字印結び 0(次に使用する技の威力を+500)

・手コキ 900

・フェラチオ奉仕 1100

・尻コキ 1500

・セックス 2000

・ブースト・パイズリ 2200

・ビックボディ・プレッシャー 2800(必要気力120 グループ攻撃可)

 

 

 

BP合計値

 

・1P

 



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いざ、決戦へ!

 

「……みんな、強化は済ませたわね? 出撃前の最終確認、いくわよ」

 

 各々の回復カプセルから出て、コンディションの調整と精液を用いてのステータス強化を終えた私たちは、アジトの丸テーブルを囲んで最後の確認を行う。

 出撃時の陣形や、相手の動きに合わせての動きの確認を済ませ、クスハが援助交際で得たGで購入した回復アイテムを装備し、戦いへの意気込みを見せた後、私たちはアジトの扉の前に立つ。

 

「遂にきたわね、リベンジの時が……この間のようにはいかないってこと、教えてやりましょう!!」

 

 ホームレスの肉奴隷としてこの2週間を過ごしたアンジュが自信満々といった様子で自分のお尻を叩きながら言う。

 私たちの中でも断トツの人数を相手にしてきた彼女は、アナル開発も済ませて強力な武器を入手したようだ。

 それ以外にもスキルの習得やステータスの上昇も見受けられるが、何よりも精神的に彼女が強くなったことが一番の収穫に思える。

 

「メイリン、待ってて……今、助けてあげるから……!」

 

 おっぱいシルエットによる膨乳で魔乳とでも呼べるサイズの大きさになった乳を揺らしながら、ルナマリアはここにいない妹へと声をかけた。

 極道組織に囚われている妹を救うためならば、どんな恥辱も耐えてみせるとその瞳は語っている。

 先日の敗北を糧に、更なる成長を果たした彼女ならば、きっとメイリンを救うことが出来るだろう。

 

「ここで負けたら、元の世界に戻ることも出来なくなる……負けるわけにはいきません!」

 

 敗北すれば後がないことを理解しながらも、その恐怖に負けない強い眼差しを浮かべたクスハがきっぱりとした口調で言い切った。

 この決戦で極道組織に敗れれば、私たちは彼らの肉奴隷となってしまう。

 他の女性たち同様に娼婦として客を取らされ、このまま一生男たちの慰み者として生きる人生を拒否するためにも、絶対に負けるわけにはいかないのだ。

 

「絶対に勝ちましょう! 勝って、私たちは生き延びるの!!」

 

 最後に、仲間たちの意思を代表するように大声で叫んだ私は、力強く頷く3人の仲間たちと視線を交わして前に出た。

 そうだ、私たちは2週間前の自分とは違う。あれから自分なりに努力し、成長を遂げたのだ。

 

 カン・ユーとのぶっ通しセックスでデカチンに対する耐性を得て、新技を習得した。ホームレスとの肉便器生活やアジトでの恩返し大乱交、金持ちオヤジたちとの援助交際で各々が修行を積んだのだ、そう簡単に負けることなんてない。

 

(……いや、改めて考えると本当にひどいわね。どれだけ変態セックスすれば気が済むのよ?)

 

 ……とまあ、普通の人間ならば卒倒してしまいそうな恥ずかしい性体験について考えるのは今はよそう。

 この狂った世界で生き延びるには、私たちも相応に狂うしかない。これもまた、仕方がないことだと思って割り切るべきなのだ。

 

「さあ、行くわよ! 決戦の時は、来たれり!!」

 

 アンジュの叫びに呼応するかのようにアジトから出た私たちは、もはや慣れ切った様子で堂々と胸を張り、人の多い繁華街を進んでいく。

 道に迷うことはなかった。繁華街の最も人通りの多い大通りへと向かい、そこに辿り着いた私たちは、大勢のギャラリーたちを取り巻いて腕を組む大男の姿を目にして足を止める。

 

「よう、待ってたぜ……!! 自分たちから肉便器になりに来るとは殊勝な心掛けじゃねえか。今すぐにまんこおっぴろげて降伏するってんなら、ちったぁマシな店に配属させてやるよ」

 

「誰がそんなことするもんですか! 私たちはあんたたちに勝ちにきたのよ!」

 

「はっはっは! 随分と威勢がいいなぁ! ……ついこの間、自分たちがどんな無様な姿を晒したのか、もう忘れちまったのか? しょうがねえから、今すぐ思い出させてやるよ!!」

 

 そう言いながら極道幹部が腕を振り上げれば、彼の背後に立つビルに設置されていた巨大モニターの映像が切り替わった。

 2つ並んだモニターの片方には涙を浮かべながらアヘる私たち4人の表情が、もう片方には屈辱の落書き文字が刻まれたお尻が映し出され、敗北寸前にまで追い込まれた私たちの痴態が大多数の人間たちの前に露わになる。

 

「どうだ、思い出したか? お前たちは俺に這いつくばって、許しを得るために媚びへつらった時のことを! ここに集まったギャラリーは幸せ者だぜ。なにせ、あのモニターに映されてる映像がこの後、生で見られるんだからな!」

 

 腕を広げ、まるでパフォーマンスでも見せているかのように叫んだ極道幹部の左右から、ぞろぞろと手下と思わしき男たちが姿を現した。

 総勢、30名ほどの屈強な男たちの登場に成り行きを見守る観客たちがざわめく中、ギラついた笑みを浮かべる極道幹部が私たちに向かって言う。

 

「うちの腕利きどもを揃えてきたぜ。宣言通り、全力でお前らをぶっ潰すためになぁ!」

 

「はっ! 小娘4人に大の大人がここまで雁首揃えてぞろぞろと……情けないったらありゃしないわね」

 

「なんとでも言いな。俺たちは勝つために来たんだ。お前たちをぶち犯して、雌豚奴隷にしなけりゃ、店の再建もままならないんでな!」

 

「……カレンさん、これはチャンスですよ。私たち同様、向こうも追い詰められてる。大きな収入源であった『どらごん・がーるず』を潰されたことで、極道勢力は弱っているんです。もしもここで、極道幹部ごと集められた精鋭たちをSEXバトルで倒すことが出来たら――」

 

「資金力だけじゃなく兵力をも失った極道勢力は実質破綻する! この街を支配する三大勢力の一つが、私たちの手で崩壊させられるってことね!」

 

 クスハは私の答えに大きく頷くと、集められた敵兵たちへと視線を向けた。

 確かに、数は多いし兵隊としても優秀なステータスを持っているのだろう。しかし、所詮は雑魚……いくら集まったところで、私たちの敵ではない。

 

 標的はあくまでこの場の指揮を執る極道幹部。

 まずは、そこに辿り着くまでに部下たちを倒し、邪魔者を排除した状態でボス戦というのが望ましい。

 

「覚悟はいいか、雌豚ども! お前たちをひぃひぃ言わせるのが今から楽しみだぜ!」

 

「あんまり私たちを舐めてると、痛い目見るわよ? その粗チンを蹴散らしてあげるから、かかってらっしゃい!」

 

 お互いがお互いに挑発の叫びを上げる。それが、開戦の合図だった。

 それと同時に頭の中にメッセージが流れ込み、この戦いの勝敗条件を伝えてくる。

 

―――――

 

勝利条件

 

・敵部隊を全滅させる

 

敗北条件

 

・味方部隊が全滅する

 

BP取得条件

 

・紅月カレンが『完全メス堕ち・絶頂波動』で極道幹部を撃破するorアンジュが『ミカエル・モードSEX』で極道幹部を撃破する

 

―――――

 





スパロボSEX Tips

スキル 【淫売能力】

援助交際など、金銭が絡む性交を行う際に効果を発揮するスキル。
スキルレベルに応じて、そのセックスで得られる報酬金を上乗せする。

強化アイテムやコスチュームを買うためにGは必要不可欠なので、持っておくと便利なスキルである。

習得は誰でも出来るが、援助交際のような自らの肉体を引き換えにして何かを得ていた女性ユニットは最初から入手していることもある。


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第六話 リベンジ・マッチ!! 前編

「オラオラっ! 先手必勝で行くぞっ!!」

 

「人数差を活かして主導権を握れぇ! 雌豚どもに何もさせないまま終わらせっぞ!」

 

 戦闘の開始と共に勃起ちんぽをいきり立たせた男たちが突っ込んで来る。

 私たちの10倍近い人数を揃えた極道組織は、その数を活かした殲滅戦で私たちを嬲るつもりのようだ。

 

 私を、ルナマリアを、アンジュを、クスハを……欲望で満ちたいやらしい目で睨み付ける男たちであったが、段々とその視線がとある方向へと集中していった。

 

「な、なんだ? 視線が、勝手に……?」

 

「こ、この音は……!?」

 

 たぱぁん♡ たぱぁん♡ という、肉と肉がぶつかり合うような淫猥な音を耳にした男たちが、自分の意志とは関係なく視線をそちらへと向けていく。

 

 彼らが顔を向けた先には、軽く腰を捻りながら上下に跳躍運動を見せるルナマリアの姿があった。

 先ほどから響いているその音は、彼女の爆乳が震え、互いにぶつかり合って打ち鳴らされる音だと気が付いた男たちの前で、ルナが動きを見せる。

 

「さあ、前回は宝の持ち腐れだったけれど、今回は十分に練習を重ねたからね……♡ 狙って、狙って……そこっ♡」

 

「う、うおおおおっっ!?」

 

 ルナマリアが持つ二連装の爆乳砲から、白い砲弾が男たちのちんぽに向けて発射された。

 見事な狙いで解き放たれたそれが男たちの股間に命中すると、その生暖かさと甘い臭いを感じた彼らはふらふらとした足取りで後退しながらその場にへたり込んでしまう。

 

「あ、あったけぇ……! それに、良い臭いだ……! こ、この臭いを嗅ぐと、ちんぽが勝手に勃起して……うぐぉおおおっ!?」

 

「あはっ♡ ドスケベ二連装ミルク砲、狙い通りに着弾ね♡ 私、射撃の才能があるんじゃないかしら♡」

 

 ゆさっ、と『おっぱいシルエット』の効果で爆乳化した乳房を揺らしながら嬉しそうに言ったルナマリアは、次々と乳首からミルクを噴射すると男たちを打ち抜いていく。

 ちんぽを狙い撃ちして母乳の温かさで昇天させたり、口の中とちんぽのW攻撃で甘さと幸福感によるKOを狙ったり、滅茶苦茶に撃ちまくって全身をミルク塗れにした男を再起不能になるまで射精させたりと、破壊力抜群のおっぱいカノンの攻撃を見事に使いこなす彼女の射撃によって、男たちは不用意に攻めの姿勢を見せることが出来なくなっていた。

 

「く、くそっ! どうする!? あんな飛び道具があるだなんて、聞いてなかったぞ!?」

 

「うろたえるな! 確かに威力はあるが、あいつは連射が利かねえ! 四方から同時に攻めかかって拘束すれば、もうあんな馬鹿な真似は――」

 

「あら? ルナにばっかり注目しないで、私の相手もして頂戴よっと!!」

 

「むぶおおっっ!?」

 

 予想外の反攻に陣形を崩された男たちの中に、切り込み隊長であるアンジュが突っ込む。

 自慢の速攻で男の顔面に飛び乗り、ぐりぐりと性器を顔に押し付けながらちんぽを扱く彼女は、ペロリと舌なめずりをしながら自分の周囲に集まってきた男たちへと挑発的な瞳を向けた。

 

「へへへ……! そっちから来てくれたんなら好都合だ。まずはてめえからアヘり狂わせて、雌豚奴隷にしてやるよっ!!」

 

「まんこからザーメンの臭いが取れなくなるまで射精してやるぜ! 覚悟し――」

 

「あら、そう? なら、このまま顔面騎乗は出来ないわね……それじゃ、失礼してっと……♡」

 

「え? うおおっっ!?」

 

 ギラついた視線と、バッキバキのちんぽに囲まれ、威圧されたとしても、アンジュは一切動じない。

 徹底的にハメ倒すことを宣言されて怯えるどころか、むしろそれを助長するかのように立ち上がった彼女は、今まで手で扱いていたちんぽを大きく広げたアナルで飲み干すと、自らおまんこを広げて男たちへと媚びた態度を取り始めたではないか。

 

「はい、おまんこ空いたわよ♡ 私と二穴セックスしたい人は、さっさとちんぽぶち込んで♡ 口まんこも乳まんこもちんぽの相手出来るし、両手でシコシコしてあげても構わないわよ♡」

 

「な、なんだ、こいつ!? どれだけ自信満々で……!?」

 

「ち、ちくしょう! 調子に乗るんじゃねえぞっ! お望み通り、全身ぶち犯して身の程を教えてやらあっ!!」

 

「あんっ♡ はぁああぁんっ♡」

 

 挑発的な態度を取ったアンジュへと、男たちが殺到した。

 膣へと肉棒を捻じ込み、開いた口へと欲望を押し込み、肉付きの薄い腹に座して胸の谷間にペニスを挟む。

 両手にもそれぞれちんぽを掴ませた男たちは、総勢7名掛かりでアンジュを責め立て、激しく犯し始めた。

 

「むぐっ♡ んぶっ♡ もぼぉぉっ♡ んんん~~~~~っっ♡♡♡」

 

「おらっ! おらっ! どうだ? 全身でちんぽの相手してる気分はよぉ!?」

 

「正真正銘の肉便器だな! 喉奥まで痙攣させやがって、悦んでんのが丸わかりなんだよっ!!」

 

「俺たちに犯されるためにケツの穴まで解禁する雌だ、こうしてちんぽ塗れにしてもらって嬉しいんだろうぜ!」

 

「違いない! このまま撃墜してやるからな! 金髪雌豚に堕としてやるぜっ!」

 

「んぐぅううううっっ♡♡♡ んもぉおおおぉおおおぉおっ♡♡♡ おんおんっ♡♡♡ おおんっっ♡♡♡」

 

 激しく腰を動かし、アンジュを責め、陥落させようとする男たち。

 彼らに埋もれるアンジュの声は艶が乗り、本気で感じていることがわかる。

 

 全力で、全霊で、彼女を犯し続けた男たちは、一同が揃って限界を迎えると共に、大きな唸り声を上げながらアンジュの体の内外へと己が欲望をぶちまけた。

 

「うおおおぉっっ!! 喰らえっ、金髪雌豚っ!!」

 

「俺たちのザーメンで堕ちろっ! 堕ちちまえっ!!」

 

「んびゅぅうううぅうううぅううぅううぅうううぅうっっ♡♡♡」

 

 爆発音にも聞き紛う、激しい射精の唸り。

 膣に、尻穴に、喉奥、胸の谷間、両腕……全身を白濁液塗れにされたアンジュのくぐもった叫びが長く轟き、男たちに満足気な唸りと共に徐々に収まっていく。

 

「ぐおぉ……! 出る、出るっ……!! くそがっ、この雌豚まんこ、ザーメン搾りにきてやがるっ!!」

 

「ケツの穴も、同じだ……っ!! どんだけちんぽ好きなんだよ、このビッチがっ!!」

 

「むふぅ……♡♡♡」

 

 びゅくびゅく、びゅるびゅると長い射精が続き、1人、また1人と文字通り精魂尽き果てた男たちがその場に崩れ落ちていく。

 やがて、自分を犯していたすべての男たちが白目を剥いて倒れるまで精液を搾り取ったアンジュは、平然とした様子で立ち上がると口の端にこびりついたザーメンを指で掬い、それを舐めながら笑顔で言う。

 

「はい、ご馳走様っと♡ まあ、そこそこ楽しめたわよ♡」

 

「なぁっ……!? ど、どうして、そんな平然としていられるんだ? お前、一気に何人の男の相手したと思って……!?」

 

「こんなの朝飯前よ。なにせ、ホームレスたちと生活してた時は、朝から晩まで四六時中全部の雌穴フル稼働状態だったんだからね♡ 覚えておきなさい、本物の肉便器ってのは、そんなに簡単に壊れないものなのよ♡」

 

 ぶぴっ♡ と前と後ろの穴から精液を噴き出しながらそう言い切ったアンジュへと男たちは唖然とした顔を見せている。

 一気に7人の男を戦闘不能にするほどのセックスを見せながらもまだまだ余裕がありそうな彼女にどう対応すべきか悩んでいるような素振りを見せる男たちであったが、彼らには考える時間すらも与えられないようだ。

 

「行きますっ! 移山法♡ 淫乳尻山♡」

 

「な、なんだあっ!?」

 

 男たちがアンジュに気を取られている隙に、尻文字での印を描き終えたクスハが攻撃を開始した。

 彼女のお尻の辺りに渦巻く何かが生み出されたかと思えば、それとそっくりのものが男たちの頭上にも出来上がっている。

 

 世にも不思議なその光景に誰もが身動き出来なくなる中、クスハは念を込めながら尻文字での印結びを行い続け、その技を完成させていく。

 

「ふうっ♡ ふんっ♡ 淫山召喚っ♡♡♡ 急々如律令っ♡♡♡ 【ビックボディ・プレッシャー】っっ♡♡♡」

 

「なあっ!? うわあああああっっ!!」

 

 クスハが作り上げた渦の正体は、その渦同士を繋ぐワープホールのようなものだったらしい。

 淫結びを終えた彼女がその渦の中へとお尻を突き出せば、男たちそれぞれの顔や肉棒の前に出来上がっていた渦からクスハのむっちりエロ尻が飛び出してきて、彼らにドンケツアタックを繰り出した。

 

「悪いちんちん棒はこれでおしおきですっ♡♡♡ てやああっっ♡♡♡」

 

 そこから更に、倒れた男たちを追撃するように豊満なバストの前に渦を作り出したクスハがそこへとおっぱいを突っ込む。

 男たちのちんぽを挟むように胸が、男たちの顔面を押し潰すようにしてお尻が、ずっしりとした重みと共に頭上から降り注ぐクスハの肉感バッチリのエロボディによる圧殺を受けた男たちは、もごもごと幸せそうな吐息を漏らしながら次々とちんぽを満足させ、射精してしまった。

 

「ば、馬鹿なっ!? こんな短時間で、こっちの兵力が半分以下に減らされただと……!?」

 

「どうやら私たちのことを舐め過ぎたみたいね。簡単に勝てる相手だと見くびってかかった結果がこれよ」

 

「私たちも、この2週間何もしなかったわけじゃないんです! 絶対に負けたりなんかしません!!」

 

 人数差をひっくり返す一騎当千の活躍を見せる私たちに対してようやく警戒心を抱き始めた男たちであったが、もう完全にペースはこっちのものだ。

 主導権を握り、一気に私たちを倒すという彼らの作戦は露と消えた。ここからは、流れを掴んでいる私たちが優位に立ち回れるはずなのだが……。

 

「うろたえるな! まだこっちの頭数は十分。冷静になりゃあ、こっちの方が有利だってことは馬鹿でもわかるだろうが!」

 

「あ、兄貴……!!」

 

 ……流石に、そう簡単にいかせてはくれないらしい。

 部下たちに戦いを任せていた極道幹部が前に出てくると、不甲斐ない手下たちを一喝する。そして、死屍累々とした男たちの中心で立っている私たちを見ながら、ここからの作戦を伝えた。

 

「いいか、ここからは俺が前に出る。1人1人、確実に俺が潰してやるよ。お前らは俺と雌どもが1対1になるように奴らを分断しながら、俺にぶち犯されてひぃひぃ鳴いてる雌豚にトドメを刺せ。わかったな!?」

 

「は、はいっ!」

 

 ずらりと、幹部からの指示を受けた男たちが私たちを取り囲む。

 再び戦意を取り戻した瞳でこちらを見やる彼らは、意気消沈していた心を復活させたようだ。

 

 傾いていた戦局を立て直し、更なる動きを作り出した極道幹部には流石の手腕だという言葉を送るしかないだろう。

 確かに彼は強く、賢く、この戦場を生き抜くだけの素質がある。極道組織の中で相当の地位に就くだけの実力があるのは間違いない。

 

 だが……だからといって、私たちが彼に屈するわけにはいかないのだ。

 元の世界に戻るために、この街で不当にこき使われている女性たちを救うために、私たち自身のために……絶対に、彼に負けるわけにはいかない。

 

「1対1の勝負がお望みなの? なら、私が相手してあげるわ!」

 

「ほう……? 俺に犯されて涙目になってたガキが、随分と強気な態度で来たもんだ。すぐにその勇み足、後悔させてやるぜ」

 

 雑魚たちの相手をして多少は消耗しているであろう仲間たちを背に、無傷の私が前に出る。

 2週間前、私たちを打倒した男と、彼が持つ極太のちんぽへと挑戦すべく、堂々と胸を張って1対1の勝負を申し出た私のことを、極道幹部はニタリと野獣のような笑みを浮かべて睨みつけてきた。

 



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第六話 リベンジ・マッチ!! 後編

長く放置しちゃった分の埋め合わせは一度終わり!

続きはのんびりお待ちください!


「紅月カレン、お前が最初の生贄だっ! 俺のちんぽでアヘって、淫乱雌豚に堕ちちまいなっ!!」

 

「んおっぅ♡♡♡ んぉ、おぉお……っ♡♡♡」

 

 言うが早いが、私の体を反転させた極道幹部が自身の剛直を私のまんこへと叩き込んでくる。

 尻を腰で叩き、力強い挿入で私の腰を砕いて決着をつけようとした彼であったが、今の私はこの程度でへこたれるような軟弱なまんこはしていなかった。

 むしろ、この2週間での特訓で鍛え上げて具合のよくなったまんこを相手のちんぽに絡ませ、相手の暴発を誘う勢いで締め上げる。

 

「ぐおっ……!? これは……!!」

 

「あら、どうしたの? 勢いよくハメてきた割には、追撃がおぼつかないじゃない? まさか、挿れただけでイキそうになったわけじゃないわよね?」

 

「ふん、なるほどな……! この2週間、それなりに努力はしたってことか。だが、所詮は雌どもの無駄な足掻きよ! 俺のちんぽで叩きのめして、身の程ってもんを教えてやるぜっ!!」

 

「んあっっ♡♡♡ あぁあああああっっ♡♡♡ くふぅううっ♡♡♡ ん、ひゅぅうううぅううっっ♡♡♡」

 

 両脚に腕を絡ませ、膝の関節を持ち上げて私を抱えた極道幹部が、下から突き上げるようにしてまんこを責め立てる。

 ぶっといおちんぽが私の膣を抉り、子宮を叩き、力強いピストンで精神を屈服させようと暴れ回る中、私も負けじとまんこを締めて極道幹部を迎え撃った。

 

「おおぉおおっっ♡♡♡ んおぉおっっ♡♡♡ ほ、おぉおおぉっ♡♡♡ んきゅぅううぅううっっ♡♡♡」

 

「効いてますぜ、兄貴! この赤髪、兄貴のちんぽでアヘってらあ! 堕ちるのも時間の問題ですよっ!!」

 

「ふぅううんっっ♡♡♡ ……って、あなたの手下は言ってるけど、どう思うかしら? 私、そう簡単に堕ちそう?」

 

「ちっ! 役に立たねえ部下を持つと、上のモンは苦労するぜ……っ!!」

 

 駅弁セックスで私を犯し、激しくピストンを繰り出して喘がせている極道幹部の姿を見る彼の手下たちは、兄貴分の優勢を信じて疑っていないようだ。

 しかして、実際のところは勝負は五分と五分……彼らの思っているような圧倒的な差など、私たちの間には存在していない。

 

「くっ! 1発ごとに軽イキして、まんこ痙攣させてる癖に、本気アクメに辿り着きやしねえ!! いつまでも粘ってないで、とっとと無様にイっちまえってんだよ!!」

 

「それ、ならっ♡♡♡ あなたがご自慢のちんぽで私をイかせてみれば、いいじゃないっ♡♡♡ そのデカチンは見た目だけの張りぼてなの? 雌豚1匹、満足にアクメさせることも出来ないのかしらっ!?」

 

「てめえ、言わせておけば……っ!! そこまで言うのなら、俺の本気を受けてみやがれっ!! オラオラオラオラッッ!!」

 

『極道幹部の必殺技 鬼ピストン乱舞』

 

「んごおぉっ♡♡♡ おぉんっっ♡♡♡ おうぅうっ♡♡♡ んおぉおおぉおおっっ♡♡♡ おおぉおおぉおおおぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

 ズドン、と思い衝撃が子宮とまんこの中に響いた。

 重厚な爆発のように私の内部で広がったそれは、途轍もない快感へと変換されて何度も何度も私の肉体と精神を責め立ててくる。

 

 男たちの中でも類を見ない立派なペニスをいきり立たせ、本気の勢いでピストンし続ける極道幹部は、全力のセックスで私のまんこを屈服させようとしていたが――

 

(いけるっ! 耐えられるっ!! カン・ユーのちんぽに比べれば、こんなのどうってことないわ!!)

 

 カン・ユーとの共同生活が、あいつのデカチンをハメっぱなしにして過ごした日々が、ここで活きた。

 確かにサイズでいえば極道幹部もカン・ユーに匹敵する立派なブツをしているが、あいつと比べると私のまんことの相性が違う。

 私のまんこにぴったりとフィットする最強ちんぽを持つカン・ユーとのセックスと比べれば、このちんぽが与える快感は十分に耐えきることが出来る範囲だ。

 

「んふっ♡♡♡ ふぅうっ♡♡♡ ふ~~っ♡♡♡ ん、いぃっ♡♡♡ は、あぁ……っ♡♡♡」

 

「こ、このっ!? まだ、本気でイかねえのか……っ!?」

 

 鬼のような凶悪ピストンを食らいながら、私は呼吸を整える。

 喘ぎ声に紛れて聞こえる私の明確な反抗の意志を持った息遣いに気が付いた極道幹部が驚愕の表情を浮かべる中、ニヤリと笑った私は思い切りまんこに力を籠めて、必殺の一撃を繰り出した。

 

「はじ、けろっ……♡♡♡ 私の、まんこぉぉぉぉおぉおぉっっ♡♡♡」

 

「ぐおおぉおおぉおおっ!? ば、馬鹿なぁっ!?」

 

「あ、兄貴ぃぃっ!?」

 

 必殺技は、必殺技で返す。

 極道幹部の鬼ピストンによって激しい痙攣を繰り返していた私の膣は、その振動を一気に解放させると共に『絶頂波動』を繰り出し、彼のちんぽに途轍もない快楽を味わわせた。

 

 バッキバキの硬いちんぽが、まんこの振動に負けて融解するように柔らかくなっていく。

 その先端の割れ目、鈴口から熱い迸りを解き放った極道幹部は、ピストンを繰り出す腰の動きを完全にストップさせ、射精の快感に全身を痙攣させている。

 

 子宮に、膣に、注がれていく熱い精液の感触を感じながら、全力の絶頂で彼のペニスに大ダメージを与えながらも、まだここで決着がついていないことを感じ取っていた。

 

「ぐ、うっ……! 危ない、ところだったぜ。今のが『絶頂波動』、か……その情報を得ていなかったら、精液を全て搾り取られていただろうな」

 

「あ、兄貴! やられてなかったんですね!?」

 

「かなりギリギリだったがな。だが、お前の必殺技は耐え切った。俺はもうその技ではやられはしない……そして、お前はわかっているはずだ、カレン。あれだけの激しい絶頂を迎えたお前の体は、超が付くレベルで敏感になってるってことをよ……!!」

 

 そう言いながら、極道幹部が半分萎えたちんぽを私のまんこから引き抜く。

 両膝を抱え、私の身動きを封じる格好はそのままに、部下たちからアイテムを受け取って精力と体力を回復させた彼は、先ほどよりも雄々しく勃起した己のちんぽを壮絶なアクメを迎えて敏感になっている私の性器へとあてがった。

 

「ククク……決着だな、カレン。確かにちょっと慌てたことは認めてやるよ。だが、結局はその程度。生まれた時からちんぽ受け入れるための体してる雌が、雄に勝てるわけがねえ。終わりだ、カレン。せめて存分に感じて、アヘって、イキ狂っちまいなぁ!!」

 

「んあぁああああああああぁああああああっっ♡♡♡ あぁああああああああああああぁあああああああああっっ♡♡♡」

 

『極道幹部の必殺技 カチコミ鬼ピストン乱舞』

 

 先ほどよりも強く、先ほどよりも激しく……雄々しさと硬さを増したちんぽが、私のまんこを穿った。

 びくびくと断続的に絶頂の痙攣を残すまんこを一瞬で奥まで貫かれた瞬間、私は体を仰け反らせてその快感を叫ぶ。

 

「はははははっ! やった! 兄貴が勝った! もうあの赤髪には耐えられるだけの気力はねえ! 声も完全にアヘって、我慢の色も残ってねえぜ!!」

 

「ああぁあああああああああっっ♡♡♡ んあぁああああああっっ♡♡♡ ふ、ふかいっ♡♡♡ 私のまんこ、ずっぽりハメられてぇぇっ♡♡♡ んおぉおおぉおおおぉおおっっ♡♡♡」

 

「クハハハハハハッ! 一生懸命努力したみたいだが、結局は俺のちんぽを満足させるだけだったな! オラッ! もっとまんこに気合をいれろっ!! そのデカ乳をぶるんぶるん揺らして、だっらしねえアヘ顔を披露して、ギャラリーにお前のエロさをアピールするんだよっ!!」

 

「んおおぉおおおっ♡♡♡ お゛お゛お゛お゛お゛お゛っっ♡♡♡ ほぉおおぉおんっ♡♡♡ ああおおぉおおぉおおぉおおぉおおおぉおおっっ♡♡♡」

 

 ガツン、ガツンっ♡ と私を犯しながら、極道幹部はこの場に集まっている観客たちへと近付き、犯されている私の姿を見せつけた。

 潮を噴き、おしっこを漏らして、完全にちんぽの虜になっている私の顔を彼らの前に曝け出させながら、大きな音を鳴らして私の尻を打ち付け、卑猥なアピールを行いながら彼らへと大声で叫ぶ。

 

「どうだ? この雌豚はエロいだろう!? ちんぽ挟むためにあるようなデカケツと爆乳! ちんぽハメられたら即座にアヘってだらしなく緩むエロ顔! 電動オナホなんざ目じゃないアクメ痙攣でちんぽを満足させる極上まんこ!! お前らもこいつの体を味わってみたいよなぁ? なら、俺らに金を落としな!! この女も、あそこの3人も、全員俺たち極道グループの雌奴隷になる! 俺は最強だ! どんな女も、俺の前に跪く!! さあ、お前たちに見せてやる! 強い女が敗北し、肉便器に堕ちる瞬間をなあ!!」

 

「うおおおおおおおおおおっっ!!」

 

 アスファルトの地面を揺るがすほどの、咆哮。

 男たちの欲望と熱が込められた叫びが、視線が、私の体を揺らす。

 

 両腕を極道幹部の首に絡ませ、成すがままに膣内に彼の怒張を受け入れ、泡立った愛液と尿をブレンドした卑猥な液体をまき散らす私の姿は、男たちの興奮を湧き立たせるのに十分な淫猥さを醸し出していた。

 

「おうんっ♡♡♡ おぉぅっ♡♡♡ ふぅんっ♡♡♡ んおぉおおっっ♡♡♡ あぉおぉおおおぉおんっ♡♡♡」

 

「さあ、堕ちろ! 堕ちろっ!! 紅月カレン、お前は終わりだあっっ!!」

 

「んおおぉおおおおおぉおおぉおおぉおおおぉおぉおおぉおぉぉおぉおぉおぉっっ♡♡♡ ほぉおおおおおぉおおぉおおおぉおおぉおぉおおっっ♡♡♡」

 

 ぷしぃぃっ♡ と、愛液が勢いよく噴き出す。

 じょろろろっ♡ と、おしっこが綺麗なアーチを描く。

 

 文句の付けようがない、完全で完璧な本気の絶頂。

 乳を揺らし、尻を打たれ、まんこを奥まで穿たれてアヘる、ちんぽと雄に敗北した雌としての表情を浮かべる私の本気アクメは男たちのボルテージを更にもう一段階跳ね上げた。

 

 観客たちも、極道部下たちも、私が完全に屈服し、堕とされたと思っただろう。私を抱いている極道幹部も、自分の勝利を確信していたはずだ。

 だが……まだ、私は終わっていない。抵抗を諦めてなど、いなかった。

 

 ここまで男たちに自分の体を好きにさせたのは、反撃の時を万全の状態で迎えるためだ。

 思いっきり痴態を晒し、無様に乱れ、見世物として弄ばれた私だが……全ての条件が整った今、決着をつけるために動き始める時が来たようだ。

 

「あ、ははっ♡♡♡ あはははははははっ♡♡♡」

 

「あぁん? なんだ、遂に狂ったか? イキ過ぎて頭がパーになっちまったら価値が下がるんだ、扱いやすくなるのはいいが、金のためにも――」

 

「だい、じょうぶっ♡ 私は、狂ってなんかないっ♡ あんたが無様に負ける姿を想像したら、笑いが抑えられなくなっただけよっ♡」

 

「……なんだ、やっぱり狂ってんじゃねえか。ここまでまんこ支配されて、本気汁とションベンぶちまけながらアヘっときながら、俺が負けるだぁ? 馬鹿も休み休み言いやがれっ!! ここからどう逆転するってんだよっ!?」

 

 ああ、なんだか楽しくなってきた……♡

 爪先から頭の天辺までが痺れて、震えて、熱くなって……それら全てが快感になって、痙攣に変わって、まんこへと集中していく。

 さあ、フィナーレだ。この戦いを、私たちのリベンジを、終わりにしようじゃないか。

 

「なっ!? なんだっ!? この締め付けはっ!? ぬ、抜けねえっ! ちんぽを動かすことも出来ねえっ!?」

 

「あ、兄貴っ!? ど、どうしたんですか!? 早く赤髪女をぶち倒して、ハメ殺しちゃってくださいよ!」

 

「ぐ、おぉぉぉ……!? な、何をするつもりだ? 『絶頂波動』は俺には効かないって言っただろうが!! お前が何をやっても、全部無駄なんだよっ!」

 

「……あら、そう? なら、試してみましょうよ♡ あなたが今まで嘲り続け、見下してきた雌豚の本気の絶頂♡ まんこの震え♡ ご自慢のちんぽで受け止めてみなさいっ♡♡♡」

 

 全ての歯車がガッチリと噛み合った感覚。『絶頂波動』を超える、更に深くて高い快感が、まんこの中で爆発する。

 襞の1枚に至るまでが激しく痙攣し、振動し、絡みついているちんぽを刺激する。

 愛液、肉襞、子宮……私の蜜壺を形成する全てがちんぽを締め付け、震え、気持ちよくするためだけに動き、最上の快楽を貪りながら絶頂を超える大絶頂の瞬間を迎えた。

 

「喰らいなっ! これが、『絶頂(アクメ)波動』を超えた……『完全メス堕ち・絶頂(アクメ)波動』だあぁぁっっ♡♡♡ 思いっきり弾けろっ♡ 私の……っ♡ まんこぉぉぉぉぉぉぉぉっっ♡♡♡」

 

「うおおおおおぉおおぉおおおぉおっっ!?」

 

 ちんぽを押し潰し、捻じ切るかのような締め付け。

 根元から先端までを刺激し、睾丸から尿道に至るまでに溜まる精液を搾り尽くす勢いの痙攣。

 どんな肉棒も、覚悟も、全てを融解させる私の新必殺技『完全メス堕ち・絶頂波動』は、『絶頂波動』を耐えた極道幹部のちんぽを完全に撃墜せしめてみせた。

 

「そ、そんな、馬鹿な……っ! お、俺が、俺が……堕ちる、だとぉ……!?」

 

 その声から、私を抱える腕から、全てを支える脚から、凄まじい勢いで力が抜けていく。

 それに伴って急速に萎えていくちんぽから最後の一滴に至るまで精液を搾り取る私は、背後を振り向くと強敵であるこの男へと強い眼差しを向けながら叫んだ。

 

「あんたは私たちを舐め過ぎた! 女は全て自分に跪くと信じて疑わなかったその油断が、私たちに強くなるための時間を与えたんだ! 私たちは絶対に負けない! どれだけ強大な組織が相手でも、どれだけの数の差があったとしても、どれだけ凶悪で女殺しのちんぽをハメられたとしても……屈しない! あんたたちなんかにっ!!」

 

「ぐ、おぉ……ち、ちく、しょう……がふっ!!」

 

 私の叫びを聞き遂げた後、全ての性を解き放った極道幹部はその場に倒れ込んだ。

 仰向けに倒れた彼の腰の上から立ち上がり、今だ収まらぬ激しい膣の痙攣を活かして精液を排出しながら、一番の大物を倒した私は残る敵たちへと言い放つ。

 

「さあ、あんたたちの親玉はもうヤれないってさ。ここからどうするのか、聞かせてもらおうじゃない?」

 

「そ、そんな……!? 兄貴が、やられちまうだなんて!!」

 

「一応、あんたたちに聞いてあげる。誰にイかされて、最後のセックスを楽しみたい? もう女の子を好き勝手に犯すことが出来なくなるんだもん。最後の射精くらい、リクエストを聞いてあげるよ」

 

「ひ、ひぃぃっ!?」

 

 人数はまだ有利なのに、あっちは強面の男で、こっちは全裸の小娘たちなのに、怯えているのは向こうで、脅しているのはこちら側だ。

 四方から男たちを取り囲み、優しさと威圧感を同居させた笑顔を浮かべて、男たちを追い込む私たちは、彼らに問いかけを口にしながらじりじりと距離を詰めて行く。

 

「遠慮しないでいいわよ~♡ 今なら前も後ろも使い放題♡ ハメ放題だから♡」

 

「お姉ちゃんにパイズリされたい人はどこかしら? 授乳手コキも大サービスでやってあげるわよ♡」

 

「出来る限り優しく、罪を償わせてあげます♡ 淫乳淫尻でちんちん滅、ですっ♡♡♡」

 

「あんたたちのリーダーを腰砕けにした私のまんこ……味わいたくないの? 最後の射精に相応しい、天国を見せてア♡ゲ♡ル……♡」

 

 おっぱいとお尻を揺らし、おまんこから愛液と精液の混合液を噴き出しながら、男たちにトドメを刺さんとにじり寄る私たちへと向けられる視線は、最初の頃の欲望に満ちたそれではない。

 完全に恐怖し、怯え竦んだ男たちからの敗北宣言とも取れる眼差しに気を良くしながら、それでも彼らへの制裁に手心を加えなかった私たちは、残る男たちを殲滅し、リベンジマッチを制すると共に、極道組織の主力を壊滅させることに成功したのであった。

 

 

 

 

 

―――――

 

戦果報告(リザルト)

 

紅月カレン 経験人数+8

 

アンジュ 経験人数+15

 

ルナマリア・ホーク 経験人数+10

 

クスハ・ミズハ 経験人数+11

 

精液を合計30000ml獲得

 

レベルアップ

 

紅月カレン LV9

 

アンジュ LV8

 

ルナマリア・ホーク LV6

 

クスハ・ミズハ LV6

 

BPを入手しました。

全ユニットにBPを1追加します。

 

極道幹部を含む極道組織主力メンバーのSEXバトル参加権利を剥奪しました。

これにより、彼らがSEXバトルで得た戦利品の権利が一時的に白紙になります。

 

極道組織が壊滅しました。

玄武、青龍地区の支配権が空白になりました。

 

 





スパロボSEX Tips

各勢力のパワーバランス

SEXワールドには数多くの勢力が存在しており、場合によっては彼らが争っている地区もある。

プレイヤーたちがその戦いに介入することでパワーバランスに変化が起き、場合によってはいずれかの勢力が壊滅したりもする。

プレイヤーの選択がストーリーに大きな変化をもたらすこともあるので、注意が必要。


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攻めか、守りか

今回はエロありません。代わりに久々のアンケートがあります。

ルート選択の投票、よろしくお願いします!


 

「メイリンがまだ見つからないですって!? どうして!? 極道組織は壊滅したはずじゃない! だったら、捕まっていたメイリンも解放されてるはずよ!」

 

「落ち着きなさいよ、ルナ!」

 

 極道組織との決戦を終え、疲れ切った体を回復カプセルで癒すために休息を取った私たちが目を覚ました時に聞かされたのは、ルナの妹であるメイリンの行方が未だに掴めていないという情報だった。

 

 私たちに協力してくれている男性たちは、重苦しい表情を浮かべながらその辺りの事情について話し始める。

 

「確かに極道組織は壊滅したさ。だが、この街にはまだあと2つの組織が残ってる。マフィアとギャング、その2組織が極道組織の壊滅と共に動き出したんだ」

 

「……極道組織が持っていた領土や店、女を全て掻っ攫っていったってわけね」

 

 アンジュの言葉に男が大きく頷く。

 その反応を見たルナマリアは、顔を真っ青にするとその場にへたり込んでしまった。

 

「折角、これで妹を助け出せると思ったのに……!」

 

「ルナ……」

 

 彼女の落胆も当然だ。ここまで厳しく、羞恥に塗れた戦いを続けてこられたのも、その先にある目標があったからこそなのだから。

 妹を救い出し、この世界から脱出する……その目標がようやく一歩進んだかと思ったら、即座に遠のいてしまったとくれば、誰だって凹みはするだろう。

 

「それで、メイリンさんの行方は全くわかっていないんですか? せめてどちらの組織に捕まったのかでもわかれば、少しは今後の方針が立てられると思うんですが……」

 

「悪い、それもわかってないんだ。正直、青龍地区と玄武地区に流れ込んでくる奴らのせいで情報が交錯してる部分もある。そんな中でメイリンちゃんの行方を探るのは、無理な話ってもんだ」

 

 申し訳なさそうにしながら、男はクスハの質問にそう答えた。

 結局、取り戻しかけたメイリンの身柄は再び男たちの手に渡り、その行方すらもわかっていないという状況に絶望感が満ちる中、拳を握り締めたルナマリアが勢いよく立ち上がると、猛然とした勢いで拠点から飛び出そうとする。

 

「ルナ! どこに行くつもり!?」

 

「決まってるでしょう! 情報を得るためにも、朱雀と白虎地区に潜入するのよ! ここでじっとしてたって、どうにもならないわ!」

 

 危険を顧みず、妹のために行動を起こそうとするルナマリア。

 少々焦り気味のその様子には危うさが感じられるが、彼女の気持ちを思えば当然と言えば当然の行動だろう。

 

 しかして、そんな彼女に対して真っ向からの否定意見をアンジュが口にする。

 

「待ちなさいよ。今、そんな風に動いたって事態が好転するとは思えないわ。まずは足場を固める必要があるんじゃないかしら?」

 

「足場を固めるって、どういうことですか?」

 

「決まってるでしょう? 極道組織が壊滅したことで、青龍と玄武地区は何処の組織の影響も受けていないフリー地帯になってる。このどちらかを抑えて、私たち女性グループの行動拠点とすることで、娼婦として働かされている女の人たちを受け入れるための体制を整えるべきよ」

 

 今後の活動を考え、じっくりと足場固めをしようという提案をするアンジュの意見もまた、至極真っ当なものだった。

 確かに、このままこの拠点で動き続けるのも限界があるし、ジンバラ公園に女性を送り続けて身柄を隠してもらうのも同様だ。

 ならばいっそ、一地区をまるまる手に入れて、そこを私たちが自由に行動出来る拠点として作り上げた方がいいのでは……という彼女の言葉には、男たちも頷きを見せている。

 

「でも、そんなことをしてもリスクの方が大きいわ! 女たちが集まってるって聞いたら、マフィアもギャングもこっちを狙ってくるに決まってる! 最悪、2組織が協力して攻め込んでくる可能性もあるのよ!?」

 

「なら、このままゲリラみたいに潜伏しながら戦えっていうの? 地区を治めて、体制を整えることが出来れば、戦力だって増えるかもしれないじゃない! そうすれば、2組織と互角に戦えるだけの力だって手に入るはずだわ!」

 

 両者の意見は、どちらも間違っていない。

 極道組織の壊滅に合わせて各陣営が慌ただしく動き回っている今だからこそ、危険地帯である敵の拠点に潜入して情報を得られる可能性も跳ね上がっているし、そこから次の行動を迅速に決めることも出来るだろう。

 

 結局、全組織を壊滅させなければ私たち女性の権利が取り戻されないというのならば、電撃作戦を遂行するに越したことはない。

 極道組織を壊滅させた勢いのままに突っ走ってしまおうというのがルナマリアの意見だ。

 

 対して、アンジュはそれとは逆だが今だから出来る策だということは共通している。

 極道組織から解放され、残る2つの組織に狙われている女性たちを集め、青龍・玄武の区画を手に入れることで、今後の活動を余裕を持って行えるようにしようというその意見は、ルナマリアとは逆の長期戦を見越した作戦だ。

 

 確かに、女性たちが集まることで2つの組織から狙われやすくなるというリスクもあるが、メリットも大いに存在している。

 何より、私たちが男たちの手から地域を解放し、自分たちのものとしたというニュースが広まれば、この街の女性たちの心にも希望の火が灯るはずだ。

 

 攻めの作戦か、守りに入るのか。どちらも正しく、間違いではないが、相応のリスクがある。

 いったい、どちらの意見に賛成するべきかと私が悩んでいると、言い争いを続ける2人の間に割って入ったクスハがこう提案を口にした。

 

「待って下さい! なら、ここは戦力を半分にしませんか? 潜入グループと拠点確保グループで2:2に分かれて、それぞれ行動を起こすんです」

 

「戦力を半分に……? でも、それで共倒れになる可能性も十分にあるんじゃ……?」

 

「かもしれませんが、仲間内で異なるビジョンを描いたまま行動することの方がもっと危険だと私は思います。幸い、今は敵も混乱しているし、少人数で行動したとしても多少の無理は利くはずですよ」

 

「……潜入任務は少人数で行った方がいいとは私も思うわ。単独行動よりも2人の方が何かと便利だし、反対する理由はないわね」

 

「私も、特に反対はしないわ。青龍か玄武、どちらかの地域に人数を集中させれば2人でもどうにかなりそうだしね」

 

 クスハの意見に、ルナマリアもアンジュも賛成を意を示してくれた。

 問題はその戦力の割り振りだが……ここで、3人は私の方を見ると、その決断を委ねてくる。

 

「カレンさん。あなたはどちらの作戦に参加しますか? 潜入任務か、拠点制圧か、お好きな方を選んでください。私は、もう1つの作戦に参加することにしますから」

 

「ええっと……?」

 

 ルナマリアと共に敵の拠点に潜入し、情報を探る任務に就くか?

 アンジュと共に混沌状態になっている拠点を抑え、自分たちの地区を作り上げる作戦を遂行するか?

 

 どちらでも新たな戦力との出会いが待っている気がするし、SEXバトルも避けられないような気がする。

 

 ここは大事な選択だ。悩みに悩み、考え続けた末に、私が出した結論は――!!

 



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第七話 ギャングとオークションと降ってきた尻

すいません、わかる方がいたら教えてほしいんですが、静流って霧子のことをなんて呼んでましたっけ?
杏奈はちゃん付けだったのは覚えてるんですけど、霧子をなんて呼んでたのかが思い出せない……。


「……また、捕まった女の子よ。助けてあげたいけれど――」

 

「私たちだけで勝負を仕掛けるのは無謀ね。悔しいけど、ここは諦めるしかないわ」

 

 十数名の男たちに囲まれ、彼らの拠点へと連れ込まれる女性たちを助けられない辛さに、私とルナが歯痒さを噛み締める。

 

 私たちは今、ギャンググループの拠点がある白虎地区に潜入し、調査を行っている真っ最中だ。

 壊滅した極道組織に囚われていた女性たちの保護と自軍の拠点設立はアンジュとクスハに任せ、次の一手を打つための情報収集を行う私たちは、ギャングたちの様子を観察しながら感想を言い合う。

 

「見たところ、極道組織よりも規律は緩いみたいね。そんじょそこらで女の子が犯されてる姿を見るし、住民たちの素行も悪いわ」

 

「中央とか、青龍、玄武地区とは大違いね……殆ど無法地帯じゃない、ここ」

 

 この白虎地区は、どこぞの世紀末都市かと思えるくらいに治安が悪い。

 まともな住宅は殆ど見受けられず、建ち並んでいるのはバーやクラブといった娯楽施設ばかりだ。

 

 ギャングたちの活動を支えている風俗店の数も他の地域と比べて多いように思えるし、街を歩く人間もガラの悪い若者ばかり。

 なんとなく、犯罪が多発しているダウンタウンというのはこんな雰囲気なのかなと思いながら、私たちは尚も観察を続けていった。

 

「食うも寝るも困らないから、あとは欲望のままに好き勝手に暴れまわる……誰も彼もがそうやって行動するから、法も治安もへったくれもない猿山が出来上がったってわけね」

 

「ギャングの奴らは最悪ね。女の子のこと、便器か何かとしか思ってないわ。あいつらにメイリンが捕まってたらって考えただけでも、おぞましい気分になる」

 

 ぶるり、と体を震わせるルナの気持ちが、私にも理解出来る。

 白虎地区には、そこら中に股座から精液を溢れさせて地面に倒れ込む女性たちの姿が散見されていた。

 

 おそらく、ここに連れて来られるや否やに犯され、その場に放置され、また別の男に犯され……を、繰り返しているのだろう。

 今、私の視線の先でも、猿のように腰を振る男に犯される女性の姿がある。

 もう喘ぎ声を上げる気力も、抵抗する気概もなくなっている彼女は、何度目か分からない男からの膣内射精を受けた後、ぽいとその場に放り出されるようにして地面に倒れ込んでしまった。

 

「あ~、すっきりした……でも、マグロはつまんねえな。次は反応がある女を使おうっと」

 

 そんな、無責任で最低な男の言葉を耳にした私とルナが顔を顰める。

 これがこの白虎地区の、ギャングたちが治める地域のスタンダードなのだと、無法にも程がある街の様子に不快感を隠すこともなく、私はルナに向かって言った。

 

「次に倒すのは、ギャングたちにしましょう。この地区の女性たちは、早く助け出さなきゃダメだよ」

 

「そうね。私も同意見。店の内部を見て回るには数が多過ぎるから、もう少しだけ街の奥を調査してから帰りましょう。助けられそうな女の子がいたら、私たちの拠点に連れ帰ることも検討してね」

 

 こくりと、ルナの言葉に頷いた私は、息を潜め、物陰に隠れて街の奥へと進んでいく。

 噎せ返るようなゴミの臭いと、そこら中に転げる女性たちが放つ性の臭いに気分を悪くしながら白虎地区を進んだ私たちは、少し広めの公園に辿り着いた。

 

「……なんだか中が騒がしいわね。人が集まってるのかしら?」

 

「確認してみましょう」

 

 ざわめく公園内の様子を訝しみ、茂みからその様子を確認してみれば、多くの男たちが集まって何かを取り囲んでいる姿が目に映る。

 誰かを輪姦でもしているのかと思った私たちであったが、よくよく目を凝らしてみれば、彼らが取り囲まれているのが拘束された女性たちであることに気が付く。

 

 手錠によって公園の遊具である鉄棒やジャングルジムに繋がれ、あられもない格好を強制されている彼女たちの近くでは、大声を張り上げる派手な格好をした男の姿があった。

 

「さあ! 仕入れたてほやほやの新商品だ! 壊滅した極道組織が囲ってた女たちなだけあって、見た目も味も悪くない! よ~く見て、触って、どいつを買うか考えてくれよ!」

 

 観客たちに向かってそう叫ぶ男と、それぞれの女性たちを物色する男たち。

 そんな彼らの様子を見れば、ここで何が行われているかなんてすぐにわかる。

 

 ここは、オークション会場だ。

 捕らえた女性たちを商品として売りに出し、それを求める男たちが集まる人身売買の会場なのだ。

 

 最低最悪の見世物を目撃してしまった私もルナマリアも、流石に不快感が堪え切れなくなってきた。

 この地域の男たちの女性に対する扱いに怒りが爆発しそうになったその時、私たちの目の前で予想外の出来事が巻き起こる。

 

「うおおおおおおっ! 奪えっ! 奪えーーっ!!」

 

「ヒャッハー! 女だ、女だーーっ!!」

 

「え……!? な、何!?」

 

「まさか、マフィアたちの襲撃……!?」

 

 なんと、突如武器を持った男たちの集団が公園に雪崩れ込んできたかと思えば、客やオークションを取り仕切る人間を殴り倒し始めたではないか。

 妨害する者たちを倒した彼らは、捕まっている女たちを連れ去ろうと拘束を解こうとしている。

 

 よもや、これは残る組織であるマフィアたちの侵略かと思った私たちであったが、それにしてはこの男たちの様子には違和感があった。

 何というか、襲っている側も襲われている側も、ほぼほぼ同じような雰囲気をしているのだ。

 

 これまで私たちが戦ってきた極道組織は、ばっちりとスーツで決めた如何にもなやくざ者という出で立ちと雰囲気をしていた。

 ギャングたちはへらへらとしただらしのない奴らで、彼らを比較すると明らかに別組織の人間であるということが一目で理解出来る。

 

 しかし、私たちの目の前で戦っている男たちは、どちらも同じような若くてチャラそうな粗暴な男たちという雰囲気で一貫している。

 どう考えても、マフィアという雰囲気にはそぐわない。これはいったい、どういうことなのだろうか?

 

「ねえ、カレン。もしかしてなんだけど、これって同士討ちなんじゃないかしら?」

 

「えっ……!? 同じギャング組織同士で女を奪い合ってるってこと? でも、どうしてそんなことを……?」

 

「分らないけど……雰囲気的には、それが一番しっくりこない?」

 

 ルナマリアの言う通り、確かに彼らが同一のギャング組織の人間であるとすれば感じている違和感にも説明がつく。

 しかし、そうなると今度はどうしてギャング同士で女の奪い合いをしているのか? という疑問が生まれてしまうわけで、その点に関してはルナマリアも理由が分っていないようだ。

 

 そうやって私たちが疑問に疑問を重ねて困惑している中でも、男たちの抗争は続いていた。

 気が付けば、客たちはほぼ逃げ出してしまい、戦っている男たちの数も結構少なくなっているではないか。

 

 これはもしかしたら、チャンスなのではないだろうか?

 上手いこと残った男たちを殲滅すれば、捕らえられている女性たちを助け出すことが出来るかもしれない。

 ……そう、私が考えた時だった。

 

「はあああーーーーっ!!」

 

「な、なにっ!? ぶへぇっ!?」

 

 そんな、勇ましい声が上空から響くと共に……()()()()()()()()

 自分目掛けて突っ込む丸くて大きなお尻に面食らったオークションを取り仕切っていた男は、強烈なヒップドロップを食らって即座に気絶してしまう。

 

 見事なまでの手際で主催者を撃沈したのは、例に漏れず全裸の美しい女性だった。

 華麗に着地し、気絶した男から束になっている鍵を奪い取ったその女性は、それを使って女性たちを解放していく。

 

「さあ、早く逃げて! この地区から逃げるのよ!」

 

「あ、ありがとうございます! ありがとうございます!」

 

 無駄のない動きで混戦が繰り広げられている戦場を駆け回り、1人、また1人と女性たちを解放しては、彼女たちの離脱を援護する女性。

 その動きは正にプロそのもので、こういった戦いに慣れている様子が見受けられた。

 

「く、くそっ! 女は? もういないのか!?」

 

「ぜ、全員逃げられちまった! 追えっ! 1人でも多く捕まえろーっ!!」

 

「させないわ! 彼女たちが逃げるまで、あなたたちの相手は私がしてあげる!!」

 

 捕まっていた女性たちを助け出した後、彼女は慌てふためくギャングたちの前に立ちはだかった。

 最初は自分たちの活動の邪魔をした女性に怒りを見せていた男たちであったが……彼女の美貌と豊満なプロポーションを目にすると、その表情がどんどんいやらしく歪んでいく。

 

「へ、へへ……! なんだよ、お前、すっげぇいい女じゃねえか……!!」

 

「ケツも乳もぷりっぷりでとんでもない美人! 他の奴に逃げられちまっても、お前をとっ捕まえりゃあお釣りが出るぜ!」

 

「へへへ……っ! 覚悟しろよ? 俺たちがた~っぷり可愛がってやるからな……!!」

 

「……私を誰だと思ってるの? そう簡単にモノに出来る女じゃあないわよ」

 

 10名を軽く超える男たちに囲まれても、女性の堂々とした態度は崩れない。

 腕に自信があるようだが、たった1人であの数を相手するのは流石に危険だろう。

 

 ここは、私たちも助太刀すべきだ。

 ルナマリアとアイコンタクトで意見を交換し、お互いに頷き合った私たちは、隠れていた茂みから飛び出すと男たちに取り囲まれる女性へと駆け寄った。

 

「大丈夫ですか!? 私たちも、助太刀します!」

 

「え……? あなたたちは……!?」

 

「私は紅月カレン! こっちはルナマリア・ホーク! それなりに修羅場を潜ってきて、SEXバトルにも自信があります! 一緒にこいつらを片付けて、この場を離脱しましょう!」

 

 驚いた様子の女性にそう告げて、私たちも戦闘態勢に入る。

 男たちも新たな乱入者に驚いた様子であったが、私たちもまた魅力的で可愛らしい女性であることに気が付くと、更に欲望を滾らせたようだ。

 

「キヘヘヘヘ……! 赤髪の雌豚が2匹も増えやがった! こいつら3匹纏めて、ウチの肉便器として飼ってやるぜ!」

 

「ふざけんな! こいつらはウチの店でこき使ってやるんだ! 他の誰にも渡すかよ!!」

 

「旨そうな体しやがって……! た~っぷり、味わってやるぜ……!!」

 

「……全く、どいつもこいつも下品で嫌になるわね。あなたたちの言う通り、さっさと片付けちゃいましょうか」

 

 うんざりした様子で首を振った女性は、私たちをちらりと見やるとそう言った。

 私たちよりも随分と年上だけど、まだまだ若さが衰えていない彼女は、戦いの前に軽く自己紹介を行う。

 

「私は藤村静流(ふじむら しずる)。色々と話すのは後にしましょう。今は、こいつらを倒さないとね!!」

 

 

 

―――――

 

勝利条件

 

・敵部隊を全滅させる

 

敗北条件

 

・味方ユニットが撃墜される

 

BP取得条件

 

・藤村静流が3体以上の敵ユニットを撃破する

 

 

―――――




スパロボSEX Tips

『白虎地区』

ファーストタウンの西方角に存在している、ギャングたちが治める地区。
住居やライフラインを支える施設はほぼ存在しておらず、専ら娯楽施設と風俗店が建ち並んでいる。

治安は最悪の一言で、ある程度の規律が守られている他の地区と比べるとその酷さが一層際立つ。
捕らえた女性たちは玩具にするか、風俗嬢として金を稼がせるかの二択。
後者はまだ幸せな方であり、前者の女性たちは街に転がる無料肉便器として生きる末路を辿るしかなくなる。

しっかりと街の支配者が住民たちの行動をコントロールしていないことが理由でこんな無法地帯が出来上がったものだと考えられるが……?


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第七話 ギャングとオークションと降ってきた尻 前編

 

―――――

 

チーマーギャング LV5

 

精力 7500/7500

 

体力 150/150

 

気力 100

 

ちんぽサイズ M

 

特殊スキル

 

集団行動L1

弱い者いじめL1

 

精神コマンド

 

無し

 

所持アイテム

 

無し

 

―――――

 

 

(よし! こいつら、数はそこそこだけどそんなに強くない! 私たちだけでも十分に相手出来る!!)

 

 ギャングたちのステータスを確認した私は、思っていた以上に彼らが弱いことを知ると小さく拳を握り締めた。

 数は10と少し程度。私たち3人が1人頭3,4人を相手すれば問題なく切り抜けられる場面だ。

 

 ただ、私とルナマリアはともかく、静流さんの実力がわからないという部分が不安でもある。

 只者ではなさそうな雰囲気を醸し出しているが、SEXバトルの実力の方はどうなのか……? と、少しだけ不安気に彼女を見やる私であったが、すぐにそんな心配はただの杞憂であったことを思い知らされた。

 

「ぐへへへへ……! デカ乳プリケツ女っ! いただくぜ~~っ!!」

 

「っっ!? 静流さん、危な――っ!!」

 

 先手を打つようにして集団の中から飛び出してきた男が、静流さんに迫る。

 勢いのままに彼女を押し倒し、好き勝手にその体を弄ろうとした男の欲望を感じ取った私が彼女に注意を促すが……静流さんの動きは、それよりも圧倒的に早かった。

 

「ふえっ……!?」

 

 男の突進を回避するわけでも、防御するわけでもない。

 むしろ、それを迎え入れるようにして彼の方へと駆け出した静流さんが大きく膨らんだ胸とお尻を弾ませながら急接近する様子に、攻撃を仕掛けている男の方が困惑したくらいだ。

 

 その戸惑いが、男の命取りになった。

 疾走の速度を緩めてしまった彼に対して、むしろ走る速度を上げた静流さんが低い跳躍を見せると、自分の股間を押し付けるようにして男の顔面へとダイブしてみせる。

 

「カウンタァァァップッシーッ!!」

 

「ぶぶっっ!?」

 

 男に顔面騎乗しながら、細くしなやかな脚と太腿で顔を挟み込んだ静流さんは、地面へと相手を押し倒すと共に自身の性器を思い切り擦り付けてやったみたいだ。

 ビギンッ、と勃起した男のちんぽを手に掴み、軽く扱いてやれば……それだけで、静流さんの性の香りを鼻孔一杯に吸い込んだ男は、情けないくらいにあっさりと射精してしまう。

 

「う、む、ぐ……ぅ」

 

「な、なんだ? 何が起きたんだ!?」

 

「怯むんじゃねえ! 姉ちゃん! その早漏に代わって、俺が相手してやるよっ!!」

 

 あまりの早業に男たちがざわめく中、新たな男が静流さんへと襲い掛かった。

 無防備な背中を突くようにして自分を狙うその男の急襲にも一切の動揺を見せず、静流さんは俊敏な動きで立ち上がるとバチィン! と激しく音を鳴らして自分のお尻を叩き、迎撃の構えをみせる。

 

「甘いわっ! その程度じゃ、私は堕とせないわよっ!!」

 

「なあっ!?」

 

 突っ込んできた男の勢いが乗り切るその寸前で、お尻を突き出した静流さんが彼を弾き飛ばす。

 最適なタイミングで反撃を行うことによって、最小限の力のみで敵の動きを封じ込めた彼女は、続け様に本命となる攻撃を繰り出した。

 

「ブレイカァァァァァッヒィィップッ!!」

 

「ぶおっ!? わあっ!? ぎゃひぃいいっ!!」

 

 ばいんっ! と1発目のヒップアタックで男の顔面を叩いて怯ませ、2発目でちんぽを尻の谷間に挟み込む。

 3発目はお尻を股間に押し付けつつ、挟んだちんぽを尻肉で扱くように上下運動し、尻コキでの快感攻撃を行った彼女のテクニックによって、男は瞬く間に先の仲間と同じ末路を辿ることになってしまった。

 

「ぐぉぉ……うっ!?」

 

「こ、こいつ……! 只者じゃねえ!! ただのエロい姉ちゃんじゃあねえぞっ!!」

 

「私を誰だと思ってるの? あなたたち程度に遅れを取るほど、体は鈍っちゃいないわ!! どこからでもかかって来なさい!!」

 

 動揺する男たちへと堂々とした啖呵を切ってみせた静流さんは、本当に頼りになりそうだ。

 心配など欠片も必要なかったのだと、安堵していた私たちであったが……背後に迫る気配に気が付き、振り向けば、そこにはいやらしい笑みを浮かべる男たちがいるではないか。

 

「へへへ……! あっちの姉ちゃんが駄目なら、お前たちをぶち犯してやればいいだけさ! 乳も尻も姉ちゃんに負けてねえし、楽しませてもらうぜぇ!!」

 

 男たちは私とルナマリアの胸を掴み、首筋に舌を這わせて臭い息を吐きかけてくる。

 しかして、私もルナマリアも一切焦ることはない。この程度の敵にやられるほど、私たちだって弱くはないのだ。

 

「ふんっ!!」

 

「ぐえっ!? こ、こいつっ、いきなり何をおぉおおっ!?」

 

 息ぴったりの動きでドンケツを繰り出し、背後の男を押し退ける私とルナマリア。

 そのまま、勃起している男たちのちんぽを胸で挟み、軽くパイズリを始めてやれば、怒りが込められていた声から一気に力が抜けていくことがわかった。

 

「ふふっ! まあ、山ほど女の子を抱いて、肉便器扱いしてきたから調子に乗ってるんでしょうけど……」

 

「私たちをそれと同じだと考えてたら、痛い目に遭うよ? っていうか、気持ち良過ぎる目かな?」

 

「うおぉぉぉぉ……!? や、やわらけぇ、あったけぇ……なんだよこの乳まんこは……?」

 

「そ、そんじょそこらの女なんて目じゃねえ! なんつー技術だ!? だ、駄目だあっ! 我慢出来ねえっっ!!」

 

 胸を弾ませ、挟んだちんぽにおっぱいを押し付け、ごしごしと擦るように動かしてやれば、それだけで男たちが腰砕けになる。

 顔面に降り注いだ精液を指で掬い、舐め取った私たちは、もう二度と彼らのちんぽが勃起せぬようにと射精後のちんぽに思い切り吸い付いて、尿道に残るザーメンも吸い尽くしてやった。

 

「ぶぢゅぞぉぉぉぉっ♡ ぢゅぞぞぞぞぞぞぞっ♡ ぢゅぶるじゅるっっ♡」

 

「うわあああああああっ! や、やめてくれぇ!! も、もう、射精()なっ、ぐひぃっ!?」

 

「じゅるるるるるるるっ♡♡♡ ごきゅっっ♡♡♡ ……ぷはぁ♡ ごちそうさま♡ いっぱい射精()したわねえ♡ そんなに気持ちよかった?」

 

「う、ふひゅぅ……がくっ」

 

 下品なひょっとこ顔になって、思い切り音を立てて根元からちんぽに吸い付いてやれば、男たちは全ての精液をひり出すようにして私たちの口内へと搾りカスとなったザーメンを射精してきた。

 それを嚥下し、ぺろりと余裕を見せるようにして舌なめずりをしてみせれば、精魂尽き果てた様子の彼らはそのままがっくりと崩れ落ち、気絶してしまったようだ。

 

「修羅場を潜ってきたって言葉は嘘じゃなさそうね。なかなかやるじゃない」

 

「静流さんこそ、凄い腕前じゃないですか。安心して背中を預けられますよ」

 

 一気に4人もの男たちを撃退し、戦闘不能まで追い込んだ私たちは、互いの実力を確認し合うと信頼を寄せ合うようにして言葉を送った。

 肩を並べて戦う相手として不足はないと、そう確認出来たことで後顧の憂いを断てたのなら、もう何も不安はない。

 

「カレン! 静流さん! 私が援護するから、思いっきり暴れちゃって!!」

 

「了解っ! 頼りにしてるわよ、ルナッ!!」

 

「あらあら、血気盛んね……私も負けてられないわっ!!」

 

 おっぱいシルエットに換装したルナの援護射乳を背に、私と静流さんが敵の真っただ中へと突っ込んでいく。

 胸で、お尻で、次々と男たちを満足させる私たちの活躍によって、敵の数はみるみるうちに減っていった。

 

「こいつら、連携がまるで取れてないわね。個々が勝手に動き回って、自滅してる部分もあるわ」

 

「一枚岩の敵とは思えませんね。やっぱり、ルナの考えは正しいのかも……!!」

 

 男たちは唯一の武器である数の利を活かすどころか、それを自分たちで食い潰しているように思える。

 例えば、私が誰かをパイズリしている隙に無防備なお尻やまんこを責めることも出来るだろうに、誰がそれをやるかで揉めて時間を無駄にしているのだ。

 そうこうしている間に相手を片付けた私が次のちんぽへと襲い掛かることで、反撃の機会が完全に消滅してしまって……その繰り返し。

 お陰で私たちは挿入を許さないどころか反撃らしい反撃を受けないまま、ワンサイドゲームのSEXバトルを展開出来ていた。

 

 気が付けば、敵の数はもう片手で数えられるまでに減っている。

 このまま楽勝ムードで戦いが終わってくれるんじゃないかと、ほんの少しばかり期待した私だったけど、やはりそう上手いこと話が進むなんてことはないみたいだ。

 

「オラッ! この雌豚がっ!! 調子乗ってんじゃねえっ!!」

 

「はっっ!? きゃあっっ!!」

 

「静流さんっ!!」

 

 恫喝するような唸り声が背後から響いたかと思えば、急に伸びてきた腕が静流さんの体をがっちりと拘束してきたではないか。

 完全に不意を打たれたことに驚く私たちの目に、最初に静流さんのヒップドロップで気絶したこのオークションの主催者と思わしき男が怒りを露わにする様が映った。

 

「よくもまあやってくれたな……!! 俺の仕事を邪魔しただけじゃなく、仕入れた女を全員逃がしやがって! この損失はてめえらの体で埋め合わせさせてやる! 3人纏めて俺の商品にして、最低で最悪な客のところに売り飛ばしてやるよっ!!」

 

「静流さんっ! 今、助けますっっ!!」

 

「おせえよ、メスガキがっ!! オラッ! 喰らいやがれっっ!!」

 

「あぁあぁああああぁあああっっ♡♡♡」

 

 静流さんに股を開かせた男が、電光石火の早業でちんぽを彼女のまんこへと叩き込む。

 ごりっっ♡ と音がしそうなくらいに激しく静流さんの膣を抉り、奥の奥まで一気にハメてみせた男は、彼女の両手首をまるで馬の手綱を握るかのように掴み、バックから犯す体勢を取った。

 

「へっへっへ……! どうだ? さっきみたいにケツをぶつけてみろよ。俺のちんぽ気持ち良くするために、いやらしくそのデカいケツを振れってんだよ、雌豚っ!!」

 

「おぉおんっっ♡♡♡ んおおおぉおおぉおぉおっっ♡♡♡」

 

 吼える男が、激しく静流さんの膣を犯す。

 恨みを晴らすように彼女の大きくて丸いお尻に腰をぶつける度、どちゅっ♡ どちゅっ♡ と激しい音が響いて、静流さんの口からも重厚な嬌声が飛び出してきた。

 

「静流とかいったな? 俺に逆らった事を後悔させてやるよ。ちんぽでアヘり狂わせて、人間としての最下層に堕としてやるぜ。オラッ! オラァッ!!」

 

「おおぉおおぉおお……っっ♡♡♡ ンおおぉおおおぉおおおおォおおォおおッッ♡♡♡」

 

 マズい。完全にペースを男の方に握られている。

 静流さんは喘ぐばかりで何も抵抗出来ていないみたいだ。もしかしたら、彼女は防御が得意な女性ではないのかもしれない。

 

「おおっっ♡♡♡ おおぉおんっ♡♡♡ ンおぉっ♡♡♡ おぉぉぉ……ッ♡♡♡」

 

「静流さんっ! しっかりしてくださいっ! 気を確かに持って!!」

 

 彼女の意識を呼び戻そうと必死に叫ぶ私だが、男の激しいピストンが齎す快感を前にしては、そんなものは何の意味も為さない。

 バックからちんぽを叩き込まれる雌豚と化してしまった静流さんの姿にニンマリと笑みを浮かべた男は、彼女の顔を掴むとねっとりとした声でこう問いかけた。

 

「無様なアヘ声で喘ぎやがって……そんなに俺のちんぽが気持ちいいか? 答えろよ、静流」

 

「あ、あぁ……♡ え、ええ……♡ 凄く、素敵よ……♡ 逞しくって大きくて激しい、立派なちんぽだわ……♡」

 

「ふははははっ! 意外と簡単に堕ちたなぁ? 女は素直なのが一番だ。褒美に、たっぷりイかせてやるよ」

 

「おんっ♡♡♡ オッッ♡♡♡ おぉんッッ♡♡♡」

 

「し、静流さん、そんな……!?」

 

 男に媚びるような言葉を口にして、彼とのセックスに没頭し始めた静流さんの姿に呆然とする私。

 あんなに頼りになりそうな大人の女性である静流さんが、こんなにもあっさりと陥落してしまったことに大きなショックを受ける私の目の前で、彼女はいやらしい笑みを浮かべると男と舌を絡ませて唇を重ね始めていた。

 

「んちゅぅ……♡ ぢゅぅ♡ んふぅ……♡」

 

「お~う、こりゃあとんでもない変わりようだな? もうメロメロじゃねえかよ、なぁ?」

 

「おぅんっっ♡♡♡ お~~っ♡♡♡ んおぉぉぉ……っ♡♡♡」

 

 静流さんの熱烈なアピールに男もご満悦だ。

 強く腰を彼女のお尻に叩き込み、ちんぽを奥まで捻じ込んで、彼女を喘がせることを楽しんでいる。

 

 このまま彼に主導権を握られ続けたら、私とルナマリアも危ないかもしれない。

 どうにかして静流さんを助け出すか、あるいは彼女を見捨てて逃げ出すか……そんな選択を取ることを真剣に検討し始めた私は、まだこの時には気が付いていなかった。

 

 彼女の、静流さんの真骨頂は……ここから発揮されるということを。

 



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第七話 ギャングとオークションと降ってきた尻 中編

本当に申し訳ない(メ〇ルマン感)。それしか言えない。

まじで意味不明だと思うけど、エロギャグだと思って流してほしい。

とにかく許して、許して……。


「ねえ……♡ あなた、名前はなんていうのかしら?」

 

 静流さんが、蕩けた声で自分を犯す男に尋ねたのは、本当に突然のことだった。

 

 今の今までちんぽをハメられて甘い声で喘いでいた彼女が、急にそんなことを聞いてきたことに少しの間だけ目を丸くした男であったが、即座にそれを切り捨てるようにして言葉を返す。

 

「なんだ? 抱かれる男の名前を知っときたいって性質か? 生憎だがお前に答えてやる義理はねえよ。ご主人様でもマスターでも、好きなように呼びな」

 

「そう? それじゃあ……親しみと愛情を込めて、ダーリン♡ とでも呼ばせてもらおうかしら……♡」

 

「ほぉう……? ダーリン、ねぇ……!!」

 

 上目遣いで自分に媚びながらも、啄むようなキス。

 正真正銘、恋人に甘えるような態度で自分に接する静流さんに、男もまんざらではない様子で笑みを浮かべている。

 

「おぅっ♡♡♡ おんっっ♡♡♡ んおぉぉおおぉっ♡♡♡」

 

「へへへ、いいじゃねえか。一発ハメちまえば、女なんてこんなもんよ。売り飛ばすまでの間、たっぷり可愛がってやるぜ、静流……!!」

 

 激しく突っ込むのではなく、じっくりと躾けるようにして腰を動かして膣内を掻き回す男が、涎を垂らしながら気持ちの悪い言葉を口にする。

 その言葉に小さく頷き、彼に促されるままに熱烈なキスを交わした後……恍惚とした眼差しを男に向ける静流さんが、こう言葉を返した。

 

「ええ♡ よろしくね、ダーリン……♡ なにせ私たちは一心同体になって()()()と戦う相棒(パートナー)だもの♡ しっかりとお互いのことを知っておかないとダメだものね……♡」

 

「……はぁ?」

 

 唖然とした男の声は、私たちの耳にもはっきりと聞こえた。

 ぽかん、という擬音がぴったりの表情を浮かべ、いきなり訳の分からないことを口走った静流さんへと何を言ってるんだこいつはという感情が籠った視線を向けているのは、何も彼だけではない。

 

 私も、ルナマリアも、この場に残っている数少ない男たちも……全員が、静流さんへと同じような視線と表情を向けていた。

 

 淫乱獣だとか、一心同体になって戦う相棒だとか、彼女の発言はこの場の状況にそぐわないものが多過ぎる。

 何というかこう、あまりの快感に壊れてしまったのではないかと心配してしまうようなその言動に誰もが言葉を失う中、一番早くに我に返った男が、自分に熱を帯びた視線を向ける静流さんへと言葉の意味を問い質そうとするが――

 

 

「んっ!? 噂をすれば、お出ましみたいね……! ダーリン、淫乱獣が現れたわ! 私と一緒に奴を倒しましょう! まずは合体よ!」

 

「えっ!? ちょ、おい――!?」

 

 本当に訳の分からないまま、男が静流さんの行動に巻き込まれる。

 犯されてアヘっていた表情は一変し、今はキリリとした精悍な顔立ちになっていた。

 

 その状態で思いっきり上半身を伸ばした彼女は、ぶるんぶるんとおっぱいを大きく揺らしながら両腕を左右に開き、公園に響くような大きな声で叫び声を上げる。

 

「ドライブチェェェェンジッ♡ GOッッ♡♡♡」

 

「は……? いや、お前、なに叫んで――」

 

「ダーリン、何をしてるのっ!? 2人の力を合わせなきゃ、淫乱獣には敵わないわ! 早くあなたも合体シークエンスを取って!」

 

「え? えっ? ええっ……!?」

 

「いくわよっ! ドライブチェェェェンジ♡ GOッッ♡♡♡」

 

「ど、ドライブチェンジ、ゴー……?」

 

 もうまるっきり、あの2人の周囲にだけ異空間が広がってるみたいだ。

 姿のない淫乱獣なんてものの存在をでっちあげ、合体だなんだと訳の分からないことを叫ぶ静流さんの姿は、滑稽を通り越して恐ろしくも見える。

 

 彼女の剣幕に押され、同じ台詞をおずおずと口にする男の表情にも、なんで俺がこんなことをしなくちゃならないんだと言わんばかりの感情が浮かんでいたのだが……2人がお揃いのポーズを取った瞬間、異変が起き始めた。

 

「う、うおっ!? ななな、なんだぁっ!?」

 

 自分がちんぽをハメ、犯していた静流さんの体に何か異変を感じ取った男が素っ頓狂な叫びを上げた。

 何が何だかわからずに困惑する私たちであったが、そのうちに彼が驚いた理由を察することとなる。

 

 ぐいんっ、と音を立てるように両脚を曲げ、M字開脚の体勢を取った静流さんは、両膝を自分の脇腹にくっつけるようにして完全に宙に浮いたような格好になった。

 男が彼女の体を持ち上げているわけでもなく、完全に彼のちんぽに静流さんの全体重がかかっているように見えるというのに、男が苦しんだり彼女の体が落ちる様子も見受けられない。

 

 まるで、結合した2人の性器を中心に、本当の意味で1つになってしまったかのような……そんな不思議な光景を目にする私たちの前で、静流さんと男が更に動きを見せた。

 

「チンポォォォ♡ オンッッ♡♡♡」

 

 左右に広げた腕を、静流さんは上へと伸ばし、そのまま男の首へと両腕を絡ませる。

 男はそのまま静流さんを抱き締めるように腕を彼女の前に回すと、大きく実った胸を片方ずつ揉むようにして手を置き、静流さんを包み込んだ。

 

 それを合図に、静流さんの長い髪が青い炎のように揺らめいたかと思えば、すぐに元の様子に戻る。

 何かの見間違いだったのかと目を擦る私の前で、彼女は更に男との合体シークエンスを続行していった。

 

「おもらし穴ぁぁっ♡ オープンッッ♡♡♡」

 

――ぶしゅっっ♡♡♡ ぶしゅぅうぅぅうぅぅぅっ♡♡♡

 

――プピィィィィィィィィィッッ♡♡♡

 

 尿道と、肛門から、それぞれおしっことおならを勢いよく放つ静流さんの姿は、合体したロボットが余剰エネルギーを外部に排出しているかのようだった。

 そこまで見て、ようやく私たちは、静流さんの言う合体が冗談でも何でもない本当のものであったことを悟る。

 駅弁ファックの体位で、自分の胸を揉み、まんこを穿つ男と一心同体になった静流さんは、合体シークエンスの締めとばかりに名乗りにも近い叫びを上げた。

 

「藤村静流っ♡ チンポ♡ドライブッッ♡♡♡」

 

 ドガァンッ!! と、合体した彼女たちの背後で爆発が起きた気がした。

 往年のロボットアニメのように、主人公ロボが合体して本気を出す、クライマックスを盛り上げる場面のように……男とのいやらしい合体を遂げた静流さんは、未だに困惑している男……いや、相棒(パートナー)へと叫ぶ。

 

「上手くいったわ♡ 流石はダーリンと私のコンビネーションね♡」

 

「な、なんだ、これ……!? お前の体が羽みたいに軽く持ち上げられるのに、両手とちんぽには乳と尻の重みが今まで以上にずっしりと伝わってきやがる!! すげぇ、いい、気分だ……!」

 

「これがチンポドライブモード……私とダーリンの力が合わさった、最高最淫の姿よっ♡ さあ、ダーリン♡ 私のおっぱいを揉んで、まんこを犯してっ♡ 私たちのセックスパワーで、淫乱獣を倒しましょう♡♡♡」

 

「へへへっ! なんだよ? 仰々しい真似したかと思ったら、やることは結局セックスってか? いいぜぇ! お前のそのごっこ遊びにつき合ってやるよ、静流っ!!」

 

「あぁんっ♡♡♡ 素晴らしい呑み込みの早さだわ……♡ それに、このガチガチに滾ってるちんぽ♡ ダーリンの熱いハートをまんこで感じられて、私も幸せよ♡ イキましょう、ダーリンっ♡♡♡ 私たちで世界を救うのっ♡♡♡」

 

「ぐへへへへへ……! ああ、イかせまくってやるよ! ドスケベ淫乱獣の静流ちゃんをなあ!!」

 




スパロボSEX Tips
『神魂合体ゴーダンナー!!』


2000年代のスーパーロボットアニメ。
『燃えて萌えられるロボアニメ』もとい「エロアニメに片脚突っ込んでるロボットアニメ」で有名。

上記の通り名は伊達ではなく、登場する女性たちは一部を除いて巨乳ばかりの上、めっちゃ揺れる。
女性パイロットも数多く登場し、もれなくスタイル抜群の上にパイロットスーツは露出が激しいものばかりなので滅茶苦茶エロい。
(気になった人はOPアニメだけでも見てほしい。納得出来ると思うから)

が、しかし、その実展開が重苦しいというか、決してお気楽なお色気アニメでないことも特徴。
一言では表せない複雑な作品なので、機会があれば是非とも視聴してほしい。

……まあ、静流さんの尻が一級品ってことがわかってればそれでいいよ。
ホントいいケツしてる。もっと周知されてる作品だったら静流さん単品でエロ小説書きたかったくらいだもの。(けんぢ)

余談ではあるが、スパロボ作品では子供向けの携帯機作品に参戦しているせいか、売りの一つであるお色気描写(要は乳揺れ)が皆無になっている。
……のだが、パイロットが揺れない代わりに()()()()()()()()()()。何言ってるか分からないでしょう? でも、これがマジなんだって……!!


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第七話 ギャングとオークションと降ってきた尻 後編

 2人で謎空間を作り上げる静流さんと男の姿は、冷静である私たちの目にはとても奇妙に映っている。

 しかし、そんなことも気にせずに性交に興じる2人は、私たちの目の前でごっこ遊びじみたプレイを行っていった。

 

「先手必勝よ、ダーリン♡ 足に力を込めて、激しく腰を振ってピストンしてっ♡♡♡」

 

「おうよっ!! 喰らいなっ! 淫乱獣がっ!!」

 

 静流さんの胸を思い切り揉みながら、男が激しく腰を振る。

 男のちんぽを受け入れる状態というか、完全に合体している彼女の体はその動きに合わせて上下し、不安定そうな体勢であってもしっかりとセックスに適した状態になるようになっているみたいだ。

 

「んおぉおっ♡ いいっ♡ いいわっ♡ そのまま、一気に……っ♡♡♡」

 

「ああ! 一気に、奥まで……ちんぽをぶち込むっっ!!」

 

 それは、本当に不思議な光景だった。

 合体などという妙なシチュエーションでセックスを行う2人の姿が奇妙であることもそうだが、それ以上に本来は敵であるはずの静流さんと男が、正真正銘の相棒(パートナー)であるかのように親密に体を重ねていることが不思議でならない。

 

 つい数分前まで、静流さんをハメ殺そうとしていたはずの男は、急変した彼女が提案したこのセックスに没頭し、彼女と段々と見ているビジョンを重ねているようにも思えた。

 

「行くぞっ、静流っ!! 淫乱獣にドギツイのを叩き込んでやるっ!!」

 

「ええっ♡ 私も……イクぅうぅぅぅうぅううぅっっ♡♡♡」

 

 静流さんの大きなお尻に思い切り腰を叩き付け、卑猥な音を響かせる男が、両脚でどっしりと大地を踏みしめるような構えを取る。

 同じく、静流さんもその体勢になった男のちんぽを奥まで咥え込む体勢となり、その意識が同調した瞬間、2人は同時に大声で技の名と思わしき叫びを上げた。

 

「『ピストンシュート』ォォォッ!!」

「『ピストンシュート』ォォォッ♡♡♡」

 

 同じ言葉を叫んでいるのに、男と静流さんとの叫びには大きな差があるように思える。

 男は勇ましく、敵を打ち倒すための技を叫んでいるように聞こえ、静流さんは有り余る快楽を絶叫として声に出しているといった印象を覚えるといった感じだ。

 

 双方がそれぞれの感想を抱かせる叫びを上げながら、互いに腰を振って性器同士をぶつけ合わせる。

 大地を踏みしめる男の両脚に込められた力がそのままピストンとなってまんこに繰り出される度、静流さんは壮絶なアクメ声を上げながら潮噴き絶頂を迎えていた。

 

「んおぉおっ♡ おおぉおおぉおっ♡ おひぃいいぃいぃいいっっ♡♡♡」

 

 ぶしっ♡ ぶしゅっ♡ ぶっしゅぅうぅううぅうっ♡♡♡

 

 ……そんな、リズミカルな愛液の噴射で魅せた静流さんのおまんこは、子宮を叩きのめす男のちんぽをがっちりと咥え込んだままだ。

 快感に貪欲になっているような、合体しているからそれが当たり前だといっているような、そんな痴態を見せてアヘる静流さんに向け、渾身のピストンを繰り出した男が言う。

 

「強烈な奴が決まったな! これなら、淫乱獣も相当なダメージを受けたはずだぜ!!」

 

「ええ……♡ このまま一気に畳みかけて……っ!?」

 

 親密そうに見つめ合い、男に今のセックスの感想を伝えていた静流さんの目が、大きく見開かれた。

 視線を前方に向け、信じられないとばかりに首を左右に振った彼女は、先程までの甘い声色から一変した真剣な声で叫ぶ。

 

「ダーリンッッ!!」

 

「わかってる! 淫乱獣の野郎、想像以上にタフだなっ!!」

 

「ここで怯んだらやられる! 迎撃よっ!! 今度は上半身に力を込めて、私のおっぱいを揉みまくって!!」

 

「わかったぜっ!! オラオラァッ!!」

 

 ……やっぱり妙だ。物凄く、不自然だ。

 私が違和感を抱いているのは静流さんじゃない。彼女を抱く、男の方。

 合体シークエンスの時には嫌々彼女のごっこ遊びに付き合っているような雰囲気だった男は、今や静流さんと同じくらいにこの遊びに熱中してしまっている。

 

 存在しないはずの淫乱獣がすぐそこにいるような、静流さんの目に映るそれを自分も把握しているような……明らかにおかしい様子を見せ始めた男は、無我夢中になって静流さんを犯し、抱き、その体を弄り続けていた。

 

 それはまるで、本当に自分が巨大ロボットのパイロットとなって、静流さんの体を操縦桿としてそれを操っているような雰囲気。

 静流さんたちの中でどんな物語が展開されているかはわからないが……今、あの2人の目には、確かに淫乱獣なる化物が映っているのだ。

 

「あ……っ!?」

 

 そして、そこで私は気が付いた。

 これが、これこそが……静流さんの戦い方なのだ。

 

 今、合体した2人の様子は、男が一方的に静流さんを犯し、責め立てているように見えるだろう。

 実際にその通りではあるのだが……それこそが静流さんの狙いでもあるのだ。

 

 静流さんを抱く男は、愛撫からピストンまでを常に全力で行っている。

 もしかしたら、自分の力以上の能力を静流さんの言葉とナビゲートによって無理矢理に引き出されているのかもしれない。

 

 腰にも、腕にも、脚にも、ちんぽにも、常に全力を込めた本気の状態。

 そんな状態が、どれだけ続く? 限界を超えた力を発揮し続けられる時間はどれくらいだ?

 

 しかも今、彼は静流さんと性交を行っており、射精の瞬間には大量の精力と体力を消耗するだろう。

 そうなったら、活動時間は更に短くなる。限界を迎えた彼は、あのごっこ遊びに興じたまま戦闘不能になるしかない。

 

 そう、そうなのだ。静流さんは決して男に屈したわけでも、快楽で狂ってしまったわけでもなかった。

 あのごっこ遊びが、合体などというふざけた行動が、男を相棒として淫乱獣なる化物との戦いをセックスで行っているあの状況こそが、静流さんのSEXバトルにおける戦法なのだ。

 

 おそらく、彼女の言葉には一種の催眠効果があるのだろう。

 自分を抱く男の心を乗せ、自分が存在しない淫乱獣と戦うパイロットであるという思い込みを植え付けた瞬間から、彼女の戦いは始まる。

 

 体力を激しく消耗させる全力のセックスを男に強いて、そのことを悟らせぬように熱い展開を作り出して、自分たちが愛情と信頼を抱き合う最高の相棒同士であると誤認させ……そうやって、『チンポドライブモード』になった男が限界を迎えるまで、ひたすらに待つ。

 用意したシナリオを消化し、そのストーリーに沿ってセックスを展開しながら、男の相棒兼操縦桿としてその欲望を受け止め続けるのだ。

 

 いうなれば、超ハイリスクハイリターンの戦法。そして、究極の一対一(タイマン)特化型ユニット。

 彼女がその気になれば、どんな相手でも確実に大きなダメージを与えられる。

 しかし、連続してその戦法を使えば静流さんの方が危険性が高くなり、また多人数相手のセックスは向かないという、とてもピーキーな性能をした女性なのだ。

 

「いくぞ静流っ! 『カウンターバスト』だぁっ!!」

 

「んおぉおおっ♡♡♡ カウンターァァァ♡ バストォォォォッ♡」

 

 下からの激しい突き込みで体を跳ね上がらせた静流さんが、自分もまたその動きに合わせて体を伸ばす。

 男の手から解放された巨乳がぶるんっ! と跳ね、それがまるで襲い掛かる敵への痛烈なカウンターのように暴れる様を目にした私は、自分の考えが間違っていないことを確信した。

 

「いい反撃だ! 流石は静流の乳だなっ!!」

 

「私を誰だと思ってるの? でも、ふふっ……♡ ダーリンのタイミングも完璧だったってことも大きいわね♡」

 

「ここで攻撃の手を緩めるわけにはいかねえ! 攻め続けるぞ、静流っ!!」

 

「ええ! 一気に畳みかけましょうっ!! アクメパワー、全開っ♡♡♡ んおぉおおぉおおおぉおっっ♡♡♡」

 

 全力で駆動するタービンの回転を思わせる静流さんの嬌声を合図に、男が動く。

 胸を揉み、尻を叩き、まんこを責めるその挙動を時々変化させる彼の口からは、自分たちの目にしか映っていない淫乱獣との激しい戦いの実況が行われていた。

 

「ちっ! 組み付かれたか!? 静流っ、アクメパワーを全開にしろっ! 俺も全力でお前を責めるっ!!」

 

「了解っ♡♡♡ んぉおおぉおおっっ♡♡♡ ダーリンのごっついちんぽがまんこにぃぃいっ♡♡♡ ひぐっ♡♡♡ んいぐぅううぅうぅっ♡♡♡ おっ♡♡♡ おっ♡♡♡ おぉおおぉおおっ♡♡♡ アクメパワー、たまるうぅううぅうっっ♡♡♡」

 

 ある時は淫乱獣との力比べに負けぬよう、2人揃って腰を激しく振ることでパワーを充填するように交わったり――

 

「隙が見えたっ! 攻めるぞ、静流っ!! 『ピストンシュート』だ!!」

 

「OK♡♡♡ ピストンンンッ♡ シュートォォォォォォォ♡♡♡ おぉぉぉぉぉおおんっっ♡♡♡」

 

 ある時は一斉果敢な攻撃を見せるように、静流さんのまんこに渾身のピストンを繰り出して彼女をアヘらせたり――

 

「ぐおおおっ!? こ、こいつ、まだこんな力が……っ!!」

 

「あ、アクメパワーが低下してる……!? 私のまんこが、ダーリンのちんぽについて行けてないの!? 私が、足手纏いになるなんて……!?」

 

「しっかりしろ、静流っ! お前は最高の相棒(パートナー)だっ!! 俺にはお前以外のまんこなんて考えられない!! 自分を信じろ、静流っ!」

 

「ダーリン……ッッ♡♡♡」

 

 そして、ある時には芝居がかった口調でピンチを演出し、自信喪失した静流さんを励ますことで相棒としての絆を再確認し、それを確固たるものにするための熱烈なキスを交わしたりして、2人はボルテージを高めていった。

 

 気が付けば、私もルナマリアも、他の男たちも……この戦いに見入ってしまっている。

 2人の激しいセックスと本気の戦いっぷりが伝播して、私たちの目にも存在しないはずの淫乱獣の姿が見えるんじゃないかと思えるくらいの興奮が伝わってくる中、男とのキスを終わらせ、自信を回復した(演技をしている)静流さんが言う。

 

「……あれを使いましょう、ダーリン。今の私たちなら、きっと出来る!!」

 

「あれか!! 確かにあれなら、この淫乱獣を倒すことも出来るはずだ! よし、行くぞ! 俺たち2人の力で――!!」

 

「ええっ♡ 私とダーリンの愛の力で、この戦いに終止符を打つのよ♡♡♡」

 

 王道の、燃え上がる熱い展開。

 これが少年ロボットアニメだったならば、きっと勇ましいOPテーマが流れていることだろう。

 

 強大な敵を前に、互いの絆を確かめ合った相棒同士が一か八かの大勝負に出る。

 必殺の決め技を繰り出し、クライマックスを迎えた戦いを制するための大一番という勝利フラグが乱立した状況で、静流さんと男が動いた。

 

「準備OK♡ いつでもイけるわっ♡」

 

「よし! パワーを全開にしろ、静流っ!!」

 

 駅弁ファックの体位でセックスしていた静流さんが、男の体から背中を離して前傾姿勢を取る。

 立ちバックの体位へと移行し、両手でがっしりと静流さんの腰を掴んだ男は、魅力的な彼女のヒップに何度も腰を叩き付けながら、互いに性の高みを目指して一心不乱に責めを続けた。

 

「おほぉおおっ♡♡♡ おぉおおぉおおおっっ♡♡♡ んおぉおおっっ♡♡♡ おひぃいいぃいっ♡♡♡」

 

 ぱぁんっ♡ ぱぁんっっ♡ と響くお尻が鳴る音。

 それに紛れて轟く静流さんの嬌声が徐々に大きく、高く、卑猥な色を持つようになった頃……静流さんがかっと眼を見開くと、お尻をぷりぷりと振りながら叫んだ。

 

「この勝負、もらったわっ♡ マンコォォォォォォォォォォ――♡♡♡」

 

 静流さんの2本の脚が、強く大地を踏む。

 同じく力を込めた脚部にて、渾身のピストンを繰り出そうとしている男のちんぽを絶対に受け止めると言わんばかりの体勢を整えた静流さんに向かって、思い切り腰を突き出しながら、男が彼女の言葉を継ぐようにして叫びを上げた。

 

「ブレイカァァァァァァァァァッッ!!」

 

「おほっひいぃいいいいぃいいぃいいぃいぃいぃいぃいいぃいいっっ♡♡♡ いぐっ♡♡♡ んおぉおおおぉおおぉおいっぐうぅううぅうぅうぅううぅぅううぅぅうぅうっっ♡♡♡」

 

 静流さんの大きなお尻を大きく波打たせる程の強烈なピストンが炸裂した。

 その激しい一撃を受けて無様なアヘ顔を浮かべる静流さんの姿を見ていると、奥深くまで捻じ込まれたちんぽが与える衝撃が彼女の体を貫いて私たちの下にまで伝わってくるような錯覚に襲われてしまう。

 

「おおぉおぉおおおっっ♡♡♡ んおっっ♡♡♡ おぉぉおぉん……っ♡♡♡」

 

 白目を剥き、凄まじい快感によっておもらしまでしてしまっている静流さんであったが……まだ、この技はこれで完成ではなかった。

 膀胱から全ての黄金水を排出した静流さんは、立ちバックの体位からちんぽを捻じるように結合部位を中心として体を回転させ、男と向き合う体勢になる。

 

 両腕を、両脚を、彼に絡ませ、だいしゅきホールドの格好で繋がり合う2人は、ラストスパートとばかりに激しい腰振りを行って絶頂へと辿り着こうとしていた。

 

「んおっっ♡♡♡ い、いんらんじゅぅ♡♡♡ これで、トドメよぉおっほぉおおおっっ♡♡♡」

 

「ウオオオオオオオォォォォォォッ!! 喰らえェェェェェッッ!!」

 

 嬌声交じりの絶叫を上げる静流さんと、理性を手放した野獣のような咆哮を上げる男。

 激しく腰を打ち合わせ、ぱんぱんと卑猥な音を響かせ続けた両者の我慢が限界を超えた瞬間、セックスの終わりと共に絶大なる快感が絶叫となって2人の口から飛び出していく。

 

「マァァァァンコッ♡♡♡ アクメ♡フィニィィィシュッッ♡♡♡ んおおぉおおぉおおぉおぉおおぉおぉおっっ♡♡♡」

 

「ウゴオオオォオォォォォォォォォオォォォォォォォオッッッ!!」

 

 そこで交わっていたのは、もう人間ではなかった。

 獣と化した2人の絶頂の雄叫びがこだまする公園で、私たちもその熱に当てられてしまったのか、確かにこの目で見たのだ。

 静流さんの子宮内に大量の精液が注ぎ込まれる様と、彼女の背後で爆発四散する淫乱獣の姿を……!!

 

「オォォォォォ、オ、ォォッ……」

 

 最後の一滴まで精液を絞り出し、壮絶な絶頂を迎えた男が、白目を剥いて背後へと倒れ込む。

 淫乱獣との戦いを制し、最高の快楽を伴う射精を経験することと引き換えに、文字通り精魂尽き果てた男に跨っている静流さんは、これまでの卑猥な姿が嘘であったかのようにクールな表情を取り戻すと、小さく笑いながら彼へと言った。

 

「淫乱獣の撃破と、敵勢力の沈黙を確認。ミッション・コンプリート……! 楽しかったわ、また機会があれば相手してあげるわよ、ダーリン♡」

 

 全身から蒸気を吐き出すように汗を噴き出させ、大きく膨らんだ肛門から放屁音を響かせる彼女の勝利宣言が、このSEXバトルの行く末を表している。

 既に男たちには戦う気力も残っていないようで、一番の強者であったボス格の男が倒されるや否や、彼らは蜘蛛の子を散らすようにして逃亡してしまい、公園には私たち3人だけが残されたのであった。

 

 

 

 

―――――

 

戦果報告(リザルト)

 

新ユニット加入

 

藤村静流(ふじむら しずる)

 

 

紅月カレン 経験人数+3

 

ルナマリア・ホーク 経験人数+3

 

藤村静流 経験人数+6

 

 

 

精液を合計13000ml入手

 




スパロボSEX Tips

ユニット『藤村静流』

アニメ『神魂合体ゴーダンナー!!』に登場する女性パイロット。
クールでお茶目なお姉さんキャラであり、(個人的に)エロい女性が多いこの作品で一番エロスを放ってるキャラクター(だと思ってる)。

巨乳巨尻は勿論完備!
揺れるし谷間もガンガン見せるし、食い込みの激しいレオタード(っていうかハイグレ?)型のパイロットスーツを着た暁には、魅惑のヒップがほぼ丸見え状態!
下手な全裸よりも断然にエロい姿を視聴者に見せつけてくれた28歳独身のエロスの塊である。

搭乗機は射撃戦を主にし、狙撃が得意なコアガンナー……なのだが、何故だかスパロボでは本人の能力値は格闘に寄っている。
作品によっては格闘戦主体のゴーダンナーに乗ることもあるのだがそれも一時的なものだし、なーんでこうなったのか作者にはいまいちわかってない。

※ここからエロステータス※

上記の通りにスタイルは抜群。
【巨乳】の特殊スキルは高レベルで取得していることは勿論、『ゴーダンナー』作品内での異様なお尻推しを受けて【巨尻】のスキルは上位互換である【魅惑のエロ尻】にパワーアップしている。
これにより、ヒップアタックや騎乗位、及び後背位でのセックスに快感ボーナスが付くが、彼女の真価はそれに留まらない。

最大の特徴として、アニメ作品の主人公機である『ゴーダンナー』の特色である『ツインドライブモード』(ヒロイン機との合体)を模した『チンポドライブモード』を会得している点がそれだ。

この能力は静流自身が男性と性交状態になった時に発動し、相手を一種の催眠状態に陥らせることで体力を大幅に消耗させる激しいセックスを行わせることが可能で、術中に嵌った者は、自分が静流と合体して淫乱獣と呼ばれる謎の生命体との戦闘を行うパイロットだと思い込むようになってしまう。

両脚に強く力を込めての全力のちんぽ突き上げ『ピストンシュート』で猛攻を仕掛け、静流の巨乳を弾ませての防御武装『カウンターバスト』で敵の攻撃を弾き、最高に魅力的なヒップを抱えての激しいピストンと共に繰り出される必殺技『マンコブレイカー』で淫乱獣にトドメを刺す頃には、男は体力の限界を迎えることだろう。

尚、『マンコブレイカー』には射精を1発で終わらせずに連続して5発の精液を搾り取る『マンコブレイカー・フルスロットル』が存在している。
また、上記2種の必殺技でトドメを刺す際には、後背位セックスの体位からハメられているちんぽを軸に回転、だいしゅきホールドからの壮絶アクメで精液を搾り尽くす『マンコアクメフィニッシュ』を繰り出す。

非常に強力で確実に1人を撃破あるいは大きな損害を与えられる『チンポドライブモード』だが、静流自身の消耗も激しく、連続しての発動は非情に危険。
一対一(タイマン)特化型の超ピーキーな性能をしてはいるものの、仲間との協力や能力の発動タイミングを間違えさえしなければ、ボスキラーとして大いに活躍してくれるはずだ。

(滅茶苦茶無理がある設定だと思うけどエロ小説だから許して! あと、これってコアガンナーじゃなくてゴーダンナーの能力が元ネタじゃねえか! って突っ込みもあるだろうけど、スパロボで静流さんがゴーダンナーに乗ってたこともあるから許容して! っていうかコアガンナーでエロ技作るの難しいねん!!)


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静流の目的

 白虎地区で大立回りを繰り広げてしまった私たちは、SEXバトルが終わると共に即座に安全圏への脱出を敢行した。

 本来ならば回復カプセルでの休息を取るべきなのだろうが、敵陣の目立つ位置でそんな悠長な真似をしている暇はない。

 下手をすれば、カプセルごと敵の本拠地に連れ込まれてしまう可能性を考えても、まずは身の安全を確保することを優先すべきだろう。

 

 というわけで、大急ぎで青龍地区への移動を行おうとした私たちであったが……その前に、予想外の援軍が現れる。

 内部が見えないようになっているスモーク塗りの大型バンに乗って現れたその人物は、SEXバトルで消耗している私たちを車に乗せると、悠々と白虎地区をドライブし、安全圏まで私たちを運んでくれた。

 

 ギャングたちの姿が見えなくなり、少しずつ治安もよくなっていく窓の外の景色を見て安堵した私は、ドライバーへと感謝の気持ちを伝えた。

 

「ありがとうございます、カン・ユー隊長。お陰で助かりました。でも、その……折角の新車を汚しちゃってごめんなさい」

 

「ふふっ、気にするな。可愛い部下を助けられるのならば、その程度のことは気にしない。車の汚れ程度でいちいち騒ぐような小さい男ではないということを、お前は知っているはずだろう?」

 

「はっ! その通りでありますっ!!」

 

 上官である彼にそう言われると、逞しいちんぽで躾けられた私は勝手に体が敬服の構えを取ってしまう。

 カン・ユーとのセックスの快感を刻み込まれている子宮はずっとときめきっぱなしで、奥からどんどんスケベ汁を垂れ流して困っちゃうくらいだ。

 

「……最初は信用出来なさそうだと思ったけど、案外いい人なのね。カレンの上官さん」

 

「え、ええ……凄く、素敵な人なんだよ。とっても尊敬してるんだ……♡」

 

「ふぅん……意外だな。カレンはああいう人が好みなんだ?」

 

 私の熱を帯びた声のせいで、邪な感情にも気付かれてしまったようだ。

 倍は歳の差はあるであろう私とカン・ユーを交互に見比べたルナマリアの呟きに顔を赤くしながら、この空気を振り払うべく話題を切り替える。

 

「そ、それで、どうして隊長は白虎地区に? あそこに住んでいるとは思えないのですが……」

 

「うん? ああ、お前のために情報を集めておいてやろうと思ってな」

 

「私たちのため、ですか……?」

 

「お前たちが極道組織を壊滅させ、青龍・玄武地区を解放したことは知っている。ならば次はマフィアかギャングのどちらかとの戦いになると思ってな、それに備えて情報収集をしておいてやろうと思ったんだ。だが、まさかお前たちが大暴れしている現場に遭遇するとは思わなかったぞ」

 

「そ、そうだったんですか……お気遣い、感謝致します!」

 

 カン・ユーの思惑はわかっている。

 貴重な肉便器である私がSEXバトルに負けて他の男のものにならないように援護しつつ、私の仲間たちにいい顔をして信頼を勝ち取ろうとしているのだろう。

 だが、それを理解していても、彼に屈服してしまった私にはカン・ユーへの感謝の気持ちが溢れてくるし、彼への愛情が一層深まっていくことも感じていた。

 

「……ねえ、カン・ユーさんっていったかしら? 白虎地区に関しての情報を集めたのなら、赤髪の親子について何か知らないかしら?」

 

「赤髪の、親子……? それって、静流さんのお知り合いですか?」

 

「ええ。元の世界の上司と同僚、ってところかしら。少し前にはぐれてしまって、白虎地区で彼女たちらしい女性の姿があったって噂を聞いたんだけど、私をおびき寄せるための嘘情報だったのかもしれないわ」

 

 ふぅ、と静流さんが溜息を吐きながら言う。

 どうやら、彼女が危険な土地である白虎地区にいたのは、その顔見知りを探すためだったようだ。

 

 妹の行方を探し求めるルナマリアには彼女の気持ちが理解出来ているのか、沈鬱そうな表情を浮かべて同情している。

 そんな中、静流さんの話を聞いていたカン・ユーが、ハンドルを切りながらある質問を彼女へと投げかけた。

 

「おい、その親子の名前って、もしかして『葵霧子(あおい きりこ)』と『葵杏奈(あおい あんな)』か?」

 

「!?!?!?」

 

 カン・ユーが発した名前を聞いた静流さんの目が大きく見開かれる。

 その反応から答えを察したカン・ユーは、せせら笑うように鼻を鳴らすとこう続けた。

 

「知ってるもなにも、その2人は今の白虎地区で最もホットな話題として語られてるぞ。裏クラブの新人エロダンサー親子といったら、白虎地区では知らない者がいないくらいだ」

 

「そ、そんな……!? 私、そんな情報初めて聞いたわ……!」

 

「上位ギャングたちしか入れない裏クラブの話だからな。街中で女をコマすような程度の低い雑魚は、親子を抱くどころか姿すら見ることだって出来ない。どれだけ街を歩き、聞き耳を立てても無駄だ。情報収集は、もっとディープに行わなきゃ意味がないということを覚えておけ」

 

 そう言って、私たちの拠点へと車を運転するカン・ユーへと、血相を変えた静流さんが詰め寄る。

 

「カン・ユーさん。その裏クラブと親子について、知っている限りの情報を提供して頂戴。交換条件として、私の体を好きにして構わないから……!!」

 

「ふふっ、素晴らしい提案だな。だが、その必要はないさ。可愛い部下が世話になっている相手だ、情報は無料で提供させてもらおう」

 

「えっ……!?」

 

 無欲にも、何の引き換えもなしに情報を提供すると告げるカン・ユーへと、静流さんが驚きの表情を向ける。

 ルナマリアも同じく驚いたようで、自分たちに優しくしてくれる彼のことを聖人君子であるかのように視線を向けていた。

 

「だが、今は駄目だ。まずは拠点に戻り、疲れを癒せ。そして、仲間たちと一緒に話を聞き、万全の状態で知り合いを助け出せるようにするんだ」

 

「はい……ありがとう、ございます……!」

 

 感謝の気持ちを表すように深々と頭を下げる静流さんに手をひらひらと振って応えるカン・ユー。

 そんな彼の態度を見て、ルナマリアが再び私に耳打ちしてきた。

 

「……あの人のこと、信用出来なさそうとか言ってごめんなさい。カレンが言う通り、凄く立派な人みたいね」

 

「え、ええ……そう、そうなのよ」

 

 彼の本性を知っている私からしてみれば、本当に上手くその性格を隠しているなとしか思えないのだが……正直、ここまでいい人っぷりを見せつけるとは意外だった。

 てっきり、静流さんも私同様にちんぽで躾けて自分のものにしてしまうかと思ったのだが、その絶好の機会を敢えて見逃したカン・ユーには、なにか思惑があるのだろうか?

 

 ……でも、もう一つ正直な感想を言うと、彼が他の女に現を抜かすことがなくてよかったと思っている自分がいる。

 彼の部下兼雌奴隷である私には嫉妬する権利もないとは理解しているが、どうしてもそう思ってしまう自分がいることに、若干の動揺を抱いてもいた。

 

(どうしよう……? これ以上の屈服はないと思ってたのに、もっと躾けられちゃったら、どうにかなっちゃいそう……♡)

 

 ばくん、ばくんと高鳴る鼓動と、雌として自分を支配する雄に負けたいという気持ちで胸をいっぱいにしながら、私は車に揺られて拠点へと戻っていく。

 今は取り合えず、次の戦いに集中しようという気持ちと、あわよくばカン・ユー隊長ともう一度セックス出来ないかなという期待に踊らされる私の股間からは、白く濁った発情汁が止めどなく溢れ続けていたのであった。



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ギャング組織について

Twitter始めました。特に意味のないことを呟いてますが、暇だったら絡んでやってください。

https://twitter.com/kIBnzl2VevGG6iB


「……よし、全員揃ったな。では、俺が知る限りのギャング組織についての情報を教えよう」

 

 アンジュたちが設立した拠点に戻り、体力の回復を終わらせた私たちは、カン・ユーの話を聞くべくブリーフィングルーム代わりのテントに集合していた。

 

 何処からか拾ってきたホワイトボードを背に、私、ルナマリア、静流さんの3名と合流したアンジュ、クスハを加えたメンバー5人は、今後の活動方針を決める重要な情報へと耳を傾ける。

 

「まずは、基礎的な知識だが……ギャング組織といっても、その構成は一枚岩ではない。というより、奴らは常に争っている状況だ」

 

「どういうこと? 組織なのに、一枚岩じゃない? 常に争ってるですって?」

 

 話の序盤から、早々に意味がわからないとばかりにカン・ユーの話に食いつくアンジュ。

 確かにその通りではあるのだが、実際に白虎地区での出来事を目の当たりにしていた私たちには、彼の言っていることが何となくだが理解出来ていた。

 

「……さっきの戦いの時、オークションに乗り込んできた奴らも主催者と同じギャング組織の連中だったと思う。あいつらが争ってるってのは、そういうこと?」

 

「正解だ。実を言うと、ギャング組織というのは奴ら全体の総称を指す言葉であって、その実態は無数の不良集団によって形成された悪ガキどもの巣窟なのさ」

 

 ドンッ、と机を叩き、ギャング組織の実態を説明するカン・ユー。

 その話に聞き入りながら、私たちもまた考えを深めていく。

 

「白虎地区には、覇権を握った者はいない。不良集団がその頂点を目指し、常に抗争を行っているんだ。だからこそ、白虎地区の治安は他地区と比べて非常に悪い。街を統括する存在がいないのだからな」

 

「じゃあつまり、極道、ギャング、マフィアで分かれているこの街と同じ状況が、あの地区でも起きてるってわけ?」

 

「そういうことになるな。その中で、トップに近い不良集団は幾つか存在しているが……まずは、静流の知りたい情報を教えてやろう」

 

「霧子さんと杏奈ちゃん、ですっけ? 静流さんのお知り合いは、何処にいるんですか?」

 

 クスハの質問を受けたカン・ユーは、懐からポータブルテレビを取り出した。

 それを机の上に置き、私たちによく見えるようにした後、ボタンを操作して、録画していた映像を再生する。

 

「この映像は昨晩、白虎地区内の裏クラブ『オルフェウス』で撮影したものだ。葵親子は、そこで踊るエロダンサーとして働かされている」

 

 映像に映し出されているのは、クラブの重低音に合わせて揺れる2つのお尻だった。

 それぞれ『母』『娘』と書かれたそのお尻は規則正しく音楽に合わせて卑猥に弧を描き、羞恥と屈辱にぷるぷると震えているように見える。

 

 性器には派手なバイブが挿入され、それがミラーボールのようにカラフルな光を乱反射しており、それだけでも彼女たちが見世物として扱われていることが見て取れた。

 

「所長……! 杏奈ちゃん……っ!!」

 

 知り合いの女性が辱めを受けている映像を目にした静流さんの表情が悔しそうに歪む。

 もうこれだけでも十分に酷い映像だが、彼女たちに襲い掛かる不幸はここからが本番だった。

 

『YO! HO!! 飢えた野獣たち、今夜も盛り上がってるかーいっ!? ここからはお待ちかねのPartyTime! 我らがDJホーンが刻むビートに乗って、身も心もアガってってちょうだいっ!!』

 

「奴がこのクラブを取り仕切るギャングチーム『ビートライダーズ』のリーダーにして、『オルフェウス』の看板DJ『ホーン』だ。あの親子を救うには、こいつを倒さなきゃならん」

 

「DJホーン……こいつが、2人を……!!」

 

 ギリッと怒りを込めた瞳で画面の向こうの男を睨む静流さん。

 ヒップホップ系の衣服に身を包んだややだらしない印象を受けるDJホーンは、お立ち台に上がると早速音楽をプレイし始める。

 その瞬間、フロアのボルテージがぐんぐん上昇すると共に……霧子さんと杏奈の股間に挿入されたバイブの放つ光が、一層激しくなった。

 

『あぁああぁああああああぁっっ♡♡♡ やだっ♡ やめてぇぇぇっっ♡♡♡』

 

『また、今日もこの時間が……っ♡ 杏奈っ、気を強く持つんだ! 意識を持っていかれないようにしっかりと――ほひぃいいぃいいっっ♡♡♡』

 

『おおっと!? お楽しみの時間が待ちきれなかったのはこのエロ親子もそうだったみたいだ! 子供を産んだ女とは思えない霧子のむちむちヒップと、そこからひり出された杏奈のプリケツも興奮で大暴れしてるぞーーっ!!』

 

 DJホーンが流す曲に合わせて、2人の性器に挿入されているバイブが激しくピストン運動を行う。

 バイブが霧子さんのまんこの奥深くまでを貫いたかと思えば、それが引き抜かれる時には杏奈のまんこが刺し貫かれる。

 交互に嬌声を上げ、尻を弾ませ、愛液を飛び散らす親子の姿は、フロアの男たちの熱狂を大いに煽っていた。

 

 そこから、曲のテンポが少し変わり……ややスローなペースの音楽となる。

 これなら2人の負担も少しは軽くなりそうだと思ったが、そんな生温い予想は次の瞬間には木っ端みじんに粉砕されてしまった。

 

『あぁっ♡ やめろっ♡ 止めてくれぇぇっ♡ 母乳搾るなっ♡♡♡ 搾乳はもうっ♡♡♡ うあああああああああっっ♡♡♡』

 

『お母さーーんっ!!』

 

 経産婦である霧子さんの豊満な胸に取り付けられる搾乳機が、駆動音を響かせて彼女の母乳を搾り始める。

 眼鏡をかけた、気の強そうな表情を涙でぐしゃぐしゃにして、まるで牛のような鳴き声を上げる霧子さんの近くに置かれたタンクへと、みるみるうちに彼女のミルクが溜まっていく。

 

『んもぉおおぉおおおぉおぉおおおっっ♡♡♡ おぉおおぉおおぉおおぉおぉおおっっ♡♡♡』

 

『さあ! 今日も霧子がお前たちのために美味しいミルクを用意してくれたぞ~! タンクの中のミルクの半分はお前たちへのサービスドリンクに! もう半分は~……』

 

『ひぃっ!?』

 

 そうやって、存分に搾り尽くした霧子さんの母乳を、クラブのスタッフと思わしき男たちが巨大な浣腸器に入れる。

 その様子を見て怯える杏奈の様子を目にすれば、あれがどうなるかなんて考えるまでもなく理解出来た。

 

『娘である杏奈のケツ穴にご馳走してやるぜ、ベイベーッ!! 遠慮せずにたんとママのミルクを飲めよ、杏奈っ!!』

 

『やだぁぁっ! もう、もうやめっ、んおおおぉおおぉおおぉっっ♡♡♡』

 

『おおっと! 杏奈は小食だなぁ? まだこんなにミルクが残ってるぜ! 仕方がない。娘の不始末は、親である霧子のデカケツで拭ってもらわないとなっ!!』

 

『んっほぉおおおぉおおぉおぉおおっっ♡♡♡ み、ミルクがぁっ♡♡♡ お、お尻の中にいぃぃぃぃっ♡♡♡』

 

 自分自身が搾り出したミルクを、母親の屈辱と羞恥の結晶である母乳を、肛門から腸内へと浣腸される親子の姿に、私たちは言葉を失ってしまった。

 お腹が膨れ上がるまで浣腸された2人は、そのままホーンのプレイする音楽に合わせて激しく腰を振ることを強制されているようだ。

 

 苦し気に呻き、バイブで秘所を貫かれ、悶絶と絶叫を繰り返しながら……男たちの見世物として人間として最低の痴態を晒す瞬間が、訪れてしまう。

 

『さあ、フィニッシュだっ! 霧子、杏奈っ! 思いっきり……ぶちかませっ!!』

 

『おおぉおおぉおおおぉおおぉおおぉおおっっ♡♡♡ ほぉおおおぉおおぉおおぉおおぉおぉぉおおっっ♡♡♡』

 

『み、見ないでっ♡♡♡ 見ないでぇぇぇぇっ♡♡♡ あぁああああああああああぁあああああああっっ♡♡♡』

 

 大きく突き出された2人のお尻の中央、その窄まりが、ぷっくりと膨れ上がった。

 ぽっかりと口を開けたそこから大量に注がれた母乳が噴水のように噴き出したことを皮切りに、尿道からは黄金水が、性器穴からは本気汁が、それぞれ信じられない勢いで噴射され、6つの穴の壮絶なアクメ決壊ショーが男たちの前に披露されることとなる。

 

『あぁあああああぁああああああっっ♡♡♡ 終われぇぇっっ♡♡♡ 早く、止まってくれぇぇぇっっ♡♡♡』

 

『死にだいぃっ♡♡♡ もう、お嫁にいけないよぉおおっ♡♡♡ うわぁぁぁぁんっ♡♡♡ あぁぁぁぁぁんっ♡♡♡』

 

『常連客はわかってると思うが、雌奴隷親子のエロ汁噴射はDJホーンのパワーで10分は続くぜ! 噴射量も勢いも思いのままだから、リクエストがあれば言ってくれよな! それが終わったら、お待ちかねのハメハメタイムだぜっ! 霧子と杏奈のでっかいケツをパコパコダンシングしてやろうぜっ!!』

 

『んごぉおおぉおおおぉおおおっっ♡♡♡ おしりしまらにゃいぃいいぃいっっ♡♡♡ おがあざんっ♡♡♡ だずげでぇぇぇえぇっっ♡♡♡』

 

『頼むっ! 娘だけは……私はどうなってもいいから、杏奈にこれ以上酷いことはしないでやってくれっ! お願いだ……!! 辱めるなら、私にしてくれぇぇぇっ!!』

 

 3つの穴から凄まじい勢いで液体を噴射する様を見世物にされる杏奈と、それとは逆に噴射量を抑えられて娘の痴態を見せつけられる霧子さん。

 そんな2人の悲痛な叫びがこだまして、映像は終わった。

 

 正に、地獄絵図……普通に風俗嬢にされてた方がマシだったんじゃないかと思えるようなその扱いに戦慄していた私たちは、一刻も早く2人を助け出さなければならないと明確に思う。

 このままでは2人の心が壊れてしまうだろう。

 その前に、何としてでも救出しなければ……と考えていた私たちであったが、おずおずと手を挙げたクスハが、気になることを口にした。

 

「あの、映像を見てて思ったんですけど……DJが流すあの音楽って、何か不思議な力を持ってたりしませんか?」

 

「えっ……?」

 

「ほら、MCの人も言ってたじゃないですか! 霧子さんと杏奈ちゃんの決壊ショーは、DJホーンの力で10分は続くって……映像を見ると、彼が音楽のリズムやビートを変えることによって、2人の肉体に何らかの反応を起こしているんだと思います。実際、最後の杏奈ちゃんは、DJが曲調を激しくしたら噴射する液体の量も大きくなりましたし……」

 

「気が付いたか。案外目ざとい……いや、()()()()な。クスハの言う通り、DJホーンは音楽の力を操ることで女の反応を弄ることが出来る。そして、奴らの本拠地であるクラブハウスには、その能力を最大限に活かすための音響システムが完備されてるってわけだ」

 

「音楽で人を操るですって? にわかには信じられないわね」

 

「まあ、だろうな。実際、その力は大したもんじゃないが……継続して音楽を聴かされ、調教されると、体が勝手に反応するようになるらしい。『パブロフの犬』と同じようなもんだ。この音楽が鳴ったらまんこを締める、この音楽はアナルを緩める、この音楽は尻を激しく振る……って具合に音楽と行動を紐付けられて、それによる調教を行うんだ。それに、音楽ってのは人の心に染み込みやすい。映像越しだが、DJホーンのプレイを聞いて、お前たちも軽く発情してるんじゃないのか?」

 

「そ、それは……っ!!」

 

 カン・ユーの言う通りだった。

 DJホーンの流す音楽を聞いていると、知らず知らずのうちに体が熱くなって、気が付けば発情状態にまで追いやられてしまっている。

 映像越しの音でこれなのだから、音響ばっちりのクラブハウスでこれを耳にしたらどうなってしまうのか? それについての対策も必須だ。

 

「耳栓で音楽を聴かないようにするっていうのは? ……駄目ね、相手に取られたらそれで終わりだもの」

 

「先にDJホーンをやっつける! も、駄目か。相手のリーダーなんだから、取り巻きに守られてるでしょ」

 

「機材を破壊するにしても予備はあるでしょうし、最悪の場合、2人を連れて逃げられる可能性だってある。いったい、どうすれば……?」

 

 音楽による精神攻撃という予想外の戦法への対策が思いつかない。

 このまま無策で突撃しても敗色は濃厚だし、葵親子を救出するためにも音楽への対抗策は必須だ。

 

 しかし、重要なそれをどうすべきかを全く思いつけないでいる私たちであったが……そこに希望を与えてくれたのは、やはりここまで私たちを助けてくれているカン・ユーであった。

 

「……お前たち、恥を搔く覚悟はあるか? あの2人を助けるために、これまで以上の痴態を晒す覚悟はあるか? お前たちにその覚悟があるというのなら……DJホーンの能力を破る秘策がある」

 

「!?!?!?」

 

 突然の申し出に驚く私たちであったが、今は何でもいいから突破口が欲しい状況だ。

 ここまで私たちに協力してくれているカン・ユー隊長だし、でたらめでこんなことを言っているのではないだろう。

 その意見には、耳を傾けるだけの価値があるはずだ。

 

「隊長、その方法というのは、いったい……!?」

 

 仲間たちを代表し、カン・ユーへと質問を投げかけた私は、ごくりと息を飲んで彼の答えを待つ。

 ややあって、この場に集まる全員からの視線を集めたカン・ユーは、自信あり気な様子でこう言い放った。

 

「目には目を、歯には歯を、痴態には痴態を……そして、()()()()()()()、だ。お前たちの覚悟と能力、エロスに入念な前準備さえ重ねれば、『オルフェウス』も『ビートライダーズ』もぶっ潰すことが出来るだろうさ」

 



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淫策炸裂! 我らエロレンジャー!!

ギャグだと思って許してくれ。
え?またかって?そうだよ、またなんだよ。

これまでリアルロボット系列のヒロインばっかり出してたから、スーパー系のヒロインらしい熱くて馬鹿らしいノリのエロを書こうとしたらこれだよ。

次回ももちろん酷いよ。先に謝っとく、許してくれ。


 

――数日後 クラブ『オルフェウス』

 

 

 

「さあ! 今夜はいつもよりもHOTでCOOLなイベントがこの『オルフェウス』で行われるぞ! なんと! あの極道組織をぶっ潰した女戦士たちが、DJホーン率いる『ビートライダーズ』にSEXバトルを申し込んできた! ビートライダーズVSドスケベ女戦士たちの、壮絶なバトルを大!公!開!だーーっ!!」

 

 MCのマイクパフォーマンスに煽られ、熱狂と喝采を上げる観客(オーディエンス)たちの雰囲気にも気圧されず、私たちはただその時を待っていた。

 この日のために、すべきことは全てこなしたはずだ。覚悟も決めたし、訓練も重ねた。

 後は、それを全部この場で出し切るだけだ。

 

「では、早速入場してもらおうか! 今晩のメインディッシュにして、明日からこのクラブのエロダンサーの仲間入りをするであろう雌たち! ド変態ガールズの登場だーーっ!!」

 

 ズンズンと重低音が響く入場曲に合わせて、私たちは広いクラブの舞台の上に姿を現した。

 この音楽も、どうやらDJホーンがプレイしているもののようだ。

 こっそりと、私たちに気付かれぬように先制攻撃を行う彼の周囲には屈強なSPが2名と、取り巻きの雑魚たちがおよそ20~30人ほど控えている。

 

 私たちは5人だから、1人頭5,6人は倒さなければならない計算だなとざっとした概算を出した私は、俄然燃える心の炎を押し鎮め、ニタニタと笑う男たちと睨み合った。

 

「さてと、SEXバトルの始まり始まり……と行きたいところだが、その前にDJホーンから観客への粋なサプライズの時間だ! 杏奈! 霧子! カモンッ!!」

 

「う、うぅ……っ!」

 

「ぐぅっ……!!」

 

 一触即発の空気の中、今にも戦いが始まりそうな雰囲気の中で、MCがビートライダーズの男たちに合図を出せば、彼らが舞台袖から腕を縛られた杏奈と霧子さんを引っ張り出してくる。

 股間にあの派手なバイブを挿入され、首輪を繋がれている2人は、屈辱の涙を浮かべながら顔見知りである静流さんへと声をかけてきた。

 

「し、静流さん……ごめんなさい……っ! 折角、囮になって私たちを逃がそうとしてくれたのに、こんな奴らに捕まっちゃって……」

 

「杏奈ちゃん! 所長! 待ってて、すぐに助けるわ!」

 

「き、気を付けろ……こいつ、妙な技を使う! こいつが流す音楽に気を取られたら、私たちみたいに……あぁあぁあああっっ♡♡♡」

 

 DJホーンの能力を警戒するように告げる霧子さんの言葉が途中で途切れる。

 音楽を流すことで彼女の股間のバイブの振動を操ったDJホーンが、口封じをしたのだ。

 

 勝手に能力をバラそうとしたおしおきだとばかりにバイブを激しく動かし、霧子さんを責め立てるDJホーン。

 その痴態にオーディエンスたちは大盛り上がりだが、そんなもんじゃ足りないとばかりにビートライダーズが更なるエロパフォーマンスを披露してみせる。

 

「そんじゃあまずはデカケツ霧子のケツドラム演奏を楽しんでくれ! ミュージック、スタートっ!!」

 

「おぎぃいいぃいいっっ♡♡♡ んおぉおっ♡♡♡ おおぉおおぉおおぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

 曲調が激しくなると共に、霧子さんのまんこに挿入されているバイブがピストン運動を開始する。

 奥までを貫く深い抽送を繰り返すバイブの動きに加えて、左右に立つ男が突き出させた彼女のお尻を目一杯の力で叩く衝撃を与えてくるのだから、霧子さんは堪ったものではないだろう。

 クラブのスクリーンにはスパンキングとバイブ責めで悶える霧子さんの表情が大写しになっており、淫らに響く尻の鳴る音と共に観客たちを熱狂させていた。

 

「おおぉおおぉおっ♡♡♡ やめっ♡♡♡ やめてくれぇぇっ♡♡♡ こ、こんなイキ方っ♡ 静流の前でするわけにはぁぁああぁっっ♡♡♡」

 

「止めてくれだぁ!? 人にものを頼む時は、もっと下手に出ろよ、クソババアッ!!」

 

「礼儀のなってない年増には俺たちが躾をしてやるぜっ!!」

 

「んおおぉおおおぉおおぉおおぉっっ♡♡♡ ごべっ♡♡♡ ごめんなざいぃいっ♡♡♡ もう年増ババアのデカケツ虐めないでくださいぃっ♡♡♡ 部下の前で無様にマゾケツイキしたくないんですぅぅうううっっ♡♡♡ どうかお慈悲をっ♡♡♡ どうかっ、ああああああああぁあああああああああっ♡♡♡ だめぇえええええええぇええええっっ♡♡♡」

 

 プライドをかなぐり捨て、必死になって男に懇願する霧子さんの姿を、観客やビートライダーズは見世物として楽しんでいた。

 無様に、惨めに、お尻を思い切り叩かれてアクメしてしまった彼女の股座からは本気汁とおしっこの混合液が勢いよく噴き出し、その絶頂の深さを物語っている。

 

「ああ、あ、ああ……♡ い、イっち、まった……♡ こ、こんな無様アクメを、静流や娘の前で……あぐぅっ♡♡♡」

 

 びちゃびちゃと卑猥な液体をまき散らす、モニターにアクメ面を大写しにして……絶望と快楽に心を染め上げられた霧子さんが、バイブにまんこをこねくり回されて大きく体を仰け反らせる。

 その瞬間に映像が切り替わり、今度は羞恥と恐怖に涙を浮かべる杏奈の顔がモニターに映し出された。

 

「はーい、今度は杏奈ちゃんのぷりっぷりのお尻にインタビューしてみましょうね~! 杏奈ちゃん、エロダンサー生活は楽しんでるかな~? 自分のエロエロな姿をみんなに見てもらえて、嬉しいのかな~?」

 

「あああ……っ!? や、やだっ! やめてっ! やめっ――オヒッッ♡♡♡」

 

――ぷーーーっ♡♡♡ ぷぴーーーっ♡♡♡

 

 膨れ上がった肛門から、可愛らしくも下品な放屁音が響く。

 DJホーンの音楽によって生理現象まで操られるようになってしまった彼女は、その後も次々と投げかけられる質問をおならで回答するという恥辱を味わわされていった。

 

「お~! 杏奈ちゃんはここでの生活が楽しいんだね! それじゃあ、あいつらに助けてほしいと思ってる?」

 

――ぶぶぶぶぅぅっ♡♡♡ ぶりぶりぶぅうぅっ♡♡♡

 

「うわっ!? 今度は下品な屁をこいたなあ! これはNOって意味なんだろうね! やっぱりスケベな杏奈ちゃんは、ここでエロダンサーやり続けたいんだ!」

 

――ぷーーーーっ♡♡♡ ぷぅぅ~~~~っ♡♡♡

 

「うんうん! じゃあ、このSEXバトルに、あの雌どもが勝てると思うかい? 正直に答えてごらん?」

 

「ああ、止めて、嫌だよ……! き、聞かないで、聞かないでぇぇぇっ!!」

 

――ぶっぽぉおぉぉおおおんっ♡♡♡ ぶっぶぶぶぅぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡

 

 下品な放屁の音を、マイクで拡散されて多くの男たちに聞かれる……それは、まだうら若き杏奈にとっては死にも勝る恥辱であろう。

 インタビューが終わると同時にその場にへたり込み、蹲って泣きじゃくる彼女の姿に、私たちも同情を禁じえない。

 そして、彼女にこんな非道な真似をさせたギャングたちへの怒りを燃え上がらせる中……MCの男が、したり顔をして私たちへと言い放った。

 

「さぁて、観客たちへのサービスはこんなもんで十分だろ。そろそろSEXバトルに移るわけだが……もう、決着はついちまってるんだよなあ!!」

 

「……なんですって? それは、どういう意味かしら?」

 

 私たちを代表して、怪訝な表情を浮かべた静流さんがMCを問い質せば、彼は得意気に自分たちの策略をべらべらと喋り始めてくれた。

 

「お前たちも見ただろう? 杏奈と霧子が、DJホーンの音楽で操られるところをよぉ!! こいつの流す音楽には、女を狂わせて操る力があるのさ! そして、この『オルフェウス』は音響をばっちりにして、その能力を最大限にまで引き出せるようにしてある! ここで勝負をするって時点でお前らは不利だってのに、それに加えて、今までお前たちはず~っとDJホーンの音楽を聴き続けてるんだよ!」

 

 ビシッと人差し指を私たち1人1人の顔に突き付け、種明かしとばかりに笑いながら自分たちの戦略を説明してくれる彼は、既に勝利を確信しているようだ。

 頬に赤みが差している私たちの様子ににんまりと笑みを浮かべ、彼は尚も得意気に話し続ける。

 

「お前たちの体は音楽の力に蝕まれている! あと数分もすれば、まともに立つことすら出来なくなるだろうさ! そうなったら、SEXバトルはお終い。杏奈たちにもハメてるこの調教バイブをぶち込んで、楽しい楽しいダンスレッスンの時間の始まりだぜ! 明日から、『オルフェウス』の名物エロダンサーは7人に増える! お前たちの無様なダンスを見るために、多くの男たちがこの店に足を運ぶだろうさ! あはははははははは!!」

 

 MCの高笑いに続き、DJホーンが、その側近が、取り巻きたちが……ゲラゲラと、私たちを嗤い始めた。

 彼らにとって、私たちは罠にかかった獲物なのだろう。後は収穫し、美味しく食べてやるだけの存在に過ぎない。

 

 だが、しかし……その考えが間違いだということを、彼らはすぐに思い知ることになるだろう。

 私たちには、()()()()()()()()があるのだから……!!

 

「ふふふふふふ……! あははははははははっ!!」

 

 自分たちの優位を信じて疑わない彼らの馬鹿らしい姿を嗤うように、私たちは大声で高笑いをし始めた。

 その光景に怪訝な表情を浮かべたMCが、やや苛立った表情を浮かべて静流さんに詰め寄ってくる。

 

「……何がおかしい? もうおかしくなり始めやがったのか?」

 

「ふふふっ、ごめんなさいね。ただ、まさかそんなことで勝ったと思ってくれるだなんて、思ってたよりも浅はかな奴らが相手だと知って、気が緩んじゃったのよ」

 

「な、なにっ!?」

 

「私たちが何の前情報もなしに敵拠点に乗り込むと思う? ちゃ~んと、そこのDJの能力は調べてあるわ! そして当然……その対抗策も用意してある!!」

 

 堂々とそう言い放った静流さんが、ざわつくフロアにもよく響くように指を鳴らす。

 そうすれば、それを合図として『オルフェウス』の音響機器の半分が勝手に音楽を流し始め……クラブ内に、熱血的なヒーローソングの音が響いていった。

 

「な、なんだ!? どういうことだ!? 俺はこんな趣味の悪い音楽、流してないぞっ!?」

 

「残念ね、DJホーン! あなたの流す音楽じゃあ、私たちは乗れないのよ。だから、こっちはこっちで曲を用意させてもらったわ」

 

「外部から私たちの協力者にこの店のコンピューターをハッキングしてもらって、クラブの音響システムの半分は掌握させてもらいました! お互いに半分ずつ、音楽の力を借りて戦うことにしましょう!」

 

「これで、条件は五分と五分よね? だとすれば、勝負を分けるのは――」

 

「純粋な実力と、積み重ねた前準備よっ!!」

 

 お返しとばかりにMCへと人差し指を突き付け、一言ずつ言い返してやった私たちは、胸を張ってビートライダーズの男たちを睨んだ。

 予想外の行動を取った私たちに一瞬だけ気後れした男たちであったが……すぐに強気な態度を取り戻すと、今度はDJホーンが私たちへと吐き捨てるようにして言う。

 

「はっ! 確かにその通りだな! なら、前準備の段階で俺たちの勝ちだ! 既にお前たちの心には俺の音楽の影響が出始めてることに変わりはない! 後から幾ら音楽を流して上塗りしようとも、最初に染み込んだ音の影響は抜けやしないんだ! こうなった時点でお前らの負けなんだよ、バーーカッ!!」

 

「……ふふふ! そこまで分かっていて、どうして余裕を崩さずにいられるのかしらね? 私があなたなら、慌てふためいてると思うけれど?」

 

「はぁ? 何を言ってるんだ? 俺たちが有利なことは、何も変わらない――」

 

「さっき言ったわよね? 私たちは()()()()()()()()()()、って……! そして、あなたは今、先に心に浸透した音楽の影響は、後でどんなことをしても拭い去れないと言った! さあ、ここまで言ってあげても私たちが何をしてきたかが理解出来ないのかしら!?」

 

「……ま、まさか……っ!?」

 

 何かに気が付き、驚愕の表情を浮かべるDJホーンの反応に、私たち全員がニヤリと笑みを浮かべた。

 そして、彼らに向けて全員で揃って閉じていたまんこを開いて見せ……奥から溢れ出る、大量の本気汁を見せつけてやる。

 

「お、お前たち、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のかっ!?」

 

「その通りよっ! あなたの音楽の影響を受ける前に他の音楽の影響を受けることで、あなたの技を無効化する! これが、私たちの編み出した対抗策!!」

 

「この数日間、私たちは今流れている音楽を聴くことで、自分たちを発情させ、ドスケベな淫乱女に意識を切り替えるための特訓を重ねてきたわ!」

 

「この音楽が流れている時、私たちの能力値は大幅に上昇する! 気力も攻撃力も防御力も、素面の時とじゃ大違いなんだからっ!」

 

「絶対にあなたたちを倒し、囚われている仲間を救い出す……! その覚悟を決めた私たちには、痴態を晒すことへの躊躇いも羞恥もありません!!」

 

「音楽と共に心を昂らせ、もっと発情したドスケベ状態になって、オーディエンスを楽しませながらあんたたちをぶっ潰してあげるわ!」

 

「行くわよ、みんなっ! 特訓の成果、見せてやりましょう!! たあーーっ!!」

 

 5人揃って跳躍し、ステージの一番高い所へ飛び乗った私たちは、全裸のまま、大勢の観客たちの前で、順番に色々なものをかなぐり捨てたこっぱずかしい名乗りを上げていく。

 

「魅惑の腰付き♡ 揺れるデカケツっ♡ スケベブラック♡ 藤村静流っ♡」

 

 ドーンっ! と音がしそうなくらいにお尻を突き出したポーズを取る静流さん。

 表情が真面目なだけに、どうしてもそのポーズとのギャップがおかしくて、エロくて、堪らなく思えてしまう。

 

 だけどまあ、私も人のこと言えないんだけどね……♡

 

「ザーメン搾りの名器♡ 超痙攣まんこっ♡ スケベレッド♡ 紅月カレン♡」

 

 くぱぁ♡ と自分でおまんこを広げて、ピースサイン。

 下の口を広げる指もVサインだから、これもある意味Wピースだなって思いながら、私も静流さんと同じ馬鹿みたいなエロポーズで名乗りを上げた。

 

 後はまあ、他の3人も一緒だ。

 何の躊躇いも羞恥もなく、まるで特撮番組のヒーローがやるみたいに名乗りを上げながら、卑猥な文句と共にエロポーズを決めていく。

 

「二穴上等♡ 開発済みアナルっ♡ スケベイエロー♡ アンジュっ♡」

 

「発育の暴力♡ 爆乳ハンマー♡ スケベグリーン♡ クスハ・ミズハっ♡」

 

「甘く白い濁流♡ ハイパーミルクタンク♡ スケベピンク♡ ルナマリア・ホーク♡」

 

 アンジュがアナルとまんこを広げて、激しく腰を振る。

 クスハがおっぱいを揺らし、大きく弾ませる。

 ルナマリアが乳首からミルクを噴射し、まるでガンマンのように息を吹く。

 

 それぞれの卑猥な武器を構え、最後に残っていた理性のようなものを名乗りと共に消滅させた私たちは、最後の決め台詞を口にしながら男たちへの宣戦布告を行う。

 

「エロく♡ スケベに♡ いやらしくっ♡ いけないちんぽをおしおきする、性技の味方っ♡」

 

 静流さんの言葉を合図に、全員でお尻を寄せ合う私たち。

 がに股になって、卑猥で下品にケツを突き出す格好になって、その状態でナパームの代わりに潮噴きで派手な爆発を演出した私たちは、アクメしながら自分たちのユニット名を叫ぶ。

 

「「「「「淫乱戦隊エロレンジャー♡ ただ今参上っ♡♡♡」」」」」

 

 男たちに向けられている私たちのお尻をハッキングした照明がそれぞれのカラーで照らすと共に、光文字でお尻の片側に一文字ずつ『エロレンジャー参上♡』の文字が浮かび上がらせている。

 そんな無様で、いやらしくて、何処か滑稽でもあるエロ名乗りを目撃した男たちの歓声を受け、私たちエロレンジャーはいけないちんぽたちとの決戦に挑んでいった。

 

 

―――――

 

勝利条件

 

・敵部隊を全滅させる

 

敗北条件

 

・味方ユニットの全滅

 

BP取得条件

 

・葵杏奈、葵霧子を救出してから、『神魂合体ゴーダンナー!!』のキャラクターがDJホーンを撃破する

 

特殊条件

 

・紅月カレン、ルナマリア・ホーク、アンジュ、クスハ・ミズハ、藤村静流の気力が120からスタート

・上記ユニットに毎ターン開始時『鉄壁』『ド根性』『熱血』の精神コマンドが付与される

 

―――――

 





スパロボSEX Tips

特殊条件

ステージによっては、そこ限定で付与される特殊な能力やステータスの影響を受けた状態でSEXバトルを行わなければならない場合もある。
自軍に有利になるか不利になるかはプレイヤー次第だが、そういったイレギュラーも含めてゲームを楽しんでもらえると嬉しい。


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第八話 淫乱戦隊エロレンジャー!! 前編

頭の中でゴーダンナーのOP流しながら読んで……
取り合えず細かいことは気にしないようにしてエロを楽しんで……お願いだからそうして……


 ――説明しよう! 淫乱戦隊エロレンジャーとは、現在流れている曲をスイッチとして静流の催眠能力を施された5名のユニットが、羞恥心を0にしてセックスに臨む際の姿である!

 

 一度この曲を耳にすれば、曲が止まったとしても冷静になるまではかなりの時間がかかる!

 その間、5人は自分たちを性技で悪を懲らしめる正義の味方だと思い込み、様々な痴態とエロ技を用いて果敢にSEXバトルを行うのだ!

 

『OPテーマ 淫乱戦隊エロレンジャー!!』(歌:エロレンジャーの5人 ナレーション:カン・ユー)

 

 

 

「いくわよ! エロレンジャー! SEXゥゥゥゥゥゥッ、GOォォォォォッ!!」

 

 リーダー格のスケベブラックこと静流さんの掛け声を合図に、私たちはSEXバトルの相手であるビートライダーズの男たちへと躍りかかっていく。

 敵の真っただ中に切り込み、すぐさま狙いをつけて……自分たちが歌う、卑猥なテーマ曲を背に、私たちは性交に興じ始める。

 

『ピンクのまんこが今、ちんぽを咥え込む♡』

『唸る巨乳♡ デカいお尻♡ 性なる名は エロ♡ エロレンジャー♡』

 

「んぐっっ♡ もごぉぉぉ……っ♡♡♡」

 

「じゅっぷっ♡ じゅるるっ♡ んじゅるるる……♡」

 

「ぢゅぞぉぉぉっ♡♡♡」

 

 全員で揃ってヒップアタックを繰り出し、そのまま顔面騎乗しながら男たちを押し倒す。

 69の体勢になったら即座に勃起ちんぽを咥えて、激しく吸い付いて……まだ何の覚悟も出来ていない男たちから、根こそぎザーメンを搾り尽くしてやった。

 

「くそっ! こいつら、いきなりちんぽにしゃぶりつきやがって……!!」

 

「しかもその間にエロ尻振りまくってるぞ! 誘ってんのか、こいつらぁ……!?」

 

 無論、ただフェラをするだけでは私たちの攻撃は止まらない。

 男たちの股間に顔を埋める傍ら、お尻はしっかりと浮かせて左右にふりふりと振り、彼らの劣情を煽るようにして挿入を誘っている。

 

 その煽情的な光景に誘き寄せられ、焚火の炎に群がる蛾のように近付いてきた男たちは、自分たちが終わることも理解出来ないまま、欲望に従っていきり立つちんぽを叩き込んできた。

 

「おぉおっ♡♡♡ んおぉぉっ♡♡♡」

 

「いきなり、はげしぃ……っ♡ おまんこの奥まで、届いてぇ……♡」

 

「なんだ、こいつらのまんこはっ!? そんじょそこらの公衆便女とは格が違うっ!! 腰が、止まらねえっ!!」

 

 ハメた瞬間、私たちの名器具合に悶絶した男たちが、自分の意志とは関係なく腰を振る速度を上げていく。

 絶望に向かってまっしぐらに突き進んでいることを理解出来ているのか、いないのかは分からないが、彼らを待つ結末はたった一つだけだ。

 

『おお、永遠の平和を掴むため おお、身も心も捧げて……!』

 

「ふふっ♡ 盛り上がる時が来たわね……♡ いくわよっ♡ エロレンジャー、ブースト・アァァップッッ♡」

 

「おぎゃああああっっ!?」

 

 静流さんの掛け声を合図に、私たちが揃って動きを見せる。

 男たちに抱えられている尻を振り、ピストン運動に合わせて腰をぶつけ合うようにして快感を跳ね上げ、膣の締め付けや震えを調整することでちんぽに最上の快感を味わわせて、彼らの射精を促していく。

 

 ちんぽが抜けるギリギリまで腰を引いてから、ちんぽをまんこの中に迎え入れるようにしてお尻をぶつける。

 その音が大きくなるのと比例して快感も増大していく中、卑猥で淫乱な私たちの歌声が、それら全てを包み込むBGMと化していた。

 

『硬いちんぽでぱんぱんっ♡ スケベまんこをガンガガンッ♡』

『魂込め フルパワーで ぱんぱんっ♡ ぱんぱんっ♡ ぱんぱぁんっ♡』

 

「いいっ♡ いいわっ♡ そのまま、その調子でぇ……っ♡」

 

「イクっ♡ 私たちのおまんこもイっちゃうぅうっっ♡」

 

「も、もう駄目だっ! こうなったらもう、どうにでもなれぇぇぇっっ!!」

 

 射精を避けられないと悟った男たちは、自ら敗北に向けて激しく腰を振った。

 どうせ負けるのなら、出来る限り気持ちのいい絶頂を迎えて負けたいと……そんな、分かりやすいにも程がある思考で行動する男たちの興奮を受け止めながら、私たちもクライマックスに向けてひた走る。

 

『アヘ声、上げて ぱんぱんっ♡ マンコブレイカーだガンガガンッ♡』

『おぞけ震う ちんぽ汁を ああ……吸い尽くすまで』

『性に興じよう 淫乱戦隊♡ ぱんっ♡ ぱんぱんっ♡ エロレンジャー♡♡♡』

 

 激しいバトルファックに興奮するフロアの中で、大きな声を出して喘いで、誰も彼もを熱狂させるような痴態を曝け出しながら、私たちエロレンジャーがまんこを思いっきり締め付ける。

 その瞬間、濁流のように流れ込んできた熱い精液に子宮を焼かれ、私たちもまた大きなアヘ声を上げて絶頂してしまった。

 

「あぁああああああああぁああああっっ♡♡♡ んはぁああああぁああああああああっっ♡♡♡」

 

「いぎっ♡♡♡ ぐぅうぅううぅううぅううぅううんんっっ♡♡♡」

 

「おっほぉおおおぉおおぉおおおぉおぉっっ♡♡♡ あちゅいぃいいぃいんっっ♡♡♡」

 

「あへぁぁああああああああぁあああああああああああああああぁああっっ♡♡♡」

 

「いぐいぐいぐっ♡♡♡ んへほぉおおぉおっっ♡♡♡ ちんぽ汁おいちぃいいぃいっ♡♡♡」

 

「お、おぉぉ……ぐはっ」

 

 凄まじいまでの締め付けと痙攣で咥え込んだちんぽを離さず、最後の1滴までザーメンを搾り取る。

 亀頭にぴっちりと吸い付いた子宮口がごくごくと音を立てて精液を飲み干せば、すっかり萎えたちんぽがしぼみ切った情けない姿を晒すようにして私たちのまんこから吐き出された。

 

「ふぅ……♡ 上と下の口に、たっぷりとザーメンをご馳走してくれてありがとうね♡」

 

「さあ、次は誰が相手してくれるのかしら? 私たちはまだまだやれるわよ♡♡♡」

 

「い、一瞬で10人もやられた……!? こ、こいつら、化物かよ……っ!?」

 

 膣内射精された精液を潮噴きと共に排泄し、男たちを挑発するように腰をくねらせて、私とアンジュが次の相手を誘う。

 余裕しか感じさせない私たちの態度に男たちが気圧される中、ルナマリア、クスハ、静流さんの3人が、SEXバトルを見守る観客たちへと呼びかけを行っていた。

 

「ちんぽ大きくしてる会場のみんなーっ♡♡♡ もっともっと、私たちのスケベな姿を見たいわよね~?」

 

「私たちエロレンジャーは皆さんの興奮を受ければ受けるほど、いやらしくてえっちな姿を見せちゃうんですっ♡」

 

「みんなの声援とリビドーが、私たちをエロくするっ♡♡♡ あなたたちの応援は、スケベブラックの大きなお尻で受け止めさせてもらうわっ♡♡♡」

 

「うおおおおおっ! なんつーエロい腰使いとケツだぁっ! ちんぽハメてえっ! それが無理なら、あのエロケツが暴れる様をもっと見てぇっ!!」

 

「静流さまーっ! スケベブラックーっ!! そのデカケツで俺のちんぽに跨ってくれーっ! 一生懸命応援するから、もっともっとエロい姿を見せてくれーーーっ!!」

 

「エロレンジャー! エロレンジャー! エロレンジャー! エロレンジャー!」

 

「お、オーディエンスまで、あいつらの味方に……!! こ、ここはうちのホームのはずなのに、どうしてこんな……!?」

 

「あら、当然でしょう? いい子は性技の味方を応援するものなのよ♡」

 

 いやらしい腰のくねらせでお尻を強調し、男たちを熱狂させた静流さんが唖然とするDJホーンへとウインクと共にそう言い放つ。

 美女美少女たちの痴態を見られるのならば、それが誰が齎すものなのかは観客たちは気にしない。

 吹っ切れた私たちが彼らを味方に付けることなど簡単な話で、こうなってしまえば戦力的にもムード的にもビートライダーズの勝ち目は完全になくなってしまったも同然だった。

 

「さあ! まだまだガンガンぱんぱんイクわよっ♡♡♡ あんたたちも応援してよねっ♡♡♡」

 

「うおおおおおっ!!」

 

 呼びかけに大勢の男たちが声を返してくれると、なんだか気分が良くなる。

 ヒーローっていうのも悪くないなと思いながら、私たちは残る男たちの殲滅を目指してSEXバトルへとのめり込んでいった。

 



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第八話 淫乱戦隊エロレンジャー!! 後編

 

「グリーン、ピンク、先に捕まってる2人を助けるわ! ついてきて!」

 

「OK!!」

 

 私たちの前に圧倒される男たちを放置して、静流さんたちが杏奈と霧子さんを助け出すべく動き出す。

 その狙いを察知し、妨害しようとした男たちであったが……その耳に、マイクとスピーカーによって拡声された放屁音が響いたことで、そちらに気を取られてしまったようだ。

 

「あ~ら、ごめんなさいね。誰も相手してくれないものだから、私のけつまんこが退屈であくびしちゃったみたい。誰か、私のケツ穴をイキ狂わせてやるって気概のある男はいないのかしら?」

 

 自らマイクを尻に当て、縦割れアナルを強調するように尻を突き出したアンジュが挑発の言葉を口にすれば、男たちはまるで催眠術にかかったかのように彼女の下に殺到し始めた。

 無論、そうなれば杏奈たちを助け出そうとする静流さんたちを妨害するための戦力はごっそりと減ることになり、残り少ないガードマンたちが彼女たちの前に立ち塞がったが――

 

「はいっ♡ 淫乳山、ずし~んっ♡♡♡ 淫尻山もどっし~んっ♡♡♡ わる~いちんちん棒さんは、スケベグリーンのおっきくて重いおっぱいとお尻で懲らしめちゃいますよ~♡♡♡」

 

「あぁぁぁぁ……っ! クスハちゃん! クスハちゃ~んっ!!」

 

「おっぱいミルクおいちい? お代わり自由だから、た~んとお姉ちゃんに甘えていいのよ……♡」

 

「る、ルナマリアお姉ちゃんのおっぱいぃ……! おちんぽシコシコされながらおっぱいちゅうちゅうするのきもちいぃ……!!」

 

 ――とまあ、クスハの重量感たっぷりの騎乗位セックスと、ルナマリアによる中毒性抜群の搾乳手コキによって骨抜きにされてしまったようだ。

 

 あっさりと男たちのガードを潜り抜け、囚われている2人の下に駆け寄った静流さんは、音楽の影響が薄れたお陰か少し冷静さを取り戻して目の前で繰り広げられている饗宴を呆然と見つめている杏奈と霧子さんの股座からバイブを引き抜き、彼女たちを完全に解放してみせた。

 

「杏奈ちゃん、所長、もう大丈夫よ!」

 

「し、静流さん……!! ありがとうございます!」

 

「助かったよ。随分と恥ずかしい姿を見られちまったね」

 

「頼りになる仲間たちのお陰です。さあ、後は――」

 

 優し気な雰囲気で仲間を慰めていた静流さんの表情が、一瞬の内に凛々しく変わった。

 視線の先には、敗色濃厚となった自軍を見捨てて逃げ出そうとしているMCとDJホーンの姿があり、その背中を睨む静流さんの顔には、彼らへの強い怒りの感情が浮かび上がっている。

 

「奴らを逃がせば、また再起されるかもしれない! 絶対にここで仕留める!!」

 

「くっ! そうはいくかよ!! お前ら! 何としてでも俺たちが脱出するまでの時間を稼げ!!」

 

 残り少ない兵隊を総動員して、私たちの足止めを行おうとするDJホーン。

 静流さんたちへと襲い掛かろうとする男たちであったが、その前にむっちりとした私のお尻とケツ穴にちんぽを咥え込んだ状態のアンジュの肢体が立ちはだかる。

 

「させないよっ♡ あんたたちの相手は、私のまんこだっ♡♡♡」

 

「けつまんこは埋まってるけど、おまんこの方は空いてるのよね~♡ 二穴セックスしたいから、こっちにもあんたらのちんぽこハメちゃってよ♡」

 

 ふりふりとお尻を揺らして男を誘う私と、ぬらりと愛液でねっとりとした光を放つアンジュのまんこを目にした男たちが、標的を静流さんたちから私たちへと変え、性欲のままに腰を振り出す。

 これで、静流さんの追撃を邪魔する者はいないと思っていたが、追い詰められた男たちはなりふり構わずに追加の兵力を投入してきた。

 

「SP共も行けっ!! あの女どもを叩きのめすんだっ!!」

 

「ちっ! 最後の最後で厄介な奴らが……!!」

 

 最後に残っていた側近のSPをも捨て駒とし、静流さんの追撃から逃れようとするDJホーンとMC。

 私とアンジュは男たちの相手で手一杯だし、ルナマリアもクスハもまだ相手している男とのセックスが終わっていないから、万事休すかと思われたその時、意外な人物が彼らの相手を買って出た。

 

「ほらよっ! あんたらに散々搾られたババアのミルクだぞっ!! 遠慮せずに好きなだけ飲みなっ!!」

 

「しょ、所長っ!?」

 

 なんと、いつの間にやら立ち直った霧子さんがSP2人の首に両腕を回すと、自分のおっぱいへと彼らの顔面を押し付けたのだ。

 その見事な胸の果実で男たち2人を同時に相手しながら、驚いた表情を浮かべる静流さんへと笑顔の彼女が言う。

 

「静流! こいつらの相手は私に任せな! あんたは、あの野郎どもにきっちりと落とし前をつけさせるんだ!!」

 

「静流さん、私も行きます! 待ってるだけの女なんて御免! やられた分、やり返してやらないと気が済まないもん!!」

 

「所長、杏奈ちゃん……! ええ、わかったわ! 私たちの手で、決着をつけましょうっ!!」

 

 仲間たちの援護で切り開かれた道を見つめ、同時に駆け出す静流さんと杏奈。

 非常口の扉に手をかけ、今まさにそこを開こうとしたDJホーンであったが……その顔面に、巨大なお尻が突っ込んでいく。

 

「とりゃああああっっ♡」

 

「へもぶっっ!?」

 

 驚異的な身体能力を見せ、空中で一回転して勢いをつけた杏奈が大きく股を開いてDJホーンの顔を腿の間に挟み込んだ。

 そのまま倒れ込んだ彼の顔面にまんこを擦り付けるように腰を動かした後、思いっきりお尻を顔に押し付け、力むポーズを取る。

 

「今までのお返しだーっ♡ これでも……喰らえぇっっ♡♡♡」

 

 ――ぷぴーーーーーっ♡ ぷぷぷぷぷぅぅぅっ♡

 

「むごもぉおぉぉおぉおおおっっ!?」

 

 鼻孔に直接臭気を送り込む勢いの全力の放屁を繰り出した杏奈の尻の下で、DJホーンが苦し気に呻く。

 これまでずっと彼女に恥辱を味わわせてきた放屁で、今度は自分が屈辱と苦しみを味わわされることとなった彼の隣では、同じく静流さんに押し倒されたMCが彼女のお尻の下で苦し気に呻いていた。

 

「ほらっ♡ ほらっ♡ 実況は得意でしょう!? 今、自分がどうなってるかを言ってごらんなさいよっ♡」

 

「うおおおおっ!? で、デカいケツが、俺のちんぽを挟んでやがるぅっ! こ、この肉厚っ! 柔らかさっ! た、たまんねぇ……!!」

 

 MCは静流さんの尻コキで喘ぎ、情けなく気持ちの悪い声を上げている。

 これまで散々コケにしてきた女性たちに跨られ、好き勝手に蹂躙される姿を多くの観客たちの前で披露する2人の股間は大きく立ち上がっており、その様子を確認した静流さんと杏奈は、互いに頷き合うと戦いに終止符を打つための攻撃を開始した。

 

「行くわよ、杏奈ちゃんっ! 遅れないでついてきて!」

 

「了解です、静流さんっ!!」

 

 お互いに腰を浮かせ、まんこを開き、亀頭をその入り口にあてがう。

 ぐっと足腰に力を込めた2人はその体勢で大きく息を吸うと、思いっきり叫びながらちんぽを咥え込んでみせた。

 

「「ダンナーっ♡ コンビネーション・セーーックスッ♡♡♡」」

 

「「うぎゃああああああああっっ!?」」

 

 大きく技名を叫ぶ女性2人と、その技を食らって悲鳴を上げる男性2名の声が重なってクラブハウスに響く。

 いきなりフルスロットルで腰を動かし、ちんぽを扱き上げる2人の激しいセックスに、興奮していたMCとDJホーンが耐え切れるはずもなかった。

 

 ガンガンとお尻を男たちの腰にぶつけ、嬌声を上げながらちんぽを責め立てていた2人が、遂にトドメの一撃を繰り出す。

 

「「マンコブレイカー♡♡♡ フルスロットルッッ♡♡♡」」

 

 がに股の恥ずかしい格好でお尻を浮かせてからの、全力の腰振りを5連発。

 ぱぁんっ♡ ぱぁんっ♡ ぱぁんっ♡ ぱぁんっ♡ ぱぁんっ♡ ……と、クラブハウスの中に大きく鳴り響いたその音が、2人の腰振りの激しさと男たちが味わっている快感の絶大さを物語っている。

 

 もうそれだけで勝負は決まったようなものだが、まだそれだけでは男たちに対するおしおきが足りないと2人は思っているようだ。

 静流さんは体を反転させ、全身でMCに覆い被さりながらの熱烈なベロチューで彼の射精を促し、杏奈の方は射精しているちんぽに更に激しくお尻を打ち付けることで容赦のない快感を味わわせ、彼らの精液を搾り取ろうとしている。

 

「これでトドメよっ♡♡♡ マァァンコッ♡♡♡ アクメ♡フィニィィィィイッシュッッ♡♡♡」

 

「これまでのお返しだぁっ♡♡♡ デカケツピストン♡クラッシャーーーッ♡♡♡」

 

「うおおぉおおぉおおっ……! た、助けて、くれぇ……」

 

「もうだめだぁっ! だ、だしてるのに、もっとしぼられるぅぅ……」

 

 オーバーキル、その一言がぴったりの終焉が両者の間に訪れた。

 玉袋から全ての性を搾り尽くすようにベロチューを行い、ちんぽが一切の硬さを失うまでお尻をぶつけ続け、そうやってビートライダーズの中心メンバーである男たちを完全にKOした静流さんと杏奈は、萎え切ったちんぽを吐き出したおまんこから大量の白濁液を溢れさせ、蒸気代わりのおならを肛門から噴射しながら、お互いにサムズアップポーズを取り、言った。

 

「「ミッション・コンプリート♡ 私たちの、勝ちだっ♡♡♡」」

 

 

 

 

―――――

 

戦果報告(リザルト)

 

新ユニット加入

 

葵杏奈(あおい あんな)

 

葵霧子(あおい きりこ)

 

紅月カレン 経験人数+6

 

ルナマリア・ホーク 経験人数+5

 

アンジュ 経験人数+7

 

クスハ・ミズハ 経験人数+6

 

藤村静流 経験人数+4

 

葵杏奈 経験人数+1

 

葵霧子 経験人数+2

 

BPを獲得しました

全ユニットにBPを1追加します

 

ギャング『ビートライダーズ』が壊滅しました

同組織が所有していた物件や人材の所有権が女性軍に譲渡されます

 

レベルアップ

 

紅月カレン LV11

 

アンジュ LV10

 

ルナマリア・ホーク LV8

 

クスハ・ミズハ LV7

 

藤村静流 LV10

 

精液を合計25000ml入手





スパロボSEX Tips

『葵杏奈』『葵霧子』

『神魂合体ゴーダンナー!!』に登場する女性キャラクター。
杏奈は同作のメインヒロインであり、霧子はその母親である。

ゴーダンナーの主人公である猿渡ゴオに命を救われ、彼に憧れ続けていた杏奈は、戦いで恋人を失って意気消沈していたゴオを立ち直らせ、遂には学生の身分でありながら結婚するまでに至った。
その大事な結婚式の日、実質的にロボットのパイロットを引退状態であったゴオの下に、仲間の危機を知らせる報が入って……というのが、ゴーダンナー第1話のあらすじである。

杏奈は主人公である『ゴーダンナー』の相方であり、ゴーダンナーをツインドライブモードへと覚醒させるための合体ユニットに変形するロボット『ネオオクサー』に搭乗し、一心同体となって彼の戦いを支え続けた。
余談ではあるが、この2機の名前は旦那と新妻(新しい奥さん=ネオ・奥さん)から来ている名前だと思われる。
そもそも番組タイトルの神魂合体も新婚合体って意味だろうし、エロい意味も含まれてるだろうし。

霧子はゴオたちが所属する組織『ダンナーベース』の所長を務め、ブレインとして彼らを指揮し続けた。
ちなみに旦那(杏奈の父親)は行方不明とのことだが……?

彼女の方もゴオに気があったらしい。母娘の好みは似ているようだ。
ついでに思い出したんだけど、確か霧子ってクルーたちに自分のことを博士って呼ばせてたような気がする。はっきりとは思い出せないけど確かそうだ。

霧子の年齢は35歳、杏奈は17歳であり、逆算すると杏奈を出産した時、霧子は18歳だったということになる。驚き。
霧子自身の雰囲気もかなり若々しく、プロポーションも抜群であるため、既婚者&高校生の子持ちには見えない。

杏奈の方もプロポーションは母譲りであり、彼女と比べるとやや小ぶりであるものの十分に巨乳&巨尻。
17歳で結婚するあたり、やっぱ親子って似るもんなんやなあ……

※ここからエロステータス※

『ゴーダンナー』出身のユニットの例に漏れず、2人ともが巨乳&巨尻を習得済み。
特に霧子の方は94㎝のバストに経産婦であることも相まって凶悪レベルの爆乳と化しており、素の状態で射乳が行える。

杏奈の方はこれまで登場したユニットに比べると特殊スキルのレベルこそ低いものの、高い身体能力を反映してか基礎ステータスが高めに設定されている。

ただし、双方共に技が少なく、杏奈は経験の少なさが、霧子は戦闘要員でないことが起因である身体能力不足が足を引っ張っているため、若干扱いにくい。

似たような性能をしている静流が実質的に上位互換のようになっているため、精液強化によるステータスの上昇やスキルの習得を行わなければ、部隊の中心として運用するのは難しいだろう。

ただ、瞬間火力においては静流よりも杏奈の方に軍配が上がり、予想外の運用方法が出来るキャラとしては霧子の名が上がる。
決して使えないキャラではないので、根気よく育成を施して運用してあげてほしい。



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小ネタ 中断メッセージ集①

ふと思いついた小ネタ
数は少ないですけど、楽しんでくれたら嬉しいです


 

紅月カレン その1

 

「ここまでプレイ……っていうより、レイプしてくれてありがとう、かな? こんなことでお礼を言うなんて、何か変な感じ」

「でもまあ、セックスする度に自分たちが育ってる実感はあるし、何だかんだで楽しいから、良しとしようか」

「それじゃあお疲れ様! また私たちのエロい姿を見に、このゲームをプレイしにきてよね!」

 

 

 

紅月カレン&カン・ユー

 

「カン・ユー隊奉仕兵心得斉唱、はじめっ!!」

 

「はいっ♡ 1つ、上官の命令には絶対服従っ♡ 2つ、いつでもどこでもちんぽの相手が出来るようにしておくことっ♡ 3つ、おちんぽ様への感謝を忘れるなっ♡ 以上3つが、カン・ユー隊三等奉仕兵である紅月カレンの心得ですっ♡♡♡」

 

「ふははっ! よしよし、いいぞ。ゲームを中断するみんなの前で、堂々と言えたじゃないか」

「さて、早速相手をしてもらおうと思うが……プレイヤー、お前も一緒にどうだ?」

「俺様が仕込んだこのエロボディを味わってみたいと思うだろう? うん?」

 

「あんっ……♡」

 

「ほれ、カレン。お前もプレイヤーに何か言わんか」

 

「は、はい、隊長……♡」

「プレイヤーのみんな♡ もしもムラムラしちゃってるなら、カン・ユー隊長と私とセックスしようよ♡」

「ちんぽ大好き奉仕兵の実力、たっぷり見せちゃうからさ♡♡♡」

 

「無論、休むのもお前の自由だ。だが、我々が常にお前の力を求めているということを忘れるなよ!!」

 

「じゃあ、また次のセックスで会いましょう♡♡♡ それまで、私たちはたっぷり楽しませてもらうから、ね……♡♡♡」

 

 

 

ルナマリア・ホーク その1

 

「プレイお疲れ様。本当は一刻も早くメイリンを見つけたいところだけど、焦って失敗したら取り返しがつかないからね」

「休める時には休む! それが大事……だけど、あんまりのんびりしないでよ? 休み過ぎても取り返しのつかないことになっちゃうんだからね!」

「……え? 私のおっぱい吸えば、早く回復出来る気がする? もう、しょうがないなあ……特別に好きにしていいから、早く戻ってきなさいよ!!」

 

 

 

ルナマリア・ホーク&協力者の男たち

 

「ふぅ、今日も疲れた~……って、ゲームが終わっても、まだ私の仕事は続くんだった……」

 

「ルナマリアちゃ~ん! ひと段落ついたかい?」

「なら、俺たちの相手をしてくれよ~! さっきからルナマリアちゃんたちのエロい姿を見まくってるせいで、もうちんぽがパンパンでさぁ!」

 

「あ~……まあ、しょうがないよね。私たちのために頑張ってくれてるし、サービスしてあげないと」

「……もしよければ、あなたも来る? 今更1人くらい増えたところで労力は大差ないし、どうせなら大勢で騒ぎましょうよ♡」

「ドスケベ二連装爆乳砲の威力、あなたにも味わわせてあげるっ♡♡♡」

 

 

 

アンジュ その1

 

「え~っ!? こんなところで止めちゃうの? 勿体ない。あと少しで、私のもっとドスケベな姿が見られたってのに……!!」

「気になる? でしょう!? なら、あんまりのんびりしてないで、さっさと戻って来なさいよ!」

「1人でシコシコオナニーするのもいいでしょうけど、そんな無駄撃ちするくらいなら、私の子宮(ここ)にぶち込んじゃいなさいよねっ♡」

 

 

 

アンジュ&ホームレス軍団

 

「今回はここまでね、お疲れ様! じゃあ、SEXバトルの疲れを取るために、リフレッシュでもしましょうか!」

「おーい、ホームレスども~♡ プレイヤーのみんなが戻って来るまで、まんこでもケツ穴でも好きにハメていいわよ~♡♡♡」

 

「ひゃははっ! 流石は俺たちの金髪便器ちゃん! SEXバトルの疲れをセックスでリフレッシュしようだなんて、ド変態の極みだな!!」

「つーわけだ。プレイヤーのみんなも、みんななりのリフレッシュ法ですっきりしてから戻ってきてくれ」

 

「んっ♡♡♡ 私たちは私たちで楽しんでるから、気にしないでいいわよ♡♡♡ でも、あなたが戻って来なかったら……私、一生ホームレスたちの肉便器のままかもね♡」

 

「そりゃあいい! 是非ともそうしてくれ……と言いたいところだが、そいつはそいつで困っちまうな」

「金髪便器ちゃんはこう言ってるが、出来るだけ早く戻ってきてくれよ! さもないと、俺たち全員が搾り尽くされちまうかもしれねえからな!!」

 

 

 

クスハ・ミズハ

 

「はい、お疲れ様でした。プレイヤーの皆さんもゆっくり休んでくださいね」

「皆さんが少しでも早く回復出来るように、尻文字印で応援しちゃいますっ!」

「プレイヤーさん、が~んばれっ♡♡♡ えいっ♡ えいっ♡」

「あはは……やっぱり恥ずかしいですけど、これで元気が出てくれたら嬉しいです♡♡♡ またお会いしましょうね♡ ぷりっ♡♡♡」

 

 

 

 

クスハ・ミズハ&金持ちおじさん

 

「クスハちゃ~ん、時間が空いたんだって~? それじゃあ、おじさんたちを相手にアルバイトしないかい? もちろん、お金はたっぷりあげるからさ~!!」

 

「う~ん……お気持ちはありがたいんですけど、ゲームのシステム上、プレイヤーさんがいない間にお金稼ぎは出来ないんですよね……」

「でも、おじさんたちとのセックスは気持ちいいですし……タダでしちゃう、っていうのはどうですか?」

 

「おほっ! そりゃあ、願ってもないことだよ! 是非ともお相手してもらおうか!!」

 

「ふふふっ♡ 決まりですね! その代わり、プレイヤーさんがいる時にはたっぷりお金を貰いますから!」

 

「もちろんだよ! 今日もたっぷり楽しむぞ~!」

 

「では……淫乱乳尻でちんちん滅っ♡ クスハ、タダハメセックス、イキますっ♡♡♡」

 

 



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一時の平穏、再来の淫兵

 

 『ビートライダーズ』との戦いを終え、彼らの有していた領地や店舗を獲得した私たちは、一度拠点へと帰還して体勢を立て直すこととなった。

 彼らから奪還したばかりの杏奈と霧子さんや、2人の他に捕まっていた女性たちの消耗を考えると、このままここに居続けることは悪手としか思えなかったからだ。

 

 支援組織の男性たちにクラブを守ってもらいつつ、私たちは拠点に戻り、体力の回復に努める。

 といっても、休息を必要としているのは杏奈たちだけで、彼女たちの面倒を見る役目を自ら進んで担った静流さんを除いた他のメンバーは自由に行動するってことになったんだけどね。

 

 それで、だ……私が今、何をしているかというと――

 

「……ほう? どうした、カレン。こんなところでぼーっと突っ立って……」

 

「はっ! 隊長のお見送りをしようと、こちらで待機しておりました!」

 

 拠点の入り口で、ずっとずっと、カン・ユーのことを待ち続けていた。

 

 今回のSEXバトルでは情報収集から作戦の立案まで、本当に彼の世話になった。

 そのことに関しての礼を言わなきゃいけないと思ってた私は、こうしてまた単独行動を取ろうとする彼のお見送りをしてるってわけだ。

 

「『ビートライダーズ』との戦いは、隊長の作戦がなければ勝利することは難しかったでしょう。何から何までお世話になったことを感謝しております」

 

「ふっ、言っただろう? 可愛い部下のためになら、あの程度の協力は当然だと……まあ、感謝の気持ちは素直に受け取っておくがな」

 

 上機嫌にはっはっはと笑う彼の前で敬礼のポーズを取る私も、その笑い声に釣られて笑みを浮かべる。

 だが、ひとしきり笑った後に今までとは趣の違う笑みを浮かべたカン・ユーに頬を撫でられた時、私の心臓はドクンッと大きく跳ね上がってしまった。

 

「……それで? ただそれだけの言葉を伝えるためにわざわざここで俺を待ち続けていたのか? 他にも何か、俺に言いたいことがあるんじゃないのか?」

 

「あ、えっと、それは……」

 

「ククク……ッ! 図星のようだな? 上官に隠し事は許さん。カン・ユー隊二等奉仕兵紅月カレン、隊長である俺の命令だ……何をしてほしいか、正直に答えろ」

 

「あっ……♡」

 

 カン・ユーの命令が、私の心の中に染み込んでいく……♡

 彼のちんぽに躾けられ、屈服し、忠誠を誓った私には、その命令に逆らうことなど出来はしなかった。

 

「お、おそれながら、申し上げます……♡」

 

 欲望のまま、本能のままに、敬礼の姿勢を解いて股を下品に開いた格好を取る。

 そのまま両手で自身の性器を開いてみれば、そこからはぬるぬるとした愛液がダムが決壊した時のように溢れ出してきていた。

 

「こ、この、発情むれむれおまんこに、カン・ユー隊長のデカちんぽをお恵みください♡ 隊長に抱いてほしくて、SEXしたくて……ずっとずっとあなたをお待ちしてましたっ♡」

 

「く、はははははっ! ふははははははっ!!」

 

 私の正直な思いを耳にしたカン・ユーが先ほどよりも高らかな笑い声をあげる。

 ねっとりとした眼差しをこちらへと向けた彼は、興奮で熱を帯び始めた私の体に密着し、桃色に染まる尻を揉みながら私の耳元で質問を投げかけてきた。

 

「カレン、これからお前たちの部隊は暫く休息期間に入る、そうだったな?」

 

「は、はい……っ♡ ん、んんっ♡」

 

「仲間たちにはきちんと単独行動の許可を得てきたのか? うん?」

 

「し、暫くレベル上げのために1人で動くと、そう伝えてきました……はうぅっ♡♡♡ で、ですから、隊長……っ♡」

 

 もじもじと尻を揉まれる快感に身をくねらせ、ぺちぺちと優しいスパンキングを受ける快感に悶えながら、甘えるようにしてカン・ユーへと視線を向ける。

 すっかり彼に躾けられ、従順な奉仕兵と化した私の様子にご満悦の彼は、にんまりと笑うと私が望んでいた言葉を口にしてくれた。

 

「いいだろう。俺様と共に来ることを許可してやる。……くくっ! 実を言うとな、そうなると思って準備をしておいたんだ。お前に特別な稽古をつけてやるぞ、カレン」

 

「と、特別な稽古ですか……♡ いったい、何を……んあっ♡」

 

 意味深な彼の囁きに期待を疼かせた私の尻を、カン・ユーが強く揉んだ。

 そのまま、中指の腹で私のアヌスを何度もタップしながら、ニヤニヤと笑う彼が言う。

 

肛門(ここ)は、まだ処女だったな? 開発もされていないお前の尻の穴を、立派な性器に変えてやる。そのために必要な道具やスキルも習得済みだ。お前のケツ穴処女は、この俺様の物だ!」

 

「んっ♡ んふぅ……っ♡ わ、私のために、そこまでしていただけるなんて、光栄、ですっ♡ 私なんかのお尻でよければ、好きに開発してくださいっ♡ それで、それで――っ♡♡♡」

 

 ゾクゾクと背筋から昇ってくる興奮と震えに身を任せ、カン・ユーに差し出すようにして自身の巨尻を突き出した私は、その中央にある窄まりを自らの手で広げ、肩幅に開いた脚の間から期待に染まった顔を出し、彼へと叫ぶ。

 

「カン・ユー隊ドスケベ淫乱変態奉仕兵である紅月カレンのケツマンコ処女を、隊長に捧げさせてくださいっ♡ 隊長の立派なおちんぽでケツ穴処女を卒業出来るなんて、身に余るほどの光栄ですっ♡ 私なんかのためにそこまでしていただいて……本当にありがとうございますっ♡」

 

「ふは、ふははははははっ! 本当に素直になったな、カレン……!! あのじゃじゃ馬娘の尻穴処女を奪えるかと思うと、俺も興奮が収まらん! 覚悟しろ、数日後にはお前は立派な尻穴狂いになっているぞ! ふはははははははっ!!」

 

「あぁぁ……っ♡ ん、はぁ……っ♡♡♡」

 

 むにゅり、むにゅりと尻を揉まれ、ズボン越しに勃起したちんぽを擦り付けられると、それだけで意識が飛びそうになる程の快感と興奮を感じてしまう。

 発情した性器から愛液を垂れ流し、ジンバラ公園の地面に点々とシミを作りながら、カン・ユーに連れられて彼の車に乗り込んだ私は、これから始まる肛門開発に尻穴を疼かせ、息を飲むのであった。

 

 

 

 

 

 

『紅月カレン は サブミッション 【カン・ユーによる肛門開発】 に 強制的に突入しました』

『紅月カレン の 肉体 を 【カン・ユー隊奉仕雌奴隷】 に 固定します』

『サブミッション を クリアするまで この状態は 解除されません』

 





カン・ユー LV15(登場作品 ボトムズシリーズ)

特殊スキル

・巨根L3
・肛門開発L2(強化により習得)
・指揮能力L1
・性欲高揚
・底力L5
・カン・ユー隊隊長☆
・紅月カレン特攻L1☆
(☆印のあるスキルはユニークスキルであり、条件を満たしたことで習得したもの)

エースボーナス

・自分よりレベルの低いユニットに対する攻撃力が上昇(レベル差が大きければ大きい程、上昇値も大きくなる)
『カン・ユー隊奉仕雌奴隷』の肉体になっているカレンのレベルは特殊スキル『レベル固定』によって1のままなので、彼女への特攻効果がある2種のユニークスキルも相まって、非常に強大な快感を与えるエースボーナスとなっている。



スパロボSEX Tips

○○特攻

特定の条件に該当するユニットに対する攻撃力を強化するスキル。
基本的に、その対象が狭まれば狭まる程に強化率が大きくなる。(女性特攻よりも巨乳特攻などの条件が加わっている方が強化倍率が大きくなるということ)
また、部位に対する特攻の場合は、その部位以外への攻撃では効果が発動しない。(巨乳特攻を持つ男性ユニットが尻を責めても効果は発動しないといった具合)
例外として、(個人名)特攻の場合はその人物の何処を責めても、何をしても、強力な倍率補正がかかる仕組みになっている。

強力なスキルであるため、精液強化では習得出来ないようになっており、特攻スキルを身に付けるには本人の素質か特定の条件を満たす必要がある。
習得した場合、スキルレベルの上昇についてはそのスキルによって条件が異なっているため、何処までスキルレベルが上がるかはその本人次第となる。

なお、これらの特攻スキルは条件を満たす場合は複数の効果が適用される仕組みとなっており、特攻スキルを複数所持しているユニットとの戦いでは注意が必要。
例、女性特攻と巨乳特攻を所持しているユニットが紅月カレンと戦闘し、胸を責めた場合、それぞれの効果が同時に発動し、倍率が強化される。


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紅月カレン・肛門開発記

年内最後の投稿。皆さま、よいお年を……


 

 

「く、訓練記録、〇月×日……♡ 本日より、カン・ユー隊長による奉仕兵紅月カレンのケツ穴開発を開始します♡ これはその訓練を記録に残したもの、です……♡」

 

 カン・ユーの車に乗り込んでから数十分後、私は彼が住んでいる一軒家の地下室にいた。

 両腕を万歳の格好で、両足を大きく広げた性器が丸見えになるポーズで、まんぐり返しにも近しい姿勢になり、お尻を前方に突き出した状態で、両手首と足首を壁に固定するように拘束されている私の姿を、カメラが撮影している。

 

 丸々、つやつやとした尻を強調するような恰好で、その中央にある肛門をひくつかせる私の姿は、とても卑猥に映っているはずだ。

 

 開発……その甘美な響きに背筋が震え、腰が砕けそうになる。

 出す穴である肛門を肉棒を受け入れるための器官に変えられる期待に胸を疼かせる私の前で、カン・ユーが小さな注射器を取り出した。

 

「では、開発の第一段階に入る。まずはこいつで腸内を洗浄し、肛門性交の下地を作るぞ」

 

 その言葉にごくりと息を飲む私。

 一見、到底腸内洗浄をするには量が足りなそうに見える浣腸液だが、事前に説明を受けていた私には、カン・ユーが手にしている物の凄さがわかっていた。

 

 【ハイコート・ボルテッ浣腸】……それが、そのアイテムの名前だ。

 対象の直腸に注がれた瞬間に何倍にも体積を増す不思議な効能を持ち、更に溜まっている便を完全に分解、浄化する効果も持っている。

 また、炭酸水のように激しく泡立つことで注がれた者の排便意欲を掻き立て、噴射の際の勢いを更に凄まじくする効果も有しているそうだ。

 

 以前、アンジュがジンバラ公園で浣腸された【ボルテッ浣腸液】の強化版と聞けば、その凄まじさが理解出来るだろうか?

 ワインの小瓶にも満たない量の液体だけで、私の腸内を完全に洗浄出来るだけの力を持つそれを、カン・ユーがニタリと笑いながらお尻の中に注ぎ込んでくる。

 

「んおおおぉおぉお……っ♡♡♡ おっっ♡♡♡ おほっっ……♡♡♡」

 

「よし、そのまま浣腸液が効果を発揮するまで待機だ。ケツの穴を締めて、漏らさないようにしろ」

 

「い、イエッサー♡♡♡ んごぉおおっっ♡♡♡」

 

 まんこもお尻の穴も勃起乳首もアヘ顔も丸見えの無様極まりない格好のまま返事をした私は、ごぼごぼとお腹の中で泡立つ浣腸液の感触に大きく仰け反って獣のような呻きを上げる。

 一生懸命に力を込める肛門はぷっくりと膨れ、苦しみの中に感じられる確かな快感に性器がぱくぱくと興奮を示すかのように口を開け閉めする様は、奉仕兵に相応しい淫らな姿だ。

 

 加速度的に増していく便意を必死に堪え、額に脂汗を流しながら肛門を締める私の腹部は徐々に膨れ上がっていき、やがて妊婦と見紛うまでの大きさにまで辿り着く。

 

「お、おおおおっっ♡♡♡ んぉぉおおおおぉおおお……っ♡♡♡」

 

 その頃にはもう、私の頭の中に理性は残っていなかった。

 ペットが飼い主の命令を遵守するように、カン・ユーによって躾けられた精神が本能に刻まれた命令を守ろうと爆発的な便意に抗うようにして肛門を締め、決壊を拒もうとしている。

 

 上官の命令は絶対であると躾けられた心が主の命令を無意識以下の状況でも守るように体に言い聞かせ、その苦しみに悶えながら全身を震わせながら、私は無様な表情を浮かべて懸命に便意に耐える。

 

「ふぅうぅううっ♡♡♡ んふ、ごぉおぉおぉ……♡♡♡」

 

 歯を食いしばる口を開けたら、即座に肛門も決壊してしまうと肉体が理解しているのだろう。

 開けることの出来ない口の代わりに鼻の穴を大きく広げ、膨らませ、そこから空気を吸い込む私の表情はまさしく豚だ。

 

 全裸の状態で、自分の恥部を見せつけるような体勢を取り、腹を大きく膨らませ、性器をいやらしくぱくつかせ、尻をぶるぶると卑猥に痙攣させて便意を堪える今の私にこそ、雌豚という称号は相応しい。

 

 そんな惨めで無様な私のことを、カン・ユーが見ている。

 私を躾け、屈服させた巨大なちんぽを勃起させながら私を視姦する彼の姿を目にした私は、自分自身の無力さと羞恥心にゾクリとした震えを感じた。

 

(隊長がその気になれば、私は滅茶苦茶にされる……♡♡♡ 何一つとして抵抗を許されないまま、完璧な雌奴隷に堕とされるんだ……♡♡♡)

 

 今、身動きの出来ない私にカン・ユーが手を出せば、即座に私の下らない我慢なんて砕けて消える。

 彼のちんぽを咥え込みたくて仕方がないと叫んでいるまんこに、あのぶっといちんぽをハメられた瞬間に肛門は決壊し、私は人間として最低の姿を晒すこととなるのだろう。

 

 いや、そこまでする必要もないのかもしれない。

 乳首を抓る、尻を叩く、あるいは、ちんぽを鼻先に突き付け、芳醇なその臭いを嗅がせるだけで、私のせせこましい抵抗は雲散霧消してしまうのだ。

 

 自分よりも圧倒的に強く、私に自分が雌であるということを自覚させた雄に、隙だらけの姿を晒す。

 完全屈服の証である今の自分の姿と、早く雌としての快感を与えてもらいたいという欲望が胸の内で爆ぜた瞬間、私の腹部に溜まる浣腸液が急速に泡立ち始めた。

 

「ふぐっ♡♡♡ んごぉぉぉぉぉぉぉ……っ♡♡♡」

 

「おう、どうやらピークに達したようだな。さて、お前はその苦しみにどれだけ耐えられるかな?」

 

「ふぎぎぎぎぎっ♡♡♡ んぎぃいぃいぃいいっっ♡♡♡」

 

 カン・ユーのその言葉に、私は狂ったように首を横に振る。

 想像を絶する便意と腹部の痛みに悶えた私は、ついに我慢の限界を迎えると共に瞳に涙を浮かべながら叫んだ。

 

「む、むりぃ……♡♡♡ で、でちゃうっ♡♡♡ もれちゃううぅうぅうぅうううっっ♡♡♡」

 

 もう駄目だ、堪えられない。

 ぷっくりと膨れた肛門が限界を告げ、奥から噴き出そうとしているガスと水流に屈服したかのように薄く口を開く。

 

 その解放感に身を任せ、全てを噴射してしまおうと全身を脱力させた私であったが、そうはさせないとばかりにこれまで言葉責めだけで私に触れることをしなかったカン・ユーが動いた。

 

「んほぉっっ♡♡♡」

 

 ずぶっ、という何かが開き始めた肛門に押し込まれる感覚に生まれて初めての嬌声を口にする。

 すんなりと肛門に挿入されたそれは入り口を塞ぐように膨らんでいき、私の肛門を取り締まる番人となって入り口近くに鎮座した。

 

「ほご、おぉっ♡♡♡ んおぉぉぉぉ……♡♡♡」

 

「くっくっく! プラグで栓をしてやったぞ。これで漏らさずに済むな、カレン」

 

「は、はひぃ……♡♡♡ あ、ありがとぉ、ございま、ぐぅうぅぅぅぅっ♡♡♡」

 

 人前で排泄するという尊厳の危機は去った。だが、どうしようもない腹の痛みと排泄欲は未だに私の中に残り続けている。

 さっきまでと違い、自分の意志ではなく強制的に便意をコントロールされている私は、だらだらと汗を流しながらその苦しみに耐えていたのだが――

 

「しっかりと命令を守った褒美だ。さっきから物欲しそうにぱくついてるまんこに、大好きな俺様のちんぽをくれてやるっ!!」

 

「あっ♡♡♡ ああっ♡♡♡ あぁああああぁああああああぁああああっっ♡♡♡」

 

 ――そう、怒張した極太ちんぽをまんこにねじ込まれた瞬間、その苦しみは甘美な快感となってセックスの興奮のスパイスとなる。

 

 濡れ、火照り、ぱっくりと口を開けていた私の性器は、雄々しく怒張したカン・ユーのペニスを難なく奥まで咥え込んだ。

 自分を屈服させ、満足させてくれる太いちんぽを受け入れた悦びに舌を放り出しただらしのない表情を浮かべながら、私は普段とはまた違う快感に下品な声で悶える。

 

「んぉおおぉっ♡♡♡ お、おなか、くるひいっ♡♡♡ のにぃ……っ♡♡♡ まんこ締まって、いつもよりちんぽの凄さわかっちゃううっ♡♡♡ おおおっ♡♡♡ くるひいのが、いいっ♡♡♡ おひりとまんこ、いいぃいっ♡♡♡」

 

「クハハっ! やはり貴様はマゾだな、カレン! 浣腸の苦しみにすら快楽を貪る貴様に相応しい、極上の無様絶頂を教えてやる! しっかりと俺に抱き着くんだ!」

 

「は、はいぃ♡♡♡ カン・ユー、たいちょおぉ……♡♡♡」

 

 腹の中に溜まる浣腸液が、肛門に栓をするアナルプラグの感触が、私のまんこの締まりを強くする。

 普段よりも強く熱や震え、その感触を伝えてくるちんぽの逞しさに恍惚とし、苦しみの中にある確かな快楽に酔い痴れる私は、これ以上の快楽を教え込むという上官の言葉に体が震えんばかりの興奮を抱くと共に、彼に言われるがままに四肢をその体に絡ませ、媚びた視線をカン・ユーへと向けた。

 

「そうだ、それでいい。さあ、行くぞ」

 

「んひぃっ♡♡♡ おおっ♡♡♡ ほぉぉぃ……っ♡♡♡」

 

 のっし、のっしと私を抱くカン・ユーが歩けば、その振動に合わせて私の膣内に挿入されているペニスがピストン運動にも近しい動きを見せる。

 本格的なセックスとは程遠いその動きも、浣腸液とアナル快感に酔う今の私には即絶頂してしまう程の強い快感として感じられ、だいしゅきホールド状態でいる私は、無様なアヘ顔をカン・ユーの目の前で晒し続けながら、アクメを迎え続けていた。

 

(ああ、こんな……♡♡♡ 情けなくて、無様で、人として終わってる顔を見られちゃうなんて……♡♡♡ それで、気持ちよくなってるんなんて信じられないっ♡♡♡)

 

 被虐的な快感は今やその強さを極限まで高め、私の心に完全なるマゾヒズムを刻み込んでいる。

 この痴態を見られていると想像しただけで腰が砕け、軽く絶頂してしまえる程の悦びを味わえるようになってしまった私は、カン・ユーの意のままに性感を操られながらバスルームへと運ばれた。

 

「くっくっく……! さあ、フィナーレだ。お前に極上の快楽を味わわせてやるっ!!」

 

「おおおぉおおおぉおおぉおおおっっ♡♡♡ んおぉおおおぉおおおおぉおおおぉおおぉっっ♡♡♡」

 

 カン・ユー隊長がほんの少しだけ、私の肛門に嵌めたアナルプラグの大きさを萎ませた。

 空気が抜けるぷしゅう、という音を感じた私は、その直後に激しく動き出した膣内のペニスの感触に仰け反り、即アクメを決めてしまう。

 

 浣腸液で大きく膨れた腹を震わせ、未だにアナルプラグを咥え込んでいるむちむちの尻を抱えられながら、私はカン・ユーの容赦ない鬼ピストンにひたすら絶頂へと押し上げられていく。

 

「おおぉおおっっ♡♡♡ おひぃいいぃいいいぃっっ♡♡♡ だめぇええぇっっ♡♡♡ ま、まんこふだんよりかんじっ♡♡♡ おひぃいいいぃっ♡♡♡ おおおぉおっっ♡♡♡ んおおぉおおおぉおおっっ♡♡♡」

 

「浣腸とアナルプラグのお陰で尻の穴が締まっているからな、膣の締め付けや震えも普段より格別だろう? その状態のまんこに大好きな俺様のちんぽをぶち込まれた気分はどうだ? うん?」

 

「おおぉおおおっっ♡♡♡ いいっ♡♡♡ いいですぅううっ♡♡♡ い、イクのとまらな、おひぃいいぃいいいっっ♡♡♡」

 

「そうだろう、そうだろう! 更に、これだっ!!」

 

「んひいいぃいいいぃいいぃいいっっ♡♡♡」

 

 カン・ユーの両手が私の尻を思い切り叩き、強烈なスパンキングを見舞う。

 既に彼の腰の動きに合わせて勝手に振られるようになっていた私の尻は、気付けのビンタのようなその1発にぶるぶると肉を震わせながら、痛みを伴う快感を貪り尽くしていた。

 

「いひっ♡♡♡ んひぃいっ♡♡♡ す、スパンキングいいっ♡♡♡ お尻ぶたれるの、きもちぃいいっっ♡♡♡」

 

「やはり貴様はマゾだな! 尻を打たれる度、まんこが締まっているのがわかるぞ! おい、お前を気持ちよくしてやっている上官への感謝はどうした? そんな礼儀知らずの奉仕兵は、俺の部隊には必要ないぞ!?」

 

「おおおっっ♡♡♡ あ、ありがとうございますっ♡♡♡ マゾ雌豚奉仕奴隷兵紅月カレンのアナル開発に♡ 激しいスパンキング♡ ガチハメセックスをしていただき、ありがとうございますぅぅっ♡♡♡ まだまだ未熟な新米奉仕兵ですが♡ これから一生懸命頑張りますので、どうかセックス止めないでくださいっっ♡♡♡ もっと私を犯してくださいぃっっ♡♡♡」

 

「ふははははっ! そうだ、それでいいっ! さあカレン、命令だ!! 思いっきり力んで、ケツの穴を塞いでいるプラグをひり出し、中の物を全部ぶちまけながらイけっ!! 俺に膣内射精(ナカダシ)されながら、肛門決壊(ケツイキ)しろっ!! わかったなっ!?」

 

「い、イエッサぁぁぁっっ♡♡♡ んぎぅぅぅぅうぅっ♡♡♡ んおぉおぉおおっぉおおっ♡♡♡」

 

 命令を耳にした私は、抗うことなくそれに従い、トイレで用を足す時のように肛門に力を入れ始めた。

 ゆるゆると栓としての機能を失いつつあるアナルプラグを排泄する快感と共に、カン・ユーのちんぽが子宮を叩きのめす快楽を味わう私は、その2種類の快楽に翻弄されながらも必死にケツ穴を締め、ぶるぶると全身を震わせ、そして――

 

「お゛ッッ♡♡♡」

 

 ――ぶぽんっ♡ という下品な音と共に、アナルプラグを排泄した。

 その瞬間、既に限界を超えた我慢を強いられていた排泄欲が解放され、開いた肛門から大量の浣腸液が一斉に噴射される。

 

 ぶばばばばば♡♡♡ ぶぼぼぼぼぼっ♡♡♡ なんて、本当に酷い音を響かせながら肛門から間欠泉のように噴き出す大量の液体は、とても長い間、私の本能に響く絶大な肛悦を味わわせてくれた。

 

「んほおぉおおおぉおぉおおぉおぉおぉぉッッ♡♡♡ イグぅうぅうぅうぅうぅうゥぅウゥッ♡♡♡ んほひいぃいぃいいぃぃいいっっ♡♡♡」

 

「ふははははははっ! いいぞ! 肛門決壊と共に、貴様の膣が【|絶頂アクメ波動】を超える痙攣で俺様のちんぽに絡みついておるわ! だが、本番はまだまだここからだぞ、カレンっ!!」

 

「んぎぃいっ♡♡♡ ふぎゅぅううぅうぅうぅうぅうぅぅううっっ♡♡♡ おっほぉおおぉぉおぉおぉおぅぅうっっ♡♡♡ ぶじゅるるるるるるるる……♡♡♡」

 

 肛門から浣腸液を噴射し、排泄感を伴う圧倒的な快感に舌を放り出しながら喘ぐ私は、両腕と両足に思いっきり力を込めて、カン・ユーの体に必死にしがみついている。

 まるで木に留まるコアラのように、絶対的な安心感を与えてくれるカン・ユーに縋る私であったが、彼はそんな私に対して容赦のない快楽責めを仕掛けてきた。

 

 喘ぎ、吼えて、開きっぱなしになっている舌を吸い上げ、濃厚なキスで立場を分からされる。

 震えるデカケツを何度も何度も引っ叩かれ、快感とお互いの優劣をたっぷりと仕込まれる。

 激しく震えるまんこの締まりをもろともせず、私を屈服させた最強のちんぽで力強いピストンを繰り出してはより高い場所へと押し上げてくる。

 

 その全てを受け入れ、快楽を味わわせてもらい、カン・ユーからの寵愛を全身で感じていた私は、一層強い力を四肢に込め、だいしゅきホールドで彼の体に抱き着いていた。

 

(カン・ユー隊長の涎、美味しいっ♡ 鍛えられた体も逞しくって、お尻を叩く腕の力も私と比べ物にならないくらいに強い……♡ まんこ犯すおちんぽ様も凄くって、好きになる気持ちが止められない……っ♡♡♡)

 

 自分のか弱さを自覚し、それを屈服させたカン・ユーの力強さを教え込まれる度に、私の心は彼のものになっていくことが分かる。

 唇を、胸を、膣を、私の女体を征服した雄の強さに触れることで、私の中の雌としての本能が彼に惹かれているのだろう。

 

 自分より圧倒的に強い雄に愛されるという幸福感と、逆立ちしたって敵わない絶対的な存在に包まれているという安心感は、そのまま快感となって私の精神を融解させていく。

 そして、これからまだどの雄にも征服されたことのない肛門をカン・ユーに捧げるという想いは、私の中に確かな熱を帯びさせていた。

 

「ふむっ♡ ぢゅぷぅ……♡ はぁ♡ はぁん……♡ 隊、長……♡」

 

「ふ、くくっ! 物欲しそうな顔をしおって。早くケツに挿れてほしいのか?」

 

 意地悪く尋ねてきた彼に対して、快感と幸福感と愛情を抱きながらこくりと頷いた私は、飼い犬が主に媚びるような上目遣いで、おねだりの言葉を口にしていく。

 

「もう、我慢の限界です♡ カン・ユー隊淫乱奉仕兵の紅月カレンのけつまんこを、隊長のちんぽで穿りまくってください♡ 私のお尻の穴、隊長のちんぽの形にしてほしいんです……♡ お願いします♡ お願いしますぅ……♡」

 

「ふはは、随分と可愛らしいおねだりをするじゃないか。あのじゃじゃ馬娘の姿が影も形もないな」

 

「んんっ♡ 昔の話はしないでくださいよ……♡ 今の私は、もうカン・ユー隊長にぞっこん♡ クソザコ雌としての立場をこの立派なおちんぽで教えていただいた感謝を胸に腰を振る奉仕兵なんですからっ♡ 私はあなたの忠実なるしもべ、従順な雌奴隷♡ これからは命令に従って、おちんぽを気持ちよくさせていただく立場の雌として振る舞わせてもらいます♡」

 

「むふふっ! 本当に可愛らしくなったな。それでこそ、俺の部下だ」

 

「ふぅん♡ あふっ♡ んちゅぅ……♡」

 

 頭とお尻を撫でられながらの褒められたのが嬉しくって、おまんこと体が勝手にカン・ユーに抱き着いちゃう。

 降りた子宮口も亀頭に吸い付いて、本物の唇同様の熱烈なキスでカン・ユーへの愛情を伝える中、私の中で膨らむ彼への愛情と肛門性交への期待はどんどん大きくなっていった。

 

「ぷはぁ……! では、ベッドに行くか。そこで望み通りにしてやる。お前のけつまんこ処女を、この俺様が奪ってやるぞ。嬉しいか、カレン?」

 

「もちろんです、隊長……♡ 私のおまんこと子宮がときめいてるの、隊長のちんぽにも伝わってますよね♡ あなたにはじめてを捧げられて、本当に嬉しいんです♡」

 

 むちっ♡ むちっ♡ と擬音を立てるように、お尻を振ってまんこの中のちんぽに媚びる。

 吸い付き。震え。愛液の粘り。それら全てがこの後に行われるアナルセックスと肛門処女卒業に期待を疼かせている私の本心を示しているようで、カン・ユーにお尻の初めてを奪ってもらえることに心の底から感謝していた。

 

 お尻を撫でる彼の手に体重を預け、尻肉の柔らかさと重みをじっくりと味わってもらうようにしながら、おまんこの中のちんぽにも媚びる。

 私のすべてを征服しようとする雄に従順に従い、何もかもを差し出す私は、カン・ユーの胸の中で言いようのない興奮を覚えながら、ケツ穴をひくひくと疼かせるのであった。

 



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紅月カレン・肛門処女卒業

おひさ
長い間止まってたカレンのアナル回を投稿します

気の強い女はお尻の穴が弱いからね、そういうシチュエーション大好き


 

 

「……よし、準備出来たぞ。カレン、今から自分が何をするのか、宣言してみろ」

 

「はっ……♡」

 

 ビシッ、とカン・ユー隊長に敬礼し、命令を受けた私が、体勢を変えてお尻を彼に向ける。

 本来ならば上官にすべきではない、不敬な行動ではあるが……彼の手に握られているカメラにこの調教を余すことなく記録してもらうため、私は最も恥ずかしくていやらしい姿を披露することに決めた。

 

 脚を肩幅に開き、そこから顔を覗かせて、お尻をぷりっと突き出した格好になった私は、カン・ユー隊長の目を見つめると、大声でこれから自分がすることを宣言する。

 

「これより、カン・ユー隊専属三等奉仕兵紅月カレンは、隊長であるカン・ユー様にけつまんこ処女を捧げさせていただきます♡ 隊長のご指導によって、私のスケベなお尻の穴はここまで柔らかくなりました♡ あとは隊長の立派なおちんぽをハメていただいて、正真正銘の奉仕用穴であるけつまんこに仕上げていただくのみです♡」

 

 そう言いながら、お尻を左右に開いて、アナルを大きく広げる。

 媚薬&筋弛緩剤入りの浣腸を何度も注がれた私の肛門はすっかり緩み、ぽぷぽぷと可愛らしくも下品な音を立てる卑猥な姿を曝け出していた。

 

「カン・ユー様のような立派な男性にけつまんこ処女を捧げられるなんて、私は本当に幸せ者です♡ けつまんこという新たな武器の獲得のため♡ 奉仕兵として恥ずかしくない技術を習得するため♡ 私めのお尻の穴をちんぽをぶち込むための穴に仕上げてください、隊長っ♡♡♡」

 

「くっくっくっくっく……! いいぞ、カレン。では、ベッドに寝転がって、教えた通りの格好になれ」

 

「はいっ♡♡♡」

 

 言われるがまま、私はベッドに仰向けに寝転がると、脚をM字に開いて両膝を腕で抱える。

 おまんこを恥ずかし気もなく曝け出し、お尻をぐい~っと持ち上げるような格好になった私は、隊長が手にしているカメラにその羞恥極まりないポーズをしっかりと撮影してもらうと共に、お尻とおまんこも接写してもらった。

 

「うぅむ、いい具合に緩んだケツ穴だ……! まんこもぱくついて、すけべ汁を溢れさせておるわ。そんなに俺様にケツ穴処女を捧げられるのが楽しみなのか?」

 

「勿論です♡ 隊長のおちんぽが私のお尻をほじほじするところを想像すると……んあぁっ♡♡♡」

 

 蕩けた声でそんなことをのたまった私の股座から、熱い愛液が噴き出す。

 想像だけで潮噴きアクメを迎えてしまった私が荒い呼吸を繰り返すもばっちり撮影したカン・ユー隊長は、ニタリと笑うと遂に己の極太ペニスを私のアナルに押し当ててきた。

 

「感じるか、カレン? 今からこの太いちんぽがお前の尻穴にぶち込まれる。お前の肛門は出すための穴じゃなく、ちんぽを挿れるための穴に変えられるんだ」

 

「は、はぃぃ……♡ 2つ目のおまんことして、おちんぽを相手出来るようになれて嬉しいです……♡ 私のお尻の穴に、カン・ユー隊長のちんぽの形を覚えさせてやってくださいっ♡♡♡」

 

「いい返事だ! よし、挿れるぞ……!! 存分に喘ぎ、イキ狂えよ、カレンッッ!!」

 

「おっっ♡♡♡ おおおおおぉぉぉぉぉ……っ♡♡♡」

 

 ずぶりと、巨大な亀頭が私の肛門に埋め込まれた。

 排泄器官に侵入してきた異物の感触と、それがどんどん奥へと押し込まれていく感覚にぞくぞくとした背徳感を感じる私は、この時点でもう軽い絶頂を繰り返している。

 

「見えるか、カレン? 俺のちんぽが、お前のケツの穴を侵略していく様が……! しっかり根元までぶち込んでやるぞ。そして、お前の尻を完全制圧してやる!」

 

「おっ♡ おおおっ……♡♡♡ み、見えます、見えています……っ♡ 隊長のぶっといちんぽがぁ♡ 私のお尻の穴を、ずんずん穿ってぇ……っ♡ おぉっ♡ なるっ♡ なっちゃうぅっ♡ お尻の穴を奥まで穿られてぇ♡ ちんぽハメるためのけつまんこにされちゃうぅ……っ♡ あっっ♡♡♡ あっっ♡♡♡ あぁぁぁぁっ♡♡♡」

 

 奥へ、奥へ……どんどんカン・ユー隊長のちんぽが私のお尻の奥へと突き進んでいく。

 私を虜にした、雌に堕とした、立派なちんぽが肛門を征服していくかのような感覚に全身が熱くなり、それがまたアナルで感じる快感を一層強めていった。

 

「おっっ♡ おおっ♡ お、ほほぉぉ……っ♡」

 

「ふ、ふはははは……! が~っはっはっはっはっは!!」

 

 そして……遂に私のお尻が、隊長の腰に当たった。

 肛門を穿って挿入されたおちんぽが、私のお尻の内部に完全に収まったのだ。

 

 その快感にだらりと舌を垂らした情けのない表情を浮かべ、ぱっくりと開いた性器から白く濁った本気汁を溢れさせる私の姿に、カン・ユー隊長が高笑いを上げる。

 彼の声が、お尻の穴で感じる雄々しく逞しいペニスの感覚が、私の中にある服従の気持ちをどんどんと強め、隊長が自分の支配者であるという想いを更に深めていった。

 

「カレぇン……! お前のケツの中に俺様のちんぽがハメられているのがわかるか? 俺様のちんぽを、ずっぽりと根元まで咥え込んでいるぞ?」

 

「は、はいぃ……♡ わかり、ますぅ♡ カン・ユー隊長のちんぽが、私のケツ穴をけつまんこにしているの、感じますぅ……♡」

 

「そうだろう、そうだろう? お前のケツ穴はこの瞬間を以てけつまんこになった。気分はどうだ? んん?」

 

「とても、とても……嬉しい、です……っ♡ 尊敬するカン・ユー隊長にけつまんこ調教していただいた上に、こうしてケツ穴処女を奪っていただけて、私は幸せですぅ……♡」

 

「あ~っはははははっ! お前は本当に可愛い女だな、カレン。では、次のステップに進むぞ。お前に肛門での絶頂……ケツアクメを教えてやる。気合を込めて、心してその瞬間を迎えろ! わかったなっ!?」

 

「は、はいっ……♡」

 

 肛門の、けつまんこの中に鎮座するちんぽが、ぐわっと熱を帯びたような気がした。

 巨大なロボットが起動したような、これから凄まじい力が尻穴(ここで)で荒れ狂うことを予感し、表情を蕩けさせる私が淫靡な笑みを浮かべる中、カン・ユー隊長が腰を引き、ちんぽを引き抜く。

 

 その瞬間、私は抗うことの出来ない快感に全身を痙攣させると共に、思いっきり下品なアヘ声を上げ、絶頂してしまった。

 

「んほぉおおおぉおぉおっぉおおぉおぉっ♡♡♡ お、ほぉおぉ……っ♡♡♡ んほへぉぉぉ……♡♡♡」

 

 ……なにが、起きたのだろうか?

 自分の身に起きたことが、自分でも理解出来ていない。

 

 カン・ユー隊長が腰を引き、肛門を弾きながら、腸壁を擦りながら、ちんぽがけつまんこから抜けていっただけだ。

 ただそれだけで……私は、イってしまった。耐えることも抗うことも出来ず、盛大にアクメしてしまった。

 

「ふははははっ! なんだ? もうイってしまったのか? 呆気ないものだな」

 

「は、はへぇ……? おっ、おぉぉぉぉ……っ♡♡♡」

 

「ククッ、自分がどうしてイったのかわかっていないと見える。ならば、そうだな……理解出来るまで、ケツアクメし続けてみるんだなっ!!」

 

「ほぉおおぉおおぉおぉおぉおっっ♡♡♡ ンおおぉおぉおぉおぉおオォオォッッ♡♡♡ おぉおおおぉお~~~~~~~~~~っ♡♡♡」

 

 再び、隊長が私の肛門を穿ち、奥の奥まで己のペニスを叩き込んできた。

 その瞬間に私の体は硬直し、ビクンッと跳ね上がる程の快感を味わってしまうというのに……その直後に、また趣の違う快楽が全身を満たしてくるのだ。

 

 けつまんこにちんぽを叩き込まれる快感は、未知の部分を開拓され、支配されることへの悦びを主とした快楽。

 被虐的で、屈辱的で、変態的で……こんなことで気持ち良くなっている、されていることへの精神的な興奮が肉体を悦ばせているようなものだ。

 

 対して、引き抜かれる時の快楽はそれとは真逆の肉体に呼び掛ける快楽。

 人類が、生物が、生まれた時から知っている、排泄の快感と性交が結びついて生み出される、絶対に抗うことの出来ない快感である。

 

 私の肉体と相性抜群であり、常人を遥かに超える立派なペニスを持つ隊長が、開発されたばかりの弱いけつまんこを責める。

 肉体、精神を共に揺さぶる快感が1つに纏まり、心身を共に激しく揺さぶる快感を毎秒のように味わわせるアナルセックスの味に、私は瞬間的に堕ちてしまっていた。

 

「んっほぉおおおぉおおぉおぉおぉぉおっっ♡♡♡ おほぉおぉおぉぉおおぉおおおぉおんっっ♡♡♡」

 

「どうした、カレン!? 折角新しい武器を与えてやったというのに、そんなアヘり様では使うことが出来んではないか! 俺様は、お前に弱点を増やしてやったんじゃないんだぞっ!!」

 

「ほひぃいいぃぃいいぃぃいっっ♡♡♡ ほぉんっ♡♡♡ おおぉおんっ♡♡♡ おっほぉおぉおおぉおおッッ♡♡♡」

 

「豚のように喘ぐことしか出来んようだな! 気の強い女はアナルが弱いと聞くが……クククッ! お前はそれに輪をかけて変態と見える! 俺のペニスを受け入れ、まともに喋ることも出来ん雌豚になった気分はどうだ、カレンよ!」

 

「んおおぉおぉおおぉおおぉおっ♡♡♡ おっっ♡♡♡ おぉおぉぉおぉおお~~~んっ♡♡♡」

 

「クハハハハハハッ! 傑作だ! あの紅月カレンが、ケツ穴を穿られてイキ狂っておるわ! ……今、トドメを刺してやる。お前の主は誰か、その淫らなケツに教え込んでやるぞ、カレンっっ!!」

 

 隊長のちんぽが激しく直腸の奥を穿つ。隊長のちんぽが勢いよく引き抜かれて排泄感を伴う悦楽を私に味わわせる。

 肛門を押し開き、蹂躙し、徹底的に嬲られるアナルセックスでイキ狂わされながら、私は完璧にその快感で躾けられていった。

 

 勝てない……このおちんぽには、この雄には絶対に勝てない。

 まんこも、おっぱいも、唇も、舌も、もうとっくに堕ちていた。その上で、今、肛門という最大の弱点を開発され、完膚なきまでに叩きのめされてしまった。

 

 絶対的な快感を叩き込まれる敗北感と、圧倒的な強者である雄に組み敷かれる安心感が、私のカン・ユー隊長への想いを更に強める。

 心酔の域にまで達していた感情は崇拝といって差し支えないレベルにまで引き上げられ、誰よりも尊敬する上官である彼の部下として性奉仕が出来ることや、こうして肛門処女を捧げられたことの幸福感が数倍にも膨れ上がっていく。

 

 私は、紅月カレンは……カン・ユー隊の奉仕兵♡ 隊長の命令に従って股を開く、ドスケベで淫乱(ビッチ)な三等兵♡

 カン・ユー隊長に従い、彼の立派なおちんぽに可愛がってもらう悦びに支配された私の心が、その感情が、アナルの皺の1つ1つにまで刻み込まれた瞬間、私は腸内にマグマのような熱い迸りを感じ、背筋を仰け反らせて叫んだ。

 

「んほおおおおおおおおおおぉぉおぉおおおぉおおぉぉおぉおぉぉおっっ♡♡♡」

 

 熱い、熱い……雌の理性を焼き切る、特濃ザーメンが腸内に染み込んでいく……♡

 肛門と直腸を征服し、私のアナルを完全に支配していくカン・ユー隊長の雄々しさを感じながら、だらしないアヘ顔を浮かべた私は、絶大な肛門アクメによる快楽を味わい、絶頂によってお漏らしまでしながら、意識を暗闇の中へと沈めていくのであった……♡

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ!? ん、ほひぃっ♡♡♡」

 

「……目が覚めたようだな、カレン」

 

「わ、私、は……?」

 

「たっぷり数時間、気を失っていたぞ。ケツアクメして気絶するだなんて、奉仕兵として言語道断! 気合が足らんわ、気合が!」

 

「も、申し訳ありませんっ! 隊長のちんぽに奉仕する者として、自覚が足りませんでしたっ!!」

 

 ……それから、どれだけの間、気を失っていたかはわからない。

 次に私の意識が覚醒した時、私はカン・ユー隊長から後ろから抱きすくめられ、胸を弄ばれているところだった。

 

 けつまんこにはちんぽが挿ったままだから、気を失っている間、ずっとカン・ユー隊長にハメられ続けていたことになる。

 ハメられっぱなしだった私のけつまんこは既に隊長のおちんぽに慣れ切っていて、ぐっぽりと大好きなおちんぽ咥えて離さなくなるまでに媚びてしまっている。

 

(ああ、凄い……♡♡♡ ハメられてるだけなのに、甘イキが止まらなくなってる……♡♡♡ 私のけつまんこ、隊長のちんぽの形になってるんだ♡ 強い雄に屈服して、服従の証としてけつまんこが勝手に媚びちゃってるんだ……♡)

 

 どうやら、私の体はとても頭がいいらしい。

 カン・ユー隊長のちんぽが、自分の雌穴を充足させてくれる最高のおちんぽだということを理解し、勝手に順応しようとしてくれているのだから。

 

 1から10まで隊長に躾けてもらった私のお尻は、その傾向が特に顕著だ。

 このままじっくりハメ倒してもらえば、隊長専用のドスケベけつまんこが出来上がるかもしれないと……そうなった時に味わえる絶大な快感に思いを馳せてごくりと涎を飲み込んだ私に向け、隊長は優しい言葉を投げかけてくれた。

 

「まあ、いい。反省しているようだし、初めてのアナルセックスは刺激が強かっただろうからな。これから気合を入れてけつまんこでの奉仕を行えるようになれば、それで良しとしよう」

 

「はっ♡ ありがとうございますっ♡」

 

 ちょっと甘やかされたくらいで、私の声には媚びと悦びの感情が出ちゃってる。

 ケツ穴にハメられてるってこともあるんだろうけど、こんなに雌としての感情が出てる声が自分の口から出るだなんて、本当にびっくりだ。

 

「た、隊長……♡ どうか、私のクソザコけつまんこに気合を注入してくださいっ♡♡♡ ちょっと穿られるだけでアクメ連発しちゃう雑魚アナルに、隊長の素晴らしいちんぽでの教育的指導をお願いしますっ♡♡♡」

 

 もっともっと、けつまんこしたい♡

 ケツ穴ファックしてもらって♡ アナルセックスしてもらって♡ ケツアクメさせてもらいたい♡

 

 そんな、変態的な願望を包み込みながらカン・ユー隊長に快楽を強請れば、そんな私の本心を見抜いている彼は、じっくりと私の胸を揉み、お尻の穴をぐりぐりと広く穿りながら、こんなことを言ってきた。

 

「うむ、そのことだがな……カレン、お前のけつまんこの弱さは俺の想像以上だった。このままでは、アナルを武器として使うことは出来ん。そこで、1度お前の体を大幅改修(オーバーホール)しようと思ってな――」

 

「オーバー、ホール……? それってどんなことをするんですか……?」

 

「まずはけつまんこだが、このまま俺のちんぽをハメたままとする。俺のちんぽに慣れてしまえば、有象無象の輩にハメられたところでそう大した驚異ではなくなるだろうからな。まあ、代わりに俺のちんぽには逆らえなくなるだろうが……そんなことは些末な問題だ。次に、このデカ乳ももっと大きく、柔らかく、張りのあるエロ乳にすべく揉みしだく。これでパイズリの威力が上がるぞ! よかったな! 最後にまんこにはケツアクメの快感を伝達させると共に【絶頂(アクメ)波動】の攻撃力を更にアップさせられるよう、刺激を与えてやる。これにより、お前の体はより強靭で、そしてエロいものへと変化を遂げるのだ! 素晴らしいだろう、カレン?」

 

「……は、はいっ♡ とても、とても……素晴らしい計画ですっ♡ カン・ユー隊長の手で、私の体を再開発してもらえるだなんんて……♡ か、考えただけでイキそうになっちゃうっ♡」

 

 それは、偽りのない私の本心だった。

 胸、尻、膣、それら全てを尊敬する隊長に差し出し、大幅な改修を行うことで、より淫らで強い女体へと開発してもらう。

 この世界を生き抜く強さと、奉仕兵として活躍するための淫らさを同時に手に入れられるこの計画は、私にとって最高以外のなにものでもなかった。

 

「くはははは! そうかそうか、そこまで喜んでくれるか。なら、早速計画を始動しよう。【紅月カレン性式・開発計画】……スタートだ」

 

「はいっ♡ よろしくお願いいたします、隊長♡」

 

 ぬっぽりケツ穴を穿られる快感に、むぎゅっとおっぱいを鷲掴みにされる悦びに、私のまんこがだらだらとスケベな涎を垂らす。

 こうして、よりセックスに順応した肉体への再開発を目的としたカン・ユー隊長主導の計画……【紅月カレン性式・開発計画】は始動され、肛門処女を彼に捧げたばかりの私は、けつまんこだけでなく肉体全てを彼に都合のいいものにしてもらうための日々に溺れていくのであった……♡

 





紅月カレンに新武装『アナルセックス』が追加されました!
紅月カレン【カン・ユー隊奉仕雌奴隷】が特殊スキル『尻相性○カン・ユー LV1』を習得しました!




スパロボSEX Tips

『相性スキル』

特定の人物、部位、プレイ内容との相性を強化ないし弱体化するスキル。
基本的に相性が良ければお互いに感じる快感は強くなり、悪くなれば弱くなる。

今回のカレンが習得したスキルは、カン・ユーが彼女の尻を責める際に味わう快感が強くなるというもの。
特定の個人であるために快感の上昇比率は高めに設定されており、軽く撫でられるだけで絶頂を迎えてしまうほどの快感にまで感度が強化されている。

なお、相性を表す記号は下から【×.△.○.◎.☆』とあり、〇よりも◎の方が味わう快感が強くなる。
カレンの場合はカン・ユーに尻を責められれば責められる程にスキルレベルが上がり、最終的には記号が1ランク上昇するという形になるだろう。
それに伴って固有スキルである【カン・ユー隊専属奉仕兵】のレベルも上昇するため、彼女が味わう快楽は段違いに上昇していくはずだ。


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紅月カレン・完全服従宣言

こっちも久々に投稿
やっぱエロ書かねえとな~!

次の展開どうしましょ?ある程度は考えてあるけど、しっかり固めないと駄目だな。


 

 

 

 

「んおっ♡♡♡ おほっ♡♡♡ おおおっ♡♡♡ おほぉおぉっ♡♡♡」

 

「うむ、いいぞ。随分と尻の使い方が上手くなったじゃないか」

 

「あ、ありがとう、ございまっ♡♡♡ んほぉおおぉおおっっ♡♡♡」

 

 隊長の動きに合わせて尻を振り、肛門を締めていた私は、彼に体位を変えてちんぽを奥へと押し込まれたことで背筋を仰け反らせて野太い叫びを上げた。

 

 片足を持ち上げられ、犬が小便をするような格好にさせられた状態で右手で胸を揉まれる。

 そのまま、がっつんがっつんと尻に腰を打ち付けられながらアナルを犯されれば、私の口からは生臭い嬌声が雄叫びとなって溢れ出していった。

 

「おほっっ♡♡♡ んほぉっ♡♡♡ ほぉおおっ♡♡♡ んごっっ♡♡♡」

 

「まったく、本当に俺様好みのいい体になったもんだ! 胸も尻もデカくなって、張りも増した! なにより感度も跳ね上がったとなれば、弄び甲斐があるってものよ!!」

 

「んほおぉお~~~~っ♡♡♡」

 

 ドスッ、と尻穴の奥深くまでちんぽをぶち込まれた私が歓喜の咆哮をあげる。

 すっかり慣れ親しんだアナル絶頂に潮を噴き、失禁してしまった私の脚はがくがくと震え、もうまともに立っていることすら出来ない状態だ。

 

 カン・ユー隊長はそんな私のアナルにちんぽを挿入したまま、私を自分の腰の上に座らせると、一旦肛門を穿る動きを止めて両手で私の胸を愛撫し始めた。

 熱く太い肉棒に肛門を広げられ、排泄口に男性器を挿入されている感覚に背徳感を伴う快感を味わう私は、彼のテクニックにメロメロになりながら感謝の言葉を口にする。

 

「んあっ♡♡♡ こ、これも全て、カン・ユー隊長のお陰、ですっ♡ 隊長の手で整備された私の体は、SEXバトルでより力を発揮出来るドスケベボディになりました♡ 一層淫らな雌として進化出来たのも、隊長のご指導あってのこ、とぉおおぉおおんんっ♡♡♡」

 

 愛撫の快感に身を震わせながら隊長に感謝を告げていた私は、彼の右手にぱっくり開いたまんこを穿り回されて大声で悶えた。

 ぶしゅっ、と音が響くくらいの潮噴きを披露し、がくがくと全身を痙攣させて絶頂の余韻に浸る私の乳首と膣を責めながら、隊長は楽しそうに言う。

 

「ふははっ! 従順さも含めて、いい仕上がりになったな! そろそろお前が大好きなものをくれてやるが……わかっているな?」

 

「んおっっ♡♡♡ も、もちろんで、んんっっ♡♡♡ ふぅううっ♡♡♡ んふぅうぅっ♡♡♡ あ、()()をやるんですねっ♡♡♡」

 

「ああ、そうだ。奉仕兵として俺様を楽しませろよ、カレンっ!!」

 

「んほおぉおおぉおおおぉっっ♡♡♡ りょ、了解ぃいいぃいいいぃいっっ♡♡♡」

 

 カン・ユー隊長に膝を抱えられて持ち上げられた私は、アヘ顔を浮かべながらびしっと上半身だけは敬礼のポーズを取って彼の言葉に応えた。

 自重でお尻の穴の奥深くにまで隊長の極太ちんぽを捻じ込まれる快感に悶え、それを亀頭ぎりぎりまで引っこ抜かれる時に生まれる排泄感を伴う悦びに背筋を仰け反らせて喘いで、ラストスパートをかける隊長の激しいピストンを存分に大きなお尻と彼のちんぽの形になってしまっているケツ穴で受け止める私は、このセックスを締める最後の技を繰り出す。

 

 剛直に押し広げられ、しっかりとちんぽを咥え込んでいる肛門に思い切り力を込めて限界まで締め付けながら、とろとろに蕩けている腸内に快感の気を充填させながら……それを極限まで高めていく。

 穿たれ、穿られ、犯し尽くされるアナルで快楽を貪っていた私は、慣れ親しんだ絶頂を更に加速させることで強大な力を解放し、それを全てお尻の穴へと叩き込みながら叫んだ。

 

「いぐっっ♡♡♡ きますっっ♡♡♡ これが私の全身全霊っ♡♡♡ 紅月カレンのぉっ♡♡♡ 肛門絶頂(ケツアクメ)波動だぁあああぁああっ♡♡♡ んほぉおおおおおおぉおおおぉおおおぉおっっ♡♡♡」

 

「ぐおおおぉおぉおおおぉっっ♡♡♡ や、やはりっ、堪らんっっ!!」

 

 カン・ユー隊長との特訓、そして【紅月カレン性式・開発計画】による全身の大幅改修(オーバーホール)を経て得た、私の新たなる力。

 絶頂波動で生まれる痙攣をそのままけつまんこで発生させ、挿入してあるちんぽに凄まじい快感を与える必殺技……その名も肛門絶頂(ケツアクメ)波動。

 

 そのままといえばそのままだが、わかりやすいこのネーミングを私は気に入っていた。

 そして、隊長もまた自分のちんぽで掘削、開発され、ジャストフィットする私のけつまんこで味わうこの快楽をとても気に入ってくれているようだ。

 

射精(だす)ぞっ、カレンっ!! しっかりケツ穴で受け止めろっっ!!」

 

「んんんんんんっっ♡♡♡ ほっっ♡♡♡ おほぉおぉおおぉおぉぉおおっっ♡♡♡」

 

 毎日ヤリっぱなしの生活を送っているのに、今日だってもう何度か射精をしているっていうのに、けつまんこの中に注ぎ込まれる精液の量はとても多く、熱も濃さも凄い。

 どろっどろのザーメンがお尻の中に充満して、隊長に制圧されていくような幸福を感じながら本気尻穴アクメを迎えた私は、だらりと舌を垂らしただらしない表情を浮かべたまま、その悦びに浸り続けていた。

 

「んおぉぉ……っ♡♡♡ ほひぃ♡♡♡ んひぃ……♡♡♡」

 

「ふぃ~……流石にぶっ続けでヤリ続けるのも限界だ。しかしカレンよ、お前も十分にいい体に仕上がったな!」

 

「はい……♡ これもカン・ユー隊長のお陰です♡ はぁむっ♡ じゅるるっ♡」

 

 連続アナルセックスを終え、休憩を取るためにベッドに寝転がったカン・ユー隊長へと感謝の言葉を口にした私は、大きな口を開けて彼のちんぽを頬張った。

 私の腸液と、精液がこびり付いている立派なおちんぽ様をお掃除するために舌を這わせ、頬で吸い付いてのご奉仕を行う私へと、隊長は褒め言葉を投げかけてくれる。

 

「う~む、上官に対しての接し方も心得るようになって……かつてのじゃじゃ馬っぷりが嘘のようだな! お前がそんな風になってくれて、俺は本当に嬉しいぞ!!」

 

「ぷはぁっ♡♡♡ それも隊長のご指導のお陰ですよ♡ それに、こんなに大きなおちんぽで私を可愛がって、気持ちよくしてくれる隊長のことを、私が尊敬しないはずがないじゃないですか♡♡♡」

 

「ぐははははは! そうか、そうか!! まあ、考えてみれば当然の話だったな! がっはっはっはっは!!」

 

 上機嫌に笑い、お掃除フェラを終えた私の頭を撫でるカン・ユー隊長。

 そんな彼からの褒め言葉に胸を躍らせていた私は、次なる指令を受け取って、その通りに動き始める。

 

「……さて、これにて【紅月カレン性式・開発計画】は完了だ。カレン、作戦結果の記録を取るから、報告をしろ」

 

「了解っ♡」

 

 笑顔を浮かべながら、再びびしっと敬礼。

 そのままベッドから立ち上がった私は、設置されているカメラの前で蹲踞のポーズを取ると口を開いた。

 

「カン・ユー隊長主導の下で行われた私の肉体の再開発計画……【紅月カレン性式・開発計画】は、大きな成果を挙げました♡ 彼の手とちんぽによって徹底的に可愛がっていただいた私の体は、一層卑猥で凶悪なものへと進化を遂げることに成功したのです♡」

 

 そう言いながら、体を軽く左右に捻る。

 上下運動も加えつつ体を動かしてみせれば、数日前よりサイズを増したおっぱいが柔らかく跳ね、その存在を主張してみせた。

 

「よく揉み込まれたおっぱいは更に大きく♡ 柔らかく♡ 張りのあるものへと進化しました♡ 感度も勿論上昇し、殿方を喜ばせるためのパイズリ技術も徹底的に仕込んでいただいたお陰で、最高のエロ乳に仕上がったと自負しております♡」

 

 元から大きかったのに、この開発計画を経て更にサイズを増してしまった私のおっぱいは、それに伴ってパイズリの攻撃力も上昇させた。

 ふんわりとちんぽを包み込みつつ、仕込まれたテクニックによって男性を責め、凄まじいまでの乳圧でトドメを刺して精液を搾り尽くす……そんなパイズリを可能としたおっぱいのお披露目報告が終わったら、次はおまんこだ。

 

「おまんこに関しても、一層ドスケベな欲しがりまんこに仕上がりました♡ おちんぽをぎゅうぎゅうに締め付けて、絶頂波動でたっぷりザーメンを搾り取る♡ 敏感で極上な私の雌穴は、男性を満足させられること間違いなしです♡」

 

 今回はそこまで注力してないけれど、私のまんこはカン・ユー隊長に可愛がってもらう度に凄いイキ癖をつけちゃうみたい。

 絶頂波動の威力もまた上がった気がするし、元々の素材がいいからそこまで手を加えなくても勝手に名器として成長していくから楽っちゃ楽なのよね。

 

 そして、最後……今回のメインディッシュであるお尻に関しての報告を行うためにカメラの前で反転した私は、四つん這いになってぷり~んっ♡ って感じでお尻を突き出す。

 首を捻って背後へと振り向いた私は両手でお尻を開く格好になると、先程射精してもらったばかりのザーメンをぶぴぶぴ音を鳴らしてアナルからひり出しながら、恍惚とした表情と声で報告を行っていった。

 

「カン・ユー隊長の尽力によって増設された第2の雌穴、けつまんこについてのご報告です♡ 数日前まで処女穴だったこのケツ穴は、カン・ユー隊長による情熱的な調教と開発を経て、ちんぽ大好きなハメ穴へと相成りました♡ 玩具もちんぽも何でも咥え込める縦割れアナルは出すよりもハメることを目的とした雌穴です♡ 一から十までカン・ユー隊長の極太ちんぽにハメ倒されて開発された私のアナルは、隊長のおちんぽが大好きな淫乱変態けつまんこに仕上がりました♡」

 

 ぶぴっ♡ ぶりゅっ♡ ってザーメンをひり出しながら、大きなお尻を左右にぷりんぷりんと振りながら、私は自分が如何に変態的で卑猥な雌になったのかを報告していく。

 これもカン・ユー隊の一生の記録に残されちゃうんだなって思うと興奮してしまって、まんこから本気汁が垂れていることも感じちゃってるけど、そんな自分の痴態を記録されることに興奮してしまうくらい、私は淫らに壊れてしまっていた。

 

「くっくっく……いいぞ、カレン。もう報告は十分だ。可愛がってやるから、こっちにケツを向けろ」

 

「ふあぁぁぁ……♡♡♡ 隊長っ♡ カン・ユー隊長ぉ……っ♡♡♡」

 

 そうやって、カメラの前で卑猥なヒップダンスを行って媚びる私へと声をかけた隊長は、復活したおちんぽをいきり立たせながら命令を口にした。

 即座にその指示に従って四つん這いの格好のまま彼へとお尻を向けた私は、両手首を掴まれると同時に発情まんこにちんぽを奥深くぶち込まれる衝撃と快感にくぐもっと嬌声を上げる。

 

「んおおおぉおおぉおおぉおおおぉおおおっ♡♡♡ ふあぁぁああああぁああああああっっ♡♡♡」

 

「カレンん……っ!! 俺様のことを尊敬しているか? 俺様に、感謝しているか!?」

 

「も、もちろん、ですうっ♡♡♡ んあぁああぁああああっっ♡♡♡ か、カン・ユー隊長には、感謝と尊敬の気持ちしか、ありませ、んひぃいっ♡♡♡」

 

「ならばその感謝を叫び続けろっ! 俺様を称え、賞賛し、崇めるんだっ!!」

 

「おおぉおおぉっ♡♡♡ りょ、了解ぃっ♡♡♡ か、カン・ユー隊長ぉっ♡♡♡ お、おまんこ可愛がってくださってありがとうございますぅっ♡♡♡ けつまんこ開発してくださってありがとうございますっっ♡♡♡ 特訓に付き合ってくださってありがとうございますぅぅぅっ♡♡♡ 奉仕兵にしてくださってありがとう、ございますっっ♡♡♡ その逞しく立派なおちんぽ様で私に雌としての悦びを叩き込んでくださって、ありがとうございますぅうぅうぅっ♡♡♡」

 

 カメラへと真っ直ぐに視線を向けながら、おっぱいをばるんばるんとピストンの衝撃で暴れまわらせながら、今までで1番激しいセックスの快感でイキまくりながら……私は、カン・ユー隊長の命令に従って、彼を賞賛する言葉を口にし続ける。

 それは実質的に彼への屈服宣言であり、既に固まっていた心に更なる彼への尊敬の気持ちを植え付けるための行為であることを理解しながら、私は隊長に逆らうことなくその命令を遂行し続けた。

 

「ふ、ふふふふふ……!! はははははははっ! そうか! それほどまでに俺様のことを尊敬しているか!? ならば、カレン。お前は勿論――」

 

 そうやって、私が従順に命令に従いながら尻を振る様を見たカン・ユー隊長が、どす黒い笑みを浮かべながら口を開く。

 ピストンを止め、私の耳元に顔を運んだ彼は、そこで私の心を最大に揺さぶる囁きを発してみせた。

 

「――俺様が命令したのなら……俺の子を、孕むんだろうな?」

 

「えっ……!?」

 

 その言葉は、快感の熱に浮かされていた私の心を、一瞬だけ素の状況へと引き戻すだけの衝撃があった。

 過去の記憶もないまま、女を食い物にする男たちがわんさかいる見知らぬ土地で、かつて憎んでいた男の子を孕む……それが如何に困難で未来に影響を及ぼす行為だってことは、想像しなくてもわかる。

 

 普通ならばその申し出を絶対に拒否しなければならないなんてことはすぐにわかった。

 でも……今の私は普通じゃなくて、カン・ユー隊長はそんな私の全てを掌握している男なのだ。

 

「……ほう? 迷うか? 従順で可愛らしい部下だと思っていたが、それも全て演技だったようだな。ならばもう、俺にはお前の面倒を見る理由はない。この狂った世界でお前を寵愛し、鍛え上げ、優遇してやっていたのは、お前が俺の大切な部下だったからだ。しかしお前はそんな俺の信頼を裏切った。ならば……もうこれでお別れといくか、カレン」

 

「あっ……!?」

 

 ゆっくりと、私のおまんこからカン・ユー隊長がおちんぽを引き抜いていく。

 太い幹が、エラの張ったカリが、全てに失望したかのように私の雌穴から引き抜かれていく感覚を味わった時、私の心に押し寄せてきたのは……絶望だった。

 

 間違いない、隊長は本気だ。ここで私が何もしなければ、彼は私と二度と関わろうとしなくなるだろう。

 そうなればこの世界で数少ない男性からの援助を受けられなくなる。特訓に付き合ってもらえなくなる。他にも数々の不都合があるだろうし、そしてなにより……

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「あ、ああぁ……ああああっ!?」

 

 その恐怖が身を包んだ瞬間、私は叫び声を上げると共に動いていた。

 引き抜かれていくおちんぽを逃がさぬようにまんこを締め、そのまま尻をカン・ユー隊長の腰に押し付けるようにして突き出す。

 抜けかかっていたおちんぽを再び膣内に迎え入れ、しっかりと膣肉で抱き締めた私は、彼が何かを言う前に自ら話し始めた。

 

「申し訳ありませんでした、カン・ユー隊長……私はこれまで、あなたに幾度となく助けられてきた。あなたがいなければ私はとっくにこの街で雌奴隷として生きることになったでしょうし、そもそもあなたがその気になれば私なんてどうとでも出来る。それなのにあなたは私を助け、守り、上官として接することに徹してくれた……そんなあなたを拒む権利など、私が持ち合わせているわけがない。私が言うべき言葉は、たった1つだけです――♡♡♡」

 

 お尻で、おまんこで、子宮で、全身全霊で……彼に媚びる。

 ぱっくりと開いた子宮口が亀頭に熱いキスをして、完全なる服従と本気の愛を伝えていることを感じながら……私もまた、言葉を以て自らの意思を彼へと告げた。

 

「私、カン・ユー隊所属三等奉仕兵紅月カレンは――喜んで、貴方の子を孕ませていただきます♡ 私はもう、あんたのものだから……好きにしちゃって♡♡♡」

 

 言葉の半分は部下としての立場から、もう半分は紅月カレンという雌としての立場からカン・ユー隊長へと告げた私は、一切の迷いを感じさせない瞳と笑みを浮かべて彼を見つめる。

 そんな私の姿を見て、宣言を聞いた彼は……地の底から響くような笑い声で、自らの完全勝利を実感しながら歓喜し始めた。

 

「くっくっくっくっく……! あっはっはっはっはっは!! カレン、カレンカレンカレンよ! その言葉に嘘はないな? 翻意することはないだろうな?」

 

「当たり前でしょ♡ 私はそんな腰抜けじゃないっての♡ っていうか、この状態でやっぱなしとか言っても、無駄に決まってるじゃない♡ 私はあんたのちんぽには逆らえない……そうでしょ?」

 

「ふはははは! そうだったな! くくくっ! しかし、ここまで見事に堕ちるとは……やはり俺様は才能と魅力に溢れた男であることが証明されたぞ!」

 

「はいはい、そんなわかり切ったことを今更言わなくてもいいでしょ? ねえ、そっちで私の『避妊』スキルの効果無効に出来る? 無理そうだったら、ちょっと手間がかかるけど他のスキルで上書きするけど……」

 

 一気に砕けた口調になってフランクに接しても、カン・ユーは別に怒ったりしなかった。

 もうこの時点でどちらが上の存在で、どちらが主なのかが完璧に格付けされてるから……今更言葉遣いなんてどうだっていいってことなんだろう。

 

 そうやって、完全に彼に服従した私は、唯一にして最大の障害となる『避妊』スキルを無効にする方法についてカン・ユーと話し始めたのだが、ニタリと笑った彼はそんな私の胸を揉みながらこんなことを言い始めた。

 

「なに、そう焦ることはあるまい。お前もお前のやるべきことがあるのだから、今すぐに孕む必要もないだろう。お前を完全に俺のものにするのは、この街の騒動が治まってからでも遅くはないさ」

 

「えぇ~……♡ 本当にいいの? 私には意思を曲げるつもりなんてないけど、もしも私がSEXバトルに負けたりなんかしたら、他の男のものになっちゃうわよ?」

 

「ほう? お前は俺以上にお前のことを気持ちよく出来る男が存在していると、そう思っているのか?」

 

「……ううん♡ そうね、考えてみればそうだったわ♡ あなた以上に相性がいい男なんて、この世界に存在しているわけないもんね♡」

 

 胸を揉まれながら、膣の入り口から子宮までをおちんぽで制圧されながら、自分が完全にこの男のものになった感覚に浸る。

 割と悪い気分じゃなくって、これもこれでありだな……なんて思えるようになっていた私は、いらずらっぽく笑いながらカン・ユーへと言った。

 

「あ~あ、でも残念♡ この街で一生あんたとヤリまくって過ごす人生も悪くないなって思ってたんだけどな~……♡」

 

「その口振りだと仲間たちの下に戻るつもりもなかったようだな。そんなことをしてまで、俺に孕ませてほしかったのか?」

 

「まんこの動き感じてるんだからわかってる癖に、そんなこと聞かないでよ……♡ でもまあいっか♡ どうせ未来は変わらないんだし……ね♡」

 

 ゆっくりと、再びまんこからちんぽを引き抜かれた私は、淫靡に蕩けた笑みを浮かべながらカン・ユーと向き合う。

 私より強く、逞しく、賢く、素晴らしい男性である彼への恭順と服従を誓った私は、彼の前で敬礼のポーズを取りながら、高らかに宣言した。

 

「三等奉仕兵紅月カレンは、カン・ユー隊長の子供を孕み、それを出産させていただくことをここに宣言いたしますっ♡ これは絶対に揺らぐことのない、絶対の覚悟ですっ♡ そして――♡♡♡」

 

 そのまま、反転。足を肩幅に開いてがに股になってから、お尻を突き出す。

 ぱっくり開いたおまんこも、開発され切ったけつまんこも完全に丸見えの体勢になった私は、カン・ユーへと媚びた視線を向けながら熱を帯びた声で言った。

 

「――その証拠として、あんたが望む行為は全て受け入れるわ♡ 無条件降伏で侵略を受け入れて、完全敗北を認める♡ だからカン・ユー♡ あなたの雌になった私のことを、いっぱいい~っぱい……可愛がってよね♡」

 

「……ああ、そうしてやるよ。これからも俺に媚びて、服従して、可愛らしく振る舞え、紅月カレン」

 

「……うんっ♡♡♡」 

 

 敗北を受け入れる悦びと、全てのしがらみから解放される悦びを同時に感じた私が、自分でもびっくりするくらいの可愛い声を出して返事をする。

 どっくん、どっくんと脈打つ心臓の鼓動を感じながら、私はカン・ユーへの愛と服従を示すために、彼と熱い口付けを交わすのであった。

 

 





戦果報告(リザルト)

紅月カレン ステータス上昇 各種スキルが成長

精液を10000ml入手

レベルアップ

紅月カレン LV12

新技習得

肛門絶頂(アナルアクメ)波動』

新スキル習得

紅月カレン 『決意の約束』

紅月カレン(カン・ユー隊奉仕雌奴隷) 『妊娠契約(カン・ユー)』



強化後のステータス

紅月カレン LV12(登場作品 コードギアス反逆のルルーシュ)

抵抗力 8100

体力  100

気力  100

性癖 ややM 強気 露出の気がある

SEX適性 マゾヒスト 肉便器 奉仕

特殊スキル

・巨乳L6
・巨尻L6
・極上の膣L4
・露出狂L3
・混沌耐性L3
・痛覚緩和L5
・感度強化L9+1
・避妊L5
・決意の約束

精神コマンド

・ド根性
・熱血

性技

・手コキ 1000
・フェラチオ奉仕 1300
・パイズリ 2000
・セックス 2300
・アナルセックス 2500
絶頂(アクメ)波動 2900(敵防御スキル無効効果有)
肛門絶頂(アナルアクメ)波動 3200(必要気力110 敵防御スキル無効効果有)
・完全メス堕ち・絶頂波動 3500(必要気力120 敵防御スキル無効効果有)

所持品

BP(ビッチポイント)合計値

・11P

紅月カレン『カン・ユー隊奉仕雌奴隷』 LV1(実数値は8) (スパロボSEXオリジナル)

抵抗力 5000

体力  150

気力  100

性癖 ドM 従順 露出の気がある 上官の命令にはなんでも従う 完全屈服状態

SEX適性 マゾヒスト 肉便器 奉仕

特殊スキル

・巨乳L6
・巨尻L6
・極上の膣L4
・露出狂L3
・混沌耐性L3
・痛覚緩和L5
・感度強化L9+1
・避妊L5
・カン・ユー隊専属奉仕兵L9
・妊娠契約(カン・ユー)
・レベル固定

精神コマンド

・ド根性
・熱血

性技

・手コキ 1000
・フェラチオ奉仕 1300
・パイズリ 2000
・セックス 2300
・アナルセックス 2500
絶頂(アクメ)波動 2900(敵防御スキル無効効果有)
肛門絶頂(アナルアクメ)波動 3200(必要気力110 敵防御スキル無効効果有)
・完全メス堕ち・絶頂波動 3500(必要気力120 敵防御スキル無効効果有)


所持品
・紅月カレン淫乱報告書(出撃時気力+5 報告書の内容が充実すればするほど効果が上がる)




スパロボSEX Tips

『決意の約束』

『底力』の上位スキルのようなもの。
戦いで危機に瀕した際、負けられない理由となる約束を思い返して能力値を上昇させる。

カレンの場合、カン・ユーの子を孕むという約束を果たすために奮起し、SEXバトルでの能力値を大幅に上昇させる。



『妊娠契約(カン・ユー)』

特定の人物の子を孕むことを契約し、契約が果たされるまでそれ以外の人物の子を孕めなくなるスキル。

『避妊』スキルを上回る圧倒的な耐性を持つが、上述の通り契約を交わした相手には無効となる。
加えて、このスキルは女性側の行動ではなく、男性からの申し出を承諾することによって発現するスキルであるため、女性が任意で相手を決めることは出来ない。

カレンの場合は通常形態ではなく、カン・ユー隊奉仕雌奴隷の状態で習得しているため、通常のSEXバトルでは意味がない。
逆にその形態になった場合、最大レベルにまで上昇した『カン・ユー隊専属奉仕兵L9』の効果も相まって、カン・ユーが望むのならばほぼ間違いなく子を孕むこととなる。

完全にカン・ユーに屈服してしまったため、カレンのスキルを自由に操作出来る権利も彼に譲渡された。(カン・ユーはカレンのことを自分好みの体型、スキルを持つ女に改造出来る)



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代表選抜

はい、久々のルート分岐です。

今回も皆さんの意見を頂戴した上でお話を決めますので、投票よろしくお願いいたします。


「ただいま。留守にしちゃって悪かったわね」

 

「お帰り、カレン。どうやら武者修行は手応えありって感じみたいね」

 

「まあね。もらった時間を時間を無駄にするわけにはいかないわよ」

 

 カン・ユーとの特訓を終え、仲間たちの下に戻った私は、同じく休息を終えて再集合した彼女たちと久々に顔を合わせていた。

 アナル開発も含めた大幅改修(オーバーホール)によってステータスを上昇させた私はそこそこに強くなった自信があるし、仲間たちもただ無駄に時間を使ったわけでもなさそうだ。

 

 この後に控える戦いに対する準備はばっちり、といった雰囲気の仲間たちを頼もしく思いつつ、私はこれからの自分たちの動きを彼女たちと話し合う。

 

「まずは現状を再確認しましょう。私たちは今、三大勢力の1つである極道組織を崩壊させ、その勢力圏を解放した。捕らえられていた女性たちも助け出して、ある程度の安全を確保出来てはいるけど――」

 

「まだ残る2つの勢力がある。今、私たちはその内の1つであるギャング勢力と抗争中、ってことになるわね」

 

 白虎地区を支配するならず者たちの集団、ギャング勢力。

 だがしかし、その構成は極道組織のようなNo.1の下に多くの人が集まっているのではなく、複数のチームが常に覇権を巡って争っているという状態だ。

 

 そのせいで、白虎地区の治安は他の地域と比べても特に悪い。

 一刻も早くギャングたちを崩壊させて捕まっている女性たちを助けなければ、彼女たちの身が危ういだろう。

 

「ビートライダーズを倒した私たちはクラブ『オルフェウス』を手に入れたわ。今はそこを普通の酒場として経営しているけど……」

 

「あ、そのことで皆さんにお話があるんです。ちょっと聞いてもらえますか?」

 

 前回の戦いで得たクラブハウスについて話が進んだ時、クスハが手を上げてそんな発言をした。

 休息期間をこの拠点で過ごし、私たちの戦力の地固めを行ってくれていた彼女に口を挟む者はおらず、全員が黙って耳を傾ける。

 

「少し前の話なんですが、『オルフェウス』に他のチームからの使者が来たんです。相手組織の名前は『アレス』。用件は……SEXバトルの申し込みでした」

 

 自分たちの留守中にそんなことがあったのかと、初耳な情報に驚く私たち。

 勝負を挑んできたという相手について話すクスハは、そんな私たちの顔を見回しながら口を動かし続ける。

 

「チーム『アレス』は、地下格闘技場を経営している武闘派の集団です。そういった収入源があるお陰か女性を奴隷として働かせる活動にはそこまで積極的ではありませんでした」

 

「じゃあ、なんでそんなチームが私たちに勝負を仕掛けてきたの?」

 

「どうやら向こうは、私たちとのSEXバトルを興行として見世物にするつもりのようです。あちらが提案したのは、3VS3のチームマッチ。私たちが敗北すればその3名は『アレス』預かりの雌奴隷となり、あちらの運営に協力しなければなりませんが、私たちが勝てばあちらは私たちの活動に全面的な協力を行うといった条件でした」

 

「それは……そこそここっちが有利な条件じゃない? こっちが負けた場合は3人の被害で済むけど、向こうはチーム全体に影響が出るわよね?」

 

「何か裏があるんじゃないかと私も思ったんですが、どうやらそうでもないみたいです。さっきも言った通り、向こうは雌奴隷を使った事業に手を出さずとも十分な収入がある。私たちに負けたとしても、そこまで失うものはないんです。向こうが出した条件は私たちへの協力ですから、チームを解散させるとかの命令は無効になると思いますし……」

 

「勝てば新規事業の足掛かりが出来てラッキー。負けても他のギャングチームと戦う状況は変わらないし、実質的に私たちを仲間に引き込めるから完全に損するってわけでもないってことか。なるほどね」

 

 アンジュが納得したように頷いたことを確認してから、クスハが採決を取るようにして私たち全員へと問いを発した。

 

「チーム『アレス』から挑まれたこの勝負、個人的には受けて損はないと思っています。皆さんはどう思いますか?」

 

「当然、受けるべきだと思うわ! 挑まれた勝負から逃げるってのは性に合わないもの!」

 

「私も同意ね。リスクはあるけど、それで1つのチームからの協力を得られるっていうのならば悪くない話だと思うわ」

 

「私は……まだ新入りでよくわかんないから、みんなに判断を任せます! でも、戦うとなったら恩を返すためにも全力でやっちゃうから!!」

 

 順にアンジュ、静流さん、そして杏奈の回答。

 これを総括するに、『アレス』との勝負を拒もうと考える者はいないようだ。

 

 その意思を確認し、頷いたクスハは、話を進めるようにして次の質問を投げかける。

 

「では、『アレス』とのSEXバトルに臨むとして……代表の3名はどうしましょうか? 我こそは、っていう人はいらっしゃいますか?」

 

「じゃあ、私が行くわ。特訓の成果を試してみるいい機会だしね」

 

 この質問に対しては真っ先に私が名乗りを上げた。

 今の自分の実力がどの程度かを知る丁度いい機会とした立候補した私を代表として扱うことに、クスハも他の仲間たちも異論はないようだ。

 

「そうですね……カレンさんなら問題ないでしょう。では、残る2名はカレンさんに選んでいただきましょうか」

 

「背中を預ける相手だからね。しっかり考えて、判断するんだよ」

 

 とまあ、そんな感じで代表入りが決まった私は、そのままついでとばかりに残る2名の代表選抜も任されてしまった。

 霧子さんの言う通り、これはかなり重要な選択だ。仲間の相性や戦闘能力を考えて、最上の組み合わせを選択しなければならない。

 

 ああでもない、こうでもないと考えに考え、頭を悩ませに悩ませた私が出した結論は――

 



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VSアレスチーム

お待たせ。少ししたら続きも更新していくんで、楽しみに待っててください。


 

――数日後、『アレス』が経営する地下闘技場……

 

『Yeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeah!! チームアレスが経営する闘技場へようこそ!! 今夜はいつもとは一味違うスペシャルマッチを開催するから、オーディエンスたちも思う存分盛り上がってくれよな!!』

 

 陽気なMCの言葉に応えるように、闘技場に詰め掛けた観客たちが歓声を上げる。

 その騒がしい声たちを耳にしながら、私は目の前の扉がゆっくりと開いていく様をただじっと見つめていた。

 

『さて、早速だが今夜のメインイベントだ! 最近このファーストタウンで話題になってる女戦士たち! SEXバトルで連戦連勝し続け、あの極道組織を壊滅させちまった凄腕が、今夜はこの闘技場にやって来ているぜ! 我らがアレスの代表との戦いに臨む、最高にエロい女たちの登場だ~っ!』

 

 再び、歓声。耳が痛くなるようなそれを聞きながら、完全に開いた扉の向こうへと私たちは歩き出す。

 金網に囲まれたリングの上に立つ3人の男たちと、熱気に包まれたこの闘技場の雰囲気に軽く押され気味になりながらも、私たちは堂々とリングへと歩いていった。

 

『さあ、紹介だ! 先頭を歩く赤髪の少女は紅月カレン! デカ乳とデカケツが揃ったドエロい女だ! 年齢はなんと18歳! まだ成人してないってのにあんな凶悪なスケベボディを持つ、すんばらしいエロガールだぜ!』

 

 裸のまま、たぷんたぷんと胸を揺らして歩く私の紹介をMCが行う。

 観客たちの好奇の眼差しに晒されながら、羞恥と共にちょっとした快楽を味わいつつリングへと辿り着いた私は、そこで待つ男たちの1人と握手を交わす。

 

「よう、カレン。今日はよろしく頼むぜ」

 

「ええ、よろしくね。全力で当たらせてもらうわ」

 

 この世界の男としては珍しく、紳士然とした様子で私に接するこの男の名前はギューマ。

 チームアレスの代表にして、この闘技場の顔でもある看板選手だ。

 

 闘士らしく筋肉隆々とした体型をしている彼と握手を交わせば、彼は自分以外のもう2人の代表を紹介してくれた。

 

「後ろの2人はピグマとトリン。俺を含めたこの3人でお前たちとのSEXバトルに臨ませてもらうぜ」

 

「ええ、わかったわ。こっちの代表は――」

 

 相撲取りのような肥満体型の男と、長い手足が特徴的なやや痩せ気味の男を紹介したギューマが言う。

 私もこちらの代表を紹介しようとしたのだが、それよりも早くに闘技場を盛り上げるMCが2人のことを解説してくれた。

 

『金髪の少女はアンジュ! なんとまだ16歳で、このメンバーの中でも最年少だ!! カレンと比べるとちぃっとばかし胸と尻のサイズは小さいが、それでも十分巨乳の部類に入るぜ! 将来性も楽しみなじゃじゃ馬の活躍には期待大だ!!』

 

「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない。でも、この2人と比較されるとちょっと萎えるわね」

 

『そして残った黒髪の見るからにダイナマイトデンジャラスボディのレディは藤村静流!! 28歳と年齢は他2人より一回り上だが、そうと感じさせない若々しさと大人のエロスを併せ持った極上美人だぜ! あの乳と尻! 見てるだけでちんぽがおっ勃ったってきちまうよなぁ!?』

 

「ふふふっ、正直でいいわね。でも、レディの年齢に言及するのはマナー違反じゃなくって?」

 

 私たちも観客も、これでお互いの代表選手についてはある程度知ることが出来たはずだ。

 ここで改めて私たちは、今回の勝負の条件についての確認を行う。

 

「勝負は3対3のチームマッチ。全員が一斉に戦って、先にメンバーが全滅した側の敗北でよかったわね?」

 

「ああ。俺たちが勝ったらお前ら3人はアレス預かりの女闘士として働いてもらう。逆にお前らが勝ったら――」

 

「あなたたちは私たちにこの白虎地区の解放と他のギャング組織と戦うための援助を約束する、でしょ?」

 

「そういうことだ。まあ、そういった小難しいもんは後で考えることにしてよ、今は最高の勝負をすることに集中しようぜ!!」

 

 あまり勝ち負けにこだわっていない様子のギューマは、どうやら見た目の通りの脳筋らしい。

 バトルマニアというか、ただ私たちとの勝負を楽しめればいいというか、チームがどうこうということはそこまで考えていないようだ。

 

 本当に珍しいタイプの男だと思いながらも、このSEXバトルに負ければ私たち3人がアレスの言いなりになってしまうことには違いない。

 敗北は許されないのだと、そう自分自身に言い聞かせてから挑戦者側のコーナーに寄った私は、軽く準備運動をしながらMCの声に耳を傾けていた。

 

『さあ! アレスの代表者と男どもをちぎっては投げてきたドエロ女戦士たちとのSEXバトルが幕を上げるぞ!! 屈強な男たちに逞しいちんぽにカレンたちがアヘりながら音を上げちまうのか? それとも我らがギューマたちが女たちのドスケベボディに降参するのか? 決着まで目が離せな~い!!』

 

 観客たちの中には単純に私たちの痴態を楽しもうと勝負を観戦する者もいれば、試合の結果に金を賭けて遊ぶ者もいる。

 その全員が熱狂のままにこの試合を楽しもうとしていることを感じ取った私たちが気持ちを落ち着ける中、MCが盛大に試合の始まりを宣言した。

 

『時間無制限! 全滅KO以外での終了はなし! アレスチームVSドスケべレディチームのSEXバトル! ヒァ、ウィ、ゴーーッ!!』

 

―――――

 

 

 

勝利条件

 

・敵部隊を全滅させる

 

敗北条件

 

・味方ユニットが全滅する

 

BP取得条件

 

・自軍3人が誰も撃墜されずに勝利条件をクリアする

 

―――――

 



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第九話 熱戦!SEXリングバトル!! TURN1

 チームアレスとのSEXバトルは、お互いに冷静な立ち回りから始まった。

 一気に突っ込んだりせず、相手の動きを窺うように距離を取りながらにらみ合っていた私たちだが、程なくして相手側が行動を開始する。

 

「まあ、このまま見つめあっててもなにが起きるってわけでもねえ。観客たちが白ける前に、動かせてもらおうか!」

 

「フゴォォォォォッ!」

 

 ギューマの言葉を合図に、太った相撲取りのような男……ピグマが奇声を上げて私たちへと突撃してきた。

 巨大な男が猛烈な勢いで突進する様に驚きながらも、その対処に動こうとした私であったが、それよりも早くに対応を見せた静流さんが軽い跳躍と共にピグマを迎撃してみせる。

 

「ふんっ!」

 

「ブゴォッ!?」

 

 トン、とリングマットを蹴ってジャンプし、勢いを活かして空中で反転。

 自慢のお尻を突っ込んで来るピグマの顔面にぶつけた静流さんは、相手の勢いを逆に利用しての顔面騎乗を決めてみせた。

 

『決まったぁっ! 静流選手、肉弾戦車ピグマのタックルをエロヒップでカウンターっ! 1発目からドギツい攻撃がピグマを襲うーっ!』

 

「ブッ、ガァッ!!」

 

「おっとっ! ふふっ、勢いだけじゃあ女の子を堕とすことなんて出来ないわよ♡」

 

 柔らかいお尻とはいえ、カウンターでの攻撃でかなりの衝撃を受けたはずのピグマだが、ぴんぴんしているようだ。

 勢いよく立ち上がり、顔に乗っていた静流さんのお尻を払いのけた彼は、先程にも増して鼻息を荒くしている。

 

「ブゴォォォッ! フゴォォオオッ!」

 

「……どうやら、あの豚さんにロックオンされちゃったみたいね。彼の相手は私がするから、2人は――」

 

「ええ、わかってますよっ!!」

 

 静流さんが言い終わる前に動き出したアンジュが、細身の男ことトリンへとヒップドロップを繰り出す。

 いい不意打ちであったが、トリンは難なくその攻撃を受け流すと、逆にアンジュを背後から抱き締めて拘束してみせた。

 

「キッヘッヘ! そっちから飛び込んできてくれるとは嬉しいねぇ! たっぷり可愛がってやるから、良い声で喘いでくれよぉ!?」

 

「んあっ♡♡♡ ふ、ふふふ……♡ 言うじゃない♡ じゃあ、楽しませてもらおうかしら……♡♡♡」

 

 がっしりと男の腕に抱き締められているアンジュだが、最初からそうなることも織り込み済みだったようだ。

 性器を弄られている彼女の表情には余裕があるし、追い詰められている様子もないから、焦って救助に向かう必要もないだろう。

 

 これで静流さんVSピグマ、アンジュVSトリンというマッチアップが出来上がったわけで……そうなると必然的に、余った者同士である私とギューマが戦うことになる。

 前者2人たちのように攻撃を仕掛けることもせず、ゆっくりとリングの中央へと歩み寄ってみせれば、彼もまた堂々と足を運んで私と真っ向から向かい合ってきた。

 

「随分と余裕があるな? 絶好の攻撃チャンスだとは思わなかったのか?」

 

「別に、何度も不意打ちを連発しても観客たちが冷めるだけでしょう? 私たちは正々堂々とヤるってのも、悪くないんじゃない?」

 

「おう、お前がそう言うのなら俺が文句をつける必要はねえ。先手は譲ってやるから、好きに仕掛けてこいよ」

 

 堂々とリングの中央で仁王立ちするギューマの言葉に甘えるように、私は彼の前に跪きながらパンツを脱がした。

 そうすれば、ガッチガチに勃起した彼の巨根が露わとなり、亀頭から根元までの長さと太さを確認した私は、その立派さを素直に賞賛してみせる。

 

「なかなかのサイズね。あとはテクニックと、タフネスがどうかだけれど……」

 

「確かめてみろよ。それが1番わかりやすいだろう?」

 

 仰る通りで、と言う代わりに大きく開けた口でギューマのちんぽを咥え込む。

 激しく顔を前後させ、喉の奥までを使ってのディープスロートを披露しながら、私は小手調べのフェラチオでギューマを責めていった。

 

「ぢゅるるるるっ♡♡♡ ぢゅぞぞぞぞぞっ♡♡♡ ぢゅぶぅぅっ♡♡♡ じゅぞぉおおっ♡♡♡」

 

「うおっ!? こいつは、なかなか……っ!! 流石は極道組織を壊滅させた女だけはある。そんじょそこらの尻軽とはテクが違うな」

 

 予想外のテクニックに驚いたのか、ギューマは顔を歪めると呻くようにして私のフェラチオに対する感想を漏らした。

 その反応に少しだけいい気分になった私であったが、同時にこのままでは彼をイかせることは出来ないということを、これまでの戦いの経験から感じ取ってもいる。

 

 無駄に時間をかけて、相手が快楽に慣れる時間を作ってしまうのは勿体ない。

 そう判断した私はフェラチオを中断すると、口の中に溜まっている涎を胸へと垂らしてそれを塗していった。

 

「お? どうした? もう顎が疲れちまったか?」

 

「違うわよ。ただ、もう少しサービスしてあげようと思っただけ」

 

 そう言いながら、私は涎を潤滑油替わりとし、滑りを良くした胸の谷間へと勃起しているギューマのペニスを迎え入れる。

 胸も肉棒も唾液塗れになっているお陰で動きやすくなっており、そのまま私は胸を上下させてのパイズリ奉仕で彼を楽しませてやった。

 

「ふふっ♡ どぉ? 私のおっぱい、気持ちいいでしょ♡」

 

「ぐおおおおっ!? こ、こいつは、すげえっ! 柔らかさも乳圧も、半端ねえぞっ!!」

 

『キターーッ! カレンのデカパイ奉仕がギューマにクリティカルヒット!! 百戦錬磨のファイターが、JKおっぱいに包まれて腰をガクつかせてやがるぜっ!!』

 

 パイズリという行為はやはり見る者を興奮されるのか、あるいはギューマが押されている様が面白いのか、MCの実況に観客たちも大いに湧いて歓声を送っている。

 カン・ユー隊長に仕込まれたパイズリテクニックと、オーバーホールを経て強化された性式の肉体の淫猥さを存分に発揮してギューマを追い詰める私は、ややサディスティックな笑みを浮かべながら彼を言葉責めしてみせた。

 

「ほらっ♡ イっちゃいなさいっ♡ 大きなおっぱいにちんぽ抱き締められながら思いっきり射精しちゃいなってっ♡♡♡」

 

「ぐっ!? ぬおおおおおおおおっ!?」

 

 胸の動きを激しくしながら、強くちんぽを締め付ける。

 そうすれば、言葉責めの快楽も相まってか、ギューマは腰をガクガクと震わせながら凄い勢いで射精を迎えてくれた。

 

「あははっ♡♡♡ いいイキっぷりじゃんっ♡♡♡ ここまで気持ちよくなってくれると、敵とはいえ私も嬉しくなっちゃうよ……♡♡♡」

 

「くそっ……! こいつは、思っていたよりもハードな試合になりそう、だな……!!」

 

 びゅく、びゅくっ、と胸の中で白濁液を吐き出すちんぽを包み込みながら、私は笑う。

 そのまま口を開き、お掃除フェラをしてやる最中、残りの2人と戦っているアンジュと静流さんの様子を確認してみると――

 

 



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第九話 熱戦!SEXリングバトル!! TURN2

スパロボ30、カイザーノヴァないねんな……ちょっと残念。


 

 

「はぁん♡ あっ♡ んんっ♡ ちゅぅ、んふぅ……♡♡♡」

 

「ぷはぁっ! キヒヒッ、いいねぇ。じゃじゃ馬切り込み隊長と聞いてたが、攻められるのには弱いのかぁ?」

 

「んあっっ♡♡♡ そこぉっ♡♡♡ きもち、いいっ♡♡♡」

 

「キヒヒヒヒヒッ! 嬉しそうにまん汁垂れ流しやがってよぉ……! 乳首もこんなに硬くなって、本当に弄り甲斐のある体してるぜっ!!」

 

「あぁああぁあああああっ♡♡♡」

 

 両方の乳首をきゅっと抓り上げられたアンジュが背筋を仰け反らせながら嬌声を上げる。

 軽く絶頂しているような彼女の股座からはどろどろとした愛液が噴き出しており、トリンの愛撫によって本物の快感を感じていることが見て取れた。

 

「まだまだこんなもんじゃあないぞ? た~っぷりと、気持ちよくしてやるからな~!」

 

『トリンの必殺技 ゴールデン・フィンガー』

 

「んひぅうぅううぅっ♡♡♡ あぁああぁああああああっ♡♡♡ んあああぁあああああああああっ♡♡♡」

 

 トリンの人差し指と中指がアンジュの性器へと激しく出し入れされ始める。

 ただ上下しているだけでなく、2本の指を膣内でばたつかせたり、広げたり、壁を擦ったり、回転させたり……と、様々な手法で愛撫しながら抽送の動きを速めていけば、アンジュの口からは狂ったような嬌声が飛び出してきた。

 

「あぁあぁああっ♡♡♡ だめだめだめ、だめぇえええっ♡♡♡ これ、すごいぃいっ♡♡♡ まんこイキっぱになってぇえぇっ♡♡♡」

 

 上の口からは喘ぎ声を、下の口からは雨のような愛液を、それぞれ凄まじい勢いで吐き出しながら悶えるアンジュ。

 ガクガクと震える脚と、膣内の振動から彼女の限界を感じ取ったトリンは、絶妙なタイミングで2本の指を引き抜くと、観客たちに見せつけるようにしながらアンジュの体を強く抱き締めた。

 

「あぁあああぁあああああっ♡♡♡ いっっっぐぅううぅうううううううぅうううううううぅっ♡♡♡」

 

 その瞬間、アンジュの腰が激しく前後し、股座から愛液と黄金水の混合液が勢いよく噴き出してきた。

 ぶしゅぅぅぅぅぅっ♡ という下品で恥ずかしい音を響かせながらの潮噴き&失禁アクメを迎えたアンジュが荒い呼吸を繰り返す様を観客たちへとお披露目したトリンは、彼女がその余韻に浸っている間に再び攻撃を再開する。

 

「ほぉら、まだこんなもんで終わりじゃあないぞ? もう1回同じ方法でイかせてやるから、思う存分潮噴きしてみせるんだ」

 

「あぁあぁあっ♡♡♡ まっ、てぇえっ♡♡♡ 今は、今はおまんこ敏感過ぎて、すぐに……イっちゃううぅうぅうぅううぅっ♡♡♡」

 

「キッヒッヒッヒッヒ! そうだ、その調子でイキまくれ。まんこが蕩けに蕩けて、完全に陥落したところで、ちんぽぶち込んでトドメを刺してやる。それまでは俺のフィンガーテクニックで狂わせ続けてやるからな」

 

「いぐっ♡♡♡ いぐぅうっ♡♡♡ あぁああああああああっ♡♡♡ まん汁っ♡♡♡ ぶしゅぶしゅ恥ずかしい音が止まらないいぃっ♡♡♡ はぁあぁあっ♡♡♡ んあぁあぁあっ♡♡♡」

 

 ギリギリまで引き抜かれた指を、根元まで膣内に受け入れる。トリンの愛撫を受けるアンジュは、その行為の1回ごとに激しく潮を噴きながら絶頂していた。

 トイレが我慢出来ない子供が粗相をしてしまうように、数秒も間を置かずに愛液の雨を股座から噴き出すアンジュの脚は大きく開いており、彼女がトリンの指を悦んで受け入れているのは明らかだ。

 

『女戦士チーム、アンジュ! ゴールデン・フィンガーことトリンのテクニックにメロメロになっているぞ! 手も足も出ないが愛液と小便だけはよく出る! ここから巻き返すことは出来るのか~!?』

 

「あぁあああああああっっ♡♡♡ いぎゅううぅううぅうぅうぅうっ♡♡♡」

 

 ホームの選手であるトリンが優勢であることを告げる実況に合わせて、アンジュが潮噴きを決める。

 トリンの手で暴かれる彼女の痴態に観客たちが熱狂する中、もう1組の対戦カードである静流さんとピグマの戦いにも動きがあったようだ。

 

「ブボヒイィィィィィィィィッ!!」

 

『ピグマの必殺技 ヘビープレッシャーピストン』

 

「おぉおおぉおぉおおぉおぉおぉおっ♡♡♡ んおぉおおぉおぉおぉおぉおぉおっ♡♡♡」

 

 とても大きな、獣の遠吠えのような声が闘技場に響き渡る。

 ゆうに100kgは超えているであろう巨漢であるピグマに組み敷かれて種付けプレスで犯されている静流さんと、体重を活かして激しく腰を振るピグマの声だ。

 

 彼が静流さんにピストンを叩き込む度に、リングマットが大きく軋んでいる。

 膣を徹底的に責められ、子宮を叩きのめされている静流さんは、お尻をぶるぶると震わせながら下品に悶えることしか出来ないようだった。

 

「おおぉおおぉおおぉおおぉおぉおおっ♡♡♡ おひぃいぃいいいいいいぃいいいいいいいっ♡♡♡」

 

『激しさMAX! 怪物ピグマの種付けプレスに静流は手も足も出な~い! あんな美人からこんなアヘ声が飛び出すなんて、信じられるか~!?』

 

「ほぉおおぉおおおおおおぉおおおおおおおっっ♡♡♡ おっほぉおおぉおおおおおおおおぉおっ♡♡♡」

 

 地鳴りのような振動がマットを震わせ、野太い静流さんの嬌声が空気を震わせる。

 理性の無い獣のように荒れ狂うピグマの猛攻になすすべなく蹂躙される彼女の姿は、観客たちの興奮を大いに煽っているようだ。

 

「はぁぁああああぁっ♡♡♡ イクっ♡ またイっちゃうぅうぅううっ♡♡♡」

 

「んおおぉおおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおぉっっ♡♡♡」

 

 弱火でじっくりと官能を煮込まれるアンジュと、強火の炎に直に本能を焼き尽くされる静流さん。

 両極端な責めを受ける2人の全く違うながらも快楽に染まった嬌声を耳にした私がごくりと息を飲んだその瞬間、私の体が強い力で持ち上げられた。

 

「きゃっ……!?」

 

「ふぃ~……落ち着いたぜ。油断してたわけじゃあないが、お前らは予想以上の強さを持ってるみたいだな」

 

 ぐいっ、と私の脇腹を掴み、その体を持ち上げたギューマが笑う。

 夥しい量の精液を放ったというのに既に完全復活しているペニスをいきり立たせた彼は、私の目を真っ直ぐに見つめながら獰猛に吼えた。

 

「さあ、反撃の時間だ! やっぱこういう試合の醍醐味は不利な状況からの逆転だからな……思いっきり、ぶちかますぜっ!!」

 

「んひぃいいぃっ♡♡♡」



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第九話 熱戦!SEXリングバトル!! TURN3

 

 ずしんっ、と音を立てるような激しい挿入によって、一息に子宮までを肉棒で貫かれた私が表情を歪ませながら喘ぐ。

 掴む位置を脇腹から尻へと移したギューマは、そのまま鍛え上げられた肉体を活かした雄々しい突き上げピストンで私を追い詰めていった。

 

「おうっ♡ んおっ♡ んひっ♡ あひぃっ♡」

 

「オラッ! オラッ! オラッ! オラァッ!! 俺のちんぽはどんな感じだ? 言ってみろ、赤髪っ!!」

 

「おぉおおっ♡ んおぉおぉおぉおっ♡」

 

『カレン、ギューマの激しいピストン&言葉責めに何も返すことが出来な~い! 質問の返事は、下品な嬌声だ~っ!』

 

「んおぉおっ♡♡♡ あひぃいっ♡♡♡ んへおぉおぉおおっ♡♡♡ おほぉおんっ♡♡♡」

 

 がっつりと腰を落とした状態から、思い切り上へと腰を跳ね上げ、膣と子宮を突き上げる。

 強く掴んだ尻を上下させ、その運動に更に勢いをつけて私を責めるギューマの攻撃を受け続けていれば、いつの間にか私の腰は勝手に上下するようになってしまっていた。

 

 そのタイミングで、ピストンの合間合間にランダムに尻を叩いてくるギューマによって、私は徹底的な快楽を味わわされている。

 屈強な肉体とそれを活かしたパワフルなセックスで私を責め上げるギューマはそこから更に攻撃の手を強めていった。

 

「んひぃいぃいいっ♡♡♡ あぁぁああぁああっ♡♡♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ♡♡♡」

 

「さあ、フィニッシュホールドだ! いい声で啼いてくれよぉっ!!」

 

『ギューマの必殺技 セックス・ハードビートコンボ』

 

「おおぉおおぉおっっ♡♡♡ ひぁあぁあああああああっっ♡♡♡」

 

 腰の動きが止まらない、止まってくれない。

 ギューマの逞しい体に自ら抱き着き、激しく腰を振るようになった私は、自分の意志に反して動く肉体が途方もない快楽を貪っている状況に盛大に喘ぐ。

 だが、それはあくまで私だけの動きで味わう快感であり、ギューマの攻撃で叩き込まれる快楽は加算されていないのだ。

 

 私の腰の動きを完全に把握した状態で、ギューマが激しく腰を跳ね上げる。

 ギリギリまで引き抜かれたペニスを私がまんこの中に再び咥え込むそのタイミングで突き上げを繰り出し、一気に最奥までを肉の槍で貫く彼の責めに私は背筋を仰け反らせて喘ぐしかなかった。

 

 そこに更に、激しい尻への乱打による快感が加わる。

 痛みを快楽として受け取ることになれてしまった私の肉体と官能は瞬く間に沸点まで興奮を高め、そこを突破した完全発情状態になってギューマから与えられる快楽に浸るようになってしまっていた。

 

「あおぉおおぉおおっ♡♡♡ んおぉおおぉおおぉおおおぉおっ♡♡♡ ああぁああああああぁああっ♡♡♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッ♡♡♡」

 

『啼く! 喘ぐ! イキ狂うっ!! カレンの口から、俺たちが今まで聞いたこともないエロ声が飛び出しているっ!! これがギューマの本気っ!! 名立たる猛者たちを倒してきた女戦士でさえ屈服させる、逞しい雄の猛攻だーっ!!』

 

「いぃいぃいぐぅううぅうぅうううっ♡♡♡ いぎっぱに、なっでるぅううぅぅうぅうっ♡♡♡ んぎぃいぃいいぃいいぃいいっっ♡♡♡ んひぃいいぃいいぃいいぃいぃいぃっ♡♡♡」

 

「またっ、ゆびでぇっ♡♡♡ イっちゃううぅうぅっ♡♡♡ もう指やだぁっ♡♡♡ ち、ちんぽでぇっ♡♡♡ ちんぽでイキたいのにぃいいっ♡♡♡ だめぇえええぇええっ♡♡♡」

 

「んおぉおおぉおぉおおおぉおおっっ♡♡♡ おふぅうっ♡♡♡ んおおぉおぉおおぉおぉおおおおおおおぉおおおおおおぉおおォオオォオオォオォオオッッ♡♡♡」

 

 ちんぽに子宮を、両手に尻を叩かれて喘ぐ、私の嬌声。

 執拗な手マンで膣を蕩けさせ、望んでいるのに望んでいない快感によって絶頂させられるアンジュの叫び。

 巨漢に組み伏せられて一切の抵抗を許されない状態でただただ種付けプレスを喰らい続ける静流さんの咆哮。

 

 三者三様の嬌声が闘技場に響き、その声が大きくなるほどに観客たちのボルテージが上がり、その瞬間の到来を今か今かと望む彼らの期待が高まっていく。

 啼いて、喘いで、狂って、悶えて……そうやってただただ蹂躙されていた私たちは、3人揃って絶頂の瞬間を迎えてしまった。

 

「「「いぐぅうううぅううううううううぅううううううううぅううっ♡♡♡」」」

 

 豚の咆哮のような絶叫を上げたピグマに種付けされる静流さんが叫ぶ。

 限界を超えた焦らしを受けて理性を弾かれたアンジュが啼く。

 そして、連続ピストン&スパンキングによって快楽漬けにされた肉体に夥しい量の精液を吐き出された私が全身を痙攣させながら喘ぎ、それぞれのフィニッシュを迎えた面々の姿に観客からは大歓声が上がった。

 

「お、お゛ッッ……♡♡♡」

 

「どうだぁ? 意識がぶっ飛ぶくらいに良かっただろう? まだやるってんなら、お前らがぶっ壊れるまで攻め続けてやるが、どうする?」

 

 子宮への精液を注ぎながら、私の尻を大きく開いて肛門を観客たちに見せつけるサービスを行っているギューマが言う。

 暗にギブアップを促している彼の言葉を耳にした後、がくん、がくんっと体を震わせた私は……深呼吸を行うと、不敵な笑みを浮かべて答えた。

 

「まさか! この程度で音を上げる私たちじゃあないわよ。それに、あなたも言ったでしょう? こういう勝負の醍醐味は、ピンチからの大逆転だって……」

 

「ほう? 言うじゃねえか。なら、ここからどう逆転すんのか教えてもらおうか?」

 

 射精を行った後の、次の責めに移行するまでの僅かな時間。

 その最中に休憩を取る私へと問いかけたギューマは、自分たちの優位を疑っていないようだ。

 

 そんな彼が吐き出す精液が膣内に溜まっていくことを感じながら、私が視線を背後へと向けてみせれば、彼もまたそれに続いて仲間たちの戦いを観戦し始めた。

 

 



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第九話 熱戦!SEXリングバトル!! LAST TURN

 

「キヒヒヒヒ、頃合いだな。もう抵抗する気力もあるまい」

 

「はぁ、はぁ、はぁ……っ♡」

 

 膝を震わせ、甘く蕩けた呼吸を繰り返し、愛撫され続けた性器から濃い愛液をどろどろと溢れさせるアンジュの姿を見たトリンがほくそ笑む。

 執拗な責めによって膣と共にぐちゃぐちゃにされた彼女の理性を完全に融解させるために、彼はトドメを刺すべく、ズボンをずり下げると自分のペニスを曝け出し、マットに寝転がってみせた。

 

「ほら、お前がハメてほしがってるちんぽを恵んでやる。自分で跨って、その食べ頃まんこで咥え込んでみせな!」

 

「あ、ぁ……っ♡ ちんぽ、ちんぽぉ……♡」

 

 視線の先にある肉棒を見たアンジュは、ふらふらとした足取りで歩み寄るとトリンに言われるがままに彼の股間の上に腰を下ろした。

 位置を調節し、ぱっくりと開いて涎を垂れ流す性器に亀頭をあてがって、そのまま一息に腰を下ろした彼女の口から甘い嬌声が飛び出す。

 

「はきゅぅううぅうぅっ♡♡♡ あっ、ああっ♡♡♡ ちんぽぉ♡ きもちぃぃ……っ♡」

 

「キヒヒヒヒッ! 完全に仕上がってるぜ! 挿入しただけでイキやがった!」

 

「んはぁ……♡ はっ、はぁぁ……っ♡ きもちいぃ、きもちひぃ……♡♡♡」

 

「キッヒッヒッヒッヒ! 終わりだなぁ、金髪ちゃんよぉ! そのまま体力が尽きるまで腰を振りな。こんな私にちんぽを恵んでくださってありがとうございますと俺様への感謝を口にしながら、デカいケツをいやらしく振りまくるんだよっ!!」

 

「あぁああっ♡♡♡ んああぁああっ♡♡♡ はあぁあああああっ♡♡♡」

 

『アンジュ、完全にトリンの言いなりだ~っ! これは勝負あったか~!?』

 

 アンジュの痴態に、完全に行動を支配されているように見えるその姿を見た実況の言葉に、観客たちの間から大歓声が上がる。

 まず1人、淫らな雌を快楽の沼に沈めてやったのだと……そう、乱れに乱れているアンジュの姿を目にした者たちが興奮を高める中、彼女自身は周囲のことなどお構いなしに腰を振り続けていた。

 

「きもちいぃっ♡♡♡ ちんぽぉっ♡♡♡ きもち、いいっっ♡♡♡」

 

 脚をM字に大きく開き、結合部を見せつけながら腰を振るアンジュ。

 愛撫に愛撫を重ねられた膣は敏感さを限界突破させており、噴き出す愛液の量が彼女が味わう快感を物語っている。

 

 その状態で腰を振り続ければ、あまりの快感に女性側は力尽きてしまうだろう。

 お預けを喰らい続けたことで理性が飛び、セックスによる快感を求めるがままに自分の状態など顧みず腰を振り続け、自ら敗北に突き進むようにして激しい絶頂を繰り返した後に力尽き、倒れる。相手をこの状況に追い込むことこそが、トリンの得意戦法なのだ。

 

 だが、しかし……私が見る限り、この時点で彼は2つのミスを犯している。

 そのツケを支払う瞬間は、もうすぐ目の前にまで迫っているようだ。

 

「はぁっ♡♡♡ ああっ♡♡♡ んあぁあああっ♡♡♡ ちんぽっっ……きもちいいぃぃぃぃっ♡♡♡」

 

「ぐおあっ!? な、なんだ? こいつ、へばるどころかどんどん動きが激しくなって――!?」

 

 アヘ顔を浮かべ、乳首を勃起させて、愛液を噴き出しまくって、思う存分にイキ狂って乱れ続けているというのに……アンジュの動きは鈍るどころか、段々と激しくなっている。

 もっと、もっと、ちんぽと快感を味わいたいといわんばかりの腰の振りを見せ、一層激しく痴態を曝け出す彼女の様子に顔を顰めるトリンは、自分の想定していたシナリオとアンジュの反応が違っていることに気が付いたようだ。

 

 だが、もう遅い。既に手遅れだ。

 彼が犯した1つ目のミス、それは、これまで自分が堕としてきた女たちとアンジュを同列の存在として扱ってしまったこと。

 

 並みの女ならば、彼の手練手管に翻弄されて今頃完全に堕ちていたことだろう。しかし、アンジュはそんなタマの女ではない。

 なにせ彼女はジンバラ公園で1週間の肉便器生活を乗り越えた人間であり、1日に何十名ものホームレスたちとぶっ続けでセックスしまくった経験を持っているのだから。

 

 その生活の中で経験したプレイの中には、トリンのお預け焦らしプレイにも匹敵する意地の悪いセックスもあったことだろう。

 アンジュの体力も、精神力も、そして何より性欲も……全て、彼の想像を遥かに超えていたのだ。

 

 そしてもう1つ、彼が犯した大きな失敗がある。

 上記の失敗に匹敵する、彼の大きな敗因。それは――

 

「もっと、もっと、もっと……寄越せぇぇぇぇっ♡♡♡」

 

『アンジュの必殺技 ミカエル・モードSEX』

 

「なっ!? こ、これはぁっ!?」

 

 アンジュの体が、柔らかさを増した更に肉付きのいいものに変化する。

 トリンの目には、赤く染まった彼女の瞳が輝く様が見えていることだろう。

 

 溜まった気力を全開にし、蓄積された性欲を爆発させ、ばちんっ、ばちぃんっ♡ という激しいスパンキングの音にも似た轟音を響かせて尻をトリンの腰にぶつけ続けるアンジュの動きは、完全に彼が想像もしていなかったものだ。

 そう、トリンが犯したもう1つの失敗とは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。彼女が既に堕ちたと早とちりして、彼女が好きに性欲を解放出来る状態でのセックスに臨んでしまったことである。

 

 マットの上で寝そべった状態で、スパイダー騎乗位へと体位を変更したアンジュに半ば押さえつけられている体勢となっているトリンには、この状況を跳ね除けることは出来ない。

 故に……極限まで攻撃力を高めたアンジュの激しいセックスによって、肉棒が萎えるまで彼女の相手をし続けるしかないのだ。

 

「ぐおおおおっ!? ま、待てっ! やめろっ!! 一旦落ち着いて――ぐあああっ!?」

 

「落ち着けるわけ、ないでしょっ♡ 誰のせいでこんなにまんこ疼かせてると思ってんのよっ♡ あんたにはその責任を取ってもらうんだから、覚悟しなさいっ♡♡♡」

 

「ひいいいいいいいっ!?」

 

 おそらく、トリンのSEXバトルに関するステータスは攻め全振りといったものになっているだろう。

 ねちっこく相手を追い込み、仕上げに相手を屈服させるそのスタイルとの相性はいいが……逆に、受けに回ると非常に弱い。

 

 そんなステータスのトリンとホームレス100人斬りのアンジュ。本気のセックスをした場合、どちらの性欲が先に尽きるかなんてのは考えるまでもなかった。

 

「はぁああああぁああああんっ♡♡♡ きてる、きてるうぅっ♡♡♡ イキっぱまんこと子宮にザーメンどくどく注がれてるぅっ♡♡♡ はぁあっ♡ これ、最高っ♡♡♡ ほら、早くちんぽ勃たせなさいよっ♡ 2回戦、とっとと始めるわよっ♡」

 

「ひぃ、ひぃ……か、勘弁してくれぇ……」

 

『……あ、あれ? い、いつの間に攻守が入れ替わったんだ……? さっきまで責められてたのはアンジュなのに、今はアンジュの方が有利で、トリンが追い詰められ……というより、もうギブアップしてて……あれぇ?』

 

 実況の困惑した声を聞いた私は、そのおかしさについつい噴き出してしまった。

 先の発言を聞く限り、トリンはもうアンジュに敗北を認めてしまったみたいだから、あの2人の勝負はアンジュの勝ちということでいいだろう。

 

 決着のついた勝負……というより、アンジュに蹂躙されるトリンの姿を見続けるのは忍びないと思った私は、もう1つの戦いへと視線を向ける。

 そちらでも、私の想像通りの内容の戦いが繰り広げられていた。

 

「ブ、ブゴッ……!!」

 

「ふふふ……♡ もう息切れしちゃったの? そんなに大きい図体してるのに、スタミナはないのね♡ でも……まだまだ、終わらせないわよ♡」

 

「ブゴオッ!?」

 

 自分に種付けプレスをするピグマの腰に脚を絡め、だいしゅきホールドで拘束している静流さんが微笑む。

 体勢上は圧倒的に不利なのに、抵抗出来ない状況としか見えないのに……彼女は今、確実にピグマを追い詰めている。

 

『ぴっ、ピグマッ! 動きが止まったぞ!? いや、動いてはいるが何かがおかしい……! まるで自分の意志とは関係なく、動かされているようだ!!』

 

「そうよ♡ その調子っ♡ 一生懸命腰を振って、最後の1滴まで射精しちゃいなさい♡ お姉さんがぜ~んぶ受け止めてア♡ゲ♡ル……♡」

 

「プギイイイイイッ!!」

 

 静流さんは最初から、相手の攻撃を全て受け止めた上でのカウンターを狙っていた。巨漢のピグマにのしかかられて為す術なく犯されているように見えたが、あれこそが彼女の戦法なのだ。

 それを理解しているからこそ、私は一切焦ることはなかったし……理性のない獣のようなピグマが静流さんの巧みな誘導に気付けるわけもないから、いいように弄ばれるだろうなという予測を立てていたわけである。

 

 そして今、その予想は現実のものとなり、全力のセックスで体力を消耗し続けた彼はそれでも静流さんの誘惑に抗えず、尽きかけの体力と精力を振り絞って腰を振り続けている。

 ピグマの体の下で、最後の力を振り絞った渾身の種付けプレスを受ける静流さんは、それを受け止めながらこの勝負に決着をつけるための必殺技を繰り出した。

 

「さあ、トドメよっ♡ チンポドライブ、全開っ♡♡♡」

 

「ブヒイイイイイイイッ!?」

 

 締まりを、震えを、ハメ心地を、最大まで跳ね上げた静流さんの膣に肉棒を包まれているピグマが豚のいななきのような悲鳴を上げる。

 それでも腰を突き入れることを止められない彼の攻撃をその豊満なお尻と熟練された膣で難なく受け止めながら、静流さんが大きな声で叫んだ。

 

「カウンタァァァァッ♡ マンコオォォォォオォッ♡ ブレイカーーーーーーッ♡♡♡」

 

「ピギュッッ――!?」

 

 ピグマの腰が、全身が、大きく震えた。

 文字通り、精根を根こそぎ搾り取るような静流さんの膣の動きに燃え尽きそうになっている彼だが、その程度で済ませる彼女ではない。

 徹底的に、圧倒的に、ピグマをわからせるべく、彼女は更なる追撃として最後のトドメを繰り出した。

 

「まだまだぁっ♡♡♡ あなたの全てを撃ち尽くさせるわっ♡♡♡ マァンコォッ♡♡♡ アクメっ♡♡♡ フィニィイィィイィィシュッッ♡♡♡」

 

「ぐぴ――――っ!?」

 

 根元から先端までを包み込み、射精を促すような膣の痙攣に抵抗力など皆無に等しいピグマが為す術なく残りの精を吐き出す。

 1発、2発、3発、4発、5発……射精を重ねるごとに薄く、量も少なくなっていくザーメンを静流さんの膣内に解き放ったピグマは、残弾を全て撃ち尽くすとがっくりと力なくその場に崩れ去った。

 

「ふぅ……♡ ミッション・コンプリートっ♡♡♡ 楽しかったけど、あなたはもっと女の子の扱いを学ばなきゃだめみたいね♡」

 

「ぴ、ぶ、くぅ……」

 

『こ、これはどういうことだ~っ!? 瞬く間に、アレスが誇る二大巨頭がK.Oされてしまったぞ~っ!!』

 

「……マジかよ? お前ら、どんだけ化物じみた性欲してんだ?」

 

「強さって言ってほしいわね。どうするの? お仲間はやられちゃったみたいだけど?」

 

「へっ、言うじゃねえか! さっきまで俺のちんぽであんあん啼かされてたのをもう忘れたのか?」

 

 信頼する部下たちが倒されたことを驚きつつも、まだ勝負はついていないと私を鋭い眼差しで睨みつけてくるギューマ。

 そんな彼の圧に負けじと睨み返しながら、私は彼へと大声で吼えた。

 

「こっちも決着をつけましょうっ! 最終ラウンドよっ!!」

 

「言われるまでもねえ! お前を倒して、そのまま残りの2人も片付けてやるよっ!!」

 

『ギューマの必殺技 セックス・ハードビートコンボ』

 

 自分を勇気付けるように叫んだギューマが、再び恵まれた体躯を活かした必殺技を繰り出す。

 強烈なスパンキングと逞しい突き上げピストン、そのコンビネーションに蹂躙される私であったが、今回はそれに負けじと自ら尻を振り、ギューマのペニスとの真っ向勝負を続けていた。

 

「おほっっ♡♡♡ んひっっ♡♡♡ おひぃいぃいっ♡♡♡ んおぉおおっ♡♡♡ ちんぽいいっ♡♡♡ スパンキングいいっ♡♡♡ まんことお尻っ、どっちも気持ちいいッッ♡♡♡」

 

「くっ、こいつ……!? いい加減、堕ちろぉっ!!」

 

 叫ぶギューマが激しい責めを繰り出してくるが、そんなもので堕ちる私ではない。

 この世界で繰り広げてきた数々の戦い(セックス)の経験が、その中で鍛えられてきた技術と精神が、そしてカン・ユーとの特訓で強化され【性式】と化したこの肉体が、この程度の攻撃で堕とされるものではないと私に確かな想いを感じさせてくれている。

 

 カン・ユーとのセックスはこれ以上に激しく、長く、最高の快感を私に味わわせてくれた。

 そうして仕上がった淫らな女体と、鍛え上げられた技術に絶対の自信を持ちながら……私は、極限まで高まった興奮を解放してみせる。

 

「勝負だっ、ギューマッ♡ これが私の本気っ♡ 『完全メス堕ち・絶頂波動』を受けてみろぉぉぉぉっっ♡♡♡」 

 

「こ、こいつはあっ!? ぐあああああああああっ!?」

 

 カン・ユーとのセックスで味わった、甘美なる絶頂。

 ちんぽに媚び、乱れ狂い、雌として屈服する際に放った究極の痙攣を再現した私のまんこが大きく弾ける。

 

 内部に挿入されているペニスを締め付け、捏ね上げ、違うタイプの快感を絶え間なく味わわせ続け……ぴっちりと子宮口に亀頭を押し付けさせた状態で、逃げ場のない快楽でギューマを追い詰めた私は、彼のスパンキングとピストンが止まっていることに気が付き、獰猛な笑みを浮かべた。

 

「手も腰も止まっちまってるよ、ギューマっ♡ 後はこのまま、私の中で果てちまえっっ♡♡♡」

 

「こ、この俺がっ、真っ向勝負で負ける……っ!? ぬ、おおおおおおおっ!?」

 

『ギューマの動きが完全に止まったーっ! 代わりにだいしゅきホールドでギューマに抱き着くカレンのデカケツがっ! スパンキングを受けて真っ赤な紅葉が咲き乱れているエロケツがっ! ぶるぶるびくびく痙攣し続けているっ!! これが男たちから根こそぎ精液を搾り取ってきたという絶頂(アクメ)波動か!? 聞きしに勝る迫力だぁぁぁっ!!』

 

 実況の叫びも、熱狂する観客の歓声も、もうギューマの耳には届いていないだろう。

 完全に動きを止め、私の『完全メス堕ち・絶頂波動』の前に敗れた彼は、今、夥しい量の精液を私の子宮に射精している真っ最中だ。

 

 白目を剥き、あまりの快感に気を失って、それでもちんぽを脈打たせながらびゅくびゅくと精を放つ彼の最後の煌めきを、私は強くその体に抱き着きながら受け止め続けた。

 やがて……長かった射精が終わり、それで本当に精根尽き果てたかのように倒れたギューマは、リングマットの上に大の字になって転がると、完全にダウンしてしまった。

 

「3カウント、K.O……♡ 私たちの勝ち、だね♡」

 

「ぐ、が……っ」

 

『き、決まった~っ! アレスVS女戦士の代表選は、3人全抜きで女戦士チームの完全勝利だ~っ!!』

 

 最後に短い呻きを発して、完全に動かなくなるギューマ。

 それを確認し、アンジュと静流さんも相手をしていた男たちを気絶するまで搾精したことを見て取った私が、膣内のザーメンを逆流させながら勝利宣言をする。

 

 実況のアナウンスも私たちの勝利を高らかに宣言し、観客たちも盛り上がった試合の内容に大興奮する中、私の頭の中にこんなメッセージが流れ込んできた。

 

『ステージのクリア、及び条件達成を確認。ただ今より、ボーナスステージを開始します』

 

 



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