色んなヤツらと人理修復する事になりまして (萩村和恋)
しおりを挟む
前日譚〜藤丸立香編〜
私の名前は
家族構成は父、母、それと兄がいる。趣味はペットショップで動物を見ることと読書。苦手なものは特になし。成績は中の下くらいで運動神経は良い。
オレンジのセミロング、琥珀色のパッチリと開いた目、顔立ちは整っているが別段可愛いという訳でもない。胸は普通、美と形容すべき胸…らしい、お腹は引き締まってはないがふくよかでも無い、痩せている方だ。
さて、今私は駅前で気になるものを見つけたので、そこにいる。
「ようこそ〜、さあさこちらに来てください。」
「あっ、わかりましたー。」
マスター募集…なんのマスターかはわからないが、まあ面白そうだと思って軽い気持ちで受けていた。
自己紹介を済ませ、簡単な質問や何やら変な機械を通しての検査をした。
後は少し待ってれば結果が出るそうで、私は椅子に座りながら待っていた。
「藤丸様〜、藤丸立香様〜。検査結果をお伝えに来ました〜。」
先程、検査をしていた時にいた若い女性が来たので、私は返事をした。
「検査結果はですね…。」
「はい…。」
「採用です!見事最後の枠でマスターになれましたよ!」
「え…?さっ、採用ぅぅぅぅ!?」
私の叫び声が、テント中に響き渡った。
その後、私は変なテンションのまま家族にその事を伝えた。
どうやらカルデアと呼ばれるとこに行かねばならないらしく、明日迎えが来るので家族にもその事をお伝えください…と若い女性スタッフにそう言われたので伝える事にしたのだ。
母も父も兄も心配そうにしていたが、私は大丈夫だよ、危険な事でもないよと笑顔で言って、家を後にした。
あんな事になるとは知らずに、私は能天気にカルデアに行ったのだ。
以下藤丸立香設定
年齢:15歳
身長:158cm
体重:不明
バストサイズ:C(形、ハリなどの全てが良い、美とも形容すべき胸)
霊基属性:中立・善
魔術回路:???
属性:???
趣味:ペットショップで動物をみること、読書
好き:動物、兄、可愛いもの
苦手:特になし
特技:暗い雰囲気をぶち壊すこと。
天敵:不明
オレンジ色のセミロングをサイドテールで纏め、琥珀色のぱっちりと開いた瞳、顔立ちは整っているが別段可愛いという感じではない…らしい。
人一倍の勇気と大胆さを持ち合わせ、どんな状況でも良い方に向かおうとする少女。
オタク趣味があるらしく、サーヴァントなどを見てもその趣味からすぐに順応出来る。
魔術等は全くの初心者で、自身の属性、魔術回路の数さえもわからないほど。
頭は悪いが運動神経が良い。
次話、前日譚〜巫部颯也編〜
出来上がり次第投稿致します。
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
前日譚〜巫部颯也編〜
青年の姿をしているが、その正体は人間ではない。
その名前は──
人理継続保障機関フィニス・カルデア
その一つの個室の中─
「オルガマリーたぁぁぁぁぁぁぁん!」
「いーやァァァァァァ!」
「逃げるなよぅーオルガマリーたん!俺の愛を受け取ってー!」
「アンタみたいな変態いやよ!来るなマジ来るなァ!」
藍色の長髪に紫と藍のオッドアイの俺…巫部颯也はここカルデアの若き所長、オルガマリー・アニムスフィアに抱きつこうとしていた。
いや、最近は忙しそうにしていたオルガマリーたんが今日は休みだそうで、だったら一緒に休もうかとデートしようぜぃ!って誘ったらガンドぶち込まれながら断られた、全く俺が人間だったら倒れている。
「なんで私の全力のガンドで物怖じもしないのよ…!この化け物!」
「何言ってんだよぅ〜、そんなの前から言ってるじゃんかよう。」
そう、俺は化け物なのだ。
一言で化け物、と言っても色んな種類が浮かぶだろう。
それに俺は都市伝説としての存在でもある……主に日本由来の、だが。
「ほれほれ!今日は俺と部屋デートするのが吉、だぜぃ?まあそのまま涙目になってても良いけどな!」
ケフフフと高笑いする俺、オルガマリーたんは涙目でレフに助けを求めている。
「ハハハハハ!レフなんざ来ねぇよお!つーか頼んなら俺を頼れバーカ!」
「アッ、アンタ何かよりレフの方が頼りになるもの!アンタみたいなよくわからない変態怪物野郎なんかよりレフの方が良いもん!」
「あっ、言ったなオルガマリーたん!良いかアイツは絶対何かやるぞ!良いからコレを持ってなさい!」
俺は有り難そうな犬の模様のお守り(俺の血と髪の毛と歯とかまあ色々なものを錬成したものを入れてる、三回くらいならどんな願いでも叶えさせれるし防御力も高いので壊れる心配も無い。何処かのランプみたい!みたいな意見は知らないし聞こえない。)
「いらないわよ!どうせ変なもの入ってるんでしょ!?」
「入ってない入ってない、これはなんでも願いを三回叶える系の魔道具何だぞー。さぁさぁ持ってなさいって!あっでも本当に逆転できなさそうな時とかに使うんだぞ?生き返りたいーとかそんなんだ、いいな?怪異級の魔道具なんだからなソレ、チンケな願いは願い下げだね。」
「なっ、なんでそんなもの持ってんのよ!そんなに強力な怪物なの…!?」
「主軸は日本に伝わる都市伝説だぜ?それ以外にも沢山の都市伝説が混ざった変態さんだよ。」
「よくわからないわよ………まっ、まあ、取り敢えず貰っておくわよ。」
オルガマリーたんは俺から犬模様のお守りを受け取り、ポケットに無造作に突っ込んだ。
「じゃあ次は俺の愛を…!」
「それは要らないわ。」
キッパリと言われてしまった…。
この翌日、俺、オルガマリーたん、そしてあと二人…立香たんと聖香たんがとんでもない所に行ってしまう事は知らずに。
巫部颯也
読み:かんなぎりゅうや
性別:男性
身長:184
体重:79
イメージカラー:藍色
特技:調べ物、状況把握。
好きな物:可愛いもの、古いもの、興味が湧いたらなんでも好き。
苦手な物:特に無し。
天敵:特に無し。
起源:憑依と修復
霊基属性:中性・中立(根底の魂に染み付いたものは悪性・悪)
属性:虚と五元素
魔術回路数:ほぼ無制限、詳しい数は不明。
魔術:黒魔術、降霊術、呪い全般。使役魔術、強化、投影、虚数、五元素。
魔眼:見透かす魔眼(先天性)
人物
藍色の長髪と、紫の右目、藍色の左目。顔立ちはまあまあ整っている。地味なイケメン。
下ネタ大好き、というかエロが好き。明るく、ノリがよく楽観的な性格。しっかりと現実を見れる1面も持っており、特異点に初めて行った時も状況把握をすぐしている。楽観と現実を持ち合わせた人物。
女の子好き、そして可愛い男の子も好き。というか人間が好きであり、また人外をも好んでいる。
能力面においては英霊と1対1出なら防衛戦で渡り合えるかもしれないし、もしかしたら勝てるかもしれない……らしい。
戦闘面
主に、魔術、武器等での戦闘を好む。魔眼はたまに使うレベル、何でもかんでも見透かせたらつまらないからだとか。
死体を操ったり、呪いで苦しめたりetc.
また、色んな魔道具を持っておりそれを使用する事もある。
使い魔に対してはかなり寛容、どんな者にもその者にあった接し方をする。絶妙なバランスを取ってコミュニティを取れるのだ。
ステータス
陣地作成:A+
道具作成:A+
都市伝説継承能力:EX
固有結界:A
正体
と、まるで人間ではない程に強いのだが、その正体は■■■■■■と■■▅■■を軸とした日本に由来する都市伝説の総集体。その為ほぼ無制限の魔力、いくら破損しても死なない肉体と魂を持っているらしい。
尚、男性側だと軸は■■■■■■。女性側の身体があるらしくそちらが■■▅■■を軸としている。
女性側の身体の説明はまた今度となります。
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
前日譚〜春風聖香編〜
巫部颯也がオルガマリーと自室で騒いでいた時、別の個室にはとある少女がいた…。
「Zzz…Zzz…。」
金髪の腰まであるロングヘアに、緑色のタレ目の少女がベッドでヨダレを垂らしながら寝ていた。
「しゅーやぁ……ぐへへ…可愛いよぉ……おねえちゃんがんばりゅかりゃねぇ……。……はっ!」
寝ていました……完全に。
皆様初めまして、
「えっ、えっと……今日はお休み…だから寝ててもいいはずですぅ……でっ、でも!ダラダラしすぎたらダメって
集哉、というのは
とてもしっかりしていて…
本当ならカルデアに来るのも集哉のはずでした……今は病気に罹っちゃって、ココには来れないんです。
それで集哉の代わりにボクが来ることになりました。
ダメ人間の
「ダメです……こんな自分を卑下してはいけないです…。集哉に悪いよ…。」
今のままじゃダメ…そう思った
ロマニ・アーキマンさん………カルデアにいる医者さんです。甘いお菓子等が好きならしく、良く一緒にお茶をする仲です。
お気に入りのもふもふの猫と犬の一対のぬいぐるみを抱き、部屋から出ました。
「Dr.ロマンさんー、今お時間大丈夫ですか?」
部屋から医務室に向かう途中、見覚えのあるオレンジ色のポニテの男性を見つけて声を掛けました。
「…ん?あぁ、ハルカゼちゃんか。時間は大丈夫だよ。」
微笑みながら答えてくれました。手にはカルテを持っていました。
「よし、じゃああの部屋に行こっか。」
「はい♪」
ロマンさんとある部屋に向かう途中………とある青年とすれ違いましたが、
「そういえばソレ、誰のカルテですか?」
部屋について、お菓子とお茶を用意しながらロマンさんの持っているカルテについて聞きました。
「あぁ、コレかい?一般人枠の最後のマスターのものさ。」
「一般人枠……どのような方なのです?」
「見てみるかい?」
「見せて貰えるなら…。」
はい、と見せてくれた紙には、可愛い少女の写真と身長などが記されてました。
「藤丸立香……ちゃん…。可愛い子ですね。ロマンさんはこういう子好みですか?」
「いきなり何を言うんだい!?ボクは好みじゃないなぁ。可愛いとは思うけど…。」
「ですよね!?この子メッチャ可愛いですよね!絶対に颯也君には合わせちゃいけないレベルですよね!」
「ハハハ……彼はそんなに見境ないのかい?」
「見境ないですよ…多分彼、呼んだ
「そんなに見境無いのかい…。」
などとお茶会を楽しみながら
この翌日、私達があんなことになるなんて…。
春風聖香
読み:はるかぜせいか
性別:女性
身長:163cm
体重:51kg
年齢:16
バストサイズ:F
イメージカラー:白
特技:生き延びる事、生き延びさせる事
好きな物:ぬいぐるみ
苦手な物:不明
天敵:自分
起源:救済と神聖
霊基属性:善性・秩序
属性:風
魔術回路数:メイン42サブ22合計70
魔術:聖系魔術、白魔術、治癒魔術、風系魔術、基礎魔術。
人物
金の腰まである髪、緑のタレ目。
優しく、清廉なオーラだがその性格、人格は一言で言うとダメ人間である。
しかもただのダメ人間ではない、彼女は基本いい事をしようとする為、人の気持ち等お構い無しに善意を振りまく、絶対属性秩序善だろ…。
運だけは良く、適当に言った作戦が上手くいくことが良くある。
起源が起源のため基本戦闘能力は神聖な救世主のソレ。悪、不幸から身を守る、救うことに特化している。なおコレと颯也の能力によりとある人が救われる。
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
序章〜特異点F、炎上汚染都市冬木〜
壱話、人理が焼却された日
一人は永遠不滅の都市伝説集合体、巫部颯也
一人は駄聖女魔術師、春風聖香
その三人がマスターの人理修復の旅の始まりです。
立香ちゃん目線だったりします、ではどうぞ。
…ぱい、せ……い、起きて下さい。
微睡みの中、私は少女の声を聞いていた。一体誰だろう…というかさっきから冷たいな…私、床で寝てたのかな…?とりあえず目を開けよう。
「ん…えっと、誰?」
目を覚ました私の近くには、謎の生物と同じ年頃?の少女がいた。
「私はマシュ・キリエライトです。こっちのもふもふした生き物はフォウさん。先輩が倒れていたのをフォウさんが見つけたんですよ。」
成程、やっぱり私は倒れていたらしい。全くそのような記憶はないが……余程疲れていたのだろう。
「キリエライトさんと、フォウさん…か。私は藤丸立香。マスターの一般人枠の最後ね。えっと…ココはカルデアであってるよね?」
手を床につけて立ち上がりながら、私はキリエライトさんに確認をとる。
「はい、ココは人理継続保障機関カルデアです。それと私のことはどうぞマシュとお呼びください。えっと…藤丸先輩は初めて見る顔ですが、今日初めてここに?」
「うん。今日ここについたの。マシュはカルデアの局員さん?それともマスターの一人?」
「私は局員です。」
と、二人で話していると、前から人が来た。
「おや、見ない顔だね。マシュ、そちらの子は?」
紳士然とした格好の好青年だった、この人は一体…?
「レフさん。コチラは一般人枠最後のマスター、藤丸立香先輩だそうです。床に倒れていたところをフォウさんが見つけてくださいました。」
マシュはレフと呼んだ好青年に説明をしていた。好青年の方は話を聞き終えると、ふむ、と言ってこっちに手を伸ばしてきた。
「私はレフ・ライノール。カルデアの顧問さ。よろしく。」
「藤丸立香です、よろしくお願いします。」
私は緊張しながらも握手に応じた。
「…っと、そろそろマスター達の集合時間だね。丁度いい、部屋まで送っていこう。」
「集合…ですか?」
「あぁ、時間ギリギリになってしまうからね、早く行こう。」
「あっ…はい、じゃあマシュ、またね。」
別れ際、マシュに手を振ってからレフさんについて行く。
「あら貴女、眠ってるなんて随分と余裕ね?」
「えっ、えーっと…。」
マスター達が集合しているという部屋では話し合いが行われようとしていて、私とレフさんはギリギリだった。その後は空いていた席に座ってカルデアの所長のオルガマリー・アニムスフィアという美人な女性の話を聞いていた。聞いていたのだが……眠たくて眠たくてつい眠ってしまい、起こされたと思ったら前方には怒りに顔を染め尽くした所長がいたのだ。
「貴女、一般人枠最後のマスターでしょう?」
「はっ、はい!」
「大事な話をしてる時に眠るなんて随分と余裕なのね?それともやる気が無いのかしら?」
「すっ、すみません…。」
「いや、いいわ。貴女は出て。レフ!コイツどこかに連れて行って!」
「あぁ。」
レフさんに連れられ、部屋の外に行く。
「えっと…すみません、レフさん。」
「別に大丈夫さ。さて…ん?」
「レフさん、何故先輩は外に?」
「大事な話をしてる時に眠ってしまっていてね、オルガマリーから外に出せと命じられたのさ。マシュ、藤丸くんを彼女の個室まで連れて行ってくれるかい?」
「わかりました。先輩、個室まで案内します。」
「あっうん、わかったよ。レフさん、本当にすみません…。」
「何、礼には及ばないさ。ではまた。」
レフさんは中に戻って行った。
「先輩の部屋は……ここですね。」
「ありがとう、マシュ。」
ニコッと笑ってマシュにお礼を言う。マシュも少しニコリと返してくれた。
「では私は戻りますね。」
そう言って来た道を戻っていくマシュ、ソレを少し見届けて個室の中に入った。
「今入ってま─きっ、君は誰だ!?ココは僕のサボり部屋だぞ!」
「いや貴方こそ誰ですか!?ていうかサボり部屋…!?ココ私の部屋じゃ…。」
個室に入ると、なんというか全体的にほわほわした雰囲気の男性がお菓子をつまみながら寝転がっていた。着ているものを見る限りお医者様だと思うけど…。男性は不審なものを見る目で見ていたが、直ぐに納得したのか直ぐに話しかけてきた。
「私の部屋…ってことは、君、一般人枠最後のマスターかい?」
「?はい。藤丸立香と申します。貴方は?」
「ボクはロマニ・アーキマン。ここカルデアのドクターだよ。」
と、男性はゆるふわとした笑みで答える。
「はぁ…なんでドクターがココに?」
「マリー…所長がね、僕がいると空気が緩むからって理由で部屋から追い出したんだ。そういう君はどうしてココに?マスターなら今は全員集合してるはずだろう?」
「ねっ、眠っちゃって…ソレで追い出されました。」
「なるほど…。」
それから暫く二人で話し込んでいると、部屋のモニターがついた。
「ロマニ、今から管制室の方に来てくれ。」
モニターに映ったのはレフさんだった、ドクターの呼び出しらしい。
「ん、わかったー。今行くよ。」
「あぁ。」
「…という事だから、藤丸君、僕は行ってくるよ。」
モニターが切れ、ドクターは立ち上がって部屋から出ていった。
その数分後だった、私は部屋で寝っ転がっていたのだが、突如遠くから…管制室、先程私がいた場所で今ドクターが向かって行った場所、恐らくそこで爆発が起きたのだろう。
「いっ、行かなきゃ…!」
まだあそこにはマシュ達がいるはずだ、早く助けに行かないと…!
私はひたすら走り続けた。
そこは、地獄だった。
沢山の血だ、沢山の瓦礫だ、沢山の……人の、呻き声だ。
まだ生きている人達もいたけど、その殆どが死にかけだった。今はマシュを探そう…。
「マシュー!?何処ー!」
「オイ、そこの!マシュならこっちだ!」
マシュへ叫びかけていると、1人の青年と同年代くらいの少女、それと倒れ掛けのマシュがいた。
「マシュ!」
かけよってマシュの方に行く。
「せん……ぱ…い…?」
マシュは下半身を瓦礫に潰され、動けないようだ。近くにいた男女は他のところにいった、他にも助けれそうな人を助けに行ったのだろうか?
「うん、そうだよ!今助けるから…!」
「行けません…!先輩は早く逃げて…!」
「嫌だよ!折角知り合えたんだもん!」
「でっ、ですが…!」
「なら!…なら、最期までマシュの近くにいるから…!」
私はマシュの手を取って握った、もう助からないのかもしれない、でも私は、最期まで、最後の時まで彼女と共にいよう。
火の勢いは増してドンドン周りと燃やしていってしまう。
恐らく、そろそろ私たちは死ぬだろう。先程見た男女も、ココいる皆は全員…
『──レイシフト先、2004年、冬木。レイシフト適正体四体確認、レイシフトを実行します。』
そんな声が聞こえた気がした……瞬間、私は意識を失った。
次回、燃え続ける街の中で。もしかしたら二月中に投稿できるかもしれません。
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
弐話、燃え続ける町の中で
では弐話、どうぞ。
「オイ、お嬢ちゃん!死にたくねぇなら早く起きろ!」
「先輩!起きてください!」
声が聞こえる、それに暑い……
「アレ…ここ何処…っ!?」
目を覚ますと見知らぬ燃えた街…いや、ここは見た事がある…
「なんで…なんで………冬木にいるの……?」
「よっと」
青年が拳を骸骨の怪物に打ち込む
「ハッ!」
マシュが、盾を骸骨の怪物に打ち込む。
目の前には縦を持ったマシュ(いつのまにかエッチな鎧を着てる、後で事情を聞こう。)と、あの時他の職員を助けるべく私達と別れた青年が骸骨の怪物と戦っていた。
「聖香ー、お嬢ちゃん……藤丸ちゃんの方はどうだー?」
緊張感の無いゆるゆるな声が私の近くに寄り添っていた少女に投げ掛けられた。
「大丈夫です!もう落ち着いてます!それともっと緊張感を持ってくださいよ颯也君!」
「気は抜いてねぇ、それにあともう少しでここら辺の敵は一掃出来るしな。聖香ちゃんは藤丸ちゃんを見守ってろ。」
言うと青年は、何処かからか斧を取り出して
「一振りすれば運命は狂い、二振りすれば死の呪いお前らを蝕む!
と言って斧を二回振った。すると、辺りの骸骨たちが次々と崩れて(私の目からは骨が粉のようになっていくように見えた。)行ったのだ。
「よーし、討伐完了!皆ー、大丈夫か?」
斧を振り終わり、明るく破顔した彼に私達三人は言葉を無くしていた。
「うっし、じゃあ自己紹介しよ「キャァァァァァァァ!」!?」
青年が言葉を続けようとした時、近くの方から叫び声が聞こえてきた。
「この声…まさか…」
「所長です!行きましょう!」
「ええ!」
私達は叫び声の方に向かった。
イヤ!死にたくない!助けてレフ…!助けて…!
「ここどこ!?なんで私バケモノに追いかけられてるの!?」
ガンドを撃つ!逃げながら…まだ死にたくないから、わずかでも希望があるのなら…!
「キシャシャシャ!シャシャ!」
バケモノが奇妙な音を立ててよってくる!
「ハァ……ハッ…ハァ……キャッ!」
躓いて転ぶ、骸骨たちは遠慮なく私に向かってきて襲いかかってくる…!
「助けて…!助けてー!」
「おうよ!」
助けに来たのは─怪物だった。
「オルガマリーたんに手ぇ出すんじゃねぇぇえええええ!」
所長と骸骨達の間に、青年が素早く入り込んで斧を振るう、骸骨たちはバラバラになって崩れていった。
「所長!大丈夫ですか!?」
「リュウヤ…ソレにマシュ!セイカに…一般人枠のマスター…!?なんでココに…というかマシュ!その格好もしかして…。」
「ハイ、今の私は
デミサーヴァント…?
「すいません…デミサーヴァントって何ですか?」
手を挙げて質問する、するとリュウヤと呼ばれた青年が質問に答えてくれた。
「それにはオレ、巫部颯也が答えよう。まず英霊…サーヴァントはわかるかい?」
「ハイ、過去、現在、未来あらゆる時間軸世界軸の偉人……ですよね?」
「あー、まあそんな感じそんな感じ。中には神話の登場人物とか、創作された物語のキャラクターが英霊になることもあるぜ。で、デミサーヴァントっつーのは簡単に言うと人間の身体の中にその英霊を降ろすんだよ。憑依って言い方がいいかな?」
「憑依…?」
「そ、憑依。本来は霊基っつーのが足りない英霊や普通じゃ召喚できない英霊を呼ぶ時に使うんだ。マシュの場合は少し違くてね、まあそれはおいおい話すよ。」
「つまり…マシュは今サーヴァントって事ですか?」
「まあそうなるのかな?どうなの?マシュちゃん。」
「そうなりますね。」
「サーヴァントって事は、その鎧もサーヴァントさんから着せられた衣装なんです?マシュ。」
「ハイ聖香さん。そうなります。」
マシュがサーヴァント……となるとマスターもいるんだよね、確か。
「マシュのマスターって誰なんだろ。」
単純な疑問が口から出た、すると聖香さん、巫部さん、マシュ、所長の四人が不思議そうな顔をして私をみた。
「なんで私の方を見るのさ…?え?私?」
「だって藤丸ちゃん、手の甲に令呪あるだろ?」
「ですです、それが証拠ですよ。」
「というかわかってなかったの?」
「はっ、はい…。」
あはは…と苦笑いをする、右手の甲を見ると確かに赤い痣があったのが確認できた。
「…というか、なんで今頃成功したのよ。」
「…ソレは…」
──少女説明中──
「という事です。」
「成程…」
マシュが自身がデミサーヴァントとなった経緯を話終えると、付けていた通信機器に通信が入った。
『やっと繋がった…!』
「ドクター!生きてたんですね…!」
「ちょっとロマニ!どういう事!?」
『うわぁぁ!?所長生きてたんですか!?』
「私も生きてますよ、Dr.ロマン。」
「オレもオレもー。」
『春風ちゃんに巫部くんも生きてたのかい?』
「ロマニ!どうしてそこにあなたがいるの?!」
『所長おちついてください!僕がここにいるのは僕より上がいないからです!』
「レフは!?」
『レフ教授は爆発の中心部にいたので…恐らくは…。ソレに、今そこにいる以外のマスター適性者も殆どが危篤状態です!』
「マスター適性者は冷凍保存に移行して!早く!」
『はっ、はい!』
レフ教授……爆発の中心部にいたんだ…。
「四十五人の生命なんて私には背負えない…どう説明すればいいのよ…!」
所長は頭を抱えて悩んでいる、そこに巫部さんが話しかけた。
「…あー…オルガマリーたん、悩んでるところ悪いんだけどよ。」
「……何よ?」
「ファーストオーダー、実行すんのか?しねぇのか?どっちだ。」
真剣な顔で所長に聞いている、所長は涙目を拭ってから
「そうね…セイカ、リュウヤは大変だけど…ファーストオーダーは実行するわ。サーヴァントはマシュだけだけど、リュウヤ、貴方は一人でも大丈夫でしょう?」
「おう、オレは大丈夫だぜ。聖香ちゃんはどうよ?」
「颯也くんがいてくれれば大丈夫かと…。」
「なら決まりね、リュウヤ、アンタはセイカの近くにいなさいね。」
所長は一息ついてから
「これより!ファーストオーダーを実行します!」
と言った。
あっ、フォウくんはずっとマシュや立香ちゃんの肩に乗ってたりします。
第三話、初めてのサーヴァントとの対決。3月中の投稿となります。
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
第参話、初めての敵対サーヴァント
『みんな早くそこから逃げるんだ!』
「ちょっとロマン!どうい─「逃げるぞオルガマリーたん!この感じサーヴァントだ!」ちょっと抱き抱えないでー!」
「先輩!私達も逃げましょう!」
「えっ!?あっうん!聖香さん早く…あれ?」
「春風先輩ならもう走ってます!」
「早!?」
「クソが!なんでサーヴァントなんていんだよ!」
「知りませんよ!」
「サーヴァントってマシュと同じ人達ですよね!?なんで逃げてるんですか!?」
マシュと同じなら協力とかしてくれるんじゃないか?私はそう思いながら人間とは思えない早さで走る聖香そんと巫部さんに問いかける、マシュに抱き抱えられながら。
「いいですか立香ちゃん、サーヴァントだから皆私たちに協力してくれる訳じゃないんです!だから逃げるんですよ!死にたくないでしょう!?」
「殺されるんですか!?」
「殺されるね!オレがサーヴァントなら確実にぶっ殺して魔力に変換する!」
「怖っ!?サーヴァントって皆そんな何ですか!?」
「皆ではありません先輩!ただサーヴァントは魂食いと呼ばれ─!サーヴァントが来ます!巫部先輩、先輩をお願いします!」
ポイッと私を投げるマシュ
「うおっ!?あっぶねぇ!いいやマシュ!俺が時間稼ぎすっからお前が二人を担げ!」
「「きゃぁぁぁぁ!?」
「わっ、わかりました!お願いします!」
「OK!」
……まあその…私たちは逃げることになったのだった。
「クソがよォ!来やがれサーヴァントォ!時間稼ぎくれぇなら出来んだよ今の俺でもなァ!」
「キサマハサーヴァントデハナイナ……ダガ、イイエモノダ!」
あぁまったく……なんで俺サーヴァントと戦おうとしてんだよ……まあ時間稼ぎくらいしてやる、なんとなくいい予感もするし。
ソレに俺もなんの策もなしに時間稼ぎをしてる訳じゃない。
「ヒャッハー!
「クククククカカ!」
サーヴァントは暗器(刃物だろう)を持って身軽に襲いかかってくる。オレは距離をとるため下がりつつ隠し持っていたナイフを取り出した
「フッ!」
「ハァッ!」
切りかかかって来たのでそれをナイフで受け止めつつ思いっきり蹴り飛ばそうと足を振り切る。
「っ!?ゴ…ガァ!」
足は届かず…代わりに腹部に一発貰う、痛いが怯む程じゃない、すぐに立て直して足を振り払う。
「キサマ…ニンゲンノクセニヤルナ…!」
「おーおーお褒めに預かりキョーエツシゴクってなぁ!」
強化した拳を腹にねじり込んでこいつから離れる。と、ここで突如声が聞こえた。
「おっ、坊主結構いい動きするじゃねぇか。」
声のする方を向くとそこには青い長髪のイケメン……服装と装備からして魔術師だろう、そしてこの感じ…
「キャスターのサーヴァントって所か…。まあ、これでも一応強い部類だからな、オレ。」
「へぇー…良いねぇ!なあ坊主、オレと共闘しねぇか?」
「…良いぜ、とっととこの場から離れてぇしな!少しばかりの共闘って事で!」
そう言うが早いが、敵側にいつの間にか増えていたサーヴァントを後目に見つつ俺はとあることをする為詠唱を始めた。
「我が身は影!喰らえ!煙玉じゃぁああああ!」
「むっ…!?」
濃い煙を発生させ、後ろに向かって走る。
「キャスター!この隙に倒しておいてくれ!あとは任せたー!」
そう、オレはキャスターにこの場を押し付けるつもりなのだ!早く逃げてやらァ!
「ちょっテメェ!押し付けんじゃねぇ!クソ!宝具でとっとと蹴りつけるか!我が魔術は炎の檻、茨の如き緑の巨人。因果応報、人事の厄を清める社───
倒壊するは『
「グァァァァァァ!」
ファ!?なんだよそれきいてねぇよ!サーヴァント共が二人共一気に消えるとか聞いてねぇよ!?キャスターは二人の消滅を確認すると俺の方にマジ顔で走ってきた。
「オイ坊主!なんでオレに押し付けたんだよ!?」
「そんなのアンタが強そうだからに決まってんだろ!?ってかなんで着いてくんだよ!」
「さっき共闘しようぜって言っただろうが!オラ仲間がいんだろ?とっととそこまで案内しやがれ!」
「あぁクソ!本当になんでこうなっちまったんだー!」
オレはキャスターと共に三人のところまで走って向かった。
「巫部さん……大丈夫かな…。」
巫部さんとわかれた後、私たちは学校に逃げ込んだ。
廊下に座り込んで、私は巫部さんの安否を心配していた。
「何?アイツの心配?」
と、横に座ったのはオルガマリー所長。何やら先程準備をしてくる…と言っていたのだが、それは終わったのだろう。
「所長は心配じゃないんですか?」
「少しもしてない訳じゃないわよ、でもアイツ…リュウヤがいるならこんな場所楽々に生きて帰れるわ。レフなんかいなくても大丈夫な程に…認めたくないけど、リュウヤは頼り甲斐があるもの。」
顔を赤くして頬をポリポリとかきながら言う所長、まるで恋する乙女のように……って…いやいやまさか…
「所長ってもしかして、巫部さんのこと好きです?」
踏み込んだ発言、所長は顔から火を噴いて
「なっ、なななっ、そんな訳ないじゃない!あんな変態で!デリカシー無いやつなんて…!たっ、確かにカッコイイしちょっと良いかもとかは思ったことあるわよ?声も良いし…アッ、アイツを想ってしたことだって…って何言わせるのよぉ!」
「自分から言ったんですよね!?」
思いっきりビンタされた…。
「…!所長!立香ちゃん!颯也君がぁ!誰か連れてこっちに来てますぅ!」
「えっ嘘!?ヤダヤダヤダ…私髪型おかしくないかしら…!?」
「めっちゃ乙女してるじゃないですか所長……大丈夫ですよ、バッチリ決まってます。」
「そっ、そう…?」
「はい、超絶可愛いです。」
えへへ♪と嬉しそうに頬を緩ませる所長、キャラ変わりすぎでしょ……。
と、二人で話していると階段から音が聞こえた聖香さんはいるしマシュもいる……ってことは。
「ようお前ら。無事逃げれたようで良かった良かった。」
そこにいたのは、安心しきった顔をした巫部さんと…青髪のイケメンだった。
「リュウヤ、ソイツ誰?」
「あーコイツ?キャスターのサーヴァントだってよ。俺らと敵対する気は無さそうだから連れてきた。んでキャスター、コイツらが俺の仲間だ。」
「オレはキャスターのサーヴァントだ、よろしくな、嬢ちゃん達。」
「藤丸立香です、よろしくお願いします。」
「オルガマリー・アニムスフィアよ。リュウヤがお世話になったわね。」
「春風聖香ですぅ、どうぞよろしくですぅ。」
「マシュ・キリエライトです、このもふもふしたのがフォウさんです、よろしくお願いします 。」
「フォウ!」
「…さて、オイキャスター、この街に起きてることを話してくれ。」
「…おう。」
あの後、キャスターさんはこの街……冬木で起きてた事を話し出した。
聖杯戦争と呼ばれたものが行われていたこと
しかしそれが、いつの間にか別の何かになっていたこと。
街の人間は一日にしていなくなってしまったこと。
セイバーと呼ばれる存在がまっさきに聖杯戦争を再開し、自分以外は全て倒されてしまったこと。
セイバーに倒されたものは、先程私達があった黒いサーヴァントと同じようになってしまったこと。
「オレはこんな聖杯戦争早く終わらせた方がいいと思ってな……今も1人で奮闘中だった、んでそこでそこの坊主と会ったって訳だ。」
「でだよ、さっきロマニにこれを話しててな……ロマニ、ほら話せよ。」
『あぁ…、恐らくだが、この特異点の原因は聖杯だ。』
「せーはい?なんですそれ。」
「なんだ嬢ちゃん、魔術師なのに聖杯知らねぇのか?」
「立香ちゃんは魔術師としてまだまだ日が浅いんだよキャスター、魔術回路だってついさっき全開したんだぞ。…で立香ちゃん。聖杯についてだね?」
「はい、それってどんなものなんですか?」
聖杯って言うくらいなんだからとても綺麗なものなのだろう……。巫部さんは考え込んでから
「そうだなぁ……簡単に言うとなんでも願いを叶えてくれる杯…かな。」
「なんでも…?」
つまり、イケメンやショタに囲まれる夢も叶う!?
「…そんな素敵素晴らしい聖杯がどうしたってんですか?」
「この聖杯戦争はな、マスターとサーヴァントが1人ずつになるまで殺し合うんだよ。」
殺し……合い……?
「なんでですか?願いが叶うってんなら皆で分け与えればいいじゃないですか。」
「ソイツが出来ねぇから殺し合うんだよ、じゃなきゃこんなふざけた戦いやってるかっての。聖杯はな、勝者にしか与えられない。」
「…成程、そうそう簡単に皆の願いを叶えちゃくれない…って事ですね、よくあるお話だ。それで、キャスターさんはサーヴァントとの生き残りって訳ですか?」
「生き残りじゃなくて負けてねぇだけだ、セイバーにな。」
「じゃあ今回の異変の原因は……。」
『十中八九そのセイバーの近くにあるだろう、キャスター、その場所ってわかってるかい?』
「わかってるぜ、ついでに真名だってわかってる。」
そこまでわかってるんなら……それでも倒せないのなら……
「真名、なんなのよ。そのセイバーの。」
「お前さんたちの時代で一番有名であろう星の聖剣の持ち主…アーサー王だ。」
「アーサー……王…!?」
あの有名な…アーサー王伝説の……!?
「そっ、そんなの敵じゃ勝てないですぅ!絶対に無理ですぅ!」
聖香さん言っちゃったよ!?
「大丈夫だぜ嬢ちゃん、そこの盾の嬢ちゃんとセイバーは相性がいい。ついでに戦力についても大丈夫だろ、俺も勿論手伝うし坊主もいるしな。」
「俺も戦力に加えるのかよ!?」
「アンタならサーヴァントとも戦えるでしょ?それに、
「あるけど!アレ!あるけどおおおおお!痛いんだよ!」
「なんだよ坊主、やっぱりなんか隠してんじゃねぇか。」
「そりゃなぁ!アレは発動条件がなぁ!」
「へぇーそいつは気になる、どんな条件なんだよ。なんだ?年齢が50の時に使えねぇとかか?」
「そんなんじゃねぇって………あの発動条件…いや、体質だからなんとも言えんけど…。」
「リュウヤはね、死なないの。」
え?
「はい?」
「はぁ?」
「だーかーら、ソイツ死なないのよ。」
オルガマリーから告げられる颯也の秘密とは!?次回第肆話!颯也は死ねない!
目次 感想へのリンク しおりを挟む
しおりを挟む
オラァ!設定回だよぉおおおお!
藤丸立香の裏設定
①お兄ちゃんのノリが颯也に似てる為、実は颯也の事をお兄ちゃんだと思っているらしい。
②激辛は大丈夫
③母親が魔術師の家系らしいが、母親自身は知らないし血も薄かった為実質一般人
④母親の実家は冬木にある、父親の実家は新宿。
⑤ちなみに住んでたところも新宿
⑥声は『どっかの三国志の世界で魏軍の軍師をやってそうな声』らしい。
⑦成績は中の下、得意科目は特になし
⑧後輩属性は薄いためマシュとのフラグが立つ可能性はかなり低い。
⑨子供の頃の夢は猫になること
⑩好きな作家は水木しげる先生
⑪運動神経はいいらしく、逃げ足は超一流。
⑫好きな偉人はコロンブス、理由は諦めないその生き様らしい。
⑬猫か犬は猫派
⑭血液型はO型
⑮好きなジャンルは百合甘々イチャラブもの
巫部颯也の裏設定
①肉体は現界した時からずっと変えてない、本人のものらしいが……
②カルデアに来るまでは千葉の田舎でのほほんと暮らしていた
③カルデアに来る前は近所の子供の面倒を見ていたりしてお金を稼いでいた。あんな性格だが何故か御年寄と子供に人気だった。
④カルデアに来た理由は不明
⑤声は『軽快なセリフが似合いそうな爽やかボイス』らしい。
⑥尚他の姿になっても基本声質は変わらない。
⑦好きなジャンルはホラーギャグエロ
⑧カルデア内で動画サイトを立ち上げ、サーヴァントたちとのゲーム実況などをやってるらしい。尚利用者はカルデア全員だそうで色んなチャンネルがあるとか。
⑨一応英霊として呼び出せる、その際の人格はクールで落ち着いた冷酷。
⑩オルガマリーには一目惚れして以来ピッチリとついてる。
⑪カルデア内の女性全てに声をかけており名前も覚えてるとか。お前はどんだけ女好きなんだ。
⑫猫か犬だと犬派
⑬血液型はAB型
春風聖香の裏設定
①極度のブラコン、弟好きであり弟の全てを把握してる。
②名前の由来は起源から。
③甘いものが好き。
④髪や目は地、父親がフランス人と日本人のハーフである、この為、聖香はフランス人と日本人のクォーターとなる。
⑤声は『おっとり穏やかなほのぼのボイス』らしい、人を落ち着かせる力のある声をしてる。
⑥ダメ人間さは母親からの遺伝、なお容姿は父親譲り。
⑦その起源から戦闘能力は救世主に近いそれ。本人もそれは自覚している。
⑧子供から好かれるタイプ、親しみやすいそのダメ人間さからくるもの。
⑨肉体能力はそこそこあり体力もある方。
⑩反面、メンタルは決して強いとは言いきれない。
⑪好きなジャンルは青春もの。
⑫犬か猫なら猫派
⑬血液型はB型
藤丸ちゃんのお兄ちゃんとか凄い書きたいですね…
目次 感想へのリンク しおりを挟む