君ともっと一緒にいられたら (世界の破壊者Lostblankシドー)
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クリスマス

メリークリスマス!!!!

どうも、作者です

いろんな作品を作っています

気まぐれです

よろしくお願いいたします


崇宮真士

 

アイザック・ウィストコットによって殺された青年。

そして、始祖の精霊に名前をプレゼントし彼女と両思いだった青年。

 

真士が死んで澪は涙を流した。そして、もう一度彼に会いたいと願い

彼の体を自分の霊力で注ぐには強すぎるため少女たちを犠牲にしながら霊結晶<セフィラ>を徐々に彼の体に合うよう作っていこうと実行したが

真士が望んでないことを士道の一言で目を覚ました。

 

そんな彼がもし

生きてたら、もし殺されていなくて澪とずっとにいられたら

もうひとつの物語が始まった。

 

 

 

12月24日:クリスマスイブ

 

 

青年はクリスマスツリーを組み立ていた

 

「シン何してるの?」

 

「み、!//澪!?//」

 

後ろから声かけられて驚く青年

声をかけたのは

出会ってからまだ長くもないが付き合いたての

崇宮 澪(たかみや みお)

同じ名字なのは真士が出会ったとき名前も言葉もなかった少女だった

現在は、色んなことに調べ尽くして学習していたところであった。

 

「えっ..//えっと、あっツリーを飾っているんだよアハハハ//」

 

真士は何故か慌てた感じで澪に答えてしまった

それはそのはず

澪はこの世とは思えないほどの美しすぎるのである

そんな少女を手を差し伸ばした真士は

澪に恋をしていた。

 

澪はテレビと本の情報で学習しただけで実際はクリスマスとはどういう文化なのか全く理解はしていない。

 

「あぁ、たしかクリスマスイブって言う日なんだっけ。

クリスマスイブ昔、夜の日まで祝う日で行う行事って本で読んだことあるけどそれがどうかしたの?」

 

「その....クリスマスに飾るツリーを組み立ててたんだ」

 

「へぇーこれがツリーなんだー」

 

澪は興味津々でツリーの回りを見回せた。

まだツリーとしては完成しておらず今は飾ってる物はほどない。

 

「いやぁ...まだ完成出来てないんだ...」

 

「えっ、そうなのなら私にも手伝わせて!」

 

澪は何処かキラキラした目で手伝いたいと真士に聞いてきた。

 

「あっあぁお願いします」

 

それから二人は

 

「(クスッ...)」

 

「どうかしたのシン?」

 

しばらくツリーの飾りをつけていたとき星の形をした物を見て真士は懐かしく思った。

 

「あぁ、いや、ツリーの飾りの中で一番上につける星を見てちょっと懐かしくて」

 

昔は真那とクリスマスツリーを飾るとき

どっちがツリーの先の星を飾るか言い合いになったなぁ

そう思い出し笑いが出た。

 

「澪この星の形がしたやつ一番上に被せてくれないか」

 

「うん!任せて!」

 

澪にツリーの一番上を頼んだときフッと思い出した

 

「あっ、澪この台の上に上った方が...」

 

「ん?」

 

その時、澪は宙に浮かびながらツリーの上に星被せていた

 

「ちょっ澪!?誰が見てるかわからないかもしれないって!?」

 

「あっすっすまない」

 

窓にはカーテンを閉めておらずいつ誰に見やれるか可笑しくなかったのだ

 

 

そして、ツリーの飾りは完成をした

 

「ふぅ~完成したなぁ~」

 

「お疲れ様シン」

 

「あぁ、お疲れぇ~」

 

さっきの一件で少しあたふたしたが

完成したあとなんか、いい思い出になった気がした真士

澪との出会い

澪との初めてのクリスマスになる

今年は真那は友達の家に泊まるらしい

だから、今年は

二人だけのクリスマスになるのだ

 

「(やっヤバい....!ツリー完成するまで楽しかったけど今、完成したあとどんな話すればいいんだ...!)」

 

真士は初めて彼女とのクリスマス

本人はとても気づいてないかもしれない

何せ、彼女はクリスマスの事は本や情報で知っただけである

そのためクリスマスを楽しむこと

そしてお祝いすることを一緒に過ごす日になっている、

澪にとっても真士にとっても特別な日にしたいと今日のプランを考えたのだかうまくいくのか不安が混み上がっていた

 

「(落ち着け..落ち着け..大丈夫このプランでいけば澪は..)」

 

「シン?どうしたの顔が固まってなんか怖いよ...?」

 

「へっ?あっあぁ~!?ごっごめん!!//」

 

「クリスマスってまさかこんなにも怖い日になるものだったのか...」

 

「違う!違う!澪と過ごしたいって思いすぎて緊張しちゃたんだよ!?」

 

「えっ?」

 

「あっ、」

 

思わず口に漏らしてしまった言葉で

沈黙になる二人の

時間がたつにつれ

赤面していく二人

そして、二人は

外方向いて一旦落ち着こうとした

 

「そ、そうだったんだね...//す、すまない....//」

 

「えっ//あっ、え~とっごめん急に言っちゃって...//」

 

後ろを向きながら二人は謝ったとき思わず「「クスッ//」

笑ってしまった

 

「「アハハハ」」

 

真士は自分が緊張していたことがバカらしく思ったのか逸れとも

今、沈黙になってるのがバカらしく笑っているのか

わからなかったけど、

〝好き〝

そう思える

どこか甘酸っぱい気持ちでどこか嬉しくなる

またひとつの思い出が増えた気がした真士であった。

 

そして、二人のクリスマスはまだ始まったばかり

 

「へぇ~これがフライドチキン...」

 

「そう、七面鳥で作って味を閉め混ませたのがフライドチキンなんだ。」

 

「美味しそうねぇ~...そういえば真那は帰って来ないんだよね...?」

 

「あぁ、確か友達とクリスマス過ごしたいからって...それがどうかしたのか」

 

「今日は二人きりで贅沢なんだね//」

 

「そっそうだな...//贅沢し過ぎたかな?」

 

「うぅん...スゴくうれしい!」

 

「そっそうか//なんかこっちも喜んでくれてうれしいよ。ありがとう澪//」

 

「えっ?」

 

「君と出会えて、そして君と今日も過ごせてうれしいよこれも、神様がくれたプレゼントって思うとなんか君とこの日々に感謝しちゃって...なんか、可笑しかったかな?...」

 

「ううん、うれしい。うれしいよシンあなたがくれた名前。あなたがくれたこの時間。あなたがくれたこのプレゼント私はずっと大事にしたいとこの時もこの先もあなたとずっと過ごしたいもし叶えられるやら私はそれでいい...ありがとうシン〝大好き〝」

 

彼女の満面な笑みが真士の心をキュット締め付けて血流が激しくなる感じ

あぁ、好きなんだよこの笑顔

好きで好きで仕方がない

このプレゼントはサンタクロースと神様とオレを産んでくれた両親、そして、今いない実の妹真那が応援してくれたお陰だよ

 

「俺も好きだ澪のことが〝大好きだ〝!!//」

 

そう叫んでしまうほど彼女のことが澪のことが大好きだ

誰が澪を狙おうとオレが助けるオレが守るオレと一緒に逃げ続けてやる

それが10年だろうと20年だろうと彼女の手を握り続けてやる。

そう、思うようになるほど

大好き

 

二人は真っ赤に染まるほどの顔だった

それは室内の温度のせいかそれとも、

大好きって言葉で顔が赤面しているのか二人しか知らない。

 

 

 

「ふぅ~」

 

そして、二人は豪華な食事を満喫したあと少し腹休めをした。

真士はお腹の膨らみがそんなに出ないがなんだかサンタ見ないな腹になったんじゃないか

少し苦笑をしてしまう気持ちになった

澪は豪華な食事を満喫したのにも関わらず全くお腹の膨らみが見えなかった

スゴいのかそれともそう言う体質なのかなぜか考えてしまった

 

「ねぇ、シンこれは...どうやって遊べばいいの?」

 

「ん?それは...」

 

澪が取り出したのはツイスターシートであった

 

「それは、ツイスターゲームって言ってスピナーって言ってルーレットにさされたお題になった色を体の手足で踏むゲームだよ」

 

一体、何時からあったのか最初は思ったが

澪が気になってたようでゲームの遊び方を教えた。

そして、少しお腹が楽になってきたとき

口に出した

 

「....ツイスターゲームでもやってみないか?」

 

澪の表情がパァァってなったとき

ドキッっとしたかわいいな本当

そう思うほど澪が好きだとわかった。

 

 

<右足に青>

「ハイ!」

<右手に緑>

「ハイ!」

 

二人はスピナーにさされた色を体の足で踏んだり

手でタッチしたりした。

 

徐々に

体の位置が届かないところまで行くと

体の限界が出てきた真士が先に倒れる寸前だった

 

真士は

赤:右足

青:右手

緑:左手

黄色:左足

の状態になってた

 

澪は

赤:左手

青:右足

緑:右手

黄色:左足

の状態でも余裕の顔をしていた

 

「も...限界かも...うわっ!」

 

「きゃっ!」

 

 

 

「ててててて....ごめん...!?」

 

真士が力を抜いたことで

澪の胸にうずくまる形になった

 

「だっ//大丈夫?...//シン?//」

 

「ほ、本当に!//ごめん!//」

 

とっさに起き上がろり土下座の形に入る真士

 

「わ...私は//大丈夫だよ//シンは大丈夫//怪我とかしてない?」

 

心配する澪は真士の顔に近づき怪我してないか確かめた

 

「俺は//大丈夫だよ//でもさっき力抜いてみっ...澪は怪我とか大丈夫か?」

 

「う、うん//大丈夫だよ//」

 

「///」

 

「///」

 

二人は顔が赤く染まるり今でも唇と唇が重なる距離にいた。

今、家にいるのは真士と澪二人だけ

真那が遅くから帰る事なく友達の家に泊まる

今、二人だけの空間の中に誰も入ることはないと願ってる真士

 

フッと澪が窓の方向に振り向いた

 

「ウワー....!」

 

「!どうした澪」

 

「シン!見てぇ綺麗....」

 

「雪だ...」

 

窓の外で雪が振りだした

それを見てキラキラした瞳で雪を眺めていた澪がなんとも言えないほど愛しいしく美しいほどの表情を見た真士は

さっき顔がこんなにも近かったことを思いだし

一人赤く染まっていた。

 

 

「ねぇ、シン」

 

「な、なんだい...澪」

 

「ケーキでも食べよっか」

 

「あ、あぁ、そうだな....」

 

 

真士と澪はケーキを食べ始めた

真那の分と家族の分としてケーキを残して

二人だけでケーキを食べ始めた。

 

「シンはいあ~ん」

 

「えっみ澪!?」

 

「ん?真那から教えてもらったけど、もしかして間違えてた?....」

 

「い、いやその...初めてだったから驚いちゃって....///」

 

「そうなんだ//じゃあ、シンあ、あ~~ん//」

 

「!あ、あ~~~ん///」

 

「美味しいね」

 

「あぁ、美味しい」

 

真士のクリスマスは

初めての彼女とのクリスマス

澪は初めてのクリスマスは

真士と過ごしたクリスマス

回りからすればつまらなくそして、下らないクリスマスって思われるかもしれないけど、

二人にとっては初めてでそして、特別なクリスマスだった時間であった。

 

「来年も、///その次も一緒にいたいシン

あなたとずっとそばに...///」

 

「俺もだよ///君にもっと教えたい...もっと見せたいこれからもそのさきも....///」

 

その日二人は約束をしたこれからもそのさきもずっと一緒にいられることを

 

 

 



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唇と重なる瞬間

キスの日!!


今、目の前の状況を整理しよう。

 

五河士道そして、彼が救ってきた少女たち

世界を殺す災害と言われる元精霊たちは今、少女として生きていた

だが、精霊はすでに彼女、夜な色の神秘的な髪

生まれるにもこんな美しい存在になんかも分からない

そして、双眸のような瞳を持つ少女

¨夜刀神十香¨ただ、一人を除いて

 

だが、間違いなく

士道たちの目の前にいるのは

精霊の全ての始祖と言われる

そして、愛する人と共にこの世に去った少女

 

「.....澪....」

 

「久しぶり、¨士道¨」

 

崇宮澪が目の前に存在していた

そして、彼女が口に出したのは

今まで士道のことを¨シン¨と言っていたのに

今いる彼女は士道と真士がそれぞれ違う人だと認識して

改めて、士道の名前を呼んだ時だった

 

そして、彼女はDEMの社長として始祖の精霊を作ったアイザック・ウェストコットと相討ちして消えた

 

あれが、士道と別れた最後のあの時だった

だけど、今いる澪の後ろから顔を出した時、状況は悪化した

 

「よっ!久しぶりと言った方がいいのかそれとも初めましてと言った方がいいのか」

 

「............えっぇぇえぇぇぇ!!!!!!」

 

目の前にそびえ立つのは

士道と瓜二つの顔をして

今、士道は大学生になった彼にとっては

十二の弾<ユッド・ベート>で過去に飛んだわけでもなく

十一の弾<ユッド・アレフ>で未来に送られたわけでもなく

八の弾<ヘット>でもう一人の自分を生み出したわけでもなく

贋造魔女で作ったわけでもない

今士道の目の前にいるのは

¨五河士道¨の前世として

そして、崇宮澪の愛した人

¨崇宮真士¨だったのだ

 

神のイタズラなのか

だが、目の前にいるのは確かに真士

士道はそんな気がして

まるでドッペルゲンガーでもあった感覚だと頭で考え出した

 

「お前、本当に真士なのか?」

 

「おぉそうだけど、」

 

信じがたい状況で驚きを隠せない士道は真士に問いかけて

真士はそれを受け答えた

 

「なぁ、これどういう状況なんだよ.....」

 

「そうだな、期間限定って言う奴?」

 

「意味、わかんねぇ!」

 

「まぁ、そうなるよな」

 

まるで双子の兄弟で漫才をするザ・○っちでも

お○ぎとピー○でもない

少し、肩の力が落とされた感覚だった士道は

改めて、琴里たちに紹介をすることに動こうとしたが

 

「きゃぁぁぁだーりんが二人いますぅぅぅ!!!」

 

「これが、士道のもう一人いや、士道の前世崇宮真士何処までが士道と似てるか拝見させてもらう」

 

「ククク、我ら八舞姉妹と同じ双子、いや、生き別れの双子<ジェメル・クランツェ>だったとは」

 

「動揺、耶倶矢は今どっちが士道なのか混乱していて下手な厨二で誤魔化してます。」

 

「ご、誤魔化してないし!ちゃんと分かるし!」

 

「質問、ではどっちが士道なのか真士なのか耶倶矢は指を指してください」

 

夕弦が耶倶矢に今、目の前にいる二人がどちらが士道でどちらが真士なのか耶倶矢に答えをさせた

 

「そっ、そんなの分かるし!えっ、え....っと...右にいるのが士道で左にいるのが真士?」

 

「いや、オレ、士道だけど」

 

「オレは真士だけど」

 

「んっ~~~//////!!!!」

 

だが、耶倶矢が指した相手を間違え顔を赤く染めて

額には汗が生まれた

 

「爆笑、耶倶矢には分からなかったようですね、プークスクス」

 

「くぅ~~~////夕弦にバカにされたぁぁ~~」

 

何故か、勝負ごとのように悔しがる耶倶矢を見て士道は苦笑をしてしまった

 

「あらあら、何、お二方を使って勝負ごとをしていたのやら...それで真士さんと澪さんはどうしてここへ?」

 

「私たちも本当に分からないの」

 

「ただ、なんとなくだけど、¨誰かに呼ばれた¨って言った方がいいのかな」

 

「¨誰かに呼ばれた?¨」

 

「それはどういう意味よ?」

 

突然の言葉を耳にして

琴里が割り込んできた

 

「私たちはずっと一緒に...皆からしてみれば死んでいた...だけど私たちを呼び出した相手は強い想いを持っていたのが伝わるの」

 

「強い想いを持った者がいたって訳?」

 

まるで信じがたい話だった魔術師(ウィザード)は今でも健全してる

だが、精霊の力なのかそれとも

天香の力なのか

今だ不明の形

 

「そういえば、十香は?」

 

突然の出来事だったため琴里が今、現状に十香だけが精霊であるため見回して見たがいなかったことに気づく

 

「もしかして....十香が....」

 

「あっいや、十香はオレと約束でデートにでも....ってヤバい!!」

 

士道は十香と約束していたデートをすっぽかしてしまったことで突然慌てた様子で身支度をテキパキと動かしていた

 

 

 

 

「十香っ!」

 

「シドー!」

 

慌てて駆け込んで現れた士道は

彼女の前にたって膝を手にかけて息切れになって状態になった

 

デートをすっぽかしてしまったことに怒ってないか心配で顔を見れなかった

 

「ゴメン!約束していたのにすっぽかして!」

 

士道は頭を下げたまま十香に謝罪をした

こんなことしか今は出来なかった

だが、徐々に顔を上げてみると

心配した顔で見ていた「

 

「大丈夫かシドー....」

 

怒ってるかと思っていたがすごく心配して悲しそうな顔で問いかけて十香は心のそこで士道は悔やんだ

目の前で消えてしまったあの日

自分はもっと彼女と一緒にいたかった

彼女との時間をもっと有効に使えばよかった

彼女に何でもして上げたかった

あの時のことが忘れられず

十香と少しでも

長く

共に過ごしている

 

愛しい存在を目の前にして心の安らぎと今日の遅れてしまい不安にさせた悔しさが混じりあった形が心を蝕んでいた

 

「あっあぁ....ごめんな十香せっかく約束していたのに遅れて」

 

そんな謝罪でも十香は首を横に振り来てくれたことを嬉しく思った

 

「うううん、いいのだシドーが今、来てくれてホッとしたのだ」

 

「十香....」

 

あの日、彼女が帰ってきた時

そして、今、目の前で見せる笑顔で心の悔しさがどこか消えていく形が出た

だけど士道は首を横に振り

遅れたお詫びをしないといけないことに決意のような思いが出来た

 

「十香、遅れたお詫びを何かさせてくれないか?」

 

「別に何かを詫びろとは...!」

 

「オレが気が済まないんだ、頼む十香...」

 

「シドー....わかったあとで考えとくぞ!所でシドー....」

 

十香は士道の想いをこたえるが今、目の前にいる士道の後ろに瓜二つの顔が立っていたことに気がつく

 

「なんだ十香....」

 

「後ろにいるのは、シドーなのか?」

 

「後ろに....って真士!?どうしてってか澪まで」

 

「いや、なんかお熱い仲だなぁって思って....///」

 

「はぁっ!?」

 

「澪?何故お前もいるのだ?」

 

「それは、私たちにも分からないの」

 

「分からない?何故だ?」

 

「それは....」

 

「オレたちもデートにでも行けって琴里から言われたんだよ」

 

士道に似た男真士は間に入ったのかそれとも空気が重いと見えたのか分からないが切り替えの言葉らしきことを口に出した

 

「そうか、なら二人も一緒にデェトでも使用ではないか!」

 

「えっ?」

 

「えっ?」

 

「えっ?」

 

三人は口をへのじになる形で驚いた

十香が澪と真士のデートを士道と共に一緒にデートを使用と誘った

それはまさしく

 

「「だっ....W(ダブル)デート....!」」

 

「うむ!」

 

同じ声をしてるため十香は分からないと思うが士道と真士は動揺をしていた形で言葉がハモった

 

 

 

それから、真士と澪×士道と十香

二人のペアで同じ列で歩いていた

街の人は

真士と士道の顔が双子程度に見えたのか

少し驚きが出ていた

 

「へぇ...今の次代ではスマァトフォンって物が使われてるのかぁ」

 

「そうよシンあなたが眠ってる間、次代は変わっていたの」

 

「真士はその時なかったのか?」

 

「なかったも何もオレの時は電話が自宅ようで大きな携帯があったんだぜそれにお前が言うにはその小型で音楽も地図もあるって本当、その次代は羨ましいな!チキショー!」

 

一人はまるでコールドスリープでもしたかのような発言をして悔しそうな言葉をしているが

士道は何故だ重たくなる話にしか聞こえなかった

 

「なぬ!シドーではないシドーには携帯電話ではなかったのか!」

 

それを首を突っ込むのかそれとも素直なのかどうか十香は驚きを隠せなかった

ちなみに[シドーではないシドー]とはまだ真士と士道を区別が出来ていなかった様子だ

 

「あぁ、スマァトフォンにカメラが着くのもオレは驚いたよ」

 

「おぉ、私もシドーに色々教えてくれてるがシドーではないシドーは知らないこともあるのだなぁ」

 

「うーん具体的に言うとオレはs...」

 

「ねぇシン、士道、十香あそこのカフェで食べない?」

 

「...!あっそっそうだなオレもあそこが良いななっ十香?」

 

「ん?うむ...」

 

途中、真士の最後の言葉を被せる形で澪はカフェの看板を指して

それを察したのか士道も澪の話を合わせた

 

「いらっしゃいませ、」

 

「4人で」

 

「かしこまりました、こちらの席へどうぞ」

 

女性定員に人数を紹介をしてその席に

士道と十香そして、

澪と真士と男女それぞれに席を座らせた

 

「どのメニューに使用か十香」

 

「そうだなぁこれなんてどうだシドー!」

 

「ははっ相変わらず十香は沢山食べるなぁ」

 

士道がメニュー表を渡したあとキラキラした目で選んだのは沢山入った奴そう思ったのか十香の指してる方を見た

 

[イチャイチャラッブラッブセット「あなたとの時間もラッブラッブに過ごせますように♥️」]

と描かれたメニューを指してあった

ボリュームはまるで地方限定メニューにして

早食いでもしそうなメニュー

というより見た目は甘々でどうだろうか

士道は沈黙に染まっただが

 

「.....うん、すみませ~ん!」

 

「はーい」

 

「この[イチャイチャラッブ...ラッブセット]を...お願いします...//」

 

どこか口に出すのも恥ずかしいメニューを口に出したが

今日、遅れたこともあってか彼女の要望に断らなかった

普段とは違う士道を不思議そうとは誰も思わないだろう

 

「お待たせしました!「イチャイチャラッブラッブセット]ですごゆっくりとどうぞ」

 

笑顔でテーブルの前に置かれたボリュームを見た男性二人は朝何も食べなかったからましだが

 

ボリュームが耐えられるのか不安が生まれる真士

ごくりっと唾液を飲み込んで

覚悟でも出来たのかスプーンを握りしめた

 

澪と十香はキラキラした目で見つめた

女の子は可愛いのも好きだが甘いのも好きなんだろうな

そんなことを思った

 

「お客様、カップルであればお写真でもどうですか?」

 

「あっ、お願いします」

 

士道は定員のに方から声をかけられたので

 

写真を撮ってもらった

 

士道と十香のデートは食べることがデートと真士は二人の方を見て考え出した

 

「シン?」

 

「あっあぁ何でもないよ澪」

 

澪は真士の表情を見て険しい顔を作った

 

 

「ふぅ~食べきったぁ~」

 

「うむ!甘くて美味しかったぞ!」

 

満足感を感じてお腹を撫でる真士と士道

 

澪と十香はまるでお腹を膨らまなかったが満足感を出ていた

それから士道は

まだ、時間は有り余っていたのでゲームセンターに行かないかと告げた

それを喜ぶ十香

真士も今の次代のゲームセンターに興味も持った

沢山のゲームが置かれていた中で

真士は目にしたのは

「クレーンゲーム....なぁこれでやらないか士道?」

 

「ん?構わないけど」

 

「ルールはお互い男女でペアになって景品を落とすってどうかな」

 

「おぉ!良いではないか!」

 

「えぇ、楽しそうね」

 

二人のにこやかな顔を見て少しドキッとした真士を見た士道は

(なんか、すごく分かる)

そんなことを思った

 

 

ペアは士道×十香

真士×澪

とさっきと同じペアになってクレーンゲームゲームを始めた

 

「シドー!シドー!アレが良いぞ!」

 

十香が示したのはお菓子が沢山中に置かれたコース

 

「おっ、じゃあこれに使用か」

 

「うむ!」

 

士道は断ることなく十香の指名した物で挑戦をした

 

 

 

「シンこれなんてどうかな?」

 

「ん?おっこれは良いな」

 

真士は澪が指名したゲームに挑戦をした

 

「オレたちの共闘を見せようぜ!澪」

 

「うん!」

 

 

 

真士と澪は互いの肩が当たり真士の心臓の鼓動が早くなり今、一緒にゲームを協力プレイしていることを気がついた

彼女の髪の匂いがそばに感じて

なんだか、いい匂いで集中力が続くか分からなかった

 

それと、同じ状況の士道

真士が考えたルールでやってるが今、気がついた

十香との肩がくっつき

士道の心臓の鼓動が早くなる

 

そばにいることそれが何よりも

愛しさが伝わる

 

目の前にいる人がこんなにもそばにいることの嬉しさ

それぞれは

クレーンゲームに集中出来てるのか分からなかった

だけど、

 

心から

幸せな時間を感じた

 

 

「結果発表!!」

 

どかのバラエティーのパフパフとならす何かがあったらそんなイメージだろうか

真士のテンションの高さだった

 

 

士道×十香ペアは

お菓子の詰め合わせ、ぬいぐるみ

を計4つだった

真士×澪ペアは

小さなぬいぐるみ

を計4つ

 

「グレーゾーン!」

 

結果は引き分けだった

だけど士道と十香は真士と澪に

自分たちが落とした景品を二人にプレゼントした

 

「んっ?」

 

「これって?」

 

二人は思わず首をかしげた

だけどプレゼントした二人はなんのためらいもなくプレゼントしたのにどこか満足げな顔を見て笑顔だった

 

そして、4人はゲームセンターに出たあと

士道に引っ張られていた

 

「いったい、何処に連れていくつもりだよ?」

 

「それは、見てのお楽しみ」

 

真士を目隠しして

十香が真士を運んでいた

いや、普通

女の子にこんなの運ばせるかって驚く真士を少し笑っていた澪と士道

 

そして、たどり着いた場所

「目を開けてもいいぞ」

士道は呟いて

少し、霞むが徐々に光になれてか

見上げた景色は

夕日に染まる街並みをバックに

街の高さを眺められる絶景を光景した真士

真士の驚きを見て少し笑顔になる

士道と十香

 

そこは

士道は十香との思いでもありお気に入りの場所でもあった場所を

向かったことを気づいた真士

 

「本当は、海にでも連れておこうかと思っただけど」

 

ゲームセンター内で

士道と十香は

2人きりになって

改めて真士のことを考えていた十香は

 

「なぁシドー」

 

「ん?どうかしたか」

 

「シドーではないシドーのことなんだが」

 

「真士のことがどうかしたのか?」

 

「私はその¨真士にも見せたいものがあるのだが¨シドーあの時シドーが遅れただろそのとき、シドーは「私に何かお詫びでもさせてくれないか」と聞いたな」

 

「あぁ、それがどうかしたのか」

 

士道はなんとなくわかっただけど

その言葉を口にするのは彼女だと悟った

 

「シドー、真士と澪に私たちが見ていた景色を見せないか?」

 

そのときはどう思えばいいのか

心のそこで

「(あぁ、オレが愛しく思えた人は誰にでも優しい自分があの時、見せた景色を前世のオレを

¨崇宮真士¨と¨崇宮澪¨に見せたいと)」

口に出したとき

断らなかったいや、断るわけにはいかなかった

士道はそう思った

 

「そうか、十香がそうしたいならオレはそうするよ」

 

「すまない、シドー」

 

「何で謝るんだ?」

 

「シドーは私のことをその....お詫びをしたかったんだろ?」

 

「だけど、それが十香の望みであればオレはそれでも構わないよ」

 

「シドー...ありがとうだ」

 

「そうだ、十香この景品も2人あげないか?」

 

「おぉ!それは良い考えだなシドー」

 

 

 

そして、

今に当たる

 

真士はなんとなく

あの2人は

澪と一緒に見せたかったことに気がつく

いや、知っていたのかもしれない

 

何者かが呼んだのは分からない

けれども

 

2人は真士と澪の為に

この景品もプレゼントとしたのがなんとなく伝わった

 

「そうだ、さっきあの場所にアイスクリーム屋があったぞ!行くぞシドー!」

 

「あぁ、十香」

 

そう言って彼らは席に外した

 

そして、澪と2人きりになったことで

 

少し緊張感は出た

だけど澪は

真士の手を近づけて

真士の手を重ねた

 

本来なら真士がエスコートをするはずだった

真士はどうしてそう思ったものの

何故か口に出さなかった

 

2人がアイスクリームを買うのに時間はかかってるのは不思議だった

もしかしたら、アイスクリームが溶けるからかそれとも

 

「ねぇ、シン」

 

「なっ何澪?」

 

「ここ、綺麗だね」

 

「あぁ、そうだな」

 

2人は沈黙になっていたが澪から口にだしてやっとやりとりが出た

 

「ねぇ、シン」

 

「んっ?澪」

 

「その....///」

 

その空間はとても静かで

そして、とても甘い時間が2人を作り出した

 

澪の髪から靡く甘い香り

 

澪の瞳が真士の目に写る

そして、

 

お互いの顔は徐々に

 

わずかすうみりに足して

 

そして、

 

唇は重なった

 

夕日に染まる景色は

 

まるで彼と彼女の一つの思い出が生まれたのかもしれない

 

もし、お互いの生きていたら

この思い出を語れるかもしれない

 

 

彼らは消えるであろう

 

そうお互いは思っていたが

 

 

「澪ぉ!真士ぃ!アイスクリーム持ってきたぞ!.....!?っ///」

 

思わず士道は彼らが

キスをしていた所の場面を出くわした

だけど、もし

あの2人はこの日だけ現れたとしたら

¨消える¨

そう思っていたが

彼らは消えることはなかった

やはり不思議だった

 

真士も澪も

2人とも

 

¨もうこの世には存在しない2人であった¨

 

だけど消えることはなかった

それはいったい

 

 

 

「!?///しっ士道!?いつからそこに」

 

「あっ、」

 

2人の緊張感が一気に溢れて

そっぽ向いた

 

どうしてだろうか

この2人を見ていると

まるで自分と十香に似ていたことを

少し思っていた

 

「あぁアイスクリーム持ってきたぞ...///」

 

「あっあぁありがとう士道...///」

 

「シドー!!シドーのぶんも持ってきたぞ~」

 

「十香、ありがとう」

 

「それじゃ、」

 

 

『いただきます!』

 

 

今日はとても甘い物しか食べていなかった

 

 

4人であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 




キスの日で
一番の最短時間で出来上がりました(笑)


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七夕(ショート)

七夕

織姫と彦星が天ノ川で年に一回二人が会える日

 

地上の者たちはそれを少しずつ忘れていった時代が出てきた

 

「そう言えば、あの日七夕楽しめていたかな」

 

「どうしたのシン?」

 

 

「あっ、いや//」

 

真士は突然、澪が顔を出してきたから少し驚いた

 

士道は二人のやり取りを見ていてなんとなく思った

 

「....(七夕か....真士は俺の前世だった存在、澪が愛した人、澪にとってはまさに彦星様ってところかな、そうすると、澪は織姫様かぁ..)」

 

そう、思うと二人がちょうど七夕の登場人物に似合うと思い微笑ましく思えた

 

「主様どうかしたのか?」

 

「ん?あぁ、何て言うかあの二人を見てると」

 

「織姫と彦星に思えてしまったってことかしら」

 

「あぁ、琴里もそう思うのか」

 

「私だけじゃないかもよ」

 

「えっ」

 

士道が振り替えると

ニヤケていた

同じ顔をした少女たちがいた

いたずら顔の八舞耶倶矢と

眠そうな顔の八舞夕弦

 

澪が風待八舞に霊結晶(セフィラ)を捧げた時

風待八舞の産まれる前

もう一人の妹の可能性がいたかもしれないもう一人の存在のお陰で

二人は分かれた存在として生まれた

士道からすれば自分の前世真士と少し似たような者と

 

 

思っていた

 

 

 

「いや...べ、別にうらやましいって思ってないし!ただ、こんな恋も見届けるのも悪くないと思っただけだし」

 

「善望、耶倶矢は士道とイチャイチャしたかったのに十香とくっついて寂しいだけです」

 

「そっ、そんなわけのし!!」

 

「まぁまぁ、落ち着けって耶倶矢ん」

 

二亜は二人の間に入った

 

「そうだ七夕だからみんなも短冊で何か願い事書こうか」

 

「それは、いいわねみんな、何か願い事ある?」

 

真士の提案で澪は回りの元精霊たちに聞いた瞬間

元精霊だったメンバーの折紙、二亜、狂三、美九の四人が飛び付いた

 

「えっ!?なにこの闘争心!?」

 

「あっ、真士はまだ知らなかったようだ」

 

「えっちょっ待ってどう言うこと!?」

 

「うん、きっと知ることになるよ」

 

「えっ!?」

 

「でももし進歩してくれるなら少しはいいけど」

 

だが、士道の思いは届くことはなかった

 

 

「恐ろしい子たちだった....」

 

「うん、これを乗り越えると案外楽しいから」

 

「いやいやいや澪と一緒にいる方がずっと楽しさあったよ!?」

 

「うん、真士はそう言うと思った」

 

「士道はやっぱスゴいよ....」

 

「うん、昔だったら驚くことも少し身体中の毛が逆立つこともあったけど、共に生きたから、共に支えてくれた仲間だから....でも、結局は十香と出会わなかったたらどんな未来だったのか考えられなくてね....もし、澪によって俺の人生で全て出来事....十香と出会って色んなことを知って色んな人と出会った時の....思い出が全てなかったことになったらそれは一体どうなるのかわからない」

 

「士道....」

 

「でも、澪がお前を望んでいた、澪はお前に会いたいっと思ったそれは何の罪も背負わないなんてもんじゃないと俺は思った.」

 

「......」

 

「きっと真士が澪と真逆の存在になってもし澪が人間で真士が始祖の精霊だったとしても同じ道の可能性もある....今はそう思えるんだ」

 

「......なんか、俺と澪のせいでお前にも迷惑って思ったけどなんか違うことはわかる」

 

「あぁ、真士と澪の出会いでどんな未来になっていたのかわからないまるで七夕だよな」

 

「七夕....?」

 

「あぁ、真士が彦星、澪が織姫お互い愛を育んでいたけどウェストコットのせいで共に引き下がれたこごまではなんとなく似てるよな」

 

「あぁ....なんかそう言われると似てるな」

 

「そして、二人は再開するのにかなりの苦労をした澪」

 

「....俺はあの時後悔もあったのかもしれない」

 

「後悔....?」

 

「もし、澪と出会わなかったら....俺は生きていたのかとかそんな考えで出るときはなかった一番後悔したのは......澪を幸せに出来なかったことだな」

 

「......そうだな、お前にとっても澪にとっても一番悔やむものだから、こうしてここにいると思う」

 

「士道....」

 

「きっと、それが天香の....神様のお望みなかなまぁ、俺はわからないけどきっと俺はそう思い続けたいんだよ」

 

「......そうか」

 

「シ~ン!」

 

「澪、どうかしたのか?」

 

「シンもなにか願い事書いたらって思って持ってきたけどどう?」

 

「澪....おう!今年は何を願おうかなぁ~」

 

「私も一緒に短冊で願い事書こう!」



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ハロウィン

とある日10月31日街は小さな子供が仮装し近所の家の人に「お菓子を暮れないといたずらするぞ」っと口にしお菓子を貰える日が現れるさなか

 

誰かの一声で皆にも仮装がやることになった

 

「なぁシドー?ハロウィィンの日だが、今年はお菓子はないのか?」

 

「そうだなぁ一様お菓子は準備してあるけど」

 

「おぉ~!」

 

夜色の髪をした少女[夜刀神十香]の一言で五河家のハロウィンは始まった。

 

前々回までは準備もそんなに出来なかった[七罪]や[折紙]の件で休んでもまたトラブルが起きたことでやる機会が合わなかった。

 

今年はお菓子はラタトスクたちの力で大量生産して貰い

取り替えず箱三ケースは家に準備している。

 

「ハロウィンかぁ~」

 

「シン、ハロウィンってどんな仮装をすればいいの?」

 

「えっ...とそうだなぁ...」

 

ちょうど向こうのソファでどんな服が似合うのか聞いてきた少女がいた

 

彼女は十香を生み出しそして全ての始祖の精霊と呼ばれた少女

崇宮澪

 

そして彼女に世界を教え彼女をこよなく愛している青年

士道と瓜二つの顔をした青年

崇宮真士

 

二人のやり取りは両思いだが二人の関係は短かったためあたふたする真士が見れる。

 

「あっ、コレなんてどう?」

 

「えっ、コレは...ちょっと//」

 

「嫌?」

 

「嫌って言うかコレは//」

 

澪の手に持ってる物を見て赤く染める真士

それもそのはず彼女が手にしているのは肌が見えるはだけた格好になる衣装の一つ『魔女』の衣装をアレンジされたはだけた衣装

 

「じゃあコレは?」

 

次に出したのはナースを出した

 

「ナースかぁ...うん。それなら...」

 

「それをダメージタイツを合わせて着こなさせば少年二号もイチコロだよ」

 

「えっ!?//ちょ...何急に割りこんでんだよ二亜!?//」

 

「あれあれ~少年二号もしかしてミオリンのコスプレを想像して赤くなった~や~年頃っていいねぇ~」

 

「そっそんなことを!?//」

 

「ことを?」

 

「考えていない...って訳じゃ......//」

 

二亜のいじりで真士は赤く染めるため二亜の顔が悪巧みする顔が少しづつ漏れ始めた。

それを見ていた少女は二亜の後ろからチョップをした

 

「あなたはサボってないで手を働いたらどうですか?」

 

「グヘッ」

 

「あっ...」

 

「あぁん!もぉ~いいじゃんロボ子のけちぃ~!!」

 

「大変失礼しましたね真士今のことは忘れても構いません」

 

「えっ、あっうん」

 

「どうしたんだ真士?」

 

「いや、何でもないよ士道」

 

「さっき鞠亜が二亜を連れていったけどなんかあったか?」

 

「うん、ほんと何でもないよ。ほんと」

 

「そうか、俺ちょっと買い物とかしていくよ」

 

「えっ、じゃあ俺も」「いや、いいよ澪と楽しめばいいからさ」

 

「ねぇコレとかどうかなシン?」

 

「えっ...」

 

澪はいつの間にかコスプレをしていたその隣で美九が何故か楽しそうな顔をしていた。いや変態な顔で彼女の服をコーディネートしていた

 

「うっ...うんスゴくかわいい...//」

 

「キャァァ可愛いですね澪さん!!」

 

澪がコスプレしていたのはフランケンシュタインのような縫い目とかわいらしいフリルで来た格好だった

 

「そっ、そうかなぁ...」

 

「はい!あっコレなんてどうです?」

 

「コレは?」

 

「コレはですね~ポリスガールの正装ですよ~」

 

美九は手に持っていたポリスの正装を澪の身体に近づけてサイズを図った

 

「ささっ着てみましょうよ!ね!澪さ~ん」

 

「うっうん...」

 

「あれ?、澪たちはどこに着替えて行こうとしているんだ?」

 

疑問を持った真士は澪たちが着替える場所はどこでやるのか気になった事を呟いた

 

「もー真士さんはスケベですね~」

 

「スッスケベ!?」

 

「好きな人の前で着替えをするところをみたいなんで大胆ですよ」

 

「いやいや!?だっていつの間にか澪が着替えてきたから気になったって言うか...//」

 

「あぁ、さっき美九たちが一度精霊マンションに向かって着替えて行く話をしていたけど聞いてなかったか?」

 

「えっ!?いつの間にそんな話をしていたの士道!?」

 

「えっ?二亜が真士をからかっていたところからだけど...」

 

「.........」

 

ポカンとした顔をした真士をみた士道はどう言えばいいのかなわからないがとりあえず士道は段ボールを持ってきた段ボールの外に男性用と書かれた物を士道は出した

 

「コレは...?」

 

段ボールを見て士道に聞いてみた。

 

「えっと、コレはラタトスクたちが用意した仮装グッズだよ」

 

「フェ~」

 

「内容みるか?」

 

「あぁ......」

 

士道は段ボールを開けてみて士道はなんとなく変な顔になった。

それを見た真士は士道がそんな顔する理由を覗いた。

 

「コレって...」

 

「ええっと...カツラだろ?、ウィッグだろ?、セーラーだろ?ってもうコレ女装じゃないか!?」

 

「いきなりよくわからん物が出てきたよコレ!?」

 

「他には、おっ!なんとなくましな物ありそう」

 

「ホントか!?」

 

「吸血鬼セット」

 

「おぉ~」

 

「ミイラ」

 

「ふむふむ」

 

「フランケンシュタイン」

 

「なるほど」

 

「皿屋敷」

 

「えっ、?」

 

「河童」

 

「んっ、?」

 

「鬼」

 

「いやいやなんか急に日本の奴になってない?」

 

「キョンシー」

 

「キョンシー!?」

 

「カウボーイ」

 

「カウボーイ!?」

 

「あっ、この段ボールだと最後になる」

 

「最後はなんだよ」

 

「蜘蛛男」

 

「蜘蛛男!?」

 

「他の段ボールもあるがどうだ?」

 

「とっとりあえず...頼む」

 

 

士道は段ボールの中身を取り出しさまざまな衣装が沢山出た

 

真士と士道は何を着るかお互いに選んだ

 

そして、

 

「クフフフフ......」

 

「哄笑。ワハハハハ...」

 

「ジャーン!?どうこの漆黒の黒の衣装を!」

 

「共変。耶倶矢とお揃いで着てみましたどうですか?」

 

「悪くないんじゃないかしら」

 

「そうですよ~お二人とも似合ってます~」

 

「二人は何を着たの?」

 

「フフフコレを見てわからぬか?」

 

「猫耳?」

 

「フフフわからぬようだななら答えてやらんとしようか」

 

「自答。耶倶矢は聞こえてないふりしているので穏便を」

 

「は......」

 

「私たちはブラックキャッツ!だニャー」

 

「同声。ニャー」

 

「あらぁ~かわいい二匹の猫ですわねぇ~私が可愛がってあげますよ~」

 

「ワァァァァ!!美九そんなに近づきすぎだぁぁぁぁ!」

 

「解離。耶倶矢あとはお願いします」

 

「ちょっ!?夕弦!?何離れているのねぇ‼️夕弦ってば!?」

 

「徐冷。なんまいだむなんまいだむ」

 

「夕弦ぅぅ!?夕弦ぅぅ!?」

 

「ダメですよ~夕弦さん...耶倶矢さんとセットなんですから離れちゃダメですよ」

 

「困惑。えっ、私も」

 

「フフフフさぁ...耶倶矢さん夕弦さん行きましょうフフフフフ」

 

『いやぁぁぁぁぁ』

 

 

「それで、琴里はどんな格好なの」

 

「私はコレよ」

 

琴里はカボチャのジャックオブランタンのイメージした衣装だった

 

それぞれカボチャ・おばけ・魔女・キョンシー・ミイラ・ゾンビ・骸骨・海賊・悪魔・狼男?と個性が溢れる衣装で五河家は賑わった。

 

「みんな、集まってる様子だな」

 

「おぉシドー来たのか!」

 

「士道は...蜘蛛男?」

 

「ジャンケンでこうなった」

 

「ハハハハ少年そのマスク息苦しくないの」

 

「そりゃ、赤と青のツートンカラーで壁でも上りそうな姿しているけどさすがに呼吸出きるマスクでしょ」

 

「シンは?」

 

「お待たせ~」

 

真士はゆっくりと歩いてやってきた

 

「おぉ~少年二号はナイトかぁ」

 

「なぁ、この鎧...なんか重くないか...?」

 

「さまよった鎧だからねぇ」

 

「さまよったってなんだよ!?」

 

「でもカッコいいわシン...」

 

「えっ、そうかな...」

 

「うんっ!」

 

「澪もとても似合ってるよ...///」

 

澪のハロウィンの格好は魔女だった

 

「シン...///」

 

「ゴホンッ」

 

「「っ!?」」

 

「えぇ、それじゃあ、始めましょうかハロウィンパーティーを」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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